クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-01 No.29-1

2012年01月31日 20時22分58秒 | Weblog
<Mercury>
4783824(アナログLP) 6枚組 ¥9250
マーキュリー・リヴィング・プレゼンス・6LPボックス
LP1
チャイコフスキー:大序曲《1812年》(1958年録音)
同:イタリア奇想曲(1955年録音)
ミネアポリス交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
LP2
バラライカの饗宴(1962年録音)
オシポフ国立ロシア民族オーケストラ 
指揮:ヴィタリー・グヌトフ
LP3
ハイ・ファイ・ラ・エスパニョーラ(1957年録音)
イーストマン=ロチェスター・ポップス 指揮:フレデリック・フェネル
LP4
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(1962年録音)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 
ロンドン交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
LP5
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(1962年録音)
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン) 
ロンドン交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
LP6
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(1960年録音)
バイロン・ジャニス(ピアノ) 
ミネアポリス交響楽団 指揮:アンタル・ドラティ
初回限定盤
180g重量盤
録音:1951-69年
1945年にアーヴィン・グリーン、バール・アダムス、アーサー・タルマッジに
よって設立された名門マーキュリー・レーベルは、ステレオ録音が始まったば
かりの黎明期に多くのすばらしいディスクを世に送り出しました。"You are
there"を謳い文句に、音が生まれるその場にいるような臨場感を再現するマー
キュリー独自の録音方法によって収録された名演を選りすぐり、6枚のアナログ
盤で贈る完全限定版。今回のリリースの為に特別なリマスターがエミール・ベ
ルリナースタジオで施されました。マーキュリー・ファンならずともクラシッ
ク・マニア、そしてオーディオ・ファン必携のアイテムです。




<DECCA>
4783500 ¥1850
(1)ラヴェル:シェエラザード
(2)メシアン:ミのための詩
(3)デュティーユ:時の大時計
ルネ・フレミング(ソプラノ)
アラン・ギルバート指揮
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団((1)(2)) 
小澤征爾指揮フランス国立管弦楽団((3))
録音:2011年5月7日&7月10日パリ オペラ座
メトロポリタン・オペラを中心に活躍するソプラノ、ルネ・フレミング最新ア
ルバムは、フランスの近代&現代歌曲。千夜一夜物語を題材にしたラヴェルの
「シェエラザード」は意外にもフレミングにとって初録音。「ミのための詩」
は作曲家メシアンが妻にささげた作品。そして今年96歳になるデュティーユの
「時の大時計」は、2007年サイトウ・キネン・フェスティバル松本で初演され
た「時間 大時計」に補筆して完成された作品で、2009年5月にパリのシャン
ゼリゼ劇場で小澤征爾指揮フランス国立管の伴奏、フレミングのソロで初演さ
れました。このアルバムでも初演メンバーの演奏で収録されています。




<Deutsche Grammophon>
47952(4790052) ¥1850
ユジャ・ワン/ファンタジア
ラフマニノフ:絵画的練習曲第4番-6番
ラフマニノフ:幻想的小品集-第1番「悲歌」
スカルラッティ:ソナタ ト長調KK455
グルック:オルフェオとエウルディーチェ-メロディ
アルベニス:イベリア-トリアーナ
ビゼー/ホロヴィッツ編:カルメンの主題による変奏曲
シューベルト/リスト編:糸を紡ぐグレートヒェン
J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214 
ショパン:ワルツ第7番 Op.64 No.2
デュカス/ユジャ・ワン編:魔法使いの弟子
スクリャービン:前奏曲(Op.11 No.11/Op.13 No.6/Op.11 No.12)
スクリャービン:12の練習曲第9番 Op.8 No.9
スクリャービン:2つの詩曲 第1番 Op.32 No.1
サン=サーンス/リスト&ホロヴィッツ編:死の舞踏 
ユジャ・ワン(ピアノ)
録音:2011年12月13日-17日 ベルリン テルデック・スタジオ
超絶ピアニスト、ユジャ・ワンDG4枚目。アンコール・ピースを集めた魅力的
なアルバムが登場です。
987年北京生まれ。6歳からピアノを学び始め、北京の中央音楽学院を経て、
フィラデルフィアに移りカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。
2008年にカーティス音楽院卒業。2005年にズーカーマン指揮のオタワ・ナショ
ナル・アーツ・センター管弦楽団とメジャー・コンサート・デビューをしてか
ら、カナダ中の記者が「スター誕生」と注目し始め、2006年以降、シカゴ響、
ニューヨーク・フィル、ボストン響、サンフランシスコ響、サンクトペテル
ブルク・フィル、他、一流オーケストラへの客演やリサイタルが激増。2009年
はロス・フィル、ロンドン響、モーツァルト管とルツェルン祝祭管、他多数の
一流オケへの客演、パリ、ロンドン、ミュンヘン、他でのリサイタル、ミケラ
ンジェリ音楽祭、バートキッシンゲン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭でのリサイタ
ルも予定され破竹の快進撃を続けている。



<Avie>
AV 2236 2枚組 ¥3250
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245
チャールズ・ダニエルズ(テノール/エヴァンゲリスト)、
モニカ・ハジェット(音楽監督&ヴァイオリン)、
ポートランド・バロック・オーケストラ、カペラ・ロマーナ
バロック・ヴァイオリンの世界的パイオニア、モニカ・ハジェットが1995年か
ら音楽監督を務めているアメリカ、オレゴン州のピリオド・オーケストラ、
ポートランド・バロック・オーケストラとバッハの「ヨハネ受難曲」をレコー
ディング!ハジェットは数度の改訂が行われた「ヨハネ受難曲」の"オリジナ
ル・スコア"の再現にこだわり、バッハの「管弦楽組曲集(原典版)」(AV 2171)
で採り入れたフルートをオーボエに置き換えるという解釈を再び採用。
エヴァンゲリストを歌うチャールズ・ダニエルズ、12声の合唱団カペラ・ロマ
ーナによる少数精鋭の声楽パートも、ハジェット流の解釈による「ヨハネ受難
曲」の特徴の1つである。
録音:2011年3月15-19日、聖アンナ教会(メリルハースト/アメリカ)

AV 2245 ¥2180
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
レベッカ・フォン・リピンスキ(ソプラノ)、
アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)、
ピーター・ウェッド(テノール)、ロ
デリック・ウィリアムズ(バリトン)、
ダグラス・ボイド(指揮)、
マンチェスター・カメラータ、バーミンガム市交響合唱団
『 勇敢で逞しく、そして鮮やか - このマンキューニァン(マンチェスター人)
のベートーヴェンは別格だ 』- 英グラモフォン誌(エディターズ・チョイス)
シンプル&モダンの"モダン=ピリオド・アプローチ"を掲げ、2004年にスター
トしたダグラス・ボイドとマンチェスター・カメラータのベートーヴェン・チ
クルス。第5弾となる「交響曲第9番《合唱付き》」では、合唱にバーミンガム
市交響合唱団を起用するなど、英国有数のベートーヴェニアンが情熱を注いで
きたチクルスのフィナーレに相応しい陣容が実現。
録音(ライヴ):2011年1月、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)

AV 2253 ¥2180
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第7番嬰へ短調Op.108、弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1《ラズモフスキー第1番》
ワレンチン・ベルリンスキー・クヮルテット
〔バルテク・ニジョウ(第1ヴァイオリン)
ワン・シャオミン(第2ヴァイオリン)
デイヴィッド・グリーンリーズ(ヴィオラ)
アレクサンドル・ネウストローエフ(チェロ)〕
Shostakovich / Beethoven/Valentin Berlinsky Quartet
スイスで活躍する才気あふれる弦楽器奏者たちにより2010年に結成された弦楽
四重奏団、ワレンチン・ベルリンスキー・クヮルテットのレコーディング第1弾!
ボロディン・クヮルテットの創設メンバーでチェロ界のレジェンド、ワレンチ
ン・ベルリンスキーの名を冠する気鋭のクヮルテットが最初のレコーディング
のために選んだプログラムはショスタコーヴィチとベートーヴェン。
ベルリンスキー、そしてボロディン・クヮルテットが得意とした2大作曲家の
弦楽四重奏曲に、その偉大なる名を継いだ新世代のクヮルテットが挑む!
録音:2010年12月、シオン(スイス)

AV 2223 ¥2180
甘い思い出 - 小品&アンコール集 ――
パラディス:シシリエンヌ/ヴィエニャフスキ:マズルカ
パガニーニ:カンタービレ/ショスタコーヴィチ:前奏曲/エルガー:愛の挨拶
パガニーニ:無窮動/メンデルスゾーン(ハイフェッツ編):甘い思い出
サラサーテ:マラゲーニャ/ムソルグスキー:ゴパーク
クライスラー:美しきロスマリン/グラズノフ:瞑想曲
パガニーニ:ラ・カンパネラ/ブラームス:《F-A-Eソナタ》より スケルツォ
マスネ:タイスの瞑想曲/イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
ルーデンス・トゥルク(ヴァイオリン)
占部由美子(ピアノ)
数多くの若手奏者を世界的ヴァイオリニストへと育てたミュンヘン音楽大学の
名教師、アナ・チュマチェンコを師に持つアルバニアの名手ルーデンス・トゥ
ルク。これまで"無伴奏"、"デュオ"、"コンチェルト"をレコーディングしてき
たトゥルクは、5枚目のリリースでヴァイオリンとピアノのための「小品とア
ンコール」という原点に回帰。
シンプルだからこそ高い音楽性と技術を求められる"小品集"で、トゥルクが成
熟の証しを示してくれることだろう。
録音:2012年11月18日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)

AV 2231 ¥2180
ハンス・ガル:交響曲第4番《協奏交響曲》(世界初録音)
シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
ケネス・ウッズ(指揮)、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
モダニズムが急速に広がるヨーロッパで、ブラームスの孫弟子として伝統的な
旋律美と、後期ロマン主義の形式を守り貫いたハンス・ガル(1890-1987)のシ
ンフォニー・チクルス第4弾。
牧歌的で抒情的なスタイルを持つ「交響曲第4番」の世界初録音の実現によっ
て、ハンス・ガルの4つの交響曲が遂に揃う。
録音:2011年12月6日-7日、シヴィック・ホール(ストラットフォード)

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12-01 No.29-2

2012年01月31日 20時22分41秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDCW-0843782 ¥1500
カール・ジェンキンス作:「ザ・ピースメイカーズ」 PART1
1.Blessed are the Peacemakers(Text Matthew)
2.Fanfare:Pax(Text:Peace in various languages)
3.Peace, Peace!(Text:Percy Bysshe Shelley)
4. I offer you peace(Text: Mahatma Gandhi)
5. Inner Peace(Text:The 14th Dalai Lama)
6. Healing Light :A Celtic Prayer
(Text:Anon.Deep Peace of the running wave to you)
7. A Meditation:Peace is..(Terry Waite)
8. Evening Prayer(Text:Anon "Matthew" Mark , Luke & John)
INTERMEZZO
PART2
9. Solitude(Instrumental for Violin and Orchestra)
10.Fiat Pax in virtute tua(Text:Psalm 122, Mother Teresa,
Albert Schweitzer, Qu'ran)
11.He had a dream
(Elegy for Martin Luther King)(Text:Carol Barratt/Karl Jenkins)
12. The Dove(Text:Carol Barratt)
13. The Peace prayer of St. Francis of Assisi(Text:Anon.(English))
14. One Song(Sir Thomas Mallory/Rumi/Barratt/Jenkins)
15. Let there be justice for all(Nelson Mandela)
16. Dona nobis pacem(Trad/Baha u' llah)
17. Anthem:Peace, triumphant peace
(Barratt/Anne Frank/St.Seraphim of Sarov)*
演奏:ロンドン交響楽団
ベルリン放送合唱団、バーミンガム市ユース・コーラス、
カール・ジェンキンス指揮、ガレス・デイヴィス(フルート)
The ReallyBig Chorus-1000 Voices, conducted by Karl Jenkins *
ルーシー・クロウ(ソプラノ)、クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)他
混沌とした時代に平和をよびかける、魂のコンポーザー、カール・ジェンキン
ス。最新作は、2部からなる壮大な合唱作品で、テキストには平和のために尽く
したガンジーやルーサー牧師、ダライ・ラマ、ネルソン・マンデラにマザー・
テレサなどの言葉を引用。コーランと聖書の言葉に加え、Terry Waites新テ
キストも採用。演奏はロンドン交響楽団、合唱は、ベルリン放送合唱団にバー
ミンガム市ユース・コーラス、そしてイギリス全国からの参加者からなる1000
人の大合唱団。壮大な合唱とオーケストラの指揮は、もちろん、カール・ジェ
ンキンス本人による。




<VIRGIN CLASSICS>
DVBW-0709599(DVD-Video) 2枚組
ロッシーニ:「オリー伯爵」
ファン・ディエゴ・フローレス(テノール) ・・・オリー伯爵
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)・・・・・・・・・・・・アデル 伯爵夫人
ジョイス・ディ・ドナート(メゾ・ソプラノ)・・・・・・イゾリエ
ステファン・ドヴグー(バリトン)・・・・・・・・・・・
マウリツィオ・ベニーニ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
2011年春にMETで上演され話題を呼んだ、ロッシーニ最後のオペラ・コミック。
主役にフローレスとダムラウを迎えた豪華キャストで、見事な歌合戦を展開。
演出は、ブロードウェイでトニー賞を受賞し、METでも大ヒット作品を手掛け
たバートレット・シャー。話題の新プロダクションのDVD化!
(「オリー伯爵」は1828年パリ・オペラ座で発表されたフランス語台本による
オペラ。)

VBSW-3270152 3枚組 ¥1650
ヴァリアス/ヴォイセズ・オブ・ヘヴン
グレゴリオ聖歌から、20世紀のバーバー:アニュス・デイまで、3時間に及ぶ天
国的な音楽の旅! 混乱の時代に求めらる、癒しの音楽の数々を収録!
CD1
1.バーバー:アニュス・デイ
/デイヴィッド・ヒル指揮・ウィンチェスター大聖堂合唱団
2.トラッド/Why art thou Amazed, o Mary ?/シスター・キールツ
3.フォーレ:レクイエム-ピエ・イエス 
4.フォーレ:レクイエム-イン・パラディズム
マガリ・ダミ(ソプラノ)、ローザンヌ器楽&声楽アンサンブル
5.グノー:聖チェチーリア荘厳ミサ曲-ベネディクトゥス
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、
ジョルジュ・プレートル指揮・フランス放送管弦楽団&合唱団
6.プーランク:スターバト・マーテル-スターバト・マーテル・ドロローサ
リチャード・ヒコックス指揮
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、ウェストミンスター・シンガーズ
7.シャルパンティエ:聖金曜日のためのテネブレ
ジェラール・レーヌ(アルト)、イル・セミナリオ・ムジカーレ
8.カンプラ:レクイエム(冒頭)
ウィリアム・クリスティ指揮・レ・ザール・フロリサン
9.ラフマニノフ:晩? 作品37 Nunc Dimittis
スティーヴン・クレオベリー指揮・キングス・カレッジ合唱団
10.ペルト:De profundis(深き淵より)
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(オルガン)、
エストニア・フィルハーモニー合唱団
11.タヴァナー:God is With Us
デイヴィッド・ヒル指揮・ウィンチェスター大聖堂合唱団
12.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
O vos imitatores /エミリー・ヴァン・エヴェラ(ソプラノ)
13.トーマス・タリス:我汝の他に望みなし/タヴァナー・コンソート&合唱団、
アンドリュー・パロット指揮
14.グレゴリオ聖歌:Veni Creator Spiritus
15.グレゴリオ聖歌:アレルヤ /ダウンサイド・アビイの修道士達
CD2
1.ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス-キリエ/スティーヴン・クレオベリー指揮
キングス・カレッジ合唱団、カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)、
2.プッチーニ:グロリア・ミサ-キリエ/ミシェル・コルボ指揮
リスボン・グルンキアン財団管弦楽団&合唱団
3.ヴェルディ:レクイエム-レクイエム
/アンジェラ・マリア・ブラシ(ソプラノ)
ミシェル・コルボ指揮・リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
4.ヴェルディ:聖歌四篇-アヴェ・マリア
リッカルド・ムーティ指揮・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
スウェーデン放送合唱団、ストックホルム室内合唱団
5.ボンテンポ:レクイエム(To the memory of Luis Vaz de Camoes, op 23)
-アニュス・デイ
ミシェル・コルボ指揮・リスボン・グルベンキアン財団交響楽団&合唱団
6.ケルビーニ:ミサ曲 ディ・シメイ-十字に架けられ
リッカルド・ムーティ指揮・バイエルン放送交響楽団&合唱団
7.ケルビーニ:レクイエムハ長調-ピエ・イエス
リッカルド・ムーティ指揮・バイエルン放送交響楽団&合唱団
8.ヴィヴァルディ:
スターバト・マーテル-スターバト・マーテル・ドロローサ
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
9.ヴィヴァルディ:主が家を建てるのでなければ RV608-Cum dederit delectis
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、
ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
10.ヴィヴァルディ:マニフィカト-Et misericordia
11. -グロリア・グロリア・イン・エクセルシス・デオ
/アンドリュー・パロット指揮
タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
12.ペルゴレージ:スターバト・マーテル-スターバト・マーテル・ドロローサ
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、ジェラール・レーヌ(アルト)、
イル・セミナリオ・ムジカーレ
13 .スカルラッティ:スターバト・マーテル
-スターバト・マーテル・ドロローザ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ジェラール・レーヌ(アルト)、
イル・セミナリオ・ムジカーレ
14.モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り-急ぎ我を助けに来たり給え
クリスティーナ・プルハール指揮・ラルペッジャータ
15.ロッティ:十字に架けられ
アンドリュー・パロット指揮・タヴァナー・コンソート&合唱団
16.アレグリ:ミゼレーレ(冒頭)
/スティーヴン・クレオベリー指揮・キングス・カレッジ合唱団
17.グランディ:O quam te pulchra es
/フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)、
アンサンブル・アルタセルセ
18.パレストリーナ:教皇マルチェリスのミサ:-アニュス・デイ
サー・デイヴィッド・ウィルコックス指揮・キングス・カレッジ合唱団
19. コルシカ伝承音楽:スターバト・マーテル
アンサンブル・バルバラ・フルトゥーナ
CD3
1.JSバッハ:主よ、人の望みの喜びよ
アンドリュー・パロット指揮・タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ
2.JSバッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232:世の罪を除きたもう主よ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮・コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
3.JSバッハ:われは満ち足れり
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)、ハリー・ビケット指揮
ザ・イングリッシュ・コンサート
4.JSバッハ:マタイ受難曲-われは涙ながらにここにひざまずき
5.JSバッハ:ヨハネ受難曲-主よ、われらを治めたまう主よ
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮・コンソルティウム・ムジク
南ドイツ・マドリガル合唱団
6.ヘンデル:主は言われた-De torrente in via bibet
ナタリー・デセイ(ソプラノ)、カリーヌ・デエー(ソプラノ)、
エマニュエル・アイム指揮
ル・コンセール・ダストレ
7.ヘンデル:メサイア-ハレルヤ
/アンドリュー・パロット指揮・タヴァナー・コンソート&合唱団
8.ヘンデル:祭司ザドック
/スティーヴン・クレオベリー指揮・キングス・カレッジ合唱団
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
9.モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
/サー・ロジャー・ノリントン指揮
ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、シュッツ・クワイア・オブ・ロンドン
10.モーツァルト:ミサ曲ハ短調-キリエ
ナタリー・デセイ(ソプラノ)、
ルイ・ラングレ指揮・ル・コンセール・ダストレ
11.モーツァルト:証聖者の荘厳な晩?-ラウダテ・ドミヌム
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団&合唱団
12.ハイドン:ミサ ハ長調「聖チェチーリア・ミサ」-十字に架けられ
ヘレン・ワッツ(コントラルト)、ジークムント・ニムスゲルン(バス)、
ゲルハルト・ヴィルヘルム指揮
ヴェルナー・ケルチュ・インストルメンタル・アンサンブル
13.ハイドン:ミサ曲ハ長調「よき四季斎日のミサ」-アニュス・デイ
サー・ネヴィル・マリナー指揮
ドレスデン国立管弦楽団、ライプチヒ放送合唱団
14.メンデルスゾーン:詩篇42番  
リチャード・ヒコックス指揮・シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、
ロンドン交響楽団合唱団
15.シューベルト:ミサ曲第6番 D950-サンクトゥス
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮・バイエルン国立放送交響楽団&合唱団
16.シューベルト:アヴェ・マリア/バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、 
エリック・エリクソン指揮・ストックホルム室内管弦楽団
マルチパック、3CD,12ページ・ブックレット

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12-01 No.28-1

2012年01月31日 20時22分20秒 | Weblog
<THOROFON>
CTH 2582 ¥1680
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101、
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
イヴァン・クノール(1853-1916):
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.1
ハイペリオン三重奏団:
【ハーゲン・シュヴァルツロック(Pf)、
オリヴァー・キップ(Vn)、
カタリーナ・トロー(Vc)】
録音:2011年1-2月バート・ピルモント
ブラームスと彼に才能を見出された作曲家クノールのピアノ三重奏曲を収録。
イヴァン・クノールはブラームスより20才年下でライプツィヒ音楽院でモシェ
レスとライネッケに作曲を師事し、後にフランクフルトの音楽院で作曲と理論
の教授となった。作風は質実剛健、保守的でブラームスの影響が大きい。ロベ
ルト・シューマンの主題による変奏曲はブラームスの44歳の誕生日を祝って作
曲し、ブラームスからその才能を賞賛されたと伝えられる。
ハイペリオン三重奏団は1999年結成のトリオで、当THOROFONレーベルやCPOレー
ベルにドイツものを中心に多数録音を行っている。

CTH 2584 ¥1680
「ソノ・アマンテ」-ジョヴァンニ・バティスタ・ボノンチーニ&アントニオ・
マリア・ボノンチーニのカンタータと室内楽
A.M.ボノンチーニ(1642-1678):カンタータ《すべての炎と、すべての情熱》
G.B.ボノンチーニ(1670-1747):トリオ・ソナタ イ短調Op.8/1
A.M.ボノンチーニ:カンタータ《穏やかな眠りの中》
G.B.ボノンチーニ:カンタータ《ソノ・アマンテ(私は愛しています)》
ほか全7曲
ウルリケ・ホフバウアー(S)、
アンサンブル・ラ・ニンフェア(五重奏:B-Fl,Gamb,テオルボ,リュート,
ギター,Cemb,Org)
録音:2011年3-4月,ブレーメン放送との共同制作
ボノンチーニはイタリア・バロックの作曲家でバッハと同じく音楽家の一家と
して知られる。大ボノンチーニと呼ばれたアントニオ・マリアは器楽、カンタ
ータ、教会ソナタなど多くの作品を残し、音楽の友社から出版されているイタ
リア歌曲集にも多くの作品が掲載されている。ジョヴァンニ・バティスタはア
ントニオ・マリアの息子で歌劇なども多く残した。ロンドンではヘンデルのラ
イバルと目されるほどの存在であったと云われる。全編、ゆっくりと流れる雅
な時間が聴き手の心を穏やかにしてくれる内容。

CTH 2585 ¥1680
「闇と光の魔法」-しられざる後期ロマン派ドイツ・リート
アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):聖セシリア、6つの歌曲Op.3/他
ルードヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):4つの歌曲Op.12/
エーリッヒ・J・ヴォルフ(1874-1913):
蜂の歌、ミニヨン、マンドリン、祈り/他
レベッカ・ブロバーグ(S)、
ウルリヒ・ウルバン(Pf)
録音:2010年6-9月
いずれも19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍した、今日ではすっかり忘れ
られてしまった3人のドイツの作曲家の歌曲を収録(ヴォルフは有名なフーゴー
・ヴォルフではありません)。彼らはマーラー、R.シュトラウスらと同時代人
であり、作品も同じ時代の空気、すなわち民謡的な旋律や後期ロマン派の華麗
な響きなどを共有している。マーラー、フーゴー・ヴォルフ、R.シュトラウス、
ツェムリンスキーの歌曲が好きで、もっとあんな感じの歌曲を探している人に
お薦め。ブロバーグはアメリカ人ソプラノでドイツの歌劇場でワーグナーの楽
劇に度々出演している。

CTH 2580 ¥1680
「ナンバー・ワン(nummer eins)」
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタBWV.1001 (ボリス・テシッチ編)
D.アグアド(1784-1849):ロンド第2番-3つの優雅なロンドOp.2より
J.ロドリーゴ(1901-1999):3つのスペインの小品
M.ジュリアーニ(1781-1829):「ロッシーニ賛」第2番Op.120
ヘンツェ(b.1926):ロイヤル・ウィンター・ミュージック(ソナタ第2番)
ボリス・テシッチ(G)
録音:2010年11月
ボリス・テシッチは1983年ボスニア・ヘルツェコビナ出身で2011年サラエヴォ
国際ギター・コンクール第3位。バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
の自編曲からロドリーゴ、ヘンツェのような現代音楽までを確かな技巧と澄ん
だ音色で一気に聴かせる。

CTH 2581 ¥1680
「バラード」
ショパン:バラード ヘ短調Op.52、スケルツォ ホ長調Op.54、
バラード ト短調Op.23、スケルツォ 変ロ短調Op.31
リスト:バラード ロ短調S.171、ダンテを読みてS.161-7
李容圭(イ・ヨンギュ,Pf)
録音:2011年7月
李容圭は韓国出身の若手ピアニストでワイセンベルク、アルゲリッチが彼の弾
くラヴェルの「夜のギャスパール」を聴いて絶賛したと云われ、2002年にはア
テネで行われたマリア・カラス・ピアノ・コンクール優勝、2003年にはシュー
ベルト国際ピアノ・コンクールにも優勝し記念アルバムも発売になっている
(CTH2505)。共演したマゼール、ミチョン・ミュンフンらからもその才能を絶賛
され、現在は北米、韓国、ロシア、ヨーロッパを中心に活動している。輝かし
いタッチと清潔感のある全体の造形がさわやかな印象を与える。

CTH 2587 ¥1680
「ヘンデルとのクリスマス」-ヘンデルのピアノ作品とクリスマスの歌
ヘンデル:
1720年の8つの偉大な組曲より(前奏曲イ長調/アルマンド ニ短調
/変奏曲ニ短調/ジーグ イ長調/前奏曲ホ長調/アルマンド ホ長調
/アリアと変奏曲「調子の良い鍛冶屋」/アレグロ ヘ長調/ヘ長調のフーガ
/ト長調のシャコンヌ)
クリスマスの歌(おお救い主よ空に涙が/マリアは棘のある木の林を通って
/聖しこの夜/ほか)全19曲
クラウディア・クリンケンベルク(Pf)
録音:2009年12月
バッハの鍵盤作品をピアノで聴くのはもはや当たり前ですが、ヘンデルの鍵盤
作品はそもそも取り上げられる機会が皆無とはいかないまでも大変少なく、今
あらためてヘンデルの鍵盤作品を(しかもピアノで)聴くと、バッハとはまた異
なる、華麗で甘美、伸びやかな歌謡性にうっとりさせられてしまいます。この
ディスクはヘンデルの小品とクリスマスに因んだ歌曲をピアノで弾いたものか
ら構成されています。どこかで聴いたことのあるおなじみの旋律も聴こえ、心
底癒される内容となっています。




<BRIDGE>
BCD 9342 2枚組(1枚価格) ¥1980
アメリカ国会図書館での名演シリーズVol.25
「ベートーヴェン初期弦楽四重奏曲集」
(1)弦楽四重奏曲第1番ヘ長調
(2)弦楽四重奏曲第2番ト長調
(3)弦楽四重奏曲第3番ニ長調
(4)弦楽四重奏曲第4番ハ短調
(5)弦楽四重奏曲第5番イ長調
(6)弦楽四重奏曲第6番変ロ長調
(7)エドガー・オルテンバーグ(2nd Vn)によるリハーサル風景
ブダペスト弦楽四重奏団:
【ヨーゼフ・ロイスマン(1st Vn)、
エドガー・オルテンバーグ((1)-(3)2nd Vn)、
アレクサンダー・シュナイダー((4)-(6)2nd Vn)、
ボリス・クロイト(Va)、
ミッシャ・シュナイダー(Vc)】
録音:(1)1944年3月23日、(2)1944年4月13日、
(3)1944年3月9日、(4)1962年3月30日、
(5)1943年11月1日、(6)1960年11月11日、
(7)1944年4月13日、
アメリカ国会図書館、モノラル、ライヴ録音
このセットをもってブダペスト弦楽四重奏団のライヴによるベートーヴェンの
弦楽四重奏曲全集が完結します(中期弦楽四重奏曲集/9099、後期弦楽四重奏曲
集/9072)。2000年に中期のセットが発売になってから、続きが出ていなかった
ため、全集としては完結するとは思われていなかったため、ファンには喜びも
ひとしおでしょう。ブダペスト弦楽四重奏団はアメリカ国会図書館のレジデン
ス・カルテットとして活躍。アメリカ国会図書館からストラディヴァリウスを
貸与されていました。このセットもモノラル録音ですがライヴならではの迫力
をお楽しみ頂けます。

BCD 9376 2枚組(1枚価格) ¥1980
シューベルト:ピアノ三重奏曲全集
(1)ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調D.898(Op.99)
(2)ノットゥルノ 変ホ長調D.897(Op.148)
(3)ピアノ三重奏曲 変ロ長調《ソナタ断章》D.28
(4)ピアノ三重奏曲 第2番変ホ長調D.929(Op.100)
(5)アルペジョーネ・ソナタD.821
カリクスタイン・ラレード・ロビンソン三重奏団:
【ジョセフ・カリクスタイン(Pf)、
ハイメ・ラレード(Vn、(5)以外)、
シャロン・ロビンソン(Vc)】
録音:2010年12月
グレン・グールドとの共演などSONYレーベルへの数々の録音で知られる名ヴァ
イオリニスト、ハイメ・ラレード(1941-)率いるこのピアノ三重奏団は1977年
1月にホワイト・ハウスでカーター大統領の就任式に演奏したことがデビュー
となった。以来、アメリカ、ヨーロッパを中心に活動し、レパートリーは古典
から現代まで幅広い。
このアルバムはラレード70歳記念に(現地では)2011年に発売されたもの。結成
してから歴史の長いこのトリオはARABESQUEやDORIAN、VOX、KOCH等のレーベル
に多数の録音がある。

