クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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18-06 No.1

2018年06月06日 17時24分16秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年6月新譜 3点発売★
発売予定:2018年6月下旬旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3729
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調作品60
「アテネの廃墟」作品113-序曲
パブロ・カザルス指揮
バルセロナ・パブロ・カザルス交響楽団
英 HIS MASTER'S VOICE D1725/8
1929年7月4日バルセロナ、オリンピア劇場録音
チェロ奏者パブロ・カザルス(1876-1973)のレコード録音は1915年-25年の機械
式録音時代にアメリカCOLUMBIAに約60面、アメリカVICTORに2面が残されている。
カザルスがピアノのアルフレッド・コルトー(1877-1962)とヴァイオリンのジャ
ック・ティボー(1880-1953)と入れたトリオの録音は1926年12月-1928年12月の
2年間にイギリスのHMVによってなされた。ハイドン:ピアノ三重奏曲ト長調(HMV
DA895/6=78CDR-3199)、ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「大公」(HMV DB1223/7
=78CDR-3009)、シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番(HMV DB947/50=78CDR-3131)、
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番(HMV DB1072/5=78CDR-3723)、シューマ
ン:ピアノ三重奏曲ニ短調(HMV DB1209/12=78CDR-3728)がその全貌である。トリ
オに続いてティボーとカザルスはコルトーの指揮でブラームス:ヴァイオリンと
チェロのための二重協奏曲を録音した(HMV DB1311/4, 1929年5月10-11日バルセ
ロナ録音)。この頃HMVにはカザルスを指揮者として起用する動きがあり、最初
はロンドン交響楽団とブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(HMV DB1131/4,
1927年12月と28年3月録音)だった。そしてバルセロナにカザルスのためのオー
ケストラが作られると、1929年7月にこのベートーヴェン:交響曲第4番と交響曲
第1番(HMV D1729/31)が録音された。これらはあまり知られていない指揮者カザ
ルスのSPレコードである。名演奏。

78CDR-3730
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
リヒャルト・シュトラウス指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 GRAMMOPHON 66814/7
1928年録音
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)はドイツのミュンヘン生まれ。作曲家と
してよく知られているが、指揮者としても活躍した。電気録音初期にはモーツァ
ルト:交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」に加えてベートーヴェン:
交響曲第5番「運命」と第7番があった。米BRUNSWICKが開発した "ライトレイ"
方式の電気録音を採用した独GRAMMOPHONはこの方式でフルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルの「運命」(GRAMMOPHON 69855/9)を1926年に録音した。機械
式録音とあまり変わらない音で評判はいまいちだった。ドイツ本国ではすぐに
廃盤になり、その代わりに登場したのがこのリヒャルト・シュトラウス指揮の
「運命」だった。切れ込みの良い鮮やかな音質で精気あふれるシュトラウスの
演奏に今日聴いても心を打たれる。ドイツ本国ではすぐに廃盤になったフルト
ヴェングラーの「運命」だが日本ではHMV による「運命」の新録音(HMV DB3328
/32S=78CDR-3521)が登場した1930年代半ば過ぎまでポリドール社のカタログに
残っていた。

78CDR-3731
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
フランツ・シャルク指揮
ウィーン・フルハーモニー管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE D1473/7(U.K.)
1928年4月録音
フランツ・シャルク(1863-1931)はウィーン生まれ。1903、1905-1908年にウィ
ーン・フィルハーモニー管弦楽団(創立1842年)の常任指揮者をつとめた。この
地位はグスタフ・マーラー(1898-1901)、ヨーゼフ・ヘルメスベルガー(1901-
1903)を継いだもので、同時期にカール・ムック(1904-1906)、フェリックス・
モットル(1904-1907)、リヒャルト・シュトラス(1906-1908)も常任指揮者だっ
た。シャルクはベートーヴェンの交響曲3曲を電気録音最初期にHMVに残した。
この「田園」の他に交響曲第5番「運命」(HMV C2022/5,1929年10月録音)、交
響曲第8番(HMV D1481/3,1928年4月録音)がある。この時代のウィーン・フィル
はコンサート・マスターにアルノルト・ロゼー(1863-1964)が居た時代(在任:
1881-1931)でシャルクの指揮するこれらの古いSPレコードからも他のオーケ
ストラとは違った音の香りがする。この独特な音色を是非聴き取ってほしい。

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18-05 No.1

2018年05月03日 12時04分38秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年5月新譜 3点発売★
発売予定:2018年5月下旬旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3726
MGM 映画「愛の調べ」(1947) より
献呈 作品25-1(シューマン=リスト編)
トロイメライ(夢)作品15-7(シューマン)
ワルツ変イ長調作品39-15(ブラームス)
子守歌(ブラームス)
アラベスクハ長調作品18(シューマン)
謝肉祭作品9(シューマン)から
メナヘム・プレスラー(ピアノ)
米 MGM 30026/29(Set 6A)
(1947年録音)
1923年12月16日生まれのピアニスト、メナヘム・プレスラーの初録音。プレス
ラーはドイツのマグデブルグ生まれ。1939年ナチスの迫害を逃れパレスチナに
家族と共に移住した。祖父母、叔父、叔母、いとこ等はすべてナチスの強制収
容所で死亡した。1946年サンフランシスコで開かれたドビュシー国際ピアノ・
コンクールで一等賞を得た。この録音はその翌年のものでこのピアニストの初
レコード。録音時プレスラーは18歳だった。1955年のバークシャー音楽祭でボ
ザール・トリオのピアニストとてしデビュー。50年以上このトリオのピアニス
トとして活躍後、2014年の90歳でベルリン・フィルの演奏会でソロ・デビュー
し現在もソロ・ピアニストとして活躍中。映画「愛の調べ」は1947年に製作さ
れた。クララ・シューマンと夫のロベルトの出会いから結婚生活を描いたもの
で、クラレンス・ブラウン監督、クララ・シューマン役にキャサリン・ヘプバ
ーン、ロベルト・シューマン役にポール・ヘンリード、ブラームス役にロバー
ト・ウォーカーが出演し日本では1949年に公開された。映画公開当時ピアノは
アルトゥール・ルービンシュタインによるものとされていた。

