クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-10 No.26-1

2011年10月31日 16時12分27秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
8869798960-2 2枚組 ¥1500
SALVATORE LICITRAIl Tenore(Best Of Salvatore Licitra)
(Disc1)
1:『ヴェルディ:「誰も寝てはならぬ」-「トゥーランドット」より』
2:『レオンカヴァッロ:「衣装をつけろ」 -「道化師」より』
3:『ヴェルディ:
「芝生に光る露のごとく・・おお恋する心を君に」-「エルナーニ」より』
4:『ヴェルディ:「ああ、父の手は」-「マクベス」より』
5:『ヴェルディ:「ああ、美しい人」-「トロヴァトーレ」より』
6:『ヴェルディ:「神秘な楽の音が波のうち」-「トロヴァトーレ」より』
7:『ヴェルディ:「恐ろしい火あぶりの火が」-「トロヴァトーレ」より』
8:『ヴェルディ:「星は光ぬ」-「トスカ」より』
9:『ヴェルディ:「おお、なよやかなこの手」-「トスカ」より』
10:『ヴェルディ:「聞いて…時は迫ったわ」-「トスカ」より』
11:『ヴェルディ:「あの人達は来ないわね…」-「トスカ」より』
12:『プッチーニ:「さよなら、愛の家」-「蝶々夫人」より』
13:『ヴェルディ:「永久に君を失えば」-「仮面舞踏会」より』
14:『ヴェルディ:「穏やかな夜には」-「ルイザ・ミラー」より』
15:『ヴェルディ:「主よ!あなたは私の頭上に」-「オテロ」より』
16:『ヴェルディ:
「5月の晴れた日のように」-「アンドレア・シェニエ」より』
17:『ポンキエルリ:「空と海」-「ジョコンダ」より』
18:『マスカーニ:
「お母さん、あの酒は強いね」-「カヴァレリア・ルスティカーナ」より』
(Disc2)
1:『ヴェルディ:「清きアイーダ」-「アイーダ」より』
2:『ヴェルディ:「こい、女占い師…告げてくれ」-「仮面舞踏会」より』
3『チレーア:「フェデリコの嘆き」-「アルルの女」より』
4:『プッチーニ:「ああ、あの眼が」-「トスカ」より』
5:『プッチーニ:「なんとすばらしい美人」-「マノン・レスコー」より』
6:『ビゼー:「聖なる神殿の奥深く」-「真珠採り」より』
7:『ラフマニノフ(S・ウッド編):「飛翔」-「ヴォカリーズ」より』
8:『グノー(S・ウッド編):
「それはきみの瞳」-「ファウスト(この清らかな住まい)より」
9:『スティーヴ・ウッド:「旅」』
10:『フォーレ(S・ウッド編):「愛の亡霊」』
11:『フランチェスコ・サルトリ:「嵐の彼方に」』
12:『オスバルド・ゴリホフ:
「クローズ・ユア・アイズ」-映画「耳に残るは君の歌声」』
13:『J・S・バッハ(S・ウッド編):「ソロ・アモーレ」』
14:『ナポリ民謡:「帰れソレントへ」』
15:『ロッシーニ:「踊り」』
16:『ルイージ・デンツァ:「フニクリ・フニクラ」』
17:『トスティ:「理想」』
18:『トスティ:「もはや君を慕わず」』
19:『クルティス:「勿忘草」』
20:『カプア(ナポリ民謡):「オー・ソレ・ミオ」』
サルヴァトーレ・リチートラ(T)
カルロ・リッツィ(指揮)ロンドン交響楽団 [Disc1-1,4,8,12,13 /Disc2-1,5]
ロベルト・ルッツィ・ブリニョーリ(指揮)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 [Disc1-2,3,14-18 /Disc2-3]
リッカルド・ムーティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 [Disc1-5-7,9-11 / Disc2-4]
マルセロ・アルベニス(T)
ダニエル・メイ(指揮)
プラハ市フィルハーモニー管弦楽団, キューンズ合唱団 [Disc2-6-13]
クロノス・クァルテット [Disc2-12]
カティア・ラベック(P)[Disc2-14]
ウォーレン・ジョーンズ(P)[Disc2-15]
マルコ・アルミリアート(指揮)プラハ市フィルハーモニー管弦楽団 [Disc2-16-20]
サルヴァトーレ・リチートラ追悼盤 未発表曲5曲を収録
パヴァロッティの後継者的存在として世界的名声を得ていたリチートラ。両親
の故郷でもあるシチリア島滞在中に、スクーターで事故を起こし、9月5日に亡
くなりました。まだ43歳の若さでした。
彼の死を悼み、SONYに録音したアルバムの中から、選りすぐりの名唄を収録。
(あのムーティが初めて本拠地スカラ座で「トスカ」を振り、全世界の注目を
集めた2000年3月公演にリチートラが大抜擢されたCDデビュー盤 / 2000年12月
ミラノ・スカラ座でヴェルディ・イヤー幕開け公演の大舞台での「トロヴァト
ーレ」/ ヴェルディやプッチーニなどを中心とした魅惑のソロ・アルバム2タ
イトル / アルバレスとの2人のために書かれたロマンティックなバラード集
等)、さらに今回、未発表5曲(Disc2の16-20)を収録。




<NAXOS>
●NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ第4弾
NYNG-007 ¥2100
黛敏郎(1929-1997):
TRACK LIST1.七人の奏者によるミクロコスモス(1957)〈初演〉
北村維章(クラヴィオリン),伊部晴美(エレクトリック・ギター),
小野顕(ミュージカル・ソー),外山雄三(ピアノ), 小宅勇輔, 小林美
隆, 近衛秀健(打楽器)
岩城宏之(指揮)
録音:1957年3月28日第一生命ホール
放送:1957年4月7日※モノラル録音
2.作品を語る
鼎談: 諸井誠、矢代秋雄、森正
談話: 黛敏郎
3.オーケストラのための「呪」(1967)〈初演〉
NHK交響楽団
森正(指揮)
録音: 1967年11月29日東京文化会館
4.プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(1957)
坂本玉明, 竹内智子(ヴァイオリン),
奥邦夫(ヴィオラ), 藤本英雄(チェロ),本庄玲子(ピアノ)
岩城宏之(指揮)
録音:1957年10月24日第一生命ホール
5.ミュージック・コンクレートによる「カンパノロジー」(1959)
〈放送初演〉
NHK電子音楽スタジオ
放送:1959年11月29日※モノラル録音
【解説】川崎弘二
ある時は、あの壮大かつ実験的な音楽「涅槃交響曲」の作者として、またある
時は「題名のない音楽会」の司会者として、他、様々な才能を発揮した黛敏郎。
おのおのの聴き手の年齢によっても、頭に浮かぶ姿が微妙に違うのではないで
しょうか。そんな黛の作品、映画音楽から吹奏楽、電子音楽まで本当に幅広い
ジャンルに渡っていますが、ここに選ばれた4つの作品で、それらを万遍なく
体現できることでしょう。極めて考え抜かれた十二音音列による厳格な音を放
つのは、予想もつかないような楽器群であり、電気的な音と、アコースティッ
クな音が交錯する不可解な世界は、まさに小宇宙そのものです。「オーケスト
ラのための呪」は、まさに映画音楽そのもの。「プリペアド・ピアノと弦楽の
ための小品」は詩的な感情こそあれど、音としてはとてもシリアスなもの。
そして「カンパノロジー」は、後の「涅槃交響楽」を予感させる、梵鐘の音を
使った気も遠くなるような音響、録音技術(ミュージック・コンクレート)への
挑戦です。今作では、日本の電子音楽批評&演奏家としても第一人者である
川崎弘二氏に解説を執筆を依頼。曲に対する詳細なアナリーゼを含めた資料価
値のみならず、大変興味深い一つの読み物としても成立する素晴らしい解説
です。

NYNG-008 ¥2100
湯浅 譲二(1929-):
1.箏とオーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」(1967)
菊池梯子 他(箏)
読売日本交響楽団 若杉弘(指揮)
録音:1971年2月10日厚生年金会館(「現代の音楽展'70」より)
2.フルート、ピアノ、2人の打楽器奏者のための
「インター・ポジ・プレイ・ションI」(1971)
小泉浩(フルート), 高橋アキ(ピアノ), 山口恭範(打楽器)
録音:1972年12月7日東京文化会館(「Sound Space Ark I」より)
3.クラリネットのための「クラリネット・ソリテュード」(1980)
〈初演〉
森田利明(クラリネット)
録音: 1980年9月19日東京ドイツ文化研究所ホール
4.楽曲解説
湯浅譲二
5.2つのフルートのための「相即相入」(1963)
吉田雅夫, 野口龍(フルート)
放送:1964年3月29日※モノラル録音
6. ホワイト・ノイズによる
「プロジェクション・エセムプラスティク」
〈放送初演〉
NHK電子音楽スタジオ
放送:1964年3月29日
【解説】湯浅譲二、川崎弘二
本来は外科医志望であった湯浅譲二、作曲は趣味で行っていたといいますが、
1950年代の、当時としては最新鋭の「現代音楽」に触れるうち、自分でもこの
くらいは書けるのではないかと思ったのだそうです。そんな湯浅が本格的に創
作活動を始めたのは1952年、「実験工房」に参加してからのことでした。彼が
どんな道を歩んだか、そしてどんな音楽を書いたのか。それは実際に解説を読
み、音楽を聴くことで理解できることでしょう。過去に何人かの作曲家が試み
てきた「邦楽器と西洋のオーケストラの融合」をより深く発展させた、“筝と
オーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」”、数字で書かれた楽譜
から生まれる不確定的な音楽を追求した“インター・ポジ・プレイ・ションI”
など楽器と奏法の追求、果ては“ホワイト・ノイズによる「プロジェクション
・エセムプラスティク”まで、時間を越えた音を求めた作曲家による、新たな
地平線がここにあります。





<独EMI>
EMI 6782892 ¥800
モーツァルト:
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
ブリテン四重奏団
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
アンドリュー・マリナー(Cl) チリンギリアン四重奏団
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
アンドリュー・マリナー(Cl) ジェーン・グローヴァー指揮
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

EMI 6782902 ¥800
バロック名曲集
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、管弦楽組曲第3番、
アルビノーニ:アダージョ  他
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団

EMI 6782912 ¥800
モーツァルト:レクイエム
フェリシティー・ロット(S)
デラ・ジョーンズ(Ms)
キース・ルイス(T)
ウィラード・ホワイト(Bs)
デイヴィッド・ベル(og)
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団

EMI 6783362 ¥800
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ダニエル・コルゼンパ(P)

EMI 6783402 ¥800
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
ジョーン・ロジャース(S)
デラ・ジョーンズ(Ms)
ピーター・ブロンダー(T)
ブリン・ターフェル(B)
サー・チャールズ・マッケラス指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

EMI 6783412 ¥800
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番
パガニーニの主題による狂詩曲
フィリップ・フォーク(P)
ユーリ・テミルカーノフ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

EMI 6782712 ¥800
ヴォーン・ウィリアムズ:
あげひばり
デイヴィッド・ノーラン(Vn)
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロンドン・フィル
「グリーンスリーヴス」による幻想曲
メア・ジョーンズ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
トーマス・タリスの主題による幻想曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
エルガー:弦楽セレナード ホ短調
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィル
エニグマ変奏曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロンドン・フィル

EMI 6783372 ¥800
オルフ:カルミナ・ブラーナ
シーラ・アームストロング(S)
ブライアン・レイナー・クック(T)
ピーター・ホール(Br)
フォーレ:パヴァーヌ
フランク:天使の糧
モーリス・ハンドフォード指揮
ハレ管弦楽団、合唱団

EMI 6783382 ¥800
サティ:ピアノ作品集
ジムノペディ第3番
3つのグノシェンヌ
太った木の人形のスケッチとからかい
パッサカリア
官僚的なソナティナ 他全21曲
ピーター・ローソン、アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

EMI 6783422 ¥800
ヴィヴァルディ:四季、オーボエ協奏曲集
アルビノーニ:オーボエ協奏曲集
シドニー・サトクリフ(Ob)
アーサー・デイヴィソン指揮
ヴィルトゥオージ・オブ・イングランド

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11-10 No.26-2

2011年10月31日 16時11分45秒 | Weblog
<FABIAN RECORDS>
FABIAN-CD 7123 ¥2080
アルザス地方のジルバーマン・オルガン
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1684-1740):オルガン曲集ト長調
フランソワ・クープラン(1668-1733):
修道院のミサ から グラン・ジュによるオフェルトリウム
ルイ・ニコラ・クレランボー(1676-1749):組曲第2旋法
録音:2003年11月11日、ヴァスロンヌ、福音教会
使用楽器:1745年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製
(ゲブヴィレのドミニコ教会に建造、1791年に移動/
1992年、ガストン・ケルン復元)
ゲオルク・ムッファト(1654-1704):
「Lasst uns das Kindlein wiegen」によるカプリッチョ
ゲオルク・フランク(1700頃-1740以後):ソナタ
録音:2003年11月9日、グリ教会
使用楽器:1791年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製
(1967年、アルフレッド・ケルン復元)
ランベール・ショモン(?-1712):組曲第2旋法 から 7曲
ゲオルク・ムッファト:「オルガン音楽の練習」から トッカータ第4番
ランベール・ショモン:オルガン曲集第6旋法
録音:2003年11月14日、エベルスマンステ教会
使用楽器:1732年、アンドレアス・ジルバーマン製
(2000-2002年、ガストン・ケルン復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7124-25 2枚組 ¥4160
デンマークとスウェーデンの記念碑的オルガン
[デンマーク]
ニコラス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ト短調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):Nun bitten wir den Heigen Gest
クリスティアン・フロール(1626-1697):Ein feste Burg ist unser Gott
アンドレアス・ノインハーバー(1603-1663):
Ich ruf zu dr, Herr Jesu Christ
ヨハン・シュテッフェンス(1559-1616):Veri redemptor gentium
録音:2003年8月3日、ロスキレ大聖堂
使用楽器:1554年、ヘルマン・ラファエリス・ロッテンシュタイン=ポック製
1654-1655年、グレゴール・ミュリシュ改造(1991年、マルクッセン&サン復元)
ヤン・ファン・ルブリンのタブラチュア譜集(1537-1548)から 9曲
クリスティアン・エールバッハ(1570-1653):ファンタジア/グラマティカ
録音:2003年8月2日、フレゼリクスボー城教会
使用楽器:1610年、エザイアス・コメプニウス製
(1985-1990年、ユルゲン・アーレント、マッツ・キアスゴー復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
「Wie schön leichtet der Morgenstern」による即興演奏
A・Hへのオマージュ(即興演奏)
録音:2003年8月6日、ソレ教会
使用楽器:1627年製のパーツを元に、1941-1942年、マルクッセン&サン製
[スウェーデン]
ディートリヒ・ブクステフーデ:
カンツォーナ ト短調/Nun lob meik Seel den Herrn
録音:2003年8月2日、オストラ・ユングビー教会
使用楽器:1707年、ユーハン・イェオリ・アムドル製
(1971年、アンデシュ・ペーション復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:トッカータ ト長調/フーガ ト長調
ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):
Lobt Gott ihr Christen allzugleichn Orem aIagled/In dulci jubilo
シャコンヌ イ長調
ディートリヒ・ブクステフーデ:カンツォネッタ ト長調
録音:2003年7月30日、ランナシェーデ教会
使用楽器:1734年、ラーシュ・ソルベリ製
(Sandsjö教会に建造、1775年に移動/1952年、モーベリ復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:シャコンヌ ヘ長調
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):An Wasserflussen Babylon
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
Dies sind die heigenzehen Gebot/Es spricht der Mund der Unweisen wohl
In dulci jubilo/Wo Gott, der Herr, nicht bei uns halt
Warum betrubst du dich mein Herz
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァホウ(1663-1712):
Heut triumphieret Gottes Sohn
録音:2003年7月30日、ウルリカ教会
使用楽器:1723年、ユーハン・ニクラス・カーマン製
(キサに教会に建造、1789年に移動/2004年、マッツ・アルヴィドソン復元)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
Wachet auf, ruft uns die Stimme
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァホウ:Nun komm, der Heiden Heiland
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:
タリエッティ氏の協奏曲/Ein Lammlein geht
ヨハン・ペーター・ケルナー(1705-1772):Jesu, meine Zuversicht
チャールズ・ジョン・スタンリー(1713-1786):
ヴォランタリー Op.4 No.6/ヴォランタリー Op.6 No.6
録音:2003年7月31日、ガンマルシル教会
使用楽器:1806年、ペール・ショーリン製(1996年、オーシェマン&ルンド復元)
フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):
モーツァルトの「レコルダーレ」
四旬節用のグラーヴェ(ペルゴレージの「スターバト・マーテル」から)
Poco Adagio/Freu dich sehr, o meine Seele
Wie gross ist des Allmachtigen Gute/Ein feste Burg ist unser Gott
録音:2003年8月1日、ニーシル教会
使用楽器:1863年、スヴェン&エーリク・ヌードストレム製
(1963年、Richard Jacoby改修)
不詳(リューネブルク・タブラチュア譜集 から):
トッカータ ハ長調/Hosianna dem Sohne David/前奏曲ニ短調
Vom Himmel hoch/前奏曲ト長調/Veni creator/前奏曲ホ短調
不詳(ヤン・ファン・ルブリンのタブラチュア譜集 から):7つの舞曲
録音:2003年7月30日、Tjallmo教会
使用楽器:1710年、不詳作者製
(ウプサラ大聖堂に建造、1746年に移動/1968年、ビョーデナ・ムーベリ復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7126 ¥2080
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
「黙示録」(ヨハネの黙示録からの抜粋;朗読とオルガン即興演奏のための)
ロムアルト・ペクニー(朗読)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2002年8月15日、アイゲン・イン・ミュールクライス(オーストリア)、
教区教会

FABIAN-CD 7127 ¥2080
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
弦楽四重奏曲「御影石」(+)
アーダルベルト・シュティフター(1805-1868):小説「御影石」から(朗読)(*)
ヘルムート・ヴラザク、ソニヤ・ヘーファー(朗読(*))
レゾナンツ弦楽四重奏団(+)
ヨハネス・ゾンベルガー、アストリット・レッシュ(ヴァイオリン)
ダニエラ・ミュレダー(ヴィオラ) ヴォルフガング・リーガー(チェロ)
録音:2001年9月9日、シュレーグル(オーストリア)、
ザンクト・ノルベルト音楽センター

FABIAN-CD 7128 ¥2080
ザクセン地方のジルバーマン・オルガン
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533/Wachet auf, ruft uns die Stimme BWV645
Nun komm, der Heiden Heiland(フゲッタ)BWV599
Nun komm, der Heiden Heiland BWV659
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):シャコンヌ変ロ長調
録音:2004年5月16日、フライベルク大聖堂(大オルガン)
使用楽器:1714年、ゴットフリート・ジルバーマン製
(1981年、イェームリヒ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:Wenn wir in hochsten Noten sein(パルティータ)BWV Anhang 78
録音:2004年5月16日、フライベルク大聖堂(小オルガン)
使用楽器:1719年、不詳作者製
(フライベルクのヨハネ教会に建造、1939年に移動/
(1997年、イェームリヒ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/Vater unser im Himmelreich BWV636
Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ BWV639
Wenn wir in hochsten Noten sein BWV641
Nun komm, der Heiden Heiland BWV599
Gelobet seist du, Jesu Christ BWV604
0 Mensch, bewein dein Sunde gross BWV622
Wer nur den lieben Gott lasst walten BWV642
録音:2005年7月17日、レータ(ライプツィヒ近郊)、ゲオルク教会)
使用楽器:1721年、ゴットフリート・ジルバーマン製
(1979-1980年、オイレ・オルガン工房復元)
J・S・バッハ:
Jesu, meine Zuversicht BWV728/An Wasserflussen Babylon BWV653
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
録音:2005年7月18日、ドレスデン大聖堂(旧宮廷教会)
使用楽器:1750年、ゴットフリート・ジルバーマンにより製作開始、
1753年、彼の死により弟子のツァハリアス・ヒルデブラントが後継
(2001-2002年、クリスティアン・ヴェークシャイダー、
イェームリヒ・オルガン工房復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7129 ¥2080
国際ブルックナー音楽祭 2004 オルガンの夕べ
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライター(1936-2003):Signum(1977)
ブルックナー(1824-1896):
前奏曲ハ長調(「ペルガー」前奏曲;1884)-即興演奏
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライター:
Ach wie nichtig, ach wie flüchtig(小パルティータ;1964)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(1951-):
1890年9月30日、大公フランツ・サルヴァトールと大公妃マリー=ヴァレリーの
結婚式においてブルックナーが行った即興演奏のスケッチに基づく即興演奏
ブルックナー:前奏曲とフーガ ハ短調(1847)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー:
聴衆が提供した主題による即興演奏(「Ein feste Burg ist unser Gott」)
「Der Mond ist aufgegangen」による即興演奏(アンコール)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)
録音:2004年9月24日、ザンクトフロリアン(オーストリア)、参事会聖堂
ブルックナーのオルガン作品、即興を得意としたブルックナーを思い起こさせ
るフリーベルガーの即興演奏、そしてブルックナーゆかりのザンクトフロリア
ン修道院のオルガニストを務めた作曲家・聖職者で、録音の前年に亡くなった
アウグスティヌス・フランツ・クロプフライターの作品。交響曲以外にもこだ
わるブルックナー・マニア向けのアルバムと申せましょう。

FABIAN-CD 7130 2枚組 ¥4160
2台のオルガンのための音楽
アウレリオ・ボネッリ(1569頃-1620以後):Cleopatra(トッカータ;1620)
ロドヴィコ・グロッシ・デ・ヴィアダーナ(1564-1627):
シンフォニエ・ムジカーレ(1610)から
ラ・ヴェロネーゼ/ラ・クレモネーゼ/ラ・フィオレンティーナ
ジャコモ・フィリッポ・ビウミ(1580頃-1653):カンツォーナ第12番
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
カンツォン・ペル・ソナール(1608)
チェザーリオ・グッサーゴ(1550頃-1620):ラ・レオーナ(ソナタ;1620)
録音:1993年4月26-27日、ボローニャ(イタリア)、聖ペトローニオ聖堂
使用楽器:1471-1475年、ロレンツォ・デ・ジャコモ・ダ・プラート製
(祭壇右側)
1596年、バルダッサーレ・マラミーニ製(祭壇左側)
ジュゼッペ・グアーミ(1540-1611):ラ・ルッケジーナ(カンツォーナ;1608)
ジョヴァンニ・ドメニコ・タエッジョ(1550頃-1620):
ラ・ポルタ(カンツォーナ;1605)
チェザーリオ・グッサーゴ:ラ・ポルセッラーガ(ソナタ;1608)
ロドヴィコ・グロッシ・デ・ヴィアダーナ:
シンフォニエ・ムジカーレ から ラ・ベルガマスカ
ジョヴァンニ・ベルナルド・ズッキネッティ(1755-1801):
2台のオルガンのためのソナタ/2台のオルガンのための協奏曲変ロ長調
ガエターノ・ピアッツァ(18世紀後半):2台のオルガンのためのソナタ ヘ長調
ボナヴェントゥーラ・テッレーニ(18世紀後半):2台のオルガンのためのソナタ
録音:1993年3月29-30日、ヴェネツィア(イタリア)、
サンタマリア・グロリオーザ・デ・フラーリ教会
使用楽器:1794-1795年、ガエターノ・カッリード製(祭壇右側)
1732年、ジョヴァンニ・P・ピアッジャ製(祭壇左側)
フランシスコ・J・オリバレス(18世紀後半-19世紀前半):
2つのオルガンのためのヴァース第8旋法(1807)
賛歌「荘厳なるいけにえ」による2つのオルガンのためのヴァース第8旋法
ホセ・リドン(1752-1827):王のコルネットのためのソナタ、エコー付き
ホセ・ブランコ(1756-1811):2台のオルガンのための協奏曲
フリアン・パラホン(18世紀-19世紀):2台のオルガンのための協奏曲
(サンティアゴ・プラドの王のレスポンソリウム第7番「星」他による;1807)
録音:2006年10月26-27日、ブラガ大聖堂(ポルトガル) 
使用楽器:製作者名の記載なし
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー、
インゲマール・メルヒェルソン(オルガン)

FABIAN-CD 7131 ¥2080
イタリアの歴史的オルガン
エルコレ・パスクイーニ(1568-1619):ドゥレッツァ/トッカータ
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570-1622):
ラ・ヴァーガ(カンツォーナ)/リチェルカーレ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
エレヴァツィオーネのためのトッカータ
ジョヴァンニ・デ・マック(1550-1614):ストラヴァガンツァ第2番
録音:2002年11月7日、ポンテ・イン・ヴァルテッリーナ、
マドンナ・ディ・カンパーニャ教会
使用楽器:1519年、マルコ・アントニオ・ビツァッリ製
(1999年、マルコ・フラッティ復元)
エルコレ・パスクイーニ:ドゥレッツァとリガトゥーラ
アドリアーノ・バンキエーリ(1567-1634):
トッカータ第1番第3旋法/リチェルカーレ
録音:1995年4月20日、ボローニャ、聖ペトローニオ聖堂
使用楽器:1596年、バルダッサーレ・マラミーニ製
アンドレア・アンティコ(15世紀):Chi non credo
アンドレア・ガブリエーリ(1510-1586):イントナーツィオ第1旋法
マルカントニオ・カヴァッツォーニ(1490-1560):リチェルカーレ
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1510-1565):アヴェ・マリス・ステラ
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:カンツォン第13番
ジローラモ・フレスコバルディ:
エレヴァツィオーネのための半音階的トッカータ
アドリアーノ・バンキエーリ:対話
録音:2005年11月8日、ヴァルヴァゾーネ、キリスト聖体教会
使用楽器:1532年、ヴィンチェンツォ・コロンボ製
(1972年、アルフレード・ピッチネッリ改修/1999年、
フランチェスコ・ザニン復元)
アンドレア・アンティコ:Non resto in questa valle
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:カンツォン・モローザ
ジローラモ・フレスコバルディ:半音階的カンツォーナ
録音:1994年7月15日、フィレンツェ、聖ニコロ教区教会
使用楽器:1581年、ディオニジ・ディ・アゴスティーノ・ロマーニ製
使用楽器:1532年、ヴィンチェンツォ・コロンボ製
(1978-1979年、パオロ・ドナーティ復元)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):ソナタ風
録音:サンタマリア・グロリオーザ・デ・フラーリ教会、時期記載なし
使用楽器:1794-1795年、ガエターノ・カッリード製
アンドレア・ルッケージ(1741-1801):二段鍵盤のためのソナタ/ロンド
録音:1993年3月23日、ウディーネ大聖堂
使用楽器:18世紀中盤、ピエトロ・ナッキーニ&フランチェスコ・ダッチ製
(1972年、フランツ・ザニン復元)
バルダッサーレ・ガルッピ:フルートの応答を伴うソナタ
ガエターノ・ヴァレーリ(18世紀後半):ヴァーセット
ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ(1747-1820):パストラーレ
録音:1993年3月23日、ウディーネ、聖ジョルジョ教区教会
使用楽器:1800年、ガエターノ・カッリード製(1977年、フランツ・ザニン復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 9101-1 ¥2080
メメント・モリ グレゴリオ聖歌:プレモントレ会の死者のための礼拝
イントロイトゥス: レクイエムとキリエ/書簡朗読
セクエンツィア: ディエス・イレ/福音書朗読
オフェルトリウム: ドミネ・イェズ・クリステ/序文とサンクトゥス
アニュス・デイ/コムニオ: ルクス・エテルナ/ディジュリドゥ・ソロ I
レスポンソリウム: リベラ・メ/ディジュリドゥ・ソロ II
アンティフォナ:
Placebo+詩篇114/アンティフォナ: Hei mihi+詩篇119
Dominus custodit+詩篇120/Si iniquitates+詩篇129
Opera manum+詩篇137/Tuam Deusとマニフィカト
Clementissime Domine/ディジュリドゥ・ソロ III
スコラ・グレゴリアーナ・プラゲンシス(グレゴリオ聖歌斉唱)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(カントール、指揮)
クラウス・ヴィンターステラー(ディジュリドゥ)
録音:2007年8月16日、フライシュタット(オーストリア)、聖ペーター教会、
墓地礼拝堂
グレゴリオ聖歌の下でオーストラリア大陸の先住民アボリジニの管楽器ディ
ジュリドゥのドローンが鳴る・・・意外にも合います。

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11-10 No.25-1

2011年10月28日 16時42分19秒 | Weblog
<GLOR>
GC 11461 ¥2280
ベートーヴェン:
交響曲第5番 ハ短調 「運命」
〔録音:2003年11月29日/フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)〕
交響曲第6番 ヘ長調「田園」
〔録音:2007年1月24日/エッセン、フィルハーモニー;シュタットカジノ・
バーゼル〕
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
カンブルランのベートーヴェンの登場。名曲「運命」と「田園」のカップリン
グです。「運命」第1楽章での前進感は見事。第2楽章の旋律の歌には胸を打た
れます。フィナーレの華やかさと管楽器の鳴らし方のバランスの巧さはさすが
カンブルラン。「田園」でも、フィナーレでの響きの立体的なバランスの美し
さがひときわ印象に残ります。

GC 11451 ¥2280
ベートーヴェン:
交響曲第3番 変ホ長調「英雄」
〔録音:2009年2月14日/バーデンバーデン(ライヴ)〕
序曲「レオノーレ」第1番 ハ長調 op.138
〔録音:2004年12月17日/フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)〕
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
カンブルランの「英雄」。冒頭の和音の鳴らし方から、ひとあじ違います。
躍動感溢れる前進感はさすが。第2楽章でも低音をとどろくように響かせなが
ら、すすり泣きのような旋律をたっぷり歌い上げています。「レオノーレ」
序曲も重すぎず、しかし、しっかりとしたボリューム感のある和声で聴かせ
ます。

GC 11441 ¥2280
シューマン:
(1)ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
(2)ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲
(3)アベッグ変奏曲op.1(4)幻想小曲集 op.12
エレーナ・クシュネローヴァ(ピアノ)
録音:(1)1996年、(2)(3)(4)2010年7月21-22日
モスクワ生まれ、タチアナ・ケストナーに師事した名手、エリザベト音楽大
学の客員教授も務めるエレーナ・クシュネローヴァのシューマン。アベッグ
変奏曲の天上の響きのような美しさから、幻想小曲集の一曲一曲の細かな表
情付けまで、表現の幅の広さは巨匠の風格。ベートーヴェン交響曲第7番第2
楽章の主題に基づく「ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲」
では、執拗に繰り返される音階的パッセージ、シューマンならではのシンコ
ペーション的独特のリズムでたたみかける和音など、完璧な技巧で聴かせます。



<Dynamic>
DYNDVD 33702(DVD-Video) 3枚組 ¥3780
「ノルマ」
字幕:日英独仏伊西
「カプレーティとモンテッキ」
字幕:伊英独仏西
ベッリーニ:「ノルマ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S ノルマ),
ニディア・パラチオス(Ms アダルジーザ),
カルロ・ヴェントレ(T ポリオーネ),
リッカルド・ザネッラート(Bs オロヴェーゾ),
ほか
ジュリアーノ・カレッラ(指)
カターニャ・ベッリーニ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ワルター・パリアーロ
収録:2005年6月,カターニャ,ベッリーニ大劇場
ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S ジュリエッタ)
クララ・ポリート(S ロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(T テバルド)
フェデリーコ・サッキ(Br カペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bs ロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)
イタリア国際管弦楽団
演出:デニス・クリーフ
収録:2005年8月
DYNDVD 33493とDYNDVD 33504で発売されていた二つのベッリーニのオペラがま
とまってお買い得セットになりました。「ノルマ」はカターニャ・ベッリーニ
歌劇場が2005年6月に新演出上演した際の収録。今日ノルマを歌わせたら最高
峰のディミトラ・テオドッシュウを軸に据えた上演は素晴らしい出来栄えで、
翌2007年6月にほぼ同メンバーによる来日公演も絶賛を博しました。なおテオ
ドッシュウはDynamicが2007年8月にマチェラータ音楽祭で収録した「ノルマ」
でもノルマを歌っています(DYNDVD33561)。同じ制作会社が二度同じ歌手のタ
イトルロールを収録するのは極めて異例なことで、それでも構わないくらいテ
オドッシュウのノルマが素晴らしいものだったのです。
ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、南イタリア、プーリア州の
マルティーナ・フランカで催されるイトリアの谷音楽祭での収録。若い頃に
この音楽祭に多数出演して国際的名声を高めたパトリツィア・チョーフィが
2005年に恩返ししに出演したもの。国際的プリマドンナになったチョーフィ
の歌は胸に迫るもの。新たに作成されたクリティカル・エディションを使用
し、1830年にミラノで上演された際の珍しい楽譜を使用したことでも話題と
なりました。
限定特価でのご提供です。

CDS 690 10枚組 ¥5670
CD1
バッツィーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ形式の3つの小品 Op.44
3つの性格的小品 Op.45
3つの抒情的小品 Op.41
短いお話 Op.47
第一組曲 Op.47
空想
CD2-3
パガニーニ:ルッカ・ソナタ集
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.9
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.10
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.11
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.12
ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ M.S.13
CD4
パガニーニ:
ラ・グラン・ヴィオラ M.S. 70
ラ・カンパネッラ
クライスラー:
愛の悲しみ
愛の喜び
サラサーテ:スペイン舞曲集―祈り,マラゲーニャ,
アンダルシアのロマンス,サパテアード
ブロッホ:ニーグン
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ラヴェル:ハバネラ
CD5
レーガー:
ヴァイオリン・ソナタ第7番 Op.91
3つのヴィオラ組曲 Op.131d
 (第1番 ト短調,第2番 ニ長調,第3番 ホ短調)
CD6
ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための3つの二重奏曲 Op.15
二重奏曲第1番 変ホ長調
二重奏曲第2番 変イ長調
二重奏曲第3番 ハ長調
CD7
コダーイ:
チェロ・ソナタ第8番
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第7番
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
CD8
クライスラー:
中国の太鼓
美しいロスマリン
愛の悲しみ
愛の喜び
ウィーン奇想曲
ジプシー奇想曲
ジプシーの女
シンコペーション
ロンドンデリーの歌
道化役者
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
おもちゃの兵隊の行進
オールド・リフレイン
ウィーン小行進曲
ウィーン風狂詩的小幻想曲
レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェ
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
CD9
ラロ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
独創的な幻想曲 Op.1
アレグロ・マエストーソ Op.2 ハ短調
二つの即興曲 Op.4
牧歌 Op.8 ト長調
プルチネッラ風のスケルツォ 変ホ長調
ソナタ Op.12 ニ長調
パリの夕べ Op.18
アルレッキーノ ト長調
ギター Op.28 ロ短調
CD10
ウェーバー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ノルウェーのアリアの主題による9つの変奏曲
6つのヴァイオリン・ソナタ Op.10
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn,Va)
アルド・オルヴィエート(P)
ブルーノ・カニーノ(P)
ピエールナルチーゾ・マージ(P)
ドゥブラ・コヴァチェヴィチ(P)
カロリーネ・ハフナー(P)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
フランコ・マッジョ・オルメゾフスキ(Vc)
マウリツィオ・プレーダ(G)
ジャック・デラコート(指)ベルリンRIAS交響楽団
ほか
ルイージ・アルベルト・ビアンキは1945年、ローマに生まれたヴァイオリニ
スト、ヴィオリスト。20歳でカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ヴァ
イオリンにおいてもヴィオラにおいても名手として知られています。Dynamic
に多数の録音を残しており、その中から10枚が選ばれてセットになりました。
有名作品はクライスラーやパガニーニの曲の一部のみで、あとはかなりマニ
アックな内容、しかし演奏の質は極めて高水準です。アレッサンドロ・ロッ
ラの二重奏曲集では、巨匠サルヴァトーレ・アッカルドがヴァイオリンを受
け持っているのも豪華。この分量にして3CD価格という大特価です。

CDS 706 ¥1350
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱」 Op.125
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
ヒルデ・レッセル=マイダン(Ms)
ワルデマール・クメント(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマ交響楽団
録音:1954年12月
イタリアのカラヤン、第2弾は、1954年12月にローマでRAIローマ交響楽団を
指揮したべトーヴェンの第9交響曲です。米独墺の歌手をわざわざ呼び寄せて
いるのがカラヤンらしいところ。初出ではないものの珍しい音源です。ミッ
ドプライス。

=デリーツィエ・ムジカーリ=
DM 8024 ¥880
ブルッフ:
弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.9
弦楽四重奏曲第2番 ホ長調 Op.10
アカデミカ四重奏団
マリアーナ・シルブ(Vn)
サンドラ・コラン(Vn)
コンスタンティン・ザニダーケ(Va)
ミハイル・ダンチラ(Vc)
録音:1983年、ジェノヴァ
旧CDS29。マックス・ブルッフ(1838-1920)は、二十代の始めに2曲だけ弦楽四
重奏曲を作曲しており、いずれもドイツ・ロマン派の色濃い名曲です。今でこ
そ録音もいくつかありますが、この1983年のアカデミカ四重奏団はかなり先駆
的録音でした。アカデミカ四重奏団1967年、ルーマニアのブカレスト音楽院で
結成された弦楽四重奏団です。長らく廃盤だった名盤が、お求め安い値段で
再発になりました。




<Aurora>
ACD 5071 ¥2280
お尋ね者
(1)ブーレーズ:ピアノソナタ第3番(1957)
(2)エリオット・カーター:夜の夢想(1980)
(3)アスビョルン・ショートフン:
ピュシス(1986/2003)(増幅ピアノと5台のデジタル・ハーモナイザーのための)
(4)同:アダージョとアレグロ(1976/2010)
ホーコン・アウストボー(Pf)
ホーコン・アウストボーは、1948年ノルウェーのコングスベルグ生まれ。パリ
で開催された "Concours National de la Guilde Fran?aise des Artistes
Solistes" に、1970年、フランス以外の国からはじめての優勝者に選ばれ、
翌71年にはオリヴィエ・メシアン現代音楽コンクール第1位を獲得しました。
30年以上にわたりオランダを本拠に活動をつづけた後、ノルウェーに戻り、
現在、スタヴァンゲル大学でピアノを教えながら、ヨーロッパ全土を視野に
置いた活動を行っています。『お尋ね者』は、ヴァーレン、エッゲ、モッテ
ンセン、ヴァリーンの曲を弾いた『ノルウェーの命令』(ACD5060)に次ぐ、
ノルウェー作曲家協会のレーベルAurora のソロアルバム。ジョン・ケージの
偶然性音楽からインスピレーションを授かったとされ、作者自身が「都市計
画」になぞらえるブーレーズの《ソナタ第3番》と、現代アメリカを代表する
作曲家エリオット・カーターの《夜の夢想》は、二十世紀ピアノ音楽の「里
程標」とみなされる作品。「夜、眠つけないでいる時、心に去来する束の間
の想いと感覚をほのめかしつつ、絶えず気分を変えていく」。ノルウェーの
作曲家、アスビョルン・ショートフン(1961-)のエレクトロニクスも使われた
作品、《ピュシス》 -- 「自然」……人間の主観を離れて独立に存在し、変
化する現象の根底をなす永遠に真なるもの -- そして、「ささやかなアンコ
ール」の《アダージョとアレグロ》が、「アヴァンギャルドとわたしたち自
身の時をつなぐ」(ショートフン)。

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11-10 No.25-2

2011年10月28日 16時41分59秒 | Weblog
<Alba>
NCD 43(SACD-Hybrid) ¥1980
北極地方の情景
(1)ティモ・クルキ:クルナサジュ、ぼくのトナカイ(1977)
(2)トゥーリッキ・ナルヒンサロ:ラップの少女の歌(1983)
(3)ユッカ・カンカイネン:ラップランドの歌(1981)
(4)伝承曲/クッレルヴォ・カルヤライネン編曲:
連作サーミ・ヨイク《ヨイクを歌おう》(1962)
(5)クッレルヴォ・カルヤライネン:北極地方の情景(1971)*
(6)ユッカ・カンカイネン:血止めの呪文(1983)**
(7)ヤン・ヘルベリ:山を旅する者の思い(2011)***
(8)同:約束の歌を歌おう(2005)
セイタクオロ室内合唱団、エリナ・シヴォネン(Sop)*、
ミッコ・アハヴェンヤルヴィ(Br)*、ヘリ・ハーパラ(Fl)*、
オッリ=ペッカ・カヤスヴィータ(Vc)*、カドリ・ヨアメツ(太鼓)**、
ミッコ・シランデル(太鼓)***
スカンディナヴィア半島の北部、ロシア、フィンランド、スウェーデン、ノ
ルウェーにまたがるラップランド地方は、そのほとんどが北極圏に含まれま
す。この地域には古くからサーミ人が住み、独自の生活と文化を守ってきま
した。フィンランド領ラップランド、ヘルシンキから約800キロに位置するロ
ヴァニエミに本拠を置く室内合唱団のセイタクオロは、1961年に創設され、
ラップランドの美しく厳しい自然を背景にラップランド出身の作曲家たちが
作曲した「北の地方」の音楽を紹介することを目的のひとつに活動をつづけ
ています。創設50周年を記念して録音されたアルバム『北極地方の情景』は、
記念の年のためヤン・ヘルベリが作曲した《山を旅する者の思い》をはじめ、
セイタクオロのために書かれた曲を中心とするプログラムが組まれました。




<IDIS>
IDIS 6624 ¥1650
STEREO
エルガー:
エニグマ変奏曲 Op.36
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
弦楽のためのエレジー Op.58
ジョン・バルビローリ(指)
ハレ管弦楽団
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
録音:1956、1957年
英NIXA(=PYE、後のPRT)録音。ステレオ最初期の録音。バルビローリはエル
ガーの作品を度々録音しており、上記3曲はいずれも後にEMIで録音、エニグ
マ変奏曲はこの前の1947年にも録音していました。

IDIS 6625 ¥1650
ヴィラ=ロボス:前奏曲
タレガ:
アルハンブラの思い出
アラビア風奇想曲
グラン・ホタ
マラツ:スペインのセレナーデ
アルベニス:
入江のざわめき
アストゥリアス
ファリャ:粉屋の女房の踊り
サビオ:ブラジルの風景
ナルシソ・イエペス(G)
録音:1960年頃
スペイン サフィロ録音と思われます。ナルシソ・イエペス30代前半の若々し
い演奏を楽しめます。




<harmonia mundi>
HMU 807510(SACD-Hybrid) ¥2500
ラス・ウエルガスの写本(C.1300)の聖歌集
[First Light-はじめの光]
1. かがやかしき処女/2. 海原の星をたたえよ
3. モテット:節度ある修道院―聖処女は―FLOS FILIUS
[朝]
4. ファ・ファ・ミ―ド・レ・ミ
5. コンドゥクトゥス・モテット:おお、聖なるマリア/6. ベネディクトゥス
[ミサ]
7. 聖なる母をたたえよ.../8. キリエ/9. グローリア
10. セクエンツィア:'アヴェ'と叫び続けよう
11. モテット:高貴なる処女をたたえよ
12. サンクトゥス&ベネディクトゥス/13. 高貴なる処女に喜べ
14. アニュス・デイ/15. ブルゴスの修道女たちよ/16. 奸計はいたる所に
[夕刻]
17. 恵みの庭で
18. 天の女王を賛美せよ
19. 神をたたえよう
[夜]
20. 婚礼に呼ばれたら/21. 父なる主の母にして娘/22. 主をたたえよ
23. あなたのすべてを信じます
アノニマス4
録音:2009年&2011年
これまで数多くの写本の聖歌収録に取り組んできたアノニマス4が、かの有名
なラス・ウエルガス写本をついに収録しました!この写本が編纂されたのは、
北スペインのブルゴスにあるラス・ウエルガス女子修道院。王族の女性の隠遁
場であったこの修道院では、高貴な女性たちが密やかな修道生活を営んでいま
した。ラス・ウエルガス写本は14世紀初期に写されたもの。中には13世紀-14
世紀初頭の間に歌われていたラテン語の単律聖歌およびポリフォニー聖歌が
186曲も残されており、まさに当時の聖歌名曲集といえましょう。本CDは朝か
ら夜までの聖務日課を追うように収録されており、当時の修道女たちが過ご
した神聖な一日を想起させるようなプログラムになっています。
アノニマス4は女性4人で構成される歌唱団体で、アメリカ、ヨーロッパ、アジ
アなどのコンサートやフェスティヴァルで幅広い活動を行っています。もとも
とは中世聖歌を歌うために結成された団体ともあって、とりわけ中世音楽演奏
において注目される団体です。今回収録された聖歌でも、一切楽器伴奏はな
く、女性の声のみによって歌われています。アノニマス4の卓越した歌唱力と
透明感あふれる歌声を最大限堪能できるおすすめの1枚です!




<Avie>
AV 2234 ¥2180
ドヴォルザーク:
ピアノ五重奏曲イ長調Op.81*/8つの愛の歌Op.83+
弦楽四重奏のための《糸杉》
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)*、
アドリアーナ・クチェロヴァ(ソプラノ)+、ティモス弦楽四重奏団
"ピアニスト"クリストフ・エッシェンバッハと、パリ管の副コンサートマスタ
ー、千々岩英一が参加するフランスのアンサンブル、ティモス弦楽四重奏団が
ドヴォルザークの「ピアノ五重奏曲」で共演!
古代ギリシャ語で「魂の息吹き」という意味を持つティモス弦楽四重奏団は、
千々岩英一をはじめとするパリ管のメンバーで構成されており、かつてのシェ
フ、エッシェンバッハとの「ピアノ五重奏曲」はもちろんのこと、「糸杉」、
「8つの愛の歌」での素晴らしい演奏に期待したい。
※録音:2010年10月27日+、2011年3月25日、2011年5月4日&9日*

AV 2235 ¥2180
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988、14のカノンBWV.1087
シュテルツェル:御身がともにあるならば
ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ)
まばゆいばかりの指さばき、丁寧なタッチと軽快なテンポで展開される「ゴル
トベルク変奏曲」からは、ピエナールだけの知的なバッハ解釈を感じ取ること
が出来る。「ゴルトベルク変奏曲」の低音主題を題材とした「14のカノン」を
加え、"アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳"に収録されている「御身がと
もにあるならば」で締めくくるというアイディアも豊かな才能の成せる技。
2010年9月3日、王立音楽院デュークス・ホール(ロンドン)での録音。

AV 2194 ¥2180
メイド・イン・ブリテン ――
ウォルトン:喜劇序曲《スカピーノ》
バターワース:イギリスの田園詩曲第1番、イギリスの田園詩曲第2番
ディーリアス:楽園への道/バックス:幸せな森/エルガー:愛の挨拶*
ヴォ―ン=ウィリアムズ:イギリス民謡組曲、揚げひばり*
ジャーマン:ネル・グウィン序曲
ジョン・ウィルソン(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェームズ・クラーク(ヴァイオリン)
ジョン・ウィルソン・オーケストラとのコンビでブレイク中のイギリス人マエ
ストロ、ジョン・ウィルソンと、1840年に創設された英国最古のオーケストラ、
ロイヤル・リヴァプール・フィルのタッグによる近代イギリス音楽のノスタル
ジック・ジャーニー。
ウォルトンの「スカピーノ」で幕を開ける"メイド・イン・ブリテン"は、近代
映画音楽の魅力が満点!吹奏楽の名作中の名作として親しまれてきたヴォ―ン
=ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」のオーケストラ版新録音も話題となり
そうだ!
2010年4月7日-8日、リヴァプール・フィルハーモニー・ホール(イギリス)での
録音。

AV 2229 ¥2180
コラージュ ――
スカルラッティ:ソナタK.9、ソナタK.141
カリアー:スカルラッティ・カデンツァ、ブレインストーム
ドビュッシー:版画/リーバーマン:ガーゴイル/シューマン:謝肉祭
ショパン(リスト編):私のいとしい人
ジョイス・ヤン(ピアノ)
若き女流ピアニスト、ジョイス・ヤン(1986-)は、2005年のヴァン・クライバ
ーン国際ピアノ・コンクールで最年少メダリスト(第2位)に輝き、2010年には
権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞した韓国の才
女。このデビュー・レコーディングでは、アメリカを拠点としているピアニス
トらしく、スカルラッティからリーバーマン、カリアーなど広い時代の音楽を
組み合わせた多彩なプログラムを披露してくれる。ちなみに2005年のヴァン・
クライバーン国際の第1位はコブリン、第3位はサ・チェン。アジアの新星の
登場です!

AV 2239 2枚組 ¥3250
パースペクティヴ5 ――
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
リスト:巡礼の年第1年《スイス》S.160
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
スイス出身の大テノール、エルンスト・ヘフリガーの息子でピアニスト、アン
ドレアス・ヘフリガーのレコーディング・プロジェクト"パースペクティヴ"シ
リーズの第5巻。
第5巻ではメインとなるベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」とリスト
の「巡礼の年第1年」をカップリング。コンサート・ホールでのリサイタル・
プログラムのアイディア、熱気をそのままに届けてくれる"パースペクティヴ"
にはヘフリガーの才気がみなぎっている。
2011年7月21日-26日、ラ・ショード・フォン(スイス)での録音。

AV 2244 ¥2180
リジョイス! - セージ・ゲイツヘッドのクリスマス ――
エルムス:祝祭ファンファーレ、久しく待ちにし
エーベリンク:オール・マイ・ハート・ディス・ナイト
ウィルコックス編:サセックス・キャロル、牧人ひつじを
チルコット:マーヴェラス・バース
伝承曲(ヴォ―ン=ウィリアムズ編):ああベツレヘムよ
ヘスケス編:もろびと声あげ/伝承曲:あめにはさかえ
アンダーソン:そりすべり/グッドール:主は私の羊飼い
マサイアス:ワッセイル・キャロル/伝承曲:ウェンセスラスはよい王様
チルコット:ジングル・ベル/フレッチャー:鳴り響け鐘よ
伝承曲:神の御子は今宵しも/チルコット:クリスマスおめでとう
サイモン・ハルゼイ(指揮)、
ノーザン・シンフォニア、ノーザン・シンフォニア・コーラス、
キー・ヴォイセズ
ノーザン・シンフォニアの本拠地、ニューカッスル=ゲイツヘッドのセージ
ゲイツ・ヘッドホールで行われたクリスマス・コンサートのライヴ・レコー
ディング。
お馴染みのクリスマス・キャロルが並ぶプログラムには、イギリス合唱界の
人気作曲家ボブ・チルコットの名前も!国際的評価も急上昇中のノーザン・
シンフォニアがクリスマスの華やかに祝います。
2009年12月12日-13日、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。




<Pavane>
ADW 7540 ¥2300
ロッシーニ:ピアノ・デュオによるオペラ集 ――
歌劇《泥棒かささぎ》序曲(クラインミヒェル編)
歌劇《アルジェのイタリア女》序曲(クラインミヒェル編)
歌劇《セヴィリアの理髪師》より(シェーンベルク編)
歌劇《ウィリアム・テル》序曲(ゴットシャルク編)
デュオ・ソロ
デュオ・ソロは、フランスのヴァルベレイで行われた2010年の国際ピアノ4手
連弾コンクールで第3位に入賞した実績を持つベルギーの夫婦ピアノ・デュオ。
シェーンベルクやゴットシャルクのマジックでピアノ・デュオへと姿を変えた
ロッシーニの音楽は、原曲とはまた違った華やかさと面白さがある。
2011年4月の録音。

ADW 7539 ¥2300
ミステリアス・モーニング
- ヴィルトゥオーゾ・サクソフォン・ミュージック ――
棚田文紀:ミステリアス・モーニングIII
デ・クラーク:アウフ・ウント・ダーヒン
ウォーリネン:ディヴェルティメント/ユレル:a batons rompus
ネイリンク:プロセッサス第5番
ピーター・クヴェーレ(ソプラノ・サクソフォン)、セデル・クヮルテット、
アンディ・ドーント(アルト・サクソフォン)、
ピーター・ラガシー(バリトン・サクソフォン)、他
1982年のウォーリネンから2010年のデ・クラークまでの5作品を集めた高度な
テクニックを求められるサクソフォンのための近現代作品集。アルバム・タイ
トルにもなっている日本人作曲家、棚田文紀の「ミステリアス・モーニング
III(1996)」を収録。2010年-2011年の録音。

ADW 7542 ¥2300
R・シュトラウス:管弦楽伴奏付き歌曲集 ――
解き放たれた心Op.39-4/ばらの花輪Op.36-1/セレナードOp.17-2
万霊節Op.10-8/愛を抱いてOp.32-1/憩え、わが魂Op.27-1/献身Op.10-1
したしき幻影op.48-1/あした!Op.27-4/ツェツィーリエOp.72-2
4つの最後の歌
チェン・キレン(ソプラノ)、
ディルク・ブロッセ(指揮)、上海歌劇院管弦楽団
チェン・キレンは、ベルギーのブリュッセルで声楽を学び、現在は母国の上海
音楽院で声楽科教授として後進の育成にもあたる中国人ソプラノ歌手。伴奏が
上海歌劇院管弦楽団というところがマイナー・オケ・ファンの興味をそそる。
2010年の録音。

ADW 7535 ¥2300
シューマン:
子供の情景Op.15/幻想小曲集Op.111/森の情景Op.82/暁の歌Op.133
ミシェル・ローラン(ピアノ)
ジェルメーヌ・ムニエにピアノを学んだベルギーのピアニスト、ミシェル・
ローランのシューマン・アルバム。シューマン特有の抒情性が大切にされた
演奏。2006年-2010年の録音。

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11-10 No.24-1

2011年10月27日 14時30分22秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67971/2 2枚組 ¥4260 ※2011年10月30日までのご注文特価 ¥3450
ブライアン:交響曲第1番ニ短調《ゴシック》
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、
BBCコンサート・オーケストラ、
スーザン・グリットン(ソプラノ)、クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)、
ピーター・オーティー(テノール)、アラステア・マイルズ(バス)、
バッハ・クワイアー、BBCウェールズ・ナショナル合唱団、
ブライトン祝祭合唱団、バーミンガム市交響楽団ユース・コーラス、
ウェールズ合唱団(コル・カエルディーズ)、エルサム・カレッジ少年合唱団、
ハダースフィールド合唱協会、ロンドン交響合唱団、
サウスエンド少年少女合唱団、デイヴィッド・グード(オルガン)
その人生で32曲の交響曲を作曲し、96歳まで生きたイギリスの長寿作曲家ハ
ヴァーガル・ブライアン(1876-1972)の超巨大シンフォニー、交響曲第1番《ゴ
シック》の2011年BBCプロムス・ライヴがハイペリオンから衝撃のリリース!
オーケストラ、バンダ、ソリスト、混声合唱、児童合唱で800人以上という演
奏者を必要とし、演奏時間は110分を超えるなど、音楽史上稀に見る圧巻のス
ケールを持つが故に、演奏、レコーディングが困難とされているブライアンの
「ゴシック」。そのためBBCプロムスのチケットも発売後、即完売となり英国
内外で公演前から大きな話題を呼んでいたという。
近代イギリスの知られざる管弦楽作品を振り続けるマーティン・ブラビンズの
指揮、BBCウェールズ・ナショナル管、BBCコンサート・オーケストラなど"イ
ギリス勢"の演奏で、しかもプロムスという舞台で繰り広げられた「ゴシック」
の新録音。
録音(ライヴ):2011年7月17日、ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムス)




