クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-04 No.26-1

2007年04月30日 12時41分18秒 | Weblog
<Glossa>
GCD 921522 \2180
G・F・ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.2 ――
カンタータ《捨てられたアルミーダ》HWV.105
カンタータ《女猟師ディアナ》HWV.79
カンタータ《お前は誠実か、お前は貞節か》HWV.171
カンタータ《ひっそりと静かな夜》HWV.142
カンタータ《恋する魂は》HWV.173
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)、
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
ファビオ・ボニッツォーニ(指揮&チェンバロ)、
アンサンブル・リゾナンサ
ヘンデルのイタリア滞在時代(1706年-1710年)に作曲された100曲の室内カン
タータ(イタリアン・カンタータ)の中から、器楽伴奏付きの約30曲を取り上
げていくシリーズの最新作となる第2集。
今回の第2集がシリーズ初登場となるソプラノ奏者エマヌエラ・ガッリはミラノ
出身。
ガッリはカヴィーナ率いるラ・ヴェネクシアーナのメンバーであり、ストラデ
ッラのオラトリオ「スザンナ」(GCD 921201)ではソリストを務めるなどイタ
リア・バロック音楽のスペシャリストとして称賛を浴びている。
第1集に引き続きコープマンやレオンハルト、サヴァールといった古楽界の巨
匠たちからも厚い信頼を寄せられているイタリアのソプラノ奏者ロベルタ・イ
ンヴェルニッツィも録音に参加しており、前作を凌ぐ陣容によるレコーディン
グが実現。
グロッサの鍵盤楽器分野を代表する名手ボニッツォーニによって結成された
「アンサンブル・リゾナンサ」と、イタリアの実力派ソプラノ奏者たちによっ
て奏でられるヘンデルのカンタータ集第2弾。

GCD P32301 \2180
ドミニク・ヴェラール(1953-):
十字架上のキリストの最後の7つの言葉/私の目はくもり/
スターバト・マーテル/おお、全ての人々よ/ ミサ《神への賛課》
ドミニク・ヴェラール(指揮)、
アンサンブル・ジル・バンショワ
中世音楽の演奏と解釈が世界最高峰と評されるドミニク・ヴェラール率いるア
ンサンブル・ジル・バンショワが遂にグロッサに登場!
ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワのグロッサ・デビュー盤となる
のは、なんとヴェラール自身が作曲した5つの宗教作品集。
ヴェラール自らが自身の作品を演奏するこの最新盤は、ヴェラールとグロッサ
の新たな芸術作品を創造したいという熱意が実現させたものなのである。
30年以上に及ぶ演奏と研究に基づいたヨーロッパの伝統的な手法と宗教的題材
に新たな感性を加えたヴェラールの宗教作品集。
またスペインのトップ・デザイナーがデザインを手懸け、世界最高との評価を
受けるグロッサ・プラチナムの斬新なジャケットは今回も大きなインパクトを
与えてくれる。




<SELENE>
CD-S 9201.3/9203.6 2枚組 \4160
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ピアノ作品全集 Vol.1-2
演奏会用ユモレスク集 Op.14/スタラ組曲 Op.3/即興曲
悲歌 変ロ短調 Op.4/即興曲第1番/同第2番
ポーランド舞曲集 Op.5/2つのカノン/ポウジ[Powódz]
カンツォーナ、無言歌/Rekopis/砂漠にて(トッカータ形式による音画)
タトラ・アルバム Op.12/3つの小品 Op.2
序奏とトッカータ Op.6/旅の歌 Op.8/変奏曲とフーガ Op.23
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)
録音:1991年、ワルシャワ

CD-S 9301.7-8 2枚組 \4160
ショパン(1810-1849):夜想曲全集
Op.9 Nos.1-3/Op.15 Nos.1-3/Op.27 Nos.1-2/Op.32 Nos.1-2
Op.37 Nos.1-2/Op.48 Nos.1-2/Op.55 Nos.1-2/Op.62 Nos.1-2
Op.72 No.1/嬰ハ短調/ハ短調
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1989年、ワルシャワ

CD-S 9302.9/9306.13 2枚組 \4160
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ピアノ作品全集 Vol.3-4
雑記帳 Op.16/変奏曲とフーガ Op.11/五月のアルバム Op.10
ポーランド舞曲集 Op.9/小品集(組曲)Op.1/ソナタ Op.21
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)
録音:1991年、ワルシャワ

CD-S 9303.10 \2080
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):教会音楽集
ピオトロヴィン・ミサ/見よ、十字架の木を(モテット)
ポーランドのミサ/オストラ・ブラマのリタニア第4番
アルトゥル・フォイクト、パトリク・レフマン(ボーイソプラノ)
グラジナ・フリチンスカ=パンフィル(ソプラノ)
ダヌタ・ポウツィンスカ=ノヴァク(アルト)
ブワジェイ・グレク(テノール)
チェスワフ・ガウカ(バス)
ヴォイチェフ・A・クロロップ(指揮)
ポズナン少年合唱団[ポーランドのナイチンゲール]
スワヴォミル・カミンスキ(オルガン)
録音:1992年、ポズナン

CD-S 9305.12 \2080
ショパン(1810-1849):ワルツ全集
Op.18/Op.34 Nos.1-3/Op.42/Op.64 Nos.1-3/Op.69 Nos.1-2
Op.70 Nos.1-3/ホ短調 Op.posth./ホ長調 Op.posth.
変イ長調 Op.posth./変ホ長調 Op.posth./イ短調 Op.posth.
Op.69 Nos.1bis-2bis/Op.70 No.2bis/嬰へ短調 Op.posth.
変ホ長調 Op.posth.
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1993年1月19-21日、ジェシュフ、フィルハルモニア

CD-S 9308.15 \2080
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71a
「四季」(12の性格的小品)Op.37a
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ(リスト編曲)
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1993年3月7-8日、ジェシュフ、フィルハルモニア

CD-S 9309.16 \2080
ショパン(1810-1849):大ポロネーズ集
Op.26 No.1-2/Op.40 Nos.1-2/Op.44/Op.53/Op.61
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1992年、ジェシュフ、フィルハルモニア

CD-S 9401.17 \2080
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第2番 Op.35/変奏曲(ヘクサメロン)
変奏曲ホ長調/華麗な変奏曲 Op.12/アレグレット嬰ヘ長調(*)
ガロップ・マルキス[Galop Marquis]変イ長調(*)
ブーレ ト長調(*)/同イ長調(*)/カンタービレ変ロ長調
コントルダンス変ヘ長調/フーガ イ短調/春 ト短調(*)
ラルゴ変ホ長調/モデラート ホ長調/葬送行進曲
エコセーズ第1番/同第2番/同第3番
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1993年12月7日、ジェシュフ、フィルハルモニア/1989年、ワルシャワ
(*)ポーランドにおける初録音。

CD-S 9404.20 \2080
ショパン、モニュシュコ:ピアノ・デュオのための作品集
ショパン(1810-1849):
4手連弾のための変奏曲ニ長調(*)
2台のピアノのためのロンド Op.73(*)
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):
[4手連弾のための全作品](*)(+)
演奏会用ポロネーズ イ長調/婚礼のマズルカ
ポロネーズ ニ長調/ワルツ/糸紡ぎ娘/コントルダンス I-VI
放浪者の歌/オペラ「ハルカ」から 山の踊り
[ピアノ独奏作品]
オペラ「幽霊屋敷」から 鐘のアリア/秋の歌
野外パーティー(ワルツ)/ワルツ変ホ短調/同変イ長調
バガテル ト短調/無言歌/ヴィリニュスへの別れ(マズルカ)/別れ
クリスティナ・マコフスカ(ピアノ(*))
アンナ・ヴェソウォフスカ(ピアノ)
録音:1987年、ワルシャワ
(+)は世界初録音。

CD-S 9405.21 \2080
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):ピアノ協奏曲 Op.2(*)
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第2番 Op.21
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
アダム・ナタネク(指揮)
ニュー・ポーリッシュ・フィルハーモニック
[ジェシュフ・フィルハーモニー交響楽団]
録音:1994年、ジェシュフ、フィルハルモニア
(*)世界初録音。

CD-S 9502.25 \2080
ショパン:(1810-1849):
バラード第4番 Op.52/前奏曲 Op.28 Nos.21-24
スケルツォ第2番 Op.31/夜想曲 Op.55 No.2
ピアノ・ソナタ第2番 Op.35/マズルカ Op.59 Nos.1-3
ワルツ Op.64 No.1/練習曲 Op.10 Nos.1-2
パヴェウ・ザヴァツキ(ピアノ)
録音:1995年4月22-23日、ジェシュフ、フィルハルモニア、ライヴ

CD-S 9503.26 \2080
ポーランド歌曲集 Vol.1
ショパン(1810-1849):
リトアニアの歌 Op.4 No.16/メロディー Op.74 No.9
私の見えない所に Op.74 No.6/舞い落ちる木の葉 Op.74 No.17
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
Op.1 Nos.1-3,5-6/Op.3 Nos.1-3,4-7/他4曲
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):4つの歌曲/3つの歌曲
ステファニア・トチスカ(メゾソプラノ)
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:1995年5月15-17日、ジェシュフ、フィルハルモニア

CD-S 9504.27 \2080
ショパン(1810-1849)/
編曲者不詳:スターバト・マーテル(前奏曲 Op.28 No.20;第1版)
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910)編曲:12のマズルカによる歌曲
十六歳(Op.50 No.2)/私を愛して(Op.33 No.2)/愛の嘆き(Op.6 No.1)
コケット(Op.7 No.1)/小鳥(Op.68 No.2)/別れ(Op.24 No.1)
祭り(Op.6 No.4)/脆き心(Op.7 No.3)/若い娘(Op.24 No.2)
子守歌(Op.33 No.3)/踊り(Op.50 No.1)/美女(Op.67 No.1)
編曲者不詳:嘆き(夜想曲 Op.9 No.1)
ルイジ・ボルデーゼ編曲:ナイチンゲール(マズルカ Op.17 Nos.1,4)
編曲者不詳:夢(前奏曲 Op.28 No.7)
編曲者不詳:スターバト・マーテル(前奏曲 Op.28 No.20;第2版)
アガ・ヴィンスカ(ソプラノ)
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1995年6月28-30日、ジェシュフ、フィルハルモニア
全曲世界初録音。

CD-S 9505.28 \2080
ユリウス・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ作品全集 Vol.1
幻想ポロネース Op.9(*)/バラード Op.18(*)/子守歌 Op.22
心付け[Etrennes]Op.27/ガヴォット Op.29/演奏会用マズルカ Op.8(*)
無言のロマンス(手稿)(*)/大ポロネーズ Op.7
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)
録音:1993年2月20-21日、ジェシュフ、フィルハルモニア
(*)世界初録音。

CD-S 9601.29 \2080
ショパン(1810-1849):チェロのための作品全集
ポロネーズ Op.3/協奏的ニ重奏曲ホ長調/ソナタ ト短調 Op.65
アレクサンドル・グラズノフ編曲:練習曲 Op.10 No.6/同 Op.25 No.7
ヤン・ペッケル編曲:マズルカ Op.67 No.4
スタニスワフ・フィルレイ編曲:マズルカ Op.33 No.2
パブロ・サラサーテ、スタニスワフ・フィルレイ編曲:夜想曲 Op.9 No.21
ガスパル・カサド編曲:練習曲 Op.21 No.1
スタニスワフ・フィルレイ(チェロ)
アンナ・ヴェソウォフスカ(ピアノ)
録音:1987、1995年、ワルシャワ

CD-S 9602.30 \2080
ピアノのための変奏曲集
フランチシェク・レッセル(1780-1838):変奏曲イ短調/同 Op.15
ショパン(1810-1849):
変奏曲ホ長調/同ホ長調(ヘクサメロン)/同 Op.12
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.10
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1992、1993、1990年

CD-S 9701.31-32 2枚組 \4160
シューベルト(1797-1828):ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲 Op.100 D.929/ソナタ楽章 D.28
ピアノ三重奏曲 Op.99 D.898/アダージョ Op.148 D.897
ルービンシュタイン三重奏団
アンナ・ヴェソウォフスカ(ピアノ)
アダム・コステツキ(ヴァイオリン) スタニスワフ・フィルレイ(チェロ)

CD-S 9702.33 \2080
J・S・バッハ(1685-1750)/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:シャコンヌ
ブラームス(1833-1897)/
フェルッチョ・ブゾーニ編曲:コラール前奏曲 Op.122 Nos.4-5,8-10
マックス・レーガー(1873-1916):
テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op.134
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:1990、1996年

CD-S 9703.34 \2080
ミコワイ・ゴムウカ(1535頃-1609?):ポーランド詩篇歌集(全42曲)
リシャルト・ジマク(指揮)
ワルシャワ室内合唱団
録音:1992年、ワルシャワ
16世紀ポーランドの作曲家ゴムウカの唯一現存する作品です。

CD-S 9705.36 \2080
ヘンリク&ユゼフ・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ Op.24(*)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1888)&ユゼフ・ヴィエニャフスキ:
ヴァイオリンとピアノのためのアレグロ・デ・ソナーテ Op.2(*)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ/ユゼフ・ヴィエニャフスキ編曲:
ポーゼンの思い出 Op.3(性格的マズルカ;ピアノ独奏版)
2つのサロン用マズルカ Op.12(ピアノ独奏版)
クヤヴィヤク(お気に入りのマズルカ;ピアノ独奏版)
バルトシュ・ブリワ(ヴァイオリン(*))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ)
録音:1997年1月3-4日、ワルシャワ
ヘンリク・ヴィエニャフスキと、弟で同じく名ヴァイオリニストとして活躍し
たユゼフの作品を取り上げた好企画です。全曲世界初録音。

CD-S 9801.37 \2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.1 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
ワルツ Op.64 No.2/前奏曲 Op.28 No.7/子守歌 Op.57
エコセーズ Nos.1-3/マズルカ Op.68 No.3/ワルツ Op.18
同 Op.34 Nos.1-2/夜想曲 Op.32 No.1/同 Op.9 No.2
前奏曲 Op.28 Nos.14,17/夜想曲 Op.15 No.2/同 Op.37 No.1(以上(*))
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):
マズルカ Op.6/ラウル=ワルツ Op.18/マズルカ Op.40
練習曲 Op.57/マズルカ Op.60(以上(+))
ラウル・コチャルスキ(ピアノ(*))
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ(+))
録音:1948年、ポズナン(*)/1997年、ワルシャワ(+)
(+)世界初録音。

CD-S 9802.38 \2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ Vol.2 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):12の練習曲 Op.10(*)/3つの練習曲 Op.Posth(*)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):
幻想的ワルツ Op.49/前奏曲 Op.50
12の印象 Op.75 から Nos.5,7,9/ソナタ(小ソナタ)Op.146
24の前奏曲 Op.65 から Nos.6,11,15,19
マズルカ rekopis(1943頃)/ポーランド組曲 Op.71(以上(+))
ラウル・コチャルスキ(ピアノ(*))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(+))
録音:1938年、ベルリン(*)/1997年、ワルシャワ(+)
(+)世界初録音。

CD-S 9803.39 \2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938) ピアニスト
メンデルスゾーン(1809-1847):狩りの歌 Op.19 No.3
シューベルト(1797-1828)/リスト編曲:
ウィーンの夜会(ワルツ=カプリス第6番)
ショパン(1810-1849)/リスト編曲:私のいとしい人 Op.74 No.12
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938):
ショパンのワルツ変ニ長調によるパラフレーズ(1933/1934)
アレクサンデル・ミハウォフスキ(ピアノ)
録音:1905-1934年、ワルシャワ

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07-04 No.26-2

2007年04月30日 12時40分45秒 | Weblog
CD-S 9804.40 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.3 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
12の練習曲 Op.25(*)/同 Op.10 から Nos.4,6,8,10(+)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):
オペラ「リモント」からの2つのバレエ断章
3つの夜想曲 Op.147 から No.2/伝説 第2番 Op.144
ピアノのための組曲「シミェルフ」[Smielow]Op.132(以上(#))
ラウル・コチャルスキ(ピアノ(*/+))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(#))
録音:1938年、ベルリン(*)/1938年5月24日(+)/1997年、ワルシャワ(+)
(#)世界初録音。

CD-S 9805.41 2080
世界のショパンの伝統
ヴィルヘルム・バックハウス、アルフレッド・コルトー
ショパン(1810-1849):
12の練習曲 Op.10(*)/前奏曲ハ長調&練習曲ハ長調(+)
即興曲 Op.66(+)/ワルツ Op.42(#)/12の前奏曲 Op.10(**)
ワルツ Op.34 Nos.2-3(++)/同 Op.64 No.1(++)/同 Op.42(++)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ(*/+/#))
アルフレッド・コルトー(ピアノ(**/++))
録音、原盤:1928年、Electrola(*)/1934年、HMV(+/**)
1924年、Monarch Records "Gramophone"(#)
1935年、Disque "Gramophone"(++)

CD-S 9806.42 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938)ピアノ教授
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537(*)/幻想曲 K.397
ワンダ・ランドフウスカ(ピアノ)
ヴァルター・ゲール(指揮(*)) 室内管弦楽団(*) 録音:1937年
ショパン(1810-1849):スケルツォ Op.31
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938):
ショパンのワルツ変ニ長調によるパラフレーズ
イェジ・ジュラフレフ(ピアノ) 録音:1949-1951年
ショパン:マズルカ Op.41 No.4/前奏曲 Op.28 Nos.3,8
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):クラコヴィヤク Op.9 No.1
ルドミル・ルジツキ(1884-1953):ポーランド舞曲 Op.37 Nos.1-2
ユゼフ・シミドヴィチ(ピアノ) 録音:1949-1952年
ショパン:ワルツ ホ短調 OP.posth./同 Op.34 No.3
ヤニナ・ファミリエル=ヘプネル[ファミリアー=ヘプナー](ピアノ)
録音:1932年頃
ミハウォフスキの教え子たちの演奏を収録。

CD-S 9807.43 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.4 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ Op.53/バラード第1番 Op.23/同第2番 Op.38
同第3番 Op.47/同第4番 Op.52/スケルツォ第2番 Op.31(以上(*))
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):歌曲集(+)
Op.66 Nos.3,7/Op.67 No.1/Op.69 Nos.2,8/Op.99 No.1
Op.102 Nos.1-4/Op.121 Nos.15,20(二重唱曲)
ラウル・コチャルスキ(ピアノ(*/+))
アレクサンドラ・グルツァ=バルトチャク(ソプラノ(+))
マルチェイ・バルトチャク(バリトン(+))
ロベルト・マラト(ピアノ(+))
録音:1938年、ベルリン(*)/1998年3月31日、ワルシャワ、S-2(+)
(+)世界初録音。

CD-S 9808.44 2080
カロル・リピンスキ(1790-1861):ヴァイオリンのための作品集
ステファニのオペラ「クラクフ人と高地人」による幻想曲 Op.33
(アンジェイ・ヴルベル編曲)(*)
ベッリーニのオペラ「夢遊病の女」による幻想曲 Op.23(同編曲)(*)
無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス Op.29 No.3
無伴奏ヴァイオリンのための即興曲 Op.34 No.1
2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 Op.8(*)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン)
アウレリア・リヴァノフスカ(ヴァイオリン(*))
アンジェイ・ヴルベル(チェロ(*))
録音:1998年、ワルシャワ、S-2
ヴィエニャフスキ以前のポーランド音楽史上最高のヴィトルオーゾ・ヴァイオ
リニストとされるリピンスキの作品を、現代ポーランド最高のヴァイオリニス
ト、クルカが弾いた注目盤です。全曲世界初録音。

CD-S 9809.45 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938) ピアノ教授&作曲家
ショパン(1810-1849):
ワルツ Op.64 No.1/同 Op.70 No.1/前奏曲 Op.28 Nos.13-14,20,22
練習曲変イ長調 Op.posth./同 Op.10 No.4
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ) 録音:1948-1952年
ショパン:夜想曲 Op.15 No.2/マズルカ Op.50 No.3
ルジャ・エトキン(ピアノ) 録音:1937年頃
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):
モニュシュコの「糸紡ぎ娘」によるパラフレーズ
マリア・バルヴナ(ピアノ) 録音:1931年
ショパン:マズルカ Op.17 No.4
アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924):
ウィーンの夜会(ヨハン・シュトラウスによる演奏会用パラフレーズ)Op.56
ヴワディスワフ・シュピルマン(ピアノ) 録音:1948年
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938):
ガヴォット Op.4/マズルカ Op.5/同 Op.6/前奏曲 Op.9
悲しきワルツ Op.11/前奏曲 Op.14/同 Op.33 No.2
カプリッチョ(ポルカ風)Op.26/ショパンの即興曲による練習曲 Op.2
ロベルト・マラト(ピアノ)
録音:1998年5月27日、ワルシャワ、ポーランド放送 S-2
ミハウォフスキの教え子たちの演奏と彼の作品の演奏を収録。

CD-S 9901.46 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.5 ピアニスト
ショパン(1810-1849):
24の前奏曲 Op.28/前奏曲 Op.45/同変イ長調 Op.posth.
子守歌 Op.57/即興曲 Op.36/同 Op.posth.(Op.66)/同 Op.29
バラード Op.23/マズルカ Op.50 No.1/ワルツ Op.18
ラウル・コチャルスキ(ピアノ)
録音:1938、1939、1948年

CD-S 9902.47 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.6 ピアニスト
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ Op.40 No.1/同 Op.53/夜想曲 Op.27 No.2/同 Op.62 No.1
マズルカ Op.33 No.4/同 Op.posth.(Op.68 No.2)/練習曲 Op.10 Nos.2,6
同 Op.25 No.6/前奏曲 Op.28 Nos.9-12,17,20/同 Op.45
ワルツ Op.64 Nos.1-2/同 Op.18
モーツァルト(1756-1791):ワルツ変ロ長調/同ヘ長調
リスト(1811-1886):菩提樹(シューベルトの歌曲)
ラウル・コチャルスキ(ピアノ)
録音:1928、1934、1938、1939年

CD-S 9903.48 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ラウル・コチャルスキ(1885-1948) Vol.7 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
前奏曲 Op.28 No.20/夜想曲 Op.27 No.2/マズルカ Op.7 No.1
子守歌 Op.57/即興曲 Op.posth.(Op.66)/ワルツ Op.18
バラード Op.23
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番「幻想曲風」Op.27 No.2
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
夜想曲 Op.16 No.4/メロディー Op.16 No.2/メヌエット Op.14 No.1
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):
即興曲 Op.124/スケルツォ Op.131 No.5
ラウル・コチャルスキ(ピアノ)
録音:1945、1948年

CD-S 9904.49 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941) Vol.7 ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
練習曲 Op.25 No.2/子守歌 Op.57/練習曲 Op.25 No.9
夜想曲 Op.15 No.1/ワルツ Op.64 No.2/同 Op.18
マズルカ Op.59 Nos.2-3/ポロネーズ Op.26 No.2
リスト(1811-1886):乙女の願い(ショパンの歌曲)
メンデルスゾーン(1809-1947):狩りの歌 Op.19 No.3
シューベルト(1797-1828):即興曲 Op.142 No.3
シューマン:夕べに Op.12 No.1
リスト:軽やかさ(練習曲)/ハンガリー狂詩曲第2番
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
幻想的クラコヴィエンヌ Op.14 No.6/メヌエット Op.14 No.1
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(ピアノ)
録音:1912-1924年

CD-S 9905.50 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ユゼフ・シミドヴィチ(1888-1962) ピアニスト
ヘンリク・メルツェル(1869-1929):ピアノ協奏曲第2番(*)
アレクサンデル・ザジツキ(1834-1895):ピアノ協奏曲 Op.17(+)
ユリウス・ザレンプスキ(1854-1885):練習曲へ短調
ルドミル・ルジツキ(1884-1953):5つの前奏曲 Op.2 から Nos.1,3
ショパン(1810-1849):ワルツ Op.34 No.2/マズルカ Op.68 Nos.2-3
ユゼフ・シミドヴィチ(ピアノ)
ヤン・クレンツ(指揮(*))
ポーランド国立放送交響楽団(*)
アルノルト・レズレル(指揮(+))
ポーランド放送ビドゴシュチ交響楽団(+)
録音:1952年(*)/1949年(+)/1948、1949、1954年(他)

CD-S 9907.52 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
カロル・ミクリ(1819-1897) 作曲家&ピアノ教授
カロル・ミクリ(1819-1897):
ポロネーズ Op.1/同 Op.2
ピアノのための12の小品 Op.24 Liv.II(Nos.6-10)
前奏曲とプレスト・アジタート Op.1(以上(*))
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)
録音:1998年4月17日、ワルシャワ、ポーランド放送、S-2
ショパン(1810-1849):夜想曲 Op.9 No.2/葬送行進曲 Op.35
カロル・シマノフスキ(1882-1937):練習曲 Op.33 No.5
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):夕べに Op.10 No.1
ラウル・コチャルスキ(ピアノ) 録音:1925、1928、1930、1945年
ショパン:子守歌 Op.57/マズルカ Op.63 No.3/夜想曲 Op.15 No.2
アレクサンデル・ミハウォフスキ(1851-1938):
ショパンのワルツによるパラフレーズ
アレクサンデル・ミハウォフスキ(ピアノ) 録音:1929、1933/1934年
ショパン:タランテラ Op.43
マウリツィ・ロセンタル(1862-1946):
ヨハン・シュトラウスのワルツによる幻想曲
マウリツィ・ロセンタル[モーリッツ・ローゼンタール](ピアノ)
録音:1928、1942年
ミクリの教え子たちの演奏と彼の作品の演奏を収録。

CD-S 9908.53 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
イグナツィ・フリードマン(1882-1948) ピアニスト&作曲家
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ Op.53/同 Op.71 No.2/夜想曲 Op.55 No.2
練習曲 Op.10 Nos.5,7,10/同 Op.25 Nos.6,9/前奏曲 Op.28 Nos.15,19
バラード Op.47/マズルカ Op.7 No.1/同 Op.33 Nos.2,4
同 Op.63 No.3(以上(*))
イグナツィ・フリードマン(1882-1948):
ピアノのための6つの編曲 から 精霊の踊り(グルック作曲)
モニュシュコによる3つの演奏会用編曲 Op.28
水彩画(ピアノのための5つの小品)Op.18 から
小さな子守歌(No.1),マズルカ(No.5)
2つのマズルカ Op.49
ピアノのための5つの小品 Op.13 から 軍隊行進曲(No.4)
ピアノのための5つの小品 Op.10 から 彼女は踊る(No.5)(以上(+))
イグナツィ・フリードマン(ピアノ(*))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(+))
録音:1923-1933年(*)/1998年12月12日、ワルシャワ、ポーランド放送、S-2(+)

CD-S 0008.68 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
ユゼフ・トゥルチンスキ(1884-1953) ピアニスト
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ Op.53/夜想曲 Op.27 No.1/練習曲 Op.10 Nos.4,11
マズルカ Op.24 No.4/ポロネーズ Op.40 No.2/即興曲 Op.29
同嬰ハ短調 Op.posth.(Op.66)/夜想曲 Op.9 No.2/同 Op.15 No.2
同 Op.55 No.1/バラード Op.52/舟歌 Op.60/タランテラ Op.43
ワルツ Op.64 No.2
ユゼフ・トゥルチンスキ(ピアノ)
録音:1950年

