クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-04 No.38

2011年04月29日 14時27分22秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDディスク販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行が
ほぼ完了しましたので、これを機会にこれまで発売しました3000番台のタイ
トルすべてをDSDディスクで販売開始いたしました。

●DSDディスクとは
当シリーズのマスターのDSD録音データをDVD-Rメディアに書き込んだもので、
マスターの音質とほぼ同等・同傾向の音を再生する事ができます。
このディスクはこれはでは、SONYのVAIOパソコンの環境、SONYのゲーム機PS3、
2008年に発売されたSONYのSACDプレーヤーXA5400ES(希望小売価格\176400)で
再生する事が出来ましたが、昨年夏にSONYよりDSDディスクが再生可能なSACD
プレーヤーSCD-XE800(希望小売価格\37800)が発売され、より身近なものとな
りました。SCD-XE800は低価格ながらSACD/CDプレーヤーとしても十分な性能
を持っており、DSDディスクをSACD、CDと同様に扱う事が出来ます(音が出る
までのディスクの読み込みに多少時間がかかります)。
DSDディスクは通常のCDやSACDと互換性はありません。今のところ上記の機種
以外の環境での再生は保障されていませんので、ご注意下さい。
(SONYのブルーレイディスク・プレーヤーBDP-S470も再生出来るようですが、
DA変換の方式がSCD-XE800とは異なるようです。

SCD-XE800の商品説明
http://www.super-audiocd.com/player/
当店HPに商品リンクもございます

商品仕様:
商品内容は78CDR-3000番台すべてで、番号は78DSD-3000番台となり番号は
共通に使用いたします。これまでの78CDR-3000番台のケース、ディスク・デザ
インはほぼそのままでケース・インナーとディスク印刷面に、「DSDディスク」
表記を追加いたします。

価格:1枚 \1500(税込)

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2011年5月新譜 5点発売★
発売予定:2011年5月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

3月よりLP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-
に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

78CDR-3314
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTROLA 8179/82(英 His Master's Voice DB1347/50 と同一録音)
(1929 年5月28日パリ、ショパン音楽堂録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀フランス最高のヴァイオリニスト。
パリ音楽院でマルシックに師事、1896年に一等賞を得た。アルフレッド・コ
ルトー(1877-1962)も20世紀フランス最高のピアニスト。パリ音楽院でディエ
メールとピュニョに師事した。二人は1923年にこのヴァイオリン・ソナタを
機械式録音で吹き込みんだ(78CDR-3264)ことがある。1929年5月28日のこの
録音はベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」(78CDR-3015)に続いて
録音された。レコード史上永遠に輝く名演奏である。復刻にはノイズの比較
的少ない初期アメリカVICTOR盤を使用した。

78CDR-3315
リスト:ピアノ・ソナタロ短調
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTROLA 7325/7(英His Master's Voice DB1307/9 と同一録音)
(1929年3月13日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音)
リスト生誕200年記念発売。アルフレッド・コルトー(1877-1962)も20世紀フ
ランス最高のピアニスト。パリ音楽院でディエメールとピュニョに師事した。
コルトーは偉大な教育者でもあった。1907年から1917年までパリ音楽院の教
授をつとめ、1918年にエコール・ノルマル音楽学校を設立した。門下生には
マグダ・タリアフェロ、クララ・ハスキル、ディヌ・リパッティ、ヴラド・
ペルルミュテール、イヴォンヌ・ルフェビュール、サンソン・フランソワ等
がいる。このリストのソナタは世界初録音。これまでSP録音本来の強靱な
音が復刻されてなかったため、コルトーの偉大な演奏が見過ごされてきた。
ここではノイズの比較的少ない初期アメリカVICTOR盤を使用しコルトーの真
の姿が浮かび上がっている。

78CDR-3316        
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調作品27-2「月光」
アリーヌ・ファン・バレンツェン(ピアノ)(ピアノ: ガヴォー)
仏 LVSM DB11165/6
(1947年6月4日パリ、アルベール・スタジオ録音)
アリーヌ・ファン・バレンツェン(1897-1981)アメリカ生まれのフランスの
ピアニスト。9歳でパリ音楽院に入学が許されエリー=ミリアム・ドラボル
ド(1839-1923)とマルグリット・ロン(1874-1966)に師事した。1909年11歳で
アメリカ人として初めて一等賞を得た。この最年少記録は今も破られていな
い。その後ベルリンでエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)、ウィー
ンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)について研鑽を重ねた。祖国
アメリカに戻りフィラデルフィアの音楽学校、さらにブエノスアイレスの音
楽学校の教授を歴任後、1954年にパリ音楽院の教授に任命された。ベートー
ヴェン:「熱情」ソナタ(78CDR-3156)、ブラームス:パガニーニ変奏曲
(78CDR-3185)、ファリャ:スペインの庭の夜(78CDR-3193)がこのシリーズで
出ている。

33CDR-3317
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調作品115
ユリス・ドレクリューズ(クラリネット)
パスカル弦楽四重奏団
ジャック・デュモン(第1ヴァイオリン)
モーリス・クリュ(第2ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ロベール・サル(チェロ)
英 CLASSICS CLUB X47(Concert Hall Society CH-19と同一録音)
(1956年頃録音)
クラリネットのユリス・ドレクリューズ(1907-1995)は1925年のパリ音楽院で
一等賞を得た後、コロンヌ管弦楽団、さらにパリ音楽院管弦楽団に入り、シャ
ルル・ミュンシュの要請でパリ・フィルハーモニー(1935-38)でも活躍した。
1940年から1950年にギャルド・レピュブリケーヌのソリスト、1948年にパリ
音楽院教授に就任1978年まで務めた。パスカル弦楽四重奏団は1941年にマル
セイユ出身のレオン・パスカルによって組織され、後にO.R.T.F.(フランス
国立放送局)弦楽四重奏団となり1973年に解散した名四重奏団。ドレクリュー
ズは同曲をステレオ時代にレーヴェングート四重奏団と再録音している。
このシリーズでドレクリューズはラヴェル:序奏とアレグロ(78CDR-3264)、
ベートーヴェン:七重奏曲(78CDR-3263)が出ている。

33CDR-3318
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
英 DECCA LX3069 (ffrr録音)
(1950年1月20日ロンドン、デッカ・スタジオ録音)
チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)はイタリア生まれ、ミラノ音楽
院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。チェロはベ
ルリン高等音楽院のフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後
を継いでチェロ科の教授になった。この頃ヴァイオリンのクーレンカンプ、
ピアノのエトヴィン・フィッシャーとトリオを結成し名声をあげた。この組
曲第3番は1950年1月20日に英デッカの10インチLPに録音された。デッカの
SPには組曲第1番(AX-434/6)(1948年9月28日録音)と組曲第2番(AK-2155/7)
(1949年9月30日録音)が残されているが、いずれも復刻盤は出ていない。これ
は稀少な初期LPからの復刻。

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11-04 No.37

2011年04月28日 19時08分33秒 | Weblog
<LPO>
LPO-0055
ドヴォルザーク:
1.交響的変奏曲 Op.78
交響曲第8番ト長調 Op.88
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・マッケラス(指揮)
録音 1992年4月24日
ロンドン ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
昨年、84年の生涯を閉じたオーストラリアの名指揮者、チャールズ・マッケ
ラスによるドヴォルザーク(1841-1904)です。
マッケラスとロンドン・フィルとの関係は 45年以上に渡ります。 1958年の
デビューは、このアルバムでも聞くことができる「交響的変奏曲」で始まり、
最後の顔合わせであった 2003年の演奏会では、第7番の交響曲を演奏すると
いう、ドヴォルザークと縁の深い人でもありました。この 1992年の演奏会
は、相互のよい関係を示す、息のあった素晴らしいもの。マッケラスはいつ
ものようにノーブルな表現の中に、チェコ野音楽に対する共感性を込めた熱
のこもった演奏を繰り広げます。交響曲の終楽章の最後の部分での小気味よ
い加速には思わず引き込まれ、ついつい満場の聴衆とともに拍手を送りたく
なることでしょう。




<Solo Musica>
SM148 \2080
ベートーヴェン:
1-4.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
5.ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
6.ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ウルスラ・ショホ(ヴァイオリン)…5.6
ノイエ・ヴェストファーレンフィルハーモニー
ハイコ=マティアス・フォルスター(指揮)
録音 2009年8月-9月レックリングハウゼンノイエ・ヴェストファーレンフィ
ルハーモニー・スタジオ
1996年に北ルール川地域でレックリングハウゼンにあるヴェストファーレン
交響楽団と、ゲルゼンキルヘン・フィルハーモニー管弦楽団の2団体が合併し
て発足したノイエ・ヴェストファーレンフィルハーモニーは、ドルトムント
近郊の都市に本拠地を置く、いかにもドイツ的な重厚な音色が魅力のオーケ
ストラです。常任指揮者は、ハイコ・マティアス・フェルスター。彼の若々
しい機動力は、このオーケストラの発展を増長し、世界的にもますます知名
度が高くなっています。ここで聴けるベートーヴェン(1770-1827)の瑞々しい
こと!彼らの共同活動の素晴らしさを物語る充実の演奏です。ロマンスで滴
るような美音を聴かせるショッホは、以前から幾度も共演を重ねるヴァイオ
リニストで、彼女は2000年から2001年にかけて、ロイヤル・コンセルトヘボ
ウのコンサートマスターをも務めた名手です。

SM149 \2080
“HEART”
1-24.スクリャビン(1872-1915):24の前奏曲 Op.11
25-48.ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28
ナタリア・ニコライ(ピアノ)
録音 2010年3月15-16日
ライプツィヒゲヴァントハウス、メンデルスゾーンザール
スクリャビンの「前奏曲」がショパンの影響を受けていることは、すでに多
くの人に知られていますが、こうして並べて聴いてみると、やはり作曲家の
個性が色濃く表れているものだと感心せざるを得ません。確かに、1つの曲集
の中に24の小さな世界が内包されているのですから、それはもう、様々な表
現がまさに「百花繚乱」。ロシアの若手女性ピアニスト、ナタリア・ニコラ
イも感情的なアプローチと多彩な解釈で、ショパンとスクリャビン、2人の天
才の描いた世界を絶妙に描き分けています。

SM156 \2080
リスト(1811-1886):
1.超絶技巧練習曲集より第4番「マゼッパ」
2.超絶技巧練習曲集より第10番
3.超絶技巧練習曲集より第11番「夕べの調べ」
4.メフィスト・ワルツ第1番
5.「ドン・ジョヴァンニ」の回想
6.イゾルデの愛の死
7.ローゼンブラット(1956-):ピアノ・ソナタ第1番
ニコライ・トカレフ(ピアノ)
録音 1997-1998年…1-4.6-7, 2000年…5
現在活躍しているピアニストたちも、過去の名手たちも、そのほとんどは幼
い頃から「神童」と呼ばれ、10代の始めからコンサート・ホールで演奏し、
16歳-17歳の頃には、すでにその顕著な才能が世界中で注目を浴びているの
です。このニコライ・トカレフもそんな一人。父も祖父もピアニスト、母は
チェリスト、祖母はヴァイオリニストという音楽一家に生まれた彼は、10代
の前半から「リストのスペシャリスト」として知られ、ロシアのみならず、
日本にも度々来日し、その腕前を披露していることで知られます。このアル
バムでは、彼の初コンサート・ツアー(13-14歳)の録音を中心に収録しました。
まさに息を飲むような鮮烈な印象は、彼の将来を約束するにふさわしいもの
です。



<Signum Classics>
SIGCD 247 \2180
プーランク:歌曲全集Vol.1 ――
歌曲集《コカルド》**/歌曲集《メタモルフォーズ》+
歌曲集《陽気な歌》++/ギターに寄せて#/墓碑銘##
ルイーズ・ド・ヴィルモランの3つの詩#/矢車菊**/最後の詩+
ロズモンド++/歌曲集《偽りの婚約》+/歌曲集《パリの風景》**
歌曲集《くじびき》*
フェリシティ・ロット(ソプラノ)*、リサ・ミルン(ソプラノ)+、
ローナ・アンダーソン(ソプラノ)#、ロバート・マーレイ(テノール)**、
クリストファー・マルトマン(バリトン)++、
ジョナサン・レマル(バス・バリトン)##、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
シグナム・クラシックスからプーランクの歌曲全集がスタート!44年間にわ
たり150曲にも及ぶ声楽とピアノのための音楽を作曲したプーランク。
ユーモラス、シリアス、シュール・・・。様々な性格を持ったプーランクの
歌曲を歌うのは、フェリシティ・ロット、リサ・ミルン、クリストファー・
マルトマンなど超一流の名歌手たち。
ハイペリオンでもお馴染みのマルコム・マルティヌーがリードする充実のプ
ーランク歌曲集。豪華で楽しみなシリーズのスタートです!
2010年2月&9月の録音。

SIGCD 248 \2180
ビクトリア:レクイエム(1605)
ロボ:我が竪琴は悲しみに、エレミアの哀歌
テネブレ、ナイジェル・ショート(ディレクター)
没後400周年を迎えたスペイン・ルネサンス最大の巨匠トマス・ルイス・デ・
ビクトリア(1548-1611)の名作、6声のレクイエム(1605)!
1点の曇りもない澄み切った歌声で洗練された「レクイエム」を奏でるテネブ
レは、ザ・シックスティーン、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍
したナイジェル・ショートによって2001年に結成されたイギリスのプロの室
内合唱団。
2010年11月の録音。

SIGCD 244 \2180
ロドリーゴ:
アランフェス協奏曲/ある貴紳のための幻想曲/ギターのための牧歌
チャルレス・ラミレス(ギター)、
ダグラス・ボイド(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
イベリア半島南東部に位置するイギリス領ジブラルタルのギタリスト、チャ
ルレス・ラミレスのロドリーゴ・アルバム。
軍事的に重要な場所であるが故に古くからイギリスとスペインの板挟みにあ
ってきたジブラルタル。「アランフェス協奏曲」でジブラルタルの情熱とロ
ドリーゴの音楽が1つとなる。ボイド&ヨーロッパ室内管のサポートも秀逸。
2010年10月&12月の録音。

SIGCD 249 \2180
コンチェルティ・クリオーシ ――
パラディエス:オルガンまたはチェンバロのための協奏曲
ライヒェナウアー:オーボエのための5声の協奏曲
ベッリーン:5声の協奏曲
ペープシュ:4本のヴァイオリンのための協奏曲
ヘルテル:トランペット協奏曲第3番
クロフト:4本のヴァイオリンのためのソナタ
バルダッサーリ:コルネットと弦楽のためのソナタ
シャリヴァリ・アグレアブル
シグナム・クラシックスの創設初期から古楽分野を支えてきた"楽しい騒ぎ"
の意味を持つピリオド・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブル。
シャリヴァリ・アグレアブルによって集められたパラディエスやライヒェナ
ウアー、ベッリーンなどの"珍しい"協奏曲集は、歴史の陰に隠れた18世紀の
知られざるコンチェルトに光をあてる。
2010年8月の録音。

SIGCD 246 2枚組 \3500
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56
ウェインライト:めさめてたたえまつれ
ジェーン・グローヴァー(指揮)、
ハダースフィールド合唱協会、ノーザン・シンフォニア、
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)、キャスリン・ウィン=ロジャーズ(アルト)、
マルク・ルブロック(テノール)、ジェームズ・オールドフィールド(バス)、
ジョゼフ・カレン(チェンバロ)、ダリウス・バティワラ(オルガン)
19世紀前半、1836年に創設されたイギリスの合唱協会、ハダースフィールド
合唱協会の「メサイア」。ハダースフィールド合唱協会はマッケラスの指揮
でモーツァルト版の「メサイア」(SIGCD 074)をレコーディングするなど「メ
サイア」を得意としてきた。
指揮にはジェーン・グローヴァー、アルトにはキャスリン・ウィン=ロジャ
ーズを迎えるなど、共演者たちも強力。
2010年12月の録音。

SIGCD 239 \2180
アイリッシュ・ソングブック ――
ダンヒル:天上のクロース
バーバー:辺鄙なホテル
ブリッジ:窓から身を乗り出して
ペンドルトン編:別れを告げる
モーラン編:ローヴィング・ディングル・ボーイ
バックス:トゥ・エアー
ブリテン編:庭の千草
モーラン編:いたずら娘
ケージ:18の春を迎えた陽気な未亡人
ハウエルズ:フロード
オール:駅前通り
ヒューズ編:マリー・ミー・ナウ
モーラン編:失われた愛
ブリテン編:復讐と栄光
ヒューズ編:オー・メン・フロム・ザ・フィールズ
バーバー:聖アイタの幻視
ブリテン編:若い吟遊詩人
アイアランド:トゥット・エ・ショルト
ハーティ:ストレンジャーズ・グラーヴェ
ブリテン編:Sail on, sail on
バーバー:隠遁への願い
ブリテン編:真夜中に、サリー・ガーデンズ
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
イアン・バーンサイド(ピアノ)
アイルランドのマリンガー生まれのソプラノ、アイリッシュ・タイナンが歌
う20世紀の作曲家たちの「アイリッシュ・ソングブック」。ブリテンやヒュ
ーズのアレンジ、バーバーやケージなどのアメリカ勢の"歌"が、大西洋を越
えてアイルランドの豊かな文化遺産である"詩"によって結び付く。
2009年4月の録音。

SIGCD 227 2枚組 \3500
フラックス ――
ジャクソン:LM-7:アクエリアス/ロング:フラックス
パックハースト:ディファノウスフェアー
K・ティペット:5つの短い小品、フォー・ウィスパージ
フィトキン:ヴェント/シュウォーツ:4チェアー・レッグス
ウィリアムソン:イン・メモリアム
ナイマン:De L'hotel de la ville a la Concorde
ルナ・サクソフォン四重奏団
2002年結成のイギリスのサクソフォン・アンサンブルによるニュー・レパー
トリー集。ウェールズの若手作曲家への委嘱作品や、合唱作品で有名なガブ
リエル・ジャクソン、そしてマイケル・ナイマンの音楽など、ルナ・サクソ
フォン四重奏団の新作への情熱は留まるところを知らない。
2009年2月の録音。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0245 \2080
フランセスク・タベルナ=ベク(1932-2010):音楽の記録 管弦楽作品集
夜(管弦楽のための3つの楽章;1992-1993)(*)
平穏の夜/不安の夜/月が消える
書き散らかされた散文(ヴァイオリンと弦楽のための狂詩曲;1992)(+)
版画I(管弦楽のための3つの小品;1989)(#)
場末の歌/牧歌/碧の海と青い海
前兆(ピアノ協奏曲;1988-1995)(**)
ジェ・パク(ヴァイオリン(+))
ジョルディ・ビラプリニョ(ピアノ(**))
バルセロナ交響楽団(*/**)
ルモン・ガンバ(指揮(*))
ロンドン・ロイヤル・カレッジ室内管弦楽団(+)
ロドニー・フレンド(指揮(+))
バルセロナ市立管弦楽団(#)
フランツ=パウル・デッカー(指揮(#/**))
録音:2001年1月27日、バルセロナ、ラウディトリ、ライヴ(*)
1992年8月14日、第12回トゥルエリャ・デ・モングリ国際音楽祭、ライヴ(+)
1991年3月27日(#)、1996年1月20日(**)、カタルーニャ音楽堂、ライヴ(#/**)
2010年に逝去したバルセロナ生まれの作曲家フランセスク・タベルナ=ベクを
記念して様々なライヴ音源から編まれた追悼アルバム。

1CM 0251 \2080
ジュアン・ブルデュー(1520?-1591):レクイエム
カントゥス・アド・イントロイトゥム(マドリガル第13番)
死者のためのミサ
イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ
トラクトゥス(グレゴリオ聖歌)/オフェルトリウム
コムニオ(マドリガル第14番)/サンクトゥス
アニュス・デイ/アブソルツィオ(レスポンソリウム)
イテ・ミサ・エスト(マドリガル第15番)
エクサウディ・ノス(合唱)
イザベル・ジュアネダ、アレシャンドリナ・ポロ(ソプラノ)
エリザンダ・アルキンバウ(アルト)、
ジュゼプ・マリア・グレゴリ(男性アルト)
リュイス・アルギジョ(テノール) シャビエ・パジェス(バス)
リュイス・コイ(コルネット[ツィンク]) 
ダニエル・カルボネイ(シャリュモー)
シェビエ・バネガス(サックバット) 
エフレム・セバスティア(ファゴット)
サンティアゴ・フィゲラス(テオルボ、ギター) 
サンティアゴ・ペレイラ(オルガン)
ジュアン・グリマルト(指揮)
録音:2010年10月16-17日、ラ・ガリガ(スペイン、カタルーニャ州)、
ビッラ・ロマナ学院
ジュアン・ブルデューはフランスのリモージュに生まれ、スペインのカタル
ーニャで活躍した作曲家。ラ・セウ・ドゥルジェイ大聖堂合唱長、バルセロ
ナのサンタ・マリア・デル・マル教会楽長等を務めました。ラ・セウ・ドゥ
ルジェイ時代の作品であるレクイエムは4声の「死者のためのミサ」(ラテン
語)の前後にカタルーニャ語のマドリガルが置かれる(ミサの中の1章もカタル
ーニャ語のマドリガル)というユニークな形式の作品です。
エクサウディ・ノスはジュアン・グリマルトにより2000年に声楽アンサンブ
ルとして創設されたカタルーニャの団体。2009年にピリオド楽器奏者を加え
声楽・器楽アンサンブルへ発展しました。

1CM 0258 \2080
ボッケリーニ(1743-1805):6つの弦楽三重奏曲 Op.43 Vol.1
第2番ト長調 G.102/第3番変ホ長調 G.103(*)/第1番ヘ長調 G.101(*)
ラ・リティラータ
ヒロ・クロサキ、リナ・トゥル・ブネ(ヴァイオリン)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ、アーティスティック・ディレクター)
録音:2010年3月26-28日、マドリード高等音楽院トマス・ルイス・デ・ビクト
リア・ホール
ボッケリーニのOp.34を全曲収録する初のプロジェクト(Vol.2は未発売)で、
(*)は世界初録音となる楽曲。ラ・リティラータはホセチュ・オブレゴンを
中心に演奏曲目によってメンバーを変えるピリオド楽器アンサンブル。当録
音ではヒロ・クロサキが第1ヴァイオリンを弾いています。お見逃しなく。

1CM 0262 \2080
ジュアン・ギンジュアン(1931-):管弦楽作品集 Vol.1
ファンファーレ(1999)(*)
トレンカディス幻想曲(1994)(*)
ヴァイオリン協奏曲(1986)(+)
組曲「群島」(2002)(#)
ピーター・ザゾフスキー(ヴァイオリン(+))
バルセロナ交響楽団(*)
エドモン・コロメル(指揮(*))
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ピエール・バルトロメ(指揮(+))
リンツ・ブルックナー管弦楽作品集(#)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮(#))
録音:2000年7月25、28日、バルセロナ、ラウディトリ(*)
1986年、リエージュ放送(ベルギー)(+)
2003年2月11日、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(スペイン)、
アウディトリオ・アルフレド・クラウス(#)



<ENCHIRIADIS>
EN 2031 \2080
アントニオ・マルティン・イ・コル(1671頃-1734)編纂:オルガン&器楽曲集
Improvise / Canzion / Los impossibles(*)/ Bailete italiano / Xacara
Monica Forsata / Obra de medio registro de mano izquierda(*)
Canzion II / Canarios / Danza del hacha / Quando podre lograrte
El villano / Otro genero de Canarios / Obra de cuarto tono(*)
Entrada de clarines, antes de tocar canziones / Canzion italiana
Canzion catalana / Canzion francesa / Canzion veneciana
Canzion alemana / Obra de medio registro de mano derecha(*)
Discurso con ecos / Marizapalos / El ra, ta, ta / Bailo di dame
Las Folias / Bailo di dame / Pasacalle(*)/ Obra de falsas cromaticas
(*)
Canzion III / Los impossibles / Vacas(*)/ Ruede la bola / Un aire
alegre
Batalla(*)/ Bayle del Gran Duque
イグナジ・ジュルダ(オルガン(独奏:*))
ラ・ディスペルシオーネ(*以外)
ダビド・アンティク(リコーダー) アルベルト・ロマゲラ(オーボエ)
シモ・オスカ(ファゴット)
ルイス・オスカ・P、ジュゼプ・リベス(ヴァイオリン)
アドルフ・ヒメネス(ヴィオラ) グスタボ・カネト(チェロ)
フアン・ペルフェクト・オスカ(コントラバス)
ジュゼプ・マリア・マルティ(ギター、テオルボ)
マヌエル・ビラス(ハープ) イグナジ・ジュルダ(チェンバロ)
ルイス・オスカ・G(打楽器)
ジュアン・B・ブイルス(指揮)
録音:2010年12月、モンテサ(スペイン、バレンシア県)、被昇天教会
アントニオ・マルティン・イ・コルはマドリードのサンフランシスコ・エル
・グランデ修道院で晩年を過ごした修道士・オルガニスト・作曲家・楽譜収
集編纂家。




<ANDROMEDA>
ANDRCD9094 3枚組 \2180
コレッリ(テノール) 1955-58年、伊チェトラへの録音全集
CD. 1 全30曲
※6曲 1955年12月15日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
プッチーニ:
「西部の娘」から、「トゥーランドット」から"だれも寝てはならぬ"他
チレーア:
「アドレアナ・ルクヴルール」から”あなたの中に母の優しさと微笑を”他
※4曲 1956年1月11日トリノ、
フルヴィオ・ヴェルニッツィ指揮
トリノRAI交響楽団
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」から”天使のような乙女”
プッチーニ:「トスカ」から”星は光ぬ”他、
「西部の娘」から”やがて来る自由の日”
※7曲 1956年7月1日トリノ、
アルフレード・シモネット指揮
トリノRAI交響楽団
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」から”我が祖先の墓よ”他
ヴェルディ:
「第1回十字軍のロンバルディア人」から”私の喜びは呼び覚ます”
「リゴレット」から”女心の歌:風の中の羽根のように”、
「仮面舞踏会」から”永久に君を失えば”他
ジョルダーノ:「フェードラ」から”愛さずにはいられぬこの思い”
※2曲 1956年11月27日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ヴェルディ:「運命の力」から
※1曲 1957年1月21日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
マスネ:「ヴェルテール」から
※8曲 1957年2月5日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ヴェルディ:「エルナーニ」から”芝生に光る露のごとく”他、
「トロヴァトーレ」から”見よ薪の恐ろしい火を”他、
「アイーダ」から”清きアイーダ”他
※2曲 1957年トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ヴェルディ:「オテロ」から、「トロヴァトーレ」から”この世に1人淋しく”
コレッリ(テノール) 1955-58年、伊チェトラへの録音全集
CD, 2  全26曲
※13曲 1957年4月5日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ビゼー:「カルメン」から、マスネ:「ヴェルテール」から
ボイト:「メフィストーフェレ」から”地の果てに近づいた”
レオンカヴァッロ:
「道化師」から”衣装をつけろ”、”もう道化師じゃない”他
マスカーニ:
「カヴァッレリア・ルスティカーナ」から”お母さん、あのお酒は強いね”
「ロドレッタ」から
ジョルダーノ:
「アンドレア・シェニエ」から”ある日青空を眺めて”他、
「フェドーラ」から
※4曲 1958年2月19日トリノ、
アルトゥーロ・バジーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ベッリーニ:「ノルマ」から”ヴィーナスの祭壇に私とともに”他
※6曲 1958年2月19日トリノ、
ウンベルト・カッティーニ指揮
トリノRAI交響楽団
ヴェルディ:「リゴレット」から”あれかこれか”、
「シモン・ボッカネグラ」から
ボイト:「メフィストーフェレ」から”野から牧場から”
プッチーニ:「マノン・レスコー」から、「
蝶々夫人」から”愛の家よ、さようなら”
※1曲 1958年6月9日トリノ、
ウンベルト・カッティーニ指揮
トリノRAI交響楽団
プッチーニ:「蝶々夫人」から
※2曲 1955年トリノ、
ジャン・ステラリ指揮
トリノRAI交響楽団
アルトゥーロ・ブッツィ=ペッチャ Arturo Buzzi-Peccia :歌曲「ロリータ」
アウグスティン・ララ Agustin Lara :歌曲「グラナダ」
CD. 3  2曲とボーナス・トラック(21トラック)
※2曲 1955年トリノ、
アルベルト・ボノコーレ指揮
トリノRAI交響楽団
ガエターノ・エッリーコ・ペンニーノ:歌曲「なぜ」
アレッサンドロ・リベラーティ:歌曲「Cancion moresca」
※ボーナス・トラック 
ビゼー:歌劇「カルメン」から「ドン・ホセ」のパート21曲
1956年6月13日ミラノ、
ニーノ・サンツォーニョ指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団
ベレン・アンパラン(カルメン) Belen Amparan
フランコ・コレッリ(ドン・ホセ) Franco Corelli
アンセルモ・コルツァーニ(エスカミーリョ) Anselmo Colzani
エルダ・リベッティ(ミカエラ) Elda Ribetti





<VENEZIA>
CDVE04380 2枚組 \1650
ラフマニノフ:晩祷(ばんとう:VESPERS op.37)
CD. 1
ジャンナ・ポレフツォワ(メゾ・ソプラノ) Zhanna Polevtsova
セルゲイ・ロコジツァ(テノール)Sergei Rokozitsa
ウラジスラフ・チェルヌシェンコ指揮 Vladislav Chernushenko
グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
Leningrad State Academic Choir of them, Glinka 1986年録音
CD. 2
クララ・コルカン(メゾ・ソプラノ) Klara Korkan
コンスタンティン・オグネヴォイ(テノール) Konstantin Ognevoi
アレクサンドル・スヴェシニコフ指揮 Areksandr Sveshnikov
ソビエト国立アカデミー・ロシア合唱団 
The USSR Academic Russian Choir 1965年録音
ラフマニノフ晩祷を世に知らしめた圧倒的な名演奏の2種類をまとめた、
興味深いアルバムです。

