クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-06 No.24

2006年06月27日 13時47分04秒 | Weblog
<DYNAMIC>
DYNDVD 33500(DVD-Video) 2枚組 \4050
字幕:伊英独仏西(日本語字幕はありません)
オール・リージョン
NTSC
LINEAR PCM 2.0
DTS 5.1
カラー
16:9
162m
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
アンドレア・グルーバー(S ジョコンダ),
マルコ・ベルティ(T エンツォ),
アルベルト・マストロマリーノ(Br バルナバ),
カルロ・コロンバーラ(Bs アルヴィーゼ),
イルディコ・コムロージ(Ms ラウラ),
エリザベッタ・フィオリッロ(A チエーカ),他
ドナート・レンゼッティ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
収録:2005年6月
2005年、アレーナ・ディ・ヴェローナで上演されたポンキエッリの「ジョコ
ンダ」、DVDで登場です。なっといっても、アレーナの巨大な舞台を生かした、
ピエール・ルイージ・ピッツィの演出が美しい!燃え盛る炎など、普通の劇
場では絶対無理なことが実現され、見ごたえ満点。キャストも充実。タイト
ルロールは、4月に荒川静香が観劇したサントリーホールでのプッチーニ
「トゥーランドット」でタイトルロールを歌った、ニューヨーク出身のドラ
マティック・ソプラノ、アンドレア・グルーバー。エンツォは、イタリアの
若い世代の期待のテノール、マルコ・ベルティ。バルナバは、昨年フェニー
チェ歌劇場来日公演の「アッティラ」にもエツィオ役で出演したアルベルト
・マストロマリーノ、そしてイタリアのバス、カルロ・コロンバーラ。アレ
ーナに行った気分で、ビール片手に鑑賞が楽しい映像です。

CDS 508 2枚組 \3700
マスネ:「シェリュバン」
ミシェル・ブリート(Ms シェリュバン),
パトリツィア・チョーフィ(S アンソレイヤード),
カルメラ・レミージョ(S ニーナ),
ジョルジョ・スーリアン(Bs 哲学者),ほか
エマニュエル・ヴィヨーム(指)
カリアーリ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2006年1月
マスネの珍しいオペラ「シェリュバン」の久々の新録音です。「シェリュバ
ン」は1903年に初演されたオペラ。シェリュバンとは、「フィガロの結婚」
の小姓、つまりモーツァルトのオペラのケルビーノのこと。このオペラでは
彼は17歳になっていて、あいかわらず恋に飛び回って騒動を巻き起こしたの
ち、ニーナと結ばれる、という物語。このCDはカリアーリ歌劇場のライヴ。
タイトルロールのミシェル・ブリートは、2005年4月に新国立劇場の「フィ
ガロの結婚」でケルビーノを歌って好評を博した南アフリカ出身のドイツの
メッゾソプラノ。シェリュバンが憧れるバレリーナ、アンソレイヤードにパ
トリツィア・チョーフィ、彼に心を寄せる娘ニーナにカルメラ・レミージョ、
そして彼の家庭教師の哲学者にジョルジョ・スーリアンという、相当に強力
なキャスト。指揮は、2003年7月に二期会公演のシュトラウス「バラの騎士」
で好評だったエマニュエル・ヴィヨームです。

CDS 502 2枚組 \3700
マルケッティ:「ロメオとジュリエッタ」
セレーナ・ダオーリョ(S ジュリエッタ),
ロベルト・ルリアーノ(T ロメオ),
ジョヴァンニ・コレッタ(T テバルド),
エミール・ゼレフ(Bs ロレンツォ神父),
マーリオ・カッシ(Br カペッリオ),ほか
アンドリー・ユルケヴィッチ(指)
イタリア国際管弦楽団,ブラティスラヴァ室内合唱団
録音:2005年8月
19世紀後半のイタリアオペラは、ほとんどヴェルディの牙城だったような印
象がありますが、もちろん他に活躍したオペラ作曲家もたくさんいます。そ
の一人がフィリッポ・マルケッティ(1831-1902)。1869年に初演した、ヴィク
トル・ユゴー原作のオペラ「ルイ・ブラス」が代表作です(BONGIOVANNIか
ら、ディミトラ・テオドッシュウ主演のCDが出ています。GB 2237/38)。
「ロメオとジュリエッタ」はその4年前、1865年に初演された作品。偶然に
もグノーの「ロメオとジュリエット」(1867年初演)とほぼ同時期の作品で
すので、比べてみるもの楽しいでしょう。ヴェルディの同時期の作品と比べ
るとやや時代遅れにも感じる作風とはいえ、しかしイタリアオペラとしては
非常に良く出来ていて、ドニゼッティからヴェルディの中期の作品をよく聞
く人なら、間違いなく気に入る音楽でしょう。マルティーナ・フランカでの
イトリアの谷音楽祭のライヴ録音。指揮のアンドリー・ユルケヴィッチは、
ウクライナ出身の期待の若手指揮者。

CDS 509 2枚組 \3700
F-A.Dフィリドール:「トム・ジョーンズ」
セバスチャン・ドロイ(トム・ジョーンズ),
ソフィー・マルタン=ドゴール(ソフィー),
マルク・バラール(ウェステルン氏),
シビル・ザンガネッリ(ウェステルン夫人),ほか
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ル・シンフォニエッタ・ド・ローザンヌ
録音:2006年1月
フランスの有名な音楽一家の一人、フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィ
リドール (1726-1795)は、名前が有名な割にはオペラの録音がほとんどあり
ません。「トム・ジョーンズ」は1765年の作品。有名なヘンリー・フィール
ディングの小説(1749年)を原作としたオペラで、フィリドールの代表作で
す。名前ばかりが有名だったこのオペラを、ご存知マルゴワールがローザン
ヌ歌劇場で上演、そのライヴ録音です。

CDS 514 \1850
バッハ:マンドリンとギターへの編曲集
パルティータ ニ短調 BWV.1004
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
ソナタ ト短調 BWV.1020(偽作)
ソナタ ト短調 BWV.1001
ソナタ ハ長調 BWV.1033
ドリーナ・フラーティ(マンドリン)
ピエラ・ダドモ(G)
バッハの編曲ものはたくさんありますが、マンドリンとギターという組合わ
せは珍しいでしょう。いずれもフラーティとダドモの編曲、原曲を損なわず
に、独自性を打ち出すことに成功しています。ドリーナ・フラーティは、マ
ンドリン界ではかなり知られた名手。




<Ondine>
ODE 1074(SACD-Hybrid) \2250
ジャン・シベリウス(1865-1957):ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
6つのユモレスク 作品87&作品89、2つのセレナード作品69
組曲ロ短調 作品117?田舎の景色セレナード、春の夕べその夏に、
劇付随音楽〈白鳥姫〉組曲 作品54
ペッカ・クーシスト(Vn&指)
タピオラ・シンフォニエッタ
録音:2006年1月タピオラ・ホール
ペッカ・クーシスト(1976-)がシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音した
のは、彼が19歳のとき。シベリウス・ヴァイオリン・コンペティションで初
めて第1位を獲得したフィンランドの若者による録音(ODE878,ODE1075)は、
フィンランドだけで1年間に2万枚を超すベストセラーを記録。あれから10年。
コンサートと録音活動を行いながら、民俗音楽やジャズのセッションへも参
加。シベリウスの町、ヤルヴェーンパーで開催される室内楽フェスティヴァ
ルでは兄のヤーコとともに音楽監督を務め、芸術家としての道を着実に歩ん
でいます。協奏曲につづく「ヴァイオリンと管弦楽のための作品集」、「ユ
モレスク」、「セレナード」、作品番号をもつ最後の作品となった「組曲」
を演奏。シベリウスが小品に託した想いをペッカは、とても深いところで感
じています。ストリンドベリの劇のために書かれた「組曲」では指揮を担当。
でも、「オーケストラの前で他のみんなと一緒にヴァイオリンを弾くだけ」
と、屈託がありません。シベリウスの家“アイノラ”で録音したシベリウス
のヴァイオリンとピアノの作品集(ODE1046)とともに、ペッカ・クーシスト
の近年の音楽を伝えるアルバムです。

ODE 1012 \2080
ジュリアン・アンダーソン(1967-):管弦楽作品集
ロシアの輪舞-ホロヴォド(1994)、
太陽の位置(1998)、発狂した月(1997、
アランブラ幻想曲(2000)
二部作(1990)、パレード、空中のパヴィリオン
BBC交響楽団、ロンドン・シンフォニエッタ
オリヴァー・ナッセン(指)
録音:2000年1月、2001年12月
イギリスの作曲家、ジュリアン・アンダーソンの管弦楽作品。作曲家、指揮
者として現代音楽シーンで活躍するオリヴァー・ナッセン(1952-)の指揮。ど
ちらもOndineレーベルにとって、これが初めてです。アンダーソンはジョン
・ランバート、アレクサンダー・ゲール、トリスタン・ミュライルに作曲を
師事。モダニズム、スペクトラル・ミュージック、エレクトロニクス音楽、
東欧の民俗音楽からも影響を受け、“妥協することなく多様な聴き手とコミュ
ニケートする”ことのできる作曲家と評されています。プロムスの委嘱作、
異教と魔女研究の権威、ロナルド・ハットン博士による古代イギリス祭式年
の研究書と同名の〈太陽の位置〉。月蝕とW・B・イェイツの不気味な詩から
インスピレーションを受けた〈発狂した月〉。出世作の〈二部作〉。作曲者
立ち会いで録音、ポストプロダクションが行われました。





<Alba>
ABCD 222 \2080
汚れなき歓び-中世吟遊詩人の歌う宗教歌集
人は神の母を崇めねばならぬ(作者不詳)、
大いなる愛により歌を歌おう(作者不詳)
オベルタン・デレーヌ(13世紀):わが心の思い出、
ティボー・ド・シャンパーニュ(1201-1253):悪しき樹に花は咲かず
良き主は私を牢につないだ(作者不詳)、
ああ友よ、かくも長くわれを異国に(作者不詳)
優しき聖母マリア(作者不詳)、心に輝く太陽はわが歓び(作者不詳)、
ティボー・ド・シャンパーニュ(1201-1253):神はペリカンのように、
真実を語れば(作者不詳)、ある夏の朝、私が眠っていると(作者不詳)、
ジャック・ド・カンブレ(13世紀):新しい歌を歌おう
アダン・ド・ラ・アル(c.1240-c.1286):栄光の聖母マリア、
ギョーム・ド・ベチューヌ(13世紀):わたしの従う愛ゆえに咎められ
以前は泣きごとを知りませんでした(作者不詳)
オリファントウリ・コルホネン(歌、ダルシマー) 
エイラ・カールソン (フィドル、歌)
レイフ・カールソン
(リュート、サーズ・リュート、シンフォニア、鐘、口琴、二重皮太鼓)
ヤネク・オッレル
(ソプラノリコーダー、テナーリコーダー、縦笛、ダブルフルート、ヒュンメ
ルヒェン、ボンバルド)
録音:2005年9月26日-28日 ナーンタリ修道院教会 (フィンランド)
「中世モノフォニー音楽の創造性豊かな録音」 (アーリーミュージック・レ
ビュー) (「十字軍の歌」 (ABCD152)、「世紀を超えて響く美しい調べ」
(ガース・ブリュレのシャンソン集 (ABCD182)。フィンランドの中世音楽ア
ンサンブル、オリファントの即興性豊かで色彩的な音楽作りは、聴衆と批評
家の両方を魅了してきました。第3作では、“愛” を主なテーマとする宗教
歌が歌われ、中世への新たな旅へ誘ってくれます。





<harmoniamundi>
HMC 901875 \2080
旅へのいざない-Invitation au voyage
ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌(全9曲)
G.マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)
ピッツェッティ:ペトラルカの3つのソネット(全3曲)
デュパルク:
旅への誘い/波と鐘/恍惚/フィディレ/ロズモーンドの館/溜め息
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
フリッツ・シュヴィングハンマー(Pf)
フィッシャー=ディースカウの後継者と目され、23歳でのデビュー以来その
名声をほしいままにしているヘンシェル。次なる新譜は、「旅への誘い」。
「旅」にまつわる歌曲を中心に集めた一枚です。白眉はやはりタイトルにも
なっているデュパルク。シュヴィングハンマーのピアノの前奏から心がぞわ
ぞわとさせられ、時にテノールをも思わせるヘンシェルの伸びやかな声、低
い部分の美声に、別世界へと連れて行かれそうになります。別世界とははた
して異国なのか、それとも死後の世界なのか・・・いろいろな「旅」を味わ
うことができる、深い内容です。この表現の深さでまだ40歳になるかならな
いか(1967年生まれ)の年齢とは、ヘンシェルの今後に目が離せません。
シュヴィングハンマーというこれまたドイチュ的系列の名リート・ピアニス
トを相手に迎え、文句なしの1枚です。

HMC 901879 \2080
R.シュトラウス:歌曲集
献呈op.10-1、なにも!op.10-2、夜op.10-3、誰がしたのか?op.10-6 
解き放たれてop.39-4、万霊節op.10-8、4つの歌op.27(憩え、わが心/ツェ
ツィーリエ/ひそやかな誘い/あすの朝)、懐かしい面影op.48-1 
私はお前を愛すop.37-2、5つの素朴な歌op.21(私の思いのすべて/あなた
は私の心の王冠/ああ恋人よ、私は別れねばならない/ああ悲しい、不幸な
る者よ/女たちは時にはつつましく)、たそがれの夢op.29-1 
夜の逍遥op.29-3 、策はすの花びらよりの6つの歌op.19(おとめよ、それが
なんの役にたつというのか/あなたの黒髪を私の頭に広げてください/美し
く、しかし冷たい空の星よ/二人の秘密をなぜ隠すのか/希望と失望/私の
心は沈黙し冷える)索私は恋を抱いてop.32-1 錯あこがれop.32-2 桜悪天
候op.69-5
ヨナス・カウフマン(T) 
ヘルムート・ドイチュ(Pf)
1993年にニュルンベルクのマイスタージンガーコンクールで見事優勝した
ナス・カウフマンは現在36歳。チューリヒ歌劇場でもひっぱりだこ、超人気
者の彼は、ケント・ナガノ指揮の「ヤコブのはしご」(HMC 801821)で「指
名されたもの」を熱唱、また、ノリントン指揮のベートーヴェンの第九
(93.088)のソロでも凛々しい美声を披露していました。タミーノやアルフ
レートなど、どちらかというとリリックテナーの王子タイプの役が多いで
が、リートを歌わせるとなんとも頼もしい声。リートを歌う時に必ずパート
ナーとなる巨匠ドイチュのピアノとあいまって、シュトラウスの歌曲の魅力
をじっくり味わわせてくれます。変幻自在、怪物的ともいえるその実力に脱
帽するばかりの名テナーの魅力を心ゆくまで堪能できます。

HMC 901915 2枚組 \4160
ブラームス:ピアノ・トリオ(全曲)
[CD1]
第1番op.8 ロ長調 
第2番op.87 ハ長調
[CD2]
第3番op.101 ハ短調
ピアノ四重奏曲第1番op.25 ト短調
トリオ・ワンダラー【ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャブディアン
(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(Pf)】、
クリストフ・ゴーゲ(Vla)
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で昨年、今年と来日し、聴衆を魅了しているト
リオ・ワンダラーの今度の新譜はブラームスです。プライヴェートではメン
バー一人一人がマイペースなグループですが、演奏となると背中がゾクゾク
するような息のぴったりあったアンサンブルを繰り広げてくれます。弦の二
人のしたたるような美音もさることながら、叙情と情熱に溢れるヴァンサン
・コック(写真中央)のピアノの素晴らしさは際立っており、アンサンブル
を見事に統率しています。ピアノ四重奏曲に加わったクリストフ・ゴーゲの
ヴィオラも、トリオ・ワンダラーの3人と巧みに絡み合い、ピアノ四重奏曲
も聴く者の琴線に触れる名演となっています。

HMC 905264 \2080
ベートーヴェン:
八重奏曲op.103変ホ長調、ロンディーノWoO.25変ホ長調、
七重奏曲op.20変ホ長調
アンフィオン管楽八重奏団
ベートーヴェンが若い頃にマクシミリアン選帝侯の食卓音楽のために書かれ
た「八重奏曲」。美しい旋律がふんだんにちりばめられ、作曲技法的にも実
に凝って作られており、一種の娯楽のための音楽としては超一級の作品です。
ハイドンは完全に宮仕えの音楽家、モーツァルトは宮仕えを経て自由の身と
なった音楽家、そしてベートーヴェンは自由の身となった音楽家、といった
表現がありますが、ベートーヴェンもごく若い初期の頃にはこういった貴族
の娯楽のための音楽も書いていました。アンフィオン管楽八重奏団はパン・
クラシックスレーベルからもいくつかリリースのある、ドイツ語圏のメンバ
ーを中心とする活発なグループ。ガーディナー、クリスティ、レオンハルト
ら数多くの指揮者のもとでもアンサンブルとして活動しています。

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06-06 No.23

2006年06月27日 11時40分36秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDS-3593822
ラトル/惑星
ホルスト: 惑星 作品32
マシューズ: 冥王星、再生する者
(CD2はENHANCED DISC)
CD2
サーリアホ:小惑星4179-トゥータティス
ピンチャー:オシリスに向かって
ターネイジ:セレス
ディーン:コマロフの墜落
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン放送合唱団
サイモン・ラトル指揮
(2006年3月16-18日、ベルリン・フィルハーモニーでのコンサート・ライヴ)
21世紀の「惑星」、新鮮なオーケストラ・サウンドに磨きをかけた渾身の快演。
20世紀イギリスが生んだ代表的名曲「惑星」は日本でも大人気曲で、さらに
「ジュピター」のヒットで認知度を高めている作品ですが、ラトル、ベルリン
・フィルの絶好調コンビによる最新録音は大ベスト・セラーを期待できる仕上
がりです。現地ベルリンでのコンサート評判はもちろん大成功を修めています。
さらに「冥王星」(メジャー・レーベル初録音)とベルリン・フィルの委嘱作
4曲の世界初演、初録音はラトルならではの意欲的な取り組みです。ライナー
・ノートは曲目解説に加え、ラトルの序文と委嘱作の4作曲家自身のコメント
も掲載されます。エンハンストの映像部分は詳細不明ですがリハーサルやアー
ティスト達のコメントが予定されています。

CZSW-3653002 10枚組 \6500
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
CD1
交響曲第1番へ短調Op.10 w/ベルリン・フィル
交響曲第15番イ長調Op.141 w/ロンドン・フィル
CD2
交響曲第2番Op.14「10月革命に捧ぐ」
交響曲第12番Op.112「1917年」
CD3
交響曲第3番「メーデー」
交響曲第14番Op.135「死者の歌」
CD4
交響曲第4番Op.43 w/以上バイエルン放響
映画音楽「馬あぶ」からの組曲Op.97a(ロマンス、定期市)w/ロンドン・フィル
CD5
交響曲第5番二短調Op.47 w/ウィーン・フィル
交響曲第6番ロ短調Op.54 w/オスロ・フィル
CD6
交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」 
w/サンクト・ペテルスブルグ・フィル
CD7
交響曲第8番ハ短調Op.65(ライヴ録音)
マリス・ヤンソンス・イン・リハーサル w/以上ピッツバーグSO
CD8
交響曲第9番変ホ長調Op.70 w/オスロ・フィル
交響曲第10番ホ短調Op.93
CD9
交響曲第11番ト短調Op.103「1905年」
ジャズ組曲第1番
ワルツ2-ジャズ組曲第2番より
タヒチ・トロット(Tea for Two)Op.16 w/以上フィラデルフィアO.
CD10
交響曲第13番変ロ短調Op.113 w/バイエルン放響
マリス・ヤンソンス指揮
生誕100年で完結したヤンソンスの集大成
約18年の歳月を費やし親しい関係の世界的8大オーケストラを指揮して完成した
交響曲全集を収めたボックス。父アルヴィドが、6曲の初演指揮したムラヴィン
スキーをアシストし彼自身も72年からレニングラード・フィルでムラヴィンス
キーのアシストを勤めたヤンソンス。「作曲者と同じ環境に暮らす人だけがそ
の音楽が語るものを直接的に理解し感じることができる」と語るヤンソンスの
注目の全曲録音です。
72Pブックレット、クリスマス・バジェット・ボックスと同仕様予定。

CZS-3656452 6枚組 \3150
BEST CLASSICS 100 VOL.2(International Version)
ビゼー:「カルメン」第1幕への前奏曲/小澤指揮
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番-第3楽章/マリナー指揮
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク-第2楽章/マリナー指揮
シャルパンティエ:テ・デウム-ファンファーレ/アンドレ(トランペット)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲-第2楽章/マイヤー(クラリネット)
バーンスタイン:「キャンディード」序曲/リットン指揮 他全100曲
大ベスト・セラーの海外版(国内盤とは23曲異同があります)

CZS-3681372 2枚組 \1980
「モーツァルト・ヴォイセズ」
「フィガロの結婚」~愛の神よ、安らぎを与えたまえ/ゲオルギュー(ソプラノ)
「魔笛」~復讐の心は地獄のように/デセイ(ソプラノ)他全39曲
モーツァルトの声の名曲を集めた豪華2CD

●MID-PRICE OPERA
CMS-3586812 3枚組 \3950
ヘンデル:「アルチーナ」
オージェ、D.ジョーンズ、クールマン、ハーリィ、クウェラ、デイヴィース
トムリンソン、オペラ・ステイジ合唱団
シティ・オブ・ロンドン・バロック・シンフォニア
ヒコックス指揮
36Pブックレット

CMS-3586312 3枚組 \3950
ヴェルディ:「ドン・カルロ」
パヴァロッティ、レミー、デッシ、コーニ、ディンティノ、アニシモフ
ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団
ムーティ指揮

CMS-3587152 4枚組 \5280
ワーグナー:「ジークフリート」
イェルザレム、マルトン、モリス、ハーゲ、アダム、リドル、ラッペ、
テ・カナワ
バイエルン放送交響楽団
ハイティンク指揮

CMS-3587242 4枚組 \5280
ワーグナー:「神々のたそがれ」
マルトン、イェルザレム、アダム、リポヴシェク、ハンプソン、
ブントシュー、トムリンソン、
バイエルン放送合唱団、交響楽団
ハイティンク指揮

CMS-3586622 2枚組 \2650
ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」
カラス、ロッシ=レメーニ、ゲッダ、スタービレ、
ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団
ガヴァッツェーニ指揮

VMD-3586942 2枚組 \2650
プロコフィエフ:「3つのオレンジの恋」
バキエ、ヴィアラ、ゴーティエ、ドゥボス、バスタン、
リヨン・オペラ合唱団、管弦楽団
ナガノ指揮

CMS-3586022 2枚組 \2650
モーツァルト:「フィガロの結婚」
タッデイ、シュヴァルツコップ、モッフォ、コッソット、ヴェヒター
フィルハーモニア合唱団、管弦楽団
ジュリーニ指揮

CMS-3586132 3枚組 \3950
オッフェンバック:「ホフマン物語」
シコフ、マレイ、ノーマン、プロウライト、セッラ
ブリッセル・モネ王立劇場国立オペラ合唱団、交響楽団
カンブルラン指揮

CMS-3586882 2枚組 \2650
シャプリエ:「エトワール」
アリオ=ルガス、ゴーティエ、バキエ、ラファネル、ダモント、ル・ルー、
ダヴィド
リヨン・オペラ管弦楽団、合唱団
ガーディナー指揮

CMS-3586702 2枚組 \2650
ヴェルディ:「オテロ」
ドミンゴ、リッチャレッリ、ディアス、
ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団
マゼール指揮


<EMI HONG KONG>
CDC-3687362 \2080
「愛のロマンス」
カヴァティーナ、エル・コリブリ、コンドルは飛んでゆく、アストゥリアス、
愛のロマンス、アルハンブラの思い出、サパテアード、ミッシェル、
ラ・クンパルシータ、サクラ、アイ・ビリーヴ、アナク 他全17曲
スーフェイ・ヤン(ギター)
北京生まれの新進女流ギタリスト デビュー
7歳からギターに親しみ、中国国際ギター・フェスでデビュー注目を集める。
1995年彼女の演奏を聴いたジョン・ウィリアムスが自らのSmallmanギターを
与えたという逸材。

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06-06 No.22

2006年06月25日 11時24分59秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67550 \2080
SACDA 67550(SACD-Hybrid) \2850
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83/4つのピアノ小品Op.119
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
これまでのアムランの録音を辿ってみると今回のブラームスは意外という印象
を受けなくも無いが、類稀なる音楽性と世界を驚愕させるテクニックを兼ね備
えたアムランにとって、超絶技巧と研ぎ澄まされた音楽性を必要とするこの作
品こそ最も相応しい選曲と言えるのではないだろうか!
伴奏にはスティーヴン・ハフとのラフマニノフのピアノ協奏曲全集
(CDA 67501)で高性能オーケストラとしての実力を如何なく発揮するなど、
素晴らしい演奏を聴かせてくれたリットン&ダラス交響楽団のコンビを起用す
るなど万全の体制。
冒頭のホルン・ソロからアムラン・ワールドに引き込まれていくことは想像に
難くない。しかもブラームスのピアノ協奏曲第2番は今年9月に来日予定となっ
ているアムランの公演予定曲目なのである!

