クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-11 No.16-1

2006年11月30日 12時00分05秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
DV6BW-3689939(DVD-Video) 6枚組 \14900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
DISC1:
第1番、第18番、第29番「ハンマークラフィーア」、 
第2番、第17番「テンペスト」、第10番、第26番「告別」
DISC2:
第8番「悲愴」、第12番、第25番、第28番
第5番、第11番、第19番、第23番「熱情」
DISC3:
第7番、第13番、第27番、第21番「ワルトシュタイン」
第15番「田園」、第3番、第24番、第30番
DISC4:
第16番、第6番、第31番 
第9番、第4番、第22番、第32番
DISC5/6:
マスター・クラス w/ラン・ラン、ジョナサン・ビス、
サリーム・アブード・アシュカール、アレッシオ・バックス
デイヴィド・カドゥーチ、シャイ・ワスナー(各約1時間)、
バレンボイムのインタヴュー
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ステレオ、ドルビー5.0、マスター・クラス部分に仏、独、西の字幕
ハード・ケース・ボックス、100Pブックレット
ベートーヴェン、ピアノ・ソナタのDVDによる決定盤!
8日間のチクルス・コンサートをDVD4枚に収録、さらに若手ピアニストたちへ
のレッスン映像も興味深いコンテンツ2005年、バレンボイムはベルリン・シュ
ターツオーパーを会場に2週間にわたる8回のベートーヴェンのピアノ・ソナタ
全曲演奏を行いました。その全曲を収めたDVDの登場です。さらにマスター・
クラス映像、充実したブックレットと合わせてベートーヴェンのピアノ・ソナ
タの決定盤となるアルバムです。




<naive>
V 5074 3枚組 \2080
[CD1](V 5021の再発売)
シューベルト:
(1)アルペジオーネ・ソナタ D 821 
(2)ヴァイオリン・ソナティナ op.137、D.384(チェロ編曲版)
(3)歌曲トランスクリプション-
セレナーデ、音楽に寄す、万霊節の日のための連祷、ます、影法師、
水の上で歌う、幻覚、水車屋と小川
[CD2](V 4983の再発売)
シューマン:
チェロのための作品集-チェロ協奏曲イ短調Op.129、幻想小曲集Op.73、
民謡風の5つの小品Op.102、アダージョとアレグロOp.70
[CD3](V 4817の再発売)
ブラームス:
チェロ・ソナタ全集チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、同第2番ヘ長調Op.99
アンヌ・ガスティネル(Vc)
[CD1]クレール・デセール(Pf)
[CD2]クレール・デセール(Pf)、
ルイ・ラングレー(指)リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
[CD3]フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
2006年5月、来日が予定されていましたがキャンセルになり、ますます彼女を
渇望する声が日本に渦巻いているアンヌ・ガスティネル。これ以上ない組み合
わせのボックスセットが、3枚組みなんとなんとの1枚価格での大ご奉仕!決し
て野太くなりすぎない、しかし力強い音色、震えるような歌う音色、時に鋭く
時に柔らかいフォルテ、どれをとっても何をとってもまさに最上級の演奏を聴
かせてくれます。




<AVI MUSIC>
4260085 530649 2枚組 \3650
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.13
(CD1)
フンメル編曲室内楽版/モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番&24番
(CD2)
シューベルト:楽興の時Op94 D.780、
ラヴェル:鏡
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番
セフェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)
アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、アンドレイ・ビエロフ(Vn)、
ニコラス・アルシュターツ(Vc)
録音:(CD1)2006年8月2日、(CD2)2006年9月3-5日
エッカルトシュタインは1978年デュッセルドルフ生まれ、2003年のエリーザベ
ト王妃国際コンクールの優勝者。フンメル編曲室内楽版は、各楽器の響きを重
点に置いた非常にバランスのとれたアンサンブルに、エッカルトシュタインの
スタイリッシュな音楽性がプラスされた鮮やかな演奏です。エッカルトシュタ
インは2枚目の独奏曲でも鋭敏な演奏を披露しています。

4260085 530298 3枚組 \5000
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.12
シューベルト・チクルス
(CD1)美しき水車屋の娘D 795
(CD2)冬の旅D 911
(CD3)白鳥の歌D 957
ベンハルト・ベルヒトルト(T)、イリーナ・プリシンスカヤ(P)

4260085 530236 5枚組 \6350
2004/2005年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.11
(CD1)
ラヴェル:ラ・ヴァルス 
ドビュッシー:版画-第1曲塔(パゴダ)、第3曲雨の庭
シューベルト:
創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D813,
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960(遺作)
シューマン:アラベスクOp.18
(CD2)
シューマン:アレグロ ロ短調 Op.8
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 D.784
シェーンベルク:5つのピアノ曲Op.23
ラヴェル:鏡
(CD3)
J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ BWV 532
J.S.バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲:
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第10番 BWV 855
J.S.バッハ/ラフマニノフ編曲:
無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番 より前奏曲、ガヴォット、ジーグ
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
(CD4)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番Op.7
シューベルト:即興曲Op.90 D.899、
ラフマニノフ:
コレッリの主題による変奏曲 Op.42、幻想的小曲集-メロディ ホ長調
ショパン:大円舞曲 変イ長調Op.42
(CD5)ボーナス-CD
J.S.バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調
モーツァルト:
デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調 KV.573
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33&39 より
リゲティ:ピアノ練習曲第1集、第2集、第3集より
(CD1) ホワン・チューファン(P)、ベンジャミン・ホックマン(P)、
クロード・フランク(P)
(CD2) ティム・ホートン(P) 
(CD3) ニコライ・トカレフ(P)
(CD4) キリル・ゲルシテイン(P) 
(CD5) タマラ・ステファノヴィッチ(P)

4260085 530199 2枚組 \3650
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.10
モーツァルト『魔笛』全曲(ツェムリンスキー編曲4手ピアノ版)
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2004年7月24-26日(カールスルーエ・コンツェルトハウス、大ホール)
ツェムリンスキー編曲によるモーツァルトの『魔笛』!しかも全曲ヴァージョ
ンがピアノ4手で登場です。魔笛はモーツァルト最後のオペラ作品で美しいメ
ロディーの宝庫。モーツァルト・イヤーならではのユニークな選曲で楽しませ
てくれるアルバムです。
滑川真希は、ヨーロッパを中心に活躍し世界の主要オーケストラと共演し各地
の音楽祭にも多数参加。ドイツの国立カールスルーエ音楽大学のピアノ科講師
として後身の指導にあたっています。今回共演のデニス=ラッセル・デイヴィ
スは指揮者として活躍していますが、以前はピアニストとして現代音楽を中心
に演奏していました。

4260085 530151 3枚組 \5000
2005年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.9
(CD1)
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」Op71a(2台ピアノ版)
リムスキー・コルサコフ/クルサノフ編曲:
「シェエラザード幻想曲-9つのパラフレーズ」
シューベルト/リスト編曲:歌曲集「白鳥の歌」
クライスラー/ラフマニノフ編曲:愛の喜び、愛の悲しみ
ガーシュイン/アール・ワイルド編曲:「7つの超絶技巧練習曲集」
(CD2)
ワーグナー:ニーベルングの指環より(ピアノ編曲版)
楽劇『ジークフリート』-森のささやき、
楽劇「神々の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲
楽劇『ワルキューレ』-ワルキューレの騎行
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(2台ピアノ編曲版)、
交響詩「ドン・ファン」(2台ピアノ編曲版)、
オペラ「ばらの騎士」(2台ピアノ編曲版)
(CD3)ボーナス-CD
ヨハネス・マリア・スタウド:ピアノのための音楽(世界初演)
マルコ・ストロッパ:アフ・トンガリキ(世界初演)
ヨーク・ヘラー:モノグラム-14の性格の小品(世界初演)
(CD1)A&J.パラトーレ(P) ニコライ・トカレフ(P) 
イリーナ・プリシンスカヤ(P) キリル・ゲルシテイン(P)
(CD2) ニコライ・トカレフ(P) A.& J.パラトーレ(P)
(CD3)アンナ・ヴァヴィック(P) タマラ・ステファノヴィッチ(P)


4260085 530335 10枚組 \8800
1997-2004年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.1-8

[CD1]1997年音楽祭の記録
(1)シマノフスカ:ポロネーズ舞曲ロ短調
シューベルト:ワルツ ロ短調 Op.18
(2)リスト:
「ウィーンの夜会」S.427よりヴァルス・カプリ-ス第6番、セレナーデ、
魔王(すべてシューベルト原曲のトランスクリプション)
(3)リスト:巡礼の年「イタリア」よりペトラルカのソネット第47、104番
(4)フォーレ:舟歌第3番 変ト長調 Op.42/ショパン:バラード第1&2番
(5)ドビュッシー:
映像第2集「葉ずえを渡る鐘」「荒れた寺にかかる月」「金色の魚」
演奏:[CD1]
(1)エルズビエタ・ヴィエドネル・ザヨツ(1978-)
(2)ベルント・グレムザー (3)マルクス・グロー 
(4)マルク=アンドレ・アムラン 
(5)マリス・ゴトーニ(1979-、ラルフ・ゴトーニの息子)

[CD2]1998年音楽祭の記録
(1)J.S.バッハ:フーガの技法よりコントラプンクトゥスIV、IX
(2)モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
(3)チェルニー:
美しいウィーンのワルツによる 変奏曲 Op.12、
タウジヒ:新ウィーンの夜会
(4)シューマン:
森の情景Op.82より「森の入口」、「茂みのなかで獲物を待ち伏せる狩人」
(5)リスト:バラード第2番、ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5、
ショパン:幻想即興曲、華麗なるワルツ変イ長調Op.42
(6)ショパン:ノクターン嬰へ短調Op.48-2、練習曲Op.10-7&8&12(革命)番
演奏:[CD2]
(1)ジャンルカ・カシオーリ (2)ハイドゥルン・ホルトマン 
(3)フランソワ・ジョエル・ティオリエ (4)デルフィン・バーディン 
(5)ボリス・ブロッホ (6)イーゴル・チェトゥーエフ

[CD3] 1999年音楽祭の記録
(1)シューベルト:3つのピアノ曲D.946 第2番 変ホ長調
(2)ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.34-1、スケルツォ第1番 ロ短調Op.20
(3)シューマン:幻想的小曲Op.111-2 変イ長調
(4)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調、
J.シュトラウス:アンネン・ポルカ Op.117
(5)スチュワート・グッドイヤー:ピアノ・ソナタ第1番変ホ短調
(6)リスト:2つの演奏会用練習曲第2番小人の踊り
(7)ショパン:練習曲 Op.25-6
(8)ショパン:練習曲 Op.25-9
演奏:[CD3]
(1)マルク・ラフォーレ (2)ミヒャエル・ポンティ 
(3)クレール=マリ・ル・ゲ (4)エデュアルド&ヨハネス・クトロヴァッツ 
(5)スチュワート・グッドイヤー 
(6)フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.51364) 
(7)ローゼンタール(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.62961) 
(8)ミーシャ・レヴィツキー(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.57702)

[CD4] 2000年の音楽祭の記録
(1)D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.466、ソナタ 変ロ長調 K.551
(2)ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50、
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲Op.35、
ドビュッシー:前奏曲第10番「カノープ」
(3)ビゼー:組曲「子供の遊び」-ギャロップ《舞踏会》Op.22-12
(4)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12、
ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39-15、
ウェーバー:「舞踏への勧誘」Op.65
(5)ウォルフガング・ダウナー:南回帰線
演奏:[CD4]
(1)フィリッポ・ガンバ (2)セドリック ティベルギアン 
(3)タール&グロートホイゼン デュオ(Sony/BMG) 
(4)マティアス・キルシュネライト (5)ウォルフガング・ダウナー

[CD5] 2001年の音楽祭の記録
(1)ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
(2)メンデルスゾーン:無言歌集Op.67-2 嬰ヘ短調、Op.85-4 ニ長調
(3)ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79-1
(4)ブラームス:愛の歌 (18曲のワルツ)4手ピアノのための Op.52
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 変ロ長調、
スクリャービン:前奏曲No.1,9,3,12,15、バルトーク:舞踏組曲 Sz77
(6)エルネスト・レクオーナ:キューバ舞曲、アンダルシア舞曲
演奏:[CD5]
(1)ゴットリープ・ヴァリッシュ (2)ニコライ・ルガンスキー 
(3)ジャスミンカ・スタンチュール 
(4)ブリジット・エンゲラー&ボリス・ベレゾフスキー 
(5)アレッシオ・バックス (6)クリスティーナ・ペルラーゴ

[CD6] 2002年の音楽祭の記録
(1)バーバー:夜想曲 ロ長調 Op.33、
ラモー:クラヴサン曲集-プレリュード、ガヴォット
(2)クレメンティ:ソナタ第5番 嬰ヘ短調 Op.25
(3)ベートーヴェン:ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
(4)シューベルト:3つの小品 第1番D.946
(5)メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
(6)リスト:スペイン狂詩曲
(7)ジョン・ケージ:One2(1-4台のピアノのための)
演奏:[CD6]
(1)ツィモン・バルト (2)ドレル・ゴラン (3)ジョナサン・ジラード 
(4)ニコラウス・ラフゼン (5)トーマス・ドゥイス 
(6)マルティン・ヘルムヘン (7)マーガレット・レン・タン

[CD7] 2003年の音楽祭の記録
(1)J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
(2)レーガー:レピソード集 第1番ニ長調、第3番ハ長調 Op.115
(3)ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.9-3、華麗なるポロネーズ Op.22、
ラフマニノフ:練習曲集 「音の絵」Op.39-9
(4)シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
(5)ショパン:24の前奏曲 第1、2、16番 Op.28
(6)プロコフィエフ:
ソナタ第3番、
《ロメオとジュリエット》からの10の小品-モンタギュー家とキャピュレット家
グリンカ=バラキレフ編:ひばり
(7)エミール・フォン・ザウアー:音楽時計
(8)シューマン=リスト/歌曲集「ミルテの花」より 第1曲 『献呈』:
演奏[CD7]
(1)デニス・プロシャイエフ (2)マルクス・ベッカー 
(3)ウラジミール・ハーリン(4)ネダ・ナヴェー 
(5)アンナ ・ クラフチェンコ (6)アレクサンダー・ギンディン 
(7)オレグ ・ マルシェフ (8)アンナ ・ クラフチェンコ

[CD8] 2004年の音楽祭の記録
(1)ハイドン:ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43
(2)モーツァルト:ソナタ第8番KV311
(3)ハイドン:ソナタ 変イ長調 XVI:46
(4)モーツァルト:ソナタ第14番
(5)ハイドン:『神よ守りたまえ』による変奏曲 Hob.III:77
(6)デイブ・ブルーベック: キャスティリアン・ブルース
演奏[CD8]
(1)タマラ・ステファノヴィッチ (2)ペテル・ジェーシャ 
(3)アンナ・ヴァヴィック (4)コーラ・イルセン 
(5)アレクサンダー・ロンクイッヒ 
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ

[CD9] 2005年の音楽祭の記録
(1)ベアート・フラー:3つのピアノ小品集
(2)ベアート・フラー:雪には声がない
(3)オルガ・ノイヴィルト:マーシャス
(4)ヨハネス・マリア・シュタウト:ベヴェーグンゲン (運動)
(5)ウィルヘルム・キルマイヤー:
こちら側にもあちら側にも-此方と彼方の物語
(6)ペルト:都市への賛歌(2台ピアノのための)
演奏[CD9]
(1)マルクス・ヒンターハウザー (2)クリストファー・ヒンターフーバー 
(3)トーマス・ラルヒャー (4)タマラ・ステファノヴィッチ 
(5)ツィモン バルト 
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ

[CD10]ボーナスCD2002-2004年の音楽祭の記録
(1)シューマン:クライスレリアーナOp.16
(2)リスト:
レーベルトとシュタルクの大ピアノ学校のためのアヴェ・マリア、
巡礼の年報(第3年)-エステ荘の噴水、「シモン・ボッカネグラ」の回想、
クルターク:8つのピアノ小品集 Op.3
演奏[CD10]
(1)ツィモン バルト (2)ペテル・ジェーシャ

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06-11 No.16-2

2006年11月30日 11時58分46秒 | Weblog
<haenssler>
93 105 2枚組 \4500
ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェッリーニ」
ブルース・フォード(T チェッリーニ)
ローラ・クレイコム(S テレーザ)
フランツ・ハヴラタ(Bs バルドゥッチ)
モニカ・グループ(Ms アスカーニオ)
クリストファー・マルトマン(Br フィエラモスカ)
ほか
ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
ライプツィヒMDR放送合唱団
録音:2003年9月19日(ライヴ録音)
ノリントンのベルリオーズ・シリーズ、ついにオペラが登場!傑作「ベンヴェ
ヌート・チェッリーニ」です。「ローマの謝肉祭」の元になった作品としても
知られるこのオペラ、ベルリオーズが大変な意気込みで作曲した熱気に溢れる
傑作にもかかわらず、1838年のオペラ座での初演は無残な失敗。ずっと経った
1852年に、リストの後援で改作してワイマールで上演、ようやく好評を得まし
た。ノリントンはこのワイマール稿を選択、正規盤として初録音となりました。
至難のチェッリーニ役を歌うのは、ロッシーニ・テノールとして一世を風靡し
たブルース・フォード。ヒロインのテレーザは、近年フランスで活躍するロー
ラ・クレイコム。二人ともテキサス出身。テレーザの父バルドゥッチには、
バイエルンの名バス、フランツ・ハヴラタ、ズボン役のアスカーニオにはモニ
カ・グループと、強力なキャスト。そして何といってもノリントンの見事な
指揮っぷり!ベルリオーズの強い思い入れがヒシと感じられる名演です。




<TAHRA>
TAH 604/605 2枚組 \4160
(1)ブルックナー:交響曲第7番 
(2)チャイコフスキー:組曲第3番Op.55 
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番Op.74「悲愴」
アーベントロート(指)(1)、(3)ベルリン放送O,(2)ライプチッヒ放送O
録音:(1)1956年2月19日(2)1951年3月20日(3)1950年11月28日
すべて初出。ブルックナーは同年、2月16,17日、スタジオ録音がTahraから発
売されていました(TAH.114/5)がすでに廃盤。これはその翌々日のドレス・
リハーサルの録音。終楽章の一部にテープの問題があったため、その部分はス
タジオ録音と差し替えられています。組曲は唯一の録音。「悲愴」は52年のラ
イプチッヒ放響と今回の2つが存在しています。52年盤のスケルツォは宇野先
生が「ティンパニの肌に粟を生じさせるような轟き、テンポの雄弁な動かし方
にいたっては筆舌に尽くしがたい。まことに最高のスケルツォと絶賛してよい
だろう。」と激賞されておりますが、この50年盤はさらにすさまじい、阿修羅
のようなスケルツォで驚天動地の「悲愴」です。





<TALENT>
DOM 2910125 \2080
(1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲(1933)
(2)ダッラピッコラ:タルティニアーナ 第2(1956)
(3)ヴァン・ロッサム:グラフィティOP.16(1968)
(4)シュニトケ:古い様式による組曲(1972)
(5)ルトスワフスキ:パルティータ(1984)
(6)ドン・フロイント:バッハによるソナパルティータ(2001)
ダニエル・ルーベンシュタイン(Vn),
ムヒッディン・ヂュリュオグル=デミリツ(Pf)

DOM 2910123 \2080
フローラン・シュミット:
親密な音楽Op.16&29,3つのワルツ-ノクチュルヌOp31,ロマンチックな作品Op42
アンジェリーヌ・ポンデペイル(Pf)

DOM 2910124 \2080
ピエトロ・ボッテジーニ:
(1)フルート、クラリネット、弦楽四重奏のための主題と変奏 
(2)クラリネットと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント 
(3)クラリネットとギターのためのロッシーニのオペラ「バビロニアのチロ」
のアリア 
(4)ヴァイオリン、クラリネット、ギター、チェロのための四重奏第3番、第6番 
(5)クラリネットとピアノのための主題と変奏
ジョヴァンニ・ボッテジーニ:
クラリネット、コントラバス、ピアノのためのグランデュオ
ルイジ・マジストレッリ(Cl)、エレーナ・チェッコーニ(Fl)、
マッシモ・ラウラ(Kb)、クラウディア・ブラッコ(Pf)、アンドリアニ四重奏団




<Naru Music>
628740 640326 \2180
J.S.バッハ:
(1)無伴奏ウクレレによるパルティータ第3番BWV.1006
(2)平均率クラヴィア曲集第1巻-前奏曲BWV.846
(3)カンタータ第147番-主よ、主よ人の望みの喜びよ
(4)無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1007-前奏曲、サラバンド、ジーグ
(5)無伴奏チェロ組曲第6番BWV.1012-ガヴォットI&II
(6)無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011-ガヴォットI&II
(7)無伴奏チェロ組曲第4番BWV.1010-ブーレI&II
ジョン・キング(ウクレレ)
実に楽しい、幸せなバッハ。これでフラダンスが踊れるわけではありませんが、
ウクレレで弾かれてもやはりバッハはバッハで、無伴奏ヴァイオリン・パルティ
ータやチェロ組曲のような超絶的な大曲でもなごめてしまいます。




<M&A>
M&A1193 5枚組 \7920
シュナーベル:モーツァルト録音集
CD1
ピアノ協奏曲第22番(1941年11月ライヴ、ワルター指揮ニューヨークフィル)
ピアノ・ソナタ第8番(1939年1月27日スタジオ)
二台ピアノのための協奏曲K.365
(1936年10月28日スタジオ、カール・シュナーベル、ボールト指揮ロンドン響)
CD2
ピアノ四重奏曲第1番K.478(1934年12月19日スタジオ、プロ・アルテSQ)
ピアノ・ソナタ第12番(1946年6月スタジオ)
ピアノ協奏曲第27番(1934年5月2日スタジオ、バルビロリ指揮ロンドン響)
CD3
ピアノ協奏曲第20番(1948年6月スタジオ、ジュスキント指揮フィルハーモニア)
ピアノ・ソナタ第13番(1944年米軍放送)
ピアノ協奏曲第19番(1937年1月スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)
CD4
ピアノ協奏曲第24番(1948年6月18,19日、ジュスキント指揮フィルハーモニア)
ピアノ・ソナタ第16番(1948年6月スタジオ)
ピアノ協奏曲第23番
(1946年3月3日ライヴ、ロジンスキー指揮ニューヨークフィル)
CD5
ピアノ協奏曲第21番(1937年1月12日スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)
ロンドイ短調K.511(1946年6月スタジオ)
ピアノ・ソナタへ調(1943年11月14日ニューヨーク・ライヴ)
ピアノ協奏曲第17番抜粋(1942年3月22日ライヴ、シュティードリー指揮)
アルトウール・シュナーベル(P)
ベートーヴェンの権威、巨匠アルトゥール・シュナーベルによるモーツァルト
傑作集。コロンビアへのスタジオ録音とライヴ録音をもとに構成されておりま
す。その骨太なタッチは、軽やかで楽天的なモーツァルト像からは、程遠く、
質実剛健で嘘のない演奏展開で聴く者を捉えて離しません。今回は天才エンジ
ニアKit Higginsonによるサウンド修復がなされ、いずれも聴きやすくまとまっ
ております。

M&A1195 2枚組 \3960
シュワルツコップ、ドイツ放送への1940-1941年の録音集
CD1
ラモー「ヒッポリュトスとアリキア」より"恋するナイチンゲール“
バッハ:狩のカンタータ「我が楽しみは元気な狩のみ」
レーヴェ:歌曲集より
CD2
シューベルト:春に寄す
シューマン:リュッケルトの死による民謡
ヴェルディ:小さな煙突掃除
レーガー:歌曲集
リヒャルト・シュトラウス:四つの歌曲より他
シュワルツコップへのインタビュー「歌曲を歌うために」1980年8月サンフラ
ンシスコで英語での質疑
エリザベート・シュワルツコップ(S)
惜しくも亡くなった名花シュワルツコップによる戦時中の放送録音集。音質も
優れております。何よりも貴重なのは1980年のインタビューです。英語による
分りやすい語り。とても素敵です。

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06-11 No.15

2006年11月28日 15時47分43秒 | Weblog
<harmonia mundi>
KDC 5017 2枚組 \4160
国内盤仕様
*日本語帯、解説つき*
ベートーヴェン:「ラズモフスキー」四重奏曲集
[CD1]
弦楽四重奏曲第7番op.59-1(ラズモフスキー第1番)、
同第8番op.59-2(ラズモフスキー第2番)
[CD2]
弦楽四重奏曲第9番op.59-3(ラズモフスキー第3番)
東京クヮルテット〔マーティン・ビーヴァー(Vn) 池田菊衛(Vn)
磯村和英(Vla) クライヴ・グリーンスミス(Vc)〕
録音:2005年4月26-29日
2007年2月に東京クヮルテットが来日します。2002年にメンバーとして加わっ
たマーティン・ビーヴァーのいるクヮルテットとしては、2006年のPMF音楽祭
が初の来日でしたが、クヮルテットとしてのツアーは今回が初めて。しかも
プログラムはベートーヴェンとくれば、室内楽ファンのみならず音楽ファン
として黙ってはいられないというもの。今回、直輸入盤としては2005年の12月
にリリースされたラズモフスキーのCDを、来日記念盤として日本国内盤仕様で
再上程。円熟の極みにある東京クヮルテットの「今」をおたのしみください。

HMC 901942 \2250
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 
幻想曲ニ短調K.397 
ロンド ニ長調K.382 
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
シュテファン・ヴラダー(P&指)、カメラータ・ザルツブルク
生粋のウィーン流ピアニスト、ヴラダーによるモーツァルトのピアノ協奏曲の
登場です。しかも弾き振り!むかえうつは伝統あるカメラータ・ザルツブルク。
冒頭の弦楽器と管楽器のかけあいから、まさにこれしかないという絶妙な間の
取り方とぴちぴち感に満ちています。続くピアノの入りもきらきらとまばゆい
ばかり。ピアノのソロの曲も入魂の仕上がり。幻想曲の深刻な空気から、21番
の澄み切った幸福感まで、モーツァルト・ワールドがたっぷりと堪能できます。
モーツァルト・イヤーのしめくくりにもぴったりの、とびっきりの一枚です。




<Profil>
PH 06046 \2180
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンフィル
録音:2001年9月15日ガスタイク・ミュンヘン
待望のミュンヘン・フィルとのブルックナーシリーズ。ついに「ロマンティッ
ク」 の登場。この演奏会の半年後2002年2月14日にヴァントは90年の生涯を閉
じました。数多いヴァントのブルックナーですが、耳の肥えた方ほどミュンヘ
ン・フィルとの組み合わせに執着するのも道理で、ヴァント晩年の味わい、オ
ーケストラの音色の適度な明るさ、弦の暖かみのある厚い響き、管楽器の比類
ない美しさなど他に代え難い魅力にあふれています。これをもって「ロマン
ティク」の最高峰と言うに憚らぬ大演奏と申せましょう。

PH 05043 \2180
モーツァルト:リタニア、序曲集、他
聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調 K.243
コンサート・アリア『みじめな私、ここはどこ』 K.369
コンサート・アリア『とどまって下さい、ああ愛しい人よ』 K.528
歌劇『フィガロの結婚』序曲
歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲
歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』序曲
歌劇『魔笛』序曲
マーガレット・マーシャル(Sp)
コルネリア・ヴルコップ(アルト) アドルフ・ダラポッツァ(テノール) 
カール・リッダーブッシュ(バス) バイエルン放送交響楽団&合唱団
ケルン放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指)
録音:1982年 1980年 1969年 1968年
生涯モーツァルトを愛したヴァントだけあって辺りを払うこの格調は、なかな
か現在では聴けぬものとなってしまいました。特に声楽作品の品格は無類。
また序曲のすばらしさなどを聴くとモーツァルトのオペラ全曲が残っていれ
ば!と、どなたも悔やまれましょう。

