クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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09-10 No.33-1

2009年10月28日 20時21分22秒 | Weblog

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<naive>
V 5188 2280
ロス・インポシブレス-メキシコ、スペイン、イタリア各地に伝わる音楽集-
(1)サ・クィ・トゥーロ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
(2)ホアカラス(ルカス・ルイス・リバヤス1677/ペペ・ハビクエイラによる即興)
(3)ラ・ロローナ(泣き女)(メキシコの伝統音楽)
(4)リチェルカーダ1+2(ディエゴ・オリッツ1553)
(5)ファララン(作曲者不詳、1556年)
(6)マリツァパロス(作曲者不詳、ペルー、1730年)
(7)バスチャオ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
(8)ラ・ディア・スパニョーラ(ニコラ・マッテイ)
(9)モレスカ(即興)
(10)ファンダンゴ(サンチャゴ・デ・ムルシア、メキシコ、1730年)
(11)ヴィリャンシーコ(Forget me)(カタルーニャの伝統音楽)
(12)エスパニョレータス(マドリード、1677年)
(13)ラ・ロロンチータ(メキシコの伝統音楽)
(14)ファンダングイート(メキシコの伝統音楽)
クリスティーナ・プルハル(指)ラルペッジャータ, キングズ・シンガーズ
メキシコには、18世紀初頭に生きたスペインのバロックギター奏者サンチャゴ・
デ・ムルシアの手稿譜が残されています。その曲のタイトルは「ロス・インポシ
ブレス」。これは、イタリアでは16 世紀から続く伝統をもつ「ロマネスカ」と
いうジャンルと同様の音楽でした。南米からはるか遠くヨーロッパまで、16-17
世紀という時代に、すでに音楽が伝えられていたのです。この事実に注目した
プルハルは、当時の南米とヨーロッパの音楽における共通点を探求することを
決意。時空を超えて、我々の祖先が紡いでいた音楽の根底に流れる共通のテー
マをこのアルバムに込めています。
クリスティーナ・プルハルはアルファレーベルでもお馴染みの女性ギター奏者、
指揮者。このたびナイーブからリリースが決まりました。佐藤豊彦の愛弟子の
一人で、ハーグ王立音楽院にてギターを学びました。ルネッサンスリュート、
バロックギター、リュート、テオルボ、バロックハープなど幅広く楽器をこな
し、また指揮者としてもその名声を高めています。2000 年に「ラルペッジャー
タ」を設立、世界の名手たちとアンサンブルを繰り広げています。
【V.5055(廃盤)と同内容(ボーナスDVDはつきません)】



<Profil>
PH 09065(SACD-Hybrid) 2180
R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
セミョン・ビシュコフ(指)
ケルンWDR交響楽団
録音:2007年12月17-21日ケルン・フィルハーモニー(セッション)
PROFILより精力的にリリースを続けるビシュコフと手兵ケルン放送響。最新アル
バムは、2005年録音の「エレクトラ」(PH05022)以来となるシュトラウスで、
「アルプス交響曲」と「ティル」いう組み合わせになります。
キャリアの初期からシュトラウス作品の録音を積極的に行ってきたビシュコフ
は、1988年にコンセルトヘボウ管と交響詩「ドン・ファン」をセッション録音、
1989年にフィルハーモニア管と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」をセッ
ション録音しています。
そして、1997年にビシュコフがケルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、2001
年に当コンビによる初めてのセッション・レコーディングのプログラムとして選
ばれたのが、交響詩「英雄の生涯」とメタモルフォーゼンでした。
舞台作品でも当オケとはさきの「エレクトラ」のほか、同じ2005年に「ダフネ」
を録音しており、また、2004年のザルツブルク音楽祭での「ばらの騎士」(オケ
はウィーン・フィル)の公演を収めた映像ソフトも発表しています。
このようにビシュコフのシュトラウスに対する熱い取り組みはそのディスコグ
ラフィからもうかがい知ることができます。シュトラウス特有の開放的で豪奢
なサウンドの魅力で人気の2作品をあらたに収録したこのアルバムでは、オペラ
でのそれをほうふつとさせる艶やかで優美な弦と、ニュアンスゆたかにたっぷり
と旋律を歌い上げる管に、シリーズを通じてますますの磨きがかかり、ビシュコ
フの濃い味付けの音楽づくりを強力に支える形となっています。「アルプス交響
曲」で、刻一刻と姿をかえてゆく大自然の驚異を壮大なスケールで一息に聴かせ
たかとおもえば、ユーモラスで目まぐるしく表情を変える「ティル」ではていね
いな物語づくりを心がけているあたり、ビシュコフの非凡なセンスを示すものと
いえるでしょう。
ともに大編成のオーケストラ録音ということで、SACDハイブリッド盤でのリリー
スも効果的といえ、クオリティ面での配慮もうれしいところです。




<Simax>
PSC 1310(SACD-Hybrid) 2680
エドヴァルド・グリーグ:歌曲集
H・C・アンデルセンの詩による『心の歌』 作品5
【茶色のふたつの瞳/海の永遠の動きをあなたは知らない/
君を愛す/私の思いは高い峰のように】
9つのロマンスと歌作品18
【森の散歩/愛しいひとはとても色白で/詩人の最後の歌/詩】
ヨン・パウルセンの5つの詩 作品26
【ここちよい夏の夕べにさまよい/森の小道で】
A・O・ヴィンニェの詩による12の歌 作品33
【若者/春/傷つけられしもの/コケモモ/流れにそって/
まぼろし/老いた母/最初のもの/ルンダーネで/破れた友情/
誠実/たどり着くところ】
6つのドイツ語の歌 作品48
【いつの日か、わが思いは/青春時代に】
ヨハネス・ヴァイサー(バリトン) セーアン・ラストギ(ピアノ)
録音:2008年11月25日-26日、2009年3月16日-17日
ソフィエンベルグ教会(オスロ)
[制作:トニー・ハリソン  録音:アルネ・アクセルベルグ]
2008年と2009年、オスロのソフィエンベルグ教会での録音。
弦楽オーケストラのための「2つの悲しい旋律」、「最後の春」と「心の傷み」
の原曲となった2曲を含む「A・O・ヴィンニェの詩による12の歌」は、数多くの
歌曲を書いたグリーグの代表作に挙げられる曲集です。
ヨハネス・ヴァイサー(ヨハンネス・ヴァイセル)は1980年ノルウェー生まれ。
コペンハーゲンの王立音楽アカデミーと王立オペラ・アカデミーでスサナ・エー
ケンに学びました。オラトリオ、歌曲、オペラのステージで活躍する彼は、ヤー
コプスが指揮した「ドン・ジョヴァンニ」(HMC 901964)のタイトルロールを歌
い、一躍注目を集めました。スカンディナヴィアの生んだもっとも有望な歌手
のひとり。「A・O・ヴィンニェの詩による12の歌」をラグナル・ソーデルリン
のオーケストレーション版で録音(PSC1076)したノルウェーのバリトン、ヴォレ
スタードと同じくヴァイサーは、美しい声、しなやかな感性、そして深い感情
と詩の心を歌うための技術を備えています。
共演のセーアン・ラストギはデンマークのピアニスト。王立音楽アカデミーで
トーヴェ・レンスコウとスウェーデンのニクラス・シヴェレーヴ、ベルリンの
芸術大学でパスカル・ドヴォヨンのクラスで学んでいます。フェスティヴァル、
コンサート、ラジオ放送に出演しながら、王立アカデミーで教えています。く
りかえし聴くほどに愛しさの募ってくるアルバム。




<Aurora>
ACD 5060(SACD-Hybrid) 2680
ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):
4つのピアノの小品 作品22、間奏曲 作品36
クラウス・エッゲ(1906-1979):ピアノソナタ第2番 作品27「哀愁のソナタ」
フィン・モッテンセン(1922-1983):ソナタ 作品7
ロルフ・ヴァリーン(1957-):7つの命令(2001)
ホーコン・アウストボー(ピアノ)
録音:2009年3月12日-15日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
[制作:ホーコン・アウストボー  録音:アルネ・アクセルベルグ]
ホーコン・アウストボー(1948-)。ノルウェー、コングスベルグの生まれ。国内
で演奏活動を行った後、フランスに渡り、パリのコンセルヴァトワールとエコー
ル・ノルマル音楽院で研究をつづけました。1971年にオリヴィエ・メシアン・コ
ンペティションに優勝。ジュリアード音楽院とミュンヘンの州立音楽大学への留
学を経て、1973年からオランダを拠点に活動を始めました。ロンドンのデイリー
・テレグラフ紙は1974年、「彼のたいへんな才能は国際的に認められるべきだ」
とアウストボーの音楽を評価しました。
ノルウェー国防軍軍楽隊と共演したメシアンの 《異国の鳥》(ACD5057)につづ
く、ノルウェー作曲家協会のレーベル、Aurora への新録音でアウストボーは、
20世紀から21世紀のノルウェー音楽界を代表する、それぞれ師弟関係にある4人
の系譜をたどります。民俗音楽の再生にノルウェーのアイデンティティを示した
グリーグとは異なるスタイルを選び、「強烈で独特の性格をもつ声のモザイク
を創った」(アウストボー)ファッテイン・ヴァーレンの《4つのピアノの小品》
と《間奏曲》。伝統の民俗音楽と新しい語法を深いところで融合させ、その手
法がバルトークとも比較されるクラウス・エッゲ 《哀愁のソナタ》。フィン・
モッテンセンのソナタは、エッゲの第2番とならび1950年代中期ノルウェーを代
表するピアノ曲とアウストボーが考える作品。この曲をアウストボーが1977年
のベルゲン国際フェスティヴァルで演奏した際、モッテンセンは、彼の演奏を
聴くためにオスロから足を運んだと言われます。今日のノルウェーでもっとも
活躍の目立つひとり、ロルフ・ヴァリーンの《7つの命令》は、ベルゲンのダン
スカンパニーCarte Blancheのために作曲されました。
ノルウェーのピアノ音楽を知る上でもっとも重要な、また、興趣の尽きない一
枚です。



<PRAGA>
PRDDSD 250251(SACD-Hybrid) 2780
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲
(1)op.50-3 変ホ長調 (2)op.50-5 ヘ長調「夢」 (3)op.50-6 ニ長調「蛙」
プラジャーク弦楽四重奏団
録音:2008年10、11月/2009年6月
ハイドンの弦楽四重奏曲op.50は、ユーモアに溢れていて、それでいて各曲の書
法は充実したものばかり。まるで言葉のないミュージカルのような楽しさに満
ちています。「蛙」と呼ばれる第6番では、各パート奏者たちが熟練と楽しさの
絶妙なバランスで聴かせます。




<CALLIOPE>
CAL 9412 2180
フランツ・リスト-ポートレイト
リスト:
(1)ナポリのタランテッラ(ヴェネツィアとナポリより)
(2)葬送(誌的で宗教的な調べ)
(3)メフィスト・ワルツ第4
(4)水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ(伝説第2番)
(5)コンソレーション(全6曲)
(6)オーベルマンの谷
(7)愛の夢
(8)ハンガリー狂詩曲第2番
ギョーム・コッポラ(ピアノ)
録音:2009年4月
これでもか!と超絶技巧を並べたプログラムのリスト作品集の登場。コッポラ自
身による選曲で、コッポラは、このプログラムからリストという人物像を浮き
上がらせたかったと語っています。

CAL 9415 2180
ヴィラ=ロボス:ギター作品集
(1)12の練習曲 (2)5つの前奏曲 (3)ブラジル民謡組曲 (4)ショーロ第1番
パスカル・ボエル(10弦ギター)
録音:2009年6月
ノスタルジックでやさしく、時にすすり泣きのようなギターの音色に胸を打たれ
る1枚。練習曲では超絶技巧に驚かされ、最終曲のショーロ第1番では、強烈に熱
いリズムとむせび泣きのようなメロディに心奪われます。ベールスは、10弦ギタ
ー(6弦と4つのバス弦をもつ)の世界的名手。

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09-10 No.33-2

2009年10月28日 20時21分01秒 | Weblog
<MIRARE>
MIR 104 \2500
ハイドン:ソナタと変奏曲集
ソナタ第62番 変ホ長調 Hob. XVI:52
変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
ソナタ第53番 ホ短調Hob. XVI:34
ソナタ第54番 ト長調 Hob. XVI:40
アンヌ・ケフェレック(P)
録音:2001年9月30日、10月1日
コンサート、録音ともに世界中の音楽ファンを魅了するピアニスト、アンヌ・
ケフェレック。彼女のレパートリーは非常に多様でいつも違った顔を見せてくれ
ます。気品に満ち、その凛とした姿は、彼女が奏でる音楽そのもの。今回は2009
年がアニバーサリーイヤーでもあるハイドンの作品。
モーツァルトのハイドンに対する尊敬は「ハイドン・セット」の献呈文にもあら
われていますが、他にもモーツァルトはこのようにも語っています。「洗練され
た冗談、意外な驚き、笑い、深い感動といった全ての事柄をハイドンほど上手く
表現できる人は他にいません。」また同じように、モーツァルトがケフェレック
の演奏を聴いたら「これほどハイドンの作品を表情豊かに活き活きと演奏できる
人も、アンヌ・ケフェレックの他にいないでしょう。」と言うかもしれません。
それほどに、このケフェレックは、快活で力強く、また繊細で柔和な音楽を奏で
ています。
ピアノ・ソナタの中でも後期の作品第62番は、ハイドンのソナタの最高傑作とも
言われています。華々しい冒頭や、中間部の繊細さなど起伏に富んだ楽想を有し
ます。また美しさと悲しさが交差する大規模な変奏曲、溌剌とした第53、54番の
ソナタ。ケフェレックの温和な表現、颯爽とした音楽性が溢れ出ています。




<ALBANY>レーベル(アメリカ)
TROY1140 \1980
「エスペランツァ-希望の歌」-ラテン・アメリカのピアノ音楽
カルロス・ガスタビーノ(1912-2000):ラ・シエスタ
アルベルト・ウィリアムス(1862-1952):
「男の子の歌」第1番、牧場よさようなら
アストル・ピアソラ(1921-1992):
タンゴ集(セナ川、センティード・ウニコ、天使のミロンガ、さらばパリ)
フロロ・ウガルテ(1884-1975):
ロマンティックな前奏曲、「ミ・ティエラ」組曲(快活に、非常に遅く、速く)
フリアン・アギーレ(1868-1924):クレオールの風
アンヘル・ラサラ(1914-2000):ロマンティックに
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):3つのアルゼンチンの舞曲
ロサ・アントネッリ(Pf)
録音:2007年
ピアソラ、ヒナステラは知っていても、その他の作曲家の名前を多くの人は知ら
ないのではないだろうか。おそらくこれが本邦初紹介となるであろう作曲家ばか
り。しかし、どれをとっても珠玉の名品ばかり。少し前に坂本龍一がタンゴやラ
テンのスタイルで曲を書いてアルバムを作ったことがあったが、本家本元の作曲
家が書くと、坂本よりも、もっと濃くなります。映画のテーマ曲になりそうな名
旋律ばかりで泣けます!とってもお洒落。大人の恋がしたければ、これを聴いて
感性を磨こう!自信を持ってお奨めします。

TROY1133 \1980
「RAW EMOTIONS-アメリカのチューバ協奏曲集」
(1)ブルース・ボートン:チューバ協奏曲
(2)ジェームズ・グラント:「3つの怒り」
(3)スティーヴン・ウィンターレッグ:チューバ協奏曲
(4)バーバラ・ヨーク:チューバ協奏曲
ティモシー・バズビー(Tuba)、
ジャコモ・ラファエロ・バイロス指揮アイスランド交響楽団
録音:2007-2008年
「BUZZED(TROY1054)」に続くバズビーのALBANYへの2枚目のアルバム。
チューバ協奏曲といったらヴォーン=ウィリアムズくらいしか思い出せないほど
独奏楽器としてのチューバは影が薄い。低音パートを受け持つ縁の下の力持ち楽
器だけに作曲家にとっては協奏曲が書きにくかったのは事実だ。しかしここに、
管弦楽伴奏による本格的なチューバ協奏曲ばかりを集めたアルバムが登場した。
バックを受け持つオーケストラはなんとレイフスやシベリウスに定評があるアイ
スランド交響楽団!そしてそのアイスランド響のチューバ奏者がバズビーだ。
曲はやはりヴォーン=ウィリアムズの流れを汲むような、北欧、イギリス系の
清新な空気感のある美しい曲ばかりである。ボートン作品はヴォーン=ウィリ
アムズにスター・ウォーズ、ハリーポッターのサウンド・トラックを合わせた
ような感じ、グラントはジャズ系、ウィンターレッグはショスタコーヴィチと
ウォルトン系?ヨークはニールセンにジャズを加えたテイスト。オーケストラ
はどれも色彩鮮やか。バズビーの妙技は今更言うまでもありません。

TROY1130 \1980
「命の絶えざる流れ」
-デヴィッド・マスランカ:吹奏楽作品集
(1)モーニング・スター(1997)
(2)命の絶えざる流れ(2007)
(3)ラウダムス・テ(1994)
(4)この日をわれらに(吹奏楽のための短い交響曲)(2005)
スティーヴン・K.スティール指揮
イリノイ州立大学シンフォニック・ウィンズ
録音:2009年3月
おなじみ吹奏楽界を代表するマスランカの最新作。《命の絶えざる流れ》は作曲
者がベトナムの仏教寺院を訪れた際に受けた霊感をもとに作曲された。信頼関
係のあるイリノイ州立大のダイナミックなブラスの咆哮が聴きもの。

TROY1132 \1980
デヴィッド・マスランカ:
(1)トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲(2007)
(2)交響曲第8番(2008)
スティーヴン・K.スティール指揮
イリノイ州立大学シンフォニック・ウィンズ
(1)スティーヴン・パーゾンズ(Trb)、
(1)アドリアーナ・ラ・ロサ・ランソム(Vc)
録音:2007年、2008年
トロンボーン協奏曲におけるS.パーソンズの柔らかなトロンボーン・ソロが聴き
もの。この曲では吹奏楽では珍しくチェロが参加していて、事実上、トロンボー
ンとの二重協奏曲となっている。第2楽章でのチェロのゆったりとしたカンター
ビレは絶品。交響曲第8番はミニマル・ブラスとでも言ったらよいか、ジョン・
アダムス、フィリップ・グラスが吹奏楽に手を出したら、こんな感じではなか
ろうか。華麗な和音の持続が心地よく、終盤はアメリカ独立記念日万歳!?と
叫びたくなるような荘厳なクライマックスを迎える。

TROY1122 \1980
「パーカッショニークPERCUSSIONIQUE」
-マイケル・S.ホーウッド:打楽器作品全集
(パーカッショニークな小品第1番、第3番、第4番、第5番、第6番《レクイエム》
/ダイナマイト/あなたのドラムの影/リトル・ボウ・ピース/数学/フラグ
メンツ)
トロント・パーカッション・アンサンブル
録音:1972-2008年
ホーウッドは1947年バッファロー出身で作曲をルーカス・フォスに学んだ。活
発に創作活動を行い「国立公園組曲」や「遊園地組曲」、交響曲第1番、他
(TROY943)が入った管弦楽作品集は意外なヒット作。伝統的な作風から実験主義
まで多様な作品を発表。1960年代から最近の作まで収められ、初期はヴァレー
ズ、ケージ(3つのコンストラクションなど)を思わせる。近作はコンピュータ音
響の発想に近づいているように感じられる。作曲者自らも演奏に参加している。
また全集なのに「パーカッショニークな小品第2番」が収録されていないのは、
作曲者によって破棄されたから、とのこと。

TROY1129 \1980
マイケル・デライラ(1949-)歌劇:《チェリ》抜粋
マーク・シャピロ指揮
アクターズ・スタジオ・ワークショップ・プロダクション、録音:2005年
デライラはニューヨークを中心に活躍する作曲家でオペラ、ミュージカルを多
数発表している。《チェリ》は2005年に初演された室内オペラで本盤はそのハ
イライト。ポップとクラシックの要素が折衷された、バーンスタイン直系のオ
ペラ。

TROY1131 \1980
カリム・アル=ザンド(1970-):室内楽作品集
(1)パターン・プレリュード第1集-ピアノのための(2005)
(2)レイラ-バリトン、ギター、弦楽四重奏のための(2001)
(3)戦争被害への哀悼/ゴヤの絵を見て-弦楽六重奏のための(2006)
(4)ハープとヴィオラのためのデュエット(1998)
(5)チェロとピアノのための《タブローとディテイル》(2006)
(1)カロゲロ・ディ・リベルト(Pf)、
(2)(3)エンソ弦楽四重奏団
(2)P.バッセルバーグ(Br)、A.ホルツマン(G)
(3)キャサリン・ルイス(Va)、V.リッチー(Vc)
(4)モリー・マーキュソン(Hrp)、アブヒジト・セングプタ(Va),
(5)フィッシャー・デュオ
録音:2005-08年
アル=ザンドは1970年生まれ。既に米国内で数多くの賞を受賞し作品はアメリ
カ、カナダで演奏されている。《パターン・プレリュード》はバッハ、ショパ
ン、ドビュッシーを下敷きにして時に無調、時にブルース調にパラフレーズを
行う。その他、戦争被害へのラメンテーション、デュエット、タブローとディ
テイルでは硬質の音の中にも乾いた抒情が拡がっている。

TROY1135 \1980
ジェームズ・ボレ作品集
(1)交響曲第3番/(2)交響曲第2番「E」
(3)ヴァイオリン・ソングズ/(4)交響曲第4番
(1)(3)(4)ジェームズ・ボレ指揮モナドノック音楽祭管弦楽団
(2)スーザン・ナルッキ(S)、Cマコンバー(Vn)
録音:2005-08年
ボレはイリノイ州出身の作曲家で指揮者。ハーヴァード大学で作曲を学んだ。
指揮者としてはニュー・ハンプシャー交響楽団の音楽監督を1974年から28年も
の間務めた。またボレが創設したモナドノック音楽祭は1966年に始まり、現在
まで続いている。交響曲はどれも小編成のオーケストラのために書かれている。
作風はストラヴィンスキーの新古典主義期の作品に近い。限られた少ない音を
最大限に使って大きな波を作ってゆくのが特徴。

TROY1136 \1980
ロバート・クサヴァー・ロドリゲス(1946-):室内楽作品集
(1)メタ4(1997)/(2)トリオIII「Sor(tri)l ge」(2007)
(3)トリオII(1970)/(4)トリオI(1971)
(1)コロラド四重奏団、
(2)(3)クラヴィア三重奏団
(4)ヴォイシズ・オヴ・チェンジ
ロドリゲスは1946年サンアントニオ出身。ブーランジェに1969年から10年間師
事した。全米で作品が演奏され、タングルウッド音楽祭でも演奏されたことが
ある。ここには弦楽四重奏とピアノ三重奏のための作品が収録されている。旋
法的で叙情的な作風が信条のようだが、トリオIでは新ウィーン楽派への接近
も感じられる。

TROY1138 \1980
「ヴァイオリンガイスティックス」-アメリカン・ヴォイセズ
K.ビーヴァーズ(b.1971):ヴァイオリン・ソナタ(1996)
W.ボルコム(b.1938):グレイトフル・ゴースト・ラグ(1983)
チン=チュ・フー(b.1969):スノウ・アッシュ(2008)
ブライト・シェン(b.1955):ストリーム・フロウ-無伴奏Vnのための
J.パケット(b.1977):口語のスレッド(2003)
K.プッツ(b.1972):アリア
スコット・コンクリン(Vn)、
アラン・ハックルベリー(Pf)
録音:2008年1月
アメリカの新世代の作曲家のヴァイオリン作品を集めた。ビーヴァーズ作品は
自由な無調を使いながらジャズのイディオムを持った痛快な一曲。ボルコム作
品は1930年代のダンス音楽と見紛うばかりのノスタルジックな小品。中国系作
曲家のブライト・シェン作品は、中国の民謡的な節回しと現代的な語法が融合
したエキゾチックな曲でタン・ドゥンや佐藤聡明が好きな人にはたまらないだ
ろう。1977年生まれの若手作曲家パケットの作品も汎民族的(アジア的なテイ
スト満点)要素とポップス、ミニマル的要素が折衷していて、こういう姿勢は
この世代の作曲家の特徴だろう。作品のクオリティはどれも高く理屈抜きに
楽しめる。ヴァイオリンのコンクリンはアメリカ中西部を中心に活動、ALBANY
に多数の録音がある。

