クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-05 No.24-1

2010年05月31日 16時07分01秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4763793 \1850
762776(DVD-Video) \3350
シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2010
演奏予定曲目♪
ジョン・ウィリアムズ:スター・ウォーズ・メイン・タイトル
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《天体の音楽》 作品235
フランツ・リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
ジョン・ウィリアムズ:レイア姫のテーマ(《スター・ウォーズ》から)
ジョン・ウィリアムズ:
帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ《スター・ウォーズ》から)
ヨーゼフ・ランナー:ワルツ《宵の明星》 作品180
オットー・ニコライ:
歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》から 月の出の合唱
グスターヴ・ホルスト:火星(組曲《惑星》から
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
録音&収録:2010年6月8日 
ウィーン、シェーンブルン宮殿庭園 (ライヴ)
今年秋のシーズンから小澤征爾の後任としてウィーン国立歌劇場の音楽監督に
就任するウェルザー=メスト。来年2011年のニューイヤー・コンサートの指揮
台に立つ事も決定し、今後の活躍に期待が高まるウェルザー=メストのウィー
ン・フィルとの演奏を世界にアピールする第1弾が、6月8日にシェーンブルン
宮庭園で行われる当コンサートとなります。今年のコンサートのテーマは『宇
宙』ということで、月―星―地球にまつわる選曲がされました。世界遺産に登
録される美しきシェーンブルンのバロック庭園に15000人の聴衆が集まる壮麗
なコンサートの模様は、世界60カ国でTV放映が予定されており、ニューイヤー
コンサートさながらのラッシュリリースでドイツ・グラモフォンよりCD&DVDの
2種でリリースいたします。




<Hyperion>
CDA 67797 \2180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.3 ――
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26《葬送》
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2/ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
第1集と第2集では作品番号順や年代順ではなく、「熱情」や「悲愴」などの
名作と初期の秀作をバランスよく組み合わせるなど、プログラミングにも深い
こだわりを見せてきたヒューイット。
ヒューイットが熟考を重ねて創り上げた第3集のプログラムでも、4曲それぞれ
の持つ特徴のコントラストが楽聖のピアノ・ソナタの神髄を伝えてくれる。
2009年8月30日-31日&9月1日-2日、クルトウアツェントルム・グランド・ホテ
ル(ドビアコ/イタリア)での録音。

CDA 67753 2枚組(1枚価格) \2180
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.5 ――
私の父親の誕生日を祝う歌/貧しいジャネット/最初の喪失Op.99-1/少女の
歎き/穏やかな夕方の風の中で/さすらいの歌Op.57-6/森の城/誰も知らな
いOp.99-6/シャルロットはウェルテルに/6つのスコットランド民謡の編曲
/アヴェ・マリア/憩いなさい、兵士よ/民謡/愛の歌Op.47-1/Es rauscht
der Wald, es springt der Quell/問いOp.9-1/告白Op.9-2/進め、休みなく
/クリスマスの歌/Von allen deinen zarten Gaben/子守歌/Vier trube
Monden sind entflohn/Lieben und Schweigen/ズライカ/So schlaf in
Ruh/領主の死の歌/期待/Und uber dich wohl streut der Wind/Weinend
seh' ich in die Nacht/Ch'io t'abbandono in periglio/民謡Op.47-4
キャスリーン・ブロデリック(ソプラノ)、ハンナ・モリソン(ソプラノ)、
アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)、
フィンヌール・ビャルナソン(テノール)、
シュテファン・ローゲス(バリトン)、
ジェームス・ルーサーフォード(バリトン)、
ユージン・アスティ(ピアノ)
ギルドホール音楽院の教授を務めるメンデルスゾーンの歌曲の開拓者ユージン
・アスティが10年以上の歳月を費やしてきた「歌曲&デュエット集」の完結編。
第5集では、10歳のメンデルスゾーンが父親に贈ったバースデー・ソングや、
6つのスコットランド民謡からの編曲など、珍しいメンデルスゾーンの歌曲と
デュエットが数多く取り上げられるなど、アスティの研究成果がストレートに
反映されたこれまで以上に濃密なプログラムとなっている。
キャスリーン・フェリアー賞に輝いたブロデリックやエヴェリン・タブの愛弟
子モリソン、アイスランドのテノール、ビャルナソンなど、アスティ率いる
強力チームの歌声が"リート作曲家"としてのメンデルスゾーンの名声を高める
ことになるだろう。
2008年11月8日-12日、ワイアストン・コンサート・ホールでの録音。

CDD 22063 2枚組(1枚価格) \2180
ボイス:トリオ・ソナタ集(第1番-第15番)
ピーター・ホルマン(指揮)、パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
18世紀イギリスの音楽ウィリアム・ボイス(1711-1779)の「12のトリオ・ソナ
タ」に、ケンブリッジのフィッツウィリアム・ミュージアムに所蔵されている
未出版の3曲を加えた"15曲版"トリオ・ソナタ集。
1979に結成されたイギリスの古楽アンサンブル、パーリー・オヴ・インストゥ
ルメンツが奏でる英国音楽は絶品です。
1995年10月15日-20日の録音。CDA 67151/2からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55359 \1280
セント・ポール大聖堂のための音楽 ――
ヘンデル:
ユトレヒト・テ・デウム ニ長調HWV.278、ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調
HWV.279/ブロウ:私は歓喜した/ボイス:主よ、あなたはわれらの避難所である

ジョン・スコット(指揮)、
セント・ポール大聖堂聖歌隊、パーリー・オヴ・インストゥルメンツ、
ソフィー・デイヌマン(ソプラノ)、ジュリア・グッディング(ソプラノ)、
エドワード・バロウズ(トレブル)、ティモシー・バート(トレブル)、
アラスター・クック(トレブル)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
アシュリー・スタッフォード(カウンターテナー)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、
マーク・ル・ブロック(テノール)、アンドルー・デール・フォーブス(バス)
1666年のロンドン大火で消失してしまい、サー・クリストファー・レンにより
1710年に再建されたセント・ポール大聖堂。再建300周年記念の復刻リリース
に選ばれた「セント・ポール大聖堂のための音楽」には、ロビン・ブレイズや
ロジャーズ・カヴィ=クランプなどの超一流歌手たちがズラリ。
セント・ポール大聖堂のために1697年-1755年に作曲された4つの祝祭音楽が
再建300周年を華やかに祝います。
1997年10月13日-17日の録音。CDA 67009からの移行再発売。

CDH 55342 \1280
サン=サーンス:チェロ・ソナタ集 ――
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32/白鳥/チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.123
/白鳥(ゴドフスキー編曲版)
マッツ・リードストレム(チェロ)、ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
マッツ・リードストレムは、スウェーデン王立歌劇場管、ノールショッピング
響、ロイヤル・フィルなどの首席を歴任したスウェーデンの名チェリスト。
2曲の「チェロ・ソナタ」での優れた演奏は言うに及ばず、やはり気になるの
は"ゴドフスキー版"の「白鳥」!1999年4月10日-12日、セント・ジョージ、
ブランドン・ヒルでの録音。CDA 67095からの移行再発売。



●WARNER CLASSICS
2564 681680 2枚組 \1350
ベートーヴェン:作品集
交響曲第5番より、第6番より、第2番より、第7番より、第9番より、
三重協奏曲より、ピアノ協奏曲第5番より、エグモント序曲Op.84、
弦楽四重奏曲第1番より、第9番より、第13番より、月光より、悲愴より、
エリーゼのために、6つのバガテルOp.126より、ヴァイオリンソナタ第5番、
第9番、フィデリオより、ディアベリ変奏曲より、合奏幻想曲より、他
ヴァリアスアーティスツ

●WARNER Opera series Vol.5
WARNER 2564 682306 3枚組 \3500
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・テゥッテ」
キリ・テ・カナワ、フレデリカ・フォン・シュターデ、
テレサ・ストラータス(Sop)デイヴィッド・レンダル(Ten)
フィリップ・フッテンロッハー(Br)ジュール・バスタン(Bs)
アラン・ロンバール指揮、
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、他

WARNER 2564 681380 2枚組 \2450
ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩者のなりゆき」
ロバート・ロイド(Bs)ドーン・アップショウ(Sop)
ジェリー・ハドリー(Ten)サミュエル・レイミー(Br)
アン・コリンズ(MSop)グレイス・バンブリー(MSop)
スティーブン・コール(Ten)ロデリック・アール(Bs)
ケント・ナガノ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団、他

WARNER 2564 681484 \2080
ロッシーニ:歌劇「幸せな間違い」
アニック・マシス(Sop)ラウール・ヒメネス(Ten)ロドニー・ジルフリー(Br)
ピエトロ・スパニョーリ(Bs)ロレンツォ・レガッツォ(Br)
マルク・ミンコフスキ指揮、Le Concert des Tuileries、他

WARNER 2564 681478 2枚組 \2450
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
マリエッラ・デヴィーア(Sop)ロベルト・アラーニャ(Ten)
ピエトロ・スパニョーリ(Br)ブルーノ・プラティコ(Br)
フランチェスカ・プロヴィッショナート(Sop)
マルチェロ・ヴィオッティ指揮、イギリス室内管弦楽団、他

WARNER 2564 681476 3枚組 \3500
ショーソン:抒情劇「アルテュス王」
テレサ・ツィリス=ガラ(Sop)ジーノ・キリコ(Br)
イェスタ・ウィンベルイ(Ten)ルネ・マシス(Br)
ジェラール・フリードマン(Ten)フランソワ・ルー(Bs)
ジル・カシュマイユ(Br)
アルミン・ジョーダン指揮、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、他

●WARNER APEX series
WARNER 2564 681817 2枚組 \1050
マーラー:交響曲第3番
ダグマル・ペツコヴァ(MSop)
ケント・ナガノ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団、他

WARNER 2564 681619 \680
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番-第4番
デイヴィッド・パイアット(Hrn)
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団
ホルン五重奏曲K407 
デイヴィッド・パイアット(Hrn)ケネス・シリトー(Vln)
ロバート・スミッセン、スティーヴン・ティーズ(Vla)
スティーヴン・オートン(Vc)

WARNER 2564 681625 \680
クルト・ワイル:七つの大罪
ベルク:ルル組曲
クルト・マズア指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック、他

WARNER 2564 681623 \680
ヘンデル:ヘンデル:合奏協奏曲Op.3
マルク・ミンコフスキ指揮、ルーヴル宮音楽隊

WARNER 2564 681627 \680
マーラー:大地の歌(マーラーによるピアノ伴奏版)
ブリギッテ・ファスベンダー(MSop)トーマス・モーザー(Ten)




<ミューズエンターテインメイト>
MEPL 0102 \3000
篠原敬介プロデュース 極旋 - GOKUSEN庄司 知史(Obe)

NHKを代表する番組の音楽プロデューサーが手がける新シリーズスタート。
収録曲 On the way to somewhere(篠原敬介)本アルバムのために書き下ろし
た新曲/秋桜(さだまさし)/愛のテーマ、ニュー・シネマ・パラダイス-映画
「ニュー・シネマ・パラダイス」より、1900のテーマ-映画「海の上のピアニ
スト」より、ネスと彼のファミリー-映画「アンタッチャブル」より、ガブリ
エルのオーボエ-映画「ミッション」より(エンニオ・モリコーネ、アンドレ
ア・モリコーネ)/G線上のアリア(J.S.バッハ)/ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
/プレリュード-ベルガマスク組曲より(ドビュッシー)/シンフォニア第3番
BWV789、第12番BWV798(J.S.バッハ)/少年時代 (井上陽水、平井夏美)
アレンジ:篠原敬介、和田恵、林きらら、大曽根浩範
演奏:Conductor 篠原敬介 Oboe/English Horn/Oboe damore 庄司 知史、
Harp/Piano 朝川朋之
Strings 石田泰尚ストリングス
1stViolin 石田泰尚、執行恒宏、伊能修、吉田翔平/2ndViolin 桑田穣、
清水醍輝、鈴木浩司/Viola 柳瀬省太、生野正樹/Cello 三宅進、菊地知也
/C.Bass 西澤誠治"





<Opus Arte DVD>
OA 1026(DVD-Video) \4550
OA 7057BD(Blu-ray) \5480
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
マウリツィオ・ベニーニ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他
グラインドボーン音楽祭2009

OA 7063BD(Blu-ray) 2枚組 \6450
ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」
ケント・ナガノ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団、他
バーデン・バーデン祝祭劇場2004

OA 1030(DVD-Video) \4550
OA 7064BD(Blu-ray) \5480
バレエ「オンディーヌ」
吉田 都、英国ロイヤルバレエ団、他
振付:フレデリック・アシュトン 

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10-05 No.24-2

2010年05月31日 16時06分39秒 | Weblog
<Melodiya>
MELCD 1001649 \1880
コントラスツ - サクソフォンのための作品集 ――
デクリュック:サクソフォン・ソナタ/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
/吉松隆:ファジイバード・ソナタ/ラフマニノフ:ヴォカリーズ/デニゾフ:
サクソフォン・ソナタ/プーランク:オーボエ・ソナタ(サクソフォン版)
セルゲイ・コレソフ(サクソフォン)、エレーナ・グリネヴィチ(ピアノ)
なんとメロディアから2009年の新録音が登場!?しかも収録内容はサクソフォ
ン・ソナタ集という驚きのリリース!!
2006年、ベルギーのディナンで行われた第4回アドルフ・サックス国際コンク
ール。サクソフォンの父アドルフ・サックスの名前を関するこの権威あるコン
クールで見事第1位に輝いたロシア人サクソフォン奏者、セルゲイ・コレソフ
(1982-)がこのアルバムの主役。
西側諸国に比べてサクソフォン演奏の歴史が短いロシアに現れた新星コレソフ
の演奏は、旧ソ連時代の炸裂する管楽器のようなサウンドかと思いきや、以外
にもそのスタイルはフランス系のスタンダード。
しかし吉松隆の「ファジイバード・ソナタ」で繰り出される熱きパッション、
ロシア風(?)の解釈は、旧ソ連系管楽器奏者のDNAの継承を想像させてくれる。
インターナショナル化を目指す新生メロディアのシンボルとも言うべきロシア
ン・サクソフォン・アルバム。いろいろな意味で要注目です。
2009年、パーヴェル・スロボドキン・センターでの録音。

MELCD 1001671 \1880
ロシアのギター演奏芸術のハイライト ――
J・S・バッハ(フラウチ編):シャコンヌ、リュートのための前奏曲BWV.999、
リュートのための組曲BWV.995より 前奏曲とフーガ/スカルラッティ(セゴビ
ア編):ソナタ ハ短調L.352/パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのグラ
ンド・ソナタ イ長調、ヴァイオリンとギターのためのソナタ イ長調/ソル:
モーツァルトの歌劇《魔笛》の主題による変奏曲Op.9
アレクサンドル・フラウチ(ギター)、
ナウム・ラチンスキー(ヴァイオリン)、
ワレリー・クリモフ(ヴァイオリン)
アレクサンドル・フラウチ(1954-)は、1979年にレニングラードで開催された
全ロシア・ギタリスト・コンクール、1986年のハバナ・レオ・ブローウェル国
際ギター・コンクールで第1位に輝き、
旧ソ連崩壊後の1992年にはグネーシン音楽アカデミーに新設されたギター専攻
の指導者、ロシア・クラシック・ギター協会の会長に就任するなど、文字通り
ロシアのトップ・ギタリスト。
1970年代後半-1980年代前半の旧ソ連で演奏されたロシアン・ギターの歴史を
紐解く貴重な記録である。1977年&1981年の録音。



<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2549/50 2枚組 \2700
J・S・バッハ:フーガの技法BWV.1080
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
長い沈黙の後、メキシコのウアテクスト(Urtext)からショパンやバッハのレコ
ーディングを発表し世界を驚かせた"ソ連最後のヴィルトゥオーゾ"ウラディミ
ール・フェルツマン。
フェルツマンがミュージック・マスターズ(Music Masters)時代の録音を行っ
たものの、長い間入手困難となっていた"J・S・バッハ"の録音復刻第4弾は
「フーガの技法」!
ゆっくりとしたテンポで、また一音一音に全身全霊を注ぐかのように「コント
ラプンクトゥスI」を弾き始めるフェルツマン。
ここから広がりを見せてゆく宇宙のような音楽空間は、バッハを"音楽そのも
の"と語り、そして大切にし続けてきたフェルツマンが到達した1つの境地で
ある。1996年3月12日-14日、アメリカ芸術院での録音。

NI 2552 \1780
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)、フランク・マウス(ピアノ)
録音に対して非常に厳しい姿勢の持ち主だったため、その世界的名声と反比例
するかのように録音数の少ない巨匠オスカー・シュムスキー(1917-2000)。
没後10年が経過した現在でも根強い支持を受け続けているシュムスキーが得意
としていたレパートリーの1つ、ブラームスのハンガリー舞曲集がニンバスか
ら復刻!
ハンガリーの"舞曲"であるということを強く印象付けてくれる卓抜な表現力、
絶妙としか言いようのないリズム感を聴かせてくれる「ハンガリー舞曲集」の
演奏は、幻の巨匠シュムスキーが到達した至芸そのものと言えるだろう。

NI 5851 \2080
ホアキン:ニン:ピアノ作品集 ――
イベリアの踊り/クロード・ドビュッシーへのメッセージ/カデナ・デ・ヴァ
ルス/子守歌/1830 - フリーヴォロの主題による変奏曲/イベリア舞曲第2番
/アンダルシア舞曲/ムルシア舞曲
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
あのアムランもビックリ(?)の凄まじいレパートリーの持ち主、マーティン・
ジョーンズが新たに白羽の矢を立てたのは、植民地時代、スペインからの解放、
第2次世界大戦など、世界情勢に翻弄されたキューバの音楽家ホアキン・ニン
(1879-1949)のピアノ作品集。
パリのスコラ・カントルムではモシュコフスキの下で学び同校の名誉教授にま
で上り詰めたニンだが、その後、第2次世界大戦の勃発によりキューバ帰国。
情熱的なリズム、民謡的な旋律を持つニンのピアノ作品がキューバの音楽界に
与えた影響の大きさは計り知れないものがある。秘曲ファン要チェックです。

NI 5545 \2080
シューマン:謝肉祭Op.9/ウィーンの謝肉祭の道化Op.26/幻想小曲集Op.111
マルタ・デヤノワ(ピアノ)
マルタ・デヤノワは、シューベルトのピアノ・ソナタ集での独特なテンポと解
釈でマニアの中では有名なブルガリアの女流ピアニスト。
このシューマンでもシェリングから「マルタ・デヤノワは本当に特別なピアニ
ストだ」と評された実力が聴き取れる。不思議なオーラをまとったピアニスト
である。1997年4月-5月の録音。弊社初紹介。

NI 5542 \2080
ウィーンのシュトラウス ――
シュトラウスII世:ウィーン気質/シュトラウスI世:アンネン・ポルカ/エ
ドゥアルト・シュトラウス:ヘクトグラフ(シュネル・ポルカ)/シュトラウス
II世:ポルカ《浮気心》、こうもりのカドリール/シュランメル:ウィーンは
ウィーン/ツェムリンスキー:ユーモレスク/シュトラウスII世:エジプト行
進曲/ヨーゼフ・シュトラウス:昼と夜/プリンツ:メリー・ブラック・ウィ
ドウ/シュトラウスII世:芸術家の生活、新ピチカート・ポルカ/シュトラウ
スI世:クロイツァー・ポルカ、ラデッキー行進曲/ヨーゼフ・シュトラウス:
休暇旅行で
クインテット・ウィーン
ウィーン・フォルクスオーパー響のフルート奏者ハンスゲオルク・シュマイザ
ーが中心となり、ウィーン・フォルクスオーパー響、ウィーン響、モーツァル
テウム管の首席奏者たちによって結成されたオーストリアの強力木管五重奏団。
木管五重奏で聴くシュトラウスの音楽はなんだかほのぼのとしていて和めます。
伝説的クラリネット奏者アルフレート・プリンツの「メリー・ブラック・ウィ
ドウ」とシュトラウスの音楽のギャップもユニーク。1997年4月-5月の録音。

NI 5530/4 5枚組 \5400
ハイドン:交響曲集 ――
交響曲第40番ヘ長調Hob.I-40-交響曲第54番ト長調Hob.I-54
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー
フィッシャー兄弟の兄、アダム・フィッシャーとオーストリア・ハンガリー・
ハイドン・フィルハーモニーの偉業、ハイドンの交響曲全集の第3集。
舞台はもちろんオーストリア、アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿ハ
イドンザール。コンサートマスターにはライナー・キュッヒルの名前も。
1988年-1994年の録音。弊社初紹介。

NI 5535 \2080
ハイドン:
ピアノ三重奏曲第25番ト長調Hob.XV-25《ハンガリー風》
ピアノ三重奏曲第29番変ホ長調Hob.XV-29
ピアノ三重奏曲第18番イ長調Hob.XV-18
ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Hob.XV-24
ウィーン・ピアノ・トリオ
ボザール・トリオやラサール弦楽四重奏団から教えを受けたウィーン・ピアノ
・トリオのハイドンは、創設当時のオリジナル・メンバーによる演奏(2001年
にチェリストが交代)。
ヴァイオリンのヴォルフガング・レディクが奏でるヴァイオリンは、1771年製
のグァダニーニ。1997年4月11日-14日の録音。弊社初紹介。

NI 5544 \2080
遠くからの恋 - トロバドゥールの遠距離恋愛
マーティン・ベスト・コンソート
中世音楽の演奏家&研究者、マーティン・ベストのアンサンブル、マーティン
・ベスト・コンソートが、歌とプサルテリー、ハープ、打楽器で再現する11世
紀-14世紀のトロバドゥールの音楽。1996年7月の録音。弊社初紹介。




<BMS>(BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
BMS 430CD \2180
ピゴット:ピアノ作品集 ――
ソナタ風幻想曲(ピアノ・ソナタ第1番)/8つの前奏曲とポストリュード/
ピアノ・ソナタ第2番
マルコム・ビンズ(ピアノ)
20世紀イギリスの知られざる作曲家、パトリック・ピゴット(1915-1990)のピ
アノ作品集。その作風はイギリスの民謡を採り入れる手法ではなく、師である
名教師ナディア・ブーランジェからの影響を感じさせる。イギリスの名ピアニ
スト、マルコム・ビンズの好演が光る。2004年9月-10月の録音。弊社初紹介。

BMS 422CD \2180
栄光の60年――
サリヴァン:ジュビリー賛歌/ハラ:3人の漁師は航海へ/マッケンジー:ドルミ
・イェズ/ベネット:3つのロマンスOp.14より/ピアサル:4声の合唱/アーム
ズ:5声のマドリガル/ハットン:アテネへ/バルフェ:歌劇《ロシェルの包囲》
より 第2幕/ゴス:もし我々がイエスが死んだと思っているならば/リチャー
ズ:牧歌/アルバート:カンツォネッタ/マクファーレン:パック、クラウズ、
アウェイ/キャロル:スター、ネイチャー/マクファーレン:アミティエ/バル
フェ:サンズ・オヴ・デー/ホワイト:メアリーへ/ビショップ:ホーム!スイ
ート・ホーム!/マーティン:短い祝典のためのテ・デウム イ長調
ロバート・ウィリアムス(指揮)、
イアン・ワス(オルガン)、
ミッドランズ・コラール、ジョン・タルボット(ピアノ)、
ケイティ・モレル(ソプラノ)、フィリダ・バニスター(アルト)、
キャンベル・ラッセル(テノール)、フィオナ・マーフィー(チェロ)、
ウィルフレッド・ゴッダード(クラリネット)
ヴィクトリア女王(1819-1901)の即位60周年記念式典(ダイアモンド・ジュビリ
ー)の100周年を記念して行われたコンサートのライヴ録音。
英国音楽協会(BMS)が主催したコンサートは、19世紀のイギリス音楽でヴィク
トリア女王在位当時の式典音楽の再現を試みた内容となっている。
1997年11月15日のライヴ録音。弊社初紹介。



<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2071 \2180
ブラームス&リスト ――
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35(第2巻)、ピアノ・ソナタ
第1番ハ長調Op.1/リスト:葬送、アヴェ・マリア、ペトラルカのソネット
第104番、タランテラ
グレース・フランシス(ピアノ)
グレース・フランシスは、メニューイン・スクールでイリーナ・ザリツカヤに
学び、内田光子からは「グレース・フランシスは輝かしいピアニストだ」とい
う賛辞を贈られた東ロンドン出身の女流ピアニスト。
ハイドンからカール・ヴァイン、コリン・マクフィーまでという広いレパート
リーを持つフランシスは活動範囲も広く、デビュー・アルバムとなるこのブラ
ームス&リストは、英ミュージカル・オピニオン・クラシカル・ミュージック
・マガジンで5つ星に輝いている。

QTZ 2072 \2180
秘めごと - 愛の歌とアリア ――
ヴェルディ:ストルネッロ/ベッリーニ:優雅な月よ/ラフマニノフ:ねずみ取
りの男、ここは素晴らしい場所、私の窓辺に、僕の胸はこんなにも痛み/R・
シュトラウス:アモール、花束を編みたかった、ささやけ愛らしいミルテ/
フォーレ:ネル、秘めごと/エリン:白夜/イワノワ:大きな波/ベン・ハイム:
私は鈴蘭/ヘンデル:極みなき喜び、限りない愛/モーツァルト:愛の喜びは
露と消え/プッチーニ:ドレッタの夢/グノー:私は夢に生きたい
イローナ・ドムニチ(ソプラノ)、マルク・フェルテル(ピアノ)
イローナ・ドムニチは、サンクトペテルブルク音楽院、エルサレム音楽院で研
鑽を積み、現在はイギリスの名ソプラノ、ジョーン・ロジャースに師事してい
るロシア生まれのソプラノ歌手。
イタリア、ロシアのアリアと歌曲やベン=ハイムやベンジャミン・エリン
(1980-)などの近現代作品を組み合わせるなど意欲的なプログラム構成も魅力。

QTZ 2070 \2180
プラスチック・サン - テナー・サクソフォンのための無伴奏作品集 ――
ウッド・ムーン/マウス・プラクティス/プラスチック・サン/
グース・クリーチャー
ジェームズ・オールソップ(テナー・サクソフォン)
2007年のロニー・スコット・ジャズ・アウォードでベスト・ニューカマー賞を
獲得したマルチ・プレーヤー&コンポーザー、ジェームズ・オールソップのイ
ンプロヴィゼーション・アルバム。





<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7961/3 3枚組 \3450
ボリス・クリストフ:録音集1949-1955 ――
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より 奥さん、これが恋人のカタロ
グ!/カルダーラ:陽の光が/ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より 丘に登れ/ヴェ
ルディ:歌劇《ナブッコ》より エジプトの海辺で神はモーゼを助けたもうごと
く/ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より、歌劇《ホヴァンシチ
ナ》より ドシフェイのアリア/リムスキー=コルサコフ:歌劇《サドコ》より
/他
ボリス・クリストフ(バス)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)、
フィルハーモニア管弦楽団、他
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、
デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの
歌声を聴くことができる貴重な録音。
東欧ブルガリアが生んだ20世紀の大歌手ボリス・クリストフ(1914-1993)が歌
うイタリア・オペラ、ロシアン・オペラ、ロシア歌曲を復刻。

NI 7846 \1700
ローザ・ポンセル:録音集Vol.2 ――
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より ある晴れた日に、歌劇《トスカ》より 歌
に生き, 愛に生き/ヴェルディ:歌劇《運命の力》より 天使の中の女王よ、
歌劇《トロヴァトーレ》より 恋はばら色の翼に乗って/リムスキー=コルサ
コフ:歌劇《サドコ》より インドの歌/他
ローザ・ポンセル(ソプラノ)、ロマーノ・ロマーニ(指揮)、他
METなどで大活躍したアメリカのソプラノ、ローザ・ポンセル(1897-1981)の
録音集第2巻。1918年-1939年の録音。弊社初紹介。

NI 7847 \1700
フラグスタート:録音集 ――
ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》より ホー・ヨー・トー・ホー、君こそは
春、歌劇《タンホイザー》より おごそかなこの広間よ、マリアさまお聞き下
さい、歌劇《ローエングリン》より 寂しい日々に神に祈った、そよ風よ私の
嘆きを聞いておくれ/他
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
20世紀ノルウェーの大ソプラノ歌手、キルステン・フラグスタートの復刻は
十八番のワーグナーが中心。1935年-1939年の録音。弊社初紹介。

NI 7848 \1700
ベルリン州立歌劇場の偉大なる歌手たち ――
モーツァルト:歌劇《後宮からの逃走》より ああ、私の恋は幸福だった(マル
ゲリータ・ペラス)/ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より(エルナ・ベル
ガー)/ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクァーレ》より もう一度、愛の言葉
を(エルナ・ベルガー)/ワーグナー:歌劇《リエンツィ》より 万能なる父よ
(フランツ・フォルカー)、歌劇《さまよえるオランダ人》より 遠く忘れられ
た古い時代の中から(フリードリヒ・ショア)/他
マルゲリータ・ペラス(ソプラノ)、エルナ・ベルガー(ソプラノ)、
フランツ・フォルカー(テノール)、他
20世紀前半にベルリン州立歌劇場で活躍した歌い手たちの歌声をプリマ・ヴォ
ーチェが復刻。1927年-1939年の録音。弊社初紹介。

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10-05 No.23

2010年05月31日 16時06分14秒 | Weblog
<naive>
OP 30496 \2280
ヴィヴァルディ(1678-1741):ファゴット協奏曲集 vol.1
ファゴット協奏曲
ト長調 RV 493、ト短調 RV 495、ハ長調 RV 477、ヘ長調 RV 488、
変ロ長調 RV 503、ハ長調 RV 471、ホ短調 RV 484
セルジョ・アッゾリーニ(ファゴット)
ラウラ・ソアーヴェ・クレモナ
録音:2009年11、12月
ファゴット奏者たちに頻繁に取り上げられる名曲RV 484も、バロック楽器によ
るこれだけの充実の演奏で聴くと、新たな魅力満載です!ヴィヴァルディ・エ
ディション第45弾は、ヴィヴァルディのファゴット協奏曲集。ヴィヴァルディ
は、1721年代から死の年1741年までに、39曲(うち2曲は未完成)ものファゴッ
ト協奏曲を作曲しました。バロック時代に書かれたファゴット協奏曲は、ボワ
モルティエによるものが少し、他の作曲家によるものもごくわずか。時代を
下っても、モーツァルトやフンメルがファゴット協奏曲を書いてはいますが、
それも数えるほどです。ヴィヴァルディの全作品をみわたしても、ひとつの楽
器のために30曲以上の協奏曲を書いたものは比較的珍しく、いかにヴィヴァル
ディがこの楽器にいれこんでいるかがわかります。
アッゾリーニは、1967年生まれの当代きってのファゴット名人。バーゼル音楽
院にて教鞭をとっています。




<PREISER>
PRCD 93466 \2080
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」,「魔笛」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
マルシュナー:「ハンス・ハイリンク」
ロルツィング:「皇帝と船大工」,「密猟者」
クロイツァー:「グラナダの野営」
ネスラー:「ゼッキンゲンのラッパ吹き」
レオンカヴァッロ:「道化師」
フンパーディンク:「王の子供」
コルンゴルト:「死の都市」
J.シュトラウス:「ジプシー男爵」
からのアリア,場面
ヘルマン・プライ(Br) ヴィルヘルム・シュヒター(指)管弦楽団 ほか
録音:1954-1957年
名バリトン、ヘルマン・プライ(1929-1998)の、20代後半の録音を集めていま
す。半数以上が1957年に英COLUMBIA(=EMI)に録音したアリア集。美声バリト
ンの若い頃の歌は、ますます甘く瑞々しい美声。歌唱はすべてドイツ語です。

PRCD 93469 \2080
テレサ・シュティヒ=ランダル モーツァルトを歌う
モーツァルト:
「イドメネオ」,「後宮からの誘拐」,「フィガロの結婚」,
「ドン・ジョヴァンニ」,「コジ・ファン・トゥッテ」,
「魔笛」からのアリア,場面
アンドレ・ジューヴ(指)シャンゼリゼ劇場管弦楽団
ハンス・ロスバウト(指)パリ音楽院管弦楽団
録音:1954,1956年
透明な声でバッハやモーツァルトで人気の高かったテレサ・シュティヒ=ラン
ダル(1927-2007)。メインは、1956年に仏デュクレテ=トムソン社に録音した
モーツァルトのアリア集で、これはかなり珍しい音源。「ドン・ジョヴァンニ」
は仏Pathe社(=EMI)の全曲録音から。「後宮からの誘拐」は、1954年のエクサ
ン・プロヴァンス音楽祭でのライヴ。

PRCD 91167 \2080
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「アイーダ」,「オテッロ」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」,
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」, 「ジークフリート」,
「神々の黄昏」,「パルジファル」
プフィッツナー:「パレストリーナ」
からの場面
マックス・ローレンツ(T)
カール・ベーム(指),ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指),
レオポルト・ルートヴィヒ(指),ヨゼフ・クリップス(指),
ルドルフ・ケンペ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指)コロン劇場管弦楽団 ほか
録音:1937-1955年
1930、40年代を中心に活躍したヘルデン・テノール、マックス・ローレンツの
ライヴ録音集。大半は1940年前後のウィーン国立歌劇場でのライヴ。「ジーク
フリート」の森のささやきは1938年のブエノスアイレスでのライヴ。「パレス
トリーナ」は1955年のウィーン国立歌劇場でのライヴ。歌唱はすべてドイツ語
です。

PRCD 93465 \2080
エリーザベト・ヘンゲン オペラ
ヴェルディ:「マクベス」,「トロヴァトーレ」,「アイーダ」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ワーグナー:「神々の黄昏」
からのアリア、場面
エリーザベト・ヘンゲン(Ms)
フェルディナント・ライトナー(指)ヴュルテンベルク国立管弦楽団
ほか
録音:1950-1952年
エリーザベト・ヘンゲン(1906-1997)は、1940、50年代のドイツを代表するメ
ッゾソプラノの一人。ウィーン国立歌劇場を始め、世界中の歌劇場で活躍し
た名歌手。いわゆる「バイロイトの第9」のソリストとしても知られているで
しょう。ここには、1950年代初頭のDG録音が集められています。すべてドイ
ツ語による歌唱。

PRCD 93467 \2080
ヨゼフ・メッテルニヒ 第3集
ドニゼッティ:「ルチア」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「トラヴィアータ」,「運命の力」,
「ドン・カルロ」,「オテッロ」
ビゼー:「真珠採り」
マイヤベーア:「アフリカの女」
プッチーニ:「トスカ」
R.シュトラウス:「アラベラ」
からのアリア、場面
ヨゼフ・メッテルニヒ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)大オペラ管弦楽団 ほか
録音:1954-1958年
第1集(PRCD 93442)、第2集(PRCD 93449)に続く、ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-
2005)のアリア集第3集。すべて独Electrola(=EMI)録音。メッテルニヒはケル
ン生まれで、ベルリン、ウィーンなどのみならず、ロンドンやニューヨークな
どでも活躍したバリトン。いずれもドイツ語による歌唱。

PRCD 93464 \2080
マルセル・コルデス アリア集
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:「アロルド」,「リゴレット」,「トラヴィアータ」
ワーグナー:「タンホイザー」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
からのアリア、場面
マルセル・コルデス(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)大オペラ管弦楽団 ほか
録音:1956-1958年
マルセル・コルデス(1920-1992)は、本名はクルト・シューマッハーといい、
ドイツ西部カイザースラウテルン地方出身のれっきとしたドイツ人。バイエ
ルン国立歌劇場を拠点に幅広く活躍したバリトンです。このCDには1956年か
ら1958年に独Electrola(=EMI)に録音したもの。




<2L>
2L 068SABD(SACD+Blu-rayDisc) \3650
トロンハイム・ソロイスツ in folk style -民謡の調子で-
グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」作品40、
2つのノルウェーの旋律 作品63、民謡の調子で、牛寄せの歌と農夫の踊り
エミリア・アムペル/ヨハンネス・レオナルド・ルステン編:
ニッケルハルパと弦楽オーケストラのための民謡組曲「短縮」
【カプテーン・カプシュール、オーレポルスカ、バルカンポルスカ、おばあ
ちゃんへ、バムボダンス】
イェルムン・ラーシェン:
フィドルと弦楽オーケストラのための民謡組曲「卒業証書」
【トラッド、アーベルヴァール、クラムビュポルカ】
エミリア・アムペル(ニッケルハルパ) イェルムン・ラーシェン(フィドル) 
トロンハイム・ソロイスツ
ゲイル・インゲ・ロツベルグ(Vn、コンサートマスター) 
オイヴィン・ギムセ(Vc、音楽監督)
録音:2009年9月12-15日 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)
制作・録音:モッテン・リンドベルグ
トロンハイム・ソロイスツは、1988年、トロンハイム音楽院で弦楽器を学ぶ学
生たちにコンサート経験の場を与えるためビャルネ・フィスクムが創設したア
ンサンブル。現在は世界各国で経験を重ねノルウェーを代表する室内オーケス
トラのひとつに挙げられるまでになりました。ノルウェーのスペルマン賞の最
優秀クラシカルCDを受賞した、マリアンネ・トゥーシェンがソロを弾くモー
ツァルトのヴァイオリン協奏曲集(2L38SACD)と、2009年アメリカ・グラミー賞
の最優秀小アンサンブル演奏部門にノミネートされた、世界初の Blu-rayオー
ディオディスク「ディヴェルティメンティ」(2L50SABD)につづく2Lレーベル
第3作は「in folk style-民謡の調子で-」。ヨーロッパの伝統とノルウェー
の響きを融合させた「ホルベアの時代から」と、グリーグが愛したノルウェー
の音のパレット「2つのノルウェーの旋律」。創設以来レパートリーとしてき
た2曲に、フォークミュージシャンふたりの作品を加えたプログラムは、「会
うたびに友情の深まる」という彼らが長年温めてきた企画です。
スウェーデンの民俗楽器、ノルウェーでも演奏されたニッケルハルパと弦楽オ
ーケストラのための「短縮」は、スウェーデンのニッケルハルパ奏者エミリア
・アムペル(1981-)が作曲し、トロンハイム交響楽団のコンサートマスターを
務めるヨハンネス・レオナルド・ルステン(1984-)が、自身も参加するトロン
ハイム・ソロイスツのために編曲した5曲からなる民謡組曲です。「卒業証書」
はフィドル奏者イェルムン・ラーシェン(1981-)の作品。「トラッド」、トロ
ンハイムに近い半島の名をとった「アーベルヴァール」、ソロイスツのメンバ
ーが行きつけのパブにちなむ「クラムビュポルカ」の3曲の組曲から成ります。
トロンハイム・ソロイスツの心のよりどころでもある音楽の愉しみ、音楽の情
熱、“民謡の調子”に欠かせない要素、野性の自然と北欧の光を表現したアル
バムです。
アルバムの録音セッションは、トロンハイムに近いセルビュにある12世紀に建
てられた教会で行われました。音楽監督オイヴィン・ギムセ(1968-)が信頼を置
くモッテン・リンドベルグが制作とエンジニアリングを担当、コンサートマス
ターのゲイル・インゲ・ロツベルグ(1969-)とオイヴィン・ギムセも編集作業
に参加しました。音楽の生まれる現場にいる感覚にしてくれる名録音です。

●Pure Audio Blu-ray 《mShuttle》
このPure Audio Blu-rayは、mShuttle機能を備えています。
mShuttleは、リスナーがBDプレーヤーの近くにいなくても、簡単に音楽を楽し
むことができるのシステムです。リスナーがどこにいようとも、mShuttleは自
宅のオーディオシステムでスタジオ品質FLACを聴くこともできるし、車や台所
ではCD品質、またはMP3で楽しむこともできる、自由自在のテクノロジーです。
【方法】
1. BDプレーヤーがコンピュータネットワークに接続していることを確認して
ください。
2. Pure AudioブルーレイディスクをBDプレーヤーに挿入。ディスクを読み取
ったのを確認してmShuttleのスイッチをオンにする。
3. PCのインターネットブラウザーを開けて、BDプレーヤーのIPアドレスを入
力。このアドレスをあなたのBDプレーヤーのセットアップメニューから探して
ください。
4. オーディオファイルとブックレットを選択して、BDをPCへダウンロードし
てください。




<TAHRA>
TAH 708 2枚組 \4600
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツ放送響
マルゴット・ギヨーム(Sp) ゲルトルート・ピッツィンガー(At)
 ワルター・ガイスラー(Tn) ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
録音:1950年3月19-20日、ハンブルク ムジークハレ
今は昔、1950年代の亜米利加合衆国にROYALEなるレコード会社ありけり。ここ
は主にヨーロッパで放送された演奏に適当な名前を付けてLP化し販売していた
という「パイレーツ・オヴ・クラシカル・ミュージック-呪われた演奏家たち」
といったレーベルでした。この演奏もヨーゼフ・バルツァー指揮、ベルリン交
響楽団、エルナ・シュトルツァー(Sp)エルナ・マリア・レーマー(At)フリッツ
・フォーゲル(Tn)エルンスト・ヴァーグナー(Bs)といったいかにもそれらしい
名前で発売されていたものですが、今回初めて正しいクレジットで、それも
シュミット=イッセルシュテットのバッハという貴重な録音が日の目をみたの
は実に喜ばしいことと申せましょう。
テンポは遅めでじっくりがっちり音楽は進んでいきます。60年前の録音です
が、この実に人間的で大柄なバッハを楽しむのになんの不足もありません。




<WAON RECORDS>
※DVD-ROM を読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切な
ソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があ
ります。通常のCD,SACD,DVDプレーヤーでは再生できません。

WAONXA 002 \3050
「ハイレゾリューション・オーディオ・データ・サンプラーRev.B」
(1)
WAONCD-041「オランダバロックの愉悦」より
ピエトロ・アントニオ・ロカッテリ:ソナタ ト長調 作品2の4 (全曲)
176.4kHz, 24bit WAVE および ダウンサンプリング版 88.2kHz, 24bit WAVE
(2)
WAONCD-080「バルサンティ:リコーダーソナタ」より
フランチェスコ・バルサンティ:ソナタ第4番 ハ短調 (全曲)
96kHz, 24bit WAVE
(3) 
WAONCD-090「うつろな瞳」より
トーマス・トレット:トレット氏によるグラウンド
96kHz, 24bit WAVE
(4)
WAONCD-110「バロックな対話」より
ヘンリー・ロウズ:キスの対話
96kHz, 24bit WAVE
(5)
WAONCD-120「ベートーヴェン 61鍵の時代」より
リートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調 作品24「春」 第1楽章
96kHz, 24bit WAVE
(6)
WAONCD-150「お気に召すまま」より
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:カプリッチォ ニ短調
192kHz, 24bit WAVE および ダウンサンプリング版 96kHz, 24bit WAVE
優秀な録音で評価の高いワオンレコードから、ハイレゾ・オーディオサンプラ
ーの登場です。CDのオリジナルマスターデータをそのままDVD-R に収録したも
ので、CD フォーマットを遥に凌駕する192kHz, 24bit、176.4kHz, 24bitおよ
び、96kHz, 24bit WAVE のハイレゾリューション。曲目も楽器も多様なため、
オーディオを心行くまで楽しめる内容となっています。PC-AUDIO でお楽しみ
下さい。
※このディスクはコンピュータ・ベースのシステム上で再生するもので、通常
のCD,SACD,DVD プレイヤーでは再生できません。再生するには、適切なソフ
トウエアとオーディオインターフェース機器を搭載したコンピュータをご用意
いただく必要があります。

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10-05 No.22-1

2010年05月31日 16時05分53秒 | Weblog
<ACOUSENCE>
ACOCD21410 \2380
デュースブルグ、メルカトル・ホールのオルガン
(1)ヨゼフ・ヨンゲン Joseph Jongen(1873-1953 ベルギー):
英雄ソナタ op.94
(2)J.S.バッハ:トッカータ ト長調 BWV.577
(3)パーシー・ホイットロック Percy Whitlock(1903-1946 イギリス)
カンツォーナとスケルツェット
(4)エドウィン・ヘンリー・リメーア Edwin Henry Lemare(1866-1934):
ワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲によるオルガンの為の即興
(5)ジョージ・ソールベン=ボール George Thalben-Ball(1896-1987):
パガニーニのテーマによる変奏曲
(6)アレクサンド・ギルマン Alexandre Guilmant(1837-1911 フランス):
オルガンとオーケストラのための交響曲第1番 ニ短調 op.42
イヴェタ・アプカルナ Iveta Apkalna オルガン(1)(6)
トーマス・トロッター Thomas Trotter オルガン(2)(3)(4)(5)
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュースブルク・フィル Duisburger Philharmoniker
ライヴ録音
デュースブルグ・フィルが活動の拠点とするメルカトル・ホール
Mecatorhalle に設置されたオイレ Eule 社製オルガン。
イヴェタ・アプカルナ、トーマス・トロッターの2人の名オルガニスト
を迎えて2009年11月14日に行われた記念演奏会ライヴ。

ACOSA61309 \2380(SACD ※Hybridではありません)
ワーグナー:シンフォニック・リング
ニーベルングの指輪を、フリードマン・ドレスラー Friedmann Dresslerが
管弦楽曲集として編さんし、コンサート用にアレンジした作品です。
同じくコンサート用アレンジとしては ヘンク・デフリーヘル Henk de
Vlieger によるもの(エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィルRCA)がよく
知られています。
チェリストとしても著名なドレスラーはデュースブルク・フィルとの共演も多
く、このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っています。
ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされた
この作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で
一気に聴かせます。
「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」
全92分52秒
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュースブルク・フィル Duisburger Philharmoniker
ライヴ録音
※このアルバムはSACDプレーヤーでしか再生できません。
通常のCDプレーヤーでは再生できませんので、お気をつけください。
ノーマルのCDは、既に発売されております、ACOCD21309(2CD)になります。




<VENEZIA>
CDVE00019 3枚組 \1650
マリア・ユーディナ(ピアノ)の芸術
バッハ作品集:
CD.1
平均律クラヴィア曲集第1集から
第19番 イ長調、第20番 イ短調、第21番 変ロ長調
第22番 変ロ短調、第23番 ロ長調、第24番 ロ短調
平均律クラヴィア曲集第2集から
第1番 ハ長調、第2番 ハ短調、第3番 嬰ハ長調、第4番 嬰ハ短調
CD.2
第5番 ニ長調、第6番 ニ短調、第7番 変ホ長調
第8番 変ホ短調、第9番 ホ長調、第10番 ホ短調
第11番 ヘ長調、第12番 ヘ短調、第15番 ト長調
第21番 変ロ長調
以上、1951-1957年録音
CD.3
ゴールドベルク変奏曲 BWV.988 1968年録音
マリア・ユーディナ(ピアノ) Maria Yudina
CDVE04268(既に廃盤)の価格を下げての再発売となります。

CDVE00020 3枚組 \1650
ラザール・ベルマン(ピアノ)の芸術
CD.1
(1)シューベルト(リスト編):「魔王」
(2)シューベルト(リスト編):「どこへ?」 美しき水車小屋の娘 から
(3)シューベルト(リスト編):「若き尼」 
(4)シューベルト(リスト編):「幻覚」 冬の旅 から
(5)シューベルト(リスト編):「辻音楽師」 冬の旅 から
1965年モスクワでのスタジオ録音
(6)リスト:メフィスト・ワルツ第1番 ハ短調
1975年モスクワでのスタジオ録音
(7)リスト:巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」
1975年モスクワでのスタジオ録音
CD.2
(8)リスト:超絶技巧練習曲
1963年モスクワでのスタジオ録音
CD.3
(9)ハンガリー狂詩曲第9番「ペシュトの謝肉祭」 変ホ長調
1961年モスクワでのスタジオ録音
(10)ピアノ・ソナタ ロ短調
1975年モスクワでのスタジオ録音
ラザール・ベルマン(ピアノ) Lazar Berman



<TACET>
TACET 180 2枚組 \4650
CD.1 1906年10月6日の演奏
(1)パウル・デ・シュレーザー:協奏練習曲 op.1,1
(2)ショパン:練習曲 op.25-10
(3)ルイス・ゴダール:スケルツォ op.107
(4)メンデルスゾーン:プレスト op.7-7
(5)スクリャービン:左手の為の夜想曲
(6)シューマン:トッカータ op.7
(7)リスト:ローレライ
(8)グルック(ブラームス):ガボット
(9)アントン・ルビンシテイン:ポルカ op.14
(10)エヴレル=シュルツ:
ワルツ「美しき青きドナウ」のテーマによるアラベスク
CD.2 1911年7月7日の演奏
(1)ツェルニー:練習曲 op.740-5
(2)アントン・ルビンシテイン:カメンヌイ・オストルフ op.10-22
(3)ズガンバーティ:4つの小品から
(4)ベートーヴェン(サン=サーンス):アテネの廃墟
(5)モシュコフスキ:メヌエット
(6)ショパン:マズルカ op.33-2
(7)ヴェーバー:ロンド
(8)ショパン:練習曲 op.25-12
(9)リスト:「悪魔のロベール (マイアベーア)」回想
ヨーゼフ・レヴィーン Josef Lhevinne (ピアノ)の演奏
(ピアノ・ロールでの再現)
(1874年12月13日-1944年12月2日 ロシア生まれアメリカで没)
名ピアニストであるとともに、1924年に書かれた「ピアノ奏法の基礎」とい
う教則本の著者として知られるように優れた教育者でもあったジョゼフ・レ
ヴィーンの1906年と1911年のピアノ・ロールに残された21曲の小品演奏。繊
細かつ優雅な演奏が特徴的です。

TACET 184 \2380
ハイドン:弦楽四重奏曲集
4009850018407 ハイドン:
(1)弦楽四重奏曲第60番 イ長調 op.55-1 Hob III-60
(2)弦楽四重奏曲第61番「かみそり」 ヘ短調 op.55-2 Hob III-61
(3)弦楽四重奏曲第62番 変ロ長調 op.55-3 Hob III-62
アウリン弦楽四重奏団
2010年録音

TACET L101 3枚組 \9450
限定盤アナログLP3枚組
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲全曲
(1)バッハ:ブランデンブルグ協奏曲全集 BWV。1046-1051
シュトゥットガルト室内管弦楽団 2000年録音
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータからシャコンヌ BWV.1004
ヘルムート・リンデマン Hartmut Lindemann (ヴィオラ) 1993年録音
(3)モーツァルト/バッハ:ラルゴとフーガ第5番
ゲーデ・トリオ 1997年録音
この商品は180g アナログ・レコードです。




<CARUS>
83.223 \2380
ゼレンカ:ミサ・ヴォティヴァ ZWV.18 Missa votiva
ジョアン・ラン Joanne Lunn (ソプラノ)
ダニエル・テイラー Daniel Taylor (アルト)
ヨハネス・カレシュケ Johannes Kaleschke (テノール)
トーマス・バウアー Thoman E.Bauer (バス)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト・バロック・オーケストラ
シュトゥットガルト室内合唱団
2008年7月7-9日録音
晩年のゼレンカが病から立ち直った1739年に神への感謝として作曲された
「最後の最高のミサ」と称される規模の大きなミサ曲です。

83.410 \2380
ラインベルガー:
(1)ミサ op.197 Messe
(2)4つのモテット op.133 Vier Motetten
(3)5つの賛歌 op.107 Funf Hymnen
(4)5つの賛歌 op.163 Funf Motetten
ゲオルグ・グリュン指揮 Georg Grun
ザールブリュッケン室内合唱団
2009年2月21-23日録音
(1)の全てと、(3)の3曲、(4)の2曲が世界初録音です。

83.431 \2380
ラインベルガー:
(1)6つの2声の賛歌 Sechs zweistimmige Hymnen op.118
(2)4つの賛歌 Vier Hymnen op.54 
(3)聖なる女王 Salve Regina WoO.54-2
(4)アヴェ・マリア Ave Maria WoO.7-1  
(5)Marianische Hymnen op.171
(6)Vier elegische Gesange op.128
リディア・トイシャー Lydia Teuscher (ソプラノ)
クリスティーネ・ミュラー Christine Muller (メゾ・ソプラノ)
アンネッテ・マルケルト Annette Market (アルト)
カイ・ヨハンセン Kay Johannsen (オルガン)
Gotz Payer (ピアノ)
2009年9月21-23日、10月5-6日録音
(2)の3曲、(3)(4)の全て、(6)の2曲が世界初録音です。

83.450 \2380
シューマン:「ばらの巡礼」op.112 (独唱と合唱、ピアノ伴奏)
クリストフ・プレガルディエン Christoph Pregardien (テノール)
アンナ・ルチア・リヒター Anna Lucia Richter (ソプラノ)
ミヒャエル・ダーメン Michael Dahmen (バス)
ミヒャエル・ギース Michael Gees (ピアノ)
Gerhardt Jenemann指揮
南ドイツ室内合唱団
2009年10月24-26日録音
ばらの妖精が人間の乙女に姿を変え、下界(人間の世界)の「愛」とは何かを
知るために探し続ける巡礼の旅を描いた童話作家M.ホルンの作品に基づき作
曲された優しく清らかな作品です。

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10-05 No.22-2

2010年05月31日 16時05分10秒 | Weblog
<MYTO HISTRICAL>
MYTO 188 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
フェルディナント・フランツ Ferdinand Frantz (ヴォータン)
ユリウス・ペルツァー Julius Polzer (ローゲ)
イローナ・シュタイングルーバー Iiona Steingruber (フライア)
ロゼッティ・アンダイ Rosette Anday (エルダ)
アドルフ・フォーゲル Adolf Vogel (アルベリヒ)
ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン交響楽団 他
1948年ウィーンでの録音
マスターに起因するところどころの傷がございます。お気をつけください。
60年前の録音と思えない程の良い音質です。

MYTO 189 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ギュンター・トレプトウ Gunther Treptow (ジークムント)
ヒルデ・コネツニ Hilde Konetzni (ジークリンデ)
フェルディナント・フランツ Ferdinand Frantz (ヴォータン)
ヘレナ・ブラウン Helena Braun (ブリュンヒルデ)
ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン交響楽団 他
1949年ウィーンでの録音
マスターに起因するところどころの傷がございます。お気をつけください。
60年前の録音と思えない程の良い音質です。

MYTO 190 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ギュンター・トレプトウ Gunther Treptow (ジークフリート)
ヴィリアム・ヴェルニク William Wernigk (ミーメ)
フェルディナント・フランツ Ferdinand Frantz (さすらい人)
ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン交響楽団 他
1949年ウィーンでの録音
マスターに起因するところどころの傷がございます。お気をつけください。
60年前の録音と思えない程の良い音質です。

MYTO 191 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
ギュンター・トレプトウ Gunther Treptow (ジークフリート)
ゲルトルーデ・グローブ=プランドル
 Gertrude Grob Prandl (ブリュンヒルデ)
カール・カーマン Karl Kamann (グンター)
ルートヴィヒ・ヴェーバー Ludwig Weber (ハーゲン)
ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン交響楽団 他
1949年ウィーンでの録音
マスターに起因するところどころの傷がございます。お気をつけください。
60年前の録音と思えない程の良い音質です。

MYTO 227 3枚組 \2780 
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」
エンツォ・マスケリーニ Enzo Mascherini (モンフォルテ)
ジョルジョ・バルディ=ココリオス Giorgios Kokolios-Bardi (アリーゴ)
マリア・カラス Maria Callas (エレナ公女)
ボリス・クリストフ Boris Christoff (ジョヴァンニ・ダ・プローチダ)
エーリッヒ・クライバー指揮
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、合唱団
1951年5月26日フィレンツェでのライヴ
録音年代の古さを感じさせる、多少心もとない音質です。




<MSR>
MS1346 \1980
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.15
(2)R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調Op.11
ジョシュア・ピアース(Pf)、
ポール・フリーマン指揮
(1)スロヴァキア・フィル、
(2)チェコ・ナショナル交響楽団
録音:(1)1993年ブラティスラヴァ、(2)1995年プラハ ともにライヴ録音
ジョシュア・ピアースはWERGOレーベルにジョン・ケージ・ピアノ作品シリー
ズを録音する他、武満徹やシュトックハウゼン、ハリー・パーチなども得意
とし現代音楽のスペシャリストとして知られているが、決してそればかりで
はなく、古典やロマン派の作品にも数多く取り組んでおり、当MSRにも既に十
種類近くのアルバムがあり、近年はシューベルトのスペシャリストとしても
認められている。ここに収められたブラームスのドラマティックで骨太の演
奏は現代音楽のスペシャリストというより、往年のドイツの名ピアニストの
風格を感じさせる。

MS1181 \1980
「ヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオ」
(1)ハイドン:2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調
(2)ヴィヴァルディ:
《調和の幻想》より協奏曲第11番(2つのホルンと弦楽のための編曲版)
(3)ロセッティ:協奏曲第3番
(4)ケリー・ターナー:
《それは暗い嵐の夜だった》-2つのホルンと弦楽のための交響詩
ヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオ:
【クリスティーナ・マッシャー(Hrn)、
ケリー・ターナー(Hrn)】
ダリウス・ヴィニェフスキ指揮シンフォニエッタ・クラコヴィア
録音:2006年4月クラクフ,ポーランド
2つのホルンのための協奏曲を収録。ヴィヴァルディの調和の幻想はオリジナ
ルの2つのヴァイオリンとチェロの独奏が2つのホルンに翻案されている。ク
リスティーナ・マッシャーはイリノイ州出身でドイツで研鑽を積み、マーラ
ー・ユーゲント・オーケストラに在籍してアバド、小澤、ブーレーズのもと
で演奏した。その後、ソリストとして独立、他項でも紹介した作曲家でホル
ン奏者のケリー・ターナーとヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオを結成して
全米国内はもとより、ヨーロッパ、アジアで活動している。

MS1186 \1980
「ケリー・ターナー:室内楽作品集」
メアリー・ローズのための子守唄(木管五重奏)
クォーター・アフター・フォー(ヴァイオリン・ホルン・チェロ)
ホルンと弦楽四重奏のためのソナタ
ホルン四重奏曲第3番
9楽器のためのラプソディ
ロッテルダム・フィルハーモニック・チェンバー・プレイヤーズ
録音:1999/2006年,オランダ
ターナーはテキサス州サン・アントニオ出身で北米先住民の血を引く。地元
で音楽を学んだ後、マンハッタン音楽院で学ぶ。ケルン・ギュルツェニヒ管
などの首席ホルン奏者を務めたあとソリストとして活躍、またアメリカ・ホ
ルン四重奏団を結成して現在に至る。新古典主義とでもいうべき保守的な作
風。自らもホルンを吹き、管楽アンサンブルから多数の作曲委嘱を受けている。

MS1312 \1980
「古典・折衷的、地球物理学とバッハ」
(全曲レイトゥッシュによるオーケストレーション)
(1)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調BWV.546
(2)ハンプソン・シスラー(b.1932):ビッグ・バン
(3)シスラー:温暖気流が上昇する
(4)バッハ:シャコンヌ
アルカディ・レイトゥッシュ指揮
ウクライナ国立交響楽団
(2)ヴァレリー・ミハイルク(Org)
録音:(1)2006年3月、(2)(4)2009年5月、(4)2009年9月、キエフ,ウクライナ
バッハとシスラーの作品をロシアの中堅指揮者レイトゥッシュがオーケスト
レーションした作品集。レイトゥッシュは現在ウクライナ国立響の首席客演
指揮者、ニュージャージー響の指揮者を務めている。シスラーはアメリカの
作曲家でオルガニスト、合唱指揮者でこれまでに100曲以上の作品を発表して
いる。ここに収められた作品は、バッハの荘厳さとハリウッド映画音楽の派
手さを併せ持った大作で、ブルックナーからホルスト、ジェリー・ゴールド
スミスまで様々な作曲家の要素が聴き取れて面白い。

MS1344 \1980
「ヴォイス・オブ・ピープル」-ガブリエラ・レナ・フランク(b.1972)とショ
スタコーヴィチの音楽
(1)ガブリエラ・レナ・フランク:
「チャンビの夢」-アンデス・アルバムのためのスナップショット
(2)ガブリエラ・レナ・フランク:4つのアンデス山脈の歌
(3)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
(1)(3)シェム・ギボリー(Vn)、
(2)スザンナ・エイトン=ジョーンズ(S)、
(1)ソニア・ルービンスキー(Pf)(2)クレイグ・ケッター(Pf)
(3)エリザヴェタ・コペルマン(Pf)
録音:2008-09年
ガブリエラ・レナ・フランクは1972年、ペルー/中国系の母とユダヤ人を父に
カリフォルニアに生まれた。その出自からか彼女の音楽には複数の民族音楽
の要素が聴き取れる。「チャンビの夢」は民族舞曲とインディオの歌が現代
的に解釈され、それはこれまでの民族音楽を素材とした現代音楽(例えばスト
ラヴィンスキーやバルトークなど)とも違い、彼女のポップで独自の感性が見
事に開花している。ショスタコーヴィチより彼女の作品集として聴くべきア
ルバムである。

MS1348 \1980
「バトル・クリークのための音楽」
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第10番-第2楽章(A.ダンカン編)
(2)クリフォード・ブラウン:ジョイ・スプリング
(3)トゥリン:ダイアナへの賛歌
(4)ビル・コンティ:ロッキーのテーマ
(5)オッフェンバック:ホフマンの舟歌
(6)シャブリエ:スペイン
(7)W.C.ハーディ:セントルイス・ブルース
(8)フィリップ・スパーク:バトル・クリークのための音楽
(9)ワーグナー:エルザの大聖堂への入場
バトル・クリーク・ブラス・バンド
指揮:
(1)-(4)マーク・グールド
(5)(6)(9)コンスタンティン・キツォプーロス
(7)リチャード・エヴァンス
(8)サラ・イオアニデス
ツアー及びケロッグ・オーディトリウム(バトル・クリーク)でのライヴ録音
吹奏楽ファン、とりわけ金管バンド好きにはたまらないアルバム。ショスタ
コーヴィチの狂気に満ちた第10交響曲の第2楽章を金管バンドでやってしまう
こと自体が狂気!その超絶技巧アンサンブルには舌を巻きます。そのほか、
ロッキーのテーマなどポップス調の音楽では乗りのよさで会場も大盛り上が
り。この世界では極めつけの名曲、スパークのバトル・クリークのための音
楽も目の覚めるようなきらめく音色を聴かせます。

MS1177 \1980
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(第1番、第3番、第5番)
ドメニコ・ガブリエリ(1651-1690):
無伴奏チェロのためのリチェルカーレ(第1番、第3番、第5番)
ベンジャミン・ウィッコム(Vc)
録音:2004-2005年
バッハの無伴奏チェロ組曲を中心に余白に北イタリアの作曲家ドメニコ・ガ
ブリエリ(1651-1690)の無伴奏チェロ作品を収録、両者を比較対照させて、
バッハが先輩作曲家からどんな影響を受けたかがわかる。自身が優れたチェ
リストであったガブリエリはバッハの有名な組曲の作曲より30年以上も前に
この無伴奏チェロのためのリチェルカーレを作曲している。チェロのウィッ
コムはアメリカ・フロリダ出身の若手でソロの他、弦楽四重奏、オーケスト
ラの団員として活動している。

MS1182 \1980
「新しき日の夜明け」-トロンボーンとピアノのための作品集
ジョン・デイヴィソン:トロンボーン・ソナタ(1957)
ジョン・ラ・モンテーヌ:会話(1977)
ジャン=フランソワ・ミシェル:イン・メモリアム(1999)
ケネス・E・クロイツァー:トロンボーン・ソナタ(2003)
ジェームズ・D・ソーントン:オヴ・ザ・オローズ(2006)
ジェミー・ロバートソン(Trb)、
ヨーコ・ヤマダ=セルヴァッジョ(Pf)
録音:2007年
トロンボーンのジェミー・ロバートソンはシカゴを中心に活動しており、ソ
リストの他、シカゴ・フィル、イリノイ・フィル、ノースウェスト・インディ
アナ交響楽団など、オーケストラで幅広く活躍している。このCDはソリスト
としては初めてのアルバムでアメリカの中堅からベテラン作曲家の作品が収
録されている。新古典主義的な作品が中心。

MS1185 \1980
「エクスルターテ」-ダニエル・E・ゴースロップ(1949-)のオルガン音楽
エクスルターテ、スケッチ・ブック1、カプリス、夜想曲、
トッカータ・ブレヴィス、スケッチ・ブック3、
パルティータ・オン・ヒフリドール、コラール、
オルガン交響曲《おおエルサレム》
マリー・モーゼル(Org)
ダニエル・E・ゴースロップは1949年アメリカ・インディアナ州出身。フェア
ファックス交響楽団のレジデンス・コンポーザーを務める他、多くの教会で
オルガニストを務めている。調性を基本とした叙情的な音楽でホルストを思
わせる。

MS1187 \1980
「リチャード・モリス/偉大なる伝統」
ヘンデル:協奏曲第2番変ロ長調Op.4
ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》より愛の死(A.ギブソン編)
デュリュフレ:《来たれ創造主たる聖霊よ》の主題によるコラール変奏曲
ヴィドール:ゴシック交響曲-アンダンテ・ソステヌート
メンデルスゾーン:ソナタ第1番Op.65/J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV.532
シューマン:スケッチOp.58-3/ギルマン:ヘンデルの主題による行進曲
リチャード・モリス(Org)
リチャード・モリスはアメリカを代表するオルガニストで全米各地でコンサ
ートをする一方、数々の教会の専属オルガニストを務めるベテラン。編曲物
を含めた楽しいアルバム。

MS1304 \1980
「5月の愛/ロンサールの時代の恋の歌」
ル・ジュヌ、デ・カストリ、コステレイ、グドメル、ボネの作品ほか全33曲
ジュリアンヌ・ベアード(Sop)、
ロバート・ミーリー(Vn)、
パルテニア(ヴィオール四重奏)
録音:2008年
ピエール・ド・ロンサールは16世紀にフランスで活躍した詩人で多くの恋愛
詩を作りソネットという詩の形式を創始したことで知られている。このアル
バムは彼の詩に作曲した歌が収録されている。雅やかなルネサンスの宮廷の
雰囲気が伝わってくる内容。ヴィオール・アンサンブルのパルテニアはニュ
ーヨークに拠点を置く団体で近年はルネサンスのみならず新しい作品の委嘱
を行ってレパートリーを拡充している。

MS1305 \1980
「モーツァルト:後期のヴァイオリン・ソナタ」
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.454
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調K.481
ヴァイオリン・ソナタ イ長調K.526
ステファニー・サンタンブロジオ(Vn)、
ジェームズ・ウィン(Pf)
録音:2009年5月
サンタンブロジオはドホナーニ時代のクリーヴランド管弦楽団の第2ヴァイオ
リン副首席やサン・アントニオ交響楽団のコンサート・マスターを勤め、現
在はソリストとして全米各地で活動している。ピアノとともにピリオド楽器
奏法に近い、無駄のない端正な音楽作りをしている。

MS1331 \1980
ラプソディ-リチャード・フェイス(b.1926):室内楽作品集
詩曲(チェロ&ピアノ)/トランペット・ソナタ第2番
夜想曲(ピアノ)/狂詩曲(フルート&ピアノ)
幻想的三重奏曲第1番(フルート、クラリネット&ピアノ)
ムーヴメンツ(ホルン&ピアノ)
ミズーリ・チェンバー・プレイヤーズ
リチャード・フェイスは1926年アメリカ・インディアナ州出身で12才より作
曲を始め、現在までに4つの歌劇と110曲の歌曲ほか多くの作品を発表してい
る。作風は調性に基づく穏健なもので、フォーレ、初期ドビュッシーを思わ
せる。金管楽器のための作品ではコープランド的なアメリカらしさもみせる。

MS1336 2枚組 \3960
「時の声」-無伴奏ヴァイオリンとヴィオラのための作品集
(1)ビーバー:パッサカリア ト短調/
(2)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番(ヴィオラによる演奏)
(3)プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115
(4)ルーベン・ヴァルガ(1928-1984):前奏曲と4つのカプリス
(5)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番(ヴィオラによる演奏)
(6)ステラ・サング(b.1959):「時の声」
(7)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
マティティアフ・ブラウン((1)(3)(4)(7)Vn&(2)(5)(6)Va)
録音:2007年フロリダ
ブラウンは1946年イスラエル・エルサレム生まれ。渡米しジュリアード音楽
院で学び、その後ニューヨーク・フィル、ダラス交響楽団でソロ・ヴィオリ
ストとして活動。ヴァイオリンとヴィオラの両方に秀で、数々の音楽祭、コ
ンサートで活躍している。

MS1360 \1980
「合流」-ピアノとトロンボーンと朗読のための音楽
オグンクィット、ラングストンのために、アトランティック・ブルース、
パヴァーヌ、ラブ・ソングほか全8曲
J.D.スクリムジャー(朗読)、
フィリップ・スウォンソン(Pf,Trb)
録音:2009年
J.D.スクリムジャーはアメリカの詩人で自ら朗読している。音楽のフィリッ
プ・スウォンソンは作曲家としても活動している。トロンボーン奏者として
はボストン交響楽団の首席を勤めている。このCDでは印象派とミニマル的な
スタイルを採用、折衷している。

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10-05 No.21

2010年05月25日 19時43分31秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4803275 2枚組 \2400
アラーニャ/シチリア・ライヴ
CD1
1.ロッシーニ:ラ・ダンツァ/2.カル:シチリアの朝の歌/3.ローザはお嫁に
行った(伝承曲)/4.タランテラ・マフィウザ(伝承歌)/5.荷車引き(伝承曲)
/6.梨(伝承曲)/7.市場(伝承曲)/8.《ゴッド・ファーザー》間奏曲/9.同-
愛のテーマ/10.寝返りうって(伝承曲)/11.海に映る月(伝承曲)/12.ニュー
・シネマ・パラダイス
CD2
1.美しきシチリア(伝承曲)/2.わたしの小さなロバ(伝承曲)/3.ンティンティ
リティ(伝承曲)/4.花よ、花よ(伝承曲)/5.しゃれこうべを見た(伝承曲)/
6.さあ踊れ!(伝承曲)/7.子守歌/8.メキシコ/9.早く帰ってきて(伝承曲)
/10.ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ/11.トスティ:かわいい口もと/
12.浜辺の娘
ロベルト・アラーニャ(テノール) 
指揮&ピアノ:イヴァン・カッサール他
録音:2009年8月18日 シチリア
「これらの歌は僕の一部分・・・」。スター・テノール、アラーニャが歌う自
らのルーツであるシチリア民謡アルバム『美しきシチリア』の収録曲を携えて
行った2009年の『シチリア・ライヴ』の記録が早くもリリースされることにな
りました。アルバム収録の全曲(14曲)に、10曲を加えた全24曲を収録。シチリ
ア人の両親の間に生まれ、パリで育ったアラーニャが、万感の思いを込めて歌
った祖国の伝統的な名曲の数々をお届けします!

734617(DVD-Video) \3350
734618(Blu-ray) \3880
「ムター/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ」(全曲)
ソナタ 第1番 ト長調 作品78 《雨の歌》
ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
子守歌
◆特典映像:
1)ムターとオーキスの対話
2)ムターが語るブラームス:ヴァイオリン・ソナタ
3)プロモーション・ビデオ
アンネ・ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ランバート・オーキス(ピアノ)
ブラームスのソナタはムターが音楽家として歩み始めた初期の時代から現在に
至るまで、彼女にとって常にレパートリーの中心となってきたものです。ソロ
の作品群に次いでムターは室内楽作品に、熱い情熱を継続して注いできました。
ムターは今年春の来日公演ではブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲を取り
上げ、大絶賛を博しました。昨今彼女が世界各地で開いているブラームスのリ
サイタルも聴衆を感動の渦に包んでいます。新録音CDに引き続き、待望の映像
がリリースされ、来日公演の感動が新たに蘇ります。
「このブラームス演奏で、彼女は更なる円熟と造詣を我が物としたことを証明
した。ソナタ第1番のエンディング部分のあまりの美しさに、聴衆は夢見るよ
うに しばし息を止めた。」(Neue Zurcher Zeitung紙)




<写影>
SHHP C002(DVD-Video) \3990
「朝比奈 隆 /ブルックナー交響曲選集」
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調(ハース版)
収録:1992年5月13日東京文化会館(ライヴ)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(ハース版)
収録:1992年9月2日サントリーホール(ライヴ)
朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団

SHHP C003(DVD-Video) \3990
「朝比奈 隆 /ブルックナー交響曲選集」
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
収録:1992年9月8日サントリーホール(ライヴ)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
収録:1993年2月16日サントリーホール(ライヴ)
朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈と親交があった実相寺昭雄が監督したこと、初出映像がようやく日の目
をみたことなど、なにかと大きな話題を集めている「朝比奈 隆 /ブルックナ
ー・ライヴ交響曲選集」。「レコード芸術」2010年6月号、話題のNEW DISC欄
でも取り上げられ、片山杜秀氏も「実相寺は、朝比奈をカリスマや独裁者とし
て居丈高に撮ろうとしていない。恐らくそれがそのまま実相寺の朝比奈評なの
だ。(中略)とにかくさすが実相寺。ここには朝比奈の音楽の“実相”が映って
いる。」とたいへん興味深いコメントを寄せております。
このたび、多くのご要望の声にお応えして、よりお求めやすい形での分売リリ
ースが決定致しました。朝比奈ファン、実相寺ファン、ブルックナー・ファン
を含め、ひとりでも多くの方にご覧になっていただきたい自信の内容です。な
お、分売はこのたびご案内の2タイトルのみになります。



<CAvi>
4260085 531905 4枚組 \5180
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディション Vol.24
ハイドン:
オラトリオ「四季」
「天地創造」(全曲)(ツェムリンスキー編曲4手ピアノ版)
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2009年4月4&5日(四季)、6月12-14日(天地創造)
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィスの二人によるモーツァルト「魔笛」
(4260085 530199)、ベートーヴェン「フィデリオ」(4260085 530854)に続く
ツェムリンスキー編曲による4手ピアノ版シリーズ。今回はなんと世界初録音
となるハイドンの「四季」と「天地創造」です。この作品はお馴染ルール・
ピアノ・フェスティヴァルで演奏し大成功をおさめ、音楽祭のプロデューサ
ーの熱烈な要請により、スタジオ録音されました。ツェムリンスキーは歌手、
合唱、オーケストラそれぞれのパートを忠実に、より緻密なピアノ4手に仕上
げています。色彩豊かな音、豊かな歌心に満ちた長大なデュオ作品を、滑川
真希、デニス=ラッセル・デイヴィスの「手」によって鮮やかに、そして一
気に聴かせてくれます。

4260085 531868 3枚組 \4250
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディション Vol.23
CD1: メンデルスゾーン
(1)ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
(2)華麗なカプリッチョ
(3)2台のピアノのための協奏曲
(1)(3)チャン・ヤ=フェイ(P) (2)(3)ロバート レヴィン(P)
(3)スティーヴン・スローアン(指) ボーチェム交響楽団
録音:2009年6月26日(ライヴ)
CD2:ヘンデル
(1)組曲 第1巻 より 第7番 ト短調 HWV.432
(2)組曲 ニ短調 HWV448(パスカル・デュブレイユ編)
(3)組曲第3番ニ短調HWV428
(1)(2)パスカル・デュブレイユ(チェンバロ)
(3)レオン・ベルベン(チェンバロ)
録音:(1)(2)2009年6月3日(ライヴ) (3)2009年7月13日(ライヴ)
CD3:現代作品
(1)ヴァソス・ニコラウ(1971-):
Once upon a time…(2009)、5つのエチュード(2007/2008)
(2)ルディ・スプリング(1972-):
ドイツ伝承曲Faces of the New Moon/ Neumondgesichte(2008/2009)
(3)ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-):
ヘルダーリン・ソング・サイクル第3番
(1)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
 (2)サロメ・カンマー(Vo) ルディ・スプリング(P)
(3)マルクス・シェーファー(T) ジークフリート・マウザー(P)
録音:(1)2009年10月20日 (2)2009年6月25日(ライヴ) 
(3)2009年6月7日(ライヴ)
毎年行われているルール・ピアノ・フェスティヴァルの記念碑的公演をピック
アップした3枚組のアルバム。
昨年生誕200年を迎えたメンデルスゾーン、音楽祭初となるハープシコードに
よる演奏会ではヘンデルを、そして音楽祭の為に委嘱された若手音楽家たちの
作品によるコンテポラリー・コンサートなど多彩な音楽祭を一気に愉しむこと
のできるBOXです。




<Grand Slam>
GS 2048 \2250
(1)ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
(2)シューベルト:交響曲 第8番 ロ短調 D.759「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年2月10日、ベルリン、ティタニア・パラスト、
【モノラル(ライヴ)】
使用音源:
(1)Deutsche Grammophon(U.S.A.)2530 744A
(オープンリールテープ、19センチ、4トラック)
(2)Deutsche Grammophon(Germany)2535 804(LP)
■制作者より
オープンリールテープからの復刻第1弾として発売したクナッパーツブッシュ
指揮、VPOのブルックナーの交響曲第5番(GS-2047)は「音がとても柔らかい」
「無理なく音が出ている」と好評を得ました。そのオープンリール復刻第2弾
はフルトヴェングラー指揮、BPOのブラームスの交響曲第1番です。オープン
リールテープは主としてオーディオ・マニア向けとして販売されていたので、
もともとモノラル音源はそれほど多くはなく、ドイツ・グラモフォンから発売
されたフルトヴェングラーのオープンリールもこのブラームスしか存在しませ
ん。これは1976-78年頃に発売されたと推測されるもので、その音作りもいか
にもアナログ全盛時代にふさわしく腰のある力強い響きが特色です。なお、
ブラームスと同じ日に演奏されたシューベルトの「未完成」はテープでの発売
がないため、LPからの復刻となります。
■解説書の内容
制作手記、および当日の貴重なプログラムほか、フルトヴェングラーの珍しい
写真を掲載しています。(以上、平林 直哉)
(なお、制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。)



<ATMA>
ACD2 2618 \1850
テノール・アリア集
プッチーニ:
「トゥーランドット」よりアリア「泣くな、リュー」、
アリア「誰も寝てはならぬ」
マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」よりアリア「母さん。あの酒強いね」、
間奏曲
プッチーニ:「トスカ」よりアリア「妙なる調和」、アリア「星は光ぬ」
プッチーニ:「マノン・レスコー」より間奏曲
チレア:「アルルの女」よりアリア「ありふれた話」
レオンカヴァルロ:「道化師」よりアリア「衣装をつけろ」
プッチーニ:「ラ・ボエーム」よりアリア「なんて冷たい手」
ヴェルディ:
「椿姫」よりアリア「彼女から離れては…僕の熱く燃えさかる心の」
プッチーニ:交響的前奏曲
マルク・エルヴュー(T) 
ヤニク・ネゼ=セガン(指) メトロポリタン・オーケストラ
録音:2009年9月8&9日
マルク・エルヴューは世界的に最も注目されているテノール歌手の一人。2006
年からはメトロポリタン・オペラの一員としても活躍しています。今回のテノ
ール・アリア集は、俊英指揮者ヤニク・ネゼ=セガンと共にプッチーニ、ヴェ
ルディ、マスカーニ、レオンカヴァルロなどのイタリア・オペラの最も美しい
アリアを披露しています。

ACD2 2590 \1850
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):オペラ・アリア集
歌劇「アデライーデ」よりアリア「Nobil onda」、
「Non sempre invendicata」
歌劇「エツィーオ」よりレチタティーヴォとアリア「Misera, dove son?」、
「Non son io che parlo」
歌劇「ポリフェーモ」よりレチタティーヴォ「amato mio bene」、「Smanie」
歌劇「イメネーオ」よりアリア「Mi chiederesti meno」
歌劇「アンジェリカ」よりアリア「Mentre rendo a te la vita」
歌劇「ナクソスのアリアンナ」より序曲、アリア「Ahi che langue」、
「Il tuo dolce mormorio」、「Misera sventurata」、
「Si caro ti consola」、レチタティーヴォ「Misera, e che faro?」
カリーナ・ゴヴァン(S) 
アラン・カーティス(指) イル・コンプレッソ・バロッコ
録音:2008年9月29、30日、10月1、2、3日
18世紀イタリアの音楽家ニコラ・ポルポラ。ポルポラは有力な貴族に、楽長と
して支援を受けていました。そしてポルポラの一番の功績は有名なカストラー
トのファリネッリや、若きハイドンの師として手腕を発揮しました。ポルポラ
の重要なオペラ作品は1718-1742年の間に書かれています。今回はカナダのソ
プラノの花、カリーナ・ゴヴァンの美声でたっぷりと聴かせてくれます。

ACD2 2554 2枚組 \3380
ショパン:エチュード、ソナタ、即興曲
CD1:エチュードOp.10(全曲)、Op.25(全曲)
CD2:ピアノ・ソナタ第2番Op.35、第3番Op.58、即興曲第1番変イ長調Op.29、
第2番嬰ヘ長調Op.36、第3番変ト長調Op.51、幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
ジャニーナ・フィアルコフスカ(P)
録音:1997年8月5、6日(CD1)、1999年6月(CD2)
大ピアニスト、ルービンシュタインが「生まれながらのショパン弾き」と称し
たジャニーナ・フィアルコフスカ。ショパン・イヤーに相応い2枚組のアルバ
ムがリリースされます。フィアルコフスカが紡ぎだす大人のショパンを聴かせ
てくれます。



<ALTUS>
ALT 191 \2450
ステレオ
日本語解説付
新マスタリング
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
録音:1973年5月3日 レニングラード・フィルハーモニー 大ホール
さすがオリジナルテープからのデジタルトランスファーだけあってすばらしい
音質!演奏はまさに完璧の一言で、ムラヴィンスキーらしい異様な緊張感と迫
力で一気に聴かせます。聴いていて恐ろしくなるほど。それにしてもいつ聴い
てもムラヴィンスキーはすばらしい!平林直哉氏の資料に基づいた解説も大い
に参考になります。

ALT 192 \2450
ステレオ
ライヴ録音
日本語解説付
新マスタリング
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 作品64より
(モンタギュー家とキャピュレット家、少女ジュリエット、僧ローレンス、
別れの前のロメオとジュリエット、アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り、
ジュリエットの墓の前のロメオ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
録音:1982年11月6日 レニングラード・フィルハーモニー 大ホール
このチャイコフスキーとプロコフィエフもすばらしい音質。これもオリジナル
テープから丁寧なデジタルトランスファーの効果絶大!盤鬼平林氏は17種ある
ムラヴィンスキーのチャイ5のうち、当盤とグラモフォン60年盤があれば!と
激賞の様子でございます。





<若林工房レーベル>
WKLC-7007 \2100
「アファナシエフ・プレイズ・ショパン」
ショパン:
ワルツ イ短調 作品34の2 《華麗なるワルツ》
ワルツ ヘ短調 作品70の2
ワルツ 変イ長調 作品69の1 《告別》
ワルツ ロ短調 作品69の2
ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2
ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26の1
ポロネーズ 第2番 変ホ短調 作品26の2
ポロネーズ 第4番 ハ短調 作品40の2
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
録音:2009年6月5日、武蔵野市民会館小ホールにおけるライヴ録音
現代屈指の鬼才ピアニストとして注目を集めるヴァレリー・アファナシエフの
最新作。2009年来日公演時のライヴ録音の登場です。アファナシエフのショパ
ンといえば、ノクターン集やマズルカ集(いずれもセッション録音)でのユニー
クな演奏が賛否両論を惹き起こしてきましたが、今回のアルバムでも独自の
ショパン解釈を開陳。一見無愛想な表情の奥にえも言われぬ味わいを秘めた5
つのワルツに続くポロネーズ(3曲)では、容赦ないほどの壮絶さをもって生と
死のドラマが展開されます。作品の深奥にある真実を求めてやまない魂の求道
者アファナシエフの近年の境地を示す絶好の一枚、メモリアル・イヤー最高の
贈り物のひとつです。

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10-05 No.20-1

2010年05月25日 19時43分11秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 188 \2180
マーラー:交響曲第9番ニ長調
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
サロネン&フィルハーモニア管のマーラー「交響曲第9番」の演奏時間は、第1
楽章:25'44"、第2楽章:15'10"、第3楽章:12'46"、第4楽章:24'03"(全曲で77'
43")。弦楽セクションが奏でる静かな叫び。ホルン、トロンボーン、トラン
ペットの咆哮。そして「死」を超越したかのような深く清く尊い世界が広がる
第4楽章のアダージョ・・・。
"黄金時代"に突入したサロネンとフィルハーモニア管弦楽団が渾身の力を振り
絞り創造したマーラーの「交響曲第9番」の誕生です。
2009年3月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)でのライヴ
録音。

SIGCD 192 \2180
スウィミング・オーヴァー・ロンドン ――
ボブ・チルコット&チャールズ・ベネット:スウィミング・オーヴァー・ロン
ドン/ジェイソン・ムラーズ(フィリップ・ローソン編):僕は君のもの/サラ
・マクラクラン(ロジャー・トリース編):エンジェル/ミーカ(フィリップ・ロ
ーソン):バイ・ザ・タイム/パット・メセニー&ライル・メイズ(ロジャー・
トリース編):9月15日/キーパー・オヴ・ザ・シーズンズ/ハロルド・アーレ
ン&アイラ・ガーシュウィン(リチャード・ロドニー・ベネット編):イッツ・
ア・ニュー・ワールド/イザイ・M. バーンウェル:ドント・レット・ゴー/
イモジェン・ヒープ(クリストファー・ガビタス編):ハイド・アンド・シーク
/ホーギー・カーマイケル&ジョニー・マーサー&シドニー・アロディン(ダ
リル・ランズウィック編):レイジー・ボーンズ/アップ・ア・レイジー・リバ
ー/ミア・マカロフ:アンドロメダ/ハリー・コニック・ジュニア(バーティ
ー・ライス編):愛のレシピ/ミア・マカロフ:サイレント・ラヴ/ナット・キ
ング・コール&アーヴィング・ミルズ(アレクサンダー・レストレンジ編):ス
トレイテン・アップ・アンド・フライ・ライト/マイケル・ブーブレ&エイミ
ー・フォスター・ギリス&アラン・チャン(アレクサンダー・レストレンジ編):
ホーム
キングズ・シンガーズ
〔デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)、ティモシー・ウェイン=ライ
ト(カウンターテナー)、ポール・フェニックス(テノール)、フィリップ・ロー
ソン(バリトン)、クリストファー・ガビタス(バリトン)、スティーヴン・コノ
リー(バス)〕
古き良き時代のナット・キング・コールやホーギー・カーマイケルから、ジェ
イソン・ムラーズ、マイケル・ブーブレといった現役ミュージシャンたちのヒ
ット・ナンバーを、キングズ・シンガーズのハーモニーが幅広くカバー。
また、イギリスの人気作曲家ボブ・チルコットや、フィンランドのミア・マカ
ロフのメロディックな新作をプログラムに採り入れるなど、キングズ・シンガ
ーズならではの驚異的なレパートリーはここでも健在!




<PentaTone>
PTM 1005(SACD-Hybrid) \2500
サリエリ:レクイエム ハ短調(1804)
ベートーヴェン:カンタータ《海の静けさと幸ある航海》Op.112
シューベルト:オッフェルトリウム《声をはり上げよ》変ロ長調D.963*
ローレンス・フォスター(指揮)、
グルベンキアン管弦楽団&合唱団、
アリアンナ・ズーカーマン(ソプラノ)、シモーナ・イヴァス(メソ・ソプラノ)、
アダム・ズニコウスキ(テノール)、ルイス・ロドリゲス(バリトン)、
アリス・キャプロー=スパークス(イングリッシュ・ホルン)、
アントニオ・エステイレイロ(オルガン)、マリウス・ブレンチウ(テノール)*、
ペドロ・リベイロ(オーボエ)*
サリエリの「レクイエム」は職業音楽家という立場での最後の作品として1804
年に作曲された重要作であるにもかかわらず、現在ではすっかり忘れ去られて
しまった不運の音楽。
このローレンス・フォスターが指揮する新しい録音が、サリエリの名誉回復と
「レクイエム」の地位を向上させる大きな1歩となるかもしれない。
2009年11月、グルベンキアン財団大講堂(リスボン)でのライヴ録音。




<GENUIN>
GEN 10169 \1980
(ボーナス CD付き)
(1)チャイコフスキー:
「四季」 Op.37b(弦楽合奏版、D.ゲリンガス&L.シャッツ編)
(2)バルトーク:トランシルヴァニア舞曲
(3)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(4)ボーナスCD)チャイコフスキー:「四季」Op.37b(弦楽合奏 詩の朗読入り)
ミヒャエル・ザンデルリング(指揮)
ドイツ弦楽フィルハーモニー
録音:(1)2005年9月27-29日、イエス・キリスト教会、ベルリン、
(2)(3)2009年9月18-20日,ジーメンスヴィラ、ベルリン
ミヒャエル・ザンデルリング&ドイツ弦楽フィルハーモニーのGENUINレーベル
への第3弾。ミヒャエルは、巨匠クルト・ザンデルリングの子。1967年生まれ
で、チェリストとして活躍した後、現在は指揮者としての活動を中心にしてい
る。ドイツ弦楽フィルハーモニーは、若者による弦楽オーケストラで、ザンデ
ルリングが首席指揮者を務めている。ベルリン・フィルの録音会場として有名
なダーレムのイエス・キリスト教会での録音。

GEN 10173 \1980
ピエルネ:フルート・ソナタ Op.36
ゲーゼ:フルート・ソナタ第2番 ニ短調 Op.21
プロコフィエフ:フルート・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94
ハンス=ウド・ハインツマン(fl)
エリザヴェータ・ブルミーナ(Pf)
2007年7月16-19日、ハンブルク
3作品は、いずれもフルート版とヴァイオリン版があるソナタ。ガブリエル・
ピエルネ(1863-1937)の作品は、1900年にジャック・ティボーのために書かれ
たヴァイオリン・ソナタがオリジナルで、1909年にフルート・ソナタに編曲。
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890)の作品もヴァイオリンがオリジナ
ルで、1886年にカール・ミュラーによってフルート版が出版された。プロコ
フィエフのソナタ第2番は、フルートがオリジナルで、後にヴァイオリン・ソ
ナタに直された。ハンス=ウド・ハインツマンは1947年生まれ。1982年以来、
NDR交響楽団のフルーティストを務めている。

GEN 10168 \1980
「ドイツ音楽コンクール2009優勝者-デュオ・シュテンムラー」
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12
ルトスワフスキ:グラーヴェ-変容
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
デュオ・シュテンムラー:【ペーター=フィリップ・シュテンムラー(Vc),
ハンスヤコプ・シュテンムラー(Pf)】
2009年10月9-11日、ベルリン
デュオ・シュテンムラーは、1978年生まれの兄ハンスヤコプと、1986年生まれ
の弟ペーター=フィリップによる兄弟デュオ。1998年から活動を開始。ソロと
伴奏ではなく、二重奏としてのチェロ・ソナタを演奏し高く評価されている。
このCDは、2009年のドイツ音楽コンクールの優勝を記念したもの。古典派、ロ
マン派、近現代と特色のある曲を選んでいる。

GEN 10171 \1980
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
ワックスマン:カルメン幻想曲
クリストフ・サイボルト(Vn)
ミラナ・チェルニャフスカヤ(Pf)
録音:2004年7、8月
クリストフ・サイボルトは1978年、ハイルブロン生まれのヴァイオリニスト。
4歳からヴァイオリンを学び、1989年にはベルリン・フィルと共演したという
早熟。現在はドイツを中心にソリストとして活躍している。

GEN 10532 \1980
シューマン:
リーダークライス Op.39(全12曲)
7つの歌 Op.104
「女の愛と生涯」 Op.42
ヴィヴィアン・ハンナー(メッゾソプラノ)
フランク・ペーター(ピアノ)
2009年9月7,10,14,15日,ライプツィヒ
シューマンの三つの歌曲集を収録。ヴィヴィアン・ハンナーはドイツのメッ
ゾソプラノ。ベルリン・コミッシェ・オパーやライプツィヒ歌劇場で活動す
るメッゾソプラノ。コンサート歌手としても知られる。渋めのメッゾの声で
歌われるシューマンには独特の味わいがある。





<GEGA NEW>
GD 349 \1850
ルーメン・バリョゾフ(b.1949):チェロとピアノのための作品集
(1)ウェディング・カプリッチオ(結婚奇想曲)/
(2)動物寓話集(猿、らくだ、カモシカ、クロコダイル、こうもり、かば、
ナマケモノ、ペンギン)/
(3)2つの子供のための物語/(4)ようこそ20世紀
(5)別の機会のカプリッチョ「モーツ・アルト・ア・ラ・・・」
(6)モーツ・アルト・ア・ラ・シュニトケ/(7)inVENTSIons
(8)ある機会のためのカプリチオ「ハッピー・バース・デイ・トゥ・・・」
(1)(4)(5)(7)(8)ヴェンツェスラフ・ニコロフ(Vc)、
(2)(3)(6)(7)ラドスラフ・ニコロフ(Pf)
ルーメン・バリョゾフは1949年生まれのブルガリアの作曲家。当初チェロを学
び、後に作曲に転向した。彼はこれまでにオペラ、バレエ、4つの交響曲など
多くの作品を生み出している。作風はタイトルにも引用されているシュニトケ
の影響が強く、様々な様式が折衷され、一見おどけた身振りの中にも辛らつな
メッセージ性と悲観的な警句が含まれている。チェリストのヴェンツェスラフ
・ニコロフはブルガリアでは有名なチェリスト。モスクワでロストロポーヴィ
チに一年間学んでいる。

GR 07 \1850
アルベルト・パーチェ:
《孤独な男の歌》(2007)-テノール、バリトン、合唱と室内オーケストラのた
めの連作歌曲集
チャールズ・ヴィンチェンティ(Ten)、
アルベルト・ブッティギーグ(B.Br)、
ハンス=ユルゲン・ナーゲル指揮
ブランデンブルク・ユンゲ・フィルハーモニック、ミラビトゥア合唱団、
録音:2009年
パーチェはマルタの中堅作曲家。母国でカルメロ・パーチェやカミレーリに作
曲を学んだ。室内楽からオーケストラまで数多くの作品を発表している。パー
チェは様々な潮流の影響を受けており、なかでもショスタコーヴィチの影響が
色濃く、時にバビ・ヤール(ほめすぎ?)を思わせる。歌曲集というより、オラ
トリオに近い内容。いまどきここまで赤裸々な社会主義リアリズム的な表現は
貴重。




<RCD>
RCD 30113 \1850
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ショパン:
ロンド ハ短調 Op.1,ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44,夜想曲 変ホ長調 Op.9-2,
マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1,マズルカ ハ長調 Op.33-3,マズルカ ロ短調
Op.33-4,マズルカ ヘ短調 Op.7-3,マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
ドミトリー・バシキーロフ(ピアノ)
録音:2006年6月,モスクワ
(エンジニア:ピョートル・コンドラシン)
グルジア出身の名ピアニスト、ドミトリー・バシキーロフ(1931-)の新録音。
70代半ばのバシキーロフは素晴らしい円熟を見せており、ことにショパンは
いずれも確固たる意志が見られる名演だ。「月光」も、豊かな情感を醸しつ
つ、筋の入った音楽が見事である。




<MARQUIS>
MAR81399 \1980
「親密な出会い/ジェームズ・キャンベル、フィル・ニモンズと仲間たち」
よいことを考えよう/島々/親密な出会い/PS42JS/リーゼ/我々の絵/フ
ー・ウォーク/デュオローグ/プレリュード・オブ・サウンド
ジェームズ・キャンベル(Cl)、
フィル・ニモンズ(Cl)、
D.ブレイド(Pf)、G.キャンベル(Gtr)、T.デイヴィス(Drms)、D.ヤング(Db)ほか
録音:2008年
ジェームズ・キャンベルはクラシック、フィル・ニモンズはジャズの、それぞ
れトロントを中心に活動するクラリネット奏者。彼らの音楽仲間とのセッショ
ン・ライヴ。キャンベルはMARQUISレーベルにクラシックのアルバムを多数録
音しているが、ここではジャズ系のオリジナル作品でまとめられている。




<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99044 \2500
「クリスティーヌ・ワレフスカの芸術」
(1)-(3)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(4)ボロニーニ:エコー・セレナーデ
(5)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
(6)ウェーバー:アダージョとロンド
(7)ショパン:ノクターン第20番
(8)ボロニーニ:ガウチョ・セレナーデ
(9)ショパン:序奏と華麗なるポロネーゼ
(10)(ボーナス・トラック)ピアソラ:アディオス・ノニーノ
クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ)
(1)-(9)ブルース・ガストン(ピアノ)
(10)アントニオ・アグリ(ヴァイオリン)、マニュエル・レゴ(ピアノ)
録音:(1)-(9)1967年カリフォルニア
クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ)
ロスアンジェルス生まれ、父からチェロの手ほどきを受け、13歳でピアディゴ
ルスキーに師事し、アメリカ楽壇にデビュー。16歳でフランスへ留学し、パリ
音楽院でモーリス・マレシャルに師事。アメリカ人発、チェロと室内楽を1等
で卒業後、ヨーロッパ中で演奏家活動を行う。
レコーディングでは、21歳の時にエリアフ・インバルの指揮でシューマンの協
奏曲、ブロッホの「シェロモ」とブルッフの「コル・ニドライ」をフィリップ
ス・レーベルからリリース。その後は同レーベルの専属アーティストとなり、
ドヴォルザーク、サン=サーンス、プロコフィエフ、ハチャトゥリアン、ヴィ
ヴァルディ、ハイドンといった主要な協奏曲作品の録音を行う。
彼女はまた、ハチャトゥリアンやグローフェなど多くの作曲家から作品を献呈
されている。特に、史上最強のチェリストと謳われたエニオ・ボロニーニは、
彼女を自分の娘のように可愛がり、「お前だけが弾くように」と生前、その
全楽譜をワレフスカに渡している。日本では1974年に演奏旅行を行っている。
2010年5月、36年振りの2度目の来日。

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10-05 No.20-2

2010年05月25日 19時42分26秒 | Weblog
<BeArTon>
CDB037(SACD-Hybrid) \2300
1. ショパン: ポロネーズ 変ロ長調 WN.1
2. ショパン: ポロネーズ ト短調 WN.2
3. ショパン: ポロネーズ 変イ長調 WN.3
4. ショパン: ポロネーズ 嬰ト短調 WN.5
5. ショパン: ポロネーズ 変ロ短調 WN.10
6. ショパン: ポロネーズ 葬送行進曲ハ短調 WN.11
7. ショパン: ポロネーズ ヘ短調 WN.12
8. ショパン: ポロネーズ 変ロ短調 WN.15
9. ショパン: ポロネーズ 変ト長調 WN.35
ヤーヌシュ・オレイニチャク(Janusz Olejniczak)(p)
映画「戦場のピアニスト」の中でピアノを演奏

CDB038(SACD-Hybrid) \2300
1. ショパン: マズルカ 変ロ長調 WN.7
2. ショパン: マズルカ ト長調 WN.8
3. ショパン: マズルカ イ短調 WN.14
4. ショパン: マズルカ ハ長調 WN.24
5. ショパン: マズルカ ヘ長調 WN.25
6. ショパン: マズルカ ト長調 WN.26
7. ショパン: マズルカ 変ロ長調 WN.41
8. ショパン: マズルカ 変イ長調 WN.45
9. ショパン: マズルカ ハ長調 WN.47
10, ショパン: マズルカ イ短調 WN.60
11. ショパン: マズルカ ト短調 WN.66
12. ショパン: 様々な作品集葬送行進曲ハ短調 WN.9
13. ショパン: 夜想曲 WN.23
14. ショパン:コントルダンスWN.27
15. ショパン: レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ
(夜想曲第20番)嬰ハ短調 WN.37
16.ショパン:カンタービレ WN.43
17. ショパン: 即興曲 WN.46
18. ショパン: 春ト短調 WN.52a
19.ショパン: ソステヌート 変ホ長調 WN.53
20. ショパン: モデラート WN.56
21. ショパン: ギャロップ・マルキ 変イ長調 WN.59
22. ショパン: 夜想曲ハ短調 WN.62
23. ショパン: マズルカ WN.65
ヤーヌシュ・オレイニチャク(Janusz Olejniczak)(p)
2009年5月の来日演奏。カメラータ・トウキョウより発売あり

CDB46 \1880
1. ショパン=リスト: 乙女の願い
2. ショパン: 彼女の好きなところ
3. ショパン: 使者
4. ショパン: 魔力
5. ショパン: 酒宴
6. ショパン: 消えうせよ
7. ショパン: 闘士
8. ショパン: リトアニアの歌
9. ショパン: 悲しみの川
10. ショパン: 許婚者
11.ショパン: 挽歌(枯葉)
12.ショパン: 指輪
13.ショパン: 私の愛しいひと
14. ショパン: 春
15. ショパン: 望みはない
16. ショパン: 二人の死
17. ショパン: メロディー
Iwona Sobotka(イヴォナ・ソボトカ)(ソプラノ)
Artur Rucinski(アルツール・レンスキー)(バリトン)
Ewa Poblocka(エヴァ ポブウォツカ)(ピアノ)