BCD 9345 ¥1980
メリンダ・ワグナー(b.1957)作品集
(1)トロンボーン協奏曲(2006)
(2)4つの場面(2004)
(3)導火線(2000)
(1)ジョセフ・アレッシ(Trb)、
ロリン・マゼール指揮ニューヨーク・フィル、
(2)カーラ・レモン(指揮)、C.ブランデス(S)、ローラ・ギルバート(fl)、
アラン・ケイ(Cl)、C.マコンバー(Vn)、R.オニール(Va)、F.シェリー(Vc)、
ジョン・フィーニー(Cb)、S.ゴスリング(Pf)
(3)ジェフリー・ミラースキー指揮
ニューヨーク・ニューミュージック・アンサンブル
録音:(1)2007年2月、(2)(3)2008年
メリンダ・ワグナーはシカゴ大学でクラムに師事、その後作曲したフルート協
奏曲で1999年にピューリッツァー賞を受賞している。カリスマ的な人気のある
ニューヨーク・フィルの首席ジョセフ・アレッシのために書かれたトロンボー
ン協奏曲は3楽章24分の大作。きらきらと輝くメタリックなオーケストラの音
色を背景に叙情的なトロンボーンの旋律が朗々と歌われる秀作。

BCD 9350 ¥1980
ワシリー・プリマコフ/イン・コンサートVol.2
メンデルスゾーン:無言歌第2集Op.30
J.S.バッハ:フランス組曲第2番ハ短調BWV.813
フィリップ・グラス:「めぐりあう時間たち」組曲(プリマコフ選)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ワシリー・プリマコフ(Pf)
1979年モスクワ生まれのプリマコフは渡米後ジュリアード音楽院で学び、クリ
ーヴランド国際コンクール準優勝、またヴァン・クライバーン・コンクールで
は上位入賞を逃したもののヴァン・クライバーン自身に絶賛され大活躍する若
手ホープである。Bridgeレーベルは既に数多くの録音を行っている。今回は親
しみやすい名曲ばかりで構成、なかでもフィリップ・グラスが担当した2002年
のアメリカ映画「めぐりあう時間たち」の音楽からの組曲が注目。良質のBGM
としても楽しめる。

BCD 9341 ¥1980
マーラー:
さすらう若人の歌
リュッケルトによる5つの歌曲
亡き子を偲ぶ歌
ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)、
ラッセル・ライアン(Pf)
録音:2008年5月/2009年1月ライディング・リスト・センター,オーストリア
ヘルミーネ・ハーゼルベックはオーストリア出身でウィーン大学でリタ・シュ
トライヒに師事した。その後クーン、アーノンクール、ルイージ、ティーレマ
ンらと共演しオペラ、オラトリオなどで活躍している。当BRIDGEレーベルより
既に発売されているシュレーカー歌曲集(9259)、ツェムリンスキー歌曲集
(9244)はいずれも好評で今回、満を持してのマーラー歌曲集も期待に違わ
内容。

BCD 9356 ¥1980
「風景」-フランス歌曲集
ドビュッシー:忘れられたアリエッタ(6曲)
メシアン:ミの詩(9曲)
フォーレ:イスファハンの薔薇、ネル、夢のあとに、さようなら
スザンナ・フィリップス(S)、マイラ・ファン(Pf)
録音:2010年1月
昨年(2011年)メトロポリタン歌劇場の公演で来日、「ボエーム」のムゼッタ役
で好評を得ていたスザンナ・フィリップスのフランス歌曲集。フィリップスは
2010年メトロポリタン歌劇場が主催した2010年ビバリー・シルズ・アーティス
ト・アワードを受賞した若手歌手で、以前よりメトロポリタン・デビュー、シ
カゴ・リリック・オペラに出演し好評を博してきた。2011年にはマルボロ音楽
祭にも出演している。絹のように柔らかな声は今後の更なる飛躍が約束されて
いるといってよかろう。

BCD 9323 ¥1980
「待っている6つの土地」-アーリーン・ゾールマン作品集
アーリーン・ゾールマン(1934-2006):
(1)ヴィラネッラ変奏曲
(2)トリオ1999「トリケトラ」
(3)太陽の東、西
(4)待っている6つの土地
(5)夜の歌
(1)ルイス・シャピロ(Pf)、
(2)トリプル・ヘリックス・ピアノ三重奏団
(3)ブライアン・ハルス(指揮)
ウェレスリー大学室内合唱団&器楽アンサンブル
(4)ヘクン・ウー(Vc)、エリーゼ・ユン(Pf)
(5)カロル・ベネット(S)、レオーネ・バイス(fl)、
マイケル・ウェブスター(Cl)
録音:1998-2008年
ゾールマンはジュリアード音楽院とペンシルヴァニア大学でパーシケッティと
クラムに師事し、後にイタリアでダラピッコラにも教えを受けている。調性、
12音技法などを折衷しながら叙情的な世界を作る。ヴォーカルとアンサンブル
のための「太陽の東、西」ではコープランド、バーバーの流れを汲むロマン
ティックな音楽を聴かせる。

BCD 9331 ¥1980
「5つの変奏曲」
ハイドン:変奏曲ヘ短調
ビゼー:半音階的変奏曲
ニールセン:シャコンヌOp.32
ブラームス:創作主題による変奏曲Op.21-1
シューベルト:ロザムンデの主題による変奏曲(即興曲D.935,No.3)
アンドルー・ランジェル(Pf)
録音:2008年7月
ランジェルはジュリアード音楽院で学び北米、ヨーロッパを中心に活動を続け、
当BRIDGEレーベルにも継続的に録音している。レパートリーはギボンズ、ス
ヴェーリンクからベートーヴェン、ルチアーノ・ベリオまでと驚異的に幅広い。
このディスクは古今の作曲家の変奏曲ばかりを集めたユニークな内容でビゼー、
ニールセンの珍しい作品が聴けることもうれしい。

BCD 9344 ¥1980
ステファン・ウォルペ(1902-1972)の音楽Vol.6「ピアノ作品集」
基本音列による4つのスタディ(1935-36)/若者のための3つの小品(1950)
歌、挨拶、賛美歌、詩、入札、運動(1939)/2つの小品(1941)
3つの部分によるトッカータ(1941)
ピアノのためのスタディ第1部《追い立てられた空間》(1946-48)
ピアノのためのスタディ第2部(1926)
パレスチナ・ノート・ブック(1939)/無言歌(1959)
デイヴィッド・ホルツマン(Pf)
録音:2008年11月,2009年1月
ステファン・ウォルペはベルリンに生まれ、シェーンベルクの影響を受けて無
調及び12音技法による作品を作曲する一方、社会主義運動に傾倒して労働者の
ための、いわゆるわかりやすい作品も数多く残した。ナチス台頭後はアメリカ
に亡命しモートン・フェルドマン、デヴィッド・テューダーらを育てたことで
も知られる。このディスクは12音技法による厳しい作品が中心だが、グルジェ
フかキース・ジャレットを彷彿とさせる「パレスチナ・ノート・ブック」やラ
グタイム風の「無言歌」など楽しい作品も含まれている。

BCD 9352 ¥1980
「フレッド・ラーダール(b.1943)の音楽Vol.3」
弦楽四重奏曲第1番(1978)
弦楽四重奏曲第2番(1982/2010)
弦楽四重奏曲第3番(2008)
ダイダロス四重奏団
録音:2010/2011年
ラーダールはクーセヴィッツキー作曲賞ほかアメリカ国内の主要な作曲賞を受
賞し現在はハーヴァード大学、ミシガン大学などで教鞭を執っている。無調、
モード技法などを折衷しつつ作り出す後期バルトークを思わせる硬質の抒情性
が魅力。

BCD 9359 ¥1980
「ショパン:作品集」
舟歌 嬰ヘ長調Op.60/4つのマズルカOp.17
子守唄 変ニ長調Op.57/バラード第1番ト短調Op.23
3つのマズルカOp.50/夜想曲 変ホ長調Op.9,No.2
夜想曲 ロ長調Op.9,No.3/3つのワルツOp.64
アン=マリー・マクダーモット(Pf)
録音:2011年1月
アン=マリー・マクダーモットはマンハッタン音楽院でジョン・ブラウニング
らに師事した後、レオン・フライシャーのマスター・クラスに学んだ。1992年
マレイ・ペライアの代役で弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番が絶賛さ
れ一躍注目を集めた。オーケストラとの共演も多く、ニューヨーク・フィル、
アトランタ響のほか、大阪フィルとも共演している。歌心に溢れた清潔感のあ
るショパン。

BCD 9360 ¥1980
「ウルスラ・マムロック(b.1923)の音楽Vol.3」
(1)5つのカプリチオ(1968)
(2)ストレイ・バード(1963)
(3)幻想的変奏曲(1982)
(4)パンタ・レイ(1981)
(5)5つのバガテル(1988)
(6)弦楽四重奏曲第2番(1998)
(7)合流(2001)
(8)コントラスト(2009/10)
(1)(8)ハインツ・ホリガー(Ob)、(1)アントン・ケルニャク(Pf)
(2)フィリス・ブリン=ユルソン(S)、
(2)ハーヴェイ・ソルベルガー(Fl)、(2)フレッド・シェリー(Vc)、
(3)ヤコブ・シュパーン(Vc)、(4)ズザンネ・ツァップ(Vn)
(4)(5)(7)コジマ・ゲルハルト(Vc)、(4)(7)ヘザー・オドネル(Pf)
(5)(7)ヘルゲ・ハーディング(Cl)、
(5)(7)キルステン・ハルムス(Vn)、
(6)ソナー弦楽四重奏団、(8)ウルスラ・ホリガー(Hrp)
録音:2010-2011年ケルン、チューリヒ
マムロックはベルリン出身でナチス台頭後アメリカへ移住、ジョージ・セル、
セッションズらに師事した。ヒンデミット、新ウィーン楽派の影響を受けたと
公言しており、本CDに収められた作品は特にセリエリズムの影響が色濃い。ホ
リガーを始め作曲家の母国ドイツ系のアーティストによる演奏も聴きどころ。

BCD 9362 ¥1980
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番Op.8
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ワイス・カプラン・ニューマン三重奏団:
【ヤエル・ワイス(Pf)、マーク・カプラン(Vn)、クランシー・ニューマン(Vc)】
録音:2010年1月
ワイス・カプラン・ニューマン三重奏団は2001年に結成され、アメリカ、ヨー
ロッパを中心に活動を続けている。彼らはプラハ音楽祭でベートーヴェンの三
重協奏曲を演奏したり、ポール・チハラのピアノ三重奏曲などの現代音楽にも
意欲的に取り組んでいる。このアルバムは一枚、彼らの演奏だけで構成された
初めてのディスクである。

BCD 9363 ¥1980
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887,Op.161
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
ニュー・オーフォード弦楽四重奏団:
【ジョナサン・クロウ(Vn)、アンドルー・ワン(Vn)、
エリック・ナウリン(Va)、ブライアン・マンカー(Vc)】
録音:2010年12月
およそ45年前に結成されたカナダのグループ、オーフォード弦楽四重奏団の志
を継いで2009年に新たなメンバーで再結成されたのがニュー・オーフォード弦
楽四重奏団である。ヴィオラ以外はモントリオール響の首席(ヴィオラはトロ
ント響の副首席)で安定した技術とアンサンブル能力はアメリカ、カナダで高
く評価されている。

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12-01 No.28-2

2012年01月31日 20時21分58秒 | Weblog
<ENCHIRIADIS>
EN 2032 ¥2080
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
多様性 鍵盤楽器のための作品集
トッカータ II FbWV102
パルティータ FbWV620
来るべき私の死についての瞑想/クラント/サラバンド/ジグ
ブランシュローシュ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー FbWV632
リチェルカーレ IV FbWV404(*)
トッカータ V、聖体奉挙のための FbWV105(*)
カプリッチョ VI FbWV506
パルティータ FbWV615; アルマンド/ジグ/クラント/サラバンド
ファンタジア II FbWV202(*)/トッカータIII FbWV103
皇帝フェルディナント3世陛下の悲しい死に寄せる哀歌 FbWV633
アレハンドロ・カサル(チェンバロ(無印)、オルガン(*))
録音:2010年2月、11月、コルドバ(スペイン)、スプートニク・スタジオ、
聖イポリト教会
スペインのセビリャに生まれ、トニー・ミラン、ヤン・ウィレム・ヤンセン、
ジャック・オッホ他に師事したチェンバロ&オルガン奏者、アレハンドロ・カ
サルのデビューCD。




<LIMIT>
RTAC 002 2枚組 ¥3150
ファリャ、グリディ、ミラ、トゥリナ:管弦楽作品集
トゥリナ(1882-1949):セビリャ交響曲 Op.23
ヘスス・グリディ(1886-1961):10のバスクのメロディ/ドン・キホーテの冒険
ファリャ(1876-1946):スペインの庭の夜(*)
レオノラ・ミラ(1942-):ピアノ協奏曲第2番 Op.28(*)
レオノラ・ミラ(ピアノ(*))
スペイン放送交響楽団
ミゲル・アンヘル・ゴメス・マルティネス(指揮)
録音:1987年、場所の記載なし(リマスター:2009年)

RTAC 009 ¥2080
ファリャ、グラナドス:ピアノ作品集
ファリャ(1876-1946):
火祭りの踊り(バレエ「恋は魔術師」より)/7つのスペイン民謡
グラナドス(1867-1916):
ゴイェスカス から マハとナイチンゲール
スペイン舞曲集 から 第5番,第2番/ロマンティックな情景(全5曲)
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:1994年、場所の記載なし(リマスター:2009年)




<OBS PROMETEO>
OBS 003 ¥2080
フアン・フランセス・デ・イリバレン(1699-1767):
パルディオブレ! マラガ大聖堂の音楽
私は尊大で傲慢な激情である
(聖体の秘跡のための二重唱カンタータ;1757)(*/+)
おお、祝福された夜の邸宅(クリスマスのための独唱カンタータ;1738)(*)
めでたし、おお、偉大なる主よ
(聖体の秘跡のためのテノール独唱カンタータ;1751)(+)
天上の翼の(聖体の秘跡のためのビリャンシコ;1754)から 序奏
彼に幾千回もの祝福あれ
(クリスマスのためのテノール独唱カンタータ;1760)(+)
パルディオブレ(クリスマスのための独唱カンタータ;1751)(*)
神は線を描かれた(無原罪の宿りのためのテノール独唱カンタータ;1749)(+)
あの炎に向かって飛べ(聖体の秘跡のための二重唱カンタータ;1740)(*/+))
マルタ・アルマハノ(ソプラノ(*))
リュイス・ビラマジョ(テノール(+))
セビリャ・バロック管弦楽団
アルフレード・ベルナルディーニ(指揮)
録音:2009年12月3-5日、セビリャ大学コミュニケーション学部講堂(スペイン)
フアン・フランセス・デ・イリバレンは18世紀スペイン音楽における重要な音
楽家の一人。サラマンカで16年間オルガニストを務めた後、1733年にマラガ大
聖堂の楽長に就任、1766年の引退まで33年にわたり活躍しました。収録作品に
はいずれも勢いと華があり、スペインの名花マルタ・アルマハノとスペイン古
楽系テノールの第一人者リュイス・ビラマジョのテクニカルかつ情熱に溢れた
歌唱を楽しめます。アンサンブル・ゼフィロのリーダーとしても知られるバロ
ック・オーボエの名奏者アルフレード・ベルナルディーニが指揮者を務めてい
ます。

OBS 004 ¥2080
カルレス・バゲル(1768-1808):交響曲集
神聖劇「放蕩息子」序曲
交響曲第14番変ホ長調/交響曲第19番変ロ長調
交響曲第15番変ホ長調/交響曲第5番ニ長調
セビリャ・バロック管弦楽団
マンフレート・クレーマー(コンサートマスター、指揮)
録音:2008年11月、2009年8月、場所の記載なし
カルレス・バゲル(カルロス・バゲール)はバルセロナに生まれ、同大聖堂のオ
ルガニストを務めたスペインの作曲家。この時代のスペインにおける最高の交
響曲作家であり、その再評価の機運は近年急速に高まっています。コンチェル
ト・ケルンをはじめ様々なピリオド楽器アンサンブルで活躍するヴァイオリニ
スト、マンフレート・クレーマーがコンサートマスターが演奏を統率していま
す。



<PICAP>
PICAP 911058 ¥2080
18-19世紀カタルーニャのオルガン音楽
アントニオ・ソレル(1729-1783):
ソナタ ドリア旋法 R.25/ソナタ ハ長調 R.46/ソナタ ニ短調 R.24
ナルシス・カザノベス(1747-1799):ソナタ イ長調/ソナタ ヘ長調
フランセスク・マリネル(1720-1789):
トッカータ ハ短調/トッカータ変ロ長調(*)
ジュゼプ・ガリェス(1758-1836):ソナタ ハ短調/ソナタ ニ短調
アントニ・メストレス(18世紀):田園風トッカータ・アモローサ ト長調
アントニ・メストレス:クラリーノのための行進曲または遊戯 ニ長調
ベネト・ブレイ(1786-1850):ソナタ ト長調
カルレス・バゲル(1768-1808):交響曲第1番
ムデスト・ムレノ・イ・ムレラ(オルガン)
録音:2011年6月20日、ビク(スペイン、カタルーニャ)、悲しみの聖母教会
使用楽器:バロック・オルガン、製作者の記載なし
(2009年、ジュアン・カルレス・カストロ復元)
(*)世界初録音と表示されています。




<ONA>
ONA DIGITALレーベルが ONA EDICIONES MUSICALレーベルにリニューアル。弊社
では呼称を「ONA」に統一いたします。(ONA DIGITALレーベルでご案内済みの
商品はそのままでもご注文いただけます)

OECD 11 ¥2080
ミケル・ブルネト(1961-):dSilen6
Nosaltres els vencuts / Testimonis / Primera meditacio
Aií arriben els vencuts / Ves amb ells / La ma tancada
Tamborers / Bellver / Segona meditacio / Re-visions de Palestina
Arrelar / Mirar com cau / Hora tranquil・la / Tercera meditacio
Portal fora / Quarta meditacio
エステル・バルセロ、カテリナ・ブネト(ソプラノ)
エントレベウス(合唱) ミヌエト合唱団
J・A・ガルシア・イリャナス(サクソフォン)
ペレ・ジュアン・マントゥレイ
(シェレミア[バレアレス諸島のバグパイプ]、ピッコロ、ドラム)
マヌエル・マントゥレイ(アーチリュート、マンドラ)
エドゥアルド・リエラ、ベルナト・カボト(ヴァイオリン)
ロザ・カニェリェス(チェロ)
ミケル・ブルネト(ピアノ、シンセサイザー、エレクトロアコースティック、
ローズ・ピアノ、ベース、マンドラ)
録音:データ記載なし
スペイン市民戦争で敗れたマヨルカ島の共和国派戦士たちをテーマとしたオー
ディオビジュアル・プロジェクトのサウンドトラックから構成されたアルバム。
ミケル・ブルネトはスペイン、マヨルカ島出身の作曲家、ピアニスト、オー
ディオビジュアル・プロデューサーで当レーベルの主宰。

OECD 12 ¥2080
メルセ・ポンス&ミケル・ブルネト:コネクションズ・クロマティクス
Preludi / 1838, hivern / Interludi I / Jaleo / Interludi II / Ad Lib
Interludi III / Doble trajecte / Epileg / La suma de les parts
ウニベルス・M・アンサンブル
エステル・バルセロ(ソプラノ) 
J・A・ガルシア・イリャナス(ソプラノサクソフォン)
ペレ・ジュアン・マントゥレイ、マヌエル・マントゥレイ(エスニック楽器)
ミケル・ブルネト(ピアノ) メルセ・ポンス(エレクトロアコースティック)
エドゥアルド・リエラ、シェビエ・ペリカス(ヴァイオリン) 
ビエル・フィオル(チェロ)
協力:ベルナト・カボト(ヴァイオリン) マルク・アロマル(チェロ)
録音:データ記載なし
2009年にマドリード、ベルリン、ロンドンで開催されたスペイン、バレアレス
諸島をテーマとする総合芸術プロジェクトのための音楽。メルセ・ポンス、ミ
ケル・ブルネトはともにバレアレス諸島マヨルカ島出身。




<AUDIOVISUALS DE SARRIA>
※未案内旧譜
25.1576 ¥2700
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):遊園地 ピアノ作品集
遊園地(全5曲;1918)/親密な歌(全8曲;1918-1920)
夜想曲第4番ホ短調(1941)/往年のメモ(1915-1919)
ソフィア・プチェ(ピアノ)
録音:1988年、スタジオ・ジェマ 発売:1996年
モンポウの盟友ブランカフォルトの親しみやすいピアノ小品を収めたアルバム。
高価格にご注意ください。発売が古いため在庫僅少と思われます。




<AUSART>
AAR 002 ¥2250
ホセ・アントニオ・ドノスティア(1886-1956):ピアノ作品集
バスク前奏曲集(1912-1923)
即興/対話/森で/悲しい歌/子供の踊り/苦痛/祖父の話
若い羊飼いの歌/子守歌/農家の扉/若者たちのロンダ/月光に歌う
遥かな巡礼の旅/糸紡ぎ娘/涙/婚礼の行列
エロタスリのナイチンゲール/スールの風景/りんごの踊り
手の踊り/クロウタドリの踊り
バスク・ソナタのためのアンダンテ(アラ・クラシカ)(1916)/郷愁(1927)
ソコリの聖母への悲しげな祈り(1928)/バスクのメヌエット(1930)
子供のセレナード(1936)/ティエントとカンシオン(1946)
フアン・クリソストモ・アリアガへのオマージュ(1954)
ペドロ・ホセ・ロドリゲス(ピアノ)
録音:データ記載なし
スペイン・バスクのカプチン会修道士で民謡研究家・作曲家でもあったドノス
ティア神父(別名サン・セバスティアン)のピアノ小品を収めたアルバム。在庫
僅少と思われます。




<BOLAMAR>
BMM 0501 ¥1550
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):
子供のための室内楽-ヴァイオリンとピアノのための12の小品
カルラ・マレロ(ヴァイオリン)
フェルナンド・ウエリン(ピアノ)
録音:2009年6月29日、場所の記載なし
1995年生まれのカルラ・マレロ、1993年生まれのフェルナンド・ウエリンによ
る演奏。世界初録音と表示されています。収録時間が約21分と短いのでご注意
ください。




<ILD>
ILD 642265 ¥1850
フランスの軍楽
La Marseillaise / Saint Cyr / La marche lorraine / Le tram /
Sidi Brahim A travers la Georgie / Sambre et Meuse /
Hymne de l'Infanterie de Marine
Marche des mousses / Les Allobroges / La Berrichonne
La marche de la Liberation / La marche de la 2eme D. B.
Marche de la Legion Etrangere / Defile des bataillons
La victoire ou la mort / La Marseillaise(nuits de l'armee)(*)
Sonneries reglementaires de trompette
フランス空軍軍楽隊
フランス海軍トゥーロン艦隊軍楽隊
フランス陸軍第46歩兵連隊軍楽隊
フランス国家機動憲兵隊ファンファーレ隊
フランス陸軍外人部隊軍楽隊
セルジュ・ル・ミドゥ(トランペット)
録音:1948年(無印)、1957年(*)、モノラル、ADD 
原盤:Odeon / Sofrason / Decca
発売:2008年

ILD 642307 ¥1850
フランスとウィーンのカドリーユ名曲集
オリヴィエ・メトラ(1830-1889):四組舞踏
シャルル・ルコック(1839-1918):アンゴ夫人の娘
ロベール・プランケット(1848-1920):コルヌヴィユの鐘
ジャック・オッフェンバック(1819-1880):地獄のオルフェウス(天国と地獄)
エドモン・オードラン(1842-1901):マスコット
ジャック・オッフェンバック:パリの生活
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):こうもり
フランツ・フォン・スッペ(1819-1895):ボッカチョ
ポール・ラコム(1838-1920):仮面舞踏会(バレエ;5曲)(*)
アレクサンドル・ルイジーニ(1850-1906):エジプトの踊り(バレエ;4曲)(*)
アドルフ・シベール舞踊楽団
アドルフ・シベール(指揮)
録音:1959年(無印)、1960年(*) 原盤:RCA 発売:2011年





<EPIDAURE>
EPI 10038 ¥2250
バッハ、ショパン、リスト、スクリャービン:ピアノ作品集
バッハ(1685-1750):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 より)
ショパン(1810-1849):
練習曲ハ短調 Op.10 No.12/練習曲変イ長調 Op.25 Nos.1,12
ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26 No.1/ポロネーズ変イ長調「英雄」Op.53
リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲第6番/ソナタ ロ短調
スクリャービン(1872-1915):
練習曲嬰ニ短調 Op.8 No.12/練習曲嬰ハ短調 Op.2 No.1
クロード・カーン(ピアノ)
録音:1991年5月、ライヴ、場所の記載なし、DDD 発売:1991年




<BOMBA PITER>
CDMAN 453-11 ¥1550
ラストレッリ・チェロ・クアルテット Vol.5 
イン・ア・センチメンタル・ムード
プッチーニ(1858-1924):星は光りぬ(オペラ「トスカ」より)
チャイコフスキー(1840-1893):カンツォネッタ(ヴァイオリン協奏曲 第2楽章)
アストル・ピアソラ(1921-1992):オブリビオン
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第1番 から モディニャ
マスネ(1842-1912):瞑想曲(オペラ「タイス」より)
ワーグナー(1813-1883):夕星の歌(オペラ「タンホイザー」より
ホーギー・カーマイケル(1899-1981):スターダスト
ニコライ・ソコロフ(1859-1922):メロディ
ミハイル・デクティアリョフ(1978-):子守歌
セルジオ・ドラプキン(1953-):ユダヤの歌
[ボーナス・トラック]
ジミー・フォレスト(1920-1980):ナイト・トレイン
ルロイ・アンダーソン(1908-1975):プリンク・プランク・プランク
ラストレッリ・チェロ・クアルテット
キリル(キーラ)・クラフツォフ、ミハイル(ミーシャ)・デクティアリョフ、
キリル・チモフェーエフ、セルゲイ(セルジオ)・ドラプキン
録音:データ記載なし

CDMAN 455-11 ¥1550
ラストレッリ・チェロ・クアルテット Vol.5 1/2
セルジオ・ドラプキン(1953-):パガニッシモ
プッチーニ(1858-1924):星は光りぬ(オペラ「トスカ」より)
ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):タランテラ
チャイコフスキー(1840-1893):カンツォネッタ(ヴァイオリン協奏曲 第2楽章)
ムソルグスキー(1839-1881):はげ山の一夜
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」序曲
ホーギー・カーマイケル(1899-1981):スターダスト
アントン・S・ワロック:ヴェガズ・ウィークエンド
ラストレッリ・チェロ・クアルテット
キリル(キーラ)・クラフツォフ、ミハイル(ミーシャ)・デクティアリョフ、
キリル・チモフェーエフ、セルゲイ(セルジオ)・ドラプキン
録音:データ記載なし
収録作品のうち3つが「Vol.5」と重複していることから「Vol.6」でなく
「5 1/2」になっていると思われます。



<VELUT LUNA>
CVLD 222 ¥2080
ファゴットによるバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ
(ファゴットとピアノによる)
BWV1027/BWV1028/BWV1029
ステファノ・カヌーティ(ファゴット)
エンリケ・バガリア(ピアノ)
録音:2011年9月、サラゴサ(スペイン)、
アウディトリオ、サラ・ルイス・ガルベ
2006年よりイギリスのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック
(マンチェスター)教授を務めているファゴットの名手ステファノ・カヌーティ
(1961年、イタリアのパルマ生まれ)が、バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナ
タをモダーン・ファゴットで吹奏。

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12-01 No.27-1

2012年01月31日 20時21分36秒 | Weblog
<Profil>
=ギュンター・ヴァント・エディション=
ヴァント生誕100年記念超大型企画!
「ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団-ライヴ集成ボックス」第2弾
日本大幅先行リリース!

