クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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21-11 No.1

2021年11月02日 16時16分03秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2021年11月新譜 3点発売★
発売予定:2021年11月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


78CDR-3851 ※機械式録音編
きよしこの夜(上)
ヨーゼフ・モール(1792-1848) 作詞
フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787-1863) 作曲
「きよしこの夜」は1818年12月25日オーストリアのオーベルンドルフの聖ニコ
ラウス教会で初演された。クリスマス・イヴの前日、教会のオルガンが故障し
てクリスマスに歌う讃美歌の伴奏ができなくなり、グルーバーにギター伴奏の
讃美歌を依頼した。用意されていた詩にグルーバーが作曲しこの曲が出来上がっ
た。以降この曲はクリスマスになると世界中で歌われるようになった。日本語
の訳詞は由木康(ゆうきこう)(1896-1985)によって書かれた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
のMC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

(1)エミール・ムエンチ(テノール)
VICTOR 16111B(U.S.) ドイツ語歌唱 1906年2月8日フィラデルフィア録音
エミール・ムエンチ(1866-没年不詳)はドイツ生まれのアメリカのテノール。
1889年からニュージャージー州ニューアークに住み、その後ホーボーケンに
移った。1901年から1916年まで、177面のレコード録音を残した。

(2)オリーヴ・フレムスタッド(ソプラノ)
COLUMBIA 30708(U.S.) ドイツ語歌唱 1911年3月30日ニューヨーク録音
オリーヴ・フレムスタッド(1871-1951)はストックホルム生まれのソプラノ。
1911年から1915年に米COLUMBIAに20面のSPレコードを残した。

(3)エルネスティーネ・シューマン=ハインク(アルト)
VICTOR 6281(U.S.) ドイツ語歌唱 1911年12月7日キャムデン録音
エルネスティーネ・シューマン=ハインク(1861-1936)はチェコ生まれのドイツ
系アルト。アメリカに移住し大成功した。1903年米COLUMBIAに初録音。1906年
から米VICTORに移り140面の録音を残した。

(4)ユリア・クルプ(メゾソプラノ)
VICTOR 566(U.S.) ドイツ語歌唱 1914年1月26日キャムデン録音
ユリア・クルプ(1880-1970)オランダの「ナイチンゲール」と呼ばれた卓越した
メゾソプラノ。1914年から1924年までに米VICTORに58面の録音を残した。

(5)エレナ・ゲルハルト(ソプラノ)
COLUMBIA 58246(U.S.) ドイツ語歌唱 1917年1月29日ニューヨーク録音
エレナ・ゲルハト(1883-1961)はドイツのソプラノ。大指揮者アルトゥール・
ニキシュ(1855-1922)に認められニキシュのピアノ伴奏でデビューした。これ
はアメリカ公演の際にニューヨークのCOLUMBIAのスタジオでの録音。

(6)フリーダ・ヘンペル(ソプラノ)
Edison Record 6714(U.S.) 英語歌唱 1919年4月3日ニューヨーク録音
フリーダ・ヘンペル(1885-1955)はドイツのソプラノ。ヨーロッパとアメリカで
オペラとコンサートの両分野で活躍した。これはアメリカ公演の際にエジソン
・レコード(縦振動盤)に録音したもの。復刻にはステレオMM型カートリッジを
横振動キャンセル接続して、3.5mil針で再生した。

(7)マリア・オルツェウスカ(アルト)
ザイトラー・ヴィンクラー三重奏団
Seidler-Winkler Trio
SCHALLPLATTE GRAMMOPHON 72823(Germany) ドイツ語歌唱 1922年頃録音
マリア・オルツェウスカ(1892-1969)はドイツのアルト。1919年-22年にハンブ
ルク国立歌劇場で活躍した。1932年録音の「バラの騎士」(ロベルト・ヘーガ
ー指揮)の抜粋盤で、ロッテ・レーマン、エリーザベト・シューマンと共に出演
していた。

(8)ルドルフ・デマン(ヴァイオリン)/カール・デヒェルト(チェロ)
/オットー・ウラック(オルガン)
VOX 6056(Germany) 1925年頃ベルリン録音
曲は教会の鐘の音で始まり終わる。ヴァイオリンのルドルフ・デマン(1880-
1960)はウィーン生まれのヴァイオリン奏者。1918年-1930年にベルリン国立歌
劇場管弦楽団のコンサート・マスターを務め、一方デマン弦楽四重奏団のリー
ダーとして幾つもの録音を残した。独VOXはSPレコード時代のレコード会社
で、マイクロフォンを使った電気録音が導入(1925-)された後も機械式録音に
固執し1926年に倒産消滅した。


78CDR-3852
ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
ヘルマン・アーベントロート指揮
ロンドン交響楽団
英 HMV D1265/70
(1927年3月27日録音) 初期HMV盤特有の針音大
この曲の初の全曲録音。ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)はドイツの
名指揮者。1923年ベルリン・フィルを指揮したR.シュトラウス:死と変容
(独POLYDOR 65871/3)他数枚が機械式録音時代にあったが、これは電気録音初期
にブラームス:交響曲第1番(英HMV D1454/8)(1928年3月28日)と共にロンドン交
響楽団を指揮した貴重な演奏。アーベントロートはロンドン響を1937年まで指
揮した。その後はドイツを中心に活躍し、正規録音の他ライヴ録音が多数CD化
されている。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

78CDR-3853
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(297c)
リリー・ラスキーヌ(ハープ)
ルネ・ル・ロワ(フルート)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
英 HMV DB6485/7
(1947年3月11-12日録音)
ハープのリリー・ラスキーヌ(1893-1988) は12歳の時パリ音楽院で一等賞を得
て、コンセール・ラムルーのハーピスト、ソリストとして活躍し、1948年から
1958年まで母校の教授をつとめた。フルートのルネ・ル・ロワ(1898-1985)は
1916年パリ音楽院に入り1920年に卒業した。その後も名フルーティスト、フィ
リップ・ゴーベール(1879-1941)の指導を受けた。彼は主に室内楽奏者として
活躍、フォンテーヌブローのアメリカ音楽院(1932-1950)、カナダのモントリ
オール音楽院(1943-1950) 、パリ音楽院(1952-1968)の教授をつとめた。サー
・トーマス・ビーチャム(1879-1961)はイギリスの指揮者。裕福な家庭に生ま
れ音楽はほとんど独学。1932年のロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を作り、
戦後の1947年にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を組織した。ビーチャ
ムの指揮するモーツァルトはSPレコード時代最も権威のあるものとして欧米
では受け入れられた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

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