クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

17-02 No.1

2017年02月01日 14時29分43秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとDSD対応のUSB DACとの組み合わせで行えます。

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

===================================

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2017年2月新譜 5点発売★
発売予定:2017年2月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3659
ミッシャ・エルマン・リサイタル
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-23
J.S.バッハ:G線上のアリア
サンマルティーニ=ナチェス編:パッサカリア
ヴィターリ=シャイエ編:シャコンヌ
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ジョゼフ・セイガー(ピアノ)
米 LONDON LL 1631(Mono)(英 DECCA LXT 5303 と同一録音)
(1956年10月15-18日ロンドン NW6デッカ・スタジオ録音)
ミッシャ・エルマン(1891-1967)はロシア、キエフのタルノイ生まれ。4歳で
ヴァイオリンを始め、オデッサの王立音楽学校に入学。その後ペテルブルグ音
楽院で名教授レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。1904年にベルリ
ンでデビュー。1905年にはロンドン、1908年にニューヨークのカーネギー・ホ
ールでデビュー、聴衆を沸かせた。1911年に単身アメリカに移住、その後家族
を呼び寄せ1923年に市民権を得た。1921年に初来日、その後1937年、1955年に
来日した。エルマンは機械式録音時代からSPレコード時代にかけて米VICTOR
の看板アーティストとして君臨した。これはエルマン65歳のモノLP録音であ
る。往年の名ヴァイオリニストをハイファイ録音で捉えた貴重なもの。聴き手
を引きつける名手のヴァイオリンの魅力は十分に残っている。なおここに収録
のヴィタリの「シャコンヌ」はエルマンの初録音。

33CDR-3660
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
(カデンツァ:アドルフ・ブッシュ)
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
フリッツ・ブッシュ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
独 BRUEDER-BUSCH 12PAL 1902/03(モノ)
(1942年2月9日ニューヨーク録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリニスト。1912年、20歳
の時ウィーンのコンツェルト・フェライン(ウィーン交響楽団)のソロ・ヴァイ
オリンに抜擢された。1918年ベルリン高等音楽院のヴァイオリン科教授に任命
され、弦楽四重奏団も組織した。1936年にアメリカに移住、活動の拠点をこの
地に置いた。指揮者のフリッツ・ブッシュ(1890-1951)はアドルフの実兄。北欧
やイギリスで活躍した。この録音は第2次世界大戦中にニューヨークで行われた
兄の指揮、弟のヴァイオリンとニューヨーク・フィルが共演した貴重なもの。
他に二人の共演盤は存在しない。アドルフ・ブッシュのヴァイオリンはこのシ
リーズで多数出ている。

78CDR-3661
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
ベニー・グッドマン(クラリネット)
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
アレクサンダー・シュナイダー(第2ヴァイオリン)
ボリス・クロイト(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
米 VICTOR 1884/6, 1492(Set M-452)
(1938年4月25日ニューヨーク、Victor Records第2スタジオ録音)
ジャズ・クラリネットの王者ベニー・グッドマン(1909-1986)が初めてクラシッ
ク音楽の録音した記念すべきレコード。ベニー・グッドマンはシカゴ生まれ。
クラリネットを習得し11歳でデビュー。1923年にコルネット奏者のビックス・
バイダーベックと共演、1925年にベン・ポラック楽団に入った。1928年にニュ
ーヨークに移り、1932年に自身の楽団を結成し、NBC放送にレギュラー出演し
一躍スターになった。1938年1月にニューヨークのカーネギーホールで初のジャ
ズ・コンサートを開き全米を沸かせた。この録音はその3カ月後に行われたも
の。ブダペスト弦楽四重奏団との共演である。ブダペスト弦楽四重奏団は1917
年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によって結成され、1967年に解散し
た。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になりアメリカを
ベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。グッドマンは1956
年7月にモーツァルトのクラリネット協奏曲をシャルル・ミュンシュ指揮ボス
トン交響楽団(RCA VICTOR LPM2073)と録音していた。

78CDR-3662
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
エドガー・オルテンベルク(第2ヴァイオリン)
ボリス・クロイト(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
ミルトン・カティムズ(第2ヴィオラ)
英 COLUMBIA LX-1046/8(Mono)(米 COLUMBIA 72346/8Dと同一録音)
(1946年12月12日&1948年1月30日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音)
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によっ
て結成され、1967年に解散した。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン
(1900-1974)になりアメリカをベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として
君臨した。第2ヴァイオリンのエドガー・オルテンベルク(在籍1944-1949)はア
レクサンダー・シュナイダーが抜けた時期にメンバーを務めた。第2ヴィオラの
ミルトン・カティムズ(1909-2006)はロシアとオーストリア=ハンガリー帝国出
身の両親の元にブルックリンに生まれ、コロンビア大学で教育を受けた。ヴィ
オラはベルギー生まれのレオン・バージン(1900-1999)の指導をうけ、1943年
ウィリアム・プリムローズ(1903-1962)の後任としてNBC交響楽団の首席奏者と
して入団し、またニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ボスト
ン交響楽団、ロンドン・フィル、クリーヴランド管弦楽団を指揮した。ブダペ
スト弦楽四重奏団とは15年以上に渡って共演した。

78CDR-3663
J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
トメオーニ:Allegro
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
(強音で音割れがあります)
独 TELEFUNKEN SKB 3320/1
(1943年1月22日ベルリン録音)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)はイタイアの大ピア
ニスト。1939年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、その時の審査員長だった
アルフレッド・コルトー(1877-1962)が「リストの再来」と賞讃したと伝えられ
る。この「イタリア協奏曲」は第2次世界大戦中のベルリンでテレフンケン社が
録音したもの。当時23歳だったミケランジェリの初録音と思われる。もうレコ
ードどころではないドイツの国内事情を考慮すると極めて貴重な録音である。
ペレグリーノ・トメオーニ(1721-1816)はイタリアの作曲家でオルガン奏者。オ
ペラや宗教音楽の作品を書いた。ミケランジェリはこのシリーズでJ.S.バッハ
=ブゾ-ニ編:シャコンヌ(1948年録音)(78CDR-3229)が出ている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする