クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-08 No.27

2006年08月29日 13時27分34秒 | Weblog
<MD+G>
3048822 \2080
ヘンツェ 室内楽作品集 Vol.2
新しい民謡と羊飼いの音楽 (1983/1996)
ファゴット、ギターと弦楽三重奏のための
テルレスの青春 (1965) 
弦楽六重奏のための
キャリロン、レチタティーフ、マスク (1974)
マンドリン、ギターとハープのための
独白と会話 (1984/1985)
ヴィオラ、ギターとオルガンのための三重奏
秋 (1977)  5人の管楽器奏者のための音楽
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
今年、80歳を迎えるハンス・ウェルナー・ヘンツェ。今回のこの室内楽作品集
Vol.2はそれを記念するに相応しい、ヴィルトゥオーゾ集団として知られるアン
サンブル・ヴィラ・ムジカによる5作品の収録です。現代音楽界において最重要
な地位を占めてきたヘンツェですが、音楽だけでなく、音楽に付随する「言葉」
に並々ならぬ思い入れを示してきました。自身の文学的才能も特筆すべきもの。
そういった感性が、彼の音楽語法にもフィード・バックされており、言葉を持
たないそれぞれの楽器が雄弁に語りだすのが、ヘンツェ作品の魅力でもありま
す。

30114152 \2080
フィリッポ・グラグナーニ 室内楽曲集
四重奏曲 イ長調 作品8 ヴァイオリン、
クラリネットと2つのギターのための
三重奏曲 ニ長調 作品13 フルート、
ヴァイオリンとギターのための
ギターのための二重奏曲 ニ長調
六重奏曲 イ長調 
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、2つのギターとチェロのための
コンソルティウム・クラシクム
ディエター・クレッカーとそのチームの新たな試み、1767年生まれのイタリア
の作曲家フィリッポ・グラグナーニの作品の再評価がここに完成しました。音
楽理論の発展に大いに寄与し、ヴァイオリニストとしても活躍したグラグナー
ニでしたが、特筆すべきは彼のギター音楽へ残した功績。イタリア芸術の情熱
を保ちつつも、ドイツ、ロシア、フランス(彼は生涯の大半をパリで過ごしま
した)と、ヨーロッパ全土で活躍したグラグナーニでしたが、現存する作品は
わずか数作だとか。しかし、このCDを一聴するだけで、その輝くばかりの才能
を感じとるのは容易です。

32013372 2枚組 \2080
J.S.バッハと巡るキリスト教典礼の一年
Disc1 降臨節/クリスマス/受難節/復活祭
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
わが魂は主をあがめ BWV733
高き天よりわれは来れり BWV701
ベツレヘムに生まれ幼な子 BWV603
全能の神をたたえん BWV604
かくも喜びあふるる日 BWV605
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
幻想曲 ハ短調 BWV562
われらを救いたもうキリスト BWV620
イエス十字架にかけられしとき BWV621
おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
おお汚れなき神の子羊 BWV656
キリストは死の絆につきたまえり BWV625
キリストは甦り BWV627
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV630
トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
Disc2 聖霊降臨祭/三位一体の祝日
前奏曲 変ホ長調 BWV552
われらみな唯一の神を信ず BWV740
われらみな唯一の神を信ず BWV680
これぞ聖なる十誠 BWV678
来れ聖霊、主なる神 BWV652
来れ聖霊、主なる神 BWV651
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV67
バビロン川のほとりで BWV653
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
ただ神の摂理にまかす者 BWV647
フーガ 変ホ長調 BWV552
エリザベス・ロロフ(Org)
エルサレム レダーマー教会のカール=シュケ・オルガン
昨年、「ベツレヘムのクリスマス音楽」(320 13452)をリリースして一躍注目を
浴びたエリザベス・ロロフ。クリスマス作品集は、まさにクリスマスの日のミサ
が全世界に中継される聖カトリーネ・ベツレヘム教会のオルガンを使用していま
したが、今回は同じエルサレムながら別の教会のオルガンを使用しての興味深い
バッハ作品集です。
キリスト教における主要な典礼をバッハの作品とともに巡る構造となっている
2枚組。もちろん言葉を持たないオルガン作品ですが、そこには折々の祈りの言
葉が秘められており、宗教的儀式だけでなく大自然が織り成す四季すらも感じ
させるものです。もちろん、MDGが誇る録音技術だからこそ再現できるオルガン
の響きにも注目です。

60113952 \2080
90113956(SACD-Hybrid) \2950
ヨーゼフ&ミヒャエル・ハイドン トランペット協奏曲集
ヨーゼフ・ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
同:セレナード 変ロ長調、ファゴット協奏曲、クラリーノ協奏曲
ヨーゼフ・ハイドン:交響曲 第83番 ト短調 「雌鳥」
ヴォルフガング・バウアー(Tp)
ハイルブロン・ヴュルテンベルグ室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン
鍵式トランペットを考案したアントン・ヴァイディンガーとヨーゼフ・ハイド
ンが出会ったのは、偶然だったのかはたまた神の思し召しだったのか?それま
で単純な倍音で構成されたフレーズしか演奏できなかったトランペットが、一
躍ソロ楽器として重用されることになる歴史的瞬間でした。その後、変ホ長調
の協奏曲を完成させたハイドン。もちろんこの作品は、ヴァイディンガーのた
めに書かれたものです。この後、鍵式トランペットは姿を消し、現在見られる
トランペットへと変遷するのですが、それらは19世紀中ごろ、ハイドン兄弟が
亡くなってずっと後のことでした。
ミヒャエルのセレナードはその第3,4楽章がトランペット協奏曲ニ長調として
認識されているもの。ザルツブルグの伝統にのっとって、この盤でもセレナー
ドの途中にファゴット協奏曲とクラリーノ協奏曲が挿入されています。

33712052 \2080
93712056(SACD-Hybrid) \2950
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.5
交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
タラス・シュトンダ(Bs)
チェコ・フィルハーモニー合唱団
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
毎回ご好評を頂いてきたコフマンのショスタコーヴィチ全集ですが、アニヴァ
ーサリー・イヤーが盛り上がりを見せる只中に「バビ・ヤール」の登場となれ
ば注目度も一段と高まります。ナチによるユダヤ人大量虐殺がなされたとされ
る地名、キエフの「バビ・ヤール」。キエフ生まれのコフマンにとってそれが
どれだけ思いいれの強い作品かは想像に難くありません。年内全集が完成され
ることはなさそうですが、ここに第13番をリリースするには様々な思惑が交差
してのことと思われます。しかしながらコフマンのアプローチはいつもながら
の緻密なスコア・リーディングに裏づけされたもの。熱く燃える心中を冷静な
分析で表出した聴き逃せない13番です。




<Ambitus>
AMB96894 \2180
カール・ヘラー 作品集 Vol.2-オルガン作品
コラール「おお汝ら信仰厚き者は、いかに幸いなるか」によるパルティータ作品1
コラール変奏曲 「神の恵みをともにたたえん」 作品22-1
コラール変奏曲 「イエス、我が喜び」 作品22-2
シャコンヌ 作品54
「太陽はその輝きによりて」によるコラール・パッサカリア 作品61
コラール-コラール前奏曲 「ベツレヘムに生まれ」
エドガー・クラップ(Org)
今年5月に発売となった第1巻の表記をここに訂正させていただきます。前作を
「ヘラー:室内楽曲集 Vol.1」とご案内したのですが、正しくは「ヘラー:作
品集 Vol.1-室内楽」ということだったらしいです。つまり、Ambitusはカール・
ヘラーの作品全集を完成させる野望を秘めているようです。
と、いうことで、今回はオルガン作品集。ミュンヘン音大の学長を務めながら
も、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家ですので、オルガン作品は彼
の作品群の中でも特別なものです。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通
点が多いとされるヘラーですので、さながらヒンデミットのヴィオラ作品集的
なアルバムといえるかもしれません。

ヘラー:作品集 Vol.1-室内楽 AMB 96893 \2180

AMB96899 \2180
パガニーニ 弦楽とギターのための作品集 Vol.2
四重奏曲 第1番 イ短調 作品4 
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
三重奏曲 ニ長調 (ヴァイオリン、チェロとギターのための)
四重奏曲 第15番 イ短調 
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
オッフェンブルグ弦楽トリオ
ジーグベルト・レンブレーガー(Gt)
パガニーニのバイオグラフィーの中でも、彼のギタリストとしての一面を注視
した表記は極端に少ないのですが、残された作品における技巧を吟味するに、
ヴァイオリニストとしてと同様にギターにおいても「悪魔的」とまでいわれる
超絶技巧の持ち主であったことにほぼ間違いはありません。今回はギターを含
んだ四重奏の最初と最後の作を含んだ作品集。パガニーニは実に、ギターと弦
楽トリオのための四重奏を15曲も残しているのです。
第2巻といわれても、1巻目がいつ出たかちょっと思い出せないのではないでしょ
うか?一巻目は5年前(!)、同じメンツで入れたトリプル・コンチェルタンテ
などだと思われます。(発売当初、Vol.1等の表記もなく、続きが出るとも思っ
てませんでした・・・)

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06-08 No.26

2006年08月29日 11時40分10秒 | Weblog
<SYNNARA>
NSC 083 \2080
子供を亡くした兵士
妻を亡くした兵士
ご飯のバラード
乞食の歌 
ナムウェオンに向かう警官
牢獄のチュンハン
インダン川への旅
水夫の嘆き 他全13曲
ジョン・ジョンレル、イム・ヒョンビン、ジョン・ユンヘ、
ジャン・ミュンイ、ナム・サンギル(歌)
ハン・ソンジュン、ソン・ジェウォン(太鼓)
クリス・モンロー(Perc),クラッグ・フローリー(Sax),
エヴェン・ビューラー(Vib),ダグ・ミラー(Keyboard),
ジョシュ・スチュワート(Tr)
おしゃれで豪華な装丁のケースを開けて、CDをトレイにのせて音楽が流れてく
るとのけぞること疑いなし!強烈にえぐい。ただ聴き込むうちのそのえぐさが
妙に懐かしく思われてくる。おしゃれなヨン様に代表される韓流のルーツも実
はパンソリの底に流れるこの「恨(ハン)」であり、朝鮮半島を渡って日本で
は浄瑠璃や演歌になって日本人の血の中に行き続けているのでしょう。Jazzと
のコラボレーションで聴きやすくはなっていますが、パンソリに圧倒されるこ
と疑いなし!

NSC 158 \2080
無伴奏ヴァイオリン独奏による「アリラン変奏曲」
ヴァイオリン独奏による「故郷への道」「朝鮮民謡を主題とした小品」
「歓喜」「故郷の村」
ヴァイオリン協奏曲 掘削工
ヴァイオリン協奏曲 溶鉱炉が見える海辺にて
白高山(Vn)、ピアノ伴奏、オーケストラ、指揮不明
韓国戦争の渦中だった1951年、ロシア・モスクワのチャイコフスキー音楽院で
開かれた校内コンサート。黒い髪の毛のある東洋人研究生の聞いたことのない
激情的な演奏が終わると、当時、チャイコフスキー音楽院教授だった世界的な
バイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908?1974)は、直接彼を教える
と進み出た。彼は北朝鮮から特別研究生として招かれたバイオリニスト白高山
(1930-1997)。彼の演奏した曲は「アリラン、アリラン、アラリヨ」で始まる
本調アリランを変奏した無伴奏「アリラン変奏曲」だった。 国を失った悲しみ
が消え去る前に、ふたたび分断と同族戦争で苦しむ民族の悲しみを悽絶なメロ
ディーで表現した同曲は今も、白高山だけがまともに演奏できるという評価の
ある彼の代表作だ。
白高山はオイストラフの弟子としてたゆまず実力を伸ばし、1957年、ロシア・
モスクワで開かれた第1回チャイコフスキー国際音楽コンクールで入賞し、1978
年にはチャイコフスキー・コンクールのバイオリン部門審査委員に委嘱され、
終身審査委員を勤めた。平壌(ピョンヤン)音楽舞踊大学などに在職し、北朝
鮮はもちろん、中国、モンゴルなどから来た留学生たちを育てた。
本格的な作曲家活動をしたのではないが、白高山は西洋楽器であるバイオリン
を利用し、民族的メロディーを盛り込んだ曲を創作し演奏することも楽しんだ。
「アリラン変奏曲」のほかに、民謡を土台にした「民謡を主題にした小品」が
それだ。今回のアルバムにはこのほか「故郷への道」「歓喜」「熔鉱炉が見え
る海辺で」など創作曲が収録され、彼の直筆楽譜写真もブックレットに載せら
れた。同アルバムは日本新世界レコード社でオープンリールの形態で保有して
いた北朝鮮の音楽の中で、白高山の演奏音源のみを再整理して作ったものだ。
東亜日報 2006年6月27日の記事より
音の状態はあまりよくありませんが貴重な録音です。ご了承ください。




<WAON Records>
WAONCD 060 \2080
(DSD録音)
櫻田亨・リュート愛奏曲集-やすらぎのガット 
7つの響き-「7台の総ガット弦リュートによる名曲集」
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497?1543):ファンタジア40、33
ハンス・ノイジドラー(1508?1563):お気に召すまま
ラテン舞曲「ヴァシャ・メーザ(パッサメッツォ)とフップフ・アウフ」
作者不詳&フランシス・カティング:グリーンスリーヴズ(1600ca.)
ジョン・ダウランド(1562?1626):
ラクリメ(涙のパバーヌ)、メランコリー・ガリアード
ニコラス・ヴァレット(1585?1650):菩提樹の下で、デカパン道化師
ピエトロ・パオロ・メリイ(17世紀):
カプリッチョ「偉大なマティアス」、コレンテ「王妃」
エネモン・ゴーティエ(老ゴーティエ)(1575?1651):
メッサンジョーに捧げるトンボー、カナリー、メッサンジョーの遺言
ロベール・ド・ヴィゼ(c.1650-c.1725):
リュリ氏の序曲「ヴェルサイユの洞窟」、パッサカイェ(パッサカリア)
J.S.バッハ(1685?1750):プレリュード(ド短調)
ヴァイス(1686?1750):ファンタジー(ド短調)、チャコーナ(ソ短調)
櫻田亨【(使用楽器)6コース・ルネッサンスリュート、8コース・ルネッサン
スリュート、10コース・ルネッサンスリュート、13コース・アーチリュート、
11コース・バロックリュート、14コース・テオルボ、14コース・バロックリュ
ート】
「オランダバロックの愉悦」(WAONCD 040)で妙なるアンサンブルを繰り広げ
ていたルストフォッファースのメンバーにして日本のリュート界のホープ、櫻
田亨のソロ・アルバムです。7種類のリュートを、曲の時代やイメージに合わせ
て巧みに選択し、それぞれの曲でやすらぎと深い瞑想のような世界を繰り広げ
ています。DSD録音による、ガットの振動の最後の余韻から櫻田の息遣いまです
べてをとらえ尽したクリアにしてあたたかみのある音色も特筆に価します。
櫻田亨は、日本ギター専門学校、オランダのデン・ハーグ王立音楽院を卒業。
ギターを(故)高久慶三郎、リュートを佐藤豊彦に師事しました。滞欧中は、
フランス・ブリュッヘン、トン・コープマンらの指揮によるオペラ等に参加す
る他オランダをはじめヨーロッパ各地でコンサート、CD録音に活躍。帰国後は、
レパートリーに応じて中世・ルネッサンス・バロックの各リュート、テオルボ、
ビウエラ、バロックギター、19世紀ギターと各種の楽器を使い分け、ソリスト
および通奏低音奏者として活躍しています。後進の指導にもあたりながら、
日々やすらぎの音色を私達に届けてくれています。

WAONCD 050 \2080
月の光に魅せられて-名曲集
ドビュッシー:月の光 
J.B.カルドン(1760-1803):ソナタ へ短調 
グリンカ:夜想曲 
M.トゥルニエ(1879-1951):妖精=序奏と舞曲 
D.スカルラッティ(1685-1757)(摩寿意英子編):
〈K.466/L.118〉アンダンテ・モデラート、〈K.132/L.457〉カンタービレ 
ドビュッシー:アラベスク第1番 
ピエルネ(1863-1937):即興綺想曲 
サルツェード(1885-1961):夜の歌 
林晶彦(1955-):光の竪琴 
林晶彦:平和を求める祈り(ささやかな祈り)
摩寿意英子(グランドハープ)
摩寿意英子は東京生まれ、父はイタリア美術史教授の摩寿意善郎。5歳のとき、
画家である母から琴の手ほどきを受けました。東京芸術大学日本画家卒業後、
絵筆をハープに持ちかえ、東京藝術大学(ハープ専攻)の大学院を修了してい
るという異彩ハーピストです。空間に絵を描いていくかのようなその音楽は、
聴く者の眼前に様々な情景を思い起こさせるイマジネーションに富んだものと
なっており、聴く者をあたたかく包み込む魅力に満ちています。ドビュッシー
のピアノのための名曲をハープで演奏しているほか、グリンカの名曲「夜想曲」、
スカルラッティのチェンバロのためのソナタをハープに編曲したもの、さらに
委嘱の新曲まで収録した意欲的なアルバムとなっています。なお、このディス
クは以前にルーチェ・レコードからLUCE-1010として発売されていたものと同一
原盤です。




<FARAO classics>
S 108048(SACD-Hybrid) \2150
モーツァルト:レクイエム
アンナ・コロンディ(S) ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)
イェルク・デュルミュラー(T) ヨッヒェン・クプファー(Bs)
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラング・フェアヴァルトゥング管弦楽団
ノイボイエルン合唱協会
録音:2005年10月
バッハ「マタイ受難曲」で高い評価を得た、グッテンベルクとクラング・フェ
アヴァルトゥング管弦楽団によるFARAO録音、第2弾はモーツァルトのレクイエ
ム!このレクイエムは、ピリオド楽器を使用して、アンサンブルも強固、そし
て積極的に個性的な表現も取り入れていれながらも、心のこもった優しさと、
人肌のぬくもりが常に宿っていて、安心して身を委ねられる包容力の感じられ
る大変に優れた演奏です。ノイボイエルンの合唱も大変充実。モーツァルトの
レクイエムは星の数ほどCDがありますが、その中にあっても存在意義の大きい
演奏でしょう。ジュースマイアー版を使用。




<haenssler>
98 203 \2080
ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調op.7 
ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調op.14-1 
ピアノ・ソナタ第10番 ト長調op.14-2 
ピアノ・ソナタ第19番ト短調op.49-1 
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調op.49-2
ゲルハルト・オピッツ(P)
初めの数フレーズを聴くだけで別次元の演奏に圧倒される、そんなまさしく稀
有の名演だと言ったら褒め過ぎでしょうか?。
「ケンプの流れをひくドイツ正統派」という文脈で語られるオピッツですが、い
わゆるローカリズムとは無縁です。ここでは「独特でありながら同時に普遍的」
というまさに巨匠の名にふさわしい演奏を繰り広げています。音色の美しさ、
テンポの妥当さ、絶妙のフレージングなど個々の美点は言うに及ばず、どの一
節にも心が通っているのはさすがというほかありません。
心・技・体が最良の状態にあるアーティストのみが成し得る旬な名演です。

98 235 \2080
シューマン:リーダークライスop.39
ヴォルフ:アイヒェンドルフの詩による歌曲
〔追悼の辞、見知らぬ土地で その1&2&6、帰還、夜、友人、音楽師、絶望
した恋人、セレナード、兵士その2、郷愁〕
プレガルディエン(T)、ミヒャエル・ギース(Pf)
齢50歳を迎え、ますますその叙情性に磨きがかかっているプレガルディエン。
若い頃からリリングとのバッハ演奏で活躍しており、知性と熟考に裏打ちされ
た歌唱はリート演奏にもうってつけ。今やドイツを代表するリート歌いとして
おしもおされぬ存在となっています。今回は直球勝負、シューマンの名曲リー
ダークライス。曲の美しさはもちろん、ドイツ語の発音の美しさも際立ってい
ます。ヴォルフの作品も、リーダークライスの詩人と同じアイヒェンドルフの
詩によるものを集めており、選曲も心憎いものばかり。プレガルディエンのド
イツ詩に対する深い理解がうかがわれる一枚となっています。

98 175 \2080
インプレッションズ-フルート、ハープと弦楽三重奏のためのフランス音楽
フォーレ:子守歌op.16 
フォーレ:シチリアーナop.78 
ジョリベ:クリスマスのパストラール 
クラ:フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための五重奏曲 
トゥルニエ:フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための組曲 
ロパルツ:前奏曲と海景と歌
リノスハープ五重奏団
ソフィー・ハリンク(Harp)、ガビ・パ=ヴァン・リエ(Fl)、
アネッテ・シェファー(Vl)、グンター・トロイフェル(Va)、
ヤン・パシュ(Vc)
フルートとハープの涼しげな響きでフランス近代の詩情豊かなメロディをたっ
ぷりと楽しめるフランス音楽ファンにはたまらない絶品の1枚です。おなじみ
フォーレのメロディに始まり、アンドレ・ジョリベの高雅な気品に満ちた作品、
海軍軍人として生涯を送る傍らデュパルクの薫陶を受けたジャン・クラの民
謡テイストを取り入れた作品、そしてマルセル・トゥルニエの忘れがたいアル
カイックな響きの作品など知られざる名作ばかりです。演奏者の存在を忘れさ
せるほどに作品の魅力を描き尽くしているリノス・ハープ五重奏団のすばらし
い演奏も特筆ものと申せましょう。

98 242 \2080
J.S.バッハ・聖霊降誕祭アリア集
もっとも聖なる三位一体-「鳴りひびけ、汝らの歌声」BWV.172より 
われを愛するものは、わが言葉を守らん-「われを愛するものは、わが言葉を
守らん」BWV.59より
おいで下さい、私の心はあなたへと開いています-「われを愛するものは、わが
言葉を守らん」BWV.74 
清められた心は-「高められし血と肉よ」BWV.173 
わが信仰厚き心よ、歓呼して歌い、戯れよ-「かくのごとく神は世を愛したま
えり」BWV.68 
おお、魂のパラダイス-「鳴りひびけ、汝らの歌声」BWV.172より 
すべての王国をもつ世も-「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.59より
あなたは私を赦すために生まれてきた-「げに神はかくまで世を愛して」BWV.68
つかみとれ-「わたしは至高者を心を尽くして愛します」BWV.174
幸福と祝福が用意され-「待ち望みたる喜びの光よ」BWV.184
これほどに神は世を愛した-「高められし血と肉よ」BWV.173
お前たちは幸せです、選び出された魂よ-「おお永遠の炎、おお愛のみなもと」
BWV.34 
わたしは去っていくが-「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.74
来なさい、急いで、合わせなさい、弦と歌よ-「われを愛するものは、わが言葉
を守らん」 BWV.74
来たりてわれを導きたまえ-「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV.175
何もわたしを救うことはできない-「われを愛するものは、わが言葉を守らん」
BWV.74
開け、両耳よ-「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV.175
ヘルムート・リリンク(指)
ヘレン・ドナート(Sp)、ウォルフガング・シェーネ(Bs) 他
ゲッヒンガー・カントライ、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト
イエスの復活と昇天から10日後、祈る使徒たちに神からの聖霊が降ったという
エピソードを記念する祝祭のために書かれた教会カンタータからアリアを集め
た1枚です。定評あるリリンク・チームの名演で喜ばしい気分に溢れたアリア集
を聴けば、誰だって晴れやかな気分になってしまいます!




