クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-10 No.32

2010年10月29日 15時14分32秒 | Weblog
★REGISレーベル 新代理店で取り扱い開始★
価格も更にお求めやすくなりました。旧譜カタログを当店HPに掲載いたしまし
たので、よろしくご検討下さい。基本的に代理店には在庫はありませんので、
入荷には1~2ヶ月程度かかります。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/regis.html

※REGISレーベルは初回プレス分が完売になるとCD-R盤に変更になる事がござ
いますので、ご了承下さい。

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<DIVINE ART>
DDA25089 \1980
「ザ・ジャズ・エイジ」-ピアノ・デュオ作品集
(1)ガーシュイン:「パリのアメリカ人」(作曲者編)
(2)エドワード・バーリンガム・ヒル(1872-1960):ジャズ・スタディ
(3)ダリウス・ミヨー(1892-1974):「世界の創造」(作曲者編)
(4)アレクサンデル・モイゼス(1906-84):ジャズ・ソナタ
(5)マティアス・セイバー(マチャーシュ・シェイベル,1905-60):
やさしいダンス(抜粋)
(6)ホーギー・カーマイケル(1899-1981):スター・ダスト(ルイス・マーカー編)
(7)ガーシュイン:エンブレイサブル・ユー(グレインジャー&ホイットニー編)
ゴールドストーン&クレモウ(ピアノ・デュオ):
【アンソニー・ゴールドストーン&キャロライン・クレモウ(クレモフ)】
録音:2010年
アンソニー・ゴールドストーンとキャロライン・クレモウのコンビはイギリス
ではよく知られた夫婦ピアノ・デュオでモーツァルトからシューベルト、現代
作品まで広いレパートリーを持っている。ここに収められたジャズに影響を受
けた作品集は作曲者オリジナル編曲の「パリのアメリカ人」を始め、ジョージ
・アンタイルを思わせるヒルの「ジャズ・スタディ」(掘り出しものといって
もよい名品!)、ラヴェルを思わせるモイゼスの「ジャズ・ソナタ」など珍し
いが楽しい作品が目白押し。シメはスタンダード・ジャズの「スター・ダスト」
に「エンブレイサブル・ユー」としゃれた1枚。

DDA25088 \1980
J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集
「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645/パッサカリア ハ短調 BWV.582
「おお主なる神,われを憐れみたまえ」BWV.721/幻想曲 BWV.572
「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622
トッカータ ハ長調BWV.564/「これぞ聖なる十戒」BWV.678
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
デヴィッド・ハミルトン(Org)
録音:2010年2月キャノンゲート教会,エディンバラ
J.S.バッハのオルガン名曲を収録。ハミルトンはグラスゴーの大学でオルガン
を学んだ後、オランダで古楽全般について研鑽を積んだ。イギリス王立音楽院
のオルガン・コンクール、ヨーロッパ・オルガン・コンクールの優勝者。現在
はブクステフーデのオルガン作品全集の録音に取り組んでいる。





<DIVERSIONS>
DDV64150 \1980
「スマイル」
-トロンボーンによるジャズ・スタンダード・ナンバー
大晦日に何してるの?/星に願いを/ハウ・ハイ・ザ・ムーン/でも綺麗
キャラヴァン/夜も昼も/アルフィ(バート・バカラック)/ティコ・ティコ
/スペイン(チック・コリア)/スマイル(チャップリン)/ほか全16曲
キャロル・ジャーヴィス(Trb)
ロデリック・ダンク指揮オーケストラ
録音:2009年
キャロル・ジャーヴィスはイギリス王立ノーザン・カレッジでトロンボーンを
学び、その後イギリスの主要オーケストラにソリストとして度々共演。また映
画のサウンド・トラックにも数多く参加している若手女流トロンボーン奏者。
彼女は2004年にわずか26歳でホジキン・リンパ腫と診断され、病魔と闘ってき
ました。このCDもイギリス国内盤の収益は、ガン患者をサポートしているマク
ミラン財団へ寄付されています。
ここではポップス・オーケストラをバックにヴィブラートのかかったメープル
・シロップのように甘いトロンボーンを聴かせてくれる。ジャズのテイスト満
点のオーケストラ・アレンジも優秀。

DDV24152 \1980
(Dunelm Series)
「ストリングス・イン・ジ・アース・アンド・エア」
-イギリス田園楽派モーラン、ウォーロック、スターンの歌曲集
E.J.モーラン(1894-1950):
ノーフォーク地方の6つの民謡/ジェームズ・ジョイスの詩による7つの歌曲
ピーター・ウォーロック(1984-1930):キャンドルの光/3つの歌曲
ジェフリー・スターン(1935-2005):
ワーズワースの詩による3つの歌曲/ジェームズ・ジョイスの詩による4つの
歌曲/伝説
ポール・マーティン=ウェスト(T)、
ナイジェル・フォスター(Pf)
録音:2005年12月ロンドン(制作:Dunelm Records)
20世紀初頭、変貌する激動の時代に背を向けるかのように都会を離れ、大自然
に分け入り、ひたすら静かに己の内面の世界に沈潜する作曲家たちがイギリス
に存在した。ディーリアスがその代表的作曲家だが、このディスクにはディー
リアスの次の世代に属する作曲家の歌曲を収録。ジェームズ・ジョイス、ワー
ズワースの詩やスコットランド、アイルランド民謡に基づく歌で、どれも控え
めながら幻想的な雰囲気に溢れている。微妙に半音階的ではっきりしないハー
モニーはまさにイギリス、アイルランドの曇りがちな空の色。イギリス音楽
ファンは必聴です。

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10-10 No.31

2010年10月28日 15時23分56秒 | Weblog
<CLASSOUND>
代理店に特別価格で数量限定しました。
完売の場合は確保できない場合もございますので、ご了承下さい。

CD 1999-02 \880
マリア・ユーディナ
プロコフィエフ(1891-1953):束の間の幻影 Op.22
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 Op.61
ストラヴィンスキー(1882-1971):ピアノと管楽器のための協奏曲
マリア・ユーディナ(ピアノ)
録音データおよびストラヴィンスキーの協奏曲での共演者については記載が
ございません。[DDD]との誤表記がございます。

CD 1999-03 \880
マリア・ユーディナ
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ヒンデミット(1895-1963):
2台のピアノのためのソナタ/ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調
マリア・ユーディナ(ピアノ)
録音データおよび「2台のピアノのためのソナタ」での共演者については記載
がございません。[DDD]との誤表記がございます。

CD 1999-04 \880
マリア・ユーディナ
バルトーク(1881-1945):「ミクロコスモス」第5巻&第6巻
ストラヴィンスキー(1882-1971):セレナード イ長調
クシェネク(1900-1991):ピアノ・ソナタ第2番 Op.59
ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
モーツァルト(1756-1791):ロンド イ短調 K.511
J・S・バッハ(1685-1750):半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
マリア・ユーディナ(ピアノ)
録音データについては記載がございません。[DDD]との誤表記がございます。

CD 1999-05 \880
マリア・ユーディナ
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(*)
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲ハ短調 Op.80(+)
プロコフィエフ(1891-1953):その物自体 Op.45 No.1(*)
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80(#)
マリア・ユーディナ(ピアノ)
録音:1967年(*)/1947年(+)/1954年(#)
(+)での共演者については記載がございません。[ADD]と表記されております。





<MELODIYA>
●価格変更・再案内
MELCD 1001699 \1550
1985年「十二月の夜」音楽祭におけるリヒテルのシューマン
シューマン(1810-1856):
花の曲 Op.19/東洋の絵(ピアノ四手連弾のための)Op.66(*)
パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10 から ハ短調(No.4)
ピアノ五重奏曲 変ホ長調Op.44(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ(*))
ボロディン弦楽四重奏団(+)
ミハイル・コペリマン(第1ヴァイオリン) 
アンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ) 
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1985年12月15日、モスクワ、プーシキン美術館、ライヴ

MELCD 1001703 \1550
ラフマニノフ(1873-1943):オペラ「アレコ」
アルトゥール・エイゼン(バリトン:アレコ)
リュドミラ・セルギエンコ(ソプラノ:ゼムフィーラ)
グレプ・ニコリスキー(バス:ゼムフィーラの父である老人)
ゲガム・グリゴリアン(テノール:ジプシーの若者)
アンナ・ヴォルコワ(メゾソプラノ:ジプシーの老女)
ワシーリー・ラノヴォイ(語り)
モスクワ放送合唱団
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1990年

MELCD 1001711 \1550
パガニーニの主題による作品集
ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
シューマン(1810-1856):
パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10
リスト:パガニーニの奇想曲による超絶技巧練習曲集 S.140
ニコライ・ペトロフ(ピアノ)
録音:1982年

MELCD 1001716 2枚組 \2980
チャイコフスキー(1840-1893):歌曲集
騒がしい舞踏会の中で Op.38 No.3/優しい星の光 Op.60 No.12
夜 Op.73 No.2/私のやんちゃ娘 Op.27 No.6
恐ろしいひととき Op.28 No.6/ドン・フアンのセレナード Op.38 No.1
涙 Op.65 No.5/待って Op.16 No.2/ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6
私を産んだのは Op.27 No.5/失望 Op.65 No.2/偉業 Op.60 No.11
太陽は沈んだ Op.73 No.4/嵐の中の子守歌 Op.54 No.10
セレナード Op.65 No.1/ナイチンゲール Op.60 No.4
ジプシー女の歌 Op.60 No.4/話して、木陰であったことを Op.57 No.1
君とともに座っていた Op.73 No.1/それは早春のことだった Op.38 No.2
祝福あれ、森よ Op.47 No.5/ロンデル Op.65 No.6
黄金色の畑に Op.57 No.2/彼は私をたいへん愛していた Op.28 No.4
もう窓の灯は消えていた Op.65 No.3/私は窓を開けた Op.63 No.2
暗い日に Op.73 No.5/そんなに早く忘れるとは(1870)
眠れ、悲しむ友よ Op.47 No.4/たとえ冬が Op.65 No.4
再び、前のように独り Op.73 No.6/私は野の草ではなかったか Op.47 No.7
涙は震え Op.6 No.4/ただ一言でよかったのに(1875)
セレナード Op.65 No.3/なぜ? Op.28 No.3/和解 Op.25 No.1
一度でわかってほしい Op.16 No.3/昼の光が満ちようと Op.47 No.6
ニーナ・フォーミナ(ソプラノ)
エレーナ・オブラスツォワ、イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
ムスリム・マゴマエフ、ユーリー・マズロク(バリトン)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
A・ポクロフスキー、V・チャチャワ、I・グセリニコフ、B・アブラモヴィチ、
A・アファナシェワ、B・コゼリ、E・シェンデロヴィチ(ピアノ)
録音:1963、1972、1978、1979、1991年





<独UNIVERSAL>
ARCHIV 4804223 2枚組 \1550
F.クープラン:組曲集「諸国の人々」全曲
ルベル:四大元素
グルック:バレエ音楽「アレクサンドロス大王」
ラインハルト・ゲーベル(Vn、指揮)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン

DECCA 4804219 \680
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
リン・ドーソン(S) ヤルト・ファン・ネス(A)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(B)
フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラ
リスボン・グルベンキアン合唱団

L'OIS 4804185 \680
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 BWV1041、第2番 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043
2台のチェンバロのための協奏曲第1番 BWV.1060
ヤープ・シュレーダー(Vn)
クリストファー・ハイロンズ(Vn:BWV1043)
クリストフ・ルセ(Cemb)
クリストファー・ホグウッド(指揮、Cemb)
エンシェント室内管弦楽団

L'OIS 4804220 \680
ペルゴレージ:スターバト・マーテル、サルヴェ・レジナ ハ短調
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV.621
エマ・カークビー(S)
ジェイムズ・ボウマン(C-T)
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内管弦楽団

L'OIS 4804222 \680
マルチェロ、テレマン、ヴィヴァルディ:
フルートとオーボエのための協奏曲集(詳細不明)
マイケル・コプレイ(リコーダー)
クレア・シャンクス(Ob)
スティーブン・プレストン(Fl)
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット
クリストファー・ホグウッド指揮
エンシェント室内管弦楽団




<URANIA-WIDESCREEN COLLECTION>
WS121.103 2枚組 \1450
ストラヴィンスキー:
聖マルコの名をたたえる聖歌  1957/6/19
哀歌(預言者エレミアの哀歌)  1959/1/5,6
ミサ   1960/6/5
ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑 1960/6/9
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調   1960/6/28,30
ペトルーシュカ組曲   1960/2/12-16
結婚 1959/12/21
イゴール・ストラヴィンスキー指揮
コロンビア交響楽団

WS121.104 2枚組 \1450
チャイコフスキー:交響曲第4番  1960/1/5,6,9
チャイコフスキー:ロメオとジュリエット   1957/6/24
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲  1958/12/10
ムソルグスキー:はげ山の一夜   1959/2/2
レスピーギ:ローマの松 1958/12/5,6,9
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1919年版) 1957/11
プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」 1957/6/27,28,30
ロリン・マゼール指揮
ベルリン・フィル、ベルリン放送響(ストラヴィンスキー)

WS121.105 2枚組 \1450
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」
マリーナ・デ・ガバライン
フアン・オンシーナ
セスト・ブルスカンティーニ
イアン・ウォーレス
アルダ・ノーニ
フェルナンダ・カドーニ
ハーヴェイ・アラン
ヴィットリオ・グイ指揮
グラインドボーン音楽祭管弦楽団、同合唱団  1953/9




<CHOPIN SOCIETY>
FCS20 \1980
ショパン: 夜想曲集
演奏: ダン・タイ・ソン(p)
1. 夜想曲 WN 62
2. 夜想曲 op. 55-2
3. 夜想曲 op. 37-2
4. 夜想曲 op. 27-1
5. 夜想曲 op. 32-2
6. 夜想曲 op. 9-1
7. 夜想曲 op. 15-2
8. 夜想曲 op. 9-3
9. 夜想曲 op. 27-1
10. 夜想曲 op. 32-1
11. 夜想曲 op. 72
12. 夜想曲 op. 9-2
13. 夜想曲 op. 55-1
14. 夜想曲 WN 37

FCS19 \1980
ショパン: ワルツ、ポロネーズ集
演奏:マレク・ドレフノフスキ(P)
1. ワルツ op. 18
2. ワルツ op. 34, no.1
3. ワルツ op. 34, no.2
4. ワルツ op. 34, no.3
5. ワルツ op. 64. no.1
6. ワルツ op. 64, no.2
7. ワルツ op. 64, no.3
7. ワルツ op. 69, no.1
8. ワルツ op. 69, no.2
9. ワルツ op. 70, no.1
10. ワルツ op. 70, no.2
11. ワルツ op. 71, no.3
12. ワルツ op. WN 29
13. ワルツ op. WN 18
14. ワルツ op. WN 28
15. ワルツ op. WN 53
16. ワルツ op. WN 63

FCS18 \1980
ショパン: ポロネーズ、マズルカ、ロンド
演奏: タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
1. ポロネーズ WN 10
2. ポロネーズ WN 5
3. ポロネーズ op. 71, no.3
4. ポロネーズ op. 26, no.1
5. マズルカ op. 63, no.3
6. マズルカ op. 30, no.3
7. マズルカ op.63, no,2
8. マズルカ op.56, no.2
9. マズルカ op.42 A
10. マズルカ op.68. no.1
11. 夜想曲 op. 15, no.3
12. マズルカ op. 56, no.1
13. マズルカ op. 63, no.1
14. 「スイスの少年」による変奏曲
15. ロンド WN. 14
16. ギャロップ・マルキ

FCS17 \1980
ショパン: 変奏曲、マズルカ、ロンド
演奏: タチアナ・シェバノワ
1. ラルゴ
2. 華麗なる変奏曲Op.12
3. マズルカ風ロンド Op. 5
4. 2台のピアノのロンド op. 73
5. 葬送行進曲Op.72, no 2
6. フーガ
7. マズルカ op. 57
8. マズルカ op. 58
9. マズルカ op. 56
10. マズルカ op. 55
11. モデラート WN. 56

FCS15 \1980
ショパン:ソナタ、マズルカ
演奏: エヴァ・ポブウォツカ
1. ピアノ・ソナタ op.4
2. 3つの新しい練習曲
3. マズルカ op..7
4. マズルカ op. 17 no.1
5. コントルダンス
6. マズルカ no. 56
7. マズルカ op. 6
8. マズルカ op. 41
9. マズルカ 「ノートル・タン」

FCS13 \1980
ショパン: 室内音楽集
演奏: ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(p)
アンジェイ・バウアー(Vc)
ヤクブ・ヤコヴィッツ(vn)
1. チェロ・ソナタ
2. 序奏と華麗なポロネーズ Op. 3
3. チェロとピアノのためのグランド・デュオ・コンチェルタンテ
4. ピアノ・トリオ op. 8

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10-10 No.30-1

2010年10月28日 15時23分42秒 | Weblog
<Solo Voce>
SV 8553203 2枚組 \4050
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
ダニエラ・デッシ(S ヴィオレッタ)
ファビオ・アルミリアート(T アルフレード・ジェルモン)
クラウディオ・スグーラ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(S フローラ)
キアーラ・ピエレッティ(Ms アンニーナ)
ルカ・コザリン(T ガストーネ)
マルコ・カマストロ(Br ドゥフォール男爵)
アンドレア・カステッロ(Bs ドビニー伯爵)
アンジェロ・ナルディノッキ(Bs 医師グランヴィル)
ジョセプ・ルイス(T ジュゼッペ)
フローラの侍従(Bs アフルレード・ステファネッリ)
グラツィアーノ・ダッラヴァッレ(Bs 使者)
ジョン・ネシュリング(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,ピアチェンツァ市立劇場合唱団
録音:2010年1月,パルマ
今イタリアオペラ界で一番熱いコンビ、ダニエラ・デッシとファビオ・アルミ
リアートがヴェルディの「トラヴィアータ」を録音、しかもライヴではなく
セッション録音です。デッシのスケールの大きな歌と、アルミリアートの体当
たり的な歌がよく噛み合っています。もう一人の注目はジェルモンのクラウ
ディオ・スグーラ。1974年、南イタリア、ブリンディジ生まれ。まだ30代半ば
ですが、若い世代のイタリア人のヴェルディ・バリトンとして非常に高い注目
を浴びており、この10月にはパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで「トロ
ヴァトーレ」のルーナ伯爵を歌っています。指揮は、サンパウロ交響楽団の音
楽監督として大きな話題を振りまいたジョン・ネシュリング。細かい部分にま
で目を配った音楽作りで、ヴェルディのこの作品への思い入れを引っ張り出し
ています。ノーカットの演奏で、通常短縮されがちな第2幕のアルフレードの
アリア、ジェルモンのアリアもカットなし。たっぷりお楽しみください。



<Glyndebourne>
GFOCD 009 2枚組 \3780
ベッリーニ:「清教徒」
ジョーン・サザランド(S エルヴィーラ)
ニコラ・フィラクリディ(T アルトゥーロ)
エルネスト・ブラン(Br リッカルド)
ジュゼッペ・モデスティ(Bs ジョルジョ)
モニカ・シンクレア(Ms エンリケッタ)
デイヴィッド・ウォード(Bs グワルティエーロ)
ジョン・ケンティッシュ(T ブルーノ)
ヴォットリオ・グイ(指)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
グラインドボーン合唱団
録音:1960年6月5日,グラインドボーン
2010年10月10日、オーストラリア出身の大プリマドンナ、ジョーン・サザラン
ドが83歳で亡くなりました。このGlyndebourneレーベルから発売される「清教
徒」は、奇しくも追悼盤となってしまいました。
サザーランドは1959年にコヴェントガーデン王立歌劇場で歌った「ルチア」が
大成功を収め、折りしも復活機運の高まっていたドニゼッティ、ベッリーニの
オペラ上演の最前線へと躍り出ました。この「ルチア」の翌年にグラインドボ
ーン音楽祭に出演、ベッリーニの「清教徒」を歌いました。英国で「清教徒」
が上演されたのは1887年以来実に73年ぶりのこと、またサザランドにとっても
エルヴィーラを歌うのはこれが初めて。しかし彼女の軽々と転がるコロラトゥ
ーラ、高い音までムラなく輝かしく響く美声、初々しくひたむきな演技で、公
演は大成功に終わりました。この録音で聞けるサザランドは、後に大プリマド
ンナになったサザランドよりもずっと若々しく素直な歌で、これもまた魅力的
です。このグラインドボーンのプロダクションは、歌手もそのままに9月にそ
のままエジンバラ音楽祭でも上演、サザランドの名声はさらに高まり、1964年
にはついに王立歌劇場でも「清教徒」がサザランドのエルヴィーラで上演され
ました。こうして「清教徒」は、「ルチア」と並んで、1960年代のサザランド
を代表するオペラになりました。
リッカルドをフランスの偉大なバリトン、エルネスト・ブランが歌って大きな
存在感を示しています。アルトゥーロのニコラ・フィラクリディはエジプト生
まれのイタリア人テノール。録音が極めて少なく、日本ではほとんど無名です
が、美声かつ情熱的な歌い口のテノール。高い音はあらかた省いているとはい
え、十分素敵なアルトゥーロです。また名脇役として知られたイタリアのバス、
ジュゼッペ・モデスティや、広大なレパートリーを誇った英国の名コントラル
ト、モニカ・シンクレアなど、脇に至るまで優れたキャストが配されています。
そしてグラインドボーン音楽祭の中興の祖である音楽監督ヴィットリオ・グイ
が、ベッリーニのツボを心得た素晴らしくイタリアンな音楽を引き出していま
す。初期のサザランドでも特に重要な公演のこのライヴ録音は、海賊盤でも出
回った形跡がありません(エジンバラ公演の抜粋が海賊CDになったのみ)。20世
紀の偉大な名歌手を偲ぶ貴重な録音をお楽しみください!





<EUROARTS>
20 57638(DVD-Video) \2900
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22 *
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ハ短調K.11(アンコール) *
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
イエフィム・ブロンフマン(P) *
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クルト・ザンデルリング(指)
収録:1992年6月8日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
1912年生まれ、惜しまれつつ2002年に指揮活動から引退した最後の巨匠クルト
・ザンデルリングが、ベルリン・フィルを指揮して、チャイコフスキーの第4
交響曲を演奏したコンサートのライヴ映像作品が登場。
ザンデルリングはプロイセンに生まれながら、ナチスによる反ユダヤ政策を逃
れて1936年にロシアに移り、1936年から1941年にかけてモスクワ放送響の指揮
者、1941年から1960年までムラヴィンスキー率いるレニングラード・フィルの
第2指揮者を歴任しています。戦後の1960年に東ドイツに戻ると、創設まもな
いベルリン交響楽団(現在のベルリン・コンツェルトハウス管)の首席指揮者を
1977年まで務め、同楽団の育成に尽力、その間1964年から1967年にかけてシュ
ターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者も務めています。西のベルリン・フィ
ルは、東のベルリン響とは壁を挟んでいわばライバル関係にあったため、長ら
くザンデルリングとの共演機会は限られたものでしたが、これまでに紹介され
たショスタコーヴィチなどの演奏はいずれも、ザンデルリングの巨匠芸とベル
リン・フィルの圧倒的なヴィルトゥオジティとが完全に融合した破格の名演と
して高い評価を得ていたことから、初のソフト化となるこのたびのチャイコフ
スキーもおおいに注目されるところです。

20 58148(DVD-Video) \2900
「グスタフ・マーラー・セレブレーション」
マーラー:
交響曲第2番第1楽章「葬送」
ラインの伝説(「子供の不思議な角笛」より)
朝の野辺を歩けば(「さすらう若人の歌」より)
交響曲第2番第4楽章:「原光」
私はほのかな香りを吸い込んだ(「リュッケルトの5つの歌曲」より)
死せる鼓手(「子供の不思議な角笛」より)
3人の天使が歌っていた(「子供の不思議な角笛」より)
私はこの世に忘れられ(「リュッケルトの5つの歌曲」より)
不幸な時の慰め(「子供の不思議な角笛」より)
交響曲第2番終結部
トーマス・ハンプソン(Br)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
マリタ・スールベルグ(S)
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ボニ・プエリ(チェコ少年合唱団)
マンフレート・ホーネック(指)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
収録:2010年7月7日チェコ、カリシュチェ村(ライヴ)
2010年はちょうどマーラーの生誕150周年に当たるということで、各地でさま
ざまなコンサートが盛んにおこなわれていますが、マーラーの誕生日に合わせ
て7月7日に生地でおこなわれたユニークな野外演奏会の模様を収めた映像作品
がリリースされます。
このたびのコンサートの舞台であるチェコの小村カリシュチェ(ボヘミアのカ
リシュト)こそ、1860年7月7日にほかならぬマーラーが生まれた場所。夕暮れ
時からスタートしたコンサート映像に時折差し挟まれるのどかな田園風景から
は、マーラー作品に流れる牧歌的なムードを感じとることができます。




<HELICON>
HEL 029632 \2080
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 op.95
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき op.30
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
「新世界」の冒頭もかっ飛ばすのではなく、弦の細かな刻み、様々な楽器間で
の旋律の受け渡し、すべてが実に丁寧。終楽章の弦楽器のリズムの食いつきも
絶妙で、メータとオケの間の意思疎通が完璧なものであることをうかがわせま
す。有名な旋律では、ところどころに隠し味的にちりばめられた微妙なポルタ
メントが印象的に響きます。R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語り
き」は、まさに期待通りの壮大な演奏。華麗にオーケストラが鳴り響きます。
メータの一挙手一投足にオケが実に敏感に反応しているのがうかがわれる力演
です。室内楽風の場面では、弦楽器のメンバーの巧さが際立ちます。

HEL 029631 \2080
モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504(録音:2010年1月)
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」D.944(録音:2006年11月)
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
(ライヴ録音)
「プラハ」の序曲を思わせる出だし、「グレイト」の有名な冒頭、一切の小細
工なしに主題をひとつひとつ丁寧に提示させるところなど、メータのオケの誠
実かつ真摯な仕事ぶりが実に光る演奏です。「グレイト」の終楽章も、絶妙の
テンポとリズムで楽しませてくれます。

HEL 029633 \2080
ハイドン:交響曲第88番 ト長調
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」op.74
クルト・マズア(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年6月(ライヴ)
ハイドンでは、朗々と鳴り響き、気高さも兼ね備えた演奏にハッとさせられま
す。終楽章での滑舌のよい語り口は小気味よい仕上がり。「悲愴」は歌心に溢
れています。各メロディー、各フレーズの中での絶妙なデュナーミクと独特の
「溜め」は見事。マズアの思い入れをオーケストラがよく汲み取った秀演とな
っています。





<TALKINGHOUSE>
クロノス・クァルテットの創設メンバーだったチェリスト、ジョーン・ジャン
ルノーのソロ・アルバムをリリースするレーベルです。
=私が初めてチェロを手にしたのは、他の10人の子供たちがヴァイオリンを奏
でている教室でした。この日から、私はチェリストになる、そしてアンサンブ
ル奏者になるのだと思い込んでいました。20年にわたるカルテット活動を終え
て、スタジオでチェロと一人で向き合ってみることにしました。電子やループ
を試してみて、大きな音を作り出すことにこう見がわいてきました。そして、
すべて自分で監修した音とアンサンブルを組んでみようと思ったのです。電子
音のほかに、自然音、語り、珍しい楽器などの様々な音を求めて世界を旅しま
した。このディスクは、過去7年にわたる私の探求の結晶です。=

THR 0806 \1780
ストレンジ・トイズ
(1)スリング・ショット (2)AXIS(チェロと効果音のための)
(3)カレイドスコープ
(4)トランジション(2つのチェロと2つのヴィオラ・ダ・ガンバのための)
(5)戦いのタグ
(6)ダルヴィッシュ(イスラム教の禁欲苦行派の修道僧。スーフィー)
(7)インクのしみ-チェロのための (8)青い凧 (9)自由 (10)ウェイティング
(11)雨の子 (12)エア&エンジェルズ (13)ヴァーモント・ルールズ
(14)トロットラ
ジョーン・ジャンルノー(チェロ)
プロデューサー:PCムニョス
オリエンタルな味わいとミニマルな味わい、そしてところどころに電子音の
パンチも効いた刺激的な1枚。6曲目のダルヴィッシュは、イスラム教の禁欲
苦行派の僧で、白いスカート状の衣服を身にまとい、くるくると回り続ける
儀式で知られる僧をモデルにした曲。目を閉じるとトランス状態になりそう
な不思議な作品です。民族楽器などの音色もすべて効果的に用いられていま
す。すべての曲がミニマリズム風味、オリエンタル風味、様々な魅力にあふ
れた楽曲たちを、パンチの効いた確かな語り口のチェロで、本格的に楽しむ
ことができます。完全なる電子の世界

0610074243854 \1780
POP-POP
(1)33 1/3 (2)ノイズ (3)レイモンドはどこ? (4)パナマ運河
(5)REVEILLE (6)スネイク (7)ヘリコプター (8)ホッパー
(9)ダイヴ (10)フリークビート
ジョーン・ジャンルノー(チェロ)
PCムニョス(電子ドラム、ドラム、打楽器)
こちらは完全に電子音楽系。チェロも電子チェロを弾いていると思われ、モワ
モワした独特の音色など様々な音が聴こえます。ジョーンの腕が確かなので、
電子チェロでも非常にクラシカルに響くから不思議です。

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10-10 No.30-2

2010年10月28日 15時23分20秒 | Weblog
<fra prod>
FRA 004(DVD-Video) 2枚組 \4350
字幕:仏英独西伊
ビゼー:「カルメン」
アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Ms カルメン)
アンドルー・リチャーズ(T ドン・ジョゼ)
アンヌ・カトリーヌ・ジル(S ミカエラ)
ニコラ・カヴァリエ(Br エスカミーリョ)
フランシス・デュジアク(Br ダンカイロ)
ヴァンサン・オルドノー(T レメンダード)
マシュー・ブルック(Bs ズニガ)
リッカルド・ノヴァロ(Br モラレス)
ヴィルジニー・ポション(S フラスキータ)
アニー・ジル(S メルセデス)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
レヴォリューショネル・エ・ロマンティック管弦楽団,
モンテヴェルディ合唱団,オー・ド・セーヌ聖歌隊
演出:エイドリアン・ノーブル
装置:マーク・トンプソン
収録:2009年6月,パリ
+ボーナス インタビュー映像 エリオット・ガーディナー,
ジェローム・デシャン,アニェス・テリエ
なんとガーディナーが指揮する「カルメン」の映像が登場です。2009年6月、
パリのオペラコミーク座で上演された大きな話題となった公演のライヴ収録
です。ロマン派音楽の主兵、ピリオド楽器を使用したレヴォリューショネル・
エ・ロマンティック管弦楽団を起用し、従来のゴテゴテッとした「カルメン」
から脱却した、たいへんサッパリとした、新鮮かつ細やかな神経の通った「カ
ルメン」を作り出しています。ガーディナーは一般的に広まったグランドオペ
ラ風の形態を退け、本来の語りの台詞が混じったオペラコミークの伝統に則っ
た上演形態を採用。また第1幕でからかわれたミカエラが逃げ帰った後にモラ
レスが歌うアリア「気をつけろ!シッ!」を採用、これは上演で歌われること
はほとんどなく、録音でも2種くらいしかない珍しい曲。このようにガーディ
ナーは、1875年3月3日にオペラコミークで初演された時の「カルメン」の姿を
強く意識しています。
アンナ・カテリーナ・アントナッチは、カルメンが当たり役のイタリア人美人
メッゾソプラノ。妖艶な魅力を醸しつつ、下品な悪女にならないバランスが見
事。ジョゼのアンドルー・リチャーズは、最近売り出し中の米国のテノール。
アリゾナ州フェニックス出身。父がチェロキー族の血を引くというだけに、エ
キゾティックな風貌。軽く柔らかい声の持ち主で、高音のソットヴォーチェを
巧みに用いています。ニコラ・カヴァリエはフランスのバス・バリトン。見る
からに伊達男風情で、エスカミーリョにはぴったり。ミカエラのアンヌ・カト
リーヌ・ジルは1975年生まれというまだ若いソプラノ。たいへんに初々しい声
の持ち主で、娘役を得意としています。演出は、1991年から2003年までの長き
に渡ってロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの芸術監督を務めた英国の重
鎮、エイドリアン・ノーブル。比較的伝統的な舞台作りながら、幕切れでは
ジョゼをかなりエキセントリックに仕立るなど、細部へのこだわりがさすが
です。




<VAI>
VAIDVD 4526(DVD-Video) \4550
字幕:英仏露
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」
リディア・コヴァレーバ(S マルファ)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(Bs ソバーキン)
ユーリ・グリゴリエフ(Br グリャズノイ)
ボリス・モロゾフ(Bs スクラートフ)
エフゲニー・シャピン(T ルイコフ)
ニーナ・テレンチェヴァ(Ms リュバーシャ)
コンスタンチン・プストヴォイ(Bs ボメーリイ)
ラリッサ・ユルチェンコ(S サブーロヴァ)
マリーナ・シュトヴァ(Ms ドゥニャーシャ)
ほか
ユーリ・シモノフ(指)ボリショイ劇場管弦楽団,合唱団
演出:オレグ・モラレフ
収録:1983年(ライヴ)
リムスキー=コルサコフのオペラのうちでも特にドラマティックで、ロシアで
の人気が高いのがこの「皇帝の花嫁」。イヴァン4世の后マルファ・ソバーキ
ナが結婚直後に亡くなった史実を基にした物語。音楽はリムスキー=コルサコ
フらしく、ロシアの伝統とワーグナー以降の近代和声を結合した美しく迫力の
あるものです。このDVDには、1983年にボリショイ劇場で上演された公演の映
像が収録。1970年から音楽監督を務めていたユーリ・シモノフが指揮、ボリ
ショイ劇場を代表するバスだったアレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮者ア
レクサンドル・ヴェデルニコフの父)がヒロインの父ソバーキンと、力の入っ
た上演です。ヒロインのマルファを歌うリディア・コヴァレーバは1970年代
から1980年代にボリショイ劇場で活躍したソプラノで、やはりボリショイ劇場
で活躍した人気テノール、レフ・クズネツォフの妻。マルク・エルムレル指揮
のグリンカ「皇帝に捧げた命」の録音や、シモノフ指揮の「カルメン」の録音
にも出演しています。映像向きのオペラですが、意外やこれが初のDVDです。


VAIDVD 4527(DVD-Video) \4550
字幕:英仏露
ラフマニノフ:「アレコ」
エフゲーニ・ネステレンコ(Bs アレコ) 
ネッリ・ヴォルシャニノヴァ(演 ゼムフィーラ)
スヴェトラーナ・ヴォルコヴァ(S ゼムフィーラ)
マリア・パパツィアン(演 ジプシーの老婆) 
ライザ・コトーヴァ(Ms ジプシーの老婆)
サンドール・セメノフ(演 若いジプシー) 
ミハイル・ムンチャン(T 若いジプシー)
ウラディーミル・ゴロヴィン(演 ジプシーの老人)
ウラディーミル・マトーリン(Bs ジプシーの老人)
ディミトリ・キタエンコ(指)
モスクワ国立交響楽団,国立放送合唱団
映像監督:ヴィクトル・オクンツォフ
制作:1986年
リムスキー=コルサコフ:「不死身のカシチェイ」
コンスタンティン・プルジニコフ(T カシチェイ)
ナタリア・ラピーナ(演 カシチェエヴナ) 
エレナ・ルビン(S カシチェエヴナ)
アラ・オディング(演 王女) ソフィア・ヤリシェヴァ(S 王女)
ヴァレリー・レベデフ(Br イヴァン・コローレヴィチ王子)
ユーリ・ストヤノフ(演 嵐の騎士) 
アレキサンドル・モロゾフ(Bs 嵐の騎士)
A.トリフォノフ(指)
レニングラード・ディミトリ・ショスタコーヴィチ交響楽団
演出:オレグ・イェルイシェフ
制作:1987年
どちらの作品もこれが初めてのDVD、共に映画仕立ての映像です。
「アレコ」は、ラフマニノフがモスクワ音楽院の卒業作品として作曲したもの
で、当時まだ19歳でした。原作はプーシキンの「ジプシー」。ジプシーの集団
に身を投じた青年アレコは、ジプシー娘ゼムフィーラを妻にしたものの、彼女
の自由な恋愛に嫉妬し彼女を殺害、ジプシー集団から一人離れる、という物語。
アレコにはソ連の偉大なバス、エフゲーニ・ネステレンコを起用。ゼムフィー
ラを歌うスヴェトラーナ・ヴォルコヴァは、当初レニングラードのマールイ劇
場で、1990年からはマリインスキー劇場で活躍したソプラノ。指揮は名匠ディ
ミトリ・キタエンコ。なおほとんど同じメンバーによる「アレコ」の1987録音
がCDになっていますが、唯一キャストの異なる若いジプシー役のテノール(CD
ではアレキサンデル・フェディン)が間違いなく別人の声なので、こちらは映
像用の別の録音のようです。
リムスキー=コルサコフの「不死身のカシチェイ」は、録音ですら3種ほどし
かありません。当然これが初めての映像です。ソフィア・ヤリシェヴァは、
1974年からマリインスキー劇場で活躍したソプラノ。なお指揮者名は製品にも
映像にも「A.トリフォノフ」としかありませんが、おそらくイリヤ・ムーシ
ン門下のアレキセイ・トリフォノフではないかと思われます。
どちらの映像も、ロシアの自然をたっぷり取り込んだりと、オペラ映画として
の長所を大いに生かした映像です。

VAIDVD 4525(DVD-Video) \4550
字幕:英仏露
ダルゴムイシスキー:「石の客」
ウラディーミル・アトラントフ(T ドン・ファン)
タマーラ・ミラシキーナ(S ドンナ・アンナ)
アレキサンドル・ヴェデレルニコフ(Bs レポレッロ)
タマーラ・シニャフスカヤ(Ms ラウラ)
ウラディーミル・ヴァライティス(Br ドン・カルロス)
ウラディーミル・フィリッポフ(Bs 修道士,騎士長の像)ほか
マルク・エルムレル(指)
ボリショイ劇場管弦楽団,合唱団
収録:1979年、ライヴ
演出:オレグ・モラレフ
美術:ヴィリアム・クレメンティエフ
映像監督:アレキサンデル・バランニコフ
リムスキー=コルサコフ:「モーツァルトとサリエーリ」
アレクセイ・マスレンニコフ(T モーツァルト)
アルトゥール・エイゼン(Bs サリエーリ) L.ノヴィコフ(ヴァイオリン奏者)
ルーベン・ヴァルタニアン(指)
ボリショイ劇場管弦楽団,合唱団
演出:G.パンコフ
装置:ヴァレリー・レヴェンタル
映像監督:アレキサンデル・バランニコフ
収録:1981年,ライヴ
「石の客」と「モーツァルトとサリエーリ」は、どちらもプーシキンの作品が
原作であるというだけでなく、「石の客」はドン・ファン伝説に基づいている
など、モーツァルトとの関わりがある二作です。
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869)は、ワーグナー、ヴェルディ
と同年生まれのロシアの作曲家。「ルサルカ」と、この「石の客」で今日でも
知られています。ただし「石の客」は未完に終わり、リムスキー=コルサコフ
がオーケストレイションを完成させています。この「石の客」は1979年のボリ
ショイ劇場でのライヴ収録。ウラディーミル・アトラントフ、タマーラ・ミラ
シキーナ、アレキサンドル・ヴェデレルニコフとボリショイ劇場の大スターが
三人も出演し、指揮はマルク・エルムレルという、たいへん豪華な上演の記録
です。
「モーツァルトとサリエーリ」は、モーツァルトの早過ぎる死に着想を得た
プーシキンの同名戯曲に基づいたオペラ。やはりプーシキンの原作に着想を
得たピーター・シェーファーの戯曲「アマデウス」やそれを基にしたミロシュ
・フォアマン監督の映画「アマデウス」とは親戚のようなものです。モーツァ
ルトの才能に嫉妬した宮廷楽長のサリエーリがモーツァルトに毒を盛る、とい
う物語。1898年の初演ではサリエーリをかのフョードル・シャリピンが歌って
います。この映像では、アルトゥール・エイゼン(1927-2008)とアレクセイ・
マスレンニコフ(1929-)という、どちらも1950年代から1990年代までボリショ
イ劇場で大活躍した伝説的名歌手が出演しているのが貴重です。

VAIDVD 4518(DVD-Video) \4550
字幕:英仏伊露西
リムスキー=コルサコフ:「金鶏」
グリゴール・ゴンジャン(Bs ドドン王)
ルベン・クベリャン(T グヴィドン王子)
マリエッタ・シャフベルジャン(Ms アメールファ)
エッラーダ・チャホヤン(S シェマハの女王)
スサンナ・マルティロシャン(S 金鶏)
セルゲイ・シュシャルジャン(Br アフロン王子)
ハルテュン・カラジャン(Bs ポルカン将軍)
ほか
アラム・カタニヤン(指)
エレバン・アレクサンドル・スペンジアリャン国立アカデミー劇場管弦楽団,
合唱団,バレエ,マイム
映像監督:ロマン・テイホミロフ
収録:1986年,アルメニア,エレバン
リムスキー=コルサコフのオペラは、ロシアなどではたいへん人気が高くても
西側であまり上演されないことがしばしばですが、西側でも人気が高いのがこ
の「金鶏」。堕落した政治を風刺ししながらもエキゾティックな味わいに飛ん
だ物語が受け入れやすいのでしょう。このDVDに収録されているのはアルメニ
アの首都エレバンのアレクサンドル・スペンジアリャン国立アカデミー劇場で
の上演。かつて国内盤レーザーディスクで発売された映像と同じと思われます。
アルメニアでの上演ということで、モスクワやレニングラードとは異なった地
方色が加わっています。



<naive>
V 5239 \2280
ラフマニノフ:
『聖ヨハネ・クリソストムスの典礼 op.31(抜粋)』-〔洗礼志願者の典礼より〕
「主よ、わたしの祈りを聞いてください。(詩篇102)」「王国では(幸福に関す
る章句)」/〔信仰者の典礼より〕「ケルビム讃歌」「われらは汝を讃美する
(聖餐のカノン)」「母なる神への讃歌」「われらの父」「天より主を称賛せよ
(聖体拝領讃歌)」『晩祷 op.37(抜粋)』-「主を讃美せよ、おおわが魂よ
(詩篇103)」、「幸いなるかな(詩篇1)」、「おお喜びの火よ」、「シメオンの
歌」、「母なる神への讃歌」、「小栄光頌」、「大栄光頌」、「汝は墓からよ
みがえり」、「天なる女王よ」
ロランス・エキルベイ(指揮) 
アクサントゥス&エリク・エリクソン室内合唱団
ジョアンナ・ドブラコフスカ(A)、ロマン・シャンピオン(T)、
ヴラディミール・ミレー(B)、エヴァ・エリクソン=ベルグルント(S)
録音:2010年5月
無伴奏4声合唱のためにラフマニノフが作曲した2つの宗教的大作を、世界中を
虜にする合唱団アクサントゥスが録音しました。今年2010年は、1910年にラフ
マニノフの「聖ヨハネ・クリソストムスの典礼」が初演されてからちょうど百
年目にあたります。ラフマニノフは当初この作品を実際の典礼の際に演奏する
ための音楽として作曲しました。しかし、スラヴに古くから伝わる旋法とラフ
マニノフの豊かな書法の融合である壮大なこの作品は、実際の典礼で演奏する
にはあまりに壮大で、感動的すぎるために、典礼音楽としてではなく、壮大な
合唱曲として残されています。アクサントゥスは、名門団体エリク・エリクソ
ン室内合唱団の助演を得て、総勢65名という大規模な陣営で、この作品のもつ
美しさ、真摯な信仰の表明、壮麗にして厳粛な響きを、現代を生きる私たちの
心に温かく響かせます。




<harmonia mundi>
HMU 907521 \2450
シューマン:リーダークライスop.24(全9曲)、詩人の恋op.48(全16曲)
フランツ・パウル・ラッハナー(1803-1890):
ハイネの詩による歌曲集「Sangerfahrt」op.33
マーク・パドモア(テノール)
クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
使用楽器:エラール、パリ、1837年(Edwin Benuk, Enschede,
オランダのコレクション)
録音:2010年6月
イギリス生まれのテノール、マーク・パドモアの最新盤は、天才フォルテピア
ノ奏者のベズイデンホウトのコンビによるシューマン。パドモアの声の美しす
ぎる子音の立ち方がとにかく印象に残ります。音楽に、これほど鮮やかに詩を
のせて歌ってくれると、ハイネの詩自体が音楽的に書かれていることを実感し
ます。そして、フォルテピアノの伴奏が大変に素晴らしい!フォルテピアノ独
特の音色の立ち上がりが、パドモアの歌い方とマッチしています。もちろん音
楽作り、音楽運びはさすがのベズイデンホウト、天衣無縫に、絶美の歌を聴か
せます。19世紀の音楽界の重鎮にしてシューベルトの親友でもあった、フラン
ツ・ラッハナーがハイネの詩に作曲した、ドラマティックな雰囲気が印象的な
歌曲も5つおさめられた、充実の内容。旬のテノール、旬のフォルテピアノ奏
者による至福の1枚です。

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10-10 No.29-1

2010年10月27日 15時38分38秒 | Weblog
<Cala>
CACD 0119 \2180
ロンドン・ハープ・サウンド ――
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
エディット・ピアフのシャンソン集 ― I. グリェーミ:ばら色の人生、II.
モノー:愛の賛歌、III.
デュモン:水に流して
伝承曲:茉莉花
J・S・バッハ:前奏曲へ短調
カーン/ドナルドソン:マイ・ベイビー・ジャスト・ケアズ・フォー・ミー
ルグラン:風のささやき
ブラームス:子守歌
ベルリオーズ:《幻想交響曲》より 第2楽章「舞踏会」
レクオーナ:アンダルシア
シムコック:湖上の美人
ロイド・ウェッバー:
《オペラ座の怪人》より ミュージック・オブ・ザ・ナイト
アンドレ:ラ・ラガッツァ
ロンドンの16人のハープ奏者たち、ジェフリー・サイモン(指揮)
"ロンドン・ハープ・サウンド"のためにロンドンのセント・ジュード・オン・
ザ・ヒル教会に集まった16人のハーピストたちは、首席奏者を務めるフランス
国立管のイザベル・ぺリンを筆頭に、LSO、ルクセンブルク・フィル、ベルリ
ン・ドイツ・オペラ、ASMFなどで活躍する世界トップクラスの名手ばかり。
ドビュッシーやブラームス、ベルリオーズからエディット・ピアフのシャンソ
ン、オペラ座の怪人など、多彩かつ魅力的なプログラミング、優れたアレンジ
と16人のハーピストたちの相性もピッタリ。
録音:2008年8月27日-30日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)




<Guild Historical>
GHCD 2362 \1350
シューマン:
マンフレッド序曲Op.115
交響曲第2番ハ長調Op.61
交響曲第4番ニ短調Op.120*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
ブルーノ・ワルター(指揮)*、
NBC交響楽団
トスカニーニとワルターが同じオーケストラ、NBC交響楽団を振ったシューマン
の偶数番号の交響曲集。
奇しくもトスカニーニは「第4番」を、ワルターは「第2番」を自らのディスコ
グラフィーに取り入れておらず、2人の巨匠が互いの演奏で補い合うというプ
ログラミングはギルド・ヒストリカルがプッシュするポイントの1つ。
そしてギルド・ヒストリカルの大きなポイント、名エンジニア、ピーター・レ
イノルズのリマスタリングによる音質改善にも期待が高まるところ。
録音:1946年10月10日(マンフレッド序曲)、1946年3月17日(交響曲第2番)、
1940年5月2日(交響曲第4番)/リマスター:ピーター・レイノルズ

GHCD 2366 \1350
フリッツ・ブッシュ・レコーディングス1946&1949 ――
メンデルスゾーン:
序曲《美しいメルジーネの物語》Op.32*、
八重奏曲変ホ長調Op.20より スケルツォ(管弦楽版)*
ベートーヴェン:エグモント序曲Op.84**
シューベルト(ブッシュ編):
管弦楽のための舞踏組曲(ポロネーズ ヘ長調D.599-4
エコセーズD.145,No.1-6/トリオ ホ長調D.610/高雅なワルツD.969,Op.77)**
ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲とイゾルデの愛の死**、
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 第3幕への前奏曲と間奏曲**
アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番《夏至祭の夜明かし》#
フリッツ・ブッシュ(指揮)
ヴィンタートゥール交響楽団*、ロサンゼルス・フィルハーモニック**、
マルメ・コンサートホール管弦楽団#
フルトヴェングラーと同じ時代を生きながらも、レコーディングが少なくその
至芸を知る機会に恵まれてこなかったドイツの伝説的指揮者フリッツ・ブッ
シュ。カールスルーエのマックス・レーガー・インスティテュートの協力を得
て新たに復刻される1946年&1949年の演奏は、ナチスの支配から逃れるために
ドイツを離れ北欧や南米を渡り歩いたブッシュの生涯を反映したかのような組
み合わせ。
ブッシュ自身のアレンジによるシューベルトの「舞踏組曲」やスウェーデン、
マルメのオーケストラを振ってのアルヴェーンの「夏至祭の夜明かし」など
は、ブッシュが備えていた多彩なレパートリーと柔軟なスタイルを証明して
くれる貴重な記録である。
録音:1949年*、1946年3月10日**、1949年10月30日#
リマスター:ピーター・レイノルズ





