クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-02 No.33-1

2012年02月29日 15時07分07秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●BRITISH COMPOSERS
CZSW-6805262 2枚組 ¥980
「揚げひばり」コレクション-英国ロマンティック名曲集
CD1
1.ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
2.エルガー:序奏とアレグロ
3.バタワース:シュロップシャーの若者
4-5.ディーリアス:2つの水彩画
6-11.ウォーロック:カプリオル組曲
12.ヴォーン・ウィリアムズ:ロージメードル
13.ディーリアス:ラ・カリンダ
14-15.ウォルトン:ヘンリー五世 弦楽のための2つの作品
16.ヴォーン・ウィリアムス:富める人とラザロの5つの異版
CD2
1.ヴォーン・ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲
2-4.ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡 組曲
5.ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲
6-8.エルガー:セレナード ホ短調
9.バターワース:緑の枝垂れ柳の岸辺
10.ディーリアス:川の上の夏の夜
11.エルガー:ためいき
12.ディーリアス:春を告げるカッコウを聞いて
13.ホルスト:セント・ポール組曲ーザ・ダーガソン
14.ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「すずめばち」序曲
ブリリアント・ボックス、8ページ・ブックレット
ヴォーン・ウィリアムズの名曲「揚げひばり」を中心にすえ、エルガー、バタ
ワース、ディーリアス他英国作曲家達のロマンティックでノスタルジックな名
曲を集めた2枚組。



CZS-6805132 5枚組 ¥2400
ザ・ヴェりー・ベスト・オブ・イングリッシュ・ソング(限定盤)
CD1
1.ヴォーン・ウィリアムズ:リンデン・リー
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音1967年
2.ジョン・アイルランド:サリー・ガーデン
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音1972年
3.パリ―:おお、わが愛しの人よ
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音1972年
4.クィルター:愛の哲学
ジャケット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音1967年
5.クィルター:紅の花弁が眠る
トーマス・アレン(バリトン)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ) 録音1989年
6.ピール:In summertime on Bredon
トーマス・アレン(バリトン)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ) 録音1989年
7.バターワース:シュロップシャーの若者-6つの歌 I.Loveliest of trees
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
デイヴィッド・ウィリソン(ピアノ) 録音2001年
8.ガーニー:ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデンズ
9.ガーニー:Black Stitchel
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
デイヴィッド・ウィリソン(ピアノ) 録音2001年
10.ウォーロック:マイ・オウン・カントリー
11.ウォーロック:通りすぎる
12.ウォーロック:プリティ・リング・タイム
以上:アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
デイヴィッド・ウィリソン(ピアノ) 
13.ヴォーン・ウィリアムズ:子羊-10のブレイクの歌より
イアン・パートリッジ(テノール)、
ジャネット・クラクストン(クラリネット)、録音1970年
14.ヴォーン・ウィリアムズ:羊飼い-10のブレイクの歌より
イアン・パートリッジ(テノール)、録音1970年
15.ヴォーン・ウィリアムズ:サイレント・ヌーン
16. クィルター:来たれ、死よ 作品6-1
17.フィンジ:私達が相愛してから 作品13-7
以上:イアン・ボストリッジ(テノール)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ) 録音1999年
18.フィンジ:大地と空気と雨 作品15
19.アイアランド:海への情熱
20.キール:トレイド・ウィンズ
以上:ジョナサン・レマルー(バス・バリトン)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ) 録音2002年
21.スタンフォード:海の歌 作品91 I.ドレイクの太鼓
22.スタンフォード:海の歌 作品91 V.ザ・オールド・スパーブ
以上:ロバート・ロイド(バス)、ニナ・ウォーカー(ピアノ) 録音1977年
23.ウッドフォード=フィンデン:4つのインドの愛の詩-
フレデリック・ハーヴィー(バリトン)、
ジャック・バイフィールド(ピアノ) 録音1963年
24.ブレイ:Bless This House
25.ウォーロック:バルラロウ
以上:ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
フィリップ・レッジャー(オルガン) 録音1980年
26. ディブディン:トム・ボウリング
27.ビショップ:ホーム・スイート・ホーム
28.バルフ:モード、庭に入っておいで
以上:ロバート・ティアー(テノール)、
アンドレ・プレヴィン(ピアノ) 録音1973年
29. ブリテン:夜霧の露
30. ブリテン:農場の少年
以上:ロバート・ティアー(テノール)、
フィリップ・レッジャー(ピアノ) 録音1974年
31.ウォルトン:ファサード
フェネラ・フィールディング(スピーカー)、
マイケル・フランダース(スピーカー)
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団 録音1971年
CD2
1.民謡:グリーンスリーヴス
2.モーリー:2つの歌より It was a lover and his lasse
3.モーリー:2つの歌より O mistress mine
4.作者不詳:柳の歌
5.ジョンソンII:Where the bee sucks
6.ジョンソンII:Full fathom five
以上:アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、
デスモンド・デュプレ(リュート) 録音1954年
7.バード:子守歌、マイ・スウィート・リトル・ベイビー
8.バード:トーマス・タリスの死へのエレジー
以上:マイケル・チャンス(カウンターテナー)、
クリストファー・ウィルソン(リュート)
9. ダウランド:Sorrow, stay!
10.ダウランド:わが過ちを許してくれようか?
11.ダウランド:目覚めよ、愛
12.ダウランド:悩める心よ
以上:エンマ・カークビー(ソプラノ)、
アンソニー・ルーリー(リュート) 録音1988年
13.ダウランド:愛を求め、情けを求めようか
14.ダウランド:ぼくを、誰よりもこのぼくを  
15.ダウランド:溢れよ、わが涙
以上:チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
デイヴィッド・ミラー(リュート)録音1997年
16.パーセル:アーサー王-Fairest isle
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
ナイジェル・ノース(リュート) 録音1992年
17.パーセル:オエディプス-ひとときの音楽
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
ジョン・トール(ハープシコード) 録音1995年
18.パーセル:I attempt from love’s sickness
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
ポール・ニコルソン(ハープシコード)録音1995年
19.パーセル:もし音楽が愛の糧ならば
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
リチャード・ブースビィ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)録音1995年
20.パーセル:Now that the sun hatch veiled his light
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
ポール・ニコルソン(オルガン) 録音1992年
21.ウォーロック:Yarmouth Fair
オーウェン・ブラニガン(バス)、
アーネスト・ラッシュ(ピアノ) 録音1960年
22.モーティマー:The Smuggler's Song
オーウェン・ブラニガン(バス)、
アーネスト・ラッシュ(ピアノ) 録音1952年
23.カーター:ダウン・ビロウ
24.スワン:A Transport of Delight
25.スワン:The Wart Hog
以上:イアン・ウォレス(バリトン)、
ドナルド・スワン(ピアノ) 録音1957年
26. スワン:The Hippopotamus Song
マイケル・フランダース(ヴォーカル)、
ドナルド・スワン(ピアノ) 録音1991年
CD3
1-5. エルガー:海の絵 作品37(全5曲)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・バルビローリ指揮、ロンドン交響楽団 
6-14.ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集「旅の歌」全9曲
トーマス・アレン(バリトン)、
サイモン・ラトル指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1983年
15-22.ブリテン:テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード
ロバート・ティアー(テノール)、アラン・シヴィル(フレンチ・ホルン)、
ネヴィル・マリナー指揮
ノーザン・シンフォニア、録音1970年
23. 民謡 ブリテン編:The Bonny Earl o'Moray(Scottish Tune)
24. 民謡 ブリテン編:オリヴァー・クロムウェル
以上:ニール・マッキー(テノール)、
ベッドフォード指揮、スコットランド室内管弦楽団 
CD4
1-5. ヴォーン・ウィリアムズ:5つの神秘的な歌
キングス・カレッジ合唱団、ジョン・シャーリー=クワーク(バリトン)
ディヴィっド・ウィルコックス指揮、イギリス室内管弦楽団 録音1966年
6-10. フィンジ:Dies natalis 作品8
ウィルフレッド・ブラウン(テノール)、クリストファー・フィンツィ指揮、
イギリス室内管弦楽団 録音1963年
11-15.スタンフォード:海の歌 作品91 
ベンジャミン・ラクソン(バリトン)、ノーマン・デル・マー指揮
ボーンマス交響楽団&合唱団 録音1994年
16. エルガー:The Torch Op.60-1
17. エルガー:The River Op.60-2
18-20. バタワース:Love blows as the wind blows
以上:ロバート・ティアー(テノール)、ヴァーノン・ハンドリー指揮、
バーミンガム市交響楽団 録音1979年
CD5
1-10.ブリテン:イルミナシオン作品18
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、ニコラス・クレオベリー指揮、
ブリテン・シンフォニア 録音:1995年
11-18.ディーリアス:海流
ジョン・ノーブル(バリトン)、チャールズ・グローヴス指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 他  録音1973年
19-24.ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで
イアン・ボストリッジ(テノール)、ベルナルト・ハイティンク指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 録音1997年
25.  ピール:In summertime on Brendon
26.  サンダーソン:デヴォンシャーのクリームとサイダー
以上:フレデリック・ハーヴィー(バリトン)、ジョージ・ウェルドン指揮
フィルハーモニア管弦楽団 録音1962年
クラムシェル・ボックス
イギリスを代表する歌手、ジャネット・ベイカーからイアン・ボストリッジま
で、美しいイギリスの風景や詩の世界を堪能できる5枚組ボックス・セット!


CZS-6805012 5枚組 ¥2400
ウォルトン:交響曲&協奏曲集(限定盤)
ウォルトンの初期から晩年までの作品を集めた5枚組ボックス・セット。
CD1
1-4.交響曲第1番変ロ短調(全曲)
マルコム・サージェント指揮、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 録音1966年
5-7.交響曲第2番(全曲)
アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団 録音1973年
CD2
1-3.ヴィオラ協奏曲(全曲)   録音:1987年
4-6.ヴァイオリン協奏曲(全曲) 録音:
ナイジェル・ケネディ、
アンドレ・プレヴィン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
CD3
1-11.ファサード 2つの組曲(全曲)
ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1976年
12.グロリア
ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1976年
アンソニー・ロルフ(テノール)、バーバラ・ロボタム(メゾ・ソプラノ)他
13.Orb and Sceptre
ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1976年
14.戴冠式 テ・デウム
ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1976年
15.クラウン・インペリアル 戴冠行進曲
ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団 録音1976年
CD4 
1-10.ベルシャザールの饗宴
アンドレ・プレヴィン指揮、
ロンドン交響楽団、ジョン・シャーリー=クワーク(バリトン)、
録音1972年
11.ポーツマス・ポイント
12.スカピーノ コメディ序曲
13.ベンジャミン・ブリテンの即興によるインプロヴィゼーション
以上:アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団、 録音1973年
CD5
1.トロイアスとクレシーダ-第1幕 Is Cressida a slave ?
2. -第1幕 Slowly it all comes back
3. -第2幕 第1場 How can I sleep ?
4. -第2幕 第1場 If one last doubt
5. -第2幕 第1場 Now close your arms
6. -第2幕 第2場 Interlude
7. -第2幕 第2場 From isle to isle chill waters
8. -第3幕 All's well
9. -第3幕 Diomede! Father!
以上:リチャード・ルイス(テノール)、
エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)
モニカ・シンクレア(コントラルト)、
ジョフリー・ウォールズ(バス・バリトン)
ウィリアム・ウォルトン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団 録音1955年
クラムシェル・ボックス





<VIRGIN CLASSICS>
DVBW-0709519(DVD-Video) 2枚組 ¥2400
モンテヴェルディ歌劇「ポッペアの戴冠」全曲
ウィリアム・クリスティ指揮・レザール・フロリサン
主なキャスト:
ネローネ・・・・フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
ポッペア・・・・ダニエル・ドゥ・ニース(ソプラノ)
オットーネ・・・マックス・エマニュエル・チェンチッチ(カウンターテナー)
オッターヴィア・・・アンナ・ボニタティブス(メゾ・ソプラノ)
演出:ピエル・ルイジ・ピッツィ
Recorded: 2010 , Teatro Real, Madrid ,Spain
トールケース(黒)、4ページ・ブックレット、NTSC
バロックの巨匠、ウィリアム・クリスティの3年ごしのモンテヴェルディ・プ
ロジェクトのハイライトを飾る作品登場!ポッペアを旬のダニエル・ドゥ・ニ
ース、ネローネをフィリップ・ジャルスキーと今最も勢いのある歌手達が繰り
広げる政治とセックスがからんだドラマ性とコメディを兼ね備えた作品!
演出はエレガントな美しさで知られるピエル・ルイジ・ピッツィ。

VBSW-6028642 2枚組 ¥1150
ポンテンポ&スッペ「レクイエム」
CD1
ボンテンポ:レクイエム 作品23全曲
録音:1994年6月14-16日、Auditorium of the Gulbenkian Foundation, Lisbon
アンジェラ・マリア・ブラシ(ソプラノ)、
レイナルド・マシアス(テノール)
ミシェル・ブロダール(バス)
ミシェル・コルボ指揮・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
CD2
スッペ:レクイエム(ソリスト、合唱とオーケストラのための)全曲
録音:1997年3月1日、Recorded Live, Lisbon, Gulbenkian Foundation
ミシェル・コルボ指揮・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ブリリアント・ボックス、12ページ・ブックレット

VBSW-6024882 2枚組 ¥1150
モーツァルト:5つのヴァイオリン協奏曲集
CD1
モーツァルト:
1-3.ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K207
4-6 ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K211
7-9 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216
10   ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドハ長調K373
CD2
1-3.ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218
4-6.ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219
7.ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K269/261a
8.ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調K261
クリスティアン・テツラフ(指揮&ヴァイオリン)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
ブリリアント・ボックス、12ページ・ブックレット

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12-02 No.33-2

2012年02月29日 15時06分23秒 | Weblog
<WARNER MUSIC>
※昨年後半の未案内新譜です

2564.671814 ¥1250
1. ショーソン:『詩曲 Op.25』
2. ラヴェル:『ツィガーヌ』
3. サン=サーンス:『ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61』
4. イザイ:『子守歌 Op.20』『瞑想曲 Op.16(R・コリー・ダルパ編)』
レイチェル・コリー・ダルバ(Vn),
ジョン・アクセルロッド(指揮)
フランス国立ロワール管弦楽団(1,2)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
ビール(ビエンヌ)交響楽団(3,4)
レイチェル・コリー・ダルバの2枚目のアルバムは、フランスの協奏的作品集
です。1981年ローザンヌ生まれの彼女は、既に12歳でソロ・デビュー、ベルン
交響楽団などと共演し「スイスで最も期待のヴァイオリニスト」と好評を博し
ました。15歳でヨーロッパの様々な音楽祭に出演。その後更に研究を重ねるた
めにカントロフに師事し、様々な国際的コンクールで優勝しています。彼女の
情熱的な演奏はヨーロッパの話題となり、音楽祭だけでなく映画祭等からも客
演として招かれています。デビュー・アルバムの「イザイの無伴奏」では、
ダイナミックな演奏によって彼女の強い存在感をしめしていましたが、今回は
それだけでなく絶妙で繊細さな弓使いによって、微細な風味や味の違いを感じ
させてくれます。サン=サーンスとイザイの作品では、彼女の師であるカント
ロフが指揮を務めています。

2564.666563 ¥1350
ドヴォルザーク:
『交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」』
『序曲「謝肉祭」Op.92』『スラヴ舞曲第1&10番』
ホセ・セレブリエール(指揮)
ボーンマス交響楽団
[録音]2011年6月, ボーンマス、プール・アーツセンター“ザ・ライトハウス”
(デジタル:セッション)
1938年ウルグアイ生まれの作曲家兼指揮者のホセ・セレブリエールと、プール
市に拠点を移してから絶好調のボーンマス交響楽団のコンビによる、「ドヴォ
ルザーク:交響曲チクルス」の開始となります。最初に発売するのはいきなり
の「新世界より」。この曲は以前、シドニー交響楽団、チェコ国立ブルノ・
フィルとの録音があり、今回は彼にとって3回目の録音となります。ボーンマ
ス響は、最近の新鮮なシャープさを取り入れながら、作曲家の書いた楽譜を音
化するというアプローチを採用し、リズミカルな低音にあまい音色の弦楽器が
浮かび上がり、ボヘミアを強く感じさせる重厚な演奏といえるでしょう。テン
ポを速めたりすることによって盛り上げることなどはせずに、メロディックな
音楽の造型が構築されていきます。最近のボーンマス響の録音を手がけるプロ
デューサー、フィル・ローランズが務めています。

2564.666562 ¥1350
ドヴォルザーク:
『交響曲第7番ニ短調Op.70』
『チェコ組曲ニ長調 Op.39』『スケルツォ・カプリチオーソ変ニ長調 Op.66』
『スラヴ舞曲第8番』
ホセ・セレブリエール(指揮)
ボーンマス交響楽団
[録音]2011年6月, ボーンマス、プール・アーツセンター“ザ・ライトハウス”
(デジタル:セッション)
ホセ・セレブリエールにとって「交響曲第7番」は初めての録音となります。

●ワーナー・エクスペリエンス・シリーズ。
2564.671621 2枚組 ¥2160
ザ・ノルディック・エクスペリエンス
【Disc1】
1. グリーグ:『「ペール・ギュント」第1組曲-「朝」「オーゼの死」
「山の王の宮殿にて」,
2. グリーグ:『「ペール・ギュント」第2組曲-「ソルヴェイグの歌」,
3. シンディング:『春のささやき』
4. ガーデ:『ヴァイオリンと管弦楽のためのカプリッチョ』,
5. シベリウス:『フィンランディア』
6.メラルティン:『組曲「眠れる森の美女」-蝶のワルツ』
7. シベリウス:『「カレリア組曲」-行進曲風に』
8. パルムグレン:『「太陽と雲」-第1-6曲』
9. アッテルベリ:『「組曲第3番」-Vision』,
10. ラウタヴァーラ:『カントゥス・アルクティクス(極北の歌)』
【Disc2】
1. グリーグ:『「ピアノ協奏曲イ短調」-第1楽章』
2. ヴィレーン:『「弦楽セレナーデOp.11」-第4楽章』,
3. アルヴェーン:『バレエ音楽「山の王」Op.37-羊飼いの踊り』,
4. ロンビ:『コンサートポルカ』
5. 民謡:『Poroajot(トナカイ・レース)』
6. パルムグレン:『「太陽と雲」-第7-12曲』
7. ニールセン:『交響曲第4番「不滅」(全曲)』
【Disc1/演奏者】
T-1,3,9: アリ・ラシライネン(指揮)ノルウェー放送管弦楽団
T-2,5: サカリ・オラモ(指揮)バーミンガム市交響楽団
T-4: クロエ・ハンスリップ(Vn)ポール・マン(指揮)ロンドン交響楽団
T-6,7: 佐藤俊太郎(指揮)クオピオ交響楽団
T-8: 舘野泉(P)
T-10: ペルッティ・ペッカネン(指揮)クレメッティ協会交響楽団
【Disc2/演奏者】
T-1: フランソワ=ルネ・デュシャーブル(P)、
テオドール・グシュルバウアー(指揮)
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
T-2,3,4: アリ・ラシライネン(指揮)ノルウェー放送管弦楽団
T-5: 佐藤俊太郎(指揮)クオピオ交響楽団
T-6: 舘野泉(P)T-7: ユッカ=ペッカ・ サラステ(指揮)、
フィンランド放送交響楽団
この巻では、グリーグ、パルムグレン、ニールセンなどを中心とした北欧の作
曲家の中から、名曲の聴きどころばかりを2時間半収録したベスト盤となります。

2564.671885 2枚組 ¥2160
ザ・スパニッシュ・エクスペリエンス
【Disc1】
1. ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』(全曲)
2. グラナドス:『スペイン舞曲第8番ハ長調「アストゥリアーナ」Op.37-8』
3. タレガ:『アルハンブラの思い8出』 
4. グラナドス:『「ロマンティックな情景」-第3曲』
5. ファリャ:『粉屋の踊り』
6. アルベニス: 『組曲「イベリア」-第4曲「ロンデーニャ」』
7. ファリャ: 『火祭りの踊り』
8. モンポウ: 『「歌と踊り」-第1曲』
9. セゴビア: 『光沢のない練習曲』
10. ビクトリア: 『おお聖なる饗8.宴』
11. ソレール: 『ファンダンゴ』
12. ビクトリア: 『おお、大いなる神秘』
【Disc2】
1. シャブリエ: 『狂詩曲「スペイン」』
2. ビゼー:『歌劇「カルメン」-ハバネラ』
3. R=コルサコフ: 『スペイン奇想曲』
4. ボロディン:『スペイン風セレナード』
5. ラヴェル:『スペイン狂曲』
6. ドビュッシー: 『ヴィーニョの』
7. ラヴェル:『道化師の朝の歌』
8. ラロ:『「スペイン交響曲」-第5楽章』
【Disc1】
(1)(3)シャロン・イスビン(G)
(1)ホセ・セレブリエール(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック/
(2)(4)(5)(7)(8)ジャン= フランソワ・エッセール(P)
(6)ダニエル・バレンボイム(P)
(9)ヴォルフガング・レンドレ(G)
(10)プロ・カンツォーネ・アンティクヮ
(11)アンドレアス・シュタイアー(Cemb)
(12)シャンテクリア
【Disc2】
(1)アルミン・ジョルダン(指揮)フランス国立管弦楽団
(2)ジェニファー・ラーモア(Ms)
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)バイエルン国立歌劇場管弦楽団
(3)アラン・ロンバール(指揮)ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
(4)ボロディン弦楽四重奏団
(5)アルミン・ジョルダン(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
(6)モニク・アース(P)
(7)(8)ケント・ナガノ(指揮)ロンドン交響楽団
(8)ワディム・レーピン(Vn)
この巻では、ロドリーゴ、グラナドス、アルベニスなどを中心としたスペイン
の作曲家作品や、スペインに関した作品の名曲の聴きどころばかりを2時間半
収録したベスト盤となります。


■NONESUCHカタログ・リイシュー
パッケージも新たに紙製ジャケット,新価格にて再発売!

7559.791162 ¥1150
ピアソラ:『タンゴ組曲』
ブローウェル:『ミクロ・ピエサス』
パスコアール:『ベベ』
ジナタリ:『組曲「肖像」より「アナクレート・ジ・メデイロス」
「シキーニャ・ゴンザーガ」』,
S.アサド:『珊瑚の市レシーフェ』『ヴァルセアーナ(ワルツ風)』『大鬼蓮』
『跳躍』
ヒナステラ:『バレエ「エスタンシア」より「たそがれの牧歌」』
セルジオ&オダイル・アサド(ギター)
【録音】1985年4月 ニューヨーク 
(Produced by Robert Hurwitz and Kathryn King, Engineer: John Newton)
比類なき絶妙なアンサンブルで奏でる、きりっとした清潔なリズムとほのかな
甘さのある響き。優しさと気難しい表情を併せ持ったブローウェル。ノリのよ
いポピュラー曲も含むすべてが洗練され磨かれた、ギター・デュオです。
[録音:1985年4月 ニューヨーク]

ブラームス: ピアノ小品集
7559.791542 ¥1150
ブラームス:
『8つのピアノ小品Op.76』『7つの幻想曲集Op.116』
『4つのピアノ小品Op.119』
リチャード・グード(P)
[録音:1986年1月 ニューヨーク]
リチャード・グード初期の頃の録音です。この上なく暖かく人を包み込み、聴
くものに明確に作曲家のイメージを伝える自然な演奏が印象的。指先からはブ
ラームスの晩年の心境がまっすぐに伝わってくるようです。

7559.794072 ¥1150
アストール・ピアソラ:
『ミロンガ・アン・レ』『ヴァルダリート』『オブリビオン』『鮫』
『「タンゴの歴史」-カフェ1930』『キンテートのためのコンチェルト』
『孤独』『ブエノスアイレス午前零時』『嫉妬』
『エル・ソル・スエニョ-アストル・ピアソラへのオマージュ』
『ル・グラン・タンゴ』
ギドン・クレーメル(Vn),
ペル・アルネ・グロルヴィゲン(バンドネオン), ヴァディム・サハロフ(P),
フリードリヒ・リプス(Bajan), エリーザベト・ホイナツカ(Cemb),
マーク・ペカルスキー(perc), ヴラディーミル・トンハー(Vc),
ミシェル・ポルタル(Cl), アロイス・ポッシュ(Cb),
スヴァトスラフ・リップス(Cb)
【録音】1995-1996年 (Produced and engineered by Peter Laenger)
ピアソラのタンゴは「ダンスのための音楽」だけでなく、聴かせる芸術的な音
楽。クレーメルらの演奏は贅肉のない研ぎ澄まされた鋭利なガラスのようで、
最も大切な要素である官能性を最も突出させた演奏です。

7559.795682 ¥1150
ヴィヴァルディ:『協奏曲集「四季」Op.8-1-4』
アストール・ピアソラ(デシャトニコフ編):『ブエノスアイレスの四季』
ギドン・クレーメル(Vn&指揮) 
クレメラータ・バルティカ 
【録音】1998年9月, ゲニンゲン聖ペーター&パウル福音教会
(Recording producer :Helmut Muhle, Recording Engineer: Markus Heiland)
300年の時を隔てた2人の作曲家。ヴィヴァルディの春夏秋冬がピアソラの夏秋
冬春と交互に演奏され、 クレーメルの才気がそれらを絶妙に融合させること
によってコントラストを浮き立たせた画期的なアルバムです。

7559.791112 ¥1150
スカルソープ:『弦楽四重奏曲第8番』
サッリネン:『弦楽四重奏曲第3番』
グラス:『カンパニー』
ナンカロウ:『弦楽四重奏曲』
ジミ・ヘンドリックス(S.リフキン編):『紫のけむり』
クロノス・クァルテット 
【録音】1985年6月, ニューヨーク米国芸術
(Produceer:Thomas Frost, Recording Engineer: John Newton)
世界中に旋風を巻き起こしたクロノス・カルテットのデビュー・アルバムです。
「難解」な現代音楽を「カッコイイ」音楽へと転換したこのアルバムの意義は
絶大です。もちろんそれは彼らの超絶的なテクニックがあってのこと。あらゆ
るタブーに挑戦して新しい価値を提示し続ける彼らの姿勢はその後の音楽シー
ンを一変させました。「紫のけむり」の衝撃は今でも新鮮です。

