クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-02 No.22

2008年02月28日 20時00分01秒 | Weblog
<EURO ARTS>
20 72328(DVD-Video) 2枚組 \4250
モーツァルト:弦楽四重奏曲集「ハイドン・セット」
第14番ト長調 K.387「春」、第15番ニ短調 K.421、第16番変ホ長調 K.428、
第17番変ロ長調 K.458「狩り」、第18番イ長調 K.464、
第19番ハ長調 K.465「不協和音」
ハーゲン弦楽四重奏団
【ルーカス・ハーゲン(Vn) ライナー・シュミット(Vn)
ヴェロニカ・ハーゲン(Va)クレメンス・ハーゲン(Vc)】
録音:1998年1月26日 モーツァルテウム 大ホール
ハーゲン弦楽四重奏団による「ハイドン・セット」の映像が発売されます。
1998年ザルツブルクのモーツァルト週間で演奏されたものを収録。歯切れの良
いアンサンブル、拡大する音楽のスケール、4人がお互いに競い合うように演奏
する様が見応えのある映像です。最高傑作群と言われる「ハイドン・セット」
は、モーツァルトからハイドンに献呈され、そのハイドンから絶賛された弦楽
四重奏曲。伸びやかな印象の14番はハーゲンQ.の生き生きとした演奏が際立ち、
セット唯一の短調15番では濃厚な歌心が溢れ、現代的な感性、高い洞察力に支
えられた19番「不協和音」など、瑞々しい演奏を披露しています。結成から四
半世紀を越える兄弟クヮルテットだからこそ表現しえる弦楽四重奏の醍醐味を
感じさせてくれるDVDです。

●旧譜のご案内
20 55768(DVD-Video) \2900
世界のピアニスト/ローランド・ペンティネン
【リスニング・トゥー・ユアセルフ】
クープラン:神秘なバリケード、
ラモー:ガヴォットと変奏曲、
ブゾーニ:
アルバムブラット/悲歌集より「トゥーランドットの居間」、「夜のワルツ」、
サーリアホ:前奏曲/バラード、
ショパン:バラード第4番、
アルベニス:イベリアより「ロンデーニャ」、「トリアーナ」
ラフマニノフ:幻想的小品集より「セレナーデ」
ラヴェル:鏡より「悲しい鳥たち」
【特典映像:ペンティネン・インタビュー(字幕:英語、独語、仏語、西語)】
ローランド・ペンティネン(P)
収録:2007年7月2日 (ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ)




<harmonia mundi>
HMU 807446(SACD-Hybrid) \2500
ヘンデル:オルガン協奏曲op.4
(1)第1番ト短調 (2)第2番変ロ長調 (3)第3番ト短調 (4)第4番ヘ長調 
(5)第5番ヘ長調 (6)第6番変ロ長調
リチャード・エガー(オルガン&指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
使用オルガン:Robin Jennings/4ストップの室内オルガン(2005年)
6月に来日が予定されているエガーの弾き振りによる、オルガン協奏曲。オルガ
ンの音色は、リコーダーの重奏を聴いているような、心に染入る実にあたたか
なもの。有名な第6番も、ゆったりとしたテンポ設定が、曲のもつ愛らしさを
200パーセント引き出しており、思わずにっこりしたくなる出来栄え。エガー自
身、ライナーノーツに書いていますが、イギリスのオルガンはドイツのとは違っ
て、荘厳で重厚な響きというよりも、甘くあたたかな音色が特徴的。ロンドン
の教会にあるオルガンを用いた結果、大変心あたたまる協奏曲集が出来上がり
ました。もともと細かな部分まで指定のないヘンデルの協奏曲の楽譜ですが、
エガー自身と、通奏低音(リュート)の名人、ウィリアム・カーターが見事な対
旋律や装飾を施しており、合奏とオルガンの絡み合いは実に色っぽく、それで
いて上品で、たまらなくセンシュアルな仕上がり。録音も秀逸で、オルガンの
ほっこりとした音色から、弦楽器の擦弦の生々しいリアルな音まで見事にとら
えられており、オーディオ的にもたのしめる1枚です。

HMC 901979 \2450
W.A.モーツァルト:歌曲とピアノ作品集
(1)秘めごとK.518 (2)別れの歌K.519 (3)何と私は不幸なことかK.147 
(4)孤独に(私の慰めであってください)K.391 (5)幻想曲 ニ短調K.397 
(6)結社員の旅のための歌K.468 (7)偽りの世K.474 (8)小さなジーグK.574 
(9)春へのあこがれK.596 (10)春の初めにK.597 (11)すみれK.476 
(12)ロンド ヘ長調K.494 (13)夢のなかの面影K.530 
(14)寂しい森の中でK.308 
(15)「わがいとしのアドーネ」による6つの変奏曲K.180 
(16)クローエに寄すK.524 (17)満足K.473 
(18)ラウラに寄せる夕べの思いK.523
ヴェルナー・ギューラ(テノール) 
クリストフ・ベルナー(ピアノフォルテ/ Streicher)
録音:2007年
モーツァルトの歌曲は、彼の人生の重要な節目(大切な人との別れや、フリーメ
イソンへの入会など)にあわせて作曲されたものが多く、彼の人生の絵本のよう
な存在といえるでしょう。ギューラは、歌詞のひとつひとつに繊細な超琢を施
した表情豊かな歌唱を繰り広げていて、一曲一曲小さな歌曲でありながら、見
事な広がりを見せています。1971年生まれのウィーン出身のベルナーは、2003
年チューリッヒのゲザ・アンダコンクールで、シューマンとモーツァルトの演
奏で特に高い評価を得たピアニスト。ギューラの清潔感のある美しい声と、ピ
アノフォルテのやさしい音色が見事に融けあった、魅力的なモーツァルト・ア
ルバムとなっています。




<SUPRAPHON>
SU 3937 \1780
「戯れ-マルチヌー:ピアノ小品集」
(1)戯れI H.205(1931)*世界初録音
(2)戯れII 6つのやさしい小品H.206(1931)
(3)4つの楽章H.170(1929)
(4)ミニチュアのフィルムH.148(1925)
(5)春 H.127(1921)*世界初録音
(6)恐るべき列車H.258(1937)
(7)第5の月の第5の日 H.318(1948)
(8)調理場のレビュー H.161(1927)*ピアノ版による世界初録音
(9)アダージョ-思い出 H.362(1957)
カレル・コシャーレク(P)
録音:2006年8月15-18日クロムニェジーシュ
来年2009年が没後50周年にあたるマルチヌーは生涯に膨大な数の作品を遺しま
した。ピアノ曲は200曲以上にもおよび、なかにはゼルキンやフィルクシュニー
といった大家に捧げられたものもあります。これまで多くのピアニストによっ
て、これらの作品はヴァラエティゆたかな内容にふさわしく大きな関心が払わ
れてきましたが、小品については手付かずのままでした。このアルバムでは重
要なパリ時代の作品を中心に、ジャズを取り入れたことで有名なバレエ「調理
場のレビュー」のピアノ版の世界初録音のほか、小品に光があてられています。
世界遺産にも登録されたクロムニェジーシェ生まれのコシャーレクは、同郷の
コジェナーのリサイタルでもおなじみのピアニスト。マルチヌーの録音も多い
彼の起用はまさにぴったりといえます。

SU 3941 \1780
(1)スーク:交響曲 ホ長調Op.14
(2)ドヴォルザーク:序曲「自然の王国で」Op.91
(3)同:序曲「謝肉祭」Op.92
トマーシュ・ネトピル(指)
プラハSO.
録音:2007年10月23-24日
プラハ、市庁舎スメタナ・ホール(ライヴ)
ビエロフラーヴェクの弟子で、クリーヴランド管弦楽団、ロンドン・フィル、
ウィーン・フォルクスオーパーそしてNHK交響楽団にデビューを果たし注目され
る指揮者ネトピル(1977年生まれ)のスプラフォン・デビュー盤。ドヴォルザー
クとその弟子スークによる、祖国への深い愛情と民族色の濃厚な作品を熱くフ
レッシュな感性で歌い上げています。




<Profil>
PH 07068 \2180
(1)ヴィヴァルディ:草原にて歌えRV 623
(2)ヘンリー8世:良き友との気晴らし
(3)伝承曲トラディショナル:グリーンスリーヴス
(4)ウィリアム・コーニッシュ:狩人よ、汝の角笛を吹き鳴らせ
(5)プレトリウス:テレプシコーレより燭台のブランル
(6)ホルボーン:メランコリア像
(7)プレトリウス:ヴォルタ
(8)ヨハン・ミヒャエル・バッハ:そは偉大なる勝利
(9)モンテヴェルディ:愛しきクローリ
(10)モンテヴェルディ:私の甘いため息
(11)モンテヴェルディ:おお、バラ色の小さなバラよ
(12)A.スカルラッティ:愛するクローリから遠く
(13)ヴィヴァルディ:いと公正なる怒りの激しさにRV 626
カッペッラ・ストラヴァガンテ
カタリン・フレイブルク(S) クリスティアン・ハギッテ(Cem)
カトリン・ハギッテ(Fl & ポジティヴ・オルガン)
ユリア・プリッゲ(Vn1) マルギット・ライニッケ(Vn2) 
ステファノ・マコル(Va)
ローリー・ランドルフ(Gamb, G & Perc.)
ラインハルト・エゲル(Vc)
カッペッラ・ストラヴァガンテ・アンサンブルのデビュー盤。このレコーディ
ングにあたり、ルネッサンスからバロックの絶頂期までのきわめて広範囲に及
ぶ様式を網羅した、イタリア、イギリスそしてドイツの作品を選んでいます。




<メイ・コーポレーション>
三枝氏の事務所が制作。アイヴィー消滅により、やむなく休止となったナクソ
ス日本作曲家シリーズの次の録音予定であった三枝氏の作品集。なんと自らナ
クソス価格で世に問う、傑作群!

KDC 5038/9 2枚組 \2000
日本語解説付
三枝成彰(1942-)セレクション Vol.1 「二つの幻」
(1)木管五重奏曲 (2)弦楽四重奏曲のためのノヴェレッテ
(3)ユダヤの3つの星 (4)六声のマドリカル
(5)ラジエーション・ミサ(ライヴ・ヴァージョン)
(1)山本真(Hr) 佐久間由美子(Fl) 真田伊都子(Ob) 山本正治(Cl) 他
(2)横山奈加子、大森潤子(Vn) 松実健太(Va) 唐津健(Vc)
(3)釜洞祐子(Sp) 中川賢一(P)
(4)(5)YUKI MORIMOTO(アドヴァイザー、指)他
芸大時代に音友社から楽譜出版された五重奏で早くも天才ぶりを発揮。自ら会
心の出来と語るユダヤ。過激すぎて評価の低かったノヴェレッテ。また出世作
ラジエーション・ミサのライヴ版などすこぶる充実の三枝初期作品集。

KDC 5040 \1000
日本語解説付
三枝成彰セレクション Vol.2 「レクイエム」
レクイエム-曾野綾子のリブレットによる(混声合唱版)
大友直人(指)東京交響楽団、東響コーラス
佐藤美枝子(Sp) 吉田浩之(TN)
4誉れ高い名作レクイエムの混声合唱版がついに初CD化!フォーレのレクイエム
のような甘美な美しさに満ち満ちた名品で思わず涙を誘います。実際の葬儀で
演奏することを想定して書かれました。本作、大変な聴きものです。

KDC 5041 \1000
日本語解説付
三枝成彰セレクション Vol.3 「太鼓について」
(1)太鼓協奏曲「太鼓について」
(2)フルート協奏曲
大友直人(指)東京交響楽団、
林英哲(太鼓) 大倉正之助(能楽太鼓)他
人気曲の全て初CD化!「ボレロ」の形式に和太鼓をあてはめた快作の太鼓協奏
曲を収録。林英哲の太鼓が炸裂!





<K&K出版(ドイツ)>
先日ご案内いたしました新規取扱いレーベル「K&K出版」のご案内で誤りと、
漏れがありましたのでお知らせいたします。

KUK 28 \2080
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集IV」
※誤
ピアノ協奏曲第16番、第20番
※正
ピアノ協奏曲第6番、第25番
フランツ・フォラーバー(Pf)、
モルテン・シュルト=イェンセン指揮
ライプツィヒ室内管
★前回ご注文いただいたお客様分は一旦キャンセルとさせていただきますので、
新規にご検討いただき、ご注文をお願いいたします。

●追加でご案内分
KUK 95 \2080
「ホザナ・イン・エクセルシス」-中世の宗教曲とテキスト
ゲラルデロ・デ・フロレンツィア(1310-1370)、マショー(1300頃-1377)、
ザルツブルグの僧ヘルマン(14世紀後半)、ミューゲルン(14世紀)、デュファイ
(1400-1474)、エル・サビオ(1221-1284)、バッサルト(15世紀)、
ヴォルケンシュタイン(1377頃-1445)、ニコラウス・アペル(1470頃-1537)、
他グレゴリオ聖歌、作者不詳の作品
レ・メネストレルス: 【クラウス・ヴァルター(リュート)、ミヒェル・ヴァル
ター(ツィンク)、ビリギット・クルツ(S)、フロリアン・マイア(C-T)、クルト
・ケンプ(T)、エーリヒ・クルーグ(B)、エヴァ・ブルンナー(高音弦楽器)、
ゲプハルト・ハルプスキー(管楽器)】
(マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 96 2枚組 \4160
ブルッフ:オラトリオ「モーゼ」
ユルゲン・ブッダイ指揮
サンクト・ペテルブルク室内フィル、マウルブロン聖歌隊、
ペーター・リカ(B)、ビルギッテ・クリステンセン(S)、
シュテファン・フィンケ(T)、
(2004年6月、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 97 \2080
ハイドン:
十字架上のキリストの最後の7つの言葉(管弦楽版、ヴァルター・イェンス教
授による朗読付き)
アラン・ブリバエフ指揮
バイエルン・室内フィルハーモニー、ヴァルター・イェンス(語り)
(2004年6月、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 98 \2080
「エレクトリック・セラフィム」-声楽とエレキ・ギターによる新しい音風景
ペロタン(1200頃)、フェレデリク・ゼラー(1965-)、ベルンハルト・ヴァイド
ナー(1965-)、マットイス・ピペラーレ(1450頃-1515)、ジョン・ケージ
(1912-1992)、ジェズアルド(1562頃-1613)、ミハエル・ヒルシュ(1958-)、
アルヴォ・ペルト(1935-)、デュファイ(1400頃-1474)の作品
シンガー・プア(声楽アンサンブル)、
ゴー・ギターズ(エレキ・ギター・アンサンブル)
(2003年6月、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 99 \2080
「無伴奏合唱曲集」
フランツ・ビーブル(?-2001):アヴェ・マリア
ブリテン:聖母賛歌
ペルト:・・・の子であった
モーテン・ラウリドセン(1943-):おお、大いなる神秘
ヤン・サンドストレム(1954-):グローリア
ヴォルフラム・ブッヘンベルク(1962-):我は命の糧
レーガー:3つのモテットOp.138
メンデルスゾーン:時は今
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団
(2006年6月マウルブロン修道院、ライヴ)

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08-02 No.21

2008年02月27日 15時28分27秒 | Weblog
<ONDINE>
ODE 1109(SACD-Hybrid) \2300
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番Op.47
アレクサンダー・ブロックの詩による7つのロマンスOp.127*
クリストフ・エッシェンバッハ(指&P*) 
フィラデルフィア管弦楽団
イェヴォンヌ・ナエフ(Ms) ジュリエット・カン(Vn) ハイ=イエ・ニ(Vc)
ライヴ録音:2006年9月ヴェリゾン・ホール(Op.47)、
2007年5月パールマン・シアター(Op.127)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン
プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ
エンジニア:チャールズ・ギャニオン
2008年5月クリストフ・エッシェンバッハがフィラデルフィア管弦楽団を率いて
来日。その演目ともなっているショスタコーヴィチ交響曲第5番がONDINEレーベ
ルより発売されます。2006年9月ヴェリゾン・ホールでの収録。ショスタコー
ヴィチの作品の初演も行っている作曲家にゆかりのある楽団でもあるフィラデ
ルフィア管と独特の音楽の輪郭を持つエッシェンバッハの演奏に注目です。社
会主義の苦悩から歓喜、勝利を描いた交響曲第5番。エッシェンバッハの緩急自
在な表現で聴き手を心地よい混乱に導き、52分28秒という長時間の演奏の中で
圧倒的な響きの緊迫感と妖しく美しい音楽を聴かせます。フィラデルフィア管
の技術水準の高さ、豪華絢爛なサウンド、そしてエッシェンバッハの只ならぬ
感性が生み出すショスタコ5番は必聴。
またショスタコーヴィチは歌曲も多く作曲しており、ここに収録されている
「アレクサンダー・ブロックの詩による7つのロマンス」もその一つであります
が、ソプラノとピアノ三重奏(Pf, Vn, Vc)という珍しい編成で演奏されます。
イェヴォンヌ・ナエフの透明感のある歌声とフィラデルフィア管のメンバーで
もあるジュリエット・カン、ハイ=イエ・ニ、そしてエッシェンバッハのピアノ
が柔らかく紡ぎだされ、珠玉の演奏を披露しています。

ODE 1107 \2080
アルベール・ルーセル:
交響曲第3番 ト短調 作品42、蜘蛛の饗宴作品17
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
パリ管弦楽団
録音:2005年3月ライヴ(交響曲)、7月(作品17)
パリ管弦楽団とエッシェンバッハのルーセル。先にリリースされた交響曲第1番
と第4番 (ODE 1092)、交響曲第2番と「バッコスとアリアドネ」組曲(ODE 1065)
は、フランスのオーケストラのすばらしい響きと演奏、そして録音の音質が欧米
のマスメディアから高く評価されました。シリーズを締めくくるのは、ルーセル
の管弦楽曲でもっとも人気のある2曲です。ボストン交響楽団が初演し、真の傑
作と讃えられてきた交響曲第3番とエネルギッシュで独創的、豊かな旋律をもつ
バレエ〈蜘蛛の饗宴〉。バレエの全曲は27のトラックに分けられ、情景を想像
する助けとするため、「庭。巣の中にいる蜘蛛が周囲を見渡している」といっ
た振付の注釈がトラックリストに記載されています。

ODE 1111 \2080
オスカル・メリカント:歌曲集
フィンランド語歌詞、英語訳付
リンゴの花 作品53-2、教会墓地の鳥に 作品52-2、夏の夕べのそよ風 作品87-2、
思い出すとき作品11-2、なぜ私は歌うか 作品20-2、金のかたまり 作品20-1、
海で 作品47-4、嵐の鳥 作品30-4、ラドガの湖 作品83-1、夕べの鐘 作品106-1、
歌曲集「墓場から」 作品74、白い十字架、天国の門の歌うたい、
夕べの教会墓地で、墓地は日の出に輝く、さようなら 作品87-3、
おやすみ作品75-1、たそがれに作品96-1、人生に 作品93-4、
アンニーナ 作品51-2、日暮れに作品69-2、夜想曲 、バラッド 作品69-4、
青春賛歌 作品69-3、やさしく響け、わが悲しみの調べ 作品36-3、
わたしは生きている 作品71-1
ヨルマ・ヒュンニネン(B) イルッカ・パーナネン(P)
録音:2007年4月 ヤルヴェンパー・ホール
2007年、東京・紀尾井ホールのコンサートでフィンランド歌曲の奥深い魅力を
伝えたバリトン歌手、ヨルマ・ヒュンニネン (1941-) がオスカル・メリカンの
歌曲を録音しました。メリカントはシベリウスと同時代のフィンランドの作曲
家。オペラのほかロマンティックな作風のピアノ曲や歌曲を書き、シベリウス
に匹敵する人気を誇っていました。メロディ・メーカーのメリカント。「リン
ゴの花」「なぜ私は歌うか」「人生に」「アンニーナ」など、このアルバムで
歌われる曲の多くが時代を超え、今も歌いつがれています。ヒュンニネンはオ
ペラと歌曲の両方の分野で国際的な活躍をしてきた、20世紀フィンランドを代
表する歌手。現代フィンランドの作曲家サッリネンの「クッレルヴォ」やラウ
タヴァーラの「アレクシス・キヴィ」は彼のために作曲されたオペラです。ア
ルバムの録音は、来日に先立つ2007年4月、ヤルヴェンパーで行われました。
ニューヨークやロンドンのコンサートでもヒュンニネンと共演したイルッカ・
パーナネンがピアノを弾いています。




<TAHRA>
TAH 634 \2300
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
クララ・ハスキル(P)
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター・スタジオ管弦楽団
録音:1956年11月3日(第3番),1959年1月25日(第4番)
第3協奏曲は、ボストンでシャルル・ミュンシュと共演したもの。ミュンシュの
骨太の音楽に押されてか、いつものハスキルよりも熱が上がっているような演
奏です。ベロミュンスターでの第4協奏曲はおそらく初出の音源。音の状態は良
好です。エーリヒ・シュミット(1907-2000)は、チューリヒ・トーンハレ管弦楽
団の首席指揮者も勤めたことがあるスイスの指揮者。

TAH 640 \2300
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
ギラ・ブスタボ(Vn)
ウィレム・メンゲルベルク(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(ベートーヴェン)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NDR交響楽団(ドヴォルザーク)
録音:1943年5月6日(ベートーヴェン),1955年3月21日(ドヴォルザーク)
ギラ・ブスタボ(1919-2002)は、米国生まれのヴァイオリニスト。1934年に渡欧、
ドイツを中心に大変に活躍し、ヴォルフ=フェラーリからヴァイオリン協奏曲
を献呈されるほどでした。しかし米国人がナチス時代のドイツで活躍したこと
が禍し、戦後の活動は下火になってしまいました。このCDには彼女の録音を2種
収録。ベートーヴェンは、ブスタボがメンゲルベルクと共演したライヴ。まだ
二十代半ばのブスタボがいかに優れたヴァイオリニストだったか伝わってくる
名演。ドヴォルザークはおそらくこれが初出。ブスタボの戦後の録音として非
常に貴重です。ボーナスに、亡くなる前年、2001年のインタビューを収録。

TAH 641 \2300
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ドヴォルザーク)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NDR交響楽団(ハチャトゥリアン)
録音:1942年11月26日(ドヴォルザーク),1955年5月8,9日(ハチャトゥリアン)
ここ数年、ゲルハルト・タシュナー(1922-1976)の録音が多数発掘されています。
TAHRAからまた新たに貴重な音源が登場です。ドヴォルザークのヴァイオリン協
奏曲は、タシュナーがベルリン・フィルのコンサートマスターを務めていた
(1941-1945)時期の録音。しかも伴奏はマタチッチ!音は1942年ながらかなり聞
きやすいもの。ハチャトゥリアンは、以前アルトゥール・ローターの指揮した
1947年の録音が出ていました(TAH350/351)が、ここに収録されているのはシュ
ミット=イッセルシュテットとの共演の1955年の録音。こちらは戦後の放送録
音だけに音は良好です。




<audite>
AU 97537 \2280
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(2)ハイドン:交響曲第94番ト長調Hob.I-94「驚愕」
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
ロリン・マゼール(指)ベルリン放送交響楽団
録音:(1)1971年4月5日(2)1975年6月8日
ベルリン、放送局スタジオ・第1ホール(ライヴ)
ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からのCD化。キャリアの最初
期より天才の名をほしいままにして、押しも押されぬ現代の巨匠指揮者となっ
たロリン・マゼール。ベルリン放送交響楽団(現:ベルリン・ドイツ交響楽団)
の首席指揮者時代(1964-1975)、J.S.バッハの管弦楽組曲やブランデンブルク
協奏曲をはじめ、おもに当時のフィリップスやオイロディスクに多くの録音を
残しましたが、ことライヴとなるとほとんど知られていないのでは。
オピッツの師で屈指のベートーヴェン弾きケンプとのベートーヴェン。覇気に
満ちたマゼールのヒロイックな指揮ぶりと、あじわい芸のピアノとの個性の対
照が、協奏曲を聴くおもしろさを体現したかのような演奏です。カデンツァは
ケンプ自作。
いまはめずらしくなったモダン・オケによる「驚愕」。輝かしい鳴りっぷりと
ピシッと揃ったアンサンブルにたしかにただものではないマゼールの才気を感
じさせます。ベートーヴェンの前に拍手入り。

=エディション・ゲザ・アンダ=
AU 23410 2枚組 \2700
モノラル
「エディション・ゲザ・アンダVol.4 / バルトーク」
[CD 1]
(1)バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
(2)同:ピアノ協奏曲第2番
[CD 2]
(1)バルトーク:コントラスツ
(2)同:ピアノのための組曲Op.14
(3)同:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
ゲザ・アンダ(P)
[CD 1](1)ミヒャエル・ギーレン(指) (2)フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルン放送交響楽団
録音:(1)1957年4月29日ケルン、WDRフンクハウス第1ホール(ライヴ)
(2)1952年6月27日ザルツブルク(ライヴ)
[CD 2]ゲオルク・ショルティ(P) ティボル・ヴァルガ(Vn) 
パウル・ブレッヒャー(Cl)
カルル・パインコファー、ルートヴィヒ・ポルト(Perc.)
録音:(1)1953年1月8日(2)1955年7月22日
(3)1953年1月9日ケルン、WDRフンクハウス第2ホール
すべてWDRアーカイヴのオリジナル・マスターによる復刻。2つの協奏曲がライ
ヴ、そのほかが放送用スタジオ録音。シリーズ最終巻は、第1弾のモーツァルト
(AU.23407)とならぶアンダの代名詞、バルトークばかりをたっぷりと収めてい
ます。ここで聴けるのは、1921年生まれのアンダがバルトークを同時代の音楽、
いわば生きた現代音楽として捉えている姿。しかも共演者の顔ぶれが当を得て
いるうえに豪華。あまりにも有名なフリッチャイとの全集(59、60年)をはじめ、
ブール&バイエルン放送響盤(57年4月26日ライヴ)などが知られる協奏曲では、
そのフリッチャイのほか、先鋭に走った芸風で注目されはじめていた当時29歳
のギーレンがバックを務めているのに注目です。
さらにソナタでは、ショルティのピアノがまた強烈。アンダとルーツを同じく
する若き日の巨匠は後年にペライアと組んだスタジオ盤(87年)でもみごとな腕
前を披露していますが、たがいに触発され白熱してゆくさまは壮絶。ほかにコ
ントラスツではやはりハンガリーの名手ヴァルガも参加していたりと、これは
どこをとってもたいへん貴重。シリーズの白眉といえる内容です。