<Guild>
GMCD 7347 \2180
ギターのための作品集 ――
ロドリーゴ:3つのスペイン歌曲、わが心のアランフェス
トゥリーナ:セビリャーナOp.29
ボッケリーニ:前奏曲とファンダンゴ
アサド:秋のワルツ/ニャタリ:ギターとチェロのためのソナタ
レゴンディ:前奏曲と奇想曲Op.23/デルングス:エレジーOp.59
ベットスタイン:スケッチ
ゼンフル:カルメン、哀歌、我不幸にさからうを望まず、ああエルスライン,
愛するエルゼライン
アドミール・ドチ(ギター)、レイラ・フィスター(メゾ・ソプラノ)、
マルティン・デルングス(チェンバロ)、マッティア・ザッパ(チェロ)、
マティアス・ヴァイレンマン(リコーダー)
ロドリーゴでの歌、ボッケリーニでのチェンバロ、ニャタリでのチェロ、ゼン
フルでのリコーダー。どんな楽器や歌声とも素晴らしい関係を築くことができ
る"ギター"の持ち味が光る。
アドミール・ドチは、1982年アルバニアの首都ティラナで生まれたギター界の
若き逸材。13弦ギターも弾きこなす東欧の天才には、欧州各国から熱い視線が
注がれている。

GMCD 7342 \2180
フェアウェル -
ハイドン:交響曲第45番嬰ヘ短調《告別》Hob.I-45
マルタン:時の彩りのパヴァーヌ/フォーゲル:別れ/ハラー:別れ
ショイブレ:弦楽とティンパニのための交響曲Op.27《追憶》
マルク・キソッツィ(指揮)
カメラータ・チューリッヒ、バルバラ・ベーヒ(ソプラノ)
ハイドンの「告別」と、マルタンをはじめとした20世紀スイスの作曲家たちの
作品を組み合わせた弦楽オーケストラのための作品集。
カメラータ・チューリッヒの洗練された演奏が、ハイドンからマルタンへと移
り変わる場面で、時代を超越した音楽と音楽の美しき繋がりを聴かせてくれる。

GMCD 7349 \2180
マインラート・シュッターの追憶に ――
シュッター:我らが父/グレゴリオ聖歌:私は復活した/シュッター:大ミサ曲
ヘンキング:Ich bin ein schwebendes Luftblatt
ヤナーチェク:天にいますわれらの父よ
ラファエル・インモース(指揮)、
カペラ・ノヴァ、スザンヌ・ドール(オルガン)、
ヴェラ・シュナイダー(ハープ)
ブルクハルト、ヒンデミットから作曲法を授けられた20世紀スイスの作曲家、
マインラート・シュッター(1910-2006)の生誕100周年を記念した合唱作品集。
20-21世紀の作品を専門とするプロの合唱団カペラ・ノヴァと、新ウィーン楽
派の響きをたたえるシュッターの合唱曲との相性は良好。

GMCD 7340 \2180
ウェストミンスターの鐘 ――
コレット:前奏曲/J・S・バッハ:いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.659
ラインベルガー:ヴィジョン、オルガン・ソナタ第4番イ短調Op.98
リヒター:暁の星のいと美しきかなOp.20/ルソー:幻想曲Op.73
デュボワ:行列の詩篇/ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
タルッケ:悲嘆の幻想曲ニ短調
ウルシナ・カフリッシュ(オルガン)
チューリッヒ・ノイミュンスター教会のオルガンで聴くフランスと18世紀-20
世紀スイスのオルガン作品集。
"学校のチャイム"としても有名な「ウェストミンスターの鐘」などを弾くウル
シナ・ファリッシュは、スイスのクール出身の女流オルガニスト。オランダの
名匠ピート・ケーの門弟である。





<Guild Light Music>
GLCD 5172 \1650
軽音楽の黄金時代 - ライトリー・クラシカル ――
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/ドビュッシー:月の光
ホルスト:ダーガソン/ウォルトン:ポピュラー・ソング
ラヴェル(パリッシュ編):ザ・ランプ・イズ・ロウ
レハール:ジプシーの恋のワルツ/ブラック:コスチューム・コメディへの序曲
シューマン(ラプリー編):クララの肖像
ルイジーニ:エジプト人のバレエ(終曲)/チャイコフスキー:舟歌
ハチャトゥリアン:組曲《仮面舞踏会》より ワルツ
チャイコフスキー(コニフ編):《白鳥の湖》より テーマ
マスネ:タイスの瞑想曲
ストラヴィンスキー(ローズ編):バレエ音楽《火の鳥》より/他
ピエール・シャレ&ヒズ・オーケストラ、ウィリアム・ウォルトン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、ロニー・マンロー&ヒズ・オーケストラ、
ピエリーノ・ガンバ(指揮)、ロンドン交響楽団、
デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ、他
「ギルド・ライト・ミュージック」のシリーズ72枚目は、"ちょっと軽め"の
クラシック音楽!
合唱も加わり、リズムもポップなスタイルに生まれ変わった「白鳥の湖」、
カスチェイが何故か(?)楽しげに踊る「火の鳥」の「魔王カスチェイの踊り」
など、現在のクロスオーヴァーを先取りしたプログラムは先人たちの偉大なる
遺産。リマスターはBBCの元エンジニア、アラン・バンティングが担当。

GLCD 5171 \1650
軽音楽の黄金時代 - 戦争と平和-1940年代のライトミュージック ――
ベルトン:ダウン・ザ・モール/カーマイケル:スターダスト
コーツ:フットライツ/ウォルトン:スピットファイアとフーガ
ドヴォルザーク:ユーモレスク/ハンマー:オリンピック・ゲーム・マーチ
アルター:アメリカン・セレナード/ルーカス:幻想行進曲
ケレルビー:王室の騎馬行進/他
ウィリアム・ウォルトン(指揮)、
ハレ管弦楽団、チャールズ・シャドウェル&ヒズ・オーケストラ、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、エリック・コーツ(指揮)、
ライト・シンフォニー・オーケストラ、他
第2次世界大戦中と大戦後。後に訪れるライトミュージックの黄金時代の礎と
なった「1940年代」がシリーズの第71集。
1940年にアメリカで本格始動したパーシー・フェイス、ジョージ・メラクリー
ノやシドニー・トーチ、ロバート・ファーノンたちのパフォーマンスが名エ
ンジニア、アラン・バンティングのリマスターで蘇る。





<Passacaille>
Passacaille 968 \2300
ショパン:チェロとピアノのための作品全集 ――
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3*/華麗なる変奏曲変ロ長調Op.12*
マイアベーアの歌劇《悪魔のロベール》の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調**
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1**/チェロ・ソナタ ト短調Op.65**
ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ)、
セルゲイ・イストミン(チェロ/レオポルト・ヴィドハルム)
ウラディーミル・ソフロニツキーの愛娘、ヴィヴィアナ・ソフロニツキーが弾
くフォルテピアノは、ショパンが愛用していたと伝わるプレイエル(Op.1555/
1830製作)とグラーフ(Op.318/1819頃製作)のオリジナルを元に忠実に再現し
た復刻レプリカ・モデル。
楽器考証の世界的権威で現代の名工ポール・マクナルティは、チェコ音楽博物
館に所蔵されているグラーフと、パリ音楽博物館に所蔵されているプレイエル
のオリジナルを徹底的に調査、研究。
その成果として2007年と2009年に誕生した2台のフォルテピアノは、ショパン
の音楽を存命当時の響きを再現しながら、現代の奏者たちの要求にも応える
ことのできる貴重な楽器なのである。
使用楽器(フォルテピアノ):コンラート・グラーフOp.318(1819年頃製作)のレ
プリカ・モデル(ポール・マクナルティ2007年製)*&プレイエルOp.1555
(1830年製)のレプリカ・モデル(ポール・マクナルティ2009年製)**
録音:2010年3月24日-27日、フラデツ・クラーロベー(チェコ)

Passacaille 967 \2300
J・S・バッハ:トリオ・ソナタ集BWV.525-530 ――
トリオ・ソナタ第1番変ホ長調BWV.525/トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV.526
トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527/トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV.528
トリオ・ソナタ第5番ハ長調BWV.529/トリオ・ソナタ第6番ト長調BWV.530
ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
ミラノのサン・シプリチャーノ教会のオルガニスト、ミラノ国際音楽アカデミ
ー古楽研究所、バーゼル・スコラカントルムで指導者として活躍するイタリア
の名匠ロレンツォ・ギエルミ。
ロレンツォ・ギエルミは、自身が結成したラ・ディヴィナ・アルモニアと共に
フランチェスコ・フェオの「ヨハネ受難曲」(Passacaille 964)を蘇演させる
など、演奏家としてはもちろんのこと、音楽学者としての実績も世界トップク
ラスである。
ギエルミが「ライプツィヒ・コラール集」(Passacaille 954)以来となるJ・S
・バッハのレコーディングに選んだのは「トリオ・ソナタ集」。
サン・シプリチャーノ教会のエアーレント・オルガン(1991年製)から優しく響
く3声のソナタとギエルミの妙技が、大バッハのオルガン作品の奥深さを教え
てくれます。
録音:2010年4月25日&5月10日&6月3日、サン・シプリチャーノ教会(ミラノ)

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10-10 No.29-2

2010年10月27日 15時38分09秒 | Weblog
<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0028947640462 \2850
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):作品集 Vol.7
マドリード・ハプスブルク王家の復活祭の典礼音楽(1600年頃)
私は喜んだ[Laetatus sum](3群12声)(*)
《聖土曜日》
〈復活の聖なる徹夜祭〉
僕(しもべ)らよ、主をたたえよ[Laudate pueri](詩篇;2群8声)(*)-
アレルヤ[Alleluia](アンティフォナ)(+)
マニフィカト第6旋法[Magnificat](3群12声)(*)-
安息日の翌朝[Vespere autem](アンティフォナ)(+)
《復活の主日》
〈ミサ〉
私は立ち上がり、あなたとともにいる[Resurrexi et adhuc tecum sum](+)
ミサ・レタートゥス・スム[Missa Laetatus sum]
(ミサ「私は喜んだ」;3群12声)(*)
《晩課》
アレルヤ.主の天使[Alleluia. Angelus Domine](+)
復活のいけにえに称賛を[Victimae paschali laudes](セクエンツィア)(*)
子羊の宴を整え[Ad caenam Agni Providi](賛歌;4声)(+)
《終課》
見よ、今こそ主をたたえよ[Ecce nunc benedicite Dominum](*)-
私を憐れんでください[Miserere mihi](アンティフォナ)(+)
レジナ・チェリ[天の元后;Regina coeli laetare]
(アンティフォナ;2群8声)(*)
アンサンブル・プルス・ウルトラ(*)
スーザン・ハミルトン、ケイティ・トレザウェイ(ソプラノ)
クレア・ウィルキンソン(アルト) デイヴィッド・マーティン(男性アルト)
アシュリー・ターネル、ウィリアム・ボークウィル、
ウォーレン・トレヴェリアン=ジョーンズ(テノール)
ジミー・ホリデイ、ジャイルズ・アンダーウッド(バス)
アンドレス・セア(オルガン)
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ(*)
ジェイミー・サヴァン、サム・ゴーブル(コルネット[ツィンク])
ニコラス・ペリー(コルネット[ツィンク]、ドゥルツィアン、ショーム)
フィリップ・デイル(サックバット)
スコラ・アンティクァ(グレゴリオ聖歌斉唱(+))
フアン・カルロス・アセンシオ(グレゴリオ聖歌指揮(+))
マイケル・ヌーン(指揮)
録音:2009年6月5-9日、トリデシリャス(スペイン、バリャドリド県)、
聖ペドロ教会
マドリード貯蓄銀行文化財団をスポンサーとする「黄金世紀シリーズ(Los
SIGLOS de ORO)」プロジェクトの一環として、ビクトリアの没後400年にあた
る西暦2011年に合わせ全10巻完結を目指して進行中のビクトリア・シリーズ
第7弾。ビクトリアの作曲技法の極みといえる3群12声のための作品(当演奏で
はそのうち1群を管楽器で演奏)を中心に、グレゴリオ聖歌斉唱を加えて復活
祭の典礼の音楽を再現する試みがなされています。「ミサ・レタートゥス・
スム」(ミサ「私は喜んだ」)は、自作の詩篇曲「私は喜んだ」に基づくパロ
ディ・ミサ。

0028947640479 \2850
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):作品集 Vol.8
ミサ・アヴェ・レジナ、モテットと晩課のための音楽
私は色黒、けれども愛らしい[Nigra sum sed formosa](モテット;6声)
老人は幼児を抱き[Senex puerum portabat](モテット;4声)
サルヴェ・レジナ[Salve Regina](アンティフォナ;6声)
主は言われた[Dixit Dominus](詩篇;8声)
マニフィカト第5旋法[Magnificat Quinti toni](6声)
主をほめたたえよ[Laudate Dominum](詩篇;8声)
アヴェ・レジナ・チェロールム[幸あれ、天の元后;Ave Regina coelorum]
(アンティフォナ;8声)
ミサ・アヴェ・レジナ[Missa Ave Regina](8声とオルガン)
彼女の手に果実を与えよ[Date ei de fructu](モテット;4声)
おお、聖なる宴[O sacrum convivium](モテット;6声)
アンサンブル・プルス・ウルトラ
グレース・デイヴィドソン、エイミー・ハワース(ソプラノ)
クレア・ウィルキンソン(アルト)
デイヴィッド・マーティン、マーク・チェンバーズ(男性アルト)
アシュリー・ターネル、トム・ホブズ、ジュリアン・ストッカー(テノール)
ジミー・ホリデイ、サイモン・ガリアー(バス)
マハン・エスファハニ(オルガン)
マイケル・ヌーン(指揮)
録音:2009年8月、ロンドン、ハムステッド、
セント・ジュード=オン=ザ・ヒル教会
マドリード貯蓄銀行文化財団をスポンサーとする「黄金世紀シリーズ(Los
SIGLOS de ORO)」プロジェクトの一環として、ビクトリアの没後400年にあた
る西暦2011年に合わせ全10巻完結を目指して進行中のビクトリア・シリーズ
第8弾。
「ミサ・アヴェ・レジナ」(ミサ「」)は、自作のアンティフォナ「アヴェ・
レジナ・チェロールム」に基づくパロディ・ミサ。




<SMC (モスクワ音楽院)>
SMCCD 0034 \1780
リヒテル&ザンデルリング
ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲(*)
嬰ヘ短調 Op.23 No.1/イ長調 Op.32 No.9/ロ短調 Op.32 No.10
嬰ト短調 Op.32 No.12/変イ長調 Op.23 No.8/ヘ長調 Op.32 No.7
ハ長調 Op.32 No.1/変ロ短調 Op.32 No.2/変ロ長調 Op.23 No.2
ニ長調 Op.23 No.4/ト短調 Op.23 No.5/ハ短調 Op.23 No.7
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団(+)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))
録音:1954年12月4日(*)、1955年2月16日(+)、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ、モノラル

SMCCD 0037 \1780
リヒテル&オーマンディ
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第5番ニ短調 Op.47(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*))
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
録音:1958年5月29日(*)、30日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、
モノラル

SMCCD 0109 \1780
タチアナ・スミルノワ:ロマンティック・メッセージ
ディヴェルティメント(オーボエ、チェロとハープのための)Op.62 No.2(*)
ロマンティック・メッセージ(チェロとハープのための)Op.91(+)
春の夜に(3つのフルートとトライアングルのための幻想曲)Op.89 No.1(#)
セルゲイ・エセーニンの故郷で(民俗楽器四重奏のための)Op.53 No.1(**)
スズダリの画集(ピアノのための)Op.13(++)
協奏交響曲(チェロと室内管弦楽のための)Op.65(##)
ドミートリー・コテノク(オーボエ(*))
ニコライ・ソロノヴィチ(チェロ(*/+/##))
ニーナ・グワニチャワ(ハープ(*/+))
リュドミラ・スリコワ、セルゲイ・イグルーノフ、
エフゲニー・シュクリャンコ(フルート(#))
ロシア民俗楽器四重奏団スカス(**)
タチアナ・スミルノワ(ピアノ(++))
アマデウス室内管弦楽団(##)
フレディ・カデナ(指揮(##))
録音:1999年5月31日、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール(*/#)
2000年5月17日、モスクワ音楽院小ホール(+/**/++/##)

SMCCD 0115 \1780
ゴリデンヴェイゼル(1875-1961) 生誕135年記念
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集
第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2/第6番ヘ長調 Op.10 No.2
第27番ホ短調 Op.90/第21番ハ長調 Op.53
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
録音:1940年代終盤-1950年代初頭、モスクワ音楽院、ライヴ、モノラル

SMCCD 0095 \1780
【未案内旧譜】
ワレンチン・シリヴェストロフ(1937-):歩程
朝の歌(*)/歌曲集「歩程」(全11曲)(*)
使者-1996(完全に蓋を閉じたピアノのための)
スヴェトラナ・サヴェンコ(ソプラノ(*))
ユールー・ポルベロフ(ピアノ)
録音:2001年6月18-19日、モスクワ、GDRZ(国営放送&録音)スタジオ No.1




<VISTA VERA>
VVCD 00217 \1550
ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム Op.45
N・スホヴィツィナ(ソプラノ)
L・ペトロフ(バリトン)
ロシア共和国合唱団
アレクサンドル・ユルロフ(合唱指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
カルル・エリアスベルク(指揮)
カルル・エリアスベルク(1907-1978)はミンスク(現ベラルーシ共和国首都)に
生まれたソヴィエトの指揮者。レニングラード放送交響楽団首席指揮者、ソ
ヴィエト国立交響楽団次席指揮者を務めました。ブラームスは彼のお気に入り
の作曲家で、当レーベルから発売された「交響曲第3番」と「二重協奏曲」の
CD(VVCD 00138)は好評を博しました。当盤では名合唱指揮者アレクサンドル・
ユルロフ率いる名門ロシア共和国合唱団との共演。原語のドイツ語で歌われて
います。




<MELODIYA>
MELCD 1001727 \880
【低価格帯】
音楽の霊感
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」から 春 第1曲
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン)
レニングラード・フィルハーモニー室内管弦楽団 レフ・シンデル(指揮)
チャイコフスキー(1840-1893):メロディ Op.42 No.3
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」から 冬 第2曲
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン)
レニングラード・フィルハーモニー室内管弦楽団 レフ・シンデル(指揮)
A・ルビンシテイン(1829-1894):ヘ調のメロディ Op.3 No.1
マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル 
ユーリー・レーントヴィチ(指揮)
パガニーニ(1782-1840):カンタービレ Op.17
ヴィクトル・トレチャコフ(ヴァイオリン) リュドミラ・クラコワ(ピアノ)
ショパン(1810-1849):幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ)
グリンカ(1804-1857):オペラ「ルスランとリュドミラ」序曲
ソヴィエト国立交響楽団 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲ト短調 Op.46 No.8
モスクワ音楽院室内管弦楽団 ゲンナジー・チェルカーソフ(指揮)
J・シュトラウスII(1825-1899):美しく青きドナウ
モスクワ放送交響楽団 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モーツァルト(1756-1791):交響曲第40番ト短調 K.550 から 第1楽章
ボリショイ劇場管弦楽団 E・クラス(指揮)
サン=サーンス(1835-1921):序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
ローザ・ファイン(ヴァイオリン)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団 キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1963-1985年
ブックレットではなく紙ペラ1枚の簡易な仕様ですが、あなどれない内容です。

MELCD 1001735 \1550
ムソルグスキー(1839-1881)/
イッポリトフ=イワーノフ(1859-1935)補筆完成:オペラ「結婚」(*)
デニソフ(1929-1996)編曲:歌曲集「子供部屋」(管弦楽伴奏版)(+)
リュドミラ・コルマコワ(メゾソプラノ(*))
アレクサンドル・ポドボロトフ(テノール(*))
ウラディーミル・フルーレフ(バリトン(*))
ウラディーミル・リバセンコ(バス(*))
ソヴィエト国立文化省交響楽団(*)
イリーナ・ムラトワ(ソプラノ(+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1983年(*)/1979年、モスクワ音楽院大ホール、ソヴィエト初演(+)

MELCD 1001736 \1550
忘れられたページ
チャイコフスキー(1840-1893):演奏される機会の少ない管弦楽作品集
序曲「雷雨」(オストロフスキーの戯曲のための;1864)
交響的幻想曲「運命」(1868/1896)/幻想序曲「ハムレット」(1888)
オペラ「ヴォエヴォーダ(地方長官)」(1867-1868)から
乙女たちの踊り(第2幕)
オペラ「オプリーチニク」(1870)から 衛兵と女たちの踊り
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1990年5月5日、モスクワ音楽院大ホール

MELCD 1001744 \1550
オシプ・コズロフスキー(1757-1831):レクイエム
ガリーナ・シムキナ、リディア・チェルニフ(ソプラノ)
ワレンチナ・パニーナ(メゾソプラノ)
コンスタンチン・リソフスキー(テノール)
ウラディーミル・マトーリン(バス)
モクスワ国立合唱団 モスクワ劇場合唱団
ソヴィエト国立文化省交響楽団
ウラディーミル・エシポフ(指揮)
録音:1988年

MELCD 1001745 \1550
ロシアの作曲家による管弦楽組曲集
ボロディン(1833-1887)/グラズノフ(1865-1936)編曲:小組曲(*)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「皇帝サルタンの物語」からの組曲 Op.57(+)
バラキレフ(1837-1910):組曲「ショパン」(*)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1984年(*)/1977年(+)

MELCD 1001746 3枚組 \4500
ブラームス(1833-1897):交響曲全集
第1番ハ短調 Op.68/第2番ニ長調 Op.73
第3番ヘ長調 Op.90/第4番ホ短調 Op.98
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1981-1982年

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10-10 No.28-1

2010年10月26日 12時52分11秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
DVBW-9178259(DVD-Video) 2枚組 \1880
ドミンゴ/ヴェルディ:シモン・ボッカネグラ(ROH 2010)
シモン・ボッカネグラ・・・プラシド・ドミンゴ
アメリア・・・・・・・・・マリーナ・ポプラフスカヤ
フィエスコ・・・・・・・・フェッルッチョ・フルラネット
ガブリエレ・アドルノ・・・ジョセフ・カレヤ
パオロ・・・・・・・・・・ジョナサン・サマーズ
ピエトロ・・・・・・・・・ルーカス・ヤコブスキ
コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
舞台監督:エリヤ・モシンスキー
装置:マイケル・イアガン
衣装:ピーター・J・ホール
照明:ジョン・ハリソン
ボーナス映像:「プラシド・ドミンゴとのバックステージ」(含む:モシンスキ
ーのインタヴュー)
収録:コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス 2010年6月
「ファウスト」(DVBW-6316119)、「ドン・カルロ」(DVBW-6316099)に続き、EMI
からのROHのライヴDVD発売。2010年6月、ドミンゴがバリトンのタイトル・ロー
ルを歌ってデビューしたヴェルディの「シモン・ボッカネグラ」です。モシン
スキーのプロダクションでポプラフスカヤやカレヤなどのスター・キャストと
ともにパッパーノ指揮のROHでのパフォーマンスです。ドミンゴは約40年間にわ
たりROHに出演して、25役を200公演で歌ってきましたが、初めてのバリトン役
です。(バリトンはドミンゴがキャリアを始めた声域でもある-メキシコ1959年)
'シモン’はヴェルディ作品の中でも最も難易度が高く、最も情熱的な役とさ
れ、ドミンゴ自身はニュー・ヨーク(1995)とロンドン(1997)ではテナー役で出
演を果たしてはいて、この主役のバリトン役は永年手掛けることを望んでいた
役柄です。
「勝利のドミンゴへ栄光の王冠を」(The Independent - 5 stars)
「低音域では、他のテナーが合板になるところをドミンゴはマホガニーのクオ
リティを持つ」
(The Guardian)
「プラシド・ドミンゴは単なるテナーやバリトンではなくましてや歌手ではな
い。彼はフェノメノンだ。」(Opera Today)
と各メディアも絶賛した歌唱を繰り広げています。






<NMC>
NMC D152 \1980
「ウィンター・パッション」
-デヴィッド・マシューズ(b.1943):作品集
(1)恐るべき美女
(シェイクスピア「アンソニーとクレオパトラ」第2幕第2場による)
(2)クラリネット五重奏曲
(3)マリーナ(T.Sエリオットのテキストによる)
(4)弦楽三重奏曲第1番、第2番
(5)ウィンター・パッション
ライオネル・フレンド指揮
ナッシュ・アンサンブル
(1)スーザン・ビックリー(MS)、
(4)スティーヴン・ロジス(Br)
録音:2009年
デヴィッド・マシューズはニコラス・モーと同期でベンジャミン・ブリテンの
アシスタントを長く務めるなどイギリス音楽界の中心で活躍し、今やイギリス
作曲界の重鎮と言っても過言ではない存在。最新作を含む作品群はブリテン、
バルトーク、ショスタコーヴィチの影響を感じさせる渋く手堅い作風のなかに
硬質の抒情を漂う。

NMC D154 \1980
「涅槃に向かって」
-アダム・ゴーブ(b.1958):吹奏楽作品集
(1)告別/
(2)ブリューゲルからの情景/
(3)アクセント/
(4)ニルヴァーナ(涅槃に向かって)
王立ノーザン・カレッジ音楽大学ウィンド・オーケストラ
(1)ティモシー・レイニッシュ指揮
(2)(3)クラーク・ランデル指揮
(4)マーク・ヘロン指揮
録音:2009年ライヴ
ゴーブはイギリスの中堅作曲家で室内楽、吹奏楽に多くの作品がある。「涅槃
に向かって」は佼成ウィンド・オーケストラの委嘱で書かれたダイナミックな
大作。