<RCO live>
RCO 06003(SACD-Hybrid) \1950
プーランク(1899?1963):グローリア
〔グローリア[2'21"]、ラウダムス・テ[3'09"]、ドミネ・デウス[4'06"]、
ドミネ・フィーリ[1'23"]、ドミネ・デウス、アニュス・デイ[5'27"]、
クィ・セデス・アド・デクストラム・パトリス[6'32"]〕
オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
第1楽章 アレグロ・マルカート「怒りの日」[7'14"]
第2楽章 アダージョ「深き淵より」[11'30"]
第3楽章 アンダンテ「我らに平和を」[10'29"]
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ルーバ・オルゴナゾヴァ(S)、オランダ放送合唱団
録音:2005年12月22,23,25日 2004年9月4,6日
あの許光俊氏も「この世界でもっともまともな指揮者のひとり」「21世紀のショ
ルティ」と一目おいているヤンソンス。コンセルトヘボウ管との次なる新譜は
プーランクの大作「グローリア」とオネゲルの交響曲第3番です。プーランクの
「グローリア」冒頭は、ぶ厚い弦の響きの上に鳴り響く管楽器パートの絢爛豪華
で華やかな音色で聴くものの耳と心に直球で迫ってきます。5曲目のドミネ・デ
ウスの冒頭、繊細な色彩で移ろいゆく管のかけあいも、名人集団コンセルトヘ
ボウの本領発揮といったところです。1961年生まれのオルゴナゾヴァは、アー
ノンクールやメスト、ガーディナーらとの共演も多い、ブラチスラヴァ(グル
ベローヴァと同郷)出身。今最もあぶらののったソプラノ歌手として、ヨーロ
ッパを中心に活躍しています。ケント・ナガノ指揮「ベートーヴェン:オリー
ブ山上のキリスト」(HMC 901802)の録音にも参加していました。
オネゲルの交響曲第3番は、オネゲルの戦争に対する罪の意識と平和への希求を
テーマとした作品で、ヤンソンスの得意演目のひとつです。2004年9月に開かれ
た、首席指揮者就任記念コンサートで「ドヴォルザーク:交響曲第9番
(RCO 04002)」と一緒に演奏されており、かねてからファンの方々の間でもオネ
ゲル待望論があったものです。第1楽章の冒頭からのただならぬ焦燥感、不安感
からヤンソンスもオケもエネルギー全開、ものすごい迫力です。第3楽章の終結
部の祈りの音楽の部分は、ヴァイオリン・ソロの美しさも際立った、神がかり
ともいえる演奏です。

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06-08 No.25-1

2006年08月26日 22時36分01秒 | Weblog
<AVI-MUSIC>
4260085 530106 \2250
ブルッフ(1838-1920):
クラリネット,ヴィオラとピアノのための小品より Op.83-1、2、4、5、6&7
シューマン(1810-1856):
3つのロマンスOp.94 、おとぎ話 Op.132、
練習曲(6つのカノン風小品) Op.56、幻想小曲集Op.73
トリオ・ディ・クラローネ[ザビーネ・マイヤー、ウォルフガング・マイヤー、
ライナー・ヴェーレ]カレ・ランダル(P)
クラリネットの新しい音楽を提示し続けている、ザビーネ・マイヤーが率いる
トリオ・ディ・クラローネのAVIレーベルからの2枚目のアルバム。今回は、ブ
ルッフとシューマンといったロマン派の作品を取り上げています。ブルッフの
隠れた名曲「8つの小品」は、思わず感傷的になってしまう悲痛なメロディーが
印象に残ります。ヴァイオリン協奏曲だけではない!と思わせるブルッフの魅
力が溢れる演奏です。またシューマンのクラリネット三重奏曲「おとぎ話」や
「幻想小曲集」など珠玉のクラリネット作品を収録。クラリネットの魅力をと
ことん掘り下げた濃い内容です。

4260085 530229 \2250
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421(417b)
弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387「春」、
弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」
カルミナ四重奏団
録音:2005年10月26-28日
スイスを本拠地とするカルミナ四重奏団のAVIレーベルからのリリースです。モ
ーツァルトの弦楽四重奏団の傑作として親しまれている「ハイドン・セット」
から3曲を収録。弦楽四重奏とは思えない幅広い表現力と精緻な音楽性、完璧な
アンサンブルは必聴です。




<IMU IMU / ALBA>
IMUIMU 061 \2080
多彩なカンテレ-フィンランド・カンテレ音楽パレード
ユッカ・リンコラ(1955-):
テラコッタ・レディ/エヴァ・アルクラ(カンテレ)
ジャン・シベリウス(1865-1957):
即興曲 作品5-5/ウッラ・ホンコネン(カンテレ)
アンナ=カーリン・コルホネン:
オカピ/インプロバトゥル・カンテレデュオ
ヴィルマ・ティモネン:
ぎくしゃくしたプレー/ヴィルマ・ティモネン(カンテレ)
民謡(アンティ・ラントネン):
伯爵のポルスカ/オウティ・リンナランタ(カンテレ)
アスコ・ヒュヴァリネン(1963-):
きしむ音のワルツ/エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ)
ティモ・ヴァーナネン(1970-):
ネーレム/ティモ・ヴァーナネン(エレキカンテレ)
レッド・スチュアート/P・W・キング:テネシーワルツ/カンテレ・トリオ
民謡(カンテレ・トリオ 編曲):
トゥリカリ・マズルカ/カンテレ・トリオ
マルッティ・ポケラ(1948-):
リョンロット幻想曲/マルッティ・ポケラ(カンテレ)
民謡(ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲):
鳥のように歌えたなら/ヘッリ・シュルヤニエミ(カンテレ)
マルッティ・シュルヤニエミエ(ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲):
結婚の歌/ヘッリ・シュルヤニエミ(カンテレ)
民謡(ヴィルマ・ティモネン 編曲):
宝石のポルスカ/ヴィルマ・ティモネン(カンテレ)
民謡(オウティ・リンナランタ 編曲):
ケリマキ・ポルスカ/オウティ・リンナランタ(カンテレ)
フィンランド伝統の楽器カンテレには、弦の数と半音を弾くためのメカニズム
の違いにより、さまざまな種類があります。演奏される曲もいろいろ。古くか
らの伝承曲と民謡だけでなく、現在はクラシック、ジャズ、ポップスの分野の
曲もカバーする新しいカンテレ音楽も盛んになってきました。トッププレーヤ
ーによる演奏を集めたアルバム。ジャズミュージシャンで作曲家のユッカ・リ
ンコラと、打楽器奏者で作曲も手がけるアスコ・ヒュヴァリネンが書いた、民
俗楽器の枠を超える作品も演奏され、“今に生きる” カンテレの多彩な音と表
現を聴くことができます。エレキカンテレのユニークな響きを活かした曲、思
わずステップを踏んでしまう曲。「カンテレって?」という聴き手だけでなく、
この楽器に親しんでいる人たちにとっても新しい発見のあるアルバムです。

IMUIMU 054 \2080
木作りの心-カンテレ・トリオと踊ろう
ヴィネタの鐘 山の朝 結婚前夜のコッキラの踊り リパブリック賛歌 
ティリトンバ 道に迷って フィンテレスカ トゥリカリ・マズルカ 
オペラ・ワルツ 短調のフォックストロット・メドレー 木作りの心 
三角の帽子 すみれ 悪魔のポルカ 昔のワルツ やあ、マンタ 
アルプスのばら ナポレオン行進曲 テネシーワルツ 蛍の光
カンテレ・トリオ
トイヴォ・アラスパー(カンテレ) マッティ・コンティオ(カンテレ) 
ティモ・ヴァーナネン(カンテレ)
オストロボスニアのペルホ川渓谷出身のベテラン奏者、トイヴォ・アラスパー
(1929-)。フォークとジャズのフュージョングループ “カレリア” にも参加
したフィンランドでもっとも有名なミュージシャン、マッティ・コンティオ
(1948-)。1997年最優秀若手アーティストを受賞、グループ “ロイトゥマ”
のメンバーでもあるティモ・ヴァーナネン (1970-)。世代の違う名手3人が集
まったトリオが、伝承の曲、民謡、オリジナル曲に加え、懐かしい曲も演奏し
ます。アルバム名になった〈木作りの心〉はドイツ民謡の〈別れ〉 (ムシ・デ
ン) が原曲です。




<Simax>
PSC 1830 \2280
R.シュトラウス:セレナード 作品17-2、献呈 作品10-1
ワーグナー:
オペラ「タンホイザー」-エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」
ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」-炎は燃えて 彼女は足枷をされて
シーグル・レ(1871-1904):ノルウェー舞曲第2番
エルガー:セレナード 
ファリャ:オペラ「はかない人生」-スペイン舞曲第1番
クライスラー:ジプシーの女 
モシュコフスキ:
ギター 作品45-2 (サラサーテ編)、わらの中の七面鳥(アメリカ民謡)
ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン:
コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」による変奏曲
ヨハン・クヴァンダール:フルートと弦楽のための協奏曲 作品22(1963)
モシュコフスキ:エチュード・カプリース
J.S.バッハ:
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903、
シチリアーナ (フルートとハープシコードのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031
から)
マーリト・イセネ(S)
オスロ・フィルハーモニック管 ベルゲン・フィルハーモニック管
エルンスト・グラーセル(Vn) アーリル・サンヴォル(Org)
オルヌルフ・グルブランセン(Fl)
スヴェッレ・ブルーラン(指) ロベルト・リフリング(P)
桧舞台に立っている間は喝采を浴びながら、時とともに名前も音楽も忘れられ
かけてきたノルウェーの偉大な音楽家たち。国際的に活躍するきっかけを手に
しながら、フラグスタートに乞われノルウェー国立オペラの創設に加わったソ
プラノ歌手、マーリト・イセネ (1923-2003)。長年に渡りオスロ・フィルハー
モニック管弦楽団のコンサートマスターを務めたエルンスト・グラーセル
(1904-1974)。ノルウェー教会音楽の発展に貢献したアーリル・サンヴォル
(1895-1984)。オスロ・フィルハーモニックに30年以上在籍し、マールボロ音
楽祭ではゼルキンやカザルスとも共演したフルート奏者、オルヌルフ・グルブ
ランセン (1916-2004)。ロベルト・リフリング (1911-1988) は、ノルウェー
で初めてバッハの〈平均律クラヴィーア曲集〉全曲をコンサートで弾いたピア
ニスト。洗練された明晰な演奏が愛され、“真のノルウェー紳士”と言われま
した。放送録音と個人のアーカイヴ録音により彼らの芸術を偲ぶシリーズが始
まります。




<Ondine>
ODE 1079 2枚組 \2080
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):
鳥と管弦楽のための協奏曲-カントゥス・アルクティクス「極北の歌」(1972)
秋の庭 (1999)第3楽章《ジョコーゾ・エ・レッジェーロ》
ピアノ協奏曲第1番 (1969)第3楽章《モルト・ヴィヴァーチェ》
クラリネット協奏曲 (2001)第2楽章《アダージョ・アッサイ》
交響曲第7番《光の天使》 (1994)第3楽章《コメ・ウン・ソーニョ》
洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り-ヴィジリア-(1971-72 rev.1996) (全4曲)
アポテオシス(1992 rev.1999)
弦楽オーケストラのためのアダージョ・チェレステ(2000)
フルート協奏曲-風と踊る-作品63(1975)
真実と偽りの一角獣座(1971 rev.2000) (3曲)
ディヨメーヌ(アフロディーテ礼賛) (1968)
ピアノ協奏曲第3番《夢の贈り物》(1998)第3楽章《エネルジーコ》
交響曲第1番(1956 rev.1988/2003)
柳の木陰で(1998)?リスの歌、わが心の歌
天使たちの訪れ(1978)
セーゲルスタム(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管
ラルフ・ゴトーニ(P) マックス・ポンマー(指)ライプツィヒ放送響
リチャード・ストルツマン(Cl) 
ミッコ・フランク(指)スウェーデン放送響
ミッコ・フランク(指)ベルギー国立管
パトリック・ガロワ(Fl) 
ティモ・ヌオランネ(指)フィンランド放送響、フィンランド放送室内合唱団
アシュケナージ(P&指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管
いろいろな夢を見た。至福の夢、悪夢…。ラウタヴァーラにとって夢は、自分
だけのための隠れ家だった。はるか昔、子どものころから変わらず…。シベリ
ウスの後、もっとも国際的な成功を収めたフィンランドの作曲家、ラウタヴァ
ーラの作品は、彼の音楽を敬愛するレイヨ・キールネンの Ondine レーベルで
体系的に紹介されてきました。世界のオーケストラで演奏されるようになった、
鳥と管弦楽のための協奏曲〈カントゥス・アルクティクス〉 から、受胎告知だ
けでなく災禍をもたらす“天使”を示す〈天使たちの訪れ〉 まで。テーマ、
そして時代によりスタイルの異なる作品をあらためて構成。ラウタヴァーラの
聖と俗の世界を再訪する旅に誘います。





<Zig-Zag Territoires>
ZZT 060901 \2280
ラヴェル:
ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、
左手のためのピアノ協奏曲、スペイン狂詩曲
クレール・シュヴァリエ(P) 使用楽器:1905年エラール製
アニマ・エテルナ、ジョス・ファン・インマゼール(指)
コンサートでロマン派の作品を取り上げセンセーショナルな演奏で聴き手を魅了
しているインマゼール&アニマ・エテルナですが、今回はラヴェルの作品。イン
マゼールのボレロと聞いただけで興味が湧きますが、その期待を裏切ることのな
い極めて個性的な演奏が繰り広げられています。色彩美、弾力のある音色、演奏
が進むにつれて新鮮な驚きを覚え、これまでに体験したことのないようなボレロ
に出会うことが出来ます。また左手のためのピアノ協奏曲では、「2台ピアノの
ための作品集(ZZT030903)」でインマゼールと息の合った演奏を聴かせたクレ
ール・シュヴァリエが好演。彼女の際立った魅力的な音彩と精緻な技巧を聴かせ
てくれています。
アニマ・エテルナとインマゼールは2008年にはベートーヴェンの交響曲のリリー
ス予定があり、今後の活躍にますます期待が膨らみます。

ZZT 060902 \2280
J.J.ヴァルター(1650-1717):
セレナーデ、組曲第8.9.14&20番、パッサカリア第7番
レ・プレジール・デュ・パルナッス
ダヴィッド・プランティエ(Vn&指)
ヨハン・ヤーコプ・ヴァルターは同時代のビーバーとヴェストフ(ヴァイオリン
と通奏低音のためのソナタ集ZZT 050201)と並んで17世紀後半のドイツ語圏を代
表するヴァイオリン奏者であり、ドレスデンの宮廷ヴァイオリン奏者も務めて
いました。ヴァルターの作品は当時のヴァイオリン演奏技術の最高峰を行くも
のでした。プランティエによってまた時代に埋もれた偉大な作曲家の貴重な作
品を最高のかたちで私たちのもとに届けられます。





<HARMONIA MUNDI>
HMU 907401 \2250
HMU 807401(SACD-Hybrid) \2300
アルヴォ・ペルト:ダ・パーチェム
ダ・パーチェム・ノミネ(2004) 
ヌンク・ディミティス「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(2001) 
Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000) 
Dopo la vittoria(勝利のあとに)(1996/1998) 
マニフィカト(1989) 
2つのスラヴ詩篇(1984/1997)
An den Wassern zu Babel(バビロン川のほとりに)(1976/1984/1996)
ポール・ヒリヤー(指)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
クリストファー・バウアーズ=ブロードベント(Org)
「もはやこれ以上のものはありえない絶対的な解釈」とグラモフォン誌でも絶賛
された、ヒリヤーによるペルト作品集です。どこまでも澄み切った響きは、太陽
の光を受けたプリズムのように刻一刻とその表情を変えながら、聴くものの心に
響き渡ります。「聖なるミニマリズム」と評されるペルトの音楽のエッセンスを
じっくりと味わえます。今回参加しているオルガンのクリストファー・バウアー
ズ=ブロードベントが織り成す響きもどこまでも深く滋味に富んだものとなって
います。
ペルトの伝記作家でよき理解者でもあるヒリヤーによるペルトの宗教音楽の録音
は、ハルモニア・ムンディレーベルではこれで3タイトル目となります。ますま
す深まるその芸術に目が離せません。

HMU 907400 \2250
HMU 807400(SACD-Hybrid) \2300
「グローリーランド」
アメリカ発祥のフォークソング、スピリチュアル音楽、ゴスペル集
アノニマス4
ダロル・アンガー(ヴァイオリン、マンドリン)
マイク・マーシャル(マンドリン、ギター、マンドチェロ)
ディスクをかけた途端、アメリカの広大な大地に果てしなく続くとうもろこし
畑が目の前に広がるかのようです。とても陽気な気分の声とマンドリンなどの
アンサンブルに心も思わず弾みます。アノニマス4は、「クールな芸術性とあた
たかみのある人間性の理想的な融合」とタイムズ紙でも激賞されている、4人
女性による声楽アンサンブルです。一時活動を休止していましたが、ファンの
熱い要望もあり、このたび活動を再開しました。再開第1弾は、アノニマス4が
重きをおいているアメリカ発祥の音楽の発掘的試みのアルバムです。マンドリ
ンの名手2人をゲストに迎えて満を持しての演奏に、身も心も弾む、陽気でたの
しい一枚です。

HMU 907421 \2250
アグリコラ:シャンソン&ヴィオール音楽集
アグリコラ:
落胆した女のようにI(4声), II(3声), III(2声)、
あらゆるよいものに満ちV, III, II, I(3声)他
ファブリス・フィッチ/アグリコラI:女のように(2声、4声)
ピエール・ド・ラ=リュー:もし眠っているのなら
他、<全22曲>
フレットワーク
マイケル・チャンス(C-T)
麗しき音色の弦楽器奏者集団、フレットワークの新譜は、ネーデルラント楽派
の重要な作曲家、アグリコラです。アグリコラは1446年頃に生まれ、1506年に
亡くなりました。イタリアやフランスの王室礼拝堂、宮廷などに仕え、モテッ
トなどの声楽作品で知られています。(バッハと同時代に生きた人物にヨハン
・フリードリヒ・アグリーコラがいますが、特に関わりはないようです。)他
にもフィッチやラ=リューなど、アグリコラの同時代に生きた作曲家達の作品
が収められているのもうれしいところです。マリナーのメサイアやガーディナ
ーのモンテヴェルディ、バッハの録音などで幅広くファンをもつマイケル・
チャンスとの共演とは、なんとも豪華。フレットワークの面々による深く沁み
こむような音色による遠き15世紀の宮廷に鳴り響いた音楽に、心洗われる想い
です。

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06-08 No.25-2

2006年08月26日 22時35分27秒 | Weblog
<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99029 \3000
レスピーギ(1879-1936):
ドリア旋法の弦楽四重奏曲(1924)
夕暮れ(1914)-メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための
弦楽八重奏曲(1900)
ルガーノ・カルテット【タマス・マイヨル(ヴァイオリン)、木野雅之(ヴァ
イオリン)、エンリコ・バルボーニ(ヴィオラ)、山下泰資(チェロ)】
ルイザ・カステッラーニ(メゾ・ソプラノ)
ミラノ・ドリコ・カルテット
録音:2006年1月7-9日ルガーノ
※ルガーノ・カルテット
1987年、若手気鋭のメンバーが4名集まり、スイスで結成される。ヴァイオリン
にはスイス・イタリアーナ管弦楽団のコンサート・マスター、タマス・マイヨル
と日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターの木野雅之。チェロ
にはスイス在住、スイス・イタリアーナ管弦楽団首席チェロ奏者、山下泰資。
ヴィオラには2001年年からサンタ・チェチリア管弦楽団首席ヴィオラ奏者のエン
リコ・バルボーニが加わり、ヨーロッパで活躍する実力派演奏家で構成される。
アスコーナ、ミラノ、フランクフルトなどヨーロッパ各地での演奏会や放送出演
などの活動を続けている。ソプラノのカリン・オットとのCD録音他、VOEGELINの
弦楽四重奏曲のCDがスイスJECKLIN社よりリリースされている。また、日本でリ
リースされたCDも好評を博している。日本でも東京サントリーホールをはじめ、
各地で演奏会を開き、そのヴィヴィッドな演奏は多くのファンを惹き付けてい
る。また、コンサートの模様はNHK-FM・クラシックアワーでも放送され、好評
を博した。1993年及び1996年に開催された「ストラディヴァリウス・サミット・
コンサート」にも出演し、ストラディヴァリウスによる素晴らしい音色を響か
せた。ルガーノ・カルテットは各自の高い演奏水準をもとにして、それぞれの
演奏活動の日程調整を行い、集中的なトレーニングを続け、完成度の高い演奏
を行っている。




<CD ACCORD>
ACD156(デジパック) \2080
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番
(第6回ベートーヴェン・イースター音楽祭より)
ルドルフ・ブッフビンダー(Pf&指揮)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
(録音:2002年3月26日ライヴ、クラクフ)
2002年3月26日、ポーランド、クラクフのカロル・シマノフスキ・フィルハーモ
ニク・ホールでのライヴ。2003年ウィーン響を弾き振りした全曲録音(ORFレー
ベル、CD348)の前年の録音。ウィーン響との演奏も好評でした。この演奏も近
年円熟味の増しているブッフビンダーの弾き振り。全体にスリムで引き締まった
演奏でオーケストラもよく従っている。盛大な拍手も収録されている。

ACD158 \2080
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第13番Op.130、第14番Op.131
(第8回ベートーヴェン・イースター音楽祭より)
上海クァルテット
(録音:2004年4月4日ライヴ、ワルシャワ)
上海カルテット久々の新録音。ポーランドで2004年4月4日ワルシャワ・ロイヤ
ル・キャッスル大ホールにおけるライヴ。1983年に結成された上海カルテット
も今や中堅どころ。もともとの技術力は定評がありましたが、円熟味も増して
きて、この演奏もベートーヴェン後期の難曲を非常に緊張力のある完成度の高
い演奏となっている。

ACD137 \1980
スタニスワフ・モニューシコ(1819-1872):
オストラ・ブラマの連祷(リタニI、II、III、IV)
ヘンリク・ヴォイナロフスキ指揮
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
イヴォナ・ホッサ(S)、
アンナ・ルバンスカ(Ms)、
アダム・ズドゥニコフスキ(T)、
チェスワフ・ガウカ(B)
モニューシコはポーランド国民楽派の祖。合唱と大オーケストラのための宗教
音楽。初期ロマン派の真摯な音楽。

ACD139 \1980
ピアソラ他ラテンの作品集
「アイレス・ラティーノ-パヴェウ・ナヴァラ&トマシュ・カシュボフスキ・
ギター・デュオ」
アントニオ・ラウロ:ベネズエラ・ワルツ第2番、第3番
アストル・ピアソラ:
ブエノスアイレスの秋、ブエノスアイレスの冬、ブエノスアイレスの春、
マニュエル・ポンス:スケルツィーノ・メヒカーノ
ほか全19曲
パヴェウ・ナヴァラ&トマシュ・カシュボフスキ(ギター)
二人はともにワルシャワ音楽院の出身でラテン・アメリカの伝統音楽を得意と
している。クラシック、フォーク、ポップスを混ぜた彼らのプログラミングは
ポーランドで高い人気を得ている。

ACD140 \2080
「ウカシュ・クロパチェフスキ/ポートレート」
J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロBWV998
A.タンスマン:ショパンヘのオマージュ
M.ジュリアーニ:ロッシニアーナ
ウカシュ・クロパチェフスキ(ギター)
クロパチェフスキはワルシャワ音楽院で学び、その後バルエコにその才能を認
められた。リリカルな音色は特にバッハに生かされている。




<ARCHIPEL>
ARPCD0264 \950
J.S.バッハ:
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
ベルリン・フィル 1948年10月24日
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)、ヨゼフ・ニーダーマイヤー(Fl)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮、Pf)
ウィーン・フィル 1950年8月31日
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068から「アリア」
ベルリン・フィル 1929年
以上、指揮はすべてヴィルヘルム・フルトヴェングラー
※良い音質です。

ARPCD0339 \950
モーツァルト:2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調(第10番)KV.365
クララ・ハスキル、ゲーザ・アンダ(Pf)
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 1956年4月
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調KV.595
クララ・ハスキル(Pf)
オットー・クランペラー指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 
1956年ケルンでのライヴ
バッハ:2台のピアノの為の協奏曲第2番ハ長調BWV1061
クララ・ハスキル、ゲーザ・アンダ(Pf)
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 1956年4月
※良い音質です。