<PentaTone>
PTM 1020(SACD-Hybrid) 4枚組 ¥7500
ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団、
アルベルト・ドーメン(バリトン/ハンス・ザックス)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス/ファイト・ポーグナー)、
マイケル・スモールウッド(テノール/クンツ・フォーゲルザンク)、
セバスティアン・ノアック(バス/コンラート・ナハティガル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(バス/ジクストゥス・ベックメッサー)、
トゥオマス・プルシオ(バス/フリッツ・コートナー)、
イェルク・シェルナー(テノール/バルタザル・ツォルン)、
トーマス・エーベンシュタイン(テノール/ウルリヒ・アイスリンガー)、
トルステン・シャルンケ(テノール/アウグスティン・モーザー)、
トビアス・ベルント(バス/ヘルマン・オルテル)、
ハンス=ペーター・シャイデッガー(バス/ハンス・シュヴァルツ)、
イ・ヒュンウク(バス/ハンス・フォルツ)、
ロバート・ディーン・スミス
(テノール/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
ペーター・ゾーン(テノール/ダヴィッド)、
エディット・ハッラー(ソプラノ/エヴァ)、
ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ/マグダレーネ)、
マッティ・サルミネン(バス/夜警)
生誕200周年の2013年完成を目指して進行中のヤノフスキ&ベルリン放送響、
ペンタトーン・クラシックスのワーグナー・プロジェクト。
「さまよえるオランダ人」(PTM 1018)に続くリリース第2弾として登場するの
は、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の2011年6月、ベルリン・フィ
ルハーモニーでのライヴ・レコーディング!
「ニーベルングの指環」を含むワーグナーの主要オペラ10作品を演奏会形式で
上演するヤノフスキ&ベルリン放送響のワーグナー・プロジェクト。
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」には前作の「さまよえるオランダ人」
からドーメン、サルミネン、ディーン・スミスが引き続き参加しており、キャ
スト陣の継続性も非常に嬉しいところ。
録音(ライヴ):2011年6月3日、ベルリン・フィルハーモニー(演奏会形式)




<Onyx>
ONYX 4087(DVD-Video) ¥3250
ヴィクトリア・ムローヴァ - メイキング・オヴ・ペザント・ガール ――
デュオウード(バーリー編):フォー・ネディム(フォー・ナディア)
ジョン・ルイス/ブラッチ(バーリー編):ジャンゴ
フロリアン・ヘルマン(バーリー編):黒い瞳
ブラッチ(バーリー編):
エル・ネモ・クランツ・ウィズ・バルトーク・デュオス
ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):ペザント
バルトーク:
デュオス・ウィズ・インプロヴィゼイションズ(44の二重奏曲より)
バーリー:ユーラ - ロシア民謡リューバによる
ブラッチ(バーリー編):ビ・ロヴェンゴ
ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):貴婦人の追跡
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
マシュー・バーリー・アンサンブル〔マシュー・バーリー(チェロ)、ジュリ
アン・ジョセフ(ピアノ)、ポール・クラーヴィス(ドラムス&パーカッション)、
サム・ウォルトン(パーカッション)〕
ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの新しいクロスオーヴァー・プ
ログラム「ペザント・ガール」。ムローヴァとマシュー・バーリー・アンサン
ブルの2011年のコンサート・プログラムであり、オニックス(Onyx)からリリー
スされたレコーディング(ONYX 4070)が世界各国で大反響を呼んでいる「ペザ
ント・ガール」のドキュメンタリー、レコーディング・セッションを収録した
DVD『メイキング・オヴ・ペザント・ガール』が登場!
「ジプシー音楽」、「伝統音楽」、そしてムローヴァのルーツ「ウクライナ」
をキーワードとする「ペザント・ガール」。この「メイキング・オヴ・ペザン
ト・ガール」は、ムローヴァとマシュー・バーリー・アンサンブルのメンバー
たちが「ペザント・ガール・プロジェクト」に注ぐ熱き情熱と想いの記録であ
る。ロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われたレコーディング・セッ
ション、ドキュメンタリーが、あの「鏡の国のアリス」に続く「ペザント・ガ
ール」誕生の裏側に迫る!




<Raumklang>
RK 2807 ¥2300
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988(ヴィオラ・ダ・ガンバ二重奏版)
ジルケ・シュトラウフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クラース・ハルダース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
永遠の名曲、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の"ヴィオラ・ダ・ガンバ
二重奏"ヴァージョンが登場!
ドイツのバロック・オーケストラなどで活躍する2人の実力派ガンビスト、ジ
ルケ・シュトラウフとクラース・ハルダースのデュオによる「ゴルトベルク変
奏曲」では、"弦楽器"によるどこか不思議で新しいバッハの響きがゆったりと
深く広がってゆく。
ピアノやチェンバロでの「ゴルトベルク変奏曲」とは異なる新しいイメージを
もたらしてくれる好演です。2008年10月の録音。

RK 2805 ¥2300
ビルクホルツのトランペット1650 ――
トムセン:イントラーダ・トッチェーダ/プレトリウス:クーラントとバガテル
ブクステフーデ:前奏曲ト短調BWV.163/ペーツェル:ソナタ第75番
ベーム:コラール幻想曲/ペーツェル:ソナタ第69番&第70番
ヤルゼブスキ:4声の協奏曲/アルブリチ:5声のソナタ
フィーアダンク:奇想曲第20番/ヘンライン:5声のソナタ/他
ジャン=フランソワ・マドゥフ&アンサンブル
ドイツのベリッツ教会(Prebberede)で発見された17世紀ニュルンベルクの名工
ヴォルフガング・ビルクホルツのトランペット。
この17世紀のビルクホルツ・トランペットをモデルとしてロストックのマイス
ター、ミヒャエル・ミュンクヴィッツが精巧に復元した楽器を、ナチュラル・
トランペットの世界的名手ジャン=フランソワ・マドゥフが吹く!
エルヴェ・ニケ&18世紀オーケストラのヘンデル『王宮の花火の音楽&水上の
音楽』でもトランペット・セクションを見事に統率したマドゥフが奏でる17世
紀のナチュラル・トランぺットの響き。
これはトランペット&古楽関係者要注目です!2008年7月の録音。




<Christophorus>
CHR 77352 ¥2300
プレガルディエン&ホップシュトック・イン・コンサート ――
シューベルト:
歌曲集《冬の旅》D.911より/野ばらD.257/仕事を終えてD.795-5
死と乙女D.531/トゥーレの王D.367/どこへ?D.795-2
クリストフ・プレガルディエン(テノール)、
ティルマン・ホップシュトック(ギター)
ドイツの名テノール、クリストフ・プレガルディエンと、ドイツのギタリスト、
ティルマン・ホップシュトックのデュオによるシューベルトのライヴ・レコー
ディング。
リリック・テノール、プレガルディエンの円熟味を増した歌声と、ホップシュ
トックのシンプルなギターの音色との相性、ブレンド具合も実に見事。テノー
ルとギターのデュオによる儚くも感動的な「冬の旅」が始まります ――。
2006年10月26日&2003年12月5日のライヴ録音。

CHR 77351 ¥2300
グレゴリアン・ブルー・ノート -
グレゴリオ聖歌とサクソフォンのインプロヴィゼーション
ユルゲン・ゼーフェルダー(サクソフォン)、アンサンブル・オフィチウム、
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮)
ドイツのア・カペラ・グループ、アンサンブル・オフィチウムの"グレゴリオ
聖歌"と、ドイツのジャズ・サクソフォン奏者ユルゲン・ゼーフェンターの"即
興"が時空を超えて1つとなった中世の教会音楽とジャズとのクロスオーヴァー。
その響きは荘厳、幽玄であり神秘的。
2001年7月22日、聖ペーター大聖堂(ヴォルムス)でのライヴ録音。





<Timpani>
1C 1190 ¥2300
ロパルツ:交響曲全集Vol.3 ――
交響曲第3番ホ長調(1906) - ソリスト、合唱と管弦楽のための
イザベル・フィリップ(ソプラノ)、エロディ・メシャン(アルト)、
マルク・ラホ(テノール)、ジャン・テジャン(バス)、
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
トゥール・サントル地方交響楽団、
アンサンブル・ヴォーカル・エリック・サティ、
アンサンブル・ヴォーカル・ジャック・イベール、
アンサンブル・ヴォーカル・オーパス37
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864-1955)の音楽の復興に大きな役割を果たして
いるティンパニ(Timpani)のロパルツ・シリーズ。遂に登場する「交響曲全集
第3巻」は、ロパルツの交響曲の最高傑作との呼び声高く、合唱付き交響曲の
中でも屈指の作品と称される1906年初演の大作「交響曲第3番」!
1894年に就任したナンシー音楽院院長の在任中に作曲された「交響曲第3番」
は、4人の独唱、合唱、管弦楽のための3楽章形式の交響曲であり、独唱、合唱
が歌うテキストはロパルツ自身が創作したものが用いられている。
録音(ライヴ):2011年5月、トゥール大劇場(フランス)





<PentaTone>
PTC 5186 393(SACD-Hybrid) ¥2580
戦争の時代の音楽 ――
アイヴズ:答えのない質問*/アダムズ:包帯係+
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
ヴォ―ン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
カルロス・カルマー(指揮)、
オレゴン交響楽団、ジェフリー・ワーク(トランペット)*、
サンフォード・シルヴァン(バリトン)+、ジュン・イワサキ(ヴァイオリン)+
アメリカ、オレゴン州ポートランドのオーケストラ、オレゴン交響楽団と2003
年から音楽監督を務めるカルロス・カルマーのコンビがペンタトーン初登場!
2011年5月にカーネギーホールで行われた"スプリング・フォー・ミュージック
・フェスティヴァル"で大絶賛を浴びた20世紀アメリカ&イギリス・プログラ
ムが、カルマー&オレゴン響のペンタトーン第1弾となる。
ジェームズ・デプリーストの音楽監督退任以降、レコーディングに恵まれてこ
なかったオレゴン響が再び表舞台へと復帰です!




<Pavane>
ADW 7536 ¥2300
ピアソラ - タンゴの革命家 ――
フーガとミステリオ/ブエノスアイレスの夏/天使のミロンガ/革命家
ブエノスアイレスの秋/アディオス・ノニーノ/フガータ
ブエノスアイレスの冬/ムムキ/ブエノスアイレスの春/忘却
トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト〔セバスチャン・リエナール(ピアノ)、
ノエ・乾(ヴァイオリン)、アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)〕
ベルギー王妃から往年の名アンサンブル"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"の
名称を授けられたベルギーの若き精鋭たちによるピアソラ・アルバム。日本と
ギリシャのハーフで、ベルギーを拠点に全世界で活躍中のヴァイオリニスト、
ノエ・乾の情熱的な"タンゴ"がアツい!
2010年9月の録音。

ADW 7532/3 2枚組 ¥4600
ショパン:夜想曲全集
ステファネ・デ・メイ(ピアノ)
ステファネ・デ・メイは、ベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチのメ
ンバー、ロッテルダム音楽院の客員教授、リエージュ王立音楽院の准教授、ル
ーヴェン音楽院の教授など、演奏、教育の両面で活躍するベルギーのピアニス
ト。ショパンの夜想曲全集は、美音と幻想的な空間が印象的。
2010年6月の録音。

ADW 7537 ¥2300
ラロ:
弦楽四重奏曲変ホ長調Op.45
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲第3番イ短調Op.26
シモン弦楽四重奏団、ダニエル・イゾワール(ピアノ)
シモン弦楽四重奏団は、フランスの名門パリ音楽院で1等賞を受賞した演奏家
たちによって結成されたフランスのアンサンブル。前作ドビュッシー
(ADW 7288)に続く2枚目のレコーディングは、同じくフランスのエドゥアール
・ラロ。2010年5月の録音。

ADW 7538 ¥2300
ドビュッシー:メロディーズ ――
星の輝く夜/カプリス/夢/祈願/そよ風/ばら/ピエロ/愛しあって眠ろう
リラ/華やかな宴/セレナード/イル・ドルト・アンコル/操り人形
ひそやかに/マンドリン/パントマイム/月の光/死後のなまめかしさ
スペインの歌/ロマンス/音楽/感傷的な風景/今はもう春
アリエルのロマンス/哀惜/まぼろし
アン・ルヌープレ(ソプラノ)、エリアンヌ・レイエ(ピアノ)、
イヴ・セレンス(テノール)
ブリュッセル王立音楽院、モンス王立音楽院で声楽を学んだベルギーの若手ソ
プラノが歌うドビュッシー歌曲集。ドビュッシーの歌曲の揺らめく和声が色彩
感豊かに歌われている。2010年11月の録音。

ADW 7217 ¥2300
マルケヴィチ:ピアノ作品集 ――
ヘンデルの主題による変奏, フーガとアンヴォワ、詩人ステファン
ガレ:瞑想曲*
藤井一興(ピアノ)、フィリップ・デペトリス(フルート)*、
ベルナール・ガレ(ピアノ)*
巨匠イーゴリ・マルケヴィチの"作曲家"としての姿を記録したピアノ作品集。
ヘンデルのテーマが徐々にマルケヴィチ・カラーへと変貌していく「変奏、
フーガとアンヴォワ」など、作曲家マルケヴィチの優れた手腕を藤井一興の
ピアノで聴ける。1990年の録音。弊社初紹介。

ADW 7222 ¥2300
クライスラー:ヴァイオリンとピアノのための21の小品集 ――
ジプシーの女/愛の喜び/愛の悲しみ/ウィーン奇想曲/美しきロスマリン
中国の太鼓/前奏曲とアレグロ/ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
才たけた貴婦人/アレグレット/アンダンティーノ
テンポ・ディ・メヌエット/イ長調のフーガ/コレッリの主題による変奏曲
スラヴ舞曲第1番/スラヴ舞曲第2番/スペイン舞曲(ファリャ)
スペイン舞曲(グラナドス)/タンゴ/道化役者/シンコペーション
ジェロルド・ルーベンスタイン(ヴァイオリン)、
ダリア・ウズィエル(ピアノ/ファツィオーリ)
ジェロルド・ルーベンスタインは、13歳から名門ジュリアード音楽院で学び、
ベルギーでは18年に渡りベルギー国立管弦楽団のコンサートマスターを務めた
名ヴァイオリニスト。いぶし銀のクライスラーがどこか物悲しげに響く。
弊社初紹介。

ADW 7219 ¥2300
シマノフスキ:仮面劇Op.34/ソナタ第1番ハ短調Op.8
ヨアンナ・トシェチャク(ピアノ)
シマノフスキのピアノ組曲「仮面劇(マスク)」は、第1曲シェエラザードの陰
影に満ちた響きなど、フランス印象主義からの影響が見られる。ヨアンナ・
トシェチャクはレフ・ヴラセンコ門下のポーランド人ピアニスト。
1990年の録音。弊社初紹介。

ADW 7208 ¥2300
トリオ18 -
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調/アルベニス:コルドバ
ファリャ:はかなき人生/レノン&マッカートニー:イエスタデイ変奏曲
ハチャトゥリアン:剣の舞/マイアーズ:カヴァティーナ
ヴィーストホフ:サンバ・クエカ/ジョプリン:オリジナル・ラグ
カルドーソ:ミロンガ/デ・ヨンヘ:グッディー・ムーディー・デイ
ギター・アンサンブル《トリオ18》
ベルギーのギター三重奏団、トリオ18が贈るヴィヴァルディからビートルズま
でを取り上げたギター・アンサンブル集。ギターのサウンドのみで疾走するハ
チャトゥリアンの「剣の舞」は痛快!1989年の録音。弊社初紹介。

ADW 7206 ¥2300
ハイドン:ソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
ピアノ・ソナタ第46番変イ長調Hob.XVI-46
ピアノ・ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
エティエンヌ・ラッペ(ピアノ)
1984年のベルギー・プロ・シヴィターテ・コンクール第2位入賞ピアニスト、
エティエンヌ・ラッペのハイドン。適度なスピード感、軽やかなタッチが光
る好演奏。1988年の録音。弊社初紹介。

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11-10 No.24-2

2011年10月27日 14時29分55秒 | Weblog
<ROSSINI OPERA FESTIVAL>
イタリアのペーザロで1980年以来毎年夏に開催されているるロッシーニ・オペ
ラ・フェスティヴァル。その演目のライヴ録音はレコード会社との共同制作盤
として発売されることが多いのですが、年によってはフェスティヴァルの自主
制作盤として発売されています。このたび自主制作盤の扱いを開始することと
なりました。

ROF 10013 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):
オペラ「モイーズとファラオン」(フランス語版;1827)
ミケーレ・ペルトゥージ(バス:モイーズ)
エルダー・アリエフ(バス:ファラオン)
チャールズ・ワークマン(テノール:アメノフィス)
ルイージ・ペトローニ(テノール:エリエゼル)
リッカルド・フェッラーリ(バス:オジリド)
チェーザレ・カターニ(テノール:オフィド)
マリアナ・ペンチェヴァ(メゾソプラノ:シナイード)
エリーザベト・ノルベルク=シュルツ(ソプラノ:アナイ)
エンケレイダ・シコーサ(メゾソプラノ:マリー)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
ウラジミール・ユーロフスキー(指揮)
録音:1997年8月9、13、17、21日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、ライヴ

ROF 10023 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「タンクレディ」(フェッラーラ上演版;1813)
ジュゼッペ・フィリアノーティ(テノール:アルジリオ)
ダニエラ・バルチェッローナ(メゾソプラノ:タンクレディ)
シモーネ・アルベルギーニ(バス:オルヴァッツァーノ)
ダリーナ・タコーヴァ(ソプラノ:アメナイーデ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾソプラノ:イザウラ)
ジュゼッピーナ・ピウンティ(ソプラノ:ロッジェーロ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
トスカーナ管弦楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)
録音:1999年8月11、14、18、22日、ペーザロ、ロッシーニ劇場、ライヴ

ROF 10033 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「チェレネントラ」(1817)
フアン・ディエゴ・フロレース(テノール:ドン・ラミロ)
ロベルト・デ・カンディア(バリトン:ダンディーニ)
ブルーノ・プラティコ(バリトン:ドン・マニフィコ)
エカテリーナ・モロゾワ(ソプラノ:クロリンダ)
ソニア・プリーナ(アルト:ティスベ)
ソニア・ガナッシ(メゾソプラノ:アンジェリーナ(チェレネントラ))
ニコラ・ウルヴィエーリ(バス・アリドーロ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
カルロ・リッツィ(指揮)
録音:2000年8月7、10、13、17、20日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、
ライヴ

ROF 10043 2枚組 ¥4600
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「新聞」(1816)
ステファニア・ボンファデッリ(ソプラノ:リゼッタ)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ:ドラリーチェ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾソプラノ:ラ・ローゼ夫人)
アントニーノ・シラグーザ(テノール:アルベルト)
ジャンピエロ・ルッジェーリ(バリトン:トラヴェルセン氏)
クリストフォロス・スタンボグリス(バス:アンセルモ)
ピエトロ・スパニョーリ(バリトン:フィリッポ)
ブルーノ・プラティコ(バリトン:ドン・ポンポーニオ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
フェスティヴァル青年管弦楽団
マウリツィオ・バルバチーニ(指揮)
録音:2001年8月11、14、17、20、22、24日、
ペーザロ、アウディトリウム・ペドロッティ、ライヴ

ROF 10053 3枚組 ¥6480
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「試金石」(1812)
カルメン・オプリサヌ(アルト:クラリーチェ侯爵未亡人)
ラウラ・ブリオーリ(メゾソプラノ:アスパージア男爵令嬢)
パトリツィア・ビッチレ(ソプラノ:ドンナ・フルヴィア)
マルコ・ヴィンコ(バス:アズドゥルーバレ伯爵)
ラウル・ヒメネス(テノール:騎士ジョコンド)
ピエトロ・スパニョーリ(バリトン:マクロービオ)
ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン:パクーヴィオ)
ダリウシュ・マチェイ(バス:ファブリツィオ)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団
カルロ・リッツィ(指揮)
録音:2002年8月9、12、15、18、21日、ペーザロ、パラフェスティヴァル、
ライヴ

ROF 10061 ¥2450
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス(初演版;1863)
ダリーナ・タコーヴァ(ソプラノ)
ダニエラ・バルチェッローナ(メゾソプラノ)
アントニーノ・シラグーザ(テノール)
マルコ・ヴィンコ(バス)
プラハ室内合唱団
ルボミール・マートル(合唱指揮)
ミケーレ・カンパネッラ(第1ピアノ、指揮)
モニカ・レオーネ(第2ピアノ)
ダニエーレ・ロッシ(ハルモニウム)
録音:2004年8月9日、ペーザロ、ロッシーニ劇場、ライヴ





<ARS PRODUKTION>
ARS 38105(SACD-Hybrid) ¥2250
ニーノ・ロータ(1911-1979):
チェロ協奏曲第1番(1972)(*)
チェロ協奏曲第2番(1973)(*)
映画「山猫」(1962)から 舞曲集[Ballabili](小管弦楽のための組曲)
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ(*))
アウクスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ディルク・カフタン(指揮)
録音:2011年6月、アウクスブルク(ドイツ)
「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と語
っていたニーノ・ロータのチェロ協奏曲と、映画音楽から編纂された組曲。

ARS 38500 ¥1850
北欧歌曲集
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):4つの歌 Op.24(*)
あなたの声を響かせよ/私の花輪を私は送った/あなたはじゅうぶん飲んだ
穏やかな夕べの風が吹く/その日の最後のひとときが
エドゥアルド・グリーグ(1842-1907):
彼らはどこへ行った? Op.4 No.6/私は暗い夢の中で Op.2 No.3
詩人の心 Op.5 No.2/あいさつ Op.48 No.1/ある夢 Op.48 No.6
テューレ・ラングストレム(1884-1947):
昔のスウェーデン人/メロディー/牧羊神/別れ/夜の翼
ユルヨ・キルピネン(1892-1959):愛と死の歌 Op.6
憂鬱な小鳥/荒れ果てた墓地に/死神と孤独な酒飲み/冬の夜
種をまく人/失われない保証
ジャン・シベリウス(1865-1957):
夢 Op.13 No.5/夜に Op.38 No.3/虚しい望み Op.61 No.7
水の精 Op.57 No.8/フリッガに Op.13 No.6
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)
録音:2010年7月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
(*)世界初録音と表示されています。




<MODE>
MODE 238 ¥1680
Morton Feldman Edition 11 "Orchestra"
フェルドマンのオーケストラ作品から、フルオーケストラでの演奏としては
初出のIntersection I とファーストレコーディング4作品を収録。
すべてスタジオ録音。ModeとDeutchlandradioの共同制作。
Intersection I(1951)
first recording for large orchestra
初期グラフィック・スコアの代表作。リアリゼーションはSamuel Clay
Birmaher。荒削りなオーケストラが、いかにもフェルドマンらしい力強くダイ
ナミックなサウンドを生み出している。
Structures(1962)
On Time and the Instrumental Factor(1969)
こちらの両作品はフェルドマン音楽の過渡期に作られた姉妹作品。どちらも浮
遊する時間を表現している。
Voice and Instruments(1972)
Martha Cluver, soprano
ヴォイスとオーケストラの言葉なきダイアログが繰り広げられる。
ここでは繊細な糸で結ばれているシングル・サウンドの美しさが描かれている。
Orchestra(1976)
オーケストラ全体を端から端までを通り抜けているような作品。
未踏の地を進むように、パターンはそれぞれ独自に行きつ戻りつする。フェル
ドマン中期から後期の橋渡しとなる重要な作品。
ライナーノートはSamuel Clay Birmaher.
Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
Brad Lubman, conductor
ブラッド・ラブマンはアメリカ人指揮者。1989-94にタングルウッド・ミュー
ジックセンターでオリヴァー・ナッセンのアシスタントを務める。アンサンブ
ルからオーケストラまで幅広いレパートリーをもつ。これまでピエール・ブー
レーズ、ルチアーノ・ベリオ、スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラス、
マイケル・ティルソン・トーマス、ジョン・ゾーンの作品を指揮している。




<独ERATO>
2564666952 2枚組 ¥1450
オッフェンバック:喜歌劇「ペリコール」
レジーヌ・クレスパン、アラン・ヴァンゾ、ジュール・バスタン、
ジェラール・フリードマン、ジャック・トリゴー、エメ・ブザンソン、
レベッカ・ロバーツ、他
アラン・ロンバール指揮
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団   1976年

2564666983 2枚組 ¥1450
メサジェ:歌劇「フォルチュニオ」
シルヴィ・スチュワート、ティエリ・ドラン、
ブリジット・ディスノーズ、コレット・アリオ=ルガス、
パトリック・ロッカ、ニコラ・リヴァンク、ミシェル・フォッケノイ、
ルネ・シレール、ミシェル・トランポン、フランシス・ドゥアジク、
ジル・カイマイユ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団 1987年

2564671474 6枚組 ¥3300
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森
ミシェル・コルボ指揮
ローザンヌ声楽、器楽アンサンブル




<レグルス>
RGCD‐1032 ¥3045
大いなる神秘 O magnum Mysterium
J.S.バッハ:アリア《わたしは、その方の名を言い表す》BWV.200
テレマン:ミサ・ブレヴィス
クーナウ:カンタータ《私は目を上げて山々を仰ぐ》(Psalm 121)
ヴィヴァルディ:カンタータ《親愛なる森よ、友なる草原よ》RV671
コレッリ:
合奏協奏曲 ト短調op.6-8《クリスマス協奏曲》
(ウォルシュ版,1725年ロンドン)
ゼレンカ:降誕のためのモテット《おやすみ 幼子よ、おやすみ 神よ》ZWV171
青木 洋也(カウンターテノール)&リコーダー&弦楽アンサンブル
(リーダー:北谷直樹Cemb)
録音: 2011年1月22日-24日 秩父ミューズパーク音楽堂
¥3,045(税込) ¥2,900(税抜)
BCJ等の独奏者、ヴォーカル・アンサンブル カペラ等のメンバー、また合唱指
導者、指揮者として八面六臂の活躍を続ける青木洋也、初のソロ・アルバム。
「18世紀前半ドイツの大都市では何と豊かで多彩な教会音楽が典礼を満たして
いたことだろう!当CDに収められたライプツィヒ、ハンブルク、ドレスデンで
活躍したプロテスタントとカトリック両派の作曲家によるミサ、モテット、
カンタータに耳を傾けると、当時と今日を隔てる最大の違いはキリスト教典礼
から優れた音楽が奪い去られたことであったかと考えてしまう。神に捧げられ
る麗しき音楽よ、再び会堂に響き我らの心を潤せ!と思わず叫ばせる様な素晴
らしい選曲と演奏!」(藤原一弘/音楽学)。
青木洋也プロフィール
1976年東京生まれ。東京少年少女合唱隊のメンバーとして多くの合唱曲を、ま
たボーイソプラノ歌手としてコンサート、レコーディングで多くのソロを歌う。
東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽
学専攻修了。在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。 声楽を鈴木仁、宇田
川貞夫、マックス・ファン・エグモント、野々下由香里、ペーター・コーイ、
ゲルト・テュルク、ロビン・ブレイズの各氏に師事。J.S.バッハ『マタイ受難
曲』『ヨハネ受難曲』など、ヘンデル『メサイア』などの宗教曲のソリストを
つとめる。ダブリンで『メサイア』、ライプツィヒ・ニコライ教会において
『ミサ曲ロ短調』『クリスマス・オラトリオ』『メサイア』のソロをつとめる
など活動の場を着実に広げている。
バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演・録音に参加し、
2009年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン音楽祭公演《ヨハネ受難曲》《カン
タータ》、ドイツ公演《マタイ受難曲》等でソリストを務める。近年は、音楽
誌上「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、
声楽・器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを
言っている」と評されるなど、合唱指揮者としても高い評価を得ている。
「バッハ・コレギウム・ジャパン」「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」
「アンサンブル小瑠璃」「フィルハーモニーカンマーアンサンブル」メンバー。
「早稲田大学・日本女子大学室内合唱団」「エルヴィオ・ソーヌス」「ヨハネ
ス・カントーレス」「カルド・ムジカ」「ノヴァ・ヴォーチェ」常任指揮者。
「オルフ祝祭合唱団」「JVC合唱団」「東京スコラ・カントールム」「IJCC合
唱団」合唱指揮者。「東京少年少女合唱隊」特任指揮者。