NMC D155 \1980
「眠りの前の歌」
-リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):歌曲集
(1)マジョリー・フレミングの花輪/(2)眠りの前の歌
(3)ダンスの歴史/(4)ドリーム・ソングズ
(5)トム・オブドラムの歌/(6)これが庭
(7)旅/(8)夕暮れの歌
(1)(6)(8)ソフィ・デーネマン(S)、
(2)ロデリック・ウィリアムズ(Br)、
(3)(4)(7)スーザン・ビックリー(MS)、
(5)ベンジャミン・ヒューレット(T)、
(5)オリヴァー・コーツ(Vc)、
(1)-(8)イアイン・バーンサイド(Pf)
録音:2009-2010年
ロドニー・ベネットは1936年生まれのイギリスの作曲家でロンドンの王立音
楽院で学んだ後、ダルムシュタットの夏季現代音楽講習に参加しパリではブ
ーレーズに個人的に師事するなどヨーロッパの前衛音楽を学んだが、彼の音
楽は極端な前衛には走らず常によい意味で常識的で親しみやすい作風である。
このアルバムには若書きから最近作まで幅広い作品が選ばれているが、近代
イギリス歌曲のよき伝統を感じさせる秀曲ぞろい。「ダンスの歴史」は最新
ブロードウェイ・ミュージカルのナンバーにしてもおかしくないウィットに
富んだ曲。

NMC D158 \1980
「地球と星々」-ピーター・ウィーゴールド(b.1950):作品集
(1)カーラチャクラ
(2)地球よ、栄えある賓客を迎えよ
(3)バラ
(4)地球と星々
(1)(2)(4)ピーター・ウィーゴールド指揮
(1)(4)ノート・イネガル(アンサンブル)
(2)サウスバンク・シンフォニア
(2)メリンダ・マクスウェル(コール・アングレ)、
(3)ジュリエット・フレイザー(Sop)、
(3)マーティン・バトラー(Pf)
録音:2009年
ピーター・ウィーゴールドは現代イギリスの中堅世代に属する作曲家でBBCプ
ロムスのために度々オーケストラを作曲している。カーラチャクラとはチベッ
ト密教の最奥義である無上ヨーガ・タントラの代表的な聖典のことで、同名の
曲はチベット密教の世界観を表現しようとしたもの。「地球よ、栄えある賓客
を迎えよ」はコール・アングレの呪術的な旋律に美しい弦楽のハーモニーが絡
んで神秘的。「地球と星々」はジャズのイディオムも感じさせる佳作。

NMC D160 2枚組(1枚価格) \1980
「サウンド・センサス」-エンディミオン結成30周年記念アルバム
CD1)
(1)アンソニー・ギルバート:ダブルス
(2)アンソニー・ペイン:マウスフル・オブ・エア
(3)フィリップ・キャシアン:コンチェルタンテ
(4)サイモン・ベインブリッジ:2つのトリオ
(5)マーティン・バトラー:フンディング
(6)コリン・マシューズ:スケルツェット/
(7)ジョー・ダッデル:3つの彫刻
(8)ベイヤン・ノースコット:ダブルス・オール・ラウンド
(9)ピーター・マックスウェル・デイヴィス:ジュダス・メルケイター
(10)ブライアン・エリアス:即興曲
(11)ジョアンナ・ベイリー:アキシス
(12)ジェームズ・ウィークス:ザ・ペッカム・ハーモニー
CD2)
(1)サイモン・ホルト:異種
(2)フィリップ・ヴァネイブルズ:ファイト・ミュージック
(3)ヴィック・ホイランド:トークン
(4)モーガン・ヘイズ:シャトナーのバスーン
(5)メリンダ・マクスウェル:シングラ・ロック
(6)エドワード・カウィー:マグマ詩篇
(7)藤倉大:暗示
(8)クリストファー・フォックス:日の光のもとでの研究
(9)サイモン・ウィルズ:言葉なしで・・・
(10)ナオミ・ピノック:ウィズイン
(11)サイモン・ホルト:ディスパレイト・ドス
エンディミオン(Hrp,Fl,Ob,Cl,B/Cl,Fg,Hrn,Trp,Trb,Vn,Va,Vc,
Db,Perc,Pf)
録音:2009年
現代音楽を専門とする室内アンサンブル・エンディミオンはイギリスのナショ
ナル・ユース・オーケストラの有志により結成された。彼らは通常のクラシッ
クのレパートリーに飽き足らず同時代の主にイギリスで活動する作曲家に作品
を委嘱し常に野心的なコンサートを行ってきた。このアルバムは結成30周年を
記念して作られたもので様々な世代の作曲家が記念に作品を提供している。ピ
ーター・マックスウェル・デイヴィスら大御所から注目の日本の若手・藤倉大
までバラエティに富んだ内容。今のイギリス現代音楽シーンを手っ取り早く知
るのに最適のセット。

NMC D161 \1980
「ソロとデュオ」
-エドウィン・ロクスバラ(b.1937):作品集
(1)独り言3(Vn solo)
(2)伴奏つきのフルートの音楽(Fl,Pf)
(3)独り言2(Va solo)
(4)回転する世界の静止点で・・・(Ob,Electronics)
(5)独り言4(Vc solo)
(6)オーブ(ダンサーと打楽器のためのバレエ)
(7)デヴィッドのためのデュオローグ(Va duo)
スルキ・ユー(Vn)、M.コックス(Fl)、
N.クレイトン(Pf)、M.ムラート(Va)、
H-Y.フアン(Va)、E.ロクスバラ(Ob)、
L.キャサリー(Electronics)、
M.マックロード(Vc)、N.リード(Perc)
録音:2008年
エドウィン・ロクスバラ(b.1937)はリヴァプール出身のイギリスの作曲家でオ
ーボエ奏者としても活動している。作曲をナディア・ブーランジェとダラピッ
コラに学んだ、正統的(?)なヨーロッパの前衛音楽の様式を継承した手堅い作
風の作曲家だが、自らオーボエを吹く「回転する世界の静止点で・・・」では
オーボエの特殊奏法とオーボエの音を(おそらくリアル・タイムで)変調させて
作ったコンピュータ音響の絶妙のタペストリーが実験的で面白い。

NMC D162 \1980
「ノンチェルト,他(NONcertos and others)」
-リチャード・アイレス(b.1965):作品集
(1)第37番b-管弦楽のための
(2)第36番「ホルンのためのノンチェルト」
(3)第31番「トランペットのためのノンチェルト」
(1)-(3)ローランド・クルティヒ指揮
(1)フランクフルト放送交響楽団
(2)ウィム・ティンマーマンス(Hrn)、ASKOアンサンブル
(3)マルコ・ブラウ(Trp)、ムジーク・ファブリーク
録音:2002/2004年
リチャード・アイレス(b.1965)はアーサー王伝説発祥の地、イギリス・コーン
ウォール地方出身。ダルムシュタットでモートン・フェルドマンに師事した
後、ルイ・アンドリーセンにも教えを受けている。ハリウッド映画かアニメの
サウンドトラックのような明るく屈託のない楽想とオーケストレーションをま
るで子供が積み木を崩すようにグチャグチャなカオスにしてしまうやんちゃぶ
りがこの作曲家の特徴。ノン・チェルト(NONcerto)というネーミングはもちろ
んConcertoのパロディだろうが、こんな所にも彼のセンスが表れている。ジョ
ン・アダムズと新古典主義期のストラヴィンスキーとプロコフィエフを明るく
シュニトケ風にシャッフルしたのがリチャード・アイレスの音楽といえよう。

NMC D166 \1980
「ドレンペル」-ノスフェラトゥ
(1)ジョナサン・パウエル:ドレンペル
(2)アンドルー・ポピー:いかにハンマーを感じるか
(3)デイヴ・プライス:リーのゲーム
(4)ポール・ニューランド:トランス
(5)ハワード・スケンプトン:縦に並んで
(6)ジョー・カットラー:シコースキーB
(7)フィン・ピーターズ:いななく馬
(8)ジェフ・ハンナン:バブル・ガム
ノスフェラトゥ:
【フィン・ピーターズ(Sax,Fl),デイヴ・プライス(Perc),イヴォ・デ・グ
レーフ(Pf),ジョー・カットラー(クリエイティヴ・アソシエート)】
録音:2008-09年
ノスフェラトゥはジャズにも精通した作曲家・演奏家が4人集まったアンサン
ブル。名前は吸血鬼からとられている。パウエルの「ドレンペル」とは車が
スピードを出せないように設置された凸形の障害物。サックスとピアノ、パー
カッションでの凸凹感がカッコいい作品です。その後もミニマルっぽいもの、
ジャズっぽいもの、おしゃべりがサンプリングされてぐるぐる回るもの、と聴
くものをあきさせない66分。

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10-10 No.28-2

2010年10月26日 12時51分50秒 | Weblog
<Alto>
ALC 1078 \880
フォーレ(1845-1924):
レクイエム Op.48/ジャン・ラシーヌの頌歌 Op.11
タントゥム・エルゴ[これほど大いなる秘蹟に]Op.65 No.2
小ミサ/マリア・マーテル・グラツィエ[恵み深き御母マリア]Op.47 No.2
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・ヒル(指揮)

ALC 1082 \880
トマス・タリス(1505-1585):あなたの他に私は(40声のモテット)
預言者エレミヤ哀歌、モテット&賛歌集
神がわれらを恵み(タリスのカノン)/あなたの他に私は(40声のモテット)
あなたの僕の声と祈りを聞いてください/もしもあなたが私を愛しているならば
おお、主よ、あなたの聖霊を与えてください
預言者エレミヤの哀歌 I/預言者エレミヤの哀歌 II
断食し泣き悲しんで/おお、聖なる宴よ/世の救い主
おお、光から生まれた光よ/あなたに、光が消える前
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マイケル・チャンス、ロビン・タイソン、チャールズ・ブレット(*)、
ティモシー・ペンローズ(カウンターテナー)
ジェイムズ・グリフェット(*)、ポール・エリオット(*)、
イアン・パートリッジ、
アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル(テノール)
スティーヴン・ロバーツ、エイドリアン・ピーコック、
デイヴィッド・ビーヴァン、
ブライアン・イーサリッジ(*)、マイケル・ジョージ(*)(バス)
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1987-1997年 前出:IMP/ Regis, RRC 1026(廃盤)
「エレミヤの哀歌」だけで買う価値があると言えるアルバム。ヒリアードにも
タリス・スコラーズにも望みがたいこの「歌い込み」ぶりはプロカンならでは。
細かい傷がないわけではありませんが、ポリフォニーの綾のなかで5人の歌手
(*)が「出るべきところで出てくる」ことで演奏にめりはりがつき、味わいの
濃い感動的な音楽が盛り上がっていきます。

ALC 1091 \880
フェリシティ・ロット 愛唱シューマン歌曲集
シューマン(1810-1856):
歌曲集「リーダークライス」Op.39
東方のバラより Op.25 No.25/兵士の花嫁 Op.64 No.1
くるみの木 Op.25 No.2/献呈 Op.25 No.1
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42
ミニョン(君よ知るや南の国)/私のバラ Op.90 No.2/レクイエム Op.90bis
フェリシティ・ロット(メゾソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
録音:1990年 前出:Carlton Classics / IMP / Regis, RRC 1051(廃盤)

ALC 1093 \880
チャイコフスキー(1840-1893):「四季」から、ピアノ作品集
夜想曲ヘ長調 Op.10 No.1/ワルツ=スケルツォ イ短調 Op.7
ユモレスク ト長調 Op.10 No.2/奇想曲変ロ長調 Op.19 No.5
悲しい歌 Op.40 No.2/ワルツ変イ長調 Op.40 No.8
ロマンス ヘ短調 Op.5/ロマンス ヘ長調 Op.51 No.5
少しショパン風に Op.72 No.15/いたずらっ子 Op.72 No.12
夕べの夢想 Op.19 No.1/メヌエット=スケルツォーソ Op.51 No.3
サロンのワルツ Op.51 No.1/瞑想 Op.72 No.5
「四季」Op.37 bis から
五月、白夜/六月、舟歌/十一月、トロイカ/一月、炉端で
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1983年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1093(廃盤)

ALC 1097 \880
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」(抜粋)
チェーザレ・シエピ(バス:フィガロ)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:スザンナ)
アルフレート・ペル(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ:伯爵夫人)
ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾソプラノ:マルチェリーナ)
フェルナンド・コレーナ(テノール:医師バルトロ)
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ:ケルビーノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)
録音:1959年、ステレオ、ADD 原盤:Decca 全曲盤:ALTO, ALC 2501(3CD)

ALC 1098 \880
ブラームス(1833-1897):
管弦楽のためのセレナード第1番ニ長調 Op.11
管弦楽のためのセレナード第2番イ長調 Op.16
ヴェストドイチェ・シンフォニア
ディルク・ユレス(指揮)
録音:1992年 前出:Carlton Classics / Regis, RRC 1048(廃盤)

ALC 1101 \880
ボヘミアのバロックとその後の音楽 Vol.5
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
ヴァイオリン協奏曲ト長調(*)
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):オーボエ協奏曲ハ長調(+)
ヴェンツェル・カリック(?-1767):クラリネット協奏曲変ロ長調(#)
ドミニク・ヨセフ・シュクロウプ(1766-1830):ホルン協奏曲変ロ長調(**)
ヤン・クシュチテル・ネルダ(1707頃-1780頃):トランペット協奏曲変ホ長調(++)
マルチン・コス(ヴァイオリン(*))
ズデニェク・アダム(オーボエ(+))
イゴル・ファンチシャク(クラリネット(#))
エリシュカ・アダモヴァー(ホルン(**))
カレル・ヴェンツォウル(トランペット(++))
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
新録音

ALC 1106 \880
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第6番ロ短調 Op.74(*)
バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71(+)
ソヴィエト国立文化省交響楽団(*)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
モスクワ国立交響楽団(+)
パーヴェル・コーガン(指揮(+))
録音:1988年(*)/1990(+) 「西側」初登場音源

ALC 1108 \880
ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932):
星条旗よ永遠なれ(マーチ)/海の女王(ワルツ)/滑走する少女(タンゴ)
雷神(マーチ)/ミラ・ガヴォット/ワシントン・ポスト(マーチ)
桃とクリーム(フォクストロット)/士官候補生(マーチ)
コミック・オペラ「渇望の的」から ワルツ
コミック・オペラ「エル・カピタン」前奏曲(大統領のポロネーズ)
/忠誠(マーチ)
ユリウス・フチーク(1872-1916):剣士の入場
モートン・グールド(1913-1996):アメリカン・サリュート
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):ザ・ガール・クレイジー
ヴィクター・ハーバート(1859-1924):
フェスティヴァル・マーチ/アメリカン・ファンタジ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
エリック・カンゼル(指揮)
録音:1998年 原盤:Vox 前出:Regis, RRC 1018(廃盤)

ALC 1109 \880
シューベルト(1797-1828):
4つの即興曲 D.899/4つの即興曲 D.935
楽興の時 Op.94 から Nos.3-6
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
録音:1967年 原盤:Vox 前出:Regis, RRC 1019(日本では正規未発売、廃盤)

ALC 1112 \880
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.1
第4番ニ長調 Op.83(1949)/第8番ハ短調 Op.110(1960)
第10番変イ長調 Op.118(1964)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 2029

ALC 1113 \880
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集
英雄的ソナタ Op.24/冬の夜の歌 Op.30/スロヴァキア組曲 Op.32
2つのワラシュ舞曲 Op.34 から ディマーク(No.2)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:2010年 新録音

ALC 1117 \880
祝祭日のためのグレゴリオ聖歌集
In Festo Sanctissimi; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
In Nativitate; Puer Natus / Graduale / Offertorium / Communio
In Epiphania Domini;
Introitus / Graduale / Offertorium / Communio / Dies Irae
In Assumptione; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Andreae Apostoli; Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Commune Unius Martyr: Introitus / Graduale / Offertorium / Communio
Hymnus; Aeterna Christi
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ジェイムズ・グリフェット、イアン・パートリッジ(テノール)
ゴードン・ジョーンズ、ブライアン・イーサリッジ、スティーヴン・ロバーツ、
マイケル・ジョージ、エイドリアン・ピーコック(バス)
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1990-1992年 前出:IMP / Regis, RRC 1217(廃盤)

ALC 1121 \880
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス
マルティーナ・ムサッキオ(ソプラノ)
クラウディア・バンデーラ(アルト)
ギリェルモ・ドミンゲス(テノール)
ヨハネス・マノフ(バス)
バーゼル・マドリガル合唱団
フリッツ・ネーフ(指揮)
録音:1993年 原盤:Ars Musici

ALC 1122 \880
エリーザベト・シュヴァルツコップ、オペレッタを歌う
ホイベルガー(1850-1914):
「オペラ舞踏会」から Geh'n wit im Chambre Separeae
ツェラー(1842-1898):「小鳥売り」から
Ich bin die Christel von der Post
/ Rosenlied:Schenkt man sich Rosen in Tirol
レハール(1870-1948):「ロシア皇太子」から Einer Wird Kommen
レハール:「ルクセンブルク伯爵」から Hoch, Evoe, Angele, Dider
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):
「カサノヴァ」から 修道女の合唱とラウラの歌
ミレッカー(1842-1899):「デュバリー伯爵夫人」から
Ich schenk' mein Herz / Was ich im Leben beginne
スッペ(1819-1895):「ボッカチョ」から Hab ich nur deine Liebe
レハール:「ルクセンブルク伯爵」から Heut' noch werd' ich Ehefrau
ツェラー:「抗夫長」から Sei nicht bos
レハール:「ジュディッタ」から Meine Lippen sie kuussen so heiss
ルドルフ・ジーツィンスキ(1879-1952):ウィーン、わが夢の町
[ボーナス・トラック]
エリーザベト・シュヴァルツコップのオペレッタ録音から
レハール:「メリー・ウィドー」から Bitte meine Herren / Viljalied
レハール:「微笑みの国」から
Ich danke fur die Huldigung... Ger, gern wa' ich verliebt
Wer hat die Liebe uns ins Herz gesenkt
ヨハン・シュトラウスII:
「ヴェネツィアの一夜」から Frutti di mare / Was mir der Zufall gab
「ウィーン気質」から Gruss dich Gott, du liebes Nesterl
「こうもり」から Klange der Heimat(チャルダーシュ)(*)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮(*以外))
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*))
録音:1960年(一部を除く)、AAD/ADD 原盤:EMI

ALC 1125 \880
ジョーン・サザーランド プリマドンナの芸術 オペラ・アリア集
トマス・アーン(1710-1788):
「アルタクセルクセス」から The soldier tir'd
ヘンデル(1685-1759):
「サムソン」(オラトリオ)から Let the bright Seraphim
ベッリーニ(1801-1835):「ノルマ」から Sediziose voci... Casta diva
ベッリーニ:「清教徒」から Son vergin vezosa
ロッシーニ(1792-1868):「セミラーミデ」から Bel raggio lusinghier
ベッリーニ:「清教徒」から Qui la voce sua soave
ベッリーニ:「夢遊病の女」から Care compagne... come per me sereno
グノー(1818-1893):「ファウスト」から O Dieu, que de bijoux(宝石の歌)
モーツァルト(1756-1791):「後宮からの逃走」から Martern aller Arten
ドリーブ(1836-1891):「ラクメ」から Oug va la jeune Indoue(鐘の歌)
マイアベーア(1791-1864):「ユグノー教徒」から O Beau pays
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
コヴェントガーデン王立オペラハウス管弦楽団
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
録音:1960年、ADD 原盤:Decca

ALC 1126 \880
21世紀のフルート協奏曲集
ニールセン(1865-1931):フルート協奏曲
オネゲル(1892-1955):
フルート、イグリッシュホルンと室内管弦楽のための協奏曲
イベール(1890-1962):フルート協奏曲
プーランク(1899-1963)/レノックス・バークリー(1903-1989)編曲:
フルート・ソナタ(管弦楽伴奏版)
ジェニファー・スティントン(フルート)
スコットランド室内管弦楽団
スチュアート・ベッドフォード(指揮)
録音:1991年 原盤:Collins Classics 前出:Regis, RRC 1126(廃盤)

ALC 1128 \880
スメタナ(1824-1884):ピアノのための舞曲と夢
3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)/3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
夢(6曲;1875)/チェコ舞曲集第2巻(1879)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)
録音:1992-1994年 原盤:Unicorn Kanchana 
前出:Regis, RRC 1173, 1223(共に廃盤)

ALC 2011 2枚組 \1300
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マーク・ブラウン(指揮)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
聖母マリアの夕べの祈り(1610)(*)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
ハノーファー少年合唱団
コレギウム・アウレウム
ムジカ・フィアタ
ハインツ・ヘニヒ(指揮)
同時代の作品集 [ボーナス・トラック]
モンテヴェルディ:サルヴェ・オー・レジナ(+)
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
わが子、アブサロンよ SWV269(#)/ああ、私は悲しい、主よ SWV65(#)
おお、あなたは何と美しい SWV265(#)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
スターバト・マーテル(+)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
マーク・ブラウン(指揮(+))
エドガー・フリート(指揮(#))
録音:1979-1987年 原盤:Ars Musici(*) 前出:IMP / 他(*以外)

ALC 2012 2枚組 \1300
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.2
2つの小品第1番 Op.36(1931)
第1番ハ長調 Op.49(1938)/第5番変ロ長調 Op.92(1952)
第9番変ホ長調 Op.117(1964)/第2番イ長調 Op.68(1944)
第3番ヘ長調 Op.73(1946)/第7番嬰ヘ短調 Op.108(1960)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 2028, 2029(共に廃盤)

ALC 2013 2枚組 \1300
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集 Vol.3
第6番ト長調 Op.101(1956)/第11番ヘ短調 Op.122(1966)
第15番変ホ短調 Op.144(1974)/第12番変ニ長調 Op.133(1968)
第13番変ロ短調 Op.138(1970)/第14番嬰ヘ長調 Op.142(1973)
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(ヴィオラ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:1997-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1024, 2029(共に廃盤)

ALC 2502 3枚組
モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」
エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン:ドン・ジョヴァンニ)
ジュゼッペ・タッデイ(バリトン:レポレッロ)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ:ドンナ・アンナ)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:ドンナ・エルヴィーラ)
グラツィエッラ・シュッティ(ソプラノ:ツェルリーナ)
ルイジ・アルヴァ(テノール:ドン・オーターヴィオ)
ピエロ・カプッチッリ(バリトン:マゼット)
ゴットロープ・フリック(バス:騎士長)
フィルハーモニア合唱団&管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1960年 原盤:EMI

ALC 2503 3枚組 \1750
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:カルメン)
ニコライ・ゲッダ(テノール:ドン・ホセ)
エルネスト・ブラン(バリトン:エスカミリョ)
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ:ミカエラ)
ドニーズ・モンテイル(ソプラノ:フラスキタ)
ジャン=クリストフ・ブノワ(バリトン:ダンカイロ)
ミシェル・アメル(テノール:レメンダノ)
フランス国立放送合唱団&管弦楽団
トマス・ビーチャム(指揮)
録音:1959年 原盤:EMI

ALC 5002 5枚組 \2580
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集
録音:1990-1998年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 5001(廃盤)
ALC 1112、ALC 2012、ALC 2013のセット。

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10-10 No.27

2010年10月26日 12時51分28秒 | Weblog
<JVC XRCD>
JMXR 24700 2枚組 \4200
(1)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノヴァク版)
(2)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
(3)同:交響曲第7番 イ長調 Op.92
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)、NHK交響楽団
録音:(1)1984年3月7日 N響 第925回定期公演ライヴ(NHKホール)
(2)1984年3月14日 N響 第926回定期公演ライヴ(NHKホール)
(3)1984年3月23日 N響 第927回定期公演ライヴ(NHKホール)
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC)
[音源提供]NHK / NHKサービスセンター
この度NHKのオリジナルテープをJVC横浜スタジオに持ち込み、じっくり細心の
注意をはらいトランスファーいたしました。NHKのテープがNHK以外のスタジオ
に持ち込まれるのは異例でNHK職員立会いのもと厳重に作業が進められました。
結果は予想を上回る音質の良さで驚きを禁じえません。演奏はいわずもがなの
名演中の名演ですが、評論家宇野功芳は、さらに今回のXRCDの出来栄えを下の
ように激賞しておられます。
『ベートーヴェンの2曲は、もちろん既発売のコロムビア盤に比べ、大きな差
をつけているが、最近NHKから出たDVDと比べても感動はさらに大きい。それだ
け音質が優れているということになる。ブルックナーも旧CDよりはるかに良い。
本CDの価値は不滅であろう。なにしろブルックナーといえばマタチッチにとっ
て最も大切な作曲家、わけても8番は得意中の得意だからだ。84年3月7日、
NHKホールの1階席最前列にすわって聴いたときの、手に汗にぎる感動が昨日の
ことのように思い出されてくる。コーダの豪快な迫力についてはいわずもがな
であろう。ベートーヴェンの2番と7番ではやはり後者の迫力が凄い。当日NHK
ホールにすわっていたぼくの感動、魂の震撼はとてもとても筆舌に尽くせるも
のではなかったのである。』―宇野功芳― ライナーノーツより




