クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

16-04 No.2

2016年04月25日 20時12分12秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ プレスCD 第3回発売のご案内★
昨年4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第3回発売のご案内です。
これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。
「悲愴」はCD-Rで発売中の78CDR-3103と同一マスターですが、ワーグナーは
当CDのための新復刻音源です。これまで同様にノイズカットの無い、生々しい
音質でお楽しみいただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシッ
クCD取り扱い店でもご購入いただけます。

発売日:2016年6月中旬予定
価格:オープン・プライス(当店通販価格:\2080)

78CD-3002
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」より「葬送行進曲」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB4608/14(英 HMV DB4608/14と同一録音)(チャイコフスキー)
(1938年10月15-27日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)
独 POLYDOR 67054(ワーグナー)
(1933年ベルリン高等音楽院録音)
「悲愴」はヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)が残した唯一の正
規録音。SPレコード録音が頂点に達した1930年代後半の録音である。テープ
録音時代には聴き取れなくなったオーケストラ内声部の細かな動きが明瞭に聴
こえるのはSP録音ならではのもの。これまでのSP復刻盤ではそれがノイズ
と共に消え去ってしまっていた。ベルリン・フィルがフルトヴェングラーの
指揮のもとで巨大な怪物と化し、そのウネリが聴き手を恍惚の境地に導いてく
れる。ワーグナーの「葬送行進曲」も同様である。フルトヴェングラーの指揮
はこのシリーズで「英雄」(78CD-3000)と「運命」+「未完成」(78CD-3001)が
出ている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

16-04 No.1

2016年04月03日 12時13分07秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ 第2回発売のご案内★
昨年4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第2回発売のご案内です。
これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。
「運命」は78CDR-3521と同一マスターですが、「未完成」は当CDのための
新復刻音源です。これまで同様にノイズはありますが、生々しい音質でお楽しみ
いただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシック
CD取り扱い店でもご購入いただけます。

78CD-3001 当店販売価格 \2080(税込) ※オープン・プライス商品
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB3328/32S (英 HMV DB3328/32S と同一録音)
(1937年10月8日、11月3日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)

シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
墺 HMV DB21131/3
(1950年1月19-21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音)

★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

===================================

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2016年4月新譜 5点発売★
発売予定:2016年4月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3609
サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
パガニーニ(クライスラー編曲):
ヴァイオリン協奏曲第1番(単一楽章のための)
アルフレート・カンポーリ(ヴァイオリン)
ピエリーノ・ガンバ指揮
ロンドン交響楽団
米 LONDON LL1624(Mono)(英DECCA LXT5298 と同一録音)
(1956年10月22-23日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
アルフレード・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれのヴァイオリニスト。
5歳の時、両親とイギリスに移住し、1923年にロンドンのウィグモア・ホール
でデビューした。ネリー・メルバ(1861-1931)やクララ・バット(1872-1936)な
どの大物歌手とツアーをする一方、自らの名前を冠したサロン・オーケストラ
を作りBBCラジオやレコード録音で活躍した。第2次世界大戦後はクラシックの
演奏家に返り咲き、英デッカの看板アーティストになった。指揮者のピエリー
ノ・ガンバ(1936-)はローマ生まれ。11歳で指揮者としてデビューした神童。
LP初期に英デッカに録音をしていた。その後欧米各地のオーケストラを指揮
して活躍し、現在ニューヨークで後進の指導にあたっている。カンポーリはこ
のシリーズで「クライスラー作品集」(33CDR-3563)、「カンポーリ・アンコー
ル !」(33CDR-3577)、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
(78CDR-3414)が出ている。復刻にはウェストレックス10Aカートリッジをモノ
接続にて使用した。