CD-S 0009.69 2080
偉大なるポーランドのショパンの伝統
フランチシェク・ウカシェヴィチ(1890-1950) ピアニスト
ショパン(1810-1849):
ワルツ Op.18/夜想曲 Op.15 No.2/練習曲 Op.25 No.9
マズルカ Op.33 No.2/即興曲嬰ハ短調 Op.posth.
ワルツ ホ短調 Op.posth/練習曲 Op.10 No.5
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):
ユモレスク Op.40 No.1/ロマンス変ロ短調/クラコヴィヤク Op.40 No.2
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
メロディー Op.8 No.3/クラコヴィヤク Op.9 No.1
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):メロディー ロ長調/同変ホ短調
アレクサンデル・ザジツキ(1834-1895):マズルカ Op.12 No.1
チャイコフスキー(1840-1893):変奏曲 Op.19 No.6
ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲 Op.32 No.12
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):夜想曲 Op.9 No.2
シューベルト(1797-1828)/リスト:聞け、聞け、ひばりを(セレナード)
メンデルスゾーン(1809-1847):
無言歌 Op.30 No.3/春の歌 Op.67 No.4
フランチシェク・ウカシェヴィチ(ピアノ)
録音:1937-1950年

CD-S 0204.71 2080
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ
ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28
パヴェウ・ザワツキ(ピアノ)
録音:2001年12月、ワルシャワ

CD-S 0501.72 2080
カロル・リピンスキ(1790-1861):
2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 Op.12
2つのヴァイオリンとチェロのための3つのポロネーズ Op.9
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ、
グジェゴシュ・フミェレフスキヴァイオリン)
アンジェイ・ヴルベル(チェロ)
録音:2004年、11月25-26日、ワルシャワ、S-2

CD-S 0502.73 2080
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
ピアノ・ソナタ Op.22/メヌエット ニ長調(ピアノのための)
無言歌(ピアノのための)/チェロ・ソナタ Op.26(*)
アンジェイ・ヴルベル(チェロ(*))
イェジ・ステルチンスキ(ピアノ)
録音:2005年2月8-9日、ワルシャワ、S-2

CD-S 9102 2080
【再案内】ショパン:ピアノ作品集 Vol.1
ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1/子守歌 変ニ長調 Op.57
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
4つのマズルカ Op.17;変ロ長調,ホ短調,変イ長調,イ短調
舟歌 嬰へ長調 Op.60/夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
バラード第2番へ長調 Op.38/夜想曲ホ短調 Op.posth.
ワルツ イ短調 Op.34 No.2/同 ホ長調 Op.posth.
同変ニ長調 Op.64 No.2/同嬰ハ短調 Op.64 No.2
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:1991年、ワルシャワ

CD-S 9501.24 2080
【再案内】ショパン:ピアノ作品集 Vol.2
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/夜想曲ロ長調 Op.62 No.1
前奏曲ホ短調 Op.28 No.4/同イ長調 Op.28 No.7
同ハ短調 Op.28 No.20/夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.
ワルツ変イ長調 Op.69 No.1/葬送行進曲ハ短調
ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:1994年12月10-11日、ジェシュフ、フィルハルモニア

WCD 002 2080
【Wifon】モーツァルト(1756-1791):交響曲集 Vol.1
第1番 K.16/第4番 K.19/第5番 K.22/第6番 K.43
ピアノ協奏曲第1番 K.37(*)
小林倫子(ピアノ(*))
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)
ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
[ヴォイチェフ・ライスキ室内管弦楽団]
録音:1988年4月27-30日、ビドゴシュチ
かなり以前に倒産してしまたヴィフォン[Wifon]レーベルのCDですが、在庫
分のみ輸出可能とのことです。

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07-04 No.25

2007年04月27日 17時43分15秒 | Weblog
<Ondine>
ODE 1100(SACD-Hybrid) \2300
デュパルク(1848-1933):
旅への誘い、ミニョンのロマンス、戦のある国へ、悲しき歌、フィディレ
カイヤ・サーリアホ(1952-):
歌曲集「4つの瞬間」(2002) (アミン・マアルーフの詩による)
 憧れ、苦悩、瞬間の香り、余韻 
ラフマニノフ(1873-1943):
美しい人よ、私のために歌わないで 作品4-4、夕暮れ 作品21-3、
ミュッセからの断片 作品21-6、ムーサ 作品34-1、何という幸せ 作品34-12
ドヴォルザーク(1841-1904):歌曲集「ジプシーの歌」 作品55 B104
カリタ・マッティラ(S) 
マーティン・カッツ(P)
録音:2006年10月 フィンランド国立オペラ (ヘルシンキ) (ライヴ)
フィンランドが誇るスターのひとり、リリック・ドラマティック・ソプラノの
カリタ・マッティラ。オペラ舞台に立つことの多い彼女が2006年10月、めずら
しくリサイタルを行いました。場所はヘルシンキのフィンランド国立オペラ。
チケットが売り切れるほどの人気を呼び、「ヘルシンキ・サノマット」紙
(2006年10月3日) は、「すばらしい夕べ、なんと素敵な!」と報じました。
当夜のメイン・プログラムは、フィンランドの女性作曲家カイヤ・サーリアホ
(1952-) の歌曲集〈4つの瞬間〉。フランスの作家、アミン・マアルーフの詩
をテクストとするオペラ的モノローグ。エロティックで過激。ヤナーチェクの
〈イェヌーファ〉のタイトルロールもレパートリーに収めるマッティラが表現
意欲を強くそそられる領域です。共演はマーティン・カッツ。「ミュージカル
・アメリカ」 の1998年最優秀伴奏者賞を受けたピアニストです。





<ALBA>
ABCD 233(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:オルガン編曲集
シャコンヌ(ミッデルシュルテ編曲)、前奏曲とフーガ変ロ短調、
前奏曲イ短調、前奏曲ト短調(オスカル・メリカント編曲)、
半音階的幻想曲とフーガ(レーガー編曲)、
バッハの思い出(ヴィドール編曲)
ヤン・レヘトラ(Org)
使用楽器:クーサンコスキ教会(ヴェゲリウス、1933年製)
録音:2006年6月
フィンランドの歴史的な楽器を紹介するシリーズ。ヘルシンキ音楽院を設立し
シベリウスなどフィンランドの優秀な音楽家を育てたヴェゲリウスにより設計、
ヘルシンキから東へ150キロほどに位置するクーサンコスキという町にある教
会の歴史的なオルガンを使った編曲集です。注目は編曲陣の面々。自身もオル
ガンの達人であったミッデルシュルテのシャコンヌ、シベリウスと同時代に
活躍したフィンランドの国民から愛されていた作曲家オスカル・メリカントに
よる珍しい編曲、レーガーによる濃厚な編曲、オルガン一家で育ちとりわけ
バッハに傾倒していたヴィドールなど考え抜かれたレパートリーが収録されて
います。




<Profil>
PH 07033 2枚組 \4250
ベルリオーズ:レクイエムOp.5
キース・イカイア=パーディ(T)
ドレスデン国立歌劇場合唱団、ドレスデン・シンフォニー合唱団、
ドレスデン・ジングアカデミー
サー・コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1994年2月14日ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
第2次大戦中の1945年2月13日から14日にかけて、米英連合軍はドイツの古都ド
レスデンに対して無差別爆撃を行いました。この爆撃により都市の85パーセン
トが破壊され、3万とも15万ともいわれる一般市民が犠牲となりました。ドレ
スデン爆撃50周年を翌年に控えた1994年、未曾有の戦禍を被ったのと同じ2月
13、14の両日に、デイヴィスとシュターツカペレ・ドレスデンによって演奏さ
れたのがベルリオーズの大作レクイエム。これはその追悼演奏会のドキュメン
トです。なお、2月13日も録音が予定されていましたが、当日は氷点下25度と
いう極寒のために録音機材を作動させるためのバッテリー用のディーゼル・
エンジンが凍り付いてしまったので録音が出来なかったとのことです
大空襲からほぼ半世紀前の1897年にドレスデン初演がなされたレクイエム。
さすがは異端児の作にふさわしく、まず編成がともかく破格。大オーケスト
ラ&大合唱のほか、ティンパニ8対、大太鼓、タム・タム、シンバル10対、さ
らに4群のバンダ(各4のトランペットとトロンボーン)が加わるというもの。
さらに、これら大音響が鳴り渡る第2曲「怒りの日」や第6曲「ラクリモサ」か
ら一転、アカペラによる第5曲「われをさがしもとめ」では静謐なる音楽とい
う具合に、全10曲の内容も恐ろしく起伏に富み入り組んでいます。「自作でた
だ一曲だけを残すことが許されるなら迷わずこれを残してもらうように」とい
うほどベルリオーズ自身強く惚れ込んでいたと伝えられています。
また、デイヴィスにとっても過去に2度の録音(LSO / 69年、バイエルン放送
響 / 89年ライヴ)を残す当作品は、“ベルリオーズのエキスパート”がまだ
クラリネット奏者だった時分に演奏して指揮者を志す啓示を受けた運命の曲で
もあります。
デイヴィスはのちにインタヴューで次のように述べています。「このときの追
悼演奏会は私にとってドレスデン時代の最大の出来事だったかも知れない。ほ
んとうにショッキングだった。それこそぴったりの時、ぴったりの場所、ぴっ
たりの作品だった。ただのアイデアやお膳立てとしてではなく、突如として音
楽というものがほんとうにそうでなくてはならないものとしてそこにあった。
まさに忘れることの出来ない感動的な体験であった。」彼はまたドレスデン在
任期間中2月13日に指揮台に立つ機会が訪れると、ミサ・ソレムニス、モーツァ
ルトのレクイエム、ブリテンの戦争レクイエムといった作品を取り上げていま
した。
このように爆撃を行った側の人間としての痛切な衝動に駆られて臨んだデイ
ヴィスのもと、時と場所を選ぶ演奏至難のベルリオーズの大作が、ほとんど奇
跡的にぴたりとはまったドレスデン追悼演奏会。かくも迫真の内容を持つ演奏
に触れる機会はまれといえるのではないでしょうか。




<audite>
AU 95498 \2080
モノラル
(1)チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)[ボーナス・トラック]
フリッチャイのスピーチ-1957年1月24日ベルリン放送交響楽団創立10周年記
念祝祭コンサートに際して
(2)アルフレッド・コルトー(P)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
(1)ベルリン放送交響楽団 (2) RIAS交響楽団
録音:(1)1957年(2)1951年ベルリン(ライヴ)
「絶対に忘れられないのがコルトー(P)フリッチャイの51年ライヴだ。ピア
ノもミス・タッチだらけだが、昔の巨匠の表現力がいかに濃厚自在であった
か、いかに劇的かつロマンティックであったか、いかに作曲者の魂の奥底ま
でをあぶり出すほど深かったかを、いやというほど教えてくれるのである」
-宇野功芳
メロドラム盤以来のあまりにスリリングな内容で知られる大演奏が、このた
びドイチュラントラジオ・クルトゥーア提供の正規音源使用により大幅に音
質改善が施されて登場します。また、フリッチャイが手兵と行なった1957年
ライヴによるチャイ5は、クリアなオケの響き、とめどないパワー、弛緩する
ことないフォルムと、まさにこの時期のフリッチャイの音楽の魅力を伝える
内容。まだ白血病発病前、快速テンポによる演奏から“リトル・トスカニー
ニ”と呼ばれていた時期のものです。




<harmonia mundi>
HMC 901963 \2250
バルトーク:弦楽四重奏曲第5番、第6番
アルカント・クヮルテット
【アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)、ダニエル・ゼペック(2Vn)、
タベア・ツィンマーマン(Vla)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)】
録音:2006年10月
なんとも豪華な顔ぶれによる弦楽四重奏団が結成されました。その名もアルカ
ント・クヮルテット(イタリア語の「アルコ(弓)」と「カント(歌)」を組
み合わせた造語)。ヴァイオリンにウィーンの名手ヴァイトハースと、シュタ
イアーとのベートーヴェンの録音(HMC 901919)でも評価が高い、モダンもオ
リジナルもマルチにこなすゼペック、そして今ひっぱりだこで大活躍のヴィオ
ラ奏者タベア・ツィンマーマン、そしてチェロにいわずとしれたケラスという
錚々たる面々。2006年11月には日本でのお披露目公演もあり、その深みのある
表現と精緻なアンサンブルが話題となりました。記念すべき第1弾のリリース
は、泣く子もだまるバルトーク。第5番第1楽章冒頭の激しいリズム、第2楽章
のチェロの極端に低いどこか無機質な響き、その後現われる柔らかな旋律、
第3楽章の複雑なリズムの絡み合いは名手たちの真骨頂、そして第4、第5楽章
でも、エッジの効いた演奏に圧倒。続く第6番では、タベア・ツィンマーマン
による冒頭のヴィオラ・ソロの深みのある歌に、一気に世界に引き込まれます。
第3楽章の四分音の掛け合いも、絶妙なことこの上なしです。終楽章、静寂へ
と帰ってゆく終結部は、死者の魂が天へと静かに昇ってゆくような神聖さに
満ちています。





<Anthonello Mode>
AMOE 10003 \2450
西山まりえバッハ・エディション1 -MARIE NISHIYAMA BACH EDITION 1
J.S.バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲BWV988
西山まりえ(バロック・ハープ、チェンバロ)
録音:2007年1月9-11日 Hakuju Hall, Pro Tools HD Recording System
24Bit/192KHz
ジャケット:さそうあきら
バッハ作品をチェンバリストのゴールと位置づける西山まりえによる「バッハ
:チェンバロ作品全集」第一弾の登場。チェンバロだけでなく、バロック・
ハープ、オルガネット、さらには歌もこなし、ルネサンスからバッハへと至る
音楽の歴史を多面的に検証してきたマルチプレイヤー西山まりえならではの
バッハ像がここにあります。西山は、即興演奏家としての立場からこの作品を
再熟考、第30変奏(最終変奏)「クオドリベット」とアリアには、この曲を見
直す重要な鍵──アリアそのものが、第30変奏にだけ用いられたベルガマスカ
の旋律(原曲はルネサンス期に成立)の変奏であること──を発見しました。
新たな発見をふまえた西山の演奏は、新たな翼を得たかのように流麗かつ自由
闊達。バッハが目の前に降りてきて即興しているかのような錯覚すらおぼえる
演奏です。(今後毎年2-3作のペースで主要鍵盤作品を録音予定。)
〈ゴルトベルク変奏曲〉というミノタウロスの迷宮は、数多の名演が引いたア
リアドネの糸によって、もはや歩き慣れた道筋のように思えるときがある。
だが、西山まりえの〈ゴルトベルク〉は、アラベスク模様を描く装飾と、足ど
りを撹乱する自在なテンポの揺らぎによって、迷宮に無数の枝道があることを
示す。喜んで、足を踏み入れよう。そこには見たことのない、魅惑的な風景が
広がっている。これは高橋悠治の新盤と並んで、私たちを解放する〈ゴルトベ
ルク〉なのだ。(矢澤孝樹)

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07-04 No.24

2007年04月27日 17時42分18秒 | Weblog
<ECM New Series>
4765276 \2180
ピアノ小品集&ソナタ集
ヨーハン・ルートヴィヒ・トレプルカ:
《ニコラウス・レーナウの言葉による見出し付きのピアノ小品集》作品2
第1-7曲
ノルベルト・フォン・ハンネンハイム:ピアノ・ソナタ第2、4、6、12番
ヘルベルト・ヘンク(pf)
録音:2005年
ヘルベルト・ヘンクは1948年にドイツに生まれたピアニスト・作曲家。ピアニ
ストとしては主に20世紀作品を採り上げている。著作家としても、シュトック
ハウゼンの作品や、ラテンアメリカ、ピアノなどに関する書物を出版してきた
才人である。今年はエルンスト・フォン・ジーメンス賞を受賞した。このヘン
クのニュー・アルバムは、1945年に亡くなった2人の作曲家による、12音技法
を用いた貴重なピアノ作品を集めたもの。
ヨーハン・ルートヴィヒ・トレプルカ(1903-1945)は、シェーンベルクより
も早くに12音技法を体系化したと言われるヨーゼフ・マティアス・ハウアー
(1883-1959)の門下。ウィーン生まれで、ダンツィヒで没した。後期ロマン
派のような詩的な味わいの漂う彼のピアノ小品集は、ニコラウス・レーナウ
(R.シュトラウスの《ドン・フアン》で有名な詩人)の言葉に基づいたもの。
1937年にウィーン放送のために録音された大きなオーケストラ曲を除けば、現
在残っているのは殆どこのピアノ小品だけである。ヘンクがハウアーに関する
著書を準備している際に発見した貴重な作品だ。
ノルベルト・フォン・ハンネンハイム(1898-1945)は師であるシェーンベル
クから、「間違いなく最も興味深い才能をもったひとり」と高く評価されてい
た人物。成功を収めようとした矢先、ナチスの台頭によって「非ドイツ的」と
いう烙印を押され、失脚。終戦まで極貧生活を余儀なくされ、数年間のサナト
リウム生活の後、現在の西ポーランドで亡くなった。彼の作品も僅かしか残っ
ていない。なお、ヘンクはフォン・ハンネンハイムについての280ページにおよ
ぶ論文を脱稿したばかりである。ヘンク自身によるライナー・ノーツも注目。

4765875 \2180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第4巻
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調op.26
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2《月光》
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調op.28《田園》
アンドラーシュ・シフ(pf)
録音:2005年4月 チューリッヒ ライヴ
アンドラーシュ・シフによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音は2005
年から開始されました。その第4弾にあたる当アルバムには有名タイトルを含
む4つのソナタが収録されています。作品にあらゆる角度から光をあてて精密
に仕上げられたたシフのアルバムはいずれも高い評価を得ています。
ブックレットに掲載のソナタ録音に関するシフへのインタヴューも大変興味深
い内容。
作品31を含む「ソナタ集第5巻」今秋リリース予定。




<DECCA Germany>
4765674 \1850
クロード・ドビュッシー:前奏曲集第1巻、前奏曲集第2巻
フリードリヒ・グルダ (pf)
録音:1969年2月 フィリンゲン、MPSスタジオ
1955年のDECCA録音、そして1957年のORF音源。この2つがグルダのドビュッシ
ー“前奏曲”のCDとして知られています。今回の1969年録音のものは、LPとし
ては発売されていましたが、CDとしては初めてのリリース。グルダ好きだけで
なく全ての音楽好きへの朗報といえるでしょう。当時のグルダはジャズに傾倒
していたことは知られていますが、このドビュッシーも極めて自由な演奏で、
巧妙なぺダリング、色彩感など従来のクラシックの枠を超えたグルダらしい演
奏に仕上がっています。




<DG International>
734357(DVD-Video) \3350
ローマ法王ベネディクト16世バースデイ・コンサート
ジョヴァンニ・ガブリエリ (1557-1612):
第9旋法による12声部のカンツォーネ(宗教曲集「サクレ・シンフォニエ」より)
ソナタ 第13番(「カンツォーナとソナタ」より)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95 「新世界から」
※カヴァー・ジャケットは変更の場合があります
ヒラリー・ハーン(vn)
シュトゥットガルトSWR放送交響楽団 指揮:グスターボ・ドゥダメル
収録:2007年4月16日 バチカン
今年80歳の誕生日を迎えたローマ法王ベネディクト16世を祝した演奏会の模様
を収録。音楽にも造詣が深いことでも知られるベネディクト16世自身の選択に
よるプログラムには今回が初競演となるまさに新進気鋭の若手二人、ヒラリー
・ハーンとグスターボ・ドゥダメルが起用されました。彼らがこれまでいずれ
もレコーディングしていない2曲、モーツァルトの協奏曲、ドヴォルザークの交
響曲は各メディアも絶賛、ファンならずとも必見の内容です。




<ARTS>
43076-2 2枚組 \3100
シューマン:楽園とペリOp.50-独唱、合唱と管弦楽のための
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
RAIローマ交響楽団、RAIローマ合唱団、
マーガレット・プライス(S)、
オリヴェラ・ミラコヴィク(S)、
アン・ハウエルズ(A)、マルジョリ・ライト(Ms)、
ヴェルナー・ホルヴェーグ(T)、カルロ・ガイファ(T)、
ヴォルフガング・ブレンデル(Br)、
ロベルト・アミス・エル・ハーゲ(B)
録音:1974年2月9日ライヴ、
ステレオ、24bit/96khzリマスター
シューマン畢生の大作をジュリーニが脂の乗り切っていた1970年代に行った注
目のライヴ、待望のCD化。全曲盤の少ない今、ありがたいリリース。しかも超
豪華独唱陣。磨きぬかれた歌唱、カンタービレに溢れたジュリーニのアンサン
ブルはこの曲のベスト盤にも数えられるでしょう。

47717-8(SACD-Hybrid) \2080
「J.S.バッハ:カンタータ集」
音楽劇「満足せるエーオルス-墓を裂け、破れ、打ち砕け」
(世俗カンタータ)BWV205
カンタータ「われらが口を笑いにて満たすべし」BWV110
ディエゴ・ファソリス指揮
イ・バロッキスティ(ピリオド楽器使用)
ルガーノ・スイス・イタリア語放送合唱団
N.アルジェンタ(S)、K.メルテン(B)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、ほか
録音:2003-2004年
好評を得ていますファソリスのバッハ・シリーズ何と第11弾!ファソリスは合
唱指揮者として名を成していたこともあってか当初宗教曲の録音を続けていま
した。最近ではピリオド楽器のアンサンブルを指揮して管弦楽組曲やブランデ
ンブルク協奏曲も録音し高い評価を得ています。今回は久々のカンタータで3枚
目の録音となります。高音質録音と相まってファソリスの精緻なアプローチが
バッハのカンタータに新たな光をあてています。

47612-8(SACD-Hybrid) \2080
「J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ集」
フルート・ソナタ ロ短調BWV.1030、
フルート・ソナタ ト短調BWV.1020、
無伴奏フルート・ソナタ イ短調BWV.1013、
フルート・ソナタ 変ホ長調BWV.1031、
フルート・ソナタ イ長調BWV.1032
マリオ・フォレーナ(Fl)
ロベルト・ロレジアン(Cemb)
録音:2003年4月パドヴァ
フルートのフォレーナはランパルに師事した俊英でガーディナー、キャスリー
ン・バトルらと共演し多彩な活動を展開している。ロレジアンはコープマンに
学んだ俊英で、CHANDOSレーベルに録音したパスクィーニのチェンバロ作品集
は2004年のドイツ批評家賞を受賞しました。

47646-8(SACD-Hybrid) \2080
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の霊感」Op.3 第1集
協奏曲第1番-第6番
オッタヴィオ・ダントーネ指揮
アカデミア・ビザンチナ、
ステファノ・モンタナリ、フィオレンツァ・デ・ドナティス、
パオロ・ツィザーニ、ラウラ・ミッリ(以上Vn)、マウロ・ヴァッリ(Vc)
録音:2000年
※47646-2のSACD盤 SACDハイブリッドによる再発売

47647-8(SACD-Hybrid) \2080
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の霊感」Op.3 第2集
協奏曲第7番-第12番
オッタヴィオ・ダントーネ指揮
アカデミア・ビザンチナ、
ステファノ・モンタナリ、フィオレンツァ・デ・ドナティス、
パオロ・ツィザーニ、ラウラ・ミッリ(以上Vn)、マウロ・ヴァッリ(Vc)
録音:2000年
※47647-2のSACD盤 SACDハイブリッドによる再発売




<QUERSTAND>
VKJK0708(SACD-Hybrid) \1980
ブルックナー:交響曲第7番
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
録音:2006年11月23-25日ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ
話題の超名演「ブル8」の続編!前回の8番はゲヴァントハウス管の退任記念コ
ンサートでしたが、今回は退任後、名誉指揮者として初めて帰ってきたコンサ
ートのライヴです。ブル7を二キッシュ指揮で世界初演を果たした伝統のゲヴァ
ントハウス管が、現代最高のブルックナー指揮者ブロムシュテットと敬虔な祈
りの音楽を奏でます。キリッと引締って精緻なアンサンブルはブロムシュテッ
トのトレーニングの賜物。名誉指揮者として初登壇のコンサート・ライヴ。ゲ
ヴァントハウス管のブル7は意外と少なく、コンヴィチュニー盤とマズア盤が
あるだけです。ブロムシュテットにとっては1980年のシュターツカペレ・ドレ
スデン盤以来の再録音で、実に26年振り。





<OTAKEN RECORDS>
TKC-309 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱」ニ短調 作品125
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮
バイロイト祝祭管弦楽団 及び 合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
エリーザベト・ヘンゲル(コントラルト)
ハンス・ホップ (テノール)、
オットー・エーデルマン(バス)
録音:1951年7月29日 バイロイト祝祭劇場におけるライブ録音
音源:プライベート・アーカイブ
おお友よ。これまでのような音ではなくもっと良い音の「バイロイトの第九」
を。
この度、さる信頼できる筋から提供されたこのCDの原盤となった音源は、某製
作関係者が所持していた予備マスターのデジタルコピー、とのことです。通常、
レコーディング時には本番マスターとは別に予備マスターを製作し、別所に保
管して本番マスターのトラブルに備えますが、その意味では「バイロイトの第
九」にも予備マスターが存在しても少しも不思議はないと言えます。予備マス
ターは通常、本番マスターのコピーかサブ・レコーダーによる同時録音によっ
て製作され、本番マスターより音質的には劣るとされています。ところが「バ
イロイトの第九」のような超人気録音となると、ちょっと事情が違ってきます。
おそらく「バイロイトの第九」の本番マスターは、世界各国で再版が繰り返さ
れる度に酷使され、今日においては相当劣化しているものと思われます。それ
に対し、この予備マスターが仮にその初期段階においてコピーされたものであ
り、しかも良条件で保存されていたものであるとするなら、今の段階ではその
音質は本番マスターのそれをはるかにしのぐものと推定されます。はたして、
それが腰を抜かさんばかりのすぐれた音質であることを確認するのに時間は要
しませんでした。今回、この音源をCD化するに際し、せっかくですから多少の
修復は施しましたが、デジタル的改ざんは一切していないことはこれまで通り
です。そしてこのようにして完成された本CDの音質は、既出盤のそれとは全く
異次元のものであることは言うまでもありません。OTAKENの「ルツェルンの第
九」(TKC307)を聴かれた方は、オケ部と声楽ソロ部においてその音質に準ず
るかそれに迫る勢いの音質、と言えば想像して頂けましょう。この「音の世界
遺産」ともいうべき貴重な音源による「バイロイトの第九」は、広くすべての
音楽愛好家が末長く聴いていただくに足る「必携盤」であると同時に、ファン
・研究家の方々には、又ここからあらゆる論議を始めていただくための「必聴
盤」でもあるのです。まずはともかく御一聴の程を。この世紀の名演の完全復
活を、皆様方とともにお喜びいたしたく存じ上げる次第です。
オタケンレコード 太田憲志




<ISODA>
IE-2011 \2500
辻井淳「ルーラリア・フンガリカ」
(1)ドホナーニ:ルーラリア・フンガリカ
(2)シューベルト:華麗なロンド
(3)モーツァルト:ロンドハ長調K.373
(4)ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
(5)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第17番
(6)クライスラー:美しきロスマリン
(7)クライスラー:ポルポラ様式のメヌエット
(8)ヴィエニアフスキ:オヴェルウァス
(9)ヴィエニアフスキ:ポーランドの歌
(10)プロコフィエフ:5つのメロディOp.35bis
(11)ノヴァチェック:無窮動
辻井 淳 (ヴァイオリン)
藤井 由美(ピアノ)
録音:データ:2006年8月 滋賀県高島町ガリバーホール
プロデューサー&エンジニア:太田憲志
オタケンレコードの太田憲志氏が自らミキシングコンソールに入りサウンドメ
イキングした知る人ぞ知るヴァイオリニスト、辻井淳の小品集シリーズ最新作。




<COL LEGNO>
WWE20057 \2250
邦楽器作品、古典と細川俊夫の新作
声と琴、三味線のための音楽/日本の伝統と前衛音楽(ノイエ・ムジーク・ハノ
ーバー1999より)
吉沢検校二世:千鳥の曲(声と琴)
八橋検校:八段の調べ(琴)
山田検校:那須野(声、二つの琴と三味線)
細川俊夫:
夜(ノクテュルヌ)(十七弦筝のための)、挽歌(声と十七弦筝のための)、
箏歌(声と十三絃筝のための)
谷 珠美(筝、唱)、
後藤真起子(筝)、
山岸妃貞子(筝)
草間路代(三味線)
録音:1999年
日本の伝統音楽と現代作品を取り上げたライヴ。細川の琴歌は世界初録音。

WWE20225 \2250
アイヴズ:
交響曲第3番「キャンプの集い」(1901-1904)
ラグ・タイム・ダンス(1899-1904)
ロバート・ブラウニング序曲(1908-1912)
マイケル・スターン指揮
ザールブリュッケン放送交響楽団
録音:1999-2000年
マイケル・スターンの交響曲第2番&ユニヴァース・シンフォニー(品番:
20074)に続くアイヴズ管弦楽曲集第2弾。時代を超越した作曲家アイヴズです
が「キャンプの集い」以外はあまり取り上げられることがないのでうれしいリ
リース。いずれも百年前の作曲とは思えない新鮮な音楽です。ヨーロッパでは
マーラーが後期の交響曲に取り掛かり始めたころ。ストラヴィンスキーもミヨ
ーもジョン・アダムス(笑)も前にこのような音楽が書かれていたとは!まさに
アイヴズの前にアイヴズなし、アイヴズの後にアイヴズなし!