TROY1139 \1980
J.マーク・シアース(1960-):
「99の神の美しき名前」(イスラムの祈りに基づく)第1巻-第4巻
ジョン・チーク(Pf)
シアースは管弦楽、オペラ、室内楽など様々な作品を手がけている。《99の神の
美しき名前》はイスラム教の祈りの言葉に基づいたピアノ曲集で、10曲ほどの
シリーズが4巻揃っている。作風は20世紀最大のオカルティスト、グルジェフの
音楽やキース・ジャレットを思わせるエキゾティシズムとモダニズムがほどよ
く融合したもの。曲中、ドビュッシーの「沈める寺」があからさまに引用され
るのは、この曲集が祈りの音楽だからだろうか。

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09-10 No.32-1

2009年10月28日 20時20分36秒 | Weblog
<CD ACCORD(ポーランド)>
ACD 146 \2250
シューベルト:
交響曲第5番 変ロ長調 D.485
交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」
イェジー・セムコフ(指揮)
ポーランド青年交響楽団
録音:2008年12月17-20日
巨匠セムコフが故郷ポーランドの若者のオーケストラを指揮したシューベルト
の交響曲。セムコフといえばEMIやVOXなどに録音があったものの、ローカルな
指揮者、または廉価盤の指揮者というイメージがありましたが、最近はブレハ
チの伴奏ながらコンセルトヘボウを振ったDG盤やDUXレーベルからブルックナー
やマーラーが発売になるなど、にわかに注目されています。この録音も、80歳
を迎えたセムコフの筋金入りの音楽と、若者たちの新鮮さで直向な演奏が見事
に融合し、驚くほどの充実を見せている。ことに「グレイト」第4楽章の高揚
は素晴らしい。

ACD 123 \2250
「カスカンド」-アガタ・ズベル:室内楽作品集
(1)弦楽四重奏曲第1番(4つのチェロとコンピュータのための)
(2)カスカンド(声、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロのための)
(3)ユニソーノI(声、打楽器とコンピュータのための)
(4)ユニソーノII(声、アコーディオン、コンピュータのための)
(5)マキシマム・ロード(打楽器とコンピュータのための)
アガタ・ズベル((2)-(4)声、(1)(5)コンピュータ)、
(1)チェロネット
(2)シアトル・チェンバー・プレイヤーズ
(3)(5)ヤン・ピルフ(Perc)、
(3)(4)C.ドゥフノフスキ(コンピュータ)
(4)M.モック(アコーディオン)
録音:2007-08年
アガタ・ズベルはポーランドの若手ヴォーカリスト、作曲家。作曲家としての
デビューは2001年「ワルシャワの秋」音楽祭であった。彼女の作品は都会的で
キッチュ、そしてアグレッシヴであり、ノイズ系ロックを思わせ、まるでジョ
ン・ゾーンとイヴァ・ピトヴァ、そしてルトスワフスキが握手しているような
音楽である。弦楽四重奏曲第1番ではチェロとコンピュータが相互の音を模倣し
ているようでもあり、作曲者自らのヴォーカルによる《カスカンド》、《ユニ
ソーノ》では各種の特殊唱法が駆使され、彼女のヴォーカリストとしての才能
はキャシー・バーベリアン、メレディス・モンクの上を行くと行ってもよい。
ヴォーカルと打楽器はコンピュータの合成により変幻自在に変化する。実験的
でありながらほのかに感じさせる民族音楽のテイスト、そしてポップ・カルチャ
ーの香り。すごい才能が現れたものだ。




<MSR>
MS1286 \1980
「バラード-フルートとピアノのための作品集」
アンリ・デュティーユ:ソナチネ
チャールズ・トムリンソン・グリフェス:
詩曲(ジョルジュ・バレル編フルート&ピアノf版)
フランク・マルタン:バラード
ガブリエル・フォーレ:
フルート・ソナタ第1番Op.13(ヴァイオリン・ソナタ第1番の編曲版)
カーラ・カーケンドール・ウェルチ(Fl)、
ガブリエル・サンチェス(Pf)
録音:2008年
ウェルチは2000年以来、ダラス交響楽団の楽員で、セントルイス交響楽団では
首席客員奏者を勤めた。このアルバムはウェルチのソロ・デビュー盤となる。
輝くような音色、淀みなく流れる旋律に、この演奏家のみずみずしい才能を感
じる。全てフランス系の作曲家が選ばれているのも彼女の個性に合っている。
特にデュティーユ、フォーレは圧巻。

MS1239 \1980
ホセ・ミゲル・ベヴィア(b.1972)作品集
(1)交響曲第1番(Orch)/
(2)風は私たちをどこへ連れて行くのか...(ハープ、打楽器、ピアノ、チェレス
タのための)
(3)3つの謎(2台のピアノのための)
(4)フルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲
(1)ヴィット・ミッカ指揮モラヴィア・フィル(監修:ラディスラフ・クビーク)、
(3)アリール・フェルディコ・デュオ(2Pf)

録音:2008年
ベヴィアは現代音楽(ルイス・デ・パブロやラディスラフ・クビーク等に師事)と
ジャズ(ピアノをマーカス・ロバーツ等に師事)を学び、その両方を融合した音楽
を目指している。交響曲第1番の鮮やかな管弦楽法はA.J.カーニス、または映画
音楽のJ.ゴールドスミス、J.ホーナーを思わせる。ドビュッシーと同じ編成のフ
ルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲は無調による変化に富んだ小品で、
それぞれの楽器の独奏部分とアンサンブルの部分がバランスよく書き分けられて
いる。

MS1291 \1980
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)ドヴォルザーク:交響曲第8番
ケネス・クライン指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
(1)ジェラルド・ロビンス(Pf)、
録音:1997年5月モスクワ
ピアノのG.ロビンスはヴァン・クライバーン、チャイコフスキー国際コンクール
を始めとする主要なコンクールで上位入賞を果たしたベテラン。曇りのない音色
と強靭なタッチが持ち味。指揮者のK.クラインはEMI、ASVほか多くのレーベルに
録音がある。ロシアのオーケストラによるドヴォルザークの交響曲第8番の録音
は意外にないが、モスクワ・フィルを指揮してのこの演奏ではロシア臭は薄く、
このオーケストラがインターナショナルな音楽性を持った団体になっていること
を感じさせる。ドヴォルザークはやや早めのテンポを取り、無駄のない引き締ま
った演奏を展開している。

MS1219 \1980
「ほとんどの質問にほとんどの答え」
-21世紀のラテン・アメリカ・ピアノ音楽
A.デ・ラ・ヴェガ(b.1925,キューバ):トッカータ(1957)
マルセラ・ロドリゲス(b.1951,メキシコ):水の中の水のように(1985)
C.A.バスケス(b.1952,プエルトリコ):ラプソディア・アクアマリーナ(1999)
A.ポテス(コロンビア):3つの小品(1991-97)
G.カセレス(b.1954,エル・サルバドル):他愛もない(1993)
J.ピニェラ(b.1949,キューバ):朝食前の書(1999)
M.ラヴィスタ(b.1943,メキシコ):シムルグ(1980)
R.コルデロ(1917-2008,パナマ):5つの新しい前奏曲(1982-83)
マルタ・マルチェナ(Pf)
録音:2005年5月マドリッド,スペイン
マルチェナのMSRへの3枚目のアルバム。マルチェナはキューバの国際的なピアニ
ストで17世紀から現代まで幅広いレパートリーを持つが取り分け現代ラテン・ア
メリカの音楽に定評がある。アルバム・タイトルに反して21世紀の作品は一つも
ない。デ・ラ・ヴェガのトッカータは自由な無調の曲で時折ベルクを思わせる。
ポテスの3つの小品はウェーベルン風の点描主義、カセレスも極めてウェーベル
ン的、対してピニェラの「朝食前の書」は現代のアルベニスとでも言うべき静か
な南国の朝を思わせる佳品。ラテン・アメリカの音楽と言えば、ヴィラ=ロボス
にヒナステラ、チャベス、後はコープランドのエル・サロン・メヒコというお
決まりのイメージを覆すアルバム。

MS1307 \1980
「バスーン・サラウンデッド」
-ファゴットと打楽器のための作品集
D.マスランカ(1943-):オルフェウス
G.サミュエル(1924-2008):ジョン・ケージのための哀歌
V.レイノルズ(1926-):幻想的練習曲
M.イサークソン(1946-):バスーンとマラカスのための二重奏
D.ウィトゥン(1951-):複合
P.チハラ(1938-):枝
A.ウズノフ(1955-):ナイロビ・夜
クリスティン・シリンガー(Fg)
アンドルー・ヘグルンド(Perc)
ゲスト:A.ミクリッチ(Fg)、S.ヒコックス=ヤング(Perc)
録音:2008年10月
バスーンと打楽器という組み合わせが面白いが、収められている作品もユニーク
で面白い。バスーンのための新作レパートリーは少ないので一聴の価値あり。
吹奏楽で有名なマスランカは新ロマン主義にミニマリズムを掛け合わせた作品
でエンターテイメントのつぼを押さえている。サミュエルのジョン・ケージのた
めの哀歌では太鼓のパルスに呪文のようなメリスマティックな旋律が絡む。日系
作曲家のポール・チハラは短い時間の中にバスーンと打楽器の見事な対話が繰り
広げられる。

MS1317 \1980
「ラ・ギターラ」-スペイン・ギター作品集
エミリオ・プジョル(プホル)(1886-1980):
セギディーリャ、スタジオ・ロマンティコ、フェスティヴォーラ
F.ソル:エチュード(Op.35-13、Op.31-23、Op.60-16、Op31-22、Op31-3)
M.リョベート(1878-1938):盗賊の歌、先生、聖母の御子
F.タレガ(1852-1909):アデリータ、マリエッタ、マリア、ペピータ、ロジータ
F.モレノ=トローバ(1891-1982):カスティーリャ組曲
トゥオモ・ティロネン(G)
録音:2008年
ティロネンはフィンランドのギタリストで8才でギターを始め、後にイェラン・
セルシェルに師事した。レパートリーはルネサンスから現代まで幅広い。澄み
切った音色とフレット上の指の移動音が全く聴こえない驚異テクニックにスペイ
ンの青い空を感じさせる。

MS1325 \1980
「クリスマス・スピリット」
ダヴィデの村の/もろびとこぞりて/イン・ブリーク・ミッドウィンター/
ディン・ドン空高く/ライナスとルーシー/リトル・クリスマス・メドレー/
グロスタシャーのワッセル/ウェックスフォードのキャロル/赤鼻のトナカイ
/ウィ・ウィッシュ・ア・メリー・クリスマス/ほか全17曲
メイン・ストリート・ブラス(金管五重奏):
【ケヴィン・ロング(Trp)、ドナルド・ヒューズ(Trp)、シャリ・グレアソン=
マイアホファー(Hr)、ブライアン・ヘイ(Trb)、アレン・フランク(Tuba)】
録音:2009年
金管五重奏によるおなじみのクリスマス・ソング集。メイン・ストリート・ブ
ラスは1986年に設立、全米各地でコンサートを行っている。きらびやかな金管
の響きに気分は早くもクリスマス。

MS1328 \1980
「アルト&ソプラノ・サックスのための新しい音楽」
(1)グレン・ギリス:エレジー・カデンツァ
(2)バーバラ・ヨーク:ソナタ《ルミの瞑想》
(3)リチャード・ギリス:夢と踊り
(4)グレン・ギリス:オーロラ・ボレアリス、ニコルのアリア、ニコルのジーグ
(5)バーバラ・ヨーク:デュオ・ソナタ《われらの父の叡智》
(6)デヴィッド・カプラン:印象
(7)ジェイムズ・カニングハム/グレン・ギリス:
天気雨(HUJAN PANAS)、ディジュリブルー
(8)ジュール・ドゥメルスマン:ヴェニスの謝肉祭
グレン・ギリス(Alt&Sop Sax)、
B.ニコルソン(Pf)、
(3)(5)リチャード・ギリス(Trp)
(7)J.カニングハム(ディジュリドゥ)
録音:2009年
サックス奏者G.ギリスほかのサックスのためのオリジナル作品集で彼らのデビュ
ー・アルバム。全体にジャズ、ポップス、クラシックの要素を融合した作風で、
ジョン・ハールや本多俊之、イギリスのミニマリスト、グラハム・フィットキン
らを思わせる。またサックスとオーストラリア・アボリジニの伝統楽器ディジリ
ドゥーとの共演も聴きもの。理屈ぬきで楽しめる。

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09-10 No.32-2

2009年10月28日 20時20分10秒 | Weblog
<独UNIVERSAL>
L'OIS 4802433 \850
モーツァルト:
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
セレナード第9番「ポストホルン」
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内管弦楽団

DECCA 4802941 2枚組 \1780
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
カティア・リッチャレッリ
ホセ・カレーラス
イングヴァル・ヴィクセル
サー・コリン・デイヴィス指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

DECCA 4802983 \850
ヴェルディ:歌劇「椿姫」(抜粋)
アンジェラ・ゲオルギュー
フランク・ロパルド
レオ・ヌッチ
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団

DECCA 4802988 \850
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
ハインリヒ・シフ(VC)
アイオナ・ブラウン指揮
アカデミー室内管弦楽団

DECCA 4803113 \850
リスト:トランスクリプション
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
「ルチア」と「パリジーナ」の主題によるワルツ
「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌
「タンホイザー」より夕星の歌
イゾルデの愛の死
歌劇「ファウスト」のワルツ
「エフゲニ・オネーギン」によるポロネーズ 他
ジャン・イヴ・ティボーデ(P)

DECCA 4803160 \850
バッハ:ピアノ協奏曲集(第2番-第5番、第7番)
アンドラーシュ・シフ(P、指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団

DECCA 4803104 \850
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(抜粋)
ワルデマール・クメント
ヒルデ・ギューデン
ジュゼッペ・ザンピエリ
エリカ・ケート
ヴァルター・ベリー
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル

DG 4802866 4枚組 \3650
ムター-名ヴァイオリン協奏曲集
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番、第5番「トルコ風」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル



<MODE DVD>
MODE216DVD(DVD-Video) \2980
Morton Feldman:Trio(1980)
モートン・フェルドマン:トリオ
Aki Takahashi (高橋アキ)(P)
Marc Sabat (マーク・サバット)(Vn)
Rohan de Saram (ローハン・デ・サラム)(VC)
フェルドマン作品にはなじみの深いピアニスト、高橋アキとチェリストで元ア
ルディッティ四重奏団のローハン・デ・サラムのふたりに、マルチ・インストゥ
ルメンタリストのマーク・サバットがヴァイオリンで参加したレコーディング・
セッション。105分
尚、この3人は2007年9月15日、静岡音楽館AOIにて同曲を日本初演している。
その年はフェルドマン没後20周年だった。
ボーナスフィーチャーにはドイツの作曲家でフェルドマン研究家のヴァルター・
ツィンマーマンによるビデオ・エッセイを収録。約20分。



<DUX Classical>
DUX 0663 \2080
ハイドン(1732-1809):
メヌエット第1番ハ長調 Hob.IX:16(1790頃-1800)
チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1(1761頃-1765)(*)
メヌエット第6番ニ長調 Hob.IX:16(1790頃-1800)
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2(1783)(*)
メヌエット第11番ニ長調 Hob.IX:16(1790頃-1800)
イワン・モニゲッティ(チェロ(*)、指揮)
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
録音:2009年2月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
ロストロポーヴィチがモスクワ音楽院で指導した最後の教え子であるイワン・
モニゲッティは当代有数のチェリストの一人。ポーランド・シンフォニア・ユ
ヴェントゥス管弦楽団はポーランド文化省によって2007年に組織され2008年に
デビューした、まだ生まれたての青年オーケストラ。

DUX 0692 \2080
ウッズ、ヒンデミット、クレストン、吉松:
アルトサクソフォンとピアノのための作品集
フィル・ウッズ(1931-):アルトサクソフォン・ソナタ
ヒンデミット(1895-1963):アルトサクソフォン・ソナタ変ホ長調
ポール・クレストン(1906-1985):アルトサクソフォン・ソナタ Op.19
吉松隆(1953-):ファジー・バード・ソナタ
アリナ・ムレチコ(アルトサクソフォン)
アグニェシュカ・コパツカ(ピアノ)

DUX 0718 \2080
ショパン:ピアノ小曲名品集
ショパン(1810-1849):
夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.(1830)/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1/マズルカ変ロ長調 Op.7 No.1
子守歌 変ニ長調 Op.57
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ポロネーズ ト短調(1817)
ショパン:
練習曲ホ長調 Op.10 No.3/ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
夜想曲ホ短調 Op.72 No.1/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
華麗なワルツ イ短調 Op.34 No.2/マズルカ変ニ長調 Op.30 No.3
前奏曲変ニ長調「雨だれ」Op.28 No.15/ワルツ変ニ長調「子犬」Op.64 No.1
練習曲ハ短調「革命」Op.10 No.12/マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2
ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)

DUX 0449 \2080
【未案内旧譜】
モーツァルト(1756-1791):管楽器協奏曲集
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
(カデンツァ作曲:カール・ライネッケ)(*)
オーボエ協奏曲 K.314(カデンツァ作曲:ドゥドゥ・カルメル)(+)
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(#)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のソリストたち
ヨッシ・アルンヘイム(フルート(*)) ユリア・スヴェルドロフ(ハープ(*))
ドゥドゥ・カルメル(オーボエ(+)) 
エフゲニー・エフーディン(クラリネット(#))
ウーチ・アルトゥル・ルビンステイン・シンフォニエッタ
シムカ・ヘレド(指揮)
録音:2004年1月、ウーチ・フィルハーモニー・コンサートホール(ポーランド)

DUX 0450 \2080
【未案内旧譜】
マリア・シマノフスカ(1789-1931):ピアノ作品集
夜想曲変ロ長調
20の練習曲と前奏曲 から 前奏曲
第1番ヘ長調,第3番ニ長調,第4番ト短調,第6番ハ長調
「ジョコンダ」のロマンスによる奇想曲ホ長調
前奏曲第9番変ロ長調/前奏曲第18番ホ長調
様々な種類の18の舞曲 から ポロネーズ ヘ短調
ピアノのために編曲された24のマズルカ から
第12番変ロ長調-第13番変ロ長調/第17番ハ長調-第18番ト長調
ポロネーズ舞曲ロ短調
マズルカ 第21番ハ長調-第22番ト長調-第23番ニ長調-第24番ニ長調
夜想曲変イ長調「ささやき」/幻想曲
アンナ・ツィボロフスカ(ピアノ)
録音:2003年12月、ピドゴシュチ(ポーランド)、
ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール

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09-10 No.31-1

2009年10月28日 20時19分45秒 | Weblog
<ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 0136 \2180
【未案内旧譜】
ジュゼプ・セルコス(1925-1989):ピアノのための音楽
サーカスの情景(1980)
花の有用性(1967)
ソナタ ロ短調(1952)
エミリ・ブラスコ(ピアノ)
録音:2000年3月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ

MORALEDA 0180 \2180
【未案内旧譜】
クラリネットとピアノのためのヴィルトゥオーゾ音楽
ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):サロン用小品
ルイジ・バッシ(1833-1871):ヴェルディの「リゴレット」の主題による幻想曲
ジルジュ・メステル(1848-1902):幻想曲「エルヴィン」
レオ・ヴェイネル(1885-1960):ペレグ舞曲
ラモン・カルニセ(1879-1855):幻想曲
アラミロ・ジャンピエリ(1893-1963):ヴェネツィアの謝肉祭
ジュアン・バウティスタ・メゼゲル:瞑想曲
ドナート・ロブレーリョ(1841-1907):
ヴェルディの「トラヴィアータ」の主題による幻想曲
ホセプ・フステ(クラリネット)
イサベル・エルナンデス(ピアノ)

MORALEDA 0195 \2180
カタルーニャのオルガンの名器 Vol.1
不詳(リポイ修道院楽派;12世紀):
Cedit frigus hiemale(コンドゥクトゥス、2声)
アントニオ・ブロカルテ(1629-1696):リェノ第1旋法
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):
ティエント第16番第5旋法(リェノ、por B cuadrado)
マテオ=アントニオ・ペレス・デ・アルベニス(1765-1831):ソナタ ニ長調
バッハ(1685-1750):
愛するイエスよ、私たちはここにいます BWV731
フーガ ト長調 BWV 576/前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539
おお、人よ、自分の罪の大きさを嘆け BWV622
協奏曲ト長調 BWV592(ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト原曲)
皆で神をたたえよ、クリスチャンたちよ BWV 609
メンデルスゾーン(1809-1847):ソナタ ハ短調 Op.65 No.2
ムデスト・ムレノ・イ・ムレラ(オルガン)
録音:2007年11月、バルセロナ、聖アントニ・デ・パドゥア聖堂
使用楽器:ジュアン・カルレス・カストロ製
当レーベルの規格番号「MORALEDA 0195-1」は別商品です。ご注意ください。

MORALEDA 0198 \2180
バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アントニ・ベセス(ピアノ)
録音:2007年11月




<ALEVARE>
WHCM 330 \2450
ガルシア・ロルカ:歌と詩
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)採譜:スペイン民謡集
チニタスのカフェ,幼い巡礼者たち,四人のらば引き,アンダ・ハレオ,
セビリャの子守歌,18世紀のセビリャナス,モンレオンの若者たち,
三枚の葉,ドン・ボイソのロマンセ,ソロンゴ,トランプのキング,
ハエンのモーロ娘たち,ラ・タララ
フェデリコ・ガルシア・ロルカ作詩:「ジプシーのロマンセ」から(朗読)
ルナ、ルナ(月よ、月よ)のロマンセ
伴奏曲;アグスティ・グラウ:子守歌
夢遊病者のロマンセ 伴奏曲;即興演奏
黒い悲しみのロマンセ 伴奏曲;パブロ・デスペイルー:いつもそのように
リュイス・シンテス(バリトン、朗読)
パブロ・デスペイルー(ギター)
録音:バルセロナ、フィオリ・ムジカーリ・スタジオ




<ARAGON LCD PRAMES>
スペインのアラゴン自治州政府教育文化スポーツ省が推進する、多様なジャンル
にわたる音楽録音出版プロジェクト。

LCD 41 2枚組(1枚価格) \2450
マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847):
死者のための聖務日課 RL22(1838)
死者のためのミサ(レクィエム)RL3(1819)
アンヘレス・テイ(ソプラノ)
フラビオ・オリベル(男性アルト)
アレハンドロ・ロイ(テノール)
イニャキ・フレサン(バス)
マトリトゥム・カンタト(合唱)
スコラ・グレゴリアーナ・デ・マドリード(グレゴリオ聖歌斉唱)
マドリード交響楽団
トマス・ガリド(指揮)
録音:2008年3月5日、マドリード、聖イシドロ参事会教会
ロドリゲス・デ・レデスマはアラゴン地方の中心都市サラゴサ生まれの作曲家。
サラゴサ大聖堂でフランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1731-1809)に
師事、歌手・声楽教師としてヨーロッパ各地で名声を得た後、1836年から没する
までマドリードのスペイン王室礼拝堂楽長を務めました(後任はイラリオン・エ
スラバ(1807-1878))。解説書表記はスペイン語のみですが、豊富なカラー図版を
伴う作曲者の小伝記や作品一覧を含むブックレットは全104ページにおよび、外
装はハードカバーブック仕様。2枚組で1枚分の価格です。