CDVE04381 3枚組 \2000
N.ペトロフ、リヒテル、ナセトキン他 ラフマニノフ:ピアノ作品集
CD. 1
(1)ピアノ・ソナタ第1番 二短調 op.28
ウラディーミル・セリヴォヒン(ピアノ) Vladimir Selivokhin
1979年スタジオ録音
(2)ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.36
パヴェル・セレブリャコフ(ピアノ) Pavel Serebryakov
1974年スタジオ録音
(3)2台のピアノの為の組曲第1番「幻想的絵画」 op.5
ニコライ・ペトロフ(ピアノ) Nikolai Petrov
アレクセイ・チェルカソフ(ピアノ) Alexei Cherkasov
1970年スタジオ録音
CD. 2
(4)2台のピアノの為の組曲第2番 op.17
ニコライ・ペトロフ(ピアノ) Nikolai Petrov
アレクセイ・チェルカソフ(ピアノ) Alexei Cherkasov
1970年スタジオ録音
(5)前奏曲から13曲
嬰へ単調 op.23-1、変ロ長調 op.23-2、ニ長調 op.23-4、
ト短調 op.23-5
ハ短調 op.23-7、変イ長調 op.23-8
ハ長調 op.32-1、変ロ短調 op.32-2、ヘ短調 op.32-6、ヘ長調 op.32-7
イ長調 op.32-9、ロ短調 op.32-10、嬰ト短調 op.32-12
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) Sviatoslav Richter  
1971年スタジオ録音
CD. 3
(6)練習曲(絵画的練習曲集)から17曲 (op.33及びop.39の全曲)
ヘ短調 op.33-1、ハ長調 op.33-2、変ホ短調 op.33-6、
変ホ長調 op.33-7
ト短調 op.33-8、嬰ハ短調 op.33-9
ハ短調 op.39-1、イ短調 op.39-2、嬰へ短調 op.39-3、ロ短調 op.39-4
変ホ短調 op.39-5、イ短調 op.39-6、ハ短調 op.39-7、二短調 op.39-8
ニ長調 op.39-9
ハ短調 op.33-3、二短調 op.33-5
アレクセイ・ナセトキン(ピアノ) Alexei Nasedkin  
1980年スタジオ録音
ウラディーミル・セリヴォヒン(ピアノ1946- )は1967年ブゾーニ国際ピアノ
・コンクールでソ連勢として始めて参加して一位を争う実力派として、名を
高めました。
パヴェル・セレブリャコフ(ピアノ1906-1977)はベートーヴェンとラフマニノ
フを得意とした演奏家。1961-1977年の間レニングラード音楽院院長として、
弟子を育てつつ、多彩なレパートリーで多くの演奏会を行いました。
アレクセイ・ナセトキン(ピアノ1942- )は素晴らしい才能と霊感溢れる音楽
性で一部では高く評価されていますが、残念ながら現存する録音が少ない演
奏家です。絵画的練習曲集は、LP時代から実力を知らしめた名演奏として知
られています。
一部、マスターに起因する、破裂音などの傷が聴かれます事、ご了承下さい。

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11-04 No.36

2011年04月28日 19時07分54秒 | Weblog
<helicon>
HEL 029627 3枚組 \3650
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ニコラ・ウリヴィエーリ(Bs-Br ドン・ジョヴァンニ) 
マウリツィオ・ムラーロ(Bs レポレッロ)
アンナ・サムイル(S ドンナ・アンナ) 
マリア・ルイージャ・ボルシ(S ドンナ・エルヴィーラ)
ディミトリ・コルチャク(T ドン・オッターヴィオ) 
チェン・ライス(S ゼルリーナ)
シモン・オルフィラ(Bs マゼット) マルコ・スポッティ(Bs 騎士長)
ズービン・メータ(指)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団,
ニュー・イスラエル・ヴォーカル・アンサンブル
録音:2009年1月27、31、2月5日、テルアヴィヴ(ライヴ録音)
注目の「ドン・ジョヴァンニ」の録音が登場!イスラエル・フィルの終身音
楽監督であるズビン・メータが、テルアヴィヴで行った演奏会形式上演のラ
イヴ録音です。何が注目かというと、今大活躍している中堅、新進の歌手を
集めているのです。タイトルロールのニコラ・ウリヴィエーリは北イタリア、
アルコの生まれのバス=バリトン。ロッシーニを得意としています。明るく
朗々と響く美声は、2010年のトリノ・レージョ劇場来日公演での「ボエーム」
でも評判になっていました。レポレッロのマウリツィオ・ムラーロは、この
中では一番のベテラン。スイス国境に近いイタリア、コモの生まれ。1990年
代後半からバッソブッフォとして大活躍しており、2004年のウィーン国立歌
劇場来日公演でも、トーマス・ハンプソン、エディタ・グルベローヴァらを
相手にレポレッロを歌っています。ドン・オッターヴィオのディミトリ・コ
ルチャクは、1979年、モスクワ生まれ。まだ30代始めという若さながら、既
に国際的に名声を築いており、ことにロッシーニとモーツァルトで人気を博
しています。ゼルリーナのチェン・ライスは、地元イスラエル生まれ。伸び
の良い美声と美貌の持ち主で、近年急速に人気が急上昇しています。ドンナ
・エルヴィーラのマリア・ルイージャ・ボルシは、まだデビューして十年ほ
どにもかかわらず、非常に人気の高いイタリアのソプラノ。2010年代のプリ
マドンナ間違いなしの逸材です。マゼットのシモン・オルフィラは、1976年、
スペインのマノルカ島生まれ。堂々としたバスの声の持ち主で、あのグルベ
ローヴァが初めてノルマを歌った2003年の東京での演奏会形式公演でオロ
ヴェーゾを歌っていました。騎士長のマルコ・スポッティはパルマ出身。
若いながらも非常に重厚なバスで、ヴェルディのバス役で活躍しています。
ドンナ・アンナのアンナ・サムイルは、ロシアのペルミ生まれ。彼女も2000
年以降に活動を始めた若い歌手で、現在はベルリン国立歌劇場を中心にドイ
ツで活躍しています。最近では稀にオペラ録音の機会があっても、知名度の
高いベテラン歌手が優先されるので、こうした中堅から若手の優れた歌手を
聞く機会は限られています。その意味でもこのCDは便利です。もちろんメー
タの指揮が彼らを全面的にバックアップ。メータが指揮する「ドン・ジョ
ヴァンニ」の録音はこれが初めてでしょう。イスラエル・フィルの瑞々しい
弦の音を生かした、気持ちの良い仕上がりになっています。




<BONGIOVANNI>
AB 20019(DVD-Video) \4950
ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」(1820年ナポリ版)
ロレンツォ・レガッツォ(Bs セリム)
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S フィオリッラ)
フィリッポ・モラーチェ(Br ドン・ジェローニオ)
ダニエレ・ザンファルディーノ(T ドン・ナルチーゾ)
ジューリオ・マストロトターロ(Br 詩人プロスドーチモ)
コンチェッタ・ダレッサンドロ(Ms ザイダ)
マリア・ピーア・モリナーリ(タリンダ)
マッテオ・マルケッタ(ナルブート)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指)パドヴァ・ヴェネト管弦楽団,
コーロ・ドデカントゥス
演出:フランチェスコ・ミケーリ
収録:2009年6月,ヴィチェンツァ
世界遺産として高名なヴィチェンツァのオリンピコ劇場で上演されたロッシ
ーニの「イタリアのトルコ人」の映像です。パッラーディオの名建築での上
演というだけで貴重なところですが、この上演、さらに重要なのが、1820年
にナポリで上演するためにロッシーニが改変を加えた版を用いていること。
通常のものと比べると、いくつか特徴があります。まずレチタティーヴォ・
セッコを用いず、地の台詞を用いています。いくつかの曲が差し替えられて
おり、フィオリッラの登場のアリアやナルチーゾの最初のアリアはいずれも
聞き覚えのある別の曲です。さらにタリンダとナルブートという道化が二人
据えられています。ロッシーニ・マニアなら、ぜひともチェックすべきもの。
歌手は優れた人選です。セリムは、日本でもすっかりおなじみのバス、ロレ
ンツォ・レガッツォ。ヒロインのフィオリッラは、地元ヴィチェンツァ出身
のソプラノ、シルヴィア・ダッラ・ベネッタ。優男のドン・ナルチーゾには、
近年ロッシーニ・テノールとして注目されているダニエレ・ザンファルディ
ーノ。気の毒な夫のドン・ジェローニオは、フィリッポ・モラーチェ。その
他、若手の優秀な歌手が集っています。フランチェスコ・ミケーリの演出は、
現代の詩人がコンピュータで打ち込んだ物語が舞台になるというもの。あの
オリンピコ劇場の舞台が本当に舞台として用いられている様子は、ちょっと
感動的です。

GB 1220 2枚組(1枚価格) \2180
チェーザレ・ヴァレッティ 録音集
ロッシーニ:
「アルジェのイタリア女」,「セビリアの理髪師」,「湖上の美人」
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ルチア」,「ファヴォリータ」
ベッリーニ:「夢遊病の女」
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」,「リゴレット」,「ファルスタッフ」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
ヴォルフ=フェラーリ:「四人の頑固者」
ビゼー:「真珠採り」
マスネ:「マノン」,「ウェルテル」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
フロトウ:「マルタ」
からのアリア,場面
ロッシーニ:何も言わずに嘆きましょう
ベッリーニ:マリンコニア,お行き、幸せなバラよ
シューマン:
「詩人の恋」 Op48、くるみの木 Op.25-3、ジャスミンの茂み Op.27-4、
新緑 Op.35-4、天は一粒の涙を流しOp.37-1、出会いと別れ Op.90-3、
レクィエム Op.90-7
チェーザレ・ヴァレッティ(T)
録音:1949-1963年
チェーザレ・ヴァレッティは、1922年12月18日、ローマに生まれたテノール。
伝説的名テノール、ティート・スキーパに学び、その美質を最も良く受け継
いだと言われています。イタリアやメキシコで活躍した後、1953年12月にメ
トロポリタン歌劇場に登場、この大劇場のスターテノールとして活躍しまし
た。1960年代にはイタリアに戻って人気を博しました。2000年5月13日に亡
くなっています。このCDには、1950年から1963年までの様々な音源が集めら
れています。



<Euro Arts>
20 58328(DVD-Video) \2180
言語:英語
「もし金持ちだったら」 ジャン・ピアースの生涯
ジャン・ピアース
アイザック・スターン
ほか
ジャン・ピアース(1904-1984)と言えば、1940年代から1950年代を中心に活躍
した米国のテノール歌手。ことに大指揮者アルトゥール・トスカニーニがピ
アースを度々重要な役に起用したことで知られています。両親はベラルーシ
人で、ピアースが生まれれる前年に米国に移住したばかりでした。ユダヤ人
だったので、シナゴーグの聖歌隊で活躍、その美声は若い頃から知れ渡って
いました。本格的に声楽を学ぶや、すぐにトスカニーニに認められ、メトロ
ポリタン歌劇場を始め国際的に活躍。またミュージカルを始めポピュラー音
楽の分野でも活躍しました。
この映像は、名ヴァイオリニスト、アイザック・スターンがピアースにイン
タビューする映像を中心に、ピアースの貴重な映像を集めたものです。若い
頃の颯爽とした歌ももちろん素晴らしいのですが、1980年、なんと70代半ば
で歌ったチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリ
ア(ロシア語歌唱、オーケストラ伴奏、カラー映像)の、年齢が信じられない
歌は驚くべきものです。また一瞬ですが、1958年4月の来日時と思しき映像
も収録されています。なお、タイトルの「もし金持ちだったら」は、ミュー
ジカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主人公テヴィエが歌う曲のタイト
ル。ピアースは1971年にブロードウェイでこの役を歌っており、最後にこの
曲を歌う姿が収録されています。




<IDEALEAUDIENCE>
30 79294(Blu-ray) \4250
30 79298(DVD-Video) \2900
ベートーヴェン:
コリオラン序曲、交響曲第4番、第7番
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団
収録:2010年2月4日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
才気に満ち溢れた若きロシアの俊英指揮者ウラディーミル・ユロフスキ。若
さと勢いに満ち溢れた輝かしい才能を武器にグラインドボーン音楽祭の音楽
監督、ボリショイ劇場の正指揮者、ロンドン・フィルの首席指揮者として活
躍中の今最も注目されている指揮者の一人です。
このブルーレイ&DVDは2010年2月シャンゼリゼ劇場で行われたユロフスキ&
エイジ・オブ・インライトメント管のベートーヴェン・プログラム映像です。
ユロフスキはイヴァン・フィッシャー、サイモン・ラトルらと同じくピリオ
ド楽器のオーケストラ、エイジ・オブ・インライトメント管の首席アーティ
ストです。懐深く音楽を前進させる推進力、勢いのある好演を聴かせる交響
曲第7番、知的で切れ味鋭い生き生きとした第4番と古楽器的な音色の持ち味
を引き出した快演です。





<REFERENCE RECORDINGS>
【『HRx』とは】
リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCDの
発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニアを
務めている高音質レーベル。そのRR がまたまた驚異の音質体験を教えてくれ
る全く新しいフォーマットが『HRx』です。
『HRx』は、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPCオーディオ
やデジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bitの圧縮
しないWAVデータを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の
音の生々しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらに
しなやかに、金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。通常のCD、
SACD、DVD プレイヤーでは再生できませんが、『HRx』のハイサンプリング
音源を是非体験してください。

RR 2011HRX(DVD-ROM) \2380
176.4kHz / 24bit
HRXサンプラー2011
クラシック&ジャズ・ハイレゾリューション・スペクタキュラー!
【クラシック】
1.アーノルド:サセックス序曲より抜粋
2.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番K.467より終楽章
3.チャイコフスキー:マゼッパより「ゴパック」
4.ウォルトン:クラウン・インペリアルより終楽章
5.サティ:ジムノペディ第1番
6.グレインジャー:ガムサッカーズ・マーチ
7.ゴットシャルク:私といっしょに(カプリース)
8.ラフマニノフ:交響的舞曲より第3楽章
9.ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」より魔王カスチェイの凶悪な踊り
10.リスト:BACHによる前奏曲とフーガ
11.レスピーギ:バレエ「シバの女王、ベルキス」より戦いの踊り
12.ブリテン:青少年のための管弦楽入門より「フーガ」
【ジャズ】
13.Donaldson-Moten:”You’re Driving Me Crazy/Moten Swing”
14.Mehling:”Yerba Buena Bounce”
15.Hyman:”Thinking About Bix”
16.Garson,piano:”Trio Blues”
リファレンス・レコーディングスの録音の真髄を堪能できるフォーマット
「HRx」のサンプラーが発売されます。リファレンス・レコーディングスの
名録音からクラシックとジャズをピックアップした全16トラック。

RR 59HRX(DVD-ROM) \4750
176.4kHz / 24bit
FROM THE AGE OF SWING
featuring jazz piano great Dick Hyman
From the Age of Swing/ You're Driving Me Crazy/ Moten Swing; Topsy/
Moonglow/ Them There Eyes/ Dooji Wooji; Soft Winds/
What is There to Say?/ 'Deed I Do; I Know What You Do/ Mean to Me/
I'm Getting Sentimental Over You. CD ONLY/ Rose Room




<MA RECORDINGS>
M 070AHR(DVD-ROM) \4450
88.2kHz/24
シルヴィア・ペレス・クルース&ラヴィッドゥ・ゴールドシュミット
「ヤマ」
バルセロナの若手歌手とイスラエルの吟遊詩人パーカッショニストの不思議
な出会い…。
フラメンコをはじめ、カタローニャ民謡、ポルトガル・ファドにUFOの形状を
した「ハング」という手作りの金属打楽器の伴奏やソロです。

M 073AHR(DVD-ROM) \4450
88.2kHz/24
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 Vol.1
第1番ト長調 BWV1007,
第2番ニ短調 BWV1008,
第3番ハ長調 BWV1009
マーティン・ツェラー(バロック・チェロ/使用楽器:シュタイナー1673年製)
スイス出身のチェリスト、マルティン・ツェラーによる名器シュタイナーで
演奏されたJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲。絹を撫でるような、魅力的な音色
で奏でられ、かつてない感動に包まれる演奏です。




<SONARE>
TMT 20108001 \2000
美・バロック
(1)コレッリ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.5-8
(2)ヘンデル:チェロ・ソナタ ト短調
(3)エックレス:チェロ・ソナタ ト短調
(4)クープラン:合奏小曲集
(5)ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ ホ短調 RV40
前田昌利(Vc)前田恭子(Pf)
録音:2007年2月 クレオ・ホール
プロ、アマチュアを問わず、チェロを学ぶ人たちが必ずと言っていいほど手
がけるバロック期の作品集。これらの作品を収めたCDは非常に少ないため、
貴重なアルバムと言えましょう。ソロ、室内楽、オーケストラで活躍する
前田昌利渾身の1枚。




<APARTE>
AP 015 2枚組 \2980
リュリ:「ベレロフォン」
シリル・オヴィティ(T ベレロフォン) セリーヌ・シェーン(S フィロノエ)
イングリッド・ペリューシュ(S ステノベ)
ジェニファー・ボルギ(Ms アルジ/パラス) 
ジャン・テジャン(Bs アミソダル) 
エフゲニ・アレクシエフ(Br ジョバト)他
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
録音:2010年12月,パリ(ライヴ録音)
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)は、1670、1680年代におよそ14の
オペラ(トラジェディ・リリク、抒情悲劇)を書いています。その中でも特に
初演当時大成功を収めたものが、1679年に初演されたこの「ベレロフォン」
でした。1月31日に初演されるや爆発的人気となり、実に9ヶ月もの間上演が
続いたといいます。さらにリュリ自身や第三者の改編を受けながら何度もリ
バイバルされ、最後の上演は、フランス革命も遠くない1773年というから驚
きます。ところが、1987年の「アティス」に端を発するリュリ再評価の潮流
でも「ベレロフォン」は長いこと放置され、ようやく2010年になって演奏会
形式上演で取り上げたのがクリストフ・ルセでした。ルセは、まず7月にボー
ヌで演奏、さらに12月にパリとヴェルサイユ、年が明けた2011年1月にウィー
ンと「ベレロフォン」を上演、いずれも大絶賛されました。このCDには、パ
リのシテ・ドゥ・ラ・ミュージックでの演奏が収録されています。
「ベレロフォン」の大成功は、リュリの優れた音楽はもちろんですが、台本
がたいへん優れていたことも大きな理由です。トマ・コルネイユはピエール
・コルネイユの弟で、彼自身劇作家として大家でした。「ベレロフォン」は、
嫉妬深い王女の横恋慕と挫折が軸になっており、この2年前に初演され熱狂を
巻き起こした、ジャン・ラシーヌの「フェードル」を受け継いでいます。真
の主役はステノベと言ってよいでしょう。
記念すべき復活蘇演は素晴らしい出来栄えです。中でも鍵を握る嫉妬の王女
ステノベを歌うイングリッド・ペリューシュの集中力ある歌は強烈、遂げら
れない愛に苦しむ女の悲しさを見事に描き切っています。ベレロフォンのシ
リル・オヴィティは、2000年にデビューしたばかりの若いフランスのテノー
ル。ほのかな翳りのある声は常に不幸に晒されるベレロフォンにピタリ。
フィロノエのセリーヌ・シェーンは、ラ・フォル・ジュルネに度々出演して
いたことで日本でもよく知られている美声ソプラノ。その他の歌手も実力派
が揃えられています。もちろんルセの指揮は高貴にして力強く、圧倒的。
発売されるや、各誌、新聞評で絶賛された名盤、フランス・バロック音楽
ファンならお聞き逃しのないように!
170ページ超のブック仕立ての豪華な装丁です。



<ELOQUENTIA>
EL 1024 2枚組 \2850
サン=サーンス:チェロのための作品全集
[CD1]
(1)チェロ協奏曲第1番 op.33イ短調* 
(2)チェロ協奏曲第2番 op.119 ニ短調 
(3)チェロ・ソナタ第2番 op.123 ヘ長調
[CD2]
「白鳥」(1挺のチェロと2台ピアノ版)*、
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32、チェロとピアノのための組曲Op.16、
ロマンス ヘ長調Op.36、ロマンス ニ長調Op.51、
アレグロ・アッパシオナートOp.43、サッフォー風の歌Op.91、
ガヴォット(遺作)(ピアノ伴奏版世界初録音)
ルイジ・ピオヴァーノ(チェロ)
使用楽器:
[CD1](1)(2)マッテオ・ゴフリラー(1730頃)、
(3)アレッサンドロ・ガリアーノ(1710頃)
[CD2]アルトゥーロ・フラカッシ(1935年)
ピエロ・ベッルーギ(指揮)、
テアトロ・マッルチーノ管弦楽団
ピアノ:ナッツァレーノ・カルージ([CD1]/ヤマハ)、
ルイザ・プレイエル
([CD2]/使用楽器:1883年製スタインウェイ・コンサート・グランド・
Dモデル(ローズウッド材)、1999年復元
「白鳥」はセカンド・ピアノ・パートを多重録音)
*はライヴ録音
いぶし銀のような音色を奏でる現代の名手、ピオヴァーノによるサン=サー
ンスのチェロ作品全集(CD2は以前EL.0401として単独で発売)。協奏曲第2番
の超絶技巧から、ピアノとの親密な室内楽まで、チェロの魅力を堪能できま
す。ピオヴァーノは、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽
団の首席ソロ奏者。来日も何度かしており、2011年10月には読売日本交響楽
団や群馬交響楽団との共演が予定されています。




<EVIL PENGUIN RECORDS>
EPRC 010 \2250
ハーバート・ハウエルズ:フル・ムーン
ヘンリー・パーセル:FROM LOSY BOW’RS
トーマス・キャンピオン:THE CYPRESS CURTAIN OF THE NIGHT
カプスベルガー:第1トッカータ
フェフリー・ブルゴン:
この月の美/通りで泣いている娘よ/オルフェウス/ララバイ/Xに/
夜通しの愛撫
ダウランド:
プレリューディウム/暗闇で考えらせて/天文学者のなんと哀れなことか
ロリー・ボイル:二つの愛の抒情詩
パーセル:I’ll sail upon the dog star
R.シューマン:月夜
W.A.モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの想い
ローレンス・ザゾ(カウンターテナー)
野入志津子(リュート)
ヤーコプスのオペラなどでも活躍目覚ましいカウンターテナー、ローレンス
・ザゾのソロ・アルバム。ザゾは、声楽には特に厳しいルネ・ヤーコプスか
ら、「同世代でもっとも多才なカウンターテナー」と認められた実力の持ち
主。ここでは、リュートと声のみによる演奏で、繊細な表情を聴かせます。
ダウランド、パーセルのほか彼らの同世代による、狂気、そして真夜中をテ
ーマとした作品をあつめており、人の心の光と闇を静かに照らす月夜のよう
な、静謐でどこか妖しげな世界を展開しています。リュートを務めるのは、
古楽アンサンブル、レ・プレジール・ドゥ・パルナッスのメンバーでもある
野入志津子。野入もまたヤーコプス指揮のオペラでの経験も豊富の名人。
二人が展開する月夜の世界にじっくりと耳を傾けたい1枚です。




<SUPRAPHON>
SU 4046 \1780
ムソルグスキー:「子供部屋」(全7曲)
R.シュトラウス:「少女の花」 Op.22 (全4曲)
ドヴォルザーク:愛の歌 Op.83 (全8曲)
シェック:
黄昏が迫り op.19a-2,子供に寄せる Op.20-1,
私は恵みを獲ないと誓った Op.33-8
ドヴォルザーク:「聖書の歌」 Op.99 (全10曲)
マルティナ・ヤンコヴァー(S)
ジェラール・ワイス(P)
録音:2004年9月、チューリヒ
チェコが生んだ若き名ソプラノ、マルティナ・ヤンコヴァーの新譜、ドイツ
歌曲と東欧歌曲のアルバムです。ヤンコヴァーは1972年生まれ。プラハで活
動を開始した後、ウェルザー=メスト時代のチューリヒ歌劇場で頭角を現し、
ことにモーツァルトの娘役として大評判となりました。今日ではドイツ語圏
で人気のソプラノです。オペラだけでなく演奏会歌手としても人気は高く、
デビュー・ソロ・アルバムとなったハイドンの歌曲集(SU 4005)は絶賛され
ました。今回のアルバムは、チューリヒ時代の2004年に録音されたもの。
「航海 VOYAGE」というタイトルが付けられている通り、ドイツ語、ロシア
語、チェコ語と様々な曲が収録されています。ヤンコヴァーの声の瑞々しさ
はたいへんに心地よく、ムソルグスキーの「子供部屋」での無邪気さ、
R.シュトラウスの「少女の花」でのたおやかさ、シェックの陶酔感、いずれ
も素晴らしいもの。もちろんお国もののドヴォルザークは絶品です。

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11-04 No.35-1

2011年04月27日 18時51分43秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869772722-2 \1600
Shakespeare - Come Again Sweet Love
『パーセル:By beauteous softness mixed with majesty』
『エドワード・ジョンソン:Come again, sweet nature's treasure』
『ロバート・ジョーンズ:Now, what is love?』
『トーマス・ロビンソン:Fantasie & Toye』
『ダウランド:Come again, sweet love doth now invite』
『パーセル:If music be the food of love』
『ロバート・ジョーンズ:Sweet Kate』『ヒューム:Virgin's muse』
『トーマス・モーリー:Sweet nymph, come to thy lover』
『ダウランド:Galliard』
『トーマス・モーリー:It was a lover and his lass』
『ロバート・ジョンソン:Full fathom five』『ギボンズ:The silver swan』
『ロバート・ジョンソン:Where the bee sucks』
『ロバート・ジョーンズ:Farewell, dear love』
『ダウランド:If my complaints could passions move』
『ジョン・ベネット:Weep, O mine eyes』
『ジョン・ウィルソン:Take, O take those lips away』
『作者不詳:The Willow song』
『ダウランド:Semper Dowland, semper dolens』
『エドワード・ジョンソン:Come again, sweet nature's treasure』
ダニエル・テイラー(C-T:リーダー)
エマ・カークビー(Sp), キャロリン・サンプソン(Sp),
マイケル・チャンス(C-T), チャールズ・ダニエルズ(T),
ニール・デイヴィス(Bs), エリザベス・ケニー(リュート&テオルボ),
ジェイコブ・ヘリングマン(リュート), リチャード・ブースビー(gamb),
リチャード・キャンベル(gamb),
ザ・シアター・オブ・アーリー・ミュージック
[録音] 2010年6月5-7日(デジタル:セッション)
最も人気の高いカウンターテナーの一人、ダニエル・テイラー。グラインド
ボーンでヘンデルのオペラ「テオドーラ」に出演し評論界を挙げて絶賛され、
これを期にヘンデルの「ロデリンダ」に出演しプロ・デビュー。古楽から現
代音楽まで広いレパートリーを持ち、世界の主要な歌劇場に出演しています。
カレーラスとも共演した坂本龍一の「Life」は話題となり、現在はガーディ
ナーやヘレヴェッヘ、鈴木雅明らと共演、「知的で自然な声」と高い評価を
得ています。最近では、イギリスのアーティストらと自らのアンサンブル
「シアター・オブ・アーリー・ミュージック」を結成し話題を呼んでいます。
ここでは、エリザベス王朝期のイギリスの作曲家によるマドリガーレを中心
としたプログラムでの収録となっています。この時代、文学や詩歌と音楽と
の融合が開花し、作曲家らは偉大なる劇作家シェークスピアの文学からイン
スピレーションを得、様々な歌曲を書いたのでした。その題材の多くは「愛」
で、単純な中にも純粋で絶妙な甘いメロディーによって訴えかけてくるので
す。カークビーやサンプソン、チャンスなどの名歌手たちが参加し、絶品な
るアンサンブルを聴くことができます。

8869781695-2 \1600
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲
ブラームス:
『ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」』
『ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100』
『ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108』
イリヤ・グルーベルト(Vn)
アレナ・チェルニー(P)
【録音】2010年5月13-15日スイス国営チューリヒ・ドイツ語放送局スタジオ
(デジタル:セッション)
ラトビアのリガに生まれ、モスクワでレオニード・コーガンにも学んだヴァ
イオリニスト、グルーベルトのブラームスです。既出のアルバムはミヤスコ
フスキーや、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどロシア物で鋭い解釈
を聞かせることが多かったのですが、今回のアルバムは王道レパートリーと
も言えるブラームスの3つのソナタです。彼の音色は、とても暖かく深みのあ
るもので、第1番の1楽章などでの語りかけるような歌い口は、川の流れに身
を任せるような不思議な安心感を抱かせます。ウクライナの若手、チェルニ
ーもそのヴァイオリンに合わせるように、極めて情緒豊かな音楽を奏でてい
ます。
[イリヤ・グルーベルト]
ラトビア生まれ。15歳でモスクワ中央音楽学校に入学し、その後モスクワ音
楽院にて、レオニード・コーガンに師事。1975年にヘルシンキ・シベリウス
国際コンクールで優勝。1978年パガニーニ国際コンクール、チャイコフスキ
ー国際コンクールで優勝しています。その後ヨーロッパやアメリカで絶賛を
あび、「確固としたトーンと特別な技術の保有する、偉大なる巨匠たちの伝
統的な才能を持つヴァイオリニスト」と高い評価を得ています。Naxos、
Chandos、Channel Classicsなどにも録音を行っています。現在は、アムステ
ルダム音楽院の教授を務めています。ガルネリ1740年製のヴァイオリンを使
用しており、この楽器はヴィエニャフスキが使用していたものです。




<Chandos>
CHSA 5090(SACD-Hybrid) \2280
フローラン・シュミット:
サロメの悲劇Op.50/幽霊屋敷Op.49/詩篇47番Op.38*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、
サンパウロ交響楽団、サンパウロ交響合唱団*、
スーザン・ブロック(ソプラノ)*
日本では「ディオニソスの祭り」や「サクソフォン四重奏曲」の作曲者として
知られ、"アルデンヌの狼"という異名を持ったフローラン・シュミット(1870-
1958)。咆哮するブラス、ド迫力の合唱とオーケストラ炸裂する大音響、絢爛
豪華の「詩編47番」。そして異国情緒にあふれ、幻想的、官能的な「サロメの
悲劇」はフローラン・シュミットの代表作である。
ここで繰り広げられるのは、カーニヴァルの熱狂やサンバのリズムを感じさせ
る白熱の演奏?それとも洗練されたスタイルの近代フランス音楽?マイナー
作曲家&オーケストラ・ファン、秘曲マニア必聴必携です!

