クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-02 No.30

2010年02月28日 19時10分15秒 | Weblog
<ORF>
CD 490 \2080
「ディレクターズ・カット」
インディペンデンス・デイ(デヴィッド・アーノルド)
ジュラシック・パーク(ジョン・ウィリアムズ)
バック・トゥ・ザ・フューチャー(アラン・シルヴェストリ)
愛と哀しみの果て(ジョン・バリー)
パイレーツ・オブ・カリビアン(K.バデルト&H.ジマー)
嵐の青春(E.コルンゴルト)
ダンサー・イン・ザ・ダーク(ビョーク)
引き裂かれたカーテン(バーナード・ハーマン)
ウェスタン(エンニオ・モリコーネ)
密約の地(バーナード・ハーマン)
ピアノ・レッスン(マイケル・ナイマン)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(パトリック・ドイル)
ロミオとジュリエット(ニーノ・ロータ)
荒野の七人(エルマー・バーンスタイン)
ムーランルージュ(J.サンプル&W.ジェニングス)
アロイス・グラスナー指揮
ウィンナ・ホルンズ:
【T.イェプシュトル(Y),ヨゼフ・ライフ(Y),M.オブマン(J),R.シュテーフェル
マイアー(J),G.クルマー(J),トーマス・ビーバー(Y),W.ライトバウアー(J),
A.ハイツィンガー(J),トーマス・フィッシャー(J),F.オバーミュラー(Y),フラ
ンツ・ピックル(Y)】
ゲスト:W.トンベック(J),マヌエル・フーバー(J),E.イェプシュトル(Y),
H.トンベック(J),C.ペハム(J),ヨーナス・ルドナー(Y),
マルクス・ハルトナー(Y)
以上(Y)ヤマハ製ウィンナ・ホルン、(J)ユングヴィルト製ウィンナ・ホルン、
打楽器アンサンブル
録音:2008年,2009年、DDD、65'33
ホルン&吹奏楽ファンに大人気のウィンナ・ホルンズの最新CDがついにリリースさ
れます。今回はハリウッド映画の往年の名作から最新ヒット作のテーマ曲を大特
集。ホルンの荘厳で、時に甘い音色を存分にお楽しみ頂けます。彼らの手にかか
るとジュラシック・パークはまるでワーグナーの楽劇の一場面の音楽のように聴
こえ、パイレーツ・オブ・カリビアンはホルストの名曲か?とわが耳(?)を疑いま
す。解説にはメンバーがどのトラックに参加しているか表した詳細なメンバー表
がついており、お気に入りの奏者の音を探しやすい配慮がされています。その徹
底したオタクぶりには全く頭が下がります。

CD 3086 2枚組 \4160
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》(ヒンデミット校訂・編曲版)
※ピリオド楽器による世界初録音
ボーナスPDFファイル:リブレット(イタリア語、ドイツ語、英語)、当時のパンフ
レット、1609年出版の総譜(全104ページ)
パウル・ヒンデミット指揮、
器楽アンサンブル(ウィーン・コンツェントス・ムジクス),
ウィーン・ジングアカデミー
P.ブリントン、G.シニムベルギ、U.グラフ、
ほか歌手陣
録音:1954年ウィーン芸術週間におけるライヴ
アーノンクールは第21回京都賞の思想・芸術部門受賞のスピーチで当録音である
ヒンデミット編曲、指揮による《オルフェオ》について言及しています。「1954
年にパウル・ヒンデミットがウィーンでモンテヴェルディの「オルフェオ」を上
演しました。コンツェントゥス・ムジクスの弦楽器奏者は全員、楽器を総動員し
て参加しました。これが私とモンテヴェルディとの最初の出会いでした。(中略)
ヒンデミットによる上演は、私の音楽家としての将来に多大な影響を与えること
になったわけです。」使用されている楽譜はヒンデミットが欠落していると思わ
れる箇所を補作し、また部分的にヒンデミットのイマジネーションが盛り込まれ
た魅力的なスコアで古楽好きのみならず多くのファンを魅了することでしょう。
1953年にアーノンクールが結成したコンツェントゥス・ムジクスですが、まだ公
式デビュー(1957年)前の演奏です。もちろんアーノンクールもチェロ奏者として
参加しています。1954年の歴史的ライヴ録音(モノラル)ですが、立体感のあるみ
ずみずしい音質です。
またボーナスとしてパソコン(PDFファイル)にてリブレットや貴重な資料を閲覧
できます。

CD3082 5枚組 \6240
レゾナンツェン音楽祭2009「喜びの庭園」
CD1)
ヴィヴァルディ:音楽劇《テルモドンテ川のヘラクレス》
演奏:ファビオ・ビオンディ指揮
エウローパ・ガランテ,ヴィヴィカ・ゲノー、ロベルタ・インヴェルニッツィ、
ステファニー・イラニ、フィリップ・ジャルスキー、ロミーナ・バッソ
ローゼンミュラー:ソナタXII
フレスコバルディ:カプリチオ第9番
バッティフェリ:リチェルカーレ第6番
パーセル:劇音楽《ほどかれたゴルディウスの結び目》
演奏:ヴェロニカ・スクプリク(指揮,Vn)
ラ・ドルチェッツァ
ヘンデル:仮面劇《エイシスとガラテア》
演奏:P.マクリーシュ指揮
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ,マイリ・ローソン、
ジェイムズ・ギルクリスト、クリストファー・パーヴェス
CD2)
J.オトテール:田園風の結婚式
N.シェドヴィユ:ソナタ ト短調
M.モンテクレール:田園風アリア
演奏:ドロテー・オバーリンガー(指揮、B.fl)
アンサンブル1700
A.ブリュメル:祝福された聖母のミサ
作者不詳(1550年頃):アヴェ・サンクティシマ・マリア
演奏:シュティムヴェルク
J.F.マイスター:5度の音楽ハ長調、シャコンヌニ短調
フレスコバルディ:ベルガマウスク
演奏:アルテ・ムジーク・ケルン(Vn、Vc、Gamb、lute、cemb)
CD3)
ルッツァスキ:2人または3人の女声のための歌曲(4曲)
フレスコバルディ:トッカータ集第2集より第9番
演奏:フランチェスコ・チェーラ(指揮、Cemb)アンサンブル・アルテ・ムジカ、
ダウランド、フェラボスコ、ダニエルの作品(全6曲)
演奏:エヴァンゲリナ・マスカルディ&モニカ・プスティルニク(Lute)
ヘンデル:セレナータ《アチ、ガラテアとポリフェモ》HWV72
演奏:P.マクリーシュ指揮
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、バルバラ・コジェリ(ガラテア)、
ギリアン・ウェブスター(アチ)、クリストファー・パーヴェス(ポリフェモ)
CD4)
バード、イシャム、パーセル、プレイフォード、ジェンキンス、ハンフリーの作品
演奏:レッド・バード(T、B、Vn、lute又はバロックG、Cemb又はOrg)
フレスコバルディ:トッカータ第7番
フローベルガー:カプリッチョ第3番、組曲第12番ハ長調
演奏:マグダレーナ・ハイジベーダー(Cemb)
モンテクレール:《パンとシランクス》
演奏:ラ・ルシニョーラ(S、B-fl、バロックOb、Gamb、Cemb)
ラモー:コンセール第2番ト長調(コンセール用クラヴサン曲集より)
演奏:アンサンブル・アミカル(flトラヴェルソ、Gamb、Cemb)
CD5)
フォルクレイ、マレの作品(全7曲)
演奏:クリストフ・ウルバネッツ(gamb)、A.M.ドラゴシツ(Cemb)
作者不詳(1800年頃)の作品全4曲
演奏:シカネーダース・ユーゲント(シャルマイ、声、口琴、牧羊笛、手回し風琴)
録音:2009年1月ウィーン・コンツェルトハウス,全てライヴ録音
ウィーンではチケットもなかなか取れない人気の古楽界の一大イベント「レゾナ
ンツェン音楽祭」。2009年もビオンディやマクリーシュといった大物による大編
成作品から室内楽まで盛りだくさんのCD5枚組。

CD 3084 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」もしくは「音楽の力」
アンドレア・ローレン・ブラウン(Sop)、
マルクス・ブルッチャー(Ten)、
ギュンター・ハウマー(B)
ハインツ・フェルレッシュ指揮バルッコ、
ウィーン・ジングアカデミー室内合唱団
録音:2009年メルク修道院国際バロック週間,ライヴ
同名の合奏協奏曲があるが、それを一部転用したオラトリオ。中のアリアがたま
に歌手に取り上げられることはあっても全曲盤は少ない。音質のよさも相まって、
ヘンデルの流麗な音楽が耳に心地よい。

CD 3087 \2080
「ア・テイスト・オブ・ライフ」
(1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043
(2)W.ピルヒナー:管弦楽なしの2つのヴァイオリンのための協奏曲
(3)Z.コダーイ:セレナード-2つのヴァイオリンとヴィオラのための
マルタ・ハデム=ミサーグ(Vn)、
ヴァヒド・ハデム=ミサーグ(Vn)、
(1)ビヤン・ハデム=ミサーグ指揮アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ、
(3)ヘルベルト・ケファー(Va)
ウィーンを中心に活動するハデム=ミサーグ一家による協奏曲集。アカデミア・
アレグロ・ヴィーヴォ(旧トーンキュンストラー室内管弦楽団)は中規模の室内オ
ーケストラでバロックから近現代作品まで幅広いレパートリーで定評がある。ピ
ルヒナーはバルトークの影響をほのかに感じさせるロマンティックな佳品。2つの
ヴァイオリンという編成もバルトークもしくはジプシー音楽へのオマージュであ
ろう。いくつかの快活な民族舞曲からなる楽しい曲。わずか2つの楽器から驚くほ
ど新鮮で多彩な音響が拡がる。





<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99042 \3000
「日本弦楽三重奏曲の世界」
-團伊玖磨・下總一・諸井三郎-
(1)團伊玖磨(大正13年-平成13年):弦楽三重奏曲イ短調(1944)
(2)下總一(明治31年-昭和37年):
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための主題と変奏(1933)
(3)諸井三郎(明治36年-昭和52年):弦楽三重奏曲 二長調Op.19
菖蒲弦楽三重奏団:
【浜野孝史(ヴァイオリン)、伴野 剛(ヴィオラ)、江口心一(チェロ)】
録音:2009年5月4日、5日、神奈川県生涯学習センター ラディアン・ホール
團伊玖磨(1924-2001)の弦楽三重奏曲イ短調は、そのまま詩をつけて歌に出来そう
な清妙たるメロディの第1楽章、寮歌の如き質実合憲たる主題が耳に残る第2楽章
を持つ。東京音楽学校に在学し、下總一に師事していたころの作品。
下總一(1898-1962)は1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでパウル
・ヒンデミットに学んだ。「主題と変奏」は1933のドイツ留学時代の作品である。
主題と10の変奏からなり、第7変奏はカノンとなっている。下總は後にドイツ留学
時代を振り返り「欧米人の音楽に対抗して私はいつも日本の民謡風の旋律を主題
としたものを作って持っていった」と書いている。
諸井三郎(1903-1977)は東京大学美学科在学中から自作を発表していたが、独学に
よる限界を感じて1932年から1934年までベルリン・ホッホシューレでレオ・シュ
ラッテンホルツに作曲を基礎から学んだ。留学後の作品群は、交響曲、協奏曲、
ソナタ、弦楽作品など、旋律や律動に関わらず日本的な感性をドイツで学んだ構
想美へ融合させており、諸井の創作上でも頂点とされている。「弦楽三重奏曲
ニ長調Op.19」は1940年1月15日から4月13日に作曲された。皇紀2600年の記念音楽
会で日本音楽界に多くの重要作が生まれた年である。祝祭ムードと戦争の影、時
代の空気は諸井へも少なからず影響を与えているかもしれない。非常にテンショ
ン高く、息の長い音楽に思わず引き込まれる。
(西 耕一,ライナー・ノートより抜粋)




<Brilliant Classics>
BRL 9146 10枚組 \4580
Historical Russian Archives series
アレクサンドル・ガウク(Cond)名演奏集第2集
Disc. 1
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲
大交響楽団
Disc.2
チャイコフスキー:組曲第1番
モスクワ交響楽団
チャイコフスキー:組曲第2番
大交響楽団
Disc.3
チャイコフスキー:組曲第4番「モーツァルティアーナ」
交響曲第4番
大交響楽団
Disc.4
キュイ:組曲第2番、第3番
ダルゴムイシスキー:バーバ・ヤガ、Kazatchok
ソビエト国立放送交響楽団
Disc.5
タネーエフ:
交響曲第4番、デルフォのアポロンの神殿、
クラリネットと弦楽のためのカンツォーナ
大交響楽団
ラスコフスキー:クラリネットと管弦楽の為のマズルカ
ウラジーミル・ソローキン(Cla)ソビエト国立放送交響楽団
Disc.6
リャプノフ:交響曲第1番、交響詩「ジェラゾヴァ・ヴォラ」Op.37
モスクワ交響楽団
クリューコフ:チェコ狂詩曲
大交響楽団
Disc.7
B.チャイコフスキー:弦楽のためのシンフォニエッタ、カプリチョ
ソビエト国立放送交響楽団
B.チャイコフスキー:ロシア民謡の主題による幻想曲
大交響楽団
Solodukho:Zoya/スヴェトラーノフ:Daugava
大交響楽団
Disc.8
ツィンツァーゼ:ピアノと管弦楽のための幻想曲
ルドミラ・ソシーナ(pf)ソビエト国立放送交響楽団
マチャヴァリアニ:Georgian Festival Overture
大交響楽団
アミーロフ:アゼルバイジャン組曲
ドルハニャン:アルメニアン・カプリチョ
イヴァノヴス:交響曲第7番
ソビエト国立放送交響楽団
Disc.9
シューベルト:交響曲第3番D.200、第4番D.417「悲劇的」
Large symphony orchestra of the radio committee
シューマン:子供の情景(管弦楽版)
大交響楽団
Disc.10
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ラヴェル:序奏とアレグロ
大交響楽団
ルーセル:交響曲第4番/ピストン:交響曲第6番
ソビエト国立放送交響楽団
すべてライヴ録音のため収録中の雑音が含まれています。
一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

BRL 9162 \540
Russian Orthodoxロシア正教の復活祭
セルゲイ・ジャーロフ指揮、ドンコサック合唱団

BRL 9170 \540
ペルト:鏡の中の鏡
アリヌーシュカの癒しに基づく変奏曲、アリーナのために(ピアノ独奏のための)、
モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための) 
ベンジャミン・ハドソン(Vln、Vla)セバスティアン・クリンガー(Vc)
ユルゲン・クルーゼ(pf)
既発のBRL8847(SACD)と同内容のCD盤

BRL 93956 \540
ニコラ・フィオレンツァ(1700?-64):リコーダー協奏曲集
ジョヴァンニ・バッティスタ・メーレ:リコーダー協奏曲
ステファノ・バリャーノ(リコーダー)
コレギウム・プロ・ムジカ

BRL 93978 2枚組 \1080
ソレール:チェンバロソナタ全集第2集
ソナタR69-79、M23-25、29、36、38、44
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93979 2枚組 \1080
D.スカルラッティ:ソナタ選集
ソナタより42曲
ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)

BRL 94019 \540
サンマルティーニ:交響曲集第2集
シンフォニアJC.11、17、26、28、40
アレッサンドラ・ロッシ・ルーリック指揮
アカデミア・ダルカディア

BRL 94026 \540
The Court of Bayreuth リュート曲集
ヨアヒム・ベルンハルト・ハーゲン(1720-87):ソナタ
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):ソナタ
クリスティアン・ゴットリープ・シャイドラー(1752-1815):
モーツァルトのドンジョバンニの主題による変奏曲
ミゲル・イスラエル(Lute)

BRL 94032 15枚組 \6680
Passion 宗教曲集
Disc. 1
ラテンテイションズ(哀歌集)
パレストリーナ、アレグリ、ラムゼイ、ウィールクス、タリス、ヴィクトリア、
デ・プレ、ジェズアルド、バード、トムキンス、カービィの作品より
ティモシー・ブラウン指揮、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
Disc. 2
シュッツ:
マタイ受難曲、復活祭のための対話曲「女よ何故泣いているのか」SWV443
ゲルト・テュルク(Ten)バス・ラムセラール(Bs)
マッテオ・メッソーリ指揮、カペラ・アウグスターナ
Disc. 3-5
J.S.バッハ:マタイ受難曲
エマ・カークビー(Sop)マイケル・チャンス(C-T)マルティン・ヒル(Ten)
ディヴィッド・トーマス(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 6、7
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
ジョン・マーク・エインズリー(Ten)スティーヴン・リチャードソン(Bs)
キャサリン・ボット(Sop)マイケル・チャンス(C-T)ポール・アグニュー(Ten)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 8
パーセル:宗教曲集、メアリー女王の葬送の音楽
ティモシー・ブラウン指揮、
ロンドン・バロックブラス、ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団、他
Disc. 9、10
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
リン・ドーソン(Sop)ヒラリー・サマーズ(Alt)
ジョン・マーク・エインズリー(Ten)アラステア・マイルズ(Bs)
シュテファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルクコンソート、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
Disc. 11-12
テレマン:受難オラトリオ
バーバラ・ロッチャー(Sop)ズィーガー・ファンダースティーネ(Ten)
シュテファン・デル(Ten)ベルトホルト・ポセマイヤー(Br)
ヨハン=レネ・シュミット(Br)
ヴォルフガング・シェーファー指揮、フライブルク声楽アンサンブル、他
Disc. 13
ペルゴレージ:スターバト・マーテル、サルヴェ・レジナ
ティモシー・ブラウン(Org)ジュリア・ビショップ、ジョアンナ・パーカー(Vln)
ペーター・ウィスキン(Vla)ジョアンナ・リヴィン(Vc)
アンジェラド・グラフィード・ジョンズ(Sop)ローレンス・ザッゾ(C-T)
Disc. 14
ハイドン:スターバト・マーテルHob.XX:bis
クリスティーナ・ラキ(Sop)ユリア・ハマリ(Alt)
クレース=ホーカン・アーンシェー(Ten)リヒャルト・アンラウフ(Bs)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト室内合唱団、ヴュルテンベルク室内管弦楽団
Disc. 15
ハイドン:オラトリオ「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」
ペトラ・ラビツケ(Sop)ガブリエレ・ヴンデラー(Alt)ダニエル・サンズ(Ten)
クリストフ・フィシェッサー(Bs)
ニコル・マット指揮、ヨーロッパ室内合唱団、プファルツ選帝侯室内管弦楽団
ブックレットはCDROMにて収録
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

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10-02 No.29-1

2010年02月28日 19時09分49秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \1000
8.572244
ムーヴィーブラス-映画でおなじみのアノ曲
1-16.バーンスタイン(1918-1990):ウェスト・サイド物語 (序曲/ジェット・ソン
グ/なにか起こりそう/ブルース/パブ/マンボ/マリア /アメリカ/こっそりと /
一つの手、一つの心/トゥナイト/アレグロ/アイ・フィール・プリティ/恋は永
遠に/クラプキ巡査/フィナーレ)/17.バーバー(1910-1981):弦楽のためのアダー
ジョ Op.11/18-25.J.ウィリアムズ(1932-)/J.ゴールドスミス(1929-2004)/D.
アーノルド(1962-):スペース・ブラス(スーパーマン「メイン・テーマ」 /E.T.
「メイン・テーマ」 /スター・トレック「オープニング・テーマ」 /スター・
トレック「コラール」 /スター・トレック「終わりのテーマ」/インペンデンス
・ディ「メイン・テーマ」 /アポロ 13号「メイン・テーマ」 /未知との遭遇
「メイン・テーマ」)/26. J.ウィリアムズ:インディ・ジョーンズ「メイン・
テーマ」/27.エルフマン(1953-)ザ・シンプソンズ「メイン・テーマ」/
28.F.ミカリッツィ(1939-)/ 大野雄二(1941-):ルパン三世「メイン・テーマ」
金管五重奏編:M.ピエロボン…1-16, 18-28/S.マクネフ…17
演奏:ゴマラン・ブラス・クインテット (メンバー)マルコ・ブライト(tp)/マル
コ・ピエロボン(tp)/ニーロ・カラクリスティ(hr)/ジアンルーカ・シピオーニ
(tb)/オズワルド・プレーダー(tuba)
1999年、イタリアの金管楽器奏者5名によって結成されたゴマラン・ブラス・ク
インテット。それから僅か2年後、「パッサウ管楽器国際コンクール」で優勝し
一躍世界中の注目を集めました。ロジャー・ボボを始めとした同業の奏者たち
や、ズービン・メータら大指揮者もこぞって絶賛。輝かしい音色とともに知名度
は急上昇中のアンサンブルです。そんな彼らが満を持して演奏するのが、映画で
使われた名曲の数々です。これらの曲のほとんどが、メンバーのトランペット奏
者M .ピエロボンによって、曲の特性が存分に生かされた編曲を施され、とても
楽しい曲として生まれ変わっています。日本人にはおなじみの「ルパン三世」の
テーマの変貌ぶりに、ぜひ驚いてみてください。

8.570463
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲・コンチェルト・ラプソディ
1-3.チェロ協奏曲ホ短調
4.チェロと管弦楽のための「コンチェルト・ラプソディ」
演奏:ドミートリー・ヤブロンスキー(チェロ)
モスクワ市交響楽団
マキシム・フェドトフ(指揮)
ハチャトゥリアン(1903-1978)はこのチェロ協奏曲の他にも、ピアノとヴァイオ
リンのためにも協奏曲を1曲づつ書いています。この2曲は全体的に旋律美に溢
れ躍動的な作品であるためか人気が高いのですが、1846年に作曲されたチェロ協
奏曲は、ハチャトゥリアンが心血を注いだ作品であるのにもかかわらず、現在で
はあまり演奏されることがありません。どうしても戦時の不安定な空気を反映し
ているせいか、全体的に重苦しく、オーケストラの華やかさも少々控えめになっ
ているようで、確かに「剣の舞」のような絢爛豪華な音色を求める人にはちょっ
と物足りなく思えるのかもしれませんが、休みなく動き回るチェロの活躍ぶり
と、丁寧に書かれたオーケストラ部分を味わってみると、やはりこの曲が20世
紀を代表するチェロ協奏曲であることに異論を唱えることは不可能でしょう。
1963年に作曲された「コンチェルト・ラプソディ」は名手ロストロポーヴィチに
献呈されたもので、こちらは突き抜けたかのようなチェロの妙技をたっぷり堪能
できる曲になっています。現代の名手ヤブロンスキーの燃えるような熱い演奏で。

8.572247
ソヴィエトとロシアのヴィオラ音楽集
1.クリュコフ(1902-1960):ヴイオラ・ソナタ Op.15/2.ワシレンコ(1872-1956):
ヴィオラ・ソナタ Op.46/3-5.フリード(1915-):ヴィオラ・ソナタ Op.62-1/
6-8.クレイン(1913-1996):ヴィオラ・ソナタ/9-11.ボグダーノフ=ベレゾフス
キー(1903-1971):ヴィオラ・ソナタ Op.44
演奏:イーゴリ・フェドトフ(va)/レオニード・ヴェシュアイツェル(p)…1-5/
ゲイリー・ハモンド(p)…6-11
ほとんど耳にすることのないロシア、ソヴィエトの作曲家たちの、これまた渋い
ヴィオラ・ソナタ集です。通して聴いてみると各々の作曲家たちの個性の違いが
際立つ面白いアルバムとなっています。これらの曲の中には、ロマン主義の叙情
性とスクリャービン、ショスタコーヴィチの明らかな影響、そしてロシアらしい
感傷性とわずかに感じられるフランスの空気がごちゃ混ぜになって含まれてい
て、それを感じ取るのがとても楽しいひと時となるに違いありません。フェドト
フとヴェシュアイツェルはこれがNAXOSへのデビュー盤となります。瑞々しい才
能の発見も楽
しい限りです。

8.572293
ヴィルトゥオーゾ・ヴィオラ
1.ベンジャミン(1893-1960):ラヴェルの墓/2.エネスコ(1881-1955):演奏会用小
品/ 3.ファンタジア・クロマティカ(原曲:J.S.バッハの「半音階的幻想曲とフ
ーガニ短調 BWV903」コダーイ編曲)/ 4.ジョンゲン(1873-1953):序奏と踊り
Op.102/5.ヴュータン(1820-1881):無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ/6.
ヴュータン:エレジー Op.30/7.パガニーニ(1782-1840):大ヴィオラのためのソ
ナタ(カデンツァ:A.アラッド)/8.クライスラー(1871-1962):プニャーニの様式
による前奏曲とアレグロ/9.ショア(1896-1985):スケルツォ
演奏:ロジャー・チェイス(ヴィオラ)/大滝美知子(ピアノ)
「ヴァイオリンでもなく、チェロでもない中間の大きさ」というイメージの付き
まとうヴィオラですが、一度この音色にはまってしまうと、もう後には戻れな
いほどの魔力がある楽器です。特に中音域から低音域の艶やかさと、絶妙な表
現力はどんな言葉を持ってしてでも表すことはできません。そんなヴィオラの魅
力を存分に楽しむ 1枚がこれ。もともとヴィオラのために書かれた曲と、他の
楽器のために書かれた曲を聴き比べるのも楽しいでしょう。通好みの人が愛する
作曲家ジョンゲンの珍しい作品も収録されています。またバッハの曲をコダーイ
が編曲したトラック3もオススメです。見事なヴィオラを演奏するチェイスはロ
ンドン生まれでカナダで学んだ人。優れた室内楽プレイヤーとして世界中で絶賛
されています。