<WERGO>
WER 6706 \2180
ジョン・ケージ&ハンス・オッテ:東洋と西洋
(1)オッテ:響きの書-2
(2)ケージ:ソナタ第7番
(3)ケージ:ソナタ第8番
(4)オッテ:響きの書-9
(5)ケージ:インターリュード第1番
(6)オッテ:響きの書-8
(7)ケージ:ソナタ第2番
(8)オッテ:響きの書-6
(9)ケージ:ジェミニ
(10)オッテ:時の本-39
(11)オッテ:時の本-13
(12)ケージ:ソナタ第3番
(13)オッテ:時の本-16
シェーンベルク:ピアノのための6つの小品よりop.19-2
オッテ:時の本-17
(14)ケージ:ソナタ第5番
(15)オッテ:時の本-24
(16)ケージ:ソナタ第11番
(17)オッテ:時の本-19
(18)ケージ:ソナタ第16番
(19)オッテ:響きの書-10
(20)オッテ:時の本-25-ケージ:ソナタ第6番-オッテ:時の本-48
フィリップ・ヴァンドレ【ピアノ(1)(4)(6)(8)(10)(11)(13)(15)(17)(19)/
プリペアド・ピアノ(20)】
エルマー・シュランメル【プリペアド・ピアノ(2)(3)(5)(7)(9)(12)(14)(16)
(18)/ピアノ(20)】
このCDに収められているのは、もともと、ハンス・オッテの80歳の誕生日のた
めに催されたコンサートで演奏されたのとほぼ同じ内容。ヨハネ福音書は「初
めに、言葉があった。」と書き起こしますが、少なくとも、音楽においては、
初めにあるのは「音」。音楽に言葉がつけられたものも存在するが、それは、
音楽の内容を異口同音に反復しているにすぎないのであって、あくまでも音そ
のものだけで何らかの意味を成さない音楽は、不完全である、という考えのも
とに組まれたコンサートでした。静寂に自然に溶け込む音が、我々に西洋と東
洋のバックグラウンドを想起させます。
オッテの「響きの書」は、催眠術のようなミニマルミュージック。実に美しい
響きがはてしなく繰り返される中で少しずつアクセントの位置やハーモニーが
変わってゆき、まさにヒーリングやニューエイジずばりそのもの。西洋音楽の
新しい潮流の音楽。「時の本」は、西洋音楽の礎である調性を脱した「無調」
で書かれている、ちょっと禅の空気を含む作品。禅の研ぎ澄まされた世界と、
西洋音楽の究極の進化形のひとつの世界があわさっています。ケージのソナタ
の数々は、プリペアド・ピアノのために書かれており、ガムラン音楽のような
呪術的要素を感じさせるもの。ヒーリングといってもお手軽なものではなく、
耳も心もやさしくマッサージされるような気分になれます。

WER 6569 \2180
セバスティアン・スティーア(1970-):作品集
(1)ダブル(2001)-20人の演奏家のための 
(2)尽線(2004)(ヴァイオリンとギターのための)
(3)あちら こちら(2004/04)(Es管Cl、ヴァイオリン、アコーディオンのための)
(4)二つの歌曲(1994)(児童ソプラノとヴィオラのための) 
(5)der und die(2002)(ソプラノ、クラリネットとチェロのための)
(6)風の逃亡者II(1998)(アルトフルートのための)
(1)アンサンブル・モデルン/ドミニク・マイ(指)(2)Duo10
(3)アンサンブル・クラリネット・アコーディオン・プラス
(4)アルナス・ブロイティガム(S)、マルティン・フラーダ(Vla)
(5)ペトラ・ホフマン(S)、アンサンブル・レシェルシェ 
(6)ミヒャエル・シュミット(Fl)
爆発的なエネルギーを秘めた、スティーア作品集。作品の中でも音のエネルギ
ーが自在に伸縮しているのを感じます。プリミティヴな感じもしますが、魂が
開放されるような気がします。




<HOMA DREAM>
HR 1141 \2730
宮下祥子 ヴィルトゥオーゾ -19世紀ギター作品集
ソル:(1)悲歌風幻想曲op.59 (2)ワルツop.32-2 (3)ギャロップop.32-6 
(4)幻想曲op.54bis[コスト編] (5)ディヴェルティメントop.61-1
ジュリアーニ:(6)ロッシニアーナ第3番op.121 (7)前奏曲第4番op.83-4 
(8)前奏曲第1番op.83-1
アグアド:(9)練習曲第18番 (10)練習曲第24番 (11)練習曲第3番
宮下祥子(Gt)
(4)(5)パヴェル・シュタイドル(Gt)
「パッション」に続く、待望の2ndアルバム。古典期の3大巨匠ソル、ジュリアー
ニ、アグアドの作品だけでまとめている。
近年の19世紀ギターの復興にともない、古典期の作品は19世紀ギターで弾かれ
ることが増えている。しかし、このアルバムではあえてモダンギターで演奏さ
れている。当時の社交界サロンの雰囲気を再現するのではなく、現代のコンサ
ートホールに適した音楽として、聴き馴染んだ名曲は再構築され、逞しく表現
されている。ベートーヴェン、ショパン作品と同じく、ようやくギター古典作
品も現代に通用する解釈を得たと言ってよいだろう。
さらには、アグアドの有名な教則本からとられた練習曲、録音の少ないジュリ
アーニの前奏曲、そして何よりもチェコのギターの名手パヴェル・シュタイド
ルとの二重奏は話題を呼ぶことだろう。




<SUPRAPHON>
SU 3940 3枚組 \4500
マルチヌー:交響曲全集
[CD 1](1)交響曲第1番H.289(1942) (2)交響曲第2番H.295(1943)
[CD 2](1)交響曲第3番H.299(1944) (2)交響曲第4番H.305(1945)
[CD 3](1)交響曲第5番H.310(1946) 
(2)交響曲第6番「交響的幻想曲」(1951-53)
ウラディーミル・ヴァーレク(指)
プラハ放送SO.
録音:2006年11月プラハ、チェコ放送スタジオA
ヴァーレク&手兵プラハ放送響が母国マルチヌーの交響曲を一息に全集でリリ
ース。多作家で知られるマルチヌーですが、第1から第5までの交響曲は5年以内
という非常に短期間に集中的に書かれました。6曲中最長の第1番は裸一貫の状
態でアメリカに辿り着いてから1年以内に書かれ、クーセヴィツキーが妻ナタリ
ーの思い出に委嘱した作品として知られます。このほかラインスドルフ初演の
第2番、シェイナ初演の第3番、オーマンディ初演の第4番、クーベリック初演の
第5番と、カメレオンとあだ名されたストラビンスキー以上にとらえどころのな
い多彩な作風がみられます。ただ5曲に共通する戦時から戦後まもなくという時
期が重要で、全てに少なからず戦争が影を落としている点も見逃せません。さ
らに、交響曲という枠組みから離れて3つの独立したファンタジーのスタイルを
とる第6番。6曲中随一の人気作は初演者ミュンシュに献呈されています。
ヴァーレクらによるセットは、当レーベルでは70年代のノイマン&チェコ・フィ
ルの記念碑的録音以来となるもので、あらたなるスタンダードとしておおいに
期待されます。

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08-02 No.20

2008年02月26日 19時25分42秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67656 \2180
イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ ――
フリードリヒ・グルダ(1930-2000):
エクササイズ第1番-「プレイ・ピアノ・プレイ」より
ニコライ・カプースチン(1937-):ピアノ・ソナタ第2番Op.54
フリードリヒ・グルダ:エクササイズ第4番-「プレイ・ピアノ・プレイ」より
アレクシス・ワイセンベルク(1929-):ジャズ・ソナタ
フリードリヒ・グルダ:
エクササイズ第5番-「プレイ・ピアノ・プレイ」より、前奏曲とフーガ
アレクシス・ワイセンベルク:
シャルル・トレネによって歌われた6つの歌曲のアレンジ/
ジョージ・アンタイル(1900-1959):ジャズ・ソナタ
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
独自のスタイルを貫き、歴史に新たなページを刻んだ音楽家であるグルダ、カプ
ースチン、ワイセンベルク、そしてアンタイル。
この4人の巨星が「ジャズ」からインスピレーションを得て生み出した「ジャズ
・スタイル」の作品を集めた衝撃のアルバムこそが、今回登場する“スーパー
・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”マルク=アンドレ・アムラン待望の最新作!
東京オペラシティで開催された2000年のリサイタルでアムランが圧倒的名演を
残し、のちのカプースチン・ブームの火付け役となったカプースチンの「ピア
ノ・ソナタ第2番」。2005年の来日公演でアンコールとして演奏され、聴衆の度
肝を抜いたアンタイルの「ジャズ・ソナタ」など、熱望されていたアムランの
演奏によるレコーディングが遂に実現!
また「ジャズ・スタイル」の作品を語る上で外せないワイセンベルクの「ジャ
ズ・ソナタ」や、フランスを代表する往年のシャンソン歌手シャルル・トレネ
のヒット・ナンバーのアレンジ集。
そして世紀の奇才グルダが遺した傑作「ピアノ・プレイ・ピアノ」や「前奏曲と
フーガ」など、アムランの演奏を想像しただけで身震いをしてしまいそうな凄
まじいプログラミングには驚嘆の一言。




<Linn>
CKD 313(SACD-Hybrid) 3枚組 特価 \3850
J・S・バッハ:マタイ受難曲BWV.244(1742年頃バッハ最終演奏版)
ニコラス・マルロイ(福音史家/テノール)、
マシュー・ブルック(イエス/バス)、
スーザン・ハミルトン(ソプラノ)、
セシリア・オズモンド(ソプラノ)、
クレア・ウィルキンソン(アルト)、
アニー・ギル(アルト)、マルコム・ベネット(テノール)、
ブライアン・バナタイン=スコット(バス)、
ジョン・バット(指揮)、ダンディン・コンソート&プレーヤーズ
その存在が噂されながらもベールに包まれていた『ヘンデルの「メサイア」の
1742年ダブリン初演版』の録音を実現させ、音楽史に新たな1ページを刻んだ
ジョン・バットとダンディン・コンソート・プレーヤーズが新たに打ち出すの
はバッハの「マタイ受難曲」。
通常「マタイ受難曲」の演奏に用いられるのは「1736年版」が一般的となって
いるが、今回バット&ダンディン・コンソートが取り上げたのは「1736年版」
とは異なる「1742年頃バッハ最終演奏版」!この「1742年頃バッハ最終演奏版」
は、バッハ自身によって声楽、器楽の両部分に改定が加えられ1742年頃に行わ
れた上演で用いられたと伝えられている版なのである。
またバット&ダンディン・コンソートは前作ヘンデルの「メサイア」でも初演
版となる「1742年」の楽譜を用いており、今回のマタイ受難曲の録音と
「1742年」でリンクしているところも興味深い。
超一流のソリスト陣が集った演奏の仕上がりや価値はもちろんのこと、前作「メ
サイア」でも大絶賛を受けたリン・レコーズが世界に誇るハイクオリティ・サ
ウンドも見逃せない重要なポイント。





<VIRGIN CLASSICS>
VC-3740872 \1980
カプリッチョ-Virtuoso pieces
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2
シューベルト/ヴィルヘルミ編:The Bee、Op.13-9
シューベルト/R.カピュソン編:アヴェ・マリア(エレンの歌 IIID.839)
エルガー/ハイフェッツ編:気まぐれ女Op.17
ドヴォルザーク/ハイフェッツ編:ユーモレスクOp.107-1
スーク:ウン・ポコ・トリステOp.17-3
ドヴォルザーク/クライスラー編:スラヴ舞曲イ短調-Op.46-2,Op.72-1
ディニーク/ハイフェッツ編:ホラ・スタッカート
シマノフスキ/コハンスキ編:ロクサーナの歌-「ロジェ王」より
ドビュッシー/ローレンス編:月の光-「ベルガマスク組曲」より
ストラヴィンスキー/ドゥシュキン編:ロシアの歌
プロコフィエフ/ハイフェッツ編:仮面-「ロメオとジュリエット」より
チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6
グルック/クライスラー編:精霊の踊り-「オルフェオとエウリディーチェ」より
コルンゴルト:庭園の場-組曲「空騒ぎ」Op.11より
R.シュトラウス/プルジホダ編:「ばらの騎士」ワルツ
R.シュトラウス/プルジホダ編:さびしい泉のほとりOp.9-2
ポルディーニ/クライスラー編:踊る人形
クライスラー:愛の悲しみ
シューマン:だれにもまさるきみ-「女の愛と生涯」Op.42-2
シューマン:この指につけた指輪-「女の愛と生涯」Op.42-4
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン-グァルネリ・デル・ジェス、1737) 
ジェローム・デュクロ(ピアノ)
クライスラー、ハイフェッツ、メニューインなどの巨匠ヴァイオリニストへの
トリビュートとして彼らが愛奏したヴァイオリンの魅力を十全に発揮する小品
集。録音はルガノで行われかつてスターンが演奏したことのある1737年製のグァ
ルネリ・デル・ジェス(ルガノの銀行より貸与)が使用されました。

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08-02 No.19

2008年02月23日 15時09分40秒 | Weblog
<ARTHAUS DVD>
101457(DVD-Video) \3480
ローマ教皇ベネディクト 16世のためのコンサート
1. パレストリーナ(1525-1594):汝はペテロなり
2. フリードリヒ・ヴェッター枢機卿によるスピーチ
3. バイエルン放送総監督トーマス・グルーバーによるスピーチ
日本語字幕付き!
4. ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第9番「合唱」
日本語帯付き!
5. 教皇ベネディクト 16世による演説
6. ドキュメント-教皇に捧げる神々の麗しき霊感
-本編映像より
収録:2007年 10月 27日ヴァチカン、教皇パウロ 6世オーディエンス・ホール他
演奏:マリス・ヤンソンス (指揮)
バイエルン放送交響楽団
クラッシミラ・ストヤノワ (ソプラノ )
リオバ・ブラウン (メゾ・ソプラノ )
ミヒャエル・シャーデ (テノール)
ミヒャエル・フォッレ (バス)
バイエルン放送合唱団 (合唱指揮…ミヒャエル・グレイザー)
収録時間:146分(ドキュメンタリー 45分含む )
字幕:英語・独語・仏語・スペイン語・伊語・日本語
画面: 16:9/NTSC/Region All(Code:0)
2007年10月27日、ヴァチカン。この日、巨大なホールは満場の聴衆で埋め尽く
されました。その数7000人。全ての人が、音楽と教皇の言葉と音楽に酔いしれ
ました。演奏曲目はパレストリーナとベートーヴェンの第九。神への祈りと人
間愛に満ちた感動的なコンサートです。DVD「ローマ教皇ベネディクト16世のた
めのコンサート」では、この類稀なコンサートの全容を収録します。
いつものことながらヤンソンスの白熱した指揮ぶり、さらに教皇のお言葉など見
どころ満載。コンサートにまつわるドキュメントも付された内容充実の作品です。
ナクソス・ジャパン取り扱いのディスクは、日本語字幕付です。

102089(DVD-Video) 2枚組 \5650
クリスタ・ルードヴィヒ-バースディ・エディション
歌:クリスタ・ルードヴィヒ
収録時間:200分/音声:PCM Stereo/字幕:英語・独語・仏語・スペイン語
画面: 16:9(一部 4:3)
NTSC/Region All(Code:0)
2008年3月で80回目の誕生日を迎えるクリスタ・ルードヴィヒの2枚組記念 DVD。
1枚目はシューベルトの「冬の旅」を収録。2枚目にはチャールズ・スペンサーを
伴奏に迎え、シューベルトやバーンスタイン、マーラー、ヴォルフを歌ったリサ
イタルの模様を収録。特典映像として、ドラベルラを演じた 1970年の「コシ・
ファントゥッテ」や 1982年のヴェルディ「ファルスタッフ」、ウィーンで行わ
れたマスタークラスの模様など、初出映像が満載の200分。94年に引退してもな
お、輝き続けるルードヴィヒ。その暖かい声質と豊かな表現力は20世紀の至宝と
も呼び得ましょう。

102137(DVD-Video) \3480
ドヴォルザーク・チクルス第2巻
1. 聖書の歌 Op.69
2. ヴァイオリン協奏曲 Op.53
3. テ・デウム Op.103
演奏:イルジ・ビエロフラーヴェク (指揮)
プラハ交響楽団
エヴァ・ランドーヴァ (メゾ・ソプラノ ) …1
イヴァン・ジェナティー (ヴァイオリン )…2
イヴァン・クスニエール (バリトン )…3
リヴィア・アグホヴァ(ソプラノ)…3
プラハ・フィルハーモニー合唱団…3
収録時間:81分
画面:4:3/NTSC/Region All(Code:0)
プラハ交響楽団によるドヴォルザーク・チクルスの第2巻(全6巻を予定)です。
収録曲3曲は、いずれもドヴォルザークのエッセンスが詰まった名曲。「聖書の
歌」は録音も少なく、このような名唱で聴けるのは、大変嬉しいことです。ヴァ
イオリンのジェナティーもテレマンの作品からロマン派、現代作品までを幅広く
弾きこなす実力派。現在チェコ音楽界を牽引する彼の15年前の瑞々しい演奏が
魅力です。指揮はおなじみイルジ・ビエロフラーヴェク。フランクフルト・ア
ルテ・オーパーでのライブ収録です。


●WALTER FELSENSTEIN EDITION フェルゼンシュタインそのオペラ芸術の全貌
ヴァルター・フェルゼンシュタイン(1901-1975)。ベルリン・コーミッシェ・オ
ーパーの創設者であり芸術監督であった彼は、20世紀の最も創造的なオペラ監督
のひとりです。190以上のプロダクションを監督したフェルゼンシュタインは、
その芸術をより多くの人々に提供するべく、その代表的なレパートリーの一部を
映像作品として残しました。 そして、2008年。ARTHAUSは、これら7つの映像作
品を現在最高水準の技術でデジタル修復し、オペラを愛する全ての方にお届けい
たします。今回リリースする「ヴァルター・フェルゼンシュタインの芸術」は、
7作品12DVDに、当時の貴重な写真などを含む104ページの解説書付き(英・独語)
のBOXセット。資料的価値も極めて高い、感動のコレクションです。

101305(DVD-Video) 12枚組 \38400
■ヴァルター・フェルゼンシュタインの芸術
【解説書(英語・ドイツ語, 全108ページ)付き特別仕様BOX/完全限定盤】
ベートーヴェン:フィデリオ(1956年)
…1DVD 84分
ヤナーチェク:利口な女狐の物語(1965年)
…2DVD 104分(18分エクストラ映像付き)
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ(1966年)
…2DVD 165分(40分リハーサル映像付き)
ヴェルディ:オテロ(1969年)
…2DVD 121分(20分エクストラ映像付き)
オッフェンバック:ホフマン物語(1970年)
…2DVD 131分(32分ボーナス映像付き)
オッフェンバック:青ひげ(1973年)
…2DVD 139分(30分エクストラ映像付き)
モーツァルト:フィガロの結婚(1975/76年)
…2DVD 166分(50分ボーナス場面集付き)
ボーナス映像&全108ページ解説書には、以下の内容が含まれます。
フェルゼンシュタインの原稿/ピアノによる縮小版と音見本/ステージデザイ
ン原案、スケッチ、草稿/歴史的音声とフェルゼンシュタインへのインタヴュ
ー、スピーチ/「ドン・ジョヴァンニのリハーサル場面」/「ホフマン物語」
のニュース映像と場面集/1945年から1961年までの名場面集
収録時間:1100分(ボーナス映像などを含む)/音声:PCM Stereo/
字幕:独語・英語・仏語・スペイン語/画面:4:3/NTSC
/Region All(Code:0)
BOXセットの各タイトルは、本年秋以降、順次単品で発売予定です。こちらも
お楽しみに! なお、BOXセットに付属する解説書の分売予定はありません。




<STRADIVARIUS>
STR 33792 \2180
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
オラトリオ「聖ペラージャ」(4声と器楽のための;1673)
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
アレッサンドロ・カルミニャーニ(男性アルト)
ファビオ・フルナーリ(テノール)
ヴァルター・テストリン(バス)
マウリツィオ・フォルネーロ(指揮)
イ・ムジチ・ディ・サンタ・ベルージャ
アンサンブル・ヴォカーレ・フェスティーナ・レンテ

STR 57007 \2180
ルイジ・ノーノ(1924-1990):死の間近な時
A Pierre. Dell'azzurro silenzio, inquietum(G管コントラバスフルート、
コントラバスクラリネットとライヴ・エレクトロニクスのための;1985)(*)
Quando stanno morendo, Diario polacco n.2
[死の間近な時、ポーランド日記第2番]
(4人の女声、フルート、チェロとライヴ・エレクトロニクスのための;1982)(+)
Post-Prae-Ludium per Donau[ドナウのための後=前=奏曲]
(テューバとライヴ・エレクトロニクスのための;1987)(#)
ロベルト・ファブリチアーニ(フルート(*/+))
チーロ・スカルポーニ(クラリネット(*))
ルイジ・ノーノ(ライヴ・エレクトロニクス(*/+))
イングリート・アーデ、モニカ・バイア=イフェンツ、
モニカ・ブルストマン(ソプラノ(+))
スザンネ・オットー(アルト(+))
クリスティーネ・トイス(チェロ(+))
ロベルト・チェッコーニ(指揮(+))
ジャンカルロ・スキャッフィーニ(テューバ(#))
アルヴィーゼ・ヴィドリン(ライヴ・エレクトロニクス(#))

STR 57906 \2180
全方向 天使のミロンガ
エグベルト・ジスモンチ(1947-):人アデラルド/道化役者/カラテ
チック・コリア(1941-):チルドレンズ・ソング Nos.1,4,6,7,20
シモーネ・ザンキーニ(1973-):ねじれたワルツ
エルメート・パスコアル(1936-):彼に捧げるショーロ
エルネスト・ナザレ(1863-1934):カヴァキーニョ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
天使のミロンガ/天使の死/リベルタンゴ/忘却/鮫
マリオ・マルツィ(サクソフォン)
シモーネ・ザンキーニ(アコーディオン)
パオロ・ザンニーニ(ピアノ)
マッテオ・スカイオリ(タブラ)




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 162 \2180
メタモールフォジ ピアノ・デュオのための音楽
シューマン(1810-1856):2台のピアノのためのアンダンテと変奏曲 Op.46
ブラームス(1833-1897):
ハイドンの主題による2台のピアノのための変奏曲 Op.56b
グリーグ(1842-1907):
2台のピアノのためのノルウェーの古いロマンスと変奏曲 Op.51
ヴィットリオ・フェッレガーラ(1927-):
メタモールフォジ[変形](バッハ作曲の断片による、ピアノ四手連弾のための)
ティツィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(ピアノ)
録音:2007年7月、ヴィチェンツァ音楽院ホール

DISCANTICA 164 \2180
アウローラ 20世紀のポリフォニー合唱作品集
ハビエル・ブスト(1949-):O Magnum mysterium(1998)
ヴィタウタス・ミシュキニス(1954-):O salutais(1991)/Regina Coeli(1989)
ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):Aurora(1997)
ピエトロ・フェッラーリオ(1967-):
Panis angelicus(2003)/O sacrum convivium !(2005)/Jubilate Deo(2002)
リハルズ・ドゥブラ(1964-):Salve Regina(1992)
リャン・カヤビャブ(1954-):Gloria(1982)
セルジオ・センティネッリ(1958-):
The warning moon(2005)/Scivolando sui muri dei nostri grigi corpi(1992)
エリック・ウィテカー(1970-):Sleep(2000)
クロード・M・ショーンバーグ(1944-)/Roxanne Roque編曲:Bring him home
ホール・ジョンスン(1880-1970):Ain't got time to die
ピエトロ・フェッラーリオ(指揮)
アンサンブル・ヴォカーレ・カリカントゥス(合唱)
録音:2007年4月14-15日、5月5日、イタリア、イヴレア、SMC、バロック・ホール

DISCANTICA 165 \2180
ヴィクトール・デ・サバタ(1892-1967):ピアノ作品集
黙想詩「ゲッセマネ」(*)/舞踏曲「ピレネーにて」から 大ワルツ
舞踏曲「パリの学生たち」から 行進曲,ワルツ,ポルカ
王子(フォックストロット)(+)
舞踏曲「リボンと帽子の間に」から 大ワルツ,マリナレスカ,
ポルカとギャロップ
3つの小品;カリーネ,ハバネラ,Do you want me ?/交響詩「青年」(*)
アレッサンドロ・マランゴーニ(ピアノ)
録音:2007年7月14-16日、イタリア、ロンバルディア州パヴィーア県、
チッタ・ディ・モルターラ・ホール
イタリアの名指揮者デ・サバタは作曲家でもありました。(*)は管弦楽作品から
作曲者が編曲したもの。(+)は手稿譜に基づいて演奏された未出版曲。

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08-02 No.18-1

2008年02月22日 13時26分03秒 | Weblog
★既にご案内済みのGEMINIシリーズですが、既にご注文をいただいている分も
含めて価格改定(\1450から\1250に値下げ)いたします。
よろしくお願いいたします。

<EMI CLASSICS>
●GEMINI
CZS-5176642 2枚組 \1250
ベートーヴェン:
荘厳ミサ曲
ハーパー(ソプラノ)、ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ティアー(テナー)、ゾーティン(バス)、
ニュー・フィルハーモニアCho、ロンドン・フィルハーモニーO
ミサ曲ハ長調Op.86
アメリング(ソプラノ)、ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
アルトマイアー(テナー)、リンツラー(バス)、
ニュー・フィルハーモニアCho、O
以上ジュリーニ指揮

CZS-5176592 2枚組 \1250
ベートーヴェン;交響曲第4番-第7番
ロイヤル・コンセルトヘボウO
サヴァリッシュ指揮

CZS-5176542 2枚組 \1250
ベルリオーズ:幻想交響曲、レリオ
フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン指揮

CZS-5176492 2枚組 \1250
ビゼー:管弦楽曲集
交響曲ハ長調、「アルルの女」組曲第1番、第2番
/以上 アカデミー室内O、マリナー指揮
美しいパースの娘(4曲)、「祖国」、「カルメン」組曲
「子供の遊び」(5曲)、組曲「ローマ」
/以上 パリ管、バレンボイム指揮

CZS-5176442 2枚組 \1250
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」w/レオンスカヤ(ピアノ)、
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲w/ブフビンダー(ピアノ)ブ
ラームス:ピアノ五重奏曲w/レオンスカヤ(ピアノ)
シューマン:ピアノ五重奏曲w/アントルモン(ピアノ)
アルバン・ベルク四重奏団

CZS-5176392 2枚組 \1250
イベール:管弦楽曲集
ディヴェルティメント、海の交響曲、バッカナール、ルイヴィル協奏曲
ボストニアーナ
/以上 フレモー指揮、
フルート協奏曲/パユ(フルート)、ジンマン指揮
寄港地、架空の愛へのトロピズム
/以上マルティノン指揮、
ドン・キホーテの4つの歌/ナガノ指揮

CZS-5176342 2枚組 \1250
ルトスワフスキ:
交響的変奏曲、交響曲第1番、葬送音楽、交響曲第2番、管弦楽のための協奏曲、
ヴェネツィアの遊び、オーケストラの書、ミ・パルティ
ポーランド放送国立交響楽団、 ルトスワフスキ指揮

CZS-5176292 2枚組 \1250
プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲第1-第5番
ヘブライの主題による序曲w/パレナンQ 
つかの間の幻影
ベロフ(ピアノ)
マズア指揮、ゲヴァントハウスO

CZS-5176242 2枚組 \1250
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:ロミオとジュリエット/
以上 ボールト指揮、
テンペスト/フィストラーリ指揮、
ヴォエヴォーダ、序曲「雷雨」
以上クラスナポルスキー指揮、
組曲第3番、イタリア奇想曲、スラヴ行進曲、ホパーク/以上ボールト指揮

CZS-5176192 2枚組 \1250
ワーグナー:管弦楽曲集
「恋愛禁制」序曲、交響曲ホ長調、ファウスト序曲、
ヴェーゼンドンク歌曲集
w/リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)、
「リエンツィ」序曲/以上サヴァリッシュ指揮 
「コロンブス」序曲/テイト指揮、
「妖精」序曲、表敬の行進曲、皇帝行進曲、大祝典行進曲
/以上ヤノフスキ指揮、
ジークフリート牧歌/マリナー指揮

