クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-12 No.27-1

2010年12月30日 19時16分03秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDCW-9485362 \1580
愛のレッスン
1.バルコム:Waitin
3.ヴォルフ:少女
4.リスト:愛し合うことはすばらしいことだろう
5.ドビュッシー:出現
6.ヴォルフ:もしあなたの家がガラスのように透明だったら
7.ヴォルフ:おとめの初恋の歌
8.シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン D118
9.シューベルト:たゆみなき恋 作品5の1 D138
10.トスティ:口づけに
11.カントルーブ:しっ、しっ静かに-オーヴェルニュの歌
12.ブリッジ:Love went a riding
13.コープランド:Pastorale
14.ビーチ:ああ恋よ、いつの日か 作品44の2
15.シューマン:母よ、母よ(花嫁の歌 I)
16.シューマン:私を彼の胸によりかからせて(花嫁の歌 II)
17.ラヴェル:花嫁の歌ー花嫁の目覚め-5つのギリシャ民謡
18.フォーレ:それは夏の明るい日-やさしき歌 作品61の7
19.R.シュトラウス:婚礼の歌-6つの歌 作品37の6
20.デュパルク:恍惚
21.ブラームス:日曜日の朝に-5つのリート 作品49の1
22.シューベルト:男は人が悪い-4つのリフレインの歌 D866-4
23.シューベルト:汝はわれを愛さず 作品59の1 D756
24.トラディショナル/ブリテン:おお悲しい-イギリスの歌
25.ヴォルフ:深い淵が恋人の小屋をのみ込めばよい-ハイゼによるイタリア歌曲集
26.コープランド:Heart we will forget him
27.トラディショナル/ウェザリー:ダニー・ボーイ
28.ヒューズ編:I will walk with my love
29.バルコム:Waitin
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
ジュエル・ケース 32Pブックレット(含歌詞:英/独/仏)


<EMI FRANCE>
CZS-0950032 4枚組 \2380
マディ・メスプレ/80歳記念ボックス(初回生産限定盤)
20世紀を代表するフランスのコロラトゥーラ・ソプラノ、メスプレの主要作品
の集大成
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット(仏文)
3月7日で80歳を迎えるメスプレの1968年-1987年のEMIへの録音をまとめたスペ
シャル・ボックス。オペラ、オペレッタ、歌曲による4CD、ブックレットには’
ルチア’、’ラクメ’、’ジルダ(リゴレット)’、’ロジーナ(セビーリャの
理髪師)’、’オランピア(ホフマン物語)’、’夜の女王(魔笛)’、’ツェル
ビネッタ(ナクソス島のアリアドネ)’など彼女の当たり役の写真などをふんだ
んに収録。本国フランスはもちろん、USA(メト/シカゴ・リリックO)、UK(エ
ディンバラ・フェス/ウィグモアH)、モスクワ(ボリショイ)、スイス、ベルギ
ーなどで絶大な人気を誇っています。
CD1
オペラ・アリア集
ドリーブ:ラクメ
1.鐘の歌
2.Les fleurs me paraissent plus belles…pourquoi dans les grands bois
以上w/ロジェ・ソワイエ、オペラ・コミーク国立劇場合唱団&管弦楽団、
アラン・ロンバール指揮
3.Tu m'as donne le plus doux reve
4.マスネ:ウェルテル-Frere, voyez!...Du gai soliel, plein de flamme
w/ニコライ・ゲッダ、ロジェ・ソワイエ、パリ管弦楽団、
ジョルジュ・プエートル指揮
5.トマ:ミニョン-私はティターニアよ
w/パリ・オペラ国立劇場管弦楽団、ジャン=ピエール・マルティ指揮
6.ラロ:イスの王-二重唱:Cher Mylio…A l'autel j'allais rayonnant
w/ニコライ・ゲッダ、パリ・オペラ国立劇場管弦楽団、
ピエール・デルヴォー指揮
7.オッフェンバック:ホフマン物語-Les Oiseaux dnas la Charmille
パリ・オペラ国立劇場管弦楽団、ジャン=ピエール・マルティ指揮
8.ロッシーニ:泥棒かささぎ-喜びで心が踊っているわ
w/パリ・オペラ国立劇場管弦楽団、ジャンフランコ・マシーニ指揮
9.ドニゼッティ:
連隊の娘-C'en est donc fait…Par le rang…Salut a la France
w/パリ・オペラ国立劇場合唱団&管弦楽団、
ジャンフランコ・マシーニ指揮(初発売)
10.ドニゼッティ:ランメルモールのルチーア-狂乱の場:香炉はくゆり
w/パリ・オペラ国立劇場管弦楽団、ジャンフランコ・マシーニ指揮
CD2
オペレッタ・アリア集
1.マッセ:ジャネットの結婚-Au bord du chemin…Voix legere
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
2.メサジェ:
お菊さん-Le jour sous le soleil beni…Ecoutez c'est le chant
des cigales…
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
メサジェ:ヴェロニク
3.-Petite dinde!
4.-二重唱:Poussez, poussez l'escarpolette
以上w/ミシェル・ダン、コンセール・ラムルー協会管弦楽団、
ジャン=クロード・アルトマン指揮
ガンヌ:サルタンバンク
5.-C'est la premiere fois
6.-La Bergere Colinette
以上w/コンセール・ラムルー協会管弦楽団、ジャン=ピエール・マルティ指揮
アーン:シブレット
7.-Y'a des arbres
8.-Nous avons fait un beau voyage
以上w/ジョゼ・ヴァン・ダム、モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
チリル・ディードリヒ指揮
オッフェンバック:パリの生活
9.-Je suis veuve d'un coonel
10.-On va courir, on va sortir
以上w/トゥールーズ・カピトール管弦楽団、マヌエル・ロザンタール指揮
11.オッフェンバック:Pomme d'Api-J'en prendrai un, deux, troi
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、マヌエル・ロザンタール指揮
12.オッフェンバック:
シュフルリ氏は…日には在宅でしょう-Pedro possede une guitare
w/シャルル・ブルレ、モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
マヌエル・ロザンタール指揮
13.ルコック:Les cent vierges-O Paris gai sejour
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
14.レハール:メリー・ウイドウ-La-bas dans nos rudes vallees
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
15.ヨハン・シュトラウスII:ウィーンの森の物語(編:プールセル)
w/管弦楽指揮 フランク・プールセル
歌曲集
ジャン=バティスト・ヴェケルランの編纂による:
16.Maman dites-moi
17.Non, je n'irai plus au bois
18.Jeunes fillettes
19.グノー:おお、私の美しい反逆者(初CD化)
20.フォーレ:アルペッジョ 作品76の2
以上w/ジャニーヌ・ライス(ピアノ)
21.リスト:Bist Du!
w/ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)(初発売)
CD3
アーン:
1.クロリスに
2.離れ家に閉じ込められたとき
3.不実
4.いみじき時
以上w/ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
ドビュッシー:
5.パントマイム
6.月の光
7.ピエロ
8.出現
以上w/ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
ラヴェル:
9.5つのギリシア民謡
10.愛に死せる女王のためのバラード
11.花のマント
以上w/ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
12.ルーセル:ロンサールの2つの詩
w/パトリック・ガロワ(フルート)
プーランク:
13.気まぐれな婚約(6曲)
14.セー
15.ギターに寄せる
16.愛の小道
以上w/ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
サティ:
17.帽子屋
18.伊達男
19.エンパイア劇場のプリマ・ドンナ
20.ジュ・トゥ・ヴ
以上w/アルド・チッコリーニ(ピアノ)
CD4
現代音楽、モテット、シャンソン
1.ベツィ・ジョラス:
クァラトゥールII(ソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)
2.シャルル・シェイン:4つのサフォーの詩
以上w/フランス弦楽三重奏団
3.ヴィヴァルディ:正しい怒りの激しさに
w/トゥールーズ室内管弦楽団、ルイ・オーリアコンブ指揮
4.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番:アリア
w/パリ管弦楽団、パウル・カポロンゴ指揮
5.プーランク:モンテ=カルロの女
w/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ジョルジュ・プレートル指揮
6.ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル-お母さん、ポプラの林へ行ってきた
w/ジャニーヌ・ライス(ピアノ)
7.マルセル・ムールージ-ジョルジュ・ヴァン・パリス:Un jour, tu verras
w/レオ・ショーリアク(ピアノ)
8.ジャン・フェリーヌ-パウル・ミスラキ:Chez moi
w/レオ・ショーリアク(ピアノ)
9.クライスラー:美しきロスマリン
w/ミシェル・ルグラン(ピアノ)
10.ドリーブ:カディスの娘
w/ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)(初CD化)



<2L>
2L 077SABD(SACD Hybrid+Pure Audio Blu-ray) \3650
DXD録音(24/352.8kHz)
[SACD]
5.1 surround/stereo
[Blu-ray]
5.1 surround DTS HD MA(24bit/192kHz),
2.0 LPCM(24bit/192kHz)+mShuttle
harmOrgan - ハーモニカとオルガンによるデュオ作品集
シーグムン・グローヴェン:グローリア、アリア
J.S.バッハ:フルートソナタ 変ホ長調 BWV1031
ヘッダールの伝承曲/シーグムン・グローヴェン編:天つみ国に
コラール本の旋律/イーヴェル・クライヴェ編:
夜警の歌、つねに待ち望む心を、高きところより雨よ降れ、
クリスティーネ、みんなで探そう、さあ、われらイェルサレムに行こう
ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン/イーヴェル・クライヴェ編:
復活祭の朝
シーグムン・グローヴェン:あこがれ
伝承曲/シーグムン・グローヴェン編:ミュッラルグーテンの婚礼行列の曲
イーヴェル・クライヴェ:
トッカータ「偉大なる神よ、われら汝をたたえ」、プロヴァンス組曲
ヘンデル:リコーダーソナタ ヘ長調 HWV369よりシチリアーナとジグ
シーグムン・グローヴェン:驚異、追悼
ヘンニング・ソンメッロ:春風の口笛に雪解けの水
シーグムン・グローヴェン(ハーモニカ/使用楽器:Polle Concert Harmonica)
イーヴェル・クライヴェ(オルガン)
録音:2010年9月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音:モッテン・リンドベルグ
世界で一番小さな楽器ハーモニカと世界で一番大きな楽器オルガンのデュオが
演奏するバロックの小品とノルウェーの民俗音楽。仕様は、このタイトルで
10枚目となるSACDハイブリッド盤とBDオーディオ盤のセット発売。SACDハイ
ブリッド盤ではデュオの響きのまろやかさが増し、BDオーディオ盤ではハーモ
ニカ、オルガンそれぞれの楽器の立体的な音響効果を得られます。
演奏はハーモニカをシーグムン・グローヴェンとオルガンをイーヴェル・クラ
イヴェ。30年以上に渡って共演してきたふたりが初めてデュオとして録音した
アルバムです。J・S・バッハとヘンデルのソナタ、グローヴェンとクライヴェ
の自作曲と編曲によるプログラム。アルバムの最後に収録されている作品は、
美しい旋律のヘンニング・ソンメッロの《春風の口笛に雪解けの水》。ノール
モーレのスルナダール生まれの詩人ハンス・ヒルバクの詩にソンメッロが曲を
書いたこの歌は、原詩の人気とあいまって、ノルウェーの人たちに愛されてき
ました。
グローヴェンと親しいビートルズのプロデューサーとして知られるサー・ジョ
ージ・マーティンは、彼をこう評しています。「ハーモニカは、適切な人の手
にかかると、際だって美しく優雅な楽器となることができる。シーグムン・グ
ローヴェンは、先達のトミー・ライリーやラリー・アドラーと同様、ハーモニ
カに可能な広い音域と音による表現力をいっぱいに使って演奏する。際だって
優れた感覚と才能にめぐまれ、彼は今、間違いなく、もっとも洗練されたハー
モニカ演奏家のひとりとして世界に君臨している」。グローヴェンは録音も積
極的に行い、2007年のグリーグ・イヤーにリリースされた『グリーグ・アルバ
ム』(Grappa GRCD4264)は、ハーモニカ演奏の美しさと楽しさをあらためて印
象づけるアルバムとして人気を集めました。今回使用している楽器は伝説的ハ
ーモニカ奏者トミー・ライリーが開発したPolle Concert Harmonica。
オルガニストのイーヴェル・クライヴェは、オスロとミュンヘンで学び1978年
にオスロのコンサートホールでデビューコンサートを行いました。オルガンと
宗教音楽を中心に演奏し、ジャンルを超えた活動をしています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.27-2

2010年12月30日 19時15分29秒 | Weblog
<Nightingale>
NC 000100 2枚組 \4600
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
エディタ・グルベローヴァ(S ルクレツィア・ボルジア)
ホセ・ブロス(T ジェンナーロ)
フランコ・ヴァッサッロ(Br ドン・アルフォンソ)
シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms マッフィオ・オルジーニ)
ベルナルド・キム(T イェッポ・リヴェロット)
トーマス・ラスケ(Br アポストロ・ガゼッラ)
イル・ホン(Br アスカーニオ・ペトルッチ)
タンゼル・アクツェイベク(T オロフェルノ・ヴィテッロッツォ)
ゼバスティアン・ガイアー(Br グベッタ)
トマス・ブロンデル(T ルスティゲッロ)
シャディ・トルベイ(Bs アストルフォ)
アンドリー・ユルケヴィッチ(指)
ケルンWDR放送管弦楽団,ケルン歌劇場合唱団
録音:2010年6月,ケルン
グルベローヴァン・ファンの皆様、お待たせいたしました!NIGHTINGALEから
の新録音は、ドニゼッティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」です。ルクレツ
ィア・ボルジア(1480-1519)は実在の人物で、15世紀末から16世紀初頭にかけ
て活躍したチェーザレ・ボルジアの妹。政治に利用された波乱万丈の人生で知
られています。ドニゼッティは1833年、スカラ座のために「ルクレツィア・ボ
ルジア」を作曲。オペラではルクレツィアは、邪魔者を暗殺する冷酷な女であ
る一方、離れ離れになっていた息子ジェンナーロを愛する母という二面性で描
かれています。1960年代からモンセラート・カバリエ、ジョン・サザランド、
レイラ・ゲンチャーと優れたプリマドンナがたびたび歌って、ドニゼッティの
人気作の一つになりました。グルベローヴァは近年、ルクレツィアを頻繁に歌
って好評を博しています。今回の録音は2010年6月にケルンで行われた演奏会
形式上演のライヴ録音。グルベローヴァが絶好調なのに加え、ジェンナーロ役
のテノール、ホセ・ブロスや、男装役のシルヴィア・トロ・サンタフェと、優
れた歌手が揃っています。指揮者のアンドリー・ユルケヴィッチはウクライナ
のズボリフ出身。アルベルト・ゼッダとジャンルイジ・ジェルメッティに学び
、イタリアオペラを得意にしています。ウクライナ国立歌劇場の音楽監督を務
めるほか、ドイツ語圏を中心に大きな活躍しています。ここ数年、グルベロー
ヴァはユルケヴィッチを重用してますますの注目を浴びています。




<Bel Air>
BAC 063(DVD-Video) \4950
字幕:英仏独西
ドニゼッティ:「劇場での都合と不都合」
ヴィンチェンツォ・タオルミーナ(Bs マンマーガタ)
ジェシカ・プラット(S ダリア)
サイモン・ベイリー(Br プローコロ)
アウローラ・ティロッタ(S ルイージャ)
アスデ・カラヤウス(Ms ピペット)
レオナルド・コルテッラッツィ(T グリエルモ)
クリスティアン・セン(Br ビスクローマ)
イム・チェジョン(Bs 台本作家チェーザレ)
パク・ジョンミン(Br 興行主)
エフゲニー・スタミニロフ(Bs 演出家)
リッカルド・マッシ(T 警部)
マルコ・グイダリーニ(指)
スカラ座アッカデミア管弦楽団,合唱団
演出:アントーニオ・アルバネーゼ
装置:レイラ・フテイタ
衣装:エリザベッタ・ガッビオネータ
収録:2009年10月,ミラノ,スカラ座
オペラのリハーサルのドタバタを描いた抱腹絶倒の喜劇、ドニゼッティの「劇
場での都合と不都合」の映像です。バリトンが女装して暴れまわる姿はまるで
ばってん荒川、面白くないはずがありません。このDVDに収録されているのは、
近年優秀な歌手を多数輩出している、スカラ座の研修機関アッカデミアによ
る上演。歌手は皆若い人たちで、将来のスターがいるかもしれません。アッカ
デミア公演とはいえ、そこはスカラ座、指揮には、ニース歌劇場の首席指揮者
を務めたマルコ・グイダリーニ、演出にはイタリアの高名な喜劇役者にして演
出家のアントーニオ・アルバネーゼという、かなり豪華な顔ぶれ。しかもHDD
収録でたいへん美しく収録されています。
なお、先にBONGIOVANNIからもDVDが発売されており(AB 20016)、どちらもロ
ジャー・パーカーとアンダース・ウィクルンド校訂のクリティカル・エディ
ションに基づいていますが、スカラ座アッカデミアの上演は版の選択が若干異
なっており、マニアなら二つ持っていて損はありません。
YouTubeにてサンプル映像が視聴できます。
http://www.youtube.com/user/BelAirClassiques




<FARAO>
B 108059 \2180
メンデルスゾーン:カンタータ「最初のワルプルギスの夜」 Op.60
ブラームス:哀悼の歌 Op.82
シューマン:王の息子 Op.116
ジモーネ・シュレーダー(A)
ブルクハルト・フリッツ(T)
デトレフ・ロート(Br)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立管弦楽団
アウディ青年合唱アカデミー
録音:2010年5月30日、ミュンヘン(ライヴ)
バイエルン国立歌劇場音楽監督のケント・ナガノが、歌劇場のオーケストラで
あるバイエルン国立管弦楽団を指揮してメンデルスゾーン、ブラームス、シュ
ーマンの合唱曲を録音しました。メインはメンデルスゾーンの「最初のワルプ
ルギスの夜」。原作はゲーテのバラード。少年時にゲーテと知り合ったメンデ
ルスゾーンは、同名のゲーテのバラードを1831年にカンタータとして作曲、さ
らに十年以上経ってから改訂して完成させています。メンデルスゾーンならで
はの語り口の上手い音楽なのですが、「パウル」や「エリア」ほど知名度が高
くありません。今回のナガノの演奏では、ジモーネ・シュレーダー、ブルクハ
ルト・フリッツ、デトレフ・ロート、フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒと、ワーグ
ナーなどで活躍する優れた歌手を四人起用し、作品の醍醐味をたっぷり味あわ
せてくれます。カップリングに、ブラームスの渋い「哀悼の歌」と、シューマ
ンの「王の息子」を収録。合唱のアウディ青年合唱アカデミーは、2007年創立
で、16歳から27歳までの若く才能のある歌手による団体です。

B 108064 \2180
メンデルスゾーン:
鎌が音をたて、麦穂が落ちる
あなたを思う
私は夜に包まれ
孤独な涙は何を望むという?
優しく柔らかなまどろみ
泡立つ流れが流れ落ち
さらに進め、休みなく、息をつかず
かわいらしい花が
いつでもここからあそこへと
さようなら、愛する人、泣かないでくれ
私は天高くにおられる神に感謝する
可愛い人よ、僕らは一緒に座っていた
私は暗い国へと馬を駆る
ああ、君のもとへと飛んで行けたら
ある娘を覚えている
なぜばらがこんなに青ざめているのか
無言歌 変ホ長調 Op.30-1
無言歌 イ長調 Op.53-6
無言歌 ト長調 Op.62-1
無言歌 イ短調 Op.85-2
性格的な小品 ホ短調 Op.7-1
ほか
クラウス・メルテンス(Br)
ギッティ・ピルナー(P)
録音:2010年1月、プラネッグ
CDにメンデルスゾーンの「忘れられた歌」とあるように、このCDには、メンデ
ルスゾーンが作曲したものの、何らかの事情であまり知られていない歌曲が多
く収録されています。またメンデルスゾーンの有名な無言歌などを添えている
のも特徴です。ドイツのベテランのバス=バリトンとして知られるクラウス・
メルテンスが、ミュンヘン音楽・劇場高等学院の教授として高名なギッティ・
ピルナーの伴奏で、味わい深い歌唱を聞かせてくれます。




<RELIEF>
CR 1917 2枚組 \3780
ロルツィング:「刀鍛冶」
ハンナ・ショル(S マリー)
ヘティ・プリュマッハー(Ms イルメントラウト)
ゴットロープ・フリック(Bs ハンス・シュタディンガー)
ヘルマン・プライ(Br リーベナウ伯爵)
ベンノ・クッシェ(Br 騎士アデルホフ)
フリードリヒ・レンツ(T ゲオルク)
ほか
ヤン・クーツィール(指)
バイエルン放送交響楽団,バイエルン放送合唱団
録音:1958年、ミュンヘン
1830、40年代にドイツで絶大な人気を誇ったアルベルト・ロルツィング(1801-
1851)。「ロシア皇帝と船大工」や「密猟者」が代表作で、「刀鍛冶」はそれ
らに次ぐ人気作でした。このCDに収録されているのは1958年のバイエルン放送
による録音で、当時オイゲン・ヨッフムの下で第一楽長を務めていたオランダ
の指揮者、ヤン・クーツィールが指揮したもの。ゴットロープ・フリック、ベ
ンノ・クッシェらドイツの名歌手に加え、当時まだ20代の新進だったヘルマン
・プライが参加しているのが目を引きます。

CR 3009 \1980
プッチーニ:「ボエーム」,「修道女アンジェリカ」,「トゥーランドット」
ビゼー:「カルメン」
モーツァルト:「フィガロの結婚」(ドイツ語)
からのアリア
ヴェルディ:レクイエム-リベラ・メ
R.シュトラウス:万霊節,子守歌,明日に,セレナード
モーツァルト:「フィガロの結婚」第2幕の一部
イルムガルト・ゼーフリート(S)
カール・ベーム(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
レオポルト・ルートヴィヒ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
マックス・シェーンヘル(指)ウィーン大放送管弦楽団
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ミラノ・スカラ管弦楽団
録音:1944-1954年
モーツァルト・ソプラノとして一世を風靡したイルムガルト・ゼーフリート
(1910-1988)の珍しい録音を集めています。ヴェルディのレクイエムからリベ
ラ・メは、カール・ベームの指揮、1944年の大戦中の録音です。プッチーニ
「修道女アンジェリカ」は、同じく1944年、レオポルト・ルートヴィヒの指
揮。たっぷり20分弱収録で、若きゼーフリートの魅力がたっぷり味わえます。
シュトラウスの歌曲は、なんとシャルル・ミュンシュ&ボストン交響楽団との
共演。スカラ座での「フィガロの結婚」は、マリア・チェボタリの伯爵夫人、
セーナ・ユリナッチのケルビーノ、ジュゼッペ・タッデイのフィガロに、カラ
ヤンの指揮!第2幕からの8分ほどですが、たいへんに貴重な録音です。




<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 4151 11枚組 \5180
コンパクト・ボックス仕様化、大幅値下げ!
ヴィヴィアナ・ソフロニツキーが弾く
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲全集
第9番変ホ長調「ジュノム」K.271/第14番変ホ長調 K.449
第11番ヘ長調 K.413/第15番変ロ長調 K.450/第19番ヘ長調 K.459
第25番ハ長調 K.503/第26番ニ長調「戴冠式」K.537/ロンド イ長調 K.386
第12番イ長調 K.414/第13番ハ長調 K.415/第21番ハ長調 K.467
第5番ニ長調 K.175/第10番(2台のピアノのための)変ホ長調 K.365(*)
第7番(3台のピアノのための)ヘ長調「ロドロン」K.242(*/+)
第22番変ホ長調 K.482/第24番ハ短調 K.491/ロンド ニ長調 K.382
第6番変ロ長調 K.238/第20番ニ短調 K.466/第23番イ長調 K.488
第8番ハ長調 K.264「リュツォウ」/第16番ニ長調 K.451
第17番ト長調 K.453
第18番変ロ長調 K.456/第27番変ロ長調 K.595
第1番へ長調 K.37/第2番変ロ長調 K.39/第3番ニ長調 K.40
第4番ト長調 K.41
ニ長調 K.107 No.1/ト長調 K.107 No.2/変ホ長調 K.107 No.3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ(*))
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ(+))
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
タデウシュ・カロラク(指揮)
録音:2004-2006年、ワルシャワ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、ワルター製)
ロシアの大ピアニスト、ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)の娘ヴィ
ヴィアナは、モスクワ音楽院ピアノ科を卒業後オランダの王立ハーグ音楽院で
チェンバロと時代ピアノを学びました。
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセは1957年、古楽を演奏
するポーランドで最初の声楽・器楽アンサンブルとして創設され、奏者たちは
1961年、ワルシャワ室内歌劇場の創設メンバーも兼ねました。当初はモダーン
楽器を使用していましたが、1991年以降はピリオド楽器を専門としています。
タデウシュ・カロラク(1954年生まれ)は2003年よりムジケ・アンティケ・コレ
ギウム・ヴァルソヴィエンセとワルシャワ室内歌劇場の指揮者を兼任していま
す。



<DUX>
DUX 0792 \1800
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
幻想曲ヘ短調 Op.49/バラード第3番変イ長調 Op.47
2つの夜想曲 Op.27; ハ短調,変ニ長調
4つのマズルカ Op.30; ハ短調,ロ短調,変ニ長調,ハ短調
ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/ポロネーズ変イ長調 Op.53
マレク・シュレゼル(ピアノ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.26-1

2010年12月30日 19時15分14秒 | Weblog
<MEMBRAN>
●Membran 4CD series 各4枚組 \1050
※曲目詳細は当店HPにございます
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/membran2011_01.html

MEMBRAN 222049 4枚組
ウィンナ・ワルツ名曲集
ヴァリアスアーティスツ

MEMBRAN 223482 4枚組
Clara Haskil Portrait
クララ・ハスキル(pf)名演奏集 

MEMBRAN 223657 4枚組
Die schoensten Maersche
行進曲集

MEMBRAN 224078 4枚組
Prestigious recordings ラヴィ・シャンカール名演奏集

MEMBRAN 231645 4枚組
David Oistrach Portrait
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)名演奏集

MEMBRAN 231646 4枚組
フェレンツ・フリッチャイ(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231660 4枚組
キャスリーン・フェリア(Alt)名唱集