PH 10046 8枚組 ¥10500
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成-
ベートーヴェン、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、モーツァルト、
ハイドン、ブルックナー、ムソルグスキー篇」
「ベートーヴェン・ワークショップ・イン・ベルリン-
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」&第6番「田園」のリハーサル&実演
(ベルリン・シャウシュピールハウス)」
[CD 1]
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
-第1楽章リハーサル(29’12”)
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」(全曲演奏)
録音:1992年10月26日ベルリン・シャウシュピールハウス
[現コンツェルトハウス](ライヴ・デジタル)
[CD 2] 75’27”
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
-第1、第2、第4楽章のリハーサル(41’09”)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」(全曲演奏)
録音:1992年11月2日ベルリン・シャウシュピールハウス(ライヴ・デジタル)
[CD 3] 79’59”
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
録音:1994年11月1 & 2日ベルリン・シャウシュピールハウス
(ライヴ・デジタル)
収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア
[CD 4] 73’37”
「1987年4月5 & 6日ベルリン、フィルハーモニーにおけるコンサート」
・ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1945年版)
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
録音:1987年4月5 & 6日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア
[CD 5] 70’31”
「1988年9月18日ベルリン、フィルハーモニーにおけるコンサート」
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV 550
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
録音:1988年9月18日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
収録:ベルリンRIAS、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア
[CD 6] 73’57”
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調(原典版)
録音:1995年4月30日、5月1日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1884/90年ハース版)-第1楽章
[CD 7] 72’25”
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1884/90年ハース版)
-第2楽章 / 第3楽章 / 第4楽章
録音:1994年5月14、15、16日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
収録:ドイチュラントラジオ・クルトゥーア
[CD 8] 65’35”
・ハイドン:交響曲第76番変ホ長調Hob.I-76
録音:1995年4月30日、5月1日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
・モーツァルト:セレナード第6番ニ長調KV 239「セレナータ・ノットゥルナ」
録音:1995年2月19日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
・ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
録音:1995年2月19日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
収録:ドイチュラントラジオ・クルトゥーア(ハイドン)、
rbbベルリン・ブランデンブルク放送(モーツァルト&ムソルグスキー)
以上、すべて ギュンター・ヴァント(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団
Profilの社主ギュンター・ヘンスラー氏が、故アニタ夫人と御子息の全面協力
を得て、推し進める看板プロジェクト「ギュンター・ヴァント・エディション」。
ミュンヘン・フィルとならんで、巨匠ヴァントが客演を重ねたもうひとつの手
兵ベルリン・ドイツ響との最晩年のライヴをまとめた第1集(PH09068)の大成功
を受けて、ヴァント生誕100年&歿後10年のダブル・アニヴァーサリーを迎える
2012年、弊社キングインターナショナルの提案で続篇がリリースの運びとなり
ました。前回に引き続きブルックナー、ベートーヴェンといった不動のドイツ
ものに加えて、熱心なファンのあいだでCD化の要望の強かったムソルグスキー
の「展覧会の絵」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲やチャイコフスキー
の交響曲も加わり、内容的にさらなる充実ぶりをみせています。さらに、ベー
トーヴェンの「運命」と「田園」は1992年、1994年と時期の異なる2種ずつの
演奏に加え、1992年分については貴重なリハーサル風景までも収めるという徹
底したこだわりのつくり。
このたびも正規マスター使用により録音状態もきわめて優秀で、ベルリンRIAS、
ドイチュラントラジオ・クルトゥーア、ベルリン・ブランデンブルク放送(rbb)
当時の自由ベルリン放送(SFB)が全面協力。
ヴァントの芸風の真髄である、厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれた巨匠
不滅のドキュメントは、すべてが襟を正して向き合うに足りうるもので、本物
の手ごたえをあらためて実感されるにちがいありません。
なお、日本国内大幅先行リリースで、分売の予定は未定となっております。




<MIRARE>
文革を生きたピアニスト、シャオ・メイ・シュ
廃盤となっていたMANDALAレーベル音源の復刻盤がついにリリースされます!

MIR 157 ¥1980
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
シャオ・メイ・シュ(ピアノ)
録音:2004年(MANDALA音源)
ベートーヴェンとシューベルト、2人の大音楽家の最後のソナタを収録した1枚。
一度は廃盤となってしまっていた名盤の復刻盤がついにリリースです!幼いう
ちから才能を見出されながらも文化大革命の波に翻弄されたシャオ・メイ・
シュ。卓越した演奏技術と圧巻の表現力でヨーロッパを中心に高く評価されて
いるピアニストです。2012年5月には来日公演も予定されており、今後ますます
の活躍が期待されましょう。
「人生において分かりきっていることが1つあります。それはいずれ死ぬという
こと。皆、そのことを隠そうとしているのです」。この2曲同時に収録したこと
について質問され、そう語り始めたシャオ・メイ・シュ。死が身近なものであ
ることを実感した時、彼女が取り組みたいと思ったのが今回収録された2曲の
ソナタであったといいます。全体的に重めの演奏ではありますが、緊張感のあ
る強靭なフォルティッシモと、寂寥感に満ちたピアニッシモの響きのコントラ
ストに心揺さぶられます。改めてシャオ・メイ・シュの豊かな表現力に圧倒さ
れる名演です!

MIR 156 2枚組 ¥2500
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV 825-830
シャオ・メイ・シュ(ピアノ)
録音:1999年9月(MANDALA録音)
1990年に録音したJ.S.バッハのゴルトベルク変奏が今もなお屈指の名演として
語り継がれているシャオ・メイ・シュ。本CDは彼女が1999年に録音した6つの
パルティータの復刻盤となります。J.S.バッハの音楽に強い思い入れを抱き、
常にJ.S.バッハの演奏に取り組んできたシャオ・メイ。近年発売された平均律
クラヴィーア曲集第1巻(MIR 103)、第2巻(MIR 044)でも、その卓越したテクニ
ックと表現力で高い評価を受けました。シャオ・メイのバッハは時おり情感あ
ふれる激しさも垣間見せるものの、基本的には過度な表現を控えた演奏。録音
状態も良く、シャオ・メイの静謐かつ清廉な音色の魅力が存分に楽しめます。
インタビューで、「このパルティータ集は、バッハの音楽への導入として最も
良いものだと思います」と語り、演奏への熱意を伺わせていたシャオ・メイ。
ゴルトベルク変奏曲を演奏する5月での来日演奏を前に、シャオ・メイのバッ
ハを改めて堪能できる1枚となっています。

MIR 158 ¥1980
シューマン:(1)ダヴィッド同盟舞曲集 op.6 (2)子供の情景 op.15
シャオ・メイ・シュ(ピアノ)
録音:2002年6月(MANDALA録音)
わずか8歳にしてテレビで演奏披露し、10歳で北京音楽院に入学したシャオ・
メイ・シュ。文化大革命によって西洋楽器の演奏が禁止されてもなお密かにピ
アノを弾き続けた彼女は、まさに波瀾の末に大成したピアニストといえましょ
う。一度は廃盤となってしまった録音の貴重な復刻盤です!
ロマンティックかつドラマティックな2曲を収録した本CDは、シャオ・メイの
波瀾に富んだ人生をも感じさせるプログラム。インタビューでこのことを指摘
されると、シャオ・メイは「その通りですね。ピアノを始めたのは子供の情景
のおかげです。ですから、音楽家としての人生を決めた作品なんですよ」と語
り、ダヴィット同盟舞曲集についても「私がヨーロッパやアメリカへ移住した
時、私が取り組んだ最初の大作でした」と思い入れの強さを伺わせました。
シューマンを最も詩的な音楽家として尊敬するシャオ・メイが、持ち味である
卓越した演奏技術と静謐な音色を存分に活かし、シューマンの魅力を見事に表
現してくれています。ドラマティックな激しい表現と、暖かみのある抒情的な
表現のコントラストにうっとりと聴き入る名演です。




<naive>
DR 2148(DVD-Video) ¥3780
字幕:仏英
ヴィヴァルディ:「怒れるオルランド」
マリー=ニコル・ルミュー(A オルランド) 
ジェニファー・ラーモア(Ms アルチーナ)
ヴェロニカ・カンジェミ(S アンジェリカ) 
フィリップ・ジャルースキ(CT ルッジェーロ)
クリスティアン・セン(Br アストルフォ)
クリスティーナ・ハンマーストレム(Ms ブラダマンテ) 
ロミーナ・バッソ(Ms メドーロ)
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス
シャンゼリゼ劇場合唱団
ピエール・オーディ(演出) ウィレム・ブルルス(ドラマトゥルギ)
パトリック・キンモンス(装置,衣装) ペーター・ヴァン・プレト
収録:2011年3月、パリ
パリで話題沸騰となった上演がDVDになりました!ヴィヴァルディのオペラの
中でも傑作として知られる「怒れるオルランド」。naiveからは既にスピノージ
指揮の全曲録音(OP 30393)が発売されて絶賛されていましたが、今回は舞台上
演の収録ですので、手応えも倍増。歌手はルミュー、ラーモア、ジャルースキ、
カンジェミは録音と何人も共通しています。いまやオルランドが当たり役のマ
リー=ニコル・ルミュウ、歌はもちろん見事、しかも大柄な体格にヒゲ面男の
メイクがバッチリ決まっていて、狂乱の場面は物凄い迫力。ロッシーニメッゾ
ソプラノとして一世を風靡したジェニファー・ラーモア、歌が素晴らしいのは
もちろん、50代になって妖艶さを増した美貌がアルチーナにドンピシャ、強い
存在感を発揮しています。しかもメッゾソプラノには、スウェーデンのクリス
ティーナ・ハンマーストレム、イタリアのロミーナ・バッソと、女声低音に4人
も優秀な人材が集められているという贅沢さ。また今や絶大な人気を誇るカウ
ンターテノール、フィリップ・ジャルースキ、ベテランのバロックソプラノ、
ヴェロニカ・カンジェミも最高レベル。この中で唯一の男声低音、アストル
フォのクリスティアン・センの逞しさも映えていますスピノージは、いつもな
がらの剛速球のヴィヴァルディ。上演時間がかなり長い作品にもかかわらず、
一気に聞かせます。
演出は、ネーデルラント・オペラの監督として知られる大御所ピエール・オー
ディ。アルチーナを18世紀あたりの高級娼婦にし、その館の中で愛に苦しむ登
場人物を深く抉っています。ことに、ともするとオルランドのハチャメチャ振
りばかり目立ちがちな第3幕が、猛烈に胸に迫るものに。カーテンコールでシャ
ンゼリゼ劇場が大盛り上がりしているのも当然。しばしば気楽な作曲家扱いさ
れるヴィヴァルディ、そんな人もヴィヴァルディ観が一変するであろう、物凄
い舞台です。
デジパック、76ページの豪華カラー冊子付きです。

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12-01 No.27-2

2012年01月31日 20時21分02秒 | Weblog
<helicon>
HEL 029654 ¥2080
・シェーンベルク:ワルシャワの生き残りOp.46
 録音:2006年12月31日テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・ステレオ)
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
 録音:1995年3月テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・ステレオ)
フリートへルム・エーベルレ(語り)
イスラエル・オペラ合唱団男声合唱
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
クルト・マズア(指揮)
1927年生まれの巨匠指揮者クルト・マズアがイスラエル・フィルを指揮してブ
ルックナーの第7交響曲を演奏したアルバムは、終身名誉客演指揮者就任から
3年目の1995年3月に行われたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
イスラエル・フィルによるブルックナー録音といえば、1963年にライヴ収録さ
れた第9番(HEL029625)のほか、1987年にフランクフルトでライヴ収録された
第8番の映像作品、1989年にセッション録音された第0番と第8番くらいでごく
数点しかなく、これらはすべてメータ指揮によるものでした。
ブルックナーのおおきな魅力のひとつに、息の長い緩徐楽章の美しさが挙げら
れますが、そのままこれは優秀な弦楽セクションを誇るイスラエル・フィルに
とっておおいに真価を発揮する場面ともいえそうで、数多くブルックナーを
手掛けてきたマズアとの顔合わせはたいへん興味の尽きないものといえるで
しょう。
カップリングの「ワルシャワの生き残り」は、ベートーヴェンの第9交響曲と
ともに、イスラエル・フィル創立70周年を迎えた2006年のジルヴェスター・
ガラで演奏されたもの。
第2次大戦中のホロコーストという、ナチがおこなった未曾有の残虐行為を扱
った内容に対して、ここでイスラエルの演奏陣がみせる息詰まる音楽は想像以
上で、終盤、男声合唱が「聞け、イスラエル」という歌うくだりに至っては鬼
気迫るものがあります。
語りを担当するフリートへルム・エーベルレは1935年生まれのドイツの名優。
エーベルレは、マズアが1988年にグリーグの「ペールギュント」のセッショ
ン録音をおこなった際にも語りとして参加していました。

HEL 029639 2枚組 ¥2780
「チャイコフスキー:弦楽四重奏曲集 / イスラエル・フィルハーモニー・
リヒター四重奏団」
[CD 1]
・弦楽四重奏曲第1番ニ長調op.11
・弦楽四重奏曲第2番ヘ長調op.22
[CD 2]
・弦楽四重奏曲第3番変ホ短調op.30
・弦楽六重奏曲ニ短調op.70「フィレンツェの思い出」*
イスラエル・フィルハーモニー・リヒター四重奏団
イリヤ・コノヴァーロフ、シュムエル・グラセル(Vn)
ドミートリー・ラトゥシュ(Va)
フェリクス・ネミロフスキー(Vc)
ヴラディスラフ・ラトゥシュ(Va)* キリル・ミハノフスキー(Vc)*
録音:2010年9月12-15日テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・ステレオ)
イスラエル・フィルハーモニー・リヒター四重奏団は、その名の通りすべてイ
スラエル・フィルのメンバーで構成され、楽団がイタリア・ツアー中の2006年
5月にスポレート音楽祭でデビューを果たしたアンサンブル。結成にあたり、
惜しみない寄付と向こう10年間の活動のサポートを申し出た、イスラエル・
フィルハーモニー管弦楽団基金理事で後援会員のリヒター・ファミリーに謝意
を表して、その名を冠しています。
結成の目的として、オーケストラの芸術活動になくてはならない部分であった、
弦楽四重奏団の偉大なる伝統を継承することがありましたが、オーケストラの
募金活動やコンサート・ツアーと関連して、数多くのコンサートをイスラエル
国内にとどまらず海外でも精力的におこなっています。
イリヤ・コノヴァーロフは1977年ロシアのノヴォシビルスク生まれ。7歳で名教
師ザハール・ブロンに師事し、学生時代に全ロシア・ヴァイオリン・コンクー
ル、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞を果たしたコノ
ヴァーロフは、1997年よりイスラエル・フィルのコンサート・マスターを務め
ています。
リトアニアのヴィリニュスに生まれたシュムエル・グラセルは、1980年にイス
ラエルに移住し、1987年より楽団メンバーとなったイスラエル・フィルの第2
ヴァイオリン奏者。
1990年にロシアからイスラエルに移住したドミートリー・ラトゥシュは、2004
年よりイスラエル・フィル副首席ヴィオラ奏者を務めています。
チェロのフェリクス・ネミロフスキーは1963年ウズベキスタンの首都タシュケ
ントの生まれで、1992年よりイスラエル・フィルのメンバー。
イスラエル・フィルハーモニー・リヒター四重奏団は、すべて旧ソ連圏の生ま
れという点が共通し、さらにメンバーの2人がロシア出身ということで、幼い
頃よりチャイコフスキーの作品に寄せる共感の強さにはかなりのものがあると
おもわれるので、高水準の演奏内容が期待できそうです。


HEL 029649 2枚組 ¥2780
「妙なる時-イスラエル・フィル創立75周年記念アルバム」
[CD 1] 77’41”
・ヴェルディ:「運命の力」序曲/ズービン・メータ(指揮)[1986年]
・モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲/ズービン・メータ(指揮)[1986年]
・ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調「運命」-第1楽章/ズービン・メータ(指揮)[2009年]
・シューベルト
:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレイト」-第2楽章
/ズービン・メータ(指揮)[2006年]
・ブラームス:
交響曲第3番ヘ長調-第3楽章/ズービン・メータ(指揮)[2009年]
・ドヴォルザーク:
スラヴ舞曲ホ短調Op.72-2/ズービン・メータ(指揮)[1996年]
・チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調「悲愴」-第2楽章/クルト・マズア(指揮)[2008年]
・ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調-第3楽章/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)[2006年]
・ベルリオーズ:
「ファウストの劫罰」よりハンガリー行進曲
/ガリー・ベルティーニ(指揮)[1996年]
・マーラー:交響曲第2番ハ短
調「復活」-第2楽章/ジェイムズ・レヴァイン(指揮)[1989年]
・ハイドン:
交響曲第88番ト長調「V字」-フィナーレ/クルト・マズア(指揮)[2008年]
[CD 2] 79’06”
=ズービン・メータ(指揮)篇=
・J. S. バッハ:
カンタータ第140番「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV140
-コラール/カレジエイト合唱団[2008年]
・ヴィヴァルディ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調RV 522-第2楽章
/イツァーク・パールマン、ピンカス・ズッカーマン(Vn)[1996年]
・モーツァルト:
協奏交響曲変ホ長調K.364-第3楽章
/ハイイーム・タウブ(Vn)、ダニエル・ベンヤミニ(Va)[1968年]
・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K 595-第3楽章
/ダニエル・バレンボイム(P)[1972年]
・ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調-第2楽章/ピンカス・ズッカーマン(Vn)[1989年]
・ブラームス:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調-第4楽章/ルドルフ・ブッフビンダー(P)[2009年]
・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番ハ短調-第1楽章/アリシア・デ・ラローチャ(P)[1987年]
・サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第2番ト短調-第2楽章/イエフィム・ブロンフマン(P)[1991年]
・プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調-第3楽章/アイザック・スターン(Vn)[1975年]
・ブラームス:
ドイツ・レクィエム-第2曲
/ガリー・ベルティーニ・イスラエル合唱団[2009年]
・モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」-シャンペンの歌/ニコラ・ウリヴィエーリ[2009年]
以上すべてイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
※( )内は収録年、収録場所はすべてテルアビブ、マン・オーディトリアムに
おけるライヴ
「イスラエル・フィルのレーベル」ヘリコン・クラシックスが、2011年に同オ
ケが創立75周年を迎えたことを記念してリリースする企画アルバム。2011年12
月現在のカタログから、比較的収録時期の新しめのライヴ演奏の聴きどころを
CD2枚に凝縮しています。
おおよそ1枚目が交響曲、2枚目が協奏曲という構成で、全22トラックを彩る顔
触れは、終身音楽監督メータほか、ブロムシュテット、ベルティーニ、レヴァ
インといった指揮者陣、ブロンフマン、ブッフビンダー、バレンボイムらソリ
ストとも、さすがに世界有数のオケにふさわしく豪華なものとなっています。

HEL 029648 2枚組 ¥2780
・ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」Op.24
 ダーフィト・キュープラー(T;ファウスト)
 フランツ・グルントヘーバー(Br;メフィストフェレス)
 ベアトリス・ユリア=モンゾン(Ms;マルグリート)
 デニス・セドフ(Bs;ブランデル)
 クルージュ・トランシルヴァニア国立フィルハーモニー合唱団
 録音:1996年3月2日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
・ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(ハイライト)
 リナト合唱団(イスラエル室内合唱団)
 録音:1974年1月1日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ガリー・ベルティーニ(指揮)
2005年に世を去ったイスラエルの巨匠指揮者ガリー・ベルティーニは、なによ
りマーラーのエキスパートとしてのイメージが強烈に刻印されていますが、こ
のアルバムに収録されているふたりの作曲家、ベルリオーズとラヴェルの作品
を好んで実演で取り上げていました。
ベルリオーズのケースでは、幻想交響曲(1993年)や序曲「ローマの謝肉祭」、
「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲(1994年)といった、死後に日の目を見
たケルン放送響とのライヴ録音などからもうかがえますし、ベルティーニはま
た、東京都交響楽団の音楽監督(1998-2005)として2003年11月、劇的交響曲
「ロメオとジュリエット」の公演を大成功に導き、大編成作品にみせるたしか
な手捌きも実証済みなので、イスラエル・フィル創立70周年にあたる2006年の
「ファウストの劫罰」でも充実した内容を期待できるのではないかとおもわれ
ます。
なお、併禄の「ダフニスとクロエ」について。ベルティーニは1989年に「ダフ
ニスとクロエ」組曲第2番(1989年)をケルン放送響とライヴ録音していますが、
ここではラヴェルによる組曲版ではなく、全曲版の第1部冒頭から第3部手前あ
たりまでを収めています。
ちなみに、ベルティーニ同様にやはりマーラー指揮者として評価の高いエリア
フ・インバルも、ラヴェルの管弦楽作品全集やベルリオーズの作品集成で知ら
れるように、ベルティーニとはレパートリーが重なるというのも興味深いとこ
ろで、両社は録音点数こそ対照的ながら、すぐれた内容で熱心なファンを獲得
している点でも通じるものがありました。




<KII>
KKC 5198(SACD-Hybrid) ¥3000
[HMF]HMU 807427
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:
(1)弦楽五重奏曲 ハ長調 D956
(2)弦楽四重奏曲第12 番ハ短調 D703「四重奏断章」
東京クヮルテット、デイヴィッド・ワトキン(チェロ)
録音:2010 年9 月/エア・スタジオ(ロンドン)

KKC 5199 2枚組 ¥3000
[Orfeo]ORFEO 828112
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集
(1)第1番ニ短調 BWV1052 
(2)第2番ホ短調BWV1052
(3)第3番ニ長調BWV1054 
(4)第4番イ長調BWV1055
(5)第5番ヘ短調BWV1056 
(6)第6番ヘ長調BWV1057
(7)第7番ト短調BWV1058
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
シュトゥットガルト室内管弦楽団



<WAON RECORDS>
WAONXA 158(DVD-R) ¥3650
192kHz 24bit Recording/
High Resolution Audio Data 2.8224MHz DSDIFF(DSD-AUDIO)
「お気に召すまま Capriccio」
(1)ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643):戦いのカプリッチォ
(2)フレスコバルディ:フランドルの旋律に基づくカプリッチォ
(3)アレッサンドロ・ポリエッティ(?-1683):カッコウのカウリッチェット
(4)ポリエッティ:ロッシニョーロのカプリッチォ
(5)ディートリヒ・ブクステフーデ(c1637-1707):
ラ・カプリッチオーザ(BuxWV 250) 
(6)ニコラウス・アダム・シュトルンク(1640-1700):第一旋法のカプリッチォ
(7)ゲオルク・ベーム(1661-1733):カプリッチォ ニ長調
(8)ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741):カプリッチォ ト長調
(9)W.F.バッハ(1710-1784):カプリッチォ ニ短調
(10)J.S.バッハ(1685-1750):
カプリッチォ 最愛の兄の旅立ちに寄せて(BWV 992)
寺村朋子(チェンバロ)

WAONXA 208(DVD-R) ¥3650
192kHz 24bit Recording/
High Resolution Audio Data 2.8224MHz DSDIFF(DSD-AUDIO)
甘き喜びのうちに-In dulci jubilo 富山鹿島町教会 礼拝奏楽より
-アドヴェントからクリスマス- 
〈礼拝の開始と御言葉に耳を傾けられるようにとの祈り〉
1. 中世のキャロル:「甘き喜びのうちに」
2. J.M.バッハ:「甘き喜びのうちに」
3. J.C.H.リンク:「いとも尊いイエスよ、われらはここにて」 〈待望(I)〉
4. J.S.バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
5. コラール:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(和声:J.S.バッハ)
6. G.M.トラバーチ:第3旋法による3つの主題によるリチェルカータ 〈預言〉
7.コラール:「一輪のバラの花が萌え出で(エッサイの根より)」
8. J.ブラームス:「一輪のバラの花が萌え出で」 〈天使による良い知らせ〉
9. J.S.バッハ:「高き天よりわれは来たれり」 〈天使、羊飼いの讃美〉
10. C.ウェスレー:パストラーレ
11. 『讃美歌21』278番 「暗き闇に星光り」(松原葉子 編曲)
12. J.S.バッハ:「ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ」
13. 『讃美歌21』259番「いそぎ来たれ、主にある民(神の御子は今宵しも)」
(松原葉子 編曲)
14. O.ギボンズ:ヴォランタリー
〈マリアの讃歌、すべてのものらの礼拝と讃美〉
15. D.ブクステフーデ:「マニフィカト(わが魂は主をあがめ)第9旋法」
16. 『讃美歌21』255番 「生けるものすべて」(松原葉子 編曲)
17. J.S.バッハ:「全能なる神に讃美あれ」
18. E.クレンケル:「いざ歌い、喜べ」
19. B.カー:シチリアの歌に基づく変奏曲より
20. O.アーベル:「われは汝の馬槽の前に立ち」〈待望(II)と成就〉
21. J.ボワヴァン:第4旋法による容易なプレリュード
22. 松原葉子:「久しく待ちにし」による前奏曲
23. 『讃美歌21』231番 「久しく待ちにし」 〈讃美と安らぎ、平和〉
24. G.P.チーマ:カンツォーン第4番「安らぎ」
25. 『讃美歌21』264番「きよしこの夜」(松原葉子 編曲)
松原葉子-リードオルガン
録音:2009年9月28日、12月7日、2010年5月6日、6月21日 
日本基督教団富山鹿島町教会礼拝堂(富山市)

WAONXA 108(DVD-R) ¥3650
192kHz 24bit Recording/
High Resolution Audio Data 2.8224MHz DSDIFF(DSD-AUDIO)
「光のしずく」
上畑正和作品集2
(1)光のしずく (2)白壁の町 (3)こもれび (4)かざぐるま (5)Galle 
(6)春の光 (7)夕暮れに (8)冬の海 (9)組曲:赤い月 (10)家路 
(11)落葉
上畑正和(リードオルガン)、崎川晶子(チェンバロ)、
橋本薫明(鳳笙)、亀井真知子(ハンドベル)




<RFP>
ロイヤル・フランダース・フィル(ROYAL FLEMISH PHILHARMONIC)の自主レーベ
ル≪RFP≫の取り扱いを開始します。

RFP 001 ¥2250
R.シュトラウス:アルプス交響曲 op.64
エド・デ・ワールト(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィル
録音:2010年5月14,15日
オーケストラ・ビルダーとして揺るぎない評価を得ているデ・ワールトが、機
動力に富んだロイヤル・フランダース・フィルを指揮する。しかも演目は
R.シュトラウス。これがよくないはずがない!管楽器が活躍する場面での巧み
なバランス采配、日の出での爆発的かつ輝かしい描写は見事。滝の場面でのキ
ラキラとした水しぶき、雷雨と嵐の場面の激しさ、最後の結末まで一息に聴か
せます。デ・ワールドとオーケストラの腕の確かさと相性のよさを実感できる
1枚です!

RFP 002 ¥2250
ジェフ・マース(1905-1996):協奏的序曲(1961年)
アルテュール・ミュールマンス(1884-1966):
オーケストラのための協奏曲第1番(1953年)
ノルベール・ルソー:
オーケストラのための協奏曲第1番op.37より第3楽章スケルツォ(1947年)
アルテュール・ミュールマンス:オーケストラのための協奏曲第2番(1956-7年)
マーティン・ブラビンス(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィル
録音:2011年2月10-12日、アントワープ
マーティン・ブラビンスは、2009年9月からロイヤル・フランダース・フィルの
首席客演指揮者を務めています。イギリスとロシアで研鑽をつみ、ムーシンに
も師事していたというだけあって、音楽を堅実に響かせるところが魅力のひと
つ。ここに収められているのは、協奏曲的な作品群。オーケストラの楽器間の
信頼感、それをまとめる指揮者の力量が問われる難曲ばかりですが、丁々発止
のアンサンブルは圧巻です。

RFP 003 ¥2250
ヴィム・ヘンデリクス(b.1962):作品集
Tejas(宇宙の音はどのように見えるのだろうか?)(2009)
Skriet(1993)
Le visioni di paura(1990)
ヴァリアシオン(1988)
マーティン・ブラビンス(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィル
録音:2010年6月23-25日、アントワープ、クイーン・エリザベスホール
1962年ベルギー生まれの作曲家、ウィム・ヘンデリクス。もともとは打楽器奏
者としてキャリアをスタートしており、ダルムシュタット音楽祭でも演奏して
いました。刻々と変わる色彩感と力強い表現に満ちた魅力的な作風で、ヨーロ
ッパを中心に数々の賞を受賞しています。ここに収められている作品のうち、
Tejasはオーケストランに捧げられたものというだけあって、気合いが感じら
れます。他の作品を合わせて聴くことにより、ヘンデリクスの作風を俯瞰する
ことができると同時にオーケストラの巧さを様々な角度から実感できる、興味
深い一枚です。

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12-01 No.26-1

2012年01月27日 15時56分08秒 | Weblog
★訂正のご案内
12-01 No.25でご案内しました下記タイトルの説明文で、「チッコリーニ初の
ベートーヴェン協奏曲録音」とございましたが、既に2001年に他Frameレーベ
ルで全曲録音がごじました。

<EMI GREECE>
CDCW-0275982 ¥1500
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
2.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
演奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
マイロン・ミカイリディス指揮、テッサロニキ国立交響楽団
録音:2008年5月26-31日 テッサロニキコンサート・ホール

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Col legno>
WWE 20403 ¥2250
オズヴァルド・コッルチーノ:12のスタンザ
アルフォンソ・アルベルティ(Pf)
[録音:2011年7月/リメン・スタジオ(ミラノ)]
オズヴァルド・コッルチーノは1963年生まれの作曲家で詩人。エレクトロニク
スを駆使した新しい感性が光ります。当アルバムはピアノのための「スタンザ」
と称された12の連作で、空間にちりばめられた音符と音のようなピアノ音楽と
なっています。非常に内省的な世界で、現代的で短いなかにきわめて哲学的な
思想が含まれています。

WWE 50502 ¥2250
ウストヴォリスカヤ:ピアノソナタ全集
(1)第1番(1947) (2)第2番(1949) (3)第3番(1952) (4)第4番(1957) 
(5)第5番(1986) (6)第6番(1988)
マルクス・ヒンターホイザー(Pf)
旧WWE.20019と同一商品。現在はザルツブルク音楽祭の音楽監督の地位にある
マルクス・ヒンターホイザーによるウストヴォリスカヤのピアノソナタ全集。
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)はショスタコーヴィチの愛弟子で、
彼からプロポーズされたといわれる才媛。彼女の6曲のピアノソナタは、いわ
ゆるロシア・ソヴィエト流の技巧的なアレグロ音楽でなく、薄いトーンクラス
ターがミニマル音楽的に続くもので、非常に不思議な世界を作り上げています。

WWE 20305 2枚組 ¥4500
Quadrat-sch
CD1
Quadrat-sch:農家の音楽
(1)これか、それか、他の道 (2)はずみ車 (3)平和な小品 (4)アムリ 
(5)ペンギン (6)骨踊り (7)シーン3 (8)332 (9)ディス・タンツ 
(10)234 (11)ドゥブ・ミノール (12)野心家
CD2
クリストフ・ディエンツ:
(1)木製器 (2)岩石樹 (3)Aの表面 (4)水 (5)スナッパー 
(6)ウッドストーン (7)ボウル (8)牛乳函 (9)アルペン・シロフォン
Quadrat-sch:バルバラ・ローメン(ドゥルシマー)、
クリストフ・ディエンツ(ツィター)、ギュンター・シュナイダー(ギター)、
アレクサンドラ・ディエンツ(コントラバス)ほか
[録音:2010年9、10月]
Quadrat-schはクリストフとアレクサンドラ・ディエンツ夫妻を中心に、民俗
楽器を用いて民俗音楽のコンセプトに基づく音楽作りをすることで有名だった
グループ「クネーデル」が発展して生まれた団体。クリストフはウィーン国立
歌劇場管のファゴット奏者として活躍するかたわら、当グループでは環状ツィ
ターなる楽器の妙技を披露しています。当アルバムは2枚組で、1枚目にはまさ
にオーストリアの民謡と舞曲そのものの世界が広がります。2枚目は完全に実
験的で、木製のボウルや水、石などのノイズ系音響をオーディオ的にとらえて
います。オーディオ・ファン注目のクリアな録音が光ります。



