クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-07 No.25-1

2006年07月31日 17時45分44秒 | Weblog
<ENCHIRIADIS>
EN 2013 \2180
トリノの歌集 
セルバンテスの時代のヴィリャンシーコ、カンシオネロとロマンセ
橋を渡って、フアナ/美しい羊飼い娘/ああ、むだになったわが思い
お母さん、私のお母さん/去れ、愛よ/面倒を起こす人/不運な淑女
泣くな、新婦よ/神の炎/ああ、つらい孤独/紫のすみれに/さらば、希望よ
あなたはどこに、わが貴婦人よ/あなたの美しい瞳に手が届かない
思いよ、語れ/夜に飛ぶハイタカ/跳びはねて踊れ/舞曲集
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ルート・ロシケ(ソプラノ) マルタ・インファンテ(アルト)
ミゲル・ベルナル(テノール) ルイス・ビセンテ(バス)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ、ルネサンス・ギター、バロック・
ギター、テオルボ)
録音:2005年2月、マドリッド県ビリャヌエバ・デル・パルディーリョ、
セバスティアン・セステーロ・ホール
トリノ図書館所蔵の写本に収められた、「ドン・キホーテ」の作者ミゲル・
デ・セルバンテス(1547-1616)の時代のスペイン音楽を集めたアルバム。作
曲者はすべて不詳です。当時のスペイン音楽はトリノの他、ローマ、ポルト
ガルのリスボンやコインブラ、ドイツのミュンヘン、スウェーデンのウプサ
ラ等で作られた写本にも数多く収められています。さながらドン・キホーテ
にように、スペイン音楽も旅をしていたのでしょうか。

EN 2014 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
われらに与え得るすべてのものを/神の御子は愛により傷つき
入って行こう/導きの星/私はあなたと悲しみをともにしなければ
私は過ちにより落ちぶれ/神聖にして恵まれたるパン
天からの何という恵み!/何を切望するのか?/誤ってはならない
寒くて泣いている子供/今日、ヨゼフよ/聖母を見た羊飼いよ
お前の過ちをわかっているか?/おお、なんというごちそう!
主への愛で/神にあずかる前に/私は何を差し上げるべきか? 主よ
緑萌え花咲く牧場
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ルート・ロシケ(ソプラノ) マルラ・インファンテ(メゾソプラノ)
アリシア・ベッリ(アルト) ミゲル・ベルナル(テノール)
ルイス・ビセンテ(バス) 西山まりえ(ハープ)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ、ルネサンス・ギター)
録音:2005年7月、マラガ県ベナラウリーア、サント・ドミンゴ・デ・グスマ
ン教会
スペイン・ルネサンスの大作曲家ゲレーロがヴェネツィアで出版したスペイン
語の曲集。カンシオンは16世紀スペインにおける宮廷風歌曲、ビリャネスカは
16世紀に流行したナポリ起源のヴィラネッラ(田舎歌)のスペイン語版。優雅
さと素朴さが入り混じった魅力的な曲集であり、演奏の雰囲気もそのとおりと
なっています。

EN 2015 \2180
サンス、ムルシア:バロック・ギターのための舞曲集
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682-1737頃):ラ・コスタのハカラ
ガスパール・サンス(1640-1710):カナリオ
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリシアのフォリーア/騎士/クンベエス
ラファエル・ボナビータ:ハカラ(ガスパール・サンスへのオマージュ)
サンティアゴ・デ・ムルシア:
バイラッド・カラコレス[Baylad Caracoles]/愛/サランベーケ
ガリャルダ/ビリャーノ
ガスパール・サンス:マリサパロ
サンティアゴ・デ・ムルシア:
不可能なこと/タランテラ/ホタ/マリオーナ/フスタンベルグ[Fustamberg]
ラファエル・ボナビータ(バロック・ギター)
録音:2005年9月、マドリッド
使用楽器:1995年、オーストラリア、ピーター・ビフィン製(A=440、ミーン
トーン)
アントネッロのゲスト等で日本でもおなじみのボナビータ。「禁断のバロック
音楽逍遥」と題された彼自身による解説文の日本語訳がブックレットに記載さ
れています。





<ENSAYO>
ENY-CD 9821 \2180
ソネス・イ・ダンソネス
ルイス・ヒアンネオ(1897-1968):2つのアルゼンチン舞曲
レオ・ブローウェル(1939-):ソネス・イ・ダンソネス
[Sones y Danzones](1992)
イサーク・アルベニス(1860-1909):タンゴ
ルイス・ヒタンネオ:第2のトリオ
エンリケ・フェルナンデス・アルボース(1863-1939):ハバネラ(1886)
アストル・ピアソラ(1921-1991):忘却/天使の死
トリオ・アルボース
フアン・カルロス・ガルバーヨ(ピアノ)
ミゲル・ボレーゴ(ヴァイオリン)
ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
録音:2003年5月、マドリッド県、ヘタフェ音楽院
スペイン(アルベニス、アルボース)、キューバ(ブローウェル)、
アルゼンチン(ヒタンネオ、ピアソラ)の作曲家の作品集。トリオ・アルボー
スは1996年に結成されたスペインのピアノ三重奏団です。





<LINDORO>
MPC 0715 \2180
サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710頃-1780頃):
チェロと通奏低音のためのソナタ集
変ロ長調 Op.5 No.2/ニ長調 Op.5 No.3/イ短調 Op.1 No.5
ハ長調 Op.6 No.2/へ長調 Op.1 No.11/イ短調 Op.1 No.9
エマニュエル・バルサ(チェロ)
アリクス・ヴェルジエ(チェロ;通奏低音)
ベルトラン・キュイェ(チェンバロ)
録音:2004年1月、パリ、サン・ピエール教会
ナポリに生まれ、トリノを本拠にヨーロッパ各地で活躍したチェリスト・作曲
家サルヴァトーレ・ランツェッティは、ボッケリーニの先駆者として、チェロ
を通奏低音から解放しソロ楽器の地位に高めた人物とされています。
そのランツェッティの技巧的なソナタでソロを披露するのは、フランスの名手
エマニュエル・バルサ。モダーン・チェロをモーリス・ジャンドロンに、バロ
ック・チェロをリヒテ・ファン・デル・メールに、ヴィオラ・ダ・ガンバを
ヴィーラント・クイケンに師事した彼は、レザール・フロリサン、ラ・プティ
ット・バンド、リチェルカール・コンソート等のメンバーを務め、バッハ・コ
レギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカとの共演により日本で
もファンを獲得しています。鈴木秀美のソロによるドメニコ・ガブリエッリの
「チェロ作品全集」の録音(TDK)では、通奏低音パートを担当していました。





<LICANUS>
CDM 0512 \2180
ハープの旋律 対立教皇ベネディクト13世(パパ・ルナ)時代の音楽
ジャコブ・ド・サンルシュ[サンレーシュ]:
旋律豊かなハープを(ヴィルレ;シャンティー写本)
ジュアン・シモン・ド・アスプル[アスプロワ]&
ジャック・ド・ノヨン:私は煙に包まれて(バラード;シャンティー写本)
不詳:天気が良くなってきた(ヴィルレ;レイナ写本)
不詳:さようなら(バラード;シャンティー写本)
ヨハネス・デ・ヤヌア:私の優しい恋人は(ヴィルレ;シャンティー写本)
ジャコブ・ド・サンルシュ:ここから逃げよう(バラード;シャンティー写本)
ジャコブ・ド・サンルシュ:この麗しき季節に(ヴィルレ;モデナ写本)
教皇の面前のミサ
不詳:キリエ(アプト写本)
ド・ペリゾ:グローリア(バルセロナ写本)
オルル:クレド(イヴレア写本/アプト写本)
不詳:サンクトゥス「弱きわれらを癒すおかた」
不詳:アニュス・デイ
B・ド・クリュニ:アポリニス・エクリプサトゥル[Apollinis eclipsatur]
(バルセロナ写本;モテット)
不詳:デジェンティス・ヴィータ[Degentis vita]
(バルセロナ写本;モテット)
不詳:純潔なる花に歓喜せよ
(讃歌;バレンシアの聖クララ会の合唱歌集(15世紀編纂)から)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
ピラール・エステバン(ソプラノ)
ホセ・エルナンデス・パストール(カウンターテナー)
ダヴィド・アンティク(笛)
カルレス・マグラネル、ジョルディ・コメーヤス(フィドル)
イグナシ・ジョルダ(オルガン、クラヴィシンバルム)
パウ・バレステル(カリヨン、打楽器)
フアン・マヌエル・ルビオ(ゴシック・ハープ、ハーディ=ガーディ)
バレンシア自治州合唱団
録音:2005年1月14-16日、バレンシア、文化福祉センター、
アルフォンス・エル・マニャーニム・ホール
1377年、教皇グレゴリウス11世がローマに戻り、「アヴィニョン捕囚」は終わ
りを告げましたが、翌年教皇が没するとローマとアヴィニョンにそれぞれ教皇
が立てられ、「教会大分裂」の時代が始りました。アヴィニョンの教皇はロー
マ側から「対立教皇」と呼ばれましたが、ベネディクト13世(在位1394-1423)
はその二代目に当たります。彼はスペイン、アラゴン王国の貴族ルナ家の出身
であったことから「パパ・ルナ」と呼ばれました。
当時のアヴィニョンはカトリック圏の文化の中心地のひとつであり、音楽にお
いてはいわゆる「アルス・スブティリオール」が花開いていました。アルバム
・タイトルとなっている「ハープの旋律」(La Harpe de Melodie;「旋律豊か
なハープを」とも訳されます)は、ハープの形の楽譜に記された、アルス・ス
ブティリオールを代表する作品の一つです。





<VERSO>
VRS 2030 6枚組 \7580
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1939):
●オリジナル作品全集&歴史的録音全集
室内楽作品 〔VRS 2017〕
スペインの様式による3つのオリジナル小品 Op.1*
タンゴ Op.2+
グスタボ・アドルフォ・ベクエルの6つの詩 Op.3#
ボラーニョス侯爵夫人のための4つの歌 Op.4#
コンクール用小品**
ベラス・アルテス三重奏団*
ラファエル・ヒスマトゥリン(ヴァイオリン)
パウル・フリードホフ(チェロ)
ナターリャ・マスレンニコワ(ピアノ)
アナ・マリキアン(ヴァイオリン+)
セルジ・クラジアン(ピアノ+)
エミリオ・サンチェス(テノール#)
ファルナンド・トゥリーナ(ピアノ#)
ラファエル・ラモス(チェロ**)
ミゲル・アンヘル・オルテガ・チャバルダス(ピアノ**)
録音:
2004年4-5月、スペイン、マドリッド県ラス・ロサス、セサンネ・スタジオ
●管弦楽作品 〔VRS 2027 (2CD)〕
ボレロ(*)
ヴァイオリンと管弦楽のための3つの協奏的小品(#/*)
スペイン小組曲(*)
アラビアの夜(+)
不在(+)
組曲「イベリア」からの5つの印象(アルベニス/アルボス編曲)(+)
ナバーラ(アルベニス/アルボス編曲)(+)
アラ・マリキアン(ヴァイオリン(#))
ヘスス・ロペス・コボス(指揮(*))
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮(+))
マドリッド交響楽団
録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤
●サルスエラ 〔VRS 2019 (2CD)〕
サルスエラ「地球の中心」(1894)(*)
サルスエラ「地球の中心」からの5つの小品(+)
ミラグロス・マルティーン、エミリオ・サンチェス、ルイス・アルバレス、
セリア・アルセード、ハビエル・フランコ、ビクトリア・マルチャンテ、
ミゲル・ロペス・ガリンド(歌)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マドリッド交響楽団&合唱団
アントニオ・ファウロ(合唱指揮) 以上(*)
フェルナンド・トゥリーナ(ピアノ(+))
録音:2004年7月、マドリッド、王立劇場
●歴史的録音 〔VRS 2029〕
トマス・ブレトン(1850-1923):ドローレス(ホタ)/アルハンブラにて
ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「人騒がせな女」 前奏曲
ヘロニモ・ヒメーネス(1852-1923):
サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚」間奏曲
イサーク・アルベニス(1860-1909):
オペラ「ペピータ・ヒメーネス」間奏曲
エンリケ・グラナドス(1887-1916):
オペラ「ゴイェスカス」間奏曲/ロンダーリャ・アラゴネーサ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」組曲第2番
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
交響詩「ロシーオの行列」/幻想舞曲集 から 夢想,饗宴[オルヒア]
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):サラバンド、ジグとバディネリ
モーツァルト:カッサシオン ト長調
ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮)
マドリッド交響楽団
録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤
アルベニスの「イベリア」の管弦楽編曲者として知られるスペインの作曲家・
指揮者、アルボスのオリジナル全作品と歴史的録音を集大成したボックス・
セット。初出である VRS 2029の単売は未定です。

VRS 2031 \2180
船乗りの旅 中世の歌と舞曲
不詳:われらは死のただ中に生きる(レスポンソリウム;9世紀)
トリスターノの嘆きとロッタ(器楽曲;14世紀、イタリア)
騎士たちは耐える(十字軍の歌;12世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
私の美しい妹よ,ああ神よ、もしも恋人が知っていたら
ギヨーム・ド・ディジョン(12世紀)私は私の心のために歌おう(十字軍の歌)
不詳:第7のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
ああ、来る波よ,ビーゴの海の波
不詳:最後のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、イタリア)
アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
聖母マリアはよく毒を制した(第180番)
不詳:トロット-サルタレッロ(器楽曲;14世紀、イタリア)
来たれ、創造主なる聖霊よ
アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
聖母マリア、昼間の星(第100番)
不詳:第5のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミーゴ」から
私は知らせを受け取った,恋人の愛を知る人は
不詳:ダンス・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
ロクス・ムジクス
エレナ・ゴメス・トリーゴ(歌)
カルロス・スマホ・ガルドン(中世横笛、バグパイプ、指揮)
ラウレアーノ・エステパ・ガルシア=ブラーボ(弓奏ビウエラ)
エドゥアルド・モレーノ・ベガ(打楽器)
共演:ユレナ・ドゥケ・スマホ、ソフィア・アレグレ、
アスンシオン・タラソ・アルカラ、エドゥアルド・アギーレ・デ・カルセル
録音:
2004年9月11-12日、マドリッド高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール

VRS 2032 \2180
トマス・マルコ(1942-):管弦楽作品集
水の協奏曲(ギターと管弦楽のための;1993)(*)
隠されたカルメン(1995)
海の迷宮(チェロと管弦楽のための;2001)(+)
シンフォニエッタ第1番「記憶の不透明な輝き」(1998-1999)
ガブリエル・エストレーリャス(ギター(*))
ディミタル・フルナジェフ(チェロ(+))
グレゴリオ・グティエレス(指揮)
オビエド市立交響楽団
録音:2003年9月、オビエド、プリンチペ・デ・アストゥリアス・ホール

VRS 2033 2枚組 \3300
スペイン、内から外から
エドゥアルド・ラロ(1832-1892):スペイン交響曲 Op.21(*)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):スペイン奇想曲 Op.34(+)
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)/ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)編曲
「マドリッドの帰営ラッパ」の4つの版(#)
ヘスス・グリーディ(1886-1961):10のバスクの旋律(1941)(+)
フリオ・ゴメス(1886-1973):
フアナ・デ・イバルボウロウの6つの抒情詩(**)
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の眺め(詩的喚起)(#)
ラファエル・ロドリゲス・アルベルト(1902-1979):
5つの小品(ピアノと小管弦楽のための;1928)(++)
レティシア・モレーノ(ヴァイオリン(*))
スサナ・コルドン(ソプラノ(**))
クリスティーナ・ルシオ=ビリェガス(ピアノ(++))
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*/#))
ジョゼプ・ビセント(指揮(+))
シャビエ・ピュチ(指揮(**))
ホセ・アントニオ・パスクアル(指揮(++))
スペイン国立青年管弦楽団
録音:2004年9月25-26日、アルバセーテ、サーカス・ホール(*/#)
2005年1月17-18日、サラゴサ公会堂&会議場(+)
2005年7月28-30日、ドイツ、ヴァイケルスハイム市立ホール(**)
2002年1月17-18日、マドリッド、ONCEホール(++)

VRS 2034 \2180
クリストバル・ハルフテル(1930-):器楽アンサンブルのための作品集
暴力の犠牲者たちのための悲歌(1970/1971)(*)
何故に?(1974/1975)(+)
G・F・ヘンデルの響きによる幻想曲(1981)(#)
沈黙の歌、フェデリコ・モンポウの思い出に(1988)(**)
フラクタル(1991)(++)
グルーポ・モドゥス・ノーヴス(*)
アントン・ウェーベルン弦楽合奏団(+)
ディエゴ・アロンソ、オレゲル・アイマミ、パウラ・エルナンデス、
ミケル・スンスンデギ(チェロ(#))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
グルーポ・マノン(**)
サックス=アンサンブル・サクソフォン・クァルテット(++)
録音:1999年3月、マドリッド、記念劇場(*)
1992年5月(+)、6月(**)、マドリッド、アルコルコン、
キリオス・スタジオ(+/**)
2004年9月、アルバセーテ、サーカス・ホール(#)
2000年8月、マドリッド王立高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール(++)
(*)(+)(++)世界初録音。

VRS 2013 \2180
【未案内旧譜】
フェデリコ・モレノ・トローバ(1891-1892):
かがり火、影と魔女 2つのギターと管弦楽のための作品集
2つのギターと管弦楽のための協奏曲「3つの夜想曲」(1969)
2つのギターと管弦楽のための「7つのマドリッドの門」(1974)
+Que2
フェルナンド・コラス、ハビエル・グランデ(ギター)
ホルヘ・レデスマ・ブラドレイ(指揮)
サラマンカ高等音楽院管弦楽団
録音:2003年3月、サラマンカ高等音楽院講堂

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06-07 No.25-2

2006年07月31日 17時44分55秒 | Weblog
<STRADIVARIUS>
STR 33655 \2080
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.8
チェンバロのための練習曲集 Part 1
ニ短調 F.517 K.1/ト短調 F.520 K.4/ニ短調 F.521 K.5
イ短調 F.523 K.7/ト短調 F.524 K.8/ニ短調 F.526 K.10
ト短調 F.528 K.12/ホ長調 F.536 K.20/ニ長調 F.537 K.21
ハ短調 F.528 K.22/ニ長調 F.539 K.23/イ長調 F.542 K.26
ホ長調 F.544 K.28/ニ長調 F.545 K.29/ホ短調 F.546 K.30
オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ)
使用楽器:2002年、アンドレア・ラステッリ製(モデル:1737年、クリスティ
アン・ツェル製)

STR 33739 \2080
ブライアン・ファーニホー(1943-):Funérailles
Funérailles I[葬儀 I]
(7つの弦楽器とハープのための;1969-1977)(*)
Bone Alphabet[ボーン・アルファベット](打楽器のための;1991)(+)
Unsichtbare Farben[見えない色彩](ヴァイオリンのための;1999)(#)
Funérailles II[葬儀 II]
(7つの弦楽器とハープのための;1969-1980)(*)
ルーカス・ヴィス(指揮(*))
アンサンブル・ルシェルシュ(*)
アルディッティ弦楽四重奏団(*)
アーヴィン・アルディッティ(ヴァイオリン(#))
クリスティアン・ディエルシュタイン(打楽器(+))

STR 11014 \1250
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1763):
バレエ「魅惑の森」
協奏曲第1番ニ長調
協奏曲第2番ト長調
イタリア・バロック管弦楽団
寺神戸亮(コンサートマスター)
STR 33630(1994年発売)からの移行値下げ再発売です。

STR 11015 \1250
ひとつの声とシンフォニー モンテヴェルディとその時代
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:4声のソナタ
クラウディオ・モンテヴェルディ:あの高慢な眼差し
ジェゼッフォ・グアミ:カンツォン「ラッコルタ」
クラウディオ・モンテヴェルディ:おお、私はつまずき倒れてしまう
バルトロメオ・デ・セルマ:スザンナ・パセジャータ
クラウディオ・モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カンツォン第6番
クラウディオ・モンテヴェルディ:私を憎んでいたのなら、なぜ
ジョヴァンニ・ピッキ:トデスカ
クラウディオ・モンテヴェルディ:かつてお前はすべて私のものだった
ビアージョ・マリーニ:4声のパッサカリア
クラウディオ・モンテヴェルディ:苦悩もかほどに甘く
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
アルベルト・ラージ(指揮)
アカデーミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
STR 33562(2001年発売)からの移行値下げ再発売です。





<PROPRIUS>
PRSACD 2036(SACD-Hybrid) \2300
ダンシング・バッハ
J・S・バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067(*)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV1021(+)
2声のインヴェンション第6番ヘ長調 BWV779(ヴィオラ&ファゴット版)(#)
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から サラバンド,メヌエット
(ファゴット版)(**)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 から アレグロ・アッサイ
(ヴィオリーノ・グランデ版)(++)
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008 から サラバンド
(ヴィオリーノ・グランデ版)(++)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から
アルマンド,クラント,サラバンド,ジグ(##)
管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066(***)
2声のインヴェンション第13番イ短調 BWV779(ヴィオラ&ファゴット版)(#)
ストックホルム・バロック・オーケストラ
マッツ・クリングフォシュ(フルート(*)、ファゴット(#/**/***)
ケネット・ボーマン、クリストファー・コリン・ノードバーグ
(オーボエ(*/***))
マリア・リンダル(アーティスティック・ディレクター、ヴァイオリン(+/##))
ラーシュ・ヴァルンシュタット(ヴァイオリン(*/***))
ミカエル・マリン(ヴィオリーノ・グランデ(*/++/***)、ヴィオラ(#))
マグダレーナ・モルディング(チェロ(*/+/***))
ヨナス・ドミニク(コントラバス(*/***))
カール・ニーリン(テオルボ(*/+/***)、バロックギター(*/***))
ペーター・レンネベリ(チェンバロ(*/+/***))
タイトルのわりにはまじめな演奏ですが、管弦楽組曲においてはかなりノリの
いいダンサブルなナンバーも楽しめます。また、編成を書き換えた曲も聴きも
の。ヴィオリーノ・グランデについては詳細は不明ですが、おそらく大型で低
音域を出せるヴァイオリン(5弦以上?)で、2つの管弦楽組曲のヴィオラ・パ
ートもこの楽器で演奏されています。
ストックホルム・バロック・オーケストラは1998年に創設されたピリオド楽器
演奏団体です。

PRSACD 7742(SACD-Hybrid) \2300
鳥たちと泉 2つの伝説的オルガン録音
[ストックホルム、マタイ教会のオルガン](*)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ ホ短調
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):ノエル・グラン・ジュとデュオ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
われ神より去らじ(コラール前奏曲)
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ウェストミンスターのカリヨン
ハンス・フリードリヒ・ミヒールセン(1902-1973):
オルガン協奏曲第2番「三人の天使が歌った」から トッカータ
[エステルゴトランド州、ヴォンガ教会のオルガン](+)
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):シャコンヌ ヘ短調
ニコラ・アントワーヌ・ルベグ(1631頃-1702):今日はクリスマス
ヤン・ピーテルスゾーン・スウーリンク(1562-1621):
「それは軍神マルスか」による変奏曲
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ソプラニーノ・リコーダーと弦楽のための協奏曲ハ長調 から ラルゴ
ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ嬰へ短調
J・S・バッハ(1685-1750):おお、罪なき神の小羊(コラール前奏曲)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):聖体拝領、鳥たちと泉
ベングト・ベーリ(オルガン)
録音:1974年5月(*)/1974年9月12-15日(+) リマスター:2006年
アナログ名録音盤として知られた2枚のLPの音源をSACD化したアルバムです。




<SWEDISH SOCIETY>
SCD 1135 \2080
私はここよ!君は? アドルフ・フレドリク少女合唱団
オーランド民謡:誰が船を出せるの?
ゴトランドの踊り遊び歌:私たちはステップして
スウェーデン伝承の遊び歌:私たちは湖を渡って行った
南ダーラナ民謡:それでもお元気で
ヘンリー・パーセル:トランペットを吹き鳴らせ/われらさすらわん
フィンランド民謡:あなたの岸辺はなんとさびしいことか/私は谷を歩いた
ドヴォルジャーク:
少女が緑の牧場を歩いて行った/私の大鎌が鋭かったならば
ヤン=オーケ・ヒッレルード編曲:
「ファラララ、屋根に腰掛けた」(スウェーデン伝承押韻詩)
ファラララ、屋根に腰掛けた,グスタフ・ヴァーサ,胃痛,千歳の岩,
十四頭の馬
フランス伝承歌:眠っているのか? 同志ジョン
ゾルターン・コダーイ:ワイネモイネンが楽を奏でる
伝承カノン:われらに平安を与えたまえ
ペッレ・オロフソン:人類の住処
セザール・フランク:天使の糧
J・S・バッハ/グノー/ヤン=オーケ・ヒッレルード編曲:アヴェ・マリア
ドビュッシー:春のあいさつ
ヴェリョ・トルミス:歌の架け橋
カリン・レーンクヴィスト:「私はここよ!君は?」
私はここよ!君は?,生命の踊り,聞け!週評を,巨体ワルツ,
人間はみな,私が…聞いて…なぜだろう?
ジャネット・コーン(ソプラノ)
ブー・ユーハンソン(指揮)
アドルフ・フレドリク少女合唱団
マグヌス・スヴェンソン(ピアノ)
録音:2005年秋、ストックホルム、アブラハムスベリ教会





<ARENA>
AR 05004 \2180
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
トーリ・ストーレ(ピアノ)
録音:2005年3月、ベルム[Baerum]、ヤール教会
トーリ・ストーレ[Tori Stodle]はオスロでローベルト・リーフリングに、
シュトゥットガルトでユルゲン・ウーデに師事し1970年にノルウェー・デビュ
ー、現在は演奏のかたわらトロムソ大学音楽院助教授を務めている女性ピアニ
ストです。




<ARTA>
F1 0147 \2080
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):
グラゴル・ミサ から オルガン・ソロ
パウル・ヒンデミット(1885-1963):
オルガン・ソナタ第1番(1937)/同第2番(1937)
同第3番(古い民謡による;1940)
ヤロスラフ・トゥーマ(1956-):
レオシュ・ヤナーチェクの「草陰の小道を通って」による即興演奏(*)
ルドゲジョヴィツィーフの鐘
ヤロスラフ・トゥーマ(オルガン)
録音:2006年4月26日(*)、ルドゲジョヴィツィーフ、聖ミクラーシュ教会
使用楽器:1931年、リーガー製
1956年生まれ、チェコを代表するオルガン、チェンバロ、クラヴィコード奏者
の一人ヤロスラフ・トゥーマ。日本では古楽ファンを中心にその名を知られて
いますが、ここでは20世紀の作曲家ヒンデミットとヤナーチェクを取り上げ、
自身の即興演奏で締めくくっています。




<REGIS>
RRC 1242 \850
グリンカ:カマリンスカヤ 管弦楽のための舞曲集
オペラ「ルスランとリュドミラ」から
ナイナ城での舞曲,黒海の城での東洋舞曲(*)
ヴァイオリンと管弦楽のための舞曲(v/+)
オーボエ、チェロと管弦楽のための舞曲(o/c/+)
アンダンテ・カンタービレとロンド(+)/荘厳なポロネーズ(#)
オペラ「イワン・スサーニン」から ワルツ,クラコヴィアク,マズルカ(**)
カマリンスカヤ(##)
マルク・エルムレル(指揮(*))
イリーナ・レベデワ(ヴァイオリン(v))
アナトーリー・リュビーモフ(オーボエ(o))
フョードル・ルジャノフ(チェロ(c))
ボリス・デムチェンコ(指揮(+))
イルマール・ラピンス(指揮(#)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮(**))
コンスタンチン・イワーノフ(指揮(++))
モスクワ放送交響楽団
録音:1994年(*)/1992年、モスクワ(+)/1994年、モスクワ(#)
1984年(**)/1982年、モスクワ(++)
ライセンサー:A-Tempo Prague from Moscow Radio Symphony Orchestra