7559.794572 ¥1150
マショー:『キリエ第1番』
タイ:『ラファエルの嘆き』
ラム:『ランダンス・エフター・ビファンズ・マッツ』
ダウランド:『古風なラクリメ』
ペルト:『詩篇』
パーチ:『古代ギリシア音階による2つの練習曲』
ボディ:『ロング・ゲー』
ケージ:『トーテム・アンセスター』
マショー:『キリエ第2』
伝承曲:『ブルドマーシェ・フラ・オスタ』
カッシア:『背教の暴君を主の手先として』
ハーディン:『シンクロニティ第2番』
ケージ:『クォドリベット』
ペロタン:『地上のすべての国々は』
マショー:『キリエ第3』
パーセル:『4声のファンタジア第2番』
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:『オー・ヴィルトゥス・サピエンティエ』
伝承曲:『ウレグ=ケーム』
タイ:『さらばわが愛しき人よ、永遠に』
シュニトケ:『あらゆる歌詞に悲しみが満ちている歌曲選集』,
『鐘:トーリング・オブ・ザ・ネル』
クロノス・クァルテット
【録音】1993-1997年
(Produced by Judith Sherman and the Kronos Quartet,
Engineered by Craig Silvey, except track 18, Uleg-Khem,
engineered by Bob Edwards and Paul Zinman)
中世・ルネッサンス期のキリスト教の祈り歌、あるいは北欧や北アジアの民俗
音楽を弦楽四重奏に民族楽器を加えたりして編曲し、これに民俗音楽や古楽か
ら養分を得た現代曲を組み合わす…。こうしてクロノスは素朴さに満ちた究極
の癒しの音楽を生み出しています。

7559.791872 ¥1150
ジョン・ハービソン:『ミラバイ・ソングズ』
ストラヴィンスキー:『歌劇「放蕩児の遍歴」より「トムからは何も」』
ドーン・アップショウ(Sp)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
セント・ルークス管弦楽団
【録音:1988年8月】
バーバーはノスタルジックな曲でアメリカの幼い頃への郷愁。ハービソンは、
西洋音楽にインド音楽を取り入れた作品。ストラヴィンスキーは、新古典主
義の作品など、「アメリカにおける調性音楽の歴史」を代表する作品を収録
したアルバムです。不思議な透明感と魅惑にみちたアップショウのソプラノ
は、このアルバムに統一感を与え、豊かな表情に満ちた美しい演奏です。
1989年グラミー賞声楽ソロ部門受賞作品。
バーバー:『ノックスヴィル:1915年の夏』
メノッティ:『歌劇「泥棒とオールドミス」より「女にとって臆病な男ほど
困ったものはない」』

7559.791982 ¥1150
「ラハモへの祈り」 「マハーカラへの祈願」
ギュトォ・タントリック・カレッジ院生による唱声 
【録音】1972年西北インド、ヒマチャル・プラデシュ州、ダラハウズィ地区
での現地録音, 採録:デイヴィッド・ルイストン
チベットの仏教音楽がもたらすメディテーションの深みは、喧噪になれっこに
なってしまっている都会の人々にとっては、日常からときはなされ、深い究極
のヒーリング効果を産み出す神秘的な魅力を備えています。このアルバムは、
チベットの仏教音楽をいち早く世界に紹介し、世界中で一大センセーションを
巻き起こした名盤です。

2564.665499(DVD-Video) ¥2780
これまでの最も優れた名ダンサーたちの演技や伝説のコリオグラファーによる
振付け、さらに美しいバレエ音楽を堪能できる、究極のバレエ・セレクション!
世界の名バレエ団による代表的な演目から主演ダンサーたちの名演技にスポッ
トをあてた作品集です。
<キーロフ・バレエ>
1. ユリア・マハリナ(白鳥オデット)、
イーゴリ・ゼレンスキー(王子ジークフリート)、
「白鳥の湖」より“白鳥”パ・ド・ドゥ:ジークフリート王子とオデット 
音楽:チャイコフスキー 
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ(原典振付)」、
1990年12月 キーロフ劇場(マリインスキー劇場)にて収録
<英国ロイヤル・バレエ>
2. ブライアン・ショウ(未亡人シモーヌ)「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」
より 木靴のタップ 祭りの踊り
音楽:エロール
振付:フレデリック・アシュトン、
1981年コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウスにて収録
3. レスリー・コリア(金平糖の精)アンソニー・ダウエル(王子) 
「くるみ割り人形」より ヴァリアシオンとグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:チャイコフスキー、
1985年1月コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウスにて収録
<キーロフ・バレエ>
4. ガリーナ・メゼンツェワ(ジゼル)、
コンスタンチン・ザクリンスキー(アルブレヒト)、
「ジゼル」より 狂気のシーン、ミルタとウィリ(妖精)たち
音楽:アダン
振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、
1983年キーロフ歌劇場にて収録  
5. イリーナ・コルパコワ(オーロラ姫) 
「眠れる森の美女」より 花輪のワルツ ローズ・アダージョ
音楽:チャイコフスキー 振付:マリウス・プティパ、
1982年11月キーロフ歌劇場にて収録
<英国ロイヤル・バレエ>
6. アレッサンドラ・フェリ(ジュリエット)、
ウェイン・イーグリング(ロミオ)
「ロミオとジュリエット」より 騎士たちの踊り、
ジュリエットの寝室でのパ・ド・ドゥ
音楽:プロコフィエフ 振付:ケネス・マクミラン、
1984年8月コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウスにて収録
<英国ロイヤル・バレエ>
7. ダーシー・バッセル(ローズ姫)、ジョナサン・コープ(王子)
「パゴダの王子」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
音楽:ブリテン 振付:ケネス・マクミラン、
1990年4月コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウスにて収録
<アメリカン・バレエ・シアター>
8. シンシア・ハーヴェイ(キトリ)、ミハイル・バリシニコフ(バジル)、
「ドン・キホーテ」より 第1幕
音楽:ミンクス
振付:ミハイル・バリシニコフ(マリウス・プティパ版による)、
1983年6月ニューヨーク、メトロポリタン・オペラ・ハウスにて収録
<出演> ユリア・マハリナ, イーゴリ・ゼレンスキー,
ブライアン・ショウ, レスリー・コリア, アンソニー・ダウエル,
ガリーナ・メゼンツェワ, コンスタンチン・ザクリンスキー,
イリーナ・コルパコワ, アレッサンドラ・フェリ,
ウェイン・イーグリング, ダーシー・バッセル, ジョナサン・コープ,
シンシア・ハーヴェイ, ミハイル・バリシニコフ

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12-02 No.32-1

2012年02月28日 16時28分19秒 | Weblog
<Universal France(Decca)>
4764770 4枚組 ¥3150
ドビュッシー:ピアノ作品集
《Disc 1》
『前奏曲集第1巻』『版画』『忘れられていた映像』
『スケッチ帳より』『仮面』
《Disc 2》『前奏曲集第2巻』『映像第1集』『映像第2集』『喜びの島』
《Disc 3》『夢』『練習曲集第1巻』『練習曲集第2巻』『エレジー』
『コンクールの小品』『英雄的な子守歌』『2つのアラベスク』
『バラード』『夜想曲』『ハイドンを讃えて』
《Disc 4》
『ピアノのために』『レントより遅く』『ロマンティックなワルツ』
『ベルガマスク組曲』『ボヘミア風舞曲』『マズルカ』
『スティリー風タランテラ』『小さな黒人』『子供の領分』
『燃える炭火に照らされた夕べ*』『負傷者の服のための小品*』
フィリップ・カッサール(P)
[録音]1990-1993年, 2011年*(デジタル:セッッション)
独自のドビュッシー像を描きだすカッサール。彼の演奏するドビュッシー録
音、待望の再発売です。ここでは、ドビュッシーが好んだという1898年ベヒ
シュタイン製ピアノを使用して演奏しています(*印は除く)。水墨画のように
モノクロ的ながら奥行きのあるその響きを生かした、淡泊にして繊細で、し
かも美しい流れをもった演奏です。もともとAccordやAuvidisレーベルに録音
された音源を主体として、「負傷者の服のための小品」と、2001年に発見さ
れたドビュッシー最後の作品「燃える炭火に照らされた夕べ」を2011年に新
録音してカップリングした4枚組です。

4764813 ¥2180
ドビュッシー:2台のピアノ, 連弾のための作品集
『小組曲』『リンダラハ』『白と黒で』
『管弦楽組曲第1番(ドビュッシー自身編曲による連弾版)』
『牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー自身編曲による2台のピアノ版)』
フィリップ・カッサール(P) フランソワ・シャプラン(P)
[録音] 2011年7月, グルノーブル(デジタル:セッッション)
カッサールとシャプランの共演によるドビュッシーピアノ作品集。カッサール
の水墨画のような繊細さ、シャプランの明るい音色で色彩豊かな表現。それら
の融合は一見正反対のように感じられますが、二人の個性が瞬時に化学反応を
おこし、典雅な美しさを醸し出しています。今回世界初録音となる「管弦楽
組曲第1番」は2008年にデュラン社から連弾版が出版されておりには「最近発
見された自筆譜による」との序文があり、「祭り」「バレエ」「夢」「行列
とバッカナール」の4曲から成り立っています。




<Universal Italia(Decca)>
4764151 ¥2180
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による変奏曲
アレクサンダー・ロマノフスキー(P)
[録音] 2010年6月4-6日, ベルリン、テルデック・スタジオ
(デジタル:セッッション)
2011年チャイコフスキー国際コンクールで4位に入賞したウクライナ出身のピ
アニスト、ロマノフスキーによる才気あふれるディアベッリ。
巨匠指揮者ジュリーニに「途方もない才能」と賞賛されたロマノフスキー!
1994年ウクライナ生まれのアレクサンダー・ロマノフスキーは、11歳で演奏
会デビュー。モスクワでマルガリウスに師事し、17歳でブゾーニ国際コンク
ールに優勝しました。2008年からはロンドンの王立音楽大学でアレクセーエ
フに師事。2011年のチャイコフスキー国際コンクールでは4位に入賞するとと
もに、ラフマニノフの最も優れた演奏に贈られる「クライネフ賞」を受賞、
聴衆からも絶大な支持を集め、日本でもコンクールの模様がドキュメンタリ
ーとしてテレビ放送されました。繊細な音色、個性的な解釈で人々を魅了す
るロマノフスキーは5月に来日し、読売日本交響楽団との共演のほか、2回の
リサイタルが予定されています。

4764670 ¥2180
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集 作品8-「四季」(フルート版)
フルート協奏曲 作品10-1 「海の嵐」
フルート協奏曲 作品10-2 「夜」
フルート協奏曲 作品10-3 「ごしきひわ」
フルート協奏曲 ニ短調 RV.431a 「偉大なるムガール人」
アンドレア・グリミネッリ(フルート)
I Solisti Filarmonici Italiani
クラシック・コアの世界にとどまらず、パヴァロッティとの世界ツアーやボ
チェッリとの共演などで幅広い活動を続けるグリミネッリの明るい音色が彩
るヴィヴァルディ作品集です。

4764226 2枚組 ¥2550
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
エンリコ・ディンド(チェロ)
録音:2010年9月17-19日 ピアチェンツァ、サン・クリストフォーロ教会

4764731 ¥2180
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
協奏曲第12番ト長調RV413
協奏曲第1番ハ短調RV401
協奏曲第20番ニ長調RV404
協奏曲第9番ロ短調RV424
協奏曲第11番ヘ長調RV411/412
協奏曲第26番ト短調RV416
0028947647317
エンリコ・ディンド(チェロ)
イ・ソリスティ・ディ・パヴィア
録音:2010年3月26-28日 パヴィア、
サン・ピエトロ・イン・チェルドーロ教会
1965年イタリアの音楽一家に生まれ、6歳でチェロを始めたエンリコ・ディン
ド。1997年にロストロボーヴィッチ国際チェロ・コンクールで優勝し、2007
年2月からはサンレモ交響楽団の首席指揮者も務めています。今年2月にN響
定期のソリストとして来日し、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲を披露。
すさまじいテクニックと豊かな表情で聴衆を圧倒しました。鳴りやまぬ拍手
に応え、無伴奏チェロ組曲第2番から「サラバンド」をアンコールとして演奏
しています。 来日公演には間に合いませんでしたが、来日を聴いてディンド
ファンになった方も、惜しくも公演を聴き逃してしまった方にも是非お聞き
いただきたい2タイトルです。




<Universal Korea(Deutsche Grammophon)>
DG 7748 ¥2180
ブラームス:
1 間奏曲 変ホ長調 作品117の1
2 カプリチオ ロ短調 作品76の2
3 間奏曲 ロ短調 作品119の1
4 間奏曲 ホ長調 作品116の4
5 カプリチオ ハ長調 作品76の8
6 間奏曲 イ短調 作品116の2
7 カプリチオ 嬰ヘ短調 作品76の1
8 間奏曲 イ長調 作品118の2
9 間奏曲 ホ短調 作品116の5
10 間奏曲 嬰ハ短調 作品117の3
11 ロマンス ヘ長調 作品118の5
12 間奏曲 変ホ短調 作品118の6
13 間奏曲 変ロ短調 作品117の2
クン=ウー・パイク(ピアノ)
パリに拠点をおき、ヨーロッパを中心に活躍する韓国出身のピアニスト、ク
ン=ウー・パイク。2008年にリリースしたベートーヴェンのピアノ・ソナタ
全集は、レコード芸術誌特選盤に選出されるなど、高い評価を獲得しました。
実直で誠実な演奏は、一度聴いたら必ずファンになる事まちがいなし。ブラ
ームスのピアノ協奏曲第1番につづく今作は、後期のピアノ小品からパイク自
身が13曲をセレクトしています。
「それはあたかも、真に円熟した音楽家による“無言にして雄弁な弾き語り”
のようだ」(ライナー・ノーツより)




<ECM>
4764755 ¥2180
ジェズアルド:マドリガーレ集第5巻(5声のための)
1:歌って楽しみなさい/2:見つめなければ私は死なないが
3:行け、わがため息よ/4:とてもいとしいわが命のひとよ
5:ああ、痛ましい喜び/6:いとしい方よ、愛の甘い「ああ」という言葉は
7:いとしいひとの目に宿り/8:もし私の悲しみがあなたを悲しませるのなら
9:わが心の命であるまなざしよ/10:命のひとから離れる者は
11:情けをと私は泣きながら叫ぶのだが
12:ああ、お前たちはあまりにもしあわせ
13:恋人たちよ、競い合って急ぎなさい/14:美しい目をふきなさい
15:お前は私を殺す/16:ああ、美しい胸を覆ってほしい
17:悲しく涙もろい私の気質に(第1部)/18:けれど、私を死へと導く(第2部)
19:ああ、暗い日よ/20:もしお前が逃げるなら
21:あなたを愛しています、私の生命よ
ヒリヤード・アンサンブル
[モニカ・マウフ(Sp), デイヴィッド・ジェームズ(C-T),
デイヴィッド・グールド(C-T), ロジャーズ・カヴィ=クランプ(T),
スティーヴン・ハロルド(T), ゴードン・ジョーンズ(Br)]
[録音] 2009年11月23-25日, ザンクト・ゲロルト修道院、オーストリア
(デジタル:セッション)
ジェズアルドはルネサンス後期のイタリアの貴族で、作曲家兼リュート奏者。
シュニトケのオペラの題材に採り上げられたことでも知られ、不貞を働いた
妻とその相手を殺害し逃亡した逸話は特に有名でしょう。ヒリヤード・アン
サンブルによるジェズアルド第2弾となる当アルバムは、ジェズアルドの6巻
からなる「5声のマドリガル集」から「第5巻」を収録。この曲集は1611年に
出版されたもので、全21曲で構成されています。独創的な和声と半音階、リ
ズムの対比が駆使されており、旧来型の「第1作法」とは別スタイルの、モン
テヴェルディが呼んだ新作曲法いわゆる「第2作法」に属するものです。特に
その表現主義的半音階書法と、他の作曲者以上に不協和音を多様に取り入れ
ているのが特徴的です。特にヒリヤード?アンサンブルの表現力豊かな歌声は、
この作品の「贅沢かつ堕落的エロティシズムと、自己犠牲とのコントラスト」
をみごとに想起しえるアンサンブルです。

4764641 ¥2180
ダリオ・カステッロ(?-1630?):
『現代的なソナタ・コンチェルターテ第1巻』より
「ソナタ第7番」「ソナタ第8番」
『現代的なソナタ・コンチェルターテ第2巻』より
「ソナタ第1番」「ソナタ第7番」「ソナタ第2番」「ソナタ第8番」
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(1589-1630?):
「ソナタ第2番」「ソナタ第9番」「ソナタ第3番」「ソナタ第10番」
「ソナタ第5番」「ソナタ第12番」「ソナタ第6番」
ジョン・ホロウェイ(バロック・ヴァイオリン)
ジェーン・ガウアー(ドゥルシアン)
ラース・ウルリク・モルテンセン(チェンバロ)
[録音] 2008年6月15-17日, ザンクト・ゲロルト修道院、オーストリア
(デジタル:セッション)
ヴェネツィアで管楽器奏者として活躍したこと以外ほとんど知られていない
作曲家カステッロ。1621年と1629年にそれぞれ出版された「現代的なソナタ
・コンチェルターテ」は、初期のソナタの実態を知る上で重要な作品です。
これらは通奏低音付の1-4声のための曲集で、ここに収録されたソナタはその
うち1-2声のもの。ホロウェイの限りなく美しいバロック・ヴァイオリン。
バロック・ファゴットの前身であるドゥルシアンで、これらの重要な作品の
美しい主旋律をまるでバリトン歌手のように歌うジェーン・ガウアー。コン
チェルト・コペンハーゲンの音楽監督としても活躍するモンテルセンの通奏
低音は、感情的というよりは主旋律楽器に寄り添うように、繊細な和音を効
果的に付け足すことで、美しい響きの空間を作り出すことに成功しています。

4764501 ¥2180
ガース・ノックス/『サルタレッロ』
1:『Black Brittany(ヴィオラ・ダモーレとチェロのための)』
(原曲:民謡/「Black is the Colour」&Johnny Cunningham/
「Leaving Brittany」)
2:『パーセル:束の間の音楽』(ヴィオラ・ダモーレとチェロのための編曲版)
3:『ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調RV.393』
(ヴィオラ・ダモーレとチェロのための編曲版)
4:『ガース・ノックス:Fuga libre(ヴィオラ・ソロのための)』
5:『Ave, generosa - Complainte ‘Tels rit au main au soir pleure’
(フィドルとパーッカションのための)』
(原曲:ヒルデガルト:フォン・ビンゲンとギョーム・ド・マショーの作品より)
6:『カイヤ・サーリアホ:Vent Nocturne
(ヴィオラとエレクトロニクスのための)』
7:『3つの舞曲(フィドルとパーッカションのための)』
(原曲:14世紀の作者不詳の作品による)
8:『Pipe, harp and fiddle(フィドルとパーッカションのための)』
(原曲:民謡「Port na bPucai」「Chanter’s Song」
「Star of the County Down」による)
ガース・ノックス(ヴィオラ, ヴィオラ・ダモーレ, 中世フィドル, 編曲)
アニエス・ヴェスターマン(チェロ)
シルヴァン・ルメートル(パーカッション)
[録音] 2009年12月5&6日,
ルガーノ・スイス・イタリア語放送オーディトリアム
(デジタル:セッション)
アルディッティ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍し、ブーレーズ率い
る現代音楽集団アンサンブル・アンテルコンタンポランにも参加していたガ
ース・ノックス。このアルバムは、彼がひく18世紀初頭に活躍したヴィオラ
・ダモーレとヴィオラ、中世フィドルの弦楽器ソロと、チェロまたはパーカ
ッションのための作品を収録。今回は、民謡や中世の舞曲や歌曲、バロック
音楽や伝統的なケルトの作品を、彼独自の現代的編曲。そしてサーリアホが
ガース・ノックスのために献呈した、グリッサンドの多用と呼吸によってエ
レクトロニック表現された作品も収録され、オリジナリティあふれる斬新な
プログラムで驚かせます。『私の楽器のそれぞれ-中世のフィドル、ヴィオ
ラ・ダモーレとヴィオラ-のための独自の視点と音の世界をもたらし、それ
に対応するパートナー(フィドル&パーカッション、ヴィオラ・ダモーレ&チェ
ロと、ヴィオラ&エレクトロニクス)によって現代においてすべてを共有する
ことです。現在までのこれらの作品をこのように現代に蘇らせることで、そ
の固有の性質を破壊することなく、今ここでそれらを探索することなのです』
と、ガース・ノックスは語っています。

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12-02 No.32-2

2012年02月28日 16時28分01秒 | Weblog
<CORO>
★COROレーベルは特別価格期間が終了しましたが、当分の間、特価新価格で
販売いたします。ご案内済みの旧譜も代償となります。
通常盤 1枚あたり ¥2080

COR 16101 ¥2080
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森Vol.2 ――
もろもろの国よ、主をほめたたえよIII/われ主に感謝せんIII
おお、盲し人よ/神をたたえよ/4声の無伴奏ミサ曲
神よ、真心をつくしてII/いざ殉教者らを讃め歌えI
十字架にかけられ/もろもろの国よ、主をほめたたえよ/かくてふたたび
われ永遠より立てられ/主は言われたI
ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ(指揮)
大胆な和音とリズム、劇的で創造性豊かな声楽と器楽を用いることにより、
当時の教会音楽、世俗音楽、舞台音楽に革命をもたらしたモンテヴェルディ。
ヴェネツィア、サン・マルコ寺院の楽長を務めていた晩年のモンテヴェルディ
が礼拝のために作曲し、1641年に出版された「倫理的、宗教的な森」は全40曲
のミサ曲とモテットを収める壮大な宗教曲集。
1610年の「聖母マリアの夕べの祈り」と並ぶモンテヴェルディの宗教音楽の
傑作である。

COR 16098 ¥2080
ロイヤル・マニュスクリプツ - ジーニアス・オヴ・イルミネイション ――
ブラウン:めでたし女王
ウィルキンソン:イエスは横切られ
作曲者不詳:恵みあふれる聖マリア
パイゴット:幼子イエスをあやす聖母マリア
作曲者不詳:ラウダ-レジナ・ソヴラナ
コーニッシュ:めでたしマリア、神の御母
作曲者不詳:今日、夜が明ける
デイヴィ:スターバト・マーテル
作曲者不詳:キリストよみがえりぬ
デュファイ:アニュス・デイ
タリス:御身よりほかにわれは(40声のモテット)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)、ヒリヤード・アンサンブル
ロンドンの大英図書館で開催(-3/13)されている国宝クラスの写本の特別展、
「Royal Manuscripts:The Genius of Illumination」のために製作されたザ・
シックスティーン&ヒリアード・アンサンブルの名唱集。
9世紀から16世紀にかけてイングランドの国王や女王によってコレクションさ
れた壮麗な写本と気高き音楽は、中世の文化を伝える貴重な音楽遺産である。




<DUX>
DUX 0821 ¥1800
ヴァルミア&マズリの史跡におけるヨーロッパの音楽
フルートとピアノのための作品集
ショパン(1810-1849):
ロッシーニの「チェネレントラ」の主題による変奏曲ホ長調
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
アンダンテとポーランド風ロンド Op.42
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872)/
ヴィルヘルム・ポップ(1828-1903)編曲:紡ぎ娘(パラフレーズ)
ルツィアン・マジェフスキ(1943-):K.K.を記念するバラード
アダム・スフィエルジンスキ(1914-1997):コラコヴィアク(クラクフ舞曲)
マレク・セヴェン(1930-):葬送歌 Op.23
ヤヌシュ・カール:三部作
タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):ソナタ(1953)
レシェク・シャジンスキ(フルート)
奥住かをり(ピアノ)

DUX 0829 ¥1800
フルート名曲集
グルック(1714-1787)/グジェゴシュ・オルキェヴィチ(1959-)編曲:
オペラ「オルフェオとエウロディーチェ」より メロディ
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872)/
ヴィルヘルム・ポップ(1828-1903)編曲:紡ぎ娘(パラフレーズ)
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):ミステリオーソ
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
フォーレ(1845-1924)/グジェゴシュ・オルキェヴィチ編曲:
夢の後に Op.7 No.1/シシリエンヌ Op.78
フォーレ/ゾルターン・イェネイ(1943-)編曲:子守歌 Op.16
ヴィラ=ロボス(1887-1959)/グジェゴシュ・オルキェヴィチ編曲:
ブラジル風バッハ第5番
ドビュッシー(1862-1918)/グジェゴシュ・オルキェヴィチ編曲:小さな黒人
ドビュッシー:シリンクス
ドビュッシー/オリヴェル・ナジ編曲:月の光
ドビュッシー/グジェゴシュ・オルキェヴィチ編曲:
レントより遅く/小さな羊飼い
ルーセル(1869-1937):組曲「フルートを吹く人たち」から パン
ショパン(1810-1849):
ロッシーニの「チェネレントラ」の主題による変奏曲ホ長調
グジェゴシュ・オルキェヴィチ(フルート)
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)

DUX 0833 ¥1800
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(*)
3つのマズルカ Op.59; イ短調,変イ長調,嬰ヘ短調
ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)
ソポト・ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮(*))
ルーカス・ゲニューシャスは1990年モスクワに生まれたリトアニア系ロシアの
ピアニスト。祖母であるヴェーラ・ゴルノスターエヴァに師事しモスクワ音楽
院を卒業、2010年のショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に入賞しました。

DUX 0836 ¥1800
アランフエス協奏曲
ロドリーゴ(1901-1999):アランフエス協奏曲(*)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
マンドリン協奏曲ハ長調 RV425/リュート協奏曲ニ長調 RV93
ロベルト・クルディバハ(1971-):ギターと弦楽のための協奏曲
ローラン・ディアンス(1955-):タンゴ・アン・スカイ
クシシュトフ・ペウェフ(ギター)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
アントニ・ヴィト(指揮(*))
ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団(*以外)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(*以外))
録音:2004年1月5日、BGZ銀行ニュー・イヤー・コンサート、
国立フィルハーモニー、
ワルシャワ、ポーランド(*)
1998年5月11-12日、ポズナン、ポーランド(*以外)

DUX 0846/0847 2枚組 ¥2700
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「ジャンヌ・ダルク」
アンナ・リホロヴィチ(ソプラノ)
ニコライ・ドロジキン(テノール)
マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン) 他
ヴロツワフ・オペラ合唱団&管弦楽団
エヴァ・ミフニク(指揮)