<muso>
MU 002 4枚組 ¥3380
[CD1]
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ワディム・レーピン(Vn/ロシア、1989年第1位)、
ジョルジュ・オクトール(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1989年5月29日)
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ニコライ・ズナイダー(Vn/デンマーク、1997年第1位)、
マルク・スーストロ(指)、
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・フランダース
(録音:1997年6月3日)
[CD2]
(1)エルガー:ヴァイオリン協奏曲
ギドン・クレーメル(Vn/ラトヴィア、1967年、3位)、
ルネ・デュフォッセ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1967年5月25日)
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲
フィリップ・ヒルシュホーン(Vn/ラトヴィア、1967年第1位)、
ルネ・デュフォッセ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:1967年5月27日)
[CD3]
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
クリストフ・バラティ(Vn/ハンガリー、1997年第3位)、
マルク・スーストロ(指)、
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・フランダース
(録音:1997年6月7日)
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ミリアム・フリード(Vn/イルラエル、1971年第1位)、
ダニエル・シュテルンフェルド(指)、
RTB/BRT交響管弦楽団(録音:1971年6月4日)
[CD4]
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
ヨッシフ・イヴァノフ(Vn/ベルギー、2005年第2位)、
ジルベール・ヴァルガ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:2005年5月28日)
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
バルナバーシュ・ケレメン(Vn/ハンガリー、2001年第3位)、
ジルベール・ヴァルガ(指)、ベルギー国立管弦楽団(録音:2001年5月25日)
(すべてブリュッセル芸術センターでのライヴ録音、フリードのもののみ非公
開演奏会)
1937年、イザイ・コンクールという名で始まった、現エリザベート王妃音楽コ
ンクールは、2012年、創立75周年を迎えます。歴代入賞者はヴァイオリン部門
だけをとってもクレーメル、レーピン、ヒルシュホーン・・・音楽シーンを語
る上で欠かすことのできない顔ぶれがこのコンクールから世界に巣立っていま
す。この度、75周年という記念の年を迎え、ヴァイオリン部門の歴代入賞者の
貴重な録音がCD発売される運びとなりました。
今回のリリースで注目なのは1967年の録音。あのクレーメルを撃破したヒル
シュホーンの演奏が聴けるのも注目なうえ、第3位となったクレーメルのエル
ガーは初出レパートリー。他にもレーピンのチャイコフスキーなど、そそられ
る音源ばかり!ブックレットにはレーピンらのコンクールの思い出エッセイも
掲載されており、各入賞者たちの出発点を共に振り返ることのできる、貴重な
音源セットと申せましょう。



<GLOR>
GC 12471 ¥2280
ベートーヴェン:
(1)交響曲第1番 ハ長調 op.21
(録音:2011年5月21, 24日- フライブルク・コンツェルトハウス)
(2)交響曲第7番 イ長調 op.92
(録音:2000年3月8日- フライブルク・コンツェルトハウス)
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
GLORレーベルから刊行されているカンブルランのベートーヴェン・シリーズ
第3弾の登場。今回は第1番と7番というカップリング。先に発売された「英雄」
なども、快活なテンポと、それでいて細かな部分まで生き届いた新鮮な演奏を
聴かせてくれただけに、期待が高まります。
第1番、冒頭の和音の絶妙なバランス感覚鳴、第3楽章のコントラストの鮮やか
さなど、さすがカンブルランとしかいいようのない明晰な演奏です。第7番で
もカンブルランの棒は冴えます。第1楽章の序奏部分も一分の迷いなく進みま
す。第2楽章アレグレットの旋律の歌い方、そしてその旋律を彩る和声の陰影
の付け方は見事です。第3楽章の絶妙なテンポ、そして終楽章での小気味よい
刻みっぷりと盛り上がりは、聴き手を裏切りません。小節線をまたぐ時や、
次のフレーズに行く時に時折見せる絶妙な「ため」となめらかなレガート、
鮮やかなデュナーミク。新鮮味たっぷり、カンブルランによる実に見事で新
しいベートーヴェン像です。




<naive>
OP 30531 ¥2280
(1)作曲者不詳(ロッシ?):幻想曲 
(2)ガブリエーリ: 4声のカンツォーネ「悪魔につかれた女」 
(3)メールラ:4声の器楽カンツォーネ第1集より 第5番「ラ・クレマスカ」
(4)デ・マック:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
(5)フレスコバルディ:4声のカンツォーナ 第5番 
(6)メールラ:半音階的カプリッチョ 
(7)サルヴァトーレ:フランス風カンツォーネ 第2番 
(8)カステッロ:4声のソナタ 第16番 
(9)ガスパロ・ツァネッティ:「ヴァイオリンの演奏を学ぶ学生」(全7曲) 
(10)マリーニ:
「さまざまな楽器のための教会ソナタト室内ソナタに分けられたジャンル」
より 4声と3声のパッサカリア 
(11)ルグレンツィ:4声のためのソナタ 第2番 
(12)G.ボノンチーニ:
「シンフォニア・ダ・キエーザ」より「シンフォニア・クアルタ」 
(13)トレッリ:合奏協奏曲第1番 ト長調 op.6 n.1 
(14)ダッラーバコ:4声の教会協奏曲 第1番 op.2 n.1
リナルド・アレッサンドリーニ(ハープシコード、オルガン、指揮)、
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2011年3月、教皇庁立宗教音楽院(ローマ)
古楽界の大御所コンビ、リナルド・アレッサンドリーニ率いるコンチェルト・
イタリアーノによる17世紀器楽アンサンブル小品集。より表情豊かな音楽が好
まれるようになった『1600年』という時代をテーマに、ガブリエーリやフレス
コバルディなど、イタリア・バロック初期を代表する作曲家たちの珠玉の作品
が詰まった1枚です。弦楽器と鍵盤楽器によって奏でられる、軽やかかつ高貴
なイタリア・バロックの響きに心癒されることでしょう。アレッサンドリーニ
とコンチェルト・イタリアーノは今回も美しいアンサンブルを聴かせてくれま
す。作業の片手間に聴くもよし、ゆったりと聴きいるもよし。イタリア・バロ
ックの多様な曲調を存分に楽しめるおすすめ盤です!




<harmonia mundi>
HMU 807554(SACD-Hybrid)
(1)トムキンズ:「おお、主をほめたたえよ」 
(2)アムナー:「よき群衆達よ」* 
(3)タヴァナー:ミサ曲「イン・ノミネ」** 
(4)ラムゼイ「力強きものは倒れたるかな」 
(5)タリス:「神よ、我を罪より解き放ちたまえ」 
(6)アムナー:「A stranger here」 
(7)パーソンズ:「イン・ノミネ」第1番** 
(8)ブラウン:「主よ、お慈悲を」 
(9)パーソンズ:「イン・ノミネ」第2番** 
(10)クローチェ:「心の底から」 
(11)ダウランド:「我、御身にふさわしからずを恥ず」 
(12)キャンピオン:「荒天に船出するな」 
(13)バード:「なぜ私は紙とインクとペンを使うか」* 
(14)トムキンズ:「ダヴィデがアブサロムの殺されし時を聞きしとき」 
(15)ギボンズ:「見よ、御言葉は肉体となりぬ」* 
*は歌と共演、**は器楽のみ
スティレ・アンティコ、フレットワーク((2)、(3)、(7)、(9)、(13)、(15))
録音:2011年2月、エアースタジオ、リンドハースト・ホール(ロンドン)
デビュー以来透明感のある美しい歌声で多くのファンを魅了してきたイギリス
の若手歌手団体、スティレ・アンティコが待望の最新盤をリリース!これまで
あまり取り上げられることのなかった、英国テューダー朝とフランスのジャコ
バン派の、教会という大きな場ではなく、個人的な祈祷(家庭など小さな場で
の祈り)のための聖歌集です。トムキンズ、バード、ダウランドのなどによる、
いわば家庭用聖歌集ということになりますが、聴いてみると、当時の人々の信
仰心の篤さと、音楽文化の高さに驚嘆させられます。無伴奏のみではなく、名
門フレットワークとの共演にも注目。フレットワークによる器楽曲も入ってお
り、練られたプログラムと曲順で、作品ごとに異なる多様な美しい響きを堪能
できます。
器楽演奏を担当するフレットワークはヴィオラ・ダ・ガンバの名手たちからな
る演奏団体。低音王とも称され、バッハのゴルトベルク変奏曲集(HMU 907560)
においても大きな評価を得ている豪奢な低音の響きは本CDでも健在です。ハル
モニア・ムンディの録音も素晴らしく、SACDの高音質でふくよかな響きをたっ
ぷりお温かく柔らかな音色に満ちたフレットワークの演奏と、スティレ・アン
ティコの輝かしい歌声が織りなす極上のハーモニーは必聴です!

HMX 2908385 3枚組 ¥2450
「ロシアの宝」
CD1 
ムソルグスキー:(1)展覧会の絵(全曲) (2)禿山の一夜 (3)ゴパーク 
(4)涙 (5)子供の頃の思い出より 第1番「乳母と私」 
(6)スケルツォ 嬰ハ短調 (7)子供の思い出 
CD2 
チャイコフスキー:(1)交響曲第6番「悲愴」ロ短調 op.74 
(2)弦楽合奏のセレナード ハ長調 op.48
CD3 
ラフマニノフ:(1)晩祷 op.37 (2)朝課
CD1:ブリジット・エンゲラー(P) 
CD2:ダニエル・ガッティ(指)、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団
CD3:ポール・ヒリアー(指)、エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
録音:CD1:1987年6月、Salle Adyer CD2:2005年5月26-27日、
ワトフォード・コロッセウム
CD3:2004年5月24-27日エストニア、ハープサル・ドーム・チャーチ
ハルモニア・ムンディからリリースされた名盤を一度に収録したお買い得BOX。
収録されているのはムソルグスキー、チャイコフスキー、ラフマニノフという
ロシア作曲家の作品。2012年のラ・フォル・ジュルネのテーマがロシアである
ことを記念してのリリースとなります。廃盤となり、現在は入手困難となって
しまっていた名演の数々をリーズナブルなお値段でたっぷりと堪能することが
出来るおすすめBOXです!

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12-01 No.26-2

2012年01月27日 15時55分37秒 | Weblog
<Coviello>
COV 81201(DVD-Video) 2枚組 ¥4850
字幕:独英仏
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
アルベルト・ペーゼンドルファー(Br ザックス) 
ヨッヘン・クプファー(Br ベックメッサー)
ミヒャエラ・マリア・マイヤー(S エーファ) 
マイケル・パッチ(T ヴァルター) ティルマン・リヒディ(T ダーフィト)
ライラ・プフィスター(Ms マクダレーナ) 
グィド・イェンティエンス(Bs ポークナー) 
マルティン・ベルナー(Bs コートナー)
クリストフ・ヴィットマン(T フォーゲルゲザンク) 
クルト・ショーバー(Bs ナハティガル)
マルティン・プラッツ(T ツォルン) 
フィリップ・カーマイケル(T アイスリンガー)
マルティン・ニヴァル(T モーザー)
ムン・ヨンジェ(Bs オルテル) 
ヴラディスラフ・ソロディヤギン(Bs シュヴァルツ) 
キム・デヨン(Bs フォルツ)
ランダル・ヤコプシュ(Bs 夜番)
マルクス・ボッシュ(指)
ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団,
ニュルンベルク国立劇場合唱団
ダフィト・モウフタール=サモライ(演出) ハインツ・ハウザー(装置)
ウルテ・アイッカー(衣装) カールハインツ・コルンベルガー(照明)
収録:2011年
注目すべき「マイスタージンガー」の映像の登場です。物語の舞台であるニュ
ルンベルクでの2011年10月にプレミエを迎えた上演の収録ですが、しかし単な
る地元上演でもなければ、地方劇場の素朴な上演でもなく、十分国際的に通用
する立派な上演です。
Covielloへの一連のブルックナーの交響曲の録音で高い評価を得ている指揮者
マルクス・ボッシュが、オペラ指揮者としての力量を遺憾なく発揮しています。
1969年、ドイツのハイデンハイム・アン・デア・ブレンツの生まれ。ザールラ
ント国立歌劇場の第一楽長、アーヒェン市の音楽総監督を経て、2011年にニュ
ルンベルク国立劇場の音楽監督に就任。この「マイスタージンガー」は就任後
初の大仕事でした。期待に応えた立派な出来で、ブルックナーでも評判となっ
たスッキリと引き締まっていて明るく流麗な歌のある音楽は非常に魅力的です。
中規模のオーケストラもかなりよい音を出しています。
歌手は基本的に劇場所属。有名な人は誰もいませんが、若手、中堅の実力ある
歌手が揃っています。ザックスのアルベルト・ペーゼンドルファーは要注目。
エアフルト、インスブルック、ハノーファーの各歌劇場を経て、2012年から
ベルリン・ドイツオペラへの所属が決まっています。ベックメッサーのヨッヘ
ン・クプファーは、2005年以来ニュルンベルク国立劇場に所属してバリトン役
を幅広く歌う実力派。ヴァルターのマイケル・パッチは米国フィラデルフィア
出身のテノール。1996年にドイツに進出し、2011年にニュルンベルク国立劇場
に所属。2010年に初めてローエングリーンを歌い、ヘルデンテノールの将来が
期待されています。エーファのミヒャエラ・マリア・マイヤーは地元ニュルン
ベルク生まれ。ヴッパータル、アーヘンを経て2011年にニュルンベルク国立劇
場に所属。30代前半と思われますが、まるで少女を思わせるような可憐さがあ
り、人気急上昇のソプラノです。
演出のダフィト・モウフタール=サモライは、ドイツ演劇界の重鎮。1942年、
バグダッド生まれ。両親はイスラエル人で、イスラエルに戻った後、英国で
演劇を学び、そして1975年にドイツに進出、既に人生の半分以上をドイツの
演出家として活動しています。「マイスタージンガー」を現代ドイツで上演す
る場合はいろいろと解決すべき問題がありますが、モウフタール=サモライは、
欧州危機真っ只中の21世紀のドイツが抱える問題点を指摘するとともに、未来
への希望を持たせるような、バランスの良い舞台作りをしています。また第2幕
で夏至に由来するメルヘン的な場面をこさえたり、アフリカなど異文化の要素
も巧みに舞台に取り入れるなど、かなり意欲的です。
有名歌手こそいませんが、スルーしたりしたらもったいない充実の「マイスタ
ージンガー」、ぜひお楽しみください。
ボーナスにメイキングを収録。
※第3幕の徒弟たちの踊りの直前にレイヤーの切り替わりがあります。プレイ
ヤーによっては映像、音声が一瞬止まることがあります。




<EUROARTS>
20 72558(DVD-Video) ¥1350
字幕:なし
(1)モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
(2)ボッケリーニ:スターバト・マーテル(1781年初版) G.532
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)、
アンサンブル・アウロラ{エンリコ・ガッティ(Vn)、
ロッセッラ・クローチェ(Vn)、セバスティアーノ・アイロルディ(Va)、
ガエタノ・ナジッロ(Vc)、ルカ・ペヴェリーニ(Vc)}
収録:2011年4月7日、サンタ・カーサ聖堂(ロレント)、
2011年4月9日、サン・ロレンツォ聖堂(フィレンツェ)
バロック・ヴァイオリンの世界的名手エンリコ・ガッティ率いる名門、アンサ
ンブル・アウロラがモーツァルトとボッケリーニ、二大音楽家珠玉の名曲を収
録したDVDをリリース。2011年4月にサンタ・カーサ聖堂とサン・ロレンツォ聖
堂で行われた2つの演奏会のライブ映像を組み合わせたものとなります。基本的
には曲ごとにどちらか一方の演奏会の映像のみを収録した形となっております
が、各曲の入退場の様子などは2画面に分けて収録されており、卓越した演奏
と共に演奏会の様子も楽しめる1枚となっています。
これまで、イタリア・バロックを中心に多くの名演を残してきたアンサンブル
・アウロラ。古楽界の巨匠たちが織りなす重厚なハーモニーは相変わらず圧倒
されます。ボッケリーニの名曲「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽
四重奏編成の初版での演奏。ソプラノを担当するバロック界の歌姫ジェンマ・
ベルタニョッリが、時に激しく、時に穏やかに聖母マリアへの祈りを情熱的に
歌いあげます。古楽界屈指の名手たちの演奏を映像で見られるのも大きな魅力
ですが、時折挿入される聖堂内部の映像も楽しみの一つ。歴史ある聖堂に響き
渡る美しいハーモニーを映像と共にお楽しみいただけます。




<harmonia mundi>
HMU 907569 ¥2450
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.27(全六曲)
(1)第1番 ト短調 (2)第2番 イ短調 (3)第3番 ニ短調「バラード」
(4)第4番 ホ短調 (5)第5番 ト長調 (6)第6番 ホ長調
タイ・マレイ(Vn)
録音:2011年3月、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
使用楽器:ジョヴァンニ・トノーニ(1690年頃製)
ハルモニア・ムンディから新進気鋭の若手ヴァイオリニスト、タイ・マレイが
デビュー!マレイ注目のCD第1弾は、技巧的なパッセージと抒情的な旋律が美
しいイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。新人デビューCDとしても注目され
ますが、イザイ屈指の名曲が全曲収録されていることでもおすすめのCDです。
当代の名手シゲティによるJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタの演奏に
感銘を受けて作曲されたといわれるイザイの無伴奏ソナタ。壮大なアルペジオ
や美しく重ねられていく和音の響きにどこかバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソ
ナタを思わせる名曲です。当時のヴィルトゥオーゾに捧げられるにふさわしい、
技術力と表現力を要求される難曲の全曲収録に若きヴィルトゥオーゾが挑んだ、
渾身の1枚です!
シカゴ生まれのタイ・マレイは、2004年エイブリーフィッシャー賞、2008-2010
年BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに抜擢された注目新人。カー
ネギーホールでコンサートを行うほか、BBC響などとも共演、欧米を中心に活
躍しています。室内楽でも高い評価を得ており、共演したアーティストには
内田光子なども含まれます。ユヴァル・ヤロン、フランコ・グッリ、ジュリア
ードSQの創設メンバー、ジョエル・スミルノフらに師事しており、バランスよ
く様々なスタイルを吸収し、自分のものにしているのが感じられます。一つ
一つの音の粒が立ったすっきりとした音色、高音域においても深みと厚みを
失わないしっとりとした響きは圧巻です。若手らしい活気にあふれながらも
安定感のある演奏に、今後ますますの注目が期待されます!

HMC 902112 ¥2450
シューベルト:歌曲集
(1)「野ばら」 D.257 (2)「子守歌」 D.527 (3)「子守歌」 D.867 
(4)「秘めごと」 D.719 (5)「ガニュメート」 D.544 
(6)「ブルックの丘にて(橋の上で)」 D.853 (7)「漁夫」 D.225 
(8)「それら(美と愛)がここにいたことは」 D.775 
(9)4つのリフレインの歌より 第2番「ただあなたのそばに」 D.866 
(10)「船乗り」 D.536 (11)「歓迎と別れ」 D.767 
(12)「さすらい人」 D.493 (13)「森で」 D.834 
(14)「さすらい人の夜の歌」 D.224 (15)「孤独な人」 D.800 
(16)「冬の夕べ」 D.938 (17)「秋」 D.945 
(18)「ロザムンデのロマンス」 D.797 (19)「夜の曲」 D.672
ヴェルナー・ギューラ(T)、クリストフ・ベルナー(P)
録音:2011年1月、Reitstadel、ニューマルクト(オベルプファルツ)
気品あふれる歌声で人気のテノール歌手ヴェルナー・ギューラによるシューベ
ルトの歌曲集。古楽からロマン派まで幅広いレパートリーを持つギューラです
が、シューベルトの歌曲は彼の得意とするレパートリーの1つといえましょう。
ギューラの歌声は相変わらずふくよかで、過度な表現を抑えた自然な歌い方が
シューベルトの繊細な音楽観に見事にマッチしています。ピアノ伴奏を務める
のは多くの録音を共にしてきた相方、クリストフ・ベルナー。リブレットの中
で、シューベルトの代表作「冬の旅」や「美しい水車屋の娘」の形式をオマー
ジュし、ある架空の人物の人生を物語るようなプログラムとなるよう選曲を
行ったと語るベルナー。これまでシューベルトの歌曲に多く携わってきた名
コンビだからこそ成せる、オリジナリティあふれるプログラムといえましょう。
収録作品はシューベルトの若き頃の作品から晩年期の作品まで多岐にわたり、
シューベルトらしい美しくも陰りのある旋律の魅力にしっとりと浸ることがで
きます。ギューラとベルナーの息の合ったアンサンブルにも注目の1枚です!




<LIMEN CLASSIC/ EGEA>!
CDVD010 C010(1CD+1ボーナスDVD) ¥2980
「アクロス・ヴィルトゥオジティ」
ルイージ・バッシ:リゴレット・ファンタジー
ドナート・ロヴレリオ:ラ・トラヴィアータ・ファンタジー
フェルディナンド・セバスティアーニ:セミラーミデ・ファンタジー
フェルディナンド・セバスティアーニ:ノルマ・ファンタジー
カルロ・デッラ・ジャコマ:カヴァレリア・ルスティカーナ・ファンタジー
リスト:リゴレット・パラフレーズ S.434(ピアノ・ソロ)
ファブリツィオ・メローニ(Cl)、吉川隆弘(Pf)
※ボーナスDVD:CDと同内容の演奏風景
録音:2011年/Limen Music Studio、ミラノ
ミラノ・スカラ座管の首席クラリネット奏者ファブリツィオ・メローニによる、
オペラにまつわる超絶技巧の作品集。オペラを隅々まで知り尽くしているスカ
ラ座管奏者によるオペラ・ファンタジー、というだけでも心躍りますが、その
出来栄えは期待を裏切らないもの。超絶技巧に彩られたパッセージを聴いてい
ると、オペラのシーンが次々と鮮やかに目の前に浮かびます。ピアノを務める
のは、抜群のリズム感とテクニックで聴衆を魅了してやまない吉川隆弘。歌手
のように自由に揺れながら歌うメローニのクラリネットを万全にサポートして
います。最後に収録されたリストの華やかな演奏でノック・アウト!イタリア
のオペラ気分を完璧無比のテクニックで120%満喫できる、実にたのしい1枚で
す。ボーナスDVD(NTSC)には演奏風景を収録。メローニの指さばきも堪能でき、
こちらも興味深く見ることができます。



<OPMC>
OPMC 005 ¥2280
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」Op.103
ヤコフ・クライツベルク(指揮)
モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2010年1月25-26日
2011年3月15日に急逝したクライツベルクのショスタコーヴィチの登場。自身
が「会心の出来」と振り返っていた交響曲第11番のライヴです。サンクトペテ
ルブルクに生まれ、ビシュコフの弟でもあるクライツベルクはショスタコー
ヴィチに対して特別な思い入れをもっていました。特に第11番は、ニューヨー
ク・フィルのデビュー公演となった演奏会で指揮したもので、その後もフィラ
デルフィア管などとも共演をしていた特別な作品。モンテカルロ・フィルとど
のような演奏を展開しているか期待が高まります。
ショスタコーヴィチの第11 番「1905 年」は、演奏時間1時間を要する大曲。
ロシア革命前夜を描いた映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写
力が発揮されています。「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、全体に
指揮者の能力が試される難曲。不気味な事件を予感させるようなおどろおど
ろしい第1楽章は実にリアルに響き、第2楽章の射撃のシーンは痛々しいほど。
終楽章の激しさは圧巻です。クライツベルク自身が「会心の出来」と振り返
るのもの納得の、各楽器のバランスの采配が実に見事な、稀有な名演となっ
ています。

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12-01 No.25

2012年01月26日 13時57分27秒 | Weblog
★訂正のご案内
前回の12-01 No.22のご案内で、下記の2タイトルに訂正がございます。
よろしくお願いいたします。

4779969 ¥1350 ※訂正 ベルリオーズ3曲が追加になります
1.サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》
2.デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》
3.ベルリオーズ:歌劇《海賊》序曲
4.同:歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》序曲
5.同:序曲《ローマの謝肉祭》
サイモン・プレストン(1:オルガン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1986年6月 ベルリン

4779965 ¥1350
ハイドン:アリア集 ※訂正 ヘンデル:アリア集
1.きらめくケルビムの間に/2.武器を執れ、戦士たちよ!/3.おお主よ
4.誇りと名誉は/5.そうだ、足かせと縄目のなかでこそ
6.緑の野よ、心地よい森よ/7.そなたら、わが力の選り抜きの使者たちよ
8.不吉な嵐が起こり/9.俺は怒り狂う、溶ける、燃え尽きる!
10.おお、さくらんぼよりも赤く/11.そなたの赴くところ
12.復讐、復讐-ティモテウスは叫ぶ/13.抜け目のない狩人は
14.私が愛するすずかけの木々の/15.オンブラ・マイ・フ
16.万軍の主はこう言われる/17.その来る日には、だれが耐え得よう
18.なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち
19.ここで、あなたがたに奥義を告げよう/20.ラッパが響いて
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)

=====================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI GREECE>
CDCW-0275982 ¥1500
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37
2.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
演奏:アルド・チッコリーニ(ピアノ)
マイロン・ミカイリディス指揮、テッサロニキ国立交響楽団
録音:2008年5月26-31日 テッサロニキコンサート・ホール
ジュエル・ケース、8ページ・ブックレット
50年以上に及ぶキャリアの中、初のベートーヴェンの協奏曲の録音!
コンサートで意気投合したギリシャの2大オケの1つ、テッサロニキ国立交響楽
団との共演で、年齢を感じさせないエネルギッシュな演奏を聴かせる。

CDSW-0282532 2枚組 ¥1880
Alexandros Mirat etc.
Thanassis Moraitis:Pictures for the sadness of the blond 
girls of Eleni
現代ギリシャの音楽シーンで活躍するコンポーザー/シンガー/リサーチャー
であるThanassis Moraitisの6つの作品をCD2枚に収録。現在多くの社会問題を
かかえるギリシャにとって、この作品は、ギリシャ人の美学がつまっており、
心の落ち着きを取り戻せるものとギリシャの新聞で高い評価を得ている。
Moraitisは、ビザンティン音楽を学びながらクラシック音楽を独学で学んだ珍
しい経歴の持ち主。
CD1
1. A Cycle songs on poems by Greek poet Kostas Karyotakis(1896-1928)
for voice, string orchestra and wind
演奏:Megaron Orchestra, Camerata of the Friends of Music
Soloist: Vangellis Chrisopoulos(oboe)
Christina Pantelidou(Eng. Horn), Antonis Lagos(French Horn)
Maria Bildea(harp) 指揮:Alexandros Myrat
2. Elegy for solo violincello
Soloist: Renato Ripo(cello)
3. String Quartet No.1 in chromatic modes
New Hellenic Quartet
CD2
1. Amsterdam Concerto(for guitar and string orchestra)
演奏:Megaron Orchestra, Camerata of the Friends of Music
Soloist:Dimitris Kotronakis(Guitar)、指揮:Alexandros Myrat
2. Stories of grandma sea
/for dulcimer, cembalo, vaiolincello & contrabass
演奏:Soloist:Ourania Lampropoulou(dulcimer), Takis Farazis(cembalo),
Renato Rip(Cello), Vassilis Liarmakopoulos(Contrabass)、
指揮:Takis Farazis
3. Faum for quanun, lira of Istanbul, ney, violincello & contrabass
演奏:Sophia Lampropoulou(quanun), Socrates Sinopoulos(lira of Istanbul),
Charis Lambrakis(ney), Renato Ripo(Cello),
Vangellis Zografos(contrabass)
指揮:Thanassis Moraitis
録音:2009年7月29日、10月1日、Studio Sierra, Greece
ジュエルケース、8ページ・ブックレット



<Glossa>
GCD 921115 ¥2300
J.S.バッハ:
復活祭オラトリオBWV.249/オルガン協奏曲(原曲:BWV.35&BWV.156)
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、カペラ・アムステルダム、
イルセ・エーレンス(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテナー)、
マルクス・シェーファー(テノール)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス)、
ピーター=ヤン・ベルダー(オルガン)
ブリュッヘン&18世紀オーケストラは、「昇天節オラトリオ」ではなく「オル
ガン協奏曲」を「復活祭オラトリオ」に組み合わせるという独自の解釈を披露。
ピーター=ヤン・ベルガーがソリストを務めるこの"仮想"の「オルガン協奏曲」
は、2つのカンタータ「BWV.35」と「BWV.156」の器楽楽章を題材としており、
ブリュッヘンの「復活祭オラトリオ」を完成させる重要な役割を担っているの
である。
録音(ライヴ):2011年4月、アムステルダム&ユトレヒト(オランダ)

GCD 922407 12枚組 ¥9180
スヴェーリンク:詩篇歌全集 ――
詩篇歌集第1巻〔曲付されたダビデの詩篇歌集第1巻(1604&1624)〕
詩篇歌集2巻〔新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第2巻(1613)〕
詩篇歌集第3巻〔新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第3巻(1614)〕
詩篇歌集第4巻〔新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第4巻(1621)〕
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム、
ハリー・ファン・デル・カンプ(ディレクター)
148ページのブックレット付き!
北ドイツ・オルガン楽派の始祖、ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンクの
声楽作品を網羅するグロッサ(Glossa)の特大プロジェクト「スヴェーリンク・
モニュメント」。"ネーデルラント音楽の記念碑"とも称されるスヴェーリンク
の約150曲に及ぶ「詩篇歌集」は、当初より詩篇全篇に音楽を付けることを目
的として、その生涯に渡って作曲が行われたネーデルラント楽派を代表する
傑作である。
演奏はもちろんスヴェーリンクの声楽作品のスペシャリストとして高い名声を
得ているハリー・ファン・デル・カンプとジェズアルド・コンソート・アムス
テルダム。12枚組、約12時間30分というスケールで明らかになるスヴェーリン
クの「詩篇歌」の全容。優れた演奏だけでなく、音楽史の資料としても計り知
れない価値を持った全集録音の登場です。
録音:2006年11月&2009年3月、レンスヴァウデ(ユトレヒト/オランダ)