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11-10 No.23-1

2011年10月26日 15時49分35秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon(US版)>
B001606802 ¥1850
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ集(第1番-第4番)
ヒラリー・ハーン(Vn)
ヴァレンティーナ・リシッツァ(P)
録音:2009年4月ニューヨーク、ラインベック、クラブハウス
人気&実力No.1のアメリカ人ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンの最新作は、
アメリカ現代音楽のパイオニアとして評価されているチャールズ・アイヴズの
ヴァイオリン・ソナタ集。アイヴスの音楽語法はヒラリー・ハーンが生まれ持
つ血に脈々と流れているもの。キエフ出身で現在アメリカ在住のピアニスト、
リシッツァとの共演で、伝統とフロンティア精神を併せ持つアイヴスの作品の
独創的な響きを余すところ無く伝えるアルバムです。
「ヴァレンティーナと私は、このアルバムをリリースすることによって、アイ
ヴズのソナタたちがもつ多くの美質や価値が明らかになり、心から感じられ、
聴きての方々がヴァイオリンとピアノのためのゆたかで独創的なこれらの作品
に対して、私たちと同じように愛を感じてくださることを願っています」
(ヒラリー・ハーン―ライナーノーツより)




<VIRGIN CLASSICS>
VCSW-9076652 2枚組 ¥1880
JSバッハ:6つの無伴奏ヴィオラ組曲(原曲チェロ)
CD1
1.Pour ecrire un seul vers (リルケ作の詩)
2-7.組曲第1番ト長調BWV1007
8.Chevaucher, chevaucher 
9-14.組曲第3番ハ長調BWV1009
15.Je voudrais devenier un de ceux-la(リルケ作の詩)
16.Avec un toit que suit son ombre(リルケ作の詩)
17-22.組曲第6番ニ長調BWV1012
CD2
1.Quiconque pleure a present quelque part dans le monde(リルケ作の詩)
2-7.組曲第2番二短調BWV1008
8.Seigneurr, donne a chacun sa propre mort(リルケ作の詩)
9-14.組曲第4番変ホ長調BWV1010
15.Terre, n'est-ce pas ce que tu veux(リルケ作の詩)
16-21.組曲第5番ハ短調BWV1011
演奏:ジェラール・コーセ(ヴィオラ) 
使用楽器:1560年製Gaspard Da Salo
朗読:ローラン・テルツィエフ(俳優・監督) 
CD1 1、8、15、16 CD2 1、8、15
録音:2010年6月&11月 Auditorium de Pigna, Corse,France
このCDは、ヴィオラのコーセが無伴奏チェロ組曲にヴィオラで挑戦しているだ
けでも意欲的な企画ですが、更に曲の合間にフランス人俳優・監督のローラン
・テルツィエフがリルケの詩を朗読したものが収録されています。テルツィエ
フはフランスの演劇賞「モリエール賞」を受賞し、この録音の後に亡くなって
います。リルケは、コーセがバッハを弾く際に思い浮かべたというボヘミアン
詩人ですが、フランス文化に多大な影響を受けたと言われています。




<MSR>
MS1373 ¥1980
(1)マーラー:交響曲第4番
(室内アンサンブル版・1921年エルヴィン・シュタインによる/アレクサンダー
・プラット再構成)
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(ベンノ・ザックスによる室内アンサンブル1920年編曲版)
(1)(2)ケン・セルデン指揮マーティンゲール・アンサンブル
(2)ディアンナ・ブレイウィック(Sop)
録音:2011年1月ライヴ
私的音楽協会は同時代の音楽を広く紹介するためにシェーンベルクが1918年に
立ち上げた団体でプログラムはひとつの傾向や国に限定せず様々な作品が取り
上げられ、3年の活動期間に117の演奏会が行われた。オーケストラ作品は予算
の都合もあり室内アンサンブルに編曲して演奏された。マーラーとドビュッシ
ーは特にシェーンベルクのお気に入りの作曲家であったと言われる。室内アン
サンブルに編曲されることで対位法がよりくっきりすると同時に最高級のサロ
ン音楽としても楽しめる。

MS1138 ¥1980
「四旬節と聖週間のための音楽」
パレストリーナ:谷川を慕いて/グレゴリア聖歌《パンジェ・リングァ》
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヴィクトリア:おお、すべての道行くものよ/
14世紀イギリス作者不詳:
O homo considera/O homo de pulvere/Filiae Jerusalem
アレグリ:ミゼレーレ・メイ・デウス
タリス:エレミアの哀歌、おお聖なる宴
ケント・トリトル指揮
聖イグナチウス・ロヨラ合唱団
録音:1998年1月ニューヨーク
四旬節と聖週間に関わるルネサンスの宗教音楽集。聖イグナチウス・ロヨラ合
唱団はニューヨークに拠点を置く合唱団で宗教曲を専門とするが、ヒナステラ、
シュニトケの宗教曲を歌ったり、ジョン・ゾーンやウテ・レンパーとも共演す
るなど、野心的な活動を行っている。アレグリのミゼレーレ・メイ・デウスや
タリスのエレミアの哀歌など、ルネサンス宗教楽の名曲が集められている。

MS1340 ¥1980
「ドリーミング・イン・カラー」-ファゴットと作品集
ピーター・シックリー(b.1985):夏のセレナード
ジョン・スタインメッツ(b.1951):想像上のオペラからの組曲
ドレイク・メイブリー(b.1950):二重奏曲
パウル・ジェレスク(1901-89):ドブロゲアナ狂詩曲
ホセ・シクィエラ(1907-85):3つのエチュード
イ・ヒェキョン(b.1959):ドリーミング・イン・カラー
ベンジャミン・コエーリョ(Fg)、
アラン・ハックルベリー(Pf)
録音:2009年8-9月
アメリカ、ルーマニア、ブラジル、韓国出身の作曲家による現代ファゴット作
品集。PDQバッハことピーター・シックリー等、ジャズ、民族音楽の影響を受
けた親しみやすい作品が中心。ファゴットのベンジャミン・コエーリョはブラ
ジル系アメリカ人でソロ奏者として活動しAlbany、Crystal、MSRなどに多く録
音している。

MS1367 ¥1980
「ファゴットと友達」-2010年ファゴット室内楽作曲コンクール入賞作品
(1)ジョナサン・バーツ(b.1986):コンチェルティーノ
(2)ルイス・ニールソン(b.1950):あなたはどう?
(3)アーサー・ゴットショーク(b.1952):アメリカの夜
(4)ステファン・クウィック(b.1987):
「8つのミニチュア」-ストラヴィンスキーへのオマージュ
ポーラ・ブルスキー(Fg)、
(1)(3)(4)ウェンレイ・グ(Vn)、ケイ・キム(Pf)、
(1)エリザ・トムソン(Va)、デシリー・ミラー(Vc)
(2)クリストファー・オットー(Vn)、(2)エミリー・デユフォー(Vc)
(4)マイケル・ウィリアムズ(Fl)
録音:2010-2011年
ファゴットのレパートリーを増やすためファゴット奏者ポーラ・ブルスキーが
2009年に創設したファゴット室内楽作曲コンクールの2010年度入賞作を収録。
特殊奏法満載の前衛的なニールソンの「あなたはどう?」、ストラヴィンスキ
ー作品と同名のクウィックの楽しげな「8つのミニチュア」が聴きもの。

MS1388 ¥1980
「シャドウ・キャッチャー」-アメリカの吹奏楽作品集
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):ルーヴルからの情景
アンソニー・プロッグ(b.1947):
二重協奏曲-2つのトランペットとウィンド・アンサンブルのための
ジョセフ・ターリン(b.1947):
コンチェルティーノ-11楽器とウィンド・アンサンブルのための
エリック・エワゼン(b.1954):
協奏曲《シャドウ・キャッチャー》
-金管五重奏とウィンド・アンサンブルのための
アンドリュー・ヨーズヴィアーク指揮
ウェスト・チェスター大学ウィンド・アンサンブル
録音:2011年3月
ウェスト・チェスター大学はペンシルヴァニア州にあり今年創立140年になる
音楽大学で吹奏楽では定評がある。いずれもウィンド・アンサンブルの機能と
効果をよく考え抜いた秀作ぞろい。

MS1389 ¥1980
ハンプソン・シスラー(b.1932):
(1)不死鳥よ永遠に(2009)
(2)嵐の湧き起こる中で(2005)
(3)魂の中の音楽(2005/2009)
(4)聖フランシスコの祈り人(1970/2009)
マーロン・ダニエル指揮プラハ・シンフォニエッタ
(3)ロリ=カイエ・K.ミラー(MS)&ダーネル・イシュメル(Br)、
(4)メリッサ・シントロン(Sop)
録音:2007,2009年チェコ
ハンプソン・シスラーはニューヨーク出身の作曲家でオルガニストとしても活
動している。いずれの作品も宗教色が濃く、新ロマン主義とでも言うべき抒情
的な作品。

MS1390 ¥1980
「モーツァルト:2台ピアノのための作品全集」
モーツァルト:
(1)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲K.365
(2)2台ピアノのためのソナタK.448
(3)アダージョとフーガK.546/K.426
(4)ラルゲットとアレグロ 変ホ長調
ピアース&ジョナス(Pfデュオ):
【ジョシュア・ピアース&ドロシー・ジョナス】
(1)ポール・フリーマン指揮スロヴァキア・フィル
録音:(1)1993年1月26日、ブラティスラヴァ,ライヴ,(2)-(4)SUNY
ピアース&ジョナスのコンビは1980年代中ごろに2台ピアノの作品を演奏するた
めに結成。レパートリーは18世紀から20世紀までと幅広い。1984年に映画「ベ
ン・ハー」の音楽でも知られるミクロス・ローザに2台ピアノと管弦楽のため
の協奏曲の作曲を委嘱、初演している。当MSRからはメンデルスゾーンの2曲の
2台ピアノのための協奏曲、ラフマニノフの交響的舞曲ほかをリリースしている。

MS1391 3枚組 ¥3960
「インタープレイ」
-ロバート・アッカーマンの世界BOX1
CD1) より遅い速度で、2つの断章、チェンジ、インタープレイ、2つの俳句、
エニシング・バットほか全10曲
CD2) ウォーター、オーロラ、ハヴァナ・スペシャル、ショート・ストーリー、
冬の死、サウス・カロライナ・スケッチほか全15曲
CD3) ビル・エヴァンスのためのシエナ、リフレクションズ、サークリング、
ジェントル・ムードほか全14曲
トリスタン・ウィレムズ(指揮)
アテナ弦楽オーケストラ、
スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団(コシツェ)、
スロヴァキア国立フィル弦楽四重奏団
ほかソリスト達
録音:2003-2010年、アイスランド、コシツェ、ニュージャージー
ジャズのサクソフォン奏者でもあるロバート・アッカーマンの作品集。弦楽四
重奏、室内楽アンサンブルなど多様な編成の曲が並び、時に新ウィーン楽派、
時にアヴァンギャルド・ジャズと様々な様式が折衷されている。

MS1397 ¥1980
「ゴーイング・ソロ」-無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品
(1)G.P.テレマン:幻想曲第7番 変ホ長調
(2)H.ヴュータン:奇想曲Op.Posth-9
(3)E.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27-4
(4)F.クライスラー:レチタティーヴォと奇想的スケルツォOp.6
(5)A.R.トーマス:呪文
(6)J.ウィン:ピーブロック(2008)
(7)E.シュールホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927)
(7)Q.ポーター:無伴奏ヴィオラ組曲(1930)
(8)A.ピアソラ:3つのタンゴ・エチュード
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn,Va(2)(5)(7)のみ)
録音:2010年ソノマ州立大学グリーン・ミュージック・センター
ステファニー・サンタンブロジオはイーストマン音楽院を卒業後、クリーヴラ
ンド管弦楽団に永らく勤めた後、サン・アントニオ交響楽団のコンサート・ミ
ストレスに抜擢。その後、室内楽とソロ活動に力を注ぐようになった。アー
ジェンタ・ピアノ三重奏団のリーダーとして活躍、メンデルスゾーン作品集も
発売になっている(BRIDGE,BCD9338)。このアルバムは古今の無伴奏ヴァイオ
リン、ヴィオラ作品を集めた珍しいCDでシュールホフ、ピアソラ作品は普段聴
く機会がないため大変貴重。

MS1398 ¥1980
「星座」-ジャスティン・ヘンリー・ルービン作品集
ジャスティン・ヘンリー・ルービン(b.1971):
エグロガ-ヴァイオリンとピアノのための
《明けの明星が輝く》による変奏曲-ヴァイオリンとピアノのための
エコセーズ-ヴァイオリンとマリンバのための
5声のためのセレナーデ
2つのヴァイオリンのための3つのコラール
3楽器のための小さなスケルツォ
2人の音楽家のための「間に合わせ」
2つのヴァイオリンのためのサミュエル・グリーンバーグ星座
パミーナのアリア「ああ私にはわかる」による幻想曲
-ファゴットとピアノのための
別の最後の日に・・・-ヴァイオリンとピアノのための
E.オルドリッジ(Vn)、
J.キャンベル(Fg)、
デュオ・ゲランド(Vnデュオ)、
G.コシンスキ(Perc)、
ジャスティン・ルビン(Pf)
シャンノン・ウェットスタイン(Pf)
ミネソタ大学ダルース・ファカルティ木管五重奏団
録音:2009-2010年
ジャスティン・ヘンリー・ルービンは1971年ニューヨーク出身の作曲家。マン
ハッタン音楽院、ニューヨーク州立大で学び、ピアニストとしても活動。無調
から調性音楽まで堅実な作風の作曲家。収録作品のほとんどは12音技法もしく
は無調で書かれている。

MS1405 ¥1980
「シモーネ・レイタン・ピアノ・リサイタル」
J.S.バッハ(1685-1770):イギリス組曲第3番ト短調
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ピアノ・ソナタ第1番Op.22
アンドレ・メーマリ(b.1977):グランデ・バイアン・デ・コンチェルト
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・ソナタ第2番Op.36
シモーネ・レイタン(Pf)
録音:2011年5月,7月
シモーネ・レイタンはブラジル出身で現在、アメリカで熱い注目を集めている
女流ピアニスト。マイアミ大学で博士号を取得、ノルウェー音楽院でも学んだ。
バッハにおける対位法のカンタービレ、ヒナステラと現代作曲家メーマリの強
烈なリズム、ラフマニノフの華麗なピアニズムなど、あらゆるスタイルをブラ
ジルの強烈な陽射しのように熱く明快に弾ききる。

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11-10 No.23-2

2011年10月26日 15時49分13秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 262 ¥2180
ハイ・フライト - ウィテカー/ローリゼン/チルコット:合唱作品集 ――
チルコット:すべての者らの瞳が*/ローリゼン:おお、光より生まれし光*
ウィテカー:黄金の光*/チルコット:イーヴン・サッチ・イズ・タイム*
ウィテカー:クラウドバースト+/チルコット:ハイ・フライト*/+(世界初録音)
ウィテカー:結婚*/ローリゼン:おお、大いなる神秘+
ウィテカー:アローン*(世界初録音)、ストールン・チャイルド*/+
チルコット:感謝祭*/+(世界初録音)
キングズ・シンガーズ、ルネ・クラウセン(指揮)、コンコルディア合唱団
全世界の合唱シーンを盛り上げる3人の作曲家たち、エリック・ウィテカー
(1970-)、モートン・ローリゼン(1943-)、ボブ・チルコット(1955-)の「合唱
作品集」で"6人の英国紳士たち"キングズ・シンガーズと、アメリカ有数の混
声合唱団、コンコルディア合唱団が共演!
リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)が日本でも大ブレイク中のチル
コットの作品では「ハイ・フライト(High Flight)」と「感謝祭(A
Thanksgiving)」、ウィテカーの作品では「アローン(Alone)」が世界初録音。
2003年&2010年-2011年、アメリカ&イギリスでの録音。

SIGCD 268 ¥2180
もろびとこぞりて ――
伝承曲:立て羊飼いたちよ、そしてついて来なさい
ペッティマン:ガブリエルのお告げ
伝承曲:新しいノエル
伝承曲/ディックス:御使いうたいて
チャイコフスキー:バラの王冠
伝承曲/J.S.バッハ:優しくも愛らしきみどり子
ローソン:眠れ、いとしいわが子よ/グル―バー/モール:きよしこの夜
コリン/モーガン:穏やかな心/ラッター:ある木に咲いた花
メイスン/ワッツ:もろびとこぞりて/サン=サーンス:冬のセレナード
伝承曲:クリスマスの12日間/伝承曲:ガウデーテ
伝承曲:世の人忘るな
デイヴィス/オノレイティ/シメオン:リトル・ドラマー・ボーイ
ピアポント:ジングル・ベル/伝承曲/オリファント:ひいらぎかざろう
キングズ・シンガーズ〔デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)、
ティモシー・ウェイン=ライト(カウンターテナー)、ポール・フェニックス
(テノール)、フィリップ・ローソン(バリトン)、クリストファー・ガビタス
(バリトン)、ジョナサン・ハワード(バス)〕
キングズ・シンガーズにとって意外にも初(!)のクリスマス・アルバムとなっ
た2003年リリースの「クリスマス」(SIGCD 502)。
UKクラシカル・チャートの首位に輝くなど、ベストセラー・アルバムとして君
臨する前作に続き、遂にキングズ・シンガーズのクリスマス・アルバム第2弾
「もろびとこぞりて」が登場!
クリスマスのトラディショナルからチャイコフスキー、ラッター、メンバーの
フィリップ・ローソンのオリジナルなどバラエティ豊かなプログラムの魅力は
前作以上!
2010年12月19日、カドガン・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。

SIGCD 211 ¥2180
LCO Live ――
ラヴェル:クープランの墓/フォーレ:パヴァーヌOp.50
プーランク:ピアノ協奏曲*/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
イベール:ディヴェルティスマン
パスカル・ロジェ(ピアノ)*、
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)、
ロンドン室内管弦楽団
去る4月に行われたイギリスのロイヤル・ウェディングにも起用された1921年
創設の歴史あるイギリス最古の室内オーケストラ、ロンドン室内管弦楽団のラ
イヴ・シリーズ第4弾!
フレンチ・ピアニズムの継承者パスカル・ロジェをソリストに迎えたプーラン
クなど、LCOのオール・フレンチ・プログラムはハイレベルの充実度。
デイヴィッド・パイアット、マイケル・トンプソンが名を連ねるホルン・セク
ションの妙技、サウンドにはホルン関係者要注目。
2008年5月25日&2010年4月21日、
セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)でのライヴ録音。

SIGCD 217 ¥2180
クリケットの歌 ――
レストレンジ:クリケット・テーマ・メドレー
ワーロック:ハンブルドンのクリケッターズ
様々な作曲家:スクール・ソングス・メドレー
ライス/ウェッバー:サマー・ゲーム/スティルゴー:リリアン・トムソン
伝承曲:ラドネージ・クリケット・ソング
イエッティーズ:フォー・ジョリー・ボウラーズ
ロンドン・クヮルテット/ハーヴァーガル:クリケットのルール
シャーマン/フィールズ/タッパー/ニコルズ:
ユー・ガット・トゥ・ビー・ア・クリケット・ヒーロー
ハノン/ワルシュ:ごまかし/M・ホルスト:ヴィレッジ・ロンド
ワーナー/ケリー:イートン&ウィンチェスター
チャンピオン:
アイ・メイド・ア・ハンドレッド・イン・ザ・ブラックヤード・アット・
マムズ
様々な作曲家:オーストラリアのクリケット・メドレー
スティルゴー:バーミー・アーミー
ディーツ/シュワルツ:ザッツ・ノット・クリケット
作曲者不詳:クリケット・ティー・タオル
スティルゴー:アンディ・フラワー・デュエット
スティルゴー:エルサレム
ハーパー:ホエン・アン・オールド・クリケッター・リーヴス・ザ・クリース
ブレムナー:ストップ・イット・アッガース!
カンタービレ(ロンドン・クヮルテット)
クラシックとコメディをミックスさせたスタイル、1982年から2000回を超える
ライヴ・パフォーマンス、200以上のテレビ放映で人気を博してきたイギリス
のヴォーカル・アンサンブル、カンタービレ(ロンドン・クヮルテット)。
イギリスの紳士のスポーツ"クリケット"にちなんだプログラムでも、カンター
ビレのエンターテイナー性あふれるパフォーマンスは健在!同じイギリスのキ
ングズ・シンガーズとも一味違うコミカルなスタイルは話題となりそうだ!
2011年2月-3月、ロンドンでの録音。

SIGCD 271 3枚組 ¥4360
ディアギレフのバレエ・リュスのための音楽 ――
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽《火の鳥》、バレエ音楽《春の祭典》、
バレエ音楽《ペトルーシュカ》、幻想的スケルツォ
リャードフ:バーバ・ヤーガ、魔法にかけられた湖、キキモラ
プーランク:バレエ音楽《牝鹿》
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団
ティエリー・フィッシャーが首席指揮者を務めるBBCウェールズ・ナショナル
管弦楽団を振って完成させた「ロシア・バレエ団のための音楽集」のボックス
・セット。中でもストラヴィンスキーの3大バレエでは、オーケストラの埋も
れがちな声部もしっかりと主張させるティエリー・フィッシャーの解釈が高い
評価を受けている。2008年-2009年、カーディフ(ウェールズ)での録音。

SIGCD 267 ¥2180
パリー:告別の歌 ――
ホルスト:イヴニング・ウォッチOp.43-1/R.R.ベネット:グッド・ナイト
ハウエルズ:地よ、慈しみもてこの人を収め給え/タヴナー:弔いのイコス
パリー:告別の歌/エルガー:彼ら安息の地に
ヴォ―ン=ウィリアムズ:きじばと/サリヴァン:長い一日が終わる
ヴォ―ン=ウィリアムズ:休息
ハリス:ブリング・アズ、オー・ロード・ゴッド
テネブレ、ナイジェル・ショート(指揮)
テネブレは、かつてタリス・スコラーズやザ・シックスティーンのメンバーと
して活躍したナイジェル・ショートによって結成されたイギリスのプロの混声
合唱団。
プーランクの「人間の顔」(SIGCD197)、ビクトリアの「レクイエム」
(SIGCD 248)に続く新録音は、ヒューバート・パリー(1848-1918)の「告別の歌」
をメインに据えたイギリスのパートソング&合唱作品集。テネブレにとって満
を持しての近代イギリス・レパートリー。気合十分です!
2011年1月、聖オールバンズ教会(ロンドン)での録音。

SIGCD 266 ¥2180
ウェストミンスター寺院のオルガン -
エルガー:
威風堂々第3番ハ短調Op.39-3/ニムロッド/ソナタ ト長調Op.28
ため息Op.70/セヴァーン川組曲Op.87/荘厳な前奏曲
威風堂々第5番ハ長調Op.39-5
ロバート・クィンニー(オルガン)
ザ・シックスティーンやカージナルズ・ミュージック、イングリッシュ・コ
サートでも活躍するウェストミンスター寺院のオルガニスト、ロバート・クィ
ンニーのエルガー作品集。
オルガンで鳴り響くエルガーはさらにスケールを増した音楽へと変貌を遂げる。
使用オルガンは、もちろんウェストミンスター寺院のオルガン(ハリソン&ハ
リソン製)。

SIGCD 273 ¥2180
アンドリーセン:アナイス・ニン/国家
クリスティーナ・ザヴァッローニ(ソプラノ)
シナジー・ヴォーカルズ、
デイヴィッド・アサートン(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ
Aシグナム・クラシックスとロンドン・シンフォニエッタのコラボレーション
・シリーズ第1弾は、ルイ・アンドリーセン(1939-)の「アナイス・ニン」&
「国家」。
現代オランダ作曲界の巨匠アンドリーセンの新作「アナイス・ニン」は、20
世紀最大の日記作家アナイス・ニン(1903-1977)を描いたモノドラマ。
2011年4月14日、クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。





<Champs Hill Records>
CHRCD 024 ¥2180
我が故郷 - イギリス歌曲コレクション ――
パリー:おお、愛しい君よ/トレリス:トレリス(紋章)
パリー:私の心は歌う鳥のよう
エルガー:スピーク・ミュージックOp.41-2、月明かりの中で
クィルター:音楽は, 優しい声が消えても、音楽と月明かり
エルガー:プリーディングOp.48-1、トワイライトOp.59-6、緑の木蔭
ブリッジ:もう赤いバラをまき散らさないで
クィルター:愛の哲学/ウォーロック:ハナカーの風車屋、我が故郷
アイアランド:私は12匹の雄牛を持っている
クィルター:行け、うるわしのバラよ/ブリッジ:行かないで、幸せな日よ
クィルター:今、深紅の花びらは眠り/ウォーロック:眠り、夜
バックス:白い平和/ホルスト:ウシャス(夜明け)
エルガー:ブルー・アイズ・フェアリー
フレイザー=シムソン:
ミッシング、ポライトネス、ハーフウェイ・ダウン、ラインズ・リトゥン
レーマン:ヘンリー王、マチルダ
アイアランド:最愛の君よ、私が死んだら
パリー:グッド・ナイト
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)
2011年4月の来日公演でも素晴らしい歌声を聴かせてくれた名花フェリシティ
・ロット。
イギリス、サセックスの田園風景を思わせるかのような牧歌的なイギリス歌曲
のコレクションが、近代イギリス歌曲を美しさを教えてくれる。
活動を停止した旧ASVのGOLDシリーズから短期間リリースされていたフェリシ
ティ・ロットの名唱が復活です。
2003年5月14日-16日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス)
での録音。

CHRCD 026 ¥2180
街頭にて -
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ第1番《1905年10月1日》、草かげの小径にて
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ)
2011年のBBC Music Magazine AwardsでNewcomer of the Yearに選出されたボ
スニア・ヘルツェゴヴィナ、サラエボ出身のピアニスト、イヴァナ・ガヴリッ
チのセカンド・アルバム。
前作ではヤナーチェクの演奏が高評価を得たガヴリッチ。1905年から1912年の
数年間に作曲されたヤナーチェク、ラヴェル、プロコフィエフの4作品では、
近代ヨーロッパの音楽文化の違いを巧みに弾き分ける。2011年4月&月の録音。

CHRCD 025 ¥2180
パターソン:フェニックス・コンチェルト
ヴォ―ン=ウィリアムズ:オーボエ協奏曲
ハウエルズ(ウォルフィッシュ編):オーボエ・ソナタ(管弦楽伴奏版)
エミリー・ペイルソープ(オーボエ)、
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指揮)、イギリス室内管弦楽団
1989年のジレット国際オーボエ・コンクールの優勝者、エミリー・ペイルソー
プのコンチェルト・アルバム。ポール・パターソン(1947-)の「フェニックス
・コンチェルト」はその名の通り"不死鳥"をモチーフとした2009年の新作。
2010年3月&5月の録音。