MEMBRAN 231661 4枚組
ゲザ・アンダ(pf)名演奏集

MEMBRAN 231664 4枚組
Adrian Boult Portrait
エイドリアン・ボールト(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231668 4枚組
Rafael Kubelik Portrait
ラファエル・クーベリック(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231671 4枚組
Pierre Monteux Portrait
ピエール・モントゥー(Cond)名演奏集

MEMBRAN 231675 4枚組
Giuseppe Di Stefano Portrait
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)名唱集

MEMBRAN 232476 4枚組
Verstummte stimmen 沈黙した歌声
ヴァリアスアーティスツ




<NEOS>
NEOS11060 6枚組 \10000
ダルムシュタット・ドキュメントBOX.1「作曲家=指揮者(自作自演集)」
【CD1】
(1)アール・ブラウン(1926-2002):可能な様式I(1961)★
ムジーク・ファブリク 録音:1996年
(2)ルネ・レイボヴィッツ(1913-1972):
12楽器のための室内交響曲(1946-1948)★☆
ダルムシュタット劇場室内管弦楽団、録音:1948年
(3)ヴォルフガング・フォルトナー(1907-1987):生命の中心(1951)★
I.シュタイングルーバー(S)、クルト・レーデル(fl)、
ルドルフ・コーリッシュ(Vn)、
F.ヴィルトガンス(バスcl)、R.クラマンド(Hr)、ローゼ・シュタイン(Hrp)
録音:1953年
(4)エルンスト・クシェネク(1900-1991):戦時のカンタータ(1944)★
カルラ・ヘニウス(S)、フランクフルト放送交響楽団&女声合唱団
録音:1956年
(5)ブルーノ・マデルナ(1920-1973):ピアノ協奏曲(1959)★☆
デヴィッド・テュードア(Pf)、フランクフルト放送交響楽団、録音:1959年
【CD2】
(1)カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
クロイツシュピールIII(1951)
A.シュヴァインフルター(Ob)、ヴォルフガング・マルクス(バスcl)、
D.テュードア(Pf)、
Cカスケル&H.ヘッドラー&M.ヴェーナー(Perc)、録音:1959年
(2)ハンス・オッテ(1926-2007):比率-概念(1960)★☆
J.エリカー(S)、S.ガッツェローニ(fl)、
アルフォンス・コンタルスキー(Pf)、C.カスケル(Perc)、
録音:1960年
(3)アンリ・プッスール(1929-2009):7人の奏者のためのレポン(1960)★☆
S.ガッツェローニ(fl)、F.ピエール(Hrp)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(Pf,ハーモニウム&チェレスタ)、
C.カスケル(Perc)、K.アスマン(Vn)、W.タウベ(Vc)、録音:1960年
(4)ブルーノ・マデルナ(1920-1973):オーボエ協奏曲第1番(1962/1963)
ローター・ファーバー(Ob)、国際ダルムシュタット室内アンサンブル、
録音:1963年
(5)マウリチオ・カーゲル(1931-2008):濁音(1960)
K-H.ベートナー(スパニッシュ&エレキG)、D.メーテルマン(Hrp)、
G.ノートドルフ(Cb)、
M.カーゲル&ロックシュトロー(メンブラフォン楽器)、録音:1964年
【CD3】
(1)ブルーノ・マデルナ(1920-1973):局面IV(1964)☆
S.ガッツェローニ(fl)、国際ダルムシュタット室内アンサンブル、
録音:1964年
(2)ピエール・ブーレーズ(b.1925):ドゥブル(1957-1958)(ドイツ初演)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団、録音:1965年
(3)ヘルベルト・ブリュン(1918-2000):ソノリフェロウス・ループス(1965)★
E.ブルム(fl)、P.ポリン(Trp)、J.カゾーラン(Cb)、
ヘッドラー&ロスマン(Perc)、録音:1965年
(4)アンドラーシュ・ミハーイ(1917-1993):
室内アンサンブルのための3つの楽章(1968)★☆
ブダペスト・ハンガリー室内アンサンブル、録音:1968年
(5)ブルーノ・マデルナ(1920-1973):オーボエ協奏曲第2番(1967)
ローター・ファーバー(ob)、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、録音1968年
【CD4】
(1)マウリチオ・カーゲル(1931-2008):「1898」(1972-1973)
H.ダインツァー(Cl)、A.バウアー(Trp)、K.シュヴェルツィク(Hr)、
A.ロシン(Trb)、
R.トッツィ(Tuba)、B.シルヴェストレ(Hrp)、アロイス・コンタルスキー(Pf)、
C.カスケル(Perc)、
サシュコ・ガヴリロフ(Vn)、S.パルム(Vc)、G.ノートドルフ(Cb)、
録音:1974年
(2)エルンスタルブレヒト・シュテーブラー(b.1934):
コンティヌオ(1974)★☆
H.ダインツァー(Cl)、K.トゥーネマン(Fg)、K.シュヴェルツィク(Hr)、
A.ロシン(Trb)、
フーベルト・マイアー(Va)、G.シューマッハー(Vc)、録音:1974年
【CD5】
(1)マンフレート・トロヤーン(b.1949):室内協奏曲(1973)★
C.レッドマン(fl)、M.ディーステル(アルトfl)、R.ディリー(cl)、
H.ハーゼ(バスcl)、S=ニッテル(Vn)、F.ガウヴェルキー(Vc)、
Y.アッペンハイマー(Cemb)、D.アーデン(Pf)、録音1976年
(2)カルメン・マリア・カルネッチ(b.1957):マド・ソングズ(1988)★
ブリギッタ・ショーク(A)、M.ハラー(G管fl)、A.マルコム(イングリッシュHr)、
W.イフリム(バスcl)、C.ディールシュタイン(ヴィヴラフォン、マリンバ)、
録音:1988年
(3)ロベルト・HP・プラッツ(b.1951):雷、夢の恐怖から・・・(1987)★
アンサンブル・ケルン、録音:1990年
(4)マイケル・フィニシー(b.1946):ピアノ協奏曲第3番(1978)★
ジェイムズ・クラッパートン(Pf)、イクシオン・アンサンブル、録音:1990年
【CD6】
(1)ベアト・フラー(b.1954):失われた瞬間を待つ(1990)
クラングフォルム・ウィーン、録音:1994年
(2)マウリチオ・カーゲル(1931-2008):オーケストリオン通り(1995/1996)★
ムジーク・ファブリク、録音:1996年
(3)ヨハネス・カリツケ(b.1959):クラキシフィケイションII(1999)☆
ベルリン交響楽団、録音:2000年
(4)ゲルハルト・ミュラー=ホルンバッハ(b.1951):内部トラック(2002)☆
ムターレ・アンサンブル、録音:2002年
全曲作曲者が指揮(ダルムシュタット夏季現代音楽講習会ライヴ)、
★世界初リリース音源/☆世界初演時の録音
これは現代音楽愛好家には垂涎の貴重な音源集です。ダルムシュタット夏季現
代音楽講習会は、第二次世界大戦直後の1947年にメシアンやレイボヴィッツら
を講師にして始められた現代音楽の老舗ともいうべきセミナー&音楽祭です。
戦後の前衛音楽シーンはここから始まったといっても過言ではありません。
ブーレーズ、シュトックハウゼン、ノーノら前衛三羽烏はここから巣立ってゆ
きました。またその後、それぞれの時代を作った作曲家のほとんどがこの門を
くぐっています。そんな音楽祭の未発表音源を含む貴重なライヴ録音を一挙に
リリース。しかも全て作曲者自身による指揮で、作曲家の意図を後世に正確に
伝える結果となりました。ブルーノ・マデルナのピアノ協奏曲をデヴィッド・
テュードアが弾くなど、歴史的セッションも忘れがたいもの。録音はモノラル
からデジタルまでまちまちですが、音質は大変良好です。音の向こうから新し
い時代のみずみずしくも尖った空気が伝わってきます。

NEOS 51005(Blu-ray) \5280
ヴァインベルク(1919-96):歌劇「乗客」Op.97(1967-68)
ミシェル・ブリート(MS,リーザ)/ロベルト・サッカ(T,ヴァルター)/
エレナ・ケレシディ(S,マルタ)/アルトゥール・ルチンスキ(Br,タデウシュ)
ヴェトラーナ・ドネヴァ(S,カーチャ)
エルジュビエタ・ウロブレスカ(MS,ブラスタ)/ほか
テオドール・クレンツィス(指揮)
ウィーン交響楽団、プラハ・フィルハーモニー合唱団
演出:デイヴィッド・パウントニー
録音:2010年7月ブレゲンツ音楽祭
(ユニテル、ORF、ブレゲンツ音楽祭、クラシカの共同制作)
字幕:独英仏波露
ポーランド出身のソ連の作曲家、ミエチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク
(1919-96)は、ユダヤ人であるがゆえに第二次世界大戦の勃発によってポーラン
ドを離れ、しかも亡命したソ連でもユダヤ人嫌いのスターリンから迫害を受け
処刑直前まで至ったという、過酷な生涯を送った人物。そのヴァインベルクが
心血を注いだオペラがこの「乗客」である。1960年代初頭、ドイツの外交官
ヴァルターとその妻リーザは、ブラジルに向かう客船に乗っていた。リーザは
その時、見覚えのある、しかし死んだとばかり思っていた乗客を見かける。実
は第二次世界大戦中、リーザはアウシュヴィッツでナチス親衛隊として収容者
の監視人をしており、彼女が船内で目撃した「乗客」は、リーザが親しく接し
たポーランド女性マルタにそっくりだった。ここから物語は現在と過去を行き
交う。この力作は1968年に作曲されたものの上演されず、ようやく2006年にな
ってスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽
劇場で簡易舞台上演で初演が行われた。2010年のブレゲンツ音楽祭は、本格的
な舞台上演として初のもので、英国の著名な演出家、D.パウントニーが舞台を
作り上げ、ミシェル・ブリート、ロベルト・サッカといった優れた歌手、ギリ
シャ出身の若い指揮者で、ロシアのノヴォシビルスク国立歌劇場の音楽監督を
務めるクレンツィスによって、ヴァインベルクの名作がついに真の姿を現した。
HDD収録をBlue-Rayの鮮明画像で見ることができる。

NEOS 11051(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2009ライヴVol.1」
(1)シャリーノ(b.1947):叫びの夜の書(2009)
(2)ベアト・フラー(b.1954):アポン(2009)
-管弦楽と話し声のための
(3)ジミー・ロペス(b.1978):夢魔III(2009)
(1)(2)ベアト・フラー指揮SWRバーデン=バーデン・フライブルク響
(1)マリオ・カローリ(Fl)、
(3)カール・ロスマン(Cl)、D.ロスリュスト(Perc)、
SWRエクスペリメンタルスタジオ
録音:2009年10月ライヴ
2009年ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ。今回の呼び物は30分に及ぶシャリー
ノの新作《叫びの夜の書》。ほぼ全編をppで通し、フルートのむら息、特殊奏
法がオーケストラを奇妙なやり取りを繰り広げ、さながら日本の書を思わせる
空間を作る。フラーの《アポン》はオーストリアの劇作家H.クラウスの作品を
テキストとするもので、ブーレーズを思わせる鮮やかな音響が魅力。ジミー・
ロペスの《夢魔》はポウル・ウィリアムスの詩に基づくアイデア満載の佳作。

NEOS 11052(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2009ライヴVol.2」
(1)フランク・ベドロシアン(b.1971):スウィング(2009)
(2)ラファエル・チェンド(b.1975):
闇への導入(黙示録の3つのテキストによる)(2009)
(3)クリストファー・トレビュー・ムーア(b.1976):奇妙な誘惑者(2009)
(1)(2)ジョルジュ=エリー・オクトール指揮イクトゥス・アンサンブル
(3)IRCAM(電子音響)、アレクサンドル・フォルティエ
(サウンド・ディレクター)
(3)ソロイスツ・サウンドファブリーク、SWRエクスペリメンタルスタジオ
録音:2009年10月ライヴ
70年代生まれの若手作曲家の作品集。いずれも器楽アンサンブルとライヴ・エ
レクトロニクスのために書かれている。ベドロシアンはパリ出身でグリゼイ、
ストロッパ、マヌリ、ミュライユ、ラッヘンマンに師事しスペクトル技法と
ラッヘンマンの特殊音響を融合した作風。チェンドはマヌリ、ファーニホウに
師事しIRCAMで研鑽を積んだ。器楽の特殊奏法に電子音響が絡む目も眩む色彩
の変化が聴きもの。ムーアはスタンフォード大学でファーニホウに師事。複雑
極まる音響の渦。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.26-2

2010年12月30日 19時14分40秒 | Weblog
NEOS 11053(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2009ライヴVol.3」
マノス・ツァンガリス(b.1956):《バチェバ、歴史を食らえ!》
-俳優、歌手、合唱、管弦楽とライヴ・エレクトロニクスのためのラジオ演劇
(2008/2009)
シルヴァイン・カンブルラン(指揮&俳優)、デニス・コンテ(指揮)、
SWRバーデンバーデン・フライブルク交響楽団、
SWRヴォーカル・アンサンブル、
シモン・シュトックハウゼン(電子音響監督)、
アルブレヒト・レウ(サウンド・スーパービジョン)他
ヨハンナ・ヴィンケル(Sop)、エルヴィラ・ビル(Alt)、
ジュリアン・ポッジャー(Ten)、
アンドレアス・ヴォルフ(Br)、クリストフ・グルント(Org)、
ケイト・ストリング(俳優)ほか
録音:2009年10月ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ
ツァンガリスはデュッセルドルフ出身の中堅作曲家で作曲をカーゲルに師事、
ヨーロッパの名だたる作曲賞を数多く受賞している。本作は旧約聖書に題材を
取ったシアター・ピースで、俳優の語り、ポルタメントを多く含む歌唱、打楽
器を含むノイジーな音響、電子音、サウンド・モンタージュ、オルガンのクラ
スターなど、現代音楽のおよそ考えられる技法が全て注ぎ込まれている。

NEOS11044 \2500
ペーター・ルジツカ(b.1948):ピアノ作品集
(1)5つの情景(2009)
(2)パレルゴン-ヘルダーリンの6つのスケッチ(2006/2007)
(3)前奏曲集(全6曲)/(4)「時間の内部摘出」-3つの夜想曲(1969)
(5)補償-ピアノのための回想(1966/2009)
ゾフィ=マユコ・フェッター(Pf)
録音:2009年12月
ルジツカは現代ドイツ作曲界の重鎮的存在。ヘンツェ、ハンス・オッテに作曲
を師事した彼は堅実でアカデミックな様式を保ちつつ色彩的な音楽を作りあげ
る。激しい音の塊やすばやいパッセージなど正統的な前衛音楽様式といえる。
ピアノを弾くフェッターは日本でも度々リサイタルを開き、絶賛されているド
イツの若手ピアニスト。大阪万博にシュトックハウゼンのアンサンブルで来日
した父と当時通訳にあたった日本人を母に持ち、マユコ自身も後にシュトック
ハウゼンの演奏に関わっている。レパートリーは現代曲にとどまらず、ショパ
ン、モーツァルトなども得意としザルツブルク音楽祭にも出演している。

NEOS11042 \2500
ジョン・ケージ(1912-1992):ASLSP(1985)
(第1番、第7番(2番目のピースとして)、第2番、第3番、第4番、第5番、第6番、
第7番、第8番)
ザビーネ・リープナー(Pf)
録音:2009年
ASLSPとはas slow as possible(できるだけ遅く)の略であり、奏者は文字通り
極めてゆっくりと弾くことを要求される。ケージは指示をas slow as
possibleとしか書いておらず、どれくらいの速さで弾くかは奏者に委ねられる。
何の脈絡もないように並べられた協和音、不協和音、単音が不規則な強さ、感
覚で延々と続く音空間は日本庭園の「ししおどし(鹿威し)」か「水琴窟(すい
きんくつ)」を聴くようでもあり、まさにケージ・ワールド。このディスクは
CD1枚に収まる良心的(?)な作りだが、本作のオルガン版は2001年5月に演奏が
開始され、演奏終了は2639年の予定とか。演奏はアメリカ実験音楽を得意とし、
目の覚めるようなクリアな音が持ち味。お休み(zzz)ミュージックにもおすすめ。

NEOS11043 \2500
ジョン・ケージ(1912-1992):
ONE-ピアノのための(1987)
ONE?(1の2乗)-1-4台のピアノのための(1989)
ONE?(1の5乗)-ピアノのための(1990)
ザビーネ・リープナー(Pf)
録音:2009年
上記のASLSPとほぼ同時期に作曲されたケージ晩年の作品。ナンバー・ピース
と呼ばれるシリーズの最初の作品。ONEはソロを意味する。ピアノの単音、
和音、内部奏法が間をおいてぽつりぽつりと連なってゆく静謐で美しいピアノ
作品。

NEOS11035 \2500
コンスタンティア・グルズィ(b.1962):作品集
(1)イラティキ・ポリシ(修道士の詩)(2007/2009)
(2)火炎Op.44(2009)/(3)南風-物語IOp.43(2009)
(4)サッフォーの歌-クルタークへのオマージュOp.12(1995/2009)
(5)南風-物語IIOp.43(2009)/(6)化合物Op.32(2007/2009)
(7)カスタリアOp.35(2008/2009)
※全曲世界初録音
コンスタンティア・グルズィ((1)(7)指揮、(4)(6)Pf)
(1)(7)アポロン・ミュサゲート四重奏団
(1)(2)(4)(6)ヴァシリス・アグロコスタス(ビザンチン詩篇朗唱)、
(1)-(3)(5)-(7)ミカリス・コレバス(タルフー、サズ、ネイ)
(1)(2)C.エルゼッサー(Pf)、
録音:2009年
コンスタンティア・グルズィは1962年ギリシャ生まれの作曲家。作曲のみなら
ず指揮、教育、コンサート・プロデュースなど多方面に渡って活動している。
また2009年にベルリン・ドイツ・オペラのために楽譜が断片しか残されていな
いハイドンの歌劇《フィレモンとバチウス》の補作・校訂も行っている。彼女
の音楽はギリシャ正教の伝統的な朗唱や民族音楽と現代音楽の語法を対立させ
るのではなく、むしろそれら双方を生かすように作られており、新しいタイプ
のワールド・ミュージックのように聴こえる。ビザンチン聖歌の神秘的でメリ
スマティックな朗唱に斬新な響きがつけ加えられ、濃厚な香りと麻薬のような
魅力を放つ。(3)(5)はペルシャの葦笛「ネイ」の独奏曲。他にもヴァイオリン
系の民族楽器「タルフー」や、ギター系の民族楽器「サズ」が使用されている。

NEOS10906(SACD-Hybrid) \2650
アルトゥーロ・フエンテス(b.1975):作品集
(1)モジュラー(2009)-ヴァイオリンとバス・クラリネットのための
(2)先行詞X(2006)-テナー・サックス、ピアノと打楽器のための
(3)光(2009)-ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのための
(4)パッサテンポ(2009)-アンサンブルのための/
(5)プレクサス(2009)-テナー・サックスとライヴ・エレクトロニクスのための
(6)フォルマンテス(2008)-フルート、バス・クラリネットとピアノのための
アンサンブル・アンテグラル
録音:2009年
フエンテスは地元メキシコ・シティで学んだ後、パリのIRCAMで電子音響を学
んだ。その後ミラノでドナトーニに師事しポルトガルのムジカ・ヴィヴァ現代
音楽祭の第8回エレクトロ・アコースティック作曲コンクールに優勝。以後多く
の賞を受賞。作品はアコースティックな楽器のための作品でも電子音響の影響
が感じられ、劇的要素を排除した禁欲的な音響の中に独自のユーモアが感じら
れる。

NEOS11023(SACD-Hybrid) \2650
マルティーノ・トラヴェルサ(b.1960):作品集
(1)エコーの残り(2004)-7楽器のための
(2)白い広場、白い背景の上に(2000)-バス・クラリネットのための
(3)四重奏曲第2番(2007)-弦楽四重奏のための
(4)無伴奏ヴィオラのための四重奏曲(2007)-ヴィオラとテープ
(5)マンハッタン橋午前4時30分(2008)
(6)白く、しかし過ぎずに(1995-96)-バス・フルートとテープのための
(7)呼吸の後に(2003)-フルートのための
(1)(5)マルコ・アンギス指揮アンサンブル・アルゴリツモ
(2)R.ゴッタルディ(Cl)
(3)アルディティ四重奏団
(4)ガース・ノックス(Va)
(6)(7)マリオ・カローリ((6)バスFl、(7)Fl)
録音:2008年
マルティーノ・トラヴェルサはイタリアの作曲家で作曲、ジャズ、電子音楽を
学んだ後、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で研鑽を積んだ。1987年か
ら89年までルイジ・ノーノに師事し影響を受けた。限られた素材をもとに静寂
な音を作り出す作法は典型的なポスト・セリエリズムといえよう。

NEOS11032(SACD-Hybrid) \2650
(1)W.リーム(b.1952):シュリフト・ウム・シュリフト
-2台ピアノと2人の打楽器奏者のための(1993/2007)
(2)バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のためのソナタ(1937)
グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ、
F.シンドルベック&ヤン・シュリヒテ(Perc)
録音:2008/2009年
2台ピアノと打楽器という編成での古典的傑作、バルトークのソナタに呼応す
る形で作曲されたリームの《シュリフト・ウム・シュリフト(フォントにフォ
ント)》はバルトークとは全く対照的な作風。フォントにフォントというタイ
トル通り、楽器間で点描的な音がやりとりされる静謐な作品。

NEOS11041 \2500
「シューマン変容とピアノ・ソナタ」
-ヘルマン・ケラー(b.1945):作品集
(1)胚葉-「シューマン変容」-ピアノのための(2001)
(2)「シューマン変容」-ヴァイオリンとピアノのための(1996)
(3)ピアノ・ソナタ第2番(2001)/(4)ピアノ・ソナタ第3番(2008)
(1)(2)(4)ヘルマン・ケラー(Pf)、
(2)A.メッサーシュミット(Vn)、
(3)トマス・ベーヒリ(Pf)
録音:2005-09年
ヘルマン・ケラーは1945年ドイツ生まれの作曲家、即興演奏家で、ジャズ・ベ
ーシストとして活動したこともある。ハインツ・ホリガー、ヴィンコ・グロボ
カール、インゴ・メッツマッヒャーらとともに現代音楽アンサンブルを度々組
んでいる。この作品集はタイトル通り、今年生誕200年を迎えたロベルト・シュ
ーマンの作品を素材にした一種のパラフレーズ。ピアノの内部奏法、クラスタ
ーありと殆ど原型を留めないほど素材はデフォルメされるが時折、もとの素材
がよみがえりそのアンバランス感に独自のシュール・レアリスティックな詩学
が聴き取れる。ピアノ・ソナタ第3番は2台の片方を四分音下に調律を変え、
2台のピアノを独りで弾く作品で、めまいのするような幻想的な雰囲気を作り
出す。

NEOS11047 \2500
「パサヘス(通路)」-メキシコの現代音楽
(1)ガブリエラ・オルティス(b.1964):トリフォリウム(2005)(ピアノ三重奏)
(2)アルトゥーロ・フエンテス(b.1975):ロワイン(2009)
-ヴィオラと予め録音されたCDのための
(3)アレハンドロ・カスタニョス(b.1978):交差点(2009)
-ヴァイオリン、アルト・サックス、打楽器とエレクトロニクスのための(2009)
(4)ジョルジーナ・デルベス・ロケ(b.1968):これ以上悲惨な(2009)
-ヴァイオリン、チェロ、テナー・サックスと打楽器のための
(5)フアン・ホセ・バルセナス(b.1982):ウン・レンコル・ヴィヴォ(2008)
-エレクトリックVn、Vc、テナーSax、打楽器とエレクトロニクスのための
(6)アレイダ・モレノ(b.1982):夜の音楽(2009)
-エレクトリック・ヴァイオリン、アルト・サックス、ピアノ、打楽器、
予め録音されたCDとライヴ・エレクトロニクスのための
アンサンブル・アンテグラル、
ヘンリー・ヴェガ(ライヴ・エレクトロニクス)
録音:2009年
メキシコの若い世代の作曲家の作品を収録。作曲家の殆どが地元で学んだ後、
ヨーロッパに留学しヨーロッパの前衛技法を学んでいる。オルティスはストラ
ヴィンスキーをポップな語法に組み替えた上で新しい音響を取り込んでゆく秀
作。そのほかの作品は楽器の新しい奏法が作る特殊な音響に電子音響が絡み、
アコースティックとも電子とも分かちがたい新たなアンサンブル作品を生み出
している。1970年代以降の出身の作曲家にこの傾向が強い。その中でもバルセ
ナスの《ウン・レンコル・ヴィヴォ》はエリオット・シャープらのアヴァン・
ポップのような都市の落書きを思わせるノイズ・ミュージックで際立った面白
さがある。

NEOS90902 \2500
メリー・クリスマス-クリスマスの伝統的な音楽と新しい音楽
(1)バッハ:「まぶねのかたえに我は立ちて」-クリスマス・カンタータ
(2)ウォーロック:ベツレヘムの夜明け/(3)パッヘルベル:カノン
(4)楽しいクリスマス(ドイツのクリスマス・キャロル)
(5)J.S.バッハ:G線上のアリア、永遠の父なる神よ
(6)清しこの夜(クリスマス・キャロル)/(7)A.コレルリ:クリスマス協奏曲
(8)アール・J.ライスドルフ(b.1958):幼子イエスのキャロル(2007/09)
(9)ローランド・ファッジ(b.1947):化身(2009)
(10)アンディ・エヴァンス(b.1962):そしてマリアは言われた(2009)
(11)デレク・スミス(b.1930):カロリンガ(2009)
ヘンシェル四重奏団、
テルツ児童合唱団ソロイスツ、
M.ショイリヒ=ヘンシェル(Cemb)、
フランク・ライネッケ(Cb)
録音:2009/2010年
硬派レーベルNEOSには珍しいクリスマス・アルバム。だからと言って斜に構え
た内容ではなく普通に楽しくクリスマス・アルバム(?)している。バッハ、パ
ッヘッルベル、コレルリは厳格な古楽スタイルの中に即興的な遊びの精神も宿
って楽しい。現代の作曲家のクリスマス音楽も現代曲的な硬い作品ではなく親
しみ易いもの。