CDB047 \1880
1. ショパン: ワルツ WN.18, WN.19, WN.20
2. ショパン: ワルツ WN.28, WN.29, WN.42
3. ショパン: ワルツ WN.47, WN.55, WN.63
4. ショパン: ワルツ op. 34. No.2
5. ショパン: ワルツ op. 64. No.1
6. ショパン: ワルツ op. 64. No.2
7. ショパン: 即興曲 WN. 46
8. ショパン: アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ヤーヌシュ・オレイニチャク(Janusz Olejniczak)(p)

CDB040 \1880
1. ショパン: 葬送行進曲ハ短調 WN.9
2. ショパン: 3ツノエコセーズ WN.13
3. ショパン: ヴァリアンティ イ長調 WN.16
4. ショパン: 夜想曲ホ短調 WN.23
5. ショパン: コントルダンス変ト長調 WN.27
6. ショパン: アレグレット WN.36
7. ショパン:レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ
嬰ハ短調 WN.37(より遅い時期のヴァージョン)
8. ショパン: カンタービレ WN.43
9. ショパン:プレスト・コン・レジェレッツァ 変イ長調 WN.44
10. ショパン: 幻想即興曲 WN.46
11.ショパン:春ト短調 WN.52a
12. ショパン: ソステヌート変ホ短調 WN.53
13. ショパン: モデラート WN.56
14. ショパン: ギャロップ・マルキ変イ長調 WN.59
15. ショパン: 夜想曲ハ長調 WN.62
河合優子(p)

CDB026/27 2枚組 \2850
CD.1
1. グレツキ: 主を信ずる者は幸いなり OP.38
2. グレツキ: アーメン op.34
CD.2
1. グレツキ: Three Pieces in Old Style for string orchestra
2. グレツキ:チェンバロ協奏曲
3. グレツキ:クライネス・レクイエム-あるポルカの為に op.66
イェジ・マクシミュク(指揮)
アダム・クルシェフスキ(バリトン)
ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ポーランド放送合唱団、ワルシャワ交響楽団

CDB020 \2080
1. ヴォイチエフ・キラール: Orawa(オラワ)
2. ヴォイチエフ・キラール: ピアノ協奏曲
3. ヴォイチエフ・キラール: クシェサニィ(Krzesany)
ピオトル・パレチニ(p)
イェジ・マクシミュク(指揮)
ワルシャワ交響楽団
ショパン・コンク-ルの入賞者のパレチニが弾く現代音楽

CDB016 \2080
Jerzy Liban of Legnica/ The Pearls of Polish Music
1. Ortus de Polonia
2. Oratio pro Rege Sigismundo
3. Lectio de Rege Sigismundo
4. Magnificat Tonus 1 g
5. Magnificat Tonus 2 d
6. Magnificat Tonus 3 G
7. Magnificat Tonus 4 a
8. Magnificat Tonus 5 d
9. Magnificat Tonus 5 F
10. Magnicat Tonus 7 d
11. Magnificat Tonus 8 G
12. Psalmus 113 inExitu Tonus peregrinus
ヤン・ウカシェフスキ(指揮)
(ヨーロッパで数々の名誉ある賞を受賞している合唱指揮者)
ポーランド室内合唱団

CDB018 \2080
1. パデレフスキー:ピアノと管弦楽のポーランド幻想曲 op.19
2. パデレフスキー:ピアノ協奏曲
3. パデレフスキー: アレグロ
4. パデルフスキー: ロマンス、アンダンテ
5. パデレフスキー: アアレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ
ピオトル・パレチニ(p)
イェジ・マクシミュク(指揮)
ワルシャワ交響楽団
ショパン・コンクール入賞者であり山本貴志氏の師匠

CDB029(SACD-Hybrid) \2300
1. ルトスラフスキー:管弦楽の協奏曲
2. ルトスラフスキー: カントフルールとカントファヴル
3. ルトスラフスキー:Songs written to the lyrics of Robert Desnos
イェジ・マクシミュク(指揮)
オルガ・パシェチニク(ソプラノ)
ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ワルシャワ交響楽団
東欧の民族色の濃い管弦楽

CDB031(SACD-Hybrid) \2300
1. シマノフスキー: 演奏会用序曲 op.12
2. シマノフスキー: ヴァイオリン協奏曲
3. シマノフスキー: 交響曲第4番
イェジ・マクシミュク(指揮)
ピオトル・パレチニ(ピアノ)
ヤコブ・ヤコヴィッチ(ヴァイオリン)
ワルシャワ交響楽団

CDB032/33 2枚組 \2850
CD.1
1.ショパン: ロンドハ短調 op.1
2.ショパン: スケルツオロ短調 op.20
3. ショパン: スケルツオ嬰ハ短調 op.39
4.ショパン: ワルツヘ長調 op.34
5.ショパン: ワルツ変ハ短調 op.64-2
6. ショパン: 雨だれの前奏曲 op. 28-15
7.ショパン:前奏曲変ロ短調 op.28-16
8.ショパン:前奏曲ハ短調 op.28-20
9.ショパン:マズルカハ長調 op.6-5
10. ショパン:マズルカホ短調 op.17-2
11.ショパン:マズルカホ短調 op.17-4
12.ショパン:練習曲ホ長調 op.10-3
13.ショパン:練習曲ハ短調 op.10-12
14.ショパン:練習曲変イ長調 op.25-1
15.ショパン:夜想曲 op.9-2a
16.ショパン:夜想曲変ニ長調 op.27-2
17.ショパン:ポロネーズイ長調 op.40-1
18.ショパン:ポロネーズ変イ短調 op.53
CD.2
1.ショパン:バラード ト短調 op.23
2.ショパン:ピアノ協奏曲第3楽章 op.21
3.ショパン:ポーランド民謡による幻想曲 op.13
4.ショパン:演奏会用ロンド《クラコヴィアク》 ヘ長調 Op.14
5.ショパン:ピアノ協奏曲ホ短調第一楽章
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)
ヤーヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ピオトル・パレチニ(ピアノ)
エヴァ・ ポブウォツカ(ピアノ)
ヴォイチェフ・シュヴィタワ(ピアノ)
イェジ・マクシミュク(指揮)
イェスク・カスプシェック(指揮)
ワルシャワ交響楽団
ショパン・コンクール入賞者やコンクール審査員達が奏でる珠玉の名曲集




<PNEUMA>
PN-1190 \2250
エルナンド・デ・タラベラ(1428-1507):グラナダ奪還を祝う聖務(夜課)
[初めの祈祷]
Domine, labia mea aperies / Regem triumphatorem + Ps.94
Sacris sollemniis
[第1の夜課]
Beatus rex Fernandus + Ps.III / Subiecisti, Domine + Ps.8
Quoniam rex et regina + Ps.20 / Benedicamus Patrem
Hodie nobis de caelo / Ego te tuli / Benedixit de Dominus
[第2の夜課]
Posuit hodie Dominus + Ps.45 / Cantemus Domino + Ps.82
Laudemus Deum nostrum + Ps.93 / Exaltate, Domine
Cantemus Domino / Congregati sunt / Tua est potentia
[第3の夜課]
Laetentur caeli + Ps.95 / Laetamini in Domino + Ps.96
Psallamus Domino + Ps.97 / Benedicat nos Deus / Benedicite Deum caeli
Cantemus iterum Domino / Te Deum laudamus / Benedicamus Domino
スコラ・アンティクァ
フアン・カルロス・アセンシオ(指揮)
録音:2008年11月7-9日、セゴビア(スペイン)、エル・パラル修道院
エルナンド・デ・タラベラはアビラ司教を務めた後、カトリック両王のグラナ
ダ奪還後最初のグラナダ大司教に就任した聖職者で、イサベル女王の聴罪司祭
兼顧問。教会音楽においても活躍し、レコンキスタの仕上げであるイスラム王
からのグラナダ奪還を記念する「高名なる都市グラナダの引き渡しを祝う聖務
とミサ」を作曲しました。スコラ・アンティクァ(1984年創設)は「死者の谷の
聖十字架修道院聖歌隊」のOBから成るスペインの男声合唱団。





<REGIS>
RRC 1324 \950
カバレフスキー(1904-1987):
ピアノ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.6
ピアノ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.45
4つの前奏曲 Op.5
ピアノ・ソナタ第3番へ長調 Op.46
アルトゥル・ピザロ(ピアノ)
ライセンサー:Phoenix Music Internatinal

RRC 1325 \950
有名なトランペット協奏曲集
ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲変ホ長調
フンメル(1778-1837):トランペット協奏曲変ホ長調
アルチュニアン(1920-):トランペット協奏曲
ジェレマイア・クラーク(1674-1707):デンマーク王の行進曲
パーセル(1659?-1695):トランペット・チューンとエア
モーリス・マーフィー(トランペット)
コンソート・オヴ・ロンドン
ロバート・ヘイドン・クラーク(指揮)

RRC 1326 \950
吹奏楽のための英国音楽
ホルスト(1874-1934):
吹奏楽のための第1組曲変ホ長調 Op.28 No.1/同第2番ヘ長調 Op.28 No.2
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1858):イギリス民謡組曲/海の歌(行進曲)
グレインジャー(1882-1961):
組曲「リンカーンシャーの花束」/岸辺のモリー
デリー地方のアイルランド民謡/子供たちのマーチ「丘を越えて彼方へ」
カントリー・ガーデン
英国王立空軍中央軍楽隊
エリック・バンクス(指揮)
ライセンサー:Brian Culverhouse Productions

RRC 1328 \950
フランス管弦楽曲集
ショーソン(1855-1899):交響曲変ロ長調 Op.20
フォーレ(1845-1924):組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80
オネゲル(1892-1955):
交響的断章(交響的運動)第2番「ラグビー」/同第1番「パシフィック231」
夏の牧歌
オランダ王立フィルハーモニー管弦楽団
ジャン・フルネ(指揮)
ライセンサー:
Union Square Music Ltd. under exclusive licence from SLG inc.

RRC 1329 \950
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(*)
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランス国立放送管弦楽団(*)
フィルハーモニア管弦楽団(+)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音:1958年 原盤:EMI

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10-05 No.19-1

2010年05月24日 17時07分42秒 | Weblog
<独UNIBERSAL BOX>
DG 4803742 12枚組 \4580
マーラー:交響曲全集、歌曲集
エディタ・グルベローヴァ
ワルトラウト・マイヤー
ブリン・ターフェル 他
ジュゼッペ・シノーポリ指揮
フィルハーモニア管弦楽団
シュターツカペレ・ドレスデン管弦楽団




<Passacaille>
Passacaille 960 \2300
ハイドン:チェロ協奏曲集 ――
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1/チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
/交響曲第16番変ロ長調Hob.I-16
セルゲイ・イストミン(チェロ)、
ダヴィド・ラヴィノヴィチ(ディレクター)、
アポロ・アンサンブル
これまでインマゼールのアニマ・エテルナや、ターフェルムジーク、イル・ガ
ルデリーノのメンバーとして古楽演奏に携わり続けてきたイストミン。
イストミンとハイドンの「チェロ協奏曲」が心を通わせ、またはイストミンと
アポロ・アンサンブルが会話を楽しんでいるかのように聴こえてくる自然な音
楽の流れは、長年に渡って古楽奏法に親しみ、豊富な経験を持つチェリストだ
からこそなせる業。
2009年8月、メノナイト教会(デーフェンター/オランダ)での録音。

Passacaille 958 \2300
巨星たち - バッハ、ジェズアルド、モンテヴェルディ ――
J・S・バッハ:パルティータ ハ短調BWV.997/ジェズアルド:美しい人よ, 心
を持ち去るのなら、公爵のガリアルダ、装飾を伴った公爵のカンツォン、いと
しい人に見捨てられ/モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》より/J・S・
バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV.998
マルグレット・ケル(トリプル・ハープ)、ルカ・ピアンカ(リュート)
リュートのために書かれた大バッハのBWV.997とBWV.998、ジェズアルドのマド
リガーレ、モンテヴェルディの「オルフェオ」を、トリプル・ハープとリュー
トのための二重奏へと生まれ変わらせたマルグレット・ケルとルカ・ピアンカ。
トリプル・ハープとリュートのシンプルな響きが織り成す"巨星たち"の音楽は、
このデュオのために書かれた作品なのではないかと思えてしまうほど美しく感
動的。また、トリプル・ハープの音色が輝く中で、そっと後ろから響いてくる
リュートの絶妙な距離感と存在感には思わず感嘆のため息が ――。
優しく心に語りかけてくるトリプル・ハープとリュートの調べに耳を傾けてみ
てください。
2008年、パンピニー(スイス)での録音。

Passacaille 9528 \2300
ゼレンカ:ミゼレーレ ニ短調ZWV.57/深き淵より ニ短調ZWV.50/
レクイエム ニ短調ZWV.48
モニカ・フリンマー(ソプラノ)、
ペーター・デ・フロート(カウンターテナー)、
イアン・ハニーマン(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、
パウル・ドンブレヒト(指揮)、イル・フォンダメント
"ボヘミアのバッハ"と呼ばれ、ドレスデンで活躍した音楽家ヤン・ディスマス
・ゼレンカ(1679-1745)の宗教作品集!
ドレスデン宮廷楽長ハイニヒェンがこの世を去り、ゼレンカが事実上代行を務
めていた時期(1730-1732年)に作曲された「レクイエム ニ短調ZWV.48」は、崇
高な信仰心と深い感情が刻み込まれたゼレンカの音楽を代表する傑作である。
1734年にはイタリア人のハッセが宮廷楽長に選ばれ、"教会音楽家"という立場
になってしまったゼレンカだが、バロック時代のドレスデンで花開いた宗教作
品には、ドレスデンでカトリック信仰を貫き通したゼレンカの揺るぎない精神
が息づいている。
1998年9月、ベギン会修道院教会(ベルギー)での録音。弊社初紹介。

Passacaille 9524 \2300
プラハ1723 - ゼレンカ:コンチェルタント集 ――
序曲ヘ長調/ヒポコンドリー イ長調/協奏曲ト長調/シンフォニア イ短調
パウル・ドンブレヒト(指揮)、イル・フォンダメント
1723年、カール6世の戴冠式のためにザクセン選帝侯アウグスト1世と共にドレ
スデン宮廷楽団の一員としてプラハを訪れたゼレンカ。
ゼレンカがその生涯で遺したオーケストラ作品の大部分は、このプラハ滞在時
代に作曲されており、「序曲ヘ長調」の第1曲目後半に見られる大胆な和声進
行や優れた楽曲構成など、"プラハ滞在時代=ゼレンカの充実期"であったとい
うことがその音楽によって示されている。
後にハッセに敗れ、手中に収めかけていたドレスデン宮廷楽長の座を逃すこと
になるゼレンカだが、プラハ滞在時代のオーケストラ作品も宗教作品と同じく
さらに再評価されるだけの音楽的価値を備えている。
※1999年1月、ミッデルブルグ・コンサートホール(ベルギー)での録音。
弊社初紹介。

Passacaille 951 \2300
マスケラ:楽器で奏されるための4声のカンツォーナ集第1巻
リウヴェ・タミンガ(オルガン)
フロレンツィオ・マスケラ(ca.1540-ca.1584)は、師であるクラウディオ・メ
ールロの後を継ぎ、ブレシア大聖堂のオルガニストに就任するなど、オルガン
の名手として歴史にその名を残している16世紀イタリアの音楽家。
現存している23作品は全て器楽用のカンツォーナであり、「楽器で奏されるた
めの4声のカンツォーナ集第1巻」は当時のイタリアで重宝された優れた曲集で
ある。弊社初紹介。

Passacaille 937 \2300
アレクサンダー・ウテンダルとフィリップ・デ・モンテの音楽 ――
ウテンダル:Infima contemptum pariunt/デ・モンテ:Fratres expurgate、
幸いなり聖母マリア/ウテンダル:Fratres expurgate/デ・モンテ:
O mitissime Jesu/ウテンダル:Adesto dolori meo/デ・モンテ:われらが苦
難の中に歩き回るとも/ウテンダル:Plangent eum quasi unigenitum、御身
の死, キリストの死/デ・モンテ:Pulchra es et decora/ウテンダル:はじ
めに言葉があった
カピラ・フラメンカ、オルトレモンターノ、
バート・デムイト(ディレクター)
ドレスデン宮廷礼拝堂の楽長就任要請を断り、この世を去るまでインスブルッ
ク宮廷礼拝堂の副楽長を務め続けたアレクサンダー・ウテンダル(1530/40-
1581)と、16世紀有数のマドリガーレ作曲家フィリップ・デ・モンテ(1521-
1603)のモテット集。
フランドル音楽の達人たち、ヴォーカルのカピラ・フラメンカと古楽管楽器
アンサンブル、オルトレモンターノの合同演奏からは、フランドルのポリフォ
ニーの発展と成熟が鮮明に浮かび上がってくる。2003年2月の録音。
弊社初紹介。

Passacaille 938 \2300
フライリーフ - イギリスの写本からの中世の音楽 ――
Kyrie Cuthbert prece(ダラム)/Barbara simplex animo(ミュース大修道院)
/Veni mater gracie / Dou way Robin(ミュース大修道院)/Sanctus(ファウ
ンテンズ修道院)/Includimur nube caliginosa(ファウンテンズ修道院)/
Ave mundi rosa(ファウンテンズ修道院)/Gabriel fram heven-king(イースト
・アングリア?)/Doleo super te / Absolon fili me(ノーウィッチ)/
Kyrie: Kyria Christefera(ノーウィッチ?)/O lux beata trinitas(ノー
ウィッチ?)/Novi sideris lumen resplenduit(ベリー・セント・エドマン
ズ)/Pura placens, pulcra / Parfundement plure Abolon(ベリー・セント
・エドマンズ)/Veine pleine de ducur(ベリー・セント・エドマンズ)/Ar
ne kuth ich sorghe non(ロンドン?)/Gaude virgo immaculata(エドワード
3世の王室礼拝堂)/Singularis laudis digna(エドワード3世の王室礼拝堂)
リーベル・ウヌースアーリス〔メラニー・ガーモンド(ソプラノ)、
キャロラン・バフ(アルト)、ウィリアム・ハドソン(テノール)〕
ダラムやノーウィッチ、ファウンテンズ修道院など、イギリス各地に眠ってい
た13世紀-14世紀の写本で巡る中世の音楽の旅。
1996年に結成されたリーベル・ウヌースアーリス(ヴォーカル・アンサンブル
・リーベル)は、中世、ルネサンス初期の音楽を専門とするア・カペラ・ヴォ
ーカル・アンサンブル。
2009年にはアメリカ音楽学会が選定するノア・グリーンバーク賞に、2002年
にはフランダース音楽祭のインターナショナル・ヤング・アーティスツ・プ
レゼンテーション・アーリー・ミュージックで1位に選ばれるなど、欧米各国
での評価は非常に高い。2003年8月の録音。弊社初紹介。





<ARTHAUS>
101493(DVD-Video) \5650
101494(Blu-ray) \5650
プーランク(1899-1963):歌劇「カルメル会修道女の対話」
※日本語字幕つき
演奏:フォルス侯爵…ヴォルフガンク・シェーン(バリトン)/ブランシェ・ド
・ラ・フォルス…アレクシア・ヴルガリドゥ(ソプラノ)/騎士フォルス…ニコ
ライ・シューコフ(テノール)/マダム・ド・クロワシー…キャスリン・ハリー
ズ(アルト)/マダム・リドワンヌ…アン・シュヴァネウィルム(ソプラノ)/
マザー・マリー(副修道院長 )…ガブリエーレ・シュナウト(メゾ・ソプラノ )
/ハンブルク国立歌劇場管弦楽団&合唱団
シモーネ・ヤング(指揮)
ニコラシ・レーンホフ(演出)/ライムント・バウアー(舞台装置)/アンドレア
・シュミット=フッテラー(衣装)
2008年、ハンブルク国立歌劇場ライヴ収録/収録時間:166分
字幕:英・独・仏・西・伊・日
オペラは楽しむために観るもの・・・そんな考えを覆してしまうのが、このプ
ーランクの作品です。実話(恐怖政治時代を生き抜いた一人の修道女の語り)を
元に、小説家ジョルジュ・ベルナノスが書いた戯曲が原作です。宗教が否定さ
れたフランス革命の時代に反逆罪に問われるコンピエーニュのカルメル派修道
女たち。迷いを捨てて生きてきたはずの修道院長の最期の時の生への執着、一
人生き残ることになるマザー・マリー。一度は逃げるものの、神への愛に目覚
め、友人とともに断頭台へ向かう主人公ブランシェ。彼女たちはどんな罪を犯
したのでしょうか?そんな疑問をプーランクは透明感溢れる音楽でそっと包み
込みます。圧巻は最後の情景。恍惚の微笑みを浮かべた修道女たちが一人一人
暗闇の中に消えて行き(名演出家レーンホフのこの場面の扱いの素晴らしさは
言うまでもありません)、そこに一度は逃げたブランシェも加わります。ショ
ッキングな音と映像ですが、何とも不思議な美しさが漂います。実力派ソプラ
ノ、ヴルガリドゥの凛とした歌唱、修道院長を歌うハリーズの迫真の演技、そ
して今や名指揮者として君臨する女性指揮者シモーネ・ヤング。演奏、歌唱、
舞台、音楽、全てにおいて満足できる 1枚です。

101489(DVD-Video) \5650
101490(Blu-ray) \5650
マスカーニ(1863-1945):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇「道化師
※日本語字幕つき
演奏:(カヴァレリア・ルスティカーナ )
トゥリッドゥ…ホセ・クーラ(テノール)/ローラ…リリアーナ・ニキテアヌ
(メゾ・ソプラノ)/アルフィオ…シャイン・デイヴィッドソン(バリトン)/ル
チア…イレーネ・フリードリ(アルト)/サントゥッツァ…パオレッタ・マオ
シュ(ソプラノ)他
(道化師)
カニオ…ホセ・クーラ(テノール)/ペッペ…ボイコ・ズヴェタノフ(テノール)
/シルヴィオ…ガブリエル・ベルムデス(バリトン)/トニオ…カルロ・グエル
フィ(バリトン)/ネッダ…フロレンツァ・チェドリンス(ソプラノ)他
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
ステファノ・ランツァーニ(指揮)
グリシャ・アサガロフ(演出)/ルイジ・ペレーゴ(舞台装置)/ハンス=ルドル
フ・クンツ(照明)
2009年、チューリヒ歌劇場ライヴ収録
字幕:英・独・仏・西・伊・日
ホセ・クーラが震い付きたくなるほどのマッチョな魅力を発散。有無を言わさ
ぬ迫力と演技で魅了します。他の登場人物も注目の歌手をたくさん揃えていま
す。ニキテアヌ、チェドリンス、グエルフィ、ズヴェタノフ・・・まさに夢の
顔合わせ。イイオトコを求める女性はもちろんのこと、究極の「ちょい悪」を
目指す殿方にも観てもらいたい逸品です。

101495(DVD-Video) 2枚組 \6280
101496(Blu-ray) \5650
モーツァルト(1756-1791):歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
※日本語字幕つき
演奏:フィオルディリージ…マリン・ハルテリウス(ソプラノ)/ドラベッラ…
アンナ・ボニタティブス(ソプラノ)/デスピーナ…マルティナ・ヤンコーヴァ
(ソプラノ)/フェッランド…ハビエル・カマレナ(テノール)/グリエルモ…
ルーベン・ドロール(バス)/ドン・アルフォンゾ…オリヴァー・ヴィドマー
(バリトン)/チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
スヴェン=エリック・ベヒトルフ(演出)/ロルフ・グリッテンベルク(舞台装
置)/マリアンネ・グリッテンベルク(衣装)/ユルゲン・ホフマン(照明)
2009年、チューリヒ歌劇場ライヴ収録
字幕:英・独・仏・西・伊・日
モーツァルトの超有名オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」。世界中の歌劇場で
上演され続け、また CD、映像とも数多くの演奏がリリースされている不滅の
名作の一つです。この演奏はウェルザー=メストによる明快な指揮と、若手中
心の魅惑的な歌手たち、そしてウェルザー=メストが高く評価する演出家ベヒ
トルフの巧みな解釈でお楽しみいただけます。

101391(DVD-Video) \5650
101392(Blu-ray) \5650
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「イタリアのトルコ人」
※日本語字幕つき
演奏:太守セリム…シモーネ・アライモ(バス)/ドンナ・フィオリッラ…ミル
ト・パパタナシウ(ソプラノ)/ドン・ジェローニオ…ブルーノ・デ・シモーネ
(バス)/ドン・ナルチーゾ…アントニーノ・シラグーサ(テノール)/詩人プロ
ズドーチモ…ヴィンツェンツォ・タオルミーナ(バリトン)/ザイダ…アントネ
ッラ・ナッパ(ソプラノ)/アルバザール…フェデリコ・レプレ(テノール)/
カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団&合唱団
ジョナサン・ウェブ(指揮)
エギスト・マルクッキ(演出)/エリザベッタ・クーリル(再演出)/エマヌエレ
・ルツァティ(舞台装置)/サントゥッツァ・カリ(衣装)/ルチアーノ・ノヴェ
ッリ(照明)
2009年、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場
字幕:英・独・仏・西・伊・日
このオペラ「イタリアのトルコ人」は、 2組の男女と、一人の男、そして物語
の裏で糸を操る詩人が繰り広げるペーソス溢れる物語です。
ベテラン歌手アライモの安定した歌唱、ギリシャ生まれの美貌ソプラノ、パパ
タナシウの妖艶なフィオリッラ、独特な声で魅了するシラグーザ、など魅力的
な歌手が揃っていますが、何といっても素晴らしいのは詩人役のタオルミーナ
です。まだ日本での知名度はあまり高くありませんが、海外ではスゴイ人気を
誇っています。深い青を基調にした舞台に映える美しい衣装も目を楽しませて
くれることでしょう。