==================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Avie>
AV 2149 \2180
ユダヤ人の生活より-チェロと管弦楽のための作品集 ――
E・ブロッホ:ヘブライ狂詩曲《シェロモ》、祈り-ユダヤの生活より
D・ダイアモンド:チェロと管弦楽のための《カディッシュ》
G・シュワルツ:チェロと弦楽オーケストラのための《イン・メモリアム》
M・ブルッフ:チェロと管弦楽のための《コル・ニドライ》Op.47
ジョナサン・アースゴー(チェロ)、
ジェラード・シュワルツ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団
イギリスの古豪ロイヤル・リヴァプール・フィルのアヴィー(Avie)からのリ
リース第8弾となる最新盤は、同オーケストラの首席チェロ奏者ジョナサン・
アースゴーが主役を務める“ユダヤ”のチェロ作品集。
ユダヤ人作曲家ブロッホの代表作である「シェロモ」や、ドイツの作曲家ブ
ルッフがユダヤの旋律を題材として作曲した「コル・ニドライ」など“ユダ
ヤ”を大きなテーマとして構成され、美しい旋律が止め処なく溢れるアルバ
ムとなっている。
ソリストのアースゴーは、1974年オスロ生まれの若き名手。オスロとロンド
ンでチェロを学び、1999年にロイヤル・リヴァプール・フィルの首席チェロ
奏者に就任。また同年には広上淳一の指揮でハイドンのチェロ協奏曲を披露
しコンチェルト・デビューも飾っている。
アースゴーがチェロを通じて放つ精神性の表現と前首席指揮者ジェラード・
シュワルツのオーケストラ・コントロールによって濃密な美が創造されてい
る。2004年10月20日-21日&2005年10月31日の録音。

AV 2124 \2180
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集 ――
Z・コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7
J・J・F・ドッツァウアー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.124
R・グリエール:8つの小品より 第1番、第3番、第4番、第7番
N・パガニーニ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番
A・F・セルヴェ:《神よ、王を守りたまえ》による華麗なる変奏曲Op.38
ルーデンス・トゥルク(ヴァイオリン)、ウェン=シン・ヤン(チェロ)
アヴィーが強力にプッシュしている1978年アルバニア生まれのルーデンス・
トゥルクは、アナ・チュマチェンコ教授の門下生であり第1弾のソロ・アルバ
ム(AV 2080)では大器の片鱗を感じさせてくれた若き天才ヴァイオリニスト。
2002年10月にはベルリンで行われたビル・クリントン氏出席の式典で演奏を
任されるなど、次代を担う逸材として注目を集めている。またこのアルバム
でトゥルクとデュオを組んでいるチェリストのウェン=シン・ヤンは、1989
年に24歳でバイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者に就任した凄腕の持ち
主。現在はソリスト、室内楽奏者として活動を続け、ブランディスやチュマ
チェンコ、シュテフェンス、ブルンナーといった著名なアーティストと共演
を重ねている。

AV 2143 \2180
G・カトワール:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ――
ソナタ第2番《詩曲》Op.20、悲歌Op.26、ソナタ第1番Op.15
M・ラヴェル:ハバネラ形式による小品、ハバネラ形式による小品
ヘルヴィヒ・ツァック(ヴァイオリン)、ベルント・ツァック(ピアノ)
ドイツのデュオ、ツァック兄弟が発表するアムランも取り上げた19世紀ロシ
アの作曲家カトワールのヴァイオリンとピアノのための作品集。特にソナタ
第2番「詩曲」は傑作として知られており、ロシアのヴァイオリン作品の中で
も希に見る美しさを持った名作である。
ヘルヴィヒ・ツァックは1982年から1995年までシュトゥットガルト室内管の
第1コンサートマスターを務めるなど、第1線で活躍してきたドイツのヴァイ
オリニスト。リューベック、ロストックで教鞭を執るピアノのベルント・ツァ
ックとのデュオで度々日本にも訪れている。




<Guild Historical>
GHCD 2337/38 2枚組 \2700
トスカニーニ-オール・ブラームス・プログラム ――
J・ブラームス:
セレナード第1番ニ長調Op.11(録音:1935年4月7日)
セレナード第2番変イ長調Op.16(録音:1935年3月31日)
大学祝典序曲ハ短調Op.80(録音:1936年3月15日)
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83(録音:1936年1月30日)
4声の合唱曲(録音:1936年1月30日)
ロベール・カサドシュ(ピアノ)、
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック、ニューヨーク女声合唱団
ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)の看板として絶大な評価を獲得し
てきた巨匠トスカニーニの放送音源シリーズに「ボイト・メモリアル」
(GHCD 2307/08)以来となる久々の新譜が登場!
2曲の「セレナード」と「ピアノ協奏曲第2番」を中心としたオール・ブラー
ムス・プログラムはトスカニーニがニューヨーク・フィルハーモニックの指
揮台に立ち、1935年から1936年の2年間の間に演奏、収録が行われた音源。
特に「ピアノ協奏曲第2番」ではフランスの名ピアニスト、カサドシュとトス
カニーニ、そしてニューヨーク・フィルハーモニックの共演による至芸を堪
能することが出来る。定評あるリマスターはもちろんこれまでと同じくピー
ター・レイノルズが担当。音質面も要チェック!

GHCD 2332 \1350
パウル・ブルクハルト・コンダクツ・ハンス・ショイブレ ――
ハンス・ショイブレ(1906-1988):
管弦楽のための賛歌Op.29(録音:1952年10月16日)
管弦楽のための小交響曲《オンブラ・アドラタ》Op.38(録音:1955年3月13日)
管弦楽のためのディヴェルティメント《様相と展望》(録音:1958年11月11日)
ピアノ協奏曲Op.34*(録音:1952年1月22日)
パウル・ブルクハルト(指揮)、
ベロミュンスター放送管弦楽団、
カール・ゼーマン(ピアノ)*、
ハンス・ロスバウト(指揮)*、
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団*
「クレツキ」(GHCD 2319)、「マルクジンスキ」(GHCD 2323)に続く「チュー
リッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」第3弾は、20世紀スイスの名匠
ブルクハルトのタクトによる20世紀スイスの作曲家ハンス・ジョイブレの管
弦楽作品集!
ストラヴィンスキー、ヒンデミット、バルトーク、マルタンからの影響を受
け、セリー技法が用いられたショイブレの作品は、シューリヒトの指揮する
ベルリン・フィルによっても演奏が行われている。
またカップリングされているロスバウト&チューリッヒ・トーンハレによる
「ピアノ協奏曲」もショイブレの大規模作品を知る上で重要な音源となるだ
ろう。

GHCD 2333 \1350
ライナー・ライヴ録音集1943-1957 ――
W・A・モーツァルト:歌劇《劇場支配人》序曲(録音:1947年)
S・プロコフィエフ:ピーターと狼Op.67(録音:1949年6月19日)
D・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54*(録音:1943年8月15日)
P・I・チャイコフスキー:軍隊行進曲+(録音:1957年3月13日)
C・ドビュッシー:《夜想曲》より 祭+(録音:1957年3月13日)
J・S・バッハ(カイリエ編曲):小フーガ ト短調+(録音:1957年11月29日)
ラウリッツ・メルヒオール(語り)、
フリッツ・ライナー(指揮)、
NBC交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック*、シカゴ交響楽団+
シカゴ響の第1次黄金期を築いたハンガリー生まれの巨匠フリッツ・ライナー
がNBC響、ニューヨーク・フィル、そしてシカゴ響を振り分けた1943年から
1957年にかけてのライヴ録音集。
ライナーと言えばシカゴ響とのバルトークやR・シュトラウスの名演の印象が
非常に強いだけに、ここに収録されたラウリッツ・メルヒオールが語りを務
める「ピーターと狼」や手兵シカゴ響との「小フーガ ト短調」などのレパー
トリーの復刻は嬉しいところ。

GHCD 2335 \1350
ストコフスキ・ライヴ録音集1941-1943 ――
S・プロコフィエフ:
組曲《3つのオレンジへの恋》Op.33a(録音:1941年11月18日)
E・マクダウェル:ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.23(録音:1942年4月7日)
J・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98(録音:1941年11月18日)
D・テイラー:
《ラムンチョ》より 序奏と第3幕のバレエ音楽(録音:1943年12月26日)
フランセス・ナッシュ(ピアノ)、
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、NBC交響楽団
前回のリリースで1955年に収録されたシュトゥットガルト放送響とのチャイ
コフスキーなど、インパクト絶大の演奏がピーター・レイノルズのリマスタ
ーによって復刻されたストコフスキ。
今回のライヴ録音集は、NBC交響楽団とのコンビで1941年から1943年にかけて
収録された音源の復刻。ブラームスの交響曲第4番といった定番だけでなく、
マクダウェルやテイラーなどのレア・レパートリーを取り上げているところ
は、魔術師ストコフスキの名に相応しい粋な選曲と言えるだろう。




<Signum Classics>
SIGCD 119 \2180
スペイン黄金世紀 ――
ジョン4世(1604-1656):神聖なる十字架よ
クリストバル・デ・モラレス(ca.1500-1553):キリエ
トマス・ビクトリア(1548-1611):我が竪琴は悲しみに
ディオゴ・ディアス・メルガス(1638-1700):
断食し泣きながら、ピア・エト・ドロローサ・マーテル
セバスティアン・デ・ビバンコ(ca.1550-1622):我が竪琴は悲しみに
フアン・グティエレス・デ・パディラ(ca.1590-1664):我が竪琴は悲しみに
アロンソ・ロボ(1555-1617):
エレミアの哀歌、我が竪琴は悲しみに、リベラ・メ
キングズ・シンガーズ
1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジの学生6人によって結成されて以
来、世界トップクラスの男声ア・カペラ・アンサンブルとして君臨してきた
“イギリスの紳士”キングズ・シンガーズのニュー・アルバム!2007年5月30
日から6月2日にかけてレコーディングが行われた新録音のテーマは「スペイ
ン黄金世紀(Siglo de Oro)」。
スペインの芸術が最も輝いた15世紀から17世紀、すなわち「スペイン黄金世
紀」を生きた作曲家たちによる宗教合唱作品10曲を収録。モラレスやビクト
リア、ロボといった大作曲家だけでなく、1640年にスペインから独立を果た
したポルトガルの統治者ジョン4世の作品も興味深い。
40年間にわたって世界に感動を与え続けてきたハーモニーが、スペイン黄金
世紀の芸術を現代に呼び覚ます。

SIGCD 127 \2180
おお聖なる晩餐 ――
W・バード:彼、彼らをやしなう
T・ビクトリア:大いなる神秘
T・ウィールクス:
アレルヤ,われとどろける声を聞けり、ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞
きしとき
A・ペルト:マニフィカト
G・ホルスト:ヌンク・ディミッティス
G・ジャクソン:おお聖なる晩餐
A・ブルックナー:キリストはおのれを低くして
C・ウッド:ヌンク・ディミッティス
R・ウォーカー:リンゴの木
C・V・スタンフォード:汝ら新エルサレムの聖歌隊
サムエル・ラスボーン(オルガン)、
ルパート・ガフ(指揮)、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校合唱団
ハイレベルの合唱団を数多く擁するシグナム・クラシックス(Signum Classics)
に新しく加わるのは、1848年に創立されたロンドン大学のロイヤル・ホロウェ
イ校の合唱団。
ロイヤル・ホロウェイ校合唱団は、タリス・スコラーズ、ザ・シックスティー
ン、テネブレ、ガブリエリ・コンソートなどの世界的アンサンブルに卒業生を
輩出するなど、その実力は一級品。バラエティ豊かなプログラミングからも意
欲の高さが窺える。




<Guild>
GMCD 7316 \2180
無言歌-フルートとハープのための作品集 ――
F・メンデルスゾーン:無言歌集より
W・A・モーツァルト:2つの歌曲
P・I・チャイコフスキー:ロマンス
P・マスカーニ:シシリアーナと間奏曲
G・フォーレ:4つの歌曲
F・プーランク:ギターに寄す
M・デ・ファリャ:ナナ、コルドバに寄せるソネット
N・リムスキー=コルサコフ:アラブの歌
ルーマニア民謡:ゆりかごの歌
アンドレア・コーレ(フルート)、ジャスミン・フォルマー(ハープ)
アムステルダムに生まれバーゼルで世界的名手オーレル・ニコレの下で研鑽
を積んだアンドレア・コーレは、現在スイスのチューリッヒ歌劇場管弦楽団
で活躍する女流フルート奏者。
ドイツ生まれの女流ハープ奏者フォルマーとは2005年からデュオとして活動
を始めており、フルートとハープが紡ぐ透き通った音色が心にしみる。




<Guild Light Music>
GLCD 5142 \1650
軽音楽の黄金時代-1950年代の軽音楽Vol.5 ――
デ・シルヴィア:サニー・サイド・アップ
ケンプファート:ラスベガス
ガリェーミ:チェリー・ピンク&アップル・ブロッサム・ホワイト
ラヴァシーニ:バッフィ
グッドウィン:レッド・クローク
ブーランジェ:ピッチカート・ポルカ
フィリップス:プラクティカル・ジョーカー
トーチ:ロンドン・トランスポート組曲/他
ロバート・ファーノン&ヒズ・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、
フランク・シナトラ&シンフォニー・オーケストラ、他
人気急上昇中のギルド・ライト・ミュージック・シリーズ最新作。1950年代
の軽音楽を集めてきたシリーズも今回で第5集。演奏者には英国楽壇最大のエ
ンターテイナー、グッドウィンやシナトラの名前も!

GLCD 5143 \1650
軽音楽の黄金時代-気まぐれな動物たち ――
ウェイン:ダンス・オヴ・リトル・ピンク・ホース
アンダーソン:踊る子猫
フリムル:ドンキー・セレナーデ
ステック:モーニング・カンター
ロスナー:ナイチンゲール
アンダーソン:フラミンゴ
ウィリアムス:蛇使い
ファン・デル・リンデン:ペリカン・パレード
ファーノン:鳥使い
ハミルトン:タイガー・タンゴ/他
ルロイ・アンダーソン&ヒズ・ポップス・オーケストラ、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、デンマーク国立放送管弦楽団、他
シリーズ通算43枚目となるのがこの「気まぐれな動物たち(アニマル・アン
ティクス)」。動物にちなんだタイトルを持った楽しく軽快な作品が詰まった
アルバムである。

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08-02 No.18-2

2008年02月22日 13時25分27秒 | Weblog
<Timpani>
1C 1139 \2300
C-V・アルカン:室内楽作品集 ――
ヴァイオリンとピアノのための《協奏的大幻想曲》
チェロとピアノのための《演奏会用ソナタ》
ピアノ三重奏曲
オリヴィエ・ギャルドン(ピアノ)、ドン=スク・カン(ヴァイオリン)、
イヴァン・シフォロー(チェロ)
文字通りマルク=アンドレ・アムランの“手”によって一躍世に知られるこ
とになったフランス・ロマン派の作曲家アルカンの室内楽作品集。
アルカン自身もヴィルトゥオーソ・ピアニストとして活躍していたため、そ
の作品の大多数はピアノ作品であり、室内楽作品自体が少ないため録音も貴
重なのである。
韓国のトップ・ヴァイオリニスト、ドン=スク・カンなど実力派アーティス
トたちの共演も色褪せない。
1C 1013からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1013」は廃盤とな
ります。)

1C 1140 \2300
A・オネゲル:歌曲全集 ――
4つの詩/ポール・フォールの3つの詩/静物画/アポリネルの6つの詩/コク
トーの6つの詩/ヴォカリーズ・エチュード/おお 救い主なるいけにえよ/
クローデルの3つの詩/3つの詩篇/倫理学の小講義/6つの田園詩曲/天使の
パン/おお、時間よ、飛翔をとどめよ/低声部のための4つのシャンソン/
メマーマクイム
ブリジット・バレイス(メゾソプラノ)、
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン)、
ビリー・エイディ(ピアノ)
4枚に及ぶ室内楽作品集をセット化するなど、ティンパニ・レーベルがその作
品の発掘に力を注いできたフランス6人組の1人オネゲルの歌曲集。
ラインスドルフの指揮の下、1987年にウィーン国立歌劇場デビューを果たし、
アーノンクールやアバドとも共演を重ねるスイスのヴァレー地方生まれのソ
プラノ奏者ブリジット・バレイスが
先に復刻となったショーソンの歌曲全集(2C 2132)に引き続いて歌声を響かせ
ている。
1C 1015からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1015」は廃盤とな
ります。)

1C 1141 \2300
E・サティ:ソクラテス/6つの夜想曲/最初のメヌエット
ジャン・ベリアール(テノール)、ビリー・エイディ(ピアノ)
このサティもティンパニ初期の意欲作の1つ。
ジョン・ケージを魅了したと言われるサティの「ソクラテス」は本来4人の女
声と弦楽オーケストラという編成のために書かれた劇音楽だが、ここでは3部
からなるテノールとピアノという編成での演奏を聴くことが出来る。
またピアノのための「6つの夜想曲」をカップリングされており、サティの手
腕が発揮された“歌曲”と“ピアノ作品”を聴き比べも面白い。
1C 1020からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1020」は廃盤とな
ります。)

1C 1142 \2300
D・ミヨー:リュシール・ド・シャトーブリアンの3つの詩Op.10
ユージェニー・ド・ゲランの未刊のノートよりOp.27/2つの恋歌Op.30/
アリサOp.9
フローランス・カッツ(メゾソプラノ)、
セルジュ・シフェルシュタイン(ピアノ)
オネゲルと同じくフランス6人組に数えられていたダリウス・ミヨーの歌曲集。
フランス6人組やエマニュエル、サクル、デュポンなど19世紀-20世紀のフラン
ス歌曲をレパートリーとしており、その歌唱力や驚異的なレパートリーの広さ
に定評があるメゾソプラノ、フローランス・カッツがミヨーを歌う。
1C 1022からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1022」は廃盤とな
ります。)

1C 1143 \2300
A・ジョリヴェ:
弦楽のための交響曲/陰と陽/アダージョ/時の矢/アンダンテ
マーク・フォスター(指揮)、サヴォア地方オーケストラ
難曲中の難曲としてプレーヤーの前にそびえ立つ「トランペット協奏曲第2番」
など、斬新な作品を発表し続けた20世紀フランスの異才ジョリヴェの弦楽オー
ケストラのための作品全集。
このジョリヴェの作品集で指揮を振るマーク・フォスターは、メルボルンに
生まれた近現代音楽のスペシャリスト。またフランス東部のサヴォワ地方を
拠点とするサヴォワ地方オーケストラによる演奏はマイナーオーケストラ・
ファンにオススメ!
1C 1027からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1027」は廃盤とな
ります。)

1C 1144 \2300
E・シャブリエ:歌曲集 ――
暗い小径/幸福な島/リード(de Banville)/セレナード/ジャンヌの歌/
マリエッテのカップル/デュ・ロワの兵隊/Que les amants ont de peines
/旅への誘い*/リード(C.Mendes)/鳥の歌/太った七面鳥のバラード/せみ
/子あひるたちのヴィラネル/ばら色の豚たちのパストラル/さらば、シュ
ゾン/不遜な願い/君の青い瞳/子供/ルイ・ブラス/すべての花/
愛のクレド
アニュエス・メロン(ソプラノ)、
フランク・レグエリネル(バリトン)、
フランソワ・ティラール(ピアノ)、
フランソワ・シャイール(バスーン)*
最近ではアンジェラ・ヒューイットがそのピアノ作品を取り上げるなど、狂
詩曲「スペイン」以外の作品も再び脚光を浴びることになった近代フランス
の名匠シャブリエ。
管弦楽曲でも見られる巧みな手法は歌曲でもされており、シャブリエの歌曲
はフランス歌曲の中でも重要な地位を占めている。
1C 1038からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1038」は廃盤と
なります。)

1C 1145 \2300
L・ヴィエルヌ:
歌曲集《嘆きと絶望》Op.38/4つのギリシャの詩Op.60/
ボードレールの5つの詩Op.45
ミレイユ・デランシュ(ソプラノ)、
クルスティーヌ・イカール(ハープ)、
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)
ノートルダム教会のオルガニストを務め、作曲家としては「ウェストミンス
ターの鐘」などの優れたオルガン作品を数多く遺した盲目の音楽家ルイ・ヴィ
エルヌ。
ティンパニ・レーベルではオルガン以外の作品にスポットを当てており、この
珍しい歌曲集は「交響曲」(1C 1127)に続く復刻となる。
1C 1040からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1040」は廃盤とな
ります。)

1C 1146 \2300
F・プーランク:
バレエ音楽《模範的な動物たち》-ラ・フォンテーヌの寓話による
シンフォニエッタ
ジョナサン・ダーリントン(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
前出のオネゲル、ミヨーと同じくフランス6人組に名を連ねていた大作曲家プ
ーランク。室内楽作品に比べると管弦楽作品の実演に接する機会は非常に少
ないため、ダーリントン&ルクセンブルク・フィルによる作品集の復活は嬉
しいところ。
ラ・フォンテーヌの寓話を題材とし豊かな作品性を持ったバレエ音楽「模範
的な動物たち」は組曲版が用いられることが多いが、ここでは8曲で構成され
る全曲版が収録されている。
1C 1041からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1041」は廃盤とな
ります。)

1C 1147 \2300
M・オアナ:
クロード・ドビュッシーの墓/沈黙者/クラヴサンのための暗号
エリーザベト・ホイナツカ(チェンバロ)、
クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)、
シルヴィ・スレ(ソプラノ)、ラウレ・モラビト(ツィター)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ユダヤの血筋をルーツに持ち、モロッコのカサブランカに生まれたフランス
の作曲家モーリス・オアナの作品集ではツィターが加わる「クロード・ドビュ
ッシーの墓」など3作品を収録。
各国の音楽雑誌から高評価を獲得したこの録音からは、民族的な作風や呪術
的な雰囲気、そして微分音の使用など革新的な手法を繰り出したオアナの突
出した才能を確認できる。
1C 1044からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1044」は廃盤とな
ります。)

1C 1148 \2300
L・ブーランジェ:
詩篇第24番/兵士の埋葬のために/詩篇第129番/哀しき夕べに/春の朝に
/詩篇第130番/仏教の古い祈り
ソニア・ド・ボフォール(ソプラノ)、
マルシャル・ドフォンテーヌ(テノール)、
ヴァンサン・ル・テキシエ(バリトン)、
マーク・ストリンガー(指揮)、
ナミュール交響合唱団、ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
高名なブーランジェ姉妹の妹であり「ローマ大賞」受賞という栄誉に輝きな
がらも、わずか24歳でこの世を去った夭折の天才作曲家リリ・ブーランジェ
の合唱と管弦楽のための作品集。
ローマ大賞の受賞作「ファウストとエレーヌ」に並ぶ代表作である3つの「詩
篇」を中心とした作品の完成度は圧倒的であり、高性能オーケストラ、ルク
センブルク・フィルの演奏もポイント。
1C 1046からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1046」は廃盤と
なります。)

1C 1149 \2300
E・ブロッホ:交響詩《冬-春》/秋の詩/夜に/2つの詩篇/詩篇第22番
ミレイユ・デランシュ(ソプラノ)、
ブリジット・バレイス(メゾソプラノ)、
ヴァンサン・ル・テキシエ(バリトン)、
デイヴィッド・シャローン(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ヘブライ狂詩曲「シェロモ」などで知られるユダヤ系スイス人作曲家ブロッ
ホの管弦楽作品と管弦楽伴奏付き歌曲集。「夜に」以外の4作品は、20代-30
代の頃のブロッホがアメリカに移住する前に手懸けた初期の作品である。
またこのブロッホの作品集は、2000年に客演のため訪れていた日本で急死し
たデイヴィッド・シャローンとルクセンブルク・フィルのコンビにとって最
初の録音となったもの。
1C 1052からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1052」は廃盤と
なります。)

2C 2150 2枚組 \4600
A・ルーセル:歌曲全集 ――
4つの詩Op.3/4つの詩Op.8/炎/2つの中国の詩Op.12/2つの歌曲Op.19/
2つの歌曲Op.20/ロンサールの2つの詩Op.26/アナクレオンの頌歌Op.31/
アナクレオンの頌歌Op.32/2つの中国の詩Op.35/ヴォカリーズ(第1番)/
夜のジャズOp.38/ヴォカリーズ・エチュード(第2番)/わが娘に与えた花
/2つの牧歌Op.44/2つの中国の詩Op.47/2つの歌曲Op.50/2つの歌曲Op.55
/凶兆
マリー・ドゥヴェロー(ソプラノ)、
ヤン・ブーロン(テノール)、ローラン・ナウリ(バリトン)、
エティエンヌ・プラスマン(フルート)、ビリー・エイディ(ピアノ)、
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
「バッカスとアリアーヌ」、「蜘蛛の饗宴」が代表作として有名なフランス
の作曲家ルーセルの作品番号付き歌曲を網羅した歌曲ファン必携の作品集。
フランス印象主義から、原始主義を経て新古典主義へと移り変わるルーセル
の作風の変化がここに収録された数々の歌曲によって実証されている。
2C 2064からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「2C 2064」は廃盤とな
ります。)

2C 2065 2枚組 \4600
J-G・ロパルツ:歌劇《故郷》(全曲)
ミレイユ・デルンシュ(ソプラノ)、ジル・ラゴン(テノール)、
オリヴィエ・ラルエット(バリトン)、
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ティンパニ・レーベルからリリースされている一連の作品集によってブーム
を巻き起こしたロパルツの珍しいオペラ録音。ジャケット・デザイン変更に
よる新装再発売で世界初録音となった「故郷」の全曲が復活!




<Musica Rediviva>
MRCD 013 \2300
我がリュートとの旅 ――
L・ミラン:ファンタジア、パヴァーナ
A・ムダーラ:ファンタジア
L・ナルバエス:
あなたと別れた千々の悲しみ、ウナ・バハ・デ・コントラプンクト
A・カベソン:変奏曲
F・スピナチーノ:リチェルカーレ
F・ミラーノ:2つのリチェルカーレ
S・モリナーロ:2つのファンタジア
J・ダウランド:
1日でもあるとすれば、エセックス伯のガリヤルド、ファンタジー
W・ブレード:Rothshenken Tanz
J・カプスベルガー:トッカータ第4番、ガリアルダ第3番
J・S・バッハ:プレリュード、ガヴォットとロンドー
L・ヴァイス:パッサカリア
C・F・アーベル:ガンバのための小品
N・ブルグミュラー:貴婦人の乗馬
C・ドビュッシー:プレリュード
スウェーデン民謡:空に輝く星のように、サルタレロ
サンス&ムルシア:マリサパロス
坂本龍右 (リュート) 
東京大学の文学部出身の坂本龍右は、古楽器奏者の両親を持つサラブレッド。
H・スミス、J・リンドベリ、P・オデット、W・クイケンからリュート、ガン
バの指導を受けている。アルバムの中で、様々な時代と国々を巡るまさに旅
を感じることの出来るアルバムである。日本語解説付き。

MRCD 016 \2300
ローフスタ・ブリュークでのバッハ ――
J・S・バッハ:幻想曲ト長調BWV.572/種々の技法による6つのコラール/
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545/トリオ・ソナタ ホ短調BWV.528/4つのパ
ルティータ/幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
ハンス・ファーギウス(オルガン)
ハンス・ファーギウスはデンマークの王立音楽院の教授を務め、王立音楽ア
カデミーの会員、ルンド市文化功労賞受賞など様々な要職と栄誉を経験して
きたスウェーデンを代表するオルガニスト。演奏されているローフスタ・ブ
リュークのオルガンは1727年から28年にかけて製作され、数度に渡って修復
が施された歴史的にも非常に貴重なオルガンである。日本語解説付き。




<Deux-Elles>
DXL 311
童謡の新しいアレンジ集-
ラウンド・アンド・ラウンド(デイヴィッド・スミス編曲) ――
I wish I was a bird up in a tree/Tom he was a piper's son/Bananas
in Pyjamas/Bobby Shaftoe/I hear thunder/The animals went in two by
two/Frog went a-courtin'/Cockles and mussels/Polly put the kettle
on/The wheels on the bus/Doctor Foster/Stand on one leg/Drunken
Sailor/Jamaica Farewell
様々なアーティスト
イギリスのドゥーゼル(Deux-Elles)レーベルの子供向けシリーズ。
イギリスで親しまれている童謡に軽音楽、古楽、ジャズ、バラードなどのテ
イストを加えた新しいアレンジ集は、日本でも幼児期からの英語教育にピッ
タリかも!?