RRC 1249 \850
ヴィエニャフスキ ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ポロネーズ ニ長調/オベルタス・マズルカ/スケルツォ・タランテッレ
クラヴィアク/カプリッチョ・ワルツ/伝説/ポロネーズ イ長調
モスクワの思い出/自作の主題による変奏曲(以上(*))
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):
ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82(+)
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
ジョアンナ・グルンバーグ(ピアノ(*))
ラインハルト・ペータース(指揮(+))
フォルハーモニア・フンガリア(+)
録音:1980年6月14日、ロンドン、ハムステッド、
ロスリン・ヒル・ユニテリアン礼拝堂(*)
1975年、ADD(+)
ライセンサー:Unicorn(*)/Vox(+)

RRC 1250 \850
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1982年
ライセンサー:A-Tempo Prague from Leningrad Philharmonic
Philips盤と同一音源ですが、ピッチ調整を行ったと記されています。

RRC 1256 \850
モーツァルト:アンコール&プルミエール 小品名曲と珍曲集
幻想曲ニ短調 K.397/同ハ短調 K.396/ロンド ニ長調 K.485
同イ短調 K.511/6つのドイツ舞曲 K.509/アダージョ ロ短調 K.540
メヌエット ニ長調 K.355(K.588b)/ジーグ ト長調 K.574
アンダンティーノ変ホ長調 K.236(K.588b)
グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.617a
2つの小フーガ(ヴァーセット)K.154a(*)
コントルダンス K.534(「Thunderstorm」の2つの版)(*)
コントルダンス K.deest(*)
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2006年2月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーンザール
REGISのオリジナル録音。(*)世界初録音と思われるとのことです。

RRC 1257 \850
モーツァルト:
ロンドンのスケッチブック K.15a-qq(様々な調による39の小品)
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2006年4月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーンザール
REGISのオリジナル録音。

RRC 1258 \850
プロコフィエフ:
バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第1番&第2番 から(9曲)
交響曲第1番「古典」/組曲「キージェ中尉」
ユーリー・シモーノフ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1996年3月、ロンドン、CTSスタジオ 初出:RPO
ライセンサー:M.A.T.Music Music Theme Licensing, Dublin and Humburg

RRC 1259 \850
涙と嘆き イギリス・ルネサンスのポリフォニー
[フェアファクス写本所収の音楽](*)
ジョン・ブラウン(1426-1498):イエスよ、慈悲を
リチャード・ピゴット(1520頃活躍):
Quid petis o fili ?(ヘンリー8世の写本から)
リチャード・デイヴィ(1465頃-1507頃):ああ、祝福されしイエスよ
シェリンガム(1500頃活躍):ああ、優しきイエスよ
不詳(15世紀):ああ、わが愛しき息子よ
ギルバート・バナスティア(1445頃-1487):わが悪夢を
不詳:独りで、独りで、独りで
ウィリアム・コーニッシュ(1468-1523):Woefully arrayed
ロバート・ホワイト(1538頃-1574):
預言者エレミヤの哀歌(6声)(+)
主よ、われを解き放ちたまえ(モテット)(+)
マーク・ブラウン(指揮(*))
エドガー・フリート(指揮(+))
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
録音:1982年(*)、1995年(+)、ロンドン、
セント・ジョン=アット=ハックニー教会
ライセンサー:PCA Ltd 初出:ASV

RRC 1260 \850
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(抜粋)
リン・ドーソン(ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(アルト)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)
スティーヴン・クレバリー(指揮)
ブランデンブルク・コンソート
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊
録音:1994年、オランダ、レイデン、ピーテル教会、ライヴ
ライセンサー:Columns Classics

RRC 1264 \850
グールド&リパッティ・プレイ・バッハ
J・S・バッハ:
ゴルトベルク変奏曲 BWV988(*)
パルティータ第1番変ロ長調 BWV825(+)
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV599(コラール前奏曲;ブゾーニ編曲)(+)
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV639(同;同編曲)(+)
主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 より;ヘス編曲)(+)
シチリアーナ(フルート・ソナタ第2番 より;ケンプ編曲)(+)
グレン・グールド(ピアノ(*))
ディヌ・リパッティ(ピアノ(+))
録音:1955年(*)/1950年(+)
原盤:Sony(*)/EMI(+)

RRC 2072 2枚組 \1700
モーツァルト:アーリー・ワークス&レアリティーズ
[初期のピアノ作品]
4つの小品 K.1a-d/5つの小品 K.1-5/アレグロ ハ長調 K.9a
小品へ長調 K.33B/メヌエット ニ長調 K.94
ブッターブロート K.deest(*)/12のメヌエット K.103(*)
ソナタ楽章変ロ長調 K.400/ソナタ ヘ長調 K.Anh.135(547a)
アレグロとメヌエット変ロ長調 K.498a/ソナタ楽章ト短調 K.312(590d)
[あまり知られていないピアノ作品]
転調する前奏曲 K.624/前奏曲(カプリッチョ)ハ長調 K.395
前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ長調 K.394
自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
11のメヌエット K.176(*)/ヘンデルの手法による組曲 K.399
行進曲ハ長調 K.408,1/マエストロ対位法氏の葬送行進曲 K.453a
8つのメヌエット K.315a(*)
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2006年4月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーンザール
REGISのオリジナル録音。(*)世界初録音と思われるとのことです。

RRC 3011 3枚組 \2550
ヴェルディ:オペラ「ドン・カルロ」
ボリス・クリストフ(バス:フィリッポ2世)
マリオ・フィリッペスキ(テノール:ドン・カルロ)
ティート・ゴッビ(バリトン:ロドリーゴ)
ジュリオ・ネーリ(バス:大審問官)
プリニオ・クラバッシ(バス:僧)
アントニエッタ・ステッラ(ソプラノ:エリザベッタ・ディ・ヴァロワ)
エレーナ・ニコライ(メゾソプラノ:エボラ姫) 他
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1954年 原盤:EMI
ボーナス・トラックとしてボリス・クリストフ、ティート・ゴッビ他による
ヴェルティのオペラ・アリア7曲(録音:1950-1952年)を収録。

FRC 9109 \1050
ロナルド・スティーヴンソン(1928-):
ピアノ協奏曲第1番「ファウスト三部作」
ピアノ協奏曲第2番「大陸」
マレイ・マクローラン(ピアノ)
ジュリアン・クレイトン(指揮)
チェサム交響楽団
録音:1993年
ライセンサー:Olympia

●廃盤のお知らせ
以下の規格番号商品は廃盤でございます。
RRC 1002, 1006, 1009, 1016, 1017, 1037, 1040, 1042, 1077, 1113, 1114,
1181, 2002, 2004, 2005, 2007, 2020, 2025, 2027, 2043

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06-07 No.24-1

2006年07月28日 17時57分11秒 | Weblog
<Avie>
821936-0012-2(SACD-Hybrid) \3380
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第5番嬰ハ短調
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団
既にリリースされている「交響曲第6番《悲劇的》」と「交響曲第3番」が2度
のグラミー賞に輝くなど、その驚異的なパフォーマンスと超優秀録音が世界
中から称賛を浴びているマイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシス
コ交響楽団によるマーラー・チクルス。
葬送行進曲の開始を告げる第1楽章冒頭のトランペット・ソロ。表題の如くま
さに嵐のように荒く激しい表現を見せる第2楽章。約19分を要するスケルツォ
の第3楽章を経て響き渡る究極美とも言うべき第4楽章アダージェット。そし
てティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の緊張感と感情が開放
され圧倒的なフィナーレを迎える第5楽章。
更に進化を遂げたティルソン・トーマスのマーラーに対する解釈と見事なま
でにそれに答えるサンフランシスコ交響楽団。作品の持つ魅力を最大限に引
き出した名演奏。乞うご期待!
2005年9月28日-10月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・
ホールでのライヴ録音。(ハイブリッドSACD盤のみのリリースとなります。)




<Hyperion>
CDA 67535 \2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第41集 ――
フレデリック・カルクブレンナー(1785-1849):
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.61/同第4番変イ長調Op.127(世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、タスマニア交響楽団
ドイツ系フランスのピアニストであり作曲家でもあったフレデリック・カル
クブレンナーは、ハイドンの指導を受け、1810年末から10年間に渡って活躍
したイギリスではプレイエルから絶賛を受けるなど一流ピアニストとしての
名声を獲得。
続く1825年から1930年代までの約10年間はパリで人気、実力とも絶頂を極め、
様々な勲章を贈られるなどヨーロッパ最高のピアニストとして絶大な評価を
受けることとなる。その後ショパンやリスト、タールベルクといった新世代
の名手たちの台頭によってカルクブレンナーの活躍は徐々に陰りを見せ始め
るものの、その演奏と作品は19世紀ロマン派音楽に多大な足跡を残した。ち
なみにショパンのピアノ協奏曲第1番はカルクブレンナーに捧げられている。
シューベルトの歌曲全集、レスリー・ハワードのリスト全集と並び立つハイ
ペリオンの大人気シリーズであるロマンティック・ピアノ・コンチェルト・
シリーズ(RPCシリーズ)。演奏は前作に引き続きはハワード・シェリー&
タスマニア交響楽団という実績十分の強力コンビである!

CDA 67530 \2080
C・ドビュッシー:前奏曲全集
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
1971年スコットランドに生まれ、91年にクララ・ハスキル国際コンクールで
優勝を果たし一躍世界にその名を轟かせたスティーヴン・オズボーン。
アムラン、ヒューイット、ハフやシェリー、ハワード、デミジェンコなど世
界に名高い超一流ピアニストを擁するピアノ王国ハイペリオンがレーベルを
挙げて強力にプッシュしている逸材でもある。
これまでにオズボーンはリストを除くとカプースチン、アルカン、メシアン
といった比較的珍しいレパートリーのリリースを行ってきたが今回は王道ド
ビュッシーに着手!
ハイペリオンお墨付きの卓越した実力と音楽性を併せ持ったオズボーンが奏
でるドビュッシーの前奏曲全集は、彼の名を更に知らしめるリリースとなる
だろう。ちなみに演奏時間約78分で1枚のCDに収録されている点も嬉しいポイ
ント。

CDA 67570 \2080
G・ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(原典版)
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、ヒラリー・サマーズ(アルト)、
アンドリュー・トルティス(テノール)、
アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(バス)、
ロバート・キング(指揮)、
キングズ・コンソート合唱団、
ゲイリー・クーパー(ピアノ)、マシュー・ホール(ピアノ)、
マーク・ウィリアムス(ハーモニウム)
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(CDA 67531)、ジョナサン
・コーエンを迎えたヴィヴァルディの「チェロ協奏曲集」(CDA 67553)な
ど、世に送り出す意欲的なリリースが次々と反響を呼んでいるロバート・キ
ング&キングズ・コンソート。
ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、
4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた
傑作である。ちなみに1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は
1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われるが、今回収録されているのは1863年
に作曲された原典版である。
演奏者はロバート・キング率いるキングズ・コンソート合唱団に加えて、絶
妙の関係を築いているソプラノのキャロリン・サンプソン、チャンネル・ク
ラシックスで活躍中のピアニストであるゲイリー・クーパーなど錚々たる陣
容。

CDA 67586 \2080
ウェストミンスター寺院における聖エドワード証聖王のための祝祭 ――
朝の祈り
グレゴリオ聖歌:Laudes Regiae
W・スミス:祈り
W・クラッチ:詩篇132番
C・スタンフォード:テ・デウム、ベネデイクトゥス
W・スミス&R・ストーン:The Responses
H・パーセル:アンセム《おお神よ、あなたはわが神》
聖餐式~J・ハーヴェイ:ミサ・ブレヴィス
A・ブルックナー:グラドゥアーレ《正しい者の口は知恵を語る》
W・モーリー:詩篇99番
H・パーセル:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス
P・ムーア:キングとロビン
J・デゥメッシュー:テ・デウムOp.11
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバ
ム第3弾。アルバムのタイトルにもなっている“聖エドワード証聖王”とは
キリスト教への深い信仰心を持ち、ウェストミンスター寺院を再建した人物
として歴史に名を残した11世紀初期のイギリスの王である。

CDS 44251/3 3枚組 \5940
ゴシック・ヴォイセズ・グラモフォン・アウォード・ウィナーズ・
コレクション ――
H・フォン・ビンゲン:
セクエンスと賛歌(1983年グラモフォン・アウォード受賞作)
ヴィーナスとマルスの礼拝(1988年グラモフォン・アウォード受賞作)
フランチェスカに捧げる歌(1989年グラモフォン・アウォード受賞作)
エマ・カークビー(ソプラノ)、
アンドリュー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
初期のハイペリオンを支え、数々の名盤を世に送り出してきたイギリスの
ヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。今回リリースとなるボック
スには1983年、1988年、そして1989年にグラモフォン・アウォードに輝いた
屈指の名演奏を収録。中でも世界最古の女流奏者として評されているヒルデ
ガルト・フォン・ビンゲンの存在を世界に知らしめた演奏は、その功績と共
に現在でも高い評価を受け続けている。

CDD 22059 2枚組 \2080
マルセル・デュプレ(1886-1971):
3つの前奏曲とフーガ/エスキス ハ長調Op.41-1/エスキス第1番ホ短調
Op.41-2/エスキス第2番変ロ短調Op.41-3/受難の交響曲Op.23/クリスマス
のための変奏曲Op.20/他 全19曲
ジョン・スコット(オルガン)
メシアンの師でもある20世紀フランスの作曲家デュプレのオルガン作品集。
ジョン・スコットが演奏するのはセント・ポール大聖堂のオルガンである。
CDA 66205&CDA 67047の移行再発売。



<Helios>
CDH 55226 \1200
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27-無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト短調/同第2番イ短調/同第3番ニ短調《バラード》/同第4番ホ短調/同
第5番ト長調/同第6番ホ長調/悲しみの詩Op.12/子供の夢Op.14
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、
パスカル・ドゥヴァイヨン(ピアノ)
ベルギーの天才奏者の作品にフランス屈指のヴィルトゥオーソが挑んだ凄演
CDA 66940からの移行再発売。

CDH 55264 \1200
ルドヴィコのハープ ――
アロンソ・ムダーラ(c.1510-1580):
幻想曲、スパニョレッタのディヴィジョン
ルス・デ・ミラン(c.1500-c.1561):
幻想曲、スペイン風パヴァーヌのディヴィジョン
ディエゴ・オルティス(c.1510-c.1570):
幻想曲、パラデータスのディヴィジョン、Tutte le vecchie
ジョヴァンニ・デ・マッケ(?1548/50-1614):
ストラヴァガンツァ第1番、ガリアルド第1番、トッカータ
オラツィオ・ミーキ(1594/5-1641):
ス・ドゥロ・トロンコ、I Diletti Di Mundo、クエル・シニョール
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ・デシマ、アリア《ラ・フレスコバルダ》、
トッカータ第5番バラッタのアリア、チャコーナ、トッカータ第9番
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):われは黒し
アンドリュー・ローレンス=キング(バロック・ハープ)
フレスコバルディ自身と先人たちの作品を集めたルネサンスの小品集。
CDA 66518からの移行再発売。





<COE Records>
CDCOE 809 \1150
R・シュトラウス:
組曲《町人貴族》Op.60/クープランのクラヴサン曲による《舞踏組曲》
AV.107
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)、
ヨーロッパ室内管弦楽団
ウィーンの巨匠ラインスドルフと欧州屈指の室内楽団であるヨーロッパ室内
管の強力コンビによるシュトラウス・アルバムは、「町人貴族」に加えてク
ープランのクラヴサン曲を題材とした「舞踏組曲」が要注目!

CDCOE 813 \1150
W・A・モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調K.313/ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/フル
ートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ティエリー・フィッシャー(フルート&指揮)、
マシュー・ウィルキー(ファゴット)、
シャルロット・スプレンケルス(ハープ)、
シャンドール・ヴェーグ(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
巨匠シャンドール・ヴェーグがヨーロッパ室内管弦楽団を振ったモーツァル
ト・アルバムが登場。巨匠と名手たちの演奏によって響き渡るモーツァルト
の美演。

CDCOE 810 \1150
作品集~W・A・モーツァルト
A・ヴィヴァルディ/J・シュトラウスII世/B・マルチェッロ/H・ヴォルフ
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
幾多の名演を残してきたシュナイダーとヨーロッパ室内管によるクイーン・
エリザベス・ホールでのライヴ録音。

CDCOE 811 \1150
W・A・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ短調K.622
A・コープランド:クラリネット協奏曲
R・シュトラウス:二重小協奏曲AV.147
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット&クラリネット)、
マシュー・ウィルキー(ファゴット)、
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ヨーロッパ室内管を支え続けたクラリネットの名手、リチャード・ホスフォ
ードの独壇場!バセット・クラリネットのベスト・パフォーマンスと評され
たタイトル。

CDCOE 812 \1150
木管楽器のための作品集
A・ドヴォルザーク/J・フンメル/L・ヤナーチェク/F・クロンマー/
M・シェイベル
ヨーロッパ室内管弦楽団の木管奏者たち
ヨーロッパ室内管が世界に誇る木管セクションが大活躍!

CDCOE 814 \1150
W・A・モーツァルト:
オーボエ協奏曲ハ長調K.314/協奏交響曲変ホ長調K.297b/クラリネット
協奏曲イ長調K.622
ダグラス・ボイド(オーボエ)、
リチャード・ホスフォード(バセット・クラリネット)、
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、
パーヴォ・ベルグルント(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
ダグラス・ボイドとリチャード・ホスフォードによるコンチェルト、そして
協奏交響曲という木管楽器の醍醐味を味わえるカップリング。

CDCOS 242 2枚組 \2300
W・A・モーツァルト:
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/
ロンド変ホ長調K.371/セレナード第11番変ホ長調K.375/同第12番ハ短調
K.388/協奏交響曲変ホ長調K.297b
アレグザンダー・シュイナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
アレグザンダー・シュナイダーがヨーロッパ室内管と録音を行ったモーツァ
ルトの名演集。

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06-07 No.24-2

2006年07月28日 17時56分15秒 | Weblog
<Centaur>
CRC 2765 \1880
サウンド・ヴェッセルス ――
リチャード・ワーニック(1934-):チェロとピアノのための二重奏曲
ロバート・ヘルプス(1928-):チェロとピアノのための二重奏曲
エリオット・カーター(1908-):チェロ・ソナタ
アウグスタ・リード・トーマス(1964-):チェロとピアノのための歌
スコット・クラックスダール(チェロ)、
ノレーン・カシディ=ポレラ(ピアノ)
カーターを中心に現在も活躍中のアメリカの作曲家たちによるチェロとピア
ノのためのデュエットを集めたアルバム。

CRC 2753 \1880
ピアノによる水彩画 ――
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
コラール《われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》
R・シューマン:子供の情景Op.15
C・ドビュッシー:3つの前奏曲
M・ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェニファー・ハイギ(ピアノ)
ジェニファー・ハイギは名門ジュリアード音楽院に学び、現在はルイジアナ
州立大学で教授としてピアノの指導を行っているアメリカの女流演奏家であ
る。

CRC 2770 \1880
J・ブラームス:ピアノ・ソナタ ハ長調Op.1
F・ショパン:
前奏曲変イ長調、前奏曲嬰ハ短調Op.45、即興曲変ト長調Op.51、
華麗なる円舞曲
S・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
アンドルー・デ・グラド(ピアノ)
ジョシュア・ベルとのコンビでその名を知られながら、演奏旅行中に37歳の
若さでこの世を去ったデ・グラドが遺したライヴ録音集の第2弾。1996年&
1997年の録音。

CRC 2772 \1880
ジェフリー・チャペル:
アメリカン・ソナタ/ピアノ三重奏曲/オン・ザ・ウィング/無言のポップ
・ソング/ジャズ・ソナタ/メランコリー・ムーン/バナナ・ジャム
ジェフリー・チャペル(ピアノ)
クラシックとジャズのピアニストとして活躍し、作曲や後進の指導にも積極
的に取り組んでいるアメリカのアーティストであるジェフリー・チャペルに
よる自作自演集。ジャズ・ソナタを筆頭にジャジーな雰囲気に満ちた魅力的
な作品が並んでいる。

CRC 2784 \1880
A・ヴィヴァルディ:
協奏曲ニ長調RV.94、同ニ長調《ごしきひわ》RV.90、同協奏曲ハ長調、
同ヘ長調《海の嵐》RV.98、同ト短調RV.107
G・P・テレマン:協奏曲イ短調
J・B・ボワモルティエ:協奏曲ホ短調Op.37a
フィオリトゥーラ
1995年に結成され、2002年よりセンター(Centaur)にレコーディングを行
っている古楽器アンサンブル「フィオリトゥーラ」による作品集。2004年に
はドイツ4都市へのツアーを行うなど意欲的な活動を展開中。

CRC 2785 \1880
ラッセル・リーペ:クラリネット作品集 ――
スリー・スタディズ・オン・フライト/クルツァンド・ラ・フロンテラ/
ラクリモーサ
アミィ・パークス・シモンズ(クラリネット)、
ラッセル・リーペ(ピアノ&電子楽器)
イーストマン音楽院で作曲を学び、かの有名なイーストマン・ウィンド・ア
ンサンブルで2年間ピアニストを務めた経験を持つラッセル・リーペ。作曲
家としてはハワード・ハンソン賞を受賞するなど高い評価を獲得している。

CRC 2793 \1880
朝のトランペット ――
フレデリック・スペック(1955-):朝のトランペット
スタンリー・フリードマン(1951-):トランペット・ソナタ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):賛歌
マーク・サターホワイト(1954-):Sorrow is almost violet
ヴァーツラフ・ネリベル(1919-1996):メタモルフォージス
ジョン・ガードナー(1917-):
モンテヴェルディの主題によるソナタ・ダ・キエザ
マイケル・タンネル(トランペット)、
J・デイヴィット・ワグナー(オルガン)、
メーメ・タンネル(ピアノ)、リース・ランド(トランペット)
Thマイケル・タンネルは、現在アメリカのルイビル大学教授の任にあり、ル
イビル・バッハ・ソサイエティやルイビル管弦楽団で活躍していたトランペ
ット奏者。フィンランドの大作曲家ラウタヴァーラや、吹奏楽でお馴染みの
ネリベルなど多彩なプログラミングで楽しませてくれる。

CRC 2795 \1880
G・フォーレ:
愛の夢Op.5-2、河のほとりでOp.8-1、ネルOp.18-1、5月Op.1-2、秋Op.18-3、
ゆりかごOp.23-1、マンドリンOp.58-1
H・デュパルク:悲しみの歌、悲歌、テスタメント、他 全21曲
デイヴィット・リプリー(バス・バリトン)、
アーレネ・キース(ピアノ)
オラトリオから室内オペラ、コンテンポラリーまでを幅広く演奏するアメリ
カのバス・バリトン奏者デイヴィット・リプリーが歌うフォーレとデュパル
クの歌曲の数々。

CRC 2799 \1880
D・ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの民謡による序曲Op.115
C・ドビュッシー:3つの管弦楽的素描《海》
A・ピアソラ:タンガーソ
S・バーバー:管弦楽のためのエッセイ第2番
ジャクソン・リョン(指揮)、
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニック管弦楽団
オハイオ州を拠点に活動中の指揮者、ジャクソン・リョンがチェコの都市ズ
リーンを本拠地とするボスフラフ・マルティヌー・フィルを率いて2005年に
行った録音。

CRC 2806 \1880
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35/同第36番嬰ハ短調Hob.XVI-36/
同第34番ホ短調Hob.XVI-34/同第30番イ長調Hob.XVI-30/同第37番ニ長調
Hob.XVI-37/同第32番ロ短調Hob.XVI-32/アダージョ ト長調Hob.XV-22/II
バイロン・シェンクマン(ピアノ)、カティ・ウルフ(ヴァイオリン)
バイロン・シェンクマンはニュー・イングランド音楽院、インディアナ大学
で教鞭をとっている鍵盤楽器奏者。




<Thorofon>
CTH 2533/6 4枚組 \6540
(価格改定再案内)
ピアノ三重奏曲集 ――
F・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
R・シューマン:
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63、同第2番ヘ長調Op.80、
同第3番ト短調Op.110、幻想小曲集Op.88
J・ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、同第2番ハ長調Op.87
F・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
F・リスト:オーベルマンの谷
C・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17
ハイペリオン・トリオ
当タイトルは以前にご案内を差し上げているタイトルとなりますが、価格の
改定とともに再度ご案内をさせていただきます。
ハイペリオン・トリオは1999年の結成以来ドイツの各都市を主な活動の場と
してコンサート活動を続ける若手演奏家たちによるピアノ三重奏団である。
収録作品は音楽史上に輝く名作ばかりだが、アンサンブルの実力を発揮した
フレッシュな演奏を聴かせてくれる。




<BRIDGE>
BCD9196 2枚組 \1980
「アルトゥール・バルザム 協奏曲録音集」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61(ヴァイオリン協奏曲からの編曲)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
フンメル:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.85
C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲 ニ短調 H.427 Wq23
アルトゥール・バルザム(P)
ウォルター・ゲール(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
クレメンス・ダヒンデン(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
ヘンリー・スヴォボダ(指揮)コンサート・ホール交響楽団
オットー・アッカーマン(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
ヴィクトル・デザルツェンス(指揮)ヴィンタートゥール交響楽団
録音:1950年代前半モノラル、
アルトゥール・バルザム(1906-1994)というと、ブダペスト四重奏団との
共演者としても知られるように一級の腕前の伴奏ピアニストとしての、ある
いは室内楽のピアニストとしてのイメージがあるだろうが、もちろんソリス
トとしても極めて優れたピアニストだった。このCDに収録されているのは、
いずれも米国のコンサート・ホール・ソサエティに録音したもの。いずれも
1950年代前半のモノーラル録音である。モーツァルトの2曲を除くと、珍し
い作品が並んでいるのは企画のためだろうが、フンメルの作品はバルザム自
身お気に入りだったそうだ。いずれの曲も、ソリストとしてのバルザムの高
い音楽性を実感するに最高の見本となるだろう。

BCD9197 \1980
シューベルト:即興曲集 D.935、
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
イノン・バーナタン(ピアノ)
録音:2005年9月14-16日、
イノン・バーナタンは1979年、テルアヴィヴ生まれのイスラエルのピアニス
ト。1997年に英国に留学、数年後には様々なコンクールで入賞を果たしてい
る。技術的な確かさに加え、詩的で深みを感じさせる音色と表現に秀でてお
り、20代後半のピアニストの中でも極めて注目されている人物である。シュ
ーベルト晩年のソナタは、カーネギーホールで演奏し絶賛を博し、それを受
けて録音が実現した。

BCD9198 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション第2集」
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ギャリック・オールソン(ピアノ)
録音:2006年1月23-25
ギャリック・オールソンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集が始動し
た。オールソンといえば、1970年のショパン国際ピアノコンクールの覇者
(この時の第2位が内田光子だった)として知られている。オールソンのピ
アノの特徴である、明晰で鋭敏なタッチと、頭脳的とすら言えるコントロー
ルから生み出される音楽は、このベートーヴェンでも最大限生かさている。
ことに28番のソナタでの曖昧さの欠片もない演奏は聞きものである。