DUX 0848/0849 2枚組
メシアン(1908-1992):幼児イエスに注ぐ20の眼差し
エウゲニウシュ・クナピク(ピアノ)
録音:1979年9月25-28日、国立フィルハーモニー・ホール、ワルシャワ、
ポーランド
エウゲニウシュ・クナピク(1951年生まれ)はポーランドの作曲家・ピアニスト。

DUX 0856 ¥1800
ヴォイチェフ・キラル(1932-):教会音楽集
混声合唱のための復活祭の賛歌(2008)/哀歌(2003)
平和のためのミサ(2000)
映画音楽「キング・フォー・バーニング」
[Konig der letzten Tage](1994)から
アニュス・デイ
映画音楽「ある男の一週間」(1999)から シェークスピアの言葉への賛美
来たれ、創造者よ(2008)
カメラータ・シレジア(合唱)
AUKSO室内管弦楽団
アンナ・ショスタク(指揮)

DUX 0857 ¥1800
管楽器のためのポーランドの室内楽作品集
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
クラリネットとピアノのための二重奏曲 Op.47
ヴォイチェフ・キラル(1932-):ホルンとピアノのためのソナタ(1954)
フランチシェク・レッセル(1780-1838):
ピアノ、クラリネットとホルンのための大三重奏曲 Op.4
ロマン・ヴィダシェク(クラリネット)
タデウシュ・トマシェフスキ(ホルン)
ヨハンナ・ドマンスカ(ピアノ)
録音:2011年6月25-26日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー、
カトヴィツェ、ポーランド

DUX 0859 ¥1800
レクイエム ポーランドの葬儀ミサ
不詳:命半ばに[Media vita]
(サンドミェシュのベネディクト派の詩篇曲集(1721)から)
アンジェイ・シェヴィンスキ:レクイエム
レクイエム-キリエ/グラドゥアーレ(グレゴリオ聖歌)
トラクトゥス(グレゴリオ聖歌)/ディエス・イレ
葬儀の説教(バルタザル・ワベンツキ作の断章;1626、ヴィルノ)
ドミエ・イェズ/サンクトゥス/アニュス・デイ/コムニオ(グレゴリオ聖歌)
不詳:サルヴェ・レジナ(1750、サンドミェシュ)
アダム・ミルチェク(朗読)
カメラータ・シレジア(合唱)
パルナッソス歴史的楽器アンサンブル
アンナ・ショスタク(指揮)

DUX 0865 ¥1800
シャベルスキ、グレツキ、クナピク:管弦楽作品集
ボレスワフ・シャベルスキ(1896-1979):コンチェルティーノ(1955)
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):リフレイン(1965)
エウゲニウシュ・クナピク(1951-):島(1983)
ズビグニェフ・ラウボ(ピアノ)
アダム・ヴァグネル(ヴァイオリン)
ピオトル・ルランスキ(コントラバス)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
ポーランドのカトヴィツェ音楽院で師弟関係にあった三人の作曲家を取り上げ
たアルバム。クナピクはグレツキに、グレツキはシャベルスキに師事しました。
DUX 0732 の続編と考えられます。

DUX 0866/0867 2枚組 ¥2700
ブロニスワフ・カジミェシュ・プシビルスキ:(1941-2011):
わが家 管弦楽作品集
クルピエの4つの夜想曲 から スタリ・ミシニェツの日没(第1曲)(*)
ニコラウス・コペルニクスに敬意を表して(**)
クルピエの4つの夜想曲 から 子守歌(第2曲)(*)
ポーランド協奏曲(+)
クルピエの4つの夜想曲 から ハルチバウダの暗い夜(第3曲)(*)
シンフォニア・ダ・レクイエム(#)
クルピエの4つの夜想曲 から 緑の森の月(第4曲)(*)
ワルシャワ(++)/民謡(##)/ポーランド交響曲(***)/帰還(+++)
ヤドヴィガ・ガドゥランカ(ソプラノ(#))
パヴェウ・パルフ(アコーディオン(+))
ヤン・オベルベク(ギター(*))
ポーランド国立放送交響楽団(**/+++)
ズジスワフ・ショスタク(指揮(**))
アントニ・ヴィト(指揮(++/+++))
クラクフ・ポーランド放送管弦楽団(**/++以外)
ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮(*))
シモン・カヴァラ(指揮(+/***))
イェジ・カトレヴィチ(指揮(#))
録音:
1989年11月14日、
カロル・シマノフスキ・フィルハーモニー・コンサートホール、クラクフ(*)
1973年3月29日、ポーランド放送コンサート・スタジオ、カトヴィツェ(**)
1986年2月26日(+)、1985年5月24日(#)、1982年9月20日(++)、1990年6月22日(##)、
1985年11月8日(***)、ポーランド放送コンサート・スタジオ、
クラクフ(+/#/++/##/***)
1990年5月16日、ポーランド放送ホール、カトヴィツェ(+++)
以上すべてポーランド放送アーカイヴ音源

DUX 0868 ¥1800
ジュゼッペ・サヴェリーノ・メルカダンテ(1795-1870):フルート協奏曲
アルベルト・フランツ・ドップラー(1821-1883):
アンダンテとロンド Op.25/ハンガリー小二重奏曲 Op.36
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):セレナード Op.2
ウーカシュ・ドウゴシュ、アガタ・キエラル=ドウゴシュ(フルート)
エルブロング室内管弦楽団
マルチン・ソンポリンスキ、マルゼナ・ディアクン(指揮)

DUX 0880 ¥1800
ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):メドゥーサ
ポセイドンとメドゥーサ(2つのピッコロ、バスフルート、
アルトフルートとアンティークシンバルのための)
メドゥーサのペガサスの夢(フルートとバスフルートのための)
メドゥーサの頭(自由なフルートのための)
トリオ・ソリ・ソーノ
ナタリー・ベッカー、ヨハンナ・ダスケ、オラーフ・フティマ(各種フルート)

DUX 0881/0882 2枚組 ¥2700
ボグスワフ・シェッファー(1929-):集合
集合(第2同時ヴァージョン)/エレクトリック・シンフォニー
ヘラクリティアーナ(*)/プロジェクト(+)/プロジェクト(#)
M.P.がヘラクリティアーナを聴く(**)/エレクトリック・シンフォニー
集合(第1同時ヴァージョン)/o.t. dec. 2011(++)
ウルシュラ・マズレク(ハープ(*))
ズジスワフ・ピェルニク(テューバ(+))
マリウシュ・ペンジャウェク(オーボエ(#)、イングリッシュホルン(#))
ミコワイ・パウォシュ(チェロ(**))
ポーランド放送実験スタジオ
ボグダン・マズレク(制作)
トーマス・レーン(制作(++))

DUX 0893/0894 2枚組 ¥2700
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ集
第1番ハ短調 Op.8(1904)/第2番イ長調 Op.21(1911)
第3番 Op.36(1917)
ガユシュ・ケンスカ(ピアノ)

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12-02 No.31-1

2012年02月28日 16時27分38秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 ¥1000
8.559699
イエディディア:即興曲・夜想曲・世界の舞曲
1.世界の舞曲(2010)/2.さようなら、ナタニエル(2007)/3.詩曲(1995)
4.夜想曲(2010)/5.小協奏曲(2007)/6.即興曲(2010)
アレクサンダー・フィッターシュタイン(クラリネット)
ロン・イエディディア(ピアノ)
/アルノー・サスマン(ヴァイオリン)…5
メリッサ・リアードン(ヴィオラ)…5
ニコラス・カネッラキス(チェロ)
1960年、テルアビブ生まれの作曲家イエディディア(1960-)の作品集です。彼
の作品は多様性と想像力に満ちていて、世界的に高く評価されています。2007
年にはシアトル室内楽協会初の委嘱作曲家に選ばれ、精力的に作品を発表して
います。このクラリネット作品集は、とりわけ感動的で親しみやすいもので、
現代音楽につきものの難解さは一かけらもありません。
トラック1.4.6の3曲は、彼の友人であるイギリスのウェラー一家の双子の誕生
を祝うために書かれた曲で、異なるスタイルの3曲に、多様な表現と世界の平
和を込めた喜ばしく輝かしい音楽です。「さようなら、ナタニエル」は海の事
故で命を落とした彼の友人のための追悼曲。
彼の最初のクラリネット作品である「詩曲」はラフマニノフを思わせるピアノ
の伴奏に乗って、クラリネットが美しく歌います。小さい編成にもかかわら
ず、大きな世界を描きだす「小協奏曲」も魅力的です。

8.572747
オルウィン:吹奏楽編曲による映画音楽集
1.「真紅の盗賊」-序曲/2-6.「ポリー氏の歴史」-組曲
7.「最後の突撃」-行進曲/8-11.「絶壁の彼方に」-組曲
12.「春風と百万紙幣」-ワルツ
13-15.「スイスファミリーロビンソン」-組曲
16.「真の栄光」-行進曲/17-21.「若い河」-組曲/22-23.「難破船」-組曲
24.「砂漠の勝利」-組曲 ※マーティン・エレビー編曲
王立ノーザン音楽大学ウインド・オーケストラ
クラーク・ランデル(指揮)…2-6.7.8-11.17-21
マーク・ヘロン(指揮)…1.12.13-15.16.22-23.24
「完璧なる映画音楽作曲家」ウィリアム・オルウィン(1905-1985)の数々の作
品を、吹奏楽アレンジで聴く1枚。これがまたカッコイイことこの上なし。
1957年生まれのイギリスの作曲家、M.エレビーの編曲は、オルウィンのインス
ピレーションを完全に理解し、持ち味であるスコットランドの旋律も生かし
つつ、魅力的な音で再創造しているのです。中には日本で未公開の映画も含
まれますが、それは想像力を駆使して楽しむことにしましょう。勇壮なトラ
ック7の行進曲、ロマンティックなトラック12のワルツ。その他全て、、どれ
を聴いても鮮やかでわくわくしてしまいます。

8.572428
セヴラック:ピアノ作品集 第2集
1.ひなたで水浴びする女たち(バニュルス=シュル=メルの思い出)
2.騒ぎたてるニンフ、または不謹慎な牧神(ダンス・ノクトゥルヌ)
3.夾竹桃の下で
4-11.休暇の日々から 第1集(シューマンへの祈り/城と公園-1:おばあさまが
撫でてくれる/城と公園-2:小さなお隣さんたちが訪ねてくる/城と公園-3:
教会のスイス人に扮装したトト/城と公園-4:ミミは侯爵夫人の扮装をする/
城と公園-5:公園でのロンド/城と公園-6:古いオルゴールが聞こえるとき/城
と公園-7:ロマンティックなワルツ)
12-14.休暇の日々から 第2集(3つの小品)(ショパンの泉/鳩たちの水盤
(ブランシュ・セルヴァ補筆)/2人の騎兵)
ホルディ・マソ(ピアノ)
スペイン貴族に連なる旧家に生まれたセヴラック(1872-1921)のピアノ曲は、
どこか懐かしく、また、普通のフランス音楽とは一味違った雰囲気を有して
います。それは彼の郷里ラングドック(南フランスの地中海に面した地域)の
響きであり、彼が師事したアルベニスの影響も少なからずあるのでしょう。
その作品はどれも柔和な光を帯び、また明るく屈託のないもので、演奏に要
求される技巧もそれほど高いものではありません。最近ピアノ曲の再評価は進
みつつありますが、どちらかというとフランス系の演奏者が多く取り上げて
いたのですが、このNAXOS盤では、スペイン音楽を得意とするホルディ・マソ
が力強くこれらの曲を歌い上げていて、セヴラック作品の持つ多面性に光を
あてているかのようです。シューマンから影響を受けたと言われる「休暇の
日々から」は、第7曲の「ロマンティックなワルツ」がよく知られていますが、
やはり全曲聴いてこそ、この作曲家の真価を理解できるのではないでしょう
か?

8.570893
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 第3集
1.ボレロ Op.30/2.ソルチコ・ドゥルパラギーレ Op.39
3.アンダルーサのセレナーデ Op.10
4.さようなら、わが山々よ-スペイン舞曲 Op.37/5.眠り Op.11
6.夢 Op.4/7.序奏とファンダンゴ Op.40/8.幻想曲-カプリース
9.子守歌と祈り Op.17/10.信頼 Op.7
11.グノーの「ミレイユ」によるカプリース Op.6
12.スコットランドの歌 Op.34/13.チリの鳥たち/14.別れ Op.9
楊天堝(ヴァイオリン)/マルクス・ハドゥッラ(ピアノ)
ヴァイオリンの名手で、超絶的な技巧を駆使した華やかな作品を数多く書い
たサラサーテ(1844-1908)。しかし、彼の作品をまとめて聴いてみようとする
と、実はあまり録音が多くないことに気が付きます。そんなサラサーテの作
品に光を当てたのがこのシリーズです。この第3集には、最近出版されたばか
りの「チリの鳥たち」(トラック13)も収録。この曲はサラサーテが1871年に
南米ツアーを行った時に作曲したもので、高い声で鳴き交わす極彩色の南国
の鳥たちが見事に描かれています。思わず窓を開けて、空を見上げたくなる
ような楽しい曲です。ヴァイオリンを演奏するのはおなじみの楊天堝。現代
最高の「サラサーテ弾き」の彼女の美音を心行くまでお楽しみください。全
てのヴァイオリン好きに贈る極上の1枚です。

8.572574
ロス・ハリス:
1-4.交響曲 第2番(2006)-ヴィンセント・オサリヴァンの詩による
5-8.交響曲 第3番(2008)※世界初録音
マドレーヌ・ピラード(S)…1-4
オークランド・フィルハーモニー管弦楽団
マルコ・レトーニャ(指揮)
ニュージーランドの作曲家、ロス・ハリス(1945-)はクライスト・チャーチと
ウェリントンで学び、30年以上に渡ってヴィクトリア大学で教鞭を執った後、
2004年に早期退職をして、現在ではフリーランスで活躍。オペラや管弦楽曲
など多くの作品を書いています。このアルバムには彼の交響曲を2つ収録。彼
の「しばしば美しく、時には恐ろしい」作品をじっくり味わってみてくださ
い。交響曲第2番は、第一次世界大戦中、戦地の女性と恋に落ち、脱走した
ニュージーランド兵をテーマにしたヴィンセント・オサリヴァンの詩を題材
にしたもので、壮大なファンファーレに聴きほれていると、瞬時に地獄のよ
うな世界へと突き落とされる「油断ならない」音楽です。交響曲第3番はマル
ク・シャガールの絵画に触発された作品で、クレズマー(ユダヤの伝統音楽)
風の響きを挟み込みながら、詩的で幻想的な音楽が展開されます。2曲とも各
楽章は速度表示のみが記される素っ気ないものですが、内容は驚くほどに豊
かで雄弁さを誇っています。オークランド・フィルハーモニー管弦楽団のた
めに作曲され、ニュージーランドの権威ある「SOUNZコンテンポラリー賞」を
受賞しています。

8.572348
マクスウェル=デイヴィス:
1-4.交響曲 第1番(1976)
5.ラスベガスのメイヴィス(1997)
Collins Classicsより移行盤
BBCフィルハーモニー管弦楽団
マクスウェル=デイヴィス(指揮)
1973年当時、豊かな自然に溢れたオークニー諸島に移住していたマックスウェ
ル=デイヴィス(1934-)は、ジョージ・マッカイ・ブラウンの詩に触発された
小さな作品を構想します。この地の風景と、圧倒的な海の存在感を描くべく
書かれた「ブラック・ペンテコスト」というその曲ができた時、作曲家自身
も、これが大きな交響曲になるとは思ってもいなかったと言います。そのほ
ぼ3年後、4つの楽章を持つ「交響曲第1番」として完成したこの作品には、彼
らしい魔術的雰囲気と、混沌とした風景がないまぜとなった創造性に満ちた
音楽が溢れています。ディヴィス自身は「シベリウスの5番の和音で終わる」
と説明していますが、その面影が聞き取れるでしょうか?「ラスベガスのメ
イヴィス」は1995年、彼が自作を演奏するためにアメリカを訪れた時の印象
を描いたもの。メイヴィスとは彼の名前をコンピューターに登録する際、こ
の短縮形の方が都合が良かったからだそうです。

8.572818-19 2枚組
ヴェルディ:オペラからのバレエ音楽全集
(CD1)
1.歌劇「オテロ」:第3幕第7場/2-4.歌劇「マクベス」:第3幕第1場
5-8.歌劇「イェルサレム」:第3幕第1場
9.歌劇「ドン・カルロ」:第3幕第2場
(CD2)
1.歌劇「アイーダ」:第1幕第2場/2.歌劇「アイーダ」:第2幕第1場
3.歌劇「アイーダ」:第2幕第2場/4-6.歌劇「トロヴァトーレ」:第3幕第1場
7-10.歌劇「トロヴァトーレ」:第3幕第2場
11-14.歌劇「シチリア島の夕べの祈り」:第3幕 第2場
ボーンマス交響楽団
ホセ・セレブリエール(指揮)
もともとバレエは、イタリアの合唱曲に踊りを加えたことが起源とされます
が、19世紀前半のフランスではオペラの中に必ずバレエを含むことが条件と
され、ヴェルディ(1813-1901)のみならず、ワーグナーさえ、自作をパリで
演奏するためにはバレエを付け加えなくてはいけなかったエピソードが知ら
れています。このユニークなプログラムは、ヴェルディのオペラから全ての
「バレエ音楽」を集めたものです。なんといっても、「アイーダ」「オテロ」
「シチリア島の夕べの祈り」を除くと、他のほとんどの作品はバレエ部分を
カットすることが通例であり、これらを耳にする機会はなかなかないのです。
セレブリエールとボーンマス交響楽団は、この珍しいレパートリーを血気盛
んに演奏することで、曲の必然性を炙り出すことに成功しています。

8.572741
レスピーギとエルガーによるJ.S.バッハ編曲集
《レスピーギ(1897-1936)による編曲》
1-3. 3つのコラールプレリュード P167 (「いざ来ませ、異邦人の救い主」
BWV659:レント・アッサイ/「私の魂は主をあがめ」BWV648:アンダンテ・コン
・モート・エ・スケルツァンド/「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV645:アンダンテ)
4-7.ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 P85(原曲:BWV1023)
8-9.前奏曲とフーガ ニ長調 P158(原曲:BWV532)
10.パッサカリアとフーガ ハ短調 P159(原曲:BWV582)
《エルガー(1857-1934)による編曲》
11-12.幻想曲とフーガ ハ短調 Op.86(原曲:BWV537)
イルッカ・タルヴィ(ヴァイオリン)…4-7
シアトル交響楽団
ジェラール・シュウォーツ(指揮)
いつの世もバッハ(1685-1750)の作品から多くのインスピレーションを受け取
る人が多いものです。このアルバムではレスピーギとエルガー、2人の大作曲
家による編曲をお楽しみいただけます。「ローマ三部作」で絢爛豪華な音楽
を聴かせるイタリアの作曲家レスピーギは、1929年から30年にかけて、ヴァイ
オリン・ソナタをはじめとする幾つかの作品に大胆なオーケストレーション
を施しました。どの曲もどっしりとした低音を利かせ、重厚で荘厳な響きが
魅力的。メロディは確かにバッハなのですが、後期ロマン派の香りが強く感
じられるユニークなものとなっています。「前奏曲とフーガ」に至っては、
もう別世界の音楽へと変貌しているところが楽しい限りです。エルガーによ
る「幻想曲とフーガ」の編曲(1921年)にも注目。フーガの部分はまさに「エ
ニグマ」そのもの。壮大かつ豊かな響きに大満足間違いありません。

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12-02 No.31-2

2012年02月28日 16時27分18秒 | Weblog
8.559708
アルバート:
1.イン・コンコーディアム(1983)
2-7.ツリーストーン(1986)(『第1部』私はリーフィ・スピーフィング/グラン
ド・ファンファーレ/海鳥たち/『第2部』トリストファー・トリスタン/ファ
ーレン・グリーフス/アンナ・リヴィア・プルラベレ)
イルッカ・タルヴィ(ヴァイオリン)…1
ルーシー・シェルトン(ソプラノ)…2-7
デイヴィッド・ゴードン(テノール)…2-7
シアトル交響楽団…1
ニューヨーク室内交響楽団…2-7
ジェラルド・シュウォーツ(指揮)
ニューヨーク生まれの作曲家アルバート(1941-1992)は、「新ロマン主義」の
最も熟練した技法を持つ人として賞賛されています。彼は古典的な音楽に現代
的な技法を結びつけるべく、様々な試みを行いましたが、突然の事故でこの世
を去ってしまい、その答えは永遠に出ることはありませんでした。また知的
モダニズムの権化であった彼は、自らの作品中に難解なテキストを用いるこ
とを好み、とりわけ「翻訳不可能」とまで言われたジョイスのフィネガンズ・
ウェイクは、このアルバム中のツリーストーンを始め、交響曲第1番「リヴァ
ー・ラン」(8.559257)でも効果的に使われています。また、ヴァイオリン協
奏曲の形式を持つ「イン・コンコーディアム」では、オーケストラの楽器の
雄弁さも見事であり、これらを有機的に結び付けているヴァイオリンも、こ
れまた素晴らしい働きをしています。

8.572509
サルヴァ:
1.室内オーケストラとチェロのための協奏曲
2-4.チェロとピアノのための3つのアリア
5-8.チェロとピアノのための小組曲
9-11.スロヴァキアの合奏協奏曲 第3番
12-19.2台のチェロのための8つの前奏曲
ユージン・プロチャク(チェロ)/ヤン・スラヴィク(チェロ)…12-19
ノーラ・スクタ(ピアノ)…2-8
ユレイ・チズマロヴィチ(ヴァイオリン)…9-11
ベルナデッテ・シュナフスカ(オルガン)…9-11
スロヴァキア放送交響楽団
マリアン・レヤヴァ(指揮)
現代スロヴァキアの作曲家、サルヴァ(1937-1995)の刺激的な作品集です。彼
は幼年期から作曲に興味を示し、ジリナ音楽院でチェロ、ピアノ、アコーディ
オンを学びます。またヤン・ジマーに個人的に作曲の教えを受け、ブラティ
スラヴァの芸術学院で1958年から1960年まで研究を続けましたが、ここの保
守的な雰囲気は、彼の気質に合うことがなく、ポーランドのカトヴィツェへ
と活動の場を移し、ようやく満足の行く研究をすることができたと言います。
ペンデレツキ、グレツキらから影響を受けた彼の作品は、幼い頃から親しんだ
郷里の民族音楽と、現代的な美学を併せ持ち、豊かな音響と破壊的なパワー
が横溢したものです。このアルバムは、彼のチェロ作品を収録。とりわけチェ
ロの音色を愛していたという作曲家渾身の曲を聴くことができます。

8.559686
アメリカのマンドリンとギターの音楽集
1-3.カイザー(1962-):運命/4-8.フェボニオ(1950-):水のバラード Op.47
9.エドワーズ(1962-):奇妙なアトラクター
10-13.アクセルロッド(1960-):水銀/14-15.デルプリオーラ(1959-):ソナタ
16.ゴードン(1956-):ダイモネリックス/17.ハリントン(1955-):藍の軌跡
アーレルト&シュヴァープ・デュオ
このアルバムに収録されている作品の多くは、このアーレルト&シュヴァー
プ・デュオのために書かれています。ギターのまろやかな響きと、マンドリ
ンの煌めく響きが素晴らしく溶け合うこのアンサンブル、以前ヴァイスとホ
フマンの2人の古典的な作曲家の曲集(8.557716)で、その素晴らしい妙技を聴
かせていましたが、ここでは全く違うスタイルの音楽を、見事に表現してい
ます。緊張感に満ちた「運命」、古典的なフォルムを持った「水のバラード」、
カオス理論の一説に触発されたとりう「奇妙なアトラクター」など、様々な
形態の音が並び、時には自然を賛美し、時には電子音楽の模倣までと、一瞬
たりとも耳を離すことができません。

8.572860
グーセンス:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
1-3.ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調Op.21(1918)
4.抒情詩Op.35(1919-1920)/5.古い中国民謡Op.4-1(1912)
6.ロマンスOp.57(1937)/7-9.ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.50(1930)
ロバート・ギブス(ヴァイオリン)
グスターフ・フェニェー(ピアノ)
ロンドンで生まれ、クイーンズホール管弦楽団でヴァイオリン奏者として活
躍、その後指揮者として名声を高め、1931年から1946年までシンシナティ交
響楽団を指揮、18人の作曲家たちに「愛国的なファンファーレ」(コープラン
ドの「市民のためのファンファーレ」がとりわけ有名)を委嘱したことで知ら
れるユージン・グーセンス(1893-1962)。彼は作曲家としても素晴らしい作品
を残していて、中でもヴァイオリン作品は、ラヴェルやドビュッシーなどの
印象派の影響を受けた抒情的な表情を持った注目すべき音楽です。1956年に
ちょっとしたスキャンダルで話題になってしまいましたが(彼の名前で検索す
るとすぐにわかります)、50年後の現在ならばほとんどお咎めなしだったので
はないでしょうか?こんなところにも時代が感じられます。

8.559665
ザイモント:
1-3.ソナタ(1999-2000)/4.夜想曲:頽廃的な(1979)
5-16.カレンダーのセット-12の技巧的な前奏曲(1978)
(1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月「牧歌」/9月/10月/11月/12月)
クリストファー・アトツィンガー(ピアノ)
アメリカの女性作曲家ザイモント(1945-)のピアノ曲集です。管弦楽作品
(8.559619)でもわかる通り、彼女の作風は決して前衛的ではなく、むしろロ
マンティックな風合いを持っています。ここには3つの作品が収録されていて、
どれも驚くほどの色彩感と創造性に満ちた音楽となっています。彼女の最も
挑戦的な作品と言えそうな「ソナタ」には、印象的な部分が散りばめられて
いて(とりわけ第2楽章には、あの名曲の断片が使われています)見事な仕上が
りとなっています。初期の作品である「夜想曲」では、コントラストに富ん
だ深い表現が魅力です。「カレンダーのセット」でも、現代的な響きの中に
懐かしいメロディが散りばめられた、音で聴く風物詩となっています。この
極上の小品集、1曲ずつ味わって聴いてみてください。