WWE20270 \2250
ジョルジュ・アペルギス:
Recitation(暗唱)1-14(2001年ウィーン・モデルン版全曲世界初録音)
ドナティエンヌ・ミシェル・ダンサク(声)
録音:2001年ウィーン・モデルン
度々来日して講演とコンサートを行っているギリシャ生まれのフランスの作曲
家アペルギスの声のためのソロ作品。タイトル通り、暗唱したり笑ったり泣い
たり叫んだりと声のあらゆる可能性を限界まで試している点でグロボカールや
ベリオの声のためのシアトリカルな作品と同一線上にある。歌手のドナティエ
ンヌ・ミシェル・ダンサクはブーレーズのアンサンブル・アンテルコンタンポ
ランでベリオのラビリントスを歌ったほか、レ・ザール・フロリザンでバロッ
ク・オペラを歌うなど、その活動は多岐に渡っている。

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07-04 No.23

2007年04月26日 18時25分09秒 | Weblog
★価格変更のご案内★
先日ご案内いたしました下記商品の価格が変更になりましたので、お知らせ
いたします。

<Deutsche Grammophon>
4776607 2枚組 \2650から \1850に変更
マリア・ジョアン・ピリス-情熱とともに

4776686 2枚組 \2650から \1850に変更
ブリン・ターフェル-わが心の歌

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
CDS-3892412 3枚組 \2950
アルゲリッチ&フレンズ/ライヴ・フロム・ルガノ・フェスティヴァル2006
CD1
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.47
マルタ・アルゲリッチ、ルノー・カプソン、リダ・チェン、
ゴーティエ・カプソン
メンデルスゾーン:ソナタ(チェロとピアノのための)第2番 ニ長調Op.58
G.カプソン、ガブリエラ・モンテーロ
シューマン:幻想小曲集Op.73(フリューゲルホーンとピアノ版)
セルゲイ・ナカリャコフ、アルゲリッチ
CD2
シューマン:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.63
ニコラス・アンジェリシュ、R.&G.カプソン
タニェエフ:ピアノ五重奏曲 ト短調Op.30
リーリャ・ジルバースタイン、ドラ・シュヴァルツベルク、ルーシィ・ホール、
ノラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク、ホルヘ・ボッソ
CD3
ドビュッシー:
3つの夜想曲より(ラヴェル編 2つのピアノのための)「雲」「祭り」
セルジオ・ティエンポ、カリン・レヒナー
シュニトケ:ソナタ(ヴァイオリンとピアノのための)第1番
アリッサ・マルグリス、ポリーナ・レスチェンコ
グルダ:協奏曲(チェロと管楽バンドのための)
G.カプソン、 他 
アレクサンダー・ラビノヴィチ=バラコフスキー指揮
アルゲリッチを中心に室内楽演奏の「魔法」が起きる時を捉えたライヴ
アルゲリッチの親しい音楽仲間や新進アーティストが集合して毎年6月の開催
が恒例となったスイス、ルガノでのフェスティヴァルでのライヴ06年版。昨年
発売された05年版はグラミー賞でベスト・クラシックとベスト室内楽アルバム
にノミネートされるなど世界的に評価されているライヴ録音。ロマン派から20
世紀作品まで幅広い作品が取り上げられ日本の追悼公演で評判となったグルダ
の協奏曲など見逃せない演奏が目白押しです。

CZS-3943182 6枚組 \2780
ベスト・ベートーヴェン100
没後180年に合わせて企画されたベートーヴェンの名曲100.収録内容は国内盤
と同一です。ジャケットは別のデザインになります。

CDC-3749352 \1980
NATASHA MARSH「AMOUR」
ナターシャ・マーシュ
デビューCD『amour』を本国イギリスで発売するなり、クラシック・チャート
初登場No.1を獲得した新世代の本格派ディーヴァ
今月初めにラッセル・ワトソンとのツアーを終えたばかりで6月には日本でも
大旋風を巻き起こした今をときめくイル・ディーヴォとの欧州ツアーを予定
[Tracklisting]
1. Si Un Jour (theme from "Jean de Florette")
2. Gymnopedie No. 1 (国内盤コンピ“Aura”に収録)
3. La Wally (Ebben? Ne Andro Lontano)
4. Ai Giochi Addio
(love theme from "Romeo & Juliet")
5. Autumn Leaves
6. Mi Mancherai (theme from "Il Postini")
7. Chanson d'Amour
8. He Moves, And Eyes Follow
9. The First Time Ever I Saw Your Face
10. Et Misericordia (Magnificat)
11. La Delaissado (Songs of the Auvergne)
12. Pur Ti Miro featuring Fernando Lima
13. Les Filles De Cadiz
14. Vocalise


●MID PRICE OPERA(第3回発売)初回限定生産
VMD-3818322 2枚組 \2650
ブリテン:真夏の夜の夢
ジェイムズ・バウマン、ワトソン、グラハム=ホール、
ハートフォード、ジョーンズ
ゴメス、マックスウェル、トリニティ少年合唱団
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、
リチャード・ヒコックス指揮
1990年録音、初ミッド・プライス化

CMS-3818372 2枚組 \2650
ロルツィング:密猟者
プライ、リッツ、ヴンダーリッヒ、ローテンベルガー、シェドル、
オレンドルフ
バイエルン州立歌劇場合唱団、管弦楽団
ロベルト・ヘーガー指揮
プライとヴンダーリッヒをはじめとする魅力的なキャスティング

CMS-3818422 3枚組 \3950
マスネ:マノン
アンジェラ・ゲオルギュー、ロベルト・アラーニャ、アーレ・パトリアルコ、
ジョセ・ヴァン・ダム、モネ交響楽団、合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
ゲオルギューとアラーニャのベスト・レパートリー

CMS-3818492 2枚組 \2650
マスネ:ウェルテル
アンジェラ・ゲオルギュー、ロベルト・アラーニャ、トマス・ハンプソン
パトリシア・プティボン、ティフィン少年合唱団、ロンドン交響楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
マノンと並ぶゲオルギューとアラーニャのベスト・レパートリー

CMS-3818542 3枚組 \3950
ポンキエッリ:ジョコンダ
マリア・カラス、フィオレンツァ・コッソット、イレーネ・コンパネエズ、
イヴォ・ヴィンコ、ピエル・ミランダ・フェッラーロ、
ピエロ・カップッチッリ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団、
アントニーノ・ヴォットー指揮
音楽的にもドラマとしてもはまり役とされたカラス1959年の録音

CMS-3818622 2枚組 \2650
プッチーニ:西部の娘
ビルギット・ニルソン、ジョアオ・ギビン、アンドレア・モンジェッリ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団、
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ワーグナー・ヒロイン・ソプラノとして評価されたニルソンの予想をくつがえ
したキャスティングとして成功した録音

CMS-3818672 2枚組 \2650
ルーセル:パドマーヴァティ
マリリン・ホーン、ニコライ・ゲッダ、ジョセ・ヴァン・ダム、
ジェイン・バービエ、シャルル・バーレ、マルク・ヴェント、
ローレンス・デイル、オルフェオン・ドノスティアラ、
トゥールーズ・カピトールO、
ミシェル・プラッソン指揮
大人数のキャストと高度なバレエが必要なため公演のチャンスが少ないルーセ
ルのオペラ・バレエ作品の貴重な録音(1983年録音)

CMS-3818722 2枚組 \2650
スメタナ:売られた花嫁(ドイツ語版)
マルセル・コルデス、ナダ・プター、ピラール・ローレンガー、
ゴットロープ・フリック、フリッツ・ヴンダーリッヒ、RIAS室内合唱団
バンベルク交響楽団、
ルドルフ・ケンペ指揮
フリック、ヴンダーリッヒの存在感あふれる歌唱、ケンペの指揮による名演

CMS-3818772 3枚組 \3950
ヴェルディ:アイーダ
ミレッラ・フレーニ、ホセ・カレラス、アグネス・バルツァ、
ピエロ・カップッチッリ、ルッジェロ・ライモンディ、
ジョセ・ヴァン・ダム、カティア・リッチャレッリ、トマス・モーザー、
ウィーン国立歌劇場Cho、ウィーン・フィル
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
豪華キャストによるカラヤン絶頂期の名盤、直前のザルツブルグ公演のキャス
トのままウィーンのムジークフェラインで収録

CMS-3818842 2枚組 \2650
ヴェルディ:エルナーニ
プラシド・ドミンゴ、ミレッラ・フレーニ、レナート・ブルゾン、
ニコライ・ギャウロフ
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
リッカルド・ムーティ指揮
豪華キャストの名録音、2枚組化して初のミッド・プライス発売



<VIRGIN CLASSICS>
VBD-3934602 2枚組 \1980
サンティアゴへの道(フランス語版)
カタロニア(巡礼の歌)-ナバラ-カスティーリャ-レオン-ガリシア
ストゥーディオ・デル・フリューエン・ムジーク、 
トマス・ビンクリー指揮他
12-13世紀のサンティアゴへの巡礼路にある各地の音楽を再現した2枚組
表記はフランス語になります。




<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4118 \2400
ショパン:
ピアノ・ソナタ 第3番
マズルカ風ロンド 作品5、ノクターン ト短調 作品15の3
ワルツ(変ニ長調 作品64の1 《小犬》 / 変イ長調 作品69の1 《告別》
変イ長調 作品34の1 《華麗なワルツ》 / ヘ短調 作品70の2)
ノクターン ホ長調 作品62の2、ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
ミハイル・リツキー(ピアノ)
録音: 2006年7月3-4日、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房
妥協を許さない硬派ピアニストとして知る人ぞ知るロシアの若き巨匠ミハイル
・リツキーの新録音。日本にはその活動が伝わってこなかった数年間の沈黙を
破って遂にCDで復活。さらに深みを増した驚異のピアニズムが切り拓く21世紀
のショパン。巨星リツキーの健在ぶりを強烈に印象付ける1枚です。
ミハイル・リツキー
1968年モスクワ生まれ。グネーシン特別音楽学校およびグネーシン音楽アカデ
ミーでウラジーミル・トロップに師事。13歳でオーケストラと初共演し15歳で
最初のリサイタルを開く。在学中よりソリストまた室内楽奏者としてソ連国内
各地で演奏。1989年、全ソ連ピアノ・コンクールでの優勝以後、いかなるコン
クールへの参加も拒否。1991年12月、モスクワ音楽院大ホールへリサイタル・
デビュー。1992年からはロシア連邦内全域および外国(英国、チェコ、フィン
ランド、フランス、ドイツ、日本、イタリア、オランダ、台湾など)で幅広い
演奏活動を展開。

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07-04 No.22-1

2007年04月26日 18時24分37秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4020 2枚組 \3250
J・S・バッハ:
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集BWV.1014-BWV.1019(全曲)
トリオ・ソナタ第5番ハ長調BWV.529
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調BWV.1021
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
オッタヴィオ・ダントーネ(チェンバロ&オルガン)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ルカ・ピアンカ(リュート)
女王ムローヴァのオニックス第4弾は、バッハのヴァイオリン・ソナタ集の全
集盤!カティア・ラベックとのコンビによる前作「リサイタル(ONYX 4015)」
がベストセラーとして注目を集め続けるなど目下絶好調のヴィクトリア・ムロ
ーヴァ。レコーディングだけでなく、コンサートでもその好調ぶりは目覚しく、
録音に先だって行われたヨーロッパ・ツアーでは完売が続出したという。
これまでムローヴァはストラディヴァリウスのヴァイオリンを使用してきたが、
今回新たにイタリアの銘器グァダニーニ(1750年製)を入手。
大盛況のうちに幕を閉じたヨーロッパ・ツアーの直後に収録が行われた今回の
バッハは、ムローヴァにとってグァダニーニを使用した初の録音となるのであ
る!
1990年代半ばからピリオド奏法の研究を重ねたきたムローヴァは新録音でもバ
ロック弓の使用とピリオド奏法を取り入れており、バロック時代の音楽を徹底
的に追求している。
ちなみにムローヴァのバッハは、今回のソナタ集だけでなく「無伴奏ヴァイオ
リンのためのソナタ&パルティータ集(全曲)」のリリースも予定されるなど
注目度は絶大!2007年3月の録音。

ONYX 4019 \2080
J・ブラームス:弦楽六重奏曲変ロ長調Op.18/同第2番ト長調Op.36
ナッシュ・アンサンブル
数多くのコンサートや様々なレーベルへのレコーディングなど多岐に渡って活
躍を続けるイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルのオニッ
クス第3弾。作品よって自在に編成を変えることができる柔軟性と機動性はます
ます勢いを増しており、タイムズ誌からは「イギリス最高の室内楽団」との評
価を受けている。
最新録音のブラームスには、マリアンネ・トールセン、マリン・ブロマン、ロ
ーレンス・パワー、フィリップ・デュークス、ポール・ワトキンス、ティム・
ハフといった6人のなど名手が参加しており、超一級のブラームスを奏でてく
れる。





<Hyperion>
CDA 67627 \2080
G・F・ヘンデル-9つのドイツ・アリアとオーボエ・ソナタ集 ――
暗い穴の中からHWV.208/快い茂みの中にHWV.209/オーボエ・ソナタ ヘ長調
HWV.363a/はかなく悲しき未来もHWV.202/快い静けさ、安らぎの泉HWV.205
/オーボエ・ソナタ変ロ長調HWV.357/魂よ、神をほめたたえて歌えHWV.206
/かわいい矢車草の花HWV.204/たわむれる波のきらめきがHWV.203/オーボエ
・ソナタ ハ短調HWV.366/燃えたつばらHWV.210/わが魂は見ながらにして聴
くHWV.207
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、
アレクサンドラ・ベラミー(オーボエ)、
キングズ・コンソート
ハイペリオンのモーツァルト・イヤー・アルバムとなった前作(CDA 67560)
で聴かせてくれた美声が記憶に新しいキャロリン・サンプソン。世界規模での
活動を展開しているサンプソン待望のソロ・アルバム最新作はヘンデルのドイ
ツ・アリア集!
サンプソンは既にハイペリオンへ「聖チェチーリアの祝日のための頌歌」
(CDA 67463)の録音を行うなど、ヘンデルの作品への積極的な取り組みを見
せてくれており待望のアリア集に期待させられてしまう。今回のアルバムでは、
アリア2曲(1部3曲)ごとにオーボエ・ソナタが挿入されるなどプログラミン
グも非常に独創的で興味深く1枚のアリア集で終わらないところはさすが。共
演はもちろんサンプソンと阿吽の呼吸を生み出しているキングズ・コンソート。
サンプソンがこれまで以上に感動的な歌声を響かせてくれる幸せなアルバムの
登場 ――。

CDA 67587 \2080
W・ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(原典版)
エドムンド・ラッブラ(1901-1986):
無伴奏ヴィオラのための《ビザンチンの賛歌による瞑想曲》(世界初録音)、
ヴィオラ協奏曲イ長調Op.75
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
ウォルトン&ラッブラという特にイギリス音楽ファンには嬉しいカップリング
のヴィオラ協奏曲集。ウォルトンのヴィオラ協奏曲では、1928年に作曲された
原典版を使用しており音源は非常に貴重である。対するラッブラのヴィオラ協
奏曲は、自身の6つの交響曲やチャイコフスキーとシベリウスからの影響を見
せておりラッブラの代表作1つに数えられている。
ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメ
ンバーとして活動を行いながらソリストとしても世界中のオーケストラと共演
を行うなど、新世代のヴィオラ奏者として既にその名声を確立。来る7月には
ヴェンゲーロフ&UBSヴェルビエ・フェスティバル室内オーケストラとの共演
による来日公演が予定さており、卓越したパフォーマンスによってさらに話題
を呼ぶことになるだろう。

CDA 67599 \2080
フローラン・シュミット(1870-1958):
詩篇第47番Op.38/組曲《sans esprit de suite》Op.89/
バレエ音楽《サロメの悲劇》Op.50
チャールズ・ハンフリーズ(オルガン)、
ジェニファー・ウォーカー(ソプラノ)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&コーラス
高度な技術を必要とする超大編成の吹奏楽曲「ディオニソスの祭」の作曲者と
して日本ではお馴染みのフローラン・シュミットの作品集。フローラン・シュ
ミットの作品の中で最も重要な位置を占めている「詩篇第47番」、そして「サ
ロメの悲劇」の2大作品を余すことなく収録!
ディアギレフ&ロシア・バレエ団によって初演が行われ、ストラヴィンスキー
に衝撃と影響を与えたバレエ音楽「サロメの悲劇」。異国情緒、特に東洋への
感情が込められた作品でもあり、最終場面の「戦慄の舞」では「春の祭典」に
通じる作風が見られる。指揮はフランス音楽へ絶対の自信を持つティエリー・
フィッシャーが担当しており、フローラン・シュミットの決定盤誕生の予感!

CDA 67634 \2080
愛の言葉-トルバドゥールとトルヴェールの歌 ――
作曲者不詳(13世紀):Por coi me bait mes maris?
作曲者不詳:Dansse Real
ガウセルム・ファイディット(c.1150-c.1220):Lo rossinholet salvatge
作曲者不詳:La Tierche Estampie Roial
作曲者不詳(13世紀):En un vergier
作曲者不詳:En ma forest
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(c.1130-c.1190):Can l'erba fresch'
コリン・ミュゼ(fl.c.1200-1250):Volez oir la muse Muset?
作曲者不詳(13世紀):Bele Doette
作曲者不詳:La Prime Estampie Royal
ギラウト・デ・ボルネーユ(c.1140-c.1200):Reis glorios
デュオ・トロバイリッツ
フランスで騎士道や宮廷での恋愛を歌った吟遊詩人トルバドゥールとトルヴェ
ール。ここに収録された12曲は、12世紀から13世紀にかけて実際に吟遊詩人た
ちによって歌ったとされている作品であり歌と詩によって“愛”がストレート
に表現されている。
デュオ・トロバイリッツは、ソプラノのフェイ・ニュートンとヴィエールのヘ
イゼル・ブルックスによるデュエット。今回のCDがデビュー・アルバムとなる。

CDS 44241/3 3枚組 \6240
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
アカデミック・ソナタ集Op.2(ソナタ第1番-第12番)
ロカテッリ・トリオ
Vロカテッリ、アルビノーニ、タルティーニ、ヘンデルなど多くの名盤を残し
ているロカテッリ・トリオのヴェラチーニが復刻!
(CDA 66871/3からの移行再発売)



<Helios>
CDH 55269 \1280
J・S・バッハ:オーボエ協奏曲ヘ長調
G・F・テレマン:オーボエ協奏曲ニ短調、オーボエ・ダモーレ協奏曲ト長調
J・S・バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調
ポール・グッドウィン(オーボエ&オーボエ・ダモーレ)、
キングズ・コンソート
古楽に精通するオーボエの名手の演奏でバッハとテレマンを聴き比べることの
できる1枚。(CDA 66267からの移行再発売)

CDH 55277 \1280
A・ブルックナー:
エクァール第1番/リベラ・メ/エクアーレ第2番/ミサ曲ホ短調
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ、イギリス室内管弦楽団ウィンド・アンサンブル
ハイペリオンでは珍しいレパートリーであるブルックナー。壮大な宗教曲が響
く。(CDA 66177からの移行再発売)

CDH 55289 \1280
ゼフィルスの庭
ギョーム・デュファイ:待ちましょう あなたに私の想いを
作曲者不詳:N'a pas long temps que trouvay Zephirus
アントネッロ・デ・カゼルタ:Amour m'a le cuer mis en tel martire
ブリケ:Ma seul amour et ma belle maistresse
フランチェスコ・ランディーニ:Nessun ponga speranca
ギョーム・デュファイ:私の心は 何時も私を思いにふけさせる/他 全13曲
クリスファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
数々の名演奏を世に送り出してきたアンサンブルが歌う15世紀初期の宮廷歌曲
集。(CDA 66144からの移行再発売)




<APR>
APR 5660 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム
ハインリヒ・ノイハウス(ゲンリヒ・ネイガウス)――
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調《テンペスト》Op.31-2(録音:1946年)
A・スクリャービン:前奏曲Op.11-2、5、8、11、12(録音:1948年)
F・ショパン:
マズルカ イ短調Op.7-2、同嬰ハ短調Op.41-1(録音:1938年頃)
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(録音:1951年)
ハインリヒ・ノイハウス(ピアノ)、
アレクサンドル・ガウク(指揮)、モスクワ放送管弦楽団
歴史的録音や現在もイギリスなどで活躍しているピアニストの録音で多くの支
持を得ているAPRが最も重要なシリーズと位置づけて新たにスタートさせるの
は「20世紀中期のロシア・ピアニズム」。ソヴィエト時代の録音の復刻や初CD
化となる音源の発掘を行うこの新シリーズは、“師弟関係”を重視しているの
が最大のポイント。
シリーズ第1弾となる「ノイハウスとその弟子たち」の他に「イグムノフとそ
の弟子たち」、「ゴールデンワイザーとその弟子たち」のリリースが計画され
ている。
ロシアン・スクールの開祖として自らの流派「ノイハウス・スクール」を築く
など、リヒテルやギレリスを筆頭とした歴史的名手を育て上げたノイハウス自
身の録音がシリーズの第1弾として登場。ソロだけでなく、ガウクとの協奏曲
録音も収録するなど、20世紀ロシアのピアノ史に名を残すノイハウスの演奏を
じっくりと味わえる。

APR 5663 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム
エミール・ギレリス ――
D・スカルラッティ:ソナタ ハ長調L.104、同ト長調L.487(録音:1955年)
J-B・ルイエ(ゴドフスキー編曲):ジーグ
R・シューマン(タウジヒ編曲):密輸入者(録音:1935年)
R・シューマン:トッカータ ハ長調Op.7(録音:1935年)
R・シューマン:夢のもつれOp.12-7(録音:1937年)
F・リスト:雪かき、ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調S.244-2(録音:1940年)
F・リスト:ハンガリー狂詩曲第9番変ホ長調S.244-9(録音:1951年)
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3(録音:1952年)
S・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14(録音:1950年)
エミール・ギレリス(ピアノ)
ロシアだけなく、20世紀を代表する世界的ピアニストのギレリスもノイハウス
の門下生。ギレリスは、社会主義国歌だったソ連で初めて自由に西側諸国での
自由な活動を許された音楽家でもある。ここに収録されているのは、1935年か
ら1955年にかけて録音が行われたギレリス初期-中期の演奏。ベートーヴェン
やシューマン、プロコフィエフなどギレリスが得意としていたレパートリーが
網羅されたており、その驚異的な実力を改めて実感させてくれる。

APR 5664 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム
ギレリス&ザーク ――
W・A・モーツァルト(ブゾーニ編曲):
歌劇《魔笛》序曲、幻想曲へ短調、二重協奏曲
W・A・モーツァルト:
フーガ ハ短調K.426、2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
C・サン=サーンス:
2台ピアノのための《ベートーヴェンの主題による変奏曲》Op.35
エミール・ギレリス(ピアノ)、ヤコフ・ザーク(ピアノ)
1937年に行われた第3回ショパン国際コンクール第1位のヤコフ・ザークもギレ
リスらと同じくノイハウス・スクール出身の世界的名手。ギレリス&ザークの
コンビによるロシア・ピアノ・ファンも驚嘆のデュオ・アルバムには、オリジ
ナルとブゾーニ編曲によるモーツァルト、サン=サーンスなどをたっぷりと収
録。ノイハウスの下で学んだ2人の世界的名手が鎬を削るデュオ・アルバム。
これは凄い!