ARPCD0351 \950
ロッシーニ: 歌劇「ブルスキーノ氏」
ガウデンツィオ:レナート・カペッキ(Br)、
ソフィア:エルダ・リベッティ(S)
ブルスキーノ:カリメロ・マウゲーリ(Br)、
エンニオ・ジェレッリ指揮ミラノ室内管弦楽団、合唱団 1954年
※以前VOXレーベルから発売あり。良い音質です。
省略が多いですが、曲の概略を知るには不足の無い演奏です、

ARPCD0354 \950
「ニコライ・ゲッダ 初期録音集1952-56」
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーギン」から「どこへいってしまったのか私の青春
の黄金の日々よ」
マスネ:歌劇「ヴェルテール」から「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネ:歌劇「マノン」から「目を閉じると」
ビゼー:歌劇「真珠とり」から「耳に残る君の歌声」
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」から「空と海」
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」から「人知れぬ涙」
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドノフ」から、オーベール、グノー
ヴェルディ、ルソー他 計16曲の名アリア集
ニコライ・ゲッタ(T)
※良い音質です。
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 
イサイ・ドブロウェン指揮フランス放送管弦楽団
ルイ・ド・フロマン指揮ルイ・ド・フロマン室内管弦楽団

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06-08 No.24-1

2006年08月25日 13時48分20秒 | Weblog
<ベルリン・フィルハーモニー CD>
ベルリン・フィル12タイトル特別シリーズ
「ベルリン・フィル-時代を代表するオーケストラ」
「ベルリン・フィルと子供たち」で始動した、世界最高峰のオーケストラによ
る自主レーベルが本格的に活動。ベルリン・フィルの歴史を飾ったマエストロ
たちによる名演集、一挙12枚をリリース!貴重な秘蔵のライヴ音源が多数あり、
クラシック・ファン必聴の内容です。

BPH0601 \2080
アルフレート・ヘルツ指揮*(1913)/アルトゥール・ニキシュ指揮**(1920)
ワーグナー: 舞台神聖祝祭劇「パルジファル」より管弦楽組曲*
(録音: 1913年9月12、13、15、16日 ベルリン)
リスト: ハンガリー狂詩曲 第1番 ヘ短調**(録音: 1920年 ベルリン)
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9**(録音: 1920年 ベルリン) 
<Mono ADD/NAXOSヒストリカル等で既出>
ワーグナーの権威であり、METのドイツものの重鎮であったアルフレート・ヘル
ツによる「パルジファル」からの組曲は、ベルリン・フィル最初期の録音です。
ベルリン・フィルの二代目常任指揮者ニキシュは、運命を最初に録音したこと
で有名ですが、この演奏は最晩年のもので、伝説の大指揮者ニキシュの貴重な
記録です。

BPH0602 \2080
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮(1928)
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(録音: 1928年 ベルリン)]
<Mono ADD/コッホ音源>
ユダヤ系名指揮者ホーレンシュタインは、1970年代まで息の長い活動を続けた
人ですが、若き日にはフルトヴェングラーの助手も務め、彼に気に入られて
1920年代からベルリン・フィルの指揮台に上りました。ここでは晩年まで得意
にしたブルックナーを演奏していますが、1928年に若い指揮者がこの大作の全
曲録音を任されるということは極めて異例のことで、ホーレンシュタインの覇
気に満ちた指揮ぶりが聴きものです。

BPH0603 \2080
エーリヒ・クライバー指揮(1930-1935)
モーツァルト:
セレナード 第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ウェーバー: 付随音楽「プレチオーザ」序曲
シューベルト: 交響曲 第7番(旧第8番) ロ短調 D.759「未完成」 
リスト:
巡礼の年報 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」 - タランテッラ(カール
・ミュラー=ベルクハウス管弦楽編曲)
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(ロンドー形式の
昔の無頼の物語による) Op.28
スッペ: 喜歌劇「軽騎兵」序曲] (録音:1930、1932-1935年)
<Mono ADD/SP用録音、初CD化>
カルロスの父であり、戦前のドイツ・オーストリアを代表する大指揮者であっ
たエーリヒ・クライバーは、ことにモーツァルトを得意にしていました。1935
年にナチスを嫌って南米に移住するまでの数年間に残したSP録音の復刻で、
「未完成」を始めとする珠玉の名曲集です。

BPH0604 \2080
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(1943-1954)
ベートーヴェン:
交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
(ライヴ録音: 1954年9月19日 ベルリン、ティタニア・パラスト)
同第5番 ハ短調 Op.67「運命」
(ライヴ録音: 1943年6月30日 ベルリン、アルテ・フィルハーモニー)
ラヴェル:
「ダフニスとクロエ」第2組曲 - 夜明け - パントマイム - 全員の踊り
(ライヴ録音: 1944年3月20-22日 ベルリン、ベルリン国立歌劇場)
<Mono ADD/既発売音源の再編集>
戦後の中断を経て30年もベルリン・フィルに君臨した不世出の大指揮者フルト
ヴェングラーが、戦時中に焼失前の旧フィルハーモニーで演奏した「運命」、
44年に国立歌劇場で演奏したラヴェル、そして、1954年9月19日、生涯最後の
コンサートで演奏したベートーヴェンの「第1番」。ベルリン・ブランデンブル
ク放送との共同制作です。

BPH0605 \2080
セルジウ・チェリビダッケ指揮(1948-1951)
ドビュッシー: バレエ音楽「遊戯」
(録音: 1948年3月20日 ベルリン、ダーレム、ゲマインデハウス)
メンデルスゾーン: 交響曲 第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
(録音: 1950年1月20日 ベルリン)
ミヨー: フランス組曲 Op.248(録音: 1951年3月31日 ベルリン)
<Mono ADD/一部既出>
終戦直後の混乱期にベルリン・フィルを支えた若き日のチェリビダッケがベル
リン・フィルの常任指揮者であった時期に放送用に録音したドビュッシー、ミ
ヨーの2フランス作品とメンデルスゾーンの「イタリア」です。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送との共同制作。

BPH0606 \2080
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 (1963)
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」
(ライヴ録音: 1963年10月15日 ベルリン、フィルハーモニー)]
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)/ジークリンデ・ヴァーグナー(A)
ルイージ・アルバ(T)/オットー・ヴィーナー(Br)
聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団/リアス室内合唱団 
<Stereo ADD/初出>
フルトヴェングラーの没後ベルリン・フィルの終身指揮者・芸術監督となった
帝王カラヤンが、欧州楽壇に君臨していた1963年10月15日に行われた、記念す
べきベルリン・フィルハーモニー新ホールの落成記念コンサートのライヴ収録
です。ベルリン・ブランデンブルク放送との共同制作。

BPH0607 \2080
ダヴィド・オイストラフ指揮 (1972)
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
(ライヴ録音: 1972年3月16日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo ADD/初出>
ソ連を代表する大ヴァイオリニスト、オイストラフは、晩年ベルリンでカラヤ
ンと共演したりして録音を残す一方、自らも指揮台に立ちました。得意の「悲
愴」を、ロシア人らしい濃厚な情熱を込めて演奏しています。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送との共同制作。

BPH0608 \2080
サー・サイモン・ラトル指揮 (1987)
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
(ライヴ録音: 1987年11月14、15日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo ADD/初出>
現在の首席指揮者・芸術監督であるラトルが、ベルリン・フィルにデビューし
た記念すべきコンサート(1987年11月)のライヴです。バーミンガム市響との
マーラー録音で名声を得たラトルだけに、このマーラー:「第6番」は語り草に
なるほどの名演で大評判となりました。ベルリン・ブランデンブルク放送との
共同制作。

BPH0609 \2080
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ)(1989)
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
交響曲 第7番 イ長調 Op.92
(ライヴ録音: 1989年11月12日 ベルリン、フィルハーモニー)]
<Stereo DDD/SONYより既出>
1989年のベルリンの壁の崩壊を受けて、急遽東ベルリン市民のために開かれた
無料特別コンサートのライヴ録音です。長くベルリン・フィルを支えている実
力者で、欧州楽壇に君臨するバレンボイムが弾き振りをしたベートーヴェンの
「ピアノ協奏曲第1番」と「交響曲第7番」の感動的な名演です。ソニー・クラ
シカルから発売されたこともありました。

BPH0610 \2080
クラウディオ・アバド指揮 (1996)
モーツァルト:セレナード 第7番 ニ長調「ハフナー」K.250(248b)
(ライヴ録音: 1996年12月13-15日 ベルリン、フィルハーモニー)]
ライナー・クスマウル(vn) 
<Stereo DDD/ドイツ銀行より頒布>
前の首席指揮者・芸術監督で、辞任後むしろ評価の高まっているアバドが1996
年12月に指揮した演奏会のライヴ録音です。アバド指揮の「ハフナー・セレナ
ード」は、DGやSONYからCDが出ていない貴重な曲目です。

BPH0611 \2080
クルト・ザンデルリンク指揮 (1997/1999)
ハイドン: 交響曲 第82番 ハ長調「熊」
ショスタコーヴィチ: 交響曲 第15番 イ長調 Op.141
(ライヴ録音: 1997年6月9日、1999年3月16日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo DDD/初出>
近年最後の巨匠指揮者として日本でも人気が高まったザンデルリンクが1997年
に指揮したハイドン「交響曲第82番『熊』」と1999年に指揮したショスタコー
ヴィチの「交響曲第15番」のライヴ録音です。ベルリン・ブランデンブルク放
送とドイツ・ラジオによる収録。

BPH0612 \2080
ニコラウス・アーノンクール指揮(2002)
J.S.バッハ:
管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV.1066 / オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調 BWV.1060a * / 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068
(ライヴ録音: 2002年10月5日 ベルリン、フィルハーモニー)]
アルブレヒト・マイヤー(ob)* / トーマス・ツェートマイヤー(vn)*
ラファエル・アルパーマン(cemb)* 
<Stereo DDD/初出>
鬼才から巨匠へと変貌を遂げつつあるアーノンクールが2002年10月に指揮した
バッハの管弦楽組曲「第1番」「第3番」と、豪華なソリストを擁した「ヴァイ
オリンとオーボエのための協奏曲ニ短調」のライヴ録音です。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送による収録。





<NAXOS> 各1枚 \850
8.555700
シューベルト(1797-1828):
ピアノ三重奏曲第2番/ピアノ三重奏曲「ソナタ楽章」
演奏/クングスバッカ・ピアノ三重奏団
1997年に結成され、すでに欧米やオーストラリアなどで活躍している若手トリ
オの、ナクソス初登場盤。現在はロンドンのギルドホール音楽院の所属アンサ
ンブルとして活躍。若々しいアンサンブルによるシューベルトは爽やかな風の
ようです。

8.557463
グノー(1818-1893):交響曲第1番/交響曲第2番
演奏/パトリック・ガロワ(指揮)シンフォニア・フィンランディア
ナクソスのレギュラー・アーティストとなったガロワが、フランスの隠れた名
作交響曲を指揮。ビゼーの爽快な雰囲気+管楽器の豊潤なハーモニー+バレエ
の伝統を受け継いだリズム。決して「アヴェ・マリアの作曲家」に止まらない
才能を聴いてください。

8.557577
エルガー(1857-1934):<管弦楽小曲集>
演奏会用序曲「フロワッサール」/5月の歌/カリッシマ/ロマンス(ファゴ
ットと管弦楽のための)/3つの性格的小品/メヌエット /2つの小品/3つの
バイエルンの踊り
演奏/ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団、プレマン・ティルソン(ファゴット)
交響曲を思わせる壮大な「フロワッサール」に圧倒されますが、むしろエルガ
ーの魅力を味わうには小品がいいでしょう。名作「愛の挨拶」と同じような親
しみやすいメロディと、ミニチュア的・家庭的な雰囲気の作品を集めました。
「ロマンス」はファゴット奏者の重要なレパートリーです。

8.557660
ハイドン(1732-1809):
ピアノ小協奏曲Hob.XIV:12/同Hob.XIV:13/同Hob.XIV:11/同Hob.XVIII:F2
/弦楽三重奏曲Hob.V:16/同Hob.XI:11
演奏/サビーヌ・ヴァーティン(フォルテピアノ…1893年エラール製)、
アンサンブル・ダルコ
鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ)を含む四重奏曲や、チェロに似た弦
楽器であるバリトンのための珍しい曲も含め(このディスクではチェロで演奏)、
ハイドンの多彩な室内楽曲を味わえる一枚です。

8.557681
ギボンズ(1583-1625):<教会讃美歌集>
喜びの歌/愛の歌/犠牲の歌/嘆きの歌/勝利の歌/統合の歌/信仰
の歌/希望の歌 ※英語歌詞付
※英語歌詞、スコアはwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/トヌス・ペレグリヌス、
アレクサンダー・レストランジ(カウンターテノール&コントラバス)、
アントニー・ピッツ(指揮、オルガン:1766年ジョン・バイフィールド製オル
ガン、フィンチコックス古楽器博物館コレクション )、他
イギリス・ルネサンス期の作曲家で、鍵盤楽器作品やマドリガル、ヴィオール
・コンソートなどが有名なギボンズ。1623年出版の「教会讃美歌集」に、レス
トランジとA.ピッツ、J.M.ピッツ及びR.J.ピッツが新解釈を施してまとめた作
品集です。ペルトの「ヨハネ受難曲」(8.555860)で見事なアンサンブルを聴
かせたトヌス・ペレグリヌスの繊細なハーモニーを、24bit録音で味わってくだ
さい。

8.557697
リルバーン(1915-2001):<管弦楽作品集>
アオテアロア序曲/誕生日の捧げもの/ドライスデール序曲(1937、1986改訂)
/森(音詩)/島の歌(音詩)/祝典序曲/行列のファンファーレ(1961、
1985改訂)
演奏/ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団
ニュージーランド生まれの“自然派、田園派作曲家”による、交響曲集
(8.555862)に続く作品集第2弾。NHK交響楽団など日本のオケへの客演も多い
ジャッドですが、今月はエルガーとあわせて彼の生き生きとした音楽に接する
チャンスです

8.557729
リバ(1765-1815):
フルート四重奏曲ハ長調/同 ヘ長調/弦楽四重奏曲イ短調/同 ニ短調
演奏/ヤン・オストリー(フルート)、M.ノスティッツ弦楽四重奏団
チェコのクリスマス・ミサなどを収録したディスク(8.554428)で一躍その名
が知られ、モーツァルトと同じ時代を生きた作曲家として、その作風が注目さ
れたリバ。チェコの古典派音楽を知る上でも格好の作曲家であり、メンデルス
ゾーンやスメタナへとつながっていく音楽でもあります。

8.557767
サラサーテ(1844-1908):<ヴァイオリンとピアノのための音楽第1集>
スペイン舞曲集-第1番「マラゲーニャ」/同-第2番「ハバネラ」/同-第3番
「アンダルシアのロマンス」/同-第4番「ホタ・ナバーラ」/同-第5番「プラ
イェーラ(祈り)」/同-第6番「サパテアード」/同-第7番「ヴィト」/同-
第8番「ハバネラ」/バスク奇想曲/ホタ・アラゴネーサ/バラード/アンダ
ルシアのセレナーデ
演奏/ヤン・ティエンワ(ヴァイオリン)、
マルクス・ハドゥラ(ピアノ)
超絶テクニックとジプシー・ヴァイオリン風の作風が特徴的なサラサーテの作
品集は、代表曲を集めたものが多数あるものの、体系化したシリーズはまだ珍
しいと言えるでしょう。小澤征爾に見いだされた中国の若手が、難曲に挑戦し
ている一枚です。

8.557817
ラフマニノフ(1873-1943):<オペラ・ハイライト集>
歌劇「アレコ」より[序奏/老ジプシーの物語:歌の魔力で/女たちの踊り/
男たちの踊り/アレコのカヴァティーナ:みんな寝ている/若いジプシーのロ
マンス:ごらん彼方の月を/二重唱:時間だ!…待って!/アレコの登場:彼
は起きていたんだわ/若いジプシーの死:逃げて、愛しいひと、逃げて/ジプ
シーたちの登場:何の騒ぎだ?/老ジプシーの登場:アレコ!ゼムフィーラ!
/ 老ジプシー:わしらは野人、わしらには掟はない/アレコ: おお、この苦悩!
この苦痛よ!]/歌劇「けちな騎士」より第3場:宮殿にて[アルベールと公爵:
父上、貧しさにずっと苦しんできました/男爵(けちな騎士)の登場:男爵よ、
会えてうれしい/公爵と男爵:男爵、子供はいますか/公爵と男爵:息子よ、
わたしはお前に立腹した/アルベールの登場:この嘘つきめ!/男爵の死:許
してください、父上]/歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」より第2場:リミ
ニ城、宮殿の部屋[序奏/フランチェスカとパオロの二重唱:美しきグウィネ
ヴィア/パオロとフランチェスカ:明け方の兆しが東の空を染め/パオロとフ
ランチェスカ:おおなんと愛しく、なんと神々しいものを彼らに授けられたの
か/フランチェスカ:口づけを知る運命ではないのです/パオロとフランチェ
スカ:わたしにとっての天国は/パオロとフランチェスカ:あなたがいれば、
地獄も天国に・・・あなたがいれば幸福は永遠に!/フランチェスカ:わたし
はあなたのもの。永遠!/嵐/ランチェオットの登場:駄目だ!永遠に呪われ
よ!]/同-終幕[ヴィルギリオとダンテの影/パオロとフランチェスカの霊:
おお、今日はこれ以上読めません/霊の消滅:これ以上の悲しみはない]
※露語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/マリアナ・ズヴェトコヴァ(ソプラノ)、
アンドレアナ・ニコロヴァ(メゾ・ソプラノ)、
ボイコ・ズヴェタノフ(テノール)、
アレクサンデル・テケリエフ(バス・バリトン)、
ペテル・ナイデノフ(バス)、ニコ・イサコフ(バリトン)、
プラメン・ベイコフ(バス)、
ナイデン・トドロフ(指揮)ソフィア国立歌劇場管弦楽団・合唱団
なかなか上演されることがないラフマニノフのオペラですが、交響曲やピアノ
協奏曲以外にも、その才能は発揮されたことを知る一枚だと言えるでしょう。
チャイコフスキーから受け継がれたロシア・ロマン派オペラの雰囲気を持ちつ
つ、陶酔するメロディはやはりこの作曲家ならでは。ワーグナー風の曲もあり
ます。

8.557883
ストコフスキー(1882-1977):<管弦楽編曲集第2集>
J.S.バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第3番第2曲「G線上のアリア」/カンタータ第208番「わが楽しみは
元気な狩りだけ」(狩りのカンタータ)-アリア「羊は安らかに草を食み」/フ
ーガ ト短調「小フーガ」/シェメッツ歌曲集より-甘き死よ来たれ /カンター
タ第4番「キリストは死の絆につかせたもう」-イエス・キリスト、神の子/
ヨハネ受難曲-第30番「すべては成就した」/教理問答書コラール-第13番「わ
れらみな唯一なる神を信ず」/オルガン小曲集-「いざ来たれ、異教徒の救い主
よ」/パッサカリアとフーガ ハ短調 
ストコフスキー:2つの古い典礼歌の旋律
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」第1部-ピファ(田園曲)
パーセル(1659-1695):
歌劇「ディドとエネアス」-「私が土の中に横たえられた時」(ディドの嘆き)
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)ボーンマス交響楽団
管弦楽編曲集(8.557645)に続く、名指揮者ストコフスキー編曲による作品集。
オルガニストでもある彼が得意としたバロック作品の編曲は、力強さやサウン
ドのカラフルさなど、現代オーケストラの機能を120%活用したものであり、ア
シスタントでもあったセレブリエールが堂々とした音楽に仕立て上げています。

8.557884
ル・ルー(d.1707?):<1台及び2台のハープシコードのための作品全集>
組曲 ニ短調/同 ニ長調/同 イ短調/同 イ長調/同 ヘ長調/同 嬰ヘ短調/
同 ト短調/2台のクラヴサンのためのジグ
演奏/芥川直子(ハープシコード)、
グレン・ウィルソン(ハープシコード)
桐朋学園大学を経てドイツのヴュルツブルク国立音楽大学院で学び、現在もな
おドイツを拠点に活動を続けているアーティストが、師であるウィルソンと共
にCDをリリース。限定発売(NAXOS LIMITED EDITION)となります。

8.559240
コープランド(1900-1990):
ラジオのための音楽(プレイリー・ジャーナル)/バレエ「ロデオ」-4つのエ
ピソード/家からの手紙/映画音楽「赤い子馬」からの組曲
演奏/ジョアン・ファレッタ(指揮)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
マリン・オールソップと並び、アメリカで注目を集めている実力派の女性指揮
者が、得意のコープランドを指揮。CBS放送の委嘱作に始まり、有名な「ロデ
オ」、第2次世界大戦中の作品である「家からの手紙」、そして映画音楽「赤い
子馬」と、アメリカの香りに満ちあふれた音楽を手兵オケと共に演奏しています。

8.570239
ペルト(1935- ):<無伴奏合唱のための音楽>
トリオディオン/カイザルへの納めもの (マタイ伝 22章15-22節) /ヌンク・
ディミッティス(ルカ伝 2章29-32節)/オードVII (メメント) 「カノン・
ポカヤネン」より/ わたしはまことの葡萄の木/石膏のつぼを持つ女(マタイ
伝26章6-13節)/ 勝利の後で /神の母にして処女
歌/ノエル・エジソン(指揮)エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ
「ベルリン・ミサ」(8.557299)に続く、この合唱団によるペルト作品集。ケ
ルン大聖堂やケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊ほか、さまざまな委嘱
による教会音楽を集めており、静かな祈りの音楽を、この合唱団特有の美しい
ハーモニーで味わえる一枚です。



<NAXOS OPERA>
8.660158-59 2枚組 \2000
シェーンベルク(1874-1951):歌劇「モーセとアロン」 
※リブレットは付いておりません。歌詞は独語です。
歌・演奏/ヴォルフガング・シェーネ、クリス・メリット、
イレーナ・ベスパロヴァイテ、ベルンハルト・シュナイダー、
ミヒャエル・エベッケ、カール=フリードリッヒ・デュール、
ウルリッヒ・フリッシュ、サシャ・ヴラバック、シュテファン・シュトルク、
エマ・カーティス、ヘルガ・ロース・インドゥリダドティア、石津なをみ、
アロイス・リーデル、
ローラント・クルティッヒ(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、
シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団・児童合唱団
(合唱指揮:ミヒャエル・アルバー)、
ポーランド放送クラクフ合唱団(合唱指揮:マレク・クルーサ)、他 
2003年12月、シュトゥットガルト州立歌劇場におけるライヴ録音。12音技法を
大胆に使ったオペラとして知られ、有名な聖書物語を哲学的な雰囲気に仕立て
上げた作品ですが、そのスコアにドラマを注入したような歌と演奏が、このプ
ロダクションの大きな特徴です。

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06-08 No.24-2

2006年08月25日 13時47分41秒 | Weblog
8.111053-54 2枚組 \1700
<シュヴァルツコップフ/カラヤン>
J.S.バッハ(1685-1750):
ミサ曲 ロ短調(録音:1952年11月、1953年7月)
ボーナス・トラック:バッハのミサ曲 ロ短調のヒストリカル録音(1929-1952)
[「グロリア」-第5曲「われら主をほめ」(録音:1945年10月5日)
「ニケーア信経」:クレド-第14曲「われは信ず、唯一の主、イエズス・キリス
ト」(録音:1929年5月29日)/同-第18曲「いのちの主なる聖霊を信ず」
(録音:1929年5月14日)/「ベネディクトゥス」-第23曲「ほむべきかな」
(録音:1936年4月27日)/「アニュス・デイ」-第24曲「神の小羊」(録音:
1952年10月7日)]
※解説に歌詞は付いておりません。歌詞はラテン語です
演奏・歌/
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
コーラル・ソサエティ・オブ・ザ・フレンズ・オブ・ミュージック・ウィーン、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
マルガ・ヘフゲン(アルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、
ハインツ・レーフス(バス) 
[ボーナス・トラック]
ドロシー・メイナー(ソプラノ)、エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、
マーガレット・バルフォー(コントラルト)、
キャスリーン・フェリア(コントラルト)、ジョルジュ・ティル(テノール)、
フリードリッヒ・ショル(バリトン)、
シルヴァン・レヴィン(指揮)ヴィクター管弦楽団、
アルバート・コーツ(指揮)ロンドン交響楽団、
グスタフ・ブレット(指揮)管弦楽団、
エードリアン・ボールト(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。
惜しくも先日亡くなったシュヴァルツコップフですが、オペラとは違った彼女の
芸術を味わえる演奏です。ウィーンとロンドン、2つのセッションをミックスし
た珍しいものであり、ロンドンではデニス・ブレイン(ホルン)、サーストン
・ダート(オルガン)ほか名手たちも参加。状態のいいフランス盤LPから復刻
しています。「ロ短調ミサ」における名唱を集めたボーナス・トラックも貴重
なものです。


