クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-10 No.21

2005年10月30日 12時29分38秒 | Weblog
★GLOSSA 厳選20タイトル 特別セール★
下記の20点を下記の特別価格でご案内いたします。
ご注文締め切り:11月2日(締め切りを過ぎたご注文は通常価格となります)
11月下旬以降入荷予定

GCD 920926 \1880
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 第6巻
ラ・ヴェネクシアーナ

GCD 920406 \1880
グラン・バレマラン・マレの音楽
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

GCDP 30405 2枚組 \2850
バッハ:無伴奏チェロ組曲「全曲」
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

GCD 920207 \1880
《ドン・キホーテ》のための音楽-ロマンス、歌曲、
器楽による小品集
モレーノ(ビウエラ、指揮)、オルフェニカ・リラ

GCD 920109 2枚組 \2850
常にダウランド、常に悲しく- ダウランド(モレーノ編):
ルネサンス・リュートとギター(テオルボ)のための二重曲集
モレーノ

GCD 921609 \1880
ボワモルティエ: 低音楽器のためのソナタ集
エルヴェ・ニケ(指揮、チェンバロ、オルガン)、
コンセール・スピリチュエル

GCDP 30107 \1880
J・S・バッハ(モレーノ編曲):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ集
ホセ・ミゲル・モレーノ(lute)

GCD 921606 \1880
ヘンデル:水上の音楽&王宮の花火の音楽
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル

GCD 920807 2枚組 \2850
J・S・バッハ:フルート・ソナタ集
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)、他

GCDP 30804 \1880
バッハ:独奏フルートのための音楽
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)

GCD 920408 \1880
サント・コロンブ:ヴィオールのための作品集
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

GCD 921801 2枚組 \2850
ゲオルグ・ベーム: 鍵盤楽器のための組曲集
ミッツィ・メイヤーソン(チェンバロ)

GCD 921302 \1880
天空のハープ
マリア・ガラッシ(hp)、ガブリエラ・ボシオ(hp)

GCD 921201 2枚組 \2850
ストラデッラ:オラトリオ《スザンナ》
ガッリ(sop)他、
エンリコ・ガッティ(vn &指揮)、アンサンブル・アウロラ

GCD 921107 \1880
モーツァルト:「最後の協奏曲」1791バセット・クラリネット協奏曲K.622
ホープリッチ(cl)、ブリュッヘン(指揮)

GCD 920606 \1880
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》-管楽合奏版
エリック・ホープリッチ(指揮&クラリネット)、
アンサンブル・ナハトムジーク

GCD 921105 \1880
モーツァルト:レクイエム
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ

GCDP 31508 \1880
J・S・バッハ: ゴルトベルク変奏曲
ファビオ・ボニッツォーニ(cemb)

GCD 922002 3枚組 \3780
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:聖週間の聖務日課集
カブレ(指揮)、スコラ・アンティクァ

GCD 921402 \1880
ゲレーロ:レクイエム 
ヌーン(指揮)、チーザム(ディレクター)、
オーケストラ・オヴ・ルネサンス

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05-10 No.20-1

2005年10月28日 14時02分03秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC605(SACD-Hybrid) \1250(10月30日までにご注文分の特別価格)
※通常価格 \1980
ベートーヴェン:交響曲第1&2番(原典版)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
バーゼル室内管弦楽団
これまでバロック演奏を中心に爆発的斬新な演奏を続けてきた彼が、数年間も
の研究と実演を繰り返し、今さらに衝撃演奏を私たちに投げかけます。彼が今、
バーゼル室内管弦楽団を指揮というのも驚かれるでしょうが、彼はバーゼル室
内管弦楽団の客演指揮者を5年も務めているのです。最近のバロック指揮者が
演奏するように、ナチュラル・トランペット、ケトル・ドラムを使用するのは
もちろん、ナチュラル・ホルンや、弦楽器の全てにガット弦を張りクラシカル
・ボウ(弓)を使用。また当時の古典的配置はもちろん、ヴァイオリンは6人
&6人の小編成に対して、チェロ4人とコントラバス3人とやや多目の編成のた
め、特に低音楽器群のうねるようなダイナミックとアクセント加えて演奏され
るのが印象的。そして、金管楽器とティンパニの軍楽的で粗野的な荒々しさ、
木管の美しい歌い回し、弦楽の切り込みなど、新発見箇所が多数見出されます。
ベートーヴェンがこの交響曲を作曲するにあたって、C.P.E..バッハとハイドン
の交響曲のユーモアを多く取り入れています。また1番の主題と調性はモーツァ
ルトの「シュピター交響曲」も参考にしたようです。作曲当時2年前までサリ
エリ(イタリア人)に師事していたため、この曲に大きく影響していたとも言
われています。そのイタリア人であるアントニーニが、今までのイタリア古楽
演奏研究の結果も取り入れているようです。更に柔和な考えを持つメンバーに
よる、バーゼル室内管弦楽団の抜群な小回りの効く演奏であることもあって、
その彼の考えを見事なほどに実演してきています。現地批評でも、「最もリズ
ミカルでスリリングな演奏」と絶賛されています。
(2004年11月、2005年1月、ルツェルン大会議場での録音)

OC550 \1400
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
シェーンベルク:ピアノのための組曲 Op.25
アルフレッド・パール(p)
南米チリ出身、クラウディオ・アラウの系譜を継ぐ名手アルフレッド・パール。
既にリリースされているCDでもお分かりの通り、リストの名演が知られている
が、今回はシューベルトとシェーンベルクでその才能の真価を問う。シューべ
ルトの第20番のピアノ・ソナタは、その深遠な内容と堂々たる曲想でベートー
ヴェン以降のピアノ・ソナタの最高傑作の一つとされる作品。かたやシェーン
ベルクの組曲は、彼が12音技法を確立した直後の作品で、古典の形式を踏襲し
ながらも、伝統的な調性には依存しない音列に拠って書かれているもの。

OC531 \1400
【TEMPRA】
カール・オルフと、彼が影響した、 彼に影響された作曲家の合唱作品集
C. Monteverdi/C. Orff :Zwei Chore aus .Orpheus": 「Preist diesen Tag
der Freude」「Froher, lichter Tag」、 H. Genzmer/「Gelassen stieg die Nacht
ans Land」「Tristissima Nox」、Max Reger/aus .8 geistliche Gesange
“op. 138:「Nr. 2 ‐Morgengesang」「Nr. 3‐Nachtlied」、C. Orff/Hermann
Regner:「Frohlicher Ostersang」「Am Weynachtabend」、 Gregorianischer
Choral /C. Orff:「Veni creator spiritus」、 W. Buchenberg/「Veni sancte
Spiritus」「Magnificat」、 Max Reger/「Oster-Motette」:aus .8 geistliche
Gesange“, op. 138:「Nr. 4 ‐ Und unser lieben Frauen Traum」「Nr. 1 ‐
Der Mensch lebet und bestehet」、W. Buchenberg/「Vidi calumnias et
lacrymas」 、Hermann Regner/Alles zu seiner Zeit(sechs Miniaturen fur
gemischten Chor)、C. Orff /Hermann Regner:「Wessobruner Gebet」「Sunt
lacrimae rerum(fur sechsstimmigen Mannerchor)」
ロベルト・ブランク(指揮) カール・オルフ合唱団
Soli: Michael Gann (Tenor), Rudolf Hillebrand (Bariton),
Ulrich Bayerhof (Bass)
このアルバムでは、カール・オルフの作品:編曲(編集)された作品と、彼に
影響を与え、与えた重要な作曲家による合唱作品を収録しました。またこのア
ルバムのコンセプトはそれだけでなく、オルフのラテン語に関する人間的な
バックグラウンドと愛に対する知識、そして"omnia tempus habent"という古
い聖書の引用文を使用。また、--すべてにその時間(人生の悲劇と全体のプロ
グラムの精髄)といったものも取り入れました。また、一過性のもとしてだけ
でなく、このプログラムは日の回と復活祭などの重要なクリスチャンの季節、
五旬節、降臨節、およびクリスマスまで捧げられる作品でもあります。合唱を
やっておられる方々には有名な作品(楽譜も多く出版されている)ですが、
あまり録音のされない作品ばかりを収録してあります。

OC555 \1400
ドヴォルザーク:
交響曲第9番「新世界より」Op95、
「ボヘミア組曲」Op39
イヴァン・アンゲロフ(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
大好評のアンゲロフの「ドヴォルザーク/交響曲全集」からのシングルカット
です。 特にこの9番は海外でも「非常に哀愁を感じる名演の1つ」と評価され
ております。


<RCA RED SEAL>
74321736642 8枚組 \9600
ドイツ現代音楽集BOX 11
現代音楽マニア必聴のBOX の第11巻めとなります。
今回は分売のお取り扱いはありません
※曲目は、Goodiesまでご請求下さい。





<クッキー&ベアー・レーベル(日本)>
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
3500円(税込定価)
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」全曲(1610)
濱田芳通(指揮、コルネット、リコーダー)
ラ・ヴォーチェ・オルフィカ(合唱)、アントネッロ(器楽)
ソプラノ:野々下由香里、高山潤子
テノール:七条信明、春日保人、細川裕介
バス:小田川哲也、春日保人
録音:2005年1月14-17日キラリふじみ
ヨーロッパの教会音楽の歴史のなかでも、最高傑作に数えられるモンテヴェル
ディ《聖母マリアの夕べの祈り》。人気の古楽アンサンブル「アントネッロ」
のリーダー濱田芳通が、日本古楽界を代表するプレーヤーたちと手兵ラ・ヴォ
ーチェ・オルフィカを率いて、自身のライフワークとしている同曲を初録音!
ラテンなテイストあふれる新しい《ヴェスプロ(晩課)》が誕生した。従来の
解釈とは全く異なる、ロック出身のテノール七条信明の歌唱にも注目!
指揮:濱田芳通
桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ
・カントールムに留学。リコーダーを花岡和生、コルネットをブルース・ディ
ッキー、中世理論及びアンサンブルをクロフォード・ヤング、ドミニク・ヴェ
ラールの各氏に師事。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪ラ・フェ
ニーチェ≫、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪エリマ≫、ルネ・ヤー
コプス、エンリコ・ガッティ、キース・ブッケ等と共演、ヨーロッパ各地でコ
ンサート及びレコーディング活動を行っている。アンサンブル「アントネッロ」
の主宰者。既にイタリアや日本で多くのCDをリリースし、そのいずれも国内
外雑誌の推薦盤として選ばれるなど、その動向は「日本から発信する古楽の潮
流」(仏・ディアパソン誌より)と国内のみならず海外からも注目されている。
米国ヒストリック・ブラス・ソサイエティー会員。 合唱団≪ラ・ヴォーチェ・
オルフィカ≫指揮者。
ラ・ヴォーチェ・オルフィカ La Voce Orfica
イタリア語で「オルフェオの声」の意味である「ラ・ヴォーチェ・オルフィカ」
は、濱田芳通と彼の音楽に共鳴する人々によって1987年に結成された。95年に
は日本テレビ主催「システィーナ礼拝堂修復記念コンサート in Tokyo」に出
演したほか、99年の第15回公演は「音楽の友」誌で年間ベストコンサートの1
つに選ばれるなど、中世、ルネサンスからバロック時代までの音楽作品の真の
姿を現代に再現することを目的に活動している。





★PentaTone Classics 特別セール★
SACD専門レーベルPentatoneの特別セールを行ないます

価格:1枚 \2380 ※通常価格:\2850(下記2点は特別価格)
PTC 5186 072 \3550
PTC 5186 086 \1280
ご注文締め切り:10月31日(締め切りを過ぎたご注文は通常価格となります)

●新譜 3点
PTC 5186 079(SACD Hybrid Multichannel) \2380
モーツァルト(1756-1791):
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.386b
フルート協奏曲第1番ト長調K.313/285c
バスーン協奏曲変ロ長調K.191/186c
オーボエ協奏曲ハ長調K.271k/314
ヤコブ・スローター(ホルン)、エミリー・バイノン(フルート)、
グスタヴォ・ヌニェス(バスーン)、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)、
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
来年2006年に生誕250年を迎えるモーツァルト。
現在世界中で最も波に乗っていると言っても過言ではないオーケストラ王国
オランダ。そのオランダを代表する名門オーケストラ“ロイヤル・コンセル
トヘボウ管弦楽団”の首席奏者たちによるモーツァルトの協奏曲集というファ
ン必聴の注目盤がPentatoneよりリリース!
ソリストは日本でもお馴染みのフルート奏者エミリー・バイノンやホルン奏
者のヤコブ・スローターはもちろんのこと、驚異的な音色とテクニックを聴
かせてくれるバス―ン奏者のヌニェス、1998年ジュネーヴ国際音楽コンクー
ル第1位獲得のオーボエ奏者オグリンチュクと豪華絢爛。

PTC 5186 045(SACD Hybrid Multichannel) \2380
ブラームス(1833-1897):
大学祝典序曲op.80
アルト・ラプソディOp.53
ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
イヴォンヌ・ナエフ(アルト)、
ハンス・フォンク(指揮)、オランダ放送交響楽団、オランダ放送合唱団
闘病の末、2004年8月29日に63歳という年齢で惜しまれつつもこの世を去った
オランダの名指揮者ハンス・フォンク。病の発症後、1996年から務めていた
セント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後はオランダ放送
響とPentatoneへの録音などの音楽活動を行っていた。
今回収録のブラームス3作品は亡くなる約1年前となる2003年8月18日-21日に
かけて、オランダ・ヒルヴァーサムのMCOスタジオIで行われた最後のセッ
ション録音。
また、音楽監督ハンス・フォンクを失ったオランダ放送交響楽団(オランダ
放送フィルとは別団体)は2005年7月7日に行われたラスト・コンサートを最
後に活動停止、解散となってしまった。
今回リリースとなるディスクは、派手さは無いものの堅実な音楽作りで大き
な支持を集めていたハンス・フォンクがオランダ放送響と共に遺してくれた
“遺産”といっても言い過ぎではないだろう。

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05-10 No.20-2

2005年10月28日 14時00分33秒 | Weblog
PTC 5186 086(SACD Hybrid Multichannel)\1280 (通常価格:\1480)
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82-Moderato
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団〔PTC 5186 059〕
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
交響曲第2番ニ長調Op.73-Allegretto grazzioso
ハンス・フォンク(指揮)、
オランダ放送交響楽団〔PTC 5186 042〕
セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):
カンタータ第2番《詩篇の朗読》Op.36-2つの合唱
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団〔PTC 5186 038〕
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
合奏協奏曲第4番ニ長調Op.6-4-Allegro
サイモン・マーフィー(指揮)、
新オランダ・アカデミー室内管弦楽団〔PTC 5186 031〕
カール・レーヴェ(1796-1869):
ピアノ協奏曲第2番イ長調-Espaniola(Andante grazioso)
児玉麻里(ピアノ)、
ケント・ナガノ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団〔PTC 5186 026〕
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
交響曲第44番ホ短調《悲しみ》Hob.1-44-Allegro con brio
マルコ・ボーニ(指揮)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ室内管弦楽団〔PTC 5186 016〕
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調《月光》-Adagio sostenuto
児玉麻里(ピアノ)〔PTC 5186 023〕
ヨハン・シュターミツ(1717-1757):
4声のシンフォニア ヘ長調-Tempo di Minuetto
サイモン・マーフィー(指揮)、
新オランダ・アカデミー室内管弦楽団〔PTC 5186 029〕
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ヴァイリンと管弦楽のための《アダージョ》ホ長調KV261
ユリア・フィッシャー(指揮)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ室内管弦楽団〔PTC 5186 064〕
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):レクイエムOp.48-天国に
エド・スパニャールド(指揮)、
オランダ室内合唱団、リンブルフ交響楽団〔PTC 5186 020〕
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
組曲《ペレアスとメリザンド》Op.80-Sicilienne-Allegretto molto moderato
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、
オランダ・フィルハーモニック〔PTC 5186 058〕
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785):
《コラール前奏曲》-主なるイエスよ成就を助けたまえ
ブラム・ベークマン(オルガン)〔PTC 5186 003〕
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
クラリネット協奏曲イ長調KV622-Rondo(Allegro)
アンドリュー・マリナー(クラリネット)、
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
〔PTC 5186 048〕
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
歌劇《ローエングリン》-第3幕への前奏曲
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、
オランダ・フィルハーモニック〔PTC 5186 041〕
ボーナス・トラック(SACDレイヤーのみ収録):
サラウンド・サウンドによる効果音(ロッホ・ローモンドの川岸の下流/シェ
フィールドの蒸気機関車の旅/エジンバラのミリタリー・タトゥー)/機材
セット・アップのための31種類のテスト・トーン
ユリア・フィッシャー、クライツベルク、プレトニョフ、児玉麻里、フォン
クなど演奏による新録音からのべスト盤(サンプラー盤)が登場!Pentatone
通算3枚目となる今回のベスト盤では上記アーティストたちによる新録音から
のノーカットによる抜粋を収録。
これらの演奏に加えてSACDレイヤーにはボーナス・トラックとしてオーディ
オ・ファン必聴の“実際にイギリス&スコットランドで収録を行ったサラウ
ンド・サウンドによる効果音”、“機材セットアップのための31種類のテス
ト・トーン”を収録。更にブックレットには機材セットアップのためのマニュ
アルまでも掲載!
特に“サラウンド・サウンドによる効果音”は、まるで自分がその場にいる
ような感覚にさせてくれる程の驚異的な録音。Pentatoneの優秀録音の数々
を楽しめるだけでなく、オーディオ・ファン要注目の要素を併せ持った画期
的なディスクの登場は各所で話題となること間違い無し!