APR 6005 2枚組 \4360
ラフマニノフのピアノ協奏曲-ロシアでの初録音集 ――
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調Op.1(*)/同第4番ト短調Op.40(+)/
パガニーニの主題による変奏曲Op.43(#)/ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18(**)
/同第3番ニ短調Op.30(++)
スビャトスラフ・リヒテル(ピアノ)*、
クルト・ザンデルリンク(指揮)*、ソヴィエト放送交響楽団*、
ヤコフ・ザーク(ピアノ)+、
キリル・コンドラシン(指揮)+#、モスクワ交響楽団+、
ソヴィエト国立交響楽団+#、レフ・オボーリン(ピアノ)**++、
アレクサンドル・ガウク(指揮)**、放送管弦楽団**、
コンスタンティン・イワノフ(指揮)++、ソヴィエト国立交響楽団++
ノイハウスの門下生であるリヒテルとザーク、イグムノフの門下生であるオボ
ーリンという豪華ピアニストたちによるラフマニノフは、なんと全てがロシア
での初録音となる音源!リヒテルが弾く第1番は別として、ザークとオボーリ
ンの音源は貴重なだけにAPRからのCD化による復活は話題を呼ぶだろう。“世
界初録音”を集めるのではなく“ロシア(ソ連)初録音”というコンセプトも
非常に面白く今回のシリーズへのレーベルの意気込みが伝わってくる。今後の
リリースに要注目!
録音:(*)=1955年、(+)=1954年、(#)=1952年、(**)=1947年、
(++)=1949年、場所は全てモスクワ。





<Guild Historical>
GHCD 2325 \1350
ロシア名曲集-
N・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
A・リャードフ:魔法にかけられた湖
P・I・チャイコフスキー:
バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20(抜粋)、幻想序曲《ロメオとジュリエット》、
スラヴ行進曲Op.31
ジョン・バルビローリ(指揮)、ハレ管弦楽団
1943年から1958年にかけて常任指揮者を務めたハレ管を世界的なレベルに育て
上げたバルビローリ。前回の「プロムス・ライヴ(1954)」に続くのは、まさ
に手兵と呼ぶに相応しいハレ管とバルビローリが1950年代に録音を行ったロシ
アン・レパートリーで5曲中3曲は今回が初CD化となる!リムスキー=コルサコ
フとリャードフは1953年12月20日の録音で世界初CD化となるHMV音源。チャイ
コフスキーの3作品は、「白鳥の湖」が1950年10月17日収録の初CD化音源。
「ロメオとジュリエット」は1957年6月13日、「スラヴ行進曲」は1959年4月
に収録された音源で。巨匠の至芸を存分に堪能できる嬉しい復刻
である。

GHCD 2322 \1350
D・ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65
アルトゥール・ロジンスキ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団
ポーランドに生まれ、アメリカを舞台として数々の足跡を残したロジンスキの
ショスタコーヴィチがギルド・ヒストリカルから復刻リリース。ショスタコー
ヴィチの交響曲第8番は偶然にもロジンスキがニューヨーク・フィルに着任し
た年でもある1943年に作曲&初演が行われており、作曲者と指揮者の因縁も興
味深い。壮絶なパワーが放出されるロジンスキの交響曲第8番は、第2次世界大
戦中の1944年10月15日放送用録音として収録された音源である。
(録音の冒頭と最後にナレーション入り)




<Guild>
GMCD 7307 \2180
フォルクマー・アンドレーエ(1879-1962):
ピアノ三重奏曲Op.1/同Op.14
ロクリアン・アンサンブル
チューリッヒ・トーンハレ管の主席指揮者を務め、ウィーン響とはブルックナ
ー・チクルスの演奏を行うなど、20世紀前半のスイスを代表する指揮者でも
あったアンドレーエの作曲家としての姿を記録したタイトル。ロマン派音楽の
作風を色濃く感じさせるピアノ三重奏曲Op.1はアンドレーエが22歳のときに作
曲した最初の作品。

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07-04 No.22-2

2007年04月26日 18時23分53秒 | Weblog
<Guild Light Music>
GLCD 5132 \1650
軽音楽の黄金時代-ヨーロッパの味 ――
J・カーン:The Last Time I Saw Paris
ロッシ:Mon Pays
D・ブラウンスミス:Continental Holiday
N・ロータ:La Strada
T・ダンカン:French Leave
R・ファーノン:Malaga
L・カステルッチ:Gioia Mia/他 全25曲
クルト・リーフェルト(指揮)、
シュトゥットガルト放送管弦楽団、他

GLCD 5133 \1650
軽音楽の黄金時代-アモール・アモール:ロマンスの音楽 ――
G・ガーシュウィン:They Can’t Take That Away From Me
J・カーン:The Song Is You、Touch Of Your Hand
I・ゴードン:Unforgettable
H・アーレン:Last Night When We Were Young/他 全24曲
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、他




<Deux-Elles>
DXL 1081 \2180
ピアノ・デュオによるストラヴィンスキー
I・ストラヴィンスキー:
バレエ音楽《火の鳥》より 魔王カスチェイの踊り、子守歌、終曲(フィリッ
プ・ムーア編曲)/《ペトルーシュカ》からの3楽章/バレエ音楽《春の祭典》
フィリップ・ムーア(ピアノ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ロンドンの王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンの生徒だったムーアとクロフォ
ード・フィリップスは、1995年にピアノ・デュオをとして活動を開始。1997年
チェコで開催された国際シューベルト・コンクールでは1位、1998年の東京国
際ピアノ・デュオ・コンクールでは2位を獲得。2004年にはスタインウェイの
アーティストにも任命されている若き実力者たちである。ピアノ・デュオによ
るストラヴィンスキーは、オーケストラ版とは一味違ったバーバリズムを体感
させてくれる。ちなみに「火の鳥」はフィリップ・ムーア自身の編曲によるも
の。2002年6月の録音。

DXL 1109 \2180
トランペット・マスターピース-
P・ヒンデミット:トランペット・ソナタ
B・マルティヌー:ソナチネ
M・ラヴェル:カディッシュ
G・エネスコ:伝説
T・ハンセン:トランペット・ソナタ
K・ピルス:トランペット・ソナタ
ジェームス・ワトソン(トランペット)、サイモン・ライト(ピアノ)
ロイヤル・フィル、王立歌劇場管、ロンドン・シンフォニエッタの首席奏者、
ナッシュ・アンサンブルのメンバー、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの音
楽監督、そして伝説となったフィリップ・ジョーンズ・アンサンブルのメンバ
ーとしてそのサウンドを響かせてきた名手ジェームス・ワトソン。ドゥーゼル
からのソロ・アルバムに収録されているのはヒンデミット、エネスコ、ピルス
などコンクールやコンサートの重要レパートリーばかり。C・G・コーンのトラ
ンペットを駆使してまさにお手本となる演奏を披露してくれている。往年の輝
きは今も健在!

DXL 1104 \2180
バスーン-C・M・V・ウェーバー(レクトマン編曲):アンダンテとロンド
H・ソーゲ:舟歌
J・イベール:5つの小品
G・ジェイコブ:組曲
W・A・モーツァルト:ピアノ五重奏曲変ホ長調K.452
フィボナッチ・セクエンス
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィ
ボナッチ・セクエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者に
よるイギリスの室内アンサンブル。同アンサンブルのメンバーでASMFやロンド
ン室内管で活躍したファゴット奏者リチャード・スキナーを主役とするなど、
“ファゴット(バスーン)”を中心としたコンセプトによるアルバム。

DXL 1105 \2180
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):
お告げの鐘Op.57/恍惚Op.13/嘆きと絶望Op.38/ボードレールの詩Op.45/
4つのギリシャの詩Op.60
レイチェル・サンテッソ(ソプラノ)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)、
アンドルー・リード(オルガン)、
ヒュー・ウェブ(ハープ)
日本の学校のチャイムに用いられている「ウェストミンスターの鐘」の作曲者
でもあるオルガンの大家ヴィエルヌの歌曲集。飾らないストレートな歌声のレ
イチェル・サンテッソは、カナダのヴィクトリア音楽院とイタリアのヴェロー
ナ音楽院で声楽を学んだソプラノ奏者。

DXL 1098 \2180
ドミニク・アージェント(1927-):
6つのエリザベス歌曲集/作曲家たちからの手紙/水の上で歌うために
ハワード・ハスキン(テノール)、
デイヴィッド・トリエストラム(ピアノ)、
ティモシー・ウォーカー(ギター)、
タンシー・マイアー(クラリネット)
ピュリッツァー賞の受賞者でもある20世紀アメリカの作曲家アージェントの歌
曲の中から3作品を収録。「作曲家からの手紙」は、7曲それぞれにショパン、
モーツァルト、シューベルト、バッハなどの名前が付けられたユニークな歌曲
集である。





<Halle>
CDHLL 7513 \1780
R・ワーグナー:
歌劇《さまよえるオランダ人》序曲/舞台神聖祝典劇《パルジファル》より
第1幕の前奏曲と聖金曜日の音楽/楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲
と愛の死/楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より序曲、第1幕へ
の前奏曲、第3幕への前奏曲
アニヤ・カンペ(ソプラノ)、
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
現音楽監督マーク・エルダーの下、コンサートや自主制作盤のリリースで好調
な勢いを維持しているイギリスの名門ハレ管弦楽団。ワーグナー歌いとして評
価を高めているアニヤ・カンペを迎えて2007年2月に行われたワーグナー・プ
ロは、既にインデペンデント誌などから絶賛を受けている演奏なだけに要注目!




<ASV Gold>
GLD 4026 \2080
L・シュポア:九重奏曲ヘ長調Op.31/七重奏曲イ短調Op.147
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団
「アンサンブル360」。第1弾のモーツァルト(GLD 4022)がBBCミュージック
・マガジンで最高評価5つ星を獲得するなど上質の演奏が話題を呼んでいる。
ASVがアンサンブル360へ継続的なサポートを打ち出すなど期待度はかなり高い。





<Gaudeamus>
CDGAM 361 \1680
エッセンシャル・ジョスカン-
ジョスカン・デ・プレ:
御身ただひとり奇蹟をなす者/サルヴェ・レジナ/主よ、われらの罪により
/神のみ母なるけがれなき乙女/サヴォアの羊飼い/わが愛よさらば/われ
に口づけを/キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/ベネディクトゥ
ス/アニュス・デイ/アヴェ・マリア
エドワード・ウィッカム(指揮)、
クラークス・グループ
オケゲムを筆頭にフランドル楽派の作品のスペシャリストであるウィッカム
&クラークス・グループ。エッセンシャル・オケゲム(CDGAM 357)の次のベ
スト盤はエッセンシャル・ジョスカン!





<Opera D'oro>
OPD 1466 3枚組 \2850
R・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》
クレーア・ワトソン(ソプラノ)、カール・リッダーブッシュ(バス)、
カルロス・クライバー(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
クライバーが多くの名演奏を残した「ばらの騎士」。オペラ・ドーロから発売
となる録音は、1974年7月20日にモナコで行われた公演を収録したライブ録音

OPD 7032 2枚組 \1700
A・カタラーニ:歌劇《ローレライ》
(録音:1968年2月13日/ミラノでのライヴ)
エレナ・スリオティス(ソプラノ)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他

OPD 7034 3枚組 \2850
G・ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》
(録音:1970年10月25日/ウィーンでのライヴ)
フランコ・コレッリ(テノール)、
ホルスト・シュタイン(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、他

OPD 1460 2枚組 \1700
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベール(1782-1871):
歌劇《黒いドミノ》(録音:1950年/パリでのライヴ)
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)、
ジュール・グレシェ(指揮)、
フランス放送リリック・オーケストラ&合唱団、他

OPD 1462 2枚組 \1700
リッカルド・ザンドナイ(1883-1944):
歌劇《コンチータ》(録音:1969年9月19日/トリノでのライヴ)
アントニエッタ・ステラ(ソプラノ)、
マリオ・ロッシ(指揮)、トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD 1465 2枚組 \1700
G・ヴェルディ:歌劇《リゴレット》
(録音:1967年8月22日/ブエノス・アイレスでのライヴ)
コーネル・マックニール(バリトン)、
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)、
コロン歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1467 3枚組 \2850
G・マイヤベーア:歌劇《アフリカの女》
(録音:1971年/フィレンツェでのライヴ)
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、
リッカルド・ムーティ(指揮)、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団、他

OPD 1468 2枚組 \1700
G・ヴェルディ:歌劇《エルナーニ》
(録音:1969年12月7日/ミラノでのライヴ)
プラシド・ドミンゴ(テノール)、
アントニオ・ヴォットー(指揮)、
ミラノ・ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他

OPD 1469 \950
W・A・モーツァルト:歌劇《ツァイーデ》
(録音:1956年10月24日/シュトゥットガルトでのライヴ)
フリッツ・ウンダーリヒ(テノール)、
アルフォンス・リシュナー(指揮)、
シュトゥットガルト放送交響楽団&合唱団、他

OPD 1470 2枚組 \1700
G・ロッシーニ:歌劇《とてつもない誤解》
(録音:1971年1月8日/ナポリでのライヴ)
セスト・ブルースカンティーニ(バス)、
ブルーノ・リガッチ(指揮)、
アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団、他



<Resonance>
CDRSN 3092 \1250
ベスト・オブ・グリーグ ――
E・グリーグ:
ピアノ協奏曲/ホルベルク組曲/ペール・ギュントより/抒情組曲より/他
様々なアーティスト
「Resonance」の新シリーズ「ベスト・オブ...」は、作曲家ごとの代表作を集
めたその名の通りベスト盤。クラシック初心者にはもちろんのこと、ASVの個
性あふれる音源で名作を広く堪能して頂くことの出来るシリーズである。
全20タイトルのリリースが予定されている。

CDRSN 3093 \1250
ベスト・オブ・ヴェルディ ――
G・ヴェルディ:
椿姫より/リゴレットより/アイーダより/ドン・カルロより/他
様々なアーティスト

CDRSN 3094 \1250
ベスト・オブ・シューマン ――
R・シューマン:
ピアノ協奏曲/交響曲第4番/マンフレッド序曲/トロイメライ
様々なアーティスト

CDRSN 3095 \1250
ベスト・オブ・ハイドン ――
J・ハイドン:
交響曲第104番《ロンドン》/トランペット協奏曲/チェロ協奏曲第1番ハ長調
様々なアーティスト

CDRSN 3096 \1250
ベスト・オブ・ラフマニノフ ――
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番/交響的舞曲第2番/パガニーニの主題による変奏曲より
第18変奏アンダンテ・カンタービレ
様々なアーティスト

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07-04 No.21-1

2007年04月25日 18時43分08秒 | Weblog
<DECCA>
4758401 \1850
ベートーヴェン:
ディアベリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
ロシア舞曲の主題による12の変奏曲イ長調 WoO.70
(ヴラニツキー:バレエ「森の乙女」より)
ヴラディーミル・アシュケナージ(pf)
録音:2006年8月 サフォーク ポットン・ホール
アシュケナージは1937年7月生まれ。したがって今年2007年は生誕70周年を迎え
るアニヴァーサリー・イヤーである。アシュケナージはベートーヴェンの協奏
曲やソナタを複数回録音しているが、今回の2作品はDECCAレーベルへの40年に
わたる録音生活の中でなんと初録音。ましてや、バッハの《ゴルトベルク変奏
曲》と並んで完成度が高く、かつ難曲中の難曲として知られる《ディアベリ変
奏曲》を、70歳直前で初録音するというのも驚異的だ。カップリングされたベ
ートーヴェン20代の作品は、ロシア生まれのアシュケナージらしい選曲とも言
えるだろう。しかしながら録音が多いとは決して言えない珍しい作品でもあり、
アシュケナージ・クラスのピアニストの演奏で聴けるというのはきわめて貴重
だ。ベートーヴェンの変奏曲技法を、この初期と後期の作品で聴き比べてみる
のも面白い。
ボーナス・トラックとして、ベートーヴェンの《バガテル》も収められている。

4758592 7枚組 \6300
アシュケナージ:パーソナル・コレクション
CD 1
J.S.バッハ:
1.クラヴィーア協奏曲第1番ニ長調BWV1052
2.平均律クラヴィーア曲集第1巻第24番前奏曲とフーガ ロ短調BWV869
ベートーヴェン:
3.ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調作品78
4.ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57「熱情」
5.バガテル ロ短調作品126-4
CD 2
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K271
2.ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15
CD 3
1.シューベルト:ピアノ・ソナタ ニ長調D850
ショパン:
2.舟歌嬰ヘ長調作品60
3.バラード第4番ヘ短調作品52
4.スケルツォ第4番ホ短調作品54
5.夜想曲嬰ヘ長調作品15-2
6夜想曲変ホ長調作品55-2
CD 4
1.シューマン:クライスレリアーナ作品16
2.R.シュトラウス:ドン・フアン
チャイコフスキー:
3.幻想序曲《ロミオとジュリエット》
4.瞑想曲作品72-5
5.ラフマニノフ:メロディ作品21-9
CD 5
リスト:
1.メフィスト・ワルツ第1番
2.鬼火
3.ラヴェル:夜のガスパール[第2回録音]
4.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30
CD 6
1.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調作品16
2.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調作品47
CD 7
1.シベリウス:交響曲第2番ニ長調作品43
スクリャービン:
2.ピアノ協奏曲嬰ヘ短調作品20
3.ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調作品30
ボーナスCD:
クリストファー・ヌーペンによるウラディーミル・アシュケナージのインタ
ヴュー
同じくアシュケナージの70歳アニヴァーサリー記念リリース。1955年に第5回
ショパン国際コンクールで第2位(この時の第1位はハラシェヴィチ、第3位は
フー・ツォン)に、さらに1962年に第2回チャイコフスキー国際コンクールで
ジョン・オグドンとともに第1位の栄冠に輝いたアシュケナージは、翌1963年
にデッカとの録音をスタートさせた。当セットは、以来40年にわたって途切れ
ることなく続いてきたレコーディングにおける膨大な音源の中からのコンパイ
ルである。
デッカ・デビュー盤であるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が収められてい
るという貴重さに加え、さらに60年代に録音されたバッハ(指揮は若きジン
マンである)、70年代のシューベルトやスクリャービン、プロコフィエフ、
80年代のブラームスなど、充実の演奏が絶妙に集められている。特にスクリャ
ービンのピアノ協奏曲の録音は当時(ネイガウスやソロモンなどを除いて)
あまり存在していなかったので、アシュケナージのこの演奏がひとつのスタン
ダードとなったと言っても決して過言ではない。
また、ボーナスCDとして、アシュケナージが自身のキャリアや音楽観を語る
最新のインタヴュー盤が付けられている。映像作家であるクリストファー・
ヌーペンによるこの約80分ものロング・インタヴューは、2007年1月に収録
されたもの。

4758748 12枚組 \10800
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
CD 1
1.交響曲第1番ヘ短調作品10
2.交響曲第6番ロ短調作品54
CD 2
1.祝典序曲作品96
2.交響詩《10月革命》作品131
3.交響曲第2番ロ長調《10月革命に捧げる》作品14
4.オラトリオ《森の歌》作品81
CD 3
1.交響曲第12番ニ短調《1917年》作品112
2.交響曲第3番変ホ長調《メーデー》作品20
CD 4
交響曲第4番ハ短調作品43
CD 5
1.交響曲第5番ニ短調作品47
2.5つの断章作品42
"CD 6
1.交響曲第7番ハ長調《レニングラード》作品60
[1941年に包囲されたレニングラードからのショスタコーヴィチの放送付き]
CD 7
1.葬送と勝利の前奏曲作品130
2.交響曲第8番ハ短調作品54
3.ノヴォロシスクの鐘
CD 8
1.室内交響曲ハ短調作品110a[バルシャイ編]
2.交響曲第10番ホ短調作品93
CD 9
交響曲第11番ト短調《1905年》作品103
CD 10
交響曲第13番変ロ短調《バービ・ヤール》作品113
CD 11
交響曲第14番作品←注)詳細未記載
CD 12
1.交響曲第9番変ホ長調作品70
2.交響曲第15番イ長調作品141
ヴラディーミル・アシュケナージ(Cond.)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[CD1-3, 5, 7, 8, 12]
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団[CD6, 9]
NHK交響楽団[CD4, 10, 11]
ミハイル・コトリャロフ(テノール)(CD2)
ニキタ・ストロイェフ(バス)(CD2)
ブライトン音楽祭合唱団(CD2)
バッハ合唱団(CD3 交響曲第3番) 他
モーツァルト・イヤーで沸いた昨年2006年は、20世紀最大の作曲家のひとり
ショスタコーヴィチの生誕100年でもあった。それを記念して、アシュケナー
ジがイギリス、ロシア、日本の3つのオーケストラを振り分けて完成させた交
響曲全集が当セット。アシュケナージの70歳を記念するアニヴァーサリー・
シリーズのひとつでもある。音楽的な才能や価値というだけでなく、ソヴィ
エト政権の圧政に翻弄された者同士として、ショスタコーヴィチに寄せる共
感がきわめて強いアシュケナージにとっては必然ともいえる全集なのだろう。
最も初期の録音が1987年の交響曲第5番なので、それから20年の時をかけて完
結したことになる。最後を飾るのは第4番の最新録音であるが、1989年にロイ
ヤル・フィルと録れた演奏ではなく、この全集には我がNHK交響楽団との再録
音が収められる。なお、第7番のディスクで音楽の前には、1941年にドイツ軍
に包囲されたレニングラードから流された「レニングラードは不屈です」と
いうラジオ放送が収録されている。その声の主は、勿論ショスタコーヴィチ
その人である。

●DECCA DVD-VIDEO
711709(DVD-Video) \3350
『ア・セレブレイション/ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホ
ール』
[収録作品](詳細未定)
モーツァルト
プッチーニ
リヒャルト・シュトラウス
ロジャース
バーンスタイン 他
プッチーニ: 「ラ・ボエーム」 - 私の名はミミ
プッチーニ: 「ジャンニ・スキッキ」 -私のお父さん
バーンスタイン: 「ウェスト・サイド・ストーリー」 - サムホエア、など)
キリ・テ・カナワ(S)
アンドレ・プレヴィン、デニス・オニール(T)、マオリ・アンサンブル 他
ロンドン交響楽団 指揮:スティーヴン・バーロウ
収録:1995年
2007年3月に久し振りの再来日を果たしたキリ・テ・カナワ。残念ながらこれ
がラスト・ツアーということなので、これからは彼女の美声は録音で味わうこ
ととなる。今回リリースされるDVDは、彼女の50歳の誕生日を祝った1995年の
ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート・ライヴ(彼女の生年は44年)。
CDでも出ているが、こちらは映像なのでコンサートに行った感覚がより楽しめ
るだろう。
ゲスト陣には、テノールのデニス・オニール、指揮者&ピアニストのアンドレ
・プレヴィンら豪華なメンバーが集結。キリは、お得意のクラシックの名アリ
アに加え、プレヴィンのピアノではスタンダード・ジャズも披露している。
また、彼女の故郷ニュージーランドからは伝統的なマオリのアンサンブルも
やってきてスペシャル・パフォーマンスを行うなど多彩なステージである。

743189(DVD-Video) 2枚組 \5080
『オリジナル3大テノール』<デラックス・エディション>
カレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティ
収録予定曲
チレア:歌劇《アルルの女》
マイヤベーア:歌劇《アフリカの女》
プッチーニ:妙なる調和?歌劇《トスカ》第1幕
レハール:歌劇《微笑みの国》第2幕
ヴィンツェンツォ・デ・クレシェンゾ:ツバメは古巣へ
サルヴァトーレ・カルディロ:つれない心
ヴェルディ:歌劇《シチリア島の夕べの祈り》
エルネスト・デ・クルティス:帰れソレントへ
アグスティン・ララ:グラナダ
パブロ・ソロサバル:そんな筈はない-サルスエラ《港の居酒屋》
ジョルダーノ:ある日青空を眺めて-歌劇《アンドレア・シェニエ》
プッチーニ:
星は光りぬ-歌劇《トスカ》第3幕より
誰も寝てはならぬ-歌劇《トゥーランドット》第3幕
バーンスタイン:マリア-ミュージカル《ウェスト・サイド・ストーリー》
カプア:オ・ソレ・ミオ
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》
ホセ・カレーラス プラシド・ドミンゴ ルチアーノ・パヴァロッティ
フィレンツェ・マッジョ・ムジカーレ管弦楽団 ローマ歌劇場管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
収録:1990年
すべてはここから始まった・・・。
サッカー好きの3人が、FIFAワールド・カップのファイナルの前夜祭として催
したという肩に力の入らない企画だったコンサートは、世界中にファンを生み、
「3大テノール」現象として一世を風靡した。パヴァロッティの引退もあって、
現在ではビリャソンやクーラ、アラーニャ、リチートラなどが後継者候補とし
て話題に上がっている。このDVDは、そのすべての始まりとなった1990年のロ
ーマ、カラカラ浴場での歴史的コンサートの映像で、これまでにリリースされ
ていた分に特典を追加したデラックス・エディションである。特典映像には、
アメリカのかつてのオペラ・スター、ベヴァリー・シルズによる、コンサート
前の3人へのインタヴューや、パヴァロッティの『ザ・ラスト・テノール』の
抜粋、《オ・ソレ・ミオ》のカラオケ・ヴァージョンなどの他に、『インポッ
シブル・ドリーム(不可能な夢)』というタイトルの『3大テノール』のメイ
キング映像が初めて収録されている。

743196(DVD-Video) \3350
『ザ・ゴールデン・リング』
ヴァルハラへの神々の入城
ヴァルキューレの騎行
魔の炎の音楽
鍛冶屋の歌
森のささやき
ジークフリートの葬送行進曲
ブリュンヒルデの自己犠牲
ビルギット・ニルソン(S)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ゴットロープ・フリック(Bs)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ゲオルク・ショルティ
録音:1950年代後半-60年代前半
ショルティがDECCAにスタジオ録音したあの《リング》の、伝説的なドキュメ
ンタリーがカタログに再登場。元々は《神々の黄昏》収録中にTV用に撮影され
たもので、2002年3月の前回リリース分が市場から消えて、買いそびれたファ
ンが懸命に探していたDVDである。ビルギット・ニルソン、ハンス・ホッター
など、あの録音に参加した歌手や、ジョン・カルショウ、ゴードン・バリー、
クリストファー・レーバーンらDECCAスタッフらも登場する見所満載の作品で
あり、オリジナルの英語ヴァージョンに、ドイツ語によるスペシャル・ヴァー
ジョンも加わり、さらに70分にもおよぶ公式音源からのオーディオ・ハイライ
ツも収録されたファン垂涎のDVDである。




<DELOS>
DE3378 \2080
ズイル・ベイリー・イン・コンサート
サン=サーンス:チェロ協奏曲集
サン=サーンス:
チェロ協奏曲第1番 イ短調作品33
チェロ協奏曲第2番 ニ短調作品119
白鳥?《動物の謝肉祭》より
マスネ:《タイス》の瞑想曲
ズイル・ベイリー(vc)
ラオノーク交響楽団 指揮:デイヴィッド・ワイリー
録音:2005年10月17日、ライヴ
ズイル・ベイリーはアメリカのチェリスト。ピーボディ音楽院とジュリアード
音楽学校を卒業し、現在はソリストの他に、エル・パソ=ムジカ室内楽音楽祭
の音楽監督や、エル・パソ=テキサス大学でチェロ科の教授も務める。デロス
・レーベルにはこれまでに、バッハ、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、
ショパン、フランクール、ヴュータンを集めたデビュー・アルバム(DE 3326)
や、『シュタルケル・セレブレイション」(DE 3344)のタイトルでのシュー
ベルトとボッケリーニの弦楽五重奏曲、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ集
(DE 3368)などを録音している。今回は、2005年10月のライヴ録音であるサ
ン=サーンスのチェロ協奏曲集。シューマンのように3つの楽章が途切れなく
演奏される第1番と、その30年後に書かれ、作曲者自身も自信作ながら「やや
難しいので流行らないだろう」と感じたという第2番を1度のコンサートで演奏
した記録である。共演は、生まれ故郷ヴァージニアのオーケストラであるロア
ノーク交響楽団。指揮は1996年から同響の音楽監督兼指揮者であるデイヴィッ
ド・ワイリー。1993年にアスペンで賞を受け、翌94年からアスペン音楽祭でア
シスタントを務めた今後が期待される指揮者である。楽器は以前ブダペスト
四重奏団のミシャ・シュナイダーが使用していた1693年製のマッテオ・ゴッフ
リラー。

DE3372 \2080
メルカダンテ:
フルート協奏曲ニ長調
フルート協奏曲ホ短調
フルート協奏曲ホ長調
ラファエレ・トレヴィザーニ(fl)
モスクワ室内管弦楽団 指揮:コンスタンティン・オーベリアン
ラファエレ・トレヴィザーニはデロス・レーベルではお馴染みのフルーティス
ト。ゴールウェイの数少ない弟子のひとりで(その他にもランパル、ベイカー、
ラリューの薫陶を受けた)、現在は世界的ソリストとして活躍している。来日
もしており、使用楽器もムラマツの14金というのは親しみを感じるところだ。
これまでにデロスからは、ヴィヴァルディやアルビノーニらのイタリア協奏曲
集やC.P.E.バッハの協奏曲、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタのフルート
版、また『ヴァーテュオーソ・フルート』という、ドニゼテッティやサラサー
テ、ベーム、マスネ、ドップラー、ボルン、バッツィーニなどを集めたアルバ
ムをリリースしている。今回はメルカダンテの3つのフルート協奏曲集。メル
カダンテは、ロッシーニに続く初期ロマン派のイタリア・オペラ界で活躍した
作曲家であり、管楽器ファンには協奏曲作曲家としても名高い。彼が1819年に
出版した《6つのフルート協奏曲集》の中から、人気のある3曲をチョイスした
のが当アルバムだ。師であるゴールウェイが、「今日、美しい音色、テクニッ
ク、音楽芸術への敬意などの点で最も優れたフルーティストである」と賛辞を
贈るほどの実力者であるトレヴィザーニによる、ベル・カント協奏曲である。
共演はこれまでと同様、オーベリアン指揮モスクワ室内管弦楽団。