101393(DVD-Video) \5650
プッチーニ(1858-1924):歌劇「西部の娘」
※日本語字幕つき
演奏:ミニー…ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/ディック・ジョンソン(実は盗
賊ラメレス)…ファビオ・アルミリアート(テノール)/ジャック・ランス…ル
チオ・ガッロ(バリトン)/ニック…マッシモ・ラ・グァルディア(テノール)/
アシュビー…アンドレア・パトゥチェッリ(バス)/ソノーラ…マルツィオ・
グロッシ(バリトン)他/チッタ・リリカ管弦楽団&合唱団
アルベルト・ヴェロネシ(指揮)
イヴァン・ステファヌッチ(演出)/NALL(装置&衣装 )/ヴァレリオ・アルフィ
エリ(照明)
2005年、トーレ・デル・ラゴ プッチーニ音楽祭
1字幕:英・独・仏・西・伊・日
2005年が第51回目(!)という伝統あるプッチーニ音楽祭のライヴ映像です。こ
の年の幕開けは「西部の娘」。
主役の 2人を歌うのは、今をときめくダニエラ・デッシーとファビオ・アルミ
リアート。まさに一心同体の演技を繰り広げています。そして、人気急上昇中
のバリトン、ルチオ・ガッロの美声&ちょい悪ぶりにはため息が出てしまいま
す。完成度の高い舞台です。

101491(DVD-Video) \3480
ルドルフ・ヌレエフ-その魅力は天上の光
※日本語字幕つき
ソニア・パラモによるドキュメンタリー
収録時間:53分//字幕:独・西・伊・日
全てのステップに生命を注ぎこまなくてはならない・・・ルドルフ・ヌレエフ
中央アジアの流れを汲むタタールの家系に生まれた天才ダンサー、ヌレエフ。
この映像は、彼の辿った足跡を丹念に追い求め、彼と関わりのあった人に話を
訊き、そして奇跡的な跳躍の映像を織り交ぜて、一つの物語を創りあげていく
ものです。54歳という、絶頂期にAIDSによる合併症でこの世を去ってしまった
彼の業績は、永遠に色褪せることはありません。

101304(Blu-ray) \5650
ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「ドン・パスクァーレ」
※日本語字幕つき
3幕のドランマ・ブッフォ
演奏:ドン・パスクァーレ…クラウディオ・デズデーリ(バス)/医師マラテス
タ…マリオ・カッシ(バリトン)/甥エルネスト…フランシスコ・ガテル(テノ
ール)/ノリーナ…ラウラ・ジョルダーノ(ソプラノ)/ルイージ・ケルビーニ
・ジョヴァニーレ管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
アンドレア・デ・ローサ(演出)/イタロ・グラッシ(舞台装置)/ガブリエラ・
ペスクッチ(衣装)/パスクァーレ・マリ(照明)
2006年、ラヴェンナ音楽祭
字幕:英・独・仏・西・伊・日
この「ドン・パスクァーレ」はいわずと知れた名作ですが、なぜか日本語字幕
付きの映像が希少なことでも知られています。この公演は脂の乗り切った旬の
スター達が集い、また資料としても価値が高いのですから買い逃す手はありま
せん。
演奏は、ムーティが創立したルイージ・ケルビーニ管によるラヴェンナ音楽祭
2006でのライヴ収録。演出を任されたのは、当時なんと弱冠21歳の俊英アン
ドレア・デ・ローサでした。奏者たちも18歳から27歳までと若さぴちぴち。
はじけるような歌と音が踊ります。

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10-05 No.19-2

2010年05月24日 17時07分05秒 | Weblog






<DISCMEDI(Blau)>
1982年、スペインのパルマ・デ・マヨルカに創設されたバレアレス諸島の音
楽・演奏家専門のレコード会社「Blau」。1989年にバルセロナのDiscmedi社と
ともに「Discmedi-Blau」レーベルを創設、以来Blauレーベルの商品の世界配
給も Discmedi社が行っています。
制作が古い商品には「Discmedi」のロゴ表記がございません。

BLAUCD 546 \2080
マヨルカ島の作曲家たちの歌曲集
アントニ・パレラ・フォンス(1943-):7つの子守歌
ジャウメ・マス・ポルセル(1909-1993):愛の歌(全7曲)
ジュアン・マリア・トマス(1896-1966):スペインの楽器の歌(全7曲)
ミケル・カプリョンク(1861-1935):4つのリート
マリア・ホセ・モンティエル(ソプラノ)
ミケル・エステルリク(ピアノ)

BLAUCD 554 \2080
弦楽合奏のための音楽
コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 Op.6 No.8
グリーグ(1843-1907):組曲「ホルベアの時代から」Op.40
ブリテン(1913-1976):シンプル・シンフォニー Op.4
ジュゼプ・プルエンス(1956-):フェラニチへのオマージュ
プッチーニ(1858-1924):菊
ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ
アルマ・ストリングス
ジュアナ・グアル、ドミトリー・ストルチコフ(指揮)
録音:2008年3月、マヨルカ島ペゲラ、アウディトリ

BLAUCD 081 \2080
【未案内旧譜】
リュク聖母教会少年聖歌隊「青の子供たち」
ジャウメ・パロウ:リュクのアヴェ・マリア
不詳:リュクの聖母の喜び
ジャウメ・パロウ:山頂の黒い聖母像
シューベルト:アヴェ・マリア
パロウ:黒い聖母像と美女
ランベルト:リュクの賛歌
ビベス:ラ・バランゲラ
モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ から アレルヤ
民謡(17世紀):霊をたたえよ
伝承曲:シビラ
ミラリェス:青の子供たちと子供のイエス
モーツァルト:子守歌
民謡/ジャウメ・パロウ編曲:セス・パナデスの歌
リュク聖母教会少年聖歌隊「青の子供たち」
ビセンス・ジュアン・ルビ(オルガン)
ジャウメ・パロウ(指揮)
録音:時期不詳、リュク聖母教会、ライヴ、AAD

BLAUCD 084 \2080
【未案内旧譜】
リュク聖母教会少年聖歌隊「青の子供たち」
ペレ・アントニ・カニェラス・ポンス:シビラ
ミケル・モンロチ・リエラ:天使
ジャウメ・パロウ:青い島の心
ミケル・モンロチ・リエラ:神ゆえに
ジャウメ・パロウ:Oh Moreneta prest tindreu son
民謡:サ・シンボンバ(*)
バルトゥメウ・ウリベ:Parado de Selva(*)
リュク聖母教会少年聖歌隊「青の子供たち」
アルナウ・レイネス・フルリト(オルガン)
ジャウメ・パロウ(指揮)
録音:1994年、リュク聖母教会、ライヴ(*以外)/1973年(*)

BLAUCD 428 \2080
【未案内旧譜】
アントニ・パレラ・フォンス(1943-):
ジュアン・アルクベ、ミケル・コスタ・イ・リュベラの詩による歌曲集
悲嘆/遺品/気絶/アナクレオン風/ミラマル/春の回帰/若者たち
マイア・プラナス(ソプラノ)
セルジ・クエンカ(ピアノ)
録音:2005年10月、ビラ=セカ、アウディトリ・ジュゼプ・カレラス

BLAUCD 451 \2080
【未案内旧譜】
アントニ・パレラ・フォンス(1943-):歌曲集「最後の旅」
それは予言だった/満帆/私が死ぬ日/七色の馬
あなたは長く留まっている/何が少女を/どこへ行こうと
フアン・ポンス(バリトン)
ジュアナ・ポンス(ピアノ)
録音:2006年4月8、10-11日、12月27-29日、マヨルカ島ブニョラ、スタジオONA
赤道ギニア共和国に生まれ、子供の頃に家族とともにマヨルカ島のマナコルに
移住、歌手・作家・俳優としてマヨルカ島およびバルセロナを本拠に活動した
ギリェム・(フリャナ・イ・アダ)デファク[Guillem Fullana i Hada d'Efak]
(1929-1995)のテキストによる歌曲集。作曲はギリェムが育った町マナコル出
身のアントニ・パレラ・フォンス。そして歌うのはメノルカ島シウタデリャ生
まれの国際的名バリトン、フアン・ポンス(カタルーニャ語ではジュアン・ポ
ンス)。ピアニストのジュアナ・ポンスは彼の娘です。

BLAUCD 512 \2080
【未案内旧譜】
音楽と言葉
朗読のみ〔リュイス・マイカス:Cel〕
アントニ・パレラ・フォンス:「Quaderns de Mallorca」から Tan prtiteta
〔ペレ・ジュアン・マルトゥレイ:Renaixencia〕
アントニ・マルトゥレイ:組曲「Vilatjana」から Plant(部分)
〔ジャウメ・メスキダ:Vara util〕
ジュアン・バレント:Kli. somni 〔ベルナト・ナダル:El vestit vermell〕
ジュゼプ・プルエンス:La llum
〔ジュゼプ・リュイス・アギロ:Els guardians de la Frontera〕
ダビド・レオン:三部作「Cernudia」から Desig(部分)
〔イラリ・デ・カラ:Al lloc de la catastrofe〕
ミケル・アンヘル・アギロ:Quan les fades surten al jardi(音楽&テキスト)
メルセ・ポンス:Sonoritats(部分)
〔ペレ・ルセリョ=ボベ:Els ulls mes orbs〕
シャビエ・ジェラベルト:From Litany
〔アントニ・シュメト:La nuesa i el veri(部分)〕
バルトゥメウ・アルティゲス:Baix obstinat(des del piano)
〔ダミア・ポンス:He perdut les antigues certeses〕
ラフェル・アギロ:Nebulosa 〔ミケル・メストレ:El bon temps〕
アントニ・パレラ・フォンス:Tan petiteta 〔リュイス・マイカス:Cel〕
アンドレウ・リエラ(ピアノ)
ミケル・メストレ(朗読)
録音:マヨルカ島サンタ・エウジェニア、スタジオCas Music
ピアノと朗読によるバレアレス諸島の作曲家と詩人たちのアンソロジー。
〔括弧〕内が詩人とテキスト名。

BLAUCD 015 \2080
【未案内旧譜】
ラフェル・アギロ:海辺 ピアノ作品集
前奏曲第1番ハ長調「魅了された一日」
幻想曲第2番変イ長調「洗濯場と水族館」(ドビュッシーに捧げる)
アウカナダ/夜想曲ト短調「夏の夢」/海辺
夜想曲第1番「私たち残のはパリのみ」(ショパンに捧げる)
サ・メスキダ/カルマ/アダージョ変イ長調「あなたを懐かしむ」
前奏曲第2番ホ短調「あなたのこの四年間」
瞑想曲第4番「香りのよい散歩道」/瞑想曲第2番「変身」/結納金
アンドレウ・リエラ(ピアノ)




<DISCMEDI>(Tram)
Discmedi社が世界配給するバルセロナのレーベル。「Discmedi」のロゴ表記は
ございません。

TRM 0079 \2080
【未案内旧譜】
ナルシス・カザノベス(1747-1799):オルガン作品集
ヒムヌス「パンジェ・リングァ」によるソナタ [25]/ソナタ [34]/ロンド [16]
バスのパルティータ [12]/アンティフォナ「サルヴェ・レジナ」によるパソ [7]
カンタービレ [21]/ソナタ [III]/パソ [IV]
ヒムヌス「アヴェ・マリス・ステラ」によるパソ [6]
田園ソナタ(ヴァージョンA)[32]/パソ [VII]/クラリーノのソナタ [28]
パソ [4]/パソ [XII]/パソ [X]
モデスト・モレノ・イ・モレラ(オルガン)
録音:ジロナ県プチセルダ、聖マリア教会
使用楽器:ブランカフォルト製

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10-05 No.18-1

2010年05月21日 14時03分20秒 | Weblog
<Fra Prod>
新レーベル、fra Prodをご紹介いたします。
fraとはフランソワ・ルシヨン&アソシエ Francois Roussillon et Associes
の略で、フランスの映像監督フランソワ・ルシヨンが立ち上げた団体の映像出
版部門です。今後、様々なオペラのDVD、Bly-Rayの発売が予定されています。
第1弾は、ウィリアム・クリスティトレザール・フロリサンの「ディドーとエ
ネアス」です。

FRA 501(Blu-ray) \4450
FRA 001(DVD-Video) \3650
字幕:英仏独伊西
パーセル:「ディドーとエネアス」
マレーナ・エルンマン(Ms ディド)
クリストファー・モルトマン(Br エネアス)
ユディット・ヴァン・ワンロイ(S ベリンダ)
ヒラリー・サマーズ(A 魔法使いの女)
セリーヌ・リッチ(S 第1の魔女)
アナ・クインタンス(S 第2の魔女)
マルク・モイヨン(Br 精霊)
ダミアン・ホワイトリー(Bs 水夫)
フィオナ・ショー(プロローグ)

ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
演出:デボラ・ウォーナー
収録:2008年12月,オペラコミーク
バロック音楽界の巨匠クリスティが、パーセルの「ディドーとエネアス」を
上演した映像です!クリスティはパーセルをたいへん好んで取り上げており、
録音も多数。ことに「ディドーとエネアス」はHMFとERATOに二度録音、さらに
ヴィレでのライヴがDVD(PALのみ)になっていたので、実にこれが四度目の収録
です。デボラ・ウォーナー演出のプロダクションは、2006年に5月にウィーン
芸術週間で初演されてから、パリ、アムステルダムなどでも上演され、大きな
話題になったものです。記録されている最古の上演が女学校でのものだったこ
とから着想し、舞台はヴィクトリア朝時代風の英国の女学校。オペラの前にプ
ロローグが置かれており、ここでハリー・ポッター・シリーズでおなじみのア
イルランドの名女優ショーが、テッド・ヒューズ「エコーとナルシス」、
T.S.エリオット「荒地」、ウィリアム・バトラー・イエィツ「彼は天の衣を求
める」を朗読して悲劇を予告。一方、児童たちが多数舞台に参加すると、その
無邪気さからカルタゴの楽園的平和が広がり、その中で起きる悲劇が一層際立
つというもの。この設定はたいへんに効果的で、ディドーの死の場面がいっそ
う胸に迫ってきます。
ディドー役は、今ノリにノッているスウェーデンのメッゾ、エルンマン。歌よ
し演技よし容姿よしの三拍子揃った歌手で、バロックから現代ものまでたいへ
んな活躍をしています。エネアスを歌う英国のバリトン、モルトマンの男っぽ
さや、魔法使いの女を歌うウェールズの名アルト、サマーズの怪演も見物。も
ちろんクリスティの演奏は、気品のある音色を自由自在に操った極上のもの。
映像も美しく、ことにBly-RayはHDD収録ならでは。
特典に、クリスティとウォーナーがパーセルについて語る映像が23分収録され
ています。




<IDIS>
IDIS 6595 \1650
MONO
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ルドルフ・ゼルキン(p)
フランコ・カラッチョーロ(指)
RAIナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団(第1番)
フェルッチョ・スカーリャ(指)
RAIローマ交響楽団(第4番)
録音:1958年6月,ナポリ(第1番)、1958年6月,ローマ(第4番)
20世紀を代表するベートーヴェン弾きの一人、ルドルフ・ゼルキンがイタリア
で演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲の録音二つ。ゼルキンは度々録音し
ていますが、イタリアのオーケストラとのライヴというのが珍しいもの。

IDIS 6594 \1650
MONO
パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調
フランコ・グッリ(Vn)
ニーノ・サンツォーニョ(指)
RAIナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団(第1番)
マリオ・ロッシ(指)RAIローマ交響楽団(第5番)
録音:1961年7月13日(第1番),1960年7月20日(第5番)
トリエステ出身のイタリアの名ヴァイオリニスト、グッリの弾くパガニーニの
協奏曲。第5番はヴァイオリン・ソロの楽譜しか伝わっておらず、オーケスト
ラ伴奏をフェデリーコ・モンペリオが補筆、1959年の初演でヴァイオリンを弾
いたのがグッリでした。



<ALTUS>
ALT 187 \2450
日本語解説書付
ラヴェル:組曲『クープランの墓』
フランク:交響曲 ニ短調
井上喜惟(指揮) ジャパン・シンフォニア
植村理葉(第2代コンサート・ミストレス)
録音:2009年4月29日、晴海トリトンスクエア第一生命ホール 大ホール
(ライヴ)
欧州仕込みの演奏で魅了する井上喜惟率いるジャパン・シンフォニア、ライヴ
シリーズの第4弾は2009年4月に行われた、ジャパン・シンフォニア第12回定期
演奏会よりラヴェルの『クープランの墓』とフランクの交響曲です。井上喜惟
は1992年、チェコ国立ブルノ・フィル定期演奏会で正式デビュー。多岐に及ぶ
幅広いレパートリーが魅力です。なかでもALTUSレーベルより発売されたアル
メニア・フィルとの3枚のアルバムは「新たな名演盤の登場」と高く評価され
ております。




<PUREMUSIC>
5414706 10312(SACD-Hybrid) \2650
ボーナスDVD(PAL方式)付
La Belle Epoque
ダリウス・ミヨー:スカラムーシュop.165b(2台4手)
ラヴェル:ダフニスとクロエ(2台4手)
フォーレ:ドリー組曲(4手連弾)
ドビュッシー(ラヴェル編):夜想曲「雲」、「祭」(ラヴェルによる2台4手版)
ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台4手)
デュオ・レヒナー・ティエンポ
(カリン・レヒナー&セルジオ・ティエンポ)
録音:2008年11月
アルゲリッチに認められ、ルガーノ・フェスティヴァルにも出演経験のある
ティエンポ姉弟による連弾&2台ピアノ作品集。90年代には姉弟で来日もして
おり、また、セルジオ・ティエンポは、チェロのマイスキーの信頼も厚く、
伴奏者をたびたび務めるなど活躍しています。ベル・エポックと題されたこ
のアルバム、フランスの2台ピアノと連弾作品の名曲ばかりを集めた魅力ある
プログラム。技巧的にもつりあいがとれ、音色の相性も抜群の姉弟によるデュ
オで聴くミヨーは絶品です。

5414706 10282 \2650
『イディッシュ・ママ』
小さなイディッシュのメロディー/Romania/ひなぎくの花/イディッシュ/
タバコ/石から生まれた/私は負け犬/私の愛しい子/ドント・クライ・ママ
/何ができる?だってアメリカよ!他(全20トラック)
ロビー・ラカトシュ(ヴァイオリン)、
ラースロー・ボーニー(第2ヴァイオリン)、ミリアム・フックス(歌)、
アルド・ガラント(アコーディオン)他
録音:1987-1998年
ハンガリーの伝説的なジプシー・ヴァイオリニストの家系に生まれ、ブダペス
トのベーラ・バルトーク音楽院でクラシック音楽も学び、弱冠19歳にして首席
で卒業、数々の巨匠たちとの共演を果たし、その腕前をメニューインも絶賛し
たという鬼才、ロビー・ラカトシュ。彼が参加した新譜は、イディッシュ(ユ
ダヤ)民謡のスペシャリスト歌手、ミリアム・フックスのアルバム。フックス
の力強く、どこか懐かしさを感じさせる歌声は、どことなくエディット・ピア
フを思わせるような、聴く者を金縛りにかけるようなマジックに満ちています。
彼女の歌声に、ラカトシュのヴァイオリンのすすり泣き節が炸裂して絡み、さ
らにアンサンブルのアコーディオンの音色なども加わり、郷愁味たっぷり、魅
力たっぷりの1枚となっています。(本製品は通常CDです。)




<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 23420 2枚組 \2280
ステレオ
[CD1]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
[CD2]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ヴィルヘルム・バックハウス(P;ベヒシュタインE)
録音:1969年4月18日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)
auditeの看板であるドイチュラントラジオ・クルトゥーア・シリーズに超弩級
のタイトルが登場します。獅子王バックハウス(1884-1969)が世を去る3か月ほ
ど前におこなったリサイタルは、極め付きのオール・ベートーヴェン・プログ
ラム、しかも完全初出のステレオ音源という最高の内容です。
2010年にauditeの社主でプロデューサー&エンジニア、ルトガー・ベッケンホ
ーフ氏が万全の音づくりで最新リマスタリングを施しています。




<HUNGAROTON>
HCD 32639/40 2枚組 \4160
アッティラ・ボザイ(1939-1999):オペラ「チョンゴルと悪魔」Op.31(全3幕)
[ミハーイ・ヴェレシュマルティの詩劇にもとづくアッティラ・ボザイ編纂に
よる台本]
アンドラーシュ・モルナール(T チョンゴル) 
エテルカ・チャヴレク(S 悪魔)
エヴァ・ヤブロンカイ(A 魔女) 
イシュトヴァーン・ガーティ(Br 農夫バルガ)
マグダ・カルマール(S バルガの妻イルマ)
マルギット・ルカーチ(シュプレッヒシュティンメ)ほか
アンドラーシュ・ミハーイ(指)
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1985年1月29日ハンガリー国立歌劇場のプロダクション
(ハンガリー放送によるライヴ収録・ステレオ)
*ハンガリー語歌唱
ミハーイ・ヴェレシュマルティ(1800-1855)が1830年に書いた詩劇、「チョン
ゴルと悪魔(1830)」は、ハンガリー・ロマンティシズムの至宝であり、ハンガ
リー劇文学の土台のひとつ。シェークスピアによる民間伝承やモーツァルトの
魔笛からヨーロッパのロマンティシズムにまで及ぶ膨大な文化遺産を包括する
もので、もともとは、アルベルト・ゲルゲイ作の16世紀後半の“ロマンス”、
アーギウスという名の王子とある妖精の乙女の物語にもとづくものです。
いっぽうで、「チョンゴルと悪魔」は例外的にオリジナリティある作品で、そ
の魅力に憑かれた同じくハンガリーのレオー・ヴェイネルもまたおなじ原作に
もとづき同名のオペラを書いています。
アッティラ・ボザイによる「チョンゴルと悪魔」は、代表的な戯曲にもとづく
オペラを手掛けた、ほとんどの20世紀の作曲家たちがそうしたように、ヴェレ
シュマルティの作品をしっかり遵守したもので、十二音技法とクラスターを駆
使した音楽は、冷え冷えとした抒情に彩られた独自の世界観を構築することに
成功しています。

HCD 32660 \2080
「ゲーザ・フリド(1904-1989):室内楽曲集」
ポディウム-ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.3
12の音楽的戯画-ピアノのためのOp.8
5つの小品からなるソナタ-チェロとピアノのためのOp.9
三重奏曲-ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのOp.27
マルティン・チバ(P) ビルテ・ブロム(Vn) ディッタ・ローマン(Vc)
録音:2009年6月12-14日、7月24-27日ドイツ、フェルベルト=ランゲンベルク、
クライアーシーペン音楽工房
アルバムの副題“ブダペスト-アムステルダム”が示すように、ハンガリー生
まれのオランダの作曲家ゲーザ・フリド(1904-1989)の室内楽を収めたアルバ
ムです。フリドはリスト音楽院でバルトークにピアノを、作曲をコダーイに学
んだのち、1929年にアムステルダムに移り、1948年にオランダ国籍を取得して
います。ピアニストとしてフリドはまた、バルトークとのピアノ・デュオや、
ヴァイオリニスト、ゾルターン・セーケイのパートナーとしても有名です。
フリドがまだブダペスト在住の頃、1928年の作である組曲ポディウムは、ハン
ガリーの名ヴァイオリニスト、アンドレ・ジェルトレルに献呈された作品。
1930年の音楽的戯画と1931年のソナタは、ともにフランス滞在中の作品で、音
楽的戯画はリリー・クラウスに献呈されています。
そして、1948年にオランダの市民権を得たフリドが、その前年1947年に書いた
三重奏曲は、大戦後のアムステルダムで作曲家としてあらたなスタートを切る
べく書き上げた意欲作。フィナーレのダイナミックなロンドが、いくども繰り
返される8分音符とメロディアスな主題が特徴的で、耳に残ります。


HCD 32630 \2080
「HARPCHIPELAGO-ハープのための現代ハンガリー作品集」
ジュラ・ピンテール:Night Piece(2009)
ジェルジ・クルターグ:「遊戯」より(1973-2003)
ペーテル・ゾムボラ:Institutio No.1(2007)
ジェルジ・コーシャ:ミニアチュールズ(1978)
ガーボル・コーシャ:ハイク・カレンダー(2003)
マーテー・ホッローシュ:Arpercussonata(2009)
カタリン・ポーチュ:Maracanga-マリンバとハープのためのOp.86(2000)
ミクローシュ・シュガール:E-GAL(2009)
エルジェーベト・ガール(Hp) 
ガーボル・コーシャ(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)
ジュラ・ピンテール、イシュトヴァーン・ホルヴァート(エレクトロニクス)
録音:2009年8月3-6日フンガロトン・スタジオ
ハープの可能性を追求したアルバムは、オリジナルが1973年に作曲したピアノ
曲集であるクルターグ作品をはじめ、イロナ・センナイの詠んだ俳句にインス
パイアされたコーシャの曲など、当代一級のアンソロジーに仕上がっていま
す。アルバムのタイトルは、ハープと群島(Archipelago)とを掛け合わせた造語。

