クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-09 No.28-1

2008年09月30日 12時54分23秒 | Weblog
★真空管オーディオ・フェアのお知らせ★
10月4日&5日に秋葉原で開催されます「真空管オーディオ・フェア」に本年も
出店を行なうことになりました。当日はダイレクト・トランスファーCD-Rを
全点陳列・販売の予定ですが、昨年のカザルスのバッハに続き本年も特別新譜
2点の会場先行販売を行います。

★入場ご招待のご案内
フェアの入場招待券を、先着でプレゼントさせていただきます。
メールで当店までご連絡下さい。枚数が少ないため、ご応募は2008年に当店で
1万円以上お買い上げいただいたお客様に限らせていただきます。
よろしくお願いいたします。

フェア詳細:http://www.kankyuu-fair.jp/

●ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年10月特別新譜 2点発売
発売予定:2008年10月 真空管オーディオ・フェア会場
価格:各1枚 \1500(税込)
※一般発売は10月下旬以降を予定しています。

78CDR-1157
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
伊 DISCO "GRAMMOFONO" DB1223/7(英 HMV DB1223/7 と同一録音)
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)

78CDR-1158
チャイコフスキー(1840-1893)
交響曲第5番ホ短調作品64
シドニー・ビーア指揮ナショナル交響楽団
デニス・ブレイン(第2楽章のソロ・ホルン)
英 DECCA AK1032/36
(1944年6月8日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Deutsche Grammophon>
480 1333 32枚組 \12700
オリヴィエ・メシアン/コンプリート・エディション(完全限定盤)
《収録予定曲》
Apparition de l'Eglise eternelle(永遠の教会の出現)/L'Ascension(4
meditations symphoniques)(昇天-四つの交響的瞑想)/L’Ascension(version
pour orgue)(昇天-オルガン・ヴァージョン)/Le Banquet celeste
(天上の宴)/Canteyodjaya(カンテヨジャーヤー)/Catalogue d'oiseaux
(鳥のカタログ)/Chant dans le style de Mozart(与えられた歌-モーツァル
トの弦楽四重奏の様式による)/Chants de Terre et de Ciel(地と天の歌)
/Chants des deportes(抑留者たちの歌)/Chronochromie(クロノクロミー)
/Cinq Rechants(5つのルシャン)/Concert a quatre(コンセール・ア・キャ
トル)/Les Corps glorieux(栄光の御体)/Couleurs de la Cite Celeste
(天国の色彩)/Des canyons aux etoiles(峡谷から星たちへ)/Diptyque
(二枚折絵)/Eclairs sur l'Au-Dela(彼方の閃光)/Et exspecto
resurrectionem mortuorum(われ死者の復活を待ち望む)/Fantaisie
burlesque(おどけた幻想曲)/Fantaisie pour violon et piano(ヴァイオリ
ンとピアノのための幻想曲)/La Fauvette des Jardins(庭のホオジロ)/
Fete des belles eaux(美しき水の祭典)/Harawi(ハラウィ)/Huit
Preludes(8つの前奏曲集)/Hymne(賛歌)/Livre d'orgue(オルガンの書)/
Le Livre du Saint Sacrement(聖体の秘蹟の書)/Meditations sur le
Mystere de la Sainte Trinite(聖三位一体の神秘についての瞑想)
Le Merle noir(黒ツグミ)/Messe de la Pentecote(聖霊降臨節のミサ曲)/
Monodie(モノディー)/La mort du Nombre(多くの死)/La Nativite du
Seigneur(主の降誕)/O sacrum convivium, motet pour le Saint-Sacrement
(おお聖なる饗宴-聖なる秘蹟へのモテット)/Offrande au Saint-Sacrement
(聖体秘蹟への捧げもの)/Les Offrandes oubliees(忘れられた捧げもの)/
Oiseaux exotiques(異国の鳥たち)/Petites Esquisses d'oiseaux(鳥たちの
小スケッチ)/Piece pour piano et quatuor a cordes(ピアノと弦楽四重奏
のための小品)/Piece pour le tombeau de Paul Dukas(ポール・デュカの墓
のための小品)Poemes pour Mi(soprano et piano)(ミのための詩-ソプラノと
ピアノのための)/Poemes pour Mi(soprano et orchestre)(ミのための詩-
ソプラノとオーケストラのための)/Prelude pour orgue(オルガンのための
前奏曲)/Prelude pour piano(ピアノのための前奏曲)/Quatre Etudes de
rythme(4つのリズムの練習曲)/Quatre inedits pour piano et ondes
Marteno/Quatuor pour la fin du Temps(世の終わりのための四重奏曲)/
Reveil des oiseaux(鳥たちの目覚め)/Rondeau(ロンドー)/Saint Francois
d'Assise(歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》)/Sept Haikai(7つの俳諧)
/Theme et variations(主題と変奏)/Le Tombeau resplendissant(輝ける
墓)/La Transfiguration de Notre Seigneur Jesus-Christ(キリストの変
容)/Trois Melodies(3つのメロディ)/Trois petites liturgies de la
Presence Divine(神の現存の3つの小典礼)/Turangalila-Symphonie(トゥ
ーランガリラ交響曲)/Un Sourire(微笑み)/
Un Vitrail et des oiseaux(ステンドグラスと鳥たち)/Verset pour la
Fete de la Dedicace(献堂式のための唱句)
La Ville d’en Haut(天より来たりし都市)/
Vingt Regards sur l'Enfant-Jesus(幼子イエスに注ぐ20のまなざし)/
Visions de l'Amen(アーメンの幻影)/Vocalise-Etude(ヴォカリーズ・
エチュード)
ピエール=ロラン ・エマール、マルタ・アルゲリッチ、ダニエル・ホープ、
オリヴィエ・ラトリー、ギドン・クレーメル、奈良由美、ジャン=イヴ・
ティボーデ、ピエール・ブーレーズ、ケント・ナガノ、チョン・ミュン・
フン、ヨセ・ヴァン・ダム、シルヴィア・マクネアー、イヴォンヌ・ロリ
オ、他 そして メシアン自身・・という煌びやかな演奏家による録音。 
メシアン生誕100年を祝う圧倒的なクライマックスとして、この素晴らしい
32枚組のメシアン大全集をリリース。
全32枚からなる『メシアン/コンプリート・エディション』はDG唯一のメシ
アン全集です。
ロジャー・ムラーロによるピアノ・ソロ録音がCD7枚分、オリヴィエ・ラトリ
ーによるオルガン録音が6枚、ミョンフン、ブーレーズの指揮、エマールたち
のソリストも参加したオーケストラと合唱の為の作品が10枚、ケント・ナガ
ノ指揮するサン・フランシスコ・オペラでオペラ作品を4枚、バレンボイム、
クレーメル、アルゲリッチ、ホープたちの室内楽等、ゴージャスなラインナ
ップ。
そしてこの全集の最後を締めくくるのは、メシアン自身と妻イヴォンヌ・ロ
リオの2人による演奏で2台のピアノのための作品「アーメンの幻影」(1962年、
パリで録音された音源)。
この全集のために特別に録音されたのが「神の現存の3つの小典礼」「天国の
色彩」、1932年に作曲された聖歌、そして最近発見されたヴァイオリンとピ
アノのための幻想曲(ダニエル・ホープによる演奏)。
CD27に収録された6つのオンド・マルトノにより演奏される「美しき水の祭典」
も聴き逃してはなりません!
歌詞やリブレットも全て入った英語とフランス語からなる豪華400ページ・
ブックレットも必携のアイテムです。




<Decca>
4780352 6枚組 \5400
メシアン生誕100周年企画
「メシアン・エディションI」             
CD 1
トゥーランガリラ交響曲
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)原田節(オンド・マルトノ) 
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 リッカルド・シャイー(指揮)
CD 2
昇天(四つの交響的瞑想)/5つのルシャン/
キリストの変容-われ死者の復活を待ち望む/第一の七連
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 ロンドン交響楽団 
ワシントン・ナショナル交響楽団 ジョン・オールディス合唱団 
ウェストミンスター交響合唱団 レオポルド・ストコフスキー、
ベルナルト・ハイティンク、アンタル・ドラティ(指揮) 
CD 3
第一の七連/第二の七連
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ) ワシントン・ナショナル交響楽団 
ウェストミンスター交響合唱団 アンタル・ドラティ(指揮) 
CD 4
ミのための詩/世の終わりのための四重奏曲
オリ・ムストネン(ピアノ)ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)マイケル・コリンズ(クラリネット)
フェリシティ・パーマー(ソプラノ) 
BBC交響楽団 ピエール・ブーレーズ(指揮)
CD 5
地と天の歌/ハラウィ
ロバート・シャーロー=ジョンソン(ピアノ)ノエル・バーカー(ソプラノ)
CD6
ミのための詩/ロンドー/アーメンの幻影
ロバート・シャーロー=ジョンソン、ポール・クロースリー、
ジョン・オグドン、ブレンダ・ルーカス(ピアノ)
ノエル・バーカー(ソプラノ)
メシアン生誕100年を記念した《メシアン・エディション》の第1集。全6枚に、
ピアノのティボーデやムストネン、ヴァイオリンのベル、チェロのシュタル
ケルやイッサーリス、指揮者のブーレーズ、ドラティ、シャイーといった豪
華アーティストがずらりと並んだ夢の企画が実現しました。日本からも、世
界的なオンド・マルトノ奏者である原田節が《トゥーランガリラ交響曲》に
参加しているのも要注目です。

478 0353 7枚組 \6300
「メシアン・エディションII」
CD 1
異国の鳥たち/鳥のカタログ
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
ロバート・シャーロー=ジョンソン(ピアノ) 
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 リッカルド・シャイー(指揮)
CD 2
鳥のカタログ
ロバート・シャーロー=ジョンソン(ピアノ)
CD 3
カンテヨジャーヤー/4つのリズムの練習曲/幼子イエスに注ぐ20のまなざし
ロバート・シャーロー=ジョンソン(ピアノ)ジョン・オグドン(ピアノ)
CD 4
幼子イエスに注ぐ20のまなざし
ジョン・オグドン(ピアノ)
CD 5
おお聖なる饗宴/おお聖なる饗宴
サイモン・プレストン(オルガン)ケンブリッジ・セント・ジョーンズ合唱団
CD 6
昇天(四つの交響的瞑想)/二枚折絵/永遠の教会の出現/聖霊降臨節のミサ曲
トーマス・ トロッター(オルガン)
CD 7
献堂式のための唱句 /天上の宴/栄光の御体-復活の7つの短い幻影
トーマス・ トロッター(オルガン)
メシアン生誕100年を記念した《メシアン・エディション》の第2集。全7枚に、
ピアノのティボーデやオグドン、オルガンのシャーロー=ジョンソンやプレス
トン、指揮者のシャイーといった豪華アーティストがずらりと並んだ夢の企
画が実現しました。《鳥のカタログ》や《幼子イエスに注ぐ20のまなざし》
などメシアンの代表作の数々を、選りすぐりの名演奏でお楽しみください。




<Deutsche Grammophon>
ドイツ・グラモフォンからの新しいバジェット・シリーズ
●CLASSICAL CHOICE 各1枚 \900

4777516 \900
ヘンデル:《王宮の花火の音楽》/同:《水上の音楽》HWV.348-350
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
録音:1983&1991年 デジタル録音
ヘンデルも、ガーディナーも、ともにイギリス人の音楽家なので感性がマッチ
するのか、溌剌と力強く、爽快な演奏を繰り広げる当盤。《水上の音楽》の第
1組曲には、追補が2曲入っていて、そのうちの一つは第2組曲の代表曲である
「ホーンパイプ」の異調版です。清涼感にあふれた素晴らしい演奏で、ホル
ンの豪快な鳴りも聴きどころ。また《王宮の花火》も、トランペットやティ
ンパニの力強い快演が、聴き手に元気を与えてくれます。

4777514 \900
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調Op.88/同 第9番ホ短調Op.95《新世界より》
シュターツカペレ・ドレスデン 
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1990年11-12月&1994年11月 ドレスデン デジタル録音
円熟期を迎えたばかりのレヴァインと、ドイツの名門シュターツカペレ・ド
レスデンが、ドヴォルザークの人気交響曲2曲に挑んだ会心の1枚。ドイツ屈
指の名門オケとして知られる当団の燻し銀のように柔らかい響きを十分に生
かしながら、センス抜群のリズム感と旋律の歌わせ方で統率するレヴァイン
の指揮は、ドヴォルザークの聴き古された感もある有名作に、引き締まった
バランスと新鮮な魅力をもたらしています。

4777519 \900
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467/同 第27番変ロ長調K.595
フリードリヒ・グルダ(ピアノ) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
録音:1974年9月&1975年5月 ムジークフェラインザール,ウィーン
今なお多くのファンを魅了してやまない天才グルダと、若き日のアバド&ウィ
ーン・フィルの貴重な共演の記録。モーツァルトのピアノ協奏曲の真髄を聴か
せてくれる名演中の名演です。録音会場であるムジークフェラインザールの柔
らかな音響を捉えた名録音も評価が高い1枚。カデンツァがグルダ自身の作な
のも大きな聴きどころで、時折ふと顔を覗かせる翳りは、天才のみが知る寂
しさや諦観の境地のあらわれだったのかもしれません。

4777521 \900
J.S.バッハ:オルガン名曲集
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》
BWV.645/トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564/幻想曲(前奏曲)
とフーガ ト短調BWV.542/コラール《来れ,異教徒の救い主よ》BWV.659/パッ
サカリアとフーガ ハ短調BWV.582/ラール《甘き喜びのうちに》BWV.608/同
《イエスよ、わが喜びよ》BWV.610/同《主イエス・キリストよ、われ汝に呼
ばわる》BWV.639/小フーガ ト短調BWV.578《小フーガ》
サイモン・プレストン(オルガン)
録音:1988年9月ボン 1989年9月ソロ,デンマーク 
1991年3月ヴァルトロープ,ドイツ 1996年1月ロンドン デジタル録音
オルガンの名手でもあったJ.S.バッハは、トッカータやフーガなどの器楽曲、
コラールなどの教会音楽を数多く作曲しました。当盤にはそんなJ.S.バッハの
音楽エッセンスが凝縮した10曲が収められています。《トッカータとフーガ》
をはじめ、J.S.バッハの名曲の数々を、イギリスを代表するオルガニストのプ
レストンが、一筋の光を思わせるような音色や、荘厳で堂々とした音楽性を
駆使して珠玉の名演を聴かせてくれます。

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08-09 No.28-2

2008年09月30日 12時53分56秒 | Weblog
4777518 \900
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58/同 第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
クラウディオ・アラウ(ピアノ) 
ドレスデン・シュターツカペレ サー・コリン・デイヴィス(指揮)
録音:1984年11月 ドレスデン デジタル録音
ベートーヴェンの大家として知られたアラウ晩年の名演。見通しのよい澄み
切った晩年の境地の結実を思わせる第4番、そして重厚なピアニズムの健在ぶ
りを示す《皇帝》という具合に、作品を隅々まで知り尽くした彼ならではの
余裕が、聴き手に大きな感動と充足感を与えてくれます。またC.デイヴィス
とドレスデン・シュターツカペレも、これぞドイツのオーケストラと言うべ
き力強く重厚な伴奏で見事なサポートを聴かせてくれます。

4777522 \900
モーツァルト:歌劇《魔笛》K.620ハイライト
フランツ・クラス(バス)ロバータ・ピータース(ソプラノ)
イヴリン・レアー(ソプラノ)フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)他 
RIAS室内合唱団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
録音:1964年6月25日 イエス・キリスト教会,ベルリン
モーツァルト晩年の寓意に満ちた神秘的オペラから、スケールの大きい豊かな
音楽を引き出した巨匠ベームの定評ある名演。夭折の名テノール、ヴンダーリ
ヒの熱演もあり、《魔笛》の最高峰、並びにドイツ・オペラの最高峰と言われ
る名演中の名演です。力強く内声が充実し、繊細さを失わないベーム&ウィー
ン・フィル。そしてヴンダーリヒの美しいかくありなんという歌唱。総合的に
この演奏を超える《魔笛》は未だに生まれていません。

4777527 \900
Mirror of Silence - Tranquil Classics
マスネ:タイスの瞑想曲
ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調Op.22-モデラート
グリーグ:ソルヴェイグの歌
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》-アダージョ・ソステヌート
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467-アンダンテ
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050 -アフェトゥオーソ
グラズノフ:吟遊楽人の歌Op.71
ロドリーゴ:
ある貴紳のための幻想曲-エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ
(アダージョ)
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第5番変ホ長調-アンダンティーノ
シューマン:子供の情景Op.15-トロイメライ
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調RV.93-ラルゴ
モーツァルト:
セレナード第12番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》-
ロマンス(アンダンテ)
ヘンデル:オルガン協奏曲第6番変ロ長調Op.4-6-ラルゲット
アルビノーニ:アダージョ
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) 
クリステル・トルヴァルドソン(ヴァイオリン) 
エーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)他多数
心穏やかなひとときを演出するアルバム。マスネの《タイスの瞑想曲》、ベ
ートーヴェンの《月光》、シューマンの《トロイメライ》など、映画やCMな
どにも使われたおなじみの名曲たちが、食後や就寝前の最高のBGMとして、美
しく静謐な時間をお届けします。

4777531 \900
A Baroque Dinner Menu - Music fit for a banquet
ヴェラチーニ:序曲第1番変ロ長調-ラルゴ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ
テレマン:ターフェルムジーク第2集-協奏曲ヘ長調
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048
パッヘルベル:カノンとジーグ ハ長調
コレット:コミック協奏曲第25番ト短調
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.84
テレマン:ターフェルムジーク第1集-協奏曲イ長調
ムジカ・アンティクヮ・ケルン ラインハルト・ゲーベル(指揮)
録音:1980-1993年
バロック音楽の分野で多くの名録音を残してきたゲーベル&ムジカ・アンティ
クヮ・ケルン。そんな彼らのエッセンスが詰まった珠玉のコンピレーション・
アルバムをどうぞ。彼らにとって常に特別の存在だったテレマンをはじめ、
J.S.バッハやパッヘルベルらの名曲も多数並んでいます。初演当時の響きを
思わせる充実した響きをたっぷりお楽しみください。

4777529 \900
Good Morning! - Classics for Breakfast
グリーグ:劇音楽《ペールギュント》Op.23-朝
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ニ長調RV.428-アレグロ
ハイドン:交響曲第6番二長調Hob.I-6《朝》-アダージョ-アレグロ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595-アレグロ
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV.269-アレグロ
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
アルビノーニ:5声の協奏曲第6番ニ長調Op.7-6-アレグロ
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5-メヌエット
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調Op.93-スケルツァンド
モーツァルト:クラリネット協奏曲ロ長調K.622-ロンド(アレグロ)
ドリーブ:バレエ《シルヴィア》組曲-ピチカート
プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25《古典交響曲》-アレグロ
ロッシーニ:歌劇《ブルスキーノ氏》序曲
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551《ジュピター》-メヌエット
J.シュトラウスII世:ワルツ《朝の新聞》Op.279
エーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、他
朝の快適な目覚めをもたらしてくれる素敵な朝食アルバムの登場です。おなじ
みのグリーグの《ペールギュント》-朝をはじめ、古今東西の快活で軽やかな
名曲15曲を、巨匠ネーメ・ヤルヴィらの優美な名演奏でお楽しみください。

4777526 \900
Heavenly Voices - グレゴリアン・チャント
Tractus: Domine, exaudi orationem meam/cclamation: Ecce lignum crucis
/Improperia: Popule meus, quid feci tibi?/ Introitus: Resurrexi/
Graduale: Haec dies/Alleluia - Pascha nostrum/Sequentia: Victimae
paschali laudes/Offertorium: Terra tremuit et quievit/Communio:
Pascha nostrum immolatus est Christus/Offertorium I: Ascendit Deus/
Communio: Psallite Domino/Sequentia: Veni, Sancte Spiritus/Communio:
Factus est/Kyrie XIV/Sanctus XIV/Agnus Dei XIV
ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊 
ゴーデハルト・ヨッピヒ神父(指揮)
録音:1981年1月6-10日 ミュンスターシュヴァルツァハ修道院,ドイツ
グレゴリオ聖歌の専門家として指揮や録音の多いヨッピヒ神父が、ミュンスタ
ーシュヴァルツァハ修道院聖歌隊を指揮した1981年録音盤。ヨーロッパ芸術音
楽の源流に位置付けられるグレゴリオ聖歌ですが、日本人にも親しみやすい音
階とリズムは、癒しが求めつづけられている現代人の心に、天国のようなヒー
リング・ヴォイスをもたらしてくれます。

4777515 \900
グリーグ:
《ペール・ギュント》第1組曲Op.46/《ペール・ギュント》第2組曲Op.55/
2つの悲しき旋律Op.34/組曲《ホルベアの時代から》Op.40/《十字軍の兵士
シーグル》Op.56
エーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
録音:1987年6月,1992年3月&6月&12月 エーテボリ デジタル録音
文豪イプセンの作品に捧げられた劇音楽《ペール・ギュント》、ノルウェー文
学の始祖ホルベルクの生誕200周年祭を祝った《ホルベアの時代より》、国民
的詩人ビヨルンソンの作品に捧げられた《十字軍の兵士シーグル》等、文学
に関係のあるグリーグのオーケストラ曲を収録した1枚。ヤルヴィとエーテボ
リ交響楽団は、北欧音楽ならではの情感豊かな語り口と重量感溢れる表現で、
これら傑作の魅力を余すところなく表現しています。

4777530 \900
An Evening at the Opera
ヴェルディ:《アイーダ》-清きアイーダ
ベッリーニ:《清教徒》-いとしい乙女よ、あなたに愛を
ビゼー:《カルメン》-お前が投げたこの花は
グノー:《ロメオとジュリエット》-ええ,わたし,あなたを許しています…
ああ,結婚の夜
モーツァルト:《コジ・ファン・トゥッテ》K.588-愛しい人の愛のそよ風は
同:《フィガロの結婚》K.492- 愛の神よ,照覧あれ
同:《ドン・ジョヴァンニ》K.527-あそこで二人は許しあおう
ドニゼッティ:《愛の妙薬》-人知れぬ涙
ヴェルディ:《椿姫》-幸せなある日,天使のように
プッチーニ:《ボエーム》-冷たい手を
同:《トスカ》-ああ,あの眼が・・・|君の黒く,燃える瞳に
ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》-私を愛している,私を!
ヴェルディ:《椿姫》-彼女が離れていては-私の燃える心を
プッチーニ:《蝶々夫人》-可愛がって下さいね
ヴェルディ:
《リゴレット》-あなたを愛します!あなたを愛しますと・・・愛こそ心の太
陽だ
サン=サーンス:《サムソンとダリラ》-あなたの声に心は開く
ジョン・ヴィッカーズ(テノール) 
ローマ国立歌劇場管弦楽団 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)他多数
名歌手たちが歌う美しいオペラ・アリアの夕べにご招待する1枚。モーツァル
ト、プッチーニ、ヴェルディなどの傑作オペラの中に登場する珠玉のアリア
を、パヴァロッティ、フレーニ、グルベローヴァらが華麗に歌い上げます。夕
食や食後の団欒のひとときに、お洒落なムードを演出するBGMにもお薦めです。

4777525 \900
瞑想曲 - Relaxing Classics
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:白鳥
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲
モーツァルト:クラリネット協奏曲ロ長調K.622-アダージョ
グリーグ:ソルヴェルディイグの歌
マセ:ナイティンゲールの歌
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調-アレグロ・ノン・トロッポ
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043-ラルゴ・マ・ノン・タント
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番ロ長調K.488-アダージョ
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調RV.93-ラルゴ
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第3番ニ長調RV.93-シチリアーノ
ゴダール:子守歌
ロドリーゴ:
ある貴紳のための幻想曲-エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ
(アダージョ)
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
何かとストレスが多い現代人の耳と心をリラックスさせてくれる名曲13曲を収
めた好企画。カラヤン時代のベルリン・フィルのコンサートマスターとして君
臨したシュヴァルベが弾くマスネの《タイスの瞑想曲》をはじめ、サン=サー
ンスの《白鳥》、モーツァルトの協奏曲の緩徐楽章など、耳を傾けているだけ
で全身が霧消してしまいそうな名曲名演奏に心身を委ね、明日への活力を養っ
てください。

4777523 \900
オルフ:カルミナ・ブラーナ
バーバラー・ボニー(ソプラノ)フランク・ロパード(テノール)
アントニー・マイケルズ=ムーア(バリトン) 
アルノルト・シェーンベルク合唱団 ウィーン少年合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮)
録音:1993年10月25日 
ムジークフェラインザール,ウィーン デジタル録音ライヴ
全世界にオルフの名を知らしめた出世作《カルミナ・ブラーナ》は、バイエル
ンのボイレン(ブラーナ)修道院に伝わる中世の世俗的歌集(カルミナ)を用いて
書かれた声楽曲。中世の人々の生活や感情を、雄大なスケールと迸るようなエ
ネルギーで描いた傑作です。このウィーン・フィル定期演奏会のライヴ録音
(1993年)では、プレヴィンが明快なリズムと優雅な響きで、中世の人間模様や
活況を音楽絵巻のように描き出しています。

4777524 \900
愛の夢- Romantic Piano Music
ベートーヴェン:《エリーゼのために》イ短調WoO.59
メンデルスゾーン:無言歌第5集Op.62-イ長調《春の歌》
シューベルト:きけ、きけ、ひばり(リスト編)
シューマン:子供の情景Op.15-トロイメライ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》-アダージョ・ソステヌート
グリーグ:抒情曲集第6集Op.57-郷愁
ドビュッシー:前奏曲集第1巻-亜麻色の髪の乙女
ブラームス:16のワルツOp.39-第15番変ホ長調
リスト:愛の夢第3番変イ長調S.541-3
ショパン:ワルツ第2番変イ長調Op.34-1《華麗なる円舞曲》
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》-プロムナード/同-小人
ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》
シューベルト:4つの即興曲-第3番ト長調D.899-3
ショパン:練習曲第12番ハ短調Op.10-12《革命》
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.576-アダージョ
ドビュッシー:ベルガマスク組曲-月の光
ショパン:ワルツ第9番変イ長調Op.69-1《別れ》
アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)他多数
秋から冬を美しく彩るピアノの調べをお届けします。ベートーヴェンの《エリ
ーゼのために》、シューマンの《トロイメライ》、リストの《愛の夢》など、
皆いつかどこかで聴いたことがあるにちがいないロマンティックなピアノ名曲
を18曲集めてみました。演奏家陣も、ウゴルスキ、バレンボイム、キーシン、
アルゲリッチ、ミケランジェリなど、DGを代表する名ピアニストがずらり並
んだ、芸術の秋ならではの豪華ラインナップになっています。

4777517 \900
ラヴェル:ボレロ/同:道化師の朝の歌
シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
ジョセフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン・ソロ)
ボストン交響楽団 小澤征爾(指揮)
録音:1974年3月&4月 1986年11月 1977年4月 ボストン
世界の小澤征爾が指揮するラヴェル、シャブリエ、R=コルサコフの管弦楽名
曲集。小澤がボストン交響楽団の音楽監督に就任した直後の1974年に録音され
たラヴェルの2曲では、彼とオーケストラがスタート当初から理想的な関係に
あったことを示す名演です。明快で鋭敏なリズム感、絶妙なまでのバランス
感覚、そしてオーケストラの能力をフルに発揮させてクライマックスを築き
上げてゆく彼の指揮は本当に見事の一言に尽きます。

4777520 \900
ヴィヴァルディ:四季
協奏曲集《四季》Op.8-1-4
同 ハ長調RV.556《聖ロレンツォの祝日のために》
同 変ホ長調RV.579《葬送》
同 ト短調RV.577《ドレスデンのオーケストラのために》
フランコ・グッリ(ヴァイオリン) 
ボローニャ市立歌劇場フィルハーモニー管弦楽団 
リッカルド・シャイー(指揮)
録音:1990年4月 ボローニャ デジタル録音
若き日のシャイーが手兵と描いたイタリアン・カラーの《四季》の待望の再
プレス。ヴァイオリン・ソロを弾くフランコ・グッリは、トリエステに生ま
れ、スイスでシゲティに師事した名手。妻のカヴァルロとのデュオや、ロー
マ合奏団のメンバーとしても多彩に活動し、教育者としては東京音楽大学で
指導にあたったこともある、日本人には馴染みの深いヴァイオリニストです。
2001年に惜しまれつつ、この世を去りました。