CHSA 5091(SACD-Hybrid) \2580
ライヒ:管弦楽のための《3つの楽章》/砂漠の音楽
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
トーンキュスラー管弦楽団、コーラス・シネ・ノミネ
アメリカ育ちのクリスチャン・ヤルヴィは、自らが創設したアブソリュート・
アンサンブルを率いてクロスオーヴァーからコンテンポラリー、ジョー・ザ
ヴィヌルとの共演など、時代やジャンルに縛られない活動を繰り広げており、
"ニューヨーク"という共通点を持つミニマルのパイオニア、ライヒの音楽への
理解度も非常に高い。
スティーヴ・ライヒは、ヤルヴィ&トーンキュスラー管の「3つの楽章」を
「私がこれまでに聴いた中で最高の演奏だ!」大絶賛しており、同じく最大級
の賛辞を寄せる「砂漠の音楽」とのライヒ・アルバムが、新世代の理解者クリ
スチャン・ヤルヴィによる決定盤となることは間違いないだろう!

CHAN 10674 \2180
ローザ:管弦楽作品集Vol.2 ――
ハンガリー農民の歌による変奏曲Op.4*/ぶどう酒商人の娘Op.23a
ハンガリー風夜想曲Op.28/チェロ協奏曲Op.32**
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)*
ポール・ワトキンス(チェロ)**、
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ハンガリー、ブダペスト出身のハリウッドの巨匠、ミクロス・ローザ(1907-
1995)の管弦楽作品集第2弾は、ジェニファー・パイクとポール・ワトキンスが
ソリスト!「二重生活」や「ベン・ハー」、「白い恐怖」などの音楽を手懸け、
アカデミー作曲賞では3回の受賞と17回のノミネートに輝いたローザ。
クラシック音楽の作曲家としても、祖国ハンガリーの民謡をベースに新古典主
義を組み合わせるなど卓越した手腕を発揮しており、その音楽の魅力は自身の
映画音楽に勝るとも劣らない。
ソリストのジェニファー・パイク、ポール・ワトキンス、映画音楽を振らせて
も天下一品のラモン・ガンバなど、シャンドス・アーティストたちのハイ・パ
フォーマンスにも要注目!

CHAN 0780 \2180
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
スティーヴン・ディヴァイン(チェンバロ)
イギリスのピリオド・オーケストラ、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦
楽団の準首席チェンバロ奏者としてピリオド奏法の最前線で活躍するディヴァ
インの使用楽器は、英国の名工、コリン・ブースが2000年に製作したフライ
シャー1710年製のレプリカ・モデル。
ゴンザーガ・バンドやロンドン・バロックでも活躍するイギリスの実力派鍵盤
奏者によるゴルトベルク変奏曲の登場です!

CHAN 10675 \2180
フィエスタ・クリオージャ - ラテン・アメリカの管弦楽作品集 ――
ピアソラ:ミロンゴン・フェスティーヴォ
カリージョ:フィエスタ・クリオージャ/カストロ:アラバル
カリージョ:ラプソディア・サンティアゲーニャ
カバジェロ:コンシェルト・インディオ*/ミニョーネ:コンガーダ
オルギン:3つの踊り
ウィリアムス:プリメラ・オベルトゥーラ・デ・コンシェルト
ガブリエル・カスターニャ(指揮)、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ノーラ・チャステイン(ヴァイオリン)*
ピアソラの管弦楽作品集(CHAN 10049&10419)で大活躍のガブリエル・カスタ
ーニャ&ヴュルテンベルク・フィルが、20世紀ラテン・アメリカの管弦楽作品
集で再登場!
アルゼンチン、ペルー、ブラジル、コロンビアのオーケストラ作品は、ピアソ
ラの「ミロンゴン・フェスティーヴォ」や、アフロ・ブラジリアンダンスにイ
ンスパイアされたミニョーネの「コンガーダ」など、これまでのラテン・アメ
リカ・シリーズにも増してバラエティに富んだプログラムが魅力。
ラテン・アメリカの音楽とめっぽう相性が良いドイツのオーケストラ、ヴュル
テンベルク・フィルのピアソラを上回る熱演も楽しみ。

CHAN 10672 \2180
エネスコ:ピアノ四重奏曲集 ――
ピアノ四重奏曲第1番ニ長調Op.16/ピアノ四重奏曲第2番ニ短調Op.30
シューベルト・アンサンブル〔サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン)、
ダグラス・パターソン(ヴィオラ)、ジェーン・サーモン(チェロ)、
ウィリアム・ハワード(ピアノ)〕
シューベルト・アンサンブルは、ロイヤル・フィル、イギリス室内管、ロンド
ン・シンフォニエッタ、そして日本のオーケストラ・アンサンブル金沢のコン
サート・マスターとして活躍する英国の名ヴァイオリニスト、サイモン・ブレ
ンディスが所属する結成27年目のイギリスの室内楽団。
マーク・パドモアとの共演によるヴォ―ン=ウィリアムズ(CHAN 10465)、マル
ティヌー(CHAN 10551)、フォーレ(CHAN 10576)の演奏はいずれも高評価を得て
おり、シャンドス室内楽の新しい主力として期待を集めている。特にマルティ
ヌーは英グラモフォン誌で「最高級のパフォーマンス」と絶賛されただけに、
同じく東欧のエネスコでの好演にも期待したい。




<アクースティカ(日本)>
PPCA 613 \2800
「怒りをこめて」-リスト生誕200記念
リスト(1811-86):
パガニーニ大練習曲S.141
(第1番ト短調/第2番変ホ長調/第3番「ラ・カンパネッラ」/第4番ホ長調
/第5番「狩り」/第6番「主題と変奏」)
3つの演奏会用練習曲S.144
(第1番「悲しみ」/第2番「軽やかさ」/第3番「ため息」)
仕上げのための練習曲「怒りをこめて」S.143
2つの演奏会用練習曲S.145(第1番「森のささやき」/第2番「小人のおどり」)
スペイン狂詩曲S.145/愛の夢第3番S541
福間洸太朗(ピアノ)
録音:2010年4月8-9日三重県総合文化会館大ホール
「リサイタル・ライヴ(PPCA612)」に続く福間洸太朗第2弾。
福間洸太朗は1982年生まれ。都立武蔵野高校卒業後ヨーロッパへ留学し、仏
パリ国立高等音楽院、独ベルリン芸術大学、同大学院、伊コモ湖国際ピアノ
アカデミーにて学ぶ。20歳でアメリカ・クリーヴランド国際ピアノ・コンク
ール優勝及びショパン賞を受賞。その後様々なコンクールに入賞。2003年NY
リンカーン・センターでデビューして以来、全米で50回以上公演、ヨーロッ
パ、南アフリカ、アジアでも定期的に演奏する。CDは武満徹作品集(NAXOS,
日本作曲家選輯)、シューマン:作品集(NAXOS)が発売になっています。ベル
リン在住。

PPCA 615 \2800
シリーズ・ピアニスツinトッパン・ホール
「ショパン・リサイタル・ライヴ」-大崎結真(ゆま)デビュー・アルバム
アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ Op.22/
三つのマズルカ Op.59/バラード1番Op.23/
24の前奏曲Op.28/ワルツ ヘ短調Op,34-3/練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
大崎結真(ピアノ)
録音:2010年11月6日トッパン・ホール(ライヴ)
本格派新人大崎結真のデビュー・アルバム。彼女が10年に亘る留学生活の間、
常に試行錯誤を重ね、その最後にパリ・エコールノルマの卒業試験でも演奏
した、ショパン「24のプレリュード」をメインプログラムに据えたリサイタ
ル(トッパンホール10年11月6日)のライブ録音です。
略歴:2000年東京芸術大学附属高校卒業後、イタリア、イモラ音楽院に入学、
2001年パリ国立高等音楽院大学院に入学、2007年パリ・エコールノルマ音楽
院コンサーティスト課程入学、2009年同大学院卒業。「リーズ国際ピアノコ
ンクール」3位、「ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト賞、「パ
リ・オートモービル・クラブ国際ピアノコンクール」優勝。その他多くのコ
ンクールに入賞を果たしている。アクースティカでは今後ラヴェル、ドビュ
ッシーアルバムを制作予定
※日経新聞に評が掲載されました(4月8日)。

PPCA 616 \2800
「1840」-プレイエル・ピアノ(パリ、1840年)によるショパン&グリンカ
(1)ショパン:
“リュウドヴィック”の主題「私は聖衣を売る」による華麗な変奏曲 作品12
(1833年)
(2)-(4)グリンカ:
「祖国へのあいさつ」(1847年)より「あるマズルカの思い出」「舟歌」
「祈祷」
(5)グリンカ:
ノクターン「別れ」ヘ短調(1839年)
(6)(7)ショパン:
ノクターン Op.62-1 ロ長調/Op.62-2 ホ長調(1845-6年)
(8)ショパン:舟歌Op.60嬰ヘ長調(1846年)
(9)ショパン:子守歌Op.57変ニ長調(1843-4年)
(10)ショパン:幻想ポロネーズOp.61(1845-6年)
(11)ショパン:マズルカOp.56-2 ハ短調
平井千絵(1840年製プレイエル・ピアノ)
録音:2010年8月9-12日Doopsgezinde教会,デーヴェンター(オランダ)
フォルテピアノの新鋭、平井千絵待望のソロ・アルバム登場!既にバロック
・チェロの名手鈴木秀美の名コンビで「メンデルスゾーン:チェロ全曲集」、
「ショパン:チェロ全曲集」(ともBGM・SME)で非常に高い評価を得ていた平井
千絵が、ショパンが愛奏した1840年製のプレイエルピアノで晩年の作品を中
心に、同時代に活躍したロシアの作曲家グリンカ(1804-1857)の珍しい作品
「祖国へのあいさつ」他を収録。150年前のパリで開かれていたショパンが
演奏するサロン・コンサートへタイム・スリップをしていただけるようなプ
ログラムになっている。




<HEART‘Sレーベル>
HC-0002 \3000
「火の鳥」-The Ballet
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):
『火の鳥』(1.魔王の踊り/2.子守唄/3.終曲)
ハチャトゥリアン(M.キャメロン編):『スパルタクス』よりアダージョ
プロコフィエフ:
『ロメオとジュリエット』より10の小品 作品75より
(第4曲『少女ジュリエット』/第6曲『モンタギュー家とキャピュレット家』
/第7曲『僧ロレンツォ』/第8曲『マーキュシオ』/第10曲『別れの前のロ
ミオとジュリエット』)
ファリャ:
『三角帽子』より3つのダンス(1.粉ひき女の踊り/2.隣人たちの踊り/
3.粉屋の踊り)
ドリーブ(ドホナーニ編):『コッペリア』より ワルツ
川島 基(かわしま・もとい,ピアノ)
使用楽器:BECHSTEIN D-280
録音:2010年7月30日-8月1日,鈴鹿市市民会館
激しく撓り、えぐる音に感情がかきたてられ、魅惑的で完備な音に心が揺れ
動く―。オーケストラを感じさせる多彩に音色と表現力。しかし単なるオー
ケストラの模倣では決してなく、ピアノのもつ最大の表現力にチャレンジし
たピアノ版バレエトランスクリプション。あふれる才能の結晶、まさに芸術
である。

HC-0001 \3000
「Wanderer Fantasie」
J.S.バッハ(ブゾーニ編):「シャコンヌ」BWV.1004より
シューベルト:幻想曲 ハ短調 作品15『さすらい人』
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調Op.27-1
シューベルト:即興曲 Op.142-2 変イ長調
川島 基(かわしま・もとい,ピアノ)
使用楽器:BECHSTEIN D-280
録音:2008年12月,鈴鹿市市民会館
川島基のセカンドCD。弊社、初取り扱い商品。デビューCDはドイツTHOROFON
から発売になっている(シューベルト:ソナタ第19番、チャイコフスキー:くる
み割り人形、他)

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11-04 No.35-2

2011年04月27日 18時51分21秒 | Weblog
<ISODAレーベル(日本)>
IE-2015 \2500
「ゴールドマルク バラード」
ゴールドマルク:バラード/メンデルスゾーン:甘い思い出
パガニーニ:魔女たちの踊り/プリンチーペ:エル・カンピエロ
ブラームス:瞑想/ブラームス:ハンガリー舞曲第3番
ドビュッシー:レントよりおそく/クライスラー:シンコペイション
ラフマニノフ:ヴォーカリーズ/トゥリーナ:闘牛士の祈り
ヒナステラ:パンペアーナ第1番/サラサーテ:スペイン舞曲 作品26-2
辻井 淳(ヴァイオリン),藤井由美(ピアノ)
録音:2010年8月,ガリバーホール(プロデューサー:太田憲志)
京都市交響楽団の元コンサート・マスターで、新日フィルの客演コンサート
・マスターなどもつとめた辻井淳。最近では宮川彬良率いるアンサンブル・
ベガのメンバーとして活躍、NHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」で、
アリアさんの美しいヴァイオリンを奏でています。小品集13作目となるこの
CDは、タイトルのゴールドマルクのバラードのような珍しい作品から、ブラ
ームスやラフマニノフの名曲までヴァラエティに富んだ選曲がなされており
ます。今回もオタケン・レコード太田憲志のプロデュースで、アンサンブル
・ベガのステージ・プランナー松田淳一氏の協力を得て、臨場感あふれる録
音に仕上がっております。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 236 \2080
モーツァルト(1756-1791):
レクイエム K.626(ジュスマイヤー版)(*)
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ(*))
グロリア・バンディテッリ(メゾソプラノ(*))
ミルコ・グァダニーニ(テノール(*))
セルジョ・フォレスティ(バス(*))
コーロ・カンティクム・ノーヴム・ディ・ソロメオ(合唱)
アッカデーミア・ヘルマンス(管弦楽)
ファビオ・チョフィーニ(指揮)
録音:2010年7月6-8日、ソロメオ(イタリア、ペルージャ県)、
聖バルトロメオ教会
エンリコ・ガッティがコンサートマスターを務めるイタリアのピリオド楽器
オーケストラが強力ソリスト陣を迎えて臨んだ注目の録音。

DISCANTICA 223 \2080
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/エドワード・ミラー)1735-1807)編曲:
12のトリオ・ソナタ Op.1 から Nos.1-6
12のトリオ・ソナタ Op.3 から Nos.1-6
マヌエル・トマディン(オルガン)
録音:2009年5月4、9日、ゴリツィア(イタリア)、
聖イラリオ&タツィアーノ大聖堂
使用楽器:1856年、ピエトロ・デ・コルテ製

DISCANTICA 227 \2080
ドヴォルジャーク(1841-1904):
スラヴ舞曲集第1巻 Op.46(ピアノ四手連弾のための;全8曲)
ボヘミアの森より Op.68(ピアノ四手連弾のための;全6曲)
スメタナ(1824-1884)/ガブロエーレ・ロータ編曲:
チェコ舞曲集 から ポルカ/フリアント/スコチナー (ピアノ四手連弾版)
ティチィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(ピアノ)
録音:2010年3月、イヴレア(イタリア)、SMC、バロック・ホール

DISCANTICA 235 \2080
ミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の
バルビアーニ=ヴェジェッツィ=ボッシ製オルガン
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):
交響的練習曲 Op.78(1897)/処女マリアへのカンツォンチーナ/夕べの歌
デイヴィッド・ナサニエル・ジョンソン(1922-1987):
トランペット・チューン ニ長調(1962)
デレク・ブールジョワ(1941-):セレナード Op.22(1965)
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
オルガン・ソナタ第1番ニ短調 Op.42(1874)
ジャン・ラングレ(1907-1991):9つの小品 Op.40(1942-1944) から 平和の歌
マルセル・デュプレ(1886-1971):テ・デウムによるパラフレーズ Op.43(1946)
エルマンノ・コデゴーニ(オルガン)
レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」で名高いミラノのサンタ・
マリア・デッレ・グラツィエ教会での録音。

DISCANTICA 237 \2080
フルート&ピアノ・イン・コンサート
サン=サーンス(1835-1921):オドレット[小頌歌]Op.167
アンドレ・カプレ(1878-1925):アルバムの綴り から 夢/小ワルツ
クロード=ポール・タファネル(1844-1908):
アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):幻想曲
ジャック・イベール(1890-1962):物語 から
小さな白いろば/悲しみの家で/水晶の籠
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):シチリアーナとブルレスカ
ハワード・バス(1951-):ドラゴン・フライト(*)
エレーナ・チェッコーニ(フルート)
フェデリコ・ブルネッロ(ピアノ)
録音:2010年8月9-11日、ティチーノ(イタリア、ミラノ県)、
聖ステファノ教会
(*)世界初録音。



<ALQHAI & ALQHAI>
ALQHAI 003 \2080
軍神マルスの愛
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
オペラ「オルフェオ」から トッカータ
タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻 から)(*/+/#)
つれない娘たちのバッロ から 序奏(マドリガーレ集第8巻 から)
ニンファの嘆き(マドリガーレ集第8巻 から)(*/+/#/**)
オペラ「ウリッセの祖国への帰還」から プロローグの前のシンフォニア
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ「パッサカリア」Op.22
クラウディオ・モンテヴェルディ:
竪琴の調子を合わせて(マドリガーレ集第7巻 から)(+)
ファーミ・アルクアイ:モンテヴェルディの「星をみることはないだろう」
(マドリガーレ集第7巻 から)によるディミニューション
クラウディオ・モンテヴェルディ:
やはりそれは真実なのだ(「音楽の戯れ」から)(+)
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):6つのヴィオルのためのソナタ
アッカデーミア・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ(*)) フアン・サンチョ(テノール(+))
ランベルト・クリメント(テノール(#)) 
ハビエル・ヒメネス・クエバス(バス(**))
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ディレクター)
ラミ・アルクアイ、ロドニー・プラダ
(ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス)
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
マリナ・バレド(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ペドロ・オルテガ(ヴィオローネ) 
リュイス・コイ、アルナウ・ルドン(コルネット[ツィンク])
ビセンテ・パリリャ(リコーダー) 
エリエス・エルナンディス(サックバット)
シモ・オスカ(ドゥルツィアン) 
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)
アレハンドロ・カサル(オルガン) 
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター) 
ペドロ・エステバン(打楽器)
録音:2010年6月24-27日、セビリャ(スペイン)、クリスト小学校
スペイン系でありながらイタリア初期バロック音楽を主要レパートリーとし
ている熱血古楽集団アッカデーミア・ピアチェーレ(アッカデーミア・デル・
ピアチェーレから改称か?)が放つ第2弾。モンテヴェルディのマドリガーレ
集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」から選ばれた名作マドリガーレを中心と
したアルバムです。ラテン的なノリとコテコテ感はもちろん期待通りですが、
彼らならではの「ぶつかり、きしむような音作り」がまさに絶頂期のモンテ
ヴェルディの真髄をえぐり出しています。

ALQHAI 002 \2080
【旧譜 再案内】
天国と地獄のヴィオル
マラン・マレ(1665-1728):
ヴィオル曲集第4巻「異国趣味の組曲」(1717)から
タタール人の行進/アルマンド「尊大」/アラベスク/夢想/旋風
ヴィオル曲集第3巻(1711)から 荘重なサラバンド
ヴィオル曲集第5巻(1725)から ペルシア人の行進「サヴィニー」
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
ヴィオル曲集(1747) 組曲第5番 から
ラモー/ギニョン/レオン、サラバンド/モンティニ/ジュピター
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻(1686)から シャコンヌ
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ディレクター)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
録音:2009年1月、セビリャ(スペイン)、スタジオ・スプートニク
「天使のマレ、悪魔のフォルクレ」と称されたフランス・バロックの二大ヴィ
オル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者の作品集。演奏はまさにアルクアイ兄弟の
超絶技巧が炸裂、まるでマレとフォルクレの音楽を薄暗いフランスの宮廷か
らアンダルシアの灼熱の太陽の下に引きずり出したかのよう。スマートさを
志向せずザックザックと切り刻むように弾き進むその気迫に唖然とさせられ
ます。「凄いガンバを聴いてしまった」・・・そんな感想間違いなしの驚く
べきアルバムです。

ALQHAI 001 \2080
【旧譜再案内】
エロスの涙 イタリア初期バロック音楽
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):Amanti io vi so dire
サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630):トルディリョーネのアリアによるソナタ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
喜べ、おお、森よ、おお、風よ[Gioite o selve, o venti]
ステファノ・ランディ(1590-1639):Damigella tutta bella
ルカ・マレンツィオ(1553?-1599?):
アモールは真珠の涙をこぼし[Liquide perle Amor]
ビセンテ・パリリャ:
アモールは真珠の涙をこぼし(ルカ・マンレンツィオのマドリガーレによる)
フランチェスコ・マリア・バッサーニ:Tocata per B quadro
リッカルド・ロニョーノ(1555頃-1620):
Ancor che c'ol partire(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1594年頃活躍):
Io son ferito ahi lasso
サロモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ジローラモ・フレスコバルディ:
大いなる十字架の下に[A pie della gran Croce]
サロモーネ・ロッシ:ソナタ第5番
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):Novello Cupido
チャッコーナ(シャコンヌ)による即興
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ) フアン・サンチョ(テノール)
ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ)
イレネ・ゴメス(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ラムセス・プエンテ(ヴァイオリン) バルバラ・セラ(ファゴット)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ディレクター)
録音:2006年9月1-5日、セビリャ(スペイン)、平和の聖母マリア教会




<URANIA>
WS 121.118 2枚組 \1450
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
ジャン・ピアース、セーナ・ユリナッチ、グスタフ・ナイトリンガー、
マリア・シュターダー、デジュー・エルンスター
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイエルン国立歌劇場管弦楽団、合唱団  1961年

WS 121.119 2枚組 \1450
チャイコフスキー:
交響曲第4番-第6番「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ハレ管弦楽団  1957年-1959年

WS 121.120 2枚組 \1450
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第17番「狩」、第19番「不協和音」、第20番
「ホフマイスター」、プロイセン王四重奏曲(第21番-第23番)
アマデウス四重奏団 1951年、1955年

WS 121.121 2枚組 \1450
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ティト・ゴッビ、レナータ・テバルディ、レナート・カペッキ、
フェドーラ・バルビエリ、ミレッラ・フレーニ
マリオ・ロッシ指揮
ナポリ・サンカルロ劇場管弦楽団、合唱団 1961年

WS 121.122 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
付随音楽「エグモント」  
ローゼマリー・レーニッシュ(S) カール・パリラ(語り)
バレエ「プロメテウスの創造物」   インゲ・ケラー(語り)
グリーグ:劇音楽「ペール・ギュント」  カール・パリラ(語り)
メンデルスゾーン:付随音楽「真夏の夜の夢」
ジークフリート・ハウスマン  ライプツィヒ放送女性合唱団
ヘルマン・シェルヘン指揮
ライプツィヒ放送管弦楽団 1960年

WS 121.123 2枚組 \1450
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
ビルギット・ニルソン、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、
レオンタイン・プライス、ニコラ・ザッカリア
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1961年

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11-04 No.34-1

2011年04月27日 18時50分32秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
8869776604-2 \1600
フランツ・リスト:
「愛の夢」第3番変イ長調 S.541-3
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514
「悲しみのゴンドラ」第2稿 S.200/2
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(J.S.バッハ曲/リスト編曲 S.462-1)
録音 2010年10月10-14日ベルリン、マイスターザール デジタル(セッション)
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国グルジアからまた新たなライジン
グ・スターが登場する。カティア・ブニアティシヴィリ。まだ23歳という若
さながら、マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィ
といった偉大なアーティストから惜しみない賞賛を送られ、ウィーン楽友協
会からは2011/2012のシーズンにおける「ライジング・スター」にノミネー
トされたカティアが、ソニー・クラシカルと専属契約を結んだ。デビュー作
に選ばれたのは、今年生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集。超絶技巧
とロマンティックな抒情が同居したリストの作品集は、まさにこのライジン
グ・スターにふさわしいアルバムと言えるだろう。
1987年グルジアのトビリシ生まれ。トビリシ中央音楽学校を卒業後、トビリ
シ国立音楽院に入学、6歳よりリサイタルやオーケストラとの共演を行ってい
る。12歳から本格的に演奏活動を行っており、ルガーノ、ジュネーヴ、ヴェ
ルビエ、サンクトペテルブルグ等の音楽祭にも招かれているのをはじめとし
て、多くのヨーロッパの主要なホールで演奏会を行っている。'03年ホロヴィ
ッツ国際コンクールでは、特別賞受賞。 同年エリザベート・レオンスカヤ奨
学金を付与され、同じ年、パリのフランソワ=ルネ・デュシャーブルのマス
ター・クラスに招待された。‘08年にはショパン、ピアノ協奏曲第2番でカー
ネギーホールにデビュー。同年アルチュール・ルービンシュタイン国際ピア
ノコンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイバリ
ット賞受賞。4月にはともに来日するヴァイオリンのギドン・クレーメルのほ
か、指揮者パーヴォ・ヤルヴィとの信頼関係も深く、今後パリ管弦楽団など
の公演に登場する予定。本年よりソニー・クラシカルの専属アーティストと
なる。

8869790945-2 \1600
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ケント・ナガノ:指揮
バイエルン国立管弦楽団
ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団による、2010年の「第4番(第1稿)」
に続くブルックナー・チクルス最新作。ブルックナーの交響曲のなかでも、
その歌謡的な作風で高い人気を誇る「第7番」。どこまでも流れる大河のよう
な作品の真髄を、ナガノがその鋭い視点でえぐり出します。

8869790947-2 2枚組 \2000
「ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (1887年第1稿)
ケント・ナガノ:指揮
バイエルン国立管弦楽団
ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団2010年の「第4番」につづくチクル
ス第2弾は、完成された最後の交響曲である「第8番」。「第4番」に続き、
「初稿」を使用しています。

8869789455-2 \1600
ショスタコーヴィチ:
ヴィオラ・ソナタ Op.147
(ウラディーミル・メンデルスゾーンによる管弦楽伴奏編曲版)
ギデオン・リューエンソーン:ViolAlive
ギラド・カルニ(Va)
チューリヒ室内管弦楽団
[録音] 2010年1月5-7日, チューリヒ放送局スタジオ(デジタル:セッション)
イスラエル出身のヴィオラ奏者ギラド・カルニは、最年少でニューヨーク・
フィルのメンバーとなり、その後バンベルク交響楽団、ベルリン・ドイツ歌
劇場、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務めてきまし
た。彼の演奏は、「非常に叙情的で、ほとばしるカンタビーレが印象的」と
高い評価を得ています。現在はソロ活動と、ローザンヌ音楽院の教授を務めて
います。 このアルバムでは、「ショスタコーヴィチ/ヴィオラ・ソナタ」を、
ルーマニアの作曲家でありヴィオラ奏者でもあるウラディーミル・メンデル
スゾーンがオーケストレーションした版によって演奏されています。また
ECMから発売され話題となったイスラエル出身の作曲家、リューエンソーン
(1954-)による「ViolAlive」の世界初録音が収録されました。この作品はヴィ
オラ・ソロ、打楽器と19のソロ楽器のために書かれたもので、「2幕の劇場
音楽」という副題を持ち、20の短い場、シーンとエピローグから成り立って
り、カルニによって初演されたものです。

8869789182-2 \1600
1.フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調
2.サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ第1番 ニ長調 作品75
3.ラヴェル:ヴァイオリンソナタ
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル
ピアノ:ジェレミー・デンク
正統的なクラシック作品はもちろん、グラミー賞も受賞、アカデミー賞も受賞
した「レッド・ヴバイオリン」では映画音楽も担当するなど、多岐にわたる方
面で活躍する世界的ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルのニュー・アルバム
は、待望のフランス音楽作品集。フランク、サン=サーンス、ラヴェルという
フランス音楽 黄金の3大ヴァイオリンソナタを収録。1713年製のストラディ
ヴァリウス「ギブソン」を使用。

8869784704-2 \1600
ドニゼッティ:歌劇「シャムニーのリンダ」より「この私の心の光..」
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」より「ああ!彼が他の女性を祭壇に導く前に」
ベッリーニ:歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」より「暗い黒雲の後に」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より「静かなる夜」
ドニゼッティ:
歌劇「連隊の娘」より「高い身分と豪勢な暮しに・・・フランス万歳!」
マスネ:歌劇「マノン」より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」より「このわびしく質素な服が」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「神よ、何という戦慄が」
ドリーブ:歌曲「カディスの娘」(ボーナストラック)
ニーノ・マチャイゼ(Sp)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団&合唱団
[録音]2010年9月9-18日, ボローニャ(デジタル:セッション)
2008年ザルツブルク音楽祭での「ロメオとジュリエット」で、ネトレプコの代
役で出演して話題を呼んだグルジア出身のソプラノ歌手ニーノ・マチャイゼが、
ソニー・クラシカルと専属契約。今作は、その第1弾のアルバムとなります。
彼女は、スカラ座の歌手養成プログラムの出身。2006年にレイラ・ゲンチャー
・コンクールで優勝し、「連隊の娘」でスカラ座にデビューしました。弱冠28
歳の彼女ですが、YOUTUBEの動画再生数の多さからも、注目度の高い事が伺い
知ることができます。ネトレプコに比べ、表現力はまだまだ初々しいものの、
コロラトゥーラの技術は比べる者なき素晴らしさ。声質も強靭。このアルバム
で知ることができるのは、彼女の実力のほんの氷山の一角に過ぎません。この
先、どこまで伸びて行くのかを想像すると、ちょっと恐ろしくなるほどの逸材
です。