CDA 67577 \2080
オルガン・ファイヤーワークスXI ――
アーロン・コープランド(1900-1990):パラブル
エドウィン・ルメア(1865-1934):モダンなマーチOp.2
L・ヤナーチェク:オルガン・ソロ
ジャン・ラングレ(1907-1991):リパブリック賛歌
ジョン・ベーンケ(1953-):Go tell it on the mountain
デイヴィット・ジャーマン(1954-):
フェスティヴ・トランペット・チューン
マティアス・ナーゲル(1958-):Danke-Swingfuglein
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):Grand Choeur Dialogue
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):コラールとフーガ
モンス・レイドヴィン・タクレ(1942-):Festmusikk
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):Marche Americaine Op.31
イアン・ファリントン(1977-):ファスト・ダンス
ハンス=マルティン・キーファー(1956-):ブルース・コラール
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):英雄的ソナタOp.94
クリストファー・ヘリック(オルガン)
これまでにリリースされているオルガン・ファイヤーワークスの演奏全てに参
加するなどオルガンのヴィルトゥオーソとして名高いクリストファー・ヘリッ
ク。カナダのユージン・マクダァモット・ コンサートホールに設置されてい
る巨大なオルガンを使用して行われたレコーディングである。




<Helios>
CDH 55224 \1200
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):ピアノ独奏曲全集第4巻 ――
前奏曲と2つのマズルカOp.25/舟歌/2つの即興曲Op.54/牧歌嬰ヘ長調Op.103
/勝利の行進曲Op.40/ヴォルガの舟歌Op.97/宗教的旋法でOp.38/パ・ド・
カラクテールOp.68/ピアノ・ソナタ第2番ホ短調Op.75
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
ロシア5人組の流れを引き継ぐ名作曲家のピアノ作品を網羅した貴重なシリー
ズ第4弾!CDA 66866からの移行再発売。

CDH 55256 \1200
トーマス・リンリー(1756-1778):カンタータと劇場音楽 ――
嵐の音楽/ドゥエンナへの序曲/向こうの林の中で/Ye nymphs of Albion's
beauty-blooming isle/ダースラ
ジュリア・グッディング(ソプラノ)、ポール・グッドウィン(オーボエ)、
ポール・ニコルソン(指揮)、パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
惜しくも若くして世を去ったイギリスの天才作曲家による美しき音楽の数々。
CDA 66767からの移行再発売。





<COE Records(新規契約)>
ヨーロッパ室内管弦楽団の自主制作「COE Records」の取り扱いを開始!
今年2006年でヨーロッパ室内管弦楽団が創立25周年を迎えるにあたって、1980
年代にレコーディングが行われた名演奏の数々の復刻が実現!
オーボエのダグラス・ボイド、フルートのティエリー・フィッシャー、クラリ
ネットのリチャード・ホスフォード、ホルンのジョナサン・ウィリアムズなど、
世界に名立たる名手たちの至芸を存分に堪能することの出来るシリーズ。
なおすべてのタイトルにヨーロッパ室内管弦楽団のチェアマン、ピーター・
リードマンによるオーケストラの歴史やデータなどが掲載されいる点も嬉しい
ポイント。

CDCOE 808 \1150
W・A・モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314
R・シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
ダグラス・ボイド(オーボエ)、
パーヴォ・ベルグルント(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
オーボエ協奏曲の筆頭格である2大作品でソリストを務めるのは、現在指揮活
動も活発に行っているダグラス・ボイド。タクトを執るのはヨーロッパ室内管
と多くの名演を残してきたフィンランドの巨匠パーヴォ・ベルグルントという
強力タッグ!

CDCOE 801 \1150
A・ドヴォルザーク:
弦楽のためのセレナード ホ長調Op.22
管楽のためのセレナード ニ短調Op.44
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ヴァイオリニスト、指揮者として名を馳せたアレグザンダー・シュナイダーと
の録音が一挙7タイトルのリリース。P 1984/C 2006

CDCOE 802 \1150
W・A・モーツァルト:
セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》/同第11番変ホ長調K.375
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
ヨーロッパ室内管弦楽団の木管奏者たち
オーボエのボイド、クラリネットのホスフォード、ファゴットのオニール、
ホルンのウィリアムズら8人の名奏者たちが大活躍。P 1986/C 2006

CDCOE 803 \1150
W・A・モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.297b
J・S・バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調
A・ヴィヴァルディ:協奏曲ハ短調
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
モーツァルトの「協奏交響曲変ホ長調K.297b」でもダグラス・ボイドら4人の
ソリストがその実力を存分に発揮。セント・ジョンズ・スミス・スクエアでの
ライヴ録音。P 1984/C 2006

CDCOE 804 \1150
W・A・モーツァルト:
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
ヨーロッパ室内管弦楽団の木管奏者たち
モーツァルトの名作でのパフォーマンスは、録音から時が経った現在でも色褪
せずに輝きを放っている。C 2006

CDCOE 805 \1150
W・A・モーツァルト:
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412/同第4番変ホ長調K.495/
同第2番変ホ長調K.417/同第3番変ホ長調K.447
ジョナサン・ウィリアムズ(ホルン)、
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
現在も主席奏者として在籍中のジョナサン・ウィリアムズがソリストを務める
圧巻のモーツァルト・アルバム。P 1986/C 2006

CDCOE 806 \1150
W・A・モーツァルト:
交響曲第38番ニ長調K.504《プラハ》/同第39番変ホ長調K.543
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ヨーロッパのみならず世界屈指と謳われる室内管弦楽団の実力を確認するに打
って付けのカップリング。P 1986/C 2006

CDCOE 807 \1150
L・V・ベートーヴェン:
六重奏曲変ホ長調Op.71/五重奏曲変ホ長調H.19/ロンディーノ 変ホ長調
/八重奏曲変ホ長調Op.103
ヨーロッパ室内管弦楽団の木管奏者たち
管楽器アンサンブルのレパートリーにおいて、重要作品として重宝されている
ベートーヴェンの作品を抜群の演奏で。P 1986/C 2006





<Resonance>
旧譜再案内
RSB 501 5枚組 \4050
W・A・モーツァルト:後期交響曲集
交響曲第25番-交響曲第41番
ジェーン・グローヴァー(指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
1990年と98年に録音が行われたグローヴァーの指揮によるモーツァルトの名盤
をご好評に付き再度ご案内いたします。通常演奏されない第37番ト長調(ミ
ヒャエル・ハイドン作/序奏のみモーツァルトの作)が全曲収録されており
資料としても貴重なセット!





<Guild>
GMCD 7306 \2180
フリッツ・ブルン(1878-1959):
交響曲第9番ヘ長調/交響詩《Aus dem Buch Hiob》
アドリアーノ(指揮)、モスクワ交響楽団
20世紀スイスに活躍し、「スイスのシベリウス」とも呼ばれたフリッツ・ブル
ン。1950年7月28日に完成した「交響曲第9番」は5楽章形式のロマン派的な曲
想を持った作品である。
スイスの指揮者、作曲家であるアドリアーノとモスクワ交響楽団のコンビは、
「Sterling」レーベルにも多くの録音を残すなど名物コンビとしてファンの間
で知られる存在。ちなみに「Sterling」からは同コンビの演奏でブルンの「交
響曲第3番」(CDS 1059-2)の録音がリリースされている。

GMCD 7303 \2180
20世紀スイスの弦楽四重奏曲集 ――
ハンス・ショイブレ(1906-1988):弦楽四重奏曲Op.19
マインラート・シュッター(1910-2006):弦楽四重奏曲
エーリッヒ・シュミット(1907-2000):弦楽四重奏曲
カサル・クヮルテット・チューリッヒ
カサル・クヮルテット・チューリッヒはアルバン・ベルク四重奏団の指導を受
けるなど、ドイツ語圏の若手弦楽四重奏団として1995年より活動を続けている。

GMCD 7305 \2180
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番Op.42-1/同第6番Op.42-2
コリン・ウォルシュ(オルガン)
オルガン作品の録音に積極的なGuildによるウィドールのオルガン交響曲集。
イギリスのオルガン奏者ウォルシュのリンカーン大聖堂のオルガンによる演奏
を収録。





<APR>
APR 5561 \1750
フィオレンティーノ・エディションVol.7 ――
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664/4つの即興曲集D899/
ピアノ・ソナタ第4番イ短調D537
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)
イタリア、ナポリ生まれの名ピアニストとして知られるセルジオ・フィオレン
ティーノ(1927-1998)がAPRに残したシリーズの第7集。1996年&1997年の
録音。

APR 5527 \1750
リヒャルト・シュトラス・コンダクツ・リヒャルト・シュトラウス ――
R・シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》Op.35/交響詩《ティル・オイレ
ンシュピーゲルの愉快な悪戯》Op.28/交響詩《マクベス》Op.23
カール・ヘッセ(チェロ)、ゲオルク・ザイフェルト(ヴィオラ)、
リヒャルト・シュトラウス(指揮)、ドレスデン・シュターツカペレ
1936年の11月と12月に放送用音源として収録されたリヒャルト・シュトラウス
自身の指揮によるライヴ録音。

APR 5612 \1750
コール・デ・フロート・コレクション第2巻 ――
R・シューマン:蝶々Op.2(録音:1942年)
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》(録音:1937年)、
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》(録音:1942年)
コール・デ・フロート(ピアノ)、
ヴィレム・メンゲルベルク(指揮)、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団

APR 5644 \1750
ジャック・ティボー・イン・コンサート ――
E・ラロ:スペイン交響曲Op.21(録音:1953年)
C・サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.20、序奏とロンド・カプリツィオーソOp.28
(録音:1953年)
E・ショーソン:詩曲(録音:1941年)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)、
ジャン・マルティノン(指揮)、放送交響楽団、
アルチェオ・ガリエラ(指揮)、ヘッセン放送管弦楽団、
エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団

CDAPR 7027 2枚組 \3500
エゴン・ペトリ録音集第3巻1929-1942年 ――
F・シューベルト(タウジヒ編):アンダンテと変奏
F・ショパン:24の前奏曲集Op.28
C・フランク:前奏曲、コラールとフーガ
C・グルック(ズガンバーティ編):メロディー
J・S・バッハ(ペトリ編):メヌエット
J・S・バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲集
F・ブゾーニ:J・S・バッハによる幻想曲
W・A・モーツァルト(ブゾーニ編):セレナーデ/、他
エゴン・ペトリ(ピアノ)




<Opera D'oro>
OPD 1445 2枚組 \1600
R・ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》(録音:1959年)
ジョージ・ロンドン(バス)、レオニー・リザネック(ソプラノ)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、他

OPD 1446 2枚組 \1600
A・ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》(録音:1976年11月4日)

テレサ・ストラータス(ソプラノ)、イヴォ・ジーデク(テノール)、
ボフミル・グレゴル(指揮)、
オランダ歌劇場合唱団&ブロードキャスト・オーケストラ、他

OPD 1447 2枚組 \1600
G・ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》(録音:1955年9月29日)
マリア・カラス(ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファーノ(テノール)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリンRIAS交響楽団、スカラ座合唱団、他

OPD 1448 \800
P・マスカーニ:
歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》(録音:1963年12月7日)
フランコ・コレッリ(テノール)、
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
スカラ座交響楽団&合唱団、他

OPD 1449 2枚組 \1600
G・プッチーニ:歌劇《エドガール》(録音:1971年10月12日)
ヴェリアーノ・ルケッティ(テノール)、
ミエッタ・シーゲレ(ソプラノ)、
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)、
トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他

OPD 1450 2枚組 \1600
ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):
歌劇《サッフォ》(録音:1967年4月7日)
レイラ・ジェンチェル(ソプラノ)、ティト・デル・ビアンコ(テノール)、
フランコ・カプアナ(指揮)、
サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1451 2枚組 \1600
O・レスピーギ:歌劇《炎》(録音:1955年8月7日)
マラ・コレヴァ(ソプラノ)、アンナ・モッフォ(ソプラノ)、
フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD 1452 3枚組 \2400
W・A・モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(録音:1962年2月19日)
チェーザレ・シエピ(バス)、ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)、
ゲオルク・ショルティ(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1453 2枚組 \1600
G・プッチーニ:歌劇《つばめ》(録音:1971年2月2日)
ジャネット・ピロー(ソプラノ)、アルド・ボッティオン(テノール)、
フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ(指揮)、
ボローニャ市立劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1454 2枚組 \1600
R・ワーグナー:
歌劇《恋愛禁制、またはパレルモの修道女》(録音:1962年)
ヒルデ・ツァデク(ソプラノ)、アントン・デルモータ(テノール)、
ロベルト・ヘイガー(指揮)、オーストリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD 1455 2枚組 \1600
G・ロッシーニ:歌劇《ゼルミーラ》(録音:1965年4月10日)
ヴィルジニア・ゼアーニ(ソプラノ)、ニコラ・タッガー(テノール)、
カルロ・フランチ(指揮)、サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1456 2枚組 \1600
A・カタラーニ:歌劇《ワリー》(録音:1972年10月9日)
マグダ・オリヴェロ(ソプラノ)、ニコラ・ザッカリア(バス)、
フェルッチョ・スカーリャ(指揮)、
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団&合唱団、他

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06-06 No.21-1

2006年06月23日 17時42分37秒 | Weblog
<BIS>
BIS SA 1418(SACD-Hybrid) \2250
チャイコフスキー:
交響曲第2番ハ短調「小ロシア」Op.17(改訂版)
序曲ヘ長調(改訂版)
デンマーク国歌による祝典序曲 Op.15
序曲「嵐」Op.76
ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリSO
ヤルヴィのチャイコフスキー交響曲全集の第4弾。チャイコフスキーの作品中
でもポピュラーでない(いわゆるゴ○作品)が集められていますが、これだけ
丁寧な仕上げで録音も良いと曲の魅力をたくさん発見でき、認識を新たにする
こと間違いなしの一枚と申せましょう。

BIS SA 1529(SACD-Hybrid) \2250
モーツァルト:オペラ&コンサート・アリア
すでにやさしき春は微笑み K.580 
どうしてあなたが忘れられましょう K.505 
わが感謝をうけたまえ K.383 
あなたから遠く離れて-「ポントの王ミトリダーテ」より 
喜びに躍りて-「フィガロの結婚」より 
愛の歓びよ早く来い-「フィガロの結婚」より 
岩のように動かず-「コシ・ファン・トゥッテ」より 
おやすみなさい安らかに-「ツァイーデ」より 
踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ K.165
ミア・パーション(Sop)、エフゲニー・スドビン(Pf)、
セバスティアン・ヴィーグル(指)スウェーデン室内管
バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ録音にも参加し、評価の高いスウェ
ーデンの新進ソプラノ、ミア・パーションが期待のモーツァルトに挑戦。「踊
れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」をはじめとする選曲も魅力的。パーションの透明
な声質はモーツァルトにぴったり。心洗われるひとときです。

BIS SA 1472(SACD-Hybrid) \2250
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.3
第4番変ホ長調 Op.7 
第5番ハ短調 Op.10の1 
第6番ヘ長調 Op.10の2 
第7番ニ長調 Op.10の3
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
評判の高いブラウティハムのベートーヴェン・シリーズ第3弾。フォルテピア
ノならではの滋味と、ブラウティハムならではの颯爽とした音楽が絶妙にブレ
ンドされています。

BIS 1462 \2080
レーラ・アウエルバッハ:
24の前奏曲 Op.41(1999)
10の夢 Op.45(1999)
コラール、フーガと後奏曲 Op.31(1994/2003)
レーラ・アウエルバッハ(Pf)
弊社「たまゆらレーベル」の重要アーチストでもある天才レーラ・アウエルバ
ッハの自作自演集。彼女のピアノの巧さはアルバム「トルストイのワルツ」で
も実証済みですが、ここでも変幻自在なピアニズムを披露しています。ショス
タコーヴィチやシュニトケを思わせる旧ソ連的作風で、メロディにも事欠きま
せん。「10の夢」はBIS社長ロベルト・フォン・バールに献呈されています。

BIS 1476 \2080
シベリウス:弦楽四重奏曲1888/9
モデラートとアレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 JS131 
アレグロ ホ短調 JS28 
アレグレット イ短調 JS17 
ピウ・レント ヘ長調 JS149 
アダージョ ヘ短調 JS14 
アレグレット 変ロ長調 
マルティン・ヴェゲリウスのためのフーガ JS85 
弦楽四重奏曲イ短調 JS183
テンペラSQ
ヘルシンキ音楽院で修行中のシベリウスが試作した弦楽四重奏曲集。もちろん
世界初録音で、シベリウスの全作品を断片まで録音しようというBISならではの
企画です。中には美しいメロディもあり、ファン必携のアルバムです。

BIS 1535 \2080
アッティリオ・アリオスティ:
練習曲第1番変ホ長調 
同第2番イ長調 
同第3番ホ短調 
同第4番ヘ長調 
同第5番ホ短調 
ソナタ第6番ニ長調 
同第7番ニ長調
トーマス・ゲオルギ(ヴィオラ・ダモーレ)、
ルーカス・ハリス(テオルボ、アーチリュート、バロックギター)、
ジョエル・モートン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イタリア・バロックの作曲家アッティリオ・アリオスティ(1666-1729)は今日
ヴィオラ・ダモーレ作曲家としての感が強いものの、生前はヘンデルと名声を
競うほどで、その独特な叙情性は絶大な人気を誇ったといわれます。このアル
バムに収められた曲は、彼の弟子の作曲家ルーマンが写譜してスウェーデンに
持ち帰った楽譜によります。

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06-06 No.21-2

2006年06月23日 17時42分08秒 | Weblog
<harmoniamundi france>
HMX 2901247 2枚組 \2080
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ
先日6月8日、東京芸術劇場であらためてその合唱の美しさで我々を驚かせたヘ
レヴェッヘのモンテヴェルディが復活。ヘレヴェッヘによるモンテヴェルディ
の「聖母マリアの夕べの祈り」は一味違う演奏です。ともすると快活すぎる演
奏になりがちな冒頭から、この世のものとは思えない美麗さ。音楽史上、また
キリスト教にとっても重要な作品をこの上なく美しく仕上げています。

HMX 2907372 2枚組 \2080
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV 1006-1012(全6曲)(リコーダー版)
マリオン・フェアブリュッヘン(リコーダー)
フェアブリュッヘンのリコーダーによる、卓越した技術、息遣いと音楽性によ
り、無伴奏チェロ組曲があらたな魅力をもって聴くものの前に提示されます。
チェロで弾いても高度なテクニックが要求される名曲を、リコーダーのために
編曲して吹くというだけでもこわいもの知らずの感がありますが、フェアブ
リュッヘンの演奏はむずかしさなどを一切感じさせないものとなっており、心
にのこる名盤です。

HMX 2907354 2枚組 \2080
【CD1】
ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ集 RV 53, 58, 59, 81& 779
【CD2】
テレマン:
忠実な音楽の師、音楽の練習、音楽による礼拝、小室内楽組曲他からの抜粋
【CD1】
ポール・グッドウィン(Ob)、ゲイル・ヘネシー(バロックOb)、
ジョン・ハロウェイ(バロックVn)、コリン・ローソン(シャルマイ)、
ナイジェル・ノース(Lute)
【CD2】
ポール・グッドウィン(バロックOb)、ナイジェル・ノース(テオルボ)、
スーザン・シェパード(バロックVc)、ジョン・トール(Cemb)、
ライデン・グラハム(バロックVc)
ヴィヴァルディのオーボエ・ソナタは100以上あるといわれますが、その真価
を始めに世に認めさせたグッドウィンの演奏も復活します。テクニック的にも、
音楽的にも極めてハイクオリティの演奏はいつ聴いても色褪せることない名演
です。器楽で綴る祈りの音楽である「音楽の礼拝」も貴重な名演奏の一つです。

HMX 2907374 2枚組 \2080
ヘンデル:オラトリオ「マカベアのユダ」
ユダ/ギ・ド・メイ(T)、イスラエルの女/リサ・サッファー(S)、
イスラエルの男/パトリシア・スペンス(Ms)、
司祭シモン/デヴィット・トーマス(Bs)、
使者/ブライアン・アサワ(C-T)、
ユーポレムス/ルロイ・クロム(バス・バリトン)
カリフォルニア州立大学室内合唱団
ニコラス・マギーガン(指)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
2枚目のトラック14、表彰式の曲として定番の「見よ、勇者は帰る」の合唱と
管弦楽も極めて快活、マギーガンのヘンデルが再登場です。10年以上前の発売
当初、ヘンデルの作品群はまさに再発見され始めた頃でした。通常知られる
1716年版に、ヘンデルが様々な機会に書き下ろした異稿もすべて収録。1992年
の「東京の夏音楽祭」で来日してその歌唱力と演技力が話題となったギ・ド
・メイが主役というのもあって、発売当初話題となった名盤も、廃盤となっ
て多くの人々に惜しまれたものでした。ムンディの名録音とあいまって、10年
以上たった録音ですが極めて心に染み入る美音です。

HMX 2901933 2枚組 \2080
ボッケリーニ:
【CD1】
スターバト・マーテル(1781年初版)
弦楽五重奏曲ハ短調作品31-4G.328
【CD2】
交響曲「悪魔の家」Op.12-4 
同イ長調Op.35-3 
同ニ長調G.490 
同ヘ長調Op.35-4
アニュス・メロン(Sp)、バンキーニ(Vn)、アンサンブル415
ボッケリーニ入門盤として、そして最終奥義的な盤としても自信をもってお勧
めできる名盤が復活します。アンサンブル415の4,3,2,2,1の編成は発売当時人
々に衝撃を与えたものでした。今聴いても実に軽快、気分爽快です。メロンの
スターバト・マーテルも感涙。

HMX 2907376 2枚組 \2080
ジョスカン・デ・プレ:幸福な聖処女のミサ
ラッスス:マタイ受難曲
ポール・ヒリアー(指&Br)シアター・オブ・ヴォイシズ
ポール・エリオット(T)
ラッススのマタイ受難曲の貴重な録音も復活します。ポール・エリオットのテ
ノールの美声も懐かいというもの。音楽史上重要な作曲家によるポリフォニー
作品をいま一度聴きなおしてみるのもよいものです。

HMX 2907378 2枚組 \2080
カンティガ集
ディスタント・ラブ(原盤HMU 907203)
ポルトガル宮廷のカンティガ(原盤HMU 907129)
ポール・ヒリアー(声)、シアター・オブ・ヴォイシズ
アンドリュー・ローレンス・キング(Hrp)
マルグリット・ティンデマン他
ヒリアーの夢幻的な声とローレンス・キングのハープの典雅な音色のコンビネ
ーションが印象的な「ディスタント・ラブ」。遠く中世の騎士達の様々な恋路
が歌われます。2枚目の「ポルトガル宮廷のカンティガ」は、様々な楽器の音
色もたのしめるもので、ポルトガルの宮廷でどのような音楽が演奏されていた
かが再現されます。

HMX 2901509 2枚組 \2080
ドヴォルザーク:室内楽作品集
【CD1】
弦楽四重奏曲第9番op.34ニ短調 
ピアノ五重奏曲イ長調op.81
【CD2】
弦楽五重奏曲op.97変ホ長調 
弦楽四重奏曲op.96ヘ長調「アメリカ」
メロス弦楽四重奏団、カール・エンゲル(Pf)、ジェラール・コセ(Vla)
その重厚な音と一糸の乱れもないアンサンブルで定評のある、名人集団メロス
弦楽四重奏団のドヴォルザークも復活です。五重奏ではゲストにコセを迎え、
また、ピアノ五重奏ではスイス生まれのカール・エンゲルを迎えています。
ゲストの彼らもそれぞれの曲で魅力を放ち、彩り豊かなドヴォルザーク室内楽
に仕上がっています。




<Good International>
MONOPOLY 2087 \1880
ヴォカリーズ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ 
J.シュトラウス:侯爵様、あなたのようなお方は-「こうもり」より 
ロッシーニ:今の歌声は-「セビーリャの理髪師」より 
ヴェルディ:慕わしい人の名は-「リゴレット」より 
グノー:私は夢に生きたい-「ロメオとジュリエット」より 
ガーシュウィン:サマータイム-「ポーギーとベス」より 
モーツァルト:そよかぜに-「フィガロの結婚」より 
レオンカヴァッロ:朝の歌 
フロトー:夏の名残のバラ-「マルタ」より 
トスティ:セレナータ 
メリハール:千人の天使たちの歌声-「忘れな草」より 
フォスター:夢見る人 
グノー:アヴェ・マリア 
カッチーニ:アヴェ・マリア 
フロトー:夏の名残のバラ
オ・ウンギョン(Sop)
チェ・スンヨン(指)ウクライナ国立交響楽団
録音:2006年2月
ジャケット写真に気をとられながら聴き始めてみると、まさに玉を転がすよう
な声の美しさにみるみる惹きつけられてしまいます。オ・ウンギョンはミミや
ヴィオレッタ、ドンナ・アンナなどの役をはまり役としている韓流ソプラノで
す。この珠玉の名メロディを集めたアルバムでは彼女の美しい声の魅力を心ゆ
くまで味わいつくせます。それにしてもジャケ写はジウ姫以外の何者でもない。
韓流コーナーにも置いてください。

GI 2056 \1880
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(シトコヴェツキー編)
シュトゥットガルト室内管弦楽団 録音:2000年1月
カイザーリンク伯爵の不眠症を治す音楽療法-のために書かれたクラヴィーアの
ための有名な作品を弦楽合奏で演奏したら効果はさらにアップするのでしょう
か-出だしからしてあのグールドの有名な録音を彷彿させるゆったりテンポで
確かに期待が持てそうです。ところが聴き進めていくと変奏に合わせて編成を
変えるなど才人シトコヴェツキーの腕は冴え渡り、とてもぼんやりと聴いてな
どいられません!「聴く睡眠薬」としてはおすすめできませんが、音楽の喜び
を実感させてくれる素晴らしい演奏です。

GI 3026 2枚組 \3760
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(シトコヴェツキー編+ジャズによる変奏)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
カルマン・オラー(P) ミニ・シュルツ(Cb)
上でお知らせした弦楽合奏版ゴルトベルクのアルバムに、さらにジャズスタイ
ルの変奏曲10曲を挿入したのがこのアルバムです。ジャズといってもこの曲の
静謐な雰囲気と調和したもので違和感なくちりばめられています。でもますま
す「聴く睡眠薬」から遠ざかってしまったかもしれませんね。

MONOPOLY 2084 2枚組 \3760
J.S.バッハ:6つの無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全6曲)
ホン・ソンウン(Vc)
録音:2003年9月
韓国を代表する女流チェリストによるバッハは一味違う名演奏。一流韓国アー
ティストのいわばお約束であるジュリアードでの学習を終えた後は、ウィーン
でアンドレ・ナヴァラに師事するなど一派に偏しない奏法を体得しています。
ここではやや早めのテンポを採りながらも作品のこくを損なわない絶妙の演奏
を披露しています。ドイツ的晦渋とは対照的な地中海の明晰とたとえたらよい
でしょうか。爽やかで味のある演奏がとてもチャーミング!