4777528 \900
In the Groove - Lounge Classics
We have all the time in the world
ベートーヴェン:6つのメヌエット-第2番ト長調WoO.10-2
バーンスタイン:ミュージカル《ウェスト・サイド・ストーリー》-サムウェア
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201-アンダンテ
ハイドン:
弦楽四重奏曲第17番ヘ長調Op.3-5《セレナード》-アンダンテ・カンタービレ
/Melancholy/Gabriel's Oboe
ロドリーゴ:
ある貴紳のための幻想曲-エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ
(アダージョ)
サン=サーンス:白鳥
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90-ポコ・アレグレット
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第3番ニ長調RV.93-シチリアーノ
ヘンデル:《水上の音楽》HWV.348組曲第1番ヘ長調-エア
ジュリアーニ:
ギター協奏曲第1番ロ長調Op.30-アンダンティーノ・シチリアーノ
グリーグ:ソルヴェイグの歌
Nuovo Cinema Paradiso
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV.271《恋人》-カンタービレ
ナイマン:The Heart asks Pleasure
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調Op.88-アレグレット・グラツィオーソ-モルト・ヴィヴァル
ディヴァーチェ
リッカルド・シャイー,ニック・イングハム,ロリン・マゼール(指揮)他多数
J.S.バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラーム
ス、ドヴォルザークらの古今東西の名曲、それにナイマンらのお馴染みの映画
音楽を集めたラウンジ・クラシック。親しみやいヒット・ナンバーばかりなの
で、シチュエーションを選ぶことなく、あらゆる場面を盛り上げる最高のBGM
と言えるでしょう。

4777512 \900
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/同 第7番イ長調Op.92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1977年1月31日&1976年10月22日 フィルハーモニー,ベルリン
アナログ録音
カラヤン&ベルリン・フィルの絶頂期に録音されたベートーヴェンの交響曲
第5番《運命》と第7番の豪華カップリング。この演奏では、それまでのカラ
ヤンの特長だったトスカニーニ張りのダイナミックで力強い演奏の上に、さ
らに70年代特有の繊細さや華麗さが加わり、聴き手を、まるでルーベンスや
ベラスケスのバロック絵画を観ているような恍惚とした気分に包み込んでく
れます。

4777513 \900
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱》
ガブリエラ・べニャチコヴァー(ソプラノ)
マルヤーナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
エスタ・ヴィンべルイ(テノール)
ヘルマン・プライ(バリトン) 
ウィーン国立歌劇場合唱団(ヴァルター・ハーゲン=グロル指揮) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
クラウディオ・アバド(指揮)
録音:1986年5月6-13日 ムジークフェラインザール,ウィーン 
デジタル録音ライヴ
アバド&ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲全集からの1枚。細部の見
事な彫琢と、全体を覆うゆったりとした流れとが見事に合致した、アバドの
円熟期の始まりを告げる記念碑的な録音として、高く評価されている名盤で
す。アバドはこの後も、ベルリン・フィルと「第九」を2回録音していますが、
このアルバムは「第九」、そしてアバドの入門編に最適の1枚と言えるでしょ
う。

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08-09 No.27

2008年09月30日 12時52分57秒 | Weblog
<Paradizo>
PA 0005 \2280
★ボーナスDVD付
デュアルディスク仕様(片面PAL、片面NTSC)です。
ラモー(1683-1764):作品集
(1)チェンバロのための作品-異名同音(1728)、メヌエット(1728)、
ドーフィン(1747)
(2)コンセール用作品(2台チェンバロのための)-クリカン、リヴリ、
「優雅なインドの国々」
(3)クラヴサン-プレリュード(1706)、アルマンド(1728)、クーラント(1728)、
 サラバンド(1728)、トリオンファント(1728)
(4)チェンバロのための作品-ミューズの会談、キュクロプス
(5)コンセール用作品(2台チェンバロのための)-フォルクレ、クピ、
パントマイム
スキップ・センペ(チェンバロ)、オリヴィエ・フォーティン(チェンバロ)
ラモーの過激にして濃厚な音世界。1台によるソロ作品でも相当ゴージャスな
世界がたのしめますが、2台チェンバロになればその豊かさは3倍にも4倍にも
なって薫り立ちます。あまりにもゴージャスなので快感すらおぼえる名演奏で
す。映像も演奏風景満載で、センペの指運びの見事さを耳でも目でも楽しめ
ます。




<AMBROISIE>
AM 154 2枚組 \4760
F.クープラン:作品集
クラヴサン曲集第1巻より第2、第4組曲(1713)
クラヴサン曲集第2巻より第9、第11組曲(1716-1717)
ヴィオレーヌ・コチャール(チェンバロ)
クリストフ・ルセの下で研鑽を積んだ実力派、ヴィオレーヌ・コチャールに
よるクープラン作品集。時に激しく、時に穏やかに、様々な表情を見せるク
ープラン作品を、実に巧みな語り口で見事に聴かせます。AMBROISIEレーベル
ならではの豊かなサウンドも魅力。





<Disc Auvers>
DAS 006 2枚組 \2980
ブラームス:
[CD1]
(1)ピアノ・ソナタ第2番 嬰へ短調Op.2
(2)ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調Op.1
[CD2]
(1)スケルツォ 変ホ短調Op.4
(2)ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調Op.3
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(Pf)
録音:2007年7月
期待の新星、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのブラームス作品集。ス
ケルツォはブラームスが18歳の頃の作品で、いぶし銀のようながら、バリっ
とした聴きごたえのあるものです。ソナタの3曲はどれも、分厚い音の大規模
な作品。若くしてすでに大家のオーラを発するジャン=フレデリックの才覚
が光ります。11月の「ル・ジュルナル・ド・ショパン」ではショパンの様々
な作品を披露してくれます。ますます楽しみです。




<ARTE VERUM>
ARV 005 \2280
バーバラ・sings・ブルース
1.Lady Sings the Blues(Holiday / Nichols)
2.Tell Me More and More(And Then Some)(Holiday)
3.Trouble in Mind(Jones)
4.Don’t Explain(Holiday, Herzog)
5.My Man(Willemetz, Charles / Yvain)
6.You’ve Been a Good Old Wagon(Henry)
7.God Bless the Child(Herzog, Holiday)
8.What a Little Moonlight Can Do―instr.(Woods)
9.Billie’s Blues ? I Love my Man(Holiday)
10.Mood Indigo(Ellington, Mills, Bigard)
11.Downhearted Blues(Austin / Hunter)
12.Allhelgonablues―instr.(Algotsson)
13.Strange Fruit(Allan)
バーバラ・ヘンドリックス(Ms)
マグヌス・リンドグレン・クヮルテット
ヘンドリックスが幼い頃に初めて口ずさんだのは、父に連れられて通った教
会で歌った黒人霊歌だったといいます。黒人霊歌は、もともとはアメリカ南
部で過酷な労働を強いられた黒人奴隷が自分たちの苦しみや悲しみを表現す
るものでした。この秘められた苦しみや悲しみの精神は、ゴスペル、ジャズ、
そしてブルースへも受け継がれています。ヘンドリックスは、芳醇なワイン
を思わせる豊かで深い大人の女性の声で、苦しみや悲しみ、様々な感情を胸
に秘めつつ、抑えの効いたブルースを展開しています。マグヌス・リンドグ
レン・クヮルテットのメンバーも、皆北欧を中心にジャズの世界で活発に活
動している名人ばかり。この上なく成熟したブルースです。




<naive>
V 5148 \2280
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番Op.58 ト長調
(2)五重奏曲 変ホ長調 Op.16
フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
フィリップ・ジョルダン(指)
ラジオ・フランス管弦楽団
(2)エレーヌ・デュヴィユンヌ(Ob)、ジェローム・ヴォアザン(ClI)、
アントワーヌ・ドレイファス(Hrn)、ジャン=フランソワ・デュケスノワ(Fg)
ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」(V 5084)が好評だったギィ&ジョル
ダンによるベートーヴェンの第2弾は、名曲第4番。ギィのピアノの音色は一
切クセがなく、澄み切ったもの。指揮者アルミン・ジョルダンの息子にして
若手有望株、フィリップ・ジョルダンによるオーケストラの伴奏も、見通し
のよいストレートな演奏。ピアノとオケが見事に融けあって、美しい模様を
織り成しているような名演奏です。若き世代によるフレッシュかつ感動的な
ベートーヴェン。目が離せません。




<ORFEO>
-ORFEO D'OR!
ORFEOR 581083(SACD-Hybrid) 3枚組 \5940
R.シュトラウス:「バラの騎士」
クレア・ワトソン(S 元帥夫人) 
カール・リッダーブッシュ(Bs オックス男爵)
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms オクターヴィアン) 
ルチア・ポップ(S ゾフィー)
ベンノ・クッシェ(Br ファーニナル) 
ゲルハルト・ウンガー(T テノール歌手) ほか
カルロス・クライバー(指)
バイエルン国立管弦楽団,バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:1973年7月13日,ミュンヘン
ORFEOがやってくれました!1973年にカルロス・クライバーがミュンヘンで上
演した「バラの騎士」をCD化。当時43歳のクライバーは、エネルギーたっぷ
りの鮮やかな音楽で、ただ最高の一言。しかも歌手は、ファスベンダー、ポッ
プ、リッダーブッシュとミュンヘンの「バラの騎士」の極めつけ3人に加え、
クレンペラーとショルティから重用された美声ソプラノ、クレア・ワトソン
の元帥夫人と、この上なく強力。ステレオの蔵出し音源を、SACDで発売。こ
の秋、クライバーのゾクゾク感を再び!




<サウンド&ミュージック・クリエーション(日本)>
SMC-1001 \3000
パガニーニ:24の奇想曲 作品1/別れの奇想曲(遺作)
木野雅之(ヴァイオリン)
録音:2003年4月21日-23日、秩父ミューズ・パーク音楽堂
木野雅之は全てのヴァイオリニストにとっての驚異である。(ルジェーロ・リ
ッチ)。
現代のヴィルトゥオーゾ木野雅之によるパガニーニの名曲「奇想曲(カプリー
ス)」。通常は作品番号1の24曲(1805年-1810年頃)が演奏されておりますが、
このアルバムでは遺作である「別れのカプリッチョ(ピアノ伴奏付)」を収録
した点が特筆されます。この曲は1831年頃作曲され、1833年にマインツで出
版されたもので、無伴奏独奏版がルジェーロ・リッチにより校訂されたもの
です。

SMC-1002 \3000
「サラ=サーテ作品集Vol.1」
「スペイン舞曲集」より(マラゲーニャOp.21-1/ハバネラOp.21-2/アンダル
シアのロマンスOp.22-1/サパテアードOp.23-2/祈りOp.23-1)/
アンダルシアのバラードOp.28/ナイチンゲールの歌Op.29/
ホタ・ナバーラOp.22-2/ツィゴイネルワイゼンOp.20/ボレロOp.30
木野雅之(ヴァイオリン)、小川哲朗(ピアノ)
録音:2007年10月3日-5日、千葉市美浜文化ホール
2008年のサラサーテ(1844-1908年)没後100年を記念して、木野雅之さんと小川
哲朗さんによるサラサーテのアルバムをお贈りする。このアルバムには「ツィ
ゴイネルワイゼン」「スペイン舞曲集」といったひろく親しまれている曲の
他、実演でもCDでもなかなか聴くことのできない小品も収録している。木野
さんと小川さんによる息の合った演奏に耳を傾けつつ、スペインの生んだヴァ
イオリン音楽の大家、サラサーテの人と芸術に思いを馳せたい。
(那須田 務、ライナー・ノートより抜粋)





<ムジカノーバ・レーベル(日本)>
MUSI-0007 \2100
「アヴェ・マリアと癒しの小品集」(全12曲)
淑野裕香子- Violin
バッハ/グノーのアヴェ・マリア
サンサーンスのアヴェ・マリア
モーツァルトの子守歌
主よ人の望みの喜びよ
カッチーニのアヴェ・マリア
マスカーニのアヴェ・マリア
家路
サンサーンスの白鳥
G線上のアリア
シューベルトのアヴェ・マリア
ビバルディ四季より"冬"
アメイジング・グレイス
淑野裕香子のファーストアルバム-サンクトゥスを発表してから4年の月日が
流れました。このサンクトゥスはアメイジング・グレイスとリベラ・メと言
う二つのアルバムに分解してiTunesMusicStoreで発売したところ大変な反響
が有りました。この作品は最初の週でいきなり総合ランキングで50位入りし
て、最高4位まで上りつめる事が出来ました。その後に音楽配信専用で発売し
た3作品も大変な反響を呼びまして、発売から2年以上経過してもランキング
に入り続けています。そのアルバムをCDでも発売して欲しいという要望が予
てより有りましたが、今回発売するに至りました事を喜ぶと同時に、今回のC
Dも皆様に愛されることを心より願う次第です。
2008年9月 プロデューサー 石原眞冶
※生産中止のお知らせ
当ムジカノーバ・レーベルの次の品番は生産中止となっております。
MUSI-0002、MUSI-0003、MUSI-0005、MUSI-0006
生産が再開された場合改めてご案内いたします。よろしくお願いいたします。




<SION RECORDSレーベル(日本)>
SCD-017 \3150
(バーコード無し)
「長沢勝俊:三味線作品集」
(1)「三味線協奏曲」(1967年)
(2)「国東の譜」(1982年)
(3)「二つの三味線と小鼓による三章」(1978年)
(4)「吐玉泉のうた」(1995年)
(5)「春三題」(1977年)
(6)斑鳩へのみち」(1990年)
野澤徹也((1)独奏三味線、(2)(5)地歌三味線、(3)三味線I、(4)(6)三味線)
(1)原郷隆(篠笛)、元永拓(尺八I)、渡辺淳(尺八II)、首藤久美子(琵琶)、
田村法子(箏I)、山田由紀(箏II)、久本桂子(17絃箏)、多田恵子(打楽器)、
盧慶順(打楽器)
(2)首藤久美子(琵琶)、久本桂子(17絃箏)
(3)山本普乃(三味線II)、藤舎花帆(小鼓)
(4)澤田由香(篠笛)、神令(尺八)、桜井亜木子(琵琶)、松村エリナ(21絃箏)
(5)野澤佐保子(箏)
(6)中村仁美(笙・篳篥)、酒井麻椰(竜笛)、山口賢治(尺八)、野澤佐保子(箏)、
盧慶順(打楽器)
現代邦楽の創成期から活躍していた長沢勝俊。長沢勝俊は1964年に日本音楽集
団を同人14人と旗揚げし、28年の長きにわたり日本音楽集団代表をつとめ、
1992年からは名誉代表として関わる。その間、日本音楽集団のための作曲の
他、NHKやレコード会社からの委嘱、宮城合奏団はじめ、多くの合奏曲や個人
・グループなどからの委嘱を受け、100を超える合奏曲、独奏曲など、たくさ
んの財産を残す。スーパー歌舞伎・市川猿之助「ヤマトタケル」の音楽も作
曲、1990年には紫綬褒章を受賞。プロ・アマ問わず邦楽を愛好する人々は一
度は長沢勝俊の曲を演奏している。しかし残念ながら、今年1月10日にご逝去
されました。
もちろん追悼版という意味もあるが、長沢勝俊の三味線楽曲を通して現代邦
楽創成期から今日までの「現代邦楽とは何だったのか?」、「日本楽器の代
表的な楽器の一つである三味線に長沢勝俊は何を想って作曲していたのか?」
ということを様々な楽器編成(小編成-協奏曲まで)からアプローチする。
楽曲は全6曲。その内4曲は世界初録音である。聴いていて楽しく、高い芸術性
を持ちながら心温まる長沢勝俊のいろいろな側面を伺える楽曲を収録。
使用されている楽器も和楽器は当然のこと、雅楽器まで使用し、ほとんど代表
的な日本楽器を網羅。今後、日本楽器の作曲を考えている作曲家にとっても器
楽的な研究も可能。
さらに演奏は邦楽界で注目される実力派を中心に、次世代をになう演奏家を集
め、十年、二十年後に、この世代の演奏記録として重要な意味を持つことにな
るだろう。
長沢作品集を心待ちにしている、日本全国のアマチュア邦楽演奏者はもちろん、
楽曲探ししている邦楽演奏者、今後日本楽器の作曲を考えている作曲家たちに
も聴いて欲しい1枚。




<OPERA RARA>
ORR245 \2380
サロン音楽 Vol.12 
ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910)作曲のサロン・オペレッタ
トリアノンの乳搾りの女
La Laitiere de Trianon(The Milkmaid of Trianon)
ジョーン・ロジャーズ(Joan Rodgers:ソプラノ)
ヤン・ブロン(Yann Beuron:テノール)
ジェフ・コーエン(Jeff Cohen:ピアノ)
18世紀、パリ郊外にトリアノン宮殿を建設し田舎風にしつらえ農民の暮らし
や乳搾りの真似事をして楽しむフランスの王女マリー・アントワネットの日記
をベースに書かれたオペレッタ。上演されることが滅多にない珍しい作品です。
学術的にも貴重なアルバム。
76ページに及ぶ詳細な解説書(英語)付き。




<VENEZIA>
CDVE04340 \1350
リャードフ:
(1)バラード「古い時代から」 op.21b
(2)音楽玉手箱 op.32
(3)ババ・ヤガ op.56
(4)8つのロシア民謡 op.58
(5)魔法にかけられた湖 op.62
(6)キキモラー民話 op.63
(7)「ヨハネの黙示録」からー交響的絵画 op.66
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1979年
(8)プーシキン記念のポロネーズ op.49
(9)アマゾン女族の踊り op.65
(10)挽歌 op.67
ヴェロニカ・ドダロワ指揮
ロシア交響楽団 1992年
リャードフ(Anatoli Liadov : 1855-1914):
リムスキー=コルサコフに学ぶ。ロシア民謡を収集し、そのメロディを取り入
れた楽曲を多く残しました。なじみやすいメロディが特徴の管弦楽作品集です。

CDVE04345 \1350
メンデルスゾーン:
(1)序曲「海の静けさと幸ある航海」 op.27
ソビエトRTV交響楽団 1975年5月20日
(2)ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ヴァレリー・クリモフ(Valery Klimov:ヴァイオリン)
ソビエト国立交響楽団 1967年8月12日
(3)交響曲第1番 ハ短調 op.11
ソビエトRTV交響楽団 1972年7月27日
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮




<TACET>
TACET 160 \2380
カルロ・ゼッキ(ピアノ)1926年、名演奏集(ピアノ・ロール)
The Welte Mignon Mystery Vol.X
(1)ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ L.345、L.490
Domenico Scarlatti
(2)ドメニコ・アラレオーナ:La Citta Fiorita
Domenico Alaleona
(3)イルデブランド・ピツェッティ:La Quai du Port de Famagoste
Ildebrando Pizzetti
(4)マリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコ:Alt Wien
Mario Castelnuovo Tedesco
(5)アルベルト・ガスコ:Le Danzatrici di Jodhpur
Alberto Gasco
(6)アルフレード・カセルラ:Deux Contrastes
Alfredo Casella
(7)ヴィンチェンツォ・ダヴィコ:Motturno in D major
Vincenzo Davico
(8)イーゴル・ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
Igor Stravinsky
以上、カルロ・ゼッキ(ピアノ)
カルロ・ゼッキ(Carlo Zecchi : 1903 - 1984 イタリア 指揮&ピアノ)
1903年にローマで生まれ、ブゾーニやシュナーベルに学び、ソロ・ピアニスト
や室内楽におけるピアニストとして多くの世界中で多くの演奏会を開きまし
た。1939年からハンス・ミュンヒやアントニオ・グァルニエリに指揮を学び、
1947年から各国のオーケストラを指揮しました。また、教育者としてローマ
の音楽院、ザルツブルクのモーツァルテウムで教えました。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 144 2枚組 \1750
プッチーニ:歌劇「トスカ」
レナータ・テバルディ(トスカ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(カヴァラドッシ)
エットレ・バスティアニーニ(スカルピア)
ジャンナドレア・カヴァツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 
1958年6月20日ブリュッセル・モネ劇場でのライヴ録音
以前、Legatoレーベルから発売あり。
歴史を感じさせる音です。多少の傷もあり初心者向けではありません。

MYTO 158 2枚組 \1750
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチーナ」
イタリア語による上演 (R=コルサコフ版)
マリオ・ペトリ(I.ホヴァンスキー)、
アメデオ・ベルディーニ(A.ホヴァンスキー)
ミルト・ピッキ(ヴァシリー・ゴリーツィン)、
ボリス・クリストフ(ドシフェイ)
アルトゥール・ロジンスキ指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団
1958年6月14日ライヴ録音
以前、VAIレーベルから発売あり。
良い音質です。

MYTO 176 3枚組 \2780
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
ヒルデ・ツァデク(ヴェルデンベルク)、
セーナ・ユリナッチ(オクタヴィアン)
テレサ・シュティヒ=ランダル(ゾフィー)、
ルートヴィヒ・ヴェーバー(オックス)
アルトゥール・ロジンスキ指揮
RAIトリノ交響楽団、合唱団
1957年2月22日 トリノでのライヴ
多少こもった音質で傷もあり、初心者向けではありません。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5114 2枚組 \1750
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
レイラ・ジンチェル(アンナ・ボレーナ)、
シュリエッタ・シミオナート(ジョヴァンナ)
プリニオ・クラバッシ(エンリーコ8世)、
アルド・ベルトッキ(リッカルド)
シルヴィオ・マイオニカ(ロシュフォール卿)、
アンナ・マリア・ロータ(スメトン)
ジャンナドレア・カヴァツェーニ指揮
RAIミラノ座管弦楽団、合唱団 
1958年7月11日ミラノでのライヴ録音
以前、MEMORIESレーベルから発売あり。
良い音質です。

ANDRCD5119 2枚組 \1750
リヒテル(ピアノ)ドイツのロマンティツクなピアノ曲集
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」ハ短調 op.13
(2)リスト:巡礼の年報から抜粋(8曲)
(3)ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34 
(4)ショパン:練習曲 op.10-1、3
(5)シューマン:トッカータ ハ長調 op.7
(6)シューマン:アベッグ変奏曲 op.1
ボロディン弦楽四重奏団
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 1955-58年録音

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08-09 No.26

2008年09月26日 17時55分02秒 | Weblog
★BBC LEGENDS & medici masters 特価セールのご案内★
10月20日スタートの特価セールです。
詳細は当店HPをごらん下さい。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/bbc_sale2008.html

★EMI BOX、MEMBRAN BOX 価格改定のご案内★
MEMBRAN の10枚組シリーズは\1850に値下がりになります。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/box_etc.html

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<BIS>
初回プレス限定!たった1回限りの生産です。
BIS 9020/2 10枚組 \7080
J.S.バッハ:6大宗教曲BOX
(1)マタイ受難曲 BWV244
(2)ヨハネ受難曲 BWV245(1749年版)
(3)ミサ曲ロ短調 BWV232
(4)クリスマス・オラトリオ BWV248
(5)復活祭オラトリオ BWV249
(6)昇天祭オラトリオ BWV11
レイチェル・ニコルズ、キャロリン・サンプソン、モニカ・フリムマー、
野々下由香里、緋田芳江、イングリット・シュミットヒューゼン、
ナンシー・アージェンタ(Sop)、
ロビン・ブレイズ、米良美一、 パトリック・ファン・フートヘム(CT)、
ゲルト・テュルク、ヤン・コボウ、櫻田亮(Ten)、
ペーター・コーイ、浦野智行(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
BISの看板シリーズ、BCJのバッハ・カンタータ全集録音が40巻(全体の3分の2)
まで進んだことを記念して、彼らによるバッハの宗教的大作を6篇集め、CD10
枚組にしました。これが何と3枚価格というありえない驚異的廉価でのご提供
となります。独唱陣にも米良美一やナンシー・アージェンタなど企画初期に
参加していたなつかしい名が見られます。いずれもレコ芸特選やレコード・
アカデミー賞に輝いた超名演ばかり。まさに日本が世界に誇るシリーズと申
せましょう。初回プレス限定、一度の注文しかお受けできません。



<STUDIO FROHLA>
B 2811 \2500
Song of Romi-ろみの歌
(1)J.スペンサー:ピンク・イライサ・スプリング-ろみコロ ミックス
(2)田中紫織:犬の組曲
(3)グリーンスリーヴス
(4)A.ヨーク:フェアー
(5)A.ヨーク:サンデーモーニングオーヴァーキャスト
(6)ガンダーラバリエーション(タケカワユキヒデ/田中紫織)
(7)アルヴェーン:森の眠り
(8)ジュリアーニ:ロッシニアーナV
田中紫織(マリンバ) 田中宏史(トロンボーン) コロ助(歌)
(2)の犬の組曲は、犬をなでているようなホコホコしたかわいらしい作品。
ゴダイゴの大ヒット曲、「ガンダーラ」をさまざまにアレンジした作品も収
められており、たのしめる1枚です。田中紫織は武蔵野音楽大学卒業後、アメ
リカの大学に学びました。安倍圭子、N.ゼルツマンの各氏に師事しています。
なお、ジャケットの愛らしい絵は山下達朗氏のお嬢様によるもの。

FICD 5001 \2500
宮本妥子/マリンバソロアルバム
(1)後藤由里子:ディア
(2)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
(3)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ」
(4)G.P.テレマン:無伴奏マリンバによる12のファンタジーより第7番変ホ長調
(5)山田耕筰:この道
(6)本居長世:七つの子
(7)草川信:夕焼け小焼け
(8)後藤由里子:はじまりは・・・
(9)アレン:虹の彼方に
(10)作曲者不詳:アメイジング・グレイス
(11)マンシーニ:ムーンリバー
(12)ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ
宮本妥子(マリンバ) 中路友恵(マリンバ) 河本清子(ピアノ)
美しきマリンバ奏者による美しきメロディーの数々。



<TAHRA>
TAH 646 \2300
マーラー:
(1)亡き子をしのぶ歌
(2)さすらう若人の歌
(3)さすらう若人の歌
フィッシャー=ディースカウ(Br)
(1)シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツ放響(1955年6月6日 ハンブルク)
(2)オットー・アッカーマン(指)
ケルン放響(1954年11月9日 ケルン)
(3)カール・シューリヒト(指)
フランス国立管(1957年9月9日 ブザンソン音楽祭)
フィッシャー=ディースカウお得意のマーラー。「さすらう若人の歌」の聴き
比べが興味津々。そのキャリアの初期、1951年8月19日、ザルツブルク音楽祭
でフルトヴェングラー指揮ウィーンフィルとこの曲を歌って以来28年間で12種
類の録音が残されています。なかでもフルトヴェングラーとの初共演盤
(ORFEOR336931)とこのシューリヒトとの共演は聴き逃せません。




<CAVI MUSIC>
シュパヌンゲン音楽祭2007-2タイトル同時発売
ケルン近郊の丘陵地帯にあるハイムバッハで開催される、ラルス・フォークト
の主宰する室内楽音楽祭、シュパヌンゲン音楽祭。体系的に室内楽が体験でき
ることで毎年話題を呼ぶこの音楽祭でこれまでに、クリスティアン・テツラフ、
トルルス・モルク、ターニャ・テツラフ、ハインリヒ・シフ、ザビーネ・マイ
ヤー、ユリア・フィッシャー、ダニエル・ホープ、キム・カシュカシアン、
ダニエル・ハーディングをはじめ、多数のアーティストが出演しています。
今回発売される2タイトルは昨年の音楽祭からの演奏。

4260085 531288 \2450
(1)ヒンデミット:クラリネット四重奏曲
(2)ドビュッシー:クラリネットとピアノのためのラプソディー第1番
(3)マンフレート・トロヤーン:クラリネットとピアノのための舞曲
(4)プーランク:2本のクラリネットのためのソナタ
(5)プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
(1)(2)(3)(4)(5)シャロン・カム(Cl)(1)(2)(5)ラルス・フォークト(P)
(1)アンティエ・ヴァイトハース(Vn) グスタフ・ リヴィニウス(Vc)
(3)ポール・リヴィニウス(P) (4)ディームト・シュナイダー(Cl)
録音:2007年 シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)

4260085 531271 \2450
(1)シューマン:ピアノ五重奏曲 Op.44
(2)エルガー:ピアノ五重奏曲 Op.84
(1)(2)ラルス・フォークト(P) ラドスラフ・シュルツ(Vn) 
タチアナ・マスレンコ(Va)
(1)クリスチャン・テツラフ(Vn) グスタフ・ リヴィニウス(Vc)
(2)アンティエ・ヴァイトハース(Vn) クラウディオ・ボホルケス
録音:2007年 シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)

