クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-11 No.21-1

2005年11月29日 20時22分19秒 | Weblog
★昨年第1集が好評でした下記の商品の第2集の発売が決定いたしました。
第1回のご注文締め切りは12月11日とさせていただきますので、よろしく
ご検討ください。Goodies

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ローム ミュージック ファンデーション>
SPレコード復刻CD集「日本SP名盤復刻選集2」
CD 6枚組・解説書 (日本語版・英語版)<61曲>
企画・発行 財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
原案:クリストファ・N・野澤
SPレコード提供:クリストファ・N・野澤/ 学校法人 甲南学園(CD-3: 1-4)
総監修:海老澤 敏
監修:クリストファ・N・野澤/ 片山杜秀
技術:新 忠篤
翻訳:大竹紀子
制作: 日本音声保存

日本語版:ANOC-6056a/6061a
英語版: ANOC-6062a/6067
発売日:2006年1月18日 (予定)
定価 各\9000(本体価格\8571/ 消費税\429)


●CD-1 日本人音楽家国内録音(1)<全5曲>
1. マーラー: 交響曲 第 4番 ト長調
近衛秀麿指揮新交響楽団
北澤 栄 (ソプラノ)
日本パーロフォン E10009-14(1930年録音)

2. ルルー:扶桑歌―観兵式分列行進曲
近衛秀麿指揮新交響楽団
日本ビクター 50276 (1928年録音)

3. ベートーヴェン: 序曲「命名祝日」作品115
近衛秀麿指揮新交響楽団
日本パーロフォン E10001 (1929年録音)

4. レオポルト・モーツァルト=F.J.ハイドン: おもちゃの交響曲
近衛秀麿指揮新交響楽団
日本ポリドール 1139(1932年録音)

5.グレトリ(フランコ編): 「小バレー音楽」より トルコ兵の行進曲
近衛秀麿指揮新交響楽団
日本パーロフォン 1672(1931年録音)

[CD-1には近衛秀麿が自から設立し育成した新交響楽団 (現NHK交響楽団)
の1928年から1931年までの録音が収録されている。マーラー:交響曲第4番
は世界初録音]


●CD-2 日本人音楽家国内録音(2)<全16曲>

1. ハイドン: ピアノ協奏曲 二長調 作品21 Hob.XVIII-11
東伏見邦英 (ピアノ)
近衛秀麿指揮新交響楽団
日本ポリドール 1201-3 (1932年録音)

2. サラサーテ: アンダルシアのロマンス 作品22-1
巌本眞理 (ヴァイオリン)
田中園子 (ピアノ)
国際文化振興会 1003 (1944年録音)

3. ベートーヴェン: ロマンス 第 2番 ヘ長調 作品50
巌本眞理 (ヴァイオリン)
齋藤秀雄指揮東京交響楽団
日本ビクター VH4092(1944年録音)

4. アイルランド民謡: 夏の名残のバラ
伊達三郎 (チェロ)
阿部萬次郎 (ピアノ)
日本パーロフォン E1023(1929年録音)

5. ネルーダ: 子守歌
伊達三郎 (チェロ)
阿部萬次郎 (ピアノ)
日本パーロフォン E1023(1929年録音)

6. J.S. バッハ: 小フーガ ハ短調 BWV961
津川主一 (オルガン)
グロリア GS4 (1937年録音)

7. ディアベリ: ソナチネ イ長調 作品60
小倉 俊 (ギター)
高木東六 (ピアノ)
日本コロムビア 100464(1942年録音)

8. タレガ: 16の前奏曲より
第9番 ニ短調「哀歌」
第10番 へ長調「われ祈らん」
レオン・ロペス=小倉 俊 (ギター)
日本コロムビア JX185 (1939年録音)

9. メッツァカーポ: マンドリニストの行進
ルーネス・クインテット(2マンドリン、マンドラ・テノール、
マンドロチェロ、ギター)
日本ビクター 51613 (1930年録音)

10. サデロ: 麦打ちの歌[イタリア語]
藤原義江(テノール)
マキシム・シャピロ (ピアノ)
ニッポノホン 16672 (1927年録音)

11. ロンゴ: サンタ・ルチア[イタリア語]
藤原義江(テノール)
マキシム・シャピロ (ピアノ)
ニッポノホン 16675 (1927年録音)

12. ムソルグスキー (山田耕筰編):蚤の歌[ロシア語]
牧 嗣人(バス)
山田耕筰指揮日本コロムビア管弦楽団
日本コロムビア 35260 (1931年録音)

13. ロシア民謡 (山田耕筰編):ヴォルガの舟歌[ロシア語]
牧 嗣人(バス)
山田耕筰指揮日本コロムビア管弦楽団
日本コロムビア 35221 (1931年録音)

14. トスティ: 忘れずに思う [イタリア語]
千葉 (川崎) 靜子 (アルト)
高田信一 (ピアノ)
国際文化振興会 1004 (1944年録音)

15. シューベルト: 「冬の旅」より 春の夢 [ドイツ語]
四家文子 (アルト)
谷 康子 (ピアノ)
国際文化振興会 1005 (1944年録音)

16. ヴォルフ: 「スペイン歌曲集」より 緑のバルコニーで [ドイツ語]
薗田誠一 (テノール)
都築富美子 (ピアノ)
国際文化振興会 1005 (1944年録音)

[CD-2 には日本人演奏家の録音が集められている。東伏見邦英は宮家出身。
このハイドンの協奏曲の世界初録音である。巌本眞理は後年「巌本眞理弦楽
四重奏団」を主宰した女流ヴァイオリニストで、ここに収録した2曲は彼女が
18歳の初録音。ベートーヴェンのロマンスでは若き日の齋藤秀雄の指揮も聞
ける。敗戦の色濃い戦争末期 (昭和19年) の録音。伊達三郎は我が国のチェ
ロの先駆者のひとり。美しい音で大らかな味わいが魅力的。津川主一はキリ
スト教会でオルガン奏者をつとめる傍ら合唱音楽の推進をした。小倉俊は日
本ギター界の草分け的存在で1929年に来日したセゴビアの影響をうけた。
ピアノ伴奏の高木東六は二葉あき子のヒット「水色のワルツ」を作曲した。
ルーネス・クインテットは明治、大正時代から盛んだったマンドリンの五重
奏団。藤原義江は藤原歌劇団の創立者でビクターの赤盤アーティストで有名
だが、電気録音初期にニッポノホン (コロムビアの前進) に録音していた。
イタリア語で歌ったこの2曲は29歳の録音。若々しい張りのあるテノールが
素晴らしい。牧嗣人はロシア歌曲を得意とし、フランスでは「東洋のシャリ
アピン」を絶賛されたバス。山田耕筰の編曲と指揮が聞ける。千葉 (川崎)
靜子 (アルト) は戦中戦後に若手歌手として最も注目された人。四谷文子
(アルト) は歌曲、民謡、オペラから歌謡曲まで幅広い活躍をした。薗田
誠一 (テノール) はドイツ歌曲を得意とした。いずれも原語で歌った大戦
末期の希少盤からの復刻である。]


●CD-3 日本人音楽家海外録音 <全7曲>

1. 貴志康一: 「日本組曲」より 道頓堀
貴志康一指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日本テレフンケン 10635 (1935年ドイツ録音)

2. 貴志康一: 「日本組曲」より 花見
貴志康一指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ドイツ・テレフンケン 020711
(1935年ドイツ録音, 未発売テスト・プレス盤)

3. 貴志康一: 「日本スケッチ」より 市場
貴志康一指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日本テレフンケン 20625 (1935年ドイツ録音)

4. 貴志康一: 「日本スケッチ」より 祭り
貴志康一指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ドイツ・テレフンケン 020707/8
(1935年ドイツ録音, 未発売テスト・プレス盤)

5. 山田耕筰: 交響詩「明治頌歌」
山田耕筰指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日本コロムビア SW 170-2 (1937年ドイツ録音)

6. ハイドン: 交響曲 第91番 変ホ長調
近衛秀麿指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ドイツ・ポリドール 62792-4 (1938年ドイツ録音)

7. ムソルグスキー (リムスキー= コルサコフ編):禿山の一夜
近衛秀麿指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日本ポリドールE-180(1938年ドイツ録音)

[CD-3 には 3人の日本人指揮者が世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィ
ルを指揮した録音が収録されている。貴志康一は大阪生まれ、1926年17歳で
渡欧しジュネーヴとベルリンでヴァイオリン、作曲、指揮を学んだ。留学末
期の1935年に自作品のオーケストラ曲をベルリン・フィルを指揮してドイツ
・テレフンケンに録音した。ヒンデミットに指揮を学び、フルトヴェングラ
ーと交遊のあった貴志康一の並外れた才能が世界最高のオーケストラである
ベルリン・フィルの全機能を引き出している。貴志は帰国後病に冒され、
1937年若干28歳で世を去った。山田耕筰の「明治頌歌」は1921年 (大正10年)
に初演された。この録音は1937年のドイツ演奏旅行中に作曲者がベルリン・
フィルを指揮して録音された。だがいかなる理由か不明だがすぐには発売さ
れず、戦後の1950年 (昭和25年) に発売された。近衛秀麿も1938年にベルリ
ン・フィルを指揮して録音した。この3人の録音はフルトヴェングラー時代の
ベルリン・フィルだった。]


●CD-4 日本人作品 <全2曲>

1. 信時 潔 (北原白秋詩):交声曲「海道東征」
木下 保指揮東京音楽学校管弦楽部・合唱団
朝倉春子, 山内秀子(ソプラノ)
千葉(川崎)靜子(アルト)
藤井典明, 渡辺高之助(テノール)
中山悌一(バリトン)
栗本 正(バリトン・バス)
日本ビクター A 504-11(1941年録音)

2. 東京音楽学校 (橋本國彦):交声曲「皇太子殿下御誕生奉祝歌」
橋本國彦指揮東京音楽学校管弦楽部・合唱団
澤崎定之 (バリトン)
浅野千鶴子(ソプラノ)
青木博子(アルト)
城多又兵衛(テノール)
伊藤武雄(バス)
日本コロムビア A 185-7 (1934年録音)

[信時 潔 (北原白秋詩) の「海道東征」は1940年(昭和15年)に作曲され
た。その年は皇紀2600年にあたり、「海道東征」はその奉祝音楽である。古
事記や日本書記の伝える日本の建国期の物語がテーマに取り上げられた。今
回の復刻では今まで聞き取れなかった歌詞が明瞭に聞き取れる。「皇太子殿
下御生誕奉祝歌」は1933年12月23日に昭和天皇の第5子として誕生した皇太子
殿下、明仁親王(今生天皇)の誕生奉祝歌である。作詞・作曲は東京音楽学
校(現東京芸術大学音楽学部)の名義で発表されが、実際の作曲者は当時の
教官だった橋本國彦であると伝えられる。〕

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05-11 No.21-2

2005年11月29日 20時21分49秒 | Weblog
●CD-5 外国人音楽家国内録音(1) <全17曲>

1. ベートーヴェン: ロマンス 第1番 ト長調 作品40
エフレム・ジンバリスト(ヴァイオリン)
ニコライ・シフェルブラット指揮日本放送交響楽団
日本コロムビアJ 7696(1930年録音)

2. J.S. バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 BWV1006より ガヴォット
ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)
日本コロムビア J5169(1931年録音)

3. ファリャ: 歌劇「はかない人生」より スペイン舞曲
ヨーゼフ・シゲティ (ヴァイオリン)
ニキタ・マガロフ (ピアノ)
日本コロムビア J5169(1931年録音)

4. ヴェラチーニ(サルモン編):ヴァイオリン・ソナタ 作品2 より
メヌエット, ガヴォットとジーグ
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
タッソー・ヤノプロ(ピアノ)
日本ビクター RL11(1936年録音)

5. ヴィエニアフスキ: モスクワの思い出 作品6
ミッシャ・エルマン (ヴァイオリン)
ウラディミール・パドゥワ (ピアノ)
日本ビクター RL19(1937年録音)

6. シューベルト (エルマン編):セレナード
ミッシャ・エルマン (ヴァイオリン)
ウラディミール・パドゥワ (ピアノ)
日本ビクター RL19(1937年録音)

7. ブロッホ: 3つのスケッチ「ユダヤの生活から」より 第1番「祈り」
エマヌエル・フォイアマン (チェロ)
ウォルフガング・レブナー (ピアノ)
日本コロムビア J5111(1936年録音)

8. ヴァレンティーニ: チェロ・ソナタより ガヴォット とアレグロ
エマヌエル・フォイアマン (チェロ)
ウォルフガング・レブナー (ピアノ)
日本コロムビア J5534(1936年録音)

9. J.S. バッハ=グノー: アヴェ・マリア
エマヌエル・フォイアマン (チェロ)
ウォルフガング・レブナー (ピアノ)
イギリス・コロンビア DX855 (1936年録音) (日本未発売)

10. グラナドス: スペイン舞曲 第 5番 ホ短調 作品37「アンダルーサ」
モーリス・マレシャル (チェロ)
マキシム・シャピロ (ピアノ)
日本コロムビア J5481(1935年録音)

11. ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
モーリス・マレシャル (チェロ)
ルネ・エルバン (ピアノ)
日本コロムビア J8719(1937年録音)

12. フランクール: ラルゴとアレグロ
モーリス・マレシャル (チェロ)
ルネ・エルバン (ピアノ)
日本コロムビア J5549(1937年録音)

13. テッサリーニ: チェロ・ソナタ へ調より アダージョとプレスト
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
ヴァレンタイン・パヴロフスキー (ピアノ)
日本ビクター RL14(1936年録音)

14. ブーランジェ: 夜想曲
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
ヴァレンタイン・パヴロフスキー (ピアノ)
日本ビクター RL14(1936年録音)

15. サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より 白鳥
コンスタンティン・シャピロ(チェロ)
リディア・シャピロ(ピアノ)
日本コロムビア 28735 (1935年録音)

16. ルビンシテイン: へ調の旋律
コンスタンティン・シャピロ(チェロ)
リディア・シャピロ(ピアノ)
日本コロムビア 28735 (1935年録音)

17. アルベニス: スペイン組曲 第 5番 アストゥリアス (伝説曲)
ホアキン・ロカ (ギター)
日本コロムビア J2416(1935年録音)

〔CD-5は外国人音楽家の日本録音(1) である。外来演奏家の日本公演時に日
本のレコード会社に録音することは機械式録音時代にもあったが、日本に海
外レコード会社の出先機関であるビクターやコロムビアが設立されてから録
音が活発になった。日本の録音技術が海外の水準に達したことも一つの要因
である。ジンバリストはロシアの出身でエルマンやハイフェッツと同じレオ
ポルド・アウアーの門下生。1914年以来アメリカに定住しアメリカ・ヴィク
ターのアーティストとして多くの録音をした。日本には1922年(大正11年)
以降6度訪れた。ベートーヴェンのロマンス第1番は1930年、ジンバリストが
4回目の来日時の録音である。日本放送交響楽団は新交響楽団の放送時の名称。
ニコライ・シフェルブラットは1927年創設直後の新交響楽団の専属指揮者と
して日本の楽界に貢献した。シゲティはハンガリー出身の偉大なヴァイオリ
ニスト。SP、LP、ステレオに多くの録音を残している。また門下に日本人の
ヴァイオリニストが多くいることでも知られている。戦前の1931年(昭和6年)
と翌年の1932年に来日、戦後は1968年(昭和43年) に来日した。ティボーは
戦後1953年日本への楽旅の途中で航空機事故で死亡した。戦前の1928年(昭和
3年)と1936年(昭和11年)に来日した。このヴェラチーニのソナタは1936年
の来日時ビクターに録音したもの。アメリカやフランスでも発売された。エル
マンはジンバリストの先輩にあたるアウアー門下の逸材。「神童」といわれ
1920年代には太く輝かしいエルマン・トーンが一世を風靡した。1910年(大
正10年)に初来日、1937年(昭和12年)に2回目の来日時ビクターに録音し
た2曲が収録されている。フォイアマンはロシアの生まれ、1923年にロンドン
にデビューし名声を高め、20代の若さでベルリン高等音楽院で教えていたが、
ナチスの弾圧で1933年イギリスに移住した。1934年 (昭和9年) 初来日、コロ
ムビアに4曲録音。1936年(昭和11年) の再来日時には13曲の録音を残した。
このCDに収録されたJ.S.バッハ=グノーのアヴェ・マリアはフォイアマンに
とっ 2回目の録音で、旧録音 (パーロフォン原盤) がまだコロムビアで販売
されていたため、日本では発売されずイギリス・コロンビアから発売された。
マレシャルはフランスのチェリストで1935年(昭和10年) に初来日、1937年
(昭和12年) に再来日した。ピアティゴルスキーはロシアの出身の大家で
1936年 (昭和11年) に来日し、その時ビクターに録音した。コンスタンティ
ン・シャピロは1927年(昭和2年) から戦後アメリカに移住するまで日本に
滞在しチェロの演奏だけではなく各種の音楽活動を行った。ホアキン・ロカ
は1933年(昭和8年) に来日したバレンシア出身のスペインのギタリストであ
る。]


CD-6 外国人音楽家国内録音(2)<全14曲>

1. ストラヴィンスキー: 「ペトルーシュカ」からの 3楽章 
レオ・シロタ  (ピアノ)
日本コロムビア J5108-10(1929年録音)

2. ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
レオニード・クロイツァー (ピアノ)
日本コロムビア J5507-9 (1935年録音)

3. ラフマニノフ:
幻想的小品集 作品3 より 第2番 嬰ハ短調 「前奏曲」
レオニード・クロイツァー (ピアノ)
日本コロムビア J5594(1938年録音)

4. パデレフスキ:
6つの演奏会用ユモレスク 作品14より 第6番 「幻想的クラコヴィアク」
レオニード・クロイツァー (ピアノ)
日本コロムビア J5594(1938年録音)

5. シューベルト(ヘラー編): 鱒
パウル・ショルツ (ピアノ)
ニットー 1197(1923年録音)機械式録音

6. ヘラー: タランテラ 変イ長調 作品85-2
パウル・ショルツ (ピアノ)
ニットー 1197(1923年録音)機械式録音

7. メンデルスゾーン:
無言歌集 第 5巻 作品62より 第6番 イ長調「春の歌」
ウィリー・バルダス (ピアノ)
ニットー 1098(1923年録音)機械式録音

8. メンデルスゾーン:
無言歌集 第6巻 作品67より 第4番 ハ長調「紡ぎ歌」
ウィリー・バルダス (ピアノ)
ニットー 1098(1923年録音)機械式録音

9. ショパン: 夜想曲 第9番 ロ長調 作品32-1
レオニード・コハンスキ(ピアノ)
フジサン 7224 (1926年録音)機械式録音

10. リャードフ: 「3つの小品」 作品11より 第1番 前奏曲 ロ短調
マキシム・シャピロ (ピアノ)
日本コロムビア 28895 (1936年録音)

11. リャードフ: 「3つの小品」 作品10より 第1番 前奏曲 変ニ長調
マキシム・シャピロ (ピアノ)
日本コロムビア 28895 (1936年録音)

12. ショパン: タランテラ 変イ長調 作品43
マキシム・シャピロ (ピアノ)
日本コロムビア 28895 (1936年録音)

13. J.シュトラウス=グリュンフェルト: ウィーンのたそがれ
パウル・ワインガルデン (ピアノ)
日本コロムビア 27676 (1937年録音)

14. ショパン: ワルツ 第11番 変ト長調 作品70-1
パウル・ワインガルデン (ピアノ)
日本コロムビア 27676 (1937年録音)

[CD-6は外国人音楽家の日本録音(2) である。CD-5は日本公演をした外来演
奏家の録音集であるのに対し、CD-6は日本に在住し西洋音楽教育に寄与した
音楽家の録音集である。レオ・シロタはロシア出身。1928年 (昭和3年) に初
来日し、翌1929年に家族と一緒に再来日して終戦直後まで日本に留まった。
1936年 (昭和6年) から東京音楽学校 (現東京芸術大学音楽学部) の教授をつ
とめ門下に園田高弘、永井進、豊増昇、藤田晴子などがいる。難曲を壮大な
スケールで弾くピアニストである。来日前にヨーロッパのホモコードにソロ
録音をしていた。クロイツァーはロシア生まれのドイツ系ピアニスト。
1921年から1933年までベルリン高等音楽院の教授をつとめた。1931年 (昭和
6年) に初来日、1934年(昭和9年) に再来日した後ナチス・ドイツには戻らず
1953年(昭和28年) に他界するまで日本で演奏活動・教育活動を続け、多くの
優秀な門下生を輩出した。フジ子・ヘミングも10歳の時からクロイツアーに
師事した。来日前はドイツ・ポリドール、来日後は日本ポリドールにベート
ーヴェンのピアノソナタ第30番作品110 と「スプリング・ソナタ」(ヴァイ
オリン: モギレフスキー) を録音し、1934年以降はコロムビアの専属となり
多くの録音を残した。パウル・ショルツはドイツのライプツィヒ出身、ベル
リン高等音楽院で学んだ。1913年 (大正2年) に来日し1944年 (昭和19年) に
他界するまで日本に定住し後進の指導や演奏活動を続けた。レコード録音は
大正時代中期から行っているが、機械式録音時代で音が悪いものが多い。
電気録音時代の録音はない。ウィリー・バルダスも大正後期に日本に来たピ
アニスト。ドイツのヴァイオリニスト、ブルメスターが1923年 (大正12年)
に来日したとき伴奏者をつとめて録音もしている。1924年 (大正13年)12月
に没した。レオニード・コハンスキはポーランド系のロシアのピアニスト。
ドイツに留学しベルリンでクロイツァーに師事した。1925年(大正15年) に
来日した。ヴァイオリニストのパウル・コンハンスキの弟。マキシム・シャ
ピロはロシア出身のピアニスト。ソロ演奏他、テノールの藤原義江、チェロ
のマレシャルの伴奏の録音もある。パウル・ワインガルテンはオーストリア
のピアニスト。リストの高弟だったフォン・ザウアーに師事し、後にウィ
ーン国立音楽院で教鞭をとり、日本から留学した井上園子が師事した。
1936年(昭和11年)から2年間東京音楽学校で教えた。]



解説書の内容
◆「ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集
<日本SP名盤復刻選集> の発行について」財団法人ローム ミュージック
ファンデーション理事長 佐藤研一郎
◆「昔日の響きは私たちに懐かしさの思いを喚起させつつ、心の故里への旅
に誘う」海老澤 敏
◆「監修にあたって」クリストファ・N・野澤
◆「音楽家とその背景」「楽曲解説」クリストファ・N・野澤/ 片山杜秀
◆「復刻技術者からのひとこと」新 忠篤
◆SPレコードという「文化」―
「ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集」によせて
渡辺 裕
◆ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集
復刻レコードデータ
■表紙画「上村松園について」上村淳之/ 「松園の描く着物」田畑喜八
/ 上村松園 略歴

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05-11 No.20

2005年11月28日 19時07分23秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-3393822 \2080
シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
05年6月のライヴを収録。「天国的な長大さ」とシューマンが評した大作での
ラトルの音楽作りがファンの期待をかきたてる新録音です。

CDC-3434242 \2080
モーツァルト:
セレナード 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」
セレナード 変ホ長調 K.375*
ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
マイヤー、ヴォレンヴェーバー(オーボエ)、
フクス、ゼイファルト(クラリネット)
プライス、フェルテ(バセット・ホルン)、
シュヴァイゲルト、トローク(バスーン)
バーボラク、マクウィリアム、デ・レファル・イェツィールスキ、
ウィリス(ホルン)
サクサラ(ベース)
*マイヤー、ヴォレンヴェーバー(オーボエ)、
フクス、プライス(クラリネット)
シュヴァイゲルト、トローク(バスーン)、
デ・レファル・イェツィールスキ(ホルン)
ベルリンの名手達が繰り広げる華麗なアンサンブル主席奏者たちのヴィルトゥ
オーゾ・アンサンブルの新録音、05年4月、ベルリン、ダーレムのイエス・キ
リスト教会で収録。生誕250年の年、モーツァルトへのトリビュートとして見
逃せないアイテムです。

CDS-3360802 2枚組 \4160
モーツァルト:
CD1
ソナタ第10番ハ長調K.330;ソナタ第11番イ長調K.331
ソナタ第12番ヘ長調K.332
CD2
幻想曲ハ短調K.475;幻想曲ニ短調K.397;ロンド ニ長調K.485
ロンド イ短調K.511;デュポール変奏曲;アダージョ ロ短調
ラース・フォークト(ピアノ)
評価高まるフォークトの澄み切ったモーツァルトのピアノ名曲集
ピアノ・ソロ作品のベスト選曲によるフォークトの新録音。テツラフとの共
演やモーツァルトの協奏曲の演奏で2月上旬来日予定。

●ENCOREシリーズ 各1枚 \900
CDE-3414102
バッハ:モテット集
主に向かいて新しき歌をうたわん BWV225
聖霊はわれらが弱きを助けたもう BWV226
イエス、わが喜び BWV227; 恐るるなかれ、われ汝とともにあり BWV228
来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
主をたたえよ、すべての異教徒よ BWV230
エリク・エリクソン室内合唱団、
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
エリク・エリクソン指揮

CDE-3414162
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」; 序曲「レオノーレ」第3番
フィラデルフィア管弦楽団、
リッカルド・ムーティ指揮
 
CDE-3452872
コープランド:エミリー・ディキンソンの12の詩、静かな都会
バーバー:弦楽のためのアダージョ、4つの歌、ノックスヴィル-1915年の夏
ヘンドリックス(ソプラノ)、
ロンドン交響楽団、ティルソン=トーマス指揮

CDE-3414282
ハイドン:交響曲集
第96番ニ長調「奇蹟」; 第98番変ロ長調; 第93番ニ長調
イギリス室内管弦楽団、ジェフリー・テイト指揮

CDE-3414342
レハール:「メリー・ウィドウ」(ハイライツ)
ローテンベルガー、ゲッダ、ケート、バイエルン放送合唱団
グラウンケ交響楽団、ヴィリー・ボスコフスキー指揮

CDE-3414372
デミトローヴァ/オペラ・アリア集
プッチーニ:「トゥーランドット」より;「修道女アンジェリカ」より; 
「蝶々夫人」より;「ヴィリー」より;「ラ・ボエーム」より;
「トスカ」より;「マノン・レスコー」より
ヴェルディ:
「アイーダ」より;「ロンバルディア人」より;「アッティラ」より
「マクベス」より 全18曲
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)
フィルハーモニアO、グァダーニョ指揮、
ミュンヘン放送O、ガルデッリ指揮

CDE-3414412
シベリウス:交響曲第2番; 交響詩「伝説」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CDE-3414442
サティ:
パラード; ルラーシュ; 馬の装具で; ジムノペディ第1番、第3番;
グノシェンヌ第3番; 風変わりな美女; ピカデリー;
「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面 
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮

CDE-3414462
ツェムリンスキー:交響曲第1&2番
ケルン・ギュルツェニッヒ・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェイムズ・コンロン指揮

CDE-3414482
「アメリカ」
明日に架ける橋、サウンド・オブ・サイレンス、ヴィンセント、
ウィチタ・ラインマン
他 全10曲
キングス・シンガーズ





<BRIDGE>
BCD9179 \1980
「アメリカ議会図書館シリーズ 第22巻」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.12-2
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番 ハ長調K.296より第3楽章
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ゲイリー・グラフマン(ピアノ)
1971年12月3日,1970年12月11日(モーツァルト)
ADD、STREO、56:13
BRIDGEのアメリカ議会図書館シリーズからヘンリク・シェリングのリサイタ
ルのリリース。シェリングのヴァイオリンは、豊かな芳香の音色で伸びやか
に歌うものだが、決して演奏家の恣意に陥ることなく、熱気をはらんで作品
に深く食い入っていく強さもある。ここで聞けるブラームス、シューマン、
ベートーヴェンと、彼のレパートリーの核をなす作曲家のグイッと迫り来る
演奏には、誰もが魅了されてしまうだろう。スタジオの中のシェリングしか
知らない人には驚くべきシェリングが聞ける。

BCD9177 \1980
エリオット・カーター(1908b)の音楽 Vol.6
ヴァイオリン協奏曲(1990)
4つのラウダ-ヴァイオリン独奏のための
「ホリデイ」序曲(1944/1961改訂)
ロルフ・シュルテ(Vn)
ジャスティン・ブラウン指揮
ドナルド・パルマ指揮
オーゼンセ交響楽団
録音:1992/2003-2005年
アメリカの長老カーターの作品第6集。かの国では最もヨーロッパに近いと
思われている作曲家。ヴァイオリン協奏曲は表現主義的な作品。「ホリデイ」
序曲は若い頃(と言っても36才)の作品だがコープランドの「ロデオ」と聴き
間違えるほどの明朗快活、アメリカ健康優良児の音楽でぶったまげる。いつ
現在の作風に変節したのだろう。ヴァイオリンのロルフ・シュルテが熱演し
ている。

BCD9184 \1980
エリオット・カーター(1908b)の音楽 Vol.7
ダイアログス(2003)
ボストン・コンチェルト(2002)
チェロ協奏曲(2001)
ASKOコンチェルト(2000)
オリヴァー・ナッセン指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
ニコラス・ホッジス(P)
BBC交響楽団
フレッド・シェリー(Vc)
ASKOアンサンブル
エリオット・カーターの音楽第7集はBBCとの共同制作です。現代作曲家兼
指揮者として揺ぎ無い評価を得ているオリヴァー・ナッセンが全曲指揮をし
ております。全曲なんと作曲家90才を越えてからの2000年以降に作曲された
作品です。1曲目はイギリスのピアニスト、ニコラス・ホッジス(KAIROSレ
ーベルでお馴染み)のためにBBCが委嘱した作品、ボストン・コンチェルト
はボストン響の委嘱作です。チェロ協奏曲はシカゴ響の委嘱作品で、ヨーヨ
ー・マとバレンボイム指揮シカゴ響によって初演されました。今回は現代ア
ンサブル「タッシ」のメンバーとして名を馳せたフレッド・シェリーです。
ASKOコンチェルトももちろんASKOアンサンブルのために書かれました。

BCD9168 2枚組 \3960
「歌曲集の発達」
クロイツァー:さまよいの歌曲集、
コルネリウス:花嫁の歌曲集
タールベルク:6つのドイツ歌曲、
イェンセン:スペインの歌の本による7つの歌、
ウェーバー:恋人を失った時の気持ち(4曲)、
クラ:オマル・ハイヤームのルバイヤート、
シマノフスキ:色とりどりの歌Op.22、
キュイ:4つのソネット Op.48、
オネゲル:「小さな人魚」による3つの歌、
ラングストレム:「海の夏」(10曲)、
マリピエロ:「形見」(3曲)、パラディール:「風に舞う葉」(6曲)
ジョージン・レジック(ソプラノ)
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)
録音:2003年5-7月、
様々な作曲家の歌曲集を集めている。CD1は、概ね1860までのドイツの歌曲集
を5つ集めている。ウェーバーを除けば、コンラディン・クロイツァー(1780-
1849),シジスムント・タールベルク(1812-1871),ペーター・コルネリウス
(1824-1874),アドルフ・イェンセン(1837-1879)と、作曲家としていずれも
知名度は高くない人ばかりであるが、この時代のドイツ・ロマン派の音楽が
心地よい。CD2は、19世紀末から20世紀初頭にかけての各国の歌曲集である。
セザール・キュイ(1835-1918),エミール・パラディール(1844-1926),ジャ
ン・クラ(1879-1932),カロル・シマノフスキー(1882-1937),ジャン・フ
ランチェスコ・マリピエロ(1882-1973),テューレ・ラングストレム(1884-
1947),アルチュール・オネゲル(1892-1955)と興味深い名前が並ぶ。
ジョージン・レジックはペンシルヴァにア出身のソプラノ。1980年代にヨー
ロッパで活躍し、エストマンが指揮するモーツァルトの「コジ・ファン・トゥ
ッテ」の録音でデスピーナに起用されるなど、人気を博して広く活躍した。

