クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-10 No.29

2007年10月31日 19時20分45秒 | Weblog
★価格変更のご案内
先日ご案内した下記商品は価格変更となりました。
よろしくご検討ください。

<ARS PRODUKTION>
ARS 38052(SACD-Hybrid) 4枚組 \10800 ※価格変更 \7450
ワーグナー(1813-1883):楽劇「ワルキューレ」
スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)
ボド・ブリンクマン(ヴォータン)
ヴィルマ・エルンスト=モズライティス(フリッカ)
クリスティアン・フランツ(ジークムント)
ジェイン・カッセルマン(ジークリンデ)
ハンス・ゲオルク・モーザー(フンディング)
ローナ・クルマー=シェルバッハ(ヘルムヴィーゲ)
インガ・フィッシャー(ゲルヒルデ)
ペトラ・シュミット(オルトリンデ)
マリーザ・アルトマン=アルタウゼン(ヴァルトラウテ)
グンドゥラ・シュナイダー(ジークルンデ)
ジャネット・シェーファー(ロスヴィルデ)
ヨーケ・クラーマー(グリムゲルデ)
エリーザベト・ハウ=ヴィレボイス(従者)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
カッセル国立劇場管弦楽団
録音:1999年6月17-22、27日、カッセル国立劇場、ライヴ

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4121 \2400
ベルク: ピアノ・ソナタ 作品1
シューベルト: ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D.664
シューマン: アレグロ ロ短調 作品8
ブラームス: 4つのバラード 作品10
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2007年5月9-11日、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本コンサート・デビュー10周年を迎え、充実した活動を続けるイリーナ・メ
ジューエワの最新録音。ドイツ、オーストリアのロマン派作品を集めた今回の
アルバムは、アルバン・ベルクのピアノ・ソナタ(作品1)に始まり、同じウィー
ンにゆかりのシューベルトの可憐なイ長調ソナタ(D.664)に続いて、シューマン
の知られざる名曲「アレグロ」と若きブラームスの傑作「4つのバラード」を配
するというユニークな構成。明快なロジックと堅牢な造型により、それぞれの
作品の表面的な美しさだけでなく、その奥に潜む濃密な抒情や不安、感傷とい
った要素をニュアンス豊かに表現しています。
「音楽の核心に肉薄した出色の録音」(真嶋雄大氏)。





<ALTARUS>
ALTARUS(アルタルス)レーベルはそのラインナップがほとんど超絶技巧系のピア
ノ作品であることで知られております。中でも目をひくのはソラブジ。かなり
のタイトルが発売になっています。ソラブジは巨大なピアノ作品を書き続けた
ものの他人が演奏したり、出版したりすることを禁じた奇人ですが、それ故マ
ニアの好奇心もそそられる存在です。第1ソナタはアムランが弾き、第4ソナタ
はこの作品だけでCD3枚分という恐ろしい作品です。他にもゴドフスキー、ブ
ゾーニなど恐ろしい作曲家が揃いリストやスクリャービンなど可愛く思えてき
ます。
演奏家もアムランやオグドンなどうってつけのピアニストが揃っています。

AIR-CD-9001 \2080
ジョン・フォールズ:
旋法による7つのエッセー/自作主題による変奏と即興/グランドハーヴァの音楽
/4月-イングランド
ピーター・ジェイコブズ(P)

AIR-CD-9004 \2080
アラン・ブッシュ:
24の前奏曲/手紙のガイヤルド/夜想曲/コランタイン川クウェ・クウェ
ピーター・ジェイコブズ(P)

AIR-CD-9006 \2080
シチェドリン:
ポリフォニーの手帳(ピアノのための25の対位法的前奏曲)/2つの対位法的小品
アンナ・オウスペンスカヤ(P)

AIR-CD-9009 \2080
フィリップ・マーティン:歌曲集
ペネロピ・プライス・ジョーンズ(S)、
フィリップ・マーティン(P)

AIR-CD-9010 \2080
ニコラ・レファニュ:歌のための1ペニー/ジョン・キンセラ:最後の歌/
ジェームズ・ウィルソン:静寂の上に/ジョン・バックリー:夕べの歌/
バーバー:隠者の歌
ペネロピ・プライス・ジョーンズ(S)、
フィリップ・マーティン(P)

AIR-CD-9011 \2080
フィリップ・マーティン:
ピアノ三重奏曲第1番「思いがけない発見」/夜の4つの部分のための歌曲集/
ヴァイオリンとピアノのための2つの悲歌/軽音楽/虹が来て去る
クローフォード三重奏団、
ルクサンドラ・コラン(Vn)、
フィリップ・マーティン(P)、
ペネロピ・プライス・ジョーンズ(S)

AIR-CD-9013 \2080
ナサニエル・デット:
ケーク・ウォークのあとに/風の洞窟/インスピレーション・ワルツ/
「魅力」組曲
ウィリアム・グラント・スティル:
暗い騎手/あやつり人形/「コスタソ」から舞曲/「寂しい農園」組曲/他
デンヴァー・オールダム(P)

