クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-09 No.25

2007年09月29日 12時38分20秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
★先月ご案内済みの商品ですが、特別価格で限定入荷する事になりました
ので、再度ご案内いたします。

ご予約締切日:2007年10月5日
(締め切り以降のご注文は商品が確保できない場合もございます)

CZS-5041672 17枚組 \7450
ジャクリーヌ・デュ・プレ「完全EMI録音集成」-没後20周年特別企画
CD1
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮(1965年8月19日録音)
ディーリアス:チェロ協奏曲
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント指揮
(65年1月12&14日録音)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年9月24日録音)
CD2
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
シカゴ交響楽団、ダニエル・バレンボイム指揮(70年11月11日録音)
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年4月7-8日、5月11日録音)
CD3
モン:チェロ協奏曲ト短調
ヴァルダ・アヴェリング(ハープシコード・コンティヌオ)、
ロンドン交響楽団
ジョン・バルビローリ指揮(68年9月20日録音)
ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb:2
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮(1967年12月13日録音)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮(67年4月17&24日録音)
CD4
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
フランク(デルサール編):チェロ・ソナタイ長調
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(71年12月10-11日録音)
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ジェラルド・ムーア(ピアノ)(62年7月15日録音)
CD5
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007(62年1月7日録音)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008(62年1月26日録音)
バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調よりアダージョ、アレグロ
(62年7月15日録音-2007年リマスター)
ヘンデル(J W スラッター編):ソナタト短調HMV287(61年3月22日録音)
CD6
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番ト長調Op.5-2
チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
CD7
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ニ長調Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調WoO45
「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO46
「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調WoO66
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(70年8月25-26日
エディンバラ・フェスティヴァルでのライヴ録音)
CD8
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲ト長調Op.1-2
14の変奏曲変ホ長調Op.44
CD9
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.1-3
ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.97「大公」
ピアノ三重奏曲変ロ長調WoO39よりアレグレット
ピアノ三重奏曲変ホ長調(1784)よりアレグレット
CD10
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.70-2
カカドゥ変奏曲Op.121a
CD11
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ホ長調WoO38
以上 ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
(69年12月29、30日、70年1月3日録音)
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲変ロ長調Op.11
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(クラリネット)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
(70年1月30日、3月30日録音)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(71年12月11日録音)
クープラン:コンセール第13番(1724)
ウィリアム・プリース(チェロ)(63年3月17日録音)
CD12
R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
エードリアン・ボールト指揮(68年4月6-7、9日録音)
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
クリーヴランド管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(73年1月4&6ライヴ録音)
CD13
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(68年5月20日、8月18日録音)
ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(67年4月17日、24日録音)
CD14
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
スティーヴン・ビショップ=コヴァセヴィチ(ピアノ)(65年12月19-23日録音)
ファリャ-マレシャル編:スペイン民謡組曲
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(61年3月22日録音)
CD15
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(68年4月録音)
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年6月録音)
CD16
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)
(62年9月3日、エディンバラ・フェスティヴァルでのライヴ録音)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
(72年7月、コンサート・ライヴ録音)
CD17
パラディス-ドュシュキン編:シチリエンヌ
シューマン:幻想小曲集Op.73(以上62年7月16日録音)
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109(62年7月15日録音)
フォーレ:エレジーOp.24(69年4月1日録音)
以上 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564よりアダージョ
ロイ・ジェッソン(オルガン)(62年7月15日録音)
サン=サーンス:動物の謝肉祭より白鳥
オシアン・エリス(ハープ)(62年7月21日録音)
ファリャ-マレシャル編:スペイン民謡組曲よりホタ
ジョン・ウィリアムズ(ギター)(62年7月21日録音)
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65よりスケルツォ、マルツィア
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)(65年2月25日録音)
パラディス-ドュシュキン編:シチリエンヌ
シューマン:幻想小曲集Op.73
以上 ジェラルド・ムーア(ピアノ)(63年10月8日録音-2007年リマスタリング)
以上 ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
伝説的名女流チェリスト、デュ・プレのEMI録音の集大成
10月19日に没後20年をむかえるデュ・プレの録音を17CDにまとめてご案内し
ます。28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス入り、イラスト画による
ボックス・カヴァー

===============================

<OPERA RARA>
ORC35(SACD-Hybrid) 3枚組 \6240
ジョヴァンニ・パチーニ:歌劇「インドのアレッサンドロ」
ブルース・フォード、ジェニファー・ラーモア、ローラ・クレイコム
ディーン・ロビンソン、マーク・ワイルド
デイヴィッド・パリー指揮
ロンドン・フィル、ジェフリー・ミッチェル合唱団
いつもながらの豪華な装丁と成っています。
WORLD PREMIERE RECORDING !
イタリア・オペラにおいてロッシーニからベッリーニ、ドニゼッティに至る
流れの中でとても重要な作曲家であるパチーニ(1796-1867)の現在では上演
される機会の少ない歌劇のひとつ「インドのアレッサンドロ」
(1824年ナポリで上演された2幕のオペラ)世界初録音!

ORR242 \2380
サロン音楽 Vol.11 「ラ・セレナータ」
ブルース・フォード、ダイアナ・モンタギュー、
ポール・オースティン・ケリー
バリー・バンクス、マジェラ・カラフ、エリザベト・ヴィダル 他
オペラ・ララ・レーベルが誇る豪華歌手陣によるドニゼッティ、オッフェン
バック、トマ、メルカダンテ、パチーニ、カンパーナ、マリアーニ等の歌劇
から「夕べの音楽」を称するアリアを集めたアルバム。
いつもながらの豪華な装丁と成っています。




<VENEZIAZ>
CDVE04287 \1350
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」 op.13 
1959年6月4日スタジオ
(2)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」 op.31-2
1965年10月10日ライヴ
(3)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 op.57 
1960年6月9日ライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04288 \1350
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
D.オイストラフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1968年3月30日ライヴ
(2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
バルシャイ指揮
ソビエト国立交響楽団 1973年3月28日ライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04295 \1350
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ト短調
第2番 イ短調
第3番 ニ短調「バラード」
第4番 ホ短調
第5番 ト長調
第6番 ホ長調
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 1976年

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07-09 No.24

2007年09月27日 14時46分25秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4026 \2180
D・ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
2つのヴァイオリンとピアノのための《5つの小品》(レフ・アトフミアン編曲)
ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)、
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)、
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ミッシャ・マイスキー(チェロ)、
イタマール・ゴラン(ピアノ)
世界中を飛び回り多忙を極める5人の超一流奏者たちが2006年12月にショスタ
コーヴィチの生誕100年を祝うため、そして気心知れた仲間たちとアンサンブ
ルを行うためウィーンに集ったことにより実現したコンサートのライヴ録音
である!
抜群のコンビネーションを聴かせてくれるラクリンとヤンセンのデュオによる
「5つの小品」の見事な完成度はもちろんのこと、やはり最大の注目は「ピア
ノ五重奏曲」。
5人の超一流奏者が紡ぐ別次元の音楽が黄金のホール“ムジークフェライン”
を包み込む!大注目!2006年12月11日、ムジークフェラインでのライヴ録音。

ONYX 4021 \2180
アパリション ――
H・パーセル:
しばしの間の音楽、もし音楽が恋の糧なら、ああ!恋することは何とすばら
しい、幾重にも幸せな恋人たち、ばらの花はよりかぐわしく、ばらの花園の
木陰から、わが苦悩のすべて、祭壇を飾れ、ディドの嘆き
G・クラム:
声楽とピアノのための《3つの初期の歌曲》、ソプラノとアンプリファイド・
ピアノのための《アパリション(幽霊)》
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、
エリック・シュナイダー(ピアノ&アンプリファイド・ピアノ)
シューベルトの「冬の旅」(ONYX 4010)に続くクリスティーネ・シェーファー
とエリック・シュナイダーのパートナーシップによる待望のリリース第2弾は、
「ディドの悲劇」に代表されるパーセルが書いた17世紀の歌曲集と、20世紀
アメリカの作曲家クラムの歌曲集をカップリングした意欲作。
300年という年月を隔てているパーセルとクラムの組み合わせに「愛と死」と
いう物語性を見出したシェーファーとシュナイダーは、このプログラムをコ
ンサートでも度々取り上げている。
またフランス国立自然史博物館で撮影されたウェディング・ドレスを着たシェ
ーファーが骨に囲まれるという見るものに強烈な印象を残すジャケット・デ
ザインは、恋心や切なさという愛を歌った「パーセル」と美しき死への道筋
を提示した「クラム」の作品の関係を視覚的に表現したものなのである。
現在最も美しい輝きを放つソプラノ奏者クリスティーネ・シェーファーが時
代や作曲者の垣根を越えた「愛と死」の物語を歌う ――。

ONYX 4025 \2180
E・エルガー:
ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61/弦楽セレナード ホ短調Op.20
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
オニックスへのデビュー・タイトルとなった「20世紀のヴァイオリン協奏曲
集」(ONYX 4016)の成功で高いポテンシャルが本物であることを証明したジェ
ームズ・エーネスが難曲エルガーに挑む!
これまでの活動の成功によって30歳という若さで「地球上に存在する4-5人の
完璧なヴァイオリン奏者の1人」とまで称されるなど、ハイフェッツやメニュ
ーインといった巨匠たちの後継者としての評価を確固たるものとしている。
オニックスのエルガー生誕150年記念としてリリースされるエーネスのエルガ
ーは、なんと2007年5月というわずか数ヶ月前にクイーン・エリザベス・ホー
ルで行われたコンサートの熱気の冷めやらぬライヴ録音なのである。
タクトを執ったアンドルー・デイヴィスも「エーネスのエルガーが最も素晴
らしい!」と大絶賛。今回のエルガーでエーネスの名声がさらに飛躍するこ
とは間違い無さそうだ。

ONYX 4022 \2180
ただ憧れを知るものだけが ――
P・I・チャイコフスキー:
太陽は沈んだ、子守歌、なぜ?、かつてのように私はひとりに、そんなに早
く忘れて、ただ憧れを知るものだけが
C・ドビュッシー:シャルル・ボードレールの5つの詩
R・シュトラウス:
セレナードOp.17-2、万霊節Op.10-8、幸せに満ち足りてOp.37-1、解き放たれ
た心Op.39-4、憩えわが魂Op.27-1、ひそかなる誘いOp.27-3、ツェツィーリエ
Op.27-2
アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
キャリアの全盛期を迎えていると言っても過言ではない世界有数のオペラ歌
手アマンダ・ルークロフトがオニックスに登場。ガーディナーの指揮による
モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」の録音やメータ率いるバイエル
ン州立歌劇場の来日公演「フィガロの結婚」への出演など、オペラの舞台で
輝かしい活躍を続けてきたルークロフトにとって意外にも今回のリサイタル
・プログラムが初のソロ・アルバムとなる。
全て原語で歌われる収録プログラムは、チャイコフスキー、ドビュッシー、
そしてR・シュトラウスといったルークロフト自身の重要レパートリー。充実
の時を迎えているルークロフトの魅惑的な歌声を存分に堪能することの出来
る珠玉のアルバムの登場である。

ONYX 4023 \2180
G・カンチェリ:ヴィオラ、混声合唱と管弦楽のための《ステュクス(Styx)》
J・タヴナー:
ヴィオラ、合唱と打楽器のための《ミルラを捧げる人》(世界初録音)
マキシム・リザノフ(ヴィオラ)、
マリス・シルマイス(指揮)、
リエパーヤ交響楽団&室内合唱団、ラトヴィア国立男声合唱団、
リハルツ・ザルペ(打楽器)
「遂に私のライバルが現れた ―― 」。世界的名手ユーリ・バシュメットが
自らのライバルとして認めた同郷の若き逸材マキシム・リザノフ。BBCヤン
グ・ジェネレーション・アーティスト2007-2008に選出され、アムランやクレ
ーメル、マイスキー、ムローヴァ、ヴェンゲーロフなど世界的名手たちと共
演を重ねるなどその評価は急上昇中。
エヴェリン・チャンとのコンビでイギリスのアヴィー(Avie)からデビュー盤
をリリースしているリザノフのセカンド・アルバムがこのカンチェリ&タヴ
ナー。ここに収録されたカンチェリの「ステュクス」と世界初録音となるタ
ヴナーの「ミルラを捧げる人」は、いずれもバシュメットのために書かれた
作品というのも両者の関係の深さを物語っている。

ONYX 4024 \2180
ボロウド・タイム-デイヴ・マリクの音楽 ――
デイヴ・マリク:
苦境/意識清明期/センスとイノセンス/シェイプシフター/ボロウド・タ
イム/トリロジー(三部作)
コリン・カリー(打楽器)、
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット&フリューゲルホルン)、
デイヴ・マリク(ピアノ)、サム・ウォルトン(打楽器)、
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン)
イギリスが生んだ超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーのオニックス
・デビュー・アルバムは、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イ
ギリスの作曲家デイヴ・マレクの作品集。コリン・カリーの超絶のテクニッ
クだけでなく作曲者自身のピアノ伴奏とウェストミンスター寺院のオルガン
との共演、そして極めつけは世界に名高いスウェーデン生まれの天才トラン
ペット奏者ハーデンベルガーがゲストとして録音に参加するなど注目度満点。
マイケル・ナイマンやマイケル・トーキーといった大物からも作品を提供さ
れているコリン・カリー。この若き名手はデイヴ・マリクの「トリロジー」
を自らのレパートリーの十八番としており、圧巻のパフォーマンスで世界中
の聴衆に衝撃を与え続けている。





<NMC>
NMC D111 \1980
「映画館-ゲーリー・カーペンター作品集」
音楽の玉突き遊び/ダ・カーポ/距離/ファン・アセンデルフトのフェルメール
/ブラックにちなんで/映画館
クラーク・ランデル、ゲーリー・カーペンター
指揮アンサンブル10/10、パメラ・ナッシュ
(Cemb)、2006・2007年録音
カーペンターはロンドンの王立音楽大学を卒業後、劇場や映画にもかかわり、
歌劇やミュージカルも作曲しています。フランスの伝統に根差し、調性音楽
の要素と無調の要素が混合されています。第1曲は、モーツァルトの没後200
年に当たる1991年に委嘱されて「音楽のさいころ遊び」を実行したものです。
アンサンブル10/10はロイヤル・リヴァプール・フィルの現代音楽を得意と
するメンバーで結成されました。

NMC D120 \1980
「アメリカの輪唱-マーティン・バトラー(1960-)作品集」
アメリカの輪唱/シウォードの川の歌/スーザンの川の歌/ナサニエルのモビ
ール/葬式/ピアノ五重奏のためのスカルラッティの2つのソナタ/夜の続唱/
ウォールデン湖の雪
シューベルト・アンサンブル:【ウィリアム・ハワード(P)、サイモン・
ブレンディス(Vn)、ダグラス・パターソン(Va)、ジェーン・サーモン(Vc)、
ピーター・バコーク(Cb)】
2006年6月録音
バトラーはマンチェスター大学とロイヤル・ノーザン音楽大学で学んだ後、
プリンストン大学で修士を取得し、サセックス大学教授を務めています。そ
の音楽は概して調性的でリズムがはっきりしており、静かな部分の美しい音
色が印象的です。第1曲は、アメリカ民謡の旋律を引用してはいませんが、
その音階などの要素を採り入れています。第2・3曲は歌劇「もっと良い場所」
の中で用いた曲の編曲です。

NMC D125 \1980
「思いがけない光」-セイディー・ハリソン作品集
思いがけない光/隠れた光/ゲダの編み込み/ルスネのための歌曲集-リトアニ
アの7つの民謡/…天使が私の開いた本を読む…/3つの歌曲と記憶での花嫁の旅
ルスネ・マタイティテ(Vn)、
ドナタス・カトクス指揮
ヴィリニュス聖クリストファー室内管、セルゲユス・オクルシュコ(P)、他
2004・2005・2006年録音
ハリソンはオーストラリアのアデライデで生まれ、ロンドンのキングズ・カ
レッジで学びました。過去の文化を現在どう解釈し理解すれば良いか、伝統
に生気を与えるために政治的・音楽的対話がいかに必要かということに関心
を持ち、2005年にサウサンプトン大学で考古学を学び始めました。民謡に基
づく作品を多数作曲し、第1曲は20世紀初めまで多様だったリトアニア、グル
ジア、フェルガナ、アルメニアの民俗音楽がいかに変化したかを表現してお
り、ゲダはリトアニアの詩人です。

NMC D127 2枚組 \3960
ヒリヤード・アンサンブル委嘱作
マーシュの「月に憑かれたピエロ」
ロジャー・マーシュ(1949-):アルベール・ジローの「月に憑かれたピエロ」
ヒリヤード・アンサンブル、レッド・バード、ジュース、
イーボー・シンガーズ、
ポール・ゲームソン指揮、
リンダ・ハースト(Ms)、ジョー・マーシュ(語り)
2005年12月・2002年録音
ジローの「月に憑かれたピエロ」は50の詩から成り、そのうちの21にシェー
ンベルクが作曲したダダイズムやシュール・レアリズムを予見させる注目す
べき作品です。マーシュはヨークやカリフォルニアの大学で学び、ヨーク大
学教授を務めています。この作品は2000年にヒリヤード・アンサンブルに委
嘱されて初め22曲が作曲され、残りの28曲が第2部として追加されて2002年に
ヨーク大学で初演されました。中世の合唱曲風の曲からポピュラー音楽風のリ
ズムの曲まで、様式は様々です。

NMC D132 \1980
エドウィン・ロクスバラ(1937-):「氷の下の反映-ピアノのための冒険」
氷の下の反映/若いピアニストのためのミロの鏡/6つの練習曲/ピアノ・ソナ
タ/2つの小品/前奏曲とトッカータ/迷宮/序奏とアラベスク
トン・デュオ:【長谷川和香&ジョゼフ・トン】、
セーリア・マイアーズ、竹之内博明、ピーター・オハガン、サリー・メイズ、
カール・ルチマイア、ジョージ・キング、ジェームズ・ヤング(P)、
2006年11月録音
ロクスバラはリヴァプールで生まれ、王立音楽大学で作曲とオーボエを学び、
現在バーミンガム音楽院作曲主任を務めています。ここに収録された作品は、
ドビュッシーやメシアンの影響を感じさせる叙情的な部分もありますが、自
由な無調の部分を交え、大変力強くエネルギーに満ちています。
長谷川和香は1975年に生まれ、英国王立音楽アカデミーとギルドホール音楽
院で学び、2003年に東京国際ピアノ・デュオ・コンクールで3位を受賞しまし
た。竹之内博明は英国王立音楽大学大学院で学び、第4回国際アジア・ショパ
ン・ピアノ・コンクールに入賞しています。

NMC D133 \1980
「しなやかな倍音-ドナチャ・デニヒー(1970-)作品集」
眠る魅力的な人/アイルランド人/がらくた箱の欺瞞/しなやかな倍音/軽い足
取り/売春婦
アンサンブル・アンテグラル、タティアナ・コレヴァ(Perc)、
クラッシュ・アンサンブル、ダラ・モーガン(Vn)、
ガヴィン・マロニー指揮RTEアイルランド国立響、
ジョアンナ・マグレガー(P)、
2003-2007年録音
デニヒーはダブリンのトリニティ大学とイリノイ大学で学んだ後、電子音楽
をハーグとパリのIRCAMで学びました。1997年にマルチメディアの現代音楽を
演奏するクラッシュ・アンサンブルを創立し、アイルランドの音楽の新しい
波の代表の一人と見なされています。第1・5曲ではあらかじめテープに録音
された音、第3曲では電子音が一緒に用いられています。第3曲はクラッシュ
・アンサンブルのために作曲され、デニヒーの作品の様式の画期的な前進と
変化を示すものとなりました。

NMC D135 \1980
「ベンいつか-ハワード・スケンプトン(1947-):合唱・室内楽作品集」
室内協奏曲/クラリネット五重奏曲/精神の声/火の橋/「繊細なもの」からの
組曲/1年のロンドー/起きろ、私の愛/ベンいつか
バーミンガム現代音楽グループ、
ジェームズ・ウィークス指揮エクサウディ
2007年1・4月録音
スケンプトンはイングランドのチェスターで生まれ、コーネリウス・カーデュ
ーに師事して単純な音楽様式を発見しました。初めピアノやアコーディオン
のための小品を多数作曲しましたが、最近は声楽曲に集中しています。その
音楽の親しみ易さ、ロマン派風の和声などは過去への郷愁や保守主義ではな
く、スケンプトンは、真の啓発は私たちが最も良く知っていると考えている
ものの中に探し、発見するべきだと提唱しています。

NMC D138 2枚組 \3960
ハリソン・バートウィスル(1934-):
「パンチとジュディ」-悲劇的喜劇又はこっけいな悲劇、1幕の歌劇(1968)
スティーヴン・ロバーツ(Br)、
ジャン・デ・ガエターニ(Ms)、
フィルス・ブリン・ジュリソン(S)、
デーヴィッド・アサートン指揮
ロンドン・シンフォニエッタ、他
1979年6・7月録音
バートウィスルは王立マンチェスター音楽大学で作曲とクラリネットを学び、
1954年「マンチェスター新音楽グループ」を結成しました。1965年から作曲
に専念し、単位を組み合わせていく祭儀的性格の強い様式を確立し、この歌
劇や器楽曲「悲劇」などによってイギリスの代表的作曲家の一人となりまし
た。「パンチとジュディ」は、こっけいなあやつり人形の見世物で、主人公
のせむしでかぎ鼻のパンチが妻ジュディと犬を殺し、訪ねて来る医者を殴打
し、自分の死刑執行人を絞首刑にするという物語です。




<VAI>
VAIDVD 4428(DVD-Video)
(1)ハチャトゥリアン: バレエ「ガイーヌ」
(以下ボーナス・トラック)
(2)「ガイーヌ」から
(3)「スパルタクス」から
(4)「ガイーヌ」から
(5)「スパルタクス」から
(1)ラリサ・トゥイソワ(ガイーヌ)、
アレクサンドル・ルミャンツェフ(ギコ)、
ゲンナジ・ゴルバネフ(アルメン)、
アレクサンドル・ヴィリュマニス(指揮)
ラトヴィア・オペラ・バレエ団
収録:1980年、ボリショイ劇場
(2)ニーナ・ティモフェーエワ(ガイーヌ)、
エレナ・チェルカフスカヤ(ヌーネ)、
ユーリ・ジダーノフ(アルメン)
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
収録:1964年(白黒)
(3)マイヤ・プリセツカヤ(フリジア)、1971年(白黒)
(4)ニーナ・ティモフェーエワ(ガイーヌ)、1958年(白黒)
(5)ナターリャ・ベスメルトノワ(フリジア)、1978年
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典の一部は白黒)、4:3、モノラル、
128m、字幕なし
ハチャトゥリアンの代表作、「ガイーヌ」の映像。ラトヴィアの団体がモス
クワのボリショイ劇場で上演した際の収録。特典には、ハチャトゥリアン自
身が「ガイーヌ」を指揮している公演や、大プリマ、プリセツカヤの踊る
「スパルタクス」のアダージョなど、貴重な映像を47分収録。

VAIDVD 4429(DVD-Video)
ブリテン:戦争レクイエム
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ボストン交響楽団
フィリス・カーティン(ソプラノ)
ニコラス・ディ・ヴィルジーリオ(テノール)
トム・クラウゼ(バリトン)
プロムジカ合唱団、コロンバス少年合唱団
収録:1963年7月27日
リージョン・フリー、NTSC、白黒、4:3、ステレオ、89m、字幕 英独仏伊西
ラインスドルフとボストン交響楽団によるブリテンの戦争レクイエム、1963
年のタングルウッド音楽祭でのライヴ映像である。この曲はこれが米国初演
だった。ラインスドルフは前年にボストン交響楽団の音楽監督に就任したば
かり。当時51歳のラインスドルフが、非常に高度なバトンテクニックとカリ
スマ漂う集中力でオーケストラを掌中に収めていたことが良く分かる。

VAI DVD 4391(DVD-Video)
アダン:バレエ「ジゼル」
(振付 アリシア・アロンソ)
(ボーナス・トラック)リハーサル風景
アリシア・アロンソ(ジゼル)、
ウラディーミル・ワシリエフ(アルブレヒト)、
エレナ・マダン(ベルト)、
アルベルト・メンデス(森番)、ほか
演奏:ホセ・ラモン・ウルバイ(指揮)
ハバナ大劇場管弦楽団
収録:1980年10月31日、
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典の一部は白黒)、
ステレオ/モノラル、4:3、125m、字幕なし
キューバの人間国宝的バレリーナ、アリシア・アロンソが、ハバナで上演し
た「ジゼル」の映像。ジゼル役は彼女の得意中の得意で、60歳目前というこ
の1980年の映像でも衰えは感じられない。

VAI DVD 4415(DVD-Video)
(1)プロコフィエフ:「キージェ中尉」
(振付 O.タラソワ,A.ラパウリ)
(2)ストラヴィンスキー:「妖精の口づけ」
(振付 N.カサトキナ,V.ワシリエフ)
(以下ボーナス・トラック)
(3)チャイコフスキー:「眠りの森の美女」-パ・ド・ドゥ
(4)ミンクス:「ドン・キホーテ」-パ・ド・ドゥ
(1)ウラディーミル・ワシリエフ(皇帝パヴェル)、
ライサ・ストルチコワ(女官)、
タチアーナ・ポプコ(羽)、ほか
アリギス・ジュライティス(指揮)管弦楽団
(2)タチアナ・ヤチェンコ(氷の娘)、
ルドミラ・ワシリエワ(バベッテ)、
ウラディーミル・マラーホフ(ルディ)、ほか
モスクワ・クラシカル・バレエ・カンパニー
(3)(4)ライサ・ストルチコワ、ボリス・コフロフ
収録:(1)1969年、(2)1990年、(3)1971年
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典のみ白黒)、4:3、
モノラル、107m、字幕 英
現在では5曲からなる組曲として知られているプロコフィエフの「キージェ中
尉」だが、元々は映画音楽である。そこからバレエ用に編んでいる。ユーリ
・トゥイニャーノフの風刺の効いた原作を上手くバレエ化していている。
「妖精の口づけ」は元々バレエ音楽だが、映像は珍しい。





<Edition HST>
HST-046 \2500
ヴァンハル(1739 ‐1813):ヴァイオリン・ソナタ集Op.43
ヴァイオリン・ソナタ ト長調、変ロ長調、ニ短調Weinmann XIa:11-13
演奏:福本 牧(Vn)、江間 理恵(Pf)
録音:2007年6月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
交響曲、弦楽四重奏曲などの世俗音楽作曲を1780年代に絶筆したヴァンハル
(17391813)は、その後、精神病克服の神への感謝から教会音楽作曲へ専念す
る傍ら、日常はヴィーン市内で貴族の家族や後進の音楽指導にあたったと伝
えられる。
弟子の中には、プレイエル、ベートーヴェンらもいた。 そのため20世紀ま
では、教材用のソナチネ作曲家としてのみ知られていた。
作品43は、これら弟子のためのソナチネと同様に作曲され、独ベルリン・ジ
ムロック社とマインツ・ショット社から同時出版された。1811年には同じく
ライプチヒ・キューネル社から出版され、当時まだヴァンハルの人気は絶大
であったことが伺える。

