クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-12 No.23

2006年12月28日 18時32分39秒 | Weblog
<BONGIOVANNI>
AB 20002(DVD-Video) \4750
字幕:伊英仏独
ガッツァニーガ:「ドン・ジョヴァンニ」
ロベルト・ルリアーノ(T ドン・ジョヴァンニ)
リンダ・カンパネッロ(S ドンナ・エルヴィーラ)
クリスティーナ・マンテーゼ(S ドンナ・アンナ)
パオラ・ヴァレンティーナ・モリナーリ(S マトゥリーナ)
マウリツィオ・レオーニ(Br パスクワリエッロ)
ジョルジョ・トゥルッコ(T オッターヴィオ公爵)
アルベルト・ロータ(Bs 騎士長)
ルカ・タマーニ(ランテルナ)
ピエランジェロ・ペルッキ(指)
ガエターノ・ドニゼッティ管弦楽団
ドニゼッティ劇場合唱団
演出:アレッシオ・ピッツェク
収録:2005年10月,ベルガモ
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」作成にあたって、台本作家のロレン
ツォ・ダ・ポンテが、もう一つの「ドン・ジョヴァンニ」から<パクリ>を
していることは有名なこと。それこそがこのガッツァニーガの「ドン・ジョ
ヴァンニ」。モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の初演に遡ること8ヵ月
半、ヴェネツィアで初演され、人気を博した作品で、モーツァルトの「ドン
・ジョヴァンニ」を理解するには不可欠の作品です。日本でも何度か上演さ
れていますが、映像はこれが始めて。ベルガモのドニゼッティ劇場での上演
です。なお、今日、ガッツァニーガの「ドン・ジョヴァンニ」は1幕もののオ
ペラとして上演されていますが、もともとはプロローグがあったことが伝え
られています。その部分は失われてしまったため、今回は音楽なしで簡単な
プロローグが付けられています。

GB 5632 \1980
モーツァルト:2つのチェンバロのためのソナタ集
四手のためのソナタ ハ長調 K.19d
四手のためのソナタ ニ長調 K.381(123a)
四手のためのアンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501
2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(375a)
フーガ ト短調 K.401(375e)
マリア・クロティルデ・シエーニ(Cemb)
カーティア・ロッチ(Cemb)
録音:2006年9月,ローマ
チェンバロによる2台の鍵盤のための作品集。チェンバロ2台だと、ピアノ2台
や、フォルテピアノ2台とも全く違った、雅なモーツァルトになるのが面白い
ものです。マリア・クロティルデ・シエーニはローマのチェンバロの大御所的
存在。カーティア・ロッチはその高弟です。




<PREISER>
PRCD 93448 \1880
レオニー・リザネク 初期録音集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ウェーバー:「オベロン」
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
プッチーニ:「トゥーランドット」
ダルベール:「低地」
シュトラウス:「アラベラ」
からのアリア,場面
レオニー・リザネク(S)
ルドルフ・モラルト(指)ザールラント放送管弦楽団
ヨゼフ・カイエルベルト(指)ケルン放送交響楽団
クルト・アイヒホルン(指)バイエルン国立管弦楽団
オイゲン・ヨッフム(指)バイエルン国立管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)バイエルン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950-1955年
20世紀後半のウィーンを代表するドラマティックソプラノといえば、このレ
オニー・リザネク(1926-1998)。世界中の劇場に出演、しかも1948年にデ
ビューして1996年に引退するまで半世紀近いキャリア!驚くべき歌手でした。
そのリザネクの初期の録音を集めています。放送用録音、ライヴ録音、商業
用録音と音源は様々。中では、ドイツ語ながら「マクベス」のライヴが貴重、
しかもアイヒホルンの指揮。

PRCD 93449 \1880
ヨゼフ・メッテルニヒ 第2集
ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「アラベラ」からのアリア,場面
ヨゼフ・メッテルニヒ(Br)
ヨゼフ・カイルベルト(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン交響楽団,ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950-1955年
ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005)はケルン生まれのバリトン。1950年代に
ベルリンやウィーンを中心に活躍しました。このCDに収録されているのは、
大半がELECTOROLA録音。「サロメ」はPHILIPSへの全曲録音から、「アラベ
ラ」は英COLOMBIAへの抜粋録音から採られたもの。

PRCD 93450 \1880
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 初期録音集
ロルツィング:「密猟者」,「皇帝と船大工」,「ウンディーネ」
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房達」
ワーグナー:「タンホイザー」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「シチリアの晩鐘」,「ファルスタッフ」
プッチーニ:「ボエーム」からのアリア,場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン交響楽団,フィルハーモニア管弦楽団
フリッツ・ブッシュ(指)ケルン放送交響楽団
マリオ・ロッシ(指)ケルン放送交響楽団
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS交響楽団、ほか
録音:1949-1955年
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの1950年代前半の録音を集めて
います。レコード用の録音と放送録音がありますが、どちらもかなり珍しい
もの。「ボエーム」は、エルフリーデ・トレチェル、リタ・シュトライヒ、
ローレンツ・フェーエンベルガーとの四重唱。いずれもドイツ語の歌唱です。




<King international 独自制作盤>
KDC 9 \1650
フォーレ・リサイタル
(1)即興曲第1番変ホ長調 (2)同第2番ヘ短調 (3)同第3番変イ長調 
(4)同第4番変ニ長調 (5)同第5番嬰ヘ短調 
(6)ヴァルス・カプリス第1番イ長調 (7)同第2番変ニ長調 
(8)同第3番変ト長調 (9)同第4番変イ長調 (10)8つの小品 作品84
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1993年4月、7月/パリ、聖ペテロ福音教会
即興的に変幻自在に繰り出されるハイドシェック的フォーレ(大橋マリ)

KDC 10 \1650
リスト名演集
(1)ノルマの回想 (2)葬送曲(詩的で宗教的な調べ)より (3)2つの伝説 
(4)悲しみのゴンドラ第1番 (5)メフィスト・ワルツ第1番
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1994年8月/パリ
ここにみなぎる情感の息つぎの豊かさ、深さは、ほとんど比類がない
(濱田滋郎)

KDC 11 \1650
ベートーヴェン:
(1)ピアノソナタ第15番ニ長調「田園」作品28
(2)同第20番ト長調「ソナチネ」作品49の2
(3)同第32番ハ短調 作品111
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1993年4月、7月/パリ
最後のソナタは真摯なアプローチと強い集中力が目立ち、ベートーヴェン
晩年の深い内容を切ないくらい献身的に表現しつくしている(宇野功芳)

KDC 12 \1650
ベートーヴェン:
(1)ピアノソナタ第11番変ロ長調
(2)同第21番ハ長調「ワルトシュタイン」
(3)自作主題による6つの変奏曲
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1992年6-7月/パリ
あらゆる楽想が魂を得て羽ばたき始めた感がある(宇野功芳)




<Hanssler>
98 234 \2080
ドイツのバロック・リュート作品集
ヴァイス:組曲イ長調
アダム・ファルケンハーゲン:ソナタ ハ短調 作品1
ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「クレオフィーデ」より
ハーゲン:ソナタ 変ロ長調、ガベル:トンボー ハ短調
ヘンデル:
歌劇「アルミーラ」より(リュート編曲)、序曲、メヌエット、ジーグ
ヨアヒム・ヘルト(リュート)

98 232 \2080
ハプスブルク家領内のバロック・リュート作品集
ムファット:パッサカリア、
ラウフェンシュタイナー:組曲 ト長調、
ヴァイス:組曲 ト長調、
ロイスナー:組曲 ニ短調、
ロジー:組曲 ヘ長調、
ビーバー:パッサカリア ハ短調
ヨアヒム・ヘルト(リュート)

98 218 \2080
ルネッサンスのリュート作品集
作者不詳:ヴォルト、
ダウランド:私のバルバラ、
バラード:クラント、G.B.ドメニコ:ベルガマスコ、
アラゴン:トッカータ、作者不詳:クーラント
アルフォンソ・フェッラボスコ:私の最後のため息、
作者不詳:クラント、カプスベルガー:トッカータ、
ブザール:プレアンブルム、
ギャビン・ボクエット:ラメンタティオ、
ダウランド:リッチ夫人のガリアルド、美しさ乙女、
ヴァン・デン・ホーヴ:トッカータ、パッサジオ、
ディオメデス・カート:レ・ミ・ファ・ソ・ラ
ヴァン・デン・ホーヴ:トッカータ1614、涙のパヴァーヌ
ヨアヒム・ヘルト(リュート)



<hr musik>
HRMK 03306 \2180
DDD
ショスタコーヴィチ:
(1)ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61
(2)24の前奏曲集Op.34より
(第1番,第2番,第6番,第10番 ,第12番,第14番,第15番,第16番,
第17番,第18番,第22番,第24番)
(3) 24の前奏曲とフーガOp.87より
(第8番,第5番,第24番)
エフゲニ・コロリオフ(P)
録音:2005年11月2 & 3日、12月19-21日ヘッセン放送ゼンデザール
ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事し、一連のバッハ演奏でならした
コロリオフが世に問う最新録音はショスタコーヴィチのピアノ曲。
ショスタコーヴィチといえばショパン・コンクールにも出場した名手。その
ショパン「24の前奏曲」になぞらえ、わずか数時間で一気に大半が書き上げ
られた作品34は、情緒と諧謔漂う独特の雰囲気がいかにも天才の個性を反映
しています。そして、やはり大バッハの「平均律」をベースとする作品87。
ロシア固有の素材も散りばめられつつ、バッハ時代の様式を見事に発展昇華
させた内容からこのジャンルの代表作とされています。ほかに有名な「レニ
ングラード」交響曲と同時期の労作、第2ソナタを収録。

HRMK 03206 \2180
“地獄に堕ちたこうもり”-アンドレアス・N.・タルクマンのハルモニーム
ジーク版編曲によるオッフェンバックとヨハン・シュトラウス
(1)オッフェンバック:地獄のオッフェンバック(“オッフェンバキアーデ”)
 -アンドレアス・N.・タルクマンによる金管九重奏版組曲
(2)ヨハン・シュトラウス:こうもり
 -アンドレアス・N.・タルクマン編曲による金管九重奏のためのハルモニー
ムジーク
アンタレス・アンサンブル
録音:(1)2004年11月6、7日
(2)2001年2月17、18日ヘッセン放送ゼンデザール
ふたりの喜歌劇王シュトラウスとオッフェンバックによるとびきりの名旋律
の数々が、ハルモニームジークで楽しめるアルバム。それぞれ「こうもり」
からの各場面の音楽と、「美しきエレーヌ」「天国と地獄」「ぺリコール」
「パリの生活」など各オペレッタから編まれています。
アンタレス・アンサンブルは、フランクフルト放送交響楽団のメンバーによ
り1997年に結成された団体。1956年ハノーヴァー生まれのタルクマンは、ザ
ビーネ&アルブレヒト・マイヤーのさまざまなアルバムにクレジットされ、
時には協奏曲のカデンツァなどの作曲もする名アレンジャー。現在、マンハ
イム音楽大学で編曲と器楽法を教えています。




<VENEZIA>
CDVE04263 2枚組 \1650
リムスキー=コルサコフ:交響曲全集+ピアノ協奏曲
(1)交響曲第1番 ホ短調op.1 1983年
(2)交響曲第2番 嬰ヘ短調「アンタール」op.9 1978年
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
(3)交響曲第3番 ハ長調op.32
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送交響楽団 1962年
(4)ピアノ協奏曲 嬰ハ短調op.30
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送交響楽団 1968年

CDVE04266 3枚組 \1980
バルシャイ指揮ハイドン:交響曲選集
ハイドン:
(1)交響曲第45番 嬰ヘ短調「告別」 1967年
(2)交響曲第94番 ト長調「驚愕」 1974年
(3)交響曲第95番 ハ短調 1974年
(4)交響曲第100番 ト長調「軍隊」 1973年
(5)交響曲第102番 変ロ長調  1973年
(6)交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 1973年
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管弦楽団

CDVE04267 \1350
B.アレクサンドロフ・アンサンブルによるロシア民謡名唄集
(1)「私のモスクワ」
(2)「祖国」
(3)「トロイカ」
(4)「騎馬のトロイカに乗って」
(5)「ヴォルガの舟歌」
(6)「ヴォルガ河を下る」
(7)「カリンカ」
(8)「カチューシャ」
(9)「勝利の日」
(10)「聖なる戦い」
(11)「行商人」
(12)「白樺は野に立てり」
(13)「ともしび」
(14)「さらば岩山よ」
(15)「前線の森の中で」
(16)「ああ広き野よ」
(17)「ピーテル街道に沿って」
ボリス・アレクサンドロフ、アナトリー・マルツェフ、
ユーリー・ペトロフ、イーゴリ・アガフォンニコフ指揮
アレクサンドロフ・アンサンブル(赤軍合唱団)
1969-92年録音




<WALHALL>
WLCD0187 2枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」
ルドルフ・ショック(イドメネオ)、ヴァルデマル・クメント(イダマンテ)
ヒルデガルト・ヒレブレヒト(イリア)、クリステル・ゴルツ(エレクトラ)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1956年7月30日ザルツブルクでの録音
※以前MMというレーベルから発売あり。

WLCD0188 2枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
エリカ・ケート(コンスタンツェ)、アントン・デルモータ(ベルモンテ)
ハンニー・シュテフェク(ブロンデ)、マレイ・ディッキー(ペドリロ)
カール・ベーム指揮ヘッセン州立放送交響楽団、合唱団
1956年6月フランクフルトでの録音、スタジオ放送用音源

WLCD0189 2枚組 \1800
カール・オルフ:舞台音楽「アンティゴネ」 初出!
マルタ・メードル(アンティゴネ)、ヘティ・ブリュマッハー(イズメーネ)
ヘルマン・ウーデ(クレオン)、ゲルハルト・シュトルツェ(番人)
ヘルムート・シンドラー(ヘーモン)、ヨゼフ・トラクセル(ティレシアス)
フェルデナント・ライトナー指揮
シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月9日シュトゥットガルトでの録音
※非常に良い音質です。

WLCD0190 2枚組 \1800
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ジョージ・ロンドン(オランダ人)、アストリッド・ヴァルナイ(ゼンタ)
ヨゼフ・トラクセル(エーリク)、アルノルト・ヴァン・ミル(ダーラント)
ヨゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年バイロイトでの録音
※以前MYTOレーベルから発売あり。

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06-12 No.22-1

2006年12月27日 15時57分40秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67583 \2080
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第2集 ――
ロベルト・フォルクマン(1815-1883):チェロ協奏曲イ短調Op.33
アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):チェロ協奏曲ト短調Op.32
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):チェロ協奏曲ホ短調Op.78
ロベルト・シューマン(1810-1856):チェロ協奏曲イ短調Op.129
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、
ハンヌ・リントゥ(指揮)、ベルリン放送交響楽団
「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集」(CDA 67544)、
「ショスタコーヴィチ&シュニトケ作品集」(CDA 67534)の2タイトルで桁
違いのスケールの演奏を披露するなど、アムラン&ヒューイットと比肩する
ハイペリオンのトップ・アーティストとしての実力を証明したドイツのチェ
ロ奏者アルバン・ゲルハルト。ハイペリオンの中でも特に絶大な反響を得て
いる「ロマンティック・シリーズ」の最新作となる「ロマンティック・チェ
ロ・コンチェルト・シリーズ第2集」では、現在ゲルハルトが最も重要で中心
的レパートリーとして取り組んでいる十八番シューマンのチェロ協奏曲を含
む4作品が登場!ブラームスの友人であり、同僚でもあった4人の中で現在も
頻繁に名前が登場するのはシューマンだが、フォルクマンやディートリヒ、
ゲルンスハイムの3人も19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家として成功を収め
ている。ゲルハルトは来る2007年4月14日-16日にベルリンのフィルハーモ
ニーにおいてティーレマン&ベルリン・フィルとシューマンのチェロ協奏曲
で共演することが決定!芸術監督サイモン・ラトルの強い要望によって実現
したプログラミングとコンサートなだけにその期待度は半端ではない。ロマ
ンティシズムに満ちあふれる甲乙付けがたい4つのチェロ協奏曲。ドイツ系
チェリスト最大の大器ゲルハルトが奏でる至高の芸術は聴き手の心に新たな
る風を吹き込むことだろう!(シューマンを除く3作品は世界初録音。)

CDA 67571 \2080
E・ブロッホ:
《バール・シェム》組曲、ヘブライ組曲、無伴奏ヴァイオリン組曲第1番、
同第2番
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.44、Berceuse Sfaradite、
即興と舞曲Op.30
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、
アーノン・エレツ(ピアノ)
フバイのヴァイオリン協奏曲集のリリースによって、さらにその株を上げた
ハガイ・シャハムによるブロッホのヴァイオリン作品集第2弾。第1弾となっ
た前作(CDA 67439)ではヴァイオリン・ソナタをメインとしたプログラミン
グを聴かせてくれたシャハム。今回の第2弾ではブロッホの無伴奏ヴァイオリ
ン組曲を中心に、イスラエルの作曲家ベン=ハイムの作品も収録。力強さと
情熱、そして民族性を併せ持ったブロッホ&ベン=ハイムの作品でシャハム
のスリリングな妙技と輝かしい音色が冴え渡る!

CDA 67574 \2080
R・シュトラウス:
メタモルフォーゼン/ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13/
カプリッチョOp.85より 前奏曲
ナッシュ・アンサンブル
イギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの最新作は、なんと
リヒャルト・シュトラウス!23の弦楽器のために書かれた「メタフォーゼン」
だがここで収録されているのは、初稿版とも言える弦楽七重奏版。そして「メ
タモルフォーゼン」より約60年前に作曲された「ピアノ四重奏曲」のカップ
ングも、シュトラウスの作風の変遷を知ることの出来る興味深い選曲である。
ジャケットのデザインもこれまでとは一風違った雰囲気を醸し出しており、
聴き手を唸らせるような演奏を披露してくれるに違いない!

CDA 67579 \2080
マクシミリアンII世時代の宮廷音楽 ――
ヤコブス・ファート(c.1529-1567):
イエスは彼女が泣き、星の創り主、おお王国は栄光に満ちて、
Ascendetis post filium、コンティヌオ・ラクリマス
アントニウス・ガリ(?-1565):ミサ曲《Ascendetis post filium》
ピーター・マーセンス(c.1505-1562):Discessu
オルランド・デ・ラッスス(1532-1594):平和を愛する者
チンクエチェント
神聖ローマ皇帝マクシミリアンII世から絶大な信頼を受けていた臣下ヤコブ
ス・ファートや貴族として認められたラッススなど、同皇帝に仕えた音楽家
たちによる宮廷音楽を存分に堪能出来るハイペリオンの意欲があふれる好企
画。5人音楽家によって2004年10月にウィーンで結成された「チンクエチェン
ト」は、16世紀の合唱作品を主なレパートリーする新進気鋭の男声ヴォーカ
ル・アンサンブル。今回のリリースがデビュー盤であり今後の活躍が嘱望さ
れている。

CDA 67593 \2080
E・エルガー:教会音楽集 ――
大いなる主Op.67/They are at rest/Queen Alexandra Memorial Ode/
アヴェ・マリアOp.2-2/《使徒たち》Op.49より The Spirit of the Lord
/テ・デウムとベネディクトゥスOp.34/おお救い主なるいけにえよ/
アヴェ・ヴェルムOp.2-1/見よ大いなる司祭/主よ聞かせ給えOp.64/
Give unto the Lord Op.74
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバ
ム第4弾。1912年に「大いなる主Op.67」がウェストミンスター寺院で初演さ
れるなど、縁の深い音楽家であったエルガーの合唱作品を集めたもの。



<Helios>
CDH 55273 \1280
天国と地獄の結婚-13世紀フランスのモテットと歌 ――
作曲者不詳:「Je ne chant pas/Talens m'est pris/APTATUR/OMNES」
作曲者不詳:
「Trois sereurs/Trois sereurs/Trois sereurs/Perlustravit」
ブロンデル・ド・ネスル(fl.1180-1200):En tous tans que vente bise
作曲者不詳:
「Plus bele que flors/Quant revient/L'autrier jouer/
FLOS FILIUS EIUS」
作曲者不詳:「Par un matinet/He,sire!/He,bergier!/EIUS」
作曲者不詳:
「De la virge Katerine/Quant froidure/Agmina milicie/AGMINA」
コラン・ミュゼ(fl.c.1200-1250):Trop volentiers chanteroie
作曲者不詳:「Ave parens/Ad gratie/AVE MARIA」
作曲者不詳:
「Super Te Jerusalem/Sed Fulsit Virginitas/Primus Tenor/Dominus」
作曲者不詳:A vous douce debonnaire
作曲者不詳:「Mout souvent/Mout ai este en dolour/Mulierum」
ベルナール・ド・ヴァンタドゥール(1125-2295):
Can vei la lauzeta mover
作曲者不詳:
「Quant voi l'aloete/Diex! je ne m'en partire ja/NEUMA」
作曲者不詳:「En non Dieu/Quant voi la rose/NOBIS」
ゴーティエ・ド・ダルジー(c.1165-a.1236):
Autres que je ne sueill fas
作曲者不詳:「Je m'en vois/Tels a mout/OMNES」
作曲者不詳:Festa januaria
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
その演奏と功績が全世界から絶賛されているイギリスのヴォーカル・グルー
プが発掘する中世フランス音楽 ――。CDA 66423からの移行再発売。

CDH 55274 \1280
15世紀後期の宮廷音楽 ――
ロバート・モートン(c.1430-c.1479):Le souvenir de vous me tue
ヨハンネス・レジス(c.1425-c.1496):Puisque ma damme-Je m'en voy
作曲者不詳:Las je ne puis plus nullement durer
ロバート・モートン:Que pourroit plus
ヨハンネス・ベディンガム(?-1459/60):Myn hertis lust
ジル・バンショワ(c.1400-1460):Dueil angoisseux
ギョーム・デュファイ(1397-1474):Ne je ne dors
作曲者不詳:En amours n'a si non bien
ヴィンスネット・ドゥ・ブルーケット(1397-1474):
La pena sin ser sabida
作曲者不詳:Mi ut re ut
ロバート・モートン:Plus j'ay le monde regarde
ウォルター・フライ(?-1475):So ys emprinted
ブルゴーニュ公シャルル(1433-1477):Ma dame,trop vous mesprenes
エンリケ(?-1488):Pues servicio vos desplaze
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
最高の演奏によって現代にその姿を現した珠玉の作品の数々 ―― 。
CDA 66194からの移行再発売。

CDH 55281 \1280
イギリスとフランスの精神-中世後期の宮廷と教会音楽 ――
作曲者不詳:Quant la douce jouvencelle
ジョン・クック(c.1385-?1442):グローリア
マッテオ・ダ・ペルージャ(fl.1400-1416):比類なく美しい方よ
ギョーム・ド・マショー(c.1300-1377):Ay mi! dame de valour
作曲者不詳:
En cest mois de May、Laus detur multipharia、クレド、
La uitime estampie real
ピキーニ(fl.c.1364-1389):Plaisance,or tost
作曲者不詳:
Deduc, Syon, uberrimas、La septime estampie real、「Je ne puis/
Par un matin/Le premier jor/IUSTUS」、Beata nobis gaudia、
「Virgo plena gratie/Virgo plena gratie/[VIR]GO」、La quarte
estampie real、Crucifigat omnes、Flos in monte cernitur、In Rama
sonat gemitus
プレトリウス(fl.c.1200):Presul nostri temporis
作曲者不詳:アヴェ・マリア
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
数々の名演奏を世に送り出してきたアンサンブルの実力と魅力が満載!
CDA 66739からの移行再発売。




<Guild Historical>
GHCD 2319 \1350
J・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
F・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759《未完成》*
パウル・クレツキ(指揮)、
ルツェルン祝祭管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団*
上質のリマスターと貴重な歴史的音源を次々と発表してきたギルド・ヒストリ
カルから久々のリリース!ポーランドの生んだ巨匠パウル・クレツキは、ドイ
ツでのナチスやイタリアでのファシスト、ソ連でのスターリンからの迫害を避
けるためにスイスへと亡命。1946年にスイスで行われた未発表の貴重な音源
が2000年に発見され、今回リリースの運びとなった。このクレツキのタイトル
は新たにスタートとなる「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリー
ズ」の1枚。チューリッヒ中央図書館には150を超える未発表のコレクション
が所蔵されており、今回のリリースがシリーズ第1弾となる。今後のリリース
・プランに要注目!ブラームスは1946年9月5日-7日ルツェルン、シューベルト
は1946年11月10日&13日ロンドン・アビー・ロード・スタジオでの録音。

GHCD 2320 \1350
バルビローリ・プロムス・ライヴ(1954) ――
J・ハイドン:
歌劇《無人島》序曲、オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2より そこで神はその
御姿にしたがって人間をつくられた、威厳と気高さを身につけ
J・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
デイヴィット・ガリヴァー(テノール)、
ジョン・バルビローリ(指揮)、ハレ管弦楽団
バルビローリが1943年から1958年にかけて常任指揮者を務めた手兵ハレ管弦
楽団との1954年プロムス・ライヴがギルド・ヒストリカルから登場!バルビ
ローリのブラームスはハレ管との交響曲第3番&第4番の商業録音、1966年か
ら67年にかけてウィーン・フィルとの全曲録音が既に存在しているが、今回
1954年のハレ管との交響曲第1番が追加されたことは嬉しいところ!1954年8
月24日、ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたプロムスの
ライヴ録音。英国バルビローリ協会との共同制作。

GHCD 2321 \1350
クーセヴィツキー・ライヴ録音集1943-1948Vol.1 ――
R・シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》Op.20
B・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
I・ストラヴィンスキー:頌歌
C・M・V・ウェーバー:歌劇《オベロン》序曲
セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)、ボストン交響楽団
1924年から1949年まで長きに渡ってボストン響の常任指揮者として活躍した
クーセヴィツキーが1943年から1948年にかけて行ったコンサートのライヴ録
音シリーズ第1作。クーセヴィツキー自身が委嘱を行ったバルトークの「管
弦楽のための協奏曲」は初演が行われた1944年の12月31日の録音(5楽章の
終曲はオリジナル・エンディング)。ストラヴィンスキーの「頌歌」は1943
年10月8日に行われた初演の録音が収録されている!