PH 05042 \2180
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲(1930)
B.A.ツィンマーマン:1楽章の交響曲(1953)
フォルトナー:大オーケストラのための交響曲(1947)
リゲティ:ロンターノ(1967)
ニキタ・マガロフ(P)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツ放送交響楽団 
ケルン放送交響楽団
録音:1985年 1987年 1960年 1987年
正確無比の冷静な解釈と思いきや、すこぶるヴォルテージの高い演奏に驚き。
どの曲もストラヴィンスキーは言うに及ばず、バルトーク級のおもしろさ!
現代オペラの中でも上演数の多い傑作「軍人たち」のツィンマーマン。しか
も後年、ヴァントとツィンマーマンは音楽上の見解の相違から交流を断った
だけにこの演奏、抜き差しならぬ緊張感に溢れています。まさに現代曲のア
ルバムにはめったにない誰もが楽しめる名盤でございます。




<HUNGAROTON>
HDVD 32406(DVD-Video) \4850
字幕:英独仏伊西ハンガリー
ディッタースドルフ:
「ロッカ・アンティカの男爵」
タマーシュ・コーボル(T)
ベアトリクス・フォドル(S)
エディト・カーロリ(S)
ガーボル・ブレツ(Bs)
パル・ネーメト(指)サヴァリア・バロック(ピリオド楽器使用)
大変珍しい、ディッタースドルフ(1739-1799)のオペラがDVDに!ディッター
スドルフは、確認されているだけで35のオペラを書いています。しかし上演、
録音は極めて稀。この「ロッカ・アンティカの男爵」は、1776年にヨハニス
ベルクで初演されたイタリア語のオペラブッファ。ディッタースドルフは当
時ブレスラウ(現在のポーランドのヴロツワフ)の司教君主だった、シャフ
ゴッチュ伯爵フィリップ・ゴットハルトに仕えており、1770年から76年の間
に九つのオペラブッファを作曲していました。ディッタースドルフでは、後
年ウィーンに戻ってからのドイツ語のオペラの方はいくつか復活しましたが、
イタリア語のオペラ・ブッファはようやく陽の目を浴びてきたところ、この
映像は貴重です。もちろんこれが世界初録音。ハンガリー古楽界の重鎮、ネ
ーメトを中心とした充実の演奏です。なんと、かの皇妃エリーザベトもお気
に入りだった、ハンガリーの名城ゲデーレー王宮での上演のライヴ。

HCD 16879 \2080
カールマン:「チャールダーシュの女王」,「マリツィア伯爵夫人」
レハール:「ジュディッタ」,「メリー・ウィドウ」
ミレッカー:「デュバリー」
オッフェンバック:「美しきヘレナ」
レオ:「ポンパドゥール」
J.シュトラウス:「ジプシー男爵」
からのアリア,ほか(全15曲)
アンドラーシュ・セベスチェーン(指)ハンガリー国立放送管弦楽団、ほか
ハンガリーの歌姫、シルヴィア・シャシュが歌う、オペレッタのアリアと、
ポピュラー名曲のコンピレーション。

HCD 32463 \2080
ヨーゼフ・シマーンディ、アリア集
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
ワーグナー:「ローエングリーン」
エルケル:「バーンク・バーン」
ヴェルディ:「アイーダ」
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
からのアリア,場面
ミクローシュ・ルカーチ(指),ヴィルモシュ・コモル(指),
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指),
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、ほか
録音: 1954-1964年
ハンガリーの往年の名テノール、ヨーゼフ・シマーンディのアリア,重唱集。
モリナーリ=プラデッリが伴奏をしている、「アイーダ」の二重唱を除き、
全てハンガリー語での歌唱。

HCD 16876 \2080
カールマン:「サーカスの女王」(抜粋)
エルジェーベト・ハージ、ヴァレーリア・コルタイ、
アールパード・キシェジ、ティボール・ウドヴァルディ
タマーシュ・ブローディ(指)管弦楽団
ハンガリー語の抜粋録音。

HCD 16877 \2080
レハール:「ルクセンブルク伯爵」抜粋,「ジプシーの恋」抜粋
ジュジャ・ペトレーシュ、ハンナ・ホンティ、アンナ・ツェンタイ、
アールパード・バクシャイ、カミル・フェレキ、ほか
タマーシュ・ブレイトナー(指)管弦楽団
ハンガリー語の歌唱。

HCD 16847 \2080
カールマン:
「チャールダーシュの女王」,「マリツィア伯爵夫人」,
「モンマルトルのスミレ」
レハール:「メリー・ウィドウ」,「微笑みの国」,「フリーデリケ」
からの場面,ほか
ヨーゼフ・シマーンディ、シルヴィア・シャシュ、イローナ・トコディ、
エルジェーベト・ハージ、ローベルト・イロスファルヴィ、ほか
アンドラーシュ・セベスチェーン(指)
ハンガリー放送交響楽団、ほか
ハンガリー語歌唱。様々な音源を集めています。




<Aeon>
AE 0644 \2250
ドメニコ・スカルラッティ:ヴァイオリン編曲集(パパヴラミ編曲)
ソナタ〔イ短調Kk54、ハ長調Kk32、ヘ短調Kk466、ヘ短調Kk481、ハ短調Kk11、
イ長調Kk380、ロ短調Kk87、ニ短調Kk141、ト短調Kk426、ト短調Kk185、
ニ短調Kk9、イ短調Kk322〕
テディ・パパヴラミ(Vn&編曲)
パガニーニの「24のカプリース」をコンサートでも演奏できる数少ないヴァイ
オリニストとしても名高い、アルバニア生まれのパパヴラミ(1971-)。今回
の新譜は、自身の編曲によるドメニコ・スカルラッティの鍵盤作品集。まさ
に完璧としかいいようのない編曲で、原曲のもつ魅力が倍増どころか何100倍
にもなって蘇ります。ヴァイリンでこんなことができるなんて!-ただただ圧倒
されるばかりの鮮烈かつ流麗な最高の一枚です。




<BONGIOVANNI>
AB 20001(DVD-Video) \4750
字幕:伊英独仏日
ヴェルディ:「レニャーノの戦い」
セザール・エルナンデス(T アッリーゴ)
エリーザ・ベーテ・マトス(S リーダ)
ジョルジョ・チェブリアン(Br ロランド)
マンリーコ・シニョリーニ(Bs バルバロッサ)
ほか
ネッロ・サンティ(指)ベッリーニ大劇場管弦楽団,合唱団
収録:2001年12月
ついにBONGIOVANNIがDVDに参入!第1弾は、ヴェルディの熱血愛国オペラ、
「レニャーノの戦い」。2001年12月にカターニャのベッリーニ大劇場で上演
された舞台を、RAIが収録、そこからライセンスを受けての発売です。画質は
バッチリな上に、嬉しい日本語字幕付き!歌手で注目は、プエルト・リコ出
身のテノール、セザール・エルナンデス!1970年10月13日生まれ、19歳の時
に「ボエーム」のロドルフォでデビュー、近年は30代の人気テノールとして
世界中で引っ張りだこです。

GB 2415 2枚組 \3960
ニコリーニ:「確かめられた嫉妬」
ドンナ・ベレニーチェ・ベッラグラーツィエ(S 田邊織恵)
フランチェスカ・カッシナーリ(Ms エリゲッタ)
ロベルタ・マメーリ(S リヴィア)
サン・ウク・パク(Bs ドン・マトゥージョ・カピトリーノ)
ジャンルカ・パゾリーニ(T レリオ)
マウーロ・ボンファンティ(Br チッチェリーニ公爵)ほか
ファブリツィオ・ドルシ(指)アミリカーレ・ザネッラ交響楽団
録音:2004年5月14日
ジュゼッペ・ニコリーニ(1762- 1842) は、ピアチェンツァ生まれの作曲家。
父も町のオルガニストという恵まれた環境で、父から学んだ後、1778年から
1784年までナポリに留学、チマローザからも教えを受けています。1793年に
初のオペラを発表、以来人気作曲家として各地で活躍、45のオペラを残した
と伝えられています。1819年にピアチェンツァの大聖堂のマエストロ・ディ
・カペラになりました。チマローザ(1749年生まれ)とロッシーニ(1792年
生まれ)のちょうど間の世代で、プレ・ロッシーニ世代のイタリアオペラを
知るには打ってつけの存在です。「確かめられた嫉妬」は、1804年に1幕の軽
いオペラとして初演され、1808年に2幕のオペラ・ブッファに改作されたもの。
この録音では後者が用いられています。いたるところでロッシーニを生地ピ
アチェンツァでの復活上演で、しっかりした演奏。ベレニーチェ役に、関西
を中心に活躍されているソプラノ、田邊織恵さんが出演、大変素晴らしい歌
を聞かせてくれています。2006年12月29日に吹田メイシアターの第9公演に出
演予定。

GB 1197 \1980
チェーザレ・バルデッリ アリア集
ドニゼッティ:「ルチア」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「アッティラ」,「リゴレット」,「トロヴァトーレ」,
「トラヴィアータ」,「運命の力」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」,「フェドーラ」
プッチーニ:「トスカ」
チェーザレ・バルデッリ(Br)
録音:1942-1972年
チェーザレ・バルデッリ(1910-2000)は、ピサ生まれのイタリアのバリトン。
イタリア以上に、米国で人気の高かったバリトンで、1970年代まで息の長い
活躍をしました。

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06-11 No.14-1

2006年11月28日 15時21分13秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4776225 \1850
《ニューイヤー・コンサート2007》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
録音:2007年1月 ウィーン〈ライヴ〉
毎年恒例のウィーン・フィルによるニューイヤー・コンサートは世界46ヶ国で
テレビ中継され、世界中の何百万という人々と共に喜びと期待をもって新しい
年を迎える風物詩として定着しています。
2003年アーノンクール、2004年ムーティ、2005年マゼール、2006年ヤンソンス
と続いてきたドイツ・グラモフォンによる、ウィーン・フィルハーモニー管弦
楽団のニューイヤー・コンサート。2007年は、1990年、1995年、1998年に続き
4回目となる円熟の巨匠ズービン・メータ(Zubin Mehta、1936年4月29日生、
インド)が登場します。

4776378 \1850
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
(ドリトリ・シトコヴェツキによる弦楽三重奏編曲版)
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)
今井信子(ヴィオラ)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
世界初録音
録音: 2006年2月 ドレスデン
シトコヴェツキが弦楽三重奏に編曲し、グレン・グールドに捧げたゴルトベル
ク変奏曲。クラヴィーア曲である原曲の異なった音域をそれぞれの楽器に受け
持たせたこの編曲は、必要とされる技巧が非常に高く、その音楽性とともにア
ンサンブル能力が試される難曲です。
ラクリン、今井という名手とともに表情豊かで隙のないアンサンブルを繰り広
げています。
マイスキーは1984年にオルフェオ・レーベルに編曲者のシトコヴェツキ(ヴァ
イオリン)、ジェラール・コセ(ヴィオラ)とともに同曲を録音しています。
翌年収録のLDも発売されていました。マイスキーにとっては再録音となります。

4776534 2枚組 \1980
ポートレイト・オブ・アーティスト
ギドン・クレーメル「The Many Musics of Gidon Kremer」
今日もなお精力的な活動が目覚しい<ヴィルトゥオーソ>ギドン・クレーメル。
最高のパートナー(アルゲリッチ、バーンスタイン、グリンデンカ、マイスキ
ーetc)を迎え展開されたこれまでの古典から現代作品に至る彼の幅広いレパ
ートリーの一部を2CDにセレクト。25分に及ぶボーナス・トラックでは手兵
「クレメラータ・バルティカ」とのライブ演奏も収録(初出)。

4776231 \1850
「アリア・カンティレーナ」
チャピー:サルスエラ《セベデオの娘たち》から『とらわれ人の歌』
マスネ:歌劇《ウェルテル》から『手紙の場』 「ウェルテル…ウェルテル…
だれに言い当てることができたでしょう」
オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》から ロマンス「見たまえ、わな
なく弓の下で―それが愛かい、愛の勝利かい!」
ロッシーニ:歌劇《シンデレラ(チェネレントラ)》から「私は苦しみと涙
のために生まれ」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番から アリア
オッフェンバック:喜歌劇《ジェロルスタイン女大公殿下》から「担え銃!」
―「皆さんは危険がお好きで―ああ、私、軍人さんが好きなのよ」
ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》から「愛する彼のために」
モンサルバーチェ:カタロニア民謡によるマドリガル『鳥の歌』
シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》から「マリー・テレーズ!」―「私が誓
ったことは」
「夢なのでしょう」
エリーナ・ガランチャ(メッゾ・ソプラノ) 
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:ファビオ・ルイジ
録音:2006年7月、ドレスデン
メッゾ・ソプラノのニュー・スター、エリーナ・ガランチャのDGソロ・デビュ
ー。柔軟なコロラトゥーラと豊かなレガート!メッゾ・ソプラノのレパートリ
ーの要とソプラノのレパートリーも収録。1976年ラトヴィアのリガで音楽一家
に生まれる。1996年リガのラトヴィア音楽アカデミーに入学。卒業後、ドイツ
のマイニンゲン歌劇場に参加。1998年ウィーンとアメリカで勉強を始め、
1999年フィンランドのミリアム・へミン国際声楽コンクールに優勝。2000年ラ
トヴィア・グレート・ミュージック・アワード受賞。フランクフルト歌劇場に
移籍。2001年BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド・コンクール最
終選考進出。ソロ・レコード・デビュー。2003年以降、ウィーン国立歌劇場、
ザルツブルク音楽祭など、世界の主要な舞台で活躍を続けている。日本では
2003年の新国立劇場「ホフマン物語」でニクラウス役を演唱した。
「音楽界が常に新しい才能あるアーティストを送り出してくれるというのは、
なんと素晴らしいことだろう。その中でも特別なのが、ラトヴィア人のメッ
ゾ・ソプラノ歌手エリーナ・ガランチャである。彼女はオペラの舞台やコン
サート・ホールではすでに重要な位置を占めている。彼女は非常に才能があ
り、優れたヴォーカル技術を持ち、自分の才能を伸ばすための正しいレパー
トリーを選んでいる。これは彼女の輝かしい将来を保証するものである。」
マリス・ヤンソンス

4776418 \1850
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):
「イル・ディヴィーノ・ボエーモ」
序曲 イ長調/シンフォニア ヘ長調
ハ長調/ト長調/変ホ長調/ハ長調
小協奏曲 変ホ長調 第1番
コンチェルト・ケルン
音楽監督・リーダー:ヴェルナー・エールハルト
録音:2004年2月 ケルン
モーツァルトに多大な影響を与えた「超人的ボヘミアン」のシンフォニア集!
ミスリヴェチェクはチェコ出身でイタリアで活躍したオペラ作曲家。1763年に
ヴェネツィアに留学し、オペラの作曲で成功。トリノ、ローマ、ヴェネツィア、
ボローニャ、フィレンツェ、ミラノなど、イタリア各地の大劇場から作曲を依
頼される。彼の名をうまく発音できなかったナポリの人々は彼を「超人的な
(神々しい)ボヘミア人」(Il divino boemo)と呼んだ。名声はヨーロッパ
各地に広がった。
1770年にボローニャにてモーツァルトと出会い、モーツァルトに大きな影響を
与えた。モーツァルトはしばしば私信の中で彼を賞讃しているし、現在、モー
ツァルトならではのリズムと考えられている数々のイディオムは、そのほとん
どがミスリヴェチェクの発案によるもの。

4776552 \1850
The Painted Veil(原題)オリジナル・サウンドトラック
[1] ザ・ペインティドゥ・ヴェイル [3'18]
[2] グノシエンヌ 第1番 (エリック・サティ 1866?1925) [3'22]
[3] コロニー・クラブ [2'08]
[4] リヴァー・ワルツ [2'23]
[5] キティーズ・テーマ [3'07]
[6] デス・コンボイ [2'49]
[7] ザ・ウォーター・ホイール [6'20]
[8] ラヴァース [1'26]
[9] プロムナード [2'04]
[10] キティーズ・ジャーニー [2'49]
[11] ザ・ディール [3'22]
[12] ウォルターズ・ミッション [3'55]
[13] ザ・コンヴェント [0'50]
[14] リヴァー・ワルツ [2'26]
[15] モーニング・ティアーズ [1'51]
[16] コレラ [4'22]
[17] ジ・エンド・オブ・ラブ [4'34]
[18] ザ・フュネラル [0'51]
[19] フロム・シャンハイ・トゥ・ロンドン [2'03]
ラン・ラン(ピアノ)
ナオミ・ワッツ、エドワード・ノートンの共演が話題となっている映画「The
Painted Veil」(原題)のオリジナル・サウンドトラック。
作品は34年のグレタ・ガルボ主演作、1920年代英国から香港に赴任する医師と
その妻の物語「彩られし女性」のリメイクで、原作はサマセット・モームの
「五彩のヴェール」。
サウンド・トラックでは先日の来日公演でも非常に高い評価を得、今や名実と
もにトップ・ピアノニストに仲間いりをしたラン・ランの参加も話題を呼んで
いる。

4776563 2枚組 \2650
全世界的な活躍でトップスターへ躍り出た
テナール「ロベルト・アラーニャ」のベスト・セレクション
「VIVA L'OPERA!」
ロベルト・アラーニャ(テノール)
2006年ボローニャ歌劇場引っ越し公演《イル・トロヴァトーレ》ではここ最近
の体調不良による危惧を見事に払拭し完全復活を果たしたロベルト・アラー
ニャ。
今作は彼が得意とするドニゼッティ、プッチーニやベルディ等イタリア・オペ
ラの有名曲から ベルリオーズ、グノー、マスネのフランスもののアリアまで
ヴァリエーションに富んだまさにベスト・セレクション。


●GRAND PRIX - the world's finest recordings 10タイトル
グラモフォン ニュー・ミッドプライス・シリーズ。
各タイトルとも数々の受賞で言わずと知れた名盤ばかり!
2007年1月の10アイテムに続き4月にプラス10アイテムをリリース予定。

4776326 \1350
グリーグ:歌曲集
アンネ・ソフィー・フォン・オッター
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)

4776325 \1350
ベートーヴェン:交響曲 第9番
Soprano: アンナ・トモワ・シントウ
Contralto: アグネス・バルツァ
Tenor: ペ-タ-・シュライア-
Bass: ホセ・ヴァン・ダム
Choir: ウィーン楽友協会合唱団
Orchestra: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Conductor: ヘルベルト・フォン・カラヤン

4776327 2枚組 \2650
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
シルヴィア・マクニール / ドナ・ブラウン / ミヒャエル・シャーデ /
ゲラルド・フィンレイ / ロドニー ・ ジルフリー / モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー

4776322 2枚組 \2650
バルトーク:弦楽四重奏 全集
エマーソン弦楽四重奏団

4776336 \1350
シュトラウス:ニュー・イヤー・コンサート
キャスリーン・バトル
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮: ヘルベルト・フォン/カラヤン

4776337 \1350
チェロ協奏曲集
ボッケリーニ:チェロ協奏曲
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲
タルティーニ:チェロ協奏曲
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲
ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ
チューリッヒ・コレギウム・ムジクム 
指揮:パウル・ザッハー

4776330 2枚組 \2650
ハイニヒェン:ドレスデン協奏曲集
ムジカ・アンティクワ・ケルン 
指揮:ラインハルト・ゲーベル

4776333 \1350
ロッシーニ:スターバト・マーテル
カティア・リッチャレッリ(S)/ダルマシオ・ゴンサレス(T)/
フィルハーモニア合唱団(CHO)/ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(S)
ルッジェーロ・ライモンディ(BS) 
フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ

4776335 \1350
ホロヴィッツ:スタジオ録音集 1985
シューマン:クライスレリアーナ op. 16
スカルラッティ:
ソナタ 変ロ短調 K.87
ソナタ ホ長調 K.135
リスト:
即興曲(夜想曲) 1872
4つの忘れられたワルツ 第1番 嬰へ
スクリャービン:
第12番 嬰ニ短調「悲愴」 (12の練習曲 Op.8)
シューベルト:
即興曲 第3番 変ロ長調 D.935
3つの軍隊行進曲 第1番 ニ長調 D.733 (Op.51)
ヴラジーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)

4776334 \1350
マーラー:交響曲第5番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード/バーンスタイン


0734163(DVD-Video) \3350
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」
Subtitles: I/E/G/F/S/CH
フィリップ・フッテンロッハー / ディートリンデ・トゥルバン
トゥルデリーゼ・シュミット / フランシスコ・アライサ
チューリッヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
指揮:ニコラウス・アーノンクール
ジャン・ピエール・ポネル演出
From the Opernhaus Zurich, February 1978

0734174(DVD-Video) 2枚組 \6450
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」
ラシェル・ヤカール / トゥルデリーゼ・シュミット
チューリッヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
指揮:ニコラウス・アーノンクール
From the Opernhaus Zurich, June 1978

0734219(DVD-Video) 2枚組 \6450
ベリーニ:歌劇「ノルマ」(メイキング映像付)
Subtitles: I/G/E/F/S/CH
エディタ・グルベローバ / ゾラン・トドロヴィチ /
マルクス・ヘルツォーク / ロベルト・スカンディウッツィ /
ソニア・ガナッシ
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 
指揮:フリードリヒ・ハイダー

0734267(DVD-Video) \3350
プロコフィエフ:交響的物語「ピーターと狼」
古典交響曲 Op.25
ヘブライの主題による序曲 Op.34b
マーチ 変ロ長調 Op.99
Subtitles: G/F/S/CH
ナレーター:スティング/ロベルト・ベニーニ
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド

0734268(DVD-Video) 2枚組 \6450
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰郷」
Subtitles: I/E/G/F/S/CH
ヴェルナー・ホルヴェーク/ トゥルデリーゼ・シュミット
フランシスコ・アライサ / フィリップ・フッテンロッハー
チューリヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル&同合唱団
指揮:ニコラウス・アーノンクール

0734261(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」
Subtitles: I/E/G/F/S/CH
マリリン・ホーン / パオロ・モンタルソロ /
ダグラス・アルステッド / アラン・モンク
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェームズ・レヴァイン

0734278(DVD-Video) 5枚組 \14000
モンテヴェルディ:
歌劇「オルフェオ」
歌劇「ポッペアの戴冠」
歌劇「ウリッセの帰郷」 ボックス
チューリッヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
指揮:ニコラウス・アーノンクール



<Decca/Philips>
4758133(限定盤デジパック仕様) \1980
475 8328(通常盤) \1850
メンデルスゾーン:ヴァオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ 作品85
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2006年9月
オランダ出身の美しき俊英、ヤンセン3枚目のアルバムは、ヴァイオリン作品
の王道!
昨今若い優秀な演奏家がたくさん輩出されておりますが、オランダ出身のヤン
センはとりわけそのめざましい活躍によって注目が集まりつつあります。28歳
の若さですでにユトレヒト音楽祭を創設、巨匠マイスキーらの協力もえながら
世界各地でめざましい活動を繰り広げています。アシュケナージやゲルギエフ
ら数々の大物指揮者との共演でセンセーションを巻き起こしたヤンセンですが、
今作ではシャイー率いるゲヴァントハウス管弦楽団というこの上ない強力なサ
ポートとのレコーディングとなりました。
ヴァイオリンの3大協奏曲のひとつと称される「メンコン」=メンデルスゾーン
の協奏曲初演はゲヴァントハウス管弦楽団によって行われており、このゆかり
のオーケストラの温かみのあるサウンドとの共演も聴き所のひとつでしょう。
間に置かれた「ヴィオラのためのロマンツァ」では、ヴァイオリンからヴィオ
ラに持ち替えての好演でこの意外な贈り物も聞き手には大変興味深い内容で
す。アーティストとの共演では特に定評のあるシャイーとの相性は抜群、伸
びのあるしなやかな音色、朗々とした美しい響きをきかせます。

4525632 12枚組 \10800
ダウランド:リュート歌曲集
<CD 1>
歌曲集 第1巻(21曲)
<CD 2>
歌曲集 第2巻(20曲)
<CD 3>
歌曲集 第3巻(21曲)
<CD 4>
歌曲集『巡礼者の慰め』<1>(16曲)
<CD 5>
歌曲集『巡礼者の慰め』<2>(5曲 )
他の作曲家によるトランスクリプション(12曲)
<CD 6>
歌曲集『ヘンリー・ノエル氏の嘆き』(7曲)
コンソート『ラクリメ』
<CD 7>
宗教的歌曲(3曲)
詩篇歌(6曲)
女王陛下への祈り
他の作曲家による編曲(14曲)
<CD 8>
リュート曲集<1>(28曲)
<CD 9>
リュート曲集<2>(27曲)
<CD 10>
リュート曲集<3>(26曲)
<CD 11>
リュート曲集<4>(11曲)
コンソートへの編曲集<1>(16曲)
<CD 12>
コンソートへの編曲集<2>(5曲)
歌曲集『音楽の饗宴』(20曲)
ザ・コンソート・オブ・ミュージック
エマ・カークビー (soprano)
グレンダ・シンプソン (soprano)
ジョン・ヨーク・スキナー (countertenor)
マルエティン・ヒル(tenor)
デビッド・トーマス (bass)
コリン・ティルニー(harpsichord)
クリストファー・ウィルソン, ナイジェル・ノース, ヤコブ・リンドベルイ,
アンソニー ・ ベイルズ, ジュリアン・ブリーム (lute)
アントニー・ルーリー(lute)
ダウランドを取り上げたスティングの最新アルバム「ラビリンス」により今、
国内でも再びジョン・ダウランドへ注目が高まっている中、待望の再リリー
ス。リュート歌曲の集大成!全12CD

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06-11 No.14-2

2006年11月28日 15時20分41秒 | Weblog
<ANDROMEDA>
ANDRCD5043 2枚組 \1150
バックハウス(Pf)The Great Recitals 1953-56年
バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調 BWV811
バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV816
バッハ:平均律クラヴィア曲集からBWV860、BWV884
ブラームス:6つの小品 op.118
ブラームス:8つの小品 op.76から第2番、2つの狂詩曲 op.79から第1番
ブラームス:幻想曲集 op.116から第6番、3つの間奏曲 op.117から第1番
ブラームス:4つの小品 op.119から第2、3番  他
以上1956年10月ロンドンでの録音
1954年3月30日ニューヨークでのライヴからシューベルト、シューマン他4曲
1953年6月11日ルガーノでのライヴからショパンの練習曲他9曲
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ) 
※音質はとても良いです。

ANDRCD5054 2枚組 \1150
グノー:歌劇「ファウスト」(イタリア語)
ジャンニ・ポッジ(ファウスト)、エットレ・バスティアニーニ(バランタン)
マルチェッラ・ポッベ(マルグリート)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮
ナポリ・サン・カルロ歌劇場管弦楽団、合唱団 1956年12月1日ライヴ
※全体的に鑑賞に堪えうる音質ですが、音とび等があります。
(ジャケット裏に注意書きあり)コレクターズ・アイテムです。