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07-09 No.23-1

2007年09月26日 18時27分50秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 3922 \1780
(1)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
(2)ハース:弦楽四重奏曲第1番嬰ハ短調Op.3(1920)
(3)同:弦楽四重奏曲第3番Op.35(1938)
パヴェル・ハース四重奏団
録音:2007年6月1-2、29-30日&7月30日プラハ
2004年5月の「プラハの春」国際コンクール、同年6月のパオロ・ボルチアー
ニ・コンクール(世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつ)での相次ぐ優勝、
デビュー盤ヤナーチェクとハースの第2番(SU.3877)がBBC Music Magazineで
2007年の新人賞を獲得するなど注目を集める大器パヴェル・ハース・カルテッ
ト。アルバム第2弾は前作に引き続き、団体名の由来となった看板ハースの作
品と、その師ヤナーチェクの第1番という内容です。
アウシュヴィッツで最期を迎えたハースの2曲。第1番はまだブルノ音楽院の
学生だった1920年の作。幻想曲の様式で、演奏時間13分ほど単一のソナタ楽
章に特徴があります。そして、全3楽章のフィナーレが主題と変奏の形をと
る第3番は、創作活動のピークにあたる1938年に書かれたもの。悲劇的な音
楽が急速に台頭してきたナチの脅威という時代の空気を反映しています。
そして、このたび2曲揃って完結篇となるヤナーチェクの「クロイツェル・ソ
ナタ」。わずか九日間で一気に書き上げられた傑作は、ドロドロとしたエロ
チシズム漂う内容が若き情熱で溢れるいまの彼らにぴったりです。

SU 3924 4枚組 \5950
「バルトーク:ヴァイオリン作品全集 / ジェルトレル」
[CD 1]
(1)2つのラプソディSz.87、90
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
(1)ヤーノシュ・フェレンチク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
(2)カレル・アンチェル(指)チェコ・フィルハーモニックO.
[CD 2]
(1)44のデュオSz.98
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117
(1)ヨゼフ・スーク(Vn)
[CD 3]
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76
(3)コントラスツSz.111
(1)(2)(3)ディアネ・アンデルセン(P)(3)ミラン・エトリーク(Cl)
[CD 4]
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36
(2)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 遺作(1903)
(3)ジェルトレル編:トランシルヴァニアの民俗主題によるソナチネSz.55
(4)ジェルトレル編:ハンガリー民謡Sz.42
(1)ヤーノシュ・フェレンチク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
(2)(3)(4)ディアネ・アンデルセン(P)
以上すべてアンドレ・ジェルトレル(Vn)
録音:1962-65年プラハ&ブルノ
ついに出ました!マリピエロ&カゼッラの協奏曲(SU.3904)に次ぐ、ジェルト
レル生誕100周年記念リリースは代表的録音バルトーク。じっさいに作品の多
くを初演し、1925年から38年にわたりコンサートで作曲者との共演を重ねた
ジェルトレルはバルトークのエキスパートとしてあまりに有名です。新マス
タリングで音質も極上となって不滅の名盤がよみがえります。





<CASCAVELLE>
VEL 3114 \1680
オルフ:カルミナ・ブラーナ(2台ピアノ&パーカッション版)
ブリジット・フルニエ(S)ペーテル・ジグリスト(T)
ミシェル・ブロダール(Br)
カメダ・マユミ&ジャン=ジャック・バレ(P)
ベルナール・エリティエ(指)
ジュネーヴ・パーカッション・アンサンブル
ノヴァンティクァ・ド・シオンCho.
スコラ・デ・プティ・シャントゥール・ド・シオン
録音:1990年
オルフ最大の傑作で、映画やTVでも多用されいまやすっかりポピュラーにな
った「カルミナ・ブラーナ」。ここでは作曲者自身の編曲版による演奏。ク
ロマータ・アンサンブル盤(BIS.734)でも知られるように、打楽器の迫力が
強調されオケ版にも負けないパワーに、原色のひびきともいえる味わいがま
た新たな魅力です。ミドル・プライス再発(旧品番VEL.1009)。

VEL 3115 5枚組 \3050
シューベルト:弦楽四重奏曲全集
シネ・ノミネ四重奏団
CASCAVELLEのみならず、Clavesにも数多くの録音があるスイスの名門シネ・
ノミネ四重奏団。彼らの代表的録音シューベルト全集が、これまでのフルプ
ライス分売(VEL.1041-1045)からスリムボックス仕様のセットになって、価
格も3分の1以下とお得になりました。親しい仲間との団欒のために作曲され
たものに始まり、第8番以降の高度な書法による作品まで、歌ごころあふれる
シネ・ノミネの演奏はいまなお新鮮です。



<TDK>
TDKAD 024 \2450
モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K. 297パリ」
ハイドン:
交響曲第83番ト短調Hob.I-83「雌鶏」、交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
(アンコール/モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K. 297「パリ」第2楽章
2nd ver.)
鈴木秀美(指)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2007年6月29日 東京・浜離宮朝日ホール(ライヴ)
音声収録編集:櫻井卓
今年で6年目を迎えたオーケストラ・リベラ・クラシカの第18回演奏会より、
ハイドンの「パリ交響曲」から2曲を、モーツァルトの「パリ」とともに収録
しています。
完成度が高くアイデア満載の「パリ交響曲」を、長年培ったOLCのサウンドが
最良のかたちで表現された演奏です。またパリの大きなオーケストラでの演
奏のため書かれたかなりの規模をもった交響曲「パリ」では、新メンバー4人
も加わり当時の熱狂した聴衆を追体験するような、エネルギーに満ちた演奏
を聴かせています。この作品の第2楽章には、依頼人の要望で書き換えた別バ
ージョンがあり、アンコールとしてこの録音に収録されています。




<audite>
AU 95584 \2280
ハイドン:
(1)交響曲第44番ホ短調Hob.I-44「悲しみ」
(2)交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1953年(2)1952年ケルン(ライヴ)
J.S.バッハからB.A.ツィンマーマンまで広範なレパートリーを誇った名指揮
者フリッチャイ。1947年ザルツブルク音楽祭でクレンペラーに代わり、アイ
ネムのオペラ「ダントンの死」初演を成功させたエピソードは有名で、同時
代作品のエキスパートとして注目されました。師バルトークとコダーイや、
ストラヴィンスキーの音楽を広めたのも大きな功績です。1950年代初めケル
ン放送響にひんぱんに登場した彼は、シンフォニー・コンサートで、また録
音目的で同時代の作曲家の作品を取り上げていますが、そのなかにはハイド
ンも含まれていました。
このたびauditeのフリッチャイ・シリーズに登場する内容はすべて初出。快
速なテンポとクリアな響き、引き締まったフォルムの美しさが、この頃のフ
リッチャイのスタイルをよく伝えています。“簡潔ゆえにかえって演奏がむ
ずかしい”といわれるハイドン。当時のコンサート・プログラムではどちら
かといえば無視されていたハイドンに着目しているのもフリッチャイの見識
の高さを示しています。WDRアーカイヴからの復刻で音質もたいへん良好。





<Profil>
PH 04066 \2180
ショパン:ワルツ集
第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」/ 第2番変イ長調Op.34-1「華麗な
る円舞曲」/ 第3番イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」/ 第4番ヘ長調Op.34-3
「華麗なる円舞曲」/ 第5番変イ長調Op.42 / 第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
/ 第7番嬰ハ短調Op.64-2 / 第8番変イ長調Op.64-3 / 第9番変イ長調Op.69-1
「別れ」/ 第10番ロ短調Op.69-2 / 第11番変ト長調Op.70-1 / 第12番ヘ短調
Op.70-2 / 第13番変ニ長調Op.70-3 / 第14番ホ短調 / 第16番変イ長調 /
第15番ホ長調 / 第19番イ短調 / 第18番変ホ長調 / 第17番変ホ長調 /
第2番変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」[初稿]
エフゲニー・ムルスキー(P)

PH 04069 2枚組 \4360
ショパン:ポロネーズ集
第1番嬰ハ短調Op.26-1 / 第2番変ホ短調Op.26-2 / 第3番イ長調Op.40-1
「軍隊」/ 第4番ハ短調Op.40-2 / 第5番嬰ヘ短調Op.44 / 第6番変イ長調
Op.53「英雄」/ 第7番変イ長調Op.61「幻想」/ 第8番ニ短調Op.71-1 /
第9番変ロ長調Op.71-2 / 第10番ヘ短調Op.71-3 / ト短調 / 変ロ長調 /
変イ長調 / 嬰ト短調 / 変ロ短調 / 変ト長調 / アンダンテ・スピアナート
と華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
エフゲニー・ムルスキー(P)
2010年のアニヴァーサリーに向けてProfilで進行中のムルスキーによるショ
パン・シリーズ。ムルスキーは1975年ウズベキスタンのタシケント生まれ。
ガヴリーロフやリュビーモフ、シチェルバコフを教えた名教師レフ・ナウモ
フに師事、コブリンとは同門にあたります。1994年ロンドン国際ピアノ・コ
ンクール第1位。そして、過去6年間に2000年にオスロで開かれた権威あるグ
リーグのコンクールほか、2001年にはブレーメン・ピアノ・コンクール、
2002年にナポリ・デンツァ・ピアノ・コンクールと幅広く賞を獲得していま
す。第1弾のバラード集(PH.04065)もそうでしたが、抜群のテクニックであ
ざやかに聴かせます。

PH 07071 \2180
「バッハ・リフレクションズ」
(1)J.S.バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV.830
(2)同:平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第22番変ロ短調
BWV.891
(3)ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87より第24番ニ短調
(4)リスト:バッハの主題による変奏曲
デイヴィッド・テオドール・シュミット(P)
1982年エルランゲン生まれの気鋭シュミットによるアルバムは、この若さで
彼自身が人生の一部と語るバッハと、その影響を受けた後世の作曲家たちの
ピアノ曲を収めています。幼少より慣れ親しんだバッハでの共感に満ちた演
奏からは、未来の大器を予感させます。





<KII>
KDC 5030/31(SACD-Hybrid) 2枚組 \5400
日本語解説・訳詞付
BIS
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232
キャロリン・サンプソン、レイチェル・ニコルズ(Sop)、
ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ (Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
4909346 001350
SACDハイブリッド盤。バッハ演奏で世界の注目を集めるBCJが、四大宗教曲の
最後にして最高峰「ロ短調ミサ」を遂に録音しました。バッハ生涯の総決算
として、あらゆる創作技法と驚くべきエネルギーが凝縮された難曲を、精鋭
18名の合唱がBCJならではの見事なハーモニーで歌い上げます。サンプソンは
じめ世界屈指のソリストと器楽陣による、厳しいまでに純化されたロ短調ミ
サに感動させられます。

KDC 5027 \2580
日本語解説書付
harmonia mundi France
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
イザベル・ファウスト(Vn)、
アレクサンドル・メルニコフ(P) 
イルジー・ビェロフラーベク(指)
プラハ・フィル
今年11月の来日公演が大いに期待されるイザベル・ファウスト。若い世代で
もっとも注目される彼女が、ベートーヴェンのヴァイオリン2大傑作に挑戦し
ました。その格調の高さ、スケールの大きさ、音楽性の深さいずれも女王の
風格。「クロイツェル・ソナタ」ではメルニコフがピアノパートを担当。火
花が飛び散るようなやりとりを楽しめます。

KDC 5028(SACD-Hybrid) \2650
日本語解説書付
BIS
ロドリーゴ:パストラール協奏曲
イベール:フルート協奏曲
ボルヌ:カルメン幻想曲
シャロン・ベザリー(Fl)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロ交響楽団
フルートの美神ベザリーが近代の難曲として知られるロドリーゴとイベール
に挑戦しました。サンパウロ交響楽団が南米ならではのラテン的情熱を込め
たバックを務めているのも魅力。鮮烈さと生命力にあふれています。

KDC 5029 \2580
日本語解説書付
harmonia mundi France
クープラン:
神秘的なバリケード/ティク・トク・ショック/クープラン/信心女たち/
さまよう亡霊たち/編み物をする女たち/シテール島の鐘/居酒屋のミュ
ゼット/葦/アタラント/パッサカリア/プラチナ色の髪のミューズ/奇術
/闘いの響き/子守歌/空想にふける女/ロジヴィエール/双生児/かわい
い子供/デュフリ
アレクサンドル・タロー(P)
490ロココ調チェンバロ芸術の魅力の頂点に位置するクープラン。これをタロ
ーがピアノで手掛けると、まるでラヴェルのような極彩色になるから驚き。
タッチはあくまで繊細にして透明ながら、強い意志に満ちた硬派演奏です。
タロー恐るべし。




<harmonia mundi>
HMC 901975 \2450
ヴィヴァルディ:協奏曲集
(1)弦楽合奏のための協奏曲RV 156ト短調
(2)二つのオーボエのための協奏曲RV 535ニ短調
(3)「調和の霊感」op.3より第12番RV 265ホ長調
(4)2つのチェロのための協奏曲RV.531ト短調
(5)2つのヴァイオリンのための協奏曲RV.522イ短調
(6)ヴァイオリン、2本の狩猟用ホルン、2本のオーボエとファゴットのため
の協奏曲 RV 574ヘ長調
ベルリン古楽アカデミー
好評だった「ハンブルク・オペラの序曲集(HMC 901852)」に引き続きベルリ
ン古楽アカデミーがお届けするのは、「赤毛の司祭」ヴィヴァルディの協奏
曲集。ヴィヴァルディは、様々な楽器がソロとして活躍する協奏曲を書いた
ことで、音楽史上に大きな足跡を残していますが、そんな彼の手によるとり
わけ華やかな作品ばかりが並べられたこのディスクでは、様々な楽器のヴィ
ルトゥオーゾ性が光っています。二重協奏曲は、二人のソリストを擁するコ
ンチェルト二人のソリストのかけあいや重奏、オーケストラとのかけあいと、
見どころ聴きどころ満載です。





<FM東京>
TFMC 0021/22 2枚組 \4750
ステレオ
正規盤初出
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ラヴェル:夜のガスパール
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
録音:1973年10月29日東京文化会館(ライヴ)
巨匠ミケランジェリといえば大変なキャンセル魔ですが、この録音も当初予
定していたリサイタルをキャンセルされ、かろうじて録音が許されたのがこ
の日のリサイタル。しかし録音していみるとFM東京の録音陣を気に入った様
子で当時のプロデューサー東条碩夫(現音楽ジャーナリスト)氏の談話による
とかなり協力的で大変満足なものであったようです。NHKにはリサイタルの録
音は既に残っていないので日本における唯一のオリジナルテープが現存する
リサイタル録音がこれと申せましょう。その貴重な音源を復刻するにあたっ
てはアナログからデジタルへの変換に通常以上に時間をかけキングスタジオ
に残るこれも日本で唯一の現役稼動しているテレフンケンのオープンリール
再生機で丁寧にオリジナルのアナログテープをトランスファーいたしました。

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07-0- No.23-2

2007年09月26日 18時27分17秒 | Weblog
<Musicon>
MCCD 15 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.15
ミハウ・オルウォフスキ(18世紀):交響曲ヘ長調
ヤン・エンゲル(?-1778):交響曲変ホ長調/同変ロ長調
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):交響曲ト長調
ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
めでたし、世の希望なるマリア[Ave mundi spes Maria]ニ長調(アリア)(*)
めでたし、恩寵に満てる聖母、太陽より明るき唯一の星
[Ave Virgo gratiosa Stella Sole clarior](オフェルトリウム)(+)
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ(+))
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト(+))
ピオトル・シェフチク(テノール(+))
ヤツェク・オジムコフスキ(バス(*))
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年4、8月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Duxレーベルと発売元を分担することになった当シリーズ。Vol.13(DUX
0352)、Vol.14(近日中にご案内予定)もDuxから発売されています。

MCCD 16 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.16
マルチン・ユゼフ・ジェブロフスキ(1710頃-1780):マニフィカト(*)
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):ミサ ハ長調(+)
マジェナ・ミハウォフスカ(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト)
アレクサンデル・クナフ(テノール(*))
プシェミスワフ・ボリス(テノール(+))
ボグダン・マカル(バス)
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
シネ・ノミネ(合唱)
録音:2005年12月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCCD 17 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.17
ツィリル・フロリアン・ギェチンスキ(1793-1866):(*)
来たれ、創造主なる聖霊よ[Veni Creator Spiritus](オフェルトリウム)
ミサ ニ長調(bz/kk/ak/tp)/アリア(器楽)
サルヴェ・レジナ ト長調(オフェルトリウム)(ak/tp/aj)
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):(*)
おお、栄光に満てる聖母[O Gloriosa Virginum](bz/tp)
めでたし、海の星[Ave maris stella]
主に向かいて新しき歌を歌え[Cantate Domino](オフェルトリウム)
ツィリル・フロリアン・ギェチンスキ:(+)
ミサ ハ長調(bz/ub/kk/aw/tp)
天より滴らせたまえ[Rolate coeli](bz/om/kk/ap/tp/mk)
永遠の神よ[Aeternus Deus](オフェルトリウム)
聖なる山に[Do Góry swietey](ポーランド語)
来たれ、聖別者よ[Veni Sanctificator](オフェルトリウム)
ボグミワ・ジエル・ヴァヴロフスカ(ソプラノ(bz))
ウルシュラ・バルドウォフスカ(ソプラノ(ub))
オルガ・ミスウォフスカ(ソプラノ(om))
カタジナ・クシジャノフスカ(メゾソプラノ(kk))
アンナ・ポチェイ(メゾソプラノ(ap))
アレクサンデル・クナフ(テノール(ak))
アンジェイ・ヴィシニェフスキ(テノール(aw))
トマシュ・ピェンタク(バリトン(tp))
アルトゥル・ヤンダ(バリトン(aj))
ミウォシュ・コンドラチュク(バリトン(mk))
ヤクプ・ブジンスキ(指揮)
ラ・テンペスタ(管弦楽&合唱)
録音:2005年12月、ワルシャワ、聖霊パウロ教会(*)
2006年5月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール(+)

MCCD 19 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.19
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ミサ イ短調 Op.81
晩課ハ長調 Op.64
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ)
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール)
ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年4、8月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.18は未発売です。

MCCD 26 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.26
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):
ミサ ニ長調
聖母マリアのためのリタニア[Litaniae Laurentanae]ハ長調
アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(ソプラノ)
カタジナ・ホウィシュ(メゾソプラノ)
ピオトル・シェフチク(テノール)
マチェイ・ストラブジンスキ(バス)
バルトゥオメイ・スタンコヴャク(指揮)
アッカデーミア・デラルカディア
マレク・トポロフスキ(監修)
録音:2006年12月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.20は未発売、Vol.21-25はDuxレーベルから発売される予定です。

MCCD 30 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.30
フィリプ・ゴットシャルク(?-1809):
いざ歌え、聖歌隊よ[Eja chori resonate]
ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
リタニア ニ長調(*)
主の聖所にて主をたたえよ[Laudate Dominum in Sanctis ejus]
レクイエム 嬰ニ長調(*)
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ(*))
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト(*))
クリスティアン・クシェショヴャク(テノール(*))
ヤツェク・オジムコフスキ(バス(*))
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年11月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.27-29はDuxレーベルから発売される予定です。

MCCD 11 \1050
【旧譜・在庫特価】
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.11
フランチシェク・ペルネックヘル[ペルネッカー](?-1769):
おお、偉大なる女神よ[O wielka dobroci](受難のアリア 変ロ長調)(*)
イグナツィ・リガル(18世後半紀):
おお、御頭よ、おお、茨よ[O caput, o spina](主の受難のアリア)(+)
ここで、汝巡礼者よ[Huc viator](同)(*)
フランチシェク・コットリッチュ(1727頃-1787):
悲しめ、汝ら信者よ[Lugete fide mentes]
(われらの主イエス・キリストの受難のアリア 嬰ニ長調)(*)
スターバト・マーテル[Stabat Mater](*)
ルドヴィク・マーデル(18世紀後半):
おお、茨の冠を被りしイエスよ[O! Jesu, spinis acerbissimis]
(受難のアリア)(**)
フィリプ・ゴッチャルク[ゴトシャルク](?-1809):
ようこそ、最善の主なるイエスよ I/II[Ave Jesu, summe bonus]
(受難のアリア)(*/+)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ(*))
ピオトル・オレフ(男性アルト(+))
アレクサンデル・クナフ(テノール(#))
ヴォイチェフ・ギェルラフ(バス(**))
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
録音:2005年4月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCCD 12 \1050
【旧譜・在庫特価】
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.12
エリク・ブリクネル(1705-1760):終課
Cum invocarem(詩篇4)
In te Domine speravi(詩篇31[30])
Qui habitat in adjutorio(詩篇91[90])
Ecce nunc benedicite Dominum(詩篇134[133])
Te lucis ante terminim(讃歌)(*/+)
In manus tuas Domine(小レスポンソリウム)
Nunc dimittis servum tuum(シメオンのカンティクム)
ヤン・トマシュ・ジェブロフスキ(18世紀):
オラトリオ「主の御墓におけるキリスト者の悔悟」(*/+)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト(*))
クシシュトフ・シェフチク(テノール(+))
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス)
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
シネ・ノミネ(合唱)
録音:2005年5月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCD 043 \1050
【旧譜・在庫特価】
エスニック・インスピレーションズ ギター・リサイタル
ミゲル・リョベート(1878-1938):盗賊の歌
イサーク・アルベニス(1860-1909):アストゥリアス
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):マズルカ
ルイス・デ・ナルバエス(?-1550):「牛の番」による変奏曲
ガスパール・サンス(1640-1710):フォリア
アントニオ・デ・サンタ・クルス(17世紀):ハカラ
ガスパール・サンス(1640-1710):カナリオ
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):ヘネラリフェのほとり
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):オブレク/クヤヴャク
ローラン・ディアンス(1956-):サウダーデ 第3番
マリア・ルイサ・アニード(1907-1996):北方の歌
アタウアルパ・ユパンキ(1908-1992):ラ・ポブレシータ
レオ・ブローウェル(1939-):高原の踊り
ホルヘ・カルドーソ(1949-):ガト
ホセ・アントニオ・ロハス(1921-):わが母に捧げるグァヒーラ
アストル・ピアソラ(1921-1992):天使のミロンガ
レシェク・ポタシンスキ(ギター)
録音:2002年11月4-8日、ビドゴシュチ、
ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール
レシェク・ポタシンスキは1958年ワルシャワに生まれ、ワルシャワ音楽アカ
デミーを卒業後マドリッド王立音楽院でホセ・ルイス・ロドリーゴに師事、
またホルヘ・ガルドーソ、ホセ・ミゲル・モレーノ、デイヴィッド・ラッセ
ルのマスタークラスにも参加しました。フラメンコ・ギターや南米のチャラ
ンゴの優れた奏者でもあり、ワルシャワのフリデリク・ショパン中等音楽学
校で教職にも就いています。

※【旧譜・在庫特価】商品は、代理店の在庫限りの特価となりますので、
ご注文先着で代理店在庫が無くなり次第終了となります。
お早めにご注文下さい




<CONCERTO>
★現在の代理店のコンチェルト・レーベルの取り扱い終了に伴い在庫を廉価
にてご案内いたします。在庫限りのご注文先着となります。
CD 2006 \1250
【在庫限定特価】
J・S・バッハ(1685-1750):オルガンのための協奏曲集
協奏曲イ短調 BWV593(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ニ短調(原曲:ヴィヴァルディ)
トリオ ハ短調 BWV585(原曲:ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ)
協奏曲ハ長調 BWV595(原曲:ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト)
トリオ ト長調 BWV586(原曲:ゲオルク・フィリップ・テレマン)
協奏曲ト長調 BWV592(原曲:ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト)
アリア へ長調 BWV587(原曲:フランソワ・クープラン)
協奏曲ハ長調 BWV594(原曲:ヴィヴァルディ)
アレッシオ・コルティ(オルガン)
録音:ミラノ、クリスティアーナ・プロテスタンテ教会
使用楽器:1969年、タンブリーニ製大オルガン

CD 2023/2 2枚組 \2100
【在庫限定特価】
モーツァルト:ディヴェルティメント&ノットゥルノ集
バセットホルン・トリオのための5つのディヴェルティメント変ロ長調 K.439b
ノットゥルノ(*)
「愛らしい二つの瞳」K.439/「愛しき人よ、たとえ遠くにいても」K.438
「いまや恐ろしい時が来た」K.436/
「私は貪欲な運命を黙って悲しもう」K.437
「愛しい光、美しい光」K.346/「これほどの軽はずみはない」K.549
アダージョ へ長調 K.Anhang 94/アダージョ 変ロ長調 K.411(+)
マリエッラ・ペンニッキ(ソプラノ(*))
グロリア・バンディテッリ(メゾソプラノ(*))
セルジョ・フィレスティ(バス(*))
アントニー・ペイ(クラリネット(+))
マルテサーナ四重奏団(クラリネット&バセットホルン)
録音:レッコ、モンテヴェッキア教会、32ビット・リマスタリング
初出レーベル:Antes Concerto

CD 2028 \1250
【在庫限定特価】
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
アランフエス協奏曲(*)
スペインの3つの小品/祈祷と踊り/ソナタ・ジョコーサ
麦畑で/古風なティエント/ヘネラリフェのほとり
ジュリオ・タンパリーニ(ギター)
ピエル・カルロ・オリツィオ(指揮)
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ・ピアノ音楽祭管弦楽団
録音:ライヴ(*)/ミラノ、バルトーク・スタジオ

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07-09 No.22-1

2007年09月24日 10時12分47秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67551 \2180
J・ブラームス:
ピアノ五重奏曲へ短調Op.34/弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、タカーチ弦楽四重奏団
大成功を収めたハイペリオンでのリリース第1弾「シューベルトの弦楽四重奏
曲集」(CDA 67585)から約1年。
さらに進化したタカーチ弦楽四重奏団の最新盤は、4度のグラモフォン・アウォ
ードを筆頭に世界中のレコード賞を獲得しているイギリスの名手スティーヴン
・ハフを迎えてのブラームス!
世界屈指の弦楽四重奏団と英国の誇るヴィルトゥオーソ・ピアニストの才能が
融合する「ピアノ五重奏曲」は注目度絶大。またブラームスの「弦楽四重奏曲
第2番」で展開される楽譜を研究し尽くした演奏もシューベルトに続いて再び
話題となるだろう!
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成され
たタカーチ弦楽四重奏団。ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、そ
の実力と名声は周知の通り。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたっ
て世界最高の弦楽四重奏団の一つとして活躍を続けている。

