クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-08 No.31-1

2011年08月31日 20時32分45秒 | Weblog
<EMI CLASSIS>
チェリビダッケは疑いなく、近来の音楽界において、最も重要でオリジナルな
指揮者です。彼は現代の録音スタジオでは作り物の音が生み出されてしまうと
受け止めて嫌い、コンサート会場の直接性とライヴでの聴衆との相互作用を好
みました。この4つのボックスは、彼と手兵ミュンヘン・フィルとのライヴ公演
の興奮と雰囲気を伝える伝説的な演奏を集大成したものです。
チェリビダッケは1979年から、彼の死の1996年までミュンヘン・フィルの音楽
監督を務めました。仏教に深く影響を受け、音と宇宙的な思索の完璧なバラン
スのとれた演奏で、特別で人生を左右するようなライヴの聴衆の体験を創造し
たといわれています。
2012年生誕100年を迎えるチェリビダッケの音楽は再び大きな注目を浴びること
でしょう。いずれも クラムシェル・ボックス 32Pブックレット

CZS-0855662 14枚組 ¥4800(予定)
チェリビダッケ・エディション第1集/交響曲集
CD1
ハイドン:
1.交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
2.交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
録音:1993年11月11&12日(1)、1992年4月14&16日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー
ミュンヘン
CD2
1.モーツァルト:交響曲第40番ト短調K550
2.ハイドン:交響曲第92番ト長調「オクスフォード」
録音:1994年3月15日(1)、1993年2月28日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
ベートーヴェン:
1.交響曲第2番ニ長調作品36
2.交響曲第4番変ロ長調作品60
録音:1996年6月4日(1)、1987年4月12&13日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD4
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
録音:1987年4月12&13日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
1.交響曲第4番変ロ長調作品60
2.交響曲第5番ハ短調作品67
録音:1995年3月19日(1)、1992年5月28&31日、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD6
1.交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
2.レオノーレ第3番-序曲作品72a
録音:1993年1月25日(1)、1989年1月20日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD7
1.交響曲第7番イ長調作品92
2.交響曲第8番ヘ長調作品93
録音:1989年1月20日(1)、1995年1月4日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD8
交響曲第9番ニ短調作品125
ヘレン・ドーナト(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(コントラルト)、
ジークフリート・イェルザレム(テナー)、ペーター・リーカ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1989年3月17日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD9
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944「ザ・グレート」
録音:1994年2月28日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
ブラームス:
交響曲第1番ハ短調作品68
録音:1987年1月21日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
1.交響曲第2番ニ長調作品73
2.&CD12ー1.交響曲第3番ヘ長調作品90
2.交響曲第4番ホ短調作品98
録音:1991年6月8日(第2番)、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
1979年6月20日(第3番)、1985年3月16日(第4番)、
ミュンヘン王宮ヘラクレスザール
CD13
1.シューマン:交響曲第2番ハ長調作品61
2.ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
録音:1994年11月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(1)
1980年10月16日、ミュンヘン王宮ヘラクレスザール(2)
CD14
シューマン:
1.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
2.交響曲第4番ニ短調作品120
録音:1988年4月21日(1)、1986年9月20日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0855782 12枚組 ¥4200(予定)
チェリビダッケ・エディション第2集/ブルックナー
CD1
交響曲第3番ニ短調(1888/89 編 ノーヴァク)
録音:1987年3月19&20日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD2
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティク」(編 ハース)
録音:1988年10月16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3&4
交響曲第5番変ロ長調(編 ハース)
録音:1988年10月16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
交響曲第6番イ長調(編 ハース)
録音:1991年11月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD6&7-1.
交響曲第7番ホ長調(編 ハース)
2.テ・デウム(1883/84 編 ペータース)
マーガレット・プイラス(ソプラノ)、
クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
クラエスH.アーンシェル(テナー)、カール・ヘルム(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団員
エルマー・シュローター(オルガン)
録音:1994年9月10日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(第7番)
1982年7月1日、ルカ教会、マリアンネンプラッツ、ミュンヘン(テ・デウム)
CD8&9
交響曲第8番ハ短調(1890 編 ノーヴァク)
録音:1993年9月12&13日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10&11-1.
交響曲第9番ニ短調(編 ノーヴァク)
2.交響曲第9番-リハーサルより
録音:1995年9月10日(第9番)、1995年9月4-7日(リハーサル)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD12
ミサ曲第3番ヘ短調
マーガレット・プイラス(ソプラノ)、ドリス・ゾッフェル(アルト)
ペーター・シュトラーカ(テナー)、マティアス・ヘレ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0856062 11枚組 ¥3500(予定)
チェリビダッケ・エディション第3集/フランス&ロシア音楽集
CD1
ドビュッシー:
2.映像(管弦楽のための)第2集「イベリア」
録音:1992年9月13日(1)、1992年9月22日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD2
ミヨー:
1.マリンバ、ヴィブラフォーンと管弦楽のための協奏曲作品278
2.フランス組曲作品248
ルーセル:
3.小組曲作品39
4.組曲ヘ長調作品33
録音:1992年4月16&17日(1)、1991年9月30日(2)、1990年2月9日(3)、
1992年9月20&22日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
1.ムソルグスキー/編 ラヴェル:展覧会の絵
2.ラヴェル:ボレロ
録音:1993年9月24&25日(1)、1994年6月18日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、
ミュンヘン
CD4
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ短調作品36
録音:1993年11月11&12日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD5
くるみ割り人形-バレエ組曲作品71a
録音:1991年2月10日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD6
交響曲第5番ホ短調作品64
録音:1991年5月29日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD7
交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
録音:1992年11月14&16日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD8
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
録音:1984年4月18日、レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン
CD9
プロコフィエフ:
1.交響曲第1番ニ長調作品25「古典的」
2.交響曲第5番変ロ長調作品100
録音:1988年3月26日(1)、1990年2月3日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
ショスタコーヴィチ:
1.交響曲第1番ヘ短調作品10
2.交響曲第9番変ホ長調作品70
3.バーバー:弦楽のためのアダージョ作品11
録音:1994年6月2&3日(1)、1990年2月9日(2)、1992年1月19-20日、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
バルトーク:
1.管弦楽のための協奏曲Sz116
2.同上のリハーサルより
録音:1995年3月20日(1)、1995年3月10日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮


CZS-0856172 11枚組 ¥3500(予定)
チェリビダッケ・エディション第4集/宗教音楽とオペラ
CD1&2
バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232
バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ルクサンドラ・ドノーゼ(メゾ・ソプラノ)
コルネリア・ヴルコップ(アルト)、ペーター・シュライヤー(テナー)、
ヤロン・ヴィントミュラー(バス)
マインツ大学ヨハネス・グッテンベルグ・バッハ合唱団
録音:1990年11月18日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD3
モーツァルト:レクイエム ニ短調K626
カロリーネ・ペトリーク(ソプラノ)、
クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
ペーター・シュトラーカ(テナー)、マティアス・ヘレ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1995年2月15&17日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD4&5-1.
ヴェルディ:レクイエム
エレナ・フィリポヴァ(ソプラノ)、ラインヒルト・ルンケル(メゾ・ソプラノ)
ペーター・ドヴォルスキー(テナー)、クルト・リドル(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
2.&CD6
ブラームス:ドイツ・レクイエム作品45
アーリーン・オージェ(ソプラノ)、フランツ・ゲリーゼン(バリトン)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団員
録音:1981年7月2日、ルカ教会、ミュンヘン
CD7
1.フォーレ:レクイエム作品48
マーガレット・プライス(ソプラノ)、アラン・タイタス(バリトン)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
2.ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1994年3月14&15日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン(1)、
1984年1月31日、レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン(2)
CD8
イタリア・オペラ序曲集
ロッシーニ:
1.ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)
2.セミラーミデ
3.絹のはしご
4.泥棒かささぎ
5.ヴェルディ:運命の力
6.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ
録音:1982年11月29日(6)、1983年11月3日(2)、1989年10月5日(5)、
1992年11月6&8日(3)、1993年1月25&26日(1)、1995年4月3&4日(4)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD9
序曲集
1.ベルリオーズ:ローマの謝肉祭作品9
メンデルスゾーン:
2.フィンガルの洞窟作品26
3.真夏の夜の夢作品21
4.シューベルト:ロザムンデD644
5.スメタナ:わが祖国-モルダウ
6.J.シュトラウスII:こうもり
録音:1984年4月18日(3)、1986年6月20日(5)、1996年6月4日(4)、
レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン、
1988年9月30日(1)、1991年2月10日(6)、1993年3月12&15日(2)、
ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD10
1.ヴェーバー:オベロン-序曲
ワーグナー:
2.パルジファル-聖金曜日の音楽(第3幕)
3.トリスタンとイゾルデ-前奏曲
4.トリスタンとイゾルデ-愛の死
録音:1983年12月6日(3-4)、1985年3月16日(1)、
レジデンツ・ヘルクレスザール、ミュンヘン、
1993年2月3&4日(2)、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
CD11
ワーグナー:
1.ニュルンベルクのマイスタージンガー-第1幕への前奏曲
2.ジークフリート牧歌
3.神々の黄昏-葬送行進曲
4.タンホイザー-序曲
録音:1993年2月3&4日、ガスタイク・フィルハーモニー、ミュンヘン
以上 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮



<EMI CLASSIS>
CDC-6315092 ¥1650
ゲオルギュー/マリア・カラスへのオマージュ
(デラックス・エディション)(限定盤)
ゲオルギューが敬愛してやまないカラスへ捧げるオーマージュ。選曲は、カラ
スとゲオルギューの存在を、ステージでも録音でも際立たせてきたレパートリ
ー。デラックス・エディションではビゼー「ハバネラ」の二人のデュエットを
ボーナス収録
ケースバウンド・ハード・ブック 
54Pブックレット(ゲオルギューのエッセー、歌詞テキスト‐英語フランス語・
ドイツ語・オリジナル‐ フォト・ギャラリー 
ハバネラのメイキング映像へのアクセス案内)
1.プッチーニ:「ラ・ボエーム」‐あなたの愛の呼ぶ声に
2.グノー:「ファウスト」‐宝石の歌:何と美しいこの姿
3.ベッリーニ:「海賊」‐無邪気なほほえみで
4.レオンカヴァッロ:「道化師」‐大空を晴れやかに
5.サン=サーンス:「サムソンとダリラ」-あなたの声にわが心は開く
6.カタラーニ:「ラ・ワリー」-遠くへ行かないで
7.ビゼー:「カルメン」-ハバネラ:恋は野の鳥
8.ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」-私の亡くなった母が
9.ケルビーニ:「メデア」-貴方の息子たちの母親が
10.マスネ:「ル・シッド」-泣け、泣け、わが瞳よ
11.チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」-哀れな花よ
12.ヴェルディ:「椿姫」-ああ、そはかの人か
13.ヴェルディ:「椿姫」-花から花へ*
ボーナス・トラック(デラックス・エディション用)
14.ビゼー:「カルメン」-ハバネラ:恋は野の鳥**
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ジェイムズ・ヴァレンティ(テナー)*
マリア・カラス(ソプラノ)**
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
マルコ・アルミリャート指揮

CDCW-0843772 ¥1580
ゲオルギュー/マリア・カラスへのオマージュ
(スタンダード・エディション)
デジパック 24Pブックレット(ゲオルギューのエッセイ、歌詞-英語、
フランス語、ドイツ語、オリジナル)

CZS-0852952(13CD+1CDROM) ¥3750
グレート・カセドラル・オルガン(限定盤)
1960年代後半に、イギリスの優れたカセドラル付属のオルガン、オルガニスト、
オルガン音楽を組み合わせて19枚のLPが制作されました。本ボックスはその音
源を完全CD化したもので、ボーナス・トラック、ボーナス・ディスクを追加し
て13CDで発売、詳細なブックレット・データはCDROMに収録されています。
クラムシェル・ボックス 各ディスク紙製ケース入り
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/emi2011_10.html




<Satirino>
SR 111 ¥2300
晴れた日に -
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックからの小品集 ――
マンディ:ファンタジア#
ダウランド:パヴァーナ・ラクリメ+
バード:ガイヤルド+
フィリップス:ジュリオ・ロマーノのアマリッリ*
作曲者不詳:ホワイ・アスク・ユー*
ファーナビー:風見鶏+
ギボンズ:パヴァーナ*
バード:森はこんなに荒れて#/ピアソン:秋の葉*
トムキンズ:バラフォスタスの夢#
バード:女王のアルマン*
リチャードソン:パヴァーナによる変奏曲#、ガイヤルドによる変奏曲#
ブル:ウォルシンガム+
ケネス・ワイス(ヴァージナル*&フレミッシュ・ハープシコード#&イタリア
ン・ハープシコード+)
レザール・フロリサンではウィリアム・クリスティのアシスタント(1990-1993)、
共同監督(2002年&2005年&2007年)を務め、現在はソリスト、名門ジュリアー
ド音楽院の教授として活躍するグスタフ・レオンハルトの高弟ケネス・ワイス。
J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(SR 091)に続くライヴ・レコーディング
・シリーズ第2弾となる新録音は、イギリス楽壇の大いなる遺産「フィッツウィ
リアム・ヴァージナル・ブック」からの小品集!
舞台は北フランス、ブローニュ・シュル・メール近郊のシャトー・ダルドロで
行われたミッドサマー・フェスティヴァル。ケネス・ワイスが弾く3台の楽器、
ヴァージナル、フェレミッシュ・ハープシコード、イタリアン・ハープシコー
ドによって生命を吹き込まれた16-17世紀イギリスの小品たちが自然に、そし
て表情豊かに躍動する。
録音(ライヴ):2010年6月19日-20日、シャトー・ダルドロ(フランス)
使用楽器:ヴァージナル - ジャン=リュク・ヴォルフ=ダシー2006年製(アレ
ッサンドロ・ベルトロッティ、ヴェローナ1585のレプリカ)/フレミッシュ・
ハープシコード - マルク・デュコルネ2005年製(ヨハネス・リュッカース、
アントワープ17世紀初期のレプリカ)/イタリアン・ハープシコード - マルク
・デュコルネ2007年製(C.グリマルディ、メッシーナ1697のレプリカ)

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11-08 No.31-2

2011年08月31日 20時32分20秒 | Weblog
<Somm>
SOMMCD 0106 ¥1780
ラッスス:
マタイ受難曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス(6声)/見よ、人よ(7声)/
音楽は神の最良の贈り物(6声)
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
エクス・カシドラ・コンソート、
ニコラス・マルロイ(テノール/エヴァンゲリスト)、
グレッグ・スキッドモア(バリトン/イエス)
エクス・カシドラ・コンソートが取り上げる後期ルネサンス時代を生きたフラ
ンドル楽派の巨匠、オルランド・ディ・ラッスス(1532-1594)の「マタイ受難
曲」は、イギリス有数の古楽、合唱指揮者ジェフリー・スキッドモアの60歳記
念レコーディング。
ラッススは全ての福音書(マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカ)を題材とした受難曲
を作曲しており、「マタイ受難曲」はフランドル楽派の高度なポリフォニー、
無伴奏合唱という特徴的な技法。スタイルを持っている。
録音:2009年7月20日-21日、オール・セインツ教会(ロンドン)

SOMMCD 0109 ¥1780
マーラー:
大地の歌(室内楽版/シェーンベルク&リーン編)
さすらう若人の歌(室内楽版/シェーンベルク編)*
ケネス・ウッズ(指揮)、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン、
エマ・カーティス(アルト)、ブレナン・ギロリー(テノール)、
デイヴィッド・スタウト(バリトン)*
カーティス指揮の室内"オーケストラ版"マーラーの「交響曲第4番」
(SOMMCD 245)に続く、オーケストラ・オヴ・ザ・スワン(OOTS)のマーラー・
アニヴァーサリー・リリースは、"室内楽版"「大地の歌」と「さすらう若人の
歌」!
ハンス・ガル&シューベルト(AV 2230)で知名度を上げたウッズ&OOTSのマー
ラーは、室内楽編成ならではのスマートな響きと、ソリストとオーケストラの
精巧なバランスが印象的な好演奏。
録音:2010年11月19日、タウンセンド・ホール(シップストン・オン・ストゥー
ル/イギリス)

SOMMCD 0104 ¥1780
メンデルスゾーン:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調Op.6/変奏曲変ホ長調Op.82
無言歌第3番イ長調Op.19-3/無言歌第5番嬰ヘ短調Op.19-5
無言歌第20番変ホ長調Op.53-2/無言歌第29番イ短調Op.62-5
無言歌第34番ハ長調Op.67-4/無言歌第18番変イ長調Op.38-6
幻想曲嬰ヘ短調Op.28
アラスデア・ビートソン(ピアノ)
アラスデア・ビートソンは、2002年にイギリス王立音楽大学を一等賞&ゴール
デン・ジュビリー賞を受賞して卒業し、アメリカのインディアナ大学ではメナ
ヘム・プレスラーにピアノ学んだ新鋭ピアニスト。柔らかなタッチ、美しい弱
音、巧みなデュナーミクが幻想的なメンデルスゾーンを響かせる。
録音:2010年7月12日-13日、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス)

SOMMCD 0107 ¥1780
ブリッジ:ピアノ作品集Vol.3 ――
3つの詩曲/ヒドゥン・ファイアーズ/アラベスク/3つの小品
牧歌小品集第3巻/3つの即興曲(左手のための)冬の牧歌/3つの抒情詩/献呈
子守歌/カンツォネッタ/ガーゴイル
マーク・ベビントン(ピアノ)
近代イギリスのピアノ作品の演奏、レコーディングをライフワークとしている
ピアニスト、マーク・ベビントンのフランク・ブリッジ第3巻。第1曲がフラン
ス印象派的な作風、深い精神性を感じさせる左手のための「3つの即興曲」は、
ブリッジのピアノ作品の中で特に秀作として名高い。
録音:2010年1月4日-5日、CBSOセンター(バーミンガム)

SOMMCD 244 ¥2180
コープランド:クラリネット協奏曲
フィンジ:ロマンス、クラリネット協奏曲
コープランド:アパラチアの春
サラ・ウィリアムソン(クラリネット)、デイヴィッド・カーティス(指揮)、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
哀愁を帯びた美しき旋律、フィンジの「クラリネット協奏曲」、20世紀アメリ
カの重要作コープランドの「クラリネット協奏曲」を吹くのは、2002年BBCヤ
ング・ミュージシャン・コンペティションのファイナリスト、サラ・ウィリア
ムソン。磨き抜かれた伸びやかなサウンド、安定感のあるテクニックは、イギ
リス・クラリネット界のニュースター誕生を予感させるに十分。
2009年10月15日-16日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 243 ¥2180
エルガー:艦隊の攻撃、インサイド・ザ・バー、大汽船、エレジー
アンセル:序曲《プリマス・ホー》
アイアランド:兵士、ビューグルよ鳴り響け
ウッド:序曲《マン島》
ジャーマン:大汽船
アンセル:序曲《ウィンドジャマー》
ウッド:行進曲《イングランドのエリザベス》
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、トム・ヒギンズ(指揮)、
ギルドフォード・フィルハーモニー管弦楽団
1917年に初演されたエルガーの秘曲、『4人のバリトンと管弦楽のための「艦
隊の攻撃」』の2009年新録音!「艦隊の攻撃」の他にもエルガーや、アンセ
ル、アイアランド、ジャーマンなどのレアな作品を多数収録。英国音楽ファン
にオススメ。2009年5月9日-10日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 098 ¥1780
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》(2台ピアノ版)
ラフマニノフ:交響的舞曲(2台ピアノ版)
マルコム・ウィルソン(ピアノ)、フィリップ・マーティン(ピアノ)
バーミンガム音楽院で教鞭を執っていたマルコム・ウィルソンとフィリップ・
マーテンのピアノ・デュオ。ウィルソン&マーティンのピアノ・デュオは1980
年代から活動を続けており、このラフマニノフ&ストラヴィンスキーでも2人
のコンビネーションは絶妙!2作品とも2台ピアノ連弾での演奏。
2009年3月30日-31日の録音。弊社初紹介。

SOMMCD 097 ¥1780
デイル:ピアノ・ソナタ ニ短調
ハールストーン:ピアノ・ソナタ ヘ短調(世界初録音)
マーク・ベビントン(ピアノ)
ボーウェンとバックスの同世代であり早熟の天才ベンジャミン・デイルの「ピ
アノ・ソナタ」と、世界初録音となるハールストーンの「ピアノ・ソナタ」を
カップリング。デイルの「ピアノ・ソナタ」はハイペリオンからダニー・ドラ
イヴァーのレコーディング(CDA 67827)がリリースされるなど、本格的な再評
価の機運到来が期待される。2006年1月5日-6日の録音。弊社初紹介。

●Somm(Beecham)
SOMM-BEECHAM 25 ¥1650
トーマス・ビーチャム・コレクション ――
リスト:ファウスト交響曲(全曲初CD化)
アレグザンダー・ヤング(テノール)、
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ビーチャム合唱協会
1946年に自信が創設したロイヤル・フィルを振ってのリスト「ファウスト交響
曲」は、1956年11月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録
音。ビーチャムが振る神々しく瞑想的な「神秘の合唱」が、RPOとの「ファウ
スト交響曲」のラストを飾る。
録音:1956年11月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
デジタル・リマスター:ゲイリー・ムーア/弊社初紹介

SOMM-BEECHAM 24 ¥1650
トーマス・ビーチャム・コレクション ――
モーラン:シンフォニエッタ/ダンディ:山の夏の日Op.61*
バーナーズ:バレエ組曲《ネプチューンの勝利》(全曲初CD化)
トーマス・ビーチャム(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団*、
トレヴァー・アントニー(バス)
イギリスのモーラン、バーナーズ、フランスのダンディの管弦楽作品集は、ビ
ーチャムが誇った膨大な数のレパートリーの凄さを再確認させてくれるプログ
ラム。バーナーズの「ネプチューンの勝利」では、第8曲が当時のコンサート
でも割愛されたため未収録となっている。
録音:1947年4月26日、ロイヤル・アルバート・ホール(モーラン)、
1951年10月6日、メイダ・ヴェール・スタジオ(ダンディ)、
1946年11月10日、デイヴィス・シアター(バーナーズ)
デジタル・リマスター:ゲイリー・ムーア/弊社初紹介





<Euridice>
EUCD 57
エル・アルバイシン ――
アルベニス:エル・アルバイシン
スカルラッティ:ソナタK.340、ソナタK.175
アルベニス:ロンデーニャ、アルメリア、トゥリアーナ
オアナ:20世紀
フレヴォ・ギターデュオ
フレヴォ・ギターデュオは、1995年に結成されたノルウェーのアンサンブル。
ギター・デュオ・ヴァージョンにアレンジされたアルベニスからはスペインの
景色が浮かび上がり、スカルラッティからは爽やかなイタリア・バロックの風
が吹き抜ける。





<Libra Classics>
LCD 1013 ¥2300
ブリンヤル・ホフ・プレイズ・グリーグ、バッハ、
ガーシュウィン&アンコール ――
グリーグ:2つのノルウェー舞曲/バルトーク:3つの民謡
J.S.バッハ:アダージョ/ガーシュウィン:ポーギーとベスより
ホルフォード:舞曲/サン=サーンス:白鳥/オーリック:即興曲
フィオッコ:アリオーソ/ヘンデル:ロンド/メンデルスゾーン:歌の翼に
ニールセン:舞曲/ラフマニノフ:ヴォカリーズ/ラモー:タンブラン
レスニコフ:ロマンス/ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ヴィヴァルディ:ラルゴ/ホルフォード:ゴブリン/フランク:小品第5番
パーセル:ロンドー/チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが
ハルヴォルセン:2つのノルウェー民謡/ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
テンプルトン:スケルツォ・カプリース
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)、ロバート・レヴィン(ピアノ)、
アルンヒルド・ヴィク(ピアノ)
15歳(!)でトロンハイム交響楽団の首席奏者に就任し、名門オスロ・フィルで
は20年にわたり木管セクションを支えた北欧の名オーボエ奏者ブリンヤル・ホ
フ。グリーグ、ニールセン、ハルヴォルセンの作品も忘れずに収録された北欧
の奏者ならではのアンコール・ピース集。

LCD 1014 ¥2300
オーボエ・ソナタ集 ――
ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ ヘ長調
サン=サーンス:オーボエ・ソナタOp.166/プーランク:オーボエ・ソナタ
ピストン:組曲/ルイエ:オーボエ・ソナタ ハ長調
ブリテン:2つの昆虫の小品/ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
ブリンヤル・ホフ(オーボエ)、アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)、
カーレ・エルヌング(ピアノ)、アンネ・エリーネ・リスナス(ピアノ)、
ロバート・レヴィン(ピアノ)、ヴォルフガング・プラッゲ(ピアノ)
2003年に現役を引退したブリンヤル・ホフが1975年から1987年にかけたライヴ
・リサイタルとスタジオ・レコーディングによるオーボエ・ソナタ集。





<Bergen Digital>
BD 7068CD ¥2300
スキーの抒情曲集 ――
ホルムセン:
ヴィルヘルム・クラグの詩による3つの歌曲Op.14、バルヴィゼOp.13
シェルドス:無伴奏ギターのためのロマンティックな組曲Op.61
ゴートハウグ:ノルウェー民謡による変奏曲Op.51
シェルドス:
無伴奏ギターのための即興曲Op.75、ギターのための4つのバガテルOp.67
ゴートハウグ:オルガンのための小組曲Op.52
シェルドス:ロマンサ・アモローソとコンチタート
ダグフィン・クラウセン(オルガン)、ロイ・ヘニング・スニエン(ソプラノ)、
エレーヌ・ウォルド(ソプラノ)、ヴェガルド・ルンド(ギター)、
ハルドール・メーランド(ピアノ)
抒情的な旋律を持つ19世紀後期-20世紀ノルウェーの、声楽、ギター、オルガ
ンのための作品集。





<turnleft>
TurnCD 23 ¥2300
ロルフ・マグネ・シュミット・アッセル:光度
ロルフ・マグネ・シュミット・アッセル(ヴォーカル)、他
ホーミーのような特殊歌唱法とエレクトリック・サウンドがミックスされたノ
ルウェーのコンテンポラリー・アルバム。





<BRIDGE>
BCD 9339 ¥1980
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.2」
モーツァルト(1756-1791):
(1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413(カデンツァ:モーツァルト)
(2)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
(カデンツァ:第1楽章・ベートーヴェン,
第3楽章・クリスティアン・ツァハリス)
(3)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467(カデンツァ:ディヌ・リパッティ)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
ジモン・ガウデンツ指揮
オーゼンセ交響楽団
前回の第24-27番(BCD9328)に続くモーツァルト:ピアノ協奏曲シリーズ第2弾。
前回もフォーレやランドフスカなどのカデンツァを使用して効果をあげていま
したが、今回もベートーヴェン、ツァハリス、リパッティと様々なカデンツァ
を使用しています。
プリマコフはロマン派の大曲でそのダイナミックな音楽性を大いに発揮します
が、モーツァルトではころころと真珠のようなタッチから時にモーツァルトで
ありながらベートーヴェンのようなダイナミックなタッチへと表現を多様に使
い分けています。既にバイエルン放送響やフランス国立管などメジャー・オー
ケストラに客演している期待の若手指揮者ガウデンツとオーゼンセ交響楽団は
古楽とモダン的な演奏を折衷しながら変化に富んだ演奏を聴かせてくれます。

BCD 9348 ¥1980
「プリマコフ・プレイズ・ラフマニノフ」
セルゲイ・ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調Op.23-No.2
エレジー変ホ長調Op.3-No.1/前奏曲嬰ト短調Op.32-No.12
前奏曲ト短調Op.23-No.5/前奏曲ニ長調Op.23-No.4
コレルリの主題による変奏曲Op.42/前奏曲ホ長調Op.32-No.3
前奏曲ト長調Op.32-No.5/前奏曲ホ短調Op.32-No.4
前奏曲変ロ長調Op.32-No.2/前奏曲変ホ長調Op.23-No.6
変奏曲ロ短調Op.32-No.10/奏曲嬰ハ短調Op.3-No.2
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2011年1月
当BRIDGEの看板アーティスト、プリマコフが得意とするお国物、ラフマニノフ
の前奏曲を中心としたピアノ作品集。ラフマニノフを取り上げるのはこのCDが
初となる。どこまでも澄み切った、むらのないタッチから紡ぎだされるクリス
タルのようなラフマニノフはこれまでになかったラフマニノフ像を確立してい
る。特にコレルリの主題による変奏曲Op.42は圧巻。

BCD 9336 ¥1980
「ポール・ルーザースの音楽第6集」
(1)ピアノ協奏曲第2番(2009-10)
(2)ベル・カント(2004)
(3)宇宙の海の岸辺のセレナード(2004)
(1)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)、
トマス・セナゴー指揮ノルウェー放送管弦楽団、
(2)ルネ・トンスゴー・セーレンセン(Vn)、
(3)ミッコ・ルオマ(アコーディオン)、イオ弦楽四重奏団
録音:2009/2010年
ポール・ルーザースは1949年デンマーク出身の作曲家で作品はアメリカ、イギ
リス、デンマークで盛んに演奏されている。ピアノの貴公子プリマコフを独奏
者に迎えての最新作ピアノ協奏曲第2番はバルトークのそれを思わせるエネル
ギッシュな音楽。《宇宙の海の岸辺のセレナード》はアコーディオンと弦楽四
重奏が時にクラスターでぶつかり、また協調しあう現代のロマン主義ともいえ
る秀作。

BCD 9340 2枚組 ¥3960
「ジャン・デガエターニ・イン・コンサート」
CD1)
ベートーヴェン:ゲーテの詩による3つの歌曲、星空の下の夕べの歌
フランシス・プーランク:
祭りに行く男、ギター、これがあなたのやり方、心が支配の手、愛
ケネス・フランゼル:世俗的な望み/
ジョージ・クラム:3つの初期歌曲、眠る人/ドビュッシー:勇敢な祭り
CD2)
R.シュトラウス:献身、私は宮廷の愛を運ぶ、お休み私の魂よ、朝
ガーシュイン:わが愛はここに/スタンレイ・ウォールデン:3人の淑女
F.J.ハイドン:ナクソスのアリアンナ
ジャン・デガエターニ(メゾソプラノ)、
ギルバート・カリッシュ(Pf)
録音:1987年
アメリカのメゾソプラノ歌手ジャン・デガエターニ(1933-1989)の当BRIDGEで
は9枚目となるアルバム。彼女はジュリアード音楽学校に学び、古典から現代
音楽までこなす一方、卓越した語学力でドイツ、フランス歌曲、中世ルネサン
ス歌曲まで歌う驚異的なレパートリーを誇った。広い声域と確かな音程、澄み
切った声は現代作品で特に生かされ、彼女の歌ったシェーンベルクの「月に憑
かれたピエロ」は名盤として名高い。またジョージ・クラムの声楽曲の多くは
彼女のために作曲された。ベートーヴェンの歌曲、ドビュッシー、プーランク
のシャンソン、現代作品どれを聴いても高い完成度を保っている。ドーン・
アップショー、ルネ・フレミングの師匠としても知られるデガエターニの主要
なレパートリーを満遍なくコンパクトにまとめた貴重なリサイタルのライヴ録
音。名ピアニスト、ギルバート・カリッシュの伴奏もすばらしい。