CHRCD 023 ¥2180
エマヌエル・アンサンブル -
カプースチン:トリオOp.86/ゴーベール:ロマンティックな小品
シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70/ボルヌ:カルメン幻想曲
ファランク:トリオOp.45/ピアソラ:天使の死
エマヌエル・アンサンブル〔アンナ・ストークス(フルート)、ルイザ・タック
(チェロ)、ジョン・リード(ピアノ)〕
Kエマヌエル・アンサンブルは、女流フルーティストのアンナ・スークスが中
心となり2001年に結成されたフルート、チェロ、ピアノのアンサンブル。最大
の聴きどころは、やはりニコライ・カプースチンの「トリオOp.86」!
2010年8月&2011年5月の録音。

CHRCD 019 ¥2180
クセーニャ・シドロワ - クラシカル・アコーディオン ――
ノールヘイム:フラッシング/J.S.バッハ:フランス風序曲
ベリオ:セクエンツァXIII《シャンソン》
スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.77、ソナタ ニ長調K.33
モーツァルト:キラキラ星変奏曲
シュニトケ:リヴァイス・フェアリー・テイル/高橋悠治:水牛のように
ピアソラ:アスリープ
クセーニャ・シドロワ(クラシカル・アコーディオン)
1988年ラトヴィア出身の女流アコーディオン・プレーヤー、クセーニャ・シド
ロワのデビュー・レコーディングとなるアコーディオン・ソロ・プログラム。
シドロワは、すでにゲルギエフ&CBSOやベルチャ弦楽四重奏団と共演を果たす
など、次代のスター候補として期待が寄せられている。2010年-2011年の録音。




<EMI>
●オリジナル・アルバムを2枚収録した2枚組シリーズ

EMI 7291462 2枚組 ¥1350
ナイジェル・ケネディ/ヴァイオリン協奏曲集
チャイコフスキー、シベリウス、メンデルスゾーン、ブルッフ
サイモン・ラトル、オッコ・カム、ジェフリー・テイト指揮
ロンドン・フィル、バーミンガム・シティ、イギリス室内

EMI 7291762 2枚組 ¥1350
ヴァネッサ・メイ
クラシック・アルバム、ヴァイオリン・プレイヤー
ヴィヴァルディ:四季
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」他

EMI 7291792 2枚組 ¥1350
キリ・テ・カナワ/クラシック・アルバム:
ガーシュウィン、ポーター

EMI 7296842 2枚組 ¥1350
マリア・カラス/クラシック・アルバム:LA DIVINA 1 & 2

EMI 7297242 2枚組 ¥1350
マキシム/ピアノ・プレイヤー、ニューワールド




<GALA>
GL100605 3枚組 ¥2250
マイヤベーア:歌劇「アフリカの女」
プラシド・ドミンゴ(ヴァスコ・ダ・ガマ)
シャーリー・ヴァーレット(セリカ)
イヴリン・マンダク(イネス)
グウェンドリン・ジョーンズ(アンナ)
サイモン・エステス(ドン・ペドロ)
ノーマン・ミッテルマン(ネルスコ)
ジャン・マリー・ペリソン指揮
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団、合唱団  1976/11/3
ボーナス・トラック
マイヤベーア:歌劇「アフリカの女」(抜粋)
プラシド・ドミンゴ(ヴァスコ・ダ・ガマ)
モンセラート・カバリエ(セリカ)
アントニオ・デ・アルメイダ指揮
リセオ大劇場管弦楽団、合唱団  1977/11/27

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11-10 No.22-1

2011年10月26日 15時48分51秒 | Weblog
<ONDINE>
ODE-1195 ¥2080
シューマン/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
1.ロベルト・シューマン(1810-1856):
ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲 ハ長調 Op.131
2-4.フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
5-7.ロベルト・シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Wo023
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音 フランクフルト・アルテ・オパー ライヴ
録音 2008年9月…2-4, 2009年2月…1&5-7
ソリストとして、また室内楽奏者として大活躍のヴァイオリニスト、クリス
ティアン・テツラフがONDINEレーベルに登場です。録音ではバッハの無伴奏
ソナタやベートーヴェンの協奏曲、シベリウスなどが世界的に高く評価され、
また日本にも度々来日し、その都度満場の聴衆を唸らせる彼。今回の録音で
も、その名技を余すことなく披露しています。メンデルスゾーンの協奏曲に
ついては、いまさら何も語ることのない名曲として認知されていて、古今東
西、数多くの名演と呼ばれるものも存在していますが、このテツラフ、まさ
に溜息の出るような快演を聴かせます。全体的に早めに設定されたテンポは、
指揮者ヤルヴィの解釈もあるのでしょうが、これを易々とクリアしてしまう
テツラフの超絶技巧は、まさに絶品。ライヴ録音ということもあり、1楽章も
終楽章も加速する興奮を抑えることは不可能でしょう。シューマンの協奏曲
は、全体的にさっぱりした味付けで、この曲に「しっとりとした情感」を求
める向きには物足りないかもしれませんが、シューマンの求めたであろうヴィ
ルトゥオーゾ性においては、完璧に表現されているのではないでしょうか。
フランクフルト放送響のふっくらとした響きも随所に溢れる、聴きどころたっ
ぷりの注目盤です。今後も次々とリリースが予定されているテツラフ。目が
離せません!

ODE-1169 ¥2080
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:児童合唱のための作品集
1.マルヤッタ、いやしい娘(1977)/2.大工の息子(1975)
3-6.ロルカの詩による組曲(1973)(指導者の歌/悲鳴/月が覗いた/マラゲーニャ)
7-9.ロルレイ(1973)(男の子はなにでできている?/ブタさんは森へ行け/親指
男がブタをつかまえた)/10.無邪気なワルツ
11-15.もしも世界が開かれるなら/16.愛は決して失敗しない
17-23.子どものためのミサ曲
タピオラ合唱団 他/パシ・ヒヨッキ(指揮)
録音 2010年3月13-14日,10月9-10日…1-9.17-23, 2011年1月16日…10-16
「子どものための合唱曲」とはいえ、現代屈指の神秘的作風を持つラウタヴァ
ーラ(1928-)のこと、ものすご-く面白い曲が聴けること間違いありません。そ
れは第1曲目の「マルヤッタ」からイケイケです。北欧の叙事詩「カレワラ」
からラウタヴァーラ自身がテキストを起こし、1幕の神秘劇に仕立てたこの作
品、以前、BISレーベルからラウタヴァーラの朗読による演奏もリリースされ
ていますが、この演奏はもっともっとコクがあり、印象深い肉付けがされてい
ます。また「大工の息子」はタイトル通り、イエスの誕生の喜びを歌ったもの。
ロルカの詩による組曲は、比較的知られた作品です。その他、どれも民謡をベ
ースにしながら、現代的な和声と、清冽な響きが求められる難曲をタピオラ合
唱団が完璧に歌いこなしています。




<PHIL.HARMONIE>
PHIL-06018 ¥2080
ラデク・バボラク&ベルリン・バロック・ゾリステン
ゼレンカ&テレマン作品集
1.ゼレンカ:
2つのホルン、2つのオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のためのカプリッ
チョ 第3番 ヘ長調 ZWV184
2.テレマン:ホルンと弦楽のための協奏曲 ニ長調 TWV51:D8
3.テレマン:
2つのホルン、2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 TWV54:Es1
4.テレマン:2つのホルンと弦楽のための協奏曲 ニ長調 TWV52:D2
5.テレマン:序曲(組曲)ト短調「ミュゼット」
ラデク・バボラク(ホルン)
ベルリン・バロック・ゾリステン
通常「序曲」というと、何か物語が始まる前に奏されるものとして認識されて
いますが、バロックの時代には「いくつかの舞曲が組になった曲集」を意味し
た自由度の高いもので、ドイツ、フランス、イタリア、そしてポーランドの音
楽までをも熟知していたテレマンにおいては、自らの想像力を発揮させるのに
極めて適した分野の音楽だったことは間違いなく様々な形の序曲(組曲)を数多
く生み出しました。また多くの楽器を弾きこなしたテレマン(1681-1767)は協
奏曲でも抜群に楽器の扱いがうまく、彼の協奏曲では各々の楽器が大活躍し、
華々しくその技巧を競っていることで知られています。一方ゼレンカ(1679-
1746)はボヘミアで生まれ、ザクセンで没した作曲家で宗教音楽の大家として
知られていますが、彼のトリオ・ソナタはJ.S.バッハが高く評価したほどの完
成度の高さを誇っています。このアルバムでは現在「最も上手い」ホルン奏者
ラデク・バボラクとベルリン・バロック・ゾリステンが共演。文句なしのアン
サンブルを披露しています。

PHIL-06011 ¥2080
シューマン:
1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23
4-6.ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.105
7-9.3つのロマンス Op.94
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン&指揮…1-3)
マーラー室内管弦楽団…1-3
ヴァシリー・ロバノフ(ピアノ)…4-9
録音 2007年11月7-8日…1-3, 2010年9月26-27日…4-9
シューマン(1810-1856)の晩年の名作「ヴァイオリン協奏曲」を中心にした1枚
です。さて、ここでヴァイオリンを弾き振りしているコーリャ・ブラッハーで
す。彼はベルリンで作曲家ボリス・ブラッハーの息子として生まれ、15歳で
ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに師事します。
その後シャンドール・ヴェーグの教えも受けています。20歳の時、史上最年少
でベルリン・フィルの第1コンサート・マスターに就任したことで世界的に話
題になりました。6年後ベルリン・フィルを退団してからは、ソリスト、室内
楽奏者として世界的に活躍しています。指揮者アバドの信頼も厚く、数多くの
共演もこなしていることで知られています。今回、マーラー室内管との共演は、
その良好な関係が認められることでしょう。ブラッハーはオーケストラの機動
力を存分に生かし、第1楽章から自在にテンポを動かして、時には激しく、第2
主題ではまるでむせび泣くかのような濃厚な表現を聴かせています。ヴァイオ
リン・ソナタと3つのロマンスは、ピアノの伴奏であるために、若干風通しが
よくなっていますが、重苦しい情感は、シューマンの満たされぬ思いを120%
伝えているかのようです。

●旧譜タイトルのご案内 各1枚 ¥2080
PHIL-06001
室内アンサンブルによるラヴェルとムソルグスキー
(W.レンツによる室内アンサンブル編)
1-6.ラヴェル(1875-1937):クープランの墓
7-22.ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
アンサンブル・ベルリン

PHIL-06002
ヴィオラで聴くシューマンの歌曲
1-16.シューマン:詩人の恋 Op.48(ヴィオラとピアノ編)
17-28.シューマン:リーダークライス Op.39(ヴィオラとピアノ編)
マルティン・シュテーグナー(ヴィオラ)/高橋朋子(ピアノ)

PHIL-06003
ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集
1-3.オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV548
4-6.チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
7-9.ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 イ短調 RV397
10-12.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」Op.8-1 RV269
13-15.ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」Op.8-2 RV315
16-18.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3 RV293
19-21.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV297
ジョナサン・ケリー(オーボエ)…1-3
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)…1-3,10-21
ゲオルク・ファウスト(チェロ)…4-6
ウォルフラム・クリスト(ヴィオラ・ダモーレ)
ベルリン・バロック・ソロイスツ
ライナー・クスマウル(指揮)

PHIL-06004
シュールホフ(1894-1942):作品集
1-4.フルート、ヴィオラとコントラバスのためのコンチェルティーノ
5-8.フルート・ソナタ
9-12.弦楽六重奏曲
アンドラーシュ・アドリヤン(フルート)…1-8
ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)…1-4
クラウス・シュトール(コントラバス)…1-4
占部由美子(ピアノ)…5-8
ベルリン・フィルハーモニー弦楽六重奏団…9-12

PHIL-06005
ストラヴィンスキー(1882-1971):兵士の物語
ドミニク・ホルヴィッツ(ナレーター)
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー

PHIL-06006
1-32.J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
チェン・ピ=シェン(ピアノ)

PHIL-06007
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番&第3番(朗読付き)
1-7.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
8-14.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
フランク・アルノルト(ナレーター)

PHIL-06008
コントラバス協奏曲集
1-3.ディータースドルフ(1739-1799):コントラバス協奏曲 変ホ長調
4-6.ホフマイスター(1754-1812):コントラバス協奏曲 第1番 変ホ長調
7-9.ヴァンハル(1739-1813):コントラバス協奏曲 変ホ長調
エディソン・ルイズ(コントラバス)
ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
クリスチャン・バスケス(指揮)

PHIL-06009
シュナイダー(1770-1839):室内楽作品集
1-3.ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 Op.44-1
4-6.フルート四重奏曲 ト短調 Op.69-3
7-16.2台のコントラバスのための二重奏曲(K.ストール編)
17-19.フルート四重奏曲 ト長調 Op.52-3
アライン・チャンピオン(ヴァイオリン)…1-3
ヴァルター・クシュナー(ヴィオラ)…1-3
アドリヤン四重奏団…4-6.17-19
クラウス・シュトール(コントラバス)…7-16
エディソン・ルイズ(コントラバス)…7-16

PHIL-06010
ミュージック・オブ・レッド・ツェッペリン
1.カシミール/2.ハートブレイカー
3.ベイブ・アイム・ゴナ・リーブ・ユー/4.胸いっぱいの愛を
5.レイクハースト/6.レイン・ソング/7.ブラック・ドッグ/8.聖なる館
9.コミュニケーション・ブレイクダウン/10.移民の歌
11.ステイルウェイ・トゥ・ヘヴン/12.アフター・オール
ヤン・カズダ(ベース)/インディゴ弦楽四重奏団

PHIL-06012
ウェーバー、ベートーヴェン、パスクッリ:作品集
1-4.ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ 第4番 ホ短調 Op.70(W.レンツ編)
5-7.ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(C.カイム編)
8.パスクッリ(1842-1924):
ロッシーニの「ウィリアム・テル」による協奏的大七重奏曲(W.レンツ)
アンサンブル・ベルリン

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11-10 No.22-2

2011年10月26日 15時48分15秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC-928 4枚組 ¥4050
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」第3夜 神々の黄昏
ジークフリート:クリスティアン・フランツ(テノール)
グンター…ローベルト・ボルク(バス・バリトン)
アルベリヒ…ヴォルフガンク・コッホ(バス・バリトン)
ハーゲン…ジョン・トムリンソン(バス)
ブリュンヒルデ…デボラ・ポラスキ(ソプラノ)
グートルーネ…アンナ・ガブラー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ…ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)
第1のノルン…デボラ・ハンブル(アルト)
第2のノルン…クリスティーナ・ダミアン(メゾ・ソプラノ)
第3のノルン…カーチャ・ピーヴェク(ソプラノ)
ヴォークリンデ…ユン・リー=ハ(ソプラノ)
ヴェルグンデ…マリア・マルキーナ(ソプラノ)
フロスヒルデ…アン=ベス・ソルヴァング(メゾ・ソプラノ)
ハンブルク・フィルハーモニー
シモーネ・ヤング(指揮)
録音 2010年10月12.14.17.21日ハンブルク国立歌劇場
Recording Producer & Editing: Dirk Ludemann
Balance Engineer: Dominik Blech
Recording Engineer: Katja Zeidler
シモーネ・ヤングとハンブルク国立歌劇場の「リング・ツィクルス」もいよい
よ大詰め。この「神々の黄昏」で幕を閉じます。配役はジークフリートは変わ
らず、クリスティアン・フランツが張りのある声を生かし、この大役を歌い切
りました。ブリュンヒルデはベテラン、デボラ・ポラスキが担当。有無を言わ
せぬ迫力で現代最高のワーグナー・ソプラノの威厳を見せ付けます。ハーゲン
役には、こちらもベテラン、トムリンソン。奸計巡らす悪役を気持ちよいばか
りに歌ってのけています。ヤングの指揮は、オーケストラの音色に波打つかの
ようなうねりを持たせ、かつ、厚みのあるハーモニーと、的確なライトモティ
ーフを聴かせます。全て、この壮大なる叙事詩の締めくくりに相応しい素晴ら
しいものです。

OC-683(SACD-Hybrid) ¥2080
グスタフ・ホルスト:組曲「惑星」(ピーター・シークスによるオルガン編曲版)
1.火星/2.金星/3.水星/4.木星/5.土星/6.天王星/7.海王星
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)
録音 2010年4月23-28日キール 聖ニコライ
Recording Producer, Editing & Mastering: Martin Fischer
最近は指揮者としても、その活動が華々しいハンスイェルク・アルブレヒトで
すが、やはり彼の本領発揮はオルガン演奏。それも、このような珍しいレパー
トリーを次々と世に送り出してくれることでしょう。今回のアルバムは、ホル
スト(1874-1934)の超人気曲「惑星」です。通常、オーケストラの芳醇な響き
を楽しむためのスペキュタクルな作品、オルガン1台ではどのような様相を呈
するのでしょうか?もちろん、そんな期待にアルブレヒトは100%以上応えて
くれました。SACDのフォーマットを最大限に生かし、それぞれの曲をこの上な
く劇的に演奏しています。リスニング・ルームが瞬時に大宇宙へと変わる瞬間
を体験してみてください!

OC-405 ¥1750
答えなかった問い-シュテファニー・シューマッハー:アコーディオンの世界
《Chapter1.オルガ》
1-3.マシャ・コーティムスキ(1980-):答えなかった問い
《Chapter2.レオシュ》
4-13.レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
草陰の小道を通って 第1集(われらの夕べ/散りゆく木の葉/一緒においで/フリ
ーデクの聖母マリア/彼女らは燕のように喋り立てた/言葉もなく/おやすみ!
/こんなにひどく怯えて/涙ながらに/ふくろうは飛び去らなかった)
《Chapter3.孤独》14.ミナス・ボルボウダキス(1974-):回折思考
15.アラシュ・サファイアン(1981-):アルファ
《エピローグ》16.ローセンス・トライガー(1956-):共感
ステファニー・シューマッハー(アコーディオン)
録音 2011年5月ミュンヘン
Recording Producer, Editing, Mastering:Asparuh Tashev
ステファニー・シューマッハーはフライブルグ近郊で生まれた、現在注目のア
コーディオン奏者です。「アンサンブルZeitsprung」のメンバーでもあり、他
にも様々な現代アンサンブルのメンバーとしても活躍。幅広い活動をしていま
す。そんなアンサンブルの中で光を放つ彼女ですが、このアルバムではソリス
トとしての彼女に焦点を当て、物語性を持たせたコンセプト・アルバムとして、
その存在を印象つけることに成功しました。収録曲の中心となるのは、ヤナー
チェクのおなじみのピアノ曲「草陰の小道を通って」で、これは「最初からア
コーディオンのために書かれた?」と思うほどに曲想と音色がマッチしていま
す。例えば「フリーデクの聖母マリア」に現れるコラール風の旋律は、ピアノ
では表現できないほどの切ない情感を表出しています。

OC-403 ¥1750
フランツ・リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集
1-4.ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(またはソナタ)-ショパンのマズ
ルカ 嬰ハ短調 Op.6-2による
5.ラフォンのロマンス「船乗り」による協奏的大二重奏曲
6.ペトラルカのソネット 第104番(J.マルグリス編)
7.リスト=フバイ(1858-1937):
ハンガリー狂詩曲-歌曲「3人のジプシー」による
8.レメーニの結婚式のための祝婚曲/9.忘れられたロマンス
10.悲しみのゴンドラ
ユラ・マルグリス(ピアノ)
アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
録音 2010年12月27.28日ベルリン、テルデック・スタジオ
2011年はリスト(1811-1886)の生誕200年ということで、本当に数多くのアルバ
ムが各社からリリースされ、リスト好きの心を大いに満たしてくれたことは間
違いありません。しかしながら、室内楽の分野は未だそれほど認知度が高いと
は言えないのが本当のところです。このヴァイオリン作品集は、既にリリース
されたチェロ作品集(OC-415)と併せて、知られざるリストに光を当てるための
貴重な録音の一つとして評価されることでしょう。ここでピアノを演奏してい
るユラ・マルグリスは、リストやブゾーニなどのトランスクリプション物を得
意としているピアニストですが、華麗な技巧をひけらかすよりも、曲の構造を
じっくりと探求し、複雑な音の絡みを具現化するタイプの奏者です。ここに収
録されている「ペトラルカのソネット」も、彼自身が、原曲となるピアノ・
ヴァージョンと、3つの異稿版が存在する歌曲全てを研究した上で、ヴァイオ
リンとピアノ版に編曲しているというのですから、やはり研究者肌の色合いが
濃くなっているのも頷けるというものです。また、フバイによる「ハンガリー
狂詩曲」も珍しい作品で、こちらも滅多に耳にする機会はありません。リスト
自身は、ピアノ以外の楽器の独奏曲に関心がなかったようですが、できること
なら、パガニーニを敵に回すほどの多数のヴァイオリン曲を書いてほしかった
ものです。

OC-414 ¥1750
ロート・アン・デル・ロートのホルツァイ・オルガン
《J.S.バッハ(1685-1750)》
1.オルガンのための小品-幻想曲ト長調 BWV572
2-5.パストラーレ ヘ長調 BWV590/《フランソワ・クープラン(1668-1733)》
6.教区のためのミサ曲より「キリエ-Plein chant en taille」
7.教区のためのミサ曲より「キリエ-Recit de chromhorne」
8.修道院のためのミサ曲より「ベネディクトゥス-Tierce en taille」
9.教区のためのミサ曲より「グラン・ジュのオッフェルトリウム」
《ピストイアの作者不詳の曲》
10.トッカータ/11.高めたまえ/12.ポスト・コムニオ
《ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863)》
13.アレグロ
《ルイ・ジェームズ・アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869)》
14.パストラーレ ト長調/15.ソルティエ ト短調
《ジョゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)》
16-18.オルガン・ソナタ第4番イ短調「第9旋法による」 Op.98
フランツ・ラムル(オルガン)
録音 2011年7月ロート・アン・デル・ロート聖ヴェレーナ教会
Recording Producer, Editing & Mastering: Bernd Hanke
ドイツのロート・アン・デア・ロートにある聖ヴェレーナ教会は、その音響の
良さでも知られ、いくつかの名録音が存在する「知る人ぞ知る」名所です。こ
こに設置されているオルガンは1793年にネポムーク・ホルツァイによって建立
されたフランス・バロック式の仕様を持ち、柔らかい管楽器の響きと、人の声
に近い音色を出せることが特色の一つです。バロックから初期ロマン派の作品
を演奏するのに、これほど良い楽器はないでしょう。演奏者のフランツ・ラム
ルは、1964年ドイツ、シュトラウビング生まれ。トン・コープマンにオルガン
とチェンバロを師事し、演奏家として、また教育者として精力的に活躍してい
ます。このホルツァイ・オルガンによる録音もいくつかあり、楽器を知り尽く
した完璧な演奏は他の追随を許しません。

OC-769 ¥1750
エメリッヒ・カールマン(1882-1953)・チャールズ・カールマン(1929-)父子
の作品集
1.マルジョリー・ワルツ…C/2.ウィーンへ愛を込めて…E
3.ヴァラジュディンより来たる…E/4.ジプシーよ、来ておくれ…E
5.私の好きな踊り…E/6.それは何とすばらしい…E
7.夜は私を待っている…E/8.「陽気な軽騎兵」よりハンガリー舞曲組曲…E
9.2つのメルヒェンのような瞳…E/10.あなたは覚えていますか…E
11.ジプシーの歌…C/12.人生は長いキス…C
13.つまり、それは素晴らしい…C/14.私のところへ来て.…C
15.幸運の夢…C/16.あれはまだ?…C/17.王冠の歌…C
※E…エメリッヒ、C…チャールズ
ミヒャエル・ズットナー(テノール)/ステファニー・C・ブラウン(ソプラノ)
ミュンヘン交響楽団
アンドレアス・コヴァレヴィツ(指揮)
録音2011年5月15-20日ミュンヘン バイエルンスタジオ
RecordingProducer, Editing&Mastering: Bernd Hanke
オペレッタ好き垂涎の1枚です。20世紀のオペレッタ作曲家カールマンは、そ
の香り高い作品で、今も人気を博していますが、彼の息子であるチャールズ・
カールマンも音楽家としての才能に満ち溢れています。ここではそんな父と
子の作品を並べ、「オペレッタの伝統」を強く打ち出すことに成功しました。
ミヒャエル・ズットナーの甘いテノールは、ちょっぴり涙を誘うカールマン
の作品を歌うのにうってつけであり、随所に挟まれるデュエットでは、ソプラ
ノ歌手ステファニー・C・ブラウンが見事な花を添えています。ちょっと何か
を聴きたい時に手が伸びるような、親しみに満ちたアルバムと言えそうです。

OC-828 ¥2080
高き天より天使たちが来たる
1.ボイレッケ(1933-):高き天より天使たちが来る
2.クーツィール(1911-2006):おお喜びよ、喜びよ
3.ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):クリスマスの歌
4.ドラニツィン(1946-2010):優しきマリアさま
5.G.ガブリエリ(1557-1612):ピアノ・フォルテのソナタ
6.ヴォルターズ(1910-1989):茨の道を通ってマリアは行く
7.ボイレッケ:今、その時が近づく/8.クーツィール:誰が戸を叩くの
9.メンデルスゾーン(1809-1847):
2つの詩編 Op.78-1「なぜ異邦人たちは騒ぐのか」
10.シュツキー(1817-1893):ディエス・サンクティフィカトゥス
11.クーツィール:
イン・ドゥルチ・ユビロ&暁の星のいと美しきかな
12.ビーブル(1906-2001):それでも誰もが神を知りたい
13.ビーブル:こちらへおいで、天使たち
14.ゴッレ(1942-):クリスマスのナイチンゲール
15.ブッヘンベルク(1962-):信仰
篤き人々よ/16.コバレイ(1935-):聖なる夜/17.ボイレッケ:部屋の中で
18.コバレイ:Potztausend mal tausend
19.ブッヘンベルク:救世主は生まれたもう/20.コバレイ:天国よ、静まれ
21.ボイレッケ:愛らしい幼子/22.ブッヘンベルク:御子が現れたもうた
23.ボイレッケ:ゆうやみ迫りて/24.ヴィルス(1957-):羊飼いたち
25.ボイレッケ:きよしこの夜
カール・オルフ合唱団…1.3.4.6.9.10.14.21.23.25.
シュヴェビッシュ・メタル…2.5.8.11.16.18.20.24.
アニマート…7.12.13.15.17.19.22.
録音 2011年7月
Recording Producer, Editing, Mastering: Bernd Hanke
/ Recording Engineer: Christian Starke
ドイツ、バイエルン州の保養地、マルクトオーバードルフで活動するカール・
オルフ合唱団は、20年以上も前から、待降節の日曜日に聖マルティン教会で、
伝統的なクリスマス・コンサートを行ってきました。そんな彼ら、この最新ア
ルバムでは、「伝統と革新」を目指して、一味違うクリスマス音楽を聴かせて
くれます。中世の音楽から21世紀の作品(民謡も含む)の美しい合唱の響きの合
間を縫って、金管アンサンブル「シュヴェビッシュ・メタル」の華やかなファ
ンファーレが置かれています。厚みのある響きはカール・オルフ合唱団が受け
持ち、コンパクトな曲は、アンサンブル「アニマート」が担当。メリハリのあ
る音楽が楽しめるようにプログラミングされているところも嬉しいです。




<RUSSIAN DISC>
●未案内旧譜
RDCD00860 ¥1550
プロコフィエフ(1891-1953):交響曲第5番変ロ長調 Op.100
ワレーリー・キクタ(1941-):
キエフの聖ソフィア教会のフレスコ画
(ハープと管弦楽のための協奏交響曲)Op.50(*)
ナタリア・シャメーエワ(ハープ(*))
アレクサンドル・ポゴレロフ(ヴィオラ(*))
ウクライナ国立交響楽団
ヴィアチェスラフ・ワレーエフ(指揮)
録音:2007年11月11-12日、場所の記載なし 発売:2010年

RDCD00881 ¥1550
トロイカの鈴 ロシアの古い歌曲集
ブラーホフ:思い出をかきたてるな  デュビュク:口づけして、愛しい人よ
マラシキン:私はあなたに会った  アバザ:霧の朝
マラシキン:おお、言葉にすることさえできれば
シェレメチェフ:私はあなたを愛した  デュビュク:通り
シシュキン:夜は明るい  フォーミン:長旅
ズーボフ:去らないで、私と一緒に  ブラーホフ:輝け、輝け、私の星
バカレイニコフ:トロイカの鈴  民謡:ざわめく葦の葉  ゲルマン:黒い瞳
ブローク:ナジェジダ  フェリドマン:御者よ、馬を急かすな
ワシーリー・サヴェンコ(バスバリトン)
モスクワ・バラライカ四重奏団
ウラジーミル・イオチェンコフ(ドムラ=アルト) 
アレクサンドル・ゴルバチョフ(バラライカ)
イーゴリ・コノヴァロフ(バヤン) 
ユーリー・ビルジェフ(バラライカ=コントラバス)
録音:2005年、モスクワ、合唱芸術アカデミー 発売:2010年

RDCD00534 ¥1550
エドヴァルト・コルマノフスキー(1923-1994):
私の愛する女へ ベスト・ソングズ
沈黙(ウラジーミル・トローシン)
十字路(マルク・ベルネス)
あなたの愛が終わる時(マヤ・クリスタリンスカヤ)
私はあなたに微笑みかける(ドミートリー・グナーチュク)
ワルツのワルツ(クラウディア・シュリジェンコ)
私の愛する女へ(イオシフ・コブゾン)
川は流れ行く(エカテリーナ・セミョンキナ&アントニーナ・フロロワ)
アリョーシャ(マルグレート・ニコロワ&ゲオルギー・コルドフ)
男たち(マリア・パホメンコ)
私たちの町に雨が降る(マヤ・クリスタリンスカヤ)
ビリュシンカ(ドミートリー・ロマシュコフ)
タイガのワルツ(マヤ・クリスタリンスカヤ)
おやすみ、愛する人よ(アレクサンドル・グラトスキー)
窓の外に明かりは少なく(リュドミラ・ジュイキナ)
白い雪が降る(ウラジーミル・トローシン)
あなたが居た場所(ワレンティナ・トルクノワ)
鶴のひな(ゲオルク・オトス)
あなたは私に愛を語る(ニーナ・ブロドスカヤ)
私はあなたを愛する、人生よ(マルク・ベルネス)
さまざまな歌手(上記)、伴奏者
録音:データ記載なし 発売:2001年

RDCD00812 ¥1550
ヴィクトル・ウリアニチ(1956-):静かな時間 合唱&管弦楽作品集
合唱二部作(1983)(*); 静かな時間/心へのオード
チュッチェフの詩による2つの合唱曲(1984)(*); 人間の涙/夕べ
カンタータ「こんばんは」(ウクライナ民謡による、混声合唱と独唱のための;
6部構成、ウクライナ語;1977、1982、2005)(+)
プーシキン三部作(1997-2000)から(*)
時よ、私の友よ、その時が来た/私たちにとっていくつの発見が
3つの賛歌(2002)(*); 聖なる神/ようこそ、マリア、ようこそ/それは真
キリストは死からよみがえられた(大管弦楽のための Avetozvony VI;1993)(#)
室内合唱団「霊的復活」(*/+)
レフ・コントロヴィチ(指揮(*/+))
ロシア国立シンフォニー・カペラ(#)
アレクサンドル・ヴェデルノコフ(指揮(#))
録音:2005年4月24日、
グネーシン・ロシア音楽アカデミー・コンサートホール、ライヴ(*)
2005年11月21日、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、ライヴ(+)
1993年9月21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(#)
発売:2008年

RDCD00861 ¥1550
子供をテーマとしたロシア歌曲集
ムソルグスキー(1839-1881):
子供部屋(自作の歌詞による子供の生活のエピソード;全7曲)
プロコフィエフ(1891-1953):
みにくいあひるの子 Op.18(アンデルセンの童話による)
ウラジスラフ・アガフォンニコフ(1936-):
子供部屋(アグニヤ・リヴォヴナ・バルトの6つの詩)
ロスチスラフ・ボイコ(1931-2002):
「銀のベルト」から 子供のための9つの歌(V・ヴィクトロフの歌詞による)
ガリーナ・ボイコ(ソプラノ)
マリーナ・アガフォンニコワ(ピアノ)
録音:2009年、場所の記載なし 発売:2009年

RDCD00863 ¥1550
ゲオルギー・ドミトリエフ(1942-):ロシアの詩人の作品による抒情歌曲集
「セラフィムのハープ」(プーシキンの詩による5つの歌;1978、1998)(+/++)
コリツォフの詩による2つの歌;2005)(**/##)
レールモントフの詩による3つの歌(1978)(+/++)
チュッチェフの3つの詩(1967)(*)/ブーニンの詩による4つの歌(2000)(#/##)
「アレクサンドル・ブロークに」(アクマトワの3つの詩;1968、1980)(*)
渡し(トヴァルドフスキーの詩による;1976)(+/##)
ルプツォフの3つの詩(1978)(+/++)
タチアナ・クインジ(ソプラノ(*))
イリーナ・チスチャコワ(メゾソプラノ(+))
フセヴォロド・グリヴノフ(テノール(#))
ワシーリー・ラジュク(バリトン(**))
ミハイル・アルカジェフ(ピアノ(*))
アンナ・ラフマン(ピアノ(++))
ピョートル・ドミトリエフ(ピアノ(##))
録音:2000、2001、2006、2007年、場所の記載なし 発売:2009年




<CLASSICAL RECORDS>
1点のみ価格改定のため再案内いたします。
D 15 2枚組 ¥2300
ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ全集
第1番ヘ長調 Op.5 No.1/第2番ト短調 Op.5 No.2
第3番イ長調 Op.69/第4番ハ長調 Op.102 No.1
第5番ニ長調 Op.102 No.2/ソナティナ(1795)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)
録音:2009年4月5日、モスクワ音楽院、ラフマニノフ・ホール、ライヴ
ロシアのザゴリンスキー(1962年生まれ)とノルウェーのステーン=ノックレベ
ルグ(1944年生まれ)、注目の共演ライヴ。本体・外装にレーベル名や規格番
号の表示はございません。あらかじめご了承ください。

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11-10 No.21-1

2011年10月23日 16時04分21秒 | Weblog
<CORO> ※2011年11月30日までのご注文特価 1枚ものすべて ¥1880
COR 16096 ¥2180
マクミラン:ミゼレーレ(世界初録音)
ストラスクライドのモテット集より 全ての権威は我に与えられ、
主は恩恵を与え給えり、突然天より、イザヤは預言し
おお、慈悲深きイエス*
ストラスクライドのモテット集より 主はラザロの姉妹を見て、永遠の光、
聖なる輝きの中で、我らは主をたたえ
テネブレ・レスポンソリウム
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン、ロバート・ファーリー(トランペット)
ハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンの新録音は、スコットラン
ドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(1959-)の世界初
録音となる「ミゼレーレ」!
マクミランの「ミゼレーレ」は、ザ・シックスティーンが2009年のフランダー
ス音楽祭で世界初演、2010年のスピタルフィールズ音楽祭でイギリス初演を行
った2009年完成の新作であり、今回のリリースが世界初録音となる。
敬虔なカトリック教徒でもあるマクミランの深き信仰心と、母国スコットラン
ドへの愛情から生まれた「ミゼレーレ」は、近現代音楽という区分けとは無縁
の純粋で崇高なる祈りの音楽である。
録音:2011年1月、聖ジャイルズ教会(ロンドン)&2002年7月4日、
聖マイケル教会(ハイゲイト)*

COR 16043 ¥2180
トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクションVol.1 ――
牧人、羊を/ダビデの村の厩の中に/サセックス・キャロル
羊飼いの見守るうちに/三隻の船/荒野の果てに/ああベツレヘムよ
きよしこの夜/まぶねの中で/ロッキング・キャロル/もろびと声あげ
ディンドン空高く/冬のさなかに/ウェンセスラスはよい王様/柊飾ろう
柊と蔦は/世の人忘るな/真冬の雪の中に/コヴェントリー・キャロル
神の御子は今宵しも/天には栄え
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンの極美なハーモニーで響くクリスマス・キャロルはまさ
に天上の響き。至福の時間が降り注ぎます ――。
録音:1991年4月、聖ジャイルズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16004 ¥2180
オディエ(今日)- イギリスのクリスマス・コレクション ――
ウォルトン:祭りを祝いたまえ/レイトン:コヴェントリー・キャロル
フリッカー:御子が生まれ/ラッブラ:聖母の子守歌/ブリテン:聖母への讃歌
タヴナー:子羊/ブリテン:キャロルの祭典/ハウエルズ:子守歌を歌い
ヘイワード:リュート・ブック・ララバイ/ハウエルズ:汚れなき薔薇
ワーロック:キリストの御体、子守歌(バルラロウ)、いざ主を賛美せん
ガードナー:明日は私が踊る日
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンが歌う20世紀イギリスのクリスマス音楽集。
ザ・シックスティーンが歌うブリテンの傑作「キャロルの祭典」やハウエルズ、
ラッブラ、ワーロックからは、近代英国音楽への造詣の深さ、その音楽の素晴
らしさが伝わってくる。
録音:1990年1月&1992年9月、聖マイケル教会(ハイゲイト)/弊社初紹介

COR 16027 ¥2180
キリスト生まれたもう - 中世ルネサンス・イギリスのクリスマス ――
単旋律聖歌:言葉は肉となり
作曲者不詳(15世紀):サリュテーション・キャロル
作曲者不詳(1450年頃):ノエルを歌おう
ピエ・カンツィオーネス(1582):ガウデーテ
作曲者不詳(1420年頃):恵みあふれる聖マリア
シェパード:いと高きところの神の栄光
作曲者不詳(1420年頃):かくも麗しき薔薇は
作曲者不詳(1450年頃):あなたの眠りから覚め
レイヴンズクロフト:リメンバー、オー・ゾウ・マン
パイゴット:幼子イエスをあやす聖母マリア
作曲者不詳(1600年頃):甘き歌
バード:おやすみ、かわいい幼な子よ
作曲者不詳(1450年頃):アヴェ・レクス・アンゲロルム
作曲者不詳(1600年頃):寒い冬を追い払おう
作曲者不詳(1500年頃):ボアーズ・ヘッド
作曲者不詳(1600年頃):グリーンスリーヴス
作曲者不詳(14世紀):天使がひそかに
作曲者不詳(1500年頃):神はあなたを見守る
作曲者不詳(1450年頃):我らは喜び
シェパード:言葉は肉となり
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ザ・シックスティーン
15世紀から17世紀初期のイギリスで作曲されたクリスマスのための聖なる音楽。
フィドルやハープ、リュート、打楽器などの古楽器とのアンサンブル、民族音
楽的な歌唱法など、ザ・シックスティーンの一味違った一面を聴けるアルバム
です。
録音:オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)/弊社初紹介

COR 16046 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.1 - ペロティヌスとアルス・アンティクァ ――
作曲者不詳(13世紀):
古き文字は移ろいゆく、人間をあわれむ神、来たり給え, 創造主なる聖霊よ
ペロティヌス:地上のすべての国々は
レオニヌス:わが贖い主に栄光あれ
作曲者不詳(13世紀):この日こそ主の創りたまいし日、エサイの茎は
作曲者不詳(12世紀):ムンドゥス・ヴェルゲンス
作曲者不詳(13世紀):プロクランス・オディウム
作曲者不詳(ペロティヌス):アレルヤ、乙女マリアの誉れある御誕生
作曲者不詳(13世紀):キリストよみがえりぬ
ペロティヌス:かしらたちは集いて
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
世界トップレベルのハーモニーとアンサンブル、イギリスが世界に誇る男声
ヴォーカル・クヮルテット、ヒリヤード・アンサンブルのライヴ・シリーズ!
テノールのジョン・ポッター在籍時代のライヴ集第1巻のテーマは、13世紀の
フランス音楽"アルス・アンティクァ"。ヒリヤード・アンサンブルが歌うペロ
ティヌスとレオニヌス、13世紀の作曲家不詳の音楽が、ノートルダム楽派のス
タイルを紐解く。仏ディアパゾン賞(2007年5月)受賞盤。
録音(ライヴ):1996年8月1日、トリニティ・カレッジ・チャペル
(ケンブリッジ)/弊社初紹介

COR 16048 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.2 - オケゲムに捧ぐ ――
オケゲム:キリエ&グローリア(ミサ・ミ・ミ)/クレタン:冷酷なる死
ビュノワ:ヒュドラウリスで/クレタン:甘き調和の後で....
オケゲム:クレド(ミサ・ド・プリュ・ザン・プリュ)
クレタン:ダヴィデ王が現れ/コンペール:あらゆる善きものに満ちて
クレタン:ケンタウロスのケイロンが来て
オケゲム:サンクトゥス(ミサ・カプト)
クレタン:そしてとても悲しげな女声の音楽
ルピ:エルゴネ・コンティクィト
クレタン:私は彼を先生と呼び
オケゲム:アニュス・デイ(ミサ・プロラティオーヌム)
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリヤード・ライヴの第2巻は、フランドルの作曲家ヨハネス・オケゲム
(c.1410-1497)。オケゲムやビュノワの音楽の曲間には、フランス・トゥール
のサン・マルタン教会で発見されたギョーム・クレタンの「ヨハネス・オケゲ
ムへの晩歌」が読み上げられる。
録音(ライヴ):1997年2月5日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会
(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16052 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.3 - アントワーヌ・ブリュメル ――
キリエ&グローリア(ミサ・ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス)
作曲者不詳:ラウダ - オー・ディヴィナ・ヴァーゴ、フローレ
ブリュメル:めでたし栄えある乙女
作曲者不詳:ラウダ - サルヴェ、サルヴェ、ヴァーゴ・ピア
ブリュメル:マーテル・パトリス、クレド、ネイティヴィタス・ウンデ・
ガウディア
作曲者不詳:ラウダ - レジナ・ソヴラナ
ブリュメル:サンクトゥス&ベネディクトゥス
作曲者不詳:ああ、なんということ
ブリュメル:めでたし十字架, ただひとつの望みよ、アニュス・デイ
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリヤード・ライヴの第3巻は15世紀後期の大作曲家、アントワーヌ・ブリュ
メル(c.1460-c.1515)へのトリビュート・プログラム。同世代随一の才能の持
ち主であり、ジョスカンに次ぐ存在と称されたブリュメルの教会音楽をヒリア
ード・アンサンブルの歌声で聴く。
※録音(ライヴ):1997年6月6日、聖オールバンズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16055 ¥2180
ヒリヤード・ライヴVol.4 - ギョーム・デュファイ ――
キリエ&グローリア(ミサ曲《私の顔が青ざめているのは》)
花の中の花/クレド/アニマ・メア/モリブス
サンクトゥス&ベネディクトゥス/美しい乙女/めでたし天の女王
アニュス・デイ/天は称賛にわき立ち
ヒリヤード・アンサンブル〔デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)〕
ヒリアード・アンサンブルのライヴ・シリーズのラストを飾るのは、ブルゴー
ニュ楽派の巨匠ギョーム・デュファイ(c.1400-1474)!4声のハーモニーが創る
デュファイの音楽は、90年代後半のヒリヤード・アンサンブルを代表する名唱
の1つ。
録音(ライヴ):1998年1月22日、聖オールバンズ教会(ロンドン)/弊社初紹介

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11-10 No.21-2

2011年10月23日 16時04分03秒 | Weblog
<cpo>
777611-2 ¥2450
ゲオルク・ゲベル:クリスマス・カンタータ 第2集
1.わがイエスこそアルパにしてオメガ、始めにして終わり
(元旦“啓発と慰めの教義”から1747/48)
2.汝の体を汝自身で捧げよ
(公現日のあとの日曜日“啓発と慰めの教義”から1747/48)
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/ゲジーネ・アドラー(ソプラノ)
ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)/アンドレアス・ポスト(テノール)
マティアス・フィーベグ(バス)/レサミ・ド・フィリッペ
ルドガー・レミー(指揮)
ゲオルク・ゲベル(1709-1753)のクリスマス・カンタータ、第2集です。こちらは
クリスマスの直後の日曜日、および元旦に歌われるための2曲のカンタータが収
録されています。cpoからは第1集(777610-2)の他、いくつかの作品がリリース
されていて好評を博していますが、この初録音のカンタータもファンにとって
は嬉しい贈り物となることでしょう。同時代の作曲家と比較しても、類を見な
いほどの巧みな対位法を使い、また当時としては新しいメロディとハーモニーを
用いた壮大な作品です。最先端の作風を愛しつつも、44歳という年齢で亡くなっ
てしまったこの作曲家、もう少し長生きしていれば、また違った音楽を書いて
いたに違いありません。

777617-2 2枚組 ¥4900
アントン・ブルックナー:交響曲全集 第2集
1.交響曲 第0番 ニ短調(1869年第2稿とされている版)
2.交響曲 第1番 ハ短調(1866年第1稿 リンツ版)
タピエラ・シンフォニエッタ
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
第1集(777615-2)では、バーゼル交響楽団とともに第4番と第7番を演奏、無駄を
削ぎ落としたさっぱりとした音色で聴かせたヴェンツァーゴですが、彼曰く、
「ブルックナーの交響曲は全て違った音色で演奏しなくてはいけない」のだそ
うです。彼は第2作でそれをどのように実現したか・・・。なんとオーケストラ
を丸ごと交換(?)してしまいました。確かにオーケストラを変えれば、否応で
も違った響きが得られます。今回のツィクルスは初期の2つの交響曲であり、
ヴェンツァーゴが求めたのは、比較的簡素ですっきりした音なのでしょう。モー
ツァルトなども得意とするこのオーケストラからは小回りの利く、古典的で静
謐の響きが導きだされることは間違いありません。ブルックナー(1824-1896)の
全集を完成させるための新たな試みとしても高く評価されるのではないでしょ
うか。今後、重量級の音に期待も膨らみます。

777602-2 3枚組 ¥7350
ゲオルク・フィリップ・テレマン:歌劇「ゲルマニクス」
クリスティーネ・ドロテア・ラッハ台本/ミヒャエル・マウル再編
オリヴィア・スターン(ソプラノ)/エリザベス・ショル(ソプラノ)
マティアス・レクスロート(カウンターテナー)
アルブレヒト・ザック(テノール)/ヘンリク・ベーム(バス)
トビアス・ベルント(バリトン)
フリードリヒ・プレトリウス(ボーイ・ソプラノ)
ディーター・ベルマン(ナレーター)/ザクセン・バロック管弦楽団
ゴットホールト・シュヴァルツ(指揮)
17世紀後半、ドイツ語圏各地に次々と宮廷歌劇場が作られます。その中で、
1678年に作られたハンブルク、ゲンゼマルクト劇場は「市民のためのオペラ劇
場」として人気を博し、ドイツ語オペラが数多く上演されるようになります。
そしてライプツィヒ歌劇場は1693年に創立、ドイツの第2のオペラハウスとして
人気を馳せるようになります。ここで作品を発表したのは、ハイニヒェン、ピ
ゼンデル、ファッシュ、シュテルツェル、テレマン(1681-1767)など錚々たる顔
ぶれでしたが、中でもテレマンは1701年から1705年の間に約20曲ほどのオペラ
を作曲したようです。しかし、これらは少数のアリア以外はほとんど残ってお
らず、本当にこれらの曲があったのかすらも謎となっています。そんな中、フ
ランクフルト大学図書館で発見されたアリア・コレクションは40曲ほどの匿名
作家のアリアであり、テレマンの「ゲルマニクス」の中の曲として知られてい
るものも含まれていました。この録音はそれらを拾い上げ、再度テレマンの初
期の天才的な仕事を確認するための記録となることでしょう。

777700-2 ¥2450
ヨハネス・エッカルト:宗教曲&世俗曲集
1.5声のミサ「愛する人へ」(ラッソによる)/2.良き歌い手とオルガニスト
3.御者よ、私は逃げたい/4.愛する人へ(オルランド・ディ・ラッソ)
5.今、救世主は荒野へ/6.山を越えマリアは行く/7.おお、喜びの喜び
8.聖母マリア、聖処女/9.園にてキリストは苦しみを受け
10.男たちの偉大な日/11.復活祭の時期に/12.私たちは全ての喜びの中で歌う
13. 来たれ聖なる精神、偉大なる神/14.天より来る神聖なる精神
15.ツァハリアスはとても不満である/16.キリストはわれに与えたもうた
17.多くはここにない/18.Die weil umbsonst jtzt alle Kunst
19.音楽は無学な人々には敵である
オペッラ・ムジカ/アンサンブル・ノエマ
グレゴール・マイヤー(指揮)
16世紀の最も重要な教会音楽作曲家の一人、ヨハン・エッカルト(1553-1611)は
ガブリエリ、シュッツからバッハ、そしてブラームスに繋がる「コラールの伝
統」の礎を作り、また数多くの宗教歌曲を残しています。彼はチューリンゲン
で生まれ、ワイマールで学び、またオルランド・デ・ラッソにも教えを受けて
います。その後裕福な銀行家フッガーの家や、ドイツ各地の王侯に仕えたりと、
着実に地位を築き、多くのコラールを出版しています。1611年に没しましたが、
彼の作品は色褪せることなく、今でも大切な作曲家として認知されています。
このアルバムはエッカルトの没後400年を記念して録音されたもので、神聖な
歌から、大衆的な歌まで、当時の流行も仄かに香る曲集です。

777427-2 ¥1700
フェルッチョ・ブゾーニ:モーツァルト,バッハ,ショパンへのオマージュ
1.J.S.バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ 二短調 BV B24
J.S.バッハ=ブゾーニ:オルガンのための前奏曲より BV B27
2.いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659/3.目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
4.主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639/5.汝のうちに喜びあり BWV615
6.われらが救い主、キリストよ BWV665
7.モーツァルトによるジグ、ボレロと変奏曲 BV254
8.3つのアルバムの綴り BV289/9.ショパンの前奏曲による10の変奏曲 BV213a
10.バッハによる幻想曲 BV253/11.エスキースより「クリスマスの夜」BV251
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
ブゾーニ(1866-1924)はイタリアの作曲家ですが、母方の祖父はドイツ人であり、
彼自身もバッハとモーツァルトに深く傾倒していました。ピアニストとしても
才能に恵まれた彼は、先人の作品を研究し、自分自身の創造性を高める目的で、
これらを編曲。新たな表情を持たせたのです。中でもよく知られているのが、
J.S.バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」のピアノ編曲でしょ
う。この曲は、ブラームスなど他の作曲家もピアノ独奏への編曲を試みていま
すが、やはり絢爛たる超絶技巧を駆使したブゾーニ版は一歩抜きんでた存在で
あり、ピアニストの憧れの1曲と言ってもよいだけの風格を備えています。その
他のバッハ作品を始め、モーツァルトやショパンのトランスクリプションは、
原曲の要素を残しながらも、全く新しいものとして捉えてみてください。ピア
ニスト、ペンティネンは正統派のレパートリーを極めながらも、このような編
曲物も得意とする、「超絶技巧マニア」にとっては嬉しい存在です。ここでも、
芯の通った素晴らしい演奏で聴き手を魅了します。

777622-2 ¥1700
アルトゥール・シュナーベル:弦楽四重奏曲集 第1集
1.弦楽四重奏曲 第1番(1917)/2.アルトとピアノのための「夜想曲」(1914)
ペレグリーニ弦楽四重奏団/ノア・フレンケル(アルト)
イルメラ・レルッケ(ピアノ)
当時オーストリア領であったクンツェンドルフのユダヤ系の家庭に生まれたシュ
ナーベル(1882-1951)は、幼い頃から天才少年ピアニストとして才能を発揮、
1901年には自作のピアノ協奏曲をベルリン・フィルと共演、大変な成功を収め
ました。ただし、この頃の作品はブラームスやシューマンから影響を受けた穏
健なものであり、本人もあまり気に入っていなかったようです。1912年頃から
は室内楽の演奏にも力を注ぎ(当時の)現代音楽にも理解を深め、シェーンベルク
の作品なども好んで演奏していました。そんな経験は彼の創造性にも深く影響
を及ぼし、作曲家として研鑽を積むうちに、自らの作風もアバンギャルドなも
のを取り入れるようになったのです。1914年に書かれた「夜想曲」は、彼の妻
となったテレーゼ・ベーアのために書かれたものですが、昔の保守的な作風は
すっかり姿を消し、機能的な調性と拍子記号の呪縛から逃れています。弦楽四
重奏第1番も形式は古典的ながら、やはり作風は現代的で、ピアニストとしては
ブラームス以降の作品を演奏しなかったピアニストとしての姿とは、かなり違
った雰囲気を宿しています。

777649-2 9枚組 ¥8750
ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ三重奏曲全集
CD 1: Hob.XV:6-10/CD 2: Hob.XV:11-14/CD 3: Hob.XV:5&18-20
CD 4: Hob.XV:21-23/CD 5: Hob.XV:24-26&31-32/CD 6: Hob.XV:27-30
CD 7: Hob.XV:f1,34,35,38&40/CD 8/9: Hob.XV:C1,1-2,36-37&41
トリオ1790(ピリオド楽器使用)
ハイドン(1732-1809)のピアノ三重奏曲は、それ以前の通奏低音付きのヴァイオ
リン・ソナタとは一線を画した、当時としては画期的な作品群であると同時に、
ハイドンの全作品の中でも、一際聳え立つ高い山として認識されています。しか
しながら、なんとなくとっつきにくさがあるのか、なかなか録音、演奏の機会
に巡り合うことができないのも実情です。聴けば聴くほどに魅力的なこの「宝の
山」、トリオ1790の信頼おける演奏でぜひ聴いてみてください。




<ARCHIPEL>
ARPCD0474 ¥880
チャイコフスキー:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮 
ワルシャワ国立フィル
1957年11月29日 ワルシャワ、フィルハーモニー・ホールでのライヴ録音
(2)ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 イ短調 op.50
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スビャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
1952年4月3日 ライプツィヒでの録音でのライヴ録音
手に汗握るスリリングなスクロヴァチェフスキとのヴァイオリン協奏曲。
音質はとても良いです。興味深い取り合わせによるアルバムです。ライプツィヒ
でのピアノ三重奏曲は、所々マスターに起因する音の揺れなどの傷が聴かれます。
収録時間は合計78分25秒です。

ARPCD0476 ¥880
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フリッツ・リーガー指揮
ミュンヘン・フィル 
1955年4月26日 ミュンヘンでのライヴ録音
(2)バッハ:2台のヴァイオリンの為の協奏曲 二短調 BWV1043
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ライプツィッヒ・ゲヴァンドハウス管弦楽団
1957年 ライプツィッヒでのスタジオ録音
(3)ショーソン:詩曲 op.25
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン指揮
ソビエト国立交響楽団
1948年3月15日 モスクワでのスタジオ録音
ベルリン・クラシックスなどから発売のあるバッハとメロディアから発売のある
ショーソンに、興味深いフリッツ・リーガー指揮ミュンヘン・フィルとのブラー
ムスの協奏曲のカップリングです。
ブラームスは一部にマスターに起因する欠落があり、また、所々POP(破裂)音が
聴かれますが、全体的に音質は良いです。
丁寧で、骨太、且つ端正でスケールの大きな演奏です。



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 296 2枚組 ¥1750
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
マリア・カラス(ルチア)
ジャンニ・ライモンディ(エドガルド・ディ・レーヴェンスウッド)
ローランド・パネライ(エンリコ・アシュトン)
アントニオ・ゼルビーニ(ライモンド)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ナポリ・サンカルロ劇場管弦楽団、合唱団
1956年4月22日 ナポリ、サンカルロ劇場でのライヴ録音
旧MYTOレーベル(MCD90319) 他から発売あり。
音質は良好です。
マリア・カラスの名演奏。待望の復刻です。