<Idealeaudience>
30 79248(DVD-Video) \2900
メンデルスゾーン:
ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.110
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
[ボーナス]
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
ユジャ・ワン(P)
ヴェルビエ祝祭管弦楽団 クルト・マズア(指)
キリル・トルソフ(Vn)ディヴィット・アーロン・カーペンター(Va)
マクシム・リサノフ(Va)ソル・ガベッタ(Vc)レイ・メッシュ(Kb)
収録:2009年7月29日(Op.110)、7月30日(Op.25、Op.56)、8月1日(ボーナス)
ヴェルビエ音楽祭、スイス(ライヴ)
スイスのスキーリゾート地、ヴェルビエで毎夏に開催されている音楽祭。
2009年メンデルスゾーン生誕200年を記念して行われた演奏会から3つのプログ
ラムをピックアップ。今、世界中の音楽ファンを魅了している若きピアニスト、
ユジャ・ワンは、ピアノ六重奏とピアノ協奏曲で登場。ピアノ六重奏曲は気鋭
の弦楽奏者たちの卓越した演奏とユジャ・ワンの閃きに満ち溢れた音楽性が絡
み合った素晴らしい演奏。ヴィオラ奏者にはエッシェンバッハの秘蔵っ子新星
ディヴィット・アーロン・カーペンターも参加。鋭い感性と確かな技巧で演奏
を支えています。続くクルト・マズアとのピアノ協奏曲では、ユジャ・ワンの
技巧に圧倒されます。第1番は華やかで演奏効果が高く、ユジャ・ワンの華麗
な技巧と美しい音色を十分に堪能できます。ユジャ・ワンが口ずさみながら奏
でる第2楽章の夢見るような美しさは絶品。またボーナスに収録されているスト
ラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」では切れ味鋭い演奏を披露しています。
そして交響曲第3番。マズアにはゲヴァントハウス管との名盤が存在しますが、
ここでは世界各国から集まった有能な若手演奏者で結成されたヴェルビエ祝祭
管との極めて爽やかな演奏を聴かせてくれます。




<Dynamic>
DYNDVD 33651(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏西
カタルーニャ
マルティン・イ・ソレル:「ディアナの木」
ローラ・エイキン(S ディアナ)
マイケル・マニアチ(CT アモーレ)
アイノア・ガルメンディア(S ブリトマルテ)
マリア・マルティネス(Ms クリツィア)
ジョシー・ペレス(Ms クロエ)
チャールズ・ワークマン(T シルヴィオ)
スティーヴ・デイヴィスリム(T エンディミオーネ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ドリスト)
ハリー・ビケット(指)
バルセロナ・リセウ大劇場交響楽団
演出:フランシスコ・ネグリン
装置:アリアーネ・イサベル・ウンフリエド,リファイル・アイダルパシク
衣装:ルイ・デジレ
振付:トーマス・マクマヌス
収録:2009年10月7日,バルセロナ
マルティン・イ・ソレル「ディアナの木」が世界初収録です!ビセンテ・マル
ティン・イ・ソレル(1754-1806)といえば、モーツァルティアンには有名な存
在。スペイン、ヴァレンシア生まれのマルティン・イ・ソレルは、ボローニャ
で作曲を学び、1785年に鳴り物入りでウィーンに登場、数年間ウィーンの宮廷
歌劇場で活躍します。これがちょうどモーツァルトがダ・ポンテと組んで「フ
ィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」を作曲する時期に当たるので、二人
は様々な局面で絡むことになります。「ドン・ジョヴァンニ」のフィナーレに
はマルティン・イ・ソレルの「稀なこと」の一節が引用されているのは有名で
す。この「ディアナの木」は、ダ・ポンテが「ドン・ジョヴァンニ」の台本執
筆と並行して台本制作を手がけていたことで知られています。1787年10月1日、
ウィーンで初演、好評を博し、ヨーロッパ各都市で広く上演される人気作にな
りました。
女神ディアナは米国出身のソプラノ、ローラ・エイキン。モーツァルトも得意
としながら、ベルクの「ルル」のタイトルロールも歌うという人で、しかも美
人。エンディミオーネのスティーヴ・デイヴィスリムはオーストラリア生まれ
の美声テノール。シルヴィオのチャールズ・ワークマンは米国のテノール、
ロッシーニやバロックオペラを得意にしています。ドリストを歌うバスのマル
コ・ヴィンコは、ロッシーニ・バスとして有名。ブリトマルテのアイノア・ガ
ルメンディアバスクの血を引くスペインのメッゾソプラノ。ヘンデルのオペラ
などで高い評価を得ているハリー・ビケットとフランシスコ・ネグリンの名コ
ンビによって、名前ばかりが知られていたマルティン・イ・ソレルの傑作が見
事に蘇っています。

CDS 613 2枚組 \3780
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集第16巻
協奏曲 ニ長調 D30
協奏曲 ヘ長調 D66
協奏曲 変ロ長調 D119
協奏曲 ト長調 D81
協奏曲 ホ長調 D53
協奏曲 ニ長調 D38
協奏曲 イ長調 D108
協奏曲 ヘ長調 D69
協奏曲 イ長調 D104
協奏曲 ハ長調 D12
協奏曲 ニ長調 D29
カルロ・ラザーリ(Vn D30,D119,D69,D104,D29)
フェデリーコ・グリエルモ(Vn D66,D81,D53,D38,D108,D12)
ラルテ・デッラルコ
録音:2008年1月,2009年7月
DYNAMIC社が1996年から進めている、ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリ
ン協奏曲全集、いよいよゴールが目前となりました。全17巻予定の第16巻です。
このシリーズは、単なる全集ではなく、残された手稿譜や古い印刷譜に基づい
た楽譜を使用、ピリオド楽器による演奏と、タルティーニ演奏の最先端を行く
もの。加えて、ソリストを務めるカルロ・ラザーリとフェデリーコ・グリエル
モは、いずれも新イタリア合奏団のヴァイオリン奏者として活躍している名手。
ここでの11曲もどれも名演揃いです。

●新シリーズ デリーツィエ・ムジカーリ
DM 8001 \880
ビーバー親子:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ集
カール・ハインリヒ・フォン・ビーバー:
ソナタ
(クラリーノ、4つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のための)
パスカリス・ソナタ(4つのトランペット、弦楽、通奏低音)
3つのクラリーノ・ソナタ(トランペット、弦楽、通奏低音)
ソナタ(4つのトランペット、弦楽、ティンパニ、通奏低音)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:
5声のソナタ第4番(トランペット、弦楽、通奏低音)
描写ソナタ(ヴァイオリン独奏、弦楽、通奏低音)
パルティータ第5番(トランペット、弦楽、通奏低音)
5声のソナタ第7番(2つのヴァイオリン、通奏低音)
ガブリエレ・カッソーネ(ナチュナル・トランペット)
アントーニオ・フリジェ(Org)
アンサンブル・ピアン・アンド・フォルテ
旧CDS 234。ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704)と、カール
・ハインリヒ・フォン・ビーバー(1681-1749)による、様々な種類のソナタを
集めています。ガブリエレ・カッソーネは、1960年生まれのイタリアのトラン
ペット奏者。様々な古楽団体でソリストとして活躍しています。

DM 8002 \880
フュルステナウ:フリーメイソンのための音楽
6つの歌(独唱者、男声合唱、フルート、ギター)
12の小品 Op.16(フルート、ギター)
6つの歌(独唱者、男声合唱、フルート、ギター)
マリオ・カルボッタ(Fl)
アルド・マルティノーニ(G)
ディエゴ・ファソリス(指)
スイス・イタリア語放送男声合唱団
旧CDS 250。ドイツのフルート奏者カスパール・フュルステナウ(1772-1819)に
よる、フリーメーソンのための音楽。今ではバロック音楽の指揮者として大人
気のディエゴ・ファソリスの比較的初期の録音です。

DM 8003 \880
ジュゼッペ・サンマルティーニ:
チェンバロ協奏曲 イ長調
フルート協奏曲 ニ長調
フルート協奏曲 イ長調
オーボエ協奏曲第9番 変ロ長調
オーボエ協奏曲第12番 ハ長調
ドナテッロ・ビアンキ(Cenb)
パオロ・フェリガート(Fl)
フランチェスコ・クワランタ(Ob)
パオロ・スッパ(指)
イ・ムジチ・アンブロジアーニ
旧S 2020。ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)は、ミラノ生まれで、
ロンドンで活躍したオーボエ奏者、作曲家。ここに収録されている5つの協奏
曲はいずれも世界初録音でした。チェンバロ協奏曲は、サンマルティーニの
没後1754年に出版された曲。2曲のフルート協奏曲は、初期の作品と推測され
ているもの。2曲のオーボエ協奏曲は、英国図書館所蔵の手稿譜に収められて
いるもの。





<Bel Air>
BAC 301(DVD-Video) \4950
リージョン・フリー
バレエ「ファラオの娘」(全3幕)
台本:ピエール・ラコット(ゴーティエ「ミイラの物語」に基づく、
J.H.ジョルジュとマリウス・プティパの台本による)
演出・振付:ピエール・ラコット(プティパによる1862年の同名作による) 
音楽:チェーザレ・プーニ
装置・衣裳:ピエール・ラコット,アスピシア/スヴェトラーナ・ザハーロワ,
ウィルソン卿、タオール/セルゲイ・フィーリン,
ラムゼ/マリア・アレクサンドローヴァ,ボリショイ・バレエ団ソリスト,
ボリショイ劇場管弦楽団,アレクサンダー・ソトニコフ(指)
収録:2003年10月31日
※既にご案内済みのBAC 201がリージョン・フリーではなかったため、再度の
ご案内となります。




<IDIS>
IDIS 6602 \1650
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23
ピアノ・ソナタ第9番 Op.68 「黒ミサ」
練習曲 変ロ短調 Op.8-11
練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
前奏曲 ハ長調 Op.11-1
前奏曲 ト長調 Op.11-3
前奏曲 ホ長調 Op.11-9
前奏曲 嬰ハ短調 Op.11-10
前奏曲 変ト短調 Op.11-13
前奏曲 嬰ホ短調 Op.11-14
前奏曲 変ロ短調 Op.11-16
前奏曲 ロ短調 Op.13-6
前奏曲 嬰ヘ短調 Op.15-2
前奏曲 ロ長調 Op.16-1
前奏曲 変ホ短調 Op.16-4
前奏曲 ト短調 Op.27-1
前奏曲変ニ長調Op.48-3
前奏曲 イ短調 Op.51-2
前奏曲 Op.59-2
前奏曲 Op.67-1
前奏曲 ニ長調 Op.11-5
前奏曲 嬰ト短調 Op.22-1
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1953年、ライヴ(Op.68、Op.8-11、Op.42-5),1955年(Op.23),
1956年(Op.11-5、Op.22-1),1955年(それ例外)
ホロヴィッツお得意のスクリャービン集。

IDIS 6603 \1650
アンドレス・セゴビアの芸術 第6集
ミラン:パヴァナ第1番,第2番
サンス:パヴァナ
不詳:カンツォーナ,サルタレッロ
ヴィゼー:オントラーダ,ジーグ,ブーレー,メヌエット
ヘンデル:サラバンド,メヌエット
グルック:精霊の踊り
トローバ:ソナタ イ短調
エスプラ:2つのレヴァンテの印象
マネン:幻想ソナタ
アンドレ・セゴビア(G)
録音:1944-56年
ギターの神様、アンドレス・セゴビア(1893-1987)の50代を中心とした録音。
スペインの作曲家が多く収録されています。

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10-10 No.26-1

2010年10月25日 15時03分47秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 213 \2180
J・S・バッハ:モテット集 ――
モテット第1番《主に向かいて新しき歌を歌え》BWV.225/モテット第4番
《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228/モテット第6番《すべての国よ、
主を讃美せよ》BWV.230/モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》BWV.227
/モテット第5番《来たれ、イエス、来たれ》BWV.229/モテット第2番《御霊
はわれらが弱きを助け給う》BWV.226
ヴォーチェス8、セネジーノ・プレーヤーズ、バーナビー・スミス(指揮)
"ポップス&ジャズ"から"バッハ"となると意外な選曲と思ってしまうところだ
が、2003年に結成されたヴォーチェス8のメンバーたちがかつて所属していた
のは、あのウェストミンスター寺院の少年少女聖歌隊。教会音楽や合唱曲など
"クラシック音楽"こそ、ヴォーチェス8が最も得意とするレパートリーなので
ある!
録音:2010年4月13日-16日、セント・サイラス教会(ロンドン)

SIGCD 209 2枚組 \3500
J・S・バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245
チャールズ・ダニエルズ(テノール/エヴァンゲリスト)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン/イエス)、
シュテファン・ローゲス(バス/ピラト)、
ピーター・シーモア(指揮)、
ヨークシャー・バロック・ソロイスツ
1973年に創設されたヨークシャー・バロック・ソロイスツ(YBS)は、ハイペリ
オンからリリースされているアーベルやヒュームのヴィオラ・ダ・ガンバ作品
集の演奏が印象深いガンバ奏者スザンヌ・ハインリッヒもメンバーに名を連ね
るなど、欧州で確実に存在感を高めているピリオド演奏団体。
定期的に出演しているヨーク古楽音楽祭での活躍、またライプツィヒ・バッハ
音楽祭への招聘、そしてこの「ヨハネ受難曲」のために駆けつけた強力なソリ
スト陣の顔ぶれが、YBSへの注目度、評価の高さを示している。
2010年1月の録音。

SIGCD 210 \2180
悲しみの対話 ――
ラムゼイ:ダビデが聞きしとき、涙は王子のため?
フォード:ディス・ナウ・デッド・ナイト
クランフォード:ウィープ、ウィープ・ブリトンズ
ウォード:ノー・オブジェクト・ディアラー
コプラリオ:朝の歌より
ウィールクス:おお, ヨナタン、ダビデが聞きしとき
デリング:王は動き、Contristatus est David
ヴォーター:Melpomene, Bewail
ラムゼイ:力強き者は倒れたるかな、眠れ, 肉体の誕生
トムキンズ:その時ダヴィデは悲嘆に暮れた、ダビデが聞きしとき
ウォード:ウィープ・フォース・ユアー・ティアーズ
ガリカントゥス、エリザベス・ケニー(リュート)、
ガブリエル・クラウチ(ディレクター)
次代の名君として大きな期待を背負いながらもチフスに倒れ1612年にこの世を
去ったスチュアート朝の"プリンス・オブ・ウェールズ"、ヘンリー・フレデリ
ック・スチュアート王子の死をテーマとしたイギリス後期ルネサンスの合唱作
品集。
イギリス有数の合唱団テネブレのメンバーで結成されたルネサンス音楽専門の
ヴォーカル・アンサンブル、ガリカントゥスのハーモニーは世界トップレベル。
英国合唱界、古楽界の重要グループとして世界の舞台に浮上する日も近い。
ちなみにディレクターのガブリエル・クラウチは、キングズ・シンガーズでも
活躍した名バリトン。2010年1月の録音。

SIGCD 226 \2180
ムソルグスキー:展覧会の絵
ドビュッシー:版画
リスト:婚礼、エステ荘の噴水、アヴェ・マリアS.182
リル・ウィリアムズ(ピアノ)
英タイムズ紙で「現代の本当に偉大な音楽家の1人」と激賞されたリル・ウィリ
アムズは、ボルトン&モーツァルテウム管とのシューマンの「ピアノ協奏曲」
で、ザルツブルク・デビューを大成功させたウェールズの若手ピアニスト。
徹底してコントロールされた感情表現が独特な空間を広げている「展覧会の絵」
など、リル・ウィリアムズの演奏には他の誰にも真似が出来ないカラーが存在
している。2009年11月の録音。

SIGCD 202 \2180
ファミリー・クリスマス ――
アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル
ケイ&ローマン:クリスマス・アルファベット
伝承曲:きらきら星
サイムワン:リトル・ドラマー・ボーイ
アンダーソン:そりすべり
チルコット:ヘイ!ナウ
伝承曲:この日、ひととなりし
ハーバート&マクドナ:おもちゃの行進
ラッター:クリスマスの12日
フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテルより
ウィリアムズ:サムウェア・イン・マイ・ドリーム
ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
ミーキンス:ステイブル・キャロル
レーン:スレイベル・セレナーデ
フランク:天使の糧
ブリテン:このみどり児は
ハリソン:クリスマス・ホープ
スタナード:ペンギンの歌
ピアポント:ジングル・ベル
コシャット:雪のワルツ
クリストファー・ベル(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
RSNOジュニア・コーラス
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、RSNOジュニア・コーラスのスコッ
トランド勢と、1996年からナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットラ
ンド(NYCoS)の音楽監督を務める北アイルランドの指揮者クリストファー・ベ
ルが贈るゴキゲンなクリスマス・アルバム!
クリスマス・シーズンの定番から、英国合唱界の人気作曲家チルコットの「ヘ
イ!ナウ」、ホーム・アローンの「サムウェア・イン・マイ・ドリーム」など、
バラエティ豊かなプログラムがクリスマスを彩ります。2009年9月の録音。

SIGCD 228 \2180
ブリテン:キャロルの祭典Op.28
ポストン:イングリッシュ・デイ=ブック
サール:夏の夜に
ディズリ:The Ears of Mr Tuer
クリストファー・ベル(指揮)、
NYCos女声合唱団、クレア・ジョーンズ(ハープ)
ナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランドの女声合唱団と英国王
室のオフィシャル・ハーピスト、クレア・ジョーンズが共演した"女声合唱+
ハープ"によるブリテンの「キャロルの祭典」。
20世紀イギリスの女流作曲家エリザベス・ポストン(1905-1987)と、スコット
ランドのオリヴァー・アイルデール・サール(1977-)、アイルランドのスティ
ーヴン・ディズリの珍しい合唱作品も収録。2010年5月の録音。

SIGCD 212 \2180
レヴィーン:人類のための祈り
テネブレ、ナイジェル・ショート(指揮)
ロシアの作曲家アレクサンドル・レヴィーン(1955-)の「人類のための祈り」
は、1990年に暗殺されたロシア正教の司祭で指導者、アレクサンドル・メン
(Father Alexander Vladimirovich Men/1935-1990)の生誕85周年を祝するた
めに作曲されたロシアの新しい宗教合唱曲。2010年2月の録音。

SIGCD 203 \2180
メトカーフ(メットカルフェ):
ハープ、フルート、クラリネットと弦楽のための《七重奏曲》/パス・オヴ
・ソング/ドルバダーン城/地図に見るウェールズ
エレノア・ターナー(ハープ)
ニコラ・トーマス(チェロ)
デイヴィッド・キャンベル(クラリネット)
フィリッパ・デイヴィス(フルート)
ソルスティス・クヮルテット、サッコーニ弦楽四重奏団
現代ウェールズのリーディング・コンポーザー、ジョン・メトカーフ(1946-)
の室内楽作品集は"ハープ"が主役。
メトカーフの音楽は難解な現代手法を用いるのではなく"旋律"を大切にしてお
り、「七重奏曲」はハープと木管楽器、弦楽器の橋渡しとなる美しい作品。
2008年&2009年の録音。

SIGCD 208 2枚組 \3500
M・バークリー:歌劇《フォー・ユー》
アラン・オピー(バリトン)、リストファー・レミングス(テノール)、
レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)、ヘレン・ウィリアムズ(ソプラノ)、
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)、
アリソン・クック(メゾ・ソプラノ)、
マイケル・ラファティ(指揮)、ミュージック・シアター・ウェールズ
レノックス・バークリーの息子で作曲家、BBCラジオ3のプレゼンターとして活
躍するマイケル・バークリーの音楽と、イギリスの小説家イアン・マキューア
ンの台本がタッグを組んだ新作オペラの全曲録音。2008年10月-11月に行われ
た世界初演のライヴ録音。




<Champs Hill Records>
CHRCD 009 \2180
霧の中で ――
ヤナーチェク:4つの小品《霧の中で》
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784
リスト:
ペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、
ペトラルカのソネット第123番
ラフマニノフ:
前奏曲ニ長調Op.23-4、前奏曲ト長調Op.32-5、楽興の時第3番ロ短調Op.16-3、
楽興の時第4番ホ短調Op.16-4
イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ)
イヴァナ・ガヴリッチは、2010年にウィグモア・ホールとレコーディングのダ
ブル・デビューを果たしたボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ生まれの
女流ピアニスト。
ボスニア紛争の戦火から逃れるためにイギリスへと渡ったガヴリッチは同地で
ピアニストとして急成長。祖国の悲劇を耐え忍んだガヴリッチが弾くピアノに
は強い信念が存在する。2009年7月&12月の録音。

CHRCD 010 \2180
ピエルネ:フルート、チェロとピアノのための《室内ソナタ》Op.48
レフラー:
オーボエ、ヴィオラとピアノのための《2つの狂詩曲》、声楽、
ヴィオラとピアノのための《5つの歌》
デュリュフレ:
フルート、ヴィオラとピアノのための《前奏曲、レチタティーフと変奏曲》
Op.3
ロンドン・コンコルド・アンサンブル、ウィリアム・デイズリー(バリトン)
ロンドン・コンコルド・アンサンブルは、BBC響、コヴェント・ガーデン王立
歌劇場管、フィルハーモニア管、ヨーロッパ室内管の首席奏者などの一流奏者
たちによって結成された室内楽団。
"ピエルネ、レフラー、デュリュフレ"が並ぶ20世紀フランスの室内楽作品集は
編成がなかなか個性的。近代フランスの室内楽に光をあてる意欲的なプログラ
ミングである。2001年&2002年の録音。

CHRCD 011 \2180
ブラームス:
ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34/3つの間奏曲Op.117/間奏曲イ長調Op.118-2
シューベルト・アンサンブル、ウィリアム・ハワード(ピアノ)
シューベルト・アンサンブルは、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサー
トマスター、サイモン・ブレンディスが第1ヴァイオリンを務め、結成26年と
いう長き歴史を持つイギリスのアンサンブル。
「ピアノ五重奏曲」と創設メンバー、ウィリアム・ハワードが2007年に収録し
た「間奏曲」をカップリング。2002年&2007年の録音。





<Christophorus>
CHR 77322 \2300
ロシア正教会の受難曲(16世紀頃) - 聖金曜日のためのアンティフォン
モスクワ・ダニーロフ修道院聖歌隊、ゲオルギー・サフォノフ(指揮)
1598年のイルモロギ写本から現代に蘇ったロシア正教会のための聖歌集。
13世紀に建設され現在はモスクワ総主教直属の修道院となっているダニーロフ
修道院の聖歌隊の歌声は、ロシア正教会の歴史を具現化したものと思えるほど
深く厳粛。2000年の録音。

CHR 77323 \2300
カイザー:マルコ受難曲
ベルンハルト・ヒルトライター(テノール)、
ハルトムート・エルベルト(バス)、ヨッヘン・エルベルト(テノール)、
ターニャ・ダルタン(ソプラノ)、ペトラ・ガイトナー(ソプラノ)、
メリンダ・パウルセン(アルト)
クリスティアン・ブレンベック(指揮)
パーセニア・ヴォーカル、パーセニア・バロック
17世紀-18世紀のハンブルクでドイツ・バロック・オペラの中心として活躍し
たラインハルト・カイザー(1674-1739)。
バッハの「受難曲」の先駆け的存在となった「マルコ受難曲」は、カイザーの
宗教音楽家としての優れた作曲手腕が発揮されたドイツ音楽史における重要な
作品。1993年の録音。

CHE 0151-2 \1250
モーツァルト:フルート・ソナタ集 ――
フルート・ソナタ第1番変ロ長調K.10/第2番ト長調K.11/第3番イ長調K.12
/第4番ヘ長調K.13/第5番ハ長調K.14/第6番変ロ長調K.15
ジャン=クロード・ジェラール(フルート)、ウーヴェ・ウェグナー(ピアノ)
ジャン=クロード・ジェラールは、モイーズから教えを受け、ラムルー管、
パリ・オペラ座管、ハンブルク州立歌劇場管、そしてバイロイト祝祭管で活躍
したフランスの名フルート奏者。演奏、教育活動での来日も多く、日本のフル
ート界に与えた影響も大きい。1982年の録音。

CHE 0150-2 2枚組 \2500
テレマン:マタイ受難曲(1730)
マルティン・クライトマン(テノール)、アンドレアス・レベダ(バス)、
ゲルトラウト・ウルジンガー(ソプラノ)、
クリスティーネ・フュッセル(ソプラノ)、
ベルトルト・ブランドステッター(バリトン)、
ハルミチ・フジワラ(テノール)、フリードリヒ・オフナー(バス)、
リュペルト・ゴットフリート・フライベルガー(指揮)
ミュンヘン・バロックオーケストラ、コレギウム・ヴォカーレ・シュレーグル
その生涯で46曲という膨大な数の「受難曲」を作曲したテレマン。1730年に完
成したテレマンの「マタイ受難曲」と、1727年に初演された大バッハの「マタ
イ受難曲」を聴き比べてみるのも面白い。1985年の録音。