8869789753-2 2枚組 \1450
リスト名作品集
【Disc 1】
『パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」』
-アンドレ・ワッツ(P)
『忘れられたロマンス S.132』
-スティーヴン・イッサーリス(Vc)スティーヴン・ハフ(P)
『小人の踊り S.145-2』-エマニュエル・アックス(P)
『ため息 S.144-3』 -ホルヘ・ボレット(P)
『パガニーニによる大練習曲第6番イ短調 S.141-6』
-エマニュエル・アックス(P)
『スペイン狂詩曲 S.254』-エフゲニー・キーシン(P)
『愛の夢第3番変イ長調S.541-3』-ホルヘ・ボレット(P)
『メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り S.514」
-ヴァン・クライバーン(P)
『コンソレーション第3番変ニ長調S.172-3』-ヴァン・クライバーン(P)
『ラコッツィ行進曲(ホロヴィッツ編)』-ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
『灰色の雲 S.199』-バリー・ダグラス(P)
『忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215-1』
-ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
『軽やかさ(レジェレッツァ)S.144-2」-エフゲニー・キーシン(P)
『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2(ホロヴィッツ編)』
-アルカーディ・ヴォロドス(P)
【Disc 2】
『交響詩「前奏曲」S.97』
-レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
『死の舞踏 S.126』
-バイロン・ジャニス(P)フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
『交響詩「オルフェウス」S.98』
-ズービン・メータ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
『交響詩「マゼッパ」S.100』
-アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス
『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124』(全曲)
-エマニュエル・アックス(P)
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
1811年生まれの天才的ピアニスト&作曲家、フランツ・リスト。彼の生誕200
年を記念して、有名曲ばかりを聴くことのできる、お手軽な2枚組商品です。
「ピアノ協奏曲第1番」は、アックス&サロネン盤で収録されています。

8869790418-2 3枚組 \1250
『ヴェニスの愛』-ヴェネツィアン・バロック・アダージョ
ヴィヴァルディ、マルチェッロ、アルビノーニ、コレルリ、ヴェラチーニ、
ファッコ、ザヴァテリ、ペルゴレージ、レオナルド・レオ、の協奏曲などより
緩章楽章
ミカラ・ペトリ(Bfl)、ジェームズ・ゴールウェイ(Fl)、
ウラディーミル・スピヴァコフ(Vn)、アンヘル・ロメロ(G)、
ピンカス・ズカーマン(Vn)、ギー・トゥーヴロン(Tp)、
オーフラ・ハーノイ(Vc)、鈴木秀美(Vc)、
クラウディオ・シモーネ(指揮)
イ・ソリスティ・ヴェネティ、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(指揮)
ドイツ・バッハ・ゾリステン、アカデミー室内管弦楽団、
モスクワ・ヴィルトゥーゾ、カメラータ・ケルン、ラルテ・デラルコ、
フライブルク・バロックオーケストラ、など
バロック音楽は、ストレスの多い現代の「癒しの音楽」として注目されていま
す。バッハやヘンデルの音楽もそうですが、このヴィヴァルディをはじめとす
るヴェネツィアの作曲家の緩章楽章には、数学的幾何学的ではなく、なんとも
人間的なメロディーが溢れています。それらのメロディーと通奏低音のリズム
の独特な掛け合いは、癒しの方程式に見事に当てはまるのでしょう。この盤は、
フランス国内でベストセラーになったものの、インターナショナル盤としての
発売となり、3枚組で非常にお買い得な価格になっています。

8869788082-2 3枚組 \2000
ジョン・ウィリアムズ 70歳記念ベスト・アルバム 限定盤
[Disc 1]- The Soloist
『J・S・バッハ:「リュート組曲第4番」より「プレリュード」』
『アルベニス:「スペイン組曲」より「アストゥーリアス(伝説)」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:「大聖堂」』
『J・S・バッハ:
「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より「シャコンヌ」』
『ヴァイス:「パッサカリア」』
『ガスパル・サンス:「カナリオス」』
『ホアキン・トゥリーナ:「タルレガ讃礼 Op.69」より第2曲「ソレアレス」』
『タルレガ:「アルハンブラ宮殿の思い出」』
『アルベニス:「スペイン組曲」より「セビーリャ」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:「プレリュード ハ短調」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:
「神様のお慈悲に免じてお恵みを(最後のトレモロ)」
『グラナドス:「トナディーリャス」より第1曲「ゴヤの美女」』
『アントニオ・ラウロ:ワルツ第3番「ナターリャ」』
『フリオ・サグレラス:「ハチドリ」』
『ロドリーゴ:「ファンダンゴ」』
『レオ・ブローウェル:
「黒いデカメロン」より「こだまの谷を逃げてゆく恋人達」』
[Disc 2]- The Romantic
『スタンリー・マイヤーズ:「カヴァティーナ」(ディア・ハンター)』
『作者不詳:「ロマンス」』
『フォーレ:「パヴァーヌ」』
『サティ:「ジムノペディ第3番」』
『ヴィンセント・エミリオ・ソーホー:「カンティコ」
『民謡:「コンドルは飛んでいく」』
『ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー、愛のテーマ」』
『J・ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」』
『モリコーネ:「ミッション」より「ガブリエルのオーボエ」』
『スコット・ジョプリン:「エンターテイナー」』
『Paul-Bert Rahasimanana:「Mitopa」』
『エラクリオ:フェルナンデス:「解き放たれた悪魔」』
『アントニオ・ラウロ:「エル・マラビーノ」』
『アントニオ・ラウロ:「ネリー」』
『ペドロ・エリアス・グティエレス:「アルマ・ジャネーラ」』
『イノック・ソントンガ:「神よ、アフリカに祝福を(南アフリカ国家)」』
[Disc 3]- John Williams and Friends
『ヴィヴァルディ:「ギター協奏曲」より第1楽章』**
『ジョン・ジョンソン:「ガイヤルド」』*
『シューベルト:「アルペジョーネ・ソナタ」より第2楽章***
『ジュリアーニ:「ギター協奏曲」より第2楽章』***
『ドビュッシー:「月の光」』*
『フォーレ:「ドリーの庭」』*
『アルベニス:「コルドバ」』*
『エルガー:「愛のあいさつ」』*
『ロドリーゴ:「アランフェス協奏曲」」より第2楽章』****
『ドビュッシー:「夢」』*
『ロドリーゴ:「ある貴紳のための幻想曲」より「たいまつの踊り」』*****
『ファリャ:「はかなき人生」より「スペイン舞曲第1番(プジョール編)」』*
『グラナドス:「スペイン民謡による6つの小品」より第5曲「サンブラ」』*
ジョン・ウィリアムズ(g)ジュリアン・ブリーム(g)*
ヤーノシュ・ローラ(指揮)フランツ・リスト室内管弦楽団**
リチャード・トニェッティ(指揮)オーストラリア室内管弦楽団***
ルイ・フレモー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団****
チャールズ・グローヴズ(指揮)イギリス室内管弦楽団*****
【録音】1964-2002年
クラシック・ギターの世界的第一人者、「キング・オブ・ギター」とも評さ
れるジョン・ウィリアムズ。今年2011年70歳を記念して、彼の名演ばかりを
収録したベスト盤のリリースです。


●ソニー・オペラ・ハウスシリーズ
ブックレットには英語、仏語、独語での簡単なあらすじ説明を掲載。歌詞・
対訳は付いておりません。

8869785568-2 2枚組 \1600
ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」(全曲)
シルヴィア・マクネアー(コリンナ),
ルチーア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(メリベーア侯爵夫人),
ルチアーナ・セッラ(フォルヴィル伯爵夫人),
チェリル・スチューダー(コルテーゼ夫人),
ラウル・ヒメネス(騎士ベルフィオール),
ウィリアム・マッテウッツィ(リーベンスコフ伯爵),
サミュエル・レイミー(シドニー卿),
ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・プロフォンド),
エンツォ・ダーラ(トロムボノク男爵),
ルーチョ・ガッロ(ドン・アルヴァーロ),
ジョルジョ・スルヤン(ドン・プルデンツィオ),
グリエルモ・マッテイ(ドン・ルイジーノ),
ニコレッタ・クリエル(デリア),
バルバラ・フリットリ(マッダレーナ&モデスティーナ),
クラウディオ・オテッリ(ゼフィリーノ),
ボジダール・ニコロフ(アントーニオ&ジェルソミーノ),
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1992年10月13-19日 
ベルリン・フィルハーモニーでの定期演奏会、半舞台形式上演でのライヴ録音
(デジタル:ライヴ)
14声のアンサンブル、18人のソリストを必要とするこのオペラは、およそ考え
うる最も贅沢なベル・カントの饗宴であり、それぞれの歌手の技巧と特質を
引き出した、この上なく魅力的な作品でしょう。1984年8月18日にペーザロの
ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで159年ぶりにアバド&ヨーロッパ室内
管によって復活蘇演が行われ、ロッシーニの失われた傑作の復活として大き
な反響を呼び、この時の演奏はDGよりによって録音されました。その後ミラノ
・スカラ座、ウィーン国立歌劇場来日公演で演奏。そして1992年にベルリン・
フィル定期演奏会で演奏会形式(歌手たちは衣装と演技付き)で、最高のロッ
シーニ歌手ばかりを終結して演奏し、それを録音したアルバムとなります。
最上級の名歌手を揃え、ロッシーニの音楽のエッセンスの見本市とも呼ぶべ
きナンバーをみごとに表現し、生気に満ちた音楽の流れの中から立ち昇る貴
族的とも呼べる独特な香気を味わうことができます。

8869785652-2 3枚組 \2000
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」(全曲)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms), エヴァ・メイ(Sp),
ラモン・ヴァルガス(T), ウンベルト・チウンモ(Bs), 
シモーネ・アルベルギーニ(Bs),
ロベルト・アバド(指揮) 
ミュンヘン放送管弦楽団, バイエルン放送合唱団
【録音】1997年6月23-30日 バイエルン放送スタジオ(デジタル:セッション)
13世紀のヴェローナを舞台にした、カプレーティ家の娘ジュリエッタと仇敵
のモンテッキ家の息子ロメオとの悲恋物語で、実際は同じ題材のシェイクス
ピアの名作とは直接関係はないものです。しかしながらこの作品は、ベッリ
ーニの円熟したベル・カント手法で書かれた傑作のひとつで、美しい旋律も
多数ちりばめられています。しかし上演、録音される機会は他の「夢遊病の
女」や「ノルマ」などと比べると少ない作品となっています。このRCAの録音
は、新鋭歌手としてエヴァ・メイ、カサロヴァ、そしてヴァルガスが高い評
価を受け始めた頃のものですが、みずみずしい声を駆使したテクニックの冴
えが痛快なもので、デュエットと重唱。そして、むらなくよく響くしなやか
な美声と自在で見事なコロラトゥーラ・テクニックに音楽性とセンス豊かな
歌唱をフルに発揮された極め付きのアルバムです。特にカサロヴァの力強く
男性的な声は、魅惑的としか言いようがありません。

8869785654-2 2枚組 \1600
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」(全曲)
エヴァ・メイ(Sp), トーマス・アレン(Br), レナート・ブルゾン(Br),
フランク・ロパード(T), アルフレード・ジャコモッティ(Br),
ロベルト・アバド(指揮) 
ミュンヘン放送管弦楽団, バイエルン放送合唱団
【録音】1993年5-6月  バイエルン放送スタジオ(デジタル:セッション)
「19世紀初めのイタリア。裕福な独身老人であるドン・パスクァーレは、自
分の勧める女性と甥のエルネストを結婚させ、財産を継がせようと考えてい
ます。しかし、エルネストには美しい未亡人ノリーナという恋人が。エルネ
ストが、叔父ドン・パスクァーレの提案を断ると、ドン・パスクァーレは、
自分が結婚し自分の子どもに財産を残すという。ドン・パスクワーレの結婚、
エルネストの恋の行方は・・」。ドニゼッティの喜劇的作品のこの傑作は、
実はドニゼッティ自身は精神的に病んでいた時期の作品とも言われています。
チャーミングなエヴァ・メイ、エレガントで洗練された滑稽さを楽しませて
くれるブルゾン、リリックなロパード。そして見事にこの作品の魅力と音楽
的知性を表現したロベルト・アバドによる、隠れた名盤のひとつともいわれ
ている演奏です。

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11-04No.34-2

2011年04月27日 18時49分55秒 | Weblog
8869785571-2 2枚組 \1600
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(全曲)
ジュディス・ラスキン(Sp), アンナ・モッフォ(Sp),
シャーリー・ヴァーレット(Ms),
レナート・ファザーノ(指揮)
イ・ヴィルトゥーゾ・ディ・ローマ(ローマ合奏団),
【録音】1965年7月 RCAイタリア (ステレオ:セッション)
当時まだ上演・録音の少なかった作品ですが、ヴァーレットの深い印象的な
歌唱が、古典的で伝統的な解釈と純粋な結束となり、最大限の作品解釈が行
われています。長いフレーズと優雅な舞曲の綿密な計算による説得力あるパ
フォーマンスが、緊張ある展開と感動的なエンディングに達しています。

8869785656-2 4枚組 \2100
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(全曲)
ルネ・コロ(ジークフリート),
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ブリュンヒルデ),
ジークムント・ニムスゲルン(アルベリッヒ),
マッティ・サルミネン(ハーゲン), ノーマ・シャープ(グートルーネ),
ハンス・ギュンター・ネッカー(グンター),
オルトルン・ヴェンケル(ヴァルトラウテ),
ルチア・ポップ(ヴォークリンデ), ウタ・プリーヴ(ウェルグンテ),
ハンナ・シュヴァルツ(フロースヒルデ),
アンネ・ギェーファング(第1のノルン),
ダフネ・エヴァンゲラトス(第2のノルン),
ルート・ファルコン(第3のノルン),
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ, ライプツィッヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
【録音】1983年3-4月 ドレスデン・聖ルカ教会 (デジタル:セッション)
ワーグナーを得意とするヤノフスキが、優れた歌手を集めて3年以上の歳月を
かけて完成させた史上初の全曲デジタル録音となった記念碑的「指輪」から
の「神々の黄昏」。名門ドレスデンの「いぶし銀の」ワーグナー・サウンド
を堪能させてくれます。ラインの旅へと一気になだれ込むあたりの盛り上が
りは感動的で、隙のない緊密な演奏と、集中力あるシャープで深い推進力は
圧倒する感動をもたらしています。ルカ教会での録音もすばらしく、臨場感
を生々しく伝えています。

8869785576-2 2枚組 \1600
ヴェルディ:歌劇「マクベス」(全曲)
レナード・ウォーレン(マクベス), レオニー・リザネク(マクベス夫人),
ジェローム・ハインズ(バンクォー), カルロ・ベルゴンツィ(マクダフ),
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1959年2月 ニューヨーク、マンハッタン・センター
(ステレオ:セッション)
メトで大好評だったこの公演を、公演合間をぬって急遽RCAがセッション録音
を行ったものです。特にレナード・ウォーレンの悪寒が走るほどの劇的で恐
ろしい表現に凌駕するでしょう。それを効果的にささえる対照的なリザネク
の美しい声は、この物語の独特で神秘的な様相を描いていきます。仕事人ラ
インスドルフの指揮は、管弦楽と歌手たちのクリアなバランスを計算し、最
大限の劇的表現を引き出しています。

8869785657-2 2枚組 \1600
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」(全曲)
(シュテフェン・コペツキによる新テクスト版)
クリストフ・プレガルディエン(T)フリーデマン・レーリヒ(Bs),
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs),アンドレアス・ヘール(Bs),
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br), ペトラ=マリア・シュニッツァー(Sp),
ヨハンナ・ストイコヴィチ(Sp),クリスティアーネ・ロスト(Sp),
アンケ・ランベルツ(Sp),ガブリエーレ・ヘンケル(Sp),
アンドレア・ヴェイト(Sp), マルクス・ジョン(語り)
ブルーノ・ヴァイル(指揮
)WDRカペラ・コロニエンシス(ピリオド楽器使用), ケルンWDR放送合唱団
【録音】2001年6-7月、ケルン放送クラウス・フォン・ビスマルク・ザール
(デジタル:セッション)
ピリオド楽器を用い、今までに無いウェーバーの世界を表現している「魔弾
の射手」全曲盤。無駄の一切を排除し、一音一音を丁寧に表現しているヴァ
イルの演奏は斬新であり清新に感じることでしょう。ロマン派の音楽を歌わ
せたら当代随一のゲルハーヘルとプレガルディエンの知的な歌唱。決して軽
くなく粋でありながら緊張感あふれるオーケストラ。そしてヴァイルの真意
に迫る説得力に満ちた解釈は、後期ロマン派的おどろおどろしさを排除し、
語りと音符の力だけで雰囲気を十分に表現しています。

8869785574-2 2枚組 \1600
マスネ:歌劇「シンデレラ(サンドリヨン)」(全曲)
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms), ニコライ・ゲッダ(T),
ジャーヌ・ベルビエ(Sp), ジュール・バスタン(Bs), 他
ジュリアス・ルーデル(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団, アンブロジアン・オペラ・コーラス
【録音】1978年6月  オール・セインツ教会, ロンドン
(ステレオ:セッション)
心優しい娘、リュセットは、継母たちに「シンデレラ(灰まみれ娘)」と呼ば
れ、毎日辛い生活。カボチャの馬車、12時の鐘、小さなガラスの靴。誰もが
知ってるシンデレラのお話はフランスのペローが作ったと言われますが、グ
リムもグリム童話の中で取り上げているように、ヨーロッパの古い御伽話し
の一つで、実はとても古く歴史のあるものなのです。このマスネのオペラ
「シンデレラ」では、ペローの「シンデレラ」に台本作家が手を加え、継母
が父親に変更されていたり、ガラスの靴がブレスレットに。リュセットの父
親も登場し、「妖精物語」という副題をもつ子供の夢の世界を描いており、
フォン・シュターデの優しく美しい歌声にのって、コミカルなオペラが展開
されていきます。

8869785655-2 3枚組 \2000
ヘンデル:歌劇「アレッサンドロ」HWV.21(全曲)
ルネ・ヤーコプス(C-T), ゾフィー・ボウリン(Sp),
イサベラ・プールナール(Sp), ジャン・ニルエ(C-T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs), ギィ・ドゥ・メイ(T),
リア・ボレン(A)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド(ピリオド楽器使用),
【録音】1984年2月 ハールレム Doopsgezinde教会(ステレオ:セッション)
ヘンデルの最絶頂だった第一次ロイヤル・アカデミー時代の終盤の1726年に
書き上げた「アレッサンドロ」は、当時ヘンデル作品で最も数の多い上演回
数が記録されている作品です。「アレッサンドロ」は、古代マケドニアの偉
大なる大帝王アレクサンドロス3世が、二人の恋人のどちらを選ぶか悩む優柔
不断の人物設定という話。ヘンデルがイタリアから呼んだ三人の名歌手の不
満が出ないように、それぞれに公平に個性的なアリア、見せ場を与えるよう
に超絶技巧アリアや旋律美のアリオーゾが散りばめらています。クイケンの
的確なピリオド楽器での解釈と指示。ルネ・ヤーコプスの劇的で濃厚な甘い
歌唱。(オーボエは4本による厚めな音、ユングヘーネルのリュートと2台の
チェンバロによる役ごとに与えられる通奏低音、などヘンデルの作品にふさ
わしい歌手陣をそろえ、この作品の理想的な演奏を聴かせてくれます。

8869785621-2 2枚組 \1600
クルト・ワイル:歌劇「マハゴニー市の興亡」(全曲)
ロッテ・レーニャ(Vo), ハインツ・ザウアーバウム(T),
ギゼラ・リッツ(Ms), ホルスト・グンター(Br), ゲオルク・ムント(Br),
フリッツ・ゲツニッツ(T), ジークムント・ロート(Br),
ペーター・マルクヴォルト(T), リヒャルト・ミュンヒ(語り)
ヴィルヘルム・ブリュックナー=リュッケベルク(指揮)
北西ドイツ放送交響楽団&合唱団
【録音】1956年11月 ハンブルク (モノラル:セッション)
ブレヒトとの合作によるオペラ「マハゴニー」は女男3人の悪党が建設した歓
楽の町マハゴニーで起こる出来事とそれを取り巻く人間模様を描いた、当時
の政治批判も含んだ痛烈な内容です。金さえあれば大きな顔が出来る町、逆
に言えば、金がなければ生きていけない町。それは当時のドイツ(ナチ)への
皮肉であり、また人間社会の本質を突くものでもありました。彼はこの曲の
3年後にパリへ亡命、その後アメリカへ移住するのです。ロッテ・レーニャは
この曲を作曲当時のワイルの妻であり、作品の良き理解者でもありました。


■メトロポリタン・オペラ・ライヴCD
1931年に、メトロポリタン歌劇場が土曜日の午後のマチネ公演をラジオで生
放送し始めて以来、METライブビューイングやインターネット・ラジオでの
中継が行なわれている現在でも、シーズン中に行なわれる毎週土曜日のラジ
オ中継はアメリカの風物詩として定着しています。今回のソニー・クラシカ
ルとメトロポリタン歌劇場とのプロジェクトでは、1940年代から1970年代に
かけての歴史的な上演のライヴ録音がリリースされます。
メトロポリタン歌劇場が誇るオールスター・キャストを擁したこれらの録音
の多くは、昔からオペラ・ファンの間では有名な存在で、LP-CD時代を通じ
て非正規盤として流通してきたものも含まれています。しかし今回の発売に
当たっては、メトロポリタン歌劇場やその他のアーカイヴに保管されている
正規オリジナル・マスターを初めて使用し、丁寧な修復や調整を経てリマス
ターされ、最上の状態で歴史的な名演の感動がよみがえります。
復刻およびリマスターは元ソニー・クラシカルのプロデューサーでもあった、
グレース・ロウが担当しています。

8869785304-2 3枚組 \2300
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(全曲)
テオ・アダム(ハンス・ザックス), ジェームズ・キング(ヴァルター),
ピラール・ローレンガー(エヴァ), ベンノ・クッシェ(ベックメッサー),
シャーリー・ラヴ(マグダレーネ), ローレン・ドリスコル(ダーヴィット),
エツィオ・フラジェッロ(ポーグナー), ドナルド・グラム(コートナー),
ジェームズ・モリス(シュヴァルツ), 他
トーマス・シッパーズ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1972年1月15日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
名バス・バリトン歌手、テオ・アダムのハンス・ザックスといえば彼の最も
素晴らしい当たり役といわれています。1968年にベーム指揮バイロイトのハ
ンス・ザックス役で出演し大喝采を受けました。1969年ローゼン・シュミッ
ト指揮でMETデビュー。その後1970年カラヤンの「マイスタージンガー」の
録音に参加し絶賛を浴び、METに帰ってきました。その深い「親方」はググッ
と不思議に引き込まれ、吸引力のあるアダムの歌唱は絶品。かっこよく迫力
がある、ジェームズ・キングのヴァルター。METで人気の高かったシッパーズ
による指揮で、深い印象を持つ演奏です。前年1971年にMETのオーディション
に合格したばかりのジェームズ・モリスが、シュヴァルツ役でここに出演し
ています。

8869785308-2 3枚組 \2300
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」(全曲)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、
レオニー・リザネク(ジークリンデ), クリスタ・ルートヴィヒ(フリッカ)、
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント),
トーマス・スチュワート(ヴォータン)、
カール・リッダーブッシュ(フンディング), 他 
ベリスラフ・クロブチャール(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1968年2月24日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
ベリスラフ・クロブチャールと言えば、1980年のウィーン国立歌劇場公演の
際、ニルソンが歌った、あの衝撃的な「エレクトラ」を指揮した人です。こ
の時も、ニルソンとリザネクは姉妹役。これほどまでに息の合う歌唱は他に
ないのではないでしょうか。ヴィッカーズ、ルートヴィヒ、リーダーブッュ
・・・他の配役もこの上なく豪華なもの。メトの英知を結集したかのような
声の饗宴がここにあります。

8869785309-2 2枚組 \1600
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」Op.72(全曲)
ビルギット・ニルソン(レオノーレ), ジョン・ヴィッカーズ(フロレスタン)
ヘルマン・ウーデ(ドン・ピツァロ),
ジョルジョ・トッツィ(ドン・フェルナンド),
オスカー・チェルヴェンカ(ロッコ),
ローレル・フューチュリティー(マルツェリーネ),
チャールズ・アンソニー(ヤキーノ), 他
カール・ベーム(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1960年2月13日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
壮年時代のベーム&METの「フィデリオ」ライヴが、正規盤として登場です。
ベーム・ライヴならではの気迫充満の演奏で、その熱気に圧倒される強烈な
演奏です。レオノーレを演じるニルソンの女傑っぷりが見事で、その強靭な
意志と愛情表現にふさわしい歌唱。管弦楽もレオノーレ第3番からして、ばら
ばらになる寸前の力強いアンサンブルと金管群。熱唱する合唱団等、「フィ
デリオ」を底からえぐりだした演奏といえましょう。

8869785310-2 3枚組 \2300
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492(全曲)
チェーザレ・シエピ(フィガロ), ロバータ・ピータース(スザンナ),
キム・ボルイ(アルマヴィーヴァ伯爵), ルチーナ・アマラ(伯爵夫人),
ミルドレッド・ミラー(ケルビーノ), エツィオ・フラジェッロ(バルトロ),
レジーナ・レズニック(マルチェリーナ), 他
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1961年1月28日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
フィガロを得意としたラインスドルフには、1958年のDECCA盤など、素晴しい
録音が存在します。そうなると選ぶ基準は歌手たちでしょうか。ここでは、
フィガロを当たり役としたシエピの甘く陶酔的な歌唱はもちろんのこと、ア
マラの淑やかな伯爵夫人、ピータースのチャーミングなスザンナ、レズニッ
クのマルチェリーナなど、女声陣の素晴らしさが特筆ものです。


●YO-YO MA DSDテクノロジーによる最新リマスター
YO-YO MAのベスト・セラーとなる旧譜4タイトルをDSDテクノロジーによるリ
マスタリングにてリイシュー。
(昨年秋にリリースされた90枚組BOXセット『Yo-YO Ma: 30 Years Outside
The Box』と同様のDSDテクノロジーによるリマスタリング音源となります)

8869756116-2 \1280
Appalachia Waltz
1 The Green Groves of Erin / The Flowers of Red Hill
2 Appalachia Waltz
3 Chief Sitting in the Rain
4 Mama Instrumental
5 Butterfly's Day Out
6 Druid Fluid
7 First Impressions
8 Etienne et Petunia
9 F.C.'s Jig
10 College Hornpipe
11 Pickles
12 Old Country Fairytale
13 Schizoozy
14 Star of the County Down
15 Speed the Plow Medley
16 Fair Dancer Reel

8869756112-2 \1280
Concertos For The New World

8869754467-2 \1280
Haydn: Cello Concertos

8869755651-2 \1280
Hush
1 Grace
2 Andante from Concerto in D minor for 2 Mandolins
3 Flight Of The Bumblebee From The Legend of Tsar Saltan(excerpt)P.76
4 Stars Vocal
5 Hush Little Baby
6 Vocalise
7 Musette from the Notebook for Anna Magdalena Bach
8 Coyote Vocal
9 Allegro prestissimo from Sonata for Two Cellos
10 Ave Maria
11 Hoedown!
12 Air from Orchestral Suite No. 3
13 Good-bye

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11-04 No.33

2011年04月25日 19時14分00秒 | Weblog
<Linn>
CKD 385S(SACD-Hybrid) \2180
★書下ろし日本語解説添付盤リリース
クニコ・プレイズ・ライヒ ――
ライヒ(加藤訓子編):
エレクトリック・カウンターポイント(パーカッション・ヴァージョン)
シックスマリンバ・カウンターポイント(ソロ・ヴァージョン)
ヴァーモント・カウンターポイント(ヴィブラフォン・ヴァージョン)
加藤訓子(パーカッション)
書下ろし日本語解説添付盤リリースにより品番を「 CKD 385S 」に変更い
たします(CKD 385でのリリースはありません)。




<EMI GEERMANY>
低価格ながら充実したコンテンツでご好評いただくinspirationシリーズ。
ドイツEMI編成の新アイテム5点が発売されます。
いずれもジュエル・ケース 4Pブックレットです。

CDZW-0946452 \550
スコットランド幻想曲
1.メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」作品26
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
2.ブルッフ:スコットランド幻想曲 作品46
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)
バンベルグ交響楽団、ブルーノ・ヴァイル指揮
3.メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調 作品56「スコットランド」
ロンドン交響楽団、フランツ・ウェルザー=メスト指揮

CDZW-0946402 \550
モンセラ・カバリェ/ポートレート
1.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ーOh! S'io potessi…
2.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ーけがれなき微笑みもて
3.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ーOh! Sole! Ti vela…
4.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ーO rendetemi la speme…
5.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ーあなたの優しい声が
6.ベッリーニ:「清教徒」第2幕ー来て下さい、愛するお方、空には月が
7.ヴェルディ:「アイーダ」-Qui Radames verra…O patria mia
8.ヴェルディ:「ドン・カルロ」ー世の空しさを知る神よ
9.ヴェルディ:「運命の力」-神よ、平和を与えたまえ
10.ヴェルディ:「マクベス」第4幕ー染みがここにまだ
11.ヴェルディ:「オテッロ」第4幕ーEra piu calma…Piangea cantando
12.ヴェルディ:「オテッロ」第4幕ーアヴェ・マリア
65年のメト・デビュー以来20世紀を代表する名ソプラノとして愛されたカバ
リェのコレクション

CDZW-0946422 \550
1.グノー:聖チェチーリアの荘厳ミサ
ピラール・ローレンガー(ソプラノ)、ハインツ・ホッペ(テナー)
フランツ・クラス(バス)、ルネ・デュクロ合唱団
パリ音楽院管弦楽団、ジャン=クロード・アルトマン指揮
2.シューベルト:ドイツ・ミサD.872
ベルリン・聖ヘドヴィヒ・カテドラル合唱団、ベルリン交響楽団
カール・フォルスター指揮

CDZW-0946432 \550
モーツァルト:
1.ピアノ協奏曲第25番 ハ長調K503
2.ピアノ協奏曲第26番 ニ長調K537「戴冠式」
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団、ダヴィド・ジンマン指揮

CDZW-0946412 \550
ドイツ民謡集
1.神の美しい世界で幸せに
2.さすらいは水車職人の楽しみ
3.Auf, auf zum frohlichen Jagen
4.別れ(ムシデン)
5.Im Krug zum grunen Kranze
6.涼しい谷底で
7.Hab mei Wagen vollgelade
8.わが心の花
9.ローレライ(なじかは知らねど心わびて)
10.野ばら
11.Annchen von Tharau
12.Der Mond ist aufgegangen
以上 ヘルマン・プライ(バリトン) 他
13.もし僕が小鳥だったなら
14.もゆる火よりも
15.はるはめぐりきて
16.All mein Gedanken, die ich hab
17.Zogen einst funf wilde Schwane
18.Bunt sind schon die Walder
19.ブラームス:子守唄 作品49の4
20.Heidschi Bumbeidschi
21.お星さまがいくつあるか知ってる?
22.ひとりの小人が森に立っている
23.Hansel und Gretel verliefen sich im Wald
24.フリース:子守唄 K350
以上 アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ) 他
25.ゲリケ:Im Wald und auf der Heide
26.Wohlauf In Gottes Schone Welt
27.さらば わが愛する故郷(ふるさと)
以上 ビーレフェルダー児童合唱団
28.Rose Weiss, Rose Rot(Rose Im Schnee)
29.Die Lieder Der Heimat Grussen Dich
30.Rose-Marie(夕べの歌)
31.モーツァルト:春へのあこがれ
32.菩提樹
以上 ルドルフ・ショック 他
33.Kein Schoner Land
メンスケス合唱団