BCD 9201 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション第3集」
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
ギャリック・オールソン(ピアノ)
オールソンのピアノ・ソナタ集の第2集。オールソンはは、一方で繊細な静
かな美を持ちつつ、快活で力強い部分では気持ちよくピアノを鳴らしている。
「告別」の冒頭は、その対比の鮮やかさが素晴らしい。また最後のソナタで
ある第32番の、20分という長大な第2楽章を、オールソンは様々な表情で見
事に纏め上げている。




<GENUIN>
GEN 86055 2枚組 \2700
シューベルト:
楽興の時D.780,Op.94、アレグレット ハ短調D.915、
4つの即興曲D.899,Op.90、
4つの即興曲D.935, Op.142
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音:2005年5月12日,8月21-23日,10月7日
バドゥラ=スコダは若い頃からシューベルトを非常に得意としており、楽譜
の校訂も手がけるなど、一家言を持った人だけに、いずれの曲でも、余計な
力は抜けていながら、自信に満ちて説得力ある演奏となっている。ディジ
パック仕様の2枚組。およそ1枚半分の特別価格です。

GEN 85053 \1980
ジローラモ・サリエーリ(1794-?):
ロッシーニによる主題と変奏、ベッリーニによる主題と変奏、
パチーニによる主題と変奏、導入・主題と変奏、
ロッシーニ:導入、主題と変奏
ジュゼッペ・ポルゴ(Cl)
ゼバスティアン・テヴィンケル(指揮)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
レニャーノ生まれのジローラモ・サリエーリ(1794-?)のクラリネット作
品を収録。彼はモーツァルトのライバルとして有名なアントーニオ・サリ
エーリの甥(兄の息子)で、オーストリアから北イタリアでクラリネット奏
者とした活躍しました。いずれの曲もロッシーニやドニゼッティと同時代ら
しい明るさが魅力です。ジュゼッペ・ボルゴは1979年、南イタリアの爪先に
当たるレッジョ・カラブリア出身のクラリネット奏者。

GEN 85054 (1CD+ボーナスCD) \1980
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集
第1番 イ短調 Wq.49-1,H.30
第2番 変イ長調 Wq.49-2,H.31
第3番 ホ短調 Wq.49-3,H.33
第4番 変ロ長調 Wq.49-4,H.32
第5番 変ホ長調 Wq.49-5,H.34
第6番 ロ短調 Wq.49-6,H.36
クラヴィーア協奏曲 ニ短調 Wq.23,H.427
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)
フェデリーコ・ルンゴ(指揮)
ザクセン室内フィルハーモニー
録音:2005年10月28-31日、
ヴュルテンベルク・ソナタ集は、1742から1743年にかけて作曲された作品集
で、C.P.E.バッハの鍵盤作品の中でも重要な位置を占めるもの。C.P.E.バッ
ハといえば、モーツァルトやベートーヴェンへの強い影響が指摘されるもの、
ヴュルテンベルク・ソナタ集にもそうした要素が顕著に感じられます。アナ
=マリヤ・マルコヴィナはクロアチア出身で、ケルン在住のピアニスト。ボ
ーナスとして協奏曲 ニ短調がCD1枚に収録されています。ピアノ独奏であり
ながら、オーケストラにチェンバロを加えているという面白い試みをしてい
ます。

GEN 86058 \1980
シューマン:蝶々 Op.2、クライスレリアーナ Op.16、幻想小品集 Op.111
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)
録音:2005年11月2-5日、DDD
クロアチア出身で、ケルン在住のピアニスト、アナ=マリヤ・マルコヴィナ
のシューマン。マルコヴィナは、パウル・バドゥラ=スコダの弟子だけあっ
て、シューマンのロマン色を過度に際立てることなく、あくまで正攻法に質
実剛健の音楽を作り上げている。

GEN 86063 \1980
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調、5つの小品、6つの小品
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
録音:2005年11月2-5日
レスピーギの器楽作品にも脚光が当たってきたとは言うものの、ヴァイオリ
ン作品だけのCDは珍しい。ヴァイオリン・ソナタは1916年から1917年にかけ
ての作品。同時期の「ローマの泉」とは異なり、内省的な美しさに満ちた音
楽で、ことに第2楽章の面々たる情緒は素晴らしい。二つの小品集はいずれ
もまだレスピーギが20代の頃の佳曲である。イローナ・テン=ベルクは、バ
イエルン放送交響楽団のコンサート・ミストレスを務めた名手。

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06-07 No.23

2006年07月28日 17時55分34秒 | Weblog
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 186 \2250
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)シュトゥットガルト放送SO.
録音:1996年9月20日ライヴ
昨年2005年6月14日にジュリーニが世を去ってから一年あまりを過ぎた今、
またひとつ巨匠を偲ぶにまたとないアルバムがリリース。シュトゥットガル
ト放送響とのブルックナー9番は、リハーサル付きの映像作品の音源(96年
9月19日)とは異なり翌20日のライヴ。マニアの間では知られながらも非売
品の自主制作盤という形でしかこれまで入手が困難であったたいへん貴重な
ものです。
後年につれて顕著なように、旋律を耽美的に極限まで遅いテンポで歌い尽し
てゆくのを特徴とするジュリーニのブルックナー。ウィーン・フィルとの最
後の3曲(第9番は88年)をはじめ、やはりフィルハーモニア管とのライヴに
よる第7(82年 / BBCL.4123)、第8(83年 / BBCL.4159)といずれにおいて
も途方もなく巨大で充実の内容が聴き手を魅了してやみません。引退の前年、
シュトゥットガルト放送響との当ライヴもまた然り。なるほど彼岸を連想さ
せるかのようなアダージョの美しさはたとえようもなく、いつ聴いてもほん
とうに素晴らしいかぎり。
このアルバムがジュリーニを愛する方にとってかけがえのない一枚となりま
すように。




<harmonia mundi FRANCE>
HMC 901920 \2250
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」
サラ・コノリー(Ms)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)シャンゼリゼO.
ヘレヴェッへのマーラーといえば、あの斬新なシェーンベルク=リーン編曲
の室内オケ版による「大地の歌」(HMA.1951477)が録音されたのが93年。い
ままたここにヘレヴェッへが手兵シャンゼリゼ管とともに衝撃的なマーラー
演奏をおくり出してきました。オリジナル楽器オケを伴った初めての「角笛」
歌曲集の登場です。
曲名に由来する同名の詩集は、詩人アルニムとブレンターノとがまとめあげ
たドイツの民謡詩集。およそ1887年から1901年にかけての15年以上に渡り、
マーラーはこれにはまり好んで音楽をつけています。聴けばすぐに分かるよ
うに、第2番から第4番までの交響曲群と内容的に密接にリンクするこの一連
の歌曲は、マーラーの音楽宇宙の精髄を成す重要な作品です。
ここでヘレヴェッへがロマン派の作品、たとえばシューマンやブルックナー
の交響曲を手がける時にみせる異常なほど苛烈なアプローチを思い起こして
みてください。オリジナル楽器の繰り出す清新な響きの持ち味も相俟って、
この歌曲をトータルに彩る軍楽調の箇所のなんとも刺激的なこと!その一方
でバッハにも相通じるハーモニーの美しさは、まぎれもなくヘレヴェッへの
もの。「美しいラッパが鳴り響くところ」など、どこからともなく怪しく退
廃的な色香が匂い立ち、こ惑的な表情が濃密に折り重なってゆきます。さら
に当代随一、合唱音楽のスペシャリストとして、もはや“人の声”だけが織
り成す美を究めているからでしょうか。最も旬のヘンシェル、バッハのカン
タータ・シリーズでもおなじみのコノリーとソリスト各々の魅力を存分に引
き出すあたりほとんど天才的。
ヘレヴェッへが作り上げた画期的な「角笛」歌曲集。このアルバムからはい
よいよますます交響曲シリーズへの想像と期待とが大きく膨らむに違いあり
ません。




<ORFEO>
ORFEOR 329062 2枚組 \2000
ブラームス:
悲劇的序曲 Op.81
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリフォード・カーゾン(P)
録音:1955年7月26日
クナッパーツブッシュ・ファンの皆様、お待たせいたしました!「クナッパ
ーツブッシュ大全集」で正規盤世界初出となった、1955年ザルツブルク音楽
祭でのブラームスのピアノ協奏曲第2番が、同日コンサートの全曲目と共に
本家ORFEOから発売です。存在は知られていたものの、なかなかCD化されず、
幻かと囁かれていた録音、しかし蓋を開けてみればビックリ!カーゾンがス
タジオ録音からとても想像も出来ないほど過熱気味、それをクナッパーツブ
ッシュがしっかり受け止めるという白熱した演奏!もちろん「悲劇的序曲」
と第3交響曲は圧倒的!半世紀前のザルツブルクの興奮の演奏会をご家庭で
再現しましょう!!ザルツブルクに奇跡的に保管されていた、赤白赤
(Rot-Weiss-Rot)放送のオリジナル・マスターを使用!

ORFEOR 655061 \2000
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年8月30日
これはLP時代から一体どれくらいの種類の盤が発売されたやら、という有名
な録音。クナッパーツブッシュが指揮したブルックナーの第7交響曲はライヴ
で2種類しか録音が残されておらず、その一つがこれ。61歳のクナーの張りの
ある音楽と、ウィーン・フィルの瑞々しい音色が曲想にぴたりとマッチして
います。オーストリア放送協会が保管していた、当時の赤白赤
(Rot-Weiss-Rot)放送のコピーを使用、1949年のライヴとしては極上といっ
てよい明瞭な音です。




<Radio Servis>
CR 0323 \1850
ハイドン:ピアノ・ソナタ第60番ハ長調
ショパン:バラード第4番変イ長調、ポロネーズ第5番嬰ヘ短調
スクリャービン:練習曲
ラヴェル:夜のガスパール
ギャリック・オールソン(P) 録音:1973年5月
1970年ショパン・コンクールの覇者、ギャリック・オールソンはニューヨー
ク出身のピアニスト。このアルバムは、オールソンの絶頂期を収めた貴重な
録音です。冴え渡るテクニック、ダイナミックでスケールの大きい演奏は、
他を寄せつけない圧倒的な魅力を放っています。また、音の陰影や響きにも
陶酔。時にはショパンのバラードのように、バランスのとれた明快で流麗な
演奏ぶりをみせ、時にはスクリャービンやラヴェルのように鮮やかなテクニ
ックと大胆な音量変化で私たちを狂喜させます。

CR 0220 \1850
現代チェコ作曲家・室内楽曲集
カレル・フーサ:弦楽四重奏曲Op.2
イルジー・ゲムロット:弦楽四重奏曲
ズデニェク・ルカーシュ:弦楽四重奏第5番 他
アポロン弦楽四重奏団

CR 0322 \1850
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
エポック弦楽四重奏団

CR 0190 \1850
ヤン・ザフ(1699-1773):テ・デウム、厳レクイエム ハ短調
ヤン・アントニーン・コジェルフ(1738-1814):
ミサ・クルタ・エ・ソレンネ(小荘厳ミサ)ニ長調
パヴェル・キューン(指) プラハ交響Co.&Cho.
ルドミラ・ヴェルネロヴァー(S)ナジェジダ・ペトレンコ(S)
イヴォナ・シグヴァーロヴァー(A)ヴラディミール・ドレジャル(T)
ロマン・ヤナール(Br)イジー・カレンドフスキー(B)
ヨセフ・クシュカ(Vn)

CR 0027 2枚組 \1850
チェコ三大ミサ曲集
リエフマン:ミサ ニ短調、
ドヴォルジャーク:ミサ ニ長調、
スーク:ミサ ロ長調
ヨセフ・ヘルツル(指) チェコ放送管弦楽団&合唱団

CR 0210 \1550
珠玉のフランス・オルガン音楽
レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 Op.25
セザール・フランク(1822-1890):
前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18/パストラール Op.19
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガ Op.7
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):主の降誕 から 神はわれらのうちに
アレシュ・バールタ(Org)
録音:1999-2000年、オロモウツ(モラヴィア地方)、ミハル教会

CR 0087 \1550
ブラームス;弦楽四重奏Op.51ハ短調、ピアノ五重奏第1番Op.34ヘ短調
田中美千子(P)
アポロン弦楽四重奏団[マルティン・ヴァーレク(Vn) ラデック・クシジャノ
フスキー(Vn) ウラディミール・クロウパ(Va) パヴェル・ヴェルネル(Vc)]

CR 0127 \1550
フェルステル:ヴァイオリン・ソナタ、バラード、幻想曲、幻想ソナタ
イヴァン・ジェナティー(Vn)ヨセフ・ハーラ(P)

CR 0017 \1550
チェコ・オルガン音楽の300年、第1集
チェルノホルスキー、ブリクシ、ヴァニハル、スメタナ、
ドヴォルザーク ほか
ヨセフ・ポペルカ(Org)

CR 0170 \1550
ウラディミール・ブカッチ、ヴァイオリン&ヴィオラ・リサイタル
前奏曲とアレグロ、タイスの瞑想曲、月の光(Vn)
熊ん蜂の飛行、亡き王女のパヴァーヌ(Va) ほか
ウラディミール・ブカッチ(Vn&Va)
ヤロミール・クレパーチ(P)

CR 0186 \1550
ヤン・ヤクプ・リバ(1765-1815):チェコのクリスマス・ミサ
ヤン・キューン(指) プラハ放送響 チェコCho.
マリア・タウベロヴァー(S)ヴィェラ・クリロヴァー(A)
ルドルフ・ヴォナーセク(T)ヤロスラフ・フロマートカ(B)
ヤン・ベドジフ・クライス(Org)

CR 0106 \1550
チェコ歌曲集
スメタナ、ドヴォルジャーク、ノヴァーク、フェルステル ほか
ベノ・ブラフト(T)  マルタ・クラーソヴァー(A)




<BONGIOVANNI>
GB 2410 2枚組 \3960
ドニゼッティ:「カテリーナ・コルナーロ」
マルゲリータ・リナルディ(S カテリーナ・コルナーロ),
オッターヴィオ・ガラヴェンタ(T ジェラルド),
リチーニョ・モンテフスコ(Br ルジニャーノ),
ジャンニ・ソッチ(Bs モチェニーゴ),他
エリオ・ボンコンパーニ(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1974年8月30日
「カテリーナ・コルナーロ」は、ドニゼッティの生前に初演された最後のオ
ペラ。実在のキプロスの女王として数奇な運命を辿ったカテリーナ・コルナ
ーロをモデルにした物語で、ドニゼッティが円熟した筆で見事なプリマドン
ナオペラに仕立てています。この録音は1974年のRAIトリノの放送録音。ヒ
ロインを歌うマルゲリータ・リナルディは1933年生まれのイタリアのソプラ
ノ。1970年代を中心に活躍した人ですが、録音が極端に少なく、このヒロイ
ンの録音は貴重な記録です。

GB 2412 2枚組 \3960
レーオ:「デチェバーロ」
アドリアン・ジョルジュ・ポペスク(CT デチェバーロ) 
ユリア・スルドゥ(S ジューリア) 
アンジェロ・マンゾッティ(CT フラーヴィオ) 
ソリン・ドゥミトラスク(Bs ドミツィアーノ)他
ロレンツォ・トッツィ(指)ローマバロッカ・アンサンブル
録音:2005年8月2、3日
18世紀前半のナポリ派の重要な作曲家、レオナルド・レーオ(1694-1744)の
オペラが復活、世界初録音です。デチェバーロとは、1世紀のダキア(現在の
ルーマニアやモルドヴァあたり)の王デケバルスのこと。87-106年までダキ
アを支配していましたが、101年以降ローマから侵攻され、ついに106年、ロ
ーマのトラヤヌス帝に敗れ、デケバルスは自害しました。オペラは史実に基
づきながらも、ローマ皇帝ティートの娘ジューリアとデチェバーロが恋仲で、
そこに皇帝ドミツィアーノ(=ドミティアヌス)、ローマ執政官フラーヴィ
オ(=フラヴィウス・クレメンス)といった人が絡んできます。ローマから
東へ50km程の山の中、ダンテの神曲にも登場する古い都市、タリアコッツォ
での上演の録音。

GB 5631 \1980
ドメニコ・プッチーニ:
テ・デウム
フランス皇帝かつイタリア王ナポレオン陛下を讃える
「クイント・ファビオ」序曲
バルバラ・ヴィニュデッリ(S) バルバラ・ディ・カストーリ(A) 
ダーノ・ラッファンティ(T) ニコラ・ムニャーニ(Bs)
ヘルベルト・ハント(指)ジーリオ歌劇場交響楽団,ルッカ室内管弦楽団
録音:2001年4月20日
プッチーニといっても、お馴染みジャコモ・プッチーニではありません。そ
の祖父にあたる、ドメニコ・プッチーニ(1771?1815)の作品です。プッチー
ニ家はルッカで教会音楽に携わっていましたが、ドメニコはオペラに関心を
持ち、ナポリでパイジェッロに学んでいます。たしかに音楽の印象はパイ
ジェッロ風。1800年に書かれた「テ・デウム」を聞くと、ドメニコが非常に
優れた作曲家であったことはすぐわかるでしょう。ドメニコはちょうどナポ
レオン時代を生きた人で、ナポレオンの聖名祝日のためのカンタータである
「フランス皇帝、イタリア王ナポレオン陛下を讃える」などという機会音楽も書いています。この曲はピアノ伴奏によるソプラノ独唱曲。

GB 1194 \1980
チェーザレ・シエピ 1956年ザルツブルク音楽祭ライヴ
リュリ:「アマディス」,「アルセスト」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」,「シモン・ボッカネグラ」
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」,「セビリアの理髪師」
ゴメス:「サルヴァトール・ローザ」
からのアリア
シューマン:君は花のように Op.25-24,私は恨まない Op.48-7
ブラームス:
おお、ぼくが帰り道を知っていたら Op.63-8,甲斐なきセレナード Op.84-4
モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」 K.612
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
+ボーナス
ベッリーニ:「ノルマ」から(1956年)
グノー:「ファウスト」から(1950年)
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から(1950年)
チェーザレ・シエピ(Bs),レオ・タウプマン(P)
録音:1956年7月27日
天下の名バス歌手、チェーザレ・シエピの伝説的ライヴが復活。1956年7月
27日、モーツァルテウム大ホールで行われたリサイタルです。イタリアオペ
ラのアリアから、フランスもの、さらには珍しくドイツ・リートまで含めた
このリサイタルは、全盛期のシエピの魅力を余すところなく伝えるものとし
て、シエピの全録音の中でもとりわけ優れたものと語り継がれてきたもので
す。ことに「セビリアの理髪師」のバジーリオの“陰口の歌”は、滑稽な歌
のはずがなんだか悪魔の嘲笑いに聞こえるほど強烈!半世紀を経っても、驚
異の美声バスに唖然とすること間違いなしです。

HOC 046 2枚組 \2280
マスネ:「ウェルテル」
チェーザレ・ヴァレッティ(T ウェルテル),
ネル・ランキン(Ms シャルロット),
アーサー・コセンツァ(Br アルベール),
ジョセフィーヌ・グィード(S ソフィー)
レナート・チェッリーニ(指)ニューオリンズ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1956年
ニューオリンズでのライヴ。ニューオリンズはもともとフランス移民の街と
して発展したので、フランスオペラが盛んでした。ここでは美声テノールの
ヴァレッティを中心に、スカラ座やメトでも活躍した米国のメッゾ、ランキ
ンらを配した優れたキャストです。ちなみにコセンツァはその後27年もニュ
ーオリンズ歌劇場の総監督を務めた人。

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06-07 No.22

2006年07月28日 17時54分50秒 | Weblog
<ARTE NOVA>
82876825872 \650
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番
イェフィム・ブロンフマン(p)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
ベートーヴェン録音シリーズの第2フェーズで、第3-5番で新感覚演奏を聴
かせてくれたイェフィム・ブロンフマンによるピアノ協奏曲全曲録音の完
結編。
ブロンフマンは、ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管とは2002年のアメリ
カ・ツアーで共演しており,ブロンフマンにとっても満を持したレコーディ
ングといえる。彼は毎年のようにメジャー・オーケストラのソリストやリ
サイタルで来日をし,日本での評価も鰻上り。交響曲と同様にニュアンス
豊かな要素を加えて引き締まった清新溌剌な演奏をサポートで繰り広げ,
ブロンフマンの類まれなヴィルトゥオジティと豊かな音楽性により,現代の
息吹を感じさせる名演に仕上がっている。必聴の名盤の誕生!ヘンレ版使用。
【録音:2005年10月6-7日、チューリヒ・トーンハレ】
※以前受注させていただきましたが、大幅に延期となりましたため、再受注
とさせていただきました。以前注文分は、全てキャンセルとなっております。
このオーダーにて再発注をお願い致します。



<RCA RED SEAL>
82876871562(SACD-Hybrid) \1450
マーラー:交響曲第1 番ニ長調「巨人」
(マーラー協会版決定稿) 「花の章」付
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
1995年、デイヴィッド・ジンマンが首席指揮者に就任以来、この10年間チュ
ーリヒ・トーンハレ管弦楽団(TOZ)の躍進ぶりは止まるところがない。ヨ
ーロッパの名門らしい芳醇で深い音色をたたえつつ、響きの透明感を獲得す
るだけでなく、作品の時代によって、使用楽器を選び、編成・オーケストラ
配置などを自在に変えることで、各時代の音楽を鮮やかに現在に蘇らせるそ
の独特の手法は、「21世紀のオーケストラのあり方の理想的な姿の一つ」と
して世界的に大きな評価を得ている。全世界で空前のベストセラーとなった
ベートーヴェンの交響曲全集や序曲集、協奏曲、そしてシューマンの交響曲
全集、R.シュトラウスの管弦楽曲集という充実した成果を経て、ジンマン/
TOZ が世に問うのは、オーケストレーションの粋を極めたマーラーの交響曲
全曲録音である。その第1弾として、交響曲第1番「巨人」が登場する。
2006年6月の来日公演における「巨人」の実演でも証明された通り、巨大な3
管編成を基本としたマーラーのオーケストレーションを精緻に再現し、爛熟
した後期ロマン派・世紀末の申し子マーラーが極限まで拡大させた古典形式
の作品構造を聴く者にはっきりと認識させるという点において、ジンマン/
TOZのマーラー解釈は、感情の波に呑まれこみがちなバーンスタインやテン
シュテット、あるいは細部拡大的なインバル、シノーポリなど、これまでの
さまざまなマーラー演奏とは異なる次元に立つ、まさに21世紀のマーラー像
といえる。第2ヴァイオリンに独自の役割を与えることの多かったマーラーの
オーケストレーションを考慮して、ヴァイオリンを舞台上の左右に振り分け
るほか(舞台左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリン、
コントラバスという配置)、例えば第1番では第4楽章に登場する2組目のティ
ンパニを1組目と対照させてそれぞれを舞台の後方両端に配置しステレオ効果
を出し、コーダのホルンは楽譜の指定通り起立させ、第2番では、第5楽章の
金管別働隊(バンダ)を別に配置するのみならず、第4楽章「原光」でもや
はり楽譜通り、金管・木管をオーケストラの反対側に置いて空間性を強調、
また、ハープも左右の舞台端に分けて配置して立体感を出すという具合。
第3番に至っては、第5楽章の鐘を特注してしまうほどの入れこみようなど、
とにかくこだわりが半端ではない!
ジンマンはオランダ室内管やロッテルダム・フィルの指揮者をつとめていた
ため20年間にわたってオランダに在住し、生前のマーラーが指揮した名門コ
ンセルトヘボウ管にも頻繁に客演、ハイティンクらによるマーラー・チクル
スのリハーサルや演奏会に必ず立ち合い、同管のアーカイヴに保管されてい
るスコアにあるマーラーの書きこみや修正をじっくりと研究してきた。これ
までポストを歴任したロッテルダム・フィル、ボルティモア響とはマーラー
全曲演奏会を敢行、TOZでは首席指揮者就任演奏会で第3番を演奏して以来、
これまでに7曲のマーラー交響曲を取り上げているジンマンにとって、まさ
に機は熟したのである。TOZも、第2次大戦後首席指揮者となったフォルクマ
ール・アンドレーエがマーラー演奏に積極的に取り組み、セル、クレンペラ
ー、ショルティなど名だたる名指揮者のもとでマーラーの交響曲の演奏を積
み重ねてきている。いわばジンマンとTOZ 双方のマーラー演奏に関する年輪
の深まりがちょうど一致した時期にこのチクルスが開始されたことになる。
「マーラーの交響曲は、それぞれが大河小説の一つの章のようなもの」と語
るジンマンだけに、演奏・録音順も番号順に行われる。2005/06年シーズンに
は第1番「巨人」、第2番「復活」、第3番(以上3曲録音済み)、2006/07年シ
ーズンには第4番(2006年10月)、第5番(2007年4月)、第6番「悲劇的」
(2007年5月)が予定されている。ジンマンが休暇を取る2007/08 年のシー
ズンのあと、2008/09年シーズンで第7番「夜の歌」、第8番「千人の交響曲」
2009/10年シーズンで第9番、第10番(クック版の予定)、「大地の歌」が演
奏・録音されて、ジンマンにとって75歳の時に完結することになっている
(ちなみにこの年まで首席指揮者としての契約を延長している)。少年時代、
ワルター/ウィーン・フィルによる交響曲第5番の「アダージェット」SP盤で
マーラーに目覚め、ミトロプーロス/ニューヨーク・フィルの第6番、ホーレ
ンシュタイン/ロンドン響の第3番、クレンペラー/フィルハーモニアの第2番
をナマで体験し、自らも繰り返し指揮して「最近ようやくマーラーの音楽を
理解できるようになった」と語るジンマン畢生の演奏といえる充実した出来
になること間違いなし。
今回のマーラー・シリーズも、ベートーヴェンの交響曲全集以来(より正確
にはその直前の英デッカへのオネゲル・アルバム以来)、一貫して録音を担
当するクリス・ヘイゼル&サイモン・イーデンの名コンビが音響効果抜群の
トーンハレに鳴り響く名門オーケストラのサウンドを見事に再現。「ホール、オーケストラ、スタッフ、レコード会
社とすべてに理想的な状況の中で、長年温めつづけた私のファンタジーが飛
翔するのです」と自身を持って語るジンマン。このマーラー交響曲全集は、
【ハイブリッドSACD 仕様】による発売となり、この見事な録音を高音質だ
けでなく、サラウンドにて再生していただき、こだわりの楽器配置などによ
る素晴らしい音楽空間をお楽しみいただけます。トーンハレの巷に溢れるマ
ーラーとは一線を画す、決定的なシリーズの登場である。



<LIVING STEREO>
82876826242(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(全曲)
ビルギット・ニルソン(トゥーランドット)、
ユッシ・ビョルリング(カラフ)
レナータ・テバルディ(リュー)、ジョルジオ・トッツィ(ティムール)、
マリオ・セレーニ(ピン)、ピエロ・デ・パルマ(パン)、
トマゾ・フラスカーティ(ポン)、
アレッシオ・デ・パオリス(アルトゥム)、レオナルド・モンレアーレ(役人)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
ワーグナー歌手として知られるニルソンのもう一つの顔、それがこの氷の姫
君“トゥーランドット”。数多くの録音もあるが、なかでもこのRCA盤と65
年のEMI盤が名演として知られている。この演奏は、何と言ってもキャスト
がすごい。若きテバルディのリュー、気品あふれるビョルリンク、アメリカ
生まれのバス歌手トッツィとバランスの良い取り合わせ。これらの個性あふ
れる歌い手をきっちり纏め上げ、オケからは引き締った響きを引き出すライ
ンスドルフの手腕にも脱帽。通常盤でも音がくっきり際立っていたが、SACD
では更に素晴らしくよみがえるであろう。
【録音:1959年7月3-11日:ローマ歌劇場】