GHCD 2323 \1350
F・ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ヴィトルド・マルクジンスキ(ピアノ)、
パウル・クレツキ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
前出の「GHCD 2319」と同じく「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シ
リーズ」。ヴィトルド・マルクジンスキはショパンのスペシャリストとして
高名な1914年ワルシャワ出身のピアニストであり、1937年に行われた第3回
ショパン国際コンクールで第3位獲得という実績を持つポーランドの巨星。
同郷のクレツキとのコンビで収録された貴重な協奏曲録音はショパンが1946
年11月20日、ラフマニノフが1949年4月26日-27日の収録で会場は2曲ともロン
ドン・アビー・ロード・スタジオである。

GMCD 7310 \2180
F・シューベルト:
即興曲変イ長調D.935-2,Op.142-2、同変イ長調D.935-2,Op.142-2
R・シューマン:《子供の情景》Op.15より 知らない国々、重大な出来事
E・グリーグ:抒情小曲集第10集Op.71より 小さな妖精、森の静けさ
F・ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
S・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2、同嬰ト短調Op.32-12
アルフレード・フェルダー(1950-):ブルー・リザードの歌
マルティン・ウェルナー(ピアノ)
1991年スイス出身のマーティン・ウェルナーは、若干9歳でチューリッヒ・
ヴィンタートゥーア音楽院に入学。その後ロンドンの王立音楽院のディプロ
マへ進むなど探究心の尽きぬ若き天才である。スイス・ヤング・ミュージッ
ク・コンペティションなどのコンクールにおいて圧倒的な評価で優勝を獲得
するなどスイスのピアノ界を担う逸材として期待を受けている。

GLCD 5128 \1350
軽音楽の黄金時代-労働時間の軽音楽 ――
E・コーツ:Calling All Workers
リード:The Band Plays
P・E・フレッチャー:Folie Bergere
R・スコット:In An 18th Century Drawing Room
W・アレッター:Rendezvous
H・P・デイヴィス:“Lisbon Story” Selection/他 全26曲
様々なアーティスト

GLCD 5129 \1350
軽音楽の黄金時代-青い水平線を越えて ――
L・ロビン:Beyond The Blue Horizon
V・ヤング:Blue Star
A・V・ピネリ:Blue Blues
R・バルソッティ:Flying Colours
R・バスビー:Out Of The Blue
F・ティルキンス:Pink Lady Waltz
I・バーリン:Blue Skies/他 全27曲
様々なアーティスト




<Etcetera>
KTC 9000(22CDs+4DVDs+1SACD)\25500
シェーンベルク・アンサンブル・エディション-ア・センチュリー・オブ・
ミュージック・イン・パースペクティヴ ――
シェーンベルク/ウェーベルン/マーラー/ツェムリンスキー/シマノフス
キ/ヤナーチェク/ストラヴィンスキー/ミヨー/メシアン/ブーレーズ/
シュトックハウゼン/リゲティ/ヘンツェ/カーゲル/ダラピッコラ/アン
タイル/他
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)、
シェーンベルク・アンサンブル
オランダが世界に誇る超絶集団「シェーンベルク・アンサンブル」。オラン
ダのハーグで1974年にデ・レーウを中心として創設されたシェーンベルク・
アンサンブルは、結成30年記念の一大企画として20世紀&21世紀の音楽が網
羅できる規格外のボックス・セットを世に送り出す!マーラーやミヨー、ス
トラヴィンスキーからメシアン、ブーレーズ、リゲティ、そしてアンドリー
センやアダムス、アンタイル、リームなど様々な近現代の作曲家の作品を収
録。20世紀から21世紀への音楽の移り変わりを体験できるという視点からも
非常に大きな意味を持つボックスと言える。ちなみにブックレットはなんと
約600ページ!(計4枚DVDの中でカーゲルとデ・レーウの2タイトルはPAL方式
となっております。予めご了承下さい。)

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06-12 No.22-2

2006年12月27日 15時57分01秒 | Weblog
<Phaedra>
DDD 92049 \2180
In Flanders' Fields Vol.49-リッケリンク・プレイズ・ヨンゲン&ロンケ
J・ヨンゲン:ソナタ形式による組曲Op.60、ソナチネOp.88
ジョルジュ・ロンケ(1900-1967):
青き部屋の写真、夕暮れOp.11、夜想曲Op.45、スペイン舞曲Op.10、
モーリッシュ舞曲Op.29、セーリング・ボートOp.42
ハンス・リッケリンク(ピアノ)
2003年と2005年には来日も果たしており、ヘフェールト賞など数多くの賞を
獲得しているヘント出身のピアニストであるハンス・リッケリンクによるベ
ルギーのピアノ・アルバム。録音で使用されているベーゼンドルファー・モ
デル280の響きとリッケリンクのタッチの融合がフランダースの香りを醸し出
している。

DDD 92050 2枚組 \4360
In Flanders' Fields Vol.50-フランダース地方の宗教音楽集 ――
ペーター・ベノワ(1834-1901):アヴェ・マリア、天使のパン
ロデウィック・モルテルマンス(1868-1952):
Klaar bloed en louter wonden
アルトゥール・フェルホーフェン(1889-1958):前奏曲とフーガ ホ長調
ガストン・フェレマンス(1907-1964):Pater in manus tuas
アウグスト・デ・ボック(1865-1937):
アヴェ・マリア、おお救いのいけにえよ
フロレンティヌス・デ・ボック(1826-1892):ああ、イエスよ/他 全28曲
アン・デ・レネ(ソプラノ)、クリスティーネ・アダマイテ(オルガン)、
ヘルマン・エンゲルス(指揮)、ラトヴィア国立合唱団
19世紀ベルギーのフランダース地方で活躍した音楽家たちによる宗教音楽を取
り上げたコンサートのライヴ録音。バルト三国の小国を代表するラトヴィア
国立合唱団の歌声は神秘であり荘厳である。




<Gaudeamus>
CDGAU 358 \2080
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集第1巻
ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調BWV.1002/
ソナタ第2番イ短調BWV.1003
ジャクリン・ロス(バロック・ヴァイオリン)
アマティによって1570年頃に制作されたバロック・ヴァイオリンを弾きこなす
ニューヨーク生まれの女流ヴァイオリニスト、ジャクリン・ロスが挑むバッハ
の無伴奏!6歳からヴァイオリンを始めたロスは特待生として名門ジュリアー
ド音楽院へ入学。現在はソリストとしての活動の傍らバーミンガム音楽院の
教授職を務め、各地でのマスタークラスなどを積極的に開催している実力者
である。

CDGAU 360 \2080
フェリックス・フェミナ-中世スコットランドのポリフォニー
レベッカ・タヴァナー(ディレクター)、カンティ
12世紀末にスコットランドで作曲された世界初録音を含む聖母マリア崇拝のた
めの声楽作品集。「カンティ」はスコットランドを代表する古楽演奏団体「カ
ペラ・ノヴァ」の女流奏者たちによって結成されたアンサンブルであり、イギ
リスを中心として活発な活動を展開している。

CDGAX 550 5枚組 \4750
オケゲム・コレクション ――
ヨハネス・オケゲム(c.1420-1497):
めでたし元后/ミサ「ミ・ミ」/うるわしき救い主の御母よ/種々の比率に
よるミサ曲/ミサ・ド・プリュ・ザン・プリュ/クレド/喜びたまえマリア
よ/ミサ曲《今はただ死を待つばかり》/レクイエム/Intemerata Dei
mater/アヴェ・マリア/ミサ曲《見よ主のはしためを》/任意の旋法による
ミサ曲/天の恵みが/第5旋法によるミサ曲/S'elle M'amera/可愛いカミュ
ゼット/ミサ曲《武装した人》/ミサ・シネ・ノミネI&II/ミサ・オー・ト
ラヴァイユ・シュイ
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ
ウィッカム&クラークス・グループの代名詞とも言えるオケゲムの作品集。
既にリリースされたベスト盤「エッセンシャル・オケゲム」(CDGAM 357)
に続いて、これまでにクラークス・グループが録音を行ってきたオケゲムの
作品集を1つにまとめた総収録時間6時間以上に及ぶセットが登場!「レクイ
エム」(CDGAU 168)がグラモフォン・アウォードを獲得し、ミサ「ミ・ミ」
(CDGAU 139)が同賞にノミネートされるなど世界的名声を獲得してきた演奏
がギッシリと詰まったオケゲムの決定盤。




<Living Era>
CDAJA 5601 \1680
喜びの夜-1930年代のパームコート ――
24のオリジナル・モノ・レコーディングス1928-1940
様々なアーティスト
1930年代を中心として親しまれたサロン音楽の歴史的録音集。アルフレード・
カンポーリ、マレーク・ウェーバー、マントヴァーニ・オーケストラなどの
演奏を収録している。

CDAJA 5618 \1680
エツィオ・ピンツァ-26のオリジナル・モノ・レコーディングス1927-1952
エツィオ・ピンツァ(バス)
名門メトロポリタン歌劇場で22シーズンにわたって750回以上の出演を果たし
たイタリアの伝説的バス奏者のポートレート。

CDAJA 5649 \1680
モック・モーツァルト-モーツァルトのパロディ集 ――
23のオリジナル・モノ・レコーディングス1912-1954
様々なアーティスト
ヴィクトル・ボルゲ、ザ・コメディ・ハーモニスツ、フローレンス・フォス
ター・ジェンキンスといった希代の個性派アーティストたちによる一風変わ
ったモーツァルト・アルバム。





<Resonance>
CDRSN 3086 \1080
ベスト・オブ・プッチーニ ――
G・プッチーニ:
歌劇《トゥーランドット》より 誰も寝てはならぬ/ハミング・コーラス/
ある晴れた日に/他
様々なアーティスト
「Resonance」の新シリーズ「ベスト・オブ...」は、作曲家ごとの代表作を
集めたその名の通りベスト盤。クラシック初心者にはもちろんのこと、ASVの
個性あふれる音源で名作を広く堪能して頂くことの出来るシリーズである。
初回の5タイトルに続いて全20タイトルのリリースが予定されている。

CDRSN 3082 \1080
ベスト・オブ・チャイコフスキー ――
P・I・チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35より/バ
レエ音楽《眠りの森の美女》より/幻想序曲《ロメオとジュリエット》より
様々なアーティスト

CDRSN 3083 \1080
ベスト・オブ・シベリウス ――
J・シベリウス:
交響詩《フィンランディア》Op.26/トゥオネラの白鳥Op.22-2/
悲しきワルツOp.44-1/カレリア組曲/他
様々なアーティスト

CDRSN 3084 \1080
ベスト・オブ・ショパン ――
F・ショパン:
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1《子犬のワルツ》/ピアノ・ソナタ第2番
変ロ短調Op.35《葬送》/前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/他
様々なアーティスト

CDRSN 3085 \1080
ベスト・オブ・ヘンデル ――
G・F・ヘンデル:水上の音楽/王宮の花火の音楽/他
様々なアーティスト




<APR>
APR 6004 2枚組 \4360
コンプリート・ヨーロピアン・ソロ・レコーディングス1930-36 ――
F・ショパン:
練習曲第4番嬰ハ短調Op.10-4、同第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
同第8番ヘ長調Op.10-8、練習曲第15番ヘ長調Op.25-3、
マズルカ第7番ヘ短調Op.7-3、同第27番ホ短調Op.41-2、
同第32番嬰ハ短調Op.50-3、スケルツォ第4番ホ長調Op.54、
ピアノ・ソナタ第2番変ホ短調Op.35より 第1楽章
F・リスト:
詩的で宗教的な調べ より 第7曲《葬送》、ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調Kk.87、ソナタ ト長調Kk.125
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
コラール《いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、もろともに》BWV.734
G・F・ハイドン:ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
L・V・ベートーヴェン:自作の主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
R・シューマン:プ
レスト・パッショナート ト短調WoO.5-2、アラベスク ハ長調Op.18、
夢のもつれOp.12-7、トッカータ ハ長調Op.7
C・ドビュッシー:練習曲集第5巻より第5番《アルペッジョのために》
F・プーランク:パストゥレル、トッカータ
N・リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲):熊蜂の飛行
I・ストラヴィンスキー:ロシアの踊り
S・ラフマニノフ:前奏曲第6番ト短調Op.23-5
S・プロコフィエフ:トッカータ ニ短調Op.11
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
ホロヴィッツの重要レパートリーを収録した既発売の2タイトル“APR 5516”
と“APR 5517”をセットにした新装再発売盤。若きホロヴィッツの鬼気迫る
圧倒的な演奏を数多く収録したヒストリカル・ファン、ホロヴィッツ・ファ
ン必携の1枚である!

APR 5528 \1880
ブッシュ&ゼルキン・デュオ-未発表録音集 ――
J・S・バッハ:
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調BWV.1018
J・ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78《雨の歌》、
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、
オーブリー・ブレイン(ホルン)
20世紀を代表する名手たちによる初出音源が登場!バッハは1939年3月2日、
ブラームスのヴァイオリン・ソナタは1936年10月13日のライヴ録音。ホルン
三重奏曲は、既に音盤化されている1933年11月の音源に同年5月16日に収録さ
れた録音を組み合わせたヴァージョンとなっている。

APR 5599 \1880
W・A・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664,Op.120
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
幼少時代からBBC放送やコンサートなどで活躍してきたイギリスのベテラン女
流ピアニスト、ヴァレリー・トライオンの最新盤。




<Amon Ra>
CD-SAR 1 \2080
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第4番ニ長調Op.83/同第9番変ホ長調Op.117
ダーティントン弦楽四重奏団
1958年の結成以来、イギリスの弦楽器界を牽引する弦楽アンサンブルとして
活躍してきたダーティントン弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ・アル
バム。1973年の録音。

CD-SAR 24 \2080
ピエール・ド・ラ・リュー:死者のためのミサ曲
ジョスカン・デ・プレ:
ミサ曲《フェラーラ公エルコーレ》、森のニンフ泉の女神
ジェイムズ・ウッド(指揮)、
ニュー・ロンドン室内合唱団
ルネサンス音楽からコンテンポラリーまでをレパートリーとしており、特に
20世紀-21世紀音楽の演奏に定評のあるニュー・ロンドン室内合唱団。ウッド
によって1981年に結成された直後の1985年に収録された録音。

CD-SAR 37 \2080
J・ブラームス:
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120-1/同第2番変ホ長調op.120-2
アラン・ハッカー(クラリネット)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
リチャード・バーネット(ピアノフォルテ)
ロンドン交響楽団の主席クラリネット奏者などを歴任したイギリス・クラリ
ネット界の大御所アラン・ハッカーがオリジナル楽器を使用して演奏するブ
ラームス。1989年4月の録音。




<Saydisc>
CD-SDL 354 \2080
メカニカル・オペラ-オルゴールによるオペラ名曲集
オルゴールによる自動演奏
イギリスの収集家たちが所有する貴重なオルゴールの自動演奏でヴェルディ
やドニゼッティ、ロッシーニなどのオペラの名曲が響き渡る。

CD-SDL 302 \2080
ケントの教会の鐘
(カンタベリー大聖堂、ロチェスター大聖堂などの鐘の音色を曲収録)
様々なアーティスト

CD-SDL 352 \2080
G・ブッシュ:クリスマス・カンタータ
リチャード・エルフィン・ジョーンズ(指揮)、
カーディフ・ポリフォニック・コアー

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06-12 No.21-1

2006年12月27日 15時56分29秒 | Weblog
<DYNAMIC>
DYNDVD 33535(DVD-Video) \3780
NTSC
字幕:伊英仏独西
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
デジレ・ランカトーレ(S ルチア)
ロベルト・デ・ビアージョ(T エドガルド)
ルカ・グラッシ(Br エンリーコ)
エンリーコ・イオーリ(Bs ライモンド)
マッテオ・バルカ(T アルトゥーロ)
ヴィンチェンツォ・マリア・サリネッリ(T ノルマンノ)
ティツィアーナ・ファルコ(Ms アリーザ)
アントニーノ・フォリアーニ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:フランチェスコ・エスポージト
舞台:イタロ・グラッシ
収録:2006年10月,ベルガモ
2007年1月に来日公演の行われる、北イタリアの名門歌劇場、ベルガモ・ドニ
ゼッティ劇場。その来日演目がDVDで発売になります!これは、ドニゼッティ
最大の人気作「ルチア」。何といっても注目は、今ヨーロッパで最も注目され
ている若手ソプラノの一人、デジレ・ランカトーレの主演!ランカトーレは
1977年、シチリアのパレルモ生まれ。合唱団員だった母に学び、19歳で初舞
台に立った場所は、なんとザルツブルク音楽祭!しかも「フィガロの結婚」
のバルバリーナという21世紀に入ってから急速に名声を高め、2004年12月に
は、修復後のスカラ座の再会公演で主役を務めています。彼女の声は、密度
のある充実した声で、驚異的に高い音まで楽々出せてしまうという驚異的な
もの。コロラトゥーラも鮮やかで、最大の当たり役は「ホフマン物語」のオ
ランピア、既にDVDが2種類もある程です。ルチア役は今回が初役です。その
他、デ・ビアージョ、グラッシ、イオーリ、バルカ、サリネッリの主要歌手、
フォリアーニの指揮、エスポージトの演出は、来日公演と同じ。公演を見に
行かれる方にも、見に行かれない方にも、ぜひお勧めです!

DYNDVD 33534(DVD-Video) \4180
NTSC
字幕:伊英仏独西
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S アンナ・ボレーナ)
ジャンルカ・パゾリーニ(T ペルシ)
ソフィア・ソロヴィイ(Ms ジョヴァンナ)
リッカルド・ザネッラート(Bs エンリーコ)
ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms スメトン)
マウーロ・コルナ(Bs ロシュフォール)
ルイジ・アルバーニ(T エルヴェイ)
ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:フランチェスコ・エスポージト
舞台:イタロ・グラッシ
収録:2006年10月,ベルガモ
日本にも毎年のように訪れて人気のプリマドンナ、ディミトラ・テオドッシュ
ウ、その最大の当たり役であるアンナ・ボレーナが映像に!ドニゼッティの出
世作となった「アンナ・ボレーナ」は、無実の不貞の罪で死に至るアンナ・ボ
レーナの悲劇。大変な人気作であるにもかかわらず、ヒロインのアンナに大き
な力量が問われるので、上演はあまり多くありません。しかしここ数年は、
テオドッシュウが得意として度々取り上げています。彼女は既に2000年の上演
のライヴがCDになっています(CDS370)が、それから6年、テオドッシュウの
声はますます磨きがかかっています。豊かでドラマティックな表現力を持ちつ
つ、コロラトゥーラも操れ、しかも気高く美しい。聞けば納得の出来栄えです。
パゾリーニ、ザネッラート、ロ・モナコ、コルナ、アルバーニの主要歌手、
カルミナーティの指揮、エスポージトの演出は、来日公演と同じ。「アンナ
・ボレーナ」のDVDは、20年以上前にカナダでサザランドが歌ったものがあっ
ただけでしたから、これは大歓迎。公演を見に行かれる方にも、見に行かれ
ない方にも、ぜひお楽しみに!




<naive>
V 5053 \2080
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアン管弦楽団
(1)ガボル・ボルドツキ(Tp)
1988年生まれの美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サー
ル。次なる新譜は初の協奏曲。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番では、
プラハ室内管でも活躍するトランペッター、ガボル・ボルドツキ(ソニーか
らリリースあり)がソロ・パートで演奏しているのも注目の点です。ピアノ
のパートも、シンプルな響きの中にリーズの感性がきらりと光る名演です。
リストの協奏曲も、冒頭の華々しいピアノのパッセージのものすごい迫力に
は圧倒されます。第3楽章のスケルツァンドの雰囲気も軽妙洒脱。プロコフィ
エフも、ちりばめられた技巧のひとつひとつをリーズはいとも簡単にこなし
ており、見事。指揮のローレンス・フォスターは2007年5月のN響定期でも来
日が決まっています。グルベンキアン管弦楽団は創立40年以上の中堅管弦楽
団、リーズの若き才能を好サポートしています。

OP 30432 \1550
「Vivaldi, il furioso!」
ヴィヴァルディ・エディション・ハイライト集
管弦楽曲、協奏曲、オペラからのハイライト集
「ティート・マンリオ」、「怒ったオルランド」、「オリンピアーデ」、
「狂乱を装ったオルランド」、「セミラーミデ」、
「勝利のユディータ」より、アリア
アレッサンドリーニ(指)&コンチェルト・イタリアーノほか多数の演奏家
美人モデルをジャケットに起用したナイーブの人気シリーズ、ヴィヴァルディ
・エディションのハイライト集です。オペラを全曲聴くのはちょっと・・・
という人や、声楽もの、器楽もの、いいところだけ聴いてみたい!という人
に是非おすすめしたい一枚です。




<harmoniamundi>
HMC 901958 \2250
W.A.モーツァルト:
交響曲第38番「プラハ」、第41番「ジュピター」
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
2007年1月、ハルモニア・ムンディにはやくも超強力盤の登場です。なんとな
んとのヤーコプスによるモーツァルト交響曲。ヤーコプスというだけでも胸
踊るのに、曲は「プラハ」と「ジュピター」。「プラハ」は、「フィガロの
結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の作曲時期のちょうど中間に書かれており、
まさに円熟の極みの名作。冒頭の序奏部からしてイキのよさが断然違い、何
が起こるのかわくわくしてしまいます。つづく主部であらわれる様々な動機
も、まさにヤーコプス・マジック、すべての要素がくっきりといきいきと聴
こえてきます。第2楽章は、まさにモーツァルト円熟期の結晶ともいえる楽章
ですが、ヤーコプス・マジック120%炸裂、思わず息をのんで聴き入るばかり
です。そして第41番「ジュピター」。なといっても白眉は終楽章。生命力に
富んだフーガを怒涛の推進力で展開しています。どの楽章をとっても、そし
て一音一音が、ぴちぴちとした躍動感に満ちている1枚です。フライブルク・
バロック・オーケストラの奏者一人一人の集中力、そしてヤーコプスの棒の
冴え具合ともにかつてないものすごさ、絶品のモーツァルトとなっています。





<PREISER>
●Lebendige Vergangenheitシリーズ 女声篇です
PRCD 89653 \1880
マファルダ・サルヴァティーニ アリア集
ヴェルディ:「アイーダ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「蝶々夫人」,「トスカ」,「トゥーランドット」
ダルベール:「低地」,「死んだ目」、
コルンゴルト:「死の都」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」
パチーニ:「サッフォー」
ジョルダーノ:「フェドーラ」からのアリア
マファルダ・サルヴァティーニ(S)
録音:1919-1930年
マファルダ・サルヴァティーニ(1888-1971)は、名前の通りイタリア人のソ
プラノですが、ジャン・ド・レシュケに学び、ベルリンを中心にして活躍し
ました。1926年、「トゥーランドット」のベルリン初演でタイトルロールを
歌っています。「アイーダ」,「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「蝶々
夫人」のみイタリア語、他はイタリアオペラのアリアでもドイツ語歌唱。

PRCD 89659 \1880
アーダ・サーリ アリア集
ベッリーニ:「清教徒」,「夢遊病の女」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
ドニゼッティ:「ルチア」
ヴェルディ:「リゴレット」,「トラヴィアータ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マイヤベーア:「ユグノー」,「ディノーラ」
グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
ビゼー:「真珠採り」、
ドリーブ:「ラクメ」
シャルパンティエ:「ルイーズ」からのアリア
アーダ・サーリ(S)
録音:1925,26年
アーダ・サーリ(1886-1968)は、本名ヤドヴィガ・サイエルというポーラン
ド人。母国でも活躍しましたが、イタリアや、ことに南米での人気が高かっ
たそうです。やや太めの声の豪快なコロラトゥーラ・ソプラノ。

PRCD 89666 \1880
リチア・アルバネーゼ アリア集 第2集
モーツァルト:「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」、
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「マノン」、
ヴェルディ:「オテッロ」
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
プッチーニ:
「ヴィッリ」,「ロンディネ」,「ボエーム」,「ジャンニ・スキッキ」,
「修道女アンジェリカ」,「トゥーランドット」からのアリア,場面、ほか
リチア・アルバネーゼ(S)
ヨネル・ペルレア(指)RCAヴィクター管弦楽団,他
録音:1945-1955年
リチア・アルバネーゼは1913年、南イタリアのバーリ生まれ。1934年に生地
で「ボエーム」のミミ役でデビュー。イタリアで成功を収めると、1940年に
メトロポリタン歌劇場に進出、ここで大プリマドンナとして活躍しました。
トスカニーニのお気に入りで、「ボエーム」と「トラヴィアータ」で彼女を
起用したことでも有名。声はちょっと古いタイプながら、歌いまわしはまさ
にイタリアの栄光、トスカニーニが彼女を重用したのも頷けます。余白のド
ナウディがまた最高に素晴らしい!