ANDRCD5060 2枚組 \1150
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」
エットレ・バスティアニーニ(フィガロ)、
ルイジ・アルバ(アルマヴィーヴァ)
アントニエッタ・パストーリ(ロジーナ)、
アンドレア・モンジェッリ(バジリオ)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
サン=カルロ歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年8月18日ナポリでのライヴ
※音質はこもり、良くありません。聴き取りづらい箇所も多いです。
バスティアニーニは素晴らしいのですが音質的に残念ながら万人にお勧めで
きるものではありません。コレクターズ・アイテムです。
(ジャケット裏に注意書きあり)

ANDRCD5062 2枚組 \1150
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ロザンナ・カルテーリ(ヴィオレッタ)、
リディア・マリンプェトリ(フローラ)
チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード)、
レナード・ウォーレン(ジョルジョ)
ピエール・モントゥー指揮ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年ローマ
※RCAレーベルから発売あり。

ANDRCD5064 3枚組 \1800
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
チェーザレ・シェピ(フィリッポII世)、
アニタ・チェルクェッティ(エリザベッタ)
エットレ・バスティアニーニ(ロドリーゴ)、
アンジェロ・ロフォレーゼ(ドン・カルロ)
アントニーノ・ヴォットー指揮
フィレンツェ5月祭音楽祭管弦楽団、合唱団
1956年6月16日ライヴ 
※MYTOレーベルから発売あり。

ANDRCD5068 2枚組 \1150
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
レナータ・テバルディ(レオノーレ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(アルヴァーロ)
アルド・プロッティ(ドン・カルロ)、
ジュゼッペ・モデスティ(グアルディーノ)
アントニーノ・ヴォットー指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1955年4月26日ライヴ
※CLSレーベルから発売あり。情熱的な演奏です。音質はとても悪いです。

ANDRCD5074 2枚組 \1150
ケルビーニ:歌劇「アバンセラージュ族」(イタリア語)
Louis Roney(アルマンソール)、アニタ・チェルクェッティ(ノライマ)
マリオ・ペトリ(アレマール)、アウグスト・フラティ(オクタイール)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
フィレンツェ5月祭音楽祭管弦楽団、合唱団
1956年5月9日ライヴ 
※全体的に聴きやすい音質です。

ANDRCD5075 3枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(ドイツ語)
エーリヒ・クンツ(フィガロ)、イルマ・バイルケ(スザンナ)
ハンス・ホッター(アルマヴィーラ伯爵)、ヘレナ・ブラウン(伯爵夫人)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1942年8月5日ライヴ 
※Music&Artsから発売あり。聴きやすい音質です。
ボーナストラックとして1951年のニューイヤーコンサート9曲を含みます。

ANDRCD5076 2枚組 \1150
オッフェンバック:歌劇「美しきエレーヌ」
ジャニーヌ・リンダ(エレーヌ)
アンドレ・ドラン(パリス)、ロジェー・ジロー(メネラオス)
ルネ・レイボヴィッツ指揮
パリ・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団 1952年
※PREISERレーベルから発売あり。
とても聴きやすい良い音質ですが、ところどころに原盤に起因する音飛びが
聴かれます。

ANDRCD5077 2枚組 \1150
初出!ジュゼッペ・ガッツァニーガ:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ロザンナ・カルテーリ(ドンナ・エルヴィーラ)、
アンナ・マリア・ロータ(マトゥリーナ)
ハーバート・ハンド(ドン・ジョヴァンニ)、
アントニオ・ピリノ(オッターヴィオ)
ニーノ・サンツォーニョ指揮
ミラノRAI交響楽団 1956年3月24日
※クリアで良い音質です。

ANDRCD5078 2枚組 \1150
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
リチャード・タッカー(マントヴァ公爵)、
レナード・ウォーレン(リゴレット)
ロバータ・ピーターズ(ジルダ)、
ジョルジョ・トッツィ(スパラフチーレ)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年2月25日ライヴ 全体的に良い音質ですが数箇所、原盤に起因する雑音
(電気的ノイズ)が聴かれます。(ジャケット裏に注意書きあり)

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06-11 No.13-1

2006年11月24日 16時19分52秒 | Weblog
<CLASSICO>
CLASSCD526 \1850
プーランク:小象ババールの物語/
メシアン:「鳥の小スケッチ」から黒うたどり/
ドビュッシー:子供の領分
マレーネ・タストゥム(P)、トマス・ヴィニング(語り)
2003年7月・2004年7月録音
タストゥムはデンマーク王立音楽院、フィンランド音楽院で学び、2003年デビュ
ー演奏会を開きました。リズムの生き生きとした躍動感のある演奏です。

CLASSCD561 \1850
「ベンソン、ベンソンとシェーンベルクを弾く」
ニルス=ヴィゴ・ベンソン(1919-):
トッカータop. 10/パルティータop. 38/ソナタ第3番op. 44/11楽器のための室
内協奏曲op. 52
シェーンベルク:6つの小さいピアノ曲op. 19/組曲op. 25
ニルス=ヴィゴ・ベンソン(P)、
ゲオルク・ヴァサヘーリ(P)、ヘルマン・D. コッペル(P)、
ラヴァーズ・フリースホルム指揮
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクム
1942-1951年録音(原盤:HMV)
ベンソンは生地コペンハーゲンの王立デンマーク音楽院の学生だった1939年に
作曲家・ピアニストとして最初に演奏会に出演して以来、ずっと両方の活動を
行ってきました。ヒンデミットやジャズの影響を受け、多調や偶然性を用いる
作品も書いています。

CLASSCD562 \1850
「ハーボエレ地域の民謡の伝統-古いデンマーク音楽の伝統」
ハンス・アドルフ・ブロアソン(1694-1764)(ボー・グレンベッシ編曲):
賛美歌集「信仰のたぐいまれな至宝」と「白鳥の歌」から
ハーボエレグループ【ラース・トズベルウ(Br)、ダニカ二重奏団(メレデ・ホ
フマン(Ob)、アスゴ・トロエルセン(Org))】2002年録音
これらの歌の旋律は口頭で伝えられ、1840年頃、ブロアソンの歌を歌った歌手
たちと親しかった人々を知っていた賛美歌学者たちによって書き留められたよ
うです。グレンベッシはこの地方出身の作曲家・オルガン奏者で、それぞれの
歌のあとにオーボエとオルガンによる変奏を加えました。

CLASSCD563 \1850
「ロセンボルウ城での夕べ-クリスティアン4世とフレゼリク3世の宮廷の音楽」
ホルボーン(?-1602):夜警
フレスコバルディ:フィレンツェのアリア
プレトリウス:パッサメッツォ
ダウランド:デンマーク王のガイヤルド
メルラ(1594/95-1665):シャコンヌ
ロック(1621/22-77):パヴァーヌ/アルマンド他
王立デンマーク・ブラス、
ヴィゴ・マンゴア(Lute)、ブルレスケ、
クリスティアン・ブール=モアテンセン(Lute)他
2006年8月録音
フレゼリク2世は世界最古のオーケストラである王立劇場管弦楽団を創立し、そ
の子クリスティアン4世の居城には多数の音楽家たちが集まりました。ダウラン
ドは1598年から1606年までクリスティアン4世に雇われてリュートを演奏しまし
た。

CLASSCD614 \1850
ブラームス:ソナタ第3番へ短調/16のワルツop. 39
リケ・サンベルウ(P) 2004年7月録音
サンベルウは1977年コペンハーゲンで生まれ、デンマーク王立アカデミーでア
ンネ・エランとホセ・リベラに、その後マスタークラスでバドゥラ=スコダら
に学びました。デンマークの作曲家コッペルの作品をデンマーク放送シンフォ
ニエッタと録音していますが、独奏はこれが最初のCDとなります。

CLASSCD654 \1850
トゥイレ(1861-1907):ピアノと木管のための六重奏曲変ロ長調op. 6/
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調
ユトラント・アンサンブル
トゥイレは「ミュンヘン楽派」と呼ばれる新ロマン主義の代表的作曲家で、こ
の六重奏曲はミュンヘン王立音楽学校で学んでいた時の作品です。ユトラント
合奏団は10人の演奏者から成り、木管五重奏、弦楽三重奏とピアノのほか、10
人目は曲目によって変わります。

CLASSCD660 \1850
「北欧の旋律」
カール・ミカエル・ベルマン(1740-95):3つの歌
グリーグ:抒情小曲集第1集
クーラウ:アイルランドの旋律による変奏曲op. 105
ペート・リネマン(1858-1930):4つの民謡(op. 23-2から)
ヨアシム・アンデルセン(1847-1909):
I. ダンストレムによる6つのスウェーデン語のポーランドの歌
デュオ武満【マリアンネ・レド(Fl)、アネアス・ボービュエ(G)】
2005-2006年録音
クーラウの作品(「夏の名残りのばら」による)以外は北欧の民謡に基づいて
いるか、それにインスピレーションを受けて書かれました。ベルマンはスウェ
ーデン王グスタヴ3世の保護を受け、作詞作曲した歌を吟遊詩人のスタイルで
演奏し、市民社会でも人気がありました。

CLASSCD661 \1850
「思い出の武満徹」
武満徹(1930-69):
海へ/無伴奏フルートのための「巡り」/ギターのための4つの小品「すべては
薄明のなかで」
久田典子(1963-):Phase III
新実徳英(1947-):メロスII
福士則夫(1945-):夜は紫紺色に明けて
デュオ武満【マリアンネ・レド(Fl)、アネアス・ボービュエ(G)】
2006年2月ライヴ録音
二人が1993年に「海へ」を初めて演奏して以来、この作品が二人を連想させる
ようになったため、デュオ武満と命名されました。武満の死後10年の2回の演奏
会のライヴ録音で、久田作品は委嘱作です。

CLASSCD673 \1850
「水の作品集」
エリック・ホイッタクル(1970-):水の夜
フランチェスコ・カリ(1966-):窓の上の雨
モーテン・ポウルセン(1973-):海の祈り
ヤーコ・メンティエルヴィ(1963-):すすり泣く水兵他
フレミング・ヴィネキル指揮
ヒュムニア室内合唱団他
2004年録音
アメリカ、イタリア、デンマーク、ノルウェーなどの国々の現代作曲家たちの
水にちなんだ作品が収録されています。1983年のこの合唱団は、特にデンマー
クの現代の合唱曲に力を入れています。

CLASSCD679 \1850
「ホルメンの歌劇場でのホルンボー」
ヴァン・ホルンボー(1909-96):
ファンファーレop.121/ノットゥルノop.19/医学四重奏曲op.70/金管のための
協奏曲op.157/エギルのバラードop.185他
デンマーク王立ウインズ&ブラス
2006年録音
2005年にコペンハーゲンのホルメンに新しい歌劇場が開場し、このアンサンブ
ルはここでの最初の録音にデンマークを代表する作曲家ホルンボーの6曲を選び
ました。3曲は初録音で、3曲はデンマーク王立管弦楽団の団員のために書かれ
たものです。

CLASSCD682 \1850
「夕べの歌-ヴァイオリンとオルガンのための音楽」
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
ヴァイオリンとオルガンのためのソナタop. 166/オルガン・ソナタ第4番イ短調
/ヴァイオリンとオルガンのための3つの小品(op. 150から)
サカリ・テッポネン(Vn)、
インゲ・ベック(Org)
2006年8月録音
ラインベルガーはリヒテンシュタインで生まれ、ミュンヘンでオルガン奏者、
オルガンと作曲の教師として活動しました。他のジャンルの作品は忘れられま
したが、オルガン曲は再評価されています。

CLASSCD683-84 2枚組 \2700
「オルガン音楽の30年」
J.S.バッハ:
18のライプツィヒ・コラールから「いざ来たれ異教徒の救い主よ」(3曲)/
「シュープラー・コラール」から「目覚めよ、と呼ぶ声あり」
レーガー:幻想曲とフーガニ短調op.135b
ロイプケ(1834-1858):ソナタハ短調op. 94「詩編第94番」
メシアン:「聖三位一体の神秘への瞑想」より
フランク:英雄的小品他
アノス・リボ(Org)
1972-2004年録音
リボは1937年に生まれ、1966-1973年オーフスの聖パウロ教会、1973年からオー
フス大聖堂のオルガン奏者、1965-2002年オーフス王立音楽院のオルガン教師を
務めました。広いレパートリーを持ち、ヨーロッパの多くの国で演奏しました。

CLASSCD69394 2枚組 \2700
ベートーヴェン:「ソナタ・変奏曲全集」
チェロ・ソナタ第1番-第5番/ヘンデルの「ユダ・マカベア」による変奏曲ト長調
WoO45/モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲へ長調op.66/モーツァルト
の「魔笛」のの主題による変奏曲変ホ長調WoO46/
ヘンリク・ブレンストルプ(Vc)、
マリー・レアベシ(P)
2005-2006年録音
ブレンストルプは独奏者として活動するほか、ヨーロッパ室内管弦楽団に所属
し、弦楽六重奏団「コペンハーゲン・クラシック」の創設メンバーです。現代
音楽にも関心を持ち、ポウル・ルーザースとノアデントフトのチェロ協奏曲の
デンマーク初演を行いました。

CLASSCD694 \1850
レイフ・カイソ(1919-2001):レジーナ・チェリ/アヴェ・マリア
ヤコブ・ロレンツェン(1968-):ラテン語のモテット集
C.E.F.ヴァイゼ(1774-1842):われらの父/ニールセン:春の生け垣は緑
スヴェン・S. シュルツ(1913-98):真夏の歌
ペアニレ・セイルン(1979-):道路の色
イェンス・ヨハンセン(1952-):天の父他
ヘレ・ヘイオ・モゲンセン
指揮ユトラント音楽院少女合唱団、
イェルゲンセン(Org)、トラウドノ(P)他
2006年1月録音
デンマークの主に現代の作曲家による合唱曲が収録されています。この合唱団
は1993年に音楽院の児童合唱団から結成され、現在13歳から19歳の生徒約35人
から成っています。

CLASSCD696 \1850
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ヴァイオリン協奏曲イ長調op. 6
ニルス・ガーゼ(1817-90):「マリオッタ」序曲
ランゲ=ミュラー(1850-1926):ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
シンディング(1856-1941):ヴァイオリンと管弦楽のための「伝説」op. 46
オレ・ブル(1810-80):農場訪問
ミヒャエル・イェルデン(Vn)、
マーティン・エルムクイスト指揮
ルクセンブルク・フィルハーモニア
2006年7月・2月ライヴ録音
ガーゼとランゲ=ミュラーはデンマーク、他の3人はノルウェーの作曲家です。
1971年シュトゥットガルトで生まれたイェルデンは有名なテノール歌手ゲオル
クの息子で、オドノポゾフとV. クリモフに学び、ヴィルトゥオーソ的なレパ
ートリーと20世紀作品の演奏で好評を博しています。

CLASSCD70810 3枚組 \3650
J.S.バッハ :クリスマス・オラトリオ
ペア・エネヴォル指揮
トリニタティス・カントーリ室内合唱団・室内管
マリア・ケオーアネ(S)、アンドレア・ペレグリニ(A)、
ボー・クリスティアン・イェンセン(T)、モーテン・フランク・ラーセン(Br)、
2005年12月録音
コペンハーゲンのトリニタティス教会と密接な関係のあるこの合唱団は、エネ
ヴォルと同教会のオルガン奏者ベネルップによって創設され、1993年に最初の
演奏会を行いました。1999年には東京で4回の演奏会を開きました。

CLASSCD5000-01 2枚組 \2700
ルズヴィ・ホルベア(1684-1754):
粗忽者/丘の上のイェッペ/迷う人/フランスのジャン/エラスムス・モンタヌス
/仮面舞踏会/他
様々な俳優たち
ホルベアはノルウェー生まれのデンマークの劇作家で、デンマーク王立劇場を
創立しました。その劇の抜粋27場面がライヴ録音されています。付随音楽がつ
いている部分もありますが、大部分はせりふだけです。

CLASSCD5002 \1850
「王立歌劇場レパートリー・シリーズ、ポウル・レイシャード(バリトン)」
モーツァルト:
「魔笛」から「私は鳥刺し」「娘か女か」「パ、パ、パ、パパゲーナ」
オネゲル:オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」から
トマス・モーリー:「お気に召すまま」から
ジョン・アディソン:「芸人」から他
ポウル・レイシャード(Br)他
1952-1983年録音
レイシャード(1913-1985)は、デンマークの俳優・歌手です。1940-50年代は主
に喜劇、大戦後はもっと幅広い役や映画で人気を博し、「魔笛」のパパゲーノ
も歌いました。半分位はせりふだけの場面です。

CLASSCD5008-10 3枚組 \3650
イェンス・クリスティアン・ホストルップ(1818-92):喜歌劇「隣人たち」
ポウル・レウモド、モゲンス・ヴィエド他
ホストルップはデンマークの作家で、デンマークの劇作家ヘイベルウとオース
トリアの劇作家フェルディナント・ライムントの影響を受けて喜歌劇を書き始
めました。デンマークの大学のために多数の歌曲も作りました。

CLASSCD5013 \1850
グスタヴ・ヴィエズ (1858-1914):劇「小競り合い」
クララ・ポントッピダン、シグリズ・ネイエンダム他
ヴィエズはデンマークの劇作家・小説家で、彼がサテュロス劇と呼んだ一連の
作品で記憶されています。「小競り合い」の上演には特有の難しさがあるにも
かかわらず、王立劇場で大成功を収めました。




<HARMONIC RECORDS>
フランスの懐かしいレーベルHARMONIC RECORDSです。古楽や現代を中心とした
ラインナップは80-90年代にはファンからは熱く支持されておりました。現在
ほとんど新譜は出ていないようですが、以下の商品は供給可能とのことです。
最近評価の高いジェラール・プーレや古楽ファンに人気のヴェラール指揮アン
サンブル・ジル・バンショワ、オルガンのアブリゼル等が主要アーティスです
が、他にバドゥラ=スコダやルイサダの名前も見えます。

レーベル・カタログ
H/CD8401 \1680
「J.S. バッハとその世紀」
パッヘルベル:シャコンヌニ短調
ヨハン・ペーター・ケルナー:わが心の切なる願い
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン:我らが救い主イエス・キリスト
ヨハン・ゴットフリート・ワルター:今ぞ我ら聖霊に願いまつる
J.S. バッハ:
主イエス・キリスト、我らを顧みたまえBWV726/ああ神よ、天より見たまえ
BWV741/フーガ「わが魂は主をあがめ」BWV733他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8505 \1680
ドビュッシー:
前奏曲集第1巻から
「沈める寺」「亜麻色の髪の乙女」「雪の上の足跡」/版画/喜びの島/ベルガ
マスク組曲
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

H/CD8506-7 2枚組 \3360
ドビュッシー:前奏曲集第1・2巻
アラン・プラネス(P)

H/CD8613 \1680
フランソワ・クープラン:
小教区用ミサ曲(2つのミサ曲から成るオルガン曲集第1曲)
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)、
マルセル・ペレス指揮アンサンブル・オルガヌム

H/CD8614 \1680
マルク・モネ:
どしん!(PATATRAS!)/歌/リゴードン/マルク・モネの闇
ポール・メファノ指揮アンサンブル2e2m

H/CD8616 \1680
フランコ・ドナトーニ:息吹/こだま/影/日誌/刃
ルカ・プファフ指揮
アンサンブル・アルテルナンス、
アルマン・アングステ(バスCl)、アラン・メニエ(Vc)

H/CD8717 \1680
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/
コダーイ:ヴァイオリンとチェロの二重奏曲op. 7
ジェラール・プーレ(Vl)、
クリストフ・ヘンケル(Vc)

H/CD8718 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第1集」
前奏曲BuxWV137/140/148/153/コラールBuxWV190/199/219/
第1旋法のマニフィカトBuxWV203/イエス・キリスト、汝はたたえられよBux
WV188/シャコンヌBuxBW160
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8719 \1680
「バラード、ロンドー、哀歌集」
デュファイ:新年の日/太陽で飾られたうるわしの乙女/純なやさしい心/
バンショワ:私はいつもそうは思わない/悲しい楽しみと苦しい喜び他
ドミニク・ヴェラール指揮
アンサンブル・ジル・バンショワ

H/CD8721 \1680
パスカル・デュサパン:「独奏・独唱曲集」
期間/同様に/もまた/神に/もし/ミミ他
アンサンブル・アクロシュ・ノート
【アルマン・アングステ(Cl)、アラン・メニエ(Vc)、フランソワーズ・クブレ
(S)他】

H/CD8822 \1680
シューマン:ダヴィド同盟舞曲集op. 6/フモレスケop. 20
ジャン=マルク・ルイサダ(P)

H/CD8823 \1680
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタop. 8/
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ/
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):
ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリアト短調(ヘンデルのパッサカリア
の自由な編曲)
クリストフ・ヘンケル(Vc)、
ジェラール・プーレ(Vn)

H/CD8824 \1680
デュカス:
悲しい前奏曲/牧神のはるかな嘆き/変奏曲、間奏曲と終曲/ソナタ変ホ短調
ジャン=フランソワ・エッセール(P)

H/CD8825 \1680
「ギョーム・ド・マショー:バラード、ロンドー、ヴィルレ、モテット集」
愛する人よ、あなたのやさしい姿/やさしくしとやかなお方/愛する人よ、見な
いで/やさしい恋人よ、私の願いを聞いて他
ドミニク・ヴェラール指揮
アンサンブル・ジル・バンショワ

H/CD8826 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第2集」
前奏曲BuxWV149/150/コラールBuxWV182-184/189/
トッカータBuxWV155-157/テ・デウムBuxWV218/
我汝に感謝す、愛する主よBuxWV194
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

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06-11 No.13-2

2006年11月24日 16時19分17秒 | Weblog
H/CD8830 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第3集」
前奏曲BuxWV136/138/139/144/
コラールBuxWV177/178/186/192/195/200/202/211/214/221/
第1旋法のマニフィカトBwxWV204/前奏曲BuxWV158/
パッサカリアBuxWV161
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8934 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第5集」
前奏曲BuxWV142/147/162/163/
コラールBuxWV181/185/187/193/201/207/213/
第9旋法のマニフィカトBuxWV205/カンツォネッタBuxWV169他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD9035 \1680
ブラームス:「オルガン曲全曲」
前奏曲とフーガト短調/フーガ変イ短調/コラール前奏曲とフーガ「おお嘆き、
おお心の悲しみ」/前奏曲とフーガイ短調/11のコラール前奏曲op. 122
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)、
ルネ・シレール(Br)

H/CD9142 \1680
C.P.E. バッハ:「オルガン・ソナタ集」
7つのソナタWq. 70/ソナタニ短調Wq. 69
小糸恵(Org)

H/CD9243 \1680
J.S. バッハ:「無伴奏チェロ組曲集第1集」
第1-3番BWV1007-1009
アラン・ムニエ(Vc)

H/CD9350 \1680
J.S. バッハ:「オルガン曲集」
トッカータとフーガハ長調BWV564/コラール「主イエス・キリスト、我を顧み
たまえ」BWV709/幻想曲ト長調BWV572/コラール「おお主なる神、我を憐れみた
まえ」BWV721/パストラーレヘ長調BWV590/幻想曲とフーガハ短調BWV537他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)




<ORF>
CD422 \2080
ギュンター・カホヴェツ(1940-):
プレヤーデンII(ピアノと61人のオーケストラ奏者のための)
ルナ・アルカライ(1928-):
ダンテの詩(3つの配置とエピローグ-合唱と管弦楽のための)
ローベルト・ショルム(1913-87):交響曲第4番op. 74
ブルーノ・マデルナ(1920-73):
四つ辻(4つの打楽器と4群の管弦楽のための)
ブルーノ・マデルナ指揮
ウィーン放送交響楽団、
ギュンター・カホヴェツ(P)、ORF合唱団、ローラント・アルトマン、
フロムけいこ、ゲラルト・フロム、ルドルフ・ヴィマー(Perc)
1968・1972年録音
マデルナはヴェネツィア生まれの作曲家ですが、優れた指揮者としても知られ
ております。1971年からミラノ放送交響楽団の主席指揮者を務め、多数の作品
を初演しました。1954年ベリオと共にミラノに電子音楽スタジオを創立し、大
戦後の現代音楽の指導的音楽家の一人でした。

CD439(SACD-Hybrid) \2080
「トレドを通って-ナポリのタランテラとカンツォーネ集」
作曲者不詳:私の心
ヴィラールト(1490頃-1562):何の値打ちもない、だらしのないお婆さんたち
ジョヴァンナ・ダ・ノーラ(1520頃-1592):私たちはジプシー
アルフィオ・アンティコ(1956-):子供たち
ピノ・ヴィットリオ(1954-):イスキテラのタランテラ他
アッコルドーネ
録音:2001年古楽音楽祭「レゾナンツェン」でのライヴ録音
収録されている曲の約半数は作曲者不詳ですが、この録音のために演奏者たち
は南イタリアに行って口伝えの伝統を調査しました。作曲者アンティコとヴィ
ットリオは歌と楽器を担当しているメンバーです。

CD440 \2080
「聞けないもの-ウィーンの電子音楽」
ヴォルフガング・ミッテラー:
「ゆっくりとした粉砕」による変奏曲-プリペアード・ピアノと生の電子音の
ための
ディーター・カウフマン:
グラン・ジュ-アコーディオンと電子音響の共演のための
ミン・ワン:黄色い危険
カタリーナ・クレメント:コンクリート(第7部の一部と第8部)他
セッポ・グリュントラー(G)、アルフレート・メリヒャー(アコーディオン)、
ロー・フリークエンシー管弦楽団他
オーストリア現代音楽協会は、現在ウィーンで作られている多様な電子音楽を
示すためにこのCDを制作しました。生の電子音楽、放送に関連した作品、器楽
合奏に取り入れられた電子音、サンプリング、即興演奏など様々な手法が用い
られています。

CD442 \2080
ヴォルフラム・ワーグナー(1962-):
「来たれ、創造主なる聖霊」-ソプラノと19の独奏楽器のための室内交響曲
室内管弦楽のための幻想的情景
大管弦楽のための交響曲
ペーター・コイシュング指揮コントラプンクテ、
クリスティーン・ホイットルシー(S)、
ヨハネス・カリツケ指揮低地オーストリア・トーンキュンストラー管
1997年3月,1999年2月,2001年6月録音
ウィーンで生まれたワーグナーはエーリヒ・ウルバナー、ハンス・ツェンダー
らに学び、ウィーン音楽大学で教えています。1991年にオラトリオ「ヨブ」が
初演されてから、あらゆるジャンルの作品を委嘱されるようになりました。こ
こに収録された作品は調性のある深刻なものですが、スイング感があったりで、
どこかアメリカ映画のサントラ風でもああります。

CD443 2枚組 \4160
J.S.バッハ:フーガの技法(フォルテピアノ版)
ヴァルター・リーマー(フォルテピアノ)
リーマーは、現代ピアノでの独奏や室内楽の分野でも活動しています。アメリ
カのフォルテピアノ専門家リチャード・フラーと知り合ったことがきっかけと
なり、フォルテピアノに関心を持つようになりました。

CD444 \2080
パウル・ヴァルター・フュルスト(1926-):作品集
6つの窓/
ヴィオラ、チェロと管弦楽のための協奏曲op. 58/
八重奏のためのカプリッチョop. 64a/
ファゴットと2群の弦楽オーケストラのための「連続」op. 62/
ドリアン・グレー-管弦楽のための組曲op. 35a
ダンツマイア指揮オーストリア現代音楽アンサンブル
ハインリヒ・コル(Vn)、ルドルフ・レオポルト(Vc)、
アルフレート・エシュヴェ指揮、
低地オーストリア・トーンキュンストラー管
ウィーン八重奏団、
ミヒャエル・ヴェルバ(Fg)、ボズィッチ指揮、
ローター・ツァグロセク指揮ウィーン放送管
1981-2005年録音
フュルストは1954-61年ミュンヘン・フィルの独奏ヴィオラ奏者、1961-90年ウィ
ーン州立歌劇場のヴィオラ奏者で、その間にウィーン・フィルの支配人も務め
ています。1998年に作家・作曲家・音楽出版者協会(AKM)会長に就任しました。