82876826232(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
ヴェルディ:歌劇「椿姫」(全曲)
アンナ・モッフォ(ヴィオレッタ)、
リチャード・タッカー(アルフレード)、 ロバート・メリル(ジョルジュ)
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
今年の3月、惜しまれつつも亡くなったアンナ・モッフォ。その彼女の名唱
を心行くまで楽しむアルバムのひとつ。彼女は何を歌っても、決して下品に
なることがない。どんな場面でも凛として崩れることなく、透明感あふれる
歌を聴かせる。粋なタッカーとの第1幕での絡みはまるで夢のよう。しかし
第2幕、父ジェルモンが登場すると場面は一転、現実に引き戻されるのはジェ
ルモン役のメリルのリアリティたっぷりな歌のためだろうか。理不尽な申し
出に涙するヴィオレッタ。すっかりドラマに引き込まれてしまうだろう。
プレヴィターリの振る「蕩けそうな三拍子」にも心奪われる。
【録音:1960年6月16-25日、ローマ歌劇場】

82876826212(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
プッチーニ/歌劇「ボエーム」(全曲)
アンナ・モッフォ(ミミ)、
リチャード・タッカー(ロドルフォ)、
マリー・コスタ(ムゼッタ)、ロバート・メリル(マルチェッロ)、
ジョルジオ・トッツィ(コッリーネ)、
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
彼女は1956年、ヴォットー指揮ミラノスカラ座とのEMI録音でムゼッタを演
じているが(ミミはカラス)それから5年、すっかり大歌手へと成長、ここ
でも初々しさと妖艶さを併せ持つ素晴らしいミミを披露している。ロドル
フォはリチャード・タッカー。当時48歳の円熟の歌声がすばらしい。ロバー
ト・メリルも熱演。ラインスドルフの指揮は、滴り落ちるような色気よりも
節度に重きを置いたもの。モッフォの上品な歌を引き立てるのに最適なサポ
ート。
【録音:1961年6月15-30日:ローマ歌劇場】

82876826222(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」(全曲)
レオンタイン・プライス(蝶々さん)、
リチャード・タッカー(ピンカートン)、
ロザリンド・エリアス(スズキ)、フィリップ・マエロ(シャープレス)、
ピエロ・デ・パルマ(ゴロー)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
RCA イタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
アメリカで今なお20世紀最大の歌姫と讃えられるプライス。ラインスドルフ
の「蝶々夫人」と言えば、57年にモッフォとの名録音があったが、62年のこ
の当時はプライスの方が人気が出、その全盛期の歌唱。とにかく個性あふれ
る歌唱で声も強い。随所に散りばめられた美しいメロディーを、丹念に撚り
併せたラインスドルフの音楽も傾聴に値する。劇場に凛と響いて聴衆の魂を
震わせたという声のプレゼンスを、今回のDSDリマスターとSACD化により、
スピーカーの奥に感じ取ることができるであろう。
【録音:1962 年7 月10-20 日:ローマ、RCA イタリア・オペラ・スタジオ】



<RCA RED SEAL Complete Collections>
82876678882 4枚組 \3000
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ピンカス・ズカーマン(vn),
マルク・ナイクルグ(p)
ここで聴かせてくれるべートーヴェンは、そんな彼の労作である。十分に弾
きこんでいるにもかかわらず、そこにのめり込んでしまわない。非常にバラ
ンスのとれた秀演である。ナイクルグも絶妙なサポートで、隠れた名盤とし
てあげられるユーザーも多い録音。
【録音:1990-1991年、ニューヨーク、マンハッタン・センター】





<EMI FRANCE>
●COMPOSER'S BOX シリーズ
CZS-3675632 5枚組 \2700
ドビュッシー:ピアノ作品全集
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
(CZS-5738132と同内容)

CZS-3675392 5枚組 \2700
サティ:ピアノ作品全集(第1回録音)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
(CZS-5745342と同内容)

CZS-3675302 5枚組 \2700
ベートーヴェン:交響曲第1番-第9番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス指揮
(CZS-4834122と同内容)

CZS-3675572 5枚組 \2700
ショパン:ワルツ、ポロネーズ、即興曲、練習曲
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
(CZS-5850122と同内容)

CZS-3675512 5枚組 \2700
リスト:ピアノ作品集
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
(CZS-5745122と同内容)

CZS-3676802 5枚組 \2700
バッハ:マタイ受難曲、ヨハネ受難曲
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮

CZS-3676202 8枚組 \4200
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
(CZS-4834272と同内容)

CZS-3676352 5枚組 \2700
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」、
「眠りの森の美女」、「くるみ割り人形」(全曲)
フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・ランチベリー指揮

CZS-3676292 5枚組 \2700
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
(CZS-5755822と同内容)

CZS-3676082 5枚組 \2700
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン、指揮)
バース祝祭管弦楽団 他
(CZS-5850302と同内容)

CZS-3676542 5枚組 \2700
シューベルト:交響曲全集
メニューイン祝祭管弦楽団
ユーディ・メニューイン指揮

CZS-3676422 5枚組 \2700
バッハ:ゴルトベルク変奏曲、パルティータ全曲
マリア・ティーポ(ピアノ)
(CZS-5858782と同内容)

CZS-3675902 5枚組 \2700
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲集、
管弦楽組曲集、ピアノ協奏曲集
ネヴィル・マリナー指揮 他

CZS-3676682 5枚組 \2700
バッハ:ミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオ
復活祭オラトリオ
多数の演奏者

CZS-3675782 5枚組 \2700
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3676742 5枚組 \2700
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
チェロ・ソナタ全集
クリスティアン・フェラ(ヴァイオリン)、ピエール・バルビゼ(ピアノ)
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、エリック・ハイドシェック(ピアノ)
(CZS-5738072と同内容)

CZS-3573292 5枚組 \2700
ショパン:ポロネーズ集、マズルカ集
多数の演奏者

CZS-3675842 5枚組 \2700
シュトラウス・ファミリー:ワルツ、ポルカ、
ヴィリー・ボスコフスキー指揮 他
(CZS-5745282と同内容)

CZS-3676022 5枚組 \2700
メンデルスゾーン:室内楽作品集
トルトゥリエ、キョン=ファ・チョン、プレヴィン、マイヤー 他
(CZS-5852942と同内容)

CZS-3677332 5枚組 \2700
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ、フィガロの結婚
ハンス・ロスバウト指揮 他

CZS-3675962 5枚組 \2700
モーツァルト:ミサ曲、レクイエム
多数の演奏者

CZS-3676142 5枚組 \2700
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1-4番
前奏曲集Op.23,33
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ) 他
(CZS-5861342と同内容)

CZS-3573732 5枚組 \2700
ラヴェル:管弦楽作品、協奏曲、歌曲集
多数の演奏者

CZS-3676612 5枚組 \2700
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲
チッコリーニ、ヘルシャー、トルトゥリエ 他
(CZS-5861282と同内容)

CZS-3684912 5枚組 \2700
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲
ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5、10、11番
多数の演奏者

CZS-3573512 5枚組 \2700
シューベルト:室内楽作品集
多数の演奏者

CZS-3676482 5枚組 \2700
ヴェルディ:オペラ・ハイライト集
(アイーダ、椿姫リゴレット、イル・トロヴァトーレ 他)
ズビン・メータ指揮 他

CZS-3675692 8枚組 \4200
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(21曲)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3675242 5枚組 \2700
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) 他

CZS-3675452 5枚組 \2700
シューベルト:ピアノ・ソナタ集(11曲)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
(CMS-5654832と同内容)


<EMI GERMANY>
CDS-3699102 2枚組 \3000
エッダ・モーザー/モーツァルトを歌う(対談集付き)
CD 1
「復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え」-「魔笛」
「若者よ、恐れるな…私の運命は苦しみに満ちて」-「魔笛」
「どんな拷問が私を待ちうけていようと」-「後宮からの誘拐」
「ひどい人ですって?…もう言わないで」-「ドン・ジョヴァンニ」
(以上ヘーガー指揮)
Tutte nel cor vi sento-「イドメネオ」
「憧れのお方」-「イドメネオ」
「ああ、心が乱れる!ああ、怒りがこみ上げる」-「イドメネオ」
(以上シュミット=イッセルシュテット指揮)
「さあヴィテリア、今こそ好機だ…もはや花も」-「皇帝ティートの慈悲」
(以上シュナイダー指揮)
「テッサリアの人々よ…私は求めない、永遠の神々よ」K.316
「しかし星星よ、お前たちに何をしたのか…岸辺に近く待ち望む」K.368
(以上ヘーガー指揮)
アニュス・デイ-ミサ曲ハ長調K.317
ラウダーテ・ドミヌム-証聖者の荘厳な晩課K.339(以上ヨッフム指揮)
CD 2 
ヴェンホフとの対談(モーツァルトの音楽について、カラヤンについて他)
以上エッダ・モーザー(ソプラノ)
「夜の女王」で一世を風靡したモーザーのモーツァルト・アルバム

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06-07 No.21-1

2006年07月23日 18時36分36秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.555848
ブラームス(1833-1897):<4手のピアノのためのピアノ作品全集第16集>
シューマン(ブラームス編、連弾版):ピアノ四重奏曲 
ヨアヒム(ブラームス編、連弾版)ハムレット序曲 
シューベルト(ブラームス編、連弾版):1
7のドイツ舞曲集D.366より/4つのレントラーD.814
演奏/ジルケ=トーラ・マティース&クリスティアン・ケーン(ピアノ)
他レーベルにはない膨大かつ貴重な資料となりつつあるこのシリーズですが、
今回は恩師シューマンの作品や、ブラームスの生涯に欠かせない友であるヨ
アヒムの作品、シューベルトのピアノ曲を二重奏に編曲したものを収録。曲
の珍しさにも注目したい一枚です。

8.557404
ライネッケ(1824-1910):
ハープ協奏曲/フルート協奏曲(独奏パート編曲:パトリック・ガロワ)
/バラード
演奏/
[ハープ協奏曲]
ファブリス・ピアース(ハープ)、
パトリック・ガロワ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団 
[フルート協奏曲、バラード]
パトリック・ガロワ(フルート)、
ファブリス・ピアーズ(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
正統派のドイツ・ロマン派作曲家でもあるライネッケは、フルート・ソナタ
「水の精」がもっとも有名ですが、ドイツ音楽がお好きな方なら必ずこの3曲
は気に入っていただけるはず。ピアースとガロワがソロと指揮を分け合うと
いう、ユニークな演奏も注目です。

8.557574-75 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ソロモン」
歌・演奏/エウァ・ウォラク(メゾ・ソプラノ)、
エリーザベト・ショル(ソプラノ)、ニコラ・ウィミス(ソプラノ)、
クヌート・ショッホ(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、
ヨアヒム・カルロス・マルティニ(指揮)
フランクフルト・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)、
ユンゲ・カントライ
英語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
すでにナクソスではいくつかのオペラやオラトリオを録音し、その手堅い演
奏に評価が高まっているマルティニ指揮のグループ。旧約聖書のエピソード
が題材であるこのオラトリオは晩年の傑作として有名ですが、この落ち着い
た演奏からは威厳が満ちあふれています。

8.557657
ハイドン(1732-1809):<交響曲全集第31集>
交響曲第18番/交響曲第19番/交響曲第20番/交響曲第21番
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)トロント室内管弦楽団
カナダのトロントを拠点とするこのオーケストラは、ナクソスへの録音で名
を挙げましたが、バロック音楽の名残がある時代の作品集は十八番とも言え
るレパートリー。初期古典派の4曲を収録したこの1枚は、若きハイドンのエ
ッセンスを凝縮した作品集です。

8.557765
ヴィラ=ロボス(1887-1959):<室内楽曲集>
ジェット・ホイッスル(フルートとチェロのための)/器楽五重奏曲(フル
ート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための)/黒鳥の歌
(ヴァイオリンとハープのための)/二重奏(ヴァイオリンとヴィオラのた
めの)/5つの歌(マックギー&ニコルスによるフルートとハープ用編曲)
演奏/モビウス
さまざまな楽器(音色)の組み合わせにより、民族音楽的な性格や古典的な
作風など、多彩な顔を見せてくれる室内楽作品集。民俗音楽をモティーフに
したメロディやリズムをベースに、多調風の不思議な響きを醸し出している
作品もあり、「ブラジル風バッハ」やギター曲などとの共通点も多数です。

8.557813
キラル(1932- ):
ボクロジカ(神の母)/ピアノ協奏曲/灰色の霧(バリトンと管弦楽のため
の)/交響詩「コスチェレツ山1909年」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、ヴィエスワフ・オフマン(バリトン)
ポーランド語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
8.554788と並ぶ、ポーランドの作曲家キラルによる作品集。幻想的・瞑想的
な美しさを持つピアノ協奏曲は1997年の作品。その他、1970年代の3曲は当
時の政治情勢を反映した作品であり、小太鼓の軍隊行進的なリズムが印象深
い「神の母」は平和への賛美歌です。

8.557821-22 2枚組
バルトーク(1881-1945):ミクロコスモス(全曲:第1巻-第6巻)
演奏・歌/イェネ・ヤンドー(ピアノ)、
タマラ・タカーチュ(メゾ・ソプラノ)、
バラーシュ・ショコライ(ピアノ)
子供の教育用音楽として有名ですが、独特のリズム感を持つ民族主義的な小
品集でもあり、ヤンドーの素朴な演奏には、その特徴が浮かび上がっていま
す。いくつかの曲では声楽付き、もしくは2台ピアノでの演奏をしているの
も特徴であり、民謡の香りを醸し出しています。

8.557846
リスト(1811-1886):<交響詩集第3集>
交響詩「祭典の響き」/同「山上にて聞きしこと」/同「フン族の戦争」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)ニュージーランド交響楽団
「山上にて聞きしこと」のモティーフとなったヴィクトル・ユゴーの詩「秋
の木の葉」(仏語詩、英語対訳)はwebsiteでご覧いただけます。
第1集(8.550487)、第2集(8.553355)に続く交響詩集3枚目。「山の交響
曲」と称される約30分の「山上にて聞きしこと」をはじめ、壮大なポロネー
ズ風の「祭典の響き」ほか、“オーケストラの使い手”としてのリストを再
評価したくなる作品集だと言えるでしょう。

8.557856
リスト(1811-1886):
<ピアノ作品全集第23集:ベートーヴェンの交響曲の編曲>
交響曲第7番/同第8番
演奏/コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ)
両曲ともに“リズムの饗宴”と言えるこの一枚は、ピアノ演奏で大変な困難
が予想されますが、シチェルバコフの手にかかれば問題なし。原曲スコアの
中枢とも言えるリズムの構造が明快に聞こえ、ベートーヴェン・ファンにと
っては曲をあらためて知るチャンスでしょう。

8.557894
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「ドン・カルロ」(1886年モデナ版/1867年パリ版)(ハイライト)
※スウェーデン王立歌劇場のフリードリク・マイアー=エルテル、ステファ
ン・ユーハンソン、指揮者アルベルト・オルド=ガリードによる再構成ヴァ
ージョン
歌・演奏/ヤーコ・リュハネン(バス、バス=バリトン)、
ラーシュ・クレーヴェマン(テンール)、
ペーテル・マッティ(バリトン)、ベンクト・ルンドグレン(バス)、
ヒレヴィ・マッティンベルト(ソプラノ)、
イングリッド・トビアソン(メゾ・ソプラノ)、
イーヴァ・ソーレンソン(ソプラノ)、クラス・ヘドルンド(テノール)、
マルッティ・ヴァッレーン(バス)、ヒルダ・ライドランド(ソプラノ)、
アルベルト・オルド=ガリード(指揮)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
※伊語リブレット(全曲盤仕様)はwebsiteでご覧いただけます。
全曲盤(8.660096-98)からの名曲抜粋盤。若々しく叙情的とさえ言えるクレ
ーヴェマンのドン・カルロが印象的であり、威厳と深みのある歌のリュハネ
ン他も見事。グランド・オペラとしてのドラマティックな雰囲気は十分です。

8.557932-33 2枚組
L.フックス(1902-1995):<無伴奏ヴィオラ作品全集>
16の幻想的練習曲/無伴奏ヴィオラのための田園ソナタ/15の性格的な習作
/12の奇想曲
演奏/ジャンヌ・マロー(ヴィオラ)
高名なヴァイオリニストだったヨゼフ・フックスの妹であり、マルボロ、ア
スペン、コロラドなど有名音楽祭で教鞭をとったヴァイオリニスト/ヴィオ
リストが、練習曲も兼ねて作曲した作品集。プロアマを問わずヴィオラ演奏
家は必聴。作曲者の孫である奏者が演奏しています。

8.557984
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ - シモーネ・ランスマ(ヴァイ
オリン)>
エルガー(1857-1934):
ヴァイオリン・ソナタ/ロマンス/ビザリエーリ/パストゥレル/気まぐれ
な女/ヴィルレー/3つの性格的小品-第1番:マズルカ/牧歌/2つの小品
第1番:朝の歌 /同 第2番:夕べの歌/愛の挨拶/捧げもの
演奏/シモーネ・ランスマ(ヴァイオリン……2004年ベンジャミン・ブリテ
ン国際ヴァイオリン・コンクール優勝)、三浦友理枝(ピアノ)
有名な「愛の挨拶」ほかエルガーのメロディアスな曲を集めた、オランダ出
身のヴァイオリニストによるリサイタル盤。爽やかな演奏が印象的ですが、
日本でも注目の若手ピアニスト三浦友理枝(ロンドン留学中)の伴奏もポイ
ントです。

8.559436
ダヴィッドソン(1929- ):
天使の歌声/……そしてダヴィデは主の前で踊った/バロック組曲(抜粋)
※ヘブライ語・英語による歌唱、英語対訳付き
演奏・歌/
[天使の歌声]
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー子供音楽隊 [……そしてダヴィデは主の前で踊った]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ザ・バッファロー・ヴォーカル・アンサンブル、
エミー・ゴールドステイン(ソプラノ)、
ダグラス・ウェブスター(バリトン)、
レイモン・リッカー(テナー・サクソフォン、フルート)、
クリス・ヴァタラーロ(ヴィブラフォン)、
ヒューバート“テックス”アーノルド(ピアノ)、
ジェフ・キャンベル(ベース)、リック・トンプソン(ドラムス) 
[バロック組曲]
ニコラス・ウィルクス(指揮)フィンチリー子供音楽隊室内合唱団、
ユダヤ伝統継承青少年合唱団 
カントール(教会の音楽監督)として長いキャリアを持ち、宗教音楽の分野
で多くの作品が親しまれているダヴィッドソン。ユダヤの民謡などをモティ
ーフにした児童合唱曲、ヘブライの歌とライト・ジャズの融合作品など、驚
くほど親しみやすい作風であり、日本での人気上昇も期待できます。

8.570191
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ -ミハリス・コンタサキス(ギ
ター)>
ポンセ:ギター・ソナタ第3番 
クレルキ:春への前奏曲「タルレガを讃えて」(世界初録音) 
マルタン:4つの小品 
クジェネーク:組曲 
タルレガ:
「椿姫」の主題による幻想曲/マリエタ!(マズルカ)
マリア(ガヴォット) 
ハチャトゥリアン:ギターのための前奏曲
演奏/ミハリス・コンタサキス(ギター……2005年国際フランシスコ・タル
レガ・ギター・コンクール優勝) 
由緒あるコンクールで優勝した、ギリシャの若手によるリサイタル盤。手堅
い演奏で音楽を切々と語り、さまざまなタイプの曲をじっくりと語り尽くす
ような一枚です。クレルキはデュッセルドルフでのコンタサキスの師であり、
エリオット・フィスク門下のギタリストでもあります。



<NAXOS OPERA>
8.660189-90 \2000
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
歌・演奏/ヒュー・リース=エヴァンズ(テノール)、
パオラ・チーニャ(ソプラノ)、マウロ・ウツェーリ(バリトン)、
ミケーレ・ビアンキーニ(バス)、
ジョヴァンニ・ベッラヴィア(バス・バリトン)、
アンナ・リータ=ジェンマベッラ(メゾ・ソプラノ)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮、ハープシコード)
ブルノ・チェコ室内ソロイスツ、アルス・ブルネンシス室内合唱団
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
「イギリスの女王エリザベス」と「セビリャの理髪師」にはさまれ、まさに
筆が立っている時期に書かれたオペラ。ベートーヴェンの「フィデリオ」に
も似た救出劇を軸に、悲劇的な側面も持つ作品であり、知名度や上演頻度は
低いものの音楽は雄弁です。2003年にドイツで開催された「ヴィルトバート
のロッシーニ音楽祭」でのライヴ録音です。

***ナクソス・オペラ - 10月リリース予定***
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 8.660158-59
ヴォルフガング・シェーネ(バス)/クリス・メルリット(テノール)
/ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、他
シュトゥットガルト歌劇場合唱団/シュトゥットガルト州立管弦楽団
ポーランド放送合唱団(クラコフ)/ローラント・クルッティヒ指揮



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111094
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第2集 1937-1940>
シューマン:
12の詩Op.35 -第12番「古いリュート」/4つの二重唱曲Op.78-第2番「彼と
彼女」/同- 第3番「君を思う」/「恋の曙」よりの12の詩Op.37-第12番
「太陽の輝くように」/4つの二重唱曲Op.34-第3番「窓の下で」/同-第4番
「家族の絵」 
ブラームス:
5つのリートOp.47-第1番 「便り」/5つのリートOp.107-第3番「おとめは語
る」/49のドイツ民謡集(ブラームス編曲)-第4集第25番「私の彼女はばら
色の唇をしている」 
シェーベリ:トゥーネナ(音楽)(英語歌詞) 
カルコット:あなたの眼差しだけで乾杯を(英語歌詞) 
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第2番「子供と蜜蜂」/同-第23番「古い絵に(古画に題す)」
/同-第24番「朝早く」/同-第28番「祈り」/同-第33番「ペレグリーナそ
の1」/ハイゼによるイタリア歌曲集第1部-第1番「小さいものでも」/同-
第8番「さあ仲直りしよう」/同-第17番「恋人の死を見たいなら」/ゲーテ
詩集-第28番「めぐりくる春」/アイヒェンドルフ詩集-第12番「郷愁」 
シューベルト:
冬の旅Op.89-第5番「菩提樹」/同-第8番「かえりみて」/同-第13番「郵便
馬車」/同-第15番「からす」/同-第17番「村で」/同-第18番「嵐の朝」
/同-第19番「まぼろし」/同-第20番「道しるべ」/同-第21番「宿屋」/
同-第22番「勇気」/同-第23番「幻の太陽」 
(録音:1937年-1940年) 
※解説に歌詞は付いておりません 注釈以外は全て独語歌詞です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルネ・バログ(ピアノ)、
パウル・ウラノフスキー、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、
ブルーノ・レイボウルド(指揮)管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ウィーン国立歌劇場での仕事を一段落させ、
各国での活動が活発になった時期の記録であり、得意としたドイツ歌曲をじ
っくりと楽しめる一枚。1994年にRomophoneから復刻リリースされた音源であ
り、同じ復刻者がさらに美しい音を求めて再復刻しています。

8.111048
<ザ・コンポーザーズ・コンダクト>
ホルスト(1874-1934):
組曲「惑星」/2つの無言歌-第2番「行進の歌」 
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
交響曲第4番(録音:1926年、1937年、ロンドン)
演奏/
[ホルスト]
グスタフ・ホルスト(指揮) ロンドン交響楽団 
[ヴォーン・ウィリアムズ]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮) BBC交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。どちらもすでに複数のレーベルから発売さ
れている音源ですが、この復刻は非常に聴きやすい音質であり、作曲者の解
釈を垣間見ることができるでしょう。なお「惑星」は2種類ある自作自演の
うち最初の録音です。

8.110773
<イタリア歌謡集第2集>
コットラウ:ナポリよ、さらば 
トスティ:四月/魅惑/君なんかもう愛していない 
アローナ:聖ジュストの鐘 
ファルヴォ:君に告げよ 
E.デ・クルティス:君を求めて/孤独 
サデーロ:赤ちゃんおやすみ 
カプア:口づけを許したまえ 
ブッツィ=ペッチア:ロリータ 
G.ダンツィ:愛の憂鬱 
ロトーリ:私の花嫁は私の旗 
P.M.コスタ:ナプリタナータ 
タリアフェリ:起こさないで/気弱な漁師 
ドナウディ:おお、いとしき愛の巣 
ペンニーノ:なぜ 
ガンバルデルラ:ソレントのセレナータ 
マスカーニ:海のストルネッロ 
ナルデッラ:兵士たち 
デ・クレッシェンゾ:まことのタランテラ 
イタリア民謡(メイ-ニューバッハ編曲):ティリトンバ 
デンツァ:来たれ (録音:1926年-1953年)
歌/マリオ・デル・モナコ、ベニアミーノ・ジーリ、ティート・スキーパ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ、アレッサンドロ・ヴァレンテ、
アルマンド・トカチャン、アウレリアーノ・ペルティレ、
ヨーゼフ・シュミット、エンリコ・ディ・マッツェイ、他
ウォード・マーストン復刻。イタリアの心ともいうべきナポリ民謡をはじめ、
一流のオペラ歌手たちによるカンツォーネの魅力をたっぷりと味わっていた
だける一枚。各歌手の全盛期を記録したトラックも多く、オペラだけでは味
わえない彼らの真髄が伝わってきます。

8.111049-50 2枚組
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
(録音:1954年6月18日-22日、25日-27日 ミラノ)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮によるヴェルディ、ヴォルフ=フェラーリ、
ロッシーニのイタリア・オペラからの管弦楽抜粋集
[ヴェルディ:歌劇「アイーダ」-第1幕への前奏曲(録音:1939年4月12日)
**/歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」-第1幕への前奏曲+/同-第3幕:
前奏曲+(録音:1948年3月1日)/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-第1幕
への序曲+ (録音:1947年2月7日) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「4人の
田舎者」-第2幕:間奏曲+/歌劇「スザンナの秘密」-序曲+  ロッシーニ:
歌劇「ウィリアム・テル」-序曲+(録音:1948年2月27日) レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」+(録音:1947年1月23日-24日)
演奏・歌/
[レクイエム]
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ合唱指揮)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
オラリア・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)、
チェーザレ・シェピ(バス) 
[管弦楽抜粋集]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団**、ローマ・サンタ・チェチーリア音
楽院管弦楽団+
マーク・オバート=ソーン復刻。イタリア・オペラの巨匠として知られるサ
バータがColumbiaへ録音した「レクイエム」を、発売当時のLPより復刻。
シュヴァルツコップフほかの絶唱も捨てがたい魅力ですが、今回はサバータ
指揮のオーケストラ作品も収録。再評価をうながす2枚組だと言えるでしょう。

8.111052
<コルトーのSP録音集第3集-ショパン:練習曲(全曲) 他>
12の練習曲Op.10(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
12の練習曲Op.25(録音:1934年6月18日、21日、ロンドン)
3つの新しい練習曲(録音:1949年11月4日、ロンドン)
舟歌(録音:1933年7月5日、ロンドン)
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。有名なHMVへの録音であり、何度もいろい
ろなレーベルからリリースされている歴史的な名演。音の粒立ちやタッチが
明快にわかるこの復刻は、最良の状態を保っていたSPレコードをソースに制
作。すでにお持ちの方も、ぜひ音を聴き比べてみてください。

8.111121
<ウーマン・アット・ザ・ピアノ第2集:歴史的演奏のアンソロジー(1926-
1950)>
シューマン:幻想小曲集-第2番「飛躍 」(アニア・ドルフマン) 
リスト:
パガニーニ大練習曲-第6曲「主題と変奏」(マリー=エメ・ヴァロット)
ガッレタ:サルダーナ(ブランシュ・セルヴァ) 
ウェーバー:
ピアノ・ソナタ第1番-ロンド「無窮動」(ジネット・ドワイヤン) 
ドホナーニ:4つの狂詩曲-第3番(ヨハネ・アマリー・シュトックマー)
レクオーナ:
スペイン組曲「アンダルシア」-第6番「マラゲーニャ」(オルガ・サマロフ)
イベール:
物語-第2番「白い小さなろば」(フランス・マルゲリーテ・エレゴー)
グーセンス:
カレイドスコープ-第3番「ハーディ=ガーディ・マン」(クローデッテ・ソ
レル) 
ラフマニノフ:
サロン小品集-第3番「バルカロール」(マドリーヌ・ド・ヴァルマレーテ)
スクリャービン:12の練習曲-第10番(ミュリエル・カー)
ヴォグリッチ:スタッカート奇想曲(ヨランダ・メロ)
F.クープラン:
クラヴサン曲集第3巻第18組曲-第6番「ティック・トック・ショック、また
はオリーヴしぼり機(K.ロング編曲)」(キャスリーン・ロング) 
フンメル:ロンド・ファヴォリ(リュブカ・コレッサ) 
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻-第12番(エルシー・ホール)
ヴェルディ-リスト:「リゴレット」パラフレーズ (ライエ・ダ・コスタ)
ワーグナー-リスト:
歌劇「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 (ガリーナ・ヴェルシェンスカヤ)
ショパン:幻想即興曲(アイリーン・シャラー)
ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」(エレン・バロン)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(リリ・クラウス)
M.グールド:ブギ・ウギ・エチュード(リア・エッフェンバック) 
(録音:1926年-1950年)
演奏/各曲の後に( )表記
女性ピアニストたちの演奏を集めたシリーズの2枚目ですが、単に企画優先
のコンピレーションではありません。特に残された音源がCD1枚に達しない
ようなピアニストの発掘が、大きな意味を持っています。20世紀前半のピア
ニストを網羅する意味でも、ピアノ音楽ファンは必聴でしょう。
※第1集(8.111120)は日本ではリリースされていませんが、お取り寄せは
可能です

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06-07 No.21-2

2006年07月23日 18時35分56秒 | Weblog
8.111232-34 3枚組
モーツァルト:
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
(録音:1954年7月13日-16日、19日-21日、11月6日、ロンドン)
ボーナス・トラック「エリーザベト・シュヴァルツコップフによるモーツァ
ルト・オペラ・アリア集」:歌劇「イドメネオ」-そよ吹く風/歌劇「フィガ
ロの結婚」-自分で自分がどうなっているかわからない/同-愛の神よ、慰め
を/同-恋とはどんなものかしら/同-楽しい思い出はどこへ/同-ようやく
時がきた…愛しい人、早く/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」-ぶってよ、ぶっ
てよ、愛しいマゼット/同-もし、あんたがいい子にしていたら/同-ひどい
ですって…そんなことはおっしゃらないで下さい、愛しい人よ(録音:1952
年、ロンドン)
歌・演奏/
[コジ・ファン・トゥッテ]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)、リ-ザ・オットー(ソプラノ)、
レオポルド・シモノー(テノール)、ローランド・パネライ(バリトン)、
セスト・ブルスカンティーニ(バリトン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、他 
[ボーナス・トラック]
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
ジョン・プリッチャード(指揮)フィルハーモニア管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。ウォルター・レッグ・プロデュースによる
有名な録音を、状態のいいLPから復刻。初々しい4人の若者たち、巧者のド
ン・アルフォンソ、意味ありげなデスピーナと、それぞれの歌手が明確な
キャラクターづくりをしている名演であり、カラヤンの颯爽とした指揮ぶ
りも見事。グラインドボーン音楽祭の音楽監督も務めたプリッチャード指
揮によるアリア集は、シュヴァルツコップフの魅力全開です。



<DACAPO>
8.226036 \1980
A.コペル(1947- ):<サクソフォーンとオーケストラのための作品集>
サクソフォーン協奏曲第1番/同協奏曲第2番(アルト・サクソフォーンのた
めの)/白鳥の歌(アルト・サクソフォーン、ハープと弦楽器のための)
演奏/ベンジャミン・コペル(サクソフォーン)、
ニコラエ・モルドヴェアヌ(指揮)オーデンセ交響楽団
ジャズやロックのテイストも交えながら新しい音楽の方向性を追求してきた、
デンマークの作曲家による協奏曲集。息子であるベンジャミンをソロに据え
た録音集であり、ジャズが高く評価されているデンマークの最先端音楽とし
て、もっと知られていい作曲家です。



<CPO>
777066-2 \1450
マルクス(1882-1964):<弦楽四重奏曲全集>
古風な四重奏曲/古典様式の四重奏曲/半音階的四重奏曲
演奏/トーマス・クリスティアン・アンサンブル 
後期ロマン派の流れをダイレクトに受け継ぎ、20世紀オーストリアの作曲家
でもっとも叙情的とさえ言われる作風で、ファンを増やしているマルクス。
室内楽曲はそうした作風を共有しつつ、題名の通り古典的な構成の作品で幅
広い魅力をアピールしてくれます。

777158-2(SACD-Hybrid) \2550
グラウン(c.1703-1759):
ソリスト、合唱と管弦楽のためのテ・デウム
合唱と通奏低音のための3つのモテット
演奏・歌/フリッツ・ネフ(指揮)
ラルパ・フェスタンテ、バーゼル・マドリガリステン、
モニカ・マウフ(ソプラノ)、
エリーザベト・フォン・マグヌス(メゾ・ソプラノ)、
ベルンハルト・ゲルトナー(テノール)、
クラウス・メルテンス(バス)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2ch 
ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収
録)  
18世紀中盤にデンマーク王のオペラ作曲家・指揮者として活躍したグラウン。
王室の華麗な雰囲気にふさわしい「テ・デウム」は、作曲家の実力をうかが
える作品。「3つのモテット」はJ.S.バッハの作風を彷彿とさせる作品です。

777161-2 \1450
オッフェンバック(1819-1880):<ピアノ作品集第2集>
ワルツ「夕刊」/学生ポルカ/ レントラー「雪玉」/ヴァルス「黄金の流
れ」/ギャロップ「馬車の御者」/ヴァルス組曲「ジャクリーヌ」/貧者の
ポルカ/大ヴァルス「ナヴァラの女王の物語」/ポルカ「ロンドンの思い出」
/ヘルミニェン・ワルツ/ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」/祭のポルカ・
ダンス/美しいアメリカ人たち/バーレスク・ポルカ/ヴァルス「谷間の城
にて1845年8月9日作曲」/地獄のギャロップ(オッフェンバック=ソッリー
ニ)
演奏/マルコ・ソッリーニ(ピアノ) 
シリーズ第2弾は、1850年から1876年に作曲された作品集。シュトラウス一
家のパリ風といった雰囲気で楽しさは満点ですが、この時代のパリもまた舞
踏会などが人気を集めていたことがわかります。

777175-2 \1980
エルトマン(1896-1958):
交響曲第4番/管弦楽のための小セレナード「モノグラム」/小管弦楽団の
ためのセレナード
演奏/イスラエル・イーノン(指揮)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団 
交響曲第3番の録音(777068-2)が好評で迎えられ、20世紀音楽の中でもも
っとも叙情的な作品という評価まで与えられたエルトマン。交響曲ファンは
もちろん、北欧およびロシア音楽ファンに注目していただきたい作曲家であ
り、これからのリリースも楽しみなシリーズです。

777185-2 \1450
ヴェックマン(ca.1616-1674):<ハープシコードのための作品集>
トッカータと前奏曲 ニ調/トッカータ ホ調/同イ調 /12トゥオーノのトッ
カータ ハ調/カンツォン集/パルティータ集/おお、祝福されし光
演奏/ヤン・カシュチケ(リュート&リュート・ハープシコード) 
シュッツやヤコブ・プレトリウスらに師事し、北ドイツのオルガンおよび鍵
盤楽器文化を豊かにしたと言われるヴェックマン。その流れにはブクステフ
ーデやJ.S.バッハがあり、ドイツ・バロックのルーツ的な作曲家だと言える
でしょう。この作品集で、正統派の素晴らしさを知ってください。

999919-2 2枚組 \3960
<ウィーン1700年 ― オーストリアからのバロック音楽>
作者不詳:おお、愛しきオーグスティーン 
ケルル:バッターリア 
フックス:
テ=デウム/スターバト・マーテル/聖母マリアの連祷/マニフィカート/
アンティフォナ・サルヴェ・レジーナ(グレゴリアン聖歌)/アヴェ・マリ
ア(グレゴリアン聖歌)  
ビーバー:農民の教会行列/バッターリア 
シュメルツァー:あなたに挨拶する/ポーランドのバグパイプ
演奏/ ローレンツ・ドゥフトシュミット(指揮)
アルモニコ・トリブート・アウストリア 
イタリアやドイツに押され気味な、17世紀ウィーンにおける音楽シーンです
が、最近人気が出てきているビーバーやフックスをはじめ、多くの魅力的な
作曲家がいます。バロック音楽ファンは必聴ですが、ハイドンやモーツァル
トへと続くルーツ的な存在としても重要です。


<NAXOS DVD>
2.110515 \1750
<「音楽の旅」シリーズ - ノルウェー >
グリーグ:
組曲「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第3番 凱旋行進曲/人びとの生活の
情景 - ピアノのためのユモレスク Op.19 - 通りゆく婚礼の行列/組曲
「十字軍の戦士シーグル」Op.56 - 第2番 間奏曲「ボルグヒルの夢」/抒情
小品集 第5集 Op.54 - 第3番 小人の行進曲/組曲「ホルベアの時代より」
Op.40 - アリア/抒情小品集 第9集 Op.68 - 第5番 ゆりかごの歌/同 -
第4番 山の夕べ/ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 - アレグロ/「ペール・ギュ
ント」第1組曲 Op.46 - 第2番 オーゼの死/シンディング: 6つの小品 Op.32
- 第3番 春のささやき/ハルヴォルセン: ノルウェー舞曲集 - 第1番/同
- 第2番
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/55分10秒/片面一層ディスク(DVD5)

2.110519 \1750
<「音楽の旅」シリーズ - スコットランド >
メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」
(別名「ヘブリディーズ諸島」)Op.26/交響曲 第3番 イ短調「スコットラ
ンド」 Op.56 - ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポ/序曲「海の静けさと幸あ
る航海」Op.27
ダウランド: ガイヤルド
エルガー:
セレナード ホ短調 Op.20 - ラルゲット/創作主題による変奏曲「エニグ
マ」Op.36 - 第4変奏 (W.M.B.)/同 - 第11変奏 (G.R.S.)
ヘンデル:
オラトリオ「メサイア」 - 見よ、くらきは地をおおい/合奏協奏曲 ハ長調
「アレクサンダーの饗宴 - 音楽の力」HWV.318 - アレグロ
バード: 5声のミサ曲 - キリエ
ドニゼッティ:
歌劇「ランメルモールのルチア」 - 香炉はくゆり(狂乱の場)
ベルリオーズ: 序曲「リア王」Op.4]
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル、DTS5.1サラ
ウンド/57分54秒/片面一層ディスク(DVD5)
見事にマッチした曲と映像からノルウェー、スコットランドの世界が目前に
広がります。演奏は全てナクソスの既発売音源によるものです



<DACAPO DVD>
2.110403-05 3枚組 \8100
C.ニルセン(1865-1931):<交響曲全集>
交響曲第1番/同第2番「4つの気質」/同第3番「ひろがり」
同第4番「不滅」/同第5番/同第6番「素朴な交響曲」
(収録:2000年11月2日、4日、デンマーク放送コンサート・ホール)
ボーナス・ ドキュメンタリー「光と影 - カール・ニルセンの生涯と音楽」
演奏/ミカエル・シェーンヴァント(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:ドルビー・デジタル2.0, ドルビー・
デジタル5.1, DTS5.1(交響曲集)、ドルビー・デジタル2.0(ボーナス・ド
キュメンタリー)、 227分 (交響曲集)、59分 (ボーナス・ドキュメンタ
リー)、英・仏・独・デンマーク語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、
片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
すでにCDがリリースされている交響曲全6曲ですが、これは別録音によるコン
サートのライヴ映像。ニールセンの交響曲、スペシャリストであるシェーン
ヴァントの指揮、デンマーク国立放送交響楽団の演奏と、すべてが珍しく北
欧音楽ファンは必聴。ボーナス・ディスクであるドキュメンタリーも、貴重
な映像が満載です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
*** 10月リリース予定***
ヴェルディ:歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」  
101247 
エヴァ・メイ/トマス・ハンプソン/フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/ユルゲン・フリム演出 

*** 「ホセ・カレーラス・コレクション」 リリース予定***
カレーラス・ウィーン・カムバック・リサイタル<101401> 8月新譜
カレーラス・イン・ヴェローナ<101403> 9月新譜
ミサ・クリオージャ<101405> 10月新譜
ボリショイ・オペラ・ガラ<101409> 10月新譜
カレーラス・アット・ザルツブルク<101411> 11月新譜
カレーラス&カバリエ<101413> 11月新譜

101403 \2780
<ホセ・カレーラス・イン・ヴェローナ>
ロッシーニ:
歌劇「セビリャの理髪師」-私は町のなんでも屋/同-かげ口はそよ風のように 
ポンキエルリ:歌劇「ジョコンダ」-自殺! 
プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」-なんと素晴らしい美人/同-ひとり寂しく捨てら
れ/歌劇「ラ・ボエーム」-私の名はミミ 
チレア:
歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」-心身ともにくたくたで/歌劇「アル
ルの女」-ありふれた話 
ヴェルディ:
歌劇「ドン・カルロ」-彼女は私を愛したことがない/歌劇「アイーダ」-
勝ちて帰れ/歌劇「アッティラ」-ローマの前で私の魂が/歌劇「運命の力」
-神よ、平和を与えたまえ/歌劇「オテロ」-無慈悲な神の命ずるままに/
歌劇「椿姫」-プロヴァンスの海と陸/歌劇「シモン・ボッカネグラ」-心に
炎が燃え上がる 
マスカーニ:
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-ママも知るとおり 
マスネ:歌劇「ル・シッド」-泣け、泣け、わが目 
ゲレーロ:歌劇「エル・セビリャーノのお客」-剣に寄せる歌 
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」-人知れぬ涙 
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」-清らかな女神よ 
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」-はるかな国に 
ドビュッシー:
歌劇「放蕩息子」-アザエル、アザエル、どうしてお前は私から離れていっ
たの? 
ララ:グラナダ(収録:1988年8月8日、ヴェローナ円形劇場)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、
プラシド・ドミンゴ(テノール)、レオ・ヌッチ(テノール)、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、
エレーナ・オブラスツォワ(アルト)、
ペーテル・ドヴォルスキー(テノール)、
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール)、
エヴァ・マルトン(ソプラノ)、ルッジェーロ・ライモンディ(バス)、
ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ(テノール)、
サミュエル・レイミー(バリトン)、イレアナ・コトルバス(ソプラノ)、
ホセ・コラード(指揮)、カルロ・フランチ(指揮)
マドリード・ホセ・コラード管弦楽団、他
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、116分、独・仏・英・
西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
カレーラス・カムバック直後のライヴ。(以前にフィリップスからリリース
されていたLDと同一映像)カレーラス自身はララの「グラナダ」しか歌って
おらず(しかしながら感動的!)、彼の復帰を祝って駆けつけたスター歌手
たちの競演。まるでオペラの紅白歌合戦といった雰囲気で盛り上がっていま
す。「ホセ・カレーラス・コレクション」シリーズの一枚です。
※なお収録曲および演奏者が若干変更になることもございます。ご了承くだ
さい。

101419(DVD2枚組+CD2枚組) \4980
J.S.バッハ(1685-1750):
6つの無伴奏チェロ組曲/スペシャル・フィーチャー :チェロ組曲全曲録音
を収めたディジパック仕様の2枚組CD付き(収録:ドイツ、キームガウ、聖
セルヴァティウス教会)
演奏/ウェン=シン・ヤン(チェロ)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ,ドルビー・デジタル
5.1, DTS 5.1、175分、英・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ヤン自身による曲のレクチャーも併せて、ロマネスク式教会の輝かしい音響
でJ.S.バッハの名作演奏をつぶさに観察できる映像であり、マゼールも大絶
賛する中堅チェリストの名を知らしめる完璧なセット。チェロ組曲の作曲と
同時期のチェロでの演奏もまた興味深いもの。ウェン=シン・ヤンはダヴィ
ド・ゲリンガスに師事し、バイエルン放送交響楽団の首席奏者も務めた名手。
スーパーワールドオーケストラのメンバーとしても活動しています。



<OPUS ARTE DVD>
OA0957D(DVD-Video) 2枚組 \4980
プロコフィエフ(1891-1953):
歌劇「3つのオレンジへの恋」(仏語歌詞)
エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー、オペラ概要、主要な出
演者と制作チームのメンバーによるインタビューを含む作品紹介 
(ライヴ収録:2005年、オランダ、アムステルダム音楽劇場) 
※日本語解説書付き
歌・演奏/アラン・ヴェルヌ、マルティアル・デフォンテイン、
ナターシャ・ペトリンスキー、フランソワ・ル・ルー、セルゲイ・コモフ、
マルセル・ブーネ、サー・ウィラード・ホワイト、
アンナ・シャファジンスカヤ、シルヴィア・ケヴォルキアン、
マガリ・デ・プレーレ、サンドリーヌ・ピオー、
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団(マルティン・ライト:合唱指揮)、
ローラン・ペリー(演出・衣装)、シャンタル・トーマス(装置)、
ローラ・スコッツィ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMス
テレオ、 144分(本編:115分/エクストラ・フィーチャー:29分)、英・仏
・独・西・伊・蘭語字幕付き、片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディス
ク(DVD9)
カラフルでコメディ・タッチの舞台セットや衣裳が印象的な、オランダでの
上演ライヴ。名作とされながら日本ではなかなか上演機会がないため、映像
で観られるのはうれしい限り。ル・ルーやピオーほかの歌手陣も(演技も含
めて)見事であり、DVDとしてはスタンダードな存在となりそうな商品です。



<EUROARTS DVD>
2072068(DVD-Video) \2700
ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲第1番/同第2番/チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲
(収録:[チェロ協奏曲]1975年11月17日-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッ
ド・ホール、[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]1982年11月
23日-27日、バイロイト、辺境伯オペラハウス)
演奏/
[チェロ協奏曲]
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ, 指揮)
アカデミー室内管弦楽団 
[チェンバロ(またはフォルテピアノ)協奏曲 ]
オメロ・フランセシュ(ピアノ)、
ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、 ドルビー・デジタル
5.1、DTS5.1、73分([チェロ協奏曲]52分、[チェンバロ(またはフォル
テピアノ)協奏曲 ]21分)、片面二層ディスク(DVD9)
世界中で称賛されるロストロポーヴィチの突出した技術と情熱的な演奏を観
て、聴いて、十分味わえるプログラムです。70年代に映画出演で一躍有名に
なったフランセシュとマリナー指揮によるピアノ協奏曲もじっくり味わって
ください。(ユニテル原盤の映像)



<JUXTAPOSITION DVD>
DVD9DS16(DVD-Video) \1900
日本語字幕付き
クルターク(b.1926)、エトヴェシュ(b.1944):
フィルム「クルターク:マッチ棒男」
(妻であるマルタやベルリン・フィルを指揮するアバドとの演奏・リハーサ
ル風景、マスタークラスの様子、ピアニストのコチシュや作曲家のリゲティ
他のインタビューなどを収録)/
フィルム「エトヴェシュ:第7の扉」
(ブーレーズやシュトックハウゼンのインタビュー、エトヴェシュ自身に
る歌劇「三人姉妹」のリハーサル風景などを収録。)
エクストラ・フィーチャー[フィルム「練習」(子供の遊戯/ステーレ(墓
碑)/弦楽四重奏曲第2番「セルヴァンスキー追悼の短いオフィチウム」-
第1-4楽章/サイン/「ヤーテーコク(遊戯)」-ドメニコ・スカルラッティ
への賛辞を取り上げ、クルタークの音楽や作品について解明していくドキュ
メンタリー)] 
演奏/ユディット・ケーレ(監督)「マッチ棒男」
[ジェルジー・クルターク(ピアノ)、マルタ・クルターク(ピアノ)、
アドリアン・チェンゲリ、クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハ
ーモニー管弦楽団、他]、第7の扉[ペーテル・エトヴェシュ(ピアノ)、
ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ指揮、リヨン国立歌劇場管弦楽団、
ハンス・ツェンダー指揮、バーデン・バーデン南西放送交響楽団、他]、
練習[オルランド・カルテット、ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)、マル
タ・クルターク(ピアノ)]
※ブックレットの翻訳(仏、独、西、ハンガリー、日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:[フィルム1]16:9、[フィルム2]4:3、
音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、137分(本編:113分/エクスト
ラ・フィーチャー:24分)、英・仏・独・西・ハンガリー・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
独特な作風で幅広いジャンルの作品を発表してきた、2人の作曲家をフィー
チャー。周囲の音楽家や家族たちの証言で人間を追い、演奏シーンで作品を
追うという構成により、より深く作曲家の真髄に迫ります。2人のファンで
ある方はもちろん、作品は知っているが作曲家についてはあまり知識がない
という方にも、大いに参考になる内容でしょう。



<IDEALE AUDIENCE DVD>
DVD9DM20(DVD-Video) \2880
日本語字幕付き
フィルム「グレン・グールド(1932-1982):
ヒアアフター(時の向こう側へ)」(ブリューノ・モンサンジョンによる。
未公開映像を含み、グールド自身が語っているかのような、彼の生涯と作品
を振り返るフィルム。J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、シューベ
ルト、ショパン、ウェーバー、プロコフィエフ、ヒンデミット他の音楽抜粋
を含む)(音楽抜粋:1946-1991年録音)
演奏/グレン・グールド(ピアノ)、
ポール・シャーマン(指揮)CBC交響楽団、
ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)、
サー・アーネスト・マクミラン(指揮)トロント交響楽団、
ブリューノ・モンサンジョン、ジル・アパップ(ヴァイオリン)、
ジャン=マルク・アパップ、マルク・コッペイ、
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
ブリューノ・モンサンジョン(監督) 
ブックレットの翻訳(独・西・日本語)PDFファイル付き
NTSC方式、画像構成比:16:9、音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ、
ドルビー・デジタル5.0、106分、英・仏・独・西・日本語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
新しい映像作品がリリースされるたびに話題となるグールド。ブリューノ・
モンサンジョンが撮影・構成したこのフィルムは、世界各地でグールドに
“啓示を受けた人々”が登場し、初出の映像も交えて、グールド自身のナレ
ーションや演奏映像などによって彼の本質が解き明かされていくという内容
になっています。

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06-07 No.20

2006年07月22日 11時52分47秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBTLP0119 19枚組 \89600
★ご注文締め切り日 8月3日
締切日までのご注文は必ず商品確保いたしますが、それ以降のご注文は確保
出来ない場合がございます。お早めにご検討下さい。(Goodies)

美麗重量アナログ盤
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲
1955年録音 ステレオ
完全限定盤!
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
お待たせいたしました!発売告知からお問い合わせ殺到の55年スレテオ・リ
ングのアナログ19枚組、遂に登場!末永く語り継がれるであろう名演名録
音にして、二度と手に入らない完全限定BOX!
イギリス、ドイツ、アメリカそして日本。ヒートアップするカイルベルト
55年リングへの絶賛。これほどまでになった現象は、このリングが「2006年
の話題盤」にとどまらず、5年後10年後にワグネリアンになった方も必ず「聴
いてみたい!」と思われる不朽の名盤となることを決定付けたといって過言
でありません。しかしながら、CDよりも鮮明に当時の空気を描き出すLPによ
る全曲BOXは、この機会を逃すと二度と手に入らないもの。しかも世界で限
定1,000セットとなると、その貴重度は計り知れません。
この1,000セットという数も、採算を度外視し、スタンパーを最高クオリティ
で保てるだけの数ということで決定されました。プレスに関してテスタメン
ト社に問い合わせたところ、なんと「企業秘密につき教えられない。」との
答えが。納得のいくプレス工場に辿りつくまでヨーロッパ中を探し、遂に巡
り合った究極のプレス工場だとのことで、「もしもプラント名が知れ渡れば、
これからLPをリリースするどこの会社もそこを使うに決まっている」との自
信。テスタメント社側だけでなく、日本でも専門家の方々が一見して「これ
は凄い!」と、お墨付きを頂戴しています。装丁も、4つのオペラそれぞれ
が個別のBOXにもちろんLPサイズの解説とともに収められ、その4つの箱がシ
リアル・ナンバー付きのハード・ケースに収められるという豪華版。お届け
は、このケースをさらに紙ケース(POSと品番のみ表記)に収めたものにな
りますので、配送、お持ち帰りも安心です。(とはいえ、重量レコード180g
x19枚ですので重いです・・・。)
そして、なんと。このアナログBOXは全世界に先駆けて、日本が先行発売で
きることとなりました。割り当て数やシリアル・ナンバーの若い番号が手に
入るなど、有利な条件が揃います。
周辺部分についてばかりお伝えしましたが、突き詰めればすべては内容の音
楽です。fineNFの名エンジニア福井氏いわく「録音が大変すばらしいことは
事実だが、正直、55年当時のエンジニアは誰一人、CDというフォーマットの
出現を想像だにしていなかった。なので、録音もLPの特質を最大限生かすよ
うに製作されており、CDよりLPで聴くほうが音楽の美質がより発揮されるの
はやむを得ないこと。」とコメントくださいました。最高の音楽を最適な
フォーマットで聴く。ここに今回のLP発売の真意があります。ですので、
貴重な物だからといって棚にしまっておくのではなく、それこそ溝が擦り切
れるまで何度でも針を落とし、感動を味わって頂きたい、これこそが発売
に関わった者すべての願いでもあります。





<CALLIOPE>
KDC 5012 \2450
日本語解説
歌詞対訳つき
シューベルト:
白鳥の歌(D.957)全曲、憧れ(D.879)、死と乙女(D.531)、
ブルックの丘で(D.853)、漁師の歌(D.881)、さすらい人(D.493)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
インゲル・セデルグレン(Pf)
録音:2005年6月 スイス・ラ・ショード・フォン サル・ド・ムジーク
豊かな歌声と深みのある解釈で歌い上げた「冬の旅」(CAL9339)が大好評だ
ったナタリー・シュトゥッツマンの「白鳥の歌」がリリースされます。弱音
表現から劇的な盛り上がりまで、よく考察し、よくコントロールされた歌唱
で聴かせてくれています。「白鳥の歌」は、死ぬ間際に白鳥が一声鳴くと言
われていることから告別の意味をもち、その「うめき」「嘆き」と言った心
情が含まれた内容となっています。シュトゥッツマンのしっとりとした温か
みのある歌声が、絶望感に浸された曲調とあいまってラ・ショード・フォン
のホールの絶妙な響きの録音に仕上がっています。セデルグレンのピアノも
味わい深くシュトゥッツマンをサポートしています。





<Profil>
PH 06038 \2080
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
サー・コリン・デイヴィス(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1996年7月1 & 2日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
豊かな歌でいっぱいに満たされた、夢のように美しいシューベルト。魅惑の
ドレスデン・シュターツカペレ・エディションにデイヴィスの「グレイト」
が登場します。ボストン響(80年)以来3種目となるデイヴィスの「グレイト」
は、当オケとの全集録音(「グレイト」は96年7月2-4日、場所はルカ教会)
の直前にあたるものでライヴとしては初めて。
名誉指揮者デイヴィスそのひとの誠実な音楽作りのもと、ドレスデンの美質
が花開いた全集は最良の成果ともいえるたいへん優れた内容でした。ドレス
デンといえばシューベルトはもっとも得意とするところ。主なところだけで
も「グレイト」をべーム(79年ライヴ)、シノーポリ(92年)で、さらにサ
ヴァリッシュ(67年)、ブロムシュテット(81年)とは全集を残しています。
そして、このたびのデイヴィスのライヴ盤。さりげないフレーズのひとつひ
とつが有機的に絡み合い、やがて大きな音楽を形作るさまがなんとも自然な
のはさすが。長い伝統に培われた独特の流儀と腰の落ち着いた響きが極上で
す。ここにはシューベルト演奏のひとつの理想形があるといって差し支えな
いでしょう。





<ORFEO>
ORFEO 665061 \2080
ワーグナー:「タンホイザー」,「ローエングリーン」,「ワルキューレ」
R.シュトラウス:
「ナクソス島のアリアドネ」,「アラベラ」,「カプリッチョ」からの場面
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
アドリアンネ・ピエチョンカ(S)
ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送交響楽団
録音:2005年3月18-23日
カナダ生まれで、今やミュンヘンやウィーンの歌劇場で引っ張りだこのソプラ
ノ、アドリアンヌ・ピエチョンカの、ワーグナーとシュトラウスのアルバム
です。ピエチョンカは2005年秋のバイエルン国立歌劇場来日公演での「タン
ホイザー」でエリーザベトを歌って強烈な印象を残していますので、ご記憶
の方も多いでしょう、瑞々しくもしっかりとした芯があり、押し付けがまし
くないのに説得力があるという、まさにワーグナー、シュトラウスに理想的
なソプラノ。このCDでも、どの場面も「もっと聞きたい!」と思ってしまう
ほど魅力的。シルマーの伴奏も実に見事です。





<現代ギター>
GGBD 3020 \2940
フレスコバルディ:アリアと変奏 
ヴァイス:ファンタジー 
ポンセ:プレリュード・ホ長調、ジーグ(イ短調組曲より) 
J.S.バッハ:
プレリュード・ニ短調BWV999、プレリュード(BWV998より)、
プレリュード(BWV1006aより)
ソル:魔笛の主題による変奏曲
ヴィラ=ロボス:エチュード第1番、5つのプレリュード
ポンセ:カンシオン
M=トローバ:ソナチネ第1楽章
渡辺範彦
録音:1971年6月25日 武蔵野公会堂
日本人として初のパリ国際ギターコンクール優勝、その完璧なテクニックと
成熟した音楽性で日本のギター界に多大な影響を与えた渡辺範彦。その名声
に比して活動期間が短かったために残された録音は決して多くない。この録
音は1971年6月、成蹊大学ギターソサエティが主催するサマーコンサートにゲ
スト出演した時のもの。30数年を経て世に出たこの貴重なライヴ録音を最大
限に活かすため、調弦や拍手を含めて一切ノー・カットで収録している。ぜ
ひ客席に座っている気分で、この不世出の天才の演奏を楽しんでいただきたい。





<GRAND SLAM>
GS 2014 \2250
チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調Op.36
J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、
ヨゼフ・ニーダーマイヤー(フルート)、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(ピアノ)
録音:1951年2月4日、8日、9日、10日、ウィーン、ムジークフェラインザール
1950年8月30日、ザルツブルグ、フェストシュピールハウス
[使用ソース]HMV (U.K.) ALP 1025, Private archive
制作者より
チャイコフスキーは英HMVの初版LP ALP1025よりの復刻です。この交響曲第4番
はフルトヴェングラー唯一の録音であり、しかもフルトヴェングラーの個性が
顕著に表れた名演で、宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』の中
でも特に絶賛されているものです。一方のバッハは1950年8月のザルツブルグ
音楽祭でのライヴで、フルトヴェングラーを熟知している人でさえも卒倒す
るほどの巨大な演奏として有名です。この演奏はこれまでさまざまなレーベ
ルから発売されていますが、アナウンス、チューニングの様子に加え、冒頭
のヴィオラ奏者の大きな飛び出しが入っている録音としては唯一の市販盤と
なります。フルトヴェングラーはこの時、ピアノの前に座って指揮をしてい
たはずですが、そんな時でもあの両手が震える棒はいつもと変わらなかった
ことを如実に伝えるドキュメントと言えます。かつてチェリビダッケは「ミ
スも音楽のひとつである」と語っていましたが、この飛び出しはまさにその
好例です。そのため、このディスクではあえて“完全版”と謳っています。
なお、このバッハは当時のエア・チェック音源のため、歪みや音揺れが含ま
れることをご了承下さい。(平林直哉)
■解説書の内容
解説書には交響曲第4番の英グラモフォン誌の初出の批評、および詳細な録音
データを掲載します(他にも珍しい写真等を掲載予定)。





<harmonia mundi>
HMU 907387 \2080
モーツァルト:幻想曲とロンド集
幻想曲 ニ短調 K.397、ロンド ニ長調 K.485、幻想曲 ハ長調 K.395
ロンド イ短調 K.511、行進曲 ハ長調 K.408、前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
幻想曲 ハ短調 K.396、
ボーマルシェのセビリアの理髪師のロマンス「私はランドール」による12の
変奏曲 変ホ長調 K.354(299a) 
アダージョ ロ短調 K.540、メヌエット ニ長調 K.355、小ジグ K.574
グラス・ハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K356/617A
リチャード・エガー(ピアノフォルテ、1805年製)
マンゼとの共演、さらに先日のゴルトベルク変奏曲でも誠実な演奏で我々を
魅了し続けているリチャード・エガーによる、モーツァルト作品集の登場で
す。
リチャード・エガーの言葉より
“今年2006年は、250年前に生まれた男に捧げる記念コンサートとレコーディ
ングがいっぱいあると思います。・・・このディスク上でのリサイタルは、
モーツァルトによる‘自由’な構造のピアノ音楽、ロンド、幻想曲、そして
前奏曲といったプログラムからなっています。彼はこれらの音楽形式を、
J.S.バッハ、そしてより重点的に、彼の息子たち、C.P.E.バッハ、J.C.バッ
ハらから受け継ぎました。偉大なる「幻想曲ニ短調 K.397」の重き雲が立ち
込めるような冒頭は、その後軽やかな気分のアリアへと移ろってゆきます。
この作品は、19世紀にモーツァルトの作品ではないとされていました。自筆
譜等の楽譜資料が完全なかたちではのこっていないからです。私は、この小
さな宝石ともいえる作品を結ぶために、「egarrtorial-エガートライアル-エ
ガー的試み」という選択をとらせていただきました。”と述べているように、
第一曲目では、エガー編による幻想曲が聴けるという興味深い試みも。エガ
ーの人格の誠実さが光ります。・・・“私はこのプログラムを、グラス・ハ
ーモニカのために書かれたK.356のアダージョで締めくくりました。優れたオ
リジナル楽器を用いることによって、モーツァルトの音楽の多様性を知るこ
とができ、彼の音世界にひとっとびすることができると確信しております。
250年たった今も、モーツァルトが我々とともに生き続けていることに感謝し
つつ・・・ハッピー・バースディ!”




<若林工房レーベル>
WAKA-4111 \2300
memoire-ロシア・ピアノ小品集
スクリャービン: 左手のための前奏曲と夜想曲 作品9
前奏曲 作品17の5 & 練習曲 作品42の4
ボロディン: 《小組曲》より 間奏曲 & 夢想
ムソルグスキー: 瞑想(アルバムの綴り)
リャードフ: 3つの小品 作品57 & 前奏曲 作品11の1
キュイ: 前奏曲 作品64の16 & 作品64の10
チャイコフスキー: ロマンス 作品51の5 & 感傷的なワルツ 作品51の6
ラフマニノフ: リラの花 作品21の5 & 前奏曲 作品3の2
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2005年11月29-30日、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本を本拠地として録音・コンサートに充実した活動を続けるイリーナ・メ
ジューエワの最新録音。約1年ぶりのスタジオ録音となる今作は、2005/06年
のシーズンにザ・シンフォニーホール(大阪)で行った4回のソロ・リサイタ
ル(テーマ:「ショパンとロシアの作曲家たち」)で取り上げたロシアの作
品を基に編んだ1枚で、「追憶」「想い出」を意味するタイトル(memoire)
に相応しい、ノスタルジックで詩情溢れるアンソロジー・アルバムです。
チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービンからリャードフやキュイ
などの知られざる名曲に到るまで、細やかで濃密な抒情の世界へ聴き手を誘
います。ブックレットには演奏者自身の手によるライナーノーツを収録。文
学的・詩的なファンタジーに溢れる美しいアルバムの誕生です。




<WEITBLICK>
SSS0060-2 \1980
J.S.バッハ:音楽の捧げ物
王の主題による5つのカノン:デッサウによる編曲版
6声のリチェルカーレ:ウェーベルンによる編曲版
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響
アマデウス・ウェーバーシンケ(フリューゲル・ピアノフォルテ、通奏低音)
ジェルジ・ガライ、ヘルガ・ロッチャー(Vn)、ペーター・クリュグ(Vc)、
ハインツ・フグナー(Fl)、フリッツ・シュナイダー(オーボエ・ダモーレ)、
エルヴィン・クレツマー(Fg)、トーマス・ヴュンシュ、
エルノ・クレポク(ヴィオラ・ダモーレ)、
ハイニ・フォーグラー、ベルトラム・バルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ウォルフガング・ウェーバー、ハンス・ヴェルナー(Vc)、
ディーター・ツァーン(Bs)
1972年5月24日、6月5日、ライプツィヒ・ベタニア教会に於けるスタジオ録音
WEITBLICKによるケーゲル・エディション、まさかのバッハ演奏!隅々までケ
ーゲルの厳しい眼が光った出色の蔵出し音源。許光俊氏も絶賛。

SSS0061-2 \1980
シベリウス:交響曲第4番、交響曲第1番
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響
第4番:1969年3月4日コングレス・ハレ・ライプツィヒ・ライヴ
第1番:1982年4月26日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・ライヴ
WEITBLICKによるケーゲル・エディション、シベリウスが登場!
ケーゲルのシベリウスはとても珍しく、第4番がETERNAにある程度です。当CD
は演奏を繰り返し鬼才の偏愛が窺えるその「第4番」。聴いていて、もう気分
が落ち込んでしまうコワーイ演奏です。ここまで暗い演奏がかつてあったで
しょうか。初出レパートリーとなる「第1番」はシベリウスの交響曲の中でも
人気の高い名作。1980年以降のケーゲルはゆっくり目のテンポを取って、ロ
マンティックな部分を強調したりする場合が多いのですが、この演奏もその
部類です。実に恰幅の良い演奏です。ドイツ人指揮者でシベリウスを積極的
に取り上げる人は決して多くありません。ケーゲルもその例に漏れませんが、
やはりプロフェッショナル。レパートリーにあるものには凄腕で聴かせてく
れます。




<VENEZIA>
CDVE04253 10枚組 \5400
マーラー:交響曲選集 他
交響曲第1番「巨人」
モスクワ・フィル 1969年
交響曲第3番 ニ短調(ロシア語)
ヴァレンティーナ・レヴコ(Ms) 1961年
第4、5楽章のみドイツ語版:イルガ・ティクヌーセ(Ms) 
1975年 モスクワ・フィル
交響曲第4番(ロシア語)1972年 第4楽章のみドイツ語版 1973年
ガリーナ・ピサレンコ(S) モスクワ・フィル
交響曲第5番 嬰ハ短調 ソビエト国立交響楽団 1974年
交響曲第6番「悲劇的」 イ短調 レニングラード・フィル 1978年
交響曲第7番「夜の歌」 ホ短調 レニングラード・フィル 1975年
交響曲第9番 ニ長調 モスクワ・フィル 1964年
以上、キリル・コンドラシン指揮
交響曲第10番 
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 ソビエトRTV交響楽団 1963年
歌曲集「亡き子をしのぶ歌」(ロシア語) タチアナ・ヴシュエワ(Ms)
ユーリ・テミルカーノフ指揮 ソビエト国立交響楽団 1979年
「大地の歌」(ロシア語)
リマ・ヴァラノワ(S)、ミハイル・ドヴェンマン(T)
クルト・ザンデルリング指揮レニングラード・フィル 1958年
特にライブ録音の交響曲第10番以下にマスターテープに起因する音の揺れ、
ノイズが聴かれます。ご了承ください。
CDVE04234 スヴェトラーノフ指揮マーラー:交響曲全集は現在廃盤です。

CDVE04254 \1350
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf) 1958年8月8日 モスクワ
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 1974年
共に名演奏の復刻です。

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06-07 No.19-1

2006年07月21日 18時22分06秒 | Weblog
<Etcetera>
KTC 1309 \2180
ロビン・デ・ラーフ(1968-):管弦楽作品集 ――
大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》/ピアノ協奏曲*/
管弦楽のための協奏曲
エド・スパニャールド(指揮)、ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)*、
ペーター・エトヴェシュ(指揮)*、ラジオ・チェンバー・オーケストラ*
帝王ヤンソンスのタクトによって破竹の快進撃を続けるロイヤル・コンセルト
へボウ管弦楽団の録音がエトセトラからリリース!アムステルダム音楽院を
優秀な成績で卒業し、ブーレーズにも一目置かれるロビン・デ・ラーフは、
新ウィーン楽派の音楽、中でもアルバン・ベルクの作品を特に好み、バルト
ークとストラヴィンスキーの作曲技法の研究を行い自らの作曲活動に取り込
むなど、斬新で意欲的な作品を世に送り出している現代オランダの作曲家で
ある。「大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》」はコンセルトへボウ
管の委嘱によって2004年に作曲、初演が行われた作品。一方「管弦楽のため
の協奏曲」はハーグ・レジデンティ管の委嘱により作曲が行われた作品で、
ファゴットによる冒頭部分がストラヴィンスキーの「春の祭典」へのオマー
ジュとなっており、タイトルはもちろんバルトークを意識して付けられたも
のである。デ・ラーフの作品はトロンボーンなどの低音楽器群や打楽器を効
果的に用いているのが特徴の1つであり、この部分もバルトークやストラヴィ
ンスキーの影響を受けている部分と言えるだろう。今回リリースとなる作品
集では、大作曲家の作品を演奏する際のコンセルトボウ管とは一味違った機
動力と、徹底したアプローチによる現代作品の解釈を体感することが出来る!

KTC 4016 \2180
R・シューマンへのオマージュ-
R・シューマン:
おとぎの絵本Op.113、3つのロマンス、管弦楽なしの協奏曲へ短調Op.14、
おとぎ話Op.132
ジェルジ・クルターク(1926-):R・シューマンへのオマージュ
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ベンジャミン・ディルティエンス(クラリネット)、
トニー・ニィス(ヴィオラ)
ロベルト・シューマンと現代ハンガリーの巨匠クルタークのコラボレーショ
ン・アルバム。ピアノを担当するのはEufodaへ多くの録音を行い、近現代の
作品を得意としているベルギーのアーティスト、ヤン・ミヒエルス。Eufoda
への録音でもハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》の楽章間
にクルタークの作品を散りばめるという仰天の試みを聴かせてくれるなど、
大胆な姿勢は健在。室内楽奏者としてエトヴェシュの下で演奏活動を続ける
など、特に20世紀からコンテンポラリー作品の演奏を得意とするクラリネッ
トのディルティエンス。フランクフルト放送響の客演ソロ・ヴィオラ奏者を
務めるトニー・ニィスとのトリオによるシューマンとクルタークの演奏。ま
さに対照的とも言える両者の音楽の対比は、興味を抱かずにはいられない不
思議な魅力を醸し出している。




<Globe>
GLO 5217 \2180
アン・マクデアーミへのトリビュート-ケルト地方のハープのための音楽
The Blackthorn Bush/The Banks of the Suir/Molly Bawn and the Green
/Mountain At the Seashore/Welsh melody/Women of the Glen/I am in
a cold cell/Sad am I/Drunk at night and dry in the morning/The
Fairhaired Lad/The Fairhaired Girl/The Land of the ever young/
Helen of Kirconnell/Three Scots Jigs/Dream Angus/Red House/John
McNeil/Spey in Spate/The Silver Moon my Mistress is/The Athole
Highlanders/Music of the Islands/Och I am sad
エドワルト・ウィッツェンブルフ(ハープ)、
クリス・ウィッツェンブルフ(ハープ)
アバディーンに生まれた国際的なハープ奏者であり、歌い手でもある女流音
楽家アン・マクデアーミがスコットランド、アイルランド、ウェールズの民
謡を2台のハープのために編曲を行った珠玉の15曲を収録したトリビュート・
アルバム。オランダのハープ奏者であるエドワルト&クリスのウィッツェン
ブルフ兄弟によるデュエットが、郷愁を誘う涼しく優しい旋律のケルト音楽
を届けてくれる。





<Musique En Wallonie>
MEW 0633 \2180
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518) ――
ミサ《アヴェ・マリア》/晩祷
カピラ・フラメンカ、サルレンテス
フランドル楽派、ルネサンス音楽のスペシャリストとして活躍を見せている
カピラ・フラメンカによるド・ラリューの作品集第2弾。第1弾の「7つの苦し
みのミサ」(MEW 0207)は、ベルギー・セシリア賞、ディアパゾン・ドール、
レペルトワールR10などヨーロッパの音楽雑誌が選定する各賞を数多く受賞す
るなど絶賛を浴びている。ミサ《アヴェ・マリア》、晩祷の2作品でもカピラ
・フラメンカの5人の男声コーラスが真価を発揮。奥深く荘厳に響き渡り、聴
き手の心に届く歌声は前作をも凌ぐ格別の演奏である。

MEW 0526-0527 2枚組 \4360
C・グノー:歌劇《ファウスト》より
G・ビゼー:歌劇《真珠取り》より、歌劇《カルメン》より
A・トマ:歌劇《ミニョン》より
J・マスネ:歌劇《ラオールの王》より
L・ドリーブ:歌劇《ラクメ》より
R・ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より、歌劇《ローエングリン》より
他 全41曲
ルイ・リシャール(バリトン)、様々なアーティスト
ベルギーの声楽家のヒストリカル・レコーディング・シリーズの最新盤。ベ
ルギーのバリトン奏者ルイ・リシャール(1889-1977)の1922年から1936年
にかけて行われた録音を収録。




<Avie>
AV 2101 \2080
J・S・バッハ:
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV.1030/同変ホ長調BWV.1031
/同イ長調BWV.1032/フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV.1034
/同ホ長調BWV.1035
フィリッパ・デイヴィス(フルート)、マギー・コール(チェンバロ)、
アリソン・マクギリヴレイ(チェロ)
フィナンシャル・タイムズ誌からは「一流の巨匠」と評されるなど、イギリ
スで国際的に高い評価を受けているフルート奏者の1人である女流演奏家フィ
リッパ・デイヴィス。1977年にプロムス・デビューを果たした後、ジュリア
ン・ブリーム、パスカル・ロジェ、ヨー・ヨー・マ、スティーヴン・コヴァ
セヴィチらと定期的に共演を行っており、現在はギルドホール音楽院で後進
の指導にもあたっている。共演のマギー・コールとアリソン・マクギリヴレ
イも、その録音がグラモフォン・アウォードに輝き、グラミー賞にノミネー
トされるなど実績は十分なだけに演奏への期待が高まるディスクである。




<Quartz>
QTZ 2027 \2080
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001(ヴィオラ編曲版/ハ短調)
/無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV.1012(ヴィオラ編曲版/ト長調)/シャ
コンヌ(ヴィオラ編曲版/ト短調)
ロビン・アイルランド(ヴィオラ)
2005年7月に惜しまれつつも活動を停止したリンゼイズのメンバーとして、長
きに渡って世界中で活躍してきたイギリスのヴィオラ奏者ロビン・アイルラン
ド。大バッハのヴァイオリンとチェロのための無伴奏作品をヴィオラで奏で
たアルバムからは非常に味わい深く、豊かな音楽が流れ出してくる。中でも
名曲中の名曲である「シャコンヌ」の演奏は、経験によって培われた音楽性
が発揮された名演奏である。

QTZ 2042 \2080
J・ブラームス:
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40/ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
デイヴィット・パイアット(ホルン)、
ロバート・プレーン(クラリネット)、
グールド・ピアノ・トリオ
ピアノ三重奏曲の第1番、第2番を収録したブラームスの三重奏曲集Vol.1
(QTZ 2011)に続くグールド・ピアノ・トリオによるブラームスの第2巻。
第2巻ではロンドン交響楽団の主席ホルン奏者であり、伝説の名手デニス・
ブレインの再来と評される天才奏者デイヴィット・パイアットが参加!アル
スター管、やチューリッヒ室内管などでの多彩な経験を持つクラリネット奏
者、ロバート・プレーンも負けじとハイレベルの演奏を披露してくれる。

QTZ 2041 \2080
ロイヤル・セレブレーションのための音楽 ――
W・ウォルトン:組曲《ヘンリーV世》
G・F・ヘンデル:《水上の音楽》より
G・フィンジ:ロマンス
P・M・デイヴィス:Farewell to Stromness
E・エルガー:セレナード
E・グリーグ:《2つの悲しき旋律》より 過ぎし春
T・アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2より Adagio
A・グレチャニノフ:クリード
J・S・バッハ:コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》
B・ブリテン編曲:イギリス国歌
A・ホディノット:祝典のためのファンファーレ
ゴードン・ハント(オーボエ)、
エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)、
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、聖ジョージ・チャペル聖歌隊
全世界が注目する中、2005年4月9日にウィンザー城で行われたチャールズ皇
太子とカミラ夫人の結婚式。この様々な話題を集めた結婚式を記念して製作
が行われた記念盤がクォーツ(Quartz)より登場!祝祭に相応しい収録曲の
中でも、吹奏楽におけるヒットで日本でもお馴染みの「ヘンリーV世」や、
ブリテン編曲の「イギリス国歌」でのフィルハーモニア管の重厚なサウンド
によるパフォーマンスは見事!ちなみにこのアルバムは「The Prince's
Charities」の支援を得て製作が行われている。

QTZ 2033 \2080
シルエット ――
F・リスト:ため息、愛の夢、ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
S・プロコフィエフ:
《ロメオとジュリエット》より モンタギュー家とキャピュレット家
F・ショパン:
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、子守歌変ニ長調Op.57
F・メンデルスゾーン:無言歌第1番ホ長調Op.19b-1《甘い思い出》
G・ガーシュウィン(アール・ワイルド編曲):
I Got Rhythmによるエチュード
F・クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の喜び
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.160
ウォーレン・マイリー=スミス(ピアノ)
イギリスの若手世代期待のピアニストとして脚光を浴び、スタインウェイ・
アーティストにも選ばれたウォーレン・マイリー=スミス。ウィグモア・ホ
ールでのデビュー・コンサートが絶賛を博すなど今後の活動に大きな期待が
寄せられている。中でもイギリスのラフマニノフとの異名を持つボーウェン
のピアノ・ソナタは要チェックのプログラム。

QTZ 2029 \2080
Tracked ――
マイケル・ナイマン:In Re Don Giovanni
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
M・アーノルド:スコットランド舞曲
J・ウィリアムス:シンドラーのリスト
A・ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ト短調
アンジェラ・モーレイ:青のワルツ
S・バーバー:弦楽のためのアダージョ
G・ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
Luter:クレオール・ジャズ
A・R・ラフマン:ボンベイ・ドリーム
C・ドビュッシー:月の光
伝承歌:メリー・ブラックスミス&スリーピー・マギー
G・ガーシュウィン:前奏曲第2番
B・ヘルマン:サイコ
E・ネヴィン:ナルシッサス
M・フィンドン:セルパン・ダンス
V・モンティ:チャルダッシュ
アンディ・フィンドン(フルート&ピッコロ&クラリネット&サクソフォー
ン、その他様々な木管楽器)
1956年ロンドン出身のアンディ・フィンドンは王立音楽大学で学んだフルー
ト、クラリネットやサクソフォーンをフルに活用し、スタジオ・プレーヤー、
クラシックのアーティストとして多忙を極める演奏家である。今回のレコー
ディングではピッコロからコントラバスまでのフルート族、クラリネット、
アルトからバリトンのサクソフォーン、リコーダー、民族楽器など様々な木
管楽器を用いて驚異の多重録音を聴かせてくれる。凄まじいテクニックの数々
をご堪能あれ!