4260085 531233 \2450
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.75
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
アンティエ・ヴァイトハース(Vn) ジルケ・アヴェンハウス(P)
録音:2007年 ケルン
シューベルト(4260085530052)、ブラームス(4260085530595)のソナタ・アルバ
ムで、その実力を披露したアンティエ・ヴァイトハース。ジャン=ギアン・ケ
ラス率いる実力派カルテット、アルカント四重奏団のメンバーでもあり、現代
ドイツを代表する女流ヴァイオリスニトの一人。今回はフランス・ヴァイオリ
ン・ソナタ集と題し、世界のヴァイオリニスト達が愛好するサン=サーンス、
ラヴェル、フォーレを取り上げます。堂々たる姿勢と充実した音楽性で聴かせ
る秀演です。




<doremi>
DHR 7846/8 3枚組 \5940
「レーヴェングート四重奏団 第1集 / モーツァルト&ハイドン」
モーツァルト:
(1)弦楽四重奏曲第14番ト長調KV.387
(2)弦楽四重奏曲第16番変ホ長調KV.428
(3)弦楽四重奏曲第17番変ロ長調KV.458「狩り」
(4)弦楽四重奏曲第19番ハ長調KV.465「不協和音」
(5)弦楽四重奏曲第19番ハ長調KV.465「不協和音」
(6)クラリネット五重奏曲イ長調KV.581
ハイドン:
(7)弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64-5「ひばり」
(8)弦楽四重奏曲第76番ニ短調Op.76-2「五度」
(9)弦楽四重奏曲第74番ト短調Op.74-3「騎士」
ジョルジーナ・ドブレー(Cl)(6)
レーヴェングート四重奏団
録音:(1)(2)1951年頃(3)1950年(4)1945年頃(スタジオ)(5)(6)1972年(ライヴ)
(7)1950年(8)(9)1958年頃
使用ソース:(1)(2)Allegro AL 26 (3)(7)DG 18 315
(8)(9)Ariola MG 20065(& other numbers)or fono-ring FGLP 77 626 or
Opera 197
(5)(6)Private label of the Loewenguth family DQL 501
(4)78 rpm disques: HMV(VSM)- Gramophone DB 11120/1/2(6 sides)
往年の名アンサンブル、レーヴェングート四重奏団が残した録音の数々が
DOREMIより復刻されます。1929年にフランスのヴァイオリニスト、アルフレッ
ド・レーヴェングート(1911-1983)によって結成されたこの団体は、フランス
国内のみならず、1945年以降は世界へと活動の場を広げ、かれの死とともにそ
の歴史に終止符を打ちました。
その間、1930年代後半から1940年代にかけてHMVにモーツァルトやベートー
ヴェンを、1949年から1950年代にかけてドイチュ・グラモフォンに録音を行
い、以後も大小さまざまなレーベルに積極的に録音活動を展開しましたが、
これらはいまでも初期盤市場では最低でも数万円という高額で取引きされて
いるというもので、このたびの復刻は価値あるところです。すべて貴重な
CD化ですが、1972年のライヴによるクラリネット五重奏と「不協和音」の別
録音とはプライヴェート盤からのものでさらにレア。このセットはSP、アナ
ログ以来のファンはもとより、これからレーヴェングートを知ろうという方
にも広く歓迎されることでしょう。

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08-09 No.25

2008年09月26日 17時21分37秒 | Weblog
★BBC LEGENDS & medici masters 特価セールのご案内★
10月20日スタートの特価セールです。
詳細は当店HPをごらん下さい。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/bbc_sale2008.html

★EMI BOX、MEMBRAN BOX 価格改定のご案内★
MEMBRAN の10枚組シリーズは\1850に値下がりになります。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/box_etc.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
CZSW-2344302(3CD+1xDVD) \3750
ガーシュウィン:ポーギーとベス-発売20周年エディション(限定盤)
ポーギー/ウィラード・ホワイト(バス・バリトン)
ベス/シンシア・ヘイマン(ソプラノ)
スポーティング・ライフ/デイモン・エヴァンス(テナー)
セレナ/シンシア・クラリー(ソプラノ)
クララ/ハロリン・ブラックウェル(ソプラノ)
ジェイク/ブルース・ハバード(バリトン)
マリア/マリエッタ・シンプソン(コントラルト)
クラウン/グレッグ・ベイカー(バリトン) 他
グラインドボーン合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、サイモン・ラトル指揮
20世紀を代表する傑作オペラの最高の名演をCDとDVDで収めた記念アルバム
1988年収録から20年、その決定盤として高い評価を受けるラトルの好評発売中
のCDとDVD合計4デイスクのパッケージです。
クラムシェル・ボックス 各ディスク紙ケース入り 
32Pブックレット(ノートとあらすじ)



<VIRGIN CLASSICS>
VC-2130642 \1980
バッハ:ピアノ協奏曲集
協奏曲(鍵盤楽器と管弦楽のための)イ長調BWV1055
協奏曲(鍵盤楽器と管弦楽のための)ヘ短調BWV1056
協奏曲(鍵盤楽器と管弦楽のための)ト短調BWV1058
協奏曲(鍵盤楽器と管弦楽のための)ニ短調BWV1052
ダヴィド・フレイ(ピアノと指揮)
ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー
フレイのデビュー・アルバムに続く第2作は得意のバッハ、協奏曲の弾き振り
です!
バッハは「頂点:始まりと終わりのどちらにおいても」と答えるフレイのバッ
ハへの親近性を発揮した最新録音です。
ジュエルケース 16Pブックレット

DVBW-5193019(DVD-Video) \2850
オッフェンバック:パリの生活
ボビネ/マーク・キャラハン(バリトン)
ラウル・ドゥ・ギャルドフー/ジャン=セバスティアン・ブー(バリトン)
メテラ/マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(メゾ・ソプラノ)
ゴンドレマルク男爵/ローレン・ナウリ(バリトン)
男爵夫人/ミシェル・カニッチオーニ(ソプラノ)
ガブリエル/マリー・ディヴェルロー(ソプラノ)
フリック/ジャン=パウル・フーシェクール(テナー)
ブラジル人/ヘスス・ガルシア(テナー)
プロスペル/クリストフ・モルターニュ(テナー)
ポリーヌ/ブリギッテ・フール(ソプラノ)
ユルバン/ジャン=ルイ・ムニエ(テナー)
レオニ/クレア・デルガド=ボーグ(ソプラノ)
リヨン・オペラ管弦楽団、合唱団、 セバスティアン・ルーラン指揮
歌唱:フランス語
舞台監督:ローラン・ペリー
アシスタント:アガテ・メリナン
リヨン・オペラの新制作
メニュー:英語、 
字幕:英語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/スペイン語
第2帝政期のパリを舞台とした楽しさあふれるオッフェンバックのオペレッタ。
2007年12月-2008年1月のステージ収録。オペラ・ファンには強力のおすすめで
す。アマレイ・ケース 4Pブックレット

VBS-2348652 3枚組 \1980
CLASSICS ZEN
ゆったりと生きる…心を静めるアダージョの音楽
フランスで既に2万枚のセールスを記録しているプロジェクトのインターナショ
ナル盤
マルチパック 8Pブックレット
収録予定曲目
アルビノーニ:アダージョ/スコティッシュ・アンサンブル、リーズ指揮
バッハ:アリア(組曲第3番)/イギリス室内O、レッジャー指揮
バーバー:アダージョ/スコットランド室内O、サラステ指揮
ベートーヴェン:「月光」-アダージョ・ソステヌート/デュシャーブル(ピアノ)
ショパン:前奏曲Op.28-4/デュシャーブル(ピアノ)
ドビュッシー:月の光/パイク(ピアノ)
ドビュッシー:雪の上の足あと/ポミエ(ピアノ)
ドビュッシー:沈める寺/ポミエ(ピアノ)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72-2/ベルリンPO、マゼール指揮
グリーグ:オーゼの死/エストニア国立SO、ヤルヴィ指揮
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」-夜想曲/O・オブ・ジ・エイジ・オブ・
エンライトメント、マッケラス指揮
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-アンダンテ/アンバッシュ(ピアノ)他
モーツァルト:クラリネット協奏曲-アダージョ/メイエ(クラリネット)、
ネルソン指揮
モーツァルト:クラリネット五重奏曲-ラルゲット/マイヤー(クラリネット)他
ムソルグスキー:展覧会の絵-古城/ロイヤル・リヴァプールPO、
マッケラス指揮
オッフェンバック:舟歌(ホフマン物語)/ノーマン(ソプラノ)、
マレイ(メゾ・ソプラノ)
ブリュッセル・モネ王立劇場Cho、O、カンブルラン指揮
ペルト:ソルフェッジォ/エストニアP室内Cho、カリュステ指揮
プーランク:協奏曲(2つのピアノのための)-ラルゲット/ポミエ、
ケフェレック(ピアノ)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、ヒコックス指揮
ラフマニノフ:ヴォカリーズ/デセイ(ソプラノ)、ベルリンSO、
ションヴァント指揮
ラヴェル:妖精の園(マ・メール・ロア)/スコットランド室内O、サラステ指揮
ラヴェル:ピアノ協奏曲-第2楽章/リットン(ピアノと指揮)、ボーンマスSO
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲-アダージョ/イスビン(ギター)、
フォスター指揮
サン=サーンス:水族館(動物の謝肉祭)/ナッシュ・アンサンブル
サティ:ジムノペディ第3番/ケフェレック(ピアノ)
シューマン:トロイメライ(子供の情景)/ワイセンベルク(ピアノ)
シベリウス:悲しきワルツ/エストニア国立SO,ヤルヴィ指揮
R.シュトラウス:あしたOp.27-4/ヤノヴィッツ(ソプラノ)、スタンプ指揮
タヴナー:奇跡のヴェール(フィナーレ)/イッサーリス(チェロ)、
ロンドンSO、ロジェストヴェンスキー指揮
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲-カンツォネッタ/
デュメイ(ヴァイオリン)他
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズ/ロンドン室内O、
ウォーレン=グリン指揮
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア/ヘンドリックス(ソプラノ) 他
ヴィヴァルディ:「夜」フルート協奏曲-ラルゴ/タヴァナー・プレイヤーズ、
パロット指揮
ワーグナー:ジークフリート牧歌(抜粋)/フランス・ラジオPO、ヤノフスキ指揮




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 172 \2180
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキ」Op.90(ピアノ四手連弾版)
エルネ・ドホナーニ(1877-1960)/ヤン・ブランツ・バイス編曲:
ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1(ピアノ四手連弾版)
パルマス・ピアノ・デュオ
クリスティーナ・パルマス、ルカ・パルマス(ピアノ)
録音:2007年8月27-29日、イタリア、ヴィチェンツァ県ロニーゴ、聖アポッリ
ナーレ教会

DISCANTICA 174 \2180
スイス、アイローロ、聖ナザロ&チェルソ教区教会のジュゼッペ・ヴェダー
ニ製オルガン
モーツァルト(1756-1791):自動オルガンのための幻想曲 K.608
ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):聖体奉挙 変ロ長調
シューマン(1810-1856):ペダルピアノのための6つの練習曲 Op.56
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
オルガン・ソナタ第4番イ短調 Op.98「トーヌス・ペレグリヌス」
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):主題と変奏曲 Op.115
エンリコ・ヴィッカルディ(オルガン)
録音:2007年10月2-3日、スイス、アイローロ、聖ナザロ&チェルソ教区教会
使用楽器:1892年、ジュゼッペ・ヴェダーニ製(1997年、デッロルト&ランツィ
ーニ復元)

DISCANTICA 177 \2180
台のピアノのための珍品集
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ ト長調
アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931):アレグロ イ短調
ショパン(1810-1849):ロンド ハ長調 Op.73
フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):変奏曲変ホ長調
ボッラット=ペッリーノ・ピアノ・デュオ
エレーナ・ボッラット、フォルコ・ペッリーノ(ピアノ)
録音:2007年7月2-4日、イタリア、イヴレア、SMC、バロック・ホール




<OPERS TRES>
CD 1044 \2450
マリア・ルイサ・アニード(1907-1996):北の歌 ギター作品集
アルゼンチンの印象[Impresiones Argentinas]
ミサチーコ[Misachico],サンティアゲーニャ[Santiagueña],
平原の歌[Canto a la llanura],田舎の変奏曲[Variaciones camperas],
悲しい 第1番[Triste no.1],パンパ前奏曲[Preludio pampeano],
カタマルケーニャ[Catamarqueña],
原住民のスケッチ[Boceto indígena],
クレオール前奏曲[Preludio criollo]
郷愁の前奏曲集[Preludios Nostalgicos]
遥か彼方[Lejanía],灰色と海[Gris y mar]
子守歌[Canción de cuna]/悲しき恋歌[Aire de Vidalita]
わが故郷より[De mi tierra]/田舎の前奏曲[Preludio campero]
ユカタンの歌[Canción de Yucatan]/舟歌[Barcarola]
北の歌[Aire norteño]
カルメン・ベセーラ(ギター)
録音:スペイン、ナバーラ県アリョス=ラカール、聖マリア・デ・エギアルテ
教会
マリア・ルイサ・アニード(1907-1996)はミゲル・リョベート(1878-1938)に師
事したアルゼンチンのギタリスト・作曲家・教育者。カルメン・ベセーラは
1976年スペイン、タラゴナ生まれのギタリスト。少女時代よりアニードに師事
し、70歳近い年齢差を超えて交友を深めました。




<Eloquensce Europe>
PO 4428660 12枚組 \8900
ベルリン・フィル創立125周年記念ボックス
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、大学祝典序曲
シュロモ・ミンツ(Vln)クラウディオ・アバド指揮
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
チャイコフスキー:交響曲第5番、1812年 小澤征爾指揮
リスト:交響詩「前奏曲」、ハンガリー狂詩曲より
ブラームス:ハンガリー舞曲より ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽 ラファエル・クーベリック指揮
モーツァルト:交響曲第40番、第41番、魔笛序曲 カール・ベーム指揮
ベートーヴェン:交響曲第5番、第6番 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ブルックナー:交響曲第4番 オイゲン・ヨッフム指揮
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
/シューベルト:交響曲第8番「未完成」/ブラームス:悲劇的序曲
ロリン・マゼール指揮 
R.シュトラウス:
ツァラトゥストラはかく語りき、ドン・ファン、
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 カール・ベーム指揮
ベートーヴェン:エグモント序曲/
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/スメタナ:モルダウ
フェレンツ・フリッチャイ指揮 
ワーグナー:
ニュルンベルクのマイスタージンガーより、タンホイザー序曲、
トリスタンとイゾルデより第1幕への前奏曲と「愛の死」、
パルジファルより聖金曜日の音楽、神々の黄昏より葬送行進曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮

PO 4428746 10枚組 \4750
ショパン:ピアノ曲集
アダム・ハラシェヴィチ(pf)
ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノソナタ第1番-第3番、舟歌、
スケルツォ第1番-第4番、幻想曲、バラード第1番-第4番、
12の練習曲 op.10、op.25、3つの新しい練習曲、ポロネーズ第1番-第19番、
14のワルツ、ノクターン第1番-第21番、24の前奏曲、4つの即興曲、
20のマズルカ、タランテラ 変イ長調、ボレロ、ロンド ハ短調、
マズルカ風ロンド、パガニーニの思い出、子守歌、
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ、他

PO 4429227 4枚組 \3650
チェロ協奏曲集
フルニエ、ハイモヴィッツ、マイスキー、ロストロポーヴィチ、
ハイドン/ボッケリーニ/シューマン/ドヴォルザーク/サンサーンス
/ラロ/エルガーのチェロ協奏曲

PO 4429402 8枚組 \3950
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
グァルネリ四重奏団

PO 4429924 6枚組 \4180
ベートーヴェン:交響曲全集 (録音1975-77年)
エグモント序曲、レオノーレ序曲第3番、フィデリオ序曲、コリオラン序曲、
プロメテウスの創造物序曲、アテネの廃墟序曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

PO 4704712 5枚組 \4050
ベートーヴェン:交響曲全集
クルト・マズア指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

PO 4732322 4枚組 \4050
モーツァルト:交響曲選集
交響曲第29番-第36番、38番-第41番
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団

PO 4768093 4枚組 \4050
モーツァルト:後期ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第20番-第27番
アンドラーシュ・シフ(pf)

PO 4768761 12枚組 \4850
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集、ピアノソナタ全集
フリードリヒ・グルダ(pf)
ホルスト・シュタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

PO 4800913 7枚組 \4180
プッチーニ・フェスティバル-オペラハイライト集
マノン・レスコー、ボエーム、トスカ、蝶々夫人、西部の娘、外套、
トゥーランドット

PO 4801218 7枚組 \4450
シューベルト:ピアノ曲集
ピアノソナタ第4番D.537、第9番D.575、第13番D.664-第21番D.960、
3つのピアノ曲D.946、11のエコセーズD.781、ハンガリー風メロディーD.817、
アレグレットD.915、4つの即興曲D.899、D.935、
16のドイツ舞曲と2つのエコセーズD.783、さすらい人幻想曲D.760、
楽興の時D.780、12のドイツ舞曲D.790
アルフレッド・ブレンデル(pf)

PO 4801226 12枚組 \4750
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための作品集
アンドラーシュ・シフ(pf)
インヴェンションとシンフォニア、4つのデュエットBWV.802-805、
半音階的幻想曲とフーガ、平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻、
ゴールドベルク変奏曲、イギリス組曲第1番-第6番、フランス組曲第1-6番、
イタリア協奏曲、他

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08-09 No.24-1

2008年09月26日 17時21分13秒 | Weblog
<Chandos>
CHSA 5067(SACD-Hybrid) \2850
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ラウラ・クレイコム(ソプラノ)、バリー・バンクス(テノール)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団、ティフィン少年合唱団
その活躍と驚異的なレパートリーはもはや達人と呼ぶに相応しい現代屈指の
イギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックス。イギリス音楽だ
けでなく古楽から近現代までの幅広いジャンルでハイ・レベルの演奏を創造
するヒコックスと、ゲルギエフを首席指揮者に迎え飛ぶ鳥を落とす勢いで邁
進するロンドン響のコンビによるオルフの"カルミナ・ブラーナ"がシャンド
スのSACDシリーズから登場!
中世の詩歌集"カルミナ・ブラーナ"を題材としてオルフが作曲を行った世俗
カンタータ"カルミナ・ブラーナ"。ソプラノ、バリトン、テノールのソリス
ト、オーケストラ、混声合唱、児童合唱という声楽を伴う大編成の作品は、
ヒコックスの持ち味が活きる得意分野なだけに白熱のタクト捌きも非常に楽
しみ。

CHAN 10491 \2180
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》
リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題による協奏的幻想曲Op.33
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル交響楽団
名匠レオポルド・アウアーに献呈され、オイストラフの演奏でその存在を知
られるタネーエフの「協奏的組曲」。特にヴァイオリンとオーケストラの見
事なバランスは対位法の権威としての手腕が見事に発揮されたものであり、
交響曲と並ぶタネーエフの代表作の1つとして高い評価を受けている。
また19世紀ロシアで生まれた"ヴァイオリンのための協奏作品"の魅力を伝え
るこの作品集には、叔父であるアレクサンドル・タネーエフの師であり、自
身の理解者でもあったリムスキー=コルサコフの「2つのロシアの主題による
幻想曲」をカップリング。
ここはやはりなんといってもオイストラフを師に持つモルドコヴィチとエス
トニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィの灼熱コンビ。代表作ショスタコーヴィチ
(CHAN 8820)、プロコフィエフ(CHAN 8709)、ハチャトゥリアン(CHAN 9866)を
上回る凄演に期待です。

CHAN 10488 \2180
ミクロス・ローザ(1907-1995):管弦楽作品集Vol.1 ――
3つのハンガリーの風景Op.14/ハンガリーのセレナーデOp.25/シンフォニ
ー・コンサートのための序曲Op.26a/トリパルティータOp.33
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
シャンドスの"映画音楽集"やダンディの"管弦楽作品集"などで縦横無尽の活
躍を見せるマエストロ・ラモン・ガンバ。ヤルヴィ、ヒコックス、そしてノ
セダと並ぶシャンドスの中核指揮者として存在感を放つラモン・ガンバがBBC
フィルハーモニックとのコンビでスタートさせる新たなプロジェクトは、映
画音楽の巨匠ミクロス・ローザの管弦楽作品集。
ベン・ハー、エル・シド、白い恐怖などの傑作を生み出しアカデミー賞に3度
輝くなど、ハリウッド全盛期のアメリカで映画音楽の巨匠としての名声を確
立したローザ。これまでは映画音楽の作曲家としての姿が偉大すぎるが故に
その影に隠れてしまっていたローザのクラシック作品だったが、没後10年を
境として急速に注目が集まり始めており今回のシリーズがその勢いを加速さ
せることは間違いないだろう。映画音楽の大家であり祖国ハンガリーの民族
音楽の雰囲気を漂わせるローザの音楽は、映画音楽とクラシックを自由自在
に振り分けるラモン・ガンバにピッタリなレパートリー。
注目必至のシリーズがスタートです!

CHAN 10493 \2180
ダンス ――
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲
ヒナステラ:粋な娘の踊り
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ドヴォルザーク:ドゥムカOp.12
チャイコフスキー:あまり踊りらしくないポルカOp.51-2
シベリウス:悲しいワルツOp.44-1
グァルニェリ:黒人の踊り
アルベニス:タンゴ
フィトキン:オールド・スタイル(世界初録音)
ピアソラ:天使のミロンガ
ヴィラ=ロボス:苦悩のワルツ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
ストラヴィンスキー:タンゴ
ショパン:マズルカOp.17-4
キャスリン・ストット(ピアノ)
世界各地でのコンサートやレコーディングをはじめ多岐に渡る活動を繰り広
げてきたイギリスの名女流ピアニスト、キャスリン・ストットの50歳&デビ
ュー30周年を記念したアニヴァーサリー・アルバム"ダンス"がシャンドスか
ら登場!この"ダンス"には、文字通りそれぞれが様々な特徴やスタイルを持
った世界中の"ダンス(舞曲)"を収録曲としてセレクト。
ポーランドやフィンランド、フランス、スペイン、ロシア、ハンガリー、ル
ーマニア、そして南米・・・練りに練られたプログラムで構成されるこの"ダ
ンス"は、1枚のディスクで世界各地の舞曲を楽しめる音楽の旅なのである。
またストットが信頼を寄せるイギリスの人気作曲家フィトキンからバースデ
ー・プレゼントとして贈られた「オールド・スタイル」(世界初録音)がプロ
グラムに加えられており、新たな刺激を忘れないところもストットの魅力。
楽しさと悲しみの両面を持ったユニークなダンス・アルバムがストットの節
目の年に花を添える。

CHAN 10492 \2180
シューマン:歌曲集 ――
ぼくの素敵な星よOp.101-4/メアリー・ステュアート女王の詩Op.135/
レクイエムOp.90-7/リーダークライスOp.39/
歌曲集《女の愛と生涯》Op.42
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)
シグナム・クラシックスからリリースされたリサイタルのライヴ録音(SIGCD
072)がタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージック・マガジン誌などで絶
賛され大きな反響を呼んだイギリスのメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー。
以前はザ・シックスティーンのメンバーとしても活動するなど第一線での活
躍を続けるサラ・コノリーがシャンドスから発表するソロ・アルバムはシュ
ーマンの歌曲集。
シューマン自身が"歌の年"と呼ぶなど数多くの名作が生まれた1840年に作曲
された「リーダークライス」、「女の愛と生涯」という2つの傑作を含むこの
歌曲集には、コノリーのシューマンへの深い想いが込められており濃密な内
容は相当のもの。シューマンをはじめドイツ・リートの伴奏者として高名な
名パートナー、ユージン・アスティのサポートも聴き逃せない。

CHAN 0755 \2180
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.1 ――
ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301/同第26番変ホ長調K.302/
同第27番ハ長調K.303
デュオ・アマデ〔キャサリン・マッキントッシュ(ヴァイオリン)、
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕
イギリスのピリオド楽器によるアンサンブル、"デュオ・アマデ"によるシリ
ーズ「デュオ・ソナタ集」の第1弾は1778年にマンハイムで作曲されたモー
ツァルトのヴァイオリン・ソナタ第25番-第27番の3作品。
"デュオ・アマデ"はシャンドスやハイペリオンでお馴染みのパーセル・クヮ
ルテットの創設メンバーであり、エイジ・オヴ・エンライトメント管の前リ
ーダーとしても知られるキャサリン・マッキントッシュと歴史的な鍵盤楽器
の名奏者ジェフリー・ゴヴィアーによるデュオ。
マッキントッシュが駆使するジョヴァンニ・グランチーノ1703年製のヴァイ
オリンと、ゴヴィアーが弾くアントン・ワルター製のフォルテピアノの響き
がブレンドすることによって円熟のソナタの魅力が更に増すことだろう。

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08-09 No.24-2

2008年09月26日 17時20分45秒 | Weblog
<Etcetera>
KTC 1320 \2300
スヴェーリンク:合唱作品集第3集 ――
主よ、われは御身を愛し奉る/詩篇109番/Tanto tempore vobiscum sum/
詩篇77番/Che giova posseder cittadi e regni/Yeux qui guidez mon ame
/Dolcissimo ben mio/おお 主イエス・キリストよ/詩篇114番/主を畏る
ることは/我が青春はすでに過ぎ去り/Qual vive Salamandra
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、
オランダ室内合唱団、
ウィレム・ブレマー(コルネット&バス・ダルシアン)、
レネ・ファン・ラーケン(テナー・ショーム&テナー・ダルシアン)、
ハリー・リース(アルト・サックバット)、
ヴィム・ベク(テナー&バス・サックバット)
ピーター・フィリップス、トン・コープマン、ウィリアム・クリスティ、
フィリップ・ヘレヴェッヘなど、古楽界の権威たちが指揮を振り話題を呼ん
だオランダ室内合唱団のスヴェーリンク・シリーズ。
第3集で名門オランダ室内合唱団を指揮しているのは、ベルギーの古楽演奏
団体ウエルガス・アンサンブルの創設者としても高名なパウル・ファン・ネ
ーヴェル。
ネーヴェルの指揮者としてだけでなく、音楽学者としての視点からのアプロ
ーチによってスヴェーリンクの音楽からさらに豊かな響きを生み出されてい
る。サックバットやダルシアン、ショームといった古楽器のサウンドと合唱
のハーモニーの融合も見事。1989年&1990年の録音。

KTC 1364 \2300
ハールレムのミュラー・オルガンのための新しい音楽 ――
ウィム・デ・ルイター(1943-):トリフィド
ピート・ケー(1927-):
オルガン-ピーテル・ヤーンスゾーン・サーンレダムへのオマージュ
ハンス・コックス(1930-):夕闇に鳴くつぐみ
ハンス・アッセルベルフス(1953-2007):-12zeven5-
ロデリック・デ・マン(1941-):クロス・カレンツ(全曲世界初録音)
ヨス・ファン・デル・コーイ(オルガン)
モーツァルトが弾いたとも伝えられているハールレム(オランダ)の聖バー
ヴォ教会のパイプ・オルガン。
このオランダ最大級の規模と長い歴史を持つこのミュラー・オルガンでの演
奏のために、オルガンの世界的名手ピート・ケーや現代オランダの作曲家ハ
ンス・コックスなど5人の音楽家が新たな作品を作曲。
これらの新たな作品の録音を担当したのは、ピート・ケーの下でオルガン演
奏と即興の研鑽を積んだオランダのオルガン奏者ヨス・ファン・デル・コー
イ。歴史的オルガンによる全曲世界初録音の作品集はオルガン愛好家要チェ
ックの1枚!