DXL 317 \2180
童謡の新しいアレンジ集-
フクロウと子猫ちゃん(デイヴィッド・スミス&レベッカ・ヴィカリー編曲)
The Owl and the Pussycat/The Marvellous Toy/I Went for a Walk/
Daddy's taking us to the Zoo/Rainbow Song/I Went to the Pictures
Tomorrow/See Saw Margery Daw/The Water is Wide/Pussycat, Pussycat
/Morningtown Ride/Hush Little Baby/Golden Slumbers/El Cocqui/
Cushlamochree
様々なアーティスト
リズミカルな歌からしっとりとしたメロディーまでを広くカバーしており、
親子でじっくりと楽しめる。

DXL 331 \2180
童謡の新しいアレンジ集-カウチポテト(デイヴィッド・スミス編曲) ――
Couch Potato/Animal Fair/Wind The Bobbin/This Old Man/The Princess
/Boa Constrictor/The Farmer's In His Den/Miss Polly/Five Little
Speckled Frogs/Happy and You Know It/I'm A Little Teapot/Coming
Round The Mountain
様々なアーティスト
ジャズテイストの「カウチポテト」や愉快なリズムの「アニマル・フェア」な
どを歌う「イギリスの歌のお兄さん&お姉さん」から楽しさが伝わってくる!




<ARS PRODUKTION>
ARS 38027(SACD-Hybrid) \2700
忘れられた至宝 Vol.6
秋の歌 フランスのホルン音楽
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
演奏会用小品 Op.94(+)/ロマンス Op.36(*)
ジャン=トゥサン・ラドゥー(1825-1889):瞑想(+)
エミール・ペサール(1843-1917):森で Op.130(+)
ポール・ジャンジャン(1874-1928):夜想曲(+)
エイメ・クンツ(1877-1958):夜想曲(+)
ポール・ジャンジャン:ロマンス(+)
ロベール・ギユミン(?-1945):秋の歌(+)
ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):Hallali(+)
エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):ラルゲット(*)
テオドール・デュボワ(1837-1924):カヴァティーナ(+)
ジュール・マスネ(1842-1912):海(シューベルトの歌曲)(*)
アドルフ・ブラン(1828-1885):ロマンス Op.43bis(*)
カミーユ・サン=サーンス:ロマンス Op.67(*)
ウルリヒ・ビューブナー(ナチュラルホルン(*)、ヴァルヴホルン(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2007年1月2-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ホルン愛好者、ピリオド楽器ファン、フランス音楽ファン、そして珍曲マニアに
も歓迎されそうな好企画アルバム。ウルリヒ・ビューブナーはアニマ・エテル
ナ、コンチェルト・ケルン、バルタザール・ノイマン・アンサンブル、ラ・スタ
ジオーネ・フランクフルト等に参加しているドイツのピリオド・ホルン奏者。

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08-02 No.17

2008年02月21日 13時10分21秒 | Weblog
<ARTS>
47732-8(SACD-Hybrid) \2080
ブクステフーデ:ソナタ集 Op.2
ソナタ 変ロ長調 BuxWV259
ソナタ ニ長調 BuxWV260
ソナタ ト短調 BuxWV261
ソナタ ハ短調 BuxWV262
ソナタ イ長調 BuxWV263
ソナタ ホ長調 BuxWV264
ソナタ ヘ長調 BuxWV265
レストラヴァガンテ〔ステファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン),ロドニー・
プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ),マウリツィオ・サレルノ(チェンバロ)〕
録音:2006年11月8-10日, 2007年1月8-11日
第1集(47731-8)に続く、レストラヴァガンテのブクステフーデ。ソナタ集作品2
の7曲を収録。このソナタ集は1696年に出版されたもので、おそらくは円熟期の
ブクステフーデの作品から選りすぐったものだろう、いずれも生き生きとした
音楽である。レストラヴァガンテの明るさの光る演奏が素晴らしい。





<CEDILLE>
CDR90000 102 \1980
「ポエティック・インスピレーション」-
オーボエ、ヴィオラ、ピアノのための作品集
(1)アウグスト・クルーグハルト(1847-1902):葦の歌Op.28
(2)チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):
2つの狂詩曲(オーボエ・ヴィオラ、ピアノのための)
(3)フェリックス・ホワイト(1884-1945):小鹿の死に対する妖精の嘆き
(4)マルコ・アウレリオ・ヤノ(1963-1991):モディーニャ
(5)ヒンデミット:ヴィオラ、ヘッケルフォンとピアノのための三重奏曲
アレックス・クライン(ob)、
リチャード・ヤング(Va)
リカルド・カストロ(Pf)
録音:2007年4月、10月,
D元シカゴ響のオーボエ奏者アレックス・クラインのCEDILLEへの5枚目のアルバ
ム。2004年に手の故障で一度引退したものの、見事に復活し精力的に仕事をして
います。今回のアルバムはオーボエとヴィオラ、ピアノのための珍しい作品集で
す。ほの暗い落ち着いたサウンドの大人な作品が揃っています。





<CFM>
CFM23 \1980
アルント・ユーバル・メーリング(1963-):
クリスマス・オラトリオ「聖夜の静寂」
モニカ・フリンマー(S)、ペーター・コーイ(B-Br)
オリヴァー・クルーゲ指揮
バード・ピルモント市立教会聖歌隊、
アンサンブル・ツァイトクラング
録音:2006年12/17初演ライヴ
CFMレーベルで既発売の「フリードリヒ大王-フルートとチェンバロための音楽」
(CFM24)でフルート奏者のメーリング(1963年生まれ)作曲による作品です。クリ
スマス・オラトリオは中東かアジアを思わせる雰囲気がありますが、現代音楽の
難解さはありません。指揮者クルーゲは「フリードリヒ大王-」での共演者です。
ソリストは、コープマンやBCJの常連ソリスト、モニカ・フリンマーとペーター
・コーイが務めております。

CFM37 \1980
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調Op.49
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番変ホ長調Op1-1
ユン・イサン:ピアノ三重奏曲
キム・トリオ:【キム・ナヨン(Pf)、 キム・テヒュン(Vn), キム・チヨン(Vc)】
キム・トリオは、2000年に結成された韓国出身の姉妹の団体です。主にドイツ、
オーストリアで活動し、2005年メンデルスゾーン賞を受賞しています。当盤から
も分かる様に、幅広い年代の作品をレパートリーとしており、古くはJ・ハイド
ン、新しいものでは20世紀のユン・イサンの作品があります。全体的に流れる様
な演奏が印象的で、今後の活躍が期待されます。





<KONTRAPUNKT>
32340 \2380
「現代チェンバロ作品集」
イブ・ネアホルム(1931-):時は去り行くOp.179(2005)
ボー・アンデルセン(1963-):束の間の出会い(2001)
ノアドストロム(1947-):銅版画(1999)
レウコヴィチ(1927-):チェンバロのための習作(2005)
ノアドストロム:ゲンソーキョク(幻想曲)(2002)
ネアホルム:雪道と軋みOp.134(1994)
本間みち代(チェンバロ)
録音:2007年
KONTRAPUNKT久々の新譜。当地で活躍する本間みち代の現代チェンバロ・アルバ
ムです。現代音楽を得意としている彼女ですが、このCDに収められているデンマ
ークの作曲家の作品はすべて彼女に捧げられた作品です。




<VAI>
VAIDVD 4449(DVD-Video) \3380
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
ヤン・クレンツ(指揮)デンマーク国立交響楽団
収録:1967年、リージョン・オール、NTSC、39分、白黒、モノラル、4:3
非常に貴重な映像がDVDになった。完璧主義として知られるピアニスト、アル
トゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが、1967年にデンマーク国立交響楽
団と共演した際の「皇帝」協奏曲の映像だ。47歳のミケランジェリはあらゆる
点で磨き抜かれており、類を見ない独自の世界を築き上げている。白黒映像、
モノラル音声ながら、デンマーク放送のアーカイヴからのライセンス映像で、
状態は悪くない。映像を通してミケランジェリが放つ魔力は絶大だ。ホールで
の映像用収録に、公演でのライヴ収録映像を多少編集したもののようである。

VAIDVD 4437(DVD-Video) \3650
ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
デンマーク国立交響楽団
収録:1967年、リージョン・オール、NTSC、白黒、モノラル、37分+特典8分
ストコフスキーがコペンハーゲンでニールセンを指揮した映像。おそらくEMIの
「20世紀の大指揮者たち」シリーズでCDになったものと同じか同時期のものだ
と思われる。交響曲第2番は「四つの気質」という表題を持っている。これは、
古代ギリシャ以来の人間の四つの気質分類に基づいたもので、四つの楽章がそ
れぞれ、胆汁質、粘液質、憂鬱質、多血質、と名付けられている。85歳のスト
コフスキーは、鋭い眼光と丁寧な手の動きで、ロマン色豊かな音楽の美しさを
引き立てている。特典に、ストコフスキーとハンス・ハンセンの対談を収録。
また演奏会の前に、結婚したばかりのマルグレーテ王女(現在のデンマーク国王)
と夫の姿が映っている。デンマーク放送のアーカイヴからのライセンス発売。

VAIDVD 4430(DVD-Video) \3380
「レナータ・スコット ブダペスト・ライヴ 1991年」
ヘンデル:《ジューリオ・チェーザレ》-私の運命に涙しましょう
ベルリオーズ:夏の夜
モーツァルト:《皇帝ティートの慈悲》-今はもう、花で美しい愛の鎖を
マスネ:《マノン》-さようなら,私たちの小さなテーブルよ
カタラーニ:《ワリー》-では遠くへ行くわ
ビゼー:《カルメン》-セギディーリャ
プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》-私の愛しいお父さん
チレーア:《アドリアーナ・ルクヴルール》-私は創造の神のささやかな僕
レナータ・スコット(ソプラノ)
エルヴィン・ルカーチ(指揮)
ブダペスト交響楽団
録音:1991年11月11日、リージョン・オール、NTSC、68分、
カラー、ステレオ、4:3
レナータ・スコットがハンガリーのブダペストで行った演奏会の映像。57歳の
スコットは素晴らしい深みを得て、聞く者を惹き入れてしまう。得意のワリー、
アドリアーナは究め付け。加えて、珍しいヘンデルやモーツァルトのアリア、
さらにカルメンまで歌うというサーヴィスもファンには嬉しいだろう。

VAIDVD 4413(DVD-Video) \3380
「マヘリア・ジャクソン ベル・テレフォン・アワー」
(1)ジャクソン:あの荘厳な昇天の朝に/ガーシュウィン:サマータイム
(2)伝承曲:時には母のない子のように
伝承曲:ジェリコの戦い/フォレスト:主は 全ての世をその手に
(3)モーガン:この家に祝福を/ドレイク:感謝に満ちて
ハイン:あなたの何と偉大なことか
(4)ドーシー:そうはかからない/伝承曲:聖者が街にやって来る
ロジャーズ:一人で歩かせはしない/ハンブレン:神の行いは秘密ではない
ラング:誰かあなたや私より大きい人が
マヘリア・ジャクソン(歌)、
収録:(1)1960年、(2)1962年、(3)1962年、(4)1957年ベル・テレフォン・アワー
リージョン・オール、NTSC、カラー&白黒、モノラル、48分、字幕なし
※一部映像の状態が良くないことをご了承ください
伝説的ゴスペル・シンガー、マヘリア・ジャクソン(1911-1972)の貴重な映像。
ジャクソンは、米国はもちろん、ヨーロッパでも大きな人気を博した。このDVD
には、1957年から1962年までの、ベル・テレフォン・アワーの4回の出演映像が
収録されている。

VAIDVD 4440(DVD-Video) \3380
ジェフスキ:「不屈の民」変奏曲
フレデリック・ジェフスキ(ピアノ)
収録:2007年3月26日
リージョン・オール、NTSC、66分、カラー、ステレオ、4:3
米国の作曲家、ピアニストのフレデリック・ジェフスキが、2007年にフロリダ
のアマチューロ劇場で行ったリサイタルの映像。「不屈の民」変奏曲 は、正確
には「結束した人々は決して打ち負かされない!」による36の変奏曲という題名
で、政治闘争歌を主題にした変奏曲。高橋悠治が録音したり、全音楽譜出版社か
ら楽譜が出るなど、ジェフスキの代表作として知られている。自作自演の映像は
貴重である。

VAIDVD 4441(DVD-Video) \3650
「エッカルトシュタイン・イン・リサイタル」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」
メンデルスゾーン:
無言歌 変イ長調 Op.53-1 「海辺で」,無言歌 Op.19-5 「挨拶」,
無言歌 ロ短調 Op.30-4 「道に迷い」,無言歌 ロ短調 Op.67-5 「羊飼いの嘆き」
メトネル:悲劇的ソナタ Op.39-5
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日」
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23,前奏曲嬰ヘ短調 Op.11-8
ゴットシャルク:トーナメント・ギャロップ
ゼフェリン・フォン・エッカルトシュタイン(ピアノ)
録音:2007年5月12日,マイアミ
リージョン・オール、NTSC、85分、カラー、ステレオ、4:3
ゼフェリン・フォン・エッカルトシュタインは、1978年デュッセルドルフに生ま
れたドイツのピアニスト。十代から数々のコンクールを受賞、2003年には権威あ
るエリーザベト王妃国際コンクールのピアノ部門で優勝を収めている。高度の技
巧と瑞々しい感性の両立したピアニストとして、非常に人気が高い。このDVDに
は、フロリダでのリサイタルを収録。ベートーヴェンのソナタ,メンデルスゾー
ンの無言歌といったドイツの基本レパートリーから、得意のメトネル、さらにヤ
ナーチェク、スクリャービンと、エッカルトシュタインの多様なピアノを楽しめ
る。

VAIDVD 4447(DVD-Video) \4050
グラズノフ:バレエ「ライモンダ」
イリーナ・コルパコワ(ライモンダ)
セルゲイ・ベレジノイ(ジャン・ド・ブリエンヌ)
ゲンナーディ・セリュツキー(アブデラクマン)
ヴィクトル・シロコフ(指揮)キーロフ劇場管弦楽団
録音:1980年
リージョン・オール、NTSC、131分、カラー、モノラル、4:3
グラズノフの傑作バレエ「ライモンダ」、そのキーロフ劇場での上演の映像。ソ
連時代の名プリマ、コルパコワによる絶品のライモンダが見物である。オリジナ
ルのマリウス・ペティパの振り付けを、1948年にコンスタンティン・セルゲイエ
フが大幅な手直しして大成功したプロダクションの映像としても貴重。ソ連時代
の映像にありがちなスタジオ収録ではなく、劇場でのライヴを基に編集を加えた
もの。

●CD旧譜再プレスのご案内
VAIA 1002 \1980
「ヨゼフ・ホフマン全集 第1集」
(1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21
(3)ヨゼフ・ホフマンとのインタビュー
(4)ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11からの断片
ヨゼフ・ホフマン(ピアノ)
共演:
(1)(2)ジョン・バルビローリ(指揮)
交響楽団
(4)ハミルトン・ハーティ(指揮)
BBC交響楽団
録音:
(1)1938年3月13日、
(2)1936年12月27日
(3)1956年1月21日、
(4)1935年11月6日
ヨゼフ・ホフマン(1876-1957)は、ポーランド生まれで、米国で大活躍した大ピ
アニスト。カーティス音楽院の校長を長く務めたことでも知られている。19世紀
前半で最も偉大なピアニストの一人に含まれることに誰も異存はないだろうが、
録音嫌いだったため、死後は一部のマニアにだけ知られる存在だった。1990年代
にヨゼフ・ホフマン財団によって、商業録音とライヴ録音をCD化するヨゼフ・ホ
フマン全集が進行、ホフマンの再評価が一気に進んだ。中でもこの第1集は、バ
ルビローリとの共演(オーケストラはニューヨーク・フィルハーモニック)のショ
パンの協奏曲ということで、大変に好評だったもの。長らく品切れ状態だったが、
再プレスが完成。

VAIからは、ヨゼフ・ホフマン全集のうち、第4集までが発売されている。
第2集 VAIA 1020(2CD)、第3集 VAIA 1036(2CD)、第4集 VAIA 1047




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72190 \2300
ゴティエ・デピナール:思い出
ゴティエ・デピナール(1205/1230-1272):
Aymans fins et verrais[至純の恋人は](*)/Quand je voi l'erbe menue
不詳:「フォーヴェル物語」から シャンソン(ロンド)(*)
ゴティエ・デピナール:
Desconfortez et de joie parti[心は屈し、喜びは去り]
Puis qu'il m'estuet de ma dolour(*)
コラン・ミュゼ(13世紀):Trop volontiers chanteroie
ゴティエ・デピナール:
Aymans fins et verrais/Outrecuidiers et ma fole pensee
不詳:「フォーヴェル物語」から エスタンピー(*)
ジャック・ド・シソワン(13世紀中盤):シャンソン(*)
ゴティエ・デピナール:
Par son dolz comandemant[その優しい命(めい)により]
Commencement de douce saison bele[甘やかな季節の初め](*)
ジュアンノ・ド・レスキュレル(?-1304):エスタンピー(*)
ゴティエ・デピナール:
Amours et bone volontez[愛と良い望みは]/Quand je voi l'erbe menue
ゴティエ・ド・コワンシ(1177-1236):シャンソン(*)
アレクサンドル・ダニレフスキ(指揮)
アンサンブル・シンタグマ
太刀川昭(カウンターテナー)
アンネミーケ・カントール(メゾソプラノ)
ベルンハルト・シュティルツ(リコーダー)
アンナ・ダニレフスキ(リコーダー、ボウド・フィドル) 
マルクス・ヴェッシェ(中世リュート)
ブノワ・スタシアチック、ペン・シャオボ(打楽器)
ソフィア・ダニレフスキ(トロンバ・マリーナ)
パスカル・ヴァン・コッペノル(オルガネット)
アレクサンドル・ダニレフスキ(中世リュート、ギターン、ボウド・フィドル)
エミリア・ダニレフスキ(ナレーター)
フランスのトルヴェール、ゴティエ・デピナールの作品を中心に構成されたアル
バム。(*)は器楽演奏。シンタグマは1995年に創設されたアンサンブルです。

CC 72188 2枚組 \3500
J・S・バッハ(1685-1750):ラテン語の教会音楽 Vol.1
ミサ ヘ長調 BWV233/ミサ ト短調 BWV235
マニフィカト ニ長調 BWV243(*)/ミサ イ長調 BWV234
カンタータ第191番「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV191
ミサ ト長調 BWV236/ミサ ロ短調 BWV232 から サンクトゥス ニ長調(*)
ヨハネッテ・ゾマー、リサ・ラーション、デボラ・ヨーク、
カロリーネ・スタム、エリーザベト・フォン・マグヌス(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
イェルク・デュルミュラー、ポール・アグニュー、ゲルト・テュルク(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤ですが、(*)はチャレンジ・ク
ラシックからは初出となるエラート・レーベル音源です。

CC 72281 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):聖母マリアの祝日のためのカンタータ集
第1番「暁の星はいと麗しきかな」BWV1
第125番「安らぎと喜びもてわれは逝く」BWV125
第161番「来たれ、汝甘き死よ」BWV161
デボラ・ヨーク(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
ポール・アグニュー、イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72282 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):アルトとテノールのための独唱カンタータ集
第170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」BWV170
第169番「神のみにぞわが心を捧げん」BWV169
第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV54
第55番「われは貧しき者、われは罪の僕」BWV55
第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
ボグナ・バルトシュ(アルト)
アンドレアス・ショル(男性アルト)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72283 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):バスのための独唱カンタータ集
第82番「われは満ち足れり」BWV82
第56番「われ喜びて十字架を担わん」BWV56
第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
「不実な愛」BWV203
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。

CC 72284 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):結婚カンタータ集
第195番「正しき者に光を」BWV195
第196番「主はわれらを思いたもう」BWV196
第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
第202番「今ぞ去れ、悲しみの影よ」BWV202
ヨハネッテ・ゾマー、サンドリーヌ・ピオ、バルバラ・シュリック、
リサ・ラーション(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、ギー・ド・メイ(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集




<SOMM>
SOMMCD 072 \2180
フィリップ・グラス(1937-):
アナザー・ルック・アット・ハーモニー パート 4
(混声合唱[SATB]とオルガンのための)
ハワード・ウィリアムズ(指揮)
21世紀合唱団
クリストファー・バワーズ=ブロードベント(オルガン)
録音:2007年7月3-5日、ロンドン、グレイズ・イン・チャペル

SOMM-BEECHAM 22 \2180
ビーチャム・コレクション
ボッケリーニ(1743-1805):序曲ニ長調(*)
グレトリ(1741-1813):オペラ「ゼミールとアゾール」から バレエ組曲(#)(*)
リスト(1811-1886):ローレライ(*)
フランク(1822-1890):交響詩「呪われた狩人」(**)(+)
エルガー(1857-1934):エニグマ変奏曲(+)
ロジーナ・レイズベック(ソプラノ(#))
アラン・シヴィル(ホルン(**))
トマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1956年8月23日、エジンバラ、アッシャー・ホール、エジンバラ音楽祭(*)
1954年11月22日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、
聖セシリアの日の演奏会(+)

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08-02 No.16

2008年02月20日 12時05分32秒 | Weblog
<audite>
AU 97535 \2280
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調KV.219「トルコ風」
(2)R.シュトラウス:家庭交響曲Op.53
(1)ピンカス・ズーカーマン(Vn)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:(1)1998年9月19日(2)1996年10月20日
ベルリン、フィルハーモニー・大ホール(ライヴ)
ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からのCD化。アシュケナージが
首席指揮者在任中(1989-1999)に行ったベルリン・ドイツ交響楽団とのライヴを
収めた注目のアルバムが登場します。アシュケナージは一連のシュトラウスの管
弦楽作品を、同じく首席指揮者を務めたチェコ・フィルと録音していますが、と
りわけ高い評価を得ていたのが家庭交響曲(97年)でした。よほどこののびやかな
曲調をベースとする標題音楽をお気に入りらしく、前年のライヴでもていねいに
描写することに心を砕いています。
カップリングは、ソナタや室内楽での多くの共演でおなじみの名手ズーカーマン
とのモーツァルト。気心の知れた仲間を迎えてのコンチェルトは、どこかアシュ
ケナージ自身が弾き振りでもみせる絶妙なニュアンスを思い起こさせるもので、
このうえない美演。両曲とも終演後に拍手入り。




<harmonia mundi>
HMU 907430 \2450
ブラームス:クラリネット・ソナタop.120
(1)第1番 変ホ長調
(2)第2番 ヘ短調
ジョン・マナシー(Cl)、ジョン・ナカマツ(Pf)
ブラームスは晩年(1891年)に、名クラリネット奏者ミュールフェルト(1856-1907)
と出会います。彼の奏でるクラリネットの音色に虜になったブラームスは、彼が
クラリネットを練習しているのを何時間もじっと聴いていて、楽器のもつ可能性
や限界を知ったといいます。このop.120のソナタ2曲は、ミュールフェルトとブ
ラームス自身によって1895年に初演され、その後も2人でしばしば演奏していま
した。ブラームスは、ミュールフェルトに共演した際の出演料を全額渡し、さら
に、ミュールフェルトの生存中は、このソナタ2曲の演奏権は彼にある、と定め
ていたといいますから、いかに彼のことを認めていたかということが窺われます。
アメリカの人気者、ジョン・ナカマツとジョン・マナシーによるこの演奏、目を
閉じれば、晩年のブラームスとミュールフェルトが演奏しているのではと思わせ
るような、ほどよく鄙びたクラリネットの音色と、それを、穏やかに熱く支える
ナカマツのピアノが絶妙のアンサンブルを聴かせます。かの二人の美しき友情が
鮮やかにここに蘇るような演奏です。クラリネットのジョン・マナシーは、メト
ロポリタン歌劇場やアメリカン・バレエ・シアターのオーケストラの首席クラリ
ネット奏者をつとめ、また、現在ではアメリカの様々な音楽学校で教鞭をとって
います。

HMI 987080 \2450
シューベルト:
4つの即興曲op.90(全曲)、アレグレットD.915、3つの小品D.946
ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
2007年の秋に初来日を果たし、若くしてすでに巨匠の風格をそなえた名人芸の
ベートーヴェンで我々を魅了したペリアネスの新譜はシューベルト。即興曲op.90
は、ピアノ学習者が比較的早い段階で取り組む曲でもありますが、その内容は追
求すれば追及するほど深いもの。4番の変イ短調のものなど、ひとつひとつのパッ
セージは大変美しいですが、ペリアネスは、作品に秘められた心の闇の部分を浮
かび上がらせており、ちょっと病的ともいえるシューベルト作品集に仕上がって
います。





<ZIG ZAG TERRITOIRES>
KDC 5044/49 6枚組 \6750
ジョス・ファン・インマゼール氏による日本語解説付き
ベートーヴェン:交響曲、序曲全集
CD1:
序曲「プロメテウスの創造物」Op.43 (4'32)
交響曲第1番Op.21 (24'56)
交響曲第2番Op.36 (33'07)
CD2:
交響曲第3番Op.55「英雄」 (46'39)
「コリオラン」序曲Op.62 (6'43)
「エグモント」序曲Op.84 (7'09)
「アテネの廃墟」Op.113 -序曲(4'03)、
トルコ行進曲 (2'00)
CD3:
交響曲第5番Op.67 (29'40)
交響曲第4番Op.60 (32'01)
CD4:
交響曲第6番Op.68「田園」 (40'20)
交響曲第8番Op.93 (24'01)
CD5:
交響曲第7番Op.92 (38'29)
「献堂式」序曲Op.124 (10'53)
CD6:
交響曲第9番Op.125 (64'44)
ジョス・ファン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ
アンナ・クリスティーナ・カーポラ(S) マリアネ・ベアーテ・シェラン(A)
マルクス・シェーファー(T) トーマス・バウアー(B) アニマ・エテルナ合唱団
録音:2005年12月10-12日(Sym.4&8、Op.43)/ミドリ・ザイラー(コンミス)
2006年5月1-4日(Sym.2&3、Op.113序曲、Op.84)/ブライアン・ディーン(コンマス)
2006年11月13-16日(Sym.6&9、Op.62)/ミドリ・ザイラー(コンミス)
2007年4月20-21日(Sym.1)/ミドリ・ザイラー(コンミス)
2007年4月18日(Op.113トルコ行進曲) 
(ブルージュ、コンセルトヘボウ)
本当に素晴らしい全集が完成しました。革新的な演奏、斬新な解釈でリリースの
度に驚きを提供してくれるインマゼール&アニマ・エテルナによるベートーヴェ
ン:交響曲、序曲全集。シューベルトの交響曲全集(SONY)でオリジナル楽器によ
る刺激的な演奏をしていたインマゼールですが、このベートーヴェンの全集もか
なり手の込んだこだわりの演奏となっています。スコアはシューベルトの交響曲
全集と同様ベーレンライター版を用い、ウィーン楽友協会の史料に基づいたイン
マゼール自身の独自の研究によるもの。すでに1998-1999年のシーズンに行った
ベートーヴェン交響曲全曲演奏会でのセッションで第9、5&6番は録音がありま
すが、インマゼール自身も解説で語っているように、その後も繰り返しベートー
ヴェンの作品を演奏、研究してきたことによりこの全集は新しい解釈、音色が提
示されています。その解説も実に興味深く、楽器、ピッチ、編成、音響、速度な
ど細かく記載してあります。テンポについてはベートーヴェンの定めた指示に従
って演奏されているので速めに感じますが、楽曲の全体像を掴んだインマゼール
だからこそ出来る表現力で、インマゼール&アニマ・エテルナの目指す理想のベ
ートーヴェンを聴くことが出来ます。