78CDR-3727
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
シューマン:幻想小曲集作品73-1
レジナルド・ケル(クラリネット)
サー・マルコム・サージェント指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(モーツァルト)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)(シューマン)
英HIS MASTER'S VOICE C3167/70
1940年3月7日(モーツァルト)、3月29日(シューマン)、
アビー・ロード第1スタジオ(モーツァルト)、第3スタジオ(シューマン)録音
レジナルド・ケル(1908-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミー
でハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー協
会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管弦
楽団に移籍した。戦後の1948年アメリカに渡りコンサートやレコーディングの
ほかにベニー・グッドマン(1909-1988)やピーナッツ・ハッコー(1918-2003)に
クラシック奏法を指導した。1958年に母国に帰り画家として余生を送った。指
揮者のサー・マルコム・サージェント(1895-1967)は英国の指揮者。1939年ロ
ンドン・フィルハーモニー管弦楽団が創設されると客演指揮者として活躍した。
これはその時期の録音。

78CDR-3728
シューマン:ピアノ三重奏曲ニ短調作品63
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1209/12(U.K.)
1928年11月15&18日、12月3日ロンドン、小クイーンズ・ホール、Cスタジオ録音
この3人は1905年頃からトリオとして活動をはじめた。アルフレッド・コルト
ー(1877-1962)のもとにパブロ・カザルス(1876-1973)とジャック・ティボー
(1880-1953)が集まって自然発生的に生まれた室内楽グループで史上最高の顔合
わせ。このトリオのレコード録音が始まった時点まで約20年の歳月をかけて音
楽を熟成させた。3人の奏でるすべての音、すべてのフレーズが聴き手に感動を
あたえる。このグループのすべての録音がこのシリーズで聴くことができる。

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18-04 No.1

2018年04月02日 17時30分19秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとDSD対応のUSB DACとの組み合わせで行えます。

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス★
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを行っています。
DSD録音のものは全タイトル取り扱っております。
http://shinshuu.com/dsda/

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年4月新譜 3点発売★
発売予定:2018年4月下旬旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3723
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品49
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER' VOICE DB1072/5
1927年6月20-21日ロンドン、クイーンズ・ホール(大ホール)録音
この3人の中の最年長者パブロ・カザルス(1876-1973)の名を冠したカザルス・
トリオは1905年頃から活動をはじめた。アルフレッド・コルトー(1877-1962)の
もとにカザルスとジャック・ティボー(1880-1953)が集まって自然発生的に生ま
れた室内楽グループでクラシック史上最高の顔合わせ。このトリオのレコード
録音が始まった時点まで約20年の歳月をかけて音楽を熟成させた。3人の奏でる
すべての音、すべてのフレーズが聴き手に感動をあたえる。

78CDR-3724
ワルテル・ストララムの芸術
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル: 道化師の朝の歌- "鏡" より
イベール:寄港地 - 3つの交響的絵画(強音で音ワレあり)
ワルテル・ストララム指揮
ストララム管弦楽団
仏COLUMBIA LFX30 1930年2月24日録音
仏COLUMBIA LFX185 1930年3月30日録音
仏COLUMBIA LFX17/18 1930年1月23日録音
指揮者のワルテル・ストララム(1876-1933)は、1925年パリの数あるオーケスト
ラの中から優れた人材を選んでコンセール・ストララム管弦楽団を組織した。
その目的は当時の作曲家が書いた作品を最上の演奏で世に知らせることだった。
中でも作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)の「ボレロ」(1928)の初演はよく
知られている。オーケストラはコンサート・マスターにマルセル・ダリュー
(1891-1989)、フルートにマルセル・モイーズ(1889-1984)、ハープにリリー・
ラスキーヌ(1893-1988)らの超一流演奏家が加わっていた。これらの録音でも各
所にそのソロが聴ける。特に第1曲のドビュッシー:牧神の午後への前奏曲のモ
イーズのフルート・ソロとラスキーヌのハープは注目。オーケストラの内部を
浮き彫りにする鮮烈な演奏に耳を傾けられたい。

78CDR-3725
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮
ロンドン・フルハーモニー管弦楽団
英 DECCA K1448/52
1946年3月20、22-23日ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール録音
ファン・ベイヌム指揮ロンドン・フィルの英デッカへの初録音。エドゥアルト
・ファン・ベイヌム(1900-1959)はアムステルダム音楽院出身のオランダの指揮
者。1929年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団にデビュー。1931年
にウィレム・メンゲルベルク(1871-1951)の率いる同楽団の次席指揮者になり、
1938年からはメンゲルベルクと共に首席指揮者となった。大戦後の1945年、メ
ンゲルベルクの後任としてコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督兼終身指揮者
に就任した。その頃コンセルトヘボウ管弦楽団のロンドン公演が大成功し、英
デッカに録音を開始した。1949年から1951年にロンドン・フィルの首席指揮者、
1956年から1958年にロサンジェルス・フィルの首席指揮者をつとめたが、1959
年の4月13日アムステルダムでブラームス: 交響曲第1番リハーサル中に心臓発
作で倒れ死去した。享年57歳。録音はSPレコードからモノラルLP時代の英
デッカ、モノラルLPからステレオLPはオランダ・フィリップスに多く残し
た。

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18-03 No.1

2018年03月06日 18時34分17秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年3月新譜 3点発売★
発売予定:2018年3月下旬旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3720
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送室内管弦楽団
独 GRAMMOPHON 72323/4(VG盤)
1952年11月3-4 日ミュンヘン、アメリカ・ハウス録音
SPレコード末期にドイツ・グラモフォンが開発した78回転長時間収録VG盤からの
復刻。ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニス
ト。1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ
(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のために活動を中断。1947
年ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞しスイスに居をかまえた。1953年ロンドン
でデビューした。この録音はロンドン・デビュー以前にドイツ・グラモフォンにい
れたもの。このシリーズでモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.376(78CDR-3208)
が出ている。指揮者のオイゲン・ヨッフム(1902-1987)はバイエルン生まれ。1949
年バイエルン放送交響楽団の創立に関わり、60年まで首席指揮者をつとめた。これ
はこの時期の録音。