KTC 1372 \2300
ブリタニア-フルート、弦楽とチェンバロのための室内楽作品集 ――
ラッター:フルート、弦楽とチェンバロのための《古風な組曲》
ブリッジ:アイルランドの旋律
ハワード・ブレイク(1938-):フルート五重奏曲
ジェイコブ:フルート、弦楽とチェンバロのための《4つのファンシーズ》
アラン・ステファンソン(1949-):
ピッコロ、弦楽とチェンバロのためのコンチェルティーノ
ペーター・フェアホイエン(フルート&ピッコロ)、
アルコ・バレーノ・アンサンブル
ピッコロのためのオリジナル作品のみを集めた"ピッコロ・チューン"やヴィ
ヴァルディ、ハイドンのユニークなアルバムをエトセトラ(Etcetera)からリ
リースしているアルコ・バレーノ・アンサンブルの最新作。この"ブリタニ
ア"では、アンサンブルのメンバーであり、ヘレヴェッヘとのコンビでお馴
染みのロイヤル・フランダース・フィルで首席ピッコロ奏者として活躍する
ベルギーの名手ペーター・フェアホイエンが主役。
合唱の神様ラッター、吹奏楽作品で知られるジェイコブなどの珍しいフルー
ト作品を楽しめるイギリス・プログラム。この1枚で近現代イギリスのフル
ート作品の醍醐味が味わえる。




<Pavane>
ADW 7403 \2300
パガニーニ(コードレー編):24のカプリースOp.1(フルート版)
ジュリアン・コードレー(フルート)
ピーター・ロイド、ジェフリー・ギルバート、ペーター・ルーカス・グラー
フの下で研鑽を積み、20世紀イギリスの名作曲家アルン・ホディノットから
は"フルート・ソナタ"を献呈された名手ジュリアン・コードレーが自身の手
でフルート用にアレンジを施したパガニーニの"24のカプリース"。
"24のカプリース"のアレンジはエリオット・フィスクのギター版(NI 2505)
が世界的にも有名だが、このコードレーのフルート版でもフィスクの演奏に
匹敵する超絶テクニックが次々と繰り広げられている。フルート関係者&ア
レンジ・ファン必聴盤!1997年5月15日-16日の録音。

ADW 7326 \2300
スカルラッティ:ソナタ集 ――
ソナタ ト長調K.125/ホ長調K.162/ヘ短調K.466/ニ短調K.1/イ長調K.322
/ホ長調K.531/嬰ハ短調K.247/ト長調K.2/変ホ長調K.193/ロ短調K.27/
ニ長調K.415/変ロ長調K.441/ト短調K.476/ヘ短調K.481/ホ長調K.380
プリスカ・ブノワ(ピアノ)
ソリストとしても1990年のマリア・カラス大賞、1991年のダブリン国際ピア
ノコンクールでの入賞経験を持ち、現在はフランスの名門パリ国立高等音楽
院の教授として後進の指導にもあたっている女流奏者プリスカ・ブノワ。
師であるジャック・ルヴィエ譲りの高いセンスがピアノによるスカルラッティ
を色彩豊かな演奏に仕上げている。丁寧なタッチが生む音色も美しい。
1994年6月の録音。

ADW 7324 \2300
ロシアのポリフォニーとジョスカン・デ・プレ ――
ジョスカン:
汝, 貧しき者の憩いよ、ミサ曲《エリザベト》(ミサ・フザン・ルグレ)
作曲者不詳(17世紀頃):
モノディー、賛歌、Adam's contrition before heaven
マカリエフスキ:天使ケルビムの賛歌
ティトフ:天使ケルビムの賛歌
作曲者不詳(17世紀頃):We sing the praises of you
ミハイロヴィチ:We sing the praises
ペカリツキ:汝の聖なる精神
ティトフ:マイ・ハート・イズ・レディ
イゴール・ユラフレンコ(ディレクター)、
トベリ・フィルハーモニー・マドリガリスト・コラール・アンサンブル
《ルスキ・パルテス》
イギリスの作曲家フライのシャンソンを定旋律に用いたジョスカンの代表作
の1つ"ミサ・フザン・ルグレ"とロシアの知られざるポリフォニーを収録した
宗教合唱作品集。
ミンスク少年青年合唱団のディレクターを務めたロシアの合唱指揮者ユラフ
レンコが率いる「ルスキ・パルテス」のロシアの大地を思わせる男声の分厚
いハーモニーが印象的な演奏。1994年7月の録音。

ADW 7323 \2300
ヴォルフ:メーリケ歌曲集より
ダイナ・ブライアント(ソプラノ)、ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
1978年のMETナショナル・オーディションで優勝を果たし、オペラの舞台は
もちろんのこと、ベルギー国立管、ルクセンブルク放送響、デトロイト響な
どとの共演やソリストとしても活躍するアトランタ出身のソプラノ歌手ダイ
ナ・ブライアント。
この"メーリケ歌曲集"には全曲の中から"風に寄せる歌"や"別れ"など16曲を
収録。

ADW 7318 \2300
リスト:
コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフ
ーガS.259
ロイプケ:オルガンのためのソナタ ハ短調《詩篇第94番》
カロル・ゴレビオウスキ(オルガン)
ゴレビオウスキは、ニュルンベルク、ブルージュ、ミュンヘン、シュパイヤ
ー、ローマなどの国際コンクールで実績を残したポーランドのオルガニスト。
ストックホルム・カタリナ教会のグランド・オルガンを通じて響くリストと
ロイプケの作品は劇的であり神秘的でもある。1989年11月の録音。





<NBE Live>
NBECD 021 \2300
悲しみのゴンドラ-
リスト:
おお悲しみよ(キューレン編)/尼僧院の僧房(キューレン編)/ゆりかごの
歌(ワーヘマンス編)/暗い雲(シェーンベルガー編)/パレストリーナによる
ミゼレーレ(シェーンベルガー編)/調性のないバガテル(ワーヘマンス編)/
泣き、嘆き、悲しみ、おののき(ワーヘマンス編)/悲しみのゴンドラ第2番
(スミルノフ編)/水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ(スミルノフ編)/
おお悲しみよ(キューレン編)
オランダ管楽アンサンブル
モーツァルトの"グラン・パルティータ"といった超名曲の録音や、斬新な発
想から生まれるジャンルの壁を取り払ったコンサートなど変幻自在の活躍で
新たな道を突き進む名門オランダ管楽アンサンブル。リストのコンサートで
は湖上に浮かぶゴンドラの映像をスクリーンに映しながら演奏を行うなど、
新時代のオランダ管楽アンサンブルが持つ無尽蔵のアイディアに圧倒させら
れる。管楽アンサンブルによるリストの演奏も一味違い面白い。
2007年10月28日のライヴ録音。

NBECD 022 \2300
ルイ・アンドリーセン:国家
オランダ管楽アンサンブル
プラトンの「国家」が作品の基盤となっている現代のオランダを代表する作
曲家ルイ・アンドリーセンの大作「国家」。4本のオーボエ、4本のホルン、
4本のトランペット、4本のトロンボーン、4本のヴィオラを中心にエレキ・
ギターやハープ、ピアノ、女声ヴォーカルという独特な編成が刻み続けるリ
ズムにいつの間にか引き込まれてしまうのだから不思議。
ロッテルダム・フィルやオランダ放送フィルの金管奏者たちやバート・シュ
ニーマンを中心としたオランダ管楽アンサンブルの強烈なパワーと柔軟性は
桁外れ。2008年2月のライヴ録音。




<Cavalli>
CCD 297 \2300
ドロテー・エベルハルト(1952-):
クラリネットとピアノのための《パシトス》/ピアノ三重奏曲第3番/フル
ート三重奏とピアノのための《ゼノン・フィ》/六重奏曲
ゾルターン・コヴァーチ(クラリネット)、
アクセル・グレンメルスパヒャー(ピアノ)、
ヴィヨーム・トリオ、マンハイム・フルート・トリオ、
ヴェルサス・ヴォクス・アンサンブル
ピアノ、アコーディオン、クラリネット、サクソフォン、そしてギリシャ哲
学を学んだ1952年メミンゲン出身の女流作曲家、ドロテー・エベルハルトの
室内楽作品集。クラリネットやフルートの作品はドイツを中心に演奏機会が
増えそう。演奏者陣も粒揃い。




<Thorofon>
CTH 2458 \2300
リルケ歌曲集 ――
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27より
レジナ・ヴィッテマイヤー(1956-):歌曲集《私は私のために生きる》
バルバラ・ザウター(ソプラノ)、リヒャルト・ヴィードル(テノール)、
ファビアン・ドーブラー(ピアノ)
20世紀を代表する詩人ライナー・マリア・リルケの詩を題材としたソプラノ
のためのヒンデミットの歌曲、同じくリルケの詩を題材とした現代ドイツの
作曲家ヴィッテマイヤーによるテノールのための歌曲集をカップリング。





<Musiqnes En Wallonie>
MEW 0843 \2300
マグリットのブルース ――
パック:セレナード
バディ:スロウ・フォー・ツー
デマレ:シメール、夢
ラングロワ:愛のワルツ
ビー:スタンディング・オン・ザ・ポーチ
フリングス:アヴュー
デルトゥール:牧歌/他
ジョー・ルメール(ヴォーカル)、マリー=ルース・ディアス(ソプラノ)、
アントニオ・レオネル(テノール)、
エリック・マト(指揮)、チボリ・バンド
20世紀ベルギーを代表する名画家ルネ・マグリットが生きた時代、そしてマ
グリットが公演告知のためにポスターを書いたサロン音楽を集めた作品集。
ベルギーの女性シンガー、ジョー・ルメールの陰影のある歌声やチボリ・バ
ンドの情緒あふれる演奏が当時のサロン・ミュージックを再現している。





<Cybele>
SACD 860.601(SACD-Hybrid) \2850
ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):管弦楽作品集 ――
On a landscape by Turner/Au fil des siecles/L'Anneau de Jade/
Quatre Sites(全曲世界初録音)
ダーフィト・ポルスレイン(指揮)、
ヤナーチェク・フィルハーモニック管弦楽団
このレーベルでは珍しいオーケストラ・アルバムは、アントワープ生まれの
ベテラン女流作曲家ジャクリーヌ・フォンティンの管弦楽作品集。
作曲をマルセル・キネ、指揮法をハンス・スワロフスキーに学んだフォン
ティンの管弦楽作品は、コンセルトヘボウ管、ロッテルダム・フィル、ドレ
スデン・フィルなど名門オーケストラによって演奏が行われてきた実績を持
つ。

Cybele 960.104 \2300
機械じかけVol.4 ――
ハンス=ヴェルナー・シュナイダー(1953-):
wenn ich auf einem Instrument spiele
ジョン・マッコーイ(1948-):Manche Lucias und Desdemonas
マックス・E.ケラー:Sie
ディルク・ライチ(1947-):Entwurf eines Programms
電子楽器による演奏
気鋭の作曲家たちによって1970年代に作曲されたエレクトロニック・ミュー
ジック。人の声とエレクトロニック・サウンドのブレンドによる不思議な世
界。

Cybele 960.10 \2300
機械じかけVol.5 ――
ニク・ジェミング(1960-):Angelique, mais sans dieu
トーマス・ネイハウス(1961-):
The Bad Boys Were Prodding the Bear Through the Bars of the Cage
クラウディウス・ブルーゼ(1960-): Kapitel 80
マーカス・レッパー(1987-):FM Suite
ルドガー・ブルンマー(1958-):TroTropf OrT
ディルク・ライチ:nested loops I
ウラディミール・ドシャムバゾフ(1954-):No contact III
電子楽器による演奏
シリーズの第5集は1980年代に作曲された作品7曲を収録。

Cybele 960.106 \2300
機械じかけVol.6 ――
ラルフ・オラーツ(1964-):Pyrocua
フリードヘルム:ハルトマン(1963-):exSamples mechanique
ハネス・ガレット・ザイドル(1977-):re: bounce
ヨン・ジョン・ヤン(1966-):grau & blau
スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):saxl
ローマン・プファイファー(1976-):Dem Grau der Nacht enttaucht
ディルク・ライチ:Dialog
電子楽器による演奏
1990年代の作品を集めた第6集。懐かしのファミコンを思い出させるような
サウンドが顔を出す場面も。

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08-09 No.23

2008年09月25日 12時05分44秒 | Weblog
★「バロック・マスターワークス」入荷のご案内★
<SONY BMG Masterworks>
88697303862 60枚組+CD-ROM \5750
※若干在庫を確保いたしました。完全初回生産限定で、メーカーの在庫は
終了となっておりますので、お早めにご利用下さい。

==================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Deutsche Grammophon>
4777982(CD+DVD 限定盤/特別仕様) \2680
4777449(通常盤) \1850
ショパン
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
ラン・ラン(Pf)
ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年6月18日-21日 ウイーン、ムジークフェライン 
(第1番:ライヴ録音)
録音:2008年6月 ウィーン
再来年2010年のショパン生誕200年にむけて、ドイツ・グラモフォンからは今後
続々とショパンの新録音リリースが続きます。北京オリンピックで全世界の注
目を集めたラン・ランもショパンの協奏曲2曲を録音しました。ショーマン・
シップ満点の技巧派に加え、より作品の奥深くへと入り込む繊細な表現力を深
化させている近年のラン・ランからは目が離せません。バックをつとめるのは
メータ指揮のウィーン・フィル。ムジークフェラインでの録音です。(第1番の
みライヴ録音。ショパンのピアノ協奏曲でウィーン・フィルをバックに使うと
は!何たる贅沢・・・。

4777451(CD+DVD 限定盤/特別仕様) \3180
(プロモーション・ビデオ、ピクチャー・ギャラリー、ミュージック・クリップ
など)ポストカード3枚、ポスター1枚、豪華ブックレット
4777639(通常盤) \1850
「ネトレプコ/思い出」
(1)カールマン:《チャールダーシュの女王》から 
(2)ホイベルガー:《オペラ舞踏会》から 
(3)レハール:《ジュディッタ》から 
(4)G.シャルパンティエ:《ルイーズ》から 
(5)オッフェンバック:《ホフマン物語》から舟歌 
(6)R.シュトラウス:ツェツィーリエop27-2
(7)グリーグ:ソルヴェイグの歌(ペール・ギュント) 
(8)メサジェ:《フォルトウニオ》から 
(9)ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌 
(10)R.シュトラウス:子守唄op.41-1
(11)R=コルサコフ:高嶺に吹く風もなく op.43-2
(12)R=コルサコフ:ばらのとりこになったナイチンゲールop.2-2 
(13)ユダヤ民謡:ゆっくりおやすみ、私の可愛い小鳥
(14)ALウェバー:ピエ・イエズス(レクイウムから) 
(15)アーン:L'enamouree(The Loved One) 
(16)グァスタビーノ:ばらと柳 
(17)ヒメーネス:《テンプラニカ》から 
(18)アルディーティー:口づけ
アンナ・ネトレプコ(S)
エリーナ・ガランチャ(Ms)、ピョートル・ベッツァーラ(T)、
アンドリュー・スウェイト(ボーイS)、プラハ・フィルハーモニー合唱団
/エマニュエル・ヴィヨーム指揮プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年3月 プラハ
アンナ・ネトレプコ(S) 
エリーナ・ガランチャ(Ms)、ピョートル・ベッツァーラ(T)、
アンドリュー・スウェイト(ボーイS)、プラハ・フィルハーモニー合唱団
/エマニュエル・ヴィヨーム指揮プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2008年3月 プラハ
ソプラノ界のスーパー・スター、ネトレプコのグラモフォンからのソロ作品集
第4弾は聴く人すべての心の奥深くに温かく懐かしい感情を呼び起こす、オペレ
ッタ、他のチャーミングなメロディを集めたアルバム。これらの録音を聴けば、
アーウィン・シュロットのみならず、誰しもが彼女のとりこになる事間違いな
し!クリスマス・プレゼントにも最適なアイテムです。

4778103 \1850
エサ=ペッカ・サロネン:「サロネン」
ヘリックス:ピアノ協奏曲 Dichotemie
イェフィム・ブロンフマン(Pf)
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
エサ=ペッカ・サロネンのもとで黄金時代を迎えているロサンジェルス・フィル
がサロネンの作品を阿吽の呼吸で録音。今後は指揮活動を制限して作曲に専念
するという噂もあるサロネン入魂の録音です。ピアノ協奏曲のソリストにはブ
ロンフマンを起用。サロネン/ブロンフマン/ロス・フィルによるバルトーク:
ピアノ協奏曲録音(1997年)は、グラミー賞を獲得しています。

1782369 \1850
「ラビリンス スペシャル・エディション」
ダウランド:流れよ、わが涙(ラクリメ)、
ウォルシンガム、ファンタジア、来たれ、重い眠り、
失われた希望のファンシー、さあ、もう一度 さあ、もう一度、
つれないあなたは私の心から、暗闇に私を住まわせて
ロバート・ジョンソン:あなたは見たのか、輝く百合を、他
special edition bonus tracks (3曲):
フィールズ・オブ・ゴールド、孤独のメッセージ、
あなたは見たのか輝く百合を
来日記念盤
スティング 
エディン・カラマーゾフ(リュート)
2007年にリリースした「ラビリンス」が世界的ヒットを記録し、来る11月から
STINGがリュートのエディン・カラマーゾフと共にアジア・ツアーを敢行!
日本公演は12月16日、17日、18日 オーチャード・ホール、他。
この来日に合わせて、ボーナス・トラック3曲を含む スペシャル・エディショ
ンをリリースします。ボーナス・トラックのうち、最初の2曲は2006年、ニュー
ヨークにおけるライヴ録音。3曲目はクラシックFMのためのスタジオ録音になり
ます。STINGファン、マスト・バイ・アイテムです!

4778058 \1850
「クラウディオ・アバド&エリーナ・ガランチャ・ライヴ・イン・コンサート
ルツェルン音楽祭 2008」
ラヴェル:シェエラザード
ベルリオーズ:幻想交響曲
エリーナ・ガランチャ(Ms)
クラウディオ・アバド指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団
録音:2008年8月13日 ルツェルン (ライヴ録音)
ラトヴィアに生まれ、その素晴らしい歌唱で世界のオペラ・ハウス、コンサー
ト・ホールから熱いオファーを受けるメッゾ・ソプラノ、エリーナ・ガラン
チャ。2006年にグラモフォンからデビュー盤をリリースし、これまでにリリー
スした3枚のアルバムは高い評価を受けています。今年の8月に、ルツェルン音
楽祭でアバドと初共演したコンサートが早くもCDリリースされることになりま
した。《シェエラザード》と《幻想交響曲》というフレンチ・プログラムです。
アバドによる《幻想》録音は、なんと25年ぶりになります。

4778005 38枚組 \11000
「カラヤン/シンフォニー・エディション」-カラヤン生誕100周年記念
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベートーヴェン:交響曲全9曲/序曲6曲
ブラームス:交響曲全4曲/悲劇的序曲/ハイドン・ヴァリエーション
ブルックナー:交響曲全9曲
ハイドン:交響曲《パリ》&《ロンドン》
メンデルスゾーン:交響曲第1番―第5番
モーツァルト:交響曲第35番―第41番、第29番、第32番、第33番
シューマン:交響曲全4曲/序曲、スケルツォとフィナーレ
(交響曲第4番はウィーン・フィルとの演奏による1987年の録音も収録)
チャイコフスキー:交響曲全6曲
限定盤
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
カラヤンの生誕100周年を祝っての特別企画。彼がベルリン・フィルの音楽監
督として君臨した時代に残した黄金の録音から交響曲録音を集めました。なん
と38枚でこの価格!!限定盤ボックス・セットの登場です。
今だけのスーパー・ヴァリュー・プライス! 是非この機会にお求め下さい。

4777570(CD+DVD) \2680
「アンネ=ゾフィー・ムター/デラックス・エディション」
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》 作品8
第1番 ホ長調 作品8の1《春》
第2番 ト短調 作品8の2《夏》
第3番 ヘ長調 作品8の3《秋》
第4番 ホ長調 作品8の4《冬》
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調《悪魔のトリル》
アンネ・ゾフィー・ムター(ヴァイオリン、指揮)
トロンヘイム・ソロイスツ
録音:1999年5月 コペンハーゲン
ドイツ・グラモフォンの再発シリーズのひとつとしてすっかり定着した「デラ
ックス・エディション」シリーズにヴァイオリン界の女帝、ムターの《四季》
が登場。4月にリリースしたランランと同仕様のDVD付きデラックス・ヴァー
ジョンです。

4778017 2枚組 \3650
ヘンデル:歌劇《アルチーナ》(全曲)
フリッツ・ブンダーリヒ(テノール)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
ジャネッテ・ファン・ディーク(ソプラノ)
ノルマ・プロクター(アルト)
カペラ・コロニエシス/ケルン放送合唱団
指揮:フェルディナント・ライトナー
録音:1959年5月15日 ケルン
36歳の誕生日を目前に夭逝したドイツの名テノール、ヴンダーリヒ、そしてソ
プラノにはサザーランドをむかえた《アルチーナ》全曲録音の初CD化。

4778050 \1350
「カール・ゼーマン plays ストラヴィンスキー」
1)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
2)ストラヴィンスキー:イ調のセレナード
3)ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
4)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
カール・ゼーマン(P)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)(3,4)
録音:1951年-1957年
1910年ブレーメン生まれのカール・ゼーマン(1910-1983)は、ライプツィヒで
ギュンター・ラミン、クルト・トーマスというバッハの両大家に学び、オルガ
ニストとして演奏家活動を始めながら、やがてピアニストに転じたという経歴
の持ち主。ソリストとしての活動の一方、既に1936年から教鞭を取るなど教育
活動にも熱心で、そのためか残されたレコーディングはけして多くはなく、
シュナイダーハンの伴奏ピアニストとして知られるぐらいでした。このストラ
ヴィンスキー作品集にもシュナイダーハンとの録音が2曲収録されています。

4778049 \1350
「カール・ゼーマン plays バッハ」
6つの小前奏曲 BWV933-938
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
メヌエット ト長調
コラール《ただ愛する神の摂理にまかすもの》 BWV691
パルティータ第1番 変ロ短調 BWV825
トッカータ 二長調 BWV912
カール・ゼーマン(P)
録音:1953年―1958年 ハノーヴァー
1910年ブレーメン生まれのカール・ゼーマン(1910-1983)は、ライプツィヒで
ギュンター・ラミン、クルト・トーマスというバッハの両大家に学び、オルガ
ニストとして演奏家活動を始めながら、やがてピアニストに転じたという経歴
の持ち主。ソリストとしての活動の一方、既に1936年から教鞭を取るなど教育
活動にも熱心で、そのためか残されたレコーディングはけして多くはなく、
シュナイダーハンの伴奏ピアニストとして知られるぐらいでした。このストラ
ヴィンスキー作品集にはシュナイダーハンとの録音も2曲収録されています。
バッハ作品集は、オルガにストとしてキャリアをスタートさせたゼーマンのル
ーツが息づくもの。いずれも貴重な記録といえましょう。

734514(DVD-Video) \3350
バーンスタイン conducts バーンスタイン
バーンスタイン:
1)ディヴェルティメント
2)セレナード
3)交響曲第2番 《不安の時代》
ドキュメンタリー:教師、そして教えるという事
ロンドン交響楽団(2,3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
指揮:レナード・バーンスタイン
ギドン・クレーメル(Vn)/クリスティアン・ツィマーマン(P)
収録:1984年10月 ウィーン ムジークフェライン(1)
1986年5月 ロンドン、バービカン・センター(2,3)

734512(DVD-Video) \3350
シューマン:交響曲全集
1)交響曲第1番 変ロ長調 作品38
2)交響曲第2番 ハ長調 作品61
3)交響曲第3番 変ホ長調 作品97
4)交響曲第4番 ニ短調 作品120
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
映像監督:ハンフリー・バートン
収録:1984年10月 (1、3)、1985年10月&11月(2)、1984年2月(4)
ウィーン ムジークフェライン

734513(DVD-Video) \3350
ガーシュウィン&アイヴス
ガーシュウィン:
1)パリのアメリカ人
2)ラプソディ・イン・ブルー
アイヴス:
3)交響曲第2番
4)答えのない質問
ニューヨーク・フィルハーモニック
バイエルン放送交響楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
収録:1976年6月 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(1、2,4)
1987年6月 ミュンヘン(3)

734511(DVD-Video) \3350
チャイコフスキー作品集
チャイコフスキー
1)交響曲第4番 ヘ短調 作品36
2)交響曲第5番 ホ短調 作品64*
3)ヴァイオリン協奏曲 二長調 作品35
4)アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲 作品11より)
ボリス・ベルキン(Vn)
ニューヨーク・フィルハーモニック/ボストン交響楽団*
指揮:レナード・バーンスタイン
映像監督:ハンフリー・バートン
収録:1975年4月 ニューヨーク、エヴリ・フィッシャー・ホール(1,3,4)
1974年7月 タングルウッド(2)
生誕90年を記念してのリリースが続くバーンスタイン。9月のベートーヴェン
作品に続き、今月はDVDを4タイトルリリースします。自作自演集に「教える」
という視点から作られたドキュメンタリーが付きの一枚に始まり、バーンスタ
インが愛したシューマンの交響曲全集、そしてガーシュウィンとアイヴスを集
めた1枚・・などなど、興味深いラインナップ。マイケル・ティルソン・トー
マス、小澤征爾、大植英次、佐渡裕など多くの弟子を世に送り出したことでも
有名なバーンスタインが語る「教えるという事」は音楽家ならずとも、必見の
内容!