BCD 9338 ¥1980
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
無言歌Op.53-No.2(ピアノ三重奏曲版)
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
アージェンタ三重奏団:
【ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、ドミトリ・アタパイン(Vc)、
ジェームズ・ウィン(Pf)】
録音:2010年10月
アルジェンタ三重奏団はアメリカ・ネヴァダ大学のレジデンス・アンサンブル。
ヴァイオリンのステファニー・サンタンブロジオはドホナーニ時代のクリーズ
ランド管弦楽団でセカンド・ヴァイオリンの副首席を務め、サンアントニオ響
のコンサート・ミストレスを歴任しネヴァダ大学で後進の指導にもあたってい
る。またピアノのウィンと共にモーツァルトのソナタ集の録音もある(MSRレー
ベル、MS1305)。チェロのドミトリ・アタパインはサンクト・ペテルブルク音
楽院に学び東京カルテットと共演したこともある。ピアノのジェームズ・ウィ
ンはピューリッツァー賞受賞作曲家でもありネヴァダ大学で作曲と理論の教鞭
を執っている。大変軽やかで淀みのないメンデルスゾーンで無言歌のピアノ三
重奏編曲版も楽しい。

BCD 9343 ¥1980
「アーリーン・シエラ(b.1970):作品集Vol.1」
(1)蝉貝(2006)/
(2)「鳥と昆虫」第1巻(2007)
(3)サラウンデド・グラウンド(2008)
(4)2つのネルーダ賛歌-(2004)
(5)コルメナ-14奏者のための(2008)
(6)バリスター-13奏者のための(2001)
(1)(5)(6)ジョイス・オグレン指揮
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル
(2)ヴァシリー・プリマコフ(Pf)、
(3)ダイダロス弦楽四重奏団、チャールズ・ナイディッチ(Cl)、
スティーヴン・ゴスリング(P)
(4)スーザン・ナルッキ(S)、Rラマクリシュナン(Vc)、S.ゴスリング(P)
アーリーン・シエッラはジェイコブ・ドラッグマンに師事した若手女性作曲家。
無調様式のなかに様々な素材がめまぐるしく登場し展開される。ウェーベルン
とミニマルを掛け合わせたおうな独自の点描主義音楽。

BCD 9353 ¥1980
「ビート・セラピー」-ドミトリ・ティモチコ:作品集
ループ&スウィング/カチュンク/カトリーナ・ストンプ/神秘的な訪問者
地震/夢はきっと叶う
ドミトリ・ティモチコと彼のお友達
録音:2010年
ドミトリ・ティモッコはマサチューセッツ出身のピアニスト、作曲家。ジャズ
とロックの分野で活躍。本CDはフュージョン系のジャズを演奏している。




<DREYER-GAIDO>
CD 21055 ¥1980
「二人のマルギット・カーン」-アコーディオンとエレクトロニクスの音楽
エディソン・デニソフ(1929-1996):暗闇から光へ(1995)
アリ・ゴルジ(b.1978):フラッター・フリューゲル(2006)
ヨアヒム・ハインツ:影(2006)
サミール・オデー=タミミ(b.1970):ツラリム(2007)
シャーロッテ・ザイター(b.1965):出発の目録(2006)
マーギット・ケルン(アコーディオン&エレクトロニクス)
録音:2009年4月
マーギット・ケルンは1967年生まれで、フーゴー・ノースにアコーディオンを
学んだ他、現代音楽についての学位も取得している。ソロの他、アンサンブル
・モデルン、アンサンブル・アンテグラル、ムジーク・ファブリクなどヨーロ
ッパの主要な現代音楽アンサンブルに参加している。収められた作品は何れも
アコーディオンのクラスターを中心にした音響と電子音を組み合わせた宇宙的
な拡がりを持つ作品。

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11-08 No.30-1

2011年08月31日 20時31分56秒 | Weblog
<Euro Arts>
20 55168(DVD-Video) ¥2900
字幕:
ラテン語、英、独、仏
モーツァルト:
戴冠ミサK.278、
教会ソナタK.278/K.329、
大ミサ曲ハ短調-クレド(エト・インカルナトゥス・エスト)*、
聖証者のための盛儀晩祷ヴェスペレより「ラウダテ・ドミヌム」*、
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、
リタニアK.195より「アニュス・デイ」*
ドキュメンタリー:モーツァルト・イン・ウィーン
ウィーン少年合唱団
ベルトラン・ド・ビリー(指)ウィーン放送交響楽団
サンドリーヌ・ピオー(S)* コルス・ヴィエネンシス
収録:2006年1月27日聖シュテファン大聖堂、ウィーン(ライヴ)
モーツァルト生誕250年であった2006年に行われたウィーン少年合唱団による
コンサート映像。コンサートが行われた聖シュテファン大聖堂はモーツァルト
の結婚式と葬儀が行われた場所でもあります。ハイドン、モーツァルト、シュ
ーベルト、ブルックナーがかつて所属し、500年以上の歴史を持つウィーン少
年合唱団。ソプラノはサンドリーヌ・ピオー、演奏はウィーン放送交響楽団、
指揮はベルトラン・ド・ビリーが行い祝賀コンサートを盛り上げています。
教会全体にオーケストラが重厚に響き渡り、ウィーン少年合唱団の澄んだ歌声
が美しく広がり、聖シュテファン大聖堂の自然な音響効果で、一層特別な雰囲
気を作り出しています。
ボーナスには「モーツァルト・イン・ウィーン」と題されたドキュメンタリー
で、フィガロハウスなどの調査でモーツァルトとウィーンの特別な関係を映し
出しています。

20 55158(DVD-Video) ¥2900
モーツァルト:
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-序曲、
クラリネット協奏曲イ長調K.622、
交響曲 第38番 ニ長調 「プラハ」K.504
シャロン・カム(バセット・クラリネット)
マンフレート・ホーネック(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2006年1月27日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」が初演されたプラハのエステート
劇場で、モーツァルトの誕生日1月27日に行われた生誕250年記念コンサート映
像。「ドン・ジョヴァンニ」の序曲から始まり、華麗なる妙技で聴かせるシャ
ロン・カムがオリジナルのバセット・クラリネットで演奏したクラリネット協
奏曲。マンフレート・ホーネック指揮、チェコ・フィルの演奏によるプラハ交
響曲。とモーツァルトの有名作品をヨーロッパで最も美しい劇場の一つである、
エステート劇場の由緒ある響きの中で堪能することができます。




<Mariinsky>
MAR 0515(Blu-ray) ¥3650
MAR 0513(DVD-Video) ¥2700
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)同第5番ホ短調Op.64
(3)同第6番ロ短調Op.74「悲愴」
+ゲルギエフ・インタビュー(トミー・ピエルソン監督)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管
[収録:2010年1月25、26&29日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)]
ゲルギエフのチャイコフスキーの交響曲といえば、語り草となっている2009年
のN響との「悲愴」のすごさを思い出しますが、CDでは何と言ってもウィーン
・フィルとの共演盤が知られています。あれから10数年を経て、今や円熟の彼
が満を持しての再録音に臨みました。それも手兵マリインスキー劇場管を率い
ているのが大注目。音だけでなく、パリのサル・プレイエルでのコンサートが
映像となっているのも注目。フランスのソダペラガやメッツォとの共同制作で、
画像の美しさに驚かされます。ゲルギエフと団員たちの真剣な表情に釘付けと
なってしまいます。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。堂々と巨匠風な音楽作りで奇をてらった
り、これ見よがしなところは少なく、チャイコフスキーの音楽への深い理解に
あふれる感動的名演を繰り広げています。第5番第1楽章の優美な第2主題など、
独特のためがムラヴィンスキーを彷彿させる絶妙さで、ゲルギエフこそがロシ
アの指揮の伝統を守り抜いていることを実感させてくれます。間違いなく、
21世紀に出現したチャイコフスキーの交響曲録音の白眉と申せましょう。

MAR 0516(Blu-ray) ¥3650
MAR 0514(DVD-Video) ¥2700
バランシン:ジュエルズ
(音楽:フォーレ、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー)
ボーナス:ゲルギエフ・インタビュー(トミー・ピエルソン監督)
(「ジュエルズ」について(英語)(約7分)/字幕なし)
ウリヤナ・ロパートキナ、イーゴリ・ゼレンスキー、
イリーナ・ゴルプ、アンドリアン・ファジェーエフ、
ジャンナ・アユポワ、マリインスキー劇場バレエ団
トゥガン・ソヒエフ(指)マリインスキー劇場管
収録:2006年4月
20世紀のバレエの神様、ジョージ・バランシンが1967年にニューヨーク・シ
ティ・バレエのために制作した全3場のバレエ「ジュエルズ(宝石)」。今日で
はすっかりマリインスキー・バレエの定番レパートリーとなった観があります。
もともとバランシンはマリインスキー劇場でバレエダンサーとして働き、生涯
その伝統を根底に置いていたので、ニューヨーク・シティ・バレエ以外、世界
で最もこの作品に向いている団体と申せましょう。ことにロパートキナの当た
り役で、それを高画質で鑑賞できるのは感涙モノです。
全3場で、第1場「エメラルド」はフォーレの「ペレアスとメリザンド」と
「シャイロック」の音楽が用いられ、フランス風の振付が魅力。第2場「ルビ
ー」はストラヴィンスキーの「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」が用い
られ、ケークウォークなどアメリカ的な振付が施されています。第3場「ダイ
ヤモンド」はチャイコフスキーの交響曲第3番の終楽章が用いられ、帝政ロシ
ア・バレエ最良の煌めきにあふれる振付となっています。
何よりダンサーの豪華さに驚かされますが、なかでもロパートキナの素晴らし
さは別格、息をのむ美しさ。オーストリア放送協会との共同による画質のクリ
アさで、あたかも劇場にいるかのような錯覚にとらわれるクオリティの高さで
す。音楽はソヒエフ指揮によるマリインスキー劇場管。ゲルギエフゆずりの熱
っぽくエネルギーに満ちた音楽作りはさすが。同じコーカサスの血をひくバラ
ンシンへの敬表にあふれています。




<Audite>
AU 92548(SACD-Hybrid) ¥2300
J.S. バッハと南ドイツの伝統
1. J.S.バッハ:トッカータ(前奏曲)ヘ長調 BWV540-1
2. -6. ムッファト:トッカータより第1番-第5番
7.-11. パッヘルベル:マニフィカト 第1旋法より第5,6,8,1,4番*
12. J.S.バッハ:わが魂は主をあがめ BWV733 *
13.-15. 同:トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529
16. ケルル:トッカータ第1番
17. フローベルガー:カプリッチョ第12番
18. J.S.バッハ:フーガ ヘ長調 BWV540-2
マルティン・ノイ(パイプオルガン)
ヴィルフリード・ロンバッハ(テノール)*
録音: 2010年5月28日、聖ヨハン教会、ラウフェンブルク
【ブラウシス・ベルナウアー制作オルガン(1779)】(1.-6.,13.-18.)、
2010年6月26-28日、聖フランツィスクス教会、シュトゥットガルト、
オーバートゥルクハイム
【メッツラー制作オルガン(2005)】(7.-12.)
オルガンの名手マルティン・ノイがバッハとドイツの作曲者をフューチャーす
る好評シリーズ、その第2弾です。前作第1弾では、『J.S. バッハと北ドイツ
の伝統』(AU 92547)と題し、聖オットー教会にある現代最高のオルガン・ビル
ダー、アーレントが制作したオルガンを使用し、バッハ、ベームなどの作品を
完成度の高い演奏で披露してくれました。期待の第2弾は『J.S. バッハと南ド
イツの伝統』と題し、バッハと南ドイツに関わりの深い作品をおさめたディス
クです。作曲者は以下の通りで、ザルツブルク大司教の宮廷オルガニストを務
めたゲオルク・ムッファト(1653-1704)、「カノン」で有名でドイツ・バロッ
ク音楽の発展のうえで、バッハの先人として重要な位置にあるヨハン・パッヘ
ルベル(1653-1706)、現在ではその名を知られることの少ないヨハン・カスパ
ール・ケルル(1627-1693)、フレスコバルディに師事し多くのオルガン作品を
残したフローベルガー(1616洗礼-1667)、そしてJ.S.バッハです。オルガン音
楽の全盛期であった時代の特徴である非常に華やかで即興的な要素を含む各作
品と、メンデルスゾーンが「まるで教会が崩れ落ちようとするかのようだ」と
評した、大胆な転調部分が魅力のJ.S.バッハの大曲、トッカータ(前奏曲)とフ
ーガヘ長調 BWV540を収録したこのアルバムは、オルガン愛好者ばかりでなく、
多くのクラシック・ファンに聴いてほしい充実の内容です(今回もAuditeレー
ベルが誇る高音質優秀録音でSACD Hybridです)。また、通常オルガンで弾かれ
るコラールをテノールが担当しているパッヘルベルのマニフィカト、J.S.バッ
ハの「わが魂は主をあがめ」BWV733にも注目です。演奏のマルティン・ノイは
J.S. バッハ国際コンクール入賞の経歴をもち主で、非常に端正で卓越したア
ーティキュレーション、そして、曲目と使用するオルガンにあった的確なレジ
ストレーションは現代屈指のオルガニストと言えましょう。現在ロイトリンゲ
ンの聖エリーザベト教会、聖ペーター教会と聖ポール教会の専属オルガニスト
です。一方テノールのヴィルフリード・ロンバッハは現在聖ヨハネス教会の聖
歌隊指揮者を務め、ヨーロッパを中心に古楽のテノール歌手としても活躍して
おります。




<Orfeo>
ORFEOR 843112 2枚組 ¥4160
ヴェルディ:歌劇「マクベス」全曲
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br マクベス)
グレース・バンブリー(S マクベス夫人)
ペーター・ラッガー(B バンクォ)
ボジェナ・ルク=フォチッチ(Ms 侍女)
エルマンノ・ロレンツィ(T マクダフ)
フランシスコ・ラザロ(T マルコム)
アロイス・ペルネルシュトルファー(B 医者)
ヴァルター・ラニンガー(B マクベスの従者)
ヘルベルト・ラックナー(B 刺客)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
ザルツブルク音楽祭室内合唱団
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1964年8月7日フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭ライブ)
(ORFオーストリア放送音源)
1956年、ザルツブルク音楽祭音楽監督に就任したカラヤンはその目玉企画とし
て「ヴェルディ・チクルス」を打ち出し、「ファルスタッフ」を皮切りに「ド
ン・カルロ」「イル・トロヴァトーレ」「オテロ」「アイーダ」を自ら指揮し
て大成功を収めますが、1964年の「マクベス」は例外的にサヴァリッシュによ
る指揮とオスカー・フリッツ・シュー演出で上演され、今日まで語り継がれる
大変な名演となりました。まず特筆すべきは当時40歳のサヴァリッシュの指揮。
後年の大家然としたオーソドックスなものとは全く趣を異にした、若々しく燃
えあがる演奏が圧倒的です。この上演では前奏曲がカットされいきなり緊迫し
た魔女の場面からはじまりますが、この演出が情熱的な指揮にぴったりはまり、
最初から最後まで耳が離せません。マクベスが祝宴の席でバンクォの亡霊を見
る場面(二幕)など、フィッシャー=ディースカウによる迫真の歌唱と相まって
今だ聴いたことのない凄まじい迫力!一方、マクベス夫妻の緻密な性格表現も
巧みで、サヴァリッシュの偉大な才能を改めて認識させられます。歌手では、
フィッシャー=ディースカウとバンブリーがともに「明るめ」の声でマクベス
夫妻を演じていることが大きな特徴。フィッシャー=ディースカウの演じるマ
クベスでは、かつては皆から尊敬を集めた勇士であったことを思い出させ、そ
の凋落ぶりの悲劇性が一層際立っています。バンブリーは、同時期(1962年)に
やはりサヴァリッシュ指揮で「タンホイザー」をバイロイトで歌った際の「黒
いヴィーナス」という評そのもの。醜さを強調されがちなマクベス夫人像とは
一線を画す、美しくしなやかな解釈は、原作にある「きれいは汚い、汚いはき
れい」というシェイクスピアの謎掛けに応える、非常に説得力のあるものです。
録音はモノラルながら、劇場的感興をよく捉えた優れたもの。聴き逃せない爆
演です!




<BR KLASSIK>
900306 ¥2080
ルチア・ポップ GREAT SINGERS
1.シュトルツ(1880-1975):「お気に入り」より「君はわが心の皇帝」
2.シュトルツ:
「絹をまとったヴェヌス」より「あなたのヴァイオリンを弾いてよ」
3.レハール(1870-1948):
「パガニーニ」より「私はわからない-愛は地上の天国」
4.ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」より「すてきな人がきたときは」
5.ロルツィング(1801-1851):
「ウンディーネ」より「そののち、私が知ってる全ての事柄を」
6.ヘンデル(1685-1759):
「ジュリオ・チェザーレ」より「彼女の目、それを私は愛している」
7.モーツァルト(1756-1791):
「フィガロの結婚」より「ついにその時がきたわ」
8.モーツァルト:「フィガロの結婚」より「愛の喜びよ、早く来い」
9.ロッシーニ(1792-1868):
「セビリアの理髪師」より「今の歌声は心にひびく」
10.ドニゼッティ(1797-1848):
「ドン・パスクァーレ」より「騎士はあの眼差しを」
11.ドニゼッティ:
「ドン・パスクァーレ」より「私もその不思議な力は知ってるわ」
12.スメタナ(1824-1884):「売られた花嫁」より「ああ、何と言う苦痛」
13.スメタナ:「売られた花嫁」より「あたりは奇妙なほど静かだ」
14.モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌム K399
ミュンヘン放送管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベルッケ(指揮)…1-3
ハンス・ザノテッリ(指揮)…4-5/クルト・アイヒホルン(指揮)…6-11
ハインツ・ワルベルク(指揮)…12.13
レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団…14
ランベルト・ガルデッリ(指揮)…14
録音 1968、1972、1979、1980、1982年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサ
ート」より
今なお光を放つ永遠のスープレッド・ソプラノ、ルチア・ポップの秘蔵音源!「20
世紀最高のスザンナ」として、全ての人から愛されていた名歌手ルチア・ポッ
プ(1939-1993)。チャーミングで清楚な歌い口と、艶やかな声、そして可憐な
容姿で国際的に活躍。彼女が54歳という若さでこの世を去ってしまった時は、
全世界のファンが悲しみの涙にくれたことは言うまでもありません。彼女の当
たり役は、何と言っても前述の「フィガロの結婚」のスザンナであり、また、
あのクライバーの伝説的名演「こうもり」のアデーレでしょう。もちろん他の
ドイツ・オペラも得意としていたことは間違いありません。また、リート歌手
としてはマーラー、R.シュトラウスなどロマン派の作品がレパートリーの中心
でした。この1968年から1982年の日曜コンサートでは、彼女お得意のモーツァ
ルトや、お国もののスメタナを始め、いくつかのオペレッタ(この分野でも素
晴らしい歌を披露)、そして、声が円熟してからレパートリーを広げたドニゼ
ッティなど、彼女の多彩な表情を伺い知ることができます。21世紀の今、彼女
を越えるスザンナは現れるのでしょうか?

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11-08 No.30-2

2011年08月31日 20時31分24秒 | Weblog
<LPO>
LPO-0057 ¥2080
1.シベリウス(1865-1957):交響詩「ポヒョラの娘」Op.49
2-4.シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
5-7.ルトスワフスキ(1913-1994):管弦楽のための協奏曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
録音 ロンドン ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2008年2月20日…5-7, 2008年10月15日…1-4
フィンランドの俊英、ユッカ=ペッカ・サラステによる十八番のシベリウスと、
ルトスワフスキという何とも興味深い1枚です。「ポヒョラの娘」はシベリウ
スの作品の中でも壮大で、また物語性をはっきり打ち出したこの音楽であり、
12分程度の短い中に内容がぎっしり詰まっていることで知られています。この
サラステの演奏、お楽しみのクライマックスの部分が若干押さえ気味で、「も
う少し激しくても」と思ってしまうのですが、そこに至るまでの弦、管の絡み
の幽玄なる美しさは一聴の価値ありです。交響曲第5番についても、金管の咆
哮などが影を潜めた渋いもので、よくある「熱く激しい演奏」とは一線を画し
た演奏と言えるでしょう。ルトスワフスキでは精緻なスコア再現が楽しめ、曲
の流れが自然に納得できるという、この曲の特徴である「複雑さ」が良く理解
できる名演です。





<ARTHAUS>
101571(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
108028(Blu-ray) ¥5650
(日本語字幕あり)
ヘンデル:3幕の歌劇(ドランマ・ペル・ムージカ)「アルチーナ」
女魔法使いアルチーナ…アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
騎士ルッジェーロ…ヴァッセリーナ・カサロヴァ(メゾ・ソプラノ)
ルッジェーロの許婚ブラダマンテ…クリスティーナ・ハンマーシュトローム
(アルト)
アルチーナの妹モルガーナ…ヴェロニカ・カンゲミ(ソプラノ)
少年オベルト…アロイス・ミュールバッハー
(ボーイ・ソプラノ-聖フローリアン教会少年合唱団員)
家臣オロンテ…ベンジャミン・ブルンス(テノール)
メリッソ…アダム・プラチェトカ(バス)他
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊/ウィーン国立バレエ
マルク・ミンコフスキ(指揮)
エイドリアン・ノーブル(演出)/アンソニー・ウォード(装置&衣装)
マルコ・アルトゥーロ・マレッリ(演出、舞台装置、照明)
ダグマール・ニーフィンド(衣装)
2010年ウィーン国立歌劇場 ライヴ収録
収録時間:205分+21分(ボーナス…「ビハインド・ザ・シーン」登場人物ヘのイ
ンタヴュー)
字幕:独語、英語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語(BDのみ)
バロックの時代、ルドヴィーコ・アリオストによる叙事詩「狂乱のオルランド」
をモティーフにオペラを書くことが流行していました。3万8736行の長さを誇る
この詩は、魔法使いが登場するは、登場人物が月へと旅行するは、と、荒唐無
稽なもので、リュリ、ヴィヴァルディ、ハイドンを始めとした多数の作曲家た
ちが、この中から自由にエピソードを選び出し独自の作品に仕上げていたので
す。ヘンデルのこの作品は、魔女アルチーナの魔力に捕らわれた騎士ルジェッ
ロが、恋人の力を借りて逃げ出すまでを描いています。最近、斬新な演出が施
されることの多いヘンデル(1685-1759)のオペラですが、ここでは無理な読み替
えなどを行わず、衣装、美しい背景も含めて納得の行く世界を楽しむことがで
きます。歌手は現在最高のバロック・スターたちが集結。中でも主役のアルチ
ーナは、めきめきと頭角を現したアニヤ・ハルテロスが素晴らしい存在感で演
じています。いつも溌剌とした指揮でおなじみのミンコフスキも、また新たな
境地を開いています。

101577(DVD-Video) ¥3450
108029(Blu-ray) ¥5650
ダニエル・バレンボイム -ショパン:ピアノ協奏曲集
1.ハイドン(1732-1809):交響曲 第44番 ホ短調「悲しみ」 Hob.I:44
2.ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
3.ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
4.華麗なるワルツ イ短調 Op.34-2
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
シュターツカペレ・ベルリン
アンドリス・ネルソンス(指揮)
2010年エッセン・フィルハーモニー ライヴ収録
毎年ドイツのエッセンで開催されているルール・ピアノ・フェスティヴァルは、
ドルトムントのコンサートホールを中心に名ピアニストたちが集結。彼らが入
れ替わり立ち替わり多彩な演奏会を繰り広げるという、ピアノ音楽好きにはた
まらない音楽祭として知られています。その音楽祭、2010年のショパン生誕
200年には特別演奏会が企画されました。それは精力的な若き指揮者ネルソン
ズと、シュターツカペレ・ベルリン、そして、演奏活動60周年を迎えた巨匠ダ
ニエル・バレンボイムによる、ショパンの2曲のピアノ協奏曲という魅力的な
プログラムです。演奏会は、情熱あふれるネルソンズの指揮によるジハイドン
の交響曲第44番で幕を開けます。これはハイドンの疾風怒濤期に書かれた名作
で、「悲しみ」というタイトル通り短調で書かれ、この曲のアダージョ楽章は
「自らの葬儀で演奏してほしい」と言ったほどのハイドン自身のお気に入りの
作品でもありました。ネルソンスの若さ溢れる刺激的な指揮による美しいハイ
ドンで、ここでまず、聴衆の熱狂が最初のピークを迎えます。そして、メイン
のショパンの協奏曲です。ショパンが10代の最後に書いた夢のように美しい曲
たちを、バレンボイムは命の脈動を感じさせる優雅さで確実に音にしていきま
す。鍵盤の上を華麗に舞う、バレンボイムの指の動きを目に焼き付けることが
できるのは、まさに映像ならではの楽しみと言えるでしょう。

101586(DVD-Video) ¥5650
108035(Blu-ray) ¥5650
Le Songe-夢 シェークスピアの「真夏の夜の夢」によるバレエ
モンテカルロ・バレエ
コレオグラフィ&映像…ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽…フェリックス・メンデルスゾーン、ダニエル・テルッギ、
ベルトランド・マイヨー
シノグラフィ(背景)…エルネスト・ピニョン=エルネスト
衣装…フィリップ・ギヨテル
2009年モンテカルロ、グリマルディ・フォーラム ライヴ収録
字幕:なし
のびのびと軽やかに踊るダンサーたち。カラフルで印象的な衣装・・・妙にエ
ロティックであったり、コミカルであったりと多種多様・・・、そして何かを
予見させる細やかな動き。この映像からは、ひと時も目を離すことはできませ
ん。その一瞬に世界はがらりと様相を変えてしまうのですから。誰もが知って
いるシェークスピアの古典的名作「真夏の夜の夢」は、今までにも様々な形で
視覚化されてきましたが、このモンテカルロ・バレエによる斬新すぎる舞台は、
まさに夢の世界を構築したもの。クラシック・バレエ、コンテンポラリー・ダ
ンス、そして演劇の枠を飛び越え、妖精たちは自由自在に踊ります。時には厳
粛に。時にはまるでサーカスのばか騒ぎのように。この演出自体は、日本でも
上演され大好評を得ていますが、今回の映像は舞台そのままではなく、スタジ
オで撮影された練りに練られたもの。カメラアングルにも趣向が凝らされてい
て、マイヨーの思い描いた世界が120%再現されているという、ファンにとっ
ても夢のような作品となっています。

101576(DVD-Video) ¥5650
(日本語字幕あり)
メノッティ:3幕の歌劇「ゴヤ」
台本:ジャン・カルロ・メノッティ(プラシド・ドミンゴのために制作)
ゴヤ…プラシド・ドミンゴ(テノール)
アルバ侯爵夫人…ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ)
スペイン女王マリア・ルイーザ…イリデ・マルティネス(ソプラノ)
マルティン・サパテール…クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
ウィーン放送交響楽団
クランクボーゲン音楽祭合唱団
エマニュエル・ヴィローム(指揮)
カスパー・ベック・ホルテン(演出)
ステフィーン・アールフィンク(装置&衣装)
2004年アン・デア・ウィーン劇場 ライヴ収録…世界初映像
字幕:英語(オリジナル・ヴァージョン)
独語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語
2011年は、アメリカの偉大なオペラ作曲家メノッティ(1911-2007)の生誕100周
年にあたります。20世紀のアメリカで最も偉大なオペラ作曲家です。彼は11歳
で最初のオペラを書いたことで、その後の人生はほぼ決定してしまったのかも
しれません。1937年に初演された「アメーリア舞踏会に行く」はその濃い管弦
楽法と、劇的な筋書きで大成功を収め、若きドミンゴもしばしばこの曲を歌っ
たのだそうです。そんなドミンゴ。1977年にメノッティから夕食に招待された
時、彼は偉大なる作曲家に直談判したのです。「ジャン・カルロ!私のために
オペラを書いてみませんか?」・・・その問いかけが実行に移さたのがこの作
品です。メノッティがドミンゴのために選んだ人物は、偉大なるスペインの芸
術家フランシスコ・デ・ホヤでした。ドミンゴはその提案に同意し、このオペ
ラが出来上ったのです。内容は、天才画家ゴヤの生涯をフィクションとして描
いたもので1986年に完成、出版もされました。まるで映画音楽のような美しい
旋律を持ったいかにもドミンゴに相応しい華麗な作品です。これまでにリリー
スされた音源もないわけではないのですが、音のみですし、何より主役をドミ
ンゴが努めていないというのが大きなマイナス点でした。ここでドミンゴの歌
唱が映像によって登場することで、ようやくこの作品の真意が理解できるのは
ないでしょうか。

8101573(DVD-Video) ¥5650
アーロン・コープランド アメリカのためのファンファーレ
アンドレアス・スキピスによる映像
字幕:英語、独語、仏語、西語
この「アメリカのためのファンファーレ」は、彼の人生と経歴を彩る数ある映
像の中から、映像作家アンドレアス・スキピスが、彼の伝記作者ハワード・ポ
ラックと、指揮者ヒュー・ウルフの助言を借りて、特記すべき情景を選び出し、
説得あるストーリーに仕立て上げています。ベニー・グッドマンがコープラン
ドに依頼した、有名な「クラリネット協奏曲」の演奏風景、バーンスタインが
演奏する「リンカーン・ポートレイト」、「アパラチアの春」を踊るマーサグ
ラハム。これらを実際に目で観ることで、この作曲家が「アメリカ的な音楽の
スタイル」をどのように構築したのか、面白いようにわかるはずです。

9101574(DVD-Video) 2枚組 ¥6280
(日本語字幕あり)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
2幕のドラマ・ジョコーソ
ドン・ジョヴァンニ…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ドンナ・アンナ…エリザベス・グリュンマー(ソプラノ)
ドンナ・エルヴィーラ…ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ…ドナルド・グローブ(テノール)
騎士長…ヨーゼフ・グラインドル(バス)
レポレッロ…ヴァルター・ベリー(バス)
ベルリン・ドイツ・オペラ
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
カール・エーベルト(演出)
ゲオルク・ヴァケヴィッチ(装置&衣装)
1961年ベルリン・ドイツ・オペラのシーズン初日公演 ライヴ収録
字幕:独語(オリジナル・ヴァージョン)、
英語、仏語、西語、伊語、日本語、韓国語
ベルリンの壁・・・冷戦の真っ只中にあった1961年8月13日に東ドイツ(ドイツ
民主共和国)政府によって建設された、東ベルリンと西ベルリンを隔てる壁で
す。1989年11月10日に破壊され、その翌年の1990年10月3日に東西ドイツが統一
されるまで、この壁がドイツ分断の象徴となっことはご存知の通りです。さて、
この「ドン・ジョヴァンニ」の公演は、そんな物々しい時期に開幕したベルリ
ン・ドイツ・オペラのシーズンのオープニングを飾る歴史的公演です。この
歌劇場は度々名前を変えたことで知られています。1919年にシャルロッテンブ
ルク・ドイツ歌劇場として設立、1925年にはベルリン市立歌劇場、1933年にベ
ルリン・ドイツ・オペラ、そして1945年には市立歌劇場。そしてこの年、再び
ベルリン・ドイツ・オペラとなりました。それまで戦争で破壊されていた劇場
が新しく建立され、人々が待ち望んでいたこの9月24日のシーズン開始は、本来
なら大きなニュースになるはずだったのに、その6週間前のベルリン分断のお
かげで、ほとんど報道されることもなかったのです。とはいえ、この「ドン・
ジョヴァンニ」はたくさんの観衆を引きつけました。ドイツ連邦共和国大統領、
政治家、外交官、ベルリン大学の教授たち、世界の主要な音楽評論家を始め、
西側の音楽家、俳優、画家たち、あらゆる芸術家たちがこの公演を観るために
集まりました。フィッシャー=ディースカウを始めとした、当時最高の歌手た
ちが、このこけら落とし公演のために集結、冥界から騎士長だけでなく、モー
ツァルトまでをも呼び寄せたかのような熱演を繰り広げました。また、この夜、
見事な指揮を行ったフリッチャイですが、実は既に不治の病に冒されていて、
この公演の3ヶ月後には指揮棒を置くことになります。

101575(DVD-Video) ¥5650
シューマン:バイロン卿による3部の劇詩への付随音楽「マンフレッド」Op.115
マンフレッド…ヨハン・フォン・ビューロー(朗読)
狩人/亡霊…シュテファン・ヴィルケニング(朗読)
アルプスの精霊/アスターティ…ティナ・アモン・アモンセン(朗読)
ネメシス…ヴェラ・バウアー(朗読)
アブト・・・ディーター・プロシュナウ(朗読)
ヘルマン…マルクス・フライク(バス)
バッハ・メヒトヒルト(ソプラノ)
エリザベス・ポピエン(メゾ・ソプラノ)
ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
マンフリート・ビットナー(バス)
エックハルト・エーベル(バス)
トビアス・ベルント(バス)
デュッセルドルフ市立劇場合唱団/デュッセルドルフ交響楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
ヨハネス・ドイチュ(ヴィジュアリセーション指導)
ミヒャエル・ベッカー(総監督)
2010年デュッセルドルフ・トーンハレ ライヴ収録
字幕:独語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、仏語
この「マンフレッド」は独唱、合唱、管弦楽の他に複数の語り手を必要としま
す。主要な登場人物は歌うのではなく、バイロンの詩をほぼ原形のまま朗読、
精霊たちの役は独唱や合唱が担い、管弦楽は情景描写と劇の進行を担うことに
なります。人生の至るところで物語を紡ぎだしていたシューマンならではの、
渾身の大作と言えるでしょう。この演奏会では、物語を視覚的にも楽しめるよ
うに工夫されています。聴衆はオーケストラの上の設営された大きな「目」を
通して、そこに投影される情景をみながらマンフレッドの気持ちを体感するこ
とになります。美しいスイスの山なみや、怒りに震えた死の精霊の空虚な瞳、
マンフレッドがその目に焼き付けたであろう映像は、重く美しい音楽とともに、
観てる者全てに深い感銘を与えることでしょう。朗読者たちの美しいドイツ語、
ボレイコが指揮するデュッセルドルフ交響楽団の共感に満ちた暖かい音色。ベ
テランの歌手陣たちの説得力ある歌声。この大作に限りない永遠の命を与える
かのような名演です。

101519(DVD-Video) ¥3150
ミレッラ・フレーニ-オペラに捧げた人生
マリタ・ストッカーによる映像
FEATURING PLACIDO DOMINGO, NICOLAI GHIAUROV, HERBERT VON KARAJAN,
LUCIANO PAVAROTTI
収録時間:58分
字幕:伊語、英語、独語、仏語、西語
世界で最も偉大なソプラノ歌手の一人、ミレッラ・フレーニ。1935年にイタリ
アの労働者階級の家庭に生まれた彼女は、10歳でラジオ局の主催したコンクー
ルで優勝。しかし、大先輩ベニャミーノ・ジーリが「あまり早くから歌うと喉
を痛めるよ」という忠告に従って、17歳までステージで歌わなかったことが知
られています。19歳に「カルメン」のミカエラ役で正式にデビューするものの、
結婚、子育てのためキャリアを中断。本格的に復帰するのは1958年になってか
らでした。この映像は、その半生をオペラに捧げた彼女のインタビューを中心
に構成されています。彼女の驚異的な経歴、そして若々しい声質と類い稀なる
演技力。これらを、友人であるドミンゴや、夫ギャウロフ、幼なじみパヴァロ
ッティ、そして偉大なる指揮者カラヤンの証言も交えながら、丹念に掘り起こ
していきます。輝かしい経歴の裏に秘めた強い精神と、繊細な感情、それらが
強く伝わってくる貴重な映像です。

100377(DVD-Video) 5650
グルック:4幕の歌劇「トリドのイフィジェニー」(フランス語版)
女大司祭イフィジェニー…ジュリエッテ・ガルスティアン(メゾ・ソプラノ)
イフィジェニーの弟オレスト…ロドニー・ギルフリー(バリトン)
オレストの友人ピュラード…デオン・ファン・デア・ヴァルト(テノール)
トリド王トアス…アントン・シャリンガー(バス)
狩りの女神ディアーヌ…マルティナ・ヤンコヴァ(ソプラノ)他
チューリヒ歌劇場“ラ・シンティッラ”オーケストラ”(オリジナル楽器使用)
ウィリアム・クリスティ(指揮)
クラウス・グース(演出)
クリスティアン・シュミット(演出&衣装)
2001年チューリヒ歌劇場 ライヴ収録
字幕:仏語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、独語、西語、伊語、日本語
グルック(1714-1787)がパリで上演するために書いた7本のオペラの内の一作で
あるこの「トリドのイフィジェニー」は、グルックの創作活動の絶頂期を示す
緊張感に満ちた素晴らしい作品です。ギリシャ神話をモティーフにしながら、
そこにしっかりと描かれた人間模様、そして劇的で写実的な音楽。また類を見
ないほどに充実したアンサンブルと、聴きどころ、見どころは後を絶ちません。
かぶり物を多用した少々気味の悪い演出は、昨今のバロック・オペラの流行と
も言え、嫌悪感を露わにする方もいるでしょうが、夢、お告げなど、非現実的
な要素が大きなファクターを占める物語だけに、このような表現方法の方が却
って容易く物語を理解できるかもしれません。演奏に関しては申し分なし。
一定の水準を保った歌手たちに加え、クリスティのグルックを聴けるというだ
けでも嬉しいものです。

101537(DVD-Video) ¥5650
ヴェルディ:3幕の歌劇(コンメーディア・リリカ)「ファルスタッフ」
ジョン・ファルスタッフ卿…ベルント・ヴァイクル(バリトン)
アリーチェ・フォード夫人…アデルハイド・フィンク(ソプラノ)
メグ・ペイジ夫人…ウィオレッタ・ヘブロウスカ(メゾ・ソプラノ)
フォード…カルロス・アグイッレ(バリトン)
クイックリー夫人…ヤンユ・グオ(メゾ・ソプラノ)他
カイザーラウステン・プファルツ劇場管弦楽団
ウヴェ・ザンドナー(指揮)
ベルント・ヴァイクル(演出)/トーマス・デルフラー(装置)
ユリア・ホレヴィック(衣装)
2010年カイザーラウステン・プファルツ劇場 ライヴ収録
字幕:伊語(オリジナル・ヴァージョン)、英語、独語
ヴェルディ(1813-1901)の最後のオペラ「ファルスタッフ」は、一度は“完全
なるオペラ・ブッファを書きたい”と夢見ていたヴェルディの理想の具現化と
も言える作品です。彼と友好関係を保っていたボーイトの手による、シェーク
スピアの名作「ウィンザーの陽気な女房たち」に基づく台本は老ヴェルディに
豊かな創作の泉をもたらし、斬新かつ繊細な音楽が生み出されたのはご存知の
通り。もちろん録音も映像も幾多ありますが、この演奏の一番の見どころは、
名バリトン歌手ヴァイクルによるアイデア盛りだくさんの仕掛けです。オペラ
のコンセプトでもある「この世は全て冗談だ・・・Tutto nel mondo e burla」
そのままのちょっとチープな衣装、装置は、却って作品の偉大さを実感させて
くれることでしょう。

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11-08 No.29-1

2011年08月31日 20時30分41秒 | Weblog
<VELUT LUNA>
CVLD 081(CVLD 08100) ¥2080
ダンツィ、ウェーバー、ヒンデミット:クラリネットとピアノのための音楽
ダンツィ(1763-1826):クラリネット・ソナタ
ウェーバー(1786-1826):協奏的大二重奏曲 Op.48
ヒンデミット(1895-1963):クラリネット・ソナタ
ジャンニ・ピロッロ(クラリネット)
マリーノ・ニコリーニ(ピアノ)
録音:2003年3月、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ
ジャンニ・ピロッロはクラシックとジャズの両ジャンルで活躍するイタリアの
クラリネット奏者。

CVLD 080(CVLD 08000) ¥2080
ブゾーニ(1886-1924):24の前奏曲 Op.37(1882)
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ)
録音:2003年2月18日、ヴィチェンツァ(イタリア)、ロニーゴ
使用楽器:Borgato, L282

CVLD 072(CVLD 07200) ¥2080
エミリオ・ガランテ:Lajines
クアドリヴィウム合唱団
ルイージ・アッツォリーニ(合唱指揮)
エミリオ・ガランテ(フルート、バスフルート、ライヴエレクトロニクス、
サンプリング)
アンドレア・ドゥルベッコ(ヴィブラフォン、打楽器)
ステファノ・メナート(サクソフォン)
録音:2002年8月8日、アーラ(イタリア)、
ピッツィーニ・フォン・ホーヘンブルン・
W・A・モーツァルト財団、ピッツィーニ宮音楽ホール
ステファン・デラントニオ・モネクのラディン語(南チロル方言)の詩による合
唱曲。

CVLD 064(CVLD 06400) ¥2080
クリスマス・イヴ
ファースト・ノエル/天には栄え(メンデルスゾーン作曲)/もみの木
ダヴィデの村に(ガウントレット作曲)/クリスマスおめでとう
クリスマス・イヴ(ギニョッティ作曲)/まぶねの中で(カークパトリック作曲)
ジングル・ベル(ピアポント作曲)/ひいらぎ飾ろう
聖母とおさな児イエス(アンドレア・マレーナ作曲)/聖家族(同作曲)
クリスマス(同作曲)/モーツァルトの子守歌/きよしこの夜(グルーバー作曲)
荒野の果てに/羊飼いの見守るうちに/幼な子イエスを囲んで
子守歌(ブラームス作曲)/神の御子は今宵しも
ドルチェッツァ(ジャンニ・ランドリーニ作曲)
/ホワイト・クリスマス(バーリン作曲)
トリオ・アルモニエ・カプリッチョーゼ
マリア・クレオフェ・ミオッティ(マンドリン) 
ジャンニ・ランドリーニ(ギター)
ラウラ・マンツォーニ(歌)
録音:2002年7月25-26日、グラナリオーネ(イタリア)、
ボルゴ・カパンネ教区教会
外装の一部に「CLVD 06300」とミスプリントされています。ご了承ください。

CVLD 062(CVLD 06200) ¥2080
アンコール!
シューマン(1810-1856):
幻想小曲集 Op.73 から Nos.1,3/アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
民謡風の5つの小品 Op.102 から Nos.2,4
メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌ニ長調 Op.109
ショパン(1810-1849):
華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3/チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 から ラルゴ
オッフェンバック(1819-1880):そり競争(エチュード・カプリス)
サン=サーンス(1935-1921):
アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43/「動物の謝肉祭」から 白鳥
ラフマニノフ(1873-1943)/レナード・ローズ編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14
パガニーニ(1782-1840)/ルイジ・シルヴァ編曲:
ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲
デュオ・ペピチェッリ
フランチェスコ・ペピチェッリ(チェロ) 
アンジェロ・ペピチェッリ(ピアノ)
録音:2001年10月22-24日、アメリア(イタリア)、ソチアーレ劇場
1982年にデビューしたイタリアの兄弟デュオ、ペピチェッリのアンコール愛奏
曲集。

CVLD 057(CVLD 05700) ¥2080
Unus Inter Pares 
ヴァイオリン/ヴィオラ、クラリネットとピアノのための音楽
ストラヴィンスキー(1882-1971):
兵士の物語(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1924)(*/+/#)
無伴奏クラリネットのための3つの小品(1919)(+)
バルトーク(1881-1945):
コントラスト(ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1938)(*/+/#)
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):
無伴奏フルートのための半音階的セクエンツァ(1979;ヴァイオリンで演奏)(*)
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
無伴奏ヴァイオリンのための半音階的セクエンツァ
(アドリアーノ・リンチェットの
「無伴奏フルートのための半音階的セクエンツァ」による2000)(*)
アドリアーノ・リンチェット:
ヴィオラ、クラリネットとピアノのための幻想曲(1988)(**/+/#)
ピアノのための4つの即興曲 から プレスト(1954)(#)
ドメニコ・ノルディオ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(**))
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット(+))
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ(#))
録音:2001年4月、パドヴァ(イタリア)、ポッリーニ・アウディトリウム、
ライヴ

CVLD 055(CVLD 05500) 2枚組 ¥3150
J・S・バッハ(1685-1750)/レーガー(1873-1916)編曲:
6つのブランデンブルク協奏曲 BWV1045-1051(ピアノ四手連弾版)
テレーザ・トレヴィザン、フィリッポ・トレヴィサン(ピアノ)
録音:2001年4月5-8日、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ

CVLD 054(CVLD 05400) ¥2080
シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
シューマン(1810-1856)/ダニエーレ・ロッカート編曲:
幻想小曲集 Op.73/3つのロマンス Op.94/夕べの歌 Op.85 No.12
ダニエーレ・ロッカート(コントラバス)
マルコ・テッツァ(ピアノ)
録音:2001年5月15-18日、アドリア(イタリア)、
サンドロ・ペルティーニ・アウディトリウム

CVLD 050(CVLD 05000) ¥2080
シューベルト(1797-1828)/マーラー(1860-1911)編曲:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D.810(弦楽合奏版)
ベートーヴェン(1770-1827)/マーラー編曲:
弦楽四重奏曲11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95(弦楽合奏版)
イタリア弦楽合奏団
フランコ・ロッシ(指揮)
録音:2000年12月18日、ミラノ、アウディトリウム、ライヴ

CVLD 049(CVLD 04900) ¥2080
踊る四手 ピアノ四手連弾のための音楽
ドヴォルジャーク(1841-1904):序曲「謝肉祭」Op.92
グリーグ(1843-1907):ノルウェー舞曲集 Op.35
サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏 Op.40
ドビュッシー(1862-1918):
民謡の主題によるスコットランド行進曲/神聖な舞曲と世俗的な舞曲
モーリツ・モシュコフスキ(1854-1925):
スペイン舞曲集 Op.12 から Nos.2,3/新スペイン舞曲集 Op.65 から Nos.1,2
ポーランド民俗舞曲集 Op.55 から Nos.3,4
ハチャトゥリアン(1903-1978):剣の舞
デュオ・クラヴィ=アート
ドラ・ビズヤーク、ゼンタイ・カーロリ(ピアノ)
録音:2001年2月12-14日、カンポノガーラ(イタリア)、スタジオ・ザンタ
デュオ・クラヴィ=アートはブダペストのリスト音楽アカデミー、合衆国のイ
リノイ州立大学で学んだ二人のハンガリー人ピアニストにより結成。

CVLD 043(CVLD 04300) ¥2080
石採石場の空間で録音されたモリコーネ、ベリオ、ボナート、エルレの音楽
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
Stoan Gaart(deninn)(チェロと6人の空間化された打楽器奏者のための)(*)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):歌[Lied](無伴奏クラリネットのための)(+)
ジョヴァンニ・ボナート:
落葉松の歌[Lied der Larche](バスクラリネットと男声8部合唱のための)(#)
フランチェスコ・エルレ:石の女たちの歌[Canti di donne di pietra]
(バスクラリネット、マリンバ、ソプラノ独唱と女声合唱のための)(**)
ジョヴァンニ・ボナート:
Slaafan Zuuse(混声合唱のための)(++)
Stoan Gaart(deuntarn)(二重合唱と空間化された6人のパーカッション奏者
およびチェロ・コンチェルタンテのための)(##)
エンニオ・モリコーネ(1928-):
石[Pietre](チェロ独奏、6人の打楽器奏者と二重合唱のための)(***)
マリオ・ブルネッロ(チェロ(*/##/***))
ルイージ・マラスカ(クラリネット(+)、バスクラリネット(#/**))
サヴェリオ・タスカ(マリンバ(**))
ジョヴァンナ・ダミアン(ソプラノ(**))
新イタリア・パーカッショニスト・グループ(打楽器(*/##/***))
スコラ・サン・ロッコ(合唱(#/**/##/***)
ヴィータ・ノーヴァ声楽アンサンブル(++/##/***)
フランチェスコ・エルレ(指揮(#/**/##/***))
マウリツィオ・フィッポーニ(指揮(++))
録音:2000年9月11日、10月1日、ヴィチェンツァ(イタリア)、アルカリ採石場

CVLD 042(CVLD 04200) ¥2080
ピアソラ(1921-1992):タンゴのイメージ
Imagenes 676(ジョルジョ・ベベリ編曲)
Vuelvo al Sur(H・トゥツラー編曲)/Coral(ペピート・ロス編曲)
Astor que eatas en los cielos
(グスタボ・トケル作曲/エンリコ・デラントニオ編曲)
Contramilonga a la Funerala(ペピート・ロス編曲)
Allegro Tangabile(エンリコ・デラントニオ編曲)
Asleep(ジョルジョ・ベベリ編曲)/Fear(ジョルジョ・ベベリ編曲)
Tango per Astor(ペピート・ロス作曲)/Oblivion(ペピート・ロス編曲)
Libertango(M・マルツィ編曲)/Milonga del Angel
(エンリコ・デラントニオ編曲)
モダーン・サクソフォン・クアルテット
ペピート・ロス(ソプラノサクソフォン) 
エンリコ・デラントニオ(アルトサクソフォン)
ステファノ・メナート(テナーサクソフォン) 
ジョルジョ・ベベリ(バリトンサクソフォン)
シモーネ・ザンキーニ(アコーディオン)
録音:2000年5月16-17日、キュッパーノ(イタリア)、アウディトリウム

CVLD 041(CVLD 04100) ¥2080
シューベルト、ラヴェル:ピアノのためのワルツ集
シューベルト(1797-1828):高雅なワルツ集 Op.77 D.969(全12曲)(*)
ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ(+)
シューベルト:感傷的なワルツ集 Op.50 D.779(全34曲)(*)
アレッサンドロ・テナーリア(ターフェルクラヴィーア(*)、ピアノ(+))
録音:2000年4-10月、ヴィチェンツァ、演奏者のプライヴェート音楽ホール
使用楽器:1830年製、メーカー名記載なし(*)/Brogato, L282(+)

CVLD 032(CVLD 03200) ¥2080
メタボレ マリンバを伴う教会合唱音楽
即興 I:Warm up(*)
グレゴリオ聖歌:O Gloriosa Virginum(Liber Usualis から)
不詳(14世紀、チェコ):Primo Tempore(**/*)
不詳(14世紀、ドイツ):Sys willekomen Heirre Kerst(*)
不詳(13世紀):Amo Christum(ウースター・アンティフォナ集 から)(*)
トマス・タリス(1505-1585):O Lord, teach mt the way(#)
不詳(1530頃、ピール・アテニャン出版):Quand de bois du vin clairet
不詳(14世紀イングランド):De spineto nata rosa(#/++/*)
トマス・タリス:O Lord give thy Holy Sprir't
ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):Conditor alme siderum
不詳:Victimae paschali laudes(Liber Usualis から)
即興 II:Warm out
サヴェリオ・タスカ(マリンバ)
ルイージ・マラスカ(クラリネット&バスクラリネット(*))
マルタ・ボルカーティ、オレステ・パルミエーロ(フルート(+))
ジョヴァンナ・ダミアン(ソプラノ(#))
カルロ・ティミッレロ(テノール(**))
ジョルジョ・エルレ(テノール(++))
スコラ・サン・ロッコ(合唱(#以外))
フランチェスコ・エルレ(指揮)
録音:1999年6月18-20日、ヴィチェンツァ、聖ロッコ教会

CVLD 029(CVLD 02900) ¥2080
クラウディオ・マンドニコ(1957-):マンドリンとギターのための作品選集
遊戯のための音楽(マンドリン&ギター・オーケストラのための;1978)(*)
チェチリアーナ(マックス・ローチの主題による
マンドリン&ギター・クインテットのための;1979)(+)  即興曲(1990)(#)
レクイエム「aprilemillenovecentoottantadueadErika」
(マンドリンのための;1982)(**)
前奏曲とフーガ(マンドリン&ギター・オーケストラのための;1980)(++)
組曲「ジャズ、ロック、ポップ」
(マンドリン&ギター・オーケストラと任意の!様々な楽器のための;1984)(##)
Tiperatatupeti(イタリアの子供の歌による
マンドリン&ギター・クインテットのための5つの変奏曲;1994)(***)
Fabulus
(フルートとマンドリン&ギター・オーケストラのための協奏曲;1996)(+++)
説教と踊り(ギターとマンドリン&ギター・オーケストラのための;1986)(###)
マリーナ・フェッラーリ(マンドリン(*))
ウーゴ・オルランディ(マンドーラ(*))
アルベルト・ペッツァーニョ(シロフォン(*))
ラッファエーレ・カラーチェ・マンドリン&ギター・クアルテット(+/***)
ウーゴ・オルランディ、マリーナ・フェッラーリ(マンドリン)
マリア・クレオフェ・ミオッティ(マンドリン(+))
セルジオ・ジジョッティ(マンドロンチェッロ) 
アレッサンドロ・ボーノ(ギター)
クラウディオ・マンドニコ(バス・ギター(***))
カルロ・アオンツォ、ファビオ・メンディット(マンドーラ(+))
アレッサンドロ・ボーノ(ギター(#/###))
パオロ・ガンツ(ハーモニカ(##))
グイード・リッツァルディ(マンドリン(##))
エレーナ・コンティン(フルート、アルトフルート(+++))
チッタ・ディ・ブレシア・マンドリン&ギター・オーケストラ
(*/++/##/+++/###)
クラウディオ・マンドニコ(バス・ギター(+)、指揮(*/++/##/+++/###))
録音:1998年10月31日-11月1日、ブレシア(イタリア)、
チッタ・ディ・ブレシア管弦楽団リハーサル・ホール

CVLD 028(CVLD 02800) ¥2080
ブルーノ・ピッツァーティ:星 ギター・クアルテットのための作品集
Ritmo Ostinato / Federica / Samba Melody / Pioggia sui vetri
Sonata / Come un addio / Tommy / Ricardo / Ritmo Ensemble
Stelle / Grigio, Verde, Rosa
ブルーノ・ピッツァーティ・ギター・クアルテット
ブルーノ・ピッツァーティ、ファビオ・デラ・ビアンカ、
フランチェスコ・ペリッシノット、ジャンフランコ・ガルッチ(ギター)
録音:1999年5月8日、パドヴァ、聖母マリア下僕会教会礼拝堂

CVLD 027(CVLD 02700) ¥2080
ヴィヴァルディ、ピアソラ:八季
ヴィヴァルディ(1678-1741):四季 Op.8 Nos.1-4
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(*)
ストラヴィンスキー室内管弦楽団
マルコ・テッツァ(ピアノ(*)、指揮)
録音:1999年4月12-15日、スキオ(イタリア)、聖フランチェスコ教会

CVLD 025(CVLD 02500) ¥2080
ロータ、フランセ、マルチヌー:
フルート、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲集
ニーノ・ロータ(1911-1979):三重奏曲
フランセ(1912-1997):宮廷の音楽
マルチヌー(1890-1959):ソナタ
マリネッティ三重奏団
ステファノ・マフィッツォーニ(フルート)
リッカルド・マルファット(ヴァイオリン)
ロレッラ・ルッフィン(ピアノ)
録音:1999年2月、パドヴァ、ラージ・エンプティ・ホール

CVLD 024(CVLD 02400) ¥2080
アルベニス(1860-1909):旅の思い出(1887)
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):
ピアノのための4つのスケッチ 第1番-第4番(1989)
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ)
録音:1997年7月、タイオ(イタリア)、アウディトリウム

CVLD 020(CVLD 02000) ¥2080
カメラ・イン・ロック 管楽五重奏によるプログレッシヴ・ロック名曲集
イエス/エミリオ・ガランテ編曲:Roundabout(Anderson & Howe)
ジェネシス/エミリオ・ガランテ編曲:The Musical Box(Genesis)
エマーソン、レイク&パーマー/エミリオ・ガランテ編曲:Suite from Tarkus
Eruption(Emerson)/ Stones of Years(Emerson & Lake)
カメラ・クインテット:Warriors(Emilio Galante)
キング・グリムゾン/エミリオ・ガランテ編曲:
21th Century Schizoid Man(Fripp, McDonald, Lake, Giles & Sinfield)
キング・グリムゾン/マウロ・ペドロン編曲:Songs of the Gulls(Fripp)
カメラ・クインテット:The Snowcats Lover Suite
Velodrome 30.20 / Raspberry Songs(Mauro Pedron)
ジェントル・ジャイアント/エミリオ・ガランテ編曲:
Suite from Acquiring the Taste & Cogs in Cogs
(Schulman, Schulman, Schulman & Minnear)
「ジーザス・クライスト・スーパースター」(ミュージカル)/
レオポルド・アルメッリーニ編曲:Pilate's Dream(Llyod Webber & Rice)
フランク・ザッパ/エミリオ・ガランテ編曲:
Peaches in Regalia(Zappa)/ Uncle Meat(Zappa)
カメラ・クインテット(管楽五重奏)
エミリオ・ガランテ(フルート、アルトフルート)
ファビオ・リゲッティ(オーボエ、イングリッシュホルン)
マウロ・ペドロン(クラリネット)
レオポルド・アルメッリーニ(ファゴット)
ステファノ・ロッシ(ホルン)
録音:1998年5月5-7日、ヴィゴルダルツェーレ(イタリア)、
カルトゥジオ会修道院

CVLD 011(CVLD 01100) ¥2080
フラグメンタ ルネサンス・ポリフォニー声楽名曲集
不詳(1250頃):Sumer is icumen in(Rota di Reading)
不詳(12世紀、モンペリエ写本より):On parole - A Paris - Frese nouvere
ジョスカン・デプレ(1450-1521):Scaramella
マントヴァのロッシーノ(15世紀-16世紀):Lirum billirum
ピエール・セルトン(1510-1572):Je ne l'ose dire
トワノ・アルボー(1520-1589):
Pavane avec le mesures et battements de tambour(ferma)
不詳(フランス、アテニャン出版の曲集(1530)より):Quand je bois(Tourdion)
ヤコブ・アルカデルト(1505-1568):Il bianco e dolce cigno
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
Madonna mia pieta/ Saccio 'na cosa / Mon coeur / Quand mon mary
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1550-1622):
L'innamorato(A lieta vita)/ Il ballerino / Amor vittorioso(Tutti
venite armati)
ジョン・ダウランド(1562-1626):Fine knacks for ladies / Woeful heart
トマス・モーリー(1557-1602):
Said I that Amaryllis? / Now is the month of maying
ジョン・ファーマー(1565-1605):Fair Phyllis I saw
ジョン・ウィルビー(1574-1638):Adieu, sweet Amaryllis
オーランド・ギボンズ(1583-1625):The silver swan
トワノ・アルボー:
Pavane avec le mesures et battements de tambour(itinerante)
トマス・ラヴェンズクロフト(1582-1635):
The three ravens / A round of three country dances in one
アンサンブル・ユヴェニリテル
ルチア・サルトーリ(ソプラノ) エレーナ・フォレット(メゾソプラノ)
アンナ・グラッソ(アルト)
フェデリコ・ザンドナ(テノール、ディレクター)
サムエーレ・ピアナッツォーラ(テノール) パオロ・ファリネッロ(バス)
録音:1997年10月、カンピリア・デイ・ペルチ(イタリア)、
聖マルティノ礼拝堂

CVLD 010(CVLD 01000) ¥2080
シルヴィオ・オミッツォーロ(1905-1991):室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1967)(*)
クラリネットとピアノのための3つのテンポのディヴェルティメント(1974)(+)
チェロとピアノのための小ソナタ(1970)(#)
ピアノのための音楽(1948-1954)(**)
聖書からの3つの断章(ソプラノと室内アンサンブルのための;1961-1971)(++)
パドヴァの花嫁の嘆き(ソプラノと室内アンサンブルのための;1941)(++)
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン(*))
エンツォ・マビーリア(ピアノ(*))
エリオ・ペルッツィ(クラリネット(+))
エドアルド・ランツァ(ピアノ(+)、指揮(++))
ジャンバッティスタ・ヴァルデッターロ(チェロ(#))
イネス・スカルリーノ(ピアノ(#))
フランコ・アンジェレーリ(ピアノ(**))
ティツィアーナ・ゾッカラート(ソプラノ(++))
室内アンサンブル(++)
録音:1997年6、8月(#以外)、1996年9月20日、ライヴ(#)、
パドヴァ、チェーザレ・ポッリーニ・アウディトリウム
シルヴィオ・オミッツォーロはイタリアのパドヴァに生まれ、同地のチェーザ
レ・ポッリーニ音楽院長を務めた(1966-1971)作曲家。世界初録音と表記され
ています。

CVLD 009(CVLD 00900) ¥2080
シルヴィオ・オミッツォーロ(1905-1991):ピアノ作品集
10のトリル練習曲(1936)(*)
楽興の時(四手連弾のための;1989-1990)(+)
ジョヴァンニ・ティリンデッリ(ピアノ(*))
ロマーノ・ザンカン・ダラルバ、アンナリーザ・オジェニーティ(ピアノ(+))
録音:1997年6、10月、チェーザレ・ポッリーニ・アウディトリウム
世界初録音と表記されています。

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11-08 No.29-2

2011年08月31日 20時29分33秒 | Weblog

CVLD 005(CVLD 00500) ¥2080
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):室内楽作品集
ファゴットとピアノのための24のメロディ(1996)(*)
トランペットとオルガンのための悲歌(+)
芸術家のミサ(ソプラノとオルガンのための;1972)から(#)
そして肉体を受け/主よ、私は値しない
ギターとピアノのための2声のディヴェルティメント(1979)(**)
マンドリンとピアノのためのアダージョとアレグロ(1978)(++)
レオポルド・アルメッリーニ(ファゴット(*))
ロレッラ・ルッフィン(ピアノ(*/**))
ファビアーノ・マニエーロ(トランペット(+))
シルヴィオ・チェレギン(オルガン(+/#)
ルイーザ・ジャンニーニ(ソプラノ(#))
パオロ・ムッジャ(ギター(**))
ウーゴ・オルランディ(マンドリン(++))
マウラ・マッツォネット(ピアノ(++))
録音:1997年1月?、アバーノ・テルメ(イタリア)、ホテル・リッツ
1997年1月、ノアーレ(イタリア)、フェリーチェ・エ・フォルトゥナート教会

CVLD 002(CVLD 00500) ¥2080
カイロス ボナート、チェーラ、リンチェット:弦楽四重奏のための作品集
アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):極微の情景
ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):
アクロス・ザ・ユニヴァース(*)
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):
弦楽四重奏のための変奏曲(**)/ディエス・イレによる対位法
ビリー・ストレイホーン(1915-1967):A列車で行こう(+)
アンドレア・チェーラ(1969-):チェーラの変奏曲!(++)
U2:ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(#)
アンドレア・チェーラ:U2変奏曲(##)
カイロス弦楽四重奏団
サラ・ミキエレット、フランチェスコ・スカットリン(ヴァイオリン)
ミケーレ・ズグオッティ(ヴィオラ) フランチェスコ・ペザヴェント(チェロ)
録音:1996年1月、スキオ(イタリア)、聖フランチェスコ教会
(**)は(*)、(++)は(+)、(##)は(#)を主題とする変奏曲。




<RIVO ALTO>
CRR 9901[CD-R] ¥1980
マニフィカト 16世紀トレヴィーゾ大聖堂聖歌隊の音楽
ニコロ・オリヴェット(?-1549)
:Cuius corpus sanctissimum / O quam mira refulsit
フランチェスコ・サンタクローチェ(1488-1556):
Cum invocarem / In te, Domine, speravi
ジョヴァンニ・ナスコ(?-1561):
Salve Regina / Magnificat 第1旋法 / Tristis est anima mea
ジョヴァンニ・マッテオ・アゾーラ(1524-1609):
Omnes de Saba Venient / Dixit Dominus / Confitebor tibi, Domine
テオドロ・クリーニオ(?-1602):Adoramus te, Domine / O bone Jesu
パトリツィア・ヴァッカーリ(ソプラノ)
ジャンルイジ・ギリンゲッリ、ロベルト・スプレムッリ(テノール)
ヴァルテル・テストリン(バス)
ヌオーヴォ・コーロ・ポリフォニコ(合唱)
ストルメンティ・アンティーキ(器楽)
マリーナ・マラヴァージ(指揮)
録音:データ記載なし 発売:1999年

CRR 9904 ¥1980
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
(パドヴァ、アントニアーナ図書館所蔵手稿譜、26の小ソナタ から)
第1番ト長調 B.G1/第2番ニ短調 B.d1/第3番ニ長調 B.D1
第4番ハ長調 B.C1/第5番ヘ長調 B.F1/第6番ホ短調 B.e1
第9番イ長調 B.A1/第11番ホ長調 B.E1
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポカテッラ(チェロ)
録音:データ記載なし、ADD 原盤、初出:Arcophon、1971年 発売:2000年

CRR 9904.1 ¥1980
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
(パドヴァ、アントニアーナ図書館所蔵手稿譜、26の小ソナタ から)
第7番イ短調 B.a1(ソナタ、主題と変奏曲)/第8番ト短調 B.g1
第10番変ロ長調 B.B1/第12番ト長調 B.G2
ジョヴァンニ・グリエルモ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポカテッラ(チェロ)
録音:データ記載なし、ADD 原盤、初出:Arcophon、1971年 発売:2000年

CRR 9905 ¥1980
黙示録 黙示録のテキストと中世の音楽
Mille anni / Canto della Sibilla / L'acqua mi giunge fino alla gola
Audivi vocem / Ergo agnus veri
C'e un tempo per nascere e un tempo per morire
De facili contempnit omnia - Propositum quidem negocii
Sederunt principes
E venuto il tempo di distruggere coloro che distruggono la terra
Quando sciolse il primo sigill - Mundus a munditia / Stetit angelus
Quando suono la prima tromba - Homo luge! - Homo miserabilis -
Brumas e mors
L'angelo getto la sua false / Signum Magnum
Clama, ne cesses, Syon filia - Alleluia
Gli ipocriti falsi pontefici - Ypocrite pseudopontifices - Velut stelle
Rex tremende - In perhenni / Chi mi dara ali come di colomba?
O gloriosissimi, lux vivens, Angeli
(ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)作曲)
Plebs angelica / Non avranno piu fame
ノヴァ・カンティカ
マリア・シルヴィア・ロヴェーリ(ディレクター、歌、シンフォニア)
ナディア・カリスティ、ブロニスラヴァ・カリンスカ、ウルリケ・ヴルダク、
エリザベッタ・ティーゾ(歌)
サンドラ・マンジーニ(朗読) ラニエリ・パルゼッティ(打楽器)
録音:データ記載なし 発売:2000年

CRR 9907[CD-R] ¥1980
ヴァイオリンとハープのための音楽
ミロン・ポリアキン(1895-1941):カナリア
ドニゼッティ(1797-1848):ソナタ
カルロス・サルセード(1885-1961):夜の歌(ハープ独奏)
ロッシーニ(1792-1868):アンダンテと変奏曲
イベール(1890-1962):間奏曲
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド奇想曲(ヴァイオリン独奏)
パガニーニ(1782-1840):ロッシーニの「モーゼ」による幻想曲
シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870):バレエの情景 Op.100
チルトミル・シシコヴィチ(ヴァイオリン)
シモーナ・マロッツィ(ピアノ)
録音:1997年7月8-9日、ムッジャ(イタリア)、聖フランチェスコ教会

CRR 9908 ¥1980
ロッシーニ(1792-1868):
村人のアリエッタ/昔のアリエッタ
カンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」(ジャンヌ・ダルク)
ベートーヴェン(1770-1827):
いらだつ恋人 Op.82 No.3/いらだつ恋人 Op.82 No.4
ああ!不実な人よ(演奏会用アリア)Op.65
エリザベッタ・タンドゥーラ(ソプラノ)
エンツァ・フェッラーリ(ピアノ)
録音:1998年、詳細記載なし

CRR 9909[CD-R] ¥1980
トリエステからウィーンへ ピアノ四手連弾のための音楽
アントン・ディアベッリ(1781-1858):ソナタ ニ短調 Op.33
ベートーヴェン(1770-1827):
ソナタ ニ短調 Op.6/行進曲ハ長調 Op.45 No.1/行進曲ニ長調 Op.45 No.3
シューベルト(1797-1828):6つのポロネーズ Op.61 D.825 から ニ短調,ニ長調
G・コロニッチュ:戦い(ギャロップ)
ミオーニ&ベッローニ/エレーナ・モデナ編曲:Michez & Jachez Polka
アントン・シュミードル(1814-1880)/エレーナ・モデナ編曲:
ポルカ=マズルカ Op.74
エレーナ・モデナ、イラリオ・グレゴレット(ピアノ)
録音:1994年5月3-4日、トリエステ(イタリア)、聖シルヴェストロ・バジリカ教会

CRR 9911[CD-R] ¥1980
くちづけの音楽
イザベッラ・コルブラン(1785-1845):Gia la notte s'avvicina(*)
ロッシーニ(1792-1868):音楽の夜会 から セレナータ(*),招待
ドニゼッティ(1797-1848):エコー付きカンツォネッタ(Per valli, per boschi)(*)
ファビオ・カンパーナ(1819-1882):
オペラ「エスメラルダ」から Una sera d'amore(*)
フィリッポ・マルケッティ(1831-1902):Un bacio solo
ジュゼッペ・ストリジェッリ(1843-1916):Baciami ancor(+)
デンツァ(1846-1922):Chante toujours
トスティ(1846-1916):Pour un Baiser
プッチーニ(1858-1924):Sole e amore(Mattinata)
ヴィンチェンツォ・ディ・キアーラ(1860-1937):La Spagnola
ガスタルドン(1861-1939):Ti vorrei rapire(*)/ La musica del baci(*)
レナート・ブロージ(1873-1924):Io non lo so
レスピーギ(1879-1936):Scherzo
リップ[ルイージ・ミアーリア](1888-1962):Creola
ダニエラ・ベノーリ(ソプラノ)
フランチェスコ・グロッロ(テノール(*))
エンツァ・フェッラーリ(ピアノ)
エンリコ・マルティニョン(チェロ(+))
録音:1999年5月、カステルフランコ・ヴェネト(イタリア)、
アッカデーミコ劇場

CRR 9912[CD-R] ¥1980
ブゾーニ(1866-1924):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調 Op.29
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.36a
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン)
タニア・サリナーロ(ピアノ)
録音:1999年2-3月、詳細記載なし

CRR 9913[CD-R] ¥1980
オペラの周辺で ロマンティック・ピアノとイタリア・オペラ
チェルニー(1791-1857):
序奏とドニゼッティの「ドン・パスクアーレ」のカヴァティーナ
「So anch'io la virtu' magica」による変奏曲 Op.398
タールベルク(1812-1871):ロッシーニの「モーゼ」の主題による幻想曲 Op.33
リスト(1811-1886):
ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」の葬送行進曲とカヴァティーナ
ベッリーニの「夢遊病の女」による演奏会用大幻想曲
グリンカ(1804-1857):
ドニゼッティの「愛の妙薬」の舟歌によるギャロップ風即興曲
チェルニー:御者のラッパ、ロッシーニの主題による様々な即興曲 Op.282
ポルテナウ・ピアノ・デュオ
フランコ・カラブレット、エッディ・デ・ナダイ(ピアノ)
録音:1998年11月28-29日、12月5-6日、サチーレ(イタリア)

CRR 9914 ¥1980
ストラディヴァリウスの声
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ
第1番ニ長調 Op.12 No.1(*)/第3番変ホ長調 Op.12 No.3(+)
第6番イ長調 Op.30 No.1(#)
フォンタネッラ=サリナーロ・デュオ
ジュリアーノ・フォンタネッラ(ヴァイオリン) タニア・サリナーロ(ピアノ)
録音:1998年7月25日、9月15日、10月22日、ミラ・ポルテ(イタリア)
使用楽器:ストラディヴァリウス製、

CRR 9915[CD-R] ¥1980
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2 No.2
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28/6つのバガテル Op.126
フィリッポ・ガンバ(ピアノ)
録音:1996年12月27-28日、ブレーメン・ラジオ放送ホール(ドイツ)

CRR 9916[CD-R] ¥1980
トッカータ カゼッラ、ゴリーニ、マリピエロ、ピック=マンジャガッリ:
ピアノ作品集
リッカルド・ピック=マンジャガッリ(1882-1949):前奏曲とトッカータ Op.27
ジャンフランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):共鳴(1918)
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
シンフォニア・アリオーソ、トッカータ Op.59
ジーノ・ゴリーニ(1914-1990):
リチェルカーレとトッカータ(1960)/鐘の前奏曲(1946)
ディミトリ・ロマーノ(ピアノ)
録音:1999年6月、トレヴィーゾ、インフィニティ・スタジオ

CRR 9920[CD-R] ¥1980
アルマンド・ジェンティルッチ:室内楽作品集
メロディ(弦楽器または管楽器のための;1989/アコーディオンによる演奏)
デューラーの砂時計(クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;
1985)
孤独の水に(フルートのための;1986)
音のエコー(ピアノ四手連弾のための;1985)
ジェスチャーと共鳴(一人で演奏されるクラリネットと打楽器のための;1980)
背景で拍を打つ何物かのように
(第2版;ヴァイオリンと磁気テープのための;1980)
パオロ・ガンドルフィ(1934-):対話(アコーディオンのための;1989)
イカルス・アンサンブル
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート) 
ミルコ・ギラルディーニ(クラリネット、打楽器)
アレッサンドロ・フェッラーリ(ヴァイオリン) ニコラ・バローニ(チェロ)
パオロ・ガンドルフィ(アコーディオン) 
マルコ・ペドラッツィーニ、内本久美(ピアノ)
録音:カステルノーヴォ・ディ・モンティ(イタリア)、
クラウディオ・メールロ音楽学校コンサートホール、ライヴ、時期記載なし
発売:1999年

CRR 9921[CD-R] ¥1980
アルマンド・ジェンティルッチとの対話
パオロ・ペレッツァーニ(1955-):
夜の顔(フルート、バスクラリネットとピアノのための;1987)
カルロ・マストロピエトロ(1965-):
Let her dance in your heart(ピアノと打楽器のための;1995)
ファブリツィオ・ファンティチーニ(1955-):
音律の破片(クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための;1995)
ステファノ・ボニラウリ(1964-):
優しい幽霊(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
ピアノ四手連弾のための;1998)(*)
オスカル・アッコルシ(1958-):痕跡(エレクトロニクスのための;1999)
マウリツィオ・フェッラーリ(1956-):
透明なポリフォニーで、静かに
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1996)
イカルス・アンサンブル
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート) 
ミルコ・ギラルディーニ(クラリネット、打楽器)
アレッサンドロ・フェッラーリ、ロレンツォ・ゴルリ(ヴァイオリン)
アンドレア・マニーニ(ヴィオラ) ニコラ・バローニ(チェロ)
アトス・ボーヴィ(打楽器) マルコ・ペドラッツィーニ、内本久美(ピアノ)
マッシモ・ラウリチェッラ(指揮(*))
録音:カステルノーヴォ・ディ・モンティ(イタリア)、
クラウディオ・メールロ音楽学校コンサートホール、ライヴ、時期記載なし
発売:1999年

CRR 9922 ¥1980
アレッサンドロ・グランディ(1585-1630):モテットとカンティレーナ集
Laetemur / Ave Regina coelorum / Deus Deus merus / Nigra dum
Placens / In lectulo meo / Quam pulchra es / Salvum me fac Deus
O porta caeli / Cupio dissolvi / O magnum Sacramentum
Tota pulchra es / O nomen Jesu / Benedicta sit / Quomodo dilexi
Ques est ista / Surge, propera / Deus canticum novum
チッタ・ディ・ロヴィーゴ・マドリガル・グループ
アントネッラ・フェッローリ、ダニエラ・ボルガート(ソプラノ)
ジュゼッピーナ・スプレムッリ(アルト)
ロベルト・スプレムッリ(テノール) ルーカ・フェッラーチン(バス)
アルキチェンバロ・アンサンブル
カルロ・レベスキーニ(指揮)
録音:1999年10月9-12日、ロヴィーゴ(イタリア)、
聖使徒バルトロメオ教会、他
演奏者としては表記されていない合唱団(10名)とトロンボーン奏者(4名)の写
真がブックレットに載っており、彼らも録音に参加したようです。

CRR 9923 ¥1980
モーツァルト(1756-1791):フォルテピアノ四手連弾のためのソナタ集
ソナタ ハ長調 K.19d/ソナタ ニ長調 K.381/ソナタ変ロ長調 K.358
フーガ ト短調 K.401/アンダンテと変奏曲ト長調 K.501
デュオ・クラヴィエーレ
エレーナ・モデナ、イラリオ・グレゴレット(フォルテピアノ)
録音:1999年10月30-31日、トレント(イタリア)、トレンティーノ習俗博物館

CRR 9924 ¥1980
子供の遊び 管楽五重奏への編曲によるビゼー、ドビュッシー、
ラヴェルの作品
ドビュッシー(1862-1918)/J・リンケルマン編曲:子供の領分
ビゼー(1830-1875)/G・デイヴィス編曲:子供の遊び
ラヴェル(1875-1937)/D・ニッセン編曲:マ・メール・ロワ
ドビュッシー/G・デイヴィス編曲:小組曲
ラヴェル/M・ジョーンズ編曲:クープランの墓
ドビュッシー/E・ボザ編曲:小さな黒人
アヴァンギャルド五重奏団
マルコ・ゾーニ(フルート) ジャンフランコ・ボルトラート(オーボエ)
エンリコ・マリア・バローニ(クラリネット) 
クラウディオ・マルティーニ(ホルン)
グイード・ジャンヌッツィ(ファゴット)
録音:1999年4月14-15、17日、イヴレア(イタリア)、サーラ・ロスターニョ

CRR 9925 ¥1980
皆で歓呼せよ
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(16世紀-17世紀):皆で歓呼せよ
ヨハン・ダーヴィト・ハイニヒェン(1683-1729):
主が家を建てるのでなければ(詩篇127)
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):これこそ処女なる后
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
2つのフルートと通奏低音のためのソナタ第2番
マティアス・クルデリ(18世紀):サルヴェ・レジナ
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
サルヴェ・レジナ/チェンバロ・ソナタ ト長調
エンリコ・マルティニョン(1957-):アヴェ・マリア
コレギウム・ムジクム・ヴェネツィア(ピリオド楽器アンサンブル)
ラッファエーラ・ベノーリ(ソプラノ)
マウロ・マルテッロ、ロベルト・プステルタ(フルート)
エンリコ・マルティニョン(チェロ) ステノ・ボエッソ(ファゴット)
リヴィオ・スキアヴァート(チェンバロ、オルガン)
録音:1999年、シルヴェッレ(イタリア)、聖マルティノ司教区教会

CRR 9927 ¥1980
アントニオ・ブッツォッラ(1815-1871):
ゴンドラ ヴェネツィアの舟歌とアリエッタ集
El regalo / L'invido in gondola / El mario a la moda / L'amor discreto
L'amante timido / La discrezion / La Gondola / Marieta e Checo /
L'ingenua
Zanze / La dichiarazion / El proponimento / Mi e ti / La discesa de Amor
El tropo e'l tropo poco
ロレンツォ・レガッツォ(バスバリトン)
ディミトリ・ロマーノ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2000年

CRR 2000 ¥1980
悲歌 コントラバスとピアノによる歌曲集
マスネ(1842-1912):悲歌
フォーレ(1845-1924):悲歌/夢のあとに/揺りかご
プーランク(1899-1963):愛の小径
ロッシーニ(1792-1868):涙
オスヴァルト・シュヴァーベ(1846-1909):ロマンス
グラズノフ(1865-1936):悲歌
ブロッホ(1880-1959):哀願/ユダヤの歌/祈り
ドビュッシー(1862-1918):ロマンス
レーガー(1873-1916):ロマンス
ファリャ(1876-1946):子守歌
ステファノ・シャシャ(コントラバス)
ダヴィド・ジョヴァンニ・レオナルディ(ピアノ)
録音:データ記載なし 発売:2000年

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11-08 No.28

2011年08月25日 19時06分02秒 | Weblog
●夏季休業のお知らせ
当店は8月26日より28日まで夏季休業とさせていただきます。この間はメール
のお返事等差し上げられない事がございますので、ご了承下さい。

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<OEHMS CLASSICS>
OC-951 2枚組 ¥3080
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」全4幕
レオノーラ…ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
マンリーコ…ヘルベルト・リッペルト(テノール)
ルーナ伯爵…ミルジェンコ・トゥルク(バリトン)
アズチェーナ…イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)
フェッランド…ヨゼフ・ワグナー(バス)
イネス…カミッラ・デ・ファッレイロ(ソプラノ)
ルイズ…ダニエル・マルティネス=コルベラ(テノール)
老ジプシー…セバスティアン・ボッラヒャー(バス)
使者…ユルゲン・デッパート(テノール)
ルードヴィヒスブルク城音楽祭管弦楽団&合唱団(オリジナル楽器使用)
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
録音 2009年8月2日ルードヴィヒスブルク城音楽祭ライブ録音
Recording Producer: Gabriele Starke(SWR)
全オペラ・ファン必携の1セット!オリジナル楽器で演奏する「トロヴァトー
レ」全曲です。オリジナル楽器(もしくはピリオド楽器)というと、どうして
もバッハ以前の音楽を演奏したものを想像してしまい、その響きに違和感を
覚える人も少なくありません。しかし、ここではとりあえず、そのような偏
見を捨てて、この瑞々しい音楽に耳を傾けてください。学究肌の指揮者、ホ
フシュテッターは、バロック時代のオペラでの端正な表現が高く評価されて
いましたが、ここでは、どろどろの復讐劇に身を投じ、様々な誤解から生じ
た人間模様を鮮やかに描き切っています。歌い手にも注目。レオノーラ役は、
これまたバロック物でおなじみ、ジモーネ・ケルメス。彼女が得意とする
ヴィヴァルディなどの歌い方とは明らかに様式の違う、ヴェルディのヒロイ
ンを類い稀なる高貴さで歌っています。アズチェーナ役のナエフも迫力満点。
マンリーコを歌うのは、来日経験もあるリッペルト。実力派テノールとして
着々と輝かしい道を歩んでいる期待の歌手です。

OC-811 ¥2080
ラメンティ -ステファニー・イラーニが歌うハッセ、ハイドン、ヘンデルの
アリア集
1-4.ハッセ(1699-1783):「見捨てられしディド」より
5-8.ハイドン(1732-1809):
ソプラノのためのカンタータ「ナクソス島のアリアンナ」
9-18.ヘンデル(1685-1759):
ソプラノのためのカンタータ「ルクレツィア」
ステファニー・イラーニ(メゾ・ソプラノ)
ホーフカペレ・ミュンヘン
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
録音 2010年9月26-29日ミュンヘン ゼントリンク、ヒンメルファールツ教会
Recording Producer: Jakob Handel
ドイツ、バイエルン集のキームガウで生まれたメゾ・ソプラノ。ステファニ
ー・イラーニのソロ・アルバムです。1997年にミュンヘンのムジークホッホ
シューレに入学、004年にツヴィッカウで開催されたロベルト・シューマン
国際コンクールで優勝、2006年に優秀賞を得て卒業という、新進気鋭のソプ
ラノです。ドイツ内外で、ピアニストのヘルムート・ドイチュと歌曲のリサ
イタルを行い、また2005年には、日本の金沢で行われたペーター・シュライ
アー指揮の「マタイ受難曲」でソリストとして来日もしていた逸材です。こ
れまでに、若干のCD録音がありますが、残念ながら、どれも満足がいくほど
に聴き倒せるものはありません。今回の「ラメンティ」と名付けられた1枚
は、そんな彼女の魅力を余すことなく伝えるものです。抑制された悲しみに
彩られた表現力豊かな歌をサポートするのは、ホフシュテッター。艶やかな
オーケストラの音色もご堪能ください。

OC-792 ¥1750
マーラー:大地の歌…H.アルブレヒトによる独唱と室内楽による新編曲版
(1911年11月20日、ミュンヘンでの初演100周年を記念して)
シビラ・ルーベンス(ソプラノ)/ルネ・モーロック(アルト)
マルクス・シェーファー(テノール)/マルクス・アイヒェ(バリトン)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団
ハンスイェルク・アルブレヒト(指揮)
録音2011年1月14-15日&17-19日ミュンヘンゼントリンク、
ヒンメルファールツ教会
Recording Producer, Editing,Mastering:Martin Fischer
指揮者としてよりも、どちらかというと「編曲物をばりばり演奏するオルガ
ニスト」としての知名度の方が高いハンスイェルク・アルブレヒトですが、
今作では、その両方の才能を見せつけてくれるかのような、すごい編曲&
演奏をくりだしてきました。マーラー(1860-1911)の「大地の歌」の異稿版
というと、ピアノ版か、シェーンベルク編曲の「室内楽伴奏版」が知られて
いて、どちらも原曲の持つ透明感を強調した風通しの良い音楽に変貌してい
ることはご存知の通りです。しかし、今回のアルブレヒトの編曲は、オーケ
ストラのサイズは小さくなっているものの、芳醇な響きは変わることなく、
その上、ソリストを4人態勢にすることで、一層の音色の変化を加えること
に成功していると言えましょう。もちろん賛否両論あるでしょうが、100年
という節目に、このような新しいものが出てくることもマーラーの偉大さを
表しているのではないでしょうか。

OC-406 ¥1750
ストラヴィンスキー・ドビュッシー・バルトーク:管弦楽作品集
1.ストラヴィンスキー(1882-1971):うぐいすの歌
2.ドビュッシー(1882-1971):牧神の午後への前奏曲
3.バルトーク(1881-1945):中国の不思議な役人
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
録音2011年3月14日ベルリン・フィルハーモニー
Recording Producer, Editing,
Mastering:Florian B. Schmidt
1974年、ドイツの学生たちによって結成されたユンゲ・ドイチェ・フィルハ
ーモニー。彼らは若き情熱の下、音楽を演奏する喜びに燃え着実に成長して
きました。1976年に「カラヤン賞」を受賞することで基本的な概念を確立す
ることにより、ここを巣立った演奏家たちが、その概念を継承しています。
毎年18歳から28歳までの学生たちをオーディションで選抜、リハーサル期間
を経て、国際的コンサート・ツアーに出掛け大成功を収めるのを常としてい
ます。このアルバムは、ボレイコの指揮のもと、「魅惑とダンス」をモティ
ーフにした3つの作品が収録されています。ストラヴィンスキーでは官能的
とまで言える表現、ドビュッシーでの魅惑的な午睡への誘惑、そして荒々し
いリズムと妖しさが交錯するバルトーク。しなやかな音楽性が爆裂です。

OC-801 ¥2080
ジンクフォニカー...just songs !
1.クルト・ワイル(1900-1950):
Wouldn’t you like to be on Broadway(B.ホフマン編)
2.ダウランド(1653-1626):ご婦人がた、珍しいものありますよ
3.B.ゴーディ、B.ウェスト、H.デーヴィス:私はそこへ(B.ホフマン編)
4.ワールラン(1517?-1595):D'amours me va
5.P.ゲイブリエル:ヒア・カムズ・ザ・フラッド(P.エーリッヒ編)
6.A.ガブリエリ(1510-1586):泣きながら、私は行く
7.ワイル(1900-1950):九月の歌
8.P.セルトン(1510-1572):Las s'ilconvient
9.R.ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン(C.シュミット編)
10.マンシクール(1510-1564):すてきに見える
11.M.ウィルソン:ティル・ゼア・ウォズ・ユー(B.ホフマン編)
12.モーリー(1557-1602):時は花祭りの五月
13.ロッシーニ(1792-1868):ウィリアム・テル序曲(B.ホフマン編)
14.クレマン・ジャヌカン(1485-1558)&フィリップ・ヴェルドロ(1480-1562):
マリニャンの戦い
15.A.T.ジョビン:ワン・ノート・サンバ(B.ホフマン編)
16.作者不詳、1500年頃:アッラ・カッツァ
17.B.ハワード:私は月まで飛んで行きたい(C.シュミット編)
18.モーリー:ああ、私はお前を愛する
19.J.コスマ:枯れ葉(C.シュミット編)
20.J.ベネット(1575-1614):泣かないで、わが瞳よ
21.V.ヤング:星影のステラ(P.エーリッヒ編)
22.ダウランド:来たれ、重き眠りよ
23.伝承曲:平穏のうちに眠れ(C.シュミット編)
ジンクフォニカー
(メンバー)マルクス・ガイトナー(カウンターテナー)/ダニエル・シュライ
バー(テノール)/ヘニング・イェンセン(テノール)/ミヒャエル・マンタイ
(バス・バリトン)/クリスチャン・シュミット(バス)
メルノ・シャルプ(ピアノ)
録音2010年11月19.20日&2011年1月29.30日バイエルン放送第1スタジオ
Recording Producer & Editing:BernhardAlbrecht
ドイツの大人気ヴォーカル・グループ「ジンクフォニカー」の最新アルバム
です。ジンクフォニカーと言えば、伝説的名盤「サイモンとガーファンクル」
(OC-321)で、多くの人の度肝を抜いたのは忘れることができません。他にも
伝統的な歌と現代曲を絶妙に取り合わせたプログラムが斬新なアルバムを
cpoレーベルとOEHMSレーベルに何枚もリリースしています。今作も、何とも
彼ららしい選曲がgood!いつもの通り、ルネサンスのマドリガルからジャズ
まで、彼らなりのスタイルで歌いこなしてしまう柔軟さがたまりません。
クルト・ワイルとコスマとジョビンが同じテーブルに並べられるなんて、
何だか想像を絶したディナーですね。

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11-08 No.27-1

2011年08月25日 14時57分36秒 | Weblog
●夏季休業のお知らせ
当店は8月26日より28日まで夏季休業とさせていただきます。この間はメールの
お返事等差し上げられない事がございますので、ご了承下さい。

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Decca>
4782721 5枚組 ¥5580
ベートーヴェン:交響曲全集
ベートーヴェン:
CD 1:
(1)交響曲第1番ハ長調作品21 
(2)序曲 《プロメテウスの創造物》 作品43
(3)交響曲第2番ニ長調作品36
(4)《レオノーレ》序曲第3番 作品72a
CD 2:
(1)交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》 
(2)歌劇《フィデリオ》序曲 作品72
(3)交響曲第4番変ロ長調作品60
CD 3:
(1)《コリオラン》序曲 作品62
(2)交響曲第5番ハ短調作品67《運命》 
(3)交響曲第6番ヘ長調作品68《田園》
CD 4:
(1)《エグモント》序曲 作品84 
(2)交響曲第7番イ長調作品92
(3)交響曲第8番ヘ長調作品93
CD 5:
(1)《命名祝日》序曲 作品115 
(2)劇付随音楽《シュテファン王》序曲 作品117
(3)交響曲第9番二短調作品125《合唱》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
指揮:リッカルド・シャイー
Katerina Beranova, Soprano/Lilli Paasikivi, Alto
Robert Dean Smith, Tenor/Hanno Muller-Brachmann, Bass
録音:2007年-2009年
2005年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就
任以来、メンデルスゾーン、シューマン、バッハのディスクをリリースし、
精力的な活動を続けているシャイーが2007年から2009年にかけて取り組んで
きたベートーヴェン録音がここに全集として完結し、一気にBOXとしてリリー
スされます。しかも驚くべきことに、シャイーにとってのベートーヴェン録
音はこれが初めてとなるものです。今回の全集は9曲の交響曲に加え、8曲の
序曲も収録。バッハ・シリーズ同様、ベートーヴェンを知り尽くしたオーケ
ストラに新たな息吹を吹き込んだ、モダン・オーケストラによる久々のベー
トーヴェン全集です!

4783018 9枚組 ¥3950
シューベルト:ピアノ全集他
CD1
1.ピアノ・ソナタ第1番/2.同 第13番/3.同 第3番
CD2
1.同 第15番/2.同 第16番/3.同 第8番
CD3
1.同 第6番/2.同 第14番/3.同 第17番
CD4
1.同 第5番/2.同 第9番/3.同 第18番
CD5
1.同 第7番/2.同 第19番
CD6
1.同 第4番/2.同 第20番
CD7
1.同 第2番/2.同 第11番/3.同 第21番
CD8
1.ハンガリーのメロディ/2.4つの即興曲D.899/3.ドイツ舞曲集D.820
4.楽興の時/5.グラーツのギャロップ
CD9
1.アレグレットD.915/2.3つの小品D.946/3.ドイツ舞曲集D.790
4.4つの即興曲D.935
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
録音:1988-93年
現代のピアニストには珍しいほど、その限られたレパートリーで他のピアニ
ストでは味わうことのできない世界を繰り広げるシフ。そのレパートリーの
中核をなすのがシューベルトであることは間違いないでしょう。この録音が
行われた頃は日本でも全曲演奏会を行うなど、シューベルト弾きとして最も
充実していた時を記録しています。

4783028 7枚組 ¥3300
ストラヴィンスキー:バレエ全集&交響曲集
CD1
1.バレエ《火の鳥》(モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ)
2.同《結婚》
3.ムーヴメンツ
(以上ピアノ:オリ・ムストネン ベルリン・ドイツ交響楽団 
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ)
CD2
1.バレエ《ペトルーシュカ》(ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団)
2.同《春の祭典》(クリーヴランド管弦楽団)
CD3
1.交響詩《ナイチンゲールの歌》(ベルリン・ドイツ交響楽団)
2.バレエ《プルッチネラ》
CD4
1.バレエ《ミューズの神を率いるアポロ》
(以上ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 
以上指揮:リッカルド・シャイー)
2.同《妖精の口づけ》(パリ管弦楽団 指揮:セミヨン・ビシュコフ)
3.バレエの情景
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク)
CD5
1.バレエ《カルタ遊び》/2.同《オルフェウス》
3.同《アゴン》(以上ベルリン・ドイツ交響楽団)
CD6
1.花火/2.交響曲変ホ長調/3.幻想的スケルツォ
(以上サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団 
以上指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ)
4.ロシア風スケルツォ
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ベルナルト・ハイティンク)
5.カプリッチョ(ピアノ:オリ・ムストネン)
CD7
1.交響曲ハ長調/2.3楽章の交響曲
3.管楽器の交響曲(以上指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ)
4.詩篇交響曲(以上ベルリン・ドイツ交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー)
録音:1984-95年
今日の指揮界をリードする5人の巨匠――ハイティンク、デュトワ、シャイ
ー、ビシュコフ、アシュケナージの名演で編まれたストラヴィンスキーのバ
レエと交響曲のユニークな選集、ずば抜けたデジタル記録における、ストラ
ビンスキーの全バレエと交響曲のユニークなカプリング。ムストネンのピア
ノとオーケストラによる《カプリッチョ》と《ムーヴメンツ》も聴きどころ
です。




<Deutsche Grammophon>
4779814 5枚組 ¥2950
R.シュトラウス作品集
CD1
1.交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》Op.30
2.同《ドン・ファン》Op.20/3.オーボエ協奏曲ニ長調
CD2
1.交響詩《ドン・キホーテ》Op.35
2.同《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28
3.《サロメ》-7つのヴェールの踊り
CD3
1.交響詩《英雄の生涯》Op.40/2.同《死と変容》Op.24
CD4
1.アルプス交響曲Op.64/2.ホルン協奏曲第2番変ホ長調
CD5
1.4つの最後の歌/2.6つの歌Op.56/3.カプリッチョOp.85
4.メタモルフォーゼン
トーマス・ブランディス(CD1‐1:ヴァイオリン)
レオン・シュピーラー(CD2‐2、CD3‐1:ヴァイオリン)
ヴォルフラム・クリスト(CD2‐2:ヴィオラ)
アントニオ・メネセス(CD2‐2:チェロ)
ローター・コッホ(CD1‐3:オーボエ)
ノルベルト・ハウプトマン(CD4‐4:ホルン)
アンナ・トモワ=シントウ(CD5‐1-3ソプラノ)他 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1969-86年
カラヤンが生前最も得意としたレパートリーの一つであるリヒャルト・シュ
トラウスの録音をまとめた豪華5枚組。デジタル・リマスターのシングル・
ボックスでは初リリースとなる名演の数々をたっぷりお楽しみください。

4779803 10枚組 ¥4550
ブルックナー:交響曲全集、他
CD1
交響曲第0番ニ短調
CD2
 同 第1番ハ短調/テ・デウム
CD3
交響曲第2番ハ短調
CD4
 同 第3番ニ短調/詩篇第150番
CD5
 同 第4番変ホ長調《ロマンティック》
CD6
 同 第5番変ロ長調
CD7
 同 第6番イ長調/ヘルゴラント
CD8
 同 第7番ホ長調
CD9
 同 第8番ハ短調
CD10
 同 第9番ニ短調
ジェシー・ノーマン、ルース・ウェルティング(ソプラノ)
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)
デヴィッド・レンドール(テノール)
サミュエル・レイミー(バス) 
シカゴ交響楽団&合唱団 指
揮:ダニエル・バレンボイム
録音:1972-81年
1972年から約10年かけて録音されたバレンボイム最初のブルックナー交響曲
全集です。テ・デウム、詩篇第150番と共に、ブルックナー指揮者でも取り
上げることが少ないヘルゴラントも収録。30歳代に録音したこのブルックナ
ーは、いずれもシカゴ響の特性を生かしながら、ブルックナーへの敬愛が感
じられる演奏になっています。

4779797 5枚組 ¥2950
ベートーヴェン:協奏曲全集
CD1
1.ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
2. 同 第2番変ロ長調Op.19
以上マウリツィオ・ポリーニ(p) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:オイゲン・ヨッフム
3.ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調WoO.6
スヴャトスラフ・リヒテル(p) 
ウィーン交響楽団 指揮:クルト・ザンデルリンク
CD2
1.ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
2. 同 第4番ト長調Op.58
以上以上マウリツィオ・ポリーニ(p) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム
3.ロマンス・カンタービレ ホ長調Hess.13
パトリック・ガロワ(フルート)パスカル・ガロワ(ファゴット) 
フィルハーモニア管弦楽団 指揮&ピアノ:チョン・ミュンフン
CD3
1.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
2.ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)マーク・ゼルツァー(ピアノ)
ヨーヨー・マ(チェロ) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
CD4
1.ヴァイオリン協奏曲ニ長調
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
2. 同 ハ長調(断章)WoO.5
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団 指揮:エミール・チャカロフ
3.ロマンス第1番ト長調Op.40
4. 同 第2番ヘ長調Op.50
以上ギル・シャハム(ヴァイオリン) オルフェウス室内管弦楽団
CD5
1.ピアノ協奏曲ニ長調Op.61
イギリス室内管弦楽団 指揮&ピアノ:ダニエル・バレンボイム
2. 同 変ホ長調WoO.5
リディア・グリヒトロウナ(ピアノ) 
フォルクバンク室内管弦楽団 指揮:ハインツ・ドレッセル
録音:1962-82年
ロマンス・カンタービレ、WoO.のヴァイオリン協奏曲、Op.61とWoO.5のピア
ノ協奏曲などもすべて収めたベートーヴェン協奏曲全集。ポリーニ、リヒテ
ル、ムター、シャハムらの錚々たる名演でどうぞ。

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11-08 No.27-2

2011年08月25日 14時57分11秒 | Weblog
<DECCA>
4782977 6枚組 ¥2400
パヴァロッティ101
CD1
1.プッチーニ:冷たい手を/2.同:ああ、麗しの乙女
3.同:変わらぬ愛を
(以上ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン他)
4.レオンカヴァッロ:衣裳をつけろ/5.同:もう道化師じゃない
(以上指揮:ジュゼッペ・パターネ)
6.プッチーニ:妙なる調和/7.同:マリオ!マリオ!マリオ!
8.同:さあ、仕事をさせてくれ/9.同:星は光りぬ
(以上指揮:ニコラ・レシーニョ他)
10.マスカーニ:乾杯の歌/11.同:皆さん、ご機嫌よう
12.同:お母さん、あのお酒は強いね
(以上指揮:ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ)
13.プッチーニ:美しい人たちの中で/14.同:何とすばらしい美人
15.同:いや、僕は狂っている
(以上ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース)
16.同:泣くなリュー/17.同:誰も寝てはならぬ
(以上ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ズービン・メータ)
CD2
1.ヴェルディ:乾杯の歌/2.同:思い出の日から
(以上ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング他)
3.同:清きアイーダ(ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール)
4.同:あれかこれか/5.同:女心の歌/6.同:愛しの美しい娘
(以上ロンドン交響楽団他)
7.ドニゼッティ:ああ!友よ!何と楽しい日!
(コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団他)
8.同:人知れぬ涙(イギリス室内管弦楽団)
9.同:優しい魂よ(ボローニャ歌劇場管弦楽団)
10.ベッリーニ:純白の衣装をまとい/11.同:敵より勝る戦力が
(以上ウェールズ国立歌劇場管弦楽団他 
以上指揮:リチャード・ボニング
12.ヴェルディ:既に夜も更けた/13.同:私を恐れるな
(以上シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他)
14.同:見よ、恐ろしい炎を/15.同:帰らぬ旅路につこうとする
(以上ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:リチャード・ボニング他)
CD3
1.グルック:エウリディーチェなしに、どうしたらよいのだ!
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
2.ヘンデル:親愛なる森
(ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング)
3.モーツァルト:彼女の安らぎこそ私の安らぎ/4.同:海の外へ
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ジョン・プリッチャード)
5.ポンキエッリ:空と海(指揮:ブルーノ・バルトレッティ)
6.ボイト:世の果てに近づいた
7.ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い
(以上指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティス)
8.ジョルダーノ:5月の晴れた日のように(指揮:リッカルド・シャイー)
9.チレア:優しい面影/10.同:私の心は疲れ
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
以上指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティ-ス)
11.同:もう君なんて
(ウィーン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ニコラ・レシーニョ他)
12.R.シュトラウス:厳しさに胸を装う
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ)
13. フロートー:かくも素直で愛らしい
(ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮:リチャード・ボニング)
14.グノー:この清らかな住まい
(ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 指揮:レオーネ・マジエラ)
15.マスネ:春風よ、何故私を目覚めさせるのか?
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティス)
16.ビゼー:花の歌
(ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 指揮:レオーネ・マジエラ)
17.同:聖なる神殿の奥深く
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:ロビン・ステープルトン他)
CD4
1.フランク:聖なる糧
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:クルト・ヘルベルト・アドラー)
2.ロッシーニ:嘆き憂い悲しめるその御魂は
(ロンドン交響楽団 指揮:イシュトヴァン・ケルテス)
3.シューベルト:アヴェ・マリア/4.グノー:アヴェ・マリア
(以上ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:クルト・ヘルベルト・アドラー)
5.ヴェルディ:インジェミスコ
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ)
6.アダン:オ・ホーリー・ナイト/7.ヨン:幼子キリスト
8.メリヒャル:合唱する千もの小天使たち
9. ストラデルラ:神よ、憐れみたまえ/10.メルカダンテ:第5の言葉
11.ビゼー:アニュス・デイ/12.ベルリオーズ:サンクストゥス
(以上ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮::クルト・ヘルベルト・アドラー)
13.シューベルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
14.パヴァロッティ&ベンヴェヌーティ:アヴェ・マリア、優しきマリア
(以上ボローニャ歌劇場 指揮:レオーネ・マジエラ)
CD5
1.ロッシーニ:踊り
(ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング)
2.カルダーラ:アルマ・デル・コーレ
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
3.ドニゼッティ:私は家を建てたい
(ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:アントン・グァダーニョ)
4.同:舟人/5.ロッシーニ:誓い
(以上フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
6.マスカーニ:セレナータ(指揮:ヘンリー・マンシーニ)
7.レスピーギ:雪/8.同:雨/9.同:霧
(以上ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング)
10.トスティ:夜明けは 光から暗闇を分かち
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
11.同:4月
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:アントニオ・トニーニ)
12.同:最後の歌(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
13.同:セレナータ/14.同:マリア(以上指揮:リチャード・ボニング)
15.同:可愛い口もと
(以上ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:アントン・グァダーニョ)
16.同:マレキアーレ
(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 
指揮:ジャンカルロ・キアラメッロ)
17.Cクレッセンツォ:巣に帰る燕/18. マルトゥッツィ:ア・グラマドーラ
19.ビクシオ:思うがままに生きよ/20.ラッヅァロ:ローマのギター
(以上ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:ヘンリー・マンシーニ)
21.レオンカヴァッロ:マッティナータ
(フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ピエロ・ガンバ)
CD6
1.カプア:オ・ソレ・ミオ(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団)
2.クルティス:(ボローニャ歌劇場管弦楽団)
3.同:帰れソレントへ(ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団)
4. カルディッロ:カタリ・カタリ/5. アンニバレ:太陽の土地
6. タリアフェッリ:熱情/7.クルティス:泣かないお前
8.マリオ:遥かなるサンタルチア
9.デンツァ:フニクリ・フニクラ(以上指揮:ジャンカルロ・キアラメッロ)
10.ビクシオ:マンマ/11.モドゥーニョ:青く描かれた中で
(以上指揮:ヘンリー・マンシーニ)
12. カサリーナ:フラ・タンタ・ジェンテ(指揮:アダルベルト・トニーニ)
13. フェリルリ:こんなにも大きな愛/14.クルティス:とても君を愛してる
15.同:忘れな草
(以上ボローニャ歌劇場管弦楽団 指揮:ヘンリー・マンシーニ)
16.ララ:グラナダ
(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:マウリツィオ・ベニーニ)
17. ルチオ・ダッラ:カルーソ
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)他
音楽史上最も偉大なテノールの一人ルチアーノ・パヴァロッティの名演を集
めた豪華6枚組。プッチーニ、ヴェルディ、ドニゼッティらのオペラ・アリ
ア、宗教音楽、そしてナポリ民謡まで、彼の音楽人生が凝縮した101曲が収録
されています。また、サザーランド、カバリエ、フレーニらとの美しい二重
唱や、カラヤン、ショルティらの豪華な伴奏も聴きどころです!




<EMI CLASSICS>
CDSW-0288432(CD+DVD) ¥2100 ※限定盤
CDCW-0832102 ¥1600 ※通常盤
ジョン・ウィルソン・オーケストラ/ザッツ・エンターテインメント
(インターナショナル・スタンダード・エディション)
イギリスで話題沸騰、大人の音楽が素敵な時間を演出する、ハリウッドとブ
ロードウェイのヒット名曲の数々。ロンドンのえり抜きのミュージシャンか
ら編成されたゴージャスなサウンドを奏でるオーケストラを、指揮、編曲、
作曲と多彩に活躍するジョン・ウィルソンが束ねて登場。
キム・クリズウェル、マシュー・フォード、サラ・フォックス、セス・マク
ファーレーン、カーティス・スティガースの人気、実力歌手をフィーチャー。
01.MGMジュビリー序曲
02.トローリー・ソング(若草の頃)w/キム・クリズウェル
03.Steppin' Out With My Baby(イースター・パレード)w
/カーティス・スティガース
04.丘に咲くヒース (Brigadoon)w/マシュー・フォード
05.バーン・ダンス(掠奪された7人の花嫁)
06.You're Sensational(上流社会)w/セス・マクファーレーン
07.アイ・ゴット・リズム(パリのアメリカ人)w/キム・クリズウェル
08.シンギン・イン・ザ・レイン(雨に歌えば)w/セス・マクファーレーン
09.パリのアメリカ人-メイン・テーマ
10.わが愛はここに(パリのアメリカ人)
11.Well, did you evah?(上流社会)w
/セス・マクファーレーン、カーティス・スティガース
12.ワン・キス/恋人よ、われに帰れ(ニュー・ムーン)w
/マシュー・フォード、
サラ・フォックス
13.ブロードウェイ・メロディ・バレエ(雨に歌えば)w/マシュー・フォード
14.ザッツ・エンターテインメント(ザッツ・エンターテインメント)w
/マシュー・フォード、
キム・クリズウェル、サラ・フォックス、カーティス・スティガース

CDSW-0288332(3CD+CD-ROM) ¥2500
CDS-0288262(初回生産限定盤)でご案内した商品の通常盤です。
ロッシーニ:ウィリアム・テル
(ラグジュリー・エディション)
ロッシーニ最後のグランド・オペラの大傑作、パッパーノが2010年秋、
ローマで大成功した公演が遂に発売
ジェラルド・フィンリー(バス) / ウィリアム・テル(ギヨーム・テル)
ジョン・オズボーン(テナー) / アルノール・メルクタール
マシュー・ローズ(バス) / ヴァルター・フルスト
フレデリク・カトン(バス) / メルクタール
エレナ・クサントウダキス(ソプラノ) / ジェミ
カルロ・チーニ(バス) / ジェスレル
カルロ・ボーシ(テナー) / ロドルフ
チェルソ・アルベーロ(テナー) / リュオディ
ダーヴィト・キンバーグ(バリトン) / ルートルド
マリン・ビストレム(ソプラノ) / マティルデ
マリー=ニコル・ルミュー(メゾ・ソプラノ) / エドヴィージュ
ダヴィデ・マルヴェスティオ(バス) / 狩人
ローマ、サンタ・チェチーリア・アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
エリザベス・C.・バートレット編のFondazione Rossine di Pesaroのクリ
ティカル・エディション
コンサート・パフォーマンス; 歌唱:フランス語
録音:2010年10月16,18&20日、12月18,20&21日コンサート録音
サラ・サンタ・チェチーリア



<VIRGIN CLASSICS>
VBS-0708582 7枚組 ¥5500
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(限定盤)
アルテミス四重奏団
6年掛りで完成した弦楽四重奏作品の金字塔、ベートーヴェンの全曲録音。
未発売の「ハープ」及びピアノ・ソナタ第9番からのベートーヴェンによる
弦楽四重奏へのトランスクリプション作品が全集ボックス化にあたり新収録
クラムシェル・ボックス 56Pブックレット
2009年-2011年の2シーズンに渡って録音と並行してライヴでのベートーヴェ
ン演奏を継続中のアルテミスQ.今秋からのシーズンでは、本拠地ベルリン、
ケルン、フランクフルト、ミュンヘン、ウィーン、ロンドン、パリ、ブリュ
ッセル、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ニュー・ヨーク、フィラデルフィ
ア、ボストン、ヒューストン、ロサンゼルス、オーストリアのシューベル
ティアーデ・フェスティヴァルなど欧米主要都市でその成果を披露する予定
になっています。チェリスト、エカルト・ルンゲが「伝統と現代性の完璧な
対話」と述べるベートーヴェン作品全集、新世紀のベートーヴェン演奏の金
字塔はファンにとって見逃せないボックスになりそうです。

VCW-0709272 ¥1600
ヴェロニク・ジャンス/トラジディエンヌ 第3集
フランスのソプラノ、ジャンスがその深く、ダークな響きの声を駆使して18,
19世紀のフランス・オペラからのアリアで女性像を描くシリーズ、なじみの
薄い作品も含めた選曲の妙を味わえるリサイタル・アルバムが発売されます。
収録予定楽曲
グルック:
「トーリードのイフィジェニー」-(イフィジェニー)女神よ、お願いですから
ゴセック:「テセウス」-(メデエ)私のライバルが勝利して
メユール:
「アリオダント」-(イーナ)Eh! Qu'ai-je a craindre?-Mais que dis-je?
メルメ:
「ロンスヴォーのロラン」-(アルド)Prete a te fuir-Le Sor pensive
マスネ:「エロディアード」-(エロディアード)C'est Jean
マイアベーア:「預言者」-(フィデス)ああ、わが子よ
サン=サーンス:
「ヘンリー8世」-(アラゴンのキャサリン)O cruel souvenir
クロイツァー:
「アステュアナクス」-(アンドロマケ)
Ah, ces perfides-Dieux a qui recourir
ベルリオーズ:
「トロイアの人びと」-(ディド)私は死のう(モノローグ)-さらば,誇れる国
ヴェルディ:
「ドン・カルロス」-(エリザベト)この世の栄光の空しさを知り尽くしたお方
(器楽演奏)
サリエーリ:「ダナイード」-序曲
ベルリオーズ:「トロイアの人びと」
-Entree des Constructeurs-Entree des Matelots
-Entree des Laboureurs
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ル・タラン・リリク、クリストフ・ルーセ指揮
ジュエル・ボックス 40Pブックレット



<EMI UK>
2011年度クラシック・ブリット受賞、英国を中心に高い人気を持つ、タスミ
ン・リトル。英国作品はもちろん難技巧を要求される現代作品まで、持ち前
のテクニックと多彩な音色で魅了するリトルの主要作品が一気に再登場。
いずれも2CD ブリリアント・ボックス 8Pブックレット仕様です。

CDMW-0858622 2枚組 ¥950
CD1
1.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調作品77
2.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調作品47
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴァーノン・ハンドリー指揮
CD2
ペルト:
1.フラトレス(1980版)(ヴァイオリンとピアノのための)
2.カントゥス(ベンジャミン・ブリテンの追悼)
(弦楽オーケストラとベルのための)
3.スンマ(弦楽オーケストラのための)
4.鏡の中の鏡(ヴァイオリンとピアノのための)
5.フェスティーナ・レンテ(弦楽オーケストラとハープのための)
6.タブラ・ラーサ(2つのヴァイオリン、弦楽オーケストラとプリペアード・
ピアノのための)
タスミン・リトル(ピアノ)、マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ロバート・オルドウィンクル(プリペアード・ピアノ)
ボーンマス・シンフォニエッタ、
リチャード・スタッド(指揮と第2ヴァイオリン)
高度のテクニックを要するブラームス、シベリウスと音色で魅了するペルト、
リトルの特徴とする2つの面が聞ける。

CDMW-0858832 2枚組 ¥950
CD1
1.ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調作品53
2.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調作品26
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴァーノン・ハンドリー指揮
CD2
1.ブルッフ:スコットランド幻想曲
2.ラロ:スペイン交響曲作品21
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ヴァーノン・ハンドリー指揮
クリティックの高い評価を浴び、リトルがスポットライトを浴びるきっかけ
となったドヴォルザーク、高い音楽的なテクニックを発揮した名演に、ブル
ッフとラロの名曲を組み合わせた2枚組

CDMW-0858582 2枚組 ¥950
CD1
1.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
2.プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
3.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ピアース・レイン(ピアノ)
CD2
1.ディーリアス:パリー大都会の歌
2.ディーリアス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
3.ディーリアス:チェロ協奏曲
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ラファエル・ウォルフィシュ(チェロ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・マッケラス指揮
タスミン・リトルの幅広い音楽性の魅力を聴くショウケース的作品集、オー
ケストラとそして室内楽的作品とに繊細に繰り広げるリトルのヴァイオリン
が聴ける2枚組

CDMW-0859002 2枚組 ¥950
リトル/ヴァイオリン・ショウピース
彼女の華麗なヴィルトゥオジティとリリシズムにあふれたヴァイオリンの魅
力が存分に発揮された2枚組
CD1
1.クライスラー:’プニャーニのスタイルによる’前奏曲とアレグロ
2.ブラームス/編 ヨアヒム:ハンガリア舞曲第1番 ト短調
3.ショスタコーヴィチ:ロマンス-馬あぶ
4.ドリゴ/編 アウアー:火花のワルツ
5.フィビフ/編 クーべリック:詩曲-気分、印象、思い出 第1集作品41
6.ファリャ/編 クライスラー:スペイン舞曲-はかない人生
7.ヴィエニャフスキ/編 ヴィルヘルミ:伝説作品17
8.サラサーテ:序奏とタランテッラ作品43
9.ブラームス/編 ヨアヒム:(曲目未詳)
10.ブロッホ:ニーグン-バール・シェム
11.ドビュッシー:美しき夕べ
12.クライスラー:ウィーン奇想曲 作品2
13.リムスキー=コルサコフ/編 ハイフェッツ:
くまんばちの飛行-サルタン皇帝の物語
14.ディーリアス/編 ターティス:セレナード-ハッサン
15.シューベルト/編 ヴィルヘルミ:アヴェ・マリアD839
16.クロール:バンジョーとフィドル
17.ラヴェル:ツィガーヌ
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ピアース・レイン(ピアノ)
CD2
1.レネハン/リトル:チャイコフスキアーナ
2.エルガー:愛のあいさつ 作品12
3.クライスラー:愛の悲しみ
4.ブラームス/編 ヨアヒム:ハンガリア舞曲第2番ニ短調
5.ディーリアス:伝説 変ホ長調
6.ブラームス:F-A-Eソナタ-第3楽章:スケルツォ ハ短調
7.ラヴェル:ハバネラ形式の小品
8.セインズベリー:キューバ舞曲第2番
9.クライスラー:中国の太鼓 作品3
10.ヤナーチェク:ドゥムカ
11.ホイベルガー/編 クライスラー:真夜中の鐘
12.クライスラー:ジプシーの女
13.ポンス/編 ハイフェッツ:エストレリータ
14.モンティ/編 リトル/レネハン:チャルダシュ
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ジョン・レネハン(ピアノ)

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11-08 No.26-1

2011年08月25日 14時56分41秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67840 ¥2180 ※8月29日ご注文までの特価 ¥1750
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1 ――
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246《リュッツォウ》
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271《ジュノム》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)、
マントヴァ室内管弦楽団
モーツァルトの27曲のピアノ協奏曲から、ヒューイットが最初に選んだのは
「第6番」「第8番」、そして「第9番」の3作品。神童の才能、ヒューイット
のピアニズム、イタリアの銘器ファツィオーリ、マントヴァ室内管弦楽団そ
れぞれの特色が最高の状態でブレンドしたモーツァルトは、現代の名演とし
て大きな反響を巻き起こすことだろう!
録音:2010年11月30日&12月1日-2日、ドビアコ(イタリア)

CDA 67873 ¥2180
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.10 - サン=サーンス ――
サン=サーンス:J.S.バッハからの6つのトランスクリプション第1集 ――
序曲 - カンタータ第29番より
アダージョ - カンタータ第3番より、
アンダンティーノ - カンタータ第8番より
ブーレ - パルティータ第1番ロ短調BWV.1002より
アンダンテ - ソナタ第2番イ短調BWV.1003
プレスト - カンタータ第35番より
J.S.バッハ/ヴィヴァルディ(フィリップ編):協奏曲イ短調BWV.593/RV.522
サン=サーンス:J.S.バッハからの6つのトランスクリプション第2集 ――
序奏とアリア - カンタータ第15番より、
フーガ - ソナタ第3番ハ長調BWV.1005より、
ラルゴ - ソナタ第3番ハ長調BWV.1005より、
レシタティーフとエア - カンタータ第30番より、
ガヴォット - パルティータ第3番ホ長調BWV.1006、
アリア - カンタータ第36番より、
合唱 - カンタータ第30番より
J.S.バッハ/ヴィヴァルディ(フィリップ編):協奏曲ニ短調BWV.596/RV.565
ナデジダ・ブラエワ(ピアノ)
仏デュラン社から1862年と1873年に2巻に分けて出版されたサン=サーンス
のバッハ・トランスクリプション。原曲は「カンタータ」と「無伴奏ヴァイ
オリンのためのソナタ&パルティータ」に限定されているというところもサ
ン=サーンス版バッハの大きな特徴である。
カップリングされているサン=サーンスの弟子、イシドール・フィリップ
(1863-1958)のトランスクリプションとの聴き比べも面白そう。
ハイペリオン・ピアニストに新しく加わるナデジダ・ブラエワは、ブルガリ
ア、ソフィア生まれの女流ピアニスト。
あのラザール・ベルマンに「彼女の才能は神から与えられたものだ」と称賛
されたブラエワ。ピアノ王国ハイペリオンでの第1歩に期待が高まります。
録音:2010年11月8日-10日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)

CDA 67859 ¥2180
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.3 ――
スタンフォード:
チェロ協奏曲ニ短調
チェロと管弦楽のためのロンド ヘ長調(世界初録音)
バッラータとバッラビーレOp.160(世界初録音)
アイルランド狂詩曲第3番Op.137
ジェマ・ローズフィールド(チェロ)
アンドルー・マンゼ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ」久々の新譜となる
第3巻はイギリスのスタンフォード!ソリストは、ハイペリオン初登場とな
るイギリスの女流チェリスト、ジェマ・ローズフィールド!
抒情的で明るく快活な旋律を持つスタンフォードの「チェロ協奏曲ニ短調」
は、6つの交響曲や合唱作品と並ぶイギリス・ロマン派音楽の知られざる名
作。イギリスのチェロ協奏曲で真っ先に思い浮かぶのはエルガーだが、スタ
ンフォードのチェロ協奏曲も、イギリスのチェロ協奏曲のランドマークにな
るだけの魅力を持った作品である。
1981年ロンドン生まれのジェマ・ローズフィールドは、16歳でコンチェルト
・デビューを果たし、2007年にはピエール・フルニエ賞を受賞するなど、時
代の巨匠候補として期待されるイギリスの逸材。
録音:2011年1月6日-7日、シティ・ホール(グラスゴー)

CDA 67874 ¥2180
パーソンズ:宗教音楽集 ――
主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か/日々罪を犯したるわれを
聖なる主、全能の神/どうか我を我が敵から助け出し/汝の僕に報いたまえ
キリストは天に昇りたまいぬ/マニフィカト/主よ、我を救いたまえ
われはわが救い主が生きたまえるものと信ず/おお、慈悲深きイエス
アヴェ・マリア
カージナルズ・ミュージック、アンドルー・カーウッド(指揮)
バードの宗教音楽集Vol.13(CDA 67779)が2010年の英グラモフォン賞年間最
優秀賞に輝き、タリス・スコラーズ以来となる快挙を達成したイギリスのア
・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
カージナルズ・ミュージックが取り上げるロバート・パーソンズ(c.1535-
1572)は、バードの前任としてリンカン主教座聖堂のオルガニスト、聖歌隊
長を務めていたとされるイギリス・ルネサンスの巨星。
パーソンズの生涯は現在も知られていない部分が多いが、洗練された「マニ
フィカト」、劇的な「おお、慈悲深きイエス」、バード以上と称される「ア
ヴェ・マリア」など、荘厳で壮麗な宗教合唱音楽は、間違いなくイギリス・
ルネサンス音楽の宝である。
録音:2010年11月15日-17日、アランデル城フィッツアラン教会(イギリス)

CDA 67746 ¥2180
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.5 ――
乙女の花Op.22/春のにぎわいOp.26-1/明日は!Op.27-4
言われたら、何でも言う通りOp.36-3/わが子にOp.37-3
私のまなざしOp.37-4/春よOp.37-5/若い魔女の歌Op.39-2
母親の自慢話Op.43-2/宿屋Op.47-4/私は空中をただようOp.48-2
響け!Op.48-3/クレメンス・ブレンターノの詩による6つの歌曲Op.68
キーラ・ダフィー(ソプラノ)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
ブリューワー(Vol.1)、シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、A・ケネディ(Vol.3)、
マルトマン(Vol.4)など、"歌曲王国ハイペリオン"ならではの世界的歌手た
ちが歌ってきたリヒャルト・シュトラウスの歌曲全集。
最新巻の第5集を歌うのは、METをはじめとするアメリカのオペラハウスやコ
ンサートホールで大活躍中の美しきアメリカ人ソプラノ、キーラ・ダフィー!
ダフィーの完璧なイントネーションと豊かなスタミナが支える申し分のない
パフォーマンス、ヴィニョールズの優れたプログラミングが、他では得難い
R・シュトラウスの世界を創り上げている。
録音:2010年11月24日-25日&27日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDA 67894 ¥2180
ポルポラ:カンタータ集 ――
無情のの雲が太陽にかかり/ああ、私の心だけならば
起きよ、羊飼いたちよ/おお神よ、それは真実ではない/私は森と山をみる
なぜあなたは欲するのか
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)、
ジョナサン・コーエン(チェロ&ディレクター)、アルカンジェロ
英国古楽界に現れたライジングスター、イェスティン・デイヴィスのソロ
・デビュー・タイトルとなるニコラ・ポルポラ(1686-1768)の「ウェールズ
王子に献呈されたカンタータ集」(1735/ロンドン)。
レイトン&ポリフォニーのヘンデル「メサイア」、レトロスペクト・アン
サンブルのバッハ「復活祭オラトリオ」(CKD 373)などで輝かしい歌声を聴
かせてくれているデイヴィスは、ロビン・ブレイズの後継者、イギリス系カ
ウンターテナーの系譜を受け継ぐ逸材として大きな期待が寄せられている。
また、アルカンジェロでチェンバロ&オルガンを弾くのは名手クリスティア
ン・ベザイデンホウト!共演陣も強力です。
録音:2010年12月10日-13日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDS 44471/4 4枚組 ¥5400
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品全集 ――
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1《幽霊》
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2/アレグレット変ロ長調WoO.39
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97《大公》
アレグレット変ホ長調Hess.48/カカドゥ変奏曲ト長調Op.121a
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1/ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2
ピアノ三重奏曲変ホ長調WoO.38/ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
14の変奏曲変ホ長調Op.44/ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11《街の歌》
フロレスタン・トリオ〔アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、
リチャード・レスター(チェロ)、スーザン・トムズ(ピアノ)〕
2012年1月のウィグモア・ホールでのコンサートを最後に解散が決まってい
るフロレスタン・トリオのベートーヴェン・サイクル。
ラスト・レコーディングとなったショスタコーヴィチ(CDA 67834)など、
様々な時代、国、作曲家たちの「ピアノ三重奏曲」を聴かせてくれたフロレ
スタン・トリオ。
4枚に及ぶベートーヴェン・サイクルは、"フランスのピアノ三重奏曲集"や
"シューマン"などと並ぶフロレスタン・トリオの代名詞である。

CDS 44451/8 8枚組 ¥9450
ゴットシャルク:ピアノ独奏作品全集 ――
DISC1 -
バンジョー/マンスニエ/セビーリャの夜/ロマンス変ホ長調
ジプシーの歌/マズルカ嬰へ長調/プエルトリコの思い出
ハバナの思い出/舞曲/バラード第6番/コロンビア
クリオーリョのバラード/バナナ/連合旗章
DISC2 -
私と一緒に/子守歌/アラゴンのホタ/マンチャの調べ/夜の行進
サバンナ/吟遊詩人のミゼレーレ/アンダルシアの思い出/ポルカ変イ長調
バラード変イ長調/ポルカ変ロ長調/イニェス/カプリース=ポルカ
ロマンティックなスケルツォ/リマの思い出/大スケルツォ/風刺
DISC3 -
いとしい人よ、私をいたわって/ブラジル国家による勝利の大幻想曲
ゴットシャルクのメロディ/バンブーラ/瀕死の詩人/エルキュール
最後の希望/エオリアンのささやき/アンダンテ/落葉
トーナメント・ギャロップ/
DISC4 -
鳩/刈り取る女/夏の夜の夢/詩的な思い/火花/キューバの思い出
ジプシー娘/死!!/ポーランド/幸福な幽霊
フォレスト・グレード・ポルカ/オシアン/記憶
リフレッツ・ドゥ・パッセ/アポテオーズ
DISC5 -
ため息/マルガリータ/バタイーレ/私にこたえて/ソリチュード
バラード第8番/トレモロ/オルファ/エル・ココヤ/ポルカ・デ・サロン
レーヨン・ダジュール/ジュネ・アンリの狩り
DISC6 -
ヴェニスの謝肉祭/葬送行進曲/ヴィジョン・エチュード(遺作)
悲しみのカプリース/春の愛のマズルカ/黄金の鎖/空気の精のダンス
メイデンズ・ブラッシュ/ジュネス
ドニゼッティの《ファヴォリータ》による大幻想曲
DISC7 -
水の魂/私を忘れないで/バンジョー第2番/アンデネス・マズルカ
自由への戦いの叫び/妖精の地/万歳ギャロップ/兵士の歌/騎士道の愛
ラ・ブリゼ/マドレーヌ/バラード第7番/ガリーナ/瀕死の白鳥
ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
DISC8 -
ホーム・スウィート・ホーム/軍歌/ペンシヴ/殉教者の歌/彼女の眼
カヴェリエのパストレッラ/光り輝く/最後の恋
ポルトガルの讃歌による演奏会用変奏曲/メランコリー・エチュード
勝利の大幻想曲《エルサレム》
フィリップ・マーティン(ピアノ)
19世紀アメリカのヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり、超絶技巧作品の作
曲家でもあったルイス・モロー・ゴットシャルク(1829-1869)のピアノ作品
全集がボックス・セットになって新装登場!
スキャンダルに巻き込まれアメリカから南米へと渡り、自作の「死!!
(Morte!!)」の演奏後に倒れ、数週間後に帰らぬ人となるなど波乱の生涯を
送ったゴットシャルク。
ダブリンの名ピアニスト、フィリップ・マーティンが弾くピアノ作品全集に
は、熱く愉しくメランコリックでメロディックなゴットシャルクの魅力の全
てが詰まっている。




<Helios>
CDH 55446 ¥1280
プレトリウス:クリスマス音楽集 ――
いざ来れ、異教徒の救い主よ/プエリ・ノストリ・コンシニテ
《テレプシコーレ》より 舞曲/ベツレヘムに生まれし幼子
羊飼いたちのほめたたえし人/高き天よりわれは来たり
ばらは咲き出でぬ/《テレプシコーレ》より 舞曲
暁の星のいと美しきかな/神の恵みをほめたたえよ
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ドイツ・ルネサンス最大の世俗舞曲集「テルプシコーレ舞曲集」の編集、作
曲で高名なミヒャエル・プレトリウスの珍しい宗教作品集は「クリスマス音
楽集」。
ベズノシウク、オデット、シャトーヌフ、ローレンス=キング、オドンネル
など、古楽界の名奏者たちがズラリと名を連ねるパーリー・オヴ・インス
トゥルメンツが豪華!
録音:1986年1月22日-24日/CDA 66200からの新装移行再発売

CDH 55443 ¥1280
セント・ポールの公現祭 ――
賛歌:暗き闇に星光り/メンデルスゾーン:イエス、我らの主
バード:おお聖人らよ、われらが主をたたえよ
作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル
ハンドル:もろ人シバより来たれり/マレンツィオ:3つの奇跡
ビンガム:公現祭/コルネリウス(アトキンス編):東方の三博士
クロッチ:ロー!スター・レッド・チーフス/ウーズリー:昇る太陽から
ウェズリー:主に捧げよ/ハウエルズ:ここに小さな扉が
エッカルト:マリアが寺院に入りしとき/賛歌:神の子の四肢が成長し
バード:年老いし女、男子をみごもり/ホルスト:ヌンク・ディミッティス
賛歌:主のみいつと御栄えとを
セント・ポール大聖堂聖歌隊、
ヒュー・ウィリアムズ(オルガン)、
ジョン・スコット(指揮)
誕生したイエス・キリストを東方の三博士が訪ねたことを記念するキリスト
教の祝日「公現祭」(1月6日)。
16世紀から20世紀までの数世紀にわたる音楽を組み合わせた祝祭のプログラ
ムを、セント・ポール大聖堂の聖歌隊が高らかに歌う。
録音:2001年2月7日-8日&12日-13日/CDA 67269からの新装移行再発売

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11-08 No.26-2

2011年08月25日 14時56分22秒 | Weblog
<Alto>
ALC 1127 ¥750
ヤナーチェク(1854-1828):ピアノ作品集
草陰の小道を通って(第1巻&第2巻)
ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」/霧の中で
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1994年 原盤:Unicorn 前出:ALC 6001(6CD)、Regis, RRC 1172

ALC 1134 ¥750
R・シュトラウス(1864-1959):
オーボエ協奏曲(*)
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(+)
オペラ「ばらの騎士」から 第1&第2のワルツ・シークエンス(+)
ルトスワフスキ(1913-1994):
オーボエ、ハープと室内管弦楽のための二重協奏曲(#)
ハインツ・ホリガー(オーボエ(*/#))
ウルズラ・ホリガー(ハープ(#))
シンシナティ交響楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮(*/#))
トマス・シッパーズ(指揮(+))
録音:データ未詳 ADD 原盤:Vox 前出:Regis, RRC 1034(*)

ALC 1135 ¥750
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
アルフレート・ブレンデレル(ピアノ)
録音:1976年 ADD 原盤:Vox

ALC 1146 ¥750
ドヴォルジャーク(1841-1904):
スラヴ舞曲第1集 Op.46/スラヴ舞曲第2週 Op.72
バンベルク交響楽団
アンタル・ドラティ(指揮)
録音:1974、1975年 ADD 原盤:Vox

ALC 1150 ¥750
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第8番ハ短調 Op.65
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
録音:1982年、ADD 前出:Philips、Regis, RRC 1250
RegisレーベルのベストセラーだったCDが復活しました。

ALC 1153 ¥750
キャスリーン・フェリアー リートを歌う
マーラー(1860-1911):連作歌曲「亡き子をしのぶ歌」(*)
シューマン(1810-1856):連作歌曲「女の愛と生涯」Op.42
ブラームス(1833-1897):
4つの厳粛な歌 Op.121(+)/アルトのための2つの歌 Op.91
サッフォー風頌歌 Op.94 No.4(#)/頼り Op.47 No.1(#)
キャスリーン・フェリアー(アルト)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ブルーノ・ワルター(指揮(*))
ジョン・ニューマーク、フィリス・スプア(ピアノ)
録音:1949年(*)/1951年(*以外) AAD 原盤:Decca
前出:Regis, RRC 1153(*/+), RRC 1164(#)

ALC 1154 ¥750
リスト(1811-1886):
十字架への道行(独唱、合唱とオルガンのための)
ミサ・コラーリス(合唱とオルガンのための)
BBCノーザン・シンガーズ
フランシス・ジャクソン(オルガン)
ゴードン・ソーン(指揮)
録音:データ未詳 ADD 原盤:Saga

ALC 1156 ¥750
マリア・カラス ヴェルディのオペラのヒロインたち&「狂乱の場」
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「マクベス」から
Nel di della vittoria.. Vieni! T'affretta / La luce langue / Una
macchia
ヴェルディ:オペラ「エリナーニ」から
Surta eg la notte.. Ernani Ernani involami.. Tutto sprezzo che d'Ernani
ヴェルディ:オペラ「ドン・カルロ」から Tu che le vanita
ドニゼッティ(1797-1848):
オペラ「アンナ・ボレーナ」から Piangete voi?.. Al dolce guidami(*)
ベッリーニ(1801-1835):
オペラ「海賊」から Oh! S'io potessi.. Col sorriso d'innocenza
マリア・カラス(ソプラノ)
モニカ・シンクレア(アルト(*))
ジョン・ラニガン、ダンカン・ロバートソン(テノール(*))
ジョゼフ・ルロー(バス(*))
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
ニコラ・レッシーニョ(指揮)
録音:1958年 ADD 原盤:EMI

ALC 1159 ¥750
ショパン(1810-1849):
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20(*)/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(*)
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39(*)/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54(*)
24の前奏曲 Op.28 から Nos.4-10,13,19,11,2,23,21(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1977年(*)/1979年3月20日、神奈川県民ホール(+) 原盤:Olympia
前出:Regis, RRC 1199

ALC 2017 2枚組 ¥1180
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ラ・ボエーム」
レナータ・テバルディ(ソプラノ:ミミ)
ジャンナ・ダンジェロ(ソプラノ:ムゼッタ)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール:ロドルフォ)
エットレ・バスティアニーニ(バリトン:マルチェッロ)
チェーザレ・シエピ(バス:コッリーネ) 他
ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団
トゥリオ・セラフィン(指揮)
録音:1959年 ADD 原盤:Decca
[ボーナス・トラック]
プッチーニ:
オペラ「マノン・レスコー」から
In quelle trine morbide / Sola, perduta, abbandonata
オペラ「トゥーランドット」から
Signore escolta / Tu che di gel sei cinta(*)
オペラ「トスカ」から Vissi' d'arte
レナータ・テバルディ(ソプラノ)
マリオ・デル・モナコ(テノール(*))
その他未詳
Puccini: La Boheme /
Renata Tebaldi, Gianna d'Angelo, Carlo Bergonzi, Ettore Bastianini,
Cesare Siepi,
Chorus & Orchestra of the Accademia di Santa Cecilia Rome,
Tullio Serafin




<Griffin>
GCCD 4073 ¥1180
往年の宗教的歌曲とバラッド集
Hamblen: It Is No Secret / Josef Locke
Sullivan: The Lost Chord / Oscar Natzka
Bach/Gounod: Ave Maria / Mario Lanza
Franck: Panis angelicus / Joan Hammond
J.S.Bach/arr. Allen: Jesu Joy of Man's Desiring / Glasgow Orpheus Choir
Parry/Blake: Jerusalem / Paul Robeson
Schubert: Ave Maria / Marian Anderson
Braha/Taylor: Bless This House / Peter Dawson
Nevin/Rogers: The Rosary / Nelson Eddy
Mendelssohn: O Rest in The Lord(from "Elijah")/ Kathleen Ferrier
Dvorak/Fisher: Goin' Home / Lawrence Tibbett
Liddle: How Lovely Are Thy Dwellings / Richard Crooks
Ray/Arale: God Keep You Is My Prayer / John McCormack
Trad./arr. Geehl: O Holy One / Richard Tauber
Irvine/arr. Roberton: The Lord's My Shepherd / Glasgow Orpheus Choir
Ketelby: In a Monastery Garden / Peter Dawson
Brodszky/Webster: I'll Walk with God / Mario Lanza
Grechaninov: The(Russian)Creed /
Choir of the Metropolitan Russian Church Paris
Trad./arr. Burleigh: Deep River / Marian Anderson
Trad./arr. Brown: Swing Low Sweet Chariot / Paul Robeson
Trad./arr. Baez: All My Trials / Joan Baez
以上、Composer(s), Arranger / Title / Performer
音源:SP、LPからの盤起し AAD

GCCD 4074 ¥1180
アルジャンタンの修道女が歌うグレゴリオ聖歌
真夜中のミサ(クリスマス)
12 strokes of midnight - Invitatory - Christus natus est nobis(mode 4)
昼のミサ(クリスマス)
Antiphon et Magnificat - Hodie(mode 1)- Magnificat(mode 1 solemn tone)
復活祭の徹夜祷
Lumen Christi - Exsultet(mode 3)
復活祭
Introit / Rexurrexi(mode 4)// Kyrie I: Lux et origo(mode 8)
Gloria I(mode 4)// Gradual / Haec dies(mode 2)
Alleluia / Pascha nostrum(mode 7)-
Sequence / Victimae paschali laudes(mode 1)
Offertory / Terra tremuit(mode 4)// Sanctus I(mode 4)
Agnus Dei I(mode 4)// Communion / Pascha nostrum(mode 6)
聖霊降臨祭
Introit / Spiritus Domini(mode 8)// Kyrie III(mode 4)
Gloria II(mode 1)// Alleluia / Emitte(mode 4)
Alleluia / Veni Sancte Spiritus(mode 2)-
Sequence / Veni Sancte Spiritus(mode 1)
Credo I(mode 4)// Offertory / Confirma hoc(mode 4)
Sanctus II(mode 1)// Agnus Dei II(mode 1)
Communion / Factus est(mode 7)
アルジャンタン・ノートルダム修道院ベネディクト派修道女聖歌隊
録音:1982-1984年 AAD 原盤:Alpha/Abbey





<Parnassus>
PACD 96050 ¥1280
キャサリン・フーヴァー(1937-):ピアノ作品集
7つの前奏曲/線描/ピアノ小品集/夢の踊り/薄氷
ミリアン・コンティ
録音:2010年 
世界初録音。

●旧譜 再案内
初回ご案内時よりかなりお安くなっております。
(PACD 96046/7 のみ初回案内時と同じです。)

PACD 96001/2 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.1
プロコフィエフ(1891-1953):
「シンデレラ」からの5つの小品
いさかい Op.102 No.3/ガヴォット Op.95 No.2/秋の妖精 Op.97 No.3
オリエンタリア Op.97 No.6/シンデレラと王子(ワルツ)Op.102 No.1
束の間の幻影 Op.22 から Nos.3-6,8-9,11,14,15,18
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
シューマン(1810-1856):トッカータ ハ長調 Op.7
ドビュッシー(1862-1918):「映像」第2巻 から 葉ずえを渡る鐘の音
ショパン(1810-1849):練習曲ホ長調 Op.10 No.3/同 Op.10 No.1
ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲ト短調 Op.23 No.5/同嬰ト短調 Op.32 No.12
チャイコフスキー(1840-1893):大ソナタ ト長調 Op.37(+)
ラフマニノフ:前奏曲集 から(*)
嬰ヘ短調 Op.23 No.13/イ長調 Op.32 No.9/ロ短調 Op.32 No.10
嬰ト短調 Op.32 No.12/変イ長調 Op.23 No.8/ヘ長調 Op.32 No.7
ハ長調 Op.32 No.1/変ロ短調 Op.32 No.2/変ロ長調 Op.23 No.2
ニ長調 Op.23 No.4/ハ短調 Op.23 No.7
ドビュッシー:「映像」第2巻 から 葉ずえを渡る鐘の音(*)
リスト:忘れられたワルツ 第1番(*)
ショパン:練習曲ホ長調 Op.10 No.3(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1958年4月(*以外)、1954年12月(*)、モスクワ

PACD 96003/4 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.2
シューマン(1810-1856):
アベック変奏曲 Op.1
幻想小曲集 Op.12 から 飛翔(No.2),なぜ?(No.3),急がずに(No.7)
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19/12の前奏曲 Op.11
ピアノ・ソナタ第6番 Op.62(*)
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(*)
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
ナタン・ラフリン(指揮(+))
録音:1955年6月(*/+以外)、1952年10月(*)、1957年(+)、モスクワ

PACD 96005/6 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.3
リスト(1811-1886):
「巡礼の年第1年スイス」から オーベルマンの谷(No.6),泉のほとりで(No.6)
「巡礼の年第2年イタリア」から 婚礼(No.1)
「巡礼の年第3年」から エステ荘の糸杉に(No.2)
「巡礼の年第2年イタリア」から ペトラルカのソネット第123番(No.6)
「巡礼の年第2年への追加 ヴェネチアとナポリ」
ゴンドラの漕ぎ手,カンツォネッタ,タランテッラ
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「熱情」Op.13
ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ第3番ニ短調 Op.49(*)
ラヴェル(1875-1937):
亡き王女のためのパヴァーヌ(*)/「夜のガスパール」から 絞首台(No.2)(*)
水の戯れ(*)/高雅で感傷的なワルツ(*)/「鏡」から 道化師の朝の歌(No.4)(*)
ラフマニノフ(1873-1943):
絵画的練習曲変ホ長調 Op.33 No.6(*)
前奏曲ハ短調 Op.23 No.7(*)/同変ロ短調 Op.32 No.2(*)
プロコフィエフ(1891-1953):
「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95 から ガヴォット(No.2)(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1958年4月(*以外)、1954年12月(*)、モスクワ

PACD 96013/14 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.4
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
24の前奏曲とフーガ Op.87 から Nos.4,3,6,7,2,18,23,15(*)
プロコフィエフ:
「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95 から ガヴォット(No.2)(*)
スクリャービン(1872-1915):
詩曲「炎に向かって」Op.72(+)/詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1(+)
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(#)
パルトーク(1881-1945):15のハンガリー農民歌(**)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.82(**)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(#)
ヘルマン・アーベントロート(指揮(#))
録音:1956年9月(*)、1955年6月(+)、1954年10月(#)、1956年10月(**)、
モスクワ

PACD 96017/18 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.5
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21番ロ短調 D.960(*)
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻 から パックの踊り(+)
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ第2番イ短調(#)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 K.310(**)
リスト(1811-1886):
「詩的で宗教的な調べ」から 死者の追憶(*)/ポロネーズ第2番(*)
ハンガリー狂詩曲第17番(*)/慰め(コンソレーション)第6番(*)
スケルツォと行進曲(*)/暗い雲(*)
シューマン(1810-1856):4つのフーガ Op.72(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1957年5月(*)、1958年10月(+)、1954年(#)、1958年11月(**)、
モスクワ

PACD 96025 ¥1280
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.6
イントロダクション(語り)
ボロディン(1833-1887):小組曲 から(※)
尼僧院にて,マズルカ ハ長調,セレナード
リャードフ(1855-1914):練習曲とカンツォネッタ Op.48(※)
グラズノフ(1865-1936):夜想曲変ニ長調 Op.37(※)
ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲嬰ハ短調 Op.33 No.9
プロコフィエフ(1891-1953):
ロンド Op.52 No.2/束の間の幻影 Op.22 Nos.3,4,5,6,8,9,11,14,15,18
「シンデレラ」からの5つの小品
ガヴォット Op.95 No.2,秋の妖精 Op.97 No.3,
オリエンタリア Op.97 No.6,
大ワルツ Op.102 No.1,喧嘩 Op.102 No.3
リャードフ:音楽玉手箱 Op.32(※)
スクリャービン(1872-1915):
マズルカ ホ短調 Op.25 No.3(※)/練習曲嬰ハ短調 Op.42 No.5
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12
シューベルト(1797-1828)/リスト(1811-1886):魔王(+)(※)
ショパン(1810-1849):前奏曲嬰ハ短調 Op.45(#)(※)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1952年4月4日(+/#以外)、1949年12月20日(+)、1952年1月10日(#)、
モスクワ

PACD 96046/7 2枚組 ¥1750
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.7
ベートーヴェン(1770-1827):
2つのロンド 0p.51; ハ長調/ト長調
エロイカ変奏曲変ホ長調 Op.35
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
バガテル ヘ長調 Op.33 No.3
ピアノ・ソナタ第27番ホ長調 Op.90
ディアベッリ変奏曲 Op.120(+)
創作主題による変奏曲 Op.34(*)
創作主題による変奏曲(トルコ行進曲の主題による変奏曲)Op.76(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1951年、モスクワ(*以外)/1950年(*)

PACD 96032 ¥1280
リヒテル・イン・ライプツィヒ
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ブラームス(1833-1897):
バラード ト短調 Op.118 No.3
間奏曲変ホ短調 Op.118 No.6/同ハ長調 Op.119 No.3
ショパン(1810-1849):夜想曲ヘ長調 Op.15 No.1
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1963年11月28日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、ライヴ

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11-08 No.25-1

2011年08月25日 14時56分01秒 | Weblog
<NAXOS>各1枚 ¥1000
8.572318
プロコフィエフ:ロメオとジュリエットOp.64(抜粋)
V.ボリソフスキーによるヴィオラとピアノ編曲
1-8.第1幕(序曲/第1場 街の目覚め/第2場 少女ジュリエット
第2場 メヌエット-客人たちの登場/第2場 仮面/第2場 騎士たちの踊り
第2場 マーキュシオ/第2場 バルコニーの情景)/9-13.第2幕(第1場 謝肉祭
第1場 マンドリンを手にした踊り/第2場 ローレンス僧庵でのロメオ/
第3場 マーキュシオの死/第3場 タイボルトの死)
14-15.第3幕(第3場 朝のセレナーデ/第3場 百合の花を手にした娘たちの踊り)
16.第4幕 エピローグ:別れの情景とジュリエットの死
マシュー・ジョーンズ(ヴィオラ)/リヴカ・ゴラーニ(ヴィオラ)…10.14
マイケル・ハンプソン(ピアノ)
現在、プロコフィエフ(1891-1953)の全作品の中でもとりわけ愛されているの
が、この「ロメオとジュリエット」でしょう。もともとの台本はハッピーエン
ドで終わることになっていて、その理由は「死者は踊ることができない」とい
うものでした。しかし、悲劇的な結末でも、踊りで表現することで、原作通り
の結末に変更したというものです。初演は酷評でしたが、プロコフィエフ自身
はこの曲を大層気に入っていたようで、管弦楽組曲の他、ピアノ独奏組曲まで
も作られています。このヴィオラ版を作ったのは、ショスタコーヴィチの弦楽
四重奏曲の演奏で知られる「ベートーヴェン弦楽四重奏団」のヴィオラ奏者、
ボリソフスキー(1900-1972)を中心にした仲間たち。彼らは作曲家もうなるで
あろうほどの名編曲で、この名作に新たな光を当てたのです。

8.571284-85 2枚組
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション 第9集&第10集
《CD1.ベルリオーズ=リスト:幻想交響曲》
《CD2.ベルリオーズ=リスト:イタリアのハロルド》
イディル・ビレット(ピアノ)/ルーセン・グーンズ(ヴィオラ)…CD2
ビレットが演奏するベルリオーズ(1803-1869)=リスト(1811-1886)の幻想交響
曲は、NAXOSにも録音があり(8.550725)、こちらもとても評判が高いのですが、
こちらの録音はそれよりも14年前の演奏です。彼女はこのリスト版を演奏する
にあたって、ベルリオーズの原曲をよく研究し、リストが編曲した際の原曲と
の微妙な相違点を修正していることで知られていますが、この録音でもそれは
顕著に現れています。後年の演奏よりも若干軽やかさとぎこちなさが同居して
いますが、よくぞここまで!という妙技は変わりありません。もう1曲の「イ
タリアのハロルド」は2011年の最新録音です。ヴィオラをともなうこの交響詩
を全曲演奏してしまうというだけでも偉業なのですが、これがまた随分と良く
できていて、ついつい聴き入ってしまいます。どうしても統一感が不足がちな
原曲よりもまとまりがあり、一気に聴きとおすことが可能です。

8.572567
ウィリアム・ペリー:偉大なる無声映画時代の音楽集
1-6.ジェミニ・コンチェルト(序奏と旅の音楽/ダブリン:ケルティック・エア
と道をはずれたリール/ベルリン:キャバレー・マーチとベルリンの歌/モスク
ワ:夜更けのトロイカとロマンス/ウィーン:多調のポルカとウィーンの酒のワ
ルツ/ニューヨーク:ブロードウェイ・バレエと終曲)
7-9.サイレント・イヤーズ:ピアノと管弦楽のための3つの狂詩曲(最愛のロー
グ/血と砂/ゴールド・ラッシュ)
10-15.映画から見つけた6つのタイトル・テーマ(トロントのワイルド・ナイ
ツ-「ダンス序曲」/ディジョンのレインコート-ワルツ/天使のアンジェラス-
セレナーデ/河の上の橋-行進曲/黒いマリーゴールド-夜想曲/ドッグスターへ
の航海-シリアスな終曲)
アンブラ・アルベック(ヴァイオリン&ヴィオラ)…1-6/フィオナ・アルベッ
ク(ピアノ)…1-6/マイケル・チャートック(ピアノ)…7-9/ヘレン・カーンズ
(ソプラノ)…15/アイルランド国立交響楽団/ポール・フィリップス(指揮)
アメリカの作曲家、ピアニスト、ウィリアム・ペリー(1930-)。彼はニューヨ
ーク市の近代美術館映画部の音楽監督を12年間務め、サイレント映画のための
ピアノ伴奏を作り、また100作以上の映画音楽を作曲しました。また彼が音楽
をつけたテレビ・シリーズ「サイレント・イヤーズ」は、オーソン・ウェルズ
とリリアン・ギッシュ(サイレント時代の名女優)の活躍もあって、世界中の至
るところに古典的なサイレント映画の美しさを広め、エミー賞を受賞すること
となったのです。彼の「ジェミニ・コンチェルト」は、大先輩であるコルンゴ
ルトがあの有名なヴァイオリン協奏曲を作曲した時と同じように、自らの7つ
の映画音楽からテーマを拾い上げ、起伏のある音楽を作り上げています。

8.572732
エンジェルズ・イン・ジ・アーキテクチャ
1-3.フランク・ティケリ(1958-):
コンサート・バンドのための交響曲第2番(2004)(シューティング・スター/新
月の下で見る夢/アポロの耽美)
4-5.レスリー・バセット(1923-):2楽章の九重奏曲(1968)
6.フランク・ティケリ:エンジェルズ・イン・ジ・アーキテクチャ(2008)
7-10.ウィリアム・ボルコム(1938-):バンドのための第1交響曲(2008)
ララ・スピエセル(ソプラノ)…6/ミドルテネシー州立大学(MTSU)ウィンド・
アンサンブル/リード・トーマス(指揮)
大好評、アメリカのブラス・シリーズです。今回はフランク・ティケリの作品
を2曲と、ウィリアム・ボルコム、レスリー・バセット各1曲の全4曲です。ティ
ケリは現在アメリカにおけるブラス・バンド界で重要な位置を占めている作曲
家で、既に数多くの作品が愛奏されている人です。アルバム・タイトルの「エ
ンジェル-」は、シドニー・オペラ・ハウスの装飾からヒントを得たもので、
神の光と荒れ狂う暗黒の対比を描いています。「交響曲第2番」も神の世界を
描いていて、2つの作品は密接な関係を持っているのです。レスリー・バセッ
トは第二次世界大戦中、第13機甲師団のバンドでトロンボーンを吹いたという
経歴の持ち主。その後、電子音楽や現代音楽を学び、1966年にはピューリッ
ツァー賞の音楽部門を受賞しています。ボルコムはすでにおなじみの作曲家
で、様々な技法を用いた面白い作品を書く人として知られています。

8.570145
オルウィン:
1.劇的序曲-ヴェニスのムーア人(編曲:P.レーン)…世界初録音
2-4.合奏協奏曲第2番/5-8.セレナード…世界初録音
9-15.7つのアイルランドの旋律(小さな赤いヒバリ/田舎の旋律/乙女の光線/
リール-雌羊と曲がった角/上品な乙女/ため息/ジグ)…世界初録音
16-18.合奏協奏曲第3番
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
合奏協奏曲第1番を始めとした作品集(8.570704)での表情豊かな音楽を聴くだ
けで、「まだまだイギリスにはすごい作曲家がいるんだな」と驚かせてくれた
オルウィン(1905-1985)ですが、ここでも、その劇的な音楽がたっぷり楽しめ
ます。ヴェニスのムーア人とは、あのシェークスピアが描いたオセロのこと。
もともとはブラスバンドのために書かれたものをP.レーンがが管弦楽へと編
曲。オセロとデズデモーナを中心とした人間模様が激しい音楽で表出されて
います。他には、見事に練られた合奏協奏曲2曲と、極めて田園的な2つの作品
を収録。合奏協奏曲第3番は、偉大なる指揮者ヘンリー・ウッドの没後20年を
記念してBBCから依嘱された作品です。

8.572649
ホルブルック:
1-4.ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番Op.6a
5-7.ホルン三重奏曲ニ長調Op.28(原典版)
8-10.ヴァイオリン協奏曲「バッタ」(ヴァイオリン・ソナタ第2番)Op.59
11.メゾチント集Op.55-第2番恍惚(ヴァイオリンとピアノ編)
※全て世界初録音
マーク・スミス(ホルン)…5-7/ケレンツァ・ピーコック(ヴァイオリン)
ロバート・スティーヴンソン(ピアノ)
イギリス、クロイドン生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)のヴァイオリ
ン作品集です。彼は12歳でピアニストとしてデビュー、その後指揮活動を続け
ながら、作曲家としての道を志し、22歳の時に交響詩「大鴉」を発表。次々と
大作をものにし、ついには「コックニーのワーグナー」と呼ばれるほどの同時
代の作曲家の中でも先進的な位置を獲得したのでした。しかし、第一次大戦後
も後期ロマン派の作風を捨てることなく、また、常に大作の上演・・・ワーグ
ナー風の連作・・・を夢みていたため、結局は時流に乗れずに、次第に忘れら
れてしまったのです。とはいえ、彼の器楽曲はもっと気楽で明るく魅力的なも
のであり、民謡風の主題をもつ素朴なものです。アルバム・タイトルになって
いるヴァイオリン協奏曲「バッタ」は彼自身が、協奏曲版とソナタ版(こちら
の方の最終楽章が若干平易に書かれている)の2つのヴァージョンで出版してい
ますが、この録音では難しい方の協奏曲版を用いています。

8.572712
マックスウェル=デイヴィス:
1.独奏チェロとアンサンブルのための「リングァ・イグニス(炎の舌)」(2002)
2-15.音楽劇とダンサーのための「ヴァサリー・イコネス」(1969)
16-18.パーセルのグラウンドによるファンタジアと2つのパヴァーヌ(1968)
世界初録音…1
ヴィットリオ・チェカンティ…1-15/コンテンポアルトアンサンブル
マウロ・チェカンティ(指揮)
イギリスの作曲家、ピーター・マックスウェル=デイヴィス(1934-)は、NAXOS
から依嘱された「弦楽四重奏曲」全10曲で知られています。彼は現在だけでな
く、過去、未来を見通し、その作品に投影します。そこには中世の神秘主義も
盛り込まれ、時とともに姿を変えながら、聴き手の感性に強く訴えかけるので
す。このアルバムで聴くことのできる3つの作品は、それぞれ、全く違う方向
性を抱いています。独奏チェロが奏でる挽歌を彩るピアノや打楽器が印象的な
「リングァ・イグニス」、中世ベルギーの医師の論文の写しが創作の原動力と
なった「ヴァサリー・イコネス」は、人体の解剖図と、中世のメロディの不思
議な融合、そしてヘンリー・パーセルの音楽が現代的に変容している「ファン
タジア」(これが一番聴きやすいかも)と、どれも聴き終えた後には、不思議な
余韻を残します。

8.559720
ジェームズ・エイクマン:北ヴェネツィアの協奏曲
1-3.ヴァイオリン協奏曲「動いている線」(2009)
4.パヴァーヌと弦楽合奏のための「アニアの歌」(2006)
5-7.サキソフォン協奏曲(2010)
テイマー・サリヴァン(アルト・サクソフォン)…5-7
チャールズ・ウェザビー(ヴァイオリン)…1-3
サンクトペテルブルク交響楽団
ウラディーミル・ランデ(指揮)
アメリカの作曲家ジェームズ・エイクマン(1959-)の音楽は、何十年にも渡っ
て高い栄誉を受けています。彼の音楽は、どれも感情に訴えかける力が大き
く、また多くのイメージを喚起させます。また「豊かに響き渡り、魅力的で、
悲しげで、美しく、刺激的。そして創意に富んでいて、新しい。」と様々な
メディアで大絶賛を受けてもいます。ここで聴ける3つの作品は、ジャズや
ポップスの影響も感じられるエレガントで柔軟な作風が魅力です。天に向かっ
て伸びていくような、美しくゆったりとしたメロディラインを持つヴァイオ
リン協奏曲、元ポーランドの王族であり、ヴァイオリニストの妻となったアニ
ア讃える弦楽のための音楽、そして透明感を湛えながらも、アルバン・ベル
クの管弦楽法を模倣しているというサキソフォン協奏曲。どれもが作曲家の
過去の経験と密接に結び付いた音楽なのです。

8.571257
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第7集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 第2集
1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
イディル・ビレット(ピアノ)
ビルケント交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
ビレットとヴィトのコンビによる、なんとも重量級のベートーヴェン(1770-
1827)が生まれました。第3番の1楽章の長い提示部は、まさに交響曲を聴いて
いるかのような味わい。ワクワク感が最高潮に達したところで登場するピア
ノ。決して焦ることなく、着々と音楽を進めて行く様は、本当に聴いていて
気持ちの良いものです。第2主題も過度に歌わせることなく、あくまでも無骨
さを崩さないところがビレット流。この人は、流麗さが求められるところを、
敢えてゴツゴツ表現するのですね。そんなビレットが演奏する第4番がまた面
白いのです。「こんなに力強くこの曲を演奏するか?」と思わせるところが
彼女らしさなのかもしれません。ヴィトの指揮も、ベートーヴェンの「漢」
ぶりを引き立てています。

8.572023
ルイエ:リコーダー・ソナタ集
1-5.リコーダー・ソナタ ニ短調 Op.2-3/6-9.リコーダー・ソナタ ト長調
Op.1-3/10-14.リコーダー・ソナタ ハ短調 Op.3-5/15-20.リコーダー・
ソナタ ハ長調 Op.1-6/21-24.リコーダー・ソナタ ヘ短調 Op.4-2/25-28.
リコーダー・ソナタ 変ホ長調 Op.3-7/29-32.リコーダー・ソナタ イ短調
Op.1-1/33-37.リコーダー・ソナタ ホ短調 Op.3-12
ダニエル・ロテルト(リコーダー)/ヴァネッサ・ヤング(チェロ)
シェティル・ハウグサン(チェンバロ)
同時代に「ルイエ」と言う名前の音楽家が3人いたため、このジャン・バティ
スト・ルイエ(1688-1720)は、同名の従兄と区別するため、生まれ故郷の名を
とって「ヘントのルイエまたはガンのルイエ」と呼ばれます。生涯のほとんど
をフランスで過ごし、リヨンの大司教に仕えた事が知られる以外、彼の人生は
ほとんどわかっていません。しかし、数多くのフルートのための作品と、リコ
ーダー作品は、今なお、高い人気を誇っています。コレッリのヴァイオリン・
ソナタに影響を受け、そこに名人芸を加味したこれらの曲は、当時流行のイタ
リア様式とフランス様式を融合した、洗練された音楽です。ロテルトの素朴で
暖かい音色は、聴いていてそこはかとない幸福感をもたらします。

8.559687
ピーター・シックリー(1935-):カッツキルの1年
1-5.カッツキルの1年(春-幻想/夏-模造/秋-変奏/冬-ラメント/終曲-スピード
運転)/6-8.ガーデンズ/9-11.あなたは今日ジェフリーの家で何をしました
か?/12-16.ドリーム・ダンス/17-19.気晴らし
ブレア木管五重奏団(メンバー:ジャック・キルヒナー(フルート)…1-5.12-16
/ジャレッド・ハウザー(オーボエ)…1-8.12-19/カサンドラ・リー(クラリネッ
ト)…1-5.17-19/シンシア・エステル(ファゴット)…1-5.17-19/レスリー・ノ
ートン(ホルン)…1-5.9-11)/フェリックス・ワン(チェロ)…12-16/メリッサ
・ローズ(ピアノ)…6-11
この作曲家の名前、聞き覚えあるな?と思った方、それはかなりのマニアです。
そうです。この人は以前、全世界で大ヒットを飛ばしたP.D.Q.バッハ(バッハ
の21番目の息子???)の生みの親というか、伝記作者。平たく言えば、「シッ
クリー教授」が自作を発表する時に用いた偽名なのですが、そのジャンルを越
えた「冗談音楽」はお堅いクラシック音楽界に旋風を巻き起こしたことは間違
いありません。このアルバムに収録された曲は、冗談音楽ではなく、きちんと
した室内楽ですが、それでも、「カッツキルの1年」ではバロック時代に回帰
した音楽が聴けますし、自作からの引用も盛り込まれています。ドリーム・ダ
ンスでの人を食った表情もいい感じです。

8.559662
光の川-アメリカのヴァイオリンとピアノのための小品集
1.プッツ(1972-):アリア(2000)
2.グラス(1937-):渚のアインシュタインからニー・プレイ2
3.カーニス(1960-):エアー(1995)
4.ズービン(1978-):シシリエンヌ(2000)…世界初録音
5.ダニエルプール(1956-):光の川(2007)…世界初録音
6.ボルコム(1938-):優雅なゴースト・ラグ(1979)
7.ヒグドン(1962-):レガシー(1999)…世界初録音
8-10.ツィンメッリ(1968-):ライト・ギター(2006)…世界初録音
11.ワイリー(1916-1989):物言いたげな小品 Op.16-2(1953)
ティム・フェイン(ヴァイオリン)
ワン・ペイ=ヤオ(ピアノ)…1.3.4.5.6.7.11
アメリカのヴァイオリニスト、ティム・フェインによる刺激的で冒険的なアメ
リカ現代の作品集です。このアルバム、何と言っても選曲が見事!あまりにも
美しいプッツやカーニスの作品に耳を奪われ、郷愁溢れるボルコムのラグに心
躍らせてください。そしてグラスの「渚のアインシュタイン」での狂乱ぶりは
まさに地獄絵を見るかのよう。現代アメリカ社会の縮図を垣間見るような雑多
で楽しい音楽に満ち溢れています。

8.559674
ローレム:フルートを伴う室内楽作品集
1.山の歌(フルートとピアノ版)(1949)
2-10.ロメオとジュリエット(1977)(私はこの夜まで真の美しさを見たことが
ない/あなたはマブ女王と/夜に響く恋人の声は銀の鈴のように澄み/おお、
毒蛇の心臓/…悲しみは時を長くする/…鳴くのはナイチンゲール/おいで、
私のために泣いてくれ/エンプティ・タイガー/これほど痛ましい話はない)
11-14.フルート、チェロとピアノのための三重奏曲(1960)
15-22.時祷書(1975)/23-26.4つの祈り(2006)
フェンウィック・スミス(フルート)
デイヴィッド・レイズナー(ギター)…2-10
ロナルド・トーマス(チェロ)…11-14
ミーハ・リー(ピアノ)…1.11-14.23-26
アン・ホブソン・パイロット(ハープ)…15-22
1923年生まれのネッド・ローレム(1923-)は概ね歌曲作曲家として知られてい
ますが、彼はその活動のほぼ全域に渡って、フルートのための作品も書いてい
ます。ここに収録されたのは、そんな魅力的な曲の数々です。若い頃にフラン
スに住んでいたローレム、やはり初期の作品にはプーランクやラヴェル、ルー
セルの影響が強く感じられます。そんなモダンさとケンタッキーの民謡を掛け
合わせたかのような、「山の歌」(これは、彼が最初に書いた器楽のための曲
で、オーボエ、もしくは、ヴァイオリン、チェロでも奏されます)から、2006
年の「4つの祈り」まで、およそ50年もの年月によって熟成されたローレムの
歌心は、美しくも哀しく響き渡ります。名手フェンウィック・スミスの演奏で。

8.570876
ピツェッティ:弦楽四重奏曲集
1-4.弦楽四重奏曲 第1番 イ長調(1906)
5-8.弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調(1932-33)
ライタ弦楽四重奏団(メンバー:レイラ・ラーソニー(第1ヴァイオリン)/
ジェルジ・アルベルト(第2ヴァイオリン)/ラーシュロー・コロフヴァリ
(ヴィオラ)/ラーシュロー・フェンイェー(チェロ))
まるでドヴォルザーク?と聴きながらジャケットを見直してしまいそうな、
第1番の弦楽四重奏曲。これを書いたのは、マリピエーロ、カセッラ、レスピ
ーギと同世代のイタリアの作曲家ピツェッティ(1880-1968)です。彼はどちら
かというと先進的な和声には嫌悪感を抱いていたようで、初期バロックやルネ
サンス音楽への回帰を目指していましたが、とはいうものの、抒情的な旋律を
用い、和声も半音階的だったりと、かなり時代の風潮には忠実だったようです。
さわやか香りを持つ前述の第1番に比べ、その約26年後に書かれた第2番は、明
らかに後期ロマン派風の成熟した濃厚な音楽であり、ゆったりとした第1楽章
では、おなじみのBACHの名前も音として引用されています。神秘的な音の流れ
は、そのまま第2楽章へと続き、見事な構造を持つスケルツォを経て、激しい
終楽章へとなだれ込むのです。まさに「音のドラマ」です。

8.572040
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 第1集
1-3.ピアノ三重奏曲 第26番 嬰ヘ短調 Hob.XV:26
4-6.ピアノ三重奏曲 第24番 ニ長調 Hob.XV:24
7-9.ピアノ三重奏曲 第25番 ト長調 Hob.XV:25
10-11.ピアノ三重奏曲 第31番 変ホ長調 Hob.XV:31
クングスバッカ・ピアノ三重奏団(メンバー:マリン・ブローマン
(ヴァイオリン)/イェスパー・スヴェドベルグ(チェロ)/サイモン・
クローフォード・フィリップス(ピアノ))
ハイドン(1732-1809)はその生涯にピアノ三重奏曲を41曲以上書いたとされて
います。ここに収録された4曲は、ハイドンの創作の絶頂期である1794年から
1795年にかけて作曲されたもので、2回目のロンドン訪問を行った時期です。
小規模ながらも、熟達の書法を見せるこれらの作品はロンドン在住の未亡人レ
ベッカ・シュレーターのために書かれ、彼女に捧げられています。彼女の存在
は、60歳を越えたハイドンの創作意欲を高め、作品の上にも大いなる実りをも
たらした事は間違いありません。事情が許せば、結婚も考えていたというハイ
ドンですが、残念ながら彼には「本妻」がいたため、それは叶うことのない
夢に終わりました。全曲に漂う夢のような甘い雰囲気は、そんな気持ちを現わ
しているのかもしれません。

8.572753
アルファーノ:ヴァイオリン・ソナタ&ピアノ五重奏曲
1-3.ヴァイオリン・ソナタニ長調(1923年原典版…この版は世界初録音)
4-6.ピアノ五重奏曲変イ長調(1945)…世界初録音
7-8.ネニアとスケルツィーノ(1936)(E.ピエランジェリによるヴァイオリンと
ピアノ編)…世界初録音
メアリー・アン・マム(ヴァイオリン)…4-6/クレイグ・マム(ヴィオラ)…4-6
サミュエル・マギル(チェロ)…4-6/エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
スコット・ダン(ピアノ)
以前はプッチーニのトゥーランドットの補筆完成者としか認知されていなかっ
たアルファーノ(1875-1954)ですが、以前リリースされたチェロ・ソナタ
(8.570928)の暗く蠢く情熱的な音楽で、若干人気も高まったかのようです。
このアルバムでも、そんなアルファーノの個性的な音楽を聴くことができます。
最初のヴァイオリン・ソナタはフランスの印象主義の影響も受けていて、流麗
でありながら、不確定な和声が続く色彩豊かな曲です。ピアノ五重奏曲は、彼
の最後の室内楽作品でありながらも、深い抒情性に満ち、決して無調にはなら
ず、聴き手に安心感すら与えてくれる美しさがたまりません。魅力的な「ネニ
アとスケルツォ」は、彼が訪れた様々な国の思い出や、スラブ民謡などが入り
混じって聴こえてきます。優しくくつろいだ雰囲気を持つ小品です。

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11-08 No.25-2

2011年08月25日 14時55分38秒 | Weblog
8.571278
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション第5集
1.マーラー(1860-1911):ピアノ四重奏曲イ短調
2-4.フランク(1822-1890):ピアノ五重奏曲ヘ短調
イディル・ビレット(ピアノ)/ロンドン弦楽四重奏団
ビレットの幅広いレパートリーを示す、珍しい室内楽作品の演奏です。マーラ
ーの作品は、彼がウィーン音楽院に在学していた16歳の頃に書かれた単一楽章
の曲で、作曲科の試験に提出するために書かれたとされています。本来は4楽
章形式で構想されたと言われますが、第3楽章スケルツォの断片が残っている
のみで、他は紛失したようです。この楽章のみ、未亡人アルマの遺品から発見
されました。後年の作風のような重厚さは見られないものの、終わり近くに現
れるヴァイオリンの悲劇的なカデンツァが未来を予見させます。もう1曲のフ
ランクは、渋さの権化のような作品ですが、ビレットの演奏は、フランク特有
の旋律美を面白いほどに感じさせてくれる説得力あるものです。またロンドン
弦楽四重奏団も素晴らしい。現れては消える緊張感漲るメロディを追っていく
うちに、この曲が好きになること間違いなし。

8.572727
期待の新進演奏家シリーズパブロ・ガリベイ:ギター・リサイタル
1.D.スカルラッティ(1685-1757):
ソナタホ長調K.380/L.23/P.483(L.ラウスによるギター編)
2.D.スカルラッティ:
ソナタニ短調K.213/L.108/P.288(L.ラウスによるギター編)
3.タルレガ(1852-1909):アラビア奇想曲
4-6.ポンセ(1882-1948):ソナタ第3番
7-10.ホセ(1902-1936):ギター・ソナタ(1933)
11.タルレガ:ラグリマ(涙)
12.タルレガ:マリア
13.タルレガ:前奏曲ニ短調「エンデチャ」
14.タルレガ:前奏曲ニ短調「オレムス」(シューマンによる)
15.タルレガ:20の練習曲-第14番「ラ・マリポーサ」
パブロ・ガリバイ(ギター)
メキシコのギタリスト、パブロ・ガリベイのリサイタル・アルバムです。彼は
古典的なレパートリーだけでなく、あまり知られていない作品も積極的に取り
上げ、それらの解釈で高い評価を受けています。タルレガ国際コンクールを始
め、16もの国際コンクールで入賞し、現在はメキシコ・シティUNAM音楽学部の
ギター教授を務めています。なので、期待の新進演奏家と呼ぶのは申し訳ない
ほどのキャリアの持ち主なのです。まずはスカルラッティのソナタを聴いてみ
てください。その表現力豊かな演奏は、偉大なる先人アンドレス・セゴビアを
思い起こさせることでしょう。タルレガを始めとした小品も泣かせてくれます。

8.570216
セイシャス:チェンバロ・ソナタ集第2集
1.チェンバロ・ソナタ第3番ハ長調/2.チェンバロ・ソナタ第35番ホ短調
3.チェンバロ・ソナタ第16番ハ短調/4.チェンバロ・ソナタ第45番ト長調
5.チェンバロ・ソナタ第60番イ長調/6-7.チェンバロ・ソナタ第65番イ短調
8-10.チェンバロ・ソナタ第40番へ長調/11.チェンバロ・ソナタ第28番ニ短調
12.チェンバロ・ソナタ第33番変ホ長調
13-14.チェンバロ・ソナタ第53番ト短調
15-17.チェンバロ・ソナタ第39番ヘ長調
18-19.チェンバロ・ソナタ第78番変ロ長調
20.チェンバロ・ソナタ第47番ト長調
21-22.チェンバロ・ソナタ第58番イ長調
23-24.チェンバロ・ソナタ第20番ニ
長調/25.チェンバロ・ソナタ第38番ヘ長調
デボラ・ハラス(チェンバロ)
第1集(8.557459)が高い評価を受けたスカルラッティと同時代の作曲家、セイ
シャス(1704-1742)のチェンバロ・ソナタの第2集です。ご存知の通り、セイ
シャスが残した作品の多くは、1755年のリスボン大地震で失われてしまいまし
た。現存しているのは、およそ100曲のソナタと若干の典礼作品のみです。し
かし、この残された作品だけでも、聴き手に限りない喜びを与えてくれていま
す。一聴してわかる通り、スカルラッティの作品よりも難しそうなパッセージ
に満ちており、ものすごく華やかで、聴き映えのする曲です。地響きがするよ
うな迫力のある演奏は、第1集と同じデボラ・ハラスによるものです。

8.572326
クレメンティ:グラドゥス・アド・パルナッスム Op.44 第2巻
1-3.3つの小品からなる組曲(第25番 序/第26番 シャコンヌ/第27番 情熱を
もって速く)/4.第28番 活発に/5.第29番 速く、しかしはなはだしくなく
6.第30番 急速に/7.第31番 元気に速く/8.第32番 活発に
9.第33番 シャコンヌ/10.第34番 急速に/11.第35番 急速に
12.第36番 急速に、しかしはなはだしくなく
13-17.5つの小品からなる組曲(第37番 前奏曲/第38番 ほどよく快速に/第39番
悲しい情景/第40番 フーガ/第41番 終曲)
アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)
第1集(8.572325)での、表現力豊かな演奏が高い評価を持って迎えられたマラ
ンゴーニによる、クレメンティ(1752-1832)の「グラドゥス・アド・パルナッ
スム」の第2集です。作曲家、演奏家、教師、そして音楽出版、そして楽器製
造まで手掛けたマルチ音楽家、クレメンティのこの練習曲は、本当に一筋縄で
はいきません。例えば、このアルバムに収録された冒頭の3曲、第25番から第
27番は、これだけでも一つの曲集として成立するほどのクォリティを持ってい
ます。もちろん、それはほんの小手調べ。まだまだ多彩な曲が手薬煉引いて
待っているのですから。

8.572376
バルトーク:ピアノ作品集 第6集
1-4.4つの小品 BB27(1903)(左手のための練習曲/幻想曲 その1/幻想曲
その2/スケルツォ)
5.交響詩「コッシュート」より葬送行進曲 BB31(1903/05)
6-7.断片 BB38(1905)/8-9.2つのエレジー Op.8b,BB49(1909)
10-27ピアノの初歩(第1番 /第2番 /第3番 対話 /第4番 対話 /第5番 /第6番
/第7番 民謡 /第8番 /第9番 /第10番 民謡 /第11番 メヌエット /第12番
豚飼いの踊り /第13番 民謡 /第14番 /第15番 婚礼の踊り /第16番 農民の踊り
/第17番 /第18番 ワルツ)
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
バルトーク(1881-1945)の初期のピアノ作品集です。22歳の時に書かれた4つの
小品は、明らかにリストの影響を受けてることは間違いありません。第1番
「左手のための練習曲」での輝かしい超絶技巧の表出は、まさに「当時の」
彼がピアニストとして目指していた到達点なのでしょう。管弦楽のために書
いた交響詩「コッシュート」(19世紀のハンガリーの偉大なる革命家)からの
葬送行進曲も未発表のリスト作品だと言われても、そんなに違和感がありま
せん。それから少し時を経た1909年に書かれた「2つのエレジー」はタイトル
通り陰鬱な雰囲気を湛えた内省的な作品です。ただ、やはりリストの最晩年
の作品と言われても「そんなものかな」と思えてしまうのはご愛敬。やはり
もっと民謡風な作品を求めてしまうのは仕方ありません。「ピアノの初歩」
は楽しい教育用教材です。

8.572515
ソレール:鍵盤楽器のためのソナタ集 第1番-第15番
1.ソナタ 第1番 イ長調/2.ソナタ 第2番 変ホ長調
3.ソナタ 第3番 変ロ長調/4.ソナタ 第4番 ト長調/5.ソナタ 第5番 ヘ長調
6.ソナタ 第6番 ヘ長調/7.ソナタ 第7番 ハ長調/8.ソナタ 第8番 ハ長調
9.ソナタ 第9番 ハ長調/10.ソナタ 第10番 ロ短調
11.ソナタ 第11番 ロ長調/12.ソナタ 第12番 ハ長調「コドルニツから」
13.ソナタ 第13番 ト長調/14.ソナタ 第14番 ト長調
15.ソナタ 第15番 ニ短調
マルティナ・フィリャク(ピアノ)
カタルーニャの作曲家、オルガニスト。23歳でエル・エスコリアル修道院の聖
職者となり、その後の31年間はひたすら祈りと瞑想にあてるという禁欲的な生
活を送ったと言われています。そのような生活の中で、150曲ほどのチェンバ
ロ・ソナタを含む500曲以上の作品を書き続けました。D.スカルラッティに学
んだとされていますが、その真贋はわかっていません。ソレール(1729-1783)
のソナタはスペイン国王カルロス三世の王子ガブリエルのために書かれたとさ
れていますが、これらのソナタがどの楽器のために書かれたのかは断定できま
せん。ほとんどはチェンバロのためのようですが、3楽章や4楽章で書かれたも
のは当時最先端の楽器であったフォルテ・ピアノのためであった可能性もあり
ます。ここでは、ルビオ番号(20世紀初頭の研究者)に従って並べられています。
生活は質素でしたが、音楽は驚くほど雄弁です。

8.572774
ウォレス:オペラ・ファンタジーとパラフレーズ集
1.ヴェルディ:歌劇「椿姫」の主題による華麗な幻想曲
2.ベルリーニ:歌劇「夢遊病の女」によるのサロン風幻想曲
3.ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」によるサロン風幻想曲
4.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」からヘブライの捕虜たちの合唱「行け、わが
思いよ、黄金の翼に乗って」
5.ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」の舟歌による華麗な変奏曲
6.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から「愛しの美しい娘」
7.ウォレス:歌劇「ラーリン」から夜想曲「夜の風」
8.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」の主題によるサロン風幻想曲
9.ウォレス:歌劇「マリターナ」の主題による大幻想曲
10.アレヴィ:歌劇「ルクレール」による大二重奏曲
ローズマリー・タック(ピアノ)/リチャード・ボニング(ピアノ)…5.10
今でこそ忘れられてしまったものの、存命当時はオペラ作家として国際的に称
賛されていたアイルランドの作曲家ウォレス(1812-1865)による、チャーミン
グなオペラからのトランスプリクション集です。彼はウォーターフォードで
生まれ、10代後半からピアニストとして活躍、その後1835年にオーストラリア
に移住し、捕鯨(!)をしながら音楽活動を行いました。その際、インドでトラ
に襲われたり、南洋で地震に遭遇したりなどの武勇伝もありますが、これはど
うも眉唾もののようです。そんな彼のオペラの中で、現在かろうじて知られて
いるのは、「マリターナ」1曲ですが、このアルバムの中では彼自身の手で聴
きどころを集めた「幻想曲」を聴くことができます。当時流行していた様々な
オペラからの聴きどころも、彼の手で新たに生まれ変わっていて、なかなか面
白い編曲が楽しめます。名指揮者ボニングがピアノを弾いているところも注目
です。

8.571254
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第4集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第2集
1-4.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
5-7.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
8-11.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3
イディル・ビレット(ピアノ)
ビレットのベートーヴェン(1770-1827)、この第2集では初期の2つのソナタと、
中期のソナタのカップリングです。第3番は、冒頭の右手の重音が思いの他ピ
アニスト泣かせ。ここを軽やかに弾くのは結構大変!他にも難所続出の「甘く
見てはいけない曲」です。もちろんビレットは何のためらいもなく、さくさく
弾き切って、ベートーヴェンが伝えたかったことを存分に見せてくれています。
第5番は「悲愴」と同じハ短調のソナタ。第2楽章の美しさも含めて「悲愴」と
の関連性も見受けられる、もっと聴かれてもいい作品です。終楽章の軽快な
パッセージが心地よいです。第18番は、しばしば「狩り」と呼ばれ、第1楽章
に現れる「運命の動機」が特徴的な作品です。終楽章のタランテラは、まるで
指が縺れるのでは。と危惧してしまいますが、そこもビレット。こちらも難
なく弾きこなしています。

8.571255
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第5集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第3集
1-4.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
5-7.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
8-11.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79
イディル・ビレット(ピアノ)
ビレットのベートーヴェン・ソナタ第3集。明るい長調の3曲が収録されていま
す。初期の作品の中では大規模な構造を持つ第7番は、ベートーヴェン(1770-
1827)の拘り(粘着性とも)を現わす、第1楽章での執拗なまでの下降音形や、終
楽章の問いかけとも思える音形が癖になる力作です。第3楽章の優美なメヌエッ
トが耳に優しく感じられます。ハ長調の「ワルトシュタイン」は言わずと知れ
た名作。ここではビレット節が炸裂します。メリハリのある強弱、くせのある
歌わせ方、などなど普通の人がやったら確実に叱られそうな音楽を紡いでいき
ます。第25番は、この時期の作品としては小規模なもので、ピアノを習ってい
た人にはおなじみの曲ですが、これがやはり、きちんと演奏しようとすると結
構難しいものです。右手と左手の連携や、アクセントの付け方に一癖も二癖も
ある作品です。ビレットの演奏はもちろん文句ありません。さらりと終わる終
楽章が愛らしいです。

8.571256
イディル・ビレット/ベートーヴェン・エディション 第6集
ベートーヴェン=リスト編曲 ピアノ独奏による交響曲集 第2集
1-4.交響曲 第4番 変ロ長調 S464/R128
5-8.交響曲 第5番 ハ短調 S464/R128
イディル・ビレット(ピアノ)
ピアノ1台でベートーヴェン(1770-1827)の交響曲を演奏してみたい。かのリス
ト(1811-1886)が考えた壮大なる計画。今までにも数多くのピアニストがその
試みを音にしてきました。もちろん、どこかでもたついていたら、かっこよさ
は半減してしまいます。ただただ技術的に難しいだけでなく、オーケストラの
音色を感じさせてくれないといけないのですが、ビレットはこの命題を見事に
クリアしています。交響曲第4番の冒頭は、引き延ばした音で本当に思わせぶ
りに始まるので、ピアノで再現するのは困難。しかしビレットは「何かを予感
させるかのように」気持ちをぐいぐい引っ張ってくれます。もちろん軽快な
第1主題では、オーケストラもたじたじとなるほどの華やかな音楽が炸裂しま
す。第4楽章の早いパッセージはピアノ向きですが、音の厚みが半端ではない
ので演奏はかなり困難です。そして第5番はおなじみ「運命」。この迫力は、
まさにため息ものです。

8.660300-01 2枚組
プティジラール:歌劇「グル」
グル…フーベルト・クラセンス(バス・バリトン)
マリー…ソニア・ペトロヴナ(女優)
ヴィクトル…フィリップ・ドー(テノール)
イリス…カレン・ウィエルズバ(ソプラノ)
カレッリ…フィリップ・カーン(バス)
マルテ…マリー=ノエル・ヴィダル(アルト)他
ブダペスト・スタジオ合唱団/ホンヴェード男声合唱団
ハンガリー交響楽団
ローラン・プティジラール(指揮)
フランスの現代作曲家プティジラール(1950-)は、これまでも様々な問題作を
書き、次々と発表しています。それは交響曲であったり、映画音楽であったり、
またオペラであったり。中でも世間を騒がせたのは、「エレファント・マン
(ジョセフ・メリック)」のオペラ化でした。この悲しく救いのない物語は、映
画とはまた違う感動を伴いつつ、聴衆の心に棘を残したことは間違いありませ
ん。今回のオペラ「グル(尊師)」は、カルト宗教とそれにまつわる人間模様を
描いた作品。「自分は選ばれた人間である」と主人公が確信した時から、彼の
狂気と死へのカウントダウンが始まります。彼の行動を止めようとするマリー
一人を除いて、他の登場人物は主人公の狂気に巻き込まれていくのです。

8.572706
ブリテン:スコットランド歌曲集全集
1-7.誕生日の祝い Op.92/8-19.この子らはだれか Op.84
20.子守歌「ねむれ、わが子よ、ねむれ」
21.ああ、私はこれまで結婚していなかった
22.民謡編曲第5集「イギリスの歌」より第5番「羊を追って」
23.民謡編曲第3集「イギリスの歌」より第2番「なぐさめる人もなく」
24.民謡編曲第1集「イギリスの歌」より第4番「おまえはクッションが縫える
かい」
25.民謡編曲第1集「イギリスの歌」より第3番「美しいマリー伯爵」
26.8つの民謡編曲より第4番「すがすがしい朝」
27.民謡編曲第3集「イギリスの歌」より第7番「おまえはニューキャッスルの
生まれではないのか」
28.ドウティーの献身
29.大きなナイフ/30.伝統/31-34.バーンズの4つの歌(C.マシューズによる
声とピアノ編)
マーク・ワイルド(テノール)
ルーシー・ウェイクフォード(ハープ)…1-7.26
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)…8-25.27-34
ブリテン(1913-1976)はその生涯に多くの歌曲を残しました。それは盟友であ
った名歌手P.ピアーズや、交流のあった詩人オーデンの影響も強いのですが、
何より彼自身が古代スコットランドの伝統音楽・・・仄暗く、表現豊かで清冽
な表現に惹かれていたからなのかも知れません。彼の歌曲のほとんどは連作歌
曲で、それ自体が一つの世界を包括し、限りない物語性を秘めたものです。こ
こに収録された2つの連作歌曲は、どちらも晩年の作品で、「誕生日の祝い」
はエリザベス2世が、実母の75歳の誕生日を祝うためにブリテンに作曲を依頼
したもの。王族のスコットランドの家系を重んじるため、スコットランド語の
歌詞が選ばれたと言います。また、ウィリアム・スーターの歌詞による「この
子らはだれか?」の暗く劇的な音楽描写は、ブリテンが強烈な反戦主義者であ
ったことを思い起こさせます。どちらもピアーズによって初演されましたが、
ここではマーク・ワイルドの甘美な声が、これらの名歌曲にまた新しい表情を
与えています。

8.503229 3枚組 ¥2000
※NAXOS 2枚組価格
リュリ:グラン・モテ集
《CD1…第1集 8.554397》
1.テ・デウム/2.われを憐れみたまえ/3.手を打ち喜べガリアの国よ
《CD2…第2集 8.554398》
1.人々は泣き叫ぶかのごとく/2.おお信仰の涙/3.怒りの日/4.深き淵より
《CD3…第3集 8.554399》
1.主は汝の声を聞き(詩篇第19番)/2.おお、いと甘き主よ(プティ・モテ)
3.ノトゥス・イン・ユダエア・デウス(詩篇第75番)
4.主の僕たちよ、主をほめたたえよ(詩篇第112番)(プティ・モテ)
5.ベネディクトゥス
ル・コンセール・スピリチュエル
エルヴェ・ニケ(指揮)
イタリア出身ながらも、ルイ14世の寵愛を受け、作曲家&踊り手として活躍。
多くのバレ(フランスではこう呼ばれました)を作曲したリュリ(1632-1687)は、
宗教音楽も多数残しています。そんなリュリの宗教曲を、ニケ&ル・コンセー
ル・スピリチュエルによる誉れ高き名演のセットでお楽しみください。グラン
・モテとは、室内編成または標準編成のオーケストラが声楽を伴奏するモテッ
トのことで荘厳な響きが楽しめます。それに対してプティ・モテとはオルガン
と通奏低音が伴奏するモテットで、このBOXの中にも数曲含まれていて、こち
らは素朴で簡素な美しさが楽しめます。

8.506026 6枚組 ¥4000
※NAXOS 4枚組価格
MONSTER MUSIC!
《CD1…8.570183》
スタイナー(1888-1971):1.コングの復讐/2.猟奇島
《CD2…8.570188》
ソルター(1896-1994)&デッサウ(1894-1979):フランケンシュタインの家
《CD3…8.557700》
スタイナー:キングコング
《CD4…8.557703》
キラール(1932-):1.ドラキュラ/2.キング・フォー・バーニング/3.死と処女
4.The Beads of One Rosary/5.Pearl in the Crown
《CD5…8.557705》
1.スキナー(1897-1968):フランケンシュタインの息子
2.スキナー&ソルター(1896-1994):透明人間の帰還
3.スキナー&ソルター:狼人間
《CD6…8.557850》
フランケル(1906-1973):1.吸血狼男/2.So Long at the Fair Medley
3.ジェット機M7号/4.The Prisoner
演奏:
《CD1》レオニド・マカレヴィチ(ピアノ)…2/モスクワ交響楽団
ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD2》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD3》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD3》クラクフ・フィルハーモニー合唱団…1.2
《CD4》ポーランド国立放送交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
《CD5》モスクワ交響楽団/ウィリアム・ストロンバーグ(指揮)
《CD6》ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
カール・デイヴィス(指揮)
NAXOSが誇る「映画音楽集」の中から、モンスターにまつわる音楽を収録した
アルバムの6枚セットです。無声映画の頃は、お話を盛り上げるのは全て音楽
でした。背後から何かが忍び寄ってくるシーン、まさに怪物に襲われるシー
ン、その時々にふさわしい迫力満点の音楽が奏されていたのです。このBOXに
は、アレンジャーJ.モーガンが当時のスコアを洗い出し(もしくは記録された
音楽を再現)、リライトして、その音楽をより一層迫力あるものに仕上げてい
るものを中心に収録。また、CD4にはポーランドの純クラシックの作曲家とし
ても知られるキラールの作品集が含まれています。ドラキュラに付けられた
悲劇的な音楽は一度聴いたら忘れることのできない魅力を放っています。

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11-08 No.24-1

2011年08月24日 20時46分38秒 | Weblog
<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 236 ¥2300
モーツァルト:
レクイエム ニ短調K.626(ジュスマイヤー版)
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ)、
グロリア・バンディテッリ(メゾ・ソプラノ)、
ミルコ・グァダニーニ(テノール)、セルジオ・フォレスティ(バス)、
ファビオ・チオフィーニ(指揮)、
アッカデミア・ヘルマンス、
コーロ・カンティクム・ノウム・ディ・ソロメオ
バロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティが2006年からコンサートマ
スターとして参加しているイタリアのピリオド・オーケストラ、アッカデミア
・ヘルマンス入魂のモツレク!
ガッティを迎え、近年進境著しいアッカデミア・ヘルマンスのモーツァルトの
「レクイエム」が、イタリア、ペルージャ近郊の小さな村ソロメオの聖バルト
ロメオ教会を神聖な響きで包み込む ――。
2010年7月6日-8日、聖バルトロメオ教会(ソロメオ/イタリア)での録音。

DISCANTICA 204 ¥2300
ピツェッティ:
ピアノ協奏曲《真夏の歌》*/声楽と弦楽四重奏のための《3つの歌》+
声楽とピアノのための《2つの愛の歌》**/++/ピアノのための前奏曲《影》++
ピアノのための《アルバムの綴り》++
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)*、アルダ・カイエッロ(ソプラノ)+、
ローナ・ウィンザー(ソプラノ)**、アルキッテットゥーレ弦楽四重奏団+、
アントニオ・バリスタ(ピアノ&指揮)++、
オルケストラ・イ・ポメリッジ・ムジカーリ
日本とも縁が深く、ルネサンス、バロックへの回帰、ロマン派的作風を掲げた
20世紀イタリアの大作曲家、イルデブラント・ピツェッティ(1880-1968)の作
品集。
ロシア・ロマン派の音楽を思い起こさせる哀愁漂うメロディ、情緒豊かな「真
夏の歌」のソリストはブルーノ・カニーノ!イタリアのアーティストたちによ
るピツェッティの"イタリア・ロマン"が心を打つ。2008年-2009年の録音。

DISCANTICA 220 ¥2300
17世紀イタリアのチェバリストたち ――
スカルラッティ:ソナタ ハ長調L.104/K.159、ソナタ ニ短調L.366/K.1、
ソナタ ト長調L.335/K.55
ドゥランテ:トッカータ ハ長調
ツィポリ:前奏曲、クーラント、アリア、ガヴォット
マルティーニ:ソナタ ハ長調、前奏曲ヘ長調、ソナタ ト長調
ガルッピ:ソナタ イ長調、ソナタ ハ長調
パンパーニ:シチリアーナ、アンダンティーノ
チマローザ:
ソナタ第27番ハ短調、ソナタ第62番変ロ短調、ソナタ第35番イ長調、
ソナタ第28番変ロ長調
レガーティ:プレスト
クローチェ:ソナタ ト短調
スカルラッティ:
ソナタ ホ長調L.375/K.20、ソナタ ヘ短調L.187/K.481、
フーガ ト短調L.499/K.30《猫のフーガ》
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ/コンサート・グランド・ボルガートL282)
ドメニコ・スカルラッティの作品がオープニングとフィナーレを飾る18世紀イ
タリア・チェンバロ音楽のアンソロジー。
パリ・エコール・ノルマルでピアノを学んだ1981年生まれの新鋭ロベルト・
ジョルダーノの使用楽器は、イタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートの
コンサート・グランドL282。2009年9月の録音。

DISCANTICA 195 ¥2300
ヴェルディ&プッチーニ - 弦楽四重奏曲集 ――
ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調
プッチーニ:
弦楽四重奏のための《菊》、メヌエット第1番、メヌエット第2番、
メヌエット第3番、フーガ イ長調、フーガ ハ短調、フーガ ト長調、
アレグロ・モデラート、スケルツォ=アレグロ
ローマ弦楽四重奏団
19世紀イタリア・オペラを代表する偉大なる作曲家、ヴェルディとプッチーニ
の"弦楽四重奏曲集"!
ヴェルディ唯一の室内楽曲である「弦楽四重奏曲」、プッチーニの弦楽四重奏
のための「小品」。イタリア・オペラの大家たちの"弦楽四重奏曲"を首都ロー
マのアンサンブルが優雅に歌う。2008年9月の録音。

DISCANTICA 170 ¥2300
マンドリン協奏曲集 ――
パイジェッロ:マンドリン協奏曲変ホ長調
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲ハ長調RV.425
ドルマン:マンドリン協奏曲
桑原康雄:即興詩
ガルデラ:マンドリン協奏曲
アヴィタル:ケドマ(即興曲)
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)、
カルロ・ボッカドーロ(指揮)、ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団
その音色で王妃マルゲリータの心を掴み、19-20世紀イタリアで大流行となっ
た撥弦楽器"マンドリン"のための協奏曲集。
イスラエルのマンドリン・プレーヤー、アヴィ・アヴィタルが弾くヴィヴァル
ディ、パイジェッロから20世紀のマンドリン協奏曲集は、王制廃止により一時
的に下火となったマンドリン再復興の一端を担う。

DISCANTICA 140 ¥2300
最も哀れな恋人 - イタリアのカンタータ集 ――
ストラデッラ:最も哀れな恋人/ロカテッリ:ソナタ ト長調Op.4-2
ベルナベイ:ダル・レーニョ・アモーレ/ヴィヴァルディ:疑惑の影に
ナルディーニ:ソナタ ト長調/カリッシミ:書きたまえ、苦しみの目よ
カメラータ・ヘルマンス
カメラータ・ヘルマンスは、W.ヘルマンス・バロック・アカデミー(アッカデ
ミア・ヘルマンス)の室内楽グループとして2000年に結成された声楽とピリオ
ド楽器によるアンサンブル。
この17-18世紀のイタリアン・カンタータ集では、アッカデミア・ヘルマンス
の創設者であり鍵盤奏者、ファビオ・チオフィーニの構成力が光る。
2006年の録音。




<Buda>
860208 ¥2180
ラ・トリニダード ――
ヌニェス:グラナイナ/サビカス:ラ・トリニダード、ブレリア
ガロート:ホルヘ・ド・フサ
マニャン:クラン・ドゥイユ、インプレッション、アン・ドゥ・トロワ(1,2,3)
ペレイラ:ピシャイム、バテ=コクサ
マニャン:レシフェのフラグランシア
ファビアンヌ・マニャン(ギター)
フランスの女流ギタリスト。ファビアンヌ・マニャンが案内するブラジル、ス
ペイン、クラシカルのギターの歴史。
自作を加えたラテン・プログラムを、クラシカル・ギター、フラメンコ・ギタ
ー、ブラジルの小型多弦ギター、ヴィオラ・カイピーニョを弾き分ける。抜群
のフレーズ感覚とラテンの香り漂う3種類のギターの音色が、熱情の世界を創る。

860202 ¥2180
コル・ニドレと8つのヴィジョン ――
カウフマン:コル・ニドレ/ジジェル:コル・ニドレ/ゾーン:コル・ニドレ
ダヴィド:コル・ニドレ/ブルッフ:コル・ニドライ/バクリ:コル・ニドライ
フィンズィ:たそがれのコル・ニドレ/ダニエル:コル・ニドライ
アンサンブル・コーラル・コペルニック、エネスコ弦楽四重奏団、
フィリップ・キュペール(クラリネット)、
フローラン・シゲティ(ヴァイオリン)、
アルマンド・ベンハム(バリトン)、他
フランス・ユダヤの音楽遺産シリーズ。ユダヤ教の典礼歌"コル・ニドレ(コル
・ニドライ)"を題材とした8人の作曲家たちによる「コル・ニドレ集」。ユダ
ヤ教の聖歌「コル・ニドレ」と音楽の結び付きの強さを知ることが出来る。




<Linn>
CKD 365(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3850
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.8《和声と創意への試み》 ――
ヴァイオリン協奏曲ホ長調Op.8-1,RV.269《春》
協奏曲ト短調Op.8-2,RV.315《夏》/協奏曲ヘ長調Op.8-3,RV.293《秋》
協奏曲ヘ短調Op.8-4,RV.297《冬》/協奏曲変ホ長調Op.8-5,RV.253《海の嵐》
協奏曲ハ長調Op.8-6,RV.180《喜び》/協奏曲ニ短調Op.8-7,RV.242
協奏曲ト短調Op.8-8,RV.332/協奏曲ニ短調Op.8-9,RV.236
協奏曲変ロ長調Op.8-10《狩り》/協奏曲ニ長調Op.8-11,RV.210
協奏曲ハ長調Op.8-12,RV.178
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、
エイヴィソン・アンサンブル
イギリス・バロック時代の傑作、ヘンデルの「合奏協奏曲Op.6」で堂々たるリ
ン・レコーズ・デビューを飾ったベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブル。
ヘンデルに続くヴィヴァルディの「和声と創意への試み」では、"鬼才"の呼び
名に相応しいベズノシウクの圧倒的なヴィルトゥオージティ、エイヴィソン・
アンサンブルのトップレベルの合奏能力が、大きな衝撃を与えてくれることだ
ろう!
1985年に結成されたエイヴィソン・アンサンブルは、ハーグ(オランダ)、ドイ
ツ、フランス、オーストリア、ロンドン(イギリス)などヨーロッパ各国のピリ
オド楽器奏者たちが集うピリオド・オーケストラ。
エンシェント室内管弦楽団、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団でも
活躍するパヴロ・ベズノシウクとの獅子奮迅の活躍が楽しみ。

CKD 374(SACD-Hybrid) ¥2580
パーセル:3声のソナタ集 ――
ソナタ第1番ト短調Z.790/ソナタ第2番変ロ長調Z.791
ソナタ第3番ニ短調Z.792/ソナタ第4番ヘ長調Z.793
ソナタ第5番イ短調Z.794/ソナタ第6番ハ長調Z.795
ソナタ第7番ホ短調Z.796/ソナタ第8番ト長調Z.797
ソナタ第9番ハ短調Z.798/ソナタ第10番イ長調Z.799
ソナタ第11番ヘ短調Z.800/ソナタ第12番ニ長調Z.801
レトロスペクト・トリオ〔ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)、
マシュー・トラスコット(ヴァイオリン)、ジョナサン・マンソン(バス・ヴィ
オール)、マシュー・ホールズ(チェンバロ&オルガン)〕
イギリスが誇る名門古楽演奏団体"レトロスペクト・アンサンブル"(旧キング
ズ・コンソート)のリン・レコーズ(Linn Records)第3弾は、"レトロスペクト
・トリオ"でのパーセルVol.2!
パーセルの「4声のソナタ集」(CKD 332)で"小編成"という新たなステージを切
り拓いた音楽監督マシュー・ホールズが率いるレトロスペクト・トリオ。
ソフィー・ジェント、ジョナサン・マンソン、マシュー・トラスコットと組ん
だトップ・レベルのアンサンブルは、パーセルの「4声のソナタ集」が2009年
英グラモフォン賞バロック器楽部門のファイナリストに選出されるなど最高の
スタートを切っている。
イタリア、フランス音楽の影響を受けたパーセルのもう1つのソナタ集「3声の
ソナタ集」で、古楽界の新世代のスターたちが再び躍動する!
録音:2011年2月18日-20日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)

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11-08 No.24-2

2011年08月24日 20時45分29秒 | Weblog
CKD 376(SACD-Hybrid) ¥2580
モーツァルト:
ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334/オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370
スコットランド室内管弦楽団、
アレクサンダー・ヤニチェク(ヴァイオリン&ディレクター)、
ロビン・ウィリアムズ(オーボエ)
巨匠チャールズ・マッケラスの忘れ形見、スコットランド室内管弦楽団(SCO)
のモーツァルトは、オーストリアの天才アレクサンダー・ヤニチェクと首席奏
者たちが繰り広げる美しき饗宴。
ヴェーグのカメラータ・アカデミカでコンサート・マスターを務めていたヤニ
チェクは、現在ヨーロッパ室内管、カメラータ・ザルツブルクのゲスト・ディ
レクターとしても活躍するなど、実績、経験共に抜群!
マッケラスとの交響曲集、ヤニチェクとのセレナード集などSCOのモーツァル
トは名演揃い。SCOとLinn Recordsの14枚目のレコーディングも好演必至!

CKD 383 ¥2180
マクミラン:合唱作品集Vol.2 ――
ストラスクライド・モテット集/すると、主の天使が近づき
主なる神をたたえよ/降臨節のアンティフォン/これらの天使たちは誰?
神を愛する方法を考え給え
ミサ曲《ジョン・ヘンリー・ニューマンの息吹き》(全曲世界初録音)
カペラ・ノヴァ、アラン・タヴナー(指揮)
1986年から新作の委嘱、初演を行ってきた近現代合唱音楽の雄、カペラ・ノ
ヴァが歌うスコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マク
ミランの合唱作品集第2巻!
カペラ・ノヴァのレコーディングはマクミランの監修の下で行われ、中でも
「ミサ曲」は2010年9月にローマ法王ベネディクト16世がスコットランドを訪
れた際に歌われた作品。敬虔なローマ・カトリック教徒として知られるマク
ミランの深い信仰心が生んだ神聖な音楽である。




<DORON>
DRC 3032 ¥2080
ベートーヴェン:
(1)ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
(2)合唱幻想曲 ハ短調 Op.80
ジョアン・ファレッタ(指揮)リトアニア国立交響楽団,
ムーザ・ルバツキーテ(ピアノ)
(1)マイケル・ラドヴィグ(ヴァイオリン)
(1)ラースロー・フェニェー(チェロ)
(2)カウナス国立合唱団
録音:2009年11月7日、ヴィリニュス(ライヴ),
リトアニア勢を中心としたベートーヴェン、しかも「実は名曲」を二作収録。
ムーザ・ルバツキーテは1959年生まれのピアニスト。パリ在住ながら、リト
アニア人ピアニストとしてもっとも活躍している人。マイケル・ラドヴィグ
(ルートヴィグ)は米国のヴァイオリニストで、現在バッファロー・フィルの
コンサートマスター。ちなみに彼の父は、オーマンディ時代のフィラデル
フィア管弦楽団で40年近くに渡って長く活躍したアーヴィン・ラドヴィグ。
ラースロー・フェニェーは、1975年、ハンガリー生まれのチェリスト。現在
hr(フランクフルト放送)響の首席チェリスト。2004年、ドイツのクロンベル
クでのパブロ・カザルス国際コンクールに優勝した名手。ジョアン・ファレ
ッタはバッファロー・フィルの音楽監督を務める指揮者。中堅どころの実力
派が揃っている。

DRC 4017 ¥2080
-Legendary Artistsシリーズ-
「ピエール・フルニエ名演集」
(1)ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番Op.33
(3)オーケストラ伴奏によるチェロ・アンコール名曲集
(ドヴォルザーク:ユモレスク/グノー:アヴェ・マリア/リムスキー=コル
サコフ:インドの歌/サン=サーンス:白鳥/ショパン:夜想曲変ホ長調)
ピエール・フルニエ(Vc)、
(1)(2)ヨシフ・コンタ指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、
(3)ジャン=マリー・オーベルソン指揮パリ・コンサート管弦楽団
録音:(1)(2)1977年11月、(3)1963年6月
ラロとサン=サーンスの協奏曲は旧コンサート・ホール・ソサエティの音源
でPRELUDEレーベル(PHC1130)で出ていたものと同一音源。
ラロとサン=サーンスはマルティノンの指揮でDGの名盤があるが、これはそ
れより後の録音。ルーマニアの名指揮者ヨシフ・コンタとの共演も注目です。
オーケストラ伴奏によるアンコール名曲集も元々コンサート・ホール・ソサ
エティ音源でデンオンでリリースされたこともあるアンコール集からの抜粋。
お買い得です。

DRC 2008 ¥2080
-スイス現代作曲家シリーズ-
クリスティアン・ファヴル(b.1955):レクイエム
ファクンド・アグディン指揮
OSJシンフォニック・ネット、
エルグエル・ヴォーカル・アンサンブル、リリカ・ヌシャテル、
オーパス室内合唱団
ベネディクト・トーラン(S)、キスマラ・ペッサッティ(MS)、
ミハエル・ローレンツ・ミュラー(T)、リサンドロ・アバディ(Br・B)、
録音:2010年3月
クリスティアン・ファヴルはローザンヌ出身のスイスの作曲家でローザンヌ
音楽院で教鞭を執るほか、ピアニストとしても活動し、マルタ・アルゲリッ
チ、ロストロポーヴィチとも共演している。当DORONレーベルにはピアニスト
として録音が多数あり、ショパンの作品集(DRC3028)やシューマンの協奏曲
(DRC3042)など本格的な作品も録音している。「レクイエム」は無調を基調
としながらロマンティックな作風で打楽器も活躍するダイナミックな作品。

DRC 3059 ¥2080
「シューマン:チェロとピアノのための作品全集」
民謡風の5つの小品Op.102/3つのロマンスOp.94
幻想小曲集(全3曲)Op.73/アダージョとアレグロOp.70
トロイメライ(C.ダヴィドフ編)
ナイオール・ブラウン(Vc)、
イザベル・トリュブ(Pf)
録音:2010年8月ルクセンブルク
シューマンのチェロのために書かれた器楽曲を全て収録。といっても「民謡
風の5つの小品Op.102」以外はヴァイオリンやクラリネットで演奏されること
もある(最後の「トロイメライ」は歌曲からの編曲でアンコールとして収録)。
いずれもシューマンらしい豊かなメロディあふれる名品ぞろい。ナイオール
・ブラウンはスコットランド生まれのチェリストで、現在ルクセンブルク・
フィルの首席チェリスト。ブラウンとイザベル・トリュブは1989年にコンビ
を結成しルクセンブルクを拠点に活動している。

DRC 3060 ¥2080
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66(1846)
ピアノ三重奏曲ハ短調(1822)※世界初録音
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49(1839)
トリオ・セレシオ:
【シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)、アンソニー・フリント(Vn)、
ヨハン・セバスティアン・ペッチュ(Vc)】
録音:2009年8月スイス・ディネメック・スタジオ
メンデルスゾーンの2つのピアノ三重奏曲に加え、世界初録音の作品番号なし
の習作を収録した完全なピアノ三重奏曲全集。習作といえど4楽章からなる大
作で、その完成度は高く、メンデルスゾーンの書式・個性はすでに確立され
ている。

DRC 5034 ¥2080
「夏の名残りのバラ」-メンデルスゾーン姉弟のピアノ曲
フェリックス・メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ニ短調Op.35-1
ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:無言歌集Op.8(3曲)
フェリックス・メンデルスゾーン:深刻な変奏曲ニ短調Op.54
ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:ソナタ ハ短調
フェリックス・メンデルスゾーン:3つの練習曲Op.104
ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン:無言歌集Op.6-No.1,3,4
フェリックス・メンデルスゾーン:「夏の名残りのバラ」による幻想曲
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)
録音:1995年モントリオール(CBC放送による録音)
ドゥフェルヌはイタリア・ジェノバ出身でフランク・マルタン・コンクール、
ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールなど多くのコンクールに入賞し
ている。Deccaでデュトワ指揮によりパスカル・ロジェとプーランクの2台ピ
アノのための協奏曲で共演している。近年はシューマン、メンデルスゾーン、
リストなどに力を入れており、今回紹介したメンデルスゾーンのピアノ三重
奏曲全集にも参加している。

DRC 5035 ¥2080
「夜明けの歌」-シューマンの周辺
クララ・シューマン:
ロベルト・シューマンの主題による3つの前奏曲とフーガOp.16
ブラームス:ロベルト・シューマンの主題による7つの変奏曲Op.9
ルードヴィヒ・シュンケ:大ソナタト短調Op.3
ロベルト・シューマン:
12のトッカータOp.7、夜明けの歌Op.133、
詩人ベッティナ・ブレンターノに捧げる5つの小品
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(Pf)
録音:1994年(CBC放送による録音)
ラジオ・カナダ放送局収蔵の音源。シューマンと深い関わりのあった作曲家
の作品を収録。クララ・シューマン作品とシュンケ作品はロベルト・シュー
マンに献呈されたもの、またブラームス作品はクララ・シューマンに献呈さ
れた作品・ルードヴィヒ・シュンケは今日では忘れられた作曲家だがシュー
マンのサークルに出入りしていた作曲家・ピアニストで互いに曲を献呈しあ
う仲であった。




<LODIA>
CP 803 ¥2080
「カルロス・パイタ・コンダクツ・ワーグナー」
リヒャルト・ワーグナー:
(1)楽劇《神々の黄昏》抜粋
(ジークフリートのラインヘの旅/ジークフリートの死-葬送行進曲
/ブリュンヒルデの自己犠牲)
(2)楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死
カルロス・パイタ指揮
(1)フィルハーモニック交響楽団、
(2)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
LOCD785として出ていた《神々の黄昏》抜粋にLOCD770として出ていたワーグ
ナー管弦楽曲集のなかのものと同一音源と思われる「トリスタンとイゾルデ
前奏曲と愛の死」を加えて再リリース。なのですが、LOCD785には入っていた
歌手のソリストが、このディスクには入っていません。メーカーからは同じ
音源だ、との回答を得ているのですが、何故歌が消えたかは不明です。
爆演指揮者パイタの自主レーベルLODIAは入手が年々難しくなっているので、
この機会にご検討下さい。トリスタンのねっとりとした旋律の歌いまわしな
どは正にパイタの独壇場。

※LODIAレーベル 再プレス情報
当レーベルで長期欠品となっておりました2タイトルがジャケ写も新しくなっ
て再プレスされました。

LOCD 776 ¥2080
マーラー:交響曲第1番「巨人」
カルロス・パイタ指揮ロイヤル・フィル

LOCD 779 ¥2080
BC:7611470307792
ブラームス:交響曲第1番
カルロス・パイタ指揮ナショナル・フィル

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