8.660288-90 3枚組
リムスキー=コルサコフ:
歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語」
ユーリー・フセーヴォロドヴィチ公…ミハイル・カザコフ(バス)
フセーヴォロド・ユーリエヴィチ皇子…ヴィタリー・パンフィロフ(テノール)
フェヴローニャ…タティアナ・モノガロワ(ソプラノ)
グリーシカ・クテリマ…ミハイル・グブスキー(テノール)
フョードル・ポヤーロク…ゲヴォルク・ホコブヤン(バリトン)
少年親兵…マリカ・グロルダーヴァ(メゾ・ソプラノ)
2人の貴族…ジャンルカ・フローリス(テノール)、マレク・カルバス(バス)
グースリ弾き…リッカルド・フェラーリ(バス)
熊使い…ステファノ・コンソリーニ(テノール)
ベデャイ…ヴァレリー・グリマノフ(バス)
ブルンダイ…アレクサンダー・ナウメンコ(バス)
カリアリ劇場管弦楽団&合唱団
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)の最後から2作目にあたる、第14作目の
オペラは、タタールの襲来から逃れるために湖底に沈んだ町キーテジと、動
物と心を通わせることができる聖女フェヴローニャの物語を組み合わせてい
ます。6世紀に書かれたムーロムの聖フェヴローニャの伝記はロシアの習合信
仰を記した資料として評価されています。この物語は、その伝記と汎神論的
な民話、キリスト教の奇跡が結びついた類い稀なるもので、強い愛国心を帯
びた美しいメロディは、変遷するロシアの歴史に負けることなく、常に演奏
され続けました。「ロシアのパルジファル」とも称されるこのオペラ、2008
年のイタリアでの公演でお届けします。

8.572700-02 3枚組
ヘンデル:オラトリオ「テオドラ」全曲
トーマス・モレル(1703-1784)台本
テオドラ…クリスティーナ・ヴィーランド(ソプラノ)
イレーネ…ディアナ・シュミット(メゾソプラノ)
ディデイムス…フランズ・ヴィッツハム(カウンターテナー)
セプティミウス…クヌト・ショホ(テノール)
ヴァレヌス…クラウス・メルテンス(バス・バリトン)
ユンゲ・カントライ
フランクフルト・バロック管弦楽団
ヨアヒム・カルロス・マルティーニ(指揮)
三世紀初頭、キリスト教がまだ禁制であったローマ帝国の時代の物語。シリ
ア王家の娘テオドラは、異教徒の儀式参加を拒否したために捕えられてしま
います。彼女に課せられた罰は「ローマの兵士たちに蹂躙されること」。彼
女の恋人でローマの役人であるディデイムスは何とか彼女を助けようと、牢
に忍び込み脱出させようと策を弄すのですが、結局2人とも死刑を宣告されて
しまいます。愛のために殉死を遂げる2人の背後に横たわる宗教紛争や自己犠
牲の精神などたくさんの要素を盛り込んだ作品ですが、あくまでもオラトリ
オであるためか、常に格調高く、また壮大な音楽が与えられていて、オペラ
とは違った味わいを感じさせます。ヘンデル(1685-1759)はこの作品の出来栄
えに自信を持っていたようですが、初演は残念ながら不評に終わってしまっ
たのは、実のところ、聴衆はハッピーエンドを求めていたのかもしれません
ね。ヘンデルは大激怒したとのことですが・・・。

8.572733
ジョナサン・ダヴ:年月の移ろい
1-7.二重合唱とピアノのための歌曲集「年月の移ろい」(2000)
(始まり/か細き芽は、太陽に向かって美しく開く/7月の答え/熱き太陽,冷た
き炎/おお、向日葵よ/さようなら、大地の至福の別れ/野の鐘を鳴らす)
8.美しき五月に私は歩く(2001)/9.わが愛はわが内に(1998)
10.誰が殺したクックロビン(1996)
11-13.エミリー・ディキンソンの詩による3つの歌「街は走っているかのよう」
(2006)(街は走っているかのよう/私は道を見た/なんて幸せそうな小さな石)
14.生まれてくる日(1999)
15.ようこそ、この景色の中の全ての不可思議よ(1999)/16.三人の王(2001)
クリストファー・クロマー(ピアノ)…1-7
コンヴィヴィウム・シンガーズ
ネイル・フェリス(指揮)
親しみやすく、明晰な作風で知られるイギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ
(1959-)。とりわけ彼の合唱作品はどれも魅力的であり、イギリスのみならず
世界中で人気を博しています。ここでは、彼の母親の記憶に捧げられたとい
う「年月の移ろい」を中心とした、美しいハーモニーを聴くことができます。
7つの曲からなる「年月の移ろい」はW.ブレイク、E.ディキンソン、G.ピール
ら5人の詩人のテキストを使い、時には妖艶さも感じさせながら、大地と季節
を礼賛しています。この曲集とメゾ・ソプラノのソロで歌われる「わが愛は
わが内に」以外は全て無伴奏合唱で歌われ、時にはユーモラスに、また時に
は荘厳に、声の持つ美しさと可能性を無限まで追求します。

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12-02 No.30

2012年02月28日 16時26分52秒 | Weblog
<avanti classic>
5414706 10362(SACD Hybrid +1BONUS DVD) ¥2650
PAL;リージョンALL
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26 
(2)ベートーヴェン:ロマンス 第1番 ト長調 op.40 
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 
(4)ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
初回限定盤BONUS DVD(PAL)付-インタビューほか
フィリップ・クイント(Vn)、
カルロス・ミゲル・プリエト(指)、ミネリア交響楽団
録音:2011年8月30日-9月6日、
ネサワルコヨトルコンサートホール(メキシコシティ)
(使用楽器:1708年ストラディヴァリ“ルビー”)
デビューCDがグラミー賞にノミネートされるなど数々の受賞歴を誇り、近年ま
すます注目を集めているヴィルトゥオーゾ、フィリップ・クイントによるヴァ
イオリン協奏曲集。初回限定盤はボーナスDVD付です!収録されているのは日本
でもメジャーな人気を誇るブルッフ、メンデルスゾーンの協奏曲と、ベートー
ヴェンのロマンス2曲。19世紀を得意のレパートリーとするクイントですが、
十八番と謳うレパートリーを録音するのは本CDが初めて。記念すべき初録音は、
高音質SACDハイブリッド盤でのリリースとなります!クイントのヴァイオリン
の音色は、力強く煌びやか!卓越した演奏技術はもちろん、エネルギッシュな
演奏に圧倒されます。さらに、使用楽器は“ルビー”と呼ばれる1708年製のス
トラディヴァリ。かのサラサーテも愛用し、ジョゼフォヴィッチやレーピンな
ど巨匠たちの手を渡ってきた名器です。オーケストラはメキシコが誇る俊英ミ
ゲル・プリエト率いるミネリア交響楽団。25分にも及ぶボーナスDVDでは、これ
からの活躍に注目必至の俊英たちへの取材映像がたっぷり収録されています!
フィリップ・クイントはロシア出身の若きヴァイオリニスト。モスクワ音楽院
でアンドレイ・コルサコフに学び、9歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ
・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシ
ー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I.パールマンや
A.スタインハートにも師事。2001年に発売したデビューCDがグラミー賞にノミ
ネートされ、一躍注目を集めます。2010年よりストラディヴァリウス協会より
貸与された“ルビー”を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げ
ています。近年はシカゴ響、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラと数々
共演し、今後ますます期待される若手注目のヴィルトゥオーゾです。




<BPR>
BPR(Brussels Philharmonic recordings)レーベルの取扱を開始致します。
ブリュッセル・フィルハーモニックの録音をリリースしていくレーベルです。

BPR 001 ¥2250
ドビュッシー:(1)海 (2)牧神の午後への序曲 (3)夜想曲
ミシェル・タバシュニク(指揮)
ブリュッセル・フィルハーモニック
録音:2010年7月14-17日、スタジオ4
1935年に創立されたベルギーのオーケストラ、ブリュッセル・フィルハーモニ
ック(旧フランダース放送管弦楽団)が自ら立ち上げたBPRレーベルから、記念す
べきファーストCDがリリースされます!ヨーロッパで最高の音響として名高い
スタジオ4でリハーサルを重ね、コンサートの本拠地としてボザールで演奏を重
ねているほか、ブリュッセルのコンセルトヘボウなどでも演奏を重ねるオーケ
ストラ。古楽から現代曲まで手掛ける実力派で、2012年もドイツ、オーストリ
アへの演奏ツアーを予定するなど、ヨーロッパ各地で活躍しています。2008年
よりスイスの名匠ミシェル・タバシュニクが音楽監督を務めており、現代音楽
も交えながら聴衆に魅力的なプログラムを提供しています。ファーストCDに収
録されているのはドビュッシーの管弦楽曲。「海」、「牧神」「夜想曲」と傑
作ぞろいの聴き応え十分なプログラムとなっています。ベルギーのオーケスト
ラではありますが、その響きには柔らかくも芯のあるフランス的なハーモニー
も感じられます。タバシュニクの巧みな指揮の下、綿密に組まれたアンサンブ
ルは聴き所。録音場所はもちろん、スタジオ4です!

BPR 002 ¥2250
ドヴォルザーク:(1)交響曲第9番「新世界より」 op.95 
(2)スラヴ舞曲集第1集(全曲)
ミシェル・タバシュニク(指揮)、ブリュッセル・フィルハーモニック
録音:2011年7月5、6日、スタジオ4
ドビュッシーの大作3曲を扱ったファーストCD(BPR 001)に続く今回は、ドヴォ
ルザークの代表作「新世界より」とスラヴ舞曲第1集を収録。今回も録音はヨー
ロッパ屈指の音響を持つスタジオ4!前回の綿密かつ繊細なアンサンブルとは異
なる、豪傑かつロマンティックな響きを堪能できます。
ボザールを本拠地に、古楽から現代音楽に至るまで幅広い演奏活動を展開して
いるブリュッセル・フィルハーモニック。1935年に設立されて以来、様々な名
指揮者・名ソリストたちと共演を重ねてきました。2008年よりタバシュニクを
音楽監督として迎え、現代音楽を交えた意欲的なプログラムでヨーロッパを中
心に更なる注目を集めています。ヨーロッパ各地で幅広い音楽活動を行ってい
ると同時に、同レーベルにて積極的な収録活動も行っており、今後更なる名演
のリリースに期待必至です!




<harmonia mundi>
HMC 902081 ¥2450
ドヴォルザーク:
(1)ジブシーの歌op.55(全7曲) (2)モラヴィア二重唱曲集op.32(全13曲) 
(3)聖書の歌op.99(全10曲)
ゲニア・キューマイヤー(S)、ベルナルダ・フィンク(Ms)、
クリストフ・ベルナー(Pf)
録音:2010年4月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ザルツブルクが誇るソプラノ歌手ゲニア・キューマイヤーと世界的メゾ・ソプ
ラノ歌手ベルナルダ・フィンクによる、注目必至の共演CDがリリース!ウィー
ン国立歌劇場やミラノ・スカラ座といった名歌劇場はもちろん、ザルツブルク
音楽祭、バイロイト音楽祭といった数々のフェスティヴァルに引っ張りだこの
二人が、ドヴォルザークの3つの歌曲集を全曲収録しました!キューマイヤーが
歌う「ジプシーの歌」は、民族的なリズムと艶やかな旋律の中にもどこか気品
を感じさせる独特の魅力にあふれたもの。丁寧に、しかし情感たっぷりに謳わ
れる伸びやかな美しい高音に心奪われます。「聖書の歌」では、スロヴェニア
人の両親を持ち、ドヴォルザークの作品にも造詣深いフィンクが落ち着いた深
みのある歌声をいかんなく発揮!本CDの聴き所でもある二重唱では、見事に
マッチした二人の歌声のハーモニーに感嘆の一言。どこか里歌を思わせるよう
な郷愁に駆られる旋律が、力強くも美しく歌い上げられています。伴奏を担当
するのは名手クリストフ・ベルナー。過度な主張のない巧みな伴奏で、二人の
歌姫の華麗な歌声に色を添えています。

HMU 807552(SACD-Hybrid) ¥2500
ブリテン(1913-76):(1)セレナードop.31 (2)ノクターンop.60 
(3)フィンジ(1901-56):クリスマスop.8
マーク・パドモア(T)、ステファン・ベル(Hrn)、
ジャクリーヌ・シェイヴ(1stVn、指揮)、ブリテン・シンフォニア
録音:2011年2月、エア・スタジオ、リンドハースト・ホール(ロンドン)
自然と心に沁み入るような甘い歌声で多くの聴衆を魅了しているテノール界の
「語り部」マーク・パドモアが、イギリス20世紀を代表する作曲家ブリテン、
フィンジの作品を収録!ブリテンの「セレナード」は、イギリス人作家による
6つの詩に音楽をつけた作品。テノール、ホルン、弦楽器という編成からなり、
テノールだけでなく様々な楽章に現れるホルンの旋律が印象的な楽曲です。
BBCコンサートオーケストラで首席奏者を務めるベルのソロにも注目!第4楽章
冒頭から始まる雄大なホルン・ソロからテノールへと受け継がれる旋律は必聴
の美しさです!多様な曲調を含むセレナードとは異なり、ノクターンは全体的
に静謐な雰囲気。シェイクスピアやワーズワースなどの『夢』をテーマとした
詩に音楽をつけた作品で、穏やかな中にも不安を駆り立てるような旋律が入り
混じった神秘的かつ美しい旋律が印象的です。美しいハープのソロとパドモア
の美しくも妖しい歌声に、摩訶不思議な夢の世界へと誘われます!フィンジの
「クリスマス」では、抒情的なテノールの歌と美しい弦楽器のアンサンブルが
魅力的。伴奏と言うには憚られるほど綿密に組まれた器楽ソロの掛け合いも素
晴らしい作品です。その名の通りブリテンの音楽に造詣深いブリテン・シン
フォニアのアンサンブルにも注目の名盤です。




<Bel Air>
BAC 470(Blu-ray) ¥4750
BAC 070(DVD-Video) ¥4750
「ジェローム・ロビンズに捧ぐ」
(1)「EN SOLト長調」
(音楽:モーリス・ラヴェル(ピアノ協奏曲 ト長調)/振付:ジェローム・ロビン
ズ、ジャン=ビエール・フローリッシュ編/ピアノ:エレナ・ボネ)
出演:マリー=アニェス・ジロー、フロリアン・マニュネ、
パリ・オペラ座バレエ団
(2)「TRIADE(トライアド)」
(音楽:ニコ・ミューリー/振付:バンジャマン・ミルピエ)*委嘱新作
出演:マリー=アニェス・ジロー、レティシア・プジョル、
オドリック・ベザール、マルク・モロー
(3)「IN THE NIGHT(夜に)」
(音楽:ショパン(ノクターンop.27-1, 55-1&2, op.9-2/振付:ジェローム・
ロビンズ/ピアノ:久山亮子)
出演:クレールマリ・オスタ&バンジャマン・ペッシュ、
アニエス・ルテステュ&ステファン・ビュヨン、
デルフィーヌ・ムッサン&ニコラ・ル・リッシュ
(4)「コンサート」
(音楽:ショパン/振付:ジェローム・ロビンズ/ピアノ:ヴェッセラ・ペロフ
スカ)
出演:ドロテ・ジルベール、アレッシオ・カルボネ、ステファン・ファボラン、
エマニュエル・ティボー
パリ・オペラ座管、パリ・オペラ座バレエ団、コーエン・ケッセルス(指揮)
収録:2008年9月、パリ・オペラ座(ガルニエ)
ジェローム・ロビンズ(1918-1998)。「ウエスト・サイド・ストーリー」「王様
と私」などの映画作品の振付や、ニューヨーク・シティ・バレエでの「牧神の
午後」など数々のバレエ名作をのこしたその功績は、とてつもなく大きなもの。
2008年、ロビンズ没後10周年にパリで上演され、センセーションを巻き起こし
た「ジェローム・ロビンズに捧ぐ」の映像の登場です!ロビンズの3作品をパリ
・オペラ座が誇る超豪華ダンサーたちが踊っているだけでも嬉しいのに、ロビ
ンズの愛弟子で、映画「ブラック・スワン」の振付を手掛け、主演のナタリー
・ポートマンと結婚したことでも話題となったバンジャマン・ミルピエの注目
新作も収録。豪華ダンサーに美しい舞台。イチオシの強力盤です!
(1)の「EN SOL(ト調で)」は、ラヴェルのピアノ協奏曲が晴れやかに鳴り響く
中、「ロシュフォールの恋人達」を彷彿とさせる衣装をまとったダンサー達が、
海辺の町で陽気な人間模様を舞います。マリー=アニェス・ジローの長い手足
と存在感、フロリアン・マニュネの美しい長身が存分に発揮された舞台です。
(2)の「TRIADE」は、パリ・オペラ座の委嘱作品。ジェローム・ロビンズと16歳
の頃から仕事をして、今なおロビンズのレパートリーを毎シーズン踊っている
ミルピエの振付によるもの。どこかウエスト・サイド・ストーリーを彷彿とさ
せる、対立や和解といったテーマを感じます。(3)の「IN THE NIGHT」は、ショ
パンの音楽を愛してやまなかった、ロビンズによる名作。ショパンの音楽の底
知れぬ奥深さ、音楽の底に流れている様々な感情、そしておどろくべき発明に
光を当てたかった、というロビンズの語りが残っていますが、タイトルが示す
とおり夜のような漆黒の中、しっとりとした照明で浮かび上がるダンサーたち
の舞いは見る者を別世界へといざないます。(4)もロビンズの振付で、(3)と同
じショパンの音楽を軸にしていますが、こちらは一転してコミカルなマイムバ
レエ。ピアニストが舞台上のピアノにおもむろにむかい、淡々と弾き続けるな
か、ダンサーたちが様々な人間模様をコミカルに演じるというもの。バラード
第2番が演奏されている時にはダンサーたちは虫の仮装でなにやら飛び回りま
す。なんとも軽妙洒脱で、ロビンズの才能にあらためて驚嘆させられる素晴し
い舞台です。




<EUROARTS>
20 53478(DVD-Video) ¥2900
字幕:英仏独伊西
我らが時代の偉大なダンサーたち
第1部:ウラジーミル・マラーホフ
マスネ(マクミラン振付):マノン【ディアナ・ヴィシニョーワと共演】
モーツァルト(ザネッラ振付):旅(ピアノ協奏曲第23番のアダージョ)
ウェーバー(フォーキン振付):
バラの精(舞踏への勧誘)【ナディア・サイダコワと共演】
第2部:ルシア・ラカッラ
チャイコフスキー(プティパ振付):白鳥の湖のパ・ド・ドゥ-ヴァリアシオン
ショパン(カニパローリ振付):
椿姫(ピアノ協奏曲第1番のロマンツェ)【シリル・ピエールと共演】
第3部:木村規予香
バッハ(ショルツ振付):
カンタータ第51番「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」より
モーツァルト(ショルツ振付):
ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」のアンダンティーノ)
ブルックナー(ショルツ振付):
交響曲第8番のアダージョ【クリストフ・ベームと共演】
マラーホフ:2003年9月17-23日
アポロザール(シュターツオーパ・ウンター・デン・リンデン)、ラカッラ、
木村/ハレッシェ ウーファー(ベルリン)
今日のドイツの主要バレエ団でプリマを務める3人のダンサーの紹介と小品を披
露した魅惑のDVD。ベルリン国立バレエのマラーホフ、ミュンヘン・バレエ団の
ラカッラ、ライプツィヒ・バレエ団の木村規予香と、ドイツのバレエ界を背負
ってたつ担い手が外国人なのも感慨深いものがありますが、やはりこの3人は
凄い。いずれも得意な小品からソロおよびパ・ド・ドゥを演じていて、それぞ
れ約25分楽しめるほか、彼ら自身が振付について簡単に語っています。厳格な
基礎と伝統に則した舞踏は、安定感に満ち、レッスンにも最適です。

20 58268(DVD-Video) ¥2900
字幕:英仏独
楽園の暗影-ヒトラーからハリウッドへ逃れた人々
監督:ピーター・ローゼンのドキュメンタリー
シェーンベルク、コルンゴルト、アイスラー、トーマス・マンらの動画多数
シェーンベルク:幻想曲/クシェネク:霧のなかの鐘ほか演奏風景多数。
アンサンブル・ルシュルシュ
これは興味深いDVD。1933年にヒトラーがドイツ首相に就任すると、当時ワイマ
ール文化を育んできた芸術家や文化人の多くがアメリカへ逃れ、ロサンゼルス、
ハリウッドを中心に第2のワイマールを形成して高度な文化を花咲かせました。
作曲家のシェーンベルク、コルンゴルト、アイスラー、クシェネク、指揮者の
クレンペラーやワルター、文学者のトーマス・マン、哲学者のアドルノ、女優
のディートリヒなど、錚々たる偉人の足跡を、実写映像やゆかりの人々の証言
で綴ります。シェーンベルクとガーシュウィンがテニスを楽しむ姿や、ルビン
シュタインやハイフェッツのカラー映像、トーマス・マンの語りなどワクワク
するような映像のオンパレード。戦後、ヨーロッパへ戻った人々も多かったた
め、ごく短期間ではありましたが、アメリカ西海岸に20世紀最高のドイツ文化
が疎開していたことを伝えてくれる稀有な資料と申せましょう。

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12-02 No.29-1

2012年02月27日 14時21分26秒 | Weblog
<若林工房レーベル(日本)>
WAKA 4161-62 2枚組 ¥3600
「シューベルト:ピアノ作品集-3/イリーナ・メジューエワ」
シューベルト(1797-1828):
disc-1
2つのスケルツォ D593
ピアノ・ソナタ (第13番) イ長調 D664
楽興の時 D780
disc-2
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
ピアノ・ソナタ (第20番) イ長調 D959
メヌエット イ長調 D334
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音: 2011年7月& 11月、新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシア出身の実力派メジューエワによる好評のシューベルト・シリーズ、第三
弾の登場です。今回は、1819年作曲(推定)の愛らしい「第13番D664」と最晩年
の巨大な「第20番D959」という二つの「イ長調ソナタ」を中心に、人気の高い
「楽興の時D780」他を組み合わせたプログラム。2007年以来の再録音となる
「ソナタD664」での、さらに表現の幅と深みが加わった解釈は、この奏者のた
ゆまぬ努力と深化の証。「まるで哀しみが時を止めて響いているかのよう」
(佐藤利幸氏)な、詩情溢れる世界へと聴き手を誘います。もうひとつの「ソナ
タD959」における重厚な構築性も瞠目に値するもの。力強さと繊細さを兼ね備
えたピアニズムで、シューベルト晩年の豊穣な世界をドラマティックに謳い上
げます。「楽興の時」では、若くして逝った天才作曲家の心に寄り添うような
繊細さが見事。続編にもますます期待が膨らむシリーズ第三弾、お聴き逃しな
く。




<Regis>
RRC 1380 ¥680
バークリー:室内楽曲集
フルートとオーボエとピアノのための三重奏曲、弦楽三重奏曲Op.19、
ソナチネOp.61、オーボエ四重奏曲Op.70、
フルートとオーボエと弦楽三重奏のための組曲
タゴーラ弦楽三重奏団、他

RRC 1381 ¥680
British Light Music
イギリスの名曲集
チャールズ・ウィリアムズ:悪魔のギャロップ/ファーノン:浮気者の肖像
ウッド:バーウィック・グリーン/ファーノン:Sunny side up
ロン・グッドウィン:Red Cloak/トーチ:ロンドン急行組曲
アンジェラ・モーリー:スターライト/ジョージ・シラヴォ:Bumps A Daisy
エリック・コーツ:
スリーピー・ラグーン、テレビジョン・マーチ、ロンドン組曲より、
序曲「メリーメーカーズ」、コーリング・オール・ワーカーズ、
ロンドン・アゲイン組曲より
グレインジャー:
カントリー・ガーデン、羊飼いの呼び声、岸辺のモリー、ロンドンデリーの歌
録音:1931年-57年
ヴァリアスアーティスツ

RRC 1382 ¥680
モーツァルト:ピアノソナタ第15番-第18番
幻想曲K.397
1974年録音
マリア・ジョアン・ピリス(pf)

RRC 1383 ¥680
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(pf)



<Brilliant Classics>
BRL 94225 ¥540
パスクィーニ:パッション・カンタータ
カンタータ「Hor ch'il Ciel fra densi horrori」
カンタータ「Padre, Signore e Dio」 
シャロン・ロストルフ=ザミール(Sop)フリオ・ザナージ(Br)
ジョバンニ・カルーソ指揮、カペラ・ティベリナ、他
ベルナルド・パスクィーニ(1637年-1710年)はイタリア・バロックの教会音楽
の作曲家。最近では、フレスコバルディとツィポーリの間をとりもつ、イタリ
ア鍵盤楽曲の作曲家として再評価されている。

BRL 94228 3枚組 ¥1550
テレマン:36のファンタジー集TWV.33
アンドレア・コーエン(Cemb)

BRL 94287 ¥540
パガニーニ:弦楽四重奏曲第1番-第3番
アマティ・アンサンブル弦楽四重奏団

BRL 94303 2枚組 ¥1080
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック第1集
ジョン・ブル、ジャイルズ・ファーナビー、ウィリアム・バード、
ピーター・フィリップス、ジョヴァンニ・ピッキ、トーマス・トムキンズ、
オーランド・ギボンズ、他の作品
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)
「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック(Fitzwilliam Virginal Book )」
は、英国における鍵盤楽曲の筆写譜であり、エリザベス朝からジェームズ1世時
代(ルネサンス末期から初期バロック)にかけての鍵盤楽曲の一次資料の一つで
ある。曲集の名前は、この曲集を入手し、1816年にケンブリッジ大学に寄贈し
たフィッツウィリアム子爵にちなんでいる(それ以前は「エリザベス女王のヴァ
ージナル曲集」と呼ばれていた)。収録作品の年代は、1562年ごろから1612年
ごろまでの半世紀にまたがっており、ウィリアム・バード、ピーター・フィリ
ップス、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、ジョン・ブル、ジャイル
ズ・ファーナビーらの作曲家が名を連ねている。収録数は300曲以上に及ぶ。
当時の鍵盤楽曲の筆写譜の通例として、どの曲も特定の楽器は指定されてはい
ないが、ヴァージナル、チェンバロ、クラヴィコード、ポルタティフオルガン
など、当時の鍵盤楽器のどれでもよく演奏できる。収録曲はたいてい小品であ
る。この曲集のみによって伝えられている作品も少なくない。

BRL 94309 ¥540
C.P.E.バッハ:宗教的頌歌と歌曲集
Wq.194-7、10、18、26、Wq.195-6、Wq.196-4、8、18、19、Wq.197-13、14、
21、Wq.198-12、3つの歌よりH.709、Das Privilegium H.693、口づけH.673、
Belinde H.695
ジュリアン・レッドリン(Bs)
ヨルン・ボイセン(Cemb)