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10-05 No.18-2

2010年05月21日 14時02分37秒 | Weblog
<ORFEO D'OR>
ORFEOR 787102 2枚組 \4160
ニコライ:「ウインザーの陽気な女房たち」
マックス・プレープストル(Bs サー・ジョン・ファルスタッフ)
カール・シュミット=ヴァルター(Br フルート氏)
キース・エンゲン(Bs ライヒ氏)
リヒャルト・ホルム(T フェントン)
パウル・クーエン(T シュペールリヒ)
ルドルフ・ヴュンツァー(Br 医師カイウス)
アンネリース・クッパー(S フルート夫人)
リリアン・ベンニングゼン(Ms ライヒ夫人)
リゼロッテ・フェルザー(S アンナ・ライヒ)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
バイエルン国立管弦楽団,バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:1957年12月14日、ミュンヘン
クナッパーツブッシュ、待望の新発掘録音が登場です!1957年暮れにバイエル
ン国立歌劇場(プリンツレゲント劇場)で上演されたニコライの「ウインザーの
陽気な女房たち」のライヴ録音、ハインツ・アルノルトによる新演出の初日で、
完全な初出音源です。ワーグナーで高名なクナですが、「ウインザーの陽気な
女房たち」にはとりわけ愛着があったようで、亡くなる1964年まで度々指揮し
ています。気宇壮大なワーグナーのオペラとはまた異なった、カペルマイスタ
ーとしてクナの魅力を楽しめます。
歌手は基本的に皆バイエルン国立歌劇場のメンバーで、とりわけ国際的なスタ
ーはいないものの、皆たいへんに実力のある人たち。ミュンヘンでありとあら
ゆるバス役を引き受けたプレープストル、戦前からのスター・バリトンのシュ
ミット=ヴァルター、米国のバスで2年前にバイエルン国立歌劇場のメンバー
になったばかりのエンゲンと、強力な男声低音陣。テノールには、モーツァル
ト・テノールとして活躍したホルムと、強烈な個性で知られるクーエンと対照
的。一番のスターは、1930年代末からプリマドンナとして活躍しているクッパ
ーでしょう。ベンニングゼンはウィーン生まれで、長いことミュンヘンで活躍
した人。






<TELARC>
TEL 31980(CD+DVD) \2280
キャメロン・カーペンター/キャメロン・ライヴ!
CD
1.J.S.バッハ:トッカータ 嬰へ短調BWV.540/2. 同:前奏曲とフーガ 
ロ短調BWV.544/3. 同 ホ短調BWV.548/4. 同 イ短調BWV.543/5. 同 
ニ長調BWV.532/6. 同 ト長調BWV.532/7. 同:インプロヴァイズド・カデ
ンツァ/8.キャメロン・カーペンター:B.A.C.H.に基づくセレナーデとカデン
ツァ(2009:世界初録音)
DVD
1.ショスタコーヴィチ:祝典序曲Op.96/2.シューベルト:魔王/3.キャメロン
・カーペンター:シネマ・オルガンのための3つの間奏曲(2005:世界初録音)/
4.リスト:葬送曲/5.モシュコフスキ:花火Op.36‐6/6.リスト:泉のほとりで
/7.ヴィエルヌ:ナイアデス/8.ヴィドール:トッカータ/9.キャメロン・カ
ーペンター:ウィル・オ・ザ・ウィスプ/10.スーザ:星条旗よ永遠なれ/
11.前奏曲とフーガ第5番ニ長調BWV.850
◆特典映像
1.ライヴ・イン・ベルリン
〔聖マティアス教会、2009年10月23日-ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
/キャメロン・カーペンター:クラウス・キンスキーへのオマージュ/モシュ
コフスキ:花火Op.36‐6/前奏曲とフーガ第5番ニ長調BWV.850〕
2.キャメロン・ライヴ!ザ・コンサート(ドキュメンタリー映像)
3.ショパン:革命のエチュード
(デビュー・アルバム『革命-レヴォリューショナリー』より)
キャメロン・カーペンター(オルガン)
録音&収録:2009年11月21日 聖マリア教会、ニューヨーク
グラムロック・ファッションを身にまとったオルガン界の革命児キャメロン・
カーペンターが、昨年の11月にニューヨークで行ったライヴをCDとDVDに収め
た白熱の記録。名門ジュリアード音楽院でオルガンを学んだ彼は、悪名高い
ニューヨークのクラブ・キッズでもあり、在学中の6年間もグラムロック風の
服装で通し続けたそうです。クラシック音楽で最も保守的と思われていたオル
ガン界に突如現れた革命児の最新の姿を、CDとDVDの双方でたっぷりお楽しみ
ください。DVDの特典映像には、ライヴの舞台裏を記録したドキュメンタリー
の他、2008年のベルリン・ライヴ、大好評を博したデビュー盤のメインタイ
トルでもあるショパンの《革命のエチュード》も収録されています。





<Anemos>
スペインの名門古楽レーベル、グロッサ(Glossa)のレコーディング・チーム&
デザイナーと、スペイン文化省の共同作業で設立された新らしいコンテンポラ
リー・レーベル、「アネモス(Anemos)」の取り扱いを開始します!
スペイン現代音楽界の"今"を伝えてくれる「アネモス」は、個性的なプログラ
ムはもちろんのこと、グロッサの録音技術が活かされた優秀録音とハイ・クォ
リティのブックタイプ仕様(ブックレット56ページ)も大きな魅力。
また「アネモス」はカバー(ジャケット前面)がシールになっており、自分だけ
のデザインを創造することができるというまさにスペイン発の"アート"。

C 33005 \2300
クリストバル・アルフテル:弦楽四重奏曲集Vol.1 ――
弦楽四重奏のための3つの小品/弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第6番
アルディッティ弦楽四重奏団
ロドルフォ・アルフテルとエルネスト・アルフテルの甥であり、マドリード王
立高等音楽院の作曲家教授を務める現代スペイン作曲界の指導者的存在クリス
トバル・アルフテル(1930-)。
スペインの伝統的手法と現代の前衛的手法を組み合わせた作風を持つアルフテ
ルの弦楽四重奏曲集"第1巻"では、限界を超越する超人アンサンブル、アルディ
ッティ弦楽四重奏団が登場!
コンテンポラリー的な響きの中から現れるメロディアスな旋律や民族音楽風の
リズムなど、伝統と前衛を自在に使い分けことのできるアルフテルの突出した
才能が生み出した"弦楽四重奏曲集"である。
またアルフテルの作品を徹底的に掘り下げるアルディッティ弦楽四重奏団の凄
さに改めて脱帽。
2009年2月、オール・セインツ教会(イギリス)での録音。

C 33002 \2300
ソテロ:オスクーラ・ジャマ
アルカンヘル(フラメンコ・ヴォーカル)、
ロベルト・ファブリシアーニ(フルート)、
ステファノ・スコダニビオ(コントラバス)、
マウリシオ・ソテロ(指揮)、アンサンブル・レジデンシャス
オーストリアの名門ウィーン音楽大学で作曲を学び、ルイジ・ノーノの音楽か
ら大きな影響を受けたマウリシオ・ソテロ(1961-)。
フラメンコ界の逸材アルカンヘルをソリストに迎えたソテロの「オスクーラ・
ジャマ」は、スペインのフラメンコとコンテンポラリー・ミュージックの融合
を試みた大胆な意欲作。
スペイン期待のカンタオール・フラメンコ(フラメンコ・ヴォーカル)の情熱的
な歌声と、アンサンブル・レジデンシャスが繰り出す不協和音、機械的なサウ
ンドとのミスマッチが聴けば聴くほど違和感無く感じられてしまうのだから不
思議。
2009年1月、マドリードでの録音。

C 33001 \2300
ゲレーロ:室内楽作品集 ――
室内協奏曲/ケフェウス座デルタ星/ヴァーダ/結合法/アネモスC/ヒアデ
ス星団
ジョアン・セルベリョ(指揮)、
グループ・インストゥルメンタル・デ・バレンシア、
ピラール・ユラード(ソプラノ)、ジャクリーヌ・スクアルシア(ソプラノ)
フランシスコ・ゲレーロはルネサンス時代スペインの大作曲家のほうではなく、
20世紀のスペインで活躍した現代のフランシスコ・ゲレーロ(1951-1997)の室
内楽作品集。
クセナキスの音楽から影響を受けたゲレーロは、数学的書法やアルゴリズムを
スペインの作曲界にもたらすという重要や役割を果たした人物でもある。
2007年1月、バレンシアでの録音。

C 33003 \2300
カマレロ:
グラスの水を見る34の方法/モノロゴ1/モザイコ1/シエテ・イマジェネス
・デ・サトゥルノ/レベルソ2/モノロゴ2/トライエクト・リキード/ノス
タルジア・デ・ウン・パイサヘ・フトゥーロ/ア・カダ・モーメント
タジェール・ソノロー
セサル・カマレロ(1962-)は、移住先のニューヨークで触れた音楽と、舞い戻
った故郷マドリードでフランシスコ・ゲレーロとルイス・デ・パブロから授け
られた作曲法を用いて活躍する現代スペインの作曲家。
ポスト・セリアリストとも言われるカマレロは、2006年にはスペイン文部省か
ら国民音楽賞を授与されるなど、次世代のキーマンとして期待されている。
2008年9月、セビーリャでの録音。

C 33004 \2300
ルエダ:
ポケットの楽園/マリンバのための練習曲/表情豊かな練習曲/ルナ・ヌエバ
/常動曲
ミケル・ベルナト(ディレクター)、ドラミング
"折衷主義"と"多様性"をキーワードとしているスペインの作曲家ヘスス・ルエ
ダ(1961-)の打楽器作品集。ルエダは、5オクターブのスティール・ドラムや演
奏者自身の体を楽器として使用するといった独創的なアイディアの持ち主とし
て知られている。
スティーヴ・ライヒの作品「ドラミング」をアンサンブルの名前に冠したパー
カッション・アンサンブルが、スペイン発の新しい打楽器のための音楽を繰り
広げている。
2009年1月、ポルトガルでの録音。

C 33006 \2300
サンチェス=ベルドゥ:室内オペラ《グランマ》
シモーネ・ストック(ソプラノ)、ダニエル・ヨハンセン(テノール)、
ハワード・クイラ・クロフト(バリトン)、
トム・ソル(バリトン&ナレーター)、
リューディガー・ボーン(指揮)、ルツェルン交響楽団
2006年に作曲された室内オペラ「グランマ」は、中世ルネサンス音楽と同等に
イスラムの文化を自らのアイディアの源としているベルリン在住のスペイン人
作曲家、ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-)がミュンヘンの音楽祭
ミュンヘナー・ビエンナーレからの委嘱を受けて完成させた作品。
必然?もしくは偶然積み重ねられたカオスが作品全体を支配する現代スペイン
のコンテンポラリー・オペラです。
2006年5月ミュンヘンでの録音。

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10-05 No.17-1

2010年05月20日 12時34分58秒 | Weblog
★ユニバーサル・ミュージック マーラー&シューマン セール★
セール期間 2010年6月30日入荷分まで★
詳細は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/um_mahler_schumann2010.html

※品切れ等で入荷が無かった場合はセール終了となりますので、お早めに
ご注文下さい

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Universal 韓国>
DU 8532(CD+DVD) \4560
DITTO/2009ハイライツ
CD
1.ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調Op.50
2.シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.47
3.チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調Op.70《フィレンツェの思い出》
DVD
1.モーツァルト:
セレナーデ第13番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
2.チャイコフスキー:《くるみ割り人形》組曲Op.71a
3.サン=サーンス:組曲《謝肉祭》
4.シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.47
5.チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調Op.70《フィレンツェの思い出》
◆ボーナス1:リチャード・ヨンジェ・オニール・インタビュー♯1
◆ボーナス2:リチャード・ヨンジェ・オニール・インタビュー♯2
◆ボーナス3:シーズン3ハイライツ
◆ボーナス4:ミュージック・ビデオ
アンサンブルDITTO収録:2009年6月27-28日 ソウル
先月『徹子の部屋』に登場して、魅力的な演奏とトークを披露し日本でのアル
バムリリースが待ち望まれていたDITTO。韓国で現在最も人気が高いクラシッ
ク・ミュージシャン、リチャード・ヨンジェ・オニール(ヴィオラ)が率いる
魅力溢れる若きソリストたちの集団です。今年の6月末には、五嶋龍との共演
で待望の日本でビューを飾る彼らの最新動向を精選したハイライト集が当盤
です。DVDの映像には、チケットが即日完売した2009年6月のソウルでのライヴ
を収録。20代の女性ファンを中心に、日本でのアイドル並の人気を博している
彼らのスタイリッシュなアンサンブルをたっぷりお楽しみください。

DU 7397 \2280
DITTO/カーニヴァル
1.サン=サーンス:動物の謝肉祭
2.ラヴェル:マ・メール・ロワ
3.チャイコフスキー:《くるみ割り人形》組曲(新編曲)
アンサンブルDITTO
録音:2008年12月26-28日 
リチャード・ヨンジェ・オニール(ヴィオラ)が率いる韓国の人気グループ、ア
ンサンブルDITTOの2008年の録音。《動物の謝肉祭》、《マ・メール・ロワ》、
《くるみ割り人形》の3曲を収録していますが、いずれも瑞々しいテンポと音
色が光る好演です。また、《マ・メール・ロワ》では珍しいピアノ版を、《動
物の謝肉祭》では華麗で賑々しい新編曲を採用するなど、様々な創意にも溢れ
ています。

DU 7325 \2280
リチャード・ヨンジェ・オニール/名演集
1.R.クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ
2.フォーレ:ゆりかご Op.23-1
3. 同:ネルOp.18‐1
4. 同:夢のあとにOp.7‐1
5.リスト:おお、僕がまどろむときS.282
6.ドビュッシー:巷に雨の降るごとく
7.シューベルト:セレナーデD.957‐4
8.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009
リチャード・ヨンジェ・オニール(ヴィオラ)
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)
録音:2005年1月31日-2月5日 ハンブルク
韓国で最も人気のクラシック・ミュージシャン、リチャード・ヨンジェ・オニ
ールの実力と魅力が存分に発揮された名演。戦間期に活躍したイギリスの女流
作曲家レベッカ・クラークの名作からJ.S.バッハまでを、誇張とは無縁の穏や
かなスタイルで淡々としなやかに綴っており、ヴァイオリンやチェロとは一味
ちがうヴィオラ独自の魅力をたっぷりお楽しみいただける1枚です。

DU 7392 \2280
チー・ユン/センティメンタル・メモリーズ
1.カッチーニ:アヴェ・マリア
2.スヴィリドフ:古いロマンス
3.ピアソラ:オブリヴィオン
4.《秘密の花園》-歌
5.バルフ:夢に見たマーブル・ホールズ
6.テオドラキス:トゥ・トレノ・フェヴィル・シッツ・オクト
7.モリコーネ:《ニュー・シネマ・パラダイス》-愛のテーマ
8.バリー:ある日どこかで
9.デヴォルゾン:《ヤング・アンド・ザ・レストレス》-ナディアのテーマ
10.ベルリン:あなたにはかなわない…いつも…あなたにはかなわない
11.モノー:愛の讃歌
12.フープフェルト:アズ・タイム・ゴーズ・バイ
13.ボロディン:だったん人の踊り(ストレンジャー・イン・パラダイス)
14.ヘンデル:私を泣かせてください
15.スヴィリドフ:古いロマンス
チー・ユン(ヴァイオリン) 江口玲(ピアノ:4、6、8) 
マイク・レンツィ(ピアノ:3、10-13)  ジェフ・カーニー(ベース:3、10-13)
グラッディ・テイト(ドラム:3、10-13) 
マイク・レンツィ&アンサンブル(5、7) 
弦楽アンサンブル(1、2、6、9、14)
録音:2002年6月6、7、13-15日 ニューヨーク
韓国の人気女流ヴァイオリニスト、チー・ユンが奏でる愛と悲しみの名旋律の
数々。ヘンデル、カッチーニ、ボロディンから、ピアソラ、モリコーネの映画
音楽、そして《愛の讃歌》のようなシャンソンまで、それぞれ演奏がそのまま
映像化するような豊かな感情表現は、彼女ならではの魅力と言えるでしょう。
長年のパートナーである江口玲たのの好サポートも光る1枚です。




<Decca 韓国>
DU 7906 \2280
チー・ユン/セレナータ・ノットゥルノ
1.《秘密の花園》-春へのセレナータ
2.ビゼー:《美しいパースの娘》-セレナーデ
3.シューベルト:セレナーデ
4.トセリ:セレナータ
5.ドリゴ:セレナータ
6.バルガ:天使のセレナータ
7.モシュコフスキ:セレナータ
8.グノー:セレナータ
9.ピエルネ:セレナータ
10.モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》-セレナータ《窓辺に出でよ》
11.シャミナーデ:スペインのセレナーデ
12.ハイドン:弦楽四重奏曲第17番へ長調Op.3-5-第2楽章 (セレナーデ)
13.シューベルト:月に寄せて
14.デンツァ:ノットゥルノ
15.ショパン:夜想曲第21番ハ短調(遺作)
16. 同   :  同  第20番嬰ハ短調(遺作)
17.チャイコフスキー:夜想曲Op.19‐4
18.フィールド:夜想曲ホ短調
19.プッチ:祈り
20.シューベルト:夜と夢
チー・ユン、ナム・ホーン・キム(ヴァイオリン) 
ヒュン・スク・ノウ(ヴィオラ) ハン・リム・キム(チェロ) 
ジョン・ホー・パーク(ギター)
録音:2008年3月3-6日 ソウル
日本でも人気が高い韓国の才色兼備ヴァイオリニスト、チー・ユンが、ヴァイ
オリン、ヴィオラ、チェロ、ギターの好サポートを得てお届けする珠玉の抒情
曲集。古今のセレナータや夜想曲を20曲収録しており、彼女持ち前のしっとし
とした音色と、伸びやかなフレージングが今も健在でることを知らされる1枚
です。美しいジャケットもファンにはたまらない魅力と言えるでしょう。




<Deutsche Grammophon 韓国>
DG 7517 2枚組 \4560
オニール/シューベルト・アルバム
CD1
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
CD2
歌曲集《冬の旅》D.911
リチャード・ヨンジェ・オニール(ヴィオラ) 
ジョン・ホー・パーク、リー・ソン・オウ、
オリヴァー・ファータッヒ・ネイニ(ギター)
録音:2007年6月11-17日 原州(韓国)
恵まれない生い立ちを綴ったドキュメンタリーが韓国で放送されたこともあ
り、韓国で高い人気を集めているヴィオラ奏者リチャード・ヨンジェ・オニー
ル。ここに収録されたシューベルトのアルペジオーネ・ソナタと《冬の旅》
は、まさにそんな彼の生い立ちを思わせる寂寥感と一筋の希望の光を思わせる
ような美しさを湛えています。正確な技巧と丁寧なフレージング、厚みと艶の
あるしっとしした音色を備えたオニールのヴィオラは、ギターの少し暗めで柔
らかな音色の伴奏を得ることで、いっそう深みのあるシューベルト世界を現出
しています。





<ARCHIV 韓国>
DG 7552 \2280
リチャード・ヨンジェ・オニール/ミステリオーソ
1.テレマン:協奏曲ト長調TMV.51 G.9
2.ダウランド:五重奏のための古いラクリメ
3. 同:デンマーク王のためのガリアード
4.ヴィターリ:シャコンヌ ハ短調
5.パッヘルベル:カノン
6.コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番《ラ・フォリア》
7.ハルヴォシェン:ヘンデルの主題によるパッサカリア
8.ビーバー:パッサカリア ト短調《守護天使》(ミステリー・ソナタ)
リチャード・ヨンジェ・オニール(ヴィオラ) アルテ・ムジーク・ケルン
録音:2008年9月1-4日 ケルン
韓国の若き天才ヴィオラ奏者リチャード・ヨンジェ・オニールと、2006年に
チェリストのクラウス=ディーター・ブラントによって設立されたオリジナル
楽器によるアンサンブル、アルテ・ムジーク・ケルン(日本からもバロック・
ヴァイオリンの名手、阿部千春が参加)の共演盤。。このアルバムでは日本を
代表テレマン、ダウランド、ヴィターリ、パッヘルベル、コレッリ、ハルヴォ
シェン、ビーバーといったバロックの名曲を、緊密なアンサンブルと豊かな
ニュアンスで描き上げています。





<Timpani>
1C 1176 \2300
セヴラック:歌劇《風車の心》
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
トゥール・サントル地方交響楽団、トゥール歌劇場合唱団、
ジャン=セバスチャン・ブ(バリトン)、
ソフィー・マラン=ドゥゴール(ソプラノ)、
ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)、
マリー=テレーズ・ケレル(メゾ・ソプラノ)、
サビーヌ・ルヴォー・ダロンヌ(ソプラノ)、他
9世紀から続く由緒ある名家に生まれたセヴラックは、パリ音楽院ではなく敢
えてスコラ・カントルムに入学。ここで作曲をダンディとマニャール、オルガ
ンをギルマン、ピアノをアルベニスといった大音楽家たちから音楽を学ぶ機会
を得たセヴラックは、師であるアルベニスの「ナバーラ」を補筆完成させたこ
とでも知られている。1909年にパリのオペラ=コミック座で初演されたセヴラ
ックの「風車の心」は、自身の故郷サン・フェリクス・ロラゲを舞台とした全
2幕のオペラ。作品全体に故郷ラングドック地方の伝統音楽が積極的に採り入
れられており、独唱、合唱、オーケストラの全てから南フランスの香りが漂う
秀作である。
2009年9月15日-19日の録音。

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10-05 No.17-2

2010年05月20日 12時34分25秒 | Weblog
<Urtext>
JBCC 179 \2180
愛のギター ――
シルヴェッティ:ピアノ/グレヴェール:わたしに誓って/ルナ/ラミレス:私た
ちは恋人同士/ボンファ:カーニバルの朝/ガルデル/レペラ:想いの届く日/
カーン:ビー・マイ・ラヴ/ラカジェ:アマポーラ/ウェブスター/フェイン:
エル・アモール・エス・ウナ/プラド:子守歌/エストラーダ:古いサンフアン
/ポンセ:小さな星/ララ:ベラクルス/グレネ:キューバの子守歌/ピアソン:
プラヤス・デ・エンスエニョ
フリオ・セサール・オリーバ(ギター)
ギター王国メキシコのコンポーザー・ギタリスト、フリオ・セサール・オリー
バがギターの調べで贈るポピュラー・ソングのアレンジメント集。
ベーブ・シルヴェッティやマリア・グレヴェール、サミー・フェインの名曲を、
1970年代にメキシコで初めてバッハをギターで弾いたというフリオ・セサール
・オリーバが心地よいサウンドで聴かせてくれます。BGMにもオススメです。

JBCC 183 \2180
7つのワールド・プレミア ――
グランザム:チェロとピアノのための《墓地の息子》/トゥーサン:無伴奏チェ
ロのためのスタジオ・ポップ第7番《バックリエイション》/ピンクストン:
チェロとピアノのための《夏の狂詩曲》/ウェルチャー:チェロとピアノのた
めの《アリエッタ》/ロドリゲス:チェロとピアノのための《テンタード・ポ
ル・ラ・サンバ》/ジーマン:無伴奏チェロ組曲/シエラ:チェロとピアノのた
めの《ソナタ・エレジカ》
カルロス・プリエト(チェロ)、ドリス・スティーヴンソン(ピアノ)
フルニエの門下生でメキシコのトップ・チェリスト、カルロス・プリエトが弾
くチェロのための7つの世界初録音作品。
現代のアメリカの吹奏楽作曲家として知られるグランザムやウェルチャーの作
品など、収録7作品は全て2005年-2007年に作曲されたもの。
近現代作品に対する造詣の深さ、スリリングでエキサイティングな演奏は、さ
すがカルロス・プリエト。

JBCC 184 \2180
2つの大陸 ――
ショパン:スケルツォ第1番ロ短調Op.20、スケルツォ第2番変ロ短調Op.31、
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39、スケルツォ第4番ホ長調Op.54/ヒナステラ:
3つのアルゼンチン舞曲集/ピアソラ:ブエノスアイレスの冬/ゲーゼ:ジェラ
シー(タンゴ・ジェラシー)/ナザレ:オデオン/ロヨラ:テコロッテ/オテイ:
アラベスク/ゴメス=タグレ&デル・バレ:私を置いていかないで
レティシア・ゴメス=タグレ(ピアノ)
8歳でピアノを始め、13歳の時にグァダラハラのコンサートでデビューを果た
したメキシコ人女流ピアニスト、レティシア・ゴメス=タグレのショパン&南
米作品集。
故郷メキシコを離れウィーン音楽大学に留学したゴメス=タグレは、パウル・
バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、ジョルジ・シャンドールのマスター
クラスで学び、母国メキシコでは同国を代表するピアニストの1人と称されて
いるという。
メキシコ風テイストのショパンと、留学先の欧州風南米作品のコントラストが
なかなか面白い。

JBCC 185 \2180
ショパン:24の前奏曲Op.28/英雄ポロネーズ変イ長調Op.53
レティシア・ゴメス=タグレ(ピアノ)
こちらはメキシコの女流ピアニスト、レティシア・ゴメス=タグレが弾くショ
パンの「前奏曲集」。ダン・タイ・ソンが優勝した1990年のショパン国際コン
クールに挑戦したゴメス=タグレ。
惜しくもこの時には入賞を果たせなかったものの、オーストリアで開催された
ショパン・ホール・コンペティションでは見事第1位に輝いた"メキシコのショ
パン弾き"なのである。
少々のキズなど気にせず前へ前へと進む"メキシコ風ショパン"もショパン・イ
ヤーならでは!?