<BRIDGE>
BCD 9307 3枚組 \3960
フランツ・リスト(1811-1886):
CD1)
ジュネーヴの鐘(「旅人のアルバム」より)/
「巡礼の年」第1年スイス
(ウィリアム・テルの聖堂、ワレンシュタット湖畔で、田園曲、
泉のほとりで、嵐、オーベルマンの谷、牧歌、郷愁、ジュネーヴの鐘)
CD2)
「巡礼の年」第2年イタリア
(婚礼、物思いに沈む人、サルヴァトル・ローザのカンツォネッタ、
ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
ペトラルカのソネット第123番、ダンテを読んで)/
「巡礼の年」第2年補遺ヴェネツィアとナポリ
(ゴンドラを漕ぐ女、カンツォーネ、タランテラ)
CD3)
「巡礼の年」第3年
(アンジェルス!守護天使への祈り、エステ荘の糸杉にI、
エステ荘の糸杉にII、エステ荘の噴水、ものみな涙あり、葬送行進曲、
心を高めよ)
「クリスマス・ツリー」より第2、第3巻
(スケルツォーソ、カリヨン、子守歌、古いプロヴァンスのクリスマスの歌、
夕べの鐘、昔々、ハンガリー風、ポーランド風)
ジェローム・ローウェンタール(Pf)、
カーメル・ローウェンタール(「クリスマス・ツリー」の2nd Pf),
録音:2010年3月、4月
ローウェンタールは1932年生まれ。カペルやシュトイアマン、コルトーな
どに学んだ、19世紀-20世紀前半のヴィルトゥオーゾ・ピアノの伝統を今に
受け継ぐ数少ないピアニスト。既に巨匠の地位を不動のものにしているに
もかかわらず、さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を原典版で
録音したり、メシアンの「アーメンの幻影」を新録音したりと年齢を感じ
させない活躍ぶりには驚かされる。このCDも録音当時78歳(!)にもかかわ
らず技術の衰えは全く感じさせず音色は益々冴え渡っている。ベルマン、
ボレットに次ぐこの曲の定番CDとなるに違いない。《クリスマス・ツリー》
は娘のカーメル・ローウェンタールとの共演による連弾。

BCD 9322 \1980
「プリマコフ・イン・コンサートVol.1」
(1)ブラームス(ブゾーニ編):2つのコラール前奏曲Op.122-9&10
(2)シューベルト:《さすらい人》幻想曲Op.15
(3)チャイフコスキー:こどものためのアルバムOp.39
(4)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2002-2007年(ライヴ)
プリマコフにとってBridgeレーベル7枚目となる当アルバムは様々な2002年
より2007年までコンサートで特に高い評価を得た演奏をまとめたもの。若い
力が前のめりに突き進むようなみずみずしい演奏が印象的。ブラームスの
2つのコラール前奏曲はもともとオルガン曲ですがブゾーニがピアノ用に
編曲したものでその迫力は圧巻。

BCD 9274 2枚組(1枚価格) \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第9集
CD1)
第5番ハ短調Op.10-No.1/第6番ヘ長調Op.10-No.2
第7番ニ長調Op.10-No.3/第22番へ長調Op.54
CD2)
第17番ニ短調Op.31-No.2/第18番変ホ長調Op.31-No.3
第19番ト短調Op.49-No.1/第20番ト長調Op.49-No.2
ギャリック・オールソン(Pf)
使用楽器:ハンブルク・スタインウェイD(Op:10)、
メイソン&ハムリン(Op.10以外)
録音:2008年パフォーミング・アーツセンター,
ニューヨーク州立大学パーチェイス校
好評のギャリック・オールソンのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集録
音シリーズ完結編。ARABESQUEレーベルで始まったものの頓挫していた全集
をBRIDGEレーベルで引き継いでようやく完結に至りました。初期と中期-
後期のソナタを適宜織り交ぜてカップリングするのはアルバムを単品で売
るための戦略としても、幅広い様式の変化を自在に澱みなく弾ききるオール
ソンの力量には改めて驚かされる。音色はどこまでも澄み渡り、音楽の流れ
は無理なく自然、どんな小さなパッセージにもピアニストの意志が明瞭に
行き渡っている。オールソンは現代の知性派ピアニストの筆頭的存在である。

BCD 9337 \1980
フランツ・リスト(1811-1886):
(1)コラール《私達へ、魂の救いを求める人々へ》による幻想曲とフーガ
S.259(ブゾーニ編)
(2)ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
ギャリック・オールソン(Pf)
録音:2009年4月ニューヨーク
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音が完結したオールソンが今年生
誕200年を迎えるフランツ・リストに挑む。名曲ピアノ・ソナタと、元はオ
ルガン曲だがブゾーニによって編曲された超絶技巧の幻想曲とフーガを収
録。ベートーヴェンのソナタでは理知的な側面を見せているが、こちらは
一転、燃え立つような熱いパッションとロマンティシズムを爆発させてい
る。完全燃焼系の熱演にも関わらず、音は一糸乱れず、音はどこまでも透
明という驚嘆の連続。

BCD 9293 \1980
「ウルスラ・マムロック(b.1923)作品集Vol.2」
シントラ(アルトfl&Vc,1969)/ポリフォニー(Cl,1968)
野生の花(Vn,1987)/アンドレアスの庭(MS、fl&Hrp,1987)
彫刻I(Pf,1965)/二羽の鳩のラブ・ソング(Pf,1991/1993)
5つの間奏曲(G,1984-1990)
2つのバガテル(弦楽四重奏,1961)
私の庭から(Vn,1983)/組曲(Vn&Pf,1960)
ソナー・トラジェクトリー(テープ音楽,1966)
C.チェイス(アルトFl)、
A.ブラスティン(Cl)、
D.ボーリン(Vn)、J.トンプソン(Va)、
D.エッガー(Vc)、D.リッペル(Gtr)、
ダイダロス四重奏団、
ギャリック・オールソン(Pf)ほか
録音:2007-2009年
ウルスラ・マムロックは1923年ベルリン出身で1939年にナチを逃れてエク
アドル、次いでアメリカに移住、現在は生まれ故郷のベルリンに帰郷して
いる。ロジャー・セッションズ、ステファン・ウォルペに師事した彼女の
作品は典型的なセリー、無調音楽。切り詰められた音、一曲一曲が短いこ
となどからウェーベルンの影響が伺われる。1966年のテープ音楽「ソナー
・トラジェクトリー」のようなミュージック・コンクレート作品(ピー・
ポポという音響が今では懐かしささえ感じられる)も手がけている。

BCD 9299 2枚組 \3960
「2つのコミック・オペラ」
CD1)ジョン・マスト(b.1954):《バスティアネッロ》(2008)
CD2)ウィリアム・ボルコム(b.1938):《ルクレツィア》(2007)
P.アップルバイ、M.ベーラー、P.メイソン、L.ブロマンほか(以上Vo)、
ニューヨーク・フェスティバル・オブ・ソング(アンサンブル)、
ジョン・マスト(Pf)
録音:2008年
アメリカの現代作曲家の2つのコミック・オペラを収録。ジョン・ムスト
はピアニスト兼作曲家で主に室内楽と声楽曲の分野で精力的に作品を発表
している。ムスト作品はほどよくモダンでほどよくポップなアメリカ版こ
んにゃく座のような室内オペラ。ベテランのウィリアム・ボルコムはショ
スタコーヴィチやバーンスタインを思わせる、これまたユーモラスな室内
オペラ。

BCD 9332 \1980
「昆虫と紙飛行機」-ローレンス・ディロンの室内楽
ローレンス・ディロン(b.1959):
(1)弦楽四重奏曲第4番《無限の空間》
(2)弦楽四重奏曲第3番《エア》
(3)弦楽四重奏曲第2番《飛行》
(4)《なにが起こった?》-弦楽三重奏とピアノのための
ダイダロス四重奏団
(4)ベンジャミン・ホックマン(Pf)
録音:2010年
ローレンス・ディロンはジュリアード音楽院でパーシケッティ、エリオッ
ト・カーター、ミルトン・バビット、ロジャー・セッションズに学んだ経
歴からほぼ想像できるように彼の音楽は20世紀の音楽語法をまんべんなく
消化吸収した大変堅実で聴か所を押さえた優等生的な完成度を持っている。
ひとつの作品からベルク、バルトーク、バーバー、はてはミニマルまで幅
広い様式を楽しむことができる。

BCD 9333 \1980
「ユーディ・ワイナー(b.1929)の音楽Vol.3-宗教音楽集」
(1)シル・ハシリム(歌の中の歌)-女声合唱版(2001)
(2)律法の儀式
(3)シル・ハシリム(歌の中の歌)-混成合唱版(2001)
(4)金曜の夕べの儀式(1963)
(1)スーザン・D.ワイナー(指揮)ウェレスレー・カレッジ合唱団
(2)-(4)ユーディ・ワイナー(指揮)
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
(4)管弦楽団
他、独唱者
録音:(1)1996年、(2)-(4)2010年
ユーディ・ワイナーは2006年ピューリッツァー賞受賞の作曲家でこれまで
に管弦楽曲、室内楽、オペラなど80曲以上の作品を発表している。第1集
(室内楽作品集,BCD9134)、第2集(管弦楽作品集,BCD9282)が既発。この
第3集はユダヤ教の儀式に基づく音楽でロマン派の語法や無調、ユダヤの
宗教音楽が渾然一体に折衷されている。

BCD 9334 \1980
「お静かに願います」
-ダリウス・デ・ハース、ジャズ・スタンダードを歌う
みんな笑った/それが魔法なら/アイヴ・ガット・クラッシュ・オン・ユー
/誰かが私を見ている/ペーパー・ムーン/センティメンタルな気分/
ソフィスティケーテッド・レディ/ラヴ・フォー・セール/ほか全17曲
ダリウス・デ・ハース(Vo)、
スティーヴン・ブライアー(Pf)
デ・ハースはブロードウェイ・ミュージカル《蜘蛛女のキス》でデビュー、
ジャズ、ミュージカルの分野で活躍する一方、ジョン・アダムズのオペラ
にも出演するなど、ジャンルを越えて活動している。本CDではガーシュイ
ン、デューク・エリントンらの有名なナンバーをピアノ伴奏だけでご機嫌
に歌いまくる。

BCD 9335 \1980
「ジョージ・クラム・エディションVol.15」
ジョージ・クラム(b.1929):
(1)《アルハンブラの亡霊》-スペイン歌曲集第1巻(2009)
-テキスト:ガルシア・ロルカ
(2)《忘れられた世界からの声》-アメリカ歌曲集第5巻(2006)
-女声、男声と電気増幅されたピアノと打楽器四重奏のための
(1)パトリック・メイソン(Br)、
デイヴィッド・スタロビン(Gtr)、
ダニエル・ドラックマン(Perc)
(2)ジェイミー・ヴァン・エイク(MS)、
パトリック・メイソン(Br)、
打楽器四重奏、M.バローン(Pf)、
ジェームズ・フリーマン指揮
オーケストラ2001
録音:(1)2010年1月、(2)2008年10月
好評のクラム・エディション第15集。ここ数年に作曲された声楽のための
大作を2曲収録。「アルハンブラの亡霊」は全7曲19分弱、「忘れられた世
界からの声」は全10曲48分。電気増幅されたピアノと打楽器のミステリア
スな響きに平易な旋律が絡むお馴染みのクラム・ワールドが全開。彼の代
表作《マクロコスモス》と《古えの子供の声》の世界がさらに深化。




<ARSIS>
ARSIS 4240 \1850
フェルディナント・レバイ(1880-1953):小さなばら園 ギター伴奏歌曲集
ヘルマン・レンスの「小さなばら園」からの34の詩 から
ばら園/鬼火/雄鳩/夕べの歌/別れの花束/喪失/森で/罰/慰め
道迷い草/期待/Das Hederitt/忘れな草/奇妙な鳥/野ばら
危険な猟師
6つのロシア民謡
子守歌(W・N・ガルテフェルトによる)/あの島から(タイガより)
ノヴゴロトの鐘(ムソルグスキーによる)
He uch-la!(ヴォルガの舟曳き歌、バラキレフによる)
ドゥビヌシカ(港湾労働者の歌)/母なるヴォルガ(ロシア古謡)
ブラームス(1833-1897)/フェルディナント・レバイ編曲:
太陽はもう輝かない WoO 33 No.5/あの下の谷に WoO 33 No.6
マクシミリアン・キーナー(テノール)
ゴンサロ・ノケ(ギター)
録音:2010年8月24-25日、チミリャス(スペイン、ウエスカ県)、教会
使用楽器:2010年、サイモン・マーティ製
(モデル:1833年、ジェンナロ・ファブリカトーレ製)
フェルディナント・レバイはウィーンで活躍した作曲家・合唱指揮者・ピアニ
スト・音楽教師。500もの歌曲・合唱曲の他、おそらく姪のゲルタ・ハマーシュ
ミート(1906-1985)がギタリストになったことをきっかけとして600を超えるギ
ター曲も書いたという多作家でしたが、ナチス・ドイツにより没落させられ、
そのまま忘れ去られてしまいました。
マクシミリアン・キーナーはテルツ少年合唱団のボーイソプラノ・ソリスト時
代から録音に起用され、ザルツブルク・モーツァルテウムで学びテノールとし
てデビューした注目の歌手。ゴンサロ・ノケ(1982年マドリード生まれ)はマド
リード高等音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウムで学んだギタリスト。
レバイの「オーボエとギターのための作品全集」も録音しています
(Naxosレーベル)。




<ACTE PREALABLE>
AP 0215 \1800
アンジェイ・ジャデク(1957-):ピアノ作品集
2つのバガテル(1991)(*)/夜想曲(2001)(*)/鐘(2004)(*)
ピアノ四手連弾のための3つの小品(2008/2009)(+)
ショパンの前奏曲イ長調による変奏曲(2010)(#)
ピアノ協奏曲(第2版;2010)(**)
ガブリエラ・シェンジェロシュ(ピアノ(*/+))
アンジェイ・ユンギェヴィチ(ピアノ(+))
マグダレナ・リサク(ピアノ(#))
ズビグニェフ・ラウボ(ピアノ(**))
ポーランド国立放送交響楽団(**)
ミハウ・クラウザ(指揮(**))
録音:2010年11月28日(*)、12月22日(#)、カトヴィツェ国立音楽学校(*/#)
2009年3月28日、カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサートホール、ライヴ(+)
2010年10月23日、Koncert NOSPR、ライヴ(**) (以上ポーランド)
ポーランドの現代作曲家アンジェイ・ジャデクの作品のうち最も重要なジャン
ルであるピアノ音楽に焦点を当てたアルバム。

AP 0242 \1800
ナディア・ブーランジェのサークルで
アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):オーボエ・ソナタ(1946)(*)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
オーボエ・ソナタ(1937)(*)/オーボエ・ソナティナ(1955)(*)
室内ソナタ(ヴァイオリンとピアノのための;1945)(+)
イェジ・バウエル(1936-):Dualistyl(オーボエとピアノのための;2002)(*)
ミェチスワフ・パヴラク(オーボエ(*))
バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン(+))
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2004年1月、ウーチ放送(ポーランド)(+)
2007年4、6月、ウーチ・フィルハーモニー、
ヘンリク・チシ記念室内楽ホール(ポーランド)(*)
パリに留学しナディア・ブーランジェ(1887-1979)に作曲を師事したポーラン
ドの作曲家たちの作品集。

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11-04 No.32

2011年04月25日 19時13分38秒 | Weblog
<WARNER CLASSICS>
●WARNER APEX series
WARNER 0927 405982 \680
ブラームス:チェロソナタ第1番、第2番
シューマン:幻想小曲集Op.73
アルト・ノラス(Vc)
ユハニ・ラーゲルスペッツ(pf)

WARNER 2564 615032 \680
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」抜粋版
ジェニファー・ラーモア(MSop)ラウール・ヒメネス(Ten)
ジーノ・キリコ(Br)アレッサンドロ・コルベッリ(Br)
カルロ・リッツィ指揮、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団、他

WARNER 2564 622982 2枚組 \1050
チェロとコントラバスのため作品集
イグナーツ・ヨーゼフ・プライエル、ベンダ、ボッケリーニ、テレマン、
M.ハイドン、クラフト、デュポール、ノイバウアー、他の作品より
イェルク・バウマン(Vc)
クラウス・シュトール(Cb)


●WARNER DVD
WARNER 2564 694806(DVD-Video) 2枚組 \4850
Knowledge is the beginning ラマラ・コンサート
モーツァルト:協奏交響曲K.Anh.9(K.297b)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
エルガー:エニグマ変奏曲より ニムロッド
ダニエル・バレンボイム指揮、
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
バレンボイムがイスラエルとパレスチナの平和のために中東の若手音楽家
を集めた。オーケストラの企画の階段から、パレスチナ自治区ラマラでの
コンサート開催までを追いかけたドキュメンタリーと、そのラマラでのコ
ンサート・ライヴを収録した2枚組。

WARNER 5046 739212(DVD-Video) \3500
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
ジャネット・ベイカー(MSop)エリーザベト・シュパイサー(Sop)
エリザベス・ゲイル(Sop)  
レイモンド・レッパード指揮、ロンドン交響楽団、他
グラインドボーン音楽祭

WARNER 5144 288102(DVD-Video) \3500
Magic in the Air
アイルランド・ウエストコーク国際室内楽音楽祭より
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲
マルク=アンドレ・アムラン(pf)RTEヴァンブラ四重奏団
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
マルク=アンドレ・アムラン(pf)レオポルト弦楽三重奏団
シュニトケ:ピアノ五重奏曲
ジョアンナ・マグレガー(pf)RTEヴァンブラ四重奏団、他

WARNER 5186 588712(DVD-Video) 4枚組 \4850
My greatest roles Vol.2
プラシド・ドミンゴ(Ten)
ヴェルディ・オペラ名唱集
オテロより(コヴェントガーデン歌劇場 ショルティ指揮)、
エルナーニより(ミラノ・スカラ座 ムーティ指揮)、
トロヴァトーレより(ウィーン国立歌劇場 カラヤン指揮)




<MEMBRAN>
●Membran DOCUMENTS Series
MEMBRAN 232804 2枚組 \950
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集
ユーディ・メニューイン指揮、バース音楽祭管弦楽団
1959年録音

MEMBRAN 233075 2枚組 \950
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品集
ピエール・フルニエ(Vc)フリードリヒ・グルダ(pf)
1959年録音

MEMBRAN 232806 2枚組 \950
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」
ベンジャミン・ブリテン指揮、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団、他
ピーター・ピアーズ(Ten)クレア・ワトソン(Sop)ジェイムズ・ピース(Br)
デヴィッド・ケリー(Bs)
1958年録音

MEMBRAN 233188 3枚組 \1650
ビゼー:歌劇「カルメン」
トーマス・ビーチャム指揮、フランス国立放送管弦楽団、他
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)ニコライ・ゲッダ(Ten)
ジャニーヌ・ミショー(Sop)エルネスト・ブランク(Br)
1958年録音


●Membran 10CD BOX Series
MEMBRAN 233316 10枚組 \1350(予定 価格変更の可能性あり)
The British Symphony Collection
イギリスの作曲家による交響曲集
Disc. 1
エルガー:
インドの王冠、砂漠での声、ポローニア、ピアノ協奏曲(抜粋)、
スペインの貴婦人、シビック・ファンファーレ
メッテ・クリスティーナ・エステルゴー、ピーター・ホール、
マーガレット・フィンガーハット
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
録音:2000年
Disc. 2
コーウェン:交響曲第6番
コールリッジ=テイラー:交響曲イ短調
ダグラス・ボストック指揮、オーフス交響楽団
録音:2005年
Disc. 3
ディーリアス:山上にて、ノルウェーの7つの歌、山上にて(メロドラマ版)
ヤン・ルンド、ピーター・ホール
ダグラス・ボストック指揮、ロイヤル・リヴァプール管弦楽団
録音:2000年
Disc. 4
バックス:交響曲第6番、ティンタジェル、冒険のための序曲
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
録音:1998年
Disc. 5
ヴォーン・ウィリアムズ:
ヨブ、古いキャロルの旋律による前奏曲、管弦楽のための変奏曲
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
録音:1998年
Disc. 6
ホルスト:
交響曲、ウォルト・ホイットマン序曲、ハンプシャー組曲、
どこまでも馬鹿な男、管弦楽のためのスケルツォ
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
Disc. 7
ブッシュ:交響曲第1番、第2番
ダグラス・ボストック指揮、王立ノーザン音楽大学管弦楽団
録音:2004年
Disc. 8
バターワース:交響曲第1番
ギプス:交響曲第2番
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
録音:1998年
Disc. 9
アーノルド:
交響曲第5番、ディヴェルティメント第2番、機械、ソリティア(抜粋)、
聖トリニアンの美女たち
ダグラス・ボストック指揮、ミュンヘン交響楽団
録音:1998年
Disc. 10
グレグソン、ホディノット、マックケーブ:管弦楽のための協奏曲
ダグラス・ボストック指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団


MEMBRAN 233314 10枚組 \1080 ※既ご案内済み
Unkonventioneller Tonpoet
シベリウス:名曲集
Disc. 1-6
交響曲第1番-第5番、第7番、ポヒョラの娘、伝説、カレリア組曲
ジョン・バルビローリ指揮、トーマス・ビーチャム指揮、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、パウル・クレツキ指揮、
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮、ハンス・ロスバウト指揮、
オーレ・シュミット指揮、
BBC交響楽団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニー管弦楽団、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1933、1936-39、1942、1950、1953、1955、1957、1996年
Disc. 7
夢、春は飛ぶごとく足早に、フリッガに寄せて、鳥のさえずり、
ロメオ、3月の雪の上のダイヤモンド、葦よそよげ、黒いばら、
フィンランディア讃歌、他
キム・ボルグ、エリック・ウェルバ
録音:1957年
Disc. 8
ペレアスとメリザンド、フィンランディア、白鳥姫、
レンミンカイネンの帰郷、吟遊詩人
トーマス・ビーチャム指揮、セルゲイ・クーセヴィツキー指揮、
ハンス・ロスバウト指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ボストン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1936-38、1954、1955年
Disc. 9
ヴァイオリン協奏曲
ジネット・ヌヴー(Vln)
ワルター・ジュスキント指揮、フィルハーモニー管弦楽団
録音:1945年
大洋の女神
トーマス・ビーチャム指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年
Disc. 10
タピオラ、テンペスト序曲、組曲「歴史的情景」第1番より祭り、
トゥオネラの白鳥、悲しきワルツ
エイドリアン・ボールト指揮、ハンス・ロスバウト指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954、1956、1957年


MEMBRAN 233315 10枚組 \1350(予定 価格変更の可能性あり)
Perfection and Soul
ウラディミール・ホロヴィッツ(pf)名演奏集
Disc. 1
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団
録音:1941年
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番/サン=サーンス:死の舞踏
録音:1942、1950年
Disc. 2
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、前奏曲Op.23-5
フリッツ・ライナー指揮、RCAビクター交響楽団
録音:1931、1951年
カバレフスキー:前奏曲Op.38(抜粋)
ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
プロコフィエフ:トッカータ
録音:1947年
Disc. 3
リスト:ピアノソナタ ロ短調、
詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送、1849年10月」
ハンガリー狂詩曲第15番「ラコッツィ行進曲」
ハンガリー狂詩曲第2番、「旅のアルバム」第1巻より「泉のほとりで」
忘れられたワルツ第1番、ペトラルカのソネット第104番
録音:1932、1947、1950、1951、1953年
Disc. 4、5
ショパン:
ピアノソナタ第2番、舟歌、、バラード第4番、ポロネーズ第7番、
練習曲第4番、第5番、第8番、第15番、ワルツ第2番、第7番、
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、他
録音:1932-35、1945、1947、1951-53年
Disc. 6
ベートーヴェン:ピアノソナタ第7番、第23番「熱情」
録音:1959年
Disc. 7
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団
録音:1940年
Disc. 8
スカルラッティ:ピアノソナタK.46、87、322、380、455、531
モーツァルト:ピアノソナタ第11番よりロンド
ハイドン:ピアノソナタHob.XVI:52
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲
J.S.バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
録音:1946-47、1951年
Disc. 9
カバレフスキー:ピアノソナタ第2番/バーバー:遠足(抜粋)
ドビュッシー:練習曲第1巻より第1番、第4番、第6番、人形へのセレナード
録音:1945、1947、1948年
Disc. 10
スクリャービン:ピアノソナタ第3番、前奏曲
録音:1955、1956年


MEMBRAN 233317 10枚組 \1350(予定 価格変更の可能性あり)
Spirales 現代音楽曲集
Disc. 1
Vagn Holmboe
Fanfare Op.121, Notturno Op.19, Quartetto Medico Op.70 and more
Brass, Wind and Percussion Ensemble, Christian Christiansen(bass),
Marie Rorbech(piano), Mogens Andresen(conductor)
Disc. 2
Niels Viggo Bentzon
Chamber Music for Brass Instruments
Jakob Heiding(horn), Niel-Ole Bo Johansen(trombone),
Finn Schumacker(tuba), Erik Kaltoft(piano)(2004-06)
Disc. 3
Danish Music for Trumpet & Organ
Works by Peter Moller, Thomas Koppel, Ole Schmidt,
Jesper Madsen, Lasse Toft Eriksen, Carl-Aage Eliasson,
Thomas Viggo Pedersen
Kasper Knudsen(trumpet), Ole Andersen(trumpet),
Inge Beck(organ)(2001)
Disc. 4
Danish Organ Music from the Late 20th Century
Works by Frode Bitsch, Bo Gronbech, Svend Erik Tarp, Jesper Madsen
Helge Gramstrup plays at the Poul-Gerhard Andersen organ Sankt
Markus Church, Arhus(2004)
Disc. 5
trombone & electronics
Works by Wayne Siegel, Jesper Hendze, Lasse Laursen,
Ivar Frounberg, Bent Lorentzen, Jens Horving
Niels-Ole Bo Johansen(trombone), Mads Bendsen(vibraphone)(2001)
Disc. 6
Toru Takemitsu in Memoriam
Works by Toru Takemitsu, Noriko Hisada, Tokuhide Niimi,
Norio Fukushi
Marianne Leth(flute), Anders Borbye(Guitar)(2006)
Disc. 7
Chamber Music for Violin and Piano
Works by Karol Szymanowski, Paul Hindemith, Francis Poulenc
Christine Michaela Pryn(violin), Joachim Olsson(piano)
Disc. 8
Piano Trios by Vagn Holmboe, Anders Nordentoft,
Per Norgard, Michael Nyvang, Anders Koppel
The Jalina Trio(2003)
Disc. 9
Rudolph Simosen
Clarinet Quintet, String Quartets Nos. 1+2
Henry Linder(clarinet), Kontra Quartet
Disc. 10
Choir Music from the 20th and 21st Century
Works by Eric Whitacre, Lasse Enersen, Francesco Cali,
Morten Poulsen, Jaako Mantyjarvi, Kelly Crandell, Catharina Palmer
Chamber Choir Hymnia, Flemming Windekilde(conductor)(2004)


MEMBRAN 233318 10枚組 \1350(予定 価格変更の可能性あり)
Il prete rosso
ヴィヴァルディ:名曲集
Disc. 1
四季
マルコ・ロリアーノ(Vln)
フェデリコ・フェッリ指揮、アンサンブル・レスピーギ
録音:2003年
ヴァイオリン協奏曲第9番、第12番
エットレ・ペッレグリーノ(Vln)アルベルト・マルティーニ(Vln)
アルベルト・マルティーニ指揮、イ・フィラルモニチ室内管弦楽団
録音:1995年
Disc. 2
弦楽と通奏低音のための協奏曲RV.124、154、302、367、522、578
ファビオ・ビオンディ(Vln)アドリアン・シャモロ(Vln)
マウリツィオ・ナッデオ(Vc)
リナルト・アレッサンドリーニ指揮、コンチェルト・イタリアーノ
録音:1988年
Disc. 3
マンドリンとリュートのための協奏曲と三重奏曲RV.82、85、93、425、532
カルロ・アオンゾ(Mandolin)パオラ・エスポジト(Mandolin)
サンドロ・ヴォルタ(Lute、Lombard Mandolin)
パトリツィア・デル・チョット(Vln)バルバラ・ボガニーニ(Vln)
ソニア・ジャカローネ(Vc)
サンドロ・ヴォルタ指揮、ドロン・アンサンブル
録音:1999年
Disc. 4
オーボエ協奏曲RV.449、451、454、455、460、461
パオロ・グラツィア(Obe)アンサンブル・レスピーギ
録音:2003年
Disc. 5
ファゴット協奏曲RV.474、481、483、488、489、501、502
ロベルト・ジャッカーリャ(Fgt)アンサンブル・レスピーギ
録音:2004年
Disc. 6
フルートと弦楽のための6つの協奏曲
マリオ・アンチロッティ(Flu)
アルベルト・マルティーニ指揮、イ・フィラルモニチ室内管弦楽団
録音:1994年
Disc. 7
管弦楽を含まない協奏曲集RV.88、94、99、101、103、107
ヌオーヴォ・クインテット・デ・ヴェネツィア
録音:1994年
Disc. 8
カンタータ集
春風が草を渡りRV.669、夜も更けてRV.655、
立ち去る波のざわめきにRV.657、生まれついたる厳しさでRV.658、
山鳩を求めて空しくRV.659、蝶々は舞うRV.660
エーレナ・チェッキ・フェーディ(Sop)モード・アンティクォ
録音:1997年
Disc. 9
宗教曲集
詩篇第112「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」RV.600
「ディクシット・ドミヌス」への序唱「喜ばしき聖母よ、昇天したまえ」
RV.635
「ミゼレーレ」の導入歌「草原ではなく」RV.641
ラウラ・アントネッリ(Sop)ロベルト・バルコーニ(Alt)
オーケストラ・バロッカ“G・B・ティエポロ
録音:2003年
Disc. 10
オペラからの音楽集
オルランド・フリオーソ、ダリウスの戴冠、テウッツォーネ、
ペルシャ王シローエ、オルランド、オリンピアーデ、タメルラーノ、
グリセルダより
アンジェロ・マンツォッティ(MaleSop)
オーケストラ・バロッカ・ディ・ボローニャ
録音:1999年


MEMBRAN 233319 10枚組 \1350(予定 価格変更の可能性あり)
Charming Eccentric
ジョルジュ・シフラ(pf)名演奏集
Disc. 1-3、8、9
リスト:
ピアノ協奏曲第1番、第2番、ハンガリー狂詩曲、スペイン狂詩曲、
メフィストワルツ、愛の夢、超絶技巧練習曲集、華麗なるタランテラ、
葬送、半音階的大ギャロップ
録音:1956-58年、1969年
Disc. 4、5
ショパン:
ピアノソナタ第2番、幻想曲Op.49、スケルツォOp.31、
練習曲Op.10-3、Op.10-10、Op.10-12、Op.25-1、ワルツOp.42-2、
Op.64-1、Op.64-2、他
録音:1963、1969年
Disc. 6
シューマン:謝肉祭、幻想曲
録音:1956年、1963年
Disc. 7
ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番
グリーグ:ピアノ協奏曲
録音:1963年
Disc. 10
シフラによる編曲集
悲しみのワルツ、トリッチ・トラッチ・ポルカ、美しく青きドナウ、
ハンガリー舞曲第5番、ルーマニア幻想曲、熊蜂の飛行、
タンホイザー序曲
録音:1957年、1959年




<Retrospective revival>
しばらく活動が停止しておりましたレトロスペクティヴですが、心機一転
リリースを再開いたしました。

RETR 0001 \1050
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲
ユーリ・シモノフ指揮、ロンドン交響楽団

RETR 0002 \1050
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
コダーイ:管弦楽のための協奏曲
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、ロンドン交響楽団

RETR 0003 \1050
シベリウス:
交響曲第2番
カレリア組曲Op.11
アレクサンダー・ギブソン指揮、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団

RETR 0004 \1050
V.ウィリアムス:オーボエと弦楽のための協奏曲
グリースリーヴス幻想曲(グリーヴズ編)、揚げひばり、
タリスの主題による幻想曲
ジュリア・ガードウッド(Obe)
ロバート・ハイドン・クラーク指揮、コンソート・オブ・ロンドン

RETR 0005 \1050
ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲Op.25
ラフマニノフ(レスピーギ編):5つの音の絵
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

RETR 0006 \1050
V.ウィリアムス:交響曲第5番、第6番
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団

RETR 0007 \1050
エルガー:
交響曲第1番
序曲「南国で」Op.50
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団

RETR 0008 \1050
エルガー:ヴァイオリン協奏曲Op.61
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
サルヴァトーレ・アッカルド(Vln)
リチャード・ヒコックス指揮、ロンドン交響楽団

RETR 0009 \1050
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番、第2番
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第10番Op.51
ヴァンブラ四重奏団




<Piano classics>
ピアノ作品を専門にした新レーベルの誕生です。

PCL 0001 \1050
ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番
楽興の時より変ホ短調Op.16-2、リラの花Op.21-5、
幻想的小品集より道化師Op.3-4、コレルリの主題による変奏曲
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):真夏の夜の夢よりスケルツォ
ニコライ・ルガンスキー(pf)
Licensed: Challenge Classics

PCL 0002 \1050
フランク:ピアノ曲集
前奏曲 コラールとフーガ、前奏曲 フーガと変奏曲、
前奏曲 アリアと終曲、他
イェルク・デームス(pf)
Licensed: M.A.T. Germany

PCL 0004 \1050
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
ムソルグスキー:展覧会の絵
ウラディーミル・オフチニコフ(pf)
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
Licensed: Phoenix Music International Ltd

PCL 0005 \1050
カバレフスキー:
ピアノソナタ第1番-第3番
4つの前奏曲Op.5
アルトゥール・ピサロ(pf)
Licensed: Phoenix Music International Ltd

PCL 0007 \1050
ジョージ・クラム(1929年-):マクロコスモス第1集、第2集
ロベール・グロロ(pf)
Licensed: Challenge Music, Netherlands

PCL 0008 2枚組 \1780
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第20番K.466、第23番K.488、第24番K.491、第25番K.503
イヴァン・モラヴェッツ(pf)
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団
Licensed: Haenssler classic

PCL 0009 2枚組 \1780
ヴォジーシェク(1791-1825):ピアノ曲集
幻想曲Op.12、ソナタOp.20、変奏曲Op.19、即興曲Op.7、狂詩曲Op.1、
望みOp.3、楽しみOp.4
アルトゥール・ピサロ(pf)
Licensed: Phoenix Music International Ltd

PCL 0010 2枚組 \1780
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV.988
エフゲニー・コロリオフ(pf)
Licensed: Haenssler classic

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11-04 No.31-1

2011年04月25日 19時13分10秒 | Weblog
<Claves>
50 1108 \2180
リスト:
ポロネーズ第1番
バラード第2番
即興的ワルツ
シューベルトのワルツによる変奏曲D365 No.2
ヘクサメロン『清教徒』の行進曲による華麗な大変奏曲(ベルリーニ作曲)
アデライーデ(ベートーヴェン作曲)
前奏曲とフーガ BWV545(J.S.バッハ作曲)
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ;Steinway&Sons D-274)
録音:2010年12月20-22日, カイザースラウテルン、SWRスタジオ
今、最も輝かしい才能をもつ若手ピアニストとして注目されているヨーゼ
フ・モーグ、Claves第4弾は満を持してのリスト作品集です。モーグは
Clavesデビュー盤であるリストの協奏曲集(50 2707)で高い評価を得ました
が、完璧なテクニックはもちろん、20代前半とは思えないほどの豊かな音
色と表現でリストのピアノ独奏曲に挑みます。このアルバムはいわゆるリ
スト名曲集ではなく、モーグらしい選曲のこだわりがあります。アルバム
「メタモルフォーゼン」(50 2905)や前作「ディヴァージェンス」(50 1005)
での選曲でもわかるように、モーグは単に超絶技巧のピアニストではない
『大人』なピアニストです。例えばリスト編曲のバッハの前奏曲とフーガ
BWV 545(原曲:オルガン)やシューベルトのワルツによる変奏曲D365 No.2
など、リストが数多く残した編曲作品の中でも演奏機会の少ないしかし素
晴らしい作品ばかりを集めて録音しました。数多に存在するリストピアノ
作品集とは全く違う、非常に内容の濃いアルバムであり、リスト・イヤー
に捧げるにふさわしい内容と言えましょう。モーグの今後の活躍にも期待
できる充実の1枚です。

50 1103/04 2枚組 \4360
シューマン:ピアノ作品集 Vol.5
CD-1
謝肉祭 作品9
クラーラ・ヴィークの主題による10の即興曲 作品5
アルバムの綴り作品124
CD-2
8つのノヴェレッテ 作品21
暁の歌 作品133
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 作品126
シューベルトの主題による変奏曲(補筆:アンドレアス・ボイド)
セドリック・ペシャ(ピアノ;Steinway & Sons New York D-101820(1901))
録音:2010年9月15,16日、12月23-27日、シーメンス・ヴィラ ベルリン、
ドイツ
スイスClavesレーベルが誇る若手ピアニストによるシューマンピアノ曲全
集、その第5弾登場です。今回はシューマンの初期の作品であるクラーラ・
ヴィークの主題による10の即興曲 作品5や名曲の謝肉祭 作品9、そして後
期の暁の歌 作品133など1830-1850年代に作曲された作品です。演奏はこの
シリーズの第2集(50 2603)も担当したスイスの気鋭セドリック・ペシャで
す。ペシャは1976年フランス人とスイス人の両親のもとに生まれ、ローザ
ンヌ、ジュネーヴ、ベルリンの音楽大学にて研鑽を積みました。ピエール
・ローラン・エマール、ダニエル・バレンボイム、クリスティアン・ツァ
ハリスなど世界的なピアニストに師事、またディートリヒ・フィッシャー
=ディースカウに声楽の伴奏をそしてアルバン・ベルク四重奏団に室内楽
を学びました。2002年にはアメリカ、ソルト・レイク・シティーで開かれ
たジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールにて第1位を受賞し、その
後ヨーロッパ、アメリカを中心にコンサート・ツアーで大成功をおさめま
した。録音ではシューマンのほかに、デビュー盤のJ.S.バッハ:ゴルトベル
ク変奏曲(50 2407)、フランス人作曲者のピアノ作品集(50 2719)、ベート
ーヴェンの後期ピアノ作品集(50 2903)、そしてヴァイオリンのヌリット・
スタークとのエネスコ、ブゾーニのヴァイオリン・ソナタ集(50 2811)な
ど、多岐にわたる室内楽作品を収録しております。




<Arte dell'arco Japan>
ADJ 030 \2450
ライヴ
ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIa:1*
ハイドン:交響曲 第92番 ト長調「オクスフォード」
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36
鈴木秀美(指揮、チェロ)
佐藤俊介(ヴァイオリン)*
オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2010年10月24日、東京文化会館小ホール、ライヴ
古楽の研鑽を積み、いま最も注目されている佐藤俊介を迎えて行われたOLC
第26回定期公演。今や演奏会では滅多に聴かれないハイドン初期の傑作ヴァ
イオリン協奏曲ハ長調と、名曲の誉れ高い第92番「オクスフォード」、そし
てハイドンに学んだベートーヴェンの交響曲第2番ニ長調です。ハイドンの
ヴァイオリン協奏曲ハ長調は明るく健康的な冒頭楽章、誠実で上品な旋律
の叙情楽章、そして快活なフィナーレとの3楽章構成です。佐藤俊介の煌め
くような音色そして誠実な演奏とが見事にマッチしており、20代にして巨
匠の風格をも感じられる名演です。また、ベートーヴェンの交響曲第2番は
鈴木秀美が在籍していた18世紀オーケストラの日本初訪問のプログラムと
のこともあり思い入れのあるベートーヴェン、初期の傑作にも聴き逃せま
せん。佐藤俊介はソロだけでなく、全てのプログラムにオケのメンバーと
して参加しているのも注目です!文化会館小ホールでのライヴ録音です。




<SUPRAPHON>
SU 4056 \1780
アントニーン・ライヒェナウアー(c.1694‐1730):
・2つのトランペット、ティンパニ、チェロ、
弦楽と通奏低音のためのソナタ
・オーボエ協奏曲 変ロ長調
・チェロ協奏曲 ニ短調
・2つのオーボエ、ファゴットと弦楽と通奏低音のための組曲 変ロ長調
・ヴァイオリン協奏曲ト長調
・フルート協奏曲ト長調
ルイーズ・ハウク(バロック・オーボエ)
ヤナ・ヒティロヴァー(バロック・ヴァイオリン)
マレク・シュペリナ(バロック・フラウト・トラヴェルソ)
マレク・シュトリンツル(バロック・チェロ)
ムジカ・フロレア(ピリオド楽器使用)
マレク・シュトリンツル(芸術監督)
録音:2010年2月5-6日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
(デジタル・セッション)
チェコ勢を中心とした世界有数の古楽アンサンブル、マレク・シュトリン
ツル率いるムジカ・フロレアの最新録音は、近年再評価の気運が盛り上が
る18世紀チェコの作曲家ライヒェナウアーによる作品集。
18世紀前半に生きたライヒェナウアーは、モルツィン伯(後にヨーゼフ・ハ
イドンが仕えたことでも知られる)のチャペルの音楽家であり、ヨハン・フ
リードリヒ・ファッシュの後任としてお抱え作曲家の役割を引き受けまし
た。モルツィン伯はまたヴィヴァルディを「イタリア音楽の巨匠」として
雇い入れていますが、いかにモルツィン伯の楽団の演奏水準が高いもので
あったかは、ヴィヴァルディが今風に云えば「スーパー・ヴィルトゥオー
ゾ・オーケストラ(virtuosissima orchestra)」と呼び、自作の協奏曲をい
くつか献呈していることなどからも明らかで、ライヒェナウアーも同様に
モルツィン伯の期待と要求に応えるべく高度なテクニックを要する作品を
手がけています。
ヴィヴァルディはさておき、数年前まではまったく無名の存在であったラ
イヒェナウアーですが、その作品があきらかになるにつれて、今日古楽
ファンのあいだではチェコ・バロック期の大家たちと同等に扱われるよう
になりました。
ライヒェナウアーといえば、さきごろやはりSUPRAPHONより「現代最高の
ファゴット奏者」セルジオ・アッツォリーニらがソロを取るすぐれた協奏
曲アルバムがリリースされたばかりですが、世界初録音を含むここでの内
容も、バロック・チェロの達人シュトリンツルを筆頭に、ベルリン古楽ア
カデミーのメンバーとしてもおなじみのオーボエ奏者ルイーズ・ハウクほ
か、匹敵する顔触れによるものということで心躍ります。
過去にも、J.S.バッハの名作「ブランデンブルク協奏曲」からまったくあ
らたな魅力を引き出して強烈なインパクトを与えたシュトリンツルのこと
ですから、きっとライヒェナウアーの真の魅力をあきらかにしてくれるは
ずです。



<naive>
V 5250 \2280
夢のあとに
R.シュトラウス:夜op.10-3、秘めごとop.17-3、あすの朝op.27-4
フォーレ:夢のあとにop.7-1、月の光op.46-2、ゆりかごop.23-1
メンデルスゾーン:
夜の歌op.71-6、新しい恋op.19-4、眠れぬ瞳のともしび、魔女の歌op.8-8
ショーソン:
昔の恋人op.2-2、魔法と魅惑の森でop.36-2、時の女神op.27-1
ヴァンサン・ブショー:
Galgenlieder(絞首台の歌)月のこと、カワカマス、真夜中のネズミ、水、
絞首台の子供の子守歌
プーランク:モンパルナス、ハイド・パーク、セー≪C≫、華やかな宴
ブリテン(民謡編曲):
サリーの園、なぐさめる人もなく、なにゆえイエスは
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2010年6月
吉田秀和氏も「鈴をころがすような声」と絶賛したピオー、歌曲集の登場。
「夢のあとで」と題されたこのアルバムのコンセプトは「夢」。眠るとき
に見る夢、夜の象徴である夢、恋人とみる夢、恋人のことを見た夢、さら
に夢には魔女やネズミなど様々な不思議な生き物が登場するちょっとおか
しな夢・・・。様々な「夢」にまつわる歌を集めたアルバム。2007年にリ
リースされた「エボカシオン」(V 5063)のテーマは「女性」でしたが、こ
れにつづくコンセプト・アルバムです。
「朝の光が差し込んでくるまで、私たちは一緒に神を拝むのだ」(アイヒェ
ンドルフ)
夜の帳が下りてから、朝の光が差し込んでくるまでに人が見る様々な物語
を、ピオーが表情豊かに歌います。フォーレの「夢のあとに」での言葉の
美しさにはハッとさせられます。ブリテン編曲による民謡もしみじみと温
かく聴かせます。室内楽で様々なアーティストから絶大な信頼を得ている
スーザン・マノフのピアノも光っています。




<Profil>
PH 07019 2枚組 \4250
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70
ミヒャエル・フォレ(バス) アンドレア・ロスト(ソプラノ1) 
マルヤーナ・リポヴシェク(アルト)
ヘルベルト・リッペルト(テノール1) 
レティツィア・シェレール(ソプラノ2) トーマス・クーリー(テノール2)
バルバラ・フレッケンシュタイン(ソプラノ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮) バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送合唱団
録音:2001年7月12日ミュンヘン・ヘルクレスザール(ライヴ・ステレオ)
[バイエルン放送収録による自主制作]
日本にもなじみの巨匠ヴォルフガング・サヴァリッシュがバイエルン放送
交響楽団を指揮した選りすぐりのライヴ演奏をお届けするシリーズ。ハイ
ドンの「四季」(1994)、モーツァルトの「ハフナー」&「ジュピター」
(1998)、オルフの「アンティゴネ」(1958)に続く第4弾は、メンデルスゾー
ンの「エリヤ」。2001年にミュンヘンで行われたライヴ演奏は、バイエル
ン放送の自主制作で収録された音源を、Profilがライセンスを得てリリー
スするというものです。
サヴァリッシュはメンデルスゾーンをたいへん得意にしているようで、ニュ
ー・フィルハーモニア管との交響曲全集(1966-67)のセッション録音をはじ
め、ベルリン・フィルとも交響曲第2番をライヴで再録音しているほか、ま
た、すぐれたピアニストしても知られるサヴァリッシュは、歌曲の伴奏と
いう形でもメンデルスゾーンを取り上げてきました。
なかでも、サヴァリッシュはオラトリオ「エリヤ」については、1968年に
ゲヴァントハウス管とセッション録音したのちに、1986年にもNHK交響楽団
とライヴ録音を残していることから、思い入れの一際強い作品といえるで
しょう。
じっさい、過去2回のレコーディングにより培われた経験のゆたかさを感じ
させるように、ここに聞くサヴァリッシュの手慣れた手腕はさすがという
ほかないもので、大編成の陣容を率いての音楽運びと感銘の深さも群を抜
いています。収録会場は抜群の音響特性を誇るヘルクレスザールで、こう
したおおきな編成の作品にとってたいせつなポイントである録音状態もす
ぐれていることもうれしいところです。なお、終演後に拍手が入ります。



<Altus>
ALT 103/4 2枚組 \2700
モノラル
30ページの日本語解説付
CD-1
(1)R.シュトラウス(1864-1949):皇紀2600年奉祝音楽
ヘルムート・フェルマー(指揮)、紀元二千六百年奉祝交響楽団 
録音:1940年
(2)ピツェッティ(1880-1968):交響曲 イ調
ガエタノ・コメリ(指揮)、紀元二千六百年奉祝交響楽団 録音:1940年
(3)イベール(1890-1962):祝典序曲
山田耕筰(指揮)、紀元二千六百年奉祝交響楽団 録音:1940年
CD-2
(1)ヴェレシュ(1907-1992):
交響曲「日本の皇紀2600年へのハンガリーからの贈り物」
橋本國彦(指揮)、紀元二千六百年奉祝交響楽団 録音:1940年
=ボーナストラック=
(2)近衛秀麿(1898-1973):大礼奉祝交声曲より第2~4楽章 *第1章は未録音
近衛秀麿(指揮)、新交響楽団、ヴォーカルフォア合唱団、
内田榮一(バリトン)、松平里子(ソプラノ)、佐藤美子(メゾソプラノ) 
録音:1928年
(3)『終戦の詔書』 (玉音放送全編)
音源提供:NHK 新マスタリング
―紀元2600年奉祝音楽について―
終戦まで紀元といえば日本では皇紀で、皇紀とは明治政府によって国の紀
元として正式採用され、「日本書記」の記述に従い神武即位の年を元年と
したものです。皇紀では西暦1940年が2600年という大きな区切りにあたっ
ており(因みに本年は皇紀2671年)日本政府はこの年を明治維新以来の近代
化の成果を全世界に問う特別な1年にしようとし、東京ではオリンピック
や万博も開かれるはずでありました。この記念すべき年の祝賀行事の一環
として「紀元2600年奉祝楽曲演奏会」が開かれました。近衛文麿を首班と
する政府はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ハンガリ
ーの6ヶ国の政府に作曲家の斡旋を依頼。アメリカは拒否しましたが残り
5ヶ国は応じました。その中で今や有名曲のイギリスのブリテン「鎮魂交
響曲」は締め切りに遅れたのと作品に祝典性が認められないとの理由で曲
目から外されました。ちなみにブリテンの作曲料は7000円。当時天丼が50
銭という物価でありました。また演奏会のためには160人からなる新響
(現N響)を中心としたオーケストラが結成され、なんと齊藤秀雄(本番は齊
藤は振らず)の指揮のもと30回以上のリハーサルを積んでのぞみました。
ここに収録されたのは、東京と大阪のコンサートの間に録音されたもので、
日本のオーケストラ史にとってもかけがえのない貴重な記念です。
●曲目について
〈R.シュトラウス(1864-1949):皇紀2600年奉祝音楽〉
リヒャルト・シュトラウスが日本のために曲を書くというのはとてつもな
い大事件で、初演時の関心を大いに集めました。大人数を要するシュトラ
ウス作品の中でも最大級クラスに属し、4管編成に12人の金管別動隊、さら
に14の寺の鐘!といったもの。曲は連続する5部から成り鐘をゴングのよう
に鳴らし、日本の動機をほのめかし、弦楽が大海原の描写をはじめ、やが
て、さくら吹き乱れ繁栄を極める国家(日本)が現れる「バラの騎士」を思
わせる豪奢な音楽の宴となるが不吉なグリッサンドの大騒音が襲いかかる
(天変地異を描写)も、それらは侍たちの働きでしずめられ、日本の動機が
大ファンファーレと化し、著しく高潮し鐘も高らかに鳴り響き、大見得を
切るように結ばれます。
〈ピツェッティ(1880-1968):交響曲 イ調〉
「20世紀のパレストリーナ」と呼ばれたピツェッティはレスピーギ、マリ
ピエロ、カゼッラと並ぶ近代イタリアの大家。1919年のヴァイオリン・ソ
ナタは今日では知る人ぞ知る音楽のようですが、戦前はフランクのソナタ
に匹敵するヴァイオリン・ソナタの名曲中の名曲と日本にもファンが多か
ったもようです。作風はグレゴリオ聖歌や古代ギリシア音楽への興味探求
から長調と短調という2つの音楽に固まる前の古代の音階へと遡り、現代に
よみがえらせようとした作曲家で、R.シュトラウスに匹敵するポリフォニ
ストと評価されています。また彼の芸術観は「人間はどんなに悲劇的な状
況に追い落とされ、絶望しても最後は必ず神の恩恵があるのだから悲劇の
中でも楽観を失わず常に希望の光を導き入れてくれるような音楽を書かな
くてはいけない」というものでした。この交響曲もグレゴリオ聖歌風のメ
ロディを軸として劇的な対位法で展開し、暗いテンションをかけ、それで
最後の希望も失われないといった内容になっております。「ピツェッティ
のオーケストラ作品の中の最高の要素を全て集約した傑作」とイタリアで
は評されております。
〈イベール(1890-1962):祝典序曲〉
イベールがこの日本のための「祝典序曲」を書いたのは第二次世界大戦開
始前後で、完成は1940年4月まさにドイツのフランス侵入直前で、そうした
危機のさなかにイベールはこの曲で新境地を開きます。バッハやベートー
ヴェンへの回帰でありました、それまでの印象派や表現主義的な曖昧な形
式から、より堅固なスタイルを築きました。この時期、ドイツの盟邦日本
にイベールが捧げた音楽というのは当時なかなか生々しいものであったよ
うですが、オネゲルは次のように評しています。『この曲はバッハのトッ
カータに比肩するものである。巨大建築のような堂々たる形式と主題の力
強い表現力と驚くべきオーケストレーションの腕前によって、この作品は
完全なる巨匠芸に到達しているものである』
〈ヴェレシュ(1907-1992):交響曲『日本の皇紀2600年へのハンガリーから
の贈り物』〉
日本政府より祝奉楽曲の依頼を受けたハンガリー政府はコンクールを行い
日本に送る曲を決めました。その時、第1位の作品がこのヴェレシュの交響
曲。ヴェレシュはバルトーク、コダーイに学びバルトークの助手を長く務
めました。曲はとりたて日本的要素を強調しておらず、むしろハンガリー
的であって、師バルトークを思わせるところがあります。戦後はスイスに
渡りハインツ・ホリガーを育てたりしたうえ、作曲の弟子にはリゲティが
おりました。
ボーナストラック
(1)近衛秀麿(1898-1973):大礼奉祝交声曲
皇紀2600年に12年先じる1928年の昭和天皇即位の大礼を祝して作曲された
カンタータです。一般市販のCDとしては初のCDとなります。
(2)玉音放送
NHKから音源提供され新たにマスタリングがほどこされております。



ALT 205 \2450
日本語解説付
(1)モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385『ハフナー』
(2)ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
ローター・ツァグロゼク(指揮)、
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
録音:(1)2008年1月31日、2月1,2日 
(2)2008年3月7-9日、コンツェルトハウス(ベルリン)
往年の名エンジニヤ・シュトリューベンの録音を彷彿とさせ、あたかも彼
のリアリズム録音が最新盤で蘇ったかのよう。ハフナーからしてリズムと
骨格の構造美が強烈。一転ブルックナーでは実に大構えで一筋縄ではいか
ないものがありブルックナーならではの音楽を堪能できます。録音はアル
トゥスのベルリンでの現地録音。名ホールで有名なコンツェルトハウスの
美しい音響も見事にとらえられています。
ローター・ツァグロゼクは1942年裕福な銀行家一族にバイエルンで生まれ、
ウィーンでスワロフスキに師事。ライプツィヒ歌劇場音楽監督、最近まで
シュトットガルト国立歌劇場音楽総監督として名声を高め、現在ベルリン
・コンツェルトハウス管の音楽監督。

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11-04 No.31-2

2011年04月25日 19時12分23秒 | Weblog
<Biscoito Fino>
BC 272 \2080
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55
(2)同:シュテファン王 序曲 作品117
(1)ジョン・ネシュリング(指揮)、
(2)ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)
サンパウロ交響楽団
録音:(1)2008年3月(2)2009年11月、サンパウロ
ブラジルのBiscoito Finoレーベルより、1954年設立のブラジル、サンパウ
ロ州のオケ、サンパウロ交響楽団の新譜がリリースされます。同オケは1997
年よりジョン・ネシュリングが音楽監督に就任し、北米、欧州など国外で
成功をおさめ、ブラジルで最も聴衆を動員したオーケストラとなりました。
BISレーベルにてヴィラ=ロボスの作品集を録音しその名声を高めており、
南米随一のオケとして急成長しております。また協奏曲録音では所謂お国
ものではない、ヴァディム・グルズマンをヴァイオリン独奏に迎えたバー
バー、バーンスタインの作品(BIS SA1662)や俊英エフゲニー・スドビン、
ピアノ独奏のチャイコフスキーな協奏曲(BIS SA1588)など、高音質の録音
としても高い評価を得ております。本アルバムの「英雄」は同オケを育て
上げてきたネシュリングだからこその絶妙にコントロールされた快演!ブ
ラジルらしい明るく非常にポジティヴな演奏です。また、首席指揮者に就
任したヤン・パスカル・トルトゥリエによるシュテファン王序曲。チェリ
スト、ポール・トルトゥリエの長男で、音楽一家のサラブレットに生まれ
た天性の感覚で、南米の陽光のようなキラキラした演奏をしております。




<Classic Concert Records>
CCR 62044 \1980
ブラームス:
(1)ヴァイオリン・ソナタ イ長調-
(2)ハンガリー舞曲第5番
(3)間奏曲 イ短調
(4)プレスト
(5)ヴァイオリン協奏曲-
(6)カプリッチョ
(7)交響曲第3番-
(8)ハンガリー舞曲第16番
マックス・グロッシュ(Vn)ヤン・エシュケ(Pf)スヴェン・ファラー(Kb)
バスティアン・ユッテ(Drums)
2005年バイエルンのトゥッツィングで行われたブラームス・フェスティヴァ
ルで行われた”Brahms meets Jazz”というイヴェントが評判になりCD化さ
れたもの。
JAZZとクラシックというとなんといってもバッハで、ブラームスの韜晦は
JAZZの即興演奏から最も遠いところにあると思われますが、意外や意外、
楽しい聴きものになっています。

CCR 62001 \1980
マリンバ・ダモーレ-
(1)日本のわらべ歌による変奏曲
(2)独奏マリンバのための愛の喜び
(3)海辺の思い出
(4)古代の壺
(5)独奏マリンバのアローン
(6)小さな窓
(7)独奏マリンバの風のスケッチ
(8)竹藪の風
(9)6つのマレットの五木幻想曲
(10)独奏マリンバのカザフの子守唄
(11)マリンバ・ダモーレ
ボグダン・バカヌ(Marimba)

CCR 62003 \1980
人生のリズム
ジョン・スローワー:
(1)2つのマリンバとソプラノのための「一つの世界」
(2)2つのマリンバとソプラノのための「ラヴ・ソングズ」
(3)独奏マリンバと管弦楽のための「人生のリズム」
ボグダン・バカヌ、神谷百子(Marimba) 
カッサンドラ・ディミポウロウ(Sp)
ジョン・スロウワー(指)ザルツブルク・ゾリステン
(1)は神谷百子に(2)は神谷とボグダン・バカヌに(3)はバカヌに献呈されて
いる。

CCR 62004 \1980
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004-シャコンヌ
ジョン・スローワー:真実の色彩、人生のリズム(マリンバ独奏版)
エマヌエル・セジュルネ:マリンバ協奏曲
ボグダン・バカヌ(Marimba)
エヴァルド・ダンホッファー(指)ザルツブルク・ゾリステン
バッハのシャコンヌはボグダン・バカヌによる編曲。

CCR 62005 \1980
(1)ピアソラ:プロローグ
(2)ダニエル・ニコラス・ヴィルツ:ヴァルス・ヴァルス
(3)安部圭子:2津のマリンバのための風のスケッチII
(4)リボール・シマ:青いもの
(5)安部圭子:2つのマリンバのための日本のわらべ歌の反映II
(6)リュディガー・パワッサー:木彫り
(7)ジョン・スローワー:アウロラ・ボレアリス-黎明
ボグダン・バカヌ、クリストフ・ズィーツェン、
内山詠美子、ヴラディーミル・ペトロフ(Marimba)