CDA 67461/2 2枚組 \4360
マイケル・ティペット(1905-1998):ピアノのための作品全集 ――
ピアノ協奏曲/ヘンデルの主題による幻想曲/ピアノ・ソナタ第1番/同第2番
/同第3番/同第4番
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
20世紀イギリスを代表する作曲家として特にイギリス音楽ファンから大きな支
持を得ているマイケル・ティペット。音楽家としての経歴のスタートは比較的
遅かったティペットだが、独創的なリズムと和声を用いた独自色の強い作品を
打ち出すことによって自らの評価を確立した作曲家として知られている。
1991年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たしたスコットランド生
まれの俊英スティーヴン・オズボーン。
アムランやヒューイット、ハフといった超一流ピアニストを擁するピアノ大国
ハイペリオンの中でも一際輝く存在感を発揮しているオズボーンは、ティペッ
トの権威という知られざる一面を兼ね備えていた!
ティペットのピアノ作品全6曲を収録した今回の新録音はスペシャリストの名
に相応しい一大事業。これだけまとまった形でのリリースは珍しいだけに、オ
ズボーン・ファンとティペット・ファンの両方から重宝されることは間違い
ない。

CDJ 33110 \2180
R・シューマン:歌曲集第10巻 ――
リーダークライスOp.39/美しいヘートヴィヒOp.106/2つのバラードOp.122
/3つの詩Op.29/尼僧Op.49-3/私に何がいえようOp.27-3/春の挨拶/3つの
2声部の歌曲Op.43/私の園Op.77-2/夏の安らぎWoO.7/乙女の歌Op.103/オレ
ンジとミルテWoO.26-4
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、アン・マレー(メゾソプラノ)、
クリストフ・バンツァー(語り)、他
2004年に第9巻(CDJ 33109)がリリースされてから早数年。シューマン歌曲集に
待望の第10巻が登場!
豊かな才能を感じさせる若手奏者と、実績十分のベテラン奏者をバランス良く
起用しているところもこの歌曲集の特徴の1つ。
今回の第10巻でも実力、人気ともに評価急上昇中のケイト・ロイヤルや、数々
の名演を世に送り出してきたフェリシティ・ロットとアン・マレー、ピアノ伴
奏のグレアム・ジョンソンが集うなど素晴らしい陣容が実現している。

CDA 67528 \2180
S・バーバー:歌曲集 ――
そんなひばりはいない/物乞いの歌/小暗き松林に/世捨て人の歌Op.29/雨
は降り続くOp.10-1/さあ眠れOp.10-2/軍勢がこの国にOp.10-3/メロディ・
パサジェールOp.27/ひなぎくOp.2-1/わが心は後悔に苦しむOp.2-2/夜想曲
Op.13-4/この輝ける夜にOp.13-3/ドーヴァー・ビーチOp.3
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
アロノヴィツ・アンサンブル
多彩なレパートリーで好評を博しているハイペリオンの歌曲シリーズに加わる
のは、20世紀アメリカの大作曲家バーバー。「弦楽のためのアダージョ」で知
られるバーバーだが、膨大な数の歌曲は20世紀の重要レパートリーとして位置
付けられるなどバーバーの最重要分野としての声も多い。
このバーバーの歌曲集に起用されたのは世界中から引く手あまたのバリトン奏
者ジェラルド・フィンリー。作曲者自身も録音を残した「ドーヴァー・ビーチ」
などの演奏も楽しみなところ。

CDA 67638 \2180
E・ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番/夜/2つの小品/ピアノ五重奏曲第2番
ピアーズ・レーン(ピアノ)、ゴールドナー弦楽四重奏団
スイスに生まれ、アメリカに渡ってバルトークの教えを受けたユダヤ人ブロッ
ホの中期から晩年にかけて作曲された室内楽作品集。ブロッホはユダヤの題材
を用いた作品から新古典主義、十二音技法、無調音楽などその生涯で大きな作
風の変化を見せている。
ゴールドナー弦楽四重奏団は、1995年から活動を開始したオーストラリア屈指
の弦楽四重奏団。ハイペリオンの看板アーティストの1人である知性派ピアニ
スト、ピアーズ・レーンの参戦も魅力的なポイントである。

●Hyperion dyad
CDD 22061 2枚組(1枚価格) \2180
G・タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10《捨てられたディドーネ》/
同ハ短調Op.1-8/同ヘ長調Op.1-2/パストラーレ イ長調Op.1-13/
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.1-12/同ト短調《悪魔のトリル》/
同ニ長調/同変ロ長調/同イ長調/同変ロ長調Op.5-6
ロカテッリ・トリオ
現在は「コンヴィヴィウム」という名称で活動を続けるロカテッリ・トリオ。
アルビノーニやヴェラチーニ、ヘンデルなどと並ぶ代表盤であるタルティーニ
がセットになって新装リリース!CDA 66430&CDA 66485からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55278 \1280
G・P・テレマン:ターフェルムジーク ――
組曲ニ長調(ターフェルムジーク第2集より)
組曲変ロ長調(ターフェルムジーク第3集より)
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
キングズ・コンソートが奏でる王侯貴族たちの食卓の音楽!
CDA 66278からの移行再発売。

CDH 55292 \1280
獅子心王の音楽 ――
Mundus vergens/Novus miles sequitur/A la doucour de la bele seson/
Sol sub nube latuit/Hac in anni ianua/Anglia, planctus itera/Etas
auri reditur/Vetus abit littera/In occasu sideris/L’amours dont
sui espris/Purgator criminum/Li nouviauz tanz/Pange melos
lacrimosum/Ma joie me semont/Ver pacis apperit/Latex silice
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
勇猛なるイングランド王リチャードI世の即位800周年を記念した演奏が復活
CDA 66336からの移行再発売。

CDH 55304 \1280
P・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
A・スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)、
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)、BBC交響楽団
重戦車デミジェンコが突き進む!ラザレフのタクトが火を吹く!
CDA 66680からの移行再発売。




<Centaur>
CRC 2878 \2080
A・コープランド:ヴァイオリン・ソナタ(コントラバス編曲版)
J・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38(コントラバス編曲版)
ヴォルカン・オーホン(コントラバス)、
ローズ・シャンクラー・ファインブルーム(ピアノ)
コントラバスのために編曲されたコープランドとブラームスをカップリングし
たアレンジ物ファン要チェックの好企画盤。低弦楽器特有の深みのある音色に
よって全く別の作品のように聴こえてしまうのだから不思議。
ヴォルカン・オーホンはトルコ出身のコントラバス奏者。トルコ国立プレジデ
ンシャル響を経て現在はアイオワ州を本拠地とするシーダー・ラピッズ交響楽
団の主席奏者として活躍している。

CRC 2891 \2080
J・ロドリーゴ:ピアノ作品集 ――
ピアノのための組曲/スペインのセレナーデ/スペインの4つの小品/朱色の
塔のかげに/カスティーリャのソナタ集/アマポーラの踊り/郷愁のプレリュ
ード/アランフェス、わが想い
デナ・ケイ・ジョーンズ(ピアノ)
「アランフェス協奏曲」などギターのための名作を数多く作曲したことで知ら
れるロドリーゴのピアノ作品集。哀愁の漂うメロディーが心に染み渡る。
デナ・ケイ・ジョーンズはアメリカの女流ピアニスト。1900年から1950年に作
曲されたスペインの知られざる作品の演奏やレクチャーを主な活動としている。

CRC 2854 \2080
無伴奏ヴィオラのための作品集 ――
J・S・バッハ:組曲第2番ニ短調BWV.1008
H・ヴュータン:奇想曲
M・レーガー:無伴奏ヴィオラのための組曲第1番Op.131d
P・ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1
I・ストラヴィンスキー:悲歌
L・フックス:ソナタ・パストラーレ
M・ディック:スリー・フォー・ワン
ピーター・ミンクラー(ヴィオラ)
現在アメリカのボルティモア交響楽団で副主席ヴィオラ奏者の任にあるピータ
ー・ミンクラーのファースト・アルバム。バッハから20世紀の作曲家たちによ
る無伴奏作品を集めたアルバムからは奏者の実力がストレートに伝わってくる。

CRC 2841 \2080
20世紀のチェコのフルート作品集 ――
P・エベン:ソナチナ・センプリーチェ
E・ドリツガ:パルティータ
J・フェルト:フルート・ソナタ、アメリカン・ソナチネ
E・シュールホフ:フルート・ソナタ
ラナ・ジョーンズ(フルート)、
ジャッキー・エドワーズ=ヘンリー(ピアノ)
時代は20世紀、国はチェコに限定したフルート&ピアノのための作品を集めた
アルバムは参考音源としても重宝する1枚。フルートのラナ・ジョーンズは、
現在ミシシッピ州立大学のフルート科教授として後進の指導にあたっている女
流奏者。

CRC 2827 \2080
ティム・トンプソン:So Long As This Land Exists/家路
リン・ジャーブ(ヴォーカル)、エミリー・ラボン・ホール(ヴォーカル)、
トレイシー・マーブル(ヴォーカル)、
マティアス・アンタル(指揮)、ハンガリー国立交響楽団、他
気象予報士であり作曲家でもあるティム・トンプソン。20世紀FOXのためのフィ
ルム・スコアやアメリカン・バレエ・シアター、サン・フランシスコ・バレエ
などのための作品を書いている。




<Musique Suisses>
MGBCTS-M107 \2300
ピアノ・デュオのための作品集 ――
ルドルフ・ケルターボーン(1931-):
2台ピアノのためのソナタ、ピアノのための小品VII
ミシェル・ロス(1976-):Molasse Vivante
クシシュトフ・マイヤー(1943-):カラフルな即興曲
ディーター・アマン(1962-):Regard sur les Traditions
アドリアン・ソース(ピアノ)、イヴォ・ハーグ(ピアノ)
スイスを拠点に活躍中のピアノ・デュオによるスイス作曲家の作品集。ケルタ
ーボーンのソナタなど高度なテクニックとアンサンブル能力が問われる作品を
巧みに弾きこなしている。





<New World>
80681-2 2枚組 \2080
ラルフ・シャピー(1921-2002):
ピアノのための21の変奏/弦楽四重奏曲第6番/同第7番/コラールと変奏/
スリー・フォー・シックス
ワンダ・マキシミリアン(ピアノ)、
レキシントン弦楽四重奏団、
シカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズ、他
ラルフ・シャピーはシカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズの
指揮なども務めたアメリカの現代作曲家。CRI音源の復刻CD化。

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07-09 No.22-2

2007年09月24日 10時12分16秒 | Weblog
<TANIDOS>
SRD 336 \2080
トナディーリャ・コレクション 18世紀からグラナドスまで
ジョセ・スビラック編曲:舞台用トナディーリャ集
ブラス・デ・ラセルナ:マハのセギディーリャ
アントニオ・ゲレーロ:ラ・パロマのトナディーリャ
J・パロミーノ:悪漢の歌
ルイス・ミソン:恋する女の悲しいセギディーリャ
パブロ・エステーベ:予想の風刺歌
ベントゥーラ・ガルバン:求婚する将校のセギディーリャ
ハシント・バリェドール:内気な女の歌
F・フェランディエーレ:まじめな音楽を称えるメヌエット
マリアーノ・ブストス:暴力主義者に反対する歌
M・プラ:宗教的なセギディーリャ
J・カステル:手先の器用なジプシー女の歌
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
古い様式によるトナディーリャ集(昔風のスペイン歌曲集)から
愛と憎しみ,町をぶらつく,控え目なマホ,内気なマホ,マハの眼差し,
トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,ゴヤのマハ,悲しむマハ I(*),同II,同III
慎ましやかな下町娘たち(+)
ジプシーの歌
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(ソプラノ)
ホセ・マドリッド(ピアノ)
ヘスス・フステール(オーボエ(*))
アナ・ベントゥーラ(メゾソプラノ(+))
録音:2005年6月1、3、8、20日、バレンシア、S.G.A.E.本部
スペイン語の「トナディーリャ」を直訳すると「小唄」。もともとは時事を題
材としたギター伴奏付き独唱歌曲で、それが舞台演劇の幕間の余興となり、さ
らに独立して短い舞台作品となりました。前半の「舞台用トナディーリャ集」
は女性一人によって演じられるトナディーリャをピアノ伴奏歌曲に編曲したも
のです。
アンヘレス・ロペス・アルティーガは1939年スペイン、バレンシア県生まれの
ソプラノで、作曲家、ピアニストでもあります。録音時点で66歳、貫禄で聴か
せます。

SRD 348 \2080
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(1939-):ピアノ作品集
不滅なるもの(前奏曲集;1990)
土,空気,雨,太陽,言葉,海,火
エッセイ(1992)
キャピュレット家のジュリエット,ジョルジュ・サンド,
テレサ・デ・ヘスース,
フアナ1世,サロメ,マリー・キュリー,エレクトラ
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(ピアノ)
録音:2007年3月6-7日、バレンシア、S.G.A.E.本部
ロペス・アルティーガの作曲家・ピアニストとしての才能をうかがうことがで
きるアルバム。「エッセイ」は歴史上の女性たちの印象を音楽で綴った作品で
す。

SRD 338 \2080
変貌する夜 アコーディオンのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ BWV851
リスト(1811-1886):BACHの名による前奏曲とフーガ
ホルヘ・タラマスコ(1968-):3つのワルツ
アブリルのワルツ,アリギエーリのワルツ,ロートレックのワルツ(2005)
ウラディスラフ・ソロタリョフ(1942-1975):ソナタ第3番
ウラディーミル・ズビツキー(1953-):
アストル・ピアソラへのオマージュ(1998)
ミゲル・アンヘル・コルメネーロ(1936-2002):
音楽の愛撫[ボーナス・トラック]
ヘスス・モソ=コルメネーロ(アコーディオン)
録音:2006年?
ヘスス・モソ=コルメネーロはおそらくまだ20代のアコーディオン奏者。おじ
のミゲル・アンヘル・コルメネーロに手ほどきを受け、アンヘル・ルイス・カ
スターニョ他に師事、数々のコンクールに入賞後ソリストとして活躍し、バチ
カンのローマ法王の御前でも演奏しました。現在、ムルシア高等音楽院、セゴ
ビア専門音楽院等で教えています。

SRD 339 \2080
パースペクティヴ チェロとアコーディオン
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
フォーレ(1845-1924):エレジー
セルジュ・カウフマン(1940-):イディッシュ組曲;歌,聖詩吟唱,祈り
イルッカ・クーシスト(1933-):讃歌集
Caelestis Aulae Nuntius,サルヴェ・レジナ,グローリア
アストル・ピアソラ(1921-1992):アヴェ・マリア/ル・グラン・タンゴ
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
ダビッド・アペリャーニス(チェロ)
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
録音:2006年5月、セゴビア、スタジオ・キローファノ・ソノーロ
ダビッド・アペリャーニスはソフィア王妃高等音楽学校でフランス・ヘルメル
ソンとアンヘル・ルイス・キンターナに師事したスペインのチェリスト。現在、
バレンシア高等音楽院チェロ科教授を務め、アラゴン高等音楽院でも教えてい
ます。

SRD 349 \2080
ロンド・カプリチョーソ 2つのアコーディオンのための音楽
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):シャコンヌ ホ短調
J・S・バッハ(1685-1750):4つのコラール
今ぞ来たれ、異教徒の救い主よ,主イエスよ、今ぞたたえられよ,
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ,神よ、われを助け成就させたまえ
ラフマニノフ(1673-1943):ヴォカリーズ
ウラディスラフ・ソロタリョフ(1942-1975):ロンド・カプリチョーソ
トゥールビョルン・ルンドクヴィスト(1920-):バラード
パトリック・ビュスーユ(1956-):心からの訴え
シェティル・ヴォースレフ(1939-):アコーディオンのための二重奏曲(*)
アストル・ピアソラ(1921-1992):2つのタンゴ
チキリン・デ・バチン,アヴェ・マリア
デュオ・ダコール
アンヘル・ルイス・カスターニョ、ラケル・ルイス(アコーディオン)
録音:2007年4月、セゴビア、スタジオALCH(*以外)
1993年、サンセバスティアン、スタジオElkar(*)
ラケル・ルイスはスペインのサンセバスティアンに生まれ、同市およびマドリ
ッドの高等音楽院を卒業後デンマークのコペンハーゲン王立音楽アカデミーで
モエンス・エッレゴーに師事した女性アコーディオン奏者。現在、マドリッド
専門音楽院アコーディオン科教授を務めています。

SRD 322 \1650
【旧譜・在庫特価】
アコーディオン独奏のためのスペイン音楽
ダビッド・デル・プエルト(1964-):アコーディオンのための幻想曲(2005)
ゴンサロ・デ・オラビデ(1934-2005):Vol(e)(1997)
ヘスス・トレス(1965-):影[Itzal](1994)
ジョゼプ・ソレール(1935-):葬儀用小品集(1997)
ヘスス・ルエダ(1961-):アコーディオンのためのインヴェンション(2005)
セサル・カマレーロ(1962-):青い光(1997)
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
1969年スペイン、バスク地方の中心都市サンセバスティアンに生まれ、パリ
音楽院とコペンハーゲン王立音楽院で学んだアンヘル・ルイス・カスターニョ
が、自身への献呈作品を演奏しています。

SRD 331 \1650
【旧譜・在庫特価】
アンコール !! アコーディオンのためのアンコール名曲集
ロッシーニ:フィガロ
マテオ・アルベニス:ソナタ ニ長調
ターレガ:アルハンブラの思い出
レクオーナ:La Comparsa
アルベニス:マラゲーニャ
不詳/セミョーノフ編曲:ルネサンスの4つの小品
F・クープラン:葦
グラナドス:舞曲第2番/同第5番
イベール:白い小さなロバ
ピアソラ:ラ・Misma Pena/Sentido Unico/バンドネオン
アレクサンドル・ホルミノフ:夜想曲
アナトール・ビロシツキー:憂鬱
マックス・ボナイ:Petit Vals pour Rever
ウラディスラフ・ソロタレフ:冬の朝
オーレ・シュミット:The Scape of the Meatball
ジョルジ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ から 第7楽章
ヘスス・ルエダ:Tocata para Unai
パトリック・ビュシュール:インコと泥棒
ウラディスラフ・ソロタレフ:Spiegle
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
カスターニョお得意の小ピース集です。

SRD 330 \1650
【旧譜・在庫特価】
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
イ短調 K.3/ト短調 K.8/ハ短調 K.11/ニ短調 K.32
ニ短調 K.52/ヘ短調 K.69/ロ短調 K.87/ホ短調 K.147
へ短調 K.185/ホ長調 K.206/イ長調 K.208/ニ短調 K.213
ハ長調 K.308/イ長調 K.322/変ホ長調 K.474/ヘ短調 K.481
パブロ・カーノ(チェンバロ)
録音:2006年6月12-15日、マドリッド、トークバック・スタジオ
使用楽器:2003年、パリ、ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:1
730年、ブランシェ製)
パブロ・カーノは1950年バルセロナに生まれ、ボブ・ファン・アスペレンに
師事したスペインを代表するチェンバロ奏者の一人。

SRD 329 \1650
【旧譜・在庫特価】
スペインとラテンアメリカの音楽
ターレガ:アラブ奇想曲/演奏会用大ホタ
グラナドス:舞曲第5番
アルベニス:アストゥリアス/セビーリャ
モレーノ=トローバ:マドローニャ
ルイス=ピポ:歌/舞曲
ヴィラ=ロボス:前奏曲第3番/同第2番
バリオス:熱情的マズルカ
ラウロ:ベネズエラのワルツ第1番/同第2番/エル・マラビーノ
バリオス:サンバの調べ/パラグアイ舞曲/マシーシャ/森に夢見る
レネ・モーラ(ギター)
録音:2006年?、マドリッド県アンビーテ、ナウエル・スタジオ
「メンドゥイーニャ・システム」という新製作法によるギターを使用しています。

SRD 310 \1650
【旧譜・在庫特価】
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):「バール・シェム」から ニグン
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):スケルツォ=タランテラ Op.16
パブロ・サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス Op.22 No.1
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ Op.21/伝説 Op.17
パブロ・サラサーテ:序奏とタランテラ Op.43
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):憂鬱なセレナード Op.26
パブロ・サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン
ガブリエル・アルカンヘル(ヴァイオリン)
フアン・アントニオ・アルバレス・パレーホ(ピアノ)
録音:2005年5月21-22日、マドリッド、R.C.S.M.、マヌエル・デ・ファリャ・
ホール
ガブリエル・アルカンヘルはスペインのオレンセに生まれ、13歳でバルセロナ
のリセウ音楽院を金メダル付きで卒業。さらにザハール・ブロンらに師事し、
特にティボール・ヴァルガには2年にわたって教えを受けました。




<AUDIOGENIA>
AG 007 \2300
トルス III マリンバのための音楽
ポール・スマドベック(1955-)/サンティアゴ・アルデゲール編曲/
J・ボルヘス詩:リズム・ソング(*)
三善晃(1933-):トルス III
安倍圭子(1937-):桜の幻影
三木稔(1930-):マリンバの時
J・S・バッハ(1685-1750)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から クーラント
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009 から 前奏曲
インヴェンション第1番 BWV772/前奏曲ト短調(原曲:ハ短調)
ジェイコブ・ドラックマン(1928-1996)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
Reflections on Nature of Water
チャイコフスキー(1840-1893)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
子供のアルバム Op.39 から 楽しい夢 ハ長調(No.21)
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
子供の小品のアルバム(1947)から イワンの夢(イワンの冒険 第1番)
ポール・スマドベック:エチュード第1番
クレア・オマー・マッサー(1901-1998):エチュード ハ長調 Op.6 No.10
ポール・スマドベック:リズム・ソング(オリジナル版;1984)
サンティアゴ・アルデゲール:ファンタジア
同/パブロ・ネルーダ(1904-1973)詩:メスティサヘス[混血人たち](*)
サンティアゴ・アルデゲール(マリンバ、声(*)、テープ(*))
スペインの若手打楽器奏者サンティアゴ・アルデゲールのファースト・ソロCD。
アルデゲールはアリカンテ県に生まれ、国内で学んだ後ユトレヒト音楽院、
シュトゥットガルト音楽大学に留学、数々のコンクールに入賞し、国際的に活
躍しています。




<CONTRASTES>
CD 131-2 \2300
ギターの足跡を追って
マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-):
Tristango en vos/悲しげな前奏曲/カンドンベ ホ長調
ロラン・ディアンス(1955-):サウダーデ第3番
セルヒオ・メネゲーリョ(1970-):手紙/エル・マスノウにて
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):麦畑で/サンティアゴへの道
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ターレガへのオマージュ
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):アラブ奇想曲
アグスティン・バリオス(1885-1944):大聖堂
フェルナンド・ソル(1778-1839):「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲 BWV995
ルイス・デ・ナルバエス(16世紀):「牛の番」による7つのディフェレンシア
セルジオ・メネゲッロ(ギター)
現代からルネサンス時代へとギター音楽の歴史をたどっていくアルバム。
1970年生まれのセルジオ・メネゲッロはポルトガル、イタリア、ブラジル、
ギリシャの血を引くギタリストで、ダニエル・サンスと「デュオ・アクロア
ーマ」を組んでいます(DCLレーベル CD 070)。




<FIMTE>
FIMTE 242 \2380
ロンドンのソレールとスカルラッティ チェンバロ・ソナタ選集
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ファンダンゴ/ソナタ ニ長調 K.96
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ニ長調 R.74
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ
イ長調 K.322/イ長調 K.24/イ短調 K.54/ハ長調 K.513/ヘ長調 K.107
アントニオ・ソレール:ソナタ ニ短調 R.24/同ニ短調 R.15
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタト短調 K.234/同ロ短調 K.376/同ホ長調 K.380
アントニオ・ソレール:ソナタ変ニ長調 R.88/同ドリア旋法 R.49
ルイサ・モラーレス(チェンバロ)
録音:2004年7月11-12日、合衆国サウスダコタ州ヴァーミリオン、国立音楽博
物館、
アーン・B・ラーソン・コンサートホール
使用楽器:1798年、ロンドン、ジョゼフ・カークマン製(国立音楽博物館所蔵)
ドメニコ・スカルラッティとソレールがにロンドンを訪れたことがあるかどう
かは定かではありませんが、彼らの音楽が当時の一大音楽都市であったロンド
ンに与えた影響の大きさは言うまでもありません。実際、両作曲家の鍵盤楽器
用ソナタの楽譜が最初に出版されたのはロンドンにおいてでした。
18世紀末にロンドンで製作された名器を弾くのは、ラファエル・プヤーナとト
ン・コープマンに師事したスペイン鍵盤音楽のスペシャリスト、ルイサ・モラ
ーレス。彼女は FIMTE(スペイン鍵盤音楽国際フェスティヴァル)の創設者で、
その監督を務めています。
※外装、ブックレット、CD本体に規格番号表記はございません。あらかじめ
ご了承ください。



<GADINET>
G 16AAF \2380
ルイス・ミラン国際ギター・コンクール 2004/05 受賞者たち Vol.2
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ BWV848(*)/協奏曲ニ長調 BWV972(原曲:ヴィヴァルディ)(*)
パガニーニ(1782-1840):チェントーネ・ディ・ソナタ第1番(*)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):オペラ「はかない人生」から 舞曲(*)
マヌエル・ロペス・キローガ(1899-1988):5つの小品(+)
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ソナティナ(#)
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第5番(#)
フェルナンド・エスピ:3つのヒホンの歌(#)
マヌエル・デ・ファリャ:バレエ「三角帽子」より 代官の踊り,粉屋の踊り(#)
タマーヨ=モンテシノス・ギター・デュオ(*)
マルコ・タマーヨ、アナベル・モンテシノス(ギター)
アナベル・モンテシノス(ギター(+))
フェルナンド・エスピ(ギター(#))
録音:2006年4月、スペイン、バレンシア県ヒリベーリャ、スタジオ・アウラル
スペイン、バレンシア県ビラ・デ・オリェーリアで開催されたルイス・ミラン
国際ギター・コンクールの受賞者によるスタジオ録音です。今回「Vol.2」の情
報のみ入りました。「Vol.1」および他巻については問い合わせ中です。
※次項の旧譜と規格番号が非常に似通っておりますので、オーダー時にはご注
意ください。

G 16EAF \1780
【旧譜・在庫特価】
ピュア・クラリネット 2006 無伴奏クラリネット作品集
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:受胎告知
イシュトヴァーン・ラーング(1933-):モノディア
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:ダンスのための作品
エルランド・フォン・コック(1911-):モノローグ第3番
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:バレンシア・ラプソディ
エディソン・デニーソフ(1929-):ソナタ
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):リート
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル(クラリネット)
録音:2005年4月2-3日、バレンシア専門音楽院大ホール

※【旧譜・在庫特価】商品は、代理店の在庫限りの特価となりますので、
ご注文先着で代理店在庫が無くなり次第終了となります。
お早めにご注文下さい。




<K&K>
KUK 27 \2300
ブエノスアイレスの春
アストル・ピアソラ(1921-1992)/エーゴリ・グレチシニコフ(1974-)編曲:
忘却/ブエノスアイレスの四季
J・S・バッハ(1685-1750)/エーゴリ・グレチシニコフ:ソナタ ト短調
ピアソラ・クラシック・アンサンブル
エフゲニア・ゲーレン(ヴァイオリン) 
エーゴリ・グレチシニコフ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マクシム・ベーリン(アルトサクソフォン) 
レフ・アブラーモフ(チェロ)
ドミートリー・グラーフ(コントラバス)
ピアソラ・クラシック・アンサンブルはドイツ・インターナショナル交響楽団
[Internationale Symphoniker Deutschland]に所属するロシア、ベラルー
シ、ウズベキスタン出身の演奏家によって2003年に結成されました。

KUK 28 \2300
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.4
第6番変ロ長調 K.238/第25番ハ長調 K.503
フランツ・フォラバー(ピアノ)
モーテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団
録音:2006年7月、ドイツ、マウルブロン修道院、ライヴ
フランツ・フォラバーはオーストリアのグラーツにオルガン奏者の息子とし
て生まれ、5歳でピアノを始め、7歳になると教会のオルガンを(ペダルに足を
届かせるために立ったまま)演奏しました。13歳でグラーツ音楽院への入学を
特別に許可され、フランクフルト音楽大学に進み、19歳の時に東京でリサイ
タル・デビューを果たしました。フォラバーはThorofonレーベルにシューマ
ンのピアノ作品全集を録音しスペシャリストとして名を上げましたが、ドイ
ツ・ピアニズムの伝統とともにウィーン派の流れも汲んでいる彼はモーツァ
ルトも得意としています。
モーテン・シュルト=イェンセン(1958年生まれ)はコペンハーゲン王立音楽
アカデミーで声楽、声楽教育、合唱指揮、管弦楽指揮を学びました。2000年
よりライプツィヒ室内管弦楽団の指揮者兼芸術監督およびライプツィヒ・ゲ
ヴァントハウスの合唱監督を務め、2006年にはフライブルク音楽院教授に就
任しています。

KUK 87 \2300
【未案内旧譜】
太陽は明るく輝く 南アメリカのバロック・クリスマス合唱音楽
不詳:われらを許したまえ、主よ
(主イエス・キリストの生誕に寄せるカチュア[インディオ舞曲])
不詳:われが授かりし大いなる御子(カチュア)
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(17世紀後半):今宵われらは招かれ
ガスパール・フェルナンデス(1570頃-1629):かわいらしく神々しき御子
フアン・デ・アラウホ(1648頃-1712):さあ、行こう
トマス・トレホン・イ・ベラスコ(1644-1728):眠れないわが主人
フアン・デ・アラウホ:このすばらしき太陽に
ガスパール・フェルナンデス:喜べ、アントン
フアン・デ・アラウホ:星に導かれた同志たち
ガスパール・フェルナンデス:その突然の苦難(主の生誕に寄せるネグリート)
フアン・デ・アラウホ:動き出せ
ガスパール・フェルナンデス:その突然の苦難
グルーポ・カント・コラール
録音:2002年6月1日、ドイツ、マウルブロン修道院、ライヴ

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07-09 No.21

2007年09月23日 10時51分20秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67618 \2180
SACDA 67618(SACD-Hybrid) \2850
R・シューマン:
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11/フモレスケ変ロ長調Op.20
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
バッハの録音を完結させ、現在はベートーヴェンのピアノ・ソナタの録音に
取り組んでいる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。
現在リリースされている「熱情」を収録した第1弾(CDA 67518)、「悲愴」を
収録した第2弾(CDA 67605)の2タイトルとも新たなベートーヴェンの解釈とし
て世界各国の聴衆とメディアから称賛を浴びている。
遂に6大陸25ヶ国での「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツア
ー」がスタートするなど、目下絶好調のヒューイットが贈る最新作はなんと
シューマン!
のちに妻となる最愛のクララに対する「君への私の心の叫びだ」というシュー
マンのあふれんばかりの愛情と切ない思いが込められた大作ピアノ・ソナタ
第1番。
そしてシューマンがクララを追って向かったウィーンで1839年2月に作曲され
た「フモレスケ」の2作品をカップリング。
クララに対する熱き想いと葛藤、結婚が認められない状況への苦悩といった
複雑に入り混じるシューマンの感情をヒューイットがピアノ通じて伝えてく
れる。
バッハやショパン、ベートーヴェンとはまた違ったヒューイットの魅力を感
じさせてくれるアルバムの登場だ。





<EMI CLASSICS>
DVBW-5007339(DVD-Video) \2850
ポール・マッカートニー/Ecce Cor Meum
ポールがめざした平和のパフォーマンスの全貌を再現した理想のライヴ
昨年秋発売したCDが2007年クラシカル・ブリット・アウォードで「アルバム
・オブ・ザ・イヤー」を獲得、UKクラシカル・チャートで1位、USクラシカル
・チャートで2位に輝いたポールのクラシカル最新作。本DVDはロイヤル・ア
ルバート・ホールでのライヴ公演を中心に収め、さらにポール、ケイト・ロ
イヤル、アンソニー・スミス、ビル・アイヴズのインタヴューを含む1Hのド
キュメンタリーも合わせて収録。





<ORF>
CD461 \2080
グレートレ(1626-1683):カンタータ集
救いたまえ、おお愛の祭壇よ/来て下さい、聖なる魂よ/すべての者は主に
ありて喜び/主よ、すべての美は/幸いなるかな女王(サルヴェ・レジーナ)
/私を憐れんで下さい/ほか
ダニエラ・ドルチ(指揮)
ムジカ・フィオリータ(ピリオド楽器使用)、
ヨハン・メルヒオール・グレートレ(1626-1683)は、スイスのオルガニスト、
作曲家。アウグスブルクで大聖堂のオルガン奏者、カペルマイスターとして
活躍した。シュッツとブクステフーデの間の世代の作曲家として、近年注目
が高まっている。このCDに収録されているのは、いずれもラテン語の宗教カ
ンタータ。

CD484 \2080
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ト短調Ben339
弦楽四重奏曲 ヘ短調Ben367
弦楽四重奏曲 ニ長調Ben342
弦楽四重奏曲 ト長調Ben332
ウィーン・アルティス四重奏団〔ペーター・シューマイヤー(Vn),ヨハネス・
マイスル(Vn),ヘルベルト・ケーファー(Va),オトマール・ミュラー(Vc)〕
録音:2006年12月18,21,22日、
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(プライエル)(1757-1831)の弦楽四重奏曲集。
彼は後にフランスに移住してピアノ製造業を手がけ、プレイエル・ピアノに
その名を残している。彼はハイドンの弟子で、ハイドン(1732年生まれ)とベ
ートーヴェン(1770年生まれ)のほぼ間の世代にあたるため、両者の間に位置
する弦楽四重奏の形態を知るには打ってつけである。ことに短調の作品は非
常に美しい。ウィーン・アルティス四重奏団は、1980年結成のベテラン四重
奏団。

CD485 \2080
「オペレッタ・ライヴ 第2集」
(1)J.シュトラウス:「こうもり」抜粋
(2)レハール:「ルクセンブルク伯爵」抜粋
(3)ベナツキ:「白馬亭にて」抜粋
ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団,合唱団
(1)M.フランク・ラールセン(Br,アイゼンシュタイン)、
エディト・リエンバッハー(S,ロザリンデ)、
アレクアンドラ・ラインプレヒト(S,アデーレ)、
クラウス・クットラー(Br,ファルケ)、
ハイディ・ブルンナー(S,オルロフスキー)、
スティーヴン・ションディ(T,アルフレート)、
ヨゼフ・ルフテンシュタイナー(Br,フランク)
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)、録音:2003年9月10日
(2)ミリェンコ・トゥルク(Br,レネ伯爵)、
中嶋彰子(S,アンゲリカ)、
オイゲネ・アメスマン(T,マンフレート)、
ナタリー・カール(S,ユーリエ・ウェルモント)、
ハインツ・ツェドニク(T,バジル・バジロヴィッチ)、ほか
アルフレート・エシュヴェ(指揮)、録音:2005年10月1日
(3)ウルリケ・シュタインスキ(S,ヨゼファ)、
ヨゼフ・ルフテンシュタイナー(Br,レオポルト)、
ガブリエラ・ボーネ(S,オティリエ)、
オイゲネ・アメスマン(T,ジードラー)、ほか
エリーザベト・アトル(指揮)、録音:2004年1月26日
いずれもウィーン・フォルクスオパーでのライヴ録音。ウィンナ・オペレッ
タの総本山での上演だけに、いずれも立派で、かつ大いに楽しめる演奏であ
る。中嶋彰子を始め、いずれも現在のウィーン・フォルクスオパーで活躍す
る人たちばかりである。「こうもり」は2008年の来日公演でも上演の予定。

CD488 \2080
ウィーン・ギター・フェスティヴァル2006
(1)アルベニス:コルドバ/ボグダノヴィッチ:幻想的ソナタ
(2)ファリャ(ベルンハルト編):スペイン舞曲第1番/
チャイコフスキー(ドボ編):「くるみ割り人形」から/
ロッシーニ(ドボ編):「セビリアの理髪師」序曲/
(3)ガンベッタ:ファンダンゴ/タランテクサス/ディクシ/
(4)ドメニコーニ:コユンババ/
(5)マクファーレン:デニアル/ニア・ザ・サークル/
ブロッキー:贈り物
(1)ギター・デュオ・グルーバー&マクラール
(2)ギタリッシマ〔クリスティーナ・ドボ,マリア・ベニシェック,スザンナ
・ヤーノシ,カロリーネ・アウエル,ユディト・ベルンハルト〕
(3)ベッペ・ガンベッタ(G)
(4)ローラ・ヤング(G)
(5)スコットランド・ギター四重奏団
録音:2006年3月23-25日
ウィーン・ギター・フェスティヴァルは、2003年から行われているギター音楽
の祭典。ソロからギター・アンサンブルまで、古典から現代の作品まで、多様
な音楽を聞くことができる。ベッペ・ガンベッタはジェノヴァ生まれのイタリ
アのギタリスト。スチール弦のようで、ちょいカントリー風の自作を爽やかに
奏でている。ローラ・ヤングは、カナダ生まれでバルセロナ在住のギタリスト。

CD497 \2080
「2007年第6回フィデリオ・コンクール 受賞者発表会」
(1)パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲
(2)ムチンスキ:時の小品集から
(3)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.27-3から
(4)ニールセン:フルート協奏曲から
(5)デニソフ:アルトサクソフォン・ソナタから
(6)ミュレンバ ッハ:弦楽四重奏曲第2番から
(7)ワーグナー:夢
(8)ボッテジーニ:コントラバス協奏曲 ロ短調から
(9)フローラン・シュミット:伝説 Op.66
(10)J.シュトラウス:ヴェネツィアの夜
(11)ヴァッハウアー:144
(1)ミラン・カラノヴィチ(チェロ)、
ナタリー・バイヒ(ピアノ)
(2)トーマス・フィヒティンガー(クラリネット)、
サンドラ・ロスト(ピアノ)
(3)カロリーネ・レフラー(ヴァイオリン)
(4)エヴェリン・ペニャ・コマス(フルート)、
ザビーネ・プレーグルヘフ=カーナー(ピアノ)
(5)コンスタンツェ・アッカーマン(サクソフォン)、
アナ・ディモーヴァ(ピアノ)
(6)アトラス四重奏団
(7)アニタ・ゲッツ(ソプラノ)、
ジャン=ベルナール・マター(ピアノ)
(8)アダム・レクッキ(コントラバス)、
宮本千津(ピアノ)
(9)アラン・ルザー(サクソフォン)、
アナ・ディモーヴァ(ピアノ)
(10)マラ・マスタリール(ソプラノ)、
ジャン=ベルナール・マター(ピアノ)
(11)ノヴァリス三重奏団
録音:2007年2月18日
フィデリオ・コンクールは、ウィーン音楽院(私立大学)が主催するコンクー
ル。その受賞者の発表演奏会を収録したもの。未来のスターの第一歩が記録
されているかもしれない。




<QUERSTAND>
VKJK0724 \1680
(MDRエディション17)
シェーンベルク編曲ブラームス、バッハ作品集
(1)ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番Op.25
(2)J.S.バッハ(シェーンベルク編):前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.522
(3)J.S.バッハ(シェーンベルク編):
コラール前奏曲(「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV.654、
「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」BWV.667
準・メルクル指揮
中部ドイツ放送(MDR)響
録音:2007年4月23-27日MDR
アウグストゥス・スクエア・スタジオ
2007/2008シーズンよりドイツ最古の放送オケMDR響(ライプツィヒ放送響)の
首席指揮者に就任する準・メルクル氏。新譜が早くも発表されます。
次第を担うどころか、早くも音楽シーンを牽引する名指揮者に成長した巨匠。
N響への客演でも実力は折り紙つきです。そのN響とも録音のあるブラームス=
シェーンベルク:ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)が登場です。余程自信のあ
るレパートリーなのでありましょう。フィルアップは、前奏曲とフーガ、コ
ラール前奏曲というシェーンベルク編曲による知的で壮麗な名曲でございます。

VKJK0714 \1680
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」D.667
モーツァルト:ピアノ四重奏曲変ホ長調K.493
後藤泉(Pf)
ダニエル・ゲーデ(Vn)、カール・ズスケ(Va)、
ユルンヤコブ・ティム(Vc)、ドリン・マルク(Cb)
録音:2007年4月3-6日MDRスタジオ
後藤泉は「軽井沢の森音楽祭」の主要ピアニストを務めるなど国内での活動に
加え、コフマンの指揮するボン・ベートーヴェン管弦楽団やキエフ室内管との
共演など、海外での活躍の場も広げている注目のピアニストです。今回は共演
も豪華メンバーが終結。元ウィーン・フィルのコンサート・マスターでソリス
トとして活躍するダニエル・ゲーデ、ゲヴァントハウス管の元コンマスで言う
までもない名ヴァイオリニストのカール・ズスケ(今回はヴィオラ)、ゲヴァン
トハウス管の首席チェリストのユルンヤコブ・ティム、元ミュンヘン・フィル
の首席コントラバス奏者のドリン・マルクととにかく強力メンバーが揃って
おります。

VKJK0423 \1680
「若きバッハ」-J.S.バッハ初期作品集
J.S.バッハ:
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531/暁の星のいと美しきことかなBWV.739/主イ
エス・キリスト,われらを顧みたまえBWV.726/天にいますわれらの父よ
BWV.737/いと高きにある神にのみ栄光あれBWV.715/キリストは死の絆につ
かせたまえりBWV.718/前奏曲とフーガ ハ短調BWV.549/幻想曲ハ短調
BWV.1121/フーガ ト短調(小フーガ ト短調)BWV.578/カンツォーナ ニ短調
BWV.588/前奏曲とフーガ ト短調BWV.535/おお神よ,汝いつくしみ深き神よ
BWV.767/トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
ウルリヒ・ベーメ(Org)
ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガン

VKJK0603 \1680
バッハのオルガン小曲集全曲
J.S.バッハ:オルガン小曲集(全曲)BWV.599-644、BWV Anh.I200
ウルリヒ・ベーメ(Org)
録音:2006年8月、11月、ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガン
この2枚は、バッハが音楽監督をしていたライプツィヒ聖トーマス教会の現在
のオルガニスト、ベーメが同教会の新しいバッハ・オルガンを使用したバッ
ハ作品集。VKJK0423は「小フーガ ト短調」や「トッカータとフーガ ニ短調」
というバッハの2大ポピュラー作品も収録した初期名作集。
VKJK0603はオルガン小曲集47曲に1曲加えた全48曲収録。

VKJK0618 \1680
「メンデルスゾーンとその時代Vol.1」
メンデルスゾーン:レスポンソリウムと賛歌Op.121
ニルス・ガーゼ:オルガンのための3つの小品Op.22
フェルディナンド・ダヴィド:弦楽四重奏曲Op.32
ユリウス・リエッツ(1812-1877):6つの宗教的歌曲集(男声5声のための)
ライプツィヒ・ヴォーカルロマンティカー、
ハルトマン四重奏団、
ヨハネス・ウンガー(Org)
2009年のメンデルスゾーン生誕200年に向けての新シリーズ「メンデルスゾー
ンとその時代」がスタートします。メンデルスゾーンの珍しい作品に加えガー
ゼ、ダヴィド、リエッツといった当時のライプツィヒで活躍した作曲家の作品
をジャンルにこだわらず紹介していきます。ライプツィヒを本拠とする
QUERSTANDレーベルならではの企画です。

VKJK0632 \1680
「ザクセンのオルガン第3集-ティーフェナウのジルバーマン・オルガン」
ヨハン・カスパル・ケルル:シャコナ ハ長調
ハイドン:1792年の時計の音楽
フレスコバルディ:
トッカータ・デシマ(トッカータ集第1巻より)/カプリッチ
ョ・ソプラ・ラ・バッターリャ
モーツァルト:アンダンテ ヘ長調K.616
他、ゲオルク・ベーム、作者不詳(18世紀)、スウェーリンクの作品
ユルゲン・リーガー(Org)
録音:2006年10月
怒涛のごとく発売を続けるQUERSTANDのオルガン・シリーズ。このザクセンの
オルガン・シリーズも第3弾。今回はドレスデン北西ティーフェナウの礼拝堂
にあるジルバーマンの名器を使用。近年発見された作者不詳(18世紀ドイツの
作曲家、頭文字B)の作品も収録。

VKJK0712 2枚組 \3360
メンデルスゾーン:オルガン作品集
6つのオルガン・ソナタOp.65、3つの前奏曲とフーガOp.37、トリオ ヘ長調
(1844)、アレグロ変ロ長調(1844)、フーガ ヘ短調(1839)、アレグロニ短調/
ニ長調(1844)、コラールニ長調(1844)、後奏曲ニ長調(1831)、優しいアンダ
ンテ ニ長調(1823)、アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調(1845)、
コラール変イ長調(1844)、前奏曲ハ短調(1844)、主題と変奏ニ長調(1844)、
フゲッタ ニ長調(1835)
ウルズラ・ハウザー(Org)
シュヴェーリン大聖堂ラデガスト・大オルガン(1871)使用
メンデルスゾーンのオルガン作品をほぼ全曲収録した2枚組。シュヴェーリン
にある1871年製ラデガストの大オルガンを使用しています。ハウザーはスイ
スのオルガニストでロマン派を得意としております。

VKJK0713 \1680
「テューリンゲンのオルガン第2集-アルテンブルクのトロスト・オルガン」
バッハ:
幻想曲BWV.1121、前奏曲ト長調BWV.568、フーガヘ長調BWV Anh.II-42、
ハ長調BWV Anh.II-90、ト短調BWV.578、ニ短調、トッカータとフーガ
ニ短調BWV.565、パルティータ「神のひとり子なる主キリスト」、
前奏曲とフーガ ホ短調BWV.533、コラール前奏曲BWV Anh.II-73、
フーガ・ソプラ・イル・マニフィカトBWV.733、
3つのコラール(BWV.657、654、655)、
協奏曲ハ長調BWV.594(原曲:ヴィヴァルディの協奏曲RV.208)
フェリックス・フリードリヒ(Org)
アルテンブルクのトロスト・オルガン使用
こちらは「テューリンゲンのオルガン」第2集です。アルテンブルクの1739年
に製造されたトロスト・オルガンを使用。オール・バッハ・プログラムで最
もポピュラーな「トッカータとフーガ ニ短調」からヴィヴァルディの協奏曲
の編曲まで多彩なプログラムになっています。

VKJK0719 \1680
「フライべルク大聖堂での夕べの音楽-いざ来たれ異教徒の救い主よ」
シャイデマン:言葉は肉となり
ブクステフーデ:
オルガン・コラールBuxWV.211/安らぎと喜びもてわれは逝くBuxWV.76
J.S.バッハ:
オルガン・コラールBWV.661、659、コラール・トリオBWV.36-2、
他の合唱曲、オルガン曲
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):コラール幻想曲
聖歌隊による賛美歌
フライベルク大聖堂少年聖歌隊
クリスティアン・スコボフスキー(指揮、Org)
ヴォルフガング・クーベ&マルティン・イェレフ(Obダモーレ)
鐘の音に始まり鐘の音に終わる雰囲気豊かなコンサートです。2007年が生誕
300年にあたるブクステフーデとバッハの作品を中心にオルガンと聖歌隊に
よる美しい演奏です。

VKJK0721 \1680
「テューリンゲンの12人のチェリストたち」
バッハからスター・トレックまで!
「最初の一撃・ライヴ!-テューリンゲンの12人のチェリスト達」
アレクサンダー・カレッジ:プロローグ(スター・トレックのテーマ)
ファリャ:火祭りの踊り
アイスラー:前奏曲
カルス・ケーン:スター・フィッシュ(ヒトデ)
ヴィラ=ロボス:序奏(ブラジル風バッハ第1番より)
クリスティアン・ヨスト:イメージ・アンド・シャドウ
エーリヒ・ケストナー&ヨッヘン・ブロイアー:メイリート
J.S.バッハ&エーリヒ・ケストナー:9月のアリア
エルヴィン・ボーツ:僕は君のために注文した植木鉢を持っていた
ミルトン・エイジャー:週末と日光
カレッジ:エピローグ(スター・トレックのテーマ)
J.S.バッハ:アリア(アンコール)
テューリンゲンの12人のチェリストたち
ベルリン・フィルの12人のチェリストに対抗してテューリンゲンの12人のチェ
リストがデビューです。彼らは全員ワイマールのリスト音楽院を出て、テュー
リンゲンの様々なオーケストラに所属しています。バッハからスター・トレッ
クまでオリジナルのアレンジ曲も多数含まれています。

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07-09 No.20

2007年09月20日 12時15分05秒 | Weblog
<独 SONY CLASSICS>
※ご予約締切日 9月25日
CB 88697 08471(SACD-Hybrid) \2300
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
R.シュトラウス:「メタモルフォーゼン」AV.142
シュターツカペレ・ドレスデン
ファビオ・ルイージ(指揮)

CB 88697 14197(SACD-Hybrid) \2300
R.シュトラウス:「アルプス交響曲」Op.64
R.シュトラウス:「4つの最後の歌」AV.150
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
シュターツカペレ・ドレスデン
ファビオ・ルイージ(指揮)




<VIRGIN CLASSICS>
CZS-5046192 6枚組 \2780
100ベスト・ヴィヴァルディ
CD1
四季
協奏曲-3つのヴァイオリンのための ヘ長調RV551
協奏曲-4つのヴァイオリンのための ロ短調RV580
以上 ウォーレン=グリーン
(ヴァイオリン、指揮)、ロンドン室内O
CD2
協奏曲
2つのトランペットのための ハ長調RV537
オーボエ協奏曲ハ長調RV447
チェロ協奏曲ハ短調RV401
バスーン協奏曲変ロ短調RV502;
協奏曲-2つのヴァイオリンのためのRV522
以上 ウォーレン=グリーン指揮
ロンドン室内O
CD3
協奏曲
2つのマンドリンのためのト長調RV532
マンドリン協奏曲ハ長調
RV425/以上ビオンディ指揮、エウローパ・ガランテ
ヴァイオリン協奏曲ハ長調RV581「聖母マリア被昇天の祝日のために」
ビオンディ(ヴァイオリン)、イル・セミナリオ・ムジカーレ
フルート協奏曲ト短調RV439「夜」
協奏曲ト短調RV577「ドレスデンのオーケストラのために」
協奏曲ハ長調RV556「聖ロレンツォの祝日のために」
以上パロット指揮、タヴァナー・プレイヤーズ
CD4
カンタータ「去っておくれ、もはや去っておくれ」RV684
/リー・ラギン(カウンターテナー)、スタッブス指揮、テアトロ・リリコ
ソナタ-チェロと通奏低音のためのト短調RV42
ソナタ-2つのヴァイオリンと通奏低音のためのニ短調RV63「ラ・フォリア」
シンフォニア ロ短調RV169/
以上 メドラム指揮、ロンドン・バロック
グローリアRV637よりイントロダクション
サルヴェ・レジーナRV616
ミゼレーレRV641よりイントロダクション
以上 レーヌ(アルト)、イル・セミナリオムジカーレ
CD5
グローリアRV589
/ヴァン・エヴァラ(ソプラノ)、プレイス(メゾ・ソプラノ)、
ケイブル(コントラルト)、
パロット指揮、タヴァナー合唱団&プレイヤーズ
モテット「In furore」RV626
/チョーフィ(ソプラノ)、ビオンディ指揮 他
スターバト・マーテルRV621
/ダニエルズ(カウンターテナー)、ビオンディ 他
CD6
オペラ・アリア集
「離宮のオットー大帝」より2曲
/ルブランク、マクファッデン(ソプラノ)、リー・ラギン(カウンターテナー)、
スタッブス指揮、テアトロ・リリコ
「バジャゼット」より4曲
/ダルカンジェロ(バス・バリトン)、チョーフィ(ソプラノ)
ダニエルズ(カウンターテナー)、ジノー(メゾ・ソプラノ)、
ビオンディ指揮 他
子らよ主をたたえよRV600
/チョーフィ(ソプラノ)、ビオンディ指揮 他
「ジュスティーノ」より3曲
/デ・リージ(テナー)、ラベレ(ソプラノ)、
コンパラート(メゾソプラノ)、
カーティス指揮、イル・コンプレッソ・バロッコ
ヴァイヴァルディの多彩な魅力を名アーティスト達の演奏で

CZS-5002452 6枚組 \2780
100ベスト・キャロルズ
CD1
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
第1のノエル; Away in a manger; O little town of Bethlehem他全16曲
CD2
ケンブリッジ・クレア・カレッジ・シンガーズ
Shepherd's Pipe Carol(ラッター)
Angel Tidings(モラヴィア民謡)他全16曲
CD3
タヴァナー・コンソート、合唱団、プレイヤーズ
Methinks I see an heav'nly host(ビリングス) 他全14曲
CD4
名歌手によるキャロル 
The Little Drummer Boy他全3曲/キングズ・シンガーズ
マリアの子守唄(レーガー)他全3曲/バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
Tochter Zion, freue dich(ヘンデル)他全2曲/ヘルマン・プライ(バリトン)
Mary's Boy Child(へアストン)他全2曲/ウィーン少年合唱団
Il est ne, le divin enfant(フランス民謡)他全2曲
/ロベルト・アラーニャ(テナー)
王の行進曲(プロヴァンス民謡)他全3曲/木の十字架少年合唱団
クリスマス前夜(フンパーディンク)他全2曲/シュワルツコップ(ソプラノ)
クリスマスの十二日(イギリス民謡)他全3曲
/テ・カナワ(ソプラノ)、アラーニャ(テナー)、ハンプソン(バリトン)
CD5
God rest you merry gentlemen他全5曲/ハダースフィールド合唱協会
コヴェントリー・キャロル(16世紀イギリス)他全9曲/バッハ合唱団
カウボーイ・キャロル(ブロードハースト)他全3曲/ハレ合唱団
CD6 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ノエル!! ノエル!! ノエル!!(マコンチイ)他全17曲 
キングズ・カレッジ他によるキャロルの名曲集

CZS-5105682 2枚組 \1980
CLASSICAL 2008
参加予定アーティスト
サラ・ブライトマン、ナイジェル・ケネディ、ブリン・ターフェル、
レスリー・ギャレット、ルチアーノ・パヴァロッティ、マリア・カラス、
サラ・チャン、サイモン・ラトル、プラシド・ドミンゴ、ナタリー・デセイ、
ヴァネッサ=メイ、ポール・マッカートニー、ロランド・ヴィラゾン 他
詳細未定
クラシカルな話題曲、トップ・アーティストによる最新ヒット・コンピレー
ションのインターナショナル盤のご案内です。クロスオーヴァー系の楽曲も
多数含まれる予定です。ご期待ください。