BRL 94314 ¥540
修道女-女性虐待のグレゴリオ史
Litany - Part 1、Tertio decimo AMEM 434、De virginibus(1)LHo 1072、
Agnes beatae virginis LH 341、from 2 Samuel 13: Amnon and Tamar、
Psalm 43(42): Iudica me Deus PM 137、
from Jours de famine et de detresse、
Ingressa Agnes - Psalm 147: 16 AM2 6、
from The men who killed me 3’54、Improperium GT 148、
from The Magdalen、Vox in rama ? Psalm 79(78): 1 GT 638、
Agnes famula LV 567、De virginibus(2)LHo 1072、Igne divini LH 340、
Christus factus est GN 108、from Tehila Lieberman
The Holy Text of Naeeda Aurangzeb 1
Ave verum CS 10、from Tehila Lieberman
The Holy Text of Naeeda Aurangzeb 2
Beati mundo corde - Psalm 37(36): 1 GN 237、
from Marthe Link: Forgive us our trespasses、
Stans beata Agnes - Magnificat AM1 789、Litany - Part 2
スタン・ホラールト指揮、スコラ・カントゥルム・カロルス・マグヌス
聖アグネスと他の修道女のための典礼聖歌集。これまで世界中で考え得るすべ
ての長い間虐待を受けた女性を反映した歴史を追いながら聖歌と朗読を交えて
つづられている。
紀元来キリスト教徒においては時に争い、人々を不幸にした歴史がある。その
時の一番の被害者は女性である。そして現在もこの世の中でも女性に対する人
権を無視した行為は多い。
48ページのブックレットには歌詞だけではなく、演奏者によるこの企画につい
ての考えが書かれている(英語、ラテン語)。また、宗教や文化に関係なく女性
の嘆願、自由や平等の権利、尊敬そして平和の訴えも表記されている。
非常にデリケートな問題を聖歌を通し歴史を振り返るという学術的に意味合い
の深い一枚。またこれだけの内容の音楽CDが登場したということも意義のある
ものかと思われる。

BRL 94316(2CD+DVD) ¥1080
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
ステファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルク・コンソート、キングスカレッジ合唱団、他

BRL 94319 4枚組 ¥2050
メンデルスゾーン:
オラトリオ「エリア」 
アレクサンドラ・チョーク(Sop)モニカ・グループ(Alt)
クラース・アーカン・アーンシェ(Ten)ペーター・リカ(Br)
シルヴァン・カンブルラン指揮、フランクフルト・ムゼウム管弦楽団、他
オラトリオ「聖パウロ」 
ヘレン・クォン(Sop)エルツビエタ・アルダム(Alt)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(Ten)ペーター・リカ(Br) 
ヨスハルト・ダウス指揮、南西ドイツ放送交響楽団、他

BRL 94392 2枚組 ¥1080
レスピーギ:管弦楽曲集第1集
ローマの松、ローマの祭り、ローマの噴水、組曲「鳥」、
弦楽のための組曲、オルガンと弦楽のための組曲
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、
ローマ・イタリア放送交響楽団

●Brilliant Musica sacra series
BRL 9253 2枚組 ¥1080
ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリュソストムスの典礼
寝ずに祈れる神の御母、精霊たちの合唱、パンテレイ
ヴァレリー・ポリャンスキー指揮、ロシア国立シンフォニー・カペラ

BRL 94318 2枚組 ¥1080
テレマン:受難曲オラトリオ
ヴォルフガング・シェーファー指揮、
ラ・アルパ・フェスタンテ・ミュンヘンフライブルク

BRL 94290 ¥540
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(オラトリオ版)
ニコル・マット指揮、
マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団、ノルウェー室内合唱団

BRL 94350 ¥540
J.S.バッハ:復活祭オラトリオBWV.249
クリスティーネ・ブレンク(Sop)アンネ・グライリンク(Alt)
フランク・ボザート(Ten)トーマス・プファイファー(Bs)
ロルフ・シュヴァイツァー指揮、
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団、他

●Brilliant Choral Classics series
BRL 94317 5枚組 ¥2550
ヘンデル:宗教曲集
オラトリオ「メサイア」 
ステファン・クレオバリー指揮、
ブランデンブルク・コンソート、キングスカレッジ合唱団、他
ヨハネ受難曲 
パル・ネメト指揮、カペラ・サヴァリア、他
オラトリオ「復活」 
マルコ・ヴィターレ指揮、コントラスト・アルモニコ




<Piano classics>
PCL 0029 ¥1050
シューマン:交響的練習曲
ピアノソナタ第1番、トッカータOp.7 
ニコライ・ルガンスキー(pf)
録音:1994年2月 Licensed from Challenge Classics

PCLD 0030 2枚組 ¥1780
スクリャービン:ピアノ曲集
ピアノソナタ第3番、第4番、第5番、第7番「白ミサ」、詩曲Op.32-1、
アルバムの綴りOp.45-1、マズルカOp.25-3、8つの練習曲Op.42、
10のマズルカOp.3、2つの小品Op.57、アルバムの綴りOp.58、
2つの小品Op.59、2つの詩曲Op.63、Op.69、Op.71
ジョセフ・ヴィラ(pf)
ジョセフ・ヴィラ(1948-95)は、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。ジュリ
アード音楽院でサッシャ・ゴルトニツキーに師事、後にクラウディオ・アラウ
にも師事し支援も受ける。またジェシー・ノーマンやムスティスラフ・ロスト
ロポーヴィチの伴奏者として国際的に活躍する。リストの作品を録音したディ
スクはブダペストで賞を受ける。このスクリャービン集は長い間発売されなか
った。ヴィラの非常に熱い情熱、柔軟性および激しさは、新たな印象を与える
であろう。病気のため46歳の若さで亡くなるも魅力あるピアニストである。 
録音:1986年、1989年

PCL 0031 ¥1050
スペインの作曲家によるピアノ曲集
ファリャ:4つのスペイン小品
グラナドス:スペイン舞曲より第1、2、4-6、10、12番、詩的な情景
アルベニス:組曲「スペイン」Op.165
ミシェル・ブロック(pf)
1960年のショパンコンクールでアルトゥール・ルービンシュタインが自ら賞を
授与したということで大きな注目されたピアニスト。その後、世界中で演奏活
動を行うもその多忙さから公の場での演奏をやめてしまう。ブロックは、スペ
インの音楽への特別なの思いを持っていたとされている。魅惑的で美しい音…。
それはアルベニスのイベリアで聴かせた素晴らしい演奏が証明する通りこの
ディスクも期待せずにはいられない。
録音:1991年




<韓国ローカルEMI>
DN 0010 13枚組 ¥8100
EMI&ドイツ・グラモフォン録音全集
ヨハンナ・マルツィ(Vln)
Johanna Martzy - The Complete Recordings of Johanna Martzy
on EMI & Deutsche Grammophone
DISC 1
Johannes Brahms: Violin Concerto in D major op.77
Philharmonia Orchestra
Paul Kletzkl, conductor
Recording: 1954.2.15-17, Kingsway Hall, London
Producer: Walter Legge
Balance engineer: Douglas Larter
DISC 2
Johann Sebastian Bach: Sonata No.1 In G minor BWV.1001
Partita No.1 In B minor BWV.1002
Recording: 1955.3.26-27(#1-4), 1955.4.27-30(#5-8)
Abbey Road Studios, London
Producer: Alan Melville
Balance engineer: Laurie Bamber
DISC 3
Johann Sebastian Bach: Sonata No.2 in A minor BWV.1003
Partita No.2 in D minor BWV.1004
Recording: 1955.3.27-4.2(#1-4), 1954.7.24-26(#5-9)
Abbey Road Studios, London
Producer: Alec Robertson & Walter Legge(#1-4), Walter Jellinek(#5-9)
Balance engineer: Laurie Bamber
DISC 4
Johann Sebastian Bach: Sonata No.3 in C major BWV.1005
Partita No.3 In E major BWV.1006
Recording: 1954.5.1, 6.1-3(#1-4), 1955.5.15-18(#5-10),
Abbey Road Studios, London
Producer: Walter Jellinek(#1-4), Geraint Jones, Alan Melville(#5-10)
Balance engineer: Laurie Bamber
DISC 5
Franz Schubert: Sonatina No.1 in D major op.137 No.1 D.384
Sonatina No.2 in A minor op.137 No.2 D.385
Jean Antonietti, piano
Recording: 1955.11.7-13, Berlin-Zehlendorf, Electrola Studio
Producer: Fritz Ganss
Balance engineer: Horst Lindner
DISC 6
Franz Schubert: Rondo Brillante in B minor op.70 D.895
Franz Schubert: Fantasy in C major op.159 D.934
Jean Antonietti, piano
Recording: 1955.11.9-12, Berlin-Zehlendorf, Electrola Studio
Producer: Fritz Ganss
Balance engineer: Horst Lindner
DISC 7
Franz Schubert: Sonatina No.3 in G minor op.137 No.3 D.408
Sonata in A major op.162 D.574
Jean Antonietti, piano
Recording: 1955.11.7-13(#1-4), 1955.9.26 & 11.13(#5-8),
Berlin-Zehlendorf, Electrola Studio
Producer: Fritz Ganss
Balance engineer: Horst Lindner
DISC 8
Felix Mendelssohn: Violin Concerto in E minor op.64
Ludwig van Beethoven: Romance No.1 in G major op.40
Ludwig van Beethoven: Romance No.2 in F major op.50
Philharmonia Orchestra
Paul Kletzkl, conductor
Recording: 1955.12.20-21(#1-3), 1955.12.22-23(#4-5),
Kingsway Hall, London
Producer: Walter Legge & Walter Jellinek
Balance engineer: Douglas Larter
DISC 9
Wolfgang Amadeus Mozart: Violin Concerto No.3 in G major K.216
Felix Mendelssohn: Violin Concerto in E minor op.64
Philharmonia Orchestra
Wolfgang Sawallisch, conductor
Recording: 1954.6.9-10, Kingsway Hall, London
Producer: Walter Legge
Balance engineer: Neil Boyle
DISC 10
1. Ravel: Berceuse sur de Gabriel Faure
2. Ravel: Piece en forme de Habanera
3. Milhaud: Ipanema
4. Falla: Dance espagnole de "La vida breve"
5. Szymanowski: Notturno e Tallantella op28 Nos.1
6. Szymanowski: Notturno e Tallantella op28 Nos.2
Jean Antonietti, piano
Recording: 1951.8-27-30, Beethovensaal, Hannover
Executive Producer: Dr. Fred Hamel
Recording Producer: Karl-Heinz Westphal
Balance Engineer: Karl-Heinz Westphal
DISC 11
Ludwig van Beethoven: Violin Sonata No.8 in G major op.30 No.3
Wolfgang Amadeus Mozart: Violin Sonata F major K376(K.374d)
Jean Antonietti, piano
Recording: 1952.7.7-10, Beethovensaal, Hannover
Producer: Unknown
Balance engineer: Heinz Wildhagen
DISC 12
Antonin Dvorak: Violin Concerto in A minor op.53
RIAS-Symphonie-Orchester Berlin
Ferenc Fricsay, conductor
Recording: 1953.6. 3-5, Jesus-Christus-Kirche, Berlin
Executive Producer: Prof. Elsa Schiller
Producer: Wolfgang Lohse
Balance Engineer: Alfred Steinke
DISC 13
Wolfgang Amadeus Mozart: Violin Concerto No.4 in D major K.218
Bayerischen Rundfunks Kammer Orchester
Eugen Jochum, conductor
Recording: 1955.4.4., Amerika Haus, Munich, Germany
Recording Producer: Dr. Fred Hamel
Balance Engineer: Karl-Heinz Westphal
ブックレットは著名音楽評論家、平林直哉氏による日本語ライター付きとなり
ます。

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12-02 No.29-2

2012年02月27日 14時20分48秒 | Weblog
<DUCALE>
イタリアのレーベル、ドゥカーレの扱いを開始いたします。
CDL 025 ¥2080
アーリー・マンドリン(Vol.1)
18世紀イタリア、1つまたは2つのバロック・マンドリンと通奏低音のための音楽
ニコラ・ロマルディ(1680-1740):
2つのマンドリンのためのシンフォニア(ML*/ML+/A/T)
カリロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/L)
ピエトロ・ガエターノ・ボーニ(1686頃-1741以後):ソナタ第2番(ML+/C/T)
フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745):シンフォニア(ML+/T)
ニッコロ・チェッケリーニ(活躍:1703年頃):フーガ(ML+)
バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):主題と変奏曲(MB/G)
ジャン・バッティスタ・ジェルヴァジオ(1725-1785):ソナタ(MN+/C/T)
カルロ・チェチェーレ(1706-1761):
2つのマンドリンと低音のためのシンフォニア(MN*/MN+/A/T)
アンサンブル・バスケニス
ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ロンバルド(ML*)、
マンドリーノ・ナポレターノ(MN*))
マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ロンバルド(ML+)、
マンドリーノ・ブレシアーノ(MB)、
マンドリーノ・ナポレターノ(MN+))
ニコラ・モネータ(アルチヴィオラ・コントラバッサ(A))
アレッサンドロ・ミレージ(チェロ(C))
ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ(T)、リュート(L)、ギター(G))
録音:1996年5-11月、ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、
イタリア
発売:1998年

CDL 036 ¥2080
アーリー・マンドリン Vol.2
18世紀イタリア、1つまたは2つのバロック・マンドリンと通奏低音のための音楽
プロスペロ・カウチェッロ(18世紀):
2つのマンドリンと低音のための三重奏曲(1776/1780)(MN*/MN+/C/T)
ジョヴァンニ・ホフマン(18世紀):
マンドリンと低音のためのソナタ(1799、ウィーン)(ML+/C)
バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):
マンドリンとギターのための主題と変奏曲 Op.10 No.4(MB/G)
エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):
マンドリンと低音のためのソナタ(MN*/C/T)
アントニオ・リッジェーリ(18世紀):ラ・フステンベルグ(MN*)
カリロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/T)
アンサンブル・バスケニス
ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ナポレターノ(MN*)、
マンドリーノ・ブレシアーノ(MB))
マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ナポレターノ(MN+)、
マンドリーノ・ロンバルド(ML+))
アレッサンドロ・ミレージ(チェロ(C))
ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ(T)、ギター(G))
録音:聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア
ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、イタリア 時期の記載
なし
発売:2004年

CDL 044 ¥2080
アーリー・マンドリン Vol.3 18世紀イタリアのマンドリン音楽
フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745):マンドリンと低音のためのソナタ(ML)
ガエターノ・モンツァ(1735-1801):マンドリンのためのソナタ(ML)
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700/1701-1820):
マンドリンのためのソナタ(ML)
バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):
「もはや私の心には感じない(うつろの心)」による変奏曲 Op.8(MB)
カルロ・チェチェーレ(1706-1761):
マンドリンと低音のためのソナタ(ト長調)(MN)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ第53番 K.88(MN)/ソナタ第54番 K.89(MN)
アンサンブル・バスケニス
マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ロンバルド(ML)、
マンドリーノ・ブレシアーノ(MB)、
マンドリーノ・ナポレターノ(MN))
アレッサンドロ・ミレージ(チェロ)
ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ)
録音:2009年12月19-23日、ジャングル・サウンド、ミラノ、イタリア 
発売:2011年

CDL 028 ¥2080
20世紀イタリア、チェロとピアノのための音楽
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):ソナタ ハ長調
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):フィンランド民謡「恋人」による変奏曲
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):ソナティナ
ルチアーノ・シャイー(1920-2002):3つの主題によるソナタ
マッティア・ザッパ(チェロ)
マッシミリアーノ・マイノルフィ(ピアノ)
録音:2000年3月4-6日、ステリオ・モーロ・アウディトリトウム、
スイス・イタリア語放送、
ルガーノ、スイス
発売:2000年

CDL 038 ¥2080
モーツァルト(1756-1791):レクイエム ニ短調 K.626
タチアナ・チヴァーロヴァ(ソプラノ)
クラウディア・ニコーレ・バンデーラ(アルト)
ジュゼッペ・ヴェネツィアーノ(テノール)
東原貞彦(バス)
合唱団「ポリフォニア10」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン管弦楽団
アドリアーノ・バッシ(指揮)
録音:2004年4月3日、ライヴ、聖セバスティアーノ市民教会、ミラノ、イタリア
発売:2004年

CDL 040 ¥2080
ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):ピアノ作品集
ソナティナ(1939)/3つのリチェルカーレとトッカータ(1947)
幻想曲(1955)/3つの小品(1984)/6つのバガテル(1986)
マッシモ・アンフォッシ(ピアノ)
録音:データ記載なし
(Recordong & Mastering: San Martino Recordong Studio, Italy)
発売:2007年
ブルーノ・ベッティネッリはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院教授を務
めた作曲家・教育者。

CDL 041 ¥2080
ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
フリーダー・ベルトホルト(チェロ)
カルロ・レーヴィ・ミンツィ(ピアノ)
録音:2007年2月10-11日、G・ニコリーニ音楽院コンサートホール、
ピアチェンツァ、イタリア
発売:2007年

CDL 043 ¥2080
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
フルート、ヴァイオリンとギターのための三重奏曲集
「セビリャの理髪師」序曲(ロッシーニ作曲/カルッリ編曲)
三重奏曲 Op.12
ヴェネツィアのカンツォネッタ「波の上の漁師」による幻想曲 Op.123
夜想曲 Op.24 II No.1/ディヴェルティメント Op.149 No.2
三重奏曲 Op.9 No.1
イタリア・クラシック三重奏団
ウバルド・ロッソ(フルート) カルロ・デ・マルティーニ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・ビラーギ(ギター)
録音:2010年9月16-17、28-30日、聖ペラージャ教会、ギンツァーノ、
パヴィーア県、イタリア 発売:2011年




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 247 ¥2300
バッハ一族のオルガン音楽
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):フーガ
ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):天の高みから私は来た
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
フーガ ト短調/フーガ変ロ長調/フーガ ニ短調
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):前奏曲
ヨハン・ベルンハルト・バッハ:平和の君、主であるイエス・キリストよ
ハインリヒ・バッハ(1615-1692):私を憐れんでください、おお、主である神よ
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:私たちキリストの信者は今こそ喜び
ヨハン・ローレンツ・バッハ(1695-1773):フーガ ニ長調
ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777):幻想曲とフーガ ヘ長調
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
アダージョ/BACHによるフーガ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
さあ、来てください、異教徒の救い主よ(トリオ)BWV660
目覚めよ、と私たちを呼ぶ声 BWV731
愛するイエスよ、私たちはここにいます BWV731/フーガ ト短調 BWV 578
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲(im mi - grande)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
ああ、主である神よ BuxWV177/前奏曲ハ長調 BuxWV137
エマヌエーレ・カルディ(オルガン)
録音:2011年10月16-17日、聖アントニオ・ディ・パドヴァ教区教会、
カゼッテ・デ・レニャーノ、ヴェローナ県、イタリア
使用楽器:2011年、ジョルジョ・カルリ製 Op.96

DISCANTICA 248 ¥2300
ユダヤの記憶 ハープのための音楽
ハワード・J・バス(1951-):覚醒(2010)
パオラ・デヴォーティ(1965-):
あなたが大好き[Ikh hob dikh lib(Ti voglio bene)](2010)
Freylekhs(舞曲の断章;2010)
ヴァレンティノ・メッティ(1939-):Alenu(幻想曲;2010)
パオラ・デヴォーティ:セファルディムの歌(2011)
アッティーリオ・デル・レ(1938-):地下室の響き(2010)
アッティーリオ・デル・レ/パオラ・デヴォーティ編曲:
イディッシュのメロディの組曲(2008)
アルベルト・ジェンティーリ(1873-1954):夢見るように(*)
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):詩曲(1959)(*)
パオラ・デヴォーティ:ニグン(無言歌;2010)/Tumbalalayka(2010)
パオラ・デヴォーティ(ハープ)
録音:2011年4月、G・ニコリーニ音楽院コンサートホール、ピアチェンツァ、
イタリア
(*)以外は世界初録音と表示されています。

DISCANTICA 249 ¥2300
フルート、オーボエとピアノのための音楽
マデリーン・ドリング (1923-1977):三重奏曲(1968)
ストラヴィンスキー(1882-1971)/ジュリア・ダンドレア編曲:組曲(1917)
フィリップ・ゴベール(1879-1941):タランテッラ(1903)
マルコム・アーノルド(1921-2006):ブルジョワ組曲(1940)
ローベルト・デラノフ(1942-):)- ノーブル・ターフェルムジーク(1989)
クリスティーナ・ランドゥッツィ(1961-):オルフェオの歌 第3集(2010)
ジュール・ドゥメルスマン(1833-1866):協奏的幻想曲 Op.36
トリオ・エコアンサンブル
モレーナ・メスティエリ(フルート) パオラ・フンダロ(オーボエ)
アンナ・ベッラガンバ(ピアノ)
録音:2010年8月10-13日、G・ヴェルディ劇場のロビー、トリエステ、イタリア

DISCANTICA 253 ¥2300
ズガンバーティ:ピアノ協奏曲
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):ピアノ協奏曲ト短調 Op.15(*)
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784)/
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)編曲:アンダンテ/ロンド
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/
ジュゼッペ・マルトゥッチ編曲:ガヴォットのテンポで
グルック(1714-1787)/ジュゼッペ・マルトゥッチ編曲:
「オルフェオ」のメロディ
レスピーギ(1879-1936):「リュートのための古い舞曲とアリア」の自由な編曲
バレット「オルランド伯爵」/ヴィラネッラ/ガリアルダ/イタリアーナ
シチリアーナ/パッサカリア
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団(*)
マルコ・ギダリーニ(指揮(*))




<PHOENIX CLASSICS>
PH 21165 ¥2080
ヴァイオリンと2つのギターのための音楽
パガニーニ(1782-1840):協奏的ソナタ M.S.2/カンタービレ/無窮動
サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス Op.1(*)
ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史 より ボルデル、1900年,カフェ、1930年
モンティ(1868-1922):チャールダーシュ(*)
ファリャ(1876-1922):オペラ「はかない人生」より スペイン舞曲(*)
ファリャ:7つのスペイン民謡 より モーロ人の衣装,子守歌,歌,ポロ
ダヴィデ・アローニャ(ヴァイオリン)
マルコ・ボンファンティ、ステファノ・ボンファンティ(ギター)
録音:2011年1月7-9日、ヴィッラ・エルバ、メナッジョ、コモ県、イタリア
(*)は(おそらく使用版による)世界初録音と表示されています。ダヴィデ・アロ
ーニャは1980年イタリア、シチリア島のパレルモに生まれ、コモのG・ヴェル
ディ音楽院、フェッラーラ音楽院、パリ音楽院で学んだヴァイオリニスト。マ
ルコ&ステファノ・ボンファンティは1990年に演奏活動を開始したイタリアの
兄弟ギター・デュオ。

PH 21161 ¥2080
【再案内】
アンドレオリ兄弟:ピアノ作品集
グリエルモ・アンドレオリ(1835-1860):小夜想曲 Op.1(1852)(*)
カルロ・アンドレオリ(1840-1908):
性格的小品集 Op.23(1865)から
思い出(*)/音楽の天使(+)/私の周りのすべては暗くヴェールをまとい(+)
歌詞のないロマンス(1866)から 第1曲(*),第5曲(#),第6曲(#)
主題と変奏曲(*)/軍隊行進曲 Op.29(*)/歌詞のないロマンス Op.16 No.3(+)
歌詞のないロマンス Op.17 No.3(+)/四季(情景;1888)から 夏(#)
グリエルモ・アンドレオリ・Jr.(1862-1932):
メヌエット(1886)(#)
5つの性格的小品(1888)から 子守歌-祈り(#)/ポルカ・サロン Op.2(#)
ガストン・ポッレ・アンサルディ(ピアノ(*))
アレック・カラッタ(ピアノ(+))
シモーネ・フェッレーロ(ピアノ(#))
録音:2011年3月8、10、12日、モンテベッルーナ(イタリア)、アウディトリウム
・フェニックス
イタリアのミラノで活躍し、イタリアにおけるドイツ音楽の普及に貢献したピ
アニスト・指揮者・作曲家カルロ・アンドレオリと、彼の兄弟である二人のグ
リエルモ(弟グリエルモは兄グリエルモの没後に誕生)の作品集。1990年代初め
に生まれた三人の青年ピアニストが起用されています。

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12-02 No.28

2012年02月24日 16時29分38秒 | Weblog
★ACCENTレーベル・セールのお知らせ★
セール期間:2012年3月上旬~5月下旬
品切れ等で入荷がなかった場合はご注文打ち切りとなりますのでお早めにご
注文下さい。
対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/accent2012.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Grand Piano>
新レーベル「Grand Piano」をご紹介します。知られざるピアノ作品にスポット
を当てることを目的に、2012年に発足するレーベルです。世界初録音を含むレ
アなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程のペースで新譜がリリースされる
予定です。2012年ににリリースされるタイトルのジャケットデザインは、ノル
ウェー出身の新鋭画家グロー・トルセン氏が担当します。

GP601 ¥1750
サン=サーンス:ピアノ作品全集第1集練習曲全集
1-8. 6つの練習曲 Op.52
(第1番前奏曲 /第2番指の独立のための /第3番前奏曲とフーガヘ短調/第4番
リズムの練習曲 /第5番前奏曲とフーガイ長調 /第6番ワルツ形式の練習曲 )
9-15. 6つの練習曲 Op.111
(第1番長 3度と短 3度/半音階奏法 /前奏曲とフーガ/ラ・パルマの鐘/半音階的
長 3度/第5協奏曲のフィナーレによるトッカータ)
16-21.左手のための 6つの練習曲 Op.135
(第1番前奏曲 /第2番フーガのように /第3番無窮動 /第4番ブレー /第5番悲歌
/第6番ジグ )
ジェフリー・バールソン(ピアノ)
録音 2011年1-2月
フランスのロマン派音楽の発展に素晴らしい貢献を果たしたはずなのに、なぜ
か現代ではあまり評価されていないサン=サーンス(1835-1921)。でも、彼のピ
アノ曲には、まさに「フランスのエスプリ」がたっぷり詰まっていることをご
存知でしょうか?とりわけ、この3つの練習曲集には、きらめく繊細さと素晴ら
しい技巧性が溢れていて、演奏家にとっても、聴き手にとっても、いろいろな
意味で興味を引くものとなっています。Op.52の第6番「ワルツ形式の練習曲」
に見られる、華々しい技巧と美しいメロディは、とても「サロン風の音楽」な
どとは言えないほどの迫力と演奏効果を持っています。ピアニストはジェフリ
ー・バールソン。北米を中心に活躍する彼は、ジャズも得意であり、このサン
=サーンスでも、独特の間合いを感じさせるユニークな演奏を披露しています。