CD446 \2080
ヨハンナ・ドデラー(1969-):
ヴァイオリンと管弦楽のために
2台のピアノと管弦楽のためのボレロ
管弦楽のためのロンダーネ
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)、
ウルフ・シルマー指揮ウィーン演奏協会
ヨハネス・クトロヴァッツ、エドゥアルト・クトロヴァッツ(P)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮ウィーン演奏協会
トーマス・カルプ指揮フォーラルベルク響
2005年4月、2004年11月、2001年4月録音
ドデラーはベアト・フラーとエーリヒ・ウルバナーに学び、ウィーンでフリー
の作曲家として歌劇、管弦楽曲、室内楽曲などを作曲しています。楽器の音色
の美しさを大切にした真摯な音楽です。

CD449(SACD-Hybrid) \2080
「J.S. バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集」
ヴァイオリン・ソナタハ短調BWV1017/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調BWV1004/ヴァイオリン・ソナタト長調BWV1019
ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)(Vn)、ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)
2005年6月トリゴナーレ音楽祭でのライヴ録音
黒崎はウィーン音楽院で学んだ後ナタン・ミルシテインに師事し、ヴィエニャ
フスキ・コンクールとクライスラー・コンクールに入賞しました。長年バロッ
ク・ヴァイオリンとその奏法を研究し、ロンドン・バロックなどの合奏団のリ
ーダーを務めています。

CD450 \2080
「トリゴナーレ音楽祭2005」
ダウランド:「ラクリメ、又は7つの涙の曲集」から10曲
ブクステフーデ:
カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」から/主をたたえよ
シュメルツァー(1620頃-1680):フェルディナント3世の死への哀歌
ヨハン・クリストフ・バッハ:
独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」他
ジョルディ・サヴァール(指揮、Gamb)、エスペリオンXXI
アンドレアス・ショル(C-T)、コンチェルト・ディ・ヴィオーレ、
バーゼル・コンソート
2005年6月録音
この古楽音楽祭は2003年に始まり、オーストリア南部のケルンテン州で毎年開
催されます。1750年以前に作曲された知られていない作品を初演することや、
知られていない演奏家をデビューさせることを目的としています。

CD451 2枚組 \4160
アントニオ・チェスティ(1623-69):「パスティッチョ」
(歌劇「黄金のりんご」「アルジア」「ティート」「オロンテア」「ドリア人」
「セミラミ」からアリアとデュエット集)
ジュディス・ネルソン(S)、ルネ・ヤーコプス(C-T)、木村美穂子(Vn)、
ウィリアム・クリスティー(Cemb, Org)他
1980年インスブルック古楽週間でのライヴ録音
チェスティはバロック中期のヴェネツィア楽派を代表する作曲家で、15曲の歌
劇を作曲しました。パスティッチョは寄せ集めという意味で、様々な歌劇から
ヤコブが選んだアリアが並べられています。

CD453 \2080
ショパン:
バラード第1番ト短調/3つのマズルカop. 59/アンダンテ・スピアナートと華麗
な大ポロネーズ変ホ長調
ラヴェル:夜のガスパール
リスト:ウィーンの夜会
インゴルフ・ヴンダー(P)
ヴンダーは1985年オーストリアで生まれました。2005年にルイジ・ボルガート
が製作したピアノを知り、「夜のガスパール」に最適だと感じてイタリアのロ
ニゴに行って録音しました。この作品が要求する透明な音と敏捷な動きが見事
に表現されています。2005年のショパン・コンクールで本選に進めなかった出
場者の中で最も注目された一人です。

CD454 \2080
プッチーニ:菊の花
アントン・ガッチャ(1882-1922):弦楽四重奏曲へ長調op. 6
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
ジヌス四重奏団
2001年7月録音
ガッチャはウィーン大学で学んだ後にウィーン音楽アカデミーでローベルト・
フックスに師事し、ずっと当地の大学予備学校で教えました。この作品はロマ
ン派的作風ですが、後に新ウィーン楽派や新古典主義に近づくことになります。

CD455 \2080
「ウィーン・モーツァルト・イヤー2006記念CD」
モーツァルト:
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」KV165/主日のための晩課KV321
ヘルベルト・ラウエルマン(1955-):
「われらの父」-混声合唱とオルガンのための瞑想曲(モーツァルト・イヤー
委嘱作品)
イルディコ・ライモンディ(S)、カテリナ・ベラノヴァ(S)、
ガブリーレ・ジマ(Ms)、アレクサンダー・カインバッハー(T)、
クレメンス・ザンダー(Br)、
アンドレアス・ピクスナー指揮
聖アウグスティヌス合唱協会合唱団&管弦楽団、
ミヒャエル・グロホトルスキー指揮
ウィーン室内合唱団
2006年4月録音
第3曲は2006年ウィーン・モーツァルト年のために委嘱された作品です。ラウエ
ルマンはウィーンで生まれ、1987年からウィーン音楽大学で教えていて、新し
く慣習的でない素材を用いることを好んでいます。

CD456(SACD-Hybrid) \2080
「フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1682-1732):作品集」
「モレナ山脈のドン・キッショッテ」序曲/独唱カンタータ「不幸なディドーネ」
「クレタのテセオ」序曲/シンフォニアイ長調/独唱カンタータ「トランペット
とトロンボーン」
ウルリケ・ホーフバウアー(S)、
クリストフ・ハマー(指揮、Cemb)、
ミュンヘン新宮廷合奏団
2006年1月ライヴ録音
バロック時代のウィーンの宮廷には多数のイタリアの作曲家や演奏家たちが招
かれました。テオルボ奏者コンティはその一人で、歌劇、オラトリオ、カンタ
ータなどを作曲しています。

CD457 3枚組 \6240
「メルク修道院国際バロック週間2003・2004」
J.S. バッハ:
カンタータ「いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを」BWV207a
ヴァーゲンザイル(1715-77):
オルガンと2つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調
作曲者不詳:生活のパッサカリア
ルチッラ・ガレアッツィ:
ああ、美しい生活/ガルガノのタランテラ(プーリア民謡)
アタナシウス・キルヒャー(1601-80):ナポリのタランテラ
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580頃-1651):
第1旋法のトッカータ他
デュファイ:ミサ「もし顔が青いなら」
ヴァーゲンザイル:シンフォニアト短調WV418
ビーバー(1644-1704):ミサ ex B
W.F. バッハ:シンフォニアヘ長調/
C.P.E. バッハ:シンフォニア変ロ長調Wq182-2/
ホセフ・デ・トレス(1665頃-1738):
非常に神聖なカンタータ「飛べ、愛の深い小蜂」「神の蜂の巣」他
J.S. バッハ:カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV99
トン・コープマン(指揮、Org)、アムステルダム・バロック管・合唱団、
デボラ・ヨーク(S)、
ロベルト・センシ指揮ウィーン・ピッコロ・コンチェルト、
エンリコ・バイアノ(Org)、
ルチッラ・ガレアッツィ、マルコ・ビスリー(歌)、
クリスティナ・プルハー指揮アルペッジャータ
ヒリヤード・アンサンブル
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮ジャルディーノ・アルモニコ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
ジビラ・ルーベンス(S)、シュテファニー・ホウツェール(A)、
トーマス・バウアー(T,Bs)、
2003年6月・2004年5月ライヴ録音
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディク
ト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催されます。コープマンら古楽
の代表的な演奏者たちが出演しています。

CD462(SACD-Hybrid) \2080
グイド・モリーニ:オデュッセイア
アッコルドーネ
アッコルドーネで歌と打楽器を担当しているマルコ・ベアスレーがホメロスの
叙事詩を基に台本を書き、チェンバロを担当しているモリーニが作曲しました。
オデュッセイアは人生の象徴として描かれ、自分の旅の経験を語ることによっ
て現在と将来の世代に幸福への道を示そうとします。

CD463(SACD-Hybrid) \2080
「ニコラス・ゴンベール(1495頃-1560頃)第1集」
ミサ「何と美しく」/アヴェ・マリア/めでたし天の女王/聖母マリア/我らに平
安を与えたまえ/けがれなく
トーマス・E. バウアー指揮
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)
2005年ライヴ録音
ゴンベールはフランドル楽派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレに学び、高度
の模倣の技術を発展させました。この合唱団は2000年にバウアーが「ヴォーカ
ルゾリステン・ラティスボナ」という名で創設しました。

CD464 \2080
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(抜粋と思われます)
クリスティアネ・カイザー(S)、ミヒャエル・ケーニヒ(T)、
マルク・ピオレ指揮ウィーン・フォルクスオーパー合唱団・管他
2005年4月ライヴ録音
ピオレは1962年パリで生まれ、ウィーンで学び、2003-2005年ウィーン・フォル
クスオーパーの音楽監督を務め、2004年ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇
場の音楽総監督に就任しました。特に「椿姫」「カルメン」「蝶々夫人」で成
功を収めています。

CD465(SACD-Hybrid) \2080
「リ・フィオリ-カプスベルガー作品集」
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580頃-1651):
ヴィラネッラ集第6巻「花」からヒヤシンス/嘆く愛/水仙/時計草/ジャスミン/
真珠他/「シンフォニア集第1巻」からシンフォニア第2番/第7番/第6番他
ヴィヴァンテ
2005年12月録音
カプスペルガーは、ヴェネツィアやローマでテオルボ、キタローネ、リュート
の奏者、作曲家として活動しました。キタローネ曲集なども出版しましたが、
世俗歌曲を集めたヴィラネッラ集は特に人気がありました。

CD467 \2080
「聞けないもの-ケルンテンの現代音楽」
ゲルト・キュール(1952-):鼎談
ゲルハルト・ランペルスベルク(1928-2002):オーボエと13楽器のための音楽
ディーター・カウフマン(1941-):子守歌
アルフレート・シュティングル(1952-):消滅して-破壊の物語
シュテファン・キューネ(1956-):小人-合奏のためのミゼレーレ
ブルーノ・シュトロブル(1949-):
t.o.r. 2-クラリネットとアコーディオンのための悲歌
ヴォルフガング・リープハルト(1958-):ぼやけた音色の構造
クラングフォルム・ウィーンのメンバー、ゲルハルト・テュレチェック(Ob)、
アダム・ミシアク (Vc)、クラウス・クフリング(Org)、ナマステ二重奏団、
ブルーノ・シュトロブル指揮クレアティフ合奏団他
ケルンテンはオーストリア南部の州名で、1977年にカウフマンの発議によりケ
ルンテン国際現代音楽協会が設立されました。シュトロブルが会長を務め、セ
ミナーや音楽祭を開催していて、このCDもその活動の一環です。

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06-11 No.12-1

2006年11月24日 11時36分25秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \880
8.557062
ラフマニノフ(1873-1943):<2台のピアノのための音楽>
交響的舞曲/組曲第1番「幻想的絵画」/組曲第2番
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)、マーティン・ラスコー(ピアノ)
作曲者自身が優れたピアニストだったため、ピアノ音楽の表現は無限大。交響
的舞曲はオーケストラ作品の編曲であり、2つの組曲はオリジナル作品。オー
ケストラのように圧倒的なサウンドが、2人のイギリス人ピアニストによって
展開されていく一枚です。

8.557373
シューベルト(1797-1828):
<シューベルト・ドイツ語歌曲全集第22集-「感傷主義」の詩人たち第5集>
ルードヴィヒ・コーゼガルテンの詩による歌曲集 - 愛の精霊/発見/愛のた
めのすべて/忠誠の誓い/幻影/幻覚/夕べ/月夜/夜の歌/夕べに菩提樹の
下で(第1作)/同(第2作)/あこがれ/ルイーゼの答え/ローザに(その1)
/同(その2)/沈みゆく太陽に寄せて/星「暗黒の何と心地よいこと」/イ
ーデンの夜の歌/イーダから/イーデンの白鳥の歌/白鳥の歌
歌・演奏/リューディア・トイシャー(ソプラノ)、
マルクス・ウルマン (テノール)、トーマス・バウアー(バリトン)、
ウルリッヒ・アイゼンロール(フォルテピアノ)
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
澄んだ声のトイシャー、のびのびと歌い上げるウルマン、そしてやや思索的な
雰囲気のバウアー。この3人に加え、フォルテピアノで独特の雰囲気をもたらす
アイゼンロール。まるでひとつのチームと化した4人が、宴のように歌い上げ
ていくこの一枚は、落ち着いてシューベルトが聴きたい方に最適でしょう。

8.557524
<ロバート・クラフト・コレクション:シェーンベルク作品集第5集>
シェーンベルク(1874-1951):
5つの管弦楽曲/チェロ協奏曲ニ長調(G.M.モンの「クラヴィア協奏曲ニ長調」
による) 
ブラームス(1883-1897):
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルクによる管弦楽編曲)
演奏/ロバート・クラフト(指揮)
ロンドン交響楽団(5つの管弦楽曲)、フィルハーモニア管弦楽団、
フレッド・シェリー(チェロ……チェロ協奏曲)
Koch Internationalからの移行発売。かつては米Columbiaに主要作品を録音し
ていたクラフト。2つの編曲作品は「作品」と呼べるほど独創的なものであり、
音色旋律という手法を使った「5つの管弦楽曲」も含め、シェーンベルクの音
色感を探る一枚です。

8.557582
ヒナステラ(1916-1983):
バレエ音楽「パナンビ」(全曲)
バレエ音楽「エスタンシア」(全曲版世界初録音)
演奏/ジゼレ・ベン=ドール(指揮)
ロンドン交響楽団、ルイス・ガエタ(語り、バス=バリトン)
※西語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
英Conifer Classicsから発売され、マニアの間で話題になった名盤の移行再発
売。組曲での録音ばかりだった「エスタンシア」の全曲が目玉であり、アルゼ
ンチンのコープランドと呼ばれたこの作曲家の実像に迫っています。民族音楽
的な要素や映画音楽風の親しみやすさもあり、「春の祭典」などがお好きなリ
スナーにもおすすめです。

8.557616
J.S.バッハ(1685-1750):<バスのための教会カンタータ集>
われ喜びて十字架をになわんBWV.56/われは満ち足れりBWV.82/平安、汝とと
もにあれBWV.158
歌・演奏/ハンノ・ミュラー=ブラハマン(バス=バリトン)、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
ケルン室内管弦楽団、
ティナ・シェレール(ソプラノ) 、ダニエル・ロテルト(フルート)、
コレギウム・ヴォカーレ・シーゲン、他
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
1970年に生まれ、バロック・オペラからワーグナーまでを歌いこなすバス=
バリトン歌手が、心癒されるような落ち着いた声で歌うカンタータ集。まる
でJ.S.バッハの思惑通りに、聴きながら祈りを捧げてしまうような雰囲気に
満ちています。初めて教会カンタータを聴く方にもおすすめできる、親しみ
やすさを持った一枚です。

8.557671
C.シュターミッツ(1745-1801):
トリオ・ソナタOp.14-4/トリオ・ソナタOp.14-5/トリオ・ソナタOp.14-2/
トリオ・ソナタOp.14-1
演奏/ドナルド・アームストロング(指揮)
ニュージーランド交響楽団室内管弦楽団
1776年にパリで出版されたOp.14の作品集は、弦楽四重奏でも弦楽合奏でも演
奏可能なシンフォニア。モーツァルトのディヴェルティメントを思わせる爽
快さにあふれ、まさに18世紀のスタイルを伝えてくれる音楽だと言えるでしょ
う。モーツァルト・ファンには無条件でおすすめできる一枚です。

8.557781
<聖霊のための詩篇集>
G.M.ギャレット:
詩篇第126番「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて」/詩篇第93番
「主こそ王」 
ゴス:詩篇第127番「主御自身が建ててくださるのでなければ」 
ハウエルズ:
詩篇第122番より「おお、エルサレムの平和を求めよう」/詩篇第121番「目を
上げて、わたしは山々を仰ぐ」 
H.スマート:詩篇第65番「沈黙してあなたに向かい、讃美をささげます」 
W.マティアス:
詩篇第67番より「神よ、すべての民があなたに感謝をささげますように」 
T.アットウッド:
詩篇第41番「いかに幸いなことでしょう。弱いものに思いやりのあるひとは」
クロフト:埋葬の弔辞 
N.エジソン:詩篇第137番「バビロンの流れのほとりに」 
ベアストウ:詩篇第114番「イスラエルはエジプトを」 
チルコット:詩篇第102番より「わが祈りを聞きたまえ」 
ラーキン:詩篇第111番「わたしは心を尽くして主に感謝を捧げる」 
S.ウェズリー:詩篇第42番「鹿が谷川を慕いあえぐように」 
パリー:
詩篇第122番より「主の家に行こう、と人々が言ったとき、わたしは嬉しかっ
た」 
※英語歌詞付
歌・演奏/ノエル・エジソン(指揮)
エローラ・セント・ジョンズ聖歌隊、マシュー・ラーキン(オルガン)
キリスト教のミサなどで歌われることの多い、 詩篇が歌詞となっている讃美
歌。特にイギリスの作曲家によるものを集めたこの一枚には、教会での結婚式
などで聴いたことのあるメロディも含まれています。讃美歌を歌いたい合唱団
の方、家庭で教会の雰囲気を気軽に味わいたいという方にもおすすめです。

8.557857
チャルディ(1818-1877):<フルートのための音楽>
フルートと管弦楽のための大協奏曲(ロベルト・ファブリッチアーニによる
改訂・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/フルートと管弦楽の
ための幻想曲「アルノのこだま」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂
・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/カンツォネッタ「わたしの
お母さん」によるフルートと弦楽のためのスケルツォ「ヴェネツィアの謝肉
祭」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂・オーケストレーション)
/フルートとピアノのための幻想曲「北のナイチンゲール」/フルートとピ
アノのための悲歌「心の溜め息」/フルートとピアノのためのカプリッチョ
「運命の女」/フルートとピアノのためのポルカ・マズルカ「ディ・チ?」
/フルートとピアノのためのナポリのストルネッロによる小幻想曲
演奏/ロベルト・ファブリッチアーニ(フルート)、
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)、
シュテファン・フラース(指揮)
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州立交響楽団
“フルートのパガニーニ”という異名をとり、その超絶技巧的かつ華やかな作
品で19世紀のイタリア音楽史を彩っているチャルディ。フルートを演奏する方
なら「ロシアの謝肉祭」などでおなじみでしょうが、まだまだ多くの作品があ
ります。ミラノ・スカラ座のオーケストラに在籍したほか、ソリストとして世
界的な活躍をしている奏者のソロをお楽しみください。

8.557895
ベートーヴェン(1770-1827):<弦楽三重奏曲集第1集>
弦楽三重奏曲Op.3/セレナードOp.8
演奏/アティラ・ファルヴァイ(ヴァイオリン)、
ヤーノシュ・フェヘールヴァーリ(ヴィオラ)、
ジェルジ・エーデル(チェロ)
弦楽四重奏曲に隠れているものの、より凝縮された美を感じさせる弦楽三重奏
曲。音楽による会話ともいえるこのシリーズを、コダーイ・クヮルテットのメ
ンバー3人が演奏します。弦楽四重奏曲全集の続編となるものであり、誠実な
演奏が大きな特徴です。

8.557920
ヴィヴァルディ(1678-1741):
<ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 -「四季」、他>
第1番「春」/第2番「夏」/第3番「秋」/第4番「冬」/第5番「海のあらし」
/第6番「喜び」
演奏/チョー=リャン・リン(ヴァイオリン)、セジョン、
アンソニー・ニューマン(ハープシコード&ポルタティフ・オルガン)
1960-70年代に、斬新なJ.S.バッハの演奏で一世を風靡したニューマンが、
1995年に結成されたニューヨークのアンサンブルをリード。ドロシー・ディレ
イ門下で、新鮮な才能としてCDデビューも飾ったヴァイオリニストを迎え、
ヴィヴァルディの名曲に新しい光を当てています。しかも決して極端な表現
ではなく、スタンダードな雰囲気でありながら活気がある印象を与えてくれ
ます。

8.557937
ソレル(1729-1783):<ハープシコード・ソナタ全集第12集>
ソナタ ハ長調(ルビオ番号なし)/ソナタ第130番/ソナタ第121番/ソナタ
第63番/ソナタ第67番/ソナタ第125番/ソナタ第44番/ソナタ第107番/ソナ
タ第79番 
※ソナタのナンバリングはルビオ版による
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
イギリスにおけるハープシコード演奏のベテランとなった奏者が、音楽の構成
力をアピールするような演奏を展開。リリースごとに評価を高めているソレル
の膨大な作品シリーズ最新盤。D.スカルラッティと並ぶ才能だけに注目される
べき作曲家であり、その華麗な音楽は新しい聴き手を獲得するだけの魅力を持
っています。

8.557990
マーラー(1860-1911):交響曲第5番
演奏/ジェームス・デプリースト(指揮)ロンドン交響楽団
マニアの間では知る人ぞ知る名匠でしたが、東京都交響楽団のシェフになって
名前が広く知られ、今や「のだめカンタービレ」にも登場した人気指揮者のマ
ーラー。ショスタコーヴィチなどを得意とする指揮者だけに、マーラーの解釈
も実に充実。自信に満ちているその演奏は、スタンダードなものとして広くお
すすめできます。

8.557992
<サクソフォーンと管弦楽のための印象>
テオドラキス(1925- ):
クレタ小協奏曲(編曲:サンプロヴァラキス)/アダージョ スカルコッタス
(1904-1949):小協奏曲(編、オーケストレーション:サンプロヴァラキス)
アントニウー(1935- ):コンチェルト・ピッコロ 
アレキシアディス(1960-):フリギアの連祷
テニディス(1936- ):ポントスの狂詩曲 
ハジダキス(1924-1994):クノール氏(モナ・リザの微笑より) 
※全曲世界初録音
演奏/セオドア・ケルケゾス(サクソフォーン)、
マイロン・ミカイリディス(指揮)テッサローニキ州立交響楽団
ギリシャの奏者によるお国ものですが、図らずもギリシャの代表的な作曲家が
並ぶ一枚に。ボスニアの内戦へ捧げたテオドラキスの「アダージョ」、近年マ
ニアに高い評価を得ているスカルコッタス、映画音楽やワールド・ミュージッ
ク・シーンでも知られるハジダキスなど、見落とされがちなこの国の音楽文化
に接することができるでしょう。

8.559280
バーンスタイン(1918-1990):
バレエ音楽「ディバック」(全曲)
バレエ音楽「ファンシー・フリー」(全曲)
演奏・歌/アンドリュー・モグレリア(指揮)
ナッシュヴィル交響楽団、
メル・ウルリッヒ(バリトン)、マーク・ライジンガー(バス)、
アビー・バーク(歌)、シュテファン・クンマー(ピアノ)、
ロジャー・スペンサー(コントラバス)、
サミュエル・D・バッコ(ドラムス) 
「ディバック」はユダヤ教のさまよう霊をモティーフにした不気味なバレエ音
楽であり、「ウエスト・サイド・ストーリー」のジェローム・ロビンズ振付で
上演された意欲作。ジャズやミュージカルに通じるダンサブルなバレエ音楽
「ファンシー・フリー」は、自作自演も複数あるほどの人気作品であり、この
録音では歌手による冒頭のジャズ・ナンバーも収録しました。

8.570075
ラヴェル(1875-1937):バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
演奏・歌/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、ボルドー歌劇合唱団、
サミュエル・コールズ(フルート)
幻想的で古代ギリシャの美を思わせるこのバレエ音楽を、克明に音を描き出し
た新鮮なアプローチで演奏。ワインの生産地として有名な地方のオーケストラ
は、まだまだ知名度が低いもののなかなかの実力派。ロマンティック・オペラ
的な表現も特徴です。同時発売の作品集(下記)にもご注目を。

8.570138
プティジラール(1950- ):
12人の寺院の守護者(ラジオ・フランス委嘱作品)/大管弦楽と弦楽のための
詩(ラ・フィラテューラ[ミュールズ]委嘱作品)/ユーフォニア*
演奏/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、
リュブリャナ放送交響楽団* 
パリを拠点に作曲家・指揮者として活躍。ナクソスにも「エレファント・マン」
(8.557608-09)の録音があるプティジラールのオーケストラ作品は、メシアン
や武満などと同様のデリケートさを持っています。現代フランスを代表する一
人であり、特にベルリオーズが創作した未来小説「ユーフォニア」による作品
が注目されます。

8.570217-18 2枚組
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ音楽「黄金時代」(全曲)
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
ショスタコーヴィチ生誕100年におくるナクソスのトリは、魅力的な小品が多数
あるバレエ音楽の全曲版。1930年に初演された際の記録をベースに、第3幕の
冒頭には「二人でお茶を(タヒチ・トロット)」を挿入。アイヴズや20世紀ロ
シア(ソヴィエト)音楽を得意とする指揮者が、鮮烈に描き出す演奏です。


<NSXOS HISTORICAL> 各1枚 \880
8.111064
モーツァルト(1756-1791):
レクィエム(ジュスマイヤー版)(録音:1941年12月4日・5日、ローマ)
※歌詞はラテン語です。ブックレットに歌詞は付いておりません。
演奏・歌/ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ローマRAI管弦楽団・合唱団、
コスタンティーノ・コスタンティーニ(合唱指揮)、
ブルーノ・エルミネロ(合唱指揮)、
ピーア・タッシナーリ(ソプラノ)、
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)、
フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)、
イタロ・ターヨ(バス)
ウォード・マーストン復刻。モーツァルト没後150年の1941年に演奏された記録
であり(初出は伊CETRAのSP)、当時のイタリアを代表する歌手、演奏家たちが
集結。ほの暗く、ゆったりとしたテンポで進む演奏は、深く聴き手の心に刻み
込まれます。

8.111065
<コルトーのSP録音集第4集-ショパン選集>
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲つき」
(録音:1928年6月5日、12月11日、ロンドン)
同第3番(録音:1933年7月6日、ロンドン)
3つのポーランドの歌(リスト編曲)(録音:1939年3月10日、ロンドン)
華麗な大ポロネーズ(短縮版)(録音:1923年2月5日、ニュージャージー)
ポロネーズ第6番「英雄」(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
同第7番「幻想ポロネーズ」(録音:1947年10月15日、ロンドン) 
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。しっかりと存在感があるサウンドで聴くコル
トーのショパンは、一部は英HMVのSPをソースに復刻。またSPでは発売されな
かった音源もいくつかあり、このピアニストの優雅さと華麗さ、自在なタッチ
を聴くには最適の一枚になりました。