DE3366 \2080
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番
9つの前奏曲集[バルシャイ編]
アンドレイ・ググニン(pf)
モスクワ室内管弦楽団 指揮:コンスタンティン・オーベリアン
毎年ロシアで、音楽学校の優秀な学生に与えられるGuzik財団の奨学金。その
第3回目に選ばれたのが、10代の若さで既にロシア内外の主要ホールで引っ張
りだこになっているアンドレイ・ググニンである。このショスタコーヴィチの
ピアノ協奏曲集は彼のデビュー・アルバム。ちなみに、DELOSレーベルはこの
奨学金の受賞者に注目しており、これまでにもピアノのディナーラ・ナジャー
フォヴァの「リスト&ショパン作品集」(DE 1041)が出されている。
トランペットと弦楽オーケストラという編成によるピアノ協奏曲第1番は、
ジャズ風なテイストを含んだ個性的な作品。また、第2番は作曲家の子息マク
シムのために書かれたエネルギッシュなものだ。それぞれ、21歳と51歳で作曲
されたこの対照的ともいえる2曲を、若きググニンがどう弾き分けるかに注目。
併録の《9つの前奏曲集》は、ショスタコーヴィチが青年期に書いた《前奏曲
集》を、室内オーケストラ用にルドルフ・バルシャイが編曲したもの。
1956年結成のモスクワ室内管は、現在の正式名称を「The State Academic
Chamber Orchestra of Russia」という(「Academic」という呼称はロシアで
特別な団体だけに許される権威あるもの)。 バルシャイは同楽団の創立に携
わったひとりであることもあって、2006年にモスクワ室内管が50周年を迎えた
のを記念して、DELOSレーベルが彼に「短いけれど楽しい作品」を」と委嘱し
た。指揮のオーベリアンはアメリカの指揮者・ピアニスト。2004年には大統領
プーチンから、「ロシア名誉芸術家賞」を受けている。彼によるショスタコー
ヴィチのディスクは、同レーベルに《室内交響曲》がある。

DE3337 \2080
フェイヴァリット・イタリア映画音楽集
ニーノ・ロータ:
『甘い生活』
『8 1/2』
『フェリーニのアマルコルド』他
エンニオ・モリコーネ:
『ミッション』
『ウェスタン』
『ニュー・シネマ・パラダイス』他
ロベルト・モリネッリ:
サクソフォーンとオーケストラのための協奏曲
フェデリコ・モンデルチ(sax)
モスクワ室内管弦楽団 
指揮:コンスタンティン・オーベリアン
モンデルチのデロス・レーベル第3弾。ボルドー音楽院出身で、小澤征爾と共
演したり、指揮者としても活躍するモンデルチは、99年から同レーベルと契約。
これまでに『サウンド・オブ・ジ・イタリアン・サクソフォーン・クヮルテッ
ト』というヴェローナでのライヴ録音や、オーベリアンとモスクワ室内管との
共演でピアソラのタンゴ作品集を録音している。
今回は、世界的に著名なイタリアの映画音楽作曲家エンニオ・モリコーネとニ
ーノ・ロータ(1911-79)による作品を集め、サックス・ソロとオーケストラ
用に美しく編曲。さらに、新しい世代であるロベルト・モリネッリの《サクソ
フォーンとオーケストラのための協奏曲》も収録している。このモリネッリの
「ニューヨークからの4枚の絵」は、この街の夜明けから日没までのムードを
万華鏡のように描いた作品だ。ニーノ・ロータとエンニオ・モリコーネのスコ
アは、もはや定番。耳に馴染みやすく、一度聴いたら忘れられない名旋律の
数々は、映画ファンやクロスオウヴァー・ファンならばきっとたまらない筈。
なお、ちょうど今年2007年2月25日の第79回アカデミー賞では、モリコーネは
オスカー(名誉賞)を受けたばかり。

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07-04 No.21-2

2007年04月25日 18時42分32秒 | Weblog
<TELARC>
CD80676 \2080
SACD60676(SACD-Hybrid) \3350
トマス・タリス:詩編《Why Fum'th in Fight?》
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ:
タリスの主題による幻想曲
交響曲第5番ニ長調
音楽へのセレナード
アトランタ交響楽団室内合唱団
アトランタ交響楽団 
指揮:ロバート・スパーノ
ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第1番《海の交響曲》(CD-80588)が2003年
のグラミー賞に輝いたロバート・スパーノ&アトランタ交響楽団がついに続編
をリリース。第2弾となる今回は交響曲第5番、他である。自作のオペラ《天路
歴程》から主題を転用した交響曲第5番は、シベリウスに捧げられた作品。
戦時下の作であることもあって、安らぎにも似た祈りの歌の世界が胸にしみる。
弦楽合奏による《タリスの主題による幻想曲》は、美しさが際立った珠玉の小
品だが、このアルバムには、その主題のもとであるトマス・タリスのア・カペ
ラ作品《詩編》をも併録している。《音楽へのセレナード》は、オーケストラ
伴奏付きの合唱作品。テクストはシェイクスピアの『ベニスの商人』最後の場
面に基づき、ヘンリー・ウッドの指揮生活50周年を記念して彼に献呈された。
各4人の四部合唱=16名の独唱者でも歌われるが、ここではジェシカ・リヴェ
ラ(S)、ケリー・オコナー(Ms)、トマス・ステュードベイカー(T)、ヌモ
ン・フォード(Br)らのクァルテットに、混声合唱とオーケストラが付くと
いうスタイルでの演奏である。ソプラノのジェシカ・リヴェラは、2004年の
ドミンゴのオペラ・コンクール「オペラリア」のファイナリスト。メゾ・ソプ
ラノのケリー・オコナーは、ゴリホフ(「ゴリジョフ』は誤り)の歌劇《アイ
ナダマール》のCDで主役を歌いグラミー賞を受賞した。なお、このCDはスパー
ノが指揮、リヴェラも参加している。トマス・ステュードベイカーは、ジョー
ジ・ロンドン基金からキルステン・フラグスタート・メモリアル・アワードを
受けた、注目のヘルデン・テノール。2006年1月の大友直人指揮東京交響楽団
《グレの歌》に来演していた。ヌモン・フォードはパナマ系アメリカ人バリト
ンで、ボルコムの《無垢と経験の歌》のアルバムで2006年にグラミー賞を受賞
している。
ロバート・スパーノは1961年生まれのアメリカ人指揮者・ピアニスト。2001年
からアトランタ交響楽団の音楽監督を務めている。

CD80685 2枚組 \2080
チャイコフスキー:
弦楽六重奏曲ニ短調《フィレンツェの思い出》作品70
弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調作品22
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調作品30
イン四重奏団
ティモシー・イン(1st.vn)ジャネット・イン(2nd.vn)
フィリップ・イン(va)デイヴィッド・イン(vc)
w)[op.70] ジェイムズ・ダナム(2nd.va)ポール・カッツ(2nd.vc)
第2楽章が有名な〈アンダンテ・カンタービレ〉である弦楽四重奏曲第1番をは
じめ、チャイコフスキーが遺した弦楽器のみによる室内楽作品をほぼ丸ごと収
めたアルバム(習作は除く)。イン四重奏団は、1992年に結成されたアメリカ
の弦楽四重奏団で、メンバーの名前から推察できるように兄弟姉妹の団体であ
る。1993年のナウムバーグ室内楽賞や、タートル・アイランド・クヮルテット
と共演したアルバム『4+ Four』(テラーク:CD-80630)で2006年のグラミー
賞の最優秀クラシカル・クロスオウヴァー・アルバム賞を受賞している。現在
は演奏活動と並行して、イーストマン音楽学校のレジデンス・クヮルテットと
して、また4人とも同校の弦楽室内楽および各楽器の准教授も務めている。
タートル・アイランドQr.とのアルバムで既に2005年にテラーク・レーベルに
デビューしてはいたが、今回のチャイコフスキーはイン四重奏団の同レーベル
初の単独アルバムとなる。なお、六重奏曲《フィレンツェの思い出》で第2ヴィ
オラと第2チェロを担当しているのは、イン四重奏団がイーストマン音楽学校
で師事した元クリーヴランド四重奏団のメンバー。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80039 \1350
アレクサンドル・ボロディン:
序曲-歌劇 「イーゴリ公」
ダッタン人の踊り-歌劇 「イーゴリ公」
イーゴリ・ストラヴィンスキー :組曲「火の鳥」
アトランタ交響楽団 
指揮:ロバート・ショウ
録音:1978年6月 アトランタ

CD80370 \1350
ジョン・フィールド (1782 - 1837) :
ピアノ協奏曲 第2番変イ長調 H31
ピアノ協奏曲 第3番変イ長調 H32
ジョン・オコーナー (pf)
スコットランド室内管弦楽団 
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1993年 スコットランド

CD80459 \1350
ホアキン・ロドリーゴ (1901 - 1999) :
アランフェス協奏曲
ある貴紳のための幻想曲
バレンシア協奏曲
デイヴィッド・ラッセル(g)
ネイプルズ・フィルハーモニック 
指揮:エリック・カンゼル
録音:1997年4月 フロリダ

CD80521 \1350
ルネッサンス・オブ・ザ・スピリット
-オルランド・ディ・ラッソの音楽
イ・フィアミンギ 指揮:ルドルフ・ヴェルテン
クレンデ 指揮:エリック・ファン・ネーヴェル




<MD+G>
30914502 \2080
G.PH.テレマン(1681-1767):
協奏曲と室内楽曲集 VOL.5
協奏曲 TWV 43: A 4
ソナタ  TWV 42: d 10 ; 40: 203
序曲  TWV 55: g 8
四重奏曲 TWV 43: G6
パルティータ 第5番 TWV 41: e1
ムジカ・アルテ・リパ
2003年から開始されたムジカ・アルテ・リパによるテレマン録音集も今作で5
作目となります。結成四半世紀、ドイツの老舗古楽アンサンブルのムジカ・
アルテ・リパは、MDGレーベルに15年も渡り様々な録音を続け、2000年のバッ
ハの作品集など、各方面で高い評価を受けています。

61814482 \2080
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
ピアノ作品集 VOL.8
シュテファン・イルマー(pf)
ロッシーニがオペラの作曲をやめてしまった後、彼自身の喜びのために作曲さ
れた「老いのいたずら」。イルマーの演奏はロッシーニの風刺的精神と機知を
余すことなく伝えるものです。

60314292 \2080
ハインリッヒ・アルベルト(1870-1950):
8つのギター・デュオ集
ハインリッヒ・アルベルト・デュオ
1870年、ヴュルツブルクに生まれたハインリッヒ・アルベルトは10歳でヴァイ
オリンとホルンを始め、デュッセルドルフとミュンヘンでオーケストラ奏者と
しての研鑽を積みました。それ以降はギター曲にも興味を示し、ギター・ソロ
の曲、練習曲を含むたくさんの室内楽作品を書いた人です。単なる伴奏楽器と
してではなく、ギターの新しい可能性を追求してことで知られています。この
アルバムは、作曲者と同名のアンサンブルによる演奏。批評家エルヴィン・
シュヴァルツが「なんと素晴らしい音色だろう。まるで全てのオーケストラ
が2つのギターの中に入ってしまったようだ」と大絶賛しています。

64214162 4枚組 \4160
ジャン・マリー・ロンデックス:ポートレイト
協奏曲、室内楽、ソロ小品集
(プライヴェート録音)
ジャン・マリー・ロンデックス
20世紀、最も後世に影響を与えたフランスのサクソフォン奏者、ジャン・マリ
ー・ロンデックスの70歳を記念した4枚組。このアルバムは1957年から1995年
までの個人所蔵の音源で、ほとんど市場に出回ることはありませんでした。
100曲を超える楽曲がロンデックスに献呈されておりまた彼自身はいくつかの
教育的著書を刊行しています。この“サクソフォンの帝王”のために、多くの
作曲家、指揮者、そして友人たちが個人的に伴奏をし、中でもボーザンの「詩
曲」の演奏ではピエール・マックス・デュボワによって、大絶賛されたのです。
収録されているドビュッシーの「シランクス」だけはロンデックス自身の編曲
になりますが、他の作品のほとんどは彼のために作曲されたものです。

33411372 \2080
ブラームス:ドイツ・レクイエム
シーリ・カロリーヌ・トルンヒル(S)
クラウス・メルテンス(Br)
ブレーメン大聖堂聖歌隊
ブレーメン室内交響楽団 
指揮:ヴォルフガンク・ヘルビッヒ
ドイツの最も有名な聖歌隊の一つであるブレーメン大聖堂聖歌隊は140年の歴
史を誇り、その大規模な演奏会には毎年多くの聴衆が訪れることでも知られて
います。フランスや東ヨーロッパ、アメリカ合衆国でも演奏会を行い、その高
い技術が賞賛されています。この録音は、クイケンのカンタータ集の録音にも
参加しているイギリス生まれのソプラノ、シーリ・トルンヒルと名バリトン、
クラウス・メルテンスをソリストに迎えたもので、2人とも宗教曲(特にバッ
ハ以前)を得意としているだけあって、全体の印象も極めて荘厳なものとなっ
ています。




<AMBITUS>
AMB96888 \2180
ギターとオーケストラのための作品集
フェルディナンド・カルッリ:ギター協奏曲 ホ短調 Op.140
アントワーヌ・ド・ロイエ:ギター協奏曲 イ長調 Op.16
マウロ・ジュリアーニ:ギター協奏曲 イ長調 Op.36
ラインベルト・エヴァース(g)
ヴィルニュス・セントクリストファー管弦楽団 
指揮:ドナトゥス・カトゥクス
最近、楽譜も多く出版され広く知られているアントワーヌ・ド・ロイエのギタ
ー協奏曲ですが、この作品は1990年まで忘れられていたばかりか、作曲家の人
生や仕事についてもほとんど何も知られていませんでした。有名なジュリアー
ニの第1番の協奏曲Op.30の9年前、1799年に作曲されたものです。独奏は、日
本にも度々来日をしているドイツの名手ラインベルト・エヴァースです。

AMB96900 \2180
《harfinesse》 ハープ作品集
カプレ、アセルマン、シュポア、ダマース
アルヴァース、ブリテン、ゴドフロアの作品
ヴェロニカ・ポンツァー(harp)
ベルリオーズに「ハープ界のリスト」と呼ばれたアルヴァースの作品をはじめ
としたハープのための作品集。ヴェロニカ・ポンツァーの演奏はハープの持つ
音色の特性と親しみやすさを感じさせてくれる喜ばしいものです。

AMB96902 \2180
甘き沈黙 
ソプラノとフルート、オルガンのためのバロック音楽集
J.S. バッハ, C.P.E. バッハ、カイザー
ベーム、ヘンデルの作品集
トリオ・ガブリエル
ベッティーナ・パーン(S)
モシェ・アーロン・エプシュタイン(fl)
ヴォルフガンク・ツェーラー(org)
バロックの時代には、声部とのかけあいにしばしばフルートが用いられます。
例えば、J.S.バッハ のカンタータの多くでは、ソプラノと共にフルートが重
要な役割を果たします。そして、ヘンデルの「9つのドイツ・アリア集」では
ソプラノ・ソロとオブリガード、そして通奏低音のために書かれています。
ベッティーナ・パーンはシュッツなどを得意とするソプラノ。
指導者としても知られるM Aエプシュタイン、ヴォルフガンク・ツェラー、こ
の3人の素晴らしいアンサンブルでどうぞ。

AMB96903 2枚組 \4160
バッハ:6つの無伴奏チェロ組曲 BWV 1007-1012
(ヴィオラ編曲)
アネッテ・マリア・シュラーット(Va)
ドイツ生まれのヴィオラ奏者、アネッテ・マリア・シュラーット。サンドール
・ヴェーグに師事し、デンマークのオーデンセにあるカール・ニールセン音楽
院で教鞭を取りました。その後9年間、デンマーク国立放送交響楽団で演奏、
同時にフリーの室内楽奏者、ソリストとして各地の音楽祭にて活躍しています。
多くの作曲家が彼女のために作品を書き、オールボー交響楽団とはノエル・コ
ンドルプのヴィオラ協奏曲を世界初演しています。
彼女は次のように語ります。
「何年もの間、バッハのチェロ組曲に挑戦してきました。チェロのための作品
をヴィオラで演奏することは大変な冒険です。しかし、バッハの時代には特定
の作品を他の楽器に置き換えて演奏することは当たり前でした。その際、ヴィ
ヴァルディの作品に見られるように、調性を移調することもしばしばありまし
た。そして組曲第6番は、ピッコロチェロのために書かれたと考えられます。
近代的な大きなチェロで演奏するのではなく、小さい楽器で演奏する方がふさ
わしいように思われます。」




<ARION>
ARN68741 \2180
ジャン=バティスト・ド・ブセ
《バッカスの年代記》
シルヴィー・ド・メ(S)
ミシェル・ヴェルシェーヴ(Br)
ファブリス・コナン(俳優)
ピエール・ボラーニョ(フルート&ミュゼット・デュ・ポワトゥ)
ブノワ・リシャール(フルート&バロック・オーボエ)
アリアーヌ・ドランバック(バロック・ヴァイオリン)
ミリアム・マナン(バロック・ヴァイオリン)
フロランス・ボルトン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ニコラ・アンドレ(バロック・ファゴット、カータル)
ジェローム・ルフェーヴル(テオルボ&バロック・ギター)
エレーヌ・ドーファン(クラヴサン)
ロイク・レ(打楽器)
ラ・コンパニ・バロック 
指揮:ミシェル・ヴェルシェーヴ
録音:2006年
フォンテヌブロー宮殿で王家の娯楽のために催された音楽は多彩で華やかなも
のだったが、このアルバムで聴かれるのは、そういった宮廷内ではなく、歴史
に名を留めない人たち=素人たちが城の外でいつも演奏し、流行していたもの
である。正統派アリアと、バッカスと愛の神を讃美するエール・ド・クールや
酒歌(airs a boire)の数々は、ルイ14世からナポレオン3世の時代、つまり
17世紀後半から18世紀中頃にかけて多く生み出された。中でもジャン=バティ
スト・ド・ブセ(ブーセ)(1662-1725)はこのジャンルを数多く作曲し、同
時代の作曲家たちに大きな影響を与えたと評されている。このブセの作品に、
カンプラ、デマレ、ラモー、ボワモルティエ、ルソー、ベランジェら、あるい
は作者不明の同種の音楽を差し挟んで構成したのが当アルバムである。
ラ・コンパニ・バロックは、1995年にミシェル・ヴェルシェーヴによって結成
された団体。才能がありつつも忘れられてしまった17、18世紀の作曲家の作品
を再発見し、当時の朗唱法や発音を用いたり、音楽のみでなく、歌、演劇、舞
踊といった要素をすべて取り込んだ総合的な上演を志向している。
ラ・コンパニ・バロックはこのアルバムで、当時の流行歌といういわゆる「は
かない音楽」が、実はとても質の高いものであったことを実証している。

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07-04 No.20-1

2007年04月25日 18時41分54秒 | Weblog
<Piano21>
P 21027-A 2枚組 \2180
ミキス・テオドラキス(1925-):
ピアノと管弦楽のための組曲第1番/ピアノ協奏曲/
児童合唱とピアノ、管弦楽のための交響曲第2番
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ミキス・テオドラキス(指揮)、ルクセンブルグRTL交響楽団
存在自体が20世紀ギリシャの歴史とも言える同国を代表する大作曲家ミキス・
テオドラキス。第2次世界大戦時のレジスタンス運動と1967年の軍事クーデタ
ーの際には逮捕を経験し、1970年の釈放後は国会議員と大臣を務めギリシャの
政治に大きな足跡を残すなど、テオドラキスの人生はまさに波乱万丈であり
20世紀ギリシャの歴史なのである。
「交響曲第2番」は世界初録音となるスタジオ録音であり、「組曲」と「ピア
ノ協奏曲」はエヒテルナハ音楽祭とアントワープでのパフォーマンスを収録
したいずれも1982年の貴重な音源。
3曲の録音全てで作曲者であるテオドラキス自身がタクトを執っており、見
事なサポートを得たカツァリスが聴衆の度肝を抜く超絶演奏を繰り広げてい
ることは間違い無い。




<Raumklang edition apollon>
RK ap 10106 \2180
マドリガル集-ヨーロッパ・ルネサンス時代の世俗音楽 ――
T・モーリー:今は花の5月
O・ラッスス:今日はごきげんいかが?、こんにちは私の魂よ
J・ダウランド:おいでさあかわいい人、さあもういちど愛が呼んでいる
L・センフル:Ach Elslein liebes Elselein、Das Glaut zu Speyr
作曲者不詳(スコットランド/16世紀):Remember me my deir
T・ウィールクス:ロビンフッド、太鼓を打ち鳴らせ
A・ヴィラールト:Vecchie letrose
H・イザーク:インスブルックよ、さようなら
T・モーリー:好きだよ ああ 君が好き
P・パスロー:Il est bel et bon
L・ハスラー:Mein gmuth ist mir verwirret
J・ベネット:涙せよ、わがまなこ
ヘンリー8世:仲間との楽しみ
A・バンキエーリ:動物達の対位法
A・スカンデッロ:Ein henlein weis
J・デル・エンシーナ:Cucu Cucu Cucucu、Fatal la parte
ジョスカン・デ・プレ:こおろぎ、千々の悲しみ
作曲者不詳(スペイン/1500年頃):ディンディリン、ディンディリン
J・アルカデルト:真白で優しい白鳥は
G・ガストルディ:麗しの女
N・ゴンベール:Triste depart
T・アルボー:私の美しい人
A・アルバ:トリコテア
J・バスケス:Gentil senora mia
B・ドナト:ガリアルドを習いませんか
作曲者不詳(パリ/1530年頃):Quand je bois du vin clairet/
アンサンブル・アマコード、ミヒャエル・メッツラー(打楽器)
アンサンブル・アマコードは、1992年の秋にライプツィヒ聖トーマス教会少年
合唱団の出身者によって結成され、ドイツを代表する存在にまで成長を遂げた
ア・カペラ・グループ。
2006年からは新たにテノールのマーティン・ラトケがメンバーに加わり6人体
制へとパワーアップ!
ルネサンス時代の一般階級の人々たちによって歌われていた世俗音楽を奏でる
アマコードの歌声は、6つの声が1つに溶け合ったことで出来上がった豊かなハ
ーモニーと絶妙の雰囲気を醸し出している。
感動を誘う素晴らしきハーモニーは、多くの聴き手に感動と新たな発見を届け
てくれることだろう。「ア・カペラ」の世界に訪れた新世紀の到来を確信させ
てくれる名演の登場である!




<Ameson>
ASCP 0710 \2250
J・ブラームス:
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調Op.2
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
オリヴィエ・ギャルドン(ピアノ)
オリヴィエ・ギャルドンは、7歳のときに名奏者リリー・クラウスからその才
能を認められたニース出身のピアニスト。1973年のロン・ティボー国際コンク
ールで最高位となる2位を獲得。エリザベート国際音楽コンクールでも入賞を
果たすなど抜群のコンクール実績を持つ。
また教育活動にも並々ならぬ情熱を注いでおり、母国フランスだけでなく日
本でも積極的にマスタークラスを開催。2004年のロン・ティボー国際コンク
ール優勝者であるソン・スーハンを育て上げるなど、その指導力の高さは折
り紙つき。透明感のある音色と鮮やかな表現のブラームスは、リリー・クラ
ウスの評価も納得の好演奏である。

ASCP 0609 \2250
千夜一夜
カロル・シマノフスキ(1882-1937):狂えるムエジンの歌Op.42
フランチェスコ・サントリクィド:3つのペルシャの詩
ルイ・オベール(1917):6つのアラブの詩
モーリス・ドラージュ(1879-1961):ヒンドゥーの4つの詩
アメル・ブラヒム=ジェルール(ソプラノ)、
アンヌ・ル・ボツェク(ピアノ)
数多くのタイトル・ロールを歌い、パリのシテ・ド・ラ・ミュジーク、ロン
ドンのバービカン、アムステルダムのコンセルトへボウ、ニューヨークのリ
ンカーン・センターなどの舞台に立つフランスのソプラノ奏者アメル・ブラ
ヒム=ジェルール。
アラビアン・ナイトの千夜一夜物語をテーマとしたユニークなコンセプトで
作られているアルバムには、ムエジン、ペルシャ、アラブ、ヒンドゥーが題
材とされている4作品を収録。ブラヒム=ジェルールの高い歌唱力が、アラ
ブにちなんだ作品を色濃く表現している。

ASCP 0607 \2250
C・ドビュッシー:
ピアノのために、ベルガマスク組曲、アラベスク第1番ホ長調
P・デュカス:ピアノ・ソナタ変ホ短調
ダヴィッド・ビスマス(ピアノ)
ダヴィッド・ビスマスは14歳で名門パリ国立高等音楽院に入学するなど、幼
少の頃よりその才能が嘱望され現在注目を浴びているフランスのピアニスト。
2004年に収録されたドビュッシーとデュカスは、非常に丁寧ながらも主張が
見えてくる印象的な演奏。フランス・ピアノ界の新世代を牽引する存在とし
て更なる飛躍が期待されている。




<Linn>
CKD 287(SACD-Hybrid) \2580
W・A・モーツァルト:
行進曲ニ長調K.189/セレナード第3番ニ長調K.185/ロンド ハ長調K.373/
アダージョ ホ長調K.261/ロンド変ロ長調K.269
ディヴェルティメント第1番変ホ長調K.113
アレクサンドル・ヤニチェク(ディレクター&ヴァイオリン)、
スコットランド室内管弦楽団
前作の協奏曲集(CKD 273)に続く今回のモーツァルトでも、マッケラスやス
ヴェンセンに鍛えられた小編成オーケストラならではの繊細で透明感に満ち
た響きと音色は健在!

CKD 288(SACD-Hybrid) \2580
スペインのギター
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685-1732):
スペインのフォリア/前奏曲/パッサカリア ホ長調/組曲/
Zarembeques, o Muecas/カナリオス/ パッサカリア ロ長調/クンベエス
/パッサカリア ニ長調/マリオナス ロ長調/Preludio Grabe de Coreli
/Giga de Coreli/ガイタス
ウィリアム・カーター(バロック・ギター)
パラディアン・アンサンブルの創設メンバーであり、エンシェント室内管弦楽
団やイングリッシュ・コンソート、パラディアン・トリオのメンバーとしても
活躍するウィリアム・カーター久々の最新作。イギリス屈指のバロック・ギタ
ー奏者によるスパニッシュ・アルバムは要チェックの1枚!




<PentaTone>
PTC 5186 154(SACD-Hybrid) \2850
A・ヴィヴァルディ:
ファゴット協奏曲ホ短調RV.484、同イ短調RV.498、同ヘ長調RV.489、
同変ロ長調《ジョゼッピーナのために》RV.502
G・タルティーニ:フルート協奏曲
クラウス・トゥーネマン(ファゴット)、
セヴェリノ・ガッツェローニ(フルート)、イ・ムジチ合奏団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新
盤。ファゴット界の大御所トゥーネマンとイタリアの天才奏者ガッツェロー
ニがイ・ムジチをバックとして演奏するヴィヴァルディは名演中の名演とし
て親しまれてきた音源である。





<Musiques En Wallonie>
MEW 0637 \2180
フェリクス・ゴドフロア(1818-1897):
セレナード/二重奏曲/妖精の踊り/告別/ニオベ/2つのモザイク/
魔術師の歌/Le reveil des fees/ボヘミア風シャンソン/願い/
風のハープ/演奏会用練習曲/トリステッツァ/カンティレーナ/悲愴/
寂しい森の中で/Le rouet de Marguerite/Les voix de la nuit
シルヴィア・ベルニエ(ピアノ)、
ソフィー・アリンク(ハープ)
ベルギーの音楽家ゴドフロアは1832年からはパリ音楽院でハープを学び優秀
な成績を収め、1839からのドイツ演奏旅行でハープの名手としての名声を確
立したことが知られている。ゴドフロアの作品の中でも特にハープのために
作曲された数々の独奏曲や教則本は、現在も演奏家にとって重要な位置を占
めている。揃ってエラールの楽器を使用するベルギーの女流奏者コンビが奏
でるゴドフロアでは、ベルギー・ロマン派音楽の美しい演奏を堪能できる。

MEW 0634 \2180
C・フランク:歌曲集 ――
ばらの結婚/ばらと蝶々/ニノン/夜想曲/歌/愛する/ロビン・グレイ/
夕べの鐘/空気の精/日ごとに過ぎてゆき/こわされた花瓶/聖なる行列/
バンガドールの酋長/S'il est un charmant gazon/回想/天使と子供
アン・デ・レネ(ソプラノ)、グイ・ペンソン(ピアノ)
19世紀のベルギーが生んだ大作曲家フランクの歌曲を歌うのは、スウィング
ル・シンガーズの第1ソプラノ奏者として国際的なキャリアをスタートさせた
アン・デ・レネ。ヨーロッパを中心に世界各地の歌劇場やコンサートでベル
ギーのトップ・アーティストとして活躍するアン・デ・レネが歌うフランク
は聴き応え十分!

