クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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24-05 No.1

2024年05月01日 20時15分47秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年5月新譜 3点発売★
発売予定:2024年5月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3941
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
ガスパール・カサド(チェロ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日TELEFUNKEN 13622/26(独TELEFUNKEN 1893/7 と同一録音)
1935年11月14日ベルリン録音
チェロのガスパール・カサド(1897-1966)はスペインのバルセロナ生まれ。7歳
でチェロを学び始めた。9歳でリサイタルを開いたとき、聴衆中に居たパブロ・
カザルス(1876-1973)に認められ、以来カザルスの薫陶を得た。バルセロナでは
街をあげて、カサド少年がパリのカザルスのもとで音楽修行を続けられるよう
奨学金を集めた。職業演奏家としての活動は第一次世界大戦(1914-1918)中に始
め、欧米各地で演奏活動やレコード録音活動を繰り広げた。1959年に日本人ピ
アニストの原智恵子(1914-2001)と結婚した。指揮者のハンス・シュミット=
イッセルシュテット(1900-1973)はベルリン生まれのドイツの名指揮者。第2次
世界大戦中も非ナチス党員をつらぬいた。当シリーズではヴァイオリニストの
ゲオルク・クーレンカンプとのシューマン:ヴァイオリン協奏曲(1932年録音)
(78CDR-3923)が出ていた。大戦後のLP時代にDECCA, PHILIPS, Deutsche
Grammophon, TELEFUNKEN に多くの名録音を残している。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3942
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調作品24
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
加 VICTOR 18524/6 (米VICOTR 18521/3と同一録音)
1941年2月20日ニューヨーク、VICTORスタジオ2 録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ生まれ。5歳でリサイタルを開き、
8歳の時にチリ政府の奨学金を得てドイツに留学、ベルリンのシュテルン音楽院
でリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。
1914年ベルリンでデビュー、以降ヨーロッパで名声を確立。1927年にジュネー
ブ国際音楽コンクールに第1位入賞。1935年からはベルリンでバッハとモーツァ
ルトの全クラヴィーア曲の連続演奏会を開いた。またベートーヴェンやウェー
バー、シューベルトのピアノ・ソナタの連続演奏会も開いた。1941年カーネギ
ー・ホールにデビューし、翌年から本拠地をアメリカに移した。第二次大戦後
は南北アメリカ、東西ヨーロッパなど世界的に活躍し、レコード録音もRCA
VICTOR,CBS COLUMBIA, EMI, PHILIPS に多く残した。この録音はアメリカ・デ
ビュー時にニューヨークで行われたもの。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3943
ストラヴィンキー:ピアノと管楽器のための協奏曲ニ長調(1923/4)
スリマ・ストラヴィンキー(ピアノ)
フェルナン・ウーブラドゥ指揮
パリ管楽器協会管弦楽団
仏 DISQUES "GRAMOPHONE" DB 11.105/6
1943年11月17日パリ、アルベール・スタジオ録音
ピアノのスリマ・ストラヴィンスキー(1910-1994)は作曲家イーゴリ・ストラ
ヴィンスキーの次男で、父親が「火の鳥」を発表した1910年にローザンヌで生
まれた。スリマはパリ音楽院でピアノをイシドール・フィリップ(1863-1958)、
作曲をナディア・ブーランジェ(1887-1979)に師事した。1934年にパリでデビュ
ーし、父親の作品を共に演奏・録音した。1939年父親はアメリカに亡命したが、
スリマはフランス陸軍に籍を置いていた。1948年父の招きで渡米し、以降アメ
リカで活動した。1950年から1978年までイリノイ大学でピアノを教えた。スリ
マの作品は父の没後に出版された。大部分はピアノ曲で演奏会用の作品の他に
教育用作品があった。レコード録音は父のピアノ曲がこの他にもあった。指揮
者のフェルナン・ウーブラドゥ(1903-1986)はパリ生まれ。パリ音楽院出身。
パリ音楽院管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団の首席ファゴット奏者を勤めた
後、1939年フェルナン・ウーブラドゥ室内管弦楽団を立ち上げ演奏会やレコー
ド録音で活躍した。1941年から母校パリ音楽院教授をつとめた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

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