●NEOSジャズ・シリーズ
NEOS41006/07(SACD-Hybrid) 2枚組 \5300
ドナウエッシンゲン音楽祭2005・SWR2 ナウ・ジャズ
「クァルテット」-大友良英、アクセル・ドルメル、サチコ・M、
マーティン・ブランドルマイヤー
CD1)誘惑1、誘惑2/CD2)誘惑3、誘惑4
大友良英(ターンテーブル、G、エレクトロニクス)、アクセル・ドルメル(Trp)、
サチコ・M(サインウェーブ)、マーティン・ブランドルマイヤー(Drms)
録音:2005年ライヴ、ドナウエッシンゲン
日本を代表する前衛ジャズ・ミュージシャン大友良英とその仲間によるセッ
ション。ノイズと喧騒と沈黙の交錯する幻覚的世界。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.25

2010年12月25日 11時41分39秒 | Weblog
<Decca UNIVERSAL FRANCE>
4764176 \2180
1.リスト:ウィリアム・テルの聖堂S.160‐1
2.ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14(リスト編曲によるピアノ版)
3.リスト:泉のほとりでS.160‐4
4. 同:オーベルマンの谷S.160‐6
ロジェ・ムラロ(ピアノ)
録音:2010年9月 グルノーブル
リストがピアノ用に編曲したベルリオーズの《幻想交響曲》は、古今のピアノ
作品の中でも最も複雑なスコアの1つに数えられ、コンサートでもCDでも演奏
される機会は滅多にありません。そんな中、鬼才ロジェムラロが果敢にもこの
巨峰に挑んだ当盤では、技術的困難を軽やかに超越し、驚くべき完成度でもっ
て聴かせてくれます。リストが愛した聴覚と視覚を同時に喚起する3つのカッ
プリングも魅力的な一枚です。




<UNIVERSAL UK>
2747075 \2080
ザ・クワイアガール
エイナウディ:フォー・トゥモロウ/グドール:エッケ・ホモ
ユー・アー・ノット・アローン/フォーレ:ピエ・イエス
ジ・アッシュ・グローヴ
オール・シングズ・ブライト・アンド・ビューティフル
イン・ザ・ブレイク・ミッド・ウィンター
ザ・ヴァージンズ・スランバーズ・ソング/絶えざる光もて
ブライト・アイズ/オール・スルー・ザ・ナイト/イマジン
ザ・デイ・ザウ・ガヴェスト/フランク:天使の糧
イザベル、アレッド・ジョーンズ(ヴォ-カル) 
イギリス生まれの12歳の天才少女イザベルが透きとおる歌声で贈る珠玉のアル
バム。おなじみのクリスマス・ソングを新しいオーケストラ伴奏版で多数収録
したほか、《ユー・アー・ノット・アローン》や《イマジン》といったポップ
スの名曲までカバーした幅広い選曲が魅力を放っています。また、《オール・
スルー・ザ・ナイト》では、あのアレッド・ジョーンズが12歳のときに残した
歌声との貴重なデュエットもお楽しみいただけます。真冬の夜にぜひお薦めし
たいアルバムです。




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1321 \1800
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲集
第1番ホ短調 Op.11/第2番ヘ短調 Op.21
マレク・ドレヴノフスキ(ピアノ)
ショパン・ソロイスツ
録音:1999年8月28-30日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
レナード・バーンスタインに起用され国際的名声を得たポーランドのピアニス
ト、マレク・ドレヴノフスキによる「ショパン作品全集 CD 1」。
CD 2「ワルツ集」(PNCD 1322)、CD 3「前奏曲集」(PNCD 1323)が先行発売され
ていました。ショパン・ソロイスツはポーランドのウーチ音楽アカデミーの学
生・卒業生・准教授19名から成る弦楽合奏団。

PNCD 1322 \1800
【旧譜・再案内】
ショパン(1810-1849):ワルツ集
華麗な大ワルツ
変ホ長調 Op.18/変イ長調 Op.34 No.1/イ短調 Op.34 No.2
ヘ長調 Op.34 No.3/変イ長調 Op.42
ワルツ
変ニ長調 Op.64 No.1/嬰ハ短調 Op.64 No.2/変イ長調 Op.64 No.3
変イ長調 Op.69 No.1/ロ短調 Op.69 No.2/変ト長調 Op.70 No.1
ヘ短調 Op.70 No.2/変ニ長調 Op.70 No.3/ホ短調 Op.posth.(1830)
ホ長調 Op.posth.(1829)/変イ長調 Op.posth(1827)
変ホ長調(1829/1830)/イ短調(1847)/変ホ長調 Op.posth.(1827?)
マレク・ドレヴノフスキ(ピアノ)
録音:2009年1月6-8日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ

PNCD 1323 \1800
【旧譜・再案内】
ショパン(1810-1849):前奏曲集
24の前奏曲 Op.28
前奏曲嬰ハ短調 Op.45
前奏曲変イ長調 Op.posth.
マレク・ドレヴノフスキ(ピアノ)
録音:2009年1月21日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ






<Tower Records Original VINTAGE COLLECTION SPECIAL>

PROC 1074 \1000
モーツァルト:
交響曲第41番K.551「ジュピター」
交響曲第39番K.543
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ロンドン交響楽団

PROC 1075 2枚組 \1500
マーラー:交響曲第4番、第7番「夜の歌」
ロバータ・アレグザンダー(Sop)
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

PROC 1077 \1000
ブラームス:チェロソナタ第1番、第2番
ピエール・フルニエ(Vc)
ルドルフ・フィルクスニー(pf)

PROC 1078 2枚組 \1500
リヒテルのイタリア楽旅第1集、第2集
ショパン:
ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」練習曲よりOp.10-1、12「革命」
バラード第4番
ドビュッシー:版画
スクリャービン:ピアノソナタ第5番
J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻より第1番、第4番、第5番、第6番、第8番
シューベルト:アレグレットD915、17のレントラーD366より
シューマン:アベッグ変奏曲
ラフマニノフ:前奏曲Op.32-12
プロコフィエフ:「束の間の幻影」Op.22より
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)

PROC 1080 \1000
ウィンナ・ホルンの饗宴
ベートーヴェン:自然における神の栄光Op.48-4
シュティーグラー:
聖フーベルト・ミサ、森のこだま、リューツォーの荒々しい狩り
シャントル:狩猟開始の合図、獲物くらべ、アウホーフ狩りの行進曲、
狩りの終わりの合図
オーストリア狩猟儀礼法による狩の合図より短い狩猟の合図、狐の死、
野猪の死、雄鹿の死
ゴラー:集合の合図/フライベルク:祝祭前奏曲/ペーク:古風な舞曲
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」から狩人の合唱/サイフリート:小ポルカ
モーツァルト:森の住民のあいさつ
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から狩りの合図
ヴンデラー:オーストリアの狩りの歌/リフトル:森の喜び
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」から夕べの祈り
ウィーン・ヴァルトホルン合奏団

PROC 1053 2枚組 \1500
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
レオノーレ序曲第3番作品72a、ピアノ協奏曲第4番
クラウディオ・アラウ(pf)
レナード・バーンスタイン指揮
バイエルン放送交響楽団

PROC 1055 5枚組 \4200
ショスタコーヴィチ:交響曲選集
第1番、第5番、第8番、第9番、第10番、第13番「バビ・ヤール」
第15番
ムソルグスキー(R.コルサコフ編):
歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲、
歌曲集「死の歌と踊り」(ショスタコーヴィチ編)
ゲオルグ・ショルティ指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シカゴ交響楽団、他

PROC 1060 \1000
ロイ・ハリス:交響曲第3番
ウィリアム・シューマン:交響曲第3番
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック

PROC 1061 2枚組 \1500
J.S.バッハ:管弦楽組曲全曲
ロリン・マゼール指揮
ベルリン放送交響楽団

PROC 1063 \1000
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
ラザール・ベルマン(pf)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ウィーン交響楽団

PROC 1064 \1000
シューマン:ピアノ協奏曲
グリーグ:ピアノ協奏曲
ジャン=マルク・ルイサダ(pf)
ティルソン・トーマス指揮、ロンドン交響楽団

PROC 1065 \1000
ララ - 現代ギター作品集
シルヴァーノ・ブッソッティ:ララ
モーリス・オアナ:もし朝日が昇ったなら…
ジュゼプ・メストレス・クアドレニ:ギターのための前奏曲
ジローラモ・アリーゴ:ギターのためのセレナード
レオ・ブローウェル:永劫の螺旋/クリストバル・アルフテル:コデックスI
フアン・ブランコ:コントラプンクト・エスペシアル III-c
レオ・ブローウェル(Guitar)

PROC 1066 3枚組 \2500
バルトーク:弦楽四重奏曲全集
東京クァルテット

PROC 1069 \1000
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第23番「熱情」
ヴィルヘルム・ケンプ(pf)

PROC 1071 3枚組 \2500
ラフマニノフ:交響的舞曲
歌劇「アレコ」から間奏曲、ヴォカリーズOp.34-14
バルトーク:管弦楽のための協奏曲、2つの映像Op.10
ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」、序曲「ローマの謝肉祭」
ロリン・マゼール指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他




<Harmony>
HCC 2052 \3000
ブラームス:ピアノソナタ第3番
6つの小品Op.118
新納 洋介(pf)





<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 677426 2枚組 \2450
モーツァルト:歌劇「魔笛」
ナタリー・デセイ(Sop)ローザ・マニヨン(Sop)
ハンス=ペーター・ブロホヴィッツ(Ten)ラインハルト・ハーゲン(Bs)
ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン
※同内容の既発品番:0630 127052 は廃盤となります。

WARNER 2564 677430 3枚組 \3500
ヘンデル:歌劇「オルランド」
パトリシア・バードン(MSop)ローザ・マニヨン(Sop)ヒラリー・サマーズ(Alt)
ローズマリー・ジョシュア(Sop)ハリー・ファン・デル・カンプ(Bs)
ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン
※同内容の既発品番:0630 146362 は廃盤となります。

WARNER 2564 677434 2枚組 \2450
パーセル:歌劇「アーサー王」
ヴェロニカ・ジャンス(Sop)クラロン・マクファーデン(Sop)
マーク・パドモア(Ten)イアン・ペイトン(Ten)ジョナサン・ベスト(Bs) 
ウィリアム・クリスティ指揮、レザール・フロリサン
※同内容の既発品番:4509 985352 は廃盤となります。


●APEX series 各1枚 \680
WARNER 2564 677179
バーンスタイン:交響曲第3番、チチェスター詩篇
佐渡 裕指揮、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

WARNER 2564 677159
ブラームス:二重協奏曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
イツァーク・パールマン(Vln)ヨー・ヨー・マ(Vc)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 677161
シューマン:ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲
マルタ・アルゲリッチ(pf)ギドン・クレーメル(Vln)
ニコラウス・アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団

WARNER 2564 677163
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「英雄の生涯」
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 677165
リスト:超絶技巧練習曲集
ボリス・ベレゾフスキー(pf)

WARNER 2564 6786
ベルリオーズ:「ファウスト」からの8つの情景
リスト:レーナウの「ファウスト」からの2つのエピソード
ワーグナー:序曲「ファウスト」
佐渡 裕指揮、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

WARNER 2564 678705
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢、最初のワルプルギスの夜
パメラ・コバーン(Sop)エリザベート・フォン・マグヌス
ビルギット・レンメルト(MSop)トーマス・ハンプソン(Br)
ウーヴェ・ハイルマン(Ten)、他
ニコラウス・アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団

WARNER 2564 678703
シューマン:クライスレリアーナ
ウィーンの謝肉祭の道化Op.26、3つのロマンスOp.28
アレクサンドル・ラビノヴィチ(pf)

WARNER 2564 678657
チャイコフスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロシア舞曲、ゆううつなセレナード、なつかしい土地の思い出、
白鳥の湖より、ユモレスク、感傷的なワルツ、無言歌、
眠れる森の美女より、ワルツ・スケルツォ
アレクサンドル・マルコフ(Vln)
アレクサンドル・マルコヴィチ(pf)

WARNER 2564 678707
ベルリオーズ:幻想交響曲
ラ・マルセイエーズ プラシド・ドミンゴ(Ten)
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団




<MEMBRAN>
※これまでの未案内も含めてのご案内です

MEMBRAN 223288 \680
デ・カヴァリエーリ:魂と肉体の劇
レーラー

MEMBRAN 223289 3枚組 \1780
モンテヴェルディ:ポッペアの戴冠
ゼッダ

MEMBRAN 223290 2枚組 \1350
ヴィヴァルディ:オリンピアーデ
クレマンシック

MEMBRAN 223291 3枚組 \1780
ヘンデル:ジュリアス・シーザー
パンニ

MEMBRAN 223292 2枚組 \1350
ピッチンニ:ラ・チェッキーナ
カンパネッラ
MEMBRAN 223293 \680
カルデラーラ:リチメロ 抜粋
ベネデッティ

MEMBRAN 223294 2枚組 \1350
パイジェルロ:ニーナ
ボニング

MEMBRAN 223295 2枚組 \1350
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」
カヴァッリーロ

MEMBRAN 223296 2枚組 \1350
ガッツァニーガ:ドンジョバンニ
ハント

MEMBRAN 223297 \680
ボッケリーニ:歌劇「慈悲深い女」
エフリキアン

MEMBRAN 223298 2枚組 \1350
サリエリ:オルムスの王アクスル
クレマンシック

MEMBRAN 223299 3枚組 \1780
ロッシーニ:セビリアの理髪師
カンパネッラ

MEMBRAN 223300 3枚組 \1780
メルカダンテ:イル・ブラーヴォ
アプレア

MEMBRAN 223301 2枚組 \1350
ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ
カンパネッラ

MEMBRAN 223302 2枚組 \1350
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
ボニング

MEMBRAN 223303 2枚組 \1350
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」
カレッラ

MEMBRAN 223304 2枚組 \1350
レオンカヴァルロ:ラ・ボエーム
ケーニック

MEMBRAN 223305 \680
プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」
アプレア

MEMBRAN 223306 2枚組 \1350
マリヌッツィ:ジャクリーの乱
リカータ

MEMBRAN 223307 2枚組 \1350
メノッティ:歌劇「ゴヤ」
マーキュリオ

MEMBRAN 224006 \880
中世の歌劇ミステリウム
クレマンシック

MEMBRAN 224094 \880
ドニゼッティ:歌劇「リータ」
アメンドーラ

MEMBRAN 224173 \880
メノッティ:歌劇「テレフォン」
ヴァリエーリ

MEMBRAN 224174 2枚組 \1780
歌劇「音楽の蜂」 2枚組
パリシ

MEMBRAN 224175 \880
ベルリーニ:ミサ曲ト長調、ニ長調
チャンピ

MEMBRAN 224184 2枚組 \1780
ドニゼッティ:パリのジャンニ
チラーリオ

MEMBRAN 224185 2枚組 \1780
サリエリ:歌劇「宿屋の女主人」
ルイージ

MEMBRAN 231119 2枚組 \1780
トスティ:声楽曲集
ブルゾン

MEMBRAN 231120 \880
ルソー:歌劇「村の占い師」
ルネ・クレマンシック

MEMBRAN 231121 2枚組 2枚組 \1780
ベッリーニ:ビアンカとフェルナンド
リカータ

MEMBRAN 231574 2枚組 \1780
パイジェッロ:ドン・キホーテ
モランディ

MEMBRAN 231575 3枚組 \2080
レーオ:アモール・ヴオール・ソッフェレン
モレス

MEMBRAN 231687 2枚組 \1780
ケルビーニ:歌劇「メデー」
フルニリエール

MEMBRAN 231691 2枚組 \1780
ドニゼッティ:ラ・ファヴォリータ
ルイージ

MEMBRAN 231717 2枚組 \1780
モーツァルト:歌劇「魔笛」
リゴン

MEMBRAN 231725 \880
ヴェルディ:歌曲全集
スコット

MEMBRAN 231726 \880
パイジェッロ:歌劇「奥様女中」
ヴァリエーリ

MEMBRAN 231774 3枚組 \2080
モンテヴェルディ:ウリッセの帰還
カーティス

MEMBRAN 231996 2枚組 \2080
サンマルティーニ:弦楽のための交響曲集
フェラーリ

MEMBRAN 231997 3枚組 \2080
メルカダンテ:スペインの女王カリテア
カレッラ

MEMBRAN 232468 2枚組 \1780
ヘンデル:歌劇「リナルド」
フッシャー

MEMBRAN 232469 2枚組 \1780
カルヴァーリョ:テストリーデアルゴナウタ
ルネ・クレマンシック

MEMBRAN 232470 2枚組 \1780
フックス:歌劇「ラウロのダフネ」
ルネ・クレマンシック

MEMBRAN 232471 2枚組 \1780
ヴィヴァルディ:コンチェルト・ダ・カメラ
イル・ジャルディーノ・アルモニコ

MEMBRAN 232473 2枚組 \1780
ドニゼッティ:ランベルタッツィのイメルダ
アンドレーエ

MEMBRAN 232474 2枚組 \1780
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」
アレーナ

MEMBRAN 232475 2枚組 \1780
ベルリーニ:歌劇「夢遊病の女」
ヴィオッティ

MEMBRAN 232487 2枚組 \1780
ロッシーニ:歌劇「試金石」
デズデリ

MEMBRAN 232585 \880
ドニゼッティ:カーニバルの木曜日
レーラー

MEMBRAN 232586 \880
パイジェッロ:歌劇「哲学者気取り」
リガッチ

MEMBRAN 232587 \880
ベラスコ:歌劇「ばらの紫色」
クレマンシック

MEMBRAN 232588 \880
ドニゼッティ:トロメイのピーア 抜粋
リガッチ

MEMBRAN 232732 2枚組 \1780
ドニゼッティ:ゴルコンダの女王アリーナ
アレマンディ

MEMBRAN 232733 2枚組 \1780
ロッシーニ:パルミーラのアウレリアーノ
ツァーニ

MEMBRAN 232734 2枚組 \1780
ベルリーニ:アデルソンとサルヴィーニ
リカタ

MEMBRAN 232735 2枚組 \1780
ドリーブ:ラクメ
ピアンティーニ

MEMBRAN 232888 2枚組 \1780
チマローザ:三人の恋人
レーラー

MEMBRAN 232889 \1780
ドニゼッティ:オリーヴォとパスクワーレ
リガッチ

MEMBRAN 232890 2枚組 \1780
ベッリーニ:歌劇「ザイーラ」
オルミ

MEMBRAN 232891 2枚組 \1780
イタリア・バロック時代の室内楽曲集
ヴァリアスアーティスツ

MEMBRAN 232908 \880
中世の声楽作品集
ラ・レヴェルディ

MEMBRAN 232909 \880
シューベルト:歌曲集
ヤノヴィッツ

MEMBRAN 232910 \880
ダ・フィレンツェ:マドリガル集
モード・アンティクォ

MEMBRAN 232911 \880
ボッテシーニ:コントラバスの為の作品集
ジョルジ

MEMBRAN 233007 2枚組 \2080
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」
カンパネッラ

MEMBRAN 233008 2枚組 \2080
ロッシーニ:歌劇「新聞」
リガッチ

MEMBRAN 233009 2枚組 \2080
ベッリーニ:カプレーティとモンテッキ
カンパネッラ

MEMBRAN 233010 2枚組 \2080
ロッシーニ:歌劇「コリントの包囲」
オルミ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.24

2010年12月23日 18時25分01秒 | Weblog
★WEITBLICK、東武レコーディングズ、OTAKENセレクション 年末・年始セール★
セール期間:12月24日-1月31までの入荷分
品切れ等でセール期間中に入荷が無かった場合はご注文は打ち切りとなります
のでお早めにご検討下さい。対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/tobu2010.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ARCO DIVA>
UP 0131-2 \2080
プラハ・ブラス・アンサンブル
シモン・ロムニツキー(1552-1623):新しい歌
ボフスラフ・マチェイ・チェルノホフスキー(1684-1742):
イエス・キリストをほめたたえよ[Laudetur Jesus Christus]
ヴァレリウス・オット(1579-1612):プラハ舞曲集
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):マニフィカト第6旋法
テレマン(1681-1767):組曲ト長調
ヴェルディ(1813-1901):オペラ組曲
オルフ(1865-1982):カルミナ・ブラーナ(組曲)
バルトーク(1861-1945):子供たちのために(抜粋)
ヤナーチェク(1854-1928):シンフォニエッタ から 第1曲
ヤロスラフ・イェジェク(1906-1942)/ヴァーツラフ・コゼル編曲:
「解放劇場」からの歌の組曲第1番/同第2番
ヴァーツラフ・コゼル(1940-):静かなプラハ/キジムシロ[Cinquefoil]
プラハ・ブラス・アンサンブル
ヤン・ヴォタヴァ(テナートロンボーン、アーティスティック・ディレクター)
フランチシェク・ビーレク、アルノルト・キンカル(トランペット)
イジー・ルシー(ホルン) カレル・クチェラ(バストロンボーン)
録音:時期不明、プラハ国民劇場




<ARTESMON>
AS 733-2 \2080
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品/ツィガーヌ
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)
丹生谷佳恵(ピアノ)
録音:2010年4月19-23日、プラハ、ルドルフィヌム、
ドヴォルジャーク・ホール
ボフスラフ・マトウシェク(1949年生まれ)はチェコ六重奏団および八重奏団の
リーダーを務めるチェコのヴァイオリニスト。1977年には読売日本交響楽団の
ソリスト兼コンサートマスターを務めました。




<KAREL PLOCEK>
ZRDISC 6912 \2450
アントニーン・ヴラーニツキー(1761-1820):弦楽四重奏曲 Op.13 No.1
フランチシェク・クラマーシュ(1759-1831):弦楽四重奏曲 Op.70
スタミツ弦楽四重奏団
インドジフ・パズデラ、ヨセフ・ケクラ(ヴァイオリン)
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ) ペトル・ヘイニー(チェロ)
録音:2010年6月26日、ノヴァー・ジーシェ(チェコ、モラヴィア)、
プレモントレ会修道院、ライヴ
アルバム・タイトルは「高地へ戻る」となっています。おそらく録音場所との
関係と思われます。外装には規格番号表記がございません。





<MORPHEUS ART>
MA 0001-2 \2080
クラーク、ペルト、ミヨー:ヴィオラとピアノのための作品集
レベッカ・クラーク(1886-1979):眠りの神
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
ダリウス・ミヨー(1892-1974):4つの顔
レベッカ・クラーク:ソナタ
ダリウス・ミヨー:スカラムーシュ
デュオ・モルフェウス
イトカ・ホスプロヴァー(ヴィオラ) ミハル・マシェク(ピアノ)
録音:2009年5月、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール
チェコの気鋭デュオ、モルフェウスの自主制作盤です。外装に規格番号表記が
ございません。




<OUT OF THE FRAME>
OUT 045 \2080
ニーノ・ロータ(1911-1979):映画テーマ名曲集
「甘い生活」(フェデリコ・フェリーニ監督;1960)
「道」(フェデリコ・フェリーニ監督;1954)
「ロミオとジュリエット」(フランコ・ゼッフィレッリ監督;1968)(*)
「青春群像」(フェデリコ・フェリーニ監督;1953)
「山猫」(ルキーノ・ビスコンティ監督;1963)から ヴェルディのワルツ
「カビリアの夜」(フェデリコ・フェリーニ監督;1957)(*)
「アマルコルド」(フェデリコ・フェリーニ監督;1973)
「ゴッドファーザー」(フランシス・フォード・コッポラ監督;1972&1974)
ロセッラ・ルイーニ(ソプラノ(*))
チェコ・ナショナル交響楽団
マルチェッロ・ロータ(指揮)
録音:2008年11月、CNSO録音スタジオ No.1「ギャラリー」
日本のビクターとの共同制作盤。国内盤もありますが、当盤では収録が1曲少
なくなっております。





<STYLTON>
RS 9194-2 \2080
ミラン・バホーレク(1939-):
音楽家の処女飛行(フルートと弦楽四重奏のための)(*)
沈黙のこだま(弦楽四重奏のための)
コンチェルト・ファンタジア(ツィンバロムと弦楽四重奏のための)(+)
ジョフカ(合唱と弦楽四重奏のための)(#)
ヨセフ・プコヴェツ(フルート(*))
ダニエル・スカーラ(ツィンバロム(+))
マルケータ・マートロヴァー(ソプラノ(#))
モラヴィア室内合唱団(#)
クビン弦楽四重奏団
ルジェク・ツァプ(第1ヴァイオリン) ヤン・ニエデルレ(第2ヴァイオリン)
パヴェル・ヴィーテク(ヴィオラ) イジー・ゼドニーチェク(チェロ)
ルボミール・マートル(指揮(#))




<VOKS PRAHA>
VK 01 \2080
クリスマスの時 ヨーロッパと南アメリカのクリスマス・キャロル集
アントニーン・トゥチャプスキー(1928-):
クリスマスの時(合唱のためのキャロル集;全7曲)
アンジェイ・コシェフスキ(1922-):主キリストが生まれた
オット・アルベルト・チヒー(1890-1973):羊飼いたちよ/三人の王
オーストリア民謡:マリアは茨の茂みを行く
フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
スペイン語圏のクリスマス・キャロル集「聖誕祭」(全8曲)
ヴォクス・プラハ(室内混声合唱団)
マルチナ・スピリトヴァー(指揮)
録音:2006年6月24、25-27日、プラハ、
HAMU・マルチヌー・ホール、HAMU・サウンド・スタジオ
本体・外装に規格番号表記はございません。




<チェコ放送ラジオサービス>
CR 0464-2 \1650
モーツァルト(1756-1791)/フィリップ・ウィルビー(1949-)補筆完成:
ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲[協奏交響曲]二長調
(K.Anh.56 [315f];1778)
メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調(1823)
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ミルステイン(ピアノ)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ・カンペストリーニ(指揮)
録音:2008年10月22-23日、ブルノ放送スタジオ(チェコ)

CR 0497-2 \1650
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ全集
第1番ト長調 Op.78(*)/第2番イ長調 Op.100(+)/第3番ニ短調 Op.108(#)
ペトル・マツェチェク(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘレル(ピアノ)
録音:2001年(*)、2000年(+)、プラハ、チェコ放送/1997年、
プラハ音楽アカデミー(#)
ペトル・マツェチェクは1964年チェコのオストラヴァに生まれ、ヴァーツラフ
・スニーチルに師事したヴァイオリニスト。スロヴァキア室内管弦楽団コンサ
ートマスターおよびカペラ・イストロポリターナのコンサートマスター兼アー
ティスティック・リーダー(1998-1993)、スク室内管弦楽団ソリスト、コンサ
ートマスター兼アーティスティック・マネージャー(1994-1997)、プラハ室内
管弦楽団コンサートマスター兼アーティスティック・リーダー(1997-2002)、
タリフ弦楽四重奏団員(2000-)を歴任しています。
ノルベルト・ヘレルはガブリエラ・デメテロヴァーと組みピリオド楽器を用い
て録音したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(GZ DIGITAL MEDIAレーベ
ル)でおなじみのチェコのピアニスト。