PRCD 89667 \1880
マリア・カニーリア アリア集 第2集
ワーグナー:「ローエングリーン」
ヴェルディ:
「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,「運命の力」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
ボーイト:「ネローネ」からのアリア,ほか
マリア・カニーリア(S)
ジュゼッペ・アントニチェッリ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
ジーノ・マリヌッツィ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
ウンベルト・ベレットーニ(指)管弦楽団、他
録音:1936-1953年
マリア・カニーリア(1905-1979)は、まだオペラの全曲録音が珍しかった
1940年代に、ベニアミーノ・ジーリとともにヴェルディの「仮面舞踏会」や
「アイーダ」、プッチーニの「トスカ」などを録音したプリマドンナ。ドラ
マティックで恰幅の良い声の持ち主でした。ここでは、1930年代後半から
1940年代前半の全盛期の録音が中心。加えて、1953年のボーイトの「ネロー
ネ」のアリアの貴重なライヴ録音が聞けます。

PRCD 89668 \1880
インゲ・ボルク アリア集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ヴェルディ:「アイーダ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「エレクトラ」
シリングス:「モナリザ」
メノッティ:「領事」からのアリア,場面
インゲ・ボルク(S)
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ハンス・ミュラー=クレイ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団、他
録音:1951-55年
1950年代を代表するシュトラウス・ソプラノ、インゲ・ボルク(1921年生ま
れ)の比較的珍しい録音を集めています。「フィデリオ」のレオノーレのア
リアは、1952年3月19日のELECTOROLA録音。ドイツ語のヴェルディ「アイー
ダ」は1953年のシュトゥットガルトの放送録音。「サロメ」はライナーが指
揮したRCA録音。「エレクトラ」は1953年のヘッセン放送の録音、オレストは
フェルディナント・フランツ。「モナリザ」はPRCD 90573で全曲盤が発売さ
れているもの。ドイツ語のメノッティの「領事」は、1951年に彼女がバーゼ
ルでデビューした役で、これはその成功を受けて同じ年の12月にベルリンで
ELECTOROLAによって録音されたもの。いずれも貴重な音源です。

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06-12 No.21-2

2006年12月27日 15時55分48秒 | Weblog
PRCD 89670 \1880
マリア・フォン・イロスファイ アリア集
モーツァルト:
「見せかけだけの馬鹿娘」,「救われたベトゥーリア」,「ティートの慈悲」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「ドン・カルロ」,レクイエム
トーマ:「ミニヨン」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ワーグナー:「ラインの黄金」,「ジークフリート」からの場面
マリア・フォン・イロスファイ(Ms)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)ウィーン交響楽団
ウィルヘルム・ロイブナー(指)ウィーン交響楽団
クレメンス・クラウス(指)バイロイト祝祭管弦楽団
ヴィレム・ヴァン・ケンペン(指)
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
録音1952-1955年
録音が極めて少なく、日本ではほとんど無名に近い状態だったハンガリーの
メッゾソプラノ、マリア・フォン・イロスファイの名前が一気に広まったの
は、1950年代のバイロイト音楽祭のライヴ録音でした。彼女の神秘的なエル
ダは、歴代のエルダの中でも最も印象的なものでした。1913年ブダペスト生
まれ。生地で学んだ後、ザルツブルクでモーツァルトを学んでいます。1940
年からハンブルクの歌劇場に属し、大戦後はドイツ語圏で活躍、バイロイト
には1953年から58年まで出演。1987年にハンブルクで亡くなっています。こ
こには1950年代のPHILIPS録音が中心となっています。

PRCD 89675 \1880
ローズ・バンプトン アリア集
グルック:「アルチェステ」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ロッシーニ:「チェネレントラ」,「セミラーミデ」
ヴェルディ:「エルナーニ」,「アイーダ」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「トリスタンとイゾルデ」
プッチーニ:「トスカ」
マスネ:「エロディアート」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
からのアリア,場面、ほか
ローズ・バンプトン(S)
ウィルフレッド・ペルティエ(指)
ヴィクター管弦楽団,RCAヴィクター管弦楽団
ウィリアム・スタインバーグ(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1932-1946年
ローズ・バンプトンといえば、トスカニーニが指揮した「フィデリオ」の録音
でレオノーレを歌っているソプラノ。1907年、米国クリーヴランド近郊の生ま
れ。1932年にメトに初出演、しばらくはメッゾソプラノを歌っていましたが、
1930年代後半から徐々にソプラノ役を手がけ、1940年頃から本格的にソプラノ
に転向、ドラマティック・ソプラノとして活躍しました。このCDにもまだソプ
ラノ役とメッゾ役が混ざっています。伴奏をしているカナダの指揮者、ウィル
フレッド・ペルティエは夫。

●Lebendige Vergangenheitシリーズ 男声篇です
PRCD 89655 \1880
ヨゼフ・フォン・マノワルダ 第2集
モーツァルト:「魔笛」
ワーグナー:
「ローエングリーン」,「トリスタンとイゾルデ」,「マイスタージンガー」
「ワルキューレ」,「パルジファル」
ヴェルディ:「ドン・カルロ」
からのアリア,場面
ヨゼフ・フォン・マノワルダ(Bs)
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
ハンス・ワイスバッハ(指)ライプツィヒ放送管弦楽団、他
録音:1937-1941年
ヨゼフ・フォン・マノワルダ(1890-1942)は、ウィーンを中心に活躍したバ
スバリトン。ワーグナーを得意とし、バイロイトでも、伝説的なトスカニー
ニ指揮の「タンホイザー」で領主へルマンを歌っています。1930年代の放送
録音が中心になっています。

PRCD 89657 \1880
ロバート・ウィード アリア集
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」
「運命の力」,「ドン・カルロ」,「オテッロ」,「ファルスタッフ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
からのアリア,場面
ロバート・ウィード(Br)
録音1946-1954年
ロバート・ウィード(1903-1972)は、米国ボルチモア生まれのバリトン。
朗々と輝く声の優れたヴェルディ・バリトンでしたが、先輩のローレンス・
ティベット(1896年生まれ)、後輩のレナート・ウォーレン(1911年生まれ)、
ロバート・メリル(1917年生まれ)の影に隠れて高い名声は得られませんで
した。録音も極めて少なく、マリア・カラスのメキシコ公演で共演している
「アイーダ」や「トスカ」などがCDで聞けるくらい。しかし、ここでの録音、
特に「道化師」のトニオのプロローグを聞けば、彼がいかに不当に低評価に
留まっているか分かると思います。ヴェルディ・バリトン好きは必聴。

PRCD 89658 \1880
パウル・シェフラー アリア集 第2集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:
「タンホイザー」,「マイスタージンガー」,「ワルキューレ」,
「パルジファル」
ヴェルディ:
「シチリアの晩鐘」,「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
ボロディン:「イーゴリ公」
モーツァルト:「魔笛」からのアリア
パウル・シェフラー(Br)
ヴィルヘルム・ロイブナー(指)管弦楽団
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1950,1954年
パウル・シェフラー(1897-1977)は、ザルツブルク音楽祭に1938年から1965年
まで、戦争の中断などを除くと実に25年以上毎年のように出演していたドイ
ツの名バリトン。ウィーンやメトでも活躍しました。ドレスデン生まれらし
い温かい質実剛健なドイツ精神を持ちつつ、イタリアに留学し、パレルモ生
まれのバリトン、マリオ・サンマルコに学んだ流麗な旋律美も持ち合わせて
おり、ことにザックスで絶賛されていました。ここではお得意のワーグナー
に加え、ヴェルディやオッフェンバック、さらには珍しいボロディンまで収
録。「アフリカの女」はイタリア語、「イーゴリ公」はフランス語の歌唱。

PRCD 89660 \1880
エツィオ・ピンツァ 第4集
モーツァルト:「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,「魔笛」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「エルナーニ」,「シチリアの晩鐘」,
「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
グノー:「ファウスト」
トーマ:「ミニヨン」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」からのアリア,他
エツィオ・ピンツァ(Bs)
アルフレッド・ウォレンスタイン(指)RCAヴィクター管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指)RCAヴィクター管弦楽団、他
録音:1945-1951年
20世紀前半を代表する名バリトンの一人、エツィオ・ピンツァ(1892-1957)
の、比較的後期の録音。60歳近くなっても、粋な歌いっぷりはさすがです。
1951年録音の二つのセッションが中心となっています。「魔笛」はイタリア
語の歌唱。

PRCD 89661 \1880
ジャチント・プランデッリ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ドン・パスクワーレ」,「ルチア」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「ルイーザ・ミラー」
ワーグナー:「ローエングリーン」
マスネ:「ウェルテル」,「マノン」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「トスカ」
アルファーノ:「復活」
からのアリア,場面
ジャチント・プランデッリ(T)
アルベルト・エレーデ(指)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
アルジェオ・クワドリ(指)ミラノ交響楽団、他
録音:1947-1954年
ジャチント・プランデッリは1914年生まれのイタリアのテノール。繊細で優
美な声を持ったテノールで、1950-60年代に活躍、DECCAでテバルディと共演
した「ボエーム」の全曲録音もあります。このCDには、珍しい1940年代後半
から1950年代前半の若々しい声が聞けます。

PRCD 89663 \1880
ジュゼッペ・カンポーラ アリア集
ヴェルディ:「運命の力」,「ファルスタッフ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「トスカ」
チレーア:「アルルの女」
マスカーニ:「ロドレッタ」
ジュゼッペ・カンポーラ(T)
アルマンド・ラ・ローザ・パローディ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
アルベルト・エレーデ(指)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
世の中には、運悪くメジャーになれなかった歌手が多数いますが、このジュ
ゼッペ・カンポーラ(1923-2004)もその一人でしょう。1949年、26歳の時に
「ボエーム」でデビュー、1951年にはスカラ座に初登場。その後、メトを初
めとする米国での活動が増し、1960年代以降は米国が拠点となります。力強
さと潤いのある声は大変優れたもので、イタリアのドラマティックなテノー
ルが好きなら聞く価値は大。彼の代表的録音である「運命の力」の全曲録音
からの抜粋や、1955年のDECCA録音など、カンポーラの本領が楽しめます。

PRCD 89671 \1880
マリオ・フィリッペスキ アリア集
ベッリーニ:「ノルマ」
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
マイヤベーア:「ユグノー」
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「西部の娘」,「トゥーランドット」
からのアリア,場面
マリオ・フィリッペスキ(T)
マリオ・ロッシ(指)RAIトリノ管弦楽団
アルジェオ・クワドリ(指)RAI管弦楽団、他
録音:1951-1956年
マリオ・フィリッペスキ(1907-1979)は、ヒロイックな声で高い音をバシバ
シ出すという、驚異的な声の持ち主。1937年にデビュー。1940年代に名声を
築き上げ、1950年代前半には押しも押されもせぬ大テノールになりました。
ヴェルディの「トロヴァトーレ」のマンリーコや、ことにロッシーニの「グ
リエルモ・テル」のアルノルドを得意として、後者は彼の看板役でした。し
かし1950年代後半からピークがすぎ、戦後の録音産業の発展に乗り遅れてし
まいました。このCDには、RAIが収録して、CETRAがLPで発売した録音が中心
となっています。フィリッペスキの代表的録音である「グリエルモ・テル」
は、タッデイのテル、ロッシの指揮も充実、音の状態も現行のCDよりはるか
に良好。ハイC連発に痺れます。

PRCD 89673 \1880
ルートヴィヒ・ウェーバー アリア集
モーツァルト:「後宮からの逃走」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ウェーバー:「魔弾の射手」
ヴェルディ:「マクベス」,「シチリアの晩鐘」
ワーグナー:
「タンホイザー」,「さまよえるオランダ人」,「ラインの黄金」,
「神々の黄昏」,「パルジファル」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
R.シュトラウス:「バラの騎士」からのアリア,場面
ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)
オットー・アッカーマン(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
録音:1938-1955年
ルートヴィヒ・ウェーバー(1899-1974)は、ウィーン生まれでウィーンで活
躍し、ウィーンで没した、生っ粋のウィーンのバス。モーツァルトからベル
クまで、幅広いレパートリーを誇っていましたが、本領はやはりワーグナー。
バイロイトには1960年まで出演しました。そして極めつけのオックス男爵。
このCDは、1950年前後の英COLOMBIA録音が中心になっています。

PRCD 89306 3枚組 \5640
シューベルト:
「美しき水車小屋の娘」 D.795 Op.25,「白鳥の歌」 D.957 965A
シューマン:
「詩人の恋」 Op.48,リーダークライス Op.24,「ミルテの花」 Op.25
ペトレ・ムンテアヌ(T)
フランツ・ホレチェク(P)
ペトレ・ムンテアヌ(1916-1988)は、ルーマニア生まれのテノール。ブカレ
スト国立歌劇場でデビューした後、ベルリンに留学、ここでドイツ・リート
もみっちり勉強しています。その後、イタリアに渡り、1947年にはモーツァ
ルトの「コジ・ファン・トゥッテ」でスカラ座にデビュー。1950年代には、
ヨーロッパ各地で、オペラに、コンサートに引っ張りだこでした。この時期、
彼はWestminster社に録音を残しており、特にそのドイツリートには、日本で
も熱狂的なファンがいたものでした。ムンテアヌ独特の陶酔的な美しさが
CD3枚たっぷり楽しめます。

PRCD 89662 \1880
ペトレ・ムンテアヌ アリア集
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」,「ドン・ジョヴァンニ」,「後宮からの逃走」
チマローザ:「秘密の結婚」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「アルジェのイタリア女」
ベッリーニ:「夢遊病の女」
ドニゼッティ:「ルチア」,「愛の妙薬」,「ドン・パスクワーレ」
ヴェルディ:
「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「ルイーザ・ミラー」,レクイエム
からのアリア,など
ペトレ・ムンテアヌ(T)
ペトレ・ムンテアヌは、録音が歌曲やバッハの宗教曲などが中心だったため、
日本では歌曲歌手のイメージが強いようです。しかし実際には、イタリアで
はスカラ座を初めとする各地の劇場で活躍したオペラ歌手で、一線を退いて
からはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の教授になったほどの人です。
当然イタリアオペラのアリアも絶品。このCDに収録された録音は、時期や共
演者は不明ですが、おそらく1950年代の放送録音とおぼしきもので、音の状
態は良好、ムンテアヌの魅力が全開です。




<現代ギター>
GGCV 1003 \2940
ヴァリエ3
(1)ウルクズノフ:4つの神話、通りゃんせ物語、迷宮、モリトヴァ-祈り
(2)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(3)ドビュッシー:小舟にて
(4)ガーシュウィン:
3つの小品
[私の彼氏、アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー、アイ・ガット・リズム]
(5)キース・ジャレット:メモリーズ・オブ・トゥモロー
(6)ルーマニア伝承曲:熊の踊り
アタナス・ウルクズノフ(G) & 小倉美英(Fl)
優れた新人アーティストを紹介する、福田進一プロデュースのレーベル“ヴァ
リエ”。その第3弾として、作曲家としてもすでに世界中の出版社から数多く
の作品を出版している、ブルガリア出身のアタナス・ウルクズノフのアルバ
ムが発売されます。民族音楽にルーツを持つ鋭敏なリズム感覚、深い作品分
析、強靱なテクニックと熱い情熱。
いま、ギター音楽は新たな領域へ! そして、フルートの小倉とのスリリン
グなアンサンブルは、聴く人の耳を惹きつけてやみません。ギターファン必
聴のアルバム、いよいよ発売です!

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06-12 No.20

2006年12月26日 17時05分30秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VCS-3654832 2枚組 \3960
ヘンデル:歌劇「カスティーリャの王、フェルナンド」
ローレンス・ザッゾ(カウンター・テナー)/フェルナンド
ヴェロニカ・カンジェミ(ソプラノ)/エルヴィダ
マリアンヌ・ピッツォラート(アルト)/イサベラ
マックス・エマヌエル・ツェンツッツィ(カウンター・テナー)/サンツィオ
フィリッポ・アダミ(テナー)/ディオニシオ
アントニオ・アベテ(バリトン)/アルトマロ
ネアル・バネルジェエ(テナー)/アルフォンソ
イル・コンプレッソ・バロッコ
アラン・カーティス指揮
カーティスのヘンデル・オペラ録音の第6作はまさに貴重な金字塔
国際ヘンデル録音賞を3度獲得しているシリーズの最新作。「フェランド」は
後に「メディア王、ソザルメ」に改作され1732年2月に初演された作品。カー
ティスは自身が校訂してこの録音に臨み、ヘンデルの最上の音楽が含まれてい
ると評価される作品を完成させました。80Pブックレット、伊、英での歌詞付



<EMI CLASSICS>
CDS-3532582 2枚組 \2980
チャイコフスキー:
交響曲第4番へ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
前作の管弦楽作品(CDC-3700652)に続くパッパーノ/サンタ・チェチーリア
のチャイコフスキー・シリーズの第2作。美しいメロディーとゴージャスで華
麗なオーケストラサウンドで多くのファンを魅了する後期交響曲の傑作録音
です。07年7月にはこの顔合わせで全国9回の来日公演が予定されており(ソリ
ストにはアルゲリッチ)来年度のコンサート・シーンのハイライトとなるで
しょう。そんな期待をさらに盛り上げる注目の録音の登場です。


<EMI UKI>
●CLASSICS FOR PLEASURE
CDZ-3822272 \1000
モーツァルト:ホルン協奏曲第1-4番
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調*
クレア・ブリッグス(ホルン)、*イアン・バルメイン(トランペット)
ロイヤル・リヴァプール・フィル、 
スティーヴン・コヴァセヴィチ指揮

CDZ-3822302 \1000
プロコフィエフ:ピーターと狼、 
ブリテン:青少年のための管弦楽入門 他
リチャード・ベイカー(スピーカー)
ニュー・フィルハーモニアO、 
レイモン・レッパード指揮 他

CDZ-3822312 \1000
ドビュッシー、ラヴェル:
弦楽四重奏曲 他
デイヴィス(フルート)、クリンコ(ハープ) 他

CDZ-3822332 \1000
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
動物の謝肉祭 他
バーミンガム市交響楽団、
ルイ・フレモー指揮

CDZ-3822342 \1000
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第1&2番、ジャズ組曲第1番 他
(ドミトリ・アレクセーエフ(ピアノ)、
マクシミウク指揮、ヤンソンス指揮 他

CDZ-3822362 \1000
シャンペンと笑い-ヨハン・シュトラウスII世の音楽
シャンペン・ポルカ;美しく青きドナウ/バルビローリ指揮;
皇帝円舞曲/クリップス指揮
「こうもり」より/ボスコフスキー指揮 他 全17曲

CDZ-3822252 \1000
フォスターの歌
金髪のジェニー; 夢見る人; つらい時はもうごめんだ 他 全20曲
ウンガー(フィドル)、メイソン(ギター)、ハンプソン(バリトン) 他

CDZ-3822282 \1000
オルガン・リサイタル
ヘンデル:水上の音楽-アラ・ホーンパイプ
バッハ:トッカータとフーガ二短調
ウォルトン:戴冠式行進曲 他 全19曲
イアン・トレイシー

CDZ-3822292 \1000
プロコフィエフ:古典交響曲 他
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
プロコフィエフ:交響曲第7番 他
フィルハーモニアO.
ニコライ・マルコ指揮

CDZ-3822322 \1000
ロシアン・スペクタキュラー
グリンカ:「リュスランとリュドミラ」序曲
ムソルグスキー:はげ山の一夜 他
ハレO、ロンドン・フィルハーモニーO. 
ヴァーノン・ハンドリー指揮

●BRITISH COMPOSERS
CZS-3821462 2枚組 \1450
アーノルド・コンダクツ・アーノルド
交響曲第1番; 第2番; 第5番; 2つのピアノのための協奏曲w/スミス、
セリック(ピアノ); 「孤独」より; 序曲「シャンターのタム」 他
ボーンマスS.O. バーミンガム市S.O. フィルハーモニアO. 
ロイヤル・フィルハーモニアO. 
マルコム・アーノルド指揮

CZS-3821512 2枚組 \1450
エルガー:交響曲第1&2番 他
序曲「南国にて」; 劇音楽「グラニアとディアルミド」; 
序奏とアレグロ;弦楽のためのセレナード
フレンド、ウィルソン(ヴァイオリン)、チェンバース(ヴィオラ)、
キャメロン(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニーO、 
エードリアン・ボールト指揮

CDZ-3821562 \1000
エルガー:ヴァイオリン協奏曲*他
序曲「フロワッサール」; 序曲「コケイン」; 帝国行進曲
*ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニーO、 *ニュー・フィルハーモニアO
エードリアン・ボールト指揮

CDZ-3821572 \1000
ヴォーン・ウィリアムズ:
トーマス・タリスの主題による幻想曲; すずめばち;
グリーンスリーヴズによる幻想曲 
バタワース:青柳の堤; エルガー:エニグマ変奏曲
ロンドンS.O. アンドレ・プレヴィン指揮


<EMI FRANCE>
CZS-3841952 4枚組 \3950
レジーヌ・クレスパン/80歳記念アルバム
CD1
ベルリオーズ:歌劇「トロイ人」より3曲; 「ファウストの劫罰」より;
マスネ:歌劇「エロディアード」より4曲
プーランク:歌劇「カルメル会修道女の会話」より2曲
オッフェンバック:喜歌劇「パリの生活」より2曲
CD2
ヴェルディ:
歌劇「トロヴァトーレ」より; 歌劇「オテロ」より; 歌劇「仮面舞踏会」
より; 歌劇「マクベス」より; 歌劇「ドン・カルロ」より2曲; 歌劇
「アイーダ」より
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」より
CD3
ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」より2曲; 歌劇「ローエングリン」より2曲; 
楽劇「ワルキューレ」より; 舞台神聖祝典劇「パルジファル」より; 
「ヴェーゼンドンクに5つの詩」
プッチーニ:歌劇「トスカ」(フランス語版)より3曲
CD4
シューマン:リーダークライスOp.39(全12曲)
デュパルク:旅への誘い;遺言; 悲しき歌; ローズモンドの館; 
エレジー; フィディレ 
フォーレ:夕暮れ; 秘密; 川のほとりで; 夢のあとで; 月の光; 
カントルーブ:紡ぎ女; かっこう(以上「オーヴェルニュの歌」より)
ルーセル:危機に瀕した心
ソーゲ:クレオールの子守歌
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ) 他
フランスの代表的ソプラノ、クレスパン幅広いレパートリーをしめす気品あ
ふれるアンソロジー。

