クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

13-06 No.1

2013年06月05日 21時13分40秒 | Weblog
発行原稿が間違っておりましたため、再発行させていただきます。
よろしくお願いいたします。

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★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行がほぼ
完了しましたので、これまで発売しました3000番台のタイトルすべてをDSDファ
イルで販売開始いたします。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥2000

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。昨年11月に限定
1000台がすぐに完売となりましたが、今年再生産の出荷が開始されるました。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2013年6月新譜 5点発売★
発売予定:2013年6月下旬 価格:各1枚 ¥1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3439
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の幻想」作品3(1)
協奏曲第1番ニ長調(4つのバイオリンとチェロのための)
協奏曲第2番ト短調(2つのヴァイオリンとチェロのための)
協奏曲第3番ト長調(ヴァイオリンのための)
協奏曲第4番ホ短調(4つのヴァイオリンのための)
協奏曲第5番イ長調(2つのヴァイオリンのための)
協奏曲第6番イ短調(ヴァイオリンのための)
マリオ・ロッシ指揮
ウィーン国立歌劇場室内合奏団
ソロ・ヴァイオリン: ヤン・トマソウ、ヴィリー・ボスコフスキー、
フィリップ・マタイス、ヴァルター・ヘンテルマイアー
ソロ・チェロ:リヒャルト・ハンラント
チェンバロ: ヘルマン・ノルトベルク
米 VANGUARD-BACH GUILD BS-572/3a(U.S.)(Mono)
(1956年録音)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)は司祭の職でヴェネツィア女子孤児院の
音楽学校で指導にあたり、その作品は女子の合奏団のために作曲された。「調和
の幻想」作品3は12曲からなる合奏協奏曲集で、このタイトルに惹かれたJ.S.バッ
ハ(1685-1750)は第2番、第3番、第9番、第12番をチェンバロ協奏曲に、第6番、
第11番をオルガン協奏曲に、第10番をチェンバロと弦楽・通奏低音用に編曲した。
指揮者のマリオ・ロッシ(1902-1992)はローマ生まれ、聖チェチーリア音楽院で
作曲をレスピーギに、指揮法をジャコモ・セタッチョリに学んだ。音楽院卒業後
指揮者のベルナディーノ・モリナーリの助手をつとめ、聖チェチーリア音楽院管
弦楽団の副指揮者を、さらに1936年からフィレンツェ五月音楽祭の常任指揮者を
つとめた。1946年からトリノ・イタリア放送交響楽団の首席指揮者をつとめる一
方、イタリア各地およびヨーロッパの主要オーケストラに客演した。1953年に
シェーンベルク賞、1960年にはヴィオッティ金メダルを授与された。
(以下3430につづく)

33CDR-3440       
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「調和の幻想」作品3(2)
協奏曲第7番ニ短調(4つのヴァイオリンとチェロのための)
協奏曲第8番イ短調(2つのヴァイオリンのための)
協奏曲第9番ニ長調(ヴァイオリンのための)
協奏曲第10番ロ短調(4つのヴァイオリンのための)
協奏曲第11番ニ短調(2つのヴァイオリンとチェロのための)
協奏曲第12番ホ長調(ヴァイオリンのための)
マリオ・ロッシ指揮
ウィーン国立歌劇場室内合奏団
ソロ・ヴァイオリン: ヤン・トマソウ、ヴィリー・ボスコフスキー、
フィリップ・マタイス、ヴァルター・ヘンテルマイアー
ソロ・チェロ: リヒャルト・ハンラント
チェンバロ: ヘルマン・ノルトベルク
米 VANGUARD-BACH GUILD BS-573b/4(U.S.)(Mono)
(1956年録音)
ヴァイオリンのヤン・トマソウ(1914-1961)はアルゼンチン生まれ。カール・フ
レッシュ(1873-1944)とヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)に師事した。ワシントン
・ナショナル交響楽団やボルティモア交響楽団のコンサートマスターを歴任し、
トーマス・シャーマンのリトル・オーケストラ・ソサイエティのソリスト、ヨー
ロッパの主要オーケストラのソリストとして活躍した。録音は米ヴァンガードに
多くある。ヴィリー・ボスコフスキー(1909-1991)はオーストリアのヴァイオリ
ニスト。1933年ウィーン・フィルに入団、1939年にコンサートマスターになり、
1949年第1コンサートマスターだったヴォルフガング・シュナイダーハンの退団
で、第1コンサートマスターに就任し1970年までつとめた。一方1955年から1979
年までウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者をつとめた。何度
も来日している。フィリップ・マタイスは録音当時ウィーン・フィルのアシスタ
ント・コンサートマスターだった。ヴァルター・ヘンテルマイアーとチェロのリ
ヒャルト・ハンラントはウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団のコンサートマ
スターをつとめていた。

78CDR-3441
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調作品15
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
アリス・メルケル(ヴィオラ)
ガストン・マルケジーニ(チェロ)
エリアーヌ・ズリュフリュ=タンロック(ピアノ)
英 HIS MASTER7S VOICE D2106/9 (仏DISQUE GRAMOPHON L973/5 と同一録音)
(1933年11月29-30日パリ録音)
この名曲のおそらく世界最初の録音と思われる。ピアニストのエリアーヌ・ズ
リュフリュ=タンロックは1900年生まれでパリ音楽院出身。このフォーレ以外に
ラヴェルのピアノ三重奏曲を録音していた。他にバラキレフの「イスラメイ」、
ラヴェルの「道化師の朝の歌」の録音もあった。ヴァイオリンのアンリ・メルケ
ル(1897-1969)は1914年にパリ音楽院のヴァイオリン科で一等賞を得た。パリ・オ
ペラ座管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめた
後、1929年からパリ音楽院のコンサート・マスターになり、その後ソリスト、室
内楽奏者として活躍した。メルケルはこのシリーズにベートーヴェン:ヴァイオリ
ン協奏曲(78CDR-3020)、ラロ:スペイン交響曲(78CDR-3107)、サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番(78CDR-3166)が出ている。
                        
78CDR-3442
モーツァルト:
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
ルネ・ル・ロワ(フルート)
インターナショナル弦楽四重奏団のメンバー(K.285):
アンドレ・マンジョー(ヴァイオリン)
フランク・ハワード(ヴィオラ)
ハーバート・ウィザース(チェロ)
パスキエ三重奏団(K.289):
ジャン・パスキエ(ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ(ヴィオラ)
エティエンヌ・パスキエ(チェロ)
英 NGS 112/3(1928年7月12日ロンドン録音)(K.285)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3365(1937年10月8日録音)(K.298)
ルネ・ル・ロワ(1898-1985)はフランスのフルート奏者。幼少時からフルート奏
者だった父親に手ほどきをうけ、1916年パリ音楽院に入り1920年に卒業した。
その後もフィリップ・ゴーベールの指導を受けた。1922年にパリ器楽五重奏団
(フルート、ハープ、弦楽トリオ)を結成、オーケストラ活動をせずソロや室内楽
奏者として、ヨーロッパ各地、アメリカを演奏旅行した。フォンテーヌブローの
アメリカ音楽院(1932-1950)、カナダのモントリオール音楽院(1943-1950)、パリ
音楽院(1952-1968)の教授をつとめた。インターナショナル弦楽四重奏団は1919年
にパリ音楽院出身のヴァイオリニスト、アンドレ・マンジョーによってロンドン
で結成された。このシリーズでコルトーとのフランク:ピアノ五重奏曲(78CDR-
3125)が出ている。パスキエ三重奏団は1927年にヴィオラ奏者のピエールによっ
て三兄弟で組織されたフランスを代表する弦楽三重奏団。多くの録音がある。

78CDR-3443
J.S.バッハ:チェロとピアノのためのソナタト長調 BWV 1027
ジョン・バルビローリ(チェロ)
エセル・バートレット(ピアノ)
英 NGS 133/4(1929年11月録音)
原曲はヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれたソナタ。後に指揮者になったジョ
ン・バルビローリ(1899-1970)の28歳のチェロによる録音。バルビローリは1916年
ヘンリー・ウッドの率いるクイーンズ・ホール管弦楽団にチェリストとして入団
し活動を始めた。1921年にエルガーのチェロ協奏曲を演奏し、1925年には室内管
弦楽団を組織して自ら指揮台に立った。1936年から43年にニューヨーク・フィル
ハーモニー交響楽団の首席指揮者をつとめた。1943年イギリスに戻りハレ管弦楽
団の音楽監督となり1958までその地位にあった。ヒューストン交響楽団の常任指
揮者(1961-1967)をつとめたこともある。SPレコード時代はクライスラーやシュ
ナーベルらの巨匠との録音がある。晩年EMIの看板指揮者になり名演奏を数多く残
している。最近忘れられたハレ管弦楽団時代の録音も発掘されて発売されている。 

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