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07-04 No.20-2

2007年04月25日 18時41分25秒 | Weblog
<Pavane>
ADW 7509 \2180
ベルギーのヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
アウグスト・デ・ブーク(1865-1937):ヴァイオリン・ソナタ
アルベール・ハウブレヒツ(1899-1938):ヴァイオリン・ソナタ
クリスティアン=アドルフ・ワウテルス(1953-):
ヴァイオリン・ソナタ《ソナタ・アマラ》Op.69
ギド・デ・ネーヴェ(ヴァイオリン)、ヤン・ミヒエルス(ピアノ)
アメリカのクーリッジ賞の受賞者でもあり、ヨンゲンの弟子でもあったハウ
ブレヒツの秀作などを収録したベルギーのヴァイオリン・ソナタ・アルバム。
アントワープ王立音楽院でヴァイオリンと室内楽の指導を行っている同国の
中堅奏者デ・ネーヴェが演奏を行うなど、まさにベルギーのレーベルとベル
ギーのアーティストによるベルギー・アルバムである。

ADW 7368 \2180
S・ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2、同嬰ト短調Op.32-12、同変ロ長調Op.23-2
S・プロコフィエフ:前奏曲ハ長調Op.12-7
C・シマノフスキ:9つの前奏曲Op.1
M・ラヴェル:前奏曲
C・ドビュッシー:
前奏曲集より 西風の見たもの、亜麻色の髪の乙女、
妖精たちはあでやかな舞姫
F・マルタン:8つの前奏曲
E・サティ:犬のための、ぶよぶよした真の前奏曲
菊地洋子(ピアノ)
桐朋音大卒業後にベルギーへと渡った菊地洋子は、ソロ活動だけでなくディナ
ン国際サクソフォン・コンクールの公式伴奏者やブリュッセル音楽院の講師な
どを精力的にこなしている東京生まれの女流ピアニスト。ラフマニノフ、
ドビュッシーなど前奏曲の王道にシマノフスキ、マルタン、サティなどを加
えたプログラムは個性豊かで魅力的。ちなみに2007年5月17日の19時から東京
オペラシティ・リサイタルホールでリサイタルの開催が予定されている。
1995年11月の録音。

ADW 7436 \2180
エリカ・パウエルスのポートレート
G・プッチーニ:
この柔らかなレースの中で、母もなく、ある晴れた日に、私の名はミミ
C・グノー:何と美しいこの姿
G・ビゼー:ここが密輸業者の隠れ家ね…何を恐れることがありましょう
A・デ・ブーク:ひまわり
W・A・モーツァルト:
ああ私には分かっていたわ!K.272、私の感謝をお受け下さいK.383
F・レハール:ヴィリアの歌、唇は黙っていても
エリカ・パウエルス(ソプラノ)、マルコ・バッカー(バリトン)、
BRT管弦楽団、他
エリカ・パウエルスは、王立フランダース歌劇場を中心に長きに渡り第1線で
活躍してきたベルギーのソプラノ奏者。特に定評のあったプッチーニのアリア
を中心とした録音では、パウエルス全盛期の歌声を知ることができる。
1968年-1979年の録音。

ADW 7429 \2180
ヴァレンティン・ヌヴィユ(1863-1941):
ヴァイオリン・ソナタ/おお 救い主なるいけにえよ/遙かなる歌/
Ce que le Roi vit de la fenetre/子守歌/ロマンス/ワルツ
クロード・コレ(ピアノ)、フランク・デッラ・ヴァッレ(ヴァイオリン)
ヴァレンティン・ヌヴィユは、教会音楽を専攻し数多くのオルガン作品を遺し
たベルギーの作曲家である。フランス放送フィルやラムルー管と共演を重ねる
ピアニストであるコレ、パリ室内管弦楽団のメンバーでもあるデッラ・ヴァッ
レがじっくりと歌を聴かせてくれている。1999年の録音。

ADW 7428 \2180
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
音楽の慰め第2集/ソナタ第2番ホ短調/同第8番ニ長調/同第7番ト長調
アンサンブル・コントルポワン
バロック音楽の演奏を目的として1991年に結成されたピリオド楽器を駆使する
「アンサンブル・コントルポワン」が、トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリ
ン、バス・ヴィオールとチェンバロによる四重奏でルクレールをしなやかに
奏でる。1998年の録音。

ADW 7427 \2180
F・ショパン:17のポーランドの歌より
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):歌曲集全集(22曲)
F・プーランク:8つのポーランドの歌、マズルカ
ソフィー・デ・ティレッセ(メゾソプラノ)、
ジャン・イヴ・セビロット(ピアノ)
シャンドスやハイペリオンからのリリースによって一躍表舞台に復活したポー
ランドの作曲家カルウォヴィチ。若きポーランドの1人として期待を一身に受
けながらも、雪崩によって若くしてこの世を去った天才作曲家が生み出した
珠玉の歌曲はただただ美しい。1999年の録音。

ADW 7431 \2180
フランダースの教会音楽集
イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959):マリアよあなたはことごとく美しく
エミール・ワンバッハ(1854-1924):祈り
ペーテル・ブノワ(1834-1901):
マリアよあなたはことごとく美しく、O Gloriosa Virginum
ジョゼフ・カラーツ(1830-1901):牧歌/他 全19曲
クリステル・デ・メウルダー(ソプラノ)、
ヤン・ファン・モル(オルガン)、
サラ・ファン・モル(ソプラノ)、
ノエル・シェーペンス(メゾソプラノ)
19世紀中期から20世紀後半にかけてベルギーのカトリック教会のために作曲さ
れた宗教音楽を集めた珍しいアルバム。1999年の録音。




<Phaedra>
DDD 292011 \2180
F・リスト:
ピアノソナタ ロ短調/悲歌第1番&第2番/メフィスト・ポルカ/凶星!/
ラディスラウス・テレキ/アレクサンデル・ペテーフィ/ミヒャエル・
モショニー/メフィスト・ワルツ第1番
レヴェンテ・ケンデ (ピアノ) 
レヴェンテ・ケンデはリスト音楽院を皮切りにモスクワ音楽院、ブリュッセル
音楽院でピアノを学んだハンガリーのピアニスト。力強いタッチと柔軟な表現
を兼ね備えたリストのピアノ作品集は1999年アントワープ行われた録音。ケン
デはフランダース音楽院ピアノ科教授としてベルギーで後進の指導にも力を注
いでいる。

DDD 292012 \2180
J・ブラームス:
ピアノ小品集Op.76/6つのピアノ小品Op.118/4つのピアノ小品Op.119
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)
演奏者としてだけでなくシューマン夫妻の研究家としも高名なベルギーの音楽
家ベーンハウアー。シューマン夫妻と深く関係したブラームスの作品にも取り
組んできたベーンハウアーが、研究家としてどのような解釈を行うのか非常に
興味深い。2000年の録音。

DDD 92019 \2180
In Flanders' Fields Vol.19
ローデウェイク・モルテルマンス(1868-1952):歌曲とピアノ作品集 ――
夕暮れが迫る/それがマンデル/夜の思い/小さな花が/五月の日/アンジェ
リコの踊る天使達より 魂が耳を開く時、朝露が美しく、芳香、真珠/間奏曲
/フラマン語は驚くほどに甘く/子守歌/母/秋のムード/角笛の呼ぶ声が聞
こえ/サイジャの歌/我が幼き子/白い雲が/秋の夕べ/ユーモレスク/五月
の乙女/眠れる美しき人
ウェルネル・ファン・メヘレン (バス・バリトン) 
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー (ピアノ)
1893年にローマ賞を獲得したベルギーの作曲家モルテルマンス。ベルギー・ロ
マン派の重要作曲家であるモルテルマンスの作品の中で最も高く評価されてき
た歌曲の数々をベルギーのバス・バリトン奏者が情緒豊かに歌い上げている。
また歌曲の合間に時折顔をのぞかせる6曲のピアノ作品も非常に優美な雰囲気
を持った小品である。1999年の録音。

DDD 92021 \2180
In Flanders' Fields Vol.21
ロベルト・ヘルブリヒス(1886-1974):合唱作品集 ――
アヴェ・マリア/母のごとき御心/何故に泣きたもう?/イエスと聖ヤネケン
/そしてそれは愛ではなく/聖母マリアを見たいと願った聖者/お別れ/愛の
夜/今日も来るオシャベリ屋/緑の田舎自慢/港と戦いから離れた広い海で/
あぁ、もしあの美しい胸に身を預けられたら/九人の兵士/冬が過ぎて/アイ
スランドに行きたい者は/ブリュネンスウェイクのお殿様
ヨハン・デュイック(指揮)、
フランダース放送合唱団
20世紀フランドルを代表する作曲家の1人であるヘルブリヒスが遺した膨大な
作品の中から合唱曲を集めたアルバム。1909年にカンタータ「聖ヒュベルトゥ
スの伝説」でローマ賞を受賞するなど、ヘルブリヒスの作曲法は当時のヨーロ
ッパでも称賛を浴びていた。神秘的な雰囲気を持つ合唱作品は代表作に相応
しい。日本語解説書付き。

DDD 92013 \2180
In Flanders' Fields Vol.13
イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959):
交響曲第1番イ長調/同第4番ロ長調/序曲《静かなるウィリアム》
フェルナン・テルビィ(指揮)、
BRTNフィルハーモニック管弦楽団
新古典主義などが登場した時代において、ロマン派の作風を守り続けたベルギ
ーの作曲家による交響曲集。第1番、第2番とも演奏時間には約30分を要する大
きなスケールを感じさせてくれる作品である。ロマン派の交響曲ファンに是非
ともお薦めしたいアルバム。1986年の録音。





<AR Re-Se>
AR 2006-3 \2180
シャルル・ケックラン(1867-1950):
弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.51/同第2番Op.57(全曲世界初録音)
アルデオ弦楽四重奏団
フルートのための「ネクテールの歌」など数多くの器楽曲、室内楽曲を作曲し
たケックラン。
音楽理論の権威であり多作家としても知られるケックランの弦楽四重奏を演奏
するアルデオ弦楽四重奏団は、パリ国立高等音楽院で学んだフランスの若手女
流奏者たちによるアンサンブル。
2004年9月にモスクワで開催されたショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンテ
ストでは2位と2つの特別賞を受賞するなどコンクールでの実績も数多い。
収録の2作品とも今回の録音が世界初録音となる。

AR 2007-0 \2180
フロランティーヌ・ミュルサン(1962-):
ヴァイオリンのための演奏会用ソナタOp.19/ピアノとヴァイオリンのための
ソナタOp.21/ピアノ三重奏曲Op.23/チェロ・ソナタOp.27
リオネル・シュミット(ヴァイオリン)、アンリ・デマルケ(チェロ)、
ファブリス・ブーレ(ピアノ)、ヴェロニケ・ブーレ(チェロ)
これまで“女流演奏家”のみを起用してきた「AR Re-Se」が今回は“女流作曲
家”にスポットを当てる。1962年にセネガルの首都ダカールで生まれたフロラ
ンティーヌ・ミュルサンは、セリー技法と表現主義を掲げるフランスの作曲家
である。近年の活躍は目覚しくフランス放送からの委嘱で交響曲第2番を作曲。
2008年3月にはプラハ・フィルによって新作の世界初演が予定されている。




<Cybele>
Cybele 350.301 \2180
D・ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲Op.57
A・ボロディン:ピアノ五重奏曲
トマス・レアンダー(ピアノ)、ミンゲ四重奏団
デュッセルドルフのシューマン・アカデミーで研鑽を積み、ウィーンではバ
ドゥラ=スコダに師事したドイツのピアノ奏者レアンダーをミンゲ四重奏団
がソリストに迎えたピアノ五重奏曲集。レアンダー&ミンゲ四重奏団の研ぎ
澄まされた演奏をシベーレの優秀録音が隅々まで再現している。

Cybele 250.701 \2180
イグナツ・プレイエル(1757-1831):二重奏曲ハ短調Op.30-3
J・シベリウス:カノン
フレデリコ・フィオリッロ(1753-1825):二重奏曲ハ長調Op.31-1
R・グリエール:8つの二重奏曲Op.39
アネッタ=バルバラ・ フォーゲル(ヴァイオリン)、
フールベルト・スレンチカ(チェロ)
ニーダーライン響のコンサート・マスターを務めたドイツの女流ヴァイオリ
ン奏者フォーゲルと、デュイスブルク・フィルでソロ・チェロ奏者として活
躍するスレンチカによる弦楽二重奏曲集。空間いっぱいにサウンドの広がり
を感じさせてくれる録音技術は圧巻。

Cybele 230.401 \2180
18世紀ドイツの音楽 ――
C・P・E・バッハ:ソナタ ホ短調Wq.124、同ニ長調Wq.83
J・S・バッハ:
ソナタ ホ短調BWV.1034、ソナタ ロ短調BWV.1030(原曲ハ短調)
G・F・ヘンデル:ソナタ ヘ長調HWV.369、同変ロ長調HWV.377
イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)、
エゴン・ミハイロヴィチ(チェンバロ)
シュヴァルツァーは、トリオ・ディリットのメンバーとして1992年にドイツの
カルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位を獲得した実力派リ
コーダー奏者。バッハのソナタなどバロック音楽を驚異的なテクニックで披露
してくれている。





<Thys(Hortus)>
HORT 523 \2180
J・ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1/同第2番変ホ長調Op.120-2
イヴ・セヴェール(クラリネット)、タンドゥ・ハイドゥ(ピアノ)
イヴ・セヴェールは6シーズンに渡ってパリ・オペラ座管の奏者を務め、現在
はソリストや指導者として活動中のフランス人クラリネット奏者。数々の舞台
をこなしてきたセヴェールのブラームスは、ベテラン奏者らしいしっかりと
ツボを押さえた模範的な演奏。

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07-04 No.19

2007年04月24日 14時39分34秒 | Weblog
●内容変更・再受注のご案内
以前ご案内いたしました下記商品は内容が変更になりましたので、再度
ご案内させていただきます。前回のご注文はキャンセルとなりますので、
よろしくお願いいたします。

<DOREMI>
DHR 7883/7 5枚組 \5940
「プニーナ・ザルツマン第7集」
[CD 1]
(1)シューマン:謝肉祭Op.9
(2)同:アラベスクOp.18
(3)同:子供の情景Op.15
(4)ドビュッシー:喜びの島
(5)ラヴェル:ソナチネ
(6)同:道化師の朝の歌
録音:(1)(2)1971年12月20日(3)1984年5月1日イェルサレム、
YMCAオーディトリアム(ライヴ)
(4)(5)(6)1976年6月6日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
[CD 2]
(1)ショパン:マズルカ集 ヘ短調Op.63-2 / 嬰ハ短調Op.63-3 / ヘ短調Op.7-3
(2)同:マズルカ集 ト長調Op.67-1 / ト短調Op.67-2 / ハ長調Op.67-3 /
イ短調Op.67-4
(3)同:マズルカ嬰ハ短調Op.30-4 / 夜想曲ハ短調Op.48-1
(4)同:前奏曲ホ短調Op.28-4
(5)同:舟歌嬰ヘ長調Op.60 / ワルツ変イ長調Op.34-1
(6)フォーレ:夜想曲変ニ長調Op.63-6
(7)ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
(7)ダニエル・ベンヤミニ(Va)
録音:(1)(3)1973年12月27日(2)1980年11月18日イェルサレム、
YMCAオーディトリアム(ライヴ)
(4)1975年10月5日(6)1976年6月6日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
(5)1967年(7)1969年テル・アヴィヴ(ライヴ)
[CD 3]
(1)ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調Op.16
(2)同:ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」
(3)同:チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69
(1)イスラエル木管五重奏団メンバー
エリアフ・トルナー(Ob)リカルド・レッセル(Cl)メイア・リモン(Hrn)
モルデカイ・レヒトマン(Fg)
(2)ヨナ・エトリンガー(Cl)ウヂ・ヴィーゼル(Vc)
(3)ウヂ・ヴィーゼル(Vc)
録音:(1)1976年10月1日(2)1977年5月1日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
1982年3月28日イェルサレム、YMCAオーディトリアム(ライヴ)
[CD 4]
(1)C.P.E.バッハ:4つのソナタWq.92
(2)グリンカ:悲愴三重奏曲 ニ短調
(3)ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
(4)ファリャ:スペイン民謡組曲(Vc & P版)
(5)プーランク:クラリネット・ソナタ
(6)シューマン:3つのロマンスOp.94
(1)(2)(5)(6)ヨナ・エトリンガー(Cl)(1)(2)(3)(4)ウヂ・ヴィーゼル(Vc)
録音:(1)1970年4月6日(2)1977年5月1日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
(3)(4)1993年2月25日イェルサレム、YMCAオーディトリアム(ライヴ)
(5)(6)1969年テル・アヴィヴ(ライヴ)
[CD 5]
(1)アルベニス:マラゲーニャ
(2)グラナドス:アンダルーサ
(3)ラモー / エトリンガー編:クラリネットとピアノのための組曲
(4)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調
(5)同:楽興の時第3番へ短調Op.94-3
(6)プーランク:クラリネット・ソナタ
(7)ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
(3)(6)ヨナ・エトリンガー(Cl)(4)ダニエル・ベンヤミニ(Va)
(7)ウヂ・ヴィーゼル(Vc)
録音:(1)(2)(4)(7)1969年テル・アヴィヴ(ライヴ)
(3)1977年5月1日(5)(6)1970年4月6日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
12月27日(2)1980年11月18日イェルサレム、YMCAオーディトリアム(ライヴ)
(4)1975年10月5日(6)1976年6月6日イェルサレム、ハーン(ライヴ)
(5)1967年(7)1969年テル・アヴィヴ(ライヴ)
プニーナ・ザルツマン(P)

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ALIA VOX>
AV 9853 \1150
カタログ付特価CD
「音楽の遊戯/舞曲の精神:1450-1650/2007年CDカタログ」
[オリエントの]
アフガニスタン:
「ライラ、我が愛しの人」(「東洋=西洋(1000-1600)」より)、
ベルベル:子守歌「アマジグの子守歌」(「子守歌(1500-2002)」より)、
トルコ:
マカーム・ウザル・サキル「鶴」(トルコ、カンテミルオウル手稿譜、16世紀)
(「東洋=西洋(1000-1600)」より)、
ロードス島:
「薔薇の冠(セファルディ)」(「セファルディの離散」より)
[ヘスペリデスの園の]
作曲者不詳:
バッロ「小高い丘」、ストランボット「犬の大群が駆け」、バス・ダンス「ラ
・スパーニャ」(「アラゴン王アルフォンソ5世寛大王(1396-1458)」より)、
ビリャンシーコ「私は小麦色した娘」(「女性の光(900-1600)」より)
[イギリスの]
作曲者不詳:
「デスペラーダ」(「エリザベス朝のコンソート音楽(1558-1603)」より)、
子守歌「わたしのかわいい愛しい人」(「子守歌(1500-2002)」より)
[ドイツの]
シャイト:
パヴァーヌ第5番(「音楽の遊戯」)、「ガイヤルド・バタッリャ」(「バタ
ッリャ(戦争)とラメント(哀歌)(1600-1660)」より)
[フランスの]
作曲者不詳:
トゥルディオン「クラレット・ワインを飲むと」(「カール5世(1500-1558):
皇帝の歌」より)、アヴィニョンのブレ、「湿地のニンフ」(以上「ルイ13世
(1601-43)のオーケストラ」より)、デュ・バイイ:ラ・フォリア「私は夢
中だ」(「ドン・キホーテ」より)
[スペインの]
オルティス:
「ロマネスカ」によるレセルカーダ第7番(「オスティナート」より)、ホセ
・マリン:カナリオス「メンギッリャ、もう考えないで」、バイレ「愛しき人
よ、あなたは何と気まぐれなことか」(以上「ホセ・マリン(1618-99):
「人間の調べ」より」)
[新世界の]
作曲者不詳:
フォリア・クリオーリャ(ペルー)(「その他のフォリア(1500-1750)」よ
り)、メスティーソとインディオ「君に歌うよ、かわいこちゃん」(オアハ
カ)、グアラーチャ「おお、なんと身を焦がすことか」(メキシコ)(以上
「南米クリオージャのビリャンシーコと踊り(1550-1750)」より)
ジョルディ・サヴァール(指)、
モンセラート・フィゲーラス(VO)、
ル・コンセール・デ・ナシォン、ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ、
エスペリオンXXI
恒例のカタログCD、2007年は舞曲を中心に構成されています。彼らの録音の地
域的年代的広さを示すように、東はオリエントから、西はイベリア半島、また
はヘスペリデスの園(ギリシャ神話の)まで、年代も1450-1650年を中心にそ
の前後も含んでいます。聴いていると、シャイトの曲集から採ったアルバム・
タイトルのごとく、まるで音楽と心が戯れているような気がしてきます。




<Harmonia Mundi France>
HMU 907422 \2250
ヘンデル:テノールのためのアリアと場面集
「アルチェステ」,「セメレ」,「時と悟りの勝利」,「タメルラーノ」,
「サムソン」,「ロデリンダ」,「エステル」,「イェフタ」,「陽気な人、
憂鬱な人、中庸な人」
マーク・パドモア(T)
ルーシー・クロー(S) ロビン・ブレイズ(CT)
アンドルー・マンゼ(指)イングリッシュ・コンソート
バロック音楽のテノールの中でも、マーク・パドモアの実力は一頭地抜けてい
るでしょう。柔らかく美しい声には気品が宿り、オペラでもオラトリオでも、
ヘンデルの音楽に抜群の相性を示しています。ここでは、イタリア語のオペラ
から「タメルラーノ」、「ロデリンダ」、イタリア語のオラトリオから英「時
と悟りの勝利」、英語のオラトリオから「エステル」、「サムソン」、「イェ
フタ」、その他英語作品「アルチェステ」、「セメレ」からアリアを歌ってい
ます。伴奏はアンドルー・マンゼと手兵イングリッシュ・コンソート。フラン
ス系の古楽団体のように切り込みの強いヘンデルではなく、慈しむような温か
さがパドモアの歌とピッタリです。なお、マンゼとイングリッシュ・コンソー
トの組合わせでの録音はこれが最後となり、マンゼは今後ヘルシングボリ交響
楽団の音楽監督として活動をつづけ、ベートーヴェンの交響曲などを録音して
いくことになっています。イングリッシュ・コンソートはハリー・ビケットが
後を継ぎます。




<naive>
E 8908 \1680
ポートレイト・オブ・ホプキンソン・スミス
(1)J.S.バッハ:パルティータ第1番 BWV 1002よりテンポ・ディ・ボレア
(2)ムートン(1626-1670):La Mallassis. Sarabande
(3)ダウランド:カエルのガイヤルド、涙のパヴァーヌ
(4)ナルバエス(ca.1500-1558):
Veynte y dos diferencias sobre Conde Claros
(5)J.S.バッハ:リュート組曲BWV 1012よりサラバンド
(6)ヴァイス(1686-1750):
リュートのためのパルティータ ニ短調より前奏曲、クーラント
(7)ガスパール・サンス(ca.1640-1710):マリサパロス、タランテラ
(8)アロンソ・ムダッラ(c.1510-1580):
ロマネスカ「おお牛を見張れ」(3巻のビウエラ譜集より、第1巻第14曲)
(9)B.J.ハーゲン(c.1720-1787):
リュート、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための協奏曲よりラルゴ
(10)カプスベルガー(ca.1580-1651):トッカータ第6番、ガイヤルダ
(11)J.S.バッハ:ソナタ第1番 BWV1001よりアダージオ
(12)アテニャン(ca.1494-1551/52):
パヴァーヌとサルタレッロ、ポワトー地方のブランル
(13)ゴーティエ(1575-1651):ラ・カスケード
(14)フランシスコ・ゲレーロ(1649-1722):カナリオス
(15)ジャック・ドゥ・ギャロット(ca.1625-ca.1690):
サラバンド‘la sans Pareille’
(16)J.S.バッハ:パルティータ第3番BWV 1006よりプレリュード
ホプキンソン・スミス(リュート)
ホプキンソン・スミスの奏でるリュートはきわめて哲学的な思考と深い静けさ
に満ちたもの。今までのリリースの中から、あらためて名曲ばかりを集めて一
枚のCDにいたしました。心も荒む忙しい日々の喧騒の中、リュート哲学者の奏
でる古の楽器の音色で、心に平安を取り戻すことができます。





<Praga Digitals>
PRD 350027 4枚組 \6400
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795):鍵盤のソナタ全集
[CD1]第1-第4番 [CD2]第5-第9番 [CD3]第10-12、12a番 [CD4]第13-17番
シルヴィア・ゲオルギエヴァ(チェンバロ)
ゲオルク・アントン・ベンダ(またはイジー・アントニン・ベンダ)の鍵盤の
ためのソナタ集が全曲録音で初登場です!ゲオルク・ベンダは、チェコの音楽
名門一家、ベンダ一族の中でも特に活躍した人物。ドイツで活動を展開し、主
に教会音楽、そして「ナクソス島のアリアドネ」といった舞台音楽も手がけて
いました。モーツァルトも彼の舞台音楽を聴き、父あてに書いた手紙の中でも
絶賛しています。そんな彼の遺した鍵盤のためのソナタの数々が、このたび初
めて全集として録音されました。後に若き日のベートーヴェンにも影響を与え
たというこれらの17曲は、シンプルなものからロマンティックなもの、半音階
を多用したものなど、実にヴァラエティ豊かな宝箱のような音楽です。そんな
ソナタを手がけたのはブルガリア出身のシルヴィア・ゲオルギエヴァ。バッハ
や、モーツァルトと同時代の作曲家達の作品を中心に演奏活動をしています。
小林研一郎作曲「パッサカリア」(チェコ・フィル)の録音にも参加したこと
もある演奏家です。




<BONGIOVANNI>
GB 2417 \1980
ヨンメッリ:「ドン・ファルコーネ」
リンダ・カンパネッラ(S カミッレッタ)
ジャンルカ・パゾリーニ(T ジェリーノ)
ダヴィデ・ロッカ(Br ドン・ファルコーネ)
ファブリツィオ・ドルシ(指)ヌオーヴァ・カメリスティカ管弦楽団
録音:2004年7月24日
18世紀半ばの偉大なイタリアオペラの作曲家、ニッコロ・ヨンメッリ
(1714-1774)のインテルメッツォ「ドン・ファルコーネ」の世界初録音です。
1754年1月22日にボローニャで初演。金持ちのドン・ファルコーネが、若い娘
カミッレッタに求婚、しかし彼女はドン・ファルコーネの召し使いジェリーノ
と相思相愛。二人が一芝居打って結婚を阻止する、という内容。18世紀イタリ
アオペラ・マニアなら逃がせません。

GB 2418 \1980
サッロ:「エウリッラとベルトランメ」
ローザ・モンターノ(Ms エウリッラ)
ジュスト・ダウリア(Bs ベルトランメ)
エギディオ・マストロマニコ(指)
アンサンブル・レ・ムジケ・ダ・カメラ
録音:2006年2月19日
「エウリッラとベルトランメ」は、ドメニコ・サッロ(1679 - 1744)が1722年
にナポリで初演したオペラ「パルテノペ」の幕間に上演されたと考えられてい
るインテルメッツォ。物語はオペラ本体と関連付けられていて、エウリッラは
女王パルテノペを守る兵士の姿、一方ベルトランメは臆病なアルメニア人の召
使い。この二人の愉快なやりとりです。