BCD9171 \1980
チャコナ/金属鏡的音楽-Vn,Vc,Pfのための(1971)
「マリオ・ダヴィドフスキー(1934b)の音楽Vol.3」
シンクロニズム第5番-5人の打楽器奏者と電子音のための(1969)
デュオ・カプリチオーソ-Vn,Pfのための(2003)
シンクロニズム第6番-Pfと電子音のための(1970)
四重奏曲/金属鏡的音楽-Fl,Vn,Va,Vcのための(1987)
シンクロニズム第9番-Vnと電子音のための(1988)
スーザン・パルマ・ニーデル(Fl)
クルティス・マコーバー(Vn)
モーリーン・ガラージャー(Va)
エリック・バートレット(Vc)
アレック・カリス(Pf)
マンハッタン音楽院打楽器アンサンブル
録音:2004年
ダヴィドフスキは作曲をアーロン・コープランドに師事後、ニューヨークの
コロンビア・プリンストン電子音楽センターで電子音楽を学んだ。ここでエ
ドガー・ヴァレーズに会い影響を受ける。打楽器や金属的な音響への好みは
ヴァレーズ譲りのものだろう。アメリカでは少数派に属する硬派の前衛音楽。
生楽器とともに鳴らされるピー・ポポ!・ピュッ!という電子音はどこかな
つかしく微笑ましい。

BCD9172 \1980
ホルヘ・リデルマン(1957b、Jorge Liderman):
ソング・オブ・ソングス
(ソプラノ、テノール、女声合唱と室内管弦楽のためのカンタータ)
デヴィッド・ミルンズ指揮
サンフランシスコ・コンテンポラリー・ミュージック・プレイヤース、
カリフォルニア大学バークレー校室内合唱団、
エリッサ・ジョンストン(Sop)、キャスリーン・ウェブスター(Sop)、
サラ・コルバム(Ms)、アメリア・タイレスト(C.Alt)、
チャールズ・ブランディ(Ten)、
録音:2005年
ソング・オブ・ソングスは旧約聖書を題材にとりテキストとした、ある若い
女性とその愛人との性を描いた室内オペラとも言えるカンタータ。ミニマル
的な反復技法を基礎に置いている。題材のせいだろうか、スティーヴ・ライ
ヒの「詩篇」「砂漠の音楽」やレナード・バーンスタインの宗教的な作品(交
響曲第1番「エレミア」など)を彷彿とさせる響きやストラヴィンスキー、メ
シアンにも似た響きを持っている。リデルマンはブエノスアイレスに生まれ、
イスラエルで音楽教育を受けた。その後シカゴ、カリフォルニアで研鑚を積
み、現在アメリカの主要なオーケストラから委嘱を受け活躍している。

BCD9176 \1980
“エレイン・ボナッツィの芸術”
モンテヴェルディ:
音楽の諧謔から(私はこれまで武装し続けたが,あなたはかつて全て私のも
のだった,面影よ、呪われよ),「オルフェオ」-伝令の場面
ブリテン:子守歌のお守り Op.41,
ブラームス:2つの歌曲 Op.91
ラヴェル:マダガスカル島民の歌
エレイン・ボナッツィ(メッゾソプラノ)
エレン・マック(ピアノ)
カレン・タットル(ヴィオラ)
ティモシー・デイ(フルート)
スティーヴン・ケイツ(チェロ)
録音:1985年、DDD、52:42
エレイン・ボナッツィはニューヨーク出身。1960年代からニューヨーク・シ
ティ・オペラ、サンタフェ・オペラ、ワシントン・オペラなど、米国の主要歌
劇場で活躍。ヒンデミットやストラヴィンスキーの指揮でも歌っている大ベ
テラン。このCDは1985年の全盛期のもの。

BCD9182 \1980
「エイミー・ビーチ:歌曲集」
黄昏 Op.2/1、夜の女王 Op.2/3、夏の風 Op.14/1、甘い心よ、もうため
息をつかないで Op.14/3、黄金の門 Op.19/3、ヴィラネル Op.20、おか
しくないかしら? Op.26/4、私の心の中に Op.29/1、アニータ Op.41/1、
春の年 Op.44/1、ああ恋よ、いつの日か Op.44/2、来て、ああ来て!
Op.48/1、おはようございます Op.48/2、遠くに行かないで Op.56/2、シ
ェナ・ヴァン Op.56/4、赤ん坊 Op.69/1、おお、甘い満足 Op.71/2、西の
国の風 Op77/2、黄昏に Op.85、唇は私のもの Op.113、暗い庭 Op.131、
私は勇気を持とう Op.143
パトリック・メイソン(バリトン)
ジョアン・ポーク(ピアノ)
2004年11月30日-12月2日
エイミー・ビーチ(1867-1944)は、女性作曲家という区分を抜きにして、既に
人気作曲家としてCDの数多くある。しかし歌曲集はまだそう数も多くなく、
それも作品番号で40番までの作品となると多くない。このCDでは、作品2か
ら作品143までの歌曲を偏りなく収録している。パトリック・メイソンはア
メリカ国内を中心に活動しているバリトン。BRIDGEには既にシューベルトの
「冬の旅」(BCD 9053)とフランス歌曲集(BCD 9058)のCDがある。

BCD9183 \1980
「スティーヴン・マッケイ(1956b)/インテリア・デザイン」
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1996)
インテリア・デザイン-Vn soloのための(2003)
ハンブル河-Fl,Vn,Va,Vcのための(1997)
クルティス・マコーバー(Vn)、
アレック・カリス(Pf)、
スーザン・パルマ・ニーデル(Fl)、
モーリン・ガラージャー(Va)、
グレゴリー・ヘセルリンク(Vc)、録音:2005年
マッケイはアメリカ人の両親のもと、ドイツ・ハンブルクで生まれた。その
後カリフォルニアに戻り十代のころはロック・バンドの活動に熱中したとい
うが、その経験は明らかに彼の音楽に反映しており現代音楽にロック、ジャズ
の激しいリズムのイディオムを取り入れ活き活きとした音を作り出している。





<BRILLIANT>
BRL-92884 2枚組 \990
モーツァルト:バイオリン協奏曲全集
ジュリアーノ・カルミニョーラ
カルロ・ド・マルティーニ:指揮
イル・クァルテットーネ

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05-11 No.19

2005年11月27日 10時37分16秒 | Weblog
★Gaudeamus特別セールのご案内★
Early Musicのシリーズとして定評あるGaudeamusの下記75タイトルを特別価格
にて販売いたします。
価格:各\1600(CDGAU 1004のみ\800)
ご注文締め切り:11月28日午後5時(期間が短いためご注意下さい)
※締め切りを過ぎたご注文は通常価格となります
入荷予定:12月下旬

CDGAU 1004
Gaudeamusサンプラー様々なアーティスト

CDGAU 101
クープラン:王宮のコンセール第1番-第4番
トリオ・ソナーレ

CDGAU 102
ブクステフーデ:ハープシコードのための組曲と変奏曲
ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)

CDGAU 104
ハイドン:バリトン三重奏曲集 Vol.1
ジョン・スー(Br)、デイビット・ミラー(Vla)、
フォルトゥナート・アリコ(Vc)

CDGAU 105
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
モニカ・ハジェット(Vn)、ロンドン・ヴィヴァルディ管弦楽団

CDGAU 106
ルクレール:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.5、No.6 他
トリオ・ソナーレ

CDGAU 107
J・S・バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ BWV 1021、1023 他
トリオ・ソナーレ

CDGAU 109
ハイドン:バリトン三重奏曲集 Vol.2
ジョン・スー(Br)、デイビット・ミラー(Vla)、
フォルトゥナート・アリコ(Vc)

CDGAU 110
ブクステフーデ:トリオ・ソナタ Op.1-2、4、6 Op.2-2、3
トリオ・ソナーレ

CDGAU 111
イタリアのリコーダー協奏曲集
サンマルティーニ、スカルラッティ、ヴィヴァルディ
リチャード・ハーヴェイ(リコーダー)、
ハジェット(指揮)、ロンドン・ヴィヴァルディ管弦楽団

CDGAU 112
マラン・マレ:ヴィオール曲集 フォリア、レ・ラビリンス 他
サラ・カニンガム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)

CDGAU 113
リコーダーの芸術 J・S・バッハ:ソナタ ト短調 他
ヴァーブラッゲン(リコーダー)、トリオ・ソナーレ

CDGAU 114
タリス & シェパード:ミサ曲集
セント・ジョンズ・カレッジ・合唱団

CDGAU 115
タヴァナー:茨の冠のミサ
オックスフォード大聖堂聖歌隊

CAGAU 116
J・S・バッハ:
コンチェルト・トランスクリプションズ No.1-5、 8、 10、 13
アイヴァ-・ボルトン(ハープシコード)

CDGAU 117
リコーダー・リサイタル グリーンスリーブス 他
リチャード・ハーヴェイ(リコーダー)

1CDGAU 119
イギリス教会音楽の黄金時代 タリス、バード、タヴァナー 他
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊

CDGAU 122
救われしヴェニス ヴァッサーノ、ガブリエリ、モンテヴェルディ 他
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ & コルネッツ

CDGAU 123
ギボンズ:チューダー朝の教会音楽
キングス・カレッジ・合唱団、ジョン・バット(org)

CDGAU 124
カーヴァー:聖歌作品全集 Vol.1
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 126
カーヴァー:聖歌作品全集 Vol.2
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 127
カーヴァー:聖歌作品全集 Vol.3
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 129
聖コロンバに捧げる中世スコットランドの祈り
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 131
ラドフォード:ミサ《応唱聖歌》、アヴェ・キュイウス・コンセプティオ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 132
ラドフォード:ミサ《幸いなるかな、ベネディクタ》、他
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 133
ラドフォード:ミサ《クリスティ・ヴァーゴ・ディレクティスマ》
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 134
キンロックのファンタジー-スコットランドの鍵盤作品集
ジョン・キッチン(ハープシコード)

CDGAU 135
ダウランド:歌曲集第1巻
ルーファス・マラー(Ten)、クリストファー・ウィルソン(Lu)

CDGAU 136
マリー・クイーン・オブ・スコット
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 137
ヴィヴァルディ:晩祷、他
エクス・カテドラ室内合唱団、管弦楽団

CDGAU 138
ラムゼイ:合唱作品集
フィリップ・ケイブ(指揮)、マニフィカト合唱団

CDGAU 139
オケゲム:ミサ《ミ・ミ》、他
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 140
ラドフォード:ミサ《ステパノを石にて打てり》
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 141
ド・ラランド 天の女王、深き淵より、他
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
エクス・カテドラ室内合唱団、管弦楽団

CDGAU 142
フェアファックス:聖母マリア戴冠ミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 143
オケゲム:プロラツィオ・ミサ
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 144
《中世スペインの音楽》 聖母マリア讃歌・巡礼歌、他
アンサンブル・フロラータ

CDGAU 145
フェアファックス:クリスマス・ミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 148
マーベック:カトリック聖歌集
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 149
ルーポ:ヴィオールのためのコンソート、17のファンタジア
イングリッシュ・ファンタジー

CDGAU 150
ラッスス:聖歌作品集
スキッドモア(指揮)、エクス・カテドラ室内合唱団、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ & コルネッツ

CDGAU 152
マレ:ヴィオールのためのソナタと組曲
シャリヴァリ・アグレアブル

CDGAU 153
オケゲム:ミサ・ド・プリュ・ザン・プリュ 、他
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 154
ロバート・ジョンソン:スコットランドのルネッサンス・ポリフォニー
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 155
サンチェス:17世紀のソプラノ、ハープ、ギターのための宮廷音楽集
ジャン・ワルター(ディレクター)、ムジカ・ファブーラ

CDGAU 156
ショーベルト:
ハープシコード、ヴィオラ、チェロのための4つのソナタ Op.16
フォー・ネーションズ・アンサンブル

CDGAU 157
サミュエル・ウェズリー:聖歌作品集
ゴンヴィル&ケイアス・カレッジ聖歌隊

CDGAU 158
ルクレール:フルートソナタ集
クリストフ・フントゲーブルト(fl)、
ミッツィ・メイヤーソン(ハープシコード)、他

CDGAU 159
クープラン:王様のための室内楽曲集
シャリヴァリ・アグレアブル

CDGAU 160
フェアファックス:殉教者聖オールバンのミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 161
C・F・E・バッハ:フルートソナタ集、他
ナンシー・ハッデン(fl)、ルーシー・カロラン(ハープシコード)、他

CDGAU 163
エリザベスI世時代イングランドのフォークダンス曲集
ナンシー・ハッデン(ルネッサンス・フルート & ディレクター)

CDGAU 164
コーニッシュ:マニフィカト集 アヴェ・マリア他
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 165
中世セファルディの遺産
アンサンブル・フロラータ

CDGAU 166
聖夜を彩るバロック名曲集
スキッドモア(指揮)、エクス・カテドラ室内合唱団、
バロック・オーケストラ

CDGAU 167
シャルパンティエ:陽気な道化達、他
ゲイリー・クーパー(指揮)、ニュー・チェンバー・オペラ

CDGAU 168
オケゲム:レクイエム、他
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 169
聖カンティガーンの奇跡
アラン・タヴァナー(指揮)、カペラ・ノヴァ

CDGAU 170
バード作品集 Vol.1 待降節の聖母マリアのミサ、他
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック、他

CDGAU 171
オブレヒト:ミサ《不幸が私を打ちのめす》、他
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 172
ショーベルト:ソナタ集 Op.5、Op.6
フォー・ネーションズ・アンサンブル

CDGAU 174
モンテヴェルディ:マドリガルの旋律による19の宗教的替え歌集
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、エクス・カテドラ室内合唱団

CDGAU 175
中世、南フランスの吟遊詩人の歌
ティム・レイボーン(歌)、シーラ・カメン(Hrp)、他

CDGAU 176
ボイス:世俗的な仮面劇
グラハム・リーコックス(指揮)、ハノーヴァー・バン

CDGAU 177
エーベルリン:9つのトッカータとフーガ
デイビット・ティッテリントン(org)、他

CDGAU 178
バード作品集 Vol.2 クリスマス・ミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 179
バード作品集 Vol.3 ラテンの教会音楽集
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 180
サンチェス:悩める時のミサ
ムジカ・ファブーラ

CDGAU 181
ミシェル・ラ・バッレ:フルート組曲集
ナンシー・ハッデン(fl)、ルーシー・カロラン(ハープシコード)、他

CDGAU 182
チャイルド:聖歌集
ゴンヴィル&ケイアス・カレッジ聖歌隊

CDGAU 184
フェアファックス:慈悲深きイエズスのミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 185
フェアファックス:聖母マリア御奉献のミサ
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック

CDGAU 186 オケゲム:ミサ・ド・カプート、他
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ

CDGAU 187
ダウランド:地水火風
アンソニー・ルーリー(指揮 & リュート)、
コンソート・オヴ・ミュージック

CDGAU 188
バルビロー:母なる乙女のミサ
エドワード・ウイッカム(指揮)、クラークス・グループ




★Chandos Sets 特別セール★
恒例のシャンドスBOXセールを行ないます。
ご注文締め切り:11月30日(締め切りを過ぎたご注文は通常価格となります)
入荷予定:12月下旬以降

CHAN 8334/5 2枚組 \3380
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1 番-第3 番
ボロディン・トリオ

CHAN 8352-5 4枚組 \6750
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全曲
ボロディン・トリオ

CHAN 8672-8 7枚組 \11800
チャイコフスキー:交響曲全集
ヤンソンス、オスロ・フィル

CHAN 8809/10 2枚組 \3380
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番-第3番
ボロディン・トリオ

CHAN 8832/3 2枚組 \3380
シューマン:ピアノ三重曲集
ボロディン・トリオ

CHAN 8981/2 2枚組 \3380
ゴーベール:フルートのための作品全集
ミラン(fl)、ブラウン(p)

CHAN 9120-2 3枚組 \5080
パリー:交響曲全集
バーメルト、ロンドン・フィル

CHAN 9143-5 3枚組 \5080
ヘイゼ:歌劇「王とマーシャル」
ショーンヴァント、DNSO

CHAN 9185/6 2枚組 \3380
ハウエルズ:歌曲集
ドーソン、ピラード、ドレイク

CHAN 9266/7 2枚組 \3380
マーラー:交響曲第2番《復活》
セーゲルスタム、DNSO

CHAN 9279-82 4枚組 \6750
スタンフォード:交響曲全集
V・ハンドリー、アルスター管

CHAN 9301/2 2枚組 \3380
メシアン:管楽合奏のための作品集
オランダ・ウィンド・アンサンブル

CHAN 9305/6 2枚組 \3380
マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》
セーゲルスタム、DNSO

CHAN 9370/1 2枚組 \3380
ウォルトン:歌劇《トロイラスとクレシーダ》
ヒコックス

CHAN 9406/7 2枚組 \3380
ティペット:プリアモス王
アサ-トン、ロンドン・シンフォニエッタ

CHAN 9540 3枚組 \5080
アルバン・ベルク:歌劇《ルル》
シャーマー、DNSO

CHAN 9568 4枚組 \5080
シュミット:交響曲全集
N・ヤルヴィ、シカゴ響、デトロイト響

CHAN 9613 2枚組 \3380
サリエリ:ファルスタッフ
ヴェネロネッシ、ミラノ・グィド・カンテッリ管

CHAN 9640 2枚組 \3380
スーク:アスラエル交響曲、他
ビエロフラーヴェク、チェコ・フィル

CHAN 9659 2枚組 \3380
ピッカー:歌劇《テレ-ズ・ラカン》
ジェンキンス、ダラス・オペラ管

CHAN 9723 4枚組 \5080
メトネル:ピアノ・ソナタ全集/トーザー(p)

CHAN 9772 2枚組 \3380
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲集
シェーンベルク・クヮルテット

CHAN 9781 2枚組 \3380
ブリテン:ポール・バンヤン
ヒコックス/ロイヤル・オペラハウス管

CHAN 9853 4枚組 \5080
デュティーユ:管弦楽作品全集
トルトゥリエ、BBC フィル
CHAN 9928 2枚組 \3380
V・ウィリアムス:恋するサー・ジョン
ヒコックス、ノーザンシンフォニア

CHAN 9944 5枚組 \6750
ラッブラ:交響曲全集
ヒコックス、BBC ウェールズ管

CHAN 9967 2枚組 \1750
アーノルド:交響曲第7番-第9番
ガンバ、BBC フィル

CHAN 9971 2枚組 \3380
メノッティ:ブリ-カー街の聖女
ヒコックス、スポレート音楽祭管

CHAN 9991 6枚組 \6750
ドヴォルザーク:交響曲全集
N・ヤルヴィ、S.N.O

CHAN 10014 3枚組 \2850
プーランク:ピアノ独奏作品全集
パーキン(p)

CHAN 10224X 3枚組 \4250
メンデルスゾーン:交響曲全集
ウェラー、フィルハーモニア

CHAN 10251X 4枚組 \4250
ラヴェル:管弦楽作品集
トルトゥリエ(指揮)、アルスター管

CHAN 10271X 3枚組 \4250
ニールセン:交響曲全集/ロェストヴェンスキー

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05-11 No.18-1

2005年11月27日 09時45分12秒 | Weblog
<Universal C&J UK>
4763110 \1850
Living A Dream
L'Amore Sei Tu (I will always love you)
Holst: I vow to thee, my country
ある晴れた日に(蝶々夫人より)
Canto della terra
Music of the night
誰も寝てはならぬ(トゥーランドットより)
「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマ
さようなら、ふるさとの家よ(ワリーより)
アメイジング・グレイス
David of the white rock
All things bright and beautiful
あなたの声に心が開く(サムソンとデリラより)
Over the Rainbow(オズの魔法使いより)
Torna a Surriento
Don't stand on my grave and weep
We'll meet again
キャサリン・ジェンキンス

4763107 \1850
The Choir Boys
1. この人を見よ(「Mr.ビーン」主題歌)
2. ティアーズ・イン・ヘヴン
3. 天使の糧(フランク)
4. ドゥ・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア?
5. イン・パラディスム
6. ロード・ブレス・ユー・アンド・キープ・ユー(ジョン・ラター)
7. ピエ・イエス(A.L.ウェッバー)
8. ダニー・ボーイ/カーリック・ファーガス
9. 主は我が導師(ジョン・ラター)
10. 兄弟の誓い
11. 聖体拝領のキャロル(「みどり児はお生まれになった」より)
12. 鳩のように飛べたなら
13. レット・ゼア・ビー・ピース・オン・アース(地上に平和を)
14. ミゼレーレ(アレグリ)
スペシャル・ボーナス・トラック
15. ウォーキング・イン・ジ・エア(映画「スノーマン」のテーマより)
クワイヤーボーイズ
世界初の’ボーイ・ソプラノ・バンド’クワイヤーボーイズが、UK及びイン
ターナショナルで一足先にリリースとなります。






<Accord>
4768474 2枚組 \4160
コダーイ:歌劇「ハーリ・ヤーノシュ」(全曲)
(ハンガリー語歌唱)
ジェラール・デパルデュー(語り)、ベラ・ペレンツ(Br)、
ノラ・グビッシュ(Ms)、ルチア・M・シュヴァルツ(Ms)、
ツィタ・ヴァラディ(S)、イシュトヴァン・ロツォス(Br)、
エリック・フロイロン(Bs)、他
モンペリエ国立管弦楽団&歌劇場合唱団
指揮:フリードマン・レイヤー
録音:2004年5月、ベルリオーズ歌劇場、モンペリエ、ライヴ
アコール&モンペリエのさらなる快挙!組曲としては大人気曲の「ハーリ・ヤ
ーノシュ」全曲盤の新録音!
組曲として演奏される機会は非常に多いこの作品ですが、オペラとしても大変
すぐれており、言葉が理解できなくても最初から最後まで非常に楽しめる音楽
です。ストーリー自体が大ボラ吹きのハーリのお話で、しかもいたるところに
組曲で慣れ親しんだ優れたメロディーが登場するのですから、その楽しさとい
ったら天下一品。合唱作品にも多くの傑作を残しているコダーイですので、組
曲には含まれない合唱部分が堪能できるのもうれしい限り。
前回リリースのチレアの「アルルの女」(4767644)など、カタログ上には
少ないながら上質な作品を完成度の高いパフォーマンスで届けてくれるアコー
ル&モンペリエのプロジェクト。録音クオリティの良さもご好評頂いている
一因です。

4768633 4枚組 \3600
テレサ・シュティッヒ=ランダルの芸術
Disc.1
ヘンデル:聖セシリアの祝日のための頌歌 HWV.76
(with アレクサンダー・ヤング(T)、ロンドン・チェンバー・シンガース&
オーケストラ、指揮:アンソニー・ベルナルド) ※1958年10月11日
J.S.バッハ:
カンタータ第51番「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
(with モーリス・アンドレ(Tp)、サルレ室内管弦楽団、指揮:カール・リス
テンパルト) ※1961年(?)
同:
ミサ曲 ロ短調 BWV.232-アリア「ラウダムス・テ」、二重唱「ドミネ・デウ
ス」
(with エルンスト・ヘフリガー(T)、ベルリン放送交響楽団、ロリン・マゼー
ル指揮) ※1965年9月、PHILIPS音源
Disc.2
モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」(エクスルターテ・
ユビラーテ) K.165
(with サルレ室内管弦楽団、指揮:カール・リステンパルト)
※1963年4月26&30日
同:ミサ曲 ハ短調 K.427-「ラウダムス・テ」
(with サルレ室内管弦楽団、指揮:カール・リステンパルト) ※?
同:ミサ曲 ハ長調 K.317 「戴冠式ミサ」
同:ミサ・ソレムニス ハ長調 K.337
(with ビアンカ・マリア・カゾーニ(A)、ピエトロ・ボッターツォ(T)、
ジョージ・リッタジー(Bs)、サルレ室内管弦楽団、指揮:カール・リステン
パルト) ※1963年3月3&9日
Disc.3
ヘンデル:カンタータ「ハーモニー頌」 HWV.124
シューベルト:オッフェルトゥリウム「サルヴェ・レジナ」 イ長調 D.676
(with サルレ室内管弦楽団、指揮:カール・リステンパルト)
※1963年4月26&30日
モーツァルト:歌曲集(すみれ、ラウラに寄せる夕べの思い、夢のなかの面影、
来たれ,いとしのツィター、春へのあこがれ、クローエに寄す、別れの歌、
計7曲)
シューベルト:歌曲集(音楽に寄す、野ばら、君こそわが憩い、笑いと涙、
ます、春のおもい、アヴェ・マリア、たゆみなき愛、夜と夢、計9曲)
(with ジャクリーン・ボノー(Pf)) ※1961年1月20日
Disc.4
J.S.バッハ:カンタータ「わが心に憂い多かりき」 BWV.21
※1954年10月8&9日、ブラームス・ザール、ウィーン
ベートーヴェン:合唱幻想曲 作品80
(with ハンス・リヒター=ハーザー(Pf)、ヒルデ・レッセル=マイダン(A)、
アントン・デルモータ(T)、パウル・シェフラー(Bs)、
ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン交響楽団、指揮:カール・ベーム)
※1957年6月、ウィーン
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」-恋人よ許してください
(with ウィーン交響楽団、指揮:ルドルフ・モラルト) ※1956年
ヴェルディ:歌劇「椿姫」-ああ,そはかの人か...花から花へ
シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」-その日から
プッチーニ:歌劇「トスカ」-歌に生き,恋に生き
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」-Es gibt ein Reich
(with ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団&合唱団、指揮:ブライアン・
プリーストマン) ※1967年6月
同:4つの最後の歌
(with ウィーン放送管弦楽団、指揮:ラスズロ・ソモジー) ※1964年1月
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
V/A(上記参照)
リリック・ソプラノ特有のチャーミングな歌声とは一風違った深みのある歌唱
を聴かせるソプラノ歌手シュティッヒ=ランダル・・・きっと、多くのリスナー
はこのようにして地味な印象を持っているに違いありません。果たして単にそ
れだけなのでしょうか。彼女がアメリカ出身の歌手であることだってあまり知
られていないことでしょう。これまで、アリア集なるものもほとんど存在せず、
大指揮者にたびたび起用される(先般ご案内したクレンペラーのマラ4のソリ
ストも彼女でした)割には本当の魅力を理解されないまま約半世紀が経過しま
した。そこにきて、満を持してリリースされるのがこの4枚組BOXセットです。
彼女の歌唱の魅力がぎっしり詰まった、再認識させるに申し分のない素晴らし
い内容になっています。
シュティッヒ=ランダルの声はリリック・ソプラノ系でありながら、どこか陰
のある、リート歌手的な清楚な歌声が魅力で、それでいながら十分な声量を有
しているだけに著名なオペラハウスの数々の舞台に立ってきました。ここでは
オペラ・アリアも数曲収録されており、モーツァルト、ヴェルディ、プッチー
ニ、R.シュトラウスというレパートリーの広さから、その活躍の幅をうかがい
知ることができます。
しかしながら、シュティッヒ=ランダルの真骨頂といえばやはりリートやカン
タータといった声楽曲であり、このBOXの約3枚半を占めています。素朴な味わ
いを湛えたモーツァルトやシューベルトのリートは、ネイティヴのような美し
いディクションで品格のある歌唱を聴かせ、彼女がアメリカ人であったことを
忘れてしまいます。「アレルヤ」で有名なモーツァルトのモテット「エクスル
ターテ・ユビラーテ」でも、なめらかなフレージングと持ち前の正確な音程が
奏功した歌声を聴かせています。
このディスクのもう一つの魅力は、共演者たちの演奏レベルが大変充実してい
る点で、頻出するリステンパルトの指揮をはじめ、マゼール、ベーム等が彼女
の歌唱を一段と引き立てています。
ところで、Disc.4のベートーヴェン「合唱幻想曲」にご注目ください。この作
品では、立派なピアニストを立てて4人の歌手にはあまり力を入れないという
ケースが多いのですが、ピアノにリヒター=ハーザーを起用(妙に巧いピアノ
だなぁと思ってジャケットを確認してみたらびっくり!)し、歌手にはシュ
ティッヒ=ランダルをはじめ、レッセル=マイダン、シェフラーといった当時最
高の陣容に加え、ウィーン国立歌劇場合唱団でしっかりと固めた驚くべき「合
唱幻想曲」が収録されているのです。そして指揮はカール・ベーム。
あまりにも贅沢なキャスティングといったらベートーヴェン様に失礼ではあり
ますが、それにしても凄い演奏です。
テレサ・シュティッヒ=ランダル(1927.12.24-)
アメリカのソプラノ歌手。後にドイツに帰化。生地の音楽学校とコロンビア大
学で学び、在学中から舞台に立ったが、本確定なデビューは1949年、トスカニ
ーニ指揮による「アイーダ」の放送録音だった。51年に渡欧し、フィレンツェ
五月祭に出演して成功、ウィーン国立歌劇場を拠点として活躍、アメリカ人と
して初めてオーストリアの宮廷歌手となる。モーツァルトのリリックな役から
イタリア・オペラまで広いレパートリーを持つ。59年に来日。

4768504 4枚組 \3600
パレストリーナ:ミサ&モテット集
Disc.1 聖マリアの音楽
夜の聖務 抜粋
めでたし海の星(Ave maris stella)を含む
ミサ曲 サルヴェ・レジーナ(抜粋)
第2の晩課 (サルヴェ・レジーナ;マニフィカト)
Disc.2 聖ローランの音楽
第1の晩課 抜粋
ミサ曲「ラウレンティウスに祝福あれ(Beatus Laurentius)」抜粋
第2の晩課(Beatus Laurentius、マニフィカト) 抜粋
Disc.3 聖ミシェルの音楽
夜の聖務 抜粋
第2のミサ 抜粋
第2の晩課 抜粋
Disc.4 聖ジャンの音楽
Livre de Motets a cinq voix
Livre d'Hymnes pour tous les temps
Livre de motets a quatre voix
Ricercare IV et VI
Messe Ecce ego johannes
Livre de Magnificat
エマニュエル・マンドラン(Org)(Disc.1&3)、
アマウド・プミル(Org)(Disc.4)、
アンサンブル・ラ・フェニース(Disc.1&3)、
メートリス・ド・パリ(Disc.4)、他
アンサンブル・ヴォーカル・サジッタリウス
指揮:ミシェル・ラプレニー
ルネサンス時代最後のそして最大の作曲家、パレストリーナ。対位法を極限ま
で完成させ、それがパレストリーナ様式とまで呼ばれる巨人ですが、伝統と形
式を重んじながらも、創作家としてはまったくの自由人でもありました。この
音楽史上大変重要な作曲家の作品を類稀なる情熱と愛情で再度世に問うたラプ
レニー&サッジタリウスEnsの演奏で。