CR 0501-2 2枚組 \2450
ズデニェク・シェスターク(1925-):管弦楽作品集
記念(交響的変奏フレスコ画;1983)(*)
ヴァイオリン協奏曲第1番「スルスム・コルダ」(ヴァイオリン、
管楽合奏、ハープ、チェレスタ、ゴングとティンパニのための;1981)(+)
交響曲第6番「途切れぬ心の不穏」(1979)(#)
エウリピデス(劇的変奏フレスコ画;2001)(**)
ヴィオラ協奏曲「ソクラテス瞑想曲」(1982)(++)
交響曲第5番「クロノス」(1978)(##)
アントニーン・ノヴァーク(ヴァイオリン(+))
パヴェル・ヤンダ(ヴィオラ(++))
プラハ放送交響楽団(*/+/#)
オンドジェイ・クカル(指揮(*))
イジー・ピンカス(指揮(+))
マレク・シュチレツ(指揮(#))
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(**)
ズデニェク・マーツァル(指揮(**))
モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団(++)
ヤロミール・ノヘイル(指揮(++))
プラハ交響楽団(##)
イジー・マラート(指揮(##))
録音:1999年(*)、1984年(+)、プラハ放送スタジオ(*/+)
2009年(#)、2007年(**)、プラハ、ルドルフィヌム、
ドヴォルジャーク・ホール、ライヴ(#/**)
1987年、オモロウツ(チェコ)、ユリウス・フチーク・ホール(++)
2009年、プラハ市民会館スメタナ・ホール、ライヴ(##)
ADD(+/++)/DDD(左記以外)

CR 0507-2 \1650
ポーランド・ルネサンス歌曲集
イェジ・リバン(1464-1546以後)、シャモトゥーのヴァツワフ(1524頃-1560頃)、
ミコワイ・ゴムウカ(1535頃-1609)、サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630)、
ツィプリアン・バジリク(1535-1600頃)、
ディオメデス・ツァト(1560頃-1607以後)、
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616以後)、他の作品(全17トラック)
ボルヌス・コンソート(声楽アンサンブル)
カンツィオ・アンティクァ(声楽アンサンブル)
スヴォボドネー・フデブニー・ブラトルストヴォ[自由音楽同胞団]
(ピリオド管楽アンサンブル)
録音:2009年10月21日、プラハ、チェコ音楽博物館
ワルシャワのボルヌス・コンソートとプラハのカンツィオ・アンティクァ、
スヴォボドネー・フデブニー・ブラトルストヴォの共演。

CR 0500-2 \1650
【前回新譜】
グレート・アーティスツ・イン・プラハ ラザール・ベルマン
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
リスト:ウィリアム・テルの聖堂(「巡礼の年 第1年 スイス」から)
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ・ソナタ変ホ長調「1905年10月1日」
ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲 Op.34(抜粋)
ファリャ(1876-1946):火祭りの踊り(バレエ「恋は魔術師」から)
ラザール・ベルマン(ピアノ)
録音:1982年5月26日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、
プラハの春音楽祭、ライヴ
録音データを追加いたしました。





<ACTE PREALABLE>
AP 0209 \1800
ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):
ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.37(*)
ヴァイオリン・ソナタ第4番 Op.39(+)
バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン)
エルジビェタ・ティシェフスカ(ピアノ)
録音:2008年6月(*)、2010年3月(+)、
ウーチ・フィルハーモニー・ヘンリク・チシ記念室内楽ホール(ポーランド)
ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルクはワルシャワに生まれたユダヤ人作
曲家。1939年にソヴィエトに亡命しモイセイに改名しましたが、ソヴィエトで
もユダヤ人弾圧に苦しめられました。音楽的には親交を結んだショスタコー
ヴィチの影響を受けています。(*)はミハイル・フィヒテンホルツ、(+)はレオ
ニード・コーガンへの献呈作品。

AP 0212 \1800
ズビグニェフ・スウォヴィク(1972-):ピアノ作品集
ソナティナ(1998)/バガテル集(全9曲;1994/2004)
若い人たちのためのアルバム(全10曲;1989-2007)
2つのオクターヴ練習曲(2007)
ADHDの主題によるトッカータとフーガ(2006)
バラッド変奏曲(2008)
エルジビェタ・ブドニク(ピアノ)
録音:2010年6月28-30日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2
ズビグニェフ・スウォヴィクはポーランドのジラルドゥフに生まれ、ワルシャ
ワのショパン音楽アカデミーでズビグニェフ・バギンスキに師事した作曲家。
指揮者としても活躍しています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.23

2010年12月22日 19時12分11秒 | Weblog
<Profil>
PH 10029 \2180
白夜-ペテルブルグのヴィオラ音楽Vol.1
(1)ショスタコーヴィチ(ストラホフ編)
:前奏曲集より第10, 14, 15, 16, 17, 18, 24番
(2)グリンカ(ボリソフスキー補完):ヴィオラソナタ ニ短調
(3)グラズノフ:エレジー Op.44
(4)ストラヴィンスキー:エレジー
(5)同(オズノビシェフ編):歌劇「マヴラ」-ロシアの歌
(6)リムスキー=コルサコフ(ボリソフスキー編):歌劇「サトコ」-インドの歌
(7)同(ストラホフ編):歌劇「雪娘」-大道芸人の踊り
(8)チャイコフスキー(ボリソフスキー編):感傷的なワルツ Op.51の6
タチヤナ・マズレンコ(Va)、ログリット・イシャイ(Pf)
[録音:2010年2月16-19日/ドイツ放送カンマーザール(ケルン)]
旧レニングラード出身、同音楽院で学んだ後、1991年にドイツへ移り、キム・
カシュカシアン、今井信子にも師事した実力派マズレンコ。彼女がロシアの
ヴィオラ音楽を網羅していくシリーズの第1弾。短調の旋律美に驚かされるグ
リンカのソナタや、映画音楽調のグラズノフなどオリジナル作品から、ストラ
ヴィンスキーやリムスキー=コルサコフのオペラのアリア、さらにヴァイオリ
ン編曲はレペートリーとして定着した感のあるショスタコーヴィチの前奏曲の
ヴィオラ版まで目白押し。ヴィオラのややくすんだ音色はロシア音楽に向いて
いることもあり、今後のシリーズが期待されます。

PH 10056 \2180
スペインのギター音楽
(1)アルベニス:アストゥリアス (2)同:マヨルカ (3)同:セビーリャ 
(4)同:入り江のざわめき (5)グラナドス:アンダルーサ 
(6)ソル:魔笛の主題による変奏曲 (7)同:カンタービレ 
(8)ペルナンブコ:マシーシェ・ショーロ (9)トゥリーナ:ギターソナタ 
(10)マラツ:スペインのセレナード (11)タレガ:アデリータ (12)同:涙
フリーデマン・ヴットケ(1)(5)(6)(8)(9)、ダヴィド・ロレンツ(2)(10)、
リタ・オンティ(3)(11)(12)、
モニカ&ユルゲン・ロスト(7)、シメオン・シノフ(4)(Guit)
ドイツのベテラン、ヴットケを中心にまとめられたスペイン・ギター名作選。
トゥリーナのソナタも全楽章収録。




<haenssler>
98 625 \2080
リスト:
(1)葬送
(2)エステ荘の噴水
(3)ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調(ホロヴィッツ編)
(4)鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
(5)ピアノソナタ ロ短調
ハイオウ・チャン(張海鴎)(Pf)
[録音:2010年7月/ジーメンスヴィラ(ベルリン)]
中国出身、ヨーロッパの音楽ファンを虜にしつつある若手ピアニスト、ハイオ
ウ・チャン。北京中央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学
校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行われたウラジー
ミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ
・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴も誇ります。派手なパフォーマンス
で弾くリストが見もののもアジアのホープで、ソナタは度肝を抜かれる凄さで
す。

98 623 \2080
(1)ヘレンダール:行進曲
(2)ルードヴィヒ14世の庭園の音楽
(リュリ:王の行進、ルクレール:サラバンド、クープラン:悪魔のエール、
ルベグ:ファンタジー、ダンドリュー:ロンドー、オーベール:ダンスとエール、
リュリ:アール・タンドル、軍隊行進曲、シャルパンティエ:プレリュード)
(3)アーヴィン・ワーグナー:ハッピーバースデーによる変奏曲
(4)ハンディ:ビール・ストリート・ブルース
(5)ジェローム・カーン:オールマン・リヴァー
(6)パッヘルベル:3つのマニフィカト=フーガ
(7)黒人霊歌:ジェリコの戦い、深き川、聖者が街にやって来る
(8)ベール:さすらい人の嘆き、ジョリ・ビュジェ、祭のシャンベリ
(9)ロブリー:ダウン・ホーム
シュトゥットガルト金管四重奏団
【アンドレアス・シュパンバウアー、エッケハート・クラインブプ(Trp)、
マチアス・ナッサウアー(Trb)、ディーター・エッカート(B-Trb)】
[録音:2010年8月/フリーデン教会(シュトゥットガルト)]
4シュトゥットガルト金管四重奏団は1986年発足、シュトゥットガルト国立歌
劇場管やシュトゥットガルト・フィルのメンバーによる名人集団。「絶対に
ミスしない」といわれています。ここに収められたものは楽しい曲ばかりです
が、中でも彼らのためにアメリカのトロンボーン教授アーヴィン・ワーグナー
が作った「ハッピーバースデー」変奏曲が抱腹絶倒。聴かなきゃ損です。




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 21407 3枚組 \3850
モノラル
「フリッチャイ・コンダクツ・バルトーク / コンプリートRIAS録音集1950-53」
[CD 1]
・ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112, BB 117
 ティボル・ヴァルガ(Vn)
 録音:1951年9月13日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
・2つの肖像Op.5, Sz.37, BB 486
 ルドルフ・シュルツ(Vn)
 録音:1951年9月11日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
・カンタータ・プロファーナ「魔法にかけられた鹿」Sz.94, BB 100
 ヘルムート・クレプス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
 RIAS室内合唱団、ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊
 録音:1951年9月12日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
[CD 2]
・弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106, BB 114
 録音:1952年10月14日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
・舞踏組曲Sz.77, BB 86
 録音:1953年6月10日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
・ディヴェルティメントSz.113, BB 118
録音:1952年2月11日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
[CD 3]
・ラプソディOp.1, Sz.27, BB 36b
 アーンドル・フォルデス(P)
 録音:1951年12月12日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
・ピアノ協奏曲第2番Sz.95, BB 101
 ゲーザ・アンダ(P)
 録音:1953年9月7日ベルリン、イエス・キリスト教会(スタジオ・モノラル)
・ピアノ協奏曲第3番Sz.119, BB 127
 ルイス・ケントナー(P)
 録音:1950年1月16日ベルリン、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮) RIAS交響楽団
オリジナル・マスターからの上質な復刻で人気のドイチュラントラジオ・クル
トゥーア・シリーズに、またまた仰天のタイトルが登場します。CD3枚組セッ
トの中身は、ハンガリー出身の世界的な名指揮者フェレンツ・フリッチャイが、
ベルリンRIASに遺した数ある演奏のなかから、フリッチャイの師であり、また
その演奏にかけてはエキスパートとして知られた、バルトーク作品のすべてを
まとめたものです。
ここに収録されたすべてのプログラムについて、さすがはスペシャリストだけ
にフリッチャイには別録音が存在するものの、ヴァイオリン協奏曲、カンター
タ・プロファーナ、ピアノ協奏曲第3番などの一部を除いて、すべて完全初出
音源による演奏というのもおおきな魅力。なかでも、物凄いのがスター・キャ
スト居並ぶ協奏作品。ピアノには、“バルトークの後ろ盾”であったエルネー
・ドホナーニに師事したアーンドル・フォルデスにゲーザ・アンダ。そして、
アルノルド・セーケイとレオー・ヴェイネルに学び、バルトークのピアノ協奏
曲第2番のハンガリー初演や、ピアノ協奏曲第3番のヨーロッパ初演を手がけた
ルイス・ケントナー。また、ヴァイオリンのティボル・ヴァルガもまた、バル
トークのヴァイオリン曲とのゆかりが深いゾルターン・セーケイやヨージェフ
・シゲティと同じく、かのイェネー・フバイに師事しています。さらに、「カ
ンタータ・プロファーナ」では、フリッチャイがベルリン市立歌劇場時代に才
能を見出して以降、お気に入りとして活躍することになる大御所フィッシャー
=ディースカウの名前もみられます。
1950年から1953年にかけて、フリッチャイが意気盛んな時期に行った演奏の
数々はいずれ劣らず折り紙つきの内容といえ、鮮明な音質とともに、バルトー
ク・ファン、フリッチャイ・ファンの方々にとっては宝物になるにちがいあり
ません。





<PREISER>
=ツィーラー・エディション=
PRCD 91183 \2080
「ツィーラー・エディションVol.16-帝国ウィーン生まれのマーチ集」
01 Unanfechtbar! -行進曲op.494
02 Dom Pedro-行進曲
03 Hoch und Nieder高地と低地-行進曲op.372
04 Der Zauber der Montur-行進曲op.493
05 Die Presse(ハンス・ シャーデンバウアー曲)
06 Pannonisch(フランツ・ライテンミューラー曲)
07 Couragiert! -行進曲op.401
08 Das Leben fur unser'n Kaiser-行進曲op.394
09 Militar-Marsch軍隊行進曲op.321
10 Auersperg-Marsch アウエルスペルグ・マーチop.111
11 Die kleine Witwe -行進曲op.487
12 Glocken-Marschグロッケン・マーチop.420
13 Der Herr Leutnant 少尉殿-行進曲op.527
14 Kaiser-Karl-Marsch カルル皇帝行進曲op.558
15 Maus-Marschねずみのマーチop.520
16 Giskra-Marschジシュクラ・マーチ op.114
17 Furst Karol-Marsch カロル選帝侯行進曲op.195
18 Der Vater des Regiments連隊の父-行進曲op.431
19 Mein Vaterland! Mein Osterreich! わが祖国!わがオーストリア!
-行進曲op.477
20 Schoenfeld-Marschシェーンフェルト・マーチop.422
オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラー管弦楽団
ハンス・シャーデンバウアー(指)
19世紀末から20世紀初頭にかけてのウィーンで活躍、ワルツにポルカ、行進
曲、そしてオペレッタと、およそ600曲にも及ぶ作品で、同時代のヨハン・シュ
トラウス2世に匹敵する名声を博したツィーラー(1843-1922)。古き良きウィー
ンの香りをそのまま今に伝えるツィーラーづくしの人気シリーズの第16集。
オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラー管弦楽団は、その名の示すとお
り、ツィーラー生誕160周年を迎えた2003年1月に、ツィーラーの作品を演奏、
守り継いでゆく目的で結成されたオーケストラ。メンバーは優秀で才能豊かな
若い音楽家たちから成り、みなウィーン音楽の正統なる流儀に長けており、
絶品の内容です。




<BelAir>
BAC 041(DVD-Video) \4950
BAC 441(Blu-ray) \5680
ストラヴィンスキー:
(1)バレエ音楽「火の鳥」
振付・台本:ミハイル・フォーキン
舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、
ミハイル・フォーキン
火の鳥:エカテリーナ・コンダウーロワ
イワン王子:イリヤ・クズネツォフ
王女:マリアンナ・パヴロワ
不死身のカシチェイ:ウラジーミル・ポノマレフ
(2)バレエ音楽「春の祭典」
振付:ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)
舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)
選ばれし生贄の乙女:アレクサンドラ・イオシフィディ
300歳の女(長老):エレナ・バジェーノワ
賢者:ウラジーミル・ポノマレフ
マリインスキー・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
収録:2008年6月/マリインスキー劇場(サンクトペテルスブルク)
【ボーナス映像(38分)】バレエ・リュスに関するドキュメンタリーと、二人の
舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)のインタビューを含
む、充実の内容。
1913年5月29日、に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の登
場。ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)による初演で、
会場はシャンゼリゼ劇場、初演指揮者はモントゥーで、当時けが人も出る程の
大騒動となったいわくつきの舞台です。振付を担当したのは、ディアギレフの
秘蔵っ子で、1909年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス
中の有名人となったニジンスキー。彼は、振り付けや指導の経験がほとんどな
いにも関わらず振付を担当しました。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて
頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないもので
したし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要
しました。様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混
乱に陥りましたが、これこそが20世紀バレエの幕開けとなったのです。この
「春の祭典」はあまりに前衛的だったため、8回公演されたあと、演目レパー
トリーから外されるという憂き目をみました。ニジンスキーは振付を舞踊譜に
残しておらず、「春の祭典」は一度再演の機会はあったものの、またすぐ封印
されていました。ここに収められた振付は、初演から実に70年経った1983年に、
二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)が様々な資料
を検討して再構築した振付によるもの。マリインスキー劇場の誇るトップダン
サーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊りまく
ります。「春の祭典」のアレクサンドラ・イオシフィティの長い手足、長老の
エレナ・バジェーノワの神がかり的な動きは印象的。「火の鳥」でのコンダウ
ーロワの美しさにはただただ魅了されます。歴史的価値の面でも、音楽的にも、
ダンサーのキャスティング的にも、非のうちどころのない舞台です!




<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2058 \2250
ステレオ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
(1)交響曲第5番 ハ短調 作品67
(2)序曲「シュテファン王」 作品117
オットー・クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
録音:(1)1959年10月22日-24日、EMI第1スタジオ(セッション)
(2)1959年10月28日、29日、EMI第1スタジオ(セッション)
使用音源:Angel(U.S.A.)L 35843(オープンリール・テープ、19センチ、
4トラック)
■制作者より
クレンペラーがEMIに残したステレオによるベートーヴェン交響曲全集はあま
りにも有名な名盤ですが、その中でも特に傑出していると言われているのが
第5番と第7番です。今回復刻に使用した19センチ、4トラックのオープンリー
ル・テープは幸運なことに保存状態が非常に良好で、テープの宿命とも言える
テープ・ヒスも極めて少なく、あたかもオリジナル・マスターから復刻したよ
うな新鮮さと艶やかさで蘇ります。
■解説書の内容
若きウィリアム・スタインバーグはクレンペラーのアシスタントを務めていま
したが、その時の回想録「私はクレンペラーにクビを切られた」の一部を抜粋
し、掲載します。(以上、平林 直哉)




<KING INTERNATIONAL POP>
KKP 1011 \2000
CD(輸入盤日本語帯付)
トルガ・ガシフ/ジェネシス組曲( The Genesis Suite)
トラックリスト:
1. LAND OF CONFUSION / TONIGHT, TONIGHT, TNIGHT …(7:36)
2. RIPPLES…(9:47)
3. MAD MAN MOON…(16:42)
4. FOLLOW YOU FOLLOW ME…(6:42)
5. FADING LIGHTS…(12:13)
6. ENTANGLED…(7:26)
7. UNDERTOW / BLOOD ON THE ROOFTTOP…(12:45)
合計収録時間 : 73:18
クレジット:
作曲 /指揮: Tolga Kashif
オーケストラ : The London Symphony Orchestra
ピアノ・ソロ : Freddy Kempf
バイオリン・ソロ : Carmine Lauri
チェロ・ソロ : Caroline dale
ヴォーカル・ソロ : Miriam Gray, Deryn Edward, Heather Cairncross
コーラス : London Voices
作曲家、指揮者、プロデューサーとして活躍するトルガ・ガシフが、イギリス
を代表するロック・バンド、ジェネシスの名曲をモチーフに作曲した組曲を、
自らロンドン交響楽団を指揮し録音した、ジェネシスのトリビュート・アルバ
ム。ピアニスト、フレディ・ケンプが参加し録音された本作は、7つの楽章で
構成されており、迫力のオーケストレーション、独創的なメロディーで奏でる
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのソロ、そして繊細で優美なコーラス・パート
を散りばめ、映画音楽のように壮大で感動的なアレンジが印象的。ジェネシス
の名曲が壮大な組曲として甦ります。誰にでも聴きやすくクラッシック・ファ
ン、ロック・ファン、ジェネシス・ファンを問わず全ての音楽ファンが愛聴す
ることのできるアルバム。英ロック・バンド、クイーンの名曲を再編成し、ロ
イヤル・フィルハーモニー管弦楽団を自ら指揮し、録音され話題になった
「 Queen Symphony」(2002年 )に続くトルガ・ガシフの注目作になります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.22

2010年12月22日 16時48分45秒 | Weblog
<Decca>
743411(DVD-Video) \3350
743414(Blu-ray) \3880
ウェルザー=メスト/ニューイヤーコンサート2011 DVD
(収録予定曲)
ヨハン・シュトラウス2世:騎士行進曲 op.428
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「ドナウ川の乙女」 op.427
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「アマゾン」 op. 9 
ヨハン・シュトラウス2世:デビュー・カドリーユ op. 2
ヨーゼフ・ランナー:ワルツ「シェーンブルーンの人々」 op. 200
ヨハン・シュトラウス2世:
シュネル・ポルカ「勇敢に進め!」(「シンプリチウス」より)op.432
ヨハン・シュトラウス2世:「騎士パズマン」より、チャルダーシュ op.441
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「別れの叫び」 op.179
ヨハン・シュトラウス:ワルツ「愛の歌」 op. 114
フランツ・リスト:メフィストワルツ第1番
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「遠くから」 op. 270
ヨハン・シュトラウス2世:スペイン行進曲 op. 433
ヨーゼフ・ヘルメスベルガー:「イベリアの真珠」より、ジプシーの踊り
ヨハン・シュトラウス:ガンブリーヌス舞曲 op. 97
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「わが人生は愛と喜び」 op. 263
エドゥアルト・シュトラウス:急行列車 op.112
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しく青きドナウ」 op.314
ヨハン・シュトラウス:ラデツキー行進曲 op. 228
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
収録:2011年1月1日 ウィーン ムジークフェライン (ライヴ)
今年9月よりウィーン国立歌劇場の音楽監督を小澤征爾から引き継いだウェル
ザー=メストがニューイヤー・コンサートの指揮台に初登場! 先日ご案内した
CDに引き続き、DVDとブルーレイ・ディスクがひと足遅れでリリースされます!
美しい花で飾られた黄金のホールでのコンサートを、是非映像でもお楽しみ下
さい。




<Deutsche Grammophon>
4779540 \1850
73 4644(DVD-Video) \3350
ティーレマン/ドレスデンのジルベスター・コンサート2010
レハール:喜歌劇《メリー・ウィドウ》 (ハイライト)
ルネ・フレミング(ハンナ=未亡人)
クリストファー・モルトマン(ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵)
カロリーナ・ウルリヒ(ヴァランシエンヌ)
アンドレイ・ドゥナエフ(カミーユ・ド・ロション)
トム・マルティンセン(ミルコ・ツェータ男爵)、他
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
指揮:クリスチャン・ティーレマン
録音:2010年12月31日 ドレスデン、シュターツカペレ(ライヴ)
ニューイヤーを祝うのはウィーンのみならず、ここドレスデンでも同様。ベル
リンのジルベスター・コンサートとならびドイツの人々が毎年の恒例行事とし
て心待ちにする大晦日のコンサートは、ドイツの公共放送ZDFでライヴ放映さ
れ、CDとDVDの2形態でドイツ・グラモフォンからラッシュ・リリースされるこ
とになりました。ドイツ以外でもオーストリア、スイス、ポーランド、リトア
ニア、日本、中国、台湾など世界各地で放映が予定されています。指揮台に立
つのは2011年からドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者に就任するクリ
スティアン・ティーレマン。フレミングやモルトマンなどの豪華歌陣を迎え、
絢爛な《メリー・ウィドウ》が繰り広げられます。




<EMI CLASSICS>
CMS-0708362 3枚組 \2050
アルゲリッチ&フレンズ
ライヴ・フロム・ルガノ・フェスティヴァル2010(初回生産限定盤)
ピアノ・ファン、室内楽ファンを魅了するアルゲリッチ・イン・ルガノ、
ショパンの協奏曲を演奏 
クラムシェル・ボックス
各CD紙製ケース入り 20Pブックレット
CD1
1.シューマン:ソナタ第1番(ヴァイオリンとピアノのための)イ短調 作品105
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
2.ショパン:ロンド ハ長調 作品73(2つのピアノのための)
リーリャ・ジルバーシュタイン(ピアノ)
セルゲイ・エーデルマン(ピアノ)
3.ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 作品23
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
リリー・マイスキー(ピアノ)
4.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
スヴィッツェラ・イタリアーナ管弦楽団
ヤチェク・カスプスジク指揮
CD2
1.シューマン:アダージョとアレグロ(チェロとピアノのための) 作品70
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
2.リスト:前奏曲(交響詩第3番)(作曲者による2つのピアノ版)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ダニエル・リヴェラ(ピアノ)
3.コルンゴルト:ピアノ五重奏曲ホ長調 作品15
アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
アリッサ・マルギリス(ヴァイオリン)
ルチア・ホール(ヴァイオリン)
ノラ・ロマノフ=シュヴァルツベルグ(ヴィオラ)
マルク・ドロビンスキー(チェロ)
4.バルトーク:ソナタ(2つのピアノとパーカッションのための)Sz110
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)
ルイ・ソーヴェトル(パーカッション)
ダニロ・グラッシ(パーカッション)
CD3
1.グラナドス:ピアノ五重奏曲ト短調 作品49
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
アリッサ・マルギリス(ヴァイオリン)
ゲザ・ホッスズ=レゴツキ(ヴァイオリン)
リダ・チェン(ヴィオラ)
ナタリア・マルギリス(チェロ)
2.ストラヴィンスキー:
「火の鳥」組曲(カルロ・マリア・グリグオーリによる3つのピアノ版)
ジョルジァ・トマッシ(ピアノ)
カルロ・マリア・グリグオーリ(ピアノ)
アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)
3.ガーシュウィン/グレンジャー:
幻想曲(ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による
2つのピアノのための)
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
アレクサンダー・ガーニング(ピアノ)