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 242 ¥2300
ジェッリオ・ベンヴェヌート・コロナーロ(1863-1916):室内楽作品集
夜の祈り(オルガン、ピアノと弦楽のための)/弦楽四重奏曲
トッカータ(オルガンのための)/ガヴォット(オルガンのための)
宗教的行進曲(オルガンのための)/夜想曲(ピアノのための)
舞曲「夢」(ピアノのための)/ロマンス「悲痛の狂気」(歌とピアノのための)
ロマンス「ラ・マルゲリータ」(歌とピアノのための)
セレナード(歌とピアノのための)
マドリガーレ「あなたを愛したがっているあなた」(5部合唱とピアノのための)
ジョヴァンニ・グリエルモ、マッテオ・マルツァーロ(ヴァイオリン)
ダヴィデ・ザルトン(ヴィオラ)
フェデリコ・トッファーノ(チェロ)
フルナンド・スカファーティ(ピアノ)
エリザベッタ・タンドゥーラ(ソプラノ)
アンドレア・パッラーディオ合唱団
エンリコ・ザノヴェッロ(オルガン、指揮)
録音:2010年5月、グランコーナ(イタリア)、聖使徒ピエトロ教会
(オルガンの入らない曲については不詳)
使用楽器:1897年、フラテッリ・ゾルダン製(オルガン)

DISCANTICA 243 ¥2300
ナポリ大聖堂のオルガン
アルフレード・チェーチェ(1915-2002):
幻想曲とフーガ ハ短調/子守歌/主題と変奏曲/幻想曲風前奏曲
エンツォ・デ・ベッリス(1907-1982):クリスマスの物語
ヤコポ・ナーポリ(1911-1994):パッサカリア
ブルーノ・マッツォッタ(1921-2001):前奏曲とリチェルカーレ
テレンツィオ・ガルジューロ(1903-1972):パヴァーヌ
ヴィンチェンツォ・マルケッティ(1918-1988):生誕の三部作
受胎告知/田園風景/エルサレムの歓喜
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):主題と変奏曲 Op.115
アンジェロ・カスタルド(オルガン)
録音:2011年3月15、17日、ナポリ大聖堂
使用楽器:1974年、ルッファッティ復元/2009年、P・ベヴィラックァ修復

DISCANTICA 244 ¥2300
アジェラス(晩鐘) オルガンのための瞑想曲集
ロレートの聖なる家の礼拝堂のカリヨン
エティエンヌ=ヴィクトル=ポール・ヴァクス(1851-1915):アンジェラス
アルベール・ルノー(1855-1924):アンジェラス Op.101 No.2
アンリ・アイミュー(1860-1931):アンジェラス Op.140
ブルース・スティーン(1866-1938):アンジェラス
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953):アンジェラス
ジョゼフ・ボネ(1884-1944):夕べのアンジェラス Op.10 No.10
チェーザレ・キエザ(1885-1965):6つの演奏会用小品 から アンジェラス
サミュエル・バーバー(1910-1981):弦楽のためのアダージョ Op.11
セルジョ・ミリテッロ(1968-):即興演奏
アンジェラスの鐘/アヴェ・マリス・ステラ/ロレートに寄せる即興演奏
セルジョ・ミリテッロ(オルガン)
録音:2010年5月25日、ロレート(イタリア)、聖なる家の礼拝堂
使用楽器:マショーニ製 Op.1126

DISCANTICA 245 ¥2300
チェザリーニ、アモス:朗読と管楽五重奏のための音楽童話集
フランコ・チェザリーニ(1961-):「三匹の子ブタ」
キース・アモス(1939-):
「ミニブタのチーロ」(ポットベリーピッグのルーピン)(*)
フランコ・チェザリーニ:「ブレーメンの音楽隊」
クラウディオ・モネータ(朗読;イタリア語)
アンデルセン管楽五重奏団
エレーナ・パガネッシ(フルート) ジョヴァンニ・サンヴィート(オーボエ)
アルベルト・ロンギ(クラリネット) クリスティーナ・ピーニ(ホルン)
ミケーレ・コロンボ(ファゴット)
録音:2011年6月、場所の記載なし
(*)は“「イタリア語題」(英語原題)”を直訳したもので、適切でないかもし
れません。

DISCANTICA 246 ¥2300
ワイルドの作品の朗読と音楽
オスカー・ワイルド(1854)著:「幸福な王子」/「わがままな巨人」
音楽(抜粋):
ブリテン:5つのワルツ/シューベルト:6つのドイツ舞曲/プーランク:無窮動
ロッシーニ:わが妻への甘え/ケージ:夢/シャブリエ:バラビル
トニ・セルヴィッロ(朗読;イタリア語)
アントニオ・バッリスタ(ピアノ)
録音:2011年、カゼルタ(イタリア)





<COLUMNA MUSICA>
1CM 0240 ¥2080
マヌエル・ブラスコ・イ・ネブラ(1750-1782):ピアノ作品全集 Vol.3
チェンバロまたはフォルテピアノのための6つのソナタ Op.1
第1番ハ短調/第2番変ロ長調/第3番イ長調
第4番ト短調/第5番嬰ヘ短調/第6番ホ長調
フォルテピアノ・ソナタ第11番イ長調(モンセラト修道院の写本 2998 に収録)
フォルテピアノ・ソナタ第12番ヘ長調(同)
ペドロ・ピケロ(ピアノ)
録音:2010年11月13-14日、マドリード、
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス音楽院

1CM 0246 ¥2080
3月の火床 フルートとピアノのためのスペイン音楽
ダビド・カンタレホ(1985-):フルート・ソナタ「アイスバーグ」Op.9(2006)
サルバド・ブルトンス(1959-):フルート・ソナタ Op.21(1979)
エミリオ・マテウ(1940-):
W・A・モーツァルトの批評の反響によるフルートのための幻想曲(2006)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):満月の歌(2005-2010)
デフィン・クルメ(1946-2008):ダニエルのための子守歌(2001)
クリスティナ・グラネロ(フルート)
ライア・アルメンゴル(ピアノ)
録音:2010年9月15-18日、サンタ・クロマ・デ・グラマネト(スペイン)、
アウディトリ・カン・ロチ・イ・トレス

1CM 0249 ¥2080
ロバート・ジェラード(1896-1970)編曲:17-18世紀のトナダ集
ホセ・パロミノ(1755-1810):Seguidillas(El canape から)
エンリケス・デ・バルデラバノ(活躍:1547頃):
De donde venis, amore?(Silva de Sirenas から)
フランシスコ・デ・サリナス(1513-1590):
Cantilena vulgar(De musica libri septem から)
Cancion muy popularizada(同)
フランシスコ・デ・ベルシェス(1668頃-1702):Ay que mal
アントニオ・リテレス(1673-1747):Bosque Frondoso
マヌエル・コレア神父(1600頃-1653):Bailete
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Yo te quiero, Gileta
フランシスコ・デ・サリナス:
Cantarcillo(De musica libri septem から)/ Romancillo(同)
パブロ・エステベ・グリマウ(1730頃-1794):
Tirana del Zarandilla(Los novios y la maja から)
ホセ・マリン(1618/1619?-1699):Pasacalle(No piense Menguilla から)
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):
El cordero perdido / Los serrano inocentes
フアン・デ・ナバス(1650頃-1719):Buscaba el amor
ギリェルモ・フェレル(活躍:1776頃-1791頃):El remedio del gato
ベントゥラ・ガルバン(活躍:1762頃-1773頃):Un oficial de guerra
ナンシー・ファビオラ・エレラ(メゾソプラノ)
マック・マクルーア(ピアノ)
録音:2009年2-11月、リェロナ(スペイン)、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
世界初録音と表示されています。

1CM 0271 2枚組 ¥3100
ショパン(1810-1849):夜想曲集
Op.9 Nos.1-3 / Op.15 Nos.1-3 / Op.27 Nos.1-2 / Op.32 Nos.1-2
Op.37 Nos.1-2 / Op.48 Nos.1-2 / Op.55 Nos.1-2 / Op.62 Nos.1-2
Op.72 No.1 / Op.posth.
マリサ・モンテイル(ピアノ)
録音:2011年2月25-27日、マドリード、IES・ベアトリス・ガリンド演劇サロン

1CM 0273 ¥2080
BC: 842997710273921世紀の朱い本
アントニ・ルセイ、ジャウメ・ビラゼカ:
O virgo splendens / Cuncti simus concanentes / Splendens ceptigera
Polorum Regina / Mariam matrem / Los set goigs recontarem
Imperaytritz de la ciutat joyosa / Laudemus Virginem / Stella splendens
Ad mortem festinamus / Himne sant magnus / Natali Regis glorie
アントニ・ルセイ(歌)
ジャウメ・ビラゼカ(ピアノ)
録音:2009年11月、リェロナ(スペイン)、スタジオ・アルベルト・ムラレダ
モンセラト修道院に伝わる14世紀の手写本「モンセラートの朱い本」に収録さ
れた旋律を中世音楽の歌い手アントニ・ルセイが歌い、ジャズ・ピアニストで
あるジャウメ・ビラゼカが即興風に弾くというユニークな企画。

1CM 0274 2枚組 ¥3100
カタルーニャのヴァイオリン小品集
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つのソネット から 露のソネット
ジュアン・マシア(1890-1969):アレグロ・スピリトゥオーソ
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):標高
アグスティ・グラウ(1893-1964):家庭の情景 から 愛情,人形遊び
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):羊飼い娘
ガスパル・カサド(1897-1966):セレナード
フランセスク・ベネト:おしゃべり
エンリケ・グラナドス(1867-1916):3つの前奏曲
フランセスク・プジョル(1878-1945):古いマドリガル
ジャウメ・パイサ(1880-1969):夜想曲
エンリク・モレラ(1865-1942):歌
トマス・ブショ(1882-1962):ユーモア
ジュアキン・サルバト(1900-1938):ロマンティック
エンリケ・グラナドス/ダニエル・ブランク編曲:宗教的情景
ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン(1872-1949):ガヴォット
オニア・ファルガ(1882-1936):かたつむり(サルダナ)
カンディド・カンディ(1859-1911):マリア(歌詞のないロマンス)
ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン:即興曲
ジュアン・ブラス・デ・パラウ(1868-1953):おもちゃ
ジュゼプ・バルベラ(1877-1947):楽興の時
トマス・ブショ:スケルツォ
エンリケ・グラナドス:ロマンス
ジュアン・ジベルト・カミンス(1890-1966):アルベニシアーナ
ジュアン・マシア:アモローソ
エドゥアルド・トルドラ:6つのソネット から 泉
ジュアキン・カサド(1867-1926):Lo fluviol, el titit i l'escarabat
ガスパル・カサド:緑の悪魔の踊り
ジュアン・マネン(1883-1971):スケルツォ
ジュアキン・ニン・カステリャノス(1879-1949):
スペイン組曲 から カタルーニャ風
アントニ・マサナ(1890-1966):スケルツォ第1番
パウ・カザルス(1876-1973)/ダニエル・ブランク編曲:
カニグーの聖マルタン祭
ジュゼプ・マリア・ルエラ(1900-1988):遊戯
ジュアン・アルティゼント(1891-1971):カタルーニャ舞曲
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):子守歌
カリナ・マツタ(ヴァイオリン)
ダニエル・ブランク(ピアノ)
録音:2009年3月17-19日、ビラ=セカ、
ホセ・カレーラス・ホール(アウディトリ・ジュゼプ・カレラス)

1CM 0275 ¥2080
ボッケリーニ(1743-1805):6つの弦楽三重奏曲 Op.34 Vol.2
第5番ハ長調 G.105/第4番ニ長調 G.104/第6番ホ長調 G.106
ラ・リティラータ
ヒロ・クロサキ、リナ・トゥル・ブネト(ヴァイオリン)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ、アーティスティック・ディレクター)
録音:2011年4月30日-5月2日、
マドリード高等音楽院トマス・ルイス・デ・ビクトリア・ホール
ボッケリーニのOp.34を全曲収録する初のプロジェクトの後半。世界初録音と
表示されています。ラ・リティラータはホセチュ・オブレゴンを中心に演奏
曲目によってメンバーを変えるピリオド楽器アンサンブル。当録音ではヒロ・
クロサキが第1ヴァイオリンを弾いています。

1CM 0258 ¥2080
【旧譜 再案内】
ボッケリーニ(1743-1805):6つの弦楽三重奏曲 Op.43 Vol.1
第2番ト長調 G.102/第3番変ホ長調 G.103(*)/第1番ヘ長調 G.101(*)
ラ・リティラータ
ヒロ・クロサキ、リナ・トゥル・ブネト(ヴァイオリン)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ、アーティスティック・ディレクター)
録音:2010年3月26-28日、
マドリード高等音楽院トマス・ルイス・デ・ビクトリア・ホール
ボッケリーニのOp.34を全曲収録する初のプロジェクトの前半。
(*)は世界初録音と表示されています。

1CM 0278 ¥2080
ジュアン・ギンジュアン(1931-):管弦楽作品集 Vol.2
アブ・オリジネ(1974)(*)
トラマ(1983)(+)
ピアノ協奏曲(1983)(#)
ミゲル・イトゥアルテ(ピアノ(#))
バルセロナ交響楽団
ジュゼプ・ポンス(指揮(*))
エドモン・コロメル(指揮(+))
エルンスト・マルティネス=イスキエルド(指揮(#))
録音:1994年6月、サン・クガト・デル・バリェス(スペイン)、劇場ホール(*)
1994年7月、バルセロナ、ラウディトリ(+)
2001年9月14日、タラゴナ(スペイン)、議事堂、ライヴ(#)

1CM 0262 ¥2080
【旧譜 再案内】
ジュアン・ギンジュアン(1931-):管弦楽作品集 Vol.1
ファンファーレ(1999)(*)
トレンカディス幻想曲(1994)(*)
ヴァイオリン協奏曲(1986)(+)
組曲「群島」(2002)(#)
ピーター・ザゾフスキー(ヴァイオリン(+))
バルセロナ交響楽団(*)
エドモン・コロメル(指揮(*))
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ピエール・バルトロメ(指揮(+))
リンツ・ブルックナー管弦楽作品集(#)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮(#))
録音:2000年7月25、28日、バルセロナ、ラウディトリ(*)
1986年、リエージュ放送(ベルギー)(+)
2003年2月11日、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(スペイン)、
アウディトリオ・アルフレド・クラウス(#)

1CM 0251 ¥2080
【旧譜 再案内】
ジュアン・ブルデュー(1520?-1591):レクイエム
カントゥス・アド・イントロイトゥム(マドリガル第13番)
死者のためのミサ
イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ
トラクトゥス(グレゴリオ聖歌)/オフェルトリウム
コムニオ(マドリガル第14番)/サンクトゥス
アニュス・デイ/アブソルツィオ(レスポンソリウム)
イテ・ミサ・エスト(マドリガル第15番)
エクサウディ・ノス(合唱)
イザベル・ジュアネダ、アレシャンドリナ・ポロ(ソプラノ)
エリザンダ・アルキンバウ(アルト)、ジュゼプ・マリア・グレゴリ(男性アルト)
リュイス・アルギジョ(テノール) シャビエ・パジェス(バス)
リュイス・コイ(コルネット[ツィンク]) 
ダニエル・カルボネイ(シャリュモー)
シェビエ・バネガス(サックバット) エフレム・セバスティア(ファゴット)
サンティアゴ・フィゲラス(テオルボ、ギター) 
サンティアゴ・ペレイラ(オルガン)
ジュアン・グリマルト(指揮)
録音:2010年10月16-17日、ラ・ガリガ(スペイン、カタルーニャ州)、
ビッラ・ロマナ学院
ジュアン・ブルデューはフランスのリモージュに生まれ、スペインのカタルー
ニャで活躍した作曲家。ラ・セウ・ドゥルジェイ大聖堂合唱長、バルセロナの
サンタ・マリア・デル・マル教会楽長等を務めました。ラ・セウ・ドゥルジェ
イ時代の作品であるレクイエムは4声の「死者のためのミサ」(ラテン語)の前
後にカタルーニャ語のマドリガルが置かれる(ミサの中の1章もカタルーニャ語
のマドリガル)というユニークな形式の作品です。
エクサウディ・ノスはジュアン・グリマルトにより2000年に声楽アンサンブル
として創設されたカタルーニャの団体。2009年にピリオド楽器奏者を加え声楽
・器楽アンサンブルへ発展しました。

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12-01 No.24-1

2012年01月26日 13時57分01秒 | Weblog
<WARNER MUSIC>
★2011年新譜で未案内商品のご案内です。
2564.672660 2枚組 ¥1450
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」(オリジナル版による全曲)
ケント・ナガノ(指揮)
ハレ管弦楽団,
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T), エリク・ハルヴァーソン(Bs)
ラッセル・スミス(Br), トーマス・ハンプソン(Br),
マンチェスター少年合唱団, ノーザン・ヴォイセズ, ハレ合唱団男声団員
(録音:1997年5月, デジタル:ライヴ)
イギリス戦艦「無敵」号での事件が素材となっているオペラです。戦艦での話
なので登場人物は男性のみで、渋い心理劇のようなオペラが展開されます。ロ
ルフ・ジョンソンが歌うリリックで落ち着いたヴィア艦長。 そしてケント・
ナガノとハレ管の鮮やかな演奏が魅力的な演奏です。

2564.672665 3枚組 ¥3250
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(M・ケイ校訂版による全曲)
ケント・ナガノ(指揮
国立リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団,
ナタリー・デッセー(Sp), レオンティナ・ヴァドゥーヴァ(Sp),
スミ・ジョー(Sp), ファニータ・ラスカルロ(Sp),
カトリーヌ・デュボス(Sp), ロベルト・アラーニャ(T), ジル・ラゴン(T),
ミシェル・セネシャル(T), ガブリエル・バキエ(Br),
ホセ・ファン・ダム(Bs)
(録音:1994-1996年, デジタル:セッション)
M.ケイ校訂の新版によっての演奏です。退廃的美学に代わり、沸立つような青
春の息吹が横溢。 アラーニャをはじめ、6人のソプラノ全員がまだ30代の録音
で今が盛りの美声が聴くことができます。単なる声の饗宴に陥っていないのは
ナガノの音楽性とダムの存在によるものなのでしょう。

2564.672662 2枚組 ¥2160
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」(全曲)
カルロ・リッツィ(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ジェニファー・ラーモア(Ms), ラウール・ヒメネス(T),
ジーノ・キリコ(Br), アレッサンドロ・コルベッリ(Br),
アデリーナ・スカラベッリ(Sp), ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms),
アラステア・マイルズ(Bs)
(録音:1994年4月 ロンドン, デジタル:セッション)
豊かな声量と精緻なコントロールを持つ、アメリカが誇る稀代のメゾ・ソプラ
ノ歌手、ジェニファー・ラーモア。甘く魅力的なテノール、ラウル・ヒメネス。
そして職人的な手法で全体をまとめ上げるリッツィの指揮によって、ロッシー
ニを見事に演じています。

2564.672731 3枚組 ¥2150
ラモー:オペラ・バレエ「優雅なインドの国々」(全曲)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
パイヤール室内管弦楽団,
ヴァランス・ア・クール・ジョワ声楽アンサンブル,
ジェルダ・アルトマン(Sp), フィリップ・フッテンロッハー(Br),
ジェニファー・スミス(Sp), ジョン・エルウィス(T), ルイ・ドゥヴォス(T)
(録音:1974年, ステレオ:セッション)
パイヤールがこの作品を研究し、初の全曲録音となった演奏です。奇想天外で
愉快なオペラ=バレの世界。 ヨーロッパの彼方の国々(インド)を経巡り、
「愛が全ての国を支配する」という理念をエキゾチックに描きあげたラモーの
作品です。

2564.672736 4枚組 ¥2850
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
ファルク・シュトゥルックマン(Br), マッティ・サルミネン(Bs),
ローマン・トレケル(Bs), ヴァルトラウト・マイヤー(Sp),
ウヴェ・ハイルマン(T), ジークフリート・イェルザレム(T),
ペーター・マウス(T), ヨハン・ボータ(T), マルヤーナ・リポヴシェク(A),
ベルリン国立歌劇場合唱団
(録音:1994年10-11月 ベルリン・フィルハーモニー, デジタル:セッション)
名ワーグナー歌手、マイヤーのイゾルデを得たバレンボイム入魂の指揮による
「トリスタンとイゾルデ」。 ベルリン・フィルのダイナミックで息の長いう
ねり起伏、彼の生み出すロマンティックで濃厚な音の魔術を聴くことができま
す。

2564.672037 2枚組 ¥2700
アイヴズ:『ピアノ・ソナタ第1番』
バーバー:『ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.26』『遠足 Op.20』
バルトーク:『ブルガリアのリズムによる6つの舞曲』『戸外にて Sz.81』
ドビュッシー:『練習曲集より第1,7,3,9,11,5番』
ラヴェル:
『高雅にして感傷的なワルツ』『道化師の朝の歌』
『亡き王女のためのパヴァーヌ』
ジョアンナ・マクレガー(P)
(録音:1993-1994年, デジタル:セッション コリンズからの移行盤)
バッハから近現代音楽、そしてコンテンポラリーからジャズまで、幅広いスタ
イルの音楽を聴かせてくれる ピアニスト、ジョアンナ・マクレガー。1990年
代初頭から英コリンズ・レーベルに様々な作品を録音して 高い評価を受けて
きています。また、2005年からはバッハ演奏でも有名なバース国際音楽祭の
芸術監督も務めています。 ここでは近代作曲家のピアノ・ソロ作品集。若干
堅めの音色によって、濁りのない澄み切った世界を表出しています。

2564.671990 2枚組 ¥2700
ハリソン・バートウィッスル:
『ピアノと管弦楽のためのアンティフォンズ*』『ハリソンズ・クロックス』,
ヒュー・ウッド:『ピアノ協奏曲 Op.31**』,
ルー・ハリソン:『ピアノ協奏曲***』
ジョアンナ・マクレガー(P),
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団*,
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団**,
ルー・ハリソン(指揮) 
シドニー交響楽団***
(録音:1993年, デジタル:セッション コリンズからの移行盤)
マクレガーはここでは現代作曲家のピアノ協奏曲を収録。ギーレンやA・デイ
ヴィス指揮による見事なサポートで、個性的で表情豊かな演奏を聴くことが
できます。

2564.671957 ¥1480
マイケル・ドアティ:
「Fire and Blood」, 「Flamingo」, 「Ladder To The Moon」
アレクサンドレ・ダ・コスタ(Vn),
ペドロ・アルフテル(指揮)
モントリオール交響楽団
(録音:2009年11月10-13日, プラス・デザール・モトリオール, モントリオー
ル音楽院 デジタル:セッション)
アメリカで今最も注目をあびている現代作曲家マイケル・ドアティ(1954-)の
作品集です。 彼の多くの作品は、ジンマン指揮ボルティモア交響楽団によっ
て初演されており、アメリカの名門オーケストラからも多くの委嘱作品を求め
られているほどです。 「Fire & Blood」は3楽章のヴァイオリン協奏曲形式の
作品で、2003年にネーメ・ヤルヴィによって初演されたものです。メキシコの
現代画家ディエゴ・リベラのデトロイトの工場を描いた壁画を題材とし、その
鉄工所とその労働力を描いた作品で、火力と力強さとスピード感を見事に表現
しています。「Flamongo」は1991年に書かれた室内オーケストラのための作品
で、リズミカルな対位法が印象的です。「Ladder to the Moon」はヴァイオリ
ン・ソロ、管楽八重奏、コントラバスと打楽器のための2006年の作品で、20世
紀を代表する女性画家ジョージア・オキーフの風景画に触発されて書かれた作
品です。 これら3作品とも、ストラヴィンスキー風の作風にジャズ的なリズム
が取り入れられ、わかりやすい作風のため人気が出るのもうなずけます。ヴァ
イオリン独奏には79年モントリオール生まれの俊英アレクサンドレ・ダ・コス
タが起用され、超絶技巧を鮮やかに駆使してもあざとさを感じさせず、豊麗な
音色をフルに活かした若々しさが魅力的な演奏です。

7559.796457(CD+DVD) ¥1750
【Disc1:CD】
スティーヴ・ライヒ: 1)『WTC 9/11(2010)』, 2)『Mallet Quartet(2009)』,
3)『Dance Patterns(2002)』
【Disc2:DVD】
スティーヴ・ライヒ: 『Mallet Quartet(2009)』
1)クロノス・クァルテット, 2)Sō Percussion ,
3)James Preiss & Thad Wheeler(vibraphone),  
Frank Cassara & Garry Kvistad(xylophon),
Edmund Niemann & Nurit Tilles(P)
【録音】1)2011年2月, 2)2011年3月, 3)2004年12月
(Produced by Judith Sherman, Engineered by John Kilgore)
スティーヴ・ライヒの作品の多くを取り扱ってきたノンサッチより、クロノス
SQによる最新作『WTC 9/11』の発売となります。 この作品はタイトル通り、
2001年9月11日にNYのワールド・トレード・センターで起こったアメリカ同時
多発テロ事件をテーマとした作品で、第1楽章『9/11』、第2楽章『2010』、
第3楽章『WTC』と題されています。『Mallet Quartet』は2つのマリンバと2つ
のヴィブラフォンのための作品で、ブルックリンを拠点として活動している
「Sō Percussion」によっての演奏。ティエリー・ドゥ・メイの映画に提
供された2002年作の『Dance Patterns』が収録されています。またこのアルバ
ムは、ライヒ75歳記念&ミニマル・ミュージック50年記念盤ともなっています。
なお、ボーナスDVDとして『Mallet Quartet』の演奏映像が収録されています。

2564.666612 ¥1350
ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』,
ヴィエニャフスキ:『ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14』,
オーレ・ブル:『カンタービレ・ドロローゾとロンド・ジョコーゾ』
チャーリー・シーム(Vn)
アンドルー・ゴーレイ(指揮)
ロンドン交響楽団
【録音:2011年3月、デジタル:セッション】
情熱的若きイケメン・ヴァイオリニスト:チャーリー・シームのワーナー・ク
ラシックスからの第2弾は、ロマンティックで技巧的な協奏曲の演奏です。3歳
ですでにヴァイオリン演奏をこなし、シュロモ・ミンツなどに師事。イートン
・カレッジ、ギルドホール音楽院でヴァイオリン演奏を研究。2008年に
Challenge Classicsよりデビューし、高い評価を得、ロイヤル・バレエやブラ
イアン・アダムスなどのポップス・コンサートにも出演しています。それだけ
でなく、「L'Uomo Vogue」などのファッション誌の表紙や写真集などにも登場
しています。今回のアルバムでは、情熱的高技巧を要する協奏曲となります。
さらに、19世紀のノルウェーのヴァイオリニストで作曲家のオーレ・ブルの協
奏的作品も収録。ノルウェーの民族音楽のような冷たく淡々とした哀愁を帯び
たサウンドがひろがります。まだ若き29歳の新鋭指揮者アンドルー・ゴーレイ
とともに、余分なものをそぎ落とした本質を聴かせようとするサウンドで、
現代らしいスマートな解釈は新鮮に感じることでしょう。『彼の演奏テクニッ
ク・マスターとヴァイオリンの音色は見事にミックスされ、彼の現代的な感性
はクラシック音楽の世界に新鮮さをもたらし、刺激的な光景を感じることがで
きます』と、既に高評価を得ています。なお、メニューインが演奏していた
1735年製ガルネリを使用しています。

2564.671474 6枚組 ¥4250
モンテヴェルディ:『倫理的・宗教的な森』より
【Disc1】 『われ、よろこびに満てり』『主が建て給わずは』
『しもべらよ、讃めたたえよ』 『聖母のための連』『人びとよ馳せ来たれ』
『おお、めでたき道』『グローリア』 『めでたし元后(サルヴェ・レジナ)』,
【Disc2】 『もろもろの国よ、主よ讃めたたえよ第1番』
『われ主に感謝せん第2番』『マニフィカト第2番』
『主、わが主にのたもう第2番』『おお、盲いたひとよ』
『わたくしの嘆息をきくあなたがた』 『人のいのちは稲妻のごとく』
『かくて、ふたたび(エト・イテールム)』『おお神よ、真心をつくして戦った』
『主を讃めたたえよ』『マニフィカト第1番』,
【Disc3】 『おおわが魂よ、逃れゆけ』『われらは主をあがめ』
『われは眠りたれども』『来たれ、汝ら渇ける者よ』
『われ主に感謝せん第3番』『そのとき日がのぼり』
『わたしに恋をのぞむひとは』 『いざ殉教者らを讃めうたえ第1番』
『主を畏るる者はさいわいなり第2番』 『しもべらよ、讃めたたえよ第2番』
『歓びの声をあげよ』『その憂いを心にとめ給え』
『モテト「われ永遠より立てられ」』,
【Disc4】 『主が建て給わずば』『われ主に感謝せん』
『主、わが主にのたもう』 『もろもろの国よ、主を讃めたたえよ』
『主にむかいてうたえ』『キリストよ、われらは主をあがめ』
『めでたし元后(サルヴェ・レジナ)』『主よ、われらを懲しめ給うなかれ』
『聖母マリアよ』 『エルサレムよ、主を讃めたたえよ』
『主、わが主にのたもう第1番』『めでたし元后(サルヴェ・レジナ)』,
【Disc5】 『この主の証聖者は』『主を畏るる者はさいわいなり第1番』
『われ主に感謝せん第1番』 『めでたし元后(サルヴェ・レジナ)』
『もろもろの国よ、主を讃めたたえよ第2番』『かくて蘇り給いて』
『主を畏るる者はさいわいなり』『めでたし元后(サルヴェ・レジナ)』
『われ主に感謝せん』 『主、わが主にのたもう』,
【Disc6】 『おお、善きイエズスよ』『おお、いと麗わしき』
『この日を感謝せん』『われ、喜びにみてり』
『しもべらよ、讃めたたえよ第1番』『聖母の嘆き』
『かくて十字架にかけられ』 『いざ殉教者らを讃めうたえ第2番』
『もろもろの国よ、主を讃めうたえ第3番』『主にむかいてうたえ第2番』
『エルサレムよ、主よ讃めたたえよ』『神が調え給うた宴を見よ』
『われは野原の花』『われは信ず』 ミ
シェル・コルボ(指揮)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
【録音:1967年 ステレオ:セッション】
モンテヴェルディの宗教曲の集大成。伝統的なポリフォニー様式による作品か
ら大規模なバロック様式による作品まで、多彩な楽曲が含まれています。オペ
ラやヴェスプレばかりが演奏され録音されるモンテヴェルディですが、重要な
この作品集は意外と録音が少なく、すでに1967年にこの作品に注目したコルボ
の記念碑的録音です。