78CDR-3721
J.S.バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
日本ビクター JD769/70
1935年12月11日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
ハイフェッツが34歳の時に録音したJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソンタ第1番」。
原録音は英国HIS MASTER'S VOICEだがカタログ番号がDB2721/2 として与えられた
ものの、何らかの理由で未発売に終わった。だが日本ビクターには原盤が送られて
きたために、日本地域だけで発売された超稀少SPレコードからの復刻。ヤッシャ
・ハイフェッツ(1901-1987)はロシア生まれのアメリカのヴァイオリニスト。ペテ
ルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1939)に師事し10歳でデビューした。
1917年16歳の時にロシア革命を逃れ一家はシベリア経由でアメリカに移住した。そ
の途中日本に立ち寄った伝えられる。移住後少年ハイフェッツは一流演奏家として
待遇された。その後青年期、壮年期から引退するまで世界最高のヴァイオリン奏者
として崇められた。ハイフェッツのレコードはLP期のものよりSP期のものが優
れていることはあまり知られていない。SPレコードからの復刻はこのシリーズで
多数出ている。

78CDR-3722
ショパン:4つのバラード
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTOR 7333/6(英 HIS MASTER'S VOICE DB1343/6と同一録音)
1929年6月7日(作品23)& 3月11日(作品47, 作品38, 作品47)
ロンドン、小クイーンズ・ホール録音
アルフレッド・コルトー(1887-1962)は20世紀最高のフランスのピアニスト。1892
年5歳でパリ音楽院のルイ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り1896年9歳で
一等賞を得て卒業。1906年にヴァイオリンのジャック・ティボー(1880-1953)と
チェロのパブロ・カザルス(1876)とトリオを組んだ。1917年にパリ音楽院教授、
1919年にパリにエコール・ノルマル音楽学校を設立した。コルトーはショパンの
4つのバラードを生涯に3回録音していて、これはその最初の録音。1933年の第2回
の録音はこのシリーズの78CDR-3223で出ている。比較試聴は興味あるところ。

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18-02 No.1

2018年02月02日 14時36分33秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとDSD対応のUSB DACとの組み合わせで行えます。

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年2月新譜 3点発売★
発売予定:2018年3月上旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
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33CDR-3717
ベートーヴェン:
交響曲第8番ヘ長調作品92
交響曲第4番変ロ長調作品60
ルネ・レイボヴィツ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
日READER'S DIGEST RBS 6A(第8番)&RBS 3A(第4番)(ステレオ)
1961年4月14日(第8番)&5月30-31日(第4番)
ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音

33CDR-3718
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125
ルネ・レイボヴィツ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団&ビーチャム合唱団
インゲ・ボルク(ソプラノ)、ルート・スチュアート(コントラルト)
リチャード・ルイス(テノール)、ルートヴィヒ・ヴェーバー(バス)
日READER'S DIGEST RBS 6B&7(ステレオ)
1961年6月3、5&7日ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972)はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族と
共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク(1874-
1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲法を師事し
た。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル(1875-1937)に、
指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964)に学んだ。1936年から指揮者としての
活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発で指揮活動から退き、
作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び指揮者として復帰した。
これはステレオ期にリーダースダイジェスト社に録音されたもの。目が覚めるよう
な指揮振りと録音はベートーヴェンが現代に蘇ったような印象を与える。今回発売
のカップリングは録音順に並べてレイボウィッツがベートーヴェンの交響曲全曲
を構築していく過程を再現することを試みた。

33CDR-3719
ラロ:スペイン交響曲作品21
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
レオポルド・ストコフスキー指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
放送済ライブ音源
1947年5月1日ニューヨーク、カーネギー・ホール録音
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀前半に活躍したフランスの大ヴァイオリ
ニスト。ボルドー出身で1893年からパリ音楽院のマルタン・マルシック(1848-1924)
に師事し、1896年16歳で一等賞を得た。生活のためにパリのカフェ、コンセール・
ルージュで弾いていたのを指揮者のエドゥアール・コロンヌ(1838-1910)に見いだ
されコロンヌ管弦楽団の楽員に採用された。そのときティボーの親友で後にパリ音
楽院の教授になったジュール・ブーシュリ(1877-1963)もコロンヌの楽員になった。
ティボーは1923年と1936年に来日、1953年の3度目の来日の途中、乗っていたエー
ル・フランス機がアルプスの支峰スメ山に激突して死亡した。享年72歳。この録音
は第2次世界大戦後ニューヨーク・フィルの演奏会にティーボーが登場した時の放
送がアセテート盤に残されていたもの。数種類あるティボーの「スペイン交響曲」
のライヴ録音の中で最も優れた演奏で再発の要望が大きかった。

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17-01 No.1

2018年01月12日 22時29分15秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2018年1月新譜 3点発売★
発売予定:2018年2月上旬発売予定 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3714
ベートーヴェン:
交響曲第7番イ長調作品92
交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
ルネ・レイボヴィツ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
日READER'S DIGEST RBS 5(第7番)& RBS 4(第6番)(ステレオ)
1961年4月5-7日(第7番)&4月7-8日(第6番)

33CDR-3715
ベートーヴェン:
交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第1番ハ長調作品21
ルネ・レイボヴィツ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
日READER'S DIGEST RBS 1(ステレオ)
1961年4月10-11日(第2番)&4月10-12日
ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール録音

33CDR-3716
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
交響曲第5番ハ短調作品67
ルネ・レイボヴィツ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
日READER'S DIGEST RBS 2 & 3B(ステレオ)
1961年4月10-12日(第3番)&4月12-13日
ロンドン・ウォルサムストウ・タウン・ホール録音

ルネ・レイボウィツ(1913-1972)はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族
と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク
(1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲
法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル
(1875-1937)に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964)に学んだ。1936年
から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発
で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び
指揮者として復帰した。これはステレオ期にリーダースダイジェスト社に録音
されたもの。目が覚めるような指揮振りと録音はベートーヴェンが現代に蘇っ
たような印象を与える。
今回発売のカップリングは録音順に並べてレイボウィッツがベートーヴェンの
交響曲全曲を構築していく過程を再現することを試みた。