<MARCO POLO>
8.225285 \1480
ヨハン・シュトラウス1世(1804-1849):<作品集第9集>
ダッシュ・ワルツ/ギャロップ(マイアベーアの歌劇「ユグノー教徒」の主題
による)/忠誠のワルツ/インド人ギャロップ/ワルツ「グラーツィエ舞曲」
/熱狂的なギャロップ(リストの主題による)/夜鳴きうぐいすのワルツ/ギ
ベリン党員のギャロップ/ワルツ「メルクリウスの翼」/音楽電信
演奏/クリスティアン・ポラック(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ 
シリーズ第9弾は、演奏旅行で歓迎を受けたライプツィヒへの返礼を込めたワル
ツに始まり、オーストリア皇帝への追悼作品、人気のあったリストやマイアベ
ーアの音楽をモティーフにしている曲など、さまざまな機会に書かれた粋な音
楽ばかりです。


<CPO>
777033-2(SACD-Hybrid) \2550
ベック(1734-1809):
4つの交響曲Op.4-第1番/同-第2番/同-第3番/「無人島」より序曲
演奏/ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)
当時は音楽の中心地だったドイツのマンハイムに生まれ、ハイドン、モーツァ
ルト、ベートーヴェンと同じ時代を生きたフランツ・イグナツ・ベック。作品4
の交響曲集は1766年に出版されており、マンハイムと浅からぬ関係だったモー
ツァルトが聴いた可能性も否定できないでしょう。

777111-2 \1980
ビショフ(1868-1936):交響曲第1番
演奏/ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウスが唯一の弟子だと認め、作風を継承して約1時間の作品にしたも
のが、この交響曲第1番。1906年に初演されており、R.シュトラウスも指揮をし
ましたが、現在ではやや忘れられた存在に。マーラーの香りも漂うこの曲の録
音は、まさに蘇演だと言えるでしょう。この時代の作品が得意なアルベルトの
指揮だけに、安心です。

777116-2 \1450
シャフラート(1709-1763):<三重奏曲&ソナタ集>
ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のための三重奏曲ト短調/チェロとハープ
シコードのための二重奏曲ハ長調/オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調
/ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ ト長調/ヴァイオリ
ン、ファゴットと通奏低音のための三重奏曲 変ロ長調
演奏/エポカ・バロッカ
ドレスデンの近郊に生まれ、後期バロックから古典派への橋渡し時期に活躍し
ていた作曲家。貴族らに好かれたその作風は、高度な演奏テクニックと音楽性
を持ち合わせたものであり、宮廷音楽の典型的なスタイルを持っています。

777140-2 \1450
キンケル(1810-1858):<ヨーロッパ縦断の想像旅行>
32の歌曲集:ライン地方の歌、スペインからイタリア、スコットランド、フラ
ンス民謡、童謡、愛の歌、革命讃歌
歌・演奏/イングリット・シュミットヒューゼン(ソプラノ) 、
トーマス・パルム(フォルテピアノ…エラール)
ファニー・メンデルスゾーンらと並び称される、19世紀前半の女性作曲家。さ
まざまなスタイルの歌を集め、アイデアに跳んだ歌い方で紹介していくという
楽しい作品集です。美しい声はもとより、古いタイプのフォルテピアノの音が、
ノスタルジーを誘います。

777190-2 \1450
マティーカ(1773-1830):
ノットゥルノ ト長調(フルート、ヴィオラとギターのための)/セレナード
ハ長調(フルート、ヴィオラとギターのための)
演奏/セレナード・ア・トロワ[カール・カイザー(フルート)、ペトラ・
ミュレヤンス(ヴィオラ)、ソーニア・プルンバウエル(ギター)] 
ボヘミアに生まれ、18世紀の終わり頃より作品が注目されたマティーカ。1800年
にウィーンへと拠点を移してからは、さらに名声が広くとどろきました。当時と
してはやや珍しい組み合わせの室内楽曲集ですが、それだけに独特の感性が目立
ちます。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101105 \2780
<オペラ・ナイト>
ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」-入場の行進曲(祝祭行進曲)/同-夕星の歌 
ドニゼッティ:
歌劇「愛の妙薬」-人知れぬ涙/歌劇「ファヴォリータ」-来たれ、レオノーラ 
ロッシーニ:
歌劇「シンデレラ(チェネレントラ)」-不安と涙のうちに生まれて/歌劇「セ
ミラーミデ」-うるわしい光が誘惑する 
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-楽しい思い出はどこへ 
ヴェルディ:歌劇「運命の力」-神よ、平和を与え賜え 
プッチーニ:
歌劇「トスカ」-妙なる調和/同-星も光りぬ/歌劇「つばめ」-何と美しい夢 
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」-マリー・テレーズ! 
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」-序奏 /同-サマータイム 
ヒメーネス:サルスエラ「テンプラニカ」-タランチュラは悪い虫だ 
ロルツィング:歌劇「ロシア皇帝と船大工」-おお、聖なる法 
E.デ・クルティス:忘れな草 
デ・ポール:「略奪された7人の花嫁」-あなたの美しい肌に感謝して 
バーンスタイン:
ミュージカル「ウェスト・サイド物語」-トゥナイト 
(ライヴ収録:2005年、ドイツ、ケルン歌劇場)
歌・演奏/トーマス・クヴァストフ、サイミール・ピルグ、
ヴィヴィカ・ジュノー、イサベル・バイラクダリアン、
カルロス・アルバレス、タマール・イヴェーリ、ミッシェル・クライダー、
ニール・シコフ、エッダ・モーザー、クラウディア・ロールバッハ、
レギーナ・リヒター、
マルクス・シュテンツ(指揮)
ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団、ケルン歌劇場合唱団
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、125分、英語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
まるでベスト・ヒッツ的な選曲、そして次々に登場する名歌手たち。ドイツ・
エイズ財団のために行われた、ケルン歌劇場におけるチャリティ・コンサート
の模様をDVD化したもので、オペラ歌手の“観るカタログ”としても素晴らしい
内容です。

101247 \4480
日本語字幕付き
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」(伊語歌詞)
(収録:2005年、スイス、チューリヒ歌劇場[チューリヒ芸術祭])
歌・演奏/エヴァ・メイ、ピョートル・ベツァーラ、トマス・ハンプソン、
カタリーナ・ピーツ、イレーネ・フリードリ、ミロスラフ・クリストフ、
ワレリー・ムルガ、ラインハルト・マイアー、ジュゼッペ・スコーシン、
ノエル・バスケス、ヘイッキ・ユルッティアホ、ウーヴェ・コッサー、
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、ユルゲン・フリム(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1,
DTS 5.1、128分、片面二層ディスク(DVD9)伊・独・仏・英・西・日本語字幕
付き 
アルトハウスでもかなりいろいろなライヴをリリースしてきたチューリヒ歌劇
場のステージから、定番中の定番である「椿姫」が登場。登場人物たちの繊細
な心理描写をクローズアップし、オペラ指揮者としての評価が定まったヴェル
ザー=メストの棒が、エヴァ・メイら主役たちの歌を際だたせます。

101405 \2780
<ホセ・カレーラス - アリア集&ミサ・クリオージャ>
ラミレス:ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ) 
ヒナステーラ:2つの歌-第1番「忘却の木の歌」 
グァスタビーノ: ばらと柳 
トルドラ: サンタ・ルチアのロマンス 
ナチョ: あなたに思いこがれて/親友 
(ライヴ・コンサート収録:1990年6月21日、サンフランシスコ、ミッション・
ドロレス教会)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、アリエル・ラミレス(ピアノ)、
ドミンゴ・クーラ(打楽器)、ロレンソ・ババフ(ピアノ)、
ヘスス・ガブリエル・セガーデ指揮、
アンデス四重奏団、グレゴリオ・N.ケピロドール、
アルゼンチン・ソコーロ大聖堂合唱団 
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、44分、片面一層ディスク
(DVD5) 
「ミサ・クリオージャ」はカレーラスが歌って一躍有名になった作品ですが、
アルゼンチンのフォルクローレ・サウンドが哀愁を呼び、意外なほど高い人気
を獲得しています。作曲者も参加しているこのコンサート映像は貴重なもので
すが、カレーラスの歌声はもちろん、南米における宗教音楽の魅力をダイレク
トに感じることができるでしょう。

101409 \2780
<ホセ・カレーラス - ボリショイ・オペラ・ナイト(ホセ・カレーラス司会
による)>
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」- 序曲/歌劇「仮面舞踏会」- 立て、息子に会うのは許してや
ろう/同 - ここがあの恐ろしい場所/歌劇「リゴレット」 - 女心の歌「風の中
の羽のように」 /歌劇「アイーダ」 - 勝ちて帰れ/歌劇「ルイーザ・ミラー」
- おお、私の目を否定できない
ムソルグスキー:
歌劇「ホヴァーンシチナ」 - Sily potainyya/蚤の歌(メフィストフェレスの)
ドニゼッティ:
歌劇「愛の妙薬」 - すばらしい妙薬! おれのものだ!/歌劇「ランメルモー
ルのルチア」 - ルチアのカヴァティーナ「あたりは沈黙にとざされ」
ベルリーニ: 歌劇「夢遊病の女」 - 愛する仲間の方々
フロトウ: 歌劇「マルタ」 - ああ、かくも汚れなく
レオンカヴァルロ:
歌劇「道化師」 - ごめんなさって、善男善女の皆様(プロローグ)
ロッシーニ: 歌劇「セビリャの理髪師」 - おいらは町のなんでも屋
ワーグナー: 歌劇「タンホイザー」 - 夕星の歌
ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」 - お元気ですか、公爵
プッチーニ:
歌劇「トスカ」 - 歌に生き、愛に生き 
(ライヴ・コンサート収録:1989年 9月6日、モスクワ、ボリショイ劇場)
歌・演奏/ルチア・アリベルティ、アルフレード・クラウス、
ヘルマン・プライ、カルロ・ベルゴンツィ、アラン・タイタス、
イリーナ・アルキポヴァ、ルイザ・ボサバリアン、アリーダ・フェッラリーニ、
リューバ・カザルノフスカヤ、エフゲニー・ネステレンコ、
ローランド・パネライ、
マルク・エルムレル(指揮)ボリショイ劇場管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、118分、片面二層ディスク
(DVD9) 
病床からカムバック後に参加した、モスクワでのコンサートを収録。プライや
ベルゴンツィなど、さまざまな名歌手たちが登場する豪華なステージであり、
さながら歌手たちの饗宴といったところでしょう。オペラ・ファンは必見の映
像です。



<OPUS ARTE DVD>
OA0958D 2枚組 \4980
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ルイス・パ
スクワル、カルロス・アルバレス、ビクトル・パブロ・ペレスとのインタビュ
ー]  
(ライヴ収録:2005年10月8日、10日、12日、スペイン、マドリッド、王立劇場)
歌・演奏/カルロス・アルバレス、アルフレッド・ライター、マリア・バーヨ、
ホセ・ブロス、ソニア・ガナッシ、ロレンツォ・レガッツォ、
ホセ・アントニオ・ロペス、マリア・ホセ・モレノ、
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
王立劇場管弦楽団・合唱団(マドリッド交響楽団・合唱団)、
ホルディ・カサス・イ・バイェル(合唱指揮)、
ルイス・パスクワル(演出)、ヌリア・カステホン(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 208分(オペラ172分、エクストラ36分)、英・仏・独・西・伊語字幕
付き、片面二層ディスク(DVD9) 
1940年代、フランコ政権下の政情不安なスペインを舞台にした新演出で、アル
バレスの不気味なドン・ジョヴァンニや新進歌手ホセ・ブロスのドン・オッタ
ーヴィオ、マリア・バーヨの可憐なドンナ・アンナなどが特に絶賛されたステ
ージです。この劇場のプロダクションがかなりセンセーショナルで、高いレヴェ
ルにあることを知っていただけるでしょう。

OA0959D 2枚組 \4980
ベルリーニ(1801-1835):歌劇「ノルマ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[主要な出演者と制作チームのメンバーによるインタ
ビューを含む作品紹介/オペラ概要/キャスト・ギャラリー]  
(ライヴ収録:2005年、オランダ、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/ヒュー・スミス、ジョルジョ・ジュゼッピーニ、
ハスミク・パピアン、アイリーニ・ツィラキディス、アンナ・スタイガー、
カルロ・ボシ、
ジュリアン・レイノルズ(指揮)
ネーデルラント室内管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団(マシュー・ホールズ:合唱指揮)、
ガイ・ジューステン(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 188分(オペラ162分、エクストラ26分)、英・仏・独・西・伊・蘭語字
幕付き、片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9) 
海外でもいまだにマリア・カラスの影がつきまとうこのオペラを、ドラマとし
てしっかりと位置づける新演出。アメリカの注目ソプラノ、ハスミク・パピア
ンをタイトルロールに据えた上演のライヴであり、見応えのある映像作品にも
なっています。

OA0960D 2枚組 \4980
モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[オペラ概要/キャスト・ギャラリー/「狂気の日」
(ライナー・E・モリッツによるドキュメンタリー・フィルム。クリストフ・マ
ルターラー、シルヴァン・カンブルランと主要な出演者のインタビューを含む)]
(ライヴ収録:2006年、パリ、パリ・オペラ座[パレ・ガルニエ])
歌・演奏/ペーテル・マッテイ、クリスティアーネ・エルツェ、
ハイディ・グラント・マーフィ、ロレンツォ・レガッツォ、
クリスティーネ・シェーファー、ヘレーネ・シュナイダーマン、
ローラント・ブラハト、ブルクハルト・ウルリヒ、
エーベルハルト・フランチェスコ・ロレンツ、カッサンドル・ベルトン、
フレデリック・ケイトン、エリーサ・チェンニ、マリー=アデリーヌ・アンリ、
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団(ペテル・ブリアン:合唱指揮)、
クリストフ・マルターラー(演出)、トマス・スタシェ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 260分(オペラ192分、エクストラ68分)、英・仏・独・西・伊語字幕
付き、片面二層ディスク(DVD9) 
Tシャツやウェディング・ドレスを含む現代風の衣装、小物類の粋な使い方な
ど、オリジナルの貴族邸という設定から解放され、今風のドラマとして再現さ
れた「フィガロ」のライヴ
(オリジナルは2001年のザルツブルク音楽祭で上演)。洗練されたパリの香り
が漂い、オペラ初心者にも楽しめる映像になっています。



<EUROARTS DVD>
2055498 \2700
シューマン(1810-1856):
ピアノ協奏曲/交響曲第4番/アダージョ&アレグロ・ブリッランテ
(「交響的練習曲」より、チャイコフスキー編曲)/見知らぬ国と人々から
(「子供の情景」より)/謝肉祭「4つの音符による面白い情景」-前口上/
同-ドイツ風ワルツ/同-間奏曲「パガニーニ」/同-フィリスティン(ペリシテ
人)と戦うダヴィッド同盟の行進(ラヴェル編曲)
(ライヴ収録:2006年6月1日-2日、ドイツ、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス)
演奏/リッカルド・シャイー(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
NTSC方式、画像構成比16:9anamorphic、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デ
ジタル5.1, DTS 5.1、93分、片面二層ディスク(DVD9)
あまり大きな話題にならない「シューマン没後150年」ですが、作曲者にゆかり
があるライプツィヒでは、アルゲリッチを迎えて刺激的なコンサートが行われ
ていました。その模様を伝えるDVDであり、特にオーケストラ編曲によるピアノ
曲が聴きもの。もちろんメインの2曲(協奏曲、交響曲)では堂々とした演奏を
楽しめます

2072128 \2700
チャイコフスキー(1840-1893):
ヴァイオリン協奏曲/幻想的序曲「ロメオとジュリエット」 
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(管弦楽編曲:ラヴェル)
(ライヴ収録:[ムソルグスキー]1978年、
[チャイコフスキー]1979年、
フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック)
演奏/ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団、イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1,
DTS 5.1、89分、片面二層ディスク(DVD9)
ユニテル制作の映像であり、往年の名コンビだったオーマンディ&フィラデル
フィアの、ゴージャスなサウンドが音と映像で楽しめる一枚。CD録音もあるパ
ールマンとの協奏曲をはじめ、すべてが彼らの得意とした曲であり、20世紀の
奇跡を今また追体験できるでしょう。



<JUXTAPOSITIONS>
DVD9DS17 \1900
日本語字幕付き
カーター(1908- ):フィルム「時の迷路」
(ダニエル・バレンボイム、チャールズ・ローゼン、ピエール・ブーレーズの
インタビューを含む)、フランク・シェファー(監督)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:ドルビー・デジタル2.0、90分、英・仏
・独・西・蘭・日本語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)、ブックレットの
翻訳PDFファイル付き:日本語、他
すでに同レーベルで、マーラーやベリオなどのドキュメンタリーがリリースさ
れているシェファー監督ですが、この一枚では彼が学生時代に興味を持ったエ
リオット・カーターの人と音楽を追究。ニューヨークのブルックリンという場
所から時間や文化を交錯して新しい音楽を作っていたこの作曲家を、あらため
て再評価させるような内容です。
#SACEM Award, Classiques en Images 2004/Best Documentary Award,
Student Prize, Golden Prague Festival 2004

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06-08 No.23

2006年08月25日 10時45分39秒 | Weblog
<ECM New Series>
4765278 2枚組 \3960
エレニ・カラインドルー:Elegy of the Uprooting (絶滅への哀歌)
カメラータ管弦楽団
ヘレニック放送合唱団
指揮:アレクサンドロス・マイラット
録音:2005年3月27日、アテネ (ライヴ)
”いまだ感動の震えがとまらない!”ギリシャの長い歴史と魂を揺さぶったカ
ラインドルーの新伝説、アテネでのライヴ・コンサート待望のリリース!
アンゲロプロス作品など、映画や演劇のための音楽を多く手がけその名を知ら
しめてきた、ギリシャの女流作曲家エレニ・カラインドルー。今回は、ECMへの
初ライヴ・セットとして、昨年3月に行われたコンサートのライヴ録音がリリー
スとなります。彼女の故郷、アテネで3日間にわたって行われたこのコンサート
はギリシャ国内はもちろん、ヨーロッパ中で話題となり、もちろんチケットは
ソールド・アウト。コンサート後の評も非常に高く、まさに待望のリリースと
なります。
「全滅、出国、流浪そして帰郷」カラインドルーはこのテーマを今までもその
音楽の中で語り続けてきました。一流アーティストたち(ECMのマンフレッド・
アイヒャーもアーティスティック&ミュージカル・ディレクターとして参加)
により演じられたこの一大叙事詩でもまたこのテーマが繰り返されます。過去
のECM作品に現れたモチーフが次々に再現され、まさに彼女の音楽人生すべてを
かけて訴えられてきたメッセージが浮き彫りになり、彼女とは違う歴史と伝統
の中に生きる我々をも共感、そして感動の震えに誘います。
カラインドルーのベスト盤といわけではないのですが、彼女の音楽のエッセン
スが詰まったライヴともいえます。ブックレットにはディスコグラフィーも掲
載され、カラインドルーの音楽史を俯瞰するにも最適なアルバムです。

4763150 \2080
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ 第4番 ホ短調
マルティヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 第1番 H.157
J.S.バッハ:「フーガの技法」より
ピントシャー:習作 第1番 「Treatise on the Veil」
J.S,バッハ:「フーガの技法」より
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
フランク・ペーター・ツィマーマン(Vn)
ハインリヒ・シフ(Vc)
録音:2004年&2005年
ツィマーマンとシフ。このふたりの特に室内楽の分野での共演はすでに20年以上
にものぼり、さまざまな音楽イヴェントにおいて常に重要な地位をしめてきまし
た。そのふたりの長年の願い、「純粋なデュオ・アルバムを作ること」が遂に
ECMで実現しました。念願であっただけに、レパートリーも精選されており、大
バッハからドイツの若手作曲家(1971年生まれ)のピントシャーに至るまでの
作品が組み込まれ、時代と独仏を行き来するような構成になっています。
彼らの功績はいまさらあげる必要もないほどですが、このふたりには意外な共通
点があります。それはふたりとも1711年製のストラディヴァリウスを使用してい
ること。ツィマーマンが使用しているのは、以前クライスラーが所有していた楽
器です。元々、倍音構成などが酷似しているとされるヴァイオリンとチェロ。
(ヴィオラはかなり異質)それが製作年まで同じ楽器でのデュオ作品集となると、
響きの溶け合うさま、逆にそれぞれの楽器にのったそれぞれの個性、こんなとこ
ろも大いに聴きどころとなります。
それにしても、ふたりのシフがECMに集うことになるとは、またちょっとややこ
しくなりますね・・・。因みに、アンドラーシュのほうは次月ベートーヴェン
第3弾のリリースが予定されています。

4763108 \2080
シルヴェストロフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「Post Scriptum」
同:クラリネット・ソロ(とピアノ)のためのミステリオーソ*
ペルト:クラリネットとピアノのためのシュピーゲル・イム・シュピーゲル*
ウストヴォルスカヤ:クラリネット、ヴァイオリンとピアノのためのトリオ
同:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
アレクセイ・リュビーモフ(Pf)
アレクサンダー・トロスティナンスキ(Vn)
キリル・リバコフ(Cl)
録音:2005年5月30日&6月1日、ノイマルク
*=世界初録音
紡ぎだされる「ポスト・ソヴィエト」の音楽。世界初録音2作を含む、リュビー
モフ渾身の一枚。
ソヴィエト連邦という国家が音楽史に及ぼした影響は計り知れません。それは
もちろん、保護する、奨励するといったプラス面というよりは、アーティスト
達の反骨心、それどころか音楽を用いた国家との闘争として史上に刻まれてい
ます。そしてソ連邦の崩壊。国家は崩壊しても、芸術が廃れることはなく、旧
ソ連出身の作曲家、演奏家の活躍には目を見張るものがあります。
ここにとりあげられた作曲家はそれぞれエストニア(ペルト)、ウクライナ
(シルヴェストロフ)、ロシア(ウストヴォルスカヤ)の出身。個々としても
ECMは長く彼らの音楽をフィーチャーし続けてきました。そしてここにリュビ
ーモフ(モスクワ出身)、トロスティンナンスキ(シベリア)、リバコフ(モ
スクワ)という才能が集い、「ポスト・ソヴィエト」の音楽を高らかに標榜す
るアルバムの完成となりました。

4763156 \2080
トーマス・ラルヒャー:IXXU
Ixxu 弦楽四重奏曲 (1998-2004)
私の病気は私が必要とする薬 
ソプラノ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2002)
Mumien チェロとピアノのための(2001/02)
Cold Farmer 弦楽四重奏曲 (1990)
ロザムンデ弦楽四重奏団
アンドレア・ローレン・ブラウン(Sp)
クリストフ・ポッペン(Vn)
トーマス・デメンガ(Vc)
トーマス・ラルヒャー(Pf)
1963年オーストリア生まれのトーマス・ラルヒャーは、近年、多岐にわたる音
楽活動で注目を浴びています。もちろん作曲家として、ピアニストとして、そ
して音楽祭などのオーガナイザーとしても辣腕を振るい、おおよそ音楽と関連
する全てのことは自身でプロデュースできる逸材といえます。作曲や演奏によ
って音楽を生み出すこと自体大仕事ではありますが、現代においては、それら
をどう聴衆に届けるかも同じくらい重要なファクターです。そうした彼の活動
に賛同する一流演奏家は多く、このアルバムへの参加アーティストも錚々たる
メンバーです。
二曲の弦楽四重奏曲を柱として製作されたこのアルバム。ラルヒャー本人、そ
こに集ったアーティストだけでなく、聴いている我々が音楽史を構築する作業
に参加していることを強く感じさせてくれる一枚です。