<ECM New Series>
4767055 \2080
ヴェラチーニ:
ソナタ 第1番 ト短調 
(ソロ・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1より)
ソナタ 第5番 ハ長調 
(ヴァイオリンかフルート・ソロと通奏低音のためのソナタより)
ソナタ 第1番 ニ長調 
(コレッリ作品に基づくディセルタツィオーニより)
ソナタ 第6番 イ長調 
(アカデミック・ソナタ作品2 より)
ジョン・ホロウェイ(Vn)
ジャープ・テル・リンデン(Vc)
ラルス・ウリク・モルテンセン(Cemb)
タルティーニの演奏様式を受け継ぎ、自身もヴァイオリンの名演奏家だった
ヴェラチーニ。彼の時代には珍しく、宮廷音楽家となるよりはフリーランス
の音楽家として存在することを選ぶという先進的な考えを持っており、後に
渡ったロンドンではまさに’スター’でした。
自らバロック音楽界のパイオニアでもあるジョン・ホロウェイはライナーノ
ーツの中で、ヴェラチーニが後のヴァイオリニストでもあった作曲家に与え
た影響にも言及しています。ビーバーからイザイ。そしてもちろんバッハ作
品にもその影響は見てとれます。

4763053 \2080
バリー・ガイ:FOLIO
マーヤ・ホンブルガー(BaroqueVn)
マリエル・カントレッジ(Vn)
バリー・ガイ(Cb)
ミュンヘン室内管弦楽団/指揮:クリストフ・ポッペン
現代音楽作曲家としてよりむしろフリージャズのベーシストとして知られるバ
リー・ガイ。ECMならではのコラボレーションによる彼の最新作のリリースで
す。インプロビゼーションが多く織り込まれた構成になっており、14トラック
からなる約1時間のこの作品は、次々と新しい雰囲気と環境が提示されます。
かなり実験的なこの作品ですが、これを最高のメンツで仕上げてくるのは流石
ECM。




<Emercy>
4763010 \1880
SANTIAGO A CAPPELLA-巡礼の旅
作者不詳(モンセラートの朱い写本より)
ゲレーロ:めでたし、このうえなく聖なるおとめ
ロボ:エレミアの哀歌
ジョアン4世:聖金曜日の十字架賛歌
ヴィクトリア:名誉と徳、道行くすべての者よ
ゲレーロ:ふたりの天使
ロボ:わがハープは哀しみの調べに変わり
ロジエ:主よ、われらを救いたまえ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
モンテヴェルディ合唱団
大変恐れ入ります。ちょうど昨年、スペイン盤でご紹介したのですが、輸入不
可になり発売を中止していた「Santiag A Cappella」ですが、こちらもハノー
ヴァー盤としてリリースできることのなりましたので、再度ご案内いたします。

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05-11 No.18-2

2005年11月27日 09時44分40秒 | Weblog
●DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)・バロック・エスプリ・シリーズ 第2回
輸入盤で、バジェット・プライスで、 アナログ録音名演が更に14 タイトル
復活。全て、24bit/96k リマスター

82876699882 \950
グレゴリオ聖歌-聖ベネディクト修道院長の記念日
ゴーデハルト・ヨッピヒ神父(指揮)
ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊
DHM では唯一のグレゴリオ聖歌アルバムです。カトリック教会の典礼様式には、
ローマ式(西方教会)とアレクサンドリア式、ビザンツ式など(東方教会)が
ありますが、修道院で行われる聖務日課は、東方で行われていたものを基礎に
西方教会へは修道生活の父と呼ばれている聖ベネディクトによって導入されま
した。このCD には聖ベネディクトを祝う祝日(7月11日および3月21日)にお
けるミサと聖歌が収められています。
[録音]1980年1月3日&4日、ミュンスターシュヴァルツァハ修道院(ドイツ)

82876699922 \950
ギョーム・デュファイ:
ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」
(「もしも顔が青いなら」による4声部のためのミサ曲)
イムヌス「星の創り主」、
イムヌス「すべての者の贖い主なるキリスト」
[演奏] クウィリン・ザップル(ソプラノ)、
テオ・アルトマイヤー(テノール)、
ウィルフレッド・ブラウン(テノール)、
ベルンハルト・ミヒャエリス(テノール)
ハンス・ヨアヒム・ロッシュ(テノール)、
ヴィリー・ゲゼル(バリトン)、ハンス・マルティン・リンデ(バリトン)、
テルツ少年合唱団 コレギウム・アウレウム合奏団員
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮)
フランドルの地に生まれたデュファイは音楽史の上で中世後期からルネサンス
初期にかけて活躍しました。デュファイの大きな功績は、それまでイギリス、
フランス、イタリアなどで独自の音楽を展開してきた流れの中で音楽的要素の
多くを融合し汎ヨーロッパ様式を確立したことにあると言われています。ここ
に納められているミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」はデュファイの代表的
作品で、ソプラノのザップルを始めとする声楽と共に魅力的なオリジナル楽器
の音色が味わえるアルバムです。
[録音]1964 年バート・テルツ(ミュンヘン近郊)

82876699932 \950
ジョスカン・デ・プレ:モテトゥス名曲集
祝されたり、天の女王 (6声)、 御身のみ、奇蹟をなす者 (4声)
主は王となり (4声)、 アヴェ・マリア (4声)
神よ、われをあわれみたまえ (5声)、
けがれなく、罪なく、貞節なり、マリア (5声)
[演奏] テルツ少年合唱団、 プロ・カンティオーネ・アンティクヮ
コレギウム・アウレウム合奏団員、ハンブルグ古楽合奏団員
ブルーノ・ターナー(指揮)
ジョスカン・デ・プレはルネサンス盛期を代表するフランドル楽派の大作曲家
です。ジョスカンはミラノで大聖堂聖歌隊の歌手となり、ローマの教皇庁礼拝
堂でも活躍し、その後ルイ12 世にも仕え、ルネサンス特有の自己を意識した
ユーモアを解する人であったと言われています。このCDにはジョスカンのおよ
そ90曲にも及ぶモテットの中から、「祝されたり、天の女王」や「アヴェ・マ
リア」など名曲が収められています。プロ・カンティオーネ・アンティクヮは、
この時代の作品を最も得意とする男声の声楽グループです。
[録音]1972 年フッガー城糸杉の間、キルヒハイム

82876699942 \950
パレストリーナ:ミサ「あなたはペテロである」 (6声)、 他
[演奏] テルツ少年合唱団 ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮)
ルネサンス後期のイタリアを代表するパレストリーナのミサとモテットが収め
られています。パレストリーナはローマ教皇ユリウス3世の時代に、サン・ピ
エトロ大聖堂カペッラ・ジューリアの楽長を務め多くの作品を出版した大作曲
家です。ここに収められているミサはパロディ・ミサと呼ばれ、ミサ以外の曲
(この場合は自作のモテット)を素材に作曲されている曲で、パレストリーナ
の真骨頂とも言うべき本質を垣間見せてくれる名曲です。テルツ少年合唱団の
清く澄んだ声質は驚嘆させられます。
[録音]1974 年レンググリース教区教会

82876699962 2枚組 \1900
ルネサンスのクリスマス音楽
Disc 1
古いドイツのクリスマス音楽
ヨハネス・エッカルト (1553-1611):「山を越えてマリアが行く」、
ヨハン・ヴァルター (1496-1570):「たたえさせたまえ、イエス・キリスト」、
アンドレーアス・ロイスナー (1660年頃没):
「われらにきょうひとりのみどり児生れり」、
アーダム・グンベルツハイマー (1559-1625):
「高き空よりわれは来たれり(讃美歌101番「いずこの家にも」)、
アーノルト・シュリック :「やさしいマリア」、
ミヒャエル・プレトーリウス (1571-1621):
「楽しい喜びの歌声で」(讃美歌102 番「もろびと声あげ」)、「東方のはる
かな国より」、「ひとり子ベツレヘムに生れたまえり」、エサイの根より(讃
美歌96 番)、
バルトロメーウス・ゲジーウス (1560頃-1613):
「キリストをほめたたえんかな」、「ひとり子ベツレヘムに生れたまえり」
Disc 2
テルツ少年合唱団のクリスマス -ルネサンスとアルプス地方のクリスマス音楽
【第1部】
ルネサンスのクリスマス音楽
エアハルト・ボーデンシャッツ (1576-1636):
「ヨセフよ、私の愛しいヨセフよ」
オルランド・デ・ラッソ (1532 - 1594):
「羊飼いに天使のお告げあり」「賛美の声は高く」
ヤコブ・ガルス・ハンドル (1550-1591):「もろ人シバより来たれり」
ヨハネス・エッカルト (1553-1611):「私は主のかいばおけのそばにいる」
サミュエル・シャイト (1587-1654):「おお、やさしきイエスよ」
【第2部】
アルプス地方のクリスマス音楽
「いまぞ歌わん」「がんこなベツレヘムの民よ」「目覚めよ、野の羊飼い達よ」
「いとうるわしきみどり児」「天の御門」「おお静かなみそら」「かしこの山
の上に風は吹き」「われらは誰にもまして感謝せん」
[Disc1:演奏]
エリー・アメリンク(ソプラノ)、ベルンハルト・ミヒャエリス(アルト)
ハンス・ウルリヒ・ミールシュ(テノール)、
バリー・マクダニエル(バリトン)、
ハンス・マルティン・リンデ(バリトン、ブロックフレーテ、クルムホルン)
イルゼ・ブリックス・マイネルト(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ウルリヒ・コッホ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)、
ヨハネス・コッホ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァルター・ゲルヴィッヒ(リュート)
[録音]1972年頃
[Disc2:演奏]
テルツ少年合唱団、器楽グループ、
指揮 : ゲルハルト・シュミット=ガーデン
[録音]1965年 レンググリース教区教会
ドイツのクリスマスは、質素で手づくりの温かさを重んじている上に、中世以
来歌い継がれて来たクリスマスにちなんだ歌を歌うことが多く、Disc1 には、
クリスマスのそうしたドイツで古くから歌い継がれてきたルネサンス期の曲を
中心に納められています。Disc2 にはテルツ少年合唱団によるクリスマス曲
(16 世紀ルネサンス期から17 世紀バロック期にかけてのモテットとアルプス
地方の民謡)が収められています。長く歌われて来た素朴なクリスマスの歌を
集めた心温まるアルバムです。

82876700322 2枚組 \1900
涙のパヴァーヌ-ブロックフレーテの魅力
Disc1
涙のパヴァーヌ -ブロックフレーテとリュートの魅力
テレマン :ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ ヘ長調
J・S・バッハ :プレリュード ハ短調BWV.999, フーガBWV.1000
ヘンデル:ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタ イ短調 Op.1-4
ダウランド :デンマーク王のガイヤルド
ヤン・ヤコブ・ヴァン・エイク:
「涙のパヴァーヌ」「ブロックフレーテのための変奏曲」
作者不詳:
「イタリア風グラウンドによるディヴィジョン」「グリーンスリーヴスによる
変奏曲」
Disc2
ヘンデル:ブロックフレーテ・ソナタ集 作品1
ブロックフレーテ・ソナタ ト短調 作品1-2,1-7,1-4,1-11
[演奏]
ハンス・マルティン・リンデ (ブロックフレーテ)、
コンラット・ラゴスニッヒ (リュート、ギター)(Disc1)
アウグスト・ヴェンツィンガー (ヴィオラ・ダ・ガンバ)(Disc2)、
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)(Disc2)
[録音]1970年(Disc1)、 1962年(Disc2)
Disc1 には、アルバム・タイトルにもなっているヴァン・エイクの「涙のパ
ヴァーヌ」や、作者不詳の「グリーンスリーヴスによる変奏曲」など、17-18
世紀バロック期のブロックフレーテのための名曲が収められています。Disc2
には、ヘンデルの12 曲(現在は15曲として出版されている)からなる作品1
の中から、ブロックフレーテで演奏されるソナタ4 曲が収められています。作
品1の11の第3楽章「シチリアーナ」など心に残る旋律が随所にあって、ブロッ
クフレーテの表現の多彩さを楽しめる曲集です。
※ヘンデルの演奏は、村上春樹の小説「1973 年のピンボール」にも出てくる
有名な演奏です。

82876700332 \950
ロココの恋のたわむれ-18世紀ドイツとフランスの軽妙なうわきうた
アンドレーアス・ハマーシュミット:「キスのテクニック」
ヨハン・フィリップ・クリーガー :
「すばらしいキス」「闇は密事のなかだち」
カール・ハインリヒ・グラウン :「小娘」
ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー:「女どもについて」
ヨハン・フィリップ・クリーガー :「悪い男たち」「苦境のコリドン」
ゲオルク・フィリップ・テレマン :
「お金」「髪とかさぬフィリス」「ご婦人」「金持ち女」「愛とのみ」
スペロンテス :「才女の歌」
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー :「円満所帯」
ウィレム・デ・フェッシュ:「ツンとしてるんだね」
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー :「キス」
スペロンテス:「誠実に私を」
ジャン=バティスト・ブセー:「酒の歌」
ジャン=ジャック・ルソー :「エコー」
[演奏]
エディット・マティス (ソプラノ)、ベンノ・クッシェ (バリトン)
フリッツ・ノイマイヤー (チェンバロ)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール (チェロ)
バロック様式の末期から萌芽が芽ばえ育っていった18世紀中葉の時代の狭間で、
短いながらも美しい様式が花開いたロココ時代。このCD は、サロン的であり、
日常的でもある酒を楽しみ、恋をし、歌を楽しく歌う素朴で健康的な曲を集め
たものです。遊びの精神に溢れた痛快な曲集と言えましょう。ソプラノの名花
エディット・マティスのそれぞれの曲調に合わせて変幻自在な歌い方がなんと
も小気味のいい感触を与えてくれる。軽妙な歌にも芸術的深さをもっています。
[録音]196 年ギュタースロー(ドイツ)

82876700352 \950
パリ・ノートルダム楽派の音楽とランス大聖堂の音楽
マショー:ノートルダム・ミサ曲(声)
グマグヌス・ペロティヌス:
ラデュアーレ「ヴィテルント・オムネス(全ての国々は神の救いを見たり)」
アレルヤ・ナティヴィタス(聖母マリアの誕生)、
グラデュアーレ「セデルント・プリンチペス(支配者らは集まり)」
作者不詳:
アレルヤ・クリストゥス・レズルジェンス(キリストはよみがえり)
コンドゥクトゥス「パーテル・ノステル・コムミゼランス(あわれみ深きわれ
らの父は)」、コンドゥクトゥス「ディク・クリスティ・ヴェリタス(告げた
まえ、キリストの真理よ)」
[演奏]
デラー・コンソート & コレギウム・アウレウム合奏団員
アルフレッド・デラー(指揮)
ここにはペロティヌスを中心とするノートルダム楽派の音楽と14世紀マショ
ーのノートルダム・ミサが収められています。ノートルダム楽派は12世紀の
半ばから13世紀にかけて中世キリスト教世界の中心地のひとつであったパリ
のノートルダム大聖堂を本拠地として活動をした音楽家たちが築いたポリフォ
ニー(多声音楽)楽派です。ペロティヌスはその中心的人物として知られてい
ます。カウンター・テノールのデラー率いるデラー・コンソートは古楽・声
楽復興の元祖的存在で、この録音は大変有名で今でもその価値は高いと言え
ましょう。
[録音]196 年 クネヒトシュテーデン大修道院付属教会(ケルン近郊)
フレーデンベルク司教座聖堂(ルール地方)

82876700402 \950
ヴェルサイユの音楽
マラン・マレ:
“聖ジュヌヴィエーヴの丘”教会の鐘 、サント・コロンブ氏への追悼、
ジャン・アンリ・ダングルベール:
プレリュード・ノン・ムジュレ (クラヴサンのための)
アントワーヌ・フォルクレ」:
組曲第5番ハ短調 (ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
[演奏]
シギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィーラント・クイケン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)
ヴィーラント、シギスヴァルトの若き兄弟とレオンハルトによるフランス・バ
ロック音楽の真髄を味わえる一枚。考え抜かれた選曲の妙は、オリジナル楽器
独特の繊細な表現と、卓越した独自の解釈による個性に満ちていて、アルバム
としての存在をいかんなく発揮しています。これが録音された1970年以後、現
在にまで30年数年のオリジナル楽器による演奏の発展と変遷を想い起こす時、
ここに収められている演奏の価値は極めて高いと言えるでしょう。
[録音]1970年フッガー城、キルヒハイム(バイエルン州シュヴァーベン地方)
(ドイツ)

82876700412 \950
クリスマス協奏曲集
コレッリ:
合奏協奏曲第8番ト短調 Op.6-8 「クリスマスのために(クリスマス協奏曲)」
タルティーニ:
シンフォニア・パストラーレ ニ長調 「クリスマス・シンフォニア」
ヨハン・クリストフ・ペツ:コンチェルト・パストラーレ ヘ長調
フランチェスコ・オノフリオ・マンフレディーニ:
協奏曲 ハ長調 Op.3-12 「クリスマス協奏曲」
[演奏]コレギウム・アウレウム合奏団
バロック期のクリスマスにちなんだ音楽を集めた1枚です。よく知られている
コレルリの「クリスマス協奏曲」を始め名曲揃いですが、このアルバムの最
大の特徴はコレギウム・アウレウム合奏団の興感溢れる演奏スタイルの上に、
ドイツはキルヒハイムにあるフッガー城の糸杉の間での録音ですが、ここの
響きの良さも加わって柔軟で豊麗な音色にあると言えるでしょう。ペツ作曲
の「コンツェルト・パストラーレ」は珍しい曲ですが、このアルバムの好選
曲となっています。
[録音]1966 年フッガー城糸杉の間、キルヒハイム
(バイエルン州シュヴァーベン地方)(ドイツ)

82876700442 \950
J.S.バッハ:協奏曲集
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1060
フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1044
チェンバロ協奏曲第1 番 ニ短調 BWV.1052
[演奏]
フランツヨーゼフ・マイアー(Vn)、 ヘルムート・フッケ(ob)(1),
バルトルド・クイケン(Fl-tr)(2)、 ボブ・ファン・アスペレン(Cemb)(2)
グスタフ・レオンハルト (Cemb)(3)、
コレギウム・アウレウム合奏団
J.S.バッハのヴァイオリンを始めとする弦楽器、オーボエ、フルートなどの管
楽器やチェンバロのために作曲された多くの協奏曲の中でも特によく聴かれて
いる有名な3曲が収められています。オリジナル楽器で演奏するコレギウム・
アウレウム合奏団の演奏と相まって、いつもこの合奏団でソロ演奏をしている
オーボエのフッケ、フルートのB.クイケン、チェンバロのレオンハルトの協
奏曲の独奏における一貫して乱れのない明快な演奏が大きな魅力になっている
アルバムです。
[録音]
1976年4月 、シュヴェッツィンゲン城、狩の間(ドイツ)(1、2)
/ 1965年 フッガー城糸杉の間、キルヒハイム(バイエルン州)(ドイツ)(3)

82876700452 \950
J.S.バッハ:ヴィオラ・ガンバ・ソナタ集
第1 番 ト長調 BWV.1027, 第2 番 ニ長調 BWV.1028, 第3 番 ト短調 BWV.1029
[演奏] ヨハネス・コッホ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)
ヴィオラ・ダ・ガンバはガンバ属の楽器の中で最もポピュラーな楽器で、チェ
ロ同様に膝の間に挟んで演奏し、弦は通常6 本あり、ギターにようにフレット
があり、音色は落ち着いた素朴なものでチェロほど大きな音は出せない楽器で
す。J.S.バッハはこの楽器とチェンバロのためのソナタを3 曲作曲しています。
オリジナル楽器が現在ほどの隆盛になる以前の1960 年代初頭に録音されたヨ
ハネス・コッホとレオンハルトによる演奏は、LP 時代ガンバの魅力を世に知
らしめた名盤として知られています。
[録音] 1961年

82876700472 2枚組 \1900
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
[演奏] コレギウム・アウレウム合奏団員
ウルリヒ・グレーリンク (ヴァイオリン)、
ウルリヒ・コッホ (アルト・ヴィオル)
ギュンター・レメン (テノール・ヴィオル)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール (チェロ)
ヨハネス・コッホ (ヴィオローネ)、フリッツ・ノイマイヤー (Cemb)、
リリー・ベルガー (Cemb)
ドイツ・ハルモニア・ムンディとコレギウム・アウレウム合奏団にとって最初
期に録音されたもののひとつです(1962年4月)。J.S.バッハの「フーガの技
法」は演奏する楽器の指定のない未完の大作ですが、ここではコレギウム・ア
ウレウム合奏団のメンバーによる小編成で演奏されています。それだけに各楽
器の表現・表情と音色が重要な要素となりますが、彼らの演奏は細心の配慮を
もって隅々まで神経の行き届いたもので、オリジナル楽器の特徴が如何なく発
揮されています。特にヴィオールを使用しているため、非常に柔らかく暖かい
音色が特徴です。
[録音] 1962年4月

82876708102 \950
オラツィオ・ベネヴォリ (1605-1672)伝:作曲ビバー?
53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲
讃歌「汝ら鼓を打ちならせ」
[演奏] モンセラート修道院聖歌隊 、 テルツ少年合唱団
コレギウム・アウレウム合奏団、 イレネウ・セガーラ神父(指揮)
ベネヴォリの「53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲」は、1628年ザルツ
ブルクの大聖堂の再建を記念して作曲されたものと言われ、驚くほどのぼう大
な声部(53声部)をもつ特異な曲として話題となりました。ところが近年の研
究では、曲が作られた云われは事実ではないことが判明し、しかもビバーが
作曲したらしいとの結果がでています。このCD に収められている演奏は1974
年8月に、ザルツブルク大聖堂完成200 年際での演奏のライヴ録音です。
[録音]1974年8月コレギエン教会、ザルツブルク





<CATS INTERNATIONAL>
IDC10008 税込\2500
杉谷昭子/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 8
第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
第24番 嬰ヘ長調 作品78 「テレーゼ」
杉谷昭子(ピアノ)
録音:2004年8月、11月 群馬県 笠懸文化センター、
2005年1月 新潟県 小出郷文化会館
日本語解説付き
佳境!「ワルトシュタイン」「熱情」「テレーゼ」と人気もありながら難曲
である3作に挑んだ、杉谷昭子ベートーヴェン・チクルス第8弾!
2002年の1月よりリリースを開始した杉谷昭子のベートーヴェン・チクルス。
今回遂に、表題付有名曲が3作からなる第8弾のリリースです。もちろん、ど
れも技巧表現どちらにおいても難解を極めるベートーヴェン・ソナタですが、
やはり後半作はさらに複雑な構成となっており、その分ピアニストの力量、
感性が存分に発揮できるということもあり、より興味深いアルバムとなって
います。

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05-11 No.17-1

2005年11月26日 11時17分50秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \850
8.554561
<ロマンティックなハープの世界>
グランジャニー(1891-1975):ハイドンの主題による幻想曲 
トゥルニエ(1879-1951):森の泉のほとりにて 
ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ 
ピエルネ(1863-1937):即興的奇想曲 フ
ァリャ(1876-1946):歌劇「はかない人生」-スペイン舞曲第1番 
フォーレ(1845-1924):塔の中の姫君/即興曲 
マーフィー(1964- ):
ハープ協奏曲「そして夜には星を描いた」-III:火花(カデンツァ) 
プロコフィエフ(1891-1953):10の小品-第7番「前奏曲」 
サルゼード(1885-1961):バラード
演奏/ジュディ・ローマン(ハープ)
グランジャニー、トゥルニエ、サルゼードなどハープの作曲家による美しい
作品や、フォーレやピエルネなどのハープ・オリジナル曲ほかを集めた名曲
集。「華麗なるハープの世界」(8.554347)の続編でもあり、ハープ音楽
ファンは必聴の一枚です。

8.557168
シマノフスキ(1882-1937):<ピアノ音楽全集第4集>
9つの前奏曲/ピアノの変奏曲/20のマズルカ-第17曲-第20曲/2つのマズル
カ/ロマンティックなワルツ/ピアノ・ソナタ第3番
演奏/マーティン・ラスコー(ピアノ)
ポーランド後期ロマン主義の中軸となったシマノフスキのピアノ曲は、ショ
パンの影響から神秘主義までの足跡を幅広く表出しているもの。作品番号1
の「9つの前奏曲」は、ショパンの作品に聞こえるほどで、この作曲家の
ファンを増やすでしょう。

8.557460-62(3枚組)
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ(全曲)[第1番(チェロのオーケストラのための)/
第2番(室内オーケストラのための)/第3番(ピアノとオーケストラのた
めの)/第4番(1941年オーケストラ編曲)/第5番(声楽と8つのチェロ
のための)(ポルトガル語歌詞・英語対訳付き)/第6番(フルートとファ
ゴットのための)/第7番(オーケストラのための)/第8番(オーケスト
ラのための)/第9番(弦楽のための)]
演奏・歌/ケネス・シャーマーホーン(指揮)、
アンドリュー・モグレリア(指揮……第1番のみ)ナッシュヴィル交響楽団、
ロザーナ・ラモサ(ソプラノ)、ホセ・フェガーリ(ピアノ)、
アンソニー・ラマルキーナ(チェロ)、エリック・グラットン(フルート)、
シンシア・エスティール(ファゴット)
2005年に惜しくも亡くなり、英グラモフォン誌が1ページの追悼広告を掲載し
たほど評価されていた“知る人ぞ知る実力派指揮者”。20年以上もナッシュ
ヴィル響の指揮者として愛された彼はバーンスタインのアシスタントとして
頭角を現し、アメリカでは高く評価されていました。オーケストラの首席奏
者などと共に録音したこのCDは、いわば彼の追悼盤。録音が叶わなかった第
1番のみ、モグレリアが指揮しています。

8.557605
バラカウスカス(1937- ):交響曲第4番/交響曲第5番
演奏/ヨザス・ドマルカス(指揮)リトアニア国立交響楽団、
ロムアルダス・スタシュクス(オーボエ)、
イーゴリ・クラマレフ(トランペット)
「スタシス・ロゾライティスの想い出に捧ぐレクィエム」(8.557604)で注
目されたリトアニアを代表する作曲家であり、聖歌風の息の長い旋律を連ね
ていく作風を持つバラカウスカス。第4番は1998年の作品で抒情的な雰囲気
にあふれ、2001年作曲の第5番はジャズのビッグバンドを思わせる強烈なリ
ズムが展開されます。

8.557611
ティペット(1905-1998):
ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番/ピアノ・ソナタ第3番
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)
音楽的にブリテンの後継者だったティペットですが、初期のソナタ第1番は
4楽章形式の新古典主義的な作風。第2番は12分ほどでコラージュ的な手法
も取り入れている作品。第3番は無調風を装いながら随所で瞑想的な響きを
聴かせる作品です。 録音・編集:24bit

8.557628
アリアーガ(1806-1826):<弦楽四重奏曲集>
弦楽四重奏曲第1番/同第2番/同第3番
演奏/カメラータ・ボッケリーニ
スペインのモーツァルトと呼ばれ、19年という短い生涯に残された作品には根
強いファンがいるアリアーガ。憂いのある響きで始まる弦楽四重奏曲第1番
ほか、その才能を証明する3曲です。2006年のモーツァルト・イヤーに再注目
されるでしょう。

8.557638
リース(1784-1838):<ピアノ協奏曲集第1集>
ピアノ協奏曲Op.151「ライン川への挨拶」/ピアノ協奏曲Op.123 
※ともに世界初録音
演奏/クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)、
ウーヴェ・グロット(指揮)ニュージーランド交響楽団
ベートーヴェンの弟子であり、彼の協奏曲を幼少のリストが完璧に演奏して
注目されたというエピソードもあるリース。世界初録音となる2つの協奏曲
はベートーヴェンの正当な後継者であることを示す作品であり、特に作品123
は「ベートーヴェンの協奏曲第6番」と言いたくなるほど完成度の高い作品
です。

8.557654-55(2枚組)
ジャケ・ド・ラ・ゲール(c.1664/65-1729):クラヴサン組曲第1番-第6番
演奏/エリザベス・ファー(クラヴサン)
ルイ14世の宮廷を舞台に、クラヴサン奏者および作曲家として活躍。当時の
女性作曲家としては珍しく多くの作品を送りだしました。可憐さを持つこの
組曲集は彼女を知る大きなチャンスであり、フランス・バロック特有の舞曲
組曲として、もっと知られてもいいでしょう。

8.557694
フンメル(1778-1837):<室内楽曲集>
ピアノ四重奏曲Op.posth./ピアノ三重奏曲Op.35/チェロ・ソナタ/ピアノ
三重奏曲Op.22
演奏/スーザン・アレグザンダー=マックス(フォルテ・ピアノ)、
ミカエラ・コンベルティ(ヴァイオリン)、
サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)、
ジェーン・ロジャース(ヴィオラ)、パル・バンダ(チェロ)
当時ヨーロッパ随一のピアニストでもあり、古典とロマンティックの間の魅
惑的な時代を占めたフンメルの音楽。晩年の25年間、その詩的なメロディー
によりウィーン子たちに愛され続けました。スタンデイジほか、フロリレジ
ウムやアレグリSQのメンバーなどが古楽器によるハツラツとした演奏を聴か
せます。

8.557778
ヴェルディ(1813-1901):<歌曲集>
アヴェ・マリア/6つのロマンス-孤独な部屋で/同-暗い夜を恐れて/同-エ
リザよ、疲れた詩人は死んでゆく/同-つぼに近寄るな(墓に近寄らないで欲
しい)/ストルネッロ「お前は私を愛さないという」/6つのロマンスのア
ルバム-日没/同-星に/同-神秘/同-石だたみの道(小さな煙突掃除屋)/
同-乾杯(自筆譜:第1稿)/同-乾杯(出版譜:第2稿)/哀れな男/誘惑
/思い出にひかれて/バラード「亡命者」
※歌詞は<http://www.naxos.com/libretti/verdisongs.htm>にアクセスし
てPDFファイルをダウンロード。
歌・演奏/デニス・オニール(テノール)、
イングリッド・サージェナー(ピアノ)
オペラ、レクィエム、弦楽四重奏曲まではよく知る人も多いでしょうが、意
外に知られていないのがヴェルディの歌曲。その大部分を収録したこのディ
スクは、ヴェルディ・ファンなら必聴もの。オペラ・アリア集のようにも聞
こえます。オニールは、英ウェールズ生まれのリリック・テノールです。

8.557798
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
未知の世界(合唱と管弦楽のための歌曲)/柳の木(バリトンと管弦楽のた
めのカンタータ)(世界初録音)/旋風からの声(合唱と管弦楽のためのモ
テット)/「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント(弦楽とハープのた
めの)/光の息子たち(合唱と管弦楽のためのカンタータ)  
*英語歌詞付き
演奏・歌/デーヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
(合唱指揮:イアン・トレイシー)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
世界初録音となるカンタータ「柳の木」は1903年の作品ですが、すでにこの
作曲者の個性が出ている秀作。「光の子供」は1951年に初演された曲で、英
リリタ・レーベルにしか録音がありません(未CD化)。