33CDR-3610
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
(カデンツァ:ヨアヒム)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
(カデンツァ:ヨアヒム)
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ヨーゼフ・クリプス指揮
新ロンドン交響楽団
米 LONDON LL1271(Mono)(英DECCA LXT5078 と同一録音)
(チリ、パチ・ノイズあり)
(1955年5月3-5日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
ミッシャ・エルマン(1891-1967)はウクライナ出身のヴァイオリニスト。ペテ
ルブルク音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し、1904年にベル
リンにデビューした。1908年、17歳でカーネギー・ホールでアメリカ・デビュ
ー。機械式吹き込み、電気録音のSP時代のアメリカ・ヴィクターの看板ヴァ
イオリニストとなり、日本でも絶大な人気を博した。1950年代になって英DECCA
に録音を再開した。これはその中の一枚。指揮者のヨーゼフ・クリプス(1902-
1974)はウィーン生まれ。1921年名指揮者フェリックス・ワインガルトナー
(1863-1942)の助手兼合唱指揮者としてウィーン・フォルクスオーパーに入り、
1933にはウィーン国立歌劇場の指揮者に就任した。戦後はロンドン交響楽団、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場などの指揮者をつとめた。英DECCAに録音が
多かった。
復刻にはウェストレックス10Aカートリッジをモノ接続にて使用した。

78CDR-3611
モーツァルト:
交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
米 VICTOR 12471/4S(HMV DB3428/31と同一録音)
(1938年1月11日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテ
ルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、その後指揮者に転向した。
1894年ケルン市立歌劇場でデビュー、1896年ハンブルク歌劇場へ移った。そこ
で音楽監督だったグスタフ・マーラー(1880-1911)と出会い交友を深めた。ワル
ターは以降ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団等のの楽長、音楽監督を歴任し、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
も指揮した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避
けてフランス、スイスを経てアメリカに逃れた。この録音はウィーンを去る直
前のもの。このシリーズでワルターは数多く出ているが、中でも自身でピアノ
を弾きながらウィーン・フィルを指揮をしたモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
K.466(78CDR-3219)は超名演。

78CDR-3612
シューベルト:
弦楽四重奏曲第13番イ短調作品29 D.804「ロザムンデ」
弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「断章」
コーリッシュ弦楽四重奏団
ルドルフ・コーリッシュ(第1ヴァイオリン)
フェリックス・クーナー(第2ヴァイオリン)
オイゲン・レーナー(ヴィオラ)
ベルナール・ハイフェッツ(チェロ)
日本コロムビア J8413/6(英COLUMBIA LX-286/9 と同一録音)
(1934年1月8-9日ロンドン、アビー・ロードEMI第2スタジオ録音)
コーリッシ弦楽四重奏団は新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を演奏する目的でル
ドルフ・コーリッシュ(1896-1978)によって1921年に結成された。結成当時は
作曲家シェーンベルクの指導のもとでウィーン弦楽四重奏団と名乗っていたが、
後にコーリッシュ弦楽四重奏団に改称し、現代音楽だけではなく古典レパート
リーの演奏にも取り組んだ。コーリッシュは子供の頃左手に怪我をしたため右
手でヴァイリンを持ち、左手弓を持って弾いた。このシリーズでモーツァルト:
弦楽四重奏第21番「プロシャ王第1番」(78CDR-3298)、第22番「プロシャ王第2
番」(78CDR-3197)、音楽の冗談 K.522(78CDR-3250)、シューマン:ピアノ四重
奏曲作品47(78CDR-3242)が出ている。

78CDR-3613
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331(300i)「トルコ行進曲つき」
エリー・ナイ(ピアノ)
独 POLYDOR 67596/8
(1940年9月23日ベルリン録音)
エリー・ナイ(1882-1968)はドイツの女流ピアニスト。初録音は1906年にウェ
ルテ・ミニョン社のピアノ・ロール。ウィーンでレシェティツキーやフォン・
ザウアーの薫陶を得た。1911年にオランダの指揮者ウィレム・ファン・ホーフ
ストラーテン(1884-1964)と結婚。1921年から夫君とニューヨークに暮らす。
だが1927年に離婚。ドイツに戻りヒトラー政権下で演奏活動を続けた。戦後の
名誉回復後も演奏活動を続けたが、一流レコード会社には録音できずマイナー
レーベルに録音していた。ナイはこのシリーズにモーツァルト:ピアノ協奏曲
第15番 K.450(ホーフストラーテン指揮)(78CDR-3237)が出ている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする