クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

16-03 No.1

2016年03月03日 21時32分11秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ 第2回発売のご案内★
昨年4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第2回発売のご案内です。
これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。
「運命」は78CDR-3521と同一マスターですが、「未完成」は当CDのための
新復刻音源です。これまで同様にノイズはありますが、生々しい音質でお楽しみ
いただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシック
CD取り扱い店でもご購入いただけます。

78CD-3001 当店販売価格 \2080(税込) ※オープン・プライス商品
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB3328/32S (英 HMV DB3328/32S と同一録音)
(1937年10月8日、11月3日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)

シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
墺 HMV DB21131/3
(1950年1月19-21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音)

★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2016年3月新譜 5点発売★
発売予定:2016年3月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3604
モーツァルト:
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165(158a)
オッフェルトリウム「神に祝福あれ」K.117(66a)
ヴェスペレ「証聖者の荘厳な晩祷」K.339 ALP1496B
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(コントラルト)
ホルスト・ヴィルヘルム(テノール)
フェルディナント・フランツ(バス)
カール・フォルスター指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン聖ヘドヴィッヒ聖堂合唱団
英 HMV ALP 1496
(1956年1月31日-2月2日ベルリン、ヴィンテルガルテン録音)
ソプラノのエルナ・ベルガー(1900-1990)はドレスデン生まれ、17歳でドレスデ
ン王立歌劇場の合唱団に入った。一時家族と共に南米パラグアイに移住したが、
1923年ドレスデンに戻り、1925年にバイロイトに出演した。その後各地の一流
オペラハウスに出演、世界的に名前が知られるようになった。1955年に現役引
退後は大学で後継の指導にあたった。コントラルトのマルガ・ヘフゲン(1921-)
は1952年にベルリン・デビューした。バスのフェルディナント・フランツ(1906
-1959)はドイツのカッセル生まれた。ヨーロッパ各地のオペラで活躍した。指
揮者のカール・フォルスター(1904-1963)はドイツの合唱指揮者で教会音楽の専
門家。ベルリン聖ヘドヴィッヒ聖堂の楽長を1934年から務めた。

33CDR-3605
シューマン:女の愛と生涯 FRUENLIEBE UND LEBEN, OP.42
ベートーヴェン:ゲラートの詩による6 つの歌 作品48
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
フェルディナント・ライトナー(ピアノ)(シューマン)
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)(ベートーヴェン)
独 GRAMMOPHON LPEM 19068(Mono)
(1951年2月17日ベルリン録音)
エリーザベト・ヘンゲン(1906-1997)はドイツ生まれ、1933年ヴッパタール歌劇
場でデビュー。デュッセルドルフ歌劇場(1935-1939)、ドレスデン歌劇場(1940-
1943)を経てウィーン国立歌劇場に登場した。ヘンゲンは1951年に開催されたバ
イロイト音楽祭でフルトヴェングラー指揮のベートーヴェン「第九」交響曲に
出演していた。「女の愛と生涯」でピアニストを務めるフェルディナント・ラ
イトナー(1912-1996)はベルリン生まれ。後に指揮者として活躍するがピアニス
トとしてスタートした。ドイツ・グラモフォンに300 タイトル以上の録音を残
した。「ゲラートの詩による6 つの歌」のピアニスト、ミヒャエル・ラウハイ
ゼン(1889-1984)はドイツ生まれ。歌曲伴奏者として名声を上げた。1933年から
ドイツ語歌曲のすべてをレコードに録音することを企画し、そのため1940年か
らベルリン帝国放送局の声楽・室内楽部長に就任。戦後このことがナチス協力
に問われ、数年間の活動禁止を命じられた。ラウハイゼンはこのシリーズでワ
ーグナー: ヴェーゼンドンク歌曲集ほか(ティアナ・レムニッツ Sop)が出てい
る(78CDR-3428)。

78CDR-3606
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54
アルフレッド・コルトー(ピアノ
サー・ランドン・ロナルド指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
米 VICTOR 8317/20(英 HMV DB2181/4 と同一録音)
(1934年3月12日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
アルフレッド・コルトー(1877-1962)は20世紀最高のフランスのピアニスト。ス
イスのニヨンでフランス人の両親のもとに生まれた。1892年パリ音楽院のルイ・
ディエール(1843-1919)のクラスに入り1893年に一等賞を得た。1902年にヴァイ
オリンのジャック・ティボー(1880-1953)、チェロのパブロ・カザルス(1876-
1973)とピアノ・トリオを結成した。コルトーは1917年にパリ音楽院教授に任命
され、1919年にパリのエコール・ノルマル(音楽師範学校)を設立した。指揮者
のサー・ランドン・ロナルド(1873-1938)はロンドン生まれ。レコード黎明期か
らロンドンのコヴェントガーデン・オペラに出演した大歌手たちにレコード録
音をすすめた功労者。ピアニスト出身で1909年ロイヤル・アルバート・ホール
管弦楽団の指揮者にになり多くの録音を残した。電気録音になってからはコル
トーやクライスラー(1875-1962)の協奏曲の指揮者をつとめた。コルトーとロナ
ルドの顔合わせでフランク: 交響的変奏曲(78CDR-3130)がこのシリーズで出て
いる。

78CDR-3607
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
(カデンツァ: Auer/Heifetz)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
セルゲイ・クーセヴィツキ指揮
ボストン交響楽団
米 VICTOR 15531/5S
(1939年4月11日ボストン録音)
ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はロシア生まれのアメリカのヴァイオリニ
スト。ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し10歳で
デビューした。1917年16歳の時に革命を逃れ一家はアメリカに移住し、少年ハイ
フェッツは一流演奏家として待遇された。その後青年期、壮年期から引退するま
で世界最高のヴァイオリン奏者として崇められた。セルゲイ・クーセヴィツキ
(1874-1951)はロシア生まれの指揮者。ロシア革命後パリに移住、1924年から
1949年の24年にわたってボストン交響楽団常任指揮者をつとめ、このオーケスト
ラを世界的水準に育てあげた。アメリカVICTORに数多くの録音を残したが、復刻
盤の数は少ない。今後このシリーズで順次紹介する予定。

78CDR-3608
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
イッサイ・ドブローウェン指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HMV DB9032/5
(1946年6月5 & 7日ロンドン、アビー・ロードEMI 第1スタジオ録音)
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はシレジアのリプニク生まれ、1899年
7歳でウィーン音楽院に入り、1891年から97年に名教授テオドール・レシェティ
ツキ(1830-1913)に師事した。1901ベルリンでデビューし、1933年までこの地を
本拠にした。その後イギリス、イタリアに、1939年にはアメリカに移住した。
この録音は大戦後のもので、シュナーベルのベートーヴェン協奏曲の第2回目の
中のもの。1930年代の第1回のものと較べて、音質が圧倒的に優っている。指揮
者のイッサイ・ドブローウェン(1891-1953)はロシア帝国に生まれ、1921年ソビ
エトを離れノルウェーに定住しオスロ・フィルハーモニーの指揮者になった。
フィルハーモニア管弦楽団を指揮してシュナーベルと共演したベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番(78CDR-3601)がこのシリーズで出ている。またウィーン・
フィルハーモニーを指揮してブロニスワフ・フーベルマンと共演したJ.S.バッハ
の協奏曲第1番(78CDR-3228)と第2番(78CDR-3595)も出ている。

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