<RCO Live>
RCO 08001(SACD-Hybrid) \2280
(1)ドビュッシー:交響詩「海」
(2)デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
(3)ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウO.
録音:(1)(3)2007年2月1、2 & 4日(2)2007年6月7、8日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
今秋に予定される3度目の来日公演がおおいに注目を集めるヤンソンス&手兵ロ
イヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(RCO)。快進撃を続ける当コンビによるRCO
Live最新アルバムは、すべてヤンソンスにとって初のレパートリーとなるフラン
ス近現代音楽集。とにかくオケを華麗に鳴らすことにかけては当代並ぶもののな
い手腕をみせるヤンソンス。たとえばドビュッシーの「海」。第1楽章、夜明け
からやがて正午を迎えるまでの、やわらかく繊細な弦から紡ぎだされるグラデー
ションの妙。さらにダイナミックにうごめく音響が圧巻の第3楽章“風と海の対
話”。それにしても驚かされるのは鮮やかに色彩を描き分けるパレットのなんと
もふんだんなこと。これにはドビュッシー、ラヴェルとも50年代にはベイヌム、
70年代のハイティンクと録音のみならず、RCOがこれまでに幾度となく実演で取
り上げてきたゆかりの演目ということもあるのでしょう。
公演曲目にも組まれているラ・ヴァルスもまた、酔っ払ったようなリズムのうね
りと溜めがなんともおどろどろしくなまなましいかぎり。ヤンソンスによる聴か
せどころを心得たドラマづくりのうまさもますます堂に入って、いつものように
興奮度満点の出来栄えです。
そして目を引くユニークなカップリングはフランス現代の大御所デュティユーの
傑作「夢の樹」。フランス国立放送の委嘱作で、被献呈者アイザック・スターン
によって初演されたこのヴァイオリン協奏曲は全体が大きく4つの部分からなり、
それらを間奏がつないで切れ目なく演奏されます。ドライで幻想的な無調作品か
らなんともいえない色気を漂わせるのは、黄金のひびきを誇るこのコンビならで
はのなせるわざ。作曲者とのつながりも深い名手シトコヴェツキーのソロも冴え
ています。
2004年以来、一年おきのお約束としてすっかり定着したジャパン・ツアーを控え、
美とスリルがぎっしり詰まったフランス・アルバムは回を重ねるごとに確実にパ
ワーアップして帰ってくるかれらのいまを知るまたとない内容といえるでしょう。





<haenssler>
98 517 \2080
ハイドン:交響曲集
(1)第70番ニ長調Hob.I-70
(2)第73番ニ長調Hob.I-73「狩り」
(3)第75番ニ長調Hob.I-75
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO.
録音:(1)(2)2007年3月13-15日(3)2007年5月9-11日
以上ハイデルベルク、プファッフェングルント・ゲゼルシャフトハウス
“わたしとハイデルベルクのメンバーたちにとって、ハイドンのシンフォニーを
演奏することはとりわけ興味の尽きない作業であると同時に、重大な挑戦でもあ
ります。いっぽう、この意欲的なプロジェクトはじかに古典派のシンフォニーの
発展を体験する機会をもたらすものです。音楽上の、また社会的な変化の時代に、
ハイドンは「疾風怒涛」世代のひと、つまり探求者で発見者であり、そしてたい
へん情緒ゆたかなひとでした。…”と熱く語るピリオド・アプローチの革命児
トーマス・ファイ。弦と木管はモダン、ブラスと仔牛の皮を張ったケトル・ドラ
ムをピリオド楽器という編成によるオケは、鋭利で清新な響きがみごとにマッチ
してたまらない魅力。シリーズ第9作となるアルバムでは、題名から連想される
ようにフィナーレでホルンが活躍する「狩り」、エステルハージで多忙をきわめ
た時期に合間をぬって書かれた75番をふくむ3曲を収録しています。




<Brilliant>
●Brilliant Classics THE COLLECTION Series
ブリリアントレーベルの新・ベスト盤ボックス 手頃な6枚組に有名な作品を収録
ジャケットデザインもモダンイメージで今までのクラシックソフトのイメージを
一新。幅広いユーザに対応できる素晴らしいセットです。
日本語帯付きで登場です。

BRL 93625 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ヴィバルディ集
四季、リコーダー協奏曲、弦楽器による協奏曲、スターバトマーテル、他

BRL 93626 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:J.S.バッハ集
ブランデンブルグ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲全集、オルガン曲集、
ヨハネ受難曲、他

BRL 93627 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ヘンデル集
水上の音楽、王宮の花火の音楽、メサイア、オルガン協奏曲、合奏協奏曲、他

BRL 93628 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:モーツァルト集
交響曲第40番、第41番、ピアノ協奏曲集、ピアノソナタより、レクイエム、他

BRL 93629 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ベートーヴェン集
 交響曲第5番、第9番、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、
3大ピアノソナタ、他

BRL 93630 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ドヴォルザーク集
交響曲第9番、弦楽の為のセレナード、チェコ組曲、スラヴ舞曲集、
チェロ協奏曲、他

BRL 93631 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:チャイコフスキー
後期交響曲集、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、3大バレエ組曲、他

BRL 93632 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ブラームス集
交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番、ヴァイオリン協奏曲、ドイツレクイエム、他

BRL 8859 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ラフマニノフ集
ピアノ協奏曲全集、音の絵、ヴェスペレ、交響的舞曲、鐘、他

BRL 8860 6枚組 \2300
ザ・コレクションシリーズ:ショスタコーヴィチ集
交響曲第5番、第7番、チェロ協奏曲、ジャズ組曲、弦楽四重奏曲より、他

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08-02 No.15-1

2008年02月19日 14時02分04秒 | Weblog
<BMG>
JMM24XR05 \3465
ムソルグスキー(ラヴェル編): 組曲「展覧会の絵」
フランク: 「プシュケとエロス」(交響詩「プシュケ」より第4曲)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
[録音]1952年1月7日(2)、1953年1月26日(1)、
ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・
ソニー・スタジオ)
[LP初出] LM-1838[September 1954]
[国内LP初出] LS-2035[December 1955]
トスカニーニは、ラヴェルにオーケストラ編曲を依頼したクーセヴィツキーの独
占演奏権が切れた直後の1930年に初めて「展覧会の絵」を取り上げている(ニュ
ーヨーク・フィル)。NBC響とは4回演奏し、その最後の演奏会の2日後にRCAによ
るセッションが組まれて収録されたのが当盤の演奏(同日にはJM-M24XR06の「ハ
イドン変奏曲」が収録されている)。いわばトスカニーニ「展覧会の絵」につい
ての総決算といえるだろう。
トスカニーニ自身、このラヴェル編曲版を「オーケストラ編曲における偉大な論
文の一つ」と高く評価しており、強靭なカンタービレを基本に、随所にNBC響の
名手たちのソロを活かしつつ、熱く盛り上げていく手腕はトスカニーニならでは。
また、おそらくムソルグスキーのオリジナル版に順じてラヴェルのオーケストレ
ーションを変更している箇所(「ザムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」の
結びなど)、あるいはトスカニーニ独自の変更(「キエフの大門」の[116]以降
[117]までの金管パートを弦パートに移す)が見られる点も興味深い。
トスカニーニの1951年以降のRCA録音の多くは、指揮者の頭上約5メートルの位置
につるされたコンデンサー・マイク1本によるワンポイント収録で、細部のパー
トまで明晰に収録しながらも直接音を主体にしたバランスによる名録音が多いが、
この「展覧会の絵」はその中でも特に優れたものの一つである。ラヴェルの多彩
なオーケストレーションを余すところなく捉えたこの録音は、発売当初、オー
ディオ装置のデモンストレーションにも多用されるなど優秀録音として知られて
いた。
カップリングは、初出LP通り、フランクのオーケストラ曲の中でも最も官能的な
響きで知られる佳品、「プシュケとエロス」。NBC響時代には2回取り上げており、
その2回目の演奏会の2日後のRCAによるセッションで収録された。同日にはワー
グナー「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死が収録されている。
今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24の原則通り、最もオリジナルなアナ
ログ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。
それにより、リビングステレオ・シリーズでRCAの録音黄金時代を築き上げたリ
チャード・モアとルイス・レイトンの名コンビが捉えたトスカニーニ=NBC交響
楽団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しく
よみがえっている。特に「展覧会の絵」は、過去の3度にわたるCD化(RCCD1009=
1984年、60287-2RG/BVCC-5156=1991年[全集版]、74321-59484-2/
BVCC-38100-01=1999年[2for1シリーズ])においても聞くことのできなかった、
オリジナル・マスターの圧倒的な鮮明度(特に高音域の輝かしさ)がXRCD24化に
よってよみがえり、カーネギー・ホールの空気感(残響感)までをもが瑞々しく再
現されている。

JMM24XR06 \3465
エルガー: 「エニグマ変奏曲」Op.36
ブラームス: 「ハイドンの主題による変奏曲」Op.56a
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
[録音]1951年12月10日(1)、1952年2月4日(2)、
ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・
ソニー・スタジオ)
[LP初出] LM-1725[March 1953]
[国内LP初出] A-4009(「トスカニーニとロマン派音楽」第2集[LP4枚組])
[February1963]
トスカニーニが「エニグマ変奏曲」を初めて指揮したのは1905年で、作品が作曲
されてから6年後のことであった。1935年にBBC響に客演してロンドンでこの曲を
指揮したとき、指揮者のランドン・ロナルドは「これまで聴いたベストの演奏は
作曲者の自作自演だったが、トスカニーニはそれを上回る」と絶賛し、著名な評
論家アーネスト・ニューマンも「〈ニムロッド〉はイギリス風でないアクセント
もあったが、あれほどの深みを湛えた演奏は聴いたことがない」と賛辞を呈して
いるほど、その解釈は絶対的な評価を得ていた。
当録音は、トスカニーニがこの曲を最後に指揮した演奏会の3ヶ月前に収録され
たもので、いわば彼にとってこの曲の解釈の総決算といえるもの。ここでも、
NBC響のヴィルトゥオジティを最大限に発揮させて、主題と14曲の変奏の多彩さ
な魅力を引き出している。その1週間前にはブラームスの交響曲第4番、その1週
間後にはレスピーギ「ローマの噴水」と、いずれも定評ある名盤を録音している
ことからも、トスカニーニとNBC響が絶頂期にあったことがうかがい知れる。な
おトスカニーニが全生涯で取り上げたエルガー作品は、「エニグマ変奏曲」のほ
かには「序奏とアレグロ」があるのみである。
カップリングは、オリジナルLP通り、ブラームスによる変奏曲の名品「ハイドン
の主題による変奏曲」。NBC響時代には5回演奏しているが、当盤の録音は、それ
とは無関係に純粋なレコード録音を目的として収録されたもので、トスカニーニ
にとっては1936年のニューヨーク・フィルとの歴史的名盤以来のセッション録音
となった。和声変化がそれぞれの変奏を結び付けているという作品の構造を息彫
りにした名演である。




<TESTAMENT>
SBT 1418 \1850
ジャン・シベリウス (1865-1957):
I.交響曲第2番 ニ長調 Op.43
II.交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
I.ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
II.ハレ管弦楽団
指揮:サー・ジョン・バルビローリ
録音:I.1962年10月 II.1968年8月
1970年7月29日の彼の急死から、バルビローリのディスコグラフィーはかなり
拡大しました。そして私たちは以前にもまして、彼のディスコグラフィと放送
音源の詳細を調べることができるようになりました。彼は1937年から27年間に
渡ってBBCとコンチネンタル放送に膨大な放送音源を残しました。それはハレ
管や他のオーケストラへ客演した際の記録ですが、これらは当時、商業的ディ
スコグラフィーとしては知られることがありませんでした。今回のシペリウス
の2曲の交響曲もその中の記録で、2番と5番のうち、2番は1962年のスタジオ
録音でこちらがロイヤル・フィルとの初めての録音となります。5番は1968年、
ヘンリーウッド・プロムナード・コンサートのライヴ録音です。バルビローリ
のレパートリーの中でも、とりわけシベリウスは重要な位置を占め、若い頃か
ら積極的に演奏会で彼の交響曲を取り上げていました。1940年にはシカゴや
ニューヨークで何度も2番を演奏し、ハレ管の音楽監督に就任してからは全7曲
の交響曲を年代順に演奏、1961年のベルリン交響楽団との初コンサートでも
7番の交響曲を取り上げるなど、常に彼はシベリウスと共に歩んできたといえ
るでしょう。

SBT 1421 \1850
「ライヴ・フロム・エジンバラ音楽祭 11th」
1.ドヴォルザーク(1841‐1904):交響的変奏曲 Op.78
2.マルティヌー(1890‐1959):ピアノ協奏曲第4番「呪文」
3.ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第5番 ハ短調 Op.67
ルドルフ・フィルクシュニー(Pf) 2
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1957年8月 アッシャー・ホール 【MONO】
1957年の7月と8月はフィルハーモニア管にとっては、のんびりした時期でし
た。メンバーたちは休日を楽しみ、自由を謳歌しました。しかし8月の末から
はまた音楽に集中し、ロンドンでのリハーサルの2日後には3人の異なる指揮者
の下で3日に3つのコンサートを行なうために8月27日にはエジンバラへと旅立
ったのでした。さて、ここに収録されたマルティヌーのピアノ協奏曲は、こ
の曲のヨーロッパ初演時のものです。ピアニスト、フィルクシュニーはマル
ティヌーの友人でもあり、彼の協奏曲の2番、3番、そしてこの4番の初演者で
もあります。この4番は1956年10月にニューヨークで世界初演を行ない、翌
1957年にヨーロッパ初演を行なったというわけです。クーベリックは1948年
9月にチェコから西側に亡命、活動初期はHMVレーベルにフィルハーモニア管
との記録を多く残しました。1952年にEMIとの契約が切れ、後はDECCAと契約
しウィーン・フィルと集中的に録音を始めたのです。1957年当時はブラーム
ス交響曲全集の録音が進んでいたため、実は彼はフィルハーモニア管の前に
はほとんど姿を見せることはなかったのです。しかしながらこの演奏はとて
も白熱したものです。なんと言ってもドヴォルザークとマルティヌーはクー
ベリックにとっても大切な作曲家であり、フィルクシュニーともしばしば共演
していました。このプログラムがドヴォルザークの「交響的変奏曲」で始まっ
ていることはクーベリックのチェコ魂を燃えさせるに充分なものであったこ
とは間違いありません。

SBT 1419 \1850
グレゴール・ピアティゴルスキー
1.メンデルスゾーン(1809-1847):チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
2.ショパン(1810-1849):チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
3.R・シュトラウス(1862-1949):チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
レオナルド・ペンナリオ(Pf)・・1、3 
ルドルフ・フィルクシュニー(Pf)・・2
録音:
1)1965年11月 ハリウッド、2)1965年7月 ハリウッド、
3)1966年9月 ニューヨーク
1903年4月17日、ウクライナのエカチェリノスラフ(現ドニプロペトロウシク)
に生まれ、少年時代からヴァイオリンとピアノを父親に教わったピアティゴ
ルスキーは、初めてコンサートでチェロを聴いた時から「自分はチェリスト
になる」と決意し、2本の棒を使って、想像上でチェロを弾く遊びに夢中にな
ったと言うのです。後に彼は「その魔法の棒があれば私は自由に音の世界で
遊ぶことができた」と著書に書いています。彼が初めて本当のチェロに触れ
たのは7歳の時、9歳の時にはすでに聴衆の前で演奏するほどの進歩でした。
以降、モスクワのコンセルヴァトワールから奨学金を与えられ、グバリョフ
に師事し個人的にはブランドゥコフにも学びつつ、クラブや映画館で父とと
もにアルバイトにも精を出す毎日でした。ロシア革命が勃発した後、レーニ
ン四重奏団で演奏を初め、15歳でボリショイ劇場の首席チェリストに採用さ
れ、グラズノフやシャリアピンなどの多くの芸術家と仕事をし、かけがえの
ない経験を積みました。1921年、ポーランドに亡命する際のエピソードも多
くの人に知られていますが、(家畜列車に乗り、堂々たる体躯のオペラ歌手に
チェロを破壊されたこと!)それからはベルリン・フィルの首席奏者を経て、
アメリカに渡ってからはストコフスキーやメンゲルベルクなど多くの指揮者、
オーケストラと共演し、アメリカの市民権を得て永住したのです。ここに収
録された3つのソナタは、どれもピアティゴルスキーの資質が良く顕れたもの
で、とりわけロシアのアマチュア奏者に捧げられたメンデルスゾーンのソナタ
の解釈は、まるでフォイアマンを思い起こさせるほど自由奔放です。

SBT2 1413 2枚組 \3700
チェザーレ・ヴァレッティ/
ニューヨーク・タウン・ホール・リサイタル 1959、1960年
ザ・アート・オブ・ソング
CD1
ザ・アート・オブ・ソング(part1)
タウン・ホール・リサイタル 1959年10月16日
CD2
ザ・アート・オブ・ソング(part2)
タウン・ホール・リサイタル 1960年10月28日
チェザーレ・ヴァレッティ(T) 
レオ・タウブマン(Pf)
録音:1959年10月&1960年10月 ニューヨーク
1950-1960年代、「テノーレ・ディ・グラツィア(軽妙な声のテノール)」とし
て、チェザーレ・ヴァレッティは並ぶ者のないほど偉大な歌手として活躍し
ました。彼のレパートリーはとても広く、同世代のテノールたちがあまり歌
わないドイツ・リートやフランス歌曲、そしてイタリアのカンツォーネ、さ
らにスペイン、イギリス、ロシア、アメリカの作曲家たちの歌まであらゆる
歌を歌ったのです。この2枚のCDで、その彼のすばらしい歌を堪能することが
できるでしょう。
1953年にメトで歌い、その数年後ニューヨークのタウン・ホールでのコンサ
ートも大成功、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなど
のアリアを歌う彼のエレガントで完璧な歌唱に聴衆は大熱狂、口うるさいニュ
ーヨークの批評家たちも我が耳を疑うほどの素晴らしさだったのです。1959
年と1960年のタウン・ホールでの演奏はRCAによって録音されたものです。
2枚のLPに記録された2つのプログラムはコレクターたちの間で飛ぶように売
れ、これが絶版になった以降は「レア・アイテム」とされ好事家たちは手に
入れることに躍起となったといいます。彼の声の魅力はその特徴的なテクス
チャーでした。スキーパやタリアヴィーニのような甘さは若干不足している
かもしれません。しかし、ムラのない発声とその発音の明確さとピアニシモ
は並ぶ者がなく、他のイタリア人歌手とは全く違う「軽妙な声の響き」を活
かした機敏さゆえにヴォルフの歌曲までを易々と歌いこなせたといえるので
す。彼が得意とした役は悲嘆にくれる若い主人公でした。優雅さと、ほんの
少しだけ垣間見せる脆弱さが聴き手の耳を捉えたのでしょう。

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08-02 No.15-2

2008年02月19日 14時01分32秒 | Weblog
<K&K出版(ドイツ)>
ドイツの地味ながら魅力的なレーベル、K&Kを取り扱うことになりました。
なんといっても柱になるシリーズはマウルブロン修道院ライヴ・シリーズでしょ
う。 南ドイツのマウルブロン修道院はユネスコ世界遺産指定されており、演奏
会は1968年から行われています。毎年5月から9月にかけて、修道院内の歴史的会
場(教会堂、食堂、回廊庭園)で催され年に約25もの演奏会が催されています。ヘ
ンデルのオラトリオ・シリーズでは「メサイア」が原典版とモーツァルト版の
2種類が出ていたり、「イェフタ」ではソリストにエマ・カークビーの名前も見
えます。他にも古楽系の著名なソリストが多数出演しています。またアンドレイ
・ガヴリーロフのショパン・リサイタルなど古楽だけではなく多彩な作品が演奏
されています。
ブルガリアのソフィアでのライヴ・シリーズではミラ・ゲオルギエヴァのベート
ーヴェン:ヴァイオリン協奏曲が注目盤でしょう。
また当レーベルは優秀録音でも知られており、オーディオ・ファンにもオススメ
です。

KUK 07 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「ヨシュア」(1748年、未刊行の英語版)
ユルゲン・ブッダイ指揮
ハノーヴァー王宮管弦楽団(ピリオド楽器)、マウルブロン室内合唱団
ミリアム・アラン(S)、デイヴィッド・オールソップ(C-T)、
マルク・ルブロック(T)、ジェイムズ・ルーサーフォード(B)
(2007年5月19、20日マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 20 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(英語歌唱)
ユルゲン・ブッダイ指揮
ハノーヴァー王宮管弦楽団(ピリオド楽器)、マウルブロン室内合唱団
ミリアム・アラン(S)、マイケル・チャンス(C-T)、
マルク・ルブロック(T)、クリストファー・パーヴェス(B)

KUK 21 \2080
「ルネッサンスの作品(オケゲム)とエストニアの宗教的民謡集」
オケゲム:
サルヴェ・レジナ、アヴェ・マリア、クレド・シネ・ノミネ、サンクトゥス、
アニュス・デイ、
グレゴリオ聖歌:来たれ創造主の聖霊よ/他
マルゴ・ケーラー指揮
ハイナヴァンカー(エストニアの合唱団)
(2005年6月マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 24 \2080
「バロック・イン・ブルー」-古楽とジャズのクロスオーヴァー
シャイト(1587-1654)、ファンティーニ(1600-1675)、
ドラランド(1657-1726)、J.S.バッハ、ドニンガー(1716-1781),
ブリテン(1913-1976),インマー(1948-),
オステルロー(1952-)、ナゲル(1958-)の作品
フリードマン・インマー・トランペット・コンソート:【フリードマン・イン
マー(バロックTrp)、クラウス・オステルロー(バロックTrp)、ヤロスラフ・ロ
ウチェク(バロックTrp)、ティボー・ロビーネ(バロックTrp)、フリトヨフ・
コッホ(バッロク・ティンパニ)、マティアス・ナゲル(Org)】
(2005年6月マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 25 \2080
モーツァルト:セレナーデ第10番「グラン・パルティータ」、
R.シュトラウス:ソナチネ第1番「傷病兵の仕事場より」
タオウス・アンサンブル(管楽アンサンブル)

KUK 26 \2080
ラ・ルミノーサ(アルゼンチン・タンゴ・コンサート)
ヴィリョールド、マグリオ・パッチョ、トロイロ、ラウレンス、
ジスモンティ、ピアソラ、リヴァーノの作品
ガブリエル・リヴァーノ・トリオ:【ガブリエル・リヴァーノ(バンドネオオ
ン)、ヴィクトル・ヴィラドンゴス(G)、モニカ・タラガーノ(fl)】

KUK 27 \2080
プリマヴェーラ・ポルテーニャ(ブエノス・アイレスの春)
ピアソラとバッハの作品集
ピアソラ・クラシック・アンサンブル

KUK 28 \2080
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集IV」
ピアノ協奏曲第16番、第20番
フランツ・フォラーバー(Pf)、
モルテン・シュルト=イェンセン指揮
ライプツィヒ室内管

KUK 29 \2080
ドイツとロシアのクリスマス・コンサート
ドン・コサック合唱団

KUK 38 \2080
トルステン・ヴォルマン(1966-):
「水の性質」-フルート、クラリネット、ハープ、マリンバ、ピアノ、弦楽の
ための作品集
(3つの世界/DNA/トルコ石/水晶宮/水の性質/ミケランジェロ)
トルステン・ヴォルマン指揮
ソフィア放送管弦楽団の弦楽奏者達、アンサブル・ピラミッド

KUK 39 \2080
「邂逅」-アルゼンチン・タンゴと弦楽オーケストラの出会い
タンゴ・フエーゴ&ソフィア放送管弦楽団の弦楽セクション

KUK 57 \2080
「目覚めよ、わが魂」-1649年ドレスデンの歌曲集とヨハン・リシュトのヒム
リッシュ歌曲集(1641/2出版)より
ヨハン・ショップ(1590頃-1667)、ゴットフリート・ティールケ(1668-1700)、
クリストフ・ベルンハルト(1627-1692)、クリスティアン・ヘルヴィッヒ(1609
-1663)、アウグスト・クーネル(1645-1700頃)、ヨハン・ルドルフ・アーレ
(1625-1673)の作品
ハンブルク・ラッツムジーク:【クラウス・メルテンス(B-Br)、シモーネ・
エッケルト(ガンバ)、ウルリヒ・ヴェーデマイアー(テオルボ)】

KUK 58 \2080
「ガラスと石」-ウィーン・グラス・ハーモニカ・デュオ
モーツァルト:
ディヴェルティメント第9番K.240よりメヌエット、ドイツ舞曲K.567、
グラス・ハーモニカのためのアダージョK.617a、
ヴィヴァルディ:「冬」よりラルゴ、 他
カール・レーリヒ、G.シェーンフェルディンガー、グリーグ、ペルト、
モリコーネの作品
ウィーン・グラス・ハーモニカ・デュオ:【クリスタ・シェーンフェルディン
ガー(グラス・ハーモニカ)、ゲラルド・シェーンフェルディンガー(ヴェロ
フォン)】

KUK 60 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「イェフタ」
エマ・カークビー(S)、メリンダ・パウルゼン(MS)、
チャールズ・ハンフリーズ(C-T)、
ジュリアン・ポッジャー(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(B)
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団、僧院
バロック・コンサート管弦楽団(1998年ライヴ)

KUK 61 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(モーツァルト版、ドイツ語歌唱)
ユルゲン・ブッダイ指揮
ハノーヴァー王宮管弦楽団(ピリオド楽器)、マウルブロン室内合唱団
マルリス・ペータゼン(S)、
マルゴット・オイツィンガー(A)、
マルクス・シェーファー(T)、マレク・ジェプカ(B)
(2006年10月2、3日マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 62 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」
シネアト・プラチケ(S)、マイケル・チャンス(C-T)、
マルク・ルブロック(T)、ライムント・ノルテ(Br)、
デイヴィッド・トーマス(B)、
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団、僧院バロック・コンサート管弦楽団(1999年ライヴ)

KUK 63 2枚組 \4160
グノー:荘厳ミサ曲(「聖セシリア・ミサ」)
ロッシーニ:スターバト・マーテル
スヴェトラーナ・ストレーゼヴァ(S)、
ヨランタ・ミハルスカ=タリアフェロ(MS)、
ヴィリー・シュタイン(T)、ニキタ・ストロジェフ(B)、
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン聖歌隊、南西ドイツ放送交響楽団団員(1999年ライヴ)

KUK 64 \2080
「マウルブロン室内合唱団愛唱聖歌集」
ラッスス、ラインベルガー、メンデルスゾーン、ロルフ・シュヴァイツァー、
シャイン、ヨゼフ・スヴィデル、ペルト、サンドストレーム、レーガーの作品
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団
(1999年ライヴ)

KUK 65 \2080
「アンドレイ・ガヴリーロフ/ショパン・リサイタル」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番/バラード第1,4番/練習曲「別れの曲」、「黒鍵」、
「革命」
アンドレイ・ガヴリーロフ(Pf)
(1999年9月、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 66 \2080
シューベルト:弦楽四重奏曲「死と乙女」D.810
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
アマティ四重奏団
(1999年7月マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 67 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「ベルシャザール」(1751年版、英語歌唱)
ミリアム・アラン(S)、マイケル・チャンス(C-T)、
パトリック・ヴァン・ゲーテム(C-T)、
マルク・ルブロック(T)、アンドレ・モルシュ(B)、
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団、僧院バロック・コンサート管弦楽団(2004年ライヴ)

KUK 68 \2080
「管楽五重奏曲集」
ダンツィ:木管五重奏曲Op.56-2
ミヨー:ルネ王の炉辺
ニールセン:木管五重奏曲Op.43
ヴィラ=ロボス:ショーロ形式の五重奏曲
ベルリン室内楽協会
(1999年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 69 \2080
「ホルンとオルガンのためのコンサート/バロックから現代まで」
バッハ:来たれ聖霊、主なる神
ホミリウス:2つのコラール編曲
作曲者不詳:ドレスデン王宮の音楽
クロール:ミサ・ムータより
サン=サーンス:演奏会用小品op.94
シューマン:BACHによるフーガ第1番
スタンリー・ワイナー:ブレーメン組曲
ヨアヒム・ベンシュ(hrn)
エリカ・クラウター=ブッダイ(org)
(2000年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 70 \2080
ロセッティ(1750-92):交響曲ト短調
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調/ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
リーヌス・ロート(Vn)、
イェルク・フェルバー指揮
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
(2000年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 71 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」
シネアト・プラチケ(S)、キャサリン・キング(MS)、
チャールズ・ハンフリーズ(C-T)、
マルク・ルブロック(T)、クリストファー・パーヴェス(B)
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン室内合唱団、ムジカ・フロレア・プラハ(2000年ライヴ)

KUK 72 \2080
「ドン・コサック合唱団によるロシア正教聖歌集」
チャイコフスキー、グレチャニノフ、カスタリスキー、
ボルトニャンスキー、他
ドン・コサック合唱団
(2000年ライヴ)

KUK 73 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」
ナンシー・アージェンタ(S)、ローリー・レヴィオル(S)
マイケル・チャンス(A)、ジュリアン・ポッジャー(T)、
シュテフェン・バルバッハ(B)
ユルゲン・ブッダイ指揮
ハノーヴァー・ホーフカペレ、マウルブロン修道院室内合唱団
(録音:2003年9月27・28日)

KUK 74 \2080
ハイドン(フランソワ・ド・フォッサ編):
2本のギターのためのグランド・デュオ
(原曲:弦楽四重奏のためのディヴェルティメント)
デュオ・ソナーレ:
【トーマス・オッファーマン&イェンス・ワーグナー(gtr)】
(19世紀オリジナル楽器)
(2000年ライヴ)

KUK 75 \2080
プッチーニ:グロリア・ミサ
ヴィリー・シュタイン(T)、トーマス・プファイファー(Br)
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン聖歌隊、バーデンバーデン=フライブルク放送交響楽団
(2001年5月ライヴ)

KUK 76 \2080
「王宮のバロック音楽」
バッハ:
オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調/ヴァイオリン・ソナタ第3番/ブランデン
ブルク協奏曲第2番
トレッリ:トランペット・ソナタ
ストラデッラ:シンフォニア・アヴァンティ
クロール:サンスーシ・トリオ
インゴ・ゴリツキ(ob)、
ヴォルフガング・バウアー・コンソート

KUK 77 \2080
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集I」
ピアノ協奏曲第17番ト長調/第23番イ長調
クリストフ・ゾルダン(Pf)
パヴェウ・プシトツキ指揮
カペラ・イストロポリターナ
(2001年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 78 2枚組 \4160
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」
ペーター・リカ(B)、ハイディ・エリザベト・マイアー(S)、
ヨランタ・ミハルスカ=タリアフェロ(A)、
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(T)
ユルゲン・ブッダイ指揮
マウルブロン聖歌隊、バーデンバーデン=フライブルク放送交響楽団
(2003年5月ライヴ)

KUK 79 \2080
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」Op.59-2
シャーンドル・ヴェレシュ:弦楽四重奏曲第1番
オルフェウス四重奏団
(2002年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 80 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ミラ・ゲオルギエヴァ(Vn)
ロッセン・ミラノフ指揮新
ソフィア交響楽団
(1999年ソフィア、ライヴ)

KUK 81 \2080
シューベルト:未完成交響曲
メンデルスゾーン:スコットランド交響曲
ペトコ・ドミトリエフ指揮新
ソフィア交響楽団
(1999年ソフィア、ライヴ)

KUK 82 \2080
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集III」
ピアノ協奏曲第16番ニ長調/第20番ニ短調
クリスティナ・マリトン(Pf)、ルーベン・ガザリアン指揮
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
(2003年マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 83 2枚組 \4160
ヘンデル:オラトリオ「サウル」
ナンシー・アージェンタ(S)、ローリー・レヴィオル(S)、
マイケル・チャンス(C-T)、マルク・ルブロック(T)、
ミヒャエル・ベルナー(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(B)、
シュテフェン・バルバッハ(B)
ユルゲン・ブッダイ指揮
ハノーヴァー・ホーフカペレ、マウルブロン修道院室内合唱団
(2002年ライヴ)

KUK 84 \2080
トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第1番Op.35(世界初録音)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第6番Op.70-2
トリオ・フォントネ:【ミヒャエル・ミュッケ(Vn)、イェンス・ペーター・マ
インツ(Vc)、ヴォルフ・ハーデン(Pf)】
(2002年6月1日、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 86 \2080
「モーツァルト:ピアノ協奏曲集II」
ピアノ協奏曲第21番ハ長調/第26番ニ長調「戴冠式」
クリストフ・ゾルダン(Pf)、
パヴェウ・プシトツキ指揮
カトヴィツェ・シレジア室内フィル
(2002マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 87 \2080
「南米バロック時代のクリスマス合唱曲集」
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(18世紀後半)、ガスパル・フェルナンデス
(1570-1629)、フアン・デ・アラウホ(1648-1712)、トマス・デ・トッレホン・
イ・ヴェラスコ(1644-1712)の作品
ネストル・アンドレナッチ指揮
ブエノス・アイレス・グルーポ・カント・コラール
(合唱とバロック・オーケストラ)
(2002年6月1日、マウルブロン修道院、ライヴ)

KUK 88 \2080
「パン・フルートの芸術」-オルガンとパン・フルートによるコンサート
バルビローリ:コレッリの主題による協奏曲
バッハ:シチリアーノ
フランク:前奏、フーガと変奏曲Op.18
エンニオ・モリコーネ:
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より「やぶにらみの歌」
ヘルケンホフ:マケドニア組曲
テレマン:オーボエ・ソナタ
モーツァルト:アンダンテK.315
バルトーク:ジェルジョーより
ザンフィル編:ルーマニアのドイナ
ヘルケンホフ編:ルーマニア組曲
ウルリヒ・ヘルケンホフ(パン・フルート)、
マティアス・ケラー(オルガン)
(2002年マウルブロン修道院、ライヴ)

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08-02 No.14-1

2008年02月18日 19時22分32秒 | Weblog
<EUROARTS>
20 72358(DVD-Video) 2枚組 \4800
字幕:英独仏西
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ローベルト・ホル(Bs ザックス)
マティアス・ヘレ(Bs ポーグナー)
ペーター・ザイフェルト(T ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
エミリー・マギー(S エーファ)
ビルギッタ・スヴェンデン(Ms マグダレーネ)
アンドレアス・シュミット(Br ベックメッサー)
エンドリク・ヴォトリヒ(T ダーヴィット)他
ダニエル・バレンボイム(指)バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
演出:ヴォルフガング・ワーグナー
収録:1999年6月21-30日、バイロイト
1999年バイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」がDVDになりました。音楽祭
期間中のライヴではなく、6月に劇場内で上演したものを収録。バイロイトで長く
指揮したバレンボイムと、ホル、ザイフェルト、シュミットなど、当時最も充実
していたキャスト、伊達に年季の入っていないヴォルフガング・ワーグナーの豊
かな演出と相まって、大変な評判となったものでした。「マイスタージンガー」
のDVDは多く出回っていますが、スタンダードに据えられるべきものでしょう。





<IDIS>
IDIS 6538 \1650
モノラル
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944 「グレイト」
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
レナード・バーンスタイン(指,Pラヴェル)
ボストン交響楽団(シューベルト),
フィルハーモニア管弦楽団(ラヴェル)
録音:1957年,ボストン(シューベルト),
1946年7月1日,ロンドン(ラヴェル)
バーンスタインの珍しい音源が2つ登場1946年夏、バーンスタインは初めて海を
渡り、5月にはプラハでチェコ・フィルを指揮、7月にはロンドンでの演奏会で
指揮しています。ラヴェルはこの時のライヴ。後におなじみとなる弾き振りでの
演奏です。ボストンでのシューベルトのグレイト交響曲は既発CDあり。

IDIS 6537 \1650
モノラル
モーツァルト:
交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
交響曲第40番 ト短調 K.550
フリッツ・ライナー(指)
ピッツバーグ交響楽団(第35番,第40番),シカゴ交響楽団(第36番)
録音:1945年,ピッツバーグ(第35番),1954年,シカゴ(第36番),
1947年,ピッツバーグ(第40番)
第35番と第40番が米COLUMBIA録音、第36番がRCA録音。データによると、第35番
は1946年2月2日、第36番は1954年4月26日、第40番は1947年4月1日の録音。

IDIS 6535 2枚組 \3300
モノラル
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ,パルティータ集
ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001(2種収録)
パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ハイフェッツ(Vn)
録音:1952年,1935年
ハイフェッツの有名なバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの録音。データによ
ると、1952年21-29日、ハリウッドでの録音。ボーナスに、ソナタ第1番の旧録音
を収録。1935年12月11日、ロンドンでの録音。





<DOREMI>
DHR 7616/19 4枚組 \6240
シモノー&アラリー 第1集
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」-もうすぐ抱擁されましょう
「後宮からの逃走」-何という運命/君は僕のせいで死ななけないのだ,
「偽の女庭師」-私をおいて行くのかい?
「私には言葉では言えません、おお、神よ」 K.489
レチタティーヴォとアリア「哀れな男よ、夢なのか!/
あたりに吹く微風よ」 K.431
アリア「お願いです、聞かないでください」 K.420
レチタティーヴォとロンド「私のいとしの希望よ!」 K.416
アリア「いえ、あなたにはできない」 K.419
ピエレット・アラリー(S)
レオポルド・シモノー(T)
ウォルター・ゲール(指)
アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年
モーツァルト:
「後宮からの逃走」からコンスタンツェのアリア(3曲)
「フィガロの結婚」からスザンナのアリア
ピエレット・アラリー(S)
アルベルト・ビットナー(指)
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
ピエレット・アラリー(S)
グレース・ホフマン(A)
レオポルド・シモノー(T)
ハインツ・レーフス(Bs)
ウォルター・ゲール(指)
アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年
モーツァルト:
静けさはほほえみつつ K.152
喜びは胸に踊り K.579
男たちはいつもつまみ食いしたがる K.433
ピエレット・アラリー(S)
ジョン・ニューマーク(P)
録音:1956年
鳥たちよ、お前たちは毎年 K.307
クローエに寄す K.524
夕べの想い K.523
レオポルド・シモノー(T)
ジョン・ニューマーク(P)
録音:1956年
シューマン:
彼と彼女 Op.78-2
恋する者のセレナード Op.34-2
君を思う Op.78-3
夜に Op.74-4
窓の下で Op.34-3
子守歌 Op.78-4
愛の花園 Op.34-1
踊りの歌 Op.78-1
千回の挨拶をあなたに送る Op.101-7
ピエレット・アラリー(S)
レオポルド・シモノー(T)
ジョン・ニューマーク(P)
録音:1962年
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」第4楽章
ピエレット・アラリー(S)
モーリーン・フォレスター(A)
レオポルド・シモノー(T)
ジョゼフ・ルルー(Bs)
ウィルフリード・ペルティエ(指)
モントリオール交響楽団
録音:1967年4月29日,モントリオール万国博覧会
ストラヴィンスキー:「エディプス王」
レオポルド・シモノー(T エディプス王)
エウジェニア・ザレスカ(S ヨカスタ)
ベルナール・コットレ(Br クレオン)
ジェラール・セルコヤン(Bs ティレシアス)
ミシェル・アメル(T 羊飼い)
ジョルジュ・アブドゥン(Br 使者)
ジャン・コクトー(語り)
イゴール・ストラヴィンスキー(指)
フランス国立管弦楽団,フランス放送合唱団
録音:1952年5月19日
おしどり夫妻として知られた、ソプラノのピエレット・アラリー(1921-)とレオ
ポルト・シモノー(1916-2006)の様々な録音を集めています。DGなどからも録音
が復刻されていますが、ここに収録されているのはそれらとは別録音。モーツァ
ルトの大半とバッハのロ短調ミサ曲は、幻のレーベル、CONCERT HALL SOCIETYの
録音。アラリーの歌うモーツァルトのアリア集はTELEFUNKEN録音。モーツァルト
の歌曲、コンサート・アリア、シューマンはCBC録音。そしてストラヴィンスキ
ーはシャンゼリゼ劇場でのライヴ録音。いずれも入手の難しくなっていた録音
ばかりなので、まとまっての復刻はありがたいものです。もちろん、夫婦どちら
も名歌手だけに、どの録音も聞き応え十分。しかも4CDで3枚価格という価格設定
です。





<MIRARE>
MIRAREレーベルキャンペーン!
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭アーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタ
ン氏主宰レーベル「MIRARE」毎年魅力的なテーマで楽しませてくれるラ・フォル
・ジュルネ音楽祭の今年のテーマは「シューベルトとウィーン」。音楽祭に合わ
せて続々と新譜が発売します。今回ご案内する新譜5タイトルと旧譜47タイトル
を合わせMIRAREレーベルキャンペーンを開催します。新譜5タイトルは5月30日
までセール価格で販売いたします。その後は通常価格に戻ります。

※旧譜セール期間 2008年4月21日~5月30日。当店HPにリストがございます。
http://home4.highway.ne.jp/goodies/mirare_sale2008.html


MIR 051 \2080(セール価格) ※通常価格 \2500
シューベルト:ミサ第6番D.950
ミシェル・コルボ(指) ローザンヌ室内管弦楽団、合唱団
ブリジット・フルニエ(S) ジャッキー・カーン(A)
イェルク・デュルミュラー(T)  アンドレアス・カラシアク(T)
ガストン・シスター(B)
録音:2007年10月29、30日
シューベルト最後のミサ曲、第6番。世界屈指の合唱、宗教音楽の指揮者である
ミシェル・コルボによる演奏。今年のフォルジュルネの大注目のプログラムにな
ることでしょう。
数あるシューベルトのミサ曲の中で最も人気のある作品。シューベルトの最晩年
の音楽性を感じさせる、内面から滲み出る祈り、願い、不安、味わい深い旋律美
など人々を魅了する傑作です。コルボの安定したアンサンブル、抑制感のあるソ
リストたち、神々しいまでに美しい演奏は、聴くものを深い感動に導きます。

MIR 025 \2080(セール価格) ※通常価格 \2500
シューベルト:ピアノ・ソナタ21番変ロ長調 D.960、3つの小品
エマニュエル・シュトロッセ(P)
録音:2005年6月
エマニュエル・シュトロッセは生まれ故郷であるストラスブールの音楽院でフラ
ンスの女流ピアニスト、エレーヌ・ボッシに師事。その後パリ国立高等音楽学院
でピアノをジャン=クロード・ペネティエに室内楽をクリスチャン・イヴァルディ
の元で学ぶ。日本ではラ・フォル・ジュルネ・オなどで数回来日しています。
シュトロッセのシューベルトは淡々として、そして美しい。この最後のソナタ21
番ではシューベルトの深淵を覗かせ、3つの小品もシューベルトらしい哀愁を絶
妙に描き出し、流麗な叙情を湛えた音楽、潤いのある音色で聴き手を引き込んで
いきます。

MIR 045 \2080(セール価格) ※通常価格 \2500
シューベルト:交響曲第9番「グレート」D.944
クワメ・ライアン(指) ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
若手有望株の指揮者、クワメ・ライアンは1970年トロント生まれのトリニダード
・トバコ系カナダ人。1999年から2003年までフライブルク・フィルハーモニック
・オーケストラの音楽総監督を務めており数々のオペラに取り組み、またペーテ
ル・エトヴェシュと親交を深め彼のオペラ「三人姉妹」、「バルコニー」をフラ
イブルクで演奏しています。このアルバムは2007年に音楽監督就任したばかりの
ボルドー・アキテーヌ国立管を率いてのシューベルト「グレート」。クワメ・ラ
イアン、今年のラ・フォル・ジュルネ大注目の指揮者です。

MIR 052 \2080(セール価格) ※通常価格 \2500
シューベルト:弦楽五重奏Op.114「ます」、ピアノ三重奏第2番Op.100
トリオ・ショーソン ペネロペ・ポアンシュヴァル(コントラバス) 
井上典子(Va)
数々のコンクールでの優勝歴を持ち、ヨーロッパ、ニューヨークで注目を集めて
いる新鋭、トリオ・ショーソンとフランスを中心に活躍する井上典子とペネロペ
・ポアンシュヴァルによるシューベルトの「ます」。爽やかなアンサンブル、抜
群のテクニック、快活な疾走感が心地よい演奏です。ピアノ三重奏第2番も色彩
豊かに聴かせます。

MIR 043 \1480(セール価格) ※通常価格 \1980
シューベルト:
即興曲 第3番 変ト長調 D.899/Op.90、クッペルヴィーザー・ワルツ、
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817、さすらい人幻想曲 ハ長調 D760/Op.15、
リスト=シューベルト歌曲トランスクリプション:
影法師、都会、海辺にて、すみか、セレナーデ、春の想い、連祷、
水車小屋と小川、さすらい
ブリジット・エンゲラー(P)
録音:2007年9月
ブリジット・エンゲラーはパリ音楽院でリュセット・デカーヴに師事。モスクワ
音楽院ではスタニスラフ・ネイガウスに教えを受け、1978年エリザベート王妃国
際コンクール第3位。数々のコンクールで受賞歴を持ち、録音も多いベテラン女
流ピアニスト。シューベルトの珠玉の作品とリストの歌曲トランスクリプション
を収録したアルバム。音楽的深み、流麗なピアニズム、歌心溢れるフレーズ感な
ど、エンゲラーの魅力が余すと来なく発揮した演奏です。前回のラ・フォル・
ジュルネでは惜しくも来日中止となりましたが、今年はこのアルバムのプログラ
ムで大いに楽しませてくれることでしょう。

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08-02 No.14-2

2008年02月18日 19時22分00秒 | Weblog
<Opus蔵>
OPK 2072 \2250
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調作品16
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54
(3)リパッティ:コンチェルティーノ作品3
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
(1)アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニア管弦楽団
(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニア管弦楽団
(3)ハンス・フォン・ベンダ(指)ベルリン室内管弦楽団
録音:(1)1947年 (2)1948年 (3)1943年
「まずグリーグから聴く。誰がなんと言っても、耳をそばだたせてほしいのが、
第1楽章の出だし!無音の静寂の中からティンパニの連打がクレッシェンド。全
管弦楽のトゥッティを裂帛の気迫で打ち破るソロの強靭な下降楽句の連続が4オ
クターヴのA音に落ちついた瞬間、まるで音の響きが床と空気を揺るがせるよう
な感じの超低音ではじまったアルペッジョが一気に鍵盤をかけのぼる。グリーグ
が考えついた、この曲の最高に忘れがたい切り札。「このカデンツァの超低音が、
どれ程パンチのきいた鳴りをするかどうかで、だいたいあとの演奏の予想がつく」
(柴田南雄)とさえ言われるこの音こそ、譜面では左手のヘ音記号で下の加線6本
の下の音。ピアノの鍵盤の最低音Aだ。それは、27Hzの音なのだが、リパッティ
のタッチの凄みが、すごく音楽的で、無類の魅惑をたたえており、それが一瞬の
音としての感覚だけに、ついくりかえして聴きたくなった。」(小林利之)
リパッティのSP録音はずっと気になっていましたが音のよい英国HMV盤はノイズ
が大きいのであきらめていました。最近ノイズの小さい盤に出会えたのでマスタ
リングしてみたところこれなら満足してもらえるだろうという音が得られました。
グリークはピアノのそばで聴いているようなバランス、シューマンは客席で聴く
バランスになっており、SPからLPに移行してゆく頃の録音思想が感じられます。
リパッティが残したスタジオでの協奏曲録音は3曲であり、CD1枚にちょうどよい
長さです。そこで自作のコンチェルティーノをアンコール的に付けました。これ
はそのときの気分に合わせて単独で聴いた方がよいと思います。(相原 了)

OPK 2073 2枚組 \3380
[CD1]
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
[CD2]
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
(3)アンダンテ-メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
(mat. Edison-Bell CK4021-22)
フリッツ・クライスラー(Vn、[CD1][CD2]の(1)、(2))
[CD1]
(1)レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 
(2)ランドン ロナルド指揮管弦楽団
[CD2](1)、(2)レオ ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 (3)ブルメスター(ヴァイオリン)、ピアニスト不明
録音:[CD1](1)1926年 (2)1924年 [CD2](1)1927年 (2)1926年 (3)1932年
「旧吹き込みのモーツァルトはSP時代に日本盤が発売されずに終わり、彼のディ
スコグラフィの中では目立たぬ存在だが、オーパス蔵盤で聴くクライスラーの音
は輝かしく、滴るような美しさであり、ポルタメントを絡めた甘美な節回しにま
ったく酔わされてしまった。(中略)
ベートーヴェンの協奏曲を少し聴いただけで、モーツァルトよりもオーケストラ
がずっと澄んだ響きで捉えられていることに気付かれることだろう。冒頭のティ
ンパニが深みのある音で、余韻を伴って立体的に鳴り響くところから見事だが、
筆者が感じ入ったのは第2主題が呈示されたあと、主題が展開的に確保される部
分だ(51-64小節)。ヴァイオリンが主題を歌うのに対し、ヴィオラとチェロが三
連音の連続でさざなみのように絡んでゆき、その背後をティンパニが運命の足音
のように忍び寄るさまが、実に明瞭に捉えられているからだ。指揮のブレッヒが
三声部を対等に響かせて影の濃い響きを生み出し、それをHMVの録音技師が見事
なバランスで捉えていたことが、オーパス蔵のリアリスティックな復刻により初
めてCD盤上で再現されたのである。」(板倉重雄)
ヴァイオリンのCDでスタートしたオーパス蔵としては、クライスラーとブレッヒ
による協奏曲録音は長年の課題でした。これらの曲にはWard Marston(Biddulph)
の復刻という高い壁がありそれを超えることは復刻にかかわるものとしては大き
な目標でした。何度かの試行を行い復刻とマスタリングの両輪がうまくかみ合い
やっと満足のゆく音が得られたと思います。復刻に用いた盤は英、米、独、日、
濠と多岐にわたりましたがヴァイオリンのきれいな盤を中心にまとめました。
ブルメスターはクライスラーに匹敵するヴァイオリニストであり、彼のメンデル
ゾーンは極めて珍しい盤でもあり、クライスラーとの比較が可能なように付録と
してつけました。(相原 了)

OPK 2075
スメタナ:我が祖国 (全曲)
ヴァーツラフ ターリヒ(指)チェコ・フィル
録音:1929年 プラハ
「46歳のターリヒの指揮は、後年の録音に較べてやはり若々しい。全曲の演奏時
間は後の二回の録音よりも長いのだが、緩急の幅を大きくとった、意欲的な表現
をしている。弦のポルタメントなど、後には「古めかしい」と考えられた演奏法
も聴かれるが、粘っこくない、リズミックですっきりした進行は、いかにも20世
紀前半のスタイルである。熱く明朗な響きで通し、暗く悲愴な雰囲気がさほどに
感じられないことも、後年の演奏とは異なっている。若い独立国の、伸びざかり
の指揮者と団体が、気合を入れて初めてのレコーディングに臨んでいる様子が、
この音楽から感じられる気がする。(山崎浩太郎)」
いまは消えてしまったローカルなオーケストラの音として話題になるのはフラン
スの音と、チェコの音だと思います。フランスは自分の意思で変えたといえます
が、チェコはナチスの併合によって亡命した音楽家も多く、戦後は共産国として
存在していたため第2次世界大戦前とは音楽も変えられてしまいました。カザル
スのドヴォルジャークチェロ協奏曲(OPK2043)を復刻した際に「これが昔のチェ
コの音か」という声を多く耳にしました。そこでターリッヒとチェコ・フィルの
音の復刻を企画しました。その第1弾として1929年HMVがプラハで録音した「我が
祖国」を選びました。この成功がその後のロンドンにおけるドヴォルジャークの
録音につながったのでしょう。弱音部のきれいな録音で十分に楽しめます。
(相原 了)




<harmonia mundi>
HMC 902002 2枚組 \2850
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
[CD1]
(1)ピアノ三重奏曲第1番op.99 D.898 変ロ長調 
(2)ノットゥルノ 変ホ長調 D.897
[CD2]
(1)ピアノ三重奏曲第2番 op.100 D.929 変ホ長調 
(2)ソナタ楽章 変ロ長調 D.28
トリオ・ワンダラー
【原盤:LDC 2781132録音:2000年7月】
今年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭のテーマは「シューベルトとウィーン」。
これにあわせて、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭の人気者、トリオ・ワンダラーの
超名盤、シューベルトが再登場します。トリオ・ワンダラーは、2007年に結成20
周年を迎えた大家トリオ。一人一人をとっても物凄い名手、そんな三人による
音楽は、どこまでも自然で、横の流れの美しいもの。お互いの音楽性を認め合っ
て、お互いの音楽性を知り尽くしているからこその結晶といえるでしょう。トリ
オ第2番の2楽章冒頭、「バリー・リンドン」でも使われた有名な旋律は感涙も
の。名手ヴァンサン・コックによるピアノは、でしゃばることは決してありま
せんが、抗いがたい魅力を放ち続けます。もちろんヴァイオリンもチェロも、
その高貴な音色は特筆に価します。こんなすごいトリオの生演奏が低価格で聴
けてしまうのですから、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、おそるべし。




★前回ご案内の下記商品の価格が漏れておりましたので、再度ご案内いたします。

<MEMBRAN>
●Membran Classics 10CD series
MEMBRAN 231885 10枚組 \2080
チェリビダッケ(Cond)名演奏集
モーツァルト:交響曲第25番
ハイドン:交響曲第94番、第104番
ベートーヴェン:レオノーレ第3番
ベルリオーズ:序曲「海賊」
メンデルスゾーン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第2番、第4番
チャイコフスキー:
交響曲第2番、第5番、くるみ割り人形組曲より、ロミオとジュリエット
ドビュッシー:海、遊戯
ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲
ヒンデミット:ピアノ協奏曲
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム
グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番、第9番
プロコフィエフ:交響曲第1番
ストラヴィンスキー:カルタ遊び
ピエール・フルニエ(Vc)ジークフリート・ボリス(Vln)
ゲルハルド・リイシュー(pf)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