AIR-CD-9014 \2080
イベール:海の上の朝/スケルツェット/フランス風にアルベール・ルーセル
の名によるトッカータ/小人国の村のいたずらっ子/ワルツ/ピカルディのクリ
スマス・キャロル/めぐり会い/物語/

デンヴァー・オールダム(P)

AIR-CD-9020 \2080
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第8番-第10番/2つの前奏曲op.67/2つの詩曲op.69/
2つの詩曲op.71/炎に向かって/2つの舞曲op.73/5つの前奏曲op.74
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9021 \2080
アリステア・ヒントン:グリーグの主題による変奏曲とフーガ
カイホスルー・ソラブジ:
グリーグの「オーゼの死」による意地悪でひねくれた変奏曲
ロナルド・スティーヴンソン:ベルテーン祝祭のかがり火/他
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9022S \1850
カイホスルー・ソラブジ:スペイン幻想曲
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9023 \2080
マクダウェル:
ピアノ・ソナタ第1番「悲劇的ソナタ」/第2番「英雄ソナタ」/第3番/第4番
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9024 \2080
エセルバート・ネヴィン:
ナポリ/水の情景/ヴェネツィアの1日/トスカナの5月/ロザリオ/まるでバラの
ように美しい/練習曲op. 18
アーサー・ネヴィン:エッジワースの丘から/小トッカータ
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9025 \2080
カイホスルー・ソラブジ:
サン・ベルトラン・ドゥ・コマンジュ「彼は塔の中で笑っていた」/友人「ア
レクシス」の名による2つのスートラ(経典)/C.G.F. による小トッカータ/
道化の散歩/他
ドンナ・アマート(P)

AIR-CD-9028 \2080
マニャール:五重奏曲
フローラン・シュミット:渦巻き
フランセ:四重奏曲
ルチアーノ・マニャニーニ(Fg)、
クリスティーン・ニールド(Fl)、
マーガレット・ドナヒュー(Cl)、
ロバート・ウィーナー(Ob)、
ルイス・ベネディーニ(P)

AIR-CD-9030 \2080
ドレーゼケ:ピアノ・ソナタ
リスト:ピアノ・ソナタ
クラウディウス・タンスキ(P)

AIR-CD-9031 \2080
ボザ:独奏、シシリエンヌとロンド
デュティユー:サラバンドと行列
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ファゴットとピアノのためのソナティナ
アレッサンドロ・ロンゴ:ファゴットとピアノのための組曲
テレサ・プロカッチーニ:ファゴットとピアノのための3つの小品
ニーノ・ロータ:ファゴットとピアノのためのトッカータ
ルチアーノ・マニャニーニ(Fg)、
ミシェル・レヴィン(P)

AIR-CD-9032 \2080
プーランク:
オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲/オーボエ・ソナタ
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ
ウィラード・エリオット:15世紀フランスの6つの歌の組曲
ジョン・D. ディー(Ob)、
ルチアーノ・マニャニーニ(Fg)、
カルロ・グランテ(P)

AIR-CD-9033 \2080
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
ソロモン三重奏団

AIR-CD-9035 \2080
クリストフ・シロド:
エルサのための夕べの音楽(ヴァイオリン独奏と管弦楽)/星の暗い道-ピアノ
独奏のための夜の幻想曲/無伴奏ヴァイオリンのための偽りの地平線/ピアノ
独奏のための空の墓-J.S. バッハとサミュイル・ファインバーグに敬意を表
して/影の遊び/赤と白のアルルカン/アドラマンドニのためのスケッチop. 12
ピア・セーゲルスタム(Vc)、
レイフ・セーゲルスタム指揮
モンペリエ国立管、
ジョナサン・パウエル(P)、
ハネレ・セーゲルスタム(Vn)、
クリストフ・シロド(P)

AIR-CD-9036S \1850
カイホスルー・ソラブジ:バラ園
チャールズ・ホプキンズ(P)

AIR-CD-9037S \1850
カイホスルー・ソラブジ:かぐわしい庭
ヨンティ・ソロモン(P)

AIR-CD-9040 \2080
パーシー・グレンジャー:
丘の歌第1番(スティーヴンソン編曲)/北の歌曲集/スコットランドの3つの民謡
/スコットランドのストラススペーとリール(訳注:舞曲名)
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9041 \2080
ブゾーニ:
トッカータ/ショパンの前奏曲による変奏曲/前奏曲とアルペッジョ練習曲/
舞踏ワルツ/「若者に」からエピローグ
ロナルド・スティーヴンソン:
ブゾーニの「ファウスト博士」からの主題による前奏曲、フーガと幻想曲
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9042 \2080
ロナルド・スティーヴンソン:
ブゾーニの「ファウスト博士」からの主題による前奏曲、フーガと幻想曲
グレンジャー(原曲R. シュトラウス):「バラの騎士」漫歩
スティーヴンソン(原曲ベルク):「ヴォツエック」からの子守歌
スティーヴンソン(原曲アラン・ブッシュ):
「ワット・タイラー」からミンストレルの短い叙情詩
スティーヴンソン(原曲ブリテン):ピーター・グライムズ幻想曲
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9043 \2080
リスト:「クリスマス・ツリー」からカリヨン/夕べの鐘
ショパン:前奏曲ハ短調/夜想曲ハ短調
チェスワフ・マレク:三部作
カイホスルー・ソラブジ:小幻想曲
マクダウェル:「ニュー・イングランドの牧歌」から「深い森で」
バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
ロナルド・スティーヴンソン:
ヒュー・マクダーミッドのための英雄的な歌
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9044 \2080
ブゾーニ:
対位法的幻想曲(2台ピアノ版)/バッハのコラールによる即興/モーツァルトの
グラス・ハーモニカのための幻想曲/フィンランドの民謡集/「おお愛するアウ
グスティン」によるフーガ
ジョゼフ・バノウェツ(P)、
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9045 \2080
パデレフスキ:ピアノ・ソナタ/作品集op. 16/タトラ山のアルバム
アダム・ウォドニツキ(P)

AIR-CD-9046 \2080
パデレフスキ:
変奏曲とフーガop. 23/2つの間奏曲/5月のアルバムop. 10/
演奏会用ユモレスクop. 14
アダム・ウォドニツキ(P)

AIR-CD-9049 \2080
カイホスルー・ソラブジ:ピアノ・ソナタ第2番
テレフ・ジョンソン(P)

AIR-CD-9050S \1850
カイホスルー・ソラブジ:ピアノ・ソナタ第1番
マルク=アンドレ・アムラン(P)

AIR-CD-9052 2枚組 \4160
エックハルト=グラマッテ:「ピアノ・ソナタ全集」
マルク=アンドレ・アムラン(P)

AIR-CD-9053 \2080
スピリドフ:パルティータ第1番/第2番/ピアノ・ソナタ/子供のアルバム
ニキタ・フィテンコ(P)

AIR-CD-9055 \2080
リスト:
バラード第2番/夢と別れ/「3つの葬送頌歌」から「タッソの死の勝利」/
祝福と誓い/「ドン・ジョヴァンニ」の回想(ブゾーニ版)
アーノルド・シャルカー(P)

AIR-CD-9056 2枚組 \3700
レフ・アベリオヴィチ:ピアノ・ソナタ第1-3番/フレスコ第1巻・第2巻
アレクサンドル・トゥトゥノフ(P)

AIR-CD-9058 \2080
レフ・アベリオヴィチ:
ピアノ協奏曲/ピアノ三重奏曲/ヴィオラとピアノのためのアリア/チュチェフ
の10のロマンス
アレクサンドル・トゥトゥノフ(P)、
マーラン・カールソン指揮
コーヴァリス・オレゴン州立大学響、
キャスリン・ラクテンバーグ(Vn, Va)、
スティーヴン・ポロゲ(Vc)、
ジェームズ・ウッド(Bs-Br)

AIR-CD-9061 \2080
ヨーゼフ・マルクス:
イタリア歌曲集(全曲)/夜想曲/愛がお前の心に宿ったら/幸せな夜/ゴンドラ
の舟歌/マリアの歌/ジプシー/問いと答え/クリスマス・ツリー/他
サラ・レナード(S)、
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9063 2枚組 \4160
「ジョン・オグドンを記念して」
(1)リステア・ヒントン:ジョン・オグドンのための汎知学
ロナルド・スティーヴンソン:リストの主題による前奏曲とフーガ
ブゾーニ(ミデルシュルテ編曲):対位法的幻想曲
(2)J.S. バッハによる幻想曲/イタリア風
ロナルド・スティーヴンソン:ソナティナ第1番
ジョン・オグドン:舞踊組曲
(1)ケヴィン・ボーヤー(Org)
(2)ジョン・オグドン(P)

AIR-CD-9066 3枚組 \6240
アリステア・ヒントン:弦楽五重奏曲
ジャグディシ・ミストリー(Vn)、
マーカス・バーチャム=スティーヴンズ(Vn)
レヴァイン・アンドラード(Va)、
マイケル・スターリング(Vc)、
コラド・カノニチ(Cb)、サラ・レナード(S)

AIR-CD-9067 \2080
カイホスルー・ソラブジ:ヴェネツィアの散歩/ヴィラ・タスカ
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9068 \2080
カイホスルー・ソラブジ:トッカータ第1番
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9069 3枚組 \6240
カイホスルー・ソラブジ:ピアノ・ソナタ第4番
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9070 2枚組 \4160
J.S. バッハ(ブゾーニ編曲):
トッカータハ短調/オルガン・コラール前奏曲第3・5・7a・7b・9番/「聖アン」
前奏曲とフーガ/トッカータとフーガニ短調/シャコンヌ
ブゾーニ:対位法的幻想曲
ジョン・オグドン(P)