●以下は旧譜セール分
PTC 5186 009(SACD Hybrid Multichannel)
P・I・チャイコフスキー:弦楽セレナード/フィレンツェの思い出
マルコ・ボーニ(指揮)、コンセルトヘボウ室内管弦楽団

PTC 5186 011(SACD Hybrid Multichannel)
S・プロコフィエフ:
ピーターと狼/ジャン=パスカル・バンテュス:狼のたどる道
ビル・クリントン(語り)、ミハイル・ゴルバチョフ(語り)、
ソフィア・ローレン(語り)、
ケント・ナガノ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団

PTC 5186 015(SACD Hybrid Multichannel)
フランツ・シュミット:交響曲第4番ハ長調/歌劇《ノートル・ダム》より
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ・フィルハーモニック

PTC 5186 018(SACD Hybrid Multichannel)
若尾圭介とボストン響の仲間たち ――
J・C・バッハ/モーツァルト/ブリテン/プロコフィエフ/J・S・バッハ
の作品
若尾圭介(オーボエ)、トーマス・マーティン(クラリネット)、
マルコム・ローヴェ(ヴァイオリン)、
ヴィクター・ロマヌル(ヴァイオリン)、
キャシー・バスラック(ヴィオラ)、サト・クヌッセン(チェロ)、
エドウィン・パーカー(コントラバス)

PTC 5186 019(SACD Hybrid Multichannel)
A・ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》Op.95
P・I・チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ・フィルハーモニック

PTC 5186 020(SACD Hybrid Multichannel)
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
レクイエムOp.48/パヴァーヌOp.50/マドリガルOp.35/魔神たちOp.12/
ああ、まことの御からだOp.65-1/タントゥム・エルゴOp.55
ラシーヌ讃歌Op.11
クリスティアーネ・エルゼ(ソプラノ)、ハリー・ペータース(バリトン)
エド・スパニャールド(指揮)、
オランダ室内合唱団、マーストリヒト・リンブルフ交響楽団

PTC 5186 022(SACD Hybrid Multichannel)
P・I・チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)、
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)、
ケント・ナガノ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団

PTC 5186 024(SACD Hybrid Multichannel)
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調《ワルトシュタイン》Op.53
同第23番へ短調《熱情》Op.57
同第26番変ホ長調《告別》Op.81
児玉麻里(ピアノ)

PTC 5186 026(SACD Hybrid Multichannel)
F・ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
カール・レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番イ長調
児玉麻里(ピアノ)、
ケント・ナガノ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団

PTC 5186 038(SACD Hybrid Multichannel)
セルゲイ・タネーエフ:カンタータ第2番《詩篇の朗読》Op.36
ロリータ・セメニナ(ソプラノ)、マリアンナ・タラソワ(アルト)、
ミハイル・ガブスキー(テナー)、アンドレイ・バトゥルキン(バス)、
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団、
サンクト・ペテルブルク・ステイト・アカデミー・カペラ合唱団、
グリンカ・コーラル・カレッジ少年合唱団

PTC 5186 041(SACD Hybrid Multichannel)
R・ワーグナー:前奏曲と序曲集 ――
《さまよえるオランダ人》序曲/《リエンツィ》序曲/《ニュルンベルクの
マイスタージンガー》前奏曲/《タンホイザー》序曲/《ローエングリン》
第3幕への前奏曲/《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ・フィルハーモニック

PTC 5186 046(SACD Hybrid Multichannel)
I・ストラヴィンスキー:
音楽劇《兵士の物語》組曲/11の楽器のための《ラグタイム》/音楽劇《兵
士の物語》より-〈小さなコラール〉/協奏曲変ホ長調《ダンバートン・オ
ークス》/弦楽のための協奏曲ニ長調《バーゼル協奏曲》/小管弦楽のため
の組曲第1番/小管弦楽のための組曲第2番
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、
ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー

PTC 5186 051(SACD Hybrid Multichannel)
アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、ウィーン交響楽団

PTC 5186 058(SACD Hybrid Multichannel)
M・ラヴェル:
《ダフニスとクロエ》第2組曲、組曲《鏡》より 鏡の谷(グレインジャー編
曲)、ボレロ
G・フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》Op.80
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ・フィルハーモニック

PTC 5186 059(SACD Hybrid Multichannel)
A・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
S・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
A・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ヤコブ・クライツベルク(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団

PTC5186 060(SACD Hybrid Multichannel)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
組曲《町人貴族》Op.60/クラリネットとファゴットのための二重協奏曲
AV.147/《カプリッチョ》からの六重奏曲
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、
ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー

PTC5186 072(2SACD Hybrid Multichannel) \3550 (通常価格:\4250)
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)

PTC5186 105(SACD Hybrid Multichannel)
W・A・モーツァルト:ホルン協奏曲第1番-第4番(RQR/1971年録音)
アラン・シヴィル(ホルン)、
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

PTC5186 106(SACD Hybrid Multichannel)
G・ロッシーニ:オペラ序曲集 ――
序曲《セビリャの理髪師》/序曲《アルジェのイタリア女》/序曲《婚約手
形》/序曲《絹のはしご》/序曲《タンクレディ》/序曲《ブルスキーノ氏》
/序曲《イタリアのトルコ人》/序曲《幸福な錯覚》(RQR/1974年録音)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

PTC5186 107(SACD Hybrid Multichannel)
P・I・チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調《悲愴》Op.74/バレエ組曲《くるみ割り人形》Op.71a
(RQR/1974年録音)
小澤征爾(指揮)、パリ管弦楽団

PTC5186 108(SACD Hybrid Multichannel)
A・ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集「海の嵐」(RQR/1968年、1973年録音)
セヴェリノ・ガッツェローニ(フルート)、イ・ムジチ合奏団

PTC5186 114(SACD Hybrid Multichannel)
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/パガニーニの主題による狂詩曲
(RQR/1974年録音)
ヴェルナー・ハース(ピアノ)、
エリアフ・インバル(指揮)、フランクフルト放送交響楽団

PTC5186 116(SACD Hybrid Multichannel)
C・サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン》
M・ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲《展覧会の絵》(RQR/1976年録音)
ダニエル・コルゼンバ(オルガン)、
エド・デ・ワールト(指揮)、ロッテルダム・フィルハーモニック

PTC 5186 130(SACD Hybrid Multichannel)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Op.7-2,RV.188/ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.7-3,
RV.326/ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.7-4,RV.354/ヴァイオリン協奏曲ヘ長
調Op.7-5,RV.285a/ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.7-6,RV.374/ヴァイオリ
ン協奏曲ト長調Op.7-8,RV.299/ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.7-9,RV.373
/ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7-10,RV.294a(RQR/1975年録音)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、イ・ムジチ合奏団

PTC 5186 133(SACD Hybrid Multichannel)
アメリンクが歌うモーツァルト&シューベルト・アリア集 ――
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
アリア〈誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみがなんなのか〉
K.582〔マルティンの歌劇への挿入曲〕、歌劇《フィガロの結婚》より-〈恋
人よ早くここへ〉〈恋とはどんなものかしら〉〈自分で自分が分からない〉、
レチタティーヴォとアリア《ひどいこと、ここはどこ!…いま話しているの
は私ではない》K.369、アリア《われは行かん、されどいずこへ、おお神よ》
K.583、歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》より-〈あっちへ行ってちょうだ
い!…はげしい狂気が〉、歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527より-〈ぶって
よ、ぶってよ、いとしいマゼット〉〈恋人よ、さあこの薬で〉、シェーナと
ロンド《どうしてあなたが忘れられましょう…恐るるな、愛する人よ》K.505
フランツ・シューベルト(1797-1828):
歌劇《クラウディーネ・フォン・ヴィッラ・ベッラ》D.239より-〈あちらこち
ら矢は飛びかう〉〈恋はいたるところに〉、歌劇《人質》より-〈何という夜
を過ごしたのだろう〉、歌劇《双子の兄弟》D.647より-〈お父さんはいつま
でも私を子供と呼ぶがいいわ〉、歌劇《アルフォンゾとエストレルラ》D.732
より-〈いつまでもここにとどまって〉、歌劇《陰謀者》D.787より-〈私は気
掛かりでそっと忍び歩きまわる〉
エリー・アメリンク(ソプラノ)、
エド・デ・ワールト(指揮)、
ロッテルダム・フィルハーモニック、イギリス室内管弦楽団

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05-10 No.19

2005年10月27日 15時55分31秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBT1387 \1850
ベートーヴェン:
交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
録音:1966年10月12日、
ベルリン・フィルハーモニー・ザール、ライヴ (モノラル)
VPO芸術週間BOXの興奮も覚めやらぬ今、ベルリン・フィルとの「運命」&4番
登場!クレンペラー最大の美質、木管のバランスが完璧にコントロールされた
ベートーヴェン。武骨と見紛うまでの緻密さには心身の震えを禁じ得ません。




<MD+G>
60413502 \2080
リスト-夜の讃歌
祈り(詩的で宗教的な調べ)
夜の讃歌
子守歌
夜想曲「眠らぬ夜、問いと答え」
大演奏会用独奏曲
第4メフィスト・ワルツ

葬送の前奏曲と行進曲
朝の讃歌
トリスタンとイゾルデの前奏曲(ワーグナー/arr.ゾルタン・コチシュ)
イゾルデの愛の死(ワーグナー/arr.フランツ・リスト)
夜想曲「夢のなかに」
ジャン=エフラム・バウーゼ(Pf)
ショルティ、ブーレーズなどに請われ彼らとの共演でデビューを果たしたバウ
ーゼ。特にフランスでは人気急上昇中で最注目のピアニストです。彼によるリ
スト作品集。とにかく超絶技巧を必要とするリスト作品の中から「夜」をテー
マにした楽曲が選らばれています。途中にワーグナー作品(一作はコチシュ編)
が含まれているところも気が利いています。特に、大演奏会用独奏曲(2台ピ
アノによる「悲愴協奏曲」の原曲です。)はオリジナル版としては初録音。
ジャケに「スターリー・ナイト」というのがあまりに安直な気もしますが、録
音もすばらしく、中身は絶品のリスト曲集です。

31612892 \2080
デュプレ:オルガン作品集Vol.7
英雄的詩曲 作品33、祈り 作品34-2、展望 作品44、79のコラール 作品28
より (22, 5, 45, 55, 40, 3, 56, 72, 78)、イン・メモリアム 作品61
ベン・ヴァン・オーステン(Org)
ニュージャージー州プリンストン大学のスキンナー・オルガン使用。

30313472 \2080
ルーイ=フェルディナント:ピアノ・トリオ全集 Vol.1
ピアノ・トリオ 変イ長調 作品2
大トリオ 変ホ長調 作品10
トリオ・パルナッスス
ベートーヴェンにピアノ協奏曲第3番を献呈されたことで知られるプロイセン
のルーイ=フェルディナント王子。フリードリヒ大王の末弟として生まれ、
シュレジア戦争や普仏戦争では大きな武勲を残した正真正銘の王侯貴族です。
しかしながら、彼の楽才は貴族の趣味や教養としての音楽とはかけ離れたもの
でした。作曲家として知られる前から、ピアニストとして名声を得、前出の3
番協奏曲は、ルーイのピアノを聴いたベートーヴェンが彼の演奏を「まったく
王侯らしくない、真の音楽家のそれだ」と述べ、敬意を表するために贈られた
とのこと。作品自体もピアノのために書かれたものが多く、彼のピアノ語法は
後にショパンに影響を与え完成されたともいわれます。
ベートーヴェンをも唸らせた真の音楽性が遺憾なく発揮されたピアノ・トリオ
集。19世紀半ばまでは、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバーらと並び
「天才作曲家」の作品として演奏される機会も非常に多かったルーイ=フェル
ディナントの音楽が、再び身近に楽しめるとはうれしい限りのリリースです。

60313482 \2080
プレスティラゴヤーナ-ギター・デュオ集
ピエール・プティ:タランテラ
イダ・プレスティ:プレリュード第1番、ダンセ・ダヴィラ
カステルヌオーヴォ=テデスコ:カノン風ソナティナ 作品196
ジャン=イヴ・ダニエル=ルジュール:エレジー
ピエール・ウィスマー:プレスティラゴヤーナ
ピエール・プティ:トッカータ
ロドリーゴ:トナディリャ
カステルヌオーヴォ=テデスコ:エレジー風フーガ
ハインリヒ・アルベルト・デュオ
ヨハヒム・シュラーダー、ヤン・エルラー(Gt)
ギター好きの方ならすぐに気づかれると思います。このタイトルに含まれてい
るのはもちろん、伝説のギター・デュオを展開したイダ・プレスティとアレク
サンドル・ラゴヤ。(ご本家はラゴヤBOX6枚組 仏PHILIPS 476 2356 でお楽
しみ頂けます。)1952年に巡り会ったふたりはギター・デュオを始め、いまや
知らない人はいないまでの名声を得ています。
こんな大それたタイトルをつけてしまったデュオ作品集ですが、奏でられる音
楽は喜びに満ちていて二人の大先輩も思わず微笑んでいそうな一枚。しかも、
このデュオの若いほうヤン君はかなりのイケメンです。

61313222 \2080
アジア・ピアノ・アヴァンギャルド Vol.1 インドネシア
ソエジジョ:ピアノのための習作
スジュクール:Svara、Yu Taha
アスマラ:ピアノのための作品 第10番、ピアノのための小品
マルチン:Kenang
エッカグスティマン:Langendria
シュテファン・シュライエルマヒャー(Pf)
これまでも数々の実験的ともいえる挑戦的なアルバムを世に送り出してきた、
シュライエルマヒャー。ケージのピアノ作品全集の意義深いリリースなど、現
代音楽の振興にこのピアニストは無くてはならない地位を築いてきました。
一昨年、「ワルター・シュピースへのオマージュ」(613 11712)という非常に興
味深いリリースもありましたが、その関連か(シュピースはバリ芸術の発展に
貢献した人物)今回からアジアの現代音楽作品への取り組みが開始されます。
その第一回がインドネシア。
インドネシアの現代音楽界が現在どうなっているかなど、これだけインター
ネットが発達した今日でも、それを知るのは至難の業。それでも世界中で新し
い音楽は生まれ続けています。インドネシアと聞くだけで、つい、ガムランや
ケチャばかりを想像してしまいがちですが、日本の現代音楽がすべて雅楽と能
に基づいていないのと同様、音楽は独創的で非常に洗練されています。今回収
録されている作品の中には、ボリス・ブラッヒャーやアンリ・デュティユーに
師事した作曲家のものもあり、アジアとヨーロッパのカルチュラル・エクス
チェンジも聴き所。しかしながら、どの作品も平和的でなにか優しさのような
物が感じられるのはやはり、お国柄なのでしょうか?ヒーリング・ミュージッ
クという訳ではないのですが、心を癒してくれる力は絶大な音楽集です。

●MD+G スペシャル・オファー(限定)
30713642 4枚組 \4600
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
ライプツィヒ弦楽四重奏団
現代ドイツを代表する正統的弦楽四重奏団、ライプツィヒSQによるメンデルス
ゾーン全集。この四重奏団名とメンデルスゾーンに深い縁が感じられ、同曲の
決定盤として愛され続けるべきBOXです。

32813652 4枚組 \4600
ノルベルト・ブルグミュラー:作品集
ピアノ協奏曲 作品1、交響曲 作品11、序曲 作品5、弦楽四重奏曲(全4曲)
歌曲選集、ピアノ・ソナタ 作品8、
クラリネットとピアノのため二重奏曲 作品15
マンハイム弦楽四重奏団、レオナルド・ホカンソン(Pf)、
ウッペルタル交響楽団/指揮:ゲルノット・シュマルフス、
ディエター・クレッカー(Cl)、ヒロコ・マルコ(Pf)、
ミツコ・シライ(Pf)、ハルトムート・ヘル(Pf)
ピアノの初級者が必ずといってよいくらい利用する25の練習曲を作曲したのは、
このノルベルトの兄、フリードリヒ。シューマンに「若い世代における最も優
れた才能」と絶賛されながらも、若くして亡くなったため、作品の録音は極端
に少なく留まっています。しかしながら、シューマンの絶賛に間違いはなく、
どの作品にも天才だけが持つ音符の輝きが聴いてとれます。ファンなら是非ラ
イブラリーに揃えたい一品。

3076002 9枚組 \7800
シューベルト:弦楽四重奏曲全集
ライプツィヒ弦楽四重奏団

3174872 4枚組 \4000
メンデルスゾーン:オルガン作品全集
ルドルフ・イニッヒ(Org)

3163402 3枚組 \3000
ギルマン:オルガン・ソナタ全集
ベン・ヴァン・オーステン(Org)
この3作は、過去にスペシャルオファーとなったものや、通常価格でリリース
されていたBOX。今回の2作品や新録新譜と関連があるため、敢えて復活されま
した。この価格は上と同様、今回だけ!

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05-10 No.18

2005年10月26日 16時38分15秒 | Weblog
<QUERSTAND>
VKJK0522 \1680
ベートーヴェン :ミサ曲ハ長調作品86
ファビオ・ルイジ指揮
ライプツィヒ放送響(中部ドイツ放送響)、同合唱団、
エルツェ(S)、マーンケ(MS)、エルズナー(T)、ゼーリヒ(B)
2005年9月8,9日スタジオ録音
才人ルイジの最新録音。二日間をかけた綿密なスタジオ録音です。この良心
的な姿勢に好感が持てます。ミサ・ソレムニスよりも一般的でない曲ですが、
「エグモント」と同時期の作品ですから充実した管弦楽です。ルイジの懇切
丁寧な指導、荘重なフィナーレ。定評ある合唱団の分厚い響き。まさにドイ
ツの団体によるベートーヴェンとして、高く評価したい演奏です。

VKJK0105 \1680
「ソングス・フォー・ギター」
武満徹(編曲):ギターのための12の歌(全曲)
ロンドンデリーの歌、虹の彼方へ、サマー・タイム、早春の歌、失われた恋、
星の世界、シークレット・ラヴ、ヒア・ゼア・アンド・エヴリエア、ミシェ
ル、イエスタデイ、インターナショナル
武満徹(作曲):ラスト・ワルツ
ジョージ・ロックバーグ(作編曲):アメリカン・ブーケ(ポピュラー・ミュ
ージック版)/マイ・ハート・ストゥッド・スティル、アイ・オンリー・ハヴ
・アイズ・フォー・ユー、トゥー・スリーピー・ピープル、ライザ、ハウ・
トゥ・エクスプレイン、ディープ・パープル、ノートルダム・ブルース
ヨッヘン・ロート(G)
録音:2001年1月
20世紀を代表する二人の現代音楽作曲家がポップスをギターのために編曲し
た愛らしい小品集。武満の「12の歌」はすでに何種類かのCDで広く知られた、
演奏者に超絶技巧を要求する、編曲の域を遥かに越えた作品。オズの魔法使
いの「虹の彼方へ」、ビートルズの「ヒア・ゼア・アンド・エヴリエア」、
「イエスタデイ」など武満らしい粋で凝った和声が付けられ美しいことこの
上なし。試聴機に入れれば大ヒットが期待できます。ギターのロートは若手
ですがジョン・ウィリアムズらと較べても全く遜色のない見事なプレイです。

VKJK0402 \1680
「聖夜-カルムス・アンサンブル」
マウエスベルガー:扉を高く 門を広く、
ジョスカン・デ・プレ:乙女のなかの乙女、
ブリテン:キャロルの祭典より「今日、キリストがお生まれになった」、
スヴェーリンク:今日 キリストがお生まれになった、
シャイン:いざ来たれ 異教徒の救い主よ、
エリクソン:おおキリスト 我らが光りたる御身、
ギボンズ:ダビデの息子へのホサナ、
J.S.バッハ:クリスマス・コラール(全8曲)、
ヘンデル:輝かしき天使に、
ウェイロック:マリアは茨の森を通って行った、
バッハ:やさしい幼な子イエスよ、
プーランク:クリスマスの4つのモテット
ビラー(編):きよしこの夜、
マウエスベルガー:聖夜
カルムス・アンサンブル(Calmus Ensenble)
【アンヤ・リプフェルト(S)、ダヴィド・エーラー(CT)、セバスティアン・
クラウゼ(CT)、マルティン・ラッケ(T)、ルードヴィヒ・ベーム(Br)、ウルリ
ッヒ・バーセル(B)】
ライプツィヒ金管ゾリステン
録音:2004年9月
中世ルネサンス、バロックを得意する声楽アンサンブル、カルムスのクリス
マス・アルバム。アカペラでは静かな、金管アンサンブルを従えては華やか
な聖夜のハーモニー。

VKJK0421 \1680
「フルート・ハーモニク/1600年以前のドイツ語の愛の歌」
レナルト(1540‐1599):Venus,du dein kind、
リーダーブッフ(1480頃):Ich sach eins mals
バルビロー(1420‐1491):Een vroylic wesen
オビレヒト(1450‐1505):Ein frolich wesen、作者不詳(13世紀頃):Nota
ヴォルケンシュタイン(1377‐1445):Ain tunckle farb
イザーク(1450‐1517):Tota pulchra es
他全23曲
マリア・ヨナ(歌)
シルケ・ヤコブセン(ブロック・フレーテ)
シモーネ・ニル(ブロック・フレーテ&ポジティブ・オルガン)
アクセル・ウォルフ(Lute)
録音:2005年
ひなびた中世ルネサンスの愛の歌。最後の中世吟遊詩人オスワルト・フォン
・ヴォルケンシュタインの歌も収録。