MYTO 297 2枚組 ¥1750
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ヴィルジニア・ゼアーニ(ヴィオレッタ・ヴァレリー)
ウィリアム・マカルパイン(アルフレード・ジェルモン)
ジェス・ウォルターズ(ジョルジュ・ジェルモン)
ネッロ・サンティ指揮
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
1960年1月13日 ロンドン、コヴェントガーデンでのライヴ録音
臨場感あるとても良い音質です。
ネッロ・サンティの若々しく推進力のある演奏が魅力的です。




<WALHALL>
WLCD0346 2枚組 ¥1750
プッチーニ:歌劇「トスカ」
グレース・ムーア(トスカ)
ジャン・ピアース(マリオ・カヴァラドッシ)
ローレンス・ティベット(スカルピア男爵)
チェーザレ・ソデロ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1946年2月9日 メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
音質は、1946年の録音であることを考えれば非常に良い状態です。
多くの映画にも出演し、その美声と美貌で一時代を築いたグレース・ムーアの
トスカ。オールド・ファンにはたまらなく懐かしいアルバム。
待望の復刻です。

WLCD0347 3枚組 ¥2780
ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」(イタリア語)
ネル・ランキン(カサンドラ)
ジュリエッタ・シミオナート(ディド)
マリオ・デル・モナコ(アエネアス)
リーノ・プリーシ(クレブス)
アドリアーナ・ラッツァーリ(アンナ)
フィオレンツァ・コソット(アスカニウス)
ニコラ・ザッカリア(ナルバール)
ラファエル・クーベリック指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1960年5月30日 ミラノ、スカラ座でのライヴ録音
以前、VAIレーベル 他から発売あり。
音質は良好です。デル・モナコ 他 素晴らしいキャストを集めた
緊張感溢れる名演奏。待望の復刻です。





<VIDEOLAND>
VLMD018(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」(全三幕)
ダニエル・セラフィン(ホモナイ伯爵)
ハラルド・セラフィン(カルネロ伯爵)
Lucian Krasznec (シャーンドル・バリンカイ)
ヴォルフガング・バンクル(カールマーン・ジュバーン)
Iva Mihanovic (アルゼーナ) / リンダ・プレック(ミラベラ)
ゲルノット・ハインリヒ(オットカル)
Monika Bohinec(ツィプラ) /Evelin Novak (ザッフィ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:マンフレッド・マイヤーホーファー
演出:Brigitte Fassbaender
2011年ORFによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語、スペイン語
解説書:ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語

VLMD006(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ジプシー男爵」(全三幕)
ペーター・エーデルマン(ホモナイ伯爵)
ハインツ・ツェドニク(カルネロ伯爵)
Harrie Van Der Plas (シャーンドル・バリンカイ)
ヘルムート・ベルガー=トゥーナ(カールマーン・ジュバーン)
ロマーナ・ノアーク(アルゼーナ)
ミリヤーナ・イロシュ(ミラベラ)
アンドレアス・シャーゲル(オットカル)
ブリギッテ・ビンター(ツィプラ)
マルティーナ・セラフィン(ザッフィ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団、振付:ゲオルク・ゲスラー
管弦楽:ブルゲンラント交響楽団
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
指揮:ルドルフ・ビーブル 演出:ハインツ・マレチェク
2000年8月ORF&NHKによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、スペイン語、日本語
解説書:ドイツ語、英語
他社さまからCDのハイライト版として発売されているキャスト同様の演奏です。
以前NHK BSで放送されたものと同じ映像です。一部キャストに違いが見られま
すが、後日上記のCDで発売されているものや今回のDVDの映像内クレジットを
確認するに、今回のキャスト表記が正しいようです。

VLMD014(DVD-Video) ¥2850
J.シュトラウス:オペレッタ「ウィーン気質」(全三幕)
ハラルド・セラフィン(ギルデルバッハ侯爵)
ライナー・トロスト(ツェドラウ伯爵)
ノエミ・ネーデルマン(伯爵夫人ガブリエーレ)
フレディ・シュヴァルトマン(メッテルニッヒ)
マルガレータ・クロブチャール(フランツィスカ)
アレクサンダー・グリル(カグラー)
ルネ・シュッテングルーバー(ペーピ)
ダニエル・セラフィン(ヨーゼフ)
バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団
合唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指揮:ルドルフ・ビーブル 演出:マクシミリアン・シェル
2007年8月ORFによる収録
サブ・タイトル:英語、フランス語、イタリア語
解説書:ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語

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11-10 No.20-1

2011年10月23日 16時03分39秒 | Weblog
<ORFEO D'OR>
ORFEOR 816112 2枚組 ¥4160
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
イレアナ・コトルバス(S ヴィオレッタ) 
ニコライ・ゲッダ(T アルフレード・ジェルモン)
コーネル・マックニール(Br ジョルジョ・ジェルモン) 
エミー・ローゼ(Ms アンニーナ)
クルト・エクヴィルツ(T ガストーネ) 
エディタ・グルベローヴァ(S フローラ)
エルンスト・グートシュタイン(Br ドゥフォル男爵) 
ハラルト・プレーグルホフ(Bs オビニ侯爵)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 医師グランヴィル) 
マリオ・グッジャ(T ジュゼッペ)
ルドルフ・レッシュ(Bs フローラの召使) 
リュボミール・パンチェフ(Br 使者)
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1971年12月25日、ウィーン
1971年のクリスマスにウィーン国立歌劇場で上演された「トラヴィアータ」の
ライヴ録音です。指揮はなんとウィーンの名匠ヨーゼフ・クリップス。さすが
ウィーンのオーケストラの魅力を見事に引き出しており、これほど柔らかな美
しさに溢れたヴェルディは珍しいでしょう、何気ないところでの弦や管のとろ
けるようにまろやかな魅力はたまりません。オペラ指揮者クリップスの本領を
発揮した演奏です。
ヴィオレッタは、この役が当たり役だったイレアナ・コトルバス。当時まだ32
歳、ウィーン国立歌劇場に所属して国際的名声を高めている最中でした。後年
と比べてもなお瑞々しい声で切々とヴィオレッタを歌っています。アルフレー
ドのニコライ・ゲッダは、この頃が一番脂の乗り切った時期。第2幕のアリア
では、当時としては珍しくカバレッタ「おお、恥ずかしいことだ」を歌い、ハ
イCを伸ばして大喝采を貰っています。ジェルモンは、メトロポリタン歌劇場
で活躍した米国のバリトン、コーネル・マックニール。スタジオ録音だと分か
りづらいマックニールのとてつもなく巨大な声がはっきり収録されています。
スペシャルサプライズに、フローラがエディタ・グルベローヴァ!二日前に25
歳を迎えたばかりのグルベローヴァの声が、ほんの少しだけですが楽しめます。
さらにアーノンクールのバッハ録音でおなじみのウィーンの万能テノール、ク
ルト・エクヴィルツ、長年活躍した知る人ぞ知る名脇役、エルンスト・グート
シュタインと、クリスマス公演ならではの豪華さ。
ありがたいことに良好なステレオ録音です。今ほぼ失われてしまったウィーン
風の優美豪華なヴェルディをたっぷりお楽しみください。





<HUNGAROTON>
HCD 32705 ¥2080
エマニュエル・アロイス・フェルスター(1748-1823):
3つの弦楽四重奏曲 op.21 第1番 ハ長調 第2番 ニ短調 第3番 イ長調
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
ジョルト・カッロー(Vn) バラージ・ボザイ(Vn) ガーボル・ラーツ(Va) 
チッラ・ヴァーリ(Vc)
録音:2011年3月31日-4月4日、フンガロトン・スタジオ
オーストリアに生まれた音楽家であり理論家でもあるE.A.フェルスター。モー
ツァルトやシューベルトらと同時代を生き、その作品はベートーヴェンも高く
評価していたといわれます。器楽曲が隆盛し、人気を博すようになった19世紀
ウィーンでは、作曲家たちはこぞって聴衆に曲を最初から最後まで聞いてもら
うために奮闘していました。当時の室内楽曲に深い造詣を持っていたフェルス
ターの作品からもその工夫が垣間見えます。彼の作品はアンサンブルや楽器の
可能性が最大限に活かされており、3曲ともリズム感にあふれる舞曲の如き快活
な雰囲気が魅力の作品です。
演奏するオーセンティック四重奏団はピリオド楽器の演奏を得意とする演奏団
体。今回の演奏もピリオド楽器で収録されています。17世紀-18世紀にわたる
定番の名曲はもちろん、歴史の影に埋もれてしまった作品を再発見することに
も積極的に取り組む今注目の演奏団体です。




<Classic concert records>
CCR 62040 ¥1980
(1)-(3)ピアソラ:タンゴ組曲
(4)マシアス・シュミット:2-ギャザー
(5)安倍圭子:竹の中の風
(6)アンドレアス・コッペル:トッカータ
(7)安部圭子:山を越える風
(8)ノボイサ・ヨハン・ジフコヴィッチ:アルチメータム
(9)ダニエル・ヴィルツ:若きアコーディオン奏者の歌
「WAVE」内山 詠美子、ウラジーミル・ペトロフ(マリンバ)
録音:2008年
ピアソラの『タンゴ組曲』や安倍圭子の『竹の中の風』など、マリンバ特性の
おしゃれな響きを活かした、クールなナンバーが満載。技巧的なものから叙情
性を歌ったものまで、マリンバの様々な魅力を楽しめます。
このマリンバ・デュオは、ベルギーで行われた国際マリンバ・デュオコンクー
ルで最優秀賞、聴衆賞、及び安倍圭子賞を獲得した実力派。日本、ブルガリア
と国籍は違えども、まるで一人が演奏しているかのように息のぴったり合った
演奏で、とても心地よい音楽を聞かせてくれます。

CCR 62028 ¥1980
1-6 ウィリアム・ヤング(1610-1662):組曲 (1653)
7-10 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
ソナタI イ短調 (原曲はト短調)(1731)
11-16 ヨハン・ジョセフ・フックス(1660-1741):序曲 ハ長調 (1701)
17 ヘンリー・パーセル(1659-1695):シャコンヌ ニ調
18-20  A.スカルラッティ(1660-1725):
ソナタ ヘ長調 (Santini- Bibliothek Muenster HS3957)
21-25 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
組曲III イ短調(「食卓の音楽」より、1680年)
26-29 カール・フリードリヒ・ヴァイデマン(1782没):
ソナタ ヘ長調(3部からなる6つのソナタ、1751年より)
30-33 ビアジョ・マリーニ(1587-1663):
組曲-教会ソナタ&室内ソナタ集 第3巻よりopera XXII(Venedig 1655)
室内楽アンサンブル『ラユエラ』
リコーダー/クラウディア・ゲラウエア、マルティナ・ジュース、
トーマス・エンゲル
テオルボ、バロックギター/トーマス・C・ボイセン
バロックギター、キタラ/トール=ハラルド・ヨンセン
ヴィオラ・ダ・ガンバ/サラ・ルイス・マルティネス
チェンバロ、オルガン/ミヒャエル・ベーリンガー
録音:2007年
イタリアから、フランス、オーストリア、ドイツ、イギリスにかけての名曲を
集めたものです。ヨーロッパを渡り歩いた作曲家たちの、様々な民俗音楽のメ
ロディーやリズムが反映された、一曲ごとに新鮮な違いを楽しむことができる
CDです。
「文化は遊びから始まる」をモットーに、2004年に結成され、古典音楽の研究
と普及に努めている『ラユエラ』。ヨーロッパ各地から選りすぐりの音楽家に
よって構成され、世界各国の音楽祭に参加しています。

CCR 62030 ¥1980
グリーグ(1843-1907):抒情小曲集より
1アリエッタ(Op.12-1)
2ワルツ(Op.12-2)
3番人の歌(Op.12-3)
4ポピュラー・メロディー(Op.12-5)
5アルバム・リーフ(Op.12-7)
6エレジー(Op.38-14)
7ワルツ(Op.38-15)
8孤独な旅人(Op.43-18)
9私の祖国で(Op.43-19)
10春に向けて(Op.43-22)
11ワルツ即興曲(Op.47-23)
12メロディー(Op.47-25)
13メランコリー(Op.47-27)
14エレジー(Op.47-29)
15ノットゥルノ(沈痛で叙情的な曲)(Op.54-33)
16過ぎ去った日々(Op.57-36)
17幻影(Op.57-38)
18秘密(Op.57-39)
19夢想(Op.62-46)
20憂鬱(Op.65-50)
21バラード風に(Op.65-52)
22 憂鬱なワルツ(Op.68-59)
23 過ぎ去りて(Op.71-65)
24思い出(Op.71-66)
ゴットフリート・ヘメツベルガー(ピアノ)
録音:2007年、オーストリア
グリーグは、本CDに納められているピアノ作品により、『北欧のショパン』と
呼ばれるようになりました。北欧の静謐な叙情が反映されたグリーグの詩情。
彼の音楽はフランスの印象派ドビュッシーやラヴェルにも多大な影響を与えま
した。
ゴットフリード・ヘメツベルガーは、ウィーン出身のピアニスト。ソロピアノ
だけでなく室内楽も幅広くレパートリーに入れ、世界各国で音楽祭などに出演
する傍ら、オーストリア人の作曲家の作品の初演も積極的に行っています。後
進の指導にも力を入れており、現在は韓国で客人教授を務め、彼の弟子の多く
が、国内外を問わず多くのコンクールで受賞しています。

CCR 62067 ¥1980
きよしこの夜、アヴェマリア、神を讃えよ他
モーツァルト少年合唱団(合唱)、
ペーター・ラング(指揮)
トニー・スラマ(朗詠)、
イルカー・アルカリューレク(テノール)
クリスマスにちなんだ曲を集めたCD。聖歌を中心として、『きよしこの夜』や
『アヴェマリア』など、なじみのある曲も沢山入っています。まだ声変わりす
る前の、少年たちの清らかな声で、もう一度名歌が生まれ変わります!クリス
マスのBGMに最適。
モーツァルト少年合唱団は、1956年にモーツァルト生誕200周年を記念して結成
されました。今や世界的な活動を展開しており、日本や中国、シンガポールな
ど、アジアでも絶大な人気を博しています。

CCR 62058 ¥1980
1.マヌエル・デ・ファリャ:はかなき人生
2.イサーク・アルベニス:アルハンブラの思い出
3.ゴンザレス=ワインバーグ:甘い恋
4.アンドリュー・ヨーク:日差し
5.メモ・ペレス:ネリー
6.ラダメス・グナタッリ:コルタ・ジャカ
7.アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡
8.イサーク・アルベニス:アストゥリアス
9.ベートーヴェン:ソナチネ
10.フランシスコ・タッレガ:夢
11.ジョージ・モント=ゴンザレス:アフリカン・ドリーム
12.アナトリー・リャードフ:プレリュード
13.アウグスティン・バリオス:森に夢見る
14.ベートーヴェン:アンダンテと変奏曲
フェルナンド・ゴンザレス(ギター)
アラン・ワインバーグ(ピアノ)
様々な花を集めたブーケのように、スペイン、エストニア、ロシアなど、様々
な国の作曲家による傑作を集めたCD。「幸せを味わってほしい。幸せのあると
ころに知性と天才は生まれる」という信念を持って、ゴンザレスが音楽の花束
を添えます。
フェルナンド・ゴンザレスは、音楽院時代からトップの成績を収め、ギタリス
トの登竜門、ナムール国際コンクールで最優秀賞を納めました。レパートリー
は今やルネッサンスから現代ものまで幅広く、世界で最も優れたギタリストと
して引く手数多です。絶妙なリズム感とギターの響きを熟知した素晴らしい音
楽性です。




<K617>
K617 232 ¥2250
1. ヌアシ・ハナネム・ラマ
2 . タタ・グアス
3-4. エクサルタテ・レゲム/ベトゥ・ピコ
5-8 . ドミニコ・ツィポリ:ミサ・サン・イグナシオ
9-11. ソナタ 第9番
12 . ドミニコ・ツィポリ:ベアトス・ヴィール
13-15. ソナタ 第18番
16. セニョーラ・ドナ・マリア
17-19. ロカテッリ:ソナタ 第10番
20. エル・ヴェルソ
21. プサウメ・ドゥルチェ・イエズス・ミオ
アンサンブル・モクソス、ラクエル・マルドナード(指揮)
録音:2011年、フランス
ボリビアのマモレ川に沿って旅する中で、アマゾンでイエズス会が残したバロッ
ク音楽の伝統を授かったメキシコ系インディアンたち。その伝統は長いときを経
て彼らの手より再構築されていきました。今までイタリアの作曲家ドミニコ・
ツィポリが書いたとされてきた音楽が、実はボリビアのインディアンたちの音
楽であったという脅威の事実。彼らが築いた独自のバロック音楽が展開されま
す。ボリビアの他民族によるオーケストラ・アンサンブル『モクソス』は、ヨ
ーロッパから宣教師を通じて伝えられたバロック音楽を元に、地元アマゾンの
舞踊音楽の要素を加えて、独自の新しい音楽観を提供しています。世紀と国境
を超越した、伝統と革新のバロックです。




<EUROARTS>
20 66688(DVD-Video) ¥2900
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
収録:1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
かつてメトロポリタン・ミュニヒが制作した一連のチェリビダッケ&ミュンヘン
・フィルのコンサート映像作品のなかから、バレンボイムをソリストに迎えた
ブラームスのピアノ協奏曲集がEUROARTより初DVD化されます。
チェリビダッケにとって、正規の商業録音としては両曲とも唯一の内容である
ブラームスのふたつのピアノ協奏曲は、入念なリハーサルに裏付けられた精緻
な音色のセンスと悠然たるテンポを基調に、途方もなく巨大な音楽が展開され
るというもので、チェリビダッケ晩年の様式美が顕著な内容として有名です。
いっぽう、ピアノ独奏を務めるバレンボイムは、1978年4月にミュンヘンのヘル
クレス・ザールにおけるライヴで、クーベリック指揮のバイエルン放送響との
共演でピアノ協奏曲第2番、さらに2004年5月にアテネの野外ライヴで、ラトル
指揮のベルリン・フィルとの共演によるピアノ協奏曲第1番という具合に、ブラ
ームスのピアノ協奏曲の映像作品を異なる顔合わせでも発表していて、いずれ
も高い評価を得ていました。
かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り
合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバ
レンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがは
っきりと見て取れます。
この顔合わせでは、ブラームスとともにチャイコフスキーやシューマンのピア
ノ協奏曲の映像作品も同時期にまとめてリリースされていましたが、すでに廃
盤で中古盤市場ではプレミアがつき、長らく入手難が続いていたので、まずは
ブラームスのカタログ復活は広く歓迎されるものとおもわれます。なお、収録
時期について、初出時のクレジットでは第1番が1991年7月、第2番が1990年11月
となっていました。

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11-10 No.20-2

2011年10月23日 16時03分01秒 | Weblog
<TOKYO FM>
TFMC 0031 5枚組 ¥10500
ステレオ
日本語解説書付
ベートーヴェン:交響曲全集
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD-1
ベートーヴェン:
交響曲第1番 ハ長調 作品21、第3番「英雄」 変ホ長調 作品55
録音:1977 年11 月13 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-2
ベートーヴェン:
交響曲第2番 ニ長調 作品36、第8番 ヘ長調 作品93
録音:1977 年11 月14 日(2番)17 日(8番)、東京 普門館、ライヴ録音
CD-3
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」ヘ長調 作品68、第5番「運命」ハ短調 作品67
録音:1977 年11 月16 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-4
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調 作品60、第7番 イ長調 作品92
録音:1977 年11 月15 日、東京 普門館、ライヴ録音
CD-5
ベートーヴェン
:交響曲第9番ニ短調 作品125
演奏:バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)、
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)、
プロ合唱団連盟、東京藝術大学合唱団[田中信昭(合唱総指揮)]
録音:1977 年11 月18 日、東京 普門館、ライヴ録音
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2010年9月に発売したカラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のベートー
ヴェン・チクルス(1977)がいよいよセットで登場致します。全集の初回特典と
して32ページの豪華写真集付き(ブックレット・サイズ)が封入されております。
TOKYO FM が全曲をなんと全曲録音しておりました。しかも録音にあたってはお
馴染みTOKYO FM の名プロデューサーだった東条碩夫氏( 現・音楽ジャーナリス
ト)があたり、さらにストコフスキーも絶賛した腕前の日本が誇る名エンジニア
若林駿介氏を動員し、万全の体制で臨みました。すこぶる良好な大ステレオ録
音!また、トラなしのベルリン・フィル正規メンバーのみで臨んだ「運命」
「田園」は朝日放送がテレビでモノラル放送したためFM未放送で今回がステレ
オ録音初公開!ちなみにティンパニーはかのテーリヒェンが第2,4,8,7番を担当、
残りをフォーグラーがたたいています。カラヤンとテーリヒェンのレコードは
少なく貴重です。また、コンサート・マスターは第1,3番がシュヴァルベ、残り
をシュピーラーとブランディスが担当。そして、カラヤンが激賞した田中信昭
氏率いる合唱団とが第9で日本人離れしたとんでもないボルテージの合唱を展
開!必聴と申せましょう。




<INTEGRAL>
INT 221182 ¥2080
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786?-1826):
ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 op.24, J.138、告別 op.81, J.Anhang 105
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760-1812):
フランス王妃の受難 op.23 C.98、
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 
プロイセンのルイ・フェルディナント王子の死に寄せる悲歌」 op.61, C.211
リサ・ユイ(Pf)
録音:2010年12月
INTEG 221182
19世紀ロマンティシズムの先駆者として変革の時代を生きたウェーバーとドゥ
シーク。当時のヨーロッパを風靡した彼らのピアノ作品を、リサ・ユイが蘇ら
せます。リサ・ユイはニューヨークを中心に幅広い活動を行っているピアニス
ト。7歳でプロデビューした後、セニガリエ国際ピアノコンクールにおいて最年
少で最高位入賞を果たすなど数々の賞を受賞し、今なお大きな注目を集めてい
ます。

INTEG 2212407 7枚組 ¥5680
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812):
CD1-5:ピアノのためのソナタ集op.6, op15, op28, op33, op.27, op54,
大ソナタ
CD6:ピアノとハープのための2重奏
CD7:ピアノとチェロとヴァイオリンのための3重奏
ロール・コラダン(Pf)、カトリーヌ・ミシェル(Hp)、エリザベス・バルマ(Vn)、
デヴィッド・シンプソン(Vc)
使用楽器:フィリッポ・モリトル製ピアノフォルテ使用
録音年:1987年
18世紀ヨーロッパを風靡したヴィルトゥオーゾ、ヴェルフルの魅力の詰まった
豪華7枚組アルバムがついに発売。演奏するのは国から勲章も授与されたフラン
ス屈指のピアニスト、ロール・コラダン。ヴェルフルの演奏の牽引者でもある
彼女が、1987年から2001年にかけて録音した珠玉の演奏の数々を一度に堪能で
きます!高名な調律師、夫ヨハンネス・カルダのコレクションである18世紀モ
リトル製ピアノフォルテの優しくも芯のある音色も大きな魅力。
ベートーヴェンとほぼ同時代を生きたピアニストのヴェルフル。長身かつイケ
メンという美男子ぶりによって、当時はベートーヴェンよりも人気を集めたと
いわれます。もちろん、優れているのは外見だけではありません。幼少期から
レオポルト・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに学んだ後、ワルシャワで
名声を確立。そこで演奏家・作曲家・教師と幅広く音楽活動を展開。ベートー
ヴェンの好敵手として高い人気を得ていました。ウェーバーを先取りしたよう
なロマン的で技巧的なピアノ作品が有名ですが、他にも室内楽曲やアンサンブ
ル曲、オペラなど幅広いジャンルに作品を残しています。




<Col legno>
WWE 60021 2枚組 ¥4500
シューマン:交響曲全集
(1)第1番変ロ長調 Op.38「春」
(2)第2番ハ長調 Op.61
(3)第3番変ホ長調 Op.97「ライン」
(4)第4番ニ短調 Op.120
グスタフ・クーン(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管
[録音:2010年1月(第1番)、2月(第2番)、3月(第3番)、4月(第4番)
ハイドン講堂(ボルツァーノ)]
奇才グスタフ・クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドン管の充実ぶりを示
す新録音。これまでベートーヴェン、ブラームスの交響曲シリーズも新鮮でし
たが、今回のシューマンはさらに上をゆく出来で衝撃的。シューマンの交響曲
といえば重く暗いオーケストレーションが指摘されますが、作曲家でもあるク
ーンは、比較的小編成のボルツァーノ・トレント・ハイドン管から驚くほど明
快かつ明るい音を引き出しています。さらにきびきびとしたテンポとフレージ
ングで推進力満点。といっても決して軽い演奏ではなく、低い重心とメリハリ
の強い表現法が、往年の巨匠を彷彿させるボルテージの高さ。シューマンの交
響曲が苦手な向きでも思わず全4曲を聴き通してしまうほど魅力的で、物凄い
オーラに満ちた演奏です。

WWE 60017 ¥2250
シューマン:
(1)ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)謝肉祭 Op.9
ダヴィデ・カバッシ(Pf)
グスタフ・クーン(指)ボルツァーノ・トレント・ハイドン管
[録音:2008年5月/ハイドン講堂(ボルツァーノ)(ライヴ)(1)、
2010年10月/バルトーク・スタジオ(ベルナレッジオ)]
クラシックのCDらしからぬショッキング・ピンクとイエローのカラフルなジャ
ケットながら、内容はいたって正統派。イタリアの若手ダヴィデ・カバッシは
1976年ミラノ生まれ。レオン・フライシャー、ロザリン・テュレック、ウィリ
アム・ナボレに師事、2005年に行われた第12回ヴァン・クライバーン・コンク
ールでもファイナルに残る(優勝はコブリン)実力を示しました。明るく美しい
音色、くせのないフレージングと歌ごころが独特で、今後の注目株。ナイーヴ
な情感あふれるシューマンの協奏曲は彼のピアニズムにぴったり。クーンのき
びきびしたバックも最高で、近年稀な魅力あふれるシューマンとなっています。
聴衆の熱狂ぶりも納得できます。

WWE 20298 ¥2250
パトリック・プルジンガー、パメリア・カースティン、
ヒラリー・ジェフリー、ローズマリー・ヘッゲン:フェルドマンではなく
(1)悠久の浮遊音楽
(2)ペルシャ絨毯
(3)パターンズ・ノット・ループス
(4)形而上的空間
(5)中間にあるもの
(6)架空映画
(7)同一和音の異種反復
パトリック・プルジンガー(シンセサイザー)、
パメリア・カースティン(テレミン)、ヒラリー・ジェフリー(トロンボーン)、
ローズマリー・ヘッゲン(コントラバス)
[録音:2010年/カジノ・バウムガルテン(ウィーン現代音楽祭ライヴ)]
ウィーンの音楽家にしてプロデューサーでもあるパトリック・プルジンガーが
四重奏を組んで2010年のウィーン現代音楽祭で企画した”Feld(man)Forschung”。
これはアメリカの前衛作曲家モートン・フェルドマンへのオマージュとして、
彼のスタイルで作られた新曲を集めたもので、フェルドマンの接頭語Feldに調
査を意味するForschungをつけて「フィールド・ワーク」のドイツ語Feld
Forschungと題しています。コンサートを聴いたcol legnoのプロデューサーが、
「これこそわが社の企画!」と興奮し、CD化となりました。編成はシンセサイ
ザー、テレミン、トロンボーン、コントラバス。これらを巧妙に組合せ、まる
でテレミンがアナログ楽器で、トロンボーンが電子楽器のような不可思議な効
果を生み出します。音楽は完全にノイズ系で、まさに今風、オシャレの極みです。