<Linn>
CKD 366(SACD-Hybrid) 2枚組 \3850
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティ―タBWV.1001-BWV.1006 ――
ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第2番ニ短調BWV.1004
ソナタ第3番ハ長調BWV.1005/パルティータ第1番ロ短調BWV.1002
ソナタ第2番イ短調BWV.1003/パルティータ第3番ホ長調BWV.1006
パヴロ・ベズノシウク(バロック・ヴァイオリン)
これまでのソリストとしての実績はもちろんのこと、エンシェント室内管弦楽
団、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団、エイヴィソン・アンサンブ
ルといった世界トップクラスのピリオド・オーケストラを、コンサートマスタ
ー、ディレクターとして率いるなど、充実の時を過ごすベズノシウクにとって、
今こそがバッハの無伴奏を取り上げる絶好のタイミングなのである!
バロック・ヴァイオリンの全てを知るベズノシウクの"経験"、バロック・ヴァ
イオリンとガット弦を組み合わせた"楽器"、そしてリンの"ハイクオリティ録
音"。

CKD 348(SACD-Hybrid) \2580
ロジエ:二重合唱のための作品集 ――
モテット《主よ、われらの主は》/ミサ曲《主よ、われらの主は》
天の元后/主をほめ讃えよ/ミサ曲《主よ、王は御身の力にて喜び》
パレストリーナ:モテット《主よ、王は御身の力にて喜び》
マニフィカト、フィリップ・ケイヴ(指揮)、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
トマス・タリスの40声のモテット「御身よりほかにわれは」(CKD 233)の名唱
が同曲最高の演奏の1つとして激賞され続けているフィリップ・ケイヴ率いる
英国のヴォーカル・アンサンブル、マニフィカト。
リン(Linn)のハイファイ録音と抜群の相性を誇るハーモニーの持ち主、マニ
フィカトが歌うのは、スペインで活躍したフランドルの作曲家、フィリップ
・ロジエ(c.1561-1596)の二重合唱のための作品集!
ピリオド管楽器の名門アンサンブル、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ
&コルネッツという強力なパートナーを得て、12パートの合唱、器楽合奏、
オルガン、ハープで演奏されるロジエの音楽に、タリスの名唱の再来を期待
せずにはいられない。

CKD 358(SACD-Hybrid) 2枚組 \3850
アーン:歌劇《アルタクセルクセス》
クラシカル・オペラ・カンパニー、イアン・ペイジ(ディレクター)、
クリストファー・エインズリー(カウンターテナー)、
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)、ケイトリン・ハルカップ(メゾ・ソプラノ)
アンドルー・ステイプルズ(テノール)、レベッカ・ボットーネ(ソプラノ)
ダニエル・ノーマン(テノール)
数多くの超優秀録音、名演を世に送り出してきたリン(Linn)初のオペラ録音
は、「ルール・ブリタニア」の作曲者トマス・アーン(1710-1778)の生誕300
周年を記念した歌劇「アルタクセルクセス」の全曲録音(世界初録音)!
ジョーン・サザーランドが得意としていたアリア「戦に疲れた戦士は」で知
られてきた「アルタクセルクセス」。
失われたフィナーレを英国の作曲家、音楽学者のダンカン・ドゥルースが復
元したことにより、全曲演奏が可能になったイギリス・オペラなのである。
1997年に指揮者のイアン・ペイジによって結成されたクラシカル・オペラ・
カンパニー。若き俊英たちのピリオド楽器による演奏は、あのマッケラスが
絶賛するほどハイレベル。





<レーベンバッハ・レーベル>
LBC 7771 \3000
ベートーヴェン:交響曲第9番二短調「合唱付き」
根本昌明(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団、二期会合唱団
安藤赴美子(ソプラノ)、小川明子(アルト)、
大槻孝志(テノール)、青山 貴(バリトン)
収録:2010年7月25日 東京オペラシティ・コンサートホール(ライヴ収録)
「ベートーヴェンへの感謝の夕べII」より
※DVD(LBD3331)と同じ演奏です。
高校球児たちの決勝戦のような、入魂の、白熱したゲームをプロ野球で観るこ
と、あるだろうか?フルトヴェングラー・バイロイトの「第9」はそんな白熱
の演奏です。今年の7月25日、東京フィル、二期会コーラス、4人のソリストの
皆さんの音楽への帰依により、それに肉迫する「第9」が実現したことを自負
します。そして、この演奏を日本フルトヴェングラー協会が推薦してくださる
こと、深い感謝と喜びにたえません。
(指揮者 根本昌明)(商品オビより)
※こんな「第9」を待っていた! (音楽評論家 浅岡弘和)
・・・(前略)かつて聴いたことのないような途轍もない「第9」だった。まず
第1楽章は最高と言っても良いだろう。第1主題提示の超巨大でしかもイナズ
マのような鮮烈さ!金管やティンパニを全く抑えないで炸裂させたためが、
各声部が絶妙にずれと何とも壮絶な響きが醸し出されていたのである。根本
の「第九」こそベートーヴェンという、かつて200年前に実在した空前絶後の
型破りな男の思念が音の波となり、そのまま怒濤のように押し寄せて来たよ
うな演奏であり、心底圧倒された。(後略)(ライナー・ノートより抜粋)




<BR KLASSIK>
900901 4枚組 \2080
世界、そして夢
イエルク・ハンドシュタインによる「音で聴くマーラーの伝記」
(マーラー(1860-1911):交響曲第1番ニ長調 全曲を含む)
《CD1》
1-4.交響曲第1番ニ長調
5.第1章:美しいトランペットが鳴り響くところ-イグラウの少年時代
《CD2》
1.第2章:ウィーンでの修業時代-大学にて
2.第3章:さすらう若者-疾走する指揮者
3.第4章:ルーティンワーク-ブラペスト、ハンブルク時代
《CD3》
1.第5章:避暑-休暇の作曲家、マーラー
2.第6章:南部の神-ウィーンでの歌劇場監督
3.第7章:比類なき存在-アルマが私の前に
《CD4》
1.第8章:神なき安住の地-歌劇場と罵詈雑言
2.第9章:ハンマーの 3つの打撃-運命的な1907年、そして結果
3.第10章:別れ-最後の年
演奏 :《CD1.1-4》バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2007年3月1-2日ミュンヘンヘルクレスザール
《ドラマ部分》ウド・ヴァハトファイトウル(ナレーター)/ルネ・デュモン
(マーラー)/ローラ・マイア(アルマ)/クリスタ・ポッシュ, ゲルト・ハイ
デンライヒ, ハンス・ユルゲン・シュトッケールル(その他)
イェルク・ハンドシュタイン・・・作
ベルンハルト・ノイホフ・・・編集,演出
ファビアン・ツヴェック・・・音声,技術
2010年から2011年、2年に渡ってアニヴァーサリー・イヤーを迎えるグスタフ
・マーラーを記念する4枚組です。CD1に収録されているのは、2007年3月収録
のヤンソンスによる「第1番」全曲です。ヤンソンスのマーラーにかける思い
がじっくり伝わる熱い演奏、これだけで大満足間違いなしです。特筆すべき
は、CD1の最終トラックから始まる、音楽ドラマ「世界、そして夢」でしょう。
正直、実物を見るまでは、「これは日本で販売するのは困難だろう」と思って
おりました。しかし、実際に聴いてみると、これが限りなく素晴らしいので
す。物語は10章に分かれ、マーラーの生い立ち、苦悩、愛を丹念に拾い上げ
て行くのです。もちろん音楽もふんだんに添えられています。(音源はBRの物
を中心とした、有名メーカーの音を使用。クーベリック、ブーレーズ、キルヒ
シュラーガーなどの名演がドラマに華を添えます)ドイツ語がわからなくても、
かなり楽しめますよ。第1番のみの発売は、今のところ予定なしですが、今回
お求めやすい価格を設定しました。燃え盛る愛のドラマに身を焦がしてみま
せんか?

900111(SACD-Hybrid) \2080
ブラームス(1833-1897):
1-4.交響曲第2番ニ長調 Op.73
5-8.交響曲第3番ヘ長調 Op.90
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音2006年3月16-17日ミュンヘン・ヘルクレスザール・・・第2番
2010年1月16日ウィーンムジークフェライン大ザール・・・第3番ライブ録音
1877年に作曲されたブラームスの第2番の交響曲は、劇的な面が際立つ第1番と
比べると、伸びやかで快活な楽想を持っています。とはいえ、やはりそこは
ブラームス。流麗さの中にも、彼らしい緊密な構成が見てとれる一筋縄では
いかない作品となっています。1883年に書かれた第3交響曲は緊張感に満ちた
開始や、コンパクトな構成が特徴。標題なども付されてなく、とにかく音楽性
で勝負する交響曲です。このヤンソンスの演奏は、曲の中に潜むロマン的な
抒情、そして哀愁、闘争心など様々な思いをかき立てられる、創造性豊かな
仕上がりとなっています。思いの他、ゆったりとしたテンポで始まる第2番。
激流の如く流れおちる第3番。しかし、いつものことながら各所に浮かび上が
る小さな楽想たちを交通整理するヤンソンスの手腕には驚く他ありません。
各々の曲の録音時期もホールも異なっており、それぞれの違いを聴き分ける
楽しみも有しています。毎年、多くのブラームスの録音がリリースされます
が、これほど自己主張の強い盤は久し振りです。




<MYTO HISTRICAL>
ケンペ指揮 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」1960年
ヘルマン・ウーデ(ヴォータン/さすらい人)
ジェローム・ハインズ(ヴォータン/さすらい人)
トーマス・ステュアート(ドンナー)
ゲオルク・パスクダ(フロー)
ゲルハルト・シュトルツェ(ローゲ)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
ヘロルド・クラウス(ミーメ)
アルノルト・ヴァン・ミル(ファゾルト)
ペーター・ロート・エーラング(ファフナー)
ヘルタ・テッパー(フリッカ)
マルガ・ヘフゲン(エルダ)
イングリート・ビョーナー(フレイア/グートルーネ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークムント)
オーセ・ノルモ=レーヴベリ(ジークリンデ)
ゴットローブ・フリック(フンディング/ハーゲン)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ハンス・ホップ(ジークフリート)
グレース・ホフマン(ワルトラウテ)
ルドルフ・ケンペ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
以前GOLDEM MELODRAM、AUDIOPHILEレーベルから発売あり。
コヴェント・ガーデンの「指輪」で高い評価を得て、クナッパーツブッシュの
後をついで1960年からバイロイトでヴォルフガング・ワーグナーの演出にて
スタートしたケンペ指揮の「指輪」は、1963年まで続けられました。
オーソドックスな解釈と一般に知られるこの1960年の「指輪」は「指輪」を
構成する4つのオペラが進むにつれ、素晴らしいクライマックスに向かいます。
とても良い音質です。
セットではなく、お求め易いバラでの販売です。

MYTO 270 2枚組 \1450
楽劇「ラインの黄金」
1960年7月26日バイロイト祝祭劇場でのライヴ

MYTO 271 3枚組 \2350
楽劇「ワルキューレ」
1960年7月27日バイロイト祝祭劇場でのライヴ

MYTO 272 4枚組 \2880
楽劇「ジークフリート」
1960年7月28日バイロイト祝祭劇場でのライヴ

MYTO 273 4枚組 \2880
楽劇「神々の黄昏」
1960年7月30日バイロイト祝祭劇場でのライヴ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.21

2010年12月21日 19時41分19秒 | Weblog
<Glossa Platinum>
GCD P31510 \2300
J.S.バッハ:フーガの技法BWV.1080 ――
1台のチェンバロによる - コントラプンクトゥス1/コントラプンクトゥス2
/コントラプンクトゥス3/コントラプンクトゥス4/コントラプンクトゥス5
(12度)/コントラプンクトゥス6/コントラプンクトゥス7
(フランス様式による)/コントラプンクトゥス8(拡大と反行による)
8度のカノン/コントラプンクトゥス9/コントラプンクトゥス10
拡大形による反行カノン/
2台のチェンバロによる - コントラプンクトゥス11(レクトゥス)*
コントラプンクトゥス12(インヴェルスス)*/コントラプンクトゥス13
(レクトゥス)*/コントラプンクトゥス14(インヴェルスス)*
3主題によるフーガ*
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)、内村まり子(チェンバロ)*
1987年から1994年までオランダの名門ハーグ王立音楽院でトン・コープマン唯
一の弟子としてオルガンとチェンバロを学び、アムステルダム・バロック・オ
ーケストラ、エウロパ・ガランテ、ラ・ヴェネクシアーナなどでも活躍したイ
タリアの名鍵盤奏者ファビオ・ボニッツォーニ。
ヘンデルのイタリアン・カンタータ集を完成させたアンサンブル、ラ・リゾナ
ンサの主宰でもあるボニッツォーニ久々のソロ・レコーディングは、J.S.バッ
ハの「フーガの技法」!
未完のフーガが遺されるなど、現在でも謎多きバッハ最晩年の傑作「フーガの
技法」。ボニッツォーニはベルリン国立図書館所蔵の自筆譜(P200)を使用し、
最初の12曲を1台のチェンバロ、残りの5曲を2台のチェンバロで演奏するとい
うアプローチを採用。コープマンの弟子として、ソリストとして、また様々な
ピリオド・アンサンブルでの演奏経験を反映させたボニッツォーニの「フーガ
の技法」。その行き先と答えに注目したい。
録音:2008年9月、ブニク(オランダ)





<Aeolus>
AE-10047(SACD-Hybrid) \2850
アグレル:管弦楽作品集 ――
シンフォニア イ長調/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
チェンバロとフルートのための二重協奏曲ロ短調/シンフォニア ニ長調
オーボエ協奏曲変ロ長調/シンフォニア変ホ長調
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ、アーポ・ハッキネン
(ディレクター&チェンバロ)、
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)
パウリーナ・フレッド(フルート)、ヤス・モイシオ(オーボエ)
ユーハン・ユアキム・アグレル(1701-1765)は、マクシミリアン公からの招き
を受けドイツのヘッセンに渡り、その後イギリス、フランス、イタリアなどを
巡ったスウェーデン生まれの後期バロックの作曲家。
この管弦楽作品集で聴くことが出来るギャラント様式の華麗で優雅なパッセー
ジは、故郷のスウェーデンを離れドイツを活躍の場としたアグレルの音楽の魅
力である。北欧フィンランドのヘルシンキが育んだバロック・オーケストラの
巧さにも古楽ファン要注目。2008年9月、エスポー(フィンランド)での録音。





<Christophorus>
CHR 77315 \2300
ウッチェリーニ:ヴァイオリン作品集 ――
トッカータOp.7/ソナタ第2番Op.4/クーラント第17番Op.7/ソナタ第11番Op.7
トッカータ第5番Op.4/アリア第2番/ソナタ第12番Op.7a/ソナタ第1番(第3巻)
ソナタ第1番Op.7/ソナタ第4番Op.5/ソナタ第14番Op.4/アリア第2番
ソナタ第3番Op.7/クーラント第20番Op.7/ソナタ第11番Op.5
エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン)、
マルクス・メルクル(チェンバロ&オルガン)、
カール=エルンスト・シュレーダー(テオルボ&ギター)、
アルノ・ヨヘム(ヴィオローネ&チェロ)
フランスのメッツ音楽院、パリ・エコール・ノルマルを経て、スイスの古楽総
本山バーゼル・スコラ・カントルムで古楽奏法を学んだフランスの女流バロッ
ク・ヴァイオリン奏者、エレーヌ・シュミットのウッチェリーニが新装復活!
知られざる傑作を弾き続けてきたエレーヌ・シュミットと仲間たちが、イタリ
ア初期バロックの音楽家ウッチェリーニの魅力を存分に教えてくれます。
1999年2月23日-25日、フランクフルトでの録音。

CHR 77328 \2300
至福の島 - ライヒェナウ島の中世の音楽
オルド・ヴィルトゥトゥム、
シュテファン・ヨハネス・モーレント(ディレクター)
ドイツのコンスタンツ湖に浮かび、2000年に世界遺産に登録されたライヒェナ
ウ島。ベネディクト会のライヒェナウ修道院で中世、9世紀から11世紀にかけ
て演奏されたとされる神聖なる秘曲を集めた貴重な作品集。
ベルノ・フォン・ライヒェナウ(ライヒェナウ修道院長ベルノ)やヘルマヌス・
コントラクトゥスの音楽が、ライヒェナウ修道院が当時の芸術に果たした役割
の大きさを物語る。
2009年9月4日-7日、聖ゲオルク教会(ライヒェナウ島)での録音。

CHR 77325 \2300
バラのロマンスと愛の歌
ペル・ソナ、ザビーネ・ルッツェンベルガー(ヴォーカル)
1230年から1275年の間に書かれたとされる中世フランスの詩「バラのロマンス
(Le Roman de la Rose)」にまつわる中世の音楽の数々。
マショーやソラージュ、写本に収められた作曲者不詳の音楽が、古代、中世か
ら現代まで、「バラ」が愛や女性を表現する題材として大切にされてきた歴史
を伝える。2009年9月8日-10日の録音。

CHR 77326 2枚組 \4600
マンゴルト:オラトリオ《アブラハム》
ヴォルフガング・ゼーリガー(指揮)、
ダルムシュタット・フィルハーモニー管弦楽団、
コンツェルトコール・ダルムシュタット
ヴェルディとワーグナーと同じ年に生まれたカール・アマント・マンゴルト
(1813-1889)はパリ音楽院で研鑽を積み、ダルムシュタットの宮廷楽長にまで
上り詰めた19世紀ドイツの音楽家。
宮廷楽長在任中の1860年に作曲された「アブラハム」は、その名を通り預言者
アブラハムを題材としたオラトリオ。天使役には名テノール、ゲルト・テュル
クの名前が!1986年10月4日-6日、シュトゥットガルトでの録音(世界初録音)。

CHR 77327 \2300
ナイトハルト・フォン・ロイエンタール - 13-14世紀の吟遊詩人の歌
アウグスブルク古楽アンサンブル
中世ドイツで最も有名な吟遊詩人の1人、ナイトハルト・フォン・ロイエンタ
ールの歌曲集。
声楽と古楽器というシンプルな編成が魅惑の世界を創り出す。アウグスブルク
古楽アンサンブルの質の高い演奏が中世の風景を連想させてくれる。
1990年7月、アウグスブルクでの録音。




<Rondeau>
ROP 6037 \2300
女王の肖像 ――
J.S.バッハ:マニフィカトによるフーガBWV.733、パストラーレ ヘ長調BWV.590
ダカン:スイスのノエル/フランク:組曲ニ長調
レーガー:ベネディクトゥスOp.59-9、目覚めよと呼ぶ声ありOp.52-2
メシアン:永遠の摂理、神はわれらのうちに
ウルフェルト・シュミット(オルガン)
舞台は約600年の歴史を持つドイツ、ハノーファーのマルクト教会。スイスの
オルガン・メーカー、ゴル社によって2009年に設置された新しいオルガンが、
バッハやレーガーのオルガン作品を厳かに響かせる。
2010年1月、ハノーファー・マルクト教会での録音




<Brilliant Classics>
BRL 9201 10枚組 \2700
Great artists Collection ヴァイオリニスト
ヴァリアスアーティスツ
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/brl201101.html

BRL 9204 6枚組 \3080
バリオス:ギター独奏曲全集
クリスティアーノ・ポルケッドゥ(Guitar)

BRL 9207 \540
コープランド:アパラチアの春
交響曲第2番「短い交響曲」、静かな都会、
3つのラテン・アメリカ・スケッチ
オルフェウス室内管弦楽団

BRL 93947 \540
フォーレ:レクイエム
コリン・デイヴィス指揮
シュターツカペレ・ドレスデン、他
ルチア・ポップ(Sop)サイモン・エステス(Br)

BRL 94024 3枚組 \1550
Clementi The Complete Sonata
クレメンティ:ソナタ集 第4巻
ソナタOp.23、Op.25、Op.26、Op.33、WoO.3、
メヌエット・ア・テンポ・バッロWoO.5
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(fp)

BRL 94089 15枚組 \6680
Brilliant Classics Piano Library series
ショパン:ピアノ曲全集
ヴァリアスアーティスツ
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/brl201101.html

BRL 94092 13枚組 \5780
Brilliant Classics Piano Library series
シューマン:ピアノ曲全集
ヴァリアスアーティスツ
※品番94008と同内容
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/brl201101.html

BRL 94104 29枚組 \7850
テレマン:作品集
ヴァリアスアーティスツ
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/brl201101.html

BRL 94160 \540
フランク:ヴァイオリンソナタ
ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
ラヴェル:ヴァイオリンソナタ
シュロモ・ミンツ(Vln)イェフィム・ブロンフマン(pf)

BRL 94198 14枚組 \6250
モーツァルト:鍵盤楽曲全集
バルト・ファン・オールト(Fp)
※品番93025と同内容
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/brl201101.html




<Regis>
RRC 1340 \680
シューマン:ピ
ピアノソナタ第1番、クライスレリアーナOp.16
リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
エレーヌ・グリモー(pf)
※既発品番:PCL1012と同内容

RRC 1341 \680
Voices from Heaven
デュリフレ:レクイエム
グレゴリオ聖歌による4つのモテット
ハウエルズ:レクイエム、Collegium Sancti Johannis Cantabrigiense
クリストファー・ロビンソン指揮、セントジョーンズ・カレッジ合唱団、他
※既発品番:PCL1013と同内容

RRC 1343 \680
テレマン:12の幻想曲
忠実な音楽の師より
ハインツ・ホリガー(Obe)
※既発品番:PCL1015と同内容

RRC 1128 \680
ショスタコーヴィチ:ヴァイリオンソナタ、ヴィオラソナタ
オレグ・カガン(Vln)ユーリ・バシュメット(Vla)
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)

RRC 2018 2枚組 \1350
ベートーヴェン:ピアノソナタ
第8番「悲愴」、第14番「月光」、第23番「熱情」、第15番「田園」、
第21番「ワルトシュタイン」、第26番「告別」
ジョン・リル(pf)

RRC 2019 2枚組 \1350
ドヴォルザーク:レクイエム
ズデニク・コシュラー指揮
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、他
ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
ラディスラフ・スロヴァーク指揮
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団




<Opus Arte DVD>
OA 1046(DVD-Video) \4550
OA 7082BD(Blu-ray) \5480
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
クリスティアン・ティーレマン指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、他
バーデン・バーデン祝祭劇場2010

OA 1041(DVD-Video) 2枚組 \5480
OA 7078BD(Blu-ray) \5480
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
セヴァスティアン・ヴァイグレ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、他
バイロイト音楽祭2008





<独UNIVERSAL>
DECCA 4804735 \800
ビゼー:歌劇「カルメン」(抜粋)
タティアナ・トロヤノス
キリ・テ・カナワ
プラシド・ドミンゴ
シェリル・ミルンズ
ゲオルグ・ショルティ指揮 ロンドン・フィル

DECCA 4804747 \800
バッハ:マタイ受難曲(抜粋)
ジョン・マーク・エインズリー
トーマス・クヴァストホフ
クリスティアーネ・エルツェ
ナタリー・シュトゥッツマン 他
小澤征爾指揮
サイトウ・キネン・オーケストラ

DG 4804205 \800
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
ギドン・クレーメル(Vn)
ミッシャ・マイスキー(VC)
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィル

DG 4804736 \800
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、第9番「グレート」
レナード・バーンスタイン指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.20

2010年12月21日 19時40分59秒 | Weblog
<helicon>
HEL 029634 2枚組 \2780
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
バルバラ・キルダフ(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
テルアビブ・フィルハーモニー合唱団
スティーヴン・スローン(合唱指揮)
リナト・ナショナル・コーラス
スタンリー・スペルベル(合唱指揮)
イヒュドゥ合唱団
アヴネル・イタイ(合唱指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音: 1989年2月27日テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
イスラエル・フィルのライヴ・シリーズで注目を集めるheliconより、マーラ
ー生誕150周年アニヴァーサリーに絶好のアルバムがリリースされます。レヴァ
インがイスラエル・フィルを指揮したマーラーの交響曲第2番は、1989年にテ
ルアビブにおいてライヴ・レコーディングされたものです。
若き日にレヴァインがシカゴ響、フィラデルフィア管、ロンドン響と3つの名
門オケを振り分けて録音したマーラーのアルバムは、たくみな音楽運びと精緻
をきわめたアンサンブルとで作品の魅力をダイレクトに示してすぐれた内容で
したが、どういうわけか第2番と第8番の2曲は録音されなかったので、このた
びのライヴによる第2番の登場はまさに快哉をもって迎えられるのではないで
しょうか。
イスラエル・フィルは、マーラーの「復活」を1967年にバーンスタインの指揮
で第5楽章のみをヘブライ語歌唱でライヴ録音、1988年10月にズービン・メータ
指揮でライヴ録音、1994年にも同じくメータ指揮でセッション録音しています。
メータのライヴ録音から4カ月、レヴァインがイスラエル・フィルを指揮した
「復活」もまた、声楽の扱いにも非凡なセンスを示すマエストロのもと、ライ
ヴの熱気と緊張感を孕みつつ、情熱的で集中力の高い演奏内容が期待されると
ころです。

HEL 029636 2枚組 \2780
[CD 1]
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
[CD 2]
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 *
=アンコール=
J.シュトラウス2世 / アルフレート・グリュンヘルト編:
「こうもり」序曲(ピアノ独奏版)
シューベルト:即興曲第4番変イ長調D 899-4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」-第3楽章
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
*ミーシャ・ハラン(チェロ独奏) 
ズービン・メータ(指)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年10月テルアビブ、マン・オーディトリアム(ライヴ・デジタル)
指揮のメータ、ピアノのブッフビンダー、それぞれ過去に異なる顔合わせでブ
ラームスのピアノ協奏曲に取り組んできたふたりが、十分な時間を重ねて円熟
を迎えたいま、ここにあらたなアルバムをリリース。2009年10月にテルアビブ
でおこなわれた注目のライヴです。
♪メータ得意のブラームス