VKJK0425 \1680
クルト・マズア夫人が歌う世界のクリスマス・ソング
「ジョイ・オブ・クリスマス/世界のクリスマス・ソング」
O jul med din glede(ノルウェイ)、
コヴェントリー・キャロル(イギリス)、
Es hat sich halt eroffnet(オーストリア)、
バルー・レイミー(スコットランド)、
Nu tandas tusen juleljus(スウェーデン) 、
鳥の歌(カタルーニャ)、
Schedrivka(ウクライナ)、
アイント・ザット・ア・ロッキング・オール・ナイト(アメリカ)
東方の三賢人、Dureau,la Duree(フランス)、東方の三賢人(ドイツ)、
Adorar al Nino/Santo,Santo(ベネズエラ/エルサルバドル)、
A queima da Lapinha(ブラジル)、彼の名はイエス(アメリカ)、
ジングル・ベル(イギリス) トモコ(偕子)・マズア(ヴォーカル)
ココ・テイラー(リコーダー、フルート、チューバ、ケーナ、スプーン、
ホイッスル、ヴォーカル)
シルヴェイン・フォルニエ(打)
録音:2003年2月、9月
トモコ・マズアのヴォーカルをメインにした世界のクリスマス・ソング。と
言ってもさすがクルト・マズア夫人だけあって、選曲はなかなかマニアック。
アレンジはクラシカルというより各地の風土に合わせて時にブルース調、
フォークロア調、シャンソン風と変化し、さながら世界旅行をしているよう
です。

VKJK0508 \1680
「喜びも哀しみも-フリッツ・クライスラー賛歌」
クライスラー:
プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ、ウィーン奇想曲、愛の悲しみ、
愛の喜び、美しきロスマリン、中国の太鼓、
マスネ:タイスの瞑想曲、
クライスラー:ラ・ギターラ
ファリャ:スペイン舞曲、
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌、
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン、
アルベニス:タンゴ
クライスラー:羊飼いのマドリガル、ロマンティックな子守歌
チューリンゲン・サロン・クインテット
【アンドレアス・ハルトマン(Vn)、エグベルト・フンダ(Vn)、ヴォルフラム・
ステファン(Vc)、ペーター・ネルソン(Cb)、ヨハネス・ライナー・アイヒホル
ン(Pf)】
今年生誕130年を迎えたクライスラーの作品と彼がレパートリーにしていた小
品をクライスラー自身の編曲の他にサロン・アンサンブル(ピアノ五重奏)の
ために新たに編曲されたヴァージョンで聴かせます。とことんくつろぐ内容
です。

VKJK0509 \1680
「バッハ・ウント・ディー・ロマンティク」
ジョスカン・デ・プレ:御身は貧しき者の隠れ家なり
パレストリーナ:イエスよ、われらの救い
ロッティ:ミサIVよりアニュス・デイ
J.S.バッハ:
天にいます我らの父よ(オルガン・ソロ)、
愛する主イエスいずこにかくも久しく留まりたもうや
メンデルスゾーン:主よ われらの罪によりて
ケルビーニ:レクイエムより昇階唱
レーガー:婚礼の歌、オルガン即興 他全24曲
ヴォーカル・ロマンティカ
ヨハネス・ディッケルト(Org)
ユルゲン・オプファーマン(Org)
ヴィクトール・ハルトバヌ(Hp)
録音:2005年3、4月
バッハとロマン派、近代の宗教曲を対比的に選曲。合間にオルガン・ソロも
差し挟まれている。ヴォーカル・ロマンティカは男性9人からなるヴォーカル
・アンサンブル。当レーベルから既に4枚のCDをリリースしている。バッハを
得意とするがロマン派-20世紀の声楽曲もさかんに取り上げている。

VKJK0512 2枚組 \1680
MUT HABEN HEISST DIE ANGST UBERWINDEN
1989年10月22日-11月17日のゲヴァントハウスでの対話
ドキュメント:クルト・マズア他
ベルリンの壁崩壊後、東ドイツの終焉に向かって動き出したきっかけの一つ
となったライプツィヒ・ゲヴァントハウスでのドキュメントです。クルト・
マズアなど主に文化人の演説が収録されています。

VKJK0513 \1680
「ガラスの都市」-4手ピアノと朗読のための作品集
アルフレート・ケルッペン(テキスト:クルト・クーゼンベルク)
:ガラスの都市(2002)、ラ・ボテッラ(2002)、とある部屋(2002)、
アンドレアス・N・タルクマン:アインシュタインはかく語りき(2000)
(テキスト:アルバート・アインシュタイン)
トーマス・シュミット=コヴァルスキー:きらめく謎(2003)
(テキスト:フリードリッヒ・シラー)
デュオ・ピアノ・ヴォルテ(DUO PINO WORTE)
【ベルント=クリスティアン・シュルツェ(Pf)】
ヘルムート・ティーレ(朗読)
録音:2005年
テキストの朗読と音楽による作品。「アインシュタインはかく語りき」はア
インシュタインの手記をテキストに使用。

VKJK0515 \1680
「ラ・エストレラス/アンサンブル・アズフュー(アラブ)」
聖母マリアのカンティガ集、セファルディ歌集、
T.J.ウォルフ(編):アルハンブラ他全13曲
アンサンブル・アズフュー
録音:2003年1月
イスラム文化の影響を色濃く受けたスペイン中世音楽集。声、リュート、ハー
プ、ハーディ・ガーディ、マンドーラ、各種打楽器他多彩な楽器を駆使し典
雅でひなびた世界を再現します。かのパニアグアを彷彿とさせます。





<BRILLIANT>
BRL-92766 5枚組 \2390
ベートーヴェン:交響曲全集
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、デュッセルドルフ楽友協会合唱団
マーガレット・プライス(ソプラノ)
マリアナ・リポヴシェク(アルト)
ペーター・ザイフェルト(テノール)
ヤン=ヘンドリク・ローテリング(バス)

BRL-92778 4枚組 \1980
シューベルト:交響曲全集
リッカルド・ムーティ(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

BRL-92777 6枚組 \2880
サン=サーンス:交響曲集
ヴァイオリン協奏曲
ピアノ協奏曲
ハバネラ
序奏とロンド・カプリチオーソ
アンダルシア奇想曲
ロマンス
アフリカ幻想曲、他
ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
ウルフ・ヘルシャー(ヴァイオリン)
ピエール・デルヴォー(指揮)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)

BRL-92765 4枚組 \1980
ドビュッシー:管弦楽作品全集
ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立管弦楽団

BRL-92809 2枚組 \990
J.S.バッハ:オルガン協奏曲集(ヴィヴァルディ原曲)
エレーナ・バルシャイ(オルガン)
(ルドルフ・バルシャイ夫人)

BRL-92771 10枚組 \4490
ロストロポーヴィチ名演集「1957-1972ソヴィエト録音集」
CD-1
プロコフィエフ:交響協奏曲 Op.125
ミヤスコフスキー:チェロ協奏曲 Op.66
CD-2
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 Op.104
シューマン:チェロ協奏曲 Op.129
CD-3
サン=サーンス:チェロ協奏曲 Op.33
ハイドン:チェロ協奏曲 No.2 ニ短調
CD-4
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
カプリッチョ風小品 Op.62
グラズーノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
メロディ
ハチャトゥリアン:コンツェルト・ラプソディ
CD-5
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 Op.107
ティシチェンコ:チェロ協奏曲 Op.23  他
CD-6
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119
ハチャトゥリアン:チェロ・ソナ タ第1&2番
ストラヴィンスキー:ルシアン・ソング 他
CD-7
プロコフィエフ:チェロ協奏曲Op.132
ヴァインベルク:チェロ協奏曲 Op.43 他
CD-8
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
オネゲル:チェロ協奏曲 
ソーゲ:チェロ協奏曲 ニ長調
CD-9
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ Op.102 1
ブラームス:チェロ・ソナタ イ短調 Op.38
シューマン:民謡風の5つの小品集Op.102
ファリャ:火祭りの踊り  他
CD-10
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 第2番
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 他
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立放送管弦楽団
ロジェストヴェンスキー(指揮)
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
ドゥブロフスキー(指揮)
アレクサンダー・デドゥーヒン(ピアノ)、他

●発売中止のお知らせ
先日ご案内いたしました下記の3点は、発売中止となりました。
BRL-92733 5枚組
モーツァルト:ピアノソナタ集 第1-18番
マリア・ジョアン・ピリス

BRL-92721 2枚組
J.S.バッハ:管弦楽組曲第1-4番
マンゼ、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン

BRL-92770 14枚組
シューベルト:ピアノ作品集
ミシェル・ダルベルト

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05-10 No.17-1

2005年10月25日 13時30分09秒 | Weblog
<EMI FRANCE>
CZS-3466412 2枚組 \2300
バーバラ・ヘンドリックス/スピリチュアルズ
CD)1
Sometimes I feel like a Motherless Child; Plenty Good Room;
Nobody Knows de Trouble I've Seen; Git on Boa'd Little Child'n;
Oh what a Beautiful City!; His Name so Sweet; Deep River; When I
Lay my Burden down; Swing Low, Sweet Chariot; Talk about a Child
that do Love Jesus; Joshua Fit de Battle of Jericho; Fix me, Jesus;
Roun' about de Mountain; Hold on!; Were you there?; Ev'ry Time I Feel
de Spirit; Amazing Grace; When the Saints go Marchin'in; Sometimes
I Feel like a Motherless Child (solo voice)
CD)2
Give Me Jesus; Old Time Religion (arr. Moses Hogan, adapted by
Benjamin Harlan); Wade In The Water; Ain't That Good News; He Never
Said a Mumberlin' Word (arr. Roland Hayes); There Is a Balm in Gilead;
I Got a Robe; Study War No More: I Couldn't Hear Nobady Pray; I've
Been In de Storm So Long (arr. H.T. Burleigh); The Battle of Jericho;
There's a Man Goin' Round; My God Is So High; Lord, I Want To Be
A Christian; Steal Awat; My Lord, What a Mornin' (arr. H.T. Burleigh);
I Stood On The River of Jordan; Great Day; Didn't My Lord Deliver
Daniel; I'm Troubled in Mind (arr. Edward Boatner); He's Got the Whole
World In His Hands (trans. Moses Hogan, arr. Margaret Bonds)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) 他
得意のスピリチュアルズをまとめた全40曲
「時には母のない子のように」「誰も知らない私の悩み」「ディープ・リヴァ
ー」「ジェリコの戦い」「アメイジング・グレース」「聖者が町にやってくる」
などなどファンを魅了してきたヘンドリックスのスピリチュアルズ・レパート
リーがつまった2CDブリリアント、12Pブックレット。






<Chandos>
CHAN 10349 \2080
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):映画音楽集Vol.3 ――
《魔法の箱》組曲/《春風と百万紙幣》より ワルツ/《最後の突撃》より
マーチ/《南海漂流》組曲/《木馬に乗る少年》より ポールの最後の乗馬
/《若い河》組曲/《The Cure for Love》より ワルツ/《ペンシルバニア
のペン》組曲/《真の栄光(The True Glory)》より マーチ/《逃げる男》
組曲
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
シャンドスの大好評シリーズ“Chandos Movies(映画音楽集)”の最新作はオ
ルウィンの第3集!
フルート奏者、教育者、画家そして作曲家と多くの肩書きを持つオルウィン
はその生涯に数多くの映画音楽のスコアを書き上げた20世紀イギリスを代表
する作曲家の1人。今回の第3集では名作アドベンチャー「南海漂流」や「逃
げる男」といった作品の映画音楽を収録。フィリップ・レーンによるアレンジ
が施されており、このアレンジでの全曲世界初録音となる!
指揮者はこれまでに数多くの録音を手掛けるなど“Chandos Movies(映画音
楽集)”の顔となったラモン・ガンバ。BBCフィルとの抜群のコンビネーショ
ンでオルウィンの映画音楽の作曲家としての1面を楽しませてくれるだろう!

CHAN 10351 \2080
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):
交響曲ト長調《ラ・フェスタ・デッラ・パーチェ1791》/交響曲へ長調/交
響曲ニ長調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
ハーシェル、サリエリ、ミスリヴェチェクなど、モーツァルトと同時代の作曲
家を取り上げてきたシリーズの続編が登場!
ホフマイスターは1768年にウィーンで法律を学び資格を取得。その後は一転、
作曲と出版に情熱を傾け始め、多数の楽譜の出版を手掛けることとなった。
最初は軌道に乗っていた出版活動も次第に厳しい状況に陥り1806年にホフマ
イスターは出版事業から引退、作曲活動に専念したと言われている。今回収
録の交響曲は3曲とも世界初録音。出版者ではなく作曲家としてのホフマイス
ターの姿を知ることの出来る注目盤!
演奏は今回もバーメルト&ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズが担当。
同コンビのパフォーマンスはこれまでのシリーズでも高い評価を受けており、
研究を重ねて取り組んでくるであろう演奏に期待したい。

CHAN 10347(2CDs) \4160
S・プロコフィエフ:
歌劇《3つのオレンジへの恋》(英語版全曲/世界初録音)
ブルース・マーティン(バス)、ジョン・マック・マスター(テノール)、
デボラ・ハンブル(コントラルト)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
オーストラリア歌劇場&バレエ管弦楽団、オーストラリア歌劇場合唱団、他
シャンドスを代表する指揮者であるリチャード・ヒコックス。そのヒコック
スが現在音楽監督をつとめているオーストラリア歌劇場とのコンビで初とな
る録音をリリース!
「3つのオレンジへの恋」はイタリアの劇作家、カルロ・ゴッツィが創作した
童話をプロコフィエフが歌劇へと書き上げた作品。作品の1部である「行進曲」
は吹奏楽版、ピアノ版などに編曲が行われ、日本でも度々演奏され親しまれて
いる。
今回の録音は2005年2月にシドニー・オペラ・ハウスで行われたライヴを収録
したものであり、英語版による録音はもちろん世界初録音!シャンドス、そ
してヒコックスらしい意欲的なアルバムの登場!

CHAN 10352 \2080
ステファン・マクネフ(1951-):
ベアトリクス・ポッターの4つの物語〔あひるのジマイマのおはなし/ピータ
ー・ラビットのおはなし/りすのナトキンのおはなし(§)/ひげのサムエル
のおはなし〕
イメルダ・スタウントン(朗読)、
クラーク・ランデル(指揮)、BBCコンサート・オーケストラ、
BBCシンガーズ(§)
イギリスの気鋭の作曲家、ステファン・マクネフがベアトリクス・ポッター
の不朽の名作「ピーター・ラビット」の中の4作品を題材としたスコアを作成。
朗読付きの音楽作品として新しく生まれ変わった「ピーター・ラビット」を
楽しめるタイトル。
クラーク・ランデルはロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック
の録音でもタクトを振るうイギリス期待の指揮者。

●Chandos Classics
CHAN 10354X \1680
ハンス・クリスチャン・ロンビ(1810-1874):チボリの祭り ――
シャンペン・ギャロップ/ルイーズ女王のワルツ/コペンハーゲン蒸気鉄道ギ
ャロップ/2本のヴァイオリンのためのコンサート・ポルカ/行進曲《サンク
ト・ペテルブルク万歳》/ポルカ《サンクト・ペテルブルクのご婦人》/夢
の絵/ポロネーズ/ブリッタ・ポルカ/最終景のギャロップ《ナポリのバレ
エ》/コロンビーヌ・ポルカ・マズルカ/オギュスト・ブルノンヴィル万歳
/アメーリ・ワルツ/最終景のギャロップ/サンクト・ペテルブルクのシャ
ンペン・ギャロップ
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
デンマーク国立放送交響楽団&合唱団
19世紀デンマークで活躍し、“デンマークのヨハン・シュトラウス”とも呼
ばれていたロンビの作品集。指揮は巨匠ロジェストヴェンスキー。
24bit/96kHzデジタルリマスターによる再発売。


●Chandos 2for1
CHAN 241-30 2枚組 \2080
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集 ――
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1/同第2番ハ短調Op.18/同第3番ニ短調Op.30/
同第4番ト短調Op.40/パガニーニの主題による変奏曲Op.43
ハワード・シェリー(ピアノ)、
ブライデン・トムソン(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
意欲的な復刻を続けてくれている“2for1”シリーズにラフマニノフのピアノ
協奏曲全集が登場!現在は指揮活動も盛んに行っているピアニスト、シェリー
とスコットランドの名匠トムソンの見事な共演が聴ける名盤。
24bit/96kHzデジタルリマスターによる再発売。






<APR>
APR 5630 \1750
F・シューベルト(リスト編):君こそは憩い S558-3
F・ショパン(ゴドフスキー編曲):
練習曲第18番A Op.10-9(左手のみのための)
C・グルック(アルカン編曲):オルフェオのガヴォット
R・シュトラウス(グレインジャー編曲):
ランブル・オン・ラヴ (薔薇の騎士より)
G・ガーシュウィン(グレインジャー編曲):
ラブ・ウォークド・イン、The Man I Love
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
ロナルド・スティーヴンソン(1928-):
ピーター・グライムズ幻想曲、ブゾーニのファウスト博士の主題による『前
奏曲、フーガと幻想曲』
ロナルド・スティーヴンソン(ピアノ)
ブラックバーン出身のコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソ
ンの演奏による編曲作品集。バッハ=ブゾーニ編のシャコンヌからスティー
ヴンソンがブリテン、ブゾーニの作品を題材として作曲を行った作品などを
収録。1976年4月21日、ブリティッシュコロンビア大学リサイタル・ホール
での録音。

APR 7040 2枚組 \3500
ハンガリー狂詩曲集 ――
F・リスト:ハンガリー狂詩曲第1番-第11番(1927年&1934年録音)/ハンガ
リー狂詩曲第12番-第14番(1930年、1933年&1934年録音)/ラコッツィ行進
曲(1927年録音)/ハンガリー狂詩曲第2番(1926年録音)/ハンガリー狂詩
曲第14番(1929年)/悲愴協奏曲ホ短調-2台のピアノ(1934年録音/※)
マルク・ハンブルク(ピアノ)、ミハエル・ハンブルク(ピアノ/※)
ロシア出身のピアニスト、マルク・ハンブルク(1879-1960)によるリスト
のハンガリー狂詩曲を中心とした歴史的録音集。ウィーンでレシェテツキー
に師事し、移住したロンドンを中心に活躍した。悲愴協奏曲で共演のミハエ
ル・ハンブルクはマルク・ハンブルクの娘である。

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05-10 No.17-2

2005年10月25日 13時29分35秒 | Weblog
<Raumklang>
RK 2409 \2180
J・S・バッハ:
《クリスマス・オラトリオ》BWV.248より 第1部「いざ祝え、このよき日を」
/第2部「この地に野宿して」/第3部「天の統治者よ、この歌声を聞け」
カタジナ・ヤギェウォ(ソプラノ)、
ゲルヒルト・ロンベルガー(コントラルト)、
マーカス・ウルマン(テノール)、ヨ
ッヘン・クプファー(バス)、
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)、
ドレスデン・バロック管弦楽団、ドレスデン室内合唱団
ドイツの名門合唱団の1つであるドレスデン室内合唱団によるクリスマス・オ
ラトリオ(抜粋)。ドレスデン室内合唱団は1985年にラーデマンによってド
レスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー・アカデミーの学生たちに
よって結成された合唱団。ドレスデンの聖ルカ教会で行われたコンサートを
収録したライヴ録音!





<Bella Musica>
BM-CD 14.9006 2枚組 \3500
A・シェーンベルク:グレの歌(全曲/室内楽編成版)
ミヒャエル・ランスブルク(語り)、
マルティン・フォン・ホップフガルテン(チェロ&ピアノ)、
クレメンス・クレーガー(ピアノ)
大編成オーケストラに合唱団、ソリストといった“超巨大編成”を必要とす
るシェーンベルクの大作「グレの歌」をチェロとピアノ、そして語りのみと
いう“超小編成”で行った演奏を収録。大編成の原曲版とは一味違った室内
楽作品としての「グレの歌」を楽しむ事のできる興味深いタイトルである!