<AYVA MUSICA>
AYVA 047 2枚組 \3300
ガスパル・カサド(1897-1966):チェロとピアノのための作品全集
ソナタ/朝の歌/南部の狂詩曲/アカレス/緑の魔王の踊り/愛の言葉
スペイン古典様式によるソナタ/セレナード/ボアブディルの嘆き
振り子時計と糸つむぎの女と恋人/パルティータ
イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ルドビカ・モスカ(ピアノ)
録音:アルベルト・ムラレダ・スタジオ
バルセロナに生まれ、カザルスに見出されその教えを受けた20世紀を代表する
チェリストの一人、ガスパル・カサドの作品集。現在のチェリストにとって貴
重なレパートリーとなっています。イニャキ・エチェパレはスペイン・バスク
地方イルン生まれのチェリスト。

AYVA 027 \2250
【未案内旧譜】
バルセロナ・ギター・オーケストラ
マテオ・ペレス・デ・アルベニス(1755頃-1831):ソナタ ニ長調
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):序奏とファンダンゴ(**)
イサーク・アルベニス(1860-1909):
スペイン組曲 から アストゥリアス,セビリャ
アルミン・カウフマン(1902-1980):ブルレッタ(+)/ミトカ・ドラゴミルナ(+)
クライディオ・マンドニコ(1957-):前奏曲とフーガ
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
前奏曲第1番(*)/ブラジル風バッハ第5番 から アリア(*)
セルジ・ビセンテ:サパテアド(**)
アストル・ピアソラ(1921-1992):アディオス・ノニーノ(#)/天使の死(#)
イニャキ・エチェパレ(チェロ(*))
ホセ・ロスタロ(バンドゥリア(+))
ペドロ・ブルサコ(ヴァイオリン(#))
エンリケ・テリェリア(バンドネオン(#))
ノエミ・ラモス、マグダ・レケナ(カスタネット(**))
バルセロナ・ギター・オーケストラ
セルジ・ビセンテ(編曲、指揮)
録音:2001年1月、バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
バルセロナ・ギター・オーケストラは1989年、ギタリストのセルジ・ビセンテ
によって創設されたギター合奏団。メンバーはバルセロナのリセウ高等音楽院
の教員、卒業生、現役学生。




<CAMBRA>
CBR 6909 \2250
ホセ・モレノ・ガンス(1897-1976):
サパテアド「パブロ・サラサーテへのオマージュ」
(ヴァイオリンとピアノのための1945)(*/+)
四重奏曲第3番(ピアノ四重奏曲;1975)(+)
四重奏曲第4番(弦楽四重奏曲)
四重奏曲第5番「マリオネット」(弦楽四重奏曲のための幻想四重奏曲)
モレノ・ガンス弦楽四重奏団
エドゥアルド・アマウ(第1ヴァイオリン(*独奏))
アンパロ・ビダル(第2ヴァイオリン)
フランセスク・ガヤ(ヴィオラ) ラケル・ラクルス(チェロ)
ビクトリアノ・ゴテリス(ピアノ(+))
ホセ・モレノ・ガンスはバレンシア県アルヘメシに生まれたスペインの作曲
家。マドリード、ウィーン、ベルリン、パリで学び、いわゆる「27年世代」
の一人に数えられています。その名を冠してカステリョン&バレンシア高等
音楽院の教授たちによって結成されたモレノ・ガンス弦楽四重奏団による演
奏。すべて世界初録音。

CBR 4906 \2250
【未案内旧譜】
ホセ・モレノ・ガンス(1897-1976):
ヴァイオリンとピアノのためのメロディ第1番ロ短調(1926)(*/+)
ヴァイオリンとピアノのためのメロディ第2番変ホ長調(1927)(*/+)
四重奏曲第6番(ピアノ四重奏曲;1955)(+)
四重奏曲第2番(弦楽四重奏曲;1972)
モレノ・ガンス弦楽四重奏団
エドゥアルド・アマウ(第1ヴァイオリン(*独奏))
アンパロ・ビダル(第2ヴァイオリン)
フランセスク・ガヤ(ヴィオラ) ラケル・ラクルス(チェロ)
ビクトリアノ・ゴテリス(ピアノ(+))




<LIMIT>
新規扱い
旧譜のご案内は後日となりますが、受注対応可能です。

RTACCD 018 \2250
ミラ・プレイズ・ファリャ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
バレエ「恋は魔術師」より 火祭りの踊り
バレエ「三角帽子」より 隣人の踊り,粉屋の踊り,粉屋の女房の踊り
スペインの4つの小品/ベティカ幻想曲/7つのスペイン民謡
レオノラ・ミラ(ピアノ)
録音:2009年以前、バルセロナ、ラ・ガリガ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
バルセロナ県ジェルトルに生まれ、幼時よりマリア・カナルスに師事したスペ
インのピアニスト、レオノラ・ミラが自身の所有するレーベルから発売した最
新盤。




<PICAP>
PICAP 910881-02 \2250
ジョルディ・フランケスタ:アルケミー・ピアノ
Royal water / Freezing 32°Farenheit / Alchemy piano
The piano idea / Dark science / Faith / The beacon
The discovery / Talents / Reactives / The alchemist music
Crystallizations / Stainless inmmutable / The romantic alchemy
Sound of vapour / Metals / The formula piano
The alchemist music studio / Iron / Laboratory of notes
ジョルディ・フランケスタ(ピアノ)





<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0602517993426 \2850
トマティート SONATA SUITE
マリ・アンヘレス・フェルナンデス・トレス:
Brisa de Levante(*)/ Fernanda la Reina(+)
マリ・アンヘレス・フェルナンデス・トレス/フランシスコ・ホセ・コルテス:
Al final tú será:s mío(*/+)
マリ・アンヘレス・フェルナンデス・トレス:Luz de Guía(+)
エルカン・オルグル:Canción Turca
ホセ・フェルナンデス・トレス/フアン・アントニオ・サラサル・サラサル:
Voces de Ángeles(*/+)
ミシェル・カミロ:Two Much
アストル・ピアソラ:Adiós Nonino
マリ・アンヘレス・フェルナンデス・トレス(歌(*))
トマティート[ホセ・フェルナンデス・トレス](ギター)
シモン・ラモン、ホセ・マヤ、アントニオ・トレス・"エル・ペスカオ"
(パルマ(+))
スペイン国立管弦楽団
ジュゼプ・ポンス(指揮)
録音:2008年、マタデロ・デ・マドリード、ライヴ
世界最高の現役フラメンコ・ギタリストの一人トマティートによるシンフォ
ニック・ライヴ。娘のマリ・アンヘレス・フェルナンデス・トレスも共演。
パルマとはフランメンコの拍手のこと。

0028947668282 \2850
【未案内旧譜】
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):サルスエラ「ラ・テンプラニカ」(*)
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):サルスエラ「水、カルメラと焼酎」(+)
マリア・バヨ(ソプラノ:マリア・ラ・テンプラニカ(*)/ペパ(+))
マリア・ロドリゲス・サンス
(ソプラノ:サルー、羊飼い、ジプシー(*)/アシア、マヌエラ(+))
ラケル・ロヘンディオ・エレラ
(ソプラノ:グラビエ(*)/ガリバルディ、ドナ・シモナ(+))
エドゥアルド・サンタマリア・アルバレス
(テノール:ドン・マリアノ、サレア(*)/ロレンソ、セラフィン(+))
カルロス・ベルガサ・アルカルデ(バリトン:ドン・ルイス(*)、ビセンテ(+))
シモン・アンドゥエサ(バス:ドン・ラモン)
フェルナンド・ルビオ(バス:ミスター・ジェイムズ) 他
コムニダ・デ・マドリード合唱団
テネリフェ交響楽団
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
録音:2006年9月4-9日、サンタクルス(スペイン、カナリア諸島テネリフェ島)、
アウディトリオ

0028947669166 \2850
【未案内旧譜】
ホセ・ブロス 誓い
メルカダンテ(1795-1870):オペラ「誓い」から
Compita e omai la giusta e terribil vendetta...
Fu celeste quel contento... O barbaro mio fato
ベッリーニ(1801-1835):オペラ「清教徒」から
A te, o cara" de I puritani /
Tu vedrai la sventurata... Ma non fia sempre odiata la mia memoria
ドニゼッティ(1797-1848):
オペラ「アンナ・ボレーナ」から
Vivi tu', te ne scongiuro... Nel veder la tua costanza
オペラ「アルバ公爵」から Inosservato penetrava... Angelo casto e bel
オペラ「ロベルト・デヴリュー」から
Ed ancor la tremenda porta... Come uno spirto angelico...
Bagnato il sen de lagrime
レオンカヴァッロ(1858-1919):マッティナータ(朝の歌)
ドニゼッティ:オペラ「連帯の娘」から Ah, mes amis... Pour mon ame
ホセ・ブロス(テノール)
コムニダ・デ・マドリード合唱団
マドリード交響楽団
フィリードリヒ・ハイダー(指揮)
録音:2007年10月5日、マドリード、王立劇場、ライヴ
アルフレド・クラウスの再来を思わせるスペインの名テノール、ホセ・ブロス
のオペラ・アリア・リサイタル・ライヴ。

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10-05 No.16

2010年05月20日 12時33分45秒 | Weblog
<WAON RECORDS>
WAONCD 170 \2080
96kHz 24bit Recording
J.S.バッハ(1685-1750)-『バッハとイタリア』
前奏曲とフーガ ト長調 BWV 541
イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989
オルガン協奏曲 ト長調 BWV 592
トリオ・ソナタ ハ短調 BWV 526
協奏曲 ヘ長調 BWV 978
フーガ BWV 579
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
吉田愛(オルガン)
録音:2009年4月18,19日サン・ジュゼッペ教会(イタリア、ボルツァーノ市)
【アンドレア・ゼーニ制作(2006年)a’=440Hz】
生涯ドイツを離れることのなかったバッハですが、海外からドイツを訪れる芸
術家との交流や、ヨーロッパ各地で出版、写譜された楽譜を手に入れることに
より、同時代の様々な国の作品を研究し、自ら音楽に積極的に取り入れ発展さ
せていきました。とりわけバッハが強く感化されたのはイタリアの音楽でした。
そのイタリアらしい明るい音楽をバッハは絶妙に作曲・編曲されております。
このCDには、バッハがヴァイマール時代に作曲した数多くの鍵盤作品を中心に
イタリアに繋がる曲を収録されております。
バッハは様々な作曲家の曲の編曲を残しておりますが、ただ編曲するのではな
く、基の素材を上手く調整し直し、新たな作品を生み出しました。例えば、前
奏曲とフーガ ト長調のフーガはヴィヴァルディ作曲「調和の霊感」作品3-11
/IIIの主題をもとに作曲され、またヨハン・エルンスト公子(1696-1715)作曲
の合奏協奏曲をオルガン編曲した協奏曲 ト長調では原曲での合奏とソロの部
分の対比を、オルガンの2段の鍵盤を使い分けることで模倣しております。
吉田愛 プロフィール
東京都出身。武蔵野音楽大学器楽科オルガン専攻卒業。新人演奏会後、渡独。
2001年ドイツ・リュ―ベック音楽大学を卒業、及び同大学院を最優秀で修了。
ディプロマ(学位)及びドイツ国家演奏家資格取得。オルガンを藤枝照久、M.
ハーゼルベック、L. ギエルミに、即興演奏をJ. エッスルに、チェンバロと
通奏低音をH. J. シュノアに師事。在独中、ラッツェブルク大聖堂をはじめ、
北ドイツの国教会でアシスタントオルガニストを務めた。1996年、オランダ・
マーストリヒト国際オルガンコンクール第2位。




<Dynamic>
DYNDVD 33645(DVD-Video) \3780
字幕:伊英独仏西
ヘンデル:「アチ、ガラテアとポリフェーモ」
サラ・ミンガルド(Ms ガラテア)
ルース・ロジク(S アチ)
アントーニオ・アベーテ(Bs ポリフェーモ)
アントーニオ・フローリオ(指)
カッペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ
演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ
収録:2009年6月16-19日,トリノ、カリニャーノ劇場
「アチ、ガラテアとポリフェーモ」は、若かいヘンデルがイタリアに滞在して
いた1708年にナポリで初演された作品。結婚祝賀用の作品で、劇的カンタータ
とも、セレナータとも分類されます。実質は室内オペラで、演奏会上演も舞台
上演もどちらも可能です。
今最も注目されているオペラ演出家の一人リヴェルモーレが、たいへん興味深
い舞台作りをしています。時代を初演の頃の18世紀に設定。また三人の役それ
ぞれに歌手と役者(マイム)を当て、感情を複層的に描いています。リヴェルモ
ーレは、メッゾのガラテアを妙齢の夫人、ソプラノのアチを年若い青年、ポリ
フェーモを富裕な中年男性とすることで、男性優位の時代に年下の青年と恋に
落ちている女性の切ない思いを鋭く描くことに成功しています。ガラテアに
は、古楽メッゾとして大人気のミンガルド、アチには近年台頭著しいバルセロ
ナ出身のソプラノ、ロジク、ポリフェーモにはベテラン古楽バスのアベーテ
と、素晴らしいキャスティングが実現。演奏に当たるのは、かつてOPUS111で
のナポリのバロック音楽シリーズで名を馳せたフローリオ率いるカッペッラ・
デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ。ナポリで初演されたこの作品にはまさに
うってつけ。若き日のヘンデルの傑作を優れた映像で楽しみましょう!
YouTubeでサンプルを御覧いただけます。
http://www.youtube.com/user/DynamicOperaClassic#p/u/0/GSSnrnXFY4E

CDS 652 3枚組 \3780
ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」
マジェラ・クラー(S リンダ)
ロベルト・イウリアーノ(T カルロ、シルヴァル子爵)
キアッリ・キアーラ(Ms ピエロット)
ジュゼッペ・アルトマーレ(Br アントーニオ)
アレッサンドラ・フラテッリ(Ms マッダレーナ)
ほか
ヴィート・クレメンテ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:2009年9月11-13日,ベルガモ
リサイタルやアリア集で頻繁に歌われる人気アリア「この心の光」で有名なド
ニゼッティの「シャモニーのリンダ」。近年人気が上昇し、全曲上演も少なく
ありません。この録音は、2009年9月、ドニゼッティの生地ベルガモでの新製
作上演のライヴ。ヒロインのリンダは、アイルランド出身のプリマドンナ、
マジェラ・クラー(名前の発音、彼女を知る英国人スタッフに確認しました)。
現在英国でドニゼッティ、ベッリーニのソプラノとしてたいへんに人気の高い
人。イウリアーノは2010年1月のドニゼッティ劇場来日公演の「愛の妙薬」で
ネモリーノを歌っていた若手テノール。アルトマーレは同じ公演の「トラヴィ
アータ」でデヴィーア相手にジェルモンを堂々と歌っていた中堅バリトン。こ
の録音のもう一つの特色が、ピエロットが奏でる楽器。弦楽器やハーディガー
ディが用いられることが一般的ですが、今回はイングリッシュ・コンサーティ
ーナというバンドネオンのような楽器を使用。これがドニゼッティの本来の意
図だそうです。ガブリエーレ・ドット校訂のクリティカル・エディションを使
用。お値段も3CD2枚価格でお得!

CDS 656 3枚組 \2850
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り,ミサ曲「その時に」
ロベルト・ジーニ(指)
アンサンブル・コンチェルト,アンサンブル・ラ・ピファレスカ,
コンチェルト・パラティーノ,d.s.g.合唱団
録音:2006年8月,カターニャ、2007年10月,マントヴァ、
2009年10月,ボローニャ
モンテヴェルディの代表作の一つ「聖母マリアの夕べの祈り」が出版されたの
が1610年、今年はそれから400年にあたります。今回登場する新録音は、モン
テヴェルディのスペシャリストとして知られるロベルト・ジーニが指揮したも
の。ジーニは「倫理的、宗教的森」の初の全曲録音を果たすなど、モンテヴェ
ルディ復興に大きな貢献を果たした人物です。ここでもモンテヴェルディを知
り尽くした充実した音楽を繰り広げています。また1610年に出版された楽譜に
あるミサ曲「その時に(イン・イッロ・テンポレ)」も収録。2曲あるうち1曲に
選択されることもあるマニフィカトも2曲とも収録。そのため3CDですが、お手
頃価格でお楽しみいただけます。



<BONGIOVANNI>
AB 20017(DVD-Video) \4950
字幕:伊英
ロッシーニ:「結婚手形」
ユリア・サムソノヴァ(S ファンニ)
ダニエレ・ザンファルディーノ(T エドアルド・ミルフォルト)
ヴィート・プリアンテ(Bs トビア・ミル)
ジューリオ・マストロトターロ(Br スルック)
トマシュ・ヴィヤ(Br ノルトン)
フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Ms クラリーナ)
クリストファー・フランクリン(指)
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
演出:アンネッテ・ホルンバッハー
装置:マティアス・ミュラー
衣装:クラウディア・メビウス
収録:2006年7月14,16日,バート・ヴィルトバート
ドイツ、プフォルツハイムから森の奥へと入った小さな町、バート・ヴィルト
バートでは、毎年7月にロッシーニ音楽祭が催されています。2006年公演から、
ロッシーニ最初期の喜劇「結婚手形」が映像になりました。貿易で財を成した
トビア・ミルは、カナダの取引相手スルックと娘ファンニを結婚させようとす
るものの、彼女はエドアルドという青年と恋仲。事情を知ったスルックは、ミ
ルの書いた婚姻契約書を手形として「裏書」してエドアルドに譲渡、ファンニ
とエドアルドが結ばれる。
歌手は全員若手。ヒロインのファンニを歌うサムソノヴァはリトアニア出身。
まだ20代ですが、ここ数年ヴィオレッタやミミを歌って高評価の逸材。エドア
ルドを歌うザンファルディーノは、ペーザロのロッシーニ音楽祭にも出演した
期待の若手テノール。2009年5月に行った来日リサイタルも好評でした。ミル
のプリアンテは、2002年にデビューしたばかりの若いバス。特にバロックオペ
ラで活躍しており、アラン・カーティスのヘンデルなどのバロックオペラの
録音では常連です。ホルンバッハーの演出は、舞台を現代の商社のオフィスに
したもの。若い歌手たちに似合った舞台です。

GB 5163 \2180
ホフマイスター:二つのフルートとチェロのための三重奏曲集
三重奏曲第1番 ニ長調
三重奏曲第2番 ト長調
三重奏曲第3番 ハ長調
三重奏曲第4番 変ホ長調
フランコ・ヴィゴリート(Fl)
アルド・フェルランティーニ(Fl)
マッテオ・パリージ(Vc)
録音:2010年2月14日,エーボリ
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812)は、南ドイツ、テュービン
ゲン近郊のロッテンブルク・アム・ネッカーに生まれた作曲家。14歳でウィー
ンに出て音楽を勉強、作曲家として活躍しただけでなく、音楽出版業も手掛
けて成功しています。モーツァルトの同世代ということで、ハイドン、モー
ツァルトらとの交流もあった人物です。作品は多数あり、録音もかなりの数
に上りますが、この二つのフルートとチェロのための三重奏曲集は初録音。
フルート二本ということで、非常に華やかな音楽です。ヴィゴリートもフェ
ルランティーニも、20年以上に渡って活躍しているベテランのフルーティスト。




<VAI>
VAIDVD 4519(DVD-Video) \3780
白黒MONO
字幕:伊英独仏西
モーツァルト:「フィガロの結婚」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br 伯爵)
ヒルデ・ギューデン(S 伯爵夫人)
グラツィエッラ・シュッティ(S スザンナ)
ジェレイント・エヴァンズ(Br フィガロ)
イヴリン・リアー(S ケルビーノ)
ヨーン・ヴァン・ケステレン(T バジーリオ)
ペーター・ラッガー(Bs バルトロ)
パトリシア・ジョンソン(Ms マルチェッリーナ)
ほか
ロリン・マゼール(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団
演出:ルドルフ・ゼルナー
収録:1963年,ザルツブルク
VAIから貴重な映像がリリース!1963年にザルツブルク音楽祭で上演された
「フィガロの結婚」です。前年に新制作されたゼルナー演出の舞台に、ザルツ
ブルク音楽祭初登場の33歳のマゼールが起用され、切れ味鋭い音楽で鮮烈な
印象を与えました。しかも1960年代のザルツブルク音楽祭だけに、歌手は豪
華。極めつけのフィッシャー=ディースカウの伯爵、ウィーンの名花ギュー
デンの伯爵夫人、スーブレット役で絶大な人気を誇ったシュッティのスザン
ナ、ウェールズ出身でロイヤルオペラを代表するバッソ・ブッフォのエヴァ
ンズのフィガロ、ドラマティックソプラノとして活躍したリアーのケルビー
ノ、さらに知る人ぞ知るオランダの名テノール、ヴァン・ケステレンのバジ
ーリオと、レベルの高いこと。数ある「フィガロの結婚」の中でも存在意義
は非常に大きいものです!

VAIDVD 4520(DVD-Video) \3780
白黒MONO
字幕:伊英独仏西
モーツァルト:「魔笛」
ワルデマール・クメント(T タミーノ) ピラール・ローレンガー(S パミーナ)
ワルター・ベリー(Br パパゲーノ) ロバータ・ペータース(S 夜の女王)
ワルター・クレッペル(Bs ザラストロ) パウル・シェフラー(Bs 弁者)
レナート・エルコラーニ(T モノスタトス) 
マリア・ヴァン・ドンゲン(S 第1の侍女)
ツヴェトゥカ・アーリン(Ms 第2の侍女) ヴェラ・リトル(Ms 第3の侍女)
ルチア・ポップ(S 第1の少年) イヴォンヌ・ヘルヴィ(Ms 第2の少年)
ヒルデガルト・リュトガース(Ms 第3の少年)
ほか
イシュトヴァン・ケルテス(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団
演出:オットー・シェンク
収録:1964年,ザルツブルク
1964年にザルツブルク音楽祭で上演された「魔笛」の映像です。この「魔笛」
は1963年の新制作で、俳優にして名演出家のシェンクがザルツブルク音楽祭で
初めて本格的にオペラを手掛けた舞台でした。タミーノにクメント、パパゲー
ノにベリー、ザラストロにクレッペル、弁者に66歳の大ベテラン、シェフラー
と、ウィーン国立歌劇場の名歌手を据えています。加えてパミーナにはベルリ
ンで活躍したスペインの名ソプラノ、ローレンガー、夜の女王にはメトのスタ
ーとして圧倒的な人気を誇ったコロラトゥーラ・ソプラノ、ペータースという
国際的歌手を配し、さらに第1の少年にはデビュー間もないポップの姿もあり
ます。1973年に43歳で亡くなったケルテスは、オペラの記録そのものが少ない
ので、この映像は極めて貴重です。




<DOREMI>
DHR 7778 \2080
モノラル
「ヨハンナ・マルツィ第2集」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
オトマール・ヌッシオ(指)スイス・イタリア語放送管弦楽団
録音:1954年(ライヴ・モノラル)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
ジャン・アントニエッティ(P)
録音:1955年11月14日ベルリン(放送用ライヴ・モノラル)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
これは衝撃の一枚の登場です。1960年モントリオールでのリサイタルを収めた
第1集(DHR.7753)以来のリリースとなるマルツィのアルバムは、あいにく商業
録音を残さなかったベートーヴェンの協奏曲。録音総数がわずかという事情が
人気に拍車をかけているマルツィですが、曲がベートーヴェンということで持
ち前の凛凛しく高貴なアプローチがさらに聴き映えするものと期待されます。
カップリングのモーツァルトのソナタはすでに知られる内容とはいえ、そもそ
もソナタでは同じアントネッティとの顔合わせで第32番ヘ長調K.376しか残さ
れていないため、マルツィの魅力を伝える重要な録音です。

DHR 6607 \2080
ステレオ
オッフェンバック:チェロ協奏曲 ト長調
エリック・カンゼル(指)シンシナティ交響楽団
録音:1983年9月3日(セッション)
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
ポール・フリーマン(指)ヴィクトリア交響楽団
録音:1984年12月15&16日
オーフラ・ハーノイ(Vc)
1965年イスラエル生まれのカナダのチェリスト、オーフラ・ハーノイ。その父
君で、愛娘にチェロの手ほどきをしたジェイコブ・ハーノイ氏が主宰する
DOREMIレーベルより、彼女による代表的録音が復活します。
これらすべてRCAでリリースされていたもののなかで、目玉はオッフェンバッ
クの協奏曲。今日、「ホフマン物語」「地獄のオルフェ(天国と地獄)」「美し
きエレーヌ」などのオペラで知られるオッフェンバックは、9歳より始めたチェ
ロの腕前で生前“チェロのパガニーニ”と謳われるほどでした。既存の曲に飽
き足らず、みずからの演奏用レパートリーとして書き上げたのがこの作品で、
ほかに人気曲「ジャクリーヌの涙」も彼の作。
当時まだ10代後半のオーフラ・ハーノイが復活蘇演ののちにレコーディングし
たことで大いに話題になりました。

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