2564.667226 ¥2150
リスト:
『交響詩「前奏曲」』『ハンガリー幻想曲』
『交響詩「人、山上にて聞きしこと」』
ゾルターン・コチシュ(指揮)
ガボール・ファルカシュ(P)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
【録音:2011年1月ライヴ】
指揮者コチシュと手兵ハンガリー国立フィルによる最新録音は、今年生誕200年
をむかえたリストの交響詩となります。名ピアニスト、ゾルターン・コチシュ
は1997年からはハンガリー国立フィルハーモニーの音楽監督に就任し、バルト
ークの演奏を中心に録音してきましたが、今回はリストの作品。協奏的作品
「ハンガリー幻想曲」では、ガボール・ファルカシュが、見事に卓越したテク
ニックと力強さでリストを演奏していきます。コチシュの指揮も、クールなモ
ダニズムの造形美や幾何学的なテクスチュアが、非常に明晰に浮かび上がらせ、
さらにリストの繊細なロマンティシズムから力強さを見事に表現しています。

2564.667082 2枚組 ¥1450
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)
ファルク・シュトルックマン(オランダ人:Br),
ロベルト・ホル(ダーラント:Bs), ジェーン・イーグレン(ゼンタ:Sp),
ペーター・ザイフェルト(T:エリック),
フェリシティ・パーマー(Sp:マリー), ロランド・ヴィラゾン(T:舵取り),
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン, ベルリン国立歌劇場合唱団
【録音:2001年5&6月、ベルリン】
この録音は、バレンボイムによるワーグナー主要オペラ10作品録音の完結編と
なったものです。2002年ベルリン復活祭音楽祭での10作品の連続上演という前
人未到の壮挙を成し遂げた現代最高のワーグナー指揮者バレンボイムとベルリ
ン国立歌劇場による極めて充実したプロジェクトで、シュトルックマンの知的
で迫力のあるオランダ人は特に聴きもの。ドラマの起伏に応じて、見せ場や聴
かせ所では、十分に音楽が歌い、緊張感が持続されたワーグナーの世界を聴か
せてくれます。

2564.667080 2枚組 ¥1450
ベルント・アロイス・ツィンマーマン: 歌劇「軍人たち」(全曲)
マルク・マンキトリック(Bs:ヴェーゼナー),
ナンシー・シャーデ(Sp:マリー), ミラルゴ・ヴァルガス(Ms:シャルロッテ),
ミヒャエル・エベッケ(Br:シュトルツィウス),
ウィリアム・コックラン(T:デポルト),
ベルンハルト・コンタルスキー(指揮)
シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音:1988-89年、シュトゥットガルト国立歌劇場でのライヴ】
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970)の代表するオペラ、「軍人
たち」のシュトゥットガルト国立歌劇場でのライヴ録音です。個人のエゴ、
階級のエゴ、社会道徳のエゴ、その波の中で溺れていく若いひとりの女性。
魅力的であるがために翻弄される…時代を超えたテーマを、鮮烈な音で描い
たオペラです。彼の作風らしく様々な時代の引用や技法を用いており、バロッ
クからロマン派、さらに民俗音楽、ジャズなど様々なジャンルの音楽のエッ
センスが隠し画のように挿入されています。なおこの上演の演出は、ハリー・
クプファーが担当していました。

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12-01 No.24-2

2012年01月26日 13時56分35秒 | Weblog
2564.666983 2枚組 ¥1450
アンドレ・メサジュ: 歌劇「フォルテュニオ」(全曲)
シルヴィ・スチュワート, ティエリ・ドラン, ブリジット・ディスノーズ,
コレット・アリオ=ルガス, パトリック・ロッカ,ニコラ・リヴァンク,
ミシェル・フォッケノイ, ルネ・シレール, ミシェル・トランポン,
フランシス・ドゥアジク, ジル・カイマイユ,
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮
)国立リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音:1987年、リヨン】
この作品は、アルフレード・ミュッセの「シャンデリア」という小説がもとと
なっている作品で、サン=サーンスに師事し30もの作品を超える舞台作品を残し
たメサジュ(1853-1929)が、異国情緒を曲のエッセンスとして取り上げていま
した。フランス情緒と融合したこの独特な雰囲気を、ガーディナーは見事な解
釈によって、このオペラの再演に成功しています。

2564.666952 2枚組 ¥1450
オッフェンバック: 喜歌劇「ペリコール」(全曲)
レジーヌ・クレスパン, アラン・ヴァンゾ, ジュール・バスタン,
ジェラール・フリードマン, ジャック・トリゴー, エメ・ブザンソン,
レベッカ・ロバーツ, 他 
アラン・ロンバール(指揮)
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
【録音:1976年】
オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」「美しきエレーヌ」「パリの生活」
「ジェロルスタン大公妃殿下」といった代表作がある中でも、「ペリコール」
は1868年初演された傑作であり、またこの録音はこの作品の代表的名盤です。
全編これオッフェンバック節のリズムやロマンティックなメロディが次々と出
て来る楽しい作品です。

2564.674364 2枚組 ¥1450
フェレンツ・エルケル: 歌劇「バンク・バン」(全曲)
エヴァ・マルトン(Sp), コロシュ・コヴァーチュ(Bs),
ラヨス・ミラー(Br), シャンドール・ショーヨム=ナギ(Br),
アティラ・レティ(Br), 他、
タマシュ・パル(指揮)
ハンガリー・ミレニアム管弦楽団, ハンガリー国立合唱団
【録音:2001年3月、ブダペスト・フェニックス・スタジオ】
フェレンツ・エルケル(1810-1893)はリストと同時期のハンガリーの作曲家。
ハンガリー国歌の作曲者としては知られていますが、彼の作品のほとんどは現
在では取り上げられることはあまりないようです。彼はヴェルディの影響を受
けてはいますが、ハンガリーの愛国心にあふれ、音楽もハンガリー色濃厚なも
のとなっており、様々な魅力的なダンスナンバーや、ドラマや個人の特性を周
囲の雰囲気を見事に表現しています。

2564.678566 2枚組 ¥2200
【Disc 1】 ジョン・ケージ:『プリペアド・ピアノのためのソナタとインター
リュード』『危険な夜』
【Disc 2】 ジョン・ケージ:『バッカナール』
ナンカロウ:『プレリュードとブルース』『ウルスラのためのカノン』,
ジョン・ケージのためのトリビュート小品集
ロビン・ハートウェル:『ピアノのための小品第2番』
マシュー・フェアクラフ:『Inside Out』
ジャンゴ・ベイツ:『You Live and Learn』
スティーヴン・プラット:『スタディ第1-3番』
マイク・ウィルソン:『ALF- Vegan Gravy Mix』
ピーター・オブライエン:『Rasavan』
ディールドレ・グリビン:『The Broken Piece of the Moon』
メアリー・ブラック:『Dead Sheep』
ジョナサン・ハーヴィー:『Homage to Cage, a Chopin』
アンドリュー・トゥーヴィー:『You may not(want)to(be)hear / here』
タルヴィン・シン:『Endgame』
ジョアンナ・マグレガー(P)
ジャズやコンテンポラリー、近現代音楽から最近ではバッハまで幅広いスタイ
ル演奏で聴かしてくれるクロスオーヴァー・ピアニスト、ジョアンナ・マグレ
ガー。イギリス生まれの彼女は、クラシックを学びながらも、テレビのサント
ラやコンテンポラリー・ダンスの音楽など幅広い活躍を重ね、Collins
Classicsレーベルに15枚の録音を成し、ジャズの分野でも知られるというマル
チなピアニストとして大変話題となっています。今回彼女の特異な才能を存分
に味わえるアルバム2種の、待望の再発売です。1998年頃録音のこのアルバム
では、彼女のコンテンポラリーの要素を見事に味わうことができるもので、
ナンカロウとケージの初期の作品と、現代、ジャズやラテンの作曲家らのジョ
ン・ケージヘのトリビュート・アルバムとなっています。

2564.678306 2枚組 ¥2200
ガーシュイン:
『ラプソディー・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド・ヴァージョン)*』
『ピアノ協奏曲ヘ調*』『ア・フォギー・デイ』
『フィジェティ・フィート』『バット・ノット・フォー・ミー』
『The Man I Love』『‘S Wonderful』『My One and Only』
『Clap Yo’ Hands』『Do It Again』 『Somebody Loves Me』
『Sweet and Lowdown』『Fascinating Rhythm』『Strike Up The Band』
『Who Cares?』『Oh, Lady Be Good』
『I’ll Build A Stairway To Paradise』『Do Do Do』
『That Certain Feeling』『Liza』『I Got Rhythm』
『It’s Only A Paper Moon』 『My Heart Belongs To Daddy』
『Can’t Help Lovin’ Dat Man』『Night & Day』
『June Is Bustin’ Out All Over』『Love For Sale』
『I’ll Be Seeing You』『42nd St』 『Erroll’s Blues』
『Erroll’s Bounce』『Monk’s Point』『Round Midnight』
ジョアンナ・マグレガー(P),
カール・デイヴィス(指揮)* ロンドン交響楽団*
彼女のジャズの要素が発揮された1990年頃の録音(発売はCollins)のもので、
ここではオリジナル・ジャズバンド版での演奏で、さらに彼女の大胆な発想が
引き立てられています。様々な現代、ジャズ、ラテン作曲家の編曲による「ガ
ーシュイン・ソング・ブック」も十分楽しませてくれます。

2564.674976 2枚組 ¥1450
サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」Op.47(全曲)
ホセ・クーラ(サムソン), オルガ・ボロディナ(デリラ),
ロバート・ロイド(ヘブライの長老), 他,
サー・コリン・デイヴィス(指揮), ロンドン交響楽団&合唱団
[録音:1998年7月, ロンドン]
コリン・デイヴィスの「サムソンとダリラ」は、ロイヤル・オペラ音楽監督時
代から定評があり、オラトリオ的性格が融合されたこの作品に最も適した指揮
者なのでしょう。この盤では、作品の性格をさらに巧みに表現しており、ボロ
ディナの美しい声でダリラの官能性が豊かに表現されています。もちろんクー
ラのロブストな声も、サムソンにぴったりで本領を発揮しています。

2564.674978 2枚組 ¥1450
デュカス:歌劇「アリアーヌと青ひげ」(全曲)
カテリーネ・シージンスキー(Sp:アリアーネ),
ガブリエル・バキエ(Bs:青ひげ), マリアーナ・パウノヴァ(A),
ハンナ・シャエール(Ms), アンヌ・マリー・ブランザ(Sp),
ジョスリーヌ・シャモナン(Sp), ミシェル・コマン(Sp),
アルミン・ジョルダン(指揮),
フランス放送新フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
[録音:1983年1月, フランス放送]
ペローの「青ひげ物語」を元にしつつも、バルトークとはかなり違った味わい
を持つこのオペラ。青ひげに囚われとなった5人の女たちは、6人目に囚われた
アリアーヌによって解放されるも、城から逃れることを拒みます。なぜ?とい
う疑問符が頭から離れない不思議な音楽を、アルミン・ジョルダンの指揮によ
る名録音の待望の再発売です。

7559.79800 ¥1480
John Adams:
Son of Chamber Symphony, String Quartet
ジョン・アダムズ(指揮)
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル,
セント・ローレンス弦楽四重奏団*
[録音:2010年9月, Sear Sound,NY / 2009年10月Rolston Recital Hall,
Banff Center, Canada*]
ジョン・アダムズの初録音2曲の新アルバムです。「Son of Chamber Symphony」
は、サンフランシスコ・バレエのために書かれた作品で、マーク・モリスの振
付で2008年に上演された作品です。1992年に作曲された「室内交響曲」と同様
に15人の器楽奏者によって演奏され、原始的リズムながらデジタル的で力強い
表現が印象的です。「弦楽四重奏曲」は、セント・ローレンスSQの演奏を聴い
て触発されて作曲された作品です。 「今まで、私は伝統的な弦楽四重奏曲に
我慢できませんでした。しかし私はこの曲を、ベートーヴェンのような古典的
ヴァイオリン協奏曲風に書いたことにより、鮮烈な叙情的なエピソードを連続
的に発展していきます」とアダムズは語っています。動きの止まった均衡状態
から開始され、ヴァイオリンの不規則なダンスステップ、軽快なスケルツォで
エネルギーが爆発し、最後には雪で覆われたように静かに安眠に着くような作
品です。 なおジョン・アダムズは、先日ジュリアード音楽院の名誉博士号が
与えられました。

7559.79772 ¥1480
Donnacha Dennehy:Gra agus Bas
イーラ・オ・レナード(Vo), ドーン・アップショウ(Sp),
アラン・ピアソン(指揮), クラッシュ・アンサンブル
D・デネイーは1970年ダブリン生まれの作曲家。ダブリン大学で作曲を学び、
ハーグで電子音楽の研究を行いました。彼が設立したクラッシュ・アンサンブ
ルによって様々な彼の作品が初演され、またクロノスSQやスミスSQ、サンフラ
ンシスコ・コンテンポラリー・ミュージック・プレーヤーズなど、様々な演奏
家が彼の才能を讃えています。この「Gra agus Bas」の意味は「愛と死」を意
味し、アイルランドの伝統的なバグパイプの音とアイリッシュダンスを取り入
れ、アイルランドのヴォーカリスト、イーラ・オ・レナードが参加しています。
「That the Night Come」は、ドーン・アップショウのために書かれた6つの歌
曲から成り立っており、昨年2010年に作曲されたばかりの作品です。

2564.672352 3枚組 ¥3240
J.S.バッハ:
「フーガの技法」BWV.1080, 「フランス組曲(全6曲)BWV.812-817」
ジョアンナ・マクレガー(P)
[録音:1996年&1993年 デジタル]
ジャズやコンテンポラリー、近現代音楽からバッハまで幅広いスタイル演奏で
聴かしてくれるクロスオーヴァー・ピアニスト、ジョアンナ・マグレガー。イ
ギリス生まれの彼女は、クラシックを学びながらも、テレビのサントラやコン
テンポラリー・ダンスの音楽など幅広い活躍を重ね、Collins Classicsレーベ
ル等に15枚の録音を成し、ジャズの分野でも知られるというマルチなピアニス
トとして大変話題となっています。今回彼女の特異な才能を存分に味わえるア
ルバム3種の待望の再発売です。フーガの技法は、バッハ作曲法のすべてが詰
め込まれています。各声部がすべて聞こえ、それぞれの音が重なった時の和音
の芸術に、マクレガーは感情的な熱意をこめて弾いていきます。半音階的で複
雑な主題のメロディーと彼女独特のリズムによって、驚きと感動のパフォーマ
ンスが際立っていきます。

2564.672698 ¥1350
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタ集 「ニ短調 K.1」 「ニ短調 K.9」 「ヘ短調 K.69」 「イ長調 K.113」
「変イ長調 K.127」 「ハ長調 K.132」 「ハ長調 K.133」 「ニ短調 K.141」
「ト長調 K.144」「 ハ長調 K.159 “狩り”」「イ短調 K.175」
「ホ長調 K.215」 「ホ長調 K.380」 「ニ長調 K.430」 「ヘ短調 K.481」
「ニ長調 K.492」 「ハ長調 K.502」 「ト短調 K.30 “猫のフーガ”」
ジョアンナ・マクレガー(P)
[録音:1989年 デジタル]
マクレガーは、スカルラッティの音楽を、テンポの揺らしやダイナミクス、カ
ンタービレを使用することによって、より繊細さとパワーの音楽の要求を正確
に演奏しています。

2564.672635 ¥2080
サティ:
「3つのジムノペディ」 「冷たい小品-逃げ出したくなる3つの歌」
「乾からびた胎児」 「犬のための、しまりのない真正な前奏曲」
「いやな気取り屋の3つの高雅なワルツ」 「スポーツと気晴らし」
「ラグタイム・パラード」 「ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)」
「世紀ごとの時間と瞬間の時間」 「天国の英雄的な門への前奏曲」
「古い金貨と古い甲冑」 「最後から2番目の思想」
「グノシエンヌ第1,3,4,5番」
ジョアンナ・マクレガー(P)
[録音:1989年 デジタル]
マクレガーは、サティの淡いすりガラスの向こうの風景を、見事に音の水彩画
にしていきます。それらは彼女が様々なジャンルを弾いてきてことによるもの
でしょう。その演奏の情熱、信念、想像力は、彼女が真のミュージシャンであ
ることを証明しています。控えめなの音量による見事な録音も、サティの音楽
表現に十分寄与しています。

2564.674980 3枚組 ST1
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588(全曲)
フェルッチョ・フルラネット(グリエルモ),
ジョン・トムリンソン(ドン・アルフォンソ),
ジョーン・ロジャーズ(デスピーナ),
チェチーリア・バルトリ(ドラベッラ),
レッラ・クベルリ(フィオルディリージ),
カート・ストレイト(フェルランド),
ダニエル・バレンボイム(指揮),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, RIAS室内合唱団
[録音:1989年11月, ベルリン]
バレンボイムとベルリン、初のダ・ポンテ作品となる記念碑的なアルバム。
若手とベテランをバランス良く配した歌手陣が魅力。とりわけ、録音当時弱
冠23歳、そろそろ頭角を現してきたものの、まだその才能は未知数であった
バルトリを起用した、先見の明が光る演奏です。

2564.675177 4枚組 ¥2500
ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」(全曲)
ヴァルトラウト・マイヤー(クンドリー),
ジークフリート・イェルザレム(パルジファル),
ホセ・ファン・ダム(アンフォルタス),
ギュンター・フォン・カンネン(クリングゾル),
ジョン・トムリンソン(ティトゥレル), マティアス・ヘレ(グルネマンツ),
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ベルリン・ドイツ歌劇場合唱団
[録音:1989年12月-1990年3月, ベルリン・イエス・キリスト教会]
1987年にバイロイトで「パルジファル」を指揮し、大成功を収めたバレンボイ
ムが、その翌々年に満を持して録音した当盤は、名盤ひしめき合う中でも、悠
然たる音楽の流れと、配役の見事さで一歩抜きんでていると言えましょう。現
在最高のワーグナー歌手、ヴァルトラウト・マイヤーのクンドリーをはじめ、
全ての男声陣が充実しています。

2564.674974 2枚組 ¥1450
ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」(全曲)
スーザン・グラハム(ベアトリス),
ジャン=リュック・ヴィアラ(ベネディクト),
シルヴィア・マクネアー(エロー), キャサリン・ロビン(ユルシュール),
ジル・カシュマイユ(クラウディオ), ガブリエル・バキエ(ソマローヌ),
ヴァンサン・ル・テクシエ(ドン・ペドロ),
フィリップ・マニャン(レオナート:語り),
ジョン・ネルソン(指揮),
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
[録音:1991年3月, リヨン]
バーデン=バーデンの劇場の委嘱で作曲、同地で初演された喜歌劇で、ベルリ
オーズにとって最後のオペラとなりました。ベルリオーズの色彩的な管弦楽法
とロマンティックな歌唱表現とが結びつき、終始美しい音楽に溢れる佳作です。
当代最高のベルリオーズ歌手と目されるスーザン・グラハムと、フランスを代
表するドラマティック・テノールのヴィアラを始め、脇役・端役に至るまで理
想的な実力派で固めた歌手陣が素晴らしい歌唱を披露しています。フランス語
オペラの楽しさと美しさに浸るには恰好の作品です。

2564.673616 7枚組 ¥4950
J・S・バッハ:
「マタイ受難曲BWV.244」
「ヨハネ受難曲BWV.245」
「ミサ曲ロ短調 BWV.232」
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック・オーケストラ,
ギイ・ドゥ・メイ(福音史家:T), ペーター・コーイ(イエス:Bs),
バルバラ・シュリック(Sp), カイ・ヴェッセル(C-T),
クリストフ・プレガルディエン(T), クラウス・メルテンス(Bs),
オランダ・バッハ協会合唱団 [以上マタイ受難曲]
ギイ・ドゥ・メイ(福音史家:T), ペーター・コーイ(イエス:Bs),
バルバラ・シュリック(Sp), カイ・ヴェッセル(C-T),
ゲルト・テュルク(T), クラウス・メルテンス(Bs),
オランダ・バッハ協会合唱団 [以上ヨハネ受難曲]
バルバラ・シュリック(Sp), カイ・ヴェッセル(C-T),
ギイ・ドゥ・メイ(T), クラウス・メルテンス(Bs),
アムステルダム・バロック合唱団 [以上ロ短調ミサ]
(録音:1992-1994年:デジタル)
コープマンの「受難曲」では、非常に人間的なイエスを表現していきます。決
して張り詰め過ぎないテンションを保ちながら、音の輪郭をはっきり描き出し、
テキストをはっきり聴き手にうえつけさせていきます。「ロ短調ミサ」では、
速いテンポの曲は非常にキビキビとし、祝典的なトランペットとティンパニ、
オーボエやフルートのクリアな歌い口など、実にモダンなバッハ像を描いてい
ます。

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12-01 No.23-1

2012年01月26日 13時56分09秒 | Weblog
<WARNER MUSIC>
★2011年新譜で未案内商品のご案内です。
2564.678047 ¥1350
『ヴィエニャフスキ:カプリース イ短調(クライスラー編)』
『クライスラー:ウィーン風狂詩的小幻想曲』
『アントニオ・バッジーニ:妖精の踊り』
『パガニーニ:「うつろな心」による序奏と変奏曲』
『パガニーニ:「24のカプリース」より第1&5番』
『ワックスマン:カルメン幻想曲』
『サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン』
『ポンセ:エストレリータ(ハイフェッツ編)』
チャーリー・シーム(Vn)
キャロライン・ジャヤ=ラトナム(P)
[録音:2010年2-3月 ロンドン(デジタル:セッション)]
情熱的若きイケメン・ヴァイオリニスト:チャーリー・シームの新作がワーナ
ー・クラシックスからの登場です。3歳ですでにヴァイオリン演奏をこなし,
シュロモ・ミンツなどに師事。イートン・カレッジ,ギルドホール音楽院でヴァ
イオリン演奏を研究。2008年にChallenge Classicsよりデビューし,高い評価
を得,ロイヤル・バレエやブライアン・アダムスなどのポップス・コンサート
にも出演しています。それだけでなく,「L'Uomo Vogue」などのファッション
誌の表紙や写真集などにも登場しています。今回のアルバムでは,情熱的高技
巧を要する作品ばかりでの挑戦です。現代らしいスマートな解釈は新鮮に感
じることでしょう。『彼の演奏テクニック・マスターとヴァイオリンの音色は
見事にミックスされ,彼の現代的な感性はクラシック音楽の世界に新鮮さをも
たらし,刺激的な光景を感じることができます』と,すでに高評価を得ています。
なお,メニューインが演奏していた1735年製ガルネリを使用しています。

2564.679465 2枚組 ¥2700
グラズノフ:協奏曲作品全集
グラズノフ:
「ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82」 「吟遊詩人の歌Op.71」
「ピアノ協奏曲第1番ヘ短調Op.92」 「ピアノ協奏曲第2番ロ長調Op.100」
「サクソフォーン協奏曲変ホ長調Op.109」 「夢(変ニ長調)Op.24」
「コンチェルト・バラータ ハ長調Op.108」 「瞑想曲ニ長調Op.32」
ホセ・セレブリエール(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団
レイチェル・バートン=パイン(Vn)、ウェン=シン・ヤン(Vc)、
アレクサンダー・ロマノフスキー(P)、 マルク・チソン(sax)、
アレクセイ・セロフ(Hr)
[録音:2010年4月(デジタル:セッション)]
「セレブリエールのグラズノフ交響曲集」はクラシック業界各方面から高評価
を獲得。セレブリエールも注目度・期待度が上昇中の今最も注目されている指
揮者の一人です。交響曲集は,ロイヤル・スコッティッシュ・ナショナル管弦楽
団とのコンビによる録音でしたが,今回はロシア・ナショナル管弦楽団との演奏
で,さらなる濃厚なロシアのロマンティシズムを洗練させ,品のある温かい音色
で仕上げていきます。

2564.676018 14枚組 ¥15200
J・S・バッハ:オルガン作品全集(1985-93年録音)
マリー=クレール・アラン
20世紀最高のオルガン奏者の一人、マリー=クレール・アランが奏でる崇高な
バッハ。 これらアラン3度目の全集録音は“歴史的な楽器を用いる”という明
晰なコンセプトのもとに完成されたもので、すべての演奏をヨーロッパに残る
歴史的オルガンで収録した点も特徴的です。最近の修復技術によって、シュニ
ットガーやシルバーマンといった名器が本来の音色を取り戻しており、アラン
にとっても、歴史的オルガンを使ってバッハを演奏することは理想であり、旧
東ドイツの楽器に触れることができたことも刺激となったようです。録音の点
でも高い評価を得ており、音色の輝かしさや響きの豊かさが克明に聴きとるこ
とができます。曲の配列がBWV番号順ではなく、各CDごとに年代やテーマ別に
構成されています。
【Disc1】トーマス・カントルとしてのライプツィヒ時代のバッハを代表する
オルガン曲が、演奏会用の自由曲としての「プレリュードとフーガ」、そして
教会での演奏用としてのコラールです。Disc1には、《マタイ》《ヨハネ》を
生み出した後に、オルガン曲の創作意欲が一段と高まった時期の作品を収めて
います。
【Disc2-3】オルガン製作の名匠ゴットフリート・ジルバーマンがフライベル
クにあるドーム教会の銘器を作った1714年には、バッハが先人達から学んだ技
を自らのものとし、対位法技法から雄大な表現を導き出すことが出来るように
なっていました。Disc2には、当時書き進めていた《オルガン小曲集》と、北
ドイツの伝統を継いだ雄渾壮大なトッカータなどを収録。Disc3には、当時書
かれたプレリュードとフーガや、コラール、さまざまな自由曲を収めています。
【Disc4-5】ライプツィヒの南20キロほどの町レータには、ジルバーマンの作
ったオルガンを持つ教会が二つあります。このCDで使われているのは、その一
つで、メンデルスゾーンがオルガン・ソナタ作品65を作曲するのに用いた楽器
です。バッハ自身が演奏した証拠はありませんが、キルンベルガー・コラール
集や種々のコラールで探求されているオルガン書法の可能性を実際の響きにす
るのに最適の銘器です。
【Disc6&7】これらのディスクでは、バッハ晩年の作品を収めています。厳格
な対位法を追究した結果、若き日の情熱のほとばしりが影をひそめる一方で、
円熟した筆致による超越的な精神世界を開示するような作品が生まれます。オ
ルガン・ヴィルトゥオーゾとして一世を風靡した大家としての風格が漂います。
【Disc8-10】これらのディスクでは、ライプツィヒの楽長時代に生み出された、
バッハの即興的な演奏会用作品と礼拝用音楽を収めています。爆発的な創造力
が燃え盛っていた1725年前後のバッハの作品群は、オルガン音楽の最高峰とし
て聴き応え十分です。
【Disc11】進取の気性に富むバッハは、実験的なまでに広大な音域を必要とす
る作品を書きました。ここに収録されたBWV593、536、653b、550といった作品
は、現存する歴史的楽器ではペダル鍵盤の不足などにより「バッハが書いた通
りに」演奏することは出来ません。このCDで使われている楽器は、こうした音
域の問題をクリアすると共に、アランが「18世紀の作品に完全に相応しい」と
認める多彩な響きを持っています。
【Disc12】バッハの全作品中で最も有名な〈トッカータとフーガ〉BWV565をは
じめ、自由なスタイルによる即興的作品を集めた一枚。全高28メートルに及ぶ
壮大・壮麗なオルガンによって、卓越したヴィルトゥオーゾとしての若きバッ
ハが蘇ります。
【Disc13】トリオ・ソナタは3声部によるバロック時代の代表的書法。バッハ
のオルガンのためのトリオ・ソナタは、イタリア協奏曲の急―緩―急の3楽章
形式と結びついた3声部書法の究極の姿であり、「オルガニストにとって最高級
の教材」となっています。
【Disc14】荒削りながら生命力に富む若き日のBWV541から、変奏技法の奥義と
いうべきBWV582まで、バッハの才能を強烈に印象付ける作品を集めました。か
のアルベルト・シュヴァイツァーが絶賛した、ジルバーマンの流れを汲む名オ
ルガンで、中部ドイツを代表する逸品とされる素晴らしい楽器を使用しています。