<Eufoda>
EUFODA 1156 \2180
J・ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78/同第2番イ長調Op.100
同第3番ニ短調Op.108
ヤン・ファン・ウェイエンベルク(ヴァイオリン)、
ムライ・ノリコ(ピアノ)
ウェイエンベルクがピエトロ・グヮルネリ(ヴェニス・1736)のヴァイオリ
ンで奏でるブラームスのヴァイオリン・ソナタ集。

EUFODA 1158 \2180
ペーター・ベノワ(1834-1901):
混声合唱、児童合唱と管弦楽のための《ルーベンス・カンタータ》
ロドウィック・デ・フォークト(指揮)、
フランダース歌劇場管弦楽団&合唱団、他
19世紀ベルギーの作曲家ベノワがによる約50分からなるロマン派の作風を持
つカンタータ。曲名は同じベルギーで活躍した画家であるピーター・ポール
・ルーベンス(1577-1640)から取られたものだという。1958年、アントワ
ープでの録音。

EUFODA 1159 \2180
L・V・ベートーヴェン:
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調Op.16
エドゥアルド・フライヘル・フォン・ランノイ(1787-1853):
五重奏曲変ホ長調Op.12
F・プーランク:六重奏曲
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、クインテセンス
Eufodaの看板アーティストの1人であるピアノのミヒエルスと1982年10月に
ブリュッセル音楽院で結成された木管五重奏団「クインテセンス」による室
内楽作品集。





<Archipel>
ARPCD0195 \950
ベートーヴェン:交響曲第7、8番
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル 1953年4月14日




<Carus>
83.170 \1850
ゴットフリード・アウグスト・ホメリウス:カンタータ集II
ホメリウス(1714-85)CD化世界初出のカンタータ4曲を収録
Ergreifet die Psalter, Ihr christlichen Chore
Auf, auf, ihr Herzen, seid bereit
Ein hoher Tag kommt
Wunschet Jerusalem Gluck
以上CD化世界初出 (既発の83.183に続く第2弾です)
Peter Kopp指揮
ドレスデン・インストロメンタル・コンソート
2005年1月録音

83.180 \1850
テレマン:Gottlichs Kind 「クリスマス関連の宗教合唱曲集」
神臨節及びクリスマスのカンタータ、マニフィカト 合唱5曲を収録
In deinem Wort und Sakrament
Lauter Wonne, lauter Freude
Meine Seele erhebt den Herrn
Gottlichs Kind, Lass mit Entzucken
Allein Gott in der Hoh sei Her
以上3曲がCD化世界初出
カイ・ヨハンセン指揮アンサンブル94
2005年3月録音





<ANDROMEDA>
ANDRCD5025 2枚組 \1150
マスネ:歌劇「タイース」
G.ブエ、R.ブルダン、M.ルー、J.ジロドー
ジョルジュ・セバスティアン指揮パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団
1952年パリでのスタジオ録音
音質に多少の付加が行われますので音源マスターの傷と思われる箇所は目立
たず、全体的に聴きやすく成っています。しかし、音の揺れ等は如何ともし
難く、万人にお勧め出来る物ではございません。
以前、NIXAレーベルから発売がありました。

※上記ANDRCD5025と同時期に下記のアイテムがヨーロッパで発売になりますが、
左右のバランスが極端に悪く、このアイテムの取り扱いは行いません。
ANDRCD5032
ウェーバー:「魔弾の射手」 1955年録音





<Opera RARA>
ORR234 \1750
マイアベーア:グラナータの追放者 (抜粋)
マニュエラ・クステル、ミルコ・パラッツィ、ラウラ・クライコン
ジュリアーノ・カレッラ指揮アカデミー室内管弦楽団
2004年録音
1821年3月21日にミラノ・スカラ座で初演されたF.ロマーニの台本による
2幕のオペラ。
いつもながらの素晴らしい装丁とともに、お届け致します。

ORR235 \1750
サロン音楽集Vol.8 ノットゥルノ(夜の音楽)
歌手陣:ジェニファー・ラーモア、ブルース・フォード、
ポール・オースティン・ケリー、アラステア・マイルズ
アントワーヌ・パロック(Pf)
上記による、ヴェルディ、パッチーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ
コスタ 等の「愛の歌」を題材とした作品集。
68ページのブックレット付き。

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05-10 No.17-3

2005年10月25日 13時28分50秒 | Weblog
<TELARC>
CD80628 2枚組 \2080
マーラー:交響曲第1番「巨人」
+歌曲集「さすらう若人の歌」(4曲)
ボーナスCD
「巨人」と「さすらう若人の歌」についてベンジャミン・ザンダーが語る
(演奏つき講義)
クリストファー・モルトマン(Br)
フィルハーモニア管弦楽団/指揮:ベンジャミン・ザンダー
録音:2004年7月12-14日(巨人)、2004年7月11日(さすらう若人の歌)、
ロンドン

SACD60628(SACD-Hybrid)+CD \3300
上記ディスクのSACDハイブリッド仕様 (ボーナス・ディスクは通常CD)
指揮者として、また音楽学者として斬新な解釈を見せるベンジャミン・ザン
ダーのマーラー第6弾は、満を持しての「巨人」です。ここでは、「巨人」
の素材となった歌曲集「さすらう若人の歌」をフィルアップすることで、モ
ティーフを借用するレベルにとどまるものではない、同一の素材をもって同
一の世界を表現すべく2つの作品が互いに補完していることを示唆しています。
この「巨人」は、ザンダーによるこれまでのマーラーの中でも白眉の名演で、
オケがザンダーの意図を十全に理解して隅々まで神経の通った見事な演奏を
聴かせています。ポルタメントの多様はワルター時代のマーラーを彷彿とさ
せ、一方で現代的な機能美(直線的でスピード感のある金管、しなやかなフ
レージングとアーティキュレーション)をもった、「巨人」の名演を求めて
いるファンに迷わずお奨めしたい演奏であり、また、シノーポリ時代にマー
ラーの名盤を残しているフィルハーモニア管の底力を再認識させる有意義な
ディスクでもあります。ハンプソンに勝るとも劣らないさわやかな歌唱で歌
い上げているクリストファー・モルトマンの「さすらう若人の歌」も決して
聴き逃せません。
いつもながら、ザンダーの演奏つき講義がボーナスCDとして収められていま
す。もちろん、プライスは2枚組で1枚価格! 講義つきCDという教則的なイ
メージで聴いたのではあまりにももったいない、マーラー・ファン必聴の
ディスクといえるでしょう。

CD80638 \2080
テオファニディス:The Here and Now 
※世界初録音
バーンスタイン:交響曲第1番「エレミア」
デル・トレディチ:「ポール・リビアの疾駆」(Paul Revere's Ride)
※世界初録音
ヒラ・プリットマン(S)、リチャード・クレメント(T)、
ブレット・ポレガート(Br)、
ナンシー・モルツビー(Ms)
アトランタ交響楽団/指揮:ロバート・スパーノ
録音:2005年

SACD60638(SACD-Hybrid) \3300
上記ディスクのSACDハイブリッド仕様
※リリースは12月以降となる予定です
アトランタ交響楽団が委嘱した作品2曲と、バーンスタインのエレミア交響曲
を一枚に収めたディスクがリリースされました。この委嘱作品は、今年の5月
に世界初演されたばかりの最新作で、それをTELARCが早くもレコーディング
したというものです。デル・トレディチの「ポール・リビアの疾駆」は、ア
メリカの国民的詩人H.W.ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow,
1807-1882)の詩を題材にした作品。一方、テオファニディスの「The Here
and Now」は、13世紀ペルシャの詩人ルミ(Rumi)のテキストによる作品で、
13の楽章に分かれ、恍惚、説教、神秘的叡智、情熱、笑いなどを表現した作
品。新日本フィルの客演でおなじみの気鋭ロバート・スパーノの棒さばきも
聴きものです。

CD80700 4枚組 \4160
The Ultimate Movie Music Collection
究極の映画音楽コレクションBOX!
「ジュラシック・パーク」、「ゴッドファーザー」 、「ゴースト」、「ヘ
ンリー5世」、「バットマン」、「ロミオとジュリエット」、「バック・
トゥー・ザ・フューチャー」他、計60曲!
Disc.1
1.The Imperial March from Empire Strikes Back 2.Main Themes from
Jurassic Park 3.Main Title from Shakespeare in Love 4.Themes from
Crouching Tiger, Hidden Dragon 5.Main Title from The Last of the
Mohicans 6.Theme from The Godfather 7.Unchained Melody from Ghost
8.Theme from The Godfather 9.We're Losing Him from Somewhere in
Time 10.Music from Space Camp 11.Opening and Closing Titles from
Henry V 12.Theme from The Thorn Birds 13.Suite from Moonwalker
14.The Time of Your Life from A Bug's Life
Disc.2
1.Batman Theme from Batman 2.Bicycle Chase from E.T. the
Extra-Terrestrial 3.Suite from Independence Day 4.Love Theme from
Romeo & Juliet 5.Theme from Back to the Future 6.End Credits from
Contact 7.Theme from Breakfast at Tiffany's 8.Main Theme from Star
Trek (The Movie) 9.May It Be and Themes from The Lord of the Rings:
The Fellowship of the Ring 10.Love Theme from Cousins 11.Sean's
Theme from Minority Report 12.I Will Wait For You from The Umbrellas
of Cherbourg 13.Theme from Rocky14.The Sand Volcano from The Mummy
15.The Raiders' March from Raiders of the Lost Ark
Disc.3
1.Theme from Mission Impossible 2.Casablanca Suite 3.Book of Days
from Far and Away 4.Love Theme from Superman 5.Tara's Theme from
Gone with the Wind 6.Don't Mess with ""Z"" (SFX) from The Mask of
Zorro 7.Main Title from The Mask of Zorro 8.Finale: The Shady Dame
from Seville, Crazy World, You and Me, Le Jazz Hot from
Victor/Victoria 9.Carol Ann's Theme from Poltergeist 10.Love Theme
from Star Wars: Episode II: Attack of the Clones 11.Main Themes from
Willow 12.Main Title from Star Trek II: The Wrath of Khan 13.Main
Theme from On Golden Pond 14.Theme from A Summer Place 15.Theme
from Chariots of Fire
Disc.4
1.Iceberg! (SFX) from Titanic 2.Back to Titanic from Titanic
3.Main Themes from Hook 4.Theme from The Pink Panther 5.Lara's
Theme from Doctor Zhivago 6.Theme from Love Story 7.Music from
The Right Stuff 8.Theme from Jaws 9.When You Believe from The
Prince of Tides 10.Smile from Modern Times 11.The Apollo 13
Mission (SFX) 12.Re-Entry and Splashdown from Apollo 13 13.Main
Titles from Beetlejuice 14.War from Pearl Harbor 15.Cavatina from
The Deer Hunter 16.Throne Room and End Title from Star Wars:
Episode IV: A New Hope
シンシナティ・ポップス・オーケストラ/指揮:エリック・カンゼル
ハリウッド映画の主要作品はほぼ全て網羅されており、ジョン・ウィリアム
ズが手がけた名曲の数々をはじめ、どの楽曲もオリジナル・サウンド・トラ
ックより一段とゴージャスに聴かせてくれるカンゼル・マジックの結晶とも
いうべき、万人にお奨めのディスクです。4枚組で2枚価格というお手ごろ価
格も嬉しいところ。クリスマス・プレゼントにうってつけのおしゃれなアル
バムにもなるでしょう。
パッケージは、「どこかで聴いたクラシック6枚組」と同様の4枚重ねてパタ
パタ開く仕様(左横をテーピング)で、スリップケース入りという豪華版!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80305 \1350
エムパイア・ブラス
CLASS BRASS/ON THE EDGE
ハチャトゥリアン:剣の舞、
サン=サーンス:「サムソンとダリラ」-バッカナーレ、
ビゼー:「アルルの女」-ファランドール、
ショシュタコーヴィチ:祝典序曲、
ビゼー:「カルメン」間奏曲第3番(アラゴネーサ)、
フォーレ:レクィエム-ピエ・イエス、
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番、
ヤナーチェク:シンフォニエッタ-アレグレット、
ストラヴィンスキー:「火の鳥」-子守歌、
バーンスタイン:「キャンディード」序曲他、全15曲
エムパイア・ブラス
録音:1992年8月29&30日、マサチューセッツ

CD80331 \1350
ラフマニノフ:
交響曲第3番 イ短調 作品44
交響的舞曲 作品45
ボルティモア交響楽団
指揮:デヴィッド・ジンマン
録音:1994年5月28&29日、ボルティモア

CD80359 \1350
モーツァルト:
セレナード第10番 変ロ長調 K.361
「グラン・パルティータ」
セント・ルークス管弦楽団のメンバー
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1993年7月1&2日、ニューヨーク

CD80431 \1350
ギルバート&サリヴァン:
喜歌劇作品集(ハイライト)
(喜歌劇「ミカド」、同「ペンザンスの海賊」、同「軍艦ピナフォア」、
同「近衛騎兵隊」、同「法廷での審理 (Trial by Jury)」)
ジョン・マーク・アインズリー、トーマス・アレン、レベッカ・エヴァンズ、
マリー・マクローラン、フェリシティ・パルマー、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン、他
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1991-95年

CD80475 8枚組 \7200
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
(第1-16番、大フーガ 変ロ長調 作品133)
クリーヴランド弦楽四重奏団
(ウィリアム・プレウシル(Vn)、ピーター・セイラフ(Vn)
ジェイムズ・ダンハム(Va)、ポール・カッツ(Vc)
録音:1991-95年
数ある同曲全集盤の中でも、その音楽性とテクニック、アンサンブルの精度
で今もなお際立つ存在であり続けているクリーヴランド盤ですが、ついに特
別価格BOXセットとしてリリースされました。
第13番&大フーガのディスクは97年度のレコード・アカデミー賞を受賞するな
ど、この録音は折り紙つきの名盤です!

CD80533 \1350
クワイエチュード(Quietude)静けさをテーマにした“癒しの音楽
サルゼード:イントロスペクション
ドビュッシー:夢
サティ:ジムノペディ第1番
サルゼード:静けさ
メンデルスゾーン:無言歌-作品67-1「瞑想」
レスピーギ:ノットゥルノ
サティ:3つのグノシェンヌ
ドビュッシー:サラバンド
ショパン:24の前奏曲-3曲(作品28-4,7&20)
シベリウス:抒情的瞑想-子守歌 作品40-5
サルゼード:サルゼード:
気心の知れた前奏曲(プレリュード・インティメス)
-優しく感情を表に出して、夢見るように、極めて平穏に
ヨランダ・コンドナシス(Harp)
録音:1999年4月29日-5月2日、ニューヨーク
癒しに満ちた、コンドナシスのハープの音色!美しく心癒される旋律をもつ
名曲の数々をハープ演奏用に編曲した作品が収められた究極のヒーリング・
アルバムとして、オリジナル発売当時も大変好評を得ました。すべてハープ
1台で演奏されたアコースティック録音で、ハープ特有の「静けさ」がテラ
ークの超優秀録音で一段と魅力を増しています。

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05-10 No.17-4

2005年10月25日 13時27分54秒 | Weblog
<DELOS>
DE3251 \2080
STYLE of FIVE(ザ・ユニーク・ロシアン・フォーク・アンサンブル)
1.Valenki(シャロフ)
2.Fantasy on the Kuban Song ""Varenichki""(アレスケロフ)
3.Dance of the Sugar-Plum Fairy(チャイコフスキー)
4.Tapestry(タマリン)
5.Capriccio Spagnuolo(ミュニエール)
6.Menuet(ラモー)
7.Tambourin(ラモー)
8.Uno Ballo(シュタイベルト)
9.Gavotte-Rondeau(ラモー)
10.Kalina Krasnaya(スメノフ)
11.The Clock(サヴィオ)
12.Variations on the Gypsy Song ""Mar Dyandya""(ツィガンコフ)
13.Carpathian Suite-Finale(ズビツキー)
14.White Acacia's Fragrant Flakes(バスナー=シャロフ)
15.Prelude and Tango(ストラヴィンスキー)
16.Blues(フロロフ)
17.Piece in Country Style(ステチュク)
18.Basso Ostinato(ヴラソフ)
スタイル・オブ・ファイヴ(STYLE of FIVE)
ナターリャ・シュクレプコ(domra)、
イリーナ・エルショヴァ(gusli[psaltery] alto domra)、
ヴァレンタイン・ザビリウハ(accordion)、
ヴラディーミル・カリャキン(double-bass-balalaika)、
エフゲニー・ステチュク(composer, arranger, synthesizers)
録音:1999年7月21&22日、モスクワ音楽院大ホール
スタイル・オブ・ファイヴは1993年に結成した、ロシア民謡を手掛けるロシ
アのカリスマ・パフォーマーたち。ロシア民謡だけでなく、クラシック音楽
をアレンジしてそのユニークな演奏で注目を浴びています。
約5年前の旧譜ですが、日本にはほぼ初めて紹介されるディスクとなります。
ワールド・ミュージックからクラシックのカテゴリーまで広く取り扱ってい
ただきたい大変魅力的なアルバムとしてご紹介いたします。

DE3352 \2080
ホヴァネス:
交響曲第29番(トロンボーンとバンドのための)作品289
オマル・ハイヤームのルバイヤート
聖グレゴリウスの祈り 作品62b
Celestial Fantasy 作品44
マニフィカト 作品157
4つのバガテル
クリスチャン・リンドベルイ(Tb)
オハイオ州立大学コンサート・バンド 指揮:キース・ブライオン
ダイアン・シュミット(アコーディオン)、マイケル・ヨーク(ナレーター)
シアトル交響楽団 指揮:ジェラルド・シュヴァルツ
チャールズ・バトラー(Tp)
上海弦楽四重奏団
アラン・ホヴァネス(1911-2000)は、アルメニア人の父を持つアメリカの作
曲家で驚くべき多作家として知られます。DELOSのホヴァネス録音からせレク
トした初のコレクションです。

DE3358 \2080
コレッリ:合奏協奏曲集 作品6
(第1番、第3番、第4番、第7番、第8番「クリスマス」、第12番)
ダン・ローラン(リコーダー)、
ハンネケ・ヴァン・プロースジ(リコーダー)、
エリーザベト・ウォルフィッシュ(Vn)、キャスリーン・カイム(Vn)
アメリカン・バッハ・ソロイスツ 指揮:ジェフリー・トーマス
世界初録音となる2本のリコーダー編「合奏協奏曲」(1725年ロンドン版)
を3曲含み、有名な第8番「クリスマス」も収録した、コレッリ/合奏協奏曲
のセレクション・アルバム。

DE3351 \2080
ハイフェッツ・トランスクリプション
(J.S.バッハからガーシュウィンまで、計25曲)
ルーベン・アハロニアン(Vn)、スヴェトラーナ・サフォノヴァ(Pf)
結成60年ワールド・ツアー中のボロディン弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン
奏者、ルーベン・アハロニアンによる、ハイフェッツ・トランスクリプショ
ン集。アハロニアンは、エネスコ、モントリオール、チャイコフスキーコン
クール他、多数の受賞経験を持つ実力派ヴァイオリニストであり、ボロディ
ンSQの緻密で内面的な演奏を支える要を担っているだけに、彼のソロ・アル
バムには大変期待がかかります。

DE3359 \2080
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV.1052
チェンバロ協奏曲 第6番 へ長調 BWV.1057
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1044
チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV.972
(ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 第9番 作品3)
マイケル・スポンセラー(Cemb)
アメリカン・バロック・ソロイスツ
指揮:ジェフリー・トーマス
DELOSが誇る名チェンバリスト、マイケル・スポンセラーによるバッハのチェ
ンバロ協奏曲集。バックを努めるアメリカン・バッハ・ソロイスツは、1989年
に結成したアメリカ国内でも評価の高いスペシャリスト集団。ここで指揮し
ているジェフリー・トーマスは、マンハッタンやジュリアード音楽院などで
教鞭をとるなど教育活動を基盤とした名指揮者で、バロック演奏に定評高い
だけに、このバッハ演奏は期待に違わぬ名演であることでしょう。