CHE 0149-2 \1250
デマンティウス:ヨハネ受難曲/6つのモテット
ゲオルク・グリュン(指揮)、ザールブリュッケン室内合唱団
モンテヴェルディと同じ生没年のクリストフ・デマンティウス(1567-1643)の
「ヨハネ受難曲」は、ラッススから影響を受けたドイツ最後のモテット風受難
曲。ちなみにデマンティウスは、ドイツで初のアルファベット順の音楽辞典を
完成させた人物でもある。1997年の録音。




<ARTESMON>
AS 732-2 \2080
ラデク・バボラーク率いるチェコ・ホルン・コーラス登場!
4つの時代 ホルン合奏のための音楽
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612):
カンツォン・ペル・ソナール第1旋法
ザムエル・シャイト(1587-1654):古い年は過ぎ去った
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ(8声)
ロッシーニ(1792-1868):狩での出会い
レオポルト・ムニェフラ(1804-1870):四重奏曲ロ短調
フリードリヒ・ディオニソス・ヴェーバー(1766-1842):
ラ・カッチャ第1番/ラ・カッチャ第2番/マルチア・コン・フオコ
アダージョ・ソステヌート/ラ・カッチャ第3番
ドヴォルジャーク(1841-1904):
私にかまわないで Op.82 No.1/歌が私の心に入ってくる Op.63 No.1
毒を盛る恋人
ブラームス(1833-1897):
ああ、哀れなこの世よ Op.110 No.2/おお、快い五月Op.93a No.3
秋に Op.104 No.5
ドビュッシー(1862-1918):シャルル・ドルレアンの3つの歌
ロナルド・ロ・プレスティ(1933-1985):8つのホルンのための組曲
ジャン・フランセ(1912-1997):夜想曲/ディヴェルティメント
ケリー・ターナー(1960-):赤い城との別れ
チェコ・ホルン・コーラス
ラデク・バボラーク、ペトラ・チェルマーコヴァー、ペトル・ドゥダ、
ヤクプ・ホジェイシー、ヤン・ムシル、ルカーシュ・コレツ、
ズデニェク・ヴァシナ、ヤン・ヴォボジル、パウル・ムニョス=トレド
ラデク・バボラーク(アーティスティック・リーダー)
ラデク・バボラークがチェコで活躍するホルン奏者からメンバーを厳選して結
成したチェコ・ホルン・コーラス。すでに国内盤でブルックナーのアルバムが
発売されていますが、当盤ではまさにホルン好きのための選曲がなされており、
大いに話題を呼ぶものと思われます。
録音時期・場所等については未詳のため、当レーベルの次回新譜案内時に再掲
載いたします。

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10-10 No.26-2

2010年10月25日 15時03分18秒 | Weblog
<RADIOSERVIS>
CR 0500-2 \1650
グレート・アーティスツ・イン・プラハ ラザール・ベルマン
リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
リスト:ウィリアム・テルの聖堂(「巡礼の年第1年スイス」から)
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ・ソナタ変ホ長調「1905年10月1日」
ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲 Op.34(抜粋)
ファリャ(1876-1946):火祭りの踊り(バレエ「恋は魔術師」から)
ラザール・ベルマン(ピアノ)
おそらく「プラハの春音楽祭」でのリサイタルのライヴ録音。
録音時期・場所等については未詳のため、当レーベルの次回新譜案内時に
再掲載いたします。




<ARSIS>
ARSIS 4234 \1850
アコーディオンによるカベソン作品集
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)/アンネ・ランダ編曲:
「鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集」より
聖母のキリエ[Kyrie Rex virginum] 第1-3番
4つのベルソ[ヴァース]第3旋法
グレゴリオ聖歌をソプラノ声部に,グレゴリオ聖歌をアルト声部に,
グレゴリオ聖歌をテノール声部に(左手側のみで),
グレゴリオ聖歌をバス声部に(左手側のみで),
ファボルドネス[ファルソボルドーネ]第2旋法
グレゴリオ聖歌,ソプラノ声部におけるグロサ,
バス声部におけるグロサ,中声部におけるグロサ
賛歌第18番、パンジェ・リングァ第3番
賛歌第19番、パンジェ・リングァ第4番
7つのベルソ[ヴァース]第8旋法
ティエント第1番第2旋法/ティエント第7番第4旋法
ティエント第8番第8旋法/ティエント第11番第6旋法とその第2部
処女マリアの子宮は幸いである(グレゴリオ聖歌)
イタリアのパバナ[パヴァーヌ]によるディスカンテ
ミラノのガリャルダ[ガイヤルド]によるディフェレンシアス
イタリアのパバナ[パヴァーヌ]によるディフェレンシアス
どうしてそうなるのか(シャンソン)
アンネ・ランダ(アコーディオン)
録音:2010年5月3日、カストリリョ・デ・マタフディオス
(スペイン、ブルゴス県)
「抱えて弾くオルガン」とも言えるアコーディオンはカベソンの作品を演奏
するのに最適な楽器のひとつでしょう。アンネ・ランダは1971年スペインのサ
ンセバスティアンに生まれ、フランスのグルノーブル音楽院で勉強を終えま
した。彼女はアコーディオン音楽の知名度を上げるためには現代作曲家への
作品の委嘱ばかりでなく、他の楽器のために書かれた既存の作品に取り組むこ
とも必要と考えており、当レーベルで既にモーツァルトを取り上げています
(ARSIS 4214)。今回はカベソンの生誕500年を記念して作曲者生誕の地で録音
を行いました。

ARSIS 4214 \1850
【旧譜】
モーツァルトをアコーディオンで
モーツァルト(1756-1791)/アンネ・ランダ編曲:
オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
ピアノのための幻想曲ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
オルガンのための幻想曲ヘ短調 K.594
グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356
アンネ・ランダ(アコーディオン)
録音:2007年3月27-29日、スペイン、ウエスカ県アレレ、サンティアゴ教会

ARSIS 4238 \1850
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための12のソナタ Op.2
(1693、ニュルンベルク)から [Vol.2]
第11番/第9番/トッカータとフーガ(チェンバロ独奏)/第12番
第10番/パッサカリア(チェンバロ独奏)/第7番/第8番
ヒッポカンプス
カースティン・リンダー=デーヴァン(ヴァイオリン)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)
録音:2008年9月26-29日、マドリード、ビリャ・デ・バリェカス、
鎖に繋がれた聖ペドロ教会
ヨハン・フィリップ・クリーガーはニュルンベルクの音楽一家に生まれ、コ
ペンハーゲンで学び、バイロイトの宮廷音楽家を務めた後、1673年バイロイト
伯の許可と援助を得てイタリアに渡り、ヴェネツィアでローゼンミュラーに、
ローマでベルバルド・パスクィーニに師事。帰国後はハレ等の宮廷で活躍した
後、1680年にヴァイセンフェルス宮廷の楽長に就任、当地の宮廷音楽の水準を
最高水準にまで引き上げ、没するまでその地位を守り活躍しました。彼は何と
いっても2,000曲以上の教会カンタータを書いたことで知られています(その大
半は消失)が、優れた器楽作品も多く残しています。Op.2はコレッリ流の3つの
楽器によるトリオ・ソナタですが、第2ヴァイオリンの代わりにヴィオラ・ダ
・ガンバを採用することによって、音色と表現の幅を拡大することに成功して
います。
ヒッポカンプスはドイツ出身のリンダー=デーヴァンと、スペイン出身のコメ
リャス、マルティネス・モリナによるトリオ。なかでもリンダー=デーヴァン
はヨーロッパのバロック・ヴァイオリニストとして注目に値する存在。ヴュル
ツブルクに生まれ、ロンドンでミカエラ・コンバーティにバロック・ヴァイオ
リンを師事、アムステルダム・ロカテッリ国際コンクールに入賞、7年にわた
ってイギリスのバロック・アンサンブル「フィオリ・ムジカーリ」のリーダー
を務め、2003年よりベルリンのピリオド楽器オーケストラ「コンチェルト・
ブランデンブルク」のリーダーとして活躍しています。

ARSIS 4193 \1850
【旧譜】
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための12のソナタ Op.2
(1693、ニュルンベルク)から [Vol.1]
第5番/第3番/第4番/アリアと24の変奏曲(チェンバロ独奏)
第6番/第1番/第2番
ヒッポカンプス
カースティン・リンダー=デーヴァン(ヴァイオリン)
ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)
録音:スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会




<ENCHIRIADIS>
EN 2026 \2080
ブラス・デ・ラセルナ:逆さまの世界 トナディリャ集
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):
トナディリャ「もしもあなたが沈黙を守らないなら」(*)
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806):
オペラ「ディアナの木」から シンフォニア
ブラス・デ・ラセルナ:トナディリャ「ゴシップ記事」(*)
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル:
オペラ「ぶっきらぼうな善人」から 序曲,第2番,第1幕フィナーレ
ブラス・デ・ラセルナ:トナディリャ「逆さまの世界」(*)
エリカ・エスクリバ=アスタブルアガ(ソプラノ)
ラ・ディスペルシオーネ
ジュアン・B・ボイルス(指揮)
録音:2008年3月、バレンシア(スペイン)、
アルフォンソ・エル・マグナニム・ホール
ブラス・デ・ラセルナはトナディリャ(ここではスペイン語による世俗カンタ
ータ的楽曲)で人気を得たスペインの作曲家。ラ・ディスペルシオーネは1999
年に創設されたピリオド楽器オーケストラで、本拠地はバレンシア近郊のグア
ダスアル。

EN 2028 \2080
チェトラの再発見 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 RV322
(「ラ・チェトラ」手稿譜 第8番;パブロ・ケイポ・デ・リャノ補筆完成)(*)
フラウト・トラヴェルソ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト長調 RV438(+)
チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調 RV419(#)
リュート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93(**)
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調 RV523(++)
4つのヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ロ短調
Op.3 No.10 RV580(##)
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン(*/**/++/##))
ジョルジョ・ファーヴァ(ヴァイオリン)(++)
ミケーレ・ファヴァーロ(フラウト・トラヴェルソ(+))
ダニエーレ・ボーヴォ(チェロ(#/##))
イヴァーノ・ツァネンギ(アーチリュート(**))
ジャンピエロ・ツァノッコ、マッシミリアーノ・ティエッポ、
ジョルジョ・バルダン(ヴァイオリン(##))
ロペラ・ストラヴァガンテ・ディ・ヴェネツィア
イヴァーノ・ツァネンギ(アーチリュート、指揮)
録音:2008年5月、アランフエス王宮劇場(スペイン)
1999年、トレヴィーゾ(イタリア)、カンポクローチェ、聖テオニスト教会
ヴィヴァルディは1727年にヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」がアムス
テルダムで出版された翌年、神聖ローマ皇帝カール6世にこの曲集の手稿譜を
贈りました。実は手稿譜と出版譜の間にはかなりの差異が見られ、別の楽曲
になっているものもあります。それらの残念なことに現在ウィーン国立図書
館に所蔵されている手稿譜がヴァイオリン独奏パートを欠いているため、手
稿譜のみに収められた楽曲のうち、類似の作品から再構成できなかった3曲
(RV203、RV322、RV360)は「不完全」な作品としてヴィヴァルディの目録に
載ることになってしまいました。そこでスペインの音楽学者パブロ・ケイポ
・デ・リャノは入念な研究の末RV322を補筆完成、世界初録音(*)に至りまし
た。ピリオド楽器アンサンブル、ロペラ・ストラヴァガンテ・ディ・ヴェネ
ツィアはイタリアのヴェネツィアに本拠を置く団体と思われますが詳細は不
明。各曲のソリストもすべてメンバーが務めています。

EN 2030 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):リュート作品集
組曲ハ短調 BWV997/前奏曲 BWV999/フーガ BWV1000
前奏曲、フーガとアレグロ BWV998
シャコンヌ BWV1004(No.5)(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 より)
前奏曲 BWV1006a
アリア BWV1068(No.2)(管弦楽組曲第3番 より)[ボーナス・トラック]
ラファエル・ボナビタ(バロックリュート)
録音:2010年2月、リェイダ(スペイン)
ウルグアイ出身、日本でもおなじみのリュート&ギター奏者ラファエル・ボ
ナビタ(ボナヴィータ、ボナビータとも表記されてきましたが、弊社は今回か
ら公式ウェブサイトでの表記に従います)による待望のバッハ。BWV1000は原曲
である「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 No.2」を基にボナビータ
自らリアライゼーション。また彼はバッハが「無伴奏ヴァイオリン・パルティ
ータ第3番 BWV1006 No.1」を BWV1006aに編曲した際の手法を参考に「シャコ
ンヌ」を編曲し絶品に仕上げています。明記されてはいませんがおそらくボナ
ビータ自身の編曲と思われるボーナス・トラックの「アリア」もこれまた絶品。




<LINDORO>
MPC 0120 \2080
甘美さと風変わり アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):オルガン作品集
「新記譜法による曲集」(1557)から
おお、輝かしき光、三位一体(第89曲)/パンジェ・リングァ(第80曲)
ティエント第6旋法(第33曲)/アヴェ・マリス・ステラ(第86曲)
ティエント第2旋法(第31曲)/アヴェ・マリス・ステラ(第83曲)
私たちに告げてください、マリアよ(第28曲)/ティエント第4旋法(第94曲)
「コインブラの写本」第242号 から
無題、カントゥス・フィルムス(fol 110)/パンジェ・リングァ(fol 108r)
サルヴェの第2部、do cego(fol 9v)
私たちに告げてください、マリアよ(fol 106)
「鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集」(1578)から
聖母のキリエ(第10曲)/ティエント第1旋法(第60曲)
陽気な羊飼い(クレキヨンによる)/ティエント第4旋法(第64曲)
別れの時に(デ・ローレによる)ティエント第4旋法(第59曲)
喜びのために(クレキヨンによる)/パンジェ・リングァ(第40曲)
ティエント第2旋法(第62番)/処女マリアの子宮は幸いである(第72曲)
甘美な記憶(サンドランによる、エルナンド・デ・カベソン作曲のグロサ)
アンドレス・セア(オルガン)
録音:2009年11月4-5日、カスタニョ・デル・ロブレド(スペイン、ウエルバ県)、
サンティアゴ教会
使用楽器:1750年、フランシスコ・オルティゲス




<VERSO>
VRS 2085 \2080
カンタービレとソナービレの間に
マウリシオ・カーゲル(1931-2008):8つのチェロのためのモテット(2004)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):
静かな夜(メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2005)(*)
マリア・エウヘニア・ルク(1958-):
私の父の家(メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2008)(*)
ラモン・ラスカノ(1968-):ルイス・セルヌダの5つの詩
(メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2001-2002)(*)
エレナ・グラヘラ(メゾソプラノ(*))
アムステルダム・チェロ八重奏団
バス・ウィーヘルス(指揮)
録音:2009年9月、サンセバスティアン(スペイン)、バスク交響楽団本部
カンタービレ(人間の歌)とソナービレ(楽器の響き)、詩と音楽の関係をテーマ
としたアルバム。カーゲルとルクはアルゼンチン、エルコレカとラスカノはス
ペイン・バスク出身の作曲家。

VRS 2086 \2080
夜の庭 ホセ・ルイス・グレコ(1953-):
Mudas(グスタボ・アドルフォ・ベッケル、アントニオ・マシャドとフェデリコ
・ガルシア・ロルカの詩による、メゾソプラノと弦楽四重奏のための;2001)(*)
Trouble(弦楽四重奏のための;1991)
Celosías(フェデリコ・ガルシア・ロルカが採譜・和声付けした
スペイン民謡に基づく、メゾソプラノと弦楽四重奏のための;2008)(+)
エレナ・グラヘラ(メゾソプラノ(*))
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ(+))
モンドリアーン弦楽四重奏曲
ヤン・エリク・ファン・レヒテレン・アルテナ、
エドウィン・ブランケンステイン(ヴァイオリン)
アンネッテ・ベルクマン(ヴィオラ) 
エドゥアルト・ファン・レヒテレン・アルテナ(チェロ)
録音:2009年6月22-26日、ナバセラダ(スペイン)、

VRS 2087 \2080
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):神の影
銅山の皇妃(ピアノ三重奏曲;2003)(*)
リンダラハの庭園(ギターのための前奏曲;2000)(+)
ウルカヌスの炉(ギターのための前奏曲;2008)(#)
展開する天体(バスクラリネットとピアノのための幻想曲;2008)(**/++)
病んだ薔薇[ばら](ソプラノとピアノのための5つの連作歌曲;2009)(##/***)
飛蝗[ばった]
(ピッコロクラリネットとピアノのための4つの連作小品;2003)(+++/***)
試みの翼(ピッコロクラリネットのための幻想曲;2006)(+++)
神の影(ピアノのための幻想曲;2001)(++)
ブローウェル三重奏団(*)
イリアナ・マトス(ギター(+))
アダム・レヴィン(ギター(#))
ロレンツォ・イオスコ(バスクラリネット(**))
ダンカン・ギフォード(ピアノ(++))
クラウディア・イエペス(ソプラノ(##))
エドゥアルド・モラレス=カソ(ピアノ(***))
ダヴィデ・バンディエリ(ピッコロクラリネット(+++))
録音:2004年6月-2009年11月、バレンシアおよびマドリード

VRS 2090 \2080
ヘスス・トレス(1965-):
アンデルセン童話集
(朗読、アコーディオン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2006)(*)
おばあさん/天使/マッチ売りの少女/裸の王様
ダブル(アコーディオン独奏、フルート、バスクラリネット、打楽器、
ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2004)(+)
ペドロ・マリア・サンチェス(朗読(*))
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)
アルボス三重奏団
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン) ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
アンサンブル・レシデンシアス(+)
イケル・サンチェス(指揮(+))
録音:2009年12月16-18日、ヘタフェ専門音楽院(マドリード)

VRS 2092 \2080
トマス・ガリド(1955-):道
言葉の道(弦楽合奏のための;1991-1992)
ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲(1993-1994)(*)
最後の差異(フルートと弦楽のための「古い様式による」協奏曲、
ヴィトルト・ルトスワフスキの記念に;1999)(+)
短い手紙(弦楽合奏のための;2005)
ルイス・デ・パブロの「Il Pensieroso」について
F・ゲレロの「Zayin」の最後の和音について/ミについて
ミシェル・ピアソンとカレン・マルティロシアンについて
ダビド・マルティネス(ヴァイオリン(*))
フリアン・エルビラ(フルート(+))
カメラータ・デル・ブラド
トマス・ガリド(指揮)
録音:2010年2月5-6、12-13日、マドリード、
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門音楽院

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10-10 No.25-1

2010年10月23日 11時11分43秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC-935 2枚組 \3400
ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』(全曲)
ヴォータン:
テリエ・ステンスフォルト(ティァリーア・スティーンスヴォールト)
ドンナー:ディートリヒ・フォレ
フロー:リチャード・コックス
ローゲ:クルト・シュトライト(カート・ストレイト)
アルベリヒ:ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
ミーメ:ハンス=ユルゲン・ラザール
ファーゾルト:アルフレッド・ライター
ファーフナー:マグヌス・バトトヴィンソン
フリッカ:マルティナ:ダイク
フライア:バルバラ・ツェッヘマイスター
エルダ:メレディス・オルウェディ
ヴォークリンデ:ブリッタ・シュタルマイスター
ヴェルグンデ:ジェニー・カールシュテット
フロースヒルデ:カタリーナ・マギエラ
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団(フランクフルト市立歌劇場管弦楽団)
【録音】2010年5-6月、フランクフルト歌劇場 [デジタル:ライヴ]
2010年、フランクフルト・オペラの注目の新演出「ラインの黄金」。こちらは
惑星の軌跡を模した舞台が話題となり、ドイツ劇場境界が発行するオペラ・演
劇専門誌「ドイチェ・ビューネ」のアンケート(批評家50人による投票)で2009
/10シーズンの最優秀オペラ劇場にも選ばれています。この演奏でヴォータン
を歌うのは、テリエ・ステンスフォルト。以前、ブルーノ・ヴァイル指揮の
「オランダ人」でタイトルロールを歌っていた歌手です。最近は、このヴォー
タンや「フィデリオ」のドン・ピッツァーロが当たり役です。指揮のヴァイグ
ルは、好評のリセウ劇場のローエングリン、2007年にはバイロイト音楽祭の
「マイスタージンガー」など、この手の実力は実証済み。2008年からはこのフ
ランクフルト歌劇場音楽監督と務め、重厚さを残しながらも、淡麗辛口の味わ
いを生かした素晴らしいワーグナーを聴かせます。

OC-744 \1600
ブラームス:ピアノ作品集 Vol.5
『3つの間奏曲Op.117』『6つの小品Op.118』『4つの小品Op.119』
『Suite Fragment in A minor WoO』『Suite Fragment in B minor WoO』
『Klavierstuck WoO』『Albumblatt WoO』
アンドレアス・ボイデ(P)
【録音】2008年1&7月ケルン放送、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール
[デジタル:セッション]
ドイツ生まれで、現在ロンドンに居を構えている中堅ピアニスト、アンドレア
ス・ボイデのブラームス・ピアノ作品全集の第5集になります。
これまでの演奏は、ブラームスの晩年の様々な思いを濃厚さという方向に持っ
ていきがちですが、ボイデは楽譜を新たに読み直し、淡々としたスマートなブ
ラームス像を描き出し、全く反対のアプローチで演奏していきます。この巻で
の特徴は後半の「組曲」で、別名「バロック風舞曲」とも題され、「弦楽六重
奏曲第2番ト長調Op.36」「弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88」を基にしてブラー
ムス自身が作り直したものですが、残念ながら出版はされませんでした。これ
はクララ・シューマンとの関係が糸をひいているらしいとのこと。ここでは、
新ブラームス全集をもとにしてCamilla CaiとKatrin Eichが補筆した版を使用
して録音されています。「Klavierstuck」も、ブラームスが指揮者として勤め
ていた女声合唱団の一人に捧げた作品とも言われています。『ボイデは、今ま
での演奏にはなかった不可能に挑戦しています。若々しい横溢による力強さは、
ピアノ音楽の透明度と叙情性のように突然見える優しさとが結合されているよ
うです。』『ボイデの透明でかつ濃い2つの音色の使い分けは、ブラームスの
ピアノ作品の解読に成功しています。彼はそれができる最も技術の高いピアニ
ストです。』『ボイデは、今まで染みついた過度な感傷的なロマンティシズム
を取り巻き、音楽に明快さを与え、斬新なブラームス像を作り上げることに成
功しています。』と、前作は海外では高い評価を得ています。

OC-645(SACD-Hybrid) \1980
ブクスハイム・オルガン曲集
[01] Glockenlauten, Glocke St. Andreaskirche Ostonnen,
gegossen am 24. Juni 1306
[02] Redeuntes in idem(231)
[03] Wolhin las vogelin sorgen(14)
[04] Portigaler(43)
[05] Vil lieber Zit uff diser Erde(51)
[06] Kyriel(eyson)Angelicum . Christeleyson .
Ultimum Kyriel(eyson)(153.155)
[07] Praembulum Super C(232a)
[08] Praembulum Super Mi(233a)
[09] Redeuntes in mi(232d)
[10] Allegalea(185)
[11] Praembulum Super D(232c)
[12] Gaudeamus(omnes in Domino)(35)
[13] Ellend du hast umbfangen mich(48)
[14] Sequitur adhuc semel Ellend und Jamer(49)
[15] Redeuntes in idem(231)
[16] Ein frouwlin edel von natueren(19)
[17] Veni virgo(76)
[18] Salve Radix Josophanie(250)
[19] Se la phase pale(255)
[20] Redeuntes in d(232b)
[21] Descendi in ortum meum(161)
[22] Rorate celi desuper et nubes pl(uant iustum)
[23] Jeloy mors(18)
[24] Redeuntes in La(234)
[25] Anna vasanna(92)
[26] Kyrieleyson de S(ancta)Maria V(irgine). Christeleyson .
Kyrieleyson Ultimum(150)
[27] Ave Regina(258)
ヨーゼフ・ケレメン
(ゾースト=オステンネン・アンドレアス教会、1425年製オルガン)
(インスブルック宮廷教会、1558年製エーベルト製オルガン)
【録音】2008年11月、2009年4月[デジタル:セッション]
1460年から1470年の間に編纂された250曲以上にも及ぶ、ブクスハイム修道院
のタブラチュアのコレクション。ほとんどが3声のもので、ミュンヘンでの最
後の数年に、パウマンの指導の下で書かれた可能性があるようです。トランス
クリプションの技法は、右手のパートは自由に作られたか、シャンソンのカン
トゥスに基づいており、キリエなどの典礼の曲のメロディでさえ装飾や大きく
変形され、極めて華麗な音形に感じられるでしょう。また、ドイツ、イギリス、
ブルゴーニュ、イタリアの曲をも含み、このブクスハイム・オルガン曲集は、
15世紀中期のヨーロッパ音楽の著しい記念碑です。このアルバムでは、現存す
る非常に古い1425年製と1558年製のオルガンを使用し、当時の作品を再現して
いきます。ケレメンは1957年生まれで、フランツ・リスト音楽院とバーゼル・
スコラ・カントールムで学んだオルガニスト。カナダで哲学も学び、その後17
世紀ドイツ・オルガン研究家としても有名です。この録音においても、これら
の作品に適したオルガンを使用し、SACDのマルチチャンネルで十分の残響を取
り入れ、教会を丸ごと楽器にしてしまったかのようです。