8.557836
フンメル(1778-1837):<幻想曲集>
幻想曲Op.123(世界初録音)/幻想曲Op.18/幻想曲風ロンドOp.19/6つの
バガテルより「瞑想曲」/幻想曲「パガニーニの思い出」/「もう飛ぶまい
ぞ、この蝶々」による幻想曲
演奏/乾まどか(ピアノ)
ナクソスではシュミードルやバルトロメイなどウィーン・フィルの名手たち
と共演し、広く名前を知られるようになった乾まどか。フンメルの作品には、
ウィーンの音楽スタイルを修得した彼女だからこそ表現できるものがありま
す。ウィーン音楽の継承者たる証を、「幻想曲」というジャンルで味わって
ください。

8.557892
ベートーヴェン(1770-1827):歌劇「フィデリオ」(ハイライト)
[序曲/もしあなたといっしょになって/なんと不思議な気持ち/やはり金
がなければ幸せになれぬ/行進曲/ああ、なんという好機/極悪人よ、どこ
へ急ぐ/おお、なんという喜び、自由な空気の中で/神よ、ここはなんと暗
いのだ/やつは死ぬのだ!/ああ、言いようもないうれしさ/この日に祝福
あれ/王様のおぼしめしによって/優しい妻を得たものは](英語あらすじ
付き)
※歌詞(全曲盤用)は<http://www.naxos.com/libretti/fidelio.htm>にア
クセスしてご覧いただけます。
歌・演奏/ヴォルフガング・グラスホフ(バス)、
アラン・タイタス(バリトン)、イェスタ・ウィンベリ(テノール)、
インゲ・ニールセン(ソプラノ)、クルト・モル(バス)、
ヘルヴィヒ・ペコラロ(テノール)、
ミヒャエル・ハラース(指揮)
ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア、
ハンガリー放送合唱団(合唱指揮:カールマーン・シュトラウス)、他
全曲盤(8.660070-71)からの抜粋。交響曲全集が好評のコンビに、北欧やド
イツ、アメリカなど多彩な歌手陣が加わったスタンダード的な演奏。名歌手
クルト・モルの番人ロッコが光ります。

8.559207
ホヴァネス(1911-2000):
交響曲第4番/交響曲第20番「聖なる山への3つの旅」/交響曲第53番「星
の燭光」/荒地への帰還と復興/聖グレゴリウスの祈り
演奏/キース・ブライオン(指揮)
英国王立スコットランド音楽院ウィンド・オーケストラ、
ジョン・ウォレス(トランペット) 
管楽オーケストラのために書かれた作品集で、交響曲第4番はイーストマン
・ウインド・アンサンブルの演奏でも有名。打楽器などで星の煌めきを描く
交響曲第53番、名手ジョン・ウォレスを迎えた「聖グレゴリウスの祈り」な
ど、ホヴァネス入門として、また吹奏楽ファンにもおすすめです。

8.559242
グールド(1913-1996):
ジキルとハイド変奏曲/フォール・リヴァーの伝説(バレエ全曲)
演奏/ケネス・シャーマーホーン(指揮)
ナッシュヴィル交響楽団、ジェームス・F・ニール(語り) 
2004年12月に録音された、シャーマーホーン最後の録音のひとつ。名指揮者
ミトロプーロスの委嘱で作曲された「ジキルとハイド変奏曲」は、有名な物
語が原作。グールドの代表作に挙げられる「フォール・リヴァーの伝説」は
有名な殺人事件を題材にしたモダン・バレエで、ナレーション入りの全曲盤
です。

8.559244
ボルコム(1938- ):<2台のピアノのための作品集>
想い出/2台のピアノ、ハルモニウムとハープシコードのためのフレスコ画
(ピアノ2台用編曲)/単一楽章による2台のピアノのためのソナタ/間奏曲
/ヘビのキス(ラグタイム)/エデンの門を通って(ケークウォーク)
演奏/エリザベス・バーグマン(ピアノ)、マルセル・バーグマン(ピアノ) 
無調からジャズまでと、幅広い作風でユニークな存在となっているボルコム。
ゴットシャルクやブラジリアン・タンゴでおなじみのナザレスなどを讃えた
「思い出」、ラグタイムなどで聖書の「創世記」を描いた組曲「エデンの園」
からの2曲ほか、楽しい作品集です。

8.559245
バーンスタイン(1918-1990):
セレナード/ファクシミリ(管弦楽のための舞踊的エッセイ)/管弦楽のた
めのディヴェルティメント
演奏/マリン・オールソップ(指揮)ボーンマス交響楽団、
フィリップ・クィント(ヴァイオリン)、
ティモシー・ウォルデン(チェロ) 
恩師バーンスタインの作品を、慈しむように振るオールソップのシリーズ最
新盤。実質的なヴァイオリン協奏曲である「セレナード」、ニューヨークの
混沌を想起させる「ファクシミリ」、ボストン響のために書かれた楽しい
「ディヴェルティメント」。3曲とも自作自演をはじめ、いくつかの録音で
おなじみの作品です。クィントはジュリアード出身の若手奏者。
録音・編集:24bit



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.110313
<ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)>
J.S.バッハ(1685-1750):
イタリア協奏曲(録音:1935年7月9日、1936年9月25日-26日、パリ)/半
音階的幻想曲とフーガ(録音:1935年7月10日・16日、パリ)/ゴルトベル
ク変奏曲(アリアと30の変奏曲)(録音:1933年11月9日・13日-15日、パリ)
演奏/ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード) 
マーク・オバート=ソーン復刻。モダン・チェンバロによるバッハ演奏であ
り、バロック復興のルーツ的な存在である録音集。名作3曲の演奏は現代の
奏者と比較して強固であるものの、今となっては新鮮に聞こえるでしょう。
HMV録音の復刻です。

8.111022
<エルガー・コンダクツ・エルガー>
エルガー(1857-1934):
序曲「コケイン」―首都ロンドンにて(録音:1933年4月11日、ロンドン)
/創作主題による変奏曲「エニグマ」(録音:1926年4月28日、8月30日、
ロンドン)/行進曲「威風堂々」-第1番/同-第2番(録音:1926年4月
27日、ロンドン)/同-第3番/同-第4番(録音:1927年7月15日、ロンド
ン)/同-第5番(録音:1930年9月18日、ロンドン)/ボーナス・トラック
:偶発的ステレオによる「コケイン序曲」のサイド3(録音:1933年4月11日、
ロンドン)
演奏/エドワード・エルガー(指揮)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。英HMVに録音した自作自演はEMIがCD化して
いますが、このCDはSP盤からの復刻。珍しいのは「accidental stereo」と称
して、2枚のレコードを同時再生し擬似的にステレオ音場を作り出すという
実験的な試みで再現した「コケイン」(曲の後半のみ)でしょう。


<MARCO POLO>
8.225327 \1480
コムツァークI世(1823-1893)&コムツァークII世(1850-1905):
<ワルツ、マーチ、ポルカ集第2集>
コムツァークII世:ワルツ「金色の髪の乙女たち」/カラッファ行進曲/ワ
ルツ「ワルシャワの乙女たち」/行進曲「皇帝」/ポルカ・フランセーズ
「水車」/小さなワルツ/邪魔者のポルカ/ポルカ・マズルカ「秘密に」/
ポルカ・フランセーズ「メイフラワー」/ワルツ「あなたを想って」 
コムツァークI世:ワルツ「ブルタヴァ川のうねり」/行進曲「戦闘学の教師、
"フォン・クーン"」/ポルカ「リベーチェから来たラビ」
演奏/クリスティアン・ポラック(指揮)スロヴァキア放送交響楽団 
ヨハン・シュトラウス全集にはじまるウィーン音楽の膨大なプロジェクトを
展開してきた、マルコポーロの新シリーズ第2弾。ボヘミアの名家であるコ
ムツァーク3代を紹介するシリーズは、すでにコムツァークII世の作品集
(8.225175)がリリース済み。今回は父親の作品も加えた楽しい内容です。


<CPO>
777014-2 \1450
リース(1784-1838):<弦楽四重奏曲集第1集>
弦楽四重奏曲WoO.37/弦楽四重奏曲WoO.10
演奏/シュパンツィヒ四重奏団(ピリオド楽器使用)
今月はナクソスでもピアノ協奏曲がリリースされるリースの室内楽作品は、
ベートーヴェンに師事していた時代の曲(WoO.10)、晩年の曲(WoO.37)の
カップリング。ベートーヴェンやシューベルトの弦楽四重奏曲がお好きな方
には、ぜひおすすめしたい作品です。

777045-2 \1450
テレマン(1681-1767):
歌、演奏と通奏低音のための練習曲集(シュトッペ、ケーニッツ、リッチェ、
フィランデール・フォン・デル・リンデ、ブロックス、フォン・ハゲドルン、
ヴァイゼ、ゴットシェート(ゴッチェート)などによる47の歌曲集)
歌・演奏/クラウス・メルテンス(バリトン)、
ルートガー・レミー(ハープシコード)
1733年にハンブルクの出版社が企画した音楽ジャーナルであり、「忠実な音
楽の師」と同様、多くの市民たちにテレマンの音楽を広めた作品集。cpoの
リスナーにはおなじみ、メルテンス&レミーのコンビによる録音です。

777096-2 3枚組 \4350
ヴィヴァルディ(1678-1741):
歌劇「ティト・マンリオ(ティトゥス・マンリウス)」
歌・演奏/セルジョ・フォレスティ、エリーザベト・ショル、
ニッキー・ケネディ、ローサ・ドミンゲス、ルチーア・シャンニマニコ、
ティエリ・グレゴワール、ダヴィデ・リヴァーモア、ブルーノ・タッディア、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)モード・アンティクオ
世界初録音。ここ数年で大きくクローズアップされてきたヴィヴァルディの
オペラですが、1720年に初演されたこの作品は、バルトリら数人の歌手がア
リア集で取りあげているのみです。モード・アンティクオはイタリアの古楽
器アンサンブルです。

777099-2(SACD-Hybrid) \2550
ワインガルトナー(1863-1942):<交響作品集第3集>
交響詩「天国」/交響曲第2番
演奏/マルコ・レトーニャ(指揮)バーゼル交響楽団 
<Vol.1 : 999981-2/ Vol.2 : 777098-2>
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.0ch)、2chステレ
オ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録) 
ディスクの種類:ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤー
でお聴きいただけます)
名指揮者を作曲家として再評価するシリーズ、その第3弾。ワインガルトナ
ーの英雄交響曲と呼びたい「交響曲第2番」をメインに、ドイツ後期ロマン
派の真っ只中にある作風で、フルトヴェングラーにも負けない曲を作り上げ
ています。

777152-2 \1980
ヴェッツ(1875-1935):レクィエム
演奏・歌/ゲオルク・アレクサンドル・アルブレヒト(指揮)
ワイマール・チューリンゲン室内管弦楽団、
エルフルト・ドームベルク合唱団、ワイマール・フィルハーモニー合唱団、
マリエッタ・ツンブエルト(ソプラノ)、マリオ・ホフ(バリトン)
ブルックナーの信奉者であったヴェッツの壮大な「レクィエム」は、オラトリ
オ的な要素もある大作。G.A.アルブレヒトはフルトヴェングラーの交響曲全
集など、いくつかの録音もある指揮者です。

777160-2 5枚組 \4950
ペッテション=ペリエル(1857-1942):
<交響曲、管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲全曲集>
[CD1(999561-2)]交響曲第1番「旗」/組曲「過ぎし夏」 
[CD2(999564-2)]交響曲第2番「南国への旅」/ロマンス/オリエンタ
ル舞曲/カンタータ「スヴェーガルドラー」前奏曲 
[CD3(999632-2)]交響曲第3番「ラップランド」/「エアリナ」組曲/
歌劇「最後の審判の日の予言者」よりコラールとフーガ 
[CD4(999669-2)]交響曲第4番「ホルミア」/管弦楽組曲「眠りの森の
美女」/組曲「フレースエーの花々」第1番 
[CD5(999984-2)]交響曲第5番「孤独」/ヴァイオリン協奏曲
演奏/ミハイル・ユロフスキ(指揮)ザールブルッケン放送交響楽団、
ノールショッピング交響楽団、ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)
2005年8月新譜で完結したばかりのシリーズが、交響曲全集としてボックス
化再発売。スウェーデンの音楽史を語るには欠かせない存在であり、北欧の
空気を伝える伸びやかな旋律が特徴です。シベリウスやグリーグのファンに
は、無条件でおすすめしたい作品群です。

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05-11 No.17-2

2005年11月26日 11時17分10秒 | Weblog
<FIRST EDITION>
FECD0010 \2080
ピストン(1894-1976):
セレナータ#(録音:1956年12月16日)
交響曲第5番(録音:1965年2月24日)
交響曲第7番(録音:1974年11月12日)
交響曲第8番(録音:1975年5月15日) 
※全曲世界初録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)
ルイヴィル管弦楽団 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
委嘱作品である「セレナータ」は、3楽章形式のシンフォニエッタ風。その
他の3曲はそれぞれ、ジュリアード音楽院、フィラデルフィア管弦楽団、ボ
ストン交響楽団からの委嘱作です。なお、一部はモノラル録音です。

FECD0016 \2080
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
浸食 - アマゾン川の水源*#(録音:1952年1月13日)/序曲「熱帯林の夜
明け」*#(録音:1954年2月)/アフリカの踊り*(録音:1969年5月7日)
/ブラジル風バッハ第4番(録音:1977年5月10日) 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)ルイヴィル管弦楽団
委嘱作品の2曲は、それぞれ初演後に録音(モノラル録音)。「ブラジル風
バッハ第4番」は、ソニーの著名なプロデューサーだったアンドリュー・カ
ズディンによる制作です。

FECD0018 \2080
マルティヌー(1890-1959):
交響曲第5番*(録音:1966年2月18日)/間奏曲*#(録音:1953年3月26日)
/オーボエと管弦楽のための協奏曲(録音:1980年1月15日)/3つの版画*#
(録音:1959年4月28日) 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)ルイヴィル管弦楽団、
マリオン・ギブソン(オーボエ) 
戦後すぐに作曲され、チェコ・フィルに献呈された交響曲第5番をはじめ、
ルイヴィル管が委嘱した2曲ほかを収録。ジャズの影響も受けた作風は、ル
イヴィル管の得意とする作風です。

FECD0036 \2080
マリピエロ(1882-1973):
毎日の幻想曲#(録音:1954年12月)/ピアノ協奏曲第3番#(録音:1960年
1月)/歌と踊りの夜想曲(録音:1966年5月10日) 
※全曲世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)ルイヴィル管弦楽団、
ベンジャミン・オーウェン(ピアノ)
「毎日の幻想曲」は初演直後に録音されたもので、「ピアノ協奏曲第3番」
は初演から11年後の録音。3曲とも現在他の録音が少ない作品です。なお、
一部はモノラル録音です。

FECD1904 \2080
<ブリティッシュ・モダン第1集>ブ
リス(1891-1975):ディスコース#(録音:1957年11月) 
ラッブラ(1901-1986):
ヴァイオリンと管弦楽のための即興曲#(録音:1955年10月) 
アーノルド(1921- ):
2つのヴァイオリンのための協奏曲(録音:1973年2月5日) 
アッディソン(1920-1998):
トランペット、弦楽とパーカッションのための協奏曲(録音:1969年5月9日)
※全曲世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮、ルイヴィル管弦楽団、
レオン・ラピア(ヴァイオリン)、シドニー・ハース(ヴァイオリン)、
ピーター・マクヒュー(ヴァイオリン)、ポール・クリング(ヴァイオリン)
イギリスのさまざまな作風による作品集であり、委嘱作のブリス作品は初演
と同時期の録音。ラッブラ作品ではライナー時代のシカゴ響でコンマスを務
めたシドニー・ハースが、ソロを演奏しています。なお、一部はモノラル録
音です。

FECD1906 \2080
<フレンチ・モダン第1集>
オネゲル(1892-1955):
アグラヴェーヌとセリゼットのための前奏曲(録音:1969年2月11日)/古
風な組曲*#(録音:1961年) 
イベール:
(1890-1962)レディング牢獄のバラード(録音:1973年12月12日)/バッカ
ナール*(録音:1970年)/ルイヴィル協奏曲*#(録音:1954年3月)] 
*印は世界初録音 #印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮)ルイヴィル管弦楽団
オネゲル作品は現在、他のレーベル・カタログでもあまり見かけない貴重な
リリース。イベール作品は当オーケストラの名前を冠した「ルイヴィル協奏
曲」ほか、現代的なパフォーマンスを得意とするオケの特徴がストレートに
出ている演奏集です。なお、一部はモノラル録音です。



<WIGMORE HALL LIVE CD>
ロンドンの室内楽/リサイタル向けホールとして世界中から愛されているウィ
グモア・ホールが自主制作レーベル「Wigmore Hall Live」を立ち上げました。
コンサート・ホールでの興奮を何度でも味わっていただけるように、ライヴ・
レコーディングでお届けします。第1弾の4タイトルを1、2、3月でリリ
ースしていきます。

WHLive0001 \1750
ベートーヴェン(1770-1827):クラリネット三重奏曲 
メンデルスゾーン(1809-1847):八重奏曲
(ライヴ録音:2005年3月19日、ロンドン、ウィグモア・ホール)
演奏/ナッシュ・アンサンブル 
イギリス最高のアンサンブルと讃えられ、多くの若手プレイヤーにとっては
登竜門的な存在でもあるナッシュ・アンサンブル。フレキシブルな演奏は室
内楽の喜びを十二分に伝えてくれるものであり、ウィグモア・ホールのスタ
ー的な存在としても高く評価されています。名曲2曲が、その素晴らしさを
証明してくれるでしょう。

WHLive0004 \1750
<堕落した女たちと貞淑な妻たち - 歌曲集>
ワイル:乳母の歌/兵士の妻はなにをもらった
ハイドン:母の遅すぎた到着 
モーツァルト:老婆 
シューマン:ミルテの花-私を彼の胸によりかからせて(花嫁の歌II) 
ブラームス:おとめの歌 
ヴォルフ:ハイゼによるイタリア歌曲集第2部-ペンナに私の恋人がいる 
リヒャルト・シュトラウス:6つの歌Op.67から第一部 オフィーリアの歌 
アイルランド民謡(ヒューズ編曲):私の帰るところ 
ウォルトン:領主市長の仕事台-ワッピング・オールド・ステアズ 
ブリス:街から戻って 
民謡(ブリテン編曲):
かわいいポリー・オリヴァー/おお悲しい(流れは広く)(アンコール) 
ルーセル:賢い妻の返事 
フォーレ:やさしき歌-光背を負うた聖女 
デュパルク:戦のある国へ 
カワード:紡ぎ歌/アリスは再びそこに/小さなマリーナのバー 
プーランク:モンテ・カルロの女 
アーン:不実はなんと悪しきこと 
オスカー・シュトラウス:女性も情事をしてみては 
グランド:私のような女性 
ホイベルガー:歌劇「オペラ舞踏会」-別室へ行きましょう(アンコール)
(ライヴ録音:2005年6月6日、ロンドン、ウィグモア・ホール)
歌・演奏/フェリシティ・ロット(ソプラノ)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ) 
キリ・テ・カナワらと共に、デイムの称号を持つイギリスの歌手ロット。多
くのレーベルに録音を行う彼女のリサイタルでは多彩な作品が歌われ、名物
化しています。このリサイタルは、ロットのファンならもちろん満足してい
ただけますが、ロットを初めて聴く方にも最良の選曲でしょう。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
102045 \2880
<「リーヴィング・ホーム」20世紀の管弦楽曲(サー・サイモン・ラトルの
ガイドによる音楽旅行)第7集 ―
モティーフ - そして今 - (抜粋=ベリオ:ラボリントゥス 第2  ヘンツェ
:交響曲第8番 クルターク:シュテファンの墓 バートウィッスル:儀式
の断片 ターネイジ:ドラウンド・アウト ナッセン:花火と華麗な吹奏 
グバイドゥーリナ:ツァイトゲシュタルテン)/スペシャル・フィーチャー
[作曲家たちの経歴 / オーディオ・トラック(ターネイジ: ドラウンド・
アウト ― EMI音源提供: ラトル指揮・バーミンガム市響による演奏。画面:
ピクチャー・ギャラリー)
演奏/サー・サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市交響楽団
NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:PCMステレオ/50分(+オーディオ
・トラック22分)/言語:英・独/仏・伊・西・日本語字幕付き/片面一層
ディスク(DVD5) 
シリーズ第7弾は、これまで6巻で網羅してきた20世紀音楽から派生した、
21世紀へとつながっていくスタイルの作品集。ラトル自身がコンサートで取
りあげた曲も多く、ドキュメンタリーの完結編にふさわしい作品ばかりです。


<EUROARTS DVD>
2054528 \3450
ビゼー(1838-1875):
歌劇「カルメン」(仏語歌詞)(ライヴ収録:2005年7月16日、ザンクト・
マルガレーテン・オペラ音楽祭)
歌・演奏/ナディア・クラスティーヴァ、アレクサンドルス・アントネンコ、
セバスティアン・ホレチェク、アーサ・エルムグレン、
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)
ブルノ国立劇場管弦楽団&合唱団、
バレンシア・スペイン・バレエ、ジャンフランコ・デ・ボシオ(演出)、
マリエタ・ロメロ振付、他
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/160分/英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク
(DVD9)
オーストリアの野外オペラとして有名な、ザンクト・マルガレーテン音楽祭
で上演された舞台であり、いかにもラテンの血がたぎるようなステージ。オ
ーソドックスな演出ながら開放的な雰囲気が、この演目にピッタリです。
歌手陣はさほど有名ではないものの、それだけにオペラ・ファンには思わぬ
出会いがあるかもしれません。

2054548 \3450
チマローザ(1749-1801):
歌劇「秘密の結婚」(伊語歌詞)(ライヴ収録:1986年6月3日-8日、ドイ
ツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭])
歌・演奏/カルロス・フェラー、バーバラ・ダニエルズ、
デーヴィッド・キューブラー、ジョージン・レシック、
マルタ・シルマイ、クラウディオ・ニコライ、ヴェルナー・シンデマン、
ヒラリー・グリフィス(指揮)ドロットニングホルム宮廷劇場管弦楽団、ミ
ヒャエル・ハンペ(演出)
NTSC方式/画像構成比4:3fullscreen/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/153分/伊・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディ
スク(DVD9)
18世紀の舞台がそのまま現代に蘇ったかのようなオペラ上演でおなじみの、
ドロットニングホルム宮廷劇場。レオポルト2世のもとで作曲し、1792年に
ウィーンで初演されたチマローザの代表作はもっと評価されていいでしょう。
伝統ある劇場での上演により、モーツァルトやロッシーニのファンにも見て
いただきたいディスクです。

2054608 \2700
<モーツァルト:大ミサ曲/ウヴェ・ショルツによるバレエ>
[音楽=グレゴリオ聖歌:カンタベリーの聖トマスの祝祭のためのミサ-主の
もとにすべての者を喜ばせ給え/同-われは唯一の天主を信ず モーツァルト
:ミサ曲「大ミサ曲」/アダージョとフーガ/モテット「アヴェ・ヴェルム
・コルプス」 ヤン:場所と時代-第2番「時間と時代」/同-間奏曲「多く
の国を通過して」 クルターク:ヤーテーコク(遊戯)とバッハのトランス
クリプションより ツェラン:烙印/絲の太陽たち/詩篇 ペルト:クレド]
(ライヴ収録:2005年6月28日、ドイツ、ライプツィヒ歌劇場)
バレエ・演奏/ライプツィヒ・バレエ、
バラーシュ・コチャール(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
ライプツィヒ歌劇場合唱団(合唱指揮:シュテファン・ビルツ)、
ユーニー・ユー(ソプラノ)、マリー=クロード・シャピュイ(ソプラノ)、
ヴェルナー・ギューラ(テノール)、フリーデマン・レーリヒ(バス)、
ウヴェ・ショルツ演出、振付、装置、衣装
NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー
・デジタル5.1、DTS5.1/130分/英・仏語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
バッハ、ハイドンなども含め多くのクラシック音楽作品をベースにバレエ化
し、ライプツィヒ・バレエにひとつの黄金時代をもたらした振付師、ウヴェ
・ショルツ。2004年11月に亡くなった彼の偉業を讃えて上演されたステージ
は、モーツァルトの大作「大ミサ曲」を軸に、さまざまな作品を挟みこむよ
うな形で構成された作品です。


<NAXOS JAZZ LEGEND>
8.120802 \850
アーティ・ショウ:第2集
「クラリネット協奏曲」オリジナル・レコーディングス1937-1940
[Sweet Adeline / Afraid To Dream / Chant / The Blues / Shoot The
Likker To Me, John Boy / Indian Love Call / Any Old Time / Non-Stop
Flight / Softly, As In A Morning Sunrise / Rosalie / Pastel Blue /
Traffic Jam / Frenesi / Gloomy Sunday / Summit Ridge Drive / Star
Dust / Dr Livingstone, I Presume? / Concerto For Clarinet]
<Vol.1: 8.120615>
デヴィッド・レニック復刻。ベニー・グッドマンと並ぶジャズ・クラリネッ
トのスターであり、ストラヴィンスキーなどクラシックの作曲家にも影響を
与えたショウの、Brunswick、Bluebird、RCA Victorという3レーベルにわ
たる名演集。若きビリー・ホリデイの歌うトラックも聴きものです。

8.120821 \850
ジャンゴ・ラインハルト:第9集
「ウィズ・ヴォーカルズ」オリジナル・レコーディングス1933-1941
[Le meme coup / Le jour ou je te vis (The Day You Came Along) / Je
sais que vous etes jolie! / I Saw Stars / Deux cigarettes dans l'ombre
(Two Cigarettes In The Dark) / The Continental / Un baiser / La
derniere bergere / Vieni, vieni / Tout le jour, toute la nuit (Night
And Day) / Darling, je vous aime beaucoup / Lily Belle May June /
Sweet Sue, Just Sue / Un amour comme le notre / Cette chanson est
pour vous (Life Is A Song) / Rendezvous sous la pluie / I'se A-Muggin'
/ Undecided / Don't Worry 'Bout Me / Le Cigale et la Fourmi]
デヴィッド・レニック復刻。膨大なジャンゴのレコーディングの中で、ヴォー
カルを加えたトラックを選び、名シンガーたちとの共演を楽しめる一枚に。
ジャン&ジェルメーヌ・サブロン、ヒルデガード、ジェリー・メンゴ、シャル
ル・トレネ、ベリル・デイヴィスといった面々が、「同じ仕打ち」「あなた
に会ったその日」「美しい方と知って」など全20曲を歌います。もちろん
ジャンゴ、グラッペリなどおなじみのバンド・メンバーも好演。



<NAXOS NOSTALGIA>
8.120828 \850
「ス・ワンダフル」ジョージ・ガーシュウィンの歌曲集 
オリジナル・レコーディングス1920-1949
[George White's Scandals of 1922: I'll Build A Stairway To Paradise
/ Sinbad: Swanee / Lady, Be Good:Fascinating Rhythm /
Oh, Kay!:Someone To Watch Over Me / Oh,Kay! Medley: Fidgety Feet -
Maybe - Clap Yo' Hands - Do, Do, Do / Funny Face:'S Wonderful /
Strike Up the Band:The Man I Love / Show Girl:Liza / Strike Up The
Band:Strike Up The Band / Girl Crazy: I Got Rhythm / Embraceable
You / Bidin' My Time / Pardon My English:My Cousin In Milwaukee /
Let' Em Eat Cake:Mine / Porgy and Bess:It Ain't Necessarily So /
Summertime / A Damsel In Distress:Nice Work If You Can Get It /
Goldwyn Follies:Love Walked In / Shall We Dance; The Barkleys of
Broadway:They Can't Take That Away From Me / Rhapsody In Blue]
デヴィッド・レニック復刻。数多くのミュージシャンたちが取りあげてきた、
ガーシュウィン・ナンバー。このCDは、ビング・クロスビー、アル・ジョル
スン、ジュディ・ガーランド、フレッド・アステア、ビリー・ホリデイ、
エセル・マーマン、テディ・ウィルソン、ガートルード・ローレンス、
ポール・ホワイトマン楽団、他の大スターたちによる競演であり、さながら
「ガーシュウィンの紅白歌合戦」です。「魅惑のリズム」「私の彼氏」「ア
イ・ガット・リズム」「サマー・タイム」など、珠玉の名曲・名唱ばかり!