DE3348 \2080
ダニール・シュトーダ(T)-ロシアン・オペラ・アリア集
(R=コルサコフ、グレチャニコフ、ダルゴミスキー、ナプラフニク、ラフマニ
ノフ、チャイコフフキー、ボロディン、アレンスキー、フレンニコフの作品)
ダニール・シュトーダ(T)
フィルハーモニア・オブ・ロシア 
指揮:コンスタンティン・オルベリアン
かつて、アバドの「ファルスタッフ」(DG)でフェントン役を歌っていたロシ
アのテノール若手テノール歌手、ダニール・シュトーダ初となるオペラ・ア
リア集。ロシアの作品ばかりを集めて、その実力のほどを十全に披露してい
ます。彼は1977年にサンクトペテルブルクの音楽家の家庭に生まれ、まだ
28歳という若さであり、この年齢でデビュー・アルバムを出してしまうテノ
ールという意味では相当な実力派であることは間違いないでしょう。テノー
ル・ファン注目のアルバムです!
ダニール・シュトーダ(テノール)
4歳の時からヴァイオリンを習い、6歳でグリンカ・アカデミック・カペラの
合唱部門に入る。13歳で「ボリス・ゴドゥノフ」のフョードル役でマリイン
スキー劇場にデビュー。その後、サンクトペテルブルク音楽院でモロゾフ氏
に師事し、またマリインスキー・アカデミーでも学んだ。マリオ・ランツァ、
リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキーの国際コンクールで優勝を果た
し、世界各国のオペラ舞台で華々しく活躍している。

DE3293 \2080
ホロストフスキー-I Met You, My Love
(オールド・ロシアン・ロマンス)
I Met You, My Love(Anonymous)
No, It's Not You I Love So Fervently(A. Shishkin)
Only Once(P. German)
Bright Is the Night(N. Shishkin)
I Remember the Charming Sound of the Waltz(N. Listov)
O, If Only I Could Express in Sounds(L. Malashkin)
Do Not Awalen Memories(P. Bulakhov)
The Coachman's Song(A. Gurilyov)
In the Wide Open Field(P. Bulakhov)
The Lonely Coach Bell Rings 鈴の音は寂しく響く(A. Gurilyov)
Misty Morning 霧の朝(V. Abaz)
But I Love You, nevertheless(Anonymous)
The Troika Speeds, the Troika Gallops トロイカは走る(P. Bulakhov)
The Autumn Wind Moans Mournfully(Mikhailov)
At That Fateful Hour(Anonymous)
I Loved You(B. Sheremetev)
The Weeping Willows Slumber(B.B.)
You Cannot Understand(A. Gurilyov)
Shine, Shine, My Star(P. Bulakhov)
ディミトリー・ホロストフスキー(Br)
スタイル・オブ・ファイヴ
モスクワ室内管弦楽団 指揮:コンスタンチン・オルベリアン
録音:2001年8月22,23,&25日
ロシア・オペラ界の王子として高い人気を誇るバリトン歌手ホロストフスキ
ーによる古きロシアのロマンス歌曲集。作曲者不詳の“I met you, my love”
をはじめ、シシュキン、ゲルマン、リストフ、マラシュキン、ブラーホフ、
グリリョーフ、アバーズ、ミハイロフ、シェレメテフらの歌曲を、持ち前の
美声でたっぷり楽しませてくれます。女性ファンは元より、聴く者すべての
ハートをわしづかみにしてしまう、これまでにないタイプのバリトン歌手の
魅力を満喫させる恰好の一枚です。





<ARBITER>
ARB146 \1980
サミュエル・フェインベルグ-""in sound and thoght""
moscow: 1948-1962
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904 ※世界初ステレオ録音
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 作品53 
※1948年/コンサート・ライヴ
ラフマニノフ:前奏曲 作品23-1,3,7&8
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」 作品39-第9曲
リスト:コンソレーション第1&2番
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 作品52
J.S.バッハ(リスト編):幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542「大フーガ」
J.S.バッハ:シンフォニア 第12番 イ長調 BWV.798
J.S.バッハ(フェインベルグ編):前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533
※世界初ステレオ録音
J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912 ※世界初ステレオ録音
サミュエル・フェインベルグ(Pf)
録音:1948-62年、モスクワ MONO/STEREO
印象的な復刻ものをリリースするアメリカのレーベルARBITERより、サミュエ
ル・フェインベルグの世界初ステレオ録音のJ.S.バッハの作品を含む、
1948年から1962年にかけて録音された貴重なディスクがリリースされました。
1曲目のバッハ/幻想曲とフーガは安定した美しい録音で、フェインベルグの
端整なピアニズムを堪能することができます。古めかしい音がするスクリャ
ービンのピアノ・ソナタ第5番(1948年/MONO)は、フェインベルグの超絶技
巧が冴えわたる卓越した技巧を収めたライヴ録音で、コンサート会場の熱い
雰囲気が伝わります。また、ショパンのバラード第4番では、けだるくたゆた
うようなフレージングが味わい深く郷愁を誘います(途中、びっくりするよ
うなスクラッチノイズがボツボツとありますが、これも一興)。とりわけ、
フェインベルグが弾くバッハには深い慈愛と感動があり、聴いているうちに
音楽に引き込まれていつぞや癒されているのがわかります。ARBITERレーベ
ルならではの発掘音源!

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05-10 No.16-1

2005年10月24日 14時47分27秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555994
ルトスワフスキ(1913-1994):
20のポーランドのクリスマス・キャロル集(ソプラノ、女声コーラスと管弦楽
のための)[羊飼いのもとに天使が来た/さあ、お祝いしよう/我らのキリス
トがお生まれになった時/深夜12時過ぎに/神がお生まれになった/我らの愛
しいひと/ベツレヘムへ急げ/飼い葉桶の中に/イエス様は眠る/我らは羊飼
い/お休み、イエス様/さあ、この日こそ/イエス様は可愛い花/おや、おや、
羊飼いたちよ、そこにいたのか/この幼子をどうしよう/さあ、さあ、美しい
マリア様/今日は我らが主の誕生日/羊飼いたちよ、教えておくれ/幼く、と
ても小さい/聖なる淑女マリア様(世界を彷徨って)]/「ラクリモーサ」
(ソプラノ、合唱と管弦楽のための)/5つの歌(カジミシュ・イワコヴィッ
ツの詩による、女声と30の独奏楽器のための)
※ポーランド語歌詞
全曲英語対訳は<http://www.naxos.com/libretti/20carols.htm>にアクセス
してPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/アントニ・ヴィト(指揮)
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団、
ポーランド放送クラクフ合唱団(合唱指揮:ヴオジミエシ・シエデリック)、
オルガ・パシェチュニク(ソプラノ)、ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
前衛的作風の作品集が続いたルトスワフスキですが、こんなにも親しみやすい
作品は他にないかもしれません。1946年に編纂された「20のポーランドのクリ
スマス・キャロル集」、1937年に作曲された「ラクリモーサ」(構想中だった
「レクイエム」のために作曲)、1957年に作曲されたやや前衛的な「5つの歌」
を収録しています。

8.557160
特製紙ケース付き
<もろびとこぞりて-クリスマス・キャロル・ヴェリー・ベスト・コレクショ
ン>ダビデの村の馬屋のうちに/神のひとり子/ディンドン、ほがらかに/も
ろびと声上げ/ひいらぎとつたは/星をめざして/み空をはせゆくみ使いたち
よ/コヴェントリ・キャロル/まきびと羊を/さまよいながら物思う/木枯ら
しの風ほえたけり/ゆりかご/喜べ、キリストは生まれたまえり/林檎の木な
るイエス・キリスト/はるか遠くの飼葉桶/きよしこの夜/もろびとこぞりて
/この日、人となりし御子を/あめにはさかえ/神の御子は今宵しも 
※リブレットは付いておりません。
歌・演奏/ドナルド・ハント(指揮)ウスター大聖堂聖歌隊、
ロバート・ストリンガー(トレブル)、
レイモンド・ジョンストン(オルガン)、
アンドリュー・サケット(指揮)チュークスベリー修道院学校合唱団、
ノエル・エジソン(指揮)エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ、
マイケル・ブロス(オルガン)、
ジェレミー・サマリー(指揮)オックスフォード・カメラータ
既発売盤からクリスマス・キャロルの名曲を集めたコンピレーションで、紙
製のスリップ・ケース入り。オーソドックスなキャロル集をお求めのお客様
に、自信を持っておすすめできる選曲と歌、そして雰囲気に満ちた定番商品
です。

8.557338
レーガー(1873-1916):<オルガン作品集第6集>
3つのコラール幻想曲-第1番「人はすべて死すべきものなり」/6つのトリオ
/創作主題による序奏、変奏曲とフーガ 嬰へ短調
演奏/マルティン・ヴェルツェル(オルガン……ドイツ、トリーア大聖堂の
ヨハネス・クライス製オルガン(1974年製)使用)
シリーズ第6集の圧巻は、約37分を要する「創作主題による序奏、変奏曲とフ
ーガ」。瞑想的な主題を壮大な変奏で展開し、約5分のフーガで締めるとい
う大作です。全体的に落ち着いたサウンドで、レーガーの真価を味わえる一枚
です。

8.557429
特製紙ケース付き
ブラームス(1833-1897):
交響曲第2番/ハンガリー舞曲集より第1番/第3番/第10番/第17番/
第18番/第19番/第20番/第21番(第1・3・10番はブラームス編、その他
はドヴォルザーク編)
演奏/マリン・オールソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
2006年にボーンマス響を率いて来日するオールソップの、ブラームス・シリ
ーズ第2弾。(第1弾:8.557428)オーソドックスなアプローチ+ロンドン・
フィルのゲルマン風音色がミックスした落ち着いた演奏であり、来日公演前
に彼女を広く認知していただくための最適なディスクだと言えます。なお、
オールソップが語るブラームスの交響曲に対するアプローチ(英語)を、イ
ンターネット<http://www.naxos.com/marin/brahms-symphonies>で見るこ
とができます。

8.557478
ドヴォルザーク(1841-1904):<ピアノ独奏曲全集第5集>
ポルカ ホ長調B.3/スコットランド舞曲集ニ短調Op.41/B.74/ユモレスク嬰
ヘ長調B.138/即興曲ニ短調B.129/組曲イ長調Op.98/B.184/2つの小品B.188
演奏/ステファン・ヴェセルカ(ピアノ)
5枚にわたるシリーズの完結編であり、オーケストラ曲としても知られる「ア
メリカ組曲」のオリジナル版や、10代の作品である「ポルカ」など幅広い時期
の作品を収録。ブックレットには演奏者による曲目紹介も収録されています。

8.557538
<イタリアのドラマティック・ラメント集>
モンテヴェルディ(1567-1643):
アリアンナの嘆き/苦しみが甘美なものなら 
ぺーリ(1561-1633):
さまざまな音楽(1-3声のマドリガル集)-泉のように、草原のように/あ
なたの灯から遠くはなれて/もしも私を置いてゆくなら/苦痛よ、私を滅ぼせ
カプスベルガー(c.1575-c.1661):スフェラッニャ/カポナ/パッサカリア
カッチーニ(c.1550-1618):
私は陽をみるだろう/麗しのアマリッリ/新音楽と新表現法(29のアリアと
単声マドリガル)-愛の神よ、何故ためらうのか 
ログニョーノ(? - c.1620):
別れの時(デ・ローレのマドリガーレによる変奏曲)
※伊語歌詞、
英語対訳は<http://www.naxos.com/libretti/italianlament.htm>にアクセ
スしてPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/キャタクースティック・コンソート(2003年度アメリカ古楽コン
クール優勝)[キャサリン・ウェブスター(ソプラノ)、マイケル・レオポル
ド(テオルボ)、ベッキー・バクスター(トリプル・ハープ)、芸術監督:
アンナリーサ・パッパーノ(リローネ、トレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバ)]
有名な「アリアンナの嘆き」にはじまり、低くうなるテオルボの響きと深い
情感を持つ歌が、聴き手を違う世界へと誘ってくれる一枚。2001年に結成さ
れた若手アンサンブルは、無名の作曲家による作品に潜むドラマも露わにし、
「麗しのアマリッリ」などよく知られた作品にも別の光を当てています。

8.557578
<日暮れて四方は暗く-賛美歌名曲集>
伝承曲: 地上に住む者はみな/栄光の王よ、平和の王よ/汝見張りびとたちよ
/生けるもの全て/人の目には見えねども/主を称えよ、全能の創造主よ/
おお、こぞりて歌う何千もの舌/パリー(1848-1918): 親愛なる主よ、人の父
/いにしえ、かのみ足は(エルサレム)/ハウエルズ (1892-1983): 神への
希望は揺るがじ/アーヴィン(1836-1887): 主はわが牧者/グレートレックス
(1813-1858): 私の魂よ、告げよ/パーセル(1659-1695): 岩なる主イエスを
/ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): 神の慈悲よ、来たれ/W.H.モンク
(1823-1904): 日暮れて四方は暗く/プリチャード(1811-1887): アレルヤ、
イエスに歌え/ダーウォール(1731-1789): 汝ら、聖なる天使の光/アイアラ
ンド(1879-1962): 我が歌は知られざる愛/ダイクス(1823-1876): 聖なる、
聖なる/テイラー(1907-92): 栄えに満ちたる/ゴス(1800-1880): たたえよ、
王なるわれらの神を/ゴーントレット(1805-1876): おお、主をほめまつれ
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/englishhymns.htm>にアクセス
してPDFファイルをダウンロード。 録音・編集(24 bit)
歌・演奏/ティモシー・バイラム=ウィッグフィールド(指揮)
ウィンザー城、聖ジョージ教会合唱団、マーロゥ・ブラス・アンサンブル
イギリス国教会の有名な賛美歌を、エリザベス女王の居城であるウィンザー
城の聖歌隊が歌うという、由緒正しい一枚。パリー、ハウエルズ、パーセル、
ヴォーン・ウィリアムズなどの作品も含まれており、伴奏もオルガンではな
くブラス・アンサンブル。王室行事を思わせる厳粛な雰囲気が見事です。

8.557643
<英国歌曲シリーズ第14集>
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
旅の歌/命の家/リンデン・リー/フレデゴンド・ショーヴによる4つの詩 
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/englishsongs14.htm>にアクセ
スしてPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
「旅の歌」「命の家」という代表的な2つの歌曲集、アンコール・ピースと
して歌われることも多い「リンデン・リー」など、この作曲家のベスト歌曲
選集とも言うべき1枚。リリカルなバリトンによるイギリスらしいサウンド
です。24bit録音・編集。

8.559253
バウアー(1882-1955):
アフリカの主題によるラメント(M.バーンスタインによる管弦楽編曲)/オ
ーボエ、クラリネットと弦楽のためのコンチェルティーノ/トリオ・ソナタ
第1番(フルート、チェロとピアノのための)/弦楽のための交響的組曲/
オーボエとクラリネットのための二重奏曲/アメリカの若者の協奏曲
演奏/ディアナ・アンバッハ(指揮、ピアノ)
アンバッハ室内管弦楽団&アンサンブル
ナディア・ブーランジェに師事し、抒情的な作風の曲を多数残した女性作曲
家。フランスやイギリス音楽の雰囲気も持ち合わせ、コープランドの持つ抒
情性にも共通点を見出せます。ほぼ無名ながら、一度聴いたらとりこになる
聴き手も多いでしょう。

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05-10 No.16-2

2005年10月24日 14時46分46秒 | Weblog
8.559255
W.シューマン(1910-1992):
交響曲第7番/交響曲第10番「アメリカのミューズ」
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)シアトル交響楽団
バーンスタインやスラットキンをはじめ、アメリカの指揮者とオーケストラ
なら必ずレパートリーに入れているほど有名なウィリアム・シューマンの作
品。交響曲シリーズ第2弾(第1弾:8.559254)は、ボストン響創立75周年の
ために作曲され、1960年にミュンシュの指揮で初演された第7番、そして
1976年にドラティ指揮のワシントン・ナショナル響が初演した第10番です。

8.559410
<ハヌカのお祝い>
ゴールドスタイン:
ろうそくを灯して行う祝祷(リンド、アンシス、ロヴナーによるメロディに
基づく) 
H.アドラー:我らが灯した光 
ミラー:マオズ・ツール(岩の砦よ) 
S.アドラー:奇跡を祝って/自由の炎 
ロウ:小さな灯火 
ジルバーツ:ハヌカの灯火 
フロム:ハヌカ・マドリガル(誰が語り、表現することが出来る) 
アンシス:神殿清めの賛美歌 
シャティン:ドライデルをまわせ 
オルシャネツスキー:アドナイ・ツハラヌ 
イサークソン:偉大な奇跡の姿 
※ヘブライ・英・イディッシュ語による歌唱、英語対訳付き、ヘブライ語・
イディッシュ語の歌詞は付いていません。
歌・演奏/ニール・レヴィン(指揮)コロ・ヘブラエイコ、
サイモン・スピロ(カントール)、
ティム・コック(指揮)カロライナ室内合唱団、チョウ・チン(ピアノ)、
ベンジョン・ミラー(カントール)、アバ・ボギン(ピアノ)、
ロドニー・ウィンザー(指揮)
シンシナティ大学音楽学部ウィンド・シンフォニー、
サミュエル・アドラー(指揮)ロチェスター・シンガーズ、
ロナルド・コープ(指揮)新ロンドン児童合唱団、スコラ・ヘブラエイカ、
モシェ・ハシェル(カントール)、南ミシシッピ大学サザン・コラール
クリスマスと同時期に行われるユダヤ教の祭り「ハヌカ」。紀元前、ギリシャ
の異教徒に侵略されたエルサレムの宮殿を解放したという出来事を祝います
が、それに関連した民謡や歌曲なども多数。なかなか日本では紹介されない、
そうした作品を集めた一枚であり、アメリカ音楽の一面を垣間見ることがで
きます。

8.559432
<ユダヤ人の作曲家による舞台の歌曲集第2集 ー セクンダ、オルシャネツ
スキーと仲間の作曲家たち>
セクンダ(1894-1974):
素敵なあなた/私のユダヤの少女/クレズマーよ、フィドルを弾いておくれ
/ユダヤの歌
オルシャネツスキー(1892-1946):
あなたを愛しすぎている/あなたを見ただけで/善き家庭/それっていつの
こと今すぐ言って/幸福/木の下で/恋をしたんだ 
ジロッド(1879-1930):過越しの祭りの女王 
ピールムター(1859-1953)&ヴォール(1877-1936):コロンブス万歳 
トリリング(1895-1947):あなたといっしょなら 
ヴォール:スルーツアイ/ヴェルベットとシルク 
作者不詳:ハドルとシュトルーデル 
※イディッシュ語による歌唱、歌詞の英語対訳付き。
歌・演奏/サイモン・スピロ(テノール)、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ブルース・アドラー(テノール)、
ロバート・アベルソン(バリトン)、
ジョアンヌ・ボーツ(メゾ・ソプラノ)、
ロバート・ブロック(テノール)、
ベンジョン・ミラー(テノール)、
デヴィッド・クラカウアー(クラリネット)、
エリ・ヤッフェ(指揮)
ウィーン室内管弦楽団、
バルセロナ交響楽団&カタロニア国立管弦楽団
珍しい舞台作品の歌曲を集めたシリーズ第2弾。1910年代よりニューヨーク
で活躍し、ブロッホらに師事したセクンダ。ロシアのオペレッタ・カンパニ
ーで活躍後、1920年代にアメリカへと移住したオルシャネツスキー。2人を
中心とした、アメリカ音楽の深層とも言える一枚です。詳細な作曲家のバイ
オと各曲の解説付き。

