クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

13-02 No.1

2013年02月06日 15時51分40秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行がほぼ
完了しましたので、これまで発売しました3000番台のタイトルすべてをDSDファ
イルで販売開始いたします。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥2000

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。昨年11月に限定
1000台がすぐに完売となりましたが、今年2月に再生産の出荷が開始される
予定です。当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2013年2月新譜 5点発売★
発売予定:2013年2月下旬 価格:各1枚 ¥1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3419
J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータより
ソナタ第1番ト短調 BWV 1001より
Adagio
Siciliano
パルティータ第1番ロ短調 BWV 1002より
Allemande-Double
Sarabande-Double
Bouree
ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
Grave
Andante
ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
Adagio
Largo
パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
Sarabande
Gigue
Chaconne
パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
Prelude
Loure
Gavotte
Menuet
ジャン・シャンペイユ(ヴァイオリン)
仏 VEGA C30S208(Mono)
(1958年11月4日録音)
ジャン・シャンペイユ(1910-)はパリ音楽院でEd.NadaudとF.Touche に師事し、
後にジョルジュ・エネスコについた。ラムルー管弦楽団とパリ・オペラ座管弦楽
団のソロ・ヴァイオリンをつとめた。イザイ国際ヴァイオリン・コンクール(ベ
ルギー、エリザベート女王音楽コンクール)でダヴィド・オイストラフと同時期
の入賞者でもあった。ガブリエル・ピエルネ(1863-1937)、ポール・パレー(1886
-1979)、ヤッシャ・ホーレンスシュタイン(1898-1973)、ウラディミル・ゴルシュ
マン(1893-1972)、アルベール・ヴォルフ(1884-1970)等の指揮者と共演した。
また1944年から1950年にはカルヴェ弦楽四重奏団でも活躍し、ピアニスト、ニコ
ル・アンリオ(1925-)とのベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタの演奏でも評
判をとった。ジャック・ティボー、ジョルジュ・エネスコたちのフランス・ヴァ
イオリン楽派の後継者である。

33CDR-3420
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調作品 121
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
セレニー・シャイエ=リシェ(ピアノ)
米 REMINGTON RLP149-50
(1950年録音)
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)は20世紀前半に活躍したルーマニア出身の大
音楽家。7歳でウィーン音楽大学に入学を許され、1893年12歳で最高メダルを得
た。1894年にパリ音楽院に入りヴァイオリンをマルタン・マルシック(1848-1924)、
和声と作曲をアンドレ・ゲダルジュ(1856-1928)、ジュール・マスネ(1842-1914)、
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)に師事し、1899年にヴァイオリンで一等賞を
得た。1902年にベルリンでデビュー、1910年にはピアニストのエドゥアール・
リスレル(1873-1929)とベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を
開いた。1929年にアメリカ・コロンビアに録音した 6枚のSPレコードはレコー
ド史上に輝く最高傑作で、また1949年最初期のLPに録音したJ.S.バッハ:無伴
奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全6曲(33CDR-3384と33CDR-3385)はエネ
スコが残した金字塔である。ピアノのセリニー・シャイエ=リシェ(1884-1973)
はパリ音楽院でラウル・ピュニョ(1852-1914)に師事し、1898年14歳で一等賞を
得た。彼女は1932年から1952年の間にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの
全曲演奏会を何度も開いた。この録音は大音楽家の遺産として後世に残したいか
けがえのない演奏である。

78CDR-3421
モーツァルト:デヴェルティメント第17番ニ長調 K.334
レナー弦楽四重奏団
(レナー、スミロヴィッツ、ロート、ハルトマン)
オーブリー・ブレイン(ホルン)
デニス・ブレイン(ホルン)
米 COLUMBIA 70034/8-D(Set MM379)英 COLUMBIA LX841/5 と同一録音
(1939年2月16日録音)
レナー弦楽四重奏団と名ホルン奏者ブレイン親子によるモーツァルト。レナー弦
楽四重奏団は1918年にブダペスト音楽院出身の4人によって結成され、1920年に
ウィーンでデビューした。デビュー前の2年間は田舎の村で共同生活をして 1日
12時間の練習を重ねたと伝えられる。1922年にロンドン・デビュー、同時にイギ
リス・コロンビアの専属アーティストとなった。ホルンのオーブリー・ブレイン
(1893-1955)は1911年に王立アカデミーで奨学金を受け、その後新交響楽団の首
席に就任。1913年には大指揮者アルトゥール・ニキシュ指揮ロンドン交響楽団の
北米楽旅に参加した。1923年から王立アデミーで教鞭をとった。デニス・ブレイ
ン(1921-1957)はオーブリーの息子。父親の指導を受けた。デニスは1957年9月
1日、エディバラからロンドンに戻る途中。自身が運転するスポーツカー(トライ
アンフTR2)の事故で命を落とした。享年36歳。

78CDR-3422
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
(カデンツァ: モーツァルト)
キャスリーン・ロング(ピアノ)
ボイド・ニール指揮
ナショナル交響楽団
(1944年12月14日ロンドン、キングスウェイ・ホール録音)
キャスリーン・ロング(1896-1968)はロンドン郊外のベントフォードに生まれた
イギリスのピアニスト。神童として名を馳せ8歳で公開演奏会で弾いた。1915に
ロンドンのエオリアン・ホールでデビューした。1920年から1964年まで母校の王
立音楽カレッジで教鞭をとった。モーツァルト、ハイドン、ハッハなどの作品を
得意とし、英DECCA にレコードを残している。指揮者のボイド・ニール(1905-
1981)はイギリス生まれ。外科医師から音楽家に転向し、1932年自らの名を冠し
た室内オーケストラを指揮してエオリアン・ホールでデビューし、その後DECCA
と契約して活躍した。ナショナル交響楽団は指揮者のシドニー・ビーアが創立し
たオーケストラで、DECCAに多くの録音があった。このシリーズではDECCAのffrr
録音の第1号になったビーア指揮のチャイコフスキー:交響曲第5番(第2楽章のソ
ロホルンがデニス・ブレイン)(1944年6月8日キングスウェイ・ホール録音)
(78CDR-3158)が出ている。

78CDR-3423
モーツァルト
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
ロマンス変イ長調 K.Anh.205
アイリーン・ジョイス(ピアノ)
英 COLUMBIA DX 1011/2(K.576)、DX 1034/5(K.332 & K.Anh.205)
(1941年5月6日(K.576)、8 月29日(K.332)、9 月8日(K.Anh.205)録音)
アイリーン・ジョイス(1908-1991)はオーストラリア生まれのイギリスのピアニ
スト。オーストラリア西部に楽旅したヴィルヘルム・バックハウスがジョイスの
演奏を聴きライプツィヒ音楽院を薦めた。その後ロンドンの王立アカデミーに入
りトバイアス・マッセイに師事した。1930年にロンドンのヘンリー・ウッド・プ
ロムナードコンサートでプロ・デビューし、翌年ソロ・リサイタルも開いている。
その後順調に進み1930年代から1940年代には人気が絶頂に達1947年のベルリン・
フィルと共演したとき、ドイツの高名な評論家は彼女をクララ・シューマン、
ゾフィー・メンテル、テレサ・カレーニョになぞらえた。また1950年のアメリカ
公演ではアーヴィング・コロディンは彼女を世界最高の知られざる演奏家だとほ
めた。1950年代になって名前を知られるようになり、映画「逢いびき」のサウン
ドトラックでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾いていたのは彼女だった。
その他の映画にもにも出演した。この70年前のレコーディングは聴き手を不思議
な世界に誘ってくれる。ピアノ愛好家の必聴盤。

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