LCD 43 \2450
ムデハルの遺産のための音楽
ハビエル・マス:
ムデハルの郷愁(*)/ヤルリ(+)/フィ・リリエト・サマル(#)/
アルハフェリア(**)
ルイス・デルガド:
ティルワル(テルエル)(++)/エル・サルバドルの塔(##)
ハビエル・マス(12弦ギター(*/**)、パンデロ(*)、手拍子(*)、
アーチリュート(+/#)、レインスティック(+)、リュート(**)、
バンドゥリア(**)、スパニッシュギター(**)、打楽器(**))
ジョルディ・ガスパ(コントラバス(*/**))
ドミトリ・プソニス(リク(*))
ジョルディ・ラリュ(打楽器(*/+/#))
マリオ・マス(打楽器(*))
アブデルジャリル・コドシ(歌(+/#)、手拍子(+))
アブデラジズ・アッラディ(センティル(+/#)、コーラス(+))
モウライ・ムハメド・エンナジ(カルカバス(+)、コーラス(+)、手拍子(+))
アントニオ・サンチェス(ウドゥ(**)、ウォーター・パーカッション(**))
ルイス・デルガド(リュート・ソロ(++)、カリフのリュート(##))
モハメド・セルギニ・エル・アラビ(ヴィオラ(++/##))
ハイメ・ムニョス(クラリネット(++)、トルコのクラリネット(##))
ラルビ・アクリム(リュート・ソロ(++/##))
クコ・ペレス(アコーディオン(++/##))
ダビド・マヨラル(打楽器(++/##))
ジャマル・エッディネ・ベン・アッラル(ヴァイオリン(##))
録音:2008年12月、バルセロナ(**)/タンジェ(モロッコ)(++/##)
「ムデハル」とは建築用語で、イベリア半島のレコンキスタ(キリスト教徒によ
るイスラム教徒追放、1492年完了)に伴い形式的にキリスト教に改宗し残存した
イスラム教徒とキリスト教徒の建築様式が融合した様式を指します。「アラゴ
ンのムデハル様式の建築物」は世界遺産に指定されており、このアルバムはそれ
らの建築物やその歴史背景・文化に捧げられています。ハビエル・マス(サラゴ
サ生まれ)、ルイス・デルガドはともにポップス、トラッドから古楽まで縦横無
尽に活躍するミュージシャン。解説書表記はスペイン語のみですが、豊富なカラ
ー図版を伴うアラゴンのムデハル文化の解説を含むブックレットは全96ページ
におよび、外装はハードカバーブック仕様。




<ARS HARMONICA>
未案内旧譜
AH 157 \2180
ポブレの響き オルガン、トランペットとティンパニ
アントン・ディアベッリ(1781-1855):3つの小品(*/#)
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):私の魂は主を崇める(コラール前奏曲)(+)
バッハ(1685-1750):4つのトランペットのための4つのコラール(*)
バッハ:おお、この世の建物(コラール)(+)
ヘルムート・M・ティンペラン:
私たちと共にとどまってください、夜になったので(*)
パッヘルベル:すべての人は必ず死ぬ(コラールと2つの変奏曲)(+)
ヘルムート・M・ティンペラン:入場と序曲(*/#)
バッハ:私は飼葉桶の傍に立つ(*)
不詳:おお、救い主は天の戸を開く(1666、アウクスブルク)(*)
不詳:一輪のばらが咲いた(エサイの根より)
(1599、シュパイエル歌集 から)(*)
不詳:おお、いとも聖なる(いざ歌え いざ祝え)
(シチリアのクリスマス・キャロル)(*)
バッハ:カンタータ第156番 から シンフォニア(+)
不詳:船が来る(1608、ケルン)(*)/戸を高く上げよ(*)
民謡:高い天から、おお、天使が来る(*)
ヘンデル(1685-1759):シオンの娘よ(見よ、勇者は帰る)(*)/同(+)
ダニエル・シュペーア(1636-1707):ソナタ(4声)(*)
マインツ・フォン・エッセン:イントラーダ(*)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1555-1612):
カンツォン第2番(1608、ヴェネツィア)(*)
バッハ:聖なるキリストはよみがえった(コラール前奏曲)(+)
モーツァルト(1756-1791):フーガ イ短調(*)
ドメニコ・ツィポリ(1688-1726):
3つのヴァースとラルゴ ト短調/3つのヴァース ホ短調
ヨハン・E・アルテンブルク(1734-1801):
4つのトランペットとティンパニのための協奏曲(*/#)
バッハ:フーガ ニ短調(+)
ウルバン・ドイチュマン(トランペット(*))
ユンゲ・トロンペター(*)
アラディ・アデイ、サンティアゴ・フェルナンデス、
マヌエル・バレンシアノ(トペンペット)
ジョルディ・ボウ神父(オルガン(+))
不詳(ティンパニ(#))
録音:2005年、ポブレ修道院




<CLASSIC D'OR>
CD 0101003 \2180
モンセラート・カバリエ バロック・コンサート
ヴィヴァルディ(1678-1741):
オペラ「テルモドンテに向かうヘラクレス」から Chiare onde(*)
オペラ「バヤゼット」から Sposa son diprezzata(*)
オペラ「グリゼルダ」から(*)
Agitata da due venti,Vieni, vieni,Un certo non so che
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「リナルド」から Lascia Ch'io pianga(+)
オペラ「エツィオ」から Ah, non son io que parlo(*)
オペラ「アタランタ」から Care Selve(*)
オペラ「テオドーラ」から With darkness dee,Oh That I on wings could(+)
オペラ「イェフタ」から Leb Wohl, Leb Wohl(+)
ジュゼプ・アントニ・マルティ(1719-1763):
Ave Maria(#)/Susceptit Israel(#)
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
ミゲル・サネッティ(ピアノ(*/+))
ソリステス・デ・カタルーニャ(#)
シャビエ・グエイ(指揮(#))
録音:1979年、マドリード王立劇場、ライヴ(*)/1985年、カダケス国際音楽祭、
ライヴ(+)
1986年、カタルーニャ音楽堂、ライヴ(#)

CD 0203002 2枚組 \3250
マスネ(1842-1912):オペラ「クレオパトラ」
モンセラート・カバリエ(ソプラノ:クレオパトラ)
モンセラート・マルティ(ソプラノ:オクタヴィア)
エネイダ・ガルシア(ソプラノ:シャルミオン)
フィリッポ・ベットスキ(バリトン:アントニウス)
ニコライ・バスコフ(テノール:スパコス)
アンドレア・シヴィッラ(バリトン:エニウス、声)
ロベルト・ヴァレンティーニ(バリトン:アムネス、召使い)
ジャンパオロ・フィオッキ(バリトン:門番)
メディテラネオ・ウニト管弦楽団
ミケル・オルテガ(指揮)
録音:2002年7月13日、ローマ県ヴィッラ・アドリアーナ、テルメ劇場、ライヴ

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09-10 No.31-2

2009年10月28日 20時18分43秒 | Weblog
<CODA OUT>
COUT 2027 2枚組 \4360
ラソン&コラソン(理性と心) フランシスコ・デ・ゴヤの時代の音楽
[スペインのサロン]
サルバドル・カストロ・デ・ヒスタウ(1770?-?):
恋人たちの申し出を信じてはいけない(セギディリャ)Op.19(*/#)
6つのセギディリャ Op.3 から 動物の暴君(*/#)
ファンダンゴ Op.12(+)
フェデリコ・モレッティ(?-1838頃):12の歌 Op.24 から 反映(*/#)
フェルナンド・ソル(1778-1839):
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9(+)
私の目があなたに死を与えるとあなたが言うなら(セギディリャ)(*/#)
レクィエム・エテルナムのセギディリャ(*/#)
ディオニシオ・アグアド(1784-1849):ロンド Op.2 No.3(+)
マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847):
6つのスペイン歌曲 から 説得,イエスかノーか(*/#)
ホセ・ガリェス(1761-1836):ギター・ソナタ ハ長調(+)
マヌエル・ガルシア(1775-1832):歌と抒情的カプリッチョ集 から
善き体(「偽りの執事」のポロ),
私は密輸業者だ(「計算ずくの詩人」のポロ)(*/#)
[イタリアのサロン]
マウロ・ジュリアーニ(1780-1840):6つのアリエッタ Op.95 から
心地よい日陰,その日がいつになるのか(*/#)
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):二重奏曲 Op.51(+/#)
ソフィア・コッリ(1775-1831):ハープ・ソナタ変ロ長調 Op.2(#)
マウロ・ジュリアーニ:
6つのアリエッタ Op.95 から 遅れ,別の罠(*/#)
フランチェスコ・モリーノ(1775-1847):ギター・ソナタ Op.15 No.2(+)
ルイジ・モレッティ(18世紀-19世紀):
6つのアリエッタ から 私はため息をつき、嘆き(*/#)
フェルディナンド・カルッリ:
6つの華麗なディヴェルティスマン Op.317 から ラルゴ・アッサイ-ボレロ(+)
マウロ・ジュリアーニ:胸いっぱいの震え(カヴァティーナ)Op.79(*/#)
ルクス・ベッラ
アナ・カルピンテロ(ソプラノ(*)、ギター(+))
グロリア・マリア・マルティネス(ハープ(#))
録音:2007年9月、サラゴサ(スペイン)、
アウディトリオ、ルイス・ガルベ・ホール
使用楽器:1820年頃、フィレンツェ、マンノ・マンニ製(+)
1820年頃、ロンドン、セバスティアン・エラール製(#)
スペインの大画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)の時代をテーマとしたア
ルバム。楽器も当時のものを使用しています。プログラムはすばらしいのです
が、アナ・カルピンテロの歌唱が素人っぽいのが難点で、ここは専門の歌手を
起用してもらいたかったところです。そのようなわけで、これはマニアックな
アイテムということでお願いいたします。





<EMI MUSIC SPAIN>
6848362 2枚組 \4360
クラウス 世界的な声
【オペラ・アリア】(P)EMI Records Ltd.
ベッリーニ(1801-1835):「清教徒」から A te o cara, amor talora
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団 リッカルド・ムーティ(指揮) (P)1980/1997
ヴェルディ(1813-1901):「トラヴィアータ」から Libiamo, ne'lieti calici
マリア・カラス(ソプラノ) リスボン・サン・カルロス国立劇場交響楽団
フランシスコ・ギオーネ(指揮) (P)1980/1997
ヴェルディ:「トラヴィアータ」から
Un di, felice, eterea(*),Lunge da lei,De' miei bollenti spiriti
レナータ・スコット(ソプラノ(*))
フィルハーモニア管弦楽団 リッカルド・ムーティ(指揮) (P)1982
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」から
Qui di sposa eterna fede...Ah soltanto il nostro foco(*),
Verrano a te sull'aura i miei sospiri ardenti(*),
Tombe degl'avi miei,Fra poco a me ricovero dar negletto avello,
Tu che a Dio spiegasti l'ali(+)
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ(*)) ロバート・ロイド(バリトン(+))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ニコラ・レッシーニョ(指揮) (P)1984
ドニゼッティ(1797-1848):「ドン・パスクアーレ」から
Chercherò lontana terra / E se fia che ad altro oggetto
Com' è gentil la notte a mezzo / Tornami a dir che m'ami(*)
ビヴァリー・シルズ(ソプラノ(*))
ロンドン交響楽団 サラ・コールドウェル(指揮) (P)1978/1996
プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」から Che gelida manina
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
(P)1980/1998
ヴェルディ:「リゴレット」から La donna e mobile
フィルハーモニア管弦楽団 ジュリアス・ルーデル(指揮) (P)1979/1996
【サルスエラ・アリア】(P)1958 EMI Music Spain, S.A.
ホセ・セラノ(1873-1941):「アラゴンの人々」から Los de Aragon
マドリード・コンサート管弦楽団 パブロ・ソロサバル(指揮)
パブロ・ソロサバル(1897-1988):
「カチュスカ(カチューシャ)」から Es el Principe!
ピラル・ローレンガー(ソプラノ) マヌエル・ガス(バリトン)
マドリード・コンサート管弦楽団 ホセ・ペレラ(指揮)
パブロ・ソロサバル:「セビリャとトリアナの間で」から
ハシント・ゲレロ(1895-1951):
「セビリャの泊まり客」から Romanza de Juan Luis "Raquel"
マドリード・コンサート管弦楽団 パブロ・ソロサバル(指揮)
レベリアノ・ソウトゥリョ(1884-1933)&フアン・ベルト(1890-1931):
「最後のロマン派」から Bella enamorada (共演者の記載無し)
パブロ・ソロサバル:
「港の酒場女」から No puede ser/「真珠の島」から No me quierre
マドリード・コンサート管弦楽団 パブロ・ソロサバル(指揮)
パブロ・ソロサバル:「港の酒場女」から Dúo de Marola y Leandro
レダ・バルクライ(ソプラノ)
マドリード・コンサート管弦楽団 ホセ・ペレラ(指揮)
ルペルト・チャピ(1851-1909):「クッロ・バルガス」から
パブロ・ソロサバル:
「道化師ブラック」から
「港の酒場女」から(*)
「道化師ブラック」から(+)
ピラル・ローレンガー(ソプラノ(*)) レナト・セサリ(バリトン(+))
マドリード・コンサート管弦楽団 パブロ・ソロサバル(指揮)
パブロ・ソロサバル:「真珠の島」から
マドリード・コンサート管弦楽団 ホセ・ペレラ(指揮)
ホセ・セラノ:「ドロロサ」から Relato de Rafael
マドリード・コンサート管弦楽団 パブロ・ソロサバル(指揮)
アルフレド・クラウス(テノール)
共演者(上記)
スペインの偉大なテノール、アルフレド・クラウス(1927-1999)の没後10年記念
アルバム。44ページのメモリアル・ブック付きハードカバー仕様。テレサ・ベ
ルガンサとモンセラート・カバリエがそれぞれ一文を寄せています。




<SONY MUSIC SPAIN>
88697542642 3枚組 \4050
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1991) ある天才の業績
アランフエス協奏曲(1939)
ナルシソ・イエペス(ギター)
スペイン国立管弦楽団 アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
田園協奏曲(1978)
ジェイムズ・ゴールウェイ(フルート)
フィルハーモニア管弦楽団 エドゥアルド・マータ(指揮)
ディヴェルティメント風協奏曲(1981)
ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
12のスペインの歌(1951)から
子守歌,デ・ロンダ,アデラ,タンバリンを鳴らして踊る歌
テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ) フェリス・ラビリャ(ピアノ)
ある紳士のための協奏曲(1954)
ナルシソ・イエペス(ギター)
スペイン国立管弦楽団 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
ギャラント様式の協奏曲(1949)
ペドロ・コロストラ(チェロ) スペイン・フィルハーモニー管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
夏の協奏曲(1943)
アグスティン・レオン・アラ(ヴァイオリン)
スペイン交響楽団 アントニ・ロス・マルバ(指揮)
4つの愛のマドリガル(1947)
モンセラート・カバリエ(ソプラノ) ミゲル・サネッティ(ピアノ)
ピアノ協奏曲(1996)(*)/交響詩「遥か彼方を訪ねて」(1976)
交響詩「青い百合のために」(1934)/吹奏楽のためのアダージョ(1966)
ホアキン・アチュカロ(ピアノ(*))
バレンシア交響楽団 マヌエル・ガルドゥフ(指揮)
20世紀スペイン最大の作曲家の一人、ロドリーゴの没後10年記念アルバム。ハ
ードカバー・ブック仕様。




<TERNARI>
スペイン、アリカンテのユニークなトリオ、グループ・テルナリの自主レーベル。

WHCM 326 \2450
グループ・テルナリ 2つのドゥルサイナとオルガン
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」より
スザート:パヴァーヌ
パーセル:最愛の人[My darest, my fairest]
リュリ:メヌエット
コレッリ:サラバンド I
ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
パーセル:トリオ・ソナタ ニ長調
パッヘルベル:カノン
A・マルチェッロ:オーボエ協奏曲 より アダージョ
不詳:エルスの神秘劇 より おお、高き統治の力よ
不詳:エコーを伴うコルネットのカンツォン
リュイス・リャク:懐かしさ
アルヘメシ:ラ・ムイシェランガ
ペトレ:カルバリの丘のキリストに喜びあれ
グループ・テルナリ
エリセウ・ガルシア、シルベストレ・ナバロ・ベラ(ドゥルサイナ)
ハビエル・ゴンサルベス・バレロ
ドゥルサイナはオーボエを短くしたようなスペイン独特のリード楽器で、篳篥
(ひちりき)に似たずり上がり・下がりや揺れを伴う甲高い音を発します。
※当商品はすでに入手困難となっている可能性がございます。あらかじめご了承
ください。

WHCM 327 \2450
優しさ 2つのドゥルサイナとオルガン
ヘンデル:音楽時計のための曲集 より メヌエット第2番
バッハ:カンタータ第156番 より シンフォニア
シャルパンティエ:テ・デウムへの前奏曲(ファンファーレ)
バッハ:管弦楽組曲第2番 より アリア
ヘンデル:水上の音楽 より ホーンパイプ
ヴィヴァルディ:「四季」の「冬」より ラルゴ
パーセル・トランペット・チューン
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
ヒル・ウェラム:Caoineadh Cú Chulainn
ホセ・ラファエル・パスカル:マニャの結婚
ビセント・フィラグト:ドゥルサイナ I/ドゥルサイナ II
サウル・ゴメス・ソレル:優しさ I/優しさ II
カリョサ・デン・サリア伝承曲:
聖なるアウロラのマティネラ/カリョサの行列
エルネスト・ビリャル・ミラリェス:聖母への別れ
カリョサ・デン・サリア伝承曲:聖フランセスコ・デ・パウルのマティネラ
グスマン・クケレル/ホセ・マリア・フアン:
カリョサ・デン・サリアの守護聖人インフリアスの聖母への賛歌
グループ・テルナリ
エリセウ・ガルシア、シルベストレ・ナバロ・ベラ(ドゥルサイナ)
ハビエル・ゴンサルベス・バレロ
録音:2005年9月13-15日、アリカンテ(スペイン)、
カリョサ・デン・サリア、聖ホアン・バプティスタ主席司祭教会




<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0028947632580 \4350
【高価格帯】
ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「クラシック音楽」(1880)
クリスティナ・ファウス(メゾソプラノ:パカ)
フランシスコ・サンチェス(テノール:ククファテ)
アウグスト・バル(バリトン:タデオ)
マドリード自治州立管弦楽団
クリストバル・ソレル(指揮)
録音:2008年11月4日、マドリード自治州立管弦楽団本部
「1幕のハチャメチャ音楽劇」という副題が付けられた作品。劇のあらすじを
漫画風に描いた絵本付きハードカバー・ブック仕様で、サイズは217mm×217mm。

0602527041681(CD+DVD) \6500
アイノア・アルテタ ラ・ヴィダ
【CD】
Tears in heaven / Historia de un amor
Fly me to the moon / La golondrina
Love me tender / Calling you / Lamento borincano
Ricordi della sera / Alfonsina y el mar
Ne me quitte pas / Goizian argi hastian
Michelle / La vida
【DVD】
Tears in heaven / Historia de un amor
Lamento borincano / Ne me quitte pas
Michelle / La vida
CD録音ドキュメント
ニューヨークでのプラチナ・ディスク授与式
アイノア・アルテタへのインタビュー
(CANAL+ のテレビ番組にて)
フォト・ギャラリー
アイノア・アルテタ(歌)
ハビエル・リモン(プロデューサー、ギター)
スペインのソプラノ、アイノア・アルテタがポピュラー・ナンバーに挑戦した
同タイトルのCD(0602517858756)に合わせて発売された100ページ豪華本仕様の
ファン向けヴァージョン。サイズは250mm×300mm。
※当DVDは日本製のほとんどのプレーヤーで再生できません。また、PAL方式対
応プレーヤーやパソコンでの動作も保証いたしかねます。原則としてDVDの不良
による返品はお受けいたしませんので、あらかじめご了承ください。

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09-10 No.30-1

2009年10月27日 17時11分25秒 | Weblog

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<Deutsche Grammophon>
2725385(DVD-Video) 2枚組 \3350
ポップス界の大御所が贈るウィンター・ソング!
スティング/「冬の夜に・・・」 
コンサート・ライヴ in ダラム大聖堂 DVD
DVD1(約90分)
コンサート・ライヴ in ダラム大聖堂
ガブリエルのお告げ(伝承曲/編曲:スティング)
チェリー・トゥリー・キャロル/このような美しい薔薇はない
コールド・ソング/ハーディ・ガーディ・マン/三艘の船を見た
コヴェントリー・キャロル/ゴースト・ストーリー、他収録予定
DVD2(約50分)
「冬の夜に・・・」[ドキュメンタリー
(アルバム収録の舞台裏-ダラム大聖堂のコンサート・リハーサルまで)
スティング(ヴォーカル、ギター、スネア・ドラム)
ドミニク・ミラー(ギター)、クリス・ボッティ(tp)
ヴィンセント・セガル(チェロ)、他
収録:2009年9月17日&18日 ダラム大聖堂、他
STINGの新譜「冬の夜に・・」リリースに合わせて先月行われたコンサートの
ライヴ映像が早くも登場!
スティングの故郷ニューカッスルにほど近い、イギリス北東部ダラムに建つ
英国国教会、ダラム大聖堂で行われたライヴにドキュメンタリーがプラスさ
れています。ダラム大聖堂は世界遺産にも登録され、映画『エリザベス』の
撮影にも使われた壮麗なるドームを持つ教会です。先日リリースのCD収録曲
コヴェントリー・キャロルをスティングに加え、ダラム教会の少年合唱団が
参加して歌い上げたものや、アルバムには含まれなかったペーター・ウォロ
ックのベツレヘム・ダウン、伝承曲にあらたなアレンジが加えられた「三艘
の船を見た」、そしてスティング自身の曲「ゴースト・ストーリー」などを
収録。ドキュメンタリーは、イタリアの田園地帯に建つスティングの自宅で
行われたアルバム・レコーディングの風景から始まり、コンサート・リハー
サルの模様やスティングが幼い頃から何度となく訪れた場所、古くからの友
達、音楽仲間たちも登場する興味深い内容です。




<DECCA(UK盤)>
4782213 \1850
ヘイリー/ウィンター・マジック
(国内盤タイトル:冬の輝き-恋人たちのピュア・ヴォイス)
1. リトル・ロード・トゥ・ベツレヘム
2. キャロル・オブ・ザ・ベルズ
3. ザ・クリスマス・ソング
4. 久しく待ちにし(賛美歌94番)
5. きよしこの夜
6. クリスマス・モーニング
7. そりすべり
8. リヴァー
9. リトル・ドラマー・ボーイ
10. 聖体拝領のキャロル
11. オール・ウィズ・ユー
12. コヴェントリー・キャロル
13. ウィンターズ・ドリーム
14. ピース・シャル・カム
ヘイリー・ウェステンラ(ヴォーカル)
2003年デッカから発売となったアルバム「ピュア」から常に生命力と透明感あふ
れる歌声で、ファンを魅了し続けてきた続けるヘイリー。その魅力は「日本の歌
カヴァーアルバム」で見事に発揮、さらに多くのファンを獲得しました。ヘイリ
ーにとって冬の訪れは、生命の復活を予感させる特別な季節。ここには彼女が幼
い頃より歌い続けてきた想い出深いクリスマス・ソングばかりがおさめられてい
ます。ポップス感覚を強調したアレンジがほどこされたサウンドの中で、ヘイリ
ーのクリスタル・ヴォイスが光ります。





<Channel Classics>
CCSSA 30109(SACD-Hybrid) \2850
あこがれ - ドイツ・ロマン派の合唱作品集 ――
シューベルト:
あこがれ、夜、セレナード*、墓と月、遠く去った人に、夜のすみれ*
シューマン:はすの花、露にぬれたばら、夢見る湖
シューベルト:夜の歌*
ヴォルフ:アイヒェンドルフの詩による6つの宗教的な歌
シューベルト:夕べの星*
レントヘン:希望、フィエゾレ
R・シュトラウス:戸口で、夢の中の光
シューベルト:シルヴィアに*
ベーニ・チッラグ(指揮)、ジェンツ、
レネケ・ルイテン(ソプラノ)*、トム・ヤンセン(ピアノ)*
オランダ最高峰の少年合唱団ローデン聖歌隊に所属していたメンバーによって1999
年に結成され、美しきハーモニーと抜群の歌唱力、甘いルックスでここ日本でも大
ブレイクを果たした男声ア・カペラ・グループ「ジェンツ」。
初代音楽監督ダイクストラのバイエルン放送合唱団への転身などによりその動向が
注目されていた「ジェンツ」が、雌伏の時を経てハンガリー生まれの新音楽監督ベ
ーニ・チッラグ(1976-)に率いられ表舞台に復活!
結成10周年を迎えたジェンツが新音楽監督とのコンビで贈るリリース第1弾は、ダイ
クストラ時代のプログラムとは一味違うロマン派ドイツのレパートリー。
エリクソンやグロノスタイ、フェルトホーフェン、フェルムントから合唱指揮を学
び、カリユステのアシスタントを務めるなど既に合唱指揮者として豊富な経験を持
つチッラグ。
チッラグの指揮がジェンツから引き出す新たなハーモニー、オランダのソプラノや
ピアニストとの共演など、新音楽監督のカラーが反映された"新生ジェンツ"の歌声
にご注目下さい!
2009年5月16日-17日、オランダ改革派教会&&6月24日、フリッツ・フィリップス
音楽センターでの録音。

CCSSA 29709(SACD-Hybrid) \2850
ヴィジョンズ ――
ブリテン:ハープのための組曲Op.83
パターソン:蜘蛛Op.48、虫Op.93
バーンズ:ヴィジョンズ・イン・トワイライト
尹伊桑:バランスのために
武満徹:スタンザ2
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
ウィスペルウェイも受賞者に名を連ねている栄誉あるオランダ音楽賞を授与される
ことが決まった女流ハーピスト、ラヴィニア・マイヤーのセカンド・アルバム。
1983年韓国出身のマイヤーはハープを"ソロ楽器"として世界中に認知させるべく、
ハープ・ソロからヴァイオリン、サクソフォン四重奏、ロック・バンドとの共演な
ど、意欲的な活動を続けている。
マイヤーはこの2枚目の録音のために、過去40年間の間に作曲されたハープのため
の近現代作品をチョイス。2010年にはアジア・ツアーを予定しているマイヤーが
"ハープ"の持つソロ楽器としての可能性を深く追求した作品集です。

CCSSA 30809(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
J・S・バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、アネッテ・マーケルト(アルト)、
ゲルト・テュルク(テノール)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会管弦楽団&合唱団
2003年にリリースされ、演奏、パッケージ、SACD Hybridによるサウンドなど全て
の面で絶大な評価を得てきたフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会の「クリ
スマス・オラトリオ」がスリムになって新装登場!
CCSSA 20103からのパッケージ変更(ベルベットBOX仕様からスリップケース仕様へ)
&価格変更による移行再発売(CCSSA 20103は在庫分限りで廃盤となります。
予めご了承下さい)。

CCSSA 31309(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
J・S・バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245
カロリーン・スタム(ソプラノ)、ペーター・デ・フロート(テノール)、
ゲルト・テュルク(テノール)、ステファン・マクラウド(バス)、
チャールズ・ダニエルズ(テノール)、バス・ラムゼラー(バス)、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会管弦楽団&合唱団
1742年に行われた初演の編成を時代考証、研究によって忠実に再現したフェルトホ
ーフェン&オランダ・バッハ協会の「ヨハネ受難曲」。
初来日となった2008年の来日公演でも取り上げられ大きな話題と感動を呼んだこと
は記憶に新しい。フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会を代表する名演です。
CCSSA 22005からのパッケージ変更(ベルベットBOX仕様からスリップケース仕様へ)
&価格変更による移行再発売(CCSSA 22005は廃盤となります。予めご了承下さい)。




<WHRA>
WHRA 6027 6枚組 \7920
モノラル
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン響
CD1
ベルリオーズ:
「海賊」序曲1958年11月29日
「ベアトリスとベネディクト」序曲1954年7月23日
ラヴェル:序奏とアレグロ1955年10月8日
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」
(ジョセフ・パスキエ、ヴィオラ独奏)1954年4月2日
CD2
ベルリオーズ:「夏の夜」
ドビュッシー:「選ばれし乙女」(ロス・アンヘレス、ソプラノ独唱)
ルーセル:組曲作品331955年4月9日
CD3
ドビュッシー:
「遊戯」1958年4月12日、交響詩「海」1958年10月4日、「映像」1957年11月22日
CD4
ラヴェル:「優雅にして感傷的なワルツ」、ラ・ヴァルス1958年11月29日
ミヨー:交響曲第6番1955年10月8日
ラヴェル:スペイン狂詩曲1955年10月8日
CD5
フランク:交響曲1957年3月9日
ダンディ:フランス山人の交響曲1958年3月15日
CD6
ラヴェル:ピアノ協奏曲(ニコル・アンリオ独奏)1958年3月15日
フォーレ:レクイエム(アデレ・アディソン=S、ドナルド・グラハム=Bs、ラドシ
フ合唱協会、ハーバード・グリークラブ 1956年2月13日
WHRAならではの好企画です。評判高いミュンシュライヴ集の続編は極めつめのフラ
ンス音楽集です。思い切りの良いオーケストラ・ドライヴで、輝かしい音色も相
俟って光彩陸離の名演ばかりです。必携のアイテム登場です!



<M&A>
M&A 1233 \1980
モノラル
モーツァルト:四つの前奏曲とフーガ(弦楽三重奏曲K.404の編曲)
モーツァルト:弦楽三重奏によるディヴェルティメントK. 563
全て1951年ディスコフィルフランセへの録音
パスキエ・トリオ=ジャン・パスキエ(Vn)、ピエール・パスキエ(Va)、
エティエンヌ・パスキエ(Vc)
フランスのエスプリを感じさせるパスキエ・トリオの息吹。名盤の誉れ高いディス
コフィルフランセへのスタジオ録音でアメリカではハイドン協会盤としてリリース
されました。正に洒脱なモーツァルトです。

M&A 1234 \1980
リスト:
ピアノ・ソナタロ短調、ダンテを読みて、ハンガリー狂詩曲第12番、13番、第8番
ミュコラ・スーク(P)
名手として知られるミュコラ・スーク。このプログラミングはバレンボイムがメト
ロポリタン歌劇場で行ったリサイタルに酷似していますが腕が鳴っております。
ダンテを読みての深遠さは筆舌に尽くしがたいものがあります

M&A 1235 2枚組 \3960
モノラル
シューマン:歌曲集「詩人の恋」三種の演奏
アクセル・シオツ(T)+ゲラルド・ムーア(P)
1946年1月10日、シャルル・パンゼラ(Br)+アルフレッド・コルトー(P)
1935年6月17日、ゲアハルト・ヒュッシュ(Br)+ハンス・ウド・ミュラー(P)
シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」三種の演奏
ロッテ・レーマン(S)+ポール・ウラノフスキー(P)1946年1月20日ライヴ、
マリアン・アンダーソン(CA)+フランツ・ルップ(P)1950年3月29,30日
キャスリーン・フェリアー(CA)+ブルーノ・ワルター(P)
1949年9月7日エジンバラ音楽祭ライヴ
こういうのを良い企画と言えるのでしょうか?シューマン畢生の名作歌曲二題をそ
れぞれ三種の演奏で楽しめると言うCDです。いずれも単品では容易に買えない演奏
であり、その辺りを狙った名企画であるとは言えそうです。演奏はいずれも定評あ
るもので、新リマスタリングによりやはりフェリアー+ワルターのエジンバラ・ラ
イヴなど感動も新たです。

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09-10 No.30-2

2009年10月27日 17時11分03秒 | Weblog
<CLASSICAL RECORDS>
CR 122 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.3
第1番ヘ長調 K.37/第17番ト長調 K.453/第20番ニ短調 K.466
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内管弦楽団
レオニード・ニコラーエフ(指揮)
録音:2008年4月18日、モスクワ、パーヴェル・ソロボトキン・センター、ライヴ
Vol.1: CR 100、Vol.2: CR 116。

CR 123 \1780
ショスタコーヴィチ(1906-1975):格言集 Op.13
ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード(2000)
イリーナ・チュコフスカヤ(ピアノ)

CR 124 \1780
ウラディーミル・ブーニン(1908-):
ヴァイオリン協奏曲(1952)(*)
交響曲第2番(1948)(+)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン(*))
ソヴィエト国立交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮(*))
コンスタンチン・イワーノフ(指揮(+))
録音:1953年(*)/1948年(+)

CR 125 \1780
ベートーヴェン、ドニゼッティ、クーラウ:
ピアノ、フルートとファゴットのための三重奏曲集
ベートーヴェン(1770-1827):三重奏曲ト長調 WoO.37
ドニゼッティ(1797-1848):三重奏曲ヘ長調
クーラウ(1786-1832):三重奏曲ト長調 Op.119
カテリーナ・ザイチェワ(ピアノ)
デネット・ダービー・マクダーモット(フルート)
ダグラス・バーケンフス(ファゴット)

CR 126 \1780
ベートーヴェン、ショパン、カプースチン:チェロとピアノのための作品集
ベートーヴェン(1770-1827):
モーツァルトのオペラ「魔笛」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
ショパン(1810-1849):華麗なポロネーズ Op.3
ニコライ・カプースチン(1937-):
チェロ・ソナタ第1番 Op.63(1991)
チェロ・ソナタ第2番 Op.84(アレクサンドル・ザゴリンスキーに献呈;1991)
ショパン/サラサーテ編曲:夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2
ニコライ・カプースチン:夜明け Op.26(ピアノ曲にチェロのピチカートを付加)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
ニコライ・カプースチン(ピアノ)
録音:1999年

CR 127 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.4
第9番変ホ長調 K.271/第16番ニ長調 K.451
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内管弦楽団
レオニード・ニコラーエフ(指揮)
録音:2008年12月20日、モスクワ、パーヴェル・ソロボトキン・センター、ライヴ

CR 128 \1780
シューベルト(1797-1828):
4つの即興曲 Op.90 D.899
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143 D.784
楽興の時 Op.94 D.780
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
録音:モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ

CR 129 \1780
シューマン(1810-1856):クライスレリアーナ Op.16
チャイコフスキー(1840-1893)/ミハイル・プレトニョフ(1957-)編曲:
バレエ「眠れる森の美女」からの演奏会用組曲
コンスタンチン・ラプシン(ピアノ)

CR 130 \1780
ショパン(1810-1849):練習曲全集
12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25
Dizhou Zhao(ピアノ)
中国、上海生まれのDizhou Zhaoは2007年のルイジアナ国際ピアノ・コンクール優
勝者。当CDは同コンクールとの共同制作盤。

CR 131 \1780
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
バラード第3番変イ長調 Op.47/夜想曲変イ長調 Op.32 No.2
3つのワルツ Op.34; 変イ長調,イ短調,ヘ長調(華麗なワルツ)
大ワルツ変イ長調 Op.42
3つのワルツ Op.64; 変ニ長調,嬰ハ短調,変イ長調
2つのワルツ Op.69; 変イ長調,ロ短調
3つのワルツ Op.70; 変ト長調,ヘ短調,変ニ長調
ワルツ変ホ短調 Op.posth./夜想曲ロ長調 Op.9 No.3
4つのマズルカ Op.41; 嬰ハ短調,ホ短調,ロ長調,変イ長調
幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ポリーナ・フェドトワ(ピアノ)

CR 132 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.5
第14番変ホ長調 K.449/第27番変ロ長調 K.595
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内管弦楽団
レオニード・ニコラーエフ(指揮)

CR 133 \1780
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.6
第5番ニ長調 K.175/第11番ヘ長調 K.413/第18番変ロ長調 K.456
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
パーヴェル・ソロボトキン・センター・モスクワ室内管弦楽団
レオニード・ニコラーエフ(指揮)




<VISTA VERA>
VVCD 00193 \1780
廃兵のための慈善演奏会(1813-1914)の歴史的再構成
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オーボエと吹奏楽のための変奏曲(*)(+)
オペラ「雪娘」から ミズギルのアリオーソ
高みから吹く風のように Op.43 No.2
シーシキン:その夜は明るく
ブラーホフ(1822-1885):輝け、輝け、私の星/待ち合わせ
デルフェリト:ロシアの歌による幻想曲(*)
不詳:私はあなたに会った
シェレメチョフ:私はあなたを愛した
ブラーホフ:思い出させないでくれ
マラシキン(1842-1902):おお、音で表すことができれば!
グリリョフ(1803-1858):御者の鈴は鳴る
不詳:ああ、わが愛する人よ
ワルラーモフ(1801-1848):通りには吹雪が吹き荒れ
ブラーホフ:トロイカは疾走する
フェリドマン:御者よ、馬を急かすな
シャトロフ:満州の丘で(ワルツ)(*)
パーヴェル・バランスキー(バリトン(*以外))
タイシヤ・マスリンスカヤ(オーボエ(+))
ロシア国防省模範軍楽隊
アンドレイ・コロトゥシキン(指揮)
録音:2008年10月25-27日、モスクワ音楽院大ホール
ブックレットには英文解説が記載されていますが外装表記はロシア語(キリル文字)
のみです。外装の英語表記盤の発売は未定(レーベルのウェブサイトにはブックレッ
ト表紙の英語盤を確認できます)ですが、発売されれば再度ご案内いたします。その
際に外装(ブックレット表紙とインレイ)のみのご提供も承ります。

VVCD 00194 \1780
リスト、リャードフ、スクリャービン:ピアノ小品集
リスト(1811-1886):
夜想曲「夢」/ピアノ小品嬰ヘ長調/葬送前奏曲と葬送行進曲/灰色の雲
リャードフ(1855-1914):
しかめっつら Op.64 No.1/たそがれ Op.64 No.2/誘惑 Op.64 No.3
追憶 Op.64 No.4/目新しさ Op.29
前奏曲 Op.57 No.1/Op.36 Nos.1-3/Op.39 Nos.2,4
スクリャービン(1872-1915):
2つの夜想曲 Op.5/2つの即興曲/5つの前奏曲 Op.15
5つの前奏曲 Op.16/4つの前奏曲 Op.39
3つの小品 Op.45 から アルバムの綴り,前奏曲/3つの小品 Op.49
2つの舞曲 Op.73/詩曲「炎に向かって」Op.72
イーゴリ・ニコノーヴィチ(ピアノ)
録音:1978-1995年

VVCD 00195 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー、スクリャービン博物館ライヴ Vol.1
ショパン(1810-1849):
夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2(*)/ヘ長調 Op.15 No.1(*)
嬰ヘ長調 Op.15 No.2(*)/ト短調 Op.15 No.3(+)/ト長調 Op.37 No.2(+)
24の前奏曲 Op.28 から Nos.14-18,21,22(*)
バラード第1番ト短調 Op.23(#)/バラード第4番ヘ短調 Op.52(+)
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58(フィナーレは未収録)(**)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年7月18日(*)、1958年7月20日(+)、1955年6月25日(#)、
1956年12月2日(**)、
モスクワ、スクリャービン博物館、ライヴ(アマチュア録音)

VVCD 00196 \1780
ロシアの指揮者たち Vol.16 ナタン・ラフリン
メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲第3番イ短調「スコットランド」Op.56(*)
シューベルト(1797-1828):交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759(+)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
モスクワ放送交響楽団(+)
ナタン・ラフリン(指揮)
録音:1952年3月13日(*)/1949年12月27日(+)

VVCD 00197 \1780
ハイドン(1732-1809):交響曲集
第88番ト長調(*)/第95番ハ短調(+)/第103番変ホ長調(#)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ソヴィエト国立交響楽団(+/#)
カルル・エリアスベルク(指揮)
録音:1968年2月1日、チャイコフスキー・コンサートホール、ライヴ(*)
1959年5月31日(+)、1973年2月5日(#)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(+/#)
レーベルのウェブサイトでは「ロシアの指揮者たち Vol.17」と紹介されています
が、商品の外装にその表記はございません。

VVCD 00198 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.15
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
12の練習曲 Op.8 から Nos.1,2/8つの練習曲 Op.42 から No.2
12の練習曲 Op.8 から Nos.4,5,8,7,10,11,12/2つの詩曲 Op.32
ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30/たよりなさ Op.51 No.1
アルバムの綴り Op.45 No.1/9つのマズルカ Op.25 から No.3
8つの練習曲 Op.42 から No.5/24の前奏曲 Op.11 から Nos.10,13
4つの前奏曲 Op.22 から Nos.1,2/7つの前奏曲 Op.17 から No.5
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1952年1月30日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライヴ

VVCD 00199 \1780
レッスン・オヴ・ザ・マスター Vol.1 マリア・グリンベルク
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2 No.1(コメント:ロシア語/全曲演奏)
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10 No.2(コメント:ロシア語/全曲演奏)
マリア・グリンベルク(ピアノ、コメント)
録音:1961年2月、グネーシン音楽学校(ロシア)

VVCD 00200 \1780
ユーリー・カスパロフ(1955-):ファゴットのための作品集
地獄のソナタ(無伴奏ファゴットのための)(*)
山羊の歌(ファゴット、コントラバスと打楽器のための)(+)
シャコンヌ(ファゴット、チェロとライヴ・エレクトロニクスのための)(#)
ワレーリー・ポポフ(ファゴット)
レナート・イブラギモフ(コントラバス(+))
セルゲイ・アンプレーエフ(打楽器(+))
ナタリア・サヴィノワ(チェロ(#))
録音:1992年(*)/1993年(+)/1996年(#)

VVCD 00202 \1780
ミャスコフスキー(1881-1950):
交響曲第6番(大管弦楽と合唱のための;1923/1947 改訂版)
ロシア国立アカデミー・シンフォニー・カペラ(合唱&管弦楽)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)
録音:1994年

VVCD 00203 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.16
シューベルト(1797-1928):
即興曲ハ短調 Op.90 No.1(*)/即興曲変イ長調 Op.142 No.2(+)
即興曲変ト長調 Op.90 No.3/即興曲変イ長調 Op.90 No.4
シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
ショパン(1810-1849):ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44
ウラディーミル・ソフロニツキ(ピアノ)
録音:1953年(*)/1960年(+)/1948年1月5日、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ(無印)

VVCD 00204 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.17
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調(*)
シューベルト(1797-1928)/リスト編曲:
水車屋と小川(*)/影法師(*)/舟歌(*)/魔王(*)
スクリャービン(1872-1915):
前奏曲 Op.67 No.1(+)/2つの舞曲 Op.73(+)/ピアノ・ソナタ第5番 Op.53(+)
詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1(+)
ウラディーミル・ソフロニツキ(ピアノ)
録音:1948年1月5日(*)、1955年1月4日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ




<MELODIYA>
※未案内旧譜
MELCD 1001599 2枚組 \3560
ハチャトゥリアン(1903-1978):バレエ「ガヤネ(ガイーヌ)」
モスクワ放送交響楽団
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
録音:1978年

MELCD 1001604 \1780
ストラヴィンスキー・イン・モスクワ
ストラヴィンスキー(1882-1971):
幻想曲「花火」(1908)(*)/バレエ「ペトルーシュカ」組曲(1947)(*)
ヴォルガの舟歌(ロシア民謡による、管楽器と打楽器のための;1917)(*)
頌歌(3部の悲歌;1943)(+)/バレエ「オルフェウス」(1947)(+)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1962年、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1001606 \1780
グレン・グールド・イン・モスクワ モスクワ音楽院生たちとの出会い
ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ Op.1
新ウィーン楽派の作曲家について語る
(ウェーベルンの「管弦楽のためのパッサカリア」の実演を交えながら)
ウェーベルン(1883-1945):ピアノのための変奏曲 Op.27
クシェネクについて語る
クシェネク(1900-1991):ピアノ・ソナタ第3番 Op.62 No.4 から 第1,4楽章
聴衆への感謝の言葉
バッハ(1685-1750):
フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス 1,4,2
ゴルトベルク変奏曲 BWV988 から 変奏 3,18,9,24,10,30
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1957年5月12日、モスクワ音楽院小ホール、ライヴ

MELCD 1001608 2枚組 \3560
ダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「石の客」(1872)
ウラディーミル・アトラントフ(テノール:ドン・フアン)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス:レポレッロ)
タマーラ・ミラシキナ(ソプラノ:ドンナ・アンナ)
ウラディーミル・ヴァライチス(バリトン:ドン・カルロス)
タマーラ・シニャフスカヤ(メゾソプラノ:ラウラ)
レフ・ヴェルニゴラ(バリトン:僧)ヴィターリー・ウラーソフ(テノール:第一の客)
ヴィターリー・ナルトフ(バリトン:第二の客)
ウラディーミル・フィリッポフ(バス:騎士長の石像)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
マルク・エルムレル(指揮)
録音:1977年

MELCD 1001609 \1780
ショスタコーヴィチ(1906-1975):歌曲集
組曲「ミケランジェロ・ブオナメンティのソネット」(*)
(ミケランジェロの詩による組曲)Op.145
劇付随音楽「リア王」Op.58 から コーディリアのバラード,道化の歌
自作全集への序文とその序文についての短い考察 Op.123
雑誌「クロコディール」掲載のテキストによる5つのロマンス Op.121
レビャートキン大尉の4つの詩 Op.146
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
エフゲニー・シェンデロヴィチ(ピアノ)
録音:1975年(*)/1976年(*以外)

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09-10 No.29-1

2009年10月27日 17時10分35秒 | Weblog
<Ondine>
ODE 1158 \1850
マルチヌー:
序曲 H345(1953)、ピアノ協奏曲第2番 H237(1934)*
ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画 H352(1955)
ピアノ協奏曲第4番「呪文」 H358(1956)*
ロベルト・コリンスキ(P)* バーゼル交響楽団 
ヴラジーミル・アシュケナージ(指)
[録音:2005年10月29日-30日(序曲、第2番、フレスコ)(ライヴ)、2007年1月23日]
[制作:アンドレアス・ヴェルナー  録音:ヤーコプ・ヘンデル]
チェコ音楽を好み、ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮したスクの
「アズラエル交響曲」(ODE 1132)が Gramophone 誌の Editor's Choice(2009年5月
号)に選ばれたアシュケナージ。ニース滞在中に作曲、合奏協奏曲のスタイルにな
らった「序曲」。メロディの美しさと豊かなオーケストレーションのため、4曲の
ピアノ協奏曲のうちもっとも人気が高いとされる第2番。「(二十世紀に)ピアノと
オーケストラのために書かれたもっとも刺激的で風変わりな作品」とアメリカの
ジャーナリスト、デイヴィッド・ハーウィツが呼んだピアノ協奏曲第4番。アレッ
ツォの聖フランチェスコ教会を訪れた際、ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレ
スコ画『聖十字架物語』からインスピレーションを受けて作曲した、3曲からなる
「ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画」。ピアニストのロベルト・コリ
ンスキ(1970-)はスイス生まれ。バーゼルとプラハでラースロー・ギメシ、ペータ
ー・エフラー、ヤン・パネンカに学び、その後、ジェルジ・クルターグとヴィトル
ト・ルトスワフスキの下で研究をつづけました。マルチヌーのピアノ音楽は彼の重
要なレパートリーのひとつです。オーケストラはバーゼル交響楽団。第4番の協奏
曲をのぞき、2005年にバーゼルのムジークザールで行われたコンサートのライヴ
録音です。





<HUNGAROTON>
HCD 32612 \2080
「ゴルトマルク:ピアノ曲全集 Vol.3」
序曲「シャクンタラー」Op.13
ジョージナ Op.52(全6曲)
ピアノ小品 変ロ長調
フーガ ヘ短調
微妙な秘密
黒人の踊り
おお、陽光よ
ピアノ小品 変ホ長調
フーガ イ短調
ティハメール・フラヴァチェク(Pf)
録音:2008年11月24-26日、2009年4月16-19日フンガロトン・スタジオ
ヴァイオリン協奏曲で知られるハンガリーの作曲家カール・ゴルトマルク(1830-
1915)。これまでほとんど知られなかった彼のピアノ曲をすべて録音するシリーズ
も第3弾となりました。今回の目玉は代表作のひとつ「シャクンタラー」の彼自身
によるピアノ版が含まれていること。また、ダリアの花を描いた「ジョージナ」は
一見親しみやすそうながら、初期シェーンベルクを思わす超半音階的和声が斬新。
想像以上に時代に先んじていたことを納得できます。

