クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

15-02 No.1

2015年02月05日 15時29分11秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っており
ます。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、信州.COM
のご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2015年2月新譜 5点発売★
発売予定:2015年2月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3539
ローラ・ボベスコ-ヴァイオリンの黄金時代(ステレオ録音)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタニ長調作品9-3
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタホ短調作品2-8
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調作品1-10「捨てられたディドーネ」
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
ジャック・ジャンティ(ピアノ)
ベルギーALPHA CL4008(Stereo)
(1965年録音)
ローラ・ボベスコ(1921-2003)はルーマニア出身の女流ヴィオリン奏者。パリ音
楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1877-1962)のクラスに入り、1934年13歳で
一等賞を得、同年ポール・パレー指揮コンロンヌ管弦楽団でデビューした。
1937年ブリュッセルのイザイ国際コンクールで入賞し、以降ソリストとして活
躍する一方ブリュッセル音楽院の教授もつとめた。レコード録音は21歳の1942
年にラロ:スペイン交響曲(78CDR-3139)が最初。この録音はステレオ時代になっ
てからものでボベスコの名を日本に広めたレコードだった。ピアノのジャック
・ジャンティはパリ音楽院出身。1948年にボベスコと結婚(後に離婚)、伴奏者
として活躍した。1981年9月にボベスコとジャンティは日本のフィリップスに
LP5枚を録音し、世界の注目を集めた。

33CDR-3540
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
ディヴェルティメント第11番ニ長調 K.251
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)(1)-(3)
ドーラ・ワグネル(ハープ)(1)-(3)
カール・リテンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
仏 DISCOPHILES FRANCAIS DF134
(1954年11月録音)
ジャン=ピエール・ランパル(1922-2000)はフランスのマルセイユ生まれ、音楽
院教授だった父親にフルートの手ほどき受けた。医学ををめざしたが大戦のた
め1943年にパリ音楽院のフルート科に入りわずか5カ月で一等賞を得た。音楽院
ではガストン・クリュネルに師事した。1946年にヴィシー・オペラ管弦楽団の
メンバーになり、1947年にジュネーヴ国際コンクールで優勝しソロ活動を開始
した。1956年からパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者となり、1962年退団後は
フランス最高のフルート奏者として活躍した。このフルートとハープのための
協奏曲はランパルにとって記念すべきこの曲の初録音で、それまで存在があま
り知られていなかったもの。指揮者のカール・リステンパルト(1900-1967)は
ドイツのキール生まれ。1954年から1967年の間に手兵のザール室内管弦楽団と
169枚のLP録音をした。この盤はその最初期の一枚。

78CDR-3541
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
ルイス・ケントナー(ピアノ)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
米COLUMBIA 71495/7(英COLUMBIA LX894/6と同一録音)
(1940年1月12日、3月26日、5月10日ロンドン、アビー・ロードEMI第1スタジオ
録音)
ルイス・ケントナー(1905-1987)はシレジアのカルウィン(現チェコ共和国カル
ヴィーナ)にハンガリー国籍の両親のもとに生まれた。1911-1922年にブダペス
ト音楽アカデミーでピアノをアントン・セーケイ、室内楽をレオ・ワイネル、
作曲をゾルタン・コダーイに学んだ。15歳でコンサー・ピアニストとして活躍
を始め、1935年にイギリス国籍を得た。1933年にバルトークのピアノ協奏曲
第2番を作曲者の要請でオッー・クレンペラーの指揮のもとで初演。ピアノ協
奏曲第3番をエイドリアン・ボールトの指揮でヨーロッパ初演をロンドンで行っ
た。また義兄にあたるユーディ・メニューイン(1916-1999)とウォルトン(1902
-1983)のヴァイオリン・ソナタを1949年9月30日にチューリッヒで初演した。
指揮者のサー・トーマス・ビーチャム(1879-1961)は英国で最も尊敬された指
揮者。1932年にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を組織し、1947年にはロ
イヤル・フィルハーモニー管弦楽団を作った。ビーチャムの指揮するモーツァ
ルトはSP時代最も権威あものとして欧米では受け入れられた。

78CDR-3542
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
アレクサンダー・ブライロフスキー(ピアノ)
ユリウス・プリューヴァー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 POLYDOR 66753/6
(1928年ベルリン高等音楽院録音)
アレクサンダー・ブライロフスキー(1896-1976)はウクライナのキエフ生まれ、
8歳でピアノをはじめ18歳でキエフ音楽院に入り、1911年ゴールド・メダルを得
て卒業。その後ウィーンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)についてさ
らに研鑽を積んだ。さらにチューリッヒでフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)
に、最後にフランスでフランシス・プランテ(1839-1934)についた。1926年にフ
ランスの市民権を得た。ブライロフスキーはショパンの全160のピアノ作品を
6回のコンサートで演奏する歴史上初の快挙をうちたて、その一部では作曲者
ショパンの所持したピアノを演奏した。この協奏曲録音はブライロフスキーの
初録音の一つ(他にリスト:ピアノ協奏曲第1番がある)で、輝かしい豪快な指さ
ばきは師のブゾーニやプランテを思わせるもので、後年の録音とは一線を画す
見事なもの。ユリウス・プリューヴァー(1874-1943)はドイツの指揮者。ドイ
ツ・ポリドールにシューベルト:交響曲第8番「未完成」ほかシュトラウス:ワル
ツ集などがあった。

78CDR-3543
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタト短調
月の光(ローレンス編)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
アンドール・フォルデス(ピアノ)
米 COLUMBIA 71592/3(Set X-MX-242)
(1941年11月26日録音)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はブダペスト生まれ。ブダペスト音楽アカデミ
ーでイェノ・フバイ(1858-1937)に師事し、13歳でデビューした。1907年から
1913年に英国に住み、ピアニストのマイラ・ヘス(1890-1965)やフェルッチョ・
ブゾーニ(1866-1924)らとのソナタ演奏から大きな音楽的影響を受け、その後ヨ
ーロッパ大陸に戻り、1917年から1924年スイスのジュネーヴ音楽院で教えた。
第2次世界大戦前の1932年と翌1933年に来日した。アンドール・フォルデス
(1913-1992)はハンガリー出身のピアニスト。フランツ・リスト音楽院でエルン
スト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)の薫陶をうけ1933年にリスト国際音楽コ
ンクールでリスト賞を得たが、第2次世界大戦の影響でアメリカに亡命した。

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