GB 5147 \1980
マルゴーラ:
ピアノ協奏曲(子供のための協奏曲第1番)
ヴァイオリン協奏曲(子供のための協奏曲第2番)
弦楽のための三部作
夜想曲とフーガ
ルッジェーロ・ルオッコ(P) イレーネ・テッラ(Vn)
ヴィットーリオ・パリージ(指)イ・ソリスティ・アクイラーニ
録音:2005年
20世紀イタリアの作曲家、フランコ・マルゴーラ(1908 - 1992)の作品。ピア
ノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲は「子供のための協奏曲」と名付けられていま
すが、「前衛でない」というだけで決して子供向けのための音楽ではなく、実
際には新古典主義のおしゃれで素敵な音楽です。1955年にはピアノ協奏曲をミ
ケランジェリが弾いたこともあるといいます。演奏も優れていて、20世紀の隠
れた佳作を楽しめます。

GB 5633 \1980
パレストリーナ:
教会で聞くパレストリーナの合唱曲
ミサ曲「おお、天の王を」
スターバト・マーテル
主よ、今こそ御身のしもべを
汝はペテロなり
デ・シルヴァ
おお天の王を
ラッファエーレ・プッチアンティ(指)
フィレンツェ・アッカデミア・ムジカーレ・オペラ・ポリフォニカ
録音:2006年,フィレンツェ
パレストリーナの無伴奏宗教合唱曲集です。教会内の録音が、透明な合唱にさ
らに雰囲気を豊かにしています。ラッファエーレ・プッチアンティは1972年生
まれのピアニスト、指揮者。

GB 1200 \1980
ダニエレ・バリオーニ アリア集 第2集
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ヴェルディ:「ロンバルディ」,「仮面舞踏会」,「エルナーニ」
プッチーニ:
「マノン・レスコー」,「トスカ」,「西部の娘」,「トゥーランドット」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」からのアリア
他、カンツォーネなど
ダニエレ・バリオーニ(T)
録音:1957-1971年,1983年,2005年
1950年代から60年代にかけて活躍したイタリアのテノール、ダニエレ・バリオ
ーニの第2集。1957-1971年のライヴ録音と、1983年録音のカンツォーネ、歌
曲集(イタロ・パッツィ指揮フェラーラ・ジーノ・ネーリ・マンドリン合奏
団)、さらに2005年の「西部の娘」のアリアを収録。

HOC 050 2枚組 \2280
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
ジュゼッペ・タッデイ(Br テル)
マリオ・フィリッペスキ(T アルノルド)
ガブリエッラ・トゥッチ(S マティルデ)
イーヴォ・ヴィンコ(Bs グアルティエーロ)ほか
フランチェスコ・モリナーリ・プラデッリ(指)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1957年
今まで一部だけがCDで聞けたボローニャでのライヴです。タッデイとフィリッ
ペスキはCETRA録音でも共演していますが、こちらはライヴだけに一層役に入
っています。特にタッデイのテルは圧倒的。




<dB Productions>
DBCD 111 \2180
(1)クリストファー・アンティン:プレイマスター(2002) 
(2)モルテン・フォルク:アンチ啓蒙主義者(2004) 
(3)フレドリック・ファールマン:0(2004) 
(4)トニー・ブロムダール:再メーキャップ(2005)
他全12曲
モルテン・ファルク(Gt)  イングリッド・ファルク(Sp)
古今東西、ギターの演奏にも色々あります。火をつけたり壊したりというほど
過激ではなくてもこのスウェーデンのモルテン・ファルクは食べてます!イヤ、
弦に噛み付いたりギターにマイクをビルトインしたり、誰も知らなかったギタ
ーの魅力を与えてくれます。新しいギター演奏の世界を開拓する意欲的なCDと
申せましょう。




<HOMA DREAM>
HR 1139 \2730
(1)マルコム・アーノルド:セレナーデOp.50
(2)二橋潤一:哀歌
(3)タンスマン:宮廷の音楽
(4)ニャタリ:ソナチネ第2番
(5)杉原由利子:エコー.
デュオ・シルフィード(下森佳津美 Pf, 竹内永和Gt)
デュオ・シルフィード、3枚目のアルバム。近現代の作品を集めたもの。杉原
由利子の「エコー」はこのデュオのための書き下ろし作品。




<claves>
50- 2707 \2180
リスト:
(1)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 (2)ピアノ協奏曲第2番イ長調 (3)死の舞踏
ヨゼフ・モーグ(P)
アリ・ラシライネン(指)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー
録音:2006年12月20-21日、2007年1月11-13日
ルートヴィヒスハーフェン、フィルハーモニー
1987年ノイシュタット生まれのモーグは、ジョン・オコナーやベルント・グレ
ムザーに師事したドイツの若手ピアニスト。すでにドイツ国内外で数多くの入
賞歴があり、ウィーンのコンツェルトハウス、テル・アヴィヴ、リオ・デ・
ジャネイロなど世界の舞台に立って成功を収めています。ことし2月に同じ顔
合わせで実現した2番の協奏曲ライヴでもその華麗なテクニックが絶賛された
ように、最新録音のリストはこれからの活躍に期待をつなぐ内容となっていま
す。

50- 2709 \2180
ヴィラ=ロボス:
(1)花の組曲 (2)「赤ちゃんの一族」第1組曲 
(3)「赤ちゃんの一族」第2組曲 (4)ショーロ第1番
ヨアンナ・ブジェジンスカ(P)
録音:2006年2月23-26日ローザンヌ、シャトー・ファロ、
サル・ド・ミュジーク
“わたしの音楽、それは流れる滝のように自然のまま。わたしは音楽によって
あらゆることをしてみたいのです。音楽で歴史を描いたり、政治、哲学や地理
を語ってみたり。音楽の様式にはいっさい興味がありません。”このような言
葉を残したヴィラ=ロボスは民俗色が全面に出た作風でブラジルを代表する作
曲家。タイトルが印象的な代表作「赤ちゃんの一族」は、あたかもアマゾンの
鬱蒼とした森を思わせる豊かな色彩感が特徴です。現在スイスで教鞭をとるブ
ジェジンスカは、ツィンマーマンと同門にあたるポーランドのピアニスト。

50- 2701 \2180
シェック:合唱作品集
叩け!叩け!太鼓をOp.26 / 御者Op.18 / バッカス賛歌Op.22 /
行楽の歌Op.24 / 春の歌謡祭のためにOp.54 / カンタータOp.49 /
まぼろしOp.63 / 回顧(堅信礼のための) / 格言Op.69-1 / 立ち寄りOp.69-2
/ 3人の男O.Op.No.39 / 大工の格言O.Op.43 / 機械の戦いOp.67a /
刈り込んだオークOp.67b
マルティン・ホムリッヒ(T)ラルフ・ルーカス(Bs-Br)
マリオ・ヴェンツァーゴ、
ハワード・アルマン(指)
MDR交響楽団、MDR放送合唱団
録音:2006年12月4-6日、2007年1月3-5日ライプツィヒ、MDRゼンデザール
最近ではBISも録音に手を染め始めたシェックは、母国のレーベルclavesが長
年力を注いできたスイスの作曲家。これは400曲近くの歌曲を残して、リート
の流れを汲む最後の巨匠といわれる彼の合唱作品を収めたアルバムです。レ
ーナウ、メーリケ、アイフェンドルフ、ヘッセの詩をもとに、アカペラの男
声合唱、女声合唱とピアノ、混声合唱とフルオケ、またバリトンと小編成の
男声合唱にピアノと打楽器とチューバと3本のトロンボーンが加わるという特
殊なものまで編成は多岐にわたります。いずれも濃厚なロマンチシズムを湛
えていて、味わい深い内容です。

50- 2606 \2180
グレゴリオ・ザノン(b.1980):室内楽作品集
(1)ルーマニア狂詩曲(2006)-チェロと弦楽四重奏のための
(2)弦楽四重奏曲第2番「伝説の四人」(2005)
(3)コンチェルト・グロッソ(2003)-ピアノと弦楽四重奏のための
(4)弦楽四重奏曲第1番(2001 / 06)
テルプシコルド四重奏団
マルク・ドロビンスキー(Vc) ジョセリーヌ・ルダシグワ(Cb) 
グザヴィエ・ダミ(P)
録音:2006年5月25-28日ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジーク

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07-04 No.18-1

2007年04月24日 12時13分59秒 | Weblog
●ご予約締切日 4月26日
<NAXOS> 各1枚 \880
8.555066
ファリャ(1876-1946):<ピアノ曲全集第2集>
歌/小びとたちの行進曲/ヴァルス・カプリッチョ/ボルガの舟歌/マズルカ
/ベティカ幻想曲/歌劇「はかない人生」から2つの舞曲(第1の踊り/第2の
踊り*)/組曲「三角帽子」+[粉屋女房の踊り/隣人たちの踊り/粉屋の踊り/
代官の踊り/終幕の踊り(ホタ)*] 
*印=世界初録音、+印=ダニエル・リゴリオ編集
演奏/ダニエル・リゴリオ(ピアノ)
シリーズ第1集(8.555065)に続く第2弾は、バレエ音楽「三角帽子」や「はか
ない人生」からの舞曲などが中心。しかしながら小品の中にも味わいがある曲
が多く、それを知るのはスペイン音楽ファン、ピアノ音楽ファンにとって喜び
になるでしょう。

8.557523
シェーンベルク(1874-1951):
<ロバート・クラフト・コレクション:シェーンベルク作品集第6集>
心のしげみ/月に憑かれたピエロ/4つの歌/室内交響曲第1番(オリジナル版)
※独語歌詞はwebsiteでご覧いただけます。
演奏・歌/ロバート・クラフト(指揮)、
アイリーン・ハルス(ソプラノ)、
ロンドン交響楽団のメンバー、アニヤ・シリヤ(シュプレヒシュティンメ)、
20世紀クラシックス・アンサンブル、
キャサリン・ウィン=ロジャーズ(メゾ・ソプラノ)、
フィルハーモニア管弦楽団
Koch Internationalレーベルの再発売盤(録音はすべて1990年代)。新ウィー
ン楽派のスペシャリスト・研究者だったクラフトによる録音(多くは再録音)
はマニアにも注目されました。ナクソスでのシリーズ第6弾では、特に小編成
での「室内交響曲第1番」、ベルクを得意とするアニヤ・シリヤを加えた「ピ
エロ」(アンサンブルにはチャールズ・ナイディックや元タッシのフレッド・
シェリーも参加)が聴きものです。

8.557593-94 2枚組
F-A.D.フィリドール(1726-1795):
オラトリオ「世紀祭の賛歌」/交響曲第27番(歌劇「蹄鉄工」序曲)/歌劇
「魔法使い」序曲/歌劇「トム・ジョーンズ」序曲 
※ラテン語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
演奏・歌/[世紀祭の賛歌]ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
スイス-イタリア語放送協会管弦楽団、スイス放送合唱団、
ベロニカ・カンヘミ(ソプラノ)、ノラ・グビッシュ(メゾ・ソプラノ)、
ドナルド・リテイカー(テノール)、アントニオ・アベーテ(バス) 
[交響曲、序曲]クリスティアン・ベンダ(指揮)プラハ室内管弦楽団
古典派音楽発展期のパリで活躍したこの作曲家は、主にオペラ・コミックのス
タイル確立に貢献。モーツァルトを思わせる作風はもっとファンを増やしても
いいはずでしょう。華やかさにあふれる「世紀祭の賛歌」は代表作の一つ。人
気オペラ「トム・ジョーンズ」の序曲も収録しています。

8.557625-26 2枚組
J.S.バッハ(1685-1750):
平均律クラヴィーア曲集第1巻(24の前奏曲とフーガ)
演奏/リュック・ボーセジュール(ハープシコード)
カナダ生まれの注目チェンバリストによる、抒情的かつ色彩的な「平均律」。
ナクソスではフォルクレのクラブサン組曲集第2集<8.553717>で名演を聴か
せていますが、あまりにも有名なこの曲で演奏家としての存在感をさらに高
めることでしょう。

8.557716
ヴァイス(1686-1750):ソナタ第20番*/ソナタ第14番* 
J.ホフマン(1770-c.1814):ソナタ ト長調+/ソナタ ニ短調+
演奏/ビルギット・シュワブ(バロック・リュート*、アーチリュート+)、
ダニエル・アーラート(マンドリン)
ナクソスでは膨大なソナタを網羅したシリーズ(現在第8集までリリース)が
進行中のヴァイス作品。そしてマンドリン奏者として活躍したことが伝えられ
るJ.ホフマンのデュオ作品を収録。ホフマン作品はモーツァルトらと同時代の
ウィーン音楽であり、音楽史の隙間を埋める貴重な存在であることは間違いあ
りません。

8.557748
シマノフスキ(1882-1937):<ヴァイオリンとピアノのための音楽>
ヴァイオリン・ソナタ/アイタコ・エニアの子守歌/神話 - 3つの詩/ロマ
ンス/夜想曲とタランテッラ/歌劇「ロジェ王」よりロクサーヌの歌(コハニ
スキ編曲)
演奏/ミリアム・クレイマー(ヴァイオリン)、
ニコラス・ダーカン(ピアノ)
「神秘的、ミステリアス、はかな気」といった形容詞が似合うシマノフスキの
ヴァイオリン作品は、後期ロマン派音楽のもっとも陶酔的な側面を突き詰めた
産物かもしれません。アメリカの若手奏者が、伸びやかに歌い上げています。

8.557762
アーノルド(1921-2006):
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/弦楽四重奏のための幻想曲「満ち足
りた人生」
演奏/マッジーニ四重奏団
オーケストラ曲が広く知られているものの、室内楽曲はまだまだマニア向けな
アーノルド作品。1949年完成の第1番、1975年完成の第2番ともに交響曲などと
同じ作風であり、イギリス特有のシニカルさとユーモアがある曲。1941年作曲
の幻想曲は、出世作とも言える若き日の作品です。

8.557824
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第2番/協奏的幻想曲
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)、
ドミトリ・ヤブロンスキー(チェロ、指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、
アンドレイ・クドリャツセフ(ヴァイオリン)
あまりに有名な第1番と比較するとやや散漫であるものの、「イタリア奇想曲」
や「弦楽セレナード」などと同時期の作品(この録音は晩年に改訂を施した最
終稿)。第2楽章にヴァイオリンとチェロのソロがあり独特ですが、特有のロ
マンをたたえています。「協奏的幻想曲」もチャイコフスキー・ファンなら、
ぜひ聴いておきたいピアノ協奏作品です。

8.557833
シューベルト(1797-1828):
<シューベルト・ドイツ語歌曲全集第23集 - 同時代のオーストリアの作詞家
による歌曲集第3集>
天の火花D.651/月の夕べD.141,Op.131-1/ベルタの夜の歌D.653/太陽への賛
歌D.263/5月への私の挨拶D.305/花言葉D.519,Op.173-5/花の苦しみD.731,
Op.173-4/草原の歌D.917,Op.115-1/春の歌(第2作)D.919/太陽に寄す
D.270,Op.118-5/ラムベルディーネD.301/ブロンデルからマリアへD.626/
舞踏会後の朝の口づけD.264/4つのリフレインの歌D.866,Op.95(第1番「見
分け」/第3番「男は人が悪い」)/こだまD.990C(868),Op.130/愛D.522/
乳母の歌D.122/愛の力D.308/夕べの光景D.650 
※独語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/ダニエラ・ジントラム(メゾ・ソプラノ)、
ウルリッヒ・アイゼンロール(ピアノ)
第1集(8.554796)、第2集(8.557172)に続く、オーストリアの作詞家による
歌曲を集めた第3集であり、このシリーズの完結編。ファスベンダーやルート
ヴィヒらに学んだドイツの歌手が、言葉のアーティキュレーションをじっくり
と再現しながら歌い上げています。

8.559285
アダムズ(1947- )<ピアノ曲全集>
フリジア・ゲイト/アメリカの狂乱/チャイナ・ゲイト/ハレルヤ・ジャンク
ション*
演奏/ラルフ・ヴァン・ラート(ピアノ)、
マーテン・ヴァン・ヴェーン*(ピアノ)
現在までアダムズが作曲したピアノ作品を網羅した一枚。共に1977年の作品で
ある「フリジア・ゲイト」「チャイナ・ゲイト」は比較的初期の曲であり、ネ
オ・ロマン風ミニマリズムが確立する以前のもの。2台のピアノのための「ハ
レルヤ・ジャンクション」は1996年の作品。2001年作曲の「アメリカの狂乱」
はナンカロウのプレイヤー・ピアノ的要素と、ジャズのビ・バップなどのスタ
イルをミックスさせた作品です。

8.570221
チン(1957- ):<管弦楽作品集>ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための
二重協奏曲/ヴァイオリンと弦楽のためのフォルモサの四季 
※全曲世界初録音
演奏/チョー=リャン・リン(ヴァイオリン)、
フェリックス・ファン(チェロ)、
マイケル・スターン(指揮)カンザス・シティ交響楽団
台湾に生まれアメリカに学んだ作曲家による名刺代わり的なディスクは、献呈
した2人が演奏する「二重協奏曲」と、台湾版の「四季」と言えるヴァイオリ
ン協奏曲風の作品。民族色は薄く、内省的なロマンをたたえた作風です。

8.570222
タルティーニ(1692-1770):<ヴァイオリン協奏曲集>
ヴァイオリン協奏曲D.50*/同D.96/同D.80/同D.125/同D.28* 
*印=世界初録音
演奏/アリアドーネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)ケルン室内管弦楽団
「悪魔のトリル」や「コレルリ変奏曲」などヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
の代名詞とも言えるタルティーニ作品。ヴァイオリン協奏曲もまた同様のテク
ニックを要し、舞曲風のリズムなども駆使した意欲的な作品集です。「さよな
らを言いましょう」という副題が付いた愛らしいD.125の第2楽章も聴きもの
です。

8.570244
<吹奏楽曲集>
ドヴォルザーク(1841-1904):セレナード(ミケルソン編曲)* 
ギリンガム(b.1947):ノー・シャドウ・オブ・ターニング* 
コルグラス(b.1932):
ナグワルの風(カルロス・カスタネーダの著作に基づく音楽のおとぎ話) 
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
熊蜂の飛行(ドナルド・ハンスバーガー編曲) *印=世界初録音
演奏/ラッセル・C・ミケルソン(指揮)
オハイオ州立大学ウィンド交響楽団
スウェアリンジェンなど吹奏楽シーンのスター作曲家を生み出した名門が、ク
ラシック作品の珍しい編曲版や、大学創設者の追憶に捧げたギリンガム作品ほ
かオリジナル作品を演奏。吹奏楽ファンにはぜひともおすすめしたい一枚です。

8.570256
グラズノフ(1865-1936):5つのノヴェレッテ/弦楽五重奏曲
演奏/ファイン・アーツ四重奏団、ナサニエル・ローセン(チェロ)
叙情的なロシア風のロマンに満ちたグラズノフ作品は、チャイコフスキーやラ
フマニノフがお好きな方なら間違いなく気に入るはず。ロシアのシューベルト
と呼びたいくらい素晴らしいメロディが散りばめられ、アマチュアのアンサン
ブルにもおすすめしたい作品集です。

8.570318
S.S.ウェズリー(1810-1876):<アンセム集>
主のおかげで/恵み深い主に感謝せよ/永遠の平和を彼にもたらせたまえ/わ
たしの咎を洗い去り/おお、恵みと慈悲にあふれる神よ/天にいます神に向か
って/主の父なる神をほめたたえよ/御前からわたしを退けず/荒れ野よ、荒
地よ 
※英語歌詞付き、英語歌詞はWebsiteでもご覧いただけます。
歌・演奏/クリストファー・ロビンソン(指揮)
ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊、
ジョージ・ハンフリーズ(独唱バリトン)、
ジェームズ・マクヴィニー(オルガン)
19世紀のイギリス、豊かなヴィクトリア時代を象徴するように平和で厳かな賛
美歌を多数作曲したウェズリー。現在も英国国教会のスタンダードな教会音楽
として歌い継がれていますが、由緒あるケンブリッジ大学所属の聖歌隊が、そ
の本質を伝えてくれます。



<NAXOS OPERA>
8.660179-82 4枚組 \4320
ワーグナー(1813-1883):「神々の黄昏」
※独語リブレットはWebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/アルベルト・ボンネマ(ジークフリート……テノール)、
ヘルナン・イトゥラルデ(グンター……バス)、
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(アルベリッヒ……バス)、
ローラント・ブラハト(ハーゲン……バス)、
ルアナ・デヴォル(ブリュンヒルデ……ソプラノ)、
エーファ=マリア・ヴェストブレーク(グートルーネ……ソプラノ)、
ティチーナ・ヴォーン(ヴァルトラウテ……メゾ・ソプラノ)、
ジャネット・コリンズ(ノルン、フロスヒルデ……ソプラノ)、
ラニ・ポウルソン(ノルン……メゾ・ソプラノ)、
スー・パッチェル(ノルン……ソプラノ)、
ヘルガ・ロース・インドゥリダドティア(ヴォークリンデ……メゾ・ソプラノ)
サラ・キャッスル(ヴェルグンデ……ソプラノ)、
ローター・ツァグロセク(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団 
シリーズ完結のリリースは、ボンネマの圧倒的なジークフリートが存在感を示
し、緊張感が伝わってくるライヴ。ここ1年ほどでツァグロセクの評価がアッ
プしたせいもあり、このプロダクションがいかに充実したものだったか、あら
ためて注目されています。これまでの3作(「ラインの黄金」8.660170-71、
「ワルキューレ」8.660172-74、「ジークフリート」8.660175-78)もあわせ、
新しいリング・サイクルの誕生です。



<NAXOS HISTORICAL>
8.111249-50 2枚組 \1760
プッチーニ(1858-1924):
歌劇「ラ・ボエーム」
(録音:1956年3月16日、17日、30日、4月1日-3日、5日、6日、ニューヨーク、
マンハッタン・センター)
ボーナス・トラック[「ラ・ボエーム」についてビーチャムが語る
(録音:1956年、ニューヨーク)/ビーチャム指揮による「ミミの別れ」と
「ラ・ボエーム」第4幕(全曲)(録音:1935年11月25日、12月9日、
1936年4月3日、ロンドン、EMIアビー・ロード第1スタジオ) 
※解説にリブレットは付いておりません。歌詞は伊語です。
歌・演奏/[全曲]ユッシ・ビョルリンク(ロドルフォ……テノール)、
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ミミ……ソプラノ)、
ロバート・メリル(マルチェルロ……バリトン)、
ルチーネ・アマーラ(ムゼッタ……ソプラノ)、
ジョルジョ・トッツィ(コッリーネ……バス)、
サー・トーマス・ビーチャム(指揮)
RCAヴィクター管弦楽団・合唱団(トーマス・マルティーニ合唱指揮)、
コロンバス少年合唱団(ハーバート・ハフマン合唱指揮) 
[ボーナス・トラック]
ドーラ・ラベット(ソプラノ)、ヘドル・ナッシュ(テノール)、
ジョン・ブラウンリー(バリトン)、ステッラ・アンドレヴァ(ソプラノ)、
ロバート・アルヴァ(バリトン)、ロバート・イーストン(バス)、
サー・トーマス・ビーチャム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。ビョルリンクの叙情的なロドルフォ、はかな
い生涯が歌から伝わってくるロス・アンヘレスのミミ。米RCA Victorと英HMV
(EMI)からリリースされたこの録音は、オペラ指揮者としてのビーチャムを評
価するセットでもありました。その録音をLPからおこし、ピッチ修正などを
行って完全復刻。英Columbiaへ録音されていた第4幕とあわせ、ビーチャムの
再評価も促すセットです。




<DACAPO SACD>
6.220521(SACD-Hybrid) \1680
C.ニルセン(1865-1931):<弦楽四重奏曲集第1集>
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第4番/弦楽五重奏曲*
演奏/デンマーク青年弦楽四重奏団、
ティム・フレデリクセン(ヴィオラ)*
2001年に“アンダー18”年齢の若手4人によって結成されたデンマークの四重
奏団が、ニルセン・シリーズに挑戦。新時代の旗手として期待されているグル
ープだけに、若々しい音楽は新鮮。弦楽四重奏ファンはぜひ注目です。

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07-04 No.18-2

2007年04月24日 12時13分25秒 | Weblog
<cpo>
777195-2 \2100
テレマン(1681-1767):<カンタータ集>
天に3人の証言者がいらっしゃり(三位一体主日用カンタータ、1711)/わが
心に憂い多かりき(四旬節の第二主日用カンタータ、1717)/都市は荒れ果て
て(三位一体主日後第10主日用カンタータ、1727)/来たりて讃えよ(昇天節
のための教会音楽、1759)
演奏・歌/ヘルマン・マックス(指揮)
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)、
ライニッシェ・カントライ、ヴェローニカ・ヴィンター(ソプラノ)、
レーナ・スサンネ・ノリン(アルト)、ヤン・コボウ(テノール)、
エッケハルト・アベレ(バス)、
イングリット・シュミットヒューゼン(ソプラノ)、
クラウディア・シューベルト(アルト)、ハワード・クルック(テノール)、
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)
教会音楽作家としてのテレマンは、いくつかの名作で高く評価されていますが、
実際に教会で歌われたことを意識させる4つのカンタータは、この作曲家のファ
ンであれば聴き逃せません。CPOではおなじみのマックスと手兵たちが、誠実
に巨匠の作品を再現します

777219-2 \2100
ル・デュク(1742-1777):<交響作品全集>
交響曲(第1番)/同(第2番)/同(第3番)/管弦楽三重奏曲Op.2-1/
同Op.2-2/同Op.2-3
演奏/ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)
レオポルト・モーツァルトが言及したという程度にしか知られていない、18世
紀フランスの作曲家。35歳という生涯の中、ヴァイオリニストとしても活躍し
た彼の才能を垣間見られるのが、この作品集でしょう。優雅さが印象的に残る
作風です。

777269-2 \1480
ケスラー(1853-1926):弦楽五重奏曲/弦楽六重奏曲
演奏/フランクフルト弦楽六重奏団
作曲家としての名声より、バルトーク、コダーイ、ドホナーニといった名作曲
家の師として知られるケスラー。その作風は19世紀後半のウィーン音楽を継い
だものであり、保守的な後期ロマン派のもの。その証とも言える2つの作品
です。

777275-2 \1480
ルター(1483-1546)/オトマイアー(1515-1553)
/J.ヴァルター(1496-1570):<宗教改革の音楽集>
聖霊に願おう/主は固き砦/キリスト教徒の信仰/ルターの最後の言葉/生の
只中にあって/マルティン・ルターの墓碑銘/おお、われらが父/アダムの堕
落から/平和と喜びもて/われらに平和をもたらせたまえ
歌/ヒムリシェ・カントライ
ルターによる宗教改革は教会音楽の歴史も変え、プロテスタントのための賛歌
が多数作曲されました。ここに収録されたのはその一部であり、当時の音楽を
伝えてくれる貴重な証言。言葉に重みがある音楽だけに心を打たれます。

777294-2 \1480
クリーガー(1649-1725):12のトリオ・ソナタ(1688)
演奏/パルナッシ・ムジチ(古楽器使用)、
バイエルン室内管弦楽団(バート・ブリュッケナウ)のメンバーたち
ドイツのニュルンベルクに生まれ、ローゼンミュラーらに師事してドイツ・バ
ロックの神髄を会得。さらにはイタリアのスタイルも取り入れて貴族にも重用
された作曲家ですが、このトリオ・ソナタ集はヴィルトゥオーゾ・スタイルの
力作です。