MEMBRAN 231884 10枚組 \2080
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 名演奏集
 ヘンデル:王宮の花火の音楽、水上の音楽 レーマン指揮
モーツァルト:交響曲第35番 ベーム指揮
ベートーヴェン:交響曲第6番 シューリヒト指揮
ベートーヴェン:交響曲第3番 ヨッフム指揮
ベートーヴェン:交響曲第8番、ブラームス:交響曲第3番 
クナッパーツブッシュ指揮
メンデルスゾーン:交響曲第4番 チェリビダッケ指揮
シューベルト:交響曲第8番 クナッパーツブッシュ指揮
シューマン:交響曲第4番 フルトヴェングラー指揮
ドヴォルザーク:交響曲第9番 カラヤン指揮
ブルックナー:交響曲第8番 クナッパーツブッシュ指揮
ブルックナー:交響曲第9番 フルトヴェングラー指揮
R.シュトラウス:家庭交響曲、ティルオイレンシュピーゲル 
フルトヴェングラー指揮
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 チェリビダッケ指揮

MEMBRAN 231883 10枚組 \2080
チャイコフスキー:作品集- A Portrait
交響曲第3番-第6番、1812年、イタリア奇想曲、ロミオとジュリエット、
弦楽の為のセレナード、組曲「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」、
ピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲、ロココ風の主題による変奏曲、
ピアノ三重奏曲、エフゲニー・オネーギン
ビーチャム、ストコフスキー、フルトヴェングラー、チェリビダッケ、
メンゲルベルク、バルビローリ指揮、
ウィーンフィル、フィラデルフィア、フィルハーモニア、ロンドン響、
コンセルトヘボウ、NBC響、
チェルカスキー(pf)メニューイン(Vln)ハイフェッツ(Vln)、他

MEMBRAN 231882 10枚組 \2080
J.S.バッハ:作品集- Soli deo Gloria
ブランデンブルク協奏曲  ライナー指揮
ヴァイオリン協奏曲BWV.1041、1042 メニューイン(Vln)、
2つのヴァイオリンの為の協奏曲BWV.1043 ブッシュ、マグニス(Vln)
ゴールドベルク変奏曲 ランドフスカヤ(pf)
トッカータとフーガBWV565、プレリュードとフーガBWV.534、541、545、548、
トッカータとアダージョとフーガBWV.564 Aシュヴァイツァー(Org)
無伴奏チェロ組曲より カザルス(Vc)
無伴奏ヴァイオリンパルティータより メニューイン(Vln)
マニフィカトBWV.243 ライナー指揮
カンタータBWV.82 ベルナルド指揮
マタイ受難曲BWV.244 ラミン指揮

MEMBRAN 231756 10枚組 \2080
J.S.バッハ:声楽を含んだ作品集- Vocalworks
クリスマスオラトリオ 
オーウェン、テッパー、ギュンター 
カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
ヨハネ受難曲 
ギベル、フェフゲン 
ギュンター・ラミン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マタイ受難曲
トレッチェル、オイストラティ、ディースカウ
フリッツ・レーマン指揮、ベルリン放送交響楽団
ミサ曲ロ短調
シュワルツコップ、ゲッダ  
カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団

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08-02 No.13

2008年02月15日 18時45分43秒 | Weblog
●既にご案内済みの下記商品2点ですが、限定盤に変更となりました。
ご注文はお早めにお願いいたします。

<EMI>
CZS-5145762 4枚組 \3600
ラトル/シマノフスキ作品集

CZS-5145652 5枚組 \3750
ラトル/ドビュッシー、ラヴェル作品集

===========================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<MEMBRAN>
●Membran Classics 10CD series
MEMBRAN 231885 10枚組
チェリビダッケ(Cond)名演奏集
モーツァルト:交響曲第25番
ハイドン:交響曲第94番、第104番
ベートーヴェン:レオノーレ第3番
ベルリオーズ:序曲「海賊」
メンデルスゾーン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第2番、第4番
チャイコフスキー:
交響曲第2番、第5番、くるみ割り人形組曲より、ロミオとジュリエット
ドビュッシー:海、遊戯
ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲
ヒンデミット:ピアノ協奏曲
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム
グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番、第9番
プロコフィエフ:交響曲第1番
ストラヴィンスキー:カルタ遊び
ピエール・フルニエ(Vc)ジークフリート・ボリス(Vln)
ゲルハルド・リイシュー(pf)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

MEMBRAN 231884 10枚組
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 名演奏集
 ヘンデル:王宮の花火の音楽、水上の音楽 レーマン指揮
モーツァルト:交響曲第35番 ベーム指揮
ベートーヴェン:交響曲第6番 シューリヒト指揮
ベートーヴェン:交響曲第3番 ヨッフム指揮
ベートーヴェン:交響曲第8番、ブラームス:交響曲第3番 
クナッパーツブッシュ指揮
メンデルスゾーン:交響曲第4番 チェリビダッケ指揮
シューベルト:交響曲第8番 クナッパーツブッシュ指揮
シューマン:交響曲第4番 フルトヴェングラー指揮
ドヴォルザーク:交響曲第9番 カラヤン指揮
ブルックナー:交響曲第8番 クナッパーツブッシュ指揮
ブルックナー:交響曲第9番 フルトヴェングラー指揮
R.シュトラウス:家庭交響曲、ティルオイレンシュピーゲル 
フルトヴェングラー指揮
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 チェリビダッケ指揮

MEMBRAN 231883 10枚組
チャイコフスキー:作品集- A Portrait
交響曲第3番-第6番、1812年、イタリア奇想曲、ロミオとジュリエット、
弦楽の為のセレナード、組曲「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」、
ピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲、ロココ風の主題による変奏曲、
ピアノ三重奏曲、エフゲニー・オネーギン
ビーチャム、ストコフスキー、フルトヴェングラー、チェリビダッケ、
メンゲルベルク、バルビローリ指揮、
ウィーンフィル、フィラデルフィア、フィルハーモニア、ロンドン響、
コンセルトヘボウ、NBC響、
チェルカスキー(pf)メニューイン(Vln)ハイフェッツ(Vln)、他

MEMBRAN 231882 10枚組
J.S.バッハ:作品集- Soli deo Gloria
ブランデンブルク協奏曲  ライナー指揮
ヴァイオリン協奏曲BWV.1041、1042 メニューイン(Vln)、
2つのヴァイオリンの為の協奏曲BWV.1043 ブッシュ、マグニス(Vln)
ゴールドベルク変奏曲 ランドフスカヤ(pf)
トッカータとフーガBWV565、プレリュードとフーガBWV.534、541、545、548、
トッカータとアダージョとフーガBWV.564 Aシュヴァイツァー(Org)
無伴奏チェロ組曲より カザルス(Vc)
無伴奏ヴァイオリンパルティータより メニューイン(Vln)
マニフィカトBWV.243 ライナー指揮
カンタータBWV.82 ベルナルド指揮
マタイ受難曲BWV.244 ラミン指揮

MEMBRAN 231756 10枚組
J.S.バッハ:声楽を含んだ作品集- Vocalworks
クリスマスオラトリオ 
オーウェン、テッパー、ギュンター 
カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
ヨハネ受難曲 
ギベル、フェフゲン 
ギュンター・ラミン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マタイ受難曲
トレッチェル、オイストラティ、ディースカウ
フリッツ・レーマン指揮、ベルリン放送交響楽団
ミサ曲ロ短調
シュワルツコップ、ゲッダ  
カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団




<GEBHARDT>
JGCD0064 3枚組 \4380
ヨゼフ・メッテルニヒ(バリトン) 初出を含む貴重な録音集
Disc.1
(1)アリア集(15曲)とデュエット(3曲) 
マイアベーア、ロルツィング、ヴェルディ、チャイコフスキー
レオンカヴァッロ、R.シュトラウス、ヒンデミット、コルンゴルト 他
with マリアンネ・シェヒ(ソプラノ) 1948-57年
Disc.2
(2)ヴェルディ:歌劇「椿姫」から第3幕と歌劇「オテロ」から第1幕から1場面
with エルフリーデ・トレッチェル、ペーター・アンデルス、
ヨゼフ・グラインドル
フェレンツ・フリッチャイ指揮RIAS交響楽団 1951年1月
(3)ヴェルディ:歌劇「オテロ」から2つの場面のハイライト
with ベルント・アルデンホフ
フェレンツ・フリッチャイ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団 1956年
(4)R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」からデュエットと最終シーン
with アンネリース・クッパー
リヒャルト・クラウス指揮バイエルン放送交響楽団 1957年
Disc.3
(5)ワーグナー:楽劇「パルジファル」からアンフォルタス王のモノローグ
アンフォルタス王の嘆き「いや、開けないでおけ」 他
with ホワード・ヴァンデンブルグ(パルジファル)
オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団 1957年
(6)ヨゼフ・メッテルニヒとの対談集 with T.Schneider  2001年5月4日収録
ベルリン国立歌劇場について、カラヤンについて、ショルティについて
ハンブルク国立歌劇場について、ウィーン国立歌劇場について
レオ・ブレッヒについて、メトロポリタン歌劇場について(ドイツ語) 他 44分
ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005)
ケルン生まれのバリトン。1950年代にベルリン、ウィーンを中心に活躍。ワー
グナーの他、ヴェルディ、R.シュトラウスに定評があります。
今回はボーナストラックとして2001年に収録された対談が収録(ドイツ語)され
ています。(CDに付帯する解説は対談したT.Schneiderによります)
音質は、総じて聴きやすいです。記念すべき集大成3CDセットです。





<ANDROMEDA>
ANDRCD9032 3枚組 \2150
クーベリック指揮 レア・パフォーマンス集
Disc.1
(1)ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88
チェコ・フィル 1946年5月19日 プラハ
(2)ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ウィーン・フィル 1955年3月3日 ウィーン
Disc.2
(3)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)ハチャトゥリャン:ヴァイオリン協奏曲 二短調
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
プラハ放送管弦楽団 1947年5月15日 プラハ
(5)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ベルリン・フィル 1957年8月1日 ザルツブルグ
Disc.3
(6)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 op.33
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
チェコ・フィル 1944年5月1日 プラハ
(7)スメタナ:交響詩「ボヘミアの森と草原から」
チェコ・フィル 1937年10月30日 ロンドン
(8)スメタナ:歌劇「売られた花嫁」から「道化師の踊り」
フィルハーモニア 1951年9月4日 ロンドン
(9)スメタナ:連作交響詩「我が祖国」から「モルダウ」
チェコ・フィル 1937年10月30日 ロンドン
以上 指揮は全て ラファエル・クーベリック
録音年代もばらばらな為、音質に多少のばらつきがあります。
一部マスターに起因するノイズや音の揺れ(特に古い録音(3)(4)(9))が聴かれ
ます。

ANDRCD9033 3枚組 \2150
Disc.1
(1)マーラー:交響曲第7番 ホ短調
バーデン=バーデン・南西ドイツ放送交響楽団 1957年2月18,20日
Disc.2
(2)マーラー:交響曲第9番 ニ長調
バーデン=バーデン・南西ドイツ放送交響楽団 1954年1月7日
Disc.3
(3)マーラー:「大地の歌」
グレース・ホフマン(メゾ・ソプラノ)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ケルン放送交響楽団 1955年4月18日
以上 指揮は全て ハンス・ロスバウド
音質は、とても良いです。




<CORNETTO>
COR 10027 \2180
すべての後悔 マルグリット・ドートリッシュの宮廷の音楽
ヨハネス・ギゼリン(1455-1511):Fors Seullement[ただ死ぬのを待つ以外]
ヨハネス・オケゲム(1410-1497):Fors Seullement
フランチェスコ・スピナチーノ(1507頃活躍):Je pris amour
アントワーヌ・ブリュメル(1460-1515):Tous les regrets[すべての後悔]
ジョスカン・デ・プレ(1440-1521):
Plus mulz regrets[もはやいかなる哀惜もなく]
ピエール・ド・ラ・リュー(1460-1518):Pour ung jamais
ハインリヒ・イザーク(1455-1517):Si dormiero[かく眠り続けん]
アントワーヌ・ビュノワ(1430-1492):
Je ne fay plus[何もしない、何も言わない]
フランチェスコ・スピナチーノ:Je ne fay plus
不詳:Je ne fay plus
ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474-1548):
De tous bien playne[幸せに満ちて]
不詳:De tous bien playne
アレクサンドル・アグリーコラ(1446-1506):De tous bien playne
ガスパル・ファン・ウェールベック(1440-1518):
Anima mea liquefasta est[わが魂は衰え]
ハインリヒ・イザーク:ラ・ミ・ラ・ソ
ジョスカン・デプレ:Playne de duel[悲嘆に満ちて]
ヨハネス・オケゲム:Petite camusette[かわいいカミュゼット]
モデナ・コンソート
ウルリケ・ホーフバウアー(ソプラノ)
ボアズ・バーニー、サラ・ファン・コルネワル、
クラウディオ・サンタンブロジオ、
スズキ・ヒロコ(ルネサンス・フラウト・トラヴェルソ)
イスラエル・ゴラーニ、ルネ・ジェニス(リュート)
録音:2005年8月、オランダ、テシンヘ、修道院教会
マルグリット・ドートリッシュ(マルガレーテ・フォン・エスターライヒ;
1480-1530)は神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世とブルゴーニュ女公マリーの
長女として生まれ、スペイン王太子フアンの妃、サヴォイア公フィリベルト2世
の妃となり、兄の遺児カールの皇帝選出に尽力、ネーデルラント17州の総督も
務めました。音楽を愛し、主としてシャンソンを収めた楽譜集も残しています。




<MPV>
AM 0045.1 \2180
シャイエルン修道院の珍しい交響曲集 II
アレッシオ・プラーティ(1750-1788):オペラ「アルミーダ」序曲ニ長調
ピエトロ・グリエルミ(1728-1804):交響曲ト長調
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):交響曲変ホ長調
ピエトロ・グリエルミ:交響曲ニ長調
ヨハン・メルヒオール・ドライアー(1747-1824):交響曲第1番ニ長調
ゲオルク・ブルンナー(指揮)
アルサティウス・コンソート
録音:2005年4月1-2日、ドイツ、シャイエルン修道院、ヨハネス礼拝堂
アルサティウス・コンソートは指揮者ゲオルク・ブルンナーによって創設され
たピリオド楽器オーケストラで、17-18世紀の音楽をレパートリーとしていま
す。前篇「シャイエルン修道院の珍しい交響曲集」は Musica Bavaricaレーベ
ルより発売されていますが、輸入に関しては目下交渉中です。

AM 9108.1 \2180
シャイエルン修道院の食卓の音楽
アントニオ・カンメル(1730-1788頃):弦楽四重奏曲ニ長調 Op.4 No.3
フランチェスコ・ガスパリーニ(1668-1727):
フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲イ短調
ヨハン・バプティスト(ヤン・クシチテル)・ヴァンハル(1739-1813):
チェンバロのためのアンダンテ ニ短調
ジュゼッペ・マルティーニ(1703-1779):
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):
オルガンのためのフーガ へ長調
アントニオ・ラッハ(?-?):フラウト・トラヴェルソ二重奏曲ニ長調
ヨハン・バプティスト(ヤン・クシチテル)・ヴァンハル:
チェンバロのためのアンダンテ へ長調
作曲者不詳(18世紀):2つのホルン、2つのヴァイオリン、
ファゴット・オブリガートと低音のためのパントマイム ト長調
ゲオルク・ブルンナー(指揮)
アルサティウス・コンソート
録音:1998年8月、シャイエルン、バジリカ教会

AM 00401 \2180
音楽の競争[Certamen Musicum]
マリアヌス・ケーニヒスペルガー(1708-1769):
オルガン協奏曲集 Op.18
第1番ト長調/第2番へ長調/第3番変ロ長調
第4番変ホ長調/第5番ト長調/第6番ハ長調
パストレッラ第1番ト長調
パストレッラ第2番へ長調
ノルベルト・デュヒテル(オルガン)
ゲオルク・ブルンナー(指揮)
アルサティウス・コンソート
録音:2000年4月、ヘルリング、巡礼教会

AM 00821 \2180
教会のオルフェウス
修道院長ガルス・ツァイラー(1705-1755):
16のマリア・アンティフォナ集「マリアのキタラ」から
レジナ・チェリ第1番-第4番
二部のマリア・カンティクム集 XII から マニフィカト第2番
「使途と殉教者の尊敬のハーモニー」第1部 から 第1曲-第4曲
「崇拝の音楽、デオ・エウカリスティコ・サクラ」から 小テ・デウム
ロスヴィタ・シュメルツル(ソプラノ)
アルベルト・フライ(カウンターテナー)
セバスティアン・ヒュブナー(テノール)
クリスティアン・ヒルツ(バス)
アルベルト・フライ(指揮)
フュッセン・モテット合唱団
ゲオルク・ブルンナー(指揮)
アルサティウス・コンソート
録音:2001年8月、2002年2月、フュッセン、聖マング教会

AM 01033 \2180
メッテン修道院の珍しい交響曲集
モーツァルトの時代のバイエルンとベーメンの音楽
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):交響曲ニ長調
ランベルト・クラウス(1729-1790):交響曲第12番ニ長調(Op.12から)
作曲者不詳(カンナビヒ?;1765年頃):交響曲ニ長調
ランベルト・クラウス:セレナード第2番ニ長調(Op.12から)
アントニオ・ロゼッティ(1750頃-1792):交響曲ニ長調
ゲオルク・ブルンナー(指揮)
アルサティウス・コンソート
録音:2003年9月19-21日、ホーエンヴァルト修道院





<C.A.B. RECORDS>
CAB 0702 \1850
トリスキリアン Do durch der Werlde...
不詳(13世紀):Ave donna santissima(コルトーナのラウダ集 から)
マイスター・アレクサンダー(13世紀):
Do durch der Werlde...(イェーナ歌集(14世紀)から)
ラインバウト・デ・ヴァケイラス(1150/60頃-1207):Kalenda Maia
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):O viridissima virga
不詳(13世紀):Fol é a desmesura(聖母マリアのカンティガ集 から)
マルティン・コダス(13世紀):
Eno sargado en Vigo(カンティガス・デ・アミーゴ から)
トリスキリアン
ユーレ・バウアー(歌、テノールハルパ、ポンマー)
ディルク・キリアン(歌、ニッケルハルパ、フィデル、ネイ、
手回しオルガン、ハープ、ウード、ツォウラス、バグパイプ、歌)
シルヴィア・レーマイアー(ハープ、歌、ニッケルハルパ)
トーマス・ヴァラート(タル、ベンディル、ドゥフ、ダラブカ、シュルティ、
スプーン)
制作:2007年
収録時間約29分のミニ・アルバム。

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08-02 No.12

2008年02月14日 16時36分17秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4028 \2180
C・ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.3 ――
映像第1集/映像第2集/喜びの島/スケッチ帳より/ピアノのために/
英雄の子守歌/アルバムの1ページ/舞曲(スティリー風のタランテラ)/
ハイドンを讃えて/夢
パスカル・ロジェ(ピアノ)
「前奏曲集第1巻&第2巻」を収録した第1集(ONYX 4004)、「版画」や「子供
の領分」、「ベルガマスク組曲」といった名作を堪能できる第2集(ONYX 4018)
の2タイトルは、「レコード芸術特選」(第1集/レコード芸術)、「素晴らし
いディスク」(インデペンデント)、「年間最優秀録音」(サンデー・タイム
ズ)、「ピアノ録音の模範」(デイリー・テレグラフ)など世界中のリスナー、
メディアから多数の称賛を浴びており、現代屈指のドビュッシー演奏として絶
賛を博している。
今回新たに登場する第3集では、ドビュッシーの才能を証明する不朽の名作「映
像」の第1集&第2集を中心に「喜びの島」や「アルバムの1ページ」、「夢」な
どの小品を収録。
ロジェ自らが「無限の発見への素晴らしい旅」と述べるドビュッシーのピアノ
作品。新たな発見がロジェのピアノによる究極のドビュッシーをさらに進化を
させる。




<VOICE OF LYRICS>
VOL IC 215 \2180
グリエール、最後のロシア・ロマン派の発見
レインゴリド・グリエール(1874-1956):
ピアノのための前奏曲 Op.30 No.5/同 Op.30 No.20
ピアノのためのスケッチ Op.17 No.1/同 Op.47 No.12/同 Op.56 No.3
ピアノ四手連弾のための12の小品 Op.48
2台のピアノのための6つの小品 Op.41
ホルンとピアノのための小品集 Op.35 から Nos.6,7,10,11
クリストフ・シュトルツェネッガー:
ルカのための2つの伝説 Op.7(ホルンとピアノのための)
デュオ・スフォルツァンド
ジュリー・フォルティエ(ピアノ)
クリストフ・シュトルツェネッガー(ピアノ、ホルン)
録音:2007年8月、フランス、モンペリエ、Le Corum

VOL MM 131 \2180
B5山の道 コルシカの伝承音楽
Le lion de Roccapina / Furtunatu / Mauresca
Muntagnera(ジャン・クロード・アクアヴィーヴァ作曲)
Baddu a rievula / Ad amore / Golu(フェリ作曲)
Lamentu di J. Camellu / Bal sartenais / Lorme sanguine
Lettera a mamma / Malcunciliu(ジャン・ポール・ポレッティ作曲)
Girandulla / Serinatu / Ormai per la macchia
フィウメ
ジャン=ピエール・ジョルジェッティ(歌)
ロラン・フェランディ(セテラ、ギター)
カトリーヌ・パシュ(ヴィオラ)
ポール・ルクレルク(低声歌唱、ポリフォニスト)[ゲスト]
録音:2006年7月、フランス、ローニュ、聖マルスラン礼拝堂
ワールド・ミュージックのカテゴリーに入りますが、クラシック・ファンにも
聴きやすいシンプルな音楽で、中世のトルバドゥールを思い起こさせる曲もあ
ります。フィウメはコルシカを中心とした地中海地域の伝承音楽を専門とする
フランスのグループ。

VOL LP 904 \2180
ライナー・マリア・リルケ(1875-1927)著:
「セザンヌ書簡」(1907/フィリップ・ジャコテ訳、フランス語版;1991)
アラン・シモン(朗読)





<MEMORIES>
MR2045/46 2枚組 \3380
ブラームス:交響曲全集
第1番=バイエルン国立管1956年1月16日ライヴ、
交響曲第2番=ライプツィヒ放送響1952年3月3日スタジオ録音、
交響曲第3番=ライプツィヒ放送響1952年3月17日スタジオ録音、
交響曲第4番=ライプツィヒ放送響1954年12月8日スタジオ録音
アーベントロート 指揮
当盤は第1番を爆演として名高いバイエルン国立管で収録しております。ウィー
ンフィルで言えば数少ない定期演奏会にあたるバイエルン国立歌劇場管に於け
るアカデミー・コンサートライヴで、ミュンシュも驚く劇場的な名演で広く知
られたもので、終楽章など聴いて元気が出ます、音質良好。第2番は極めて珍し
い演奏で、ウルトラフォン原盤と見られ、SP復刻で音量の不統一なども修正さ
れております。第3、第4番は元来が放送用のスタジオ録音であり、こちらも音
質は極上。Berlin Classicsではエコーが異常に付加され妙なステレオ管があり
ましたが、当盤は完璧モノラルで、却って音が塊でぶつかって来るようです。

MR2047/48 2枚組 \3380
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ギラ・ブスタボ(vn)、1943年5月6日ライヴ
シューマン:ピアノ協奏曲
エミール・フォン・ザウアー(P)
1940年10月10日ライヴ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
ヘルマン・クレバース(Vn)、1943年4月13日
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、
モーリス・ジャンドロン(Vc)、1944年1月16日ライヴ
メンゲルベルク 指揮
コンセルトヘボウ管、フランス国営放送響(ドヴォルザークのみ)
メンゲルベルクの希少な協奏曲録音集。鬼才女流ブスタボとのベートーヴェン
は、かつてメンゲルベルク・アーカイヴ・ドキュメンツで出て、廃盤になって
マニアが血眼になって捜していたものです。テクニックと情熱溢れる表現には
熱狂的なファンが今も堪えません。当演奏はその後セット物に含まれたことも
ある模様ですが、今回の復刻はフランスのマニアが精魂込めたもので、明るい
音質が素晴らしいものです。リストの高弟、ザウアーと組んだシューマンは、
有名なコルトー+フリッチャイ盤と並ぶ世紀の大ロマン的演奏で、とろける様
な色気が凄いです。ブラームスのソロを務めるクレバースは、コンセルトヘボ
ウ管のコンマスを長く務めた名手で、ハイティンクともスタジオ録音を残して
おります。活動晩年ではコンドラシンの「シェエラザード」に於けるソロが有
名です。音色が透き通っており、充分に腰のあるテクニックで実に結構です。
珍しくフランスに客演フランス国営放送響に客演し、フランスの名手ジャンド
ロン(晩年は群馬響指揮者)の伴奏を務めるドヴォルザークでもメンゲルベル
クが主役です。メランコリックな旋律を歌い上げます。どの楽曲でもメンゲル
ベルクが指揮棒で指揮台をコツコツと叩いて気短な処を見せ、オケに開始を促
す音が聞こえ興味深いです。




<SERENADE CD-R>
SEDR-5017/8 2枚組 \2800 ※2008年5月末までの限定生産
フランツ・シューベルト
[Disc 1]
「ロザムンデ」序曲、D.644
交響曲 第8番 ロ短調、D.759「未完成」
[Disc 2]
交響曲 第9番 ハ長調、D.944「ザ・グレート」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Recorded: 15 September 1953, Titania-Palast, Berlin
Source:
[Disc 1] Cetra (Italy) FE 11
[Disc 2] I Grandi Concerti (Italy) GCL 43
*演奏会再現シリーズ!当日のプログラム付き
特に「ザ・グレート」の音質に注目!
1953年9月15日、ベルリン、ティタニア・パラストにおける全公演記録
このディスクは1953年9月15日、ベルリン、ティタニア・パラストにおけるシュ
ーベルト・アーベントの全公演を収録したものである。まず、あえて2枚組とし
たのは当日の演奏会の雰囲気を再現するためである。さらに、音質的な面での
大きな収穫は「ザ・グレート」である。この録音は従来、ティタニア・パラス
トで収録されたライヴの中でも最も冴えないものと言われている。放送局のオ
リジナル音源を使用してCD化した日本フルトヴェングラー協会盤(WFJ-13/14)
も音が冴えない上に疑似ステレオ化され、不自然なエコーが加えられている(ド
イツの協会盤LPも基本的にはこのWFJ盤と同傾向の音)。比較的良好と思われる
イタリア・チェトラ盤LP(FE 12)も著しく鮮度を欠く。その他、さまざまなレ
ーベルから出ているCDも軒並み音質は良くない。
ところが、このディスクで使用したLP(I Grandi Concerti GCL-43)は驚くほど
鮮明な音なのである! 同じくイタリア盤のチェトラがあのような音なので、
このGCLも同程度の音質だと思われていたが、実際は全く異なっていた。しかも
このGCL盤はチェトラ盤のように第2楽章の途中で面が切り替わっていない。使
用音源についての情報は記載されていないが、いずれにせよ恐るべしイタリア
盤である(ただし、このGCL盤のジャケットは日付が9月10日と誤記されている)。
「ロザムンデ」はフルトヴェングラーが登場する際の拍手が入っており、臨場
感たっぷりである。終わりの拍手は音が途切れて不自然だが、特にカットする
理由はないのでそのままにしておいた。「未完成」の終わりの拍手もやや唐突
だが、これもあえて手を加えていない(以上の2曲、DG盤には拍手はない)。
「ザ・グレート」は拍手、インターバル等は入っていない。(平林 直哉)