HCD 16888 \2080
「“ワルツが演奏されているかぎり”-パツェラー作品集」
ヤーコプ・パツェラー(1869-1957):
ワルツが演奏されているかぎりOp.99-ワルツ
夢、追憶Op.115-歌曲
フモレスク(笑い-踊り-歌い)Op.210
まだ一言だけ?Op.208-歌曲
お金のコメディOp.159-クプレ
忘れられた歌Op.199-ヴァルス・レント
愛あるかぎり生きよOp.76-チャールダーシュ(二重唱)
ペストでの暮らしはたいへんOp.147-ウィーン風歌曲
わたしはあなたを偲んで泣いたりしないOp.213-タンゴ
愛の舞踏Op.122-インテルメッツォ
こちらにおいでよ、お嬢さんたらOp.98-歌曲
ときどきはわたしのこと思い出したりする?Op.128-歌曲
ロマーンツ(あなたみたいなひとはだれもいない)Op.189
お祭り騒ぎを嫌がるひとは悲しOp.94-二重唱
あなたはわたしにとって唯一無二のひとOp.132-歌曲
軒下は静かOp.92-ハルガトー
イボヤ・ナジ(S) ヤーノシュ・ペレ(T) ヴィルモシュ・サバディ(Vn) 
エヴァ・マロシュ(Hrp)
ヤーノシュ・ペーンテク(指)ヤーコプ・パツェラー・サロン・オーケストラ
録音:ブダペスト、RAZスタジオ
オーストリア北東部のバーデン・バイ・ウィーンに生まれ、オーストリア=ハンガ
リー帝国の楽長として活躍したヤーコプ・パツェラー(1869-1957)。帝国解体後に
作曲家としての余生をブダペストで過ごしたパツェラーは200を超える作品を書い
たものの、死後50年を経て未出版の自筆譜がようやく再発見され始めたばかり。軍
人の経歴に直結した行進曲集(HCD16887)とは対照的に、続篇に収められた歌曲やワ
ルツの数々は当時の風俗を偲ばせるムード満点の内容となっています。

HCD 32600 \2080
「ダンツィ:ヴィオラとチェロのための4つの二重奏曲集」
二重奏曲ハ長調
二重奏曲第2番ト短調Op.9
二重奏曲第3番ヘ長調Op.9
二重奏曲第1番ニ長調Op.9
エヴァ・ポシュヴァネツ(Va)、バラージュ・マーテー(Vc)[オリジナル楽器使用]
録音:2008年5月ジューロー、カルヴァン派教会
15歳でマンハイム宮廷楽団のチェリストに就任し、選帝侯がミュンヘンに移ったの
ちは、父の跡を継いで宮廷楽団でやはりチェリストを務めたフランツ・ダンツィ
(1763-1826)。おそらく1800年ごろに書かれたと思われ、世界初録音となる4つの二
重奏曲は、チェロのパートが際立って雄弁。木管五重奏をはじめ、とにかく数の多
いことでも知られるダンツィの室内楽作品ですが、生前はジングシュピールの作曲
家としておおいに評判を取り、また、ウェーバーのよき理解者として「魔弾の射手」
「オイリアンテ」のカールスルーエ初演などを手がけていることから、ここでも共
通する特徴として歌心にあふれているところも魅力です。
オリジナル楽器ですぐれた演奏を聴かせるのは、ブリュッヘンの18世紀オーケスト
ラ、サヴァールのコンセール・デ・ナシォンなど古楽団体に参加するポシュヴァネ
ツと、同じくサヴァールの団体やミンコフスキのルーヴル宮音楽隊などに参加する
マーテーという顔合わせ。

HCD 32623 \2080
「フランツ・クロンマー(1759-1831):3つの弦楽四重奏曲集Op.7」
3つの協奏的四重奏曲第1番ハ長調Op.7-1
3つの協奏的四重奏曲第2番ホ短調Op.7-2
3つの協奏的四重奏曲第3番イ長調Op.7-3
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
ジョルト・カッロー、バラージ・ボザイ(Vn) ガーボル・ラーツ(Va) 
チッラ・ヴァーリ(Vc)
録音:2008年1月11-13日フンガロトン・スタジオ
モラヴィアのカメニツェに生まれ、ウィーンに出て大成功を収めたクロンマーは、
一時期ハンガリーで活動していた経歴があります。シモントルニャ(現在のハンガ
リーのトルナ県)で、シュテュルン公の宮廷オーケストラのヴァイオリニストとし
て雇われ、まもなく音楽監督に就任。こののち、ペーチュの大聖堂のヴァイオリニ
スト、さらに聖歌隊指揮者にも就任しています。こうしたいきさつもあって、ハン
ガリーのHUNGAROTONからクロンマーの世界初録音が登場します。
クロンマーは300を超える作品を残し、今日では主に管楽器の協奏曲で知られていま
すが、じつに72曲におよぶ弦楽四重奏曲を残していることから、当時ハイドンにな
らぶ大家とみなされていました。正式なタイトルを協奏的四重奏曲(Quatuors
Concertans)という作品7は、3曲でワンセットというところが、かれによるほかの
弦楽四重奏と同じで、ソナタ形式による第1楽章で開始され、ロンドもしくはソナ
タ形式のフィナーレで閉じられる全4楽章形式の構造も共通しています。ほかに、
陽気な調子だったり(第1番)、厳格な対位法が用いられていたり(第2番)、がちゃが
ちゃとぜんまい仕掛けのよう(第3番)だったりと、それぞれの性格的なメヌエット
楽章もまた、おもいがけない魅力にあふれています。




<audite>
AU 92572(SACD-Hybrid) \2300
「エコーとリスポスタ-ムーリ修道院所属教会合唱隊席から響く最上の器楽曲」
ディートリヒ・ベッカー(1623-1679):カンツォン
ベネデット・レ(17世紀初期):カンツォーネ
ニコロ・コッラディーニ(1580/90-1646):ソナタ「ラ・ゴルフェランマ」
サラモーネ・ロッシ(1570頃-1630頃):ソナタ
チェザリオ・グッサーゴ(17世紀初期):ソナタ「ラ・レオーナ」
ダリオ・カステッロ(17世紀初期):ソナタ第10番
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(17世紀初期):カンツォン
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ第9番、カンツォン第1番
ロドヴィーコ・ヴィアダーナ(1560-1627):
 シンフォニア「ラ・ベルガマスカ」、フランス風カンツォン、
シンフォニア「ラ・マントヴァーナ」
ジョヴァンニ・ピッキ(17世紀初期):カンツォン第12番、ソナタ第16番
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):ソナタ
ザムエル・シャイト(1587-1654):エコー、カンツォン・コルネット
ヨハン・ゾンマー(1570頃-1627):ソナタ
ヨハン・シュターデン(1581-1634):ソナタ第1番
レ・コルネ・ノワール(2コルネット、2Vn、Fg、Tb、2Org)
録音:2008年8月4-7日スイス,アールガウ州ムーリ,修道院所属教会
ムーリ修道院所属教会における第3弾目の録音は、その合唱隊席の特質を生かした
もの。音楽史上、ヴェネツィア、サン・マルコ大聖堂のステレオ効果が最も有名で
すが、ムーリ修道院所属教会は、反響を配慮した8角形のドームで、そのうちの4面
に合唱隊席を配し、音源が前方2方向の場合はエコーが、4方向の場合は立体音響が
際立ち、どちらの場合にも、非常に色濃いサラウンド効果が得られるようになって
います。
今回の録音は、タイトルにも示されるように、前方2方向の音源から得られるエコー
効果を主眼としたもの。初期バロック時代に活躍した、楽器奏者としても名の通っ
た独伊の作曲家たちの作品を集め、レ・コルネ・ノワールは、その空間効果を生か
した響きを作り出しています。特にSACD SURROUND層の録音は、この効果の再現に
力を発揮しています。




<SUPRAPHON>
SU 4007 \1780
マルチヌー:交響曲第5番H.310(1946)
録音:2007年12月14-15日プラハ・ルドルフィヌム(ライヴ・ステレオ)
マルチヌー:交響曲第6番「交響的幻想曲」H.343(1951-53)
録音:2009年5月4-7日プラハ・ルドルフィヌム(セッション・ステレオ)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
2009年のマルチヌー・アニヴァーサリーを機に、巨匠ビエロフラーヴェクとチェコ
・フィルによる交響曲全集プロジェクトがいよいよ再始動します。2003年リリース
の「交響曲第3番&第4番」(SU3631)に続く第2弾では、2007年12月のライヴ録音に
よる第5番と、2009年5月の最新録音による第6番という、第2次大戦後のアメリカ滞
在中に書かれた最後の2つの交響曲が収められています。
1946年に完成した第5番は、二度とその土を踏むことが叶わなかった祖国チェコス
ロバキアのおかれた情勢にたいするマルチヌーの疑念と幻滅を色濃く反映したもの
となっており、翌1947年にマルチヌー作品の紹介にも積極的な同郷の指揮者クーベ
リックによって初演されています。
対照的に、作曲者自身が名づけたタイトル「交響的幻想曲」が示すように、第6番
は広範な音域と色彩豊かなオーケストレイションが持ち味で、19世紀後半から20世
紀初頭にかけての後期ロマン派の交響曲の精神と伝統に立ち返った内容からも、
全6曲中随一の人気作としてコンサートでもしばしば取り上げられています。この
作品は作曲者の友人であった、シャルル・ミュンシュの指揮で初演され、ボストン
響75周年記念と音楽監督ミュンシュに献呈されています。
マルチヌー作品への特別な思いを折に触れて述べてきたビエロフラーヴェクと、
1970年代のノイマンによる全集以来となる名門チェコ・フィルの新録音ということ
でスタートした当シリーズですが、2002年8月のプラハ大洪水でいったんは録音中
止に追い込まれたといういきさつがあり、それだけにシリーズの再開はよろこばし
いかぎりといえるでしょう。

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09-10 No.29-2

2009年10月27日 17時10分07秒 | Weblog
<WAONRECORDS>
WAONCD 6040 \2080
ターロック・オキャロラン作品全集第4巻 「プリンセス・ロイヤル」
1. Mrs. Maxwell First Air
2. Dr. John Hart, Bishop of Achonry
3. Young Catherine
4. Loftus Jones
5. Lay Your Dear Head(Cuir Do Cheann Dileas)
6. Pleasant Regal Young Lady
7. Luke Dillon
8. Thomas Judge, or Carolan's Frolic
9. Mrs. Fallon
10. Fanny Dillon
11. The Generous Woman
12. Planxty Burke
13. Carolan's Ramble to Cashel
14. Colonel O'Hara
15. Mr. O'Connor
16. Mr. O'Connor(Jig)
17. Miss MacDermott, or The Princess Royal
18. Dermot O'Dowd
19. Sir Charles Coote
20. George Brabazon First Air
21. George Brabazon Second Air
22. Mrs. Costello 23. Baptist Johnston
24. Dolly MacDonough
25. My Dermot
26. O Black Sorrow(Uillagan Dubh O)
27. Mrs. Farrell
28. Major Shanly
29. The Princess Royal
30. Carolan's Maggot
31. Robert Hawkes
32. Bridget Cruise Fourth Air
33. The Clergy's Lamentation
守安功(アイリッシュ・フルート、ホイッスル)守安雅子(アイリッシュ・ハープ)
録音:2009年4月
アイルランドを代表する最も重要な作曲家で、盲目のハープ奏者でもあったター
ロック・オキャロラン(1670-1738)の全作品を紹介するシリーズの第4巻です。アイ
ルランドの名人と言われた農夫から守安氏が直接教えを受けた、残された楽譜とは
異なるヴァージョンの演奏も収録。

WAONCD 041 \2080
「オランダバロックの愉悦」バロック時代のオランダの作曲家達による器楽作品
(1)ヤコブ・ファン・アイク:おどけ者 
(2)作者不詳:朽ちた風車 
(3)作者不詳:アメリカ 
(4)作者不詳:アイルランドの王子 
(5)作者不詳:3つの小さなブランド 
(6)ヤコブ・ファン・アイク原曲:パヴィアの戦い 
(7)ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ原曲:武器を取って集まれ 
(8)スウェーリンク:緑の菩提樹の下で 
(9)ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ:ソナタ作品2‐4 ト長調 
(10)アンドレアス・ハンマーシュミット原曲:イントラーダ 
(11)ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第1番ヘ長調 
(12)ニコラス・ヴァレット:物乞いのファンタジー 
(13)ヤコブ・ファン・アイク:ダフネが美しい娘だったとき 
(14)ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第3番ト短調 
(15)作者不詳:菩提樹の下で 
(16)ヤン・ピータースゾーン・スウェーリンク(?):まぬけなサイメン 
(17)ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第2番ト短調 
(18)ピーター・マイヤー:イギリスのイントレ 
(19)作者不詳:ファンタジア 
(20)作者不詳:宮廷のサラバンダ
ルストホッファース【本村睦幸(リコーダー) 櫻田亨(リュート、テオルボ、
バロックギター)、上尾直毅(チェンバロ、オルガン、ミュウゼット、打楽器)】
録音:2005年10月
好評ながら廃盤となっていたWAONCD 040を176.4kHzハイサンプリングPCMで再編集
したもの。曲順にも変更を加え、よりいっそうお楽しみいただける1枚になって、
「オランダバロックの愉悦」が生まれ変わりました。
オランダのバロック音楽を中心としたプログラム。現在もそうですが、17,18 世紀、
オランダは海に開かれているという土地柄もあり、ヨーロッパ各地の多様な人種が
行き交っていました。そのなかで様々な文化交流がなされ、音楽活動もきわめて盛
んでした。そんなオランダで生み出された音楽を集めたこのアルバムからは、バロ
ック器楽の生きた姿が色鮮やかに浮かび上がってきます。ルストホッファースの名
前は、ファン・アイクの「笛の楽園(Der Fluyten Lust-hof)」から取ったもので、
「楽園の住人達」の意です。本村睦幸、櫻田亨、上尾直毅、3 人の気鋭の古楽奏者
たちによる超一級のアンサンブルにどっぷり浸かれる、たのしい一枚です。




<harmonia mundi>
HMG 507241 \1700
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ:
ヴァイオリン・ソナタ集作品3(全6曲)
ヴァイオリン・ソナタ集作品4(全6曲)
アンドルー・マンゼ(Vn) リチャード・エガー(Cemb)
録音:1998年11月
マンゼの名盤。モンテヴェルディの時代からコレッリへと至るヴァイオリン音楽の
中で、この2つのソナタ集によってその掛け橋の位置を占めるパンドルフィは、史
料が少なく詳細が良く知られていませんが重要な作曲家です。マンゼの奏でるパン
ドルフィは、素晴らしい技巧と情熱的な楽想が絶妙なバランスを保っており、古楽
ファンもヴァイオリン・ファンも必聴の衝撃的演奏です。

HMG 501522 \1700
ベルリオーズ:(1)歌曲集「夏の夜」 Op.7 
(2)叙情的場面「エルミニー」
ブリジット・バレー(メッゾ・ソプラノ) ミレイユ・ドゥランシュ(ソプラノ)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャンゼリゼ管弦楽団
録音:1994年6月,10月
ベルリオーズの魅力は、大編成のオーケストラによる狂おしいロマンティシズムば
かりではありません。ゴーティエの詩に基づいた「夏の夜」の控えめな美しさ、幻
想的で夢に満ちた音楽は心に響く美しさがあります。「エルミニー」はベルリオー
ズがローマ大賞に入選した時の作品。ヘレヴェッヘはベルリオーズを演奏するにあ
たり、19世紀音楽向けに当時の楽器を使用したシャンゼリゼ管弦楽団を編成、現代
オーケストラでは再現の難しいベルリオーズが意図した通りの色彩の調合を可能に
しています。

HMG 501764 \1700
ロドリーゴ:(1)アランフェス協奏曲(1939) (2)ある貴紳のための幻想曲(1954) 
(3)庭園のための音楽(1957) (4)3つの古風な舞曲(1926-29)
ジョゼプ・ポンス(指)
グラナダ市管弦楽団 (1)(2)マルコ・ソシアス(G)
録音:2001年9月
ロドリーゴの名作「アランフェス協奏曲」を、生前の作曲者が高く評価していた
スペインの新鋭ソシアス(1966年生まれ)が演奏したディスク。予想外のデリケート
な解釈に驚かされます。もうひとつのギター協奏曲である「ある貴紳のための幻想
曲」も透明な味わいに満ちています。カップリングは珍しいロドリーゴのオーケス
トラ曲。グラナダ市管弦楽団のいきいきとした演奏が魅力です。

HMG 501108 \1700
モンテヴェルディ:
バレエ音楽「つれない娘たちの踊り」(マドリガーレ集第8巻より)、
セスティーナ
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
アニェス・メロン(S)、ギユメット・ロラン(Ms)、グレゴリー・ラインハルト(Bs)、
ジジル・フェルドマン(S)
録音:1982年9月
1608年、マントヴァ公は自身の息子の誕生日を祝うため、音楽イベントを企画しま
した。このイベントの中に含まれたのが、宮廷楽長であったモンテヴェルディのマ
ドリガーレ集の音楽にバレエを振付けた「つれない娘たちの踊り」です。同時収録
されている「セスティーナ」は、初演のときにキャスティングされていた歌手の一
人が急死してしまい、その死を悼んで編まれたものです。

HMG 501721 \1700
ショパン:
(1)24の前奏曲Op.28 (2)4つのマズルカOp.41 
(3)ノクターン嬰ハ短調(遺作)(オリジナル稿)  
(4)子守歌Op.57 (5)舟歌Op.60
アラン・プラネス(Pf;1906年スタンウェイ製)
録音:2000年3月
1906年製スタインウェイの骨太で色々な表情を含む響きが魅力の、プラネスによる
ショパンの前奏曲集。プラネスは、決して感傷に走ることなく、極めて粒立ちの良
いタッチで一曲一曲の世界を描き奏でます。

HMG 508099 \1700
トルバドゥール-吟遊詩人の音楽
ルネ・クレマンシック(指揮)
クレマンシック・コンソート
録音:1977年6月
11世紀後半、フランス南部で新しい世俗音楽が発展しました。これが、トルバドゥ
ール(吟遊詩人)の音楽です。愛や政治、モラルなどのことを歌い、スペインやイタ
リア、また、ドイツのミンネゼンガーにも影響を与えました。

HMX 2908098 \1280
hm Gold
パーセル:嘆きの歌/デラー、
バッハ:哀悼行事のためのカンタータBWV198/ヘレヴェッヘ、
ブラームス:ドイツ・レクイエム/ヘレヴェッヘなど(全12トラック)
これまでにリリースされているHMGゴールドエディションの中でも特に聴きどころ
トラックを集めた1枚。

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09-10 No.28-1

2009年10月27日 16時57分37秒 | Weblog
<LPO>
LPO-0040 \2100
ロンドン・フィル-創世の時代 1930年代の先駆的な録音集から
1-3.モーツァルト(1756-1791):交響曲第39番 K.543より(第1楽章(抜粋)/第2楽
章/第3楽章)
4.ディーリアス(1862-1934):春一番のかっこうを聴いて
5-6.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):金鶏より(序奏/行進曲)
7-10.モーツァルト:交響曲第41番 K.551
11-14.7-10のSTEREOテスト録音(抜粋)
15.技術者アラン・ブルームラインの実験録音風景
演奏 : ロンドン・フィルハーモニー交響楽団
サー・トーマス・ビーチャム(指揮)
録音 1-6.1936年11月19日ドイツ
7-14.1934年3月19日ロンドンアビーロード・スタジオ(EMI所蔵音源)
15.1933年12月15日
1934年3月19日に録音されたビーチャム指揮の「モーツァルト:ジュピター」は
現在EMIのモノラル録音が流通しています。しかし、実は同じテイクの実験的
なステレオ・サウンドというものが存在したのです!128もの特許を持つ技術
者&発明家アラン・ブルームライン(1903-1942)は、ベル研究所で電話のケー
ブルの開発に携わりつつ、「両方の耳」で聴くステレオ・サウンドの研究を
始めました。 1930年代の初めにすでに映画館で初期のステレオのシステム(簡
単なものでした)を完成。彼の技術に着目した EMIが実験的にロンドン・フィル
の演奏会をステレオ録音で収録していたのです。この革新的な音!まさに寝耳
に水です。まずはご自身の耳でお確しかめください。

LPO-0042 2枚組 \4200
ドヴォルザーク(1841-1904):レクイエム
演奏 :リサ・ミルン(ソプラノ)/カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
ピーター・オーティ(テノール)/ピーター・ローズ(バス)
ロンドン・フィルハーモニー交響楽団&合唱団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
録音 2009年2月7日サウス・バンク・センター・ロイヤル・フェスティヴァル
・ホール
ドヴォルザークの宗教曲と言えば、「スターバト・マーテル」は比較的演奏さ
れる機会もありますが、こちらの「レクイエム」はほとんど耳にする機会もな
いのが実情です(このオーケストラだったらスターバト・マーテルの方があっ
ているかもとも思います)。しかしながら、この曲、素晴らしい演奏者に恵ま
れると、とてつもなく壮大な建造物として目の前に現れるのです。今まで名演
とされるのは、チェコ系の奏者たちによるものが多いのですが、今回のヤル
ヴィの演奏はそのような民族性を排したグローバルなもの。この曲に宿る普遍
の精神を具現化しているかのようです。細部にまで心を込めた切ない響き、
ディエス・イレでの感情の爆発、管楽器の精緻なハーモニー、うねる弦楽器。
聴けば聴くほどに魂の高揚を感じます。




<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99039 \3000
フェリックス・ワインガルトナー:ピアノ六重奏曲Op.33
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「狩」
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」
(ボーナス・トラック:リハーサルより)
セクステット・ウィーン(ウィーン・フィルのメンバー):
シュケルツェン・ドリ(第1Vn),マルティン・クリメク(第2Vn),
ゲアハルト・マルシュナー(Va),ロベルト・ナジ(Vc),
ミラン・サガート(Cb),ヒロコ・サガート(Pf)
録音:2008年11月29日、津リージョン・プラザお城ホール,ライヴ録音
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はウィーン・フィルととても関
係の深い指揮者・作曲家。1906年に作曲されたこのピアノ六重奏曲が現代の
ウィーン・フィルのメンバーによってCD化されました。この曲はあまり知られ
ていませんが、後期ロマン派の流れの中でブラームスとは少し遠いかな、と
感じさせますが、レーガーやラフマニノフに近いニュアンスを持つ知られざ
る名曲です。ワインガルトナーは1937年(昭和12年)新交響楽団(現NHK交響楽
団)を指揮するために来日したこともあります。本CDは今年の文化庁芸術祭参
加作品に選ばれました。




<サウンド&ミュージック・クリエーション(日本)>
SMC-1004 \3000
GENSOJIN「メフィスト・ワルツ」
(1)リスト(ゲンソウジン編):ハンガリー狂詩曲第2番
(2)ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
(3)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
(4)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番
(5)カセッラ:
戦争の記録(1.ベルギーにて/2.フランスにて/3.ロシアにて/アルザスにて)
(6)バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
(7)バッハ:管弦楽組曲第3番より「エアー」(G線上のアリア)/
(8)バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり
(9)ハチャトゥリアン:剣の舞
(10)リスト:
メフィスト・ワルツ-レーナウのファウストによる2つの挿話より「村の居酒屋
での踊り」
ゲンソウジン(ピアノ・デュオ):【持田正樹(Pf)、日南由紀子(Pf)】
録音:2008年4月14、15日、千葉市美浜文化ホール,DSD録音
ブダペストの名門、リスト音楽院に長年学んだ二人はヨーロッパ音楽の真髄を
見事なまでに理解し、その驚くべきテクニック、天賦の才放つ音楽感で聴く者
を熱狂させるでしょう。(ピアニスト・ハンガリー国立リスト音楽院教授 ラ
ントシュ・イシュトヴァン)
リスト作曲の『メフィスト・ワルツ』は、ピアノ・ソロ、またはオーケスト
の作品として有名ですが、リスト自身の手によるピアノ四手連弾の楽譜が存在
することはあまり知られておりません。このCDは、リスト音楽院に保管され、
楽譜の入手自体が困難なピアノ四手連弾『メフィスト・ワルツ』を日本で初め
て収録しております。
「ゲンソウジン」の二人は共にリスト音楽院に学び、2005年イブラグランドプ
ライズ国際コンクール(イタリア)・ディオ部門最高位、併せてカセッラ賞を受
賞。他、様々なコンクールに入賞。モーツァルトからリストまでこなす、実力
派のピアノ・デュオです。四手連弾『メフィスト・ワルツ』の楽譜は、リスト
音楽院教授・ラントシュの「ゲンソウジン」への特別な配慮により入手、リス
ト音楽院に学んだこの二人だからこそ実現したCDだったと言えます。