8.559442
<「創世記」組曲(パトリック・ラスによる管弦楽再構成)>:
シェーンベルク(1874-1951):前奏曲 
シルクレット(1889-1982):天地創造 
タンスマン(1897-1986):アダムとイヴ 
ミヨー(1892-1974):カインとアベル 
カステルヌォーヴォ=テデスコ(1895-1968):洪水 
トッホ(1887-1964):誓約(虹) 
ストラヴィンスキー(1882-1971):カンタータ「バベル」
演奏/ジェラード・シュウォーツ(指揮)ベルリン放送交響楽団、
エルンスト・ゼンフ合唱団(ジーグルト・ブラウンス合唱指揮)、
トヴァ・フェルドシャー(語り)、バーバラ・フェルドン(語り)、
デイヴィッド・マーグリース(語り)、フリッツ・ウェーヴァー(語り)、
アイザイア・シーファー(語り) 
アメリカ西海岸在住の名だたる作曲家を中心に、音楽と語りで旧約聖書の世
界を展開していくというドラマティックなプロジェクト。かつて米RCAとキャ
ピトルの録音があったものの、今回の録音は紛失していた自筆スコアが見つ
かるなどして、初めてその全貌が明らかになったもの。作曲の経過、曲目の
解説などは充実しており、英語の勉強(リスニング)にも適しています。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.110272
<ザ・ジーリ・エディション第11集 -ミラノ・ベルリン・ローマ録音集
1941-1943>
チレア:歌劇「アルルの女」-ありふれた話(フェデリーコの嘆き) 
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」-ああマノン、お前の愚かさが 
マスカーニ:
歌劇「ロドレッタ」-フランツが言うなら…ああ、もし彼女を見つけ出せれば
/歌劇「イザボー(イサベオ)」-小さな鳩ではない!…我が叫びを聴き賜え
/同-そして輝かしい神の創造物がやって来る 
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」-ある日青空をながめて 
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」-地獄と不幸の人生/同-おお、天使のようなレオノーラ 
ミリテッロ:灰緑色の子守唄/愛 
タリアフェリ&N.ヴァレンテ:情熱(ナポリ方言歌詞) 
チョッフィ:3本の薔薇(ナポリ方言歌詞)/五月の一夜(ナポリ方言歌詞)
ビゼー:
歌劇「カルメン」-なんという眼差し!…きかせておくれ、おふくろの話/
同-私と一緒にいるあなたの母…あなたの母を見た 
ナルデッラ:兵士(ナポリ方言歌詞)  
V.ヴァレンテ:愛し過ぎて(ナポリ方言歌詞) 
オリヴィエーリ:わずかな薔薇 
レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」-ごめんなさって、善男善女の皆様 
ミレッカー:オペレッタ「従軍僧」-ただの夢、だけど消えゆく泡 
ビクシオ:映画狂い/おお教えておくれ、春よ (録音:1941-1943年、ミラ
ノ、ベルリン、ローマ) 
※リブレットは付いておりません。表記以外伊語歌詞です。
歌・演奏/ベニアミーノ・ジーリ(テノール)、
ウンベルト・ベレットーニ(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団、
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指揮)プロイセン国立管弦楽団、
ルイージ・リッチ(指揮)ローマ歌劇場管弦楽団、他 
マーク・オバート=ソーン復刻。Romophoneレーベルのために復刻された音源
を使い、可能な限りノイズ除去やピッチ修正を施した最高レヴェルの復刻。
「シングルズ」と呼ばれるアリアやカンツォーネを歌ったSPには、全身全霊
で1曲1曲を歌い上げるジーリのパワーが満ちあふれています。

8.110305
ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲第9番G.482(編曲:グリュッツマッハー)
(録音:1938年5月2日、ロンドン) 
ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲第2番(編曲:ジュヴァール)-第1・第2楽章
(録音:1945年10月15日、ロンドン) 
エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲(録音:1945年10月14日、ロンドン)
ブルッフ(1838-1920):コル・ニドライ(録音:1936年11月27日、ロンドン)
演奏/パブロ・カザルス(チェロ)、
ランドン・ロナルド(指揮)ロンドン交響楽団、
エードリアン・ボールト(指揮)BBC交響楽団 
ウォード・マーストン復刻。今なお、多くのチェリストや音楽ファンが聴き
続ける録音であり、複数のレーベルから復刻されている名演。ボッケリーニ
とハイドンは原典版楽譜の出版により骨董品的な位置づけになっていますが、
一時代の証言として貴重な記録でもあります。

8.111020-21(2枚組)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
(録音:1953年10月13日-17日、ウィーン) 
※リブレットは付いておりません 歌詞は独語です。
演奏/マルタ・メードル(ソプラノ)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、
ゴットロープ・フリック(バス)、
オットー・エーデルマン(バス)、
アルフレート・ペル(バリトン)、
セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)、
ルドルフ・ショック(テノール)、
アルウィン・ヘンドリックス(テノール)、
フランツ・ビェルバッハ(バス)、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団 
マーク・オバート=ソーン復刻。EMIによる歴史的録音であり、ライヴ・レコ
ーディングならではの燃焼が真に迫ったドラマを生んでいる稀代の名演とし
て有名です。この復刻は、状態の良好な初期盤LPをソースにしたもので、オ
バート=ソーンならではの丁寧な仕事により新しい評価を与えられるでしょ
う。
独語歌詞はウェブサイト<http://www.naxos.com/libretti/fidelio.htm>で

8.111055
<ワンダ・ランドフスカ:ハープシコード音楽の珠玉&ポーランド古来の舞
曲集>
J.S.バッハ:幻想曲BWV.919 
D.スカルラッティ:
ソナタ ニ長調K.443/L.418/P.376/ソナタ ニ短調K.32/L.423/P.14 
シャンボニエール:サラバンド ニ短調 
ラモー:
皇太子妃/歌劇「優雅なインドの国々」-2つのポロネーズのためのエア・グ
ラーヴェ 
F.クープラン:神秘的なバリケード/女道化師/ポーランド風の歌 
クロフト(パーセル作):グラウンド 
作者不詳:ナイチンゲール 
ヘンデル:エアと変奏「調子のよい鍛冶屋」 
モーツァルト:
ロンドK.485/ロンド「トルコ風」(トルコ行進曲)/メヌエットK.355(576b)
ヴィヴァルディ(J.S.バッハ編曲):協奏曲第1番 
オギンスキ(ランドフスカ編曲):ポロネーズ「祖国への別れ」 
ポロナイス(ランドフスカ編曲):ガイヤルド 
ランドフスカ:オーヴェルニュのブレー/跳躍(結婚式の民謡) 
カト(ランドフスカ編曲):ポーランド舞踏病 
オギンスキ(ランドフスカ編曲):
ポロネーズ 17世紀の3つのポーランド舞曲集 
ショパン:マズルカ第34番 
(録音:1946年、ニューヨーク、1951年、コネティカット州レイクヴィル)
演奏/ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード) 
マーク・オバート=ソーン復刻。20世紀のハープシコード演奏における礎を
作ったランドフスカが、米RCAに録音した演奏。2つのレコードから選曲され
たセレクションですが、モーツァルトやショパンの曲などが今となっては珍
しく、再評価のきっかけになる一枚です。

8.111124-26(3枚組)
ムソルグスキー:
歌劇「ホヴァーンシチナ」(リムスキー=コルサコフ補筆完成)/ボーナス
・トラック:「ホヴァーンシチナ」より3つの抜粋/ムソルグスキーの歌曲
選集(録音:[全曲]1946年、レニングラード、[抜粋]1935-1951年)
歌・演奏/[全曲]ボリス・フレイドコフ(バス)、マルク・レイゼン(バス)
ウラディミール・ウリヤーノフ(テノール)、
イヴァン・シャスコフ(バリトン)、ヤコフ・ミシェンコ(テノール)、
ラフレンティ・ヤロシェンコ(バス)、
ボリス・ハイキン(指揮)
レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団・合唱団、他 
[抜粋]ナジェージダ・オボウホーヴァ、パーヴェル・アンドレイエフ、他
[歌曲]マルク・レイゼン、ソフィア・プレオブラチェンスカヤ、フョード
ル・シャリアピン、イーゴリ・ゴリン、他 
ウォード・マーストン復刻。今や貴重な歴史の遺産となってしまった旧ソヴィ
エト連邦時代の録音であり、現在のキーロフ歌劇場ファンにも往年の素晴ら
しさを実感していただける記録。首席指揮者ハイキンのもと、当時の歌手陣
による歌には圧倒されるばかり。さらにはボーナスの歌曲集でもシャリアピ
ンをはじめとする貴重な記録をお楽しみいただけます。

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05-10 No.16-3

2005年10月24日 14時45分58秒 | Weblog
<MARCO POLO>
8.225308-09(2枚組) \2960
フェルステル(1859-1951):歌劇「エヴァ」 
※リブレットは付いておりません。歌詞はチェコ語です。
歌・演奏/イヴェタ・イルジコヴァー(ソプラノ)、
コスティアンティン・アンドレイエフ(テノール)、
デニサ・ハマロヴァー(メゾ・ソプラノ)、
イーゴリ・タラソフ(バリトン)、
エリザベス・バットン(メゾ・ソプラノ)、
ローランド・ダヴィット(バリトン)、
ヤロスラフ・キズリンク(指揮)クラクフ・フィルハーモニック管弦楽団、
ウェクスフォード音楽祭歌劇合唱団(ルボミール・マートル合唱指揮) 
マルコポーロの定番シリーズとなりつつある、ウェクスフォード音楽祭での
ライヴ。チェコの作曲家フェルステルによる男女の悲恋を描いたオペラであ
り、人間ドラマ風の作品。スロヴァキア国立劇場の指揮者キズリンクをはじ
め、この作品にふさわしい歌手陣がそろっています。24bit録音。


<CPO>
777008-2 \1980
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907):ピアノ協奏曲ニ長調/交響曲ヘ長調
演奏/アラン・フランシス(指揮)
ボルツァーノ&トレント・ハイドン管弦楽団、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
イタリアのボルツァーノに生まれ、R・シュトラウスに会ったことで作曲家
としての道が開かれたテュイレ(トゥイレ)。メンデルスゾーンやショパン
の作風を思わせるピアノ協奏曲は、1882年の作品。1886年にR・シュトラウ
スが初演の指揮をした交響曲と共に、この作曲家の存在を伝える貴重な録音
です。

777085-2 \1980
ガーソン(1790-1825):序曲ニ長調/交響曲変ホ長調 
クンツェン(1761-1817):交響曲ト短調
演奏/ラース・ウルリク・モーテンセン(音楽監督)
コンチェルト・コペンハーゲン
デンマークの古典派音楽および交響曲の歴史に欠かせない、2人の作曲家に
よる秀作。どちらも典型的なウィーン楽派のスタイルであり、ハイドンやモ
ーツァルトと同時代の才能を知るチャンスです。

777097-2(2枚組) \3960
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):
歌劇「太陽の炎」(ライブ録音:2003年)
歌・演奏/ロマン・トレケル(バリトン)、
ミカエラ・シュナイダー(ソプラノ)、
リヒャルト・ブルンナー(テノール)、
ユルゲン・トレケル(バス)、
ニールズ・ギーゼッケ(テノール・ブッフォ)、
エヴァ・バトリ(ソプラノ)、
ウルリケ・シュナイダー(アルト)、
ウルリヒ・シュテューダー(バリトン)、
ロジャー・エップル(指揮)ハレ歌劇場管弦楽団・合唱団
1912年に作曲された8番目のオペラであり、その後初演されてから1979年に
蘇演。2002年にハレ歌劇場で完全な全曲が上演されたという曰く付きの作品。
父が得意としていた騎士ものであり、13世紀ビザンティン帝国を舞台にした
壮大な歴史劇です。日本でも人気が上昇したトレケルが好演。

777104-2(SACD-Hybrid) \2550
アイプラー(1765-1846):交響曲第1番/交響曲第2番/序曲
演奏/ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)ジュネーヴ室内管弦楽団
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
1790年代後半に作曲された2つの交響曲は、同時発売のゲルソン&クンツェ
ンによる交響曲同様に、ウィーン古典派を形成してハイドンやモーツァルト
の後継者的役割を果たす存在。モーツァルトと親しかったこともあり、
2006年のモーツァルト・イヤーで脚光を浴びる作曲家になるかもしれません。

777168-2(SACD-Hybrid) \2550
アカペラの楽しみ:オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集
歌・演奏/シュニットプンクトヴォーカル男声四重合唱団、
クヴァルテットVITA
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
カウンター・テノールのペーター・パウムガルテンを中心とした声楽アンサ
ンブルが、アルプス地方とスロヴェニアの民謡を歌う、合唱および声楽アン
サンブル・ファン必聴の一枚。中部ヨーロッパの民謡を集めた録音は意外に
少なく、その意味でも貴重です。

777170-2 \1450
ツァイスル(1905-1959):<歌曲集>
ホルツ、ハルトレーベン、ビールバウム、シャウカル、ベーム、フライシュ
レン、ゲーテ、ヘルマン、シュラーフ、ブッシュ、ニーチェ、アイヒェンド
ルフ、レッシング、ギルム、リンゲルナッツ、パウルゼン、モルゲンシュテ
ルンの詩と「少年の魔法の角笛」による28の歌曲集
歌・演奏/ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)、
コート・ガーベン(ピアノ)
ユダヤ人であるがゆえに、コルンゴルトらと同じくナチの台頭によってアメ
リカ西海岸へと亡命したツァイスル。しかしながらここに収録された歌曲集
はウィーン時代の産物であり、ストレートな後期ロマン派の表現によるもの。
ホルツマイアーとガーベンという確かな再現者を得たからこそ実現した歌曲
集です。


<NAXOS SACD>
6.110095(SACD-Hybrid) \2180
<クリスマス・コーラル・スペクタキュラー>
作者不詳:
ディンドン、ほがらかに/コヴェントリ・キャロル/幼少の王/伝承曲:ひ
いらぎ飾ろう/もみの木/ああ小さきベツレヘムの町よ/幼きイエス、愛ら
しく眠り/グロスターの乾杯/マリアはみどり子を授かった/伝J.F.ウェイ
ド:神の御子は今宵しも/ブレイナー: 我らに男の子が生まれた/羊飼いら
はほめたたえ/グルーバー:きよしこの夜(編曲:ブレイナー) 
※ラテン・英語歌詞付き
演奏/ペーテル・ブレイナー(指揮)
ボーンマス交響楽団、
ボーンマス交響合唱団(合唱指揮:ナイジェル・ペリン)、
マーガレット・バーデット(ソプラノ)、
セシリー・アトキンソン(アルト)、
リントン・アトキンソン(テノール)、
ジョナサン・プレンティス(バス)
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、
2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネル
で収録)
クリスマスを音楽で楽しく演出したい!という方には、ぜひおすすめしたい
一枚。ブレイナーによるアレンジはゴージャスなオーケストラ・サウンドに
コーラスが加わり、誰もが口ずさめる名曲のオン・パレード。これぞ、一家
に一枚の名盤です。もちろんサウンドも広がりがあり、オーディオ・ファン
にもおすすめです。

6.110101(SACD-Hybrid) \2180
ストコフスキー:<管弦楽編曲集>
ムソルグスキー(1839-1881):
交響詩「はげ山の一夜」/歌劇「ホヴァーンシチナ」-第4幕への間奏曲/
歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」の交響的合成/組曲「展覧会の絵」 
チャイコフスキー(1840-1893):
2つの小品-第2番「ユモレスク」/ラトガウスの歌詞による6つの歌-再び、
前のように、ただひとり 
ストコフスキー(1882-1977):スラヴの伝統的クリスマス音楽
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)ボーンマス交響楽団
制作方式:DSDマスタリング 
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステ
レオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
既発売のCD(8.557645)と同音源。SACD仕様になり、ストコフスキーが仕掛
けたオーケストラによるスペクタクルを、重量感のあるサウンドで味わえる
のは音楽ファンにとって幸福でしょう。「音の魔術師」と呼ばれたその編曲
テクニックは、理想的な再生により体験できるのです。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101237(2枚組) \2880
独・仏・英・日本語字幕付き
J.S.バッハ(1685-1750):
クリスマス・オラトリオ(6部全曲、歌詞独語)
(収録:1999年、ワイマール、ヘルダー教会)/スペシャル・フィーチャー
:ドキュメンタリー[「いざ祝え、このよき日を」ガーディナーのバッハ・
カンタータ巡礼の旅/バッハ再訪 ― ザクセンとチューリンゲンのガーディ
ナー]
演奏・歌/ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団、
クラロン・マクファーデン(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(アルト)、
クリストフ・ゲンツ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
NTSC方式/画像構成比16:9/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1/198分/片面二層ディスク(DVD9) 
TDKから発売されていた映像の移行発売。1999年にドイツのワイマールで収録
され、現在は自主レーベルで継続している「カンタータ全曲シリーズ」の皮切
りとなった演奏。演奏が素晴らしいのはもちろん、ボーナス収録されたドキュ
メンタリーで、ガーディナーのJ.S.バッハに対する思いやこだわり、熱意など
を垣間見ることができます。

102041 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第5集 ― アメリカン・ウェイ(抜粋=ガーシュウィ
ン:ラプソディ・イン・ブルー アイヴズ:祭日-第2番「戦没将兵記念日」
 ケージ:コンストラクション第1「金属で」 カーター:ア・セレブレー
ション・オブ・サム・100×150・ノート フェルドマン:マダム・プレスが
先週90歳で死んだ コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」 ジョン
・アダムズ:ハーモニウム ワイル:舞台音楽「街路の風景」-寂しげな家 
ライリー:インC バーンスタイン:ミュージカル「ウェスト・サイド物語」
-シンフォニック・ダンス)/スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴
/オーディオ・トラック(コープランド:バレエ音楽「アパラチアの春」
― Naxos音源、画面:ピクチャー・ギャラリー)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)、
ウェイン・マーシャル(ピアノ)、デボラ・メイ(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック22分)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5)
シリーズ第5弾は、20世紀音楽史でヨーロッパとまったく違った発展を遂げ
たアメリカの音楽。ラトルがまだ録音していない作品が多く、その意味でも
貴重なドキュメントであり、ガーシュウィンを得意とするウェイン・マーシャ
ルらの共演もうれしいです。

102043 \2880
仏・伊・西・日本語字幕付き
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第6集 ― 目覚めた後(抜粋=R.シュトラウス:4
つの最後の歌 シェーンベルク:ワルシャワの生き残り ブリテン:セレナ
ード ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」 シュトックハウゼン:
グルッペン ブーレーズ:主のない槌(ル・マルトー・サン・メートル)/
スペシャル・フィーチャー[作曲家たちの経歴/収録されたコンサート演奏
― シュトックハウゼン:グルッペン(客演指揮者ジョン・カールー&ダニ
エル・ハーディングと共に)]
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)
バーミンガム市交響楽団、バリー・ガヴィン(ディレクター)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック)/言語:英・独/片面一層ディスク(DVD5) 
シリーズ第6弾は第2次世界大戦後の音楽シーンと前衛の時代を総括。中で
もラトルが敬愛する師カールーと、まだデビュー仕立てのハーディングと共
に指揮をする「グルッペン」の映像が珍しく、これら前衛の作品が好きでは
ない方も見て楽しめるでしょう。

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05-10 No.16-4

2005年10月24日 14時45分02秒 | Weblog
<OPUS ARUTE DVD>
OA0938D(2枚組) \4750
ラモー(1683-1764):
歌劇「遍歴騎士」(仏語歌詞)(ライヴ収録:2004年、パリ、シャトレ座:
パリ音楽劇場)/エクストラ・フィーチャー[「バロックはロックだ!」(ラ
イナー・E・モリッツによるドキュメンタリー・フィルム)/オペラ概要/
キャスト・ギャラリー]
歌・演奏/トピ・レーティプー、ステファニー・ドゥストラック、フランソ
ワ・ピオリーノ、サンドリーヌ・ピオー、ロラン・ナウリ、ルネ・シレール、
エミリアーノ・ゴンサレス・トロ、クレテーユ&ヴァル-ド-マルヌ県サント
ル・コレオグラフィーク、ダンス・カンパニー:モンタルヴォ=エルヴュ、
ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン(管弦楽・合唱)、
ジョゼ・モンタルヴォ&ドミニク・エルヴュ振付、ジョゼ・モンタルヴォ演出
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ/204分/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9) 
ラモーの最晩年にパリで作曲されたオペラであり、華やかな過去の作品と一
変して現実的な題材(権力闘争など)を扱い、初演は残念ながら失敗に終わ
りました。クリスティとレザール・フロリサンを中心としたこの蘇演は、充
実した歌手陣のせいもあって見事な再現であり、バロック・オペラ・ファン
は必見のおもしろさです。