OC-776 \1600
中南米のピアノ三重奏曲集
V=ロボス:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調
A・ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季(ヴィラ=ロボス・トリオ編曲版)
ルチオ・ブルノ=ヴィデラ:ユンバ・トランスフォーメイション
ヴィラ=ロボス・トリオ
[Rosangela Antunes(P), Florian Wilscher(Vn), Katrin Schickedanz(Vc)]
【録音】2009年11月、ウィーン [デジタル:セッション]
それぞれ、ブラジル、オーストリア、ドイツ出身のピアノ三重奏団。今やウィ
ーンを中心に、様々な音楽祭にも客演し高い評価を得てきています。V=ロボス
の作品は、若い頃のもので、ヴァイオリン、チェロ、ピアノがそれぞれ雄大で
ソリスティックなメロディが印象的。ピアソラではそれぞれの楽器が見事なコ
ントラストを見せており、小さい編成ながら様々な弦楽器の奏法も駆使した色
彩感あふれる演奏が繰り広げられていきます。

OC-778 \1600
CHICAQUICHA-コロンビアのギター作品集
ハイメ・ロメロ:「Confesiones」
ヘンティル・モンターニャ:「Lejania」「En mi ribera」
サムエル・ベドジャ:「Seis por Numeracion」
カルロス・ヴィエコ:「Ruego」「Tulia」
ホセ・A・モラレス: 「Pueblito Viejo」「Bucarelia」「Maria Antonia」
アオドルフォ・メヒア:「Bambuco en mi menor」
ホルヘ・ヴィジャミル:「Los Guaduales」
アンドレス・ヴィジャミル:
「Camburpinton」「Chicaquicha」「Mery」「Piazzollesco」
アンドレス・ヴィジャミル(g)
【録音】2009年9&12月ギターモニア・スタジオ [デジタル:セッション]
コロンビアは、中南米でも最もギターが一般的な国。独自の民族音楽やフォル
クローレなどを基本とし、シンプルで美しい音色にのせて、ラテンの爽やかな
風を運んでくれます。そのなかに切実なロマンチックさを求めるようなメロ
ディー。そしてこういう曲が愛されるのがコロンビアという場所なようです。
アンドレス・ヴィジャミルは、1976年ボゴタ生れで、ボゴタ国立音楽学校を
卒業。ヨーロッパでのコンサートで、北ドイツ放送室内管弦楽団と共演し絶賛
を浴びました。
http://vimeo.com/14832579




<若林工房レーベル>
WAKA-4149 \2400
シューベルト:
さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760(作品15)
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D.958
アレグレット ハ短調 D.915
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
録音:2008年7月3-5日、新川文化ホール(富山県魚津市)
神童ピアニストとしてセンセーショナルにデビュー。以来、天才の名をほしい
ままに欧米で大活躍を続けているコンスタンチン・リフシッツの新作アルバム
は、2008年来日時に富山県魚津市の新川文化ホールで録音されたオール・シュ
ーベルト・プログラム。リフシッツのシューベルトには、ソナタ第20番・21番、
即興曲集(全8曲)、楽興の時、3つのピアノ曲(D946)などがありましたが、いず
れもコンサート・ライヴ録音。今回は初出のレパートリー、しかも待望のセッ
ション録音となります。その演奏は、期待どおり詩情とロマンのほとばしるみ
ずみずしい魅力に満ちたもの。自然でありながら重厚な構成感、内省の淵を覗
くような思索性、そしてなんといっても透明感あふれる清冽なタッチの生み出
す独特のリリシズムによって、作品に内在するファンタジーを変幻自在に描き
出します。新しい時代のピアノの抒情詩人リフシッツの魅力を満載した一枚で
す。
「リフシッツはシューベルトに特定のイメージを想定してそこに収斂させるの
ではなく、変幻しながら次々と多種多様なファンタジーを創生し、計り知れな
い躍動を持つ生命体に結実させているのだ。作曲者の高邁な境地や達観を示し
たこのディスクが、シューベルト演奏のひとつの最高峰であることは間違いな
い。」
(真嶋雄大/ライナーノートより)

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10-10 No.25-2

2010年10月23日 11時11分01秒 | Weblog
<CORO>
新代理店で取り扱いを開始します!
"CORO"は、イギリスでタリス・スコラーズと人気を二分するハリー・クリスト
ファーズ&ザ・シックスティーンが2001年に設立した自主レーベル。
ザ・シックスティーン、ヘンデル&ハイドン・ソサエティの新録音、他レーベ
ルからリリースされていた音源の復刻は全世界で絶賛を博しています。

"CORO"の取り扱いを記念して"新規レーベル導入記念、期間限定特別価格"と
なります。
通常 1CD:\2180 ※2011年2月28日までの記念特価 \1780
通常 2CDs:\3250 ※2011年2月28日までの記念特価 \2850
通常 SACD:\2580 ※2011年2月28日までの記念特価 \2180

COR 16084 \2180
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、
ジリアン・キース(ソプラノ)、トーヴェ・ダールベリ(メゾ・ソプラノ)、
トーマス・クーリー(テノール)、ネイサン・バーグ(バス・バリトン)
2009-2010シーズンからアメリカ、ボストンを本拠地とする世界トップクラス
のピリオド・オーケストラ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティの第13代音楽監
督に就任したザ・シックスティーンを率いるハリー・クリストファーズ。
英国古楽界の名匠クリストファーズと設立は1815年という長大な歴史を持つヘ
ンデル&ハイドン・ソサエティとのレコーディング第1弾は、モーツァルトの
「ミサ曲ハ短調K.427(大ミサ)」のボストン・シンフォニー・ホール・ライヴ!
ホグウッド時代から定評のあるオーケストラのサウンドに加え、目覚ましい充
実ぶりを聴かせる合唱の存在は、クリストファーズのカラーが早くもヘンデル
&ハイドン・ソサエティに浸透している証し。
録音:2010年1月、ボストン・シンフォニー・ホール(ライヴ/アメリカ)

COR 16087 \2180
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森Vol.1 ――
主を畏るる者は幸いなりI/グローリア/われ主に感謝せん/わが嘆息を聞く
汝ら/僕らよ、主を讃えよI/めでたし、女王/私に恋を望むその人は/神よ、
真心をつくして/もろもろの国よ、主を讃めたたえよI/主は言われたII
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
ザ・シックスティーン
「倫理的、宗教的な森」は、当時モンテヴェルディが楽長を務めていたヴェネ
ツィア、サン・マルコ大聖堂の礼拝のために作曲された晩年の大作。
ザ・シックスティーンはこの「倫理的、宗教的な森」の演奏のために8人の歌
手と6人の器楽奏者という編成を組んでおり、中でもソプラノのエリン・マナ
ハン・トーマスとグレース・ダヴィッドソンの歌声があまりにも美しい。
録音:2010年7月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)

COR 16085 \2180
トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクションVol.2 ――
R.F.デイヴィス編:父の御心から生まれたものよ
ヴォーン=ウィリアムズ編:天より真実は遣わされる
ペットマン編:天使ガブリエルのお告げ
ホルスト編:海原を越えてきし
ウッド編:3時を過ぎて
ポストン:イエス・キリスト、りんごの木
ダーク:厳しい真冬に
ヴォーン=ウィリアムズ編:グロスタシャー・ワッセイル
14世紀ドイツ:もろびと声あげ
伝承曲:久しく待ちにし
オード:アダムは縛られて
ヴォーン=ウィリアムズ:ウィザース・ロッキング・ハイム
伝承曲:チェリー・ツリー・キャロル
イギリス民謡:天なる神には
ホルスト編:この日ひととなりし
ヴォーン=ウィリアムズ編:遠い森の中に
アイルランド民謡:ウェックスフォード・キャロル
伝承曲:7つの喜び
ウィルコックス編:年老いた人々が喜んで
ショー:御子が生まれた
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
第1集(COR16043)の続編となるザ・シックスティーンが歌うクリスマス・キャ
ロル・アルバム第2集。
広く親しまれている「御子が生まれた(Unto us a boy is born)」や「天なる
神には(It came upon the midnight clear)」から、珍しい「チェリー・ツリ
ー・キャロル(The Cherry Tree Carol )」、「グロスタシャー・ワッセイル
(Gloucestershire Wassail)」までの20曲は全て新録音!
録音:2010年1月、セント・ジャイルズ教会(クリップルゲート/ロンドン)

COR 16081
エリザベス朝と王政復古時代の祈りの歌 ――
パーセル:朝の讃歌(不寝番の羊飼いよ)、主よ, かくて幾年を経たもうや/
ダウランド:プレルディウム(前奏)/キャンピオン:どんな嵐に遭った船も、
光の創造主よ/ウィルソン:前奏曲第18番/ハンフリー:柔らかき眠りよ、
父なる神への讃歌/ローレンス:リュート組曲/パーセル:聖なる処女の嘆き
/ダウランド:力強き神よ、ダビデの命が、あわれな足萎え、ラクリメのガリ
アード、罪の傷あと深く残りて/作曲者不詳:憐れみたまえ、我が創造主/
ダウランド:この震える影、罪人の溜め息/パーセル:眠れアダム, しばし
憩え、夕べの讃歌
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、
デイヴィッド・ミラー(リュート&テオルボ)
ザ・シックスティーンのプリンシパル・メンバー、エリン・マナハン・トーマ
スとデイヴィッド・ミラーのデュオ。
エリン・マナハン・トーマスの美声、デイヴィッド・ミラーの哀愁漂うリュー
ト&テオルボが、エリザベス朝と王政復古の時代に活躍したイギリスの作曲家、
パーセルやダウランドたちのリュート歌曲を情緒豊かに奏でる。
録音:2009年11月、セント・ジョンズ教会(エセックス)

COR 16066 \2180
ヘンデル:戴冠式アンセム集 ――
シバの女王の入場/戴冠式アンセム《わが心はうるわしい言葉にあふれ》
HWV.261/オルガン協奏曲ヘ長調Op.4-4(原典版)/戴冠式アンセム《司祭ザド
ク》HWV.258/戴冠式アンセム《王は歓呼する》HWV.260/オラトリオ《イェ
フタ》より 序曲/オラトリオ《メサイア》HWV.56より 小羊は栄光を受ける
べきもの、アーメン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ヘンデルの「戴冠式アンセム集」は、英グラモフォン誌の2009年グラモフォン
・アウォードで、"バロック声楽部門賞"、"アーティスト・オヴ・ザ・イヤー"
の2冠に輝いたCORO屈指の名演。
その名の通りジョージ2世の戴冠式のために1727年に作曲された「戴冠式アン
セム集」。
録音:2008年6月、セント・ポール教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16062 3枚組 \4360
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56
ボーナス・ディスク(DISC-3)- オラトリオ《ソロモン》HWV.67より シバの
女王の入場/オラトリオ《エステル》HWV.50bより 神は我らが敵を滅ぼした
/カンタータ《忘却の甘さの中で》HWV.134/ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6
/歌劇《アリオダンテ》HWV.33より 第2幕へのシンフォニア、不実な女よ,
戯れるがいい/オラトリオ《サムソン》HWV.57より 輝かしいセラフィムに
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン、
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
キャスリン・ウィン=ロジャーズ(アルト)
マーク・パドモア(テノール)
クリストファー・パーヴェス(バス)
ハイペリオンに"ダブリン初演版"、"ロンドン初演版"、"捨て子養育院版"など
様々な版を検討した独自の版で「メサイア」をレコーディング(1986年12月)し
ているクリストファーズ&ザ・シックスティーン。
約20年という歳月を経て現在のメンバーたちによって演奏された「メサイア」
は2009年の"MIDEMクラシカル・アウォード"で合唱部門賞に輝いている。世界
最高峰の古楽系ソプラノ、キャロリン・サンプソンの存在感も絶大!
録音:2007年11月、セント・ポール教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16057 \2180
フォーレ:レクイエムOp.48
モーツァルト:
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
証聖者の荘厳な晩祷ハ長調K.339(ヴェスペレ)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、ルース・マシー(アルト)、
マーク・ドベル(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ザ・シックスティーンが誇るレパートリーの広さを改めて証明する機会となっ
たのが、このフォーレの「レクイエム」のライヴ。
共演がザ・シックスティーンのピリオド・オーケストラではなく、ネヴィル・
マリナーが率いるASMFというところが非常に興味深い。エリン・マナハン・ト
ーマスをはじめとしたソリストたち、ザ・シックスティーン(合唱団)の適応力
の高さに感服。
録音:2007年8月2日、バービカン・ホール(ライヴ/ロンドン)/弊社初紹介

COR 16047 \2180
システィーナ礼拝堂の音楽 ――
アネリオ:幸いなるかな天の女王/パレストリーナ:神は昇りたまいぬ、アヴェ
・マリア、主の天使が/アネリオ:天の元后, 喜びたまえ、スターバト・マー
テル/アレグリ:死より蘇りたまいしキリストは/マレンツィオ:私の太陽は
今頃何をしているだろう/アレグリ:ミサ曲《私の太陽は今頃何をしているだ
ろう》/アネリオ:第2旋法のマニフィカト/パレストリーナ:聖母マリアの
昇天
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ザ・シックスティーンが歌うカトリックの聖地、バチカン市国のシスティー
ナ礼拝堂の神聖なる音楽の数々。
システィーナ礼拝堂の音楽と言えばアレグリの「ミゼレーレ」、そしてミゼ
レーレにまつわるモーツァルトのエピソードがあまりにも有名だがアレグリの
他の作品、パレストリーナやアネリオの音楽が持つ計り知れぬ神聖な力をシッ
クスティーンの歌声が解放する。
録音:2006年11月、セント・サイラス教会(ロンドン)/弊社初紹介

CORSACD 16033(SACD-Hybrid) \2580
ビクトリア:レクイエム(1605)――
めでたし、女王/幸いなるかな天の女王(5声)/黒くとも美しい/汝の足は何
と美しきかな/われを連れ行きたまえ/幸いなるかな天の女王(8声)/わが魂
は萎え/死者のためのミサ曲(レクイエム)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
スペイン・ルネサンス最大の宗教音楽家トマス・ルイス・デ・ビクトリア
(1548-1611)が、1603年に没した皇太后マリアの死を悼んで作曲した名作
「レクイエム(6声)」。
ザ・シックスティーンは、その幅広いレパートリーの中でも"ビクトリア"の
音楽を特別な存在と位置づけており、この「レクイエム」の名唱はタリス・
スコラーズの演奏と並びビクトリアの合唱芸術を今に伝える名演中の名演で
ある。
録音:2005年4月25日-27日、セント・サイラス教会(ロンドン)/弊社初紹介

CORSACD 16016(SACD-Hybrid) \2580
タリス:御身よりほかにわれは(40声のモテット/ラテン語)/ギボンズ:おお、
まことに忠実なるすべての心よ/バード:神よ、異邦人が御身の遺したる地に
来たり/トムキンズ:汝は知らず/ギボンズ:神々の中の偉大なる神よ/トム
キンズ:おお神よ、異教徒たちが来る/タリス:テ・デウム/トムキンズ:強く
なれ/タリス:歌い崇めよ(40声のモテット/英語)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
ルネサンスのポリフォニー音楽の頂上、トマス・タリス(c.1505-1585)の40声
のモテット「御身よりほかにわれは(Spem in alium)」をザ・シックスティー
ンのハーモニー、しかもマルチ・チャンネル・サラウンドで聴くことができる
要注目タイトル。
ラテン語の「御身よりほかにわれは」に加えて収録された、英語版の40声の
モテット「歌い崇めよ(Sing and glofify)」も聴き逃せない。
ちなみにザ・シックスティーンは1989年にシャンドス(Chandos)へ「御身より
ほかにわれは」(CHAN 0513)をレコーディングしており、こちらもシャコンヌ
・シリーズの名盤として親しまれ続けている。
録音:2003年5月、オール・セインツ教会(ロンドン)/弊社初紹介

COR 16014 \2180
アレグリ:ミゼレーレ ――
ロッティ:十字架に磔られ/パレストリーナ:スターバト・マーテル/
アレグリ:ミゼレーレ/パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
教会音楽史上不朽の傑作アレグリの「ミゼレーレ」と、システィーナ礼拝堂で
歌われたパレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ」を収録したザ・シック
スティーンのコリンズ・レーベル(Collins)時代を代表する名演。
1980年に収録されたピーター・フィリップス&タリス・スコラーズによる"1度
目"のアレグリの「ミゼレーレ」(GIMSE 401)と同等のクォリティ、価値を持つ
名唱です。
録音:1989年11月、セント・ジュード教会(ロンドン)
「Collins 50092」からの移行再発売/弊社初紹介




<NSS>
NSS10 \1850
バーバー:弦楽のためのアダージョ op. 11
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン 23の独奏弦楽器のための習作
マーラー: 交響曲第5番より第4楽章「アダージェット」
録音:サンフランシスコ・ハーブスト劇場 Live
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(vn)(指揮)
New Century Chamber Orchestra
ソネンバーグ自身のレーベルNSSより新譜





<MEMBRAN>
NCA 60216 2枚組 \2250
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
クラウス・カットラー(Br)
ロメリア・リヒテンシュタイン(S)
スザンヌ・クロイシュ(M.S)
ベルナルダ・ボブロ(S)
イルムガルト・フィルスマイアー(S)
アレクサンドラ・ザモイスカ(S)
マルティン・ハーゼルベック指揮
カペラ・イストロポリターナ
録音年不明

DOCUMENTS 232805 \750
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
レナード・バーンスタイン(P、指揮)コロンビア響 1959年
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル 1958年
バーンスタイン:バレエ「オン・ザ・タウン」
レナード・バーンスタイン指揮 「オン・ザ・タウン」オーケストラ
1947年

ARS MUSICI 232918(SACD-Hybrid) \1480
ジョスカン・デ・プレ:
スターバト・マーテル
主よ、わが祈りを聞きたまえ
天にましますわれらの父よ
アヴェ・マリア
森のニンフ泉の女神
幸いなるかな天の女王
ミゼレーレ「神よ、私を憐れんでください」
エッケハルト・キーム指揮
デュファイ・アンサンブル

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10-10 No.24-1

2010年10月22日 11時07分43秒 | Weblog
★ジャニーヌ・ヤンセン来日記念・特別セールのご案内★
ご注文締切日:10月27日
※締切日以降は通常価格になります。

0762722(DVD-Video) \1080
チャイコフスキー/ ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

4757692 \1350
メンデルスゾーン/ ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)シャイー(指揮)

4756293 \1350
ヴィヴァルディ: 協奏曲集「四季」作品8
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)室内アンサンブル

4759968 \1350
J.S.バッハ: インヴェンションとパルティータ
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

4750112 \1350
ツィガーヌ~ジャニーヌ・ヤンセン デビュー!
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)/バリー・ワーズワース(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

4781530 \1350
ベートーヴェン&ブリテン: ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

4782590(CD+DVD)
Beau Soir
イタマル・ゴラン作品集(ヴァイオリン・ソナタ他)
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

4782111(CD+DVD) \2680
ベートーヴェン&ブリテン: ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

4780651 \1350 \2680
チャイコフスキー/ ヴァイオリン協奏曲
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<MEMBRAN>
MEMBRAN 233021 10枚組 10枚組 \1050
Friedrich Gulda/Genius and Rebel
CD1:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 
イゴール・マルケヴィッチ指揮 RIAS交響楽団  1953年
ウェーバー:コンチェルトシュテュック
フォルクマール・アンドレーエ指揮 ウィーン・フィル 1956年
CD2,3:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
カール・ベーム指揮 ウィーン・フィル  1950年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番、第28番、第29番
CD4,5:
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
サー・エードリアン・ボールト指揮 ロンドン・フィル 1954年
ショパン:4つのバラード、24の前奏曲、舟歌  1959年
CD6,7:
ドビュッシー:前奏曲集 第1集、第2集、ベルガマスク組曲、
ピアノのために、喜びの島、水に映る影、グラナダの夕べ、
金色の魚   1953年、1955年、1957年
CD8:
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、夜のガスパール、ソナチネ
1953年、1957年
CD9:
R.シュトラウス:13の歌曲  ヒルデ・ギューデン(S) 1954年
R.シュトラウス:ブルレスケ 
アンソニー・コリンズ指揮 ロンドン響  1956年
CD10:
FRIDRICH GULDA AT BIRDLAND
Quintet ? Introvert ? Teheran ? Cool Hill ? Out Of Nowhere ?
Lullaby Of Birdland・All The Things You Are ? Bernie’s Tune
Idrees Sulieman, Trompete
James Cleveland, Posaune
Phil Woods, Alt-Saxofon
Seldon Powell, Tenor-Saxofon
Aaron Bell, Kontrabass
Nick Stabulas, Schlagzeug  1956年ライヴ
フリードリヒ・グルダ(P)


MEMBRAN 233077 10枚組 \1050
Arthur Rubinstein/Fortunate Virtuoso
CD1:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による
狂詩曲  フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団  1956年
CD2-4:
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、19の夜想曲、スケルツォ第1番、
第3番、アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ、
舟歌、即興曲第1番、ワルツ第2番
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン響
1928年、1931年、1932年、1935年、1937年、1946年
CD5:
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団  1954年
CD6:
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
フランク:交響変奏曲、前奏曲、コラールとフーガ
ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィル 
1952年、1953年
CD7,8:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番、ピアノ三重奏曲
第7番「大公」、シューベルト:即興曲第3番、第4番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団
サー・トーマス・ビーチャム指揮 ロイヤル・フィル
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エマヌエル・フォイアマン(VC)
1941年、1944年、1947年、1949年、1950年
CD9:
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
1936年、1950年
CD10:
ラヴェル:ピアノ三重奏曲  1950年
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番  1941年
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エマヌエル・フォイアマン(VC)


MEMBRAN 233078 10枚組 \1050
Fritz Kreisler/Hohepriester mit Seele
CD1:
クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァー
ヌ、クープランの様式による気取った曲、スケルツォ
バッハ(クライスラー編):ガヴォット from BWV.1006
シューベルト(クライスラー編):「ロザムンデ」-バレエ音楽
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
リムスキー=コルサコフ(クライスラー編):インドの歌
ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
グラズノフ(クライスラー編):スペインのセレナード
ウェーバー(クライスラー編):ラルゲット
クライスラー:ロンドンデリーの歌
スコット(クライスラー編):はすの花の国  1930年-1938年
CD2:
クライスラー:弦楽四重奏曲、ウィーン奇想曲、中国の太鼓、
美しきロスマリン、ジプシーの女、愛の悲しみ、愛の喜び、
道化役者のセレナード、ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
1930年-1938年
CD3:
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1936年
シューマン(クライスラー編):ロマンス
ミハイル・ラウハイゼン(P)  1927年
CD4:
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン・フィル 1936年
CD5-8:
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲
フランツ・ルップ(P) 1935年、1936年
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ D.574
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
セルゲイ・ラフマニノフ(P)  1928年
CD9:
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ランドン・ロナルド指揮 ロンドン・フィル  1935年
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
マルコム・サージェント指揮 ロンドン・フィル 1939年
CD10:
クライスラー:ヴィヴァルディの様式による協奏曲
ドナルド・ヴァヒーズ指揮 ビクター弦楽オーケストラ 1945年
バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043
エフレム・ジンバリスト(Vn) ワルター・B・ロジャース指揮
パガニーニ(クライスラー編):協奏曲 op.6-第1楽章
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管  1936年
フリッツ・クライスラー(Vn)


MEMBRAN 233079 10枚組 \1050
Edwin Fischer/Nobler Romantiker
CD1:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団  1951年
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番  1952年
CD2:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 ロンドン・フィル 1951年
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
エンリコ・マイナルディ(VC)   1952年
CD3:
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第23番「熱情」、
第31番  1935年、1938年、1952年
CD4:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
エドウィン・フィッシャー指揮 フィルハーモニア管 1954年
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475   1941年
CD5:
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番
ヨゼフ・クリップス指揮 フィルハーモニア管  1947年
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番   1933年
CD6:
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第3番
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)   1954年
CD7:
バッハ:ピアノ協奏曲第1番、第4番
エドウィン・フィッシャー指揮 室内管弦楽団 1933年、1936年
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番
エドウィン・フィッシャー指揮 フィルハーモニア管 1952年
バッハ:幻想曲 ハ短調 BWV.906   1947年
CD8:
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1集(抜粋)第2集(抜粋)
1933年-1936年
CD9:
シューベルト:即興曲集 D.935、楽興の時 D.780
1938年、1950年
CD10:
シューベルト:歌曲集
音楽に寄す D.547、春に D.882、憂い D.772、ガニュメート D.544、
草原の歌 D.917、糸を紡ぐグレートヒェン D.118、恋人のそばに
D.162、若い尼僧 D.828、シルヴィアに D.891、水の上で歌う
D.774   エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)  1952年
シューベルト:即興曲集 D.899    1938年
エドウィン・フィッシャー(P)