<ARS INCOGNITA>
INCOGNITA 0011 \2180
ホセ・マリア・ゴイコエチェア(1924-):EVOCACIONES
喚起[Evocaciones](ピアノのための;1958)
マイア・トゥルリョルス(ピアノ)
五重奏 1924-2-34(管楽五重奏のための;1980)
パブロ・ソロサバル管楽五重奏団
独白(クラリネットのための;1987)
エミリオ・チリベリャ(クラリネット)
解放(ヴァイオリンのための;1987)
アンジェロ・ヴィエンニ(ヴァイオリン)
白百合(声楽アンサンブルのための;1997)
パウラ・カボデビリャ(ソプラノ) アレヒア・フンカル(メゾソプラノ)
ミゲル・メディアノ(テノール) シモン・アンドゥエサ(バリトン)
アルガ(声楽アンサンブルのための;2000)
マリマル・オラベリ(メゾソプラノ) ホセ・ルイス・ヒメネス(テノール)
パブロ・ガヌサ(バリトン)
オフェルトリウム1(オルガンのための;2002)
オフェルトリウム2(オルガンのための;2002)
ラウル・デル・トロ(オルガン)
Makildantza(ピアノのための;1999)
マイア・トゥルリョルス(ピアノ)
ソナタ・アンビエンタル第1番(オルガンのための;1999)
ラウル・デル・トロ(オルガン)
ソナタ・アンビエンタル第2番(オルガンのための;1999)
ホセ・ルイス・エチチピア(オルガン)
録音:マドリード、パンプロナ(スペイン)
ホセ・マリア・ゴイコエチェアはナバラ県ベラ・デ・ビダソアに生まれたスペ
イン・バスクの作曲家。同じくバスクの作曲家であるドノスティア神父(1886
-1956)やヘスス・グリディ(1886-1961)の後継者に位置付けられています。



<BLUE MOON>
BMCD 7507 \2180
アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「ボヘミアン」(抜粋)
ビクトリア・ラシオネロ、マルコス・レドンド、
ソフィア・ベルヘル、他(キャスト)
ヘネラル合唱団 管弦楽団 アントニオ・カプデビラ(指揮)
録音:1931年、バルセロナ
エンリケ・ダニエル:サイネテ「電話交換手パカ」(抜粋)
アンパロ・サウス、他(キャスト)
合唱団&管弦楽団 デモン(指揮)
録音:1930年、マドリード
デモン&パスカル・ゴデス:サイネテ「映画のチケット」から マズルカ、チョ
ティス
デモン・ジャズ楽団
録音:1931年、マドリード

BMCD 7510 \2180
ヘスス・ガルシア・レオス(1905-1952):
サルスエラ「エル・カンディルの公爵夫人」(抜粋)
セリア・ランガ、アナ・マリア・イリアルテ、エステバン・レオス、
マヌエル・アウセンシ(キャスト)
合唱団 交響楽団 ヘスス・ガルシア・レオス(指揮)
ホセ・セラノ(1873-1941):サイネテ「カーネーション」(抜粋)
アンパロ・ロモ、アンパロ・アルビアク、ビセンテ・シモン、
アントニオ・パラシオス(キャスト)
合唱団 管弦楽団 不詳(指揮者)

BMCD 7537 \2180
フアン・ドトラス・ビラ(1900-1978)&デモン:
サルスエラ「コスモポリス」(抜粋)
ブランキタ・スアレス、ロベルト・ウゲッティ(キャスト)
ヘネラル合唱団 管弦楽団 フアン・ドトラス・ビラ、デモン(指揮)
録音:1928年、バルセロナ
マヌエル・マルティネス・ファイハ(1892-?):
ピエサ「Que Se Mueran Las Feas!」(抜粋)
ブランキタ・スアレス、アンパロ・サラ、コンチタ・レイ、
アンパロ・タベルネル、エドゥアルド・ゴメス(キャスト)
ヘネラル合唱団 管弦楽団 マヌエル・マルティネス・ファイハ(指揮)
録音:1929年、マドリード
パブロ・ルナ(1880-1942):サルスエラ「遊女ロハナ」(抜粋)
アンパロ・ミゲル・アンヘル、他(キャスト)
コミコ劇場合唱団 管弦楽団 パブロ・ルナ(指揮)
録音:1927年、バルセロナ
クララ:サルスエラ「エウレカ」(抜粋)
アンパロ・ミゲル・アンヘル(キャスト)
合唱団 管弦楽団 不詳(指揮者)

BMCD 7548 \2180
Bフアン・キンテロ&ホセ・マリア・イルエステ:レビュー「ヨラ」(抜粋)
セリア・ゴメス、アルフォンソ・ゴダ(キャスト)
コロンビア管弦楽団 フアン・キンテロ(指揮)
録音:1941年
フェルナンド・ガルシア・モルシリョ(1916-2002)、
ホセ・マリア・イルエステ:レビュー「強制休暇」(抜粋)
セリア・ゴメス、カルロス・カサビリャ、ラモン・セブリア、
オルビド・ロドリゲス(キャスト)
マドリード・アルカサル劇場管弦楽団 ベンリョク(指揮)
録音:1946年

BMCD 7551 \2180
アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「フラメンコ」(抜粋)
セリカ・ペレス・カルピオ、ペペ・ロメウ、ヘスス・ナバロ、
エドゥアルド・マルセン、トリニ・アベリ(キャスト)
合唱団 管弦楽団 不詳(指揮)
録音:1929年、マドリード
アマデオ・ビベス:サルスエラ「ボヘミアン」
エリサ・デ・フランコ、アンパロ・ロモ、テレサ・マグリニャ、
ティノ・フォルガル、ラファエル・ディアス、他(キャスト)
合唱団 管弦楽団 コンコルディオ・ヘラベルト(指揮)
録音:1931年、バルセロナ




<B VOCAL>
スペインのア・カペラ・ヴォーカル・グループ、b vocal(ベ・ボカル)の自主
レーベル。

ERCD 06030 \2450
大修道院長と吟遊詩人の間に
グレゴリオ聖歌:
Victimae paschali laudes / Gustate et videte / Fac cum sevis
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):ビリャネスカ
Si tus penas no pruevo / O venturoso dia!
Es menester que se acierte / O Virgen, quando os miro
Tan largo a sido / Pastor, quien madre virgen / Que buen ano!
メルチョル・ロブレド(1500?-1586?):
Visperas de la Beata Virgen / Hoc Corpus
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1911):Domine, non sum dignus
アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634):
Contrapunto Bestiale alla mente
トマス・モーリー(1557-1602)/b vocal編曲:Filomena
b vocal(男声五重唱)
ふだんはポップスやロックを歌っているスペインのア・カペラ・グループ、
b vocalが古楽に挑戦。キングズ・シンガーズを思い出させる正統派の歌唱
です。




<CONCERTO XXI PRODUCCIONES>
BS 070 \2180
室内楽形式のサルスエラ
ピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクション Vol.1
フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):「ラバピエスの床屋」
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):「自由な教育」(J・F・パチェコ編曲)
フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
「マドリードからパリへ」
マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
「“ラ・アフリカーナ”の二重唱」
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ:「グラン・ビア(大通り)」
(アンサンブル・デ・マドリード編曲)
ルペルト・チャピ(1851-1909):「人騒がせな娘」(アンコール)
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(ヴァイオリン)
サンティアゴ・クシェバツキー(ヴィオラ) パウル・フリードホフ(チェロ)
フェルナンド・ポブレテ(コントラバス) アンヘル・ウイドブロ(ピアノ)
録音:2007年4月27日、マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ

BS 072 \2180
室内楽形式のサルスエラ
ピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクション Vol.2
フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):「火遊び」
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):「カディス」(E・タバン編曲)
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):「黄金の塔」(J・F・パチェコ編曲)
ルペルト・チャピ(1851-1909):
「人騒がせな娘」(アンサンブル・デ・マドリード編曲)
ヘロニモ・ヒメネス&アマデオ・ビベス(1871-1932):
「白い子猫」(J・F・パチェコ編曲)
ジュアキム・マラス(1872-1912):
スペインの印象第2番「セレナータ」(アンコール)
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(ヴァイオリン)
サンティアゴ・クシェバツキー(ヴィオラ) パウル・フリードホフ(チェロ)
フェルナンド・ポブレテ(コントラバス) アンヘル・ウイドブロ(ピアノ)
録音:2007年5月27日、マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ

BS 073 \2180
室内楽形式のサルスエラ
ピアノ六重奏によるサルスエラ・セレクション Vol.3
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):
「スリッパ(サパティリャス)」(J・F・パチェコ編曲)(#)
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
「グラン・ビア(大通り)」(アンサンブル・デ・マドリード編曲)(*)
フェデリコ・チュエカ:「カディス」(E・タバン編曲)(+)
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ:
「その年は水のごとく去り」(J・F・パチェコ編曲)(#)
「マドリードからパリへ」(J・F・パチェコ編曲)(*)
フェデリコ・チュエカ:「ぼろを着た人」(J・F・パチェコ編曲)(#)
アンサンブル・デ・マドリード
ロベルト・メンドサ、エスペランサ・ペラスコ(ヴァイオリン)
サンティアゴ・クシェバツキー(ヴィオラ) パウル・フリードホフ(チェロ)
フェルナンド・ポブレテ(コントラバス) アンヘル・ウイドブロ(ピアノ)
録音:2007年4月27日(*)、5月27日(+)、2008年4月18日(#)、
マドリード、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ、ライヴ
チュエカの没後100年記念盤。(*)はVol.1、(+)はVol.2と同一音源。この水増
し感が何ともスペイン的です・・・

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09-10 No.28-2

2009年10月27日 16時56分48秒 | Weblog
<DISCMEDI>
DM 4669-02 \2080
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):オルガン作品集
ティエント第17番「パンジェ・リングァ」第5旋法、プント・アルト
パサカリェス第3番第3旋法/パセオス第3番第6旋法
ティエント第15番「バタリャ」第5旋法、プント・バス
パサカリェス第2番第1旋法/バタリャ第2番第5旋法
ティエント第3番第1旋法、en tercio a mode de Italia
ティエント第16番第8旋法、coreado o de ecos
パサカリェス第4番第4旋法
ティエント XVI ple 第5旋法、per B cuadrado
ティエント第1番第1旋法、ティエント・デ・ファルサス
パサカリェス第1番第1旋法/ガリャルダ第2番第3旋法
ティエント XXi ple 第6旋法、sin passo
ミケル・ゴンザレス(オルガン)
録音:2007年7月、ダロカ(スペイン、アラゴン)、
聖体の聖マリア・バジリカ・コレヒアル教会





<IBERSONIC>
IB 71062 \2300
モーツァルト(1756-1791):
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」K.458
弦楽四重奏のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
弦楽四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」K.465
サラバスティ弦楽四重奏団
ガブリエル・ラウレト(第1ヴァイオリン)
ディエゴ・サンス(第2ヴァイオリン)
ペドロ・サンス(ヴィオラ) エンリケ・ビダル(チェロ)
録音:2007年5月19、20、26日、ムルシア(スペイン)、
マヌエル・マソッティ・リッテル高等音楽院ホール

IB 80166 \2300
バンドゥリア、マンドリンと鍵盤楽器のための音楽
ラファエレ・カラーチェ(1863-1934)/ルイス・ヒメネス編曲:
スペイン舞曲(b/p)
アルベニス(1860-1909)/デュオ・ピアントゥル編曲:
マラゲニャ Op.165 No.3(bc/p)
ジョヴァンニ・バオウティスタ・ジェルヴァジオ(1725-1785):
室内ソナタ(m/c/*)
フェリス・デ・サントス(1874-1946):バラードとロンド(b/p)
アリアドナ・アマドル(1972-):キューバの3つの版画(bc/p)
ベートーヴェン(1770-1827):主題と変奏曲(m/fp)
アントニオ・ロドリゲス・"メディナ"(1901-1976)/
アントニオ・アグスティン・ゴンザレス編曲:甘い言葉(b/p)
ミゲル・アンヘル・カサレス(1944-):ビノの門(bt/p)
ベートーヴェン:ソナティナ(m/fp)
ペドロ・チャモロ(1961-)/ルイス・ヒメネス編曲:海のロマンス(b/p)
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品(m/p)
デュオ・ピアントゥル
ルイス・ヒメネス(バンドゥリア(b)、バンドゥリア・コントラルト(bc)、
バンドゥリア・テノル(bt)、ナポリ式マンドリン(m))
アントニオ・アグスティン・ゴンザレス(ピアノ(p)、フォルテピアノ(fp)、
チェンバロ(c))
ホセ・ラモン・サエス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
録音:ムルシア(スペイン)、
マヌエル・マソッティ・リッテル高等音楽院演劇ホール
撥弦楽器と鍵盤楽器というユニークなデュオ。バンドゥリアはマンドリンに似
たスペインの楽器。




<KNS CLASSICAL>
KNS A/001 \2180
シューベルト、ブラームス、ドヴォルジャーク:ピアノ四手連弾作品集
シューベルト(1797-1828):幻想曲ヘ短調 D.940
ブラームス(1833-1897):シューマンの主題による変奏曲 Op.23
ドヴォルジャーク(1841-1904):
スラヴ舞曲集 から Op.46 No.1,Op.72 No.2,Op.46 No.8
カルロス・ラマ、ソフィア・カブルハ(ピアノ)
録音:2001年12月28-29日、ジロナ(スペイン)、アウディトリ・ビアデ

KNS A/002 \2180
カントリー・ガーデンズ
パーシー・グレインジャー(1882-1961):
カントリー・ガーデンズ/アイルランド、デリー州の調べ
スコットランドのストラススペイとリール
シューマン(1810-1856):交響的練習曲 Op.13
ジョン・カーマイケル(1930-):パストラーレ、間奏曲とトッカータ
アンドルー・トーヴィー(1962-):
マルコム・ウィリアムソンのためのリトル・ミュージック
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760-1812):
ピアノ・ソナタ ト長調 Op.45 No.2
マシュー・ハインドソン(1968-):AK47
プーランク(1899-1963):間奏曲変ニ長調
アントニー・グレイ(ピアノ)
録音:2003年11月12-13日、ジロナ(スペイン)、アウディトリ・ビアデ

KNS A/003 \2180
フォーレ、ラフマニノフ、モンサルバジェ、バゾンバ:ピアノ四手連弾作品集
フォーレ(1848-1924):組曲「ドリー」
ラフマニノフ(1873-1943):6つの前奏曲 Op.11
モンサルバジェ(1912-2002):3つのディヴェルティメント
ダニエル・バゾンバ(1969-):3つの練習曲
カルロス・ラマ、ソフィア・カブルハ(ピアノ)
録音:2003年7月30-31日、ジロナ(スペイン)、アウディトリ・ビアデ

KNS A/004 \2180
ショパン(1810-1849):
17のポーランドの歌 Op.74(ヴィクトル・ヴィルデル訳によるフランス語版)
アンニク・ヴァン・デ・ワッレ(ソプラノ)
コルネリア・オゴルコヴナ(ピアノ)
録音:2004年2月25-26日、ジロナ(スペイン)、アウディトリ・ビアデ

KNS A/005 \2180
ジャパン・リサイタル
ラヴェル(1875-1937):ソナティネ
ドビュッシー(1862-1918):映像 第1集
アルベニス(1860-1909):コルドバ
グラナドス(1867-1916):詩的ワルツ集/演奏会用アレグロ
ヘスス・マリア・ゴメス(ピアノ)
録音:2000年8月18日、松戸、森のホール、ライヴ

KNS A/009 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
マルコ・スキアヴォ(ピアノ)
ロシア国立交響楽団(ロシア国立シンフォニー・カペラ)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)
録音:1996年4月1-3日、モスクワ、モスフィルム・スタジオ

KNS A/011 \2180
マリオ・チェーザ(1940-):ピアノとディスクラビアのための作品集
ムラーレス[壁画;I Murales]
(ディスクラビアまたは複数のピアノのための組曲;6曲)(+)
子供のためのモジュール[Moduli for Children](6曲)(*)
旅するモジュール[Moduli Itineranti](6曲)(*)
マルコ・スキアヴォ(ピアノ(*)、ディスクラビア(+))
録音:2005年3月1-2日、Vidison Italia
ディスクラビアは演奏記録・再生演奏・自動演奏可能なヤマハのハイテク・
ピアノ(リンク)。




<L'ESPAI>
LER 00017-07 \2180
トニ・コトリ 仲間たちの間で
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの夏(*)
ウォルトン(1902-1983):バガテル第3番(*)
ホルヘ・カルドソ(1949-):ミロンガ(*)
アントニオ・ラウロ(1917-1986):ワルツ第2番(*)
タレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出(*)
ジョアン・テイシェイラ・ギマランエス(1883-1947):鐘の音(*)
ファリャ(1876-1946):
スペイン舞曲第1番(*)/モーロの織物(+)/アストゥリアナ(+)/子守歌(+)
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):
ハエンのモーロ娘たち(+)/ソロンゴ(+)/カフェ・デ・チニタス(+)
ギタラス・デル・メディテラネオ(*)
トニ・コトリ(クラシックギター) ハビエル・サモラ(フラメンコギター)
クアルテート・クエルダス・モルナス(+)
セリア・ムル(歌) ロラ・ヒメノ(ヴァイオリン)
リベ・アギラ(チェロ) トニ・コトリ(ギター)
録音:2005年11月、2007年4月、スタジオ・アウラル




<PAPA MUSIC>
PMCD 1002 \2300
モーツァルトの時代、パリのフルート音楽
イグナツ・プレイエル(1757-1831):フルート協奏曲ハ長調
モーツァルト(1756-1791):
フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(*)
アントニーン・スタミツ(アントン・シュターミッツ;1754-1789):
2つのフルートのための協奏交響曲ニ長調(+)
クラウディ・アリマニ(フルート)
マリア・パッカグネリャ(ハープ(*))
ドニ・ヴェルースト(フルート(+))
レオポルディウム(ヴロツワフ室内管弦楽団)
ジュアン・リュイス・ムラレダ(指揮)
解説書は付いておりません。




<PICCOLO>
PC 212 \2180
遭遇 現代スペインのピアノ三重奏のための音楽
ホセ・マリア・サンチェス・ペルドゥ(1968-):Hekkan III(2008)
ラウラ・ベガ(1978-):ホムンクルス、人間の贖罪の日除け(2008)
ペドロ・ラロサ・ギリェン(1972-):クラリネット三重奏曲(2008)(*)
エンリケ・ブスト(1974-):沈黙の記憶(2008)
フアン・クルス・ゲバラ(1972-):カマユー(2006)
フェルナンド・ガルシア・マルケス(1960-):
暗闇の中の三声のこだま(2005)
フェルナンド・ビリャヌエバ(1976-):無限の愛(2004)
ホセ・マリア・サンチェス・ペルドゥ:
三重奏曲第3番「一瞬の光と影のように」(2000)
ダマル三重奏団
ダビド・サンタセシリア(ヴァイオリン) エドゥアルド・ソト(チェロ)
イサベル・プエンテ・メンデス(ピアノ)
エドゥアルド・ライムンド(クラリネット(*))




<RTVE>
RTVE 65299 \2300
世界の歌
ホセイト・フェルナンデス:グアンタマネラ
メキシコ民謡:ラ・バンバ
パブロ・ベルトラン・ルイス:キエン・セラ
シューベルト:アヴェ・マリア
チェコ民謡:太鼓の歌
グルーバー:きよしこの夜
ロレンゾ・パルモ:ドゥルシネア(セギディリャ,アブラカダブラ!)
オーストリア民謡:Aber Heidschi, Bumbeidschi
シューマン:トロイメライ
シューベルト:セレナード
タレガ:アルハンブラの思い出
ブラームス:子守歌
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
エウスカディ交響楽団(バスク交響楽団)
サインス・アルファロ(指揮)
録音:2008年2月11-21日、
サンセバスティアン(スペイン)、エウスカディ交響楽団本部




<SONUS GALIZA>
8435029505120 \2180
ガリシアのクラシック Vol.1
ジョゼ・パチェコ:Do val ó meu cabo veño(*)
A・C・サンタバヤ:Ou, da casa!, el ay licencia?(*)
ジェズス・バル・イ・ガイ:
フルート、オーボエ、クラリネットとファゴットのための合奏協奏曲
ジュアン・モンテス:使徒聖ヤコブをたたえるミサ(*)
ソロ・ヴォーチェス声楽グループ(*)
ショベ室内管弦楽団
スペイン北西部ガリシア地方のクラシックということはわかるのですが、ガリ
シア語表記のみの外装にもブックレットにも情報が少なく、作曲者の生没年す
らわかりません。この地方の小さな町ショベの小さなオーケストラと、やや大
きな町ルゴの小さな合唱団による演奏。指揮者のクレジットはありませんが、
おそらくVol.2と同じシャン・カルバリャルが振ったと思われます。バーコー
ドこそ付いていますが、これは究極のローカル・リリースと申せましょう。

SONUS 50692 \2180
ガリシアのクラシック Vol.2
ジェズス・バル・イ・ガイ:弦楽のためのセレナード
ジュアン・モンテス/シャン・カルバリャル管弦楽編曲:
アルボラダ(朝の演奏)
ジュアン・モンテス:ガリシア狂詩曲
ジュアン・モンテス/シャン・カルバリャル管弦楽編曲:
ガリシアの描写的ソナタ
ショベ市立管弦楽団
シャン・カルバリャル(指揮)
こちらはディジパックで、オーケストラ編成も大きくなっていますが、文字
情報の少なさは相変わらず。しかし、心惹かれるタイトルどおり、ケルト文
化圏に属するガリシアらしい音楽がこの盤には詰まっています。どちらか一枚
ならまよわずこの「Vol.2」です。

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09-10 No.27

2009年10月22日 18時22分13秒 | Weblog

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<cpo>
★クリスマス特集 期間限定特別価格!
下記3タイトルにつきまして11月24日受注分まで特別価格でご提供いたします

777459-2(SACD-Hybrid) 2枚組 \5900 ※11月24日受注分まで特別価格 \4050
J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオ BWV248
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/ヴィーブケ・レームクール(アルト)/
ヤン・コボウ(テノール)/マルクス・フライク(バス)/ライニッシェ・カントライ
/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
いつもなら、どちらかと言うと「地味な分野」の音楽・・・バッハやベートーヴェ
ンの影に隠れてしまった音楽家たちの作品を黙々と録音しているバロック、古典派
マニアの救い主、ヘルマン・マックス&ダス・クライネ・コンツェルトの最新録音
は、何とバッハのクリスマス・オラトリオです。彼らの渋い良い仕事はこの超名作
でも全く変わることなく、恐ろしいほどに誠意溢れる好演を聴かせます。全編喜び
に満ちた輝かしい作品を彩る合唱とソリストたちの歌声、鍛え抜かれたオーケスト
ラの贅肉のない見事な響き。これぞ今年最高のクリスマス・プレゼントとなること
でしょう。SACDフォーマットに収録された極上の音質も魅力的!

777455-2 \2450 ※11月24日受注分まで特別価格 \2180
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800年
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):クリスマス・オラトリオ「偉大なる御子」
演奏 :スザンヌ・リューデン(ソプラノ)/ネレ・グラムス(ソプラノ)/アンネ・
シュミット(メゾ・ソプラノ)/メリッサ・ヘグニー(メゾ・ソプラノ)/ゲルト・
トュルク(テノール)/ティロ・ダールマン(バス)/ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレン(指揮)
オラトリオ「愛に満ち、かつ辛抱強いダヴィッド」(777360-2)に続くマッテゾンの
オラトリオです。この作品は、テキストこそオリジナルではありませんが(恐らく
1707年にラインハルト・カイザーが作曲、上演したものと同じ )、キリストの誕生
を描いた感動的なもの。どちらかというとオペラに近く、合唱と同じくらいにアリ
アとレチタティーヴォに重きが置かれ、常に劇的な書法で書かれています。またホ
ルンとトランペットを同時に使うのは、他のマッティゾンの作品には決してみられ
ないやり方。極めて特色ある作品と言えるでしょう。

777487-2 \1650 ※11月24日受注分まで特別価格 \1480
オルガン・クリスマス
オルガン・ソロと二重奏作品集、ヘンデル、モランディ、シュナイダー、ヴィドー
ル、デュボア、ラーンドルファー、ベルティング、マコナヒー、パウエル、キャラ
ハンの作品
演奏:ベアトリス=マリア・ヴァインベルガー&ゲルハルト・ヴァインベルガー(オ
ルガンドイツ・ロッゲンブルク教会)
オルガンの敬虔なる響きで迎えるクリスマス!なんと心躍ることでしょう。ここで
演奏している奏者の一人、ゲルハルト・ヴァインベルガーは cpoのバッハ・オルガ
ン作品全集録音という偉大なる業績でドイツのレコード批評家賞を獲得。今作では
妻であるマリア・ベアトリスとともに様々な作曲家による作品を演奏しています。
オルガンはドイツの由緒あるロッゲンブルク教会のもの。3段の手鍵盤、48のレジ
スタ(音の切り替え)を有する壮麗な楽器です。バロックの作品と現代的な作品がバ
ランスよく配置された聴き応えのある選曲も嬉しい限りです。


777393-2 \1650
ミチェスラフ・ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏曲集第3集
1.弦楽四重奏曲第6番/2.弦楽四重奏曲第8番/3.弦楽四重奏曲第15番
演奏:ダネル四重奏団
どうしてもショスタコーヴィチとの共通性ばかりに目がいくヴァインベルクの音
楽。今回もそんな印象を与えつつ、ひっそりと心の隙間に忍びこむような、いわば
「魔性の世界」へとあなたを誘います。第6番はまだ彼の活動の初期、ソビエト時
代に書かれた作品。一度演奏禁止になったためか、彼は9年もの間、弦楽四重奏曲
を書くのをやめてしまいました。その第7番からこれまた 10年以上経過後、ようや
く書きあげられた第10番の弦楽四重奏曲は、最初単一楽章で書かれたものの、 1959
年に3つの楽章に分割され、新たな表情を見せることになります。1980年に作曲さ
れた第15番は、彼の弦楽四重奏曲の中でも白眉とされるもの。ロシア音楽の持つ独
特の鬱々とした雰囲気を愛する人にはたまらない 1枚となること間違いありません。

777436-2 2枚組 \3300
コルンゴルト(1897-1957):室内楽作品集
1.弦楽四重奏曲第1番 Op.16/2.弦楽四重奏曲第2番 Op.26
3.弦楽四重奏曲第3番 Op.34/4.ピアノ五重奏曲 Op.15
演奏:アロン四重奏団/ヘンリ・シグフリッドソン(ピアノ)
最近、復興著しい作曲家コルンゴルトですが、彼のオペラやヴァイオリン協奏曲は
耳にすることがあっても、なかなか室内楽作品までは聴く機会がないのではないで
しょうか?しかし彼自身は室内楽のジャンルを心から愛していて、その生涯に様々
な愛らしい作品を生み出しました。彼の大管弦楽作品は、とろけるような和声と華
麗なオーケストレーションが特徴ですが、室内楽を書く時にもその作風を抑制する
ことはなく、出来上がった作品も常に大規模な編成を念頭に置いた「凝縮された管
弦楽」の味わいを持っています。まるでブルックナーの弦楽五重奏を思わせる濃厚
さと、透明な美しさを併せ持つ独特な音をお楽しみください。

777443-2(SACD-Hybrid) \2950
ヴィドール(1844-1937):オルガンとオーケストラのための作品集
1.オルガンとオーケストラのための交響曲 Op.42/2.オルガンとオーケストラのた
めのシンフォニア・サクラ Op.81
演奏:クリスティアン・シュミット(オルガン)…バンベルク・コンサート・ホール
のオルガン/バンベルク交響楽団/シュテファン・ソルヨム(指揮)
「オルガンのための交響曲」がよく知られているヴィドールですが、彼は「オルガ
ンと管弦楽のための作品」もいくつか残しています。父がオルガニスト、祖父がオ
ルガン建造職人という、まさに「オルガニストになるために生まれてきた」と言っ
ても過言ではないヴィドールは、迷うことなくその生涯をオルガンのために捧げた
と言えるでしょう。パリのサン・シュルピス教会で 65年間オルガニストを務める
傍ら、パリ音楽院でオルガンと作曲の指導にあたり、マルセル・デュプレなど才能
ある音楽家を多数育てあげました。ここに収録された 2つの作品は、まさに天上の
響きを有した壮麗なもの。簡潔な書法と、あえて複雑さを避けた対位法は、曲に清
冽な響きをもたらしています。 SACDハイブリッド盤の特製をいかした、余裕のある
音響は、この豊かな響きを余すことなく捉えることにも成功しました。

777467-2 \1650
ロイプケ(1834-1858):ピアノとオルガン作品全集
1.ピアノ・ソナタロ短調/ 2.スケルツォニ短調/ 3.マズルカホ長調/ 4.オルガン
のためのアダージョホ短調/ 5.トリオ変ホ長調/6.オルガン・ソナタハ短調
「詩篇第94番」
演奏:パオロ・マルツォッキ(ピアノ…スタインウェイ)/ルカ・スカンダリ(オルガ
ン…フリードリヒ・ラデガストのオルガン)
たった24歳という短い生涯を全速力で駆け抜けた作曲家、オルガニスト、ピアニス
ト、ユリウス・ロイプケを御存知でしょうか?彼はオルガニストの父親のもとで育
ち、ベルリン音楽院で学びました。ハンス・フォン・ビューローの薦めで、22歳の
時にフランツ・リストに師事するためにワイマールへ出立。しかし、元々病弱であ
った彼は肺の病を得て、転地療法を繰り返すも、24歳の若さでこの世を去ってしま
います。その時リストは、若くして散った才能を悼み、ロイプケの父親に心のこも
った手紙を書いたと言われています。彼の残した作品は数少ないものの、どれもが
素晴らしい才能の昇華であり、とりわけピアノ・ソナタは管弦楽作品かと思うほど
の色彩豊かな概念に彩られた音楽です。オルガン・ソナタはリストやワーグナーの
影響がありありと見て取れるユニークな作品。もっと聴かれてもよい名作です。

777478-2 \1650
リスト(1811-1886):巡礼の年第1年「スイス」/ピアノ・ソナタロ短調
演奏:ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
OEHMSレーベルに黙々とベートーヴェンのソナタ全集を録音するかと思えば、他の
レーベルで、ひっそりとケックランのピアノ作品を録音してしまう・・・実はCPO
にミヨーも録音しているぜ!そんなハイパーピアニスト、コルスティックのCPO最
新録音は、何とリストの作品集。巡礼の年第1年「スイス」はリスト自身、超絶技
巧ピアニストから内面を重視する音楽家へと変貌する時期の作品で、演奏するため
には超絶技巧と深い感情移入の両方が求められるピアニスト泣かせの曲。ロ短調ソ
ナタも、初演時大論争を巻き起こしたほど、捉えどころの難しい作品。もちろんコ
ルスティックはそんなリスト作品を演奏するための理想的な条件を備えています。
彼は作品に一切の妥協を許さず、どんな曲でも自らの世界へ引きずりこみ、誠実極
まる演奏を聴かせてくれる人。文句なしのリストが楽しめます。

777479-2 \2450
ワーヘナール
(1862-1941):交響詩集
1.序曲「じゃじゃ馬ならし」 Op.25/2.夏の生活 Op.21/3.サウルとディヴィッド
Op.24/4.ロマンティックな間奏曲 Op.13/5.フリスヨフの海の旅 Op.5
演奏:北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団/アントニー・ヘルムス(指揮)
歴史に埋もれた作曲家を積極的に紹介するレーベルCPOから、また興味深い人の作
品がリリースされます。オランダの作曲家ワーヘナールは、ディーペンブロックと
共にオランダの近代音楽の創立者として名高く、ごく一部のファンの間では大変人
気があるのですが、残念ながら、ほとんどの人には名前すら覚えてもらっていない
のが実情です(名前の綴りからワーグナーと間違えられてしまったことも実際にあ
りました)。活躍の初期はバッハを踏襲したオルガン作品などを書いていましたが、
彼の本領はオーケストラ作品です。当時の例に漏れず、巨大で精緻なオーケストレ
ーションに彩られた華麗なもので、例えば「じゃじゃ馬ならし」で見られる豪壮な
表情は、まさに後期ロマン派まっただなかの音の渦に巻き込まれているかのようで
す。

777480-2 \2450
スッペ(1819-1895):1幕の喜歌劇「スペードの女王」
演奏:アンジャラ・イングリッド・バルツ
(メゾ・ソプラノ)/モイカ・エルトマン(ソプラノ)/アンネリ・フェファー(ソプ
ラノ)/トーマス・デウォルド(テノール)/トム・エリク・リー(バリトン)
夥しい数のオペレッタを書いたスッペですが、現代では、ごく一部の序曲などを除
いては、その作品が演奏されることはほとんどありません。この喜歌劇「スペード
の女王」もそんな作品。もちろん台本は1835年にプーシキンが書いたもので、50年
後にチャイコフスキーも美しいオペラを作ったことは御存じのとおりです。しかし
あのシリアスな題材がオペレッタとは・・・・。ここで聴ける音楽は強烈に明るく
生気を帯びています。残念ながらこの作品、普遍の人気を獲得することは叶いませ
んでしたが、ウィーン風の感傷性とイタリア風の底ぬけの明るさは、一度聴いたら
忘れられないほどの強い印象を与えてくれることは間違いありません。

777516-2 7枚組 \7500
ヴィラ=ロボス(1887-1959):交響曲全集
CD1.交響曲第
1番&第11番(999568-2)
CD2.交響曲第2番&ニューヨーク・スカイライン・メロディ(999785-2)
CD3.交響曲第3番&第9番、序曲「そのような男」(999712-2)
CD4.交響曲第4番&第11番(999525-2)
CD5.交響曲第6番&第8番、弦楽のための組曲(999517-2)
CD6.交響曲第7番&シンフォニエッタ第1番(999713-2)
CD7.交響曲第10番「アメリンディア」(999786-2)
演奏:SWRシュトゥットガルト放送交響楽団/カール・セント=クレア(指揮)
全てのヴィラ=ロボス・ファンが狂喜乱舞する迫力のBOXセットの登場です。「ブ
ラジル風バッハ」のエキゾチックな魅力に取りつかれたら次はこれ。マーラー張り
の大管弦楽で鳴らすラテンアメリカの魂の音楽。20世紀の最も創造的な音楽がここ
にあります。指揮者は最近素晴らし過ぎるワーグナーのリング・ツィクスルで、聴
衆をうならせたカール・セント=クレア。ここまで徹底的にスコアを解明してくれ
ると、何とも清々しいではありませんか。

999840-2 \1650
ブラームス(1933-1897):歌曲全集第9集
1.ジプシーの歌 Op.103/2.5つのリート Op.106(セレナード/湖上で/菩提樹に霜が
降りて/私の歌/さすらい人)/3.5つのリート Op.107(おごる女に/サラマンドラ/お
とめは語る/ねこやなぎ/おとめの歌)/4.4つの厳粛な歌 Op.121
演奏:イリス・フェルミリオン
(メゾ・ソプラノ)/ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)/アンドレアス・シュミット
(バリトン)/ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
およそ4年前に第8集がリリースされたきり、以降全く音沙汰のなかったcpoのブラ
ームス歌曲集の第9集がようやくリリースとなりました。今作は最晩年に書かれた
4つの歌曲集を収録。これでこのシリーズも完結となります。ブラームス自身、大
切にしてきたハンガリー民謡を用いた「ジプシーの歌」をはじめ、彼の後期作品が
持つ独特の重苦しくも美しい雰囲気を備えた作品群です。とりわけ、63歳の誕生日
に完成された「4つの厳粛な歌」の深く内省的な死生観を受けとめるためには、聴く
側も何かしらの心構えが必要であると言えるでしょう。これらの歌を歌うのは、現
在最もドイツ・リートに精通している3人の名歌手。ヘルムート・ドイチュの説得
力あるピアノも含め、これ以上望むものはありません。一生の宝物として大切にし
たい全曲盤と言えるでしょう。

999971-2 \2450
アウリス・サッリネン(1935-):
交響曲第6番 Op.65「ニュージーランドの日記より」チェロ協奏曲 Op.44
演奏:ジャン・エリック・グスタフソン
(チェロ)/ノルシェーピング交響楽団/アリ・ラシライネン(指揮)
1935年、フィンランド生まれの作曲家サッリネン。北欧を代表する彼の作品は意外
なほど多くリリースされているので、その気になれば色々と聴き比べができる、あ
る意味恵まれた作曲家でもあります(cpoからもすでに6枚のCDが出ていて、多くの
ファンを獲得するのに大いなる貢献をしています)。1947年に作曲されたチェロ協
奏曲はバリバリの技巧を駆使した力強い音楽。バックのオーケストラも4本のホル
ンなどの金管楽器からハープ、チェレスタまで多彩な楽器を用いた豊かな音響が楽
しめるスペクラキュラーなものとなっています。彼の交響曲の中で最も長大な第6番
は「ニュージーランドの日記より」という副題を持ち、ニュージーランドを訪れた
際の印象が盛り込まれた、思いのほか叙情的な部分も持つ聴き応えのある曲です。




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0064 \2415
モーツァルト:
交響曲第25番
交響曲第29番
交響曲第38番「プラハ」
セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
(Dec,1950 rec)
オットー・クレンペラー
ベルリンRIAS交響楽団
クレンペラーが得意としている作曲家は多いですが、モーツァルトもその一人と
いえるでしょう。演奏内容こそ、年代やオーケストラによって違いはありますが、
どれもクレンペラーならではの演奏で、テンポが速くてもクレンペラーらしく、
逆に遅くてもやっぱりクレンペラーらしく仕上がるのは不思議なとろこです。今
回の演奏はまさしくテンポが速いモーツァルトですが、アンサンブルもその速さ
にきちんとついき、モーツァルトが青年時代に書き上げた曲の情緒を匂わせる雰
囲気作りは抜群です。交響曲第25番は映画「アマデウス」の冒頭シーンで使用さ
れたこともあり聞き覚えのある方も多いと思います。その名曲をクレンペラーは、
何のためらいもないく一気に練り上げていきます。よほど曲の解釈に自身がない
とできない芸当でしょう。そして交響曲第29番も青年モーツァルトが書き上げた
珠玉の名品ですが他の有名交響曲に隠れて知名度は低いですが、曲の構成にはモ
ーツァルトの奇抜なアイディアが取り入れられ後年の後期交響曲郡への片鱗が垣
間見られます。そして、「プラハ」は、第40番や「ジュピター」などとならび演
奏回数も人気もモーツァルトの交響曲の中では圧倒的な存在です。クレンペラー
が残した後期交響曲は主兵フィルハーモニア管などをはじめ、かなり前から評価
が高いので、このベルリンRIASとのものを期待しても間違いありません。

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09-10 No.26

2009年10月21日 19時26分05秒 | Weblog

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<ALTUS>
ALT 175 2450
モノラル
日本語解説付
(1)ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
(2)ロベルト・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」ハ短調 作品67
カール・シューリヒト(指揮)
(2)クララ・ハスキル(ピアノ)
ストラスブール市立管弦楽団
録音:1955年6月15日 ストラスブール音楽祭(ライヴ録音)
シューリヒト独特の鋭いアクセントや陰影の付け方も見事だが、展開部や再現部
での荒れ狂った様子はフルトヴェングラーの1947年盤を想起させる。シューリヒ
トは、この5番のような奇数番号を比較的淡白に指揮するものだと思われている
が、これを聴けば全くそうではないことがわかる。シューマンも実に味わい深い。
ハスキルもひとつひとつ音を慈しむように弾いている。まるで、墨絵の世界のよ
うに渋い美しさである。-平林 直哉-

ALT 176/7 2枚組 2950
モノラル
日本語解説付
グスタフ・マーラー(1860-1911):
CD1 (1)交響曲第2番(第1楽章-第4楽章)
CD2 (1)交響曲第2番(第5楽章)  (2)「さすらう若人の歌」
カール・シューリヒト(指揮)
ユージニア・ザレスカ(アルト)
(1)エディット・ゼーリヒ(ソプラノ)
フランス国立放送管弦楽団, RTF合唱団
録音:1958年2月20日 グスタフ・マーラー・フェスティヴァル(ライヴ録音)
この演奏とシュトゥットガルトのものは、颯爽としてどちらも楽しめるが、この
盤は一層音質の抜けが良い。第4,5楽章など、こんなに覇気があり、しかもしな
やかな美しさに溢れた例は希有と言えよう。特に第2楽章は絶品である。
-平林 直哉-

ALT 178 2450
モノラル
日本語解説付
ベートーヴェン初出
(1)ワーグナー:トリスタン「前奏曲と愛の死」
(2)マーラー:さすらう若人の歌
(3)ベートーヴェン:交響曲第7番
カール・シューリヒト(指揮)
(2)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
フランス国立放送管弦楽団
録音:1957年9月9日 ブザンソン音楽祭(ライヴ録音)
シューリヒトの音楽については『淡とした』とか『軽く流麗』とかいったような
言葉が多用されていたが、これらを聴くと寧ろ正反対とさえ思えるものである。
ワーグナーもメラメラと燃え上がるような情熱が凄いが、一段と磨きがかかって
いる。ベートーヴェンもフランス国立管は完璧にシューリヒトの意図を再現して
いるように感じられる。何と凛々しく雄々しく胸のすくむような演奏だろうか!
-平林 直哉-




<LSO Live>
LSO 0682(SACD-Hybrid) 2枚組 3450
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64(全曲)
ワレリー・ゲルギエフ(指)ロンドン交響楽団
録音:2008年11月21 & 23日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン /
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
レーベル・スタートより10年目となる2010年に向けてのLSO Live最新アルバムは、
首席指揮者ゲルギエフによるプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。2008
年秋に手兵LSOを率いた形としては初の来日公演を果たし、交響曲全曲と主要な
協奏曲を含む「プロコフィエフ・チクルス」で大成功を収めたゲルギエフが、そ
の直前に本拠バービカンでおこなったコンサートを収録したものです。
「私はこの30年来、プロコフィエフのすべてのオペラを指揮して来ましたし、ほ
とんどすべてのバレエや映画音楽も指揮しています。彼のすべての作品を知って
います。でも、まだ興味が尽きることはありません。」
自身の言葉を裏付けるように、プロコフィエフをライフワークに位置付けるゲル
ギエフは、これまでに1988年以来の手兵マリインスキー劇場管と「3つのオレン
ジへの恋」「炎の天使」「修道院での婚約」「戦争と平和」といった主要なオペ
ラとピアノ協奏曲全曲のレコーディングをおこない、LSOとは首席指揮者就任以前
の2004年に交響曲全集シリーズを敢行、この模様を収めたライヴ録音盤は
Gramophone賞を獲得しています。




<現代ギター>
GGBD 2025 2940
J.S.バッハ/津田昭治(編曲):
アンナ・マグダレーナ・バッハのための楽譜集より 
(1)メヌエット (2)ポロネーズ (3)メヌエット
平均律クラヴィーア曲集第1 巻より 
(4)プレリュード第1番 (5)プレリュード第22番
管弦楽組曲第3番より (6)G 線上のアリア (7)ガヴォット
管弦楽組曲第2番より (8)ポロネーズ
ゴールドベルグ変奏曲より (9)アリア
イギリス組曲第2番より (10)アルマンド
フランス組曲第2番より (11)サラバンド
フーガの技法より (12)BACH のテーマ
音楽の捧げものより (13)逆行カノン(14)2 声のカノン
マタイ受難曲より (15)おお、血潮したたる主の御頭
コラール変奏曲より (16)恵み深きイエスを迎えよ
カンタータ「わが足すでに墓穴に入りぬ」より (17)シンフォニア
無伴奏チェロ組曲第1番 
カンタータ「目覚めよとよぶ声あり」より 目覚めよと呼ぶ声あり
津田昭治(Gt)
J.S. バッハ不滅の名曲をギター・ソロで!数多の名曲を遺したJ.S. バッハ。
その作品の中より24の調べを、名匠津田昭治がギター・ソロに編曲・演奏し、
現代に甦らせました。オリジナルとは一味違うギターならではのサウンドをお
届け致します。
このCDに準拠した楽譜『ギター・ソロで弾くJ.S. バッハ名曲集/ 津田昭治・編』
(GG467)は書店でお求めになれます。

GGBD 3025 2940
マルティーニ:愛の喜び
シューベルト/メルツ:涙の讃歌,すみか,セレナーデ
グラナドス:愛と憎しみ,嘆きのマハ,ゴヤのマハ
カタルーニャ民謡/井上 学:鳥の歌
ビゼー:ハバネラ
ヴァイル:ユーカリ
ポンセ:しおれた心
ガーシュウィン:サマータイム
ピアソラ/カルレバーロ:ワルツによる詩,マリアのテーマ
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌
田中光俊(Gt)



<Opus蔵>
OPK 7046 2250
トスカニーニ:アンソロジー 1
(1)ブラームス:ハンガリー舞曲第1、17,20,21番
(2)トマ:歌劇「ミニヨン」序曲
(3)カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」第4幕前奏曲
(4)カタラーニ:歌劇「ローレライ」水の精の踊り
(5)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」序曲
(6)ポンキエルリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」時の踊り
(7)エロルド:歌劇「ザンパ」序曲
(8)デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
録音:1950年((8))1951年((5))1952年((2)(3)(4)(6)(7))1953年((1)),
カーネギー・ホール((1)-(7))スタジオ8H((8))
魔法のタクトだとしか思えない。それをなにかに例える言葉が見つからない。譜
面の上では単純な、ただの音階に見える音符たち。そんな音符のつらなりなのに、
トスカニーニのタクトが閃くと、ただの音階は黄金の輝ける名旋律に姿を変えて
行く。さらに、これまた単なる弦のピチカートの音の散らばりが、研ぎ澄ました
音の粒立ちでオーケストラの分厚い和弦の雲間から現れるとき、突如それらのピ
チカートは、きらめく光を放射する紫ダイヤの結晶に似て響いている音楽を忘れ
がたい美の一瞬とする。弾いているオーケストラは、世界の名手を選りすぐって
あつめたNBC交響楽団のアンサンブル。(音楽評論家:小林利之)

OPK 7047 2250
トスカニーニ:アンソロジー 2
(1)ビゼー:「カルメン」組曲第1番
(2)ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」作品9 
(3)ベルリオーズ:マブ女王のスケルツォ
(4)サン‐サーンス:死の舞踏 作品40
(5)フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
(6)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(7)シベリウス:フィンランディア
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
録音:1950年((4)(6))1951年((3))1952年((1)(5)(7))1953年((2)),
カーネギー・ホール((1)-(3),(5)-(7))スタジオ8H((4)),
最初の「カルメン」組曲から完全にノック・アウトだ。「アラゴネーズ」の圧倒
的な明晰さとリズムの弾力、最高にうまいオケの迫力。フルートがハープの伴奏
で歌う「間奏曲」の美しさ。「アルカラの竜騎兵」の生々しい打楽器など、フル
トヴェングラー的なムードやニュアンスはいっさい考えておらず、音楽の本来あ
るべき姿が純正な姿で出現する。情緒で汚されていない最高級の音楽がここにあ
る。そして最後の「フィンランディア」!これは史上最高の名演ではあるまいか。
こんなに凄みのある演奏は他に絶対に皆無。金管やティンパニのドスの利いた怒
りは全曲を荒れ狂い、後者はスコアにない部分でさえつけ加えられて、ものをい
う。トスカニーニはスコア通り?とんでもない!やるときはやるのだ。
(音楽評論家:宇野功芳)

OPK 2087 2250
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74 “悲愴” 
(2)R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯,作品28
(3)ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1930年((2)),1933年((3)),1937年((1))
交響曲の録音3作目にしてフルトヴェングラーは録音スタジオの慣行に習熟した
のだろうか。この「悲愴」の録音には、先の「運命」で時折見られたような流れ
の中断や、テイク再開の際の不自然な強調は全く見られない。各楽章ともまるで
ワンテークで収録したように自然な流れのスムースさを聴くことができる。フル
トヴェングラーが中断を最も嫌がりそうな部分である、2面と3面、および4面と
5面のテイク番号が同じなのはこの部分を2台のカッティング・マシンを用いて中
断なしに録音したのでは、と想像できる。
(フルトヴェングラー研究家:末廣輝男)

OPK 2088 2250
(1)ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲 
(2)モーツァルト:歌劇「後宮よりの逃走」序曲 
(3)モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
(4)ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
(5)ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
(6)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
(7)モーツァルト:セレナード第13番K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(8)バッハ: アリア
(9)ブラームス:ハンガリー舞曲第10番
(10)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1929年((8))1930年((5)(6)(9)(10)),1933年((2)(3)),1935年((4)),
1936-7年((7))1937年((1))
「こうもり」は37年の録音なので、フルトヴェングラーがポリドールに残した最
後のレコードであり、音はすばらしく良い。目もさめるような明るい生々しさだ。
オーパス蔵の面目躍如である。こんなに細部までくっきり聴こえる優秀録音とは
思わなかった。「セヴィリアの理髪師」と「どろぼうかささぎ」はフルトヴェン
グラーが録音した数多いレコードの中で、たった二曲しかないロッシーニである。
ロッシーニ・クレッシェンドのコーダはフルトヴェングラーの芸風がぴたりと決
まって凄みがある。(宇野功芳)