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17-12 No.1

2017年12月13日 13時03分29秒 | Weblog
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ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
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33CDR-3709
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
ルネ・レイボヴィツ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
独 HELIODOR 429 003 (ステレオ) (米 WESTMINSTER WST 14046と同一録音)
1958年7月ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972) はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家
族と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク
(1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲
法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル
(1875-1937) に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964) に学んだ。1936
年から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の
勃発で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって
再び指揮者として復帰した。この録音はステレオLP初期のもの。格調高いこ
の演奏は新ウィーン楽派の大作曲家の薫陶の賜物と思う。

33CDR-3710
ハイドン:
ピアノ・ソナタ第34番ホ短調
ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調
リリー・クラウス(ピアノ)
英 LONDON(DUCRETET-THOMSON) EL 93021(モノ)
1953年頃録音
仏デュクレテ=トムソン録音。リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生
まれの女流ピアニスト。17歳でブダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク
(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ(1882-1967)らに師事した。1922年にはウィ
ーンに赴きウィーン音楽アカデミーでアルトゥール・シュナーベル(1882-1967)
とエドゥアルト・シュトイアーマン(1892-1964)についてさらに研鑽を積んだ。
1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家として名声をあげ、ヴァ
イオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-1993)と共演して各国で評判をとっ
た。1942年インドネシアのジャワで公演中、ゴールドベルクと共に日本軍に
よって軟禁され大戦集結まで拘束された。戦後イギリス国籍を取得して演奏活
動を再開、1967年から83年はアメリカで活躍。最終的にアメリカに定住した。
このシリーズではモーツァルト: ピアノ協奏曲第18番(78CDR-3274)、シモン・
ゴールドベルクと共演したベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
(78CDR-3431)、モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ選集(78CDR-3380/81)、
バルトーク: 民謡の旋律による 3つのロンド&ルーマニア民族舞曲集
(78CDR-3707)が出ている。

78CDR-3711
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV1003 12039B (8010)
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
米 VOX 12039/40
1948年頃録音
ルッジエーロ・リッチ(1918-2012)はアメリカのヴァイオリニスト。メニュー
インの師でもあったルイ・パーシンガー(1887-1966)に師事し、16歳でサンフラ
ンシスコでデビューした。1930年代にベルリンでゲオルク・クーレンカンプ
(1898-1948)の門下に入った。1942年から1945年まで米軍籍で慰問演奏に携わっ
た。この演奏は戦後のSPレコード末期の録音で盤がシェラックではなくLP
と同じビニール製でSP特有の針音がしない。リッチはこのシリーズでパガニ
ーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番(78CDR-3687)、モーツァルト:ヴァイオリン・
ソナタ K.378(33CDR-3690)、サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(33CDR-3430)が出ている。

78CDR-3712
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
豪 HMV DB1259/61
1928年9月15日ベルリン録音
大ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーが(1875-1962)が大ピアニスト
のセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)と顔を合わせた歴史的録音。クライス
ラーとラフマニノフは第1次世界大戦後、同じマネージャーだったことからこ
の録音が実現したと言われる。これは電気録音初期のもので録音時クライスラ
ーが53歳、ラフマニノフが55歳だった。この二人の巨匠による録音は他にベー
トーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番(78CDR-3575)とシューベルト:"デュオ"
ソナタ イ長調があるが、いずれもアメリカ録音。これは録音当時クライスラ
ーが居を構えていたベルリン録音。じっくり時間をかけた録音であることは原
盤番号の後にあるテイク数が合計31テイクであったことに現れている。SP盤
6面を完成するためになんと31枚の原盤を使ったということである。

78CDR-3713
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
リュセット・デカーヴ(ピアノ)
ブイヨン弦楽四重奏団
ガブリエル・ブイヨン(第1ヴァイオリン)
アルベール・ロカテッリ(第2ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミーユ・ドゥローベル(チェロ)
仏 DISQUE "GRAMOPHONE" DB 5123/26
1940年12月17-18日パリ、ペルーズ・スタジオ録音
ピアノのリュセット・デカーヴ(1906-1993)は幼少時からマルグリット・ロン
(1874-1966)に師事し、パリ音楽院では1923年にイヴ・ナット(1890-1956)のク
ラスで一等賞を得た。現代音楽を得意とし、1923年にプロコフィエフ(1891-
1953)のピアノ協奏曲第3番を作曲者の指導を受けた後パリで演奏した。また
ジョリヴェ(1905-1974)の「5 つの儀礼の踊り」やピアノ協奏曲の初演を行っ
た。とくに協奏曲は生涯100 回以上演奏した。音楽院ではロンやナットの助手
をつとめ、1947年から教授に選任され1976年に引退するまでその地位にあった。
門下生にはブリジット・アンゲレル、カティアとマリエル・ラベック姉妹、
ブルーノ・リグット、パスカル・ロジェ、ジャン=イヴ・ティボーデ等がいる。
ブイヨン弦楽四重奏団はガブリエル・ブイヨン(1896-1984)によって結成され
た。ブイヨンはパリ音楽院でリュシアン・カペー(1873-1928)のクラスで学び
1910年に一等賞を得た。1940年にカペー弦楽四重奏団のヴィオラ奏者ブノワと
チェロ奏者ドゥローベルと四重奏団を結成した。また1943年から音楽院教授を
つとめた。フランクのピアノ五重奏曲はこのシリーズでマルセル・シャンピ(p)
とカペー弦楽四重奏団(78CDR-3034)、アルフレッド・コルトー(p)とインター
ナショナル弦楽四重奏団(78CDR-3125)、ジャックリーヌ・エマール(p)とレー
ヴェングート弦楽四重奏団(33CDR-3403)が出ている。いずれもフランスのピア
ニストで聴き比べも一興。