QTZ 2030 \2080
クラウディオ・サントロ(1919-1989):
ラヴ・ソングとポピュラー・ソング、プレリュード/ピアノのための《パウ
リスタナス》
ロサナ・ラモサ(ソプラノ)、マルセロ・ブラトケ(ピアノ)
クラウディオ・サントロはブラジルのアマゾナス州に生まれ、作曲家やピアニ
ストとしても活躍し母国ブラジルやドイツで教鞭を執った音楽家である。録
音に参加しているラモサとブラトケもブラジル出身のアーティスト。

QTZ 2028 \2080
ロベルト・フックス(1847-1927):
ピアノ三重奏曲第1番ハ長調Op.22/同第2番変ロ長調Op.72
グールド・ピアノ・トリオ
グールド・ピアノ・トリオはチャールズ・ヘンネン国際コンクール、メルボ
ルン国際室内楽コンクールなど優勝を果たすなど数々のコンクールでの入賞
歴を持つ実力派ピアノ・トリオ。新たにリリースとなるオーストリアの作曲
家フックスのピアノ三重奏曲集は貴重な録音である。

QTZ 2025 \2080
アンディ・スコット&デイヴ・ハッセル-サンド・ダンサー ――
オトリア・イントロ/ジェリー・ベイビー/カチャーオズ・グイロ/ジャン
ゴ・タンゴ/サンド・ダンサー/バングル/ザ・ライト・ザット・フォール
ズ/モーニン/トゥインクル/マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ/フレ
ヴォ/オトリア/アズ・イット・ハップンド...パート1/パート2/パート3
/ティー・フォー・ツー
アンディ・スコット(サクソフォーン)、デイヴ・ハッセル(打楽器)
サックス奏者アンディ・スコットと様々なパーカッションを駆使した演奏で
バックを務めるデイヴ・ハッセルによるデュオのデビュー作品。ピアソラな
どのクラシカルな作品から自作、即興演奏までを広くカバーするなど、サッ
クスと打楽器群が魅惑のデュオを披露する。

QTZ 2023 2枚組 \4160
L・ヤナーチェク:ピアノ作品全集 ――
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)/4つのピアノ小品《霧の中で》/ピアノ・ソ
ナタ《1905年10月1日》/3つのモラヴィア舞曲/組曲《草陰の小径にて》
マルティーノ・ティリモ(ピアノ)
キプロスの音楽一家に生まれ、ヴァイオリン奏者であり指揮者でもあった父
親からピアノとヴァイオリンの手解きを受けたマルティーノ・ティリモ。
1971年から1972年にかけてミュンヘンとジュネーヴの国際コンクールを制覇
するなど国際的なキャリアを確実に積んだ後は、バルビローリ、ボールト、
ザンデルリンク、マズアやラトルといった巨匠たちと共演を重ねるなど名ピ
アニストとしての地位を確固たるものとしている。





<Phono Suecia>
PSCD 164 \2180
ファゴット・コン・フォルツァ ――
ペール・モッテンソン(1967-):バスーン協奏曲
アンデシュ・エリーアソン(1947-):波
アンドレ・シーニ(1945-):翡翠色のスクーナー
ダニエル・ベルツ(1943-):
バスーンとウィンドアンサンブルのための協奏曲
クヌート・ソンステヴォルド(バスーン)、
アンドレアス・ハンソン(指揮)、
スウェーデン放送交響楽団、
トミー・アンデション(指揮)、
スウェーデン・ウィンドアンサンブル、他
ノルウェーで生まれ、作曲家の両親を持ったスウェーデンのファゴット奏者
クヌート・ソンステヴォルドは、デンマーク放送響、ストックホルム・フィ
ルやスウェーデン放送響で活躍し、現在はソリスト、指導者として活躍を続
けている同国を代表する名手である。

PSCD 167 \2180
レンナット・フレードリクソン(1952-):作品集 ――
ヴァイオリン協奏曲/トリオ・ソナタ/ソナタ・スクーラ/3つの夜の歌
ダン・アルムグレン(ヴァイオリン)、
マッツ・ロンディン(指揮)、
ヘルシングボリ交響楽団、
ストックホルム・アーツ・トリオ、
レーナ・グランルンド(メゾ・プラノ)、
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)、
グスタフ・シェークヴィスト室内合唱団 
ノールショーピング響とヘルシングボリ響のコンサートマスター、指揮者、
音楽祭の音楽監督、そして作曲家と様々な姿を持つスウェーデンの音楽家フ
レードリクソン。ちなみに「ヴァイオリン協奏曲」はスウェーデン放送P2で
50年に1度の名作として紹介された作品。

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06-07 No.19-2

2006年07月21日 18時21分34秒 | Weblog
<Eufoda>
EUFODA 1104 \2180
ルネサンス時代フランドルにおけるポリフォニー音楽 ――
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
E Morte o Vita、Deh S'io Potessi Haver
ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596):
Ascendente Jesu、Vox In Rama、Quiescat Vox Tua
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
Ce Faux Amour、Saccio Na Cosa、
Tu sai Madonna Mia、Quis Mihi Det/他 全19曲
エリック・ファン・ネーヴェル(指揮)、クレンデ
ラッススを筆頭に、マドリガーレに定評のあるデ・モンテとデ・ヴェルトの
作品を集めた作品集。1986年の録音。

EUFODA 1111 \2180
F・シューベルト:
ゴンドラの舟人D.809/愛D.983a/小さな村D.598/セレナードD.920/若者の
歓喜D.983/墓と月D.893/父の聖名の祝日のためにD.80/愛の心D.747/16世
紀からの酒の歌D.847/夜の明るみD.892/輪舞にD.983b/春の歌D.740/夜鳴
きうぐいすD.724/現在の中の過去D.710/悲しみD.825/自然の喜びD.422/
夜D.983c/酒宴の歌D.75
マルフィ・シンガーズ、ヨハン・ヒューズ(ピアノ)、
ペーター・ピーテルス(ギター)
マルフィ・シンガーズは、フランドル地方出身の6人の歌い手によって1983年
に結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。1987年の録音。

EUFODA 1112 \2180
女声のための作品集 ――
F・メンデルスゾーン:
歌の翼に、6つの二重唱曲Op.63、日曜日の朝Op.77-1、夕べの歌、
何で陽気でいられよう
R・シューマン:
タンバリンを鳴らしてOp.69-1、修道女Op.69-3、礼拝堂Op.69-6、
孤独な少女Op.91-4
F・シューベルト:
詩篇第23番Op.132、セレナードOp.135、女たちの挽歌、偉大なるハレルヤ
J・ブラームス:女性合唱のための民謡集
カレル・アーツ(指揮)、カペラ・コンシニテ
昨年2005年で結成40周年を迎えたベルギーの女声合唱団カペラ・コンシニテ
による名曲集。1986年の録音。

EUFODA 1122 \2180
金管五重奏のための作品集 ――
T・スザート:舞踏組曲
A・ホルボーン:組曲
C・ルジューヌ:Revecy venir du Printans
F・ショーグル:鱒による変奏曲
F・プーランク:シテール島への船出
E・グラナドス:スペイン舞曲第6番
B・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
H・ファン・レインスホーテン:ロッシーニの誕生パーティー
S・マイヤーズ:カヴァティーナ
J・ヴァンデルロースト:プロヴァンス地方の民謡集
L・デ・メーステル:ギタネリアス
グレインジャー:羊飼いの歌
W・レンウィック:ダンス
F・デヴリース:Ui“James Ensors Beelden”
P・カブス:ロンドレット・ブルレスコ=グロテスコ
F・セリス:Hypocriete Treurmuziek
E・フェルシューレン:ブリュッセル組曲
テオ・メルテンス金管五重奏団
1955年のジュネーヴ国際音楽コンクールであのモーリス・アンドレに次いで
2位に輝いたベルギーのトランペット奏者、テオ・メルテンスが率いる実力派
金管五重奏団による作品集。1987年の録音。




<New World>
80648-2 \2080
アウグスタ・リード・トーマス(1964-):
ソプラノと管弦楽のための《ギャザリング・パラダイス》
ヤコブ・ドラックマン(1928-1996):サマー・ライトニング(夏の稲妻)
スティーヴン・ハルトケ(1952-):交響曲第3番
ハイディ・グラント・マーフィー(ソプラノ)、
デイヴィット・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャース・コーヴィー=クランプ(テノール)、
スティーヴン・ハロルド(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)、
ヒリアード・アンサンブル、
ロリン・マゼール(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
近現代アメリカ音楽の宝箱とも言うべき貴重な存在であるニュー・ワールド
(New World)。新ロマン主義に属するハルトケやドラックマン、リード・ト
ーマスら現代アメリカの作曲家たちの作品を収録し、全曲世界初録音となる
今回のリリースはとにかく演奏者が豪華!全米で最古の歴史を持ち、今年11
月には日本ツアーも予定されている言わずと知れた超強力コンビであるマゼ
ール&ニューヨーク・フィルに加えて、ハルトケの交響曲第3番ではヒリアー
ド・アンサンブルが演奏に加わるなど錚々たる面々が顔を揃えている。頻繁
に演奏が行われる名作だけでなく、ニューヨーク・フィルにとってのお国物
であるこれらの作品のチェックも粋ではなかろうか!2003年-2004年の録音。

80643-2 \2080
ルー・ハリソン(1917-2003):
室内楽のための作品とガムランのための作品 ――
スレンドロによる協奏曲/一緒に演奏しよう/カルロス・チャベスのための
挽歌/ベティ・フリーマンとフランコ・アセットのためのセレナーデ/弦楽
四重奏曲/打楽器のための組曲
ルー・ハリソン(スリン)、
クロノス・クヮルテット、
ポール・プライス(指揮)、マンハッタン打楽器アンサンブル、他
惜しくも2003年に亡くなったアメリカの偉大なる現代音楽作曲家ルー・ハリ
ソン。12音技法を用いた作品なども多数残しているハリソンだが、世界の民
族音楽への計り知れない探究心は有名である。収録曲にもバリ島の民族音楽
ガムランが取り入れられており、ワールド・ミュージックの要素を併せ持っ
たクロスオーヴァー的な作品を聴くことができる。CRIレーベルからの移行再
発売。

80636-2 \2080
ヘンリー・ブラント(1913-):フルートのための音楽 ――
ゴーストとガーゴイル/様々なフルートのための《グレゴリオ聖歌によるミ
サ曲》/天使と悪魔
ニューヨーク・フルート・クラブ
ヘンリー・ブラントはアメリカ人の両親のもと、モントリオールで生まれた
アメリカの大ベテラン。ニューヨーク・フルート・クラブは多くのフルート奏
者たちが集い、1920年に結成された大編成のフルート・アンサンブルである。

80630-2 \2080
イヴ・ベグラリアン(1958-):
へヴンとヘルの結婚/世界の創造/ロビン・レッドブリースト/ワンダー・
カウンセラー/ランドスケープ・フォー・プライバシー/フラミンゴ
イヴ・ベグラリアン(声&電子楽器)、
コリー・ダーゲル(声)、マーガレット・ランンカスター(ピッコロ)、
ポール・ドレシャー・アンサンブル、様々なアーティスト
リンカーン・センター・フェスティヴァルや中国の京劇など幅広いプロジェク
トを手がけるアメリカの女流作曲家、イヴ・ベグラリアンの作品集。




<De Haske>
DHR 24-002-3(日本語曲目表記輸入盤) \2730
DHR 04-019-3(通常輸入盤) \2180
アースクエイク-ヤン・デハーン:クラフトヴェルク
ヤン・ヴァンデルロースト:
北のラプソディー《ケベック》、タンツィ、管楽器のためのアダージョ
フィリップ・スパーク:平和を求めて、ヴァレリウス変奏曲
ヤコブ・デハーン:アースクエイク(地震)
ヤン・デハーン(指揮)、
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、
竹内雅一(指揮)、名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ
DHR 24-002-3は、インレイカード(裏ジャケット)に日本語による曲目が表
記されています。

DHR 12-007-3 \2180
シャタリング・スパークス-J・ホゼイ:ブラック・グラニテ“3”
J・ヴォスフェルト:Scadawerth
T・ドス:アルピナ・サーガ
K・ホーベン:コドン
J・ボコック編曲:Mr.インクレディブルからの音楽
S・シュワルギン編曲:オールディーズ・フォーエヴァー
J・ブランケン:メイヤーズ・ブルース
P・シャールズ:ダンス・パーティー
ティーメン・ボトマ(指揮)、
オランダ王立陸軍騎兵隊ファンファーレバンド




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0142 \2180
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):不在の建築
Ahmar-aswad(管弦楽のための;2000-2001)(*)
不在の構造(2群に分かれた8つのチェロのための;2002-2003)(+)
Qabriyyat(弦楽合奏のための;2000)(#)
マショー=アルキテクトゥール V(アンサンブルのための;2004)(**)
トリオ III「光と影の吐息が」
(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)(++)
沈黙の建築(アコーディオンのための;2004)(##)
快楽と過失の風景(管弦楽のための;2003)(***)
P・ロフェ(指揮(*))
フランクフルト放送交響楽団(*/***)
E・アリスクレン(指揮(+))
コンフント・イベリコ・チェロ八重奏団(+)
I・ヴォルコフ(指揮(#))
アンサンブル・オリオル・ベルリン(#)
タレル・ソノーロ(**)
トリオ・ダマール(++)
エステバン・アルゴーラ(アコーディオン(##))
P・ルンデル(指揮(***))
録音:2005年3月4日(*)、2002年3月15日(#)、2003年12月5日(***)、
ヘッセン放送、ライヴ(*/#)
2004年6月2日、セビーリャ、セントラル劇場、ライヴ(**)
2003年10月2日、マドリッド、ユーロソニック・スタジオ(++)
2005年3月12日、マドリッド王立高等音楽院、マヌエル・ホール(##)
サンチェス=ベルドゥはアンダルシア地方のアルヘシラスに生まれ、ガルシア
・アブリル、フランコ・ドナトーニ、ハンス・ツェンダーらに師事したスペ
インの作曲家。

1CM 0144 \2180
ワルツ・カフェ
リャードフ:音楽玉手箱
シュルツ/エヴラー編曲:
コンサート・アラベスク(ヨハン・シュトラウスのモチーフによる)
ブラームス:ワルツ Op.39 No.15
ヨハン・シュトラウス II/イグナツ・フリードマン編曲:春の声
シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会 から 第7曲,第6曲
ドビュッシー:レントより遅く
ラヴェル:ラ・ヴルス
ミゲル・バセルガ(ピアノ)
録音:2005年7月25-27日、サラゴサ、アウディトリオ
ミゲル・バセルガは1966年ルクセンブルク生まれのスペイン・アラゴン系の
ピアニスト。

1CM 0151 \2180
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
ギターと弦楽のための五重奏曲集 Vol.3
第6番ト長調 G.450/第7番ホ短調 G.451
第9番ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」 G.453
アルモディス
ビエル・グラエリス、オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン)
アンドレア・マメリア(ヴィオラ) イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ジョアン・カルレス・マルティネス(ギター) 
ルドビカ・モスカ(カスタネット)
録音:2005年8月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
モダーン楽器を使った演奏。

1CM 0070 \2180
【未案内旧譜】
遠き庭園
海(3曲)/酔った庭園(3曲)/遠き庭園の(4曲)/
失われた地の歌(4曲)
ホセプ・ピエラ(朗読、朗唱)
グレゴリオ・ヒメーネス(エレクトロアコースティック音楽)
グループ・ラ・ドローバ
アンドレウ・マルティ、ホセプ・ナバーロ(ギター)
レミジ・モラン(リコーダー)
録音:2000年9月19日、バレンシア、タバレット・スタジオ
11-13世紀アル=アンダルースの詩人たちの作品(カタラン語訳)の朗読と、
伝承音楽、エレクトロアコースティック音楽のコラボレーション。

1CM 0096 \2180
【未案内旧譜】
マヌエル・オルトラ(1922-):幻想曲とフーガ
性格的変奏曲(P・パラウの主題による、ピアノのための)
悲しい舞曲(チェロとピアノのための)(*)
幻想曲とフーガ(チェロとピアノの)(*)
[メゾソプラノとピアノのための9つの歌曲](+)
牧歌(1942)/意味など無い(1953)/ナザレのイエス(1954)
ペテネーラのグラフィック(1956);鐘,6本の弦,小道
子供(1956)/踊り(1959)/天使の毛羽(1962)
モンセラート・トルエーリャ(メゾソプラノ(+))
シラ・エルナンデス(ピアノ)
マヌエル・マルティネス・デル・フレスノ(チェロ(*))
録音:2002年12月14-15、21-22日、Jafre、ラウディトリウム
バレンシア生まれ、バルセロナ育ちの作曲家マヌエル・オルトラは、1968年
から1987年までバルセロナ市立高等音楽院教授を務めました。

1CM 0104 \2180
【未案内旧譜】
クラリネット五重奏名作集 II
ハインリヒ・ヨゼフ・ベールマン(1784-1847):
クラリネット五重奏曲変ホ長調 Op.23(*)
フランツ・クロンマー(1759-1831):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.95(+)
ウェーバー(1786-1836):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34(*)
ジョセプ・フステル(クラリネット)
バルセロナ・グリンカ弦楽四重奏団
アーラ・ボロンコワ(ヴァイオリン) 
ゲラシム・ヴォロンコフ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
ベルナ・ボファルイ(ヴィオラ) ナビ・カベスタニー(チェロ)
録音:2002年10月日、バルセロナ、エスペランサ教会
フステルはスペイン、バレンシア県ビリャヌエバ・デ・カスティリョン生ま
れ。使用楽器はヤマハですが、さすがに南欧的な音色を出しています。




<ALMAVIVA>
DS 0141 \2180
ピアノラ・ロール
アルベニス:セビーリャ/スペイン組曲 から グラナダ(セレナータ)
トゥリーナ:絵画的組曲「セビーリャ」から オレンジの樹の下で
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」から 遠方の舞踏
ファリャ:4つのスペインの小品 から クバーナ
グラナドス:スペイン舞曲集 から アンダルーサ
ゲルボース:マラゲーニャ
チャピ:モーロ幻想曲(セレナータ)
ゴミス:鉄格子のそばに(セレナータ・アンダルーサ)
チュエカ・イ・バルベルデ:カディス(パソドブレ)
パティーニョ:フラメンコのため息(パソドブレ)
フアランス:ラ・ヒラルダ(マルチャ・アンダルーサ)
ロメロ:デ・ウエルバ(ファンタンギーリョ)
伝承曲:セビリャーナス(アンダルシアのポピュラーなバイレ)
ビバス:アルメリーアのファンダンギーリョ(クプレ)
オコーン:アンダルシアの思い出(ボレロ)
アロンソ:
サルスエラ「ラ・カレセーラ」から 酔っ払いと警官たちのパサカーリェ
アロンソ:セビーリャ万国博覧会讃歌
ピアノラ自動演奏
イスマエル・ラモス・ヒメーネス(演奏監修)
録音:2005年2月28日、ウエルバ県立博物館
使用楽器:1921年、ウェーバー製
自動演奏鍵盤楽器ピアノラ(ピアノ・ロールを仕組んで演奏するピアノ)に
よる、アンダルシア地方にまつわるスペイン音楽。アンダルシア音楽資料セ
ンターおよびマヌエル・デ・ファリャ・アーカイヴ所蔵のピアノ・ロールが
使用されています。

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06-07 No.18

2006年07月20日 12時22分17秒 | Weblog
★夏季休業のご案内★
7月24-27日は当店夏季休業となります。この間はメールのお返事等行えま
せんので、よろしくお願いいたします。

===============================================================

<Universal US>
Steinway Legends
クラシック界の老舗2つのコラボレーション!スタインウェイと3大レーベル
が贈るこれ以上なくゴージャスなピアノ・アルバム集です。もちろん選ばれ
たアーティストも超一流。しかも初CD化音源まで含んだこだわりの選曲。違
う巻に同じ作品が選ばれており、同じスタインウェイがアーティストによっ
てどう響くかを比較できるなど、マニアの方も納得の仕上がりです。もちろ
んピアノ学習者も必携!
今後、さらに5アイテム(アーティストはまだ分かりません)が追加される
予定。

B000707402 2枚組 \2080
Steinway Legends ホロヴィッツ
Disc.1
J.S.バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV659
D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ホ短調 K380
リスト:忘れられたワルツ 第1番 嬰へ短調 S215
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K333
シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調 D780
リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S172
ショパン:英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
ショパン:マズルカ イ短調 作品17-4
ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
シューベルト/リスト:小夜曲 S560
リスト:即興曲 ”夜想曲” 嬰へ長調 (1872)
モシュコフスキ:練習曲 ヘ長調 作品72-6
モシュコフスキ:8つの性格的小品より「火花」 作品36-6
Disc.2
シューベルト:軍隊行進曲 変ニ長調 D733
モーツァルト:ロンド ニ長調 K485
シューベルト:即興曲 変ロ長調 D935-3、変イ長調 D899-4
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 作品2-1、嬰ニ短調 作品8-12
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 作品32-5、嬰ト短調 作品32-12
ラフマニノフ:V.R.のポルカ
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(Pf)

B000715402 2枚組 \2080
Steinway Legends アラウ
Disc.1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
モーツァルト:ロンド イ短調 K511
シューベルト:アレグレット ハ短調 D915
リスト:ピアノ・ソナタ イ短調 S718
バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)1928年録音のリマスター版
Disc.2
ショパン:即興曲 第1番、第2番、第3番、第4番「幻想即興曲」
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居 作品26
ベートーヴェン:
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲
(エロイカ-ヴァリエーション) 作品35 初CD化
クラウディオ・アラウ(Pf)

B000721802 2枚組 \2080
Steinway Legends ポリーニ
Disc.1
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
シューマン:交響的練習曲 作品13
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
ウェーベルン:変奏曲 作品27
Disc.2
シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
ショパン:舟歌 変ニ長調 作品57
ショパン:
練習曲(作品25) 第1番「エオリアン・ハープ」、第7番、第9番「蝶々」、
第10番、第11番「木枯らし」、第12番
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
ドビュッシー:
12の練習曲より 「反復する音符のための」「対比的な響きのための」
「組み合わされたアルペジォのための」「和音のための」
マウリツィオ・ポリーニ(Pf)

B000707302 2枚組 \2080
Steinway Legends アシュケナージ
Disc.1
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 K448
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
ショパン:マズルカ 変イ長調 作品59-2 初CD化
ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 作品59
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第5番 嬰ヘ長調 作品53
ラフマニノフ:絵画的練習曲 第1番、第2番、第5番
Disc.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D850 初CD化
プロコフィエフ:
「ロメオとジュリエット」からの10の小品より「別れの前のロメオとジュリ
エット」「仮面」 作品75
タネーエフ:プレルードとフーガ 嬰ト短調 作品29
ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf)

B000731602 2枚組 \2080
Steinway Legends 内田光子
Disc.1
モーツァルト:ロンド イ短調 K511
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K332
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
シューベルト:即興曲(D899) 第4番、第2番
シューベルト:6つのドイツ舞曲 D820
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D664
Disc.2
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO80
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
ドビュッシー:
12の練習曲より 「組み合わされたアルペジォのための」「対比的な響きの
ための」「反復する音符のための」「装飾音のための」
ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
内田光子(Pf)





<DECCA>
9841658 \1850
「SCOOP」オリジナル・サウンド・トラック
チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」 (ロストロポーヴィチ/BPO)
J.シュトラウス:
アンネン=ポルカ (フランチェク/ウィーン・J.シュトラウスo)
同:トリッチ・トラッチ=ポルカ 
(ホーレンシュタイン/ウィーン州立歌劇場o)
マイアミ・ビーチ・ルンバ (ザビア・クガート楽団)
ハチャトゥリアン:サブレ舞曲 (ブラック/LSO)
グリーク:「ペール・ギュント」第1組曲 (カラヤン/BPO)
チャイコフスキー:
バレエ組曲「くるみ割り人形」 (ヴォーラート/ベルリンso)
アディオス・ムチャチョス、リカード、デンゴーゾ (レスター・ラニン)
前作「マッチ・ポイント」が8月日本公開予定というタイミングに、すでに
その次の最新作「Scoop」のサントラが登場。主演女優は「マッチ・ポイン
ト」と同じスカーレット・ヨハンソン。「X-Men」のヒュー・ジャックマン
を相手役にロンドンでシューティングされた愛ありサスペンスありのコメ
ディ。今回はたっぷりクラシック作品がフィーチャーされたサントラです。




<Accord>
4428213 4枚組 \4200
ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集
24の前奏曲とフーガ 作品87
人形の踊り
24の前奏曲 作品34
5つの前奏曲 
格言集 作品13
ピアノ・ソナタ 第1番 作品12、ピアノ・ソナタ 第2番 作品61
3つの幻想的舞曲 作品5
ポルカ
カロリーネ・ヴァイヒェルト(Pf)
録音:1988年(ソナタ)、1991&92年(作品87)、
スタインウェイNo481000
1993年(作品34、他)、1997年(ポルカ)
生誕100周年にうれしい企画!新録当初から高評価だったヴァイヒェルトの
ピアノ作品集が4枚にまとめられてバジェット化!
モーツァルト・イヤーが盛り上がる一方、ショスタコーヴィチ関連商品も
続々発売となるなか、アコールから好企画が登場です。新録当初から大変評
価が高かったヴァイヒェルトによるショスタコーヴィチ作品をBOX化してプ
ライス・ダウンします。2台ピアノ作品は含んでいませんが、この4枚でほぼ
全集に近いところまで作品が揃うのも魅力。毎年年末にリリースされるアコ
ールBOXシリーズの一環ともいえるアート・ワークです。




<VIRGIN CLASSICS>
VCW-3593052(1CD+1DVD)※限定デジパック盤 \2080
VC-3593092(1CD)※通常盤 \1980
モーツァルト:ミサ曲ハ短調 K427
フリーメイソンのための葬送音楽 K477
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
トピ・レシプウ(テナー)
ルカ・ピサロニ(バス)
コンセール・ダストレー合唱団、管弦楽団
ルイ・ラングレー指揮
理想的な顔合わせで実現したモーツァルトの傑作声楽作品
モーツァルトの後半生で作曲されたレクイエムと並ぶ宗教的声楽作品の傑作
とされる「ミサ曲ハ短調」はやはり未完の作品。デセイ、ジャンスともモー
ツァルトのアリア集の録音で高い評価を得ていますが、その録音で指揮を担
当したラングレーがアイムの主宰するコンセールを指揮して理想の顔合わせ
が実現しました。ボーナスDVD付きの限定盤と通常盤を同時にご案内いたし
ます。(DVD内容未定)

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06-07 No.17

2006年07月18日 14時36分08秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
間もなくGREAT RECORDINGS OF THE CENTURYシリーズの特別セールを行う
予定となっており、今回ご紹介の新譜も9月末までの予定で、特別価格と
させていただきます。価格は各1枚あたり\1200となります。
下記の価格はセール終了後の通常価格になっています。

CMS-3615152 2枚組 \2900
アルベニス:イベリア、グラナドス:
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)(1959、62、63年ステレオ録音)
スペイン系の作品で絶対的な評価を勝ち得ているラローチャのテクニック的
にも絶頂期の名録音。

CMS-3615332 3枚組 \4350
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(5曲)、合唱幻想曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ジョン・オールディス合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮 (1967年ステレオ録音)
巨匠指揮者と気鋭のピアニストの共演で結実した比類なき名録音

CDM-3615422 \1450
ショパン名演集
前奏曲集、即興曲集、舟歌、子守唄
アルフレッド・コルトー(ピアノ) (1933、34、49年モノ録音)
偉大なショパン演奏家、コルトーの絶頂期の決定的銘録音

CMS-3615542 3枚組 \4350
カーン/ハマースタインII:ショウ・ボート
フォン・シュターデ、ストラタス、ハドリー、ハッバード、バーンズ、
ギャリソン、オハラ、ニコルス、クルプ、ギッシュ、
アンブロジアン合唱団、
ロンドン・シンフォニエッタ、
ジョン・マッグリン指揮(1987年ステレオ録音)
20世紀前半のミュージカルを愛するマッグリンが27年ニュー・ヨーク初演版
を基に重要な別ヴァージョン12曲を加えたオーセンティックな決定盤。

CDM-3615712 \1450
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
タニェエフ:協奏的組曲*
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団、ハチャトゥリアン指揮、*マルコ指揮
(1954年モノ録音、*56年ステレオ録音)
自身のために作られた協奏曲を作曲者の指揮とともに演奏したオイストラフ
の歴史的名演。

CMS-3615802 2枚組 \2900
マーラー:
交響曲第4番*
交響曲第8番「千人の交響曲」
*ポップ
コネル、ヴィーンス、ロット、シュミット、デニーズ、ヴェルセイユ、
ヒンニネン、ゾーティン、ティフィン・スクール少年合唱団、
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮 (*1982年、86年ステレオ録音)
ドイツ、オーストリア系音楽において、フルトヴェングラー、クレンペラー
と並ぶ巨匠として評価されるテンシュテットのマーラー作品のなかでも秀逸
とされる名録音

CDM-3615892 \1450
シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
弦楽四重奏曲第15番
ブッシュ四重奏団 (1936年、38年モノ録音)
シューベルトの四重奏曲作品の真価をしらしめた決定的名盤

CDM-3615912 \1450
シベリウス*、チャイコフスキー、グラズノフ:
ヴァイオリン協奏曲集
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
*ビーチャム指揮、バルビローリ指揮(*1935年、37年、34年モノ録音)
30台後半のハイフェッツの演奏を収録した名録音。シベリウスはその世界初
録音でいまだに凌駕されないと高い評価を得ている。

CDM-3615932 \1450
シマノフスキ:
スターバト・マーテル
聖母マリアへの連祷
交響曲第3番「夜の歌」
シミトカ、クイヴァー、コネル、ギャリソン、CBSO合唱団
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮 (1993年ステレオ録音)
80年代初期からラトルが熱心に取り上げてきたシマノフスキの記念碑的初
録音。

CDM-3615962 \1450
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩; イソルデの愛の死
ブラームス:アルト・ラプソディ
マーラー:歌曲集(5曲)
ベートーヴェン:悪者よ、どこへ急ぐ-「フィデリオ」
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団、
クランペラー指揮(1962年、64年ステレオ録音)
20世紀を代表する名歌手、ルートヴィヒのクレンペラーと共演したソロ録
の全てを1CDにまとめたアルバム。





<AUTOR>
SA 01062 \2180
世紀スペインのピアノ伴奏歌曲集
ホアキン・エスピン・イ・ギリェーン:トリアーナのマハ
ホセ・M・ゴミス:嫉妬の苦痛
ホセ・バレーロ:ペレーレ
ニコラス・トレド:親愛なる陰
フェルミン・ガルシア・アルバレス:グラナダに
アントニオ・ラパレス:わがナザレに
マリアーノ・ソラリオ・フエルタス:
セビーリャのフラメンコ歌手/マラゲーニャ
マヌエル・ヒロ:アラブの歌
バシリオ・バシーリ:ラ・ビバンデラ・アンダルーサ
イシドロ・エルナンデス:モーロのセレナード
セバスティアン・イラディエル:アウロラ、ジプシーの女/トリアーナの真珠
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
マヌエル・ブルゲラス(ピアノ)