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06-12 No.19

2006年12月26日 17時05分02秒 | Weblog
<Profil>
PH 07012 2枚組 \4250
(1)マーラー:交響曲第9番ニ長調
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
ジュゼッペ・シノーポリ(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)1997年4月6-8日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
(2)2001年1月10、11日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
2001年4月20日、ジュゼッペ・シノーポリは「アイーダ」の演奏中に心臓発作
で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。ドラマチックな最期を遂げた彼を
語る上で、まず真っ先に思い起こされる究極のレパートリーといえば、当時
の手兵フィルハーモニア管と作り上げた全集録音(85-94年)と続くドレスデ
ンとの「大地の歌」(96年)で知られるマーラーをおいてほかにないでしょ
う。スタジオ盤より3年あまりを経ての第9交響曲。1992年以来首席指揮者を
務めたドレスデン国立歌劇場管とのライヴは、極端なテンポ・ルバートを基
調とした主情的なアプローチがいっそうの深化を遂げ、えもいわれぬ耽美的
世界が繰り広げられています。トロけるような官能と陶酔。93年録音との端
的な違いの顕れとしては、第1楽章がおよそ5分、アダージョも2分以上と、す
べての楽章の演奏時間が拡大した結果、全曲が10分近くも長くなっているこ
とが挙げられます。
いっぽう、当楽団ととりわけゆかりの深いシュトラウスはシノーポリが世を
去る3ヶ月前のもの。いくつかのオペラや「英雄の生涯」「アルプス交響曲」
など主要な管弦楽作品を録音している当コンビですが、「死と変容」はこの
顔合わせでは初めて。なるほど「シュトラウスのオケ」ドレスデン。こちら
も匂い立つような色気がそこかしこに充満して、浄化の動機が歌われるあた
り時に退廃的な美を醸し出して替え難い魅力です。
いずれにしてもシノーポリのアクの強さもさることながら、“どこまでも精
緻で表情も濃厚”、このオケの底知れぬポテンシャルにはまったく驚かされ
ます。
ここに聴く内容から想像するに、シノーポリ&ドレスデンはまだまだ恐ろし
く凄絶な音楽をやってのけたであろうはずで、突然の死が惜しまれてなりま
せん。
(マーラー)
[シュターツカペレ・ドレスデン / 97年ライヴ]
I.32’51”+II.16’54”+III.14’12”+IV.28’18”(※実測値)
[フィルハーモニアO. / 93年]
I.28’05”+II.15’08”+III.13’14”+IV.25’50”
(死と変容)
[シュターツカペレ・ドレスデン / 01年ライヴ]26’27”(※実測値)
[ニューヨーク・フィル / 87年]28’22”




<ORFEO>
ORFEOR 714061 \1980
“インゲ・ボルク”
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
録音:1951年12月,ベルリン
メノッティ:「領事」(ドイツ語)から
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
録音:1951年12月,ベルリン
ウェーバー:「オイリアンテ」から
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィレンツェ五月祭管弦楽団
録音:1954年5月8日,フィレンツェ
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」から
ジャン・フルネ(指)モンテカルロ歌劇場管弦楽団
録音:1955年,モンテカルロ
ヴェルディ:「アイーダ」(ドイツ語)から
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1953年7月10日,シュトゥットガルト
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
リチャード・タッカー(T シェニエ) 
カート・ハーバード・アドラー(指)管弦楽団
録音:1954年,ハリウッドボール
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(ドイツ語)から
ピアノ伴奏
録音:1943年,ルツェルン
ミレッカー:「ドゥバリー」から
レハール:「エファ」から
アレクサンダー・クランハルス(指)チューリヒ・トーンハレ管弦楽団員
録音:1938年,チューリヒ
エルヴィン:容易じゃないわ
録音:1936年5月15日,ウィーン
インタビュー
録音:2006年9月18日,シュトゥットガルト
インゲ・ボルクは、1921年マンハイム生まれのドラマティック・ソプラノ。
一家はユダヤ系の大商人で、第二次世界大戦中はスイスに移住。1951年、バ
ーゼルでのメノッティの「領事」でデビュー、その成功によってウィーンや
ベルリンでも歌うようになりました。とりわけR.シュトラウスのヒロインで
成功を収め、サロメ、エレクトラ、ヘレナ、皇后、バラクの妻などで絶賛さ
れました。さらに、ワーグナーをはじめとする諸々のドイツオペラはもちろ
ん、イタリアオペラでも人気を博しました。このCDには、彼女のキャリアの
初期、1950年代前半の録音が中心になっています。さらに、女優を目指して
いたという十代の頃のミュージカルナンバーやオペレッタの歌、そして2006
年の肉声と、たいへん充実した内容です。




<harmonia mundi FRANCE/JVC>
JMXR 24200 \3180
日本語解説・帯付
2chオリジナルマスター使用
「古代ギリシャの音楽」
序奏,「オレステース」のスタシモン,コントラポリノポリスの器楽曲断片,
デルポイのアポロン讃歌 第1,テクメッサの嘆き,パピルス・ウィーン29825,
太陽神への讃歌,ミューズ(ムーサ)への讃歌,ネメシスへの讃歌,パピルス
・ミシガン,アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる雲),セイキロスの墓
碑銘,パイアン,ベレルマンの無名氏,ピュティア祝勝歌 第1,パピルス・
オクシュリンコス,オクシュリンコスのキリスト教賛美歌,ホメロスの讃歌,
パピルス・ゼノン・カイロ断片,テレンティウス「義母」第861行,
「道徳詩」第1歌 第11-12行(ミーニュ版教父全集37,523:f),デルポイの
アポロン讃歌 第2,パピルス・オスロ1413 A/B,終奏
グレゴリオ・パニアグワ(指)アトリウム・ムジケー古楽合奏団
録音:1978年6月 / xrcdリマスタリング:2006年11月25日
ずば抜けた優秀録音と独特の音響世界とでハルモニアムンディ・フランスの
大ベストセラー、もはや説明不要という名盤中の名盤「古代ギリシャの音楽」
がXRCD化!アナログ盤初出時に、今は亡きオーディオ評論家長岡鉄男氏も絶賛
していたあの録音です。
聴き比べの楽しみこそオーディオの醍醐味。通常盤(HMA.1951015)でも十分
に録音の素晴らしさを確かめられますが、それはそれ、より良い音で楽しみた
いというのがオーディオ・ファイルの見果てぬ夢。XRCDで聴くと、アナログ録
音の持つ風合い・空気感がダイレクトに届きます。ぜひ、お手持ちの装置とご
自分の耳でお確かめください。
●ぞっとするほどの生々しい優秀録音。オーディオ評論家 長岡鉄男
SN比がよく、残響がすごく長く豊かで美しく、しかも直接音は鮮明で力強い。
音像の輪郭は自然、定位も自然で、音場は3次元的に深く広い。はるか彼方に
雀の声がきこえる。雀の声はアルバムを通して絶えず入っている。
Dレンジは圧倒的に広く、こんなに力感のある、厚みのある音はきいたことが
ない。ぞっとするほどの生々しさがある。こんな録音は通常の方法では不可能
である。筆者の想像では、録音場所は、人里離れた修道院の、天井の高い礼拝
堂、時間は早朝、マイクは2本、2トラックデッキ直結、リミッター、ドルビ
ー、ミキシング等いっさいなし、というのを基本にしていると思う。とにかく
すばらしい録音である。
(1980年ステレオ誌11月号より抜粋)



<Zig-Zag Territoires>
ZZT 061105 \2150
ラフマニノフ:2台ピアノ&4手のための作品集
(1)組曲第1番「幻想曲」Op.5 (1893) 1.バルカロール2.夜-愛3.涙4.復活祭、
(2)組曲第2番Op.17 (1901)1.序奏2.ワルツ3.ロマンス4.タランテラ、
(3)6つの小曲Op.11(1894)1.舟歌2.スケルツォ3.ロシアの主題4.ワルツ
5.ロマンス6.栄光
(1)I.インマゼール II.シュヴァリエ
(2)(3)I.シュヴァリエ II.インマゼール
使用楽器:
インマゼール/1897年エラール社製エクストラ・コンサート・グランド・ピア
ノ使用、
シュヴァリエ/1905製エラール社製コンサート・グランド・ピアノ使用
録音:2005年7月4-8日、11月7-8日 コンセルトヘボウ(ブルージュ)
リリースの度に注目を集め、最近ではピリオド楽器によるラヴェルの管弦楽
集(ZZT060901)で新感覚の演奏を披露したジョス・フォン・インマゼール。今
回のアルバムは、ラヴェルのアルバムでも本人所有の1905年製エラール・ピ
アノでの「左手の協奏曲」で見事な演奏を聴かせてくれたクレール・シュヴァ
リエとの、これもまたエラール製のピアノを使用したラフマニノフの2台ピア
ノと4手のための作品集。ラフマニノフはニューヨークスタインウェイのイメ
ージが強いですが、若い頃フランスではエラールを弾いたこともあったので
しょう。ここに収められている作品は演奏に使用されているエラール・ピア
ノとほぼ同時期に作曲されたもの。ラフマニノフが本来イメージした音色が
再現されているのではないでしょうか。柔らかく高音の伸びの良いエラール
の音色がこれまでの分厚いラフマニノフの演奏とは一味違った印象を与えて
くれます。壮麗で華麗な「ラフマニノフぶし」というよりも、ラフマニノフ
的な半音階進行による旋律と感情を増幅させる和音、アルペッジョやトリラ
ー風の音型など細部にこだわりを感じさせる演奏で、お互い丁寧に会話をし
ているような優しい音楽に仕上がっています。




<MIRARE>
MIR 012 \2300
パーセル:ヴィオールのためのファンタジア集
グランドによる3声のファンタジア、パヴァーヌ、3声のファンタジア、
4声のファンタジア、一音に基づく5声のファンタジア、6声のファンタジア
「イン・ノミネ」、7声のファンタジア「イン・ノミネ」 
リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指&Vn)
上村かおり、ライナー・ツィッパリング、エマニュエル・バルサ、
ミエネケ・ファン・デル・ヴェルデン、ソフィア・デニズ、
フランソワ・フェルナンデス、ルイス・オクラビオ・サント、
ジョバンナ・ペシ
フィリップ・ピエルロ率いる実力派古楽集団リチェルカール・コンソートに
よるパーセルの秀作ファンタジア集。パーセルのファンタジアは英国伝統の
対位法で作られているのが特徴です。響きも派手さはなく堅実な音楽。反復
低音上に音楽が展開するグラウンドは何度も繰り返して聴きたくなる不思議
な魅力を持つ曲。フィリップ・ピエルロを筆頭にヴィオールの名手が一同に
会した、なんとも贅沢豪華なアルバムです。




<Lyrinx>
LYR 249 \2250
フランク:
前奏曲・コラールとフーガ、
オルガンのための前奏曲・フーガと変奏曲(編:ハロルド・バウアー&ソディ
・ブライデ)
オルガンのための3つのコラール(編:ブランシュ・セルヴァ)、
前奏曲・アリアと終曲
ソディ・ブライデ(P)
ソディ・ブライデは2003年リーズ国際ピアノコンクール入賞、エリック・ハ
イドシェックに見出されフランスを中心に活動している若手ピアニスト。荘
厳なオルガンの曲も彼の手にかかると、美しくピアニスティックな演奏に仕
上がっています。




<IDIS>
IDIS 6505 2枚組 \3300
チャイコフスキー:
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36,第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
シューベルト:
交響曲第5番 変ロ長調 D.485,第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
エーリヒ・クライバー(指)
ケルン放送交響楽団(「悲愴」),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(「未完成」),
NBC交響楽団(チャイコフスキー第4番),NDR交響楽団(シューベルト第5番)
録音: 1935-1955年
エーリヒ・クライバーの指揮した、シューベルトとチャイコフスキーの録音。
ベルリン・フィルとのシューベルト「未完成」は1935年1月28日のTELEFUNKEN
録音。第5番は、1953年1月29日のハンブルクでのライヴ。チャイコフスキー
の第4番は1948年1月3日、ニューヨークでのライヴで、TAHRAからTAH 450で
発売されているものと同じ。「悲愴」は、1955年3月28日のケルンでの録音。

IDIS 6503 2枚組 \3300
D.スカルラッティ:
ソナタ ニ短調K.9,ハ短調K.11,ロ短調K.27,イ長調K.322
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54,ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
シューマン:ワルツ 変ホ長調 KK.IVb-10 BI.133
ドビュッシー:ラモーを讃えて
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1955年3月13,27日,ワルシャワ
altara archiveから発売されていた2枚(ALT 1005とALT1007)と同内容。
35歳のミケランジェリの、悪魔的と言っても良いほどのメカニックの完璧さ
には惚れ惚れするばかりです。





<Ondine>
ODE 1089 \2080
ヨウニ・カイパイネン(1956-):
交響曲第3番 作品72 (2004)、バスーン協奏曲 作品74 (2005)
オット・ヴィルタネン (バスーン)
ハンヌ・リントゥ (指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
フィンランドの作曲家カイパイネン(1956-) は1990年代になって大きく作風
を変えました。21世紀初頭のカイパイネンの代表作、交響曲第3番は、弾む気
分と瞑想的な気分の交差する、長大な曲 (約46分)。バスーン協奏曲は、ホル
ン協奏曲とチェロ協奏曲第1番 (ODE 1062)、トランペット協奏曲、ギターと
弦楽のための室内協奏曲につづく新作の協奏曲。カイパイネンは、現代フィ
ンランドでもっとも多忙な協奏曲作家としての顔も持っています。

ODE 1088 \2080
きよしこの夜
オルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):ホサナ
シュレジェン民謡(マッティ・ヒュオッキ 編曲):この世はうるわし
カール・コッラン(1828-1871):ナイチンゲールのクリスマスの歌
マルッティ・ヘラ(1890-1965):クリスマスの奇跡
セリム・パルムグレン(1878-1951):そして、聖母マリアは幼子を抱き
ヘイノ・カスキ(1885-1957):小屋は雪の下に眠る
ミヒァエル・プレトーリウス(1571-1621):一輪のばらが咲いた
テウヴォ・ハカサロ:クリスマスの夜
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):クリスマスツリーに挨拶を
ジャン・シベリウス(1865-1957):
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」作品1-4
オット・コティライネン(1868-1936):いと高きところに栄光あれ
ランドール・トンプソン(1899-1984):アレルヤ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):クリスマスの賛美歌
フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
オット・コティライネン(1868-1936)(カレヴィ・アホ 編曲):
クリスマスの朝のスズメ
アハティ・ソンニネン(1914-1984):クリスマス讃歌「平和、ただ平和だけを」
ユッカ・リンコラ (1955-):
クリスマス組曲、よろこべ友よ、おそれなく、ひいらぎ飾ろう、
はじめてのクリスマス、ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス
ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) 
マッティ・ヒュオッキ (指)
ペルッティ・エーロラ (Org) ソイレ・イソコスキ (S)
ヘルシンキ大学男声合唱団と、フィンランドの人たちから敬愛されるソプラノ
歌手イソコスキ。伝統のキャロルと新しいクリスマスソングが歌われます。イ
ングランドとウエールズのキャロルなどを基に書かれた〈クリスマス組曲〉。
ジャズ・ミュージシャンとして知られるユッカ・リンコラがどんなプレゼント
をくれるのか。楽しみです。

ODE 1093 \2080
(1)ジャン・シベリウス:恋するもの 作品14-1、悲しい旋律 作品98b-2
(2)エルッキ・メラルティン:
劇音楽〈眠れる森の美女〉組曲 作品22-メヌエット、蝶々のワルツ
(3)エルッキ・メラルティン:森の小道にそって 作品4-1、
ハンニカイネン:平安
(4)ベルンハード・ヘンリク・クルーセル:
クラリネット協奏曲第3番 変ロ長調 作品11-アダージョ
(5)ジャン・シベリウス:
10のバガテル 作品34-ワルツ、思い出、田園舞曲、探索、竪琴弾き
(6)エイノユハニ・ラウタヴァーラ:メランコリー
(7)トイヴォ・クーラ:朝の歌、マルッティ・トゥルネン:日曜日
(8)フィンランド民謡、カレリアの丘、笛を吹く羊飼い、民族の歌、
この国・わが祖国、フィンランド、みなし児のため息
(9)ヴァイノ・ライティオ:
ハメの夏景色(1935)-夏の夜、羊飼いの歌、花の女王
(10)レーヴィ・マデトヤ:青い鳥、私の手をとって 作品9-3
(11)エルッキ・メラルティン:交響曲第1番 ハ短調 作品30-1-スケルツォ
(1)ペーテル・チャバ (指)ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ
(2)レイフ・セーゲルスタム (指)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
(3)ソイレ・イソコスキ (S) マリタ・ヴィータサロ (P)
(4)カリ・クリーク (Cl) サカリ・オラモ (指)フィンランド放送交響楽団
(5)オッリ・ムストネン(P)
(6)レイフ・セーゲルスタム (指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
(7)ヨルマ・ヒュンニネン(B) ウルフ・セーデルブルム(指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
(8)エルッキ・ポホヨラ(指) タピオラ・シンフォニエッタ 
ヨルマ・パヌラ (編、指) タピオラ合唱団
(9)トゥオマス・オッリラ (指)タピオラ・シンフォニエッタ
(10)ヘレナ・ユントゥネン(S) グスタヴ・ユプショバッカ(P)
(11)レオニード・グリン(指)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
フィンランドの短い夏のメランコリックで神秘的な気分に浸ることの出来る
アルバム。フィンランドのカメラマンたちが撮影した白夜の景色が16ページ。
まるで写真集のようなデジパックのブックレットに収まっています。

OCTO 412 \2080
リーロイ・アンダーソン:そりすべり、
ハワード・ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エアー、
マルック・ユーハンソン:
年月が速く過ぎると、民謡、毎日がクリスマス、クリスマスの輝き、
オスカル・メリカント:クリスマスがやってきた、
エーリク・リンドストレム:昨日のクリスマス、
マルック・ユーハンソン:クリスマスの星(メドレー)、
リューリ・ヴァルティオヴァーラ=カッリオニエミ:トントゥ、
ウォルター・ケント:アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス、
レイノ・マルックラ:踊るスノーマン、
リーロイ・アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル、
ハワード・ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エアー
マリ・パロ(S) ペトリ・ベクストレム(T) ラッセ・ヒルヴィ(P)
ヴァンター・ポップスオーケストラ、
ヴァンター・ポップスオーケストラ・スウィングバンド
マルック・ユーハンソン (Tp、フリューゲルホルン、指) 
ヴァンター音楽学校合唱団
イギリスの作曲家ハワード・ブレイクがTVアニメーション「スノーマン」の
ために書いた音楽からの1曲、《ウォーキング・イン・ジ・エアー》をメイン
に、ヘルシンキ国際空港のあるヴァンター市のミュージシャンたちと祝うポッ
プでハートウォーミングなひととき。ちょっとメランコリックな表情が、
フィンランドのクリスマス!




<BEL AIR>
BAC 016(DVD-Video) \4750
NTSC方式
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲作品14a
(2)イタリアのハロルド(ヴィオラ独奏付きの4楽章の交響曲(1834))
クリストフ・エッシェンバッハ(指)パリ管弦楽団
(2)タベア・ツィンマーマン(Vla)
エッシェンバッハ&パリ管の「幻想交響曲」、ついに映像が登場です。名手
ぞろいのパリ管による「幻想交響曲」とはなんとも贅沢なとりあわせ。各楽
章にちりばめられているソロのパートは、どれも見事。第五楽章の「怒りの
日」のチューバは壮絶なまでの迫力です。BEL AIRの高品質な映像でたのしめ
る貴重な映像といえます。また、カップリングの「イタリアのハロルド」は、
いまや室内楽、ソロ両面にひっぱりだこの名手タベア・ツィンマーマンがヴィ
オラ・ソロをつとめます。ベルリオーズはこの作品を、パガニーニに委嘱さ
れて作曲しました。オーケストラがヴィオラ・ソロを妨げることのないよう
に留意しながらも、パガニーニの技巧がくまなく発揮される華やかな技巧が
もりこまれた作品となっています。物語は、主人公のハロルドがさすらいの
旅に出て、自然、恋愛、様々な人生経験を重ねながらも最後は自暴自棄にな
って山賊の洞穴に飛び込み、壮絶な最期を迎える、というストーリー。ツィ
ンマーマンのヴィオラが時にむせび泣き、時に天地を駆け巡る様は圧巻です。
エッシェンバッハの指揮も、濃密な歌心たっぷりで、ベルリオーズの2大標
題音楽の魅力を余すところなくたのしむことができます。

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06-12 No.18-1

2006年12月25日 18時30分45秒 | Weblog
<CORO>
COR 16043 \2080
トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクション
牧人、羊を[最初の聖夜]/ダヴィデの村の厩の中に
サセックスのキャロル/羊飼い、群れを/三艘の舟を見た
荒野の果てに[御空を馳せ行く御使いたちよ]/おお、ベツレヘムよ
きよしこの夜/まぶねの中に/かわいいイエスよ、心地よく眠れ
エサイの根より[一輪のバラが咲き]/ディン・ドン、空高く
冷たき真冬に/良き王ウェンセスラス/柊飾ろう/柊と蔦は
世の人忘るな/真冬の雪の中に/コヴェントリー・キャロル
神の御子は今宵しも/天には栄え
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
マーガレット・フィリップス(オルガン)
録音:1991年、ロンドン、クリップルゲイト、聖ジャイルズ教会
初出レーベル:Collins




<RTVE>
CD 65245 \2180
ラティーノ 合唱によるラテンアメリカの音楽
エルネスト・レクオーナ(1895-1963):シボネイ
ペドロ・エリアス・グティエレス(1870-1964):
アルマ・ジャネーラ[平原の魂]
アグスティン・ララ(1897-1970):マリア・ボニータ[美しいマリア]
セバスティアン・イラディエル(1809-1865):ラ・パロマ
エンリク・マドリゲーラ(1902-1973):アディオス[さようなら]
ゼキーニャ・デ・アブレウ(1880-1935):チコ・チコ
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):エストレリータ
セバスティアン・イラディエル:エル・アレグリート
オスマン・ペレス・フレイレ(1880-1930):アイ・アイ・アイ
マリアーノ・モレス(1922-)、フ
ランシスコ・ピリンチョ・カナーロ(1888-1964):
アディオス、パンパ・ミーア[さようなら、私のパンパ]
ジュベルト・デ・カルヴァーリョ(1900-1977):マリンガ
ニコ・サキート[B・A・フェルナンデス・オルティス](1901-1982):
マリア・クリスティーナ
サインス・アルファーロ(指揮)
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
バスク交響楽団
録音:2005年8月18-22日、サン・セバスティアン、バスク交響楽団本部

CD 65249 \2180
ジャズ・シンフォニコ[シンフォニック・ジャズ]
ホセ・ニエト(1942-):
ジャズ・クィンテットと管弦楽のための協奏曲(1973)(*)
ガンサー・シュラー(1925-):ジャズへの旅(1962)(+)
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/R・ラッセル・ベネット編曲:
組曲「ポーギーとベス」(1935)(#)
ジャズ・クィンテット(*)
マルセロ・ペラルタ(アルトサックス) 
ボビー・マルティネス(テナーサックス)
クリス・ケイス(トランペット) ホセ・ミゲル・ガルソン(ベース)
アントニオ・シマデビーラ(ドラムス)
カルメロ・ゴメス(語り(+))
ホセ・ニエト(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2005年6月27日-7月1日(*/+)、1990年7月11日(#)、
マドリッド、モヌメンタル劇場