999979-2 \1480
レーヴェ(1796-1869):<歌曲とバラード全集第21集>
聖ヘレナ/歌手/永遠のユダヤ人(さまよえるユダヤ人)/砂漠のメレク/モ
ラールへのアルピーンの嘆き/やつれ果てた巡礼者/マリアンネへのヘロデの
嘆き/聖マリアの騎士/誰が熊ですか/航海/北欧の海の歌/塔の上の王/偉
大なるクリストフ
歌・演奏/モーテン・エアンスト・ラッセン(バリトン)、
コート・ガーベン(ピアノ)
生誕200年であった1996年にスタートしているこのシリーズも、すでに21枚目。
今回は1834年から53年、いよいよ芸術の夕映えへと向かう時期の作品集であり、
特に1830年代の輝きが聴き手を魅了します。デンマーク出身の歌手による叙情
的な声、シリーズの音楽監督とも言えるガーベンのサポートが見事です。




<WIGMORE HALL LIVE>
WHLive0015 \1850
<ローベルト・ホル - 歌曲リサイタル>
シューマン(1810-1856):
リーダークライス/ミルテの花-第2番「自由な心」
(アンコール)
同-第5番「私はただひとりで」 
プフィッツナー(1869-1949):4つのリートOp.32 
ブラームス(1833-1897):
バスのための4つの厳粛な歌/低音のための6つのリート-第2番「野の寂しさ」
(ライヴ録音:2004年12月7日、ロンドン、ウィグモア・ホール)
歌・演奏/ローベルト・ホル(バス・バリトン)、
ロジャー・ヴィニョールス(ピアノ) 
日本でも多くのオペラ録音で知られている歌手が、3人のドイツの作曲家を並
べたリサイタルのライヴ。ドイツ歌曲の神髄とも言えるセレクションは実に深
みのある世界を描き出し、リート歌手としての魅力を際だたせています。

WHLive0016 \1850
<パコ・ペーニャ - フラメンコ・ギター・リサイタル>
ロス・アルコス(グラナイーナ)/海のうねり(アレグリアス)/石の中(タ
ランタス)/ミ・ソーレ(ソレアレス)/ロサリーリョ(ティエント-タン
ゴ)/パテルナ(ペテネーラス)/師マリオ(サパテアード)/金線細工(マ
ラゲーニャとベルディアレス)/ラバナレス(ファンダンゴ)*/アリョージョ
・ペドロチェ(ブレリアス)* 
(ライヴ録音:2006年12月6日、ロンドン、ウィグモア・ホール
演奏/パコ・ペーニャ(ギター)、アンヘル・ムニョス(カホン)* 
現代最高のヴィルトゥオーゾ・フラメンコ・ギタリストという呼び声も高いプ
レイヤーが、ロンドンを熱狂の渦に巻き込んだライヴ。リサイタル・ホールな
らではのライヴ感は録音でもキャッチされており、まさにリアルな熱気を楽し
むことができます。




<Arthaus Musik DVD>
101421(DVD-Video)(2枚組CD付き) \4900
<「ヴィジョン・マーラー」アーティスツ・エディション -ヨハネス・ドイッ
チュ:交響曲 第2番「復活」のインタラクティヴな視覚化>
(曲を色彩豊かな抽象物に視覚化し、ライヴ演奏の音を反映させた3D映像)
/ボーナス [メイキング・オブ「ヴィジョン・マーラー」/セミョン・ビシュ
コフのインタビュー/「ヴィジョン・マーラー」ピクチャー・ギャラリー/イ
ンタラクティヴ・フィルム「視界」(ヨハネス・ドイッチュ作)/「ヴィジョ
ン・マーラー」文体スコア(ヨハネス・ドイッチュ執筆)]/交響曲 第2番
「復活」を全曲収録したCD2枚組 
(ライヴ収録:2006年1月1日、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー)
※収録映像は3D眼鏡なしでもお楽しみいただけます。3D眼鏡は商品に封入され
ておりません。
※ビシュコフとオーケストラの演奏風景は収録されておりません
演奏・歌/セミョン・ビシュコフ(指揮)
ケルン西部ドイツ放送交響楽団、
カリーナ・ゴーヴィン(ソプラノ)、イヴォンヌ・ナエフ(アルト)、
北ドイツ放送合唱団、
ケルン西部ドイツ放送合唱団(イェルク・リッター:合唱指揮)、
ヨハネス・ドイッチュ&アルス・エレクトロニカ・フューチャーラブ・リンツ
(メディア・アーティスティック・デザイン) 
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1、
135分(ヴィジョン・マーラー87分、ボーナス48分)+CD87分、
英・独・仏・西・伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
マーラーの名曲から生まれたイメージをヴィジュアル・アーティストが視覚化
し、オリジナル作品が誕生。こうしたクリエイティヴな試みはクラシック音楽
ファンにとどまらず、CGアーティストを目指す若い世代に喜ばれるでしょう。
ヨーロッパで評価を高めているビシュコフと手兵オーケストラによる演奏は、
DVDとは別に2枚組CDとして付けられています。

102049(DVD-Video) \3050
<オペラ・ハイライト第2集>
[アン・マレイ]
ヘンデル:歌劇「セルセ(クセルクセス)」-お前を嫌う男の愛を望むなら
(ニコラス・ハイトナー演出によるイングリッシュ・ナショナル・オペラ上
演作品、チャールズ・マッケラス指揮)/歌劇「アリオダンテ」-戯れるがよ
い(デイヴィッド・オールデン演出によるイングリッシュ・ナショナル・オ
ペラ上演作品、アイヴォア・ボルトン指揮) 
[フィリップ・ラングリッジ]
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」-護岸のアリア(ティム・オルベリ
ー演出によるイングリッシュ・ナショナル・オペラ上演作品、デイヴィッド・
アサートン指揮) 
[ガリーナ・ゴルチャコーワ]
プロコフィエフ:歌劇「炎の天使」-レナータの告白(デイヴィッド・フリー
マン演出によるマリインスキー劇場上演作品、ワレリー・ゲルギエフ指揮)
[トーマス・アレン]
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」-奴らは私をハンモックに結びつけるだろ
う(ティム・オルベリー演出によるイングリッシュ・ナショナル・オペラ上演
作品、デイヴィッド・アサートン指揮)/ヤナーチェク:歌劇「利口な牝狐の
物語」-「自然の驚異」についての猟場番のアリア(ニコラス・ハイトナー演
出によるシャトレ座上演作品、チャールズ・マッケラス指揮) 
[エヴァ・イェニス]
ヤナーチェク:歌劇「利口な牝狐の物語」-愛の二重唱(第2幕)(ニコラス・
ハイトナー演出によるシャトレ座上演作品、ハンナ・ミヌティッロ、チャール
ズ・マッケラス指揮) 
[イヴォンヌ・ケニー]
ヘンデル:歌劇「ジューリオ・チェーザレ」-つらい運命に涙はあふれ(フラ
ンシスコ・ネグリン演出によるオーストラリア・オペラ上演作品、リチャード
・ヒコックス指揮)/パーセル:歌劇「妖精の女王」-嘆きの歌「私を泣かせ
てください」(デイヴィッド・パウントニー演出によるイングリッシュ・ナ
ショナル・オペラ上演作品、ニコラス・コク指揮) 
[ミヒャエル・ケーニヒ]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」-どこへ行ってしまった
のか、私の青春の黄金の日々よ&敵だ、敵だ(ニコラウス・レーンホフ演出に
よる欧州連合オペラのバーデン・バーデン祝祭劇場での上演作品、ウラディー
ミル・グルシュチャク、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮) 
[オルラ・ボイラン]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」-いいえ、他のものであ
るはずがない(ニコラウス・レーンホフ演出による欧州連合オペラのバーデ
ン・バーデン祝祭劇場での上演作品、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
指揮) 
[ウラディーミル・グルシュチャク]
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」-あなたは私に手紙を書
かれた&これが同じタチヤーナなのか? (ニコラウス・レーンホフ演出によ
る欧州連合オペラのバーデン・バーデン祝祭劇場での上演作品、ゲンナジー
・ロジェストヴェンスキー指揮) 
[アンナ・ネトレプコ]
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-リュドミラのアリア(第4幕)(ロ
トフィ・マンスーリ演出によるマリインスキー劇場上演作品、ワレリー・ゲル
ギエフ指揮) 
[コンスタンティン・プルズニコフ]
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-フィンのバラード(第2幕)(ロト
フィ・マンスーリ演出によるマリインスキー劇場上演作品、ワレリー・ゲルギ
エフ指揮) 
[ウラディーミル・オグノヴェンコ]
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-第2幕より抜粋(ロトフィ・マンス
ーリ演出によるマリインスキー劇場上演作品、ワレリー・ゲルギエフ指揮) 
[ラリッサ・ディアドコワ]
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」-第2幕より抜粋(ロトフィ・マンス
ーリ演出によるマリインスキー劇場上演作品、ワレリー・ゲルギエフ指揮)
NTSC方式、画像構成比4:3/4:3Letterbox、音声方式:PCMステレオ、154分、
英・独・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9) 
5月新譜での「第1集」<102047>に続き、さまざまな映像から名歌手による名
唱・名演をセレクトしたコンピレーション。オペラ・ファンは必見ですが、演
出やステージ・デザインなどに注目する価値もあり、映像カタログとしても役
立ちます。

102121(DVD-Video) \3050
<チャイコフスキー・サイクル第1集:ヴラディーミル・フェドセーエフ・コ
ンダクツ・モスクワ放送交響楽団>
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第1番「冬の日の夢想」/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」/
ロココ風の主題による変奏曲 
(ライヴ収録:1991年、フランクフルト歌劇場)
演奏/ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団、アントニオ・メネセス(チェロ)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:ドルビー・デジタル5.1/DTS5.1/PCMス
テレオ、93分、片面二層ディスク(DVD9)、自動再生機能
今やロジェストヴェンスキーと並ぶロシアのベテラン指揮者が、十八番とも言
えるチャイコフスキーのシリーズをスタート。日本にも東京フィルなどに客演
してなじみ深いだけに、この指揮者のファンも多いでしょう。シリーズは交響
曲を中心にリリースが続くようですが、竹澤恭子、プレトニョフらがソリスト
として登場する予定です。


<NAXOS JAZZ LEGENDS>
8.120813 \880
<デューク・エリントン:第13集>
「ジャム=ア=ディティ」オリジナル・レコーディングス1946-1947
[Diminuendo in Blue / Magenta Haze / Blue Skies (Trumpet No End) /
Sultry Sunset / Happy-Go-Lucky Local / The Beautiful Indians, Part 1:
Hiawatha / The Beautiful Indians, Part 2: Minnehaha / Flippant
Flurry / Golden Feather / Tulip or Turnip / Overture to a Jam Session
/ It Shouldn't Happen to a Dream / Jam-A-Ditty (Concerto for 4 Jazz
Horns)/ Who Struck John? / How High the Moon / Frustration / Blue Lou
/ Far Away Blues / Park at 106th]
デヴィッド・レニック復刻。第12集(8.120812)に続くニューヨーク録音で
あり、戦後の新しいエリントン像を確立するプロセスを垣間見ることができる
一枚。Musicraftレーベルへの1946年の録音(13曲)、Capitolへの1947年の
録音(6曲)を収録しています。

8.120822 \880
<ジャンゴ・ラインハルト:第10集>
「素晴らしき街」オリジナル・レコーディングス1940-1942
[Petite Lili / Ninouche / Hungaria / De nulle part (Out Of Nowhere)
/ Dinette (Dinah) / Crepuscule / Swing 42 / Premiere idee d'Eddie /
Nympheas / Feerie / Belleville (素晴らしき街)/ Lentement,
Mademoiselle / Vous et moi / Distraction / Blues en mineur / Studio 24
/ Place de Brouckere / Django Rag / Mixture / Chez moi a six heures]
デヴィッド・レニック復刻。第二次世界大戦の中、パリ(Swingレーベル)と
ブリュッセル(Rhythmeレーベル)で録音された全20曲の記録。ホット・クラ
ブ・クインテットとしての録音、アンドレ・エキアン(サックス)の伴奏など
さまざまなスタイルでの演奏を収録しています。

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07-04 No.17

2007年04月23日 17時55分44秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VC-3857872 \1980
バッハ:パルティータ第4番 ニ長調
ブーレーズ:12のノータシオン(ピアノのための)
バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ブーレーズ:アンシーズ
ダヴィド・フレイ(ピアノ)
1981年生まれ、フランス出身のフレイのデビュ-。キーボード作品の最初期と
最新作を提示して聴き手に幅広いキーボード作品を耳にしてもらいたいという
意欲的な選曲がなされています。
パリでルヴィエ、イヴァルディ、デセールに師事。またバシキロフ、プレスラ
ー、バドゥラ=スコダらとも親密な関係にありエッシェンバッハの指揮でラヴェ
ルの協奏曲を演奏している。この録音では自作に関してブーレーズ自らのコン
サルティングを受けて行われている。フランスの新進ピアニスト、フレイにご
期待ください。




<OPERA RARA>
ORC34 3枚組 \6240
ロッシーニ:歌劇「湖上の美女」
カルメン・ジャンナッタジオ(Sop)、ケネス・ターヴァー(T)
パトリシア・バードン(Ms)、グレゴリークンデ(T)
エジンバラ祝祭合唱団
マウリツィオ・ベニーニ指揮
スコテッシュ室内管弦楽団 2006年録音
歌劇「アルミーダ」に続く、ドイツ・ロマン派風の作品です。
従来のロッシーニ・クレッシェンドを中心とした作風からの転換が聞き取れる、
豊かな音楽が特徴的な、とてもロマンティックな歌劇です。
いつもながらの具体的で豪華な解説(英語)と装丁です。




<VENEZIA>
CDVE04272 3枚組 \2000
バッハ:
CD.1
(1)イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 1948年
(2)イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808 1948年12月19日
(3)2台のピアノの為の協奏曲 ハ長調 BWV.1061 
アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1959年12月21日
(4)ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
クルト・ザンデルリンク指揮ソビエト国立交響楽団 1955年4月22日
CD.2&3
(5)平均律クラヴィア曲集 第1集 1969年4月20,21日 モスクワ・ライヴ
以上 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04273 2枚組 \1650
ショスタコーヴィチ:
CD.1
(1)ヴァイオリン・ソナタ op.134 1969年5月3日
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
(2)ヴィオラ・ソナタ op.147 1982年9月26日
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
(3)チェロ・ソナタ ニ短調 op.40 1957年11月15日
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)
(4)ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 op.67 1960年10月1日
レフ・オボーリン(ピアノ)、ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)

CDVE04274 2枚組 \1650
モーツァルト:
CD.1
(1)歌劇「イドメネオ」序曲 KV.366  1976年録音
(2)歌劇「劇場支配人」序曲 KV.486  1976年録音
(3)歌劇「フィガロの結婚」序曲 KV.492  1976年録音
(4)交響曲第25番 ト短調 KV.183  1965年録音
(5)交響曲第28番 ハ長調 KV.200 1968年録音
CD.3
(6)交響曲第40番 ト短調 KV.550 1963年録音
(7)交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」 KV.551 1967年録音
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管弦楽団




<MELODIYA>
MELCD 1000057 \1650
ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」
ボロディン弦楽四重奏団
録音:1984年

MELCD 1000148 \1650
アントン・アレンスキー(1861-1906):
組曲第1番ト短調 Op.7(*)
組曲第3番(変奏曲)ハ長調 Op.33(*)
オペラ「ナルとダマヤンティ」への序奏(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1987年(*)/1990年(+)

MELCD 1000167 \1650
ミハイル・グリンカ(1804-1857):
愛国の歌(アレクサンドル・ガウク編曲)(*)/祈り(管弦楽伴奏歌曲)(+)
友情の思い出(夜想曲 Op.99;ヨハン・ネポムク・フンメル編曲)(#)
序曲ト短調(#)/序曲ニ長調(#)
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869):
幻想曲「カザチョーク」(**)/幻想曲「バーバ・ヤガー」(**)
ボレロ(**)/フィンランド幻想曲(**)
イワン・コズロフスキー(テノール(+))
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*/#/**)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団(+)
録音:1977年(*)/1957年(+)/1990年(#)/1984年(**)

MELCD 1000169 \1650
ワシーリー・カリンニコフ(1866-1901):
組曲ハ短調
交響的絵画「杉と棕櫚」
序曲「ブイリーナ」
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1990年

MELCD 1000170 \1650
ワシーリー・カリンニコフ(1866-1901):
交響曲第2番イ長調(*)
間奏曲第1番イ長調(+)/間奏曲第2番ト長調(+)
弦楽セレナード ト短調(+)/交響的絵画「ニンフ」(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年(*)/1990年(+)

MELCD 1000180 \1650
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1809):
交響組曲「シェエラザード」Op.65(*)
音画「サトコ」Op.5(*)/セルビアの主題による幻想曲 Op.6(+)
「墓前に」(ベリャーエフ追悼の前奏曲)Op.61(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1969年(*)/1965年(+)

MELCD 1000817 \1650
ウラディスラフ・カゼーニン(1947-):
交響的変奏曲(ピアノ協奏曲)(*/#)
ピアノのためのエチュード=インターヴァル(*)
「勝利と大失敗」(オルガンのための)(+)
タチアナ・セルゲーエワ(ピアノ(*)、オルガン(+))
マレク・ゴレンシテイン(指揮)
ロシア国立交響楽団

MELCD 1000857 \1650
Suits of Moods サクソフォンのための音楽
ポール・アグリコル・ジュナン(1829-1904):
幻想曲「ヴェニスの謝肉祭」Op.14
(アルトサクソフォンとピアノのための編曲版)(*)
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):
サクソフォン独奏のためのエチュード=カプリス Op.60 から Nos.7,6
レイモン・ガロワ・モンブラン(1918-1994):
アルトサクソフォンとピアノのための6つの練習曲 から Nos.3,5,6(+)
ポール・モーリス(1932-):組曲「プロヴァンスの風景」
(サクソフォンと管弦楽またはピアノのための)(*)
ジャン・アプシル(1893-1974):アルトサクソフォン・ソナタ Op.115(+)
ウジェーヌ・ボザ:アルトサクソフォンとピアノのための二部作(*)
ユーリー・チュグーノフ:ムード組曲(アルトサクソフォンとピアノのための)(#)
アレクサンドル・オセイチュク(サクソフォン)
ナターリャ・ロゾワ(ピアノ(*))
オルガ・スリモワ(ピアノ(+))
ダニエル・クラーメル(ピアノ(#))
録音:1981-1985年

MELCD 1001021 \1650
ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲第67番ニ長調「ひばり」Op.64 No.5 Hob.III:63(*)
モーツァルト(1756-1791):
弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421(417b)(+)
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(#)
イワン・モズゴヴェンコ(クラリネット(#))
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ) 
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1958年(*)/1964年(+)/1969年(#)

MELCD 1001033 \1650
ミハイル・グリンカ(1804-1857):ペテルブルクへの別れ 歌曲集
むだに誘いをかけないで/哀れな歌い手/勝利者
ヴェネツィアの夜/私はすばらしい瞬間を覚えている
心が痛むと言わないで
歌曲集「ペテルブルクへの別れ」
アンドレイ・アンドリアノフ(テノール)
アレクセイ・シェフチェンコ(ピアノ)
録音:2005年1月19日、モスクワ音楽院、ライヴ
使用楽器:1839年、エラール製(アレクセイ・リュビモフ教授所有)

MELCD 1001040 \1650
ブラームス(1833-1897):
クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115(*)
ラヴェル(1875-1937):
ピアノ三重奏曲イ短調
イワン・モズゴヴェンコ(クラリネット(*))
リューボフ・エドリナ(ピアノ(+))
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン(*))
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ) 
ワレンチィン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1974年(*)/1972年(+)

MELCD 1001150 \1650
ショパン(1810-1849):
ロンド ハ短調 Op.1(*)/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5(*)
マズルカ ヘ短調 Op.6 No.1(*)/夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1(*)
舟歌 嬰へ長調 Op.60(*)/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58(+)
イサーク・ミフノフスキー(ピアノ)
録音:1966年(*)/1968(+)

MELCD 1001155 \1650
モスクワのパウル・クレツキ
ウェーバー(1786-1826):オペラ「オベロン」序曲
ブラームス(1833-1897):悲劇的序曲 Op.81
シューベルト(1797-1828):交響曲第8番ロ短調「未完成」
パウル・クレツキ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年、モスクワ




<AQUARIUS>
ブックレット表紙の一部とインレイ背文字をのぞきキリル文字のみの表記と
なっております。

AQVR 288-2 \1650
ナジェジダ・オブホワ ロシア民謡集(全20曲)
ナジェジダ・オブホワ(メゾソプラノ)
伴奏者
録音:1940-1950年





<KVADRO-DISK>
ブックレット表紙の一部とインレイ背文字をのぞきキリル文字のみの表記と
なっております。

RS 915/917 3枚組 \4950
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1809):オペラ「サトコ」
G・ネリェップ(テノール;サトコ)
V・ダヴィドワ(メゾソプラノ:リューバワ)
E・シュムスカヤ(ソプラノ;ヴォルホワ) 他
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1949年、モスクワ

RS 949/951 3枚組 \4950
【訂正・再案内】
モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):オペラ「ホヴァンシチナ」
A・クリフチェニア(バス) V・ピアプコ(テノール)
A・マスレンニコフ(テノール) V・ネチパイロ(バリトン)
A・オギンフツェフ(バス) I・アルヒーポワ(メゾソプラノ) 他
ボリス・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1974年?
「クラシックCD情報 2007-1」にてご案内いたしました際、タイトルが誤っ
て「ボリス・ゴドゥノフ」となっておりました。お詫び申し上げます。前回
いただいたオーダーはキャンセルといたしましたので、あたらめてオーダー
をお願いいたします。




<VISTA VERA>
VVCD 00114 \1780
ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガルコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャギン(チェロ)
録音:1986年

VVCD 00118 2枚組 \3560
ウラディーミル・ソフロニツキー・プレイズ・ショパン
ショパン(1810-1849):
夜想曲ト長調 Op.37 No.2/24の前奏曲 Op.28
マズルカ;イ短調 Op.67 No.4/ホ長調 Op.6 No.3/ホ短調 Op.41 No.2
変ロ長調 Op.17 No.1/嬰ハ短調 Op.33 No.1/変ホ短調 Op.6 No.4
ロ長調 Op.63 No.1/ヘ短調 Op.63 No.2/ヘ長調 Op.68 No.3
ハ長調 Op.68 No.1
ワルツ へ短調 Op.70 No.2/同変ニ長調 Op.64 No.1
ポロネーズ変イ長調 Op.53/夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
ワルツ変イ長調 Op.64 No.3/マズルカ ハ長調 Op.33 No.3
夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2/練習曲変ホ長調 Op.25 No.3
マズルカ イ短調 Op.68 No.2(以上(*))
幻想曲ヘ短調 Op.49/夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
マズルカ;嬰ハ短調 Op.41 No.1/嬰ハ短調 Op.30 No.4
嬰ハ短調 Op.50 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.3/嬰イ短調 Op.68 No.2
練習曲変イ長調 Op.posth.(以上(+))
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1949年11月21日(*)、10月20日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

VVCD 00119 \1780
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.3
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3(*)
10の前奏曲 Op.23 から Nos.2,4,7,9(+)
13の前奏曲 Op.32 から Nos.1,5,8,10,11(+/#)
幻想的小品ト短調(1899)(**)
ニコライ・メトネル(1880-1951):2つのおとぎ話 Op.20
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
スケルツォ Op.12 No.10(++)
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
24の前奏曲 Op.87 から Nos.1,7,8,15(++)
人形の踊り(子供の7つの小品)から Nos.5,3,7(##)
マリア・グリンベルク(ピアノ)
録音:1953年12月25日(*)/1960年12月3日(+)/1961年6月13日(#)/
1952年2月18日(**)
1961年(++)/1960年6月14日(##)
録音データがやや混乱している模様です。

VVCD 00120 \1780
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.4
アントン・アレンスキー(1861-1906):
リャビーニンの主題による幻想曲ホ短調 Op.48(*)〔1947年12月20日〕
ミハイル・グリンカ(1804-1857):
アンダルシア舞曲ト長調〔1959年〕/ワルツ変ホ長調〔同〕
子供のポルカ変ロ長調〔同〕マズルカ ハ短調〔同〕
タランテッラ イ短調〔1966年12月12日〕
アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲〔1964年5月18日〕
マズルカ変イ長調〔1959年6月13日〕/別れのワルツ ト長調〔同〕
アナトーリー・リャードフ(1855-1914):
ポーランドの主題による変奏曲変イ長調〔1947年〕
練習曲変イ長調 Op.5〔1950年1月14日〕/同ホ長調 Op.12〔同〕
同ヘ長調 Op.37〔1950年1月6日〕/同嬰ハ短調 Op.40〔1950年1月10日〕
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)/
フェリクス・ブルーメンフェルト(1863-1931)編曲:
演奏会用ワルツ第1番ニ長調 Op.47〔1948年6月23日〕
アレクサンドル・ボロディン(1833-1887):
ピアノ五重奏曲ハ短調(+)〔1946年5月7日〕
マリア・グリンベルク(ピアノ)
セルゲイ・ゴルチャコフ(指揮(*))
ソヴィエト国立放送交響楽団(*)
ボリショイ劇場弦楽四重奏団(+)
録音:〔年月日〕

VVCD 00121 \1780
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.5
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.43(*)
シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(+)
マリア・グリンベルク(ピアノ)
カール・エリアスベルク(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1958年1月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/1958年(+)




<OLYMPIA>
MKM 180 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.2
第4番変ホ長調 Op.7
第8番ハ短調「悲愴」Op.13
第10番ト長調 Op.14 No.2
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1980、1985年、ベルリン 原盤:DG

MKM 181 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.3
第5番ハ短調 Op.10 No.1
第6番ヘ長調 Op.10 No.2
第7番ニ長調 Op.10 No.3
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1973、1980、1985年、ベルリン 原盤:DG

MKM 182 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.4
第11番変ロ長調 Op.22
第12番変イ長調 Op.26
バレエ「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
(エロイカ変奏曲)変ホ長調 Op.35
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1973年、フィンランド、トゥルク/1980、1985年、ベルリン 原盤:DG

MKM 183 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.5
第13番変ホ長調 Op.27 No.1
第14番変イ長調「月光」Op.27 No.2
第15番ニ長調「田園」Op.28
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1980、1982年、ベルリン 原盤:DG

MKM 184 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.6
第16番ト長調 Op.31 No.1
第17番ニ短調「テンペスト」Op.31 No.2
第18番変ホ長調 Op.31 No.3
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1975年、フィンランド、トゥルク/1981年、ベルリン 原盤:DG

MKM 185 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.7
第19番ト短調 Op.49 No.1/第20番ト長調 Op.49 No.2
第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
第23番ヘ短調「熱情」Op.57
第25番ト長調 Op.79
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1972、1973、1974、1982、1984年、ベルリン 原盤:DG

MKM 186 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.8
第26番変ホ長調「告別」Op.81a
第27番ホ短調 Op.90
第30番ホ長調 Op.109
第31番変イ長調 Op.110
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1974、1985年、ベルリン 原盤:DG

MKM 187 \1650
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.9
第28番イ長調 Op.101
第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1972、1982年、ベルリン 原盤:DG

MKM 179 \1650
【旧譜・再案内】ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集 Vol.1
第2番イ長調 Op.2 No.2
第3番ハ長調 Op.2 No.3
選帝侯ソナタ 変ホ長調 WoO 47 No.1
選帝侯ソナタ ヘ短調 WoO 47 No.2
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音:1981、1984、1985年、ベルリン 原盤:DG

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