GP602 ¥1750
ラフ:ピアノ作品集第1集
1-12.春の便り Op.55
(冬の休息/春間近/誓い/気ぜわしく/アプローチ /混乱/非難/よそよそしい/
良いしらせ/再び 2人に/休みなし /夕べ)
13-15. 3つのピアノ独奏のための小品 Op.74
(第1番バラード /第2番スケルツォ /第3番変容 )
16.幻想曲ロ短調 WoO.15A※世界初録音
チャ・グエン(ピアノ)
録音 2011年1月28-29日UK ウィアストン・コンサート・ホール
今では、ヴァイオリンの小品「ラフのカヴァティーナ」のみが知られるドイツ
の作曲家、ヨアヒム・ラフ(1822-1882)。若い頃はリストの助手として、晩年は
マクダウェルの師として音楽界に貢献し、数多くの作品を残していますが、そ
のほとんどは現在忘れられてしまい、前述のカヴァティーナがかろうじて残っ
ていると言っても過言ではありません。このアルバムでは、彼の知られざるピ
アノ曲に光をあてています。全てが世界初録音であり、聴きすすむごとに「こ
んなに良い曲があったのか」と驚かれる人も多いことでしょう。ベトナムのピ
アニスト、チャ・グェンの共感溢れる演奏です。

GP603 ¥1750
ワインベルク :ピアノ作品全集第1集
1-4.ソナタ第1番 Op.5/5.子守歌 Op.1/6-9.ソナタ第2番 Op.8
10-11.2つのマズルカ Op.10/12-14.ソナタ Op.49bis ※5.10-14…世界初録音
アリソン・ブリュースター・フランツェッティ(ピアノ)
録音 2009年11月23-25日,2010年6月25-26日
アメリカケーン・ユニバーシティ ,
ジーン&シェリー・エンロウ・リサイタル・ホール
ポーランドで生まれソ連に亡命したワインベルク(1919-1996)は、ショスタコー
ヴィチの友人として、また晦渋な作風の無伴奏弦楽曲、及び弦楽四重奏曲の作
曲家として知られています。このシリーズではそんなワインベルクのピアノ作
品の全集化に取り組みました。第1集に収録されているのは、比較的初期の作品
で、子守歌、マズルカ、ソナタ Op.49bis(原曲 1950年に作曲されたソナチネ…
ショスタコーヴィチに献呈…1978年に改定 )は世界初録音となります。2008年
のグラミー賞にノミネートされたピアニスト、フランツェッティは、ラヴェル
を始めとした近代物と、ロシア物を得意とする人です。

GP604 ¥1750
シュルホフ :ピアノ作品集第1集
1-8.ピアノのためのパルティータ Wv63
(タンゴ・ディ・フォックス/ジャズのように/タンゴ-ラグ/テンポ・ディ・
フォックス・ア・ラ・ハワイ/ボストン/テンポ・ディ・ラグ/タンゴ/シミー・
ジャズ)
9.スージー-フォックス・ソング WV124
10-14.左手のための組曲第3番 WV80
(プレリュード/エア/ジンガーラ /インプロヴィザツィーネ/フィナーレ)
15-31.ドリア調の自作主題による変奏曲とフーガ Op.10 WV27
キャロリン・ヴァイヒェルト(ピアノ)
録音 2011年3月36-30日ドイツハンブルク音楽演劇大学
48年という、決して長くはない生涯の間に、エルヴィン・シュルホフ(1894-
1942)は幅広い音楽スタイルを吸収しました。ジャズやタンゴ、フォックスト
ロット(ダンス音楽の一種)、はたまた実験音楽など、どれもにたっぷり趣向が
凝らされ、興味深い筆致で描かれています。そんなシュルホフの作風を端的に
知りたい人にオススメが、ここに収録されている「ピアノのためのパルティー
タ」です。さまざまな表情を持つ 8つの曲は一度聴いたら病みつきになるほど、魅
力たっぷりです。ドビュッシーの影響を受けたと言われる「変奏曲とフーガ」、
斬新な「左手のための組曲」。カプースチンとは違うジャズ・テイストの音楽
をお楽しみください。




<LPO>
LPO-0060 ¥1750
ラヴィ・シャンカル:交響曲
1.Allegro-Kafi Zita/2.Lento-Ahir Bhairiav/3.Scherzo-DoGa Kalyan
4.Finale-Benjara
アヌシュカ・シャンカル(シタール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
デヴィッド・マーフィー(指揮)
録音 2010年7月1日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
インドが誇る偉大なるミュージシャン&シタール奏者、ラヴィ・シャンカル
(1920-)のオリジナル作品。シャンカルはこの交響曲の構想を何十年にも渡って
練っていたと言い、用いた形式は西洋音楽のものですが、脈打つ精神はインド、
もしくは宇宙そのものです。西洋文化から啓示を受け、また多くのミュージ
シャンとも交流があり、フィリップ・グラス、ジョージ・ハリスンなどに影響
を与えたシャンカルの音楽は、グラスの作品ともまた違う不思議な高揚感を聴
き手に齎します。LPOとシャンカールは80年代にも「Raga Mala」を録音してい
ますが、当アルバムでシタールを演奏するのは彼の娘、アヌシュカ・シャンカ
ールであり、次世代への受け渡しという面でも感慨深いものがあります。マー
フィー率いるLPOも、普段とは違った味わいの音楽を聞かせてくれます。

LPO-0059 ¥1750
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
ジョン・オールディス合唱団/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音 1979年11月6日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
ハイティンクは1967年から1979年までロンドン・フィルハーモニーの首席指揮
者であり、10年以上に渡ってイギリスの聴衆に上質の演奏を提供してきました。
彼はベートーヴェンを始め、マーラーやショスタコーヴィチ、ヴォーン・ウィ
リアムズなど数多くの作曲家の作品をレパートリーに持つことで知られていま
すが、実はラヴェルも相当お気に入りで、コンセルトへボウ、ボストン交響楽
団との録音が広く知られています。彼の魅力あふれる解釈は、ラヴェルの音楽
に新しい光を当てるもので、この1979年のライヴも、当時「穏健な指揮者」と
してのイメージが強かったハイティンクの真の姿を伝えるものとなるでしょう。

LPO-0061 ¥1750
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
アン・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)/アネッテ・ヤーンズ(ソプラノ)
ニコライ・シューコフ(テノール)/ディートリッヒ・ヘンシェル(バス)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音 2008年10月18日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
全編練りに練られた対位法が際立つ重厚で輝かしい音楽が耳に残りますが、あ
まりにも畏れ多いのか、なかなか「第九」ほどの人気を集めるところまでには
行きませんが、このエッシェンバッハによる演奏で、崇高さと爽快さを併せ持
つベートーヴェンの再認識ができるのではないでしょうか?



<コウベレックス・レーベル(LP)>
KRSL-H23(LP) ¥3600
メンデルスゾーン:
交響曲第3番「スコットランド」作品56
序曲「美しいメルジーネの物語」作品32
ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内合奏団
録音:2011年6月11日神戸文化ホール中ホール、ライヴ録音
アナログLP180g重量盤
ステレオ 33 1/3 Side1:26分18秒 Side2:22分48秒 Made in Japan
90歳を目前に、なお衰えないキレのあるドイツ音楽の真髄をきかせてくれる
ボッセ氏。神戸市室内合奏団の音楽監督として、合奏団との温かくも確かな信
頼関係の上に築かれた珠玉の芸術が、ひとつひとつの音に込められています。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一コンサート・マスターであっ
たボッセ氏にとってメンデルスゾーンは人一倍思い入れも深く、日本の地にそ
の精神を伝えてきました。今に生き生きとしたメッセージを送ってくれます。
アナログで聴く現代の名演。神戸のレーベルから、L のみの限定版として発売。

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12-02 No.27-1

2012年02月24日 14時43分08秒 | Weblog
★価格変更・値下げのご案内★
先日ご案内いたしました下記商品の価格が変更になります。
よろしくお願いいたします。

<Linn>
CKD 396(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3580 ※新価格 ¥2380
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全曲)
リチャード・タニクリフェ(チェロ)

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<AMBRONAY>
AMY 030 ¥2500
ポルポラ:
(1)主をほめたたえよ、しもべらよ (2)サルヴェ・レジナ 
(3)主をほめたたえよ、エルサレムよ
マリリア・ヴァルガス(S)、高橋美千子(S)、デルフィーヌ・ガルー(A)、
マルティナ・パストゥシュカ(1stVn)、
マルタン・ジェステル(指揮)、ル・パルルマン・ド・ミュジーク、
ジャン=ミシェル・ノエル(合唱指揮)、ブルターニュ聖歌隊
録音:2011年9月16日、アンブロネ大修道院ライブ録音(フランス)
3リヨンとジュネーヴに挟まれる位置に存在するフランス中央西部の都市アンブ
ロネでは、毎年9月に古楽界屈指の名手達が集う音楽祭が開かれます。本CDでは、
2009年9月に行われたアンブロネ音楽祭でのライブ録音を収録。演奏曲は18世紀
を代表するイタリア人作曲家ポルポラの宗教合唱曲集。いずれも1744年にヴェ
ネツィアで開催された聖母被昇天を祝う式典用の合唱曲として、ポルポラがオ
スペダレット養育院の少女聖歌隊のために作曲したものです。どれも聞き応え
十分なものばかりで、ヴェネツィアでも指折りの大養育院を支える少女聖歌隊
の実力を実感できます。ポルポラの音楽は活動場所を同じくする音楽家ヴィ
ヴァルディとはまた違った魅力に満ち溢れたもの。気品あふれる器楽の伴奏と、
女性特有の瑞々しい輝きに満ちた柔らかい歌声とのハーモニーが絶品です!
ソプラノを歌うのはブラジル出身の歌姫マリリア・ヴァルガスと、アンサンブ
ル・プラネタ脱退後ソリストとしてヨーロッパにも活躍の幅を広げている高橋
美千子!アルトを担当するデルフィーヌ・ガルーは、近年ミンコフスキやサ
ヴァールと共演し、フランスを中心にますます注目を集める若手実力派です。
大修道院の素晴らしい音響の下、ジェステル率いるル・パルルマン・ド・ミュ
ジークの清廉な演奏と、若手ソリスト達の瑞々しい歌声のハーモニーを堪能す
ることが出来る1枚です。





<K 617>
K617 234 3枚組 ¥4650
[CD1]
ル・ジュヌ(1525頃-1600):
(1)「ミューズよ、今誇り高き歌を歌わん」 
(2)「王よ、フランスがあなたを必要としている」 
(3)「全ての人よ」 (4)「エルサレムの乙女たちよ、誓ってください」 
(5)「悲しみの軍勢がわたしを捕らえ」 
(6)「イスラエルの民はエジプトを出で」 (7)「みな、主をほめたたえよ」 
(8)テ・デウム「主よ、わたしたちはあなたを讃えます」
デュ・コーロワ(1549-1609):
(9)「王よ、フランスがあなたを必要としている」 (10)「テ・デウム」
フォルメ(1567-1683):
(11)二重合奏によるミサ曲(全5曲) (12)「王よ、主を救いたまえ」 
[CD2]
(1)フォルメ:「ああ、我が愛する者よ」 
(2)ムリニエ(1600頃-1669以降):「聖母マリアの連祷」 
ブジニャック(1590頃-1640頃):
(3)「マリアは天に昇りたもう」 (4)「おお、エルサレムの娘よ嘆け」 
(5)「全ては沈黙のうちにあり」 
リュリ(1632-87):(6)ミゼレーレ(全11曲) (7)「ニシ・ドミヌス」
[CD3]
(1)デュモン(1610-1684):「ニシ・ドミヌス」 
(2)ロベール(1620頃-1699):「深き淵より」(全2曲) 
(3)シャルパンティエ(1645頃-1704):「バビロンの流れのほとりに」(全5曲) 
(4)カンプラ(1660-1744):「マリアよ、あなたはすべて美しい」 
(5)ベルニエ(1665-1734):「主を讃えよ」
オリヴィエ・シュネーベリ(指揮)、
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)
今やフランス古楽界を代表する名門として名高いレ・パージェ・エ・レ・シャ
ントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)。この団体で監督を務め
るオリヴィエ・シュネーベリの就任20周年を記念し、17-18世紀にかけて作曲
されたフランス宗教声楽曲を一挙に集めた希少なアルバムがリリースされます!
アンリ4世からルイ14世にいたるフランスは“偉大な世紀”と呼ばれ、国の発展
と共に宮廷で様々な芸術活動が盛んになっていった時代。教会と密接な関係に
あったフランス宮廷では、宗教曲も重要な要素として磨き上げられて行きまし
た。フランス・バロックというと、とかくルイ14世時代の華やかな宮廷音楽が
イメージに浮かびがちですが、本アルバムではそれに至る長い流行の変遷を感
じさせるプログラムとなっています。ルイ14世時代の音楽が取り上げられるこ
とは多くありますが、アンリ4世の時代から時系列を追って音楽の変遷を楽しむ
ことが出来るのは本アルバムならではといえましょう!デュ・コーロワ、リュ
リ、シャルパンティエといったメジャーな作曲家はもちろん、ル・ジュヌや
フォルメ、ムリニエなど、日本では演奏される機会の少ない作曲家の作品を多
く収録。忘れ去られた作曲家たちの再発見という点でも非常に興味深い内容と
なっています!




<Praga Digitals>
PRDDSD 250291(SACD-Hybrid) ¥2780
ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 op.51
プラジャーク四重奏団
2012年に結成40周年を迎えた名門プラジャーク四重奏団による、ハイドンの傑
作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。結成以来この楽曲に対して熟
慮を重ねてきたというプラジャーク四重奏団、満を持してのリリースとなりま
す!もともとはスペインの町カディスの教会から依頼を受けて作曲された管弦
楽曲。序章、福音書に書かれたキリストの7つの言葉に対応する7曲のソナタ、
そして最後にキリストの死と共に訪れた地震を表わす曲という物語的展開を
持った楽曲です。荘厳な序章と、静謐を打ち破るかの如き最後の「地震」は圧
巻。その間におかれた7曲のアダージョ・ソナタはどれも瞑想の儀を思わせる厳
かで静謐な雰囲気となっています。原曲の荘厳さはそのままに、小編成ならで
はの洗練されたアンサンブルと繊細なハーモニーを楽しめるのは大きな魅力。
SACDハイブリッド盤の高音質で、プラジャーク四重奏団の清廉なアンサンブル
の音色にじっくりと瞑想できるおすすめ盤です!

PRDDSD 250281(SACD-Hybrid) ¥2780
グラズノフ:
(1)弦楽四重奏曲第3番ト長調Op.26「スラヴ」
(2)ホルンと弦楽四重奏のための「牧歌」
(3)弦楽四重奏曲第4番イ短調Op.64
ツェムリンスキーSQ、クリストフ・エス(Hrn)
録音:2011年9,11月
グラズノフは色彩的で華麗な管弦楽法を駆使したバレエ音楽や交響曲が代表作
ですが、弦楽四重奏にも心血を注ぎ、生涯に10以上の作品を残しています。そ
のなかで第3番は「スラヴ」という副題を持つ民族的なもので、祭を描いた終楽
章などにグラズノフの楽天主義が良く現れていて魅力的。驚くほど美しいメロ
ディにあふれていて、癒しの効果も抜群。カップリングのホルンと弦楽のため
の「牧歌」は瑞々しい抒情と旋律にあふれていて、気が変になるほどの美しさ。
バンベルク響の首席奏者エスの美音が光ります。弦の国チェコを代表する名弦
楽四重奏団ツェムリンスキーSQが豊かな響きを聴かせてくれます。




<skarbo>
DSK 4122 ¥2080
(1)ルクレール:やさしい音楽の気晴らし 第2集 ト短調 op.8(全7曲)
(2)J.S.バッハ(C.P.E.バッハ作?):トリオ ニ短調 BWV 1036 
(3)J.S.バッハ:
3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ 第3番 ト短調 BWV.1029
(ヨゼフ・ポップによる原曲復元版) 
(4)クヴァンツ:トリオ・ソナタ ハ短調
マクサンス・ラリュー(Fl)、東條茂子(Fl)、中野振一郎(Cemb.)
録音:2011年8月25-26日、三鷹芸術文化センター
フランスが誇る世界的フルート奏者マクサンス・ラリューと、日本古楽界を牽
引する2人の名手らによる2台のフルートとクラヴサンのためのソナタ集。コン
サートや音楽指導で多く来日し、親日家でもあるラリューが、2011年8月に福
島、大阪、東京で行い好評を博した東日本大震災復興支援コンサートのプログ
ラムを多く含んだ収録内容となっています。特に注目されるのは、3曲目に収録
されたJ.S.バッハのソナタ。一般的に「3つのヴィオラ・ダ・ガンバとクラヴサ
ンのソナタ」の第3番として知られている作品ですが、近年このソナタが2本の
旋律楽器とクラヴサンの作品からの編曲であることが明らかになったことから、
本CDではヨゼフ・ポップによる原曲復元版の楽譜が使用されています。ガンバ
とは異なる音域・音色の魅力を持ったフルート2本とクラヴサンのハーモニー、
必聴です!音響環境の素晴らしさで高い評価を受ける三鷹芸術文化センターの
ホールでの録音で、巨匠と次世代の名手らによる美しい音色を存分に堪能でき
ます。ラリューに師事した東條茂子との息の合った師弟アンサンブル、そして
世界的チェンバリストとして活躍する中野振一郎の華麗なチェンバロの響きに
も注目される希少なおすすめ盤です。(日本語解説付)




<naive>
V 5294 2枚組 ¥2300
[CD1]
(1)ペルゴレージ:
「スターバト・マーテル」より二重唱「悲しみに沈める聖母は涙にむせびて」
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)、サラ・ミンガルド(A)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ
(2)ヴィヴァルディ:
モテット「正しい怒りの激しさに」RV626
サンドリーヌ・ピオー(S)、
オッターヴィオ・ダントーネ(指)、アカデミア・ビザンチーナ
(3)モンテヴェルディ:
ニンフの嘆きより/ロッサーナ・ベルティーニ、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ 
(4)ヘンデル:聖セシリアの祝日のための頌歌より「優しい横笛」
ルーシー・クロウ(S)、フロリアン・クザン(Fl)、
マルク・ミンコフスキ(指)、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル v5279
(5)ヴィヴァルディ:アリア「春風がささやき」
サンドリーヌ・ピオー(S)、アン・ハレンベリ(Ms)、
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクオ
(6)ヴィヴァルディ:
オラトリオ「勝利のユディータ」R644より
マグダレーナ・コジェナー(ユディータ;S)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)、アカデミア・モンティス・レガリス
(7)ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」より
デボラ・ヨーク(S)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ 
(8)ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」より
サラ・ミンガルド(S)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ 
(9)バッハ(メンデルスゾーン編曲):マタイ受難曲(1841年、ライプツィヒ)より
アンゲラ・カジミェルチェク(S)、
シュペリング(指)、ノイエ・オルケスター、コルス・ムジクス
(10)ヘンデル:「ラダミスト」より二重唱
サンドリーヌ・ピオー(S)、サラ・ミンガルド(Ms)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ 
(11)ヴィヴァルディ:ヴィヴァルディ:オペラ「試練の中の真実」R739より
ナタリー・シュトゥッツマン(C-A;ダミラ)、
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
[CD2]
(1)ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」より
サンドリーヌ・ピオー(S)、クリストフ・ルセ(指)、レ・タラン・リリク
(2)ヴィヴァルディ:「怒れるオルランド」より
マリー=ニコル・ルミュー(Ms、オルランド)、
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス 
(3)ヴィヴァルディ:スターバト・マーテルRV.621より
マリー=ニコル・ルミュー(アルト)、
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
(4)ポルポラ:「ポリフェーモ」-偉大なジュピターよ
ヴェロニカ・カンジェミ(S)、ウナ・ステッラ・アンサンブル 
(5)ヴィヴァルディ:ヴィヴァルディ:オリンピアーデRV 725より
サラ・ミンガルド(A、クレタ王子リチダ)、
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ
(6)ヴィヴァルディ:「狂気を装ったオルランド」RV.727より
ソニア・プリナ(C-A)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)、アカデミア・モンティス・レガリス
(7)ストロッツィ:「嘆き」
アンナ・カテリーナ・アントナッツィ(S)、
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクオ
(8)ストロッツィ:アリエッタ「私の想い」
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S) ビッザルリエ・アルモニケ
(9)パーセル:「『徳』らに命じよ」
パトリシア・プティボン(S)、アンサンブル・アマリリス
(10)ヘンデル:「テオドーラ」より
カリーナ・ゴヴァン(S)、マリー=ニコル・ルミュー(A)、
アラン・カーティス(指)、イル・コンプレッソ・バロッコ
(11)ヴィヴァルディ:「離宮のオットーネ」より
ユリア・レージネヴァ(Ms カイオ)、
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ 
(12)J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV 232(10人の独唱者版)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)、
マルク・ミンコフスキ(指)、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
naiveレーベルが、女性歌手たちによる珠玉のバロック・アリアをまとめたア
ルバムをお買い得価格でリリース!バロック・ヴォイス・シリーズを始め、こ
れまでリリースされた約20枚(うち1枚は既に廃盤)にも及ぶCDから、女性歌手が
歌う歌曲のみが集められています。まず目を引くのは豪華なアーティスト陣!
サンドリーヌ・ピオー、サラ・ミンガルド、マリー・ニコル・ルミューらをは
じめ、収録されているのは古楽声楽界の第一線で活躍するソリストばかり。彼
女達の歌声の素晴らしさはもはや語るまでもないでしょう。卓越した歌唱力と
美しい歌声がいかんなく発揮された名演をたっぷりと堪能できます!歌手達だ
けでなく、ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、アレッサ
ンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノ、アンサンブル・アマリリスなど
伴奏陣の豪華さにも注目されます!2枚目の8曲目に収録されたインヴェルニッ
ツィのアリエッタ(OP 30341)はすでに廃盤となっており、現在では入手困難。
内容、価格共々ファンの方にとってはたまらないアルバムといえましょう!
バロック・オペラの傑作からの抜粋も多いので、バロック声楽作品をこれから
聴いてみようと思っている方にもおすすめです。リブレット末には抜粋元のCD
のリストが載っているので、お気に入りの1枚を探すこともできます!