AIR-CD-9072 \2080
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ嬰ハ短調
ベートーヴェン・ソナタ第30番
ショパン:バラード第1番/練習曲op. 25-1
リスト:ダンテを読んで
ジョージ・ロイド:サマルカンドを通る道
ジョン・オグドン(P)
ライヴ録音

AIR-CD-9074 \2080
ブゾーニ:対位法的幻想曲
J.S. バッハによる幻想曲/トッカータ
ジョン・オグドン(P)

AIR-CD-9075 5枚組 \10400
カイホスルー・ソラブジ:
オプス・クラヴィチェンバリスティクム(チェンバロの作品)
ジョン・オグドン(P)

AIR-CD-9078 \2080
ロン・イェディディア:
ピアノ・ソナタ第3番「叫び」/大練習曲集から第3・5・6・7・8・10番/幻影/
天の庭へ向かって
ロン・イェディディア(P)

AIR-CD-9081 \2080
カイホスルー・ソラブジ:私だけのために演奏するための協奏曲
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9082 \2080
カイホスルー・ソラブジ:箱の住居/ジャミ(訳注:ペルシアの詩人)/
サン・ベルトラン・ドゥ・コマンジュ(「彼は塔の中で笑っていた」)
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9083 \2080
カイホスルー・ソラブジ:アラベスクのロザリオ/バラ園
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9084 \2080
カイホスルー・ソラブジ:スペイン幻想曲
ジョナサン・パウエル(P)

AIR-CD-9085 \2080
セルゲイ・スロニムスキー:ピアノ・ソナタ/24の前奏曲とフーガ第1巻
ニキタ・フィテンコ(P)

AIR-CD-9086 \2080
セルゲイ・スロニムスキー:
24の前奏曲とフーガ第2巻/ピアノ作品集「5から50」
ニキタ・フィテンコ(P)

AIR-CD-9089 \2080
ロナルド・スティーヴンソン:
20世紀の音楽日記/ショパンの断章によるフーガ/リストのための交響的悲歌/
スコットランド三部作/無窮動(?)宿命的な時代に
ジョゼフ・バノウェツ(P)

AIR-CD-9091 2枚組 \4160
ロナルド・スティーヴンソン:
DSCHによるパッサカリア/ブゾーニの「ファウスト博士」からの主題による前
奏曲、フーガと幻想曲/レチタティーヴォとアリア
ロナルド・スティーヴンソン(P)

AIR-CD-9092 \2080
レオポルド・ゴドフスキ:ショパンによる練習曲集第1-20番
カルロ・グランテ(P)

AIR-CD-9093 \2080
レオポルド・ゴドフスキ:ショパンによる練習曲集第21-43番
カルロ・グランテ(P)

AIR-CD-9094 \2080
レオポルド・ゴドフスキ:
ショパンによる練習曲集第44-48番/パッサカリア/ショパンのワルツの編曲
カルロ・グランテ(P)

AIR-CD-9098 \2080
リスト:「ノルマ」の回想/「ドン・ジョヴァンニ」の回想
ブゾーニ:カルメン幻想曲
カイホスルー・ソラブジ:「カルメン」によるパスティッチョ
カルロ・グランテ(P)

AIR-CD-9101 \2080
クレメンティ:「ピアノ・ソナタ全集第1集」
ソナタop. 2/op. 24-2/op. 7
カルロ・グランテ(P)

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07-10 No.28-1

2007年10月31日 18時42分29秒 | Weblog
<Praga Digitals>
PRDDSD 250246(SACD-Hybrid) \2780
(1)シューベルト / マーラー編:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」(弦楽合奏版)
(2) 同 / カサド編:
アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821(チェロ&弦楽オケ編曲版)
ミハル・カニュカ(Vc)
パヴェル・フーラ(指)プラハ・カメラータ
マーラー編曲で人気を集める「死と乙女」と名手カサド編曲の「アルペジオー
ネ・ソナタ」。ともにシューベルトの傑作を弦楽オケ用に編成を拡大した結果、
そこに現われたのはゾクゾクするような怖さとかなしさ。編曲作品の成否は手
掛ける人も一流でなくてはさまにならないものですが、これらはみごとな成功
例といえるでしょう。

PRDDSD 250230(SACD-Hybrid) \2780
ブラームス:
(1)ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
(2)ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
プラハ・グァルネリ・トリオ
音の溶け合いに円熟を感じさせるグァルネリ・トリオの最新アルバムはブラー
ムス。雄渾な主題から楽聖ベートーヴェンを意識させずにおかないOp.8。奇数
楽章と偶数楽章間の短調と長調との交替が、ほかに類を見ない効果をあげてい
ます。また、1886年の夏トゥン滞在中の作Op.101では、スイスの大自然をほう
ふつとさせる雄大さと情熱のほとばしりが聴かれます。