8.111116
<モイセイヴィッチのピアノ録音集第10集:アコースティック録音集1916-1925>
ラモー:ガヴォットと6つの変奏 
ダカン:かっこう 
D.スカルラッティ(タウジヒ編曲):牧歌と奇想曲 
シューベルト(リスト編曲):セレナード「聞け、聞け、ひばりを」 
ウェーバー:無窮動(ソナタ第1番より) 
シューマン:夢のもつれ/春の夜に(リスト編曲) 
ブラームス:8つの小品-第2番「奇想曲」 
ドリーブ:パスピエ(付随音楽「歓楽の王」第6番より) 
モシュコフスキ:幻想曲集-第4番「女道化師」 
ルビンシテイン:舟歌第1番 
ムソルグスキー:
ゴパーク(歌劇「ソロチンスク[ソロチンツィ]の定期市」より) 
スクリャービン:2つの左手のための小品-第2番「夜想曲」 
パルムグレン:
24の前奏曲-第19番「鳥の歌」/同-第12番「海」/フィンランドのリズム-
第5番「西フィンランドの踊り」 
レシェティツキ:練習曲形式のアラベスク 
ドビュッシー:
ミンストレル(前奏曲集第1集より)/月の光(ベルガマスク組曲より)/雨の
庭(版画より) 
ラヴェル:水の戯れ 
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
(録音:1916-1925年、イギリス、ヘイズ)
演奏/ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)、
[メンデルスゾーン]
ランドン・ロナルド(指揮)ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。シリーズ10枚目となるこの一枚は、バロックから
スクリャービンまで幅広い小品を網羅。20代後半から30代前半にかけての演奏
であり、その新鮮さが時代を超えて伝わってきます。若さにあふれた、それで
いて破綻のないピアニズムは、この奏者の節度を知るための大切な証でしょう。

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06-11 No.12-2

2006年11月24日 11時35分52秒 | Weblog
<CPO>
777093-2 \1480
プロコフィエフ(1891-1953):<作曲家によるバレエ音楽ピアノ編曲集>
バレエ音楽「放蕩息子」
バレエ音楽「ボリステネスの岸辺で(ドニェプルの岸辺で)」
演奏/マリア・イワノワ(ピアノ)
ピアノの名手でもあった作曲者が、自らリサイタルで演奏するために作られた
ピアノ版を再現。オーケストラによる原曲と比較し、その構造も手に取るよう
にわかるでしょう。もちろんプロコフィエフ・ファンは必聴。彼のピアノ・ソ
ナタなどがお好きな方にもおすすめです。

777162-2 2枚組 \4200
ミヨー(1892-1974):<ピアノと管弦楽のための作品全集>
エクスの謝肉祭/バラード/5つの練習曲/ピアノ協奏曲第1番/田園の幻想曲
/ピアノ協奏曲第2番/ピアノ協奏曲第3番/ピアノ協奏曲第4番/
ピアノ協奏曲第5番
演奏/ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)、
アラン・フランシス(指揮)
SWRカイゼルスラウテルン放送管弦楽団
いくつかは録音があるものの、全集という形でリリースされるのは珍しいピア
ノ協奏曲と、その他の作品集。機知に富んだその作風は、交響曲など他のジャ
ンルと変わりなく、“転調のサーカス”とでも評したくなるような楽しさが、
全編にあふれています。

777180-2 \2100
ロッティ(c.1667-1740):<晩祷のための詩篇集>
ディクシット・ドミヌス(主は言われた)(詩篇第109番)/ラウダーテ・プエ
リ(子らよ、主を誉めたたえよ)(詩篇第112番)/クレディディ(われはなお
も信じたり)(詩篇第115番)/ラウダーテ・ドミヌム(すべての国よ、主を賛
美せよ)(詩篇第116番)
歌・演奏/マティアス・ユング(指揮)
バツドルファー宮廷楽団 ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル、
バルバラ・クリスティーナ・シュトイデ(ソプラノ)、
アネカトリン・ラーブス(ソプラノ)、
ダフィート・エルラー(アルト)、
トビアス・ベルント(バス)
イタリアのヴェニスに生まれ、ドレスデン宮廷楽団のメンバーやサン・マルコ
大聖堂の音楽監督も務めたロッティは、バロックと古典派音楽の橋渡し役とし
て知られています。このCDには、2年ほど在籍したドレスデン時代の作品ほかを
収録。ヴェネツィア楽派としての誇りも感じさせる作品集です。

777199-2 \2100
ペッテション(1911-1980):ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版)
演奏/イザベレ・ファン・コイレン(ヴァイオリン)、
トーマス・ダウスゴー(指揮)スウェーデン放送交響楽団
1970年代後半に作曲された長大な作品。約50分もの間途絶えることなく、気分
のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の
作風を代表するものです。1999年の改訂版を使った録音であり、クレーメルや
アルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きものです。

777214-2 \1480
F.ベンダ(1709-1786):<ヴァイオリン・ソナタ集>
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/同イ短調/同ヘ長調/同ホ長調/同ハ長調/
同変ホ長調
演奏/アントン・シュテック(バロック・ヴァイオリン)、
クリスティアン・リーガー(ハープシコード) 
ボヘミア地方に生まれ、華麗なヴァイオリンの作品と演奏テクニックで当時の
音楽シーンを熱狂させたベンダ。ロココ風の装飾なども駆使したヴァイオリン
・ソナタは人気作品であり、モーツァルトの時代を側面から知るためにも最適
の音楽だと言えるでしょう。ビーバーのソナタ(777124-2)などで注目が集ま
るシュテックのまばゆい演奏にも注目です。

777238-2 \1480
<ブレーメンのクリスマス>
来たれ、諸民族の救い主よ/神の御子は今宵しも/山を越えマリアは行く/私
はどのようにあなたを迎えよう/夜は深まり/おお救い主よ、天の扉を開け/
おおいとしき御子、おおやさしきイエス/ばらは咲きいで/天より下りて/イ
エス・キリストよ、汝はたたえられよ/もろびと声上げ/主の馬槽のそばにわ
れは立ち/喜び踊れわが心よ/ひとりの御子われらに生まれたり/マリアの子
守歌/来てキリストを称えよう/大地と星空に喜びあれ/いと高きところ、神
に栄光あれ/愛らしいナイチンゲール、目を覚まして!/天使は天国の歌を持
ち/優しいお顔の幼子よ/静かに、静かに/もうすぐ暗くなります/高き天よ
り、汝天使が来たる/この超越/おお、いと聖なる/きよしこの夜
歌・演奏/ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ヴァルトラウト・ホフマン=ムヒャー(アルト)、
マティーアス・ゲルヘン(バス)、ティム・フィッシャー(ギター)、
ベアーテ・レレケ(オルガン、通奏低音)、
ヴォルフガング・バウムグラッツ(ザウアー・オルガン)、
ヴォルフガング・ヘルビッヒ(指揮)
ブレーメン大聖堂合唱団、ブレーメン室内交響楽団 
ヨーロッパ音楽史でも重要な役割を担ってきたブレーメンの街で、150年前に
結成された合唱団を記念する一枚。そのハーモニーにはろうそくの炎のような
あたたかみがあり、落ち着いたクリスマスの雰囲気にあふれています。

777247-2 12枚組 \12600
ペッテション(1911-1980):交響曲全集(全15曲)
ルツィカ:ペッテションのオマージュ
演奏/トーマス・ザンデルリンク(指揮)、
ペーテル・ルツィカ(指揮)、
マンフレート・トロヤーン(指揮)、
ヨハン・アルネル(指揮)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
アラン・フランシス(指揮)、
マンフレッド・ホーネック(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、
ザールブリュッケン放送交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、
スウェーデン放送交楽団、スウェーデン放送合唱団、
エリック・エリクソン室内合唱団、
ジョン=エドワード・ケリー(アルト・サクソフォーン) 
壮大かつ長大な交響曲を発表し、20世紀のスウェーデン音楽シーンで独特の強
烈な存在を誇示しているペッテション。それぞれが音楽誌からも絶賛されてき
ましたが、集大成と言えるこの全集は20世紀音楽ファン必携の重要アイテム。
ドイツやスウェーデンのオーケストラを中心とした演奏は、極限の緊張感も見
事に再現しています。



<LPO(ロンドン・フィルハーモニー)>
LPO-0015 \1850
ハワード・ブレイク(b.1938):
「スノーマン」
(レイモンド・ブリッグスの原画によるハワード・ブレイク脚本・音楽) 
ポール・パターソン(b.1947):「3匹の子ブタ」
(ロアルド・ダールとドナルド・スタロックによる脚本)
「赤ずきんちゃん」(改訂版)
(ドナルド・スタロックによるロアルド・ダールの「へそまがり昔話
(Revolting Rhymes)」からの出典)
(録音:2006年5月6日、7日、イギリス、アビー・ロード第1スタジオ)
演奏・歌/クリス・ジャーヴィス(ナレーター)、
サム・オリバー(トレブル)、
デイヴィッド・パリー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサート・マスター:ピーター・シェーマン) 
世界的に人気の高いキャラクターが、お話しと音楽になりました。絵本もアニ
メも大ヒットしたスノーマンの物語を、“スノーマンの作曲家”としてすでに
親しまれているハワード・ブレイクの音楽と共に。また「チャーリーとチョコ
レート工場」の原作者でもあるロアルド・ダールのストーリーも追加し、各
キャラクターのイラストを掲載したスリップ・ケースに。英語リスニングの教
材やプレゼントにも最適の一枚です。クリス・ジャーヴィスは、BBCテレビの
子供番組でおなじみ。



<FIRST EDITION>
FECD0024 \2100
A.チェレプニン(1899-1977):
ピアノ協奏曲第2番(録音:1961年5月10日)/
交響曲第2番(録音:1965年1月)/組曲(録音:1954年5月9日)#  
※全曲世界初録音、#ルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)
ルイヴィル管弦楽団、アレクサンドル・チェレプニン(ピアノ) 
チェレプニン賞を設置したことでも知られる作曲家が、自作自演で聴かせる協
奏曲はパワフルな作風。近年、交響曲やピアノ協奏曲が再評価されているだけ
に、世界初録音のこの音源は、時代を伝える意味もあって注目されるでしょう。
(ピアノ協奏曲、組曲はモノラル録音)

FECD0030 \2100
黛敏郎(1929-1997):
プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(録音:1963年4月)
交響詩「輪廻(さむさーら)」(録音:1966年5月11日)
弦楽のためのエッセイ(録音:1980年11月4日) 
※全曲世界初録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
遠藤明(指揮……エッセイ)
ルイヴィル管弦楽団、ベンジャミン・オーウェン(ピアノ) 
アナログ・レコード時代には、珍しい海外録音としてマニアの注目を集めてい
た音源がCDに。ケージの影響を受けつつ前衛的には至らない「プリペアド・ピ
アノ協奏曲」、「涅槃交響曲」などに通じる「輪廻(さむさーら)」など、
1950年代から60年代初期にかけての注目作を集めました。



<MARCO POLO DVD>
2.220002 \3050
何占豪/陳鋼:
ミュージック&ダンス・フィルム「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」
(マリッキ・ハコラ監督による)
エクストラ[蝶の恋人達ドキュメンタリー「蝶の音色」(マリッキ・ハコラ監
督による。作曲家の陳鋼、ヴァイオリニストの西崎崇子、指揮者ジェイムズ・
ジャッド、上海華東師範大学助教授ツゥン・カン・メイ、振付家ドウ・ドウの
インタビュー)/ヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」(音
楽のみ、画面は山の風景の静止画)]
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、
ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団、
ドウ・ドウ(振付)、ディン・ユエ・ホン&ドウ・ドウ(ダンサー)、
マリッキ・ハコラ(監督)
NTSC方式(リージョン・コード0)、
画像構成比16:9Anamorphic、
音声方式:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/DTS5.1、
70分(フィルム:30分、ドキュメンタリー:40分)、
英語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、片面二層ディスク 
中国を代表する名曲として知られ、そのロマンティック&エキゾティックな音
楽は、徐々に愛聴者を増やしている作品の映像化。もともとバレエ作品ですが
ここでは映画仕立てになっており、さらに演奏者も楽器を携えて登場します。
ドキュメンタリーでは貴重なインタビュー満載。大ヒットした「トゥーランド
ット」にも通じるオリエンタルなメロディで、ファンが増えそうです。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101253 \4900
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「偽の女庭師」(伊語歌詞)
(ライヴ収録:2006年、ドイツ、シュトゥットガルト州立歌劇場)
歌・演奏/ダニエル・オールマン、アレクサンドラ・ラインプレヒト、
ノーマン・シャンクレ、チェリア・コステア、ヘレーネ・シュナイダーマン、
イレーナ・ベスパロヴァイテ、ルドルフ・ローゼン、
ローター・ツァグロセク(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、ジャン・ジュルドゥイユ(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、139分、伊・英・独・仏
・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
「ニーベルングの指環」サイクル(CD、DVD)やマーラーの「復活」(CD)など
で、その実力が音楽ファンに浸透してきているツァグロセク。「魔笛」の来日
公演でも注目されたシュトゥットガルト州立歌劇場での上演は、鮮烈なステー
ジ・デザインなどヴィジュアル面も注目され、演劇シーンの異才ジュルドゥイ
ユが新しいモーツァルトを創造します。「フィガロの結婚」を思わせるコミカ
ルなストーリーですが、この作品を初めて観る方にもおすすめです。

102107 \3050
ブリテン(1913-1976):
歌劇「オペラを作ろう、または小さな煙突掃除人」
(ペトル・ヴァイグルによるオペラ・フィルム、英語歌詞)
歌・演奏/フェリシティ・パーマー、ケイト・フラワーズ、
スティーヴン・リチャードソン、ジョン・グレアム・ホール、
リサ・ミルネ、リアム・シェーナ、ジュリア・キャンベル、
ケヴィン・ブルーマー、ナイジェル・ウォール、
フランチェスカ・マッシー、エドワード・ヨー、
サイモン・ハルシー(指揮)
バーミンガム市交響合唱団&交響青少年合唱団、コウル弦楽四重奏団、
ネットル&マーカム(ピアノ・デュオ)、ヒュー・セレディグ(打楽器)、
ペトル・ヴァイグル(脚本・監督)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Letterbox、音声方式:PCMステレオ、100分、
英・独・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
この作品は「小さな煙突掃除人」という聴衆参加型のミニ・オペラと、参加す
るための練習やメイキングを「オペラを作ろう」としてまとめたというユニー
クなもの。機知に富んだブリテンの楽しい音楽とアイデアが、映画仕立ての映
像になって登場しました。なかなか上演されないだけに貴重な資料としても
注目されます。演技は俳優が務め、歌の部分を歌手陣が担当していますが、映
像には登場しません。


<JUXTAPOSITIONS>
DVD9DS18 \2080
※日本語字幕付き
アペルギス(1945- ):
フィルム「頭脳の中の嵐」(1974年から2005年にかけてのアペルギスの創作の
多様性を追い、芸術的アプローチを探るドキュメンタリー。キャサリン・マキ
シモフ監督)[音楽抜粋:プロフィル(2001)/14のジャクタシオン(2002)
/アルテール・ファス(2004)/レシタシオン(1982)/ジグ・バング(2004)
/ル・コール・ア・コール(1979)/アヴィ・ド・タンペット(2004)]/
フィルム「赤ずきんちゃん」(17世紀シャルル・ペローによる物語の原文を使
用した、演奏家6名による音楽劇。ジャン=バプティスト・マテュー監督)
演奏・歌/[頭脳の中の嵐]ソニア・ヴィダー=アサートン(チェロ)、
フランソワーズ・リヴァラン(ザルブ&声)、
リオネル・パントル(バリトン)、ジャン=リュク・ファフシャン(ピアノ)、
ジャン=リュク・プルヴィエ(ピアノ)、
ドナティエンヌ・ミシェル=ダンサク(ソプラノ)、
ピエール・ボー(声)、エレーヌ・シュワルツ(声)、
ヴィオレーヌ・シュワルツ(声)、ロマン・ビショフ(バリトン)、
ジョアンヌ・ソーニエ(ダンサー&俳優)、
ジョルジュ=エリー・オクトルス(音楽監督)
アンサンブル・イクトゥス [赤ずきんちゃん]
アンサンブル・レフレックス
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:LPCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1(頭脳の中の嵐)、102分、
英・独・仏・西・日本語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ギリシャのアテネに生まれてパリを拠点とするアペルギスは、特に「音楽によ
る舞台劇」という分野で次々に作品を発表。声のパフォーマンスと言うべき作
品で評価されていますが、ここに収録された2つのドキュメンタリー&パフォー
マンスは、それを映像体験するのに十分でしょう。作曲者のインタビューもま
じえた「頭脳の中の嵐」は多彩な作品のセレクション。有名な童話を舞台作品
化した「赤ずきんちゃん」は、演奏者が仮面を付けて歌い、弾くという、見て
いるだけで楽しい映像です。

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06-11 No.11-1

2006年11月22日 18時10分04秒 | Weblog
<Synnara>
PECD 0001 \2080
ヘンデル:「リナルド」,「セルセ」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
チャイコフスキー:「オルレアンの少女」
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
トーマ:「ミニヨン」
モーツァルト:「フィガロの結婚」
パーセル:「ディドーとエネアス」
マイヤベーア:「ユグノー」
アーレン:「オズの魔法使い」
からのアリア
デイヴィッド・DQ・リー(CT)
管弦楽伴奏
デイヴィッド・DQ・リーは韓国生まれのカウンターテナー。13歳でカナダに移
住、現在はモントリオール在住。類い稀なカウンターテナーの美声の持ち主で
す。彼がシンナラからCDをリリース。これがなかなかオモシロイ選曲。オペラ
アリア集とはいえ、彼の本来の持ち役となりそうなのはヘンデルの2曲だけ。
それ以外は大半が女声向けのアリアなのです。しかもいずれも歌が上手い!
「カルメン」のハバネラの中性的な魅力にはゾクゾク来ること間違いなし、さ
らに官能度の増している「サムソンとデリラ」の“あなたの声に心は開く”で
は、もはや女声では不可能な怪しさすら発しているほど。さらに「フィガロの
結婚」のケルビーノの“恋とは何かご存知のあなた”、「ディドーとエネアス」
の嘆きの歌、「ユグノー」のユルバンの華やかなアリアなど、どれも実に高度
な歌唱です。最後はミュージカル「オズの魔法使い」の“虹の彼方に”をしっ
とりと歌いあげてます。全12曲、たっぷり楽しめます!




<LSO Live>
LSO 0593(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
ベートーヴェン:「フィデリオ」
レオノーレ:クリスティーン・ブルーワー(S)
フロレスタン:ジョン・マック・マスター(T)
ロッコ:クリスティン・ジグムントソン(Bs)
マルツェリーネ:サリー・マチューズ(S)
ドン・ピツァロ:ユハ・ウーシタロ(B)
ヤキーノ:アンドルー・ケネディ(T)
ドン・フェルナンド:ダニエル・ボロウスキ(Bs)ほか
サー・コリン・デイヴィス(指)
ロンドン交響楽団合唱団&ロンドン交響楽団
録音:2005年5月23-25日、バービカンセンター ライヴ
プロデューサー:ジェームス・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス、ニール・ハッチンソン
御大サー・コリン・デイヴィス、円熟のベートーヴェンの「フィデリオ」!
デイヴィス自身「今まででもっとも多い回数演奏してきたオペラ」と語るこの
「フィデリオ」、演奏の度に絶賛を受けながら、ますますの彫りを深くしてい
くのですから頭が下がります。CDとしては、1995年のバイエルン放送交響楽団
との録音以来、ちょうど10年ぶり、こちらはライヴですので、デイヴィス本来
の熱気がと、77歳の円熟がたっぷり。歌手は、日本ではまだ知られていない人
が多いものの、実はかなりの高水準。クリスティーン・ブルーワーは、米国イ
リノイ州出身のドラマティック・ソプラノ。北米とことに英国での人気が高く、
既にBBC交響楽団イゾルデを歌ったCDもあります。ジョン・マック・マスター
は、今大きな注目を浴びているテノール。カナダ東端のニューブランズウィッ
ク出身。近年は徐々にドラマティックな役に挑戦、この秋にはトリスタンも初
めて歌っています。カナダ出身のドラマティック・テノール、ジョン・ヴィッ
カーズやベン・ヘップナーに続く存在として、期待の星です。また、フィンラ
ンドのバスバリトン、ユハ・ウーシタロに、アイスランドのバス、クリスティ
ン・ジグムンドソンと、男声低音も極めて充実。ワグネリアンには、歌手の実
力を測るにも絶好のCDです。
なお、「レオノーレ」序曲第3番は挿入せず、そのまま「フィデリオ」全曲を
演奏しています。




<Preiser>
PRCD 90728 2枚組 \3760
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 (マルテ版)
ペーター・ヤン・マルテ(指)
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団
チェリビダッケの再来かと一部で注目されていたペーター・ヤン・マルテ。オ
ルガニストからチェリビダッケに出会い指揮者に転向。独自の音楽観を持つ異
色異才の存在です。
ブルックナーの第9番については、音楽学者たちによってつくられた版に満足
できなかった彼は、自ら第4楽章を作曲して演奏し、賛否両論の嵐を巻き起こ
しました。
今年のブルックナー・フェスティバルでは交響曲第9番がさまざまな角度から
掘り下げられ、ペーター=ヤン・マルテとヨーロピアン・フィルハーモニー管
弦楽団が演奏をしています。交響曲第3番(PRCD90715)に続いて長大で大胆な
演奏が繰り広げられていることが期待できます。




<naive>
V 5048 \2080
アクサントゥス-トランスクリプションvol.2
「冬」-ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」
「リタニー」-シューベルト:万霊節の日のための連祷D.343
「死の大地」-プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より
「別離と忌避」-マーラー:『若き日の歌』第12曲
「温室にて」-ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より第3曲
「葬送の歌」-シューベルト:『死と乙女』
「道しるべ」-シューベルト:『冬の旅』より第20曲
「夜と夢」-シューベルト:『夜と夢』D.827
「恋人の青い眼」-マーラー:『さすらう若人の歌』より第4曲
「贖罪の歌(詩篇88篇)」-J.S.バッハ:
『フランス組曲』第1番ニ短調(BWV812)よりサラバンド
「バビロンの流れのほとりに(詩篇137篇)-J.S.バッハ:『イギリス組曲』
第3番ト短調(BWV 808)よりサラバンド
「イェルサレム(詩篇122篇)」-J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調
(BWV 825)よりメヌエットII
「雪の上の足跡」-ドビュッシー:『前奏曲集』第1集より第6曲
「魅惑の笛」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
「つれない人」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
「If, like the moonノ」(源為義の短歌/11世紀)-スクリャービン:24の
前奏曲op.11より第13曲
「The Moon Appears」(サッフォーの詩)-スクリャービン:3つの小品op.45
より「アルバムの綴り」
「眠りの森の美女のパヴァーヌ」-ラヴェル:『マ・メール・ロワ』より第1曲
「妖精の園」-ラヴェル:『ラ・メール・ロワ』より第5曲
ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス室内合唱団
ソランジェ・アニョルハ(ソプラノ独唱)
ブリジット・エンゲラー(Pf)、ル・モン・デュ・ルイユ(通奏低音)
「トランスクリプション」(V 4979)で世界を仰天させた、エキルベイ&アク
サントゥスの十八番、名曲合唱編曲集の第2弾の登場です!今回は第1弾よりさ
らにパワーアップ、冒頭のヴィヴァルディから超絶技巧の合唱をこれまた超越
的な美しさで聴かせてくれます。また、今回は原曲が声楽のものも多数収録。
シューベルトの「道しるべ」や「夜と夢」は、声楽パートと原曲のピアノのパ
ート、すべてが声のみで演奏されています。「夜と夢」の神々しいまでの美し
さと優しさは、オリジナルによる演奏とは違った新しい魅力に満ちています。
6曲目の「葬送の歌」は『死と乙女』の死のパートのみを編曲したものです。
とにかく癒されたい人に聴いて頂きたい1枚です。

V 5066 \2080
ローラン・コルシア-doubles joux(二人のたのしみ)
ラインハルト=グラッペリ:マイナー・スウィング
ミシェル・ポルタル:マイナー・ワルツ
ラヴェル:ブルース
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴィエニャフスキ:カプリース=エチュード第1番
ローラン・コルシア:マイナー・タンゴ
バルトーク:二つのヴァイオリンのためのデュオ(第35,18,28,44番)
ギデオン・クライン:デュオ
ラインハルト=グラッペリ:ティアーズ
ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘(テーマ)
マスネ:エレジー
ルイジ・デンツァ:si vour l’aviez compris
ローラン・コルシア(Vn)
フロリン・ニクレスク(Vn)、ミカエル・ヴェンデベルク(Pf)、
ミシェル・ポルタル(バンドネオン)、ネマーニャ・ラドゥロヴィク(Vn)、
タチアナ・ヴァシリーエヴァ(Vc)、クリストフ・ラルティユー(G)、
ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)、ピエール・ブサージュ(Cb)、
ジャン=ルイ・オーベール(声)
「ヴァルスーズ」(V 4978)でも確実な技術でおしゃれな音楽をたのしませて
くれたローラン・コルシアのナイーヴレーベル第2弾。コルシアは、かの名優
ジェラール・ドパルデュの娘と交際しているということで、フランスでは一流
の色男ヴァイオリン弾きとして有名。ドビュッシーのソナタなどはクラシック
の王道の曲ではありますが、彼の手にかかるとまるで即興のジャズ。名曲の新
しい魅力をたっぷりと味わわせてくれます。最後の2曲に参加しているジャン
=ルイ・オーベールは、’70年代のフランスで一世を風靡したバンド、
TELEPHONEのヴォーカリスト。薬物中毒などに苦しみましたが人種差別反対や
エイズ撲滅の運動の旗手でもあります。いかにも「フランス」という感じのお
しゃれなセンスが光ります。クラリネットの大家、ミシェル・ポルタルによる
作品に、自身もバンドネオンで参加しているところもポイントです。

V 5055(1CD+1ボーナスDVD(PAL)) \2080
ロス・インポシブレス-メキシコ、スペイン、イタリア各地に伝わる音楽集-
サ・クィ・トゥーロ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
ホアカラス(ルカス・ルイス・リバヤス1677/ペペ・ハビクエイラによる即興)
ラ・ロローナ(泣き女)(メキシコの伝統音楽)
リチェルカーダ1+2(ディエゴ・オリッツ1553)
ファララン(作曲者不詳、1556年)
マリツァパロス(作曲者不詳、ペルー、1730年)
バスチャオ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
ラ・ディア・スパニョーラ(ニコラ・マッテイ)
モレスカ(即興)
ファンダンゴ(サンチャゴ・デ・ムルシア、メキシコ、1730年)
ヴィリャンシーコ(Forget me)(カタルーニャの伝統音楽)
エスパニョレータス(マドリード、1677年)
ラ・ロロンチータ(メキシコの伝統音楽)
ファンダングイート(メキシコの伝統音楽)
クリスティーナ・プルハル(指)ラルペッジャータ
キングズ・シンガーズ
メキシコには、18世紀初頭に生きたスペインのバロックギター奏者サンチャゴ
・デ・ムルシアの手稿譜が残されています。その曲のタイトルは「ロス・イン
ポシブレス」。これは、イタリアでは16世紀から続く伝統をもつ「ロマネスカ」
というジャンルと同様の音楽でした。南米からはるか遠くヨーロッパまで、
16-17世紀という時代に、すでに音楽が伝えられていたのです。この事実に注目
したプルハルは、当時の南米とヨーロッパの音楽における共通点を探求するこ
とを決意。時空を超えて、我々の祖先が紡いでいた音楽の根底に流れる共通の
テーマをこのアルバムに込めています。
クリスティーナ・プルハルはアルファレーベルでもお馴染みの女性ギター奏者、
指揮者。このたびナイーブからリリースが決まりました。佐藤豊彦の愛弟子の
一人で、ハーグ王立音楽院にてギターを学びました。ルネッサンスリュート、
バロックギター、リュート、テオルボ、バロックハープなど幅広く楽器をこな
し、また指揮者としてもその名声を高めています。2000年に「ラルペッジャー
タ」を設立、世界の名手たちとアンサンブルを繰り広げています。





<VAI>
VAI DVD 4390 \3650
「シュワルツコップ ウィーンの夕べ」
スッペ:「美しきガラテア」序曲
J.シュトラウス:「ウィーン気質」から,「ウィーンの森の物語」 Op.325,
ヨゼフ・シュトラウス:うわ言ワルツ Op.212,騎手ポルカ Op.278
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」から
ツェラー:「小鳥売り」から,「鉱夫長」から
レハール:「メリー・ウイドー」から
ジーツィンスキー:ウィーンわが夢の街
エリザベート・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)カナダ放送管弦楽団
収録:リージョン・オール、
NTSC、白黒、4:3、モノラル、字幕 英仏独伊
1963年10月31日に放送されたシュヴァルツコップの映像。シュヴァルツコップ
はDVD化された映像そのものが少なく、また彼女の得意としたウィーンのオペレ
ッタを歌った映像はほとんどないので、これは大変貴重である。白黒のモノ音
声でも、シュヴァルツコップが「オペラ舞踏会」の“別室へ行きましょう”を
歌う姿は最高。しかも伴奏はボスコフスキー、ヴァイオリンを持ちながら洒落
た指揮を繰り広げている。「ウィーンの森の物語」 では、ツィターを用いず、
ボスコフスキーのヴァイオリンが聞ける。カナダ放送のスタジオ収録。一部の
曲ではセット、衣装を用いている。

VAI DVD 4360 \4050
フランスの名バリトン、スゼーの映像!
「ジェラール・スゼーの芸術 第2集」
フォーレ:漁師の歌,マンドリン,オーロラ,五月,永久に
デュパルク:悲しき歌,ロズモンドの館,フィディレ
ドビュッシー:美しき夕暮れ,操り人形
R.シュトラウス:帰郷,セレナーデ,献呈
リュリ:「アマディス」から
アーン:蜜蜂が蜜吸うところで
シューベルト:舟人,影法師
ラッペルズ:つっかえつっかえながら話す恋人たち
オヴァーリエ:青い鳥 ほか
ジェラール・スゼー(バリトン)
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
収録:リージョン・オール、
NTSC、白黒、4:3、モノラル、字幕 英仏
第1集(VAIDVD4312)に続くスゼーの芸術第2集。カナダ放送による、3回の放送
収録をDVD化。(放送日順に、1956年2月9日、1960年10月18日、1967年2月9日)。
「ビロードの声」と讃えられたフランスの名バリトン、ジェラール・スゼー
(1918-2004)の美しい歌曲の数々が映像で見られる。フランス歌曲はもちろ
んのこと、シューベルト、シュトラウスといったドイツ・リートでも、気品の
ある歌い方は素晴らしい。

VAI DVD 4379 \4050
ブリス:バレエ「チェックメイト」
ゴードン:バレエ「放蕩者の成りゆき」
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ(ニネット・ド・ヴァロワ 振付)
バリー・ワーズワース(指揮)
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ管弦楽団
収録1982年、リージョン・オール、
NTSC、カラー、4:3、モノラル、87分
二つの英国のバレエを収録。サー・アーサー・ブリス(1891-1975)の「チェック
メイト」は1937年にサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエによって初演、
これはニネット・ド・ヴァロワの振付もそのままのオリジナル通りの上演。
「放蕩者の成りゆき」は、ギャビン・ゴードン(1901-1970)が1935年に発表した
バレエ。ニネット・ド・ヴァロワ(1898-2001)は、アイルランド生まれ、コ
ヴェントガーデンのバレエ団、ディアギレフのロシアバレエ団を経て、1931年
からサドラーズ・ウェルズ・バレエを率いた伝説的人物。

VAI DVD 4384 \4050
オッフェンバック(ロザンタール編):バレエ「ゲテ・パリジェンヌ」
(特典映像:フレデリック・フランクリンのインタビュー)
モンテカルロ・ロシア・バレエ団
振付 レオニード・マシーン
収録:1950年(本編)、
リージョン・オール、NTSC、白
黒,カラー、4:3、モノラル、87分、字幕 英
本編は、1950年に収録された、モンテカルロ・ロシア・バレエ団による「ゲテ
・パリジェンヌ」。アレクサンドラ・ダニロワ、フレデリック・フランクリン
ら、往年のダンサーが出演している。音楽はアフレコで、演奏者は不明。特典
として、フレデリック・フランクリンのインタビュー(36分)、収録したヴィ
クター・ジェッセンについての映像を2つ収録。





<MEMORIES>
ME1078/82 5枚組 \3380
カラヤン指揮ベルリンフィル
CD1 交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」(1977年11月ライヴ)
CD2 交響曲第2番、交響曲第8番(1977年11月ライヴ)
CD3 交響曲第4番、交響曲第7番(1977年11月ライヴ)
CD4 交響曲第6番「田園」1977年10月ライヴ、交響曲第5番1988年12月ライヴ
CD5 交響曲第9番「合唱」1976年8月ライヴ
カラヤンが気力体力、そして芸術性の頂点を迎えた70年代後半。同時にベルリ
ンフィルも妙技の極限を示していました。いずれもファンには堪えられぬカラ
ヤン節が冴え渡ります。全9曲がここまで高水準という全集は他にありませんこ
とでしょう。「田園」、「第7番」の超快速と切れ味は背筋が凍るほどです。「エロ
イカ」は堂々たる威容で立派そのもの。第1番、第2番、第8番などの小ぶりの曲
では、スタイリッシュそのもの。「運命」のみ80年代の演奏ですが、こちらは濃
厚で大袈裟な表情付けがたまりません。「第9」はさすが分りやすいお祭り的盛
り上がりで聞かせてくれます。

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06-11 No.11-2

2006年11月22日 18時09分16秒 | Weblog
<ドイツHMTH>
ハノーヴァー音楽大学と独占契約樹立・同音大自主制作盤

HMTH0513 \2180
マーラー:交響曲第5番
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管
2003年6月ハノーヴァー音大大ホールライヴ
ミネソタ管との凱旋公演でも取り上げた、マーラーの第5番は大植の切り札。
全曲を通じて70分強というかなりの快速です。びしっと引き締まった演奏です
が教条的な詰まらなさは皆無。その情熱的なアプローチは、とかく内省的演奏
に評価が偏りがちな状況に一石を投じるもので、若き日のメータを思わせる新
鮮でグラマラスなマーラー像を打ち出しております。

HMTH0514(仮番号) \2180
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管、
アンドレイ・ビエロフ(Vn)
2006年5月26,27日
最新ライヴ。大阪フィルでもショスタコーヴィッチを熱心に取組んでおります
が、畢生の名作「革命」ライヴの登場は嬉しい限りです。そのエネルギッシュ
で華麗なサウンドは正に新時代を代表するマエストロ大植の真骨頂。カプリン
グがベルクの協奏曲というのも泣かせます。ソリストのビエロフは、1981年ウ
クライナ出身でドイツに移住。ハノーヴァー国際コンクールで優勝。2002年の
ロン・ティボー・コンクールでは2位という実力で、今年3月には来日公演も行
っております。アメリカ・ツアーではあのボルボがスポンサーとなっており、
注目されています。
*当商品は、まだ品番が確定でないため、仮番号でご案内しております。

HMTH0500 \2180
ブラームス:ドイツ・レクイエム
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管
リュッツ・コーラー氏はハノーヴァー音楽大学指揮課教授。大植とともにドイ
ツを代表する音楽大学の教育指導に粉骨砕身しております。

HMTH0501 \2180
ベートーヴェン:「エグモント」よりの音楽、交響曲第7番
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0502 \2180
ドヴォルザーク:交響曲第8番、ウェーベルン:夏の風の中で
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0503 \2180
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
曲目、演奏家多数

HMTH0504 \2180
シュッツ・ゼレンカ、ハイドン、メンデルスゾーン他収録曲多数
ハノーヴァー音楽大学室内合唱団

HMTH0505 \2180
バルトーク:管弦楽のための協奏曲他
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0506 \2180
ケージ:ピアノ作品集
Music for Marcel Duchamp, Experience No.1 (for 2 Pianos),Two pieces,
Etudes Aus-trales no.1, Mysterious adventure, In a landscape,
Music for amplified toy pianos, Music of changes III, Dream,
The perilous night, No. 1, 2, 5, 6, 14.10.99 (Water Music),
Five, 0:00 Darlen Bakke . Martin Dorrie . Bernd Goetzke.
Christof Keymer. Tim Ovens. Tatjana Prelevic . Gerrit Zitterbart
イェデ・メンゲ(P)

HMTH0507 \2180
ヴィオレタ・ディネスク作品集
ルーマニア出身の女流現代作曲家の名作集

HMTH0508 \2180
Klaus Becker - Oboe, Dag Jensen - Fagott, Andrea Lieberknecht - Flote,
Zvi Meniker -Cembalo
バロック名作集
Telemann, Bach, Quantzの作品

HMTH0509 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ課ビックバンド
ジャズ・ビックバンドの名曲

HMTH0510 2枚組 \4360
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
収録曲目多数

HMTH0511 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ合唱団
ジャズ合唱の名曲集





<日本フィルハーモニー交響楽団>
「渡邉暁雄と日本フィル」CD全集
JPFO-0001 26枚組 \25000
渡邊暁雄(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団

CD1(JPFO-0001)
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」(1957/12/20)スタジオ録音
モーツァルト:パントマイム「レ・プティ・リアン」のための音楽より
(1988/11/25 405定期)
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(1966/1/14 112定期)

CD2(JPFO-0002)
ベートーヴェン:交響曲第1番(1982/12/15 348定期)
ベートーヴェン:交響曲第4番(1963/10/31 71定期)

CD3(JPFO-0003)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1982/11/17 347定期)
シューベルト:交響曲第5番(1959/6/24 16定期)

CD4(JPFO-0004)
ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ(1962/6/12 46定期)
ブラームス;交響曲第1番(1979/4/24 311定期)

CD5(JPFO-0005)
ドヴォルジャーク:交響曲第7番(1962/3/29 41定期)
ドヴォルジャーク:交響曲第8番(1966/2/25 115定期)

CD6(JPFO-0006)
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(1964/5/28 85定期)
ヒンデミット:交響詩「画家マティス」(1963/10/31 71定期)

CD7(JPFO-0007)
マーラー:交響曲第1番「巨人」(1979/1/24 308定期)
マーラー:交響曲第2番「復活」第1楽章(1978/4/8/ 301定期)

CD8(JPFO-0008)
マーラー:交響曲第2番「復活」第2-第5楽章
(1978/4/8/ 301定期)

CD9(JPFO-0009)
マーラー:交響曲第5番(1980/4/24 322定期)

CD10(JPFO-0010)
フランク:交響曲(1962/6/26 47定期)
ラヴェル:バレエ「ラ・ヴァルス」(1963/6/13 66定期)
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(1960/11/28 27定期)

CD11(JPFO-0011)
イベール:祝典序曲(1966/6/26 47定期)
プーランク:舞踊組曲「牝鹿」(1957/12/3)スタジオ録音
デュカス:交響詩「ペリ」(1967/9/14 144定期)
ドビュッシー:「映像」よりイベリア(1984/1/30 359定期)

CD12(JPFO-0012)
コダーイ:ガランタ舞曲(1962/6/12 46定期)
バルトーク:舞踏組曲(1965/2/12 94定期)
コープランド:エル・サロン・メヒコ(1969/10/22 187定期)
コープランド:ダンス・シンフォニー(1987/3/27 390定期)

CD13(JPFO-0013)
シベリウス:交響曲第1番(1957/10/9)スタジオ録音
シベリウス:交響詩「タピオラ」(1986/2/28 379定期)
シベリウス:交響詩「フィンランディア」(1976/9/7 27定期創立20周年記念)

CD14(JPFO-0014)
シベリウス:交響曲第2番(1976/9/7 27定期創立20周年記念)
シベリウス:交響曲第3番(1962/8/7)スタジオ録音

CD15(JPFO-0015)
シベリウス:交響曲第4番(1987/11/30 フィンランド音楽の夕べ)
シベリウス:交響曲第5番(1965/10/13 106定期)

CD16(JPFO-0016)
シベリウス:交響曲第6番(1962/7/11)スタジオ録音
シベリウス:交響国第7番(1963/6/13 66定期)
シベリウス:交響詩「エン・サガ」(1965/10/22 107定期)

CD17(JPFO-0017)
ルトスワフスキー:オーケストラのための書(1980/11/18 327定期)
ニールセン:序曲「ヘリオス」(1979/1/24 308定期)
ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」(1967/2/15 134定期)

CD18(JPFO-0018)
ニールセン:交響曲第5番(1980/9/24 325定期)
ニールセン:交響曲第6番「シンフォニア・センプリーチェ」
(1984/2/27 630定期)

CD19(JPFO-0019)
クラミ:カレワラ組曲(1963/12/20 75定期)
ペッテルソン:交響曲第7番(1984/11/22 367定期)

CD20(JPFO-0020)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1967/3/14 136定期)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(1962/3/16 40定期)

CD21(JPFO-0021)
スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」(1967/11/10 148定期)
R=コルサコフ:スペイン奇想曲(1976/11/15 286定期)
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」(1966/2/15 114定期)

CD22(JPFO-0022)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1959/6/24 16定期)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1966/9/30 125定期)

CD23(JPFO-0023)
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番(1962/5/18 44定期)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番(1966/5/25 121定期)

CD24(JPFO-0024)
芥川也寸志:オスティナート・シンフォニカ(1967/5/25 141定期)
武満徹:樹の曲(1961/5/22 33定期)
小山清茂:管弦楽のための鄙歌第2番(1978/6/8 303定期)
矢代秋雄:交響曲(1977/4/19 291定期)

CD25(JPFO-0025)
池辺晋一郎:「トライアス」-シンフォニーII(1979/7/4 314定期)
柴田南雄:シンフォニア(1960/12/12 28定期)
野田暉行:交響曲(1966/12/8 130定期)

CD26
(JPFO-0026サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(1962/9/3 *)
サービス盤)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(1956/5/25 **)
*ヴァイオリン:石井志都子、**ピアノ:田村宏
(上記2曲共スタジオ録音)
スタジオ録音と明記していないものは、全てライヴ録音です。

今年50周年を迎えた日本フィル、4月と7月に自主制作盤の新譜をご案内したば
かりだが、メモリアル・イヤーの最後を締めくくるのにふさわしいボックス・
セットが登場した。日本フィル創立指揮者である渡邊暁雄と日本フィルの集大
成ともいえる非常に濃い内容に、ファンならずとも興味を抱かずはいられまい。
その中身たるや、渡邊氏の得意プログラムのシベリウスやニールセンといった
ものから、ドイツ=オーストリー系の名曲、そしてストラヴィンスキーなどの
近現代作曲家の作品、最後には日本人作曲家名曲など垂涎のプログラムばかり
である。特に小山清茂の管弦楽のための鄙歌第2番は日本フィルの委嘱で作曲
された曲である。今でも「暁先生」として楽団員はもとより、事務局そして
ファンまでにも尊敬されつづけている、日本の名匠「渡邊暁雄」を存分にご堪
能ください。
オリジナル・マスターから起因するノイズなどがございますが、予めご了承下
さい。尚、当商品は日本フィルWeb上で11/29発売として先行予約を受け付けて
おりますが、正式な発売日は案内されておりません。

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06-11 No.10-1

2006年11月21日 13時56分49秒 | Weblog
<Preiser>
PRCD 90715 2枚組 \3760
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(マルテ版)
ペーター・ヤン・マルテ(指)
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団
マニアの間で注目されていたオーストリアの指揮者で作曲家、オルガニストで
もあるペーター・ヤン・マルテ。オルガニストとしてキャリアをスタートさせ、
チェリビダッケに出会い指揮者に転向。ブルックナーについて独自の視点から
取り組んできた実績を持っています。今回、プライザー・レーベルから登場す
る第3番もマルテ自身による新しいヴァージョン。マルテはすでに何度もこの
ヴァージョンを用いて演奏会を行っており内容にも期待が持てます。第3番1曲
でCD2枚組、演奏時間にして実に88分弱という長大な録音です。楽章の配置も
後期風に変更され、第2楽章にスケルツォ、第3楽章にアダージョが置かれてい
るなど、非常に興味深い1枚となっています。ヨーロピアン・フィルハーモニ
ー管弦楽団は、凄腕の若手楽員のオーケストラ。





<haenssler>=SWR MUSIC=
93 140(20CD+1DVD) \19500
紙製スリムBOX
「カール・シューリヒト・コレクション1950-1966」
[CD 1]モノラル(分売93.141)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
録音:
1952年10月24日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
1959年10月31日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
[CD 2]モノラル(分売93.142)
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
マリア・シュターダー(S)マルガ・へフゲン(A)マレイ・ディッキー(T)
オットー・ヴィーナー(Bs)SWR声楽アンサンブル、
シュトゥットガルト教員合唱協会、シュトゥットガルト・バッハ合唱団
序曲「コリオラン」Op.62
録音:
1961年9月13日シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ)
1952年9月25日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク
(ライヴ)
[CD 3]交響曲のみステレオ / モノラル(分売93.143)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
同:運命の歌Op.54
同:悲歌Op.82
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル
録音:1966年3月16日シュトゥットガルト、フンクスタジオ・ベルク
1954年1月26日
1954年1月25日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク

[CD 4]モノラル(分売93.144)
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
マリア・シュターダー(S)ヘルマン・プライ(Br)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル、フランクフルト・ヘッセン放送Cho.
録音:1959年11月7日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク

[CD 5]モノラル(分売93.145)
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
録音:
1955年4月5日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)

[CD 6]モノラル(分売93.146)
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
録音:1962年10月18日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)

[CD 7]モノラル(分売93.147)
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
録音:
1953年3月6日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)
1950年4月29日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム

[CD 8 & 9]モノラル(分売93.148)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
同:交響曲第9番ニ短調
録音:1954年3月10日,
1951年11月2日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)

[CD 10]モノラル(分売93.149)
グリーグ:演奏会用序曲「秋に」Op.11
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
ハンスハインツ・シュネーベルガー(Vn)
ヘルマン・ゲッツ:ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.22
ロマン・シマー(Vn)
ロベルト・フォルクマン:序曲「リチャード3世」Op.68
録音:1954年12月2日,1953年4月10日,1952年9月12日
シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
1960年9月15日シュトゥットガルト、リーダーハレ

[CD 11]モノラル(分売93.150)
ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
同:チェロ協奏曲ニ長調
エンリコ・マイナルディ(Vc)
同:交響曲第95番ハ短調
録音:
1958年4月8日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
1950年11月5日(ライヴ),1955年4月5日
シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム

[CD 12 & 13]モノラル(分売93.151)
マーラー:交響曲第3番ニ短調
ルート・ジーヴェルト(Ms)
シュトゥットガルト放送声楽アンサンブル女声合唱、
シュトゥットガルト・エバーハルト=ルートヴィヒ・ギムナジウム児童合唱団、
R.シュトラウス:アルプス交響曲
録音:
1960年4月7日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
1955年1月4-7日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク

[CD 14]モノラル(分売93.152)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調KV.385「ハフナー」
同:交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」
同:交響曲第40番ト短調KV.550
同:コンサートアリア「いいえ、いいえ、あなたにはできません」KV.419
ルート=マルグレート・ピュッツ(S)
同:歌劇「フィガロの結婚」より、愛の神よ、安らぎを与えたまえ
エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)
同:歌劇「魔笛」より、なんと美しい絵姿
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
録音:
1956年7月4日ルートヴィヒスブルク(ライヴ)
1961年5月19日シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
1959年4月9日シュトゥットガルト・リーダーハレ(ライヴ)
1959年4月6日
1959年4月12日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク

[CD 15]モノラル(分売93.153)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
同:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459
クララ・ハスキル(P)
録音:
1952年5月23日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
1956年7月4日ルートヴィヒスブルク城、バロック=テアーター(ライヴ)

[CD 16]モノラル(分売93.154)
レズニチェク:
シャミッソーの詩「悲劇的な物語」にもとづくバリトン独唱と大管弦楽のため
の主題と変奏
バリー・マクダニエル(Br)
R.シュトラウス:歌劇「グントラム」第1幕前奏曲
プフィッツナー:劇音楽「ハイルブロンのケートヒェン」序曲
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
録音:1960年2月12日,1956年3月20日-23日,1956年1月20日
以上シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
1950年11月5日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム(ライヴ)

[CD 17]モノラル(分売93.155)
シューマン:「マンフレッド」序曲Op.115
メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」Op.27
シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレOp.52
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
同:劇音楽「真夏の夜の夢」より序曲Op.21、夜想曲Op.61-7、
スケルツォOp.61-1
録音:
1960年9月14-15日シュトゥットガルト
1961年3月10日,1954年9月21日,1955年1月4日,1954年1月26日
以上、シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク

[CD 18]モノラル(分売93.156)
「パルシファル」より第1幕への前奏曲
「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲 
「神々の黄昏」より夜明けとジークフリートのラインへの旅
「神々の黄昏」よりジークフリートの葬送行進曲
ジークフリート牧歌
「パルシファル」より聖金曜日の音楽
「パルシファル」より第3幕フィナーレ(合唱なし)
録音:1966年3月17日,1966年3月17-19日
シュトゥットガルト、フンクスタジオ・ベルク、ゼンデザールII
1950年4月29日シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
1955年9月28日,1954年9月23日シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク

[CD 19 & 20]モノラル シリーズ初出
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
ハンニ・マック=コザック(S)ヘルタ・テッパー(A)
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブル、シュトゥットガルト・バッハCho.
ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
録音:
1958年4月17日シュトゥットガルト、リーダーハレ
1954年5月20日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィッラ・ベルク

[DVD]モノラル(分売KDC.9002)
ロルフ・ウンケル監修「シューリヒト-生涯の肖像」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」より終楽章
収録:1957年,1958年,1956年
仕様:NTSC / リージョン0 / 4:3 字幕:独英仏

カール・シューリヒト(指)シュトゥットガルト放送SO.ほか
ヘンスラーによるSWR MUSICシリーズの柱、シューリヒト・コレクションがたい
へんお得なセットになって登場します。しかも、これまで単品発売されている
すべてのアルバムと映像作品のほか、マーラーの「復活」とハイドンの第86番
が新たに追加されるというBOXだけの見逃せないポイントつき。
絶品というほかないモーツァルト、ファンの熱い支持を受けるブルックナーや
マーラー、そしてシューリヒトにとってシュトゥットガルト放送との最後の録
音となったブラ2などSWR蔵出しの音源の数々は貴重なものばかり。またドキュ
メントでは、シュターダー、マルツィといった共演経験のある豪華なキャスト
の回想インタヴューを通じて、彼が高潔な人格者であり誰からも慕われていた
ことが理解され、こちらも興味が尽きません。
シューリヒトが70歳の1950年11月に始まり、亡くなる前年の1966年3月まで続
いた手兵シュトゥットガルト放送交響楽団との偉大なる足跡。もはや今後これ
だけまとまった内容が表に出ることはないのではないでしょうか。この機会に
ぜひ。




<BIS>
BIS 1697/1700 15枚組 \9000
シベリウス大全集
交響曲、管弦楽曲、劇音楽、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲すべてを網羅
オスモ・ヴァンスカ&ラハティSO、
ネーメ・ヤルヴィ&エーテボリSO、
レオニダス・カヴァコス(Vn)、アンネ=ソフィ・フォン・オッター(Sop)
ほか多数
来年はシベリウス歿後50年にあたります。この作曲家に執念を燃やしてきた
BISが、ついに「シベリウス大全集」をまとめました。全15枚、総収録時間
19時間という浩瀚なものが、CD4枚分の価格という驚くべき廉価でお求めい
ただけることとなりました。演奏はヴァンスカ、ヤルヴィといった今日のシ
ベリウス演奏像を作り上げた人々により、もちろん最高水準。さらに英・独
・仏・フィンランド語・日本語による132ページの充実解説書つき。

BIS 1567 \2250
モーツァルト(フンメル編曲):
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.537(室内楽版)
交響曲第40番ト短調 K.550(室内楽版)
白神典子(Pf)、ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)、ピーター・クレメント(Vn)、
ティボール・ベーニ(Vc)
モーツァルトのピアノ協奏曲を愛弟子フンメルが室内楽用に編曲したシリー
ズの最終巻。フンメルは編成だけでなく、ピアノ・パートも原曲を歪めない
範囲内でロマン派風に書き直しています。フンメル編曲のピアノ協奏曲は全
部で7作あり、今回で完了ですが、フィルアップに同編曲者・同編成による
交響曲第40番が入っているのも魅力。モーツァルト・イヤーの最後を飾る注
目盤と申せましょう。

BIS SA 1531(SACD-Hybrid) \2380
グリーグ:オーケストラ伴奏歌曲集
歌劇「オラヴ・トリグヴァソン」からの場面 Op.50
南の僧院の門にて Op.20
6つの歌曲(ソルヴェイグの歌/ソルヴェイグの子守歌/モンテ・ピンチョ
から/白鳥/過ぎし春/ヘンリク・ヴェルゲラン)
ルンダルネにて Op.33の9(ハルヴォルセン編曲)
スールヴェイ・クリンゲンボルン(Sop)、インゲビョルグ・コスモ(Ms)、
トロン・ハルスティン・モーエ (Br)、マリタ・ソルベア (Sop)、
コール・ヴェスト、ウーレ・クリスチャン・ルード(指)
ベルゲン・フィル&同Cho
グリーグはピアノの名手で魅力的な作品を多く残していますが、オーケスト
ラから絶妙な色彩を引き出す才にも恵まれていました。当CDには未完の歌
劇をはじめ、オーケストラ伴奏付き独唱曲がすべて収められています。歌手
はいずれもノルウェー人で、表現は絶品。ことに「ソルヴェイグの歌」や
「過ぎし春」は涙なしでは聴けません。来年のグリーグ・イヤーのさきがけ
となる一枚です。

BIS 1470 \2250
サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61 
ワルツ形式による練習曲によるカプリス(イザイ編曲) 
アンダルシア奇想曲 Op.122 
「ノアの洪水」序曲 Op.45(弦楽オーケストラ) 
ウェディング・ケーキ Op.76(ピアノと弦楽オーケストラ) 
アレグロ・アパッショナート Op.70(ピアノとオーケストラ)
ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)、
ヘイニ・カルッカイネン(Pf)、
キース・バケルス、
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ
カントロフによるサン=サーンスの管弦楽曲シリーズの最新盤。ここではカ
ントロフが指揮のみならず、名作ヴァイオリン協奏曲第3番の独奏も務め、
名人芸を発揮しているのも注目。ピアノの協奏的小品も入っていますが、
「アレグロ・アパッショナート」の真摯さは非常に感動的です。

BIS 1444 \2250
ニールセン:初期室内楽曲集
ヴァイオリンソナタ ト長調 (1881/2) 
2つのヴァイオリンのための二重奏曲第1番 (1883) 
ロマンス ニ長調 (1883頃) 
弦楽四重奏曲(第1番)ニ短調 (1883) 
弦楽四重奏曲(第2番)ヘ長調 (1887) 
2つの弦楽四重奏断章 (1887) 
ロマンス Op.2(ヴァイオリンとピアノ版)
ゲオルギオス・デメルツィス(Vn)、マリア・アステリアドウ (Pf)、
新ヘレニックSQ
いずれも辞典にさえ載っていない作品ですが、カール・ニールセンが10代半
ば、正式に作曲を学ぶ以前の習作集。ニールセンというと晦渋なイメージが
ありますが、いずれもナイーヴな感性と人好きするメロディにあふれていま
す。北欧音楽ファン必聴の一枚と申せましょう。





<COVIELLO>
COV 20602(SACD-Hybrid) \2180
カリッシミ:
オラトリオ「ヨナ」オラトリオ「最後の審判」「主は言われた」
「マニフィカト」
ガブリエリ:ソナタ第8番
カペラ・アンジェリカ 
ヴォルフガング・カッチュナー(指)
ラウテン・カンパニー
録音2005年
17世紀のイタリアで最も活躍した作曲家の一人カリッシミ。彼作品の中で特
に重要とされるのはオラトリオであり、その様式美は他の作曲家にも多大な
影響を与えました。
ラウテン・カンパニーは緊迫したカリッシミの精神世界を描き出しています。

COV 30612(SACD-Hybrid) \2180
ミキス・テオドラキス:
チェロと管弦楽のためのラプソディ(1998年) 
バレエ『テルエルの恋人たち』組曲(1958年)
ヨハネス・モーザー(Vc)
マルクス・ボッシュ(指)
アーヘン交響楽団
録音:2005年ライヴ
ギリシャが誇る作曲家、ミキス・テオドラキスの作品。現在来日中の若手チェ
リスト、ヨハネス・モーザーによるチェロと管弦楽のためのラプソディとス
ペイン、テルエル版ロミオとジュリエットの話で実在の物語を題材としたバ
レエ『テルエルの恋人たち』組曲を収録しています。




<BEL AIR>
BAC 013(DVD-Video) 2枚組 \5400
字幕:英仏独西
ヘンデル:「ヘラクレス」
ウィリアム・シメル(Br ヘラクレス)
ジョイス・ディドナート(Ms デイアネイラ)
トビー・スペンス(T ヒュロス)
インゲラ・ボーリン(S イオレ)
ほか
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン
演出:リュック・ボンディ
収録:2004年12月22日,パリ,ガルニエ宮
鬼才リュック・ボンディの演出と、大御所ウィリアム・クリスティの組んだ
ヘンデルの「ヘラクレス」がDVDで登場!「ヘラクレス」は、1745年1月に初
演された作品。英語の台本で、もともとは演奏会形式用の作品ですが、舞台
上演も可能。十年程前まではわりと珍しい作品でしたが、近年はオペラ形式
の上演が盛んです。物語は、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの死にまつわる
もの。遠征から戻ったヘラクレスは敵王の娘イオレを連れて帰り、彼の妻デ
ジャニラが嫉妬、愛を取り戻すため媚薬になるという血をまぶした服をヘラ
クレスに着させるが、それが実は毒で、ヘラクレスは死んでしまい、デジャ
ニラは狂乱してしまう、というもの。このボンディ&クリスティのコンビの
上演は、2004年7月のエクサン=プロヴァンス音楽祭で初演されて以来、パリ、
ニューヨーク、ロンドンなど各都市で上演され大評判となり、「ヘラクレス」
の真価を世界に知らしめたものとなりました。ボンディの舞台は、現代衣装
(しかも主役は全員黒服)、舞台一面に敷き詰めた砂、簡素な装置と、何か
狂気をはらんだような強烈な舞台を作り挙げています。キャストでは、真の
主役というべき、デイアネイラを歌うディドナートが歌に演技に最高!たく
ましい男臭さの映えるシメル、さらにスペンス、ボーリン、そして合唱とオ
ーケストラと、文句のつけようのないほどの名演です!

BAC 015(DVD-Video) \4750
「バッハの無伴奏チェロ組曲」
チューヒリ・バレエ
振付け・衣装:ハインツ・シュペルリ
装置:セルジョ・カヴェーロ
クラウディウス・ヘルマン(チェロ)
+ハインツ・シュペルリのインタビュー(22分)
チューリヒ歌劇場所属のバレエ団である、チューリヒ・バレエが、バッハの
無伴奏チェロ組曲の第2番,第3番、第6番を伴奏に踊った美しい舞台の映像で
す。ハインツ・シュペルリは1940年バーゼル生まれ、自身優れたダンサーで、
1996年からチューリヒ・バレエの芸術監督に就任、高い評価を築き上げてい
ます。2002年に初来日して話題になりました。チェロを演奏するのは、チュ
ーリヒ歌劇場のチェリスト、クラウディウス・ヘルマン。チューリヒ歌劇場
といえば、アーノンクールを筆頭に古楽系の指揮者が盛んに指揮をしており、
主要メンバーは古楽奏法にも通じていることでも知られています。ここでの
演奏も、歌劇場のチェリストの演奏、などとなめてかかったら大間違いの説
得力の強い演奏、音楽だけでも十分注目に値する内容です。




<LR Music>
BS 059 \2180
「ラ・スパーニャ-フェリペ1世美公、ヨーロッパ音楽の庇護者」
ジョスカン・デプレ:
キリエ、
グロリア、
サンクトゥス
(オデカトンA(1501)より):
「ブルゴーニュ人に伝えよ」、
「ロンペルティエ」
ヴィンツェンツォ・カピローラ:
「全き良く詰まった」、
スパニョーラ風リチェルカーレ
F.ペニャローサ:
「マドリッドの山々に」
フアン・デ・アンチエタ:
「2羽のアヒル」
フアン・デル・エンシーナ:
「あなたを連れてきたのは誰」、
「皆それぞれに」
ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ:
「ラウダーテ・ディオ(神を褒め称えよ)」、
サルタレッロとピーヴァ
(コロン文庫(コロンビーナ)の歌曲集より):
「非常に高名なる女王」
(王宮の歌曲集より):
「水を渡れ」、
「ロドリーゴ・マルティネス」
イザーク:
「スパーニャ」
(ルイス・ベネーガス・デ・エネストローサの器楽曲集より):
「おお、栄光の聖母」
フアン・カルロス・デ・ムルダー(指)
カメラータ・イベリア(ダヴィド・サガストゥネ(A)、ランベル・クリメン
ト(T)、バルト・ファンデヴェヘ(Bs)、エルネスト・シュミード(Fl)、
フランシスコ・ルビオ(コルネット)、フェルナンド・サンチェス(Fg)、
アルベルト・マルティネス=モリーナ(ポジティフOrg)、ダヴィド・マヨ
ラル(Perc))
録音:2005年7月マドリッド、アバディア劇場
スペイン女王フアナ(狂女王)の夫にして、スペイン・ハプスブルク家の祖、
ブルゴーニュ公フェリペの宮廷音楽を集めた録音。その宮廷では、領地フラ
ンドルの、隆盛を極めていた音楽と、妻の領地スペインの特徴ある音楽が演
奏されており、当時、最先端の音楽世界を形作っていました。この録音では、
ジョスカン・デプレの作品を大枠に、これら、両地域の音楽が集められてい
ます。
ムルダーに率いられたカメラータ・イベリアは、研究成果に基づいて、堅実
に演奏しており、これらの曲の古雅な趣に、神々しいまでの静謐さを与えて
います。

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06-11 No.10-2

2006年11月21日 13時56分03秒 | Weblog
<FARAO>
B 108024 \2180
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV.988
サックス・アルマンド
(フランク・シュスラーSop.sax,アーレント・ハシュテットAltsax,
マルクス・マイヤーBar.sax, SpecialGuestマルカス・ワイスTen.sax)
数ある「ゴールドベルク」のなかでも異色の一枚。また、数ある編曲ものの
なかでも出色の一枚。ギター、弦楽合奏、ブラス・アンサンブル、JAZZ,とさ
まざまに演奏形態は変わってもまぎれもなく、バッハはバッハですが、特に
この演奏はサクソフォンで演奏されていても編曲ではなく、バッハのオリジ
ナルの楽譜そのままをSaxで演奏しています。サックス・アルマンドはサクソ
フォン・トリオですが今回はテナー・Saxに名人マルカス・ワイスを迎えて4
声の第4,10,22,23,29,30変奏は四重奏で演奏されています。Saxの響きは瞑想
的でもあり、またからみあう声部は時に官能的にもなり興味は尽きません。
ゴールドベルク・コレクター、ブラス好き、バッハおたくはもちろん、新鮮
でおもしろい音楽を聴きたいというすべての人に聴いていただきたい、今年
のお薦めの1枚です。





<Coviello Classics>
COV 30607(SACD-Hybrid) \2180
モーツァルト:
ミサ ハ短調「戴冠式ミサ」K.317 
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165 
証聖者の荘厳な晩課(ヴェスペレ)K.339 
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
ドロテ・ミールズ(Sop)、メラニー・フォルジェロン(Ms)、
クリストファー・ヴィットマン(Ten)、マルティン・ベルナー(Bs)
マルクス・ボッシュ(指)
ザ・ヴォカペッラ・コーラス、アーヘン交響楽団
録音:2006年3月
モーツァルトの宗教曲から明るく清澄な響きの作品を集めた一枚。現存する
ヨーロッパ最古のオーケストラの一つであるアーヘン交響楽団と、ここで指
揮を行っている1969年生まれのボッシュが1990年に設立した合唱団ザ・ヴォ
カペッラ・コーラスがきびきびしたテンポでモーツァルトの宗教曲を聴かせ
てくれます。ボッシュは2002年以来アーヘンの音楽総監督の任についています。

COV 60609 \2180
クリスチャン・ヨースト:ANGST アンクスト(不安)
サイモン・ハルゼー(指)
ベルリン放送合唱団、ムジーク・ファブリーク
録音:2006年1月
「落下」「ヘルダーリン」「寒さ」「アモク-狂った殺人者」「消去」の各章
からなる1963年生まれのドイツ人作曲家ヨーストによる室内管弦楽と合唱に
よる作品。ちなみにこの録音はベルリン・ゾフィエンザールで2006年1月に行
われた世界初演の模様をライブ収録したものです。ANGST=不安というタイト
ルどおり、人間の内面に潜む「不安」を抉り出すような異様な迫力を備えた
曲調で、無調の無機的な雰囲気と有機的な合唱との微妙なコントラストがス
リリングな味わいを生み出しています。
ヨーストは90年代半ばから頭角を現した作曲家で、交響曲、ピアノ協奏曲、
オペラなど手がけるジャンルは多岐にわたり、ノリントン、ラトルなどの著
名な指揮者から委嘱作品を求められるなど注目の存在です。





<Novalis>
NOV150 181 2枚組 \4260
ベートーヴェン:ピアノとチェロのための作品全集
チェロ・ソナタ第3番 イ長調op.69 
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調op.5-1 
チェロ・ソナタ第2番 ト短調op.5-2 
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調op.102-1 
チェロ・ソナタ ニ長調op.102-2 
モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 イ長調op.66
ヘンデル「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による変奏曲 
ト長調WoO.45 
モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 
変ホ長調WoO.46
アレクサンダー・ヒュルショフ(Vc) 
パトリシア・パニー(P)
録音:2005年12月
1691年製のイタリアのチェロ「ダヴィッド・ポッパー」の晴朗な響きと、息
の合ったアンサンブルが生み出すベートーヴェンは滞りのないスムーズな音
を紡ぎながらも同時に内省的でそれぞれの作品が描き出す小宇宙を過不足な
く再現しています。表面的な効果を求めるようなところはまるでないのです
が、耳を傾ける瞬間瞬間に音楽を聴く楽しみが香り立つようなまさに聴き応
えのある演奏が繰り広げられています。

NOV150 183 \2080
アンコール!
ビゼー:「カルメン」序曲 
グリーグ:「ペール・ギュント」より 
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ト短調 
フランツ・クサヴァー・モーツァルト:シンフォニア 
レオポルト・モーツァルト: そり滑り  
ヨハン・シュトラウス2世:ペルシア行進曲 
ジョハン・シュトラウス2世:チャルダーシュ-「こうもり」より 
チャイコフスキー:ワルツ-「眠りの森の美女」より 
エルガー:威風堂々第1番 
エルガー:ニムロッド-エニグマ変奏曲より 
イッポリット・イワーノフ:酋長の行進-「コーカサスの風景」より 
モーツァルト:「レ・プティ・リャン」序曲 
ヨハン・シュトラウス2世:ハンガリー万歳 
オッフェンバック:「天国と地獄」序曲
グンハルト・マッテス(指)
レンベルク国際新交響楽団
おなじみのアンコールピースに加え、レオポルト、ウォルフガング・アマデ
ウス、フランツ・クサヴァーのモーツァルト家三代の作品も交えた楽しい管
弦楽小曲集です。レンベルク国際新交響楽団は1998年にウクライナで若く才
能に溢れた音楽家のためにドイツの指揮者グンハルト・マッテスによって設
立されたオーケストラで今ではウクライナを代表する管弦楽団という評価を
得るに至っています。確かにまだ10年に満たないオーケストラとは思えない
息の合ったアンサンブルは評判どおり!日々の暮らしに元気を暮れる楽しい
1枚です。




<Bremen Haus>
BHMST 0006 \3000
待ちわびる心
金東振:水仙花
金聖泰:同心草
洪蘭坡:鳳仙花
金奎桓:あの方が来るやら
金東振:カゴパ
崔永燮:なつかしい金剛山
高宗漢:イムジン河
張一男:碑木
金東振:私の心
趙念:麦笛
韓国民謡:恨五百年
辺:去り行く舟
張一男:待ちわびる心
ジョン・チャヌ(Vn)
武田香奈子(Pf)

BHMST 0007 \3000
ジェラシー
G.マルティーニ:愛のよろこび
プッチーニ:「トゥーランドット」より-誰も寝てはならぬ、
「ジャンニ・スキッキ」より-私のいとしいお父さん
マスネ:タイスの瞑想曲
モンティ:チャールダーシュ
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」よりインテルメッツォ
ラカジェ:アマポーラ
ビジョルド:エル・チョクロ
ピアソラ:リベルタンゴ
アルベニス:アルベニスのタンゴ
ガーデ:ジェラシー
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
モノー:愛の讃歌
ジョン・チャヌ(Vn)
矢島吹渉樹(やじまふぶき)(Pf)




<ACCENT>
ACC 24181 \2080
ジョバンニ・バッティスタ・フェッランディーニ(1710-1791):
悲哀に満ちた最愛の母へ(聖墓のためのアリア)
コンチェルト ヘ長調(フルート、2ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)
ああ!そのような憂鬱な光景(カンタータ)
弦楽四重奏 ト短調(2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
十字架を見よ(聖金曜日ためのカンタータ)
エリザベス・ショル(S)  アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブ
録音:2005年11月14-18日
G.B.フェッランディーニは、ヴェネツィアに生まれ少年時代にミュンヘンに
赴きオーボエ奏者として地位を得ました。彼はオペラ作曲家としても高く評
価されミュンヘンのクヴィリエ劇場の_落としにオペラ・セリア「ウティカの
カトー」が上演されました。また器楽作品や数多くのアリアを作曲していま
す。「ドナウ河のこだま」という名を持つアンサンブル・エコー・ドゥ・
ダニューブはウィーン出身のガンバ奏者クリスチャン・ツィンケによって
設立。気品溢れる演奏で遠い時代の音楽を蘇らせています。ソプラノのエリ
ザベス・ショルは音楽一家に生まれカウンターテナー歌手アンドレアス・ショ
ルの姉。9歳よりアンドレアスと共にキートリッヒ聖歌隊で歌いはじめ、その
後バーゼルのスカラカントルームでリチャード・レヴィットとルネ・ヤーコ
プスの下で研鑽を積み、各地の音楽祭やオペラに参加し活躍しています。

ACC 25001 \1280
リュリ:「アルミード」序曲、パッサカーユ
シャルパンティエ:
「メデ」よりジャゾンのアリア「愛が私の心を支配しているとき」
ルベル:「ファンタジー」より5曲、「田園の楽しみ」より5曲
ドゥラランド:「倦怠期」よりティルシスのアリア「夜が続く限りは」
ラモー:
「ダフニスとアグレ」より、「花飾り」より、「エベの祭り」 他
シギスヴァルト・クイケン(指) 
ラ・プティット・バンド ハワード・クルック(T)
フランス・バロックのオペラは華やかで優雅、独特の魅力を持っています。
中でも舞曲をはじめとする器楽は、オペラから独立した演奏会用小品として
広く親しまれています。リュリ、ラモー、シャルパンティエ、ルベルなど多
彩な作品をクイケン&ラ・プティット・バンドの軽妙な演奏で聴くことがで
きます。(ACC96122のカタログ付きで再発売)





<King international 独自制作盤>
ハイドシェック・伝説の宇和島ライヴ
1990年代前半にテイチクから発売され、一世を風靡したハイドシェックの「宇
和島ライヴ」。伝説の名演の誉れ高いものの、幻のアルバムとして長く入手困
難だった同シリーズが弊社より復活します。宇野功芳氏が「レコード史上に
燦然と輝く不滅の記録」と絶賛し、いずれもCDチャートの1位となった名盤。
さながら鬼神が乗り移ったような凄絶さは、今日でも全く色褪せることない衝
撃を与えてくれます。日本語解説書付。
【注:このCDはキングインターナショナルが音源を買い取り、独自に国内プレ
スしたものです。海外盤や他社盤は存在いたしません。】

KDC 5 \1650
宇和島ライヴ1
モーツァルト:ピアノソナタ第12番ヘ長調 K.332 
ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番ニ短調「テンペスト」 
シューベルト:即興曲変ロ長調 D.935の3 
ドビュッシー:版画 
ヘンデル:アダージョ(組曲第2番より) 
同:クーラント(組曲第9番より) 
ストラヴィンスキー:ピアノソナタ
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1989年9月22日

KDC 6 \1650
宇和島ライヴ2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」 
同:ピアノソナタ第14番嬰ハ短調「月光」 
同:ピアノソナタ第23番ヘ短調「熱情」
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1991年5月24日

KDC 7 \1650
宇和島ライヴ3
ヘンデル:組曲第3番ニ短調 
モーツァルト:変奏曲ヘ長調 K.54 
同:ロンド イ長調 K.511 
ベートーヴェン:ピアノソナタ第9番ホ長調 
ショパン:舟歌 
フォーレ:夜想曲第11番 
ドビュッシー:ビーノの門 
フォーレ:夜想曲第8番変ニ長調
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1991年5月23、24日

KDC 8 \1650
宇和島ライヴ4
ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調 
同:ピアノソナタ第26番変ホ長調「告別」 
シューベルト:即興曲変ト長調 作品90の3 
同:即興曲変ホ長調 作品90の2 
同:即興曲変イ長調 作品90の4 
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調「幻想」 
同:エチュード第12番「革命」 
同:前奏曲第25番嬰ハ短調 
ドビュッシー:とだえたセレナード 
ハイドシェック:
「ラ・マルセイエーズによる変奏曲」よりプロコフィエフ風
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1994年11月18日





<現代ギター>
GGCV 1002 11055 \2800
ヴァリエ2-内なる想い 金庸太
C.R.リベラ:練習曲第1番
N.ダンジェロ:2つのリディア調の歌
ウォルトン:5つのバガテル
G.カントール:練習曲第1番 プーナとカルージョ
ブローウェル:フーガ第1番
V.アセンシオ:内なる想い
韓国民謡/金 庸太編
金 庸太(キム・ヨンテ)(Gt)
福田進一との二重奏
ソリストとして、またアルポリール・トリオとしての活躍からすると、遅すぎ
るほどのソロ・デビュー盤だが、満を持してのアルバムと言えるだろう。現代
の作品が中心だが、血の通った音楽的な表現に溢れ、聴くものの心を捉える。
録音エンジニアはアンサンブル金沢やアルゲリッチの室内楽などの名録音で知
られる桜井卓氏。ホールもギター録音には最適と言われる秩父ミューズパーク
の音楽堂で録音的にも興味深い。




<haenssler>
98 272
ロリゼン:
薔薇の歌-リルケの詩による5つの歌曲集 
ルクス・エテルナ(永遠の光) 
マドリガリ-6 つのマドリガル 
オ・マグヌム・ミステリウム(おお偉大なる神秘よ)
モーテン・ロリゼン: オ・マグヌム・ミステリウム
ニコル・マット(指)
ヨーロッパ室内合唱団
モーテン・ロリゼン(P) ヨルク・ハルベック(Org)
録音:2000 年1 月
「O MUGNUM MYSTERIUM」と言う曲で、しかも名前の綴りがMORTEN LAURIDSENと
聞けばまるで中世北欧の作曲家のようですが、ロリゼンは1943年アメリカ生ま
れのれっきとしたわれわれの同時代の作曲家です。でも彼の心は確かに中世の
精神を宿しているのかもしれません。リルケのフランス語で書いた詩をもとに
作曲された混声ア・カペラ4曲とピアノ伴奏を伴う1曲からなる「薔薇の歌」は
近代の精神を中世の調べに乗せたような不思議な魅力に溢れた歌曲集です。そ
して一度聞いたら忘れられない敬虔な静謐さに魂が安らぐ無伴奏合唱の名曲
「O NATA LUX」を含む「ルクス・エテルナ LUX Aeterna」のまるで15世紀頃に
現れたフォーレのような味わい。そして中世世俗曲の味わいを伝える6つのマ
ドリガル集を経て最後を締めるのはロリゼンの代表作「オ・マグヌム・ミステ
リウム O MUGNUM MYSTERIUM」。「O NATA LUX」と同じように時空を超えた彼方
から響きに身を委ねていると本当に時間が溶けていくかのよう。このアルバム
ではヨーロッパのコンサート合唱団としていまや演奏会に録音にと大活躍中の
ヨーロッパ室内合唱団が起用されています。ロリゼンの魅力を味わうのにぴっ
たりな澄んだ声による合唱がなんとも印象的です。「薔薇の歌」の5曲目「ディ
レ・トン Dirait-on」では作曲者ロリゼン自身がピアノ伴奏で参加しています。

98 277
クラシカル・オーボエ
モーツァルト:アダージョとアレグロ ヘ短調K.594 
ディッタースドルフ:アダージョヘ長調-オウィディウスの「3つのメタモル
フォーゼ」を表現した6つの交響曲より 
ハイドン:ディベルティメント第1番 ニ短調 
ハイドン:ディベルティメント第2番 イ長調
ディッタースドルフ:アンダンテ ト長調
ヴァンハル:協奏的四重奏曲第6番 ハ長調op.7
ラヨス・レンチェイシュ(Ob)
ブダペスト弦楽合奏団
フランツ・リスト室内管弦楽団
アウアー弦楽四重奏団
永富美和子(Vn)、ヴィドル・ナジ(Va)、ディーター・ブラハマン(Vc)
録音:2006年6月、1999年、2003年1月、1981年
18世紀後半から19世紀初めにわたるヨーロッパ古典派のオーボエと室内楽のた
めの作品を、ソロ活動暦がすでに40年近くになる大ベテラン、ハンガリーの名
オーボエ奏者レンチェイシュの名演で楽しめる一枚です。モーツァルト、ハイ
ドンの作品はさすがに大作曲家の作品と思わせる深みを見せる名作揃いですが
思わぬ拾い物はディッタースドルフの作品です。決して声高になることのない
静謐なトーンの合奏と慎み深いオーボエソロが、典雅そのものの古典派最上の
魅力を奏でています。さながら古典派悲劇のアリアを聴いているかのよう。も
う一人、ヴァンハルはそのピアノ作品が当時家庭音楽として愛好された作曲家
ですが、このCDに収録された協奏的四重奏曲はまるでモーツァルトのような緻
密な書法で書かれた躍動感あふれる作品。こちらも聴き応え十分です。

98 276
「音楽によるクリスマスのカレンダー」
ハンマーシュミット:門を広く開け放て
シューマン:アンダンテ・カンタービレ-ピアノ四重奏曲 変ホ長調op.47 より
ヘンデル:見よ、勇者は帰る-オラトリオ「ユダス・マカベウス」より
バウエムファイント:たそがれ暮れて 
バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり
伝統曲/ ラムロート編:世界に告げよ、世を越え山を越え
アルビノーニ/ マルラット編:5声の協奏曲より
ジルヒャー:喜びもて歌おう
黒人霊歌/ゾンマー編:誰かが扉をたたいている
スタンレー:トランペット・ヴォランタリー
オルソン/キーファー編:降誕祭
フランス伝統歌による賛美歌第106番:あら野の果てに
ビゼー:メヌエット-「アルルの女」第1番より
バッハ:暁の星のいと美しきかな
伝統曲/ ワッツ編:おお喜びのなかの喜び
レーガー:諸人声あげ
ヘンデル:イギリス風エア-協奏曲 ニ長調HWVAnh.B より
バーリン/ テーラー、シュワルツィン編:ホワイト・クリスマス
マーチン&ブレイン/ ケール編:
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
メンデルスゾーン:主よ来たれ-3つのモテットop.39 より 
バッハ/ フラッケンポール編:主よ、人の望みの喜びよ-カンタータ「心と口と
命もて」BWV.147より 
伝統曲:羊飼いよ、目を覚ませ 
カーボウ:彼はいつもあなたのそばにいる
リーデル:来たり聞けよ、御告げを
マインツ室内合唱団
フォーレ四重奏団
ロッテンブルク聖堂児童合唱団
聖エーベンハルト聖堂女声合唱団
ヴィラ・ムジカ
ニュルティンゲン・マックス-プランク室内合唱団 
ブラセリー金管五重奏団
ロットヴァイラー・ミュンスター天使児童合唱団
バーデンビュルテンブルク地方ゴスペル合唱団
フーバート・ガッセンシュミット(Tp)、ウーヴェ・ゼール(Org)
トリエル大聖堂聖歌学校青年合唱団
シュトゥットガルト児童聖歌合唱団
ザールブリュッケンギターアンサンブル
カールスルーエ青年ヴォーカルアンサンブル「ミラグロ(奇跡)」
オリジナル・ラインラント-ファルツ金管合奏団
フライブルク・カメラータ・ヴォカーレ
パラティナ・バンド
ガッゲナウ音楽学校アコーデオンオーケストラ
Ah,Capella(ア・カペラ)ヴォーカルアンサンブル
ロッテンブルク聖堂女声合唱団
ルートヴィヒスブルク金管五重奏団
南ファルツのひばり(ヘルクスハイム青少年合唱団)
コール・ユンク&スィング
シュトゥットガルト青年コレギウム
録音:1978年-2000年
南西ドイツ放送局と言えばその傘下に3つの放送オーケストラを擁するなど、ク
ラシック音楽への積極な取組みで知られています。そんなクラシック大好き放
送局が企画したこのCD はなんと放送エリアである南西ドイツ地域の著名青少年
音楽家たちを起用したクリスマスにまつわる名曲集です。地域の青少年合唱団
やアンサンブルといえども演奏水準が恐るべき高さなのには正直なところ驚い
てしまいます。曲目も教会音楽を中心としながらゴスペルやポピュラーも取り
混ぜたバラエティ豊かなものになっていて、1曲目から最後の24曲目まで飽きる
ことなく聴きとおせます。

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06-11 No.9-1

2006年11月16日 13時47分20秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●ENCOREシリーズ
CDE-3724932 \900
ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第1番*
トルトゥリエ(チェロ)、
ボーンマスSO、ベルグルンド指揮
*オイストラフ(ヴァイオリン)、
NPO、M.ショスタコーヴィチ指揮

CDE-3724852 \900
「ノルウェー・ピアノ作品集」
グリーグ:伝承による19のノルウェー民謡Op.66より4曲
ノルウェーの農民舞曲Op.72より5曲
トヴェイト:ハルグンゲルの50の民謡Op.150より7曲他
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

CDE-3724812 \900
ツェムリンスキー:叙情交響曲
イソコスキ(ソプラノ)、スコウヴス(バリトン)
ケルン・フィルハーモニー・ギュルツェニヒO 
コンロン指揮

CDE-3724782 \900
シベリウス:交響曲第1&6番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CDE-3724742 \900
チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
「白鳥の湖」組曲Op.20
フィルハーモニアO、 
カラヤン指揮

CDE-3724722 \900
ハイドン:
交響曲第100番ト長調「軍隊」
交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
イギリス室内O 
ジェフリー・テイト指揮

CDE-3724692 \900
フランク:交響曲二短調、交響的変奏曲*
コラール(ピアノ)*、
トゥールーズ・カピトール管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮

CDE-3724672 \900
ブゾーニ:ピアノ、管弦楽と男声合唱のための協奏曲Op.39
ジョン・オグドン(ピアノ)、
ジョン・オールディス男性合唱団 
ロイヤル・フィルハーモニーO、 
リヴィノー指揮

CDE-3724652 \900
ベルリオーズ:イタリアのハロルド、夢とカプリッチョ*
メニューイン(ヴィオラ、ヴァイオリン*)
フィルハーモニアO、 
C.デイヴィス指揮、プリッチャード指揮*

CDE-3724622 \900
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番
ラース・フォークト(ピアノ)
バーミンガム市交響楽団、
サイモン・ラトル指揮




<Edition HST>
HST-039 \2500
ヴァンハル(17391813):最後の弦楽四重奏曲集Op.33
第4番ニ長調Weinmann Va:D4、
第5番ト長調W.Va:G9、
第6番変ロ長調W. Va:B10
※全曲世界初録音
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ(リーダー;磯 晃男、ヴァイオリン)
録音:2006年9月1日、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
1770年代、イタリア留学を援助したリーシュ男爵への借金返済に苦悩し発狂し
たヴァンハルの精神病完治を支援したパトロンの一人がエルデディ伯爵家。現
クロアチア・ヴァラディンの静養先での宿代として、ヴァンハルは週1曲の弦楽
四重奏曲を作曲したと伝えられる。そしてこの弦楽四重奏曲集Op.33は、1780年
ヴィーンに創立しモーツアルトのハイドンセットで有名なアルタリア出版社か
ら1785年に出版された。
(リーダー:磯 晃男 )
4歳よりヴァイオリンを磯 良男に師事。武蔵野音楽大学にて学びヴァイオリン
を萩原耕介、G,Feigin 室内楽を、P,Badev K,Doll Z、Tybei各教授などに師事。
2000年ドイツのケルン音楽大学に留学G,Peters教授に師事。在学中、オランダ
にて開催されたエラスムス室管に、ケルン音楽大学代表として参加し故Linare
教授のもとで、オランダ、ドイツ各地にて演奏会を行い成功をおさめる。他に、
様々なマイスターコースに参加、Erlich教授Eadlinger教授、Tomazewski教授な
どに師事。バイロイト学生オーケストラに参加オーデションにより、2ndヴァイ
オリンのソロ、及び弦楽合奏団コンサートマスターにえらばれ、ドイツ各地で
演奏会に参加。デュッセルドルフ交響楽団の研修団員に合格しその後研修団員
として、約3年間、オペラ、シンフォニーコンサート出演し研鑽を積む。2005年
6月に帰国し、日本での音楽活動をスタート。日本弦楽指導者協会会員





<PROPRIUS>
PRSACD 2035(SACD-Hybrid) \2300
※11月18日までのご注文特価 \2180
クリスマスの光 男声合唱によるクリスマス曲集
ローウェル・メイソン(1792-1872)(伝ヘンデル)/
ローベルト・スンド(1942-)編曲:もろびとこぞりて[Joy to the world]
グスタフ・ヌールヴィスト(1886-1949)/
イェーテ・ヴィドルンド(1945-)編曲:Bereden väg
ヘンデル(1685-1759)/カリン・オルドグレン(1967-)編曲:
シオンの娘よ[Dotter Sion]
セリム・パルムグレン(1878-1951):オジアンナ![Hosianna !]
ドイツ民謡/ミヒャエル・プレトリウス(1569-1621)編曲/
イェーテ・ヴィドルンド編曲:
エサイの根より[一輪のばらが咲いた;Det ä en ros utsprungen]
エミー・ケーラー(1858-1925)/イェーテ・ヴィドルンド編曲:
Nu tändas tusen juleljus(*)
シベリウス(1865-1957):
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
[Julvisa "Giv mig ej glans..."]
シューベルト(1797-1828)/カリン・オルドグレン編曲:
アヴェ・マリア[Ave Maria](*/+)
モートン・ローリゼン[Mauten Lauridsen](1943-):
おお、大いなる神秘[O magnum mysterium]
ノルウェー民謡/ラース・セロス[Lars Soraas](1862-1925)編曲:
つねに待ち望む心を[Mitt hjerte alltid vanker]
カール・ニルセン(1865-1931)/ローベルト・スンド編曲:
話さねばならない驚き[Forunderligt at sige]
アメリカ民謡/伝ジョン・J・ナイルズ(1892-1980)/
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)編曲:I wonder as I wander(*/+)
リチャード・S・ウィリス(1819-1900)/ノアム・エルキーズ(1966-)編曲:
天なる神には御栄えあれ[It came upon a midnight clear]
ジョン・ホプキンス(1820-1891)/ノアム・エルキーズ編曲:
三人の博士[Three kings of orient](+)
フォルケ・ボーリン(1931-):
見よ!ベツレヘムの羊飼いたち[Look! shepherds of Bethlehem](*)
イギリスのクリスマスキャロル/ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)編曲:
世の人忘るな[God rest you merry gentleman]
三艘の船[I saw three ships]
ジョン・ガードナー(1917-)/カリン・オルドグレン編曲:
明日は僕の踊りの日[Tomorrow shall be my dancing day](*)
ドイツのクリスマスキャロル/ホーカン・スンド(1946-)編曲:
När juldagsmorgon glimmar
イヴァー・ヴィデーン(1871-1951):Pa krubbans stra
マックス・レーガー(1873-1916)/:
マリアの子守歌[Marias vaggsang](*/+)
フランツ・グルーバー(1787-1863)/カリン・オルドグレン編曲:
聖しこの夜[Stilla natt]
グスタフ・ヌードクヴィスト:
クリスマス、輝くクリスマス[Jul; jul; stralande jul]
グニッラ・バックマン(ソプラノ(*))
カリン・オルドグレン(指揮)
ストックホルム・アカデミー男声合唱団
ユーハン・リンドストレム(オルガン(+))
録音:2006年1月21-24日、3月4-5日、4月25日、8月21日、スウェーデン、
Hölö教会
世界的に有名な曲とスウェーデンでよく知られる曲とで構成されたクリスマス
・アルバム。ストックホルム・アカデミー男声合唱団はストックホルムの大学
合唱団の合同団体として1905年に創設された100年以上の歴史を誇る団体で、
アンデシュ・エビとグスタフ・ショークヴィストに合唱指揮を師事したカリン
・オルドグレンが1998年以来指揮者を務めています。北欧の男声合唱団の特徴
である柔らかなテノールと引き締まったバスによる精緻なハーモニーは癒し度
抜群。数曲で華を添えるバックマンの歌声も清澄。録音も教会の響き豊か。

PRSACD 7762(SACD-Hybrid) \2300
※11月18日までのご注文特価 \2180
カンターテ・ドミノ 世界のクリスマス音楽
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):
カンターテ・ドミノ(合唱とオルガンのための)
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
Concerto del Signor Gentii イ長調(オルガンのための)
伝承曲:待降節 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56 から
ゲオルク・ヨゼフ・フォーグラー(1749-1814):
ダヴィデの子にホザンナ(合唱とオルガンのための)
伝承曲:韓国の子守歌
伝承曲(15世紀フランス):聖なる御子がお生まれになった
アドルフ・アダン(1803-1856):聖らに星すむ今宵(クリスマスの歌)
フランツ・グルーバー(1787-1863):聖しこの夜
伝承曲(チェコスロヴァキア):ツィターのキャロル
アーヴィング・バーリーン(1888-1989):ホワイト・クリスマス
伝承曲:祝福されし日
マックス・レーガー(1873-1916):素朴な歌 Op.76 から マリアの子守歌
オット・オルソン(1879-1964):クリスマス(オルガンのための)
トシュテン・ニルソン(指揮)
オスカル・モテット合唱団
アルフ・リンデル(オルガン)
マリアンネ・メルネス(ソプラノ)
録音:1976年
名エンジニア、ベルティル・アルヴィングによって録音され、LP、CD合わせて
通算15万枚を売り上げたアナログ時代を代表する不滅の超優秀録音盤をSACD化。


●クリスマス関連旧譜特別セール
PRSACD 2038(SACD-Hybrid) 通常価格 \2300
11月30日ご注文分までのセール価格 \1980
光の夜 中世のクリスマスの歌
アヴェ・マリア[Ave Maria; invitatory]
ヨゼフ、ダヴィデの息子よ[Joseph fi li David; antiphon]
御身に向けてわが魂を上げ[Ad te levavi; introit and psalm]
幸いなり、聖母マリア[Beata es virgo Maria; offertory]
われらのために御子が生まれた[Puer natus est; introit]
御身が生まれたとき[Quando natus est; antiphon]
ハレルヤ、御身が生まれてより[Alleluia. Post partum; alleluia]
おお、バラの花よ[O fl orens rosa; antiphon]
キリエ[Kyrie; trope]
今日キリストは生まれた[Hodie Xpistus natus est; antiphon]
誠の心もて祝福せん[Benedicamus devotis mentibus; versicle]
キリスト、贖い主よ[Christe redemptor omnium; hymn]
天使、大天使[Angeli; archangeli; antiphon]
歓喜の声を聴け[Trina celi; hymn]
赤子の口から[Ex ore infantium; introit]
めでたし、輝ける海の星[Ave clara stella; sequence]
ヴォクス・シレンティー
ヨハンナ・コルホネン、ヒルッカ=リーサ・ヴオリ(歌)
録音:2006年5月8-10日、フィンランド、サウヴォ=カルナ教会
Nox Lucis(The Night of Light) / Vox Silentii

PRSACD 9057(SACD-Hybrid) 通常価格 \2300
11月30日ご注文分までのセール価格 \1980
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
クリスマス・オラトリオ Op.12(*)
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
主の降誕のための讃歌(+)
ブリット・マリー・アルーン(ソプラノ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッテル[オッター](メゾソプラノ)
イングマリ・ランディン(アルト)
エルランド・ハーゲゴード(テノール)
ウルフ・ルンドマーク(バリトン)
アンデシュ・エビ(指揮)
ミカエリ室内合唱団
録音:1981年8月28-19日、9月24日、ストックホルム、聖ヨハネ教会(*)
1981年2月10-11日、ストックホルム、オスカル教会(+)

PRCD 2027 通常価格 \2180
11月30日ご注文分までのセール価格 \1780
ニルス・リンドベリ(1933-):クリスマス・カンタータ
マーガレータ・ヤルケーウス(ソプラノ)
ウッレ・ペーション(バリトン)
ニルス・リンドベリ(ピアノ)
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)
グスタフ・シェークヴィスト室内合唱団
ニルス・リンドベリ・ビッグバンド
録音:ストックホルム、ライヴ

PRCD 9004 通常価格 \2180
11月30日ご注文分までのセール価格 \1780
夕べの賛美歌とクリスマスの歌
アドルフ・アダン(1803-1856):クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
不詳:美しきかなこの大地[Harlig ar jorden]
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
クリスマス、輝くクリスマス[Jul, jul, stralande jul]
Psaltare och lyra/主はわが羊飼い[Herren ar min herde]
アリス・テグネール(1864-1943):ベツレヘムの星[Betlehems stjarna]
エミー・シェーレル(1858-1925):
たくさんのろうそくに火がともった[Nu tandas tusen juleljus]
シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア D.839
J・S・バッハ(1865-1750):
おお、いとしき御子、おお、優しきイエス BWV493
フランツ・グルーバー(1787-1863):聖しこの夜
フランク(1822-1890):天使の糧
ドヴォルジャーク(1841-1904):聖書の歌 B.185 から 主はわが羊飼い
ノルウェー民謡/グリーグ(1843-1907)編曲:
その大きな白い群[Den store hvide flok]
フーゴ・ヴォルフ(1860-1903):スペイン歌曲集 から いざ、さすらえマリア
マックス・レーガー(1873-1916):素朴な歌 Op.76 から マリアの子守歌
スウェーデン伝承曲:
あなたの大きな翼をひろげてください[Bred dina vida vinga]
ホーカン・ハーゲゴード(バリトン)
アンデシュ・オールヴァル(指揮、ピアノ、オルガン)
アードルフ・フレードリク・バッハ合唱団

PRCD 9138 通常価格 \2180
11月30日ご注文分までのセール価格 \1780
ウェルカム・クリスマス!
ジョン・ガードナー(1917-)/アンドレアス・ハンソン編曲:
明日は僕の踊りの日[Tomorrow shall be my dancing day]
不詳:「ピエ・カンツィオネス」から/マッツ・オーベリ編曲:
おお、何という神の喜び[O vad gladje ifran Gud]
マクニール・ロビンソン:
今日キリストは生まれた[Hodie Christus natus est]
イギリス民謡:小さな町ベツレヘム
[O Betlehem du lilla stad / Oh Little Town of Bethlehem]
ミヒァエル・プレトリウス(1571-1621)/ヤン・サンドストレム編曲:
エサイの根より[一輪のばらが咲きいで;Det ar en ros utsprungen]
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
クリスマス、輝くクリスマス[Jul, jul stralande jul]
J・F・ウェイド/デイヴィッド・ウィルコクス編曲:
神の御子は今宵しも[Dagen ar kommen]
クリスマス・キャロル:柊と蔦[The holly and the ivy]
シベリウス(1865-1957):
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」[Julvisa "Giv mig ej glans"]
ローウェル・メイソン(1792-1872)(伝ヘンデル)/キース・スネル編曲:
もろびとこぞりて[Joy to the world]
エーリク・エークベリ:
なんと不思議な柔らかな星[Underbar en stjarna blid]
フランス行列聖歌/デイヴィッド・ウィルコクス編曲:
おお、来たれ、エマヌエルよ
トロン・クヴェルノ(1945-):聖体祝日のキャロル[Corpus Christi Carol]
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847)/W・H・カミングズ編曲:
天にはさかえ
ハロルド・ドレイク:厳しい真冬に[In the bleak midwinter]
ジョン・ラター(1945-):羊飼いの笛のキャロル[Shepherd's pipe carol]
黒人霊歌:幼な児イエス[Sweet little Jesus boy]
ハランド地方民謡/オット・オルソン編曲:
神の御子が生まれた[Guds Son ar fodd]
民謡/ジョン・ラター編曲:高らかに鐘が鳴る[Ding dong merrily on high]
アルフレッド・バート:Jesu parvule
アドルフ・アダン(1803-1856):クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
イギリス民謡:
楽しいクリスマスをあなたに[We wish you a Merry Christmas]
ペーテル・マッテイ(バリトン)
ゲーリー・グレイデン(指揮)
聖ヤーコブ教会室内合唱団
アンデシュ・ボンデマン(オルガン)
ヴェガ・ブラスアンサンブル

PRCD 9016 通常価格 \2180
11月30日ご注文分までのセール価格 \1780
GAUDETE クリスマスの音楽
ホーカン・ハーゲゴード(バリトン)
アンデシュ・オールヴァル(指揮)
アードルフ・フレドリク・バッハ合唱団

PRCD 9023 通常価格 \2180
11月30日ご注文分までのセール価格 \1780
REJOICE 聖母マリアの音楽
宗教音楽と伝統的スウェーデン民謡
アンデシュ・オールヴァル(指揮)
アードルフ・フレドリク・バッハ合唱団

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06-11 No.9-2

2006年11月16日 13時46分47秒 | Weblog
<SWEDISH SOCIETY>
SCD 1018E \2180
※11月18日までのご注文特価 \1780
昔ながらのクリスマス スウェーデンからメリークリスマス
15世紀イタリアの聖歌:荘厳、至福の三位一体[Alta Trinita beata]
アドルフ・アダン(1803-1856):クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
伝承歌:みなさん、こんばんは/ジングル・ベル/さあクリスマスの朝は輝く
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):クリスマス、輝くクリスマス
J・S・バッハ(1685-1750)/シャルル・グノー(1818-1893):
アヴェ・マリア
セザール・フランク(1822-1890):天使の糧
アーヴィング・バーリーン(1888-1989):ホワイト・クリスマス
ルーベン・リリエフォシュ(1871-1936):クリスマスが近づいてくる
アリス・テグネール(1864-1943):ベツレヘムの星
オット・オルソン(1879-1964):待降節
ゲオルク・ヨゼフ・フォーグラー(1749-1814):ダヴィデの息子のホザンナ
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847):天にはさかえ
エミー・シェーレル(1858-1925):さあ、たくさんのろうそくに火がついた
フランツ・グルーバー(1787-1863):聖しこの夜
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ユシー・ビョーリン[ユッシ・ビョルリング]、
ヨースタ・ヴィンベリ(テノール)
ホーカン・ハーゲゴード(バリトン)
アンデシュ・オールヴァル(指揮)
アードルフ・フレドリク・バッハ合唱団ヤン=オーケ・ヒレルード(指揮)
アードルフ・フレドリク少年合唱団
ブー・ユーハンソン(指揮)
アードルフ・フレドリク少女合唱団エーリク・エーリクソン(指揮)
オルフェイ・ドレンガル(合唱)
ブー・アーウレル(指揮)ストックホルム大聖堂聖歌隊 他

SCD 1115 \2180
※11月18日までのご注文特価 \1780
天使の夜 伝統と再生のクリスマス音楽
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
クリスマス、輝くクリスマス[Jul, jul stralande jul]
ルーベン・リリエフォシュ(1871-1936):
もうじきクリスマス[Nar det lider mot jul]
イーヴァル・ヴィデーエン(1871-1951):
ベツレヘムの星[Betlehems stjarna]
スウェーデンの賛美歌:主の道をととのえよ[Bereden vag for Herran]
スウェーデン賛美歌(ブーダ版):
主の道をととのえよ[Bereden vag for Herran]
アリス・テグネール(1864-1943)/アンデシュ・オールヴァル(1932-)編曲:
ベツレヘムの星「海と岸の空に光が」
[Betlehems stjarna "Glans over sjo och strand"]
エミー・シェーレル(1858-1925)/アンデシュ・オールヴァル編曲:
たくさんのキャンドルに灯がともった[Nu tandas tusen juleljus]
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
聖母マリアへの賛歌[A hymn to the Virgin]
ウィリアム・マティアス(1934-1992):
ひとりの幼な児が生まれた[A babe is born]Op.53(合唱とオルガンのための)
エッペルブー民俗コラール変奏曲:
空に星がひとつ、われらの前を[En stjarna gick pa himlen fram]
14世紀ドイツの旋律/フーゴ・ディストラー(1908-1942)校訂:
エサイの根より[一輪のばらが咲いた;Det ar en ros utsprungen]
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)/ヤン・サンドストレム(1953-):
エサイの根より[一輪のばらが咲いた;Det ar en ros utsprungen]
ダーヴィド・ヴィーカンデル(1884-1955):
星がひとつ煌めき[Det brinner en stjarna]
シュレジェン民謡/ヤン・ユングヴェ(1953-)編曲:
この世はうるわし[Harlig ar jorden](合唱と独唱のための幻想曲)
エッペルブー民俗コラール変奏曲:祝福された日[Den signade dag]
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):アヴェ・マリア
ウクライナのクリスマスキャロル/ミコラ・レオントヴィチ編曲:Shchedrik
不詳:「ピエ・カンツィオーネス」から/マッツ・オーベリ編曲:
なんと大きな神の喜び[O vad gladje ifran Gud]
エーリク・エークベリ:
不思議なこと、優しい星がひとつ[Underbar en stjarna blid]
フランツ・グルーバー(1787-1863)/ヤン・ユングヴェ編曲:
聖しこの夜「静かな夜」[Den heliga natten "Stilla natt"]
イギリス民謡:楽しいクリスマスをあなたに[We wish you a merry Christmas]
ヤン・ユングヴェ(指揮、ピアノ)
室内合唱団
カーリン・リンドクヴィスト、サラ・コシュグレン、
カリーナ・ヨーランソン(独唱)
マグヌス・ラグナルソン(オルガン)

SCD 1119 \2180
※11月18日までのご注文特価 \1780
楽しいクリスマス クリスマスのための合唱曲集
ジャン・シベリウス(1865-1957):
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」[Julvisa "Giv mig ej glans"]
イーヴァル・ヴィデーエン(1871-1951):
海と岸辺の空に光が[Glans over sjo och strand]
カール・ニルセン(1865-1931):
話さねばならない驚き[Forunderligt och markligt / Forunderligt at sige]
ジョルジュ・オーバネル編曲:さあ行こう、牧人たちよ[Allons, pastoureaux]
同:月は昇った[Lalune est levee]
ジョゼフ・エメルレ編曲:賢き王たちのクリスマス[Noel des rois mages]
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)/
フーゴ・ディストラー(1908-1942)編曲:
エサイの根より[一輪のばらが咲いた;Es ist ein Ros entsprungen]
オーケ・マルムフォシュ(1918-1951):子守歌[Wiegenlied]
マックス・レーガー(1873-1916):
「素朴な歌」Op.76 から マリアの子守歌[Maria Wiegenlied]
ソルケトル・シーグルビョルンソン(1938-)編曲:
エマヌエルは今夜私たちに[Immanuel oss i natt]
ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-):
天なる父[The Fader of Heaven]
ペーア・ネアゴー(1932-):突然花々が咲いた[Flos ut rosa floruit]
フランシス・プーランク(1899-1963):
クリスマスの4つのモテット から おお、大いなる神秘[O magnum mysterium]
F・テュレリエ編曲:大きな音が聞こえる[J'entends un grand bruit]
セザール・ジェフレー編曲:Noel Poitevin
アシル・フィリープ(1878-1959)編曲:Quand le verbe se fit chair
ジャック・シャイー(1910-)編曲:Noel nouvelet
ギー・ドラモリニエール編曲:山の羊飼い[Bergers de la montagne]
A・M・ドートレメール、M・ドートレメール編曲:
Leve-toi vite, Bourtoumieux !
イングヴァル・リードホルム(1921-):聖母の子守歌[Madonnans vaggvisa]
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
クリスマス、輝くクリスマス[Jul, jul, stralande jul]
グンナル・エーリクソン(指揮)
リルケ・アンサンブル(合唱)




<Opus 3>
22062(SACD-Hybrid) \2300
ユニーク・クラシカル・ギター・コレクション
J・S・バッハ(1685-1750):
ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV1048 から アレグロ
グラナドス(1867-1916):ゴヤのマハ(以上、CD 7810;1978)
メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌 Op.30 No.1/同 Op.102 No.3
メンデルスゾーン:弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81 から 主題と変奏
ブラームス(1833-1897):ワルツ Op.39 Nos.3,6
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻 から 吟遊詩人
ドビュッシー:
小組曲 から 小舟にて,メヌエット(以上、CD 9001;1990-1991)
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 BWV1051(CD 7915;1979-1980)
ストックホルム・ギター・クァルテット
ペーデル・リース、ペーテル・アウグステセン、
ヘンリー・フォシブロム、アンデシュ・カッグ(ギター)
J・S・バッハ:リュート組曲第2番ハ短調 BWV997(CD 8015;1980-1982)
ペーデル・リース(ギター)
ソル(1778-1839):
2つのギターのための幻想曲 Op.54(抜粋)(CD 8201;1981-1982)
ドゥオデチマ
ラーシュ・カールソン、ミカエル・リュング(ギター)
グラナドス:スペイン舞曲集 から アストゥリアーナ
ペッテション=ベリエル(1867-1942):「フローセの花」から
ローンテニス,ソンマルハーゲンに入る,夏の歌(以上、CD 19701;1997)
ストックホルム・ギター・トリオ
イェンス・キーレーン、ラーシュ・カールソン、
ヤコブ・ヘンリケス(ギター)
既発売の音源からギター音楽の聴きどころを選んだ編集盤です。ギタリストた
ちの至芸とともに、当レーベルのナチュラルなサウンドクオリティを堪能する
ことができます。





<LA MA DE GUIDO>
LMG 2070 \2180
ヴァイオリンとピアノのためのスペイン音楽
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/パウル・コハンスキ編曲:
スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 より6曲)
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つのソネット
アントニ・マッサーナ(1890-1966):カタルーニャ狂詩曲/子守歌
パトリツィア・ブロニシュ(ヴァイオリン)
エミリ・ブラスコ(ピアノ)
録音:2005年6月1-2日、カペヤーデス、パペル・デ・ムジカ・ホール
マッサーナはトルドラと同じくカタルーニャの音楽家。
パトリツィア・ブロニシュ(1975年ルブリン生まれ)はワルシャワのショパン
音楽アカデミーでコンスタンティ・アンジェイ・クルカに師事したポーランド
のヴァイオリニストで、現在バルセロナ交響楽団員を務めながら室内楽・ソロ
活動を行っています。エミリ・ブラスコ(1971年バルセロナ生まれ)もショパ
ン音楽アカデミーで学んだピアニストで、現在モンセラート修道院聖歌隊の教
師を務めています。

LMG 2071 \2180
カタルーニャのクリスマス・キャロル&ソング集
マヌエル・サデーラ・ピュチフェレー、エンリク・モレーラの作品
サルバドー・マス、エンリク・リボー、ジョセプ・ビラ・イ・カザーニャス、
マヌエル・オルトラ、アントニ・ペレス・モヤ、シャビエ・サンス、
ジョゼプ・サンチョ・マラーコ、フレデリク・アルフォンソ、
フランセスク・プジョール、ラモン・ノゲーラ、リュイス・ミイェート、
ジョゼプ・クメーリャス・リボー、エンリク・モレーラの和声付けによる
伝承歌(全19曲)
ジョゼプ・ビラ・イ・カザーニャス(指揮)
リーダー・カメラ合唱団
録音:2005年10月1-2日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂(望徳の聖母礼拝堂)

LMG 2072 \2180
ジョアン・バプティスタ・コメス(1582?-1643):戦いのミサ
天の都、エルサレム[Caelestis urbs, Jerusalem](讃歌;器楽)
この場所は恐ろしきかな[Terribilis est locus iste]
(イントロイトゥス;グレゴリオ聖歌)
戦いのミサ[ミサ・デ・バターリャ]から キリエ
戦いのミサ から グローリア
この場所は(グラドゥアーレ;グレゴリオ聖歌)
戦いのミサ から クレド
その礎を置き(オフェルトリウム;モテット)
戦いのミサ から サンクトゥス
Discurso sobre los ocho seculorums
(聖体奉挙のためのオルガン曲;セバスティアン・アギレーラ作曲)
戦いのミサ から アニュス・デイ
Corpus namque(ポストコムニオ;モテット)
テ・デウム(讃歌;作曲者不詳)
Gozos al angel custodio(器楽)
ジョセプ・ラモン・ジル=ターレガ(指揮)
ヴィクトリア・ムジケ
録音:2005年1月29-30日、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂
バレンシアのレコンキスタ(カトリックによるイスラム教徒からの国土奪還;
1238年)四百周年(1638年)を記念するミサを復元する試み。コメスはリェイ
ダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、国王フェリペ3世
の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家です。

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