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12-02 No.27-2

2012年02月24日 14時42分46秒 | Weblog
<LIPKIND PRODUCTIONS>
●NETTOシリーズ
LP005 H01NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス I
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129 
ガブリエル・リプキン(Vc) 
ミシャ・カッツ(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月21日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300054と同演奏

LP008 H02NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス II
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107 
ガブリエル・リプキン(Vc) 
ヴォイチェフ・ロデク(指) シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月17日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300055と同演奏

LP011 H03NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス III
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33 
ガブリエル・リプキン(Vc) 
アントニー・ヘルムス(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月18日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300056と同演奏

LP014 H04NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス IV
ドホナーニ:チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 作品12 
ガブリエル・リプキン(Vc) 
イヴァン・メイレマンス(指)アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年11月25日ズットフェン市立劇場
GLP 0300057と同演奏

LP001 C01NE ¥2180
ミニアチュール&フォークロア
モシュコフスキ:
ギターラ Op.45-2、ヴィエニアフスキ:スケルツォタランテラ Op.16、
アルベニス:タンゴ、ディニーク:ホラ・スタッカート、
ガブリエリ:リチェルカーレ第5番*、チェレプニン:歌と踊り Op.84-2、
プロコフィエフ:ワルツ Op.65、
グラズノフ:アラブの旋律、ベン=ハイム:Lively*、
スクリャービン:ロマンス、
ストゥチェフスキー:オリエンタル・ダンス、
ツィンツァーゼ:チョングリ*、
メンデルスゾーン:無言歌集より第43番、ポッパー:妖精の踊り Op.39、
フォーレ:アレグレット・モデラート**、
チャイコフスキー:子守歌デュポール:エチュード第7番*、
イベール:白い小さなろば、
カサド:インテルメッツォ・エ・ダンツァ・フィナーレ、
ブロッホ:祈り、ピアッティ:カプリース第5番、
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、クライスラー:中国の太鼓
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ) 
アレクサンドラ・リュプチャンスキー(P)
録音:2006年 *チェロ・ソロ **2台チェロ(多重録音)
GLP-0016142と同演奏

LP003 S01NE 3枚組 ¥4450
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 全曲
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
録音:2006年
GLP-0016142と同演奏
驚異のチェリスト、リプキンの旧譜が白いシンプルなジャケットの「NETTO」シ
リーズでお求めやすい価格になって再登場します。NETTOとは、イタリア語で
「はっきりとした、正味の、けがれのない」といった意味。品番のLP**(数字)
はリリース順番、アルファベットの「C」は「Chamber(室内楽)」、「S」は
「Single - voice polyphony」、「H」は「Cello heroics」を示しています。
わかりやすい品番形態で、皆様に音楽をお届けできるようにという思いがこめ
られています。

●Exclusiveシリーズ-
LP002 C01EX(SACD-Hybrid) ¥2980
ミニアチュール&フォークロア
GLP-0016142、LP001 C01NEと同演奏

LP004 S01EX(SACD-Hybrid) 3枚組 ¥6750
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
GLP 0016142、LP003 S01NEと同演奏
品番のEXはExclusive。NETTOのシンプルな装丁とは一味違った、特別な装丁で
のお届けです。現行盤のジャケットと雰囲気は似ています。




<RADIO FRANCE>
FRF 012(SACD-Hybrid) ¥2300
ストラヴィンスキー:
(1)結婚(1923年現行版)
(2)結婚(1919年版。1、2場のみ)
(3)ピアノラのための練習曲(ルネ・ボス打込みによるヤマハ・ミディピアノ)
ロシア語歌唱
ヴィルジニー・ペシュ(Sop)、カタリン・ヴァルコーニ(A)、
ピエール・ヴァエロ(Ten)ヴァンサン・ムネ(Bs)、
ルネ・ボス(指)フランス国立放送合唱団
打楽器アンサンブルad’ONF、スコプ・ピアノ四重奏団(1)
フランソワーズ・リヴァラン、フランソワ・ゴーチエ(ツィンバロン)、
モントリオールSMCQ打楽器アンサンブル、
ハイナー・スコプ(ハルモニウム)、
ルネ・ボス(ヤマハ・ミディピアノ打込み)(2)
[録音:2005年8月、2006年9月/フランス放送スタジオ]
ストラヴィンスキーのバレエ・カンタータ「結婚」といえば、4台のピアノと
打楽器が織りなす原始的で強烈な音響で知られていますが、その形態に落ち着
くまで3度オーケストレーションが試みられました。まず1917年に大管弦楽用
に執りかかるものの中断、同年秋に小管弦楽用も試みたものの、これも中止、
1919年にはピアノラ(自動ピアノ)、ハルモニウム、2台のツィンバロン、打楽
器のための版に着手し、第2場までほぼ完成させますが、演奏の困難さが予測
されたゆえ、これも断念しました。その1919年版を指揮者のルネ・ボスが2005
年に蘇らせた興味深い録音が出現しました。現行の1923年版も併録されている
のも嬉しく、両版の違いを実感できます。
4人の名ピアニストがガンガン弾きまくる1923年に対し、1919年版のピアノは
1台、それも自動ピアノというのがユニーク。ここでは指揮者ボスがヤマハの
ミディピアノに自ら打込み、それを披露しています。カップリングの「ピアノ
ラのための練習曲」も同様で、最新テクニックで人間の運動神経を越えた超絶
演奏を実現させるだけでなく、ボスの意気込みと偏執マニアぶりもうかがい知
ることができます。いずれも自然で迫力に満ち、コンピューター演奏とは思え
ぬ熱がこもっています。さらに、ハンガリーの民俗楽器ツィンバロンを2台駆
使して独特の色彩を生み出しているほか、足踏みオルガンのハルモニウムも
敬虔かつ鄙びた味を出していて面白さの連続、聴き手を全く飽きさせません。
資料としても貴重の極みで、ロシア音楽ファン必携の1枚と申せましょう。





<CARPE DIEM>
CARPE 16288 ¥1550
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):アーチリュートのための作品集
トッカータ第8番/舞踏のためのガリアルダ第4番
コッレンテ第2番/半音階的トッカータ第12番(*)/トッカータ第3番
変奏によるサラバンドのアリア(*)/トッカータ第26番(*)/パッサカリア
コッレンテ第10番/トッカータ第3番(*)/リチェルカーレ・ムジカーレ第1番(*)
トッカータ第7番/ガリアルダ第1番/コッレンテ第9番/トッカータ第6番
ガリアルダ第3番/コッレンテ第8番/フランス風サラバンド
リチェルカーレ第1番/トッカータ第8番(*)
チャッコーナ「スペイン風マリオナ」
(*)「リュート曲集第1巻」(1623)から
/(無印)「リュート曲集第2巻」(1639)から
ロザリオ・コンテ(アーチリュート)
録音:2011年8月24-27日、アヌンツィアータ修道院、ロヴァート(イタリア)
アレッサンドロ・ピッチニーニはボローニャに生まれ、ルネサンス末期からバ
ロック初期にかけてイタリアで活躍したリュート奏者・作曲家。アーチリュー
トはリュートに棹のような拡張ネックを取り付け開放バス弦を張った楽器。
ピッチニーニは1623年出版の「リュート曲集第1巻」において自分がこの楽器の
発明者であると主張しています。ロザリオ・コンテは1966年イタリアのタラン
トに生まれ、バーリのN・ピッチンニ音楽院で学んだ後、バーゼルのスコラ・
カントールムでホプキンソン・スミスに師事したリュート、ギター奏者。

CARPE 16289 ¥1550
オランダのリュート音楽
ティシウスのリュート曲集(1595-1646)から
Met dat schuijtgen al over dat meertgen/Jan Dirrixz
In een groot ongheluck/T' souw een meijsken gaen om wijn
Ick lijd' int hart pijn onghewoon - Mr. David
Daer is een Leeuwerck doot ghevallen
フレホリオ・フエト(1550以前-1616頃):ファンタジア
ニコラ・ヴァレ(1583頃-1644以後):
前奏曲/緑の菩提樹の下で/哀歌の形式によるパヴァーヌ
イングランドの歌
フレホリオ・フエト:ファンタジア
ヨアヒム・ファン・デ・・ホーフェ(1567-1620):
前奏曲/アルマンド/涙のパヴァーヌ/Susanneken
Het Laeste Leijtsche Afscheyt/Favorito - Diomedes Cato
Windeken/ガリアルド/ファンタジア第6番/アルマンド/ガリアルド
フランドルの歌
エマヌエル・アンドリアーンセン(1554頃-1604):
イングランドの歌-別のイングランドの歌-イングランドのサルタレッロ
アントニー・ベイルズ(リュート)
録音:聖マリア教会、シェーネモーア(ドイツ)、時期の記載なし
リュート界の重鎮で、アムステルダムのスウェーリンク音楽院教授として数多
くの優秀なリュート奏者を輩出したアントニー・ベイルズによる、16世紀後半
から17世紀前半にかけてのオランダのリュート音楽。




<DUTTON>
CDEA 1919 ¥750
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
フランツ・ワックスマン指揮
RCAビクター室内管弦楽団 1946年
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調Op.31
ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1935年
グルーエンバーグ:ヴァイオリン協奏曲Op. 47
ピエール・モントゥー指揮
サンフランシスコ交響楽団 1945年
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)

CDEA 1920 ¥750
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」-第3幕間奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調Op.74「悲愴」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1935年(ウェーバー) 1938年(チャイコフスキー)

CDEA 9812 ¥750
ハイドン:交響曲第96番 ニ長調「奇蹟」Hob.I-96
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団  1947年
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1946年
ラヴェル:スペイン狂詩曲
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団  1946年
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1947年
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮

CDEA 9813 ¥750
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1928年
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1926年
R・シュトラウス:「ドン・キホーテ」Op.35
バイエルン国立管弦楽団 1941年
R・シュトラウス指揮

CDEA 9814 ¥750
ストラヴィンスキー:
「ペトルーシュカ」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
交響楽団   1928年
「火の鳥」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1928年
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(P)
エルネスト・アンセルメ指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1930年

CDEA 9815 ¥750
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
フェリックス・ワインガルトナー指揮
パリ音楽院管弦楽団 1939年
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ペトロ・ドゥ・フレータ=ブランコ指揮
管弦楽団   1932年
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲op.25
ポール・パレー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団   1934年
マルグリット・ロン(P)

CDEA 9816 ¥750
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28
ミラノ・スカラ座管弦楽団  1947年
交響詩「死と変容」Op.24
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団  1947年
「町人貴族」組曲Op.60
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   1929年
クレメンス・クラウス指揮

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12-02 No.26-1

2012年02月24日 14時42分14秒 | Weblog
<ALBANY>
TROY1295 ¥1980
フローレンス・B・プライス(1887-1953):
(1)1楽章の協奏曲
(2)交響曲第1番ホ短調
レスリー・B・ダナー指揮
ニュー・ブラック・ミュージック・レパートリー・アンサンブル
(1)ケレン・ウォルウィン(Pf)
録音:2011年3月
フローレンス・B・プライスはアーカンサス州出身のアフリカ系アメリカ人の
女性作曲家でニュー・イングランド音楽院、シカゴ音楽大学などで学んだ。
生涯に300曲以上の作品を残し、彼女が編曲した黒人霊歌はマリアン・アンダ
ーソン、レオンタイン・プライスらが好んで取り上げたと言われる。
1楽章の協奏曲は黒人霊歌風の温かな旋律がラフマニノフを彷彿とさせる華麗
なピアノと管弦楽法で展開する秀作。交響曲ホ短調はアメリカ黒人女性による
最初の交響曲。1932年ロドマン・ワナメイカー財団賞の第1等賞を受賞した作
品。も黒人霊歌の旋律を基本素材とした作品でドヴォルザークの「アメリカ」
や「新世界より」と思わせる堂々とした力作。

TROY1325 ¥1980
「ホルンのための室内楽曲集」
(1)ブラームス:ホルン三重奏曲Op.40
(2)モーツァルト:ホルン五重奏曲K.407
(3)ベートーヴェン:2つのホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲Op.81b
(4)シューベルト:「流れの上で」Op.post119, D.943
リチャード・キング(Hrn)、
(1)(3)エイミー・リー(Vn)、
(1)(4)オーリ・シャハム(Pf)、
(2)(3)佐藤マリ(Vn)、(2)(3)リン・ラムゼイ(Va)、
(2)スタンレイ・コノプカ(Va)、
(2)ジュリー・マイヤーズ・キング(Pf)、
(3)ジェシー・マコーミック(Hrn)、
(3)ポール・クシウス(Va)、(4)ジュンユン・オー(S)
録音:2011年5月-6月
リチャード・キングはクリーヴランド管の首席ホルン奏者。ソリストとして
東京交響楽団とも共演したことがあり、日本でもコンサート、マスター・ク
ラス開講を行い人気がある。ここではホルンを中心にすえたお馴染みの名曲
を集めた。その甘い音色はクリーヴランド管の首席に恥じない名演奏。

TROY1300 ¥1980
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
ウィリアム・ヒル:交響曲第2番「ベートーヴェン7.1」(2009-10)
ローレンス・ゴラン指揮
ラモント交響楽団
ウィリアム・ヒルの交響曲第2番《ベートーヴェン7.1》はベートーヴェンの
交響曲第7番の素材に基づく一種のパラフレーズ、オマージュとして作曲され
た。作曲者ヒルはコロラド交響楽団の打楽器奏者としても活動し、デンバー
のラモント音楽大学作曲科の教鞭も執っている。ベートーヴェン:交響曲第7番
の中にある幾つもの印象的なモティーフが無調によって見事に展開されてい
る。なおラモント交響楽団はコロラド州デンバーにあるラモント音楽大学の
レジデント・オーケストラ。


TROY1305 ¥1980
「盗まれた黄金」
-ヴァイオリンとテープ、ライヴ・エレクトロニクスのための作品集
タニア・レオン:アバニコ(2007)
田中カレン:ウェイヴ・メカニクスII(1994)
ミリカ・パラノシク:アル・アイリ・レポ・スヴィリ(2005)
アンナ・ルビン:盗まれた黄金(1991,ヴァイオリン版:2005)
リンダ・ダスマン:マニフィカト3「ラメント」(2004)
アリス・シールズ:キリエル(2004-05)
ベッカ・シャック:パルス(2002)
吉岡愛理(Vn,エレクトリックVn)
いずれもヴァイオリンとテープもしくはライヴ・エレクトロニクスなどとの
コラボレーションによる作品集。ラテン情緒あふれる楽しいタニア・レオン
のアバニコ、われらの田中カレン女史のウェイヴ・メカニクス、中近東のエ
キゾチシズムが神秘的なルビンの盗まれた黄金ほか新しさとポップさがほど
よくミックスされた鮮烈な一枚。ヴァイオリンの吉岡愛理はニューヨーク在
住。アメリカ、カナダ、ヨーロッパで活動し日本でも度々リサイタルを行っ
ている期待のヴァイオリニスト。

TROY 1301 ¥1980
「イン・ノミネ」
(1)クルターク(b.1926):サイン、ゲームそしてメッセージ(1986-2006)
(2)アルトゥール・アヴァネソフ(b.1980):G.Kへのオマージュ
(3)ティグラン・マンスリアン(b.1939):ラメント(1980)
(4)プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタOp.56
(5)アヴァネソフ:「ゼメスターニ、バハーリ、ベヘシュティ」
モヴセス・ポゴシアン(Vn)、
(2)(4)ヴァーティ・マヌーエリアン(Vn)、
(2)(5)アルトゥール・アヴァネソフ(Pf)
録音:2010年、DDD、59:40
ヴァイオリンのポゴシアンは旧ソ連アルメニア出身。1986年にチャイコフス
キー国際コンクールに入賞、1990年にはボストンでチャイコフスキーの協奏
曲でアメリカ・デビュー以来、ソリストとして世界中で活躍している。また
共演のマヌーエリアンはポゴシアン夫人。東京カルテット、クロノス・カル
テットとも共演しクラシックのみならず現代作品の紹介にも力を入れている。
巨匠クルタークの代表作と近年評価の著しいマンスリアンの哀感あふれる作
品の世界初録音が聴きもの。

TROY1319 ¥1980
デイヴィッド・マスランカ(b.1943):
(1)アルト・サクソフォンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲
(2)リベレーション(解放)
スティーヴン・K.スティール指揮
(1)イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー、
(2)イリノイ州立大学シンフォニック・ウィンズ
(1)ポール・ノーレン(アルトSax)、
アルト・サクソフォン協奏曲は5楽章からなる大作で各楽章には1:歌「地上の
炎」/2:間奏曲「明るい窓、あなたの夜は星に満たされ」/3:歌「親愛なる
イエス、あなたは私に何をしたのですか?」/4:間奏曲「星月夜」/5:歌
「人間よ、これを見たことがあるか?」と標題が付けられ、ドラマティック
に展開する。「リベレーション」は2010年JWECC(日本管楽合奏指揮者会議)の
委嘱作。吹奏楽の機能とダイナミズムを存分に使い切った快作。イリノイ州
立大学のウィンド・シンフォニーとシンフォニック・ウィンズは名前が違い
ますが、編成はほぼ同じ。メンバーはほとんど異なります。

TROY1335 ¥1980
「リジェネシス」-再生の音楽
(1)アンソニー・プロッグ:コンチェルト2010(2010)
(2)アルフレッド・リード:ワーグナーのポラッツィの主題による変奏曲(1983)
(3)デイヴィッド・マスランカ:交響曲第8番(2008)
ボビー・R・フランシス指揮
テキサス・クリスチャン大学ウィンド・シンフォニー
(1)アメリカン・ブラス・クインテット
吹奏楽では名作と言われるリードのワーグナーのポラッツィの主題による変
奏曲とマスランカの大作、交響曲第8番のカップリングに加え、プロッグの最
新作、金管五重奏と吹奏楽のための協奏曲2010という話題作満載の一枚。

TROY1284 ¥1980
タニア・レオン:
(1)HAIKU(俳句)
-ナレーターとミクスト・アンサンブルのための
(2)イヌラ
-声、弦楽と打楽器のための
(1)(2)タニア・レオン指揮
(1)ダンス・シアター・オブ・ハーレム・アンサンブル
(Fl, Fg, Gr, 筝, Vc, Cb, Perc)
(2)ソン・ソノーラ・ヴォイセズ、ソノ・ソノーラ・アンサンブル、
ダンス・ブラジル・パーカッション
録音:(1)1973年、(2)2009年
タニア・レオンはキューバ出身の作曲家、指揮者で彼女の代表作歌劇《ヒヤシ
ンスの惨劇》はヘンツェの依頼で作曲、初演された。また作品はオルフェウス
室内管、シンシナティ響、アンサンブル・モデルンなどによって演奏されてい
る。アメリカではローリー・アンダーソン、メレディス・モンクらと並んで女
性作曲家の三羽烏と目されているそう。さてHAIKUは松尾芭蕉、与謝蕪村、寺
村百池、小西来山の俳句の英訳をナレーターが朗読する(なんとなくNHK教育
のJブンガクを思い出す)背後で読経のようなコーラス、ミステリアスな無国
籍風のアンサンブルが音楽をつけてゆく30分あまりの大作。「イヌラ」も屈
託のないペンタトニックの響きがのどかに拡がる似非アジア風音楽かと思え
ば途中から作曲者の故郷キューバのリズムが加わりどこまでも平和で脳天気
な(ルー・ハリソンみたいな)音楽が続く。実に楽しいアルバム。

TROY1294 ¥1980
アレック・ワイルダー(1907-80):ピアノ作品集
(ソナタ・ファンタジー/ハーディ組曲/組曲第1番/組曲第2番
エッセイ第2番/組曲第3番/組曲第4番/12のモザイク)
ジョン・ノエル・ロバーツ(Pf)
録音:2010年6月
アレック・ワイルダーはフランク・シナトラ、トニー・ベネット、スタンゲッ
ツらとも深く関わり、ポピュラー、クラシック両方で活躍した。作品はジャズ
の影響を受けたものが多いが古典派、印象派、無調の影響を受けたものもあり
と多岐に渡っている。

TROY1298 ¥1980
「ドライヴ・アメリカン」
ジョン・アダムズ:アメリカン・バーサーク(2001)
ジョーン・タワー:ノー・ロンガー・ヴェリー・クリア(2000)
ダニエル・クローズィアー:冬のオーバード(2009)
陳怡(チェン・イ):バ・バン(1999)
オーガスタ・リード・トーマス:痕跡(2007)
(夢:シューマン×クラム風/奇想曲:スカルラッティ×アート・テイタム風
/タンゴ:ピアソラ×コルトレーン風/即興曲:ストラヴィンスキー×ショパン
&セロニアス・モンク風/トッカータ:バッハ×ビバップ風)
ウィリアム・ボルコム:12の新しいエチュード第4集(1988)
ハイディ・ルイーズ・ウィリアムズ(Pf)
録音:2009年5-7月
アメリカ在住の作曲家によるピアノ新作集。ポスト・ミニマリズムの旗手と
していまや巨匠の域にまで達したジョン・アダムズのミニマル流ラグタイム
の軽-い味わいが楽しい「アメリカン・バーサーク」、様々な作曲家の様式を
ミックスしたというA.R.トーマスの「痕跡」、巨匠ボルコム作品など聴き所
満載。

TROY1299 ¥1980
ホセ・ペペ・マルティネス:
マリアッチ・オペラ「月の表面を横断する」
ヒューストン・グランド・オペラ
マリアッチ・ヴァルガス・テカリトラン
マリアッチとはメキシコを代表する民族的バンドのスタイルで通常、祭り、結
婚式、宴会などで座を盛り上げるため演奏する。この作品ではそのマリアッチ
の様式で書かれた歌劇で明るくゴキゲンなメキシコ情緒がたっぷり味わえる。
なお歌はスペイン語で間の会話は英語で行われている。

TROY1302 ¥1980
「エマ・ルー・ディーマー:作品集」
(1)ピアノ三重奏曲
(2)トランペット、ホルン、トロンボーンとピアノのための四重奏曲
(3)マリリンのための7つの小品
(1)(2)ジョーン・デヴィー・ディクソン(Pf)、
(1)ローラ・コバヤシ(Vn)、エレン・グロールマン(Vc)、
(2)ロリ・アントン(Trp)、サンドラ・ウッドワード(Hr)、
ブライアン・アントン(Trb)、
(3)エマ・ルー・ディーマー(Pf)
ディーマーはイェール大学とイーストマン音楽院で学び、サンタバーバラ交響
楽団のレジデンス・コンポーザーを勤める中堅作曲家。作風は印象派、新古典
主義に更にモダンな要素を加えた洗練されたもの。「マリリンのための7つの
小品」は洒落たピアノ小品集かと思いきや突然ヘンリー・カウエル風の似非民
族音楽とピアノの内部奏法が出てきて楽しい。

TROY1303 ¥1980
バーバラ・ホワイト作品集
(1)5つの元素(2003)/(2)十分なロープ(2006)/(3)傷と目(2007)/
(4)「私の納屋が焼失した、私は今、月を見ることができる」(2008)
(1)ジェニファー・フラウチ(Vn)、(1)(4)ローラ・フラウチ(Vn)、
(1)ダニエル・パナー(Va)、(1)(4)ソフィ・シャオ(Vc)
(1)(3)(4)ジョン・ブラックロウ(Pf)、
(2)サブリナ・リアーマン(S)、(2)デボラ・ボールディン(Fl)、
(4)タラ・ヘレン・オコーナー(Fl)、(4)アラン・ケイ(Cl)
バーバラ・ホワイトはニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル、
ボストン・ムジカ・ヴィヴァなどから作品を委嘱され、セント・ルーク室内ア
ンサンブルにも作品を提供している。モード、調性的な響きと現代の新しい楽
器法によるユニークな音響を折衷して独自のリリシズムを確立している作曲家。
懐かしい「クリスティーナ&ローラ」のローラ・フラウチも参加しています。

TROY1304 ¥1980
「神聖なる声」-グレアム・ゴードン・ラムジー(b.1962)作品集
アヴェ・マリア(2007)/聖ステファニーのミサ(2007)/
服従(2008)/もしあなたが私を愛するなら(2008)/
深き淵より(1990)/3つの詩篇(2002)/ラウダーテ・ドミヌム(2009)
ハインリッヒ・クリスティアンセン(指揮)合唱団
グラハム・ゴードン・ラムジーはカリフォルニア出身で作曲をデイヴィッド・
デル・トレディチらに師事。主に宗教音楽の分野で作曲を行っており、作品は
アメリカのみならず、イタリア、デンマークでも歌われている。20世紀初頭の
イギリスの作曲家の合唱曲に似た精妙な和声と繊細な情感に溢れている。

TROY1307 ¥1980
「恐怖と記憶」-アンドルー・ワッゴナー作品集
アンドルー・ワッゴナー(b.1960):
(1)インプロヴィゼーション
(2)弦楽四重奏曲第3番(2002)/(3)エクソシスト(2006)
(4)リーヴル(本)(2001)/(5)恐怖の目録(2009)
(6)ひとつの優しさ(2008)/(7)インプロヴィゼーション
(1)(5)(7)オープン・エンド(SQ&Pf)、
(2)コリリアーノ四重奏団(SQ)、
(3)フレキシブル・ミュージック(Sax, G, Perc, Pf)
(4)C.スティンソン(Vc)、M.モルコスキ(Pf)、
(6)アンサンブル・ノードリーズ(Vn,Vc,Pf,Cl)
録音:2010年
ワッゴナーはニューオリンズ出身でイーストマン音楽院とコーネル大学で学ん
だ。ロジャー・セッションズ賞の始めアメリカ国内の数々の作曲賞を受賞して
いる。作風はバルトーク、ストラヴィンスキーを思わせるリズムにジャズ風の
コードやメロディを加え、ニュー・ジャズ、プログレシヴ・ロックを彷彿とさ
せるポップな現代音楽。クロノスQのレパートリーが好きな人は気に入るだろう。

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12-02 No.26-2

2012年02月24日 14時41分43秒 | Weblog
TROY1308/09 2枚組 ¥3960
ラリー・ベル:
(1)「四季」-エリザベス・カーシュナーに詩によるカンタータOp.101
(2)通奏低音付きチェロ組曲Op.110
(3)パルティータ第1番Op.97
(4)カプリース第3番Op.54
(5)パルティータ第2番Op.102
(6)セレナード第2番Op.98
(1)「秋」:トーマス・グレッグ(T)、E.ローレンス(Hrp)
「冬」:B.A.コンドン(MS)、ラリー・ベル(Pf)、
「春」:フィリップ・リマ(Br)、P.シエンニワ(Cemb)
「夏」:E.ホームズ(S)、J.ムラトレ(G)
「フィナーレ」:ラリー・ベル(指揮)、上記歌手・奏者達、他
(2)(6)サム・ウ(Vc)、(2)(3)(5)(6)ポール・シエンニワ(Cemb)
(4)アルド・アブロー(リコーダー)
録音:2010-2011年
ラリー・ベルはニュー・イングランド音楽院、バークレー音楽大学で教鞭を執
る他、ピアニストとしても活動し、NAXOSよりパーシケッティのピアノ作品集を
リリースしている。作曲家としては穏健な新ロマン主義的な作風を持つ。カン
タータ「四季」は80分の大曲ですが、カンタータと言いながら「秋」-「夏」は
独唱の歌曲、フィナーレでようやく全員が揃います。全編、調性のある美しい
旋律が優れたヴォーリストたちによって歌われる。グランマ・モーゼスの絵画
を見るような穏やかな作品。

TROY1310 ¥1980
「パーシケッティと彼の弟子たちのピアノ音楽」
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ・ソナタ第9番,冬至*
マーガ・リヒター:ピアノ・ソナタ,記憶*,8つの小品*
ジェイコブ・ドラックマン:7つの大罪*
リチャード・ズィムダーズ(Pf)
録音:2010-2011年
(*印:世界初録音)
パーシケッティ(1915-1978)はイタリア系アメリカ人でジュリアード音楽院で長
らく教鞭を執った。そんな彼の弟子の作品を含むピアノ作品集。パーシケッティ
自身は新古典主義の傾向が見られるが弟子たちの作品は様々な様相を呈している。

TROY1311 ¥1980
「アルベニス風に」-クリス・バックホルズ、トロンボーン・リサイタル
シチェドリン(b.1932):アラ・アルベニス
ビュッセル(1872-1973):12の旋律的なウ゛ォカリーズ練習曲より(4曲)
ジャン・オーバン(b.1928):アリア、スケルツォとフィナーレ
ヒンデミット(1895-1963):アルト・ホルンのためのソナタ
レオン・ステッケ(1904-1942):嬰ヘ調の変奏曲
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
ガーデル・シモンズ(1878-1945):ゴンドラの船頭
クリス・バックホルズ(Trb)、
ジーン・ボトキン(Pf)
ブックホルズはクラシックとジャズの世界で活躍しトニー・ベネット、ナタリ
ー・コールとも共演する一方、ピッツバーグ響、デトロイト響。ボストン・ポ
ップス、シンシナティ・ポップスとも度々共演しているベテラン。甘い音色と
朗々としたメロディの歌いまわしが魅力。

TROY1312 ¥1980
ジャック・ビーソン(1921-2010):
(1)歌劇「ハイデッガー博士の不老泉」
(シェルドン・ハーニック台本)
(2)室内歌劇「おーい助けてくれ」
(1)C.ウィルコックス、J.クリスティンほか、
トーマス・マーティン指揮室内管弦楽団
(2)J.リアードン(Br)、L.ガブリエル(S)、
フレデリック・ウォルトマン指揮
コロンビア室内管弦楽団
ビーソンはイーストマン音楽院とコロンビア大学で学び、多くのオペラ、歌曲、
室内楽を作曲し、アメリカ・ローマ大賞を受賞している。幾分ベルクを思わせ
るシリアスな「ハイデッガー博士の不老泉」、メノッティを思わせる親しみや
すい「おーい助けてくれ」と対照的な2つのオペラを収録。