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05-11 No.16-1

2005年11月25日 14時23分26秒 | Weblog
<Ambroisie>
AMB 9977 2枚組 \3760
J.S.バッハ:
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集
【CD1】
プレリュードBWV 846a、847、851、850、855a、854、856、848、849、853、
0111857(後の《平均律クラヴィーア曲集》のプレリュード)/プレアンブル
ム(小プレリュード)BWV 924、926 、927a、930、928(《9つの小さなプレ
リュード》より)/プレアンブルムBWV 772、775、778、779、781、784、786、
785、783、782、780、777、776、774、773(後の《インヴェンションとシン
フォニア》)
【CD2】
ファンタジアBWV 787、790、793、794、796、799、801、800、798、797、795、
792、791、789、788(後の《インヴェンションとシンフォニア》)/プレリュ
ードBWV 924a、925、932、931(《9つの小さなプレリュード》より)/運指
練習曲BWV 994/《2つのアルマンド》BWV836、837/フーガ ハ長調(BWV953)
/《3つのメヌエット》BWV 841、、842、843/バス・スケッチ ト短調
(BWVなし)/尊き御神の統べしらすままにまつろいBWV691、イエス、わが喜
びBWV753/《パルティータ》BWV929(シュテルツェル作)/組曲 イ長調
BWV 824(テレマン作)/J.C.リヒターによるクラヴサン作品
クリストフ・ルセ(Cemb)
録音:2004年11月
使用楽器:
ヨハネス・リュッカース1632年製(1787年フォン・ナーゲル改修)チェンバロ
かけた途端、思わず引き込まれてしまう魅惑のサウンド。ルセは、名器リュッ
カースを完全に手中におさめており、そのたっぷりとした音色は実に心に沁み
ます。これらの小曲をここまで鮮やかに聞かせてくれる演奏がかつてあったで
しょうか・・・。演奏も楽器の音色も、その美しさに息をのむほどの出来栄え。
今回ルセが世に送り出すのは、大バッハが長男のために書き上げた練習曲集、
「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのための音楽帳」。これは、ヴィル
ヘルムが10歳になった頃から書き始められ、3年くらいかけてこの音楽帳に様々
な楽曲が加えられ完成しました。これには、のちにインヴェンション、シン
フォニアや平均律曲集におさめられることとなる曲の原型、運指練習曲、さら
にはコラールまで、実に多岐にわたる内容のものがおさめられており、まさに
よい勉強になる曲集です。この盤では、“音楽帳”として残されているものが
体系的に録音されています。のちに平均律曲集に含められることとなるプレ
リュードも、この音楽帳の中では少し形が違うものもあり、バッハがどのよう
に作品を改編していったかをみることもできる興味深い内容になっています。

AMB 9987 3枚組 \5150
VIOLON VIOOL 2005
【CD1】
第1位 セルゲイ・ハチャトリャン 
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調op.99
ショーソン:詩曲op.25
第2位 ヨッシフ・イヴァノフ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調op.108
【CD2】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調KV216(ヨッシフ・イヴァノフ)
入賞 米元響子
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
第3位 ソフィア・ヨッフェ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
入賞 ヒュック・ジョー・クン
サン=サーンス(イザイ編):ワルツ形式の練習曲によるカプリース
【CD3】
第4位 松山冴花
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
第5位 ミハイル・オヴルツキ
ジャヴィエ・トッレス・マルドナード(1968-メキシコ):
<コンクール用新曲>Obscuro Etiamtum Lumine
イザイ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 op.27-5
第4位 松山冴花
ハンス・スルイース(1969-オランダ):四大元素
入賞 アンタル・サライ
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ ニ長調op.21
【CD1】ヴァルガ(指)ベルギー王立管弦楽団、
ルジーヌ・ハチャトリャン(Pf)
ルック・デヴォー(Pf)
【CD2】ポール・グッドウィン(指)ヴァロニエ室内王立管弦楽団
トビアス・コッホ(Pf)ビョルン・レーマン(Pf)
【CD3】ヴァルガ(指)ベルギー王立管弦楽団 エリアーネ・ルイス(Pf)
トビアス・コッホ(Pf)
録音:2005年5月9-14日、セミ・ファイナル
2005年5月23-28日、ファイナル/パレ・ド・ボザール(ブリュッセル)のライ
ヴ録音
2005年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門上位入賞者
たちの実際のコンクール時の演奏がそのままCDになりました。異様にはりつめ
た空気の中響く弦の音は、若々しくみずみずしい感性が詰まっており、聴く者
の心をうちます。
優勝者のセルゲイ・ハチャトリャンはこれまでに何度か来日していて、ナイー
ブレーベルからシベリウスとハチャトゥリアンのVn協奏曲(V 4959)がリリー
スされております。ここでは、彼の繊細な歌わせ方と美しい音色にますます磨
きがかかって、まさに絶品。他の演奏者たちと演奏の空気がまったく違います。
どうしたらあんな美しい音色が出せるのか、不思議でなりません。日本人の
松山冴花も注目株。精緻な歌わせ方で行き届いたブラームスは実に見事です。






<TAHRA>
FURT 1101 4枚組 \4500
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
全てヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
【CD1】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ブルーノ・キッテル合唱団
ティラ・ブリーム (S),エリーザベト・ヘンゲン (A),
ペーター・アンデルス (T),ルドルフ・ヴァツケ(Bs)
録音:1942年3月22-24日 新リマスター
【CD2】バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
エリザベス・シュワルツコップ(S),エリーザベト・ヘンゲン(A),
ハンス・ホップ(T),オットー・エーデルマン(Bs)
録音:1951年7月29日 新リマスター
【CD3】フィルハーモニア管弦楽団,ルツェルン音楽祭合唱団
エリザベス・シュワルツコップ(S),エルザ・カヴェルティ(A),
エルンスト・ヘフリガー(T),オットー・エーデルマン(Bs)
録音:1954年8月22日
【CD4】サミ・アブラ氏によるフルトヴェングラー指揮の第9交響曲・比較分析
フルトヴェングラー以外に使用されている音源(全て一部のみ)
トスカニーニ(指)NBC交響楽団 1952年
カラヤン(指)ベルリン・フィル 1963年
メンゲルベルク(指)コンセルトヘボウ管弦楽団 1940年
アーベントロート(指)ライプツィヒ放送管弦楽団 他
フルトヴェングラーが指揮したベートーヴェンの第9交響曲は、1937年から亡
くなる1954年までの17年間に、全部で11種類の演奏がCDになっています。その
中でも特筆すべき演奏は3つあります。1942年3月のベルリン・フィルとの公演、
これは大戦中の緊迫感に満ちた演奏。「バイロイトの第9」として名高い1951年
のバイロイト音楽祭開幕公演、これは極めつけの名演として長い間君臨してい
ます。そして1954年のルツェルン音楽祭公演、これはフルトヴェングラー晩年
の深い思索を感じさせる感動的演奏。この3つの演奏がセットなって発売!
しかもベルリンとバイロイトの演奏は、新たなリマスターが行われており、
音質も一新!TAHRAとしても大きな自信の出来ばえとなっています。さらにフ
ランス・フルトヴェングラー協会の重鎮サミ・アブラ氏による詳細な分析と、
比較用CDがついて、フルトヴェングラーの芸術を多面的に検証できるように
なっています。さすがTAHRA!





<BIS>
BISSA 1461(SACD-Hybrid) \2250
J. S. バッハ:カンタータ全集Vol.29
第2番「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV2
第3番「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」BWV3
第38番「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38
第135番「ああ主よ、哀れなる罪びとわれを」BWV135
ドロテー・ミールズ (Sop)、パスカル・ベルタン(A)、
ゲルト・テュルク (Ten)、ペーター・コーイ (Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン、コンチェルト・パラティーノ
SACDハイブリッド盤。第29巻に収められた4作には、すべてコルネット(ツィ
ンク)とトロンボーンが登場するのが特徴。この録音ではブルース・ディッキ
ー率いるフランスの名人集団コンチェルト・パラティーノが担当しているのが
嬉しいところ。舌を巻く巧さです。いつものBCJの響きと一味異なる荘重さ
が新鮮です。

BISSA 1206(SACD-Hybrid) \2250
デュリュフレ:レクイエム Op.9
フォーレ:レクイエム Op.48(マティアス・ヴァグナー編のオルガン伴奏版)
ミア・パーション (Sop)、マレーナ・エルンマン (Ms)、
オッレ・パーション (Br)、マティアス・ヴァグナー (Org)、
フレドリク・マルムベリ(指)スウェーデン放送Cho
SACDハイブリッド盤。BISにはグラーデン&聖ヤコブ教会Choによる素晴らしい
デュリュフレのレクイエムがありましたが、また素敵な盤が加わりました。
BCJのカンタータ録音でもおなじみのパーション、キャバレーソング集で静か
な人気を読んだエルンマンという独唱の豪華さ、また北欧ならではの冷たいま
でに透きとおった合唱も期待できます。オルガン伴奏版のフォーレも予想を上
回る良さです。

BISSA 1491(SACD-Hybrid) \2250
グリーグ:弦楽のための作品集
組曲「ホルベアの時代より」Op.40 
2つの悲しい旋律 Op.34 
2つのメロディ Op.53 
2つのノルウェーの旋律 Op.63 
2つの叙情小曲 Op.68
ウーレ・クリチスチャン・ルード(指)ベルゲン・フィル
SACDハイブリッド盤。透明な高音、微妙な色合いの変化する中低域などグリー
グの作品ほど弦楽オーケストラに合った音楽はちょっと考えられません。涙が
出るほど美しい「過ぎし春」、叙情小曲集の「山の夕べ」をグリーグ自身がオ
ーボエ、ホルンと弦楽オーケストラ用に編曲した絶品まで、すべて治められた
います。かすかなトレモロの効果や厚い響きはSACDならではです。

BIS 1537 \2080
モーツァルト(フンメル編曲):
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K..537「戴冠式」(室内楽版)
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K..482(室内楽版)
白神典子(Pf)、ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)、ペーター・クレメント(Vn)、
ティボル・ベーニ (Vc)
白神典子によるモーツァルト=フンメルの第3弾。フンメルは編成を室内楽に
するだけでなく、ピアノ書法もロマン派風に手を加えています。その点で不完
全なピアノ譜しか残っていない第26番「戴冠式」の編曲は要注目。というのも、
フンメルはモーツァルト自身が独奏を務めた初演を聴いており、抜群の記憶力
を誇った彼がそれを反映させ充実したソロ・パートを完成させているから。ど
のようになったか乞うご期待!

BIS 1355 \2080
ドビュッシー:ピアノ曲全集 Vol.3
前奏曲集第2巻(全12曲)
英雄の子守唄
アルバムのページ
エレジー
おもちゃ箱
小川典子 (Pf)
小川典子のドビュッシー・ピアノ曲全集の第3弾。第1集・2集はともにレコ
ード芸術誌特選でした。このアルバムには小川の十八番である「前奏曲集第2
巻」に、比較的珍しい3作が収められています。「前奏曲集第2巻」の説得力
はさすがと申せましょう。

BIS 1167 \2080
ヴァイグル:
交響曲第6番(1947)
古都ウィーン (1939)
ウーレ・クリチスチャン・ルード(指)ベルゲン・フィル
カール・ヴァイグル (1881-1949)はウィーンに生まれ、ツェムリンスキーに
作曲を師事、マーラーとシェーンベルクをつなぐべく存在でした。ユダヤ人
だったためアメリカへ移住しますが、彼の音楽はブルックナーやマーラーの
強い影響を受けています。「古都ウィーン」はヨハン・シュトラウス未亡人
邸の常連だったヴァイグルのウィーン賛歌。ウィーンの風物にきらめきます。






<NOVALIS>
NOV150 247 5枚組 \3380
モーツァルト:
CD1
交響曲集 
交響曲第38番「プラハ」、交響曲第40番
ハワード・グリフィス(指)チューリヒ室内O
CD2
ヴァイオリン協奏曲集 
ヴァイオリン協奏曲第3,4,5番
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn,指)イギリス室内O
CD3
セレナーデ集 
セレナーデ第13番 
第9番「ポストホルン」
ジェームス・ジャッド(指)イギリス室内O
コリン・デイヴィス(指)バイエルン放送O

CD4:
木管楽器のための協奏曲集
フルートとハープ、オーボエ協奏曲、クラリネット協奏曲
ウルズラ・ホリガー(Hp)オーレル・ニコレ(Fl)ハインツ・ホリガー(指)
トーマス・インデアミューレ(Ob)レオポルド・ハーガー(指)
ディーター・クレッカー(Cl)ヴォルフ・ディーター・ハウシルト(指)
イギリス室内O
CD5:
宗教曲集 
証聖者の荘厳な晩課K.339よりラウダーテ・ドミヌム
踊れ喜べ幸いな魂よK.165よりアレルヤ
オッフェルトリウムK.72
ハ短調大ミサK.427よりラウダームス・テ
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
ミサ・ブレヴィスK.275よりベネディクトゥス
レジーナ・チェリK.276
戴冠式ミサ曲K.317
エディット・マティス(Sp)ベルンハルト・クレー(指)
イギリス室内O タリス室内Cho
・エディット・ヴィンス(Sp)ベルナルダ・フィンク(At)
ヴェルナー・ホルヴェーグ(Tn)トーマス・ハンプソン(Bs)
マルティン・ハーゼルベック(指)ウィーン・アカデミー
スイスの名門レーベル、NOVALISの名盤のなかからモーツァルトのおい
しいところを厳選して超特価でお届けいたします。





<URANIA>
URNSP 4240 \1350
バッハ:
ゴルトベルク変奏曲 ト長調 BWV.988
クラヴィーア協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
グレン・グールド(P)
アーネスト・マクミラン(指)トロント交響楽団
録音:1954-55年
いずれもCBC(カナダ放送協会)による録音。ゴルトベルク変奏曲は、有名な
米COLUMBIA(=SONY)録音の前年の1954年の録音。本家CBCからもCDになって
います。

URNSP 4243 \1350
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
モーツァルト:
ディヴェルティメント第2番 ニ長調 K.131,交響曲第33番 変ロ長調 K.319
ジョージ・セル(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,クリーブランド管弦楽団
録音:1949年,1955年
ベートーヴェンはDECCA録音。モーツァルトはセルのディスコグラフィには該
当する録音の記載がないもの。

URN22 281 \1350
シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人」 D.760,Op.15
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125,R.456
アルベニス:イベリア(第1巻、第2巻)
クラウディオ・アラウ(P)
グィド・カンテッリ(指)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1947年,1955年
アルベニスは1947年の英COLUMBIA(=EMI)録音。シューベルトは1955年の英
COLUMBIA録音。リストは1953年3月のライヴ、以前Music & ArtsからCDが出て
いたものと同じ(M&A 625)。

URNSP 4241 \1350
シューマン:
アベッグ変奏曲 Op.1
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
幻想小曲集 Op.12から(3曲)
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19
前奏曲集 Op.11から(12曲)
「炎に向かって」 Op.72
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1955年
ディスコグラフィによると、大半が1955年6月20日、モスクワでの録音。シュ
ーマンの幻想小曲集は2、3、7番を、スクリャービンの前奏曲は2、3、5、9、
10、11、12、15、16、17、18、24番を演奏。

URNSP 4242 2枚組 \2700
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
イーヴ・ナット
録音:1954年
EMI録音。

URN22 283 4枚組 \5400
ワーグナー:「神々の黄昏」
キルステン・フラグスタート(S ブリュンヒルデ),
セト・スヴァンホルム(T ジークフリート),
イングリット・ビョーナー(S 第3のノルン),他
フィエルシュタート ノルウェイ国立放送管弦楽団
オイヴィン・フィエルスター(指)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団,ノルウェー国立放送管弦楽団
ノルウェー国立放送合唱団
録音:1956年
DECCAからLPが発売されたことのある録音で、もともとはノルウェー放送の録
音。詳しい経緯は、カルショーの<レコードはまっすぐに>(山崎浩太郎訳)
の182-3ページにかかれています。CDとしてはこれが初出。

URN22 280 3枚組 \4050
ワーグナー:「ワルキューレ」
ルートヴィヒ・ズートハウス(T ジークムント),
レオニー・リザネク(S ジークリンデ),
マルタ・メードル(S ブリュンヒルデ),
ゴットロープ・フリック(Bs フンディング),
フェルディナント・フランツ(Br ヴォータン),
マルガレーテ・クローゼ(Ms フリッカ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年9-10月
EMI録音。フルトヴェングラーの最後の指揮となったもの。

URN22 282 2枚組 \2700
マスネ:「マノン」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(マノン),
アンリ・ルゲイ(デ・グリュー),ミシェル・ダン(Br レスコー),他
ピエール・モントー(指)パリ・オペラ座管弦楽団,合唱団
録音:1955年
EMI録音。現在はTESTAMENTでCDになっている物と同一。

RM11 925 2枚組 \2700
シューベルト:「冬の旅」,「白鳥の歌」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
ヘルタ・クルースト(P),クラウス・ビリング(P)
録音:1948年,1953年
いずれもフィッシャー=ディースカウの初期の放送録音。

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05-11 No.16-2

2005年11月25日 14時22分41秒 | Weblog
<PREISER>
PRCD 90699 \1780
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」序曲
「タンホイザー」序曲とヴェーヌスベルクの音楽
「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行
「ジークフリート」-森のささやき
「パルジファル」前奏曲
「パルジファル」-第1幕の場面転換の音楽
「パルジファル」-花の乙女の場面
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・レヒライトナー(T)  ギュンター・トレプトフ(T)
ウィーン国立歌劇場合唱団
録音:1953年5月,1950年6月,1950年9月
いずれもDECCA録音。言わずと知れたワーグナーの巨匠、クナッパーツブッシュ
が、1950年代前半に録音したもの。

PRCD 90679 \1780
ブルックナー:
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
フランツ・コンヴィチュニー(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年
SUPRAPHON録音。本家からもCDが出ていますが、加工のすくないPREISERの素直
な音も好ましいものです。

PRCD 90678 \1780
マーラー:交響曲「大地の歌」
アントン・デルモータ(T),エルザ・カヴェルティ(Ms)
オットー・クレンペラー(指)ウィーン交響楽団
録音:1951年
VOX録音。1950年代初頭の、クレンペラーとウィーン交響楽団が残した一連の
録音の中でも評価の高いもの。

PRCD 90695 \1780
ヴェルディ:
「仮面舞踏会」抜粋
「トロヴァトーレ」-ミゼレーレ
「運命の力」からの場面
ジャン・ピアース(T リッカルド),ジンカ・ミラノフ(S アメーリア),
レナート・ウォーレン(Br レナート),
マリアン・アンダースン(A ウルリカ),
ロバータ・ピーターズ(S オスカル),
ディミトリ・ミトロプーロス(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ジンカ・ミラノフ(S),ジャン・ピアース(T) 
レナート・チェッリーニ(指)RCAヴィクター管弦楽団
ジャン・ピアース(T),ジンカ・ミラノフ(S),レナート・ウォーレン(Br),
ニコラ・モスコーナ(Bs) 
ヨネル・ペルレア(指),レナート・チェッリーニ(指)
RCAヴィクター管弦楽団
録音:1955年1月,1951年5月,1955年2,4月
いずれもRCA録音。「仮面舞踏会」はライヴではなく、オリジナルの抜粋録音。
ちゃんとしたCDに復刻されるのは初めてです。ミトロプーロスは、同時期に
メトで「仮面舞踏会」を上演していて、そこでマリアン・アンダースンが黒
人歌手として初めてメトの舞台に立ったのは有名な話。さらにピアース、ミ
ラノフ、ウォーレンと、当時のメトのスターが揃った録音です。

PRCD 90663 3枚組 \5340
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」
ウラディミール・ガヴリュショフ(Bs スヴェトザール)
ヴェラ・フィルソワ(S リュドミラ) イワン・ペトロフ(Br ルスラン)
エウゲニア・ヴェルビツカヤ(Ms ラトミール)
ゲオルギー・ネレップ(T フィン)他
キリル・コンドラシン(指)ボリショイ劇場管弦楽団,合唱団
録音:1952年
コンドラシン30代末にボリショイ劇場で録音した「ルスランとリュドミラ」の
全曲。ソ連時代の名歌手がずらりと並んでいます。





<CALLIOPE>
CAL 3221 3枚組 \4050
CAL 6679 (ADD) 55'57"
ブラームス:詩曲集Op.79, 3つの間奏曲Op.117, 6つの小品Op.118
CAL 6219 (DDD) 62'11"
ブラームス:16のワルツ集(Op.39,52a,65a),ハンガリー舞曲集(第1,2,5&17番)
CAL 6221 (DDD) 79'25"
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番Op.5,幻想曲集Op.116,4つの小品Op.119
インゲル・セデルグレン(ピアノ)
現在は、ナタリー・シュトゥッツマンの伴奏でその実力を示しているインゲル
・セデルグレン。既発の3枚のブラームス録音をまとめたボックス・セットが
発売されます。CAL6221は廃盤扱いとなっていたものです。

CAL 3817 3枚組 \4050
CAL 4819 75'03"
サン=サーンス:
オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166,ホルンとピアノのためのロマンス ヘ長調
Op.36,テナー・トロンボーンのためのカヴァティーナOp.144,クラリネット・
ソナタ 変ホ長調Op.167
グノー:小交響曲 変ロ長調
ダンディ:7つの木管楽器のための舞曲集
モーリス・ブルグ八重奏団
録音:1975年
CAL 6818 74'48"
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第1&2番
日本のメロディー:
「夏の思い出」「砂山」「ふるさと」「城ヶ島の雨」「浜千鳥」「しかられて」
「出船」「宵待草」
アンドレ・ナヴァラ(Vc) アニー・ダルコ(P)
録音:1976年&1982年
CAL 5817 44'06"
サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1&2番
ミシェル・ベネデット(Vn) アニー・ダルコ(P)
録音:1975年
フランスの木管の香り漂うモーリス・ブルグと仲間たちによる木管楽器のため
の作品集(CAL4819)。名手、ナヴァラによる官能的なサン=サーンスのソナタ
と味わい深い日本でのメロディーを集めたアルバム(CAL6818)。現在は廃盤扱
いとなっているミシェル・ベネデットによるサン=サーンス:ヴァイオリン・
ソナタ集(CAL5817)、一つにまとめたサン=サーンスのセットが発売されます。

CAL 3310 3枚組 \4050
CAL 9310 68'35"
「ミサ曲《別れの時》と聖母マリアのためのモテット集」
マントヴァのジャケット:
ミサ曲「別れの時」、モテット「マリアは良いほうを選んだ」他 
ジャケ・ド・ベルヘム:「おお、イエス・キリストよ、私を憐れんでください」
グレゴリオ聖歌:「天にまします我らが父よ」「アヴェ・マリア」
ムートン:「アヴェ・マリア、清らかなる処女」、「アヴェ・マリア(4声)」
作者不詳「マニフィカト」
アンサンブル・ジャケット・ド・マントヴァ
CAL 9340 63'29"
マントヴァのジャケット: 「エレミアの哀歌」
・聖木曜日のための ・聖金曜日のための ・聖土曜日のための
アンサンブル・ジャケ・ド・マントヴァ, ミシェル・ロンスダール(朗唱)
録音場所:ブルターニュ地方フィニステール県ルレック修道院
CAL 9342 58'20"
マントヴァ、ゴンザーガ家の1549年のミサとモテット
(ジャケ・ド・マントヴァとアドリアン・ヴィラールトの作品による)
アンサンブル・ジャケット・ド・マントヴァ
レ・サクブティエ・ド・トゥールーズ





<Alba>
ABCD 195 2枚組 \4160
エドゥアルド・トゥビン (1905-1982):
バレエ「クラット」 ETW111
エストニアの主題によるシンフォニエッタ ETW11 (管弦楽のための)
エストニア国立交響楽団 
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団女声合唱団
イリス・オヤ (メッツォソプラノ)  
アルヴォ・ヴォルメル (指)
録音:2003年1月25日-26日、5月5日 (クラット)、
2003年11月21日エストニア・コンサートホール
〈クラット〉はトゥビンの唯一のバレエ。 “クラット”は、エストニア民謡
に登場する悪鬼。いろいろな材料を集めて作った人型が、主人が悪魔に魂を
売り渡すと、それとひきかえに命を得て、宝物を運んできます。村の宴。悪
魔に魂を売った者たちの祭り、オーロラ。村娘と牧童の踊り。クラットの復
讐。さまざまな情景が、エストニア民謡と舞曲も取り入れた音楽により、活
き活きと描かれます。交響曲とならぶ、トゥビンの代表作。組曲は、ネーメ
・ヤルヴィ指揮バンベルク交響楽団の録音 (BIS 306) がありますが、全曲の
商用録音は、これが初めて。組曲と全曲をくらべると、まるで別の作品のよ
うにも聞こえます。バレエ全曲というのは、音楽だけ取り出すと退屈になり
がち。しかし、〈クラット〉には、全曲を一気に聴かせてしまうような圧倒
的なパワーがあります。エストニア国立交響楽団とアルヴォ・ヴォルメルは、
トゥビンの全交響曲を録音したコンビ。

ABCD 205 \2080
ノルドグレン(1944-):ペリマンニの肖像 作品26
ブルッフ:スウェーデン民謡によるセレナード 
バルトーク(アーサー・ウィルナー 編曲):ルーマニア民族舞曲 Sz56 
サッリネン(1935-):ペルトニエミ・ヒントリークの葬送行進曲の諸相 (1981) 
ラウタヴァーラ(1928-):オストロボスニア・ポルカ
グリーグ:2つの旋律 作品53 (ノルウェーの旋律 はじめての出会い) 
ペッカ・ヤルカネン(1945-):
ヴィロの農奴(1980) (2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
ユハ・カンガス(指)オストロボスニア室内管弦楽団
レイヨ・トゥンカリ (ヴァイオリン) ティモ・カンガス (ヴァイオリン) 
エラル・クイヴ (ヴァイオリン)
録音:2004年5月14日-16日 スネルマン・ホール (ハッコラ)
10月に紀尾井シンフォニエッタを客演指揮したユハ・カンガスが音楽監督を
務める、フィンランドを代表するアンサンブル、オストロボスニア室内管弦
楽団。本拠地、ボスニア湾に面した町、コッコラは、フィンランドにおける
民俗音楽研究の中心地カウスティネンに近く、民俗音楽をルーツとする作品
に彼らのアイデンティティが示されます。最新アルバムは、彼らがもっとも
得意とする作品を集めた“ポートレート”。ノルドグレンの〈ペリマンニの
肖像〉、サッリネンの〈ペルトニエミ・ヒントリークの葬送行進曲の諸相〉
は、日本の室内オーケストラのプログラムにも載るようになりました。民俗
音楽と芸術音楽の融合。フィドル弾きからスタートしたユハ・カンガスの自
信があふれています。

ABCD 209(SACD-Hybrid) \2180
バッハ:オルガン作品集
トッカータ、アガージョとフーガ ハ長調 BWV564 トリオソナタ 変ホ長調
BWV525
前奏曲 (幻想曲) とフーガ ト短調 BWV542 トリオソナタ ニ短調 BWV527
前奏曲 (トッカータ) とフーガ ニ短調 BWV538 《ドリア旋法》
カリ・ヴオラ (オルガン)[ナーンタリ修道院教会堂 (フィンランド) のオル
ガン (1990年)]
録音:2003年10月16日、2004年5月10日
ブラームス・オルガン作品全集 (ABCD121)、レーガー・オルガン作品集
(ABCD175) につづくカリ・ヴオラのAlba録音。ヴオラは、カリ・ユッシラ、
ハンス・ファーイウスのほか、シュトゥットガルトのルトガー・ローマン教
授に個人指導を受けています。楽器は、フィンランドの古い町ナーンタリに
ある修道院教会堂に設置された、バロックオルガンの伝統を受け継ぐ、ストッ
プ数36の美しいオルガン。

NCD 26 \2080
ヴィッレ・マトヴェイネン (1986-):天使 (2004)
アンナ=マリ・カハラ (1963-):(トゥーカ・ハーパニエミ リズム編曲)
おまえのゆりかごで一緒に寝ているのは誰 (2000)
タパニ・ランシオ(1953-):魔王 (2002)
ラウリ・キルピオ(1974-):子守歌 (2003))
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):水の前に (2001)
ヤルモ・サーリ(1970-):海の旅人 (2000)
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):
アン・イェーデルルンドの2つの詩(2000)(わたしにくちづけして 部屋の奥に)
サデ・リッサネン (1965-):ジャバウォックの詩 (2000 rev.2003)
ユッカ・リンコラ(1955-):歓喜 (2001)
EMOアンサンブル パシ・ヒュオッキ (指)ピュー四重奏団
録音:2004年6月6日-10日 ヴィヒティ教会
EMOアンサンブルはフィンランド、エスポー音楽学校の合唱団です。約40人の
編成。シベリウス・アカデミーで合唱指揮を学んだパシ・ヒュオッキが、創立
時から芸術監督を務めています。シューベルトの歌曲と同じゲーテの詩をテク
ストとする、タパニ・ランシオの〈魔王〉。ルイス・キャロルの「鏡の国アリ
ス」から、ナンセンス英語で書かれた英雄バラッド、「ジャバウォックの詩」
によるサデ・リーサネンの作品。合唱のためのビッグバンド・ミュージック、
ユッカ・リンコラの〈歓喜〉。いずれも、“前衛”を超えた、“新ミレニア
ム” にふさわしいスタイルの作品です。

ABCD 218 \2080
ペール・ヘンリク・ノルドグレン (1944-):ギターのための作品集
コメ・ダ・ロンターノ 作品122 (2003):(ギター独奏のための) 
魅せられた音 作品132 (2005) (ギター、ホルンとチェロのための) 
ギターと弦楽四重奏のための五重奏曲 作品119 (2003) 
ギター協奏曲 作品126 (2004-05)
ペトリ・クメラ (ギター) テロ・トイヴォネン (ホルン) 
トマス・ユプショバッカ (チェロ) テンペラ四重奏団 
ヨン・ストゥールゴールズ (指)ラップランド室内管弦楽団
ペトリ・クメラはフィンランドのギター奏者。ソロのほか、アヴァンティ!
室内アンサンブル、タンペレ・ロー・アンサンブルなどと共演し、室内楽の
分野でも活動しています。このアルバムは、フィンランドの作曲家ノルドグ
レンがクメラのために書いた作品集。この3年間の間に書かれた新作ばかり。
すべて初めてのCD録音です。共演しているテンペラ四重奏団は、シベリウス
の弦楽四重奏曲全曲録音に挑んだ、女性だけのグループ (最初のディスクが
BIS 1376)。ヴァイリニストとしても活動し、アヴァンティ!室内アンサン
ブルの指揮者として来日したヨン・ストゥールゴールズが、音楽監督を務め
るラップランド室内管弦楽団を指揮して共演しています。

ABCD 212 \2080
リヒト=ゲシュタルト:
アンビエンス I アンビエンス II アンビエンス III 
アンビエンス IV アンビエンス V
新しい踊り、サテュムルティがブルースを手に入れたとき、
憩い、天使のなみだ 何かが終わった
プラティパス・アンサンブル
シド・ヒッレ (ピアノ、メロディカ、サウンド追加) 
マヌエル・ドゥンケル (テナーサックス、ソプラノサックス) 
アリ=ペッカ・アンティラ (ベース) 
テッポ・マキュネン (ドラムズ、パーカッション) 
テーム・ヴィーニカイネン (ギター)
録音:2004年12月7日-8日 フィンランド放送局
“カモノハシ (Platypus)”をグループ名にしたフィンランドのジャズアンサ
ンブル。透明感のうちに熱さを秘めたシド・ヒッレのピアノは、同じフィン
ランドのピアニスト、サムリ・ミッコネンの音を想わせます。クールなスタ
ジオの雰囲気とセッションのリアルな空気が、ふしぎと調和。ヒッレ、ドゥ
ンケル、アンティラ、マキュネンが共同で即興した〈新しい踊り〉 のほか、
シド・ヒッレのオリジナル曲で構成されています。






<LSO Live>
LSO 0074 \1050
LSO 0574(SACD-Hybrid) \1850
シベリウス:クレルヴォ交響曲Op.7
ペーテル・マッティ(Br)モニカ・グロープ(Ms)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドンSO.&ロンドンSO.男声cho.
録音:2005年9月18日&10月9日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス
2005-6年シーズンのオープニング・コンサートで、デイヴィスとロン響が取り
上げたクレルヴォ。LSO Liveでシベリウス全集を再度進行中の当コンビにとっ
ては、96年以来5年ぶりの再録音となるものです。
全5楽章からなる大作クレルヴォは民族叙事詩「カレワラ」を題材にとり、若
きシベリウスの名を一躍フィンランド国内に轟かせることになった記念すべ
き作品。全曲の中心となる第3楽章。実演での興奮そのまま、オケはもちろん
とりわけ男声コーラスが力強くユニゾンで歌い上げるさまはビックリするほど
劇的で、まさにド迫力!そして、すでにクレルヴォ歌いとしてはヴェテランの
ソリストが聴かせる、なんとも情感のこもったやりとり。続く第4楽章では、
自慢のパワフルなブラス・セクションの見せ場がこれでもかと爆発しており魅
力度満点!
声楽を伴う作品への取り組みにもひときわ熱心なことで知られるデイヴィス。
心血を注ぎ愛情がぎっしり詰まったシベリウスとはいえ、あえてこうした意欲
的なプログラムを大事な場にかけることは長年の悲願だったのでしょう。手兵
に寄せる厚い信頼もあって演奏会が大成功を収めただけに、特別に感動的な
ものとなっています。






<naive>
E 8905 6枚組 \5000
モーツァルト:ピアノ・ソナタ&作品集
【CD1】ピアノ・ソナタK.279, 280, 281, 282, 283
【CD2】ピアノ・ソナタK. 284, 309, 311
【CD3】ピアノ・ソナタK. 332, 333, 457, 475
【CD4】ピアノ・ソナタK. 310, 330, 331
【CD5】ピアノ・ソナタK. 533/ 494, 545, 576
【CD6】ファンタジアとフーガK.394(383a)、小葬送行進曲K.453a、
アダージョ ロ短調 K.355 (576b)、小さなジグ ト長調 K.574、
幻想曲 ニ短調 K.397(385)、ロンド イ短調 K.511、
『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲
ハ長調(キラキラ星変奏曲) K. 265(300e)
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノフォルテ)
モーツァルト博士、バドゥラ=スコダによるモーツァルト作品集がおとくな
セットになりました。あぶなげない解釈でまさにピアノ学習者のお手本とし
てもぴったりです。各CDにつけられている、バドゥラ=スコダ夫妻によるブッ
クレットも一読の価値のあるものでございます。旧譜バラ(E. 8864-8869)
のセット化。






<RICERCAR>
RIC 244 \1750
ボッケリーニ:スターバト・マーテル
パトリック・コーエン=アケニン(指&Vn)、ゾフィー・カルトホイザー(S)、
ル・フォリア・フランソワーズ/レオノール・ド・レコンド(Vn)、
ミッシェル・レナルド(Va)、
フランソワ・ポリー&エルヴェ・ドゥスィー(Vc)
ボッケリーニは「スターバト・マーテル」の宗教曲をソプラノと室内楽伴奏
(弦楽五重奏)のために書きました。自身も名チェリストであっただけに、
弦のブレンド具合と、その上にたつソプラノとも絡み具合は実に美しく見事
です。ソプラノのカルトホイザーは、2005年のモネ劇場日本公演でも来日、
ベルギーのモネ劇場で公演されたヤーコプスの「魔笛」でもパミーナをつと
めるなど、今後ますます目が話せない若手実力派ソプラノです。





<K617>
K617 177 2枚組 \3380
ポルポーラ:「オルランド」
ロバート・イクスパート(CT オルランド),
ベトサベー・アース(S アンジェリカ),
オルガ・ピターチ(S メドーロ),他
ファン・バウティスタ・オテーロ(指)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ
ニコラ・ポルポーラ(1686-1768)は、ナポリで生まれナポリで没した生粋のナ
ポリ人作曲家ですが、ロンドンでヘンデルのライヴァルだったり、ドレスデ
ンで宮仕えしたり、ウィーンでは少年ハイドンを教えたりと、極めて国際的
な活躍をした人です。もちろんオペラや宗教作品を多数残しています。この
「オルランド」(本来の題名は「アンジェリカ」)は1720年にナポリで初演
されたセレナータ。台本はメタスタージオ。歴史的カストラート歌手、ファ
リネッリがこの作品でオペラ・デビューを飾ったそうです。ファン・バウティ
スタ・オテーロは、バーゼル・スコラ・カントルムでルネ・ヤーコプスやナ
イジェル・ロジャーズに学んだ人物。レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・
カマラ(直訳すると、カマラの王立歌劇団)とともに、スペインとイタリア
のバロック音楽に取組んでいます。
※特典としてDVDがついておりますが、残念ながらPAL仕様のみで、日本の通
常のDVDプレイヤーでは再生できません。

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05-11 No.15-1

2005年11月24日 13時31分40秒 | Weblog
<TOKYO FM>
TFMC 0017/21 5枚組 \7280
ステレオ 完全限定生産
「TOKYO FM 朝比奈 隆1970年代ライブ集成」
[CD 1](TFMC.0005)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
[CD 2](TFMC.0006)
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
・ハイドン:交響曲第10番[CD 3](TFMC.0007)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)
[CD 4-5](TFMC.0008-9)
・ハイドン:序曲 ニ長調
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
[CD 1]朝比奈 隆(指)大阪フィルハーモニー交響楽団
録音:1973年7月24日東京文化会館
[CD 2]朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:・1977年4月2日・1977年3月8日東京文化会館
[CD 3]朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:1979年3月8日東京文化会館
[CD 4-5]朝比奈 隆(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:1977年4月15日東京文化会館
以上すべて
音源:エフエム東京・監修:東条碩夫(音楽評論家、元FM東京ディレクター)
TOKYO FMアーカイヴ・セレクションの朝比奈隆のライヴがお得なBOXで新装登
場です。ファンの間で熱く今に語り継がれる1970年代の朝比奈隆と大阪フィル
ならびに新日本フィルとのライヴ。こうしてまとめられるとまさに壮観! 
まさに「朝比奈伝説」はここから始まったといえます。
なお今回のBOX化にあたり、朝比奈と親交があり、彼の良き理解者である映画
監督実相寺昭雄氏の書き下ろしエッセイを新たに収録。限定生産となります
のでこの機会にぜひ!

<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 134 \2080
ブラームス:
悲劇的序曲Op.81
交響曲第1番ハ短調Op.68
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツ放送SO.
録音:1995年12月14日、1995年5月17日
バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
ギーレン&南西ドイツ放送響によるブラームスという、なんとも注目度満点
のシリーズがスタート!第1弾は第1交響曲と悲劇的序曲でいずれも初出。怒
涛の悲劇的序曲に始まり、きわめて振幅の大きな表現はそのまま交響曲へと
引き継がれて行きます。緩徐楽章におけるデリケートな美しさも印象深く、
そしてスケールが途方もなく雄大なフィナーレ。明晰なスコア・リーディン
グで知られるギーレンと長年の手兵との息の合ったところが遺憾なく発揮さ
れた内容。SWR提供の正規音源で、録音も見事。なお、2006年春には第2番&ハ
イドン変奏曲(93.135)、第3&4番(93.136)のリリースが引き続き予定されて
います。





<Maguelone>
MAG 111109 \1650
アーン:歌曲集Vol.2
ラテン礼賛(全10曲)/白鳥/無神論者/不実/捧げ物/恋される人/夜想曲
/ブドウ収穫期の3日/泉/牢獄から/星のない夜は/最後の希望/わが青春
/水面に/しおれた花/最高の贈物/セラフィン/田舎の墓地/捧げ物/口づ
けして以来
ディディエ・アンリ (Br)、ステファーヌ・プティジャン (Pf)、
アンサンブル・ヴォーカル・フランセ
マゲローヌ・レーベルのアーン・シリーズ第4弾は、歌曲集第2巻です。当シ
リーズは毎回すこぶる評判が良く、アーン作品の録音を待たれている方々の多
さに驚かされます。アーンの作品中でも、やはり量・質ともに傑作と呼べるの
は歌曲。ベル・エポックの雰囲気に満ちた繊細にして粋、甘美なメロディの連
続に酔わされます。





<INTEGRAL>
INTEG 221138 \2080
ドゥシーク(デュセック):
ピアノソナタ 変ロ長調 Op.23
同 変イ長調 Op.64「パリへの帰還」
同 変ホ長調 Op.44「告別」
イレーヌ・ポーリャ (Pf)
ボヘミア出身のピアニスト兼作曲家ヤン・ラジスラフ・ドゥシーク(デュセッ
ク) (1760-1812)は、当時人気を誇り、マリー・アントワネットからも高く評
価されました。揺籃期だったピアノの機能革新に貢献し、今日では当たり前の
ピアノを舞台横向きに配置することも彼が始めました。彼の音楽は古典派なが
ら、すでにロマン派の香りを感じさせます。ハンガリー出身の女流ピアニスト、
ポーリャは切れ味の良いタッチが魅力です。





<Skarbo>
DSK 4054 \2080
オルガンとピアノによるデュオ
ディヌ・リパッティ:オルガンとピアノのための協奏曲
フランク(ルドロワ編):交響変奏曲
ルドロワ:反対 Op.48
デュプレ:バラード Op.30
ジャン=ピエール・フェレ (Pf)、フレデリック・ルドロワ (Org)
同じ鍵盤楽器なのに活躍の場と機能の違いから、あまり共演の話を聞いたこと
がないピアノとオルガン。こんなに魅力的な作品がありました。注目はピアニ
スト・リパッティのオリジナル作品。1939年の作で、地中海的な陽光とルーマ
ニアの民俗色に溢れています。大ピアニストの手によるだけありピアノ・パー
トは非常に効果的ですが、オルガンも劣らず雄弁。

DSK 4052 \2080
ピッコロ・パッション
アンデルセン:無窮動 Op.8/スウェーデンの歌によるおどけた変奏曲 Op.26
ドンジョン:演奏会用マズルカ
チャルディ:狂人 Op.64/笛吹き Op.62
シルヴァ:喚起 Op.1/初恋 Op.4/夢 Op.5
ミケリス:遊戯 Op.83/スコッティシュ Op.59
ユグー:幻想的ソナタ Op.100
モルラッキ:東洋的カプリッチョ Op.64
イレーヌ・ポーリャ (Pf)
特殊な効果を出すゆえ、オーケストラでは大事なピッコロ。しかし独奏となる
と珍品になってしまいます。この楽器当代一の名手ボーマディエがSkarboレー
ベル初登場、2004年録音で健在振りを示しています。いずれもピッコロを学ぶ
人にとっては重要な作品ですが、鑑賞用としても存分に楽しめます。





<Doremi>
DHR 5705 \1880
「ジュリアード四重奏団 / ブラームス-米合衆国議会図書館ライヴ第3集」
ブラームス:弦楽六重奏曲集
第1番変ロ長調Op.18
第2番ト長調Op.36
ジュリアード四重奏団[ロバート・マン(Vn)イシドア・コーエン(Vn)
ラファエル・ヒリヤー(Va)クラウス・アダム(Vc)]
・ワルター・トランプラー(Va)、レスリー・パーナス(Vc) 
ワルター・トランプラー(Va)、バーナード・グリーンハウス(Vc)
録音:1965年10月8日、1964年10月23日
米合衆国議会図書館ライヴ
室内楽ファン注目のシリーズ、ジュリアードSQの米合衆国議会図書館ライヴ。
第3弾はブラームスの六重奏で、もちろん完全初出。あまりにも有名な第1番2
楽章など聴けば聴くほどに惚れ惚れするくらいの素晴らしさで、醍醐味満点
です。

DDR 71147 \1880
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
ピアノ・ソナタ ヘ長調K.533
ロンド ヘ長調K.494
コリン・ティルニー(フォルテピアノ)
録音:2005年7月&9月
来年のモーツァルト・イヤーを控えて、ゆっくりとですが着実に進むティル
ニーのモーツァルト・シリーズ。文字通り大家の芸に魅了される一枚です。
使用楽器は1983年シアトル、ケネス・ベークマン製作によるアントン・ワル
ターのコピー。






<naive OPUS111>
OP 30413 3枚組 \4250
ヴィヴァルディ:「ティート・マンリオ」
ニコラ・ウリヴィエーリ(Br ティート・マンリオ),
カリーナ・ゴーヴァン(S マンリオ),デボラ・ベロネージ(Ms ルーチオ),
アン・ハレンベリ(Ms セルヴィーリア),
マリヤーナ・ミヤノヴィッチ(A ヴィテッリア),他
オッターヴィオ・ダントーネ(指)アカデミア・ビザンチーナ
録音:2005年7月
*ブックレットにダントーネのインタビュー掲載 *2003年校訂版使用
ヴィヴァルディ・エディションの新刊は、大作「ティート・マンリオ」。
1719年にマントヴァで初演されたオペラです。ティート・マンリオとは、紀
元前4世紀のローマの執政官、ティトゥス・マンリウス・トルクゥアトゥスの
こと。彼は執政官、独裁官を何度も務めた名将です。彼はまた、敵との一騎
打ちを禁じた命に背いた息子を罰し、首を跳ねたことでも後世に知られてい
ます。このオペラでも、父と息子の話が軸となりながら、敵と味方、血縁、
恋愛が複雑に絡み合った、大変にドラマティックな物語になっています。今
回の録音は、ボーヌでの上演と連携したもの。イタリアのイケ面美声バスの
ウリヴィエーリのタイトルロール、カナダ出身でメキメキと頭角を現してい
るゴーヴァン、その他ミンコフスキやクリスティから引っ張りだこのハレン
ベリにミヤノヴィッチと、隙のないキャスト!そして3時間を越す大作をバッ
チリ纏め上げたダントーネの手堅い手腕と、文句なしの出来ばえです。この
冬のバロック声楽大作一番の話題作となるでしょう!





<altara>
ALT 1007 \1650
「ミケランジェリ&ロヴィツキ / シューマン」
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
バッハ / ブゾーニ編:シャコンヌ ニ短調
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲(抜粋)
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ・フィルハーモニックO.
録音:1955年3月ワルシャワ、
ナショナル・フィルハーモニック・ホール(ライヴ)
スカルラッティ、シューマンほか(ALT.1005)に続く、ミケランジェリ、ワル
シャワ・ライヴ第2弾。ミケランジェリが重態説の渦中にあった1955年。ショ
パン・コンクールのためにワルシャワを訪れた際に行った一連のライヴ。例に
よって、十八番の独奏曲に加えて注目はロヴィツキとのシューマン。個性派と
して知られるふたりのやりとりがなんともスリリング!すべて過去に他からも
出たことがあるものですが、ポイントはポーランド放送協会アーカイヴの蔵出
しのため格段に音の状態がよいこと!伝説のピアニストの秘密を紐解くにうっ
てつけの一枚。

=altara classic=
ALT 1008 \1980
ブラームス:チェロ・ソナタ集
第1番ホ短調Op.38
ニ長調Op.78(パウル・クレンゲルによるヴァイオリン・ソナタからの編曲)
第2番ヘ長調Op.99
マッツ・ランディン(Vc)ハンス・ポールソン(P)
録音:2003年3月17-20日スウェーデン
スウェーデンを代表する器楽奏者ふたりによるブラームス。太い音色で朗朗と
歌うランディンのチェロは、ロストロポーヴィチに師事したことを感じさせる
もの。大きな魅力です。





<RICERCAR>
RIC 243 \1750
2005年RICERCARレーベルカタログ付CD
「トゥルバドゥールの芸術:喜び-トゥルバドゥールの歌とジョングルールの
舞曲」
作曲者不詳:
1「愛の踊り」、4「喜びの始まり」、8「王の新しいエスタンピー」、
11「誰か我が眼に」に基づく即興曲(以上器楽曲)
シャンパーニュ伯ティボー4世:2「愛が私を」(器楽曲)
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン:
3「陽の光を浴びて雲雀陽の光を浴びて雲雀が」5「友はみな私を失った」
ガウセルム・ファイディト:
6「酷き不幸」、9「いかなる時も決して」、10「野の夜鳴鶯は」
ベレンギエ・デ・パラゾル:7「私は喜びと愛を堪能した」
ミッレナリウム[カロル・マトラス(VO、Hrp)、クリストフ・デリーニュ
(オルガネット)、ティエリ・ゴマール(Perc)]
録音:2000年11月ラングドック・ルシヨン地方エロー県シラン、ノートルダム
・ド・サントゥイユ教会
中世、アキテーヌ地方を起源とし、南仏から地中海世界を中心に栄えたトゥル
バドゥールの伝統。この録音では、非常に有名なヴェンタドルンから知る人ぞ
知るパラゾルまで、そして、名も知れぬジョングルールたちの舞曲も併せて取
り上げた、中世南仏の宮廷文化を堪能させてくれる好企画盤です。詩を語るよ
うに朗々と歌うマトラスの清冽な声は、中世南仏に聴く者の魂を運んでくれま
す。また、この「喜び」というアルバム・タイトルには、トゥルバドゥールの
生きた時代や歌への、演奏者たちの憧憬が込められています。

RIC 241 \1750
17世紀初頭のベルギーの王室音楽-16世紀後半から17世紀にかけてのベルギー
の作曲家たちによる作品集-ラッスス、ペーテル・フィリップ、コルネリス・
フェルドンクらの作品
ラ・カッチャ
17世紀、ブリュッセルは世界中の名士が行き交うヨーロッパでも特に重要な
都市でした。ラ・カッチャの管楽器の6人の名人たちによる、当時のベルギー
のあでやかさをしのばせるきらびやかな音色と完璧なアンサンブルは実に見
事です。

RIC 245 \1750
シャルパンティエ:
テ・デウム、オルガンの代わりをつとめるさまざまな楽器のためのミサ
ジャン・テュベリ(指)、ナムール室内合唱団、
ル・アグレマン、ラ・フェニーチェ
クレール・レフィリアートル(S)、フランソワ・ニコラス・ジェロ(C-T)、
ブルーノ・ボテルフ(T)、ジャン=クロード・サラゴス(B)
17世紀フランス、グラン・シエクルと呼ばれた時代、かつてないほどの大規
模な宗教の儀式が行われておりました。当時の教会の荘厳な雰囲気にどっぷ
り浸かれる一枚です。テュベリの見事な統率は圧巻です。

RIC 240 \1750
フェルディナンド2世&3世のための音楽〔ブォナマンテ、カステッロ、プリ
ウーリ、フェッロ、ペゼンティ、ネーリ、モンテヴェルディらの作品〕
ジャン・トゥベリ(指)/ラ・フェニーチェ
バロック期に入る少し前のイタリアの黄金時代を築いた作曲家たちによる作品
集です。ルネッサンスの香りが残っていながらバロックの香りもある、魅力
的な作品ばかりです。





<HUNGAROTON>
HCD 32361 \1980
ハイドン:ヴァイオリンとヴィオラのための6つのソナタ集
第1番 ヘ長調 Hob.VI:1
第2番 イ長調 Hob.VI:2
第3番 変ロ長調 Hob.VI:3
第4番 ニ長調 Hob.VI:4
第5番 変ホ長調 Hob.VI:5
第6番 ハ長調 Hob.VI:6
ヴィルモシュ・サバディ(Vn) ペーテル・バールショニ(Va)
録音:2004年12月20-23日
シュターミッツのヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲集(HCD 32282)が好評だ
ったヴィルモシュ・サバディとペーテル・バールショニのデュオ、今回はハイ
ドンのソナタ集です。ヴァイオリンとヴィオラだけという恐ろしくシンプル
な編成ですが、聞けばこれはまごうことなくハイドンの愉悦に満ちた佳曲。
ことに明るく人の良さそうなヴァイオリンの旋律の美しさは、ハイドンの弦
楽四重奏曲がお好きな方なら間違いなく気に入ることでしょう。

HCD 32312 \1980
フバイ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.8
バラトン湖の波Op.33,黄色いコフキコガネOp.34,五月の歌Op.37/1,昔の頃
からOp.37/2,彼女の肖像画の前でOp.38/1,彼女の窓の下でOp.38/2,夜鶯の
歌Op.39,コシュートの歌Op.41,そう言われているOp.60,3つの小品 Op.66,
ワルツのパラフレーズ Op.105
フェレンツ・セチェーディ(Vn) イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
録音:2004年4月26、27日,5月13、14日
伝説的な大ヴァイオリニスト、イェネー・フバイの作品シリーズ、第8弾です。
いずれも、美しい旋律と、ハンガリーの民族色のある音楽を巧みに盛り込ん
だ、親しみやすい曲ばかり。なかでも「夜鶯の歌」の歌は、トリルを多用が
幻想的で美しく、ヴァイオリン小品マニアなら聞く価値大です!セチェーディ
のヴァイオリンもこの上ないもの、作曲家フバイの真骨頂を知らしめています。

HCD 32201 \1980
ドラヴィーニュ:
「花々」 Op.4
2つのミュゼットのための小品の6つの組曲 Op.1-第3組曲,第5組曲
アンサンブル・ル・ベルジェ・フォルチュネ
パル・ネーメト(バロック・フルート) アンナ・ヤヌイ(リコーダー) 
ノラ・ボトシュ(リコーダー) モニカ・トート(バロック・ヴァイオリン)
 ジャン=クリストフ・マイヤール(ミュゼット) 
ロバート・マンデル(ヴィエル) 
ピロシュカ・ヴィタリウス(バロック・ヴァイオリン)
録音:2003年1月27日,7月1日,9月1日,2004年9月20日
フィリベルト・ドラヴィーニュ(1700頃-1750)は、ルイ15世時代のフランス
の重要な作曲家。ことに「花々」は、24曲の二重奏曲からなる堂々たる作品、
これはルイ15世の元帥ビロン公爵の妻に献呈されました。作品としては結構
知名度も高く、個々の作品は人気も高いのに、録音がほとんどなかったのは、
24曲を普通に演奏するだけでは単調だからでしょう。この演奏では、リコー
ダーやフルートを中心にしながら、ヴァイオリン、ミュゼット、ヴィエル
(ハーディ・ガーディ)など多彩な楽器を用い、変化に富んだ楽しい音楽に
なっています。フランス・バロック・ファンは押さえなきゃ!

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05-11 No.15-2

2005年11月24日 13時31分02秒 | Weblog
HCD 32292 \1980
クラフト:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.1/1
チェロ・ソナタ ト長調 Op.1/2
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.1/3
二つのチェロのためのグランド・デュオ ト短調 Op.5
バラージュ・マーテー(Vc) ミクローシュ・シュパーニ(Fp) 
デーネシュ・カラッソン(Vc) イシュトヴァーン・ギョーリ(G)
録音:2004年7月22-25日,8月3日
アントン・クラフトは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの時代の
高名なチェリスト。1749年、ボヘミアのロキツァニで生まれ。法律を勉強し
にプラハに出たものの、ここで音楽家になることを決意、チェロを勉強し、
1778年にエステルハージ家のオーケストラに所属、当然ハイドンの下で働い
ていました。1789年4月にはドレスデンでモーツァルトと共演。1796年から、
ベートーヴェンの擁護者として有名なウィーンのフランツ・ヨーゼフ・ロブ
コヴィッツ伯爵に仕え、ベートーヴェンの三重協奏曲でソリストを務めてい
ます。1820年ウィーン没。作風は、ハイドンに近い感じで、しかしさすがは
ボヘミア人、土の匂いはずっと強いもの。ト長調のソナタの第3楽章なんて、
実に御陽気です。
バラージュ・マーテーは1965年ブダペスト生まれのハンガリーのチェリスト。
ことに古楽の分野で活躍している人で、ミンコウスキのレ・ミュジシャン・
ド・ルーヴルなどで活動したことも。この録音では、伴奏にシュパーニの奏
でる見事なフォルテピアノに、さらに第2チェロを加えています。しかもト
長調のソナタではギターまで持ち出して、創意に満ち溢れています。古楽
ファンにお勧めです!

HCD 32319 \1980
オブレヒト:
ミサ曲「今はただ死を待つばかり」
ミサ曲「私の彼女はいいところばかり」
ミサ曲「そのことはもう」
ヤーノシュ・バリ(指)A:N:S合唱団
録音:2004年9月17-24日
ヤーコプ・オブレヒト(1458頃-1505年)は、ベルギーのゲント出身、15世紀
後半の最も重要な作曲家の一人です。A:N:S合唱団はオブレヒトを集中
的に録音しており、これで6枚目のCDとなります。「今はただ死を待つばかり」
はオケゲムの、「私の彼女はいいところばかり」はエーヌ・ヴァン・ギゼゲ
ムの、「そのことはもう」は、ペトルッチの印刷譜にあるコリネット・デ・
ランノイの歌に基づいています。いずれも高度な作曲技法に基づいたもので、
A:N:S合唱団の精緻な演奏が生きています。

HCD 32330 \1980
“ハンガリー音楽のモザイク”
コダーイ:アダージョ
レショフスキ:前奏と小奇想曲
コーシャ:バガテル
ガールドニ:古い様式の組曲第1番
ラヨシュ・モンタグ:エクストレーメ,ユーモレスク
ヴィルモシュ・モンタグ:シルエット
マロシュ:アルバムの一葉
ヤールダーニ:調べ
アーブラーニ:ハンガリー奇想曲
ファルカシュ:ハンガリー民謡に基づいたソナティーナ、他
フェレンツ・チョントシュ(Cb) ジュジャ・バウエル(P) 他
録音:2005年
1882年生まれのコダーイから、1920年生まれのヤールダーニまで、ハンガリー
の近現代の作曲家によるコントラバス作品を集めています。フェレンツ・チョ
ントシュは1946年ブダペスト生まれ、1967年からハンガリー国立歌劇場のコン
トラバス奏者を務め、ソリストとしても活躍している名手です。

HCD 32329 \1980
アレクサンドル・シュヴェード、アリア集
モーツァルト:「フィガロの結婚」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「グリエルモ・テル」
グノー:「ファウスト」
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「シモン・ボッカネグラ」,「オテッロ」
ワーグナー:「タンホイザー」,「ワルキューレ」
からのアリア,場面
アレクサンドル・シュヴェード(Br)
ラーズロー・プレス(指),アンドラーシュ・コーロディ(指),
ミコローシュ・ルカーチ(指),ヴィルモシュ・コモル(指),
ヴィクトル・ヴァシ(指)パール・ヴァルガ(指),
ヘルマン・アーベントロート(指)
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
録音:1954、55年
アレクサンドル・シュヴェード、もしくは西欧風にアレクサンダー・スヴェッ
ド(1904-1979)は、世が世なら世界的大バリトンとして広く活躍したであろう、
ハンガリーの偉大なバリトンです。どれくらいの人だったかというと、30代に
してウィーン国立歌劇場のトップバリトンになり、ワルター、フルトヴェング
ラーらと共演、南北アメリカでも活躍し、メトでも絶賛されたほど。しかし
1948年以降、ハンガリー政府が西側への出国を禁じてしまい、1956年まで活
動が制限されてしまったのです。このCDはその時期の録音。アーベントロート
が客演しての「ワルキューレ」の幕切れが貴重。
「ファウスト」,「リゴレット」,「シモン」はハンガリー語の歌唱。

HCD 32336 \1980
ヴァイダ:
シンフォニエッタ
交響詩「タイタニック」
オラトリオ「一度、でなければ決して」
イムレ・コラール(指)デブレツェン・フィルハーモニー管弦楽団、他
録音:2005年2月15-18日
ヤーノシュ・ヴァイダは1949年生まれのハンガリーの作曲家。シンフォニエッ
タは2002年の作品で、4楽章25分ほどの弦楽オーケストラのための曲。小ぶり
で纏まりの良い、聞きやすい作品です。全体にハンガリー情緒が滲んでおり、
とりわけアダージョ、ハンガリー風に、と指示のある第3楽章が情感たっぷり
の名曲です。

HCD 32263 \1980
ホルシツキ:作品集
室内カンタータ「北」 Op.70
4つの歌曲集 Op.8
新しい歌曲集 Op.59
音楽の力 op.73
3つの歌曲集 Op.7
チェロとピアノのためのソナタ Op.71
アッティラ・フュレプ(T),アダム・メドヴェツキ(指)
ブダペスト交響楽団員,ハンガリー国立民族アンサンブル合唱団
ユッタ・ボコル(Ms),タマーシュ・シャルゴー(P)
ジェルジェリ・メーネシ(指)ヴァーツ・ヴォックス・ウマーナ合唱団
コロシュ・コヴァーチュ(Bs),ゾルターン・ホルシツキ(P)
エデ・バンダ(Vc),エリカ・ルクス(P)
録音:1975年,2004年,1982年
ゾルターン・ホルシツキ(1903-1985)による様々な作品。

HCD 32328 \1980
ホルヴァート:“今まで”
フォーク・ソングズ
エロティックな汚染
ミのための小品
間奏曲
マリアの歌
ベア・パルヤ(歌),マーリア・ホルヴァート(歌)
アンサンブル
録音:2004年7月8日-8月31日
マールトン・レヴェンテ・ホルヴァートは1983年生まれというから、まだ22歳。
いずれも2001年から2004年の作品です。夏休みに収録というのが微笑ましい。

HCD 32375 \1980
“日暮れ、黄昏”
様々なハンガリー民謡
エルツィ・テレク(歌)
メリンダ・キシュテーテーニ(P),フェレンツ・ファルカシュ(P)
1972年にデブレツェンで行われたハンガリー民謡のリサイタルをライヴ収録し
た物が主になっています。モノーラル録音。

HCD 18104 \1980
“南スラヴの民族音楽”
ヴイチッチ・アンサンブル
クロアチアやセルビアの文化に近い南スラヴの民族音楽をアレンジして演奏し
ています。





<ALIA VOX>
AV 9845 \1980
AVSA 9845(SACD-Hybrid) \2700
ボッケリーニ:
1.ギター五重奏曲第4番ト長調「ファンダンゴ」G448
2.シンフォニア第23番ニ短調「グランデ」G517(op37-3)
3.シンフォニア第17番イ長調G511(op35-3)
4.弦楽五重奏曲第60番ハ長調「マドリードの通りの夜の音楽」G324(op30-6)
ジョルディ・サヴァール(指)ル・コンセール・デ・ナシォン
スペインを代表する音楽家、サヴァールの最新録音は、今年、没後200年を迎
えるボッケリーニ。イタリア出身とはいえ、スペインで人生の大半を過ごし
た作曲家を記念する年の、卓尾を飾るに相応しい名録音の登場です。一般的に
は、有名な「メヌエット」でのみ知られているボッケリーニですが、彼の作品
が持つ素晴らしさを、このサヴァールの熱演が再認識させてくれます。
収録曲には、馴染み深い「ファンダンゴ」や、各部分の対比が個性的な「グラ
ンデ」などボッケリーニの代表作が選ばれていますが、同時に、「マドリード
の町を知らない人には理解できないから」とボッケリーニが出版に反対した
「マドリードの通りの夜の音楽」が入っているのもうれしい限りです。





<naive>
V 5040 \1980
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
クルト・マズア(指)フランス国立O.
録音:2005年6月2 & 3日サン=ドゥニ大聖堂
(サン=ドゥニ音楽祭におけるライヴ)
フランスの代表的な音楽祭のひとつとしてすでに30回以上の歴史を数える、
サン=ドゥニ音楽祭。今年も一ヶ月(5/28-6/29)にわたり開催され大成功の
中に閉幕しましたが、なかでも注目を集めたのが音楽監督マズアと手兵フラ
ンス国立管によるチャイコフスキーの夕べ。ルノー・カプソンとのヴァイオリ
ン協奏曲に続いて、メイン・プロとして演奏されたのがこの第5交響曲。
フランス国立管では、ムーティとの悲愴(2003年 / V.4970)に次ぐライヴに
よるチャイコフスキー。マズアも過去にゲヴァントハウス管と交響曲全集を
完成させていますが、5番は87年以来18年ぶりの再録音となります。
近年ますます結びつきを強めている両者だけに出来栄えも大いに期待されると
ころ。果たして、全篇きわめてダイナミックで熱い演奏を繰り広げており、
フィナーレまで一気に駆け抜けます。また、会場となるサン=ドゥニ大聖堂
は、フランス最古のゴシック建築と云われ、フランス歴代の王族が眠る由緒
ある建造物。豊かな響きも印象深く、優秀な録音がこれを余すところなく捉
えています。




<Dynamic>
DYNDVD 33475 \3700
1 DVD,ALL REGIONS,NTSC,DOLBY DIGITAL,LINEAR PCM 2.0
COLOUR,16:9,126 MIN.日本語字幕付!
ヴェルディ・ガラ2004
「ジョヴァンナ・ダルコ」,「アッティラ」,「マクベス」,「海賊」,
「群盗」からのアリア,場面
ホセ・クーラ(T),レオ・ヌッチ(Br),ズヴェタン・ミハイロフ(T),
ウラディーミル・ストヤノフ(Br),リッカルド・ザネッラート(Bs),
アドリアーナ・ダマート(S),アレッサンドラ・レッツァ(S)
レナート・パルンボ(指)パルマ歌劇場管弦楽団,合唱団
収録:2004年10月10日
10月10日はヴェルディの誕生日。パルマ歌劇場では2008年まで毎年この日は記
念演奏会を催すのだそうな。2004年は、ヴェルディの1845-48年の比較的珍し
い作品を中心にしたガラでした。しかも、クーラが「ジョヴァンナ」、「アッ
ティラ」、「海賊」で、ヌッチが「アッティラ」、「マクベス」、「群盗」を
歌うという豪華さです。ベルリン・ドイツオペラの音楽監督に決まったパルン
ボの指揮も見事なもの、これはヴェルディ・マニアにはまたとないDVDです。
嬉しい日本語字幕付!

