クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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18-03 No.1

2018年03月06日 18時34分17秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年3月新譜 3点発売★
発売予定:2018年3月下旬旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3720
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送室内管弦楽団
独 GRAMMOPHON 72323/4(VG盤)
1952年11月3-4 日ミュンヘン、アメリカ・ハウス録音
SPレコード末期にドイツ・グラモフォンが開発した78回転長時間収録VG盤からの
復刻。ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニス
ト。1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ
(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のために活動を中断。1947
年ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞しスイスに居をかまえた。1953年ロンドン
でデビューした。この録音はロンドン・デビュー以前にドイツ・グラモフォンにい
れたもの。このシリーズでモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.376(78CDR-3208)
が出ている。指揮者のオイゲン・ヨッフム(1902-1987)はバイエルン生まれ。1949
年バイエルン放送交響楽団の創立に関わり、60年まで首席指揮者をつとめた。これ
はこの時期の録音。

78CDR-3721
J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
日本ビクター JD769/70
1935年12月11日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ハイフェッツが34歳の時に録音したJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソンタ第1番」。
原録音は英国HIS MASTER'S VOICEだがカタログ番号がDB2721/2 として与えられた
ものの、何らかの理由で未発売に終わった。だが日本ビクターには原盤が送られて
きたために、日本地域だけで発売された超稀少SPレコードからの復刻。ヤッシャ
・ハイフェッツ(1901-1987)はロシア生まれのアメリカのヴァイオリニスト。ペテ
ルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1939)に師事し10歳でデビューした。
1917年16歳の時にロシア革命を逃れ一家はシベリア経由でアメリカに移住した。そ
の途中日本に立ち寄った伝えられる。移住後少年ハイフェッツは一流演奏家として
待遇された。その後青年期、壮年期から引退するまで世界最高のヴァイオリン奏者
として崇められた。ハイフェッツのレコードはLP期のものよりSP期のものが優
れていることはあまり知られていない。SPレコードからの復刻はこのシリーズで
多数出ている。

78CDR-3722
ショパン:4つのバラード
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTOR 7333/6(英 HIS MASTER'S VOICE DB1343/6と同一録音)
1929年6月7日(作品23)& 3月11日(作品47, 作品38, 作品47)
ロンドン、小クイーンズ・ホール録音
アルフレッド・コルトー(1887-1962)は20世紀最高のフランスのピアニスト。1892
年5歳でパリ音楽院のルイ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り1896年9歳で
一等賞を得て卒業。1906年にヴァイオリンのジャック・ティボー(1880-1953)と
チェロのパブロ・カザルス(1876)とトリオを組んだ。1917年にパリ音楽院教授、
1919年にパリにエコール・ノルマル音楽学校を設立した。コルトーはショパンの
4つのバラードを生涯に3回録音していて、これはその最初の録音。1933年の第2回
の録音はこのシリーズの78CDR-3223で出ている。比較試聴は興味あるところ。

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