CCR 62041 \1980
(1)モンテヴェルディ:「オルフェオ」よりトッカータ他
(2)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」より「精霊の踊り」
(3)モーツァルト:「魔笛」より
(4)ワーグナー:「ヴァルキューレ」より
(5)グノー:「ロメオとジュリエット」より「間奏曲」、「アリエッタ」
(6)J.シュトラウスII:
「こうもり」より「酒の歌」、「シャンペン・ポルカ」
(7)チャイコフスキー:
「くるみ割り人形」より「チョコレート」、「コーヒー」、「お茶」
(8)プッチーニ:「トスカ」より
(9)ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」より
ウィーン・トロンボーン・アンサンブル
{ヴォルフガング・シュトラッサー、マティアス・クフレーラー、
フェルディナント・ヘーベスベルガー、アルベルト・ヴィーダー(Trb)}
バロックから「スターウォーズ」までウィーンのトロンボーンの名手たち
がバリバリ・ブリブリいつもより多めに吹きまくっております。

CCR 62051 \1980
(1)シューベルト:
アルペッジョーネ・ソナタD821(レオナルド・エレート編曲)
(2)サン=サーンス:ファゴット・ソナタOp.168
(3)デュティーユ:ファゴットとピアノのためのサラバンドとコルテージ
(4)イヴァン・エレート:ミラノ風ソナタ
(5)パスクッリ:
「ラ・ファヴォリータ」の主題による大コンチェルト
(ダヴィッド・ザイドル編曲)
ダヴィッド・ザイデル(Fg) ヘルベルト・リュディサー(Pf)
オリジナルはオーボエによる(6)は超難曲でそれを見事にファゴットで吹き
切っております。



<Profil>
=ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成・分売リリース
(全5タイトル)=
巨匠ギュンター・ヴァントが最晩年に、かねてよりたいへん相性の良かっ
たベルリン・ドイツ交響楽団を指揮して、厳選のプログラムを演奏した極
上のライヴ録音集。このたび、輸入盤でも分売でお求めいただくことがで
きるようになりました。
正規初出となる音源を多数収録したシリーズは、2010年の初めに一挙にBOX
セット仕様で、続いて日本語解説つきの国内盤が国内先行で分売リリース
され、すべてのタイトルが「レコード芸術」新譜月評欄(2010年9月号)で
特選盤に輝いたという物凄い内容です。
各巻はほぼ作曲家ごとにまとめられているので、初めての方にはお好みの
作品からお聴きになられてみるのもおすすめです。

PH 09042 \2180
ステレオ
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.1」
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1991年10月6日ベルリン・コンツェルトハウス(ライヴ・ステレオ)

PH 09061 2枚組 \4250
ステレオ
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.2」
[CD 1] シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
[CD 2] ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1993年3月20日ベルリン・コンツェルトハウス(ライヴ・ステレオ)

PH 09058 2枚組 \4250
ステレオ
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.3」
[CD 1]
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
録音:1995年2月19日ベルリン・コンツェルトハウス(ライヴ・ステレオ)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
録音:1996年4月9日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
[CD 2]
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
録音:1994年11月20日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団

PH 09030 \2180
ステレオ
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.4」
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト
ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1993年6月14日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)

PH 09060 2枚組 \4250
ステレオ
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.5」
[CD 1]
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
録音:1994年2月15日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
録音:1996年4月9日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
[CD 2]
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
録音:1994年2月15日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62
ベートーヴェン:「エグモント」序曲Op.84
録音:1994年11月28日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団
「レコード芸術」2010年9月号特選盤。




<Orfeo>
ORFEOR 811112 2枚組 \4160
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」
ゲルマン:ウラジーミル・アトラントフ(Ten)、
リーザ:ユリア・ヴァラディ(Sop)、
伯爵夫人:エレーナ・オブラスツォーワ(Ms)、
リュドミラ・シェムチュク(Ms)、
トムスキー伯爵:アレクサンドル・ヴォロシロ(Br)、
エレツキー侯爵:ボド・ブリンクマン(Br)、
チェカリンスキー:山路芳久(Ten)、スーリン:カール・ヘルム(Br)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、
指揮:アルギス・ジュライティス
[1984年11月24日/バイエルン国立歌劇場(ライヴ)]
バイエルン国立歌劇場の貴重なライヴ音源を世に出す人気シリーズ、今回
はジュライティスの「スペードの女王」84年11月公演。
アルギス・ジュライティスはソ連時代のボリショイ・バレエで一時代を築
いた名指揮者で、オブラスツォーワの夫君。バレエの巨匠と称された彼が
オペラを振るのは珍しいと言えます。それは1978年にシュニトケがチャイ
コフスキーの「スペードの女王」を改編し、ロジェストヴェンスキーがそ
の版を用いてパリ上演を企てた際、ジュライティスとオブラスツォーワ夫
妻は新聞「プラウダ」でこれを「国辱」と攻撃し、中止にさせたことに起
因します。その両者が6年後、国の威信をかけてボリショイの正統派「ス
ペードの女王」をミュンヘンで示すこととなりました。その任務の重大性
ゆえか、驚くほどの緊張感あふれる凄い名演となっています。
1966年に行われた第3回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門優勝のア
トラノトフ十八番のゲルマンは美声、声量、演技いずれも完璧。ソ連時代
の演奏家の凄さを改めて実感させられます。リーザ役のヴァラディが絶品。
実はヴァラディとたいして年の変わらない祖母役のオブラスツォーワの伯
爵夫人も怖いまでに真に迫りまさに神業。カードゲームでゲルマンに勝つ
チェカリンスキー役を夭折の山路芳久が演じているのも注目。彼の数少な
い録音でもあり超貴重。勝ち組を朗々と演じています。




<AVANTI CLASSIC>
5414706 10342(SACD-Hybrid) \2650
ヘンデル:組曲 変ロ長調 HWV 434
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
J.S.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 825
J.S.バッハ/F.リスト編:幻想曲とフーガ ト短調 R120 SW 463
リスト:オーベルマンの谷
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)
1983年スイス生まれの俊英、ピエモンテージのソロ・デビュー盤。バロック
の2大巨匠ヘンデルとバッハ、そしてロマン派のリストとブラームスを並べ、
個々の巨匠の魅力を提示するだけでなく、リストやブラームスがいかにバ
ロックのこれらの巨匠から大きな影響を受けたか、ということを実感させ
るプログラム。ピエモンテージは実に美しい音、そして装飾や絶妙な間の
取り方では抜群のセンスを魅せ、そして対位法の立体的な響かせ方では知
性を感じさせます。もちろん抜群の技巧もあわせもち、器の大きさを感じ
させる期待の若手ピアニストです。




<naive>
OP 30505 \2280
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(6声)
ベンチーニ(c.1675?-1755):マニフィカト(8声)
メラーニ(1639-1703):サルヴェ・レジーナ(9声)
パードレ・アントニオ・ソレル(1729-1783):マニフィカト(8声)
A.スカルラッティ:サルヴェ・レジーナ(4声)
カリッシミ(1605-1674):マニフィカト(8声)
ストラヴィンスキー:アヴェ・マリア(4声)
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ
ウーゴ・ディ・ジョヴァンニ、フランコ・パヴァン(テオルボ)
フランチェスコ・モイ(オルガン)
録音:2010年6月
聖母マリアを讃えるラテン語のテキストには様々な作曲家が様々な編成で
曲を書きました。ここに集められたのは、17世紀から20世紀にかけて生ま
れた、声を中心とした作品たち。鬼才アレッサンドリーニが指揮、そして、
輝かしい声で超絶技巧の装飾も難なくこなしてしまう兵揃いのコンチェル
ト・イタリアーノによる演奏ということで期待が高まります。オラトリオ
の礎を築いたともいわれる巨匠カリッシミの充実の二重合唱(8声)による
マニフィカトは見事。メラーニのサルヴェ・レジーナではソプラノ・ソロ
が活躍します。スペインの巨匠ソレルのストラヴィンスキーは最初(1934年)
ロシア語による「アヴェ・マリア」を作曲しましたが、その後(1949年完成)
ラテン語による歌詞に変え、作品にも手を加えました。一聴するとシンプ
ルな美しい作品ですが、旋律的にもハーモニー的にも熟考されており、ス
トラヴィンスキーの技が光っています。アレッサンドリーニ率いる声楽家
グループ、コンチェルト・イタリアーノの妙技を存分に堪能できる1枚です。




<haenssler>
93 713 \2250
ヘルマン・プライ リーダーアーベント1963
コルネリウス:
9つの宗教歌曲 Op.2-天におられる私たちの父よ,
あなたの国が私たちへとやって来る,私たちを誘惑に導かないでください,
私たちを災いから救ってください
プフィッツナー:
アイヒェンドルフの詩による4つの歌(秋に Op.9-3,
ダンツィヒで Op.22-1,大胆 Op.9-4,庭師 Op.9-1)
フォルトナー:ヘルダーリンの詩による4つの歌
ブラームス:
あなたの青い瞳 Op.59-8,調べのように Op.105-1,五月の夜 Op.43-2
R.シュトラウス:あした Op.27-4,解脱 Op.39-4
ヘルマン・プライ(Br)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)
録音:1963年5月15日,シュヴェツィンゲン(ライヴ)
1963年5月15日に、シュヴェツィンゲン城で行われたヘルマン・プライのリ
サイタルのライヴ録音です。当時プライは34歳、持ち前の美声がこの上な
く甘美だった頃で、いずれも魅力に溢れています。お得意のブラームス、
R.シュトラウスに加えて、珍しいコルネリウスの歌曲や、渋いプフィッツ
ナー、さらに20世紀ドイツ音楽界の重鎮フォルトナーの作品まで、プライ
の多様な歌が楽しめます。

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11-04 No.30

2011年04月22日 13時38分47秒 | Weblog
<Avie(SFS-Media)>
SFS 0043(SACD-Hybrid) \2580
マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
MTT&SFSの偉業、「マーラー全集」第2弾としてリリースされ、長らく入手不
可能の状態が続いていた交響曲第1番「巨人」が復活リリース!
9.11同時多発テロの余波が残っていた2001年9月19日から23日にかけてライヴ
収録された「巨人」。一糸乱れぬ極限の演奏、MTT&SFSのサウンドを最大限
引き出す超優秀録音による「巨人」は、数ある同曲の演奏の中でも間違いな
くトップクラスに位置する名演です!
録音(ライヴ):2001年9月19日-23日、
デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)、
ジュエルケース仕様

SFS 0045(SACD-Hybrid) 2枚組 \2850
マーラー:交響曲第3番ニ短調/亡き子をしのぶ歌
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
ミシェル・デ・ヤング(メゾ・ソプラノ)
SFS合唱団女性メンバー、パシフィック少年合唱団、
サンフランシスコ少女合唱団
MTTにとって1987年のLSOとの録音以来、15年振りの新録音となったマーラー
の「交響曲第3番」。これほど分厚く安定感抜群、しかも超優秀録音で再現さ
れる第1楽章冒頭のホルンには滅多に出会えない。2004年のグラミー賞、ベス
ト・クラシカル・アルバム賞に輝いたMTT&SFSの代表盤です!
録音(ライヴ):2002年9月25日-29日&2001年9月19日-23日、
デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)、
ジュエルケース仕様
※旧盤の「821936-0003-2」は代理店在庫が終了次第廃盤となります。

AV 2225(SACD-Hybrid) 2枚組 \3250
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》
ハンス・ガル:交響曲第2番ヘ長調Op.53(世界初録音)
トーマス・ツェートマイヤー(指揮)、ノーザン・シンフォニア
オーストリアの天才トーマス・ツェートマイヤーがヴァイオリンからタクトへ
と持ち替えてのハンス・ガル&シューベルト第2弾!
ウィーンの後期ロマン主義を大切にしたハンス・ガル(1890-1978)の交響曲
第2番。特に第3楽章のアダージョは、ハンス・ガルのバイオグラファー、
ヴィルヘルム・ヴァルトシュタインが「ブルックナー以来、最もアダージョ
である」と激賞するほど。様々な時代、ジャンルの音楽を演奏してきたツェ
ートマイヤーを魅了し、本気にさせたハンス・ガルの音楽。

AV 2240 \2180
フォーレ:舟歌全集 ――
舟歌第1番イ短調/第2番ト長調Op.41/第3番変ト長調Op.42
第4番変イ長調Op.44/第5番嬰ヘ短調Op.66/第6番変ホ長調Op.70
第7番ニ短調Op.90/第8番変ニ長調Op.96/第9番イ短調Op.101
第10番イ短調Op.104-2/第11番ト短調Op.105/第12番変ホ長調Op.106bis
第13番ハ長調Op.116/3つのロマンスOp.17
チャールズ・オーウェン(ピアノ)
メニューイン・スクール出身のオーウェンが弾くフォーレの舟歌は、1880年
から1921年までの世紀をまたぐ約40年間にわたって作曲されており、作曲家
人生の円熟期から最晩年までが表現されたフォーレ自身の歴史でもある。
イギリスのフォーレ弾きが描く「舟歌」の旋律美、リズム、ニュアンスの妙
に接していただきたい。

AV 2221 \2180
エリザベス・ハイネン - ハープ協奏曲集 ――
アルヴァーズ:ハープ協奏曲ト短調Op.81
アルブレヒツベルガー:ハープ協奏曲ハ長調
サン=サーンス:演奏会用小品
エリザベス・ハイネン(ハープ)、ロッセン・ミラノフ(指揮)、
ブルガリア国立放送管弦楽団
名門フィラデルフィア管弦楽団のハーピスト、エリザベス・ハイネンのコン
チェルト・アルバム。
ベルリオーズから「ハープのリストだ」と呼ばれたアルヴァーズや、ベート
ーヴェンの師アルブレヒツベルガー、そしてサン=サーンスの音楽で、ハー
プの音色が華麗に舞う。

AV 2189 \2180
フォー・ストリングス・オンリー - 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル ――
ブロッホ:無伴奏ヴァイオリン組曲第2番
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003
ブロッホ:無伴奏ヴァイオリン組曲第1番
ベン=ハイム:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ベリオ:セクエンツァVIII
ヘルヴィヒ・ツァック(ヴァイオリン)
1982年から1995年までシュトゥットガルト室内管の第1コンサートマスターと
して活躍したドイツのヴァイオリニスト、ヘルヴィヒ・ツァックの無伴奏作
品集Vol.2。
ヴァイオリンの"4本の弦"と"弓"が、無伴奏の礎、J.S.バッハからブロッホ、
ベン=ハイム、そしてベリオのセクエンツァを通じて無伴奏ヴァイオリンの
醍醐味を聴かせてくれる。




<MELODIYA>
MELCD 1001808 \1550
ロシアの芸術 20世紀の伝説 ゲルマン・ガリーニン
ゲルマン・ガリーニン(1922-1966):
ピアノ協奏曲(第1番)ハ長調(1946)(*)
ピアノのためのソナタ・トライアド(1939-1941/1963)(+)
ピアノ三重奏曲ニ短調(1949)(#)
ヴァイオリンと弦楽合奏のためのアリア(**)
ドミートリー・バシキーロフ(ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*))
アナトーリー・ヴェデルニコフ(ピアノ(+))
リューボフ・エドリナ(ピアノ(#))
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン(#))
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ(#))
ボゴダール・コトローヴィチ(ヴァイオリン(**))
室内管弦楽団(**)
ザハリー・コジャルスキー(指揮(**))
録音:1962年(*)/1971年(+/#)/1976年(**) 初CD化音源(*/**)
孤児院で育ったゲルマン・ガリーニンは民族楽器やピアノを独習、モスクワ
音楽院でショスタコーヴィチとミャスコフスキーに師事。1948年にショスタ
コーヴィチの巻き添えを食う形で当局の批判の対象にされたものの、1951年
には作品「叙事詩」でスターリン賞を授与されました。その頃統合失調症を
発症し以後病と闘いながら作曲を続けましたが44歳の若さで亡くなりました。
「ソナタ・トライアド」は「ソナタ三連作」や「三和音のソナタ」といった
意味に取れます。

MELCD 1001820 \1550
イワン雷帝のスティヒラ
イワン4世(雷帝;1530-1584):
スティヒラ第1番、モスクワと全ロシアの大司教ピョートルの死に寄せて(*)
スティヒラ第2番、イコン「ウラディーミルの聖母」の礼拝に(*)
アンドレイ・クルプスキー公への書簡の断章(+)
男声四重唱団(*)
I・ヴォロノフ(第1テノール) S・セルミャーギン(第2テノール)
P・デリューギン(バリトン) E・チェピコフ(バス)
イーゴリ・ヴォロノフ(指揮(*))
アレクサンドル・クリーニチ(朗読(+))
録音:1989年
ロシア史上最大の暴君イワン雷帝が作曲したロシア正教聖歌。




<BOMBA PITER>
CDMAN 372-10 \1550
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24
ウラディスラフ・ペーシン(ヴァイオリン(*))
ワシーリー・イリサフスキー(フォルテピアノ(+))
録音:2008年、ペテルブルク・レコーディング・スタジオ
使用楽器:
2006年、ロマン・ナウモフ製
(モデル:1705年、アントニオ・ストラディヴァリ製)(*)
2005年、マイケル・ウォーカー製
(1814年、ナンネッテ・シュトライヒャー製)(+)




<RACCANTO>
RC 002 \1550
【紙ジャケット仕様】
J・S・バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための作品集
J・S・バッハ(1685-1750):3声のシンフォニア変ロ長調 BWV800
トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):ソナタ イ長調 Op.6 No.6
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750)/J・S・バッハ:
トリオ イ長調 BWV1025
J・S・バッハ?/ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)?:
ソナタ ハ短調 BWV1024
フランチェスコ・ボンポルティ(1672-1749):
インヴェンション ロ短調 Op.10 No.2
ミゲル・シマロ(ヴァイオリン)
エドゥアルド・マルティネス(チェンバロ)
録音:2005年11月、ニッテナウ(ドイツ)、福音教会
平凡なアルバム・タイトルとは裏腹に、ひねった(ひねくれた?)プログラム
を聴かせてくれる一枚。BWV1024と1025は「バッハの作か疑問」とされてい
る楽曲。ミゲル・シマロは1966年スペインのアビラに生まれ、バルセロナと
オランダのハーグでジェラルド・クラレ、ベネト・カザブランカス、ヴェラ
・ベス、シギスヴァルト・クイケン、アンナー・ビルスマに師事したヴァイ
オリニスト。ソロ活動の他、カンビーニ弦楽四重奏団のメンバー、ミッテン
ヴァルト国立ヴァイオリン学校(ドイツ)およびカタルーニャ高等音楽学校
(スペイン)教師として活躍しています。
ポピュラーのCDでおなじみの紙ジャケット仕様です。

RC 011 \2080
【2011年発売新譜】
タケオ・サトー ギター・リサイタル
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(161-1667):
ブランシュロシュ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):「内なる思い」から 心静かに
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):3つのスペイン風の小品
ファンダンゴ/パッサカリア/サパテアド
ハンス・ハウク(1900-1967):
「前奏曲、ティエント、トッカータ」から 前奏曲
マルコム・アーノルド(1921-2006):ギターのための幻想曲
ヌッチオ・ダンジェロ(1955-):2つのリディア調の歌
タケオ・サトー(ギター)
タケオ・サトー(1982年生まれ)はドイツ在住のギター製作家カズオ・サトー
の息子。12歳でザールブリュッケン演劇音楽アカデミーに入学しアンスガー
・クラウゼに師事。1997年、14歳でバース国際ギター・コンテスト(英国)に
最年少で参加し優勝。その後数々のコンクールで入賞を続けながらアウクス
ブルク音楽アカデミーでフランツ・ハラースに、王立ハーグ音楽院(オラン
ダ)でゾーラン・ドゥキッチに師事。2007年に両校の修士課程を修了し、アウ
クスブルクでの同窓生とともにアレグリアス・ギター三重奏団を結成
(RC 009)。2008年より2011年、現在アウクスブルグ大学レオポルト・モー
ツァルト音楽センター(前アウクスブルク音楽アカデミー)教員を務めています。

RC 012 \2080
【2011年発売新譜】
ヘーヒシュタット城のショパン
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26 No.1/夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.
夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1/ポロネーズ変ホ短調 Op.26 No.2
ワルツ変イ長調 Op.69 No.1/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
夜想曲ハ短調 Op.posth./マズルカ ハ長調 Op.24 No.2
マズルカ ロ長調 Op.7 No.1/マズルカ嬰ト短調 Op.33 No.1
夜想曲ロ長調 Op.32 No.1/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
シュテファン・カラー(ピアノ)
シュテファン・カラーはヴュルツブルク音楽アカデミーでユリアン・フォン
・カーロイに師事したドイツのピアニスト。1984年より2011年現在、シュヴァ
ーベン音楽専門学校(クルムバッハ)およびアウクスブルグ大学レオポルト・
モーツァルト音楽センター教員を務めています。録音データの記載がござい
ませんが、ドイツ、バイエルン地方のヘーヒシュタット城での録音と思われ
ます。




<ARCHIPEL>
ARPCD0520 \880
マーラー:交響曲第9番
ジョン・バルビローリ指揮
トリノRAI管弦楽団
1960年11月25日 トリノでのライブ 全楽章モノラル
名演奏の復刻です。 収録時間: 74分13秒
音が近く、各パートが鮮明で奏者の息づかいやバルビローリの唸り声と共に
音楽が臨場感をもって聴き手に迫るリアルな音質となっています。
この演奏は、ステレオ、一部ステレオ、擬似ステレオなどの商品が過去に発売
されていますが本商品は全楽章モノラルとなっております。

ARPCD0521 2枚組 \1450
ヴェルディ:レクイエム
レオニー・リザネク(ソプラノ)
レジーナ・レズニク(メゾ・ソプラノ)
デイヴィッド・ロイド(テノール) 
ジョルジオ・トッツィ(バス)
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団、合唱団  1958年4月3日シカゴでのライブ
ボーナス・トラックとして下記3曲。
a)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第1幕への前奏曲と愛の死
b)ワーグナー:楽劇「パルジファル」から聖金曜日の奇跡
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年3月27日シカゴでのライヴ
c)ハイドン:交響曲第104番 ニ長調
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1957年11月28日シカゴでのライヴ
レクイエムのオーケストラは各種ディスコグラフィーではシカゴ響との事です。
レクイエムの音質は、所々マスターに起因する傷が聴かれ細部までは鮮明な
音ではございませんが、この巨大で情熱的な名演を聴くに支障はございません。
ボーナス・トラックの3曲は、音質はとても良いです。

ARPCD0522 \880
シュヴァルツコップ ライヴ・イン・ストラスブール 1960年
シューベルト:
「楽に寄す」D.547、「水の上で歌う」D.774、「漁師の歌」D.881
「ロザムンデのロマンス」D.797、「恋はいたるところに」D.239より
「独りずまい」D.800、「幸福」D.433、「君は我が憩い」D.776
ヴォルフ:
「主よ、この地には何が芽生えるのでしょう」、「聖ネボムク祭前夜」
「さあ、仲直りしようよ愛しい人」、「私の巻髪に包まれて」、
「夏の子守歌」
「お行き愛しい人よ、さあ行くのです」
R.シュトラウス:
「懐かしい面影」op.48-1、「憩え我が心」op.27-1、「献呈」op.10-1
アンコール R.シュトラウス:
「悪天候」op.69-5、ヴォルフ:「ねずみ捕りの金言」
ジャックリーヌ・ロバン=ボノー(ピアノ) 
1960年6月15日ライヴ
ボーナス・トラックとして3曲 
マーラー:「トランペットが美しく鳴り響くところ」、
「私は柔らかな香りを嗅いだ」、「私はこの世に忘れられ」
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィル 1960年5月29日ウィーンでのライヴ
※演奏の復刻。いずれも音質はとても良いです。

ARPCD0526 \880
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(音楽上のカットあり)
フリッツ・ヴンダーリヒ(アイゼンシュタイン)
アントニア・ファーベルク(ロザリンデ)
ルドルフ・フランク(オルロフスキー) 
フランツ・フェーリンガー(アルフレート)
ハインツ・マリア・リン(ファルケ) 
リタ・バルトシュ(アデーレ)
フランツ・マルスツァレク指揮
ケルンWDR放送管弦楽団、合唱団
1959年9月20-22日ケルンWDRスタジオでの放送用録音
台詞無し。所々に音楽上の大胆なカットがございます事ご了承ください。
71分29秒の収録。音質は、とても良いです。



<WALHALL>
WLCD0307 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」メト1960年
ラモン・ヴィナイ(トリスタン)
ビルギット・ニルソン(イゾルデ)
ヴァルター・カッセル(クルヴェナール)
アイリーン・デイリス(ブランゲーネ)
ジェローム・ハインズ(マルケ王)
カルヴィン・マーシュ(メロート)
カール・ベーム指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年1月9日メトロポリタンでのライヴ
良い音質です。キャストの紹介など演奏開始を伝える放送局のナレーションが
冒頭に入ります。
以前 GOLDEN MELODRAM レーベルから発売あり。

WLCD0334 2枚組 \1750
初出!
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ハンス・ホッター(ヴォータン)
リフャルト・ホルム(ローゲ)
マルガ・ヘフゲン(エルダ)
クルト・ベーメ(ファゾルト)
エドガー・エヴァンス(フロー)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
コヴェント・ガーデン管弦楽団、合唱団
1959年9月18日ロンドン、コヴェント・ガーデンでのライヴ
所々にマスターに起因する傷が聴かれますが、全体的に音質はとても良く素晴
らしい歌手達による競演が臨場感をもって聴き手に迫ります。

WLCD0335 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「パルジファル」メト1960年
カール・リーブル(パルジファル)
マーガレット・ハーショー(クンドリー)
ヘルマン・ウーデ(アンフォルタス)
ジェローム・ハインズ(グルネマンツ)
ゲルハルト・ペヒナー(クリングゾル)
ウィリアム・ウィルダーマン(ティトゥレル)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年4月9日メトロポリタンでのライヴ
とても良い音質です。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 266 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ビルギット・ニルソン(アイーダ)
ジュリエッタ・シミオナート(アムネリス) 
ピエール・ミランダ・フェッラーロ(ラダメス)
ニコライ・ギャウロフ(ランフィス)
コーネル・マクニール(アモナスロ)
ニーノ・サンツォーニョ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1960年4月21日ミラノでのライヴ
多少、心もとない音質ですが、ニルソン、フェッラーロ等、素晴らしい歌手達
の競演を聴くには支障ございません。

MYTO 275 2枚組 \1750
初出!
キーンツル:歌劇「アルプスの牧歌 Der Kuhreigen」
ヴァルター・ベリー(王: Der Konig)
オットー・ヴィーナー(公爵: Marquis Massimelle)
アニー・フェルベルマイヤー(ブランシュフロー: Blanchefleur)
レオ・ヘッペ(記録係: Der Kanzler) 
ダグマー・ヘルマン(クリオ: Cleo)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
オーストリア放送教会(RAVAG)大管弦楽団、合唱団 
Grosses Orchester der RAVAG、 Tonkunstlerchor
1951年ウィーンでの放送用スタジオ録音
ヴィルヘルム・キーンツル(Wilhelm Kienzl: 1857-1941 オーストリア)による
1911年11月23日ウィーンのフォルクスオパーで初演された3幕の歌劇。
素朴で美しいメロディが印象的な作品で、現在では演奏される事の無い貴重な
作品の商品化で、学術的にも貴重なアルバムです。
音質は、とても良いです。
ヴァルター・ベリー他、名役者ぞろいで、とても楽しめるアルバムです。

MYTO 278 2枚組 \1750
モーツァルト:歌劇「魔笛」
フリッツ・ヴンダーリヒ(タミーノ)
ヤン・デルクセン(パパゲーノ)
ユリアーネ・ファルカシュ(夜の女王)
ネル・デュヴァル(パパゲーナ)
マリア・ヴァン・ドンゲン(パミーナ)
ベルナルト・ハイティンク指揮
オランダ放送フィル、合唱団 1958年5月24日アムステルダム
1929年生まれで20歳代のハイティンクによる手兵オランダ放送フィルとの魔笛
1930年生まれで同曲の「タミーノ」役でオペラ・デビューをかざり、後に20世
紀最大のテノールの1人とされる若き、ヴンダーリヒ (20歳代)との興味深い
アルバムです。
音質はとても良いです。

MYTO 282 2枚組 \1750
初出!
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「サロメ」
インゲ・ボルク(サロメ)
イーラ・マラニウク(ヘロディアス)
フリッツ・ウール(ヘロデ)
ヨゼフ・メッテルニヒ(ヨカナーン)
ルドルフ・ケンペ指揮
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 
1960年ミュンヘン、プリンツリージェント劇場 Prinzregententheater でのラ
イヴ
ドイツ生まれのドラマティック・ソプラノで「サロメ」では数多くの名演奏を
生み出してきたインゲ・ボルク(ソプラノ)他の名歌手達による緊張感ある熱唱。
R.シュトラウスを得意とするケンペとの競演。注目のアルバムです。
マスターに起因する電子的なノイズや傷が所々聴かれますが、全体的に音質は
素晴らしく、この初出となる演奏を聴く妨げにはなりません。

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11-04 No.21

2011年04月21日 11時21分12秒 | Weblog
<Avie>
AV 2191 \2180
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)、
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと、旧ユーゴスラビア、マケドニアが
輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキの強力タッ
グによるラフマニノフ第2弾!
トルプチェスキは来る5月にNHK交響楽団の定期演奏会のソリストとして来日
が予定されており、ここ日本でもトルプチェスキ旋風が巻き起こること必至!

AV 2218 \2180
ヴィヴァルディ:フレンチ・コネクションII ――
パリ協奏曲第2番ホ短調RV.133/フルート協奏曲イ短調RV.440
オーボエ、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ヘ長調RV.543
ファゴット協奏曲ハ長調RV.473
フルート協奏曲ニ短調RV.431a《偉大なるムガール人》(世界初録音)
パリ協奏曲第11番ト長調RV.150/協奏曲ト短調RV.104《夜》
パリ協奏曲第7番ニ短調RV.127/ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV.365
エイドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン&ディレクター)、
ケイティ・ビルヒャー(フルート)、ラ・セレニッシマ
サウサンプトン大学に特別研究員として招かれ、ヴィヴァルディ研究者とし
ても有名なエイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマの「フレンチ・
コネクション」第2弾。最大の注目は、行方不明の状態が300年間続きながら
も、遂に2010年にスコットランドの国立図書館で発見された「フルート協奏
曲《偉大なるムガール人》」!
失われたと思われてきたヴィヴァルディの"幻の協奏曲"が、英国のヴィヴァ
ルディ弾きたちの手によって21世紀に蘇る!