SEDR-5016 \2300
クロード・ドビュッシー:小組曲(アンリ・ビュセール編)
アルベール・ルーセル:小組曲、作品39
フレデリック・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調、作品21
セルジュ・チェリビダッケ指揮、ベルリン放送交響楽団
8-10ラウル・コチャルスキ(ピアノ)
Recorded:1-8 5 May 1949, Berlin, 8-10 25 October 1948, Berlin
Source: 1-7 URANIA (U.S.A.) URLP 5006, 8-10 Rococo (Canada)
*チェリビダッケの稀少録音集
このディスクのドビュッシー、ショパンは現在チェリビダッケのディスコグラ
フィでは唯一の記録となっており、ルーセルの方もこのディスクの演奏以外に
は1種類しか残されていない。しかもドビュッシー、ルーセルは今や消滅したレ
ーベルDante/Arlecchino ARL157としてCD化されただけで、一般的にはほとん
ど知られていない。さらに、ショパンの方は過去にLPしか発売されておらず、
CDR化は全く初めてである。
ドビュッシーとルーセルは1952年に発売されたアメリカ・ウラニア盤の10イン
チ(25センチ)のLPから復刻している。当時のアメリカ盤は盤質そのものが良く
ないうえに、保存状態の良いものが非常に少ないことでも知られている。従っ
て、この2曲はややノイズが多いが、たいへん希少なLPからの復刻と言うこと
でご容赦願いたい。
ショパンはチェリ・ファンはもとより、ショパンのファンにいっそう注目され
よう。弾いているコチャルスキはショパンの弟子カロル・ミクリ(1819-1897)
に師事したピアニストであり、これはショパンの孫弟子の模範演奏ということ
になる。コチャルスキは1884年にワルシャワに生まれた。父の影響で4歳から
ピアノを始め、1893年には自作曲にてロンドンで演奏会を開いた。その後は主
にフランス、ドイツ、スウェーデンで活躍するが、第二次大戦後はポーランド
に戻り、後進の指導にあたった。交響曲やバレエ、室内楽曲やオペラなどの作
品も残してる。1948年死去。復刻に使用したLPにはオーケストラがベルリン・
フィルと記されているが、これはベルリン放送響の誤りである。なお、録音デ
ータはJ.ハントのディスコグラフィ“the great dictators"に 準拠した。
(平林 直哉)




<EMI CLASSICS>
●GEMINI
※既にご案内済みですが、詳細が分かりましたので再度ご案内いたします。

CZS-5176642 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
荘厳ミサ曲
ハーパー(ソプラノ)、ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
ティアー(テナー)、ゾーティン(バス)、
ニュー・フィルハーモニアCho、ロンドン・フィルハーモニーO
ミサ曲ハ長調Op.86
アメリング(ソプラノ)、ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
アルトマイアー(テナー)、リンツラー(バス)、
ニュー・フィルハーモニアCho、O
以上ジュリーニ指揮

CZS-5176592 2枚組 \1450
ベートーヴェン;交響曲第4番-第7番
ロイヤル・コンセルトヘボウO
サヴァリッシュ指揮

CZS-5176542 2枚組 \1450
ベルリオーズ:幻想交響曲、レリオ
フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン指揮

CZS-5176492 2枚組 \1450
ビゼー:管弦楽曲集
交響曲ハ長調、「アルルの女」組曲第1番、第2番
/以上 アカデミー室内O、マリナー指揮
美しいパースの娘(4曲)、「祖国」、「カルメン」組曲
「子供の遊び」(5曲)、組曲「ローマ」
/以上 パリ管、バレンボイム指揮

CZS-5176442 2枚組 \1450
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」w/レオンスカヤ(ピアノ)、
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲w/ブフビンダー(ピアノ)ブ
ラームス:ピアノ五重奏曲w/レオンスカヤ(ピアノ)
シューマン:ピアノ五重奏曲w/アントルモン(ピアノ)
アルバン・ベルク四重奏団

CZS-5176392 2枚組 \1450
イベール:管弦楽曲集
ディヴェルティメント、海の交響曲、バッカナール、ルイヴィル協奏曲
ボストニアーナ
/以上 フレモー指揮、
フルート協奏曲/パユ(フルート)、ジンマン指揮
寄港地、架空の愛へのトロピズム
/以上マルティノン指揮、
ドン・キホーテの4つの歌/ナガノ指揮

CZS-5176342 2枚組 \1450
ルトスワフスキ:
交響的変奏曲、交響曲第1番、葬送音楽、交響曲第2番、管弦楽のための協奏曲、
ヴェネツィアの遊び、オーケストラの書、ミ・パルティ
ポーランド放送国立交響楽団、 ルトスワフスキ指揮

CZS-5176292 2枚組 \1450
プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲第1-第5番
ヘブライの主題による序曲w/パレナンQ 
つかの間の幻影
ベロフ(ピアノ)
マズア指揮、ゲヴァントハウスO

CZS-5176242 2枚組 \1450
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:ロミオとジュリエット/
以上 ボールト指揮、
テンペスト/フィストラーリ指揮、
ヴォエヴォーダ、序曲「雷雨」
以上クラスナポルスキー指揮、
組曲第3番、イタリア奇想曲、スラヴ行進曲、ホパーク/以上ボールト指揮

CZS-5176192 2枚組 \1450
ワーグナー:管弦楽曲集
「恋愛禁制」序曲、交響曲ホ長調、ファウスト序曲、
ヴェーゼンドンク歌曲集
w/リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)、
「リエンツィ」序曲/以上サヴァリッシュ指揮 
「コロンブス」序曲/テイト指揮、
「妖精」序曲、表敬の行進曲、皇帝行進曲、大祝典行進曲
/以上ヤノフスキ指揮、
ジークフリート牧歌/マリナー指揮

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08-02 No.11-1

2008年02月14日 13時12分23秒 | Weblog
<Profil>
PH 08019 \2180
シューベルト:
(1)イタリア風序曲第1番ニ長調D.590
(2)交響曲第3番ニ長調D.200
(3)交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
サー・ロジャー・ノリントン(指)カメラータ・ザルツブルク
録音:2002年5月31日、6月1日ザルツブルク、モーツァルテウム、
大ホール(ライヴ)
ことし2008年1月末から2月の初めにかけて、手兵シュトゥットガルト放送響と
ともに3度目の来日公演中のサー・ロジャー・ノリントン。1997年から2006年
まで首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者のポストにある“もうひとつの手兵”
カメラータ・ザルツブルクとのシューベルト・ライヴがProfilより登場します。
ノリントンが振ったシューベルトの録音ではこれまでにも、かつての手兵ロン
ドン・クラシカル・プレイヤーズと「グレイト」(88年ライヴ)、第5番&「未
完成」(89年スタジオ)、第4番&第6番(90年)、また「グレイト」については
シュトゥットガルト放送響とのライヴ(01年)が知られています。
すでに50年以上の伝統を有する室内編成のモダン・オケを起用した当ライヴで
も、ノリントンのアプローチはまったくいつもどおり。ノンヴィブラート奏法
による弦は舞台両翼に振り分けたヴァイオリンに、中央後方一列にならぶコン
トラバス、右手にはケトル・ドラムという楽器配置。ただし、編成については
旧録音では第1、第2ヴァイオリンがともに10、ヴィオラ8、チェロとコントラ
バスが各6、ホルンの3をのぞいて管楽器はすべて各2であったのに対して、今回
はわずかに弦のパートで縮小変更がみられます。コンパクトなサイズの選択が
奏功していることは確かに認められ、たとえば「未完成」。シャープなフォル
ムでありながら、第1楽章における不気味なコントラバスの動きはかえって際立
ち、音を割ったホルンの咆哮をふくめて迫力にも不足しません。そしてもちろ
ん、アンダンテはいっそう透明で研ぎ澄まされ、あたたかく美しいピュア・ト
ーンの本領が申し分なく発揮されています。
録音について。2本のマイクによるワンポイント収録のため、クリアでリアル
なおかつ自然な定位が得られ、ノリントンの志向に適ったものとなっています。
なお、交響曲第3番の終演後にのみ拍手入り。

PH 08018 \2180
C.P.E.バッハ:
(1)シンフォニア ト長調Wq.182-1
(2)チェンバロ協奏曲ハ長調Wq.20
(3)シンフォニア ト長調Wq.173
(4)シンフォニア ホ長調Wq.182-6
(5)シンフォニア 変ホ長調Wq.179
フローリアン・ビルザク(Cem)
[2001年シュタウフェン・イム・ブライスガウ、
クリストフ・カーン製作フランコ=フレーミッシュ・モデル]
サー・ロジャー・ノリントン(指)カメラータ・ザルツブルク
録音:2004年12月20日ダルムシュタット、市教会(ライヴ)
2004年12月メルク・フィルハーモニーの招聘により、ノリントンと手兵カメラ
ータ・ザルツブルクが‘ダルムシュタット音楽の秋’で行ったライヴはオール
・エマヌエル・バッハという意欲的なプログラムでした。
大胆で独創的、快活で生命力ある音楽が持ち味のエマヌエル・バッハ。近年さ
まざまな団体が取り上げるようになり再評価の機運が盛り上がりをみせていま
すが、なによりノリントンらによる極上の演奏で聴けるというのが価値あると
ころ。“同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標榜する”とい
うノリントンによるテーマが、ほぼ理想的な形で具現化されています。ときに
優美にときに攻撃的に前進するアレグロに、深い詩情をたたえた緩徐楽章も魅
力のシンフォニア。そして作曲者の名手ぶりがそのまま内容に反映されたコン
チェルト。すべてノリントンにとって初レパートリーとなるものです。
=ノリントン&カメラータ・ザルツブルク、C.P.E.バッハの楽器編成=
第1ヴァイオリン6、第2ヴァイオリン5、ヴィオラ4、チェロ3、コントラバス2、
ファゴット1、
通奏低音1(※Wq.179のみオーボエ、ホルン各2を追加)

PH 04030 \2180
ステレオ
モーツァルト:
(1)弦楽四重奏曲第20番ニ長調KV.499
(2)弦楽四重奏曲第21番ニ長調KV.575「プロシャ王第1番」
クレンケ四重奏団
アンネグレート・クレンケ(Vn1)ベアーテ・ハルトマン(Vn2)
イヴォンヌ・ウーレマン(Va)ルート・カルテンホイザー(Vc)
ハイドン・セット(PH.04032)につづいて、クレンケ・カルテットのモーツァル
トに最新作が登場します。巧みな転調と短調のアクセントが効いたアレグレッ
トや、内省的で奥深いアダージョの魅力で存在感を放つ第20番。被献呈者のプ
ロシャ王がよくしたチェロを念頭に書かれていることや、シンプルで洗練され
た様式に特徴がある第21番。クレンケ四重奏団は、メンバーすべてがワイマー
ルのフランツ・リスト音楽大学で学んだ麗しき女性たちによって1994年に結成
されたアンサンブル。演奏の美しさはもちろん、ビジュアル面でも注目される
団体です。

PH 04070 \2180
ショパン:
(1)練習曲Op.10
(2)練習曲Op.25
(3)3つの新しい練習曲 遺作(ヘ短調 / 変ニ長調 / 変イ長調)
エフゲニー・ムルスキー(P)
1975年ウズベキスタンのタシケント生まれのムルスキーによるショパン第4弾。
このたびの内容はかれを知るのにうってつけのエチュード・アルバム。師レフ
・ナウモフの薫陶を受けた呆れるほどのテクニックの冴えは、同門のガヴリー
ロフやシチェルバコフのそれを思わせます。





<CSO・RESOUND>
CSOR 901804 \2700
CSOR 901807(SACD-Hybrid) \3250
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
ベルナルド・ハイティンク(指)
シカゴ交響楽団
録音:2007年10月18、19、20 & 23日
シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:クリストファー・ウィリス
シカゴ響のあらたなシェフとなったハイティンクが、首席指揮者就任コンサー
トでマーラーの第3交響曲を取り上げて圧倒的な成功を収めたのが2006年10月。
それからちょうど一年後、ここにまたマーラーとともに巨匠がシカゴ響に帰っ
てきました。CSOリザウンド最新アルバムは、ほとんど完璧とまで大絶賛された
第3番を受けてコンサートのスケジュール段階から早くもリリースが切望されて
いたマーラーの第6番ライヴ。
ハイティンクにとってはRCOと2種(68年ライヴ、69年スタジオ)、ベルリン・
フィル(89年)、フランス国立管(2001年ライヴ)につづいて、じつに5種目とな
るCSOとのマーラーの第6番。歳月を重ねて音楽に深みを増しているともっぱら
評判のハイティンクは、同じ第6番で大きな話題を集めるゲルギエフ&LSO
(LSO.0661)とは対照的に、ここでは終始遅めのテンポでじっくりと描いてゆき
ます。ライヴの熱を帯びながらも、いつもとまったく同じように誇張を排し、
マーラーのスコアの指示を忠実に守るのがいかにもハイティンク。ちなみにこ
れまでの録音でも一貫してそうしているように第2楽章スケルツォ、第3楽章ア
ンダンテの順に演奏、フィナーレでのハンマー打撃は2度実行しています。
いっぽうのシカゴ響も、第6番についてはドラティによる楽団初演(68年)に始
まり、録音ではショルティ(70年)、アバド(79年)以来とあっていよいよ機も熟
してのことでしょう。心服を置く巨匠の意図に十全に応えます。なかでも印象
に残るソリストの顔触れをあげてゆくと、あたたかく優美な音色を聴かせた
チューバのジーン・ポコルニーに、メローに沁みるバス・クラリネットのJ・
ローリー・ブルーム。そして、首席打楽器奏者のシンシア・イエ・シュトラウ
ス。彼女はフィナーレでハンマー打撃を必死にこなし、立派に大役を果たして
います。
じっさい演奏の内容が期待に違わぬものであったことは各紙レビューからもう
かがえます。
「破格で決然として…(フィナーレのハンマー打撃による)運命の叫びがこんな
にも恐ろしく聞こえることはめったにありえない。」(シカゴ・トリビューン)
「シカゴ響はいままさに絶頂期にある。(中略)マーラーの巨大で重厚な第6交響
曲は、ハイティンクとシカゴ響により明解にかつきめこまやかに演奏された。
それは時を止めているかのようにおもわれるものだった。」(シカゴ・サン・
タイムズ)
ハイティンクの首席指揮者就任から一年を経て、シカゴ響が着実に黄金時代を
迎えつつあることを実感させるマーラーの第6番。やはり大きな反響を呼んだ
RCOとの第4番ライヴや先述の第3番の再現ともいうべき完成度の高さと圧倒的な
手ごたえを感じさせるものとなっています。




<EUROARTS>
30 77968(DVD-Video) \2900
(1)ラヴェル:道化師の朝の歌
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(3)ラヴェル:スペイン狂詩曲
(4)ドビュッシー:管弦楽のための「映像」よりイベリア
(5)ラヴェル:ボレロ
セルジウ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1994年5月13-14日
ケルン、フィルハーモニー
(ケルン・ミュージック・トリエンナーレにおけるライヴ)
「フランス音楽を振れるフランス人の指揮者などひとりもいない」との挑発的
な発言をしたこともあるチェリビダッケ。1994年、巨匠が最晩年に手兵ミュン
ヘン・フィルとともに行ったケルンでのライヴは、ブルックナー演奏と並びフ
ランス音楽の権威としても名を馳せた巨匠最円熟期のユニークな唯美的音響世
界にたっぷりと浸れるもの。
人工的スペイン情緒の極限ともいえる描写力で評判をとった「イベリア」。そ
してきわめつけは「ボレロ」。これがあの聴き慣れた作品とは…。すべてが壊
れてしまいそうなくらいに繊細、特徴的なスタイルである超時間的なテンポ設
定と、チェリ一流の美学が徹底されたものばかり。途方もなくマニエリスティ
ックな手法で音楽を構築していくプロセスを目の当たりにできる体験はあらた
めて貴重といえるでしょう。
かつて国内でライセンス発売されていたこともある内容ですが、すでに廃盤と
なって久しかったため復活は広く歓迎されるところです。音質・画質ともきわ
めて良好。




<harmonia mundi>
HMU 907449 \2450
ラフマニノフ:
(1)息がつげるでしょう Op.26の3 (2)キリストは立ち上がりぬ Op.26の6 
(3)指輪 Op.26の14 (4)私はあなたを待っている Op.14の1 (5)思い Op.8の3
(6)いや、お願い、行かないで Op.4の1 (7)おお、悲しまないで Op.14の8 
(8)すべては過ぎ去り Op.26の15 (9)何という苦さ Op.21の12 
(10)私の胸のうちに Op.14の10 (11)朝 Op.4の2 (12)夢 Op.8の5 
(13)夜の静けさに Op.4の3
ショスタコーヴィチ:
スペインの歌 Op.100(全6曲)/ドルマトフスキーの詩による5つの歌 Op.98
イリス・オヤ (Ms) ロジャー・ヴィニョールズ (Pf)
1977年エストニア生まれのメゾソプラノ、イリス・オヤ初のソロ・アルバム。
ヒリアー率いるエストニア・フィル室内合唱団のリーダーとしても活躍する期
待の星です。透明ながら非常に深々とした声質が独特で、多くのエストニア作
曲家たちが新作を彼女のために書き下ろしています。ここではラフマニノフと
ショスタコーヴィチをロシア語で歌唱。ロシアの歌手とはひと味異なる微妙な
陰影づけが素晴らしく、思わずひきつけられます。

HMC 901960 \2450
J.S.バッハ:Early Works-初期作品集
(1)トッカータ ニ長調 BWV 912(1707/13頃)
(2)パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」BWV 767
(3)トッカータ ホ短調 BWV 914(1707/13頃)
(4)組曲 イ短調 BWV 818a(1720年頃)
(5)トッカータ ト長調 BWV 916(1707/03頃)
(6)カプリッチョ 変ロ長調(「最愛の兄の旅立ちに寄せて」)BWV 992
(1704または03頃)
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)使用楽器:
Anthony Sidey d'apres Hass
「行進できない」トルコ行進曲(HMC 901856)で我々の度肝を抜き、モーツァル
トの転調の妙技、さらにはショルンスハイムとの連弾で我々を楽しましてくれ
た(HMC 901941「am Stein Vis-a-vis (1777)」)シュタイアー、待望のソロは
堂々、若き日のバッハ作品集と相成りました。
「音楽の父」として音楽史上に大きく聳え立つ存在の大バッハ。シュタイアー
は、ここに収められた初期作品の演奏を通して、バッハが若くしてすでに尋常
ならざる気魄を備えた究極の音楽家であったことを我々に示してくれています。
若き日の名曲として有名な「最愛の兄の旅立ちに寄せて」のアリアなど、シュ
タイアーの鬼才ぶりが遺憾なく発揮された名演。また、パルティータ「おお神
よ、汝義なる神よ」の8曲目の半音階が多用された楽曲など、聴いていると足
下の地面がぐんにゃりと変形して、異次元へと迷い込んでしまったかのような
気分になる異様な半音階ぶりとなっています。





<Hungaroton>
HCD 16885 \2080
ラテン・ハ-プ
(1)ボリビア伝承曲:クエカ-アルゼンチン伝承曲:エル・ガト(2 Hps, perc) 
(2)アルゼンチン伝承曲:ミロンガ(2 Hps, perc) 
(3)イラディエル:ラ・パロマ(Trp, Hp) 
(4)グラナドス(サルセード編):アンダルーサ(3 Haps) 
(5)オルティス:平原、ギャロップ(2 Hps, perc) 
(6)ビロルド:タンゴ「チョクロ」(Hp, Accd) 
(7)ベラスケス:ベサメ・ムーチョ(ソロ) 
(8)サルセード:タンゴ(Hp, perc) 
(9)アルベニス:セレナータ、グラナダ(ソロ) 
(10)ピアソラ:悲しきゴルド、リベルタンゴ(Hp, Accd, Vn Cb) 
(11)ゲイル・バーバー:スパニッシュ・ブルース(ソロ) 
(12)サルトリ:別れの時(Hp, perc) 
(13)ジョビン:イパネマの娘(Hp, Vn, perc) 
(14)ニーノ・ロータ:ゴッドファーザー愛のテーマ(Hp, Accd, Cb)
チッラ・グヤーシュ (Hp)、リエベ・ノーラ、コラリチ・キンガ(ハープ)、
デリ・ジョルト(アコーディオン)、フェケテ=コヴァーチ・コルネール(トラ
ンペット)、
ポータ・ジェルジ (Vn)、ステフコー・ミハーイ (Cb)、
ヴァルガ・ゾルターン (Perc)
「オレのハープ」に続くハンガリーの美人ハープ奏者グヤーシュの第2弾。今
回はラテン系のポピュラー作品を集めた魅力盤。情熱的なリズムの熱さから、
むせび泣く歌ごころまでハープで表現。様々な共演楽器が華を添えています。

HCD 32485 \2080
マーテー・ホローシュ作品集
(1)私は世界を放浪する-テープ、バス・フルート、ピアノのための 
(2)わが唇より浮きし歌-ヴィオラ独奏のための 
(3)双子座ギター-2本のギターのための 
(4)アダージョとアパッショナート-Vn, Fl, Pfのための 
(5)賛歌第2番(イシュトヴァーン・ヴァーントゥス追悼に)-室内管弦楽のための
(6)カエタン・ティル(リルケ詩)-バリトンと室内楽のための 
(7)夢のなさ、ついに夢-管弦楽のための
タマーシュ・ヴァーシャリ(指)ハンガリー放送響(7)、
リハールト・ヴェニンゲル(指)ヴェイネル室内管(5)、
ペーテル&ゾルターン・カトナ(ギター)(3)、リフカ・ゴラニ(ヴィオラ)
(2)ほか
マーテー・ホローシュ(1954-)はブダペストのリスト音楽院で学び、97年にエル
ケル賞、98年にバルトーク・パーストリ賞を受賞するなど高い評価を受ける作
曲家。ところが彼にはフンガロトン社社長というもうひとつの顔があります。
その権限(?)でかくも豪勢な個人アルバムを誕生させました。音楽自体は聴き
やすく、詩的な風情も漂う佳品揃いです。

HCD 32465 \2080
ルフェーヴル:
(1)クラリネットソナタ第1番変ロ長調 (2)同第2番ト短調 
(3)同第3番ヘ長調 (4)同第4番変ホ長調 (5)同第5番ハ短調 
(6)クラリネット二重奏曲ヘ長調 (7)同変イ長調
チャバ・クレニャーン (Cl)、ホリア・ドゥミトラヘ (Cl)(6)(7)、
ペーテル・キッシュ (Pf)
ジャン=グザヴィエ・ルフェーヴル(1763-1829)はスイス出身のクラリネット
奏者で作曲家。30歳でパリ・オペラ座管の首席クラリネット奏者に任命され
たり、パリ音楽院クラリネット科初代教授を務めるなど、この楽器の発展に
多大な貢献をしました。ここに収められた7作品はいずれも学習者がかかわる
もので、大歓迎の参考演奏の登場となります。

HCD 32464 \2080
現代ハンガリー・ピアノ曲集
ジェルジ・オルバーン:ピアノソナタ第3番 (1988)
ペーテル・ヴェルメシー:
ネニア(B.B追悼) (1970)/夜曲 (1976)/ソナチネ (1977)/
5つのスケッチ (1963)/後奏曲(K,Z追悼)(1978)
ヤーノシュ・ケミーヴェシュ:9の反対前奏曲
ヤーノシュ・ヴァイダ:易しいソナチネ (1988/9)
ジェルジ・シェルメツィ (Pf)
当アルバムの作曲家たちはオーケストラ曲や声楽曲で知られていますが、さす
がリストやバルトークを生み出した国ハンガリー、実に立派なピアノ曲も書い
ていました。ヴェルメシーの「ネニア」はバルトークの歿後25年に捧げた管弦
楽曲のピアノ版で、「弦チェレ」のフーガ主題が用いらています。同じく「後
奏曲」はコダーイ追悼で、「孔雀変奏曲」と「ハンガリー詩篇」のメロディが
用いられています。ヴァイダの曲はスコット・ジョップリン風で超カッコイイ
です。作曲家としても知られるシェルメツィの名手ぶりが光ります。

HCD 32457 \2080
現代ハンガリーのミサ曲
(1)チェミツキー、ジェンジェシ、シェルメツィ、ヴァイダ、オルバーン共作:
五人のミサ
(2)ジェンジェシ:マニフィカト
(3)ヴァイダ:ミサ曲ニ長調
(4)チェミツキー:万物の創世者たる神/アヴェ・ヴェルム・コルプス
(5)オルバーン:永遠の光
ジェルジ・シェルメツィ、ペーテル・エルデイ、
カールマーン・シュトラウス(指)
ハンガリー放送合唱団、アウロス・アンサンブル、
バラージュ・レーティ (Pf)
現代ハンガリーを代表する5人の大作曲家が2006年に共作したミサ曲。ハンガ
リーは合唱大国としても知られていて、魅力的な作品と実力のある団体も多い
ですが、この曲も合唱ならではの効果に満ちて感動的です。オルバーンの「永
遠の光」のみハンガリー語歌唱、他はすべてラテン語です。

HCD 32551 \2080
ヤーノシュ・ヴァイダ:
(1)マニフィカト
(2)聖ペテロと傭兵隊
(3)変奏曲
アンドレア・メラート (Ms)、チャバ・グリュンフェルデル (Ten)、
チャバ・ゲルジェニ(Br)、ダーニエル・ソモジ=トート (Org)、
ガーボル・ホッレルング(指)ブダペスト・アカデミー合唱協会、
ブダペスト青年合唱団、
ホノヴェート男声合唱団、
ブダフォク・ドホナーニ管弦楽団ハンガリー放送合唱団
現代ハンガリー作曲界の巨匠ヤーノシュ・ヴァイダ (1949-)の合唱曲集。ヴァ
イダは現代の作曲家ですが、この3篇はバッハ等のバロック音楽の様式で書か
れ、「マニフィカト」では大バッハの同名作の、「聖ペテロと傭兵隊」では
ラッススの引用がみられます。またハンガリーの童謡に基づく「変奏曲」は
大人のための作品ながら子供の世界を描いていてユニークです。

HCD 32483 \2080
レヴェンテ・ジェンジェシ:
(1)ミサ曲「光と起源」
(2)兄弟たる太陽の賛歌(アッシジのフランチェスコによる15章)
アンドレア・チェレクエイ (Sop)、
アタラ・シェック、ガブリエラ・レーム(コントラルト)、
ラースロー・カールマーン (Ten)、
ダーヴィド・チズマール (Br)、
イシュトヴァーン・コヴァーチ (Bs)、
ジェルジ・ヴァシュヘジ(指)オルフェオ管弦楽団、パーセル合唱団
1975年生まれ、将来を嘱望される若手作曲家レヴェンテ・ジェンジェシ。ジェ
ルジ・オルバーンの愛弟子である彼は、師と同様に合唱作品に意欲を燃やして
います。また、24歳からずっとオルフェオ管弦楽団で通奏低音を務めてきたた
め、バロックや古典派音楽にも精通しています。「光と起源」はルネサンス様
式により、全体にグレゴリオ聖歌が用いられています。「兄弟たる太陽の賛歌」
はアッシジのフランチェスコの言葉による大作。祝祭的で華やかです。

HCD 32546 \2080
ジェルジ・オルバーン:クリスマス・オラトリオ
イイディコー・チェルナ (Sop)、クザヴィエ・リヴァデネイラ (Ten)、
チャバ・ガアール (Br)、タマーシュ・セレ (Bs)、
ガボール・バロッシ(指)
ロラーンド・エトヴェシュ管弦楽団、ベーラ・バルトーク合唱団
1947年生まれのハンガリー作曲界の重鎮ジェルジ・オルバーン。彼のクリスマ
ス・オラトリオは73分にも及ぶ大作。全体に現代的なところはなく、非常に聴
きやすく感動的な作品です。ハンガリー語歌唱。

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