SA 01089 \2180
ウニベルサル・グレゴリアーノ スペインのグレゴリオ聖歌集
復活祭のミサ
聖霊降臨祭のミサ
「キリストの御体」のミサ
イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ(指揮)
カント・グレゴリアーノ合唱団

SA 01147 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1950-):
Op.1 Manual(ピアノのための;1976)
室内協奏曲(フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための;1976)
ルイス・デ・パブロ(1930-):
Umori(管楽五重奏のための;1992-1993)
第二の朗読(アンサンブルのための;1993)
ミゲル・アンヘル・グリス(指揮)
アンサンブル・ソリスタス・デ・セビーリャ
録音:2005年9月23-25日、セビーリャ、アポロ劇場

SA 01148 \2180
ホセ・ルイス・トゥリーナ(1952-):管弦楽作品集
アロンソ・ムダーラのファンタシアによる幻想曲
ハープと影/束の間の音楽/12音による幻想曲/2つの交響的舞曲
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年9月、マラガ・フィルハーモニー・リハーサル・ホール

SA 01157 2枚組 \4360
フェデリク・モンポウ(1893-1987):ピアノ伴奏歌曲全集
あいまいな歌(1926)/4つの歌曲(1925-1928)/灰色の時間(1915)
8つのわらべ歌(1926)から 第1-3曲/雲(1928)
アメリアの遺言(1938)/8つのわらべ歌 から 第4-6曲/牧歌(1945)
川に降る雨(1945)/最後の旅(1947)/8つのわらべ歌 から 第7-8曲
市の歌(1948)/魂の歌(1951)/夢の戦い(5曲;1942-1951)
唖の子(1955)/ベリーサの歌(1955)/アウレアーナ・ド・シル(1951)
サン・マルティ(1958)/アヴェ・マリア(1958)/最初の一歩(1964)
Mira quina resplandor(1966)/ベッケリアナス(6曲;1970‐1971)
ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲(1972)
エレーナ・グラヘーラ(メゾソプラノ) アラン・ダマス(テノール)
アントン・カルド(ピアノ)
録音:2004年9月第2週、リェイダ、アウディトリ

SA 01191 2枚組 \4360
ヘスス・ルエダ(1961-):弦楽器のための作品集
弦楽四重奏曲第1番(1989-1990)/同第2番「陰より」(2003)
同第3番「群島」(2004)/機械庭園(弦楽五重奏曲;1999)(*)
ラヴ・ソングズ(ヴィオラとピアノのための;1999-2004)(+)
ファウストの日記(ヴァイオリンとヴィオラのための;1999)
羅針盤箱(ピアノと弦楽のための五重奏曲;1992)(+)
迷宮の記憶(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)(+)
アルディッティ弦楽四重奏団
アーヴィン・アルディッティ、グレーム・ジェニングス(ヴァイオリン)
ラルフ・エーラース(ヴィオラ) ロハン・デ・サラム(チェロ)
トニ・ガルシア・アラケ(コントラバス(*))
アナンダ・スカリアン(ピアノ(+))
録音:2005年5月、ロンドン・オール・セインツ教会

SA 01193 \2180
アンヘル・オリベル(1937-2005):器楽合奏のための音楽
エプシロン(2000)/バッハの対位法への接近(2000)
アンヘル・アルテアーガの記念に(1984)/四人のための詩句(1976)
独白(1980)
フアン・ホセ・オリーベス(指揮)
アウディトリオ・デ・サラゴサ室内管弦楽団(グループ「エニグマ」)
録音:2003年12月22-23日、サラゴサ、アウディトリオ、サラ・ガルベ

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06-07 No.16

2006年07月15日 13時58分50秒 | Weblog
<NMC>
NMC D085 1450
ニコラス・モー(b.1935):ライフ・スタディズ
リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):スペルス(呪文)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団
ジェーン・マニング(Sop)
サー・デヴィッド・ウィルコックス指揮
フィルハーモニア管弦楽団&バッハ合唱団
(コンティヌム・レーベル復刻)
ニコラス・モーとリチャード・ロドニー・ベネットというイギリス作曲界の
巨匠ふたりの大規模なオーケストラ作品をカップリング。二人とも前衛音楽
ではなく、バックス、ヴォーン=ウィリアムス、ブリッジ、ブリテンと続く
近代イギリス音楽の系譜に連なる新保守主義もしくは新ロマン主義ともいえ
る抒情的でドラマティックな音楽。なお本盤はコンティヌム・レーベル音源
の復刻です。

NMC D108 1980
「オペラ/ヴァイオリンとピアノのための新作」
ジョー・カットラー(b.1968):レ(ガイア)、
リチャード・コーストン(b.1971):雨の7つの国、
ジョセフ・フィブス(b.1974):ファンタジア、
ブリン・ハリソン:リスニングI
ジョナサン・パウエル:イントレシータ、
モーガン・ヘイズ(b.1973):オペラ
ダラ・モーガン(Vn)
マリー・デュレア(Pf)
録音:2002-2003年
現在30代のイギリス若手作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。
ヴァイオリンのピッチカートとプリペアリングされたピアノとの打楽器的な
かけあいの面白いコーストン作品、さすがギャヴィン・ブライヤーズの弟子
だけのことはあると思わせる、延々とひとつのモティーフを繰り返し続ける
ハリソン作品が注目。ヴァイオリンのモーガンは現代音楽スペシャリストと
してウィーン・モデルンほか数々の音楽祭に出演している。

NMC D117 1980
トランスミッション/リチャード・バレット(b.1959) 作品集
インターフェレンス(コントラ・バス・クラリネット、声とバス・ドラムの
ための)
アプグランツベラーデン/アウスアインアンデルゲシュリーベ
ン(abglanzbeladen/auseinandergeschrieben)(パウル・ツェランの詩に
よる-打楽器のための)
玄武岩(トロンボーンのための)
エア(ヴァイオリンのための)
クノスペンド-ゲシュパルテナー(knospend-gespaltener)(クラリネット
のための)
トランスミッション(エレクトリック・ギターとライヴ・エレクトロニクス
のための)
カール・ロスマン(コントラバスCl,Vo,ペダル・バス・ドラム)
ピーター・ネヴィル(Perc)
ベンジャミン・マークス(Trb)
スーザン・ピエロッティ(Vn)
カール・ロスマン(Cl)
ダリル・バックリー(E.Gtr)
リチャード・バレット(ライヴ・エレ
クトロニクス)
リチャード・バレットは即興演奏など自ら演奏に関わるアクティヴな活動を
続けている作曲家。そのせいかアルバムには友人の演奏家のために書かれた
演奏効果の高い作品が多い。「アプグランツベラーデン」と「エア」はナチ
の収容所から生還したものの1970年に自殺したドイツのユダヤ人詩人パウル
・ツェランの作品から触発されて書かれた。

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06-07 No.15

2006年07月14日 18時02分30秒 | Weblog
<ARTE NOVA>
82876888812 \650
ブルックナー:交響曲第1番 ハ短調(1866年第1稿版・リンツ稿)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団

82876888832 \650
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調(1877年第2稿版)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団

82876842312 \650
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調(1889 年第3稿・ノーヴァク版)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
D.R.デイヴィスとリンツ・ブルックナー管弦楽団が、満を持しての全曲ライ
ヴ録音シリーズ続編。今回の発売分は、最初の3曲の録音。ブルックナーの
宇宙の鳴動を思わす壮大なスケールで鳴り響く圧倒的な音の伽藍を築きなが
ら、重厚さを保ちつつ見通しのいい明快な解釈で聴くものを魅了する録音で
ある。今回の録音でも、D.R.デイヴィス自身が解釈する最もブルックナー演
奏にふさわしい版を選び、演奏に臨んでいます。その結果、南ドイツ=オー
ストリア特有の明るく開放的で、伝統と歴史に裏付けられたサウンドに、デ
イヴィスの現代感覚が光る指揮ぶり。リンツ・ブルックナー管にとって旧全
集の録音から約10年を経て、かつての録音とは一味もニ味も違う、進化した
ブルックナー解釈の新時代を感じさせる明快さ、すっきりとした演奏が繰り
広げられます。残りの曲も、2007年後半から2008年に発売予定。



<DHM>
82876850552(SACD-Hybrid) \1900
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集
「ソナタ ロ短調」「ソナタ ホ長調」「協奏曲イ長調」「組曲 ニ短調」
「協奏曲 ト長調」
ヒレ・パール(gamb)
フライブルク・バロック・オーケストラ
バロック期に最も栄えた楽器の一つ、ヴィオラ・ダ・ガンバ。楽曲、録音と
も最も多いのは、フランスのもの。また通奏低音としては当たり前の様に多
く使用されています。もちろん大バッハは、有名なガンバ・ソナタ、ブラン
デンブルク協奏曲第6番やカンタータの多くに使用。ドイツの作曲&ガンバ
演奏家アーベルも多数の作品を残しています。それ以外のドイツの作曲家に
よるガンバの作品の録音は、意外と少ないように思われます。当時最も人気
のあったテレマンは、ガンバを使用した作品を多数残したドイツ作曲家の一
人ですが、意外と録音が少ないのが不思議です。この録音では、テレマンの
ガンバ・ソロを中心にした作品を集めたアルバムで、現在最も実力・人気の
ある女流ガンビスト、ヒレ・パール。そしてヨーロッパで最も人気のある古
楽器グループ、フライブルク・バロック・オーケストラ(現地でコンサート
・チケットを取るのは至難)のメンバーがサポートし、新しいテレマン解釈
を聴かしてくれることでしょう。ヒレ・パールは、フライブルク・バロック
・オーケストラのガンバ奏者としても長年活躍しているので、息もぴったり
です。
【録音:2006年3月15-17日、フライブルク、パウルス・ザール】


<OEHMS CLASSICS>
OC599 \1450
ヘンデル:カンタータと、鍵盤楽器のための作品集
カンタータ「残酷な暴君、愛の神(Crudel tiranno amor)」HWV97b
(2005 年新発見の自筆譜、チェンバロ伴奏版による)
チェンバロ組曲第7番ト短調 HWV432
音楽時計のための小品より、9曲
オルガンまたはチェンバロのための、フーガまたはヴォランタリーOp.3より
HMV.605 とHMV609
シルヴィア・グリーンベルク(Sp)
エドガー・クラップ(Cemb,Org), ウェン=シン・ヤン(Vc)
2005年に相継いで、バッハとヘンデルの自筆譜が発見された。その一つは、
ここに収録されたヘンデルの作品で、ミュンヘン・バイエルン州立図書館に
保存されていた【イタリアン・カンタータHWV97<Crudel tiranno Amor>】の
楽譜で、比較的有名なヘンデルのカンタータの一つである。1899年に当館に
寄与された芸術史学者フォン・リール氏の纏めた曲集が鑑定された結果、ヘ
ンデルの自筆譜であることが確認されたもの。既に知られていたヘンデルの
片腕のクリストファー・スミスの8つの楽譜に紛れて、手書きを特定するの
は困難であったようだ。新たに発見された楽譜は、通常知られているソプラ
ノ独唱と通奏低音付きオーボエ(または弦楽合奏)版の楽譜ではなく、チェ
ンバロのみによる伴奏版である。レチタティーヴォ部分に、稀な作曲家本人
による通奏低音和音記載がされているため、当時の通奏低音の研究に計り知
れない意味を持つものである。また、ここでは珍しいヘンデルのキーボード
作品も収録されている。
http://www.stmwfk.bayern.de/downloads/aviso/2005_4_aviso_08-11.pdf
【録音:2006年5月17日、ミュンヘン、アレルハイリゲン教会でのLive】

OC571 \1450
シューマン:「詩人の恋」Op48,「リーダークライス」Op24,
ハイネの詩による5 つの歌曲
「あなたの顔は」Op.127-2、「2人の擲弾兵」Op.49-1、
「憎しみ合う兄弟」Op.49-2、
「ベルシャザル王」Op.57、「浜辺の夕暮れ」Op45-3
ローマン・トレーケル(Br) オリヴァー・ポール(p)
べルリン州立歌劇場、バイロイト音楽祭で名ワーグナー歌手として存在感を
示すトレーケルは、ヨーロッパではリート歌手としてもすでに幅広い名声を
確立している。今までのドイツ・ロマン派の演奏同様、この最新録音盤の
シューマンも、そうした彼の最良の部分を聞き取ることが出来る見事なもの。
天性の美声、惚れ惚れするばかりのドイツ語の美しさ、それに感情を極めて
自然に歌い上げる類い希な表現力、そうした彼の歌の魅力がここに凝縮され
ている。
【録音:2005年11月21-25日 ベルリン、アンドレア教会】

OC612(SACD-Hybrid) \1600
2台のオルガン用編曲版による、ワーグナーの指環
1)「ラインの黄金」前奏曲
2)「ヴァルハラ城」
3)「ワルキューレの騎行」
4)「ジークフリート」より「森のささやき」
5)「神々の黄昏」より「葬送行進曲」
6)「ブリュンヒルデの自己犠牲」
ハンスイェルク・アルブレヒト(org & 編曲)
フライブルク生まれの若手鬼才オルガニストによる、ワーグナーの指環を複
数台オルガン用に編曲した演奏。この録音では、トゥルコアン聖ニコライ教
会に設置されている大小2台のオルガンを同時に使用(1つのコンソールで、
2台のオルガン演奏が可能)。5本のマイクロフォンを教会の中央の最適な場
所にセッティング。更に多重録音を最新録音機器とコンピュータを使用する
ことによって、あたかも5 人のオルガニストが、10台のオルガンを一気に演
奏しているように感じさせられます。このことにより、ワーグナーの管弦楽
効果を、十分に引き出すことに成功しました。通常のステレオCDでも十分な
音響効果を得られるようにミックスしてありますが、ぜひ5.1ch のサラウン
ド効果を聴いて欲しいとのことです。
【録音:2006年5月:トゥルコアン聖ニコライ教会(フランス北部)

OC582 \1450
ドイツ・ホルンのためのロマンティック作品集
リヒャルト・シュトラウス:「アンダンテ」
フランツ・ラハナー:「スイス民謡による変奏曲」
フランツ・シュトラウス:「主題と変奏 Op.13」 「夜想曲 Op.7」
シューマン:「アダージョとアレグロ Op.70」
カール・ピルス:「ソナタ風の3曲」
ルイ=フィリップ・マルソレ(Hr) デイヴィッド・ジャルバート(p)
第2回Audi モーツァルト・コンクール優勝。2005年ARD ミュンヘン国際コン
クール、ホルン部門で第2位を受賞した、カナダ出身のホルン奏者のソロ・
デビュー盤です。現地の批評家・聴衆も「2位を受賞したマルソレの方が、
音楽的に素晴らしい解釈!」と評価し、エームズ社長も大絶賛。
【録音:2006年5月16-19日 ミュンヘン、バイエルン放送局スタジオ】

OC578 \1450
モーツァルト:
歌劇「羊飼いの王様」序曲K.208、 ピアノ協奏曲第22 番K.482、
交響曲第31番K.297 ,
コンサート・アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583,
「いえ、いえ、あなたには無理なこと」K.419,
「わが感謝を受けたまえ、やさしき保護者よ」K.383
リタ・シュトライヒ(Sp) ゲザ・アンダ(p)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
シュトライヒは、1920年旧ソ連のバルナウル生まれのソプラノ歌手。1943年
にデビューして以来、コロラトゥーラ・ソプラノの第一人者として活躍しま
した。この演奏は1953 年にウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、華々し
い活躍を始めたばかりの頃のもの。とりわけモーツァルトのオペラを得意と
していただけに、このコンサートアリアも実に見事。持ち前のハイソプラノ
で細かいパッセージも、難なく歌いきるさまはさすが「音楽史上、最も魅力
的な歌手のひとり」と言われただけのことはあります。ピアニストのゲザ・
アンダは、1921 年ハンガリー生まれ。お国物であるリストよりもモーツァル
トを愛し、自ら「カデンツァ集」を出版したことでも知られています。この
協奏曲第22番は前後の21番や23番ほど有名ではありませんが、自由な曲想に
満ち溢れた流麗で美しい作品。
【録音:1956年8月19日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ: モノラル録音 】

OC579 \1450
モーツァルト:
ディヴェルティメント第7番 ニ長調K.205*、
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K218,
交響曲第25番 ト短調K183、
レチタティーヴォとアリア「幸せの影よ…私はお前を残してゆく」K.255
コンサート・アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583,
トーマス・ツェートマイアー(Vn) マリヤーナ・リポヴシェク(Ms)
レオポルド・ハーガー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
この年は、モーツァルトが1773年から1777年の間に、ザルツブルクで書かれ
た作品を中心にプログラムされました。ツェートマイアーは、1990年にフィ
ルハーモニア管とモーツァルトの協奏曲を弾きぶりで録音していますが、こ
のライヴはまだデビューしたての20歳の時の録音。ザルツブルク生まれの
ツェートマイアーと、ハーガー&モーツァルテウム管によるモーツァルト心
を知り尽くした演奏には、故郷の生んだ大作曲家への深い共感と尊敬が込め
られています。「個々の音、そのスリムで非常にフレキシブルなイントネー
ションは、将来的に新しいモーツァルト解釈として、スタンダード化される
だろう」と報じられました。そして今や、ワーグナー、R.シュトラウス歌い
として有名なスロヴェニア出身のリポヴシェク。彼女は当時からアーノンク
ールが頻繁に起用したメゾソプラノ歌手でもあり、ここでもモーツァルトを
感情豊かに歌いあげます。「光り輝く声と伸びやかな語法。今後ザルツブル
ク音楽祭に不可欠な歌手」と絶賛されたコンサートで、この直後ウィーン国
立歌劇場から契約の依頼があったそうです。
【録音:1981年8月15日、30日*, ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
でのライヴ】

OC580 \1450
ハイドン:
2つのリラ(リコーダー)、2つのヴァイオリン、2つのヴィオール、
コントラバスとホルンのための協奏曲 ト長調
(リラ・オルガニザータ協奏曲第3番ト長調Hob.VIIh-3)*、
交響曲第84番変ホ長調Hob.I-84
モーツァルト:交響曲第38 番 ニ長調「プラハ」K.504
キャサリーナ・ラグマイアー、ラファエラ・ダンクザクミュラー(Bfl*)
ピエーレ・ピツル、ジェーン・ベリ(gamb*)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
フランス・ブリュッヘンがザルツブルク音楽祭への2回目の出演したときの
ライヴ。ここでは大変珍しい作品が演奏されることとなりました。ハイドン
がリラ・オルガニザータ(リラの形をした独特な音質を持った小型オルガン
といわれている)のために書いた協奏曲。現代ではオーボエかフルートに移
行するか、ハイドンがその後リラ・オルガニザータ・パートをはずし、クラ
リネットを含めたディヴェルティメント形式に編曲したものが演奏されるよ
うです。実際リラ・オルガニザータは現存しないので、ブリュッヘンは一つ
の可能性・提案として、その音をリコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバに持た
せることによって、作曲当時の音を蘇がえらせることに成功しました。2つ
の交響曲は、それまでブリュッヘンが18世紀オーケストラで行ってきたオリ
ジナル楽器奏法を、モーツァルテウム管のモダン楽器に適用し、「画期的な
解釈」とザルツブルクの聴衆を驚かした演奏です。
【録音:1995年8月20日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ】

OC581 \1450
ヨーゼフ・マルティン・クラウス:交響曲 ハ短調 VB148
フンメル:ピアノ協奏曲 ヘ長調 Op.post.(1833)
モーツァルト:交響曲第29 番 イ長調K.201(186a)
シュテファン・ヴラダー(p)
アイヴァー・ボルトン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
この年のテーマとして、モーツァルトと同時代。影響を受けた作曲家が取り
上げられました。ボルトンが取り上げたのは、J.M.クラウスとフンメルでし
た。なおこの演奏会では、「今までにザルツブルクには無い、斬新なアプロ
ーチ。よりモーツァルトの時代に近づいた演奏で、モーツァルトの音楽はカ
ジュアルで、甘くなく、非感傷的で、ダイレクトに私たちを打ちのめされる
ものであることが実証された」と絶賛を浴びた演奏です。
【録音:2003年8月17日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ】


<RCA RED SEAL EU>
82876877612 3枚組 \2400
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(全曲)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ニューフィルハーモニア管弦楽団
シェリル・ミルンズ(Br)、レオンタイン・プライス(Sp)、タチアナ・ト
ロイヤノス(Ms)、ジュディス・ラスキン(Sp)、エツィオ・フラゲッロ(T)
アンブロジアン・オペラ・コーラス
永らく廃盤となっていたラインスドルフの隠れた名盤が、再登場。 当時RCA
としてはめずらしくロンドンでの録音で、レオンタイン・プライス、ミルン
ズを起用して、熱い演奏を行っています。なお、ホルンはあのデニス・ブレ
インだそうです。
【録音:1967年8-9月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール】

82876877602 3枚組 \2400
モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲
ジェームズ・レヴァイン(指揮)ウィーン・フィル
マルッティ・タルヴェラ(Bs)、ズディスラヴァ・ドナート(Sp)、イ
レアナ・コトルバス(Sp)、エリック・タピー(T)、クリスティアン・
ベッシュ(Br)、ラヒェル・ヤカール(Sp)、他 テルツ少年合唱団員
1978年のプレミエ以来8年にわたって、ザルツブルク音楽祭を代表する名舞
台の「魔笛」。輝くような生気にみちたレヴァイン&ウィーン・フィルの演
奏も当時大絶賛され、あまりの評判に1980年にムジーク・フェラインザール
でスタジオ録音をしたものが、久々に輸入盤での再発売となります。コトル
バスのパミーナ、ベッシュのパパゲーノも、そのハツラツとした演技と歌唱
が話題を呼んだ演奏です。LPで発売された当時、初のデジタル録音による
「魔笛」全曲盤でした。
【録音: 1980年9月1-4日 ウィーン、ムジークフェラインザール DDD】




<NMC>
NMC D085 \1450
ニコラス・モー(b.1935):ライフ・スタディズ
リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):スペルス(呪文)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団
ジェーン・マニング(Sop)
サー・デヴィッド・ウィルコックス指揮
フィルハーモニア管弦楽団&バッハ合唱団
(コンティヌム・レーベル復刻)
ニコラス・モーとリチャード・ロドニー・ベネットというイギリス作曲界の
巨匠ふたりの大規模なオーケストラ作品をカップリング。二人とも前衛音楽
ではなく、バックス、ヴォーン=ウィリアムス、ブリッジ、ブリテンと続く
近代イギリス音楽の系譜に連なる新保守主義もしくは新ロマン主義ともいえ
る抒情的でドラマティックな音楽。なお本盤はコンティヌム・レーベル音源
の復刻です。

NMC D108 \1980
「オペラ/ヴァイオリンとピアノのための新作」
ジョー・カットラー(b.1968):レ(ガイア)、
リチャード・コーストン(b.1971):雨の7つの国、
ジョセフ・フィブス(b.1974):ファンタジア、
ブリン・ハリソン:リスニングI
ジョナサン・パウエル:イントレシータ、
モーガン・ヘイズ(b.1973):オペラ
ダラ・モーガン(Vn)
マリー・デュレア(Pf)
録音:2002-2003年
現在30代のイギリス若手作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。
ヴァイオリンのピッチカートとプリペアリングされたピアノとの打楽器的な
かけあいの面白いコーストン作品、さすがギャヴィン・ブライヤーズの弟子
だけのことはあると思わせる、延々とひとつのモティーフを繰り返し続ける
ハリソン作品が注目。ヴァイオリンのモーガンは現代音楽スペシャリストと
してウィーン・モデルンほか数々の音楽祭に出演している。

NMC D117 \1980
トランスミッション/リチャード・バレット(b.1959) 作品集
インターフェレンス(コントラ・バス・クラリネット、声とバス・ドラムの
ための)
アプグランツベラーデン/アウスアインアンデルゲシュリーベ
ン(abglanzbeladen/auseinandergeschrieben)(パウル・ツェランの詩に
よる-打楽器のための)
玄武岩(トロンボーンのための)
エア(ヴァイオリンのための)
クノスペンド-ゲシュパルテナー(knospend-gespaltener)(クラリネット
のための)
トランスミッション(エレクトリック・ギターとライヴ・エレクトロニクス
のための)
カール・ロスマン(コントラバスCl,Vo,ペダル・バス・ドラム)
ピーター・ネヴィル(Perc)
ベンジャミン・マークス(Trb)
スーザン・ピエロッティ(Vn)
カール・ロスマン(Cl)
ダリル・バックリー(E.Gtr)
リチャード・バレット(ライヴ・エレ
クトロニクス)
リチャード・バレットは即興演奏など自ら演奏に関わるアクティヴな活動を
続けている作曲家。そのせいかアルバムには友人の演奏家のために書かれた
演奏効果の高い作品が多い。「アプグランツベラーデン」と「エア」はナチ
の収容所から生還したものの1970年に自殺したドイツのユダヤ人詩人パウル
・ツェランの作品から触発されて書かれた。




<RTVE>
CD 65204 2枚組 \3300
ヴェルディ:オペラ「椿姫」
クリスティーナ・ガリャルド・ドマース(ソプラノ:ヴィオレッタ)
イスマエル・ホルディ(テノール:アルフレード・ジェルモン)
ヘナロ・スルバラーン(バリトン:ジョルジュ・ジェルモン) ほか
エンリケ・パトロン・デ・ルエダ(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ビリャマルタ劇場合唱団
録音:2004年11月5、7日、ビリャマルタ劇場

CD 65248 \2180
ビリャンシーコ(クリスマスの合唱曲集)
ホセ・マリア・ガルベス:Una pandereta suena
リカルド・オルモス:El cant dels ocells
フリアン・パレーラ:Aguinaldo del pueblo
ヘスス・グリーディ:Ator mutil
アントニオ・セラーダ:Villancico en seguidillas
アマンド・ブランケール:Feume llenya
ホセ・マリア・マルティーン:Cantemos, pastores
フアン・マリア・トマス:La letania de Navidad
フランシスコ・カーノ:En Belen tocan a fuego
ホセ・アントニオ:Donostia Oi Betlehem
アントリーン・デ・ラ・フエンテ:Figurines de barru
ヘスス・グリーディ:Camina a Virxen
マリアーノ・アルフォンソ:Zumbale al pandero
アルベルト・ブランカフォルト:El noi de la mare
フアン・ホセ・ファルコーン:Villancico de la entrada de los pastores
ネメシオ・オターノ:Adeste, fideles
フリアン・ペレーラ:Gatatumba
フランツ・グルーバー:Stille Nacht(きよしこの夜)
アントニオ・ソレール:
A Belen se van corriendo(*)/Ya de noche y por las calles(*)
A Belen a ver al nino(*)/Por caer las Navidades(*)
マリアーノ・アルフォンソ(指揮)
スペイン放送合唱団
録音:2005年7月、サラ・レンス/2004年12月、記念劇場(*)
「ビリャンシーコ」といっても古楽のジャンルではなく、スペインのクリス
マス合唱曲です。「きよしこの夜」以外はスペイン系作曲家の作品。

CD 65250 \2180
アンヘル・マルティン・ポンペイ(1902-2001):
2台のピアノのための協奏曲ニ短調(1935-1939)(*)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調(1946-1954)(+)
ホルヘ・ラバイナ、マルタ・サバレータ(ピアノ(*))
マヌエル・ギリェーン(ヴァイオリン(+))
エイドリアン・リーパー(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2004年6月5-9日(*)、2005年6月21-24日(+)、マドリッド、記念劇場

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