<ORFEO>
ORFEO 781091 2450
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
R.シュトラウス:チェロとオーケストラのためのロマンス ヘ長調 AV75
フォルクマン:チェロ協奏曲イ短調Op.33
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc:マッテオ・ゴッフリラー1727年製)
北ドイツ放送交響楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
録音:2007年7月3-6日 
北ドイツ放送ロルフ・リーベルマン・スタジオ(ハンブルク)
世界の名だたる巨匠たちに認められ、着実にそのキャリアを積み重ねているダニ
エル・ミュラー=ショット。
ORFEOレーベル第7弾目は、度々共演し彼の才能を高く評価している巨匠の一人、
クリストフ・エッシェンバッハとの協奏曲集。
今年の6月に東京交響楽団との共演で、素晴らしい演奏を聴かせてくれたシュー
マン。哀愁漂うこの作品を抜群のセンスと充実した音色は聴き手の心を動かしま
す。またヘブライの古い聖歌に基づいたブルッフのコル・ニドライは、深みがあ
るロマン的な作品。ミュラー=ショットの敬虔な表現が感動へ導きます。R.シュ
トラウスのチェロとオーケストラのためのロマンス、シューマン、ブラームス、
メンデルスゾーンらに影響を受けたドイツ・ロマン派の作曲家フォルクマンの
チェロ協奏曲などチェロとオーケストラのための傑作が網羅されています。



<Simax>
PSC 1271 2280
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2000年3月23日-24日 オスロ・コンサートホール(ライヴ)
[制作:クシシュトフ・ドラーブ  
録音:エリサベト・ソンメシュネス、テリエ・ヘレム]
バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管と世界の2大オーケストラを
率いる現代屈指の巨匠指揮者マリス・ヤンソンス。1979年から2002年まで首席
指揮者を務めたオスロ・フィルとのマーラーの交響曲第7番。
オスロ・フィルを世界のトップ・レベルのオケへと導いたマリス・ヤンソンス。
オケとの長きにわたる信頼関係は独特の音楽的コミュニケーションを作り出して
います。特にマーラーのような作品に向かうときは、指揮者とオケが一体となっ
て作品を構築していかなくてはなりません。この第7番は第1番&第9番(PSC.1270)
の間に収録されたもの。マーラーの交響曲の中で第7番は謎が多く、その演奏解
釈も難解であり指揮者の手腕が問われる作品。マーラーが仕掛けた効果的演出
をヤンソンス流に切れ味鋭くグイグイと音楽を推進し、ヤンソンスの中にある
強烈な音楽性をまざまざと示しています。




<独SONY-ESPRIT>
SONY 88697582182 880
トランペット協奏曲集-
マンフレディーニ、ヴィヴァルディ、トレッリ、コレッリ、
アルビノーニ、フンメル
ヘルムート・フンガー、アンドレ・バーナード(Trp)
ジョージ・マルコム、クラウディオ・シモーネ指揮
イギリス室内管弦楽団、イ・ソリスティ・ベネティ

SONY 88697582202 880
モーツァルト、ヘンデル:ソプラノ・アリア集
モーツァルト:アリア「私はあなたに明かしたい、おお神よ」
K.418、シェーナ「もうよい、すべてわかった」とロンド「心配
しないで、愛する人よ」K.490 他
A・スカルラッティ:カンタータ「テブロ川のほとりで」 他
ヘンデル:「アンネ女王の誕生日のための頌歌」より「ラルゴ」
ヘンデル:「サムソン」より「輝けるセラフたちを」
ジュディス・ブレゲン(S)
ピンカス・ズッカーマン指揮

SONY 88697582222 880
ストラヴィンスキー:春の祭典
ズビン・メータ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック

SONY 88697582232 880
ニューイヤー・コンサート-J.シュトラウス、ランナー
J.シュトラウス:「ジプシー男爵」より「入場行進曲」、ウィーン
気質、美しく青きドナウ、皇帝円舞曲、ラデツキー行進曲 他
ランナー:チェリト・ポルカ 他
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
アンサンブル・ウィーン

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09-10 No.25

2009年10月21日 19時24分55秒 | Weblog
<Glossa>
GVD 921619(DVD-Video) \3780
パーセル:歌劇《アーサー王》
アナ・マリア・ラビン(ソプラノ)、
シャンタル・サントン=ジェフェリー(ソプラノ)、
メロディ・ルヴィオ(メゾ・ソプラノ)、
マティアス・ヴィダル(オート・コントル)、マルク・モイヨン(テノール)、
ジョアン・フェルナンデス(バス)、
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
1993年にスペインで創設された素晴らしき古楽の宝石箱"グロッサ(Glossa)"の記
念すべきDVD第1弾は、鬼才エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルのコン
ビによるパーセルのセミオペラ「アーサー王」。
大反響を巻き起こした採算度外視の"ヘンデル"(GCDSA 921616)に続く古楽演奏の
常識を覆す衝撃の"パーセル"が映像で登場です!
鬼才ニケは従来の常識にとらわれない「アーサー王」を上演するために、なんと
演出をフランスのトップ・コメディアン(!)"シャーリー&ディーノ(コリンヌ&
ジル・ベニジオ)"、映像監督を同じくフランスの名匠オリヴィエ・シモネに依頼。
シャーリー&ディーノとオリヴィエ・シモネから快諾を受けたニケ&コンセール
・スピリチュエル。
超一級品の演奏と、"バロック・オペラ"という枠を超越した優れた演出のコラボ
レーションによって、コミカルなテイストとスパイスをふんだんに加えた奇想天
外で全く新しい「アーサー王」の舞台が誕生したのである!
そして劇中では指揮者のニケ自身が舞台上で歌い、踊るという衝撃的(笑撃的?)
なシーンも!2009年3月、フランスのモンペリエ国立歌劇場で起きた"バロック革
命"。




<VIRGIN CLASSICS>
DVBW-6961379(DVD-Video) 2枚組 \4500
デセイ/ドビュッシー:ペレアスとメリザンド
メリザンド:ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ペレアス:ステファーヌ・ドゥグー(バリトン)
ゴロー:ローレン・ナウリ(バリトン)
アルケル:フィリップ・アン(バス)
ジュヌヴィエーヴ:マリー=ニコル・ルミゥー(コントラルト)
医者/羊飼い:ティム・マーフィン(バス)
イニョルド:ベアテ・リッター(ソプラノ)
アーノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ドゥ・ビリー指揮
舞台監督:ローラン・ペリー
テアター・アン・デア・ヴィーンの新プロダクション
初演:テアター・アン・デア・ヴィーン(新オペラ・ハウス)、2009年1月13日
収録:ORF
アマレイ・ボックス 4Pブックレット
フランス、イタリアのロマン派作品でのヒロイン役でその華麗な声の圧倒的なテ
クニックで現代最高のソプラノとして高い評価を欲しいままにしたデセイ。この
新プロダクションでは一転して、ドビュッシー/メーテルランクの複雑な象徴性
を反映した繊細で多義的な性格描写とテキストに添ったヴォーカルが要求される
メリザンド役を見事に演じ、英(Opera News)、仏(Le Monde)、オーストリア
(Wiener Zeitung)のメディア評で絶賛のステージを実現させました。勿論この公
演の成功にはフランス語系の参加者、ペレアスのドゥグー、その兄弟でメリザン
ドの夫、ゴロー役のナウリ(デセイの実夫)他の歌手陣、指揮のドゥ・ビリー、舞
台監督のペリー(デセイの「連隊の娘」でも舞台監督)などで固められているのも
成功の要因の一つといえるでしょう。

DVBW-6961369(DVD-Video) \2850
ジャンス/レハール:メリー・ウィドウ(フランス語版)
ミーシャ・パルミエリ:ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ダニロ:イヴァン・ラドロウ(バリトン)
カミーユ・クータンソン:ゴードン・ギーツ(テナー)
ナディア:マガリ・レジェ(ソプラノ)
ポポフ男爵:フランソワ・ル・ルー(バリトン)
レリダ:アレクサンドル・ゲレロ(テナー) 他
リヨン・オペラ合唱団、管弦楽団
ジェラルド・コースタン指揮
舞台監督:マーシャ・マケイエフ
アマレイ・ボックス 4Pブックレット
2007年12月に初演されたフランス人監督マケイエフによるリヨンのプロダクショ
ン。主役パルミエリは1905年ウィーン初演の'Die lustige Witwe'ではハンナ・
グラヴァリとして上演されましたが、フランス語初演は1909年に上演されたもの。
メリー・ウィドウの物語の舞台はパリであり、事実、物語りのルーツはフランス
の演劇(メイルアックのL'attache d'ambassade)とされています。原作のルーツ
と響きあうプロダクションはオペラ・ファンの興味をかきたてずには置かないも
のです。



<EMI FRANCE>
CZS-6858242 56枚組 \14500
アルド・チッコリーニ/完全EMI録音全集1950-1991(限定盤)
クラムシェル・ボックス 84Pブックレット 各CD紙袋入り
20代でのデビュー以来、フランス・ピアニズムの頂点にいるチッコリーニの全
EMI録音を集大成。初CD化、初発売化の録音を含む56CDボックス!
●曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/emi2009_11.html


<EMI CLASSICS>
CZS-9670472 6枚組 \1980
ベスト・ショパン100
マルチパック 8Pブックレット
ベスト100シリーズに登場の最もなじみ深く、最も愛される作曲家、ショパンの
名曲。生誕200年企画、スター・ピアニストたちの豪華な饗宴!!
ショパンは最も創造的で革新的なピアノ音楽(とりわけロマンティック、リリカ
ルな作品において)の作曲家といわれますが、その作品は華麗な名技性も要求し
ます。彼の音楽の多くは愛国的でポーランドへの愛をにじませたものです。それ
は特にワルツ、マズルカ、ポロネーズの舞曲に現れています。
また彼の作品はバレエ音楽、映画音楽、ポピュラー音楽に取り入れられて親しま
れています。このコレクションには、前奏曲、練習曲、14のワルツの全曲、ポロ
ネーズ、マズルカ、夜想曲即興曲のセレクション、さらにオーケストラとの作品
など全ての主要なジャンルをカヴァー。
参加ピアニストはフリッターやゲルナーなどの新進からアンスネス、アルゲリッ
チ、バレンボイム、ブーニン、コヴァセヴィチ、プレトニョフ、ポッリーニのス
ター・ピアニスト、アレクセーエフ、アラウ、シフラ、エゴロフ、フランソワ、
ガヴリーロフ、オールソン、ティーポ、ワイセンベルクなどの大家まで豪華なも
のです。
CD1
1.ワルツ第1番-第5番/スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
2.ワルツ第6番-第8番/イングリット・フリッター(ピアノ)
3.ワルツ第9番、第10番/ディミトリー・アレクセーエフ(ピアノ)
4.ワルツ第11番-第14番/ディヌ・リパッティ(ピアノ)(モノラル録音)
5.子守歌 変ロ長調Op.57/ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
6.バラード第3番 変イ長調Op.47/セシル・ウーセ(ピアノ)
7.幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66/スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
CD2
1.24の前奏曲Op.28/ギャリック・オールソン(ピアノ)
2.舟歌 嬰ヘ長調Op.60/ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
3.ポロネーズ第3番 イ長調「軍隊」Op.40-1/ダニエル・アドニ(ピアノ)
4.ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」Op.53/マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
CD3
1.「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲
/アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮
2.ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11-第2、第3楽章
/マウリツィオ・ポッリーリ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団、パウル・クレツキー指揮
3.ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21-第2楽章/アルゲリッチ、
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮
4.アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
/ワイセンベルク
パリ音楽院O、スクロヴァチェフスキー指揮
5.クラコヴィアク ヘ長調Op.14/オールソン、ポーランド放送国立交響楽団、
イェルジ・マクシミウク指揮
CD4
1.12の練習曲Op.10/アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
2.12の練習曲Op.25/クラウディオ・アラウ(ピアノ)(モノラル録音)
CD5
1.即興曲第1番-第3番/ジョルジ・シフラ(ピアノ)
2.夜想曲第1番、第2番、第5番/サンソン・フランソワ(ピアノ)
3.夜想曲第9番、第10番、第12番/オールソン
4.夜想曲第20番 嬰ハ短調Op.遺作(1830)/マリア・ティーポ(ピアノ)
5.ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35-第3楽章
/ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
6.ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58-第4楽章
/レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
CD6
1.マズルカ第2番、第5番、第8番、第20番、第23番、第24番
/ロナルド・スミス(ピアノ)
2.マズルカ第39番、第40番、第42番、第43番
/アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
(モノラル録音)
3.スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31/ユーリー・エゴロフ(ピアノ)
4.幻想ポロネーズOp.61/ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
5.2台のピアノのためのロンド ハ長調Op.73
/ダニエル・ラヴァル、テレサ・ラクーナ(ピアノ)
6.ポーランドの歌による幻想曲Op.13/オールソン、ポーランド放送国立SO,
マクシミウク指揮

CZS-9671172 16枚組 \8400
コンプリート・ショパン・エディション-生誕200年記念(期間限定盤)
各CD紙ケース入り 48Pブックレット クラムシェル・ボックス
フレデリック・ショパン 1810-1849:
CD1
1.ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11
2.ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21
CD2
1.ポーランドの歌による幻想曲Op.13
2.演奏会用ロンド「クラコヴィアク」Op.14
ギャリック・オールソン(ピアノ)
ポーランド放送国立交響楽団、イェルジ・マクシミウク指揮
3.「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲Op.2
4.アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮
CD3
1.4つのマズルカOp.6
2.5つのマズルカOp.7
3.4つのマズルカOp.17
4.4つのマズルカOp.24
5.4つのマズルカOp.30
6.4つのマズルカOp.33
7.4つのマズルカOp.41
CD4
1.3つのマズルカOp.50
2.3つのマズルカOp.56
3.3つのマズルカOp.59
4.3つのマズルカOp.63
5.エミール・ガイヤールへのマズルカ イ短調
6.マズルカ「ノートル・タン」 イ短調
7.4つのマズルカOp.67
8.4つのマズルカOp.68
9.7つのマズルカOp.遺作
以上 ロナルド・スミス(ピアノ)
CD5
1.前奏曲集Op.28(全24曲)
2.前奏曲 嬰ハ短調Op.45
3.前奏曲 変イ長調Op.遺作
以上 ギャリック・オールソン(ピアノ)
4.夜想曲第1番-第7番
CD6
1.夜想曲第8番-第19番
2.夜想曲 嬰ハ短調Op.遺作
3.夜想曲 ハ短調Op.遺作
以上 ギャリック・オールソン(ピアノ)
CD7
1.2つのポロネーズOp.26
2.2つのポロネーズOp.40
3.ポロネーズ 嬰ヘ短調Op.44
4.ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄」
5.幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61
6.3つのポロネーズOp.71
CD8
1.アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変イ長調Op.22
2.ポロネーズ ト短調(1817)
3.ポロネーズ 変ロ長調(1817)
4.ポロネーズ 変イ長調(1821)
5.ポロネーズ 嬰ト短調(1822)
6.ポロネーズ 変ロ短調「別れ」(1826)
7.ポロネーズ 変ト長調(1829)
8.幻想曲 ヘ短調Op.49
9.舟歌 嬰ヘ長調Op.60
以上 ギャリック・オールソン(ピアノ)
10.エロールの「ルドヴィク」のロンド・ファヴォリ「私は僧衣を売る」による
華麗なる変奏曲 変ロ長調
11.ボレロ イ短調Op.19
12.タランテッラ 変イ長調Op.43
13.3つのエコセーズOp.72-3
以上 ロナルド・スミス(ピアノ)
CD9
1.19のワルツ集
アグスティン・アニエヴァス(ピアノ)
2.即興曲第1番-第3番
CD10
1.幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
以上 アグスティン・アニエヴァス(ピアノ)
2.練習曲集Op.10(全12曲)
3.練習曲集Op.25(全12曲)
以上 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
4.3つの新しい練習曲(1837)
ダニエル・ラヴァル(ピアノ)
5.カンタービレ 変ロ長調
6.コントルダンス 変ト長調
以上 ツィモン・バルト(ピアノ)
7.子守歌 変ニ長調Op.57
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
CD11
1.ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調Op.35
2.4つのスケルツォ
CD12
1.ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58
2.4つのバラード
以上 セシル・ウーセ(ピアノ)
CD13
1.ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調Op.4
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
2.ドイツ民謡による変奏曲 ホ長調Op.遺作
3.ヘクサメロン変奏曲 ホ長調
以上 パオロ・ボルドーニ(ピアノ)
4.変奏曲 イ長調「パガニーニの思い出」
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
5.ロンド ハ短調Op.1
6.マズルカ風ロンド ヘ長調Op.5
7.序奏、ハ短調とロンド 変ホ長調Op.16
8.2つのピアノのためのロンド ハ長調Op.73
以上 ダニエル・ラヴァル(ピアノ)、 テレサ・ラクーナ(8)(ピアノ)
CD14
1.協奏曲のアレグロ イ長調Op.46
クラウディオ・アラウ(モノラル録音)
2.17の歌Op.74
エウジニア・ツェレスカ(メゾ・ソプラノ)、
ジョルジオ・ファヴァレット(ピアノ)
(モノラル録音)
3.魅惑Op.遺作
4.ドゥムカOp.遺作
以上 エウジニア・ツェレスカ(メゾ・ソプラノ)、
ジョルジオ・ファヴァレット(ピアノ)
CD15
1.チェロ・ソナタ ト短調Op.65
2.序奏と華麗なポロネーズOp.3
以上 ナタリー・クライン(チェロ)、チャールズ・オウエン(ピアノ)
3.マイアベーアの「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲(1832)
アンドレアス・ブランテリド(チェロ)、マリアナ・シリニアン(ピアノ)
CD16
1.ピアノ三重奏曲 ト短調Op.8
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)、アンドレアス・ブランテリド(チェロ)、
マリアナ・シリニアン(ピアノ)
2.ピアノ四手のための序奏、主題と変奏曲 ニ長調(1826)
ベンジャミン・グロヴナー(ピアノ)、アンナ・ティルブルーク(ピアノ)
3.葬送行進曲 ハ短調Op.72-2(1827)第1版
4.葬送行進曲 ハ短調Op.72-2(1827)第2版
5.アレグレット 嬰ヘ短調(1829)
6.ラルゴ 変ホ長調(?1837)
7.春 ト短調(1838)
8.ソステヌート 変ホ長調(1840)
9.フーガ イ短調(1841-2)
10.モデラート(アルバムの綴り) ホ長調(1843)
11.ブーレエ ト短調(1846)
12.ブーレエ イ長調(1846)
13.ギャロップ 変イ長調(1846)
以上 ベンジャミン・グロヴナー(ピアノ)




<VIEW>
VIEW 2408(DVD-Video) \2450
モーツァルト:歌劇「魔笛」
1976年Lipzig Operaでのモーツァルト:歌劇「魔笛」をTV番組用に編集した映像。
マグダレーナ・ファレヴィチ(パミーナ)
ホルスト・ゲブハルト(タミーノ)
ディーター・ショルツ(パパゲーノ)
ヘイドルン・ハレックス(パパゲーナ)
インゲ・ウィーベル(夜の女王)
ヘルマン・クリスチャン・ポルスター(ザラストロ)
ゲルト・バーナー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ライプツィヒ歌劇場オペラ合唱団
ドイツ語、カラー 本編156分+ボーナスフィーチャー




<DOMOVIDEO>
DMM 504(DVD+CD) \2700
Robert Giordano/ Piano Recital
クレメンティ:ピアノソナタ op. 26-2
チマローザ:ピアノソナタ op. 27
チマローザ:ピアノソナタ ロ短調
チマローザ:ピアノソナタ op. 62
グルック:ズガンバーティ:オルフェオとエウリディーチェよりメロディー
D.スカルラッティ/カール・タウジヒ:パストラーレとカプリッチオ
モーツァルト:「小葬送行進曲」K453a
モーツァルト:メヌエット K. 355
モーツァルト:ロンド K. 485
ブゾーニ:モーツァルト:Giga
ブゾーニ:モーツァルト:ロンドと変奏曲
リスト:レミネッセンス
演奏;ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
2006年3月
ベルギー・ブラッセル2003年「エリザベス王妃国際音楽コンクール」に於いて
第4位となったロベルト・ジョルダーノ。その後も各地でコンサート活動し、
詩的で知的な抑制のきいた演奏はヨーロッパ圏では絶賛。

DMM 505(DVD+CD) \2700
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 K. 449
モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番 K. 413
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 K. 414
2006年7月
Francois-Joel Thiollier(piano)フランソワ・ジョエル・ティオリエ
Pietro Toso(Concertmaster)
Orchestra di Padova e del Veneto
1966年に設立したパドヴァ管弦楽団は有名な合奏団。
ドビュッシー、サティなどフランス音楽は高い評価を得ていますがモーツァルト
も同様に格調高い演奏です。

DMM 506(DVD+CD) \2700
F.J. ハイドン:ピアノソナタ Hob XVI 50
モーツァルト:幻想曲 K. 396
モーツァルト:12の変奏曲 K. 500
ベートーヴェン:ピアノソナタ「熱情」
ショパン:幻想ポロネーズ op. 61
リスト:ハンガアリー狂詩曲第2番
チャイコフスキー:四季より秋
Jin Ju(ピアノ)ジン・ジュ(中国)
2006年4月
2003年「エリザベス王妃国際音楽コンクール」第6位のJin Ju。
イタリアからヨーロッパ、中国、米国と演奏活動を広げ女流ピアニストとして
確固たる地位を築きつつある。

DMM 513(DVD-Video) \2900
14 Tenors Concert
実力、人気ともに定評のある14人のテノール歌手達が繰り広げる有名なアリア集。
テノール歌手:
ピエトロ・バロ、カルロ・ベルゴンツイ、フランコ・ボニソルリ
アルベルト・クピド、ピーター・ドヴォルスキー、
サルヴァトーレ・フィシケッラ、マリオ・マラニーニ
エミール・イワノフ、ジャンフランコ・パスティーネ
ヴィンセンツオ・スクディエリ、ホセ・センペレ
ヌンツイオ・トディスコ、アナトリー・ソロヴィアネンコ
ジョルジオ・ティエッポ
カルロ・ベルゴンツイ(アフリカの女-おお海より現れた楽園よ)
ピエトロ・バロ(リゴレット-女心の歌「風の中の羽のように」)
フランコ・ボニソルリ(ウイリアム・テル-O muto asil del pianto)
アルベルト・クピド(ロメオとジュリエット-愛の神か・・・-昇れ太陽よ)
ピーター・ドヴォルスキー(マクベス-わが息子達よ)
サルヴァトーレ・フィシケッラ(ウイリアム・テル-O muto asil del pianto)
マリオ・マラニーニ(レニャーノの戦い-La pia materna mano)
ジャンフランコ・パスティーネ(ルイザ・ミラー-夜が静まったとき)
ヴィンセンツオ・スクディエリ(西部の娘-やがて来る自由の日)
アナトリー・ソロヴィアネンコ(アイーダ-浄きアイーダ)
ジョルジオ・ティエッポ(トスカ-星は光りぬ)
ヌンツイオ・トディスコ(カルメン-お前が投げたこの花は)
フランコ・ボニソルリ(トロヴァトーレ-見よ薪の恐ろしい火を)
ピーター・ドヴォルスキー(マノン=レスコ-ああマノン、君の愚かさが)
サルヴァトーレ・フィシケラ(ラ・ボエーム-冷たい手を)
エミール・イワノフ(運命の力-天使のようなレオノーラ)
マリオ・マリャニーニ(トゥーランドット-だれも寝てはならぬ)
ヴィンセンツオ・スクディエリ(アンドレア・シェニエ-ある日空をながめて)
ホセ・センペレ(仮面舞踏会-おそらく彼女は邸に)
ソロヴィアネンコ・ナポリ(カヴァレリア・ルスティカーナ-お母さんあの酒は
強いね)
ヌンツイオ・トディスコ(オーソレミオ)
カルロ・ベルゴンツイ(愛の妙薬-人知れぬ涙)
1990年8月

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