CD 65252 2枚組 \3300
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
インドラ・トマス(ソプラノ)
ルチアーナ・ディンティーノ(メゾソプラノ)
ロベルト・アロニカ(テノール)
ルネ・パーペ(バス)
ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
プリンチパード・デ・アストゥリアス交響楽団
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
プリンチペ・デ・アストゥリアス財団合唱団
録音:2005年10月20日、オビエド、アウディトリオ・プリンチペ・フェリペ

CD 65260 \2180
カルロス・アルバレス サルスエラを歌う
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):「ルイサ・フェルナンダ」、
ヘスス・グリーディ(1886-1961):「農場」、
ハシント・ゲレーロ(1895-1951):「灰鷹」、「サフランの花」、
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):
「浮かれ騒ぎ」、「ラ・リンダ・タパーダ」、
ルペルト・チャピ(1851-1909):「歩兵の鼓手」、「嵐」、
エミリオ・アリエータ(1823-1894):「マリーナ」、
レベリアーノ・ソウトゥーリョ(1884-1932)&フアン・ベルト(1890-1931):
「ソト・デル・パラルの女」から
カルロス・アルバレス(バリトン)
フアン・ホセ・オコーン(指揮)
スペイン放送交響楽団&合唱団
録音:2006年1月4日、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ

CD 65262 \2180
ヴァイオリンとピアノのためのスペイン音楽
エンリケ・グラナドス(1867-1916):ソナタ(*)
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
ソナタ第2番「スペイン・ソナタ」Op.82(*)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/
パウル・コハンスキ(1887-1934)編曲:
スペイン民謡組曲(「7つのスペイン民謡」より 6曲)(+)
パブロ・サラサーテ(1844-1908):
スペイン舞曲集 Op.21 から マラゲーニャ(No.1)(+)
同 Op.22 から アンダルシアのロマンス(No.1)(+)
同 Op.26 から エル・ビト(No.1)(+)
ナバーラ Op.33(*/#)
ミゲル・ペレス=エスペホ・カルデナス(ヴァイオリン)
シン=リン・ツァイ(ヴァイオリン(#))
アントニオ・ナレホス(ピアノ(*))
ティモシー・ボザース(ピアノ(+))
録音:2006年1月2-5日、スペイン国営放送スタジオ2(*)
2006年2月10、15日、ボストン大学コンサートホール(+)

CD 65265 2枚組 \3300
ハビエル・グルピデ(1939-)(台本&作曲)&
フアン・アントニオ・シマーロ(1973-)(作曲):
バレエ「綱渡り師」
バレエ「ラ・マラベントゥーラ」
エイドリアン・リーパー(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2006年6月9日、マドリッド、モヌメンタル劇場





<PNEUMA>
PN 640 \2180
夜の歌 ヌーバ・ラスト・ド・ダイルのアンダルース音楽
[ミーザーン・バスィト]
エントラーダ/夜への前奏曲/アトルメンタード・ポル・アマルテ
アレグラーテ・コラソン・ミーオ/白い月の夜
[ミーザーン・カイム・ワ・ニスフ]
夜半の前奏曲/満月/私の慈しみ/若者の中でより美しい
私の愛を決して忘れない
[ミーザーン・ブタイヒ]
月の光/歓喜の女王/生き生きとした世界/暁光
私の眠りの中にあなたを見る/おお君よ燃える愛の
カラ・メ・エス・トゥ・ウニオン
[ミーザーン・コッダム]
時の享有/暁の前奏曲/夜明けの白さ/幸福の時間/願いへの到達
一人の生き生きとした時間/私の羚羊/おお完全なる満月よ
もう私は悲しまない
オマル・メティウィ&エドゥアルド・パニアグァ(指揮)
アンサンブル・イブン・バーヤ
アベデルハミド・アル・ハッダード(独唱) 
セサル・カラーソ(独唱、フィドゥラ)
アブデッセラム・アムラニ・ブホブザ(歌、タール)
オマル・メティウィ(ウード、歌)、
エドゥアルド・パニアグァ(中世フルート)
アーメド・アル・ガズィ(ラバーブ、ビオラ)
ルイス・デルガド(ラウード・アンダルースィ、ベンディール)
モハメド・アグドゥール(ダルブガ)
ミーザーンとはモロッコのアンダルース音楽におけるリズムやリズム・パター
ン、あるいはその楽曲を指すようで、東のアラブ(マグレブに対してマシュレ
ク)で言えばイーカー、インドではターラにあたるだろうか。
モロッコ・アンダルース音楽の代表的な5つのミーザーンの内から4つを取り
上げ計26曲が演奏される。[近藤博隆]

PN 780 \2180
離散集落のセファルディム音楽
おお、なんと甘美な(ブルガリア)/モーロの女王シェリファ(モロッコ)
モーロ人たちよ(ボスニア)/朝の食事(トルコ)/五月(モロッコ)
ドン・フェルナンド(ポルトガル)
娘よ、嫁がせるべきか?-いやよ、お母さん(トルコ-ユダヤ系スペイン)
ヨメ・ヨメ(イディッシュ)/ラダの母は(ブルガリア)
サロニカの春(ギリシャ)/姉(妹)シムハ-魚のフライ(モロッコ)
おいで、恋人よ(ソロモン・アルカベツ(16世紀モロッコ)作曲)
城の頂で(ポルトガル)/王は起きた(モロッコ)
夜明けに起きた王は(トルコ)/起きなさい、ジャコ(ギリシャ)
親切な兵士(フランス)/お聞きください兵士殿
(モロッコ/ユダヤ系スペイン)
木々よ(トルコ/ユダヤ系スペイン)/リコリーナ(ポルトガル)
ジェルメーヌ(フランス)/私の恋人は戦争に行った(イタリア)
美しい娘-ジョン・ライリー(アングロ=アメリカ)/おお、光よ(中東)
私がベンバシャに行ったとき(ボスニア)/アライアンス校で(サロニカ)
聖と俗を分かつ者が-高みにある神(ボスニア)/良き一週間(モロッコ)
ジュディス・R・コーエン(歌、中世ビエラ・デ・アルコ、アドゥフェ、
ダルブカ)
タマール・リャーナ・コーエン・アダムス(歌、アドゥフェ、パンデーロ)
ワフィル・シェイフ(ウード、アコーディオン、ビオラ、トルコ式サズ、
打楽器、歌)
ウィリアム・クーリー(歌、プサルテリー、マンドーラ、打楽器)
エドゥアルド・パニアグァ(カヌーン、笛、ダフ、タンブリン)
録音:2005年7月、マドリッド、AXISスタジオ

PN 810 \2180
セファルディック・クレズマー ユダヤの婚礼音楽
ミゼール/金をくれ/ただ君と一緒にいるために/今時の姑は
ミレフのラチェニッツァ/バラの花/おいで、恋人よ
踊れ、ユダヤ人たちよ、踊れ/年老いたブルガリア人
おお、なんと美しい家々/シッ、黙って!/レベの踊り
ホルヘ・ロセンブルム(歌、ベース、パンデーロ)
エドゥアルド・パニアグァ(カバル、カヌーン、コーラス)
イーヴォ・フリストフ(19鍵クラリネット、スルナ、コーラス)
ナスコ・フリストフ(アコーディオン、コーラス)
エル・ワフィル・シャイヘルディネ
(ウード、ヴァイオリン、デルブカ、ダフ、パンデーロ、コーラス)
録音:2006年、マドリッド、AXISスタジオ

PN 830 \2180
天と地の間に アゼルバイジャンのムガム
アラゲス(ムガム・ビアティ=シラス)-初恋(ハビル・アリエフ作曲)(*)
魂を生かせ(ハジ・ハマンマドフ作曲)(*)/バノフシャ(民族舞曲)(*)
あなたは水とともに去った(ムガム・セイダ)-シュスカの山々(*)
バクーの夜(アレクペル・タギエフ作曲)(*)
なんと美しい!(ムガム・マフル・レンギ.テスニフ)(+)
あなたの髪の雲(ムガム・シュステル.ガタル・テスニフ)(+)
アイグン・バイラル(歌、パンデーロ、ダフ)
アサドゥリャエフ・トグルル・ミルナジム・オグル(カマンチェ)
グルバノフ・ロフシャン・オクタイ(タール)
録音:2006年3月25日、マドリッド、AXISスタジオ(*)
2006年3月26日、マドリッド、ライヴ(+)
ムガムはアゼルバイジャンの民族音楽の一形式。非常に複雑で、演奏には相当
の技量が要求されるそうです。

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06-12 No.18-2

2006年12月25日 18時30分11秒 | Weblog
<COLUMNA MUSICA>
1CM 0122 \2180
マヌエル・ヴァリュス・ゴリーナ(1920-1984):
セファルディムの歌(ソプラノ、フルートとギターのための;9曲)(*/**)
4つのワルツ歌曲(ソプラノとピアノのための)(*/+)
バルトークの主題による変奏曲(ピアノのための(+))
卑俗で感傷的な組曲(ピアノ4手連弾のための(+/#))
彫刻(*/+)/私はあなたの名前を呼ぼう(*/+)
アルボラーダ(*/+)/物売りの歌(*/+)
ファリャへのオマージュ(ピアノのための)(+)
ピアノ・ソナタ(#)
ロザ・マテウ(ソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ(+))
モンセラート・サンタカーナ(ピアノ(#))
アントン・セラ(フルート(**))
ビクトル・バリュス・イ・アウベルト(ギター(**))
録音:2004年3月26-27日、イェローナ、スタジオ・アルベルト・モラレーダ

1CM 0138 \2180
世紀スペインの女性作曲家たち
エミリアーナ・デ・スベルディア(1888-1987):6つのスペイン民謡
マティルデ・サルバドー(1918-):子守歌と不眠の歌(5曲)
カルメン・サンティアゴ・デ・メラース(1917-2005):
アンドレスとオウム/イレーネ・ガルシーアに/それは真実だ
マリア・ロドリーゴ(1888-1967):
La Copla Intrusa(ピアノ独奏)/私は目覚め、彼女を見た
あなたはバラで私はユリ/Ayes...(3曲)
マリア・ルイサ・オサイタ(1939-):スペイン=アラブの4つの歌
エレナ・ロメーロ(1923-):トゥリーナへの歌(ピアノ独奏)
マリア・エスクリバーノ(1954-2002):水のハバネラ/優しき水の女
マルタ・クノール(メゾソプラノ)
アウレリオ・ビリバイ(ピアノ)
録音:2004年9月20-21日、バルセロナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0146 \2180
ホアキン・ニン父子:歌曲&合唱曲集
ジョアキン・ニン=クルメル(1908-2004):
ソプラノとピアノのために和声付けされた12のカタルーニャ民謡(1957)(*/+)
ジョアキン・ニン(1879-1949):ドビュッシーへの伝言(1929)(+)
ジョアキン・ニン=クルメル:
フェデリク・モンポウへのオマージュ「Que il darem ?」(1990)(+)
カタルーニャの6つのトナーダ 第4巻(1952)(*/+)
無伴奏合唱のために和声付けされたカタルーニャ民謡(4曲;1956-1957)(**)
リマの聖ロサとサロモンのキリストをたたえる合唱とオルガンのための
ミサ・ブレヴィス(1998)(**/#)
ジョアキン・ニン:女声合唱とピアノのための歌(1926)(**/+)
アスンプタ・マテウ(ソプラノ(*))
パウ・カザン(ピアノ(+))
ダヴィド・マレート(オルガン(#))
モンセラート・ボネート(指揮(**))
ディアパゾン室内合唱団(**)
録音:2005年6月、バルセロナ、パドゥアの聖アントニ教会
2005年9-10月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0147 \2180
世紀のセファルディム歌曲集
アロンソ・デ・ムダーラ(1520頃-1580):ダヴィデ王は悲しんだ
ホセ・アントニオ・ドノスティア(1886-1966):セファルディムの5つ歌
エルネスト・ハルフテル(1905-1987):ヘリナルド
モーリス・オアナ(1914-1995):子守歌
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):セファルディムの5つの歌
ホアキン・ニン・クルメル(1908-2004):セファルディムの6つの民謡
ウォルフ=シモン(1909-1991):セファルディムの4つの歌
マティルデ・サルバドー(1918-):Morena me yaman
マリオ・カステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968):
フランスの王女のロマンス
ペドロ・エリーアス(1946-):ア・ラ・ナナ、ア・ラ・ブバ
ダリウス・ミヨー(1892-1974):ル・コンタ・ブネサンの礼拝(5曲)
モーリス・ラヴェル(1875-1937):ヘブライの2つの歌
エレナ・グラヘーラ(メゾソプラノ)
アントン・カルド(ピアノ)
録音:2004年12月12-13日、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0150 \2180
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):ピアノ協奏曲ハ長調(*)
シャビエ・モンサルバーチェ(1912-2002):
コンチェルト・ブレーヴェ[短い協奏曲](ピアノと管弦楽のための)(*)
Alborada en Aurinx
ダニエル・ブランク(ピアノ)
エンリケ・ペレス・メサ(指揮(*))
キューバ国立交響楽団(*)
録音:2005年6月、キューバ、ハバナ、アマデオ・ロルダン劇場

1CM 0153 3枚組 \4360
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):ギターと弦楽のための五重奏曲全集
第5番ニ長調 G.449(*)/第4番ニ長調 G.448(*)
第1番ニ短調 G.445(+)/第3番変ロ長調 G.447(+)
第2番ホ長調 G.446(+)/第6番ト長調 G.450(#)
第7番ホ短調 G.451(#)/第9番ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」G.453(#)
アルモディス
ダビド・モラータ、フェラン・デ・ラ・バルガ(ヴァイオリン(*/+))
ビエル・グラエリス、オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン(#))
アンドレア・マメーリ(ヴィオラ) イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ジョアン・カルレス・マルティネス(ギター) 
ルドビカ・モスカ(カスタネット)
録音:2003年12月(*)、2004年11月(+)、バルセロナ、オンダ・スタジオ(*/+)
2005年8月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
既発売のVol.1-3(1CM 0125, 0140, 0151)をスリップケースに収めたもので、
2枚分の価格。モダーン楽器を使った演奏です。

1CM 0156 \2180
5ジョルディ・セルベーリョ(1935-):弦楽器のための作品集
ヴァイオリンのためのソナティナ(1994)(*)
ヴァイオリンのための4つのカプリッチョ(1998)(*)
2つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント第1番(1996)(*/+)
2つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント第2番(1996)(*/+)
オマージュ(チェロのための;1994)(#)
伝説(ヴァイオリンのための)(*)
イリヤ・イーオフ(ヴァイオリン(*))
イリヤ・テプリャコフ(ヴァイオリン(+))
セルゲイ・スロヴァチェフスキー(チェロ(#))
録音:2003年4月、サンクトペテルブルク、聖エカテリーナ教会

1CM 0158 \2180
ジェズス・ロドリゲス・ピコ(1953-):室内オペラ「山人たちの楽園」
フランセスク・ガリゴーザ(テノール)
リュイス・シンテス(バリトン)
マルタ・マテーウ(ソプラノ)
ガブリエル・ブランコ(テノール)
アントニ・ファジャルド(バス)
マルク・モンクジ(指揮)
バルセロナ・モダーン・プロジェクト
録音:2005年11月21-25日




<DISCANT>
CD-E 1010 \2180
218世紀バルセロナ大聖堂のオルガニストたち
カルレス・バゲール(1768-1808):前奏曲(del tercer salm de Nones)(*)
グレゴリオ聖歌:めでたし、聖なる御母よ(+)
ジョアン・サロ(1685?-1747):
キリエのための5つのヴァーセット第1旋法(*)
グレゴリオ聖歌:キリエ「Rex virginum」(+)
ジョアン・サロ:グローリアのための9つのヴァーセット第4旋法(*)
グレゴリオ聖歌:グローリア(+)
ジョアン・サロ:使徒書簡朗読のためのヴァーセット(*)
カルレス・バゲール:オフェルトリウム(*)/Rondo de Nazards(*)
カルレス・バゲール:サンクトゥスのためのヴァーセット第6旋法(*)
グレゴリオ聖歌:サンクトゥス(+)
カルレス・バゲール:アニュス・デイのためのヴァーセット第6旋法(*)
グレゴリオ聖歌:アニュス・デイ(+)
フランセスク・マリネール(1720-1789):
右手のためのティエント・パルティータ(コムニオ)(*)
グレゴリオ聖歌:イテ、ミサ・エスト-デオ・グラツィアス(+)
グレゴリオ聖歌:Nihil est candoris(アンティフォナ)(+)
マテウ・フェレール(1788-1864):詩篇唱第1旋法-5つのヴァーセット(*)
グレゴリオ聖歌:主は言われた(詩篇109)(+)
フランセスク・マリネール:サルヴェに基づく単旋律作品第2旋法(*)
ダビード・マレート(オルガン)
スコラ・グレゴリアーナ・デ・ラ・コンパーニャ・ムジカル
ジョゼプ・ボネート(テノール) ジョルディ・リカルト(バリトン) 
ジョゼプ・カブレ(バス)
録音:2005年10月19-20日、バルセロナ大聖堂、ライヴ




<ENCHIRIADIS>
EN 2016 \2180
アロンソ・ロボ:2つのミサ
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
天の王国はかくの如し[天国のたとえ話;Simile est regnum caelorum]
アロンソ・ロボ(1555-1617):ミサ「天の王国はかくの如し」
フランシスコ・ゲレーロ:
ペテロよ、われは汝のために祈りたり[Petre Ego pro rogavi]
アロンソ・ロボ:
ミサ「ペテロよ、われは汝のために祈りたり」
われは生きたるゆえ、と主は言いたもう[Vivo ego, dicit Dominus]
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
エバ・フアレス、ピラール・モラル(ソプラノ) 
マルタ・インファンテ(アルト)
ミゲル・ベルナル(テノール) ルイス・ビセンテ、
エクトル・ゲレーロ(バス)
マリア・クリソル(ファゴット)
録音:2006年7月、スペイン、マラガ県ベナラウリーア、
聖ドミンゴ・デ・グスマン教会

EN 2002 \2180
【旧譜再案内】
クリストーバル・デ・モラーレス(1500頃-1555):
レクイエム(5声;1544)
ヤコブは嘆きぬ/主よ、耳を傾けたまえ/われらを憐れみたまえ
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ヌリア・リアル(ソプラノ) アリシア・ラモネット(アルト)
ジョルディ・アベリョ(カウンターテナー) 
アルベルト・フォルク(テノール)
トマース・マシェ(バス) イグナジ・ジョルダ(オルガン)
録音:1998年5月、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
しばらく扱いを停止しておりましたが、再開いたします。




<LINDORO>
MPC 0712 \2180
甘き木蔭に ルネサンス期イタリアとドイツ=オーストリアのムジカ・ポエ
ティカ
リコーダー・コンソートのための音楽
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):「音楽の饗宴」から 組曲 X
ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582頃):ミラノのバッロ
ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ(1580頃-1620):ポーランドのバッロ
アントニオ・ガルダーネ(1509-1569):ヴェネツィアのガリアルダ
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620頃-1680):
7つのリコーダーのためのソナタ
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):わが魂は悲しむ
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):主は正し
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
ガラリヤ人たちよ
メルキオーレ・デ・バルベリイス(1500頃-1549以後):いかなる確かさが
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577):
「Falt D'Argens」によるカンツォン
ルカ・マレンツィオ(1553頃-1599):美しく輝く瞳
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5つのリコーダーのためのソナテッラ
ルートヴィヒ・ゼンフル(1486頃-1542):Das g'laut zu Speyer
不詳(16世紀ドイツ):わが努力と労苦は
ハンス・ノイジードラー(1508-1563)):わが努力と労苦は
メルヒオール・ノイジードラー(1531-1591/92):わが努力と労苦は
ルートヴィヒ・ゼンフル):わが努力と労苦は
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):ああ、苦痛に禍あれ
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):ガリアード
ヤコプ・プレトリウス(1586-1651):太陽の昇る地平から
パウル・レーンハウツ(指揮)
ロイヤル・ウィンド・ミュージック
録音:2002年4月、セビーリャ県サンルーカル・ラ・マヨール、
サレジオ会神学校内教会
ブックレットに簡単な日本語解説が記載されています。

AA 0102 \2180
アイラ・レヴィン:ピアノ編曲集
J・S・バッハ(1685-1750):
トッカータ ヘ長調 BWV540
「狩のカンタータ」BWV208 から 羊は安らかに草を食み
汝を飾れ、おお、愛する魂よ BWV654
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV664
トリオ・ソナタ第4番 BWV528 から アンダンテ
ワーグナー(1813-1883):ジークフリート牧歌
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」Op.71 からの4曲
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ第2番 から 田舎者の小さな汽車
アイラ・レヴィン(ピアノ)
録音:2005年12月12-15日、ブラジル、ベレン・ド・パラ、平和劇場
シカゴに生まれ、現在はブラジルで主に指揮者として活躍しているアイラ・レ
ヴィンが、自身による編曲版を演奏しています。




<VERSO>
VRS 2035 \2180
アンヘル・アルテアーガ(1928-1984):ポートレイト
シンフォニエッタ(1961)(*)/ディヴェルティメント(1967)(*)
ドン・キホーテの音楽(1961/1968)(*)/サント・デ・パロ(1971)(+/*)
第二の言葉(1970)(#)/アルビシフォン(1973)(**)
古典形式のソナティナ(1961)(++)/3つの小品(++)
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*))
グラナダ市立管弦楽団(*)
マリア・ホセ・サンチェス(ソプラノ(+))
イサベル・マイネース(ハープ(#))
フアン・カルロス・チョルネート(フルート(**))
アナ・ギハーロ(ピアノ(++))
録音:2006年1月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール

VRS 2036 \2180
ピーター・スカルソープ(1929-):スピリッツ・オヴ・プレイス
From Irkanda III(1961/1999)から(*/+/#)/Mountains(1981)(#)
From Saibai(1993)(*/#)/夜の小品集(1970/1971)(#)
Djilile(1986)(+/#)/小パッサカリア(2004)(#)
私は夢を見るとときどき(2002)(#)/Irkanda I(1955)(*)
4つの小品(2台のピアノのための;1979)(#)/夜の歌(1995)(*/+/#)
エマ・アレクセーエワ(ヴァイオリン(*))
ダビード・アペリャーニス(チェロ(+))
アナンダ・スカルラン(ピアノ(#))
録音:2005年4月30-31日、ヘタフェ音楽院ホール
(#/#)は2台のピアノのための作品です。

VRS 2037 \2180
ジョアキン・オムス(1906-2003):ギターを伴う室内楽作品集
組曲第2番「2本の線の間に」/2つのギターのための即興曲
双子座 I(2つのギターのための)/2つのギターのための2つの楽章
2つのギターと打楽器のための夜想曲/ギターと打楽器のための即興曲
フルートとギターのための二重奏曲
射手座(フルート、ギター、ヴァイオリンとチェロのための)
不在(ギターと弦楽のためのアダージョ)
+ Que 2 ギター・デュオ
フェルナンド・コラース、オルランド・エチャバリーア(ギター)
アンサンブル・デ・サラマンカ
録音:206年4月、サラマンカ音楽院ホール

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06-12 No.17-1

2006年12月25日 15時14分07秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4776402 \1850
ショパン
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
リスト
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124
ユンディ・リ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮: サー・アンドリュー・デイヴィス
録音:2006年7月 ロンドン
2000年第14回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、ユンディ・リ待望の
ショパン:ピアノ協奏曲第1番です。カップリングはリストの第1番、ロマン派
ピアノ協奏曲で最も有名なこれら2曲はまさに黄金の組み合わせです。

4775980 \1850
アモール・サクロ(聖なる愛)-ヴィヴァルディ:モテット集
ヴィヴァルディ:
モテット《正しい怒りの激しさに》 RV626
モテット《まことの安らぎはこの世にはなく》 RV630
モテット《荒れ狂う海の中で》RV627
モテット《嵐の中にあって》RV632
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
ヴェニス・バロック・オーケストラ 
指揮: アンドレーア・マルコン
録音:2004年10月 ドッビアーコ
カルミニョーラやマルコンなどの優れたバロック演奏家の台頭により盛り上が
りを見せるヴィヴァルディの再評価の流れはさらに続いています。「アモール
・サクロ」に取り上げられた最も有名なヴィヴァルディのモテットは《四季》
同様にエモーショナルでエネルギッシュな楽しめる作品。非凡且つ万能な技巧
を要求するソロ・パートを協奏曲のようにフィーチャーし、猛烈なスピードの
名人芸的な曲と、優しく感動的なアリアが交替するソプラノと弦楽のための作
品集。