<DECCA>
4781077 \1850
「リュート・イズ・ア・ソング」
ブロウウェル:Paisaje cubano con rmba
スティング: Alone with my thoughts this evening
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
パーセル:私が土の上に横たわるとき(《ディドーとエネアス》より)
ジョヴァンニ・ザンボーニ:ソナタ
ヘンデル:Oh Lord, whose mercies numberless(オラトリオ《サウル》より)
ドメニコーニ:コユンババ
マケドニア民謡
<豪華共演者>
スティング/ルネ・フレミング/アンドレアス・ショル/カリオピ
来日記念盤
エディン・カラマーゾフ(リュート)
リュート奏者の第一人者、エディン・カラマーゾフが音楽のジャンルを超えて
スティングに会ったのは2006年にDGからリリースされたダウランド・アルバム
『ラビリンス』の共演で。二人を引き合わせたのは、スティングと長きにわた
って共演を続けるギタリスト、ドミニク・ミラー。スティングのコンサート前
に楽屋をエディンが訪れ、顔合わせとなった時にエディンが弾いたのは 今回
のアルバムにも収められているバッハのトッカータとフーガでした。二人は意
気投合し、彼らのアルバム『ラビリンス』は世界的な大ヒットを記録!スティ
ングとカラマーゾフによる『ラビリンス』アジア・ツアーが今年11/30のシドニ
ーを皮切りにブリスベン、メルボルン、パース、シンガポール、香港へと続き
その次に日本での来日公演が行われるのに合わせて、カラマーゾフがオワゾリ
ールへ録音した初のソロ・アルバムをリリース!カラマーゾフはアンドレアス
・ショルのバックでダウランド作品を集めた『ミュージカル・バンケット』と
題するアルバムや、アニー・ローリー、他フォークソングを集めたアルバムで
デッカへの録音は行っていましたが、ソロでの録音は今回が初めて。スティン
グも1曲 録音に参加している他 ディドー・とエネアスからのアリアでフレ
ミングも参加、またヘンデルのオラトリオ「サウル」では アンドレアス・
ショルも共演し、マケドニアの歌では マケドニアを代表する歌手、カリオピ
も参加するといった豪華共演陣に支えられたアルバムです。








<DELTA CLASSICS>
DCCA-0052 \2415
チャイコフスキー:交響曲第4番
(Jan,Feb,1951 rec/英EMI ALP-1025)
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ-ワルツ
(2,Feb,1950 rec/伊EMI QALP-10250)
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ-終曲
(2,Feb,1950 rec/伊EMI QALP-10250)
フルトヴェングラー
ウィーン・フィル
フルトヴェングラーが残したチャイコフスキーの録音は少なく、交響曲第4番
と第5番(DCCA-0047)が1種類、交響曲第6番「悲愴」が2種類、そして今回カッ
プリングに用いた弦楽セレナーデよりワルツと終曲が1種類と極めて少ないの
が残念です。今回収録した交響曲第4番は、EMIがスタジオ録音(録音場所はム
ジークフェライン)として取り組んだもので、収録日が複数日採られている事
から、この録音に対する完璧な姿勢がうかがえます。それだけに演奏には無駄
がなく、演奏そのものにもフルトヴェングラーの意思が大きく反映されている
と思われ、テンポを自由に動かしセッションと言えどもライヴに近い感覚の非
常にスケールが大きく仕上がっています。また、当時のウィーン・フィルの力
量は素晴らしくやはりフルトヴェングラーとの相性が良かった事が演奏から伝
わってきます。交響曲4番も素晴らしい出来ですが、弦楽セレナーデも素晴ら
しいで出来です。
録音日は一般的に知られている日を明記しております。ご了承下さい。

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08-09 No.22

2008年09月25日 12時05分19秒 | Weblog
<WERGO>
WER 6682 \2180
ラッヘンマン(1935-)
(1)tem A(フルート、歌声とチェロのための)
(2)トッカーティーナ(ヴァイオリン・ソロのための練習曲)
(3)プレッション(一人の女性チェリストのための)
(4)(一人の女性クラリネット奏者のための)
(5)アレグロ・ソステヌート
アンサンブル・フォルミンクス
「特殊奏法のデパート」ラッヘンマンの作品集。フルート一本と声、チェロに
よる「ヒョロヒョロかっぽん」お化け屋敷の再現風作品「tem A」以外、ボリュ
ームを最大限にしても殆ど何も聴こえない極小音量で展開される作品ばかりの
キワモノ的一枚。(2)のヴァイオリン・ソロの「トッカーティーナ」は、ボリュ
ームを最大限に上げても何をしているかあまりよくわかりません。(4)の無題
の作品も極小音量作品ながら、しかしよくよく耳を澄ましてみると、超絶技巧
が展開されているもよう。演奏者はややマゾヒスティックな快感をおぼえる人
物でないと演奏できないものと思われます。これらはすべて、作曲をとおして
楽器を人々に再認識させる、というラッヘンマンの独特な思考の産物。たしか
に、たとえば(4)では、クラリネット奏者がキーをタポタポ押すだけで、こん
なにも色々な音色が出るものかと驚かされます。

WER 6712 \2180
ペトリス・ヴァスクス:オルガン作品集
(1)ヴィアトーレ (2)カントゥス・アド・パーチェム 
(3)カント・ディ・フォルツァ (4)ムジカ・セリア (5)テ・デウム
タリヴァルディス・デクスニス(オルガン)
「美しい静けさ」という表現がぴったりの一枚。現代作曲家によるオルガン作
品。オルガンというと、バッハの圧倒的な神を感じさせる音世界を思い浮かべ
ますが、これはちょっと違います。はてしなく広がる冬の大地か地平線を思わ
せるような、静かに深く集中した世界が広がります。静かな世界はとても美し
いです。

WER 6721 \2180
ヘンツェ:
(1)交響曲第7番
【第1楽章 ダンス/第2楽章 静かに、動いて/第3楽章 絶え間なく動いて/
第4楽章 静かに、控えめに】
(2)シンフォニア第8番
【第1楽章 アレグロ/第2楽章 アレグラメンテ・コン・コモド・テネレッツァ
・エ・バッラビリタ/  第3楽章 アダージョ】
マレク・ヤノフスキ(指)、ベルリン放送交響楽団
ヘンツェの新作、2つの交響曲の世界初録音盤の登場。阿鼻叫喚の中にも美し
い旋律などが息づく作品です。



<世界文化社>
SBKI 5(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ5
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」&「コジ・ファン・トゥッテ」
[Disc 1]モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」 (187分) 
[Disc 2]モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」 (192分)
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[Disc 1]
ドン・ジョヴァンニ:ロドニー・ギルフリー、
ドンナ・アンナ:イザベル・レイ、
ドンナ・エルヴィーラ:チェチーリア・バルトリ、
ドン・オッターヴィオ:ロベルト・サッカ、
レポレッロ:ラースロー・ポルガール
ニコラウス・アーノンクール(指)チューリッヒ歌劇場O&Cho 2001年
演出:ユルゲン・フリム
[Disc 2]
フィオルディリージ:チェチーリア・バルトリ、
ドラベッラ:リリアーナ・ニキテアヌ、
フェルランド:ロベルト・サッカ、グリエルモ:オリヴァー・ヴィドマー、
ドン・アルフォンソ:カルロス・ショーソン、
デスピーナ:アグネス・バルツァ
ニコラウス・アーノンクール(指)
チューリッヒ歌劇場O&Cho 2000年
演出:ユルゲン・フリム
収録:1997年 コンピエーニュ帝国劇場公演
[解説書]永竹由幸 監修・著
「フィガロ」に続くダ・ポンテ オペラ2作をアーノンクール、バルトリとい
った豪華キャストで!
「フィガロ」も伯爵の浮気から物語が進行しますが、「ドン・ジョヴァンニ」
は史上最強の浮気男の物語。「コジ・ファン・トゥッテ」は恋人交換による女
の浮気の物語。「浮気」をモチーフにしていてもモーツァルトの音楽は真実の
愛情を描き出すところがさすが。
「フィガロ」以上に音楽的に充実している「ドン・ジョヴァンニ」「コジ」の
2作をまとめて鑑賞できる好企画のDVDブックと申せましょう。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 225 8枚組 \10500
「メシアン:管弦楽作品集」
=収録内容=
[CD 1]
(1)忘れられし捧げもの(1930) (2)キリストの昇天(1934) 
(3)ミのための詩(1948)
イヴォンヌ・ナエフ(Ms)(3)
録音:(1)2002年1月17日(2)1999年1月13-15日
(3)2007年12月19&20日フライブルク、コンツェルトハウス
[CD 2]
トゥーランガリラ交響曲(1948)
ロジェ・ミュラロ(P) 
ヴァレリー・ハルトマン=クラヴリー(オンド・マルトノ)
録音:2008年2月12&13日フライブルク、コンツェルトハウス
[CD 3]
(1)鳥たちの目覚め(1953) (2)異国の鳥たち(1956) 
(3)クロノクロミー(1960)
ロジェ・ミュラロ(P)(1)
録音:(1)2007年6月27日バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
(2)2008年2月12&13日(3)2005年2月24日フライブルク、コンツェルトハウス
[CD 4 & CD 5]
(1)われ死者の復活を待ち望む(1964) 
(2)我らの主イエス・キリストの変容(1969)
ロジェ・ミュラロ(P)(1)
グンヒルト・オット(Fl), ヴォルフハルト・ペンツ(Cl),
フランツ・ラング(シロリンバ), ホルスト・フリーデル(ヴィブラフォン),
ヨッヘン・ショラー(マリンバ), ラインハルト・ラツコ(Vc),
フロラン・ボファール(P),
ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)&オイローパコールアカデミー(4)
録音:(1)2008年5月3日
(2)2000年12月12-15日フライブルク、コンツェルトハウス
[CD 6 & CD 7]
(1)峡谷から星たちへ(1974) (2)天より来たりし都(1987) 
(3)ほほえみ(1989)
ロジェ・ミュラロ(P), ティエリー・レンツ(Hrn),
ヨッヘン・ショラー(シロリンバ), マルクス・マイアー(カリヨン)(1)
ロジェ・ミュラロ(P)(2)
録音:(1)2007年4月25日-5月4日バーデン=バーデン
(2)2007年4月23日-5月4日フライブルク、コンツェルトハウス
(3)2008年1月27日ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール
[CD 8]
彼方の閃光(1991)
録音:2002年2月25日、9月19日フライブルク、コンツェルトハウス
以上、すべてシルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
生誕100年記念を飾るとっておきのメシアン。同じフランス生まれの鬼才カン
ブルランと手兵南西ドイツ放送響のコンビが、1999年から今年にかけてこの機
会のために録りだめしておいた音源を一気に蔵出しリリース。すでにリリース
済みの「彼方の閃光」「我らの主イエス・キリストの変容」「鳥たちの目覚め」
「キリストの昇天」に加えて、あらたに人気作「トゥーランガリラ交響曲」に、
最大編成の大曲「峡谷から星たちへ」など、全13曲中じつに主要作品の9曲が
初発売となります。
強烈な色彩感に、鳥の声やキリスト教にもとづく独特の宇宙観など、メシアン
の音楽を構成する多様な要素を解き明かしてゆく、エキスパートとしてのカン
ブルランの手腕はさすがにみごとなもの。さらには、イヴォンヌ・ロリオの弟
子であり、ピアノ曲全集録音でも実績のあるミュラロの参加も見逃せないとこ
ろです。120ページのブックレット付属、クラムシェル仕様ボックス入り。




<STRADIVARIUS>
STR 33812 \2180
ヴィヴァルディ(1678-1741):
喜ばしき聖母よ、昇天したまえ[Ascende laeta]
(「主は言われた」への序唱)RV635
主は言われた[Dixit Dominus]RV595
草原にて歌え[Canta in prato, ride in fonte]
(「主は言われた」への序唱)RV636
主は言われた[Dixit Dominus]RV807
モニク・ザネッティ、エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)
スザンナ・モンカヨ・フォン・カーゼ(アルト)
イアン・ハニーマン、マリオ・チェッケッティ(テノール)
フリオ・ザナージ(バス)
フランチェスコ・ファンナ(指揮)
アンサンブル・ピアン&フォルテ
アンサンブル・ヴォカーレ・イル・カント・デ・オルフェオ

STR 33817 \2180
ビーダーマイヤー時代 フルートとピアノのための音楽
カール・チェルニー(1791-1857):協奏的ニ重奏曲 Op.129
フリデリク・ショパン(1810-1849):
ロッシーニの「チェレネントーラ(シンデレラ)」の主題による変奏曲ホ長調
ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874):ポプリ(*)
フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):大二重奏曲 Op.63(*)
ルイーザ・セッロ(フルート)
ヨハネス・イェス・クロプフィッチュ(ピアノ)
ビーダーマイヤーとは、市民革命後の王政復古により市民たちに広まった、大
きな理想よりも小市民的な日常に目を向けようとした文化風潮。当アルバムに
は、当時市民によって彼らの家庭内で日常的に演奏され楽しまれていた作品が
収められています。ピクシスはマンハイムに生まれたドイツの作曲家。(*)は
世界初録音。

STR 33820 4枚組 \5400
リヒテル・プレイズ・バッハ
ソナタ ハ長調 BWV966/同ニ長調 BWV963/同 BWV964
カプリッチョ ホ短調「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」BWV993
4つのデュエット BWV802-805
イギリス組曲第1番 BWV806/同第3番 BWV808/同第4番 BWV809
同第6番 BWV811
フランス組曲第2番 BWV813/同第4番 BWV815
トッカータ ニ短調 BWV913/幻想曲ハ短調 BWV906
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1991年
既発売盤のセット化。リヒテル(1915-1997)がその晩年に至高のバッハを聴か
せたライヴ&スタジオ録音を、4枚組で2枚半分の価格でご提供いたします。

STR 33821 \2180
ジョヴァンニ・スペッツァフェッリ(1888-1963):ピアノ作品集
見知らぬ者への手紙 Op.57(1931)
3つの幻想的小品 Op.75(1940)/楽興の時 Op.55(1929)
5つの易しい小品 Op.11(1908)/無言歌 Op.2(1906)
シメオーネ・ポッツィーニ(ピアノ)



<CRD>
CRD 3524 \1780
スクリャービン(1872-1915):後期ピアノ作品集
4つの小品 Op.51(1906)/3つの小品 Op.52(1907)/2つの小品 Op.57(1908)
アルバムの綴り Op.58(1910)/2つの小品 Op.59(1910)
詩曲・夜想曲 Op.61(1911-1912)/2つの詩曲 Op.63(1911-1912)
2つの前奏曲 Op.67(1912-1913)/2つの詩曲 Op.69(1912-1913)
2つの詩曲 Op.71(1914)/詩曲「炎に向かって」Op.74(1914)
2つの舞曲 Op.73(1914)/5つの前奏曲 Op.74(1914)
ポール・クロスリー(ピアノ)
録音:英国、サフォーク、ウェスルトン、ポットン・ホール
録音時期は不明ですが新録音です。

CRD 3507 \1780
【旧譜・再発売】
英国の大聖堂の古典
クリストファー・タイ(1505頃-1572頃):
ミサ「西風」から サンクトゥス,ベネディクトス
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):ミサ「西風」から グローリア
トマス・タリス(1505頃-1585):安息日が過ぎて[Dum tranisisset Sabbatum]
ウィリアム・バード(1542-1623):
おお、光よ、祝福されし三位一体よ[O lux beata trinitas]
トマス・トムキンズ(1573-1656):歓呼せよ[Jubilate](第3サーヴィス から)
オーランド・ギボンズ(1583-1625):
おお、ともに手を打ち鳴らせ[O clap your hands together]
ウィリアム・クロフト(1678-1727):
朗らかなる楽の音とともに神は昇りたまえり
[God is gone up with a merry noise]
ウィリアム・ボイス(1710-1779):主は王なり[The Lord is King]
モーリス・グリーン(1694-1755):神は地上を訪れたもう
[Thou visitest the earth]
サミュエル・セバスティアン・ウェスリー(1810-1846):
父なる神に祝福あれ[Blessed be the God and Father]
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
主はわが羊飼いなり[The Lord is my Shepherd]
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊




<GRIFFIN>
GCCD 4063 \1500
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):賛歌集
For All the Saints(Tune: Sine Nomine)
Come Down O Love Divine(Down Ampney)
At the Name of Jesus Every Knee Shall Bow(Kings Weston)
The King of Love My Shepherd is(St Columba)
Welcome, Day of the Lord(Salve Festa Dies)
Saviour Again, to Thy Dear Name We Raise(Magda)
Teach Me, My God and King(Sandys)
Rest of the Weary(Fortunatus)
Fierce Raged the Tempest Over the Deep(White Gates)
He Who Would Valiant Be(Monks Gate)
Into the Wood the Master Went(Mantegna)
Firmly I Believe and Truly(Shipston)
God be With You Till We Meet Again(Randolph)
I Vow to Thee My Country(Abinger)
England Arise the Long Long Night is Over(Guildford)
It is A Thing Most Wonderful(Herongate)
The Night is Come Like to the Day(Oakley)
Servants of the Great Adventure(Marathon)
All Creatures of Our God and King(St Francis)
Servants of God, or Sons(Cumnor)
Let Us Now Praise Famous Men(Famous Men)
Jesus Christ is Risen Today(Easter Hymns)
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)
カーディフ・フェスティヴァル合唱団
ロバート・コート(オルガン)
録音:1995年6月、カーディフ大学




<SOMM>
SOMMCD 074 \2180
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 Vol.1
ソナタ(1918-1920)/飾り付け(1912-1913)/ロンドン小品集(1917-1920)
バラード(1929)/ソナティナ(1926-1927)
マーク・ベビントン(ピアノ)
録音:2007年8月8-9日、バーミンガム、シンフォニー・ホール
「英国の印象派」に位置づけられる作曲家アイアランドの、抒情的で性格的な
ピアノ音楽。ベビントンの個性にぴったり合っています。

SOMMCD 079 \2180
フィリス・セリックに捧ぐ
F・クープラン(1668-1733):Le Pavolet Flotant
ドビュッシー(1862-1918):水に映る影(「映像 第1集」から)
イベール(1890-1962):小さな白ロバ/ガヴォットとミュゼット
プーランク(1899-1963):パストラール
ラモー(1683-1764):優しい訴え
ラヴェル(1875-1937):「クープランの墓」から 前奏曲
マイケル・ティペット(1905-1998):ピアノ・ソナタ第1番
フィリス・セリック(ピアノ)
録音:未詳
昨年95歳の天寿を全うした英国の女性ピアニスト、フィリス・セリック
(1911-2007)の追悼盤。ロンドンのロイヤル・カレッジとパリ音楽院で学んだ
セリックは英国とフランスの流儀を併せ持つピアニストとして作曲家たちの
厚い信頼を受け、ヴォーン・ウィリアムズやウォルトンから作品を献呈され
ました。ティペットのソナタは彼女の最も有名な録音です。

SOMMCD 080 \2180
コンスタント・ランバート、バレエ音楽を振る
ウィリアム・ボイス(1711-1779)/
コンスタント・ランバート(1905-1951)編曲:「われわれの展望」
マイアベーア(1791-1864)/
コンスタント・ランバート編曲:「スケートをする人々」(*)
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「ウィリアム・テル」から バレエ音楽
チャイコフスキー(1840-1893):「眠れる森の美女」組曲 Op.66a(*)
コンスタント・ランバート編曲(指揮)
サドラーズ・ウェルズ管弦楽団
録音:1939-1940年




<ARS PRODUKTION>
ARS 38484 \2180
ロマンティック・バラード
ブラームス(1833-1897):4つのバラード Op.10
ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード Op.2bis(*)
エレーナ・クシュネロワ(ピアノ)
録音:モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール
(*)はロシアの作曲家コロンタイがドイツ、バーデンバーデンのブラームスハ
ウスで在外研究員を務めていた時(1999年)に書き始めた作品。

ARS 38705 \1980
歌唱の伝説 Vol.5 ペーター・アンダース オペラ・アリア集
モーツァルト(1756-1791):
「後宮からの逃走」、「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」、
プッチーニ(1858-1924):「トゥーランドット」、「トスカ」、「西部の娘」、
グノー(1818-1893):「マルガレーテ」、
レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」、
ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」、
ワーグナー(1813-1883):「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、
ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」 から
ペーター・アンダース(テノール)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ヴィルヘルム・フランツ・ロイス、
ヨハネス・シュラー、ヴァルター・ルッツェ、アルトゥール・ローター、
フェルディナント・ライトナー(指揮)
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ヴュルテンブルク国立管弦楽団
録音:1933-1953年
歴史的声楽録音をCD化する「歌唱の伝説」シリーズ。




<LA MA DE GUIDO>
LMG 4006 \2180
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
同声合唱によるポリフォニー教会音楽
おお、聖なる宴よ
[O Sacrum convivium - Mens impletur gratia](モテット)
二人のセラフィムが[Duo seraphim - Tres sunt](モテット)
マニフィカト第7旋法第2番[Magnificat Septimi toni no.2]
われは信じたり[Credidi](詩篇115)
われ主に感謝せん[Confitebor](詩篇110)
主をたたえよ、僕らよ[Laudate pueri](詩篇112)
主をおそれる者は幸いなり[Beatus vir](詩篇111)
めでたし、殉教者たちの花よ
[Salvete flores martyrum - De innocentibus](賛歌)
極悪なる商人ユダは[Judas mercator pessimus](レスポンソリウム)
暗くなりて[Tenebrae factae sunt](レスポンソリウム)
不敬の者はイエスを引き渡し[Jesum tradidit impius](レスポンソリウム)
おお、道行くすべての者よ[O vos omnes](レスポンソリウム)
マニフィカト第6旋法第2番[Magnificat Sexti toni no.2]
主よ、われは値せず[Domine non sum dignus - Miserere mei](モテット)
おお、天の王を[O Regem caeli - Natus est nobis](モテット)
ホセ・ルイス・ビセンテ(指揮)
リュイス・ヴィク・ヴォカーリス
ペドロ・カストロ、イグナシ・デ・レケリカ、
ヘスス・ルイス・デ・センサーノ、
ビセンテ・アブリル、サンティアゴ・アブリル、
リカルド・サンフアン(テノール)
マルク・ソラーノ、ホセ・ルイス・ビセンテ、アントニオ・サブーコ、
ルイス・ビセンテ、シモ・マルティ、イグナシ・マルティ(バス)
録音:2005年5月7-9日、スペイン、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂
テノールとバスのみの男声合唱による演奏。地中海地域の教会で行われてきた、
童声や男性ファルセットを用いない演奏習慣に則っています。

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08-09 No.21

2008年09月24日 19時36分02秒 | Weblog
<PHOENIX EDITION DVD>
PE-801(DVD-Video) \3450
2007年ブレゲンツ音楽祭 プッチーニ(1858-1924):歌劇「トスカ」
演奏:トスカ・・・ナージャ・ミヒャエル(S)
カヴァラドッシ・・・ゾラン・トドロヴィチ(T)
スカルピア男爵・・・ギドン・サクス(Br)
アンジェロッティ・・・セバスティアン・ソウルス(Br)
スポレッタ・・・アレクサンダー・クラヴェツ(T)
堂守&看守・・・マルティン・ヴィンクラー(Br)
羊飼い・・・カティア・ヴェルターズ(S)
ブレゲンツ祝祭合唱団/ウィーン交響楽団/ウルフ・シルマー(指揮)
字幕:独語・英語・仏語・伊語
湖の上で繰り広げられる一夜の饗宴。野外オペラ特有の、風になびく歌手たち
の髪がたまりません。この「トスカ」とにかく不気味です。とりわけ舞台中央
に設えられた巨大な眼!この視線から逃れることは不可能です。ある時は青く
光り、またある時は拷問に悶え苦しむ恋人の姿を映します。瞳孔はテーブル代
わりにもなり、幕切れでは塔の天辺の役割も果たします。不可解なオペラ冒頭
のコマ割りも心に微かな棘を残します。実力派を揃えた歌手たちの熱唱を手堅
くまとめたウルフ・シルマーの手腕にも感服です。

PE-804(DVD-Video) \3450
J・ネストロイ(1801-1862)&カール・ビンダー(1816-1860)
オペラ・パロディ「80分 DE タンホイザー」
演奏:ロベルト・マイヤー(俳優/歌い手/ウィーン・フォルクスオーパー
総裁)
ノイエ・ヴィーナー・コンチェルト・シュランメルン
字幕:独語・英語・仏語
ヴェヌスの魅力におぼれ、道を踏み外したタンホイザーを救うのは、領主の娘
エリーザベトの純愛と死・・・・。そんな切ない悲劇を80分の濃縮版で。しか
し、このお話なんか変だぞ???序曲からなんだか酒場の賑わい・・・。シュ
ランメルの伴奏に乗って歌い語りまくるのは、フォルクスオーパーの総裁でも
あるロベルト・マイヤー。彼の一人芝居によるタンホイザーはまさにやりたい
放題の楽しさ一杯です。王冠をかぶった領主はすぐにヨーデルを歌い出し、花
環をかぶれば恋する乙女に早変わり。きついウィーン訛りのセリフではありま
すが、これは言葉がわからなくても充分に楽しめます。

PE-803(DVD-Video) \3450
ワイル:オペレッタ「クーハンデル」(武器と牛)
演奏:ファニータ・サンチェス・・・ウルズラ・プフィッツナー(S)
ファン・サントス・・・ディートマー・ケルシュバウム(T)
マンデス大統領・・・カルロ・ハルトマン(Br)
武器商人ジョーンズ・・・ミヒャエル・クラウス(Br)
ヒメネス・・・ヴォルフガンク・グラチュマイアー(T) 他
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団&合唱団
クリストフ・エーベルレ(指揮)
字幕:独語・英語・仏語
「三文オペラ」で有名なワイルの知られざる名作「クーハンデル」。架空の貧
乏な国に暮らす恋人たちファニータとファン。国を守る大統領(座ってばかり
で動かない)とその側近。武器を売りつけ大儲けしようと企む商人ジョーン
ズ。さまざまな思惑をはらみつつ物語は進みます。武器を買うには国の財政が
逼迫しているために国民たちに重税がかけられ、ファンの牛は差し押さえられ
てしまうは、ファニータは飲み屋で働くことになるは…。結末はある意味予想
通りのオチが付きます。軽妙なメロディの陰に潜む強烈な批判と風刺が心地良
く、見終わった後の心に清涼な風(?)が吹き抜けることでしょう。

PE-802(DVD-Video) \3450
フランケッティ:歌劇「ゲルマニア」全曲
CAPRICCIO 93518の再発売盤
演奏:フェデリコ・レーヴェ・・・カルロ・ヴェントレ(T)
カルロ・ヴォルムス・・・ブルーノ・カプローニ(Br)
リッケ・・・リーゼ・リンドストレム(S)
ジョヴァンニ・フィリッポ・パルム・・・アンテ・イェルクニカ(B)、
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団、他
レナート・パルンボ(指揮)
字幕:独語・英語・仏語・伊語
今でこそ、その名前はほとんど忘れられてしまっているイタリアのオペラ作曲
家、フランケッティ。あのヴェルディが「アメリカ発見400年記念」の際にオ
ペラを書くように委嘱された時、その仕事を丸投げされたのが彼(完成したの
が歌劇クリストフォロ・コロンボ)でした。この歌劇「ゲルマニア」はナポレ
オン軍に対するドイツの暴動に関わった一人の男の物語。イタリアのヴェリズ
モ・オペラにワーグナーの楽劇の要素を加え、R・シュトラウスの煌く響きを
振りかけた見ごたえのある作品です。イタリア、ドイツ・オペラ双方を得意
とするパルンボの指揮で。
                     
PE-103(SACD-Hybrid) \2450
シュニトケ:ピアノ協奏曲集
1-3.ピアノ協奏曲(1960)
4.ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲(1979)
5.4手ピアノと室内オーケストラのための協奏曲(1988)
演奏:エヴァ・クピエツ(ピアノ)/マリア・レットベリ(ピアノ)・・・5
ベルリン放送交響楽団/フランク・ストローベル(指揮)
シュニトケ(1934-1998)の音楽を論じるのはとても困難なことと言われます。
なぜなら彼は時代に即してその作風を変えてきたからです。このアルバムで
はショスタコーヴィチの影響を受けたと思われる最初期の作品からセリー、
12音、多様式と時代に合わせて形を変えてきた彼の音楽性を楽しむことがで
きます。26歳の時に書かれた最初のピアノ協奏曲(2005年にクピエツが公式に
演奏するまで忘れられていた作品)と、4手のための協奏曲など3つの協奏曲が
すべて収録されています。

PE-104 \2450
モーツァルト:オペラ「劇場支配人」
演奏:オットー・シェンク(語り/劇場支配人)
ノエミ・ネーデルマン(ソプラノ)/オフェーリア・サラ(ソプラノ)
ローター・オディニウス(テノール)/カーステン・サブロフスキ(バス)
ベルリン・ドイツ交響楽団/サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
この作品は、モーツァルト(1756-1791)が皇帝ヨーゼフ2世の依頼により1786年
に作曲したもの。とはいえ、序曲とアリアが4曲あるのみで、あとはセリフで
補ったり他のバレエ曲をあわせたりと上演の際は色々と趣向が凝らされます。
この演奏はあの名演出家オットー・シェンクが劇場支配人となって絶妙な語
りを聴かせます。あの有名な「こうもり」での名演出&看守フロッシュ役で
の名演技を彷彿させるなんとも楽しい一人芝居。ドイツ語がわからずともこ
の雰囲気はしっかり伝わるはずです。
                        
PE-105 \2450
マーラー:さすらう若人の歌/亡き子をしのぶ歌 他
1-4.さすらう若人の歌/5-9.なき子をしのぶ歌/
10-13.「少年の不思議な角笛」より(死んだ鼓手/少年鼓手/番兵の夜の歌/
魚に説教するパドヴァの聖アントニウス)
CAPRICCIO 71124の再発盤。
演奏:トーマス・クヴァストホフ(バス・バリトン)・・・1-9
ホーカン・ハーゲゴール(バリトン)・・・10-13
ケルン放送交響楽団/ガリー・ベルティーニ(指揮)
今なお忘れがたきベルティーニのマーラー(1860-1911)。この歌曲集でも涙が
溢れるほどの共感できる名演を聴かせてくれます。柔軟な「若人」、思いの
他引き締まったテンポが新鮮な「なき子」。息つく暇もなくマーラーの世界
へと引き込まれることでしょう。ソリストも万全。瑞々しいクヴァストホフ、
表現力豊かなハーゲゴート。2人の持ち味を存分に生かした選曲も見事です。

PE-113 \2450
ヘンツェ:交響曲 第8番 他
1-3.歌劇「バッカスの巫女たち」より アダージョ、フーガと侍女たちの踊り
4-8.夜曲とアリア/9-11.交響曲 第8番
CAPRICCIO 71134の再発売盤(SACDから通常盤への変更あり)
演奏:クラウディア・バラインスキ(ソプラノ)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/マルクス・シュテンツ(指揮)
現代のドイツで最も重要な作曲家の一人であるヘンツェ(1926-)。彼は多彩な
音色を駆使した特異で重厚な作品を発表し続け高い人気を誇っています。こ
のアルバムは、歌劇「ルプパ」の初演などで評価され、ヘンツェ解釈の第一
人者と目されているシュテンツの指揮によるもの。シェイクスピアの「真夏
の夜の夢」に着想を得たという交響曲第8番など特有の濃厚な世界が広がり
ます。

PE-114 \2450
グルリット:ゴヤ交響曲/4つの劇的な歌曲集
1-14.ゴヤ交響曲/15-18.4つの劇的な歌曲集(イゾルデの歌/
16.グレトヒェンの歌Iグレトヒェンの歌II/グレトヒェンの歌III)
演奏:クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)・・・15-18
ベルリン放送交響楽団/アントニー・ボーモント(指揮)
作曲家、指揮者グルリット(1890-1972)をご存知でしょうか?終戦後ドイツを
逃れ、縁あって来日、幾多のオペラを初演し、音楽教育にも貢献した人です。
多くの作品を書いているのですが、そのほとんどは忘れ去られてしまいまし
た。彼の名前が残っているのは、「ヴォツェック」や「軍人たち」など、皮
肉にも他の作曲家によって同名のオペラが書かれた時の比較としてでしょう
か。何はともあれ、この時代の「典型的な」音楽に満ち溢れた作品です。「4
つの劇的な歌曲集」は彼の4番目の妻となった日高久子のために書かれたもの
です。

PE-119 \2450
ピアソラ:タンゴ・ヌェーボ
2台のピアノのための「グラン・タンゴ」/2台のピアノのための「フーガと
ミステリオ」/4手連弾「リベルタンゴ」による変奏曲/その他
演奏:デュオ・ヴィラルソー(アレクサンドラ・ソストマン&ユディス・モ
シュ)
ピアソラについては、もう多くを語る必要はないでしょう。アルゼンチンの
民衆のためのダンス音楽であったタンゴを芸術的な域にまで高めた彼の偉業
を知らない人がいるのでしょうか??? そんなピアソラの名曲の数々を現代
作曲家マーカス・ホルンがるピアノデュオに仕立て上げたものです。もちろ
ん彼自身の手による「ピアソラのオマージュ」も含まれています。バンドネ
オンやチェロの音色とは一味違う華麗なる音色をお楽しみいただけます。

PE-127 \2450
アレクサドル・ピエール・フランソワ・ボエリ:ソナタとカプリース集
1-3.ソナタ ハ短調 Op.1-1
4-23.ピアノのための30のエチュードとキャプリースより
24-26.ソナタ ト長調 Op.1-2
演奏:クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリ(1785-1858)はパリ生まれの
作曲家、オルガン奏者、ピアニストです。彼が活躍した時代は古典派からロ
マン派への移行期で、愛国心に満ちた曲が次々と書かれた頃でもありました
が、フレスコバルディやクープランを愛した彼はその波に乗ることもなく生
涯厳粛な曲を書き続けたのです。ハイドンやシューベルトでこの上なき名演
を披露したショルンスハイムの絶妙な演奏で。

PE-128 \2450
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ協奏曲集
1-4.チェロ協奏曲 第1番/5-7.チェロ協奏曲 第2番
演奏:ドミトリ・マスレンニコフ(チェロ)/北ドイツ放送交響楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
冷戦終了後のロシアは、非常に才能ある音楽家を多く排出しています。ここ
でチェロを弾く1980年生まれのマスレンニコフもその一人です。並外れた才
能を持ち、既に幾つものオーケストラと共演を重ね高い評価を受けています
がフランス政府の給費留学生として3年間の研鑽を積み、その際、エッシェン
バッハの目に留まりました。この若き才能をエッシェンバッハは大切に育み
一層優れた音楽家として育て上げたのです。このデビュー盤で名技を確かめ
てください。
                        
PE-129 \2450
クジェネク:ピアノ・ソナタ 他
1-5.5つのピアノのための小品 Op.39
6-8.ピアノ・ソナタ 第2番 Op.59
9-12.ピアノ・ソナタ 第4番 Op.114
13-19.ジョージ・ワシントンの変奏曲 Op.120
20-26.オーストリアからの反響 Op.166
27.フォックストロット Op.138
演奏:ミハイル・コルジェフ
チェコの血をひくクジェネク(1900-1991)はシュレーカーに作曲を師事し、
ウィーンで活躍した音楽家で、この当時の作曲家らしく作風を時代に合わせて
変えていった人です。初期は後期ロマン派、無調、多調を経て、ジャズも採り
入れ、12音から電子まで行きました。多くの作品を残したクジェネクですが、
ピアノ曲はとりわけ重要な位置を占めており、生涯にわたって作品を書いて
いました。このアルバムでは彼の70年間に及ぶ作風の変遷が味わえます。

PE-133 \2450
シェーンベルク、ウェーベルン、ベルク:弦楽四重奏曲集
1-4.シェーンベルク(1874-1951):弦楽四重奏曲 第2番 Op.10
5.ウェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のためのラングザマー・ザッツ
6.ベルク(1885-1935):叙情組曲より「ラルゴ」
演奏:クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)・・・3,4,6
ペーターゼン弦楽四重奏団
近代・現代音楽を得意とするソプラノは数多くあれど、このシェーファーに勝
る人はそうはいないのではないでしょうか。硬質な中に不思議な温かみを帯び
た彼女の声はまさに混沌とした世界に降り注ぐ一条の月の光のよう。20世紀の
音楽に抜群の理解度を示すペーターゼン弦楽四重奏団の明晰な解釈には有無を
言わせぬ説得力があります。

PE-135 5枚組 \4050
プロコフィエフ:交響曲全集
CD1.交響曲 第1番 ニ長調 Op.25「古典的」/交響曲 第7番 嬰ハ短調 Op.131
CD2.交響曲 第2番 ニ短調 Op.40/交響曲 第3番 ハ短調 Op.44
CD3.交響曲 第4番 ハ長調 Op.47(1930年オリジナル版)
交響曲 第4番 Op.112(1947年改訂版)
CD4.交響曲 第5番 変ロ長調 Op.100
CD5.交響曲 第6番 変ホ短調 Op.111
演奏:ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団/ドミトリー・キタエンコ(指揮)
ショスタコーヴィチの交響曲で明晰でクールな解釈を披露し、大好評を博し
ているキタエンコ。とにかく爆発的な表現が話題となっている人ですが、こ
のプロコフィエフ(1891-1953)でも期待通りの凄演を聴かせてくれます。明晰
なテンポ、切れのあるアンサンブル、そして随所に漲るエネルギーの噴出に
は驚く他ありません。ロシア音楽と新古典主義の融合から生まれた傑作をこ
れでもか!とばかりに表出。これは価値ある5枚組です。

PE-142 \2450
フランク:室内楽曲集
1-3.ピアノ五重奏曲 へ短調/4-7.弦楽四重奏曲 ニ長調
演奏:アルトゥール・ピッツァーロ(ピアノ)/ペーターゼン弦楽四重奏団
ここに収録された2曲の室内楽作品はフランクの晩年に書かれたもので、その
緻密な構成と激渋さは、あの交響曲すら凌駕するものであり、室内楽の新し
い時代を予見させるものでもあります。サン=サーンスに献呈されたピアノ
五重奏の重苦しい響きはオルガン奏者としてのフランク(1822-1890)の特徴
がよく顕れているものでしょう。ポルトガル生まれの名手ピッツァーロの輝
かしいピアノの音色が華を添えます。また弦楽四重奏での堅固で格調高い音
楽も、まさに「通向け」です。

PE-144 \2450
シューベルト:オペラ「4年間の歩哨兵勤務」「双子の兄弟」
1.オペラ「4年間の歩哨兵勤務」全1幕 D.190
2.オペラ「双子の兄弟」全1幕 D.647
演奏:アガ・ミコライ(ソプラノ)/シュテファン・ゲンツ(バリトン)/
アンドレアス・カラシアク(テノール)/トーマス・ヤーコプス(テノール) 他
/コーラス・ムジクス・ケルン/ダス・ノイエ・オーケストラ
クリストフ・シュペリング(指揮)
歌曲での高い評価に比べ、なぜか忘れられてしまっているシューベルトのオ
ペラ。最近になって、ようやく復興の兆しは見えてきたものの、まだまだ納得
の行く演奏に出会うことは困難です。そんな状況に救いの手を差し伸べるであ
ろうこのアルバムの登場です。18歳の作品で、解放戦争を題材にした「4年間
の-」と、生まれてすぐに婚約させられた相手を見間違えたことで起こるドタ
バタ劇、「双子の兄弟」の2本が収録された嬉しい1枚です。シュペリンク&ダ
ス・ノイエ・オーケストラの溌剌とした演奏を聴くことで、シューベルトの新
しい魅力を発見する喜びに浸れることでしょう。

PE-145 2枚組 \3050
プフィッツナー(1869-1949):カンタータ「ドイツの精神」
CD1.第1部 人と自然/CD2.第2部 人生と歌
演奏:ソルヴェイグ・クリンゲルボルン(ソプラノ)
ナタリー・シュツッツマン(アルト)
クリストファー・ヴェントリス(テノール)/ローベルト・ホル(バス)
ベルリン・ドイツ交響楽団/インゴ・メッツマッハー(指揮)
10月3日の東西ドイツ統一の日。2007年のこの日のためにDSOとメッツマッヒャ
ーの用意したプログラムがこのカンタータ「ドイツの精神」でした。観衆の興
奮、熱狂の度合いは尋常ではなく、賛否両論があったにせよ、居合わせた全て
の人がドイツの歴史について思いを馳せたのです。メッツマッハーは最良の歌
手たちを揃え、この大作を極めて詩的に演奏。曲としての価値を認めさせるに
充分の説得力を備えたものとして語り継がれることでしょう。




<MARSYAS>
MAR-18032 \2450
ヤニナ・ベヒレ
アーン、ツェムリンスキー、ブーランジェ、ミヨー、アルマ・マーラーを歌う
1-7.アーン:灰色の歌/8-13.ツェムリンスキー:6つの歌
14-17.ブーランジェ:4つの歌/18-25.ミヨー:ユダヤの詩
26.アルマ・マーラー:讃歌
演奏:ヤニナ・ベヒレ(メゾ・ソプラノ)/チャールズ・スペンサー(ピアノ)
ハンブルク生まれの実力派メゾ・ソプラノ、ヤニナ・ベヒレ。2004年からは、
ウィーン歌劇場のメンバーとしてオルトルートやブランゲーネなどを歌い、
また小澤の指揮でマーラーの「復活」や、ケント・ナガノの「大地の歌」でも
ソリストを務めています。彼女の声は驚くほど艶やかな響きを持ち、その上抜
群の表現力をも兼ね備えてたもの。このアルバムに収録された、いわゆる「世
紀末の歌」にはまさにうってつけの逸材といえそうです。ホールの空気感を
しっかり捉えた録音のすばらしさも特筆もの。

MAR-18012 \2450
※旧譜
パリのメカニーク
リースラー:メランコリックなイントロダクション、イ・ヴェンティ
ピエルネ:祝典序曲/ジャン・フランソワ:エキゾチック・ダンス
プーランク:2つのクラリネットのためのソナタ/ミヨー:スカラムーシュ
サティ:びっくり箱
アンダーソン:
タイプライター、シンコペーテッド・クロック、ジャズ・ピチカート /他、
ジョプリン、ゴヨンヌ、モリコーネの作品
演奏:ザビーネ・マイヤー/ヴォルフガング・マイヤー/ライナー・ヴェーレ
/ミヒャエル・リースラー(以上Cl)/
ピエール・シャリアル(バレル・オルガン)
ザビーネ・マイヤーをはじめとした4人のクラリネットの名手たち。彼らと競
演するのは不思議な音色のバレルオルガン。奏でる音楽は20世紀初頭から最近
のものまで色とりどり。小粋なプーランクやサティの合間を縫って聞こえてく
るのは、おなじみアンダーソンの名曲たち。鳥の声で始まり、鳥の声で終わる、
まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい曲と音色の洪水です。

MAR-18022 \2450
BRASS 
ダニエル・シュナイダー(1961-)作品集
1-3.トランペット協奏曲
4-9.ソリストとブラス五重奏のための「小さな歌の本」
10-12.サブ・ゼロ
演奏: ラインホルド・フリードリヒ(トランペット)
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ヤルヴィ(指揮)…1-3
マンハッタン・ブラス
メンバー:
ウェイン・ドゥ・マイン(トランペット)/レウ・ソロフ(トランペット)/
アン・エルスツェル(フレンチ・ホルン)/マイク・ゼルツァー(トロンボーン)
/デヴィッド・テイラー(バス・トロンボーン)/
ダニエル・シュナイダー…4-9/アブソリュート・アンサンブル/
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
デヴィッド・テイラー(バス・トロンボーン)…10-12
このアルバム、管楽器好きには本当にたまりません!トランペット協奏曲です
ばらしいソロを聴かせるのは、あのバロック・トランペットの名手ラインホル
ト・フリードリヒ。いつもの厳粛な姿とは一転、モダン楽器の極限を追求した
スゴイ吹きっぷりです。マンハッタン・ブラス・クインテットの華麗なる名技
にも舌を巻きます。バス・トロンボーンのための超絶技巧がたっぷり詰まった
「subZERO」も驚異的な音楽です。

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08-09 No.20

2008年09月24日 18時50分55秒 | Weblog
★真空管オーディオ・フェアのお知らせ★
10月4日&5日に秋葉原で開催されます「真空管オーディオ・フェア」に本年も
出店を行なうことになりました。当日はダイレクト・トランスファーCD-Rを
全点陳列・販売の予定ですが、昨年のカザルスのバッハに続き本年も特別新譜
2点の会場先行販売を行いますので、ご期待下さい。

フェア詳細:http://www.kankyuu-fair.jp/

●ダイレクト・トランスファー CD-R 2008年10月特別新譜 2点発売
発売予定:2008年10月 真空管オーディオ・フェア会場
価格:各1枚 \1500(税込)
※一般発売は10月下旬以降を予定しています。


●当シリーズベストセラー78CDR-1009(英HMV盤使用)の同一音源をイタリア
HMV盤を使用して再復刻しました。英HMV盤はオリジナル盤としてコレクター
の間では他国盤より高値で取引されています。SP盤はテープ録音と違い各国
に送られたマスターに音質上の差がありませんが、盤の材質によって音質が
大きく違って聴こえます。英HMV盤は非常にノイズの多い材料を使用して盤が
制作されていますが、そのノイズのおかげで高域が伸びているように人間の
耳には聴こえるという特徴もあって、英HMV盤は高い人気を保っています。
今回のノイズの少ない復刻をお聴きいただくと、この名演奏からまた新しい
発見をしていただけると思います。(Goodies)

78CDR-1157
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
伊 DISCO "GRAMMOFONO" DB1223/7(英 HMV DB1223/7 と同一録音)
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)
イタリアHMV盤による新復刻。既発売の78CDR-1009は英HMV盤によった。これは
同一録音ながら英HMV盤に較べてノイズが小さい。この「大公」はまさに人類
の遺産とも言えるかけがいのない名演奏。1905年に結成されたアルフレッド・
コルトー(1877-1962)、ジャック・ティボー(1880-1953)、パブロ・カザルス
(1876-1973)のピアノ・トリオは電気録音の初期に数曲の録音をした。


●レコード録音史上に革命的インパクトをあたえたイギリスDECCAのFFRR録音!
第2次世界大戦中に生まれた画期的録音がダイレクト・トランスファーで登場。

FFRR録音(full frequency range recording)は、第2次世界大戦中の潜水艦の
ソナー(海中で音波を使って相手の船を探し出す機械)開発技術を生かした
ものですが、その技術を使った最初の商業録音は何と戦中の1944年のSP録音
でした。ここにはSP特有の針音は有るものの、その後のハイファイ録音への
第一歩が見事に記録されています。これまでの録音ではなかなかとらえる事の
出来なかった録音会場の空気感や楽器の質感など、当店のダイレクト・トラン
スファーによって初めて皆様にお届けできるようなりました。(Goodies)

78CDR-1158
チャイコフスキー(1840-1893)
交響曲第5番ホ短調作品64
シドニー・ビーア指揮ナショナル交響楽団
デニス・ブレイン(第2楽章のソロ・ホルン)
英 DECCA AK1032/36
(1944年6月8日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
英国デッカの録音技術者アーサー・ハディ(1906-1989)は第2次大戦中の1943年
に、デッカ社がイギリス政府から委嘱をうけていた軍事技術研究の実験成果を
基に、当時のSPレコードの50Hz-7.5kHzだった録音帯域を、一挙に15kHzまで
伸長させることに成功した。ハディの新方式の最初の録音となったのがこの
チャイコフスキーの第5番である。指揮者はナショナル交響楽団の創立者シド
ニー・ビーアで、1944年6月8日のロンドンのキングズウェイ・ホールで行われ
た。ホルンの名手デニス・ブレイン(1921-1957)が第2楽章のホルン・ソロを受
け持っている。バランス・エンジニアはハディ自身が担当、厚みのあるサウン
ドは後にハイ・フィデリティ録音の代名詞となったFULL FREQUERNCY RANGE
RECORDING(FFRR)の最初の録音であることを十分に納得させられる。このSP
レコードは1944年(昭和19年)12月新譜として発売された。大戦末期の厳しい
状況下でありながら、それを感じさせない優れた演奏である。

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08-09 No.19

2008年09月20日 11時13分17秒 | Weblog
<naive>
V 5132 \2280
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(2)シューマン:コンチェルトシュトゥック
ホルン/デイヴィッド・グリアー、アントワーヌ・ドレイファス、
エマニュエル・パデュ、ベルナール・シラー
エマニュエル・クリヴィヌ(指)ラ・シャンブル・フィルハーモニク
録音:2008年1月0822186 051320
ピリオド楽器による「新世界」の登場。さすが、管楽器の咆哮がとても刺激的
に響きます。「こんな旋律を吹いていたのか」と思う瞬間もあるほど。ディナ
ーミクも楽譜に忠実に施されており、何度も聴いたことのある名曲ですが、楽
器の音色のおかげもあって、実に新鮮に響きます。また、スラー記号も細かく
遵守、それぞれのフレーズが生き生きしています。まったく飽きることがあり
ません。コンチェルトシュトゥックに、1984年生まれの新進気鋭にしてフラン
ス国立管の首席ホルン奏者を務めるグリアーが参加しているのも注目に値する
ところです。




<Bel Air>
BAC 038(DVD-Video) \4950
NTSC方式
北京京劇の子どもたち
「10年のトレーニングが、舞台上での1分の基となる」。厳しい師匠のもと、
京劇の修練に励む若者たちのドキュメンタリー。中国の伝統芸能の層の暑さ、
歴史の深さを垣間見ることができる内容です。京劇の一つ一つの動きが武術の
もとになっているため、男子・女子問わず、剣舞を学ぶ姿。そして、女性の美
しい歩き方を得るために繰り返される、中腰で頭を上下させずに早足で歩くき
わめて過酷なトレーニング。スカウトされて、小学生低学年くらいの児童が
修行に励む姿には心打たれます。また、家庭の事情で修行を断念して帰る者
もあるなど、舞台からは感じられない様々な声を聞くことができます。どの
シーンもとても興味深いものがあります。




<BIS>
BIS SA 1619(SACD-Hybrid) \2500
シューマン:
(1)交響曲第3番変ホ長調「ライン」 Op.97
(2)同第4番ニ短調Op.120(現行版)
(3)「マンフレッド」序曲 Op.115
(4)序曲「ヘルマンとドロテア」Op.136
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデン室内管弦楽団
ダウスゴーとスウェーデン室内管による超新鮮なシューマンの交響曲シリーズ
の完成です。シューマンの原作に忠実ながら、オケを小さく刈り込むことで
「灰色のオーケストレーション」を見事に払拭、新しい彼の交響曲像を創りあ
げています。交響曲第4番は原典版が既出(BIS SA 1519)ですが、今回は現行
(改訂)版。「ライン」ともども充実度満点と申せましょう。

BIS 1515 \2380
20世紀のチューバ協奏曲
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲(1954)
(2)アルチュニアン:チューバ協奏曲(1992)
(3)トルビヨーン・イヴァン・ルンドクヴィスト:風景(1978)
(4)ジョン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲(1985)
オイスタイン・ボーズヴィーク(チューバ)
アンネ・マンソン(指)シンガポール響
ノルウェーのチューバの怪人ボーズヴィーク。恐るべきテクニックと深い音楽
性、聴衆を釘付けにするエンターテナー性も兼ね備えた、この楽器の新しいヒ
ーローです。待望の新録音は、チューバのためのオリジナル協奏曲集。チュー
バを学ぶ人なら必ず手掛けるヴォーン・ウィリアムズの名作から、トランペッ
ト協奏曲で知られるアルチュニアン、さらには「ハリー・ポッター」や「スタ
ーウォーズ」の音楽で人気の大御所ジョン・ウィリアムズまで多彩。超人的技
巧に唖然とさせられますが、豊かな歌心も誰にも真似できません。

BIS 1492 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.18
(1)ソナタ 変ロ長調 Wq65/44(H211) 
(2)ロマンスと変奏ト長調 Wq118/6(H226) 
(3)幻想曲ト短調 Wq117/13(H225) 
(4)メヌエット ハ長調 Wq116/5(H216) 
(5)ポロネーズ風に Wq116/8(H219) 
(6)ソナタ イ長調Wq65/43(H192) 
(7)メヌエット ヘ長調 Wq116/7(H218) 
(8)ソナタ ホ長調Wq65/46(H213)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェント・ピアノ)
静かな人気を保っている同シリーズの第18巻。今回は1766年の作品で、メヌエ
ットやポロネーズなどの舞曲が目を引きます。疾風怒濤時代の音楽をたっぷり
味わえます。

BIS 1915/7 5枚組 \7140
シベリウス完全全集 その6 ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンソナタ イ短調 JS177(1884)/アンダンテ・グラツィオーソ
JS35(1884/5)/ソナタ断章ニ短調(1885)/プレスト JS7(1886)/メヌエット
ニ短調(1886)/メヌエット ホ長調 JS67(1886/7)/アンダンティーノ JS8
(1886/7)/アレグレット ト長調 JS86(改訂稿)/テンポ・ディ・ヴァルス
ロ短調JS89(ヤーッコ・クーシスト完成)/マズルカ イ長調 JS4/アンダンテ
・モルト JS49/朝の歌 JS3/スケルツィーノ JS78/アンダンテ・エレジア
ーコ(1887)/アンダンテ・カンタービレ JS33/ソナタ・アレグロの提示部
JS90/組曲ニ短調 JS187/モデラート 変ホ長調 JS132/間奏とマエストーソ
(1887/8)/レント 変ホ長調 JS76/アレグレット 変ホ長調 JS22/アレグレッ
ト ハ長調 JS19/テンポ・ディ・ヴァルス イ長調(1888)/組曲ホ長調 JS188
/アレグロ イ短調 JS26/ラルゲット(断片)(1889)/ヴァイオリンソナタ
ヘ長調 JS178/ラルガメンテ(断片)(1889/91)/アダージョ ニ短調(1890)/
グラーヴェ(断片)(1891/4)/2つの小品Op.2(1911年の改訂版)/ヴァイオリン
協奏曲ニ短調 Op.47(オリジナル版。作曲者自身によるヴァイオリンとピアノ
版。第1楽章のピアノ・パートはカレヴィ・アホの補筆による)/ヴァイオリ
ン協奏曲ニ短調 Op.47(現行版。作曲者自身によるヴァイオリンとピアノ版)
/愛の情景-スカラムーシュ Op.71より(1925編曲)/2つの荘重な旋律 Op.77
/4つの小品 Op.78/6つの小品 Op.79/アンダンテ・ソステヌート(1915)/
ソナチネ ホ長調 Op.80/5つの小品 Op.81/ノヴェレッテ Op.102/5つの田
園舞曲 Op.106/4つの小品 Op.115/3つの小品 Op.116
無伴奏作品:マズルカ ハ長調(1883)/即興曲ト短調(1884)/練習曲ニ長調
JS55/アレグレット(1889)/めでたき楽師 JS70/アレグレット ト長調(初稿)
/2つの小品 Op.2(初版)/ロマンス Op.78の2(初版)/これら作品のossia
(別項)もすべて収録
ヤーッコ・クーシスト、ニルス=エリク・スパルフ、佐藤まどか(Vn)、
フォルケ・グラスベック、ベングト・フォシュベルイ(Pf)
大好評のシベリウス完全全集、第6巻の登場です。今回は無伴奏ヴァイオリン
およびピアノ伴奏付きヴァイオリン曲を網羅している驚愕のBOX。既発の同
ジャンル作品はもちろんすべて収録されていますが、加えてヴァイオリン協
奏曲のオリジナル版と現行版の作曲者自身によるヴァイオリンとピアノ版も
新録音して収録しているのも超注目。演奏は同曲オリジナル版を本邦初演、
ピアノ伴奏版を世界初演し、2つの版についての論文で東京藝術大学にて博士
号を得た佐藤まどか。超期待です。ほかにも「アレグレット」「ロマンス」ほ
かのオリジナル版、断片や曲途中の「ossia」(別項)まで含めた徹底ぶり。こ
れがたったCD3枚価格とは信じ難い喜びです。



<N.Y.A.Sounds>
NYA 0801 \2800
やすらぎの歌
(1)グリーンスリーヴズ 
(2)茶色い岩 
(3)谷間にて 
(4)リバプールよ、さよなら(リュート・ソロ)
(5)バーバラ・アレン 
(6)トリ貝にムール貝だよ! 
(7)ダウランド:「ユーイング・リュート・ブック」-小品(リュート・ソロ)、
(8)流れ出よ、水晶の涙よ、
(9)私のバーバラ(リュート・ソロ)
(10)恋人よ 
(11)おやすみ 
(12)サリーガーデンズ 
(13)三羽のからす 
(14)ガルテンマザーの子守歌 
(15)ロンドンデリーの歌 
名倉 亜矢子(Sp),金子 浩(Lute)
録音:2007年8月 三鷹市芸術文化センター「風のホール」
なぜか懐かしい名倉亜矢子の透明なソプラノの歌声、やさしく響く金子 浩の
リュートによるやすらぎの世界。
名倉はニューイングランド音楽院(ボストン)を演奏優等賞を得て卒業。2000年
古楽コンクール第3位。バロック作品のソリストをつとめるほか、アカペラや
古楽器とのアンサンブルに力を入れ、また中世・ルネッサンス音楽にも多く携
わっている。「バッハ・コレギウム・ジャパン」をはじめ、内外の古楽団体の
演奏会や録音に参加している。「モーツァルト・アカデミー・トウキョウ」メ
ンバー。北とぴあでは、バロック・オペラやモーツァルト作品など、多くの企
画に参加している。澄んだ美声と、自在な歌い回しが人気のソプラノである。
金子 浩は桐朋学園大学古楽器科卒業。オランダのデン・ハーグ王立音楽院を
ソリストディプロマを得て卒業。ブルージュ国際古楽コンクールに入選。留学
中より各地の演奏会、レコーディングに参加。帰国後は「バッハ・コレギウム
・ジャパン」をはじめ、多くの団体に通奏低音奏者として参加。キングレコー
ドよりソロ・アルバム「ハートランド」をリリース。大活躍中の、旬のリュー
ト弾きだ。



<harmonia mundi>
HMC 901989 \2450
バッハに捧ぐ-R.シューマン:ピアノ作品集
(1)子供のためのアルバム 作品68より
第4番「コラール」第14番「小練習曲」第27番「カノン風な歌」
第28番「追憶」第23番「曲馬」第30番「無題」第34番「テーマ」
第42番「装飾されたコラール」
(2)スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッタ 作品32
(3)フゲッタ形式の7つのピアノ小品 作品126より第4、5、6、7番
(4)森の情景 作品82(全9曲)
(5)子どもの情景 作品15(全13曲)
アンドレアス・シュタイアー(P)
使用楽器:1837年エラール社製ピアノ
録音:2007年8月
シュタイアー待望のソロ新譜はシューマン作品集。シュタイアーが尊敬してや
まないバッハのことを、シューマンもまた大いに尊敬していました。このアル
バムは、シュタイアーがバッハへ敬意を表するために編まれました。
「子どもの情景」は第1曲目から意外なテンポの速さに驚き。しかしこれは、
メトロノーム記号に準じているから。有名な「トロイメライ」も思いのほか速
く感じられます。聴き手が消えゆく和音の余韻を味わい、夢のような甘い世界
に浸ることを阻止するかのようです。「夢」というもののはかなさ、夢は所詮
夢さ、とでも言うような、ちょっと大人の哀愁すら感じてしまう「トロイメラ
イ」です。いつも曲にあった楽器を選ぶシュタイアー、ここでもエラール社製
のピアノのあたたかく美しく響く音色が印象的です。音と音との天才的な
「間」に、シュタイアーの鬼才ぶりを実感します。




<LSO Live>
LSO 0660(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
マーラー:交響曲第3番ニ短調
アンナ・ラーション(A)
ロンドン交響合唱団女声合唱、ティフィン少年合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指)ロンドン交響楽団
録音:2007年9月24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
第1弾「悲劇的」(LSO.0661)以来、つねに快哉とブーイングとが入り乱れて異
例なヒートをみせるゲルギエフ&LSOによるマーラー・シリーズ。早くも中盤
を迎え、第4弾に合唱つきの大作、第3番が登場します。
2007年9月、波乱含みのシリーズ幕開けとなった第3番ライヴ。当夜の模様につ
いてはプロジェクトに期待をつなぐ好意的なレビューが並ぶなか、インディペ
ンデント紙やフィナンシャル・タイムズ紙のように痛烈な批評も散見されると
いうところがいかにも当シリーズを象徴するかのようです。そもそもゲルギエ
フによるマーラーのシリーズはこれまで一貫して、息をもつかせぬように一気
に聴かせるスタイルがその特徴でした。マーラーの全交響曲中最長を誇る第3番
でも、たとえば、「この流れで、第1、第3楽章の“ダッシュ-フォー-ザ-フィ
ニッシュ”・コーダは、どこからともなく来るように容赦ない力を与えられた」
(デイリー・テレグラフ紙)と伝えられるように、急速なテンポ設定は、これま
で同様にその片鱗を感じさせます。
そのいっぽうで、この作品ではそれぞれ性格の異なる中間楽章が配置されてい
ることもあり、いままでのシリーズにはみられなかったゲルギエフの一面を垣
間見ることができます。
「ゲルギエフはそのフォルティッシモで知られているけれども、不気味にささ
やく弦、木管の病的な明滅、リーダー、カーマイン・ラウリのきらりと光る、
踊るような独奏ヴァイオリン、ティンパニのセンセーショナルな仕事とトロン
ボーン首席ダドリー・ブライトの物憂いソロとともに、ゲルギエフのピアニッ
シモは等しくショッキングでした。」(英インディペンデント・オン・サンデ
ー紙)
このほか、聴かせどころの第3楽章におけるクリストファー・ディーコンのポ
ストホルン・ソロなど、いつもながらLSOの名技も特筆すべきものとして挙げ
られます。さらに、静謐で瞑想的な第4楽章で独唱を受け持つのはスウェーデ
ンの名花ラーション。同じ年の8月に行われたルツェルン祝祭管とのライヴ映
像(20.56338)をはじめ、アバドとの度重なる録音でも存在感が際立っていまし
た。
「輝かしい、聖歌のような最終楽章においてさえ、ゲルギエフは隠された嵐と
ストレスを見出して(つかんで)いた」(英タイムズ紙)
「最高に、ナマのエネルギーと白熱のクライマックスのパフォーマンスでした。
巨大な第1楽章、時おりハリウッドばりの恍惚を伴い、それでもあらゆる攻撃
性と神経質な緊張を与えながらも、それ自体、完全な仕事に思われた。…ゲル
ギエフのマーラーはそれだけですでに興奮させます。けれども、このチクルス
が誰もが望むようなイベントになるには、さらに熱心に真髄に触れる必要があ
るでしょう。」(英ガーディアン紙)
荒削りなアプローチで度肝を抜いてきたゲルギエフのマーラー。この第3番も
異形ともいえる“ゲルギエフらしさ”全開の個性的演奏に仕上がっています。




<ARTS>
47729-8(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
協奏曲ニ短調BWV.1052
協奏曲ホ長調BWV.1053
協奏曲ヘ短調BWV.1056
協奏曲ニ長調BWV.1054
フランチェスコ・チェラ(Cemb)
ディエゴ・ファソリス指揮
イ・バロッキスティ
録音:2005/2008年
当レーベルを代表する古楽アンサンブル、ディエゴ・ファソリスとイ・バロッ
キスティの最新録音。ファソリスは合唱指揮者として名を成していたこともあ
ってか当初宗教曲の録音を続けていましたが、バッハの管弦楽組曲やブランデ
ンブルク協奏曲でも見事な棒さばきをみせました。ここでは高音質録音と相ま
ってファソリスの精緻なアプローチがバッハのチェンバロ協奏曲に新たな光を
あてています。

47696-2 \1550
「ショパン:バラード全曲」
ショパン:
4つのバラード、幻想曲ヘ短調Op.49、
舟歌嬰ヘ長調Op.60、4つのマズルカOp.30
アレッサンドラ・アマーラ(Pf)
録音:2007年3月
アレッサンドラ・アマーラは現在30代半ばのイタリア出身の若手。数々のコン
クールに優勝し現在ヨーロッパではかなり知られた存在となっている。レパー
トリーはバッハ、ショパン、シューマンからガーシュイン、シェルシのような
現代音楽までと幅広く、ここに収められたショパンは情熱さと知性がバランス
よくコントロールされた、大変洗練された演奏。CDは他にBrilliantやArktos
にあるがARTSは初登場。来年はファビオ・ルイージ指揮でウィーン響と共演す
る予定。若き日のアルゲリッチを思わせる期待の美貌ピアニスト。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72247 \2300
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 VIII
オルガン作品集 Vol.3
前奏曲ト短調 BuxWV149/わが愛する神に BuxWV179
カンツォネッタ イ短調 BuxWV225/前奏曲ニ短調 BuxWV140
主よ、御身の御言葉のもとにわれらをとどまらせたまえ BuxWV185
シャコンヌ ハ短調 BuxWV159/前奏曲ト短調 BuxWV148
愚かなる者の口は語る BuxWV187/フーガ変ロ長調 BuxWV176
前奏曲ヘ長調 BuxWV145
アダムの堕落によりすべては朽ちぬ BuxWV183
いざ、わが魂よ、主をほめよ BuxWV214/215/213
前奏曲ハ長調 BuxWV137
主イエス・キリストよ、われはよく知る BuxWV193
来たれ、聖霊、主なる神よ BuxWV200
トン・コープマン(オルガン)
録音:2007年10月、ドイツ、ハンブルク、聖ヤコビ教会
使用楽器:1693年、アルプ・シュニットガー製(1993年復元)

CC 72195 \2300
Stylems トレチェントのイタリア音楽
不詳(14世紀):Che Ti Zovar Nasconder
エジディウス・ダ・フランチア(14世紀後半):Alta Serena Luce
不詳:Aquila Altera
バルトリーノ・ダ・パドヴァ(1365頃-1405):Per Un Verde Boschetto
ドナート・ダ・フィレンツェ(14世紀後半):
Senti Tu D'amor / Faccia Chi De' Se'l Po'
Benche Partito Da Te / Amor, Tu Solo 'L Sai
不詳:Quando l'Oselli Canta
ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ(1355頃-1436頃):Che L-aggi'i' Fatto
ギラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320-25頃-1362/1363):
La Bella e La Veccosa Carbiola
不詳:Pescando In Aqua Dolce
バルトリーノ・ダ・パドヴァ:Qual Lege Move
エジディウス・ダ・フランチア:Mille Mercede Amor
ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ:Chi Vuol Veder
不詳:O Crudel Donna / Che Ti Zova Nasconder
アレクサンドル・ダニレフスキ(指揮)
アンサンブル・シンタグマ
入澤真美(ソプラノ) 太刀川昭(カウンターテナー)
ベルンハルト・シュティルツ(リコーダー) ブノワ・スタシャスチク(打楽器)
ソフィア・ダニレフスキ(トロンバ・マリーナ)
アレクサンドル・ダニレフスキ(中世リュート、colichon、フィドル、
チェッカー[クラヴィコード]、ポルタティーフ・オルガン)
録音:2007年7月5-7日、フランス、ビッチュ、聖オーギュスタン礼拝堂
トレチェントとは「1300年代」すなわち14世紀のこと。アルバム・タイトルの
「Stylems(Styleme)」はビザンチン絵画史の用語で、芸術作品におけるスタイ
ルの借用を意味するようです。シンタグマはフランスのメス[Metz]に本拠を
置くアンサンブルですが、今回はヴォーカリストが二人とも日本人である点に
ご注目を。

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08-09 No.18

2008年09月19日 09時18分09秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VC-5193142 \1980
バッハ:カンタータ集
ジュエル・ケース、32Pブックレット 英/独/仏 歌詞テキスト付き
VCD-2350042 \2480
バッハ:カンタータ集(デジパック盤DVD付き)
デジパック、32Pブックレット 英/独/仏 歌詞テキスト付き
CD
カンタータ「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV51*
カンタータ「われは満ちたれり」BWV82a
カンタータ「わが心は血の海に泳ぐ」BWV199
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
*ニール・ブロー(トランペット)
ル・コンセール・ダストレエ
エマニュエル・アイム指揮
ボーナスDVD(デジパック盤のみ)
カンタータBWV51,82a,199より 録音セッションでの映像 約52分
2008年1月、2月 パリ、レバノン・ノートル・ダム小教区教会での収録。
デセイとアイムの理想的なコンビによるソプラノのためのオール・バッハ・
カンタータ集。
スター・ソプラノ、デセイと古楽指揮者アイムは数多くの録音を通して理想
的なコンビネーションを実現してきました。数々の賞に輝いた「バッハのマ
ニフィカート他」の録音に続きオール・バッハ・リサイタルの新録音の登場
です。BWV51は最も知られたカンタータ作品でハイCを要求されるソプラノと、
主旋律をソプラノと交換しながら演奏して高度な技術を要求されるトランペ
ットが活躍する名曲で、トランペットはイギリスの若手ブローを起用。
BWV82aはバッハ自身によるソプラノ用編曲版による名カンタータ。
BWV199は比較的初期のカンタータでこれもヴォーカルは高度なテクニックを
要求される作品で3曲ともデセイの実力が十二分に発揮された新録音です。




<Glossa>
GCD 921204 \2300
J・S・バッハ:
フルート協奏曲ロ短調(世界初録音)/三重協奏曲ニ長調BWV.1050a
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
マルチェロ・ガッティ(トラヴェルソ)、
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&ディレクター)、
アンサンブル・アウローラ〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、
ジョアンナ・フシチャ(ヴィオラ)、
ジュディス=マリア・オロフソン(チェロ)、
リッカルド・コエラティ(ヴィオローネ)、ミケーレ・バルキ(チェンバロ)〕
J・S・バッハの"フルート協奏曲ロ短調"。"協奏曲BWV.1056a"や"協奏曲
BWV.1059a"とは違うこの知られざる"フルート協奏曲ロ短調"の復元演奏に挑
むのは、ストラデッラのオラトリオや若きヴィヴァルディのソナタを発表し
てきたバロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティとトラヴェルソの
名匠にしてエンリコの実弟マルチェロ・ガッティ、そしてガッティ兄弟の盟
友たちが集うアンサンブル・アウローラ!
イタリアの音楽学者フランチェスコ・ジメイが長年の研究成果に基づいて復
元を施した失われし"フルート協奏曲ロ短調"。
ジメイは復元を行うにあたって、カンタータ第207番からのアリア「お前たち
の足どりを鈍らせてはならない」BWV.207/3、カンタータ第209番「悲しみの
いかなるかを知らず」BWV.209、カンタータ「レオポルト殿下)」BWV.173aの
3つの声楽作品がこの"フルート協奏曲"のソースであることを確認。
作品の基盤となるこれらの作品に様々な研究結果を組み合わせ「Allegro -
Andante - Allegro」の3楽章形式を構築することによって、大バッハの知ら
れざる"フルート協奏曲"を復元させることに成功したのである。
またこのフルート(トラヴェルソ)が重要な役割を担うバッハ・アルバムには、
ブランデンブルク協奏曲第5番の初稿版である"三重協奏曲ニ長調BWV.1050a"、
フルート協奏曲の形式を持つライプツィヒ時代の名作"管弦楽組曲第2番”を
収録。「ギャラント様式」で結びつく3つの作品の関連性を探るのもこのアル
バムが持つ魅力の1つ。
驚喜、感動、歴史的発見など数多くの魅力を兼ね備えたガッティ兄弟のバッ
ハ・アルバム。演奏、作品とも話題必至の大注目盤です!2007年11月、サン
・ミケーレ教会(イタリア/モデナ)での録音。




<Gimell>
CDGIM 209 2枚組(1枚分価格) \2180
タリス・スコラーズ-チューダー朝の教会音楽を歌うVol.1 ――
ジョン・ブラウン(d.1505):
めでたし女王, あわれみ深きみ母、キリストの十字架のもとに、
スターバト・マーテル、おお, この世の輝ける女王、
おお, 救い主のみ母なるマリア
ウィリアム・コーニッシュ(d.1523):喜びたまえ、キリストのみ母になる乙女
ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):西風のミサ
ウィリアム・コーニッシュ:めでたし女王、めでたしマリア, 神のみ母
クリストファー・タイ(c.1505-c.1573):西風のミサ
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ

CDGIM 210 2枚組(1枚分価格) \2180
タリス・スコラーズ-チューダー朝の教会音楽を歌うVol.2 ――
ジョン・シェパード(c.1515-1558):
生のただ中に、すべての救い主なるキリスト、タルシスの王らは、
この聖なる儀式にあたり、汝が御手にI、同II、同III、言葉は肉となり、
西風のミサ
トマス・タリス(c.1505-1585):
断食し泣きながら、おお, 救いのいけにえよ、おお, 光より生まれし光
ロバート・ホワイト(c.1538-1574):
マニフィカト、汝はわが受く分なり、天の元后、光にして日なるキリストIII、
同IV、 主よ, 汝にこたえたまわんことを、エレミアの哀歌
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ
古楽ファンや合唱ファンのみならず、幅広い層のリスナーから大きな支持を
集めている世界最高のア・カペラ・グループ"タリス・スコラーズ"の大好評
ベスト盤。
ヘンリー8世の戴冠500周年(戴冠は1509年6月24日)を記念して一挙に同時リリ
ースとなるシリーズ第9弾&第10弾のテーマは"チューダー朝の教会音楽"!
ヘンリー7世によって開かれ、ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、
エリザベス1世へと受け継がれていったチューダー朝。
イギリス国教会の設立、カトリック、プロテスタントの弾圧、エリザベス1世
の「中道政策」などキリスト教を取り巻く環境が次々と変化したチューダー朝
の時代を生きたタリス、シェパード、ホワイト、ブラウン、コーニッシュ、
タイ、そしてタヴァナーなど音楽史にその名を刻むイギリスの大作曲家たち
が遺した「教会音楽」の名作を2巻4枚のディスクに凝縮。
またシリーズの特色でもある歴史的名画を用いたジャケット・デザインや特
別に設定されたグッド・プライスも大きな魅力!
究極のハーモニーでチューダー朝時代のイギリスにおける教会音楽の変遷を
知ることが出来るというこの上ないクォリティを持ったタリス・スコラーズ
の注目リリースである!
ピーター・フィリップスによって1973年に結成された世界最高のア・カペラ
・グループ「タリス・スコラーズ」は、2007年6月に行われた来日公演で日本
公演通算100回記念&世界公演通算1500回という偉業を達成。
グループ名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスなどの
偉大な作曲家たちの作品を続々と発売し、その確かな理論に裏づけされた歌
唱法と群を抜くハーモニーで世界中のファンに大きな感動を与え続けている。




<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4128 \2400
シューマン:
花の曲 作品19
ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 作品14
ラフマニノフ:
練習曲 《音の絵》 作品33より 第7番、第2番、第1番
前奏曲 作品32の11
前奏曲 作品32の5
練習曲 《音の絵》 作品39より 第8番、第9番
ミハイル・リツキー(ピアノ)
録音: 2007年10月11-12日、新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシアの若き巨匠ミハイル・リツキーの最新録音は、シューマンとラフマニノ
フという興味深いカップリング。ドイツとロシア、それぞれのロマン派音楽の
濃厚なエッセンスを凝縮したアルバムに仕上がりました。
シューマンのソナタ第3番は、別名「管弦楽のない協奏曲」と呼ばれるように、
巨大な構成と華麗なる技巧性を有した難曲。リツキーは独特の超絶技巧を駆使
して淡々と弾き進んで行きます。透徹で玲瓏たる美音。あくまで自然な息遣い
に包まれたフレージング。凛とした気品。精緻このうえないペダリングは移ろ
い行く色彩を見事に表出し、激情、目眩めく官能、揺れる情念が渾然一体と調
和する絶妙のシューマンを織り上げています。
そして圧巻はラフマニノフ。ロシアの民族的感傷や滴り落ちるようなロマン
ティシズムを感興豊かに歌い上げた見事な演奏です。強靭な打鍵、明晰な輪
郭、決して混濁しない和声推移、吟味された音色、そして甘美な叙情と熱い共
感、それらすべてが破格のスケールをもって悠揚胸に迫ってくる、まさにラフ
マニノフが意図した真の響きが再現されたといえるでしょう。




<Sony Music>
8869732646-2 \1900
Beethoven:
1 Piano Sonata No. 12 in A-flat Major, Op. 26
2 Piano Sonata No. 9 in E Major, Op. 14, No. 1
3 Piano Sonata No. 10 in G Major, Op. 14, No. 2
4 Piano Sonata No. 15 in D Major, Op. 28 "Pastorale
録音:2007年 ベルリン
MURRAY PERAHIA (マレイ・ペライア)
指の故障でしばらく演奏活動を休止していたマレイ・ペライアがついに再始動、
今年4月には3年半ぶりとなるニュー・アルバムで表舞台に復帰してきました。
その新作「J.S.バッハ:パルティータ第2,3,4番」に続いて、なんともう新作が
登場します。しかも、今回はピアノ音楽の王道であるベートーヴェンのソナタ
ペライアによるベートーヴェンのピアノ・ソナタは初期の3曲(1990年)と、第
28番(2004年)が録音されていますが、本作はベートーヴェンの中期の充実した
ソナタで、まさにペライアの本領発揮といえる1枚となっていること間違いあ
りません。これを期に、2002年以来途絶えている来日公演にも期待が高まり
ます。

8869719941-2 \1900
『Angelika Kirchschlager Sings Christmas Carols』
1 Gloria in excelsis Deo
2 Away in a Manger
3 The Huron Carol
4 What child is this
5 Ballade de Jesus Christ
6 It came upon the Midnight clear
7 In the bleak Midwinter
8 O Holy Night
9 Vom Himmel hoch, da komm ich her
10 Weihnachtslieder, Op. 8
11 Christkindleins Wiegenlied
12 Weihnachten
13 Stille Nacht
14 Bereite dich Zion from Christmas Oratorio, BWV 248
ANGELIKA KIRCHSCHLAGER (アンゲリカ・キルヒシュラーガー)
世界を舞台に活躍するメゾ・ソプラノがうたう、クリスマスの歌。
今年秋のクラシック音楽界の最大の話題であるウィーン国立歌劇場来日公演。
小澤征爾とリッカルド・ムーティを擁しての、4年ぶりの引越し公演に、いま
やウィーンでは欠かせないメゾ・ソプラノ、キルヒシュラーガーがモーツァル
トの歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」に出演します。それを記念して発売され
る彼女の最新作は、タイトルどおりクリスマスナンバーを集めた愉しい1枚で
す。有名なクリスマス・キャロルのほかにも、コルネリウスやフンパーディン
ク、J.S.バッハなど、クラシックの作曲家によるクリスマスのためのナンバー
も集め、ファミリー層からクラシックのコアな聴き手まで満足させてくれるア
ルバムです。

8869733479-2 \1900
『Mediterranean Passion』
O paese do sole(太陽の国)
Roso-Pel teu amor(君への愛ゆえに)
Che taggia di(何ていったの)
Firenze sogna(夢みるフィレンツェ)
Maria Mari(マリア・マリ)
I te vurria vasa(あなたに口づけを)
O' Marenariello(舟人の歌)
Fenesta ca lucive(光さす窓辺)
Munasteriao e Santa Chiara(サンタ・キアーラ寺院)
Chitarra Romana(ローマのギター)
Silenzio cantatore(静けさに歌う)
Guapparia(グアッパリーア(男気))
Les Neus de les muntanyes
Solamente una vez(ただ一度だけ)
Un nuvol blanc(一片の白い雲)
JOSE CARRERAS (ホセ・カレーラス)
三大テノールの一人として世界でもっとも高い人気を誇るテノール歌手、ホ
セ・カレーラスの新作は、彼の多彩な才能を堪能できるイタリア民謡を中心
としたアルバムです。オペラ歌手としての活動以外にも、カレーラスは祖国
スペインやイタリアの民謡を歌わせても超一流であることはよく知られてい
ますが、本作はまさに彼の本領発揮の1枚と言えましょう。白血病を克服した
カレーラスが、イタリアとスペイン民謡の光と影を、生き生きと描き出します。

8869729964-2(SACD-Hybrid) \2700
Bruckner:Symphony No. 9
FABIO LUISI (ファビオ・ルイージ)
シュターツカペレ・ドレスデン
2007年夏から栄光のザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデン
の監督・指揮者となったファビオ・ルイージ。2010年からはバーンスタインが
創設した札幌のPMF芸術監督に就任することが決定した彼は、すでにドレスデ
ンのオーケストラとソニー・クラシカルにR.シュトラウスの管弦楽作品全集の
録音を進めていますが、今回登場するのはドイツ・ロマン派を代表する交響曲
作曲家ブルックナーの最後の作品となった「交響曲第9番」です。ルイージの
本領はやはりオペラにありますが、後期ロマン派や近代の音楽にも深い造詣を
持ち、ドイツ系の音楽について豊富な演奏経験を持つドレスデン・シュターツ
カペレとの顔合わせによるブルックナーには大きな期待がかかります。ルイー
ジのブルックナーは、1998年にウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団と録
音した「第7番」以来のものとなりますし、中でももっとも壮大でもっとも崇
高な作品として知られる未完成(3楽章まで)のこの「第9番」は、このオーケス
トラのいぶし銀の音色とあいまって、素晴らしいものになっていることは間違
いないでしょう。

8869732433-2(SACD-Hybrid) \1900
(1)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821
(2)ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」(クラリネット版)
(3)プロコフィエフ:フルート・ソナタニ長調作品94(クラリネット版)
FABIO DI CASOLA (ファビオ・ディ・カゾーラ)

8869729815-2 \1400
『Domingo Sings Romantic Puccini』
(1)歌劇「トゥーランドット」より 「誰も寝てはならぬ」
(2)歌劇「トスカ」より 「妙なる調和」
(3)歌劇「トスカ」より 「星は光りぬ」
(4)歌劇「ラ・ボエーム」より 「ああ愛らしい人」
(5)歌劇「ラ・ボエーム」より 「なんて冷たい手をしているのでしょう!」
(6)歌劇「マノン・レスコー」より 「こんな女性、見たこともない!」
(7)歌劇「ジャンニ・スキッキ」より 「フィレンツェは花咲く樹のように」
(8)歌劇「外套」より 「おまえの口づけがほしい」
(9)歌劇「妖精ヴィッリ」より 「幸せに満ちたあの日々」
(10)歌劇「蝶々夫人」より 「さようなら、喜びと愛の花咲く家よ」
(11)歌劇「蝶々夫人」より 「魔力に満ちた目をした赤ちゃん」
(12)歌劇「トゥーランドット」より 「泣くな、リュー!」
(13)歌劇「西部の娘」より 「自由の見になって遠くへ行ったと」
(14)歌劇「マノン・レスコー」より 「なんとすばらしい美人」
PLACIDO DOMINGO (プラシド・ドミンゴ)

8869731622-2 10枚組 \9400
『Placido Domingo- Original Jacket Collection(10CD)』
収録曲未定
PLACIDO DOMINGO (プラシド・ドミンゴ)


8869735192-2 \1900
『Nessiah』
1 Arabischer Tanz / Heyser Bulgar
2 Le Tigre
3 Mandala
4 Nessiah
5 Aer
6 Twisted Bulgar
7 Gra
8 Berenike
9 Macedoni
10 Waits Dance
11 North
12 Durch Nacht und Wind
13 Ballade
14 Armata
DAVID ORLOWSKY TRIO (デヴィッド・オルロフスキー・トリオ)

8869735211-2 \1900
『Masquerade』
1 Le quattro stagioni(The Four Seasons)
2 La primavera(Spring)
3 L'estate(Summer)
4 L'autunno(Autumn)
5 L'inverno(Winter)
6 French Suite No. 2 in C minor, BWV 813
7 French Suite No. 5 in G major, BWV 816
8 Suite for Orchestra No. 3, BWV 1068
ALLIAGE QUINTETT (アリアーガ・クインテット)

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08-09 No.17-1

2008年09月18日 20時24分36秒 | Weblog
<ELOQUENTIA>
EL 0815 2枚組(1枚分価格) \2380
ヴィヴァルディ:初期ヴァイオリン協奏曲集(12曲)
[CD1]協奏曲
(1)ニ短調RV Anh. 10 (2)変ロ長調RV381 (3)ニ長調RV 220 (4)ヘ長調RV 291
(5)ハ長調RV 175(Anh. 104)(6)イ短調RV 355(Anh. 107)
[CD2]協奏曲
(1)イ長調RV 388(Anh.65)(2)ホ短調RV 274(Anh. 106)(3)ハ長調RV 176
(4)ホ短調RV 275 (5)変ロ長調V 377(未出版) (6)ヘ長調RV Anh. 130(未出版)
フロリアン・ドイター(独奏ヴァイオリン)
アルモニー・ウニヴェルセル〔フロリアン・ドイター&モニカ・ヴァイスマン、
音楽監督〕
ヴィヴァルディは、ソロの楽器と管弦楽のための「協奏曲」というジャンルを
確立させ、発展させたことで知られています。しかし、彼の若いころの「協奏
曲」ジャンルは未だ多くの謎に包まれたままです。ここに収められているのは、
未出版の資料に含まれる、初期の協奏曲のほぼ全てがここに網羅されています。
今まで全く存在すら知られていなかったもの、また、世界初録音のものも多く
含まれています。
まず驚かされるのが滴るように美しい弦の音色。たとえばマン・レイの写真な
どを観るとき、私たちはその美しさに思わずはっと息をのみますが、まさにそ
んな感じの美しさ。もちろん音色だけでなく、音楽も極めて美しい。「ヴィ
ヴァルディはどれも同じような感じの曲ばかりで」という方に是非聴いてみて
いただきたい充実した作品ばかりです。




<AMBRONAY>
AMY 008 \2500
リスト(1811-1886)&ワーグナー(1813-1883):ソナタ&メタモルフォーゼ
リスト:
(1)リヒャルト・ワーグナーの墓に (2)ソナタ ロ短調 
(3)悲しみのゴンドラ第1番 
ワーグナー/リスト:(4)イゾルデの愛の死 
リスト:(5)悲しみのゴンドラ第2番
ワーグナー:(6)M.W.夫人のアルバムのためのソナタ 
リスト:(7)R.W.(リヒャルト・ワーグナー)-ヴェネツィア
(8)ソナタ ロ短調(初期稿の終結)
【(2)のソナタ(トラック2-9)のうち、2-7のあとにこのトラックを続けてプロ
グラミングすると、初期稿の姿でおたのしみいただけます)】
トーマス・ヒッツルベルガー(ピアノ/Steingraeber'Liszt'Piano)
録音:2006年4月
リストとその義理の息子にあたるワーグナー、二人に捧げるCD。リストのロ短
調ソナタといえば、音楽史上燦然と輝き続けている大規模なピアノ曲にして大
変な難曲。その終結は、冒頭の不気味な下降音型が静かに少しだけ形をかえて
再現・繰り返される中静かに幕を閉じる形をとっています。しかし、もともと
は異なる終結が構想されていました(リスト自身がこれをやめたのです)。その
古いバージョンの終結部分が収録されているのも興味深いところ。現行のバー
ジョンでは、静かに天から降り注ぐ一筋の光に救いを感じる終わり方ですが、
古いバージョンは、力で運命に打ち克つような感じの終わり方になっており、
聴き比べてみると大変に興味深いです。ピアノもリストが晩年(死の1ヶ月前)
使っていたという大変に歴史あるもので、音楽史上様々に名を残す偉大な二人
への最上のオマージュとなっています。




<Altus>
ALT 156/7 2枚組 \2980
ステレオ
日本語解説
歌詞対訳付
ヴェルディ:「レクイエム」
イングリット・ビョーナー(Sp) ヘルタ・テッパー(Ms)
ヴァルデマール・クメント(Tn) ゴットリープ・フリック(Bs)
ミュンヘン・バッハ合唱団
カール・リヒター(指)ミュンヘン・フィル
録音:1969年2月28日
ミュンヘンドイツ博物館コングレスザールライヴ
驚きの音源の登場で、提供はリヒターの子息でラインドイツ・オペラ総監督の
トビアス・リヒター氏。録音はラジオ等の公共放送のためのものでなくミュン
ヘンバッハ合唱団によって録音され、リヒター家に長く眠っていたもの。一度
もリリースされたことがなく「特別の価値を持つソース」(ジャーナリスト城所
孝吉氏談)と言えましょう。
絶頂期のリヒターならではの崇高さと緊張感のある演奏で、当時「南ドイツ新
聞」でカール・シューマン教授は「リヒターは正しくヴェルディの暗い神秘主
義の面の導きだし、恣意的な表現とは無縁の荘厳さを湛えている」と絶賛して
おりました。





<PRAGA DIGITAL>
PRDDSD 350045(SACD-Hybrid) \2780
「プラジャーク・カルテット・イン・コンサート /国際エヴィアン賞受賞より
30年」
(1)ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調Op.50-6「蛙」
(2)マルチヌー:弦楽四重奏曲第3番H 26
(3)フェルト:サクソフォーン五重奏曲J 194
(4)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
ラーフ・ヘッケマ(sax)、プラジャーク四重奏団
録音:(1)(2)(4)2008年3月14日アムステルダム、コンセルトへボウ・小ホール
(ライヴ) (3)2006年11月27日リヨン・オペラ座(ライヴ)
どの曲も終演後に拍手が入ります。

PRDDSD 250231(SACD-Hybrid) \2780
エルネー・ドホナーニ:
(1)童謡の主題による変奏曲Op.25(1914)
(2)チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調Op.12(1904-05)
(3)ピアノ協奏曲第2番ロ短調Op.42(1946)
(1)(3)エルネー・ドホナーニ(P)
サー・エイドリアン・ボールト(指)ロイヤル・フィルハーモニック
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1956年9月ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ
リマスタリング:2008年
貴重な音源がSACDハイブリッドになって再登場。




<CALLIOPE>
※お買い得再発シリーズ、続々発売
CAL 5614 \1550
(1)シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ 
(2)シューマン:アダージョとアレグロ/民謡風の5つの小品 
(3)ドヴォルザーク:ロンド ト短調/森の静けさ/ユモレスク
アンドレ・ナヴァラ(Vc) (1)(2)アニー・ダルコ(P) (3)エリカ・キルチャー
カリオペが誇るチェリスト、ナヴァラによる名録音がまたまた発売されます。
ナヴァラはもともとボクサーとしても活躍したため、大変にスポーティで力強
い演奏が魅力となっており、人々を今も魅了しつづけています。

CAL 5332 \1550
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番&第2番
フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番
ターリヒ弦楽四重奏団
いつ聴いても安定したアンサンブルが見事なターリヒの面々による名録音。

CAL 5719 \1550
J.S.バッハ:フーガの技法
アンドレ・イゾワール(Org)
音楽学的思考と人間味の絶妙なマッチングが魅力のイゾワールによるフーガの
技法。

CAL 5711 \1550
J.S.バッハ:オルガン小曲集BWV 599-644
アンドレ・イゾワール(Org)
イゾワールによる、バッハのオルガン作品集。神を感じ、同時にイゾワールや
バッハの人間味も感じる内容です。




<GRAND SLAM>
=フルトヴェングラー・シリーズ第21弾=
GS 2031 \2250
モノラル
(1)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
(2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
(1)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
(2)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:
(1)1948年3月22、23、25日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(2)1950年1月19-21日ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:(1)Decca(U.K.)AK1875/9
(AR12079-2/12080-2/12081-1/12082-3/12083-2/12084-1/12085-1/12086-2/
12087-3/120881-)
(2)HMV(U.K.)DB21131/3(2VH7190-1A/7191-1A/7192-1A/7193-1A/7194-1A/
7194-1A/7195-1A)
制作:平林 直哉
*おことわり:このCDはSP(78回転)盤より復刻しており、SP特有のノイズが混入
します。
■制作者より
1948年3月、フルトヴェングラーが戦後初めて単身で訪英した際、英デッカに
よってロンドン・フィルとのブラームスの交響曲第2番が収録されました。こ
のセッションでは、フルトヴェングラーが視界に入る複数のマイクロフォンを
撤去するように要求したため、英デッカとしては決して満足のゆく結果を得ら
れなかったと言われています。そうした経緯があったからでしょうか、1952年
に英デッカによって制作されたLP復刻盤は音像が甘いだけではなく、SP盤の面
と面とのつなぎもうまくいっていないという、何とも愛情に欠けたものでした。
以来、この不十分な原盤は世界中に流布し、演奏の評価を不当に低くしていま
した。しかし、状態の良い英デッカ盤SPで聴くと、印象は大きく異なります。
この復刻盤を制作するにあたり4組のSPを用意し、その中でも最もノイズの少
ない1組を選択、素晴らしい結果を得ました。録音以来60年以上も経過し、よ
うやく理想的な復刻盤が誕生したと言っても過言ではありません。
一方の「未完成」はHMVのSP盤からの復刻です。このHMV盤はカートリッジで再
生すると高域にきついノイズが生じますが、幸運なことに用意したSP盤は例外
的にノイズが少ないものでした。また、復刻にあたってはドイツ、フランスの
初期LP復刻盤(この曲のイギリス初期LPの復刻盤はありません)も比較試聴しま
した。しかし、これらの初期LP復刻盤もその当時SPから転写されたものなので、
情報量の点では元のSP盤には及びません。この「未完成」もブラームスと同様、
従来の復刻盤とは音質はまったく異なり、演奏の印象も大きく変わっています。
(平林 直哉)
■解説書の内容
前に触れたように、このディスクのブラームスの交響曲第2番はフルトヴェング
ラーの戦後初の訪英時に収録されましたが、その直前のフルトヴェングラーの
ロンドン公演をレポートした『Musical America』誌の記事の翻訳を掲載しま
す。フルトヴェングラーのロンドン復帰を熱烈に歓迎した当時のイギリス音楽
界の空気が伝わってきます。




<MIRARE>
MIR 059 \2500
メトネル:作品集
3つのロマンス Op.3-第2曲 のぞみの日々も流れ去り(プーシキン)*/
4つのおとぎ話 Op.34-第2曲 ホ短調/プーシキンの7つの詩 Op.29-第4曲 馬*
/3つのおとぎ話 Op.42-第1曲 ヘ短調/8つの詩 Op.24-なぜ水の上に柳は垂れる
(チュッチェフ)♯/プーシキンの詩による7つの歌 Op.52-第2曲 カラス♯/
フェート、ブリューソフ、チュッチェフによる7つの詩 Op.28-第5曲 春の静
けさ(ウーラント/チュッチェフ)*/2つのおとぎ話 Op.14-ヘ短調「オフィーリ
アの歌」、ホ短調「騎士の行進」/4つのおとぎ話 Op.35-第4曲 ニ短調/2つの
おとぎ話 Op.48-第2曲 ト短調(妖精のおとぎ話)/ゲーテの詩による9つの歌
Op.6-第3曲 妖精の歌♯/ハイネの3つの詩 Op.12-第1曲 いとしい恋人、君の
手を*/ゲーテの詩による9つの歌 Op.6-第5曲 可愛い子供よ*/8つの詩 Op.24-
第1曲 昼と夜(チュッチェフ)♯/3つのロマンス Op.3-第1曲 聖なる僧院の門
の傍らに(レールモントフ)*/8つの詩 Op.24-第4曲 夕暮(チュッチェフ)♯/
8つの詩 Op.24-第7曲 ささやき、微かな吐息(フェート)*/プーシキンの6つの
詩 Op.36-第2曲 花♯/チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37-第4曲 
ヘ短調♯/4つのおとぎ話 Op.26-第2曲 変ホ長調/チュッチェフとフェートに
よる5つの詩 Op.37-第1曲 眠れずに(チュッチェフ)♯/プーシキンの7つの詩
Op.29-第7曲 呪文*/2つの詩 Op.13-第1曲 冬の夕べ(プーシキン)*/2つのおと
ぎ話 Op.20-第2曲 ロ短調「鐘」
ボリス・ベレゾフスキー(P)イヤナ・イヴァニロヴァ(S)♯ 
ヴァシリー・サヴェンコ(B)*
録音:2007年12月
ベレゾフスキー自身も度々コンサートなどで取り上げているメトネルの作品を
ピアノと歌曲を交え録音したアルバム。バリトンのヴァシリー・サヴェンコは
コンサートでもしばしばベレゾフスキーと共演しています。ここ数年録音が急
増したメトネルですが、超絶技巧ファンにも、哀愁の色濃いロシア音楽好きも
満足できる1枚。
20世紀前半を中心に活躍したロシアの作曲家・ピアニスト、ニコライ・メトネ
ルは1880年ドイツ系ロシア人の両親のもと、モスクワ生まれる。モスクワ音楽
院でスクリャービンの師であるサフォ-ノフ教授に理論をアレンスキーとタネ
ーエフに師事。ロシアで演奏活動、教授活動を続けますが、その後パリに亡命
48歳の時にロンドンの王立音楽アカデミーの名誉会員に選出され、56歳で渡英。
以後71歳で亡くなるまでロンドンで暮らしました。メトネルが晩年暮らしたイ
ギリスを中心に彼の音楽は再評価されつつあります。演奏機会の増えたピアノ
音楽は、友人ラフマニノフ同様に技巧的で抒情的な美しい曲が多く近年人気が
高まっています。まだまだ珍しい歌曲はロマンティックでこれもまた美しい作
品ばかり。彼のピアノ作品は歌のない歌曲に喩えられるほど豊かな詩情を湛え
ていますが、実際の歌曲はよりダイレクトにメトネルの感性が伝わってきます。

MIR 072 \2500
フォーレ:ピアノ作品全集 Vol.1
バラード Op.19、マズルカ Op.32、ヴァルス・カプリス(全4曲)、
前奏曲Op.103
クロード・ペネティエ(P)
録音2008年1月
フォーレ弾きジャン=クロード・ペネティエによるピアノ曲全集がスタートし
ます。ショパンと比較されることの多いフォーレのピアノ作品ですが、フォー
レの不思議な美しさを表現するのは難しく、フォーレ国際コンクールで優勝経
験のあるペネティエはフォーレの自由な和声感を自在に操り思わず聴き惚れて
しまう演奏です。あのリストが「指が足りない」と言った難曲バラード。声部
を縫うような美しい旋律線、緩急が付けられた楽想を見事に捉えた秀演です。
ヴァルス・カプリスは軽妙なサロン風音楽ですが、明るい調性、華やかな音楽、
すり抜けるような掴みきれないリズムと共にフォーレ独特の雰囲気を持った作
品。色っぽさと魅惑的メロディーに満ち溢れた4曲を大人の余裕で弾きこなして
いるペネティエに心酔。

MIR 062 \2500
メンデルスゾーン:
無言歌集 第1巻より ホ長調「甘い思い出」Op.19-1、第6巻より 嬰ヘ短調「失
われた幻影」Op.67-2/変ホ長調「瞑想」Op.67-1/ハ長調「紡ぎ歌」Op.67-4、
第7巻より ニ長調「悲歌」Op.85-4、第8巻より ホ短調「寄る辺なく」Op.102-1
/ト短調「そよぐ風」Op.102-4/イ長調「楽しき農夫」Op.102-5/舟歌
Op.102-7(遺作)
厳格な変奏Op.54、ピアノ三重奏曲第1番Op.49、幻想曲 嬰ヘ短調「スコット
ランド・ソナタ」Op.28
シャニ・ディリュカ(P)
グリーグ:ピアノ協奏曲(MIR 026)でMIRAREデビューしたシャニ・ディリュカ。
スリランカ国籍の両親のもとモナコで生まれ育ち、幼少の頃からピアノの才能
を開花させ、晩年のグレース王妃に見いだされて世界各国で英才教育を受けた
逸材。透明感のある音色、ロマンティックでチャーミングなシャニ・ディリュ
カの音楽は、この美しい描写音楽を表現するのにふさわしい演奏です。

MIR 060 2枚組 \4180
CD1:
J.S.バッハ:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV.807
ショパン:バラード第2番 Op.38、ノクターン ヘ長調 Op.15-1
ラヴェル:ラ・ヴァルス
CD2:
リスト:ロ短調ソナタ
ラヴェル:古風なメヌエット
ストラヴィンスキー:練習曲 ヘ長調 Op.7-4
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ:バガテル
J.S.バッハ-S.フェインベルグ:オルガンのためのソナタ第5番より「ラルゴ」
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
録音:2007年11月17日 サントリーホール
演奏家、音楽家、作曲家として類まれな才能を持つ世界が注目するジャン=フ
レデリック・ヌーブルジェ。昨年秋、サントリーホールでセンセーショナルな
デビューを飾ったリサイタルのCDが発売。未来の大演奏家になりうる可能性を
持ったピアニストによる、記念すべき日本本格デビュー・リサイタルは、22歳
という若さで多数のレパートリーを持ち、自身も作曲をするなど多彩な才能を
持つジャン=フレデリックの魅力を充分に発揮したプログラムです。

MIR 078 \1980
(1)ラフマニノフ:
2台のピアノのための組曲第1番Op.5「幻想的絵画」よりバルカローレ
(2)メンデルスゾーン:無言歌 第6巻より 嬰ヘ短調「失われた幻影」Op.67-2
(3)J.S.バッハ:前奏曲第3番ハ長調BWV872
(4)フォーレ:前奏曲第7番イ長調 Op.103
(5)スクリャービン:2つの詩曲Op.32 ハ長調よりアンダンテ・カンタービレ
(6)ショパン:ノクターン ヘ長調 Op.15-1
(7)ショパン:バラード第2番
(8)メンデルスゾーン:無言歌 第1巻より ホ長調「甘い思い出」 Op.19-1
(9)ヘンデル:
組曲ト短調 HWV432よりパッサカリアの主題と3つの変奏より第1変奏
(10)リスト=シューベルト歌曲トランスクリプション:セレナーデ
(11)リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」-舟歌
(12)スクリャービン:詩曲「炎に向かって」Op.72
(13)メトネル:4つのおとぎ話 Op.34-第2曲 ホ短調
(14)チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」(4手版=ラフマニノフ編)
(15)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.46 ソウセツカ
(16)メトネル:2つのおとぎ話Op.20-第2曲 ロ短調「鐘」
(1)(10)(14)ブリジット・エンゲラー 
(1)(13)(14)(16)ボリス・ベレゾフスキー (2)(8)シャニ・ディリュカ
(3)シャオ・メイ・シュ (4)ジャン=クロード・ペネティエ 
(5)(12)アンドレイ・コロベイニコフ
(6)(7)ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ (9)アンヌ・ケフェレック 
(11)ニコラ・アンゲリッシュ
(15)クレール・デセール&エマユエル・シュトロッセ
フランスのプロヴァンス地方で毎年開催されるフェスティヴァル、ラ・ロック
・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル。「熱狂の日」でお馴染みのルネ・
マルタン氏が創設した若手からベテランまで幅広いピアニストが出演するピア
ノ界には欠かせないイベントです。フェスティヴァルのいいとこ取りの公式ア
ルバムを聴けば、この音楽祭の楽しみ方がわかるでしょう。

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08-09 No.17-2

2008年09月18日 20時23分59秒 | Weblog
<ROYAL OPERA HAUSE>
ROHS 012 4枚組 \6200
ステレオ
ワーグナー:「パルジファル」
ジョン・ヴィッカーズ(T パルジファル)
エイミー・シュアード(S クンドリー)
ルイス・ヘンドリックス(Bs グルネマンツ)
ノーマン・ベイリー(Br アンフォルタス)
ドナルド・マッキンタイア(Bs クリングゾル)
マイケル・ラングドン(Bs ティトゥレル)
キリ・テ・カナワ(S 第一の花の乙女)
レジナルド・グッドオール(指)コヴェントガーデン歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1971年5月8日(ライヴ)
英国の偉大なワーグナー指揮者レジナルド・グッドオールは、コヴェントガー
デン歌劇場の指揮者だったにも関わらず、裏方ばかりで出番が全くないという
不遇をかこっていました。この「パルジファル」は彼が久々にコヴェントガー
デンでオペラの指揮をした時のライヴ。当時全盛期だったヴィッカーズのパル
ジファルが圧倒的な名唱。グッドオールと仲の良かったヴィッカーズが、彼の
復帰を強く励ましているかのようです。

ROHS 011 2枚組 \3100
MONO
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
ギネス・ジョーンズ(S レオノーラ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms アズチェーナ)
ブルーノ・プレヴェディ(T マンリーコ)
ピーター・グロソップ(Br ルーナ伯爵)
ジョゼフ・ルルー(Bs フェランド)
ほか
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)コヴェントガーデン歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1964年11月26日(ライヴ)
ジュリーニの「トロヴァトーレ」、ライヴが登場です! 1958年にコヴェント
ガーデン歌劇場で大成功を収めた「ドン・カルロ」と同様、ジュリーニの指揮
とヴィスコンティの演出で舞台にかけられたこの「トロヴァトーレ」は、批評
家ハロルド・ローゼンタルも「近年コヴェントガーデンで聞いたイタリアオペ
ラの中でも屈指のもの」と絶賛しています。また、1960年代に大活躍しながら、
録音が多くない名テノール、ブルーノ・プレヴェディの本領を発揮した録音と
しても貴重でしょう。イタリアの偉大なメッツォ、ジュリエッタ・シミオナー
ト、当時まだ28歳になったばかりだったギネス・ジョーンズや、メキメキ頭角
を現しているところだったピーター・グロソップ(2008年9月7日に亡くなり、
図らずも追悼盤になってしまいました)など、キャストも優れています。後年
の録音とは異なった、血の気の多いジュリーニの指揮も聞きものです!





<AMBROISIE>
AM 134 \2500
(1)ハイドン(1732-1809):変奏曲ヘ短調Hob.XVII: 6
(2)ラフマニノフ(1873 -1943):コレッリの主題による変奏曲op.42
(3)ベリオ(1925-2003):5つの変奏曲
(4)ラモー(1683-1764):ガヴォットと6つの変奏
(5)ブラームス(1833-1897):シューマンの主題による変奏曲op.9
ヴァネッサ・ワーグナー(ピアノ)
1973年フランスの古都レンヌに生まれた美貌のピアニスト、ヴァネッサ・ワー
グナー。一つ一つの曲に込められた様々なエッセンスを浮きあがらせる鋭い感
性とセンス、そして確かなタッチで、様々な時代の音楽を自分の言葉で表現で
きる彼女は、ヨーロッパを中心に、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭などで活躍
しています。今回のテーマは「変奏曲」。様々な時代の作曲家による作品も、
「変奏曲」というくくりで見れば、演奏者の創造性やオリジナリティが問われ
るのはすべて同じ。彼女は、作曲者の創造性を借りながら、自らをも変幻自在
に姿を変え、ミステリアスに私たちを魅了します。最後のブラームスは、ブラ
ームス、シューマン、そしてクララ・シューマンの3人のそれぞれの思いがひ
しひしと感じられる、思わず涙の名演です。




<ELOQUENTIA>
EL 0711 \2380
ルクレール(1697-1764):2つのヴァイオリンのための6つのソナタ(op.3)
アルモニー・ウニベルセル
[フロリアン・ドイター(VnI) モニカ・ヴァイスマン(VnII)]
ルクレールの作品は、SP時代の往年のヴァイオリンの巨匠たちが好んでとりあ
げた時期もありましたが、その後の古楽復興運動ではなぜかあまり注目されま
せんでした。ルクレールの素晴らしさをあらためて広く知っていただきたい、
という強い思いから、この録音が誕生致しました。刺激的なパッセージ、重音
の連続、丁々発止のアンサンブルが展開されています。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33593(DVD-Video) \3780
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」-ダンテを読んで,婚礼,
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア
ラフマニノフ:楽興の時第4番 ホ短調 Op.16-4
ラザール・ベルマン(PF)
収録:1988年1月14日,東京文化会館
ラザール・ベルマンが1988年に来日し、東京文化会館で行ったリサイタルを
NHKが収録、それをDYNAMIC社がライセンスを得てDVD化しました!もちろん映
像商品としては初発売です。ベルマン独特の、人間離れした強靭な迫力と、
絶妙な繊細な語り口を兼ね備えた音楽は、映像で見ると一層豊かなものに感じ
られます。貴重な映像の登場、大歓迎です。

DYNDVD 33577(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ラウル・エルナンデス(T ネモリーノ)
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S アディーナ)
ダミアーノ・サレルノ(Br ベルコーレ)
アレックス・エスポージト(Bs ドゥルカマーラ)
エレナ・ボリン(S ジャンネッタ)ほか
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:アレッシオ・ピッツェック
舞台:マッシモ・ケッケット
衣装:クリスティーナ・アチェーティ
収録:2007年10月12-14日,ベルガモ
ドニゼッティの故郷ベルガモでは、シーズン・オープニングの公演をガエター
ノ・ドニゼッティ音楽祭と位置付け、毎年ドニゼッティのオペラを上演してい
ます。2007/08シーズンの開幕は「愛の妙薬」。ネモリーノを歌うラウル・エ
ルナンデスは、メキシコ出身のテノール。ドニゼッティからヴェルディの初期
のオペラを得意とするリリカルなテノールです。2002年5月に、ボローニャ歌
劇場来日公演の「清教徒」びわこ公演では、グルベローヴァを相手にアルトゥ
ーロを歌っていました。シルヴィア・ダッラ・ベネッタは、ここ数年活躍が著
しいソプラノ。アディーナは当たり役です。アレックス・エスポージトは、ご
当地ベルガモの出身。現在非常に人気の高い若手イタリア人バリトンで、ペー
ザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでも活躍。2008年4月に、ザル
ツブルク音楽祭制作「フィガロの結婚」日本公演でフィガロを歌ったのはまだ
記憶に新しいでしょう。指揮はイタリア古楽界の鬼才、アレッサンドロ・デ・
マルキ。切れのよいドニゼッティを作り上げています。演出のアレッシオ・
ピッツェックは、2008年6月のスポレート歌劇場来日公演でのロッシーニ「チェ
ネレントラ」で演出を担当した人。ここでも明るい色彩の素敵な舞台を仕立て
ています。

CDS 595 \1980
プッチーニ:
「ヴィッリ」
「エドガール」
「マノン・レスコー」
「ボエーム」
「トスカ」
「蝶々夫人」
「西部の娘」
「つばめ」
「外套」
「修道女アンジェリカ」
「ジャンニ・スキッキ」
「トゥーランドット」からのアリア
アマリッリ・ニッツァ(S)
ジャンルカ・マルティネンギ(指)
オストラヴァ・ドヴォルザーク劇場管弦楽団
録音:2007年9月11-16日,オストラヴァ
※「三部作」の3作のみ
ジュリアン・レイノルズ(指)
パルマ・アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団
録音:2007年2月9日,パルマ(ライヴ)
プッチーニのヒロインのアリア集はありますが、全て一人のソプラノが歌った
ものはまず他にないでしょう。アマリッリ・ニッツァはミラノ生まれのソプラ
ノ。この10年ほど、イタリアを中心に大活躍しています。日本にも、2002年に
は新国立劇場に、プッチーニ「トスカ」とヴェルディ「トロヴァトーレ」に、
2007年にはパレルモ・マッシモ劇場来日公演でヴェルディ「シチリア島の晩鐘」
に出演しています。正統派イタリア・ソプラノとして、ヴェルディとプッチー
ニを得意とするニッツァ、ここではプッチーニの全オペラのヒロインを歌って
います。しかも「ボエーム」ではミミとムゼッタを、「トゥーランドット」で
はトゥーランドットとリューを共に歌っています。いかに彼女が優れたソプラ
ノか、わかることでしょう。




<IDIS>
IDIS 6554 \1650
ブラームス:
(1)交響曲第1番 ハ短調 Op.68
(2)ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 Op.102
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
(1)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
(2)ウィリ・ボスコフスキ(Vn) エマヌエル・ブラベッツ(Vc) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1950年7月13日,アムステルダム (2)1952年1月27日,ウィーン
どちらも良く知られている音源。カップリングして1CDギリギリに収録のお徳
盤です。

IDIS 6552 2枚組 \3300
MONO
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」
レイラ・ゲンジェル(S アメーリア)
ティト・ゴッビ(Br シモン・ボッカネグラ)
フェルッチョ・マッツォーリ(Bs ヤコポ・フィエスコ)
ミルト・ピッキ(T ガブリエーレ・アドルノ)ほか
マリオ・ロッシ(指)ナポリ・サン・カルロ歌劇場管弦楽団
録音:1958年12月26日,ナポリ
ナポリでのライヴ。ティト・ゴッビのタイトルロール、今年5月に亡くなった
レイラ・ゲンジェルのアメーリア、そして指揮はマリオ・ロッシと、かなり豪
華です。

IDIS 6555 \1650
STEREO
ショパン:
バラード 変イ長調 Op.47
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
幻想曲 ヘ短調 Op.49
ポロネーズ 変イ長調 Op.61「幻想」
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
即興曲 変イ長調 Op.29
スケルツォ 嬰ハ短調 Op.39
子守歌 変ニ長調 Op.57
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)
録音:1958年3月
DECCA録音。一部はCDで復活していますが、現在聞けない音源もあるので貴重
です。



<naive>
※ナイーブの名盤が、美麗ボックスでお買い得になって登場
E 8923 5枚組 \5600
E 8801, 8802, 8803のボックス化
[CD1&2]ハイドン:太陽四重奏曲Op.20(全曲)
弦楽四重奏曲第31番変ホ長調Op.20-1、同第32番ハ長調Op.20-2、
同第33番ト短調Op.20-3、同第34番ニ長調「ヴェネツィアの競漕」Op.20-4、
同第35番へ短調Op.20-5、同第36番イ長調Op.20-6
[CD3&4]ハイドン:ロシア四重奏曲Op.33(全曲)
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1、同第38番変ホ長調「ジョーク」Op.33-2、
同第39番ハ長調「鳥」Op.33-3、同第40番変ロ長調Op.33-4、
同第41番ト長調「ごきげんいかが」Op.33-5、同第42番ニ長調Op.33-6
[CD5]ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51
モザイク弦楽四重奏団
ピリオド楽器を用いた弦楽四重奏団としてヨーロッパのみならず日本でも大人
気のモザイク弦楽四重奏団によるハイドン作品集のボックス化。十字架上のキ
リストの最後の7つの言葉など、滴るような美音と、胸に突き刺さる「間」に
あらためて感動します。

E 8924 5枚組 \5600
E 8886, 8875, 8665, 8800のボックス化
[CD1]ハイドン:
弦楽四重奏曲集op.64-第1番変ホ長調、第3番変ロ長調、第6番ハ長調
[CD2]ハイドン:
弦楽四重奏曲集op.64-第2番ロ短調、第4番ト長調、第5番「ひばり」ニ長調
[CD3&4]ハイドン:
エルデーディ四重奏曲Op.76(全曲)-ト長調Op.76-1、ニ短調「5度」Op.76-2、
「皇帝」ハ長調Op.76-3、「日の出」変ロ長調Op.76-4、
「ラルゴ」ニ長調Op.76-5、変ホ長調Op.76-6
[CD5] ハイドン:
ロプコヴィツ四重奏曲Op.77(全曲)-Op.77-1ト長調、
「雲がゆくまで待とう」ヘ長調Op.77-2、Op.77-3変ロ長調/
弦楽四重奏曲第83番変ロ長調/ニ短調Op.103)
モザイク弦楽四重奏団
モザイク弦楽四重奏団によるハイドン。

V 5155 4枚組(1枚価格) \2280
AM 9917 OP30281 E 8821 OP30181のボックス化
「宗教音楽ボックス」
[CD1]J.S.バッハ:モテット集
〔主に向かって新しい歌を歌えBWV225/聖霊はわれらの弱気を助けたもう、
わが喜びなるイエスBWV227/恐れるなかれ、われ汝とともにありBWV228/
来れ、イエスよ、来れBWV229/主をたたえよ、すべての異教徒よBWV230
[CD2]ベートーヴェン:オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」Op.85
[CD3]M.A.シャルパンティエ:3つの歴史的聖歌
(1)劇的モテット(オラトリオ)「サウルとヨナタンの死、もしくは、戦いのた
めに集められたとき」H403 (2)「アブラハムのいけにえ、もしくは、アブラハ
ムが100歳のとき」H402 (3)「主の割礼の祝日に:天使と羊飼いたちの対話、も
しくは、贈り物だ、贈り物だ、羊飼いたちよ」H406
[CD4]ヴィヴァルディ:協奏曲とカンタータ集
協奏曲ハ長調「フランス風」R117、カンタータ「愛よ、お前の勝ちだ」R683、
チェロ協奏曲イ短調R422、協奏曲(シンフォニア)ホ短調R134、カンタータ「や
めてくれ、もうやめてくれ」R684、ヴァイオリン協奏曲ニ短調R249(ヴァイオ
リン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4より第8曲)、協奏曲ト長調「田
園風」R151
[CD1]ピエール・カオ(指)アルシス,レ・バス・レユニ
[CD2]クリストフ・シュペリング(指)、ノイエ・オルケスター、
コルス・ムジクス、
ジモーネ・ケルメス(S;天使セラフィム)、
シュテーフェ・ダフィスリム(T;イエス・キリスト)、
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Bs;ペテロ)
[CD3]ジェラール・レーヌ(指,C-T)イル・セミナリオ・ムジカーレ
[CD4]リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb,指)、サラ・ミンガルド(C-A)、
コンチェルト・イタリアーノ
宗教音楽集。劇的な表現の名演がずらりとそろいました。見事。廃盤のものも
あるので貴重なボックスセットと申せましょう。

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