4371892 2枚組 \3960
ショスタコーヴィチ:24のプレリュード
キース・ジャレット(Pf)
ショスタコーヴィチ・イヤーを記念して、金字塔、キース・ジャレットによる
プレリュードがスペシャル・パッケージで再発売されます。品番、価格等に変
更はありません。





<Accord>
4769939 \2080
グレゴリオ聖歌と現代作曲家のコラボレーション!
6人の作曲家による「マグダラの聖マリアへの晩祷」
1.デウス・イン・アジュトーリウム(グレゴリオ聖歌)
2.マリア・スタバト・アド・モヌメントゥム(グレゴリオ聖歌)
3.我が主は言われた(ティエリー・エスケシュ作)
4.コンヴェルサ・マリア(グレゴリオ聖歌)
5.わたしは心を尽くして主に感謝する(ピエール=アドリアン・シャルピィ作)
6.ノリ・メ・タンジェーレ(グレゴリオ聖歌)
7.いかに幸いなことか、主を畏れる人(ニコラ・バクリ作)
8.オ・クァンタ・ヴィス・アモリス(グレゴリオ聖歌)
9.主の僕らよ、主を賛美せよ(ギヨーム・コヌソン作)
10.エクスキレバト・マリア(グレゴリオ聖歌)
11.すべての国よ、主を賛美せよ(レジス・カンポ作)
12.コンフィテボル・ティビ、ドミネ・レックス(グレゴリオ聖歌)
13.フラヴィト・アウステル(グレゴリオ聖歌)
14.ディフサ・エスト・グラティア(グレゴリオ聖歌)
15.イン・ディエブス・イリス(グレゴリオ聖歌)
16.わたしの魂は主を崇める(フィリッペ・フェネロン作)
17.キリエ・エレイソン?パーテル・ノステル?オライソン(グレゴリオ聖歌)
18.ベネディカムス・ドミノ(グレゴリオ聖歌)
アルシス・ブルゴーニュ合唱団/指揮:ピエール・カオ
プラハ・グレゴリオ聖歌隊/指揮:ダヴィッド・エベン
2005年12月、フランス南部ヴェズレーのアスカン教会で録音
フランス南部ブルゴーニュ地方に位置するヴェズレー。ここは巡礼地サンチャ
ゴに向かうリモージュの4つの道の起点のひとつで、処刑されたのちに復活した
イエス・キリストと接したとされる、マグダラのマリアの聖遺骨が安置されて
いるサント・マドレーヌ聖堂があることでも知られています。このマグダラの
マリアへの晩梼は長らく様々な方法で行われてきましたが、この晩梼のために
フランスを代表する6人の現代作曲家が作品を提供し、今回その録音が実現しま
した。晩梼の儀式はグレゴリオ聖歌の中に6人の新作を交えながら進みますが、
いにしえの祈りと現代の祈りが見事にコラボレーションした作品は独特の雰囲
気を醸し出しています。地元ブルゴーニュの合唱団からのソリストを交えたプ
ラハ・グレゴリオ聖歌隊の歌唱も幻想的。暑い夏に聴くと、まるで一服の清涼
剤のような清々しさです。

●Montpellier Euterp Collection
4428171 \2080
ブリテン:チェロ交響曲 作品68
同:バレエ組曲 「パゴダの王子」 作品57
シリル・トリコワール(Vc)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:ステュアート・ベッドフォード
2002年1月(パゴダ)、1998年12月(チェロ交響曲)、モンペリエ・オペラ劇場での
録音
指揮のベッドフォードはブリテンのスペシャリストとして知られる指揮者で、生
前のブリテンと一緒に仕事をし、オペラ「ベニスに死す」の初演と初録音を行
った人物です。作品を知り尽くしているだけあって、その演奏はとても説得力
があります。バレエ組曲「パゴダの王子」は、ドナルド・ミッチェルとメルヴィ
ン・クックによるアレンジ版を使用した演奏です。

4769836 \2080
マクダウェル:ピアノ協奏曲 第2番 ニ短調 作品23
同:ピアノ・ソナタ 第1番 「悲劇的」 作品45
レオニード・クズミン(Pf)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:クリスティアン・アルミンク
2001年10月(協奏曲、ライヴ)、2004年2月(ソナタ)、モンペリエ・オペラ劇場で
の録音
1860年アメリカ生まれの作曲家マクダウェルは、フランスでドビュッシーと共
に学び、のちにリストやラフに師事した作曲家。新日フィル音楽監督アルミン
クが、モンペリエで振ったピアノ協奏曲のライヴ録音がシリーズからリリース
されます。マクダウェルは自分と同じ名前のグリーグを敬愛しており、2曲のピ
アノ協奏曲はグリーグの影響が色濃く反映されています。クズミンは持ち前の
パワフルなタッチと均整の取れた演奏で、この知られざる名作を弾きこなして
います。スタジオ収録されたソナタ第1番は、マクダウェルの才能が如何なく発
揮された秀作。ここでもクズミンの正確無比な演奏が光ります。

4428168 \2080
エルサン:チェロ協奏曲 第2番 (1998)
同:バレエ組曲 「ヒースクリフ」 (2005)*
シリル・トリコワール(Vc)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:ユライ・ヴァルツハ
指揮:ダニエル・カウカ*
2004年1月(協奏曲・ライヴ)、2006年2月(ヒースクリフ)、
モンペリエ・オペラ劇場での録音
保守的な作風で知られるフランスの現代作曲家フィリップ・エルサンの作品集。
チェロ協奏曲第2番は単一楽章ながら40分近くを要する大作。ブリテンのアルバ
ムでもソリストを務めているトリコワールのソロによるライヴ録音です。指揮
のヴァルツハはスロヴァキア出身の25歳。作曲も手がけている注目株です。
「ヒースクリフ」はパリ・オペラ座の委嘱で2002年に初演されたエルサンのバ
レエ曲「Wuthering Heights」から編まれた組曲です。

4769827 \2080
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 作品8
同:交響詩 「スタニスラフとアンナ・オフィシエンチム」 作品12
ドロータ・アンデルジェフスカ(Vn)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:フリードマン・レイヤー
2005年5月(協奏曲、ライヴ)、2005年10月(交響詩)、
モンペリエ・オペラ劇場での録音
1876年に産まれたポーランド出身の作曲家ミェチスワフ・カルウォヴィチ。近
年CHANDOSレーベルで彼の作品が続々と採り上げられ、オーケストラ・ファンの
間では静かなブームを呼んでいます。この2曲も既にCDが出ていますが、世紀末
のロマンティシズムを色濃く反映した作品です。「スタニスラフとアンナ・オ
フィシエンチム」は彼の最後の作品かつ最大の交響詩で、兄弟の近親相姦をテ
ーマにした絵画にインスピレーションを得て作曲されました。山をこよなく愛
したカルウォヴィチは、この作品を完成させた直後の登山で雪崩に遭い、わず
か32歳で帰らぬ人となります。事故死がなければ間違いなくマーラーと並ぶ20
世紀初頭の作曲家となったであろうカルウォヴィチ。このアルバムではヴァイ
オリンのアンデルジェフスカが美しい音色でロマンティックな協奏曲を弾いて
おり、当日のコンサート評も「まるでピュア・ダイアモンドのようだ」と絶賛
されました。ちなみに彼女の弟は、ピアニストのアンデルジェフスキです。

4428198 \2080
リスト:協奏曲とピアノ小品集
1.ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
2.死の舞踏
3.イゾルデの愛の死
4.エルザの大聖堂への入場
5.ハンガリー狂詩曲 第12番
6.ハンガリー狂詩曲 第2番
ジョヴァンニ・ベルッチ(Pf)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:フリードマン・レイヤー
2005年1月(協奏曲&死の舞踏はライヴ)、モンペリエ・オペラ劇場での録音
独学でピアノをはじめ、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で
弾いたという伝説の持ち主ジョヴァンニ・ベルッチによるリスト作品集。ベル
ッチはその後あのラザール・ベルマンに師事。ベルマンの天才的なテクニック
を徹底的に叩き込まれ、師匠ゆずりのリスト弾きになりました。このアルバム
では協奏曲と「死の舞踏」が2005年モンペリエ音楽祭のライヴ録音として収録
されており、さらにカップリングとしてリストによるワーグナー・オペラの編
曲作品やハンガリー狂詩曲がスタジオ収録されています。ベルッチの超絶技巧
がどの作品でも炸裂しており、聴き応え十分のアルバムです。

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06-08 No.22

2006年08月25日 10時45分08秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●GEMINIシリーズ(リパッケージ分)
CZS-3652242 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第7番-第10番 他
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

CZS-3652292 2枚組 \1450
ブラームス:管弦楽曲集
大学祝典序曲、セレナード第1番、ラプソディ(W/ベイカー)、悲劇的序曲
セレナード第2番、ハイドン変奏曲
ロンドン・フィル他 
エードリアン・ボールト指揮

CZS-3652352 2枚組 \1450
ドビュッシー:管弦楽曲集第1集
海、3つの夜想曲、牧神の午後への前奏曲、遊戯、管弦楽のための映像
交響組曲「春」、スコットランド行進曲、英雄の子守歌、リア王
フランス国立放送管弦楽団、
ジャン・マルティノン指揮

CZS-3652402 2枚組 \1450
ドビュッシー:管弦楽曲集第2集
組曲「子供の領分」(キャプレ編)、小組曲(ビュッセル編)、神聖な踊りと
世俗の踊り、おもちゃ箱(キャプレ編)、ピアノと管弦楽の幻想曲 他
フランス国立放送管弦楽団、
ジャン・マルティノン指揮

CZS-3652852 2枚組 \1450
マーラー:交響曲第6番
R.シュトラウス:英雄の生涯
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮

CZS-3652952 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1&2番
二重奏曲D574 他
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)、
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
フレデリク・ロデオン(チェロ)

CZS-3653212 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ二重奏曲第1集
6つの大行進曲とトリオ、3つの軍隊行進曲、葬送大行進曲他
クリストフ・エッシェンバッハ、
ユストゥス・フランツ(ピアノ)

CZS-3653262 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ二重奏曲第2集
4つのレントラーD814、幻想曲D940、グランド・ドゥオD812 他
クリストフ・エッシェンバッハ、
ユストゥス・フランツ(ピアノ)

CZS-3653322 2枚組 \1450
スクリャービン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1-10番、練習曲Op2-1、前奏曲Op48、2つの小品Op57
アルバムの綴りOp58、2つの詩曲Op63、2つの前奏曲Op67、 他
ジョン・オグドン(ピアノ)

CZS-3714572 2枚組 \1450
バッハ:パルティータ集(6曲)
マリア・ティーポ(ピアノ)

CZS-3714622 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」、第6番「田園」、第8番、「プロメテウスの創造物」序曲
「コリオラン」序曲、「エグモント」序曲、「フィデリオ」序曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウス・テンシュテット指揮

CZS-3714672 2枚組 \1450
ベルリオーズ:幻想交響曲
ローマの謝肉祭、海賊、イタリアのハロルド、
「ベンヴェヌート・チェッリーニ」第1幕への前奏曲、ウェイヴァリー
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3714722
ショパン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番、第2番、ポーランドの歌による幻想曲、クラコヴィアク
ドイツ民謡による変奏曲、 他
オールソン(ピアノ)、ボルドーニ(ピアノ)、ラヴァル(ピアノ)

CZS-3714772 2枚組 \1450
ハイドン:交響曲第82-87番
イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム指揮

CZS-3714822 2枚組 \1450
ハイドン:オラトリオ「四季」
ヤノヴィッツ、ホルヴェーグ、ベリー、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CZS-3714872 2枚組 \1450
ルーセル:管弦楽曲集
バッコスとアリアドネ、交響曲第2番、蜘蛛の饗宴、交響曲第3番、
シンフォニエッタ
交響曲第4番
フランス国立O、プレートル指揮、パリ音楽院O、クリュイタンス指揮 他

CZS-3714922 2枚組 \1450
シェーンベルク:管弦楽曲集
浄められた夜、ペレアスとメリザンド、室内交響曲第1番、
ピアノ四重奏曲(シェーンベルク編)
バレンボイム指揮、バルビローリ指揮、ラトル指揮

CZS-3714972 2枚組 \1450
シューマン:交響曲全集 
フィルハーモニアO、ニュー・フィルハーモニアO
リッカルド・ムーティ指揮

CZS-3715022 2枚組 \1450
R.シュトラウス:英雄の生涯
メタモルフォーゼ、ドン・キホーテ、組曲「町人貴族」
トルトゥリエ(チェロ)、
ロイヤル・フィルO、ニュー・フィルハーモニアO
トーマス・ビーチャム指揮

CZS-3758792 2枚組 \1450
ガーシュウィン、ポーター、カーン
ガーシュウィン:「ガール・クレイジー」序曲、
ポーター:「エニシンゴ・ゴーズ」序曲
「カン・カン」序曲、「キス・ミー・ケイト」序曲、
ナイト・アンド・デイ 他
ニュー・プリンセス・シアターO.他 
ジョン・マッグリン指揮


●CHRISTMAS BUDGET BOX
CZS-3680222 10枚組 \4780
カラス/ライヴ・リサイタル集(限定版)
CD1-ライブ・イン・ローマ1952&サン・レモ1954
CD2-ライヴ・イン・ミラノ1956&アテネ1957
CD3-イン・リハーサル・ダラス1957
CD4-ライヴ・イン・ロンドン1958&1959
CD5-ライブ・イン・ハンブルク1959
CD6-ライヴ・イン・シュトゥットガルト1959
CD7-ライヴ・イン・アムステルダム1959
CD8-ライヴ・イン・ロンドン1961&1962
CD9-ライヴ・イン・パリ1963&1976
CD10-エドワード・ダウンズとの対話
マリア・カラス(ソプラノ) 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
ライヴ・ステージで発揮されたカラス芸術の集大成

CZS-3680332 13枚組 \6080
カラス/スタジオ・リサイタル集(限定版)
CD1-プッチーニ・アリア集
CD2-リリック・アンド・コロラトゥーラ・アリア集
CD3-カラス・アット・ラ・スカラ
CD4-ヴェルディ・アリア第1集
CD5ー狂乱の場
CD6-パリのカラス第1集
CD7ーパリのカラス第2集
CD8-ヴェルディ・アリア第2集
CD9-モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー・アリア集
CD10-ロッシーニ&ドニゼッティ・アリア集
CD11-ヴェルディ・アリア第3集
CD12-EMIレアリティーズ1953-1961
1953年テスト(2曲)、「マクベス」からのモノ・ヴァージョン、
トニーニ指揮のセッション(6曲)
CD13-EMIレアリティーズ1962-1969
1962年トニーニ指揮のセッション(3曲)
1964年プレートル指揮のセッション(「アイーダ」よりw/コレッリ)
1964/5年レッシーニョ指揮のセッション(2曲)
1969年レッシーニョ指揮のセッション(3曲)
マリア・カラス(ソプラノ) 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
高い完成度でその存在感を示すリサイタル・アルバム、レアリティーズも注目

CZS-3679182 5枚組 \2980
バルビローリ/エルガー:管弦楽作品集(限定版)
交響曲第1番Op55; 序奏とアレグロOp47
交響曲第2番Op63; エレジーOp58; 溜め息Op70
ファルスタッフOp68; コケインOp40; フロワサールOp19
エニグマ変奏曲Op36; 威風堂々第1-5番Op39
セレナードOp20; 海の絵Op37; チェロ協奏曲Op85
ベイカー(メゾ・ソプラノ)、デュ・プレ(チェロ)
シンフォニア・オフ・ロンドン、ハレO,ニュー・フィルハーモニアO他
ジョン・バルビローリ指揮 
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
エルガー生誕150年記念発売

CZS-3679312 6枚組 \3450
ボールト/エルガー:合唱作品集(限定版)
ミュージック・メイカーズOp69; ジェロンティアスの夢Op38
(6CD)使徒たちOp49; 神の国Op51; 戴冠式頌歌Op44
ボールトによる録音についての語り
ロンドン・フィル合唱団、管弦楽団、ニュー・フィルハーモニアO 他
エードリアン・ボールト指揮
クラッシュメル・ボックス 24Pブックレット
エルガー生誕150年記念発売

CZS-3678932 6枚組 \3450
ビーチャム/ハイドン名演集(限定版)
交響曲第93-104番
四季
モリソン、ヤング、ラングドン、ロイヤル合唱協会
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
トーマス・ビーチャム指揮  
クラッシュメル・ボックス 20Pブックレット
今なお愛されるビーチャムのハイドン演奏、「ロンドン」交響曲集と四季

CZS-3679062 5枚組 \2980
チッコリーニ/リスト:ピアノ作品集(限定版)
巡礼の年報(全曲); 詩的で宗教的な調べ; 愛の夢(3曲); 
コンソラシオン
伝説(2曲); 2つのバラード; オペラのパラフレーズ集(7曲)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)  
クラッシュメル・ボックス 20Pブックレット
世界的に評価を受けるチッコリーニのリスト名演集

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06-08 No.21-1

2006年08月24日 15時18分25秒 | Weblog
★ファンタジスタ!ベートーヴェン-ベートーヴェンと仲間たち★
(IVY社製作、タワーレコード・オリジナル企画)9月20日発売予定
CD10枚組 \2500 のお取り扱いをいたします。
詳細はHPをご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/mozart/beethoven.html

<Hyperion>
CDA 67585 \2080
F・シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》
同第13番イ短調D.804,Op.29《ロザムンデ》
タカーチ弦楽四重奏団
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成され
たタカーチ弦楽四重奏団。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって
世界最高の弦楽四重奏団の一つとしての地位を確立。ハンガリーより騎士十字
勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。この世界に名高い名門
弦楽四重奏団がこの度1988年から17年間に渡って専属契約を結んでいたデッカ
を離れ、活動とレパートリーの自由を求めてハイペリオンへと移籍!
否応でも期待の高まる移籍後のリリース第1弾は、シューベルトの後期四重奏
曲集が登場。2005年8月からはヴィオラがロジャー・タッピングからサンフラ
ンシスコ響の首席奏者ジェラルディン・ウォルサーへと交代になっており、新
生タカーチ弦楽四重奏団のサウンドを堪能できることも見逃せない重要ポイン
トである!ちなみに「死と乙女」は今年6月の来日公演でも演奏され喝采を浴
びた作品。今後は年1枚のペースでブラームス、ヤナーチェクやシューマンの
作品のリリースが予定されるなど、ハイペリオンのカタログに宝石のような眩
いばかりの輝きを加えることは間違いない。タカーチ弦楽四重奏団の動向に要
注目!

CDA 67525 \2080
SACDA 67525(SACD-Hybrid) \2850
C・アイヴズ:交響曲全集Vol.1 ――
交響曲第2番/同第3番《キャンプの集い》
(ジョン・J・ベッカー編曲)ブース将軍天国へ行く
ドニー・レイ・アルバート(バリトン)、
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団&合唱団

CDA 67540 \2080
SACDA 67540(SACD-Hybrid) \2850
C・アイヴズ:交響曲全集Vol.2 ――
交響曲第1番/同第4番/宵闇のセントラル・パーク
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
現代音楽の実験に取り組み前衛的な作品を多数遺したアイヴズではあるが、さ
まざまなアメリカの民謡や民族音楽、カントリーバンドの旋律を採り入れロマ
ン的な旋律に満ちた作品も書いたという事実へは残念ながら目が向けられない
ことが多い。しかし、そんな「アイヴズ=前衛的で難解」という印象や先入観
を一掃してくれる見事なアルバムをハイペリオンが世に向けて送り出す!
ブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーなど19世紀後半の作曲家たち
の作品を思わせる「交響曲第1番&第2番」。マーラーからも注目され室内交響
曲的な特色を持つ「交響曲第3番」。そしてストコフスキによって取り上げら
れた「交響曲第4番」をリットン&ダラス響が熱演!ちなみに同一の指揮者&
オーケストラによる交響曲全集の存在は僅かなだけに、一貫した演奏でアイヴ
ズの作風の移り変わりを聴くことの出来る貴重なリリースと言える。
中でも「交響曲第2番」でリットン&ダラス響が繰り広げる白熱のライヴは圧
倒的演奏であり、最後に待ち受ける圧巻のサウンドに度肝を抜かれること必至

CDA 67522 \2080
ウェストミンスター大聖堂のクリスマスの祈り ――
J・スヴェーリンク:Gaude et laetare
T・タリス:5声のマニフィカト
T・ビクトリア:うるわしき救い主の御母よ
H・シュッツ:この日キリスト生まれしぬ
J・ラングレ:フェテ
他 交唱や詩篇など全36トラック
マシュー・マーティン(オルガン)、
マーティン・ベイカー(指揮)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ハイペリオンのクリスマス・アルバム第1弾は、ロンドンのウェストミンスタ
ー大聖堂でクリスマスに歌われる音楽を集めたタイトル。ウェストミンスター
大聖堂聖歌隊の荘厳なる歌声が響き渡る美しきクリスマス・アルバムである。

CDA 67576 \2080
セント・ジョーンズのクリスマス ――
O・ゴールドシュミット:A Tender Shoot
H・ハウエルズ:A Spotless Rose
E・ネイラー:Vox dicentis:Clama
J・ビンガム:The Clouded Heaven
J・ラッター:There is a Flower
G・ホルスト:This have I done for my true love
F・ポット:Lullay me liking
P・ワーロック:Bethlehem Down
M・ラウリッドソン:大いなる神秘
他 全22曲
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱団
続く第2弾は、メンデルスゾーンの宗教作品集(CDA 67558)でも美しい歌声
を聴かせてくれたヒル&ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱
団によるイギリスの作曲家を中心としたクリスマス・アルバム。

CDS 44191/7 7枚組 \7500
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 ――
交響曲第1番-交響曲第11番/ニールセンの主題による変奏曲
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ボーンマス交響楽団、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
マシュー・テイラー(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ハイペリオンの創設者である故テッド・ペリー氏が使命感を持ってその作品の
紹介を行ってきたイギリスの作曲家、ロバート・シンプソンの交響曲全集が
セットとして登場!ちなみに2004年完結となった全集で指揮者を務めたハン
ドリーは「シンプソン協会」の会長、テイラーは副会長としてシンプソンの
作品の普及に尽力している。イギリス音楽ファン必携!