MONOPOLY 2086 \1880
シャル・ウィー・ダンス-ロマンティック・ダンス/チョ・ジヒョン
ショパン:
ワルツ 変ニ長調op.64-1「子犬のワルツ」 
ワルツ 嬰ハ短調op.64-2 
ワルツ 変イ長調op.69-1「告別」 
ワルツ ヘ長調op.34-3「華麗なるワルツ」 
マズルカ ト短調op.24-1 
マズルカ ハ長調op.24-2 
マズルカ 変ロ短調op.24-4 
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調op.22
ブラームス:
ワルツ ロ長調op.39-1 
ワルツ 変ロ長調op.39-2 
ワルツ 嬰ト短調op.39-3 
ワルツ ホ短調op.39-4 
ワルツ ニ短調op.39-9 
ワルツ ト長調op.39-10 
ワルツ ロ短調op.39-11 
ワルツ イ長調op.39-15 
ワルツ 嬰ハ短調op.39-16
リスト:歌劇「ファウスト」のワルツ
チョ・ジヒョン(P)  録音:2006年1月
1990年代中ごろからアメリカと韓国を中心に活発な演奏活動を行ってきたチョ
・ジヒョンのロマンティックな作品を集めたCDです。ジュリアード音楽院では
オクサナ・ヤブロンスカヤ門下として研鑽を重ねています。ショパン、ブラー
ムス、リストと同じロマン派とはいえ大きく個性が異なる3人の作曲家の作品
を卓越したテクニックで緻密に描き分けています。特にブラームスでは作曲家
への熱い共感によって知・情・意のバランスが絶妙な好演となっています。

MONOPOLY 2085 \1880
ショパン:24の前奏曲
イム・ミジュン(P)
録音:2003年11月
テンポの設定、フレージングなど、どの要素をとっても完璧と呼びたいショパ
ンです。イム・ミジュンは教育者としても著名な存在ですが、ジュリアードで
学び90年代以降ニューヨーク、ワシントンなどのリサイタルで絶賛を博してき
ました。粒立ちの良い美しい音と歌心が遺憾なく発揮された聴き応えあるアル
バムです。

MONOPOLY 2081 \1880
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調op.19 
ブラチョフ:明るく輝け、わが星よ 
シャシーナ:独り寂しい道を過ぎ 
ロシア古謡:私はあなたに会った 
グリンカ:疑い 
チャイコフスキー:騒がしい舞踏会の中で 
チャイコフスキー:ただあこがれを知る者だけが 
クス:アムール河の波 
セルメチェフ:私はあなたを愛した
パク・ギョンスク(Vc) ニーナ・コーガン(P)
録音:2003年1月
ラフマニノフのソナタに加え、美しいロシア歌曲8曲をチェロで演奏したアル
バムです。ニーナ・コーガンによるこの編曲はロシア歌曲ならではの憂い、
憧れといった感情をチェロで表現したもので、パク・ギョンスクの美しいチェ
ロの音色と相俟って大変聴き応えのあるものとなっています。ちなみにニーナ
はレオニード・コーガンの娘で、このCDのピアノ伴奏でも素晴らしい才能を
発揮しています。





<Pro Musica>
PPC 9057 \2180
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K271《ジュノム》-第1楽章アレグロ
オーレ・ブル:セーテル訪問(1848-49)
エドヴァルド・グリーグ:子守歌作品68-5(グロルヴィーゲン編曲)
エドヴァルド・グリーグ:
グリンゴ第1番-山の魔王の宮殿にて(ユーネル編曲)、タンゴ・フォー・3
マグヌス・リンドベリ(1958-):フェリア(1995-97)
W・A・モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216-第2楽章アダージョ
ジャン・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47-第3楽章アレグロ
ニルス・オークラン:涙の調べ
レイフ・オヴェ・アンスネス(P)ノルウェー室内管弦楽団
アルヴェ・テレフセン(Vn) 
アイヴィン・オードラン(指)トロンハイム交響楽団
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)フィンランド放送交響楽団
ギドン・クレーメル(Vn) 
ニコラウス・アーノンクール(指)ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団
ジュリアン・ラクリン(Vn) ロリン・マゼール(指)ピッツバーグ交響楽団
ニルス・オークラン(ハリングフェレ)シ
ーグビョルン・アーペラン(ハーモニウム)
港町ベルゲンはノルウェー第2の都市。作曲家エドヴァルド・グリーグの生ま
れ故郷として知られます。この町で毎年開催される国際フェスティヴァルには、
多くの音楽ファンと観光客が世界各地から訪れてきます。2006年のフェスティ
ヴァルは5月24日から6月5日にかけて行われ、管弦楽、室内楽、バレエ、オペ
ラ、ダンスなど、大小165のコンサートが催されました。ミュージシャン・イ
ン・レジデンスがノルウェーのバンドネオン奏者のペール・アルネ・グロル
ヴィーゲン。フェスティヴァル作曲家にはフィンランドのマグヌス・リンド
ベリが選ばれています。このアルバムはフェスティヴァルのPRを目的に制作。
グロルヴィーゲンとリンドベリの音楽、そしてノルウェーを代表するアーティ
スト、アンスネスとアルヴェ・テレフセン、招待ミュージシャンたちの音楽が
過去の音源により紹介されています。

PPC 9055 \2180
20世紀後期ノルウェー歌曲集
シュンネ・スコウエン:ライ麦、
マグネ・ヘグダール:ゴシック大聖堂に寄せるアリア
フィン・モッテンセン:枝の重み、
ロルフ・ヴァリン:ライナー・マリア・リルケの3つの詩
クレシミール・シプシュ:4つのリルケ歌曲、
ウーラヴ・アントン・トメセン:上音(D・H・ロレンスの短編から)
ペーテル・シルヴァイ(指)
グリ・エッゲ(ソプラノ)、
アイナル・ヘンニング・スメビ(P、電子オルガン)
ハンス・クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)、
オイスタイン・ビルケラン(Vc)、
シギン・フォッスネス(Vn,Va)、ハンス・クリスチャン・ブレイン(Cl)、
トム・オッタル・アンドレアセン(Fl)、ヴェガルド・ルンド(リュート)
録音:2003年5月ソフィエンベルグ教会
ノルウェー現代音楽シーンで中心的な活動をするソプラノ歌手、グリ・エッゲ
の初ソロアルバム。父が作曲家のクラウス・エッゲという環境に育ち、現代の
作品を解釈するために必要な感覚を自然に身に付けてきています。最大の魅力
は、[作曲家のための演奏家]ではなく[聴衆のための演奏家]と言われるほど巧
みに聴き手とコミュニケートすること。リルケ、D・H・ロレンス、ヤコブセン
らの作品をテクストに5人の作曲家が室内楽形式で書いた作品を素敵に歌って
います。




<WAON RECORDS>
WAONCD 040 \2080
「オランダバロックの愉悦」
バロック時代のオランダの作曲家達による器楽作品集
ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第1番ヘ長調
アンドレアス・ハンマーシュミット原曲:イントラーダ
作者不詳:アメリカ 
作者不詳:アイルランドの王子 
作者不詳:菩提樹の下で 
作者不詳:朽ちた風車 
作者不詳:宮廷のサラバンダ
ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第3番ト短調
スウェーリンク:緑の菩提樹の下で
ヤコブ・ファン・アイク:ダフネが美しい娘だったとき
ヤコブ・ファン・アイク原曲:パヴィアの戦い
ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ原曲:武器を取って集まれ
ヤコブ・ファン・アイク:おどけ者
ニコラス・ヴァレット:物乞いのファンタジー
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ:ソナタ作品2‐4 ト長調
ピーター・マイヤー:イギリスのイントレ
作者不詳:ファンタジア
作者不詳:3つの小さなブランド
ヤン・ピータースゾーン・スウェーリンク(-):まぬけなサイメン
ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第2番ト短調
ルストホッファーズ【本村睦幸(リコーダー)、櫻田亨(リュート、テオルボ、
バロックギター)、上尾直毅(チェンバロ、オルガン、ミュウゼット、打楽器)】
名プロデューサー&エンジニアの小伏和宏氏率いるワオンレコード第4弾です。
今回は、オランダのバロック音楽を中心としたプログラム。現在もそうですが、
17,18世紀、オランダは海に開かれているという土地柄もあり、ヨーロッパ各地
の多様な人種が行き交っていました。そのなかで様々な文化交流がなされ、音
楽活動もきわめて盛んでした。そんなオランダで生み出された音楽を集めたこ
のアルバムからは、バロック器楽の生きた姿が色鮮やかに浮かび上がってきま
す。ルストホッファースの名前は、ファン・アイクの「笛の楽園(Der Fluyten
Lust-hof)」から取ったもので、「楽園の住人達」の意です。花岡和生の一
番弟子である本村睦幸、佐藤豊彦の愛弟子の櫻田亨、レオンハルト、ホーホラ
ントらの後継者である上尾直毅、3人の気鋭の古楽奏者たちによる超一級のア
ンサンブルにどっぷり浸かれる、たのしい一枚です。




<haenssler-SWR MUSIC>
KDC 5013 \2250
マーラー:交響曲第4番ト長調
アヌ・コムシ(S)
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放送SO.
録音:2005年9月22-23日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
「マーラーの演奏で、あってはならない唯一のことは、退屈であることだ。」
(ロジャー・ノリントン)
第1弾「巨人」(93.137)につづいて、ノリントン&シュトゥットガルトによ
るマーラー・シリーズに第4番が登場します。
シンプルで明るく楽しいムードいっぱいの第4交響曲。“シュトゥットガルト
・サウンド”としてすっかり定着した当コンビの特色は、ここでも素晴らしい
効果を上げています。ステージ上左右両翼に配置した第1、第2ヴァイオリン・
パート。背後に一列に並ぶコントラバス。ヴィブラートを排するなどのピリオ
ド語法を導入したフレージング。さらにまた、花を添える独唱もたいへんチャ
ーミング。美しく透明感のある声質で知的な歌唱を聴かせるコムシも、ノリン
トンの目指す方向性と重なるものです。
かつていかなるオケもなし得なかった刺激的な試み。ノリントン&シュトゥッ
トガルトによるマーラーは新鮮な驚きの連続で一瞬たりとも目が離せません。
なお、前回に引き続きブックレットにはノリントンによる詳細な曲目解説の日
本語訳がついているのも大きなポイントです。





<haenssler ~ SWR MUSIC>
93 903(DVD-Video) \4050
5.1 / 2.0
ドルビー・ディジタル・ステレオ
NTSC / リージョン 0
カラー / 16 : 9
240’
字幕:独・英・日
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.68
交響曲第2番ニ長調Op.73
交響曲第3番ヘ長調Op.90
交響曲第4番ホ短調Op.98
ノリントンによる各交響曲についてのイントロダクション付き
サー・ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放送SO.
録音:2005年7月4日-7月6日
シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール(スタジオ・セッ
ション)
温かくピュアでリアルな“シュトゥットガルト・サウンド”全開!ベートー
ヴェン、シューマン、メンデルスゾーンとつねに新しい風を送り込んできたノ
リントン&シュトゥットガルトによる新たな交響曲シリーズに、いよいよブラ
ームスが登場!しかも一挙に全集、DVD映像作品としてのリリースです。ノリ
ントンは、90年代頭にオリジナル楽器のロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
と全集を完成しているので、およそ15年ぶり2度目の全集録音ということにな
ります。
このたびはこれまでのシリーズとは異なりライヴではなく、装いも新たにセッ
ション録音。風通しの良い生き生きとした音楽はいつもと同じですが、やはり
“絵”がある効果は絶大!実演さながらに第1、第2ヴァイオリンが対向に配置
され、声部の受け渡しがもちろん、各パートの動きが明瞭に目で見て理解でき
る面白さは格別です。さらに、各交響曲の前にはインタヴュー形式でノリント
ンによる20分ほどの前説が置かれていて、作品と演奏への理解もいっそう深ま
る作りとなっています。

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06-06 No.20

2006年06月23日 13時19分29秒 | Weblog
<RCA RED SEAL EU>
82876759512 \1980
チャイコフスキー:
「ロココ風の主題による変奏曲Op.33」「アンダンテ・カンタービレOp.11」
「カプリッチョ風小品Op.62」「夜想曲(1888)-「6つの小品」Op.19 第4曲」
サン=サーンス:「チェロ協奏曲第1 番イ短調Op.33」
ヒナステラ:「パンペアーナ(大草原風)第2番」
-チェロのための狂詩曲(弦楽オーケストラ版)
ソル・ガベッタ(チェロ)
アリ・ラシライネン(指揮) ミュンヘン放送管弦楽団
21世紀を担う若き女流チェリストの新星、ソル・ガベッタ。オーケストラ伴奏
を引っさげた堂々のデビュー・アルバム登場!
このディスクは、ソル・ガベッタのデビュー・アルバムとなるもので、ファー
スト・アルバムとしては異例のオーケストラを従えての協奏的作品で、チェロ
協奏曲を遺さなかったチャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」な
どと、サン=サーンスの名曲チェロ協奏曲第1 番、そして母国アルゼンチンの
ヒナステラの国民主義的作品を収録。
ソル・ガベッタの演奏は、数々のコンサートを制覇してきたキャリアを裏付け
るかのように、高い演奏技術に支えられた、叙情性と歌心あふれる情熱的かつ
知的な表現が聴くものを魅了するもので、名器グァダニーニの素晴らしい音色
もその演奏に艶と陰影を映し、新鋭らしいフレッシュな感性が飛び切り魅力
的なディスクに仕上がっており、日本での今後の活躍に花を添えるリリース!




<OEHMS CLASSICS>
OC576 \1400
ジョン・トレレーヴェン
ワーグナー・オペラ・アリアを歌う
『ローエングリン』より
「私と共に吸っている芳しい薫りがそなたには感じられないのか?」
「私はあなたの誓いを固く信頼しているのだ」、「遥かな国に」、
「愛しい白鳥よ」
『リエンツィ』より「全脳の神よ」
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
「静かな炉端で」「朝はばら色に輝き」
「『はじめ!』と春が森に我らをいざない寄せる声響く」
『タンホイザー』より「あなたのための賛歌よ響け!」
「罪ある者に救いをもたらすべく」
「ヴォルフラム、きいてくれ-いかなる懺悔者も
今まで感じなかったほどの熱烈さを持って」
『パルジファル』より「アンフォルタス!あの傷!」
「ただ1つの武器だけが」
ジョン・トレレーヴェン(T)
イヴァン・アンゲーロフ(指揮) スロヴァキア放送交響楽団
今、数少ないヘルデン・テノールの一人、
トレレーヴェンのワーグナー・アリア集、待望の第2弾!
「ニーベルングの指環」名場面集(74321721142)に続くトレレーヴェンにとっ
て2枚目のソロ・アルバムとなる当ディスクは、「指環」以外のワーグナー・
オペラのテノールの役どころを網羅。
ワーグナーのオペラのテノール役中、最も超人的なスタミナを要求されるジー
クフリート。現在その役を歌える数少ないテノールとして、世界中のオペラハ
ウスから引っ張りだこの人気を誇るイギリス・コーンウォール出身の名歌手
ジョン・トレレーヴェン。ウィーン国立歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ、
チューリヒ歌劇場、ロンドン・コヴェントガーデン王立歌劇場、ヘルシンキ歌
劇場、バルセロナ・リセウ歌劇場、ドレスデン歌劇場などの名だたるオペラハ
ウスでのジークフリートは絶賛に彩られ、2003年と2004年には東京・新国立歌
劇場での「ジークフリート」「神々の黄昏」でもセンセーションを巻き起こし
ている。DVDでもリセウ劇場のライヴでの「ジークフリート」「神々の黄昏」
「トリスタン」、アバド&ルツェルンの「トリスタン」、最近発売されたCDで
もラニクルズ指揮BBC響の「トリスタンとイゾルデ」でも好評を浴びています。
(すでに1989年にはバースタインの「キャンディード」(DG盤)にも出演。)
今回の録音時、なんと56歳! さらに歌唱に円熟味をにじませる現代最高の彼
のワーグナー・テノールの魅力をたっぷりと味わうことができます。
http://www.johntreleaven.com/
【録音】 2006年2月20日-26日、ブラティスラヴァ、スロヴァキア放送コンサ
ートホール

OC562 5枚組
※6月27日枚組でのご注文特価 \4200 通常価格 \5600
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲(全曲)
ラズモフスキー・クァルテット・ザールブリュッケン
当録音に際しては、モスクワのDSCH出版社から現在も出版が続けられている、
最新の全集版の楽譜が使われている。この全集版は、作曲者の最終の自筆譜の
みを参照して作成されているが、弦楽四重奏曲については、まだ全曲が出版さ
れているわけではなく、それらに関しては、既存の出版譜と自筆譜との比較検
討が行われ、これまで放置されていた出版時のミスプリントなどが修正された
(例えば第12番での12音列の誤りなど)。この過程で、作曲者の息子で指揮者
のマクシムと未亡人のイリーナが全面的に協力しており、これらの修正もマク
シムの承認ずみ。それゆえに、この全集録音によって初めてショスタコーヴィ
チが書いたとおりの音が再現されることになった。「父の弦楽四重奏曲の最高
の解釈」とマクシムが絶賛する決定盤の登場。
【ラズモフスキー・クァルテット・ザールブリュッケン】 2001年に結成。
主にロシアとウィーンの音楽をレパートリーにしている弦楽四重奏団。 ザー
ルブリュッケン放送交響楽団のコンサートマスター、ドラ・ブラチュコワを
第1ヴァイオリンに迎え、更なるショスタコーヴィチの真に迫ります。

OC577 \1400
シューマン:ピアノ・デュオのための作品集
「東洋の絵」Op.66、 「アンダンテと変奏」Op.46、
「ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44(クララ・シューマン編曲による4手のための
ピアノ編曲版:世界初録音)」
デュオ・ダコール(Shao-Yin Huang ・ Sebastian Euler)
ドイツ人と台湾人の若手、デュオ・ダコールによるシューマンの作品集。「東
洋の絵」はシューマン38歳の作品で、アラビアの詩人ハリリの散文詩「マカー
メン」から印象を得て作曲されたもの。西洋と東洋の美しき融合は、まさにこ
のデュオそのものと言えるだろう。世界初録音となる「ピアノ五重奏曲変ホ長
調Op.44(クララ・シューマン編曲による4手のピアノ版)」も興味深い。シュ
ーマンの室内楽作品の中でも「最もシューマンらしい」と言われるこの曲を、
ピアノの音色のみで表現することによって、何が見えてくるのだろうか?
じっくりと味わいたい1枚である。
【録音】 2006 年1 月16-18 日, ミュンンヘン、バイエルン放送第2スタジオ
での録音

OC545 \1400
ピアノ・トランスクリプション集
グルック(ジョヴァンニ・サムバティ編):
「オルフェオとエウリディーチェ」からのメロディー
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
シューベルト(リスト編):「水車職人と小川」「水の上で歌う」
「影法師」「魔王」
アンドレ・カプレ(マルグリス編):幻想物語「赤い死の仮面」
ワーグナー(リスト編):「イゾルデの愛の死」
ワーグナー(マルグリス編):「ジークフリートの葬送行進曲」
サン=サーンス(リスト&マルグリス編):交響詩「死の舞踏」
R=コルサコフ(ラフマニノフ編):「熊ばちの飛行」
ユラ・マルグリス(p)
「ホロヴィッツのスタインウェイを演奏する」ことで話題となったユラ・マル
グリスの最新録音。“彼はすごいらしい”と話題ばかりが先行する中、発売さ
れるのは過去の演奏の再発物ばかり。そろそろ新鮮な演奏が聴きたいと思って
いるファンも多いことでしょう。今作は2004年5月の録音。選曲は彼らしくト
ランスプリクションものばかり。とは言え、ワーグナー=リスト「愛の死」や
バッハ=ブゾーニ「シャコンヌ」はもう巷に溢れていてちょっと物足りないな
・・・・と思ってしまう方もいらっしゃるのでは。そんな方のためにマルグリ
スが用意したのが、自分で編曲した3曲の作品です。これを聴いたらもう何も
言えません。
【録音】 2004 年5月3-5日 ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオでの録音

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06-06 No.19-1

2006年06月23日 11時37分26秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555016
<アイルランド狂詩曲>
伝承曲:
アイルランド組曲(編曲:アンダーソン)/ダニー・ボーイ/シング・アロン
グ・メドレー(編曲:ヘイマン) 
ヘイマン:マイ・ダーリン・アイリッシュ・ローズ 
コーハン:
オールド・ファッションド・シング・アロング・メドレー 
オコナー:マックナマラのバンド(編曲:ヘイマン) 
ハーバート:
アイルランド狂詩曲/ライト・オペラ「アイリーン」-アイルランド人にはす
ばらしい今宵
演奏/リチャード・ヘイマン&ヒズ・オーケストラ
世界的に愛されるケルトのメロディを、ヘイマンが見事なオーケストラ・サウ
ンドで再現。「アイルランド組曲」には「アイルランドの洗濯女」「夏の名残
のバラ」などの名作が含まれ、あらためてアイルランド=ケルトの魅力を味わ
える一枚です。

8.555311
モンテヴェルディ(1567-1643):<マドリガーレ集第5巻>
むごきアマリッリ/おおミルティッロ、わが心の君/私の魂はもう最後の時に
近づいていた/さあ、シルヴィオ/でも、もし憐れみによって/ドリンダ、あ
なたが私のものでなくても、私のものと呼ぼう/そこでひざまずいて泣きなが
ら/その胸を痛める必要はない、シルヴィオよ/私があなたを生命より愛して
いることを/ああ、美しく可愛らしく、かくも甘かった女よ/あなたはかつて
のように慈悲深くない/これ以上の何を私はあなたに差し上げられるでしょう
/アマリッリのためなら苦痛も甘美/ああ、優しい太陽に向かうように/美し
すぎる愛の暴君/愛の神よ、あなたがもしも公平ならば/あなたを愛していま
す、私の生命よ/蝶々が少しずつ飛び回るように/こんなにすばらしい響き 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き
歌・演奏/デリティエ・ムジケ、マルコ・ロンギーニ(ディレクター)
シリーズ第5弾は、既発売4作に劣らない美しさを持つ、マドリガーレ集「第5
巻」を収録。5声によるハーモニーの営みですが、約10分を要する「こんなに
すばらしい響き」は器楽アンサンブルが加わる優雅な作品です。