TROY1313 ¥1980
「転換」-トロンボーンのための音楽
(1)フィッシャー・タル:変奏(ディヴァージョン)
(2)サイモン・ウィルズ:トロンボーン四重奏のためのソナタ
(3)ジャック・カステレード:前奏曲と舞曲
(4)エリック・エワゼン:ダンツァ・デラ・ヴィータ
(5)アンソニー・バーフィールド:独白
(6)マイケル・ダイヴァーズ:主題によるディヴァージョン
ステントリアン・コンソート:
【デイヴィッド・ベノチェ(Trb)、ブレント・フィリップス(Trb)、
ジョナサン・ホワイテイカー(Trb)、バーニー・マッコラム(B.Trb)】
(1)(5)ジョセフ・アレッシ(Trb)、
(1)ピーター・エルフソン(Trb)、
(3)エルヴィア・プッチネッリ(Pf)、
(3)トッド・ミーハン&ティム・タル(Perc)
ステントリアン・コンソートは2003年に結成以来、数々の音楽祭、大学のセミ
ナーなどに招かれコンサートを行っている。ニューヨーク・フィルの首席トロ
ンボーン奏者ジョセフ・アレッシとも度々共演しここでも息の合ったところを
聴かせている。

TROY1314 ¥1980
「ハート・オン・ザ・ウォール」
-アフリカ系アメリカ人によるアート・ソング集
ロバート・オーウェン:ハート・オン・ザ・ウォール
ジュリアス・P.ウィリアムズ:歴史の神話
ロバート・L.モリス:抒情組曲
ヌケイル・オコイェ:ハリエット・タブマン歌曲集
ルイーズ・トッピン(Sop)、
ジュリアス・P.ウィリアムズ指揮
ドヴォルザーク交響楽団
録音:2006-7年
クラシック系音楽の分野で活躍するアフリカ系アメリカ人作曲家によるオーケ
ストラ伴奏つき歌曲集をまとめたもの。いずれも素朴で力強いメロディと繊細
な情感にあふれた生命力のある作品が揃っている。ソプラノのルイーズ・トッ
ピンはアメリカ、ヨーロッパ、日本などで活躍するオペラ歌手で当ALBANYには
スティルの歌劇ほか複数の録音がある。このCDのプロデュースも自ら手掛けて
いる。

TROY1315/16 2枚組 ¥3960
ステファン・ワイスマン:歌劇「ダークリング」
-台本:アンナ・ラヴィノヴィッツ
M.ヘグルンド(S)、ハイ-ティン・チン(MS)、
J.ガリソン(T)、M.ウーレマン(B,Br)、
ブライアン・デマリス(指揮)、弦楽四重奏団、ほか
ワイスマンはニューヨークを中心に活動する若手作曲家で作曲をデイヴィッド
・ラングらに師事した。両大戦間の不況と混迷のアメリカを舞台にしたこの歌
劇はアメリカン・オペラ・プロジェクトの委嘱により作曲された。数人の歌手
と語り手、それに弦楽四重奏という極めて切り詰められた編成で淡々と進めら
れるモノクロームの人間模様。弦楽四重奏は無調から当時の流行音楽のスタイ
ルまで幅広く取り込む。

TROY1317 ¥1980
「錬金術」-ジャン・クルジウィキ(b.1948)作品集
(1)寓話/(2)パルティータ
(3)錬金術/(4)5つの詩曲
(5)夕べの影に
(1)(2)スーザン・ノウィキ(Pf)、(1)リン・クロック(バリトンSax)、
(2)フレデリック・T.コーエン(Ob)、(3)マシュー・ベングトソン(Pf)
(4)ジェフリー・カナー(Fl)、(4)チャールズ・アブラモヴィッツ(Pf)
(5)スーザン・ナルッキ(S)、J.ヴィオー(G)、岡浩乃(Vn)、
レイチェル・ク(Va)、ユミ・ケンドール(Vc)
録音:2007年8月
ジャン・クルジウィキはフィラデルフィアを中心に作曲のほか、指揮者、教育
者として、また音楽祭の企画など多彩な活動を行っている。作風はヨーロッパ
の前衛に近い位置を保っており、その厳しい姿勢に他のアメリカの作曲家には
ない品格が感じられる。声楽曲「夕べの影に」は厳しい表現のなかに象徴主義
的なほの暗いロマンティシズムが感じられる傑作。

TROY1318 ¥1980
「フリー・フライング」
(1)ジョン・スティーヴンス:トロンボーン・ソナタ(2002)
(2)スティーヴ・ラウズ:フライング・ボーイ(2005)
(3)フレデリック・スペック:自由落下
(4)スタンリー・フリードマン:トロンボーン・ソナタ(1999)
(5)ポウル・ブリンク:トロンボーンとバンドのための変奏曲
ブレット・シャスター(Trb)、
(1)(3)(4)クリスタ・ウォレス=ボーズ(Pf)、
(2)ルイスヴィル大学金管五重奏団、
(5)フレデリック・スペック指揮ルイスヴィル大学ウィンド・アンサンブル
ブレット・シュスターはニュー・イングランド音楽院、アリゾナ州立大学で学
び、現在フィラデルフィアを拠点に活動している。ソリストとしてオーケスト
ラとの共演も多く、ルイスヴィル響、サンディエゴ響とも共演。数々のワーク
ショップ、音楽祭にも招かれている。このCDは彼名義の初のソロ・アルバムで
あり、ピアノ伴奏によるものから大規模なウィンド・アンサンブルを従えたも
のまでヴァラエティ豊か。

TROY1326/27 2枚組 ¥3960
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):
歌劇「占い師」
スティーヴン・バイエス指揮オハイオ・ライト・オペラ
エイミー・マップルス、スティーヴン・フォーク、ほか
ハーバートはアイルランド出身で後にアメリカに帰化し、当時ライト・オペラ
と呼ばれた創成期のミュージカルの基礎を築いた重要な作曲家です。チェロ奏
者としてヨハン・シュトラウスIIの楽団に在籍しシュトラウスのスタイルを吸
収し後に自分の音楽へ昇華させます。ハーバートのチェロ協奏曲はドヴォルザ
ークに霊感を与え、チェロ協奏曲作曲を決心させたとも言われています。しっ
かりとした構成と美しい旋律と管弦楽法は今聴いても色褪せません。オペラ・
ファン、ミュージカル・ファンはぜひお聴き下さい。

TROY1328 ¥1980
「天使と悪魔」-チューバのための作品集
アルフレッド・リード:二重奏のファンタジア
バーバラ・ヨーク:天使のためのエレジー
ジョン・スティーヴンス:「サルヴェ・ヴェネーレ、サルヴェ・マルテ」
ブラームス:永遠の愛を、歌の調べのように/シューマン:異郷にて
ファーラー・フェラン:堕ちた天使のソナタ
ジェームズ・グラント:
ワルツ・フォー・ベッツ/アンソニー・プロッグ:3つの細密画
エンニオ・モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
ジェームズ・ミードア:黙示録的声/ニールセン:カント・セリオーソ
ティム・バズビー:チューバ吹きのサガ(伝説)
ティム・バズビー(Tuba)、
フェイス・デボウ(Pf)
録音:2010年7月
吹奏楽関係者の間では有名なチューバ奏者ティム(ティモシー)・バズビーは前
回も古今のオーケストラ名曲のトロンボーン・チューバ・パートだけを集めた
CD(TROY1282)で話題となったが、こちらはチューバのためのオリジナル作品
(一部編曲物あり)を中心にしたアルバム。バズビーは最近メルボルン響の首席
チューバ奏者に就任した他、ソリストとしても各国のオーケストラを共演し活
動の幅を広げている。

TROY1329 ¥1980
「回想」-アメリカのフルート音楽
(1)ジョセフ・シュワントナー:回想(2009)
(2)エリオット・カーター:私は風に描く(1991)
(3)ドナルド・マルティーノ:クォドリベッツ(1954)
(4)ヴィンセント・パーシケッティ:寓話(アルト・フルートのための)(1965)
(5)ロバート・ディック:魚は跳ね上がる(1999)
(6)サミュエル・バーバー:カンツォーネ(1959)
(7)ロバート・ビーサー:水の中で自分自身を賞賛する老人(1986)
(8)ジョセフ・シュワントナー:黒いイソギンチャク(1982)
レナード・ギャリソン(Fl)、
(1)(6)-(8)ジェイ・マウチェリー(Pf)
録音:2011年5月
ギャリソンはワラ・ワラ響の首席フルート奏者でモンタナ・レッド・ロッジ音
楽祭の音楽監督を務め、ソリストとしてはシカゴ響とも共演したことがある実
力派。20世紀の様々な傾向のフルート作品を収録。

TROY1330 ¥1980
「クラリネット・コレクティヴ」
(1)レイモン・ガロワ・モンブラン(1918-94):6つの音楽的エチュード(1955)
(2)フランク・ウィリー(b.1949):起動と精霊の踊り(2000)
(3)アラン・ストート(b.1932):ムーヴメント(2000)
(4)マリー・アン・グリーブリング(b.1936):四大元素
(5)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(Cl&Pfのための編曲版)
(6)ドビュッシー:4つの歌曲(Cl&弦楽四重奏のための編曲版)
(7)ケント・ケンナン(1913-2003):哀歌
(8)モーツァルト:4つの教会ソナタ(Cl、木管八重奏&コントラバス版)
デニス・ナイグレン(Cl)、
(1)(8)ワイン・ゴーダー指揮(1)ガロワ・モンブラン・アンサンブル、
(3)(6)エイデン弦楽四重奏団、
(4)(5)ジェリー・ワン(Pf)、(8)モーツァルト・アンサンブル
ナイグレンはミシガン州立大学で学び、現在ケント州立大学でクラリネットの
教授を行う傍ら、主にソリストとして吹奏楽の分野で活躍し近現代の作品の演
奏に定評がある。本CDでは特にドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」と
「4つの歌曲」におけるナイグレンの極めて繊細な表現に驚かされる。

TROY1331/32 2枚組 ¥3960
サリヴァン(1842-1900):喜歌劇「ペンザンスの海賊」
J.リン・トンプソン指揮オハイオ・ライト・オペラ
ニコラス・ウーアーマン、カーラ・ヒューズ、スティーヴン・フォーク、
テッド・クリストファー、ほか
「ペンザンスの海賊」はイギリスの喜歌劇作曲家アーサー・サリヴァンの代表
作で1879年、作曲者自身の指揮でニューヨークの五番街劇場で初演され、今日
のいわゆるミュージカルの祖となった。孤児の集団で作られた海賊たちとやた
ら人のよい船長たちが出会う人々との涙あり笑いありのラヴ・コメディ。親し
みやすい楽しい旋律満載で今日いまだ根強い人気を誇っている名作。オハイオ
・ライト・オペラの歌手たちの安定した歌唱で思わず引き込まれる。

TROY1333 ¥1980
「エヴリウェア・エンタングルド」
ブレーク・ウィルキンス(b.1965):蛇との踊り
スティーヴン・A.テイラー(b.1965):エヴリウェア・エンタングルド
クリストファー・ディーン(b.1957):たてがみのスクロール
エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):イオニザシオン
スティーヴン・ゴーボス(b.1978):プッシュ
後藤洋(b.1958):見えざる者が通り過ぎる
スティーヴン・ハートキ(b.1952):パーコレーション・プロセシズ
デイヴィッド・クラム(b.1962):キネティクス
ジャスティン・メリット(b.1975):疾風怒濤
ブレーク・ウィルキンス指揮
ヒューストン大学打楽器アンサンブル
録音:2011年5月
打楽器アンサンブルの古典的名作ヴァレーズのイオニゼーションから最新の作
品までを収録。新ロマン主義なもの、ラテン的なノリのよいもの、ミニマル・
ミュージック風なものまで多種多様。

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12-02 No.25-1

2012年02月23日 19時35分59秒 | Weblog
<MEMBRAN>
★値下げ再案内
DOCUMENTS 233071 30枚組 \3500
The Royal Philharmonic Orchestra/The Greatest Classical Masterworks
詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/cj1010.html

★再入荷のご案内
品切れしておりましたマリア・カラスBOXが再入荷いたしました。
DOUMENT 232902 52枚組 \3780
Maria Callas / 25 Complete Operas
詳細は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/box_limit2.html

====================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<DECCA>
●Decca Ballet シリーズ
4783628 2枚組 \1850
(1) ドリーブ:バレエ「シルヴィア」(全曲)
(2) マスネ:歌劇「ラ・シッド」よりバレエ音楽
リチャード・ボニング(指揮)
(1)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
(2)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音] (1)1972年6月, (2)1975年1月、ロンドン、キングズウェイ・ホール
(ステレオ:セッション) 原盤:Decca
「コッペリア」に次いで上演される機会の多いドリーブの傑作「シルヴィア」は、
ギリシャ神話によるもので、その特異なリズムと親しみやすい旋律で知られてい
ます。ドリーブより6年後輩のマスネはフランスのロマンティック・オペラを代表
する作曲家です。彼が残した26曲ものオペラの一つ「ル・シッド」は、スペイン
の英雄エル・シドの物語で、その第2幕で踊られるのがこのバレエ。19世紀のオペ
ラ・バレエの研究家として知られるボニングの名演奏です。

4783631 2枚組 \1850
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:バレエ「オンディーヌ」(全曲)
オリヴァー・ナッセン(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ, ペーター・ドノファ(P)
[録音] 1996年6-8月, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
(デジタル:セッション) 原盤:DG
フレデリック・アシュトンの台本・振付による3幕のバレエ音楽で、1958年にフォ
ンテイン主演で初演がおこなわれました。森で迷った騎士に恋をした水の精が、
水の世界の王様や姉妹たちの反対を押し切り、騎士の済む人間界へ足を踏み入れ
愛を貫こうとする物語。ヘンツェの初期の作品ですが、非常に複雑で凝ったオー
ケストレーションによって、物語の様々な要素を音楽で演出しています。やはり
現代音楽作曲家でもあるナッセンはその音楽を確実にとらえ、見事なファンタジ
ーを描きだしています。

4783634 2枚組 \1850
レオン・ミンクス:バレエ「ラ・バヤデール」(全曲)
リチャード・ボニング(指揮)
イギリス室内管弦楽団
[録音] 1992年2月, ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
(デジタル:セッション) 原盤:Decca
J.シュトラウスやブラームスと同時代に活躍したミンクス。ウィーン生まれなが
らマリインスキー劇場の作曲家となり8つのバレエを作曲。ロシア・バレエ界に多
大なる貢献をします。「ラ・バヤデール」はインドが舞台の舞姫ニキアと勇士ソ
ロールの物語で、そのスペクタクルなシーンが特筆もの。バレエ音楽の権威ボニ
ングによるオリジナリティを尊重した名演です。

4783637 2枚組 \1850
プロコフィエフ:バレエ:「シンデレラ」(全曲)
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
[録音] 1983年3月, クリーヴランド、 マソニック・オーディトリアム
(デジタル:セッション) 原盤:Decca
「シンデレラ」は7曲あるプロコフィエフのバレエ曲の6番目の作で1945年に初演。
名作「ロメオとジュリエット」から8年後の作ながら「ロメオ」よりは叙情的でメ
ロディアスな音楽です。センシティヴなアシュケナージの指揮による素晴らしい
音楽物語と、美しいデッカ・サウンドでお楽しみいただけます。

4784203 2枚組 \1850
ブリテン:バレエ「パゴダの王子」Op.57(全曲)
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団
[録音] 1957年2月21日,  ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール
(モノラル:セッション) 原盤:Decca
ブリテンの自作自演の見事な表現。パゴダの宮殿でのディベルティスマン開始前
の場面で、バリ島のガムラン音楽を模倣したチェレスタや打楽器の響きが魅惑的。
英国風の祝典的な管弦楽や弦楽合奏など、ブリテンのエキゾチックな音楽が展開
されています。様々な楽器が各登場人物を表現しているのも特徴的です。




<TELARC>
TEL 33223
J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV830
J.S.バッハ:シンフォニア
第2番(BWV788)、第11番(BWV797)、第5番(BWV791)、第6番(BWV792)
ヘンデル:組曲第7番 HWV432
クープラン:第26組曲-病み上がりの女、ソフィ、とげのある女、パントマイム
ヴァイス:組曲第14番
デイヴィッド・ラッセル(ギター)
驚異的なテクニックを基礎として、歌心あふれる演奏を聴かせるデイヴィッド・
ラッセルが新たに挑んだのはバロック作品の数々。彼がもっとも身近に感じ大切
にしてきたバッハやヘンデルなどの作品を厳選し、丁寧に歌い上げています。終
曲のヴァイスはラッセルが長きにわたってコンサートなどでもレパートリーとし
て頻繁に取り上げてきた佳曲であり、多くのギタリストが愛奏する作品のひとつ
です。

TEL 32927
ドヴォルザーク
チェロ協奏曲 ロ短調
交響詩「水の精」 Op.107
序曲「自然の中で」 Op.91
ズイル・ベイリー(チェロ)
準メルクル指揮
インディアナポリス交響楽団
録音:2011年2月3-5日 インディアナポリス (ライヴ)
繊細なタッチとあふれる歌心が魅力のピアニスト、シモーネ・ディナースタイン
との共演によるベートーヴェンで見事な演奏を聴かせ、2010年にリリースした
バッハの無伴奏組曲では発売するやビルボード・クラシック・チャートのトップ
に躍り出たたチェロ界の才人、ズイル・ベイリーの新録音は真っ向勝負のドヴォ
ルザーク。





<Onyx>
ONYX 4095 5枚組 \3780
パスカル・ロジェ - ドビュッシー:ピアノ作品全集 ――
前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/版画/組曲《子供の領分》
2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/レントよりおそく/バラード
マズルカ/小さな黒人/映像第1集/映像第2集/喜びの島
スケッチ帳より/ピアノのために/英雄の子守歌/アルバムの1ページ
舞曲(スティリー風のタランテラ)/ハイドンを讃えて/夢/12の練習曲
マスク/夜想曲/エレジー/小組曲(4手連弾)*
スコットランド行進曲(4手連弾)*/古代の墓碑銘(4手連弾)*
白と黒で(2台ピアノ)*/リンダラハ(2台ピアノ)*
パスカル・ロジェ(ピアノ)、アミ・ロジェ(ピアノ)*
2005年、オニックスのレーベル創設と同時にスタートしたパスカル・ロジェの
ドビュッシー全集。フランス・ピアニズムの系譜を受け継ぐ名ピアニストが
「無限の発見への素晴らしい旅」と語ったドビュッシーは、21世紀に誕生し
たドビュッシー演奏の新たなスタンダード。
録音:2004年-2011年、ラ・ショー=ド=フォン音楽ホール(スイス)




<Linn>
CKD 400(SACD-Hybrid) \2380
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14/歌劇《ベアトリスとベネディクト》序曲
ロビン・ティチアーティ(指揮)、スコットランド室内管弦楽団
遂に世界の舞台へと羽ばたき、世界中から注目を集める存在となったイタリア
系イギリス人マエストロ、ロビン・ティチアーティ。
2009/10シーズンから首席指揮者を務めるスコットランド室内管弦楽団(SCO)と
の「ベルリオーズ・プログラム」がリン(Linn)でスタート!
コリン・デイヴィス、サイモン・ラトルに指揮を師事した1983年生まれのティ
チアーティは、2006年に最年少でザルツブルク音楽祭デビューを果たし、2009
/10シーズンにはスコットランド室内管の首席指揮者に就任。さらに2014年か
らはユロフスキの後任としてグラインドボーン音楽祭の次期音楽監督就任が
決定しているという稀に見る逸材なのである。




<Hyperion>
CDA 67650 \2180 ※2月25日までのご注文特価 \1750
チルコット:
レクイエム/ソールズベリー・モテット集/ダウニング・サーヴィス
預言者イエス/9つの贈り物/ジーザス・スプリンギング(全曲世界初録音)
ウェルズ大聖堂聖歌隊、ナッシュ・アンサンブル、
マシュー・オーウェンス(指揮)、
ローリー・アシュワース(ソプラノ)、アンドルー・ステイプルズ(テノール)、
ジョナサン・ヴォ―ン(オルガン)
「リトル・ジャズ・ミサ」などの合唱作品が日本でも絶大な人気を誇り、ラッ
ターなどが築いてきたイギリス合唱音楽の伝統を受け継ぐコンポーザー=コン
ダクター、ボブ・チルコット(1955-)が2010年に作曲した大作「レクイエム」
の世界初録音!
1985年から1997年までキングズ・シンガーズのテノールとして活躍し、常に
イギリス合唱界の中心に身を置いてきたチルコットの「レクイエム」は、難
産の末に生まれた紛れもない傑作。
ラテン語の典礼文に英語の「Thou knowest, Lord(我らの心の秘密を知りたも
う主よ)」を加えるなど、従来の形式にとらわれないチルコットの自由な発想
が「レクイエム」をさらなる高みへと導いている。
難解な現代音楽とは対極に位置するチルコットの「レクイエム」、それは暗
闇に差し込む一筋の光明の如き清廉で崇高なる祈りの音楽である。
録音:2011年5月25日-26日&6月21日-22日、
ウェルズ大聖堂聖アンドリュー教会(イギリス)

CDA 67880 \2180
チザム:ピアノ協奏曲集 ――
ピアノ協奏曲第1番《ピーブロック》
ピアノ協奏曲第2番《ヒンドゥスタニ》(世界初録音)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)、
ロリー・マクドナルド(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
Cピアノ王国ハイペリオンが見出した逸材であり現代屈指の"ボーウェン弾き
"ダニー・ドライヴァーが、20世紀スコットランドの知られざる作曲家エリッ
ク・チザム(1904-1965)のピアノ協奏曲を弾く!
1904年グラスゴー出身のエリック・チザムは、エジンバラ大学でドナルド・
フランシス・トーヴィーの作曲を師事。
南アフリカへと渡り同地の音楽の発展に尽力した教育者として、またラフマ
ニノフの「ピアノ協奏曲第3番」とバルトークの「ピアノ協奏曲第1番」のス
コットランド初演者、バルトークの「青ひげ公の城」のイギリス初演者とし
て歴史にその名を残している。
ハイランド・バグパイプのための音楽"ピーブロック(Piobaireachd)"をベー
スとした「ピアノ協奏曲第1番」と、連合軍東南アジア司令部の一員として参
加した第2次世界大戦でのアジアの音楽、ラーガとの出会い、ソラブジとの友
好から誕生した「ピアノ協奏曲第2番」は、それぞれが「スコットランド」、
「アジア」というキーワードを持ち、作曲家チゾルムの作風の変遷を証明す
る20世紀スコットランドの大作である。
録音:2011年6月8日-9日、シティ・ホール(グラスゴー)

CDA 67914 \2180
ハウエルズ:
レクイエム/聖チェチーリアへの讃歌/めでたし天の女王
グロスタシャー・サーヴィス/大地よ、彼を抱きていつくしめ
セント・ポール・サーヴィス/神への希望は揺るがじ
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている
名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団と、近年再評価著しいハー
バート・ハウエルズ(1892-1983)の「レクイエム」をレコーディング!
多くの同世代の仲間たちを失った第1次世界大戦、病のため9歳でこの世を去っ
た愛息子マイケルとの別れという想像を絶する悲劇を経験したハウエルズ。
無伴奏合唱のための代表作「レクイエム」は、ハウエルズの深い哀しみ、失意
の中で生まれたあまりにも深い精神性をたたえる鎮魂歌なのである。
「レクイエム」に込められたハウエルズの感情、想いがレイトン&ケンブリッ
ジ・トリニティ・カレッジ合唱団の歌声で解放される ――。
録音:2011年7月1日-6日、イーリー大聖堂&リンカン大聖堂(イギリス)

CDA 67883 \2180
ドビュッシー:歌曲集Vol.2 ――
艶なる宴第1集/抒情的散文/ビリティスの歌/忘れられたアリエッタ
3つのフランスの歌/ステファヌ・マラルメの3つの詩
ロルナ・アンダーソン(ソプラノ)、リサ・ミルン(ソプラノ)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
2012年で生誕150周年を迎えたフランス印象派の大家クロード・ドビュッシー
(1862-1918)の歌曲集。
クリストファー・マルトマンが歌った「Vol.1」(CDA 67357)に続き、イギリス
におけるフランス歌曲の名歌手たち、ロルナ・アンダーソンとリサ・ミルンの
2人のソプラノが歌う「Vol.2」が登場!
マルコム・マルティヌーのピアノに導かれ、死の5年前に作曲された「ステ
ファヌ・マラルメの3つの詩」など、ドビュッシーの"歌"が移り気で官能的な
響きを漂わせる。
録音:2011年5月4日-5日&7月14日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDA 67889 \2180
トゥリーナ:室内楽作品集 ――
ピアノ五重奏曲イ短調Op.67
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調Op.82《スペイン風》
アンダルシアの情景Op.7/ピアノ三重奏曲第1番Op.35/闘牛士の祈りOp.34
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)、
ローラ・サミュエル(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ヴィッチ・ワードマン(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)、
イアン・ブラウン(ピアノ)〕
色彩感に富んだスペイン、アンダルシアの民族音楽的な旋律とリズム。イギ
リスのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルがスペインのトゥ
リーナの室内楽作品を取り上げた!
トゥリーナの音楽は、留学先のパリで出会ったドビュッシーに代表される印
象派やフランクの影響、アルベニスやファリャとの関係で再開眼したスペイ
ン国民楽派の作風を併せ持つ。
録音:2010年12月17日-19日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDD 22072 2枚組(1枚価格) \2180
ヴェネツィアとアドリア海の婚礼の音楽 ――
A・ガブリエリ:Vieni, vieni Himeneo/グアーミ:カンツォーナ24番
カプスベルガー:カプスベルガー
A・ガブリエリ:カンティアム・ディ・ディオ、バッタリア
G・ガブリエリ:四月の訪れに
ピッチニーニ:《ラ・フォリア》による変奏曲
グッサーゴ:ラ・レオナ/作曲者不詳:《シャコンヌ》により変奏曲
G・ガブリエリ:Udite, chiari e generosi figli
ヴィアダーナ:ラ・ヴェネツィアーナ/他
キングズ・コンソート、ロバート・キング(指揮)
ヴェネツィアでキリストの昇天祭に行われる「ヴェネツィアとアドリア海の
結婚の儀」を、キングズ・コンソートがG・ガブリエリやA・ガブリエリなど
16世紀の音楽で再現。
サン・マルコ寺院の鐘の音、ドラム、トランペットのファンファーレで、水
の都ヴェネツィアの繁栄を願う儀式が華やかに幕を開ける。
録音:1998年2月22日-25日、
セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
CDA 67048からの新装移行再発売

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