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17-11 No.1

2017年11月04日 23時15分08秒 | Weblog
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33CDR-3704
ルネ・レイボヴィツ-ワルツへのお誘い
ウェーバー:舞踏への勧誘(ベルリオーズ管弦楽編曲)
チャイコフスキー:ワルツ(弦楽サレナード作品48より)
ベルリオーズ:舞踏会(幻想交響曲作品14より)
シベリウス:悲しいワルツ作品44
ヨハン・シュトラウス 2世:ウィーン気質
ヨーゼフ・シュトラウス:わが人生は愛と喜び
ルネ・レイボヴィツ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
米 WESTMINSTER XWN18817(モノ)
1958年7月ウィーン録音
ルネ・レイボヴィツ(1913-1972)はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族
と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク
(1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲
法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル
(1875-1937)に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964)に学んだ。1936年
から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発
で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び
指揮者として復帰した。この録音は戦後のLP初期のもので、現在ではほとん
ど忘れ去られていたもの。近年レイボヴィツのステレオ録音が再評価されてい
るが、これはウィーン国立歌劇場管弦楽団(実体はウィーン・フィル)との共演
で、ポピュラーな曲をこれど格調高く仕上げているのはさすがに新ウィーン楽
派の大作曲家の薫陶の賜物と思う。

33CDR-3705
チャイコフスキー:
「くるみ割り人形」組曲 作品71a
小序曲
行進曲
こんぺい糖の踊り
トレパーク
アラビアの踊り
中国の踊り
あし笛の踊り
花のワルツ
バレエ「白鳥の湖」抜粋
第2幕への導入
ワルツ
小さな白鳥たちの踊り
情景ー第2幕
チャルダッシュ
フィナーレ
ロジェ・デゾルミエール指揮
フランス国立交響楽団
米 CAPITOL P8140(モノ)
1951年4月パリ録音
ロジェ・デゾルミエール(1898-1963)はフランスのヴィシー生まれ。パリ音楽院
で作曲家のシャルル・ケクラン(1867-1950)に師事し卒業後パリのソワレ・ド・
パリ管弦楽団のフルート奏者になった。1921年コンセール・プレイエルの指揮
者になり、1924-1925 にはパリのスエーデン・バレエ団の指揮者をつとめた。
1925年ディアギレフ・バレエ団にスカウトされ、バレエ団のヨーロッパ公演を
指揮した。1929年ディアギレフの死によってバレエ団は解散、デゾルミエール
は現代音楽とバロック音楽のスペシャリストとして名声を確立していった。
1937年オペラ・コミックの指揮者になり、1944年に音楽監督に指名された。
1945年にはパリ・オペラ座のアシスタント・ディレクターの職務が加わった。
特にドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」のほか大戦後の音楽界に登
場したオリヴィエ・メシアンやピエール・ブレーズ等の先端音楽の初演を手掛
けた。またヴェルサイユでバッロク音楽の演奏会に力を入れ、一方で映画音楽
の作曲家でもあった。1950年フランス国立管弦楽団の首席指揮者に就任したが、
麻痺性の疾患にかかり引退した。これはLP最初期に出たデゾルミエールの名
演の復刻である。

78CDR-3706
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005より
ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリン)
独 POLYDOR 68282/3
1943年6月ベルリン録音
鬼才プシホダが第2次世界大戦の真っ只中に録音したJ.S.バッハの無伴奏ヴァイ
オリン・ソナタ第3番 BWV1005から第1楽章アダージョと第2楽章フーガである。
なぜ全曲を完成しなかったかは謎。ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)はチェコ
のヴォズナニーに生まれたヴァイオリニスト。11歳でプラハ音楽院に入った。
ミラノの演奏会に居合わせた大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)
を驚愕させ「新しいパガニーニ」と激賞させたのがきっかけでヨーロッパ諸国
で認められた。1921年にアメリカデビュー。その直後から縦振動盤のエジソン
・ダイアモンドディスクやドイツPOLYDORに録音が始まった。第2次世界大戦中
はザルツブルクのモーツァルテウムで教鞭をとった。戦後はウィーンを拠点に
教鞭と演奏活動を行った。プシホダはこのシリーズでドヴォルザーク:ヴァイオ
リン協奏曲(78CDR-3392)、タルティーニ:悪魔のトリル(78CDR-3628)、チゴイネ
ルワイゼン他(78CDR-3574)、ヴィターリ:シャコンヌ(78CDR-3068)が出ている。

78CDR-3707
バルトーク:
ルーマニア民族舞曲集
民謡の旋律による 3つのロンド
リリー・クラウス(ピアノ)
濠 PARLOPHONE AR1123/4
1938年8月23日(ルーマニア民族舞曲&ロンドNO.1),
1938年10月7日(ロンドNO.2&NO.3)ロンドン録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブ
ダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ
(1882-1967)らに師事した。1922年にはウィーンに赴きウィーン音楽アカデミー
でアウトゥール・シュナーベル(1882-1967)とエドゥアルト・シュトイアーマン
(1892-1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベート
ーヴェンの演奏家として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク
(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシアのジャワで
公演中、ゴールドベルクと共に日本軍によって軟禁され大戦集結まで拘束され
た。戦後イギリス国籍を取得して演奏活動を再開、1967年から83年はアメリカ
で活躍。最終的にアメリカに定住した。このシリーズではモーツァルト:ピアノ
協奏曲第18番(78CDR-3274)、シモン・ゴールドベルクと共演したベートーヴェ
ン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」(78CDR-3431)、モーツァルト:ヴァイオリ
ン・ソナタ選集(78CDR-3380/81)が出ている。

78CDR-3708
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
フェリックス・ワインガトルナー指揮
ロンドン交響楽団
英 COLUMBIA L1708/13
1925年10月29日&11月1日ロンドン録音(原盤に起因する音割れがあります)
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)はオーストリアの大指揮者。ライ
プツィヒ大学で哲学を専攻するが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプツィ
ヒ、ヴァイマルの各音楽院で学んだ。最初作曲家を志したが生活の安定を求め
指揮者に転じた。1885年からドイツ各地の歌劇場を転々としたが、1908年には
グスタフ・マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハー
モニー管弦楽団の音楽監督に就任した。1937年夫人のカルメン・テューダーと
来日し夫婦で新交響楽団(現在のNHK交響楽団)を指揮した。ワインガルトナー
のレコード録音は機械式録音の時代からあったが、この「幻想交響曲」はマイ
クロフォンを使用した電気録音の最初期のものである。ワインガルトナーは
「幻想交響曲」を1925年の3月に機械式録音で行ったが、電気録音の開発情報で
未発売にしたと伝えられる。

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17-10 No.1

2017年10月01日 22時48分48秒 | Weblog
●第22回真空管オーディオ・フェアのお知らせ
今年も昨年同様、当フェアに出店いたします。ご来場をお待ちしております。

2017年10月8日(日)&9日(月) 秋葉原損保会館
http://www.shinkukanaudio.com/

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33CDR-3699
●レジナルド・ケル-クラリネット・アンコール集
ヘンデル:リコーダー・ソナタへ長調作品1-11, HWV.369 -
シチリアーナとジーグ(レジナルド・ケル編曲)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタヘ長調 HWV.370-アダージョ
(レジナルド・ケル編曲)
ヘンデル:オーボエ・ソナタヘ長調、HWV.363a-アレグロ(レジナルド・ケル編曲)
コレッリ:ソナタハ長調作品5-9 -ジーグ(レジナルド・ケル編曲)
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ラヴェル:ハバネラ形式の小曲
ドビュッシー:クラリネットとピアノのための小品 L.120
リチャードソン:鳥のさえずり
ゴダール:ジョスランの子守歌(レジナルド・ケル編曲)
ベンジャンミン:ジャマイカン・ルンバ(W.プリムローズ編曲)
レジナルド・ケル(クラリネット)
ブルックス・スミス(ピアノ)
米 DECCA DL 9926(モノ)
1958年録音
レジナルド・ケル(1908-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミー
でハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー協
会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管弦
楽団に移籍した。戦後の1948年アメリカに渡りコンサートやレコーディングの
ほかベニー・グッドマン(1909-1988)やピーナッツ・ハッコー(1918-2003)らに
クラシック奏法を指導した。1958年に母国に帰り晩年は画家として余生を送っ
た。このシリーズでベートーヴェン「街の歌」(78CDR-3672)とモーツァルト:
クラリネット五重奏曲(78CDR-3691)とブラームス:クラリネット五重奏曲(78CDR
-3697)が出ている。ピアニストのブルックス・スミス(1912-2000)はテキサス州
マッコーレン生まれ。ジュリアード音楽院でジョゼフ&ロジーナ・レヴィーン
に師事した。1939年に卒業後、伴奏者として進むことを決意、名歌手達や器楽
奏者達の伴奏者をつとめた。1954年にヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェツ
(1901-1987)の伴奏者となり、1972年ハイフェッツが引退するまでこの大ヴァイ
オリニストの伴奏者をつとめた。

33CDR-3700
●チーク・トゥ・チーク&ホワイト・クリスマス-
コニー・ボズウェル、アーヴィング・バーリンを歌う
チーク・トゥ・チーク
ホワイト・クリスマス
アレグザンダーズ・ラグタイム・バンド
ショウほど素敵な商売はない
オール・バイ・マイセルフ
愛は海より深く
ブルー・スカイ
オール・アローン
オールウェイズ
メイビー・イッツ・ビコーズ
コニー・ボズウェル(vo)
ウォーレン・ヴィンセント指揮オーケストラ
米 DESIGN RECORDS DLP 68(モノラル)
1958年録音
コニー・ボズウェル(1907-1976)は三姉妹によるコーラスグループ、ボズウェル
・シスターズの中姉。長姉のマーサ・ボズウェル(1905-1958)、末姉のヴェット
・ボズウェル(1911-1988)三姉妹はニューオリンズの中産階級の家庭生まれ。
子供の頃からコニーはピアノ、マーサはチェロ、ヴェットはヴァイオリンを習
い、演奏会を開いたこともあった。その後伝説のコルネット奏者エメット・ハ
ーディ(1903-1925)に出会い、その激励を受けてコーラスに転向、ジャズのフィ
ーリングが横溢した歌唱で人気を博した。ハーディはNORK(New Orleans Rhythm
Kings)のコルネット奏者だった。1936年ヴェットの結婚を機にグループは解散、
その後コニーはソロ・シンガーとして活躍した。このアルバムは作曲家アーヴィ
ング・バーリン(1888-1989)の作品を集めたもので、バーリンの作曲活動50年を
記念したアルバム。バーリンは旧ロシア帝国の現ベルラーシ生まれ。5歳の時両
親と共にアメリカに移住。1915年に「ゴッド・ブレス・アメリカ」を作曲して
注目された。1927年初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」で主演のアル・ジョ
ルスンが歌った「ブルー・スカイ」が大ヒットした。このアルバムのミュージ
シャンにはマンデル・ロウ(g)、ジョージ・ウェットリング(ds)、ジョージ・
デュヴィヴィエ(b)、アラン・シュルマン(cello)等の名前が見える。

78CDR-3701
●作曲者自身の演奏を含む
SPレコード復刻「セントルイス・ブルース」(1928-1942)