<EMI CLASSICS>
DVBW-5048959(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第1夜、第2夜
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラフィーア」
ピアノ・ソナタ第2番Op.2-2
ピアノ・ソナタ第17番Op.31-2「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月17日、19日録音

DVBW-5048939(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第3夜、第4夜
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月21日、26日録音

DVBW-5048929(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第5夜、第6夜
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月29日、7月3日録音

DVBW-5048919(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第7夜、第8夜
(ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年7月4日、6日録音

DVBW-5048909(DVD-Video) 2枚組 \4500
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・マスタークラス
w/デイヴィッド・カドゥーチ-第16番第1楽章
w/サリーム・アブード・アシュカール-第21番「ワルトシュタイン」第1楽章
2 x DVD9 w/ラン・ラン-第23番「熱情」第1楽章
\3,000 w/シャイ・ウォズナー-第17番「テンペスト」第1楽章
w/アレッシオ・バックス-第29番「ハンマークラフィーア」第4楽章
w/ジョナサン・ビス-第30番第2楽章
2005年1月、シカゴ、シンフォニー・センターでの収録
巨匠バレンボイムの集大成ともなるベートーヴェンの全曲演奏
2005年6月-7月にバレンボイムの本拠地、ベルリンの国立歌劇場(ウンター・
デン・リンデン)にて8夜にわたり行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ
全曲演奏と先立ったシカゴでのマスタークラスの映像を今春発売のボックス
から分売の形でご案内します。いずれもアマレイ・ボックス、4Pブックレット

●バーバラ・ヘンドリックス・シリーズ
CZS-5046602 2枚組 \1450
ヘンドリックス/シャンソンとメロディ
ビゼー、シャブリエ、デュパルク、フォーレ、グノー、アーン、
マスネの作品集
詳細未詳

CZS-5046652 2枚組 \1450
ヘンドリックス/R.シュトラウス歌曲集
4つの最後の歌; 花束を編みたかったOp68-2; 
ささやけ、愛らしいミルテよOp68-3
おとめの花Op.22(4曲) 他 
w/フィラデルフィアO、サヴァリッシュ指揮 
セレナードOp.17-2; 万霊節Op.10-8; わが胸の想いのすべてOp21-1;
子守歌Op41-1; したわしき幻Op48-1 他 w/ゴトーニ(ピアノ)

CZS-5046752 2枚組 \1450
ヘンドリックス/オペレッタ・アリア、デュエット集
ヴィリアの歌-「メリー・ウィドウ」; チャルダーシュ-「こうもり」
恋人よ我に返れ-「ニュー・ムーン」 他 
フィルハーモニアO、フォスター指揮 他
インデアン・ラヴ・コール-「ローズ・マリー」
砂漠の歌-「砂漠の歌」;
わが心に君深く-「学生王子」 他 
w/キリコ(テナー)、フォスター指揮 他

CZS-5046802 2枚組 \1450
ヘンドリックス/エリントン&ガーシュウィン作品集
ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア
プレリュード・トゥ・ア・キス;
(ムード・インディゴ; イン・ア・センチメンタル・ムード
A列車で行こう 他
ス・ワンダフル; エンブレイサブル・ユー; 誰かが私を愛してる
私の彼氏;魅惑のリズム; アイ・ガット・リズム; サマータイム; 他
日本でも多数のファンを持つ最もチャーミングなソプラノ、ヘンドリックス
のオリジナル・アルバムを2CDでまとめました。
ブリリアント 12Pブックレット

●BRITISH COMPOSERS
CZS-5059092 2枚組 \2000
ブリテン:戦争レクイエム
ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、ティアー(テナー)、アレン(バリトン)
オクスフォード・クライスト・チャーチ少年合唱団、
バーミンガム市交響楽団 合唱団、
サイモン・ラトル指揮
ブリス: 朝の英雄たち
ウェストブルック(語り)、
ロイヤル・リヴァプール・フィル合唱団、管弦楽団
チャールズ・グローヴズ指揮

CDZ-5059162 \1000
ブリテン:チェロ交響曲
ブリッジ:オーレイション
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニエッタ、
リチャード・ヒコックス指揮

CDZ-5059212 \1000
マイケル・バークリー:Or Shall We Die
ハーパー(ソプラノ)、ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
ロンドン交響楽団、合唱団、 
リチャード・ヒコックス指揮
パターソン:ミサ・ブレヴィス
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、
アーウェル・ヒューズ指揮

CDZ-5059232 \1000
ルーサム:For The Fallen
Miniature Suite; The Psalm of Adonis; City in the West;
The Stole Child
フィアロン(ティンパニ)、シンフォニア合唱団、BBCノーザン・シンガーズ
ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド、 
リチャード・ヒコックス指揮


<EMI UK>
●CLASSICS FOR PLEASURE
CDZ-3933672 \1000
ベートーヴェン:「フィデリオ」ハイライツ
ドナート、デルネシュ、リッダーブッシュ、ラウベンタール、ケレメン
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、
ベルリン・フィル、カラヤン指揮

CDZ-3933682 \1000
ドリーブ:「ラクメ」ハイライツ
0メスプレ、ブール、ソワイエ、
オペラ・コミーク国立劇場合唱団、管弦楽団
ロンバール指揮

CDZ-3933762 \1000
グノー:「ファウスト」ハイライツ
デ・ロス・アンヘレス、ゲッダ、クリストフ、
パリ・オペラ国立劇場合唱団、管弦楽団、
クリュイタンス指揮

CDZ-3933692 \1000
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」ハイライツ
シュワルツコップ、メリマン、パネライ、シモノー、オットー、
フィルハーモニアO
カラヤン指揮

CDZ-3933702 \1000
プッチーニ:「蝶々夫人」ハイライツ
0スコット、ベルゴンツィ、パネライ、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
バルビローリ指揮

CDZ-3933712 \1000
プッチーニ:「トゥーランドット」ハイライツ
カバレ、カレラス、フレー二、プリシュカ、ライン・オペラ合唱団、
(ストラスブール・フィルO、
ロンバール指揮

CDZ-3933722 \1000
R.シュトラウス:「ばらの騎士」ハイライツ
テ・カナワ、フォン・オッター、ヘンドリックス、リドル、
グルントヘーバー、リーチ、
ドレスデン・シュターツカペレ、
ハイティンク指揮

CDZ-3933732 \1000
ヴェルディ:「アイーダ」ハイライツ
ニルソン、コレッリ、バンブリー、セレーニ、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
メータ指揮

CDZ-3933742 \1000
ヴェルディ:「ナブッコ」ハイライツ
スコット、オブラツォヴァ、マヌグエラ、ギャウロフ、
アンブロジアン合唱団 フィルハーモニアO.
ムーティ指揮

CDZ-3933752 \1000
ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」ハイライツ
コレッリ、トゥッチ、シミオナート、メリル、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
シッパース指揮


<EMI CLASSICS>
CZS-5062432 69枚組+1CD-ROM \82500
カラス/コンプリート・スタジオ・レコーディングス-
デラックス・エディション(限定盤)
CZS-3959182で発売カラスの全セッション録音を収録したボックスのデラック
ス盤のご案内です。胡桃ばり木製ボックス、CDはジュエルケースX14、ブリリ
アント・ボックスX20 3CDマルチパックX5のケース入り、ハードカヴァーの
80Pブックレット(CD-ROMを収納)、カラスの写真プリントX5など超豪華装丁
です。

<VIRGIN CLASSICS>
VC-3951472 \1980
ブラームス:
二重協奏曲(ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための)イ短調Op.102
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)、ゴーティエ・カプソン(チェロ)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団、
チョン・ミュン=フン指揮
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
ポール・メイエ(クラリネット)
カプソン四重奏団(ルノー・カプソン/ヴァイオリン、アキ・ソーリエル/
ヴァイオリン、ゴーティエ・カプソン/チェロ、ベアトリス・ミュティル
/ヴィオラ)
07年春、カプソン兄弟はマーラー・ユーゲントOとヨーロッパ・ツアーを行い
その中で4月この録音を完成。メイエを迎えてのクラリネットQも興味深い顔
合わせです。20Pブックレット

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07-09 No.19

2007年09月20日 12時13分44秒 | Weblog
<CASCAVELLE>
VEL 3105 \2080
アレヴィ:「シャルル6世」
マイヤベーア:「ディノーラ」
オーベール:「ハイデ」
からのアリア,場面
イザベル・フィリップ(S)
ミケル・オルテガ(指),オリヴィエ・オプデベック(指),
ミシェル・スヴィエルシェヴスキ(指),
フランス・アルベリック・マニャール管弦楽団
録音:2004,2005年、コンピエーニュ
アレヴィ、マイヤベーア、オーベールという、19世紀半ばのフランスオペラ
を代表する3人珍しい録音が登場しました。マイヤベーアの「ディノーラ」
のアリア“影の歌”は非常に有名ですが、あとはどれも文献でしか知らない
ような作品ばかり。このCDには、アレヴィの「シャルル6世」から2曲(約30
分)、「ディノーラ」から影の歌を含む3曲(約20分)、そしてオーベールの
「ハイデ」から、短い序曲を含めて4曲(20分強)と、それぞれのオペラをた
っぷり聞かせてくれます。イザベル・フィリップは、コンピエーニュのアイ
ドルといってよいほど活躍しているソプラノ。まだ地方劇場が中心とはいえ、
フランスオペラでの評価が抜群。加えて高度なコロラトゥーラ技術で「ナク
ソス島のアリアドネ」のツェルビネッタなども得意としています。

VEL 3098 2枚組 \2850
グノー:「ミレイユ」
ダニエル・ボルスト(S ミレイユ) クリスティアン・パピ(T ヴァンサン)
マルセル・ヴァノ(Br ウリア) ベルナルデット・アントワーヌ(Ms タヴェン)
ジャン=フィリップ・クルティス(Bs ラモン) 川道博子(S ヴァンスネット)
ほか
シリル・ディードリヒ(指)
ランコーントル・ミュジカル管弦楽団
録音:1993年11月,ローザンヌ
旧VEL 1048の再発売。グノーのオペラでは、「ファウスト」,「ロメオとジュ
リエット」に次いで人気の高い「ミレイユ」ですが、全曲盤はごく僅か。
その貴重な一つがお買得になって再発売です。





<harmonia mundi>
HML 5908236 2枚組 \3780
豪華ブック仕様(84ページ)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
【CD1】協奏曲RV401ハ短調、RV417ト短調、RV423変ロ長調、RV405ニ短調*、
RV400ハ長調、 RV419イ短調、RV415*
【CD2】協奏曲RV420イ短調、RV408変ホ長調、RV411ヘ長調、RV407ニ短調、
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲「プロテウス」RV544ヘ長調、
RV421イ短調、ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲RV561ハ長調
ロエル・ディールティエンス(Vc&指、ピッコロ・チェロ*)、
アンサンブル・エクスプロラシオン
録音:【CD1】1997年 【CD2】2001年
朝日試聴室推薦、レコード芸術特選ときわめて高い評価を得た、ディールティ
エンス率いるアンサンブル・エクスプロラシオンによるヴィヴァルディの名
盤が豪華ブックCD仕様で復活です。ディールティエンスは、今年のラ・
フォル・ジュルネ音楽祭にも来日し、その長身と、優しげな風貌でファンを
魅了しました。演奏でも民族色のあるプログラムを興味深く聴かせてくれま
した。ここに収められているのは、音楽史上初めて、チェロがソロの楽器と
して活躍するように書かれた協奏曲集。ヴィヴァルディというと、どれも同
じような曲、というイメージあるかもしれませんが、あらためて聴いてみる
とそのヴァラエティの豊かさは圧倒的。RV405ニ短調のデモーニッシュな冒頭
と、続くチェロのソロで奏でられる美しい旋律、RV415ト長調協奏曲のター
フェルムジークを思わせるきらびやかな音世界・・・どこをとっても瑞々し
い喜びと美しさに満ちています。ヴィヴァルディが活躍した頃のヴェネツィ
アについての興味深い文章や、当時の絵画がフルカラーでふんだんに収めら
れていて、パラパラとめくってながめているだけでも見ごたえ充分の内容と
なっています。

HML 5908224 2枚組 \3780
豪華ブック仕様(140ページ)
【CD1】ラブレーの楽しい集い(HMC 901453)
 セルミジ:決して豚は食わないぞ、アンリ・フレノー:愛の溜息、
歓喜の思いよ他全26曲
【CD2】ルネサンス時代フランス・フランドル楽派の酒歌(HMC 901729)
 クレメンス・ノン・パパ:食膳の祈り、
デカレッラ:トゥールで聖マルタンの祭日に、
 セルミジ:アウ、アウ、アウ、俺は飲むぞ、
ルロワ:馬の足のアルマンド他全21曲
ドミニク・ヴィス&クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
元祖チョイワルカウンターテナー、ドミニク・ヴィス率いるクレマン・ジャ
ヌカン・アンサンブルの楽しい2枚が豪華ブックCDで再登場。演技達者な
面々が揃っているだけに、特にCD2の宴の音楽など、思わず立ち上って踊り
だしたくなるような楽しさ。中世の宮廷の雰囲気から、教会音楽の荘厳さ、
さらには一般の市民が集う酒場の喧騒にいたるまでがこの2枚にギュギュっ
と詰まっています。それにしても彼らの表現の多様なことといったら、オル
ガンのレガールのような音から、鳥の声、酒に酔ってダミ声で騒ぎ立てる中
年女、カエルの鳴き声・・・すべてこれが声だなんて!今さらながら驚きで
す。ゴスペラーズやラグ・フェアが活躍するずっと前から、クレマン・ジャ
ヌカンの面々はこんなにも鮮烈なことをやってのけていたのです。体験した
ことのない人は是非聴いてみていただきたい豪華CDとなっております。注目
すべきは当時の料理のレシピ集。「雉のオレンジ・ソース添え(ゲーム)」で
は、羽毛のむしり方から始まり事細かに伝授。さらには白鳥やクジャクのし
め方、と思いきや、色々なスパイスも加えられてヒトクセあって美味しそう
なアップルパイや、牡蠣のシチューなんていうのまで載っています。
※全ての料理は、細かな分量が指定されていないので、思い思いの分量でお
試しください。きっと中世人になれますよ。





<Profil>
PH 07006 \2180
モノラル
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
(2)同:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
[アンコール]
(3)シューベルト:即興曲集Op.142 D.935より第3番 変ロ長調
(4)ショパン:練習曲第14番ヘ短調Op.25-2
(5)シューマン:森の情景より予言の鳥Op.87-7
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調KV.331よりトルコ行進曲
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
1970年、ヘルムート・メルヒェルトはバックハウス未亡人からここに聴くピ
アノ・リサイタルが収められた4つのレコードおよびテープを受け取りまし
た。これらは“サンプル録音”としるしを付けられた段ボール箱に入れられ、
彼女の家の地下室に保管されていたものです。
バックハウスといえば、真っ先に思い浮かぶのがベートーヴェン。メインの
ソナタ2曲はおそらく初出で、なかでも「ハンマークラヴィーア」は1952年
録音がこれまで唯一無二のものとされてきただけに、このたびのライヴの価
値ははかりしれません。アンコールはデッカのアナログ復刻で別レーベルよ
り出ていたこともありますが、良好な復刻がうれしいところ。こうしていま、
広範囲な調査および復刻作業によって、このかけがえのないドキュメントお
よびこの類稀なるピアニストの肖像が日の目をみることとなりました。




<haenssler>
98 502 \2080
ファゴット・レボリューション
フート:「大きな古時計」による変奏曲
グレン・グールド:ファゴットソナタ
ビゼー:初見用小品
マスネ:初見用小品
エルガー:ロマンス 作品62
フチーク:小言親父(おどけたポルカ)作品210
グリエール:即興曲とユモレスク 作品35
ニーノ・ロータ:トッカータ
ロベール・カサドシュ:2つの小品 作品61
チェレプニン:ソナチネ・スポーティヴ 作品63
ラトハウス:道化役者
ロイド=ウェッバー:ノーシントンの牧場
工藤淳子(Fg)、白石光隆(Pf)
録音:2004年4月14日、8月2日、10月21日/キング関口台第1スタジオ
キングインターナショナル「たまゆらレーベル」から2005年2月にリリースさ
れ、朝日新聞朝刊でも紹介されるなど、ヒットとなった「ファゴット・レボ
リューション」がヘンスラー社の目にとまり、同社より世界発売されること
になりました。
管楽器の中でも馴染みの薄いファゴット。そこでファゴットの意外なオリジ
ナル曲を集め、その魅力を存分に味わっていただくために企画したアルバム。
とぼけてユーモラスなフチークから、真摯なエルガーとマスネ、流麗なグリ
エール、ピアノとスポーツ合戦を行なうチェレプニン、あの「大きな古時計」
に基づく華麗な変奏曲まで多士済々。大ピアニストのグールド、カサドシュ
の珍品も注目。この楽器の底知れぬ表現力とカッコ良さに目を開かされます。
白石光隆が美しい音色で絶妙なサポートしているのも特筆。
工藤淳子は1978年 福岡県生まれ。2001年 東京芸大器楽科を卒業。ファゴッ
トを菊地保、岡崎耕治に師事。現在フリーランサーとしてオーケストラ、室
内楽等で活動中の腕もたち容姿も端麗な逸材。





<Calliope>
CAL 9370 \2180
ショスタコーヴィチ:
(1)ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 Op.8
(2)同第2番ホ短調 Op.67
(3)ブロークの詩による7つの歌 Op.127
エフゲニヤ・グレーコヴァ(Sop)、ヤコフ・カスマン(Pf)、
ペトル・マツェチェク(Vn)、ペトル・プラウセ(Vc)
ショスタコーヴィチはピアノ・トリオの形態による作品を3篇残しています
が、それぞれが彼の初期、壮年期、晩年という3つの時期に書かれ、異なっ
た作風と音楽観を示しています。注目は1997年ヴァン・クライバーン・コン
クール2位の鬼才カスマンのピアノ。恐ろしいまでの説得力に驚かされます。
「ブロークの7つの歌」で独唱を務めるロシアの新進オペラ歌手グレコー
ヴァは、シュワルツコップの教えも受けた逸材です。





<HUNGAROTON>
HCD 32445 \2080
グリーグ:
(1)ノルウェー舞曲集Op.35
(2)2つの交響的小品Op.14
(3)2つのノルウェーの旋律Op.63
(4)通りゆく婚礼の行列Op.19-2
(5)ワルツ・カプリスOp.37
(6)古いノルウェーのロマンスと変奏Op.51
デュオ・エグリ&ペルティス【モニカ・エグリ、アッティラ・ペルティス
(ピアノ・デュオ)】
録音:2006年4月21-28日フンガロトン・スタジオ
2台のピアノが対面で合体した形に特徴があるプレイエル社のダブル・グラ
ンドピアノ。現存数が極めて少ないこの楽器による演奏で評判となっている
デュオ・エグリ&ペルティス。最新アルバムはアニヴァーサリーにふさわし
くグリーグの作品集。自身すぐれたピアニストでもあり、また全10巻からな
る抒情小曲集に代表される数多くの作品が物語るように、ピアノ曲は歌曲と
並んでつねに創作の中心にありましたが、デュオ作品ともなると貴重。グリ
ーグのほとんど全作品を録音しているBISにさえないほど。のちに管弦楽編曲
されてポピュラーになったOp.35、交響曲ハ短調の中間2楽章の編曲版である
Op.14など大半が網羅された当アルバム、これまでありそうでなかっただけ
にたいへん価値あるリリースといえます。





<audite>
=マンデルリング・カルテットによるシューベルト全集シリーズ=
AU 92507(SACD-Hybrid) \2580
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
(2)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D.87
マンデルリング四重奏団
録音:2003年
メンバーのうち3名までが身内という強みで緊密なアンサンブルを聴かせる
マンデルリング四重奏団。シューベルト・チクルスの第1集にあたる「死と
乙女」と第10番は通常盤CD(AU.97507)でリリース済みの内容ですが、第2集
の「ロザムンデ」&第11番(AU.92524)、第3集の第9番&第15番(AU.92552)に
合わせて、新たにSACDハイブリッド仕様での登場となります。もとより優秀
録音で知られるauditeですが、美しく伸びやかな弦の魅力がいっそう引き立
ちます。




<naive>
V 5028 2枚組 \4600
ルディ・シュテファン(1887-1915):歌劇「最初の人類」
(作曲:1909-14年、オットー・ボルングレーバー原作のエロティックな神秘
劇に基づく、1920年7月1日初演)
ミッコ・フランク(指)
フランス国立管弦楽団
ナンシー・グスタフソン(S チャヴァ)、フランツ・ハヴラタ(Bs アダム)、
ヴォルフガング・ミルグラム(T チャベル)、
ドニー・レイ・アルベルト(Br カイン)
将来を嘱望されながら、28歳という若さで惜しくも戦死したルディ・シュテ
ファンによるオペラです。舞台は春の荒れた大地。アダムとチャヴァの夫婦
がいて、チャベルとカインはその息子。アダムはまじめに農業に従事して熱
心に働いている。チャベルは毎日祈りを捧げる敬虔な息子ですが、一方のカ
インは、その正反対で、さながら歩く煩悩といった人物。生贄の子羊を神に
捧げる儀式もそこそこに、女性の姿を求めて荒野の果てまで駆けて行ったり、
はては自分の母親に迫ったり・・・。おそらくは聖書の天地創造のその後に
ついての創作ですが、最後はアダムの「多くの人物が現われてはカインのよ
うなことをするだろう、そしてこの果てしない世界の中を嵐のように駆け巡
るだろう、しかし、星々もまた彼と同じように現われ、彼と同じように光を
放ち、この安らぎのない世界における永遠の帆のように立ち続けるだろう」
という暗示的な台詞で終わります。物語はあまり救いのない感じですが、つ
けられた音楽はいたって感情豊か、官能的で、後期ロマンから新ウィーン楽
派のごく初期にかけての、ドロドロ濃厚の世界。
キャストは、日本でも小澤の第九などで来日しているフランツ・ハヴラタ、
つい最近もロリン・マゼール率いるトスカニーニ交響楽団とともに来日した
ナンシー・グスタフソンをはじめ、豪華な面々。彼らをまとめるは、ミッコ
・フランク。深い読み込みで、この複雑なストーリーとからみあう音楽を見
事にときほぐして聴かせてくれます。

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07-09 No.18

2007年09月19日 11時25分43秒 | Weblog
★第13回真空管オーディオフェアのお知らせ★
10月6日・7日の2日間、秋葉原の損保会館において行なわれる催しに、当店が
出店を行なう事になりました。当店オリジナル企画のダイレクト・トランス
ファーCD-Rの販売を行ないます。また、復刻を行なった新 忠篤氏の講演や、
今回のメールマガジンでご紹介しているトスカニーニのXRCDに関連した講演
(詳細はまだ不明ですが)なども予定されておりますので、お時間がござい
ましたら足をお運び下さい。

詳細:http://www.kankyuu-fair.jp/

==================================

★★★グッディーズ・オリジナル企画・2007年11月新譜1タイトル★★★
6月で100タイトルを発売いたしましたが、今月は1タイトルの追加発売です。
この音源はすでに78CDR-1004で、HIS MASTER'S VOICEの盤を使用して復刻
済みですが、今回はアメリカRCA VICTOR盤を使用して復刻を行ないました。
SPレコードは後のテープ録音と違って、各国のマスターの音質は基本的に
違いはありませんが、主に盤の材質によって音質が大きく変わっています。
各国の盤の優劣が論じられる事もありますが、ここは2枚の音質の違いを
実際にお楽しみいただければと思います。

発売予定:2007年10月下旬
価格:\1500
●10月6日-7日の真空管オーディオフェア会場で、特別先行販売を行ないます。

★アメリカRCA VICTOR盤からの新復刻
78CDR-1100
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パブロ・カザルス(チェロ)
米 RCA VICTOR 16015/16020 (Set DM 611)
(1936年11月23日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲
ずつ録音された。この第2番と第3番はアルバムの第1巻として発売された。
この2曲だけがアビー・ロードでの録音。他の4曲は1938年と1939年に録音さ
れた。この2曲を聴くとLP初期のシュタルケルによるコダーイ:無伴奏チェロ
・ソナタ(Period)が血の通わない録音にきこえる。それほどカザルスのこの
2曲は生々しく迫ってくる。1930年の半ばにしてEMIの録音技術は完成してい
た。ノイズの少ない米RCA VICTOR盤からの復刻。英 HIS MASTER'S VOICE盤
からの復刻は78CDR-1004で出ている。

==================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Gimell>
CDGIM 208 2枚組(1枚価格) \2180
タリス・スコラーズ-ウィリアム・バードを歌う ――
W・バード:5声のミサ曲/4声のミサ曲/3声のミサ曲/モテトゥス《アヴェ
・ヴェルム・コルプス》/モテトゥス《われは不幸なり》/目覚めていて/
悲しみと不安が/怒りたもうな/導きたまえ、おお主よ/グレート・サー
ヴィス(大礼拝曲)/おお主よ、御身のしもべエリザベスが/おお神よ、高慢
なる者らが/神に向かいて喜びもて歌え
ピーター・フィリップス(指揮)、
タリス・スコラーズ
王室礼拝堂の音楽家としてイギリス国教会のために作曲を行いながらも、カ
トリック教徒としての立場と信仰を貫き通したイギリス・ルネサンスの巨匠
ウィリアム・バード。
イギリス国教会のために書かれた「グレート・サーヴィス(大礼拝曲)」や「3
つのミサ曲」、ラテン語による「モテット」、英語による「アンセム」はバ
ードの作品としてだけでなくこの時代の宗教曲を代表する傑作として非常に
名高い。
特にタリス・スコラーズの歌うバードの作品はデュークスベリー大聖堂での
歴史的名演奏に代表されるように、アレグリの「ミゼレーレ」やパレストリ
ーナ、ジョスカンなどと並ぶ名演として絶賛を博し続けている。
また現在ギメル(Gimell)からリリースされているバードの作品集には収録さ
れていない「モテトゥス《われは不幸なり》」を聴けるのもこのベスト盤の
大きな魅力である。




<TRITO>
TD 0031 \2450
ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ
フォーレ(1845-1924):
組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80/パヴァーヌ Op.50
ビゼー(1838-1875):交響曲ハ長調
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
カダケス管弦楽団
録音:2006年1月12-13日、スペイン、パンプローナ、エル・バルアルテ・
ホール、ライヴ
これまで「カダケース管弦楽団」と表記してまいりましたが、通例に従い
「カダケス管弦楽団」と改めます。

TD 0032 \2450
3つの交響曲
ヘスス・トレス(1965-):交響曲(2005)(*)
ダビッド・デル・プエルト(1964-):
交響曲第1番「ボレアス(北風の神)」(2004)(+)
ヘスス・ルエダ(1961-):交響曲第1番「迷宮」(2000)(#)
エイドリアン・リーパー(指揮(*))
スペイン国立放送交響楽団(*)
サカリ・オラモ(指揮(+))
フォンランド放送交響楽団(+)
エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮(#))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
録音:2005年10月、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ(*)
2005年1月、スペイン、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア、
アルフレード・クラウス・ホール、ライヴ(+)
2000年8月、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ(#)

TD 0033 \2450
フェルナンド・ソル(1778-1839):フォルテピアノ四手連弾作品集
3つのワルツ第2集(1815-1818)/同第6集(1819)
同第4集(1820)/同第10集(1822-1823)
ソナタ、いくつかのスウェーデンの歌による連弾曲(1815-1818)
3つのワルツ第7集(1820)/同第8集(1822)
同第3集(1819)/同第5集(1819)
ジュゼプ=マリア・ロジェ、ハラダ・ルミコ(フォルテピアノ)
録音:2003年12月、スペイン、パルマ・デ・マヨルカ銀行財団ホール
ロジェは CANTUSレーベルにソルのピアノ独奏作品集を録音していました。

TD 0035 \2450
マヌエル・ガルシア・モランテ(1937-):カタルーニャ民謡集
(全34曲)
イレーネ・マルティネス=ロカ(ソプラノ)
マヌエル・ガルシア・モランテ(ピアノ)
録音:2006年8月、スペイン、カペヤーデス、パーペ・デ・ムジカ・ホール

TD 0036 \2450
【再発売】
ホルンとヴァイオリンを伴って 18世紀カタルーニャの管弦楽作品集
ドメネク・テラデーヤス(1711-1751):
オペラ「認められたジュゼッペ」序曲(1736)
ジュゼプ・ドゥラン(1726-1802):序曲ヘ長調(1760頃)
ジュゼプ・プラ(1728-1762)、ジュアン・プラ(1720頃-1775頃):
2つのオーボエのための協奏曲ニ長調 IV-1(1754頃)
マヌエル・プラ(?-1766):序曲ヘ長調(1757)
ジュゼプ・ドゥラン:序曲ニ長調(1788)
カルレス・バゲール(1758-1808):交響曲第2番ハ短調(1790)
フェルナンド・ソル(1778-1839):交響曲第3番ヘ長調(1804)から ラルゴ
セバスティアン・ヒメーノ、マヌエル・アングーロ(オーボエ)
ジュアン・ユイス・モラレーダ(指揮)
カペラ・ビドゴスティエンシス
録音:2004年2月18-20日、ポーランド、ビドゴシュチ、
ポモジェ・イグナツィ・パデレフスキ・フィルハーモニー大ホール
TD 0019の番号変更再発売。ポーランドの室内管弦楽団による演奏。

TD 0030 \2180
シャビエ・モンサルバーチェ(1912-2002)
子供のための音楽劇「ノアの不思議」(ダビッド・ネッロ台本)(*)
子供のための音楽劇「月旅行」
(サルバドー・ブロトンス編曲/ジョゼプ・マリア・エスピナス台本)(+)
クリスティーナ・セルビア、ダビッド・プラナス、ダビッド・ネッロ(声優)
エウジェニア・ガスーイ(ピアノ(*))
ミゲル・オルテガ(指揮(+))
カダケス管弦楽団アンサンブル(+)
収録時間33分ほどです。あらかじめご了承ください。

TD 0037 \2180
シャビエ・トラス/ダビッド・ピント台本:
ミュージカル「シャーロック・ホームズと赤犬クラブ」(カタラン語)
リディア・リヌエーザ(ナレーション)
ラッジギャグズ劇団(声優)
シャビエ・トラス(指揮)
ヘカテロス管弦楽団
収録時間42分ほどです。あらかじめご了承ください。





<Serenade(CD-R)>
SEDR-5012 \2300
トスカニーニ/ファイナル・コンサート、1954年4月4日
リヒャルト・ワーグナー:
(1)歌劇「ローエングリン」第1幕前奏曲
 "Lohengrin" Prelude Act 1
(2)楽劇「ジークフリート」より森のささやき
 "Siegfried"-Forest murmurs
(3)楽劇「神々のたそがれ」より夜明けとジークフリートのラインへの旅
 "Gotterdamerung"-Dawn and Siegfried's Rhine Journey
(4)歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナーレ
 "Tannhauser" Overture and Bacchanale
(5)楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
 "Die Meistersinger von Nurnberg" Prelude Act 1
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、
NBC交響楽団
Recorded: 4 April 1954, Carnegie Hall, New York
Source: CLS RPCL 2033(Italy)
このディスクはトスカニーニの生涯最後の演奏会をすべて収録したものであ
る。この演奏会の「タンホイザー」序曲とバッカナーレの途中、トスカニー
ニは記憶障害を起こし、そこで演奏が中断されるというショッキングな出来
事が起きたため、トスカニーニは引退を決意したと言われている。この演奏
会はよく知られているようにステレオでも収録されているが、そのステレオ
版にはその空白の時間が収められていない。しかし、ベン・グラウアーのア
ナウンスにより生中継されたラジオ放送は、音声そのものはモノーラルでは
あるが、この空白の時間が克明に記されている。それは突然襲ってくる。長
い沈黙のあと、グラウアーが"Due to operation difficulties, there is a
temporary pause of our broadcast from Carnegie Hall" (技術上の不手際
により、ただいまカーネギー・ホールからの放送が中断しています)と言い、
一瞬だが調整室のスタッフが凍り付いているような緊張感も伝わってくる。
そして、急きょトスカニーニ指揮のブラームスの交響曲第1番の冒頭部分が
流され、しばらくするとようやく舞台上の音声に切り替わり、音楽は再び何
事もなかったかのように進んでいく。(表紙の写真はその空白の瞬間を捉えた
ものと言われている。)(平林 直哉)

SEDR-5010 \2300
ベートーヴェン:
交響曲 第2番 ニ長調、作品36
カール・シューリヒト指揮、
ベルリンRIAS交響楽団
交響曲 第7番 イ長調、作品92
オットー・クレンペラー指揮、
スイス・ロマンド管弦楽団
Recorded:
第2番 19 November 1953, Berlin
第7番 6 March 1957, Victoria Hall, Geneva
Source: Movemanto Musica (Italy) 08.001
1981年にMovimento Musicaから発売された9人の指揮者によるベートーヴェ
ンの交響曲全集は一部のマニアでは話題となった。その内訳は、第1番=フル
トヴェングラー、第2番=シューリヒト、第3番=ワルター、第4番=ベーム、
第5番=E.クライバー、第6番=ヨッフム、第7番=クレンペラー、第8番=ク
ナッパーツブッシュ、第9番=カラヤンであり、音源としても当時大半が初
登場となるものだったと記憶する。しかし一方で、特定の指揮者のファンが
手を出し辛いということもあったようで、その全貌を知る人もまたそれほど
多くはなかった。この全集の音源はその後他レーベルからも発売されている
が、全体的な音質は思った以上に優れていたことである。
その中ではこのシューリヒト指揮の第2番とクレンペラーの第7番は他の復刻
盤も少なく(クレンペラーはこのLPが唯一?)、貴重である。なお、第7番のデ
ータは全集LPの解説書には「1955年3月4日、ローザンヌ」とあるが、"Otto
Klemperer his life and times Volume 2 1933-1973"(Peter Heyworth,
Cambridge University Press)の巻末にあるディスコグラフィによると(ディ
スコグラフィはマイケル・グレイの制作)、このディスクの表記が正しいとい
う。(平林 直哉)

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07-09 No.17-1

2007年09月16日 14時24分25秒 | Weblog
<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72171 \2180
グリーグ、エルガー、シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための音楽
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
エドワード・エルガー(1857-1934):ため息 Op.70
ジャン・シベリウス(1865-1957):ユモレスク Op.87 No.2/同 Op.89 Nos.2,4
エドワード・エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2007年2月8-10日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
オランダの名手、イザベル・ファン・クーレン(1966年生まれ)とロナルド・ブ
ラウティハム(1954年生まれ)による最新録音です。

CC 72176 \2180
スペシャル・アレンジメンツ
アストル・ピアソラ(1921-1992)/ホセ・ブラガート編曲:天使の死
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲ヘ長調
ショスタコーヴィチ(1906-1975):アダージョとアレグレット
ドヴォルジャーク(1841-1904):/クライスラー編曲:
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.2 No.3
ルイス・ヒアネオ(1897-1968):「クレオールの曲集」から ケチュア族の哀歌
シューベルト(1797-1928):楽興の時 Op.94 No.3
フランシスクス弦楽四重奏団
ダイアナ・モリス、パメラ・クービク(ヴァイオリン)
フランク・ブラッケー(ヴィオラ) セバスティアン・ファン・エック(チェロ)
録音:2006年7月3-4日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ
原曲から弦楽四重奏曲のために編曲された作品を集めたアルバム。編曲者名表
記のない楽曲は作曲者自身、または出版者の意思による不詳編曲者の手になる
ものです。

CC 72178 \2180
タンゴ・ロマンス
アストル・ピアソラ(1921-1992)/ホセ・ブラガート編曲:
ブエノスアイレスの四季/忘却/ル・グラン・タンゴ
ホセ・ブラガート(1915-):ミロンタン
アストル・ピアソラ/ホセ・ブラガート編曲:革命家/天使の死
デヴィフ・トリオ  ハンナ・デヴィフ(ピアノ)
サラ・オーツ(ヴァイオリン)
ヤスパー・ハフェラール(チェロ)
録音:2007年2月19-21日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ

CC 72179 \2180
ブクステフーデ&Co.
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
ソナタ ヘ長調 から シャコンヌ
マティアス・ヴェックマン(1619頃-1674):ソナタ第9番
ディートリヒ・ベッカー(1623-1671):3声のソナタ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ニ長調 BuxWV267
マティアス・ヴェックマン:ソナタ第6番
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
ヨハン・タイレ(1646-1724):4声のソナタ
ディートリヒ・ブクステフーデ:
宮廷風アリア BuxWV247/ソナタ第4番 Op.2 BuxWV262
マティアス・ヴェックマン:ソナタ第8番/同第5番
チェチーチア・コンソート  
フィオナ・ラッセル(コルネット[ツィンク]、コルネッティーノ)
アダム・ウールフ(テナー・トロンボーン)
ウォーター・フェルスフーレン(ドゥルツィアン)
カトリン・コック(チェンバロ、オルガン)
アナベル・フェルディナンド(ヴァイオリン)
録音:2006年11月10-11、13日、オランダ、メインスヘーレンラント、ラウレ
ンティウス教会
トン・コープマンによる全作品録音で注目が集まっている中期ドイツ・バロッ
クの大作曲家ブクステフーデと、その周辺の音楽家たちの作品で構成されたア
ルバム。ブクステフーデがリューベックの聖マリア教会で主宰した演奏会「ア
ーベントムジーク」の気分を味わえそうです。




<NUMERICA>
NUM 1149 \2080
宮廷演奏会 19世紀ポルトガルの音楽
ジョゼ・マリア・リバス(1796-1861):
フルートとピアノのための幻想曲イ長調(*)
ジョゼ・フランシスコ・レアル(1841-1894):今夜(+)
ジョアキン・マヌエル・ダ・カマラ:メランコリー(+)
シギスムント・ノイコム(1778-1858):
フルートとピアノのための幻想曲「恋人」(*)
不詳:同情から愛は生まれる(ベッリーニの主題による)(+)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):
パイジェッロの主題による幻想曲 Op.6
ガブリエル・フェルナンデス・ダ・トリンダーデ(1790-1854):天への感謝(+)
不詳:それは私に、運命によって(+)
ジョゼ・マリア・ダ・シルヴァ:フルート・ソナタ ト長調(*)
エレーナ・マリーニョ(フォルテピアノ)
ペドロ・コウト・ソアレス(フルート(*))
ルイ・タヴェイラ(テノール(+))
録音:ヌメリカ・スタジオ
ピリオド楽器による演奏。

NUM 1151 \2080
二つの世界 バロックと20世紀のギター音楽
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750):幻想曲ニ短調
カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ イ短調(S.K.No.74)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
アンダンテ・カンタービレ イ長調 K.209 L.428/
アレグロ イ長調 K.208 L.238
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 より シャコンヌ
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):レバント組曲
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):前奏曲/バレート
レオ・ブローウェル(1939-):舞踏礼賛
ジェラルド・ガルシア(1949-):5つのケルトの小品
カルロス・セーザル・クーニャ(ギター)
録音:ヌメリカ・スタジオ
カルロス・セサル・クーニャは1974年ポルト近郊ガイア生まれのポルトガルの
ギタリスト。

PS 5007 2枚組 \3560
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ協奏曲集
第2番ヘ短調 Op.3/第4番ニ長調 Op.12
第3番ト短調 Op.7/第1番変ホ長調 Op.2
ネッラ・マイッサ(ピアノ)
クラウスペーター・ザイベル(指揮)
ニュルンベルク交響楽団





<SOMM>
SOMMCD 065 \2180
ニコラス・モー(1935-):弦楽四重奏曲第3番(1994)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
弦楽四重奏曲第3番 Op.94(1975)/3つのディヴェルティメント(1936)
コウル弦楽四重奏団
ロジャー・コウル、フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)
グスタヴ・クラークソン(ヴィオラ) ニコラス・ロバーツ(チェロ)
録音:2005年11月8-9日、バーミンガム、聖ポール教会

SOMMCD 067 \2180
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(*)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65(*)/無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)
ジェレミー・ヤング(ピアノ(*))
モスクワ生まれ、1966年の第3回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部
門優勝、1980年以来ロンドンに居を構えているカリーネ・ゲオルギアンが登
場。彼女の師であるロストロポーヴィチに献呈されたブリテンの2曲と、お国
ものショスタコーヴィチ。ゲオルギアンの脂の乗りきった演奏が期待できます。

SOMMCD 069 \2180
エドワード・エルガー(1857-1934)/
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933)編曲:
交響曲第1番(ピアノ独奏版)
アラン・ブッシュ(1900-1995):ピアノ・ソナタ Op.2(*)
マーク・ベビントン(ピアノ)
録音:2006年8月、バーミンガム・シンフォニー・ホール
エルガーの生誕150年記念盤。オルガン作品で知られるドイツの作曲家カルク
=エーレルトが、イギリスの大作曲家エルガーの交響曲のピアノ・トランスク
リプションを残していたとは少々意外。2台や4手連弾ではなくソロ版なので、
ピアニストの力量が問われそうです。イギリスの作曲家ブッシュの(*)は世界
初録音。




<CRD>
CRD 3521 \1780
モーツァルト(1756-1791):
弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174/同第3番ハ長調 K.515
弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174 から
メヌエット(第3楽章初稿),アレグロ(第4楽章初稿)
チリンギリアン弦楽四重奏団
レヴォン・チリンギリアン、チャールズ・セウォート(ヴァイオリン)
スージー・メーシャーロシュ(ヴィオラ) 
フィリップ・デ・グロート(チェロ)
井上祐子(ヴィオラ)
録音:2005年11月8-10日、英国サフォーク州ウェスルトン、ポッター・ホール
モーツァルトは1773年、ミヒャエル・ハイドンの弦楽五重奏曲の新作に触発
されて第1番を書き上げましたが、ミヒャエル・ハイドンのさらなる新作を聴
いて曲後半の書き直しを決意しました。当盤には書き直し前の初稿による演
奏も収録されています。

CRD 35112 2枚組 \2670
【再発売】【特別価格】
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):チェンバロ作品全集
組曲イ短調(1706)(*)/組曲ホ短調(1724)(+)/組曲ニ短調・長調(1724)(#)
組曲イ短調(1728)(+)/組曲ト長調・短調(1728)(#)
コンセールからの小品集(1741)(*)/皇太子妃(1747)(*)
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
録音:英国オックスフォードシャー州スウィンコム、聖ボトルフ教会(*)
英国オックスフォードシャー州ダンズトゥー(+)
英国ケント州アッパーハーダーズ、聖ピーター&ポール教会(#)
使用楽器:1972年、クレイソン&ギャレット製
(モデル:1745年、ドゥルケン製)(*)
デイヴィッド・ルビオ製(18世紀フレンチ・タイプ、モデル:タスカン)(+)
アダム・バーネット製(モデル:ブランシェ)
ピノック(1946年生まれ)の30歳頃の録音(1978年頃?)が廃盤から復活しまし
た。2枚組で1枚半分の価格です。

CRD 3396 \1780
【新装再発売】
ピアノのためのヴィルトゥオーゾ・トランスクリプション集
J・S・バッハ(1685-1750)/ラフマニノフ(1873-1943)編曲:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ホ長調 BWV1006 からの組曲
シューベルト(1797-1828)/ラフマニノフ編曲:いずこへ?
クライスラー(1875-1962)/ラフマニノフ編曲:愛の悲しみ-愛の喜び
ビゼー(1838-1875)/ブゾーニ編曲(1866-1924):
「カルメン」による室内幻想曲
ウェーバー(1786-1826)/タウジヒ(1841-1871)編曲:舞踏への勧誘 Op.65
グリンカ(1804-1857)/バラキレフ(1837-1910)編曲:ひばり
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899)/シュルツ=エヴラー(1852-1905):
「美しく青きドナウ」の主題によるアラベスク
フィリップ・フォーク(ピアノ)
録音:1981年以前、ロンドン、ハムステッド、ロスリン・ヒル・チャペル




<GRIFFIN>
GCCD 4059 \1500
われらの心を揚げん 19世紀英国の教会音楽
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):われらの心を揚げん
ジョン・ステイナー(1840-1901):われは主を見た
ジョン・ゴス(1800-1880):荒野/われらがイエスの死を信ずるならば
フレデリック・ウーズリー(1825-1889):おお、世の救い主よ
ジョン・ステイナー:山上になんと美しき
トマス・ウォムズリー(1814-1856):記憶したまえ、おお、主よ(*)
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー:われを捨てたもうな(*)
ヘンリー・スマート(1813-1879):
マニフィカト ト長調/ヌンク・ディミティス ト長調
アラン・サーロー(指揮(*以外))
ジョン・バーチ(指揮(*))
チチェスター大聖堂聖歌隊
ジェレミー・スーター(オルガン(*以外))
イアン・フォックス(オルガン(*))
録音:1984年6月18-19日(*以外)、1976年(*)、チチェスター大聖堂

GCCD 4001 \1500
【旧譜値下げ】
中世の音楽(1200-1480)
不詳(12世紀):父の御言葉が人となる
マショー:ああ、優しく美しいかたよ
不詳:天使が処女に
ランタン:汝の記憶に
不詳:やすらかな春
ル・ヴィニエ:冬の花
ドメ二コ:Filia Guilmin
不詳:わたしはもうしない
ランディーニ:春は来たりぬ
不詳:ガリアのラッパ
ダンスタブル:美しきバラ
ランディーニ:陽気な乙女
ピエロ(14世紀):Chavalcando con un Giovine Accorto
不詳:狩りのホルン
マショー:わたしが深くため息をついても
デュファイ:わたしの顔が青ざめているなら
不詳(13世紀):Novus Miles Sequitur
不詳:神よ、イングランドに祝福を
不詳:猫の手
マショー:どんなにわたしのことなどうわのそらでも
ランディーニ:金色の巻き毛
不詳(13世紀イングランド):スタンティプス
ジュリアン・ポッジャー(指揮)
トリニティ・バロック
レイチェル・エリオット、ケイト・ハミルトン、ジュリアン・ポッジャー、
ルパート・ヘミングズ、トマス・グズリー、サイモン・ターニル(歌)
アラン・クランプラー(指揮)
フォーバリー・コンソート
ケイト・グリーン(リコーダー、パーカッション)
カレン・モーガン、ジョアン・スクーズ、リアノン・トマス、
ジェーン・ウォトキンズ(リコーダー)
アラン・クランプラー(リコーダー、パーカッション、ヴィオール、
タンブリン、シンフォニー)
マーティン・ポープ(指揮)
ホルベイン・コソート
トム・リーズ(サクバット)
キース・マクゴワン(ショーム、パイプ&タボール、ルネサンス・フルート)
マーティン・ポープ(サクバット、リュート) 
エイドリアン・トライブ(コルネット)
ゲスト:スティーヴン・プレイヤー
(リュート、バグパイプ、パーカッション、ルネサンス・ギター)
録音:1995年4月2-6日、ヘアフォードシャー、レオミンスター・プライオリー
高い技術的水準を保った上品な演奏でありながら、どこかあっけらかんとの
んきな雰囲気に満ちたアルバム。トリニティ・バロックのリーダーを務める
テノールのジュリアン・ポッジャーは、バロック・ヴァイオリニストである
レイチェル・ポッジャーの実兄。

GCCD 4032 \1500
【旧譜値下げ】
エリザベス1世の戴冠式
【ウェストミンスター・ホールからウェストミンスター寺院までの行進】
伝承曲:ファンファーレ(+++)
クロード・ジェルヴェーズ(1550頃出版):ブランル・ドゥブル(++)
フィリップ・ファン・ビルダー(1525-1557頃活動):愛は薄らぎ(++)
作曲者不詳(フランス):洗濯女のブランル(++)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):一日じゅう(++)
作曲者不詳(16世紀):行け、ため息よ(++)
クロード・ジェルヴェーズ(1550頃出版):
イングランドのパヴァン(++)/平易なブランル(++)
【戴冠式】
伝承曲:ファンファーレ(+++)
ウィリアム・マンディ(1529頃-1591):来たれ、創造主なる聖霊よ(+)
【ミサ】
リチャード・オルウッド(1510頃-1560頃):
ミサ「ほめるべき彼をほめたたえよ」(+)
((*)グレゴリオ聖歌)
[イントロイトゥス(*)/キリエ(*)/グローリア/グラドゥアーレ(*)/
クレド/オフェルトリウム(*)/スルスム・コルダと序文(*)/
サンクトゥス&ベネディクトゥス/パーテル・ノステル、他(*)/
アニュス・デイ/コムニオ、ポストコムニオとイテ・ミサ・エスト(*)]
伝承曲:ファンファーレ(+++)
【戴冠の宴】
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):ラ・ヴォルタ(++)
作曲者不詳:新しいアルマン(++)
トマス・マリナー(1545頃出版):2つのファランドール(++)
フィリップ・ケイヴ(指揮) マニフィカト(+)
アラン・クランプラー(指揮) フォーバリー・コンソート(++)
クリスピアン・スティール=パーキンス(指揮) 
キングズ・トランペッターズ(+++)
録音:1993年頃?、ロンドン、ハンプトン宮殿大ホール
1559年1月15日に執り行われたイングランド女王エリザベス1世の戴冠式の音
楽を、想像をまじえて再現したアルバム。





<NORTHERST CLASSICS>
NWC 611094(SACD-Hybrid) \2300
サウンドスケイプ
ザゴーテンバーグコンボ、2つのギターのための音楽を弾く
ザゴーテンバーグコンボ:
エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー(2006)
ペーテル・ハンセン:12=ストリング・ヌーン
(デュアン・オールマン・イン・メモリアム;2004)
アンドレアス・エクレーフ:フライデー(2005)
スティーヴ・ライヒ/デイヴィッド・タネンバウム編曲:
ナゴヤ・ギターズ(1994/1996,1998)(*)
スティーヴ・ライヒ:フェイズ(1967)
フレデリク・ベリストレーム:ザ・コンボ・ソング(2002)
ザゴーテンバーグコンボ
ダヴィド・ハンソン、トーマス・ハンシー(ギター)
録音:2006年11月、スウェーデン、ユーラ教会
2000年に結成されたスウェーデンのザゴーテンバーグコンボ(「イェーテボリ
のコンビ」の意)は、インターネットで公開されている動画(例(*))が日本の
ギター・ファンの間でも話題となるなど、今世界で最も注目を集めているギ
ター・デュオのひとつです。





<韓国ローカルEMI>
※ご予約締切日 9月20日(ご注文分のみの代理店入荷となります)
EKC2D 2枚組 \2300
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
ヨハンナ・マルツィ(Vln)
96kHz/24bit Digital Remastering 仕様となって音質向上再登場





<MEMORIES>
MR2022/23 2枚組 \3380
ブラームス:交響曲第1番、
リヒャルト・シュトラウス:ドン・ファン
以上、1957年1月16日ドレスデン国立劇場大ホール
ウェーバー:交響曲第1番、
ワーグナー:トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
1956年1月28日ドレスデン国立劇場大ホール
ルドルフ・ケンペ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
今なお、熱烈なファンの多い巨匠ルドルフ・ケンペ。黄金時代を築いたシュタ
ーツカペレ・ドレスデンとの初期共演集です。ご承知の通り、ドレスデンは
第2次世界大戦で大空襲に見舞われて、ドレスデン国立歌劇場は破壊されまし
た。当時の演奏会場がケンペ研究会によって明らかになりました。歌劇場では
ない劇場の大ホールを使っていた模様です。演奏は、ケンペならではの独特の
優雅なオーケストラ・ドライヴにより、美演を展開しております。シュターツ
カペレ・ドレスデンの名技も去ることながら、音色の美感も並々ならぬものが
あります。「運命」はケンペとしては意外な物々しさで、威圧的です。

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07-09 No.17-2

2007年09月16日 14時23分53秒 | Weblog
★価格変更のご案内★
下記EMIの新譜3シリーズは、GEMINIシリーズの新譜ご注文分も含めて価格変更
(値下げ)となります。通常にご注文をお受けいたしますので、よろしくお願
いいたします。

●GEMINIシリーズ
大好評の2CDシリーズの新発売のご案内です。
すべてブリリアント・ボックス入り 12Pブックレット付きです

CZS-3977272 2枚組 \1250
コープランド:交響曲第3番
クラリネット協奏曲
静かな都会
ダラス交響楽団、エドゥアルド・マータ指揮
ニュー・ヨーク室内交響楽団、レナード・スラトキン指揮

CZS-3977172 2枚組 \1250
ハイドン:弦楽四重奏曲Op.64(全6曲)
メディチ弦楽四重奏団

CZS-3977112 2枚組 \1250
ヒンデミット:室内音楽(全7曲) 他
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド指揮

CZS-3977012 2枚組 \1250
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
ピアノ協奏曲第6番、第8番、第11-14番
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
ムーア四重奏団

CZS-3976952 2枚組 \1250
ムソルグスキー:ピアノ作品集
展覧会の絵 他
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
バラキレフ:ピアノ・ソナタ変ロ長調、イスラメイ 他
ロナルド・スミス(ピアノ)

CZS-3976832 2枚組 \1250
ワーグナー:指輪とトリスタンとイゾルデ-シーンとアリア集
プラシド・ドミンゴ(テナー)、ナタリー・デセイ(ソプラノ)、
デボラ・ヴォイト(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮

CZS-3977322 2枚組 \1250
バッハ&ヘンデル:カンタータとアリア集
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ネヴィル・マリナー指揮、レイモンド・レッパード指揮  他

CZS-3977222 2枚組 \1250
フォーレ:ペレアスとメリザンド、
マスクとベルガマスク
トゥールーズ・キャピトル管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3976892 2枚組 \1250
シベリウス:ペレアスとメリザンド、
ルオンノタル、クオレマ、伝説
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド指揮

