クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

15-04 No.1

2015年04月06日 16時47分13秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っており
ます。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、信州.COM
のご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2015年4月新譜 5点発売★
発売予定:2015年4月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3549
ショパン:24の前奏曲作品28
ロベール・ロルタ(ピアノ)
英 COLUMBIA 9568/71
(1928年5月5日パリ録音)
ロベール・ロルタ(1885-1938)はフランスのピアニスト。パリ音楽院でルイ・ディ
エメール(1843-1919)に師事し1901年に一等賞を得た。同門のピアニストにエドゥ
アール・リスレル(1873-1929)、アルフレッド・コルトー(1877-1952)、ロベール
・カザドシュ(1899-1972)などがいる。ロルタはショパンとフォーレの作品を得
意とし、特にショパンは1912年にエコセーズ、ロンド、遺作のマズルカとポロネ
ーズ数曲を除く全作品を6回のリサイタルで演奏した記録がある。ロルタの録音
は1928年にこの「24の前奏曲」、「ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調」と1931年の
「前奏曲作品10&25」を残したのみで忘れられた存在。そのSPレコードは稀少
盤になっている。コルトーのショパンと聴きくらべると違ったフランスの香りが
楽しめる。

78CDR-3550
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
英 HMV DB8322/6
(1937年1月14-15日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ録音)
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オーストリ
ア領)に生まれた。1889年7歳でウィーン音楽院に入り、1891年から1897年に名教
授テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年にベルリンにデ
ビュー、1933年までこの地を本拠にした。その間演奏活動の傍らベルリン高等音
楽院で教え、弟子にクリフォード・カーゾン(1907-1982)、ペーテル・フランク
ル(1935-)などがいる。またカール・フレッシュ(1873-1944)、パブロ・カザルス
(1876-1973)、エマヌエル・フォイアマン(1902-1942)、パウル・ヒンデミット
(1895-1963)、ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)との室内楽演奏はベルリ
ンの呼び物だった。その後1932年から34年にはロンドンに居を構え、1939年に
アメリカに移住した。大戦後はスイスに住んで演奏会や録音に活躍した。シュ
ナーベルはこのシリーズでモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
(78CDR-3387)が出ている。

78CDR-3551
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(300d)
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
英 COLUMBIA LX8788/9
(1950年7月9日スイス、ジュネーヴ放送局第2スタジオ録音)
ディヌ・リパッティ(1917-1950)はルーマニアのブカレスト生まれ。母親はピア
ニスト、父親はサラサーテ(1844-1908)やカール・フレッシュ(1873-1944)に学ん
だヴァイオリニストで、洗礼立会人は大ヴァイオリニストのジョルジュ・エネス
コ(1881-1955)だった。ブカレスト音楽学校で学費免除の特待生で入学が許され
た。1934年のウィーン国際コンクールで2等賞になったが、この時、審査席にい
たアルフレッド・コルトー(1877-1962)は結果に異議を申し立て審査員を辞職し
た。その後リパッティはパリでコルトーとイヴォンヌ・ルフェビュール(1898-
1986)に師事、シャルル・ミュンシュ(1891-1968)は指揮法を教えた。また作曲
をナディア・ブーランジェ(1887-1979)とイーゴル・ストラヴィンスキー(1882-
1971)に学んだ。リパッティは1950年12月2日ジュネーヴで悪性リンパ腫のため
33歳で没した。このシリーズでショパン:ワルツ集(全14曲)(78CDR-3375)が出て
いる。

78CDR-3552
クリスチャン・バッハ(アンリ・カザドシュ編曲):チェロ協奏曲ハ短調
ヴィヴァルディ(マレシャル編):チェロ協奏曲ニ長調作品 3-9
ショパン(ポッパー編):ノクターン変ホ長調作品 9-2
リスト(マレシャル編):愛の夢
モーリス・マレシャル(チェロ)
ウジェーヌ・ビゴー指揮ラムルー管弦楽団(協奏曲)
モーリス・フォール(ピアノ)
仏 COLUMBIA LFX774/5、LFX62、LFX319
(録音:1948年1月27日=クリスチャン・バッハ、1929年6月28日=ヴィヴァルディ、
1933年5月=ショパン&リスト)
ヨハン・クリスチャン・バッハ(1735-1782)はヨハン・セバスチャン・バッハ
(1685-1750)の末弟。若い時代のモーツァルト(1756-1791)に多くの影響を与え
た。このチェロ協奏曲は後に編曲者のアンリ・カザドシュ(1879-1947)による
贋作であることが判明した。ピアニスト、ロベール・カザドシュ(1899-1972)は
アンリ・カザドシュの甥にあたる。モーリス・マレシャル(1892-1964)はフラン
スの名チェリスト。パリ音楽院に学び1911年に一等賞を得た。1919年にコンセ
ール・ラムルーにソリストとしてデビュー、以来世界中を楽旅し、日本にも来
訪した。指揮者のウジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はパリ音楽院出身。パリの名
オーケストラの指揮者をつとめて活躍した。

33CDR-3553
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集作品1
ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ヴァイオリン・ソナタ第5番イ長調作品1-14
ヴァイオリン・ソナタ第3番ヘ長調作品1-12
ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調作品1-15
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品1-3
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト短調作品1-10
ジュリアン・オレフスキー(ヴァイオリン)
ファルナンド・バレンティ(ハープシコード)
マーティン・オーマンディ(チェロ)
米 WESTMINSTER XWN18872/4
(1958年10月&1959年2月録音)
ヴァイオリンのジュリアン・オレフスキー(1926-1985)はドイツ生まれ。1935年
に家族と共にアルゼンチンのブエノスアイレスに移住、ヴァイオリニストとして
の研鑽を積んだ。1947年にアメリカに移り、1949年にニューヨークのタウンホー
ルでデビュー、1950年にカーネギーホールで4回のリサイタルを行った。1959年
に来日したこともある。演奏家として活躍すると同時にマサチューセッツ大学で
後進の指導にあたった。59歳の時に心臓麻痺で他界した。フェルナンド・バレン
ティは1950年にプラドのカザルスフェスティヴァルに出演したハープシコード
奏者。マーティン・オーマンディはブダペスト王立アカデミー出身のチェロ奏
者。録音当時ニューヨーク・フィルのメンバーだった。このアルバムはヘンデ
ルの作品1の15曲のソナタ集からヴァイオリンのために書かれた6曲を収録した
もの。オレフスキーはこのシリーズでブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(33CDR-3312)が出ている。

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