<Grand Slam>
GS 2068 ¥2250
ステレオ
(1)モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
(2)ブラームス :交響曲第1番 ハ短調 作品68
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1959年3月27、28日、(2)1959年3月23、26日、
ウィーン、ゾフィエンザール
使用音源:RCA(U.S.A.)(1)FTC 2080、
(2)FTC 2074(オープンリール・テープ、19センチ、4トラック)
■制作者より
録音当時、上昇気流に乗ったカラヤンの若々しい覇気の溢れる演奏を、オープ
ンリール・テープから復刻しました。カラヤンの指揮もさすがですが、この頃
のウィーン・フィルのしたたるような美音はまた格別の味わいがあります。
■解説書の内容
このディスクの録音が行われた年の春、カラヤンはウィーン・フィルと初来日
を果たしましたが、この時、彼らと行動を共にした故福原信夫氏の貴重な報告
記事をご遺族の了解を得て全文掲載します。カラヤンの人間性や、当時の空気
が非常に良く伝わってくる貴重な文献です。(以上、平林直哉)




<OPUS蔵>
OPK 7060 ¥2250
アナトール・フィストゥラーリ-フランス音楽集
(1)プーランク:バレエ組曲 『牝鹿』
(2)プーランク:
『オーバード(朝の歌)』 - ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲
(3)ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
(4)フォーレ:組曲 『ドリー』 から 子守歌 (アンリ・ラボー編曲)
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)、(1)(4)ロンドン交響楽団、
(2)(3)ファビエンヌ・ジャキノー(ピアノ)&ロイヤル・フィルハーモニー
管弦楽団
録音:(1)(4)1953年、(2)(3)1954年
原盤:UK-Parlophone LP
フィストゥラーリはバレエ音楽の大家として知られ、コンセルトヘボウを振っ
た「白鳥の湖」のハイライト盤(Decca)はLP時代の代表的な録音でした。その
後オランダ放送響との全曲盤が出ましたが、余り面白いものではなくフィストゥ
ラーリに対する私の評価は低くなっていました。あるとき中古レコード店に
第1回目の「白鳥の湖」全曲盤があり買って聴いたところ、柔軟性のある活きた
演奏が目の前に展開し、一発でノックアウトされました。その後Tully Potter
さんに確認したところ、フィストラーリは晩年に往年の輝き、インスピレーショ
ンを失ったと知らされ納得しました。それから「白鳥の湖」(OPK7024/5) 
「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」(OPK7041/2) を出しましたが、またま
た同じレコード店でプーランクの「牝鹿」を見つけました。 これも魅力たっ
ぷりです。「白鳥の湖」と同じロンドン交響楽団の演奏で、演奏もしっかりし
ており、繰返し聴くにはもってこいです。その後同じ英Parlophone-LPでプー
ランクの「オーバード」を見つけましたので、一枚分となりました。モノラル
時代の録音ですがフィストゥラーリの一番輝いていた時代の演奏です。
(オーパス蔵代表:相原 了)

OPK 2096/7 2枚組(1枚価格) ¥2250
アルトゥーロ・トスカニーニ&NBC交響楽団-
ワーグナー録音集(RCA SP録音1941-1946)
CD1
(1)「ニュルンベルクの名歌手」 第1幕への前奏曲
(2)ジークフリート牧歌
(3)「ローエングリン」 第1幕への前奏曲
(4)「ファウスト」 序曲
(5)「トリスタンとイゾルデ」 より 「愛の死」
CD2 ≪ニーベルングの指輪≫より
(6)ワルキューレの騎行
(7)ジークフリートのラインの旅
(8)ジークフリートの死と葬送行進曲
(9)ブリュンヒルデの自己犠牲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団、
ヘレン・トローベル(ソプラノ)
録音:(5)1942年、(3)(7)-(9):1941年、(1)(2)(4)(6):1946年
音源: 米RCA‐SP
トスカニーニ好きのオーパス蔵がNBC交響楽団とのLP音源の録音を出すきっかけ
となったのは、英HMVのLP,ALPシリーズによる音を聴いてからでした。力強く強
烈な音のアメリカ盤とは異なり、豊かな低音と柔軟さのある音が特長です。多
分LPが出された1950年当時のアメリカとイギリスのオーディオ装置の特性が違
い、求める音の国民性の違い、それがレコードの音に反映されていたと考えら
れます。日本にはアメリカの音が入ってきたためそれがトスカニーニの音とし
てインプットされたことでしょう。しかし米RCA1960年代には英RCAを作り、
HMV(EMI)からの発売を止めたため、ALPとして発売されたレコードの数はそう多
くありません。一番の典型はワーグナーの録音です。トスカニーニはオペラハ
ウスを離れてからもコンサートにおいて、最後の演奏会に至るまで繰返しワー
グナーを取り上げてきました。しかしLPとしてまとまったアルバムが出たのは、
かなり遅くなってからでHMVからは1949年の「ジークフリートラインへの旅」
が出たのみです。RCAから出たLPはやはり低音が抑制され、耳にきつい音(だか
ら迫力がある、と言われれば、そうですかと言わざるを得ませんが)になってい
ます。当然ですが英RCA,仏RCAのLPも同様な音です。トスカニーニのワーグナー
は出せないかとあきらめていましたが、レコード探しの名人田中氏がトスカニ
ーニとNBC交響楽団のSPを全部集めてくれました。録音時期は1941年と1946年の
もので、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」のみが1942年録音です。これ
は兵士慰問用V-Discのための録音だったようです。この時期の録音でSPとして
出されたものはスタジオ録音のもののみです。ライブの長時間録音は普通アセ
テート盤であり、アセテート盤から細切れのSP原盤を作ることは難しかったた
めと思われます。ということで、SPで出されたワーグナー録音をまとめました。
特に1946年の「ニュルンベルクの名歌手」第1幕前奏曲は、戦争も終わった喜び
に溢れる演奏で、これを凌駕する演奏はなく、RCAもこれが正規録音の代表とな
りました。 (オーパス蔵代表:相原 了)
★今回オーパス蔵から復刻されたCDは、いずれもSP録音である。トスカニーニ
がワーグナーを得意にしていた関係上全曲に複数の音源があるが、オーパス蔵
はNBC響による40年代のSPに的を絞ったのである。SPも最後期なので十分に聴け
るし、昔の日本のRCAのCDに比べると、音もしっかりし、低音が出ており、別の
演奏を聴いているような気がする。特におどろいたのは、「ローエングリン」
第一幕前奏曲で、この曲は高いヴァイオリンの音が冴えていなければどうにも
ならないが、目がさめるような鮮明さで鳴っている。これは嬉しかった。SP録
音なのにこの世のものとも思えぬほど美しいひびきがする。もちろんトスカニ
ーニ/NBCならではの技術あればこそであろう。
「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、まさにトスカニーニの音
である。生々しい実在の演奏で、前進性が素晴らしく、雑味がないので、音楽
そのものしか感じさせない。すでに79歳の筈であるが、まことに若々しいトス
カニーニの姿がここにある。  (宇野功芳)

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11-10 No.19

2011年10月20日 19時59分41秒 | Weblog
<WEITBLICK>
SSS0101-2 ¥1980
モーツァルト:交響曲第39番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
クルト・ザンデルリング指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1991年12月2日シャウシュピールハウス、
ベルリン(現コンツェルトハウス),ライヴ録音
引退してほぼ10年とは言え、亡くなられてみると寂しいものがあります。巨匠
の生前に許諾を得ていた、モーツァルトの第39番と「田園」の登場です。
ザンデルリングはコンサートの前半にハイドンを演奏することが多く、その演
奏はいつも活き活きとして、絶品でした。今回は珍しくモーツァルトの第39番
(初出レパートリー)を聴かせてくれます。随分とロマンティックな演奏で、ザ
ンデルリングらしい恰幅良く、豊かなスケールを誇ります。どこまでも柔らか
く旋律美を強調した名演です。
「田園」は巨匠の愛奏曲といって差し支えありません。とにかくスタイリッ
シュな演奏で、音色はとても美しく、ザンデルリングならではの思い切りの良
さも楽しめドラマティックでもあります。ベルリン・ドイツ響とは、ほぼ毎年
客演し良好な関係でした。「田園」は1997年にも再度取上げており、よほど気
に入っていたと言えるでしょう。
御承知の通り、ベルリン・ドイツ響の普段の演奏会場はフィルハーモニーです
が、この当時はアスベスト除去改修で旧東ベルリンに位置しザンデルリングに
馴染み深いシャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)での美しい一夜と
なりました(同様の理由でアバドのブラームス全集も一部がシャウシュピールハ
ウスでライヴ収録です)。そんなことを思い出すのも感慨深いものがあります。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。







<Phoenix Edition>
CAPRICCIO人気タイトルがPhoenix Editionから再発売!
PE-451 ¥1750
C.P.E.バッハ(1714-1788):鍵盤音楽作品集
1-3.ソナタ イ短調 Wq.50/3/4-6.ソナタ ト長調 Wq.50/2
7-9.ソナタ 二短調 Wq.50/4/10.アレグロ ト長調 Wq.113 H.193
11.アリオーソ ハ長調 Wq.113 H.194/12.ファンタジア 二短調 Wq.113 H.195
13.メヌエット ヘ長調 Wq.113 H.196
14.アラ・ポラッカ イ短調 Wq.113 H.197
15.アレグレット 二短調 Wq.113 H.198
16.アラ・ポラッカ ニ長調Wq.113 H.199
17.アレグレット イ長調 Wq.113 H.200
18.アンダンテとソステヌート ト短調 Wq.113 H.201
19.プレスト 変ロ長調 Wq.113 H.202/20.アレグロ 二短調 Wq.113 H.203
21.アレグロ・ディ・モルト 二短調 Wq.114 H.228
22.アンダンテとグラジオーソ 変ロ長調 Wq.114 H.229
23.プレスト ハ短調 Wq.114 H.230/24.メヌエット ト長調 Wq.114 H.231
25.アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.114 H.232
26.アラ・ポラッカ 変ホ長調 Wq.114 H.233
27.ファンタジア 二短調 Wq.114 H.234/28.アレグロ ホ長調
Wq.114 H.235/29.アレグレット イ長調 Wq.114 H.236
30.アンダンテ ハ長調 Wq.114 H.237/31.ポコ・アレグロ ホ短調
Wq.114 H.238
※CAPRICCIO 既発盤より移行
リンダ・ニコルソン(クラヴィコード)

PE-452 ¥1750
C.P.E.バッハ(1714-1788):フルート・ソナタ集
1-3.フルート・ソナタ ト長調 Wq.134 H.548
4-6.フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124 H.551
7-9.フルート・ソナタ ト長調 Wq.127 H.554
10-12.フルート・ソナタ ニ長調 Wq.129 H.556
13-15.フルート・ソナタ イ短調 Wq.128 H.545
16-17.フルート・ソナタ ト長調 Wq.133 H.564
※CAPRICCIO 既発盤より移行
エッカルト・ハウプト(フルート)
ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルミン・タールハイム(チェンバロ)

PE-453 2枚組 ¥2450
C.P.E.バッハ(1714-1788):声楽作品集
〈CD1〉
1-9.クロップシュトックの「春の祝い」からの朝の歌 Wq.239 H.779
10-22.クリスマス・カンタータ「あなたにむかって」Wq.249 H.815
23-30.慈悲深きあなたを崇拝します Wq.243 H.807
31-32.聖なるかな Wq.217 H.778
〈CD2〉
1-16.Herrn Pastors Gasie Einfuhrungsmusik Wq.250 H.821
17.Wer ist so wurdig als du, Wq. 222 H.831
18-35.Der Herr lebet, Wq.251 H.821g
※CAPRICCIO 既発盤より移行
バルバラ・シュリック(ソプラノ)/ヨハンナ・コスロフスキー(ソプラノ)
ヒルケ・ハイリング(アルト)/ヴィルフリート・ヨッヘンズ(テノール)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)

PE-456 2枚組 ¥2450
C.P.E.バッハ(1714-1788):オラトリオとカンタータ
オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq.240
復活祭カンタータ Wq.244
※CAPRICCIO 既発盤より移行
バルバラ・シュリック(ソプラノ)…オラトリオ
クリストフ・プレガルレィエン(テノール)…オラトリオ
シュテファン・ヴァーコー(バス)…オラトリオ
マルティナ・リンス(ソプラノ)…カンタータ
パウル・エリオット(テノール)…カンタータ
ゴットホルト・シュワルツ(バス)…カンタータ
ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)
ヨハン・セバスチャン・バッハ(大バッハ)は、子だくさんの作曲家としても知
られています。先妻マリア・バルバラとの間に7人、後妻アンナ・マグダレー
ナとの間に13人!その全てが成人したわけではありませんが、なんとも賑やか
な一家だったことは想像に難くありません。息子たちのほとんどは音楽家とし
て成功を収めましたが、中でも優秀だったのが、二男であるカール・フィリッ
プ・エマヌエル・バッハでした。彼はフリードリヒ大王の宮廷音楽家兼チェン
バリストとして活躍し、1967年からは父バッハの友人であったテレマンの公認
としてハンブルクの教会総監督となります。作曲様式も受け継ぎ、ギャラント
様式を追求。多くの作品を書きました。当時目まぐるしく変化した時代の潮流
に乗り、ハイドンやモーツァルトにも影響を与え、18世紀の後半「バッハ」と
言えば彼のことを指すほどに、賞賛を浴びていたのです。「ベルリンのバッハ」、
「ハンブルクのバッハ」と呼ばれます。

PE-460 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):交響曲集
〈CD1〉
1-4.交響曲 第13番 ハ長調 Op.37-1 G515
5-8.交響曲 第15番 ニ長調 Op.37-3 G517
9-12.交響曲 第16番 イ長調 Op.37-4 G518
〈CD2〉
1-4.交響曲 第17番 ハ短調 Op.41 G519
5-8.交響曲 第18番 ニ長調 Op.42 G520
9.交響曲 第19番(序曲)ニ長調 Op.43 G521
10-13.交響曲 第20番 ニ短調 Op.45 G522
※CAPRICCIO 既発盤より移行
新ベルリン室内管弦楽団/ミヒャエル・エルクスレーベン(指揮)
録音 1992年5月.6月ベルリン放送

PE-463 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):弦楽四重奏曲&五重奏曲集
〈CD1〉
1-3.弦楽四重奏曲 第90番 ヘ長調 Op.64-1 G248
4-5.弦楽四重奏曲 第19番 ニ長調 Op.15-1 G177
6-8.弦楽四重奏曲 第36番 ト短調 Op.24-6 G194
9-12.弦楽四重奏曲 第55番 イ長調 Op.39 G213
〈CD2〉
1-3.弦楽五重奏曲 第15番 イ長調 Op.60-3 G393
4-6.弦楽五重奏曲 第23番 ニ長調 Op.62-5 G401
7-10.弦楽五重奏曲 第62番 ニ長調 Op.31-2 G326
11-13.弦楽五重奏曲 第16番 ニ短調 Op.13-4 G280
※CAPRICCIO 既発盤より移行
ペーターゼン弦楽四重奏団/ウルリッヒ・クネルツァー(第2ヴィオラ)…CD2
グィド・シーフェン(第2チェロ)…CD2
録音 1991年11.12月…CD1, 1992年12月…CD2

PE-466 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):ギター五重奏曲集
〈CD1〉
1-4.ギター五重奏曲 第1番 ニ短調 G445
5-7.ギター五重奏曲 第2番 ホ長調 G446
8-11.ギター五重奏曲 第3番 変ロ長調 G447
〈CD2〉
1-3.ギター五重奏曲 第4番 ニ長調「ファンダンゴ」G448
4-7.ギター五重奏曲 第5番 ニ長調 G449
8-11.ギター五重奏曲 第6番 ト長調 G450
※CAPRICCIO 既発盤より移行
ジャン=ピエール・ジュメス(ギター)/ディモフ弦楽四重奏団

PE-469 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):弦楽六重奏曲&室内楽作品集
〈CD1〉
1-4.弦楽六重奏曲 Op.23-4 ヘ短調 G457
5-7.弦楽六重奏曲 Op.23-1 変ホ長調 G454
8-11.弦楽四重奏曲 Op.23-6 ヘ長調 G459
12-15.弦楽六重奏曲 Op.23-3 ホ長調 G456
〈CD2〉
1-5.弦楽五重奏曲 ハ長調「マドリードの夜警隊の行進」Op.30-6 G324
6-7.弦楽四重奏曲 ト長調 「暴君」Op.44-4 G223
8-11.二重奏曲 第7番 変ホ長調 「ラ・ボンナ・ノッテ」G62
12-13.弦楽五重奏曲 第72番 ヘ長調 Op.36-6 G336
※CAPRICCIO 既発盤より移行
演奏: マユミ・ザイラー(ヴァイオリン)
イリス・ジューダ(第2ヴァイオリン)
ジルヴィア・ヴァルヒ(第2ヴァイオリン)…CD2
ディエムート・ポッペン(ヴィオラ)/リチャード・レスター(チェロ)
ハワード・ペニー(第2チェロ)
録音 ベルリン ジーメンス・ヴィラ
1992年1月13-16日…CD1, 1993年2月22-26日…CD2

PE-472 2枚組 ¥2450
ボッケリーニ(1743-1805):ディヴェルティメント&オーボエ五重奏曲集
〈CD1〉
1-4.ディヴェルティメント 第1番 Op.16-1 G461
5-8.ディヴェルティメント 第4番 Op.16-4 G464
9-12.ディヴェルティメント 第5番 Op.16-5 G465
13-16.ディヴェルティメント 第6番 Op.16-6 G466
〈CD2〉
1-2.オーボエ五重奏曲第13番 ト長調 Op.55-1 G431
3-4.オーボエ五重奏曲第14番 へ長調 Op.55-2 G432
5-6.オーボエ五重奏曲第15番 ニ長調 Op.55-3 G433
7-8.オーボエ五重奏曲第16番 イ長調 Op.55-4 G434
9-11.オーボエ五重奏曲第17番 変ホ長調 Op.55-5 G435
12-13.オーボエ五重奏曲第18番 ニ長調 Op.55-6 G436
※CAPRICCIO 既発盤より移行
演奏: エッカルト・ハウプト(フルート)…CD1
ミ=キュン・リー(ヴァイオリン)…CD1
ジルヴィア・ヴァルヒ(ヴァイオリン)…CD1
ディエムート・ポッペン(ヴィオラ)…CD1
ルードヴィヒ・クヴァント(チェロ)…CD1
ゲッツ・トイチュ(チェロ)…CD1
エスコ・ライネ(コントラバス)…CD1
ラオシュ・レンチェス(オーボエ)…CD2
パリジー弦楽四重奏団…CD2
録音 1992年6月12-14日
そんなボッケリーニ。本当は古典派時代のイタリアを代表する器楽作曲家なの
です。プッチーニの生地でもあるイタリア、ルッカに生まれ、父レオポルドか
ら弦楽器の指導を受けた彼、はじめはチェロ奏者としてパリを拠点で活躍して
いましたが、数多くの弦楽四重奏曲などが認められ、1769年にスペインの宮廷
に招かれ、ドン・ルイス皇子付きの奏者兼作曲家となり、マドリッドで残りの
半生を送りました。しかし、ドン・ルイス皇子の死後は失職し、寂しくこの世
を去ったとされています。本人がチェロの名手であったため、当時は通奏低音
を奏でる役割がほとんどであったチェロ・パートを恐ろしいまでに充実させた
「弦楽五重奏曲」を多数作曲、時にはヴァイオリン・パートよりも目立つ音楽
を与えていることでも知られます。またスペイン音楽を見事に取り入れた
「ファンダンゴ」などの作品も素晴らしく、同時期のハイドン、モーツァルト
とは異彩を放つ存在として、もっと知られてもいい作曲家でしょう。




<EMI GERMANY>
CZS-0871012 9枚組 ¥3000
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 (限定盤)
モーツァルト弾きとして定評のあるツァハリアスの名演で聴くピアノ・コン
チェルト集。
クラムシェル・ボックス 20Pブックレット
(ブックレット・ノーツはドイツ語と英語)
CD1
1.ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K467
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K415(387b)
イギリス室内管弦楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
3.ピアノ協奏曲第8番ハ長調「リュッツォウ協奏曲」 K246
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
CD2
1.ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K503
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
北ドイツ放送交響楽団、ギュンター・ヴァント指揮
CD3
1.ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」 K537
北ドイツ放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K451
3.ピアノ協奏曲第5番ニ長調 K175
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD4
1.ピアノ協奏曲第20番二短調 K466
バイエルン放送交響楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K482
ドレスデン・シュターツカペレ、デイヴィッド・ジンマン
CD5
1.ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」 K271
2.ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K449
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
CD6
1.ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K459
2.ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K413(387a)
3.ピアノ協奏曲第17番ト長調 K453
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD7
1.ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
ドレスデン・シュターツカペレ、デイヴィッド・ジンマン指揮
2.ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414(385p)
ポーランド室内管弦楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
3.ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K456 
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
CD8
1.ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K595
北ドイツ放送交響楽団、ギュンター・ヴァント指揮
2.ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K450
イギリス室内管弦楽団、デイヴィッド・ジンマン
3.ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K238
シュトゥットガルト放送交響楽団、ネヴィル・マリナー指揮
以上 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
CD9
1.2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K365(316a)
2.2台のピアノのための協奏曲ヘ長調
3.2台のピアノのためのソナタニ長調 K448(375a)
クリスティアン・ツァハリアス、マリー=ルイーズ・ヒンリクス(ピアノ)
バンベルク交響楽団、クリスティアン・ツァハリアス指揮


●INSPIRATION
親しみやすい名曲を廉価でお届けするINSPIRATIONシリーズ、11月新譜として
新たに5点をご案内します。
全てジュエル・ケース 4P ブックレット 英語/ドイツ語表記

CDZW-0878962 ¥550
ダニエル・バレンボイム/ポートレート
1.モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 K492 
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
2.モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K382
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム ピアノ&指揮
3-5.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 作品19 全曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
6-8.シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 全曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ指揮
録音:1976年(1)、1989年1月(2)、1985年6月(3-5)、1992年1月(6)
天才ピアニスト&指揮者のベスト盤!オペラの序曲からピアノ協奏曲の弾き振
りなどバレンボイムの魅力のいいとこどり。

CDZW-0878942 ¥550
チャイコフスキー:
1-3.ピアノ協奏曲第1番ロ短調作品23 全曲
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団 
ウラジーミル・フェドセーエフ指揮
4-7.交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」全曲
ロシア国立管弦楽団、ミハイル・プレトニョフ指揮
録音:1990年3月 (1-3)
1991年3月(4-7)

CDZW-0878902 ¥550
シューベルト:「冬の旅」全曲
ヘルマン・プライ(バリトン)
カール・エンゲル(ピアノ)
録音:1961年10月 Gemeindehaus, Berlin-Zehlendorf
ベルリン生まれの名バリトンによる1961年録音の名盤、美しきシューベルト

CDZW-0878882 ¥550
1.ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」より この喜びをもって会おう
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
アンサンブル・マテウス ジャン=クリストフ・スピノジ指揮
2.ヘンデル:歌劇「テッサーリアの王、アドメート」より 
Aria:Se l'arco avessi ,e I strali
ジェイムズ・バウマン(カウンターテナー)、
ジル・ゴメス、マックス・ヴァン・エグモント
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
3.ヘンデル歌劇「テッサーリアの王、アドメート」より Ah, si morro
ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
4.ヘンデル:歌劇「カスティーリャの王、フェルナンド」より 
Aria:In mille dolci modi
ローレンス・ザッゾ(カウンターテナー)、
ヴェロニカ・カンジェーミ(ソプラノ)、
マリアンネ・ピッゾラート(メゾ・ソプラノ)、
マックス・エマヌエル・チェンチッチ
(カウンターテナー)、
イル・コンプレッソ・バロッコ、アラン・カーティス指揮
5.モーツァルト歌劇「皇帝ティートの慈悲」K621より ああ、この瞬間だけ
でも
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
アイヴァー・ボルトン指揮
6.ヘンデル:歌劇「ファラモンド」より Aria:Voglio che sia l'indegno
マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンターテナー)
ゾフィ・カルトハウザー(ソプラノ)、
マリナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)、イン=スン・シム(バス)、
ザヴィエ・サバータ
フィリップ・ジャルスキー(カウンタテナー)、
フルヴィオ・ベッテイーニ(バリトン)、
テリー・ウェイ(カウンターテナー)、スイス放送合唱団、
イ・バロッキスティ、ディエゴ・ファソリス指揮
7.ヘンデル:歌劇「セルセ」より オンブラ・マイ・フ
ジェラール・レーヌ(カウンターテナー&指揮)、
イル・セミナリオ・ムジカーレ
8.グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より 
エウリディーチェを失って
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、ハリー・ビケット指揮
9.モーツァルト:歌劇「ポントの王 ミトリダーテ」より おいでなさるがいい 
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、ハリー・ビケット指揮
10.J.C.バッハ:
フィリップ・ジャルスキー(カウンタテナー)、
ル・セルクル・ドゥラルモニー
ジェレミー・ロレール指揮
11.ロッシーニ歌劇:「パルミラのアウレリアーノ」より 
Perche mai le luci apprimo Arsace
マックス・エマヌエル・チェンチッチ(カウンターテナー)、
ローザンヌ室内管弦楽団
ミヒャエル・ホフシュテッター指揮
エンジェル・ヴォイセズ-カストラートの魔法
今もっとも人気と実力を誇るスター・カウンターテナー、ジャルスキーやチェ
ンチッチをはじめ、ベテラン、ヤーコプスやレーヌなど美しきハイ・ヴォイス
の饗宴!

CDZW-0878972 ¥550
チェロ・メディテーション
1.サン=サーンス:白鳥-動物の謝肉祭より
ハンナ・チャン(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、レナード・スラットキン指揮
2.ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 変ホ長調 RV408 第2楽章ラルゴ
ハンナ・チャン(チェロ)、
ロンドン室内管弦楽団、クリストヴァー・ウォレン=グリーン指揮
3.ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調 G482 第2楽章
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、
オストロボスニア室内管弦楽団、ユハ・カンガス指揮
4.ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 作品101 第2楽章
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、
マーラー室内管弦楽団、ダニエル・ハーディング指揮
5.ベートーヴェン:
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長作品56第2楽章
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)、ハインリヒ・シフ(チェロ)、
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クルト・マズア指揮
6.フォーレ:シシリエンヌ-ペレアスとメリザンドより
ハンナ・チャン(チェロ)、
フィルハーモニア管弦楽団、レナード・スラットキン指揮
7.JSバッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009よりサラバンド
トゥルルス・モルク(チェロ)
8.マスネ:
「ドン・キショット(ドン・キホーテ)」より第4幕デュルシネのパティオにて
-前奏曲
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮
9.ブラームス:5つの歌作品49より子守歌
トゥルルス・モルク(チェロ)、ユハニ・ラゲルスペッツ(ピアノ)
10.チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲作品96より第3変奏
トゥルルス・モルク(チェロ)、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
11.ブルッフ:コル・ニドライ作品47
トゥルルス・モルク(チェロ)、
フランス放送フィルハーモニー管、パーヴォ・ヤルヴィ指揮
12.マスネ:「聖母」より聖母の永眠
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、イギリス室内管弦楽団
13.エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85第3楽章アダージョ
トゥルルス・モルク(チェロ)、
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
14.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104 
第2楽章:アダージョ・マ・ノン・トロッポ
トゥルルス・モルク(チェロ)、
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮
深く落ち着いた響きのチェロの音色を、一流のチェリスト達の名演で、リラッ
クス...。

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