CDS 499 2枚組 \3700
R.シュトラウス:「ダフネ」
ジューン・アンダーソン(S ダフネ),
ロベルト・サッカ(T ロイキッポス),
スコット・マック・アリスター(T アポロ),ほか
シュテファン・アントン・レック(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2005年6月、ヴェネツィア
シュトラウスの「ダフネ」は、1938年にドレスデンで初演されて以来今日まで、
時々上演はされる程度の作品に留まってしまっています。録音もあまり多くあ
りませんでした。このフェニーチェでのライヴは、なんとヴェネツィア初演だ
そうです。指揮は、つい先日も新国立劇場での「マイスタージンガー」で素晴
らしい名演を繰り広げたレック!ここでも、重ったるさの感じられない爽やか
なシュトラウス・サウンドを見事に作り上げています。タイトルロールには、
ビックリのジューン・アンダーソン!ロッシーニやベッリーニなどのイタリア
オペラを得意としてきた彼女ですが、意外や既にサロメやアラベラも歌ってい
るそうです。ロイキッポスにはロベルト・サッカとこれも上々。
なおDVDも近々発売される予定だそうです。

CDS 486 10枚組 \5480
“イタリアの弦楽四重奏曲”
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集 Op.8,Op. 39,Op.41,Op.64,Op. 52
バッジーニ:弦楽四重奏曲全集
マリピエロ:8つの弦楽四重奏曲
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調
プッチーニ:「菊」
ザンドナーイ:弦楽四重奏曲 ト長調
レスピーギ:ドリア旋法の弦楽四重奏曲,弦楽四重奏曲 ニ短調
ヴェネツィア弦楽四重奏団
ボッケリーニがCDS 111、CDS 127、CDS 154、バッジーニがCDS 418(3CD)、マ
リピエロがCDS 168(2CD)、ヴェルディ、プッチーニ、ザンドナーイがCDS 461、
レスピーギがCDS 276で出ていたもの。イタリアの作曲家による古今の弦楽四
重奏曲を集めた画期的企画でした。10枚セットで、価格は3CD分!普段ドイツ
の弦楽四重奏曲しか聞かない方々も、この機会にぜひイタリアの弦楽四重奏
曲に触れてみてはいかがでしょう。





<IDIS>
IDIS 6476 2枚組 \3100
ヴェルディ:「アイーダ」
アントニエッタ・ステッラ(S アイーダ),
フランコ・コレッリ(T ラダメス),
フェドーラ・バルビエーリ(Ms アムネリス),
アンセルモ・コルツァーニ(Br アモナズロ),他
ヴィットーリオ・グイ(指)サン・カルロ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1955年11月24日
ナポリのサン・カルロ劇場でのライヴ。ステッラ、コレッリ、バルビエーリ
と、強力なキャストに加え、指揮がグイです。音の状態はそこそこと思われ
ますので、御注意ください。

IDIS 6475 \1550
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス第1番,第2番
シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 Op.47
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
ウィリアム・スタインバーグ(指)RCAビクター交響楽団
アイズラー・ソロモン(指)RCAビクター交響楽団
エマニュエル・ベイ(ピアノ)
録音:1951-55年
いずれもBMG録音。





<SUPRAPHON>
SU 3848 \1650
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調Op.88
交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
サー・チャールズ・マッケラス(指)プラハSO.
録音:2005年9月
プラハ、市庁舎スメタナ・ホールにおけるライヴ
スメタナ、ヤナーチェクそしてドヴォルザークとスラヴ音楽のスペシャリスト
として自他共に認めるマッケラス。このアルバムは今年80歳の誕生日を迎える
彼の記念ガラ・コンサートの模様を収めたもの。第6番ライヴ(02年・SU.3771)
でもオケの魅力と、何よりマッケラスの作る共感溢れ返る音楽に魅了されまし
たが、ここで彼が振るのはいつものチェコ・フィルではなく、長年にわたり
マッケラスお気に入りのオケであるプラハ響。実際、会場全体がお祝いムード
に包まれて、たいへんな盛り上がりを見せています。ぜいたくなカップリング
な上に、出来たてほやほや鮮度抜群の録音。今回も私たちを惹きつけて放しま
せん。

SU 3808 \1350
ドヴォルザーク:
スラヴ舞曲第1集Op.46
スラヴ舞曲第2集Op.72
サー・チャールズ・マッケラス(指)
チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1999年4月8-11日プラハ、芸術家の家スタジオ
今年の11月17日で80歳の誕生日を迎えるマッケラス。チェコ・フィルとの代表
的な録音のひとつ、スラヴ舞曲集全曲がこれを機にフルプライス
(旧番号SU.3422)からミドルプライスに再発となります。ドヴォルザーク演
奏にかけては絶大なる信頼を得ている指揮者とオケ。録音も含めて、数ある同
曲異演のなかでも現状最右翼の一枚です。

SU 3809 \1350
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第14番変ホ長調KV.449
第23番イ長調KV.488
第25番ハ長調KV.503
イヴァン・モラヴェツ(P)
ヨゼフ・ヴラフ(指)
チェコ室内O.チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1974年4月4-5日、1974年4月11-12日、1973年2月3日
プラハ、芸術家の家ドヴォルザーク・ホール
チェコの名手モラヴェツが、今からほぼ30年前のアナログ期に録音した協奏
曲。来年のモーツァルト・イヤーを前に復活いたします。モラヴェツの特徴
はその音色。リマスタリングも上々で、「ヌルっとした」音色のピアノと麗
しい弦の響きとの溶け合いがなんとも魅力的です。

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05-11 No.14

2005年11月23日 19時46分30秒 | Weblog
<Arcana>
A 324 \2180
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):4声による12のシンフォニア ――
シンフォニア第1番《聖テレンツィアーノの殉教》/同第2番《洗礼者》/
同第3番《アベルの死》/同第4番《キリストの死と埋葬》/同第5番《カエサ
レアの聖ペテロ》/同第6番《苦痛を受けし聖エレナ》/同第7番《改宗した
エルサレム》/同第8番《セデーチャ》/同第9番《神殿に現れたイエス》/
同第10番《夢を説くジョゼッフォ》/同第11番《ナボス》/第12番《我らの
主、イエスの受難》
グナ―ル・レツボール(ヴァイオリン&ディレクター)、
アルス・アンティクァ・オーストリア
3400曲以上の声楽作品を作曲したと言われるイタリアの作曲家カルダーラ。
ヴェネツィアに生まれたカルダーラはマントヴァ、ローマ、そしてウィーン
で重要な任に着き、声楽曲を中心に莫大な数に及ぶ作品を作曲。特に声楽音
楽の発展に大きく尽力したとして知られている。
そんなカルダーラの器楽曲を代表する作品として現代に伝わっているのが「4
声による12のシンフォニア」。この「4声による12のシンフォニア」は独立し
た器楽曲として作曲されたものではなく、オラトリオの序曲として作曲された
作品であり、各曲に宗教的要素の強い副題が付けられているのはそのためで
ある。莫大な数の作品を残しながらも録音の少ないカルダーラに挑むのはア
ルカナのトップ・アーティストとして地位を築いたヴァイオリン奏者レツボ
ールと自身が率いるアルス・アンティクァ・オーストリアの名コンビ!





<Capriccio>
71063(SACD-Hybrid) \2550
A・ブルックナー:
交響曲第1番ハ短調(リンツ稿)
/前奏曲とフーガ ハ短調(※)/前奏曲ハ長調(※)
マルティン・ハーゼルベック(指揮&オルガン※)、ウィーン・アカデミー
ブルックナーの壮大な交響曲の出発点となった交響曲第1番。その第1番をハー
ゼルベックとウィーン・アカデミーのコンビが作曲当時のオリジナル楽器を
使用して録音を行った注目盤!中期から後期の交響曲に比べて演奏機会の少
ない第1番だが、後に続いて行く作風と活力に満ちた演奏はさすがはブルック
ナーと感じさせてくれる。
ウィーンとパリでオルガンや指揮法を学んだハーゼルベックは、アバドやム
ーティら名匠との共演経験を持つ名オルガン奏者。同時に近年は指揮活動も
精力的に行っている。

71062(SACD-Hybrid) \2550
ウィルへルム・グローツ(1894-1939):
歌曲集《恋人に》Op.18、
クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による子供の歌
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
シュテフェンの詩による6つの祈りの歌Op.17、ヘルダーリン歌曲集
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
3つの歌Op.22、Unverganglichkeit Op. 27
クルト・ワイル(1900-1950):ベルトルト・ブレヒトの詩による3つの歌曲
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)、
エリック・シュナイダー(ピアノ)
退廃音楽のレコーディングを積極的に行っているCapriccioならではのタイト
ルが登場。祖国を追われたグローツやコルンゴルト、そしてウルマン、ワイル
の歌曲を歌うのはクリスティアーネ・エルツェ。エルツェはラトル&ベルリ
ン・フィルとの共演をはじめ、アバド、ブーレーズ、ブロムシュテット、シャ
イー、アーノンクールなどとの共演を数多く行っている世界的ソプラノ奏者。

60124 \2080
ワルター・ゴール(1903-1960):ラジオ・オペラ《マルポピタ》
トルステン・ヘニッヒ(テノール)、リリア・ミレク(ソプラノ)、
アクセル・ヘッリク(バリトン)、
ジン・ワン(指揮)、マルポピタ室内管弦楽団&室内合唱団、他
1903年ドイツに生まれた後にイギリスへ移住、1960年に54歳で亡くなるまで
指揮者、作曲家として幅広く活躍していたワルター・ゴール。シェーンベルク
を作曲の師としていたゴールによって、1931年に放送用オペラとして作曲され
た「マルポピタ」をロベルト・セイツが編成などを新たに再構成。2004年5月
にベルリンのコミッシュオーパーで上演を収録したライヴ録音となっている。
指揮者、映画音楽の作曲家としてではないゴールの一面を知ることの出来る貴
重な録音となるこは間違い無い!

49489 4枚組 \3080
J・ハイドン:ピアノ三重奏曲第5番-第6番/第9番-第11番/第13番/第18番
/第20番-第23番/第26番/第28番-第31番/第38番/第40番-第41番/ピアノ
三重奏曲ハ長調Hob.XV-C1
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは1992年にウィーン音楽大学のマスタ
ークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたアンサンブル。
1995年にはオーストリアのブルゲンラント・ハイドン・フェスティヴァルでハ
イドンのピアノ三重奏曲を40曲(!)演奏したという。





<Cala>
CACD 0542 \2080
ストコフスキ・コンダクツ・パーシー・グレインジャー・フェイヴァリッツ
P・グレインジャー:
カントリー・ガーデン(※)、モリスもどき、ある朝早く、シェパーズ・ヘイ
(※)、ロンドンデリーの歌、岸辺のモリー、ストランド街のヘンデル(※)
J・シベリウス:子守歌(ストコフスキ編曲)、悲しきワルツ
R・ヴォーン=ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
E・グラナドス:間奏曲(オットー・ランゲイ編曲)
C・ドビュッシー:月の光(ストコフスキ編曲)
J・イベール:寄港地
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ、
パーシー・グレインジャー(ピアノ/※)
カーラとストコフスキ協会によるストコフスキ音源の復刻シリーズ最新タイト
ルはグレインジャーを中心とした小品集。(※)の3曲ではグレインジャー自
身がピアノ担当しており、ストコフスキ&グレインジャーという豪華タッグが
実現!その他の収録曲もヴォーン・ウィリアムス、ラフマニノフ、イベール
などファンには嬉しい音源が盛り沢山!1947年-1953年録音(RCA Victor原盤)

CACD 1036 \2080
ギルドホール・ホルン・ソロイスツ ――
リチャード・ビッシル(1960-):コルペンディウム1
R・シューマン:アダージョとアレグロ
R・ビッシル:Lone Horn Call and Charge
C・サン=サーンス:ロマンス ホ長調
G・ロッシーニ:狩りの集い
L・ケルビーニ:ソナタ第2番
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より ブーレ1&2
P・デュカス:ヴィラネル
R・ビッシル:タイム・アンド・スペース
E・ボザ:森にて
R・ビッシル:3つのポートレート
デイヴィット・パイアット(ホルン)、リチャード・ビッシル(ホルン)、
ジェフリー・ブライアント(ホルン)、アンドリュー・クラーク(ホルン)、
ジョナサン・リプトン(ホルン)、ヒュー・シーナン(ホルン)、
ギルドホール音楽院ホルン・アンサンブル
ロンドン響首席ホルン奏者をつとめるデイヴィット・パイアットや元ロンドン
響首席のヒュー・シーナン、元ロイヤル・フィル首席のジェフリー・ブライア
ント、ギルドホール音楽院教授でソリストのリチャード・ビッシルなどといっ
たイギリス・ホルン界の俊英や重鎮がゲスト・ソロとして録音に参加している
ホルン関係者にとってたまらないタイトルの登場!
ギルドホール音楽院はイギリスの名門であり、約570名の音楽専攻生の約半分
はイギリス外からの留学生だという。その中から選抜されたホルン・アンサ
ンブルの実力も中々のもの。豪華ソリスト陣とフレッシュな学生アンサンブ
ルの共演に期待!

CACD 88044 \2080
ケルティック・ロマンス ――
ウィリアム・ヴィンセント・ウォリス(1812-1865):ラ・ルイジアナ
マズルカ-エチュード/私の星よ/ラ・ラピディテ/ラ・フォース/ポーラ
ンドの花/ドラマチックな夜想曲/羊飼いの憂鬱/スペインのお土産/蜂と
薔薇/軍隊のワルツ/他 全15曲
ローズマリー・タック(ピアノ)
アイルランドに生まれながらオーストラリアに移住し、植民地時代のオース
トラリア音楽の発展に尽力したウォリスのピアノ作品集。ウォリスはオース
トラリアに最初の音楽学校を創設した人物でもある。
ローズマリー・タックはシドニー出身の女流ピアノ奏者。シドニー歌劇場や
ロンドン・サウス・バンク・センター、カーネギー・ホールでリサイタルを
行うなど活躍している。





<Timpani>
2C 2098 2枚組 \4360
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):室内楽作品全集 ――
ヴァイオリン・ソナタOp.23/ハープのための《ラプソディー》Op.25/ピア
ノ五重奏曲Op.42/アルトとピアノのための《2つの小品》Op.5/チェロ・ソ
ナタOp.27/オーボエとピアノのための《ラルゴとカンツォネッタ》Op.26/
チェロとピアノのための《Soirs Etrangers》Op.56/弦楽四重奏曲Op.12
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)、オリヴィエ・ガルドン(ピアノ)、
アレクシス・ガルプリーヌ(ヴァイオリン)、
イヴァン・シフォロー(チェロ)、オディーレ・カラシリー(アルト)、
クリスティアン・モロー(オーボエ)、パスカル・ザンロンギ(ハープ)、
フィリップス・クヮルテット
既発の「1C 1019」、「1C 2019」の2タイトルを装いも新たにセット化。ルイ
・ヴィエルヌはフランスの作曲家でありオルガン奏者として活躍した盲目の
音楽家。オルガン交響曲や室内楽曲など優れた作品を数多く残しており、日
本の学校のチャイムにもなっている「ウェストミンスターの鐘」の作曲者で
もある。そんなヴィエルヌの室内楽作品を網羅したフランス音楽ファンにと
って嬉しいセットの登場である!





<Linn>
CKD 270 \2180
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657-1714):
ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのソナタ第1番-第6番
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
アリソン・マクギリヴレイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シラス・スタンデイジ(チェンバロ/オルガン)、
エリジオ・キンテイロ(テオルボ)、
ペーター・マッカーシー(ヴィオローネ)
エルレバッハは17世紀から18世紀初頭にかけて活躍したドイツの作曲家。特に
中部ドイツで大きな影響力を発揮し、数百にも及ぶカンタータを作曲したとさ
れている。リヒターはバロック・ヴァイオリンをモニカ・ハジェットの下で学
んだヴァイオリン奏者。パラディアン・アンサンブルとの共演を行うなど、
バロック音楽の分野で特に活躍中。





<Danacord>
DACOCD 646 \2180
F・シューベルト:後期ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960/3つのピアノ曲D946
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
Danacordを代表するピアニストであるマルシェフは旧ソ連アゼルバイジャン出
身。これまでに30枚近くの録音をDanacordよりリリースを行っており、祖国ロ
シア(ソ連)の作品やデンマークの協奏曲などのラインナップが好評を得てい
る。先だってリリースされたプロコフィエフ、ブラームスに続く今回のシュー
ベルト作品集。収録されている2作品は31歳という若さで亡くなったシューベ
ルトが最晩年に作曲を行ったもの。美しい響きと流れを感じさせてくれる丁寧
なシューベルト・アルバムに仕上っている。

DACOCD 641 \2180
デンマークのピアノ協奏曲集第4巻 ――
ヴィクトー・ベンディクス(1851-1926):ピアノ協奏曲ト短調Op.17
ルドルフ・シモンセン(1889-1947):ピアノ協奏曲ヘ短調
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、マ
ッティアス・エッシュバッヒャー(指揮)、オールボー交響楽団 
こちらもマルシェフの最新盤で、埋もれたデンマークのピアノ協奏曲の発掘
を行っているDanacordのシリーズ第4巻。ベンディクス、シモンセンの2曲と
もロマンティックな作風を聴かせてくれる協奏曲。Hyperionの「ロマンティッ
ク・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」と同じく、知られざる協奏曲を世に送
り出してくれる貴重なシリーズと言える!

DACOCD 640 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集第12集 ――
《27のコラール》よりBWV719、BWV714、BWV737/《ノイマイスター・コラール
集》よりBWV1090-BWV1109/《25のコラール前奏曲》よりBWV742
ハンス・ヘルムート・ティルマンス (オルガン)
Danacordが進めているJ・S・バッハのオルガン作品集の続編。ティルマンスは
ヴィルトゥオーソ・オルガニストとしてアメリカ、ヨーロッパなどで活躍中。





<Rondo>
RCD 8365 \2180
金管アンサンブルのための作品集 ――
ジャイルズ・ファーナビー(1565-1640):空想、おもちゃ、夢
ヴィクトル・エワルド(1860-1935):金管五重奏曲第3番
S・バーバー:アダージョ
F・プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):
トランペット、ホルンとトロンボーンのための三重奏曲
ジョー・ザビヌル(1932-):バードランド
デンマーク王立歌劇場金管五重奏団
デンマーク王立歌劇場管弦楽団のメンバーによって結成された金管五重奏団
による作品集。ファーナビー、エワルド、プーランクといった重要レパート
リーからデンマークの作曲家ベンソンの作品などを収録。このアンサンブル
ではチューバではなくユーフォニアムを使用しているという点も興味深いポ
イント!北欧の管楽器奏者のレベルの高さは折り紙付き。煌びやかな演奏を
聴かせてくれる。





<Paula>
PACD 153 \2180
スペインのギター作品集 ――
エミリオ・プジョール(1886-1980):
ロマンツァ、セヴィーリャ,エヴォケイション、即興曲
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):
《Siete Piezas De Album》より、《スペインの城》より、《プエルタス・マ
ドリッド》より
エドゥアルド・ロペス・チャヴァリ(1871-1970):ソナタ第2番
フランシスコ・タレガ(1852-1909):
大ワルツ、メヌエット、アルハンブラの想いで
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):Un Tiempo Fue ltalica Famosa
マヌエル・パラウ(1893-1967):アレグロ(世界初録音)
レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(1896-1981):
ペテネラ、エル・ヴィート
カーステン・ペデルセン(ギター)
デンマーク出身のギター奏者ペデルセンは王立音楽院で学んだ実力派奏者。
「アルハンブラの想い出」などの名曲も収録しており、デンマークとスペイ
ンのコラボレーションが良い味を出している。

PACD 151 \2180
スヴェンボーのカリヨン ――
パーセル:トランペット・ヴォランタリー
ヘンデル:ユダス・マカベウスより、オケイジョナル・オラトリオより 行進曲
クラーク:デンマーク王子の行進曲
シャルパンティエ:テ・デウム序曲
J・S・バッハ:ブーレ、バディネリ
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより
ベートーヴェン:メヌエット ト長調/他 全24曲
ハンス・モレルップ(カリヨン)
カリヨンとは17世紀オランダで誕生した異なる音を持った鐘を数個-数十個組
み合わせてメロディーの演奏装置。今回の録音ではデンマークの港町、スヴェ
ンボーのカリヨンを使用。クラシックの様々な名曲を神秘的な雰囲気で聴かせ
てくれるタイトルである。





<VMS>
VMS 161 \2180
ジャズ・ミーツ・ワイル&ガーシュウィン ――
ダニエル・シュニーダー(1961-):
バス・トロンボーン・ソナタ、ソプラノ・サクソフォーン・ソナタ、コロッサ
ス・オブ・サウンド
クルト・ワイル(1900-1950):三文オペラ組曲
G・ガーシュウィン:ソング・スイート
デイヴ・テイラー(バス・トロンボーン)、ケニー・ドリューJr.(ピアノ)、
ダニエル・シュニーダー(サクソフォーン)
20世紀を代表する作曲家であるクルト・ワイルとジョージ・ガーシュウィン。
この2人の作品に加えてシュニーダーの室内楽作品を現代作品、クロスオー
ヴァーのスペシャリストたちが熱演!特にバス・トロンボーンのデイヴ・テ
イラーはクラシックはもちろんコンテンポラリー、ジャズの演奏で世界的奏
者として有名。

VMS 162 \2180
F・シューベルト(ガス・アントン編曲):
歌曲集《美しき水車小屋の娘》(男声合唱版)
ガス・アントン(指揮)、カメラータ・ヴォカーレ、
ジークリッド・アルトフ(ピアノ)
カメラータ・ヴォカーレは1959年に結成された男声合唱団。1970年よりガス・
アントンが指揮者に就任。ルネサンス時代の作品からヒンデミット、シェー
ンベルクなどレパートリーは幅広く、今回収録されている「美しき水車小屋
の娘」の編曲版など興味深いタイトルを取り上げている。





<Tactus>
TC 692003 \2080
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
トリオ・ソナタ ニ長調D3/同ハ長調C3/同ト長調G3/同ニ長調D10/
同ニ短調d2/同ト長調G1/同ニ長調D11/同ニ長調D1
エンリコ・カサッツァ(ディレクター&バロック・ヴァイオリン)、
ラ・マニフィカ・コムニタ
イタリア・バロックの大作曲家タルティーニ=悪魔のトリルというイメージ
が強く持たれているが、今回収録されているトリオ・ソナタなど、他にも輝
く作品が山ほど存在している。
ラ・マニフィカ・コムニタはイタリアのバロック・ヴァイロリンの名手、エ
ンリコ・カサッツァがディレクターをつとめている古楽器アンサンブル。洗
練されたパフォーマンスによるコンサート、録音はこれまでに高い評価を獲
得してきている。

TC 692201 \2080
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
ヴァイオリン・ソナタ第1番-第7番
エンリコ・カサッツァ(バロック・ヴァイオリン)、
フランチェスコ・フェッラリーニ(バロック・チェロ)、
ロベルト・ロレジャン(チェンバロ)
ヴェラチーニはフィレンツェの薬剤師の家庭に生まれ、ヴァイオリン・ソナタ
集、歌劇、オラトリオなどの作品を残したイタリアの作曲家。タルティーニ
を圧倒するほどの演奏を披露していたヴァイオリンの名手としても知られて
いる。エンリコ・カサッツァはラ・マニフィカ・コムニタを率いてTactusから
リリースを行っているイタリアのヴァイオリン奏者であり今回はソロ・アルバ
ムのとなる。ファビオ・ヴィオンディとの共演を行うなど、ソリストとして
も活発に活動中。

TC 670303 \2080
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):聖なる音楽 ――
シンフォニア第4番《キリストの死と埋葬》
ミサ・ドロローサ/聖なるモテット
ヴァレンティノ・エルマコラ(指揮&オルガン、チェンバロ)、
オルケストラ・バロッカ“イル・チメント・デグリ・アフェティ”、
スコラ・カントルム・S.ステファノ
17世紀後半イタリアの作曲家カルダーラの器楽曲、ミサ、モテットと各ジャン
ルの名曲を1枚に収めたタイトル。

TC 630391 2枚組 \4160
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):
聖ジュゼッペの行列(Il Transito di San Gioseppe)
マリア・ルイサ・バルダッサーリ(指揮)、
アンサンブル・レ・ナシオン、他
コロンナは17世紀北イタリアで活躍したボローニャ楽派の作曲家として知られ
ている。聖ジュゼッペの行列(Il Transito di San Gioseppe)は約1時間40分
に及ぶ声楽付きの大作。

TC 100006 \2080
グレゴリオ聖歌-生誕 ――
洗礼者ヨハネの生誕/我らが主、イエス・キリストの生誕
ドム・ニコラ・M.ベリナッツォ(指揮)、
スコラ・グレゴリアーナ“スクリプトリア”、
ロベルト・ロレジャン(オルガン)
スコラ・グレゴリアーナ“スクリプトリア”はベネディクト修道会の修道院
での活動を主としているイタリアの男声合唱団。その活動はクレモナ国際音
楽祭で高く評価を受けた。

TC 270001 \2080
ラウダリオ・ディ・コルトナ-13世紀の神秘劇 ――
元后、元后/De la Crudel Morte del Cristo/アヴェ・ドンナ・サンクティ
ッシマ/Laudar Vollio per amore/O divina virgo, flore/アルティッシ
マ・ルース/アヴェ・レジナ・グロリオーサ/他 全16曲
ジョヴァンニ・カルーソー(ディレクター)、
アンサンブル・ヴォーカル《ラ・ドルチェ・ヴィスタ》

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05-11 No.13-1

2005年11月22日 14時52分40秒 | Weblog
★訂正のご案内★
前回ご案内しました下記の商品は、オーケストラ名に誤りがございましたので
訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。

<TESTAMENT>
SBT1397 \1850
マーラー:交響曲 第4番 ト長調
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
ウィーン・フィルハモニー管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー

(正)ウィーン交響楽団

========================================================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Deutsche Grammophon>
4775566 2枚組 \2280
New Year's Concert 2006
マリス・ヤンソンス&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ニュー・イヤー・コンサート2006
※演奏曲目未定
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マリス・ヤンソンス
録音:2006年1月1日、ムジークフェラインザール、ウィーン 
2003年アーノンクール、2004年ムーティ、2005年マゼールと続いたDGのニュー
イヤー。今年はなんとヤンソンスの登場です!毎度のことですが、なにしろ
ラッシュ・リリースということで内容も何も分かりません。ハッキリしている
のは、マリス・ヤンソンスが遂にニュー・イヤーの指揮台に立つ!ということ
だけです。とはいえ、これ以上必要な情報も別段無いわけで、来年のお正月に
はマリスのシュトラウスが聴けるというだけで胸が高鳴ります。

4775788 \1850
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ミハイル・プレトニョフ(Pf)
録音:2005年6月、バーゼル(スイス) 
※ブリュートナー・コンサート・グランド使用
人気絶頂のプレトニョフが、遂にモーツァルトのピアノ・ソナタのレコーディ
ングを開始しました。「トルコ行進曲付き」の第11番をはじめ、最も親しまれ
ている4曲を集積した、《モーツァルト・イヤー2006》の幕開けを飾るに相応
しいリースです。この4つのピアノ・ソナタを一夜にしてレコーディングし終
えてしまったというプレトニョフ。その溢れんばかりの音楽的才能と卓越した
ピアニズム、そして誰もが認めるタッチの美しさを持って奏でられるモーツァ
ルトは、4本弦という特殊性を抜きにしてもプレトニョフの個性に満ちた必聴
のアルバムといえます。そこに加えて、ブリュートナー・コンサート・グラン
ド(ドイツ製)という高音部にかけて4本目の共鳴弦を備えた特殊なピアノを
使用している点はやはり特筆すべきところ。一般的なピアノに比べて華やかさ
と音の厚みが加わった暖かみのある音色を堪能できるという点も、このディス
クの大きなセールスポイントといえます。

4775938(1CD+ボーナスCD) \2080
"ラン・ラン-“Memory”
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
シューマン:子供の情景 作品15
ボーナスCD
リスト(ホロヴィッツ編曲):ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調
完全限定盤!デジパック仕様
強力盤!
ラン・ラン(Pf)
録音:2005年8月、フリードリヒ・エーベルト・ハレ(ハンブルク)
全世界で115,000枚以上のセールスを記録した、カーネギー・ホール(ライヴ
474 8202)に続くリサイタル・アルバム。今回はスタジオ録音で“Memory”と
題されています。ラン・ランが幼少時代に親しんだ作品が選ばれており、これ
らは彼が中国における神童時代から国際的なピアニストに成長する過程におい
て自身の音楽性を形造る重要な意味を持っていたと語られています。
奇しくも上記、プレトニョフ盤と共通してモーツァルトの10番ソナタが収録さ
れていますが、その個性の発露は全く違った方向性で、この聞き比べは大変
興味深いものです。テラーク時代からルックスで売るといった手法は一切とら
れなかったラン・ランですが、今回はアーティスト写真なども驚くほど洗練さ
れています。もちろん神童時代からの才気煥発は健在ですが、そこに音楽上の
洗練も加えられ、より完成度をあげたリサイタル・アルバムとなっています。
ボーナスCDに収録されているハンガリー狂詩曲は、ラン・ランが「トムとジェ
リー」のアニメの中で猫のトムが弾くのをみて、いつかは自分で弾いてみたい
と夢見ていた作品だとか。
ネトレプコの「椿姫」同様の初回デジパック限定仕様ですが、ボーナスCDは通
常盤にもつきます。通常盤は次月ご案内する予定です。

4775414 \1850
ゴリジョフ:Ayre *世界初録音
+ベリオ:フォーク・ソングス(1963-64)
ドーン・アップショウ(S)
ジ・アンダルシアン・ドッグス
ゴリジョフは、アルゼンチン生まれで現在アメリカ在住の作曲家。一年前に
NONESUCHからリリースしたVoices of Lightというアルバムの中でアップショ
ウがゴリジョフの作品“青白い月”を歌っており、これは今回のレコーディン
グに繋がる伏線とみることができます。また、クロノス・カルテットの有名な
オムニバス・アルバム“クロノス・キャラバン”では、全12曲中8曲の編曲を
ゴリジョフが担当している一方、映画音楽も手掛けるなど、多岐に渡り活躍し
ています。ゴリジョフは常に、自身とベリオの音楽に深い関係性があると感じ
てきました。まさに、ベリオがキャシー・バーベリアンのために「フォーク・
ソングズ」を作曲したように、アップショウのために創作された「Ayre」。
ゴリジョフはアップショウの声色を聴いた瞬間、「虹を見ているようだ」と
言ったといいます。同じ11曲からなる「Ayre」と「フォーク・ソングズ」。
もちろん近似する部分も多いですが、世界初録音となるAyreにはさらに近代
の音楽手法が現れ、音楽史の変遷にまで思いが至る構成になっています。