2564.676111 13枚組 ¥12500
モーツァルト:宗教曲音楽全集
【Disc 1】 『ミサ ハ長調K.66「ドミニクス・ミサ」』
『主日のための晩課(ヴェスペレ)ハ長調K.321』
【Disc 2】 『ミサ ハ長調K.317「戴冠式ミサ」』
『証聖者の盛儀晩課(ヴェスペレ)ハ長調K.339』
【Disc 3】 『ミサ曲ハ短調K.427(417a)(バイヤー版)』
【Disc 4】 『ミサ・ブレヴィス ト長調K.49(47d)』
『ミサ・ブレヴィス ニ短調K.65(61a)』
『ミサ・ブレヴィス ニ長調K.194(186h)』
『ミサ・ブレヴィス ハ長調K.220(196b)「雀のミサ」』
【Disc 5】 『ミサ・ソレムニス ハ短調K.139(47a)「孤児院ミサ」』
『モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」ヘ長調K.165(158a)』
【Disc 6】 『ミサ・ブレヴィス ト長調K.140(K3=Anh.235d/K6.Anh.C1.12)』
『ミサ・ブレヴィス ヘ長調K.192(186f)』
『ミサ・ロンガ ハ長調K.262(246a)』
【Disc 7】 『ミサ曲ハ長調K.257「クレド・ミサ」』
『聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調K.243』
【Disc 8】 『ミサ曲ハ長調K.167「聖三位一体の祝日のミサ」』
『ミサ・ブレヴィス ハ長調K.258』 『キリエ ト長調K.89(73k)』
『オッフェルトリウム ニ短調K.222(205a)「主のお憐れみを」』
『ミサ・ブレヴィス ハ長調K.259「オルガン・ソロ・ミサ」』
【Disc 9】 『聖墓の音楽K.42(35a)』『キリエ ヘ長調K.33』
『聖霊よ,来たれ ハ長調K.47』
『聖ベネディクト祭のオッフェルトリウム ハ長調K.34「登りたまえ,天への
道」』 『オザンナ ト長調K.223(166e)』
『キリエ 変ホ長調K.322(296a)=K.Anh.12(296b)』
『キリエ ハ長調K.323(Anh.15)』『レジナ・チェリ(天の女王)変ロ長調K.127』
『ミゼレーレ イ短調K.85(73s)』
『アンティフォナ ニ短調K.86(73v)「まず神の御国を求めよ」』
『キリエ ニ短調K.90』『タントゥム・エルゴ 変ロ長調K.142(Anh.186d)』
『アヴェ・ヴェルム・コルプス ニ長調K.618』
【Disc 10】 『オッフェルトリウム ニ長調K.260(248a)「来たれ,もろもろの
民よ」』『レジナ・チェリ ハ長調K.108(74d)』
『グラドゥアーレ ヘ長調K.273「主の御母なる聖マリアよ」』
『オッフェルトリウム ヘ長調K.198(K3=158b/K6=Anh.C3.08)「主の御保護の
もとに」』 『タントゥム・エルゴ ニ長調K.197(K3=Anh.186e/K6=Anh.C3.05)』
『女王,童貞聖マリアのためのリタニア 変ロ長調K.109(74e)』
『オッフェルトリウム ハ長調K.117(66a)「主はほめたたえられよ」』
『オッフェルトリウム ト長調K.72(74f)「女から生まれた人の中で」』
『オッフェルトリウム ヘ長調K.277(272a)「うるわしの創造主なる神の御母」』
『レチタティーヴォとアリア ト長調K.143(73a)「それ故に大切なことは…高き
を求め」』 『テ・デウム ハ長調K.141(66b)』
【Disc 11】 『ミサ・ソレムニス ハ長調K.337』
『聖体の祝日のためのリタニア 変ロ長調K.125』
『レジナ・チェリ ハ長調K.276(321b)』
【Disc 12】 『キリエ ニ短調K.341(368a)』
『ディクシットとマニフィカト ハ長調K.193(186g)』
『ミサ・ブレヴィス 変ロ長調K.275(272b)』
『女王,童貞聖マリアのためのリタニア ニ長調K.195(186d)』
【Disc 13】 『レクイエム ニ短調K.626』
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス,
アルノルト・シェーンベルク合唱団, ウィーン王宮礼拝堂合唱団,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
クリスティーナ・ラキ(Sp), クリスティーネ・シェーファー(Sp),
シャルロット・マルジョーノ(Sp), シルヴィア・マクネアー(Sp),
ジュジャナ・デーネシュ(Sp), ジョーン・ロジャーズ(Sp),
ドロテア・レシュマン(Sp), バーバラ・ボニー(Sp),
ラシェル・ヤカール(Sp), エヴァ・メイ(Sp),
アンジェラ・マリア・ブラーシ(Sp), インゲボルク・ダンツ(A),
エリーザベト・フォン・マグヌス(A), オルトルン・ヴェンケル(A),
ヤドヴィガ・ラッペ(A), ウヴェ・ハイルマン(T),
クリストフ・プレガルディエン(T), クルト・アツェスベルガー(T),
クルト・エクヴィルツ(T), デオン・ファン・デル・ワルト(T),
ヘルベルト・リッペルト(T), ヨゼフ・プロチュカ(T),
アラステア・マイルズ(Bs), オリヴァー・ヴィトマー(Bs),
ジル・カシュマイユ(Bs), トーマス・ハンプソン(Bs),
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs), ホーカン・ハーゲゴール(Bs),
ラースロー・ポルガール(Bs), ロベルト・ホル(Bs)
【録音】1981-1996年(デジタル)
余分な感傷性を剥ぎ落とし、書かれた音符そのものがもつ訴求力と躍動性をス
トレートに音化したとき、その演奏それまでの巨匠たちが聴かせた音楽まった
く異なり、あまりに赤裸々な叫びであり、ダイナミックな表現を有しています。
あの衝撃のレクイエムから15年かけて録音した、アーノンクールによるモー
ツァルト宗教音楽全集は、経済性とは無縁の仕事を完成させたエネルギーに絶
賛!1998年度レコードアカデミー賞受賞作品。
※以前発売されていた2564-62337-2(生産中止)の再発売商品となります。

2564.677140 14枚組 ¥15200
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」(全4部作)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
バイロイト祝祭劇場合唱団、
バイロイト祝祭劇場管弦楽団
[録音:1991年&1992年 バイロイト,祝祭劇場 (ライヴ)]
1988-92年にかけて演奏し、1991&1992年に録音したバレンボイム指揮、クプ
ファー演出による舞台のライヴ録音の再発売となります。すべての役において、
当時だけでなく現代においても屈指のワーグナー諸役に優秀な歌い手が揃って
おり、陰影諧調豊かで重量感に満ちたワーグナーを味わうことができます。
※なお今回の発売ではスリム・パッケージ(厚さ約4cm)となり、リブレットは
付いておりません。

2564.677426 2枚組 ¥2000
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620(全曲)
ラインハルト・ハーゲン(ザラストロ)、ナタリー・デッセィ(夜の女王)、
ローザ・マニヨン(パミーナ)、 ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(タミーノ)、
アントン・シャリンガー(パパゲーノ)、 リンダ・キチン(パパゲーナ)、
ウィラード・ホワイト(弁者)、スティーヴン・コール(モノスタトス)、
クリストファー・ジョージ(第一の僧侶)、ロラン・ナウリ(第二の僧侶)、
アンナ・マリア・パンザレッラ(第一の侍女)、
ドリス・ランプレヒト(第二の侍女)、 デルフィヌ・ヘイデン(第三の侍女)、
ダミアン・コラン、パトリック・オリヴィエ・クロゼ、
ステファン・ドゥルトニエ(三人の童子)
ウィリアム・クリスティ(指揮)、
レザール・フロリサン、リヨン歌劇場合唱団
[録音:1995年8月2-9日,パリ(デジタル:セッション)]
これまでバロック一筋だったクリスティでしたが、この時期にモーツァルトの
「レクィエム」「大ミサ」そしてこの「魔笛」を一挙に録音しました。ローザ
・マニヨンとブロホヴィッツの温かみのある美声、夜の女王を完璧に表現した
デッセィなど歌手たちはもちろん、クリスティの指揮はこのオペラを、節度を
もった表現を保ちつつも、楽しみを忘れてはいません。それらにより、モー
ツァルトの繊細さを完璧に表現することに成功しています。

2564.677430 3枚組 ¥3000
ヘンデル:歌劇「オルランド」HMV.31(全曲)
パトリシア・バードン(オルランド)、
ローズマリー・ジョシュア(アンジェリカ)、 ヒラリー・サマーズ(メドーロ)、
ローザ・マニオン(ドリンダ)、ハリー・ファン・デル・カンプ(ゾロアストロ)
ウィリアム・クリスティ(指揮)、
レザール・フロリサン
[録音:1996年(デジタル:セッション)]
1733年に初演された作品。「オルランド」の話は当時から非常に人気があり、
「騎士オルランドが、片想いの王女アンジェリカに振られて発狂、王女とその
恋人メドーロを虐殺するも、最後に占星術師ゾロアストロが出て来て、エル
キュール・ポアロが全てを解決」という話。このオペラの為に、クリスティは
最も効果的に表現しえる歌手たちを起用し、敏捷性と魅力をもたらしています。

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12-01 No.23-2

2012年01月26日 13時55分36秒 | Weblog
2564.677434 2枚組 ¥2000
パーセル:歌劇「アーサー王」(全曲)
クラロン・マクファーデン(Sp)、サンドリーヌ・ピオー(Sp)、
ヴェロニク・ジャンス(Sp)、 スザンナ・ウォーターズ(Sp)、
マーク・パドモア(T)、イアン・ペイトン(T)、ペッテリ・サロマー(Bs)、
ジョナサン・ベスト(Bs)、
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン、ヒロ・クロサキ(コンサートマスター)
[録音:1995年2月21-22日&25-26日,パリ、ベルティエ・ザール
(デジタル:セッション)]
クリスティは、この録音のためにオーケストレーションに変更を一部加え、深
めのベースサウンドによって生命溢れるものにしました。パーセルの作品上演
は機械的で冷たいものになってしまう危険性を伴っていますが、ここでは見事
な様々な表現をしえる歌手ばかりを起用する事によって、色彩豊かな絵画的作
品に蘇りました。

2564.676915 3枚組 ¥3000
グノー:歌劇「ファウスト」(全曲)
ジェリー・ハドレイ(ファウスト)、チェチーリア・ガスディア(マルグリート)、
サミュエル・ラメイ(メフィストフェレス)、
ブリギッテ・ファスベンダー(マルト)、
スザンヌ・メンツァー(ジーベル)、他
カルロ・リッツィ(指揮)
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
[録音:1993年7月 ブラングィン・ホール(デジタル:セッション)]
シェークスピアの有名な戯曲をもとに書かれた5幕のオペラ。美しいアリアが
随所にあり、初演時から人気が高い作品です。この演奏は、主要キャストがフ
ランス人でないにも拘わらず、非常に質の高い演奏として知られているもので
す。この録音は、最近のものとしては高い評価を得ている盤です。古いフラン
ス・スタイルを復活させながら、ハドレイは見事に生命を吹き込んだ熱演を演
じています。メフィストフェレス役のラメイも、古い優雅さを巧みに組み合わ
せた絶妙な表現を出していきます。最もこの演奏の成功には、歌手、歌詞、音
楽、展開を完璧に理解したリッツィが素晴らしくまとめあげ、この作品の名盤
として名高いクリュイタンス盤を超えた演奏とも言われています。

2564.677005 2枚組 ¥2000
ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」(全曲)
ラウル・ヒメネス(アルマヴィーヴァ伯爵)、サミュエル・ラメイ(バジリオ)、
ジェニファー・ラーモア(ロジーナ)、バルバラ・フリットリ(ベルタ)、
アレッサンドロ・コルベッリ(バルトロ)、ホーカン・ハーゲゴール(フィガロ)
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)、
ローザンヌ室内管弦楽団、ジュネーヴ歌劇場合唱団
[録音:1992年8月(デジタル:セッション)]
この演奏ではこの作品の面白さを、スコアに書かれていることのユーモアだけ
で、ロッシーニの動的表現を確認することができます。決して漫画のような演
出ではありません。ハーゲゴールもこっけいなイタリア風ではなく、うまく制
御されたフィガロを演じていきます。それによって、その他の役がらが際立っ
ていきます。この録音時通常ではカットされる伯爵のアリア、""Cessa di piu
resistere""も収録されていたのも特長でしょう。

2564.677007 3枚組 ¥3000
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527(全曲)
フェルッチョ・フルラネット(ドン・ジョヴァンニ)、
マッティ・サルミネン(騎士長)、 レッラ・クベッリ(ドンナ・アンナ)、
ウーヴェ・ハイルマン(ドン・オッターヴィオ)、
ワルトラウト・マイアー(ドンナ・エルヴィーラ)、
ジョン・トムリンソン(レポレッロ)、 ミケーレ・ペルトゥージ(マゼット)、
ジョーン・ロジャーズ(ツェルリーナ)
ダニエル・バレンボイム(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、RIAS室内合唱団
[録音:1991年、ベルリン(デジタル:セッション)]
バレンボイムは、89年、90年、91年録音に、ダ・ポンテ台本によるモーツァル
トの3つの傑作オペラをベルリン・フィルと録音しています。オーケストラは
勿論、歌手陣も充実を極めた演奏は、世界的に高い評価を得ています。ここで
の演奏は少しユニークな点があり、ドン・ジョヴァンニは少し愚かなドン。レ
ポレッロは威厳のあるサーバントと、通常とは反転した性格を描いていくこと
により、モーツァルトの意図したドンのイメージが再現されたのです。

2564.677013 2枚組 ¥2000
R・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」(全曲)
ワルトラウト・マイアー(クリテムネストラ)、
デボラ・ポラスキ(エレクトラ)、ファルク・シュトルックマン(オレスト)、
アレッサンドラ・マルク(クリソテミス)、 ヨハン・ボータ(エギスト)、
ダニエル・バレンボイム(指揮)、
ベルリン・シュターツカペレ、 ベルリン国立歌劇場合唱団
[録音:1995年2月、ベルリン(デジタル:セッション)]
ギリシャ三大悲劇詩人ソフォクレスの「エレクトラ」を基にした、ホフマンス
タールによる台本は憎しみと復讐、そして近親相姦までをも思わせる血生臭く、
かつ濃厚なものです。もちろんR・シュトラウスが付けた音楽は見事の一言で、
「サロメ」を上回る不協和音の中に、時折垣間見せる甘美なメロディが一瞬足
りとも聴き手の耳を引きつけて離しません。このバレンボイムの演奏は、複雑
怪奇なスコアを明晰に読み取り、全てを白日の下に晒し出しています。闇の底
に蠢く怨念は多少薄くなってしまったが、その分、人間の心の動きが手に取る
ようにわかるのです。出演者の豪華さも特筆すべき点で、ポラスキ、マルク、
ボータ…と、今をときめく堂々たる顔ぶれ。彼女、彼らを1995年の時点で見出
したプロデューサーの眼力にも恐れ入ります。当時、メゾ・ソプラノからソプ
ラノに転向しつつあった彼女ですが、この「エレクトラ」では、深い響きと表
現力溢れる歌唱、そして恐ろしいまでの迫力で、意に沿わぬ結婚の果て、夫ア
ガメムノンを殺害せざるを得なかった女の非業を歌いあげています。

2564.677016 2枚組 ¥2000
ヘンデル:歌劇「ガウラ(ゴール)のアマディージ」(全曲)
ナタリー・シュトゥッツマン(アマディージ)、
ジェニファー・スミス(オリアーナ)、 ベルナルダ・フィンク(ダルダーノ)、
パスカル・ベルタン(オルガンド)、アイズウェン・ハリー(メリッサ)、
マルク・ミンコフスキ(指揮)、
ルーヴル宮音楽隊
[録音:1989年11-12月(デジタル:セッション)]
この作品は、1715年にロンドンで発表されたヘンデルの比較的初期のオペラで
す。英雄アマディージは、幸福の島の王女オリアーナと愛しあっていましたが、
魔女メリッサがアマディージに横恋慕、オリアーナを愛しているトラキアの王
子ダルダーノを利用して、二人の仲を妨害するも、様々な困難の末、アマディ
ージがオリアーナとめでたく結ばれる、というストーリー。1990年代前半まで
はほとんど埋もれたオペラでしたが、この録音が再演のきっかけとなり急速に
人気が高まり、1996年以降多くのプロダクションで上演されている人気作とな
っています。イギリスでドラマティック表現の評価の高いバロック・ソプラノ
のジェニファー・スミス。そして英雄役として力強い表現を完璧に歌ったシュ
トゥッツマンは、この作品の特別な魅力を感じることでしょう。

2564.674403 3枚組 ¥2700
リスト:
(1)『ファウスト交響曲 S.108』
(2)『ダンテ交響曲 S.109』
(3)『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2』
(4)『ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」』
(5)『ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178』
(6)『ヴェルディ:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434』
(7)『ヴェルディ:「トロヴァトーレ」-ミゼレーレ S.433』
(8)『「アイーダ」からの巫女たちの踊りと終幕の二重唱 S.436』
ダニエル・バレンボイム(指揮:(1)-(2), P:(3)-(8)) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団((1)-(2))
プラシド・ドミンゴ(T:(1)) ベルリン国立歌劇場合唱団((1))
ベルリン放送女声合唱団((2))
[録音:1985-1998年]
フランツ・リスト生誕200年を記念して、バレンボイムが指揮とピアノ演奏し
た、リスト作品集を録音したものを収録しました。バレンボイムの譜読みの精
密さと的確さ、加えてベルリン・フィルの抜群の合奏力とドミンゴらの声楽陣
によって、圧倒的で迫真の管弦楽作品。緻密な構成の美しい作品から超絶技巧
の作品。ピアノの演奏でも楽器そのものの枠を超えることに挑戦し、スケール
の大きい構成が発揮され、たくましい情景や場面に応じた幅広い表現を描いて
います。

2564.674219 ¥950
『メンデルスゾーン:「結婚行進曲」(真夏の夜の夢)』
『パッヘルベル:カノン』『ヘンデル:ハレルヤ(メサイア)』
『アルビノーニ:アダージョ』『フォーレ:「ピエ・イエス」(レクィエム)』
『フォーレ:「ラシーヌの讃歌」』
『ヘンデル:「輝かしい熾天使は」(サムソン)』
『ヘンデル:「天使の手になる奏楽は、すべからく相和し」(サムソン)』
『プッチーニ:「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)』
『パリー(エルガー編):イェルサレム』
『エルガー:「ニムロッド」(エニグマ変奏曲)』
『ハウエルズ:「主は我が導師」(楽園への讃歌)』『フランク:天使の糧』
『クラーク:トランペット・ヴォランタリー』
『ヘンデル:シバの女王の入場(ソロモン)』
『ワーグナー:「結婚行進曲」(ローエングリン)』
『ヴィドール:トッカータ(オルガン交響曲第5番)』
『デュボワ:トッカータ(12の新しい小品)』
アンドルー・デイヴィズ(指揮)
BBC交響楽団&合唱団,
プラシド・ドミンゴ(T),
ロンドン・ヴォイセズ, イギリス室内管弦楽団,
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニューカレッジ合唱団
英国でも待ちに待った英国のウィリアム王子とMs.ケイトの結婚。それを記念
して「Royal Wedding」にふさわしい作品を収録しました。

5249.849352(DVD-Video) 4枚組 ¥5280
ドミンゴ・ファンの方なら外せない映像集3演目。18世紀、革命前後のフランス
を舞台に、実在の詩人を描いた「アンドレア・シェニエ」。カルメンにも似た
悲劇的な内容を持つ、闘牛士、山賊、ジプシー女の愛を描いた「山猫」。そし
てドミンゴの慟哭が切ない「道化師」。ドミンゴの美声と名演技をじっくりと
ご堪能いただけます。なかでも「山猫」は彼の独壇場。サルスエラの歌い手を
両親に持つドミンゴならではの情熱的な心の歌です。同じ指揮者と共演したCD
は発売されていたことがありますが、映像としては現在入手不可能なものです。
また英語による3つの演目について語るドミンゴも必見です。
【Disc 1】ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」(全曲)
【Disc 2】マニュエル・ペネーリャ:サルスエラ「山猫」(全曲)
【Disc 3】レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(全曲)
【Disc 4(ボーナスディスク)】ドミンゴ「アンドレア・シェニエ」「山猫」
「道化師」語る(英語:35分)
【Disc 1】 プラシド・ドミンゴ(T), アンナ・トモワシントゥ
ジョルジョ・ザンカナーロ(Br) 他,
ユリウス・ルーデル(指揮)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団と合唱団
演出:ミヒャエル・ハンペ
(収録:1985年コヴェント・ガーデン王立歌劇場)
[NTSC 4:3 / L-PCM Stereo / 字幕:英仏独伊日/ Region Code: 2,3,4,5,6]
【Disc 2】 プラシド・ドミンゴ(T), ベロニカ・ビジャロエル(Sp),
ユスティノ・ディアス(Br)他,
ミゲル・ロア(指揮)
ロサンゼルス・ミュージック・センター・オペラ管弦楽団 
演出:エミリオ・サージ
(収録:1994年ロサンゼルス・ミュージック・センター)
[NTSC 4:3 / L-PCM Stereo / 字幕:英仏独伊西/ Region Code: 2,3,4,5,6 ]
【Disc 3】 プラシド・ドミンゴ(T), ベロニカ・ビジャロエル(Sp),
グレゴリー・ユリシック(Br), マニュエル・ランザ(Br),
デヴィッド・カンジェロシ(T),
レナード・スラットキン(指揮)
ワシントン・ナショナル・オペラ管弦楽団
演出:フランコ・ゼフィレッリ
(収録:1997年11月, J・F・ケネディー・センター・オペラ・ハウス) 
[NTSC 4:3 / Dolby 2.0+ 5.1 Surround / 字幕: 英仏独伊西 /
Region Code: 2,3,4,5,6]
【Disc 4】 プラシド・ドミンゴ  
[NTSC 16:9/ L-PCM Stereo / 字幕:無 / Region Code: 2,3,4,5,6]

2564.674094(DVD-Video) ¥1480
2564.674090(Blu-ray) ¥2380
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」Op.87(全3幕)
エリシャ・ウィリス(シンデレラ), イアン・マッケイ(王子)、
マリオン・テイト(継母)、ゲイリーン・カンマーフィールド(義姉:Skinny)、
キャロル=アン・ミラー(義姉:Dumpy)、
ヴィクトリア・マール(フェアリー・ゴッドマザー)、他、
デイヴィッド・ビントレー(演出、振付)、
ジョン・F・マクファーレン(美術、衣装)、
コーエン・ケッセルス(指揮)、
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
【収録】2010年12月、バーミンガム・ロイヤル・バレエでのライブ
【仕様】NTSC 16:9、Dolby 2.0 stereo + 5.1 Surround、All regions、
収録時間:109分
バーミンガム・ロイヤル・バレエの名演出家・芸術監督、および新国立劇場舞
踊芸術監督のデイヴィッド・ビントレーの2010年最新演出版の登場です。
バレエの名作「シンデレラ」の名演出には、ヌレエフやセルゲイエフなどの
演出家が手掛けていますが、ビントレーの演出は「ファンタジー」を大切にし
たものです。それは決してキラキラとしたものではなく、前半は舞台・衣裳は
古典的で各配役の表情を豊かに表現したもの。後半は簡略化された幻想的な舞
台となり、2人のパ・ド・ドゥの複雑な演技は見事としかいいようがありませ
ん。この上演では、エリシャ・ウィリスと イアン・マッケイ、その他の出演
者も、バーミンガム・ロイヤル・バレエのファースト・ダンサーが起用されて
います。また、最近バレエ指揮者として世界的に注目を浴びてきているコーエ
ン・ケッセルスも、濃厚な音楽で素晴らしい舞台を引き立てています。

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12-01 No.22

2012年01月25日 13時15分06秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67843 ¥2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.56 ――
カルクブレンナー:
ピアノ協奏曲第2番ホ短調Op.85
ピアノ協奏曲第3番イ短調Op.107
アダージョと華麗なアレグロOp.102(全曲世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、タスマニア交響楽団
ドイツで生まれフランスを中心としたヨーロッパで人気の絶頂を極めたカルク
ブレンナー。ピアニストとして大成し、ピアノ・メーカーのプレイエルに役員
として参加、そして次代の天才ショパンから「ピアノ協奏曲第1番」を献呈さ
れたエピソードも有名である。カルクブレンナーのピアノ協奏曲が持つ華麗か
つ優雅な作風は、古典派末期からロマン派への架け橋となり、ショパンを筆頭
とした次世代の音楽家たちに大きな影響を与えている。
RPCシリーズの中心アーティストとして定着したハワード・シェリーとタスマ
ニア交響楽団のレベルの高さも特筆もの。
録音:2010年6月23日-26日、
フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)

CDA 67939 ¥2180
シュポア:
交響曲第9番ロ短調Op.143《四季》
交響曲第7番ハ長調Op.121《人生の世俗と神聖》
- 2つのオーケストラのための/序曲ニ長調WoO.5/祝祭行進曲ニ長調WoO.3
ハワード・シェリー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ベートーヴェンやブルックナーと同じく"第九のジンクス"に行く手を阻まれ
「交響曲第10番」は未完に終わっているシュポア。副題付きの「第7番」と
「第9番」は、古典派様式から標題音楽へと作風を変化させたシュポア後期の
2大傑作である。
録音:2011年8月16日-19日、オーディトリアム・ステリオ・モロ(ルガーノ)

CDA 67851/2 2枚組 ¥4360
メトネル:ピアノ小品集 - アラベスク、ディデュランボス、エレジー ――
8つの情景画Op.1/3つの即興曲Op.2/4つの小品Op.4/3つのアラベスクOp.7
3つのディデュランボスOp.10/3つのお話Op.17/4つの抒情的断片Op.23
練習曲ハ短調/3つの小品Op.31/3つの労働の賛歌Op.49
主題と変奏嬰ハ短調Op.55/2つのエレジーOp.59
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
ロンドン王立音楽アカデミーの教授であり、ロシア音楽とメトネルの音楽の世
界的権威ヘイミッシュ・ミルンが、長年のメトネルの研究成果を自らの手で世
に問う!
再評価著しい「ピアノ・ソナタ」や「ピアノ協奏曲」、「忘れられた調べ」、
「おとぎ話」などの陰に隠れてきたメトネルのピアノ小品たち。
メランコリックでロマンに満ちたメトネルの「小品」の魅力は、「ピアノ・ソ
ナタ」などの代表作に匹敵する素晴らしさを誇る。
録音:2010年9月20日-22日&2011年3月10日-12日、
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 67841 2枚組(1枚価格) ¥2180
アクロン:ヴァイオリンとピアノのための組曲全集 ――
ヘブライの旋律Op.33/2つのヘブライの小品Op.35/エリ・シオン
前奏曲Op.13/ヴァルソヴィの思い出Op.14/コケットリーOp.15
セレナーデOp.17/レ・シルフィードOp.18/子守歌Op.20/即興的な踊りOp.37
シェールOp.42/おとぎ話Op.46/愛の献呈Op.51/カンツォネッタOp.52-2
2つの印象Op.32/2つの印象Op.36/2つのパステル画Op.44
組曲《ステンペーニュ》/組曲第1番《古風な形式による》Op.21
組曲第2番Op.22/4つの幻想的小品《組曲第3番》Op.23
風変わりな組曲《リズムの連作、組曲第4番》Op.41
子供のための組曲(ハイフェッツ編)/レオポルド・アウアーへの思い
ラ・ロマネスカ
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、アーノン・エレツ(ピアノ)
ジョゼフ・アクロン(1886-1943)は、シェーンベルクから「現代の作曲家たち
の中で最も過小評価された1人」とその才能を称賛されたユダヤ系ポーランド
人のヴァイオリニスト=コンポーザー。
ポーランド、ロシア、ドイツを経てアメリカへと渡り、ユダヤ民俗音楽協会
に加わったアクロンは、代表作「ヘブライの旋律」など、ユダヤの民族音楽
を題材とした小品を数多く残している。
東欧のヴァイオリン作品の伝承者たち、ハガイ・シャハムとアーノン・エレ
ツのデュオがここでも冴えまくる!
録音:1996年2月26日-28日&2009年3月8日-10日、
エルサレム音楽センター(イスラエル)

CDA 67881 ¥2180
ブー・ハンソン:合唱作品集 ――
Som nar handen(アズ・ホエン・デイ・ダウンズ)/めでたし女王
ゼン・アイ・ヒアード・ザ・シンギング/フォー・アズ・ザ・レイン
ザ・プレイス・アモンスト・ザ・トゥリーズ/ミサ・ブレヴィス
わたしの目を明らかに/終わりなき境界線(エンドレス・ボーダー)
ルパート・ゴフ(指揮)、ロイヤル・ホロウェイ合唱団
ブー・ハンソン(1950-)は、ギタリスト、フォーク&ジャズのコンポーザーと
して活動をスタートさせ、1990年代からは合唱音楽の作曲家として一気に頭角
を現した北欧スウェーデンの音楽家。
幼少期のトレブル(ボーイ・ソプラノ)時代の体験を自らの合唱作品のルーツと
しているハンソン。その神秘的な音楽空間は、北欧発の合唱の新しいレパート
リーとして期待されている。
録音:2011年1月6日-8日、ドゥエ・アビー(バークシャー)





<Helios>
CDH 55410 ¥1280
《乙女の祈り》と古きピアノ・スツール(腰掛け椅子)の宝石 ――
クリスティアン・シンディング(1856-1941):春のささやき
テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):乙女の祈り
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):ユモレスク 変ト長調
セリム・パルムグレン(1878-1951):5月の夜
モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925):セレナード
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):メロディー ヘ長調
イグナツ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):メヌエット ト長調
ドメニコ・パラディース(1707-1791):トッカータ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):調子の良い鍛冶屋
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):メヌエット ト長調
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):春の歌
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):悲歌
ジャン・シベリウス(1865-1957):スプルース
ウィリアム・メイソン(1829-1908):銀の春
アルベルト・ピーションカ(1828-1912):タランテッラ イ短調
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):ノットゥルノ
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):コケット
ズデニェク・フィビヒ(1850-1900):詩曲
エドゥアルド・ポルディーニ(1869-1957):ワルツを踊る人形
エドワード・マクダウェル(1860-1908):野バラに
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):糸を紡ぐ女
エセルバート・ネヴィン(1862-1901):ナルシソス
アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924):ロマンス
アウグスト・デュランド(1830-1909):ワルツ第1番
フィリップ・マーティン(ピアノ)
18世紀-20世紀初期のヨーロッパでサロン音楽として親しまれた珠玉のピアノ
作品を集めたピアノ・アルバム。有名無名、時代を問わない美しい旋律の24
作品を収録。
フィリップ・マーティンは、1985年にロイヤル・アルバート・ホールでデビュ
ーして以来、イギリスで高い人気を誇り、ゴットシャルクの「ピアノ作品全集」
(CDS 44451/8)を完成させたアイルランド生まれのピアニスト。
この「乙女の祈り」は、ハイペリオンの創設者テッド・ペリー(1931-2003)に
捧げられた特別なアルバムでもある。
録音:2002年10月23日、オール・セインツ教会(ロンドン)
CDA 67379からの新装移行再発売