OA0939D \2850
<ミケランジェリ・プレイズ・ベートーヴェン>
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第3番/ピアノ・ソナタ第32番 
ガルッピ(1706-1785):ソナタ ハ長調 
D.スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ハ短調K.11/L.352/ソナタ ハ長調K.159/L.104/ソナタ イ長調K.322
/L.483/ソナタ ロ短調K.27/L.449/P.83 
(収録:1962年、イタリア、トリノ、イタリア放送協会)
演奏/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:LPCMモノラル/84分/片面二層ディ
スク(DVD9)) 
ベートーヴェン、ガルッピ、D.スカルラッティと、ミケランジェリが得意と
する作曲家が並び、繊細なタッチが映像で確認できる貴重な映像。演奏家と
しても絶頂期であり、魔法が立ち上がるかのような音楽は、映像を伴ってさ
らに神秘的な雰囲気を漂わせるでしょう。


<EURO ARTS DVD>
2054248 \2700
<ヨハン・シュトラウス ― ダンスと夢 ― >
ダンス・パフォーマンス「ウィーンの夜」(ランナー:饗宴ポロネーズ/ワ
ルツ「シューンブルンの人びと」 J.シュトラウスI世:ワルツ「ローレライ、
ラインの調べ」/ギャロップ「カチューシャ」/ラデツキー行進曲 J.シュト
ラウスII世:ハンガリー万歳(ポルカ・シュネル)/オペレッタ「ジプシー
男爵」-ジプシーの歌「みすぼらしく誠実な」/踊りのグシュタンツル/トリ
ッチ・トラッチ・ポルカ(ポルカ・シュネル)/ワルツ「美しき青きドナウ
に」 ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」)
(収録:2004年11月29日-12月1日、ウィーン)
ドキュメンタリー・ドラマ「ワルツ王」(レスリー・ギャレットの紹介による)
歌・演奏/レスリー・ギャレット(ソプラノ)、マスターズ・ウィーン・ワ
ルツ・ダンス・アンサンブル、ウィーン・アカデミー、アルフレッド・エシュ
ヴェ(指揮)、デーヴィッド・チャールズ・アベル(指揮)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ/120分
(「ウィーンの夜」:60分、「ワルツ王」:60分)/独・仏語字幕付き(ナ
レーションは英語)/片面二層ディスク(DVD9)
人気歌手レスリー・ギャレットをフィーチャーした楽しいパフォーマンスと
ドキュメンタリー・ドラマで、ウィンナー・ワルツの素晴らしさを味わえる
一枚。ニュー・イヤー・コンサートの時期だけに、お客様の関心が高まるの
も間違いありません。

2054518 \2700
J.S.バッハ(1685-1750):
ミサ曲 ロ短調 BWV.232(ラテン語歌詞)
ボーナス・フィルム :バッハとロ短調ミサ曲(ヘルベルト・ブロムシュテッ
トによる紹介)
(ライヴ収録:2005年5月8日、ドイツ、ライプツィヒ、聖トーマス教会
[ライプツィヒ・バッハ音楽祭2005])
演奏・歌/ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
ゲヴァントハウス室内合唱団(モーテン・シュルト=イェンセン:合唱指揮)
ルート・ツィーザク(ソプラノ)、アンナ・ラーション(アルト)、
クリストフ・ゲンツ(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/138分(ミサ曲:117分、ボーナス:21分)/ラテン
・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
円熟期真っ只中のブロムシュテットが、手兵であり作曲者とゆかりの深いオ
ーケストラを指揮した、非常に意義深い一枚。歌手陣も充実しており、ピリ
オド楽器による演奏がメインになっている現在、あらためて現代風の演奏に
スポットを当てる名演の誕生だと言えるでしょう。

2054538 \3450
ヘンデル(1685-1759):
歌劇「アグリッピーナ」(伊語歌詞)
(ライヴ収録:1985年5月1日-4日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロ
ココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭])
演奏・歌/アルノルト・エストマン(指揮)
ロンドン・バロック・プレイヤーズ、ギュンター・フォン・カンネン、
バーバラ・ダニエルズ、デーヴィッド・キューブラー、ジャニス・ホール、
クラウディオ・ニコライ、ウルリヒ・ヒールシャー、エーバーハルト・カッツ
カルロス・フェラー、トーマス・ブレムザー、ミヒャエル・エルプ、
ミヒャエル・ハンペ(演出)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式::PCMステレオ、ドルビ
ー・デジタル5.1、DTS5.1/154分/伊・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディ
スク(DVD9)
イギリスへとわたる直前にヴェネツィアで初演されたオペラであり、当時の
イタリア・オペラ様式を知る最適な作品。「胸騒ぎが私を苦しめる」などの
名アリアがあるものの全曲上演(演奏)は珍しく、ドロットニングホルム宮
廷歌劇場の指揮者として知られるエストマンらの上演は、バロック音楽ファ
ンにとって貴重でしょう。

2054578 \2700
モーツァルト(1756-1791):<弦楽四重奏名曲集>
弦楽四重奏曲第14番/弦楽四重奏曲第19番「不協和音」/弦楽四重奏曲第21番
「プロイセン王四重奏曲第1番」/セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナ
ハトムジーク」] /ボーナス:舞台裏(静止画) 
(収録:2005年5月11日-13日、ドイツ、ザクセン州、ラメナウ城)
演奏/ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、シュテファン・アデルマン(コント
ラバス……セレナード)
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/102分/片面二層ディスク(DVD9)
弦楽四重奏をじっくりと味わえ、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の妙技とア
ンサンブルを映像で見られる、モーツァルト・ファン、室内楽ファンにおす
すめの一枚。古城での収録が独特の雰囲気を醸し出しており、落ち着いて楽
しめる映像になっています。

2054618 \2700
<メニューイン・プレイズ・メンデルスゾーン&ブラームス、サラサーテ、
バッジーニのアンコール集>
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調/ブラームス:ハンガリー舞
曲集(J.ヨアヒム編曲)-第4番/第5番 サラサーテ:スペイン舞曲集-
第1番 「マラゲーニャ」/第2番「ハバネラ」 バッジーニ:ワルツ「カラ
ブレーゼ」
ボーナス・フィルム:ハリウッドのヴァイオリニスト(ユーディ・メニュー
イン、ハンフリー・バートンと語る)/アンコール集について(ユーディ・
メニューイン、ハンフリー・バートンと語る) 
(収録:メニューイン・プレイズ・メンデルスゾーン……1947年、ハリウッ
ド、チャーリー・チャップリン・スタジオ、ボーナス・フィルム……1997年、
ワルシャワ)
演奏/ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
アンタル・ドラティ(指揮、ピアノ)、ハリウッド交響楽団、
アドルフ・ボーラー(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式::PCMステレオ/91分
(演奏:44分、ハリウッドのヴァイオリニスト:36分、アンコール集につい
て:11分)/独・仏語字幕付き(ナレーションは英語)/片面二層ディスク
(DVD9)
1940年代の颯爽としていたメニューインが見られる一枚であり、アメリカで
の人気が高まっていたドラティの映像も貴重。フルトヴェングラーとの共演
録音と同時期だけに、充実した演奏の記録として、20世紀ヴァイオリニスト
史を語る上での不可欠な存在となりそうです。滋味のあるトークも感動もの
です。


<NAXOS JAZZ LEGEND>
8.120739 \850
ウディ・ハーマン:第3集「ザ・サンダリング・ハード」オリジナル・レコ
ーディングス 1945-1947
[Apple Honey / Bijou(Rhumba a la Jazz) / Caldonia / Goosey Gander /
Northwest Passage / The Good Earth / Your Father's Moustache / Wild
Root / Panacea / Blowin' Up a Storm / Mabel! Mabel! / Steps / Igor
/ Lady MacGowan's Dream / Summer Sequence, Parts 1-4 / Back Talk] 
<Vol.1 : 8.120527/ Vol.2: 8.120658>
デヴィッド・レニック復刻。シリーズ第3弾は米Columbiaへの録音集であり、
1946年のウッドチョッパーズによる録音も2トラック収録。ハーマンがヴォ
ーカルをとるトラックもあり、彼のバラエティ豊かな才能を知ることできる
一枚です。

8.120773 \850
サラ・ヴォーン:第3集「降っても晴れても」オリジナル・レコーディング
ス1949-1953
[I Cried For You / Black Coffee / Bianca /You're Mine, You / The
Nearness Of You / Summertime / Dedicated To You / You're All I Need
/ Can't Get Out Of This Mood / It Might As Well Be Spring / Mean To
Me / Come Rain Or Come Shine / Nice Work If You Can Get It / East Of
The Sun (And West Of The Moon) / My Reverie / City Called Heaven /
Ave Maria / Spring Will Be A Little Late This Year / A Blues Serenade
/ Perdido]  <Vol.1 : 8.120572/ Vol.2: 8.120763>
米Columbiaへの録音集は、マイルス・デイヴィスをフィーチャーしたジョー
ジ・トレッドウェル・オールスターズの録音(6トラック)が白眉。またス
タンダード・ジャズのほか、ミュージカル・ナンバーなどもレパートリーに
入れ、歌手として幅を広げた時期の記録だと言えるでしょう。


<NAXOS NOSTALGIA>
8.120832 \850
アーネスト・ロー:「鳩の翼」オリジナル・レコーディングス1927-1938
[MENDELSSOHN: Hear My Prayer; O for the wings of a dove / Symphony
No. 2 in B flat Op. 52, "Hymn of Praise": I Waited for the Lord /
Elijah: O come everyone that thirsteth & Hear ye, Israel / ANONYMOUS:
O filii et filiae (arr. H. W. Davies) / G. THALBEN BALL: Lift up
your hearts - H. W. Davies: King of Glory / HANDEL: Messiah, HWV
56: I know that my redeemer liveth / SCHUBERT: Hark!hark! the lark
(Horch, horch! die Lerch), D. 889 / Who is Sylvia?, D. 891 /
Coronach, D. 836 / TRADITIONAL: Drink to me only with thine eyes
(arr. G. THALBEN BALL) / Nursery Rhymes: Matthew, Mark, Luke and
John - Bless you Bonnie Bee (arr. H. W. Davies) / BRAHMS: Lied
von Shakespeare (Come away death), Op. 17, No. 2 / J.S.BACH: Herz
und Mund und Tat und Leben, BWV 147: Jesu, joy of man's desiring
(arr. H. Allen) / W. HENRY MONK: Abide with me]
デヴィッド・レニック復刻。1911年にロンドンで生まれ、ロンドン・テン
プル教会合唱団のソリストとして活躍。この復刻集は少年期から青年期へ
と移行した彼の記録であり、メンデルスゾーンやヘンデル、シューベルト
等のクラシック作品を中心に、清らかな歌声を聞かせます。少年合唱ファン
、ボーイ・ソプラノ・ファンにおすすめしたい一枚です。

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05-10 No.15-1

2005年10月21日 15時46分35秒 | Weblog
<Waon Records>
WAONCD 030 \2080
深い霧の奥へ、六月の舞踏会、黒いマントの男、即興曲スペイン、結晶
NIKE、午後のひととき、SIGN、追跡、草原の想い出、LISA
崎川晶子(チェンバロ)
録音:2005年5月31~6月2日
木曜洋画劇場のオープニングテーマをはじめ、CANON/DIGIC DVや、VOLVO/V70、
花王/トイレマジックリンスプレー、フジッコ/カスピアなどのコマーシャ
ルの音楽や、NHK総合「経済羅針盤」テーマ曲などでもおなじみの上畑正和。
さらに彼は、かの名作とほまれたかいCM、洗濯物が大量にかかっている物干
し竿を、女性がエイヤっと持ち上げるCM(ファイテン-Phiten-、現在は高
橋尚子が出演)の音楽も担当しています。そんな上畑が、崎川のためにチェ
ンバロ曲を書き下ろしました。上畑の作品は、親しみやすく、印象深い反面、
奏者に超絶技巧を要求します。崎川晶子の卓越した演奏と、曲を引き立たせ
るように1曲ごとに替えられた調律が忘れられない旋律と響きを生み出しま
す。いつも傍に置いておきたい曲たちの玉手箱のようなCDです。
第6曲目の「NIKE」は、写真の八木ヨシオの彫刻「孵化するニケ」にインス
ピレーションを得て書かれました。卵の中のニケ(翼をもつ女神)が、殻
をつつく音がチェンバロでかわいらしく再現されます。





<DOREMI>
DHR 7826/7 2枚組 \3760
「ロザリン・テューレック第1集 / バッハのパルティータ」
バッハ:パルティータBWV.825~830
ロザリン・テューレック(P)
録音:1949&50年
(使用ソース;Allegro Red Vinyl LPs AL.18, AL.42, AL.63, AL.67)
BBC LEGENDSの平均律全曲(BBCL.4109、4116)もロングセラー、グールドも
自己への影響を認めたバッハの大権威テューレックのバッハ。パルティータ
では50年代にEMIに行った再録が知られますが、こちらは40代のときのもの。
貴重な初CD化です。






<naive>
V 5043 \1980
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
サンドリーヌ・ピオー(S)
アンネ=リーゼ・ソリード(S)
ポール・アグニュー(T)
フレデリック・カトン(Bs)
エマニュエル・クリヴィヌ(指)ラ・シャンブル・フィルハーモニク
ロランス・エキルベイ(合唱指導)アクサンチュス
モーツァルト生誕250年の来年、どっと出てくるであろうCDに先駆け、naive
が素晴らしいCDを届けてくれました!モーツァルト未完の大作、ミサ曲ハ短
調!まずは指揮、こだわり派で天才肌のクリヴィヌが、実に考え抜かれた、
神経の通ったモーツァルトを奏でています。合唱はエキルベイ率いるアクサ
ントゥス!これはもうまちがいなしの一言。そしてソリストには、ピオー、
アグニュー、カトンという古楽系の名歌手たちに加え、ここ数年メキメキ頭
角を現しているノルウェイのソプラノ、ソリードを配しています。楽譜はベ
ーレンライターの新全集版を使用。
モーツァルティアンなら、年越しは紅白でなくて、このCDで決まり!





<harmoniamundi france>
HMC 901901 \2080
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:2005年6月26-28日 ベルリン
Maestoso / 16’47”
Adagio / 17’08”
Scherzo / 8’26”
Finale / 14’15”
ケント・ナガノと手兵ベルリン・ドイツ響によるブルックナー・シリーズ。
第3番(HMC.901817)に次ぐ2作目は、2005年4月18日東京オペラシティ・コン
サートホールを沸かせたのと同じ第6交響曲。
1899年にウィーンで全曲初演をマーラーが手がけたこの曲は、「改訂マニア」
ブルックナー自らは手を入れなかった会心の作。“鉄面皮なヤツ”と自身が
あだ名をつけたのもうなずける第1楽章の開始。霧が立ち込めるようなヴァイ
オリンのきざみに、暗く不吉に呼応するコントラバス。やがてホルンが立ち
現れ無骨なフォルムで全奏へとなだれ込んでゆくこの箇所は、実演でもそう
でしたが何度聴いてもゾクゾクしてきます。さらに続くアダージョでは、し
なやかで陰影に富んだ弦の音色が織り成す絶妙な風合いがたまりません。
晩年かのヴァントもよく振ったオケ、ベルリン・ドイツ響。ナガノの明晰な
棒に素晴らしい反応をみせて、ずっしりと分厚い響きのブルックナーに心ゆ
くまで浸れます。

HMC 901876 \2080
J.S.バッハ:
ヴァイオリン協奏曲BWV1052(オリジナル復刻版)
2台チェンバロのための協奏曲BWV1062(2つのヴァイオリン協BWV1043の編曲)
2本フルートとチェンバロのための協奏曲BWV1057
(ブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049の編曲)
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060(オリジナル復刻版BWV1060a)
ベルリン古楽アカデミー
ステファン・メイ,ミドリ・ザイラー,ラファエル・アルパーマン 他
録音:2004年11月
バッハのスペシャリスト、ベルリン古楽アカデミーによる協奏曲集。【ヴァ
イオリン協奏曲BWV1052】は消失したとされるヴァイオリン協奏曲で、カンタ
ータ(BWV146)→オルガン協奏曲(BWV188)→チェンバロ協奏曲(B
WV1052a)と編曲されています。このオリジナル復刻版は、C.P.E.バッハ
のチェンバロ作品の断章をもとにミドリ・ザイラーが編曲したもの。ファン
タジー豊かで、華麗な音楽。ロマン派の音楽家たちも「バッハ最大の傑作の
ひとつ」と魅了されていた作品です。ベルリン古楽アカデミーは、ドイツの
歴史と伝統に培かわれたアカデミックな品格漂う演奏。名手たちの卓越した
テクニックに裏付けされた見事なアンサンブルです。特に【オーボエとヴァ
イオリンのための協奏曲BWV1060】では、オーボエの木の香りを感じさせる
暖かい音色は、他の楽器と調和して艶やかで洗練された響きに聞き惚れてし
まいます。

HMC 901882 \2080
ヴォルフ:メーリケ詩集より
祈り、散歩、時は春、春に、古い絵に(古画に題す)、希望の復活 
旅路、四月の黄色い蝶、庭師、めぐりあい、鼓主、狩人の歌、つきること
のない愛、朝早く、思え、おお魂よ、愛する人に、ペレグリーナその1
ペレグリーナその2、さようなら、世をのがれて、火の騎士、こうのとり
の使い、別れ
ウェルナー・ギュラ(テノール)
ヤン・シュルツ(ピアノ)
ウェルナー・ギュラ待望のソロ新譜です。2002年の「シューマン:詩人の恋
/リーダークライス(HMC 901766)」以来、約3年ぶりとなる新譜は、ヴォ
ルフのメーリケ詩集。ギュラは、ヴォルフが愛してやまなかったメーリケの
詩によるこれらの歌曲を、時に軽やかに、時にしっとりとほとびていくよう
な涙のように歌います。ドラマティックな内容のときでも、格調たかいギュ
ラの声は激情に流されることなく、詩のもつドラマを表現します。ピアノも
長年のパートナー、ヤン・シュルツ。もともと彼はコンセルトヘボウ管弦楽
団などでホルン奏者もつとめた実力者で、今は指揮者としても幅広く活躍し
ています。ギュラにぴったりと寄り添った伴奏は実に見事です。秋の夜、
しっとりとヴォルフを聴くのもいいかもしれません。

HMU 907391 \2080
HMU 807391(SACD-Hybrid) \2250
バルチック・ヴォイシズ 3
ヴァツロヴァス・アウグスティナス(リトアニア):
足踏みしている花嫁 (1994)
ペレ・グズモンセン=ホルムグレン(デンマーク):
ステートメンツ (1969)
カイヤ・サーリアホ(フィンランド):夜、別れ (1991, 96)
リーティス・マジュリス(リトアニア):
眩まされた眼は言葉を失う (1992)
エリク・ベリマン(フィンランド):4つの驚きの歌 Op.51b (1960)
アルギルダス・マルティナイティス(リトアニア):アレルヤ (1996)
エルッキ=スヴェン・トゥール(エストニア):瞑想 (2003)
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(ポーランド):
5つのクルピエ地方の歌 Op.75 (1999)
ポール・ヒリヤー (指)
エストニア・フィル室内Cho、ラシェル・サクソフォン四重奏団
ヒリヤーの「バルチック・ヴォイス」シリーズ第3弾は、リトアニアやポー
ランドの作品が収められているのが嬉しい。かつて日本でもブームを巻き起
こしたグレツキの期待を裏切らぬ癒しの世界をはじめ、民謡に基づくアウグ
スティナス、マジュリスなど、鄙びていながらもどこか未来的なサウンドは
ヒリヤーの魔術の真骨頂。エストニアならではの幻想的で透明な合唱は想像
を絶する美しさ。疲れた現代人に最高の癒しの音楽と申せましょう。