8.557391
プリムローズ(1904-1982):<ヴィオラ編曲集>
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番-夜想曲 
シューベルト:万霊節のための連祷 
ベートーヴェン:ノットゥルノOp.42(セレナードOp.8の編曲) 
ワーグナー:女声のための5つの詩(ヴェーゼンドンク歌曲集)-夢 
アギーレ/ハイフェッツ:ウエジャ(轍) 
バレ/ハイフェッツ:たき火のそばで(前奏曲第15番) 
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番「鐘」 
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア(カンティレーナ) 
ビゼー:アルルの女第1組曲-アダジェット 
ジンバリスト:サラサテーナ 
チャイコフスキー:6つの歌-ただあこがれを知る者だけが 
ブラームス:低音のための5つのリート-第1曲「調べのように私を通り抜ける」
演奏/ロベルト・ディアス(ヴィオラ)、ロバート・ケーニッグ(ピアノ)
20世紀を代表するヴィオラ奏者の一人、プリムローズが自らの楽器のために編
曲した小品集。数少ないヴィオラのレパートリーを埋める貴重な作品ばかりで
あり、特有の音色が好きな方にもおすすめ。ディアスはフィラデルフィア管弦
楽団の首席を務める名手です。

8.557555
ブクステフーデ(c.1637-1707):<オルガン作品集第5集>
トッカータとフーガ へ長調 BuxWV157/われは神より離れず BuxWV220/前奏
曲とフーガ イ長調 BuxWV151/今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ
BuxWV210/カンツォネッタ ト長調 BuxWV172/われに来たれと神の子は言い
たもう BuxWV201/フーガ ト長調 BuxWV175/人は幸せに生きんとするや
BuxWV206/前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV148/主イエス・キリスト、われ汝
を呼ぶ BuxWV196/フーガ 変ロ長調 BuxWV176/天にいますわれらの父よ
BuxWV219/トッカータ ヘ長調 BuxWV156
演奏/ジュリア・ブラウン(オルガン……ネブラスカ州、オマハ、聖セシリア
大聖堂、マーティン・パシ製オルガン使用)
シリーズ第5弾は、第2弾で登場したブラジル出身のオルガニストが再登場。
壮麗な「トッカータ」に始まり、約16分というコラール幻想曲「今ぞ喜べ、
愛するキリスト者の仲間たちよ」など、J.S.バッハの先輩格でもあるこの作曲
家の魅力が伝わる一枚です。

8.557556
ヴィヴァルディ(1678-1741):
<ファゴット協奏曲全集第3集(ヴィヴァルディ協奏曲全集シリーズ)>
ファゴット協奏曲P.384 RV.495/同P.69 RV.474/同P.433 RV.483/同「ジョ
ゼッピーナ」P.382 RV.502/同P.45 RV.472/同P.89i RV.500 
演奏/タマーシュ・ベンコーチ(ファゴット)、
ベーラ・ドラホシュ(指揮)ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア
シリーズ第3弾は“激動する音”とでも言うべきト短調(P.384/RV.495)に始
まり、明快なハ長調(P.69/RV.474)、いきなりソロ楽器で始まるハ長調
(同P.45 RV.472)など、バラエティに富んだ6曲を収録。ブダペスト祝祭管
弦楽団の首席奏者による、見事な演奏が聴きものです。

8.557586
ダウランド(1563-1626):<リュート曲全集第1集>
ストラング卿の行進曲/ホワイト夫人に事あり/ホワイト夫人に事なし/ファ
ンシー「トレモロ」/ニコルズ夫人のアルマンド/ファンタジー/はかない望
み、ファンシー/別れのファンタジー/別れのファンタジー(イン・ノミネに
よる)/ファンタジー(ファンシー)(同題名3曲)/前奏曲/夢/ウィンター
夫人の跳躍/クリフトン夫人の風情/ヴォークス夫人のガイヤルド/ヴォー
クス夫人のジグ/タールトンの復活/靴屋の女房(なぐさみ)(トイ)/ハ
ンズドン令夫人のパフ/オルランドは眠る/ダウランド氏の真夜中
演奏/ナイジェル・ノース(リュート)
アントニー・ルーリーらと共にリュート曲全集を録音し、近年はJ.S.バッハ
のリュート作品集ほか、多くのレーベルに録音を行う名手がナクソスに登場。
しかもファン待望のダウランド作品集(複数枚を予定)に挑みます。解説文
もノース自身が執筆。

8.557615
<アルト、テノールのための教会カンタータ集>
J.S.バッハ(1685-1750):
心も魂も乱れはてBWV.35/われは貧しき者、われは罪の僕BWV.55 
M.ホフマン(c.1679-1715):わが魂はほめたたうBWV.189(バッハ偽作) 
テレマン(1681-1767):
われは知る、わが救い主のいますことをBWV.160(バッハ偽作)
演奏・歌/ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
ケルン室内管弦楽団、ケルン・バッハ合唱団、
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(アルト)、
マルクス・シェーファー(テノール)
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
J.S.バッハの作品2曲と、かつてJ.S.バッハ作とされながら現在では本当の作
曲者が判明している2曲を組み合わせた1枚。ノルウェー出身のシェラン、ア
ーノンクールの信頼が厚いシェーファーとも、艶のある声質で素晴らしい歌
を聴かせてくれます。

8.557632
グリーディ(1886-1961):サルスエラ「農場」
歌・演奏/ビセンテ・サルディネロ(バリトン)、
アナ・ロドリゴ(ソプラノ)、エミリオ・サンチェス(テノール)、
フェリペ・ニエト(テノール)、フェルナンド・ラトーレ(テノール)、
マリア・ホセ・スアレス(ソプラノ)、
フアン・ホセ・メナ(指揮)
ビルバオ交響楽団、
ビルバオ・コーラル・ソサエティ(合唱指揮:ゴルカ・シエラ)
バスク地方の民族的文化を作品に反映させたグリーディの曲は、これまでも何
枚かのCDで紹介してきましたが、20世紀初頭の村を舞台に繰り広げられる楽し
い恋物語であるこの作品は、ウィンナ・オペレッタのバスク版といった雰囲気。
歌手や演奏者もオール・スパニッシュという、スペイン音楽ファンなら飛びつ
くような一枚です。

8.557635-36 2枚組
レーヴェ(1796-1869):オラトリオ「受難」
演奏・歌/ウード・レイネマン(指揮)
ウール・ロマンティーク祭アンサンブル、
ナタリー・ゴーデフロイ(ソプラノ)、
クリスティアーネ・ストッジン(コントラルト)、
ジャッキー・ダ・クナ(テノール)、ヘンク・ネヴェン(バス)、
エドヴィン・クロスレー=メルセル(バス……ペテロ)
※独語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
歌曲の作曲家として有名なレーヴェですが、このオラトリオは1829年に、メン
デルスゾーンの指揮で初演された大作。レーヴェ自身も同年に復権したJ.S.
バッハの「マタイ受難曲」などに関心を持ち、この作品を通じて当時の宗教
音楽観も垣間見えてきます。レーヴェの再評価にもつながる録音だと言える
でしょう。

8.557665
モーツァルト(1756-1791):<ヴァイオリン・ソナタ集第6集>
フランスの歌「ああ、私は恋人を失った」の主題による6つの変奏曲/ヴァイ
オリン・ソナタ第37番(第29番)(M.シュタードラー完成版)/ヴァイオリン
・ソナタ第38番(第30番)(M.シュタードラー完成版)/ピアノ・ソナタ第16
番(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
*()の中の番号はレッド・カタログに準拠したヴァイオリン・ソナタの番号
です。
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、ベンジャミン・ローブ(ピアノ)
シリーズ第6弾は、ウィーン時代初期に書かれた2つのソナタ(作曲者の死後
に他人が完成。第30番は妻コンスタンツェに捧げた曲)、同時期に書かれた
変奏曲、そして晩年(1789年)に書かれたピアノ・ソナタの編曲版を収録。
自然体に近い演奏により、作品そのものの姿が浮かび上がってきます。

8.557738
ヘンツェ(1926- ):
ヴァイオリン協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲第3番/5つの夜の小品
演奏/ペーター・シェパード=スカーヴェド(ヴァイオリン) 
[ヴァイオリン協奏曲第1・3番]
クリストファー・リンドン=ギー(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団 
[5つの夜の小品]アーロン・ショル(ピアノ)
戦後の新しい20世紀音楽創世時を感じさせる協奏曲第1番(1946年)、標題音
楽的で抒情美も漂わせる協奏曲第2番(1997年)、瞑想的な「5つの夜の小品」
(1990年)という異なる個性を持った3つの作品を収録。ヘンツェ=アヴァン
ギャルドという図式の誤解を解く一枚だと言えます。

8.557752
<イギリス弦楽小曲集第5集>
P.ハリソン:ティモシー組曲 
シャグラン:ルネッサンス組曲 
P.フレッチャー:民謡とフィドルの踊り 
ルイス:組曲「ナヴァラの娘」 
カザボン:ジョコーソ 
ロージングレイヴ:3つの小品(ハンフリー・サール編曲) 
アイアランド:ダウンランド組曲(1932、1941改訂、
ジェフリー・ブッシュ完成版)
演奏/ギャヴィン・サザーランド(指揮)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
シリーズ5枚目は既発売の4枚同様に、イギリスの豊かな田園を思わせる爽やか
な音楽を集めた者。民謡やルネサンス時代の舞曲などをモティーフに、メロ
ディの美しさが際立つ曲が多く、イギリス音楽ファンでなくても心惹かれる
でしょう。アマチュア・オーケストラの新しいレパートリーにもおすすめです。

8.557777
アイアランド(1879-1962):
弦楽四重奏曲第1番/前奏曲集第3番「聖なる少年」(弦楽四重奏用編曲)
弦楽四重奏曲第2番
演奏/マッジーニ四重奏団
イギリスの中堅作曲家アイアランドは、20世紀でありながら親しみやすい作品
が特徴であり、マッジーニQによるブリッジやヴォーン・ウィリアムズなどに
魅了された方には無条件でおすすめ。古謡をもとにした「聖なる少年」は代表
作の小品であり、多くの奏者が演奏しています。

8.557811
R.シュトラウス(1864-1949):アルプス交響曲
演奏/アントニ・ヴィト(指揮)
シュターツカペレ・ヴァイマール 
作曲者に縁のあるヴァイマールのオーケストラが、豊かで懐の深い音楽を聴か
せる名演。オーディオ・チェックにも用いられるほどオーケストラ・サウンド
の醍醐味を体験できる曲であり、ヴィトによる引き締まった指揮ぶりで音楽が
タイトに、そして雄大に響きわたります。オーケストラの落ち着いた音色も印
象的です。

8.557890
グリーグ(1843-1907):<弦楽オーケストラのための音楽>
組曲「ホルベアの時代より」/2つの悲しき旋律-晩春/同-傷ついた心/2つの
メロディ/抒情小品集第9集-ゆりかごの歌/2つのノルウェーの旋律/「ペー
ル・ギュント」第1組曲-オーゼの死 
演奏/オスロ・カメラータ、ステファン・バラット=ドゥエ(ディレクター)
グリーグの弦楽作品集を、オスロ音楽院の常駐団体として1988年に結成された
アンサンブルが演奏。情緒綿々という言葉が似合う豊かな感情を持った演奏は、
北欧音楽=幻想的という一元的なイメージに一石を投じるものです。

8.570008
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
<ピアノ作品集第5集 - 実用の手引き第1集-第9集>
演奏/ソニア・ルビンスキ(ピアノ)
ブラジル民謡を素材とするピアノ曲集であり、すべてが3分に満たない小品
(短いものでは約30秒の曲も!)を集めて、9つの組曲風に仕立て上げた作品
集。シンプルなメロディとリズムによる素朴な音楽が、次々に現れては消えて
いく一枚です。



<NAXOS OPERA>
8.660205-06 2枚組 \2000
マイアベーア(1791-1864):
歌劇「セミラミスの確認」
(ライヴ録音:2005年7月、ドイツ、バート・ヴィルトバート、クーアザール
(ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭より))
歌・演奏/デボラ・リーデル(ソプラノ)、
フィリッポ・アダミ(テノール)、
フィオーナ・ジェーンズ(メゾ・ソプラノ)、
ヴォイテック・ギェルラフ(バス)、オルガ・ペレヤッコ(ソプラノ)、
レオナルド・シルバ(テノール)、マルコ・ベッレイ(ハープシコード)、
リチャード・ボニング(指揮)
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、
アルテンシュタイク・ロッシーニ合唱団
(合唱指揮:ハンス=ホルヘ:カームバッハ&マティアス・ウースター)
※伊語歌詞はwebsiteでご覧いただけます。 
ロッシーニ作品でも有名な題材を使ったこのオペラは、マイアベーア作品の
中でもあまり知られていないもの。ロッシーニの名前を冠した音楽祭でのラ
イヴ録音であり、かつてオペラ指揮者として一世を風靡したボニングが見事
なリードを聴かせてくれます。



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111041
<ヴィルヘルム・バックハウス - ブラームス:ピアノ独奏曲集>
スケルツォOp.4/創作主題による変奏曲Op.21-1/ワルツ集Op.39-第1番/同-
第2番/同-第15番/8つの小品Op.76-第2番「奇想曲」/同-第7番「間奏曲」
/同-第8番「奇想曲」/幻想曲集Op.116-第1番「奇想曲」/同-第2番「間奏
曲」/同-第4番「間奏曲」/3つの間奏曲Op.117-第1番/同-第2番/6つの小
品Op.118/4つの小品Op.119-第1番「間奏曲」/同-第2番「間奏曲」/同-第3番
「間奏曲」(録音:1932年-1936年、ロンドン)
演奏/ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。ドイツ音楽の救世主と呼ばれたバックハウス
の名演集であり、晩年のステレオ録音しか知らない方にこそ聴いていただきた
い一枚。50歳前後の録音であり、芯が強く、深いロマンをたたえた音楽は意志
の強さにあふれています。

8.111042-44 3枚組
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「アイーダ」(録音:1955年7月2日-18日、ローマ、ローマ歌劇場)
ボーナス・トラック:
ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ミラノフとピアースによる歌劇「仮面舞踏
会」ハイライト(録音:1955年1月9日、21日、ニューヨーク、マンハッタン・
センター) 
※リブレットは付いておりません、歌詞は伊語です
歌・演奏/[アイーダ]ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、
ユッシ・ビョルリンク(テノール)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、
レナード・ウォーレン(バリトン)、ボリス・クリストフ(バス)、
プリニオ・クラバッシ(バス)、マリオ・カルリン(テノール)、
ブルーナ・リッツォーリ(ソプラノ)、
ジョネル(ヨネル)・ペルレア(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団(合唱指揮:ジュゼッペ・コンカ) 
[ボーナス・トラック]ジャン・ピアース(テノール)、ジンカ・ミラノフ
(ソプラノ)、レナード・ウォーレン(バリトン)、マリアン・アンダソン
(コントラルト)、ロバータ・ピーターズ(ソプラノ)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。「アイーダ」は米盤、ボーナストラックは
伊盤のLPから復刻。どちらもRCA Victor制作であり、クロアチア生まれのミ
ラノフに注目が集まった録音。ビョルリンク、クリストフらの共演陣も凛と
しており、隠れた名盤という評判も高まっています。ミトロプーロスの指揮
による「仮面舞踏会」は、ボーナスにしておくのがもったいないほどの演奏
です。

8.111045
<ヴァーツラフ・ターリッヒ>
ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲第7番(録音:1938年11月23日、ロンドン)
交響曲第8番(録音:1935年11月23日、28日、ロンドン)
演奏/ヴァーツラフ・ターリッヒ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。チェコの伝統を受け継ぎ、現在に至るチェ
コ音楽とチェコ・フィルの評価を決定づけたターリッヒ。「十八番」とは彼
のドヴォルザークのためにあるような言葉であり、1930年代に録音されたこ
の2曲の演奏は、戦前のチェコ・フィルと当時の演奏を伝える貴重な記録でも
あります。



<dacapo(Marco Polo)>
8.226021 \1480
<ペトリ・プレイズ・コペル>
トーマス・コペル(1944-2006):
リコーダーのための協奏曲「ムーンチャイルズ・ドリーム」/リコーダーと
アーチリュートのための「ネレの舞曲集」/ロスアンジェルス・ストリート
協奏曲(ソプラニーノ・リコーダー、弦楽とチェレスタのための)
演奏/ボー・ホルテン(指揮)
コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団、
ミカーラ・ペトリ(リコーダー)、ラース・ハンニバル(アーチリュート)
リコーダーの妖精と呼ばれて人気を集め、現在もなお第一人者として活躍中
のペトリが、はらかずも追悼盤になってしまった作曲家の協奏曲を演奏。
「ムーンチャイルズ・ドリーム」はBMGにも録音があり、コペルのポップ感覚
あふれる音楽が世界的に知られるようになった曲。ペトリの演奏を想定した
作品集であり、北欧音楽ファン、リコーダー・ファンは必聴です。

8.226048 \1480
アウゴスト・エナ(1859-1939):歌劇「マッチ売りの少女」 
ツェムリンスキー(1871-1942):ファンタジア「人魚姫」(管弦楽のための)
歌・演奏/インガー・ダム=イェンセン(ソプラノ)、
イルヴァ・シールベリ(ソプラノ)、
トマス・ダウスゴー(指揮)デンマーク国立交響楽団・合唱団 
デンマークを代表する作家、アンデルセンの作品に音楽を付けたものは多数。
dacapoでもこれまで多くの曲をリリースしましたが、後期ロマン派に属する
2人の作品も注目すべきでしょう。ツェムリンスキー作品は日本でも知名度が
ありますが、イタリア・オペラに影響されているエナの1幕オペラは珍しいも
の。ベートーヴェンの交響曲シリーズで注目されるダウスゴーの指揮で。

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06-06 No.19-2

2006年06月23日 11時36分35秒 | Weblog
●dacapo DVD-Video 9月新譜発売予告
すでにCDがリリースされているニルセンの交響曲全集6曲ですが、今回のDVD-V
は別録音によるコンサートのライヴ映像+ドキュメンタリーによる貴重な映像。
9月リリースを予定しております。ご注文は改めてご案内いたします。

2.110403-05(dacapo)(3枚組)
C.ニルセン(1865-1931)<交響曲全集>
交響曲第1番-第6番
(収録:2000年11月2日、4日、デンマーク放送コンサート・ホール)
ボーナス・ドキュメンタリー:光と影 - カール・ニルセンの生涯と音楽
演奏/ミカエル・シェーンヴァント(指揮)デンマーク国立放送交響楽団
NTSC方式/画像構成比:16:9/音声方式:ドルビー・デジタル2.0、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1(交響曲集)、
ドルビー・デジタル2.0(ドキュメンタリー)
286分(交響曲集227分、ドキュメンタリー59分)
英・仏・独・デンマーク語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)
片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9) 



<cpo>
777071-2(SACD-Hybrid) \2550
レスピーギ(1879-1936):
感覚(メゾ・ソプラノと管弦楽のための抒情詩)/バレエ音楽「魔法の鍋」
/アレトゥーザ(メゾ・ソプラノと管弦楽のための短詩)
演奏・歌/マルツィオ・コンティ(指揮)
パレルモ・マッシモ劇場交響楽団、
ダミアーナ・ピンティ(メゾ・ソプラノ)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch 
ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
まだまだ全貌が知られていないレスピーギの、新しい一面を聴かせてくれる
一枚。シェリーの詩を使った「感覚」などメゾ・ソプラノ歌手だった妻のた
めに作曲した歌曲、ロシアの音楽をベースにディアギレフの委嘱で書かれた
バレエ音楽を収録しました。

777139-2 \1980
カリヴォダ(1801-1866):
交響曲第5番/同第7番(世界初録音)/序曲第16番
演奏/クリストフ・シュペリング(指揮)ダス・ノイエ・オルケスター 
チェコのプラハに生まれたカリヴォダは、シューマンの援護を受けて多くの
作品を生み出し、ベートーヴェンの再来という評も出たほどの才能。ロマン
派交響曲の幅広さを知るため、ぜひともチェックしていただきたい一枚でしょ
う。

777151-2 \1450
オンスロウ(1784-1853):九重奏曲/五重奏曲
演奏/マーアロット五重奏団、マンデルリンク弦楽四重奏団、
ヴォルフガング・ギュトラー(コントラバス) 
ポスト・ベートーヴェンの一人として当時の人気作曲家だったオンスロウです
が、ここ数年で多くの作品が録音され、復権へとつながっています。特に管楽
器も含めた「九重奏曲」は、ベートーヴェンやシューベルトが類似した編成で
書いている作品に並ぶ佳曲です。

777192-2 2枚組 \1980
ネルーダ(1843-1915):
チェロ協奏曲第1番-第5番(ライヴ録音:2005年5月19-20日、デッサウ)
演奏/ベアーテ・アルテンブルク(チェロ)、
ゴロー・ベルク(指揮)デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー 
デンマークのコペンハーゲンで活躍し、チェリストとしても名前を挙げたネル
ーダの協奏曲集。自らの演奏のために書かれ、このライヴ録音は自筆譜をあた
っての蘇演と言うべき貴重なもの。北欧音楽ファンには、ロマン派の一面を垣
間見るように聴いていただきたい一枚です。

777193-2 \1480
ザレブスキ(1854-1885):<ピアノ作品集>
グランド・ポロネーズ/薔薇と棘/子守歌/タランテラ/ヴァルスOp.27-2/
同-Op.27-6/メロディア/マズルカ
演奏/マリアン・ミカ(ピアノ) 
リストに師事し、ポーランドのヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍した
ザレブスキ。30歳足らずで亡くなり忘れられた存在となりましたが、19世紀
ヴィルトゥオーゾの系譜を語る際に注目したい音楽家であり、その作品から
テクニックをうかがい知ることができるでしょう。




<First Edition>
FECD1909 \2080
<ポーランドの現代作品集>
ルトスワフスキ:ルイヴィルのためのファンファーレ
(録音:1987年4月29日)* 
ペンデレツキ:デ・ナトゥラ・ソノリス第2(録音:1972年5月17日) 
スクロヴァチェフスキ:夜の音楽(録音:1981年4月28日) 
パヌフニク:夜想曲(録音:1965年5月9日) 
タンスマン:カプリッチョ(録音:1955年4月)* 
ラトハウス:管弦楽のための前奏曲(録音:1954年6月) 
※すべて世界初録音 *印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品 
タンスマンのみモノラル録音
演奏/ローレンス・レイトン・スミス(指揮……ルトスワフスキ)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮……ペンデレツキ)、
ジョン・ネルソン(指揮……スクロヴァチェフスキ)、
ロバート・ホイットニー(指揮……パヌフニク、タンスマン、ラトハウス)
ルイヴィル管弦楽団 
1940年代から80年代まで、幅広い時期に作曲されたものであり、民族楽派から
トーン・クラスター、機能主義的な作品など、20世紀ポーランド音楽史の歩み
を垣間見るようなセレクションにもなっています。近年は日本の指揮台に立つ
ことが多くなったスクロヴァチェフスキの、バルトークを思わせる作品も聴
きものです。

FECD1911 \2080
<ハンガリーの現代作品集>
シェイベル:クラリネットと弦楽のための小協奏曲(録音:1969年5月9日) 
ドラティ:チェロ協奏曲(録音:1977年10月2日) 
コダーイ:交響曲(録音:1962年11月14日) ※すべて世界初録音
演奏/ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮……シェイベル、ドラティ)、
ロバート・ホイットニー(指揮……コダーイ)ルイヴィル管弦楽団、
ジェームズ・リヴィングストン(クラリネット)、
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 
指揮者として有名なドラティの作品は、民謡風の第2楽章やエルガーの協奏曲
を思わせる深い情感が印象的な作品(シュタルケル入魂の演奏)。民俗舞曲風
のシェイベル作品、日本の情緒とも共通点がありそうなコダーイ作品も聴きも
のでしょう。



<cpo DVD-Video>
777194-2(DVD-Video) \3960
レハール(1870-1948):
オペレッタ「ルクセンブルク伯爵」(独語歌詞)
(ライヴ収録:2005年7月16日、ウィーン、アン・デア・ウィーン劇場[ウィ
ーン・クランクボーゲン音楽祭2005])
歌・演奏/ボー・スコウフス、ユリアーネ・バンゼ、ライナー・トロスト、
ガブリエーレ・ボーネ、アンドレーアス・コンラート、
エーファ・マリーア・マロールト、シュテフェン・レスラー、
アルフレート・エシュヴェ(指揮)
ウィーン放送交響楽団、ウィーン・クランクボーゲン音楽祭合唱団、
ミヒャエル・ショッテンベルク演出、 他 
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル5.1、
PCMステレオ/135分/英・仏・独語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
「ほほえみかける幸福」「ルクセンブルク・ワルツ」といった素晴らしいアリ
ア、ワルツもふんだんにある作品であり、スコウフスやバンゼほかの名歌手
たちによって作品の魅力が倍増。当初はCD制作だったものの、演出など視覚
的な素晴らしさを考慮してDVD化されました。オペレッタ・ファンは必見です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101401 \2880
<ホセ・カレーラス - ウィーン・カムバック・リサイタル>
(ライヴ・コンサート収録:1988年9月16日、オーストリア、ウィーン国立歌
劇場)/スペシャル・フィーチャー[画面上に歌詞を表示させることが出来ま
す]
歌・演奏/ホセ・カレーラス、ヴィンチェンツォ・スカレーラ(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:PCMステレオ/120分/片面二層ディ
スク(DVD9)
ホセ・カレーラスのDVD7枚シリーズ、その第1弾としてリリースされるのは白
血病から立ち直ってステージ復帰した感動的なコンサートです。カレーラス・
ファンはもちろん、オペラ・ファンも、素晴らしい歌手の貴重な記録として
持っていたい一枚でしょう。



<OPUS ARTE DVD>
OA0949D 3枚組 \6150
ワーグナー(1813-1883):
「神々の黄昏」- 楽劇「ニーベルングの指環」第三夜(独語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/オペラ概要/プレゼンタ
ーのジーマン、作曲家ヴァヘマンズ、デ・レーウによる「神々の黄昏」紹介]
(ライヴ収録:1999年、オランダ、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/ハインツ・クルーゼ、ヴォルフガング・シェーネ、
ヘンク・スミット、クルト・リドル、ジャニーヌ・アルトマイアー、
エーファ=マリーア・ブンドシュー、アンネ・イェヴァング、
ヘベ・ダイクストラ、イルムガルト・ヴィルスマイアー、
キルシ・ティーホネン、ガブリエーレ・フォンタナ、ハンナ・シャー、
キャサリン・キーン、
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団、
ピエール・アウディ(演出)、石岡瑛子(衣装)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/269分(オペラ253分、エクストラ16分)/英・仏・独・西・
伊・蘭・日本語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
アムステルダム音楽劇場を舞台に、アウディの近未来的ステージ演出とヘン
ヒェンの手堅くも躍動的な指揮で独自の世界観を作り上げた、指環4部作の完
結編。

OA0955D \2850
ブリテン(1913-1976):
フィルム「グローリアーナ」(英語歌詞)(エリザベス1世役にジョーゼフィ
ーン・バーストーを迎えた、ブリテンの歌劇のフィリダ・ロイドによるフィル
ム・バージョン(1999年、オペラ・ノースの再演作品に基づく))/エクス
トラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/ジョーゼフィーン・バースト
ー、フィリダ・ロイド、トム・ランドル、ポール・ダニエルとのインタビュー]
歌・演奏/ジョーゼフィーン・バーストー、トム・ランドル、
エマー・マギロウェイ、デーヴィッド・エリス、スザンナ・グランヴィル、
エリック・ロバーツ、クライヴ・ベイリー、リチャード・ホワイトハウス、
ヒラリー・ジャクソン、イアン・パターソン、マシュー・マディマン、
クリストファー・ラーヴィン、クリストファー・スペイト、
ポール・ダニエル(指揮)
イギリス・ノーザン・フィルハーモニア、
デーヴィッド・グリード(コンサートマスター)、
オペラ・ノース合唱団、フィリダ・ロイド(演出)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/138分(オペラ101分、エクストラ37分)/英・仏・独・西・
伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
現エリザベス女王の即位を祝う時期に作曲・初演され、エリザベス1世のセン
セーショナルな恋愛を描いたことで問題作とされたオペラ。ルネサンス舞曲
などを用いながら楽しい雰囲気を作り、まるで20世紀のシェイクスピア劇を
思わせる作品に仕上がっています。ライヴではなく映画として制作された作
品であり、まさに音楽美と映像美の合体だと言えるでしょう。

OA0956D \2380
ラモー(1683-1764):
モテット「主がシオンの繁栄を回復したもうとき」/コンセール用のクラヴ
サン曲集[コンセール第3番-内気/コンセール第3番-ラ・ラ・プープリニエ
ール/同コンセール第4番-ラモー]/伝記ドキュメンタリー「本当のラモー」
(ウィリアム・クリスティ、ジョン・エリオット・ガーディナー、シルヴィ
・ブイス、アンドレイ・シェルバン、ローラン・ペリーのインタビューを含
む)(収録:2004年、パリ、アンヴァリッド、サン・ルイ教会)
歌・演奏/[モテット]ニコラ・リヴァンク、ソフィー・デイヌマン、
ジェフリー・トンプソン、オルガ・ピターチ、
ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン(管弦楽・合唱) 
[コンセール用のクラヴサン曲集]ベアトリス・マルタン(クラヴサン)、
パトリック・コーエン=アケニヌ(ヴァイオリン)、ニマ・ベン・ダヴィド
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルジュ・サイッタ(フルート)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/97分(演奏39分、ドキュメンタリー58分)/英・仏・独・西
・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
オペラ公演「遍歴騎士」で来日が予定されているクリスティ&レザール・フ
ロリサンですが、この作品は予習用にも最適。美しい教会での収録映像であ
り、音楽の雰囲気作りには最適です。ドキュメンタリーは、なかなかこの作
曲家の実像へと迫るチャンスがないだけに貴重。フランス・バロックの入門
アイテムとしてもおすすめです。



<Euro Arts DVD>
2050146 \2700
<ピエール・ブーレーズ・コンダクツ・モダン・クラシックス>
ベルク:
歌劇「ルル」からの5つの交響的小品-第2番「オスティナート」/同-第3番
「ルルの歌」/同-第4番「変奏曲」/同-第5番「アダージョ」 
ドビュッシー:
ボードレールの5つの詩-噴水/フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード 
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
(ライヴ収録:2000年4月25日-26日、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー
[トリエンナーレ音楽祭])
演奏・歌/ピエール・ブーレーズ(指揮)シカゴ交響楽団、
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/91分/英・独・仏語字幕付き/片面二層
ディスク(DVD9)
CDでも名演を披露しているコンビが、得意とするレパートリーを指揮・演奏
しているコンサート・ライヴ。ブーレーズの精緻な指揮ぶりで音楽づくりの
秘密がわかり、シカゴ響の見事な演奏(ソリスト級の名手たちを映像で)が、
近代作品の醍醐味を伝えてくれます。TDKコアから既発売の映像と同じもので
す。

2050406 \2700
<スウィンギング・バッハ:ボビー・マクファーリンとゲスト>
J.S.バッハ:
協奏曲BWV.972-第1楽章/同-第3楽章/管弦楽組曲第1番-第6曲「ブレーI/II」
/平均律クラヴィーア曲集第1巻-フーガ第5番/2つのヴァイオリンのための
協奏曲-第1楽章/同-第3楽章/トッカータとフーガ ニ短調/管弦楽組曲第3番
-第2曲「アリア」/同-第3曲「ガヴォット」/同-第5曲「ジグ」/ファッジ
・フーガ ト短調/バッハのランチ - J.S.バッハの主題による変奏曲/雪が
何?/ディコンストラクティング・ヨハン/「目覚めよ、と呼ぶ声あり」に
よる即興曲/トッカータ、ファンクとコラール/J.S.バッハ=マイルス・デイ
ヴィス:セヴン・ステップス・トゥ・バッハ/管弦楽組曲第2番-第6曲「メヌ
エット」/同-第7曲「バディネリ」/バッハ・メドレー/即興曲第1番/即興
曲第2番/J.S.バッハ=グノーの「アヴェ・マリア」による即興曲/チェンバ
ロ協奏曲第5番のラルゴによる即興曲/ブランデンブルク協奏曲第3番-第3楽章
/チェンバロ協奏曲第3番-第3楽章
(ライヴ収録:2000年7月28日 ドイツ、ライプツィヒ、マルクト広場)
歌・演奏/ボビー・マクファーリン(ヴォーカル)、
ギル・シャハム(ヴァイオリン)、アデーレ・アンソニー(ヴァイオリン)、
ジャック・ルーシェ・トリオ、キングズ・シンガーズ、ジャーマン・ブラス、
イルジー・スティヴィーン(フルート)、コレギウム・クォドリベット、
タートル・アイランド・ストリング・カルテット、
クンテセンス・サキソフォン五重奏団、
クリスティアン・ガンシュ(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/124分/英・独・仏語字幕付き/片面二層
ディスク(DVD9)
ジャズばかりでなく、クラシックやヴォーカル・ファンなど幅広いリスナー
を魅了してきたボビー・マクファーリン。J.S.バッハの音楽を自ら歌い、アレ
ンジして聴かせるステージはまるで宝箱のようです。登場するゲストたちも
バラエティに富んでおり、楽しいままに時間が過ぎる一枚だと言えるでしょ
う。TDKコアから既発売の映像と同じものです。

2054708 \2700
<ディヴァイン・ダンサーズ>
マスネ:マノン(抜粋)
(レイソン・ルーカス編曲、ケネス・マクミラン振付) 
ワイル:どのくらい長い時間(クシシトフ・パストル振付) 
ラフマニノフ:想い出(ジュリアン・レステル振付) 
フランク・シナトラ、ポール・アンカ:マイ・ウェイ
(シュテファン・トス振付) 
プーニ:ファラオの娘(抜粋)(ピエール・ラコット振付) 
パーセル:ムーア人のパヴァーヌ(ホセ・リモン振付) 
ガーシュウィン:フー・ケアーズ(ジョージ・バランシン振付) 
チャイコフスキー:眠りの森の美女-グラン・パ・ド・ドゥ
(マリウス・プティパ、ルドルフ・ヌレエフによるシャルル・ジュード振付)
ブレル:アムステルダム(ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付) 
レ・ブルジョワ(ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付) 
グラズノフ:ライモンダ(抜粋)(マリウス・プティパ振付) 
(ライヴ収録:2006年1月11日、チェコ、プラハ国立劇場)
ダンサー/ポリーナ・セミョーノワ、イゴーリ・ゼレンスキー、
ナターリャ・ホフマン、アルティン・カフティラ、デルフィーン・バイ、
ダニール・シムキン、ドミトリー・シムキン、マリア・アレクサンドロワ、
セルゲイ・フィリーネ、シャルル・ジュード、ステファニー・ルーブルト、
ジャン=ジャック・エルマン、ヴィヴィアナ・フランシオシ、
オクサーナ・クチュルク、ロマン・ミハリョフ、マレク・トゥーマ
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/90分/英・独・仏・西語字幕付き/片面二
層ディスク(DVD9)
今年の1月に行われたバレエの祭典とも言うべきステージは、バレエ&ダンス
・ファン必見。スター・ダンサーたちが集い、クラシックからコンテンポラ
リーまでさまざまな時代のダンスを見せてくれる、まさに映像で楽しむスタ
ー・カタログだと言えるでしょう。



<DVD International>
DVDI0734 \1750
<プラネット・アース:南アメリカ-宇宙から見た地球の映像>
[ソング・インデックス:ア・ラ・カサ・デル・ナンドゥ/カロ・ニーノ/
ソロ・デ・ケーナ/ダンサ・デ・カラ・ルナ/ダンサ/ウアラ/エストゥディ
オ・パラ・チャランゴ/ミス・リャミタス/シクリャダス/マリアナ・キサ
ス/ドレンシャス/カパク・チュンチュ/ラ・マルーサ/ティンク/エル・
メルカド・デ・テスタッショ/パスクラ・リンダ]/追加フィーチャー
[映像・音楽はDVD-VIDEOと同内容です。PCがインターネットに接続されて
いる場合、各映像に関するミッションの詳細をご覧いただけます。ディスク
には200以上の地球の画像(低・中・高解像度フォーマット)が含まれてい
ます]
作曲・演奏/インティ・イリマニ
NTSC方式/画像構成比:16:9(1.78:1)、4:3Letterbox/音声方式:
ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド、DTS6サラウンド・サウンド
/70分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
スペース・シャトルと国際宇宙ステーションから地球を観た美しい映像シリー
ズの最新盤。7月新譜の北アメリカ大陸に続き、南アメリカ大陸を宇宙より俯
瞰。各種の学習に資料として使用も可能であり、環境ヴィデオとしても楽し
めるという、さまざまな用途があるでしょう。Windows PCではDVD-ROMとして
も利用できますので、ますます用途が広がるはずです。

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06-06 No.18

2006年06月21日 19時03分40秒 | Weblog
<COL LEGNO>
WWE20228 \1980
ヴォルフガング・リーム:3つの歌曲集
ハイナー・ミュラーの詩による11の歌曲(1999)
ヘルマン・レンツの詩による8つの歌曲(1998)
リルケの4つの詩(2000)
クリストフ・プレガルディエン(Ten)
ジークフリート・マウザー(Pf)
録音:2003年
COL LEGNOレーベル2006/07カタログ付き
リームの歌曲作曲家としての側面を知ることができる。シューベルト、マー
ラー、R.シュトラウス、ベルクと続くドイツ・リートの伝統を踏まえた叙
情的な歌曲集。後期ロマン派の香り漂う耽美的な世界。ドイツ・リート歌手
としてゆるぎない評価を得ているテノールのクリストフ・プレガルディエン
が好演。

WWE20227 \1980
ヴォルフガング・リーム:弦楽四重奏曲集IV
弦楽四重奏曲第10番(1993/1997)
弦楽四重奏曲第12番(2000/2001)
カルテット・スタディ(2003/2004)
ミンゲ四重奏団
録音:2005年
ベートーヴェンの偉業に挑むかのように留まることを知らないリームの弦楽
四重奏曲シリーズ第4集。40歳代前半の第10番から近作まで。第10番では演奏
者の語り(叫び?)も入る。

WWE20251 \1980
フリードリヒ・チェルハ:管弦楽作品集
帯(1959/1974)
ヴァイオリン協奏曲(2004)
ヨハネス・カリツケ(指揮)
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)、
エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
ウィーン放送交響楽団
録音:2005年11月ウィーン・モデルン・ライヴ、2005年12月
オーストリア作曲界の大御所チェルハの新旧オーケストラ作品を2曲。33歳
の時の「帯」はリゲティの影響が見られるトーン・クラスターの作品だが
2004年に書かれた近作のヴァイオリン協奏曲は打って変わってかなり伝統的
なスタイルをとっている。ヴァイオリンのヴィルトゥオジティを駆使した、
かなり聴き映えのする曲。

WWE20013 2枚組 \3960
ロベルト・M・ヘルムシュロット(b.1938):
12の教会ソナタ(1984-1994)
CD1)
1番/トロンボーンとオルガン、2番/オーボエとオルガン、
3番/2つのトランペットとオルガン、4番/トランペットとオルガン、
5番/フルートとオルガン、6番/トランペット、トロンボーンとオルガン、
7番/チェロとオルガン
CD2)
7番(続き)、8番/ヴァイオリンとオルガン、
9番/ヴァイオリン、チェロとオルガン、10番/クラリネットとオルガン、
11番/ホルンとオルガン、
12番/3つのトランペット、3つのトロンボーンとオルガン
アビー・コナント(Trb)、ミヒャエル・ヘルムラート(Ob)、
クリスティアン・ヘーヘルル(Tp)、クレア・ゲネヴァイン(Fl)、
クレメンス・シュノール(Org)他
録音:1987-1998年
世界初録音
ヘルムシュロットはミュンヘン、シエナ、リエージュ、アメリカ・ニューハ
ンプシャーで学んだ。教会ソナタというタイトルは現代音楽には珍しいが、
それは彼がギリシャ、古代ローマの宗教と西洋文明のルーツに関心があり、
そこから自己の霊感を得ていることと関係がある。オルガンに伴われた1つ
から6つの独奏楽器のための12のソナタは比較的穏健で聴きやすい。

WWE20208 \1980
ヘスス・ルエダ(b.1961):室内楽作品集
カデンツァ-ピアノと室内オーケストラのための
イタカ-5楽器のための、
10楽器のための室内協奏曲第2番、
羅針儀箱-ピアノ五重奏曲、
しかし夜-室内オーケストラのための、
シナメイ-ピアノとアンサンブルのための、
伝説-4楽器のための
ホセ・デ・エウセビオ指揮
プロジェクト・ヘラルド
アナンダ・スカルラン(Pf)
録音:1999年
世界初録音
ルエダはスペイン出身で、ルイス・デ・パブロ、フランシスコ・ゲレーロら
に作曲を師事している。スペインの中堅世代として今後期待の作曲家。

WWE40001 \1980
トム・ソラ(b.1956):機械と電子楽器のための音楽
20の粘土(1993-98)-オルゴールのための9つの作品
蒸留(2002-04)-MIDI ピアノのための
3つの攻撃(2003)-MIDI キーボードのための
トム・ソラ(オルゴール、MIDIピアノ、MIDIキーボード)
ソラはルーマニア出身。ブカレストとシュトゥットガルトで学んだ。作品は
オルゴールとMIDIピアノのために作られており、たぶんにミニマル的。オル
ゴールのディアトニックで涼しげな響きが時に風鈴のように、滝のように、
時にテリー・ライリーのIn Cのように変化して耳に心地よい。時々変な叫び
声も入ってきて爆笑!




<CLASSICO>
CLASSCD655 \1850
「コントラ四重奏団/フェイヴァリット・アンコール」
ヴァイナー:ディヴェルティメント第1番より第1、第2楽章
ハイドン:弦楽四重奏曲第3番より第2楽章
モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調より第3楽章
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番よりアンダンテ・カンタービレ
ニールセン:弦楽四重奏曲へ短調より第3楽章
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲《アメリカ》より第2楽章
スヴェンセン:弦楽四重奏曲イ短調より第2楽章
ランゴー:弦楽四重奏曲第6番よりスウェーデン民謡による部分
メニュ:ソナチネより第2楽章
コダーイ:弦楽四重奏曲第2番より第1楽章
オーレ・シュミット:弦楽四重奏曲第7番より第2楽章
ヴァイナー:ディヴェルティメント第1番より第3楽章
コントラ四重奏団
録音:2005年9月
コントラ四重奏団は1973年に第1ヴァイオリンのアントン・コントラによって
結成されたグループ。当CLASSICOには北欧の作曲家の作品を中心に多数の録
音がある他BISやKONTRAPUNKTといった北欧のレーベルによく録音している。
このアルバムは全て新たに録音されたものでアンコール集といっても普段あ
まり聴く機会のないものが多く含まれており、珍しい弦楽四重奏曲のガイド
としても絶好のオムニバス盤。

CLASSCD665 \1850
トーベン・エングホーフ/室内楽小品集
よい感じ、道化役者が庭に座る、それを取れ、ザ・ビートルズ(Strawberry
Weevils Forever)、エア、鳥たち、メロディ/1988年の夏
リトル・ピース、ジョン・コルトレーンの追憶によるコラール、
あなたのかかとをつけること、アントニオへのオマージュ、
僕は君のことを思う
光・風・音・ベルト、ジョーのコーヒー・ショップ、
序奏とインプロヴィゼーション、夜の歌第2番、喜びの踊り、
序奏とインプロヴィゼーション
ファビュレード第3、1番、グッドバイ
チカダ弦楽四重奏団、
コントラ四重奏団、
カリオン、トリオ・ディヴェルティメント、トーベン・エングホーフ(Sax)
ほか
録音:2004-2005年
エングホーフは1947年生まれのデンマークのジャズ・サックス奏者。彼が作
曲した室内楽曲を集めた。弦楽四重奏、木管四重奏、サックス、ピアノと編
成は様々。ユーモラスな小品集。

CLASSCD676 \1850
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ、チェロ・ソナタ
シューマン:
アダージョとアレグロOp.70、民謡風の5つの小品、幻想小曲集
シムカ・ヘレド(Vc)
ジョナサン・ザーク(Pf)
録音:2005年
チェロのヘレドは永年イスラエル・フィルの首席奏者の勤めた他、ソリスト
としてもクリーヴランド管、ピッツバーグ響などと共演している。近年はポ
ーランドのポメラニアン・フィルの首席指揮者としても活動している。チェ
リストとしてCLASSICOレーベルに多数の録音がある。ピアノのザークはジュ
リアードで学んだ後、北南米、ヨーロッパで活躍。ヘレトとは1969年以来コ
ンビを組んでいる。

CLASSCD677 \1850
トマス・モーリー(1557/58-1602):2声-5声のためのマドリガル集
見よ花の多い所で、ダモンとフィリス、ああ芽の上さえも、優美な水仙、
美しいニンフが汝の恋人のところに来る、フルート二重奏、ああ汝を愛す、
他全21曲
アンサンブル・アマリリス
ゲスト:シレナ・リコーダー四重奏団
録音:2003年
アンサンブル・アマリリスは1995年に結成されたデンマークを代表するソプ
ラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン、バスの混声古楽アンサンブル。
マドリガルの合間にフルート二重奏が入っている。典雅な世界。

CLASSCD678 \1850
「水彩画/スウェーデンのロマンティックなヴァイオリン音楽 」
トール・アウリン(1866-1914):
水彩絵の具(牧歌、ユモレスク、子守唄、ポルカ)、ロマンス
フーゴー・アルヴェーン(1872-1960):
君は静けさ憩い、森は眠り、ロマンス、悲歌
ウィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):ヴァイオリン・ソナタイ短調
エリザベト・ツォイテン・シュナイダー(Vn)
ウルリク・ステアク(Pf)
録音:2005年
19世紀後半から20世紀にかけて活躍したスウェーデンの作曲家のヴァイオリ
ン音楽。近現代的な要素はなく、民族的要素をもった親しみやすい音楽ばか
り。ヴァイオリンのシュナイダーとピアノのステアクはともにデンマーク王
立音楽院の出身でコンビを組んで活動している。

CLASSCD914 \1850
モーツァルト:喜びに胸は踊り、静けさは微笑みながら
R.シュトラウス:星、セレナード
D.アージェント(b.1927):6つのエリザベス朝の歌
エリック・バッハ(b.1946):Spejlet
パーセル:時間の音楽、キューピッド・狡猾な悪者
T.A.アーン:デリラ
ヘンデル:私の苦痛を信じる「アルチーナ」より、「デイダミア」より
パーセル:聴け!大気はこだまして
イェッテ・ローゼンダル(Sop)
フロデ・ステンゴー(Pf&Cemb)
ハンネ・T・ニールセン(リコーダー)
イエンズ・アストルップ(Vn)
ヨハン・クラルップ(Vc)
録音:2005年
ローゼンダルはデンマーク王立音楽院出身でエマ・カークビーにも師事し同
時にヴァイオリニストとしても活躍する驚くべきマルチ・ミュージシャン。
軽やかな歌声が魅力。




<CEDILLE>
CDR90000 089 \1980
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番
バルトーク:2つの肖像
ジェニファー・コー(Vn)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
録音:2004年、2005年
ライヴ・レコーディング
1994年にチャイコフスキー・コンクールで特別賞を受賞して以来、アメリカ
を拠点に活躍しているジェニファー・コーのシカゴにおける最新ライヴ。プ
ログラムに東欧の近代作品ばかりを取り上げるあたりは心憎い。シマノフス
キの後期ロマン派の退廃的な協奏曲をコーは艶っぽさを持ちながらも毅然と
した態度で弾ききり圧巻。続くマルティヌー、バルトークも彼女の若さあふ
れる躍動感が印象的。

CDR90000 088 \1980
ヴァルター・ラブル(1873-1940):クラリネット四重奏曲 変ホ長調(1896)
ヨゼフ・ラボール(1842-1924):クラリネット五重奏曲 ニ長調(1900)
オリオン・アンサンブル
【ジェニファー・マーラス(Va)、 カスリーン・パートル(Cl)、
フロレンティーナ・ラムニチェアヌ(Vn)ジュディ・ストーン(Vc)
ディアナ・シュミュック(Pf)】
録音:2005年
ラブルは1873年ウィーン生まれ、ラボールは1842年ボヘミア生まれ。年代の
差はあるものの、ともに19世紀末から20世紀にかけてヨーロッパで活躍した
作曲家で、これまで全く知られていなかったといってよい。編成からおよそ
想像されるように作風はどちらもブラームスの影響が色濃い。マーラー、R.
シュトラウス、ツェムリンスキーらとは別の、当時のウィーンを中心とした
作曲界の潮流が、ここから想像できるだろう。当アンサンブルのメンバーは
全員女性のシカゴでは評判のサンサンブル。

CDR90000 090 \1980
現代アメリカ管弦楽作品集
バーバラ・コルブ(b.1939):オール・イン・グッド・タイム(1994)
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):
サラバンダ・イン・メモリアム(1997/2003)
マイケル・ハーシュ(b.1971):記憶の灰(1999)
ジョン・コリリアーノ(b.1938):真夏のファンファーレ(2004)
ジョン・ハービソン(b.1938):管弦楽のためのパルティータ(2000)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
録音:2004-2005年
世界初録音
注目作はピューリッツァー賞受賞作曲家カーニスのサラバンダ・イン・メモ
リアムでバーバーのアダージョを思わせる悲しい叙情性が聴き手の心をわし
づかみにする。ハービソンのパルティータはストラヴィンスキーの新古典主
義期の作品を思わせる軽快な音楽。全体にエンターテイメント性に富んだ、
いかにもアメリカの現在を反映した管弦楽曲集である。グラント・パーク管
弦楽団はシカゴのグラント・パーク音楽祭のレジデント・オーケストラで
1943年ニコライ・マルコが初代首席指揮者を務めた。現在はウルグアイ生ま
れの中堅カルロス・カルマーがオーケストラと音楽祭の首席を務め、主にア
メリカの新作を演奏している。





<MUSIC & ARTS>
M&A1185 \1980
リスト:交響詩「マゼッパ」
(ベルリン国立歌劇場管、1925年機械式録音)、
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(ベルリン国立歌劇場管 1924年機械式録音)、
リスト:交響詩「マゼッパ」(ベルリンフィル 1928年電気式録音)
オスカー・フリード指揮
いまや完璧に忘れらた存在の大物指揮者、オスカー・フリード。ポリドール
企画による大指揮者によるベートーヴェン:交響曲全集では、第2番と「英雄」
を担当。機械式録音ゆえに頼りない音ですが、さすが立派な構えは感じ取る
ことが出来ます。

M&A1186 \1980
バッハ(ロマン・ブラド編):我らが悩みの極みにあるとき、
ブゾーニ:対位法的幻想曲、
ロマン・ヴラド:オプス・トリプレックス
カルロ・グランテ(P)
カルロ・グランテのバッハ絡みピアノ作品集。ロマン・ヴラドは、1919年生
まれ。映画音楽(“トスカニーニ”など)も手がける才人です。

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06-06 No.17

2006年06月21日 16時35分15秒 | Weblog
★AUDITEレーベル特別セールのご案内★
当店HPにセールのご案内を掲載いたしました。
通常1枚もの\1480の特価でのご案内です。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/open.html

★当店HPに以下のレーベルカタログ(PDFファイル)を追加しました。

ALBANY
ARTS
CLASSICO
COL LEGNO
DIVOX
PIERRE VERANY
TELOS

<Deutsche Grammophon (Germany)>
4765244 \1850
ヴンダーリヒ・プライベート-Wunderlich Privat
ベートーヴェン:君を愛す
R.シュトラウス:私は愛を抱いている、セレナード
ブラームス:日曜日、窓辺にて、あるソネット、五月の夜
ヴォルフ:こうのとりの使い
シューベルト:別れ
ハイドン:Flies leise, mein Bachlein、Ich stehe auf der Heide、
Es weiden meine Schafe、Im Schlummern、Mein suses Liebchen
ボーナストラック(自宅での練習風景をノーカットで収録)
R.シュトラウス:チェチーリエ
ベートーヴェン:君を愛す
ヘンデル:歌劇「セルセ」より“地獄の残酷な女神め”
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フーベルト・ギーゼン(Pf)、ロルフ・ラインハルト(Pf)、
ロルフ・シュタインバッヒャー(Pf)
録音:1962-66年(自宅でのプライベート・テープ録音)
ヴンダーリヒのプライベート未発表録音!自宅での練習風景も収録!
グルダのDG未発表音源(モーツァルト)の大ヒット・リリースは記憶に新し
いところですが、ここにきてなんと、ヴンダーリヒが自宅で歌ったというテ
ープ音源がまたもやDGからリリースになります。ヴンダーリヒ晩年(1962-
66年)の歌唱を収めており、しかも、全て彼の自宅(ホームスタジオ?)
で収録された、これまで無かったシチュエーションでの歌声を聴くことがで
きます。ボーナストラックの練習風景では、後ろの方で子供の話し声が聴こ
えてくるなど、微笑ましく和やかな雰囲気を聴きとるのもまた一興。プライ
ベート・テープ録音とはいえ、音質は想像以上に良好で、ヴンダーリヒの美
声がびんびん鳴り響く様は痛快そのもの。テノール・ファンには堪らない発
掘音源です!





<Glossa>
GCD 921521 \2180
G・F・ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.1 ――
カンタータ《炎の中で》HWV.170/カンタータ《フィッリの夜の思い》
HWV.134/カンタータ《あの宿命の日から(愛の妄想)》HWV.99/カンター
タ《高貴な望みの子》HWV.113
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
ファビオ・ボニッツォーニ(指揮&チェンバロ)、
アンサンブル・リゾナンサ
言わずと知れたバロック時代の大作曲家ヘンデル。そのヘンデルがイタリア
滞在時代(1706年-1710年)に作曲を行った100曲の室内カンタータ(イタリ
アン・カンタータ)の録音にグロッサが着手!
グロッサの新シリーズとなるヘンデルの「イタリアン・カンタータ集」は、
100曲のカンタータの中から器楽伴奏付きの約30曲取り上げ、2006年から2009
年にかけてレコーディング&リリースが行われるというプランになっている。
今回の「イタリアン・カンタータ集」で初登場となる「アンサンブル・リゾ
ナンサ」は、ミッツィ・メイヤーソンと共にグロッサの鍵盤楽器分野を代表
する名手ファビオ・ボニッツォーニによって結成された新たなアンサンブル
である。
そして注目のソプラノには、古楽やバロック音楽のスペシャリストとして称
賛を浴びている1966年イタリア出身のロベルタ・インヴェルニッツィを起用!
また、グロッサの特色の1つでもあるジャケットのデザインは、今回も高い芸
術性を感じさせる素晴らしい仕上がりを見せてくれている。
コープマンやレオンハルト、サヴァールといった名匠たちからの信頼も厚い
インヴェルニッツィの歌声と、ボニッツォーニが統率する気鋭のアンサンブ
ルとのコンビで贈るヘンデルは、グロッサを代表する素晴らしいシリーズと
なること間違い無し!

GCD 920015(特別価格&特別仕様) \1000
ラ・ヴェネクシアーナ・ライヴ・イン・コルシカ
Glossaカタログ封入特別仕様盤 ――
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
こうして死ねるものなら(マドリガーレ曲集第4巻より)/私は若い娘(同)
/ああ、あなたがそれほど好きなら(第7巻)/むごいアマリッリ(第5巻)
/星空の輝きのもとに(第4巻)/ああ、美しいその顔(第6巻)/私は燃え、
心を焦がし(第7巻)/アリアンナの嘆き/さらば、美しいフロリダ(第6巻)
/女よ、私が帰ると私の思いは(第2巻)/恋人の燃える瞳をじっと見つめ
ていた時に(第2巻)/ 素敵な羊飼い(第9巻)/今や天も地も(第8巻)/
ニンファの嘆き(第8巻)/あなたを愛しています、私の生命よ(第5巻)
クラウディオ・カヴィーナ(ディレクター)、
ラ・ヴェネクシアーナ〔ロサーナ・ベルティーニ、ヴァレンティナ・コラド
ナート(ソプラノ)、クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)、サ
ンドロ・ナリア、ジュゼッぺ・マレット(テノール)、ダニエレ・カルノ
ヴィッチ(バス)、フランコ・パヴァン(テオルボ)、ファビオ・ボニッ
ツォーニ(チェンバロ)〕
“ヴェネクシアーナ・ライヴ!”(GCD P30912)として大好評を得ていたラ
・ヴェネクシアーナの名盤にGlossaのカタログを封入した特別仕様盤を再度
ご案内いたします!





●価格変更(値下げ)につき再度ご案内いたします。既にご注文をいただい
ているお客様は再オーダーは不要です。
<ORTHO SPECTRUM>
KDC 6001 \1980
日本語オビ解説つき
宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート
=曲目(作詞 / 作曲)=
1.花かげ(大村主計 / 豊田義一)
2.十五夜お月さん(野口雨情 / 本居長世)
3.雨ふり(北原白秋 / 中山晋平)
4.花嫁人形(蕗谷虹次 / 杉山長谷夫)
5.七つの子(野口雨情 /本居長世)
6.リンゴのひとりごと(武内俊子 / 河村光陽)
7.きいろいきいろい歌(サトウハチロー / 中田喜直)
8.月の沙漠(加藤まさを / 佐々木すぐる)
9.摘草(小学唱歌[3年])
10.虫のこゑ(小学唱歌[3年])
11.牧場の朝(小学唱歌[4年])
12.海(小学唱歌[5年])
13.鯉のぼり(小学唱歌[6年])
14.我は海の子(小学唱歌[6年])
15.さくら(日本古謡・中田喜直編)
16.愛国の花(福田正夫 / 古関裕而)
17.子守歌(野上彰 / 團伊玖磨)
18.庭の千草(里見義 訳詞 / アイルランド民謡)
19.マリアの子守歌(べーリッツ[宇野通芳 訳詞] / レーガー)
20.春への憧れ(オーヴァべック[上山友昭 訳詞]/ モーツァルト)
21.バルバリーナのカヴァティーナ「落としてしまった、どうしよう」
(モーツァルト)
22.ツェルリーナのアリア「ねえ、あなたおとなしくしていたら」
(モーツァルト)
23.ピエ・イエス(慈悲深きイエスよ)(フォーレ)
24.バイレロ(オーヴェルニュ民謡[カントルーブ編])
有山麻衣子(ソプラノ)佐藤和子(ピアノ)
録音:2006年3月18日ムラマツ・リサイタルホール新大阪(ライヴ)
「声の訓練を日常受けつづけるプロの歌手には、絶対こんな声は出ない。ぼく
はクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCDを聴かせたい。
なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかも知れないが、芸術のいち
ばんの敵は常識なのだ。」宇野功芳(ライナーノーツより)
宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ、有山麻衣子のソロ・コンサート・ライヴ・アル
バム。ノン・ヴィブラート、手垢にまみれぬ清楚な歌声で聴くなじみ親しんだ
名曲の数々は、多くの人の心を惹きつけることでしょう。録音にはインフラノ
イズ社製のオルソ・スペクトラム高精度クロック、A/Dコンバーターほか音にと
ことんこだわった機材を使用していてオーディオ的魅力もいっぱいです。レコ
ード芸術8月号「志木折々」欄にて当アルバムは紹介される予定です。
有山麻衣子(ソプラノ)…宇野功芳に師事。東京をはじめ金沢、富山、横浜、
埼玉でリサイタルを開催。また、アンサンブル・フィオレッティーにも参加し、
各地で演奏活動を続けている。

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06-06 No.16

2006年06月19日 18時07分56秒 | Weblog
<Accord>
4769151 3枚組 \5940
フンパーディンク:歌劇 「王様の子供たち」 全曲
ジョナス・カウフマン(T)、オフェリア・サラ(S)、
デートレフ・ロート(Br)、ノラ・グビッシュ(Ms)、
ラトヴィア放送合唱団
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:アルミン・ジョルダン
録音:2005年7月、ドイツ語歌唱
意欲的なオペラ録音を続々とリリースしているモンペリエ国立管。今回のア
ルバムはフンパーディンクのオペラ「王様の子供たち」のフランス初演とな
る録音です。「ヘンゼルとグレーテル」に人気が集中しているフンパーディ
ンクですが、「王様と子供たち」もおとぎ話を元にしたオペラ。魔女によっ
てがちょうにされてしまった王女と、乞食になった王子の恋の物語で、最後
には魔女が毒を盛ったパンを食べて二人とも死んでしまうという、なんとも
可哀想なあらすじです・・・。フンパーディンクの音楽は、ワーグナー風の
分厚いオーケストレイションが魅力的で、METなどで活躍するカウフマンや、
ベルリン・ドイツ・オペラなどヨーロッパで大人気のスペインの歌姫オフェ
リア・サラをはじめ、脇役に至る歌手達までもがひじょうに充実した歌声を
聴かせてくれます。ちなみにオフェリア・サラは、来年日本で「ばらの騎士」
のゾフィー役を歌う予定です。

4769738 \1350
ジャン・ポール・ポレッティ:En Chemin..(途中で..)
1.Mal' Cunciliu
2.Lettera a Sergio
3.E Muntagne D'Ese
4.Imagina
5.Perche cantu
6.A Leccia
7.Miseremini Mei
8.Ecce Panis
9.Credo
10.A Tribbiera
11.Oremus
12.Eterna
13.Viaghj
14.S'elle tornanu un ghjornu
15.Terra Mea
ジャン・ポール・ポレッティ(Vo)他
録音:1989-2006年

4769739 \1350
ジャン・ポール・ポレッティ:カンタータ・コルシカ
ジャッキー・ミカエリ(S)、ミヤ・フラカッシニ(Ms)、
シリル・ロヴィーギ(T)、
ジャック・クリオリ&ジャン・ピエール・ポレッティ(Br)、
コスタ・パラドゥーカス(Org)、
サルテーヌ合唱聖歌団、ボノ・モンテヴェルティ合唱団、
ルーマニア・シビウ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:シプリアン・パーラ
録音:2000年
コルシカ島の伝承音楽を素材に、独自の音楽を作曲しているジャン・ポール
・ポレッティ。地元コルシカ島では、ポリフォニーと呼ばれる独特の多声音
楽を伝えるために学校を設立、後進の指導にもあたっています。ACCORDから
は2枚のアルバムが出ていますが、今回さらに2枚加わります。1枚目の「En
Chemin」は彼の作品の聴きどころを集めたベスト盤的内容。ポピュラー音楽
のような歌から、美しい合唱曲まで、ポレッティの多彩な才能を楽しめます。
そして2枚目はポレッティの代表作「カンタータ・コルシカ」。1993年カンヌ
で書かれたこの作品は、1995年シャトレ座のシーズン開幕公演で初演され、
この作品によって彼はロンドン・ロイヤル・ミュージック・カレッジの名誉
会員に選ばれました。自らソリストとして参加しているこのアルバム、コル
シカ島の伝承音楽とクラシカルなスタイルの音楽が見事に融合した大作です。
うれしいミッド・プライスでの発売!


●Accord Baroque
良質のバロック音楽をミッド・プライス、美麗デジパックでお届けしてきた
Accord Baroqueシリーズ。ちょっと意外ですが、いままでのリリースはすべ
て1枚ものでした。今回、2枚組ものを5タイトル追加して、なんと全50タイト
ルの壮大なシリーズの完成となります!

4769486 2枚組 \2700
オルガン伴奏による珍盤!
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
CD1
ハ短調 BWV1017、ト長調 BWV1019A、ホ長調 BWV1016
CD2
ロ短調 BWV1014、ヘ短調 BWV1018、イ長調 BWV1015
アリス・ピエロ(Vn)
マルタン・ジェステル(Org)
1993年録音

4769653 2枚組 \2700
クリスマス前夜の徹夜の祈り
バッサーニ(1657頃ー1716):SALMI CONCERTATI(伴奏付き詩編曲集)
レグレンツィ(1629-1690):モテット
ル・パルルマン・ド・ミュジーク
指揮:マルタン・ジェステル
録音:1997年
バッサーニのSALMI CONCERTATIは、バロックの晩祷音楽の伝統にのっとって
書かれたバッサーニの代表作。このアルバムでは、バッサーニの同僚でもあ
ったレグレンツィのモテット3曲を、第2部の途中に挿入して演奏しています。

4769665 2枚組 \2700
ボノンチーニ:オラトリオ 「キリストの足下のマグダラのマリア」 全曲
アンサンブル・コンチェルト
指揮:ロベルト・ジニ
録音:1998年
ヘンデル最大のライバルであったボノンチーニ。そのオラトリオは、皮肉に
もヘンデルの語法にひじょうによく似たものでした。ジニの演奏は、この作
品の雄大さをよく表しています。

4769696 2枚組 \2700
カルダーラ:オラトリオ 「フランス王クロヴィスの改宗」 全曲
ル・パルルマン・ド・ミュジーク
指揮:マルタン・ジェステル
録音:1996年

4769483 2枚組 \2700
生誕350年!
マレ:ヴィオール作品集(未出版作品集)
CD1
1.スペインのフォリア
2.ヴィオールとテオルボのための前奏曲(テオルボ・ソロ版)
3.組曲 イ短調
4.クラヴサン独奏のためのシャコンヌ
5.組曲 ニ短調
CD2
1.組曲 ト長調
2.組曲 ホ短調
3.組曲 ニ調
4.組曲 イ長調
5.組曲 ニ短調(テオルボのための)
6.組曲 ハ調
ジョナサン・ダンフォード(バス・ヴィオール)
アンサンブル・ア・ドゥ・ヴィオーレ・ゼガレ
録音;2000年(CD1),2001年
バス・ヴィオール奏者ジョナサン・ダンフォールが入手した、マラン・マレ
の未出版作品をまとめて収録したアルバムがACCORD BAROQUEで復活。今年は
マレの生誕350年でもありました。




<Decca Italy>
4763038 \2080
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
幻想曲 ハ短調(1823)、カプリッチョ(1824)、
アダージョとプレスト・アジタート(1833)、アンダンテ(1826)、
ソナチネ(1821)、無言歌集(1827,1830,1841)、Folio d'album(1830)、
「真夏の夜の夢」断片(1841)
ロベルト・プロッセダ(Pf)
ロベルト・プロセッダは、アレッサンドロ・カーサグランデ国際ピアノ・コ
ンクールやミラノ・U.ミケーリ国際 ピアノ・コンクールに入賞歴を有するイ
タリアの若手ピアニスト。このディスクは、作品名辞典にも探せない作品を
多数含む、メンデルスゾーンの珍しいピアノ作品を集めた一枚です。どの曲
が本当に世界初録音なのか調べきることすらできない、レア度!

4762016 \2080
モーツァルト:
フルート協奏曲 第1番&第2番
フルートとハープのための協奏曲
アンドレア・グリミネッリ(Fl)
ルイザ・プランディーナ(Hp/アルパ)
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
指揮:サー・ロジャー・ノリントン
録音:2003年12月 ザルツブルク、モーツァルテウム
1959年イタリアのコレッジョ生まれ。パリ音楽院でジャン=ピエール・ラン
パルに学び、1984年パヴァロッティに見出され、世界各地に同行するととも
にCDでも共演して一躍世界の音楽ファンに認知されるようになったグリミネ
ッリ。ソロ活動では、プレートル、ジュリーニ、メータ、クリヴィヌ、ロジェ
ストヴェンスキー、レヴァイン等の指揮者と共演する他、多彩な活動を続け
ています。モーツァルトの作品を集めたこのアルバムでは、グリミネッリ特
有の明るい音色がぴったりマッチして爽やかに歌い上げています。
国内盤は既出ですが、モーツァルト・イヤーに是非、再度注目して頂きたい
アルバムです。

4767030 \2080
シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲
ベートーヴェン:フルートとピアノのためのセレナード ニ長調
同:フルートとピアのためのソナタ 変ロ長調
アンドレア・グリミネッリ(Fl)
ジャンルカ・カシオーリ(Pf)
録音:2004年8月29‐30日、ヴェローナ
グリミネッリの明るく伸びやかなフルートとカシオーリの繊細で知性的なピ
アノが絶妙のバランスで調和した逸品。前回、カシオーリのソロ・ショパン
・アルバムもリリースとなりましたが、突出したオーダーを頂いており、日
本での人気の高さを証明してみせています。

4763037 \2080
フルートとギターのためのイタリア音楽集
ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲(大ソナタ) 作品52
同:大ソナタ イ長調 作品85
レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテ ト長調 作品23
パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ
ロッシーニ:アンダンテと変奏
アンドレア・グリミネッリ(Fl)
フィロメーナ・モレッティ(g)
名手グリミネッリのフルートと、超絶技巧の腕前を持つサルディーニャ島
(イタリア)のギタリスト、モレッティが共演した、イタリアの作曲家によ
る作品集。

4761547 \2080
トスティ:歌曲集
カルメーラ・レミージョ(S)
レオーネ・マジェラ(Pf)
イタリア注目の新進ソプラノ、カルメーラ・レミージョと、パヴァロッティ
の伴奏指揮者&ピアニストとして有名なマジェラの伴奏による、イタリア生
粋のトスティ歌曲集。





<PALEXA>
輸入代理店の変更で、旧譜がご注文いただけるようになりましたので、まと
めてご案内いたします。

PALEXA0501 \1980
ショパン:
夜想曲変ロ短調Op.9-1 
夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2 
ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44 
幻想ポロネーズOp.61 
マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3 
ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5 
前奏曲ニ長調Op.23-4 
ピアノ・ソナタ第2番Op.36 
リスト:リゴレット・パラフレーズ
ガブリエラ・モンテロ(Pf)

PALEXA0502 \1980
「ヘンリク・シェリング・ピッツバーグ・リサイタル」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.30-2 
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ホ長調BWV1006 
ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタ) 
ポンセ:ソナタ・ブレーヴェ 
シマノフスキー:ノットゥルノとタランテラOp.20 
ミヨー:春Op.18 
ファリャ:スペイン舞曲-クライスラー編
ヘンリク・シェリング(Vn)
チャールズ・ライナー(Pf)

PALEXA0503 \1980
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲ニ短調Op.30 
リスト:「鱒」「乙女の願い」「献呈」 
オペラ編曲:「ルチア」「オランダ人」「リゴレット」
ホルヘ・ボレット(Pf) 
デビット・ジンマン(指)インディアナ大管弦楽団

PALEXA0504 \1980
シューベルト:
ピアノ・ソナタ イ長調D.959 
ハンガリーのメロディーD.817 
アレグレット ハ短調D.915 
12のレントラー 
リスト:ワルツ-シューベルト
フランク・レヴィ(Pf)

PALEXA0505 \1980
リスト:スペイン・ラプソディ 
プロコフィエク:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14 
リスト/シューベルト:糸をつむぐグレートヒェン 
アヴェ・マリア 
どこへ 
メンデルスゾーン:無言歌Op.19-6, Op.30-6 
スケルツォOp.16 
メシアン:みどり子イエスより第11曲
ルシーユ・チュン(Pf)

PALEXA0506 \1980
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40/楽興の時ロ短調Op.16-3 
メトネル:ピアノ・ソナタ第7番ニ短調/「夜の風」Op.25-2
ポール・スチュアート(Pf) 
イーゴリ・ゴロフチン(指)モスクワ放送SO.

PALEXA0507/8 2枚組 \3960
ラモー:クラヴサン組曲ホ短調(1724) 
ハイドン:ピアノ・ソナタ第30番ニ長調 
モーツァルト:
ロマンス 変ロ長調K.Anh.2PALEXA05, 
アダージョ ロ短調K.540, 行進曲ハ長調K.408-1, 
アンダンテ ヘ長調K.616 
シューベルト:
4つの即興曲Op.90, 
アンコール曲:ソナタD.959よりアンダンティーノ 
ショパン:マズルカ変ロ長調/変イ長調Op.59-2 
スクリャービン:エチュード イ長調/ロ長調Op.8-4 
作者不詳:16世紀のヴェネチアのガリヤルド
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)

PALEXA0509 \1980
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 
J.S.バッハ:
ピアノ協奏曲第1番(ブゾーニ版) 
ノクターンOp.27の2 
エチュードOp.25の5 
エチュードOp.10の5 
ワルツOp.34の1
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
アッカーマン(指)チューリヒ・トーンハレO. 
ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO.

PALEXA0510 \1980
ショパン名演集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」 
夜想曲ハ短調Op.48-1 
夜想曲ヘ短調Op.55-1 
ポロネーズ 変ホ短調Op.26-2 
ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄」 
ワルツ 変イ長調Op.34-1 
ワルツ 変ニ長調Op.64-1「小犬」 
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39 
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
ガブリエラ・モンテロ(P) 
録音:1998年9月モントリオール/スタジオ

PALEXA0511 \1980
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番
ホロヴィッツ(Pf) セル(指)ニューヨークPO. 
ルービンシュタイン(Pf) ロジンスキー(指)ニューヨークPO. 
録音:1953年ライヴ、1946年ライヴ

PALEXA0511 \1980
ヘンデル:組曲第2番/第5番 
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番/2つの詩曲 
リスト:コンソレーション/伝説
ケマル・ゲキチ(Pf)

PALEXA0513 \1980
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番D.960 
6つの《楽興の時》D.780 
(リスト編:)《ドッペルゲンガー》
フランク・レヴィ(P) 録音:1998年

PALEXA0514 \1980
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番K.332, 
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番D.959, 
シューマン:《謝肉祭》Op.9
アニー・フィッシャー(P) 
録音:1984年3月9日モントリオール/ラジオ・カナダ・FM放送ライヴ
(共同製作)

PALEXA0515 \1980
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番K.482 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番Op.37
アニー・フィッシャー(Pf) 
オットー・クレンペラー(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO. 
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリン放送SO. 
録音:1956年、1957年

PALEXA0516/7 2枚組 \3960
J.S. バッハ:
フランス組曲ハ短調BWV831 
イギリス組曲第3番ト短調BWV808 
パルティータ第2番ハ短調BWV826 
パルティータ第4番ニ長調BWV828 
パルティータ第6番ホ短調BWV830
コンスタンチン・リフシッツ 
ピョートル・アンデルシェフスキ 
ポール・メイエ 
ショーン・ダッガン(Pf)

PALEXA0518 \1980
シューベルト:さすらい人幻想曲D.760 
リスト:ソナタ ロ短調 
ゴットシャルク:バンジョー 
モシュコフスキ:火花 
グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
ベス・レヴィン(Pf) 
マイケル・グート(Pf) 
録音:1999年7月16日、1999年7月23日

PALEXA0519 \1980
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調K.570 
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110 
シューマン:謝肉祭Op.9 
ショパン:夜想曲変ハ短調(遺作)
ポール・メイエ(Pf) 
録音:1999年7月19日

PALEXA0520 \1980
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」全曲
ケマル・ゲキチ(Pf) 録音:1999年7月19日

PALEXA0522 \1980
ブルックナー:交響曲第8番
カール・ベーム指揮
チューリヒ・トーンハレ管
1978年7月4日ライヴ・ステレオ録音

PALEXA0523 \1980
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 
シューマン:幻想小曲集Op.12 
ベン=ハイム:5つの小品Op.34
ソンドラ・タマム(P) 
録音:2000年1月モントリオール

PALEXA0524/5 2枚組 \3960
シューベルト:
4つの即興曲集Op.90D.899 
4つの即興曲集Op.142D.935 
楽興の時Op.94D.780 
3つのピアノ曲D.946 
〔アンコール曲〕
メシアン:幼子イエスに注ぐ20の眼差し-預言者と羊飼いと東方の三博士の
眼差し
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
録音:2000年7月12日マサチューセッツ、
ウィリアムスタウン/チェイピン・ホール

PALEXA0526/7 2枚組 \3960
J.S.バッハ:イタリア協奏曲へ長調BWV971 
ベートーヴェン:
ロンド ハ長調Op.51-1/ロンド ト長調Op.51-2/
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28 
バード:
4声のミサ-キリエ/ウォルシンガムに行こう/8番目のパヴァーヌ/乙女の歌
シューマン:謝肉祭Op.9 
アネリオ:ガリアルダ
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)

PALEXA0528 \1980
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番 
ピアノ協奏曲第27番
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
ジェームス・ボレ(指)モナドノックフェスティヴァルO. 
録音:2001年8月

PALEXA0529 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 
シューベルト:ピアノ・ソナタ ト長調D.894 
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
リヴィア・レフ(Pf) 録音:2000年7月

PALEXA0530 \1980
ブルックナー:交響曲第9番
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・フィル
1977年11月28日ライヴ・ステレオ

PALEXA0531 \1980
ベートーヴェン:交響曲第7番
ストラヴィンスキー:春の祭典
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ベルリンPO. 
録音:1978年1月28日ベルリン、1978年8月31日ルツェルン音楽祭 
全ステレオ録音

PALEXA0534 \1980
ブラームス:
2つのラプソディ Op.79, 3つの間奏曲 Op.117, 
6つの小品 Op.118, 4つの小品 Op.119
フランク・レヴィ(P) 録音:2000年,2002年

PALEXA0535 \1980
プラッティ:クラヴィーア・ソナタ Op.4-1, 
シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D850, 
メトネル:8つの情景画 Op.1
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P) 
録音:2003年、モントリオールでのライヴ録音

PALEXA0536 \1980
スカルラッティ:
ソナタ ロ短調L.33, ホ長調L.23, ホ長調L.224, 
シューマン:クライスレリアーナ Op.16, トロイメライ, 
ラフマニノフ:前奏曲ト長調, 同嬰ト短調, V.Rのポルカ, 
リスト:ペトラルカのソネット104番, 
ショパン:マズルカ イ短調Op.17の4, 同ヘ短調 Op.7の4, 
ポロネーズ変イ長調「英雄」, 
モシュコフスキ:火花 Op.36
ウラジーミル・ホロヴィッツ(Pf) 
[1986年4月27日レニングラードでのライヴ]

PALEXA0537 \1980
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調 
詩的で宗教的な調べ-葬送 
超絶技巧練習曲集-前奏曲、イ短調、風景、鬼火、エロイカ、荒野の狩、
ヘ短調、夕べの調べ
スヴィャトスラフ・リヒテル(Pf) 
1965年5月18日カーネギーホール、1958年2月11日ブダペスト
1956年モスクワ

PALEXA0540 \1980
ベートーヴェン:
バガテルハ短調、7つのバガテル作品33、バガテルハ長調、
11のバガテル作品119、六つのバガテル作品126
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
2001年7月12日マサチューセッツ・ライヴ

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06-06 No.15

2006年06月19日 12時47分53秒 | Weblog
★AUDITEレーベル特別セールのご案内★
当店HPにセールのご案内を掲載いたしました。
通常1枚もの\1480の特価でのご案内です。
よろしくご検討ください。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/open.html

=================================

<LIGIA DIGITAL>
Lidi 0103165-06 \2180
アレクサンドル・フランソワ・ボエリ(1785-1858):
ピアノ四手連弾作品集
ソナタ ホ短調 Op.17/二重奏曲 Op.4
四重奏ソナタ Op.31/二重奏曲 Op.4 から 第2楽章(第2版)
ロラン・マルタン&ベティ・オヴェット(ピアノ)
録音:2005年6月20-22日、シャトー・ド・バル
当レーベルからジョルジュ・オンスロウ(1784-1853)のピアノ独奏作品集
(LIDI 0103134-04)と四手連弾作品集(LDI 0103115-02;ティエリ・ラヴァ
ザール共演)をリリースしていたロラン・マルタンが、オンスロウの一歳年
下のボエリの四手連弾作品を録音。ボエリはフランクやアルカン、そして教
え子であったサン=サーンスから賞賛された音楽家であり、マルタンは「アル
カンとオンスロウに続いてボエリ再評価の時が来た」と述べています。

Lidi 0104166-06 \2180
J・C・バッハ、モーツァルト:教会ソナタ集
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
オルガン、2つのヴァイオリンと低音のための協奏曲変ホ長調
オルガン、2つのヴァイオリンと低音のための協奏ロンド ヘ長調
オルガン、2つのヴァイオリンと低音のための協奏曲変ロ長調
モーツァルト(1756-1791):
2つのヴァイオリン、オルガン、チェロと低音のためのソナタ
変ホ長調 K.67(41h)/変ロ長調 K.212/ヘ長調 K.224(241a)/
ヘ長調 K.244/ニ長調 K.245/ハ長調 K.328(317c)/ハ長調 K.336(336d)
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
アンサンブル ...in Ore mel...
ステファニー=マリー・ドガン、ピエール・フランク(ヴァイオリン)
ラファエル・シュレティアン(チェロ) 
クリスティーヌ・パユー(コントラバス)
録音:2005年10月24-26日、サン=シール/サント=ジュリエト教会
使用楽器:1999年、ベルナール・オーベルタン製(オルガン)
J・C・バッハのオルガン協奏曲は、J・S・バッハのカンタータのいくつかに見
られるオルガン協奏曲形式のシンフォニアと、ハイドンのオルガン協奏曲やモ
ーツァルトの教会ソナタの橋渡し的な作品と見ることができます。おなじみ
ヴェルネとピリオド楽器アンサンブル「...in Ore mel...」の共演。

Lidi 0109164-06 \2180
聖歌隊と手回しオルガン
おお、息子らと娘らよ(復活の祝日の行列聖歌)(*/+/#/**/++)
復活祭のイントロイトゥス(*/+/#/**/++)
序奏(++)
アンリ・デュモン(1610-1684):王のミサ[Messe Royale]第1旋法
(ヴァレー・ド・ヴェジュビーの写本より)から
キリエ・エレイソン,グローリア(*/+/#/++)
オフェルトリウム(++)
序誦の結句(**)
アンリ・デュモン:王のミサ から サンクトゥス(*/+/#/++)
聖体奉挙(++)
アンリ・デュモン:王のミサ から アニュス・デイ(*/+/#/++)
聖体拝授(++)
退場曲(++)
Le Bourbon et la foi(*/+/#/**/++)
テ・デウム(ナンシーの神学校のミサと行列のための歌集 より)(*/+/#/++)
Tout nest que vanité(*/+/#/**/++)
Hélas, quelle douleur(*/+/#/**/++)
スターバト・マーテル(*/+/#/**/++)
Venez divin Messie(*/+/#/**/++)
不詳(18世紀):
聖霊降臨節の第11日曜日の晩課のアンティフォナとマニフィカト(*/+/#/**)
(フォー・ブルドン[ファルソボルドーネ]、インゲベルティン博物館蔵)
アンサンブル・ヴォクス・カントーリス
ジャン=クリストフ・キャンド(歌、指揮)(*) 
ジャン=エティエンヌ・ランジャンニ(歌)(+)
ジャン=マルク・ヴィエ(歌)(#) アントワーヌ・シコ(歌)(**)
ミシェル・コラン(手回しオルガンのレジストレーション(++))
ミシェル・コラン、ミシェル・フサール、
シャルル・アンリ(手回しオルガンの手回し)
録音:2005年5月5-7日、サン・シャフレイ教会
使用楽器:
1820年頃、ミルクール、フランソワ=ゴエリ・デュモン&クレマン製(手回し
オルガン) 19世紀フランスでの典礼の再現を試みたアルバム。声楽とオルガ
ンが交代しながらの進行、フランス語歌曲の挿入、フォー・ブルドン(単旋律
聖歌への即興的な和声付け)等が特徴となっています。オルガンは通常のもの
とは異なり、いわばピアノ・ロールのオルガン版。最近復元された楽器です。
これは音楽史的資料としても貴重な一枚といえるでしょう。

Lidi 0109168-06 \2180
カンティカ・サクラ
アンリ・デュモン(1610-1684):
聖歌集[Cantica sacra](2・3声と通奏低音のためのモテット集;1652)から
おお、救いのいけにえよ[O salutaris hostia](3声)(+)
ジャック・ボワヴァン(1649-1706):オルガン曲集第1&2巻(1689&1700)から
マニフィカトに代わる合唱組曲第1旋法(*)
アンリ・デュモン:聖歌集 から われらを顧みたまえ[Converte](3声)(+)
ジャック・ボワヴァン:オルガン曲集第1&2巻(1689&1700)から
マニフィカトに代わる合唱組曲第2旋法(*)
アンリ・デュモン:聖歌集 から われは夜の床で[In lectulo meo](2声)(+)
ジャック・ボワヴァン:オルガン曲集第1&2巻(1689&1700)から
マニフィカトに代わる合唱組曲第3旋法(*)
アンリ・デュモン:
聖歌集 から 主よ、王を守りたまえ[Domine salvum fac regem](3声)(+)
カトリーヌ・グルイェ(第1ソプラノ)
フランソワーズ・マッセ(第2ソプラノ)
ソフィー・トゥッサン(第2ソプラノ(*))
シルヴィー・アルタパッロ(低ソプラノ)
ブリジット・ル・バロン(低ソプラノ(*))
シルヴィー・モクェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+))
ロラン・ベイユルスト(オルガン)
録音:2005年10月、2006年3月、スール教会
使用楽器:1699年、ジュリアン・トリビュオ製

Lidi 0202167-06 \2180
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):Con voce festiva
カンターターと協奏曲集
アリア「祝祭の声もて」(トランペット独奏を伴う)
シンフォニア・セレナード「愛の庭」(トランペットと弦楽のための)
カンタータ「不死鳥」(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
アリア「わが宝」
(ソプラノ、トランペット、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲イ短調
カンタータ「テヴェレ川の岸辺に」
(ソプラノ、トランペット、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
4声のソナタ第3番(卓上チェンバロを伴わない[senza cembalo al tavolino])
カンタータ「わがクローリ、美しきクローリ」
(ソプラノ、リコーダーと通奏低音のための)
アリア「戦場にて」
(ソプラノ、トランペット、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
イザベル・プルナール(ソプラノ)
セルジュ・ティザク(トランペット)
ジャン=マルク・アンドリュー(リコーダー、指揮)
レ・パッシオン
2005年11月28日-12月1日、トゥールーズ、洗礼者聖ヨハネ教会
ソプラノとトランペットを組み合わせた作品を中心としたアルバム。イザベル
・プルナールは1980年代前半に頭角を現し一世を風靡したソプラノですが、こ
の数年再び活躍が目立つようになっています。セルジュ・ティーザクはピリオ
ド楽器とモダーン楽器の両方のスペシャリストで、ルーブル宮音楽隊、レザー
ル・フロリサン、レ・サクブティエ・ド・トゥールーズ、トゥールゥーズ・
キャピトル管弦楽団等で活躍しています。レ・パッシオンは1986年にリコーダ
ー奏者・指揮者のジャン=マルク・アンドリューが創設したバロック・アンサ
ンブルから発展したピリオド楽器オーケストラです。

LIG 2044100【特別価格】 \1780
ハイドン(1732-1809):オルガン協奏曲集
第1番ハ長調 Hob.XVIII:1
第6番(ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲)ヘ長調 Hob.XVIII:6(*)
第2番ニ長調 Hob.XVIII:2
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
ステファニー・ドガン(ヴァイオリン(*))ジェレミー・ローレル(指揮)
レ・ソヴァージュ
録音:2001年5月24-27日、サン=ルー=シュル=トゥエ教会
使用楽器:ベルナール・オーベルタン製(オルガン)
「6つのオルガン協奏曲 Hob.XVIII」(Lidi 0104100/01-01)からの分売。

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06-06 No.14-1

2006年06月17日 21時44分17秒 | Weblog
<Etcetera>
KTC 1293 \2180
バッハ・ファミリーとその友人たち ――
J・S・バッハ:ソナタ変ホ長調BWV.1031、ソナタ ト短調BWV.1020
クリストフ・シャフラート(1709-1763):二重奏曲変ロ長調
C・P・E・バッハ:ソナタ ト長調Wq.139/H.563
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):ソナタ第1番ハ長調
J・C・バッハ:ソナタ第6番変ロ長調
アルフレード・ベルナルディーニ(バロック・オーボエ)、
長澤真澄(ハープ)
1961年ローマ出身のベルナルディーニはオランダのハーグ王立音楽院のディプ
ロマなどでバロック・オーボエと古楽を学んだヨーロッパ屈指のバロック・オ
ーボエ奏者。ベルナルディーニはアムステルダム・バロック管弦楽団、イング
リッシュ・コンソート、フライブルク・バロックオーケストラなど世界的に有
名なバロックオーケストラで活躍し、1989年にはパオロ&アルベルト・グラッ
ツィと共にアンサンブル・ゼフィロを創設するなど、古楽界に欠かせないアー
ティストとしてその存在感を存分に発揮している。
ハープ、アイリッシュ・ハープ、シングル・アクション・ハープなどを弾きこ
なし、日本のハープ界をリードする長澤真澄がマラ・ガラッシ直伝のシングル
・アクション・ハープで共演!ベルナルディーニと長澤真澄のデュオによる潤
いに満ちた艶やかな音色は、まさに究極美である。

KTC 1304 \2180
トランペットと管弦楽のための作品集 ――
ウィリアム・シェラー(1946-):トランペット協奏曲
リシャール・ガリアーノ(1950-):
トランペット、アコーディオンと管弦楽のための《3つの舞曲》
ミシェル・コロンビエ(1939-2004):
トランペットと管弦楽のための《Nuit et solitude》
ティエリー・カンス(トランペット)、
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)、
ミシェル・プラッソン(指揮)、リヨン国立管弦楽団
22歳という若さでパリ・オペラ座管に入団するなどフランスを代表するトラン
ペット奏者として活躍し続けるティエリー・カンスのコンチェルト・アルバム
が登場!今回のタイトルには近代フランスの歌手であり作曲家であるシェラー、
フランスが誇るアコーディオンの世界的名手ガリアーノ、フランス映画音楽界
の巨匠コロンビエによる3作品を収録。
3作品は何れも作曲者のスタイルを反映した親しみやすい作風を持っており、
プラッソン&リヨン国立管のサポートも秀逸。ガリアーノのアコーディオンも
カンスのトランペットと抜群の掛け合いを聴かせてくれるなど聴きどころ満載!
ちなみにこのアルバムは2004年に他界したミシェル・コロンビエに捧げられて
いる。

KTC 1302 \2180
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703-1741):
洗足木曜日の哀歌I/洗足木曜日の哀歌II/聖金曜日の哀歌I
聖金曜日の哀歌II/聖金曜日の哀歌III
グレタ・デ・レゲーフェ(ソプラノ)、
ヤン・ファン・デル・クラッベン(バリトン)、
トマ・ルク(指揮)、グループC
8世紀前半のベルギーにおける最大の作曲家であるフィオッコの声楽と室内楽に
よる「哀歌」集。
17世紀-18世紀音楽の作品の演奏を目的として1997年に結成された「グループC」
は、コレギウム・ヴォカーレやラ・プティット・バンドなどのメンバーによっ
て構成されているハイレベルのバロック・アンサンブル。
ソリストを務めるレゲーフェとクラッベンは、クイケンやヘレヴェッへ、コー
プマン、フェルトホーフェンといった名匠たちとの共演経験も数多く、17世紀
-18世紀音楽のスペシャリストとしても高名なベルギーのアーティストである。

KTC 1297 2枚組 \4360
ユリウス・レントヘン(1855-1932):
ソナタ イ短調、ソナタ変イ長調、ソナタ ハ短調、抒情歌曲集
J・ブラームス:2つの歌曲Op.91
フランシエン・シャットボーン(ヴィオラ)、
ヤーンネッテ・コークコーク(ピアノ)、
マルグリート・ファン・ライゼン(メゾ・ソプラノ)
エトセトラ(Etcetera)よりオランダの作曲家による世界初録音集(KTC 1255)
のリリースを行っているユルゲン・クスマウル門下のヴィオラ奏者、フランシ
エン・シャットボーン。
ディスクIではオランダの音楽一族レントヘン一家のユリウス・レントヘンの
ヴィオラ・ソナタを、ディスクIIではエリザベート王妃国際音楽コンクールで
の入賞経験を持つファン・ライゼンを迎えてのレントヘンとブラームスのトリ
オを収録。

KTC 1295 \2180
ジャーマン・コネクション ――
ルートヴィヒ・テュイレ(1861-1907):六重奏曲Op.6
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):五重奏曲Op.79
カール・ライネッケ(1824-1910):三重奏曲Op.274
ヘクサゴン・アンサンブル
現在も重要なレパートリーとして、数多くのコンサートやレコーディングで取
り上げられている19世紀ドイツの作曲家たちによる木管アンサンブルのための
レパートリー集。
これまでにもエトセトラから数タイトルのディスクをリリースしているヘクサ
ゴン・アンサンブルは、ピアノと5人の木管奏者で1991年に結成されたオラン
ダのアンサンブル。




<Signum Classics>
SIGCD 080 \2180
瞑想と記憶 ――
フランシス・ポット(1954-):
5声のミサ/イエスの面影/序奏、トッカータとフーガ/記憶/O Lord,
support us all the day long
トリスタン・ラッシャー(オルガン)、
ジュディ・マーティン(指揮)、
ダブリン・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
フランシス・ポットは第2回プロコフィエフ国際コンクールで一等賞に輝くな
ど、その手腕に期待が高まっているイギリスの作曲家。1991年から2001年まで
デイヴィット・ヒルが指揮するウィンチェスター大聖堂聖歌隊のメンバーとし
て活躍しており、その経験を活かした合唱作品は特に絶賛を博している。
演奏はダブリン最古の教会として知られるダブリン・クライスト・チャーチの
聖歌隊。数多くの合唱団の指揮者を歴任し、2003年より音楽監督を務めている
女流指揮者ジュディ・マーティンが若き聖歌隊員たちから透き通り響き渡る歌
声を導き出す。

SIGCD 081 \2180
W・A・モーツァルト:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第5番ハ長調K.548/同第4番ホ長調K.542/同第6番ト長調K.564
/ピアノ三重奏曲断章ニ長調K.442-3
アンバック室内アンサンブル
アンバック室内アンサンブルは、「ヨーロピアン・ウーマン・アチーヴメント
・アウォーズ2002」にもノミネートされたイギリスのピアニスト、指揮者であ
る女流音楽家ダイアナ・アンバックによって結成され、1984年から活動を開始
しているアンサンブルである。
ダイアナ・アンバックとアンバック室内アンサンブルはシャンドスにアミー・
ビーチの作品集(CHAN 9752)を録音するなど、モーツァルトと女性作曲家の
演奏に特に力を注いでおり、研究された解釈による演奏は高く評価されている。





<Extraplatte>
EX 542-2 \2180
オーストリアン・ホルン-コローレス・デル・パラナ ――
ロベルト・ピントス(1965-):
ホルン六重奏のための《コローレス・デル・パラナ》
ホルン四重奏のためのタンゴ《クアトロ・エン・サン・テルモ》
ホルン六重奏のための《En los ojos del Rio》
ヴェルナー・ピルヒナー(1940-2001):ボーン・フォー・ホルンPWV.36
ニコラス・チェレプニン(1873-1945):ホルン四重奏のための《6つの小品》
アントン・リヒター:ホルン四重奏のための《6つの小品》
N・リムスキー=コルサコフ:ホルン四重奏のための《夜想曲》
ホセ・カルリ(1929-):
ホルン四重奏のためのトナーダ《パラ・ウン・アミーゴ》、
ホルン四重奏のための《クエカ・デル・セリート》
オーストリアン・ホルン
「オーストリアン・ホルン」はウィーン響、ウィーン放送響、グラーツ・フィ
ル、テアター・アン・デア・ウィーン管で活躍する6人の精鋭ホルン奏者たち
による強力アンサンブル!
チェレプニンやピルヒナー、リヒターなど今日でも度々取り上げられているホ
ルン・アンサンブルのレパートリーに、アルゼンチンの作曲家ロベルト・ピン
トス&ホセ・カルリの作品をカップリングといった内容になっている。
オーストリアの第一線で活躍するアーティストたちによる柔らかく、そして重
厚なホルン・アンサンブルの演奏が豪快に響き渡る!

EX 318-2 \2180
ウィーン・ブラス-常動曲 ――
W・A・モーツァルト:
歌劇《フィガロの結婚》序曲、トルコ行進曲、歌劇《魔笛》序曲
F・クライスラー:愛の悲しみ
J・シュトラウスII世:常動曲Op.257
ヴィルケ・レンウィック:ダンス
クルト・シュヴェルトシク:Blechpartie、Keulenwicht
アンドレアス・バクサ:金管五重奏のための三部作
ベルト・ブライト:Als ich an einem Sonntagmorgen Frau Muller traf
ハイモ・ヴィッサー:アレス・ヴァルツァー!
ウィーン・ブラス
1984年にヘルムート・デンマー、ルディ・コルプといったウィーン・トーン
キュスラー管弦楽団活躍するトランペット奏者や、現在ウィーン・トロンボー
ン四重奏団で活躍するエリック・ハインツルなどのウィーンの金管奏者で結成
された金管五重奏団ウィーン・ブラス。
メンバーのコルプ、ハインツルによるモーツァルトやシュトラウスの編曲作品
や、オリジナル作品での安定感抜群の演奏とブリリアント・サウンドは健在!