CDS 44261/4 4枚組 \6750
イギリスのライト・ミュージック・クラシックス・シリーズ ――
E・コーツ:Calling All Workers
G・トーイ:ホーンテッド・ボールルーム
C・ウィリアムス:悪魔のギャロップ
A・ケテルビー:Bells Across The Meadows
E・バカロッシ:バッタの踊り
R・ファーノン:ウェストミンスター・ワルツ
E・エルガー:カリッシマ
R・ビンジ:ミス・メラニー
S・コールリッジ=テイラー:演奏会用小組曲
他 全77曲
ロナルド・コープ(指揮)、ニュー・ロンドン管弦楽団
45人の作曲家による77曲に及ぶ珠玉の軽音楽を、4枚のディスク(演奏時間5時
間10分)に収めたこれまたイギリス音楽ファンには嬉しいセット。




<Helios>
CDH 55244 \1280
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
5つのカンティクル
パーセル・リアリゼイションズ
アントニー・ラルフ・ジョンソン(テノール)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)、
マイケル・チャンス(カウンター・テノール)、
アラン・オピー(バリトン)、
シオネッド・ウィリアムス(ハープ)、
マイケル・トンプソン(ホルン)
実力派演奏者陣がブリテンの声楽作品を深く掘り下げた好演を展開。
(CDA 66498からの移行再発売)

CDH 55246 \1280
ハロルド・フレイザー・シムソン(1872-1944):山の乙女
ジャニス・ケリー(ソプラノ)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
リチャード・スアート(バリトン)、
サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、他、
ロナルド・コープ(指揮)、
ニュー・ロンドン管弦楽団、ニュー・ロンドン・ライト・オペラ合唱団
20世紀初頭にヒットしたイギリスのミュージカル・コメディがここに再び!
(CDA 67190からの移行再発売)

CDH 55263 \1280
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ミサ曲ハ長調Op.86/ああ、不実なる人よOp.65/あなたの幸福な日々にWoO.93
不信心な者よ、おののけOp.116
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、ジャン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・マーク・エインズレー(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ&オーケストラ
マシュー・ベスト&コリドン・シンガーズのコンビによる金字塔とも言うべき
ベートーヴェンが復活!(CDA 66830からの移行再発売)

CDH 55270 \1280
フレデリック・ショパン(1810-1849):
17のポーランドの歌Op.74、魅惑、ドゥムカ
ポーリーヌ・ヴィアルド(1821-1910):
愛の嘆き、Faible Coeur、子守歌、祭、舞曲
ウルシュラ・クリュゲル(メゾ・ソプラノ)、
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
19世紀を生きた天才作曲家とポーランドの天才女流歌手の作品が共演する!
(CDA 67125からの移行再発売)

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06-08 No.21-2

2006年08月24日 15時18分03秒 | Weblog
<Glossa>
GCDSA 922203(SACD-Hybrid) \2580
S・ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31
カスパース・プトニンシュ(指揮)、フランダース放送合唱団
グロッサ(Glossa)が力を注ぐフランダース放送合唱団のアルバム第2弾では、
ラフマニノフの美しき無伴奏合唱作品を届けてくれる。「聖ヨハネ・クリソス
トモスの典礼」は、ラフマニノフにとって最初のアメリカ演奏旅行から帰国し
た直後の1910年(37歳)に作曲が行われた4声のための無伴奏合唱作品。不朽
の名作「晩祷」や合唱交響曲「鐘」の数年前に作曲されたこの作品は、作曲
当時から現在までロシアを中心とした教会で歌い継がれている。今回フラン
ダース放送合唱団を率いるカスパース・プトニンシュは、旧ソ連やバルト三
国の合唱音楽のスペシャリストとしてその名を知られるラトヴィアの指揮者
である。実力派合唱団が集うベネルクス三国の雄による厳粛で透明感に満ち
たラフマニノフの秘曲は合唱関係者必聴!





<Channel Classics>
CCSSA 23906(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト:
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(368b)
ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377(I・プレイエル編曲)
弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421(F・J・ロシナック編曲)
バート・シュニーマン(オーボエ)、パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)、
ロンバウツ・クヮルテット
オーストラリアのメルボルンに生まれた当代きってのバロック・オーボエの名
手、バート・シュニーマンのモーツァルト・アルバム。オリジナルのオーボエ
四重奏曲に加えて、オーボエのために編曲が行われた作品のカップリングも意
欲的で興味深いラインナップ。ジャコメッティ、ロンバウツ・クヮルテットを
共演に迎えるなど充実の布陣で聴かせるピリオド楽器ファン・注目のモーツァ
ルト・アルバムである!シュニーマンはソリストとして活躍中のオーボエ奏者。
これまでにゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった
大物指揮者と共演を行っており、現在はハーグ王立音楽院で教鞭を執っている。

CCSSA 24206(SACD-Hybrid) \2850
マスターズ・オヴ・ザ・リュート
ジョン・ダウランド(1563-1626):
前奏曲、失われし望みのファンシー、ラクリメによるパヴァン、
ラクリメによるガリアルド、我が主人ウィロビー卿のご帰館、
エセックス伯爵ロバート閣下のガリアード、グリーンスリーヴス
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(c.1580-1651):
トッカータ・アルペジアータ、カプスベルガー
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):
トッカータ第10番、チャコーナ
ロベール・ ト゛・ヴィゼー(c.1655-c.1732):
前奏曲、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ、
ハーレクインのシャコンヌ
ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
パッサカリア(カール・フィッシャー編曲)
マシュー・ワーズワース(リュート&テオルボ)
ロンドンの王立音楽院でナイジェル・ノースにリュートを学んだ盲目の天才奏
者、マシュー・ワーズワースがチャンネル・クラシックスに初登場。現在はソ
リスト、室内楽奏者としてイギリスを中心としたヨーロッパ、北米の主要な音
楽祭などで活躍中のワーズワース。イギリスのバロック・アンサンブル「リコ
ルド」の創設メンバーであり、昨年には「Rising Star for 2005」にノミネー
トされるなど日増しにその活動への期待が高まっている注目のアーティストで
ある。今回のリリース第1弾は、ダウランド、カプスベルガー、ピッチニーニ
などリュートの歴史に名を残す重要な音楽家たちの作品集。ルネサンス時代の
美しいハーモニーを奏でるリュートの調べが、聴き手の心を揺さぶることだろ
う。




<Linn>
CKD 282(SACD-Hybrid) \2580
F・リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調/パガニーニによる大練習曲
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス(ピアノ)
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディスは、2006-2007シーズンの“ECHO Rising
Star”に選ばれたギリシャの新人ピアニスト。“Rising Star”ツアーとして
2006年10月から2007年5月にかけてカーネギー・ホール、コンセルトへボウ、
ケルン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウスなどへの出演が
決定しており、新進気鋭の演奏家として期待が高まっている。

CKD 286(SACD-Hybrid) \2580
ジョン・ビヴァン・ベイカー(1926-1994):
二重奏曲/ケイトの歌/ピアノのための組曲/エクローグ/求愛歌
ヘブリディーズ・アンサンブル、コンソート・オヴ・ヴォイシズ
ナイジェル・オズボーン、サリー・ベアミッシュ、スチュアート・マクレー、
ゴードン・マクファーソンなど約40人の作曲家たちの作品の初演を手がけてい
る室内アンサンブル、ヘブリディーズ・アンサンブル。ジョン・ビヴァン・ベ
イカーはイギリスの王立音楽院でヴォーン・ウィリアムズとゴードン・ジェイ
コブに作曲を学び、ウェストミンスター寺院のアシスタント・オルガン奏者、
合唱指導を務めていた音楽家である。

AKP 284(SACD-Hybrid) \1580
リン・レコーズ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクションVol.2
バラングリル(イアン・ショウ/AKD 276)
エニー・プレイス・アイ・ハング・マイ・ハット・イズ・ホーム
(リチャード・ロドニー・ベネット&クレア・マーティン/AKD 260)
マイナー・スウィング(マーティン・テイラー/AKD 237)
ザット・オールド・ブラック・マジック(サラ・ムール/AKD 239)
アイ・エンジョイ・ビーイング・ア・ガール(ガール・トーク/AKD 279)
フー・ドゥー・ユー・ラヴ(バーブ・ジュンガー/AKD 283)
ザ・ミーニング・オヴ・ザ・ブルース(クレア・マーティン/AKD 246)
リトル・オーク(ハフトール・メットボー・グループ/AKD 277)
B・ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲より アリア・イタリア
ーナ(スコティッシュ・アンサンブル/CKD 226)
A・ドヴォルザーク:チェコ組曲より ポルカ
(スコティッシュ室内管弦楽団/CKD 241)
W・A・モーツァルト:フルート協奏曲より Rondo:Allegro
(スコティッシュ室内管弦楽団/CKD 273)
F・ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
(アルトゥール・ピツァーロ/CKD 248)
G・F・ヘンデル:私の眼に(エマ・ベル/CKD 252)
T・アースキン:序曲ハ長調Op.1-2より Allegro
(コンチェルト・カレドニア/CKD 240)
F・ジェミニアーニ:ソナタOp.5-4より Allegro
(アリソン・マクギヴレイ/CKD 251)
F・コルベッタ:ジーグ(ウィリアム・カーター/CKD 185)
R・バーンズ:Lassie Wi'the Lintwhite Locks(イアン・ブルース/AKD 269)
リン・レコーズの様々なアーティストたち
クラシック、ジャズ、ワールドと多岐に渡るレパートリーに加えて、クオリ
ティの高いサウンドで高い評価を獲得しているリン・レコーズ(Linn)の最新
サンプラー盤が登場。リン・レコーズのオールスターである様々な収録アー
ティストたちの演奏がこの1枚で味わえるお買い得盤!





<Musique En Wallonie(Cypres)>
CYP 3602 \2180
ジャン・アブシル(1893-1974):
ピアノ協奏曲Op.30/アンダンテ/5楽章形式のセレナーデOp.44
交響曲第2番Op.25
アンドレ・デュモティエ(ピアノ)、
フェルナンド・キネ(指揮)、
ダニエル・ステルネフェルド(指揮)、
ルネ・デフォセツ(指揮)、
ベルギー国立交響楽団
ジャン・アブシルは、近年「ルーマニアーナ」、「ブルガリア舞曲」などの吹
奏楽作品で日本でも名前を知られるようになった20世紀ベルギーの作曲家。ア
ブシルはブリュッセル音楽院で教鞭を執るなど教育者としても活躍していた経
歴を持つ。収録されているアブシルの作品における大きな特徴は、新古典主義
の作風が色濃く現れている部分であろう。1950年-1961年にかけての録音だが
音質は良好。

CYP 3601 \2180
アドルフ・ビアラン(1871-1916):交響的作品集 ――
交響詩《Trenmor》/交響曲ニ短調
チェロと管弦楽のための《2つのソネット》
ルク・デウェツ(チェロ)、
ピエール・バルトロメー(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団
同じ時代を生きたベルギーを代表する作曲家であるギョーム・ルクーらとと
もに同国の音楽の発展に尽力したアドルフ・ビアラン。活動の範囲が国内中
心だったためにその作品はあまり知られていないが、卓越した管弦楽法を用
いてロマン的な表現を追及した作品の数々は、脚光を浴びるべき魅力的な音
楽と言える。リエージュ・フィルの好演も光る!1995年の録音。

CYP 3604 \2180
フェルナン・キネ(1898-1971):室内楽作品集 ――
野外学校/東洋風の5つの歌曲/3つのクラリネットのための組曲/シャレード
/ヴィオラ・ソナタ/Moralites Legendaires
ジャン=ルイ・プティ(指揮)、
ジャン=ルイ・プティ室内管弦楽団、シモン四重奏団
プロ・アルテ弦楽四重奏団を結成し、指揮者としてリエージュ・フィルの創設
に携わるなどベルギーの音楽史史上に残る演奏家であったフェルナン・キネの
室内楽作品集。キネの作品は録音が少ないため、収録されている音源は「作曲
家フェルナン・キネ」を知るうえで非常に貴重な録音である。1995年の録音。

CYP 5680 \2180
ジョルジュ・アントワーヌ(1892-1918):歌曲集 ――
暗く果てしない眠り/秋の歌/Ce Mois de Mai/ロンデル/屋根の上の大空は
/月の光/恋する二人の死/眠れぬ夜/Berceuse pour apres/サーディの薔薇
/ノエル/ワロン/他 全20曲
パトリック・デルクール(バリトン)、ルク・デヴォス(ピアノ)、
サラ・クイケン(ヴィオラ)
将来を期待されながらも26歳という若さでこの世を去ったリエージュの作曲家
アントワーヌ。リエージュ王立音楽院の図書館に保存されている全25曲の歌曲
の中から20曲を収録している。1996年の録音。

CYP 3603 \2180
ジャン・ノーテ-歴史的録音集(録音:1902-1918) ――
D・F・E・オーベール:歌劇《ポルティチの唖娘》より
W・A・モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
G・ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》より
G・ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より
G・ヴェルディ:
歌劇《イル・トロヴァトゥーレ》より、歌劇《椿姫》より、
歌劇《リゴレット》より/他 全24曲
ジャン・ノーテ(バリトン)、様々なアーティスト




<Attacca>
Babel 9371-72 2枚組 \4360
ジョージ・クラム(1929-):ピアノのための作品全集 ――
ピアノのための5つの小品/アンプリファイド・ピアノのための《マクロコス
モス》第1集、第2集、第4集「天界の力学」/1979年のクリスマスのための小
組曲/小人の変奏曲/行列聖歌
ロベルト・ナスフェルト(ピアノ)、ヤコブ・ボガート(ピアノ)、
マリアン・ボルト(ピアノ)
20世紀アメリカが生んだ新ロマン主義の大作曲家であり、神秘主義や悪魔主義
の作風も見せたジョージ・クラムのピアノ作品集。中でも「マクロコスモス」
第1集は、12曲の小品それぞれに黄道12宮の星座の名前が振り分けられたクラ
ムの代表作である。楽譜も十字架、円、螺旋などの形をとなっており、通常の
五線譜からは想像出来ないスケールと精度を兼ね備えているのも大きな特徴。
コンテンポラリーの重要作を収めた「Attacca」レーベルの特色を全面に打ち
出したアルバムと言える!1986年&1991年の録音。

Babel 8948-5 \2180
トリスタン・ケウリス(1946-):弦楽四重奏曲第2番
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110、同第13番変ロ短調Op.138
ラファエル四重奏団
オランダの弦楽四重奏団であるラファエル四重奏団が同国の作曲家ケウリスに
よる委嘱作品とショスタコーヴィチの作品を深く掘り下げ、鬼気迫る演奏聴か
せてくれる。1983年&1988年の録音。

Babel 9481 \2180
2台のピアノ、8手のための作品集 ――
ロベルト・ナスフェルト(1955-):2台ピアノのための3つの小品
テオ・ルーヴェンディ(1930-):Voor Jan Piet en Klaas
トン・ブルイネル(1934-1998):雨
M・ラヴェル:さし絵
フランソワ=ベルナール・マシェ(1935-):Styx、Lethe
グラハム・フィトキン(1963-):Untitled 11、Sciosophy
オランダ・ピアノ四重奏団
オランダの現代作品からロマン派の名作など幅広い作品をレパートリーとする
オランダ・ピアノ四重奏団。40本の指と176の鍵盤が次々と繰り出す演奏が凄
味を放っている。1994年の録音。

Babel 9374 \2180
ハンス・コックス(1930-):室内楽作品集 ――
Through A Glass Darkly/ヴァイオリン・ソナタ第4番/チェロ・ソナタ/
2台ピアノのためのソナタ/弦楽四重奏曲
エーヴァ・コスキネン(ヴァイオリン)、
ミレル・イアンコヴィチ(チェロ)、
ジョン=エドワード・ケリー(サクソフォーン)、
ボブ・フェルステーフ(ピアノ)、
ユトレヒト弦楽四重奏団
オランダの現代作曲家であるハンス・コックスの作品を、ルーマニアのチェロ
奏者イアンコヴィチやご当地オランダのユトレヒト弦楽四重奏団が演奏。
1992年&1993年の録音。

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06-08 No.20

2006年08月24日 11時25分31秒 | Weblog
★BMG商品情報
【スクロヴァチェフスキー/ベートーヴェン:交響曲集 BOX化について】
今週末発売【5番&6番】、年内に【7番&8番】の発売が予定されておりますが、
全曲BOX化は、来年2007年秋以降の発売予定となっているようです。よって、
BOXの発売は1年以上先となります。

【ブロンフマン&ジンマン/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 BOX化について】
この「ピアノ協奏曲全集」のBOX化の予定は現在はございません。

===================================

<Telarc>
CD80679 \1350
ブリーズ-リラクシング・ミュージック・フロム・ザ・ムーヴィーズ
1.「スター・ウォーズ・エピソード4」より 「ルークとレイア」
2.「トスカーナの休日」より プッチーニ:ハミング・コーラス(蝶々夫人)
3.「ピアノ・レッスン」より ビッグ・マイ・シークレット
4.「オー」より ヴェルディ:アヴェ・マリア(オテロ)
5.「みじかくも美しく燃え」より モーツァルト:アンダンテ
(ピアノ協奏曲 第21番)
6.「フォレスト・ガンプ」より メイン・テーマ
7.「眺めのいい部屋」より プッチーニ:私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)
8.「マイ・ライフ・オン・アイス」より シューベルト:アンダンテ
(弦楽四重奏 第13番)
9.「ゴースト」より アンチェインド・メロディ
10.「普通の人々」より パッヘルベルのカノン
11.「ママが泣いた日」より モーツァルト:アダージョ(グラン・パルティータ)
12.「ア・リヴァー・ランズ・スルー」より メイン・テーマ
13.「スパルタクス」より 愛のテーマ
14.「ある日どこかで」より ラフマニノフ:アンダンテ・カンタービレ
(パガニーニの主題による変奏曲)
15.「マディソン郡の橋」より 愛のテーマ「ドゥー・アイズ」
エリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス
クリーヴランド弦楽四重奏団
レナード・スラトキン指揮セント・ルイス交響楽団
サー・チャールズ・マッケラス指揮セント・ルークス管弦楽団
映画で使われたクラシックや映画音楽から、リラクシングに最適な作品を集め
たコンピレーション。TELARCレーベルのブリーズ・シリーズの最新盤です。

TELARCブリーズ・シリーズ
リラクシング・ハープ    CD80678 \1350
リラクシング・ピアノ    CD80652 \1350
リラクシング・ストリングス CD80635 \1350
リラクシング・ギター    CD80512 \1350

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD80171 \1350
ラヴェル:管弦楽曲集
1.道化師の朝の歌
2.スペイン狂詩曲
3.高雅で感傷的なワルツ
4.ラ・ヴァルス
5.ボレロ
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス=ロペス・コボス

CD80213 \1350
タッチ・オブ・ロマンス
1.サンス:スペイン組曲
2.バリオス:郷愁のショーロ
3.バリオス:森に夢見る
4.ロメロ:アンダルーサ組曲
5.アルベニス:伝説
6.バリオス:ザンバの調べ
アンヘル・ロメロ(Gt)

CD80220 \1350
クラス・ブラス
1.R.コルサコフ:貴族たちの行列
2.ボロディン:だったん人の踊り
3.コープランド:ロデオ
4.スメタナ:道化師の踊り
5.グリーグ:アニトラの踊り
6.プロコフィエフ:朝の踊り
7.コープランド:シンプル・ギフト
8.プロコフィエフ:キージェ中尉
9.チャイコフスキー:アラビアの踊り
10.チャイコフスキー:ナポリの踊り
11.ヴェルディ:凱旋行進曲
12.フォーレ:パヴァーヌ
13.ビゼー:闘牛士の歌
14.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第8番
15.ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
16.ヒナステラ:エスタンシア
17.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
18.ムソルグスキー:キエフの大きな門
エンパイア・ブラス

CD80456 \1350
天空の光
1.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、信徒らのいと輝かしき群れよ
2.作者不詳:新しき星の光が輝き
3.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、流血の惨事よ
4.作者不詳:人間をあわれみたもう神は
5.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、神の光にて輝きたもう御身
6.作者不詳:ばらのごとき花が
7.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、いと若々しき枝よ
8.ロバート・キア:モテトゥス「円環より」
9.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:今や教会の母なる内が喜ばんことを
10.同:おお、永遠の神よ
11.めでたし、海の星(13世紀のラス・ウエルガス写本より)
12.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、いと気高き若々しさ
タペストリー(女声4人のコーラス・グループ)

CD80497 \1350
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ




<Delos>
DE3346 \2080
チェリー・ローズ(Org) イン・コンサート
1.グリニ:アヴェ・マリア・ステラ
2.A.スカルラッティ:トッカータ 第11番
3.リスト:交響詩「オルフェウス」(ギロー編)
4.メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調(ベスト編)
5.キング:ヨハネ黙示録(オルガンとエレクトロニック・テープのための)
6.ハンプトン:5つの舞曲
7.ワルター:「Salve, Festa Dies Hail Thee, Festival Day」による瞑想
8.コレット:Thunder Piece
チェリー・ローズ(Org)
ロサンゼルス聖マリア大聖堂でのライヴ録音
17歳でフィラデルフィア管弦楽団と共演してデビュー、その後アメリカ人とし
て初めてミュンヘン国際オルガン・コンクールに優勝し、今やアメリカを代表
するオルガニストとなったチェリー・ローズのCDデビュー盤。2002年に建立さ
れたロサンゼルスの聖マリア大聖堂で行われたライヴでは、古典的な作品から、
彼女に献呈された現代曲(ヨハネ黙示録)まで幅広いレパートリーを披露し、彼
女の素晴らしい才能が如何なく発揮されています。

DE3363 \2080
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
第1番 イ短調 作品77、第2番 嬰ハ短調 作品129
ディミトリー・コーガン(Vn)
チャイコフスキー交響楽団
指揮:マキシム・ショスタコーヴィチ
アニヴァーサリー・イヤーにふさわしい大注目盤!ショスタコーヴィチの息子
が指揮し、コーガンの孫がヴァイオリンを奏でるベリー・スペシャルな協奏曲!
ショスタコーヴィチの作品に関しては独特のこだわりを見せ、特に歌曲集には
惜しみない賛辞が寄せられているDELOSレーベルからまたまた注目盤が登場で
す。2曲のヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは、名ヴァイオリニスト、
レオニード・コーガンの孫にあたるディミトリー・コーガン。言うまでもなく
レオニードはショスタコーヴィチ自身と何度も共演した間柄で、ディミトリー
も祖父からその血統を見事に受け継ぎ、ショスタコーヴィチ作品のよき解釈者
として知られています。そして、伴奏指揮を務めるのは作曲家の息子マキシム
・ショスタコーヴィチ。彼も今やショスタコーヴィチ作品にとっては欠くこと
のできない重要な指揮者で、今までのショスタコーヴィチ録音でも高い評価を
得ています。そんな二人を起用したこのアルバムは、アニヴァーサリー・イヤ
ーの今年、まちがいなく最重要なアルバムの一つと言っても過言ではないで
しょう。

DE3364 \2080
アルベニス:組曲「イベリア」(ギター四重奏版)
世界初録音!
ブラジリアン・ギター・カルテット
ブラジルの「ドリーム・チーム」によるアルベニス!
アルベニスの「イベリア」は4巻に分かれた全12曲のピアノ作品。スペイン・
アンダルシア地方の風景や風俗を描いたアルベニスの代表作として知られてい
ます。ピアノ版のみならずアルボース編曲によるオーケストラ版なども馴染み
深いですが、ピアノ曲でありながらギター風なフレーズも随所にあらわれ、ギ
ターで弾いてもまったく違和感のない作品です。ブラジリアン・ギター・カル
テットはこの作品をギター四重奏版にアレンジ、DELOSレーベルに世界初録音
しました。ブラジリアン・ギター・カルテットは1999年に海外進出し、以来世
界的に活躍しているカルテットで、地元ブラジルでは「ドリーム・チーム」と
呼ばれています。既にDELOSからも3枚のアルバムがリリースされています。

DE3367 \2080
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 
(フルートとピアノのための編曲版)
第25番 ト長調 K301、第24番 ハ長調 K296、
第32番 ヘ長調 K376、第35番 ト長調 K379
ラファエレ・トレヴィザーニ(Fl)
パオラ・ジラルディ(Pf)
究極のヴィルトゥオーゾならではのモーツァルト:Vnソナタの編曲版!
モーツァルト・イヤーということで、続々発売となったモーツァルトのヴァイ
オリン・ソナタ集。ムターもハーンも大ヒットとなり、様々な演奏スタイルを
聞き比べるのにも絶好の機会となりましたが、ここにフルート版の登場です。
前作でもヴァイオリンの難曲ツィゴイネルワイゼンを披露するなど、その超絶
技巧には定評のあるトレヴィザーニですので、編曲版という珍しさだけでなく、
これらのマスター・ピースの新たな魅力を再提示してくれそうです。