<FUGA LIBERA>
FUG 510 \1850
フォーレ:歌曲集
5月(op.1-2)、川のほとりで(op.8-1)、ゆりかご(op.23-1)、墓地にて
(op.51-2)、祈り、ある日の詩(全3曲/op.21)、幻の水平線(全4曲/
op.118)、やさしき歌(全9曲/op.61)
ヤン・ファン・デル・グラッベン(Br)インゲ・スピネッテ(Pf)
1964年生まれのグラッベンは、ベルギー、ロンドンにて研鑽を積んだ実力派。
エラート、ナクソスなどにも多数録音のある人気者です。彼のしっとりとし
たビロードのような声はフォーレ歌曲のもつ雰囲気にぴったりです。






<GRAND SLAM>
GS 2009 \2250
モノラル
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
エリザベート・シュワルツコップ(S)
エリザベート・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
録音:1951年7月29日バイロイト、フェストシュピールハウス
使用ソース:HMV(U.K.) ALP 1286/7
「1951年のバイロイト音楽祭におけるベートーヴェンの第9は、フルトヴェ
ングラーを語る上で最も重要なものです。従って、その演奏内容に釣り合う
だけの極上の盤質による初期LPを手に入れることが当面の最大の目標でし
た。そこで、イギリスの初出盤を2組、オーストラリアの初出盤を1組手に
入れ、その中でも突出して状態の良いイギリスALP盤(ご参考までにイギリ
ス初出ALP盤の状態の良いものの市場価格は12~15万円前後です)を採用し
ました。そして、望みうる最上の音質を獲得するために約3ヶ月の間、盤面
をていねいにクリーニングするのはむろんのこと、さまざまに条件を変えて
全曲を合計7回に渡ってプロ用のマスターCDRにコピーしました。さらに、
その7種類の中から2組のCDRに絞り込み、これを両方ともマスタリング
を施して試聴、最終的にこの音をマスター用として採用しました。『当分の
間、このCDの音質をしのぐものは現れないだろう』という意気込みで作っ
たものです。」(平林直哉)
★解説書の内容
バイロイトの第9が発売される前に雑誌『ディスク』で行われた対談を収録。
有坂愛彦、佐川吉男、門馬直美、宇野功芳の四氏が、このバイロイトの第9
がどのような演奏になっているかを予想しています。
当時の演奏会評の抜粋。
演奏会当日のエリザベート夫人の短い回想録。ウォルター・レッグが楽屋に
現れ、フルトヴェングラーを傷つけるようなことを語ったようです。
英『グラモフォン』誌、1955年11月号に掲載された初出LPの批評の抜粋。
米RCAの初出LPに添付されたプロデューサー・ノート。





<HUNGAROTON>
HCD 32332 \1980
ニコラウス・ズメスカル(1759-1883):弦楽四重奏曲集
ト短調 
ニ長調
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
録音:2003年10月2-4日フンガロトン・スタジオ
レシュティン(当時ハンガリー領、現スロヴァキア)生まれ、ベートーヴェ
ンの親友だったズメスカル。弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」を献呈され
たことで音楽史に名を残しています。彼はまたアマチュアの音楽愛好家でも
あり、チェリストとして、さらに作曲家として15ないし16曲の弦楽四重奏曲
とピアノの小品を残しています。
さて、その最晩年に書かれたふたつの四重奏。ともに絶品で、憂いを湛えた
ト短調と穏やかな表情が魅力のニ長調。リックル(HCD.32220)も見事だった
オーセンティック四重奏団の演奏でどうぞ。

HCD 32337 \1980
ヨハン・ジギスムント・クッサー(1660-1727):
管弦楽組曲「ミューズの祭り」より
第1番ト短調 / 第2番ヘ長調 / 第3番ニ短調
バラージ・マーテー(指)アウラ・ムジカーレ(ピリオド楽器使用)
録音:2004年ハンガリー、トルダシュ・ルター派教会
ブラチスラヴァ生まれのクッサーは、ドイツのちにイギリス、アイルランド
で活躍したハンガリー系の作曲家。パリではあのリュリと親交があり師事も
した彼の代表作、管弦楽組曲「ミューズの祭り」。一口にいって華美壮麗な
内容で、このアルバムでは全部で6つある組曲のうち3番までを収録しています。






<Pro Piano>
PPR 224540/1 2枚組 \2580
ヘンゼルト:
12の性格的練習曲 Op.2
12のサロン風練習曲 Op.5
2つのノクターン Op.6
ゴンドラ Op.13の2
春の歌 Op.15
トッカティーナ Op.25
愛の詩 Op.3
ラプソディ Op.4の1
エスタ・ブジャージョ (Pf)
プロピアノ・レーベル久々の新譜。ゴドフスキの秘曲「ジャワ組曲」で注目
されたインドネシアの若手女流エスタ・ブジャージョがまたまた超難物ヘン
ゼルトに挑戦しました。アドルフ・フォン・ヘンゼルト (1814-1889)はショ
パンやリストと同時代のドイツの伝説的ピアニスト。飽くなき練習の結果、
ゾッとするような技巧を身につけたといわれています。後年ロシアへ渡り、
皇室ピアニストとなり、ロシア・ピアニズムの礎を築きました。ラフマニノ
フとスクリャービンは孫弟子にあたります。
ヘンゼルトのピアノ曲は美しくて魅力的ながら、あまりにも技術的難度が高
いゆえ、アムランの協奏曲を除くと、ほとんど録音がありませんでした。
ブジャージョの清潔で確実な技巧はまさにヘンゼルト向き。Op2の練習曲集
にある、有名な「もしも小鳥ならば」の軽やかさは絶品。ピアノ音楽マニア
なら興奮間違いありません。

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05-10 NO.15-2

2005年10月21日 15時45分58秒 | Weblog
<Praga>
PRD 350015 4枚組 \3780
ルビンシテイン:チェロソナタ第1番ニ長調 Op.18/第2番ト長調 Op.39
ラフマニノフ:チェロソナタ ト短調 Op.19
ミャスコフスキー:チェロソナタ第1番ニ長調 Op.12/第2番イ短調 Op.81
ボロディン:チェロソナタ ロ短調
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
プロコフィエフ:
チェロソナタ ハ長調 Op.119/バラード Op.15/バレエ「シンデレラ」の
アダージョ
ショスタコーヴィチ:チェロソナタ Op.40
ミハル・カニュカ (Vc)、
ヤロミール・クレパーチ、マレク・イェリエ、
イヴァン・クラーンスキー (Pf)
ロシア音楽ならではの息の長いメロディは弦楽器、わけても低音に向いてい
るので、チェロはまさにうってつけの楽器。このセットはロシアのチェロソ
ナタを4枚に網羅した好企画で、これだけ持っていれば十分なお買い得盤。
プラジャークSQの名チェロ奏者カニュカの美音が光ります。






<haenssler>
93 126 \2080
「イスラエルのヴァイオリン音楽」
ベン=ハイム:ヴァイオリンソナタ (1951)
アベル・エールリヒ:
バシュラヴ(1953)/エレミアとスピノザ(1997)/忘却から成る灰(2000)
モルデカイ・セテル:ヴァイオリンソナタ (1953)
ハイム・アレクサンデル:プロローグとエピローグ (2001/2)
コーリャ・レッシング (Vn)
イスラエル音楽と言っても、新興国家ゆえまだ確固とした歴史がありません。
ここに収められたものは、いずれも20世紀初頭頃にドイツで生まれ、その地
で音楽教育を受けたユダヤ人作曲家たちが、成人後移住したイスラエルで独
自の音楽を生み出そうと模索する姿がうかがえます。東方的な素材を西欧的
書法で処理した独特の味わいに満ちています。

98 220 \1650
「サクソフォーン・カプリース」
フランソワ・ボルン:カルメン・ファンタジー 
サン=サーンス:白鳥
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 
シューマン:アダージョとアレグロ
ペドロ・イトゥラルデ:ピケーナ・チャルダシュ 
グラナドス:間奏曲(ラリー・ティール編曲)
ミヨー:スカラムーシュ(3曲) 
ウジェーヌ・ボザ:アリア 
カプリス
ポール・ボノー:ワルツ形式のカプリス 
ピート・スウェルツ;クロノス
リムスキー=コルサコフ:熊ん蜂の飛行
リュン・アサトリャン(サックス)ジャン・ユンベ(ピアノ)
録音:2005年5月1-3日
アルメニア出身のサックス奏者コリュン・アサトリャンのアルバム。未来を
担う若手奏者による斬新な響きに注目です。古典派の名曲から現代作曲家の
作品まで取り上げた意欲的な内容。

98 225 \1650
「オータム・ムーズ」
グリーグ:組曲ペールギュント第1番~朝OP.46
シューマン:夕べの歌OP.85 
チプリアン・ポルムベスク:バラード
グリーグ:抒情小品集第9集~山の夕べOP.68-4
シューマン:幻想小曲集OP.73-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」OP.27-2
ドニゼッティ:アンダンテ 
リスト:水の上で歌う 
チマローザ:オーボエ協奏曲 
J.S.バッハ:G線上のアリア
ロゼッティ:ホルン協奏曲 
ヴィヴァルディ:四季~秋
録音:2005年
Hansslerから秋の夜長に聴くにぴったりなコンピレーション・アルバムが発
売されました。秋にちなんだクラシックの名曲を集めています。チプリアン
・ポルムベスク:バラードは郷愁を誘う美しいメロディー。チマローザ:オ
ーボエ協奏曲やロゼッティ:ホルン協奏曲も甘美な旋律が印象的な作品です。





<HOMA Records>
HR 1092 \3000
「ノスタルジー」
イルジ・イルマル:バーデンジャズ組曲
二橋潤一:5つのノスタルジー
カルロ・ドメニコーニ:コユンババ
池上敏:カンタービレ
ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
ジェームス・モロイ-大慈弥恵麻:ケリーダンス
増井一友(ギター)
録音:2005年4月24日5月20,27日 ザ・恵・元・雅・々 ホール
増井一友のセカンド・アルバム。増井一友は、日本ギター界の実力者のひと
り。ホセ・ルイス・ゴンサレス、レオ・ブロウエルなどの世界的なギタリス
トにレッスンを受け、国内外のコンクールで受賞歴があります。ソロ活動だ
けでなく、色々な楽器と様々な分野の音楽に取り組んでいます。このアルバ
ムでは、世界的なギタリスト/作曲家と邦人作曲家の作品をイグナシオ・フ
レタ、サントス・エルナンデス、ロベール・ブーシェの3台の銘器によって
演奏しています。レコーディングされたザ・恵・元・雅・々ホールは、ま
ろやかな響きとやわらかいサウンドが印象的。ドメニコーニのコユンババ
は、変則調弦による曲。豊かな詩情と陰影を感じさせる演奏です。また日
本人の作曲家の作品も意欲的に取り上げており、聴き応えのある高度なア
ルバムです。






<Ondine>
ODE 1064(SACD-Hybrid) \2250
Multichannel (Surround 5.0)
ラウタヴァーラ:
交響曲第1番(1956 rev.1988/2003) (2003年改訂版) [世界初録音]
アダージョ・チェレステ(2000) (弦楽オーケストラのための) [世界初録音]
幻影の書(2003-2005) [世界初録音]
ミッコ・フランク(指)ベルギー国立管弦楽団
録音:2005年6月 芸術センター (ブリュッセル)
ミッコ・フランクが初演した〈幻影の書〉をメインとするラウタヴァーラの
オーケストラ作品集。《夜の話》、《火の話》、《愛の話》、《運命の話》
の4つの部分からなる大曲 (演奏時間約40分)。作曲者が経験した現象や事象
から自然に生まれてきたたといいます。〈アダージョ・チェレステ〉 (天の
アダージョ) は、フィンランドの詩人、ラッシ・ヌンミの詩にインスピレー
ションを得た作品。“目覚めさせよ…来い…”と呼びかける詩人。“おまえ”
は、天の高みに誘う“死”なのか? それもラウタヴァーラの抒情です。
交響曲第1番は、2003年に改訂された版による演奏。マックス・ポンマーの
録音 (ODE740-2) は第2版による演奏でした。新たな改訂により、第1楽章と
スケルツォの間に抒情的な緩徐楽章が追加されています。ラウタヴァーラの
作品を次々録音するミッコ・フランクには、作曲者も信頼を寄せています。
ミッコが音楽監督を務めるベルギーのオーケストラとの録音。Ondine 初の
SACDです。

ODE 1045 \2080
ヤーコ・マンテュヤルヴィ (1963-) いかめしく冷たい葬送のワルツ
ハンヌ・ポホヤンノロ (1963-) 太陽の歌
リーカ・タルヴィティエ (1970-) 火の明滅
ウルヤス・プルッキス (1975-) 魔法使いの弟子
湯浅譲二 (1929-) 芭蕉の俳句から四季
ラーシュ・カールソン (1953-) 女のからだ
エーリク・ベリマン (1911-) 白鳥の姿
セッポ・ポホヨラ (1965-) シューベルトへのオマージュ
ミッコ・ヘイニオ (1948-) 塵の理性 (男声合唱とイェンベのための)
マッティ・ヒュオッキ (指) ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL)
ペトリ・ベックストレム (テノール)
録音:2003年10月、2004年4月 ヤルヴェンパーホール
ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) の Ondine への最初の録音。エリク・サティ
と、フィンランドの象徴主義画家、ヒゥーゴ・シンベリをイメージした、マ
ンテュヤルヴィの〈いかめしく冷たい葬送のワルツ〉。「古池や…」、「夏
草や…」、「菊の香は…」、「木枯らしや…」の芭蕉の句をテクスト (日本
語) とする湯浅譲二の曲。「美しい水車屋の娘」と「魔王」をコラージュし
た〈シューベルトへのオマージュ〉。秦始皇帝の兵馬俑に“時”を重ねた
ラッシ・ヌンミの詩による〈塵の理性〉。21世紀の作品にチャレンジ。YLの
意気込みが感じられます。

ODE 1070 \2080
わたしの魂は主を讃えます 
神よ、あなたを信じます 
夕べになりました、わが創り主よ 他 (全20曲)
ソイレ・イソコスキ (ソプラノ) 
マリタ・ヴィータサロ (ピアノ、ハルモニウム)
録音 2002年5月、2004年8月 YLE (フィンランド放送) スタジオ
フィンランドを代表する国際的歌手のひとり、ソイレ・イソコスキ。幼いこ
ろから教会に通い、クオピオの音楽学校で教会音楽を学んだ彼女にとって、
賛美歌集の録音は長年の夢でした。「賛美歌を歌うことで、自分の卑小さに
気づくことができます。すべてがさらけ出されてしまうので、とてもむずか
しい。簡素な旋律だけに、清く歌うしかありません」と語る。少女時代、青
春時代と親しんできた歌の数々。賛美歌集をめくっていると、ひとつひとつ
のページで手がとまり、涙がこみあげてきたという。長らくイソコスキと共
演するマリタ・ヴィータサロが、さまざまな想いを共有しつつ、ピアノとハ
ルモニウムを弾きます。





<STRADIVARIUS>
STR 33642 \2080
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):
5声の宗教的マドリガーレ集(1584)
大地もわれとともに感謝したまえ[Grazie renda al Signor]
わずかの間に天を創りたもうた主よ[Signor cui gia fu pocho]
いかなる甘美なささやきが[Qual mormorio soave]
その顔が蒼白となったあの日[Il di che di pallor]
天なる父よ、今やもう一つの雲が小路を[Padre del cielo]
真紅のバラの如く[Quasi vermiglia rosa]
古き神殿のヴェールが引き裂かれるのが聞こえる
[Sento squarciar del vecchio Tempio il velo]
賢くけがれなき聖母[Vergine saggia]
これぞ聖なる血を浴びし木[E' questo il legno]
あかなき望みと涙とあだな苦しみ[Le dubbie speme]
めでたくも幸せなる聖母[Vergine gloriosa e lieta]
かくも速く駆ける鹿はいなかった[Non fu mai cervo]
アレッサンドロ・カザーリ(指揮)
リ・エッランティ
リヴィニア・ベルトッティ、エリーザ・フランゼッティ(ソプラノ)
アレッサンドロ・カルミニャーニ、アレッサンドロ・カザーリ、
ジャンルイジ・ギリンゲッティ(カウンターテナー)
ジャンルカ・フェッラリーニ、ファビオ・フルナーリ(テノール)
マルコ・スカヴァッツァ(バリトン) ヴァルテル・テストリン(バス)
ミラ・ストゥデント(リュート)マルタ・グラツィオリーノ(ダブルハープ)
シモーネ・ジョルダーノ(チェンバロ)
イタリア・ルネサンスの巨匠マレンツィオの、宗教性のある詩をテキストと
したマドリガーレ集。教会音楽ではなく、世俗音楽に分類される作品です。
リ・エッランティはラ・ヴェネクシアーナのライヴァルと目されるイタリア
のアンサンブルで、創設は1995年。

STR 33695 \2080
ギター音楽のはじまり ギター・コレクション Vol.12
アドリアン・ル・ロワ:ポワトゥのブランル/ブランル
グレゴワール・ブレイシング:ファンタジア IV
アドリアン・ル・ロワ:
シャンパーニュのブランル/アルマンド「la mon amy la」
ブルゴーニュの第4ブランル
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
アロンソ・ムダーラ:ファンタジア第1旋法
作曲者不詳:Vurria addeventare
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
アロMソ・ムダーラ:ロマネスカ
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア
作曲者不詳:王のパヴァーヌ
作曲者不詳/F・アッツアイオーロ編曲:Ti parti cor mio caro
ジャック(ヤコブ)・アルカデルト:白く優しい白鳥
作曲者不詳:ラ・コルネッタ(パヴァーヌ)/ラ・トラディトーラ
メルキオーロ・デ・ベルベリス:第2ファンタジア/第1ファンタジア
ギヨーム・モルレイ:Chi dira mai/Oy me dolente
アドリアン・ル・ロワ:ピモントワーズ
シモン・ゴルリエ:Ie suis desheritte
アドリアン・ル・ロワ:シャンパーニュのパヴァーヌ
シモン・ゴルリエ:Estantz assis aux rives aquatiques
ピエール・ファレーズ/ジャン・ベレール編曲:燭台のブランル
アドリアン・ル・ロワ:
ユルバロワのブランル/ブルゴーニュのブランル/ポワトゥのブランル
マッシモ・ロナルディ(ルネサンス・ギター)
フレデリク・ジガンテがディレクションするギター・コレクション・シリー
ズの第12巻。これはギター・ファン、古楽ファンともに見逃せません。

STR 33725 \2080
ルイス・デ・パブロ(1930-):
Portrait imagine(22の楽器と12の声のための1974-1975/1994)
Com un epileg(17の楽器と6つの声のための;1988)
ホセ・ラモン・エンシナール(指揮)
マドリッド市立管弦楽団&合唱団
カマラ XXI





<PROPRIUS>
PRSACD 9057(SACD-Hybrid) \2300
[Multichannel]
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
クリスマス・オラトリオ Op.12(*)
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
主の降誕のための讃歌(+)
ブリット・マリー・アルーン(ソプラノ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッテル[オッター](メゾソプラノ)
イングマリ・ランディン(アルト)
エルランド・ハーゲゴード(テノール)
ウルフ・ルンドマーク(バリトン)
アンデシュ・エビ(指揮)
ミカエリ室内合唱団
録音:1981年8月28-19日、9月24日、ストックホルム、聖ヨハネ教会(*)
1981年2月10-11日、ストックホルム、オスカル教会(+)
CD(PRCD 9057)と同一音源のSACDハイブリッドです。

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