4775961 2枚組 \2080
LIVE WITH THE METROPOLE ORKEST
MY FLAME BURNS BLUE
Live from the North Sea Jazz Festival 2004
エルヴィス・コステロ-“マイ・フレイム・バーンズ・ブルー
ライヴ・ウィズ・ザ・メトロポール・オルケスト 
ノース・シー・ジャズ・フェスティヴァル2004
[1] Hora Decubitus
Music Charles Mingus ? Words Elvis Costello
[2] Favourite Hour
Words & Music Elvis Costello
[3] That's How You Killed Before
Words & Music Dave Bartholemew
[4] Upon A Veil Of Midnight Blue
Words & Music Elvis Costello
[5] Clubland
Words & Music Elvis Costello
[6] Almost Blue
Words & Music Elvis Costello
[7] Speak Darkly My Angel
Words & Music Elvis Costello
[8] Almost Ideal Eyes
Words & Music Elvis Costello
[9] Can You Be True?
Words & Music Elvis Costello
[10] Put away forbidden playthings
Words & Music Elvis Costello
[11] Episode Of Blonde
Words & Music Elvis Costello
[12] My Flame Burns Blue (Blood Count)
Music Billy Strayhorn ? Words Elvis Costello
[13] Watching The Detectives
Words & Music Elvis Costello
[14] God Give Me Strength
Music: Burt Bacharach and Elvis Costello ? Words Elvis Costello
※ボーナス・ディスク
「イル・ソーニョ」組曲(edited version)
エルヴィス・コステロwith メトロポール・ジャズ・オルケスト
ボーナス・ディスク
ロンドン交響楽団/指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
録音:2004年7月、ハーグ(オランダ) ライヴ録音
すでにDGとのコラボレーションもしっくりなじむ、コステロのライヴ・レコー
ディング!エルヴィス・コステロのDG録音第3弾は、昨年7月にオランダのハー
グで行われたNorth Sea Jazz Festivalでのライヴ・レコーディング。マイル
ス・デイヴィスやデヴィッド・サンボーンなど、ジャズ界の大スターたちで賑
わすジャズ・フェスティバルで、重鎮エルヴィス・コステロがメトロポール・
オルケスト(ジャズ・ビッグ・バンド)と共演したもので、オールド・ヒッ
ツから新曲まで、メトロポール・オルケストのためにアレンジした作品14曲
が収録されています。ボーナス・ディスクには、コステロ初の書き下ろしバレ
エ音楽「イル・ソーニョ」(The Dream)の組曲版を収録しています。この曲
は、シェークスピアの「真夏の夜の夢」をインスパイアして作曲されたもの
で、イタリアのアテルヴェレット・バレエ団が2002年にボローニャで初演し
た作品。この初演時のバックは、ティルソン・トーマス指揮のロンドン交響
楽団。昨年DGリリースした同曲全曲盤から抜粋して組曲にしたものと思われ
ます(約45分)。指揮者のティルソン・トーマスはこの作品を「素晴らしく
冒険的、そしてつかまえどころがなく巧妙である」と称しています。

●DG ORIGINAL MASTERS
毎回ご好評を頂いている、オリジナル・マスターズ・シリーズですが、今回
は、モーツァルト・イヤー絡みのリリースに加え、フルニエの生誕100周年の
アニバーサリ物も。シリーズとしてだけでなく、それぞれ価値あるアイテム
が目白押しです。

4775838 8枚組 \7200
ラファエル・クーベリック-レア・レコーディングス 1963-1974
Disc.1
モーツァルト:セレナード第7番 ニ長調 K.250 「ハフナー」
ルドルフ・ケッケルト(Vn)、バイエルン放送交響楽団 ※録音:1964年
ドヴォルザーク:弦楽セレナード 作品22
イギリス室内管弦楽団 ※録音:1964年(ロンドン)
Disc.2
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21
ロンドン交響楽団 ※録音:1974年(ロンドン)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ※録音:1971年(ベルリン)
Disc.3
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 ※1974年(アムステルダム)
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92 ★全集の7番(VPO)と別録音!
バイエルン放送交響楽団 ※録音:1970年(ミュンヘン)
Disc.4
A.チェレプニン(1899-1977):
ピアノ協奏曲第2番(第2版) イ長調 作品26、ピアノ協奏曲第5番 作品96
アレクサンドル・チェレプニン(Pf)、バイエルン放送交響楽団 
※録音:1967年(ミュンヘン)
J.マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番 作品51
ヘンリク・シェリング(Vn)、バイエルン放送交響楽団 
※録音:1971年頃(ミュンヘン)
Disc.5
ハルトマン:交響曲第4番(1946/47)&第8番(1960/62)
バイエルン放送交響楽団 ※録音:1967年(ミュンヘン)
ストラヴィンスキー:
「ロシア風スケルツォ」(1944)、 「サーカス・ポルカ」(1942)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ※録音:1963年(ベルリン)
Disc.6
ウェーバー:
歌劇「アブ・ハッサン」序曲、歌劇「プレチオーザ」序曲、
歌劇「歓呼」序曲(祝典序曲)作品59
バイエルン放送交響楽団 ※録音:1963年(ミュンヘン)
シェーンベルク:「グレの歌」第1部
Disc.7
シェーンベルク:「グレの歌」第2&3部
ボルク(S)、テッパー(A)、シャハトシュナイダー(T)、エンゲン(Bs)、
フェーエンベルガー(T)、フィードラー、
バイエルン放送交響楽団 ※録音:1963年(ミュンヘン、ライヴ録音)
クーベリック:弦楽のための4つの形式
イギリス室内管弦楽団 ※録音:1969年(ロンドン)
Disc.8
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」作品21&61(序曲&劇付随音楽)
★リハーサル風景付き(トラック1&2-32分)
エディット・マティス(S)、ウルズラ・ベーゼ(A)
バイエルン放送交響楽団&合唱団 ※録音:1964年(ミュンヘン)
録音:1963-74年 ※すべてステレオ録音
チェコが生んだ偉大なる巨匠クーベリック(1914-96)が永年に渡ってDGとエ
クスクルーシヴ契約を結んで生み出した数々の名演の中から、レア音源を含む
ファン垂涎の8枚組BOXセットがリリースされます。1963年から1974年にか
けて録音された、覇気が漲るクーベリック全盛期の録音が集積されており、
中には、ファンの間ではおなじみの「真夏の夜の夢」序曲のリハーサル風景
(32分)や、チェレプニンのピアノ協奏曲、マルティノンのヴァイオリン協奏
曲、ハルトマンの交響曲、クーベリック自身が作曲した「弦楽のための4つの
形式」といったレア作品に加え、不朽の名盤として評価の高いベルリン・フィ
ルとのベートーヴェン「英雄」やバイエルン放送響&合唱団と録音したシェー
ンベルクの「グレの歌」全曲などを含む、巨匠クーベリックの偉業を象徴する
BOXセットの登場です。ベートーヴェンの交響曲第7番は、交響曲全集(VPO)
とは別テイクのバイエルン放送響との録音を収録しています。ブックレットに
はレア写真集も掲載!

4775832 5枚組 \4500
グンドゥラ・ヤノヴィッツ “the golden voice”
モーツァルト:
コンサートアリア集(K.272、K.374、K.578、K.42、K.583、K.528、K.369)
テレマン:劇的カンタータ「イーノ」より(ベッチャー指揮)
ヘンデル:「メサイア」より(リヒター指揮)
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオより(リヒター指揮)
ベートーヴェン:劇付随音楽「エグモント」より(カラヤン指揮)
同:ミサ曲ハ長調より(リヒター指揮)
ブラームス:ドイツ・レクィエムより(カラヤン指揮)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」&歌劇「オベロン」より(ライトナー指揮)
ワーグナー:
歌劇「ローエングリン」&歌劇「リエンツィ」より(ライトナー指揮)
同:楽劇「パルジファル」より(クナッパーツブッシュ指揮)
ロルツィング:喜歌劇「刀鍛冶」より(ステップ指揮)
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より(ベーム指揮)
R.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」より(ベーム指揮)
R.シュトラウス:
4つの最後の歌(ハイティンク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管/1968年)
オルフ:「カルミナ・ブラーナ」より(ヨッフム指揮)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より(ベーム指揮)、他
"グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
V/A
録音:1962年-1971年頃 ※すべてステレオ録音
グンドゥラ・ヤノヴィッツのアリア&歌曲を集積した初のBOXセットがリリー
スとなります。アリア集というよりは、カラヤンをはじめとする数々の指揮者
と共演してきた声楽曲、オペラ作品から、ヤノヴィッツが歌う名場面やソロ・
パートを集積したファンには堪らないディスクです。中にはレア音源もあり、
ハイティンク&コンセルトヘボウ管と共演したR.シュトラウスの「4つの最後
の歌」は1968年のオランダ・フェスティヴァルでのライヴ録音で、オランダ以
外でのリリースはこれが初となります。ブックレットには、初出となるカラヤ
ンとのピアノ・リハーサル風景(ワーグナー「リング」より)の写真も掲載
されています。

4775847 7枚組 \6300
エーリヒ・ラインスドルフ-
モーツァルト:交響曲全集(第1-41番)
フィルハーモニック・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ロンドン
(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
録音:1955-59年頃 ※第1-21番 ステレオ録音、第22-41番 モノラル録音
ラインスドルフ(1912-93)が50年代半ばに録音したモーツァルトの交響曲全
集。これが録音物としては初めてのモーツァルト・チクルスであり、37番の
ような偽作(最初の導入部だけがモーツァルトで後は、M.ハイドンによる)
も含んでいます。ウェストミンスター音源で、インターナショナルでは初CD
化。ちょうどモノラルからステレオに移行する過渡期にあたる録音であるた
め、先に録音した22番以降がモノラルで、後に録音した前半の録音はステレ
オ録音となっています。ここで演奏している“フィルハーモニック・シンフォ
ニー・オーケストラ・オブ・ロンドン”という怪しげなオケは実はロイヤル
・フィルであり、当時、ロイヤル・フィルが他のレコード会社と専属契約を
交わしていたために行われた苦肉の策、名称を変更したためです。今、改め
て「ラインスドルフがロイヤル・フィルを振ってレコーディングしたモーツァ
ルト」として聴いてみると、また違った印象を覚えるに違いありません。
当然のことながら、DGによるマスタリングが施されていますので音質の向上
にも期待ができます。

4775856 6枚組 \5400
カール・ゼーマン-
モーツァルト:コンプリート・ソロ・ピアノ・レコーディングス
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
ロンドヘ長調K.494、K.135、メヌエットハ長調K.1、ドゼードの喜歌劇「ジュ
リー」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲ハ長調 K.264、きらきら星に
よる変奏曲 ハ長調 K.265、アレグロK.312、メヌエットK.355、幻想曲K.396、
K.264、幻想曲K.397、グルックの主題による10の変奏曲 ト長調 K.455、ロン
ドK.485、ロンドK.511、アダージョK.540、デュポールのメヌエットによる9
つの変奏曲ニ長調 K.573、小さなジーグ ト長調 K.574、クラヴザンのための
変奏曲 Anh.137(K.581)
カール・ゼーマン(Pf)
録音:1950年代中頃
カール・ゼーマンは、シュナイダーハンとの共演などで有名なピアニストです
が、彼のソリストとしてのディスクは極めて少ないだけに、このモーツァルト
のソロ・ピアノ作品全集はマニアに堪らない待望のリリースといえます。50年
代、ドイツ・グラモフォンの専属ピアニストとして活躍したゼーマン。そのた
めピアノ伴奏を通じて清楚で端整なピアノを聴くことが多かったのですが、特
にモーツァルト解釈者として当時名を馳せたピアニストで、自然なアプローチ
が調和して見事な演奏を聴かせてくれます。ゼーマンの家族から提供された写
真もレア!

4775939 6枚組 \5400
チェロの貴公子-ピエール・フルニエBOX
Disc.1
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調
F.クープラン:演奏会用小品集
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 Wq172
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調
ルツェルン祝祭合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
Disc.2
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調、チェロ協奏曲第2番 ニ長調
ルツェルン祝祭合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー
ストラヴィンスキー:イタリア組曲、ロシアの歌
エルネスト・ラッシュ(Pf)
Disc.3
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジョージ・セル
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:アルフレッド・ウォーレンステイン
Disc.4
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 作品38、チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 作品99
ルドルフ・フィルクスニー(Pf)
フランク:チェロ・ソナタ イ長調 (原曲;ヴァイオリン・ソナタ) 
ジャン・フォンダ(Pf)
Disc.5
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
メンデルスゾーン:協奏風変奏曲 作品17
シューマン:幻想小曲集 作品73、民謡風の5つの小品 作品102
ショパン:チェロ・ソナタ
ジャン・フォンダ(Pf)
Disc.6
フランクール:
チェロ・ソナタ ホ長調-アダージョ・カンタービレ、アレグロ・ヴィーヴォ
ハイドン:チェロ・ソナタ ハ長調-テンポ・ディ・メヌエット
ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ 作品10-3-ラルゲット、ロンド
ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌 、熊蜂の飛行
シューマン:アダージョとアレグロ 作品70
J.S.バッハ(グノー編曲):アヴェ・マリア
チャイコフスキー:6つの小品op.51-感傷的なワルツ
ブラームス:野の寂しさ 作品86-2
ポッパー:妖精の踊り 作品39
ドヴォルザーク:ロンド ト短調 作品94
サン=サーンス:白鳥
パガニーニ:ロッシーニの《モーゼ》の主題による変奏曲
チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 作品62
ラマール・クラウソン(Pf)
ピエール・フルニエ(Vc)
V/A
録音:1962-70年頃
チェロの貴公子と題した、巨匠ピエール・フルニエの名演の数々を集積した珠
玉のBOXセット。来年6月はフルニエ生誕100周年なので記念盤でもあります。
実は編成担当者はその昔「フルニエの芸術」の国内盤も編成したので、なか
なか素直に喜べないのですが、世界初出となる音源(最終トラック、カプリッ
チョ風小品)も収録!ブックレットのレア写真も注目です。

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05-11 No.13-2

2005年11月22日 14時52分03秒 | Weblog
●THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
ドイツ・グラモフォンが50年前にモーツァルトの生誕200年を記念してリリー
スしたスペシャル・ジュビリー・エディション。初CD化となるレア音源を多数
含んでおり、とりわけホルショフスキが弾いたピアノ協奏曲第14番や、ヨッフ
ムのレクィエム(モーツァルトの葬儀が行われたシュテファン大聖堂での
1955年ライヴ)は貴重極まりないものです。それぞれが2枚組のデジパック仕
様で、当時のオリジナル・ジャケットを再現したもの。それらが3組ずつBOXに
なった2つのセットで計8アイテムの同時発売となります。50年前も、2枚の
LPがスリップケースに収められたものが3種リリースになっていた訳ですが、
当然各々の収録時間はオリジナルの倍以上。せっかくのモーツァルト・イヤー
なのに、なんだかライト系コンピ物ばっかりのリリースじゃないかとお嘆き
だった、コアファンに贈る大本命の企画復刻盤!

4775807 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト:オーケストラ作品集-フェレンツ・フリッチャイ
Disc.1
交響曲第29番、第35番「ハフナー」、第41番「ジュピター」
ベルリンRIAS交響楽団 ※(P)1956/53/54 モノラル
アダージョとフーガ K.546
ベルリンRIAS交響楽団 ※(P)1960 ステレオ
Disc.2
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ※(P)1960 ステレオ
交響曲第39番、第40番
ウィーン交響楽団 ※(P)1960 ステレオ
フリーメーソンのための葬送音楽 ハ短調
ベルリン放送交響楽団 ※(P)1960 ステレオ
指揮:フェレンツ・フリッチャイ
フリッチャイのモーツァルト管弦楽作品録音をすべて収録。インターナショナ
ル初CD化含む。

4775808 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
Disc.1
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
クララ・ハスキル(Pf)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:フェレンツ・フリッチャイ ※(P)1956
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
マルグリット・ウェーバー(Pf)、
ルツェルン祝祭合奏団 
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー ※(P)1959 ステレオ
ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382
ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386
アニー・フィッシャー(Pf)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 
指揮:フェレンツ・フリッチャイ ※(P)1960 ステレオ
Disc.2
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 作品488
モニク・アース(Pf)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:フェルディナンド・ライトナー
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
クララ・ハスキル(Pf)、
ルツェルン祝祭合奏団 
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー ※(P)1961 ステレオ
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ミエチスラフ・ホルショフスキ(Pf)、
ルツェルン祝祭合奏団 
指揮:ルドルフ・バウムガルトナー ※(P)1960 ステレオ
最大の目玉、ホルショフスキの14番を含むピアノ協奏曲集。ハスキルのもの
以外は、すべて初CD化。

4775809 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト:室内楽作品集
Disc.1
弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428
弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 K.590
アマデウス弦楽四重奏団 ※(P)1958
弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458 「狩」
レーヴェングート弦楽四重奏団 ※(P)1950
Disc.2
弦楽五重奏曲第4番 K.516
アマデウス弦楽四重奏団 ※(P)1960
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲
変ホ長調 K.452
ヘルムート・ロロフ(Pf)、ヘルマン・テッチャー(Ob)、
ハインリヒ・ゴイザー(Cl)、クルト・ブランク(Hr)、
ヴィリ・フグマン(Fg) ※(P)1956
アダージョとロンド ハ短調 K.617
ブルーノ・ホフマン(グラスハーモニカ)、グスタフ・シェック(Fl)、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(Ob)、エミール・ザイラー(Va)、
アウグスト・ヴェンツィンガー(Vc) ※(P)1964
アマデウスとレーヴェングートSQを中心とした、室内楽曲集。完全初CD化。
ブルーノ・ホフマンによるグラスハーモニカ(譜面に指定されている)が使わ
れたモーツァルト最晩年のアダージョとロンドも必聴。

4775806 6枚組 \5250
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
BOX SET 1
完全限定BOXセット
※上記3タイトルを6枚組BOXセットにしたもの

4775811 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト:宗教曲作品集
Disc.1
レクィエム ニ短調 K.626  ※シュテファン大聖堂での1955年ライヴ
イルムガルト・ゼーフリート(S)、ゲトルーデ・ピツィンガー(A)、
リヒャルト・ホルム(T)、キム・ボルイ(Bs)
ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団/指揮:オイゲン・ヨッフム 
Disc.2
ミサ曲 ハ長調 K.317 「戴冠式ミサ」    
マリア・シュターダー(S)、ジークリンデ・ワーグナー(A)、
ヘルムート・クレブス(T)、ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
指揮:イゴール・マルケヴィッチ
ラウダーテ・ドミヌム(主日のための晩課 K.321)
アニュス・デイ(K.195)
Et incarnatus est (ミサ曲 ハ短調 K.427)
ラウダーテ・ドミヌム(証聖者の荘厳な晩課 K.339)
マリア・シュターダー(S)
RIAS室内合唱団、ベルリンRIAS交響楽団 
指揮:グスタフ・ケーニヒ ※(P)1954/1958
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」(エクスルターテ・ユビラーテ)
K.165
マリア・シュターダー(S)
ベルリンRIAS交響楽団 
指揮:フェレンツ・フリッチャイ ※(P)1954
1955年の12月5日、モーツァルトの命日にウィーンの聖シュテファン大聖堂で
行われたミサで演奏された「レクィエム」を含む、2巻目の目玉。

4775812 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト-オペラ・ガラ
オペラ・アリア&序曲集
(イルムガルト・ゼーフリート(S)、エルンスト・ヘフリガー(T)、マリア・
シュターダー(S)、リタ・シュトライヒ(S)、アンネリース・クッパー(S)、
ヨーゼフ・グラインドル(Bs)、エルフリーデ・トレチェル(S)、ヴァルター
・ルートヴィヒ(T)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、他)
オリジナル・コンピレーションとしてのオペラ・ガラ。ほんんどすべてが初
CD化。

4775813 2枚組 \1880
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
モーツァルト:セレナード集
Disc.1
セレナード第9番 ニ長調 K.320 「ポストホルン」
カール・ベンツィンガー(ポストホルン)
バイエルン放送交響楽団 指揮:フェルディナント・ライトナー
セレナード第7番 ニ長調 K.250 「ハフナー」
デネス・ジグモンディ(Vn)
バンベルク交響楽団 指揮:フェルディナント・ライトナー
Disc.2
セレナード第10番 変ロ長調 K.361 「グラン・パルティータ」
ベルリン・フィルのメンバー 指揮:フリッツ・レーマン
全編初CD化。1951年録音の「ハフナー」と「グラン・パルティータ」を含む。
「グラン・パルティータ」は12人の木管ソロにコントラバスという編成。

4775810 6枚組 \5250
THE 1956 MOZART JUBILEE EDITION
BOX SET 2
完全限定BOXセット
※上記3タイトルを6枚組BOXセットにしたもの



<Decca & Philips>
4757219 \1850
POISON SWEET MADEIRA
“ポイズン・スウィート・マデイラ”
ソフィー・ソロモン作曲:POISON SWEET MADEIRA
1. Holy Devil
2. Burnt By The Sun (with リチャード・ハウリー)
3. Poison Sweet Madeira
4. Lazarus (with KT タンストール)
5. A Light That Never Dies (with レイフ・ファインズ)
6. Hazy
7. I Can Only Ask Why
8. Meditation on Dvorak's Slavonic Fantasy
9. Pin Pricks & Gravy Stains
ソフィー・ソロモン(Vn)
with Ralph Fiennes(レイフ・ファインズ), Richard Hawley(リチャード・
ハウリー), KT Tunstall(KT タンストール;女性ヴォーカル)
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ソフィー・ソロモン-音楽の錬金術師
(英デイリー・テレグラフ紙)
彼女ほど華麗なヴァイオリニストは数少ない。まるで、ギターの革命児エディ
・ヴァン・ヘイレンのようだ。(蘭デ・フォルクスクラント紙)
華やかなパフォーマンスで有名なUKのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、
ソフィー・ソロモン初のソロ・アルバム。彼女の真摯でひたむきなヴァイオリ
ンは、音楽の境界線を越えてリスナーに訴える熱いものがあり、誰をも魅了す
るオーラのようなものを感じさせます。クラシック・ファンにこそ積極的に
お薦めしたい、「めっけもん的」なアルバム!
彼女は、これまでロンドンの「Oi Va Voi」(イギリスで最も注目されるバン
ドの一つ)というバンドの一人として活躍しており、ヴァイオリンをはじめ、
ヴィオラ、ピアノ、アコーディオン、メロディカなどを器用に操っています。
ちなみに、彼らのデビュー・アルバム“Laughter Through Tears”[Outcaste
CASTE29CD]は、2003年のニューヨーク・タイムズでトップ10アルバムに選ばれ
ており、またヨーロッパではワールド・ミュージック・チャートで連続3ヶ月
間にわたり上位にランクインしました。
マキシム・ヴェンゲーロフやジャズ界のクリス・ガーリックらとも共演してい
るソフィー。国際的な音楽フェスティヴァルや講習会で定期的に教鞭を執る他
に、最近ではロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックやワイマール音楽院
でも後進に教えています。また、アフリカや東洋のスクール及びロンドンの大
学などで、クレツマー音楽のパフォーマンス・ティーチャーとしても活躍して
います。このディスクでは、彼女自ら作曲した楽曲を自らのエモーショナルな
ヴァイオリンで聴かせてくれます。どんな音なのか興味が尽きません。

●Classic Opera 2006年、モーツァルト・イヤー-オペラ録音、5タイトル!
4757030 2枚組 \2600
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」全曲
ウェルナー・クレン(T)、テレサ・ベルガンサ(Ms)、マリア・カズーラ(Ms)、
ルチア・ポップ(S)、ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)、他
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス
録音:1967年5-6月

4757033 3枚組 \3900
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」全曲
ピラール・ローレンガー(S)、テレサ・ベルガンサ(Ms)、
レイランド・デイヴィス(T)、トム・クラウゼ(Br)、
ガブリエル・バキエ(Br)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ
録音:1973年

4757037 3枚組 \3900
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲
ベルント・ヴァイクル(Br)、マーガレット・プライス(S)、
スチュアート・バロウズ(T)、シルヴィア・シャーシュ(S)、
ガブリエル・バキエ(Br)、ルチア・ポップ(S)、クルト・モル(Bs)、他
ロンドン・オペラ・コーラス
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ
録音:1978年10-11月

4757041 3枚組 \3900
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」全曲
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、アグネス・バルツァ(Ms)、
ルチア・ポップ(S)、エディタ・グルベローヴァ(S)、レオ・ヌッチ(Br)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ジョン・プリッチャード
録音:1983年6月&9月

4757045 3枚組 \3900
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲
トム・クラウゼ(Br)、アンナ・トモワ=シントウ(S)、
イレアナ・コトルバス(S)、ホセ・ファン・ダム(Bs)、
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)、ハインツ・ツェドニク(T)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1978年4月&5月、ゾフィエンザール、ウィーン

4757049 \1350
モーツァルト:歌劇「劇場支配人」全曲
コンサート・アリア集
レチタティーヴォ「あわれ、ここはいずこ」 K.369*
アリア「私の心は喜びにおどる」 K.579*
アリア「すでにやさしき春はほほえみ」 K.580*
歌劇「後宮からの逃走」-アリア「Ah, Wie will ich triumphieren」**
アリア「私は行ってしまうわ、でもどこへ?」 K.583
劇唱とアリア「私のうるわしき恋人よ、さようなら」 K.528
アリア「わが感謝を受けたまえ、優しき保護者よ」 K.383
歌劇「フィガロの結婚」序曲
キリ・テ・カナワ(S)、エディタ・グルベローヴァ(S)、
ウヴェ・ハイルマン(T)、マンフレート・ユングヴィルト(Bs)、他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ジョン・プリッチャード
ウィーン室内管弦楽団 
指揮:ジョルジ・フィッシャー*
ウィーン=ハイドン管弦楽団 
イシュトヴァーン・ケルテス**
録音:1971年10月-1989年3月

4757195 \1350
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」全曲
キャスリーン・ボット(S)、エンマ・カークビー(S)、
ジョン・マーク・アインズリー(T)、他
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
指揮:クリストファー・ホグウッド
録音:1992年9月


●アルフレッド・ブレンデル生誕75周年記念!
来年1月5日に75歳を迎える巨匠、アルフレッド・ブレンデルのアニバーサリ
ー・アルバム4タイトル!
4757182 2枚組 \2080
ブレンデル・プレイズ・ベートーヴェン
Disc.1
6つのバガテル 作品126
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 作品111
Disc.2
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ピアノ・ソナタ第21番 作品53 「ワルトシュタイン」
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
録音:1984年3月-1997年12月

4757185 2枚組 \2080
ブレンデル・プレイズ・ハイドン&モーツァルト
Disc.1
ハイドン:
ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34、
ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:40、
ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:42、
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
Disc.2
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332、幻想曲 ニ短調 K.397、
ロンド イ短調 K.511、ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382*、
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466**
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ*
指揮:サー・ネヴィル・マリナー*
スコティッシュ室内管弦楽団**
指揮:サー・チャールズ・マッケラス**
録音:1975年12月-2002年7月

4757188 2枚組 \2080
ブレンデル・プレイズ・リスト&シューマン
Disc.1
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調 、死の舞踏、巡礼の年 第1年スイス-第6曲「オーベ
ルマンの谷」、ピアノ協奏曲第2番 イ長調
Disc.2
シューマン:クライスレリアーナ 作品16、幻想曲 ハ長調 作品17
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1972年5月-1997年11月

4757191 2枚組 \2080
ブレンデル・プレイズ・シューベルト
Disc.1
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894 「幻想」
Disc.2
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
録音:1984年8月-1999年6月


●DVD-Video
701139 \3350
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
録音:1988年1月1-3日
The Great Hall of the Honourable Society of the Middle Temple
(ロンドン)
来年1月5日に75歳を迎える巨匠、アルフレッド・ブレンデルのアニバーサリー
DVD。この映像は、ロンドンのミドル・テンプルで1988年にTV収録されたもの
で、ブレンデル得意のシューベルト最後の3つのピアノ・ソナタを披露してい
ます。
※DTS 5.1サラウンドサウンド、収録時間 105分

701459 \3350
ムーティ&ウィーン・フィル 1991
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
同:交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
同:ディヴェルティメント 第1番 ニ長調 K.136
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
録音:1991年7月、ザルツブルク祝祭大劇場
モーツァルトの没後200年に当たる1991年7月に、生地ザルツブルクの祝祭大
劇場で行われたライヴ映像。EMIにベルリン・フィルと録音した「ジュピター」
とK.136が名盤として知られるだけに、ウィーン・フィルとの演奏には一段と
期待がかかります。モーツァルトの年代記(18ページ/スクリーン上)、ピク
チャー・ギャラリー(25枚)付き。
※DTS 5.1サラウンドサウンド

701519 \3350
ウィーン少年合唱団-
モーツァルト/合唱作品集
ミサ・ソレムニス「孤児院ミサ」 K.139*
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618
オッフェルトリウム「創造主の御母は」 ヘ長調 K.277
グランドゥアーレ「天主の御母なる聖マリアよ」 K.273
オッフェルトリウム「女より生まれし者として」 K.72
オッフェルトリウム「主の保護のもとに」 ヘ長調 K.198
ウィーン少年合唱団
指揮:ウーヴェ・クリスティアン・ハラー
録音:1989年、ホーフブルクカペレ(ウィーン)*
/ 1990年、聖シュテファン(ウィーン)
ウィーン少年合唱団の初DVD。上記のムーティ盤と同様、この映像も来年のモー
ツァルト・イヤーに向けてリリースされるもので、モーツァルトが12歳で作曲
した「孤児院ミサ」から、亡くなった年に作曲した「アヴェ・ヴェルム・コル
プス」まで、老匠ハラー率いるウィーン少年合唱団の清冽な歌声で堪能する格
別なモーツァルト演奏です。収録時間72分。モーツァルトの年代記(18ページ
/スクリーン上)、ピクチャー・ギャラリー(25枚)付き。
※DTS 5.1サラウンドサウンド

743121 \3350
ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 1991
モーツァルト:レクィエム K.626
ミサ曲 ハ短調 K.427
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指揮:サー・エリオット・ガーディナー
録音:1991年12月5日、パラウ・デ・ラ・ムジカ・カタラーナ(バルセロナ)
モーツァルトの二大ミサ曲を一枚に収めた長時間収録盤(101分)。モーツァ
ルトはレクィエムの作曲途中で亡くなりましたが、それからちょうど200年後
の同日に当たる1991年12月5日に、スペインのバルセロナで行われた没後200年
記念コンサートの模様を収録したもの。厳かな教会の雰囲気の中で静謐に歌い
だされるレクィエムはまさに感動的です。また、世界最高レベルといっても
過言ではないモンテヴェルディ合唱団をガーディナーが見事なまでに操って
おり、深遠な精神性を湛えた素晴らしい演奏を繰り広げています。モーツァ
ルトの年代記(18ページ/スクリーン上)、ピクチャー・ギャラリー(25枚)
付き。
※DTS 5.1サラウンドサウンド

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