CZS-5000612 2枚組 \1250
エルガー:ジェロンティアスの夢、エニグマ変奏曲
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ジョン・ミッチンソン(テナー)
バーミンガム市交響楽団、合唱団
サイモン・ラトル指揮


●RECOMMENDS
RECOMMENDS はEMI UKのGramophone GuideとPenguin Guideとのタイアップ企
画。2つの媒体で推薦されたアイテムで編成。第1回目は現時点で入手の難し
いアイテムも含む幅広いカタログから選ばれています。統一のカヴァー、ジュ
エル・ケース入り、12Pブックレット付きのミッド・プライスで発売します。
次回10点も2008年春に編成される予定です。

CDM-5034032 \1280
アダムズ:和声学
The Chairman Dances(管弦楽のためのフォックストロット)
Tromba lontana
Short Ride in a Fast Machine(管弦楽のためのファンファーレ)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034042 \1280
アデス:アサイラ(管弦楽のための)*
Concerto Conciso(ピアノと室内アンサンブルのための)
These Premises Are Alarmed(大きな管弦楽のための)
室内交響曲Op.2(15人の奏者のための)
…but all shall be well(管弦楽のための)
バーミンガム市交響楽団* 他
サイモン・ラトル指揮*、 
トマス・アデス指揮

CDM-5034052 \1280
バッハ:マニフィカト ニ長調BWV243
カンタータ第21番「わが心に憂いは多かりき」BWV21
ラ・プティト・バンド
ジギスヴァルト・クイケン指揮

CDM-5034062 \1280
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)

CDM-5034072 \1280
ベルリオーズ:テ・デウム
ロベルト・アラーニャ(テナー)
パリ合唱団、管弦楽団
ジョン・ネルソン指揮

CDM-5034082 \1280
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 他
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ指揮

CDM-5034102 \1280
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
キョン=ファ・チョン(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、*ロンドン・フィルハーモニーO
クラウス・テンシュテット指揮

CDM-5034122 \1280
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮

CDM-5034152 \1280
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
ピアノ五重奏曲Op.81*
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、コリン・デイヴィス指揮
*レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)、ゲオルグ・ファウスト(チェロ) 他

CDM-5034172 \1280
エルガー:ヴァイオリン協奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮

CDM-5034192 \1280
グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CDM-5034202 \1280
マーラー:交響曲第10番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034222 \1280
パーセル:ディドとエネアス
スーザン・グレアム、イアン・ボストリッジ、デイヴィッド・ダニエルズ 他
ル・コンセール・ダストレエ
エマニュエル・アイム指揮

CDM-5034232 \1280
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
アレグレット ハ短調D915
楽興の時D780
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)

CDM-5034242 \1280
シューベルト歌曲集
双子座に寄せる船乗りの歌D360; 夜の曲D672; ドナウ川の上でD553;
夕べの星D806; 消滅D807; 秘めごとD719; 遊びにおぼれてD715; 羊飼いの
嘆きの歌D121; 遠く去った人にD765; 流れのほとりでD160; 歓迎と別れD767
ギリシャの神々D677; 竪琴に寄せてD737; 湖のほとりでD746; アリンデD904
憂いD772; ヴィルデマン山地を超えてD884; 他 全21曲
イアン・ボストリッジ(テナー)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

CDM-5034282 \1280
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調*
ニールセン:交響曲第4番「不滅」
(9パンとシリンクス
*フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034292 \1280
シマノフスキ:
ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番
3つのパガニーニのカプリース
ロマンス
トーマス・ツェーエトマイア(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮

CDM-5034302 \1280
タヴナー:聖母マリアの御加護のヴェール
トリノス
ブリテン:チェロ・ソナタ第3番
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ロンドン交響楽団
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮

CDM-5034332 \1280
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲  他
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、コリン・デイヴィス指揮

CDM-5034352 \1280
テレマン:フルート協奏曲集
エマニュエル・パユ(フルート)
ベルリン・バロック・ゾリステン、ライナー・クスマウル(リーダー)


●Triples
EMIクラシックスから新シリーズの登場です。CD2枚組のシリーズGEMINIの兄弟
シリーズとしてCD3枚組のスタイルでオペラ全曲盤を含むメジャー・レパートリ
ーをクリアー・マルチパック、16Pブックレットのフォーマットで発売します。

CZS-5009552 3枚組 \1880
バッハ:
ブランデンブルグ協奏曲全6曲
管弦楽組曲全4曲
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CZS-5009622 3枚組 \1880
チャイコフスキー:協奏曲集
協奏幻想曲ト長調Op.56
ピアノ協奏曲第1-3番
ピーター・ドノホー(ピアノ)、ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)、
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、ボーンマス交響楽団、
ルドルフ・バルシャイ指揮
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
オッコ・カム指揮
ロココの主題による変奏曲Op.33
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、ノーザン・シンフォニア管弦楽団、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮

CZS-5009482 3枚組 \1880
バッハ:キーボード協奏曲集(13曲)
BWV1052-1058、1060-1065
ミシェル・ベロフ、ガブリエル・タッキーノ、ジャン=フィリップ・コラール、
ブルーノ・リグット(以上ピアノ)、
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ、
ジャン=ピエール・ワレス指揮

CZS-5009412 3枚組 \1880
バッハ:マタイ受難曲BWV244
テオ・アルトマイヤー、フランツ・クラス、ユリア・ハマリ、
ジークフリート・ヘルテル、テレサ・ツィリス=ガラ、ハンス・ゾーティン、
ニコライ・ゲッダ、ヘルマン・プライ、
南ドイツ・マドリガル合唱団、少年合唱団、コンソルテウム・ムジクム、
ヴォルフガング・ゲネンヴァイン指揮

CZS-5009342 3枚組 \1880
シューベルト:歌曲集
美しき水車屋の娘D.795
白鳥の歌D.957
歌曲集Op.80
冬の旅D.911
オラフ・ベール(バリトン)、ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)

CZS-5009272 3枚組 \1880
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1-5番
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
シュターツカペレ・ドレスデン、
ハンス・フォンク指揮
協奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための)ハ長調Op.56「トリプル・コ
ンチェルト」
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、
ハインリッヒ・シフ(チェロ)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
クルト・マズア指揮

CZS-5009202 3枚組 \1880
ベルワルド作品集
交響曲第3番ハ長調「風変わりな」
交響曲第1番ト短調「厳粛な」
妖精のいたずら
ソリアの恒星
ノルウェー・アルプスの思い出
Racing
奇想的交響曲ニ長調
交響曲第4番変ホ長調「ナイーヴ」
Drottingen av Golconda - Overture
ピアノ協奏曲ニ長調
バヤデレの祭
ヴァイオリン協奏曲嬰ハ短調、Op.2
Allvarliga och muntra infall
マリアン・ミグダル(ピアノ)、アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
ウルフ・ビョルリン指揮

CZS-5009132 3枚組 \1880
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1-4番
運命の歌Op.54*
大学祝典序曲Op.80
悲劇的序曲Op.81
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
*アンブロジアン・シンガーズ
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮

CZS-5009062 3枚組 \1880
ワイセンベルク/ショパン作品集
ピアノ協奏曲第1番*、第2番*
モーツァルトの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲ロ長調Op.2*
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22*
ポーランド民謡の主題による幻想曲Op.13*
コンサート・ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14*
ピアノ・ソナタ第2番、第3番
幻想即興曲変イ長調Op.61
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
*パリ音楽院管弦楽団、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮

CZS-5008992 3枚組 \1880
ヴァイオリン協奏曲名曲集
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランス放送局国立管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ニコライ・ズナイダー(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ローレンス・フォスター指揮
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、エミール・チャカロフ指揮
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CZS-5008922 3枚組 \1880
ラヴェル:管弦楽曲集
ボレロ
夢幻劇の序曲「シェエラザード」
スペイン狂詩曲
古風なメヌエット
ラ・ヴァルス
マ・メール・ロア
クープランの墓
亡き王女のためのパヴァーヌ
道化師の朝の歌
海原の小船
ダフニスとクロエ
高雅にして感傷的なワルツ
パリ・オペラ国立劇場合唱団(コーラス・マスター:ジャン・ラフォルジ)
パリ管弦楽団、ジャン・マルティノン指揮

CZS-5008782 3枚組 \1880
ドヴォルザーク:交響曲集
ドヴォルザーク:交響曲第5番、第7-8番、第9番「新世界より」
「オテロ」序曲Op.93
スケルツォ・カプリチォーソOp.66
スメタナ:我が祖国
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CZS-5008712 3枚組 \1880
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1-4番
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
前奏曲嬰ハ短調
前奏曲集Op.23(10曲)
前奏曲集Op.32(13曲)
アグスティン・アニエヴァス(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニー管弦楽団、
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
モーシェ・アツモン指揮、アルド・チェッカート指揮

CZS-5008572 3枚組 \1880
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1-6番
ケルビーニ四重奏団
(クリストフ・ポッペン、ヘラルド・シェーネヴェーク/ヴァイオリン、ハリ
オルフ・シュリヒティッヒ/ヴィオラ、マヌエル・フィッシャー=ディースカウ
/チェロ)

CZS-5068072 3枚組 \1880 ※番号変更 CZS-5008642
ヘンデル:オルガン協奏曲集
オルガン協奏曲第1-15番
サイモン・プレストン(オルガン)
メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団、ユーディ・メニューイン指揮

CZS-5008502 3枚組 \1880
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(全曲)
ウィリアム・シメル、サムエル・ラメイ、チェリル・スチューダー、
キャロル・ヴァネス、フランク・ロパルド、スザンヌ・メンツァー、
ナタール・ドゥ・キャロリス、ジャン=ヘンドリック・ルータリング、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
リッカルド・ムーティ指揮

CZS-5008362 3枚組 \1880
モーツァルト:交響曲集
交響曲第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」、第38番「プラハ」、
第39番、第40番、第41番「ジュピター」
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮

CZS-5008432 3枚組 \1880
ヴィラ=ロボス:ブラジル風のバッハ(全曲)
ブラジル風のバッハ第1-9番
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)、
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、
(エルドン・フォックス(チェロ)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
エンリケ・バティス指揮
Momoprecoce-幻想曲(ピアノと管弦楽のための)
クリスティーナ・オルティス(ピアノ)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ウラディミール・アシュケナージ指揮
ギター協奏曲
アンヘル・ロメロ(ギター)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘスス・ロペス=コボス指揮

CZS-5008292 3枚組 \1880
ニールセン:交響曲全集
交響曲第1-6番
ボヘミア=デンマークの民謡
アンダンテ・ラメントーソ「若き芸術家の棺の傍らで」
デンマーク・ラジオ交響楽団、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮

CZS-5008852 3枚組 \1880
ラフマニノフ:交響曲全集
交響曲第1-3番
スケルツォ ニ短調(1887)
ヴォカリーズ Op.34-14
交響的舞曲Op.45
サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団、
マリス・ヤンソンス指揮

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07-09 No.16-1

2007年09月14日 18時38分43秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10438 \2180
E・W・コルンゴルト(1897-1957):映画音楽集Vol.2 ――
《シー・ホーク》(ラモン・ガンバ版)
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
今年2007年で没後50年という節目の年を迎えたコルンゴルト。「ヴォルフガ
ング」という共通点を持ち神童として桁外れの才能を見せていたため「モー
ツァルトの再来」と称されるなど、幼少期から次々と傑作を世に送り出した
ことは非常に有名。
ナチス台頭によってアメリカに亡命したコルンゴルトは、ハリウッド・デビュ
ーをきっかけに当代最高の映画音楽作曲家として大成功を収めることとなる。
当時のハリウッド・スター、エロール・フリンが主演を務めた映画「シー・
ホーク」。1940年に製作されたこの映画は、16世紀イギリスの「海の鷹」呼
ばれる海賊たちの活躍を描いた冒険活劇である。
「シー・ホーク」のフィルム・スコアは抜群の迫力と巧みなオーケストレー
ションによって大絶賛を受けアカデミー賞音楽賞にノミネートされるなど、
数あるコルンゴルトの映画音楽の中でも最高傑作としての呼び声が高い。
「シー・ホーク」の録音に使用されたのは、長大なスコアの中から指揮者の
ラモン・ガンバ自身の手で1枚のCDに収まる形へと再構成を行った「ラモン・
ガンバ版」。シャンドス映画音楽シリーズの守護神ラモン・ガンバが選りす
ぐった「シー・ホーク」は、作品の持つ魅力をストレートに伝えることので
きる内容に仕上がっている。

CHAN 10439 \2180
ジョージ・ダイソン(1883-1964):
カンタータ《ネブカドネザル》/2つの戴冠式アンセム/3つの賛美歌/
ウッドランド組曲
マーク・パドモア(テノール)、ニール・デイヴィス(バス・バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
世界最強のイギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックスがジョ
ージ・ダイソンの知られざる作品を録音!ウィンチェスター音楽祭のための
1935年に作曲されたカンタータ「ネブカドネザル」は、新バビロニア国王ネ
ブカドネザルを描いた世界初録音となる作品。
ポスト・ロマン派としてのダイソンの作品からはヴォーン=ウィリアムズや
ブリス、ハウエルズの作風を感じることが出来る。ヒコックスとロンドン響
の相性も抜群なだけにダイソンの新たな録音にも大きな期待が持てる。

CHSA 5055(SACD-Hybrid) \2850
J・ラインベルガー:宗教合唱作品集 ――
ミサ曲変ホ長調Op.109/3つのドイツ宗教曲Op.69/4つの6声のモテットOp.133
/8声のための復活祭賛歌Op.134
チャールズ・ブラッフィー(指揮)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
オルガン作品で有名な19世紀リヒテンシュタインの作曲家ラインベルガー。
オルガン作品があまりにも有名なため陰に隠れがちだが、宗教作品にも高度
な作品が存在しており現在再評価が進んでいる。
アメリカ有数の合唱指揮者ブラッフィーがフェニックス・バッハ・クワイヤ
ーとカンザス・シティ・コーラルを率いたアルバムもこれで3枚目。美しき
ハーモニーは今回も健在である。

CHSA 5056(SACD-Hybrid) \2850
交響的大曲 ――
C・トゥルヌミール:《テ・デウム》による即興曲
J・ボネ:妖精、悲歌
C・サン=サーンス:アレグロ・ジョコーソ
C・フランク:交響的大曲Op.17
E・ギゴー:スケルツォ
C-M・ウィドール:オルガン交響曲第4番Op.13
イアン・トレイシー(オルガン)
ラモン・ガンバ&BBCフィルとの共演によるフランス作品集(CHSA 5056)に続
くイアン・トレイシーのシャンドスSACDシリーズ第2弾。
プログラムは前作同様フランスの作曲家によるオルガン作品集だが今回はオ
ルガン独奏による録音。イギリス最大級の規模を誇るリヴァプール大聖堂のヘ
ンリー・ウィリス・オルガンが壮大に鳴り響く。

CHAN 241-39 2枚組 \2180
アレクサンドル・イワーシキン・プレイズ・シュニトケ ――
A・シュニトケ:
チェロ協奏曲第1番/同第2番/合奏協奏曲第2番/チェロ・ソナタ第1番/
同第2番
アレクサンドル・イワーシキン(チェロ)、イリーナ・シュニトケ(ピアノ)、
ワレリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団
シュニトケがチェロ作品を書いた3人のロシア人奏者の1人であり、作曲者自
身の友人でもあったアレクサンドル・イワーシキン。これまでにイワーシキ
ンがシャンドスに録音を行ったシュニトケの作品が1つのセットとなって新
装登場。イリーナ未亡人とのデュオを含むなど、これがシュニトケのチェロ
作品集の決定盤!

●Chandos Opera In English
CHAN 3145 2枚組 \3560
L・ヤナーチェク:歌劇《カーチャ・カバノヴァー》(英語版)
シェリル・ベイカー(ソプラノ)、ジェーン・ヘンシェル(メゾソプラノ)、
ロバート・ブルベイカー(テノール)、
カルロ・リッツィ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラの最新盤は
ヤナーチェク。カルロ・リッツィはこの「カーチャ・カバノヴァー」がシャ
ンドスのデビュー録音となる。




<Linn>
CKD 293(SACD-Hybrid) \2580
N・リムスキー=コルサコフ:
交響組曲《シェエラザード》Op.35/交響詩《サトコ》Op.5/
スペイン奇想曲Op.34
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
ヴィタ・パノマリオヴァイテ(ピアノ)
ラヴェルでの熱気と才気に満ちた名演が記憶に新しいリスボンが生んだワー
ルド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロのリン・
レコーズでのリリースも今回で6枚目。
注目の内容は、自らの教え子であり友人でもあるリトアニアの女流ピアニス
ト、ヴィタ・パノマリオヴァイテとのデュエットによるリムスキー=コルサ
コフ!
オリジナルはご存知の通り「シェエラザード」を筆頭として管弦楽作品の名
曲であるこの3曲。ここでは「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」の2作
品で、リムスキー=コルサコフ自身によるピアノ・デュオへのアレンジを使
用。残る「サトコ」では、リムスキー=コルサコフの妻であり優れたピアニ
ストとしても知られたナデージダによるアレンジを用いており、リムスキー
=コルサコフ夫妻それぞれのアレンジを組み合わせているという点も非常に
興味深い。

CKD 301(SACD-Hybrid) \2580
ジェイムズ・マクミラン(1959-):合唱のための新しい音楽 ――
テネブレ/ミサ・ブレヴィス/ストラスクライドのモテット
アラン・タヴナー(指揮)、カペラ・ノヴァ
現在のスコットランドを代表する作曲家として同国の音楽分野を牽引するジェ
イムズ・マクミラン。発表された作品は様々なレーベルで次々とレコーディ
ングが行われるなど、英語圏を中心に絶大な人気を誇っている。
今回カペラ・ノヴァによって録音が行われた新たな宗教作品集は3曲全てが
世界初録音となる。
アラン・タヴナー率いるカペラ・ノヴァはこれまでに60曲を超える作品の初
演を手懸けるなど、新作の演奏には定評がある。
またカペラ・ノヴァは1987年から20年に渡ってマクミランと良好な関係を続
け信頼関係を築いており、その作品の演奏や理解度の高さは他の追随を許さ
ない。





<Danacord>
DACOCD 669 \2300
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音-稀少ピアノ作品集第18集 ――
A・スクリャービン:2つの即興曲Op.12(セシル・リカド)
S・ボルトキエヴィチ:
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調より第3楽章(ナデイダ・ヴラエヴァ)
A・リャードフ:前奏曲Op.57-1(ヘイミッシュ・ミルン)
N・メトネル:おとぎ話Op.51-3(H・ミルン)
パンチョ・ヴラディゲーロフ(1899-1978):
ソナチナ・コンチェルタンテ嬰ヘ短調Op.28(マルク=アンドレ・アムラン)
C・V・アルカン:夢の中でOp.63-48(M=A・アムラン)
A・ソレル:ソナタ ト短調R.87&ソナタ ニ長調R.84(エルダー・ネボルシン)
J・S・バッハ(ルンメル編):
カンタータ第127番《まことの人にして神なる主イエス・キリストよ》
(ジョナサン・プロウライト)
レフ・プイシュノフ(1893-1955):小さなワルツ(J・プロウライト)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1855):夕べ(J・プロウライト)
R・シュトラウス(レーガー編):
愛を抱いてOp.32-1(フレデリク・メインダース)
R・クィルター(ハフ編):真紅の花びらがまどろめばOp.3-2(F・メインダース)
F・メインダース:シューベルティアーナ(F・メインダース)
S・バーバー:
バレエ組曲Op.28より 第6曲ギャロップ(タール&グロートホイゼン・デュオ)
モイセス・モレイロ(1904-1979):ホローポ(ガブリエラ・モンテロ)
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)、
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)、他
各曲の後ろの( )内に表記されているのが演奏ピアニスト
超一級の世界的ピアニストたちが次々と繰り出す知られざるレパートリーに
よって、多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2006年ライヴ盤!
1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」。2006年の公演にはアムラ
ン、ミルン、プロウライトといったハイペリオンでお馴染みのピアニストを
中心に豪華なピアニストが参戦。
演奏された数々のレア・レパートリーは、ピアニストそれぞれの持ち味が存
分に発揮できる魅力的な作品ばかり。
その中でも特に注目なのは、やはりアムランの弾くヴラディゲロフ。ヴィル
トゥオーソ的な作曲手法やブルガリア民謡の旋律を用いて書かれた作品で
“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”が躍動する!
2006年8月19日-26日の録音。

DACOCD 451-460 11枚組 \9450
アクセル・シェッツ全録音集(1933年-1946年) ――
オラトリオとモーツァルトのアリア(1940年-45年録音)/美しい水車屋の娘
(1945年録音)とグリーグの歌曲(1943年録音)/詩人の恋とブラームスとグリ
ーグとベルマンの歌曲(1946年録音)/未完の《美しい水車屋の娘》(1939年
-40年録音)と秘蔵の録音/C・E・F・ヴァイセのロマンスとスカンディナヴィ
アのリュート歌曲/デンマークの黄金時代とヴァイセの映画(1940年)抜粋/
夏の歌(1938年-40年、デンマーク録音)/ハイセのロマンス(1942年-45年録音)
と新たに見つかったノルウェー放送録音/「ファリネッリ」、管弦楽をとも
なう歌、ポピュラーソング(1933年-38年録音)/カール・ニールセン歌曲全
録音
アクセル・シェッツ(テノール&バリトン)、
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、他
DACOCD 451から460として単独でリリースされていたアクセル・シュッツの
録音を限定盤ボックス・セットとして1つにまとめたもの。11枚のCDに加えて
約400ページのブックレットが封入されるなどコレクターズ・アイテムとし
て重厚な仕上がりとなっている。





<Gaudeamus>
CDGAU 363 \2080
H・I・F・ビーバー(1644-1704):
1681年のヴァイオリン・ソナタ集(1681)Vol.2 ――
ソナタ第1番イ長調/同第4番ニ長調/同第6番ハ短調/同第8番ニ長調
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)、ソネリー
ビーバーの代表作「ロザリオのソナタ」を完結させたハジェット&ソネリー
が同じくビーバーの「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」の完結に乗り出し
た!この「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」はザルツブルク大司教マック
ス・ガンドルフに献呈された作品。ハジェット&ソネリーは第1巻(CDGAU 203)
でグラモフォン賞受賞するなど絶大な評価を獲得しており、ファン待望の
続編が遂に登場となる。




<ASV Gold>
GLD 4027 \2080
L・V・ベートーヴェン:
七重奏曲変ホ長調Op.20/セレナード ニ長調Op.25
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽
団「アンサンブル360」。BBCミュージック・マガジンで最高評価の五つ星を
獲得した第1弾のモーツァルト、第2弾のシュポアに続く第3弾はベートーヴェ
ンの不朽の名作2作品。若さあふれる溌剌とした演奏に期待したい。




<ASV>
CDDCA 1186 \2080
F・ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番-第3番/ヴァイオリン・ソナタ(1892)
スザンヌ・スタンゼレイト(ヴァイオリン)、
グスタフ・フェーニョ(ピアノ)
スタンゼレイトはコーガン、ミルシテイン、パラシェフコフ、ヴェーグとい
った巨匠たちから直にヴァイオリンの教えを受けた女流ヴァイオリン奏者。
2002年からはロンドン・カレッジ・ミュージック&メディアで弦楽部長を務
めている。
ここでは3曲のヴァイオリン・ソナタにディーリアスが30歳の時に作曲を行
った通し番号なしのヴァイオリン・ソナタを加えた4作品を収録している。

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07-09 No.16-2

2007年09月14日 18時38分13秒 | Weblog
<Lyrita>(LyritaはCD-R盤となります)
SRCD.275 \2180
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):
ピアノ協奏曲/ピアノのための5つの練習曲*/
ピアノ・デュオのための《奇想曲》+/金管五重奏のための《コメディアIV》
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)*+、
シア・マスグレイヴ(ピアノ)+、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
映画音楽、クラシック、そしてジャズなどジャンルの垣根を感じさせない活
動を続けているイギリスのベテラン・アーティスト、リチャード・ロドニー
・ベネット。
リリタからのリリースに収録されているのは、ベネットから献呈を受けたコ
ヴァセヴィッチ自身の演奏による「ピアノ協奏曲」、作曲者自らが録音に臨
んだピアノ作品。そして伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ
・ブラス・アンサンブル(PJBE)による金管五重奏曲。
フィリップ・ジョーンズ、エルガー・ハワース、アイファー・ジェームズ、
ジョン・アイヴソン、ジョン・フレッチャー・・・金管楽器関係者感涙のメ
ンバーによる「コメディアIV」は聴き逃せない音源だ!
一部世界初CD化。

SRCD.259 \2180
ゴードン・クロス(1937-):
オーボエと12人の奏者のためのコンチェルタンテ《アリアドネ》Op.31/
ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための《変化》Op.17
サラ・フランシス(オーボエ)、
マイケル・ランケスター(指揮)、
ロンドン交響楽団アンサンブル、
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
オーピントン・ジュニア・シンガーズ、
ハイゲート・スクール少年合唱団、
ロンドン交響楽団&合唱団
ゴードン・クロスは、オックスフォード大学でヴェレスに学んだ現在も活躍中
のイギリス人作曲家である。
オーボエ独奏が主役となる「アリアドネ」と大規模な編成を必要とする「変化」
の2作品は、これまでに作曲されたクロスの室内楽と声楽作品それぞれを代表す
る作品として知られている。全曲世界初CD化。

SRCD.317 \2180
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
伝説Op.14、ロマンス ト長調Op.39、ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.80
ジュリウス・ハリソン(1885-1963):
ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲《ブレンドン・ヒル》
ロレイン・マクアスラン(ヴァイオリン)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ハイペリオンからヴァイオリン協奏曲Op.80(独奏:アンソニー・マーウッド)や
ナッシュ・アンサンブルの演奏による室内楽作品集がリリースされるなど再評
価が進むコールリッジ=テイラー。
リリタがリリースするヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは、イギリス
の女流ヴァイオリン奏者マクアスラン。カップリングのジュリウス・ハリソン
の録音も非常に珍しい。世界初出音源。

SRCD.330 \2180
アルン・ホディノット(1929-):
序曲《ジャック・ストロー》/クラリネット協奏曲Op.3/ハープ協奏曲Op.11
/ピアノ協奏曲第1番Op.1-19*/同第2番Op.21+
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、
オージアン・エリス(ハープ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
フィリップ・フォーク(ピアノ)*、
バリー・ワーズワース(指揮)*、
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)+、
アンドルー・デイヴィス(指揮)+、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
バルトークやロースソーンの作品から影響を受け、自らカーディフ20世紀音楽
祭を創設したウェールズの作曲家ホディノット。リリタからは3枚目のリリース
となるホディノットの作品集では、ペイエやエリスといった往年の名手たちに
よる演奏の復活が大きな魅力。全曲世界初CD化(一部世界初出)。