4776525 2枚組 \1980
特別な日のために-選りすぐりのLove Songを
VALENTINE
Music for Two
CD1
1.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」《ああ、麗しの乙女》
ジェリー・ハドレイ、トーマス・ハンプソン、アンジェリーナ・レオー
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
2.オッフェンバッハ:歌劇「ホフマン物語」《美しい夜、おお、恋の夜よ》
クラウディア・イーダー、エディタ・グルベローヴァ
フランス国立管弦楽団 指揮:小澤征爾
3.バーンスタイン:歌劇「ウエスト・サイド物語」《マリア》
ホセ・カレーラス
4.バーンスタイン:歌劇「ウエスト・サイド物語」《トゥナイト》
ホセ・カレーラス、キリ・テ・カナワ 指揮:レナード・バーンスタイン
5.ヴェルディ:歌劇「椿姫」《パリを離れて》(第3幕より)
プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバス
バイエルン国立管弦楽団 指揮:カルロス・クライバー
6.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」《奥様お手をどうぞ》
サミュエル・レイミー、キャスリーン・バトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
7.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」《夕暮れは迫り》
ホセ・カレーラス、ミレッラ・フレーニ、テレサ・ベルガンサ
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
8.チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」
《Slikhali l vi za roschei glas nochoi》
ミレッラ・フレーニ、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ジェームス・レヴァイン
9.グノー:歌劇「ファウスト」《遅くなった,さようなら》
ピエレッテ・アアリー、レオポルド・シモノー
ベルリン放送交響楽団 指揮:リー・シェーネン
10.レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」《唇は黙っていても》
ボー ・ スコウフス、シェリル・ステューダー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
11.ドニゼッティ:
歌劇「ランメルモールのルチア」“ああ!私の燃える溜め息が"
カルロ・ベルゴンツィ、ビヴァリー・シルズ
ロンドン交響楽団 指揮:トマス・シッパーズ
12.モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」 “ずっとそなたを見つめ"
シルヴィア・マクネアー、ダーナ・ハンチャード
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
13.モーツァルト:歌劇「魔笛」《愛を感じる男の人達には》
エディット・マティス、ゴットフリート・ホーニク
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
14.R.シュトラウス:
楽劇「ばらの騎士」 《光栄にも、このわたしが、大役を仰せつかり》
アグネス・バルツァ、ジャネット・ペリー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
15.プッチーニ:
歌劇「トスカ」《Ah, quegli occhi!》 - 《Qual occhio al mondo》
カティア・リッチャレッリ、ホセ・カレーラス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
16.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」《大地よさらば》
カティア・リッチャレッリ、プラシド・ドミンゴ、エレーナ・オブラスツォワ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD 2
1.ドヴォルザーク:ユモレスク op. 101 no. 7 (編:クライスラー)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
2.マスネ:タイスの瞑想曲(編:マルシック)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
3.メンデルスゾーン:歌の翼に op. 34 no. 2 (編:マイスキー)
ミッシャ・マイスキー:cello、セルジオ・ティエンポ:piano
4.フォーレ:夢のあとに op. 7 no. 1 (編:カザルス)
ミッシャ・マイスキー:cello、ダリア・オヴォラ: piano
クライスラー:
5.愛の悲しみ
6.愛の喜び
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
7.ラフマニノフ:ヴォカリーズ op. 34 no. 14 (編:ローズ)
ミッシャ・マイスキー:cello、パーヴェル・ギリロフ: piano
8.チャイコフスキー:ただあこがれを知る者だけが
ミッシャ・マイスキー:cello、パーヴェル・ギリロフ: piano
9.リムスキー:コルサコフ:
インドの歌(歌劇「サダコ」より)(編:クライスラー)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
10.シューマン:トロイメライ (編:G.キャサリン)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
11.ショパン:夜想曲 op. 9 no. 2 (編:フルニエ)
ピエール・フルニエ:cello、ラマール・クラウソン:piano
12.サン=サーンス:白鳥(動物の謝肉祭より)
ピエール・フルニエ:cello、ラマール・クラウソン:piano
13.サラサーテ:アンダルシアのロマンス op. 22 no. 1
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
14.シューベルト:アヴェ・マリア D 839
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
15.シューマン:幻想小曲集 op. 73 no. 1
ピエール・フルニエ:cello、ジャン・フォンダ:piano
16.ストラヴィンスキー:イタリア組曲 序曲 (プルチネラからの編曲)
ピエール・フルニエ:cello、エルネスト・ルッツ:piano
17.ロシアの歌 (歌劇「マウラ」より)
ピエール・フルニエ:cello、エルネスト・ルッツ:piano
18.ピアソラ:
タンゴ no. 2 (タンゴ組曲より編:パトリック・ガロワ&イェラン・セルシェ
ル)
パトリック・ガロワ:flute、イェラン・セルシェル:guitar
19.ヴェルディ:
女心の歌 (歌劇「リゴレット」より 編;ケンブリッジバスカーズ)
ケンブリッジバスカーズ
20.モーツァルト:
“窓辺においで " (歌劇「ドン・ジョバンニ」より 編;ケンブリッジバス
カーズ)
ケンブリッジバスカーズ
21.ビゼー:ジプシーの歌 (歌劇「カルメン」より 編;ケンブリッジバス
カーズ)
ケンブリッジバスカーズ

●SPOT LIGHTシリーズ
往年の名歌手たちのソロアルバムを当時のオリジナルLPスタイルで復刻した
「スポット・ライト・シリーズの第2弾。今回も初CD化を含む全5タイトルを
リリース。

4776539 \1350
ボリス・クリストフ
「ふたつのギター/ロシアのロマンスと民謡」
sings Russian Romances and Folk Songs
1.「これが運命か」 Alas, fate ... Oh, bitter fate
2.「望みは遠く」  Grief, affliction, all hope gone
3.「悲しみは去り」  Oh, pain, pass away, soon the sadness will be gone
4.「うぐいす」  The Nightingale
5.「ナスターシャ」 Nastasia
6.「マーシャは川を渡れない」 Masha may not go down to the river
7.「心とどかず」  I am grieved that thou canst not see into my heart
8.「ふたつのギター」 Two guitars are sadly playing
9.「私にふれないで」  Do not touch me, lest I turn to flame
10.「煙突にうずまく風よ」  How the wind howls in the chimney
11.「カズベクに眠る雪」 Where the eternal snow lies on the Kazbek
12.「ギターを奏でよう」 Come, my guitar, play on
世界初CD化
バス:ボリス・クリストフ
フルート:ミハエル・アキレス、ユルゲン・ブリュゲンボルス
オーボエ/コーラングレ:ガストン・モーグラ
ヴァイオリン:エルヴェ・ル・フロック、ペーター・ハイドリッヒ
チェロ:エミリア・バラノフスカ、ジャン・マリー・ガマール 
ピアノ:ゲジーネ・ティーフウーワ
Orchestre russe de balala?kas d. Liakoff
1977年LP

4776540 \1350
メトロポリタン歌劇場 ルドルフ・ビング・ガラ・コンサート
METROPOLITAN OPERA GALA
Honoring Sir Rudolf Bing (1972)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
[1] “Tacea la notte placida""
マーティナ・アーロヨ 指揮:リチャード・ボニング
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」
[2] “Tu, tu, amore Tu "
モンセラート・カバリエ プラシド・ドミンゴ 
指揮:ジェームス・レヴァイン
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」
[3] “Ah, du wolltest mich nicht deinen Mund k?ssen lassen"
ビルギット・ニルソン 指揮:カール・ベーム
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
[4] “Dove sono"
レオンタイン・プライス 指揮:フランチェスコ ・ モリナーリ=プラデッリ
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
[5] “Chacun ? Bing's go?t“
レジーナ・レズニク 指揮:クルト・アドラー
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
[6] “Invano Alvaro""
リチャード・タッカー ロバート・メリル 
指揮:フランチェスコ ・ モリナーリ=プラデッリ
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
[7] “Gi? nella notte densa"
テレサ・ツィリス=ガラ フランコ・コレッリ 指揮:カールベーム
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
サー・ルドルフ・ビング
1972年

4776541 \1350
ラッセル・オバーリン
ヘンデル:アリア集
メサイア
1. 「だが、その来る日には、だれが耐え得よう…(マラキ書3:2)」
2. 「ああ麗しいかな…(ローマ書10:15)」
エジプトのイスラエル人
3. “彼の国に蛙あふれ出で"
4. “御身彼らを導きて"
ムツィオ・シェヴォーラ
5. “あぁ、なんと甘い名前"
ロデリンダ
6. “生きるがよい、暴君よ!"
7. “いとしい人よ今何処に居るのか"
8. “愛しく優しい影"
世界初CD化
ラッセル・オバーリン(カウンター・テナー)
アルバート・フラー(ハープシコード)
Baroque Chamber Orchestra

4776542 \1350
リタ・シュトライヒ
SINGS IMMORTAL MELODIES
シュトラウス(ヨハン) (1825-1899)
[1] 円舞曲「春の声」op.410
サン=サーンス (1835-1921)
[2] 小夜鳴鳥 (ナイチンゲールとバラ)
ヴェルディ (1813-1901)
[3] 煙突掃除屋
ゴダール (1849-1895)
[4] 歌劇「ジョスラン」第2幕~ジョスランの子守歌
アルディーティ (1822-1903)
[5] パルラ・ワルツ
シュトラウス(ヨハン)
[6] 喜歌劇「こうもり」-公爵様、あなたのようなお方は
[7] 同 ~田舎娘を演じる時は
[8] ワルツ「ウィーンの森の物語」
スッペ (1819-1895)
[9] 喜歌劇「ボッカッチョ」第1幕~恋はやさし野辺の花よ
ドヴォルザーク (1841-1904)
[10] 歌劇「ルサルカ」第1幕~月に寄せる歌
マイアベーア (1791-1864)
[11] 歌劇「ディノラー」第2幕~軽い影よ
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
ベルリン放送交響楽団 指揮:クルト・ゲーベル

4776543 \1350
ヴォルフガング・ヴィントガッセン シングス ワーグナー
[1] 《Allm cht'ger Vater, blick herab》 (リエンツィ)
[2] 《Wie sie selig, hehr und milde》 (トリスタンとイゾルデ)
[3] 《Notung, Notung, Neidliches Schwert》 (ジークフリート)
[4] 《Hoho, Hoho, Hohei! Schmiede, mein Hammer》 (ジークフリート)
[5] 《Br?nhilde, heilige Braut》 (神々の黄昏)
[6] 《Nur eine Waffe taugt》 (パルジファル)
[7] 《In fernem Land》 (ローエングリン)
[8] 《Mein lieber Schwan》 (ローエングリン)
[9] 《O F?rstin》 (タンホイザー)
BONUS
[10] 《Fanget an!》 ニュルンベルクのマイスタージンガー)
[11] 《Selig wie die Sonne》
[12] 《Morgenlich leuchtend》
世界初CD化
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テナー)
バンベルク交響楽団
ベルリン放送交響楽団
指揮:リヒャルト・クラウス、フェルディナント・ライトナー
レオポルト・ルートヴィヒ

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06-12 No.17-2

2006年12月25日 15時13分22秒 | Weblog
4776579 8枚組 \7200
ザ・グローリー・オブ・ロストロポーヴィチ
80th birthday tribute
CD 1
ボッケリーニ: Concerto no. 2 in D major
ヴィヴァルディ: Concerto in C major RV 398
タルティーニ: Concerto in A major
ヴィヴァルディ: Concerto in G major RV 413
チューリヒ・コレギウム・ムジクム 指揮:パウル・ザッハー
録音;SEP./ 1977
シューマン: Concerto in A minor, op. 129
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団 
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
録音:SEP./ 1960
CD 2
ドヴォルザーク: Concerto in B minor op. 104
チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲 op. 33
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:SEP./ 1968
13 チャイコフスキー: Andante cantabile op. post.
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
録音:JUN./ 1978 (P) 1979
14 グラズノフ: チェロと管弦楽のための吟遊詩人の歌 op. 71
ボストン交響楽団 / 小澤征爾
録音:AUG./ 1975 (P) 1976
CD 3
ショスタコーヴィチ: Concerto no. 2 op. 126
ボストン交響楽団 / 小澤征爾
録音AUG./ 1975
ショスタコーヴィチ: Symphony no. 5 in D minor op. 47
ワシントン・ナショナル交響楽団
DDD ex 410 509-2 (P) 1993
CD 4
メシアン: コンセール・ア・キャトル
カトリーヌ・カンタン(フルート)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
バスティーユ・オペラ座管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン
録音:SEP./ 1994
バーンスタイン:ミサ曲からの3つの瞑想曲
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
録音:MAY/1981
ブラームス: チェロ・ソナタ no. 1 in E minor op. 38
CD 5
ブラームス: チェロ・ソナタ no. 2 in F major op. 99
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ショパン: チェロ・ソナタ in G minor op. 65
9 ショパン:
チェロとピアノのための序奏と華麗なるポロネーズ in C major op. 3
10 シューマン: アダージョとアレグロ in A flat major op. 70
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音MAR./ 1980
CD 6
シューベルト: 弦楽四重奏曲 in C major D 956
With エマーソン弦楽四重奏団
録音:DEC./1990
CD 7
チャイコフスキー: バレエ組曲
白鳥の湖 op. 20
眠れる森の美女 op. 66a
くるみ割り人形 op. 77a
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:JUN./1978
CD 8
チャイコフスキー: イタリア奇想曲 op. 45
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
プロコフィエフ: ロメオとジュリエット組曲 1 & 2 op. 64 a & b
ワシントン・ナショナル交響楽団
2007年(3月27日)記念すべき80歳の誕生日を迎える優れたソリストであり指
揮者そして室内楽奏者であるロストロポーヴィッチ氏へのトリビュート・アイ
テム。アルゲリッチ(ショパン、シューマン)、ゼルキン(ブラームス)とエ
マーソン・カルテット(シューベルトクィンテット)等との競演からバレエ・
レパートリーなどの管弦楽曲、さらに室内楽にわたる彼のすべてのコンチェル
トレコーディングを初めてボックスセットに収録。豪華装丁仕様に加えブック
レット&フォト付き。初CD化となる50年代の録音(2枚のLPにボーナストラッ
ク4曲を追加)2枚組「初期録音集」も近日リリース予定。

734188(DVD-Video) \3350
《ニューイヤー・コンサート2007》
収録予定曲
1.J.シュトラウスII世:行進曲《乾杯!》
2.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《調子のいい男》
3.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《水車》
4.ヨゼフ・ヘルメスベルガー:妖精の踊り
5.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》
6.J.シュトラウスI世:入場ギャロップ
7.J.シュトラウスII世:オペレッタ《くるまば草》序曲
8.ヨーゼフ・シュトラウス:イレーネのポルカ
9.J.シュトラウスII世:ワルツ《シトロンの花咲く所》
10.エドゥアルト・シュトラウス:早いポルカ《ブレーキもかけずに》
11.J.シュトラウスII世:ポルカマズルカ《都市と農村》
12.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ:《マドロスポルカ》
13.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《ディナミーデン》
14.J.シュトラウスI世:《エルンストの思い出》
15.J.シュトラウスI世:リストのモティーフによるフリオーソ・ギャロップ
アンコール
16.ヨゼフ・ヘルメスベルガー:早いポルカ《足取り軽く》
17.J.シュトラウスII世:ワルツ《美しく青きドナウ》
18.J.シュトラウスI世:ラデツキー行進曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
収録:2007年1月 ウィーン〈ライヴ〉
既にご案内している《ニューイヤーコンサート2007》CD:477-6225の映像商品。
中継と同じく曲間にはChristian Tichyの振り付けによるウィーン国立歌劇場
バレエ団のパフォーマンスを収録予定。

734291(DVD-Video) \3350
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
福音史家:クルト・エクヴィルツ
イエス:ロベルト・ホル
テナー;トマス・モーザー
バス:アントン・シャリンガー
テルツ少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 
指揮:ニコラウス・アーノンクール
ディレクター:ハンフリー・バートン 収録:1985(グラーツ)



<DECCA>
4757661 \1850
SOPRANO《ソプラノ》
プッチーニ:歌劇《ボエーム》-ムゼッタのワルツ
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》-ジュリエットのワルツ
メノッティ:歌劇《泥棒とオールドミス》よりアリア
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》-ああ、なんという戦慄が
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》-私のお父さん
ドリーブ:カディスの娘たち
ガーシュウィン:歌劇《ポーギーとベス》-サマータイム
ティペット:オラトリオ《われらの時代の子》より
ベルリオーズ:歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》よりアリア
シャルパンティエ:歌劇《ルイーズ》-その日から
ベッリーニ:歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》よりアリア
プッチーニ:歌劇《つばめ》-ドレッタの夢
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクヮーレ》-その熱いまなざしに
ニコル・キャベル(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・アンドリュー・デイヴィス
録音:2005年12月 ワトフォード
今年28歳となるアメリカ人ソプラノ歌手。BBCカーディフ声楽コンクールは
ブリン・ターフェルやドミトリ・ホロストフスキーなどを輩出した権威ある
声楽コンクールとしてイギリスでは有名。審査員にはジョーン・サザーラン
ドやマリリン・ホーンらが並び、著名な声楽家のマリリンは「ニコルの声は
甘く美しく、高音域はすごく良く響きます。個人的にも長い間特別なサウン
ドを聴かせてくれるのを楽しみにしています。」と絶賛しています。多くの
メディアからもニコルの声に対する賞賛と期待の声がよせられています。

4757668 \1850
アリア:Opera Without Words
ティボーデ
収録予定曲
1. サン=サーンス
テーマ:歌劇「サムソンとデリラ」より
2. リヒャルト・シュトラウス
愛のデュエット:楽劇「ばらの騎士」第2幕より
3. プッチーニ
「私のお父さん」 (歌劇「ジャンニ・スキッキ」)
4. コルンゴルト
マリエッタの歌 (歌劇「死の都市」)
5. ヨハン・シュトラウスII世
Soir?e de Vienne -(喜歌劇「こうもり」)
6. プッチーニ
「歌に生き」 (歌劇「トスカ」)
7. ベッリーニ(arr. Yvar Mikashoff)
清き女神よ (歌劇「ノルマ」)
8. グルック (transcribed G. Sgambati)
M?lodie from 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
9. プッチーニ (arr. Yvar Mikashoff)
A Portrait of Madama Butterfly (歌劇「蝶々夫人」)
10. ワーグナー (arranged Louis Brassin)
ワルキューレの騎行(楽劇「ワルキューレ」)
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
録音:24-28 June 2006 ドイツ
「ピアノの詩人」ティボーデによるオペラ・アリアのトランスクリプション
集。アリアの持つシンプルで感動的な旋律からスリリングな妙技までを彼独
自のアプローチでアレンジ。プッチーニアリアではティボーデが1993年に彼
の死の前に会ったアメリカのピアニスト、Y.ミカショフの編曲によるものが
用いられています。

4758352 \1850
シューマン :
交響曲第2番、第4番 (編:マーラー)
歌劇「ゲノヴェ-ヴァ」序曲
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2006年9月 ゲヴァントハウス、ライプツィヒ


●《オリジナルス》 DECCA & PHILIPS
4758225 \1350
ホルスト:惑星
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン

4758226 \1350
エルガー:
交響曲 第1番 変イ長調 作品55
序曲「南国にて(アラッシオ)」作品50
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2007年エルガー生誕150年記念 最新リマスタリング

4758227 2枚組 \2600
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン少年合唱団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス

4758230 \1350
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」
シカゴ交響楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2007年ショルティ生誕150年記念 最新リマスタリング

4758231 2枚組 \2600
R.シュトラウス:楽劇「エレクトラ」全曲
ニルソン/ショルティ
ミッド・プライス初
ビルギット ・ ニルソン
レジーナ・レズニック
マリー・コリアー
ゲルハルト ・ シュトルツェ
トム ・ クラウゼ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
今年1月、惜しくも世を去ったビルギット・ニルソンの名演。初のミッドプ
ライス化で再リリース

4758234 2枚組 \2600
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV825-830
ミッド・プライス初
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

4758237 \1350
バーバー:弦楽のためのアダージョ
アイヴズ:交響曲 第3番「キャンプの集い」
コープランド:静かな都会(クワイエット・シティ)
カウエル:Hymn and Fuguing tune No.10
クレストン:交響的スケッチ「うわさ」 op27
アカデミー室内管弦楽団
指揮:ネヴィル・マリナー

4758238 \1350
ラフマニノフ:24の前奏曲
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

4758239 \1350
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821
シューマン:チェロとピアノのための民謡風の5つの小品 op.102
ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ 二短調
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ベンジャミン・ブリテン

4758240 2枚組 \2600
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1959 ウィーン

4758243 \1350
プリマドンナ・イン・パリ
クレスパン
CD 1:
[1] Cette nuit … O toi qui prolongeas mes jours
タウリスのイフィゲニア(グルック)
[2] D’amour l’ardente flame 
ファウストの刧罰 (ベルリオーズ)
[3] Ou suis-je? … O ma lyre immortelle 
サッフォー (グノー)
[4] Tra, la, la, la … “Fiorentinelle!” 
アスカニオ (サン=サーンス)
[5] Werther! … Werther! … Qui m’aurait dit  ウェルテル (マスネ)
[6] Va! Laisse couler mes larmes  ウェルテル (マスネ)
[7] Ah! mon courage m’abandonne!... Seigneur Dieu 
ウェルテル (マスネ)
[8] La voila! … Quand je vous aimerai? …
L’amour est un oiseau rebelle? (ハバネラ)
[9] Pres des remparts de Seville* (Seguidilla) カルメン (ビゼー)
CD 2
[1] Portez armes Vous aimez le danger…
Ah! que j’aime les militaires!
ジェロルスタン大公妃 (オッフェンバック)
[2] On me nomme H?l?ne la blonde … dis-moi V?nus 
美しきエレーヌ (オッフェンバック)
[3] Tu n’es pas beau … je t’adore, brigand?
[4] O mon cher amant, je te jure (air de lettre)
[5] Ah! quel diner je viens de faire ペリコール (オッフェンバック)
[6] Moi je m’appelle
[7] Y’a des arbres … C’est sa banlieue* シブレット (アーン)
[8] Ah! cher monsieur, excusez-moi* Phi-Phi (クリスティーネ)
[9] J’ai deux amants*? 仮面の恋人 (メサジェ)
[10] Saison d’Amour
[11] Je ne suis pas
[12] Je t’aime*
三つのワルツ (オスカー・シュトラウス)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
スイス・ロマンド管弦楽団
Wiener Volksopernorchester
指揮:アラン・ロンバール ジョルジュ・セバスティアン
録音:1970 Vienna & Geneva
2007年3月には80歳を迎えるクレスパン。オリジナルLPを初CD化でリリース。

4758246 \1350
フランク:Sonata for violin and piano in a major
ブラームス:Trio for violin, horn and piano in E flat major, op.40
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
バリー・タックウェル(ホルン)
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

4758319 2枚組 \2600
J.シュトラウスII世:喜歌劇《こうもり》全曲
ミッド・プライス初
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン

4758403 \1350
ブルックナー:
交響曲 第4番 変ホ長調《ロマンティック》(ノヴァーク版)
VPO/ベーム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム

4758247 \1350
リスト:ピアノ作品集
葬送
Sonata in B minor
Trube Wolken (暗い雲)
Klavierstuck in F sharp major, S192 no.3
Eb reve(夜想曲)
リヒャルト・ワーグナー:ヴェネツィア
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
録音:1991

4758248 \1350
ロドリーゴ:
アランフェス協奏曲
ある貴紳のための幻想曲
Can oneta for violin and string orchestra
三つの小品
ペペ・ロメロ
アカデミー室内管弦楽団
指揮:サー・ネヴィル・マリナー

4758249 2枚組 \2600
ロッシーニ : 歌劇「イタリアのトルコ人」全曲
ミッド・プライス初
スミ・ジョー
シモーネ・アライモ
エンリコ・フィッソーレ
ラウル・ヒメネス
アカデミー室内管弦楽団
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1991

4758252 3枚組 \3900
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
イタリア弦楽四重奏団
録音:1972-1975