EX 517-2 \2180
ウィーン・クラリネット・コネクション-アウト・オヴ ――
ヘルムート・ヘードル:
アウト・オヴ・ジャズ、クラリネット四重奏曲第1番、ピクニック、
セプテンバー
ヘルムート・ヘードル編曲:オウト・オヴ・ボンド
ウィーン・クラリネット・コネクション:即興曲
C・P・E・バッハ&H・ヘードル(コルンベルガー編):ソルフェージエット
G・ガーシュウィン(ヘードル編):サマータイム
ウィーン・クラリネット・コネクション
「ウィーン・クラリネット・コネクション」はウィーン・クラリネット界の中
核的存在であるオッテンザマーとシュミードルの下で学んだヘルムート・ヘー
ドルによって結成されたクラリネット・アンサンブルである。
クラリネット&作曲のヘードルを筆頭に、1993年-94年にはケープ・タウン響
の首席奏者を務ていたファンハウザー、バセット・ホルンを担当するサルム
ホッファー、バス・クラリネット担当でありアレンジャーでもあるコルンベル
ガーといった4人の屈強なウィーンの男たちがクラシックからジャズまでをじ
っくりと聴かせてくれる。

EX 236-2 \2180
J・S・バッハ(ヘルムート・ヤスバー編):
トッカータ ト長調BWV.916/同ホ短調BWV.914/同ニ短調BWV.912/アダージョ
BWV.974(原曲マルチェロ)
ヘルムート・ヤスバー(ギター)
ウィーンの世界的ギタリストであり作曲家としても活躍しているヘルムート・
ヤスバー。ウィーン・ギター・フェスティヴァルの音楽監督も務めるヤスバー
は、クラシックからジャズ、バッハからモダン作品などジャンルや時代にとら
われない様々なレパートリーを取り上げ絶賛を受けている。
まるで原曲がギターであったかと思ってしまうほど深く豊かなバッハの演奏は
絶品。(録音:1995年ドイツ/2002年12月リマスター)

EX 213-2 \2180
ライヴ・アット・ザ・ハバナ・ギター・フェスティヴァル ――
スリー・アメリカン・グラフィティ/No,I Never Wrote A Suite
Mercy, Mercy, Mercy
ヘルムート・ヤスバー(ギター)
キューバのハバナで行われた音楽祭での演奏を収録したライヴ・アルバム。中
でもウェザー・リポートのジョー・ザヴィヌルの代表作でもある「Mercy,
Mercy, Mercy」はファンにとっても嬉しい絶妙な演奏である。
(録音:1992年5月)

EX 117 \2180
F・ショパン:19のワルツ
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(ピアノ)
ピアニスト、作曲家としてだけではなくプロデューサー、作家など様々な姿を
併せ持つポルトガルの音楽家、ダルメイダによるショパン・アルバム。
(録音:1987年)

EX 373-2 \2180
メッセージ ――
ノー・メッセージ/カナダ・ハム/Unbekannt/Ruckruf
ジョアンナ・ルイス(ヴァイオリン)、マイケル・ウィリアムス(チェロ)、
エルネスト・モリナリ(バス・クラリネット)、
ヨーゼフ・ノヴォトニー(電子楽器)、ハネス・レスシェル(ピアノ)

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06-06 No.14-2

2006年06月17日 21時43分29秒 | Weblog
<Jecklin>
JD 645-2 \2180
フランク・マルタン・コンダクツ・フランク・マルタン ――
F・マルタン:協奏的小協奏曲/マリア三部作/パッサカリア*
エヴァ・ハンジガー(ハープ)、
ジャーメイン・ヴァウヒャー=クレール(チェンバロ)、
ドリス・ロシオー(ピアノ)、イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
フランク・マルタン(指揮)、
スイス・ロマンド管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団*
20世紀スイス音楽界を代表する大作曲家、フランク・マルタンの自作自演集の
録音がご当地レーベルであるイエックリン(Jecklin)に残されていた!
中でも「マリア三部作」は、50年代に一世を風靡した名ソプラノであるゼーフ
リートとヴァイオリン奏者シュナイダーハン夫妻とマルタンの共演という強力
な布陣による演奏を収録。ベルリン・フィルを指揮した「パッサカリア」など
も含め、スイスの大作曲家自身がタクトを振った3作品。これは貴重!
1963年&1970年のライヴ録音。

JD 678-2 \2180
オトマール・シェック(1886-1957):歌曲全集第8巻 ――
星の下でOp.55
ローマン・トレーケル(バリトン)、クリストフ・ケラー(ピアノ)
スイスのレーベルであるイエックリン(Jecklin)を代表する一大シリーズ「オ
トマール・シェック歌曲全集」の紹介も終盤に突入。収録されている「星の下
で」は、2部形式の演奏時間約60分という大作である。(録音:1995年6月)

JD 679-2 \2180
オトマール・シェック(1886-1957):歌曲全集第9巻 ――
吟遊詩人の歌Op.56/歌手Op.57
クルト・シュトライト(テノール)、グードルーン・ハーグ(ハープ)、
ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)
クルト・シュトライトはモーツァルトのオペラをレパートリーの中心とするア
メリカのテノール奏者。「吟遊詩人の歌Op.56」は伴奏として奏でられるハー
プの美しい調べが特徴的な歌曲集である。(録音:1995年4月)

JD 646-2 \2180
F・マルタン:
ピアノ五重奏曲/パヴァーヌ/アイルランド民謡による三重奏曲/
弦楽三重奏曲
ハンニ・シュミット=ウィース(ピアノ)、チューリッヒ室内楽団
1960年に創設された弦楽アンサンブルでるチューリッヒ室内楽団と、スイスの
女流ピアニストであるシュミット=ウィースによるマルタンの弦楽器、ピアノ
のための室内楽作品集。1989年&1990年の録音。

JD 644-2 \2180
P・ヒンデミット:
ある夜にOp.15/ピアノ・ソナタOp.17(ビレター補完)/歌/子守歌/
ピアノ小品/変奏曲/ルードゥス・トナリス/ルードゥス・トナリス(初稿版)
ベルンハルト・ビレター(ピアノ)
20世紀ドイツの現代作曲家ヒンデミットの作品番号の付いていない作品や、補
完が行われた作品などをまとめたピアノ・アルバム。1989年の録音。

JD 647-2 \2180
ウィリー・ブルクハルト(1900-1955):
ヴィオラ協奏曲Op.93/無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.59/ヴァイオリンとヴィオ
ラのための《クライネ・セレナーデ》Op.15/セレナーデOp.77
クリストフ・シラー(ヴィオラ)、
ハンシュエインツ・シュニーベルガー(ヴァイオリン)、
マリオ・ヴェンツァゴ(指揮)、スイス・イタリア放送管弦楽団、他
20世紀スイスの作曲家ブルクハルトによるヴィオラのための作品を中心とした
作品集。中でもヴィオラ協奏曲は貴重なレパートリーに数えられている。
1985年&1989年の録音。





<VMS>
VMS 165 \2180
弦楽四重奏のための編曲集
W・A・モーツァルト:
交響曲第40番より第1楽章/歌劇《魔笛》序曲/歌劇《フィガロの結婚》序曲
/そよ風に/歌劇《後宮からの逃走》序曲/ああ、どんなに勝利を望んだこと
か/歌劇《ドン・ジョヴァンニ》序曲/お手をどうぞ/歌劇《コシ・ファン・
トゥッテ》序曲/歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲/《ああ、ママに言うわ》
による12の変奏曲ハ長調K.265
ヨハン・シュトラウス・クヮルテット・ウィーン
ヨハン・シュトラウス・クヮルテット・ウィーンは名門ウィーン交響楽団の団
員によって1994年より活動を開始した弦楽四重奏団。モーツァルトの名曲の数
々を見事な演奏で堪能できる。

VMS 164 \2180
メディタンゴ ――
A・ピアソラ:
ブエノスアイレスの秋、ブエノスアイレスの春、チキリン・デ・バチン、
メディタンゴ、ブエノスアイレスの冬、C'est L'amour、天使のミロンガ、
ブエノスアイレスの夏、Milonga en ay menor、オブリビオン
ホセ・ブラガト:Graciela y Buenos Aires
メンデルスゾーン・トリオ・ベルリン
ハイドンからヘンツェまでをレパートリーとする1984年結成のピアノ三重奏団
であるメンデルスゾーン・トリオ・ベルリンによるタンゴ・アルバム。




<Centaur>
CRC 2748 \1880
バッハからピアソラへ ――
J・S・バッハ:組曲第2番ロ短調BWV.1067
コール・デ・ブルーイン(1911-):組曲《ナイチンゲールの鳴き声の歌》
Ch・W・グルック:精霊の踊り
P・マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より 間奏曲
I・アルベニス:セヴィーリャ
C・グノー:あやつり人形の葬送行進曲
M・グールト:パヴァーヌ
A・ピアソラ:アディオス・ノニーノ
イスラエル・フルート・アンサンブル、
イスラエル・カストリアーノ(ピアノ)
名門イスラエル・フィルの団員やソリストとして活躍中のフルート奏者たちに
よって1986-87シーズンに結成されたイスラエル・フルート・アンサンブルの
3rdアルバム。「ヨアフ・タルミによる編曲集(CRC 2696)」、「フランスの印
象(CRC 2697)」に続く今作は、タイトルの通りバッハからピアソラまでの広
く親しまれているクラシック作品をフルート・アンサンブルのために編曲。イ
スラエル・フルート・アンサンブルの透き通った音色と大胆な表現は一聴に値
する演奏である。

CRC 2762 \1880
チェロとピアノのためのハンガリー音楽 ――
E・V・ドホナーニ:チェロ・ソナタ変ロ長調Op.8
B・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
Z・コダーイ:3つのコラール前奏曲
J・フバイ:Hullamzo Balaton
アンソニー・クック(チェロ)、アルミン・ワトキンス(ピアノ)
1948年シドニー出身のチェリストであるアントニー・クックは、ロンドン・モ
ーツァルト・プレーヤーズなどで活躍。現在はアメリカ・シカゴのノースウェ
スタン大学で助教授として後進の指導を行っている。

CRC 2777 \1880
フルート・ループス ――
シンシア・フォリオ(1954-):
フルート・ループス/スティーヴン・ダンの詩による2つの歌/
7つのアフォリズム/フルート、チェロとピアノのための三重奏曲/
フォー・スケープス/デヴェロッピング・ヒューズ/
Through Window's Lattices
シンシア・フォリオ(フルート)、アデリン・トマソン(フルート)、
カラ・レイサム(ソプラノ)、デラルテ木管五重奏団、他
作曲をシュワントナー、フルートをモイーズに学んだアメリカの女流音楽家シ
ンシア・フォリオの室内楽作品集。自身がフルート奏者ということもあり、全
作品にフルートが含まれているのが特徴。フォリオはテンプル大学で音楽理論
の助教授の任にある。

CRC 2783 \1880
S・プロコフィエフ:
《ロメオとジュリエット》からの10の小品Op.75
ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.83
アンソニー・ディ・ボナヴェントゥラ(ピアノ)
ボストン大学音楽学部教授の要職にあるボナヴェントゥラは、これまでに27ヶ
国でのリサイタルやボストン響、ニューヨーク・フィル、シカゴ響などのメ
ジャー・オーケストラとの共演を行うなど演奏、教育の両面で活躍中のピア
ニストである。

CRC 2742 \1880
レメディ ――
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-):ツィクルス
マシュー・バートナー:ブロークン・ドラム
ジェームズ・ディロン:タイア・ティケ・ダ
デイヴィット・ラン:アンヴィル・コーラス
ジャン=シャルル・フランソワ:フラグメンツII
デレック・ケラー:アチチュード
モーリス・パルター(打楽器)
カナダ出身の打楽器奏者モーリス・パルターは現代作品のソロ奏者、室内楽奏
者としてアメリカを中心に活動を行っている。





<Opera D'oro>
OPD 5601 14枚組 \8000
レジェンダリー・パフォーマンス-レナータ・テバルディ
G・ヴェルディ:
歌劇《ジャンヌ・ダルク》(録音:1951年3月26日)
歌劇《椿姫》(録音:1952年5月28日)
G・プッチーニ:
歌劇《トスカ》(録音:1959年12月12日)、
歌劇《西部の娘》(録音:1961年7月8日)
A・カタラーニ:歌劇《ワリー》(録音:1960年10月20日)
U・ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》(録音:1961年12月14日)
A・ボイト:歌劇《メフィストフィレ》(録音:1966年1月25日)
レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファーノ(テノール)、
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
往年の名歌手たちが歌うオペラをセットにまとめたコレクターズ・ボックス・
シリーズが登場。第1弾はレナータ・テバルディの1951年-1966年に上演された
オペラ(全曲)のライヴ録音。24ページのブックレットが封入されている厚紙
のスリム・ボックス仕様。

OPD 5602 14枚組 \8000
レジェンダリー・パフォーマンス-フランコ・コレッリ
R・レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》(録音:1954年9月26日)
G・プッチーニ:
歌劇《トスカ》(録音:1957年)、
歌劇《トゥーランドット》(録音:1964年)
U・ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》(録音:1960年6月26日)
G・ドニゼッティ:歌劇《ポリウト》(録音:1960年12月7日)
G・マイアベーア:歌劇《ユグノー教徒》(録音:1962年6月7日)
G・ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトゥーレ》(録音:1962年7月31日)
フランコ・コレッリ(テノール)、
マリア・カラス(ソプラノ)、
レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
輝かしい歌声で世界的テノール歌手として活躍したフランコ・コレッリが出演
したオペラ7作品(全曲/ライヴ録音)のコレクターズ・ボックス。カラス、
テバルディ、カラヤンなど共演者も超一級のアーティストが並ぶ。第1弾のテ
バルディ・ボックスと同じく24ページのブックレット封入、厚紙のスリム・
ボックス仕様。

OPD 7013 3枚組 \2400
W・A・モーツァルト:
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》(録音:1972年7月30日)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 7021 2枚組 \1600
V・ベッリーニ:
歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》(録音:1958年10月23日)
フィオレンツァ・コソット(メゾ・ソプラノ)、
アントニエッタ・パストリ(ソプラノ)、
ロリン・マゼール(指揮)、
ローマ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD 7022 2枚組 \1600
ジャック・フロマンタル・アレヴィ(1799-1862):
歌劇《ユダヤの女》(録音:1973年3月4日)
リチャード・タッカー(テノール)、林康子(ソプラノ)、
アントニオ・グァダーニョ(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 7023 2枚組 \1600
G・ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》(録音:1975年5月15日)
マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)、
ルイジ・アルヴァ(テノール)、
クラウディオ・アバド(指揮)、
ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 7027 2枚組 \1600
G・ヴェルディ:歌劇《マクベス》(録音:1970年)
シェリル・ミルネス(バリトン)、
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 7028 2枚組 \1600
C・サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》(録音:1964年2月29日)
ジョン・ヴィッカーズ(テノール)、オラリア・ドミンゲス(アルト)、
ジャン・フルネ(指揮)、オランダ放送管弦楽団&合唱団、他

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06-06 No.13-1

2006年06月16日 13時42分14秒 | Weblog
<Arion>
ARN68713 \2180
SOLEDAD TENGUO DE TI-ルネサンス期のポルトガルの音楽
YA NAM QUERO SER PASTORA、DIPUES VIENES DELHALDEA (アンドラーデ・カ
ミーニャのペドロのモテット)、MIS OJOS TRISTES LHORANDO、NON ME
PREGUNTEIS A MIS MALES、NA FOMTE ESTA LIANOR、NON TENDES CAMA BOM
JESUS NAO、HA IA SOFFRIDO TANTO、NINHA ERA LA INFANTA、PARTO TRISTE
SALUDOSO、QUERO MIR MORAR AL MONTE (ヌーノ・アルバレス・ペレイアの
モテット)、QUAN BAXO APOSENTAS、EM MI GRAM SUFFRIMENTO(ヘレディア
のフアン・フェルナンデスのモテット)、DE VOS E DE MIM QUEXOSO、
O TEMPO BOM TUDO CURA、PUESTOS ESTAN FRENTE A FRENTE、ACABASEAMMIS
PLAZERES、PASSAME POR DIOS BARQUERO (ペドロ・デ・エスコバ)、
DESPUES QUE PASASTE EL RRIO、MINIMA DOS OLHOS VERDES、DESDE QUE IO
TE VI JOANILHA、QUISO MUESTRO DIOS AETERNO、SOLEDAD TENGO DE TI、
NAM VOS ACABEIS TAM CEDO、BEM SEI QUE MINHA TRISTURA、VOS SENHORA,
A MALTRATARME、NAO TRAGAIS BORZEGUIS PRETOS
アンサンブル・セラドン
ポーリン・ビュンドゲン(指揮&C-T)
大航海時代、栄華を極めたポルトガル。しかしながら、ルネサンス期にこの
国でなにが起こっていたのかは意外に知られていません。グレコ、セルバン
テスを輩出したスペインの隣国でもあり、ルネサンス三大発明のひとつ「羅
針盤」だけが活躍した訳ではありません。音楽分野ではロボやカルドーソが
いますが、デュファイやパレストリーナの名前があがるイタリア・ルネサン
ス期に比べ、研究が体系化されるまで及んでいないのは明らか。今回のこの
曲集でも1曲をのぞきすべて作者不詳。曲目も日本で通名があるものはなく、
すべて原語表記とさせて頂きました。(すみません・・・)ところが、オ
フィスで試聴しているとクラシック関係者ならずとも「このCDなに?」とこ
ぞって聞いてくるのです。聞きなれた西欧の響きとはどこか異なった非常に
アトラクティヴなメロディーの数々。すべての音楽ファンに是非一聴頂きた
い一枚です。
デジパック仕様。すべての歌詞の原語詩に加え仏・英の対訳が掲載された
ブックレットも大変貴重です!


●フランス・エスプリ・コレクション-COLLECTION FRENCH ESPRIT
ARN63656 \2180
J.F.ダンドリュー:クラヴサン曲集 第1巻 (1724年刊)
ブリジット・オードブール(Cemb) (Clavecin Henry Hemsch 1754)
録音:1977年 (1754年製Henry Hemschクラヴサン使用)
1977年録音のダンドリュー(ピエールの甥のほう)のクラヴサン曲集。第4巻
までのクラヴサン曲集を編んだダンドリューですが、実際、2巻以降は1巻の
作品のリアレンジなどが多く含まれており、なんといっても押さえておきた
いのは、この第1巻だといわれています。現在に至っても競合盤の非常に少な
い貴重レパートリー。

ARN63657 \2180
ヒンデミット:室内楽曲集
フルート・ソナタ
4手ピアノのためのソナタ
チェロ・ソナタ 第3番
ヴァイオリン・ソナタ
ミシェル・デボスト(Fl)
ジェラール・プーレ(Vn)
アラン・メウニエル(Vc)
クリスティアン・イヴァルディ、ノエル・リー(Pf)
録音:1981年
プーレ参加のヒンデミット:室内楽曲集が復活です!プーレ以上に、パリ管
首席として知られたデボストによるフルート・ソナタは絶品。チェロも先月
ご案内した6人組音楽集にも参加していたメウニエル。ピアニストふたりも高
名ですが、どちらがどの曲を伴奏しているかの表記がどこにもないのが、流
石フランス・レーベル・・・。そしてまた、フランスを代表するアーティス
トが勢ぞろいしているからといって、ヒンデミットを「フランス・エスプリ
・シリーズ」に組み込んじゃうとこもすご過ぎる、大注目盤です!

ARN63658 \2180
カンプラ:フランス語カンタータ集
ディドン、アリオン、エベ、怠惰なアキレス、ダフネ
ジャクリーヌ・ニコラ(S)
ダニエル・キュイエ(Vn)
フィリップ・ アラン=デュプレ(Fl)
ジェイ・バーンフェルド(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミシェル・シャピュイ(Cem)
録音:1985年
オリジナルはピエール・ヴェラニーにあった貴重なカンプラのカンタータ集。
18世紀音楽の魅力を再発見させてくれます。Arion的には同名作品が入って
いてうれしいらしいです・・・。

ARN63659 \2180
ミヨー:
歌劇「哀れな水夫」(台本:J.コクトー)
弦楽三重奏曲
キャサリン・デュボスク(S)、クリスティアン・パピス(T)、
ジャン・フランソワ・ガルデイル(Bs)、ジャック・ボナ(Bs)
オペラ座ソリスト・アンサンブル/指揮:ジョナサン・ダーリントン
トリオ・アルベール・ルーセル
録音:1987年
1927年に初演された「哀れな水夫」はAccordのフレンチ・ミュージック・コ
レクションにミヨーによる自作自演がありますが、そちらはモノラルでした。
通常プラスチック・ケースながら仏語のテキスト(対訳はなし)が全編掲載
されています。

ARN263660 2枚組 \4360
ラモー:歌劇「遍歴騎士」(全曲)
オードリー・ミシェル、ギスレーヌ・ラファネル、
ニコラス・リヴェンク(Br)、
ブルース・ブリュワー(Bs)、グレゴリー・ラインハルト(Bs)、
ダグラス・ナスラヴィ(T)
アンサンブル・ヴォーカル・サジタリウス
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・ シャンブル・デュ・ロワ
指揮:ジャン=クロード・マルゴワール
録音:1990年10月19-21日
3幕よりなるラモー24歳時の作品。いわゆるコミック=リリック・オペラで、
楽しい筋書きと叙情的なメロディーを含んだ珠玉の作品。90年、世界初録音
として登場してから長く決定盤として君臨した名盤のうれしい復活です。





<MD+G>
34113042 \2080
モーツァルト: 鍵盤楽器作品全集 Vol.4
ソナタ 第13番 変ロ長調 KV.333(315c)
前奏曲とフーガ ハ長調 KV.394(383a)
歌劇 「アルバのアスカーニョ」のバレエ音楽からクラヴィーアのための9つ
のスケッチ KV.111(Anh.207)
クラヴィア小品 ホ長調 KV.15mm
クラヴィア小品 ヘ長調 KV.15oo
クラヴィア小品 変ロ長調 KV.15pp
メヌエット 変ロ長調 KV.15qq
クラヴィア小品 「ピンピネッラ」ヘ長調 KV.33b
クラヴィア小品 変ロ長調 KV.626b/25
クラヴィア小品 ヘ長調 KV.15h
ソナタ 第6番 ニ長調 「デュルニツ」 KV.284(205b)
ジーグベルト・ランペ(ハープシコード、クラヴィコード、フォルテピアノ)
2005年にはじまったランペのモーツァルト鍵盤作品全集録音。過去3枚は、吉
田秀和先生にも愛聴して頂いておりレコ芸6月号の「之を楽しむ者に如かず」
(P.61)で言及されています。絶賛というよりは、本当に聴いて楽しんで頂
いている感じがにじみでている文章ですね。(第2巻ジャケ写が掲載されてい
ます。)そんな折、早くも第4巻が登場です。今回はKV.15「ロンドンのスケ
ッチブック」からの小品5曲や歌劇「アルバのアスカーニョ」のバレエ音楽な
ど珍品を多数収録。KV.15は旅先のロンドンで書きとめた断片的小品集で、た
わいもない作品ながらも少年モーツァルトの生き生きとした作風が随所に感
じられます。ランペは今回も3種類の楽器を使い分けており、ソナタ2曲は
フォルテピアノ、クラヴィア小品とメヌエットはクラヴィコード、前奏曲と
フーガ&バレエ音楽をハープシコードで演奏しています。

64413912 \2080
フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調
ショーソン:弦楽四重奏曲 ハ短調 作品35"
シュピーゲル弦楽四重奏団
録音:2005年7月
シュピーゲル四重奏団は1996年創設で2002年からは北九州市出身の川口エリ
サが第1ヴァイオリンを務めているベルギーのカルテット。最近ではお国物ル
クーの弦楽四重奏曲集が静かなブームを呼ぶなど、コアなクラシック・ファ
ンからは注目されているグループです。今回のアルバムは前作に続いてフラ
ンクとその弟子ショーソンの作品。前作ではピアノ五重奏曲とピアノ四重奏
曲でしたが、今回は弦楽四重奏曲です。フランクの弦楽四重奏曲は晩年に書
かれ、50分近い大作ながら死の直前に行われた初演で大成功を収めた作品。
かたやショーソンの弦楽四重奏曲は、作曲家の事故死(自転車事故!)により
第3楽章の途中で未完に終わってしまった作品で、ショーソンが残したスケッ
チから同門のダンディが完成させ、出版されたました。ドイツ音楽の影響を
受け、印象派とはまた違った魅力を生み出したフランク一派のフランス音楽。
シュピーゲル四重奏団の厚みのある響きがフランクとショーソンの作風に見
事にマッチしています。

34513922 \2080
「ピアソラ作品集」
ブエノスアイレスの四季
タンゴ・バレエ
タンゴの歴史
フォー・フォー・タンゴ
マ・アロー・クィンテット
録音:2006年5月
ミュンヘン・コンクール優勝歴をもつ木管五重奏団、マ・アロー・クィンテ
ットのMD+Gレーベル第2弾はピアソラ作品集。アレンジはクラリネットのシェ
ーファーとホルンのグリューウェルが担当しています。ピアソラの作品は管
楽器で演奏される機会も多いですが、このアルバムでは各プレイヤーの個性
が生かされたアレンジで、ピアソラの名作から新鮮な響きを導き出していま
す。

60513942 \2080
シュトルツァー(1480頃-1526):詩編とモテット集
Super salutem et omnem pulchritudinem(救いとすべての美しきものの上に)
ああ、驚くべきまじわりよ
詩編37番 「悪をなす者のゆえに怒るなかれ」
詩編11番 「我は主を信じる」
詩編13番 「主よ、いつまで私をお忘れになるのですか」
詩編34番 「われら主をほめたたえん」
第6旋法によるマニフィカト
レクイエム・エテルナ(永遠の安息を)
ジョスカン・カペラ(声楽アンサンブル)
指揮:マイノルフ・ブリューザー
録音;2005年9月
詳しい経歴が残っておらず未だに謎の多いシュトルツァー。1522年からハン
ガリーの宮廷楽長を務めていたことだけがわかっています。彼は器楽曲や教
会音楽を数多くてがけ、ラテン語の聖歌の他ドイツ語でも多くの聖歌を作曲
しています。ジョスカン・カペラは1994年に結成された声楽アンサンブルで、
ソプラノ2人、テナー3人、バリトン1人、バス2人で構成されています。ルネ
ッサンス音楽や教会音楽を専門とするブリューザーの指揮の下、美しいハー
モニーを聴かせてくれます。

30314142 \2080
90314146(SACD-Hybrid) \2950
シューマン:
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
ピアノ四重奏曲 ハ短調 
※蘇演版世界初録音
トリオ・パルナッスス
ハリオルフ・シュリヒティヒ(Va)
録音:2005年12月
シューマンのピアノ四重奏曲は、作品47が一般的に知られていますが、19歳
の時にもハ短調のピアノ四重奏曲を書いていました。この作品はシューマン
の典型的な若書き作品で、作曲家自身も後年に「不細工な四重奏」と語り酷
評していました。その後しばらく忘れ去られていたこの作品ですが、今から
30年以上前にボン大学の図書館が自筆譜を入手、専門家による研究がはじめ
られました。シューマンはピアニストでもあったため、自筆譜にピアノ・パ
ートを書き留める必要性がなく、楽譜には欠落箇所が多数ありました。そこ
で、ヨアヒム・ドゥラハイムとトリオ・パルナッススのメンバーらが修正や
補筆を行い、演奏可能な状態にした上で2005年2月にシュトゥットガルトで
蘇演されました。今回の録音は蘇演版の世界初録音で、円熟期に書かれた作
品47の四重奏曲とのカップリングです。ヴィオラには元ケルビーニ・カルテ
ットのメンバーでソリストとして活躍しているシュリヒティヒがゲスト参加。
ブックレットにはドゥラハイムによる解説が掲載されています。

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