CDH 55407 ¥1280
パレストリーナ:ミサ曲《見よ、われはヨハネなり》 ――
しもべらよ、主をたたえよ(8声)/日々罪を犯したるわれを
これらの町が受けし試練のことを/ミサ曲《見よ、われはヨハネなり》
汝はペテロなり(7声)/第4旋法のマニフィカト(4声)
チェチーリアは楽器を奏で
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、ジェームズ・オドンネル(指揮)
ジェームズ・オドンネルが音楽監督を務めていた時代のウェストミンスター
大聖堂聖歌隊のパレストリーナ。
6声のミサ曲「見よ、われはヨハネなり」は、作曲者不明の同名のモテットに
基づくパロディ・ミサ。
録音:1999年2月9日-10日&15日-16日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)
CDA 67099からの新装移行再発売

CDH 55412 ¥1280
ドホナーニ:ピアノ五重奏曲集 ――
ピアノ五重奏曲第1番ハ短調/弦楽三重奏のための《セレナード》ハ長調Op.10
ピアノ五重奏曲第2番変ホ長調Op.26
ロンドン・シューベルト・アンサンブル
コダーイ、バルトークと並ぶ20世紀ハンガリーの3大作曲家の1人であり、後期
ロマン派、ブラームスの流れを汲むエルネー・ドホナーニ(1877-1960)の「ピ
アノ五重奏曲集」。
ハンガリーの民族音楽を採り入れた作曲家たちとは一線を画すドホナーニの作
風は、どこか新鮮な響きを持つ。
録音:1995年3月28日-30日
CDA 66786からの新装移行再発売

CDH 55436 ¥1280
セント・ポールの受難節 ――
作曲者不詳:主よ、われらを憐れみたまえ
ファラント:忘れ給うなかれ、おお神よ/メンデルスゾーン:主を待ちわびて
ベアストー:哀歌/サンダース:リプローチーズ
チャップル:見よ十字架の木を/ブルックナー:キリストはおのれを低くして
ギボンズ:静かに涙を流しながら/ロッティ:十字架(8声)
ウッド:この楽しい復活祭の季節/ベアストー:イスラエルの民エジプトを出て
フィリップス:ユダ族の獅子/ブリテン:テ・デウム ハ長調
セント・ポール大聖堂聖歌隊、ジョン・スコット(指揮)
イギリス国教会の大聖堂、セント・ポール大聖堂聖歌隊が歌う四旬節、受難節
と復活祭のための音楽。
このアンソロジーに含まれた音楽は、メンデルスゾーンやブルックナーからイ
ギリスのブリテン、ジョン・サンダース(1933-2033)、ブライアン・チャップ
ル(1945-)など多岐にわたる。
録音:1996年6月25日-28日、セント・ポール大聖堂(ロンドン)
CDA 66916からの新装移行再発売





<Deutsche Grammophon>
4779963 ¥1350
1.ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番
2.ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番《葬送》
3.同:舟歌 嬰ヘ長調
4.同:子守歌 変ニ長調
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音:2004年12月 ベルリン
2004年3月に発表したドイツ・グラモフォン移籍第1弾《クレド》で、その独特
のプログラミングと演奏の完成度が各紙誌で高い評価を得たフランスの女流ピ
アニスト、エレーヌ・グリモーの第2弾。ラフマニノフのソナタ第2番は、デン
オン・レーベルに録音があり、また、ショパンも今までにいくつかの曲の録音
を行っており、十八番にますます磨きがかかっています。

4779962 ¥1350
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1982年 ウィーン
ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲
した《ハンガリー舞曲集》は、民族色豊かなピアノ連弾用の作品ですが、自身
やドヴォルザークの管弦楽編曲によってより広く親しまれるようになりました。
誇張のないテンポ、巧妙なオーケストラ・コントロール、一貫したアプローチ
によるアバドの指揮に応え、ウィーン・フィルハーモニーが豊麗な響きを駆使
して躍動感溢れる胸のすくような快演を聴かせています。

4779970 ¥1350
カルメン幻想曲-ヴァイオリン名曲集
1.サラサーテ:カルメン幻想曲
2.ショーソン:詩曲
3.サン=サーンス:ハバネラ
4.ラヴェル:ツィガーヌ
5.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:ズービン・メータ
録音:1986年9月 ニューヨーク
現代を代表するヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、パールマンによる、
ヴァイオリン名曲集です。きめ細やかで滑らかな美音や鮮やかなテクニック、
そして豊な表現力が魅力のパールマン。その豊富なキャリアが生み出した多彩
な技巧と表現力がすべて味わえる、文字通り珠玉のような名曲集です。

4779971 ¥1350
1.ヴィヴァルディ: 協奏曲集《四季》
2.クライスラー: ヴァイオリン協奏曲
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
オルフェウス室内管弦楽団
録音:1993年12月 ニューヨーク
天才シャハムの美音とオルフェウス室内管との緊密なアンサンブルが楽しめる
作品で、選曲も魅力。クライスラーの協奏曲は、ヴィヴァルディの様式で書か
れており、洒脱なシャハムの演奏が聴きものです。

4779969 ¥1350
1.サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》
2.デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》
サイモン・プレストン(1:オルガン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1986年6月 ベルリン
色彩感に溢れたオーケストラと壮麗なオルガンの響きが効果的に対置されたサ
ン=サーンス円熟期の第3交響曲は、循環形式の手法によって細部に至るまで
有機的に関連付けられ、全体が見事に統一された作品です。切れ味の鋭い現代
的感覚で人気の高いレヴァインはこの交響曲の本質を明快に捉え、ベルリン・
フィルハーモニーを見事にドライヴして壮大なスケールの演奏を繰り広げてい
ます。

4779966 ¥1350
メンデルスゾーン:
1.八重奏曲
2.弦楽四重奏のための4つの小品
3.弦楽四重奏曲第6番
エマーソン弦楽四重奏団
録音:2004年4月 ニューヨーク
バッハ《フーガの技法》やハイドン《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》
など、意欲的な録音を行ってきたエマーソン弦楽四重奏団が、オーソドックス
なレパートリーに回帰。特に有名な八重奏曲の多重録音は必聴です。

4779965 ¥1350
ハイドン:アリア集
1.きらめくケルビムの間に/2.武器を執れ、戦士たちよ!/3.おお主よ
4.誇りと名誉は/5.そうだ、足かせと縄目のなかでこそ
6.緑の野よ、心地よい森よ/7.そなたら、わが力の選り抜きの使者たちよ
8.不吉な嵐が起こり/9.俺は怒り狂う、溶ける、燃え尽きる!
10.おお、さくらんぼよりも赤く/11.そなたの赴くところ
12.復讐、復讐-ティモテウスは叫ぶ/13.抜け目のない狩人は
14.私が愛するすずかけの木々の/15.オンブラ・マイ・フ
16.万軍の主はこう言われる/17.その来る日には、だれが耐え得よう
18.なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち
19.ここで、あなたがたに奥義を告げよう/20.ラッパが響いて
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)
スコットランド室内管弦楽団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1997年7月 エジンバラ
ウェールズ出身の今をときめく若きバス・バリトン歌手、ブリン・ターフェル
が、ヘンデルのオペラやオラトリオのアリアを歌った1枚。ターフェルのノー
ブルな歌唱をたっぷりご堪能ください。

4779964 ¥1350
1.シューマン:ピアノ協奏曲
2.グリーグ:ピアノ協奏曲
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1981年9月 ベルリン
ロマン派のピアノ協奏曲の傑作2曲を聴くアルバムです。ツィマーマンの明快
なタッチが紡ぎ出す美しい音色としなやかな感性による表現を、カラヤンが
指揮するベルリン・フィルハーモニーの絶妙ともいえるバックが支え、詩情豊
かな演奏を展開しています。

4779967 ¥1350
モーツァルト:
1.ミサ曲《戴冠式ミサ》
2.エクスルターテ・ユビラーテ
3.ヴェスペレ
バーバラ・ボニー(ソプラノ)
キャスリン・ウィン・ロジャーズ(アルト)
ジェイミー・マクドゥグル(テノール)
スティーヴン・ガッド(バス) イ
ングリッシュ・コンサート&合唱団 
指揮:トレヴァー・ピノック
録音:1993年9月 ロンドン
美しく華麗で厳粛、しかもオペラに勝るとも劣らない魅惑的なモーツァルトの
教会音楽を実現したピノックの名盤。《戴冠式ミサ》のアニュス・デイ、《エ
クスルターテ・ユビラーテ》における名花ボニーの活躍も聴きものです。

4779968 ¥1350
オペラ・アリア集
1.モーツァルト:父よ、兄よ、さようなら
2.同:残酷ですって! いいえ、私はあなたのもの
3.ベルリオーズ:愛と尊敬の間で
4.ベッリーニ:私にとって今日は何と素晴らしい日
5.マスネ:私が女王様のように街を歩くと
6.ドニゼッティ:あたりは静寂に閉ざされ
7.グノー:トゥーレの王、何と美しい姿
8.ドヴォルザーク:ルサルカ、白銀の月よ
9.プッチーニ:私が町を歩くと
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
録音:2003年3月 ウィーン
ロシアが生んだ当代きっての人気ソプラノ、ネトレプコのデビュー・アリア集。
本格的なソロ・デビューとなる本作では、ウィーン・フィルが伴奏を務めるな
ど、期待の大きさが窺える内容となっています。




<TOWER RECORDS>
●Tower Records Original VINTAGE COLLECTION Vol.13
PROC 1146 6枚組 ¥4800
ベートーヴェン:交響曲全集
ラファエル・クーベリック指揮、
ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、
バイエルン放送交響楽団 ※第7番は2種類収録

PROC 1152 ¥1000
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」
オハン・ドゥリアン指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ステパン・ラージンの処刑 
ヘルベルト・ケーゲル指揮、ライプツィヒ放送交響楽団、他

PROC 1153 ¥1000
ラフマニノフ:交響曲第2番
セミヨン・ビシュコフ指揮、パリ管弦楽団

PROC 1154 ¥1000
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
ワレリー・ゲルギエフ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

PROC 1155 ¥1000
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのコンサート・ロンドK.382、K.386
アニー・フィッシャー(pf)
フェレンツ・フリッチャイ指揮、バイエルン国立管弦楽団

PROC 1156 2枚組 ¥1500
ハイドン:太陽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第31番-第36番
ケッケルト弦楽四重奏団

PROC 1158 ¥1000
ブラームス:チェロソナタ第1番、第2番
ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)
イェルク・デームス(pf)

PROC 1159 5枚組 ¥4800
ダウランド:リュート歌曲集第1巻-第3巻、巡礼の慰め
コンソート・オブ・ミュージック

PROC 1164 ¥1000
ナポリのブロックフレーテ協奏曲集
マンチーニ:ソナタ第19番、第6番/サッリ:協奏曲第11番
バルベッラ:ソナタ第3番/ヴァレンタイン:協奏曲第2番
ムジカ・アンティクァ・ケルン

PROC 1165 ¥1000
ヘンデル:シバの女王の入城
ガブリエリ:第9旋法による12声のためのカンツォーナ
シャイト:コルネット・カンツォーナ
パーセル:「アブデラザール」からの組曲
ディ・ラッソ:その者に祝福あれ(2声から12声のための)
ヘンデル:シバの女王の入城
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番BWV.1048
ヘンツェ:8本の金管楽器のためのソナタ
ジーベルト:金管楽器のロンドー
ベルリン・ブラス・アンサンブル

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12-01 No.21-1

2012年01月25日 13時14分43秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 ¥1000 (8.509002のみ特別価格)
8.509002 9枚組(4枚価格) ¥4000
ドビュッシー:管弦楽作品集全集
《CD1》
1.牧神の午後への前奏曲/2-4.海/5.バレエ音楽「遊戯」
6-11.子どもの領分(A.カプレによる管弦楽編)
《CD2》
1.「ペレアスとメリザンド」交響曲(M.コンスタント編)/2-4.夜想曲
5.英雄の子守歌(管弦楽編)/6-8.12の練習曲より第9番,第10番,第12番
《CD3》
1-5.映像
6.ピアノのために-第2楽章「サラバンド」(M.ラヴェルによる管弦楽編)
7.舞曲(M.ラヴェルによる管弦楽編)/8.スコットランド行進曲(管弦楽編)
9.レントよりもおそく
《CD4》
1-7.聖セバスティアンの殉教
8.バレエ音楽「カンマー」(C.ケクランによる管弦楽補筆編)
9-10.リア王(J. ロジェ=デュカスによる管弦楽編)(ファンファーレによる序
曲/リア王の眠り)
11.セーヌ・リリック「放蕩息子」より「行列と踊りの歌」
《CD5》
1-7.おもちゃ箱(C.ドビュッシー,A.カプレによる管弦楽編)
8.バッカスの勝利(M.F.ガイヤールによる管弦楽編)
9-14.6つの古代の墓碑銘(E. アンセルメによる管弦楽編)
《CD6》
1-3.白と黒で(R.ホロウェイによる管弦楽編)/4-7.小組曲(H.ビュッセル編)
8-11.ベルガマスク組曲(G.クロエ編)/12.喜びの島(B.モリナーリ編)
《CD7》
1-12.前奏曲集 第1集(C.マシューズによる管弦楽編)
13-14.交響組曲「春」(H.ビュッセル編)
《CD8》
1-12.前奏曲集 第2集(C.マシューズによる管弦楽編)
13.版画 第1番「塔」(A.カプレ編)
14.版画 第2番「グラナダの夕べ」(H.ビュッセル編)
15-17.交響曲 ロ短調(T.フィーノによる管弦楽編)
《CD9》
1-2.幻想曲/3.クラリネットのための第1狂詩曲
4.幻想曲(管弦楽編曲:R.ロジェ=デュカス)
5-6.2つの舞曲「神聖な踊りと世俗の踊り」
フランス国立リヨン管弦楽団
準メルクル(指揮)
準・メルクルによるドビュッシー(1862-1918)の管弦楽作品全集です。このBOX
には本来の管弦楽曲だけでなく、多くの管弦楽編曲(他の人の手によるものも
含まれる)も収録されているのが特徴です。印象派を代表するドビュッシーの
管弦楽の扱いの巧さについては今さら語る事もないでしょう。変幻自在に色を
変える「海」の描写に始まり、「夜想曲」や、「牧神の午後への前奏曲」など、
聴いているだけで、目の前に「音で描いた絵画」が立ち現れます。また彼を信
奉する作曲家たちは、この手法を模倣するかのように、ピアノ曲などに素晴ら
しいオーケストレーションを施したのです。作品としての興味も、音としての
興味も全て満足させてくれる充実のこのセット、ドビュッシー生誕150年を記
念するにふさわしい贈り物と言えるでしょう。

8.572775
ウォレス:ケルト幻想曲集
1.あま色の髪の若者-私のラッド、笛を吹けば私はあなたのところへ行くでしょ

2.私のナニーによる華麗なる幻想曲-マイ・アイン・カイン・ディアリー&ボ
ニー・ダンディ
3.悲しい夜はとても早く過ぎていく-ラッソ・ゴーリー
4.栄光の待つところへ行こう-愛の若き夢
5.あなたがジェイミーから離れるとき
6.タラのホールでハープが聞こえてくるのは1度だけ-まだ飛ぶの
7.デズモンドの歌/8.春の日の花と輝く-アイルランドの旋律
9.スコットランドの釣鐘草
10.「ロイの妻」と「私たちは居眠りをする」のエコセーズによるピアノのた
めのサロン風な華麗なる幻想曲
11.ジョン・アンダーソン、マイ・ジョー-ジェミー、あなたは永遠に私の元か
らいなくなった
12.The Weary Pund o' Tow-幸運はこの家のあたりにある
13.輝く川の流れ-ノラ・クレイナ/14.マギー・ローダー
15.スコットランドの旋律による小ロンド-愛しのチャールズ王子
16.キンロック・オブ・キンロック-私はママのかわいい子
17.スコットランド賛歌/18.ホーム・スウィート・ホーム(埴生の宿)
19.川の岸と堤/20.老いたロビン・グレイ-ボートを漕ごう
ローズマリー・トゥック(ピアノ)
リチャード・ボニング(ピアノ)…19
確かにオペラ編曲集(8.572774)では、なかなか面白い作曲家だな。と思いはし
たものの、なんとなくリストの亜流っぽさを感じてしまい、愛するまでには至
りませんでした。しかし、このアルバムを聴けばそんな偏見が吹っ飛んでしま
いました。ここに収録されているのは、数々の懐かしいメロディです。ウォー
ターフォード生まれの作曲家ウォレス(1812-1865)は、若いころからアイルラ
ンドとスコットランドの民謡を愛し、これらを超絶的なピアノ作品へと生まれ
変わらせました。これは、当時まだまだ音楽的に未熟だったアイルランドの音
楽産業の急成長に合わせ書かれたものですが、複数の曲をつなぎ合わせ、華麗
なピアノ曲として聞かせる才能は、なかなかあるものではありません。異色の
経歴を持つ人とされますが、大地震の遭遇や猛獣との格闘など、その大半は眉
唾ものらしい彼。しかしピアニストとしての華々しい活動歴は真実だったのだ
な。と信じるに値する技巧的な作品群です。日本でもおなじみのメロディが至
るところに現れは消えていく楽しさをぜひ味わってみてください。

8.572212
ペンデレツキ:
1-3.古い形式による3つの小品(1963)/4-5.セレナード(1997)
6-7.シンフォニエッタ 第1番(1992)/8.24の弦楽器のための間奏曲(1973)
9.オーボエと弦楽オーケストラのための奇想曲(1964)
10-13.シンフォニエッタ 第2番(1994)
アルトゥール・パフレフスキ(クラリネット)…10-13
ジャン・ルイス=カペッツァーリ(オーボエ)…9
ワルシャワ・フィルハーモニック室内管弦楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
常に高い評価を受けているヴィトによるペンデレツキ・シリーズです。今作は、
彼の約30年間にわたる6つの作品を収録していて、ペンデレツキ(1933-)の多彩
な魅力を万遍なく楽しむことができる構成になっています。1963年に書かれた
「古い形式による3つの小品」は、もともと映画のために構想された作品で、
明らかに後期ロマン派風のバロック作品のバスティーシュです。当時の若い作
曲家は前衛的なスタイルを持ちながらも、このような作品を書くことで自らの
音楽技法を認めさせたのです。その翌年に書かれた「奇想曲」は明らかに現代
に属するもの(それもペンデレツキの最も過激なスタイル)で、各々の楽器がつ
ぶやきつつ、絡み合う様を見事に描いたものです。最近は懐古的な作風へと変
化していると言われる彼の音楽ですが、1990年代の作品を聴いてみていただけ
れば、その見解に納得がいくかもしれません。

8.572902
夕べの歌 - J.L.ウェッバーによるディーリアスとアイアランドの歌曲編曲集
1.ディーリアス(1862-1934):日暮れ/2.アイアランド(1879-1962):春の悲しみ
3.ディーリアス:高き城の庭の鳥/4.アイアランド:夕べの歌
5.ディーリアス:ハーレムの庭/6.ディーリアス:愛の哲学
7.アイアランド:海ヘの情熱/8.ディーリアス:高き山脈
9.アイアランド:聖なる少年/10.ディーリアス:「ハッサン」よりセレナーデ
11.ディーリアス:長い長い年を通して/12.アイアランド:赤ちゃん
13.ディーリアス:三羽のからす/14.アイアランド:小さな小鳥
15.アイアランド:希望/16.アイアランド:若者の恋
17.ディーリアス:眠りの歌/18.アイアランド:夏の計画
19.ディーリアス:あなたの青い瞳とともに/20.アイアランド:彼女の歌
21.アイアランド:夏の森にて
※3.4.21…世界初録音
ジュリアン・ロイド・ウェバー(チェロ&編曲)
チェン・ジアシン(チェロ)…4.21/ジョン・レナハン(ピアノ)
近代イギリス音楽は、どれも渋い美しさに彩られていることを誰もが知ってい
ますが、ここで聴くことのできる「チェロで奏でる歌曲集」は一層磨きのかか
った美を有しているように思われます。心の底に沈みこんでいくような深い
チェロの音色と、哀愁を帯びた旋律。これを耳にして涙しない人はいないはず。
チェロを演奏するJ.L.ウエッバーについては今さら語る必要もないでしょう。
「オペラ座の怪人」でおなじみ、アンドリュー・ロイドの弟であり、父も作曲
家という、まさに音楽の申し子。ディーリアスとアイアランドの繊細な感情を
見事にチェロへと移し替えています。アイアランドのピアノ作品集でおなじみ
のレナハンの伴奏も、思いのたけを伝えるかのような雄弁さです。

8.572680
ヴァイス:リュートのためのソナタ集 第11集
1-6.リュート・ソナタ 第39番 ハ長調「パルティータ・グランド」
7-13.リュート・ソナタ 第96番 ト長調
14-20.リュート・ソナタ 第30番 変ホ長調
ロバート・バート(バロック・リュート)
どうしてこんなにファンがいるの?と驚くほどに、リュート・ファンの間で人
気が高いヴァイス(1687-1750)のソナタ集、待望の第11集です。バッハと同じ
年に没した作曲家ですが、当時、イタリアとフランスのスタイルをミックスし
た「当時の現代音楽」を書いた人であり、もちろん最大のリュート奏者として
も活躍していました。このアルバムでも、いつものように3曲が収録されてい
て、どれもが素晴らしい霊感に満ちています。第39番は、まるでリュリの作品
のようなフランス風序曲で始まる壮大な曲であり、第96番は作曲家の死後、
10年経ってモスクワで写譜が発見された曲。比較的容易な技巧で書かれていて、
恐らく教育用と思われます。第30番は1725年から30年の間に書かれたもののよ
うで、前奏曲はあとから付されました。なぜかというと、ヴァイスは譜面にア
ルマンドから記すことで、前奏曲はその場で即興演奏することを好んだからだ
と言われています。なんとも楽しい話ではありませんか?演奏はおなじみ、
名手バートによるものです。

8.559705
ガーシュウイン:
1-3.へ調の協奏曲(1925)/4.ラプソディ 第2番
5.「アイ・ガット・リズム」変奏曲
オリオン・ウェイス(ピアノ)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
ガーシュウィン(1898-1937)の「もう一つのピアノ協奏曲」である「へ調の協
奏曲」です。代表作「ラプソディ・イン・ブルー」に比べると、古典的な形式
に近づいているのは、この曲を作るためにガーシュウィンは、わざわざ音楽理
論書を購入して、楽典から学びなおしたのだとか。もちろん前作のように、オ
ーケストレーションを他の人の手に委ねることはなく、全て自らの手でスコア
を書いたというのだから、その努力の凄まじさには敬服する他ありません。初
演はガーシュウィン自身のピアノと、彼にこの作品を委嘱したダムロッシュの
指揮、ニューヨーク交響楽団によって行われ、ジャズでもなくクラシックでも
ない新しい音楽は当時の聴衆を翻弄しました。もともと映画音楽として構想さ
れた「ラプソディ第2番」はマンハッタンの街並みを音に移したもの。彼の最
後のフルスコアである「アイ・ガット・リズム」変奏曲も泣かせます。

8.572625
バラダ:
1-7.カプリチョス 第1番「フェデリコ・ガルシア・ロルカへのオマージュ」
(2003)(4人のろばひき男たち/ラ・タララ/巡礼/セビリアーナ/遠くへ/子守歌
/ザパテアード)
8-11.カプリチョス 第5番「イサーク・アルベニスへのオマージュ」(2008)
(トリアーナのクリスタル/セビリア聖体祭りのクリスタル/エヴォカシオンの
クリスタル/セビリアとエルバイシンのクリスタル)
12.ハーレムの小さな夜の音楽(2006)
13-14.リフレクションズ(1988)
ベルトランド・(ギター)…1-7/アルド・マータ(チェロ)…8-11
タチアナ・フランコ(フルート)…13-14
イベリア室内管弦楽団
ホセ・ルイス・テーメス(指揮)
NAXOSレーベルが殊の外力を注ぐ作曲家の一人が、このバラダ(1933-)です。民
族性と伝統、アバンギャルドと現代性。これらを融合させ(かなり)スパイスを
利かせた味わいは、曲によって多少のばらつきはあるものの、まるで匂いの強
いチーズのような味わいであり、好きになったら手放せない中毒性を帯びてい
ます。このカプリチョスは、どちらも偉人たちへのオマージュと銘打たれてい
ますが、内容はギターとチェロの協奏曲風な作りです。まあ、とにかく内容が
エキサイティング。まさに血わき肉躍るといった表現がぴったりです。かき鳴
らされるギター、叩き付けるようなヴァイオリン。「なぜここまで?」と思う
ほどに激しく、胸を打つ音楽が押し寄せてきます。「子守歌」でさえ、ゆった
りとしたギターの歌は不安げな弦にかき消されるかのようです。アルベニスの
ピアノ曲からインスピレーションを受けた「第5番」も強烈な音楽です。著し
く変貌したモーツァルト風の「夜の音楽」、扇情的な「リフレクション」。

8.572837
Converging Coltures…集中する文化
1.トゥリーナ(1882-1949):ロシオの行列(A.リード編)
2.バーンスタイン(1918-1990):
ウェスト・サイド・ストーリーより「シンフォニック・ダンス」
(P.ラヴェンダー編)
3-5.ボニー(1974-):カオス理論/6.ニクソン(1921-2009):太平洋の祭り
7-9.コー=チャン・スー(1970-):韓国舞曲(前奏曲/パッサカリア/ロンド:終曲)
フレッド・ハミルトン(ギター)…3-5
ローン・スター・ウィンド・オーケストラ
ユージン・ミリアーロ・コーポロン(指揮)
スペイン、アメリカ、韓国、環太平洋、そしてロック(これは国ではないです
ね)・・・。これらを代表する色とりどりの音楽を舞曲を中心に集めてみまし
た。トゥリーナによるスペインのお祭りの行進曲、誰もが知っているマンボや
チャチャチャを駆使したバーンスタインの作品、ボニーの「カオス理論」はハ
ードロック調のギター協奏曲、ニクソンの「太平洋の祭り」はカリフォルニア
の景色を描いたもので、チャン・スーの「韓国舞曲」は文字通り、韓国のエキ
ゾチックな伝統的リズムを配した曲。どこもかしこもピカピカで楽しさに満ち
溢れた聴きごたえのある1枚です。演奏しているローン・スター・ウィンド・
オーケストラはアルバム「アメリカン・タペストリー」(8.570968)の演奏が高
く評価されていますが、ここでは一層磨きをかけたアンサンブルで、これらの
難曲を完璧に演奏しています。これはスゴイです。

8.572684
トマス・マルコ:
1.交響曲 第2番「閉ざされた空間」
2-3.交響曲 第9番「タラッサ」…世界初録音(水の神/海の神)
4-6.交響曲 第8番「大地の舞曲」…世界初録音(ゴンドワナ大陸/ローラシア
大陸/パンゲア大陸)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・セレブリエール(指揮)
マドリードで生まれた作曲家トマス・マルコ(1942-)は、法律を学びつつ、音
楽(作曲とヴァイオリン)を、彼曰く「少年のように」学んだという人。フラン
スでブーレーズとマデルナ、ドイツでシュトックハウゼンに就き、1967年には
彼の助手にもなっています。心理学、社会学も取得、作曲だけでなく教師とし
ても活躍しています。この交響曲集は、彼のインスピレーションの源を探るか
のような曲集であり、第2番以外は世界初録音となっています。第9番「タラッ
サ」は神話の女神の名前であり、中世の旋律を素材とし、それらを念入りな色
彩の音色で彩るというもの。また交響曲第8番は、各楽章に「幻の大陸」の名
前が付けられていて、そのどれもが活発な舞曲のリズムで描かれています。ス
ペイン風な音楽とは違った味わいですが、畳み掛けてくるような迫力に満ちた
音とリズムは、一度聴くと病みつきになること間違いなしです。

8.572441
グリーグ:
1-4.グリーグ(1843-1907):
弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27(A.エルダルによる弦楽オーケストラ編)
5-6.グリーグ:弦楽四重奏曲 ヘ長調(A.エルダルによる弦楽オーケストラ編)
7-9.ヌールハイム(1931-2010):ランデヴー(プレアンブルム/間奏曲/弔辞)
オスロ・カメラータ
ステファン・バラット=ドゥーエ(指揮)
グリーグの完成された唯一の弦楽四重奏曲であるト短調(第1番は紛失、第3番
は未完で、この作品は実質第2番にあたるもの)は、1877年から1878年にかけて
作曲されました。当時、妻との関係悪化やその他の人間関係に疲れていたグリ
ーグは、ハルダンゲル地方に自分自身のために建てた作業小屋に籠ることで、
瞑想と精神集中にふけることができました。彼は、夏の夜に心から愛する湖の
ほとりを歩くことで、自らの心と向かい合い、新たな楽想を得たのでしょう。
出来上がったこの弦楽四重奏曲は、漲る気迫と、美しい民謡調の旋律が交錯す
るもので、それまで大切に積み上げてきた民謡への愛着と、西洋音楽への回帰
の両方が感じられる見事な作品となったのです。このアルバムでは、1892年に
書かれた未完の第3番とともに、弦楽合奏に編曲された版をお聞きいただくこ
とができます。

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