<2L>
2L 072SACD(SACD-Hybrid) \2280
ニーダロス大聖堂の合唱曲集
アンドリュー・スミス:ひと筋の美しい光が輝いた
伝承曲/ヘンニング・ソンメッロ編:イエスとともに私は旅立つ
トルビョルン・デュールード:オルガン即興 I
ヴォルフガング・プラッゲ:
オラトリオ「悲しみの太陽」作品127-第7曲 太陽の王、第12曲 さらに語ろう
オッド・ユーハン・ウーヴェロイ:主をたたえよ
トルビョルン・デュールード:オルガン即興 II、オルガン即興 III、
オルガン即興 IV、オルガン即興 V、鋭い剣を持った者よ
ストーレ・クライベルグ:
ナチ迫害の犠牲者のためのレクイエム-キリエ *、アニュス・デイ *
ヘンニング・ソンメッロ:ヨハネ
伝承曲/ルードヴィーグ・ニルセン編:天にある砦を知っている
ペール・フリーチョフ・ボンサクセン:主よ、御もとに身を寄せます
ニーダロス大聖堂合唱団 ヴィヴィアンネ・シュードネス(指揮) 
トロインハイム・ソロイスツの弦楽四重奏 * 
トルビョルン・デュールード(オルガン)
録音:2009年3月6日-10日、5月8日-10日、9月17日-20日 
ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
制作:モッテン・リンドベルグ  
録音:モッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュ
中世ノルウェーの旧都トロンハイム。997年、聖オラヴ・トリグヴァソンによ
り基礎が作られ、以来、ノルウェーの政治、経済、文化の中心として栄えまし
た。トロンハイムは今なおノルウェーの人々の霊的生活の中心でもあり、その
象徴が、トロンハイムの旧名を冠したニーダロス大聖堂。1946年、この大聖堂
に専属のニーダロス大聖堂合唱団が作られました。40人編成のアンサンブルで、
ミサや祭事、国家行事のほか、定期的にコンサートを行い、トロンハイムの音
楽活動を支えてきました。アルバム『ニーダロス』は、合唱団の委嘱作を中心
とするプログラムにより大聖堂の素晴らしい響きとともにこの合唱団の音楽を
紹介するため企画されました。ジャケット写真には大聖堂の美しいステンドグ
ラスが使われています。今回はじめて、ニーダロス大聖堂でサラウンドサウン
ドの録音が行われ、2Lのプロデューサー兼エンジニアのモッテン・リンドベル
グの卓越した技術で中世の心を今の響きに伝える、素晴らしい音質を誇ること
のできるアルバムです。




<Simax>
PSC 1299 2枚組 \4550
エドヴァルド・グリーグ:ピアノのための作品
CD1:
抒情小曲集 第8集よりトロールハウゲンの婚礼の日 作品65-6、
ピアノ・ソナタ ホ短調 作品7より第3楽章、第4楽章 、
抒情小曲集 第3集より春に寄す作品43-6、
抒情小曲集 第5集よりガンガル 作品54-2、
抒情小曲集 第3集より蝶々作品43-1、ユモレスク作品6-2、
人々の暮らしの情景より婚礼の行列が通り過ぎる作品19-2、
抒情小曲集 第10集より余韻 作品71-7 、ピアノ・ソナタ ホ短調 作品7、
ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード ト短調 作品24
シーグル・スロッテブレク(P)
[使用楽器:トロールハウゲン所蔵、グリーグに贈られた1892年製スタイン
ウェイ]
録音:2007年10月、11月、2009年3月10日-14日 
トロールハウゲン(ベルゲン、ノルウェー)
CD2:
トロールハウゲンの婚礼の日 作品65-6、
ピアノ・ソナタ ホ短調 作品7 より第3楽章、第4楽章、春に寄す 作品43-6、
ガンガル 作品54-2、蝶々 作品43-1、ユモレスク作品6-2、
婚礼の行列が通り過ぎる 作品19-2、余韻 作品71-7、
ピアノ協奏曲 イ短調 作品16*
エドヴァルド・グリーグ(P)  シーグル・スロッテブレク(P)*
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団* ミハイル・ユロフスキー(指揮)*
録音: 2004年8月12日-13日*
1903年4月Gramophone & Typewriter Company studios(パリ)、
1903年録音と2008年録音の編集版、1930年代 EMI 復刻の1903年録音をトロー
ルハウゲンのセルビ・ホーン式蓄音機で再生
1903年春、エドヴァルド・グリーグはパリの Gramophone & Typewriter 社ス
タジオで自作のピアノ曲を録音。《トロールハウゲンの婚礼の日》にはじまる
7つの小品とソナタの2つの楽章。10インチのディスク9枚、約15分の音楽がグ
リーグ自身の演奏の記録として残されました。
ノルウェーがスウェーデンとの連合王国を解消してから100年となる記念の年
を翌年に控えた2004年、Simax Records は、ノルウェー音楽を代表する管弦楽
作品を集めたアルバムのためグリーグのピアノ協奏曲を録音しました。オスロ
・フィルハーモニックと共演するピアニストにはシーグル・スロッテブレクが
選ばれ、トニー・ハリソンが制作にあたりました。もっとも演奏されることの
多いピアノ協奏曲と言われるグリーグの作品。おびただしい数の録音が存在し
ます。その "有名曲" を録音する。ふたりが考えたのは、グリーグの協奏曲が
"今日の音楽" だったころの感覚を探り、作品に新鮮な空気を送り込むことで
した。
協奏曲の録音を終えたスロッテブレクとハリソンは、ある疑問をもっていまし
た。グリーグの演奏の速いテンポは、78回転レコードの収録時間の制約による
ものなのか? それとも、ベートーヴェンの友人、モーシェレスに学んだグリ
ーグのロマンティックな様式がそのまま録音盤に刻まれているのか? アコー
スティック録音の表面雑音の壁の向こうにあるもの、それ以上に重要な、グリ
ーグの演奏そのものに隠されたミステリーの鍵を開けます。このプロジェクト
に使われたのは、グリーグ博物館となったトロールハウゲンのグリーグ夫妻の
家に置かれている1892年製のスタインウェイ。1892年、銀婚式を迎えたグリー
グ夫妻に贈られたピアノです。「模倣することで理解する、理解することで模
倣する」。グリーグの録音を聴き、その演奏の再現を試みる。それを繰り返し
ているうちにグリーグの演奏のパターンが見えてきます。




<Mariinsky>
MAR 0509(SACD-Hybrid) \1850
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
(2)同:ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
(3)シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番
デニス・マツーエフ(Pf)、
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団
[録音:2009年12月 マリインスキー劇場コンサートホール(セッション録音)]
マツーエフとゲルギエフは2009年12月1日にサントリーホールでショスタコー
ヴィチのピアノ協奏曲第1番を披露、その撃演が語り草となりました。もとも
と人を小馬鹿にしたような軽快でシニカルな作品なのに、物凄い音量と戦車の
ような迫力で、初めて聴くかような鮮烈さでした。その彼らがほぼ同時期に
録音したものがリリースされます。マツーエフにはテミルカーノフ&サンクト
ペテルブルグ・フィルによる2006年の録音もありましたが、全く別の作品のよ
うな印象を受ける成長ぶり。
さらに嬉しいのは、ピアノ協奏曲第2番も入っていること。小規模なため、易
しく軽い作品と思われがちですが、マツーエフとゲルギエフのコンビで聴く
と、大交響曲を聴くような充実感と印象を受けます。マツーエフ自身、「この
曲を人々は平易だなんて言うけれど、とんでもない」と言っていました。
加えて、最近ゲルギエフが力を入れているシチェドリンのピアノ協奏曲も収
録。1999年の作で、マツーエフはヤンソンス&バイエルン放響と2004年の共演
ライヴをRCAからリリースしていました。ショスタコーヴィチかプロコフィエ
フを想わすソヴィエト的作風がかえって新鮮。ゲルギエフの入魂ぶりも光りま
す。




<WAON RECORDS>
WAONCD 190 \2080
C.P.E.バッハ:ソナタ ニ短調 Wq/51-4
L.クープラン:組曲 イ短調
ダングルベール:ドゥ・シャンボニエール氏のトンボー
J.S.バッハ:
フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV 817/プレリュード、
フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
野口詩歩梨(チェンバロ)
録音:2010年6月1-3日
クオリティの高い録音でファンを集めているワオンレコード最新盤は、チェン
バロのソロ・アルバム。チェンバロの魅力がぎゅぎゅっと詰まった宝箱のよう
な魅力的な一枚です。
=野口詩歩梨(のぐち・しほり)・プロフィール=
福井県・敦賀市の生まれ。幼少の頃から母の手ほどきでピアノを弾きはじめ
る。仁愛女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園短期大学進学後にチェンバロを中
心としたバロック音楽と出会い、同校ピアノ科を経て翌年 東方学園大学古楽
器科へ入学。桐朋学園大学音楽学部子楽器科(チェンバロ専攻)卒業。同大学
究科修了。ピアノを伊原道代、雨田信子、チェンバロを故・鍋島元子、アンサ
ンブルを有田正広、本間正史、中野哲也の各氏に師事。さらにクイケン兄弟、
L.U.モルテンセン氏などのレッスンを受ける。これまでにM.ラリュー、F.アー
ヨ、中野哲也、本間正史など数々の音楽家や室内オーケストラと共演。また”
音の輝きをもとめて”と題したリサイタルシリーズや、アンサンブル“ブラ
ヴォー!バロック”のコンサートは、各方面より高い評価を得る。NHK教育
「ふえはうたう」のほか、古楽情報誌「アントレ」制作ビデオに出演。近年
は、アンサンブル山手バロッコ主催「山手西洋館シリーズ」へ出演するなど、
ソリスト、通奏低音奏者として幅広く活動している。



<ATMA Classique>
ACD2 2649 \1850
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」-サマータイム
ミシェル・ベルガー/シモン・ルクレール編:「スターマニア」-冷酷な世界
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」-ご主人様、お聞きくださいませ!
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
-私は芸術のつつましいしもべ、前奏曲(第3幕)
カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」-さようなら、ふるさとの家よ
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-亡くなった母を
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」-うちの人は逝ってしまった
レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」-あの目つきは炎のようだった
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知る通り
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」-ええ、私の名はミミ
グノー:歌劇「ファウスト」-宝石の歌「何と美しいこの姿」
ビゼー:歌劇「カルメン」-ハバネラ「恋は野鳥」、前奏曲
マリー=ジョゼ・ロード(S)
メトロポリタン管弦楽団 ジュゼッペ・ピエトラロイア(指)
情熱的で華麗な歌声に魅了されるソプラノ、マリー=ジョゼ・ロードのオペラ
・アリア集。彼女は2003年トゥーランドットのリュー役でデビュー後カナダを
中心に活躍している今最も注目されている歌手の一人。ここに収められている
作品は彼女が最も得意とするオペラ・アリア。「ポーギーとベス」から<サマ
ータイム>と<うちの人は逝ってしまった>を収録。力強さと繊細を兼ね備え
た歌声で聴かせます。チレアの「アドリアーナ・ルクヴルール」からはアドリ
アーナ役で最も有名なアリア<私は芸術のつつましいしもべ>。美しい高音の
伸びが素晴らしく、甘い旋律を濃厚に表現しています。「スターマニア」は
リュック・プラモンドン作詞、ミシェル・ベルジェ作曲のミュージカル。マリ
ー=ジョゼ・ロードはケベックとパリ公演で歌い絶賛されています。パワフル
で豊かな表現力を持った注目のソプラノ歌手の登場です。

ACD2 2643 \1850
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11、第2番ヘ短調Op.21
ジャニーナ・フィアルコフスカ(P)
バンクーバー交響楽団 ブラムウェル・トーヴィ(指)
録音:2010年3月
カナダを代表する女流ピアニスト、フィアルコフスカ。彼女にとって今年3枚目
のリリースとなるショパン・アルバムはピアノ協奏曲。繊細かつ説得力ある演
奏はフィアルコフスカの真骨頂。
ロマンティック詩情に満ち溢れた作品を、まるでオペラのアリアのように美し
く歌いあげています。洗練されたタッチで音楽の持つ本来の魅力を最大限に引
き出しています。

ACD2 2600 \1850
パッヘルベルのカノン-バロック名曲集
ジェミニアーニ:
合奏協奏曲ニ短調「ラ・フォリア」-コレルリのヴァイオリン・ソナタOp.5-12
パッヘルベル:カノン、ジーグ
パーセル:シャコンヌ ト短調 Z.730
マルチェルロ:オーボエ協奏曲ニ短調
J.S.バッハ:
カンターター第156番BWV156-シンフォニア、
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068-エア(G線上のアリア)
モーツァルト:
セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-精霊の踊り
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指)
ダイアン・ラッセル(Ob)
録音:2010年2月
カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロ
ン・ドゥ・ロワによるバロックの名曲集。収録されている作品はどれもお馴染
のバロックの美しい曲ばかり。G線上のアリアは華やかさのある上品な演奏。
パッヘルベのカノンは可憐で優しく、パーセルのシャコンヌは艶があり、ほの
かに漂う官能が、心をとらえます。モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト
ムジークは明朗で格調の高い表現を聴かせてくれます。




<haenssler>=SWR MUSIC=
93 267(SACD-Hybrid) 3枚組 \2850
「ブラームス:交響曲全集 / ノリントン」
[CD 1]
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
[CD 2]
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
[CD 3]
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2005年7月4日-6日シュトゥットガルト・リーダーハレ・ベートーヴェン
ザール(スタジオ・セッション)
2006年に映像作品としてリリースされたノリントン&シュトゥットガルト放送
響によるブラームスの交響曲全集。看板の“ピュア・トーン”のあたたかい響
きが織りなす演奏内容のおもしろさ、素晴らしさで評判を呼び、現在までロン
グセラーを続けているタイトルですが、かねてよりオーディオ・ファイルの
方々からCD化のご要望も強く、ようやくここに弊社の提案交渉により、ピュア
・オーディオの高品位フォーマット、SACDハイブリッド盤でのリリースが実現
致しました。
ヴァイオリン両翼型配置の利点である見通しの良いサウンドや、ノリントンの
特色である生き生きとした音楽づくりは変わりありませんが、ここではいつも
のようにライヴでなく、じっくりセッションを組んでレコーディングが行われ
ていることも、より好ましい成果をもたらしているようにおもわれます。
また、音声はSACD化に際してオリジナル・マスターよりリニアPCMで収録、
SACDはステレオ再生、5.1マルチチャンネル再生にも対応しております。
ピリオド・アプローチのふんだんな研究成果を踏まえて、ノリントンが手兵
シュトゥットガルト放送響と生み出したピュアでリアルなブラームス。これか
らの方はもちろんのこと、すでにDVDで御体験済みの方々にも、あらためて広
くお聴きいただけることを願ってやみません。
※[おことわり]
当アルバムのインレイ、ならびにブックレットの表記上、ライヴ録音となって
おりますが、レーベルに確認しましたところ、既発DVDと同一の音源からの製
作であり、セッション収録であるとのことです。また、表記の訂正予定はない
とのことです。あらかじめご了承願います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.19

2010年12月19日 11時44分34秒 | Weblog
<Hungaroton>
HCD 32641/2 2枚組 \4160
コダーイ:男声合唱曲全集
スターバト・マーテル/夕べの歌/イエス自らを示したもう/泣くのはおよし
聖イシュトヴァーン王への賛歌/ナーンドルの夜警/カンティオ・オプティマ
農夫たちの合唱/呪文/美系のトミー/来い、盗賊よ/二年か三年の間
ブドウが熟し/私を妬む者かくも多く/誰と結婚しよう/仔馬に
カラード地方の歌/へい、ビュンゲジディ・バンディ/酒飲み歌
居酒屋の歌/4つの兵士の歌/4つの軽騎兵の歌/兵士の歌
正しくかたくななものを/ファーイ・アンドラーシュの思い出/フスト
ハンガリー民族に/孔雀は飛んだ/標語/自由の賛歌(マルセイエーズ)
フランスの変容に向けて/囚われの国の息子/国民の歌
1848年の精神による3つの民謡/生か死か/神の奇跡
イシュトヴァーン・ホルヴァート、サボルチ・チャヤーギ(Ten)、
サボルチ・ボグナール(Br)、ペーチ打楽器アンサンブル、
タマーシュ・ラクネル(指)
ベーラ・バルトーク男声合唱団
[録音:2010年ドラ・スタジオ(ペーチ)]
フンガロトン・レーベルのカタログ中、最も人気が高く問い合わせの多いのが
コダーイの合唱曲。ようやく最新録音が登場、それも男声合唱曲全集という合
唱関係大喝采のアルバムです。コダーイの合唱曲はプロ・アマを問わず日本の
合唱団で愛唱され、隠れたヒット曲となっています。コダーイの音楽は骨太な
がら、バルトークと比べて温和で陽性、合唱としての生理にかなった書法が光
ります。民謡やフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」のコダーイ風編曲も非常
に面白く、合唱好きにはたまらない内容となっています。1945年創設のベーラ
・バルトーク男声合唱団1990年にタマーシュ・ラクネルが指導するようになっ
てめきめきと頭角を現し、ヨーロッパのコンクールに多数入賞している実力派。
お国ものならではの素晴らしさです。

HCD 32568 \2080
リスト歌曲集(異版も含む)
3つのペトラルカのソネット(1847)☆/
喜びに満ち、苦しみに満ち(ゲーテ詞)#(初版(1844)/ 第2版(1848)/ 第3版(?))
優しく響け、わが歌よ(ノルトマン詞)#(初版(1848)/ 第2版(1860))
天上から来たあなた(ゲーテ詞)#(初版(1843)/ 第2版(1856)/ 第3版(1860))
おお、わたしがまどろむとき(ユゴー詞)*(初版(1844)/ 第2版(1860))
3つのペトラルカのソネット(1883)☆
サボルチ・ブリクネル(Ten)、ベルナデット・ヴィーデマン(Ms)、
エメシェ・ヴィラーグ(Pf)
☆=イタリア語歌唱、#=ドイツ語歌唱、*=フランス語歌唱
[録音:2009、2010年フンガロトン・スタジオ(デジタル・セッション)]
リストは生涯にわたって歌曲も多数作曲していますが、ピアノ曲と異なり、割
とシンプルにメロディを朗々と歌わせるものが多いのが特徴。さらに改訂魔だ
ったリストらしく、歌曲もいくつか版が存在するものがあり、ここではそれら
がすべて収録されています。なかでも興味深いのが「巡礼の年第2年」の「ペ
トラルカのソネット」の原曲。これも1847年版と1883年版があり、ノクターン
風でナイーヴな前者と、より複雑化された後者でリストの向上と進歩の過程が
みてとれます。

HCD 32670 \2080
アルフレード・ピアッティ:歌曲集
娘と私/恋人の哀願/乙女よ語れ/シェイクスピアのソネット/夜曲Op.20
起きろ、起きろ!/遠く、ずっと遠くに/別れ/おお、つばめ/シチリアーナ
Op.19/カルメラ/田舎のシルヴィア/物乞い/私を覚えていて/追憶
私は天使にあったと思う/愛のためいき/夕べの歌/悲しみ
イ・ブリッコンチェロ【クラウディア・ニコレ・バンデラ(Ms)、
レオナルド・デ・リジ(Ten)、ピエルルイージ・ルッジエロ(Vc)、
アンドレア・バッジョーリ(Pf)】
[録音:2010年4月/フンガロトン・スタジオ]
アルフレード・ピアッティ(1822-1901)と言えば、チェロのヴィルトゥオーゾ
として、ヨアヒム率いる伝説の「ベートーヴェン四重奏団(ヨアヒム、エルン
スト、ヴィエニャフスキ、ピアッティ)」のメンバーとして知られ、今日でも
その教則本や練習曲は愛用されています。当CDは、ピアッティ作品集ながら
チェロ曲ではなく歌曲集というのが驚き。それも正真正銘のオリジナル作品
で、歌詞もイタリア語詩だけでなく、シェイクスピアやテニスン、ワイアット
らイギリスの大詩人の英語詩もあり興味津々。チェロのオブリガーロ付きの
ものが多いのも名手の作ならでは。彼はヴェルディの友人でしたが、作風は
オペラ的でなく、トスティを思わせます。加えて独特のメランコリーに翳り
絶美な世界を作り上げています。





<audite>
AUD 10025 \800
ディジパック仕様
マーラー:交響曲第9番ニ長調
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルン放送交響楽団
録音:1975年6月4日東京文化会館大ホール(ライヴ・ステレオ)
毎年auditeがお試し価格でお届けしているカタログつきCDの2011年度版は、
クーベリックとバイエルン放送響によるマーラーの交響曲第9番。
マーラーの交響曲第9番は、クーベリックとバイエルン放送響による2度目の来
日公演中、1975年6月4日東京文化会館にて演奏されたもの。この時点で同じ顔
合わせでおこなわれた1967年のセッション録音より8年が経過していましたが、
ここでの演奏は端正なフォルムと熱い表現が高い次元で併存するという、クー
ベリックがもっとも充実していた時期の姿を示す物凄い内容となっています。
収録を手がけたNHKのオリジナル・マスターからダビング、保管されていたバ
イエルン放送協会のテープは状態も良好で、当時の会場の空気までリアルに
味わうことが出来るのもうれしいところです。
カタログつきCDという性格のため、追加再プレスはありませんのでお早めにお
求めください。
(※カタログ仕様、4色88ページ。ディスクはAU.95471としてリリースされてい
るものと同内容ですが、レギュラー盤のブックレットは付属致しません。)




<SONARE RECORDS>
SONARE 1001 \2100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲
第1番 ト長調Op78「雨の歌」,
第2番 イ長調Op100,
第3番 ニ短調Op108
パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーナ
伊藤文乃(Vn)渡邊一正(Pf)
録音:2009年5月29日 浜離宮朝日ホール ライブ
群馬交響楽団コンサートミストレス伊藤文乃と、指揮者としてだけでなくピア
ニストとしても活躍する渡邊一正の、2009年5月29日浜離宮朝日ホールでの、
リサイタル・ライブ録音。伊藤持ち前の美しい音色と的確な解釈が、名手渡邊
のピアノとおりなす理想のコラボレーション。

SONARE 1002 \2520
シューベルト:4つの即興曲 D.935
(第1番ヘ短調、第2番変イ長調、第3番変ロ長調、第4番へ短調)
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
石井克典(Pf)
録音:2010年8月17,18日 埼玉県三芳町文化会館ホール
第59回日本音楽コンクール3位、93年ロベール・カサドシュ国際ピアノコンク
ール4位。内外の多くのオーケストラとの共演、リサイタル、室内楽で活躍す
る石井克典渾身の最新アルバム。最も得意とするシューベルトの即興曲と、
大曲「展覧会の絵」のカップリングは聴き物。

TMT 20109002 \2500
前田昌利:女満別の四季 -春・夏・秋・冬ー
ピアソラ(ブラガート編):ブエノスアイレスの四季 -夏・秋・冬・春ー
DAIRAK SUPER TRIO
大楽勝美(Pf)深山尚久(Vn)前田昌利(Vc)
ピアソラの名作「ブエノスアイレスの四季」の、ピアノ・トリオ版に、北海道
の大自然をイメージした「女満別の四季」のカップリング。北海道を拠点に全
国で活躍する大楽。
東フィル、東京、札響など国内主要オーケストラのコンサートマスターを歴任
した深山、東京ニューフィルハーモニック首席を始め、コンサート、レコーデ
ィングで活躍する前田によるDAIRAK SUPER TRIO 初アルバム。




<2L>
2L 076SABD(SACD Hybrid + Pure Audio Blu-ray) 3650
DXD録音(24/352.8kHz)
SACD Hybrid : 5.0 surround/stereo DSD
Blu-ray : 5.0 surround DTS HD MA(24bit/192kHz),
2.0 LPCM(24bit/192kHz)+mShuttle
北欧現代合唱曲集「KIND」
民謡/フランク・ハーヴロイ(1969-)編:おやすみ坊や、テレマルクの子守歌
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):子供の声
オステルダーレン民謡/フランク・ハーヴロイ(1969-)編:
子守歌、おねむり坊や
ペーア・ネアゴー(1932-):
「子供のように」-子守歌、春の歌、不幸なできごとのある葬送の行進
ヴォス民謡/フランク・ハーヴロイ(1969-)編:おやすみ坊や
テレマルク民謡/フランク・ハーヴロイ(1969-)編:おねむり坊や
マルクス・パウス(1979-):
さらわれた子ども(ソプラノ、アルト、混声合唱と弦楽四重奏のための)
アンサンブル96 
シェティル・アルメンニング(指揮) ニーダロス弦楽四重奏団
録音:2010年1月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音:モッテン・リンドベルグ  共同制作:フランク・ハーヴロイ
アンサンブル96(Ensemble 96)はオスロの室内合唱団。ノルウェー文化審議会
の財政支援を受け、現代の音楽に焦点を当てた演奏活動を行っています。彼ら
の最新録音はPure Audio Blu-ray ディスクとSACDハイブリッド・ディスクの
2枚組としてリリースされる北欧の現代作曲家による合唱曲集『KIND』です。
アルバムタイトルとなっている"kind"は言語によって異なる意味を持ちます。
「子供らしさ、無邪気さ」「幼稚さ」。その概念から、「慰め」「友情」
「親切心」の意味も派生します。このプロジェクトの副題には「子供につい
て、大人のための」と付けられていました。
プログラムを構成するのは、作曲者、編曲者としても活動するバリトン歌手、
フランク・ハーヴロイが編曲したノルウェーのフィヨルドと谷と高原に歌い
継がれてきた子守歌と、"子供" をテーマに北欧の3人の作曲家が書いた作品
です。オーストリアの詩人レーナウの詩にフィンランドのヤーコ・マンテュヤ
ルヴィが作曲した《子供の声》。デンマークのネアゴーがスイスの芸術家ヴェ
ルフリの書いた詩に作曲した《子供のように》は、各国の合唱団のレパトリー
として定着した曲集です。
ノルウェーの作曲家でギタリスト、マルクス・パウスが合唱と弦楽四重奏のた
めに書いた《さらわれた子ども》は、アンサンブル96の委嘱による新作です。
アイルランドの詩人、W・B・イェーツの詩『さらわれた子ども』がテクスト
です。
シェティル・アルメンニングは、ノルウェー音楽大学とストックホルムの王立
音楽大学で学び、2001年から2005年までヴォーカルアンサンブル、ギンヌンガ
ガップの指揮者を務めました。2007年から2010年にかけてアンサンブル96を指
揮、2009年8月にベルゲン大聖堂のカントルに就任しました。
録音セッションは、開放的な響きで定評のあるオスロのウラニエンボルグ教会
で行われました。1886年に建てられたネオゴシック様式のこの教会は、プロ
デューサー、モッテン・リンドベルグの気に入りの録音場所のひとつです。