AV 2230 \2180
ハンス・ガル:
交響曲第3番イ長調Op.62(世界初録音)
シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》
ケネス・ウッズ(指揮)、オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
アヴィー(Avie)がレーベルの総力を挙げて復興、再評価に取り組んでいるハ
ンス・ガルの交響曲シリーズ。
大戦後にスコットランドのエディンバラで作曲された「交響曲第3番」は世界
初録音。シューマンの「ライン」との組み合わせが、オーストリア、ドイツ
の伝統を汲むハンス・ガルの音楽の持ち味をさらに引き出してくれることだ
ろう。

AV 2205 \2180
カム・トゥ・ザ・リヴァー - アメリカ民謡集 ――
第1部:アパラチアン・ワゴン・トレイン/第2部:愛と死
第3部:リバイバル・ミーティング
アポロズ・ファイア、ジャネット・ソレル(ディレクター)
アパラチアやアメリカ南部の伝承曲、ケルト民謡、農村地帯の民謡、バラッ
ド、賛歌・・・。
古楽界に新しい風を吹き込んでいるクリーヴランドのバロック・オーケスト
ラ、アポロズ・ファイアが誘うアメリカン・フォーク・トラディションの旅。
バロック・オーケストラとトラディショナル音楽が結びついたディレクター
のジャネット・ソレルこだわりのスペシャル・プログラムです!




<MEMBRAN>
DOCUMENTS 233314 10枚組 \1080
シベリウス:作品集
CD1-6:
交響曲第1番-第5番、第7番(なぜか第6番はなし)
交響詩「ポホヨラの娘」、交響詩「エン・サガ」、カレリア組曲
(指揮)サー・ジョン・バルビローリ、サー・トーマス・ビーチャム、
ヘルベルト・フォン・カラヤン、パウル・クレツキ、セルゲイ・
クーセヴィツキー、ハンス・ロスバウト、オレ・シュミット
(演奏)BBC交響楽団、ベルリン・フィル、ボストン響、ロンドン・
フィル、ニューヨーク・フィル、フィルハーモニア管、ロイヤル・フィル
(録音)1933,1936-1939,1942,1950,1953,1955,1957,1996
CD7:
歌曲集「夢」、「春はいそぎ過ぎゆく」、「フリッガに寄せて」、
「誘惑」、「ロメオ」、「3月の雪の上のダイヤモンド」、「そよげ葦」、
「黒いばら」、「フィンランディア賛歌」 他
キム・ボルイ(Bs) エリック・ウェルバ(P) 1957
CD8:
付随音楽「ペレアスとメリザンド」、交響詩「フィンランディア」、
「レンミンカイネンの帰郷」、交響詩「吟遊詩人」
(指揮)サー・トーマス・ビーチャム、セルゲイ・クーセヴィツキー、
ハンス・ロスバウト
(演奏)ベルリン・フィル、ボストン響、ロンドン・フィル、
ロイヤル・フィル
(録音)1936-1938,1954,1955
CD9:
ヴァイオリン協奏曲
ジネット・ヌヴー(Vn) 
ワルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管  1945
交響詩「大洋の乙女」
サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィル  1955
CD10:
交響詩「タピオラ」、付随音楽「テンペスト」-前奏曲、
トゥオネラの白鳥、悲しきワルツ
(指揮)サー・エードリアン・ボールト、ハンス・ロスバウト
(演奏)ロンドン・フィル、ベルリン・フィル
(録音)1954,1956,1957
※曲目ごとの演奏者表記は不明です。




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 673671 2枚組 \1350
Serene Classics 静寂なクラシック音楽集
パレストリーナ、バッハ、タリス、パーセル、グレツキ、タヴァナー、
ベルト、他の作曲家の作品より
シャンティクリア、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団、他

WARNER 2564 678566 2枚組 \2450
ジョン・ケージ:
プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
危険な夜、バッカスの祭り、
ジョン・ケージ・トリビュート/ナンカロウ:
前奏曲とブルース、アーシュラのための3つのカノン、
自動ピアノのための習作より
ジョアンナ・マグレガー(pf)

WARNER 2564 678306 2枚組 \2450
ガーシュウィン:
ラプソディ・イン・ブルー(Jazz Band version)
ピアノ協奏曲へ調、
フォギー・デイ(ガーシュウィン編)、
フィジェティ・フィート(ガーシュウィン編)、
バット・ノット・フォー・ミー(ガーシュウィン編)、
ガーシュウィン・ソング・ブック
ジョアンナ・マグレガー(pf)


●WARNER Opera series
WARNER 2564 674980 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
レッラ・クベルリ(Sop)チェチーリア・バルトリ(MSop)
フェルッチオ・フルラネット(Bs)クルト・シュトライト(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 675177 4枚組 \4180
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ジョゼ・ヴァン・ダム(Br)ジョン・トムリンソン(Bs)
マティアス・ヘレ(Bs)ジークフリート・イェルサレム(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 674976 2枚組 \2450
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」
オルガ・ボロディナ(MSop)ホセ・クーラ(Ten)ロバート・ロイド(Bs)
コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団、他

WARNER 2枚組 \2450
デュカス:歌劇「アリアーヌと青ひげ」
カテリーネ・シージンスキー(Alt)ガブリエル・バキエ(Br)
マリアーナ・パウノヴァ(Alt)アンヌ=マリー・ブランザ(Sop)
アルミン・ジョルダン指揮、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 674974 2枚組 \2450
ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」
ヴァンサン・ル・テキシエ(Bs)ジル・カシュマーユ(Br)
ジャン=リュク・ヴィアラ(Ten)スーザン・グラハム(MSop)
ジョン・ネルソン指揮、リヨン歌劇場管弦楽団、他

WARNER 2564 674403 3枚組 \3500
リスト:管弦楽曲、ピアノ曲集
ファウスト交響曲、ダンテ交響曲、ダンテ・ソナタ、ソナタ ロ短調、
ハンガリー狂詩曲第2番、ヴェルディの歌劇による3つのパラフレーズ
ブラシド・ドミンゴ(Ten)
ダニエル・バレンボイム(pf、指揮)
シュターツカペレ・ベルリン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

WARNER 2564 676062 6枚組 \4580
モーリス・アンドレ(Trp)名演奏集第4集
組曲、舞曲、編曲集、クリスマスキャロル、民謡集など

WARNER 2564 676018 14枚組 \7280
J.S.バッハ:オルガン曲全集
マリー=クレール・アラン(Org)
1990年デジタル録音盤


●WARNER APEX series
WARNER 2564 675473 \680
ヘンデル/モーツァルト:オペラアリア集
ジェニファー・ラーモア(MSop)
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ローザンヌ室内管弦楽団

WARNER 2564 675400 \680
マーラー:大地の歌
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)ジークフリート・イェルザレム(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 675389 \680
マーラー:リュッケルト歌曲集
亡き子をしのぶ歌、子供の不思議な角笛
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ケント・ナガノ指揮、ハレ管弦楽団

WARNER 2564 675392 \680
マーラー:亡き子をしのぶ歌
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ヴォルフ:メーリケ歌曲集より
ヴァルトラウト・マイアー(MSop)
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団

WARNER 2564 675470 \680
チャイコフスキー:管弦楽曲集
フランチェスカ・ダ・リミニ、弦楽セレナーデ、スラヴ舞曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立文化省交響楽団


●WARNER DVD
WARNER 5249 849352(DVD-Video) 4枚組 \4850
プラシド・ドミンゴ(Ten)
ヴェリズモ・オペラ名唱集
ジョルダーノ:アンドレア・シェニエより(コヴェントガーデン歌劇場)
ペネラ:山猫より(ロサンゼルス ミュージックセンター)
レオンカヴァルロ:道化師より(ワシントン国立歌劇場)

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11-04 No.28-1

2011年04月20日 13時23分33秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4779338(1CD+DVD) \2180
メディテラーネオ
CD
1.アルベニス:アストゥリアス/2.タレルガ:アルハンブラの思い出
3.同:涙/4.作者不詳:スパニッシュ・ロマンス/5.タレルガ:アデリータ
6.アルベニス:グラナダ/7.ドメニコーニ:コユンババOp.19
8.テオドラキス:5月のある日/9.同:ユー・ハヴ・セット、マイ・スター
10.タレルガ:アラビア風奇想曲/11.リョベート:アメリアの遺言
12.グラナドス:アンダルシア/13.同:オリエンタル
DVD
1.ミロス:ア・ジャーニー/2.アルベニス:アストゥリアス
3.タレルガ:アルハンブラの思い出/4.同:涙
5.作者不詳:スパニッシュ・ロマンス/6.グラナドス:アンダルシア
7.ドメニコーニ:コユンババOp.19-プレスト
ミロス・カラダグリック(ギター)
録音:2010年10月28日 リンドハースト・ホール、ロンドン
モンテネグロ出身の若き28歳のギタリスト、ミロス・カラダグリックのDGデ
ビュー盤!9歳で最初のリサイタルを開くなど、早くから頭角をあらわした彼
のレパートリーの中核を担うのは、当盤に収録されたアルベニスやタレルガを
はじめとしたスペインの名曲たち。好選曲も、鮮やかな技巧も、すべてのギタ
ー・ファン必聴の1枚です!

4779634 \1850
ショパン・リサイタル
1.ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
2.ポロネーズ第7番変イ長調Op.61《幻想ポロネーズ》
3.バラード第4番へ短調Op.52
4.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
インゴルフ・ヴンダー(ピアノ)
録音:2011年2月16日 ラジオセンター、ベルリン
昨年のショパン国際コンクールで第2位となったインゴルフ・ヴンダーが早く
もデビュー盤をリリース!1985年9月8日クランゲンフルト(オーストリア)生
まれで、ウィーン音楽芸術大学を卒業、近年はアダム・ハラシエヴィッチに
師事しており、2006年にはポズナン大学のコンサートホールでアグニエスカ・
ドゥッチマール指揮アマデウス室内オーケストラとショパンのピアノ協奏曲
第1番を共演。これまでに、ベルリンのコンツェルトハウス、ウィーン楽友
協会、チューリッヒのトーン・ハレなどにも登場している期待の若手です。
美しい金髪をなびかせながら登場し、寸分の隙もない演奏を披露した妙技が
早くもCDで蘇ります。優勝者のユリアンナ・アヴデーエワ以上にコンクール
会場で人気を博したヴンダーならではの魅力溢れる演奏をお聴きのがしなく!

4779628 5枚組 \3990
ジュリーニ・イン・アメリカVol.2
CD1
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D.《悲劇的》
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》
シカゴ交響楽団
CD2
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレート》
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25《古典交響曲》
シカゴ交響楽団
CD3
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》
シカゴ交響楽団
CD4
マーラー:交響曲第9番ニ長調(第1-3楽章)
シカゴ交響楽団
CD5
マーラー:交響曲第9番ニ長調(第4楽章)
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759《未完成》
ブリテン:テノール独唱、ホルンと弦楽のためのセレナードOp.31
ロバート・ティアー(テノール) 
デイル・クレヴェンジャー(フレンチ・ホルン) シカゴ交響楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1976-78年
巨匠ジュリーニが長らく蜜月関係にあったシカゴ交響楽団と残した名演を集
めた豪華5枚組。すべて1976-78年に集中して行われた録音で、当時最盛期に
あったシカゴ響の輝かしいアンサンブルと、円熟の階段を昇り始めていたジュ
リーニの至芸が、えもいわれぬ邂逅を聴かせてくれます。

4779526 2枚組(1枚価格) \1850
リスト:ワイルド・アンド・クレイジー
CD1
1.メフィスト・ワルツ第1番S.514(ブゾーニ編)
(ピアノ:ヴラディーミル・アシュケナージ)
2.愛の夢第3番変イ長調S.541‐3(ピアノ:ダニエル・バレンボイム)
3.ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244(ホロヴィッツ編)(ピアノ:ラン・ラン)
4.物思いに沈む人S.161‐2(ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ)
5.ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調(ピアノ:マルタ・アルゲリッチ)
6.葬送曲S.173‐7(ピアノ:ミハイル・プレトニョフ)
7.シューベルト(リスト編):
ウィーンの夜会(ピアノ:ヴラディーミル・ホロヴィッツ)
8.死の舞踏S.126
(ピアノ:ホルへ・ボレット ロンドン交響楽団 
指揮:イヴァン・フィッシャー)
9.パラフレーズ《結婚行進曲と妖精の踊り》S.410(ピアノ:エゴン・ペトリ)
CD2
1.ハンガリー幻想曲S.123
(ピアノ:スーラ・チェルカスキー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン)
2.シューマン(リスト編):S.566(ピアノ:ユンディ・リ)
3.ラ・カンパネッラS.141‐3(ピアノ:ユンディ・リ)
4.リゴレット・パラフレーズS.534(ピアノ:ダニエル・バレンボイム)
5.森のざわめきS.145‐1(ピアノ:ゲザ・アンダ)
6.小人の踊りS.145‐2(ピアノ:ミハイル・プレトニョフ)
7.鬼火S.139‐5(ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル)
8.エステ荘の噴水S.163‐4(ピアノ:ゾルターン・コチシュ)
9.荒々しき狩S.139‐8(ピアノ:アリス=紗良・オット)
10.暗い雲S.199(ピアノ:ジャン=ロドルフォ・カールス)
11.悲しみのゴンドラ第1稿S.200‐1(ピアノ:ジャン=ロドルフォ・カールス)
12.モーツァルト(リスト&ブゾーニ編):
《フィガロの結婚》の2つの動機による幻想曲S.697(ピアノ:エゴン・ペトリ)
13.コンソレーション第1番S.172‐1(ピアノ:ダニエル・バレンボイム)
録音:1956-2008年
大胆な超絶技巧にあふれたピアノ音楽の天啓と言えるリストの名曲を多数集め
た2枚組。アルバム・タイトルの「ワイルド・アンド・クレイージー」な名曲
&名編曲を、おなじみの名手たちの名演でどうぞ!エゴン・ペトリやジャン=
ロドルフォ・カールスの往年の名演を必聴です。

4779595 18枚組 \7450
モーツァルト:オペラ集
CD1-3
歌劇《イドメネオ》K.336全3幕
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)他
CD4-5
歌劇《後宮からの逃走》K.384全3幕
ハンス=ペーター・ミネッティ(語り)
スタンフォード・オルセン(テノール)
リューバ・オルゴナソヴァ、シンディア・ジーデン(ソプラノ)他
CD6-8
歌劇《フィガロの結婚》K.492全4幕
アリソン・ハグリー、ヒレヴィ・マルティンペルト(ソプラノ)
ロドニー・ジルフリー、ブリン・ターフェル(バリトン)他
CD9-11
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527全2幕
ロドニー・ジルフリー(バリトン)
アンドレア・シルヴェストレッリ(バス)
リューバ・オルゴナソヴァ(ソプラノ)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)他
CD12-14
歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》K.588全2幕
アマンダ・ルークロフト、ローザ・マニョン(ソプラノ)
ライナー・トロスト(テノール)他
CD15-16
歌劇《皇帝ティートの慈悲》K.621全2幕
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)他
CD17-18
歌劇《魔笛》K.620全2幕
コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)
ミヒャエル・シャーデ(テノール)他
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1990-95年
古楽界の巨匠ガーディナーが、手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツと
ともに残した7つのモーツァルト・オペラを集めた豪華18枚組!名歌手たちを
適材適所に配した清廉な演奏の数々は、モーツァルト・オペラ入門にも最適な
アイテムと言えるでしょう。

734635(DVD-Video) 2枚組 \6450
734645(Blu-ray) \3880
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》全3幕
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
マシュー・ポレンザーニ(テノール)
マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
ジョン・デル・カルロ(バス・バリトン)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク
収録:2010年11月 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
昨年のMETライブヴューイングでも大好評だったドニゼッティ晩年の傑作喜劇
が早くもDVD&Blu-ray化! シェンク演出&レヴァイン指揮の万全の舞台上で
繰り広げられる、ネトレプコやデル・カルロら、声良し芝居良しの妙技をどう
ぞ。

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11-04 No.28-2

2011年04月20日 13時23分15秒 | Weblog
<Decca>
4782260 \1850
ビューティー・オブ・ザ・バロック
1.ダウランド:
カム・アゲイン、スウィート・ラヴ・ドス・ナウ・インヴァイト
2.同:ホアット・イフ・アイ・ネヴァー・スピード
3.ヘンデル:オンブラ・マイ・
4.同:輝けるセラフたち
5.パーセル:なが手を、ベリンダ…私が地に伏すとき
6.ヘンデル:心よ、ほのかな喜びの住まい
7.モンテヴェルディ:ただあなたを見つめ
8.同:あの軽蔑した眼差し
9.ヘンデル:私はあなたを抱きしめる
10.同:守護天使達よ
11.ペルゴレージ:悲しみに沈めるみ母は涙にくれて
12.J.S.バッハ:愛の修練もて
13.同:羊らは安らかに草を食み
ダニエル・ドゥ・ニース(ソプラノ) 
イングリッシュ・コンサート
指揮:ハリー・ビケット
録音:2010年8月16日 聖ジュード・オン・ザ・ヒル、ロンドン
名花ダニエル・ドゥ・ニースの待望の第3弾は、イギリス、ドイツ、イタリア
の伝統的なバロック作品を集めた1枚。欧州のバロック世界を牽引するハリー
・ビケットとイングリッシュ・コンサートの清冽な伴奏でお届けします。ヘ
ンデルの《オンブラ・マイ・フ》をはじめとした13曲は、彼女がキャリアの
初期から歌い親しんできた得意曲ばかりです。また、モンテヴェルディの
《ただあなたを見つめ》では、現代最高のカウンターテナーの一人であるア
ンドレアス・ショルとのデュエットもお楽しみいただけます。

4782551 2枚組 \3650
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》Op.72全2幕
ヨナス・カウフマン(テノール)
ニーナ・シュテンメ(ソプラノ)
ファルク・シュトラックマン(バス・バリトン)
ピーター・マッテイ(バリトン)
アーノルド・シェーンベルク合唱団
ルツェルン祝祭管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2010年8月 ルツェルン
昨年のルツェルン音楽祭のオープニングを飾ったアバド&カウフマンの《フィ
デリオ》のライヴ盤が早くも登場!カウフマンにとっては今回が初の全曲録音
となる記念すべき《フィデリオ》です。

4782731 \1850
ニコ・ミューリー:シーイング・イズ・ビリーヴィング
1.ミューリー:シーイング・イズ・ビリーヴィング
2.バード:憐れみを乞うた
3.ミューリー:モーション
4.ギボンズ:ディス・イズ・レコード・オブ・ジョン
5.ミューリー:バイ・オール・ミーンズ
6.バード:バウ・シン・イアー
7.ミューリー:ステップ・チーム
トーマス・グールド (エレクトリック・ヴァイオリン) 
オーロラ管弦楽団
指揮:ニコラス・コロン
録音:2010年10月22日 ブリテン・スタジオ、サフォーク
ニューヨークを拠点に、映画や劇中音楽にとどまらず幅広い活動をしている鬼
才ニコ・ミューリーのデッカ第3弾は、俊英ヴァイオリニスとのトーマス・グ
ールドをソリストに迎えた管弦楽作品集。しかも彼はなんとエレキ・ヴァイオ
リンを使用しており、イギリスの古い合唱音楽やミニマル、フュージョンなど
を多彩にブレンドしたミューリーの作品の魅力を鮮やかに歌い上げています。
また、期待の若手指揮者ニコラス・コロンが指揮するオーロラ管の瑞々しい伴
奏も要注目です!

4782936 \1850
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集&幻想曲
1.ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
2.幻想曲Op.17
内田光子(ピアノ)
録音:2010年 (デジタル録音)
内田光子のシューマン第2弾録音の通常盤です。収録曲目は《ダヴィッド同盟
舞曲集》と《幻想曲》という、シューマン・ファンには人気が高い初期作品集
で、近年は指揮活動にも挑戦するなど、いっそうの深化を遂げた内田ならでは
の高度な演奏を聴かせてくれます。

4782748 25枚組 \9650
ギルバート&サリヴァン・コレクション
CD1-2
喜歌劇《ゴンドラの漕ぎ手、またはバラタリアの王》
ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD3-4
喜歌劇《大公》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ他
舞踏会序曲
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス
シェイクスピアの《ヘンリー8世》のための付随音楽
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ
CD5-6
喜歌劇《軍艦ピナフォア》
ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD7-8
喜歌劇《イオランテ、または貴族と妖精》
ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD9-10
喜歌劇《ミカド》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ他
CD11-12
喜歌劇《乳しぼり女ペーシェンス》全2幕
ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD13-14
喜歌劇《ペンザンスの海賊》
ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD15-16
喜歌劇《王女イダ》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・マルコム・サージェント他
パイナップル・ポール組曲(マッケラス編)
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:サー・チャールズ・マッケラス
CD17-18
喜歌劇《ラディゴー》
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 ロンドン新交響楽団 
指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD19-20
喜歌劇《魔法使い》全2幕
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
動物園/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ
CD21-22
喜歌劇《ユートピア》全2幕
序曲《マクベス》
バレエ《ヴィクトリア朝とメリー・イングランド》
序曲《マーミオン》
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ
CD23-24
喜歌劇《近衛騎兵隊、または従者とその女中》
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・マルコム・サージェント他
劇的カンタータ《法廷での審理》
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:イジドール・ゴッドフリー他
CD25
《ゴンドラの漕ぎ手、またはバラタリアの王》より
《イオランテ、または貴族と妖精》より/《ラディゴー》より
《近衛騎兵隊、または従者とその女中》
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・ウォーカー
ドイリー・カート・オペラ・コーラス他
録音:1959-82年
19世紀末のヴィクトリア朝ロンドンで、ギルバート&サリヴァンとして数々の
人気喜歌劇を世に送り出した作詞家のウィリアム・ギルバートと作曲家のアー
サー・サリヴァン。ブロードウェイ・ミュージカルにも多大の影響を与えた名
コンビの魅力が詰まった豪華25枚組です!

4782931 \1850
ザ・ベリー・ベスト・オブ・ギルバート・アンド・サリヴァン
CD1
1.《ミカド》-スリー・リトル・メイズ
2.同-ア・ワンドリング・ミンストレル
3.同-オン・ア・ツリー・バイ・ア・リヴァー・ア・リトル・トム・ティット
4.ビホールド・ロード・ハイ・エクセキューター
5.同-アズ・サムデイ・イット・メイ・ハプン・ザット・ア・ヴィクティム…
6.同-ザ・サン・フーズ・レイズ・アー・オール・アブレーズ
7.同-ヒアーズ・ア・ハウ・デ・ド
8.同-ザ・フラワーズ・ザット・ブルーム・イン・ザ・スプリング、トラ・ラ
9.同-ゼア・イズ・ビューティー・イン・ザ・ビロウ・ザ・ブラスト
10.同-フォー・ヒーズ・ゴーン・アンド・マリード・ユーム・ユーム
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロイストン・ナッシュ
11.《軍艦ピナフォア》-アイ・アム・モナーク・オブ・ザ・シー
12.同-アイム・コールド・リトル・バター・カップ
13.同-ネヴァー・マインド・ザ・ホワイ・アンド・ホエアフォア
14.同-ウィ・シャル・セイル・ジ・オーシャン・ブルー
15.同-マイ・グラント・クルー…
16.同-ア・ジョイ!オー・ラプチュア・アンフォレッスン
以上ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
17.《陪審裁判》-ホエン・アイ・グッド・フレンズ・ワズ・コールド・トゥ
・ザ・バー
ジョン・リード(バリトン) コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団他
18.《魔法使い》-マイ・ネーム・イズ・ジョン・ウェリントン・ウェルズ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
19.《乳しぼり女ペーシェンス》-ザ・ソルジャーズ・オブ・アワ・クイーン
20.同-アム・アイ・アローン・アンド・アン・オブザーヴァード?
21.同-イフ・ユア・アンクシャス・フォー・トゥ・シャイン・イン・ザ・ハイ
・エセティック…
22.同-ソー・ゴー・トゥ・ヒム・アンド・セイ・トゥ・ヒム、
ウィズ・コンプリート・アイロニカル
以上ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
23.《近衛騎兵隊、または従者とその女中》
-ホエン・アワ・グラント・ノルマン・フォーズ
24.同-アイ・ハヴ・ア・ソング・トゥ・シング、オー!
25.同-ホエン・メイデン・ラヴズ
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・マルコム・サージェント他
CD2
1.ウィズ・キャット・ライク・トリード
2.《ペンザンスの海賊》-プア・ワンドリング・ワン!
3.同-アイ・アム・ザ・ヴェリー・モデル・オブ・ア・モダン・ジェネラル
4.同-ホエン・ア・フォーマン・ベアーズ・ヒズ・スティール
5.同-ホエン・ア・フェロンズ・ノット・エンゲージド・イン・ヒズ・エンプ
ロイメント
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イジドール・ゴッドフリー他
6.アイ・ノウ・ア・ユース・フー・ラヴズ・ア・リトル・メイド
7.ホエン・ザ・ナイトウィンド・ホールズ
8.マイ・アイズ・フルリー・オープン・トゥ・マイ・オーフル・シチュエー
ション
以上コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:イジドール・ゴッドフリー他
9.《イオランテ、または貴族と妖精》-ラウド・レット・ザ・トランペット・
ブレイ
10.同-ラヴ・アンリクワイヤード
11.同-イフ・ユー・ゴー・イン・ユア・シュア・トゥ・ウィン
12.同-ホエン・オール・ナイト・ロング・ア・チャップ・リメインズ
13.同-セイド・トゥ・マイセルフ、セイド・アイ
14.同-ホエン・ブリテン・リアリー・ルールド・ザ・ウェーヴズ
15.《ゴンドラの漕ぎ手、またはバラタリアの王》
-ウィア・コールド・ゴンドリエリ、バット・ザッツ・ア・ヴァガリー
16.同-イン・エンタープライズ・オブ・マーシャル・カインド
17.同-テイク・ア・ペアー・オブ・スパークリング・アイズ
18.同-ダンス・ア・カチューチャ、ファンダンゴ、ボレロ
19.同-フロム・ザ・サニー・スパニッシュ・ショア
20.同-アイ・ストール・ザ・プリンス
21.同-ゼン・ワン・オブ・アス・ウィル・ビー・ア・クイーン
以上以上ロンドン新交響楽団 指揮:イジドール・ゴッドフリー他
22.イフ・ユー・ギヴ・ミー・ユア・アテンション
23.ザ・ウーマン・オブ・ウィセット・ウイット
24.アイ・ビルト・アポン・ア・ロック
25.ホエンエヴァー・アイ・スポーク・サーカスティック・ジョーク
26.ディス・ヘルメット・アイ・サポーズ
以上ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・マルコム・サージェント
ドイリー・カート・オペラ・コーラス他
録音:1959-73年他
19世紀末のヴィクトリア朝ロンドンで、ギルバート&サリヴァンとして数々の
人気喜歌劇を世に送り出した作詞家のウィリアム・ギルバートと作曲家のアー
サー・サリヴァン。ブロードウェイ・ミュージカルにも多大の影響を与えた
名コンビのエッセンスを選りすぐった、入門にもぴったりな2枚組です。





<Testament>
SBT2 1467 2枚組 \2800
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集
ソナタ第1番BWV.1001/パルティータ第1番BWV.1002/ソナタ第2番BWV.1003
パルティータ第2番BWV.1004/ソナタ第3番BWV.1005/パルティータ第3番BWV.1006
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
録音:1955年3月(BWV1004),1955年4月(1002)、1955年3月&4月(1003)、
1954年7月(1004)、1954年5月&6月(1005)、1955年5月(1006) MONO
ハンガリーの偉大な女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)
は、6歳からヴァイオリンを習い始め、若干10歳でブダペストの名門フランツ
・リスト音楽院に入学し、名教師イェネー・フバイ(入学前から師事)のクラス
に入学を許可された神童でした。その後、フバイ・スクール最後の秘蔵っ子と
して研鑽を重ねた彼女は13歳でデビューを果たしますが、第2次世界大戦勃発
で活動を一旦中断。戦後の1947年に23歳でジュネーヴ国際音楽コンクールで
入賞すると、その後はスイスに居を定め、1953年にイギリス、1957年にアメリ
カで相次いでデビューを果たします。1960年代からはイシュトヴァーン・ハイ
デュとのデュオ活動を活発に行ったことも有名ですが、その女性的で親しみや
すく清潔感にあふれた演奏は多くの人々に愛され、ジネット・ヌヴーやジョコ
ンダ・デ・ヴィートと並ぶ女流ヴァイオリニストの最高峰の一角に今なお君臨
しています。当盤に収録されているのは、マルツィの十八番の一つとして名高
いJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全6曲。節
度と様式を重んじる古典主義者だった彼女の音楽性が顕著にあらわれた黄金の
中庸と言うべき超名演で、ヨーゼフ・シゲティやエミール・テルマニーといっ
たハンガリーのロマンティックな音楽伝統を正統に受け継いでいます。イギリ
スの「マンチェスター・ガーディアン」紙のエドワード・グリーンフィールド
が名手ハイフェッツの録音よりも高く評価し、かのシェーンベルクも「極めて
純粋で、古典的」と讃えた甘美なヴィブラートが美しく蘇った復刻版です。

SBT2 1468 2枚組 \2800
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ソナチネ(全3曲)
華麗なるロンド ロ短調D.895
幻想曲ハ長調D.934
ソナタ(二重奏曲)イ長調D.574
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
録音:1955年9月&11月 MONO
当盤には、EMIとドイツ・グラモフォンに13枚しかレコードを残さなかった彼
女の十八番として名高いシューベルトのヴァイオリン作品をすべて収録。終
始、凛とした佇まいと美しいボウイングで歌い上げた、これぞシューベルト
と唸りたくなるような至高の名演で、シューベルトの書いた一音一音を心を
込めて歌い上げる豊かな抒情はすべてのヴァイオリン・ファン必聴です。
1枚目のソナチネ3曲ではクライスラー&ラフマニノフやスーク&パネンカと
のデュオに匹敵する甘美な歌の数々を、幻想曲などの難曲を実に平明かつ親
しみやすく歌い上げた2枚目ではブッシュ、ハイフェッツ、オイストラフにも
匹敵する妙技を、それぞれお楽しみください。あらゆるフレーズと音の意味
を正確に汲み取り、それを無理なく等身大に歌い上げる、理想のシューベル
演奏が聴き手を魅了します。

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