4758256 3枚組 \3900
ヘンデル:オラトリオ「サウル」全曲
ミッド・プライス初
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1989

4758260 \1350
シューマン:
謝肉祭、クライスレリアーナ
ミッド・プライス初
内田光子(ピアノ)
録音:1994

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06-12 No.16

2006年12月25日 15時12分45秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBT1409 \1850
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ウィルマ・リップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マーレイ・ディッキー(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
エリザベート・ブラッスール合唱団
パリ音楽院管弦楽団 
指揮:カール・シューリヒト
1958年3月4&5日、5月27-29&31日;サル・ワグラム 
※ステレオ録音 インターナショナル初CD化
1957年から1958年にかけて録音されたシューリヒトとパリ音楽院によるベー
トーヴェン全集の中でその存在が知られていつつもこれまで輸入盤ではリリ
ースされることがなかったステレオ録音の「第九」がテスタメントの高度な
リマスタリングを経て遂にリリース。
名演として広く知られるこの録音がいかに、より鮮明な姿で蘇るかをご期待
下さい。




<Accord>
4428886
ショパン:
ノクターン 第1番 Op.27 嬰ハ短調
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」
ノクターン 第2番Op.15 嬰ヘ長調 03’24
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
マズルカ No.3 Op. 30
マズルカ No.4 Op. 30
アンダンテ・スピアナート
華麗なる大ポロネーズ op.22
ノクターン 第20番嬰ハ短調<遺作>
ロジェ・ムラノ(ピアノ)
録音:July 2006 リヨン
メシアンの第一人者としても知られているロジェ・ムラロは1981年、イタリア
のフランツ・リスト国際音楽コンクール、そして1986年、チャイコフスキーコ
ンクールのファイナリストでもある。ユニバーサル・クラシックへメシアン
の作品全曲を録音。2003年にはラヴェルの独奏曲全集を発表。その年の秋に
はパリのシャンゼリゼ劇場でラヴェル全曲を一日で弾ききるコンサートを大
成功させている。そして翌年2004年10月、すみだトリフォニーホール(大ホ
ール)にて、“ラヴェルな夜”第1夜《たったひとりのエスプリ》ピアノ独
奏全曲。第2夜《アンサンブルのエスプリ》と題し小林美恵らを迎え、ソロ
とはちがった魅力を引き出した。最新作「ショパン リサイタル」では-
作曲家の完全な作品のレコーディングであったであろうよりずっとオリジナ
リティーに富み、このアプローチを通して、彼はショパンの繊細がゆえに苦
悩を伴ぅたロマンティシズムのまさしくその心の先へ我々を誘います。




<Delos>
DE3357 \2080
バーンスタイン:セレナーデ
M.マクリーン:エレメンツ
ブライアン・レヴィス(Vn)
ロンドン交響楽団
指揮:ヒュー・ウォルフ
現在その将来を非常に有望視されているブライアン・レヴィス(Vn.)のDelos
デビュー盤はヒュー・ウォルフ率いるLSOとの競演によるバーンスタインの傑作
「セレナーデ」と現代作曲マイケル・マクレーンの「エレメンツ」というバラ
エティに富んだカップリング。

DE3368 \2080
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 VOl.1
チェロ・ソナタ 第1番 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第1番 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番 Op.69
ズイル・ベイリー(チェロ)
シモーネ・ディナースタイン(ピアノ)
ベートーヴェンの室内楽曲中、弦楽四重奏に次いで非常に重要視される傑作、
チェロ・ソナタ5曲の録音に取り組んだズイル・ベイリーはピアニストにシモー
ネ・ディナースタインを迎え、まず初・中期作曲の今作をリリース。時期は未
定ながら後期の第4番、第5番も「VOl.2」として近くリリース予定。




<TELARC>
CD80665 \2080
SACD60665(SACD-Hybrid) \3350
シベリウス:クレルヴォ交響曲 作品7
アトランタ交響楽団&男声合唱団
指揮:ロバート・スパーノ

CD80670 \2080
SACD60670(SACD-Hybrid) \3350
ラフマニノフ:
交響曲 第2番
女の踊り 歌劇「アレコ」より
スケルツォ ニ短調
シンシナティ交響楽団 
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ラフマニノフがオペラ作曲においてチェイコフスキーに見出された後、管弦楽
においてもその才能を発揮し大衆へ受け入れられた頃にあたる初期の作品集。
未完の交響曲とされるスケルツォ(メンデルスゾーン)も収録。

CD80658 \2080
SACD60658(SACD-Hybrid) \3350
ケルビーニ:
レクイエム ニ短調
葬送行進曲 ハ短調
ベートーヴェン:「悲しい歌」
ボストン・バロック 指揮:マーティン・パールマン

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80079 \1350
ベートーヴェン:戦争交響曲「ウェリントンの勝利」 作品91
リスト:フン族の戦争
同:ハンガリー戦争行進曲
シンシナティ交響楽団
指揮:エリック・カンゼル
<ノース・サウス・スカーミッシェ・アソシエーションのカノン(大砲)及び
マスキット(小銃)使用>
録音:1982年9月、シンシナティ

CD80176 \1350
ブラームス:
アルト・ラプソディ 作品53
「運命の女神の歌」 作品89
「哀悼の歌」 作品82
「運命の歌」 作品54
マリリン・ホーン(Ms)
アトランタ・交響楽団
指揮:ロバート・ショウ
録音:1988年、アトランタ

CD80547 \1350
ウィーン名曲集 Viennafest
ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス一世)《ジプシー男爵》序曲/
ポルカ《狩》/ワルツ《春の声》/《ナイチンゲール》ポルカ/《学生》
ポルカ(以上ヨハン・シュトラウスニ世)ワルツ《金と銀》(レハール)
《突撃》ポルカ(ヨハン・シュトラウス2世)《蒸気》ポルカ(エドゥアルト
・シュトラウス)《メリー・ウィドウ》-魔女の踊り(レハール)《マルー
ツァ伯爵夫人》序曲(カールマン)ワルツ《宮廷舞踏会》(ランナー)ワル
ツ《夢》(オスカー・シュトラウス)45分間の2つの心(シュトルツ)《こう
もり》序曲(ヨハン・シュトラウス2世)ウィーン、わが夢の町(ジーツィン
スキー)全16曲
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:2000年2月

CD80573 \1350
モーツァルトの仲間たち:
音楽劇「慈悲深い僧侶」(世界初録音) 
モーツァルト:音楽劇「劇場支配人」 K.486
独唱者たち/ボストン・バロック
指揮: マーティン・パールマン
「賢者の石」に続くシカネーダー劇団の音楽劇。世界初録音。
最晩年のモーツァルトの作品を含む「賢者の石」(ハリポタにあらず!)の世
界初録音で話題を呼んだパールマン&ボストン・バロックのシリーズ第二作。
「慈悲深い僧侶」は1791年3月に、ウィーンのテアター・アウフ・デア・ヴィ
ーデンでシカネーダーの劇団によって上演された音楽劇。「賢者の石」と同様、
モーツァルトをはじめとするシカネーダー一派の共作となっています。

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06-12 No.15-1

2006年12月21日 17時19分57秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \880
8.555849
ブラームス(1833-1897):<4手のためのピアノ作品全集第17集>
ピアノ協奏曲第1番(2台ピアノ版) 
ヨアヒム(1831-1907):デメトリウス序曲(ブラームスによる2台ピアノ版)
演奏/ジルケ=トーラ・マティース(ピアノ)、
クリスティアン・ケーン(ピアノ)
同じ曲の連弾版(8.554116)に続く、2台ピアノ版が登場。より音が重厚にな
ったのはもちろん、その構成力に協奏曲の原型を聴くという楽しみもあり、
ブラームス・ファンは注目の一枚です。友人ヨアヒムの作品は、作曲家とし
ての才能を感じさせる逸品です。

8.557423
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ三重奏曲第1番「悲しみの三重奏曲」/ピアノ三重奏曲第2番「悲しみ
の三重奏曲」 - 偉大な芸術家の思い出(1893、1907改訂)
演奏/ヴァレーリー・グロホフスキ(ピアノ)、
エデュワルド・ヴルフソン(ヴァイオリン)、
ドミトリ・ヤブロンスキー(チェロ)
「悲しみの三重奏曲」という副題の通り、哀愁を帯びた雰囲気あふれるメロ
ディにより、ラフマニノフ的なロシアン・ロマンを漂わせる2曲。第2番はチャ
イコフスキーの訃報を聞いて作曲したものであり、先輩作曲家の作品(ピアノ
三重奏曲)を受け継いだような存在です。

8.557565
エルンスト(1814-1865):<ヴァイオリンと管弦楽のための音楽>
ロッシーニの「オテロ」のアリアによる幻想曲
ヴァイオリン協奏曲「悲愴協奏曲」/悲歌/ヴァイオリン小協奏曲ニ長調
「パパゲーノ」によるロンド
演奏/イリヤ・グルーベルト(ヴァイオリン)、
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
「庭の千草(夏の名残のバラ)による演奏会用変奏曲」がアンコール・ピース
として有名な、19世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト兼作曲家。パガ
ニーニと並び称されるその作品は、すべてヴァイオリンのテクニックを100%
引き出します。ヴィエニャフスキが使っていたグァルネリを手に、グルーベル
トが自在な演奏を聴かせます。

8.557710
エルガー(1857-1934):
頌歌「ミュージック・メイカーズ(音楽の作り手)」/海の絵 
※英語歌詞付き
歌・演奏/サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
サイモン・ライト(指揮)
ボーンマス交響楽団・合唱団
「ミュージック・メイカーズ」は「エニグマ変奏曲」のメロディなど、他の作
品が使われるエルガー版「英雄の生涯」といった声楽作品。オーケストラ付き
の歌曲集「海の絵」は、イギリスで人気の作品です。バルビローリの下で仕事
をしたライト、俊英歌手として注目されるコノリーの歌も見事です。

8.557713
R.シュトラウス(1864-1949):<ピアノ曲集>
5つの小品/ピアノ・ソナタ/4つの情緒のある風景
演奏/ステファン・ヴェセルカ(ピアノ)
R.シュトラウスが残したピアノ曲は、初期(10代)に書かれたごくわずか。
この一枚で、そのほとんどが網羅できてしまうほどなのです。その作風はメ
ンデルスゾーンやシューマンらの影響が強い、ロマン派音楽そのもの。それ
だけに新鮮な作品集でもあるでしょう。

8.557784
バックス(1883-1953):
ヴィオラ・ソナタ/演奏会用小品/伝説/1楽章による三重奏曲
演奏/マーティン・オートラム(ヴィオラ)、
ジュリアン・ロルトン(ピアノ)、
ローレンス・ジャクソン(ヴァイオリン)
ヴィオラの中間色を好んだバックスですが、アイルランドへの憧れを込めた
「演奏会用小品」と「ヴィオラ・ソナタ」が出色。交響曲や管弦楽曲のよう
なファンタジーがあり、イギリス音楽ファンやドビュッシー・ファンには喜
ばれるでしょう。

8.557862
ダウランド(1563-1626):<リュート曲全集第2集>
ラクリメ(パヴァーヌ)/ラクリメへのガイヤルド/パヴァーヌ(P16)/
同(P.18)/エセックス伯のガイヤルド/ジャイルズ・ホビー氏のガイヤルド
/ダウランドの涙(わたくしは見た、あの人が泣くのを)(ノース編曲)
/サー・ヘンリー・アンプトンの葬送/サー・ジョン・ラングトンのパヴァ
ーヌ/ラングトン氏のガイヤルド/パイパーのパヴァーヌ/ディゴリー・パ
イパー大佐のガイヤルド/ダウランドの別れ/ガイヤルド(P.30)/マニャ
ルダ(ヘンリー・ノエル氏のガイヤルド)/ラクリメ(別ヴァージョン)/
つねにダウランド、つねに悲しき 
※リュート曲のPはポウルトン(Paulton)のリュート曲集の番号による
演奏/ナイジェル・ノース(リュート)
名手ノースによるシリーズ第2弾は、有名な「ラクリメ」(涙のパヴァーヌ)
を含む作品集。自身の編纂した楽譜を使い、ライナーノートも書いていますの
で、まさに彼の美学が結集したシリーズと言えるでしょう。しっとりとした
演奏も、もちろん素晴らしいものです。

8.557914
マルティヌー(1890-1959):<ピアノ曲全集第1集>
8つの前奏曲/庭に面した窓/寓話/3つのスケッチ/クリスマス/舞曲のス
ケッチ/フォックストロット
演奏/ジョルジオ・コウクル(ピアノ)
1920年代から30年代をパリで過ごし、ジャズやタンゴなどを吸収しながら作曲
を続けていたマルティヌー。この時期に書かれた、多くの小粋なピアノ曲を体
系化するシリーズの第1弾。プラハに生まれ、名手フィルクシュニーらに師事
したピアニストの演奏です。

8.559294
ホヴァネス(1911-2000):
フリミアン・ハイリグ/ギター協奏曲(世界初録音)/交響曲第60番「アパ
ラチア山脈に寄す」(世界初録音)
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)
ベルリン放送交響楽団、
ラース・ランチ(トランペット)、デーヴィッド・ライスナー(ギター)
2つの世界初録音を含む作品集ですが、多作家だったホヴァネスの一端を垣間
見る重要な一枚。1944年作曲の「フリミアン・ハイリグ」から、1979年に初演
された「ギター協奏曲」、1985年にアパラチア地方の民俗詩に影響を受けて
かれた交響曲まで、エキゾティックかつロマン主義的な作風は変わりません。
終生の伴侶となった日本人の夫人によるライナーノートは、これらの作品を
知るために有益な情報です。

8.559317
W.シューマン(1910-1992):
交響曲第3番/交響曲第5番「弦楽のための交響曲」
ユディト:管弦楽のための舞踏詩
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)
シアトル交響楽団
1941年に作曲された第3番、弦楽のために書かれている第5番、名振付師マー
サ・グレアムのために書かれた「ユディト」。3曲とも力強く近代的な響きが
特徴であり、コープランドやバーバーらと共に20世紀アメリカ音楽を築いて
きた作曲家らしい、存在感にあふれています。

8.570151
シューマン(1810-1856):3つの弦楽四重奏曲(第1番-第3番)
演奏/ファイン・アーツ四重奏団
「室内楽の年」と呼ばれる1842年に作曲され、メンデルスゾーンに献呈され
た3曲の弦楽四重奏曲は、シューマンの隠れた名品。第1番の冒頭から、この
作曲家らしい詩情と哀愁に満ちあふれています。シカゴで誕生したベテラン
四重奏団の演奏も見事です。

8.570179
カーゲル(1931- ):シナリオ/デュオドラメン/典礼
演奏・歌/マウリツィオ・カーゲル(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団、
マーガレット・チョーカー(ソプラノ)、
ローラント・ヘルマン(バリトン)、マーティン・ヒル(テノール)、
ロマン・ビショフ(バリトン)、ワウト・オーステルカンプ(バス)、
リスボン・グルベンキアン合唱団
弦楽の演奏にブニュエル(映画監督)とダリの会話を重ねたユニークな「シ
ナリオ」。マーラーから影響を受けた「デュオドラメン」(ソプラノ+バリ
トン)。やや規模の大きい編成による「典礼」。1980年代以降に書かれたこ
の3作品は、ユニークな実験的作風を端的に表しており、作曲者自身による
指揮が、より信頼度を高めています。

8.570198
ディッタースドルフ(1739-1799):<シンフォニア集その2>
シンフォニア ニ長調(Grave D6)/シンフォニア 変ホ長調(Grave Eb9)
/シンフォニア イ長調(Grave A6) 
演奏/アルバロ・カッスート(指揮)
リスボン・メトロポリタン管弦楽団
ハイドン、モーツァルトと同時代を生きただけではなく、互いに影響し合っ
た音楽家仲間として、さらなる再評価が望まれるディッタースドルフ。晩年
に作曲されたニ長調の作品を聴くだけでも、それが過大評価ではないことが
わかるでしょう。ポルトガルの音楽家たちが、爽快な演奏を聴かせます。


<NAXOS OPERA>
8.660187-88 2枚組 \2160
カヴァッリ(1602-1676):
歌劇「アポッロとダフネの愛」
(ライヴ録音:2004年5月、スペイン、ラ・コルーニャ、ロサリア・カスト
ロ劇場)
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/マリオ・ゼッフィリ(テノール)、
マリアーナ・ピッツォラート(メゾ・ソプラノ)、
マリサ・マルティンス(メゾ・ソプラノ)、
アグスティン・プルーネル=フリエン(テノール)、
アスンプタ・マテウ(ソプラノ)、カルロ・レポレ(バス)、
ホセ・フェレーロ(テノール)、ソレダ・カルドソ(ソプラノ)、
ウーゴ・ガリアルド(バス)、ファビオラ・マシーノ(ソプラノ)、
ルイサ・マエッソ(メゾ・ソプラノ)、
アンナ・ビクリアルディ(ハープシコード)、
フランシスコ・デ・ボルハ・マリーニョ(オルガン)、
レジェス(レィエス)・ゴメス・ベニート(ハープ)、
ダビド・エテブ(チェロ)、
ホセ・フェルナンド・ロドリゲス(コントラバス)、
タニア・セオアネ・ロドリゲス(ファゴット)、
イバン・サンチェス(トロンボーン)、
アルベルト・ゼッダ(指揮)
ガリシア青年交響楽団
同時代のモンテヴェルディと並び、オペラ創世記に活躍した作曲家として、
近年再評価を受けつつあるカヴァッリ。ギリシャ神話の有名なアポロとダフ
ネを題材にしたこのオペラは、牧歌的な明るさと歌が特徴であり、バロック
・オペラの入門アイテムとしてもおすすめです。

<NAXOS HISTORICAL>
8.111061-63 3枚組 \2640
J.S.バッハ(1685-1750):
平均律クラヴィーア曲集第2巻(24の前奏曲とフーガ)
ボーナス・トラック[前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV.998]
(録音:[平均律クラヴィーア曲集]1951年7月-1954年3月、コネチカット、
レークヴィル、[前奏曲、フーガとアレグロ]1946年5月2日、ニューヨーク、
ロトス・クラブ)
演奏/ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)
マーク・オバート=ソーン復刻。第1巻(8.110314-15)の続編は、晩年に彼
女の自宅で録音された重要な記録であり、古楽器演奏が市民権を得た現在だ
からこそ、プレイエル製ハープシコードの音や約半世紀前の奏法を記録した
録音に、注目が集まるのでしょう。

8.111100 \880
<エリーザベト・シューマンのモーツァルト&ウィーン・オペレッタのアリ
ア録音集1926-1938>
モーツァルト:
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」-アレルヤ(ラテン語歌詞)/歌劇
「羊飼の王様」-わたしは末永く彼女を愛するだろう(伊語歌詞)/歌劇「フィ
ガロの結婚」-自分で自分がどうなっているかわからない(伊語歌詞)/同-
さあ、ひざまずいて(伊語歌詞)/同-恋とはどんなものかしら(伊語歌詞)
/同-愛しい人、早く(伊語歌詞)/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-ぶってよ、
ぶってよ、愛しいマゼット(伊語歌詞)/同-もし、あんたがいい子にしてい
たら(伊語歌詞) 
J.シュトラウスII世:
オペレッタ「こうもり」-侯爵様、あなたのようなお方は/同-いなか娘の姿
で 
ツェラー:
オペレッタ「小鳥売り」-僕のおじいちゃんが二十歳の時/同-僕のおじいちゃ
んが二十歳の時(ナイチンゲールの歌)(英語歌詞)/オペレッタ「坑夫長」
-怒らないで 
ツィーラー:
オペレッタ「放浪者たち」-素晴らしきもの、心安らぐ夜よ/オペレッタ「観
光案内人」-おおウィーン、我が愛しのウィーン 
ベルテー:オペレッタ「3人娘の家」-幸せとは何でしょう 
ホイベルガー:オペレッタ「オペラ舞踏会」-別室へ行きましょう 
クライスラー:オペレッタ「シシー」-私は運命を信じる 
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」 
ベナツキー:グリンツィングにもう一度行かなくちゃ 
ジーツィンスキー:わが夢の都ウィーン 
※解説に歌詞は付いておりません。言語記載のないトラックは全て独語歌詞
です。
歌・演奏/エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、
マージョリー・ヘイワード(ヴァイオリン)、
ジョージ・ビング(指揮)管弦楽団、
ローレンス・コリングウッド(指揮)管弦楽団、
カール・アルヴィン(指揮)管弦楽団、
カール・アルヴィン(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団、
ワルター・ゲール(指揮)管弦楽団、
レオ・ロゼネーク(指揮)管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。30代から40代にかけてという、歌手として
最も脂の乗った時期に録音された多くのトラックは、この歌手が見事な活躍
をしたことを現代に伝えてくれます。得意のアリア集には、彼女がアメリカ
へと渡る年までのものを収録しました。

8.111135 \880
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第3番(HMVによる録音:1935年12月19日、パリ) 
パガニーニ(1782-1840):
ヴァイオリン協奏曲第1番(HMVによる録音:1934年5月18日-19日、パリ) 
ノヴァーチェク(1866-1900):
8つの演奏会用カプリッチョ-第4番「無窮動」
(HMVによる録音:1934年5月18日、パリ) 
ショーソン(1855-1899):
詩曲(録音:1952年2月15日、ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ)
●演奏/ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ジョルジュ・エネスコ(指揮)、
ピエール・モントゥー(指揮)パリ交響楽団、
エードリアン・ボールト(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。10代最後の輝きとも言える、1930年代前半の演
奏を記録。そして1950年代に録音したショーソンは、初CD化の貴重な演奏。
晩年のメニューインしか知らない人にこそ聴いて欲しい、みずみずしい音楽
です。


<MARCO POLO>
8.225286 \1550
ヨハン・シュトラウスI世(1804-1849):<作品集第10集>
ワルツ「芸術家舞踏会のダンス」/マイアベーアの歌劇「ユグノー教徒」の
主題によるコティヨン/ワルツ「夢遊病者」/人気のシュペル・ポルカ/ワ
ルツ「ドイツの思い出」/祝典カドリーユ/ワルツ「故郷の楽の音」/オリ
ジナル・パレード行進曲/戴冠式のワルツ/ウィーンの謝肉祭のカドリーユ
演奏/エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ
ついに10枚目を数える作品集は、得意とした舞踏会の音楽やオペラ、謝肉祭
や貴族の結婚式といったさまざまな機会に書かれたものばかり。ザルツブル
ク生まれの名指揮者、メルツェンドルファーがウィーンの粋を届けてくれる
一枚です。

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06-12 No,15-2

2006年12月21日 17時19分24秒 | Weblog
<CPO>
777017-2 3枚組 \6300
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):歌劇「ライヌルフとアデラシア」
歌・演奏/ハナ・ミヌティッロ(メゾ・ソプラノ)、
ロマン・トレケル(バリトン)、フランク・ファン・アケン(テノール)、
エリーザベト=マリーア・ワチュートカ(ソプラノ)、
トーマス・W・クックラー(テノール)、フランツ・ハヴラータ(バリトン)、
レギーナ・クレッパー(ソプラノ)、ヤツェク・ヤニシェフスキ(バス)、
マルガレーテ・ヨスヴィヒ(アルト)、アンドレア・ラング(ソプラノ)、
フローリアン・プライ(バリトン)、
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団、
シュトゥットガルト合唱団
12世紀の南イタリアに実在した王を主人公に、父リヒャルト譲りの歴史もの
オペラを作曲。その初演となった2003年のライヴ録音であり、オペラ作曲家
としての再評価を促した作品です。近年スター歌手への道を歩みつつあるミ
ヌティッロやトレケルら、歌手陣にも注目です。

777089-2 \2100
テレマン(1681-1767):<ヴァイオリン協奏曲全集第2集>
ヴァイオリン協奏曲TWV51:C3/同TWV51:g1/同TWV51:h2/同TWV51:G7/
同TWV51:a2/同TWV 51:B1/同TWV51:A4
演奏/エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン&指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ
テレマン作品は数多くの録音がありながら、ヴァイオリン協奏曲は比較的ま
だ知られていない“宝庫"かもしれません。イギリス古楽のベテランと、CPO
の既発売CDで人気が高まっているアンサンブルが、新鮮なテレマン像を描き
出しています。