(1)ニュー・セントルイス・ブルース
ボイド・センター(cl), エディ・ラング(g),ジャック・ラッセル(p)
日本コロムビアJ 1793
1928年1月21日ニューヨーク録音
(2)セントルイ・ブルース
アイリーン・ビースリー(vo), ベニー・グッドマン(cl)
米VICTOR 21467/VICTOR 21467(U.S.)
1928年5月1日録音
(3)セントルイス・ブルース
ルディ・ヴァレー(vo)と彼のコネティカット・ヤンキース
日本ビクター 22321/VICTOR 5880(U.S.)
1930年2月19日録音
(4)セントルイス・ブルース
キャブ・キャロウェイ(vo)と彼の楽団
米BRUNSWICK 33355
1930年7月24日録音
(5)セントルイス・ブルース・ルンバ(ペドロ・グルダ編)
マノロ・カストロとハバナ・ヨットクラブ楽団
日本ビクター22812
1931年7月10日録音
(6)セントルイス・ブルース "コンサート・ヴァージョン”
ビング・クロスビー(vo), デューク・エントン楽団
英 COLUMBIA DX898
1932年2月11日ニューヨーク録音
(7)セントルイス・ブルース
ルイ・アームストロング楽団
日本ビクター JA-125
1933年4月26日録音
(8)セントルイス・ブルース
ボズウェル・シスターズ
日本 COLUMBIA(Lucky)60086
1935年8月21日録音
(9)セントルイス・ブルース
ステファン・グラッペリとホット4,ジャンゴ・ラインハルト(g)
米 DECCA 23032
1935年9月30日パリ録音
(10)セントルイス・ブルース
ベニー・グッドマン楽団
日本ビクター JA-835
1936年8月21日録音
(11)セントルイス・ブルース
マキシン・サリヴァン(vo)とクロード・ソーンヒル楽団
日本ビクター JA-1230
1938年6月29日録音
(12)セントルイス・ブルース
W.C.ハンディとオーケストラ
米 PHILHARMONIC FR81
1939年12月26日ニューヨーク録音
(13)セントルイス・ブルース
カウント・ベイシー(p)、オール・アメリカン・リズム・セクション、
バック・クレイトン(tp)、ドン・バイアス(ts)
米 COLUMBIA 36711
1942年7月24日ハリウッド録音
(14)浪曲セントルイス・ブルース(編曲:平茂雄)(6:52)
川田義雄(吉本ショウ)
日本ビクターVICTOR J-54656
1939年9月録音
「セントルイス・ブルース」はW. C. ハンディ(1873-1958)が作詩・作曲し、
1914年9月に楽譜が出版されたジャズの名曲。以来多くのミュージシャンが演奏
し、そのレコードは1000 種類を越えるといわれている。今回選んだ14曲は昭和
初期から第2次世界大戦中のSPレコードに残された名演奏を集めた。Track12
にあるハンディ自身の演奏はほとんど知られていないアメリカのマイナー会社
への貴重な録音である。

78CDR-3702
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23
コンラート・ハンゼン(ピアノ)
ウィレム・メンゲルベルク指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 TELEFUNKEN SK3092/5
1940年7月9日ベルリン、ジングアカデミー録音
コンラート・ハンゼン(1906-2002)はドイツのピアニスト。ベルリン高等音楽院
でエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)に師事し、後にフィッシャーの助手を
つとめるかたわらコンサート・ピアニストとして活躍した。SPレコードには
このチャイコフスキーの他に1941年6月20&22日録音のベートーヴェン「皇帝」
(ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ劇場管弦楽団)(78CDR-3184)があった。
ドイツ帝国放送のライヴ録音にはフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル
(1943年10月31日収録)のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番がLP時代になっ
て発売された。ハンゼンは第2次世界大戦後教育者として活躍し、デットモルト
音楽アカデミーの創設に関わり、ヘレン版のベートーヴェン全集の校訂をした。
東京藝術大学や上野学園大学で教えたこともある。ウィレム・メンゲルベルグ
(1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年、24歳でアムステルダム・コンセル
トヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さらに1921年-30年にはニューヨー
ク・フィルハーモニック交響楽団の首席指揮者を兼任、また第2次世界大戦中は
ベルリン・フィルの指揮者をつとめた。

78CDR-3703
シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.957「未完成」
エドゥアルト・メーリケ指揮
ベルリン・オペラハウス管弦楽団
英 PARLOPHONE E10052/54
1921年10月22日ベルリン録音(機械式録音)
(古い録音のため各所にノイズがあります。ご容赦ください)
この名曲の世界初の全曲録音。指揮者のエドゥアルト・メーリケ(1877-1929)は
シュトゥットガルト生まれ。ピアニスト、作曲家としても活躍した。1912年-24
年までベルリン・ドイツ・オペラの指揮者ををつとめた。この録音はその頃の
もの。1919年からレコード会社PARLOPHONE/ODEONに録音を始め数多くのレコー
ドを残した。1922年と1923年にはワグナーの楽劇&オペラの北米引っ越し公演
をしている。1924-29年にはドレスデン・フィルの音楽監督をつとめた。1929年
に52歳で没した。「未完成交響曲」の最初の録音は1911年4月吹き込み、アメリ
カCOLUMBIAのPrince's Symphony Orchestra によるSP盤2面に収めた抜粋版
だった。それから10年後の1921年にやっとこのSP盤6面の全曲版が登場した。
その間に5種の抜粋盤が出た。ちなみに未完成交響曲の初演は1865年ウィーンで
行われた。

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17-09 No.1

2017年09月05日 13時20分40秒 | Weblog
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今年も昨年同様、当フェアに出店いたします。ご来場をお待ちしております。

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33CDR-3694
ラロ:
スペイン交響曲作品21
ノルウェー狂詩曲
ドヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
デジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
仏デュクレテ・トムソン 320 C 124(Mono)
1956年10月29-31日パリ、サル=アポロ録音
(原盤のキズによるノイズが多数あります。ご容赦ください)
ドヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニスト。パリ
音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)に師事し1942年に14歳で一等賞を得
た。1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝し
ソリストとして活動を開始した。1968年にマルセイユ音楽院の教授になり、
1973年にはマルセイユ・ゾリステンを設立した。1982年にパリ音楽院教授に就
任。1995年以降はエコル・ノルマル音楽院で後進の指導にあたった。2012年2月
7日火曜日の朝、音楽院に向かう途中トラックに接触して事故死した。享年83歳。
エルリの師ブーシュリの指導についての思い出の書簡が「ヴァイオリンの奥義
ジュール・ブーシュリ回想録」マルク・ソリアノ編桑原威夫訳(音楽之友社)の
168ページにある。師ブーシュリとドニーズ・ソリアノ、兄弟弟子のセルジュ・
ブランと第2次大戦中の1942年に撮った写真も同書213ページにある。指揮者の
デジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト(1880-1965)はフランスの指揮者。パリ
音楽院では放校処分を受けたが、作曲家ドビュッシー(1862-1918)に認められ
「聖セバスチャンの殉教」(1911年初演)の合唱指揮者に起用された。1934年に
設立されたフランス国立放送管弦楽団の初代指揮者に就任した。この録音は
デュクレテ・トムソン社に残された貴重な記録である。

33CDR-3695
パリのお嬢さん-ジャクリーヌ・フランソワ初期録音集
パリのお嬢さん(1948)
ボレロ(1948)
バラ色の人生(1948)
ラ・メール(1948)
ラ・セーヌ(1948)
パリの夜(1948)
詩人の魂(1950)
三度もありがとう(1950)
ジャクリーヌ・フランソワ/歌
ポール・デュラン楽団
ポール・バロン楽団
ジョー・ボワイエ楽団
米 VOX VL 3010 & VL 3070(モノ)仏 POLYDOR録音
1950年発売()内年号は録音年)
(原盤のキズによるノイズが多数あります。ご容赦ください)
ジャクリーヌ・フランソワ(1922-2009)はフランスのシャンソン歌手。最初ピア
ノとソルフェージュ(一種の歌唱訓練)を学んだが歌手になるのが夢だった。作
曲家兼バンドリーダーのポール・デュラン(1907-1977)に出会い、フランス
POLYDORに「春なのよ C'est le printemps 」と「春 Printemps」の2曲を録音
した。「春なのよ」は20世紀フォックス映画「ステート・フェア」の中で歌わ
れた「It might as well be spring」が原曲で、リチャード・ロジャースのア
カデー賞受賞作品。フランソワはこの仏訳をデュランのオーケストレーション
で録音した。それはフランソワにとって初レコーディングだったが、いきなり
ACCディスク大賞に輝いた。続いて1948年制作の映画「パリのスキャンダル」の
中で「パリのお嬢さん」と「ボレロ」を歌った。この2曲がフランスだけではな
くアメリカでも大ヒットした。「ボレロ」はアメリカで「オール・マイ・ラヴ」
としてパティ・ペイジが歌い、ベスト・セラーになった。「マドモワゼル・ド
・パリ」はヒット曲を追って同名映画が制作されフランソワが出演した。ここ
では懐かしいシャンソンの名曲が聴ける。

78CDR-3696
J.S.バッハ:結婚カンタータ「消えよ、悲しみの影よ」BWV. 202
エリーザベト・シューマン(ソプラノ)
ミッチェル・ミラー(オーボエ)
イェラ・ペッスル(指揮とハープシコード)
シルヴァン・シュルマン(ヴァイオリン)
アラン・シュルマン(チェロ)
米 VICTOR 2075/7
1941年10月10日&11月22日ニューヨーク、RCA VICTOR第2スタジオ録音
エリーザベト・シューマン(1885-1952)はドイツ生まれの名ソプラノ。1909年ハ
ンブルク歌劇場でデビューし、機械式録音の時代から活躍した人気歌手。この
録音時シューマンは56歳だった。オーボエのミッチェル・ミラー(1911-2010)は
ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1932年にイーストマン音楽学校を卒業後
オーボエ、イングリッシュ・ホルン奏者として活躍し、その後アメリカ
COLUMBIAの制作部長として多くの名アーティストを世に送り出した。また自ら
ミッチ・ミラー合唱団を組織しヒット作品を生んだ。指揮とハープシコードの
イェラ・ペッスル(1906-1991)はウィーン生まれの女流。1931年アメリカに移住
した。ヨーロッパ時代から名声があったがアメリカではトスカニーニやワルタ
ーの指揮のもとで演奏したりソロ・リサイタルを多数開いた。またコロンビア
大学でも教鞭をとった。ヴァイオリンのシルヴァン・シュルマンとチェロのア
ラン・シュルマンはスタイヴザント弦楽四重奏団のメンバー。これは日米開戦
前夜の録音。

78CDR-3697
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調作品115
レジナルド・ケル(クラリネット)
ブッシュ弦楽四重奏団
アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)
ゲスタ・アンドレアソン(第2ヴァイオリン)
カール・ドクトル(ヴィオラ)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
英 HMV DB3383/6
1937年10月10日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
レジナルド・ケル(1908-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミー
でハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー協
会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管弦
楽団に移籍した。戦後の1948年アメリカに渡りコンサートやレコーディングの
ほかベニー・グッドマン(1909-1988)やピーナッツ・ハッコー(1918-2003)らに
クラシック奏法を指導した。1958年に母国に帰り晩年は画家として余生を送っ
た。このシリーズでベートーヴェン「街の歌」(78CDR-3672)とモーツァルト:
クラリネット五重奏曲(78CDR-3691)が出ている。ブッシュ弦楽四重奏団は1919
年にヴァイオリニストのアドルフ・ブッシュ(1981-1952)によって組織され、
1930年代に英HMVに多くの録音を残した。このシリーズでも多数出ている。

78CDR-3698
シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」作品25 D.795
エルンスト・ヴォルフ(バリトン&ピアノ)弾き語り
米COLUMBIA 9137/41M & 4196/8M
1937年3月-1938年1月ニューヨーク録音
エルンスト・ヴォルフ(1905-1992)はバリトン歌手、ピアニスト、指揮者のユダ
ヤ系ドイツ人。1937年にアメリカ国籍を得て移住し、ユダヤ系の音楽家マック
ス・ラインハルト(1873-1943)とクルト・ヴァイル(1900-1950)の後押しで、フ
ランツ・ウェルフェルの戯曲の制作アシスタントとして働いた。ウェルフェル
はグスタフ・マーラーの未亡人アルマが三度目に結婚した人物。ヴォルフは
ニューヨークでユダヤ人音楽家組織の中心人物となり、またピアノの弾き語り
でこのシューベルト「美しき水車屋の娘」の他にロベルト・フランツ歌曲集、
クララ・シューマン歌曲集、フランツ・リスト歌曲集をアメリカCOLUMBIAの78
回転盤に録音を残した。大戦後の1948年ヨーロッパに戻りスイスに定住、後進
の指導にあたった。

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