<MUSIC & ARTS>
M&ACD1190 \1980
ヤコブ・アヴシャロモフ:THE TAKING OF T’UNG KUAN
チャイコフスキー:交響曲第5番
以上、ストコフスキー指揮デトロイト交響楽団 
1952年11月20日マソニック・ホールライヴ
スメタナ:交響詩「我が祖国」よりタボール
以上、クーべリック指揮マーキュリー交響楽団(シカゴ交響楽団)
1952年12月6日オーケストラ・ホール・シカゴ スタジオ・セッション
収録内容(全てステレオ録音)
M&Aならではの好企画。ストコフスキーがデトロイト交響楽団初客演(1952年)
にあたって、米国の伝説的なサウンドエンジニア、バート・ホワイト氏
(EVERESTのエンジニアでもあります)を招き行った記念碑的ステレオ・ライヴ
録音。特に18番にして世紀の奇演の呼び声高い、チャイコフスキーの第5交響
曲が全曲残されているのが嬉しい限りです。そして、フィルアップが何とクー
べリックによる「我が祖国」の“タボール”。これはマーキュリーによるスタ
ジオ・セッションにホワイト氏が参加し実験的にステレオ録音していたもので、
表記上の制約でマーキュリー交響楽団となっておりますが紛れもないシカゴ交
響楽団による演奏で迫力満点。最晩年の東京公演を髣髴とさせる大熱演です。
全曲のステレオ録音も存在するのではないでしょうか。肝心の音質ですがなか
なかのもので「トスカニーニ・ファイナル・コンサート」と同程度とのことで
す。マーク・オバートソン復刻。

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06-08 No.19

2006年08月23日 13時11分37秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-3705232 \1980
リベラ/ANGEL VOICES
彼方の光(TVドラマ「氷壁」タイアップ曲)
サンクトゥス(-「パッヘルベルのカノン」より)
アヴェ・マリア
ゴーイング・ホーム(ラジオ・エディット)
(-「ドヴォルザーク:新世界-ラルゴ」より)*
ビー・スティル・マイ・ソウル
サルヴァ・メ
誓い-「ジュピター」より
ヴォーカ・メ
オールウェイズ・ウィズ・ユー
ウィー・アー・ザ・ロスト
生まれてくる日
レコルダーレ
アバイド・ウィズ・ミー
サイレント・ナイト*
ゴーイング・ホーム*
海外発売のベスト盤、新曲も2曲加えた充実のニュー・アルバム
「彼方の光」のヒットでさらに大きな人気を勝ち得たリベラの世界発売第3弾と
なるベスト・アルバム、年末に向けての癒しの少年コーラスの決定盤です。

CZS-3656122 6枚組 \2780
ベスト・カラス100
CD1-ベッリーニ・オペラ集
「夢遊病の女」より5曲 w/ヴォットー指揮、コッソット他(モノラル録音)
「清教徒」より6曲 w/セラフィン指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「ノルマ」より5曲 w/セラフィン指揮、ルードヴィヒ、コレッリ 他
「海賊」より2曲 w/レッシーニョ指揮
CD2-ドニゼッティ、ロッシーニ・オペラ集
「ランメルムーアのルチア」より3曲 w/セラフィン指揮、ステファノ他
(モノラル録音)
「イタリアのトルコ人」より4曲 w/ガヴァッツェーニ指揮 (モノラル録音)
「セビリアの理髪師」より2曲 w/ガリエラ指揮、ゴッビ
「セミラーミデ」、「ウィリアム・テル」、「チェネレントラ」、
「愛の妙薬」
「連隊の娘」、「アンナ・ボレーナ」、「ルクレツィア・ボルジア」よりw
/レッシーニョ指揮
CD3-ヴェルディ・オペラ集
「シチリアの夕べの祈り」 w/セラフィン指揮(モノラル録音)
「リゴレット」より2曲 w/セラフィン指揮、ゴッビ他(モノラル録音)
「椿姫」 w/ギオーネ指揮(1958年ライヴ、モノラル録音) 
「アイーダ」より3曲 w/セラフィン指揮、タッカー他(モノラル録音)
「イル・トロヴァトーレ」より2曲 w/カラヤン指揮(モノラル録音)
「仮面舞踏会」より2曲 w/ヴォットー指揮、ステファノ(モノラル録音)
「十字軍のロンバルディア人」、「アロルド」、「ドン・カルロ」、
「オテロ」より
W/レッシーニョ指揮
CD4-プッチーニ・オペラ集
「マノン・レスコー」より2曲 w/セラフィン指揮(モノラル録音)
「ボエーム」より4曲 w/ヴォットー指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「トスカ」より3曲 w/サバータ指揮、ステファノ他(モノラル録音)
「蝶々夫人」より4曲 w/カラヤン指揮、ゲッダ他(モノラル録音)
「修道女アンジェリカ」、「ジャンニ・スキッキ」より、
「トゥーランドット」より3曲
以上w/セラフィン指揮(モノラル録音)
CD5-フランス・オペラのヒロイン
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」、「アルチェステ」より 
w/プレートル指揮
ビゼー:「カルメン」より4曲 w/プレートル指揮、ゲッダ、バルビエ他
グノー:「ロメオとジュリエット」、トマ:「ミニォン」より 
w/プレートル指揮
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」、マスネ:「ウェルテル」、
グノー:「ファウスト」より
W/プレートル指揮
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」より2曲 w/プレートル指揮
マスネ:「マノン」より2曲 w/プレートル指揮
シャルパンティエ:「ルイーズ」より w/プレートル指揮
CD6-ドラマティック・ヒロイン
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」より2曲
以上w/セラフィン指揮(モノラル録音)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 
w/セラフィン指揮(モノラル録音)
レオンカヴァッロ:「道化師」より セラフィン指揮(モノラル録音)
ボーイト:「メフィストフェレ」、カタラーニ:「ワリー」より 
w/セラフィン指揮(モノ録音)
ケルビーニ:「メデア」、スポンティーニ:「巫女」より2曲 
w/セラフィン指揮(モノ録音)
グルック:「トーリードのイフィゲニー」より w/プレートル指揮
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より2曲 w/レッシーニョ指揮
マスネ:「ル・シッド」より w/プレートル指揮
ポンキエッリ:「ラ・ジョコンダ」より w/ヴォットー指揮
以上 マリア・カラス(ソプラノ)
マリア・カラスのソロとデュエットによるオペラの名曲100曲

CDC-3416822 \1980
ホライズン(HORIZONS)
シベリウス:練習曲Op.76-2
スクリャービン:即興曲1 Op.14
メンデルスゾーン:無言歌Op.67-2
シュトラウス/ギーゼキング編:セレナード
モンポウ:湖
J. S. バッハ/ブゾーニ編:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ
リスト:愛の夢
ショスタコーヴィチ:ポルカ
アルベニス:タンゴOp.165-2
モンポウ:歌と踊り第1番
リスト/ショパン編:わが友達
アンティール:トッカータ第2番
シャルル・トレネ:街角
ハルヴォルセン/アンスネス編:ヴェスレモイの歌
グリーグ:フモレスクOp.6-3
スメタナ:海辺にて
スコット:蓮の国
イベール:小さなロバ
ドビュッシー:月の光
グリーグ:民謡
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ) 2005年9月、06年6月録音
トップ・ピアニスト、アンスネスのヴァラエティに富んだ小品名曲アルバム
様々な作曲家の多彩なキャラクターからなる22曲、アンスネス自身がリサイタ
ルのアンコールとして取り上げてきた曲で、彼のキャリアのキーとなりまた名
ピアニストへのトリビュートとなる作品、さらに愛着の土地にちなんだ曲が選
曲されています。20Pブックレット

CDC-3644352 \1980
ハルナシェ(シマノフスキ歌曲集)
おとぎ話の王女の歌Op.31(3曲)#
ハルナシェOp.55(11曲)*
ハーフィズの愛の歌 第2集Op.26(8曲)$
#アイウォナ・ソボトカ(ソプラノ)
*ティモシー・ロビンソン(テナー)、バーミンガム市交響楽団合唱団
$カタリナ・カルネウス(メゾ・ソプラノ)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
シマノフスキ作品に情熱を燃やすラトルの新録音、久々の登場
「おとぎ話・・・」はアラビア、ペルシャの香りのするデリケートなメロディ
「ハルナシェ」はテナー、合唱と管弦楽のためのバレエーパントマイムのため
のユニークな作品。「ハーフィズ・・・」は14世紀のペルシャの詩人ハーフィ
ズの詩に付けられた音楽で色彩的で繊細な作品。いずれもシマノフスキの音楽
を広く紹介する意欲的な録音です。28Pブックレット

CDC-3669482
ブラームス:ドイツ・レクイエム(ピアノ2台の伴奏による)
スーザン・グリットン(ソプラノ)、ハンノ・ミュラー=ブラフマン(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
エフゲニア・ルビノヴァ&ホセ・ガリャルド(ピアノ)
スティーヴン・クローベリー指揮
ブラームス自身によるピアノ2台の伴奏版、偉大な作品がより身近なものに

X-3753382(1CD+1DVD) \2550
X-3570502 通常盤CD \1980
NIGEL KENNEDY/BLUE NOTE SESSIONS
(LUXURY EDITION)
CD:
1.Midnight Blue(Kenny Burrell)
2.Sudel (Duke Pearson)
3.Maybe in your Dreams (Nigel Kennedy)
4.Sunshine Alley (Butch Cornell)
5.Nearly (Ron Carter)
6.Expansions (Lonnie Liston-Smith)
7.Stranger in a Stranger Land (Nigel Kennedy)
8.Song For My Father (Horace Silver)
9.After the Rain (Duke Peason)
10.I Almost Lost My Mind (Ivory-Joe Hunter)
Bonus Track
11.Song for World Forgiveness (Jack DeJohnette)
DVD:17分の映像
Recorded at Avatar Studios, New York
Nigel Kennedy - Violin
Ron Carter - Bass/ Jack DeJohnette - Drums
Kenny Werner - Piano/ Joe Lovano - Tenor Saxophone
JD Allen - Tenor Saxophone/ Lucky Peterson - Hammond B3 Organ
Daniel Sandownick - Percussion/ Raul Midon - Vocals and Guitar
Produced by Jay Newland
世界で一番売れているクラシック・アーティストby ギネスブック
BLUE NOTEレーベル・デビュー 20Pブックレット

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06-08 No.18

2006年08月22日 17時48分55秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMX 2908219 \1680
2007年の音楽手帳「DIARY-2007」
【1月】ブリテン:ニュー・イヤー・キャロル/アノニマス4
【2月】シューマン:「ウィーンの謝肉祭の道化」よりフィナーレ
/シュテファン・ヴラダー(Pf)
【3月】ドヴォルザーク:組曲「春」より/ベルナルダ・フィンク(Ms)
【4月】ヴォルフ:メーリケ詩集より「4月の黄色い蝶」
/ヴェルナー・ギュラ(Br)
【5月】デュ・モン:「五月の初めの日に」
/アンサンブル・クレマン・ジャヌカン
【6月】パーセル:聖チェチリア/ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ
【7月】ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章/マルコ・ソシアス(G)
【8月】ハイドン:「四季」より第19曲目合唱/ヤーコプス
【9月】ハイドン:「四季」より収穫のとき/ヤーコプス
【10月】ドビュッシー:前奏曲集第2集より「枯葉」/アラン・プラネス(Pf)
【11月】インガルス:収穫祭
/シアター・オブ・ヴォイシズ&ポール・ヒリアー
【12月】コレッリ:合奏協奏曲第8番(クリスマス協奏曲)
/アンサンブル415
大好評をいただきました「2006年モーツァルトの手帳」につづき、今年もハル
モニア・ムンディが豪華な手帳をプロデュースします。見開き1ページで一週間、
その週に属する音楽史上重要な日が、写真・イラストつきで紹介されています。
バッハの命日からプロコフィエフの命日、メトロノームの誕生やジョン・ケー
ジの「4分33秒」が生まれた日、さらには不朽の名作映画「ウエスト・サイド物
語」が生まれた日、そしてもちろんハルモニア・ムンディ・アーティスト達の
誕生日まで、実に多種多彩な事項がちりばめられています。貴重な写真も満載
されており、ながめているだけでも楽しくなります。各月ごとをイメージした
選曲も、廃盤になってしまっている音源も含まれているというのもうれしいと
ころ。見ても聴いてもたのしいだけでなく、もちろん実際にも使えるこのきれ
いな手帳、レーベル在庫なくなり次第終了となりますのでお見逃しなく!




<BBC LEGENDS>
BBCL 4195 \2080
ステレオ
ウェーバー:「オベロン」序曲
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
ブラームス:悲劇的序曲Op.81
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:1984年10月7日、
1983年4月7日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
「ここまで演奏がすごいと、曲がどうでもよくなるとすらいえるかもしれな
い。」と音楽評論家許光俊氏も言い切る、テンシュテット&ロンドン・フィル
によるライヴ演奏。
「グレイト」は巨匠に惚れ込んでいる手兵とのライヴだけあって、ベルリン・
フィルとのスタジオ盤(83年)を大きく上回り、異常に濃厚。前プロの「オベ
ロン」も、オケの運動性を極限まで追い込んで激しく爆発しています。
そして、交響曲第3番(BBCL.4167)と同日の「悲劇的序曲」は現状では唯一の
もの。シリアスな内容は指揮者の指向する音楽とはまり過ぎで、重暗い響きに
完全に打ちのめされます。

BBCL 4193 \2080
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
サー・ジョン・バルビローリ(指)ハレO.
録音:1966年12月1日マンチェスター、自由貿易ホール
1963年2月22日BBCスタジオ
これはすごい!ブルックナー7番(BBCL.4186)につづいて、またしてもバルビ
ローリ・ファンを騒がす完全初出のタイトル「革命」が登場します。バルビロ
ーリのショスタコーヴィチとはまったく意外ですが、大興奮のフィナーレに、
存分に本領が発揮されたラルゴの美と聴きどころばかりで、メモリアル・イヤ
ーにピッタリの内容といえるでしょう。
いっぽう、ついに全集を完成することがなかったベートーヴェン。手兵ハレ管
とのラスト・コンサートで取り上げた第7交響曲、そして生前最後のリハーサル
となった「英雄」とゆかりの深さを踏まえると、47年のスタジオ盤まで遡る
「運命」も価値ある内容。ともにバルビローリ・ソサエティ提供の音源。

BBCL 4194 \2080
ヒンデミット:金管と弦楽のための協奏音楽
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調Op.70
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
ニュー・フィルハーモニアO.、ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:1969年11月30日、1975年5月14日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
巨匠ジュリーニを偲ぶアルバムがBBCからリリース。ドヴォルザークは、翌年の
ロンドン・フィル盤(76年)や、後のグッとテンポを落としたコンセルトへボ
ウ盤(93年)がともに有名ですが、ここではやはりライヴという条件が大きな
ポイント。フィルハーモニア管との8番(63年 / BBCL.4159)もそうでしたが、
音楽の自然な流れを損なわない熱くストレートな表現に、この時期ならではの
魅力があふれています。
さらに、ジュリーニとしてはたいへん珍しいヒンデミットが聴けるのも見逃せ
ないところで、機能的美と響きの面白さをたっぷり味わえます。

BBCL 4197 \2080
ソヴィエト連邦国歌
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
同:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
ダヴィド・オイストラフ(Vn)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・フィルハーモニックO.
録音:1965年10月ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年10月9日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
濃く太く大きな音の魅力で共通するふたり、オイストラフとロストロポーヴィ
チ。彼らの真価を一度に目の当たりにできるブラームスの二重協奏曲はまさに
格好のプログラム。1965年ロンドンでのロシア音楽祭における最大の呼びもの
のひとつでした。同一の内容はすでにDVD映像作品としてリリースされています
が、‘この空気はけっしてスタジオでは作り得ない’と云われるように、改め
て聴きなおしてみても壮絶としか表現しようのない世紀のライヴです。英国国
立図書館所蔵の正規音源で状態もバッチリ。
一方、61年ライヴのサージェント盤(BBCL.4102)も素晴らしかったヴァイオリ
ン協奏曲。さすがにオイストラフは盤石の構えで言うことなし、コンドラシン
の引き締まった棒がこれをサポートしています。

BBCL 4198 \2080
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VII.b-1
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc・Vc & 指)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ロンドンSO.
録音:1965年7月1日、1965年7月ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年にロンドンで行なわれたロシア音楽祭。ロストロのほかコンドラシン、
オイストラフ、リヒテル、ロジェストヴェンスキー、スヴェトラーノフなどゾ
ヴィエトを代表する演奏家が一同に会し、とてつもないパワーを見せつけまし
た。哀感のむせぶ作風に野太い音色が映えるエルガーは、同じロジェヴェンと
の64年ライヴ、またナタン・ラクリンとの58年録音(いずれもオケはモスクワ
・フィル)が知られますが、意外にも正規リリースは初めてとなります。エル
ガーと同様にハイドンとサン=サーンスも、40歳手前でバリバリのテクニック
を誇っていた頃のもの。「プラハの春」番外編とでもいうべきか、ピリピリと
した緊張感が漂う中でのライヴのせいか、たいへんエネルギッシュです。

BBCL 4196 \2080
シューマン:蝶々Op.2
同:序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ベンジャミン・ブリテン(指)イギリス室内O.
録音:1963年1月27日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1965年6月16日ブライスバラ・チャーチ(オールドバラ音楽祭)
1964年6月20日教区教会(オールドバラ音楽祭)
ピアノの巨人リヒテル、BBC LEGENDS通算10枚目のアルバム。これまでにリリー
スされたすべてが、圧倒的に強靭な打鍵と透徹したピアニズムの生の姿を伝え
るものとしてロングセラーを続けています。
初出レパートリーの作品92、別名コンツェルト・シュトゥックは、ピアノ連弾
など音楽祭を通じての朋友ブリテンとの息のあったやりとりが聴ける貴重な記
録です。リサイタルで非常にしばしば取り上げていた「蝶々」も、これまで当
ライヴのほかにはスタジオ盤(EMI / 62年10月)しか正規録音のなかったもの。
シューベルト最後のソナタは、リヒテル屈指のプログラムとしてつとに有名で、
72年11月のスタジオ録音を筆頭に数種の異演盤があります。ちなみに当日は、
同じシューベルトで6番のソナタ、ブリテンとのデュオで変奏曲、さらにはロ
ストロとのブラームスの第1番も演奏されていました。

BBCL 4199 \2080
シューマン:謝肉祭Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
同:ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
アニー・フィッシャー(P)
録音:1963年5月19日、1987年11月11日ロンドン、BBCスタジオ
モーツァルトやシューベルトと並び、フィッシャーにとって生涯を通じてレパ
ートリーの中心であり続けたベートーヴェン。彼女はリサイタルを活動の中心
に据えていたこともあり、ついにスタジオ録音で全集を完成することがありま
せんでした。ライヴによる全集(77-78年 / HUNGAROTON)からさらに10年近く
の時を経たロンドンでのライヴは、出てくる音楽の豊かさ、深みにどなたも圧
倒されることでしょう。また、子供の情景ほかを収めたアルバム(BBCL.4141)
以来のシューマン。間のとりかた、息づかいとどれをとっても絶品です。





<IDIS>
IDIS 6497 2枚組 \3300
“ラザール・ベルマン 1976年ミラノ・ライヴ
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16,前奏曲 ト短調 Op.23-5
リスト:超絶技巧練習曲(12曲),ペトラルカのソネット第104番,夕立
ラザール・ベルマン(P)
録音:1976年4月29日,ミラノ
昨年フィレンツェで亡くなったロシアのピアニスト、ラザール・ベルマン。彼
が1970年代後半になって西側に知られるようになって、一大センセーションを
巻き起こしたことはもはや伝説的です。このCDはまさにその時期、1976年4月
29日にミラノで行われたライブ。彼の代名詞と言うべき、リストの超絶技巧練
習曲をライヴでバリバリ披露したのですから、聴衆もたまげたことでしょう。
コンサートの全貌を2CDに完全収録しています。

IDIS 6499 \1650
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 K.467
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ワルター・ギーゼキング(P)
グイド・カンテッリ(指)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年3月14日(メンデルスゾーン),1955年2月6日(モーツァルト)
いずれもニューヨークでのライヴ。カンテッリとハイフェッツ、ギーゼキング
という豪華な組み合わせに興味津々。

IDIS 6495 2枚組 \3300
練習曲集,夜想曲集,マズルカ集,バラード第1番,バラード第3番,
スケルツォ第1番,スケルツォ第4番,即興曲 Op.29,ポロネーズ幻想曲 Op.61,
ポロネーズ Op.53,アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
ホロヴィッツ(P)
録音:1932-1951年
ホロヴィッツの30、40歳台の録音を集めたもの。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33501(DVD-Video) 2枚組 \4180
オールリージョン
字幕 伊英独仏西
ハイ・ディフィニション収録
ロッシーニ:「ビアンカとファッリエーロ」
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms ファッリエーロ)
マリア・バーヨ(S ビアンカ)
フランチェスコ・メーリ(T コンタレーノ)
カルロ・レポーレ(Bs カペッリオ)ほか
レナート・パルンボ(指)ガリシア交響楽団
演出:ジャン=ルイ・マルティノーティ
収録:2005年8月
2005年8月、ペーザロのロッシーニ音楽祭での上演の収録。ロッシーニの「ビア
ンカとファッリエーロ」は、1819年暮にスカラ座で初演されたオペラ。ファッ
リエーロ役がメッゾの至難の役で、なかなか上演ができないことから、幻の傑
作と言われています。そのファッリエーロ役にダニエラ・バルチェッローナ、
ビアンカ役にスペインの名ソプラノ、マリア・バーヨ、イタリア期待のテノー
ル、フランチェスコ・メーリ、イタリアの実力派バス、カルロ・レポーレと、
優れたキャストが配されています。指揮はベルリン・ドイッチェオパーの音楽
監督、レナート・パルンボ。なんとハイ・ディフィニション収録。現行DVDでは
通常仕様にダウンされているものの、おおもとの画質の良さはしっかり伝わっ
てきます。

DYNDVD 33504(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 伊英独仏西
ベッリーニ:
「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S ジュリエッタ)
クララ・ポリート(S ロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(T テバルド)
フェデリーコ・サッキ(Br カペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bs ロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)イタリア国際管弦楽団
演出:デニス・クリーフ
収録:2005年8月
南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭での、2005年公演
のライヴの映像です。ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、なにせ
話が「ロメオとジュリエット」と同じ素材ですので、舞台で見るほうがずっと
醍醐味があるというものです。なんといっても今や世界で活躍するプリマのパ
トリツィア・チョーフィのジュリエッタがみもの聞きもの。ロメオ役のクララ
・ポリートは期待の若手。デニス・クリーフの演出は適度にモダナイズされた
舞台が美しいもの。なおこの上演では、クリティカルエディションを用いてお
り、さらに初演直後にミラノ・スカラ座で再演された時の改訂版を採用、数箇
所に相違があるのもマニアには興味津々でしょう。

DYNDVD 33499(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 英仏独伊西
R.シュトラウス:「ダフネ」
ジューン・アンダーソン(S ダフネ)
ロベルト・サッカ(T ロイキッポス)
スコット・マック・アリスター(T アポロ),ほか
シュテファン・アントン・レック(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
収録:2005 年6月
CD(CDS 499)で発売されていたもの。レックの爽快な指揮と、アンダーソン
の見事なダフネ、そしてぴたりとはまったサッカのロイキッポスと、ドイツの
歌劇場にも負けない出来栄えは既に話題になったところ。演出は、先日のボロ
ーニャ歌劇場来日公演でロマン色豊かな「トロヴァトーレ」を作ったスコット
ランドの俊英ポール・カラン。2007年 2月には待望の日本初演もある「ダフ
ネ」、予習はこれで決まり!

DYNDVD 33515(DVD-Video) \3780
オールリージョン
字幕 伊英独仏
“フランコ・コレッリ 1971年東京コンサート”
ヴェルディ:「リゴレット」,
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
プッチーニ:「ボエーム」,「西部の娘」
マスネ:「ル・シッド」
からのアリア
エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
カルディッロ:つれない心
デ・クルティス:泣かないお前
トスティ:かわいい口元
フランコ・コレッリ(T)
アルベルト・ヴェントゥーラ(指)NHK交響楽団
収録:1971年11月8日
偉大なテノール、フランコ・コレッリは、三度来日しています。待望の初来日
となったのが、1971年10月から11月にかけてのコンサート・ツアー。東京で4回、
大阪で1回のリサイタルは、熱狂的に歓迎されました。この様子をNHKが収録、
全盛期のコレッリの素晴らしさをバッチリ収録しています。オーケストラ伴奏
の公演本体ももちろんですが、コレッリ名物、ピアノを引っ張り出してのアン
コールがまた圧巻。コレッリの絶唱に会場はヒートアップ。ブラーヴォが飛び
交い、思わず涙ぐむ女性ファンの姿も映し出されていて、貴重な記録です。
NHKからライセンスを得ての正規発売。画質は年代からすると今一つですが、
鑑賞に支障はない程度のカラーです。
なお、日付けが8月11日、会場がNHKホールとなっていますが、11月8日、厚生
年金会館の誤りです。ご了承ください。




<UNITED ARCHIVES>
UAR 005 \1650
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」ハ長調
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルーノ・ワルター(指)ニューヨーク・フィル
1946年4月22日、1953年1月5日
リマスタリング:Art&Sons社(パリ) プロデューサー:Eric Guillemaud
赤いジャケットと脅威的ともいえる音質で、日本のみならず世界中で広くファ
ンを獲得しつつあるUNITED ARCHIVESレーベル、第4弾はワルター&ニューヨー
ク・フィルの1946年「グレイト」です。「オーケストラを完全に手中に収めた」
(宇野功芳)頃の演奏で、弦楽器のフレーズごとの細かなデュナーミクなど、
細部に至るまで緻密に練られたワルターの解釈に、オケは100%完璧と思われ
る精確さで応えています。こわいくらいに完璧な演奏です。それにしてもこの
音質はすごい、まったくといってよいほどノイズがありませんが、演奏自体の
力はまったく損なわれていません。ジークフリート牧歌も、ワルターの録音の
中では比較的地味な部類に入りますが、曲のもつあたたかみは何度聴いても味
わいのあるものです。ブックレットに、フルトヴェングラーやトスカニーニと
一緒の写真も入っており、なかなか興味深いものがあります。





<TAHRA>
TAH 430 3枚組 \6240
クララ・ハスキル/リサイタル
[CD1]
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ホ短調 BWV 914
シューマン:色とりどりの小品
ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob. XVI-37
シューベルト:ソナタ ロ長調 D960
[CD2]
バッハ=ブゾーニ編:コラール前奏曲「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」
J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調、変ホ長調、ロ長調
ベートーヴェン:ソナタ第32番ハ短調op.111
シューマン:色とりどりの小品(抜粋)、アベッグ変奏曲、森の情景(抜粋)
ドビュッシー:練習曲「対比的な響きのための」「半音階のための」
ラヴェル:ソナチネ
[CD3]
モーツァルト:ソナタ ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ソナタ第18番op.31-3 変ホ長調
シューベルト:ソナタD960 ロ長調(第1楽章欠落)
[CD1]1952年2月14日ヒルヴェルサム・カジノ
[CD2]1953年4月11日ルードヴィクスブルク城 公開録音
[CD3]1957年4月11日エディンバラ、フリーメーソン・ホール
ハスキルの貴重な録音集です。やや古い音源ではありますが、ハスキルのスカ
ルラッティやベートーヴェンというのはどうしてこうも心に響くのかとあらた
めて驚かされます。ドビュッシーの練習曲も実に見事。ハスキルの繊細にして
すべてを表現しつくすタッチの妙技を堪能できます。同じ曲目も組みこまれた
プログラミングですが、それぞれの演奏でベストを尽す、ハスキルの真摯な態
度もうかがわれる貴重なライヴ集となっています。

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06-08 No.17

2006年08月22日 13時54分32秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67518 \2080
SACDA 67518(SACD-Hybrid) \2850
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ集Vol.1 ――
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3/同第4番変ホ長調Op.7
同第23番ヘ短調Op.57《熱情》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
当代最高のバッハ弾きとして世界中にその名を轟かすなど、名ピアニストとし
ての地位を確固たるものとしているアンジェラ・ヒューイット。
ヒューイットの代名詞でもあるバッハだけでなく、既にリリースされている
ショパンやラヴェル、シャブリエ、クープラン、メシアンなど幅広いレパート
リーを誇るのと同時に、深く掘り下げられた解釈と聴き手の心に響き渡る表現
力に支えられた演奏が常に大きな感動を呼んでいることは周知の通り。
現在を時めく鍵盤の女神ヒューイットが贈る最新作は、遂に着手した渾身のベ
ートーヴェン!
しかも収録曲の「ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》」は、来る10月
に予定されている来日公演の演奏予定曲目と言うのだから注目せずにはいられ
ない!これまでのアルバム以上に大きな注目を浴びること必至!




<Universal US>
Steinway Legends
8月新譜としてご案内したUSユニバーサルの新シリーズ「スタインウェイ・レ
ジェンズ」の第2弾。クラシック界の2大ブランドがコラボレーションしたコン
ピですが、内容の濃さでも注目されています。今回も超一流アーティスト5人
が選ばれ、初CD化音源も含まれた豪華なラインナップ。余談ですが、ミケラン
ジェリのスカルラッティはアメリカでは初出とのことで、あちらでは目玉アイ
テムとなっているようです。
ギレリスに関しましては、10月にインターナショナルDGからもフィーチャー作
品が3タイトル発売予定です。

B000721602 2枚組 \2080
Steinway Legends アルゲリッチ
Disc.1
J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911
シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 作品22
ブラームス:2つのラプソディー ロ短調&ト短調 作品79
リスト:ハンガリー狂詩曲 第6番
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
Disc.2
ショパン:アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ 作品22
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
ショパン:前奏曲 変イ長調
ラヴェル:水の戯れ
ラヴェル:夜のガスパール
プロコフィエフ:トッカータ 作品11
ラフマニノフ:交響的舞曲 第1番 作品45
マルタ・アルゲリッチ(Pf)

B000743302 2枚組 \2080
Steinway Legends ブレンデル
Disc.1
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV903
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第50番 HV XVI:50
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K396
シューベルト:3つのピアノ小品(即興曲) 第2番 D946
リスト:暗い雲、夜想曲「夢のなかに」、
ヴェネツィアのリヒャルト=ワーグナー、ダンテを読んで
Disc.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 「熱情」
ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO59
シューマン:幻想小品集 作品12
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K330
アルフレッド・ブレンデル(Pf)

B000721702 2枚組 \2080
Steinway Legends ギレリス
Disc.1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第18番 変ホハ長調 作品31-3
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940 (with エレーナ・ギレリス)
メトネル:ピアノ・ソナタ 第3番 ト短調 作品22 初CD化
ブラームス:2つのバラード 作品10
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
Disc.2
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
グリーグ:叙情小品集より9曲
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K281
エミール・ギレリス(Pf)

B000743402 2枚組 \2080
Steinway Legends ケンプ
Disc.1
J.S.バッハ:3つのコラール (ケンプ編)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K475
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 作品26
シューベルト:3つのピアノ小品(即興曲) D946
ショパン:夜想曲 ロ長調 作品9-3
ショパン:即興曲 第3番 変ト長調 作品51
Disc.2
シューマン:子供の情景 作品15
ブラームス:スケルツォ 作品4
ブラームス:ピアノのための小品 作品119
リスト:2つの伝説
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」初CD化(1936年録音)
ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)

B000743502 2枚組 \2080
Steinway Legends ミケランジェリ
Disc.1
D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K11、ト短調 K158、イ長調 K322
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 変ホ長調 作品7
ブラームス:バラード 作品10-1 「エドワード」
ドビュッシー:映像 第1集 第1曲「水に映る影」
ドビュッシー:映像 第2集 第2曲「そして月は荒れた寺院に落ちる」
ドビュッシー:映像 第2集 第3曲「金色の魚」
ドビュッシー:子供の領分
Disc.2
ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
ショパン:マズルカ 第24番 ハ長調 作品33-4
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
シューマン:ウィーンの謝肉祭 作品26
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 D537
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)

●同じく、USユニバーサルの人気シリーズPerspectivesにキング・オブ・チェ
リスト、シュタルケルが登場です。長らく入手不可だったトラックも多数収録。
クレーメル、バウマンに続く単なる「アーティスト・ベスト」ではない一枚
です。
B000748202 2枚組 \2080
Perspectives - ヤーノシュ・シュタルケル
Disc.1
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
ロカテッリ:チェロ・ソナタ ニ長調 (withステファン・スウェディッシュ)
ショパン:華麗なるポロネーズ 作品3 (withジョルジ・セベク)
ブラームス:
チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99 (withジョルジ・セベク)
Disc.2
メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 作品17 (withジョルジ・セベク)
ブルッフ:コル・ニドライ 作品47
サン=サーンス:チェロ協奏曲 イ長調 作品33
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 作品33
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 (withジョルジ・セベク)
ヴェイネル:ハンガリーの婚礼の踊り 作品21b (withジョルジ・セベク)
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲 (withジョルジ・セベク)
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ロンドン交響楽団/指揮:アンタル・ドラティ


B000734002 \1850
The Movie Album
1.スパルタカス  愛のテーマ (ビル・エヴァンス編)
2.ピアノ・レッスン  The Heart asks Pleasure First (ナイマン)
3.プライドと偏見 Dawn (マリアネッリ)
4.戦場のピアニスト バラード 第1番 ト長調 作品23 (ショパン)
5.ザ・ロイヤル・テンバウムス ジムノペディ 第1番 (サティ)
6.ある日どこかで パガニーニの主題による狂詩曲[第17変奏](ラフマニノフ)
7.チョコレート グノシエンヌ 第1番 (サティ)
8.ライト・スタッフ 月の光 (ドビュッシー)
9.逢引き ピアノ協奏曲 第2番 アダージョ (ラフマニノフ)
10.プリティ・リーグ In a Sentimental Mood (エリントン)
11.危険な月光 ワルソー・コンチェルト (アディンセル)
12.ファンタジア2000 ラプソディー・イン・ブルー (ガーシュウィン)
ジャン=イヴ・ティボーデ(Pf)
クリーヴランド管弦楽団/指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ (6,9)
BBC交響楽団/指揮:ヒュー・ウルフ (12)
「プライドと偏見」で大ヒットを記録したティボーデのムービー・アルバム。
ジャズ・アルバムやフレミングとの共演など、クラシックには収まりきらない
多彩さを見せているティボーデ。昨年、「プライドと偏見」のサントラ
(B000562002)に参加し、映画ファンにもその名を知らしめました。そんな中、
好タインミングでのムーヴィー・アルバムの登場です。もちろん「プライド-」
といった最新作からちょっとノスタルジックな名画まで。ナイマンやエリント
ンの作品まで網羅し、BGMアルバムとしてもおすすめです。


<Universal UK (Decca)>
イギリスの偉大なる作曲家、サー・マルコム・アーノルドは今年10月21日に85
歳の誕生日を迎えます。これを記念して、英デッカより3巻にのぼるアーノルド
・エディションが発売となります。なんと、記念すべきアーノルド作品初録音
(しかもアーノルド自身、首席Tp奏者として参加)のベイヌムとの「酔っ払い
ベッケス」も収録!その他、本人とのコラボレーションで生まれたコニファー
への膨大で貴重な録音の数々が集大成されたBOXです。
英国音楽ファン、吹奏楽ファン必携!

4765337 5枚組 \5250
アーノルド・エディション Vol.1 -交響曲
弦楽のための交響曲 作品13
交響曲 第1番 作品22  (rec.1997/10/13-15)
交響曲 第2番 作品40 (rec.1994/9/14-15)
交響曲 第3番 作品63 (rec.1994/5/29-31)
交響曲 第4番 作品71 (rec.1996/6/17-18)
交響曲 第5番 作品74 (rec.1995/9/14-15)
交響曲 第6番 作品95 (rec.1993/4/19-20)
交響曲 第7番 作品113 (rec.1990/7/7-9)
交響曲 第8番 作品121 (rec.1990/7/7-9)
金管楽器のための交響曲 (rec.1979/1)*
交響曲 第9番 作品128 (rec.1996/6/17-18)
デレク・ジェイムス(Tb) [7] 
BBCコンサート管弦楽団 [Strings]
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 [1,2,5,6,7,8]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 [3,4]
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル [Brass]
ボーンマス交響楽団 [9]
指揮ヴァーノン・ハンドリー
コニファー・レコーズ音源  Decca音源*

4765343 4枚組 \4200
アーノルド・エディション Vol.2 -協奏曲
2本のヴァイオリンのための協奏曲 作品77
ケネス・シリト、リン・フレッチャー(Vn)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン  (rec.1988/12/27-30)
ヴィオラと室内管弦楽のための協奏曲 作品108
リヴカ・ゴラーニ(Va)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン  (rec.1991/12/10-13)
オーボエと弦楽のための協奏曲 作品28a
ニコラス・ダニエル(Ob)
ボーンマス交響楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー  (rec.1996/7/17-18)
フルートと弦楽のための協奏曲 作品45 (rec.1988/12/27-30)
フルート協奏曲 第2番 作品111  (rec.1993/6/28-30)
カレン・ジョーンズ(Fl)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
リコーダー協奏曲 **
ミカラ・ペトリ(recorder)
イギリス室内管弦楽団/指揮:オッコ・カム (rec.1992/6/12-13)
クラリネットと弦楽のための協奏曲 作品20 (rec.1988/12/27-30)
クラリネット協奏曲 第2番 作品115 (rec.1993/6/28/30)
マイケル・コリンズ(Cl)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
ホルン協奏曲 第1番 作品11 (rec.1993/6/28-30)
ホルン協奏曲 第2番 作品58 (rec.1988/12/27-30)
リチャード・ワトキンス(Hr)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
2台ピアノのための協奏曲 作品32
デイヴィッド・ネトレ、リチャード・マークハム(Pf)
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン
2台ピアノ(3手)のための協奏曲 作品104
デイヴィッド・ネトレ、リチャード・マークハム(Pf)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1994/5/29-31)
ジョン・フィールドの主題によるファンタジー (ピアノと管弦楽のための)
ジョン・リル(Pf)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
ハーモニカ協奏曲 作品46
トミー・レイリー(harmonica)
ロンドン・シンフォニエッタ/指揮:デイヴィッド・アサートン
ギター協奏曲 作品67
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)
イギリス室内管弦楽団/指揮:バリー・ワーズワース
28人の演奏家のための協奏曲 作品105 *
ロンドン・ムジチ/指揮:マーク・ステフェンソン (rec.1991/12/10-13)
フィルハーモニック・コンチェルト 作品120 *
BBCコンサート管弦楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1997/10/13-15)
コニファー・レコーズ音源  Decca音源* BMG音源**

4765348 4枚組 \4200
アーノルド・エディション Vol.3 -管弦楽曲、吹奏楽曲、ピアノ曲
タモ・シャンター序曲 作品51
デレク・ジェイムス(Tb)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
喜劇序曲「酔っ払いベッカス」 作品5
水上の音楽 作品82b
記念日序曲 作品99
序曲「ピータールー」 作品97
管弦楽のためのファンファーレ 作品112
BBCコンサート管弦楽団/指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1997/10/13-15)
イギリス舞曲 第1集 作品27*
イギリス舞曲 第2集 作品33*
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・エイドリアン・ボールト (rec.1954/11/1-2)
バレエ「スウィーニー・トッド」からの管弦楽のための協奏的組曲 作品68a
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1993/4/19-20)
動物の謝肉祭 作品72
大大序曲 作品57
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴァーノン・ハドリー (rec.1994/5/29-31)
喜劇序曲「酔っ払いベッカス」 作品5*
マルコム・アーノルド(首席Tp)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム (rec.1947/12/16)
(記念すべきアーノルド作品初録音)
吹奏楽のための音楽
金管五重奏曲 作品73* 
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
イギリス舞曲 第1集 作品27
イギリス舞曲 第2集 作品33
4つのスコットランド舞曲 作品59
吹奏楽のためのファンタジー 作品114
吹奏楽のための小組曲 第1番 作品80
吹奏楽のための小組曲 第2番 作品93
4つのコーンウォル舞曲
パドストウの救命ボート
グライムソープ・コリアリー・バンド
指揮:エルガー・ハワース (rec.1993/4/15-16)
ピアノ独奏曲全集**
アレグロ ホ短調、3つのピアノ小品、セレナーデ ト長調、白昼夢、
2つのピアノ小品、ピアノ・ソナタ、3つのピアノ小品、プレリュード、
ウクライナ民謡による変奏曲 作品9、子供の組曲 作品16、
2つのバガテル 作品18、8つの子供の組曲 作品36、3つの幻想曲 作品129
ベンジャミン・フリス(Pf)
コニファー・レコーズ音源  Decca音源* KOCH音源**


<DG (Germany)>
4765681 \1850
オーボエとオーケストラによるヘンデル New Seasons
1 シバの女王の入場
2 ラルゴ
3 歌劇「クレタのアリアンナ」-アレグロ (Ob-d)
4 オルガン協奏曲第14番よりグレイヴ
5 歌劇「アルチーナ」-ラルゲット (Ob-d)
6 歌劇「アルチーナ」-アレグロ (Ob-d)
7 私を泣かせてください 
8 カンタータ「日はまた昇る」-アキスのアリア (EnHr)
9 オルガン協奏曲作品4-2-アダージョとスタッカート(EnHr)
10 オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」-ラルゴ (EnHr)
11 歌劇「ジュリオ・チェーザレ」-アレグロ・マ・ノン・トロッポ (EnHr)
12 田舎の踊り (EnHr+Ob)
13 オラトリオ「セメレ」-ラルゴ 
14 オルガン協奏曲作品4-3-アダージョ 
15 オラトリオ「セメレ」-アレグロ
16 オラトリオ「ソロモン」-ラルゴ
17 カンタータ「炎の中で」-アレグロ
18 オンブラ・マイ・フ (Ob-d)
19 オルガン協奏曲作品7-4-アダージョ
20 オルガン協奏曲作品7-4-アレグロ
21 5つのソナタ-アダージョ
22 カンタータ「愛の妄想」-メヌエット
23 オーボエ、ファゴットとチェンバロのための変奏曲
アルブレヒト・マイヤー(Ob、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルン)
モニカ・ラジンスカ (Cemb)
マシュー・ガウチ=アンセリン(Fl)
ヤコブ・ハウファ(Vn)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

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06-08 No.16

2006年08月19日 12時36分31秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC523 \1450
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ (指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
演奏時間: 5番:6:59 9:32 4:55 10:53、 6番:11:47 14:02 5:23 4:02 9:58
録音:5番:2005年10月17-19日、 6番:2005年10月31日-11月3日
ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール
スクロヴァチェフスキは 50年余りの指揮者生活のなかで、ベートーヴェンの録
音はライヴを除くと当時の手兵ミネソタ交響楽団との序曲全曲と劇音楽
(Vox1978-79年)と、G.バッカウアーとロンドン交響楽団とのピアノ協奏曲
第5番「皇帝」(Mercury-Philips1962 年)があったのみで、交響曲をスタジオ
録音するのは何と初めて!卓越したオーケストラ・ビルダーとしての手腕を発
揮し、ザールブリュッケン放送響をドイツ随一のオーケストラに育て上げたス
クロヴァチェフスキにとっても記念すべき会心の録音シリーズの第4弾。




<fine NF>
NF63101 \4500
ユーシア・クァルテット-<シャコンヌ>と<枯葉>
1 パーセル:シャコンヌ ト長調 (ブリテン校訂版)
2 ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調 作品36 シャコンヌつき
3 武満 徹:ア・ウェイ・アローン
4 コズマ:枯葉 (武満徹編曲)
ユーシア・クァルテット
高木和弘(1st Vn) ヤンネ舘野(2nd Vn) 小倉幸子(Va) 
アドリアン・ズィトゥン(Vc)
録音: 2004年7月19-21日 びわ湖小ホール、
2003年7月11-12日 京都府民ホール アルティ
録音プロデューサー: 西脇義訓 バランス・エンジニア:福井末憲
Pressed by Sonopress, Germany
長岡京室内アンサンブルから生まれたSQ界の新星!没後30周年のブリテンと没
後10周年の武満をフィーチャーした衝撃のデビュー盤!
青木十良で話題沸騰中のfine NFレーベルから待望のSACDハイブリッドの新作
が登場します。
ユーシア(EUSIA)とは、4人の出身地であるヨーロッパ(EUROPE)とアジア
(ASIA)、そして出会いの場であるアメリカ(U.S.A)からの合成語。1999年、ルー
ズベルト大学シカゴ芸術音楽院の教授に着任した森悠子(ご存知長岡京CEの音
楽監督)の元に運命的に集った若者4人の記念すべきデビュー盤です。4人とも
長岡京CEのコア・メンバーですが、ここに新しい個性として飛翔することとな
りました。
シカゴ芸術音楽院で森悠子のもと弦楽四重奏団としても鍛えられたユーシア・
クァルテット。2001年5月米国インディアナ州サウスベンドで行われた<全米
フィショフ室内楽コンペティション>でゴールド・メダリストとなります。そ
の折演奏したのがブリテンの弦楽四重奏曲第2番で、難曲として知られるこの
作品で“誠実で精巧、独創性豊かな雰囲気が見事に保たれた演奏""と絶賛され
ました。彼らには、固定された弦楽四重奏団としてデビューする道も開けたの
ですが、まだ若く無限の可能性を持ったひとりひとりがそれを望まず、それぞ
れが世界中のオーケストラのコンマス及びメンバーとして活躍しています。そ
のため、デビュー盤には少々時間がかかったのですが、2006年、レパートリー
にフィーチャーされているブリテンと武満それぞれのアニヴァーサリー・イヤ
ーに待望のリリースとなります。
今年没後10周年を迎えた武満徹は、ブリテンと共に20世紀を代表する作曲家と
して、今や世界中から認められていますが、その武満徹の「ア・ウェイ・アロ
ーン」と共に、武満徹が自ら編曲した「枯葉」を後半に収録しているのが、こ
のディスクのもうひとつの魅力といえます。作曲家武満徹の原点は、戦時下に
SPで聴いたシャンソンでした。秋をこよなく愛した武満徹の「枯葉」の、限り
ない美しさと悲しさを、ユーシア・クァルテットの演奏は漂わせています。
若々しくありつつも、独特の「哀愁」までも表現するユーシア・クァルテット。
これをお届けするには、もちろん卓越した録音技術とのコラボレーションあっ
てこそ。最近、多くのメディアに取り上げられ、今や本人達がカリスマ性を帯
びつつある西脇&福井コンビならではの最高位録音クオリティーが本領を発揮
しています。




<VENEZIA>
CDVE04255 \1350
ショスタコーヴィチ:「森の歌」「我らの祖国に太陽は輝く」
ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」Op.81
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)
アレクセイ・マースレンニコフ(テノール)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団
モスクワ国立合唱学校少年合唱団、モスクワ放送合唱団 
1978年ライヴ・ステレオ
ショスタコーヴィチ:カンタータ「我らの祖国に太陽は輝く」
キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル
モスクワ国立合唱学校少年合唱団、ソビエト国立合唱団 1965年ステレオ
※コンドラシン指揮はCDVE03217に収録されていた音源と同一と思われます。
現在CDVE03217は廃盤と成っています。ご注意ください。

CDVE04256 \1350
ショスタコーヴィチ:交響曲「死者の歌」、室内交響曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」ト短調Op.135
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
マルク・レシェーチン(バス)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1969年10月6日ステレオ
※世界初演(同年9月レニングラード)に続くモスクワ初演時のライヴ
ショスタコーヴィチ:室内交響曲 ハ短調Op.110a
(弦楽四重奏曲第8番、ルドルフ・バルシャイによる編曲版)
エドゥアルド・グラチ指揮"Moscovia"室内管弦楽団 
2000年ライヴ・ステレオ

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