<EURO ARTS>
20 53279(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,伊,西
67mm
ドキュメンタリー
「沈黙を聴く」-クラウディオ・アバドの芸術的肖像
収録曲目:
ノーノ:プロメテオ、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、エグモント序曲、
ブルックナー:交響曲第1&9番、ストラヴィンスキー:詩篇交響曲、
ブラームス:ドイツ・レクイエム、R.シュトラウス:エレクトラ、
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品、ドビュッシー:海、
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、
ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、
グスタフ・マーラー・ユーゲント
監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
巨匠クラウディオ・アバドの音楽ドキュメンタリー映像。若き日のウィーン・
フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ
・マーラー・ユーゲントオーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団での演奏映像、
インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言に
よって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの
知られざる実像を描きます。2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・
ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。

20 50427(DVD-Video) 2枚組 \4250
字幕:英,独,仏
140mm(演奏)、
90mm(ドキュメンタリー)
DVD1:
ダニエル・バレンボイム演奏活動50周年記念コンサートin ブエノスアイレス
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ベートーヴェン:第23番ヘ短調「熱情」Op.57
アルベニス:イベリア第1集より喚起、港、セビーリャの聖体祭、
イベリア第2集よりロンデーニャ、アルメリア、トリアーナ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2より粋な娘の踊り
ホセ・レスタ:バイレシート
ヴィラ=ロボス:赤ちゃん一族 第1組曲より「道化人形」
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D780-3
ショパン:ワルツ第14番ホ短調、ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2、
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1、エチュード ハ短調Op.25-2
ローゼンタール:蝶々
シューマン:幻想小曲集Op.12より「夕べに」、「飛翔」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545より第2楽章
収録:2000年8月ブエノスアイレス、テアトロ・コロン
DVD2: ドキュメンタリー/ダニエル・バレンボイムの素顔
出演者:ダニエル・バレンボイム(P、指)
ヨーヨー・マ(Vc)ピエール・ブーレーズ(指)
チェチーリア・バルトリ(Ms)ヴァルトラウト・マイアー(Ms)
シュターツカペレ・ベルリン 、シカゴ交響楽団 、
ベルリン・フィルハーモニック・オーケストラ
監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
バレンボイムの演奏活動50周年を記念したブエノスアイレスでのコンサート
映像と、ピアニスト、指揮者そして政治的な音楽活動を行うなど様々な顔を
持つ音楽家バレンボイムの素顔に迫ったドキュメンタリー映像の2枚組DVD。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.18-1

2010年12月17日 21時13分15秒 | Weblog
<Glossa>
GCD 922210 2枚組 \3450
ローマ賞のための音楽 - サン=サーンス ――
サン=サーンス:
カンタータ《アイヴァンホー》/カンタータ《ヴィルジニの帰郷》/頌歌
精霊たちの合唱/ミサ曲Op.4/聖体秘蹟のモテット
エルヴェ・ニケ(指揮)、ブ
リュッセル・フィルハーモニック、フランダース放送合唱団
ジュリー・フックス(ソプラノ)、マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)
ソレン・ラヴァナント=リンケ(メゾ・ソプラノ)
ベルナール・リヒター(テノール)、ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)
ニコラ・クルジャル(バス)、バート・シペルス(ホルン)
フランソワ・サン=イヴ(オルガン)
1852年に16歳で挑んだ1回目に続き、12年後の1864年に28歳で挑んだ2回目も落
選してしまうなど、1884年に2度目の挑戦で受賞を果たしたドビュッシーとは異
なりローマ賞受賞とは縁が無かったサン=サーンス。
しかしながら19世紀フランスの神童、若き日のサン=サーンスがローマ賞受賞
を目指した期間(1852-1864)に作曲した作品は、ローマ賞の審査員には認めら
れなくとも、同世代の音楽家や聴衆たちから認められるなど、後の"大作曲家
サン=サーンス"の礎となった重要な作品ばかりである。
鬼才エルヴェ・ニケが音楽で描くローマ賞にまつわる作曲家たちのストーリー。
伝統的なスタイルを守り続けたサン=サーンスの若き日の音楽が今、輝きます。
録音:2010年2月&3月&10月、アントワープ&ヘフェルレー&ブリュッセル
(ベルギー)




<ICA CLASSICS>
ICA -インターナショナル・クラシカル・アーティスツは、イギリス・ロンド
ンのウォータールーに本拠を置き、世界的な著名アーティストを多く抱え、数
多くの演奏会を成功させている業界最大手のマネージメントカンパニーです。
2010年だけでも、スカラ座のアジアツアーや、ゲルギエフとマリリンスキーに
よるチャイコフスキー・チクルスツアー、ビシュコフ&WDRのツアーなど、非
常に精力的な活動を見せています。そのICAがこの 2011年1月、業界初となる
アーティストマネージメントグループ自ら運営するCD/DVDレーベル「ICA
CLASSICS」を設立します。音源はBBC放送やケルンWDR、ボストン交響楽団の
過去アーカイブから抽出したもので、一部の音源を除き、そのほとんどが商業
リリース初出となります。

ICAC-5000 \1750
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15/ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
エミール・ギレリス
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
録音ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1967年7月10日…1, 1967年7月13日…2
ギレリスのベートーヴェンと言えば、マズアやセルとの共演が知られています
が、この録音は1967年のライブで、その翌年のセルとの第5番(これは稀代の名
演とされる)に匹敵するほどの素晴らしい演奏の記録です。タイム誌の批評家、
ウィリアム・マンは第3番の演奏会の後に「第1楽章から生気に満ち溢れ、堅固
で明瞭な音、そして尊厳に満ち溢れたラルゴ、的確なテンポによる活発なロン
ド」と大絶賛の記事を書き、他の全ての批評家たちも、このボールトとの演奏
に惜しみない称賛を贈ったという名演です。エンジニア、ポール・ベイリーに
よる、素晴らしいリマスターによるステレオ・サウンドをお楽しみください。

ICAC-5001 \1750
マーラー(1860-1911):交響曲第2番「復活」
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ)/アニー・デロリー(アルト)
ケルン放送交響楽団&合唱団
ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
録音1965年9月10日ケルン放送第1ホール
1933年にケルンで生まれた指揮者、ウィリアム・スタインバーグの「復活」で
す。ユダヤ系であったため、1933年にフランクフルト歌劇場からの引退を余議
なくされ、1936年にパレスチナへ移住し、そこでパレスチナ交響楽団を結成、
指揮者を務めます。その後、第二次世界大戦後に欧米の楽団に復帰、さまざま
な活動を行いますが、トスカニーニの招きにより、アメリカへ行き、 1945年
から 1954年までバッファロー・フィル、1952年から1976年まではピッツバー
ク交響楽団の指揮者として活躍、並行してボストン交響楽団とロンドン・フィ
ルハーモニー管弦楽団を指揮するなど、まさに八面六臂の活躍をしました。
アメリカでは、マーラーの作品を頻繁に演奏したのですが、録音としては1952
年のキャピトル・レコードのための第1番交響曲だけしか知られていませんで
した。この「復活」のスタジオ録音は彼の「偉大なるマーラー指揮者」として
の足跡を辿る貴重なものです。独唱者には1954年「プラハの春国際音楽コンク
ール」のソプラノ部門で第1位を獲得したポーランドのソプラノ、ヴォイトヴィ
チと、オランダの名アルト、デロリーを起用。感動的な歌唱です。

ICAC-5002 \1750
1.ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム Op.45
2.モーツァルト(1756-1791):
セレナードニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K239
3.1956年2月20日ドイツ・レクイエムのリハーサル
エリザベス・グリュンマー(ソプラノ)…1/ヘルマン・プライ(バリトン)…1
ケルン放送合唱団…1
ケルン放送交響楽団
オットー・クレンペラー
録音ケルン放送第1ホール(モノラル録音)1956年2月20日…1.3、
1954年10月25日…2
20世紀の偉大なる指揮者の一人、クレンペラーの指揮による「ドイツ・レクイ
エム」です。クレンペラーのドイツ・レクイエムは、1961年録音のフィルハー
モニア管との演奏が超名演として知られていますが、こちらはケルン放送交響
楽団との演奏。ソリストには容姿淡麗、高貴なる歌唱が知られるソプラノ、グ
リュンマーと、稀代の名バリトン、プライを起用。悠然たる合唱も魅力です。
ボーナス・トラックとして収録された緊迫感溢れるリハーサルの模様も興味深
いところです。もう1曲収録されたモーツァルトのセレナードも生気漲る演奏で
す。良好な保存状態を保ったオリジナル・テープからのCD化も嬉しいところ
です。

ICAC-5003 \1750
1.ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
2.ブラームス:狂詩曲 Op.79-1
3.ブラームス:カプリッチョ Op.76-2
4.ショパン(1810-1849):夜想曲 Op.27-2
5.ショパン:ワルツ Op.64-2
6.ファリャ(1876-1946):火祭の踊り
ケルン放送交響楽団
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)…1
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
録音チューリッヒ 1966年5月23日(ステレオ )…1、
オランダ、ナイメーヘン 1963年4月20日(モノラル)…2-6
ショパンのスペシャリストとして知られる名ピアニスト、ルービンシュタイン。
彼は前半生はヨーロッパで、後半生はアメリカ合衆国で活躍しました。、そん
な彼にとってこの 1963年の録音は歴史的な重要性を持っています。戦争のた
め、 1914年を最後に決してドイツで演奏することのなかったルービンシュタ
インですが、戦後になって、このオランダのナイメーヘンで演奏会を開催。も
ちろんドイツからも多くの聴衆が詰めかけ、大絶賛を送ったのでした。この日
のプログラムの前半はメディチ・マスターズ (MM029)として既出、この盤で一
夜の演奏会が完全に復元されることとなります。収録曲のメインはブラームス
の協奏曲のライヴ録音で、スタジオ録音とは違った自発的で素晴らしい音楽を
聴くことができます。こちらも良好に保存されたオリジナル・テープからの
復刻です。

ICAC-5005 \1750
ブルックナー(1824-1896):
1.交響曲第3番(1888/1889 第3稿)
2.ザンデルリングへのインタヴュー
(インタヴュアー:ピエール・バートン=ページ)
BBCノーザン・オーケストラ(現 BBCフィルハーモニック )
クルト・ザンデルリング
録音ニューキャッスルシビック・センター 1978年4月21日…1,
BBCスタジオ 1982年7月21日…2
☆ルックナーの交響曲の中でも、ザンデルリンクがとりわけ愛したのが、この
第3番です。少なくとも8種類の録音が知られており、この78年のものも名演と
して語り継がれることでしょう。彼特有の美しい弦の響き、悠然としたテンポ
設定、緊密、かつ作為のない自然な音楽の流れに身を浸していると、なぜ彼が、
ブルックナーの最高の解釈者の一人として称賛されているのかがわかるような
気がします。1982年に行われた約10分間のインタヴューでは、彼自身の経歴か
ら、敬愛するクレンペラーへの惜しみない称賛までが語られます。ポール・ベ
イリーによる光り輝くようなリマスタリングで。

ICAC-5006 2枚組 \2450
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」全曲
ヴィオレッタ…マリア・カラス(ソプラノ)
アルフレード…チェーザレ・ヴァレッティ(テノール)
ジョルジョ・ジェルモン…マリオ・ザナッシ(バリトン)他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ニコラ・レッシーニョ(指揮)
録音ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス
1958年6月20日(モノラル)ICA・アンビエント・マスタリング・プロセス
カラス・ファンの間ではおなじみのコヴェント・ガーデンの1958年、カラスの
「椿姫」です。彼女における最高のヴィオレッタ歌唱として知られ、幾度もリ
マスタリングされて様々なレーベルから出されていますが、なかなか納得の行
く音では聴くことができなかったというもの。今回、個人蔵の音源を ICAの最
新リマスタリング技術を用いて、ポール・ベイリーが素晴らしい音質に仕上げ
ました。不必要な残響などを付け加えることなく、リアルな音像を追求しまし
た。彼女の素晴らしい歌声だけでなく全ての共演者、指揮者ともども彼女の迫
力に飲まれ、舞台が少しずつ熱を帯びていく様をじっくりとお楽しみいただけ
ることでしょう。

ICAC-5007 \1750
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第1番「冬の日の幻想」
ストラヴィンスキー(1882-1971):火の鳥(1945年版)
BBC交響楽団…1/フィルハーモニア管弦楽団…2
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音ロンドンバービカン・ホール(デジタル・ステレオ)
2002年4月19日…1,1996年6月5日…2
スヴェトラーノフの圧倒的名演がここにもあります。この2002年4月のチャイ
コフスキーの交響曲第1番は彼の死の2カ月前の録音で、ロンドンで開いた最後
のコンサートの中の1曲です。以前から非正規盤として流通し、ファンを落涙
させていた伝説の名演です。かたや「火の鳥」は今まで公式サイトのみにその
存在が記されていた幻のフィルハーモニア管との演奏!ついにここでヴェール
を脱ぎます。

ICAC-5008 \1750
1.C.P.E.バッハ(1714-1788):アンダンティーノロ短調
2.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタヘ長調
3.D.スカルラッティ:ソナタハ長調
4.D.スカルラッティ:ソナタイ長調
5.D.スカルラッティ:ソナタト長調
6.クープラン(1668-1733):クラヴサン組曲第6組曲第1番「収穫をする人々」
7.リスト(1811-1886):スペイン狂詩曲
8.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
《ボーナス》
1.J.S.バッハ=リスト:幻想曲とフーガ S463/2.リスト:葬送曲
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
録音プラハ 1955年(MONO)…1-8, トゥリン
1959年1月22日(モノラル )…ボーナス
こちらもシフラの知られざる録音です。以前 LPとしてリリースされ、その後
CDとしての再発はありませんでした。彼のレパートリーとしては珍しいスカル
ラッティのソナタの何と斬新なこと!彼の最良のテクニックが誇示されていま
す。リストに関しては、何も申し上げることがないでしょう。ボーナス・トラ
ックに収録されたバッハ=リストの「幻想曲とフーガ」も初CD化です。ポール
・ベイリーの細心のリマスタリングで、リアルな音がよみがえりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.18-2

2010年12月17日 21時12分39秒 | Weblog
ICAD-5009(DVD-Video) \2450
R・シュトラウス(1864-1949):交響詩「英雄の生涯」
ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲第9番「新世界より」
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/BBC交響楽団
1975年8月29日ロイヤル・アルバート・ホール
ドヴォルザークの「新世界より」は音のみが BBC Legendsよりリリースされて
いますが、映像として見ることができる日が来ようとは、誰しも夢にも思わな
かったに違いありません。彼の精悍なる指揮姿の何と感動的なこと。全てのプ
レーヤーに詳細なるガイダンスを与え、曲の全貌を見通し、スコアの全てに潜
む美しい旋律に光を当てます。「英雄の生涯」では R・シュトラウスのオーソ
リティとして知られる彼らしく、スコアを用いることなく、素晴らしい音楽を
紡ぎだしています。「ケンペは現代における危険な誘惑…誇張、捏造を成功裡
に回避し、原型を忠実に再現した。」とフィッシャー=ディースカウが絶賛し、
またイギリスのプレーヤーたちは、そんな彼のスタイルに大いなる信頼を寄せ、
彼と演奏することに絶大なる喜びを見出したのです。


ICAD-5010(DVD-Video) \2450
シューベルト(1797-1828):
1.ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D898
2.ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D929
ボザール・トリオ
メナヘム・プレスラー(ピアノ)/イシドア・コーエン(ヴァイオリン)
バーナード・グリーンハウス(チェロ)
収録 1978年11月21日&1987年12月13日
エディンバラシグネット・ライブラリー
世界的に著名な米国のピアノ三重奏団として知られるボザール・トリオのシュ
ーベルトです。1955年に結成時、彼らの最初のコンサートを聴いた指揮者ミュ
ンシュが、「こんなに素晴らしいトリオはコルトー、ティボー、カザルスの演
奏以来聴いたことがない」と大絶賛したことで知られています。メンバーは、
ヴァイオリンのみ2代目にあたるイシドア・コーエンが担当しています。彼ら
のレパートリーはとても幅広く、古典から近代曲まで、どれも定評があります
が、とりわけシューベルトの甘やかな解釈は聴き物で、同曲のPHILIPSへの録
音でも知られる通り、これらの曲に潜む真実を描き出した演奏は、他の追従
を許しません。

ICAD-5011(DVD-Video) \2450
エルガー(1857-1934):
交響曲第2番変ホ長調 Op.63/創作主題による変奏曲「エニグマ」
サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール 1973年2月13日…1, 1979年9月25日…2
ショルティのエルガーです。この交響曲第2番は、同夜の演奏曲「コケイン序
曲」とともに、聴衆から称賛を浴びました(彼はこの第2交響曲と大変得意とし
ていて、後にロンドン交響楽団の首席指揮者として招聘されるきっかけとなっ
た 1975年のコンサートでも、この曲を演奏していました )。ショルティとエル
ガーは大変相性が良いのか、彼のレコード・プロデューサーの一人であるジェ
ームズ・マリンソンも「ショルティによるエルガーの交響曲は、その新鮮なア
プローチと、素晴らしい音響で、彼の最も素晴らしい録音のうちの2つである」
とコメントしています。もちろんエニグマも感動的な名演。ショルティ自身も、
「私はエルガーを愛していて、中でも「エニグマ」は傑作です」と語っていま
す。快速テンポ、恐るべき集中力、そして輝かしいフィナーレ。まさに最高
傑作です。

ICAD-5012(DVD-Video) \2450
1.J.S.バッハ(1685-1750):2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
2.モーツァルト (1756-1791):協奏交響曲 K364
3.ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ダヴィド・オイストラフ(Vn&Va…2)/イーゴリ・オイストラフ(Vn)…1.2
イギリス室内管弦楽団
コリン・デイヴィス(指揮)…1
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
イェフディ・メニューイン(指揮)… 2
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)…3
ロイヤル・フェルティヴァル・ホール 1961年2月18日…1, 1963年2月28日…2,
1963年2月19日…3
この DVDは勿論オイストラフが主役ですが、他にも見所はたくさんあります。
息子イーゴリとの共演であるバッハとモーツァルトでは、彼の父親としての素
顔を垣間見ることができるでしょう。モーツァルトでは彼がヴィオラを弾いて
います。また、そこで指揮をするメニューインはオイストラフの友人で、また
とないコンビネーションを聴かせてくれます(このコンサートの後半プログラ
ムでは、オイストラフの指揮でメニューインがベートーヴェンの協奏曲を奏で
たのでした)。ブラームスで指揮棒を執るのはコンドラシン。彼の創り出す巨
大で雄大なバックを従え、オイストラフが悠然たるブラームスを奏でます。
2人の巨匠の息詰まる戦い、そして紡ぎ出された至福のアダージョ。言葉に尽
くせない素晴らしさです。

ICAD-5013(DVD-Video) \2450
1.ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
2.ショパン(1810-1849):スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
3.ショパン :ポロネーズ変イ長調
4.リスト(1811-1886):葬送曲
BBC交響楽団
ジェームズ・ローラン(指揮)…1
ギャリック・オールソン(ピアノ)
ロイヤル・アルバート・ホール 1978年7月31日…1, 1974年4月12日…2-4
この映像は、1970年のショパン国際ピアノ・コンクールで優勝を飾ったアメリ
カのピアニスト、ギャリック・オールソンの演奏です。彼はショパン作品全集
も録音していましたが、長らく入手困難で、最近ようやく別レーベルから再リ
リースされたため、人気が再燃の兆しを見せています。この映像の中のショパ
ンとリストは、コンクールの4年後のコンサートを収録したもので、まだ26歳
の瑞々しい感性に溢れた力強い演奏を聴くことができます。特にリストの「葬
送曲」はあまりの素晴らしさに、リスト嫌いの人もその考えを改めるのではな
いでしょうか。ブラームスはそのまた 4年後の演奏で、これを見れば彼の音楽
性が更に円熟を極めたことを確認できるはずです。

ICAD-5014(DVD-Video) \2450
1.ラヴェル(1875-1937):バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
2.ドビュッシー(1862-1918):管弦楽のための映像より「イベリア」
《ボーナス》ドビュッシー:海
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
収録ハーヴァード大学サンダース・シアター 1958年2月4日…1,
1961年10月31日…2, 1958年10月28日…ボーナス
このミュンシュの時代のボストン交響楽団のコンサートは、なかなか公にされ
ることなく、研究者の間でも「幻」とされてきました。ミュンシュは1955年に
ボストン交響楽団との公演をテレビで放送、これらは彼の人気を高めるととも
に、その後のコンサートの映像収録について、大きな可能性を見出したのです。
今回発売の映像は、そんなテレビ放送用のアーカイブを、最先端の技術で復元。
歴史上価値あるものとして、お茶の間に届けることに成功したのです。こちら
はミュンシュのフランス音楽集です。彼のドビュッシーとラヴェル演奏は、元
より高い評価を受けていますが、ここでも、そんな彼の自発性に富み、刺激的
な演奏を見ることができるのです。

ICAD-5015(DVD-Video) \2450
1.ワーグナー(1813-1883):
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第3幕の抜粋
2.フランク (1822-1890):交響曲ニ短調
3.フォーレ(1845-1924):「ペレアスとメリザンド」管弦楽組曲
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
収録ハーヴァード大学サンダース・シアター 1960年3月8日…1,
1961年3月14日…2, 1959年4月7日…3
こちらは同じシリーズのワーグナー、フランク、フォーレという演目です。ワ
ーグナーでの人間味溢れる幅広い音楽性、定評あるフランクでの堅固な解釈、
礼儀正しく、まことに響きの美しいフォーレ、などミュンシュの多彩な魅力を
とことん味わえる映像です。

ICAD-5016(DVD-Video) \2450
1.ベートーヴェン(1770-1827):「プロメテウスの創造物」より抜粋
2.ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
3.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
収録ハーヴァート大学サンダース・シアター 1960年3月8日…1,
1961年4月18日…2, 1959年11月3日…3
こちらはミュンシュのベートーヴェンです。バレエ「プロメテウスの創造物」
は彼としては珍しいバレエ音楽の一夜からのプログラムです。第4番の交響曲
は明るく楽しく、また炎のように燃えるベートーヴェンを見ることができるで
しょう。5番での各楽器が織り成すアンサンブルの見事さと、快速テンポは、
まさにミュンシュの真骨頂。当時の評論家たちが大絶賛したわけがよくわかり
ます。

ICAD-5017(DVD-Video) \2450
シマノフスキ(1882-1937):
交響曲第3番「夜の歌」/交響曲第4番「協奏交響曲」
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)…1
エヴァ・マルツキ(ヴァイオリン)…1
ポーランド合唱団…1/ヤン・クシシュトフ・ブロヤ(ピアノ)…2
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ヴィット(指揮)
ライヴ収録ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール 2009年11月19日
こちらは ICAレーベルの最新映像です。09年の収録で勿論 5.1チャンネル対応
のスペキュタクラーな音も楽しめます。NAXOSレーベルでのシマノフスキ、ペ
ンデレツキなど一連のポーランドの作品を始めとする膨大なレパートリーを見
てもわかるように指揮者アントニ・ヴィトは現代屈指の指揮者の一人として疑
うことなき地位を確立していると言えるでしょう。この映像はヴィトが得意
とするシマノフスキの交響曲2曲を収録したものです。色彩感溢れる2つの交響
曲は神秘的であり、ポーランドの民族性を豊かに反映した作品で第3番はテノ
ール独唱とヴァイオリン独奏を伴い、また第4番ではピアノ独奏を伴うという
特異な楽器編成を取っているところも魅力です。ヴィトの入念な演奏は作品に
秘められた様々なメッセージが直接届くような真摯なもの。まさにシマノフス
キのオーソリティと申せましょう。

ICAD-5018(DVD-Video) \2450
マーラー(1860-1911):交響曲第6番イ短調
モネ交響楽団
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
ライヴ収録ブリュッセルパレ・デ・ボザール 2009年9月6日
この公演は、モネ交響楽団とヘンヒェンとのマーラー・チクルスの中の1曲で
す。彼はマーラーとワーグナーの解釈者としてつと有名であり、様々なオーケ
ストラと120以上もの録音を重ね、また研究者として、多くの本を著してもい
ます。そんな彼の演奏はドラマティックな表現と、斬新な解釈に彩られており、
聴き手における既存の「マーラーの6番の概念」を覆してしまうほど強烈な印
象を残すものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.17

2010年12月16日 19時29分05秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 30511(SACD-Hybrid) \2580
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
デヤン・ラツィック(ピアノ)、リチャード・トネッティ(リーダー)、
オーストラリア室内管弦楽団
このベートーヴェンでのラツィックのパートナーは、オーストラリアの至宝リ
チャード・トネッティとオーストラリア室内管弦楽団(ACO)。
モダンとピリオド、また様々な編成に柔軟に対応することの出来るオセアニア
の雄は、"管弦楽版"と"室内楽版"両方の魅力を採り入れたラツィックのベート
ーヴェンに欠かせない存在なのである。
注目のカデンツァは「ピアノ協奏曲第2番」(CCSSSA 19703)と同じくベートー
ヴェン版ではなくラツィックの自作版を弾いており、ピアニスト、そして作曲
家としてのラツィックが、ソリストに与えられた"自由な空間"の中で躍動する。
スコアを徹底的に見つめ直し、"管弦楽版"と"室内楽版"を融合させるという結
論を導き出したラツィック。
録音:2009年11月、シドニー・シティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プ
レイス(ライヴ/協奏曲)&2010年11月、フリッツ・フィリップス音楽センター
(ソナタ)




<Deutsche Grammophon>
4779393 3枚組 \2350
ラモー:歌劇《イポリートとアリシー》全5幕
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(アルト)他 
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル 
指揮:マルク・ミンコフスキ
録音:1994年6月 ヴェルサイユ
ミンコフスキが手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルとともに進めている、
フランス・バロック期の大作曲家ラモーのオペラ録音。話題盤《ダルダニュ
ス》に続く当盤には、イポリトとアリシの悲恋物語を収録。

4779121 2枚組 \1350
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》全2幕
シェリル・ステューダー(ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)
フェルナンド・デ・ラ・モーラ(テノール)ファン・ポンス(バリトン) 
ロンドン交響楽団 
指揮:イオン・マリン
録音:1990年8月 ロンドン
ステューダー&ドミンゴの主役2人の他、ラ・モーラ、ポンスと脇役まで充実
した《ランメルモール-》の決定盤!