SRCD.2277 3枚組 \4360
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 ――
デコレイションズ/アーモンドの木/4つの前奏曲/前奏曲変ホ長調/狂詩曲
/引き船路/メリー・アンドルー/ロンドンの小品/夏の夕暮れ/ピアノ・
ソナタ/2つの小品/暮れなずむ谷間/エキノックス/ある誕生日の朝/独り言
/2つの小品/ソナチナ/バラード/2つの小品/マンスズ・マインド/緑道/
サーニア
エリック・パーキン(ピアノ)
「室内楽」、「歌曲」に続くアイアランドの3枚組セットの第3弾はピアノ作品
集。アイアランドは生涯で多数のピアノ作品を作曲しており、小規模作品で巧
みな作曲法を発揮した作曲者の魅力が色濃く表れている。全曲世界初CD化。

SRCD.2286 2枚組 \4360
ウィリアム・ハールストーン(1876-1906):
ピアノ協奏曲ニ長調/スウェーデンのエアに基づく幻想変奏曲/
ピアノ三重奏曲ト長調/ピアノ四重奏曲ホ短調Op.43
エリック・パーキン(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
タンネル・ピアノ四重奏団
あふれんばかりの才能を輝かせながらも喘息によって30歳という若さでこの世
を去ってしまったハールストーン。その短い生涯で遺した作品はいずれも傑作
として高い評価を受けている。大規模な編成の作品と室内楽作品をカップリン
グしており、ハールストーンの作曲法の妙を知ることが出来る。世界初CD化。




<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5012 \2080
F・ショパン:夜想曲集 ――
夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/同第4番ヘ長調Op.15-1/同第5番嬰ヘ長調Op.15-2
/同第6番ト短調Op.15-3/同第7番嬰ハ短調Op.27-1/同第8番変ニ長調Op.27-2
/同第13番ハ短調Op.48-1/同第14番嬰ヘ短調Op.48-2/同第16番変ホ長調
Op.55-2/同第18番ホ長調Op.62-2
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
生まれ故郷の旧ソ連を離れ21歳でフランス国籍を取得したペルルミュテールは、
モシュコフスキとコルトーにピアノを師事。さらにラヴェル本人から直接指導
を受け、世界屈指のラヴェル弾きとして存在感を放ち続けたことはあまりにも
有名である。
「作曲者直伝のラヴェル」が代名詞となっているペルルミュテールのレパート
リーにおいて、そのラヴェルと双璧を成していたのがこのショパン。今回は、
ペルルミュテールがニンバス(Nimbus)に録音を行ったショパン全6タイトルを
一挙にご紹介。
優しく繊細なタッチによって紡がれる今は亡きペルルミュテールのショパンは、
録音から数10年経った今も名演として輝き続けている。
1984年1月28日-29日の録音。

NI 5038 \2080
F・ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/同第3番ロ短調Op.58/舟歌Op.60
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月8日&1982年3月8日の録音。

NI 5064 \2080
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28/前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45/幻想曲ヘ短調Op.49/
子守歌変ニ長調Op.57
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1981年3月&1982年3月の録音。

NI 5095 \2080
F・ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1983年3月28日-29日&1982年6月8日-9日の録音。

NI 5209 \2080
F・ショパン:
バラード第1番ト短調Op.23/同第2番ヘ長調Op.38/同第3番変イ長調Op.47/
同第4番ヘ短調Op.52/
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月&1981年3月の録音。

NI 5393 \2080
F・ショパン:
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/3つのマズルカOp.59(第36番-第38番)/
3つのマズルカOp.63(第39番-第41番)/マズルカ第15番ハ長調Op.24-2/
同第25番ロ短調Op.33-4/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第29番変イ長調Op.41-4
/同第34番ハ長調Op.56-2/同第35番ハ短調Op.56-3/同第51番ヘ短調Op.68-4
/同第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第32番嬰ハ短調
Op.50-3/タランテラ変イ長調Op.43
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1990年10月9日、1992年7月1日-3日、1986年5月21日-22日、
1983年3月29日の録音。

NI 5652/5 4枚組 \4350
J・ハイドン:交響曲全集Vol.5 ―― 交響曲第70番-第81番
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーが自ら創設したオーストリア・ハ
ンガリー・ハイドン管弦楽団と創り上げたハイドンの交響曲全集は、同コンビ
の代表作として有名なもの。ちなみに録音は全てエステルハージ宮殿のハイド
ンザールで行われている。1997年6月&1998年5月の録音。

NI 5650 \2080
G・P・da・パレストリーナ:
義人らよ、主において喜び踊れ/ミサ曲《われヨハネを見る》/義人らの魂は
/ミサ曲《天にましますわれらの父よ》/天にましますわれらの父よ
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
現在はアヴィー(Avie)から録音のリリースを行っているダーリントン&オック
スフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。ニンバス時代の録音でも得
意とするルネサンス音楽のハーモニーが美しく響く。
1996年7月1日-2日の録音。

NI 5664 \2080
P・グラス:オルガンのための作品集 ――
ダンスII、「サティアグラハ」より第3幕のフィナーレ、ダンスIV
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(1945-):
デュエットとカノン(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
一大事業となったニンバスの「バッハ・オルガン作品全集」で演奏を担当した
ケヴィン・ボウヤー。グラス、ペルト、グバイドゥーリナなど近現代のオルガ
ン作品への取り組みも非常に活発。1999年6月1日-2日の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 35 \2080
ファゴット・コレクション ――
G・A・ベルトリ:ソナタ第1番
D・シュペーア:ソナタ第1番&第2番
J・F・ファッシュ:ソナタ ハ長調
J・B・de・ボワモルティエ:2本のファゴットのためのソナタ第5番
F・ドヴィエンヌ:ソナタ ト短調Op.24-5
W・A・モーツァルト:ソナタ変ロ長調K.292
The Trout with apologies to Schubert
E・エルガー:ロマンスOp.62
フランセス・ユースティス(ファゴット&ショーム)、
アンドルー・ワッツ(ファゴット&ショーム)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
ポール・ニコルソン(オルガン&チェンバロ&フォルテピアノ)
イギリスの女流奏者が様々な種類のファゴットを用いて吹き込んだピリオド楽
器による作品集。ここでは歴史的価値のあるファゴットだけでなく、オーボエ
の前身であるショームの音も聴ける。1987年11月の録音。

CD-SAR 34 \2080
W・A・モーツァルト:オーボエのための音楽 ――
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370/クラリネット五重奏曲変ロ長調K.516
(オーボエ版)/ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251
ロビン・カンター(オーボエ)、ロンドン・バロック
バロック・オーボエの名手ロビン・カンターによるモーツァルト。クラリネッ
ト五重奏曲のオーボエ版といった珍しい収録曲だけでなく、カンターやロンド
ン・バロックの各声部がしっかりと聴き取れる録音も特筆もの。
1987年11月の録音。

CD-SAR 30 \2080
トランペット・コレクション ――
G・ファンティーニ:Modo per imparare a sonare di trombaより
C・モンテヴェルディ:しかし、それは本当なのか
G・フレスコバルディ:カンツォーナ
H・パーセル:戦の準備を!雄々しい殿よ!
A・スカルラッティ:Si suoni la tromba
H・ビショップ:アリアとワルツ、Thine for Ever
G・ドニゼッティ:lo L'udia
H・ケーニッヒ:ポストホルン・ギャロップ
J-B・アーバン:ヴェルディのリゴレットによる幻想曲
H・クラーク:カズン
G・エネスコ:伝説
クラリオン・アンサンブル
ナチュラル・トランペット、コルネット、ビューグル、スライド・トランペッ
ト、そして現在一般的に用いられているトランペットなどピリオドからモダン
までの8種類の楽器を駆使したアルバム。ちなみにアリアを歌うのはタリス・
スコラーズのデボラ・ロバーツである。1986年12月の録音。




<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7898 \1680
ジークリッド・オネーギン(1889-1943)-録音集Vol.1(録音:1919年-1921年)
ジークリッド・オネーギン(アルト)、他
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP
盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7896 \1680
カルロス・ガルデル(1890-1935)-
キング・オヴ・タンゴVol.1(録音:1927年-1930年)
カルロス・ガルデル(ヴォーカル)、リカルド&バルビエリ(ギター)、他

NI 7894 \1680
マルセル・ジュルネ(1867-1933)-録音集(録音:1905年-1924年)
マルセル・ジュルネ(バス)、他

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07-09 No.15

2007年09月13日 15時26分07秒 | Weblog
<ONDINE>
ODE 1115 \1350
シベリウス:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47、交響曲第2番ニ長調作品43
ペッカ・クーシスト(Vn)
レイフ・セーゲルスタム(指) 
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団




<haenssler>
93 211 \2250
モーツァルト:
(1)交響曲第1番変ホ長調KV.16
(2)交響曲第25番ト短調KV.183
(3)交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:(1)(2)2006年9月5日
(3)2006年9月17日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)
毎年恒例ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるヨーロッパ音楽祭ラ
イヴ。2006年はモーツァルト生誕250周年のアニヴァーサリーということで、
2週間に渡って初期から後期に及ぶ大小20曲以上のシンフォニーが演奏されま
した。リリースのたびに旋風を巻き起こしてきたこのコンビによる最新アル
バムはモーツァルト。第1弾は第1番と第25番そして「ジュピター」という魅
力たっぷりの選曲です。
ノリントンのモーツァルト演奏ではかつての手兵ロンドン・クラシカル・プ
レーヤーズとのスタジオ録音がすでに知られ、後期三大交響曲と「プラハ」
(90&91年)のほか、ピアノ協奏曲集、オペラ「魔笛」や「ドン・ジョヴァン
ニ」、レクイエムなどオリジナル楽器の斬新な響きを駆使した過激なアプロ
ーチが興味深いものでした。また、もうひとつの手兵カメラータ・ザルツブ
ルクとのライヴによる「ジュピター」(ORFEOR.567011)やオペラ「ポントの
王ミトリダーテ」(ORFEOR.703062)などもありました。
さて、ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるモーツァルトの新しい
シリーズ。一貫して同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標
榜する音楽は、大きく進化を遂げていることをうかがわせます。すべての反
復の指示に遵ったスコア。ヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音を中央に据
えた楽器配置。編成も初演時のサイズを踏襲して曲ごとに変更。最小わずか
18人から、プラハとウィーンのために書かれた最後の4曲では、ヴァイオリ
ン24に木管楽器16というシュトゥットガルトの通常サイズと、作曲年代の変
遷がはっきりと分かる仕組み。しかも、聴いてみると変わったことをほかに
もいろいろやっていて、面白いことこの上なし。これは大注目のシリーズと
言わねばなりません。各曲ともすべて拍手入り。

=ノリントン&シュトゥットガルトによるモーツァルト 今後の予定=
・ Vol.2(93.212)第12番KV.110、第29番KV.201 & 第39番KV.543
・ Vol.3(93.213)第8番KV.48、ニ長調K.320 & 第40番KV.550
・ Vol.4(93.214)第22番KV.162、第33番KV.319 & 第38番KV.504「プラハ」
・ Vol.5(93.215)第19番KV.132、第34番KV.338 & 第36番KV.425「リンツ」
・ Vol.6(93.216)第32番KV.318、第28番KV.200、第35番KV.385「ハフナー」
& 第31番KV.297




<harmonia mundi>
HMU 907440 \2450
ウィリアム・バード(1543-1623):
セカンド・サーヴィス&コンソート・アンセム集
(1)起き上がりたまえ、おお主よ、何ゆえ眠りたもうや
(Arise, O Lord, why sleepest thou?)
(2)ああ神よ、汝は輝ける太陽を導き(O God, that guides the cheerful sun)
(3)ああ、過ぎ去りしわが青春を振り返る時(Alack, when I look back)
(4)5声のイン・ノミネ第2番(器楽)
(5)第2のサーヴィス(マニフィカト)
(6)ファンタジア ニ短調(オルガン・ソロ)
(7)第2のサーヴィス【主よ、今こそ御身のしもべを
(Nunc dimittis servum tuum)】
(8)5声のイン・ノミネ第4番(器楽)
(9)主を畏るる者は幸いなり(Blessed is he that fears the Lord)
(10)御身、天と地を導きたもう神よ(Thou God that guid'st)
(11)おお主よ、御身のしもべエリザベスが
(O Lord, make thy servant Elizabeth)[アンセム][5声]
(12)ファンタジア イ短調(オルガン・ソロ)
(13)主よ、御身の怒りにてわれを非難したもうことなかれ
(Lord, in thy wrath reprove me)
(14)5声のイン・ノミネ(第5番)(器楽)
(15)おお神よ、われを憐れみ(Have mercy upon me, O God)
(16)なぜ私は紙とインクとペンを使うか
(Why do I use my paper, ink and pen)[マドリガル]
(17)導きたまえおお主よ(Prevent us O Lord)[アンセム][5声]
ビル・アイヴズ(指)
オックスフォード大学マグダレナ・カレッジ合唱団((1)(2)(3)(5)(7)(10)
(11)(15)(17))
ライアン・レオナルド(オルガン、(1)(6)(11)(12)(17)) 
ステファン・ロバーツ(ボーイ・ソプラノ(2)(5)(7)(10)(15))
ロジャース・カヴェイ=クランプ(テノール(3)(9)(13)(16)) 
フレットワーク((2)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(13)(14)(15)(16))
録音:2006年3月、7月
「イギリス音楽の父」とも評されるウィリアム・バードによる珠玉の作品集。
この時代の教会音楽は、バードなしには語れません。魂をゆさぶる、美しく
澄みきった声楽作品は、神々しささえ漂います。名手フレットワークによる
器楽作品も、胸と脳を振るわせる擦弦の音がたまりません。時折聴こえる不
協和音にドキっとさせられます。





<MA RECORDINGS>
MA J505 \2800
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 作品15 ハ短調
ショーソン:ピアノ四重奏曲 作品30 イ長調
ガブリエル・ピアノ四重奏団
金子陽子(P) フランソワ・ソシャール(Vn) マルク・デスモン(Va)
ルノー・ギユー(Vc)
録音:2007年4月7日 東京文化会館小ホール(ライヴ)
2007年4月に5年ぶりの来日コンサートを行い、このアルバムはそのコンサー
トでのライヴ録音。珍しいピアノ四重奏の常設団体であるがゆえ、稀にみる
アンサンブルの美しさ、緻密さ、表現の豊かさに驚かされます。
ガブリエル・ピアノ四重奏団は、パリ音楽院の学生によって結成されて15年
以上、これまでに50曲に及ぶレパートリーを発掘。録音はMaguelone、LYRINX
レーベルから4枚のアルバムをリリース。また創設メンバーでもある金子陽子
はジョス・ファン・インマゼールと共演するなど、精力的に活動を行ってい
ます。現メンバーでの演奏活動は2004年から。注目の新メンバーはフランス
の若い世代の音楽家のなかでも最も才能豊かな3人が加わり今後の活躍が大い
に期待されます。
ガブリエル・ピアノ四重奏団としてはフォーレ、ショーソンの録音は2度目
ですが、新メンバー加入後の録音はこのアルバムが初めて。はっと息をのむ
ような微妙な色彩の陰影、多彩な音色の変化が、巧みに録られた1枚です。




<naive>
V 5063 \2680
エボカシオン-思ocation-
ショーソン:(1)ヘベop.2-6 (2)魅惑op.2-2 (3)セレナードop.13-2 
(4)蜂雀op.2-7  (5)愛と海の詩op.19よりリラの花咲くころ
R.シュトラウス:(6)-(9) おとめの花op.22(全4曲)
ドビュッシー:
(10)星月夜 (11)2つのロマンス(ブールジェ詩)より「そぞろな悩める心」 
(12)麦の花 (13)西風
ツェムリンスキー:
(14)愛と春 (15)バラのリボン (16)春の歌 (17)私が夜の森を歩くと
(18)誘拐 (19)夏op.27
ケックラン:グラディスのための7つの歌op.151 (20)愛は私に言った  
(21)おまえは彼をとりこにしたと思った (22)罠にとらわれて 
(23)ナイアス(The Naiad)  (24)サイクロン (25)ハト (26)運命
シェーンベルク:四つの歌op.2 
(27)期待 (28)イエスの物乞い「あなたの金の櫛を渡しにおくれ」
(29)高揚 (30)森の木漏れ日
サンドリーヌ・ピオー(S) スーザン・マノフ(Pf)
録音:2006年7月
「鈴を転がすような」という表現がぴったりの可憐な声、それでいて深く
しっとりとした表情もたっぷりと含んだ歌声。魅惑のソプラノ、サンドリー
ヌ・ピオーによる最新録音の登場です。吉田秀和氏をして「どんな時も、人
肌のぬくもりから、遠く離れることはない。この声の与える手ざわり、その
感触は――そう、精妙なガラス細工を思わせる」(レコード芸術2003年7月号)
と絶賛せしめたピオーがとりあげたのは、女性にまつわる歌曲たち。ケック
ランで聴かせる甘い表現、ツェムリンスキー作品で聴かせる深い表現・・・。
一音一音、一声一声すべてが違った表情をみせてくれます。曲ごとに、様々
な色・素材のやわらかな布でくるまれるようなあたたかな気持ちになれます。
アメリカ出身でラトヴィアとドイツの血を引くピアニスト、スーザン・マノ
フは現在パリ国立高等音楽院でも教鞭をとる傍ら、言葉と音に焦点を当てた
コンサートやパフォーマンスで注目を集めている実力派。歌詞への深い洞察
から生まれるタッチは絶妙です。
-ピオーが寄せたコメント(ブックレットより)-
歌曲集「おとめの花」を録音することは私の夢でした。年を重ねて花が散っ
ていくというのではなく、むしろ、年を重ねるほどにその神秘性を増してい
くものを喚起させるもの、すなわち「花-女性」あるいは「女性-花」、これ
は、私に、子ども時代に遊んだ万華鏡―爆発する色彩、何か暗示的な形、美
のプリズム、謎めいた女性のように決してひとつの形に留まってはいない万
華鏡―のことを思い起こさせます。
このアルバムには何も特別な「ストーリー」はありません。そのかわりに、
欠如や幸せ、悲しみといった感覚。また、意識と無意識のあやふやな境界線
上にある夢。時に女性性や愛といった偉大なる神秘を背景に立ち上ってくる、
くらくらするようなエロティシズムへの招待、といったものが存在している
のです。




<CARUS>
83.232 2枚組 \3450
シュッツ:宗教的合唱曲集(29のモテット)op.11.SWV.369-397
ドレスデン・カペラ・サジタリアーナ、ドレスデン室内合唱団
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
2007年録音

83.241 \2380
ドレスデン聖母教会の音楽(クリスマス時期のブラス音楽)
(1)「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
(2)「主にあるものみなほめたたえよ」
(3)「愛しいヨゼフ、私のヨゼフ」
(4)「もろびと、声あげ」
(5)「賛美を受け給え、汝イエス・キリストよ」
(6)「高き天より、われは来たり」
ルートヴィヒ・ギュトラー(指揮/トランペット)
ブラス・アンサンブル 2006年録音
上記のクリスマスを主題にしたメロディをもとにジョヴァンニ・ガブリエリ、
(1557-1612)アンロレアス・ラゼリウス(1963-1602)、アレクサンダー・
フリードリッヒ・ヘッセン(1863-1945)、マックス・レーガー(1873-1916)
等の作曲家達による楽曲

83.242(SACD-Hybrid) 3枚組 \4580
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」
ティム・ミード(ソロモン:イスラエルの王)、ドミンク・ラーベル(王女)
クラロン・マクファーデン(シバの女王)、
ロデリック・ウイリアムズ(第2の遊女)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団、ウィンチェスター教会合唱団
ニコラス・マクゲガン指揮 2007年ライヴ録音

83.413 \2380
ダヴィト・ポール(1624-95 ドイツ):協会音楽集
ソナタ第11、23、24、25、29番
「Diligam te Domine」
「In te Domine speravi」
「Benedicam Dominum」
「Jesu Chare」
「Paratum cor meum」
モニカ・マウホ(ソプラノ)、David Erler(アルト)
ハンス=イェルク・マメル(テノール)
ラ・アルバ・フェスタンテ 2004年録音





<VENEZIA>
CDVE04285 5枚組 \3950
ショスタコーヴィチ:
CD.1
1.スケルツォ 嬰へ短調op.1
2.主題と変奏 変ロ長調op.3
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
3.クルィローフの2つの寓話op.4から(こおろぎと蟻)
ガリーナ・ボリソーワ(ソプラノ) ソビエト国立交響楽団 1979年
4.クルィローフの2つの寓話op.4から(ろばとうぐいす)
モスクワ音楽院室内合唱団、モスクワ・フィル 1979年
5.スケルツォ 変ホ長調op.7
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
6.劇音楽「南京虫」op.19
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
7.日本の詩による6つの歌曲op.21
アレクセイ・マースレンニコフ(テノール) 
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
CD.2
8.E..ドレッセルの歌劇「コロンブス」の為の2つの小品から序曲op.23
レニングラード・フィル 1979年
9.E..ドレッセルの歌劇「コロンブス」の為の2つの小品から終曲op.23
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
10.映画音楽「女ひとり」op.26
ソビエト国立交響楽団 1982年
11.映画音楽「黄金の丘」組曲op.30a
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
12.劇音楽「ハムレット」組曲(全13曲)op.32a
モスクワ・フィル 1962年
CD.3
13.8つのプレリュードop.34
ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
14.映画音楽「司祭とその下男バルダの物語」組曲(全6曲)op.36
ソビエト国立交響楽団 1979年
15.A.プーシキンの詩による4つの歌曲op.46
ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
16.劇音楽「リア王」op.58a
ナターリャ・ブルナシェヴァ(ソプラノ)、エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ソビエト国立文化省交響楽団 1984年
17.映画音楽「コルジーンキナの出来事」op.59
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
CD.4
18.イギリスの詩による6つの歌曲op.62a
アナトリー・サフューリン(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1986年
19.A.プーシキンの詩による4つのモノローグop.91
アナトリー・サフューリン(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
20.祝典序曲op.96
ソビエトRTV大交響楽団 1972年
21.歌劇「カテリーナ・イズマイロヴァ」から5曲 op.114a 
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
CD.5
22.ロマンス「春よ、春よ」op.128
エフゲニー・ネステレンコ(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
23.イギリスとアメリカの8つの民謡
エレーナ・イヴァノヴァ(ソプラノ) ソビエト国立文化省交響楽団 1989年
24.ジャズバンドの為の組曲第1番
ソリスト・アンサンブル 1985年
25.「Big Lightning」(未完のコミック・オペラ)から9曲
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
編曲:
26.D.スカルラッティの2つの小品op.17から「パストラーレ」
27.D.スカルラッティの2つの小品op.17から「カプリチオ」
28.ベートーヴェンの「のみの歌」
ソリスト・アンサンブル 1979年
29.J.シュトラウスIIのポルカ「楽しい列車」
モスクワ・フィル 1979年
30.リムスキ=コルサコフの「私はほら穴で君を待っていた」
ソビエト国立交響楽団 1979年
31.V.ユーマンズの「2人でお茶を」op.16
レニングラード・フィル 1979年
以上、指揮は全てゲンナジー・ロジェストヴェンスキー




<TACET>
TACET 146 \2380
ピアノ・ロールによるシュナーベル(Pf)1905年の演奏
The Welte-Mignon Mystery Vol.VII
ヨゼフ・シュトラウス:オーストラリアの村つばめ op.164
シューベルト:4つの即興曲集 D.899 op.90から第4番
シューベルト:高雅なワルツ集 D.969 op.77から第1-6,8-10,12番
シューベルト:3つのピアノ曲 D.946から第2番
ブラームス:4つの小品 op.119から第3番
ショパン:練習曲 op.25から第2番
ショパン:練習曲 op.10から第5番
他 J.ランナー、バッハ、ヴェーバーの小品 全12曲 63:03分
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ) 
1905年の録音をピアノ・ロール




<MYTO (NOT HISTRICAL)>
MDCD0003 2枚組 \3050
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
レオンタイン・プライス(レオノーラ)、
アイリーン・デイリス(アズチェーナ)
フランコ・コレッリ(マンリーコ)、
マリオ・セレーニ(ルーナ伯爵)
ウイリアム・ヴェルダーマン(フェルランド)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年2月4日メトロポリタン、ライヴ録音
以前MYTO MCD91751(既に廃盤)で発売あり。
フランコ・コレッリ、レオンタイン・プライスによるニューヨーク、デビュ
ー公演のライヴ盤です。音質は良いです。





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0040 \2415
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(10,Jan,1952)
ワーグナー:「神々の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲(31,May,1952)
ワーグナー:ジークフリート牧歌(*)(6,Jun,1952)
フルトヴェングラー
ローマ・RAIオーケストラ/トリノ・RAIオーケストラ(*)
実に不思議な「田園」である。個々の楽器はお世辞にも上手とは言えない所
があるが、これが一つの流れで全曲を聴くと、以外(失礼?)にも立派な演奏
に聞こえるから不思議に思う。フルトヴェングラーは気心しれたBPOやVPOで
は多少の無茶(デフォルメ)をしてかなりきついアッチェレランドなどをかけ
るが、この演奏は至って自然な流れを作っておりこれが見事なほど成功して
いる。田園という曲のイメージに近い演奏かもしれない。但し、劇的なフル
トヴェングラー節に聴き慣れていると少し物足りないと感じるかもしれない。
しかし、フレーズをしっかり弾かせ、歌う様に作り上げた演奏は、決してお
粗末ではなく別の一面を見る事ができるしっかりとした演奏。

DCCA-0038 \3000
三鷹のエレナ・ベルガー(?)山口なをみの意欲的な新譜!
「歌の輪、心の和」
1.春の唄、2.早春賦、3.若葉、4.花嫁人形、5.夏は来ぬ、6.荒城の月、
7.椰子の実、8.赤とんぼ、9.故郷、10.鈴懸の径11.月の砂漠、12.砂山、
13.冬景色、14.雪の降る街を15.千の風になって、16.赤い花白い花、
17.夜明けのうた18.蘇州夜曲、19.ここに幸あり
山口なをみ(ソプラノ)、
金井 信(ピアノ)
見出しに「三鷹の」とご当地風の案内で始まりましたがそれも彼女がその地
に足をつけて普通の歌手以上に精力的に歌の素晴らしさを広めようとしてい
る原点の場所だからです。多分多くの方は山口なをみと聴かれても?になる
事でしょう。実は私も恥ずかしながらその一人でした。(名前は知っていまし
たが・・・。)彼女の場合、もちろん二期会会員として多くのステージに立つ
一方、後進の指導やアマチュア合唱団での指導にも力を入れており、「三鷹」
地域では私が知る限り少なくとも4つの合唱団の指導にあたっています。山口
はプライベート盤として既に3タイトルCDを発売していますが、そのいずれも
コンセプトがあり、今回も「日本の抒情歌」で作り上げた一枚です。学校の
教科書に載っている、有名な抒情歌もあれば、最近話題のあの「千の・・・」
も収録しています。山口の素晴らしい所は、曲一つ一つに合わせた歌い方も
さることながら、感情移入というか「心」の存在場所が歌一つ一つに込めら
れている事でしょう。上手い下手でいえば、この広い世界、彼女より上手い
歌手は沢山いる事でしょう。しかし、彼女と同じように歌に「心」を入れら
れる歌手はどれほどいるだろうか?一本調子になりがちな、日本語による日
本の抒情歌。彼女の歌声は全てを歌いきる!

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