777122-2 \2100
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
交響曲第1番/交響曲第2番 ※全曲世界初録音
演奏/フランク・ベールマン(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
ブラームスと交友関係を結び、互いに認め合っていたというヘルツォーゲン
ベルクですが、その知名度と作品への理解はまだまだ低いものです。同時代
の才能を知るきっかけとして、2つの交響曲は必聴。ドイツ・ロマン派におけ
る到達点のひとつだと言えるでしょう。

777147-2 \1480
サッリネン(1935- ):<室内作品集>
序奏とタンゴ序曲/室内音楽第3番「ドン・フアンキホーテの夜の踊り」/
セバスティアン・ナイトのための悲歌/室内音楽第4番「セバスティアン・
ナイトのための悲歌のメタモルフォーゼス」/室内音楽第5番「バラバ変奏曲」
演奏/アルト・ノラス(チェロ)、
ミカ・ヴァユリュネン(アコーディオン)、
ラルフ・ゴトーニ(ピアノ、指揮)
ヴィルトゥオージ・ディ・クーモ
シベリウスの後継者でもあるサッリネンですが、タンゴにインスパイアされ
た作品集はちょっと珍しいもの。しかし意外にもフィンランドでは、タンゴ
が愛好されているのです。そのスタイルを自らの作風とミックスした作品集
であり、北欧音楽への認識が大きく変わるでしょう。

777220-2 \2100
フンメル(1778-1837):オラトリオ「紅海の航行」
演奏・歌/ヘルマン・マックス(指揮)
ライニッシェ・カントライ、
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)、
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)、ヴェローニカ・ヴィンター(ソプラノ)、
ハンス・イェルク・マメル(テノール)、エッケハルト・アベレ(バス)、
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス)
器楽作品ばかりが有名なフンメルですが、このオラトリオはそうした定評を
打ち破る一作。同じ時代に生まれたハイドンのオラトリオと比較するのも意
義があり、モーツァルトやベートーヴェンが成しえなかった仕事かもしれま
せん。ドイツ音楽を得意とするマックスの指揮は、作品のリヴァイヴァルに
とっても最適でしょう。

777248-2 \1480
J.S.バッハ(1685-1750):<チェンバロと弦楽のための協奏曲第2集>
チェンバロ協奏曲第4番/同第5番/同第6番/同第7番
演奏/ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮&チェンバロ)、
コンチェルト・コペンハーゲン
デンマーク・コントラプンクト・レーベルに多くのバッハ作品を録音し、ナ
クソスやECMなどへの録音も話題になっているモーテンセン。その躍動的な音
楽は、第1集(999989-2)で反響を呼びました。北欧バロックの最先端に触れ
る一枚だと言えるでしょう。



<FIRST EDITION>
FECD0014 \2100
ハリソン(1917-2003):
交響的弦楽組曲(録音:1961年11月21日)
4つの厳粛な歌(8人のバリトンのための)(録音:1956年2月12日)*# 
*印は世界初録音、#印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品、全曲モノラル録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)
ルイヴィル管弦楽団 
神話にモティーフを求めた弦楽の瞑想的な作品と、ナバホ族(ネイティヴ・
アメリカン)に伝わる詩をやや中華風味の音楽に乗せた声楽作品をカップリ
ング。前期の作品であり、1960年以降、環太平洋主義に入っていく前段の音
楽だと言えるでしょう。ブックレットには当時の作曲者から指揮者らへ送ら
れた直筆のメッセージと歌詞も掲載されています。

FECD0035 \2100
トッホ(1887-1964):
小序曲(録音:1969年)
ピーター・パン(オーケストラのためのおとぎ話)(録音:1960年)
ノットゥルノ(録音:1954年1月)#
狂想詩「イェフタ」(交響曲第5番)(録音:1965年11月23日)
全曲世界初録音、#印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品、「ピーター・パン」
「ノットゥルノ」はモノラル録音
演奏/ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮……小序曲)、
ロバート・ホイットニー(指揮)
ルイヴィル管弦楽団 
シェーンベルクを中心とした新ウィーン楽派および分離派芸術などの影響を
受け、その作風と精神を受け継いだトッホ。わずか2分30秒のディヴェルティ
メントである「小序曲」や、不気味な美しさを持つ「ノットゥルノ」、シェ
ーンベルクへのオマージュと呼べそうな「イェフタ」などを収録しています。


<NAXOS DVD-VIDEO>
2.110514(DVD-Video) \1850
「音楽の旅」シリーズ - ブルターニュ&ノルマンディ
[ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/夜想曲/海 - 3つの交響的スケッチ]
 NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ/DTS5.1サラウンド、
65分20秒、片面一層ディスク(DVD5) 
ドビュッシーの幻想的な音楽と共に映し出されるのは、北フランスの代表的
な2つの地方の風景。ケルト文化が根深く残っているこの地方は、パリや南仏
など他の地方とまったく異なっており、それがドビュッシーの音楽にマッチ
しています。

2.110518(DVD-Video) \1850
「音楽の旅」シリーズ - シチリア島、島の過去・現在の音楽の旅
[サリエリ:歌劇「トロフォーニオの洞窟」-序曲 パガニーニ:ヴァイオリ
ンとギターのための6つのソナタ第4番-第2楽章/同第3番-第1楽章 ヴェル
ディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-序曲/同-バレエ「四季」-夏/歌劇
「運命の力」-神よ、平和を与えたまえ モーツァルト:歌劇「イドメネオ」
-序曲 メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」-スケルツォ/同-間奏曲 
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番-第1楽章(シシリアーノ)(J.ド
ヴォルザーク編曲) レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」-プロローグ/同-
鳥の歌「大空を晴れやかに」/同-衣装をつけろ ヴィヴァルディ:オーボ
エ協奏曲RV.461-第1楽章
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ/DTS5.1サラウンド、
60分34秒、片面一層ディスク(DVD5) 
地中海に浮かぶシチリア島は、イタリアの中でも血気盛んで心が熱く、それ
ゆえにオペラをはじめとする音楽の世界からも注目される場所。独特の文化
を持つこの島の風景を、イタリアというキーワードで集めた名曲と共にお楽
しみいただけます。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101251(DVD-Video) \4900
グルック(1714-1787):
歌劇「アルセスト」(パリ改訂版、仏語歌詞)
(ライヴ収録:2006年、ドイツ、シュトゥットガルト州立歌劇場)
歌・演奏/カテリーネ・ナグレシュタット、ドナルド・カーシュ、
ベルンハルト・シュナイダー、カトリオナ・スミス、ユーハン・リュード、
ナム・ス・キム、モッティ・カストン、ミヒャエル・エベッケ、
ヴォルフガング・プロープスト、
コンスタンティノス・カリディス(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、
シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団、
ミヒャエル・アルバー(合唱指揮)、
ヨッシ・ヴィーラー&セルジョ・モラビート(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、165分、英・独・仏・
西・伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
古典派オペラの名作を、現代社会風な演出とヴィジュアルで再現した上演。
ギリシャ神話の世界を見事に転換させたステージになっています。ヘンデル
の「アルチーナ」(100339)でも好演したナグレシュタットをはじめ、カー
シュやシュナイダーなど個性的な歌手陣も見事。

101267(DVD-Video) \4900
オッフェンバック(1819-1880):
オペレッタ「地獄のオルフェ(天国と地獄)」(独語歌詞)
(スタジオ収録:1971年、ドイツ、ハンブルク国立歌劇場)
歌・演奏/ウィリアム・ワークマン、エリーザベト・シュタイナー、
レギーナ・マルハイネケ、トニ・ブランケンハイム、
リーゼロッテ・プルヴァー、クルト・マルシュナー、インゲ・マイゼル、
テーオ・リンゲン、ウルシュラ・コシュト、ペーター・ハーゲ、
ツヴェトカ・アーリン、フランツ・グルントヘーバー、
ハンブルク国立歌劇場バレエ、
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク国立歌劇場合唱団、
ギュンター・シュミット=ボーレンダー(合唱指揮)、
ロルフ・リーバーマン(演出)、ホセ・フェラン(振付)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Colour、音声方式:モノラル、101分、英・独・仏
・西・伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
約35年前に収録されたものですが、当時の現代感覚は今見ても決して古びて
おらず、むしろポップなステージや衣装デザインなどが新鮮。テレビショー
的な演出のユニークさが楽しめるのは、このオペレッタならではでしょう。
リーバーマンの野心的なプロダクションが話題を巻き起こしていた時代の記
録であり、まだ30代前半だったヤノフスキの指揮ぶりも新鮮です。


<OPUS ARTE DVD>
OA0963D(DVD-Video) 2枚組 \4850
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「オテロ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[イントロダクション/オペラ概要/キャスト・
ギャラリー](ライヴ収録:2006年2月21日、24日、バルセロナ、リセウ劇場)
歌・演奏/ホセ・クーラ、ラド・アタネリ、ヴィットリオ・グリゴーロ、
ビセンス・エステベ・マドリッド、ジョルジョ・ジュゼッピーニ、
フランシスコ・サンティアゴ、ロベルト・アックルソ、
クラッシミラ・ストヤノヴァ、ケテワン・ケモクリーゼ、
アントニ・ロス=マルバ(指揮)
リセウ劇場交響楽団&合唱団、
ホセ・ルイス・バッソ(合唱指揮)、ヴィリー・デッカー(演出)、
アソール・ファーマー(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウ
ンド5.1、151分(オペラ141分、エクストラ10分)、英・仏・独・西・伊・
カタルーニャ語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ホセ・クーラが、ヒロイックで雄々しくも悲劇の主人公となっていく主人公
を熱演・熱唱。バルセロナ・リセウ劇場のプロダクションであり、シンプル
なステージ・デザインが登場人物の心理描写を巧みに描いたと評判をとった
上演です。デズデモーナのストヤノヴァ、イアーゴのアタネリほか、共演歌
手の個性も見逃せません。

OA0966D(DVD-Video) \4080
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「白鳥の湖」
エクストラ・フィーチャー[バレエ概要/キャスト・ギャラリー]
(ライヴ収録:2005年 パリ、バスティーユ・オペラ座)
バレエ・演奏/ダンサー[アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネズ、
カール・パケット、ミュリエル・アレ、ミシェル・パステルナク、
マリー=イザベル・ペラッチ、ノルウェン・ダニエル、メラニー・ユレル、
エマニュエル・ティボー、ドロテ・ジルベール、
ミリアム・ウルド=ブラハム、ファニー・フィアット、他]、
パリ・オペラ座バレエ、
ヴェロ・ペーン(指揮)
パリ・オペラ座管弦楽団、
ルドルフ・ヌレエフ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウ
ンド5.0、145分(バレエ141分、エクストラ4分)、英・仏・独・西・伊語字
幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
有名なこのバレエに一石を投じたとも言える、幻想的で美しいヌレエフ振付
版を収録。パリ・オペラ座のために作られたオリジナルの振付であり、この
ステージは“本場もの"と言えるでしょう。ルテステュ、マルティネズという
スター・ダンサーを中心に、オペラ座のカンパニーが描き出す色彩的な映像
です。

<NAXOS JAZZ>
8.120812 \880
<デューク・エリントン第12集>
「ブルー・アバンダン」ラジオ・トランスクリプションズ&コンサート・レ
コーディングス1946
[A Flower is a Lovesome Thing / Blue Abandon / Crosstown / Deep
South Suite / Double Ruff / Fickle Fling / Hey, Baby / Magenta Haze
/ Moon Mist / Sono / The Eighth Veil / The Mooche / The Suburbanite
/ The Unbooted Character / Tip Toe Topic]
演奏/デューク・エリントン&ヒズ1946オーケストラ、
ジョニー・ホッジス(A-sax)、キャット・アンダーソン(tp)、
ハリー・カーネイ(Br-sax)、オスカー・ペティフォード、
ソニー・グリアー(ds)、レイ・ナンス(vo)、アル・シアーズ(T-sax)、
ローレンス・ブラウン(tb)、トリッキー・サム・ナントン(tb)
戦争が終わって、明るい気分となった時代を反映しているかのような演奏が
続く1946年のバンド。ニューヨークでのスタジオ録音(ラジオ放送用)とハ
リウッドでのライヴ、カーネギーホールでのライヴを収録、特に1946年の目
玉とも言える「ディープ・サウス組曲」(紹介ナレーション入り)は、その
後のエリントン楽団を予感させるスケールが感じられるでしょう。

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06-12 No.14-1

2006年12月20日 15時23分49秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VCW-3654812(CD+DVD) \2480
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
1. Amadeu Vives / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“Por el humo se sabe donde esta el fuego” from Dona Francisquita
(1923)
2. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Jose Tellaeche
“Bella enamorada” from El ultimo romantico (1928)
3. Jacinto Guerrero / Enrique Reoyo, Juan Ignacio Luca de Tena
“Raquel” from El huesped del Sevillano (1926)
4. Federico Moreno Torroba / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“De este apacible rincon de Madrid” from Luisa Fernanda (1932)
5. Pablo Luna / Pilar Monterde, Eulalia Fernandez Galvan, Angel
Torres del Alamo,
Antonio Asenjo Perez
“Pajarin, tu que vuelas” from La picara molinera (1928)
6. Jose Serrano / Carlos Arniches, Felix Quintana
“Cancion guajira” from La alegria del batallon (1909)
7. Jose Serrano / Juan Jose Lorente
“La roca fria del Calvario” (Relato) from La dolorosa (1930)
8. Pablo Sorozabal / Anselmo Cuadrado Carreno, Francisco Ramos de
Castro
“Madrilena bonita” from La del manojo de rosas (1934)
9. Pablo Sorozabal / Federico Romero, Guillermo Fernandez Shaw
“No puede ser” from La tabernera del puerto (1936)
10. Reveriano Soutullo, Juan Vert / Luis Fernandez de Sevilla,
Anselmo Cuadrado Carreno
“Ya mis horas felices” from La del soto del Parral (1927)
11. Agustin Perez Soriano / Manuel Fernandez de la Puente, Luis
Pascual Frutos
“Suena guitarrico mio” [Jota de Perico] from El guitarrico (1900)
12. Jacinto Guerrero / Jose Ramos Martin
“Mi aldea” from Los gavilanes (1923)
13. Jose Serrano / Carlos Arniches, Enrique Garcia Alvarez
“Te quiero, morena” (Jota) from El trust de los tenorios (1910)
14. Federico Moreno Torroba / Antonio Quintero, Jesus Maria Arozamena
“Amor, vida de mi vida” from Maravilla (1941)
15. Jose Maria Cano / Jose Maria Cano
“Un gitano sin su honor” from Luna (1998)
DVDには録音セッションとヴィラゾン、ドミンゴのインタヴューを収録
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
オルケスタ・コムニダド・ド・マドリード、
プラシド・ドミンゴ指揮
マドリードが発祥とされるスペイン語系の大衆オペラ、サルスエラは名歌手、
世界的オペラ歌手のレパートリーとなっていますが、メキシコ出身でサルス
エラ出演からキャリアを出発させたヴィラゾンにとってなじみ深い作品。今
回の録音には師でありサルスエラ・アーティストとしても大先輩のドミンゴ
が指揮をとりこれぞサルスエラの本髄といえる録音が完成しました。2
006年7月マドリードで収録

VC-3654742 \1980
ヴィラゾン/ヒタノ(GITANO)(サルスエラ・アリア集)
CDの収録内容はデラックス盤と同じです。DVDなしの通常盤。





<Onyx>
ONYX 4018 \2080
クロード・ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品全集Vol.2 ――
版画/組曲《子供の領分》/2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/
レントよりおそく/バラード/マズルカ/小さな黒人
パスカル・ロジェ(ピアノ)
フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在であるパスカル・ロジェ。
そのロジェ自身にとって初となるドビュッシーのピアノ作品全集の第2巻が登
場!初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX 4004)
では、圧巻の演奏を披露し世界中から称賛を浴びるなど絶大なる存在感を再度
証明したロジェ。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品
の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲《子供の領
分》」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、
この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。
円熟味漂う現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュ
ッシー。乞うご期待!

ONYX 4017 \2080
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ音楽《アポロ》、弦楽のための協奏曲ニ調
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
バルシャイ&バラショフ編曲:束の間の幻影Op.22
ユーリ・バシュメット(指揮)、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初
演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュ
メット。オニックス・レーベルからのリリース第2弾では、1986年に自らが結
成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてストラヴィンスキー&プロコ
フィエフという2大巨頭の作品を取り上げる。
プロコフィエフの「束の間の幻影」は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管
のために20曲中15曲を室内管弦楽版に編曲。
それに加えてモスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャー
でもあるロマン・バラショフが残りの5曲の編曲を行ったことで遂に完全版が
完成。もちろん今回の録音が世界初録音となる!




<PentaTone>
PTC 5186 091(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
P・I・チャイコフスキー:
バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71
バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より パ・ド・ドゥ
歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op.24より ポロネーズ
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ歌劇場管弦楽団&少年少女合唱団
ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門
「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサン
ドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリ
ーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心とし
たチャイコフスキー・アルバムであり、ボリショイ歌劇場の現在を証明する
録音なのである。若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコ
フの冴え渡るタクトが今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる!

PTC 5186 165(SACD-Hybrid) \2850
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28、前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、同第26番変イ長調
R・シューマン:蝶々Op.2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
20世紀を代表する巨匠のショパンとシューマンがDSDリマスターで登場。





<Raumklang>
RK 2403 \2180
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
カンタータ《イエスは私の生命の生命》BuxWV.62/7つの連作カンタータ《わ
れらがイエスの四肢》BuxWV.75/カンタータ《主よ、あなたさえこの世にあ
れば》BuxWV.38
ヴォルフガング・カッチュナー(指揮)、
カペラ・アンジェリカ、ラウテン・カンパニー
バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠であり、若きバッハに多大な影響
を与えたリューベックの大作曲家ブクステフーデのカンタータ集。ヴォルフ
ガング・カッチュナーとハンス・ヴェルナー・アーペルによって1984年に結
成されたラウテン・カンパニーの研ぎ澄まされた演奏とカペラ・アンジェリ
カの緊張感を保った歌声は秀逸。録音も非常に優秀な仕上がりを見せており、
演奏の魅力を更に引き立たせてくれている。バロック・ファン要注目盤!

RK 2503 \2180
ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ(1710-1805):
チェロのための《11の奇想曲》(世界初録音)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(バロック・チェロ)
ミュンヘン選帝侯会議のメンバーであった父を持つイタリア系ネーデルラン
ドの作曲家ダッラーバコの世界初録音となる無伴奏チェロのための作品集。
古典派様式など新しい手法が現れ始めていた時代に生きたダッラーバコだっ
たが、自身はバロック様式に基づいた作品を書き上げている。チェロのゴル
ツはフライベルク・バロック・オーケストラを皮切りに、ハノーヴァー・バ
ンドでも活躍した名手。モダンとバロックの両方を使いこなし、フィルハー
モニア管やロンドン・フィルとの共演でソロを弾いた実力者である。

RK 2208 \2180
悲しい楽しみと苦しい喜び
ギョーム・デュファイ(c.1400-1474):
美しい人よ私をあなたの召使いに、私の愛しい人の愛のために、
Qui latuit in virgine、哀れにもわが身をかこつ、あの気高い顔、
恋する私たち目覚めよう、やあ諸君、私の心は殉教者のように痛む、
J'ai grant doulour、美わしの聖処女、レオ殿
作曲者不詳(15世紀):La plus grant chiere、Paumgartner
ヤコブス・ヴィデ(1386-1433):Et c'est assez
ジル・バンショワ(1400-1460):
悲しい楽しみと苦しい喜び、Mort en merchy、Lune tres belle、Adieu
adieu mon joieulx souvenir
ニコラス・グレノン(1380-1456):La plus belle et doulce figure
レナ・スザンヌ・ノーリン(アルト)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)
ドミニク・ヴェラール、ルネ・ヤコブスなど巨匠たちとの共演を重ねるスウェ
ーデンのアルト、レナ・スザンヌ・ノーリンが歌うデュファイ。デュファイの
世俗歌曲を中心に同世代のバンショワなどの作品が組み込まれているところも
嬉しい。ストックホルム音楽院でバロック唱法の指導も行っているノーリンの
深みのある歌声が作品を巧みに表現している。





<Marc Aurel Edition>
MA 20035 \2180
J・S・バッハ:
ソナタ第1番ト長調BWV.525/ソナタ第4番ハ短調BWV.1017/
パルティータ ハ短調BWV.1013/ソナタ ホ長調BWV.1035/
前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/ソナタ ロ短調BWV.1030
ドロシー・オベルリンガー(リコーダー)、
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)
大バッハのトラヴェルソやオルガンのための作品をリコーダーで演奏を行った
意欲作。1969年アーヘン出身の女流リコーダー奏者オベルリンガーは1996年に
はカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRP・メック国
際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。





<Olive Music>
om 008 \2180
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン組曲(1754)/クラヴサンのためのエアー集
マリオ・マルティノリ(チェンバロ)
2003年に発見された18世紀中頃のフランス音楽を収めた132ページ及ぶ写本の
中に含まれていたマルシャンの知られざる作品集。マルシャンの弟子や友人に
よって集められたと推測される写本の中からマルシャンの作品、そしてマル
シャンの作品と思われるものが選ばれており、ブックレットには小品それぞ
れの詳細が掲載されている。イタリアのジェノアで生まれたマルティノリは
アスペレンの弟子であり、卓越で革新的な技法を見せる18世紀フランスの小
品集を劇的に、そして美しく奏でている。




<AR Re-Se>
AR 2006-2 \2180
A・ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105,B.193
ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81,B.155
ダナ・シオカルリ(ピアノ)、プソフォス弦楽四重奏団
Dvorak:Piano Quintet/Ciocarlie(p)、Psophos Quartet
レーベル最大のヒットとなったルクー&マニャールのヴァイオリン・ソナタ
集(AR 2006-0)で素晴らしいピアノを聴かせてくれたダナ・シオカルリ。
そしてオアナの弦楽四重奏曲集(AR 2004-7)が反響を呼び、去る5月には来
日を行いラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2006にも出演するなど、今後
の更なる活躍に期待を寄せられるクヮルテット、プソフォス弦楽四重奏団の
コンビによるドヴォルザーク・アルバム。女流奏者たちが奏でるドヴォルザ
ークは柔らかさと力強さが同居する素敵な演奏に仕上がっている。





<Globe>
GLO 5223 \2180
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集第3巻(1596)
カシオペア・クインテット
既にリリースされている第1巻(GLO 5221)、第2巻(GLO 5222)が好評を博
しているオランダのヴォーカル・アンサンブル「カシオペア・クインテット」
によるジェズアルドの続編。カシオペア・クインテットは、ハーグ王立音楽院
で学んだ5人の若き歌手たちによって1999年に結成されたヴォーカル・アンサ
ンブル。モンテヴェルディやバードなどの大作曲家の作品はもちろんのこと、
知られざる作曲家たちの発掘にも力を注いでいる。小編成ならではのハーモ
ニーと一体感は素晴らしい。

GLO 6060 \1780
ヨハネス・シェンク(1660-ca.1712):バッカス、セレスとヴィーナス
カメラータ・トラジェクティナ
ヨハネス・シェンクは、オランダのアムステルダムに生まれたドイツの作曲
家であり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としてこの楽器の奏法の発展に著しい
進歩をもたらした音楽家である。シェンクが1986年に作曲を行った器楽伴奏
付き声楽曲である「バッカス、セレスとヴィーナス」を演奏するカメラータ
・トラジェクティナは、中世オランダとベルギーの作品を主なレパートリー
としている古楽演奏団体でありグローブ・レーベルへ数々の貴重な録音を行
っている。





<Phaedra>
DDD 92047 \2180
In Flanders' Fields Vol.47
エルネスト・ファン・デル・エイケン(1913-):室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲第2番/2つのメロディー/フルート三重奏曲/ソフィーのため
のソナチネ/木管八重奏曲
マテ・スチ(ヴィオラ)、ヨーゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)、
ヌォヴォ・ムジケ弦楽四重奏団、
ウィンド・アンサンブル・ベレロフォン、他
エルネスト・ファン・デル・エイケンはヴィオラ奏者、指揮者、そして作曲家
と様々な顔を持つフランダース地方の大御所的存在である。クレメンス・クラ
ウスとヨゼフ・マルクスに師事したエイケンの作品には、伝統的な手法を用い
ながらも斬新なアイディアを採り入れた個性豊かな楽曲が多い。

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