クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

13-05 No.1

2013年05月02日 13時39分54秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行がほぼ
完了しましたので、これまで発売しました3000番台のタイトルすべてをDSDファ
イルで販売開始いたします。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥2000

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。昨年11月に限定
1000台がすぐに完売となりましたが、今年再生産の出荷が開始されるました。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2013年5月新譜 5点発売★
発売予定:2013年5月下旬 価格:各1枚 ¥1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3434
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」
弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575「プロシャ王第1番」
ギレ弦楽四重奏団
ダニエル・ギレ(第1ヴァイオリン)
ヘンリー・シーグル(第2ヴァイオリン)
ウィリアム・シェン(ヴィオラ)
デイヴィッド・ソイヤー(チェロ)
米 CONCERT HALL SOCIETY CHS1130
(1951年録音)
リーダーのダニエル・ギレ(1899-1990)はロシア生まれ。パリ音楽院でジョルジュ
・エネスコとギヨーム・レミに師事し、オペラ・コミックのコンサート・マスタ
ー、カルヴェ弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者を務めた後、1941年にアメリカ
に移住、ギレ弦楽四重奏団を組織、1944年にトスカニーニ指揮のNBC交響楽団に
入団、1951年にコンサート・マスターになった。1954年にはピアニストのメナヘ
ム・プレスラーとチェロのバーナード・グリーンハウスと共にボザール三重奏団
を結成した。1969年に引退し、イシドア・コーエンがそのポジションを引き継い
だ。ギレ弦楽四重奏団は結成当時からメンバーが何回か替わっている。このシリ
ーズでは1947年録音のバルトーク:弦楽四重奏曲第4番(78CDR-3335)がギレ以外は
別のメンバーの演奏で出ている。

33CDR-3435
ハイドン:
弦楽四重奏曲第67番ニ長調作品64-5 Hob.III-63 「ひばり」
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調作品76-4 Hob.III-78 「日の出」
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
エドガー・オルテンベルグ(第2ヴァイオリン)
ボリス・クロイト(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
米 COLUMBIA ML4216(Mono)(米COLUMBIA 72836/8-D(78s)と同一録音)
(1947年5月2日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音)
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバーによって
結成され、1967年に解散した。1930年にリーダーがロシア生まれのヨーゼフ・ロ
イスマン(1900-1974)になり、アメリカをベースに活動し20世紀中期最高の四重奏
団として君臨した。この録音はSPレコードの末期の1947年に録音され、それま
で第2ヴァイオリンだったアレクサンダー・シュナイダー(1908-1993)が抜けて、
エドガー・オルテンベルグ(1900-1996)が入った時期のもの。ヴィオラのボリス
・クロイト(1897-1969)は1936年からメンバーになったロシア生まれの奏者。チェ
ロのミッシャ・シュナイダー(1904-1985)は1930年から加わった。シュナイダーも
ロシア生まれ、ライプツィヒでユリウス・クレンゲル(1859-1933)に師事した。
ヴァイオリンのアレクサンダー・シュナイダーの弟である。

78CDR-3436
ハイドン:
弦楽四重奏曲第75番ト長調作品76-1 Hob.III-75 「エルデディ」
ディッタースドルフ:
弦楽四重奏曲第1番ニ長調からアレグロ
ブダペスト弦楽四重奏団
エミル・ハウザー(第1ヴァイオリン)
イムレ・ポガニー(第2ヴァイオリン)
イシュトヴァン・イポリ(ヴィオラ)
ハリー・ソン(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE D1075/7
(1926年1月28日、2月4日&11日録音)
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバーによって
結成され、1967年に解散した。これはオリジナル・メンバー(第2ヴァイオリンは
2代目)による電気録音最初期のもの。1930年代にリーダーはロシア生まれのヨー
ゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、他の奏者も全員ロシア出身の音楽家に代わ
り、20世紀半ばには世界最高の弦楽四重奏団になった。その団体の原点にあたる
オリジナル・ブダペスト弦楽四重奏団は同じハンガリー出身のレナー弦楽四重奏
団を追ってHMVに登場した軽やかな足取りの爽やかな演奏スタイルが、後年のロイ
スマン時代のものと異なる。この同時代の演奏でドヴォルザーク「アメリカ」
(78CDR-3376)が出ている。

78CDR-3437
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調作品95
カルヴェ弦楽四重奏団
ジョゼフ・カルヴェ(第1ヴァイオリン)
ダニエル・ギレヴィッチ(第2ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ポール・マ(チェロ)
独 TELEFUNKEN E 2960/62
(1938年10月17日録音)
カルヴェ弦楽四重奏団はジョゼフ・カルヴェ(1897-1984)によって1919年に結成
された。1928年にナディア・ブーランジェの発意でベートーヴェンの弦楽四重奏
曲の全曲演奏会をフランスで開いた。この録音は創立メンバーによるもの。リー
ダーのカルヴェ以外のメンバーは3人は1940年に離籍した。カルヴェは1935年に
パリ音楽院教授になり、四重奏団の活動と同時に後進の指導にあたった。第2ヴァ
イオリンのダニエル・ギレヴィッチは1941年に米国に移住したダニエル・ギレ
(1899-1990)で、トスカニーニー指揮のNBC 交響楽団に入り1951年にコンーサー
ト・マスターになった。またギレ弦楽四重奏団を結成、1954年にはボザール・ト
リオを結成した。ヴィオラのレオン・パスカルは1941年にパスカル弦楽四重奏団
を結成しフランスを代表する弦楽四重奏団として名声を博した。

78CDR-3438
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第22番変ロ長調 K.589「プロシャ王第2番」
パスカル弦楽四重奏団
ジャック・デュモン(第1ヴァイオリン)
モーリス・クリュ(第2ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ロベール・サル(チェロ)
仏 BAM 83/5
(1949年10月29日録音)
パスカル弦楽四重奏団は1941年、カルヴェ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者だったレ
オン・パスカル(1899-1969)によって南仏マルセイユで結成された。ドイツ占領下
のヴィシー政権の影響が直接及ばない地を選んだものと想像する。フランス国立
放送管弦楽団に所属してからORTF弦楽四重奏団と呼ばれた時期もある。第1ヴァイ
オリンのジャック・デュモン(1913-)はパリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877
-1962)に師事し、1934年に一等賞を得た。1973年デュモンが引退して解散した。
フランスの弦楽四重奏団で初めてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音をした。
LP時代にアメリカのコンサート・ホール・ソサイエティに大量の録音をしていた。

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