4779135 4枚組 \3150
ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》全3幕
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ゲイリー・レイクス(テノール)クルト・モル(バス)他 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
録音:1989年4月 ニューヨーク
1989年4月メトロポリタン歌劇場におけるライヴ映像を収録。 メトならではの
オーソドックスで正統派の演出でたっぷりお楽しみください。

4779131 3枚組 \2350
R.シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》Op.59全3幕
アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
ジャネット・ペリー(ソプラノ)クルト・モル(バス)他
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1982年11-12月 ウィーン
名盤の誉れ高い1960年の旧録音から更に深化したカラヤンの《ばらの騎士》。
名歌手たちとウィーン・フィルの懐の深い響の饗宴に心行くまで酔いしれてく
ださい。

4779124 3枚組 \2350
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》K.492全4幕
シェリル・ステューダー(ソプラノ)シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)
ボイエ・スコウフス(バリトン)チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)他
ウィーン国立歌劇場合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1994年1-2月 ウィーン
作品の新境地と最高峰を同時に実現したアバドの《フィガロ》。マクネアーの
透明な美声をはじめ、若々しいキャストの活躍も必聴です!

4779128 2枚組 \1350
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》全2幕
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)
ホセ・カレーラス(テノール)ファン・ポンス(バリトン)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1987年4月 ワトフォード
88年の来日時も、往時を凌ぐミミを演じていたフレーニの2度目の《蝶々夫人》。
ミミと同じく老いて益々美しい声とより劇的な深みをお楽しみください。シノ
ーポリのデリケートな指揮も美しく、ベルガンサやポンスらの好演も光る名盤
です。




<Decca>
4782675 3枚組 \2350
オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》全5幕
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)フランシスコ・アライサ(テノール)
サミュエル・レイミー(バス)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
エヴァ・リンド(ソプラノ)他 
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:ジェフリー・テイト
録音:1989年6月 ドレスデン
燻し銀のドレスデン・サウンドで聴くフランス・オペラの傑作《ホフマン物語》。
一見、真逆とも言えるこの取り合わせが、不思議なマリアージュを醸し出すテ
イト盤。アライサら、充実の歌手陣たちの機知にあふれた名歌唱も聴きどころ
です。

4782669 2枚組 \1350
ブリテン:歌劇《ピーター・グライムズ》全3幕
ジョン・ヴィッカーズ(テノール)ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
ジョナサン・サマーズ(バリトン)他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:サー・コリン・ディヴィス
録音:1978年 ロンドン
様々な対立概念が独特の緊張関係を構築するブリテンの名作オペラ《ピーター
・グライムズ》。長年に渡って、作曲者の自演盤と並ぶ名演と賞されてきた、
ヴィッカーズらの快演が光るディヴィス盤をどうぞ!

4782672 2枚組 \1350
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》プロローグ&2幕
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
ディミトリー・ホロストフスキー(バリトン)他
パリ管弦楽団
指揮:セミヨン・ビシュコフ(1)
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)ホセ・クーラ(テノール)
カルロス・アルバレス(バリトン)他
オランダ放送合唱団 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー(2)
録音:1990年6月 パリ(1) 
1999年9月 アムステルダム(2)
サントゥッツァをオリジナル通りにソプラノが歌ったビシュコフ盤の《カヴァ
レリア-》と、ホセ・クーラの記念すべきデッカ・デビュー盤となったシャイ
ーの《道化師》を豪華カップリング!

4782679 2枚組 \1350
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》全4幕
レオンタイン・プライス(ソプラノ)リタ・ゴール(メゾ・ソプラノ)
ジョン・ヴィッカーズ(テノール)ロバート・メリル(バリトン)他
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1961年7月 ローマ
ショルティの率直な表現がドラマの悲劇性を浮かびあがらせた《アイーダ》。
ゴールやメリルが巧みな歌唱で脇を固めているのも聴きどころです。

2754325(DVD-Video) \3350
アンドレ・リュウ/ローゼス・フロム・ザ・サウス(ライヴ)
ユー・レイズ・ミー・アップ/ローゼス・フロム・ザ・サウス
ダーク・ローゼス/キャンティ・ソング
ゼア・イズ・ア・ソング・イン・ミー
ザ・ジプシー・プリンセス/夜空のトランペット
ラヴ・ライヴ・フォーエヴァー/ザ・ローズ/ママ/ヴェニスの謝肉祭
センド・イン・ザ・クラウンズ/ザ・ホワイト・ホース・イン
ラデツキー行進曲/シュトラウス&Co.
チューリップ・フロム・アムステルダム
アデュー、リトル・キャプテン・オブ・マイ・ハート/ララバイ
アンドレ・リュウ(ヴァイオリン&指揮)他
クラシック界最高のエンターテイナー、アンドレ・リュウによる白熱のライヴ!
華麗な演出も含め、収録18曲すべてに見どころや聴きどころが満載です。

2753480(DVD-Video) \3350
アンドレ・リュウ/ライヴ・アット・フライトホフ・マーストリヒト
4 in 2010
76本のトロンボーン/ダーク・アイズ/フップ・ホラント・フップ1
マッティナータ /オ・ソレ・ミオ/空/アヴェ・マリア
ヒール・ザ・ワールド/カノン/Baya Tsholoza/パタ・パタ
マイ・アフリカン・ドリーム
ユー・アー・ドライヴィング・ミー・クレイジー/僕の小さな緑のサボテン
涼しい谷間で/白鳥/ハバネラ/ハバ・ナギラ/メモリー/アレルヤ
ラデツキー行進曲/シュトラウス&Co./蛍の光
フップ・ホラント・フップ2/ヴィヴァ・ホランディア/星
ラ・オラ・ワルツ/フップ・ホラント・フップ/チロル地方のアントンさん
マーストリヒト・アンセム
マーストリヒト、ザ・シティ・オブ・ジョリー・ピープル
アデュー、リトル・キャプテン・オブ・マイ・ハート
アンドレ・リュウ(ヴァイオリン&指揮)他
収録:2010年7月 マーストリヒト
クラシック界最高のエンターテイナー、アンドレ・リュウが2010年7月にマー
ストリヒトのフライトホフ広場で行った白熱のライヴが早くもDVD化!華麗な
演出も含め、収録33曲すべてに見どころや聴きどころが満載です。




<MEMBRAN>
MEMBRAN 221790(SACD-Hybrid) 7枚組 \2080
※値下げ再案内
CD1:
交響曲第1番  バリー・ワーズワース指揮
交響曲第2番  ジェイムズ・ロックハート指揮
CD2.
交響曲第3番「英雄」 ギュンター・ヘルビッヒ指揮 
CD3:
交響曲第4番 バリー・ワーズワース指揮
交響曲第5番  クレール・ジボー指揮
CD4:
交響曲第6番「田園」  マルク・エルムレル指揮 
「エグモント」序曲ダグラス・ボストック指揮
CD5:
交響曲第7番   バリー・ワーズワース指揮
交響曲第8番   ジェイムズ・ロックハート指揮
CD6:
交響曲第9番「合唱付」
ジリアン・ウェブスター(S)
キャスリーン・ウィン=ロジャース(A)
マーティン・ヒル(T)
ロバート・ヘイワード(B)
アンブロジアン・シンガーズ
レイモンド・レッパード(指揮)
CD7:
交響曲第10番  
祝賀メヌエット
「アテネの廃墟」序曲
「命名祝日」序曲
「シュテファン王」序曲
「フィデリオ」序曲
「レオノーレ・プロハスカ」-葬送行進曲
「献堂式」序曲
ダグラス・ボストック指揮
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団(第10番、序曲)
2003年
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(第1番-第9番)
1993-95年(第1番-第9番)




<Brilliant Classics>
ブリリアントレーベルのヨーロッパのみの流通商品の一部が販売可能となりま
した。入荷数限定となりますがご案内いたします。特別価格となっております。
尚、品切れになった段階で取り扱いを終了させていただきます。あらかじめ
ご了承ください。

BRL 8857 2枚組 \540
ショスタコーヴィチ:管弦楽曲集
ジャズ組曲第1番、第2番、バレエ音楽「ボルト」「明るい川」「黄金時代」
テオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団

BRL 8858 2枚組 \540
ラヴェル:管弦楽曲集
ダフニスとクロエ第1組曲、ボレロ、スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、
古風なメヌエット、ラヴァルス
エリアフ・インバル指揮、フランス国立管弦楽団

BRL 93618 2枚組 \540
ヴィヴァルディ:和声と創意への試みOp.8
エンリコ・カサッツァ(Vln)ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL 93835 2枚組 \540
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第21番、第23番、K.466、K.491
デレク・ハン(pf)
ポール・フリーマン指揮、フィルハーモニア管弦楽団

BRL 93837 2枚組 \540
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番
ワルツ集Op.39、4つの小品Op.119
カリン・レヒナー(pf)
エデュアルド・マルトゥレット指揮、ベルリン交響楽団

BRL 91087 4枚組 \1550
ピアノ協奏曲集

BRL 91082 4枚組 \1550
ヘンデル:オルガン協奏曲Op.4、Op.7
ハイドン:オルガン協奏曲第1番-第3番
イヴァン・ソコル(Org)
ボーダン・ワルチャル指揮、スロヴァキア室内管弦楽団

BRL 92397 4枚組 \1550
The Classical Box
クラシック名曲集
ヴァリアスアーティスツ
クラシック音楽の超有名曲・ピアノ曲から管弦楽曲まで49曲収録。

BRL 92760 4枚組 \1550
Four Seasons 四季にちなんだ名曲集
ヴァリアスアーティスツ
春夏秋冬をイメージさせるタイトルや作品を1枚ずつまとめたクラシック名曲集。

BRL 93697 2枚組 \540
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」
セルジオ・ヴァルトロ指揮

BRL 99195 4枚組 \1550
ヴァイオリン協奏曲集
エミー・ヴェルヘイ(Vln)
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV.1056、1042、1041、1052
カメラータ・アントニオ・ルコ
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番-第5番、アダージョK.269、ロンドK.373
エデュアルド・マルトゥレット指揮
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲Op.61、ロマンス第1番、第2番
ハンス・フォンク指揮、ユトレヒト交響楽団、他

BRL 290240 \540
LAMENTATIONS 哀歌
パレストリーナ:スターバト・マーテル/アレグリ:ミゼレーレ
ウィールクス、ラムゼイの作品より、グレゴリオ聖歌集より
ティモシー・ブラウン指揮
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団、他

BRL 92459(CD+楽譜) \1080
Rondo Alla Turca トルコ行進曲
ヴァリアスアーティスツ
楽譜(A4サイズ69頁)と参考演奏のCDがセットになっています。
モーツァルト:トルコ行進曲、ソナタK545より
ショパン:ワルツOp.69-2、Op.64-1、前奏曲Op.28-4、6、7、20
グリーグ:抒情小曲集よりOp.12-1、2、4、Op.43-6
シューマン:アラベスクOp.18、子供の情景より「知らない国々」
チャイコフスキー:舟歌Op.37-6/ショパン:マズルカOp.7-1、葬送行進曲
ブラームス:間奏曲Op.118-2、ワルツOp.39-15
シューベルト:即興曲Op.90-3、4/サティ:ジムノペディ第1番




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 677140 14枚組 \5400
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクの指輪」
ダニエル・バレンボイム指揮、バイロイト祝祭劇場管弦楽団
品番:2564 620912 と同内容ですが、こちらはCDのみ14枚組となっています。
135mm×135mm×40mmのスリム化されており、ブックレットはトラックリストと
演奏者の表記のみになっています。




<Studio N.A.T>
NAT 10041 \2800
ポエジー
リスト:
巡礼の年第2年「イタリア」-ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲
愛の夢第3番
ラヴェル:
亡き王女のためのパヴァーヌ
夜のガスパール
澤田智子(P)

NAT 10151 \2800
To "B" Continued
プラネル:バーレスク
デザンクロ:サクソフォーン四重奏曲
マティシア:チャイニーズ・ラグ
高橋宏樹:アルルのサックス展覧会
バッハ:G線上のアリア
石川亮太(編):日本の四季によるミニチュアシンフォニー
春-さくらさくらコラールとフーガ- 夏-我は海の子スケルツォ-
秋-赤とんぼ変奏曲- 冬-たき火フィナーレ-
高橋宏樹:トゥー”ベー”コンティニュード
クワチュールB
注目の4人の若手サクソフォニストで2007年に結成されたQuatuor B(クワチュ
ール・ベー)。4人の共通点はなんと血液型が全員B型だということ!
サクソフォーン四重奏の王道、デザンクロの四重奏曲から、高橋宏樹、石川亮
太のユーモアと愛情溢れるアレンジまで、クワチュール・ベーの色彩感豊なサ
ウンドで聴き手を包み込む。待望のデビューアルバム。

NAT 10081 \2800
3人の心でおりなす横笛・ピアノ・和太鼓の世界 あしたの空
3hearts(スリーハーツ)
1.Dance of the Moon 滝廉太郎(山本良子編) 2.三人でお散歩 山本良子 
3.SO_RAN 山本良子 4.風絵巻 北海道民謡(山本良子編) 5.初恋 山本良子
6.かしまし 小泉なおみ 7.Passion -春の海- 宮城道雄(山本良子編)
8.紅 山本良子 9.あしたの空 山本良子
演奏 山本良子(ピアノ、和太鼓)小泉なおみ(篠笛、能管)
大江田律子(篠笛、和太鼓)

NAT 10111 \2800
創造から見出す普遍
清水慶彦作品集 六相円融
ピアノ独奏曲《全ての塩基配列が決定される日のために》、
オーボエとピアノのための《Traverse》旋環、
ヴァイオリンとチェロのための《radius sapientiae》寂光、
ピアノ独奏曲《Wasserharfe》水琴、
独奏ホルンのための《Helices(monologue l)》立螺、
フルート三重奏曲《Tritoly》三柱鳥居
4580213920136 演奏 中村 圭介(pf)平山 幸子(Obe)河合 珠江(pf)
中村 公俊(Vln)大西 泰徳(Vc)永武 靖子(Hrn)アンサンブル リュネット




<ANDROMEDA>
ANDRCD9070 2枚組 \1750
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」
ジョン・ヴィッカーズ(サムソン)
ジョン・カーライル(ダリラ)
ローリス・エルムズ(ミカー)
ジョゼフ・ルーロー(マノア)
ジェイムズ・ピーズ(ハラファ)
ジョン・サザーランド(イスラエルの女)
レイモンド・レパード指揮
コヴェント・ガーデン歌劇場管弦楽団、合唱団
1959年1月3日ロンドン
「サムソン」はヘンデルにとり、ほとんど同時期に作曲された「メサイア」
に比べて、物語の描写や方向性をアリアに託した、激しく劇的でオペラ的な
作品です。以前、GARAレーベルから発売あり。
音質は、残念ながらあまり良くありません。
今年10月に亡くなったサザーランド氏への追悼の意を込めて発売になります。




<ARCHIPEL>
ARPCD0436 \880
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
ミラノRAI交響楽団
1960年1月22日ミラノでのライヴ
ボーナス・トラック 
(2)モンテヴェルディ:「聖母マリアのための挽課」から
「アヴェ・マリア・ステラ」
ローマRAI交響楽団
1959年ローマでのライヴ
以上 指揮は セルジウ・チェリビダッケ
テンポの揺れが激しい、とても個性的な演奏です。
録音年代の古さを感じさせる音質で、残念ながらあまり良くありません。
チェリビダッケ・ファンに向けてのアルバムです。
ARCHIPELレーベルから次々発売されるチェリビダッケの最新アルバムとなり
ます。




<WALHALL>
WLCD0317 2枚組 \1750
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」
アンナ・モッフォ(マリー)
ジュゼッペ・カンポーラ(トニオ)
ジュリオ・フィオラヴァンティ(スルピス)
ヨロンダ・ガルディーノ(ベルケンフィールド)
アントニオ・カッシネッリ(オルテンシオ)
フランコ・マンニーノ指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団
1960年12月2日ミラノでのライヴ
以前、MELODRAMレーベルから発売あり。
その美貌ゆえ、今も多くのファンを持つソプラノ、アンナ・モッフォの「連
隊の娘」。音質は良好です。

WLCD0318 2枚組 \1750
ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(メリザンド)
セオドア・アップマン(ペレアス)
ジョージ・ロンドン(ゴロー)
ジョルジョ・トッツィ(アルケル)
レジーナ・レズニク(ジュヌヴィエーブ)
ジャン・モレル指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年1月16日メトロポリタンでのライヴ
ロス・アンヘレスの当たり役のひとつ、ペレアス。繊細にして優雅、知的かつ
チャーミングなロス・アンヘレスの歌声が魅力的です。
年代の古さを多少感じさせる音質です。

WLCD0321 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ロバート・メリル(ルナ伯爵)
ルチーネ・アマーラ(レオノーラ)
ジーン・マデイラ(アズチェーナ)
カルロ・ベルゴンツィ(マンリーコ)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年5月6日アトランタ、FOX劇場でのライヴ
ヴェルディを得意とする名歌手カルロ・ベルゴンツィを中心に1960年代メトを
代表する歌手であるルチーネ・アマーラ、ロバート・メリル等が勢ぞろいの
名演奏。音質はとても良いです。

WLCD0326 \1050
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
40テレサ・ベルガンサ(ディド)
ジェラール・スゼー(エネアス)
ハンニー・シュテフェク(ベリンダ)
ジェーヌ・ベルビエ(魔法使い) J
ピエール・デルヴォー指揮
パリ音楽院管弦楽団、合唱団
1960年8月3日エクサン・プロヴァンスでのライヴ
トロイアの王子エネアスはトロイア陥落の後、カルタゴに逃れ王女ディドを
愛するが、エホバの命により彼女のもとを去ります。
スゼーの他、素晴らしい歌手陣による名演奏です。音質はとても良いです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-12 No.16-1

2010年12月14日 14時49分50秒 | Weblog
<Hyperion>
CDS 44501/98(98CDs+Bonus Disc) \40500 ※2011年3月までの特価 \27000
リスト:ピアノ作品全集 ――
練習曲&初期作品集/有名なオリジナル作品
舞曲、行進曲、リスト自作のトランスクリプション/国歌からの小品
オペラによる幻想曲、トランスクリプションとパラフレーズ
コンサート・トランスクリプション/ベートーヴェン・トランスクリプション
シューベルト・トランスクリプション/レア作品集&新発見のリスト
ピアノと管弦楽のための作品
レスリー・ハワード(ピアノ)
ルイス・ケントナーの後任としてイギリス・リスト協会の会長も務めるなど、
リストの音楽に熱い情熱を注ぎ続けてきたレスリー・ハワードが完成させた全
57巻の全集と、完成後に追加された3巻の"新発見のリスト"。
ピアノ・ソナタや超絶技巧練習曲、パガニーニの主題による練習曲といった名
作はもちろんのこと、世界初録音となる異稿版や断片、また新発見の作品まで
を数多く収録したレスリー・ハワードの全集録音には、演奏としてだけではな
くリストのピアノ作品の研究資料としても計り知れないほどの魅力と価値があ
る。総CD枚数99枚、総収録時間7320分26秒(約5日間!)いう規格外のスケール
を誇るボックス・セットが、ハンガリーが生んだ大ピアニストのアニヴァーサ
リー・イヤーを盛り上げること必至!
録音:1987年-2009年




<LSO Live>
LSO 0664(SACD-Hybrid) \2080
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ロンドン交響楽団
録音:2010年9月26日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
いよいよ残すところあと2曲にまで迫った、ゲルギエフ&LSOによるマーラーの
交響曲シリーズ。アニヴァーサリー・イヤーの締めくくりに向けてリリースさ
れる、とっておきの最新作は、この秋の来日公演のプログラムにも組まれ、お
おきな話題を集めた第5番。2010/11年のシーズン・オープニング・コンサート
の翌日にあたる9月26日、本拠バービカンホールでおこなわれた演奏会の模様
を収めたものです。
「マーラーについてバーンスタインから話を聞き多くを学んだ」と自身認める
ように、ゲルギエフのマーラーもまた、時に崩壊寸前、極端とも云えるテンポ
設定が生み出す独特の濃厚な表現が特徴的。第5交響曲は複雑長大で、全篇の
落差も大きく、動きの激しい曲ということで、また、上述のゲルギエフの個人
的体験に加味すると、マーラーの交響曲の中でもゲルギエフのアプローチがも
っとも映える作品といえるのではないかとおもわれます。じっさい、ゲルギエ
フとLSOが同じく第5番を演奏した11月28日の東京公演は、爆演と呼ぶべき壮絶
なものでしたが、初顔合わせより20年来切望した結果、ようやくゲルギエフを
首席指揮者に迎え入れることがかなったLSOのメンバーたちが、絶大な信頼を
寄せるカリスマに必死で食らい付いて演奏する姿が印象的でした。
このアルバムでも、首席トランペット奏者フィリップ・コッブによる葬送ファ
ンファーレから、フィナーレ最後の一音の爆発まで、LSOの絶好調ぶりを確認
できるはずで、息つく間もない、たまらなくスリリングな内容が繰り広げられ
ているものと期待されます。
なお、ゲルギエフとLSOによる話題騒然の当シリーズ、2011年3月に収録予定の
第9番をもって堂々の完結となります。




<ACCENTUS>
ACC 10202BBD(Blu-ray) \4250
ショパン生誕200年ガラ・コンサート・イン・ワルシャワ
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
(2)マズルカ イ短調Op.17-4(アンコール)
(3)ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
(4)練習曲ハ短調Op.10-12『革命』(アンコール)
(5)ワルツ ホ短調(遺作)(アンコール)
(1)(2)ニコライ・デミジェンコ(P)
(3)(4)(5)エフゲニー・キーシン(P)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 アントニ・ヴィット(指揮)
収録:2010年2月27日ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール(ライヴ)

ACC 10204BD(Blu-ray) \4250
プロコフィエフ:スキタイ組曲Op.20
ベルク:歌劇「ルル」からの交響的小品(「ルル」組曲)
モーツァルト:歌劇「魔笛」-パミーナのアリア「愛の喜びは消え」
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
アンナ・プロハスカ(S)
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
クラウディオ・アバド(指揮)
収録:2010年3月18,19日 ルツェルン、KKLコンサートホール(ライヴ)

ACC 10202ABD(Blu-ray) \4250
ダニエル・バレンボイム・ショパン・リサイタル・イン・ワルシャワ
ショパン:
幻想曲 ヘ短調 Op.49、ノクターン 変ニ調Op.27-2、ピアノ・ソナタ第2番
変ロ短調Op.35「葬送」、舟歌 嬰ヘ長調Op.60、ワルツ ヘ長調Op.34-3、
ワルツ イ短調Op.34-2、ワルツ 嬰ハ短調Op.64-2、子守歌 変ニ長調Op.57、
ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄ポロネーズ」、
マズルカ ヘ短調Op.7-3、ワルツ 変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2010年2月28日ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール(ライヴ)




<KING INTER>
KKC 031 \1880
初CD化
ラ・フォリア-佐藤陽子 幻の名演集
(1)フィオッコ:アレグロ
(2)リュリ:ガヴォット
(3)パラディス:シチリアーノ
(4)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ロ短調 作品2-5 RV36
(5)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調 K.305(293d)
(6)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ヘ長調 作品1-12(HWV370)
(7)クライスラー:プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
(8)同:フランクールのスタイルによるシチリアーノとリゴドン
(9)ファーマー:ホーム・スイート・ホーム
(10)コレッリ:ラ・フォリア
(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」)
佐藤陽子(ヴァイオリン)、岩崎淑(ピアノ)
録音:1977年10月19日/荒川区民会館((6)(7)(8))、
1978年8月22日/上野学園石橋メモリアルホール((1)-(5)(9)(10))
レオニード・コーガンにその才能を見出され、16歳でチャイコフスキー国際コ
ンクール第3位に入賞した天才少女佐藤陽子。今では文化人として活躍の幅を
広げている彼女が1970年代に残した貴重な録音が初CD化されます。佐藤陽子は
コーガンの努力により1959年に渡ソ、以後12年間、コーガンに師事しました。
その才能は巨匠オイストラフにも認められ、若干13歳の佐藤陽子が弾くハチャ
トゥリヤンのヴァイオリン協奏曲に感動し、その夜は寝られぬほど感動した!
とも言われております。とても小柄な日本女性が弾いているとは思えぬほど大
きな音楽でロシア時代に育んだ豊かな表現が魅力的です。
本アルバムはコレッリのラ・フォリア、クライスラーのプニャーニのスタイル
による前奏曲とアレグロなど、ヴァイオリンの学習者を対象にしたヴァイオリ
ン名曲集です。有名曲ながら名録音が少ないものばかりですが、非常に楷書的
で正統的なこの演奏は当時としては日本人離れした優れたヴァイオリニストで
あることを証明するかのような素晴らしいものです。ヴァイオリン学習者のみ
ならず、多くのクラシック・ファンに聴いていただきたいアルバムが初CD化と
なりました!天才少女の感性が円熟した演奏家の腕で理想的な成熟をとげてお
ります。




<HUNGAROTON>
=バルトーク・ニュー・シリーズ=
HSACD 32509(SACD-Hybrid) \2300
バルトーク:
ラプソディ第1番BB 94b, Sz 87
I.ラッシュー / II.フリッシュ(第1稿)
ラプソディ第2番BB 96b, Sz 90
I.ラッシュー / II.フリッシュ(第2稿)
ヴァイオリン協奏曲第2番BB 117, Sz 112
I.アレグロ・ノン・トロッポ / II.アンダンテ・トランクィッロ /
III.アレグロ・モルト(第2稿)
[ボーナス・トラック]
ラプソディ第1番-II.フリッシュ(第2稿)
ヴァイオリン協奏曲第2番-III.アレグロ・モルト(第1稿)
ラプソディ第2番-II.フリッシュ(第1稿)[*世界初録音]
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ゾルターン・コチシュ(指)
収録時期:2010年8月31日(ラプソディ第1番)、
2010年8月31日-9月1日(ラプソディ第2番)、
2010年9月2-3日(ヴァイオリン協奏曲第2番)
収録場所:ブダペスト、パレス・オブ・アーツ、バルトーク・ナショナル・
コンサート・ホール(セッション)
コチシュと手兵ハンガリー国立フィルによるシリーズ最新作は、傑作「ヴァイ
オリン協奏曲第2番」と2つの「ラプソディ」。独奏ヴァイオリンには、ハンガ
リーきっての名手バルナバーシュ・ケレメンを迎えています。
なお、本アルバムにはボーナスとして、ヴァイオリン協奏曲、ラプソディと
も、現行版とは別に異稿も収められています。CDプレーヤーのトラックをプロ
グラミングすることで、自由に作品を楽しめるようになっており、このあたり、
バルトークの作品すべてを網羅すると自負する当シリーズならではのうれしい
配慮といえるでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする