クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

13-09 No.1

2013年09月08日 17時56分27秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行がほぼ
完了しましたので、これまで発売しました3000番台のタイトルすべてをDSDファ
イルで販売開始いたします。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥2000

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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●第19回真空管オーディオ・フェアのお知らせ
今年も昨年同様、当フェアに出店いたします。ご来場をお待ちしております。
2013年10月12日(日)&13日(月) 秋葉原損保会館
http://kankyuu-fair.com/

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2013年9月新譜 5点発売★
発売予定:2013年9月下旬 価格:各1枚 ¥1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3454
モーツァルト:
交響曲第36番ハ長調 K.425「リンツ」
交響曲第29番イ長調 K.201
ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
米 COLUMBIA ML5375(1955年4月26&28日(36番)&1954年12月29-30日(29番)
ニューヨーク30丁目コロンビア・スタジオ録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル
ンを卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1896年ハンブ
ルク歌劇場で指揮をしたとき、音楽監督をつとめていたグスタフ・マーラー
(1860-1911)に出会い交友を深めた。その後ワルターはバイエルン国立歌劇場、
ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ウィーン国
立歌劇場などの楽長、音楽監督を歴任した。1938オーストリアがナチス・ドイ
ツに併合されると迫害を避けてフランス、スイスを経てアメリカの逃れた。こ
の録音はLP時代の初期にニューヨークで録音された。ワルターはステレオで
もこの2曲を録音しているが、このモノ録音が圧倒的に優れている。このシリー
ズで交響曲第40番&第35番「ハフナー」(33CDR-3402)と交響曲第41番「ジュピ
ーター」と第39番(33CDR-3449)が出ている。

33CDR-3455
ウェーバー:フルート、チェロとピアノのための三重奏曲ト短調作品63
ルネ・ル・ロワ(フルート)
ヤーノシュ・ショルツ(チェロ)
エルノ・バロー(ピアノ)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調作品44-1
ギレ弦楽四重奏団
米 VOX VL6390 (1949年秋録音)
ルネ・ル・ロワ(1898-1985)はフランスのフルート奏者。幼少時からフルート奏
者だった父親に手ほどきをうけ、1916年パリ音楽院に入り1920年に卒業した。
1922年にパリ器楽五重奏団(フルート、ハープ、弦楽トリオ)を結成、オーケス
トラ活動をせずソロや室内楽奏者として、ヨーロッパ各地、アメリカを演奏旅
行した。フォンテーヌブローのアメリカ音楽院、カナダのモントリオール音楽
院、パリ音楽院(1952-1968)の教授をつとめた。チェロのヤーノシュ・ショルツ
(1903-)はハンガリー出身のチェリスト。1933年アメリカに移住し市民権を得た。
ロート弦楽四重奏団のチェリストと活躍した。ピアノのエルノ・バロー(1897-
1989)もブダペスト音楽院出身。卒業後ベルリンでレオニード・クロイツァー
(1884-1953)に師事、1924年にアメリカに移住、ピアニスト、教師として活躍し
た。ギレ弦楽四重奏団のリーダー、ダニエル・ギレ(1899-1990)はロシア生ま
れ。パリ音楽院でジョルジュ・エネスコとギヨーム・レミに師事し、オペラ・
コミックのコンサート・マスター、カルヴェ弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン
奏者を務めた後、1941年にアメリカに移住、ギレ弦楽四重奏団を組織、1944年
にトスカニーニ指揮のNBC交響楽団に入団、1951年にコンサート・マスターに
なった。ギレ弦楽四重奏団は結成当時からメンバーが何回か替わっていて、他
のメンバーの名前は記載されていない。

78CDR-3456
ブラームス:ヴァイオン協奏曲ニ長調作品77
(カデンツァ: ヴィンクラー)
ウォルフガンク・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
パウル・ファン・ケンペン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 GRAMMOPHON 04857/52(78回転VG盤)
(1953年5月17-21日ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会録音)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)はウィーン生まれ。1933年から
37年までウィーン交響楽団のコンサートマスターをつとめ、1937年にウィーン
・フィルハーモニーに入団、1938年、当時のコンサートマスターだったアルノ
ルト・ロゼー(1863-1946)がロンドンへ亡命した時、第1コンサートマスターに
就任した。1949年ソリストとして独立するためにウィーン・フィルを退団した。
指揮者のパウル・ファン・ケンペン(1893-1955)はオランダの指揮者。戦中戦後
を通じてドイツで活躍したが、大戦中に祖国を離れ、敵国ドイツで活動したこ
とを糾弾され、戦後ボイコット運動が起こり不遇のうちに世を去った。このレ
コードはSPレコード末期にドイツグラモフォンが開発した長時間収録のSP盤
(VG盤)にカットされた放送局用のレコードで一般発売はされなかかった。演奏
はLP(Heliodor 89519)と同じ。

78CDR-3457
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
英 DECCA CA8207/10(独 POLYDOR 67062/5と同一録音)
(1935年ベルリン録音)
ゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメンに生まれ、第2次
大戦中ソリストとして活躍する傍らベルリン高等音楽院教授を1943年まで務め
た。1944年にスイスのルツェルン音楽院教授となり、ピアノのエトヴィン・
フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)との
トリオでも活躍したが、1948年50歳を迎えて間もなく急逝した。このシリーズ
でブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(シューリヒト指揮)(78CDR-3123)とベー
トーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」(78CDR-3127)、ブラームス:ヴァ
イオリン・ソナタ第1番(78CDR-3452)が出ている。ヴィルヘルム・ケンプ(1895
-1991)はドイツのピアニスト。ベルリン音楽大学でロベルト・カーンに作曲を
カール・ハインリヒ・バルトにピアノを師事し、1917年ピアノ組曲の作曲でメ
ンデスゾーン賞を受賞した。その後ピアニストとして活躍し、1936年ドイツ文
化使節として来日したことがある。SPレコード時代から録音が多くわが国で
も親しまれていた。このシリーズではベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇
帝」(78CDR-3320)、第4番(78CDR-3120)、第3番(78CDR-3112)、ピアノ・ソナタ
「悲愴」(78CDR-3133)、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(78-3153)が出てい
る。

78CDR-3458
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ガブリエル・ブイヨン四重奏団
ガブリエル・ブイヨン(ヴァイオリン)
アベール・ロカテルリ(ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミーユ・ドローベル(チェロ)
仏 DISQUE GRAMOPHON DB5154/6(France)
(1941年3月17日パリ録音)
ガブリエル・ブイヨン(1896-1984)はフランスのモンペリエ生まれ。1910年パリ
音楽院に入りリュシアン・カペー(1873-1928)に師事し一等賞を得た。卒業後ウ
ジェーヌ・イザイ(1858-1931)、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ジャック
・ティボー(1880-1953)について研鑽をつみ、ソリストとして活躍する一方1943
年からパリ音楽院教授をつとめた。門下生にヘンリク・シェリング(1918-1988)
がいる。ブイヨン四重奏団は1940年にカペー弦楽四重奏団のメンバーを引き継
いだモーリス・エヴィットが指揮者として転出した後をつぎ、1940年に結成さ
れた。ヴィオラとチェロはカペー四重奏団の最後のメンバーである。

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