8.559651
W.シューマン:交響曲第8番他
1-3.交響曲第8番(1962)/4.夜の旅(1947)/5.アイブズ(1874-1954):「アメリカ」
による変奏曲(管弦楽編曲:W.シューマン)(1891/1964)
演奏:シアトル交響楽団/ジェラルド・シュワルツ(指揮)
NAXOSの人気シリーズ、 W.シューマン(1910-1992)の交響曲集も今作が最終巻と
なります。このアルバムのメインは大編成のオーケストラを用いた交響曲第8番
です。1962年10月4日にリンカーンセンターでバーンスタイン&ニューヨーク・
フィルによって初演された3つの特徴的な楽章からなる作品です。ゆったりとし
た第1楽章は、過去のいくつかの自作を引用しながら、ハープ、ピアノを含む印
象的な音色を交え少しづつ熱を帯び、金管楽器の咆哮によるクライマックスを迎
えます。そのまま休みなしで続く第2楽章も、1950年作曲の弦楽四重奏曲第4番の
メロディを用た息の長い旋律が歌われます。そして快活な最終楽章が続きます。
ここではピアノや打楽器が縦横無尽に活躍し、多彩な音色で耳を楽しませてくれ
ます。彼の素晴らしい管弦楽法を体感する一瞬です。モダンな響きの中にどこと
なく懐かしさを纏った音楽です。長大な「夜の旅」も陰鬱な音楽ではあります
が、やはりどこか郷愁を誘う部分もあり、何とも魅力的な作品です。最後のアイ
ブズの変奏曲の編曲版は原曲ともども有名です。アメリカと銘打たれていますが
実はイギリス国歌。それもかなり歪曲されていますけどね・・・。

8.572154
マルケヴィチ:管弦楽作品全集第4集
1-6.レブス(前奏曲/ダンス/ジグ/ヴァリアション/フーガ/パレード )/7-11.讃
歌/死への讃歌(前奏曲/第1の讃歌-労働への讃歌 /第2の讃歌-春への讃歌 /第3
の讃歌 /死への讃歌)
MARCO POLO 8.223724より移行盤
演奏:アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)
大好評のマルケヴィチ(1912-1983)管弦楽曲集シリーズの第4作です。ここでは彼
の作品の中で最も不可解で興味をそそられる2つの曲が中心です。興行師レオニ
ード・マシーンに依頼されて作曲したにも関わらず、どうしたわけか上演される
ことのなかったバレエ「レブス」。そして「讃歌」と名付けられているのに、内
容は極めて世俗的な作品(これはマルケヴィチの実験的な作品と言われています)
です。どうしても、ストラヴィンスキーやプロコフィエフの筋肉質の音楽を想起
させられますが、やはり曲に現れる独特のポリリズムと多調性はマルケヴィチな
らではのもの。同時多発的な音の爆発には心地良さすら感じます。

8.570840
シュポア:コンチェルタンテ他
1-3.コンチェルタンテ第1番イ長調 Op.48/4-6.コンチェルタンテ第2番ロ短調
Op.88/7-8.ヴァイオリン二重奏曲ト長調 Op.3-3
演奏:ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
オイヴィンド・ビョーラ(ヴァイオリン)
オスロ・カメラータ/バラット=ドゥーエ室内管弦楽団
ステファン・バラット=ドゥーエ(指揮)
複数のソリストが活躍する「コンチェルタンテ」は、バロック時代にはよく作曲
されたものの、ロマン派の時代になるとほとんど書かれることはありませんでし
た。ソリストはたった一人で大オーケストラに立ち向かい、眩いばかりの技巧を
誇示するのが当たり前となったからです。そんな中でシュポア(1784-1859)は積
極的に優れたコンチェルタンテを作曲し、ソリストたちの親密な対話を促したの
です。当時の音楽界では、彼のメロディは上品過ぎて発展性がない。と揶揄され
たということですが、例えばこのコンチェルタンテの第1番の冒頭での長調と短
調が目まぐるしく交錯し、すばらしいハーモニーを作り上げていく場面などを目
の当たりにするとベルリオーズやチャイコフスキーの音楽と比べても何の遜色も
ないと言ってしまっても良いほどではないでしょうか。演奏するのは、シベリウ
スやシンディングで優れた解釈を聴かせる名手クラッゲルードと、同じく北欧の
名手で現ノルウェー国立オペラ管弦楽団コンサートマスター、オイヴィンド・
ビョーラです。目を見張るばかりの美音が炸裂します。

8.570825
メンデルスゾーン=ヘンゼル:ピアノ作品集
1.アレグロ・モルトハ短調
2.小夜想曲ト短調
3-5.ピアノ・ソナタハ短調
6.歌変ホ長調/
7-10.ピアノ・ソナタト短調
11.アダージョ変ホ長調
12.アンダンテ・コン・モートホ長調
13.ソナタあるいはカプリッチョ
14.アレグロ・モルト・アジタートニ短調
15.これで終わり
演奏 :ヒーザー・シュミット(ピアノ)
長い間、音楽史では弟の栄光のみが語られ、その脚注にひっそりと記されるばか
りであった姉、ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847)のピアノ作品集です。
先にリリースされた歌曲集(8.570981)で、その才能の片鱗に触れた方も多いこと
でしょう。彼女は42年の生涯の内におよそ500もの作品を残し、弟フェリックス
にも多大な影響を与えたにも関わらず、ただ女性というだけで、その作品はずっ
と軽んじられてきてしまいました。まずは先入観を一切捨てて、この雄弁な音楽
に耳を傾けてください。本人は自分の作品を「主婦の片手間として扱ってほし
い」と望んでいたといいますが、その言葉の奥底には溢れるほどの才能を持てあ
ます天才の姿が見てとれるはずです。とりわけ短調の曲には、悲痛さと激情が溢
れていて、まるでベートーヴェンの作品を聴いているかのような興奮さえ覚えま
す。

8.559631
ロックバーグ(1918-2005):ピアノ作品集第1集
2台ピアノのための「炎の環」(1996-97)(1.厳粛なリフレイン 1/2.明暗 1/3.カ
ノン・ヴァリエーション/4.ゲームフォーカス/5.厳粛なリフレイン2/6.ガーゴ
イル/7.星雲/8.厳粛なリフレイン /9.夢見るように/10.無限のリチェルカーレ
/11.厳粛なリフレイン4/12.カプリチョス
/13.6声のフーガ/14.明暗 2/15.厳粛なリフレイン5)
演奏:ハーシュ=ピンカス・ピアノ・デュオ
(メンバー)エヴァン・ハーシュ&サリー・ピンカス
心の内部、そして脳の内部に炎は宿ります。それは太陽系を銀河系を形造る普遍
的な炎であり、小惑星、彗星すらも内包しています。それらは大きな軌道に乗
り、巨大な螺旋を描きつつ、数百万マイルという想像を絶する距離を横切って流
れていきます。そんな風景を心に描いてください。この15曲からなるピアノ・
デュオ曲は想像を絶する世界を目の前に見せてくれるかのようです。ある時は煌
めき、ある時はぶつかり合い、湧き上がる音の炎を丹念に描いていきます。静か
に燃える炎、くるくる回る炎。人間の原始的感覚に直接訴える音楽です。

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10-02 No.29-2

2010年02月28日 19時09分15秒 | Weblog
8.570892
ロビン:オルガン作品集
1.空に目を向けよ(初稿)(2001)/2-8.環の反射(2007-2008)(環の踊り/環の風
/ハイフン 1/環の反射/ハイフン 2/環の調べ/遠くの環)/9-11.3つの夢の元素
(2004)(第1番「口絵」/第2番「脹らむもの」/第3番「ミステリー」)/12.空に
目を向けよ(第2稿)
演奏 :ジャン=バティスト・ロビン (オルガン)(サン・ルイ・アン・リル教会
のオルガン…1/サン・テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガン…2-12)
1976年生まれの若きオルガニスト、ロビン(1976-)の作品集です。演奏家として
の彼の腕前はクープランの「教区のためのミサ曲」(8.557741-42)で伺い知るこ
とができますが、作曲家としての才能に触れる事はまた違った驚きに満ちてい
ます。彼の作品は強さと詩的な情感を兼ね備えていて、オルガンの性能を知り
尽くした者にしか書き得ない新しい音の構造を伴っています。2台のオルガンの
音色比べも楽しい「空に目を向けよ」での力強い音のアラベスクや、カンザス
大学の委嘱作である「環の反射(リフレティング・サークル)」での飽くなき音色
への追求に耳をすますと、彼がどんなものをオルガンの音色で描きたいのかが
理解できるでしょう。また終始ミステリアスな雰囲気の漂う「3つの夢の元素」
は従来のオルガンのイメージを覆すほどの斬新な作品です。

8.572220
ブランカフォート:ピアノ作品全集第5集
1-5.5つの夜想曲/ 6.フォーレへのオマージュ/7-8.2つの曲(素朴な曲/断続的
な曲)/9.サルダナ・シンフォニカ/10.強迫観念/11.パラウ・ソリタの乙女/
12-14.トゥリーナへの3つの忠告/15.エレジー/16-26.小さな手のための小品集
(パートブラリを飾るイラスト/間奏曲/サイエントロジー/ワルツ/マーチ/エリザ
ベスの歌 /インマ/カミラから/ユージニア/礼儀/お気に入りのギャロップ)
演奏:ミケル・ビリャルバ (ピアノ)/ミゲル・オリウ(ピアノ)…25.26
ブランカフォート(1897-1987)のピアノ作品全集も第5番目のリリース、こちらが
最終巻となります。ピアニストのビリャルバが作曲家の遺族に直接交渉し、未出
版のスコアを借り出して、この録音が実現したのです。どの作品も珍しいのです
が、とりわけフォーレの作品からインスピレーションを受けたであろう「夜想
曲」の美しいこと。第1番と第2番は大いなる自然への憧憬で、第1番の不明瞭な
調性感は聴き手を即座に夜の世界へと引き込みます。第3番と第5番はより抽象的
な世界感に支配されていて、聴き手も感覚を研ぎ澄ませなくてはいけません。
第2番は若き日への懐古。第4番は諦観に支配されているようです。ある時期の
ブランカフォートは挫折感を味わい、自らを翼の切り取られた鳥と称しました
が、ここで聴ける彼の音楽にはどれも真の魂が宿っているように思われてなり
ません。

8.572289
ファーガソン:
1-3.ピアノ・ソナタヘ短調 Op.8(1938-1940)/4-8.発見 Op.13(1951)(溶けて行
く夢/自由の都市/バビロン/ジェーン・エレン/発見)/9-13.5つのバガテル Op.9
(1944)/14-17.2台のピアノのためのパルティータ Op.5b(1935-1936)
演奏:ラファエル・テッローニ(ピアノ)
フィリダ・バニスター(コントラルト)…4-8
ワディム・ピースマン(ピアノ)…14-17
北アイルランド、ベルファスト生まれの作曲家、ファーガソン(1908-1999)は幼
い頃から早熟で、 14歳の彼の評判を聞きつけたピアニスト、ハロルド・サミュ
エルがロンドンに呼びたいと両親に申し出たほどでした。イギリスに渡った彼は
フィンジらと共に、ヴォーン・ウィリアムスの教えを受け、イギリス風の作風を
身につけました。実際に作曲に勤しんでいたのは1928年から1959年までの短い間
で、声楽曲を含む19の作品のみが公表されています。このアルバムには1935年か
ら1944年までの作品が収録されていて、中でも連作歌曲集「発見」は本来テノー
ルのための歌曲ですが、名アルト歌手キャスリーン・フェリアが愛した曲として
知られています。

8.572105(JAN 4945604721059)
期待の新進演奏家シリーズ ニコラス・アルトシュテット
1.ピエルネ(1863-1937):チェロ・ソナタヘ短調 Op.46/2-4.ブーランジェ(1887
-1979):3つの小品/5.ダンディ(1851-1931):歌 Op.19(チェロとピアノ編)/6-9.
ダンディ:チェロ・ソナタ Op.84/10.ピエルネ:エクスパンシオン Op.21/11.ピ
エルネ:カプリース Op.16
演奏:ニコラス・アルトシュテット(チェロ)/ジョゼ・ガラルド(ピアノ)
1982年生まれのアルトシュテットは、すでにいくつかのCDもリリースしている
期待の若手チェリストです。ベルガメンシチコフとゲリンガスに師事し、2005年
ドイツ音楽コンクール、及びシュトゥットガルト国際チェロ・コンクール、そし
て2006年アダム国際コンクールなどいくつものコンクールでも優勝。その実力は
誰もが認めるところです。このNAXOSでのデビュー盤はピエルネとダンディ、ブ
ーランジェの作品を演奏しています。ロマン派と印象派の境目にあるかのような
ピエルネのチェロ・ソナタ、古いフランスの舞曲形式を踏襲したダンディの作
品、薄氷の上に築かれるかのような繊細な面持ちのブーランジェの作品と、同
じ「フランス音楽」とひとくくりにはできないような多彩な表情を持った曲たち
を、柔軟な歌い口と艶やかな音色で歌いあげてます。

8.570545
フォーレ:チェロとピアノのための音楽集
1.シシリエンヌ Op.78/2-4.チェロ・ソナタ第2番 Op.117/5.夢のあとに
Op.7-1(P.カザルス編)/6.エレジー Op.24/7.ロマンス Op.69/8.子守歌 Op.16
(チェロとピアノ編)/9.蝶々 Op.77/10.セレナーデ Op.98/11-13.チェロ・ソ
ナタ第1番 Op.109/14.パヴァーヌ Op.50(H.ビュッセル編)
演奏:イナ=エスター・ユースト・ベン=サッソン(チェロ)/アラン・スターン
フィールド(ピアノ)
エルサレム交響楽団の首席チェロ奏者、および世界的ソリストとして活躍するイ
ナ=エスター・ユースト・ベン=サッソンの弾く味わい深いフォーレ(1845-1924)
のチェロ作品集です。彼女はフルニエに学び、ベルグラード国際チェロ・コンク
ールで優勝し、チェリビダッケを始めとした大指揮者とも数多く共演していま
す。フォーレの2曲のチェロ・ソナタはどちらも晩年に書かれた独特の渋い魅力
を放つ作品として知られます。時は 20世紀に入り、もともと緩やかだったフォ
ーレの調性感はいよいよ希薄となり、その響きは水面を反射する光のように移ろ
っていきます。彼女はそんな繊細な流れを的確に捉え、流麗さを損なうことなく
淡々と音にしていくのです。良く知られた「夢のあとに」などの初期の作品の編
曲集はまた違った味わいがあり、こちらもフォーレの音楽を聴く喜びに浸れます。

8.572465
ヴォーン・ウィリアムズ:宗教的合唱曲作品集
1.モテット「旋風からの声」/2.真理のために勇敢に/3-7.ミサ曲ト短調/
8-10.3つの合唱による讃歌(復活祭のための讃歌/クリスマスのための讃歌/聖霊
降臨祭のための讃歌)/11.ジョージ5世の死を悼む涙/12.飛行体の車輪のヴィ
ジョン/13.正義の精神/14.賛美のコラール
演奏:ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊/アショク・グプタ(オルガン)
1.8-10.11.14/ジェイムズ・マクヴィニー(オルガン)…12/ティモシー・ブラ
ウン (指揮)
ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)が1921年から22年にかけて作曲したト短調
ミサは彼の宗教作品の中でもとりわけ有名です。英国後期ルネッサンスの様式
と、彼自身の対位法への興味が融合した大作で、無伴奏の合唱のみで歌われま
す。しかし、このアルバムで興味深いのは、今までほとんど顧みられることのな
かったいくつかの作品です。本来はオーケストラと合唱のために書かれた「3つ
の合唱による讃歌」(今回はオルガン伴奏による)や、オルガンと混声合唱のた
めに書かれた「飛行体の車輪のヴィジョン」はほとんど耳にする機会がありませ
ん。この作品は彼の友人であった聖マイケル教会のオルガニスト、ハロルド・ダ
ークのために書かれたもので、オルガン・パートには超絶技巧が要求されていま
す。出所は旧約聖書のエゼキエル書で、そこに書き記された謎の飛行物体につい
ての音楽です。この物体の謎は現代でも解明されておらず、もしかしたらUFOで
は?とも言われている不思議なものです。

8.572103
ホワイトボーン :ルミノシティーと合唱作品集
1-2.コレギウム・レガーレ(マニフィカト/ヌンク・ディミティス)/3.アレルヤ
・ユビラーテ/4.デズモンド・ツツの祈る人/5.彼は別れの精神で私に施す/6.
生命の水の純粋な川/7.永遠の休息/8.公正さと明るさはただ一つ/9.ここには
音も言葉もない/10-16.ルミノシティ(ルクス・イン・テネブリス/変わりゆく
情景/沈黙/生物/ダイヤモンドの城/美についての問い/全てのものは全て善く)
演奏:クリストファー・ジレット(T)…1.2/アンドラーデ・レヴァイン (va)…
10-16/ヘンリー・パークス(org)…1-3.5.7.10-16/デズモンド・ツツ(ナレー
ター)…4/ステファン・ジョーンズ(ターンブーラ)…10-16/アンドリュー・カ
ー(perc)…1.2.4.10-16/コモーショ/マシュー・ベリー(指揮)
サクソフォンと合唱音楽の作曲家として主にBBCで活躍するイギリスの現代作曲
家、ホワイトボーン(1963-)の感動的な合唱作品集です。このアルバムではケン
ブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のために書かれた最新の作品を始め、古代
の詩から、インドの古典詩、そして南アフリカの平和主義家で1984年のノーベル
平和賞受賞者であるデズモンド・ムピロ・ツツをフィーチャーした祈りの歌ま
で、様々な表情の作品を聴くことができます。彼の音楽は本当に単純明快で、
複雑なハーモニーを重んじるのではなく、その気になれば一緒に祈りを捧げるの
も可能なほどに判りやすいメロディです。聴き手の心にまっすぐに飛び込んでく
る美しいメロディを演奏するのは、オクスフォード室内合唱団の中でも現代的レ
パートリーを得意とするグループ、コモーショです。

8.572224
ヘンデル:オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」1-20.第1部/21-28.第2部
演奏 :ガーリンデ・ゼーマン(ソプラノ)/クヌート・ショッホ(テノール)/ク
ラウス・メルテンス(バス)/ユンゲ・カントライ/フランクフルト・バロック
管弦楽団(オリジナル楽器使用)/ヨアヒム・カルロス・マルティーニ(指揮)
ヘンデル(1685-1759)は晩年になって精力的にオラトリオを作曲しました。この
「アレクサンダーの饗宴」もそんな中のひとつです。この作品は1736年ロンドン
で初演された時、1300人もの観客が大興奮したというもので、1697年ドライデ
ンが書いたアレクサンダー大王を讃える詩が元になっています。愛と戦い、そし
て祝宴。これらが見事に音で表現された華やかなオラトリオです。しかし現代
では、その幕間に演奏された合奏協奏曲ばかりが有名で、本来のオラトリオが演
奏されることはほとんどなくなってしまいました。初演時、ヘンデルは理想的な
ソプラノ歌手を得るためにイギリス中を探しまわり、結果、見つけたのはアンナ
・マリア・ストラーダ(ルール・ブリタニアを作曲したトマス・アーンの未来の
妻)で、彼女はこの公演の成功に大きく貢献しました。このアルバムには合奏協
奏曲は含まれていませんが、その曲は8.550158で聴くことができます。

8.111344
グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー
シューベルト:
1-2.交響曲第8番ロ短調 D759「未完成」
3-6.交響曲第9番ハ長調 D944「グレート」
演奏:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団…1-2
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団…3-6
録音:1950年1月9-21日ウィーン・ムジークフェライン・ザール… 1-2
1951年11-12月ベルリンイエス・キリスト教会… 3-6
マーク・オーバート=ソーン復刻
このアルバムは、シューベルト(1797-1828)の交響曲の中でも、最も名演とされ
ている2曲を収録したものです。このフルトヴェングラーの演奏は、人間のあら
ゆる感情…悲嘆、激怒、喜び、そして慰めを曲の流れとともに洗い出し、爆発的
な音楽の流れを作りだします。感情表現の見事さは、とりわけゆっくりとした楽
章に顕著でまさに滔々と流れる大河を思い起こさせるかのような不滅の輝きを持
つ演奏です。この堂々とした演奏を聴いていると、交響曲作家としてのシューベ
ルトが目の前に立ち現れることでしょう。

8.112052
グレート・ピアニスト・シリーズ/ミケランジェリ初期録音集第2集
1-3.モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K450(録音1951年6月26-27日)
4-7.ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3(録音1941年9-10月ミラノ)
8.ショパン(1810-1849):スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31(録音1940年1月ミラノ)
9.ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
10.ショパン:マズルカ第25番ロ短調Op.33-4(録音1943年1月20日ミラノ)
11.ショパン:マズルカ第47番イ短調 Op.68-2
12.ショパン:ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1
(録音1939年12月-1940年1月ミラノ)
ウォード・マーストン復刻
演奏:アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ/ミラノ・ポメリッジ・
ムジカーリ交響楽団/エットーレ・グラチス(指揮)…1-3
天才ピアニスト、ミケランジェリ。彼の19歳から31歳までの輝かしい軌跡がこの
1枚に収められています。ここには、暖かみのある音色、洗練された表現力、そ
して完全無欠なテクニック。これら全てが融合された若きピアニストの姿が映し
出されています。1948年にある批評家が書いた文章です。「なんというピアニス
トでしょう!彼のテクニックは驚くばかりで、解釈はまさに偉大なる音楽家で
す。」そんなミケランジェリの演奏は、同じく初期録音集の第1集(8.111351)で
も確かめることが可能です。

8.120888
ポーター:アラジン/魅惑の巴里
1-11.アラジン(1958)(序曲/スーパーマーケットにおいで/道をつくる/星にあな
たの運命を託そう/ちょっと微笑み返し/アラジン/楽しくないだろうな/あなた
を崇拝します/税金の高さが不思議です/あなたを崇拝します/終曲)/12-16.アラ
ジン(プライベート・エディション・プレビュー)(1957)(コール・ポーターによ
るイントロダクション/アラジン/星にあなたの運命を託そう/あなたを崇拝しま
す/ちょっと微笑み返し)/17-21.魅惑の巴里(サウンドトラック)(1957)(魅惑の
巴里/あなたも/愛/レディを待って/なぜ私は行くのか)/22.エニシング・ゴーズ
(サウンドトラック)(1955)
演奏:シリル・リチャード(ヴォーカル)/デニス・キング(ヴォーカル)/ジョー
ジ・ホール(ヴォーカル)/サル・ミネオ(ヴォーカル)/アンナ・マリア・アル
ベルゲッティ(ヴォーカル)/スタジオ・コーラス/スタジオ・オーケストラ/
ロバート・ラッセル・ベネット(指揮)…1-11/コール・ポーター(ナレーター)
/スタジオ・ヴォーカルズ(ヴォーカル)/スタジオ・コーラス/スタジオ・オ
ーケストラ/スタジオ・コンダクター12-16/ジーン・ケリー(ヴォーカル)/ミ
ッチ・ゲイナー(ヴォーカル)/ベティー・ワンド(ヴォーカル)/ソーラ・マティ
アソン(ヴォーカル)/MGMスタジオ・オーケストラ/アドルフ・ドイッチェ
(指揮者)…17-21/パラマウント・スタジオ・オーケストラ/ジョセフ・リリー
(指揮)…22
2004年に公開された映画「五線譜のラブ・レター」で描かれたように、作曲家
コール・ポーター(1891-1964)の生涯は必ずしも幸せなものではなかったようで
す。しかし彼の音楽はいつの時も輝かしく楽天的で、聴く人にやさしい微笑みを
もたらしてくれます。この「アラジン」は1958年2月21日、CBSテレビで放送され
たテレビ・ドラマのために作曲されたものです。当時の彼は肉体的にも精神的に
もぼろぼろの状態にあったのですが、書かれた音楽にはその苦悩はみじんもあり
ません。美しく夢のような音楽です。1957年のプライベート・エディション・
プレビューでは彼の肉声を聴くことが可能です。



<MarcoPolo>
8.225349 \1780
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):歌曲全集
1.歌劇「コボルト」より鳥の歌/ 2.クリスマス/3.ヒルディッシュの讃歌/4.
羊飼いと女の羊飼い/5.結婚の歌/6.ヴァンフリート牧歌/7.ベイルの小さな
舞曲/8.ドリュアードの歌/9.春のまなざし/10.春の想い/11.春の死/12.ナ
ロチ湖の夜/13.海の夕暮れ/14.海辺の夕暮れ/15.大きなパンケーキの物語
演奏:レベッカ・ブローベルク(ソプラノ)/ハンス=マルティン・グラドナー(ピ
アノ)
偉大なるワーグナーの息子として生まれ、最初は建築家の道を志すも、結局は音
楽家としての使命に目覚め、作曲家、指揮者として活躍することになったジーク
フリート・ワーグナー。しかし、現在では彼の作品を耳にすることはほとんど
ありません。一部のオペラは少しずつ上演されるも、ここに収録された歌曲はす
っかり忘れ去られた存在となっていました。しかしこの15曲の中には、彼が愛し
た幻想的な風景やお伽噺の国の住人たちの姿が存分に映し出されています。人間
世界のドロドロしたものを見過ぎてしまった彼の心が追い求めたのは、このよう
な優しい世界だったのかもしれません。

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10-02 No.28

2010年02月26日 19時59分17秒 | Weblog
<Piano 21>
P21 031-N \2300
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.6 ――
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242《ロドロン》
(第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト)〔ピアノ協奏曲第7番〕
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
(第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト)〔ピアノ協奏曲第10番〕
K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/ピアノ独奏版)
K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/2台ピアノ版)
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242《ロドロン》
(第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト)
〔2台ピアノ版/ピアノ協奏曲第7番〕
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、オオタ・マリ(ピアノ)、
キム・ユング(ピアノ)、
リ・ユンク(指揮)、ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー
1776年2月、ザルツブルクの貴族ロドロン家の伯爵夫人と2人の令嬢のための作曲
された「3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242」、その名も「ロドロン」。
カツァリスはこの"2台ピアノ""&"3台ピアノ"のモーツァルトのために、コンタ
ルスキーの門下生でザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でピアノを学んだ
日本人女流ピアノ奏者オオタ・マリ、同じくモーツァルテウム音楽大学で研鑽を
積んだ韓国のピアニスト、キム・ユングのアジア勢とコンビを結成。
もちろん第1集-第5集の全てでカツァリスのパートナーを務めてきた盟友リ・ユ
ンク&ザルツブルク・カンマーフィルも健在!
・・・・・しかしここで終わらないのが現人神カツァリス。
カツァリスは、1779年頃にモーツァルト自身によって編曲された2台ピアノ版の
「協奏曲ヘ長調K.242」を取り上げ、さらに「2台のピアノのための協奏曲変ホ
長調K.365」、そして「K.365」の初稿版カデンツァを2種類も用意するなど、カ
ツァリスのモーツァルト・ワールドは絶好調!
1999年6月4日、ザルツブルク大学大ホールでのライヴ録音。




<Onyx>
ONYX 4049 \2180
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/幻想曲ヘ短調Op.49/幻想即興曲
ワルツ ハ短調/前奏曲ハ短調/スケルツォ第4番/夜想曲ヘ長調Op.15-1
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
ロシアの伝説的ピアニストであり師でもあったニコラーエワからロシア・ピアニ
ズムの系譜を継ぐ者と指名され、1994年のチャイコフスキー国際コンクール最高
位など、数々の栄誉を勝ち取ってきたルガンスキー。
名演の誉れ高いラフマニノフなどのロシア音楽に注目が集まりがちだが、ワーナ
ー時代にはショパンがフランスのディアパゾン賞に輝くなど、ショパンの演奏や
解釈も超一級品。
オニックスという新たな活躍の場を得たルガンスキーが、水を得た魚の如く躍動
することは間違いないだろう!




<EMI CLASSICS>
●AMERICAN CLASSICS
アメリカの作品を集中的にまとめたシリーズ。今回は20世紀前半を代表する作曲
家、ガーシュウィン作品をまとめて5点発売します。
いずれも、ジュエル・ケース 8Pブックレット

CDM-6066902 \900
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
1.第2ラプソディ
2.「アイ・ゴット・リズム」変奏曲
3.2つのワルツ ハ長調
4.ブルー・マンデイ
5.アワ・ラヴ・ヒア・トゥ・ステイ
6.エンブレイサブル・ユー
7.リアルト・リプルズ
8.パリのアメリカ人(2つのピアノ版)
カーティア・ラベック、マリエル・ラベック(ピアノ)

CDM-6066882 \900
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ガーシュウィン・ソング・ブック-ジョージ・ガーシュウィンの歌による即興曲
1.「ポーギーとベス」-I love you Porgy
2.「シャル・ウィ・ダンス」-They can't take that away from me
3.「ポーギーとベス」-サマータイム
4.「シャル・ウィ・ダンス」-Let's call the whole thing off
5.「ゴールドウィン・フォリーズ」-Love walked in
6.「ザ・ショウ・イズ・オン」-By Strauss
7.「ゴールドウィン・フォリーズ」-Our love is here to stay
以上 ウェイン・マーシャル(ピアノ)
8.アイ・ガット・リズム(ピアノと管弦楽のための変奏曲)
9.ピアノ協奏曲 へ調
以上 ウェイン・マーシャル(ピアノと指揮)
オールボー交響楽団

CDM-6066892 \900
ガーシュウィン:序曲集
1.A Damsel in distress-フィルムのための組曲(編:マッグリン)
2.Girl Crazy-序曲
3.君がために歌わん-前奏曲
4.Tip-Toes-序曲
5.Primrose-序曲
6.Stiff upper lip(A Damsel in distress - Funhouse sequence)
7.Oh, Kay!-序曲
以上 ザ・ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
ジョン・マッグリン指揮
8.George White's Scandals of 1924-誰かが私を愛している
9.Primrose-Boy wanted
10.A Damsel in distress-万事好調
11.Goldwin Follies-Love walked in
12.Goldwin Follies-我が恋はここに
13.Oh ,Kay!-Someone to watch over me
14.Girl Crazy-But not for me
15.ポーギーとベス-サマータイム
16.A Damsel in distress-首尾よく行けば
17.The Show is on-シュトラウス讃歌
18.Girl Crazy-Embraceable you
19.Girl Crazy-I got rhythm
以上 キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
ザ・ニュー・プリンセス・シアター管弦楽団
ジョン・マッグリン指揮

CDM-6066932 \900
ガーシュウィン作品集
1.Lady be good!-Little jazz bird
2.ポーギーとベス-Bess, oh where's my Bess?
3.Oh, Kay!-Someone to watch over me
4.3つの前奏曲
5.プロムナード
6.メリー・アンドルー
7.ジャスボー・ブラウン・ブルーズ
8.2つの調の即興曲
9.2つのワルツ ハ調 
10.スリー・クォーター・ブルーズ
11.リアルト・リプルズ
ジョージ・ガーシュウィンのソング・ブック
12.スワニー
13.Nobody but you
14.Do it again
15.I'll build a stairway to paradise
16.魅惑のリズム
17.Oh, lady be good!
18.私の彼氏
19.Somebody loves me
20.That certain feeling
21.Sweet and low-down
22.Clap yo' hands
23.Do, do, do
24.My one and only
25.'S wonderful
26.Strike up the band
27.Liza(All the clouds'll roll away)
28.Who cares?
29.I got rhythm
以上 リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)
ジェローム・カーン:
30.Roberta-煙が眼にしみる
31.Swingtime-今宵の君は
32.Very warm for May-All the things you are
33.Roberta-イエスタデイズ
34.Cover girl-Long ago and far away
35.Show boat-Why do I love you?
バリー・タックウェル(ホルン) 他
リチャード・ロドニー・ベネット(キーボード)

CDM-6066912 \900
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
1.ラプソディ・イン・ブルー*
2.パリのアメリカ人
3.ポーギーとベス(交響的絵画)(編:リチャード・ロドニー・ベネット)
以上 *レナード・ぺナリオ(ピアノ)
ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮
4.モートン・グールド:ラテン=アメリカン・シンフォニエッタ(4曲)
ハリウッド・ボウル交響楽団、フェリックス・スラトキン指揮





<DUX>
DUX 0723 \2080
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(1977-):管弦楽作品集
チェロ協奏曲(2008)(*)
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ(2009)
ガッシャーブルム(小管弦楽のための;1997)
弦楽のためのディヴェルティメント(1998)
大管弦楽のための交響曲(2008)
トマシュ・ストラフル(チェロ(*))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)

DUX 0751 \2080
ハイドン(1732-1809):
交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」(1795)
交響曲第104番ニ長調「ロンドン」(1795)
ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
ズビグニェフ・ピルフ(指揮)

DUX 0761 \2080
ポーランドの王たちについて
不詳:ポーランドの王たちについて
セヴェリン・コン(?-16世紀):無題作品
不詳:悲歌
ヴァレンティン・バクファルク(1526/1530頃-1576):
ファンタジアV/黒い雌牛/ファンタジアVI
もうこの先持ちこたえられない/ファンタジアVII
ヴァレンティン・ハウスマン(1565/1570頃-1614頃):ポーランド舞曲I-III
不詳:
カンツォーナ・ディオメディス/あなたの神聖なる復活によって
私たちの救い主/私たちの救い主である神/私たちの救い主
不詳( マルチン・ヴァルテツキ(16世紀後半):Nos autem gloriari oporte
ヤクプ・ソヴァ(1530頃-1593):復活祭のキリエ
クシシュトフ・クラボン(1550頃-1616頃):
キリエ、クリステ、キリエ・ウルティムム
ピオトル・ドルシンスキ(1560頃-1611):
前奏曲I/来てください、異教徒の救い主よ/前奏曲II/賛美の歌を響かせよ
不詳:ポーランドの王たちについて
カノール・アンティクス
アレクサンデル・ドウーガイチク、ヴォイチェフ・ザレフスキ、
マリア・サラプ、カジミェシュ・グルシュチンキ



<MEMBRAN>
NCA 60178 \1480
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 op.44-2
シューマン:弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.41-2
ゲヴァントハウス四重奏団
2008年1月

ARS MUSICI 231734 \1350
バッハ:クリスマス・オラトリオ 第1部-第3部 BWV.248
ゲルハルト・ヴェルリッツ(T)
ヨハネス・カンムラー(B)
フェルディナント・ゲイロス(A)(Cantata I,III)
イヴォ・ハルトマン(S)(Cantata II)
セバスチャン・マウラー(A)(Cantata II)
マルクス・ゴッペル(S)(Cantata III)
ラインハルト・カンムラー指揮
ミュンヘン・レジデンツ室内管弦楽団
アウクスブルク大聖堂聖歌隊




<独UNIVERSAL>
DECCA 4802904 \850
ショパン:ピアノ・ソナタ第1番-第3番
ヴラディーミル・アシュケナージ

DECCA 4803113 \850
リスト:トランスクリプション
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
「ルチア」と「パリジーナ」の主題によるワルツ
「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌
「タンホイザー」より夕星の歌
イゾルデの愛の死
歌劇「ファウスト」のワルツ
「エフゲニ・オネーギン」によるポロネーズ 他
ジャン・イヴ・ティボーデ(P)
2009年11月からの延期分

DECCA 4803472 \850
シューマン:
子供の情景、クライスレリアーナ、幻想小曲集
アルフレッド・ブレンデル

DECCA 4803516 \850
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、4つのバラード
アルフレッド・ブレンデル(P)
クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

DECCA 4803530 \850
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第3番、第4番
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn、指揮)
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団

DGG 4803471 \850
ショパン:チェロ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ
ブラームス:チェロ・ソナタ(どちらかは不明)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC)
マルタ・アルゲリッチ、ルドルフ・ゼルキン(P)

DGG 4803515 \850
バッハ:イタリア協奏曲、トッカータ、イギリス組曲第6番 他
アンジェラ・ヒューイット

DGG 4803581 \850
W.F.バッハ:フルート協奏曲、
2台のチェンバロのための協奏曲 他
ラインハルト・ゲーベル指揮
ムジカ・アンティクワ・ケルン 

L'OIS 4803582 \850
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 op.10 他
ステファン・プレストン(Fl)
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内管弦楽団

L'OIS 4803583 \850
サンチャゴへの巡礼
キャサリン・ボット(S)
フィリップ・ピケット指揮
ニュー・ロンドン・コンソート




<TACET>
TACET S 171(SACD-Hybrid) \2380
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.36
(2)交響曲第4番 変ロ長調 op.60
ヴィオチェク・ライスキー指揮
ポーランド室内フィル
真空管使用の機器のみで録音されたTACETレーベルが得意とする高音質盤です。

TACET DVDD144(DVD-AUDIO) \2380
シューマン:
(1)ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47
(2)ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ペーター・オルト Peter Orth (ピアノ)
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
マティアス・リンゲンフェルダー Matthias Lingenfelder(ヴァイオリン)
イエンス・オッパーマン Jens Oppermann (ヴァイオリン)
スチュアート・イートン Stewart Eaton (ヴィオラ)
アンドレアス・アーント Andreas Arndt (チェロ)
アウリン弦楽四重奏団は1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成さ
れました。ケルン音楽大学でアマデウス弦楽四重奏団に学んだ後、アメリカに渡り
ガルネリ弦楽四重奏団に学び、各地のコンクールでの受賞、及び多くの演奏活動
を行っています。古典から現代曲までの幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張
感ある演奏が特徴的です。
TACET、CPOレーベル他から、シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏
曲全集の他、ハイドン、ベートーヴェン等 多くのCDが発売されており、すべて
高い評価を受けています。
※このアイテムはDVD-AUDIOです。DVDプレーヤーのみで聴くことが出来ます。
ご注意ください。




<VENEZIA>
CDVE04383 4枚組 \2700
グラズノフ:交響曲全集
Disc.1
(1)交響曲第1番 ホ長調 op.5
(2)交響曲第2番 嬰へ短調 op.16
Disc.2
(3)交響曲第3番 ニ長調 op.33
(4)交響曲第4番 変ホ長調 op.48
Disc.3
(5)交響曲第5番 変ロ長調 op.55
(6)交響曲第6番 ハ短調 op.58
Disc.4
(7)交響曲第7番 ヘ長調 op.77
(8)交響曲第8番 変ホ長調 op.83
ヴラジーミル・フェドセーエフ指揮
ソビエトRTV交響楽団
1976-79年録音
メロディーを存分に歌わせつつ爽快感ある早目のテンポが特徴的で一気呵成に突
き進む推進力に圧倒される名演奏の復刻です。

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10-02 No.27

2010年02月26日 19時58分54秒 | Weblog
<C major>
70 1908(DVD-Video) \3500
PCMステレオ /dtsサラウンド5.1
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
交響曲第7番ホ長調
クリスティアン・ティーレマン(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
収録時期:2008年[第4番]・2006年[第7番](ライヴ)
収録場所:バーデン=バーデン・フェストシュピールハウス
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
「ドイツの正当な伝統を継承する最右翼」と称され、欧米をはじめ日本でも熱狂
的な支持を集めるカリスマ指揮者クリスティアン・ティーレマン。ことし2010年
3月、ミュンヘン・フィルとの2度目の来日公演を目前に控えた絶好のタイミング
で緊急リリースが実現いたしました。当コンビは公演曲目にブルックナーの
第8交響曲を予定していますが、同じブルックナーの交響曲第4番「ロマンティッ
ク」と第7番とをカップリングしたライヴ映像作品というまさに願ってもない内容
です。
ティーレマンのブルックナー指揮者としての力量については、ミュンヘン・フィル
の総音楽監督に就任した2004年10月に行われた第5交響曲のライヴ・レコーディン
グをはじめ数々の実演でもすでに実証済み。過去にケンぺやチェリビダッケの薫
陶を授かった名門ミュンヘン・フィルに息づくブルックナー演奏に最適のひびき
を存分に活かし、ティーレマンがじっくりと遅めのテンポ設定で形づくる巨大な
音楽は、ブルックナー好きを大満足させています。このたびの2曲いずれもトラッ
クタイムから分かるように、多くのファンが期待する重厚長大なスタイルによる
演奏とおもわれます。名実ともに現代屈指と呼び声の高いティーレマン&ミュン
ヘン・フィルのブルックナー演奏をぜひともご堪能ください。
=トラックタイム=
・第4番「ロマンティック」
I.20’46”+II.17’46”+III.12’10”+IV.24’10”=TT.74’52”
・第7番
I.23’36”+II.24’39”+III.10’09”+IV.14’48”=TT.73’12”




<Profil>
PH 10002 \2180
「ハイドン:ピアノ・ソナタ集 / エフゲニー・コロリオフ」
ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35
ソナタ第44番ト短調Hob.XVI-44
ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI-34
ソナタ第48番ハ長調Hob.XVI-48
ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
ソナタ 変ホ長調Hob.deestより第2楽章アンダンテ
エフゲニー・コロリオフ(P)
録音:2009年2月16-20日シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
(ステレオ・セッション)[SWRとの共同制作]
名手コロリオフ(1949年生まれ)が還暦を迎えた2009年に、同じく歿後200周年のア
ニヴァーサリーを迎えたハイドンのソナタをレコーディング。有名な変奏曲ヘ短
調と3つのソナタを収めた前作(PH04060)に次ぐ第2弾は、最後の3曲のうちのひと
つで、ハイドンが「大ソナタ」と呼んだ傑作第52番、ブライトコプフ用に改訂を
施した第44番と第34番など、1771年から1794年までに書かれたソナタ5曲を収録し
ています。
ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事して、ロシア・ピアニズムの流れを
汲むコロリオフといえば、軒並み高評価を獲得しているJ.S.バッハがまず挙げら
れますが、あたたかい感触と清潔感が印象的なハイドンも絶品。さらに、なまな
ましく鮮度抜群の優秀録音が内容をいっそう引き立てます。




<TAHRA>
TAHRA不滅の名盤、お買い得価格、美麗デジパックで再発!

TAH 4012 \1650
(旧TAH216)
(1)ベートーヴェン:交響曲第2番
(2)ブラームス:第4番
クナッパーツブッシュ(指)ブレーメンPO
録音:1952年12月12日
ブレーメン放送からのライセンス。

TAH 4013 \1650
(旧TAH230)
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
ヘルマン・アーベントロート(指)ベルリン放送SO.
ティッラ・ブルーム(S) ディアナ・オイストラリ(A) 
ルートヴィッヒ・ズートハウス(T)
 カール・パウル(Bs) ヘルマン・アーベントロート(指)ベルリン放送響、
ウンター・デン・リンデン国立歌劇場Cho
録音:1950年12月31日
待ち望まれていた復活!数あるアーベントロートの第九でもまず第1に聴かれなけ
ればならない超劇的演奏。録音も良好。

TAH 4014 \1650
(旧TAH232)
ステレオ
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466 
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.54
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(1)ルドルフ・ブッフビンダー(Pf) (2)サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
録音:(1)1976年1月17日(2)1977年4月17日、アムステルダム コンセルトヘボウ
ヒルヴェルスムNOS放送からのライセンス。

TAH 4015 \1650
(旧TAH233)
ステレオ
(1)ウェーバー:「オベロン」序曲 
(2)べートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
録音:(1)1980年11月2日(2)1977年4月21日、アムステルダム コンセルトヘボウ
ヒルヴェルスムNOS放送からのライセンス。

TAH 4016 \1650
(旧TAH234)
ステレオ
(1)レーガー:セレナーデ ト長調 
(2)ヒンデミット:交響曲「画家マチス」1934年
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管
録音:(1)1976年1月27日(2)1979年1月28日アムステルダム コンセルトヘボウ

TAH 4017 \1650
(旧TAH271)
(1)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 
(2)ブラームス:交響曲第4番
チェリビダッケ(指)
ベルリンPO
録音:(1)1946年1月10日(2)1945年11月18日
ベルリン放送アーカイヴより。

TAH 4018 \1650
(旧TAH272)
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番「運命」 (2)交響曲第6番「田園」
(1)フルトヴェングラー(指)ベルリンPO.
(2)アーベントロート(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO.
録音:(1)1943年6月30日ベルリン・フィルハーモニー・ホール
(2)1945年3月12日ライプツィッヒ コンコルディア・ホール
フルトヴェングラーの数ある「運命」でも最も劇的な43年録音と、アーベントロ
ートの起伏に富んだ「田園」の興味深いカップリング。

TAH 4019 2枚組 \3300
(旧TAH303/4)
(1)ハイドン:交響曲第88番 
(2)ブラームス:交響曲第2番
(3)ブラームス:交響曲第3番
(4)R.シュトラウス:死と変容
クナッパーツブッシュ(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)(4)1959年11月28日(2)1959年11月27日(3)1956年11月4日
クナお得意のハイドン88番とブラームス2番&3番。




<haenssler>
98 597 \2080
ヴィヴァルディ:
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.452
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
(コンサート・ミストレス:エミリー・ケルナー)
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調RV.453
アンサンブル・ラ・フォリア
(指揮:ミゲル・デ・ラ・フエンテ、独奏Vn:クリストフ・ビアンコ)
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.447
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調RV.461
アンサンブル・ラ・フォリア
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調RV.178
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団弦楽セクション
録音:2009年5月17-18日シュトゥットガルト、ゾンマーライン教会
(セッション・ステレオ)
オーボエ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調RV.548
アンサンブル・ラ・フォリア
録音:1987年4月29日-5月2日ミュルーズ、サン・ピエール教会
(セッション・ステレオ)
以上すべて ラヨシュ・レンチェシュ(Ob)
SWRシュトゥットガルト放送響の首席奏者として、またソリストとしても、数多く
のアルバムを発表している名手レンチェシュが、オーボエの必須レパートリーと
もいえるヴィヴァルディの協奏曲をレコーディング。
独奏楽器にオーボエをフューチャーした協奏曲は当時としてはめずらしく、ヴィ
ヴァルディの作品はその走りとなるもの。技巧的で多様な内容は意気込みの表れ
から、新鮮な輝きにあふれています。レンチェシュのオーボエはときに軽やかに
弾み、ときに哀切なメロディを奏で表情もゆたか。優美なムードがなんとも心地
よい演奏です。

98 594 \2080
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
録音:2008年9月7日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ・ステレオ)
ローベルト・フォルクマン:チェロ協奏曲イ短調Op.33
シューマン:夕べの歌Op.85-12[ブルンズ編曲によるチェロと弦楽合奏版]*
録音:2008年9月8、9日ライプツィヒ、ベタニア教会(セッション・ステレオ)
ペーター・ブルンズ(Vc) 
ユルゲン・ブルンズ(指)
ライプツィヒ・メンデルスゾーン室内管弦楽団
フォルクマン:アンダンテと変奏曲-3つのチェロのための(1836)*
ペーター・ブルンズ(第1Vc) ヤーコプ・ステップ(第2Vc) 
グレゴル・ノヴァーク(第3Vc)
フォルクマン:3つの小品-チェロとピアノのための*
[トロバドールの歌Op.10 / カプリッチョOp.74 / ロマンスOp.7]
シューマン:夕べの歌Op.85-12[カザルス編曲によるチェロとピアノ版]
ペーター・ブルンズ(Vc) アンネグレート・クットナー(P)
録音:2008年6月22、23日ベルリン、ジーメンスヴィラ[ドイチュラジオ]
(セッション・ステレオ)
*世界初録音(ドイチュラントラジオ・クルトゥーアとの共同制作)
ベルリンに生まれ、シュターツカペレ・ドレスデン首席を務め、現在ソリストと
して活躍するブルンズの最新録音は、2010年に生誕200周年のアニヴァーサリーを
迎えるシューマンと、同時代にライプツィヒでシューマンに認められたフォルク
マン(1815-1883)の作品集。
シューマンが世を去る6年前、1850年頃に書かれたとされ、よりいっそう内面を見
つめ直すようなあじわい深さが魅力のチェロ協奏曲。そのシューマンとは調性も
共通し、やはり濃厚なロマンが流れるフォルクマン。世界初録音となるフォルク
マンの2曲をはじめ、カップリングされた小品の数々も、ブルンズのすぐれた演奏
もあって、アニヴァーサリーにふさわしい聴きものとなっています。使用楽器は
カザルスがかつて所有していたこともある、1730年ヴェネチア製のカルロ・トノ
ーニ。



<harmonia mundi>
KHM 997547 \2450
日本語帯付き
フレデリク・ショパン(1810-1849):
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
(2)子守歌 作品57 [5’ 08”]
(3)練習曲集 作品10
辻井伸行(ピアノ)
ジェームズ・コンロン指揮 
フォートワース管弦楽団
録音:2009年5月22日-6月7日/フォートワース(テキサス)/ライヴ録音
2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を
はたした辻井伸行。コンクールのライヴ録音第2弾の登場です。協奏曲で聴かせる、
オーケストラと見事に溶け合いながらもなお一層のきらめきを放つ透明な音色、
「子守歌」のどこまでも自然で伸びやかな音楽性は感動的。第1弾には収録しき
れなかった練習曲op.10全曲では、超人的な軽やかさ、そしてスピード感に圧倒
されます。辻井の魅力をあらためて味わうことのできる充実の1枚です。

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10-02 No.26-1

2010年02月25日 19時25分10秒 | Weblog
★先日ご案内しましたWARNER APEX シリーズですが、先日の300タイトルに加えて
200タイトルをリストに追加いたしました。1枚もの\680のお買い得価格でのご提供
です。取り寄せに時間のかかる場合もございますが、ご注文は随時お受け致します。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/apex.html

★Sony GOULD Jubilee edition series★
Sonyよりグレン・グールドのシリーズのご紹介です。このシリーズはオリジナル
LP発売時のカップリングで、オリジナル・ジャケットデザインを使用しています。
価格は1枚もの\680のお買い得価格です。ご注文分を海外に発注いたしますので
通常入荷には1ヶ月以上かかりますので、ご了承下さい。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/gould.html

====================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

●Membran 4CD Box FABFOUR Series
※既にご紹介済みの商品もございますが、価格改定(値下げ)になります。

メンブランレーベルの新シリーズ4枚組ボックスです。英語・ドイツ語のライナー
ノートが付いています。既発売の10枚組と別の音源にするというがメンブラン社
の考えのようですが、実際一部重複しているようです。いずにしても新たな演奏
家のリリースも予定されていますので、今後に期待せずにはいられません。

MEMBRAN 232920 4枚組 \1050
アルフレッド・ブレンデル(pf)名演奏集

MEMBRAN 232921 4枚組 \1050
ジャン=ピエール・ランパル(Flu)名演演奏

MEMBRAN 232922 4枚組 \1050
ユーディ・メニューイン ヴァイオリン協奏曲演奏集

MEMBRAN 232923 4枚組 \1050
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集全集
ロザリン・テューレック(pf)
1952-1953年録音

MEMBRAN 232927 4枚組 \1050
ジェラール・スゼー(Br)名唱集

MEMBRAN 232928 4枚組 \1050
クルト・ワイル:ブレヒトのテキストによる作品集

MEMBRAN 232934 4枚組 \1050
Quejas de Bandoneon
アストル・ピアソラ:名曲集
1946年-1957年録音

MEMBRAN 232939 4枚組 \1050
アンドレス・セゴビア(Guitar)名演奏集
クープラン:パッサカリア
J.S.バッハ:リュート組曲BWV.996より、前奏曲BWV.999、フーガBWV.1000、
無伴奏チェロ組曲第1番より、第3番より、第6番より
J.S.バッハ(セゴヴィア編):シャコンヌ、ガヴォット
C.P.E.バッハ:シチリアーナ
パーセル:新しいアイルランドの調べ、メヌエット、ジーグ
D.スカルラッティ:ソナタ
ラモー:メヌエット
ハイドン:メヌエット
パガニーニ(ポンセ編):ロマンス 1928、1947年録音
ポンセ:組曲「古風な組曲」、ソナタ第3番より、スペインのフォリアより、
ポストリュード、マズルカ、ワルツ、6つの前奏曲、南国風のソナティナ、
クラシックソナタよりアレグロ 1930年、1949年録音
アルベニス:伝説、スペイン組曲よりグラナダ、セヴィーリャ
グラナドス:スペイン舞曲集よりアンダルーサ、メランコリカ、トナディーリャ
タルレガ:アルハンブラの思い出、練習曲イ長調、ムーア風舞曲、メヌエット
ヴィラ=ロボス:ギターのための練習曲第1番、第8番
マラッツ:スペインのセレナード
タンスマン:カヴァティーナ 1927-1954録音
C.テデスコ:ギター協奏曲第1番
アレック・シャーマン指揮、新ロンドン管弦楽団、
タランテッラ、ソナタ「ボッケリーニを讃えて」より
モレノ・トローバ:カスティーリャ組曲より、ソナティナ イ長調より
トゥリーナ:ファンダンギーリョ、幻想曲
ロドリーゴ:ファンダンゴ
ゴメス=クレスポ:ノルテーニャ 1928-1950録音




<独UNIVERSAL BOX>
4778643 5枚組 \4350
ベートーヴェン:交響曲全集
リューバ・オルゴナソヴァ(S)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(M.S)
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)
ジル・カシュマイユ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
モンテヴェルディ合唱団


DGG 4778735 22枚組 \8950
バッハ:カンタータ、宗教曲集
クリスマス・オラトリオ、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、
ミサ曲 ロ短調、マニフィカト、カンタータ40曲
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団
独唱者


DGG 4803532 10枚組 \4050
バッハ:
マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲 ロ短調、カンタータ集
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団
独唱者



<Berlin Classics>
BC 1648 \2380
Come, Holy Spirit来たれ聖霊 - ドレスデン十字架合唱団による晩課
ローデリヒ・クライレ指揮、ドレスデン十字架合唱団
メンデルスゾーン、スタンフォード、パレストリーナ、プレトリウス、
アイヒンガー、エッカルト、J.S.バッハ、ヴァルター、ペンデレツキ、
ベッカー、シュッツ、ゲシウス、ペッピング、他の作品より

BC 1673 2枚組 \5800
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
クリストフ・バラティ(Vln)

BC 1650 2枚組 \5800
チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲第1番-第3番、弦楽六重奏曲Op.70「フィレンツェの思い出」、
弦楽四重奏曲変ロ長調
クランケ四重奏団

BC 1662 \2380
Verwandlung 季節の移ろい - 四季にまつわる歌曲より
R.シュトラウス:悪天候Op.69-5、白いジャスミンOp.31-3/C.シューマン:彼は
やってきたOp.12-2/マーラー:春の朝/シューマン:春の夜Op.39-12/シューベ
ルト:春の思いD.686、秋 D.945/メンデルスゾーン:春の歌Op.47-3/プフィッツ
ナー:だから春の空はそんなに青いの?Op.2-2、秋の気配Op.40-4/リゲティ:夏/
ブラームス:夏の夕べOp.85-1、荒れ野を越えてOp.86-4/ヨーゼフ・マルクス:
ノクターン/シュレーカー:遊糸Op.2-1/ベルク:室内にて/ツェムリンスキー:
波のようにOp.27-6/アイスラー:カリフォルニアの秋/ヴェーベルン:木は葉を
落としOp.3-5
クリスティアーネ・カーク(Sop)

BC 1469 \1480
エルンスト・ブッシュ 1960 ライヴ イン・ベルリン
An die Nachgeborenen ・ Einkaufe ・ Sommerlied ・ Couplet fur die
Bierabteilung ・ Busch erzahlt eine Anekdote von Alexander Granach ・
Ruckkehr zur Natur ・ Busch erzahlt eine Anekdote aus dem KadeKo ・
Feldfruchte ・ Seifenlied ・ Stempellied Burgerliche Wohltatigkeit ・
Das Lied vomSA-Mann ・ Rosen auf den Weg gestreut ・ Zuckerbrot und
Peitsche ・ Heimlicher Aufmarsch ・Jeder Traum ・ Thalmannkolonne ・
Deutsches Lied 1937 ・ Die alten Weisen ・ Deutschland ・Wenn Arbeiter
und Bauern ・ Im Fruhling ・ Aufbaulied ・ Kinderhymne Einheitsfrontlied
Bonus: Laudatio des Akademie-Prasidenten Otto Nagel vor dem Konzert
Bonus: Toast des Kritikers Herbert Ihering im kleinen Kreis nach dem
Konzert

●Berlin Classics BASICS Boxes series
BC 0300034 10枚組 \3980
J.S.バッハ:宗教曲集
ミサ曲ロ短調BWV.232、マタイ受難曲BWV.244、
教会カンタータBWV.4、31、66、134、クリスマス・オラトリオBWV.248
ヴァリアスアーティスツ
ルドルフ・マウエルスベルガー、エルハルト・マウエルスベルガー、
ハンス=ヨアヒム・ロッチェ、クルト・トーマス指揮、
ドレスデン十字架合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、
ライプツィヒ新バッハ・コレギウム・ムジクム

BC 0300035 10枚組 \3980
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第5番、第6番、第8番、第9番、第11番-第27番、
コンチェルト・ロンドK382、K386
アンネローゼ・シュミット(pf)
クルト・マズア指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

BC 0300036 5枚組 \2650
ドヴォルザーク:交響曲全集
オトマール・スイトナー指揮、
シュターツカペレ・ベルリン

BC 0300037 4枚組 \2380
シューベルト:交響曲全集
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、シュターツカペレ・ドレスデン

BC 0300038 9枚組 \4450
ハイドン:ピアノソナタ全集
ワルター・オルベルツ(pf)

●Berlin Classics Portrait series
BC 0300023 \1480
クラリネット名曲集
ロッシーニ:クラリネットと管弦楽のための序奏と主題と変奏曲
メンデルスゾーン:演奏会用小品第1番Op.113
グレゴール・ビュール指揮、MDR交響楽団
ウェーバー:クラリネット五重奏曲Op.34(弦楽合奏版)
グレゴール・ビュール指揮、シンフォニア・ヴァルソヴィア
マスネ:タイスの瞑想曲 イタマール・ゴラン(pf)
ブラームス:クラリネット三重奏曲Op.114
マルティン・ヘルムヒェン(pf)グスタフ・リヴィニウス(Vc)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より第17番ラルゴ イタマール・ゴラン(pf)
シャロン・カム(Cla)

BC 0300024 \1480
ルートヴィッヒ・ギュトラー名演奏集
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番BWV1047a(ライプツィヒ版)/ハイドン:
トランペットと管弦楽のための協奏曲Hob.Vlle:1/ラートゲーバー:協奏曲Op.6-19
ザクセン・ヴィルトゥオーゾ パーセル:トランペットとオルガンのための協奏曲
イ長調/レーガー:52のやさしい前奏曲Op.67より第28番、第41番、第40番、
第10番
フリードリヒ・キルヒアイス(Org)
ガブリエリ:カンツォーナ第15番よりカンツォーネとソナタ/ブルックナー:アヴェ
・マリア、
アンティフォン ブラス・アンサンブル
トレッリ:シンフォニア ニ長調/テレマン:協奏曲ニ長調
ライプツィヒ・バッハ・コレギウム

BC 0300025 \1480
Sacred Music
ドレスデン十字架合唱団による宗教曲集
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV238より「キリエ」
シュターツカペレ・ドレスデン
シュッツ:ダヴィデの詩篇集より「全地よ、主に会って喜べ」SWV36、
小宗教的コンチェルト集より「ひとりのみどり子が我らに生まれる」SWV302
ハンス・オットー(Org)
エルンスト=ルートヴィヒ・ハンマーヴェルナー・ヤロスラフスキ
(Viola da gambe)
J.S.バッハ:ミサ曲BWV235より「キリエ」「グロリア」「クム・サンクト・スピリ
トゥ」、クリスマス・オラトリオBWV248より「喜びの声をあげよ」
マルティン・フレーミヒ指揮
ブルックナー:「ロクス・イステ」WAB23、「アヴェ・マリア」WAB6
マウエルスベルガー:なんと荒涼たる町よ
ゴトハルト・シュティール指揮
ブラームス:モテット「なにゆえ悩む者に光を与えたのか」Op.74-1
ローデリヒ・クライレ指揮

BC 0300026 \1480
ブレヒト・ソングス
ヴァイル、デッサウ、アイスラー、他の作品より
ギーゼラ・マイ(Vo)



<Opus Arte DVD> ※日本語字幕なし
OA 1017(DVD-Video) \4550
OA 7048BD(Blu-ray) \5480
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
ヘスス・ロペス・コボス指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団、他
マドリッド王立劇場2008

OA 1020(DVD-Video) 2枚組 \5480
OA 7050BD(Blu-ray) \5480
カヴァッリ:歌劇「恋するヘラクレス」
アイヴォー・ボルトン指揮、コンチェルト・ケルン、他
ネーデルラントオペラ2009

OA 7051BD(Blu-ray) \5480
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ビクトル・パブロ・ペレス指揮、マドリッド王立劇場管弦楽団
マドリッド王立劇場2005

OA 7052BD(Blu-ray) \5480
バートウィスル:歌劇「ミノタウロス」
アントニオ・パッパーノ指揮、コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2008

OA 1033(DVD-Video) 3枚組 \6450
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ペーター・シュナイダー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、他
バイロイト祝祭劇場2009




<NAT>
NAT 09371 \2800
奏鳴曲 Sonata
ヒンデミット:トランペットとピアノの為のソナタ
アポステル:トランペットの為の3章によるソナチネ作品42a
シュニーダー:ソナタ
ブラント:演奏会用小品第1番、第2番
ベーメ:協奏曲作品18
菊本和昭(Trp)
ドイツ語圏の国に関係のある、 ロマン・近・現代作曲家の作品を集めました。
どれも個性的な美しいメロディを持つ格好よい曲たちです。

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10-02 No.26-2

2010年02月25日 19時24分33秒 | Weblog
<FLORESTAN>
FLCP 21008 \2800
クラリネット・パラフレーズ
1.歌劇「リゴレット」の旋律による演奏会用幻想曲(バッシ)
2.歌劇「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲(ロヴェーリオ)
3.ヴェニスの謝肉祭(ジャン・ピエリ)
4.オー・ソレ・ミオ(カプア)
5.ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
6.萬情の鳥(長生 淳)
7.「楽しき農夫」の主題によるダイヴァージョン(ホロヴィッツ)
8.愛の喜び(マルティーニ)
小倉清澄(Cla)
白石光隆(pf)

FLCP 21010 \2800
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番「ジプシー風」
崎谷直人(Vln)新倉 瞳(Vc)沼沢淑音(pf)




<DISC CLASSICA>
DCJA 21014 \2500
ソングス
こころ(金素雲/沢 知恵)
木兎(三好達治/中田喜直)、
甃のうへ(三好達治/香月 修)
木の洞(三木露風/山田耕筰)
鳩笛の唄(清水みのる/中田喜直)
夢の雨(林 望/青島広志)
物語、乳母車(三好達治/木下牧子)
小さな空(武満 徹)
葬送歌(本願寺第八世釈蓮如/大谷千正)
薤露歌(加藤由美子)
山がすき海がすき(うらさわこうじ/伊藤幹翁)
今日もひとつ(星野富弘/なかにしあかね)
家路(江崎とし子)
道標(福山雅治)
録音:2009年10月22,23日 相模湖交流センター多目的ホール
大畑理博(Br)




<Avie>
AV 2192 \2180
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)、
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

AV 2188 \2180
ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45/交響詩《死の島》Op.29/幻想曲《岩》Op.7
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
2006年にロイヤル・リヴァプール・フィルの歴史上最年少の若さでプリンシパル
・コンダクター(首席指揮者)に着任するなど輝かしいサクセス・ストーリーを歩
むロシアの若きマエストロ、ワシリー・ペトレンコ。
着任以降、瞬く間にロイヤル・リヴァプール・フィルを再び世界の第一線に押し
上げたペトレンコは、2009年にチーフ・コンダクターへと昇格すると同時に2015
年までの契約延長が決定。
さらには2007年には英グラモフォン誌のヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤ
ーに選出され、英国ナショナル・ユース・オーケストラの首席指揮者に抜擢され
るなど、今を輝く若手指揮者陣の中でも特に注目を集めるホットな存在なのであ
る!
ロシア作品に絶対の自信を持つペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルの
"ラフマニノフ・シリーズ"から、「ピアノ協奏曲集」&「交響的舞曲」の2タイト
ルが登場。
「ピアノ協奏曲第2番&第3番」では、旧ユーゴスラビア連邦の小国マケドニアが
生んだワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキとのタッグが実現!
アヴィー(Avie)初登場となるトルプチェスキは、ジンマンやマゼール、デュトワ、
ノセダなど多くの名匠たちと共演を重ねる若き天才ピアニスト。
日本でも2006年に大野和士&新日本フィルとのコンビで凄演を繰り広げており、
旧ユーゴスラビア連邦崩壊の混乱を乗り越えてきたトルプチェスキの演奏はすで
に風格すら漂う。




<APR>
APR 7303 3枚組 \3780
モーツァルト&ハイドン録音全集1933-1947 ――
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466*(録音:1933年11月24日)、
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482+(録音:1935年6月6日)、
ロンド ニ長調K.382#(録音:1936年10月13日&11月30日)、
メヌエット ト長調K.1(録音:1933年11月25日)、
ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453#(録音:1937年5月7日)、
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491*/**(録音:1937年3月3日)、
幻想曲ハ短調K.396(録音:1934年8月28日)、
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(録音:1933年4月28日)、
ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503++(録音:1947年10月10日)、
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(録音:1937年3月6日)、
幻想曲ハ短調K.475(録音:1941年5月29日)、
ロマンス変イ長調K.Anh.205(録音:1941年5月29日)
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ短調Hob.XVIII-11##(録音:1942年10月19日-22日)
エドウィン・フィッシャー(ピアノ&指揮)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団*、
ジョン・バルビローリ(指揮)+、
エドウィン・フィッシャー室内管弦楽団#、
ローレンス・コリングウッド(指揮)**、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)++、
フィルハーモニア管弦楽団++、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団##
20世紀スイスの偉大なるピアニストにして名教師、エドウィン・フィッシャー
(1886-1960)のモーツァルト&ハイドンの協奏曲録音がボックス・セットになって
新装登場!
フィッシャー自身の弾き振りによるモーツァルトの協奏曲やソロ録音は現代に伝わ
る20世紀の遺産と言えるだろう。またウィーン・フィルを弾き振りしたハイドン
の「ピアノ協奏曲ニ短調Hob.XVIII-11」はフィッシャー唯一のハイドンの協奏曲
録音と伝わる演奏。
APR 5523、5524&5525からの移行新装発売。




<Dal Segno>
DSPRCD 047 \2180
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
マーティン・ロスコー(ピアノ)
イギリスの名女流奏者タスミン・リトルとマーティン・ロスコーのデュオによる
"エルガー"&"バックス"という英国音楽ファン垂涎の名演が復活!
接すれば接するほど深みを増すタスミン・リトルが弾くエルガーの「ヴァイオリ
ン・ソナタ」。
これほどまでにエルガーのヴァイオリン・ソナタを見事に描くことのできるヴァイ
オリン奏者は世界広しと言えどもそう簡単には見つからないだろう。
1999年7月15日-27日の録音。gmn.comレーベルからの移行再発売。





<Clarinet Classics>
CC 0061 \2180
人騒がせな娘 - ラテン・アメリカとウィーンのクラリネット作品集 ――
マルケス:サラバンド変ロ長調/ドゥゼンヌ:クラリネット・ソナタ、人騒がせな娘
/モンティーリャ:レジストロ・デ・パハリージョ/アイゼンベルク:アーキコリ
ーニョ/プリンツ:クラリネット・ソナタ/エレリアス:ニエブラとセメント/ピ
アソラ(モンティーリャ編):眼を閉じて聴け
ホルヘ・モンティーリャ(クラリネット)、ハミルトン・テスカローロ(ピアノ)
全世界から注目を集めるベネズエラの音楽教育システム"エル・システマ"の卒業
生であり、シモン・ボリバル交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるホルヘ・
モンティーリャのエキサイティングなラテン・アメリカ・プログラム。
メキシコ、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンの作品に加えて、長きにわたり
ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者として君臨し続けた往年の名奏者、ア
ルフレート・プリンツが2002年に作曲した「クラリネット・ソナタ」が!クラ
リネット関係者必聴!




<Brass Classics>
BC 3010 \2180
エンブレイシング・ザ・アンノウン ――
スワン:プレリュードとファンダンゴ/ペルヴァゾフ:/dev/jam/ケニー:エアリア
ル・カートグラフィ/ローリン:エンブレイシング・ザ・アンノウン/マクガイア:
ゲスト・ゼクステット
ジョン・ケニー(アルト&テナー&バス・トロンボーン)、
カトリオナ・マッケイ(ハープ)、エジンバラ弦楽四重奏団
アルト・トロンボーンとテナー・トロンボーン、バス・トロンボーンを吹き分ける
マルチ・トロンボーン・プレーヤー、ジョン・ケニーとハープ、弦楽四重奏とい
うなんとも不思議な組み合わせ。ローリンの「エンブレイシング・ザ・アンノウ
ン」では3種のトロンボーンを吹きこなすというのだから恐れ入る。しかもギルド
ホール音楽院と王立スコットランド音楽院のコンテンポラリー部門で教授を務め
るケニーはトロンボーンのご先祖様サックバットまで吹いてしまうという・・・。
降参です。




<Omnibus Classics>
CC 5003 \2180
ボール:ヴァイオリン協奏曲/木管三重奏のための《5つのバガテル》/ヘブリデ
スより/ケルトの薄明
トーマス・グールド(ヴァイオリン)、ポール・アーデン=テイラー(オーボエ)、
レスリー・クラヴァン(クラリネット)、セリア・バーキンショウ(ファゴット)、
クリストファー・ボール(指揮)、エメラルド・コンサート・オーケストラ
クリストファー・ボール(1936-)はジャック・ブライマー、レジナルド・ケル、
ジェルヴェーズ・ド・ペイエといった名クラリネット奏者たちの下で研鑽を積み、
1971年には古楽アンサンブル、プレトリウス・コンソートを創設。
指揮者としてバーミンガム市交響楽団の指揮台に立つなど多彩な才能を持つボー
ルの作品は、エルガー、フィンジ、ヴォーン=ウィリアムズの系譜を継ぐスタイ
ルが特徴。ふんだんに取り入れられたケルト民謡のメロディも魅力的。ケルト音
楽愛好家にオススメ。

CC 0042 \2180
メルカダンテ:
クラリネット協奏曲変ロ長調Op.101
フルート、クラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第1番ヘ長調
フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第2番ヘ長調
フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第3番ヘ長調
クラリネット協奏曲ヘ長調Op.76
ルイジ・マジストレッリ(クラリネット)、
ラウラ・マジストレッリ(クラリネット)、エレーナ・チェッコーニ(フルート)、
アルフレード・ペドレッティ(ホルン)、
ピエランジェロ・ジェルミーニ(指揮)、ラリオ室内管弦楽団
ロッシーニやベッリーニに続くイタリア・オペラの大作曲家サヴェリオ・メルカ
ダンテ(1795-1870)の"オペラ作曲家"としてではなく"器楽作曲家"としての姿と芸
術を収めたクラリネット協奏曲集。ソリストのルイジ・マジストレッリは、ディ
ーター・クレッカーやカール・ライスターのマスタークラスで学び、イタリアの
サンレモ交響楽団で首席奏者として活躍中。また国際クラリネット協会イタリア
支部のチェアマン、名門ミラノ音楽院の教授として後進の育成にも力を注いでい
る。2002年7月の録音。弊社初紹介。

CC 0044 \2180
シンプル・システム・クラリネットの100年――
ウィリアムズ:つかの間の思い/オーバーテュール:甘い夢Op.300/サマヴェル:ロ
マンスOp.4/ハーフォード・ロイド:デュオ・コンチェルタンテ/ジャーマン:牧
歌とブーレ/ウォルシュー:4つの瞑想曲/プラット:イスファハーンの思い出/ホ
ルブルック:夜想曲Op.55-1/グリーヴス:牧歌/ラヴロック:ロマンスとワルツ/
カース:ハッピー・チューン/ユイレ=スミス:ガヴォット/ダンヒル:幻想的組曲
Op.91
コリン・ローソン(クラリネット)、フランシス・ポット(ピアノ)
現在主流となっているベーム式やエーラー式のキー・システムではなく、バセッ
ト・ホルンでもない1900年頃に製作されたアルバート式(シンプル・システム)の
クラリネットの音色を楽しめるクラリネット・アルバム。
1850年から1950年の間に作曲されたクラリネット作品を吹くコリン・ローソンは、
英国王立音楽大学の学長を務めるイギリス・クラリネット界の大御所。ピリオド
奏者としても高名であり、高度なテクニックを要するアルバート式クラリネット
でも安定感抜群の演奏を聴かせてくれる。2002年9月の録音。弊社初紹介。




<MEMBRAN-ARS MUSICI>
ARS MUSICI 232281 2枚組 \1980
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番-第3番
リーム:異国の情景、ピアノ三重奏曲(1972)
トリオ・ジャン・パウル
[ウルフ・シュナイダー(Vn) マルティン・レール(VC)
エッカート・ハイリガース(P)]

ARS MUSICI 232299 \1350
ピッツェッティ:レクイエム
ハウエルズ:レクイエム
プッチーニ:レクイエム
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク

ARS MUSICI 232308 \1350
ヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741-1801):
詩篇第96番、詩篇第103番
ペーター・コップ指揮
ドレスデン器楽コンソート
ドレスデン・ケルン・ジング・フェライン

ARS MUSICI 232310 \1350
ゲーテの詩によるロマン派作品集
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」、
カンタータ「最初のワルプルギスの夜」
ブラームス:アルト・ラプソディ
シューマン:ミニョンのためのレクイエム
バルバラ・ヘルツル(A) クリスティアン・エルスナー(T)
デトレフ・ルース(B)
ハンス・ミヒャエル・ボイエルレ指揮
バーデン・バーデン南西ドイツ放送響
フライブルク南西ドイツ放送響
フライブルク・バッハ合唱団

ARS MUSICI 232354 \1350
ヤコブス・ファート(1529頃-1567):レクイエムとモテット集
デュファイ・アンサンブル

ARS MUSICI 232381 \1350
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ(1706-1784):
オルガン、チェンバロ、声楽のための作品集
N.デュヒター(Org) オスカー・ミラーニ(Cemb)
フライブルク大聖堂聖歌隊

ARS MUSICI 232388 \1350
ブラームス:合唱作品集
3つの歌 op.42、7つのリート op.62より3曲、4つの四重奏曲
op.92、5つの歌 op.104、6つの四重奏曲 op.112より2曲、
愛の歌 op.52、3つの四重奏曲 op.31より2曲
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク

ARS MUSICI 232391 \1350
Bach-Trompeten-Gala Vol. 4
テレマン、ヘンデル、ゲンツマー、J.S.バッハ他の作品
ミュンヘン・バッハ・トランペット・アンサンブル

ARS MUSICI 232392 \1350
ヤコブス・ファート(1529頃-1567):
ミサ、マニフィカト、テ・デウム
デュファイ・アンサンブル

ARS MUSICI 232395 \1350
ヴォルフガング・リーム:クラリネットのための作品集
クラリネット五重奏のための4つのスタディ(2002)
独奏クラリネットのための "Vier Male"(2000)
イェルク・ヴィードマン(Cl)
ミンゲ四重奏団

ARS MUSICI 232399 \1350
ドイツのシャンソン集
オクサナ・ソヴィアク(Vo)
フリッツ・ミュールヘルツァー(G)

ARS MUSICI 232412 \1350
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ:
マニフィカト op.15(1747)
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲(1745)
イントロイトゥス(1753)、イントロイトゥス(1751)
チェンバロ協奏曲
テ・デウム(1740)
アルパ・フェスタンテ
マルクス・ウッツ、ノルベルト・デュヒテル(Org)

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10-02 No.25-1

2010年02月24日 20時13分11秒 | Weblog
<CEDILLE>
CDR90000 113 \1980
「ラプソディック・ミュージングズ」
-21世紀の無伴奏ヴァイオリン作品集
エサ=ペッカ・サロネン:どのように笑うのか忘れて(2002)
エリオット・カーター:4つの賞賛(1984-2000)
A.R.トーマス:パルサー(2003)
ジョン・ゾーン:ゴーティア(2002)
ジェニファー・コー(Vn)
録音:2008年
若手ヴァイオリニスト、ジェニファー・コーの現代音楽集。既に100才を超えても
なお現役の前衛巨匠カーター、指揮者としても当代随一のサロネン、フリー・ジャ
ズから始まり、今やジャンルの垣根を越えてあちらこちらを荒らしまわる鬼才ジョ
ン・ゾーンの過激な無伴奏ヴァイオリンを超絶技巧で弾きまくる!サロネン作品の
み映像つきでパソコン、DVDで見られる。映像は抽象的な線で構成された不思議な
感覚を呼び起こす。

CDR90000 114 \1980
「ジャーマン・ブーケ」
ヨハン・ショップ(d.1667):ノーブルマン
J.H.シュメルツァー(c.1620-1680):ソナタ ニ短調
G.ムファット(1653-1704):ソナタ ニ長調
J.P.クリーガー(1649-1725):ソナタ ニ短調Op.2-2
D.ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ハ長調Op.1-5
J.S.バッハ(1685-1750):フーガ ト短調BWV.1026
P.H.エルレバッハ(1657-1714):ソナタ第3番イ短調
J.G.ピゼンデル(1687-1755):ソナタ ニ長調
J.S.バッハ:ソナタ ホ短調BWV.1023
セッテチェント三重奏団:
【レイチェル=バートン・パイン(Vn)、J.M.ローゼンダール(gamba)、D.シュレ
ーダー(Cemb,Org)
録音:2008年
ピリオド楽器のアンサンブル、セッテチェント三重奏団の「イタリア滞在
(CDR90000 099)」に続くCD第2弾。JS.バッハとの彼の先輩格の作曲家たちの作品
を収録。ジャーマン・ブーケのアルバム・タイトル通り、雅びできらびやか、装
飾性に富んだヴァイオリンのメロディとそれを静かに支えるチェンバロとガンバ。
古典から現代まで幅広いレパートリーを持つレイチェル・バートン・パインは、
1770年製作の名器を使用、バロック時代の宮廷がリアルによみがえります。

CDR90000 115 \1980
ザ・ビリー・コリンズ組曲-彼の詩にインスパイアされたソング集
(1)ピエール・ジャルベール(b.1967):サキソフォンのインヴェンション
(2)ステーシー・ギャロップ(b.1969):アルス・ポエティカ
(3)ヴィヴィアン・フン(b.1975):インソムニア、月の男、ウィリーズ
(4)リタ・グリアー(b.1937):物忘れ、ベツレヘムへの踊り
(5)ゾウ・ティアン(周天,b.1981):
宋代の中国の詩のアンソロジーを読み、私はその長さと明確さに感心する
(1)スーザン・コック(Sax)、ヨーコ・ヤマダ=セルヴァッジョ(Pf)、
S.ロビンソン(語り)
(2)バフィ・バゴット(MS)、リンカーン・ピアノ三重奏団
(3)ジョン・ブルース・イェー(cl)、Dカンリフェ(Vc)、
M.アズナヴォーリアン(Pf)、
(4)ジョナサン・バイアー(Br)、J.B.イェー(cl)、J.グッドウィン(Pf)
(5)ティム・マンロ(fl)、J.リンク(Va)、ヌイコ・ワッデン(Hrp)、
S.ロビンソン(語り)
ビリー・コリンズは2001年にアメリカで桂冠詩人の称号を与えられた現代詩人で、
日本の俳句に強い影響を受け新しい詩のスタイルを開拓したと言われている。そ
の彼の詩を若手を中心とした作曲家たちが単純な歌曲としてではなく、時に朗読、
歌、語り歌いといった様々なスタイルで音楽をつけている。簡潔な詩のスタイル
にふさわしく、静かで詩情豊かな作品がそろっている。

CDR90000 116 \1980
ビーバー(1644-1704):
(1)食卓の音楽(メンサ・ソノーラ)
(2)戦闘(バッターリア)-ヴァイオリン、弦楽、通奏低音のための
ゲイリー・クラーク指揮
バロック・バンド
録音:2008年
ロザリオのソナタで知られるビーバーのさわやかなターフェル・ムジークは朝の
すがしがしい空気を感じさせる。対して「戦闘」は戦闘シーンの音楽的描写なの
で全く傾向が違うが、バロックのさわやかな楽想と野蛮なタイコの連打が時に滑
稽でおかしい。イギリスのヴァイオリン奏者クラークが2007年にシカゴで設立した
「バロック・バンド」はアメリカでは数少ないピイオド楽器によるアンサンブル。




<KAIROS>
12992KAI \2250
ラモン・ラスカーノ(Lamon Lazkano,b.1968):管弦楽作品集
(1)ハウスコル(2006)
(2)オルトゥジ・イシラク(ゾロアスターの呪文)(2005)
(3)イルンコル(2000-01)
ヨハネス・カリツケ指揮
バスク国立管弦楽団
(1)アムステルダム・チェロ八重奏団、
(2)エルネスト・モリナーリ(Cl)
録音:2009年9月
ラスカーノはバスク地方サン・セバスティアン生まれ。パリ国立音楽院でジュラ
ール・グリゼーに師事し、1990年には同音楽院で作曲でプルミエ・プリを受賞。
その後カナダのジル・トランブレーにも教えを受けている。スペクトル楽派の作
曲家とメシアンの高弟に師事しているだけあって、彼の音楽は色彩的で美しくも
不思議な音響で溢れており、一時も飽きさせずぐいぐいと聴かせる。鳥の鳴き声
のような音響の集積、息の長い旋律、生命力溢れるドラムの一撃など、そこには
スペインの自然と思わせずにはいられない。現代の語法を使いながらも詩的なセ
ンスを持った美しい音楽である。《イルンコー》は大オーケストラの機能を駆使
したダイナミックな大作で現代音楽ファンでなくてもその音響的快感を存分に楽
しめる。

13012KAI \2250
ヘスス・トーレス(b.1965):室内アンサンブル作品集
(1)光の春(2007)/(2)ポエティカ(詩)(2007)
(3)トリオ(2001)/(4)プレセンシアス(2002)
(5)デセム(2006)
トリオ・アルボス(ピアノ三重奏)
セシル・ダルー(fl)、ホセ・ルイス・エステリェス(Cl)、パウル・コルテセ(Va)、
フアンホ・ギリェム(Perc)
録音:2008-09年
スペインの新しい世代は前衛音楽の不毛なエリート志向を捨てて、再び音楽の純
粋な喜びを形にしようとしているようだ。このアンダルシア生まれの作曲家は現
代の様々な潮流、スタイルを学んだ後、スペインの民族性、生命力溢れるリズム、
歌の官能性といった音楽本来の持っている喜び、エロティシズムを自らの音楽で
復活させようとしている。無調や旋法、調性が分け隔てなく折衷され独自のロマ
ンティシズムを臆することなく展開している。《光の春》でのブライヤーズばり
のミニマリズム、終盤にむけての抽象化されたピアソラ、結尾のエキゾチックな
ゴングの一撃など、聴き所に事欠かない。《ポエティカ》の妖艶なクラリネット
のメロディ、沈黙のなかでの繊細な音運動は武満顔負け。待たれていた才能がい
まここに登場!

13082KAI \2250
ペーター・アブリンガー(b.1959):
「声とピアノ」-ピアノとラウド・スピーカーのための(1999年以来継続中)
ベルトルート・ブレヒト/ゲルトルード・シュタイン/レフ・ワレサ
モートン・フェルドマン/ハンナ・シグラ/毛沢東/G.アポリネール
B.バーネット/J.P.サルトル/H.ハイデッガー/M.デュシャン
ハイミトー・フォン・ドーデラー/オーソン・ウェルズ/マザー・テレサ
R.D.ブリンクマン/ハンス・アイスラー/エズラ・パウンド
イリヤ・プリゴジン/ピエル・パオロ・パゾリーニ
ニコラス・ホッジズ(Pf)
録音:2005年
テープに収録された人の声のイントネーションを音響的に解析して音楽作品に使
用する手法はスティーヴ・ライヒのディファレント・トレインズやケイヴが有名
だが、この作品は、テープ反復は行わず、語られている声に、そのままピアノ伴
奏(?)をつけるという酔狂なアイデアで作られている。言わばピアノによる人真
似である。徹底しているのは、語り手の話し癖、咳払い、軽い笑いまでにもしっ
かり音が付けられていること。笑ってしまうのは「毛沢東」で、これによって中
国語のイントネーションがヨーロッパ語属とはやっぱり違う系統なんだなぁと、
改めて「音楽的に」理解できたこと。作曲者のアプリンガーはオーストリア出身。
保守的なお国柄で、よくぞここまでやった。そのクレイジー加減に拍手!





<PNEUMA>
PN-1010 \2250
カスティリャのロルバドゥール アルフォンソ8世とアルモハド朝
ベルトラン・ド・ボルン(活躍:1159-1195;-1215):
ああ、リムーザン、礼儀正しきフランスの地よ(器楽)
ユク・デ・レスクラ(活躍:1190-1204):
私はペイレ・ヴィダルの尊大な言葉など恐れない
アンダルシア伝承曲:
恋人は私と一緒にいる(クァイム・ワ・ニスフ Hidjaz Kabir;器楽)
ベルナルド・デ・ヴェンタドルン(活躍:1147-1170):ひばりを見ると
アンダルシア伝承曲:私の理解(イスビハンのモードによる骨製横笛演奏)
アイメリク・デ・ペギヤン(活躍:1190-1221):アルフォンソ王崩御の時
アンダルシア伝承曲:戦争を誘発する者(クダム・イスビハン;器楽)
アンダルシア伝承曲:
最高の恋人(ヌーバ・ラム・アル・マヤのクァイム・ワ・ニスフ;器楽)
ライモン・デ・ミラヴァル(活躍:1191-1229):歌って優しくなるのは良いことだ
ユダヤ=スペインの旋律:モリコス(骨製縦笛演奏)
ペイレ・ヴィダル(活躍:1183-1204):温和で誠実なわが友
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ(歌、ヴィオラ・デ・ブラソ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、フィドゥラ)
ハイメ・ムニョス
(骨製横笛、アハベバ、葦笛、コルヌミューズ、ガイタ、ガルーベ、タンボリル)
ホタ・マルティネス(ハーディガーディ)
フェリペ・サンチェス(中世ギター、ビウエラ・デ・ペニョラ)
ワフィル・シャイクヘルディネ(アラブ・リュード)
ダビド・マヨラル(太鼓、ダルブガ、タンバリン、ダフ、タル)
エドゥアルド・パニアグア
(骨製縦笛、リコーダー、フハル、ダルブガ、タル、鈴)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2007-2009年、マドリード、Axis

PN-1150 \2250
フランドルのカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
第139番「驚くべき奇跡」
第158番「投獄された騎士」
第102番「聖職者と泥棒」
第32番「無知な聖職者」
第216番「悪魔との契約」
第261番「聖人たちの幻影」
第267(373)番「フランドルの商人」
第11番「溺死した僧」
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ(歌、コーラス、ビオラ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、コーラス)
サムエル・クルス(アルト、コーラス)
ハビエル・コブレ(手吹きオルガン、鐘)
フェリペ・サンチェス(中世ギター、ビウエラ)
ハイメ・ムニョス(アハベバ、葦笛、シャリュモー、コルヌミューズ、三穴笛、
タンボリル)
エドゥアルド・パニアグア
(笛、プサルテリウム、ツィター、羊飼いの笛、タルブガ、タンボレテ、銅鑼)
[ゲスト]
ルイス・デルガド(ハーディガーディ、シトラ、ギンブリ&カンタラ、
タンバリン)
ダビド・マヨラル(ダルブガ、タンバリン)
エンリケ・アルメンドロス(三穴笛、チコテン)
ラファエル・マルティン(ハーディガーディ)
ルイス・ビセント(カニョ[プサルテリウム])
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis

PN-1170 \2250
カンタブリア海のカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
第209番「カスティリャ王アルフォンソ、ビトリアで病に倒れる」
第112番「コリウールから来た船乗り」
第93番「千回のアヴェ・マリア」
第248番「ラレドから来た船乗り」
第254番「二人の背教僧」
第274番「ブルゴスの修道士」(器楽)
第263番「サンタンデルのクデヨの癒し」
第244番「ラレドの居酒屋」
第343番「カオールから来た娘」
ムシカ・アンティグア
セサル・カラソ、ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、コーラス、ビオラ)
ハビエル・コブレ(手吹きオルガン、鐘)
フェリペ・サンチェス(ビウエラ・デ・ペニョラ)
ハイメ・ムニョス(アハベバ、葦笛、シャリュモー)
エドゥアルド・パニアグア(笛、フハル、ダルブガ、カンタラ、
アグア・パルメアダ、
シンバル、クロタロ[カスタネット]、鈴、鐘、銅鑼)
[ゲスト]ダビド・マヨラル(ダルブガ、タンバリン、ダフ)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2009年、マドリード、Axis

PN-1180 \2250
あなたを見ていなかったら モラレスの教会音楽とバスケスの世俗音楽
フアン・バスケス(1510頃-1560頃):Si no os hubiera mirado
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
Circumdederunt me gemitus mortis
レクィエム(4声)から Introitus
フアン・バスケス:
Puedo apartarme / De donde venis amores /
De los alamos vengo
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Kyrie
フアン・バスケス:Por via de mis ojos / Quando quando?
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Graduale
フアン・バスケス:
Determinado amor a dar contento /
Dizen a mique los amores e
クリストバル・デ・モラレス:
レクィエム から Offertorium / Peccantem me quotidie
フアン・バスケス:Con quela lavare
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Sanctus
フアン・バスケス:El que sin ti bivir ya no querria
クリストバル・デ・モラレス:レクィエム から Agnus Dei
フアン・バスケス:Buscad buen amor
Quiean amores tiene como duerme / Ojos morenos quando nos veremos?
クリストバル・デ・モラレス:Lamentabatur Jacob
フアン・バスケス:Laagrimas de mi consuelo I,II
クリストバル・デ・モラレス:Emendemus in melius
ラ・カメラータ
マリア・インマクラタ・ギラオ(ソプラノ)
アンヘラ・オルティス(メゾソプラノ)
アグスティナ・エルナンデス(アルト)
アレクス・アラバルト、ラファエル・ボナバル(テノール)
フアン・ディエゴ・アロヨ(バリトン)
フアン・ディエゴ・アロヨ(指揮)
録音:2006年6月15-17日、マドリード県ロサス・デ・プエルト・レアル、小神学
校礼拝堂
16世紀前半のスペインを代表する作曲家モラレスの教会用声楽作品と、同時代
の作曲家バスケスの世俗的声楽作品を組み合わせた興味深い企画。音楽的な共
通点が多く見られるため、無理のない構成となっています。ラ・カメラータは
1991年に創設されたスペインの声楽アンサンブル。

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10-02 No.25-2

2010年02月24日 20時12分44秒 | Weblog
<DIES>
DIES 200918 \2250
恋人のため息は空を行く ガルシア・ロルカ、ロドリーゴ、他:歌曲集
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):スペイン古謡集
アンダ、ハレオ,四人のらば引き,三枚の葉,モンレオンの若者たち,
ハエンのモーロ娘たち,18世紀のセビリャナス,チニタスのカフェ,
セビリャの子守歌,巡礼の子供たち,ソロンゴ,ドン・ボイソのロマンセ,
トランプのキング,ラ・タララ
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):2つのビリャンシコ
聖なる羊飼い,ベツレヘムのコプリリャ
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):子守歌
エルネスト・アルフテル(1905-1989):ああ、何てきれいな少女
ブラス・ラ・ラセルナ(1751-1816):エル・トリピリ
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):コイタ
クリストバル・アルフテル(1930-):パンショリニャ
ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1975):三連歌曲
恋人のため息は空を行く,カディスからジブラルタルへ,花に、小さな花に
ハビエル・マリア・カルメナ:冬の子守歌
ヘスス・グリディ(1886-1961):ホタ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(テノール)
アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2007年6月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
ハビエル・マルティネス・カルメナはエルエスコリアル修道院聖歌隊出身の歌
手・指揮者・ピアニスト・作曲家で、現在同聖歌隊の音楽監督。彼は同聖歌隊
のOB合唱団レアル・カピリャ・エスクリアレンセの創設者であり、その指揮者
を務めています。

DIES 200919 \2250
テネブレ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア1548-1611):レスポンソリウム集
聖週間の聖務日課集(1585)から
[聖木曜日]
私の友は/商人ユダは/弟子の一人が/私は子羊のように/ひとときも
民の長老たちは
[聖金曜日]
まるで強盗に立ち向かうように/暗くなり/私の魂を/彼らは私を引き渡した
不敬な者はイエスを引き渡した/私の眼はかすんだ
[聖土曜日]
羊飼いたちは去り/おお、あなたがたすべての者よ,見よ、その最期を
王たちは立ちあがった/私は見なされた/主が葬られた後
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2008年3月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
スペインの少年聖歌隊によるビクトリアの教会音楽の録音で演奏水準が安定し
たものは少ないのですが、これはおすすめできます。やはりボーイソプラノ&
アルトで聴くビクトリアは雰囲気が違います。

DIES 200921 \2250
フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
サルスエラ「グラン・ビア(大通り)」
エリサ・ベルモンテ(ソプラノ)
イサベル・エヘア(メゾソプラノ)
ヘスス・M・カルニセロ、アントニオ・サンス(ボーイソプラノ)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピリャ・エスクリアレンセ
ハビエル・マルティネス・カルメナ(テノール、ピアノ、指揮)
録音:2008年6月、エルエスコリアル修道院(スペイン)、講堂・会計人室
有名なサルスエラを少年合唱を中心にピアノ伴奏で演奏。少年とはいえ「お国
もの」なので出来栄えは文句なし。ジャケット写真の背景になっているのはマ
ドリードの地下鉄「チュエカ」駅の入り口で、この駅の次の駅は「グラン・ビ
ア」。ほんとうの話です。

DIES 200714 \2250
【旧譜】
このように子供たちは歌う
ヘスス・グリディ(1886-1961):
このように少年たちは歌う(3曲)/子供の6つの歌
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):子供の歌集(10曲)
キニト・バルベルデ(1875-1918)&トマス・L・トレグロサ(1863-1913):
サルスエラ・コミカ「小学校の子供たち」
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
アルベルト・パドロン(ピアノ)
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2006年6月、エル・エスコリアル修道院講堂
エル・エスコリアル修道院聖歌隊がサルスエラを歌った録音が旧譜にもありま
したので再度ご案内いたします。




<ENCHIRIADIS>
EN 2027 \2250
コンタリーニ・カンタータ集
チンティアの嘆き/あなたは代償を払うことになるだろう
ミルテの木陰に身を横たえ/美しいが冷酷な口
そうだ、私は裏切られている/悲嘆に暮れて/おお、抑圧された心よ
空に多くの星はなく/フィリス、はっきりさせよう
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
アルス・アトランティカ
サンティ・ミロン(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ブルノ・フォルスト(チェンバロ) マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
マヌエル・ビラス(指揮))
録音:2008年7月14-16日、ルゴ県ポンベイロ(スペイン)、聖ビセンテ教会
ヴィア・ステレ音楽祭、ガリシア放送との共同制作
イタリア、パドヴァ近郊ピアッツォーラ・スル・ブレンタのコンタリーニ邸に
所蔵されていた写本(17世紀後半成立)に収められた作者不詳のカンタータ集。




<LICANUS>
CDM 0824 \2250
失われた庭 12-13世紀バレンシアにおけるアンダルシアの音楽と詩
サーナ第1番「ああ、私のアル=アンダルス」:
Ibn Jafaya(アルシラ、1058-1139)
サーナ第2番「アルシラの私の土地」:Ibn Jafaya
サーナ第3番「おお、バレンシア、お前はお前ではない」:Ibn Jafaya
サーナ第4番「あなたの眼差し」:
Amat al-Aziz al-Husayniyya(レバンテ、12-13世紀)
サーナ第5番「バレンシアのルサファ」:
Al-Rusafi(バレンシア、ルサファ、1141- マラガ、1177)
サーナ第6番「浴場」:Al-Rusafi
サーナ第7番「私の魂をあげる」:Ibn Labbana(?- バレンシア、1113)
サーナ第8番「水汲み水車」:
Ibn al-Abbar(バレンシア、1199- チュニス、1260)
サーナ第9番「恋する者たち」:
Ibn al-Arif(アルメリア、1088- フェズ=マラケシュ、1141)
サーナ第10番「夜明けの歌」:Ibn Yinnan al-Xativi(ハティバ)(未完?)
サーナ第11番「戦士の墓碑銘」:Ibn Zaqqat(?- アルシア、1134)
サーナ第12番「嵐の日」:Ibn Zaqqat
アブデルラヒム・アブデルモウメン(歌)
アンサンブル・アクラミ
モハメド・アミン・エル・アクラミ(指揮)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年3月1-2日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
カトリック教徒による再征服のためスペインから逃れたイスラムの芸術家にとっ
て「失われた庭」となったバレンシア地方。バレンシアにおけるイスラム芸術全
盛期の音楽と詩を、北アフリカに伝わる資料に基づいて再現したアルバムです。

CDM 0825 3枚組 \5080
【CD-1: CDM 0822】
聖母の誉を称えるために アラゴン王国のアルス・アンティクァ
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院?(13世紀)
Ab hac familia(器楽)
聖母の謙虚さが世に救いをもたらした[Sospitati dedit mundum]
サンクトゥス/天の軍団はこぞりて御身をたたえる[Te laudant agmina]
罪を除きたまえ[Crimina tollit]
タラゴナ県エスカラデイの修道院長
神の御母よ[Mater Dei]
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院?(13世紀)
聖母マリアの生誕を[Nativitas Marie virginis]
御身はあまたの称賛に値し[Promeneris summe laudis]
栄光に満てる神の御母は[Gloriose matris Dei]
ジロナ県リポイの聖マリア修道院(13世紀)
冬の寒さが緩み[Cedit frigus hiemale]
タラゴナ県トルトザの大聖堂(13世紀)
イザヤは歌った[Isaias cecinit]
春の花の姿で[Veri floris sub figura]
忠信を捧げる者たちよ、喜べ[Gaudeat devotio fidelium]
バルセロナ県ムルタのサン・ジェロニ[聖ジェロニモ]修道院(14世紀)
至高の父の誉を称えるために[Ad honorem summi Patris]
シビラの歌(ジローナ? 12世紀)
審判の徴[Iudicii Signum]
カペリャ・デ・ミニストレルス
ピラル・エステバン(ソプラノ)
アルベルト・グァルディオラ、ホセ・ピサロ(テノール)
ダビド・アンティク(リコーダー) カルレス・マグラネル(ヴィエール)
エフレン・ロペス(中世リュート、ギテルナ)
イグナジ・ジュルダ(オルガン) パウ・バリェステル(鈴、打楽器)
リュイス・ビク・ヴォカーリス(男声合唱)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2007年12月29-30日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
アラゴン王国に併合されたカタルーニャにおける、古い技法(ars antiqua)によ
る教会ポリフォニー音楽。
【CD-2: CDM 0823】
恋と恋歌 12-13世紀、アラゴン王国のトルバドゥール
ライモン・デ・ミラヴァル(12世紀-13世紀):Bel m'es q'ieu chant
ベレンゲル・デ・パロウ(12世紀):
Bona dona / De la gensor qu'om vey' / Ab la fresca clardat
Totz temoros e duptans / Dona, la genser qu'om veya
Aital dona / Tant m'abelis
ポンス・ドルタファ(12世紀-13世紀):Si ai perdut mon saber
ギラウト・リキエル(?-1292):Pus astres no m'es donatz
不詳(サン・ジュアン・デ・レス・アバデセス歌集 から;13世紀):
Era us preg / S'anc vos ame / Amors, merce no sia / Ara lausetz, lauset
Matieu de Caersi[マテュー・デ・ケルシ?](13世紀):Tant suy marritz
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
ジョルディ・リカルト(バリトン)
カペリャ・デ・ミニストレルス
ダビド・アンティク(各種フルート)
フアン・マヌエル・ルビオ(ウード、ハープ、ハーディガーディ)
エフレン・ロペス(ウード、ハーディガーディ、中世リュート、ヒテルナ)
パウ・パリェステル(打楽器)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年2月1-2日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
トルバドゥールの重要な活躍地の一つであったアラゴン王国(スペイン北東部の
内陸)の宮廷で歌われた恋愛歌を集めたアルバム。
【CD-3: CDM 0824】
失われた庭 12-13世紀バレンシアにおけるアンダルシアの音楽と詩
サーナ第1番「ああ、私のアル=アンダルス」:
Ibn Jafaya(アルシラ、1058-1139)
サーナ第2番「アルシラの私の土地」:Ibn Jafaya
サーナ第3番「おお、バレンシア、お前はお前ではない」:Ibn Jafaya
サーナ第4番「あなたの瞳」:
Amat al-Aziz al-Husayniyya(レバンテ、12-13世紀)
サーナ第5番「バレンシアのルサファ」:
Al-Rusafi(バレンシア、ルサファ、1141- マラガ、1177)
サーナ第6番「浴場」:Al-Rusafi
サーナ第7番「私の魂をあげる」:Ibn Labbana(?- バレンシア、1113)
サーナ第8番「水汲み水車」:
Ibn al-Abbar(バレンシア、1199- チュニス、1260)
サーナ第9番「恋する者たち」:
Ibn al-Arif(アルメリア、1088- フェズ=マラケシュ、1141)
サーナ第10番「夜明けの歌」:Ibn Yinnan al-Xativi(ハティバ)(未完?)
サーナ第11番「戦士の墓碑銘」:Ibn Zaqqat(?- アルシア、1134)
サーナ第12番「嵐の日」:Ibn Zaqqat
アブデルラヒム・アブデルモウメン(歌)
アンサンブル・アクラミ
モハメド・アミン・エル・アクラミ(指揮)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年3月1-2日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
カトリック教徒による再征服のためスペインから逃れたイスラムの芸術家にとっ
て「失われた庭」となったバレンシア地方。バレンシアにおけるイスラム芸術全
盛期の音楽と詩を、北アフリカに伝わる資料に基づいて再現したアルバムです。
アラゴン国王ハイメ1世(ジャウメ1世;1208-1276;在位1213-1276)はイスラム
教徒からバレアレス諸島とバレンシアを、フランスからカタルーニャを奪還し
たイベリア半島の名君。この商品は彼の生誕800年を記念して制作されたハード
カバーCDブックです。CDは単売もされている3枚。カタルーニャ語・カスティ
リャ語(標準スペイン語)・フランス語・英語による解説・対訳は全200ページ。
変更される可能性がございます。

CDM 0927 \2700
【高価格帯】
夢想にふけり アウジアス・マルクのための音楽と詩
ジャン・ヴォワザル:La Verdelete
ジュアン・ブルデュー(1520?-1591)/アウジアス・マルク詩:
夢想にふけり、私は愛を見い出した
不詳:愛よ、私があなたにしてきたことは/私の脳は夜も昼も
不詳:Zappay(lo campo)
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:もし愛が合理的な物だったならば
ジュアン・コルナゴ:私はしぬ、なぜなら
エンリケ・デ・パリス:私の愛があなたを強く求めている
不詳:水を渡ろう、ジュリエタ/Voca la galiera
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:
茨の中の百合よ、私の愛は欲望は和らいだ
ヨハンネス・ティンクトーリス(1435頃-1511頃):
あなたの眼差しが私をひどく傷つけた
不詳:わがままな私の心よ、我慢だ!我慢だ!
不詳:ディンディリン、ディンディリンダナ/Correno multi cani ad una cazia
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:私の意志と理性は包まれた
不詳/フランチェスコ・ガレオタ:おお、良い季節
Aliot Nichola:Aliot nouvella
ジュアン・コルナゴ:死か、慈悲か
不詳:Chiave, chiave
ジュアン・ブルデュー/アウジアス・マルク詩:
分別あるご婦人よ、ひとかけらいただけますか?
不詳:スペイン王のバス・ダンス/ごひいきに、乙女よ/挽き臼で、ご婦人方
ピラル・エステバン(ソプラノ)
ホセ・エルナンデス=パストル(カウンターテナー)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2008年11月15-16日、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
アウジアス・マルク(1397頃-1459)はバレンシアの詩人。トルバドゥールが使った
オクシタン語ではなく日常語であるカタルーニャ語で創作した最初の詩人の一人
とされています。この商品は彼の作品の夢想性をテーマとしたハードカバーCD
ブック。カタルーニャ語・カスティリャ語(標準スペイン語)・フランス語・英
語による解説・対訳は全96ページ。CDはオリジナルで、現在この形でのみ入手
可能となっています。

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10-02 No.24-1

2010年02月22日 20時16分41秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
734348(DVD-Video) \3350
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
ジュディス・ブレーゲン、ダイアン・キースリング、
ベッツィーノーデン(ソプラノ) フレデリカ・フォン・シュターデ、
ジーン・クラフト(メゾ・ソプラノ) ロザリンド・イライアス(アルト) 
マイケル・デヴリン(バリトン) 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 &バレエ団  
指揮:トーマス・フルトン
収録:1982年12月25日 ニューヨーク
メトロポリタン歌劇場
おとぎの国へ迷い込んだヘンゼルとグレーテルの誰もが知っている童話を、フン
パーディンクがオペラ化。定評が高いフルトン&メトロポリタン歌劇場の1982年
の上演でお届けします。ヘンゼル役のシュターデ、グレーテル役のブレーゲンは
子供のように愛らしい演技を見せ、魔女役のイライアスもコミカルな演技と素晴
らしい歌唱を聴かせてくれる。オペラ通からオペラ初心者まで、誰もが楽しめる
夢いっぱいのメルヘン・オペラです。

4778817 2枚組 \1850
シューマン・ゴールド
CD1
1.交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》-第1楽章
オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク、
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
2.謝肉祭Op.9-キアリーナ、ショパン、エストレラ
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
3.歌曲集《ミルテの花》Op.25-献呈、くるみの木、君は花のよう
ブリン・ターフェル(バリトン) マルコム・マルティヌー(ピアノ)
4.ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44-第1楽章
パウル・グルダ(ピアノ) ハーゲン弦楽四重奏団
5.リーダークライスOp.39-月夜、異国にて、春の夜
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
6.交響曲第2番ハ長調Op.61-第3楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
7.トッカータOp.7/イーヴォ・ポゴレリチ
8.弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41‐1-第2楽章/ハーゲン弦楽四重奏団
9.リーダークライスOp.24-愛らしく、やさしいバラやミルデで
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) アーウィン・ゲージ(ピアノ)
10.民謡風の5つの小品Op.102-第1曲/
ミッシャ・マイスキー(チェロ) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
11.ピアノ協奏曲イ短調Op.54-第3楽章/
ラドゥ・ルプー(ピアノ) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
CD2
1.《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
2.子供の情景Op.15-トロイメライ/ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
3.交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》-第3楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
4.詩人の恋Op.48-うるわしくも美しい5月に、バラや百合や、鳩、
僕は恨みはしない、昔むかしの童話の中から
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) フーベルト・ギーゼン(ピアノ)
5.チェロ協奏曲イ短調Op.129-第2楽章/リン・ハレル(チェロ) 
クリーヴランド管弦楽団 指揮:ネヴィル・マリナー
6.ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63-第2楽章/ボサール・トリオ
7.森の情景Op.82-予言の鳥/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
8.幻想小曲集Op.12-夢のもつれ/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
9.オラトリオ《楽園とぺリ》-第18曲
モンテヴェルディ合唱団 
オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー他
10.ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105-第1楽章
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
11.交11響曲第4番ニ短調Op.120-第3楽章
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
12.歌曲集《女の愛と生涯》Op.42-この指につけた指輪
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ) 
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
録音:1964年-2002年
生誕200周年を迎えるシューマンの名曲エッセンスを集めた豪華2枚組。管弦楽、
室内楽、器楽、歌曲、オラトリオなど、彼の幅広い創作をすべて網羅した好選曲
を、当レーべルが誇る名演奏家たちの名演奏でたっぷりお楽しみください。




<Hyperion>
CDA 67764 \2180
ショパン:後期ピアノ作品集 ――
舟歌嬰ヘ長調Op.60/マズルカ ヘ短調Op.63-2/マズルカ ト短調Op.67-2/マズル
カ 嬰ハ短調Op.63-3/マズルカ ヘ短調Op.68-4/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
/夜想曲ロ長調Op.62-1/夜想曲ホ長調Op.62-2/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
Op.58/子守歌変ニ長調Op.57
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
「ピアノ・ソナタ第3番」や「幻想ポロネーズ」、「舟歌」、青年期からの作風の
変化が刻まれた「夜想曲」や「マズルカ」には一歩一歩、しかし確実に生涯の終
焉へと向かっていたショパン晩年の成熟した手法によって生まれた美しくも深い
世界が広がっている。
これはピアノの詩人の音楽と、英国の名手の底知れぬテクニック、豊かな想像力
のコラボレーション。スティーヴン・ハフが本当にロマンティックなショパンを
聴かせてくれます。

CDA 67697 \2180
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《妖精の口づけ》/バレエ音楽《バレエの情景》
イラン・ヴォルコフ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
イラン・ヴォルコフとBBCスコティッシュ交響楽団(BBC SSO)の新シリーズ、スト
ラヴィンスキーのバレエ音楽集第2弾は、"ストラヴィンスキー"と"チャイコフス
キー"がテーマ。

CDA 67699 \2180
ドホナーニ:
ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調Op.21、ハンガリー牧歌Op.32c、
ロマンツァ(ハイフェッツ編)
ヤナーチェク:
ヴァイオリン・ソナタ、ドゥムカ、ロマンス、アレグロ、
散り行く木の葉(ステドロン編)
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)
アーノン・エレツ(ピアノ)
フバイ、ブロッホ、ヴェイネルなど東欧のヴァイオリン作品を続々と取り上げて
きたハガイ・シャハムとアーノン・エルツ。イスラエル・デュオがひた走る東欧
路線の続きは、ハンガリーのドホナーニとチェコのヤナーチェク!

CDA 67807 \2180
ロジエ:
ミサ曲《我は在りて在るところの者なり》/博士らは星を見て/オルガンが奏で
られるとき/私の眼は曇った/われは舌にて語りぬ/わたしは嘆き疲れ/言葉は
肉となり
デイヴィッド・トレンデル(指揮)、
キングス・カレッジ・ロンドン合唱団
時のスペイン国王フェリペ2世に認められ、スペインを活躍の場としたフランドル
の作曲家フィリップ・ロジエ(c.1561-1596)。
没したド・ラ・エールの後任としてフェリペ2世の宮廷楽長にまで上り詰め、ポス
ト・ジョスカンの筆頭とまで称されながらも過小評価され続けてきたロジエの音
楽に再評価の機会が訪れた!
ロジエのミサとモテットを歌うのは、ハイペリオン初登場となるトレンデル率い
るロンドン・キングス・カレッジ合唱団。スペイン帝国の名君からも一目置かれ
たロジエの合唱芸術が今、再び輝く。

CDA 67792 \2180
われらが主をたたえよ ――
チャイルド:われらが主をたたえよ/ブロウ:ヴォランタリー、神はわれらの希望、
来たれ/ターナー:詩篇第113番/ブロウ:ヴォランタリー ニ短調/パーセル:サー
ヴィス変ロ長調Z.230、おお主よ万軍の神よ/ブロウ:ヴォランタリー ニ短調、こ
の世の救い主よ/パーセル:主よなぜにすべての民はさからうや、ヴォランタリー
ニ短調、主よ願わくばわが祈りを聞きたまえ/ターナー:詩篇第54番/パーセル:
ヴォランタリー ハ長調、主よいかに永く怒りたもうや、ヴォランタリー ト長調
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊、ロバート・クウィニー(オルガン)
イギリス国教会の教会であり世界遺産にも登録されているウェストミンスター寺
院。2005年にハイペリオンに加わったウェストミンスター寺院聖歌隊にとって8枚
目となる録音は、王政復古時代の教会音楽集。
パーセルやブロウ、チャイルド、ターナーといった王政復古の時代を生きた4人の
作曲家たちの崇高な聖歌を、長き伝統を持つウェストミンスター寺院の聖歌隊が
歌う。2000年に音楽監督として着任した元ウェストミンスター"大聖堂"聖歌隊の
指揮者オドンネルの手腕にも期待。




<Helios>
CDH 55322 \1280
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50《偉大な芸術家の思い出に》
モスクワ・ラフマニノフ・トリオ
"偉大な芸術家"であり親友だったニコライ・ルビンシテインの追悼のために作曲
されたチャイコフスキー唯一の「ピアノ三重奏曲」と、ロシア国民楽派の祖グリ
ンカの「悲愴三重奏曲」をカップリング。
モスクワ・ラフマニノフ・トリオは、ラフマニノフやグレチャニノフなどロシア
のピアノ三重奏曲を専門するロシアのピアノ・トリオ。モスクワ音楽院やグネー
シン音楽院で会得した本場の解釈が聴ける。
2000年3月12日-13日&4月22日、25日の録音。CDA 67216からの移行再発売。

CDH 55349 \1280
アルビノーニ&ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集 ――
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.560/アルビノーニ:2つのオーボエのための協
奏曲ト長調Op.9-6/ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲ヘ長調RV.455/アルビノー
ニ:トランペット、3つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ハ長調、
オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2、2つのオーボエのための協奏曲ハ長調Op.9-9/
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.559
ポール・グッドウィン(オーボエ)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
アメリカのマジック・フルート誌では「なんと新鮮な空気なのだろう!」と称賛
された、バロック・オーボエのスペシャリスト、ポール・グッドウィンのアルビ
ノーニとヴィヴァルディ。
イングリッシュ・コンサートやロンドン・クラシカル・プレイヤーズの首席奏者
としても活躍したグッドウィンの美音はもちろんのこと、ロイ・グッドマンやサ
イモン・スタンデイジが名を連ねるキングズ・コンソートのメンバーも豪華。
1990年1月6日-8日の録音。CDA 66383からの移行再発売。

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10-02 No.24-2

2010年02月22日 20時16分07秒 | Weblog
<BMC(ハンガリー)>
BMC CD 171 14枚組 \13700
「ハンガリーのリヒテル1954-1993」
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
録音:1954-1993年ハンガリー
全てライヴ録音,17h23m
CD1-8モノラル、CD9-14ステレオ
驚くべきセットが登場した。20世紀後半を代表する偉大なピアニストの一人、ス
ヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)が度々訪問したブダペストでのリサイタルか
ら、1954年から1993年までのライヴ録音が全14CDにまとまった。総収録時間は
17時間半に迫るという膨大な分量で、しかもそのかなりの分量が初めて世に出る
音源だ。CD14枚を順に聞くことで、壮年期の豪腕ぶりから晩期の孤高の境地まで、
リヒテルの変遷を追うことができる貴重な資料である。そしてもちろん、どの演
奏をとってもリヒテルならではの求心力の強い、深い探求が結晶化した音楽には
圧倒されるしかない。音質は総じて鑑賞に支障はない程度、全般にマイクが近接
して置かれている。CD9以降はステレオ。
[収録曲目一覧]
ディスコグラフィに基づいて初出、既出などの表示を入れましたが、あくまで目
安としてご利用ください。
CD1
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54[初出]
共演:ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ブラームス:
間奏曲 イ短調 Op.118-1[初出]/間奏曲 変ホ短調 Op.118-6[初出]
1954年3月8日,ブダペスト,音楽アカデミー
バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.847/ヘ長調 BWV.856/ヘ短調 BWV.857/イ長調
BWV.864/イ短調 BWV.865)/フランス組曲 ハ短調 BWV.813
[アルマンドのみ既出、他は初出]
1954年3月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 2
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84[初出]
ラヴェル:
亡き王女のためのパヴァーヌ[既出]/夜のガスパール-絞首台[初出]
高雅にして感傷的なワルツ[初出]/水の戯れ[初出]/道化師の朝の歌[初出]
1954年3月26日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 3
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958[既出]
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7[日付違い録音のディスクあり]
1958年2月9日,ブダペスト,音楽アカデミー
シューベルト:楽興の時 D.780-1[初出]
リスト:
小人の踊り/愛の夢 第2番 ホ長調/愛の夢 第3番 変イ長調
[以上3曲:日付違い録音のディスクあり]
忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調 [既出]
忘れられたワルツ第2番 変イ長調 [初出]
忘れられたワルツ第3番 [初出]
ペトラルカの3つのソネット[おそらく初出]
1958年2月11日,ブダペスト,音楽アカデミー
ドビュッシー:
「忘れられたアリエッタ」から [初出](やるせない夢心地,水彩画-グリーン)
共演:ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)
1958年2月12日,ブダペスト,バルトーク・ホール
CD 4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22[初出]
シューベルト:
ピアノ小品集 D.946 [既出]/さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760[初出]
1963年4月27日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 5
ヘンデル:組曲第5番 ホ長調 HWV.430[LPのみ既出、CD初出]
ショスタコーヴィチ:
前奏曲とフーガOp87より[初出](第4番ホ短調/第12番 嬰ト短調/第23番 ヘ長調
/第14番 変ホ長調/第17番 変イ長調/第15番 変ニ長調)
プロコフィエフ:
束の間の幻影Op.22から[初出](第3,4,5,6,8,9,11,14,15,18番)
1963年4月29日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 6
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280[一部既出]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101[初出]
ショパン:
スケルツォ集[初出](ロ短調 Op.20/変ロ短調 Op.31/嬰ハ短調 Op.39/
ホ長調 Op.54)
1965年7月17日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 7
シューマン:
ノヴェレッテ集[初出](第1番 ヘ長調 Op.21-1/第2番 ニ長調 Op.21-2)
1967年8月27日,ブダペスト,エルケル劇場
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Hob.XVI:35[初出]
ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調[既出]
ドビュッシー:前奏曲集第2巻(全12曲)[日付違い録音のディスクあり]
1967年8月28日,ブダペスト,エルケル劇場
CD 8
シューベルト:
アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576[初出]
シューマン:
幻想小曲集 Op.12から[初出](夕べに,飛翔,なぜに,夜に,夢のもつれ,歌の
終わり)
ラフマニノフ:
前奏曲集[初出](嬰ヘ短調Op.23-1/イ長調Op.32-9/ロ短調Op.32-10/嬰ト短調
Op.32-12/変イ長調Op.23-8/ホ長調Op.32-3/変ロ短調 Op.32-2/ヘ短調 Op.32-6
/ヘ長調Op.32-7/変ロ長調Op.23-2/ニ長調Op.23-4/ト短調Op.23-5)
プロコフィエフ:ワルツ《戦争と平和》 Op.96-1[日付違い録音のディスクあり]
1969年11月18日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 9
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.870/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.871/前奏曲と
フーガ 嬰ハ長調 BWV.872/前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV.873/前奏曲とフーガ
変ホ長調 BWV.876/前奏曲とフーガ 嬰ニ短調 BWV.877)
1973年3月16日,ブダペスト,音楽アカデミー
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ト長調 BWV.884/前奏曲とフーガ 変イ長調 BWV.886/前奏曲と
フーガ イ長調 BWV.888/前奏曲とフーガ イ短調 BWV.889/前奏曲とフーガ
ロ長調 BWV.892/前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV.891/前奏曲 ロ長調 BWV.892/
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.893)
1973年3月18日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 10
メンデルスゾーン:無言歌集 Op.19から[既出]
(第1番 ホ長調Op.19-1「甘い思い出」/第2番 イ短調Op.19-2 「後悔」/第3番
イ長調Op.19-3 「狩りの歌」/第5番 嬰ヘ短調Op.19-5 「眠れぬままに」/第6番
ト短調Op.19-6 「ヴェネツィアの舟歌」)
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1[既出]
ドビュッシー:映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)[既出]/ハイドン
を讃えて[既出]
1972年2月16日,セゲド
ショパン:
ワルツ ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」[初出]/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
[初出]/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3[初出]/マズルカ ハ長調 Op.67-3
[初出]/マズルカ ヘ長調 Op.68-3[初出]/マズルカ イ短調 「エミール・
ガイヤールに」[初出]
1976年12月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664[初出]
1978年8月10日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 11
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1[初出]
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3[一部既出]
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1[初出]
ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」[初出]
1976年12月9日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 12
リスト:
詩的で宗教的な調べ-第9曲 アンダンテ・ラグリモーソ
[日付違い録音のディスクあり]
フランク:前奏曲、コラールとフーガ[初出]
シマノフスキ:
マズルカ集 [初出](マズルカ Op.50-1/マズルカ Op.50-17/マズルカ
Op.50-19/マズルカ Op.50-3)
1982年9月11日,ブダペスト,ペシュティ・ヴィガドー
ドビュッシー:
前奏曲集第1巻から(デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音と香りは夕暮れの
大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナ
ード/沈める寺/パックの踊り)[「デルフィの舞姫たち」はLPのみ既出、CD初出。
他は初出]
1985年1月14日,ブダペスト,歌劇場
CD 13
チャイコフスキー:
「四季」から(5月「白夜」,6月「舟歌」,11月「トロイカに乗って」,1月「炉
辺で」)[初出]
夜想曲Op.10-1[初出]/ワルツ=スケルツォ イ長調 Op.7[初出]/ユモレスク
ト長調 Op.10-2[初出]
カプリッチョーソ Op.19-5[初出]/ワルツ 変イ長調 Op.40-8[初出]/ロマン
ス ヘ短調 Op.5[初出]
ラフマニノフ:
練習曲「音の絵」から(嬰ハ短調 Op.33-9,ニ短調 Op.33-5,変ホ短調 Op.33-6,
ハ短調 Op.39-1,イ短調 Op.39-2,嬰へ短調 Op.39-3,ロ短調 Op.39-4,ニ長調
Op.39-9)[Op.39-4のみ既出、他は初出]
1983年8月3日,ブダペスト,音楽アカデミー
CD 14
グリーグ:抒情小曲集から[Op.71-7のみ既出,他は初出]
(アリエッタOp.12-1/ワルツOp.12-2/夜警の歌Op.12-3/妖精の踊りOp.12-4/
跳びはね踊りOp.38-5/カノンOp.38-8/蝶々Op.43-1/春に寄すOp.43-6/即興的
なワルツOp.47-1/ガンガルOp.54-2/スケルツォOp.54-5/鐘の音Op.54-6/秘密
Op.57-4/彼女は踊るOp.57-5/郷愁Op.57-6/まぼろしOp.62-5/トロルドハウゲ
ンの婚礼の日Op.65-6/山の夕暮れOp.68-4/小さな妖精Op.71-3/森の静けさ
Op.71-4/過去Op.71-6/思い出Op.71-7)
1993年11月9日,ブダペスト,コングレス・センター

BMCCD147 \1980
「ヴィジョンズ・ハード」-バルナバシュ・ドゥカイ(1950-)の音楽
内なる光への前奏曲「冬の夜の見えざる炎」/光と愛の聴覚的ヴィジョン-カノン
とシンフォニー/夜、ひとり/ほか全11トラック
デジュ・ラーンキ&エディト・クルコン(2台ピアノ)
録音:2009年
ラーンキ&クルコンのサティ:ソクラテス(BMCCD100)に続くBMCへの第2弾。作曲者
のドゥカイはハンガリーの名門アマディンダ・パーカッション・アンサンブルの
メンバーでフンガロトンから多数の録音(ライヒの六重奏曲、木片のための音楽を
含む)がある。また最近はケージの作品集にもピアニストとして参加している。そ
んな経歴から彼の作曲家としての作風もうかがい知れる。そう、サティか初期の
ケージ、フェルマン、ハロルド・バッド、あるいはイーノを思わせる詩的なアン
ビエント系の作品で中にはウェーベルンを思わせる曲さえある。

BMCCD155 \1980
「コダーイへのオマージュ」(ジャズ)
音楽が始まる/マロシュセーク/キャンプファイヤーの夕べ/夜想曲-トランシル
バニア・ブルース/無伴奏チェロ・ソナタ第3楽章/墓碑銘第3番/パッサカリア
/ソナチネ/エピグラム第5番/ほか全12曲
ミハーイ・ボルベーイ・カルテット(Cl/Sax,Pf,Db,Drm)、
B.カントール(Vc)
録音:2008年10月
コダーイの作品のテーマによるセッション。コダーイのオリジナル作品も途中で
演奏される。コダーイの東ヨーロッパ風のテーマがジャズの文脈の中で演奏され
ると結果として(奇妙なことに)チック・コリアとの親近性が浮かび上がってくる。

BMCCD158 \1980
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120
マルタ・クルターク(Pf)
録音:1999年5月
作曲家ジェルジ・クルタークの妻として夫君の作品に数多く関わっているマルタ
・クルタークがベートーヴェンの大作ディアベリ変奏曲に挑む。彼女は1954年に
このディアベリ変奏曲の練習を始め、約半世紀後に録音した。意外にも古典的な
端正さで淡々と弾き進めながら、中盤からじわじわと終盤にむけてエネルギーを
迸らせてゆく様は圧巻。

BMCCD168 \1980
リスト:男声合唱作品集第1集
光を、もっと光を!/男声のための曲集(全12曲)/祝典歌/山々に憩いあり
タマーシュ・ブブノー指揮、
聖エフレム男声合唱団
録音:2009年
合唱大国ハンガリーの演奏家による、ハンガリーに縁のある、リストの珍しい男
声合唱曲を収録したBMCらしい企画第1弾。リストと云えばピアノ曲と交響詩とい
う感覚があるが、彼は宗教曲、世俗曲を含む多数の合唱作品を作曲している。こ
のディスクでは無伴奏合唱曲のほか、曲により金管アンサンブル、オルガンの伴
奏が入る。

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10-02 No.23-1

2010年02月22日 19時29分57秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMA 1951548 \1250
タルティーニ:協奏曲集
(1)合奏協奏曲第3番ハ長調
(2)ヴィオリンとオーケストラのための協奏曲 イ短調
(3)チェロとオーケストラのための協奏曲 イ長調
(4)ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 ト長調
(5)合奏協奏曲第5番 ハ長調
ロエル・ディールティエンス(Vc)、エンリコ・ガッティ(Vn)
キアラ・バンキーニ(指、Vn)、アンサンブル415
録音:1994年12月
「コレッリとボッケリーニの間の時代に生きた作曲家」というレッテルを貼られ
続けたタルティーニの再評価が進むのは、20世紀の終わり頃、まさにこのバンキ
ーニの録音などが生まれた頃から始まりました。この録音のおかげで、タルティ
ーニは最高の作曲家にして、天才ヴァイオリニストだったということが認められ
るようになりました。今なお鮮やかに響くタルティーニの世界をお楽しみください。

HMA 195389 \1250
「アラブ=アンダルシアの音楽」
編成、演奏、指揮:グレゴリオ・パニアグワ
録音:1976年10月
1944年マドリード生まれの、グレゴリオ・パニアグワ。中世のあらゆる楽器を自ら
の工房で製作し、該博な知識と演奏能力を駆使しながら、どこまでも音楽を楽し
み、かつ楽しませてくれている彼らが放った、<アラブ=アンダルシアの音楽>。
遠く夢のように消え去ってしまった世界、そして、豊麗な文明社会であった世界、
すなわち、中世スペインのイスラム社会が生んだ音楽集です。〈アラブ=アンダ
ルシアの音楽〉において最も大切なものと考えられた形式〈ヌバnuba, nouba〉
(“順番”のことで、バロック時代の〈組曲〉と似ています)。この〈ヌバ〉は、
記譜されることがなく、口頭伝承によって伝えられました。イスラム教徒がやむ
なくスペインを出た後に渡った、北アフリカの幾つかの都市に、南スペインから
出た“落人”たちの子孫が住みつき、大切な財産である〈アンダルシアの音楽〉
を、幾世紀をこめて守り伝えて来たものの結晶がここに収められています。魅惑
の土地「アンダルシア」に今も漂う文化の残り香に思いを馳せながら聴きたい名
盤です。

HMA 1951679 \1250
バッハ:(1)フランス組曲第5番 ト長調 BWV 816 
(2)フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)
録音:1998年8月
アンデルジェフスキ1998年の録音。もともとこの盤は、新人発掘のHMNシリーズで
リリースされており、長らく廃盤となっていましたが、このたび再発売されるこ
とになりました。フランス組曲第5番の、愛らしいガヴォットなど秀逸で、組曲各
曲の性格の精密な描きわけは見事。フランス風序曲は、厳しさも漂わせるストイッ
クな演奏。装飾音の入れ方は、針に糸を通すような、という表現が適切かどうか
はわかりませんが、タイミングといい音色といい、これ以外にありようがないの
では、と思ってしまう見事さ。僧のようにピアノに向かうアンデルジェフスキが、
若くして比類なき集中力と説得力をもっていたことに驚かされる、物凄い内容で
す。

HMA 1951680 \1250
聖母マリアの涙-独唱のためのモテット集
主よ、汝に感謝せん(-4声のミサと詩篇曲集)/諸人喜びの声をあげよ/聖母マリ
アの涙/主を讃美せよ(-倫理的・宗教的な森)/馳せ来れ、人々よ/あなたは何と
美しいことか/殉教者を見よ/めでたし、天の女王/喜び踊れ、シオンの乙女よ
/見よ、神のととのえたもうた宴を 〈挿入曲〉マリーニ:シンフォニア第3番/
第6番(-教会と室内のソナタ) アンティナーティ:リチェルカーレ第10番 メルー
ロ:小トッカータ
マリア・クリスティーナ・キール(S) 
ジャン=マルク・エメ(指)
コンチェルト・ソアーヴェ
録音:1998年9月
モンテヴェルディによる独唱のためのモテット作品のほとんどは、彼の晩年に出
版された楽譜に見られるものです。モンテヴェルディが生前に到達した作曲技法
の粋を集めたような、珠玉のモテット集。キールの声も透明で心に響きます。

HMA 1957048 \1250
ブラームス:(1)クラリネット五重奏曲Op.115 (2)クラリネット三重奏曲Op.114
ホアン・エンリク・ルナ(Cl)
(1)東京クヮルテット (2)ルイス・クラレ(Vc) ヨセプ・コロン(P)
録音:2003年
1891年、ブラームスが当時最高のクラリネット奏者ミュールフェルトのために書
いたこれらの作品は、ブラームス晩年の最高傑作群に数えられます。東京クヮル
テットの堅固なアンサンブルの上で、ホアン・エンリク・ルナのクラリネットの
音色が染みます。

HMA 1951043 \1250
オッフェンバック:2つのチェロのための組曲作品54(1番、2番)
ロラン・ピドゥー、エティエンヌ・ペクラール(Vc)
録音:1979年12月
オッフェンバックがチェロ?そうなんです、オッフェンバックはオペレッタばか
り書いていたのではなく、自身大変素晴らしいチェリストでもありました。超絶
技巧がちりばめられた作品を残していますが、美しくおおらかなメロディーはさ
すが!といったところ。チェロの馥郁たる音色が奏でるおおらかな歌に身をゆだ
ねる喜びを、是非。

HMA 1951256 \1250
コルシカ地方のポリフォニー合唱曲集
(1)母への手紙 (2)グアニェージの3行詩 (3)美しい人 (4)バラニーノの詩 
(5)7隻のガレー船 (6)新しい橋 (7)最初の花 (8)私に聖水を 
(9)キリエ・エレイソン (10)サンクトゥス (11)アニュス・デイ (12)詩編 
(13)聖墓の賛歌
エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムーネ
録音:1986年11月
地中海に浮かぶコルシカ島。ナポレオン出生の地として有名なこの島で中世から
歌い継がれてきた聖歌集。ミサ通常文の前に美しいメロディによる歌が8曲置か
れていますが、イタリア語とよく似た響きを持つコルシカ語と流麗なメロディは、
カンツォーネを思わせます。どれもカラッと明るく、くっきりとした輪郭を持ち、
宗教的なことを考えなくても存分に楽しめる異色の一枚です。

HMA 1951768 \1250
テレマン:カンタータ集
カンタータ「さあ、汝ダニエルよ、行け」、「死に至るまで真正たれ」、
「ああ主よ、われを責めたもうな」、「神よ、私のうちに清い心を作り」
コンラート・ユングヘーネル(指)、カントゥス・ケルン
録音:2001年11月
テレマンは、1500ほどの教会カンタータを作曲しました。

HMA 1951746 \1250
ブクステフーデ(1637-1707):
2挺のヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための7つのソナタOp.1
(BWV252-258)
〔1.ヘ長調 2.ト長調 3.イ短調 4.変ロ長調 5.ハ長調 6.ニ短調 7.ホ短調〕
フアン・マヌエル・クィンターナ(Gamb)、マンフレード・クレーメル(Vn)、
デイン・ロバーツ(ヴィオローネ)、ディルク・ベルナー(Cemb)
録音:2001年4月
フランス・バロックとイタリア・バロック、両方の魅力エッセンスを併せ持つブ
クステフーデのソナタ集。ブクステフーデというとオルガンのイメージが強いで
すが、このようにほっこりとあたたかな作品も書いていたのだなあ、と、ほのぼ
のしてしまう1枚です。

HMA 195208 \1250
タリス:エレミアの哀歌
(1)預言者エレミアの哀歌ははじまる (2)預言者エレミアの哀歌より 
(3)すでに陽はのぼり(オルガン・ソロ) (4)世の救い主なる主は 
(5)兵士のむくいにして冠なる神よ (6)この神の証し人を 
(7)天使はやさしき言葉もて (8)はやキリストは天にのぼりたまえり 
(9)聖なるならわしにしたがいて (10)光の消ゆる前に
アルフレッド・デラー(C-T) デラー・コンソート
録音:1969年9月
イギリス黄金時代と呼ばれたチューダー朝を代表する作曲家トマス・タリス。旧
約聖書中の「哀歌」第1章に基づくこの作品は、数ある「エレミアの哀歌」の中
でも特に優れたものとされています。カウンター・テナーの先駆者デラーは、同
郷の偉大な先輩への敬意と余裕の解釈で、いぶし銀の芸術を味わわせてくれます。




<TAHRA>
TAHRA不滅の名盤、お買い得価格、美麗デジパックで再発!
すべて説明不要の超名盤ばかり、永らく廃番だったものの復活です。

TAH 4001 \1650
(旧FURT1001)
ブラームス:
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68 (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
フルトヴェングラー(指)北ドイツ放送響
録音:1951年10月27日 ハンブルク ムジークハレ
北ドイツ放送局からのライセンス。

TAH 4002 \1650
(旧FURT1016)
ベートーヴェン:
(1)交響曲第6番「田園」 (2)交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:1947年5月25日ティタニア・パラスト
フルトヴェングラー戦後ベルリンフィル復帰、初日のベルリンRIAS録音。

TAH 4003 \1650
(旧FURT1031)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)
ウィーンPO
録音:1944年12月19/20日 ウィーン・ムジークフェラインザール
ドイツ放送局(DRA)からのライセンス。有名な「URANIAのエロイカ」とはこの録音
のこと。ピッチは正常。

TAH 4004 \1650
(旧FURT1035)
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番 (2)交響曲第5番「運命」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO ベルリンフィルハーモニーホール
(1)コンラート・ハンゼン(Pf)
録音:(1)1943年10月31日/11月3日(2)1943年6月30日
フォノチームnbhからのライセンス。

TAH 4005 \1650
(旧FURT1036)
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死
(3)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕への前奏曲
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:(1)1943年6月30日ベルリンフィルハーモニーホール
(2)1942年11月8/9日ベルリンフィルハーモニーホール
(3)1942年2月26日ベルリンAEG工場
ドイツ放送アーカイヴより。

TAH 4006 \1650
(旧FURT1037)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
ティッラ・ブリーム(Sp)エリーザベト・ヘンゲン(A)ペーター・アンダース(Tn)
ルドルフ・ヴァッケ(Bs)ブルーノ・キッテル(合唱指揮)ブルーノ・キッテルCho.
録音:1942年3月22/24日ベルリンフィルハーモニーホール
ドイツ放送アーカイヴより。

TAH 4007 \1650
(旧FURT1008)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)ベルリンPO
録音:1952年12月8日ベルリン ティタニア・パラスト
ベルリンRIAS録音

TAH 4008 \1650
(旧FURT1075)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
フルトヴェングラー(指)ウィーンPO
ヒルデ・ギューデン(Sp) ロゼッテ・アンダイ(A) ユリウス・パツァーク(Tn)
アルフレード・ペル(Bs)
録音:1952年2月3日ウィーン・ムジークフェラインザール
ORF録音

TAH 4009 \1650
(旧FURT1077)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フルトヴェングラー(指)ウィーンPO
録音:1952年11月30日ウィーン・ムジークフェラインザール
ORF録音

TAH 4010 2枚組 \3300
(旧FURT1088/9)
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューマン:交響曲第4番
(3)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(4)ベートーヴェン:交響曲第7番-リハーサル
(5)ベートーヴェン:交響曲第9番-フィナーレより
フルトヴェングラー(指)
ルツェルン祝祭O.すべてルツェルン・フェスティヴァルでの録音
(1)イェフディ・メニューイン(Vn)
録音:(1)1949年10月7日(2)(3)1953年8月26日(4)1951年8月15日
(5)フィルハーモニア管1954年8月22日




<WAON RECORDS>
WAONCD 120 \2080
ベートーヴェン:61鍵の時代
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番 へ長調 op.24「春」(1801)
(2)ピアノ・ソナタ第1番 op.2-1 ヘ短調(1795)
(3)ピアノ・ソナタ第18番op.31-3(1801/2)
上尾直毅(フォルテピアノ)、荒木優子(ヴァイオリン)
録音:2008年9月
すでに多くのアンサンブルで、優れた通奏低音、鍵盤奏者として高い評価が定着
している上尾直毅の実質的ソロ初アルバム。ウィーン式アクションを備えたフォ
ルテピアノによるベートーヴェン。同様に高い評価を得ているヴァイオリニスト、
荒木優子が、名曲「春」で共演。ベートーヴェンが31歳になるまでに書いた20曲
のピアノ・ソナタは、音域が5オクターブ(61鍵)のフォルテピアノを駆使して書か
れたものです。繊細なウィーン式アクションを備えたその楽器は、彼の創作を大
いに手助けしました。このCDにはその時期の最初と最後にあたる作品が収められ
ています。わずか7,8年の間にベートーヴェンの音楽が大きく変化したこと、彼が
フォルテピアノにいかに大きな可能性を見出していたかを感じ取っていただける
でしょう。さらに、やはりその5オクターブの時期の最後の名曲、ヴァイオリン・
ソナタ「春」も収録しました。ヴァイオリンに、OLCなどで活躍している荒木優子
を迎えているのも注目です。
上尾直毅・・・東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業後、チェンバロを本格的に
学び始める。在学時ピアノを辛島輝治氏に、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡
邊順生の各氏に師事。1992年第6回古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞。ヘレ
ヴェッヘ指揮、デン・ハーグ王立音楽院の古楽オーケストラとベートーヴェンの
ピアノ協奏曲第3番を共演、たまたま客席にいたクルタークに絶賛される。レパ
ートリーは、バロック音楽はいうまでもなく、中世ルネサンスから古典派ロマン
派音楽まで、驚嘆すべき広範囲にわたっており、自らの感性と音楽史的観点とを
融合させた独自の世界を展開させている。
荒木優子・・・桐朋女子高等学校音楽科を経て、1996年桐朋学園大学音楽学部ヴァ
イオリン科卒業。卒業演奏会に出演。1997年、桐朋学園オーケストラと共演。
1998年同大学研究科修了。同年文化庁より派遣され、トルコ、イスラエルでのコ
ンサートに出演。ヴァイオリンを辰巳明子氏に、バロックヴァイオリンを若松夏
美氏に師事。 第45回全日本学生音楽コンクール奨励賞受賞。第10回川崎音楽賞
コンクール第3位、第7回日本モーツァルトコンクール各入賞。第7回ザルツブルク
国際モーツァルトコンクールディプロマ。 バッハ・コレギウム・ジャパンのコ
ンサート、レコーディングに参加するなど、バロックヴァイオリン奏者としても
活発に活動している。現在、桐朋オーケストラ・アカデミー並びに桐朋学園短期
大学室内楽講座嘱託演奏員。

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10-02 No.23-2

2010年02月22日 19時29分15秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 4017 \1780
「ホルン協奏曲集 / ラデク・バボラーク」
フランティシェク・クサヴァー・ポコルニ(1729-1794):
ホルン、ティンパニと弦楽のための協奏曲ニ長調
アントニオ・ロゼッティ(1750頃-1792):ホルン協奏曲変ホ長調C49/K III:36
ロゼッティ:ホルン協奏曲ニ短調C38/K III:43
ジョヴァンニ・プント[ヤン・ヴァーツラフ・シュティヒ](1746-1803):
ホルン協奏曲第5番ヘ長調
ラデク・バボラーク(Hrn)
プラハ室内管弦楽団
アントニーン・フラディル(コンサートマスター)
録音:2008年11月27&30日(セッション・チェコ放送との共同制作) 
プラハ、聖シモン&ユダ教会
当代最高の天才ホルン吹きボボラークが、みずからのルーツにあたるボヘミア出
身で、18世紀後半にヨーロッパを席巻する活躍をみせた作曲家たちのホルン協奏
曲をレコーディング。ずばぬけたホルン奏者で、モーツァルトが管楽器のための
協奏交響曲を書き、ベートーヴェンがホルン・ソナタを書いたことで有名なプン
ト。愛娘ベアータがヴィルトゥオーゾ・ホルン奏者であったポコルニ。そして、
ヴァラーシュタイン宮廷チャペルづきのチェコを代表するホルン奏者、ヨゼフ・
ナーゲルやフランティシェク・ズヴェジナのために作曲したロゼッティ。時代を
越えてかれらヴィルトゥオーゾたちと通じるバボラークの感性が呼び覚まされる
のでしょう。やわらかくのびやかな天性の音色と完璧なテクニックがなんとも心
地よく、ここまで魅力たっぷりに楽しませてくれるアルバムはめったにありませ
ん。超おススメです。

SU 4016 \1080
ステレオ
スメタナ:交響詩「モルダウ」
録音:1963年1月10日(セッション・ステレオ)
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
録音:1961年12月5-6日(セッション・ステレオ)プラハ・ルドルフィヌム
カレル・アンチェル(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チェコが生んだ大指揮者アンチェルが名門チェコ・フィルと遺した不滅の名録音
が新カップリング&バジェット価格でリリース。どんなに時代が移り変わっても、
まったく色あせることのない折り紙つきのない演奏内容です。




<JB RECORDS>
JBR 006-2 \2300
ヤン・ヤクプ・ボクン ライヴ 2002-2007
ダリウス・ミヨー(1892-1974):バレエ「屋根の上の牛」Op.58
オロモウツ・モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団 
ヤン・ヤクプ・ボクン(指揮)
録音:2006年3月30日、オロモウツ(チェコ)、レドゥタ・ホール、ライヴ
モーツァルト(1756-1791):クラリネット協奏曲イ長調 K.622
ヤン・ヤクプ・ボクン(バセットクラリネット)
ノヴァ室内管弦楽団
クリストファー・ホグウッド(指揮)
録音:2007年9月29日、ワルシャワ王宮、ライヴ
セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ
アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ/タンゴの歴史
デュオ・ギタリネット
ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット) クシシュトフ・ペウェフ(ギター)
録音:2002年7月5日、ストックホルム、国際クラリネットフェスト2002、ライヴ
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):カンツォネッタ(*)
ジョゼフ・コロンボ&トニー・ムレーナ(1917-1970):無関心(+)
マイケル・ガーソン:バラード(+)
アルフレド・ピシンギニャ(1897-1973)&ベネデット・ラセルダ:
彼をつかまえろ(*)
クラリデオン
ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット) ミハウ・モツ(アコーディオン)
録音:2005年4月12日、シュチェチン(ポーランド)、
西ポモジェ・クラリネット・フェスティヴァル、ライヴ(*)
2005年6月20日、国際クラリネットフェストTAMA東京、ライヴ(+)
ポーランドのクラリネット奏者・指揮者ヤン・ヤクプ・ボクンの多彩なライヴ録
音を集めたアルバム。ホグウッドの登場がちょっと驚きです。




<MULTIKULTI PROJECT>
MPCC 001 \2450
ラファエル・ロギンスキ バッハ・ブリーチ
ポロネーズ/ラルゴ/サラバンド/サラバンド/プレリュード
ラルゴ/クオドリベット/アルマンド/ガヴォット/メヌエット
サラバンド/メヌエット/アリア
ラファエル・ロギンスキ
(エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ピアノ)
「Multikulti Project Contemporary
Classic」シリーズ第1弾。ポーランドの若きジャズ・ギタリスト、
ラファエル・ロギンスキの自由な解釈によるJ・S・バッハ(1685-1750)の音楽。
YOU TUBEにライヴ動画があります。





<POLSKIE RADIO ポーランド放送>
PRCD1269 \2300
クシシュトフ・ヘルジン(1970-):
グラジナ・バツェヴィチの弦楽四重奏曲第4番の主題による幻想曲(2005)(*)
おとぎ話(1995)(+)
クシシュトフ・ヘルジン(ピアノ)
ミハウ・クレンティ(ソプラノサクソフォン(*))
ロベルト・クビシン(ベース(*))
ツェザリ・コンラト(ドラムス(*))
ロイヤル弦楽四重奏団(*) イザベラ・シャワイ=ジマク(第1ヴァイオリン)
エルヴィラ・ピシヴィウォフスカ(第2ヴァイオリン)
マレク・チェフ(ヴィオラ) ミハウ・ペポル(チェロ)
パヴェウ・グスナル(アルトサクソフォン)
録音:2009年4月1-2日、ワルシャワ、サウンド&モア
クシシュトフ・ヘルジンはジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するポーランド
のピアニスト・作曲家・アレンジャー。聴いた感じでは(*)はほとんどジャズです。




<FUTUREX CLASSICS>
未案内旧譜
FCD 01211 \1650
グダニスクの古楽の宝 Vol.3
ヨハン・イェレミアス・ドゥ・グライン(?-1759):
クリスマス・カンタータ「あなたを歓迎します、この世の救い主よ」
(バリトン、4部合唱と器楽のための)(*)
ニコラウス・ツァンギウス(1570頃-1618):
今こそ皆で祝賀を述べよう(6声のクリスマス・モテット)
クラート・ビュトナー(1616-1679):ソロモンの雅歌による教会コンチェルト
(ソプラノ、バス、2つのヴァイオリンと通奏低音のための;1954)(+)
テオフィル・アンドレアス・フォルクマル(1686-1768):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調(1717)(#)
パウル・ジーフェルト(1586-1666):
テ・デウム・ラウダムス(5声、器楽合奏と通奏低音のための;1642)
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー(1649-1719):
シャコンヌ(2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための)
ラドスワフ・ヴィエルグス(バリトン(*))
ヨランタ・グジョナ(ソプラノ(+))
ピオトル・ステピエン(バス(+))
カタジナ・コヴァチ(ヴァイオリン(#))
カペラ・ジェダネンシス
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮)
1997年発売。解説書は付いておりません。あらかじめご了承ください。

FCD 01216 \1650
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ(1687-1764):
ポーランド王アウグスト3世の誕生日のためのカンタータ(1755)
ヨランタ・クジョナ(ソプラノ)
ベルナルト・ピジャク(カウンターテナー)
ロムアルト・シシュコ(テノール)
レシェク・スクルラ(バリトン)
カペラ・ジェダネンシス
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮)
録音:グランスク、アルトゥス館
1997年発売。解説書は付いておりません。あらかじめご了承ください。




<SOLITON>
SCD 086-3 \1780
グダンスク古楽散歩
[オリヴァ大聖堂]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):カノン ニ長調(*)
ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):カンツォーナ(+)
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」から ハレルヤ(+)
シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア(#)
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲イ短調 BWV543(**)
[マリア教会]
エヴァルト・ヒンツ(1613-1668):ただあなた一人に、主イエス・キリストよ(++)
不詳:神よ、助けに来てください(++)
シフェルト[Sifelt]:3声のファンタジア(++)
不詳:天におられるわれらの父よ(++)/ファンタジア第1旋法(+)
[聖ブリギト教会]
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(+)
ジャゾット(1910-1998):アルビノーニのアダージョ(##/+)
J・S・バッハ:アリア BWV1068 No.2(##/+)
J・S・バッハ/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア(##/+)
[聖ミコワイ教会]
不詳:復活祭の序奏(断章)(##/+/***)
[アルトゥス館]
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ(1687-1764):
ポーランド王アウグスト3世の誕生日のためのカンタータ(1755)から
2つの楽章(***/+++)
[聖カタジナ教会]
不詳:踊り(オリヴァのタブラチュア譜本 から)(###)
ゲディミン・グルッバ(*)、ロマン・ペルツキ(+)、
スタニスワフ・クフィアトコフスキ(#)、
ブワジェイ・ムシャウチク(**)、ボグスワフ・グラボフスキ(++)、(オルガン)
ナタリア・ヴァレフスカ(ヴァイオリン(##))
カペラ・ジェダネンシス(***)
アリナ・コヴァルスカ=ピンチャク(指揮(+++))
M・カジミェルスカ(カリヨン(###))
ポーランド北部の港湾都市グダンスク(グダニスク)の教会や古い館で録音された
音楽を聴きながら、この町を仮想的に歩き廻るという趣向のアルバム。外装に規
格番号表記が無く、解説書も付いておりません。あらかじめご了承ください。

SCD 045-3 \1780
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):ポーランドのリタニア(1984)
カペラ・ジェダネンシス
カタジナ・ボヤルニェツ(指揮)
録音:2008年3月、ソポト、ポーランド室内フィルハーモニー・コンサートホール

SFCD 746-2 \1780
【未案内旧譜】
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン・ミサ
前奏曲変ホ長調 BWV522.1
ドイツ・オルガン・ミサ(教理問答書コラール集)から
キリエ;永遠の神である父よ BWV669
世のすべての慰めであるキリスト BWV670
キリエ;聖霊である神よ BWV671
高みにある神にのみ栄光あれ BWV675
これぞ聖なる十戒 BWV678
われらはみな唯一の神を信じる BWV680
天におられるわれらの父よ BWV682
深い苦しみの淵から私はあなたを呼ぶ BWV686
イエス・キリスト、われらの救い主 BWV688
フーガ変ホ長調 BWV522.2
ロマン・ペルツキ(オルガン)
録音:2002年2月26-27日、ルミア(ポーランド)、NMP信徒援助教会
使用楽器:カミンスキ社(ワルシャワ)製





<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1277 \2080
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8(1902)(*)
連作交響詩「永遠の歌」Op.10(1906)(+)
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
交響詩「コシチェレツ山 1909年」(1976)(#)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(*/#))
スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(+))
録音:1962年(*)/1966年(+)/1978年(#)
シマノフスキ以上に将来を期待されていたポーランドの作曲家カルウォヴィチは
1909年2月8日、タトラ山脈にスキー遠征中、コシチェレツ山で雪崩に遭い、32歳
の若さで亡くなりました。(#)はポーランドの現代作曲家キラルがカルウォヴィチ
の人生に捧げた作品です。

PNCD 1323 \2080
ショパン(1810-1849):前奏曲集
24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
前奏曲変イ長調 Op.posth.
マレク・ドレフノフスキ(ピアノ)
録音:2009年1月21日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
レナード・バーンスタインに起用され国際的名声を得たポーランドのピアニスト、
マレク・ドレフノフスキによる「ショパン作品全集 CD 3」。CD 1,2は未だ発売さ
れていない模様で、全集プロジェクトについても詳細不明ですが、情報が入り次
第ウェブサイトにて更新いたします。





<SOMM>
SOMMCD 240-2 2枚組 \2650
ヘンデル(1685-1759):
オラトリオ「ヨシュア」HWV64(1748;原典版)
アラン・クレイトン(テノール)
キャサリン・マンリー(ソプラノ)
アレクサンドラ・ギブソン(メゾソプラノ)
ジョージ・ハンフリーズ(バス)
ロンドン・ヘンデル・シンガーズ
ロンドン・ヘンデル管弦楽団
ローレンス・カミングズ(指揮)
聖書に基づき、指導者ヨシュアがイスラエルの民を率い「約束の地」カナンを攻
略するくだりを描いたオラトリオ。クリュザンダー版の誤りを正した初演版によ
る世界初の選曲録音です。

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10-02 No.22-1

2010年02月20日 13時18分38秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10584 \2180
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.1 ――
ロシア領主たちの入場/ヴァイオリンと管弦楽のための《アンダンテ・レリジオ
ーソ》*/《仮面舞踏会》からの組曲/メランコリー/交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、
マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)*
ベルゲン・フィルのコンサートマスターから首席指揮者に抜擢され、1899年には
クリスチャニア国立劇場の指揮者に就任するなど、ヴァイオリニスト、指揮者と
しても高名だったハルヴォルセン。
作曲家としては、グリーグやスヴェンセンが確立したノルウェー国民楽派の後継
者であると同時に、フランスのロマン派音楽を彷彿とさせる輝かしいオーケスト
レーションを描くなど、その多彩な作風が持ち味であり魅力である。
シリーズのスタートとなる第1集には、ハルヴォルセンの管弦楽作品の中で特に知
名度の高い「ロシア領主たちの入場」から貴重な録音となる「交響曲第1番」など
5作品を収録。
その実力と相反するかのように、作曲者の母国ノルウェーのレーベル以外では接
する機会に恵まれてこなかったハルヴォルセンの「管弦楽作品」がヤルヴィのタ
クトによって表舞台に登場します!

CHAN 10585 \2180
ダンディ:管弦楽作品集Vol.3 ――
交響的変奏曲《イスタール》Op.42/サクソフォンと管弦楽のための《コラール
変奏曲》Op.55*/交響曲第3番《ガリア戦争の小交響曲》Op.70
地中海二部作Op.87
ラモン・ガンバ(指揮)、
アイスランド交響楽団、
シグルズール・フロサソン(サクソフォン)*
第1集(CHAN 10464)がグラミー賞にノミネートされ、第2集も英グラモフォン誌2009
年6月号でエディターズ・チョイスに選出されるなど高い評価を受け続けてきたダ
ンディの管弦楽作品集。
第3集最大の聴きどころは、何と言っても久々の新録音登場となる「交響曲第3番」!
この第一次世界大戦のフランス本土での戦いが由来となっており、ダンディの祖
国に対する愛国心が込められた1916年-18年の大作である。
アイスランド・ジャズ界の最高峰、シグルズール・フロサソンを迎えてのサクソ
フォン版「コラール変奏曲」や「イスタール」、再婚後の充実期に書かれた「地
中海二部作」など、収録4作品はどれもダンディの魅力を知るのに最適。

CHAN 10586 \2180
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ピアノ・ソナタ第39番ニ長調Hob.XVI-24(第24番)/ピアノ・ソナタ第47番ロ短調
Hob.XVI-32(第32番)/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI-46(第46番)/
ピアノ・ソナタ第49番嬰ハ短調Hob.XVI-36(第36番)
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
バヴゼはシャンドスのベストセラーとなったドビュッシーや、移籍前のラヴェル
の印象が強いため、フランス音楽専門のピアニストと受け止められがちだが、昨
年行われた新日本フィルとの共演でのリストや、このハイドン・シリーズへの進
出など、"フランスもの以外"のレパートリーも幅広く演奏も間違いなくワールド
クラス!

CHAN 0767 \2180
ヘンデル:デュエット集 ――
歌劇《ラダミスト》HWV.12aより Se teco vive il cor/歌劇《ロデリンダ》
HWV.19より わたしはあなたを抱きしめる/オラトリオ《ソロモン》HWV.67より
夜明けよ、ようこそ/オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より 喜びの流れは永遠に
/歌劇《オットーネ》HWV.15より 愛しい夜よ!/オラトリオ《テオドーラ》
HWV.68より 汝、栄光なる富の息子よ/歌劇《アリオダンテ》HWV.33より
Bramo haver mille vite/オラトリオ《ベルシャザール》HWV.61より 偉大なる
勝者よ/歌劇《タメルラーノ》HWV.18より 君のためだけに生き/歌劇《ソザル
メ、メディアの王》HWV.30より 苦難の門をくぐり抜け/歌劇《アグリッピーナ》
HWV.6より No, no, ch'io non apprezzo/歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV.17
より 慕わしいお人!美しいお人!
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)、
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ハリー・ビケット(ディレクター&チェンバロ&オルガン)、
イングリッシュ・コンサート
創設者ピノック、マンゼ、そしてビケットへと音楽監督のポストが受け継がれて
きたイギリスのピリオド・オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの新しい
ヘンデル・コレクションは、輝かしい活躍を見せる2人の女流歌手たちと共演によ
るデュエット集。
大英帝国勲章(CBE)の受勲者であり、シューマン歌曲集(CHAN 10492)で名唱を聴か
せてくれたサラ・コノリーと、「パルテノーペ」や「セメレ」など数々の作品で
タイトル・ロールを担ってきたウェールズのソプラノ歌手ローズマリー・ジョシュ
アの12曲のデュエットは、イングリッシュ・コンサートのサポートも加わり、キャ
スト、演奏ともにかなりの充実度。ヘンデリアン必聴です。

CHAN 10587 \2180
ハウエルズ:セント・ジョンズのマニフィカト ――
聖ミカエルへの続唱/バビロン河のほとりに/汚れなき薔薇/グロスターシャー
のマニフィカトとヌンク・ディミッティス/詩篇第142番/A Grace for 10
Downing Street(ダウニング街10番地)/我がただ一つの望み/ライク・アズ・ザ
・ハート/セント・ジョンズのマニフィカトとヌンク・ディミッティス/めでた
し女王/テ・デウム
アンドルー・ネスシンガ(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
ポール・ウィーラン(バリトン)、デイヴィッド・アダムス(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)
トリニティ・カレッジ合唱団やキングズ・カレッジ合唱団、クレア・カレッジ合
唱団とケンブリッジの名門、セント・ジョンズ・カレッジ合唱団がシャンドスと
3年間の専属契約を締結!
2007年に音楽監督に就任したアンドルー・ネスシンガの指揮によるシャンドスか
らのリリース第1弾は、グロスターシャー大聖堂のオルガニストを務め、20世紀イ
ギリスの合唱音楽の発展に大きな影響を与えたハーバート・ハウエルズの合唱作
品集。
20世紀の英国合唱音楽の中でも根強い人気を誇るハウエルズの作品を、名門の歌
声で聴けるのはうれしいところ。今後のリリースにも期待。




<RCA RED SEAL>
8869763081-2 2枚組 \2080
初回生産限定盤、ボーナスCD付
(DISC 1)
エドワード・エルガー(1857-1934)
1-4. チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
5. ソスピリ(溜め息) 作品70
6. 愛の挨拶 作品12
7. 気まぐれな女 作品17
アントニーン・ドヴォルザーク(1841-1904)
8. 森の静けさ 作品68-5, B.182
9. チェロとオーケストラのためのロンド ト短調 作品94, B.181
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)
10. アダージョと変奏
(BONUS DISC)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-)
グラーマタ・チェラム-無伴奏チェロのための「本」
1. マルカーティッシモ
2. ドルチッシモ
ソル・ガベッタ(チェロ)
1-10:デンマーク国立交響楽団 指揮:マリオ・ヴェンツァーゴ
録音:2009年11月9日-12日、
コペンハーゲン、コンサートハウスDRベヤン(デンマーク)
21世紀を担う女流チェリスト、ソル・ガベッタのRCAレッド・シール第6弾アルバ
ム。古今のチェロ協奏曲の中でも傑作として知られているチェロ協奏曲と、エル
ガーの名前をポピュラーにしている愛の挨拶(原曲はピアノ・ソロ。ヴァイオリン
とピアノやオーケストラ版として有名)など、エルガーの作品を収録。フィラーに
はチェロ協奏曲で名高いドヴォルザークの「森の静けさ」「ロンド」、レスピー
ギを併録。
輸入盤は、2CD生産限定盤仕様。ボーナス・ディスク(国内盤は、DISC1のトラッ
ク11、12に収録)には、クレーメルらの紹介で有名になった現代ラトビアを代表す
る作曲家ペーテリス・ヴァスクスの無伴奏チェロ作品を収録。




<SONY CLASSICAL>
8869734253-2 \1680
シュマン:
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42(全8曲) / 5つの歌「メアリー・ステュアート女王
の詩」Op.135(全5曲) / 「御存知ですか、レモンの花咲く国」Op.98a-1 / 「ただ
憧れを知る人だけが」Op.98a-3 / 「語らずともよい、黙っているがよいと言って
下さい」Op.98a-5 / 「もうしばらくこのままの姿にしておいて下さい」Op.98a-9
/ 「悲しい響きで歌わないで下さい」Op.98a-7 / 「レクィエム」Op.90-7 /
「くるみの木」Op.25-3 / 「はすの花」Op.25-7 / 「君に捧ぐ」Op.25-1 / 「ズ
ライカの歌:どんなにか、心の底からの喜びを持って」Op.25-9 / 「愛の歌」
Op.51-5 / 「兵士の花嫁」Op.64-1 / 「新緑」Op.35-4 / 「捨てられた乙女」
Op.64-2 / 「悲劇」Op.64-3 / 「隠者」Op.83-3
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
ヘルムート・ドイチュ(P)
【録音】 2005年4月、 カジノ・バウムガルトナー、ウィーン
(デジタル、セッション)
シューマンの「女の愛と生涯」という歌曲集は、男声にとっての「冬の旅」のよ
うなものなのではないでしょうか?声域もそうですが、歌っているのが若い人な
のか、それとも円熟の人なのか。これらがすべからく聴き手にとっての興味の対
象と成り得るからです。若い人なら「これからの生活に夢を抱く女性心」が溢れ
ているでしょうし、年を重ねた人ならば「過ぎた夢に回帰する女性心」が聴き取
れるからです。
さて、キルヒシュラーガーです。もともと深みのある彼女の声でしたが、以前リ
リースされたキーリンサイドとの二重唱などを聴いてもわかるとおり、近年そこ
に妖艶さも加わってきたようです。この「女の愛と生涯」は、まさに身をもって
女性の喜びを歌いあげています。彼女のしっとりとした歌声は曲集が進めば進む
ほど、表現に磨きがかかり、生身の女性の思いを丁寧に歌いあげていきます。終
曲で、歌が終わったあと、静かに包みこむピアノの後奏も見事です。かたや、シュ
ーマンの最晩年の作品である「メアリー・ステュアート女王の詩」は精神的に不
安定な時期を反映していて、聴いているだけでも胸がえぐられるような切々とし
た寂寥感を抱かせる歌曲です。同じ女性の生活を描きながらも、こんなに違うも
のなのか。としみじみ聴き入ってしまうことでしょう。
他の収録曲は、シューマンの歌曲の多彩さをじっくり味わわせてくれる選曲となっ
ています。ますます輝きを増す彼女の演奏をご堪能ください。

8869761340-2 \1680
シューベルト:ミサ曲第5番変イ長調 D.678
ルート・ツィーザク(Sp) モニカ・グループ(A)
トーマス・クーリー(T) トーマス・ラスケ(Bs)
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
ウィンズバッハ少年合唱団 ベルリン・ドイツ交響楽団
【録音】2008年11月10-12日マイスタジンガー・ハレ、ニュルンベルク
(デジタル、ライブ)
以前リリースされたモーツァルトのレクイエムと同じ時に録音された音源で、独
唱者も全て同じ顔触れ。また新たな感動をお届けいたします。シューベルトの全
宗教曲の中でもとりわけ入念に書かれた第5番のミサ曲です。kyrieの冒頭から、
半音階的に動く独特のメロディを柔和な響きが耳を捉えます。少年たちによって
歌われることの多い曲で、他にもウィーンやテルツといった錚々たる少年合唱団
が手掛けていることでも知られています。ドイツに数ある少年合唱団の中でもウィ
ンズバッハは、正確な音程と一糸乱れぬ呼吸で知られる団体。このシューベルト
でも見事なまでのハーモニーを披露しています。

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10-02 No.22-2

2010年02月20日 13時18分07秒 | Weblog
<deutsche harmonia mundi>
8869752418-2 2枚組 \2080
ハインリヒ・シュッツ:
「シンフォニア・サクレ第1集」Op.6, SWV.257-276(全20曲)
ローランド・ウィルソン(指揮:コルネット)
ムジカ・フィアータ・ケルン
モニカ・マウフ(Sp)カイ・ヴェッセル(C-T)
ヴォルフ=マティアス・フリードリヒ(Br)ハンス・イェルク・マンメル(T)
マルクス・ブルッチャー(T)
【録音】 デジタル・セッション
全3巻からなる「シンフォニア・サクレ」集の第1巻は、1629年にヴェネツィアで
作曲された作品で、この巻では他の巻に比べ比較的小編成による20曲からなって
います。主に旧約聖書の雅歌からの詩句に基づいており、他の多くの曲と同様に
洗練されたリトルネッロに特色があり、冒頭の簡素な対位法的楽句とその繰り返
し。そしてその間にある、声楽と器楽の対話、二重唱、旋律、韻律の点で対照を
なしており、シュッツらしい独特なドイツ伝統的なポリフォニーとイタリア・コ
ンチェルト形式の融合が初めて図られた、彼の初期の作品とも言われています。
ムジカ・フィアータが参加した、ベルニウス(指揮)シュトゥットガルト室内合唱
団の『シンフォニア・サクレ第3集』(DHM:88697568352)、ローランド・ウィルソ
ン(指揮)ラ・シャペル・デュカーレの『第2集』(VIVARTE:S2K68261)がありました
が、今回の「第1集」で全巻の録音完結となります。これらの作品は録音が意外と
少なく、バッハにつながるシュッツの厳格なる構造の原典を忠実に再現しながら、
当時の質素で敬虔な祈りを反映し、感情を抑えながらも、気品に満ちた演奏となっ
ています。

8869757987-2 \1680
『PraeBachtorius』(プレトリウスとバッハの伝統的コラール作品集)
ああ神よ、天より見たまえ / 我ら人生のただ中にあって / ただ汝ひとりに、主
イエス・キリストよ / キリストよ,汝は真昼の光にていませば / わがもとに来
たれと神の子語りたもう / 深き苦しみの淵より われ汝を呼ぶ / 平安と喜びを
もって、私は逝こう 他
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル
【録音】 サン・ピエール大聖堂, フランス(デジタル:セッション)
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)は、舞曲「テルプシコーレ」やオルガン作
品で有名な作曲家ですが、1,000曲以上のコラールと賛美歌の編曲等を行っていま
した。ほとんどがルター派のためのものでしたが、現代においてもそれらは礼拝
において重要な作品ばかりです。それを更にバッハは発展させ、カンタータ等に
織り込んで行きました。このアルバムでは、同じ有名なコラールをプレトリウス
のものと、バッハのものと比べながら聞いてみようという企画です。
パウル・ファン・ネーヴェルは、ベルギーで生まれバーゼル・スコラ・カントー
ルムで学び、現在ではフランドル・ポリフォニーの権威者でもあります。このア
ンサンブルも1970年に設立され、特に中世ルネッサンスを専門としており、すで
に50枚以上のアルバムの多くは、様々な賞を受賞しています。

8869765216-2 \1680
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.2-4,RV.20 / ヴァイオリン・ソナタ ニ短調RV.12
/ 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.1-3,RV.61 / ヴァイオリン・ソ
ナタ ニ短調Op.2-3,RV.14 / ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.2-2,RV.31 / ヴァ
イオリン・ソナタ ト短調RV.28 / 2つのヴァイオリンのためのソナタ ニ短調「ラ
・フォリア」Op.1-12,RV.63
エンリコ・オノフリ(バロックVn) イマジナリウム・アンサンブル
【録音】 2009年5月28日-6月1日クレーマ・カシーナ・ジャルディーノ
(デジタル:セッション)
エンリコ・オノフリと言えば、過激イタリアン・バロックの「イル・ジャルディ
ーノ・アルモニコ」のコンサートマスター。もちろん多くの彼らとのアルバムだ
けではなく、彼独自のプロジェクトも動き始め、NaiveやZigZag、Harborからの
モーツァルトなど衝撃の演奏を発売してきました。今回彼にとって初めてのDHMへ
の録音となりますが、彼のためにあるアンサンブル「イマジナリウム」によって、
今までオノフリの次元を更に超越したヴィヴァルディが聴けること間違いなし!

8869752698-2 \1680
The Windcatcher Part I(フィリップ・グラス) / La Lusignola . Canzon(メール
ラ) / Melody for Saxophone No. 10(フィリップ・グラス) / Alemana(メールラ)
/ Ballo detto Polliccio(メールラ) / Melody for Saxophone No. 12(フィリッ
プ・グラス) / Facades from "Glassworks"(フィリップ・グラス) / La mia
Filli e fugace . Madrigal(メールラ) / Melody for Saxophone No. 5(フィリッ
プ・グラス) / Che nove arti son queste . Madrigal(メールラ) / La Loda -
Canzon(メールラ) / Opening from "Glassworks"(フィリップ・グラス) / Video
Dream(フィリップ・グラス) / Sonata cromatica(メールラ) / Sonata cromatica
(メールラ) / Capriccio(メールラ) / Folle e ben . Aria(メールラ) /
Sentirete - Canzonetta(メールラ) / Su la cetra amorosa - Aria in Ciacona
(メールラ) / The Windcatcher Part III(フィリップ・グラス)
ヴォルフガング・カチュナー(指揮&リュート)
ラウテン・カンパニー・ベルリン
【録音】2008年10月31日-11月3日ハイルスブロン・レフェクトリウム
(デジタル:セッション)
タルクィニオ・メールラ(1594or1595-1665)は、バロック時代への成熟期への、カ
ンタータ、アリア、ソナタ、シンフォニア等の初期の発達に寄与した重要な作曲
家のひとりです。モンテヴェルディやガブリエリなどの様式を感じさせます。特
にカンツォーナやトッカータ、カプリッチョなどの器楽曲は、現代的で極めて高
い完成度。そして半音階を多用した調性は、ここでも収録されているフィリップ
・グラスの作品と似通っており、ミニマル・ミュージックとも異なった独特な雰
囲気に浸れることでしょう。
W・カチュナーとラウテン・カンパニーは、ベルリンやニューヨークの美術館で行
われているH・ヘニッヒ・ダンス・カンパニーとの共同ライブで、この2人の作品
とダンスとの共有性を見出し、それらと博物館の建築美術との魅惑的な対話を行
っており。大成功を収めています。




<SME MASTERWORKS>
8869757518-2 \1580
Best Of Classic Meets Cuba
MAMBOZART(MOZART)/GUANTANAMERITMO(MOZART)/PATHETIQUE I (BEETHOVEN)/EL
CISNE TRISTE(TSCHAIKOWSKY/CHOPIN)/CANCAN(OFFENBACH)/ SUMMERTIME (GERSHWIN)
/AIR(BACH)/SALZBURGER SCHAFFERL(MOZART)/KUBANISCHER TANZ・CUBAN
DANCE(BRAHMS)/CARMEN CUBANA(BIZET)/O MIO BABBINO CARO(PUCCINI)/DER MOND
IST AUFGEGANGEN(TRAD.)
(BONUSTRACKS)
PAGANINI VARIATIONS/REICH MIR DIE HAND(MOZART)
KLAZZ BROTHERS & CUBA PERCUSSION
ドレスデン響のコントラバス奏者でもあるキリアン・フォースター、ベティ・カ
ーターなどとの共演経験があるドラマーのトビアス・フォースター、そしてドラ
マーでボチェッリやカレーラスのバックを努めたこともあるティム・ハーンとい
う、ドイツ出身のクラシック・ミュージシャン3人が、ティンバレスの名手、アレ
クシス・エステベスとコンガ奏者のエリス・ロドリゲスというキューバのパーカ
ッショニスト2人と運命的な出会いを果たし、クラシックとキューバという2つの
世界を融合。斬新で独創的なサウンドを創り上げ、数々の作品をリリースしてき
た。 今作は、新録で「PAGANINI VARIATIONS」「REICH MIR DIE HAND(MOZART)」
を新たに加えたベスト・アルバム!



<OEHMS CLASSICS>
OC-932 2枚組 \3580
デトレフ・グラネルト:歌劇「カリギュラ」(全曲)
アシュレイ・ホランド(Br)ミヒャエラ・シュースター(Sp)
マルティン・ヴェルフェル(C-T)グレゴリー・フランク(Bs)
ユルギータ・アダモンテ(Ms)ハンス=ユルゲン・ラザー(T)
ディートリヒ・ヴォレ(Br)バルバラ・ツェッヘマイスター(Sp)
マルクス・ステンツ(指揮)
フランクフルト・オペラ・ムゼウム管弦楽団&合唱団
【録音】2006年10月7日、フランクフルト歌劇場での初演(デジタル:ライブ)
D・グラネルトは、1960年ハンブルク生まれの作曲家。既に様々な話題のミュージ
カルやオペラで成功しており、今回フランクフルト歌劇場とケルン歌劇場(共同プ
ロジェクト)のために依頼された作品で、有名なアルベール・カミュの劇作「カリ
ギュラ」をヘルマン=ヘッセ賞を受賞したハンス=ウルリッヒ・トライヒェルが
脚本を新たにに書き下ろしたものです。
この演奏は世界初演のライブ録音で、「密度の高い音楽と台本に圧倒」「オーケ
ストレーションはカリギュラの精神状態を反映し、哲学的官能的な音楽の言語が、
カミュの夢を現実なものとなった」と高い評価を得ています。また2006/7シーズ
ンの「ヨーロッパ・オペラ賞」の世界初演部門で第2位を受賞している作品です。
112ページ豊富な舞台写真入りブックレット付き。(歌詞はドイツ語のみ)

OC-750 \1680
ヤーノシュ・タマシュ:作品集
ピアノと管弦楽のための協奏曲(1965)*/Display of lights(1971)
Improvisations(1959)/Frost flowers(1977)
トーマス・ドラトヴァ(P)*
ポール・グッドウィン(指揮)
バーゼル室内管弦楽団
【録音】2009年2月10日アーラウ文化会議場ホール(デジタル:ライブ)*
2009年8月26日チューリヒ放送スタジオ(デジタル:セッション)
ヤーノシュ・タマシュは、1936年ブダペストに生まれ、フランツ・リスト音楽院
を卒業後、ベルンで作曲を学びました。スイスに移住しチューリヒ歌劇場のオペ
ラ歌手トレーナーを務めながら、指揮者・作曲家、音楽教師として活躍していま
す。また現代において、スイスで最も偉大なる作曲家のひとりです。
1965年に作曲された「ピアノ協奏曲」は、彼の重要な初期の作品でありバルトー
クのピアノ協奏曲に触発されて作品で、高度なテクニックを必要とします。彼の
作品は、個々のスタイルの深刻化で沈黙し、そしてドラマ的感覚の2つの極の間に
感じているのです。「常に時代を超越し、普遍的な美が、私にとっての新しいコン
テンツを提供するコンセプトです。」と彼自身語っています。
バーゼル室内管弦楽団は、モダン楽器だけでなくピリオド楽器をも演奏する、幅
広いレパートリーを持つオーケストラですが、イギリスのバロック・オーボエ奏
者として有名なグッドウィンが、指揮を務めているのも注目です。古楽器演奏テ
クニックをも取り入れたスマートなこの演奏によって、タマシュの普遍的な美を
音楽に表現することに成功しています。

OC-934 2枚組 \3580
ヘルゲ・ブルッグラーベ:化身オラトリオ「ジョシュア(Jehoschua)」(全曲)
オリヴィア・イェレミアス(Vc)ヨハネス・パイツ(Cl)マレク・ライマン(打楽器)
ゲラルディーネ・ツェラー(Sp)アンネ・ビールヴィールス(A)
マニュエル・ケーニヒ(T)クリストフ・バンツァー(語り)
クラウス・バンツァー(指揮)
ハルフェステフーデ室内合唱団 アンサンブル・レゾナンツ
【録音】2009年11月21日、ハンブルク、ブランケネーゼ教会 (デジタル:ライヴ)
1973年シュトゥットガルト生まれのブルッグラーベは、フルートとリコーダー奏
者としてきましたが、2003年からは教会音楽、建築学、言語芸術を組み合わせた
彼独自の作曲を行なうようになってきています。この「ジョシュア」は、そうし
た音楽と教会空間の調和。そして人間の心の迷路を表現しています。ソロ・クラ
リネットやソロ・チェロ。打楽器と弦楽合奏が断続的に奏され、作品の5つのイメ
ージ構造の母音を効果的に演奏し、大規模形式なイエスの物語を再現していきま
す。こうした独特な教会音楽作曲家&指揮者として有名な鬼才、クラウス・バン
ツァーがこの音楽の成功に寄与しています。

OC-114 \1180
『フレンチ・クラリネット・ラプソディー』
プーランク:クラリネット・ソナタ/オネゲル:ソナチネ/ミヨー:クラリネットとピ
アノのためのソナチネOp.100・デュオ・コンチェルタントOp.351・カプリス
Op.335a/ドビュッシー:狂詩曲第1番・クラリネットとピアノのための小品/フロー
ラン・シュミット:アンダンティーノOp.30-1
ラルフ・マンノ(Cl)
アルフレード・パール(P)
【録音】1995年4月24-28日、ブレーメン放送スタジオ(セッション:デジタル)
74321304652、OC231 (いずれも廃盤)からの、再発売商品となります。
現在ケルン音楽大学の教授、ラルフ・マンノの代表する1枚。エーラー式のクラリ
ネットを使用し、独特な柔らかな音色と循環呼吸による長いフレーズ演奏は絶品
です。

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