MEMBRAN 233080 10枚組 \1050
Sviatoslav Richter/Sensibler Exzentriker
CD1:
シューマン:ユモレスク op.20、森の情景 op.82  1956年
CD2:
シューマン:幻想小曲集 op.12(抜粋)  1956年
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 op.38
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC)   1950年
CD3:
シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番、楽興の時 D.780-1、
即興曲集 D.899-2、D-935-2   1950年、1952年、1957年
CD4:
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番
ショパン:練習曲 op.25-5
ラフマニノフ:前奏曲集 op.32-1、2、op.23-2、4、5、7
1952年、1958年
CD5:
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番、第4番
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC)   1950年
CD6:
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
カレル・アンチェル指揮 チェコ・フィル  1954年
チャイコフスキー:グランド・ソナタ   1956年
CD7:
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」   1958年
フランク:交響詩「魔神」
キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・ユース管弦楽団 1953年
CD8:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮 ワルシャワ・フィル 1958年
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
カレル・アンチェル指揮 プラハ交響楽団  1954年
CD9:
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番
ヴァツラフ・ターリッヒ指揮 チェコ・フィル  1954年
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ブレティスラフ・バカラ指揮 ブルノ州立フィル  1956年
CD10:
スクリャービン:練習曲集 op.2-1、op.8-5、11、op.42-2-6、8、
op.65-1-3 1952年
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(VC)   1950年
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)


MEMBRAN 233082 10枚組 \1050
Walter Gieseking/Klangzauberer mit Esprit
CD1:
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番、アダージョ K.540、グルック
の歌劇「メッカの巡礼」の「われら愚かな民の思うは」による
10の変奏曲 K.455、ピアノ・ソナタ第17番
歌曲「さびしい森の中で」K.308、すみれK.476、別れの歌 K.519、
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520、
ラウラに寄せる夕べの思い K.523
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)  1953年-1955年
CD2:
モーツァルト:ピアノと管楽器のための五重奏曲 K.452
フィルハーモニア・管楽アンサンブル  1953年
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1955年
CD3:
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、第30番、第31番
1953年、1956年
CD4:
ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲
フィルハーモニア・管楽アンサンブル  1951年
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1955年
CD5:
シューマン:ピアノ協奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1951年
シューマン:交響的練習曲    1953年
CD6:
シューベルト:楽興の時 D.780-2、4
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番   1948年
フランク:交響的変奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1951年
CD7:
グリーグ:ピアノ協奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1949年
グリーグ:11の抒情小品集    1951年
CD8:
ドビュッシー:映像第2集、12の練習曲  1953年、1954年
CD9:
ドビュッシー:ボヘミア舞曲、マズルカ、ロマンティックなワルツ、
夜想曲、スティリー風タランテッラ、バラード、スケッチ帳より、
喜びの島、マスク、小さな黒人、レントよりも遅く、英雄の子守歌
1953年、1955年
CD10:
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ、鏡、
クープランの墓    1954年
ヴァルター・ギーゼキング(P)


Fabfour 233130 4枚組 \880
Dinu Lipatti/The Legend
CD1:
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の
救い主よ」 BWV.599   1950年
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主イエス・キリスト、
われ汝を呼ぶ」 BWV.639   1950年
バッハ(ヘス編):コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV.147
1950年
バッハ(ケンプ編):フルートとチェンバロのためのソナタより
シチリアーナ BWV.1031  1950年
バッハ:パルティータ第1番 BWV.825    1950年
バッハ(ブゾーニ編):ピアノ協奏曲第1番 BWV.1052
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮 コンセルトヘボウ 1947年
スカルラッティ:ソナタ L.23 1947年、ソナタ L.413 1950年、
L.387 1941年
CD2:
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番  1950年
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番   1947年
リスト:巡礼の年 第2年より「ペトラルカのソネット第104番」
1947年
ブラームス:ワルツ第1番、第2番、第5番、第6番、第10番、
第14番    1937年
ラヴェル:「鏡」より「道化師の朝の歌」  1948年
CD3:
ショパン:
ワルツ第1番-第14番   1950年
マズルカ第32番 1950年、舟歌  1948年
夜想曲第8番  1947年
CD4:
シューマン:ピアノ協奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1948年
グリーグ:ピアノ協奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管 1947年

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10-10 No.24-2

2010年10月22日 11時07分15秒 | Weblog
<KAIROS>
12972KAI \2250
ゲーシュタ・ノイヴィルト(b.1937):作品集
(1)弦楽四重奏曲1976
(2)弦楽四重奏のための7つの小品
(エルンスト・シュタインケルナーのために)(2008)
(3)忘却の沸騰(ルーブリ・ブーイリ)(2008)
(1)(2)G.ヤッハ=ミッコ(Vn,Va)、D.ポリソイディス(Va)、
A.リンデンバウム(Vc)
(1)A.ビク(Vn)、(2)S.シャフライトナー(Vn)、
(3)D.ミシェル=ダンサク(声)、
エティエンヌ・シーベンス指揮
クラングフォルム・ウィーン
録音:(1)1997/(2)2009/(3)2008年
ゲスタ・ノイヴィルトは1937年ウィーン出身の作曲家(女性作曲家のオルガ・
ノイヴィルトとは別人)。10代のころ、ストラヴィンスキーの火の鳥や春の祭
典を聴いて作曲家を志し、その後シェーンベルク、ヴァレーズ、ケージから
影響を受けた。現在はベルリン自由大学で教鞭を取り、理論家、著述家として
フランツ・シュレーカーについての著作がある。作風はポスト・セリー主義か
ら音群作法など、戦後の前衛技法をバランスよく取り入れた緊張感溢れる音
空間を作り出している。

13052KAI \2250
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ(b.1968):
歌劇《オーラ》(2007-2009)
-カルロス・フエンテスの同名の小説による
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ指揮
ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン・シュトゥットガルト、
ベルリン現代音楽室内アンサンブル、
SWR実験スタジオ(ライブ・エレクトロニクス)、
ヨアヒム・ハース(オーラフォン)、
デュオ・アルベルディ&アイツピオレア(アコーディオン)
録音:2010年
KAIROSスペイン・シリーズ最新録音。サンチェス=ベルドゥのアルバム第2弾。
第1作品集(12781KAI)は室内楽と管弦楽作品集で、この作曲家のおよその作風
を知るのに打ってつけだったが、今回は大作オペラ。彼はマドリッドで学ん
だ後、フランクフルトでドナトーニ、ツェンダーに学んだ。作品は師匠ツェ
ンダーやブライアン・ファーニホーの影響を感じさせるヨーロッパ前衛音楽
の典型的な様式を体現している現代不条理オペラ。コンピュータの音響とア
ンサンブルの特殊奏法、ヴォーカルの特殊唱法が神秘の儀式のように粛々と
進行する。

13092KAI \2250
ベルンハルト・ラング(b.1957):作品集
(1)「飢餓の星」-クリスティーネ・ラヴァントのテキストによる(2007)
(2)「モナドロジーVII」-アーノルドのために(2009)
シルヴァイン・カンブルラン指揮
クラングフォルム・ウィーン
(1)ザビーネ・ルッツェンベルガー(MS)
録音:2009年
ベルンハルト・ラングは現代音楽とともにジャズを学びドイツのジャズ・バ
ンドのピアニストとしても活動する異色の作曲家。「飢餓の星」はメゾ・ソ
プラノによる一種のモノオペラで、声とアンサンブルのユーモラスで奇妙な
やり取り。ジャズにも精通したラングの聞かせどころを押えた秀作。「モナ
ドロジーVII-アーノルドのために」はシェーンベルクの2つの室内交響曲から
素材を取った5部からなるミニアチュール。

13102KAI \2250
セサル・カマレロ(b.1962):
(1)「ヴァニシング・ポイント」-2人の打楽器奏者と管弦楽のための(2007)
(2)「デュラシオン・インヴィジブル」
-ヴァイオリン、チェロ、ピアノと2群の室内管弦楽のための(2009)
(3)「雨の音を介して」(2000-04)
(1)(2)ペーター・ヒルシュ指揮スペイン国立管弦楽団
(1)ラファエル・ガルベス(Perc)、フアンホ・ギジェム(Perc)、
(2)(3)トリオ・アルボス:【ミゲル・ボレゴ(Vn)、ホセ・ミゲル・ゴメス(Vc)、
フアン・カルロス・ガルバーヨ(Pf)】
録音:2008/2009年
カマレロはマドリッドに生まれたが、生まれて間もなく一家でニューヨークに
移住。アメリカで音楽の教育を受けた。作風は限られた素材、点描的で鋭く刻
み込まれる音のアタック、音色への神経質なまでの細かいこだわりなど、ブー
レーズらポスト・セリエリズムの影響が強い。ヨーロッパでは既に広く知ら
れ、アンサンブル・モデルン、クセナキス・アンサンブルなどから委嘱を受
け、数々の現代音楽祭に招聘を受けている。




<MARSTON>
54001-2 4枚組 \6540
「ロマンティックなショパンの一世紀」
●CD1(79:47)
練習曲集Op.10
練習曲 ハ長調 Op.10-1 
モーリツ・ローゼンタール 1929年4月4日,ニューヨーク
練習曲 イ短調 Op.10-2 
アルフレッド・コルトー 1933年7月4日,ロンドン
練習曲 ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」 
ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4 
シドニー・フォスター 1952年4月27日,インディアナ
練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」 
シドニー・フォスター 1961年10月2日,インディアナ
練習曲 変ホ短調 Op.10-6 
ヴィルヘルム・バックハウス 1928年1月5日
練習曲 ハ長調 Op.10-7 
フランシス・プランテ 1928年7月3-4日,フランス,モン=ド=マルサン
練習曲 ヘ長調 Op.10-8 
ニコライ・オルロフ 1945年12月20日,ロンドン
練習曲 ヘ短調 Op.10-9 
ソロモン 1942年9月16日,ロンドン
練習曲 変イ長調 Op.10-10 
ギャリック・オールソン 1996年10月,ニューヨーク,パーチェイス
練習曲 変ホ長調 Op.10-11 
アイリーン・シャラー 1933年7月21日,ロンドン
練習曲 ハ短調 Op.10-12 「革命」 
アルトゥール・ルービンシュタイン 1974年1月13日,ニューヨーク
練習曲集Op.25
練習曲 変イ長調 Op.25-1 「エオリアン・ハープ」 
クラウディオ・アラウ 1929年1月23日,ベルリン
練習曲 ヘ短調 Op.25-2 
グリゴリー・ギンズブルグ 1952年頃,モスクワ
練習曲 ヘ長調 Op.25-3 
アルトゥール・ルービンシュタイン 1974年1月13日,ニューヨーク
練習曲 イ短調 Op.25-4 
ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
練習曲 ホ短調 Op.25-5 
ゲザ・アンダ 1943年5月,ベルリン
練習曲 嬰ト短調 Op.25-6 
ヨゼフ・レヴィーン 1933年2月23日,ニューヨーク
練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7 
エフゲニー・スヴェトラーノフ 1980年,モスクワ
練習曲 変ニ長調 Op.25-8 
ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」 
イグナツ・フリードマン 1928年2月10日,ロンドン
練習曲 ロ短調 Op.25-10 
デイヴィッド・サパートン 1952年,ニューヨーク
練習曲 イ短調 Op.25-11 「木枯らし」 
アルフレッド・コルトー 1942年11月4日,パリ
練習曲 ハ短調 Op.25-12 「大洋」 
エミール・フォン・ザウアー 1940年頃,ベルリン
新しい練習曲(全3曲)
練習曲 ヘ短調 
ロバート・ゴールドサンド 1975年7月23日,ニューヨーク
練習曲 変イ長調 
アン・シャイン 1958年,ニューヨーク
練習曲 変ニ長調 
デイヴィッド・サパートン 1952年,ニューヨーク
即興曲 変イ長調 Op.29 
シモン・バレル 不明
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 
マグダ・タリアフェロ 1934年,パリ
子守歌 変ニ長調 Op.57 
ワルター・ギーゼキング 1938年8月10日,ベルリン
●CD2(79:32)
バラード ト短調 Op.23 
アール・ワイルド 1981年11月1日,ニューヨーク
バラード ヘ短調 Op.52 
ホルヘ・ボレット 1972年1月5日,ニューヨーク
タランテラ 変イ長調 Op.43 
シューラ・チェルカスキー 1991年4月10日,ミネソタ,セントポール
スケルツォ ロ短調 Op.20 
ナタン・ブランド 1983年,アーモスト,マサチューセッツ
スケルツォ 変ロ短調 Op.31 
アイリーン・シャラー 1932年12月5日,ロンドン
スケルツォ 嬰ハ短調 Op.39 
カール・ウルリヒ・シュナーベル 1955年頃,ニューヨーク
前奏曲 ハ長調 Op.28-1,前奏曲 イ長調 Op.28-7,前奏曲 ヘ長調 Op.28-23
ミッシャ・レヴィツキ 1929年11月21日,ロンドン
前奏曲 ホ長調Op.28-9,前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10,前奏曲 ロ長調Op.28-11,
前奏曲 変ニ長調Op.28-15「雨だれ」,前奏曲 ヘ短調Op.28-18,
前奏曲 ハ短調Op.28-20,前奏曲 ト短調 Op.28-22
ギオマール・ノヴァエス 1966年10月22日,ニューヨーク
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 
アルフレッド・コルトー 1949年11月4日,ロンドン
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」-第3楽章(葬送行進曲)
イグナツ・フリードマン 1927年3月1、2日,ロンドン
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」-第4楽章
レオポルド・ゴドウスキ 1930年4月25日,ロンドン
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58-第3楽章
モーリツ・ローゼンタール 1935年3月23日,ロンドン
●CD3(79:57)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21-第2楽章
ヨーゼフ・ホフマン 
ジョン・バルビローリ(指揮)交響楽団 1936年12月27日,ニューヨーク
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 
ベンノ・モイセヴィッチ 1939年3月17日,ロンドン
マズルカ 変ロ長調 Op.7-1 
アレキサンダー・ブライロフスキー 1927年,ベルリン
マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4 
ジョセフ・ヴィラ 1993年,ニューヨーク
マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-1 
ウラディーミル・ソフロニツキー 1948年頃,モスクワ
マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3 
サムイル・フェインベルク 1952年,モスクワ
マズルカ ヘ短調 Op.63-2 
ウィリアム・カペル 1947年3月21日,ニューヨーク
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3 
アントニエッタ・ルッジェ 1934年7月25日,ブラジル
マズルカ ハ長調 Op.68-1 
ヨーラ・ギュラー 1956年6月28日,パリ
ポロネーズ イ長調 Op.40-1「軍隊」 
ソロモン 1932年11月30日,ロンドン
ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄ポロネーズ」 
イグナツ・フリードマン 1927年3月1、2日,ロンドン
ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」 
アルテュール・デ・グレーフ 1926年3月24日,ロンドン
ワルツ 変イ長調 Op.34-1 
アルトゥール・ルービンシュタイン 1950年,ハリウッド・ボール
ワルツ イ短調 Op.34-2 
ウラディミール・ホロヴィッツ 1979年11月4日,トロント
ワルツ ヘ長調 Op.34-3 
ヤン・スメテルリン 1929年,ベルリン
ワルツ 変イ長調 Op.42 
アーサー・レッサー 1925年2月19日,キャムデン,ニュージャージー
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」 
ミカエル・フォン・ツァドラ 1929年,ベルリン
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」(ツァドラ編) 
セシル・スタウブ・ジェンハート 1943年4月6日,ニューヨーク
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2 
モーリツ・ローゼンタール 1929年5月29日,ベルリン
ワルツ 変ト長調 Op.70-1 
ワルター・モルス・ルンメル 1943年1月,ベルリン
ワルツ ホ長調 
ディヌ・リパッティ 1950年7月7-12日,ジュネーヴ
●CD4(79:51)
夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 
モーリツ・ローゼンタール 1935年3月29日,ロンドン
夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 
ラウル・コチャルスキ 1937年7月,ベルリン
夜想曲 変ニ長調 Op.27-2 
フランチェスコ・リベッタ 2003年12月13日,フロリダ
夜想曲 ロ長調 Op.32-1 
アリシア・デ・ラローチャ 1932年6月3日,バルセロナ
夜想曲 ハ短調 Op.48-1 
マルセル・シャンピ 1929年6月15日,パリ
夜想曲 変ホ長調 Op.55-2 
イグナツ・フリードマン 1936年11月23日,ロンドン
夜想曲 ロ長調 Op.62-1 
ファニア・シャピロ 1982年10月,ユトレヒト
夜想曲 ホ長調 Op.62-2 
レイモンド・レーヴェンタール 1978年9月23日,セントポール,ミネソタ
夜想曲 ホ短調 Op.72-1 
ウラディミール・ド・パハマン 1927年11月3日,ロンドン
夜想曲 嬰ハ短調 
トーマス・マンシャルト 1980年6月13日
マズルカ イ短調 Op.17-4 
イグナツ・ヤン・パデレフスキ 1911年7月,モルジュ,スイス
マズルカ イ短調 Op.67-4 
アルフレート・グリュンフェルト 1902年,ウィーン
ワルツ 変イ長調 Op.42 
セルゲイ・ラフマニノフ 1919年4月18日
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2 
アレクサンダー・ミハオウスキ 1906年1月16日,ワルシャワ
夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2 
フェルッチョ・ブゾーニ 1922年2月27日,ロンドン
夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1 
ベラ・バルトーク 1939年
夜想曲 ホ長調 Op.62-2,ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」
パウル・パプスト 1895年2月12日
録音:1895-2003年
ショパン・イヤーを祝って、MARSTONからたいへんなアルバムがリリースされ
た。CD4枚、全90トラック、時間およそ5時間20分という、とてつもない量の
ショパンの録音である。古くは1895年のシリンダー録音から、新しくは2003
年まで、108年に渡るショパンの録音が集められている。様々な時代、様々な
国のピアニストの演奏を聞くことによって、20世紀のショパン演奏がほぼ俯瞰
できる内容である。中には他で聞くことの出来ない貴重な音源もあり、ショ
パン好きならば必携のセットである。

52062-2 2枚組 \4360
「ヴェリズモの創唱者たち」
-20世紀初頭のイタリア・オペラよりアリア・抜粋
●CD1(70:50)
ジョルダーノ:「フェドーラ」/ボーイト:「メフィストーフェレ」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/
ヴェルディ:「トラヴィアータ」/
からのアリア
ジェンマ・ベッリンチョーニ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
1903年、ミラノ
ヴェルディ;「トラヴィアータ」,「オテッロ」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」/グノー:「ファウスト」/
ビゼー:「カルメン」/トーマ:「ミニョン」
からのアリア
ジェンマ・ベッリンチョーニ(ソプラノ)
ピアノ伴奏
1905年,パリ
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/モーツァルト:「フィガロの結婚」/
からのアリア
ゴダール:フロリアンの歌/タウベルト:浜の木陰に
アンジェリカ・パンドルフィーニ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
1903年,ミラノ
ボッテジーニ:「エーロとレアンドロ」/ポンキエッリ:「ジョコンダ」/
フランケッティ:「ゲルマニア」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/プッチーニ:「トスカ」
からのアリア
アメリア・ピント(ソプラノ)
ピアノ伴奏
1902年4月11日,ミラノ
●CD2(79:39)
ジョルダーノ:「マルチェッラ」,「シベリア」
からのアリア
アメリア・ピント(ソプラノ)管弦楽伴奏
1908年11月,ミラノ
シチリア民謡(ファヴァーラ編):バルセロナの女,聖スタニスラフの祈り
アメリア・ピント(ソプラノ)管弦楽伴奏
1914年5月1日,ミラノ
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/グノー:「ファウスト」
からのアリア,場面
チェジーラ・フェラーニ(ソプラノ)
ピアノ伴奏
1902年,ミラノ
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「イリス」/
マスケローニ:「ロレンツァ」/プッチーニ:「トスカ」/
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」,「フェドーラ」,「シベリア」/
マスネ:「マノン」
からのアリア,場面
エンマ・カレッリ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
1903年,ミラノ
ジョルダーノ:「シベリア」抜粋(9曲)
ロジーナ・ストルキオ(S,ステーファナ)
ジョヴァンニ・ゼナテッロ(T,ヴァッシッリ)
ジュゼッペ・デ・ルーカ(Br,グレビ)
アントーニオ・ピーニ=コルシ(Br,ミスキンスキ)
オレステ・ジェンナーリ(Br,アレクシス)
ヴィットーリオ・ポッツィ=カモーラ(Br,ワリツィン)、ほか
ラッファエーレ・デッリ・ポンティ(Pf)
1904年,ミラノ
20世紀初頭のイタリア・オペラの録音を集めている。いずれもヴェリズモ・
オペラで活躍した人たちばかりで、その創唱役の録音が聞けるのが貴重である。
ジェンマ・ベッリンチョーニ(1864-1950)は、ヴェリズモ・オペラの幕を切っ
て落としたマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」初演でサントゥッ
ツァを歌ったことで名高いソプラノ。ジョルダーノ「フェドーラ」初演のタイ
トルロールでもある。彼女の全録音が収録されている。
アンジェリカ・パンドルフィーニ(1871-1959)は、チレーア「アドリアーナ・
ルクヴルール」初演でタイトルロールを務めたソプラノ。1908年には引退して
しまい、録音はここに収録された5曲しかない。
アメリア・ピント(1876-1946)は、トスカニーニから重用されたソプラノで、
ことにスカラ座で歴史的成功を収めた「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデ
として知られる。やはりトスカニーニの指揮で、フランケッティ「ゲルマニ
ア」初演でリッケを歌っている。
チェジーラ・フェラーニ(1863-1943)は、プッチーニの出世作「マノン・レス
コー」初演のタイトルロール。プッチーニから高く評価されていたと言われる。
エンマ・カレッリ(1877-1928)は、ドラマティック・ソプラとして知られ、
ヴェリズモ・オペラだけでなく、ワーグナーのソプラノ役、さらにはシュト
ラウス「エレクトラ」ローマ初演のタイトルロールを務めた。マスカーニ
《仮面》初演のうち、ミラノ公演でロザウラを歌った。
さらにジョルダーノ「シベリア」の初演キャストによる抜粋録音が収録され
ている。ロジーナ・ストルキオ、ジョヴァンニ・ゼナテッロ、ジュゼッペ・
デ・ルーカ、アントーニオ・ピーニ=コルシは、いずれも当時の大歌手ばかり
である。





<PIERRE VERANY>
PV 710041 \2250
ホルボーン:リュート作品集
(アルメイン/ファンタジア/題名のない小品/パヴァン/ガリアード/
それは聖なるイヴにやってきた/パヴァン「最後の望みと遺言」/ガリアード
「新年の贈り物」/パヴァン「忍耐」/アルメイン「夜警」/パヴァン「どう
して都がひっそりとしているのか」/ガリアード「妖精の輪舞」/ファンタジ
ア/パヴァン/ガリアード/プレイフェロー/プレイフェロー「ワントン」
/パヴァン「ペンブルックス・パラダイス伯爵夫人」/ガリアード「マイ・
リンダ」/ファンタジア/変奏曲)
フェデリーコ・マリンコラ(リュート)
録音:1995年5月29-31日、DDD
旧PV 795112の再発売。16世紀後半に活躍した英国の作曲家、アントニー・ホ
ルボーン(1545頃-1602)のリュート作品集。フェデリーコ・マリンコラはロー
マ生まれ、ギターを学んだ後、リュートに転じ、アムステルダムやロンドン
で研鑽を積んだ。アントーニオ・フローリオ率いるカペッラ・デッラ・ピエタ
・デ・トゥルキーニで十年に渡ってテオルボを担当していたことでも知れられ
ている。





<CD ACCORD>
ACD 147 \1980
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ Op.27
ヴォイチェフ・コプロフスキ(ヴァイオリン)
録音:2008年11月,2009年5,6月,ワルシャワ
偉大なヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)が、6人のヴァイ
オリニストを想定して作曲した無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を、ポーラン
ドの名手ヴォイチェフ・コプロフスキが弾いた録音。コプロフスキは1987年、
ポーランド中央部のウッチの生まれ。音楽家の家系で、4歳でヴァイオリンを
始める。2003年のルートヴィヒ・シュポア国際ヴァイオリン・コンクールで
第4位、2009年、マックス・レーガー国際室内楽コンクールで優勝など数多く
のコンクールの受賞暦を誇っている。コプロフスキは抜群のテクニックでこ
の難曲を軽々と奏でつつ、しかもその音楽にはどこか孤独感が漂っている。
優秀録音もコプロフスキの魅力を見事に伝えている。

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