<United Archives>
UAR 019 5枚組+ボーナスCD \4050
ベートーヴェン:交響曲全集
[CD1]
(1)交響曲第1番 ハ長調op.21/1947年11月29日、カーネギーホール
(2)交響曲第2番 ニ長調op.36/1952年3月17日、30th Street Studio
[CD2]
(1)交響曲第3番 変ホ長調op.55「英雄」/
1949年3月21日、4月16日、5月4日、30th Street Studio
(2)交響曲第5番 ハ短調op.67「運命」/1950年2月13日、30th Street Studio
[CD3]
(1)交響曲第4番 変ロ長調op.60/1952年3月24日、30th Street Studio
(2)交響曲第7番 イ長調op.92/1951年3月12日、30th Street Studio
[CD4]
(1)交響曲第6番 ヘ長調op.68「田園」/
1946年1月10&12日、アカデミー・オブ・ミュージック
(2)交響曲第8番 ヘ長調op.93/
1949年3月13日、カーネギーホール(live broadcast)
[CD5]
交響曲第9番「歓喜の歌Ode an die Freude」ニ短調op.125
フランシス・イーンド(S),マルタ・リプトン(A),デイヴィッド・ロイド(T),
マック・ハレル(Bar) 
ニューヨーク・フィル、
ウェストミンスター合唱団(John F.ウィリアムソン(合唱指揮)
1949年4月16日&1953年3月7日(終楽章)
[ボーナスCD]
(1)交響曲第3番 変ホ長調op.55「英雄」/
1941年1月20日、リーダークランツ・ホール
(2)交響曲第5番 ハ短調op.67「運命」/
1941年12月15日、リーダークランツ・ホール
ブルーノ・ワルター(指)ニューヨーク・フィル
フィラデルフィア・オーケストラ(disc4(1)田園のみ)
1930年代からニューヨーク・フィルをしばしば指揮していたワルターが、いよ
いよ同オーケストラを手中におさめたのが1940年代半ばでした。宇野功芳氏も
「円熟、円満のかぎり」と手放しで絶賛している、1949年の「英雄」をはじめ、
オケを手足のように自由に操っているさまは、今聴いてもやはり圧巻です。
第7番は、「彼のいわゆるデュオニュソス的な一面を披瀝した演奏」と宇野氏
が評価している、爆発系の名演奏。さらに、1941年の貴重な音源をボーナスCD
として収録しているのはファンにとっても嬉しいかぎりです。



<naive>
instants classiques-クラシックの瞬間
ナイーブレーベルから、クラシック音楽の様々な時代、瞬間のエッセンスを
1枚にぎゅっと閉じ込めたシリーズの登場。全15タイトル、どれも珠玉のトラッ
クが並び、お買い得価格となっています。廃盤となっていたアレッサンドリー
ニによる「スターバト・マーテル」、「グローリア」や大ヒット映画「カスト
ラート」のサントラが復活していたりと、熱心なファンにも見逃せないものが
含まれています。

V 5100 \1650
(1)アルビノーニ:アダージョ 
(2)ヴィヴァルディ:
ファゴット、弦、通奏低音のための協奏曲イ短調からアレグロ 
(3)パスクイーニ:ジーガ 
(4)ボッケリーニ:五重奏曲ホ短調よりアレグロ 
(5)スカルラッティ:ソナタ ニ短調 アレグロ 
(6)ボッケリーニ:チェロ協奏曲ト長調よりアダージョ 
(7)クープラン:パルナッソス山、またはコレッリ讃 
(8)フレスコバルディ:2声のためのカンツォーナ第3番 
(9)モンテエルディ:五声のシンフォニア 
(10)ヴィヴァルディ:モンテズーマよりシンフォニア 
(11)ファルコニエーリ:件の悪魔たちの踊り 
(12)ペルゴレージ:スターバト・マーテルよりなんと嘆き悲しみ傷つく 
(13)カプスベルガー:チャッコーナ
アレッサンドリーニほか多数
「バロック」と聴いて思い浮かぶ曲から、あまりポピュラーではないかもしれ
ないけれど、珠玉の名曲まで幅広く収録。トラック7のクープランは必聴。

V 5101 \1650
J.S.バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調/コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」「いざ来
たれ、異邦人の救い主よ」他/プレリュードとフーガ イ短調/トッカータ 
ハ長調/ファンタジーとフーガ ト短調他 全13曲
ミシェル・シャピュイ(Org)
ナイーブ系列にもシャピュイは名録音をのこしていました。その中でもバッハ
の有名曲ばかりがピックアップされています。

V 5102 \1650
ベートーヴェン:ソナタ第14番「月光」よりアダージョ
メンデルスゾーン:無言歌集第6番
シューマン:子どもの情景より「見知らぬ国と人々から」
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番よりスケルツォ
シューベルト:ピアノ・ソナタ大20番より
ブラームス:バラードop.10よりインテルメッツォ(全15曲)
ローラン・カバッソ、フランソワ=フレデリク・ギイ、
グレゴリー・ソコロフほか
ナイーブが誇る名ピアニスト、ソコロフによる、テクニック、音楽性、すべて
が絶妙のバランスでブレンドされたシューベルトをはじめ、ロマンティックな
ピアノ作品集がそろいました。

V 5103 \1650
ビゼー:カルメン(ハイライト)
ベアトリス・ウリア・モンゾン(カルメン)、
クリスティアン・パピス(ドン・ホセ)、
レオンティナ・ヴァドゥヴァ(ミカエラ)
アラン・ロンバール(指)ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団
モンゾンの名唱、カルメンのハイライト集。フランス語の美しさも見事なら、
オーケストラのリズムもまた見事。名匠ロンバールの荒削りな音楽づくりが
激情の内容にピッタリ。

V 5104 \1650
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)&ワルツ(op.39)
マリー=ジョゼフ・ジュード&ジャン=フランソワ・エッセール(P)
ブラームスのヴァラエティに富んだハンガリー舞曲集を、ラテンの血が流れる
二人のスリリングな演奏で。ワルツのかけあいも見事です。

V 5105 \1650
ショパン:
(1)練習曲op.10-3「別れの曲」 (2)前奏曲op.28-4 (3)練習曲op.25-6 
(4)ソナタ第2番より「葬送行進曲」 (5)前奏曲op.28-16 (6)前奏曲op.28-24
(7)マズルカop.68-1 (8)ポロネーズop.40-1 (9)マズルカop.67-4 
(10)マズルカop.17-4 (11)同op.17-2 (12)ポロネーズop.40-2 
(13)ノクターン嬰ヘ長調op.15-2 (14)練習曲op.25-1 (15)前奏曲op.28-8 
(16)前奏曲op.28-6 (17)前奏曲op.28-17 (18)前奏曲op.28-20 
(19)練習曲op.25-12
(1)ビレット (7),(9)(12)オレイニチェク、(13)オロツコ、
(2)-(6)(8)(14)-(19)ソコロフ
ショパンの珠玉の名曲をかぐわしい名手の演奏で。なかでも鬼才ソコロフの弾
くナンバーはきわめて異形ながら絶大な存在感です。

V 5106 \1650
(1)ヘンデル:グラン・サラバンド 
(2)パッヘルベル:カノン 
(3)ヴィヴァルディ:フルート協奏曲第2番ト短調RV.439「夜」 
(4)コレッリ:合奏協奏曲第8番Op.6 
(5)J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番より 
(6)ラモー:第5組曲より第6コンセール「めんどり」 
(7)モーツァルト:ディヴェルティメント第17番より 
(8)ベートーヴェン:ロマンス第2番 
(9)ハイドン:交響曲第45番「告別」より 
(10)ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲
カロル・トイチュ(指)
ヴロツワフ・レオポルディヌム室内管弦楽団
パッヘルベルの代名詞、名曲カノンから、モーツァルト、ベートーヴェンや
ロッシーニまで、美しく気品ある演奏で愉しめます。

V 5107 \1650
(1)ヘンデル(モーツァルト編):メサイアよりハレルヤ・コーラス 
(2)J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 
(3)シューベルト:アヴェ・マリア 
(4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番よりアンダンテ 
(5)アルビノーニ:アダージョ 
(6)ヴィヴァルディ:
聖母マリアの生誕のための晩祷より、イスラエルがエジプトを出で 
(7)J.S.バッハ:
カンタータ第140番「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」より 
(8)J.S.バッハ:
カンタータ第49番「われは行きて汝をこがれ求む」よりシンフォニア 
(9)メンデルスゾーン:結婚行進曲 
(10)ワーグナー:「ローエングリン」より婚礼の合唱 
(11)ペルゴレージ:スターバト・マーテルより 
(12)J.S.バッハ:
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060aよりアレグロ 
(13)フォーレ:エレジー 
(14)ベンチーニ:アヴェ・マリス・ステラ 
(15)ゴスペル(マリオン・ウィリアムズ編)「グローリー、グローリー、ハレル
ヤ!」 
(16)ゴスペル(マリオン・ウィリアムズ、ジェローム・ヴァン・ジョーンズ編)
「オー、ハッピー・デイ!」
アンヌ・ガスティネル、バドゥラ=スコダ、シャピュイほか多数
メンデルスゾーンやワーグナーのそっくりそのままの内容から、広くゴスペル
に至るまで結婚式にちなんだ音楽がもりだくさんです。

V 5108 \1650
モーツァルト:
レクイエム ニ短調KV.626(ジュスマイアー版)、
レクイエム・フラグメント集[セクエンツィア/オッフェルトリウム/コンム
ニオ(アーメン・フーガ)]
イリデ・マルティネス(S) モニカ・グループ(A) 
スティーヴ・ディヴィスリム(T) ワングチュル・ユーン(Bs)
クリストフ・シュペリング(指)
ノイエ・オーケストラ, コーラス・ムジクス・ケルン
アマデウスの絶筆となった傑作をオリジナル楽器による清新なる演奏で。

V 5109 \1650
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
(1)第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
(2)第21番ハ長調KV.467
パトリック・コーエン(フォルテピアノ)
クリストフ・コワン(指)アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
天才のきらめきと、めいっぱい幸福なムードにあふれたモーツァルトのコン
チェルト。典雅で繊細なフォルテピアノのひびきに魅かれます。

V 5110 \1650
(1)ペルゴレージ:スターバト・マーテル
(2)ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル
(1)ジェンマ・ベルタニョッリ(S) (2)サラ・ミンガルド(A)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cem & 指)コンチェルト・イタリアーノ
廃盤のままだったアレッサンドリーニによるペルゴレージ。A.スカルラッティ
に換えて同じく廃盤だったヴィヴァルディを新カップリング。

V 5111 \1650
ロドリーゴ:
(1)アランフェス協奏曲(ハープ版)
(2)ヒラルダの調べ(セビリャ幻想)
(3)セレナード風の協奏曲
イザベル・モレッティ(Hrp)
エドモン・コロマー(指)セビリャ王立管弦楽団
傑作「アランフェス」のハープ版ほか、名手モレッティによるロドリーゴ。

V 5112 \1650
ヴィヴァルディ:
(1)ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8
(2)ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(3)チェロ協奏曲ニ短調R.407
(4)2つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調
(5)ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調
ファビオ・ビオンディ(Vn & 指)エウローパ・ガランテ
それまでの演奏スタイルをひっくり返したビオンディの「四季」ほか、新編集
によるきわめつけのヴィヴァルディ。刺激満載の内容です。

V 5113 \1650
ヴィヴァルディ
(1)グローリア ニ長調R.589
(2)協奏曲ニ短調R 128
(3)マニフィカト R 611(ヴェネツィア版)
(4)2本のトランペットとオーボエのための協奏曲ニ長調R 781(旧563)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cem、指) デボラ・ヨーク, 
パトリツィア・ビッチーレ(S)
サラ・ミンガルド(A) アンドレア・ミオ(Ob) 
ガブリエーレ・カッソーネ(Tp)
コンチェルト・イタリアーノ&アカデミア(合唱団)
ヴェネツィアとその同盟軍の対オスマン・トルコ戦における戦勝を記念したこ
とが作品成立の背景にあるとされる「グローリア」。全12曲からなる大規模な
この作品、劇的なパッセージと穏やかなパッセージとの対比や、輝かしいトラ
ンペットにパワフルな合唱とじつに聴きどころの多いものとなっています。こ
ちらも長らく廃盤となっていた権威アレッサンドリーニによる超一級の演奏
です。

V 5114 \1650
(1)リカルド・ブロスキ:ハッセの歌劇「アルタセルセ」-私はあの船のように
(2)ニコラ・ポルポラ:歌劇「ポリフェモ」-偉大なジュピターよ
(3)リカルド・ブロスキ / ルセ編:もし私の唇を信じないのなら
(4)同:歌劇「イダスペ」-忠実な影よ、私も
(5)ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「アルタセルセ」序曲
(6)ヘンデル:歌劇「リナルド」-涙を流させてください
(7)同:歌劇「リナルド」-いとしい花嫁よ
(8)同:歌劇「リナルド」序曲
(9)ハッセ:歌劇「クレオフェーデ」-立ち上がれ、勇気を出せ、わが心よ
(10)ペルゴレージ:サルヴェ・レジナ
(11)ニコラ・ポルポラ / ルセ編:歌劇「ポリフェモ」-偉大なジュピターよ
エヴァ・マラス=ゴドレフスカ(S) デレク・リー・レイギン(CT)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク
1994年製作の映画「カストラート」。この作品は伝説のカストラート“ファリ
ネッリ”(本名カルロ・ブロスキ1705-1782)の数奇な生涯を描いて、当時一大
ブームを巻き起こしました。そのサントラを担当したのはルセ率いるレ・タラ
ン・リリク。演奏も高水準でサントラばなれした本格的な内容です。3オクタ
ーブ半に及ぶ驚異的な声域をカバーしたというファリネッリの歌声を再現する
にあたって、カウンターテナーのデレク・リー・レイギンとソプラノのエヴァ
・マラス・ゴドレフスカの声をコンピュータで合成させたことでも話題となり
ました。これもまた廃盤でしたが晴れて復活となります。

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07-10 No.28-2

2007年10月31日 18時41分48秒 | Weblog
<Altus>
ALT 145/6 2枚組 \4050
マーラー:交響曲第3番
エヴァ・マルチニェツ(At)
リヨン=ベルナルド・テツ合唱団
リヨン大聖堂聖歌隊
準メルクル(指)
フランス国立リヨン管弦楽団
ライヴ録音2007年2月リヨン・オーディトリウム

ALT 147 \2450
ベートーヴェン:交響曲第9番
バーバラ・ハーヴァーマン(Sp)
ザンドラ・マクマスター(At)
シュテファン・フィンケ(Tn)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(Br)
準メルクル(指)
フランス国立リヨン管弦楽団
バーミンガム市交響合唱団
ライヴ録音2006年12月31日、2007年1月1日

ALT 148 \2450
イベール:管楽五重奏のための3つの短い小品
フランセ:八重奏曲
リゲティ:木管五重奏のための6つのバガテル
リヨン管弦楽団ソリストアンサンブル
録音2007年5月リヨン・オーディトリウム





<日本音声保存>
ローム ミュージックファンデーション-日本SP名盤復刻選集III
ANOC 6070A 7枚組 \9000
日本語版
ANOC 6077A 7枚組 \9000
英語版
CD1 日本人音楽家国内録音 全3曲
CD2 日本人音楽家国内録音 全22曲
CD3 日本人音楽家海外録音 全6曲
CD4 日本人作品      全4曲
CD5 外国人音楽家国内録音 全3曲
CD6 外国人音楽家国内録音 全3曲
CD7 外国人音楽家国内録音 全22曲
ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集<日本SP名盤
復刻選集>は、日本における洋楽レコードの黎明期である1912年から、SPレコ
ードの生産がLPレコードへと本格テキン転換期を迎える1952年までの約40年間
を対象に、日本人音楽家、日本人作曲家、当時の日本において活躍した外国人
音楽家の演奏をSPレコードから収録し、構成されています。

●収録曲目詳細

CD1 日本人音楽家国内録音(1) <全3曲>
山田耕筰[1886-1965](指)/紀元二千六百年奉祝交響楽団
(1)イベール:祝典序曲 日本コロムビアS3007/8(1940年録音)
橋本國彦[1904-49](指)/紀元二千六百年奉祝交響楽団
(2)シャーンドル・ヴェレッシュ:交響曲 
日本コロムビアS3009-11(1940年録音)
井口基成[1908-83](Pf) 齋藤秀雄[1902-74](指)/東京交響楽団
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」 
日本ビクターVH4086-90(1943年録音)

CD2 日本人音楽家国内録音(2) <全22曲>
澤田柳吉[1886-1936](Pf)
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」
ニットー10031/2(1931年録音)
原田 潤 [1882-1946](指)/成城学園混声合唱団/水島 葉 (未詳)(Pf)
(2)ヴェルディ:鎮魂ミサ曲より 鎮魂曲とサンクトゥス 
キングN-16(1938年録音)
倉田 高[1913-45](Vc) 高木東六 [1904-2006](Pf)
(3)信時 潔(高木東六編):海ゆかば 
(4)尾高尚忠:夜曲 日本コロムビア100622(1942年録音)
オルケストラ・シンフォニカ・タケイ/武井守成[1890-1949](指)
(5)武井守成:「夏の組曲」作品31より 風鈴屋 
日本ビクター 50732(1928年録音)
(6)武井守成:「夏の組曲」作品31より 花火を見る子ら 
日本ビクター 50733(1928年録音)
(7)G.マネンテ:ダンツァ・オリジナーレ 作品145 
日本ビクター 52369(1932年録音)
O.S.T.マンドリン・カルテット
(8)N.M.カラーチェ:カンツォネッタ 日本ビクター 51140(1929年録音)
松平里子[1896-1931](Sp) ニコライ・シフェルブラット[1889-1936](Vn)
近藤柏次郎[1900-32](Pf)
(9)J.Sバッハ=C.F.グノー:アヴェ・マリア[日本語] 
(10)民謡:夢になずみて[日本語] 日本ビクター 13097(1930年録音)
柳 兼子[1892-1984](At) ジェームス・ダン[1900-未詳](Pf)
近衛秀麿(子爵)[1898-1973](Pf)
(11)ベートーヴェン:自然における神の栄光 ニッポノホン15750(1925年録音)
(12)F.シューベルト:さすらい人の夜の歌 ニッポノホン15874(1925年録音)
(13)近衛秀麿(子爵):自由の歌 日本パーロフォン 番号なし(1932年録音)
荻野綾子[1898-1944](Sp) アレクサンデル・タンスマン[1897-1984](Pf)
(14)タンスマン:白露に-寂しさに(百人一首より)
日本ビクター 13290(1933年録音)
ベルトラメリ能子[1903-73](Sp) 高折宮次(1883-1963)(Pf)
(15)G.シベッラ:ラ・ジロメッタ[日本語] 
(16).Gサデロ:麦打ちの歌[日本語] 日本コロムビア 35281(1931年録音)
宮川美子[1911-96](Sp) 山田耕筰(1886-1965)(指) 
コロムビア・オーケストラ
(17)山田耕筰:齋藤大使の帰還 日本コロムビア30249(1939年録音)
浅野千鶴子[1904-91](Sp) 野辺地瓜丸(勝久)[1910-66](Pf)
(18)A.J.エクゾデ:エクゾデのメヌエット 
(19)フランス民謡:わたしはシダになりたい 
日本コロムビアB111(1949年録音)
(20)ドビュッシー:みどり 日本コロムビア B179(1949年録音)
奥田良三[1903-93](Tn) 日本ポリドール・サロン・オーケストラ
昨梁田 貞:城ヶ島の雨 朔梁田 貞:昼の夢 
日本ポリドール 5077(1933年録音)

CD3 日本人音楽家海外録音<全7曲>
近衛秀麿[1898-1973](指)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・ウェンツケ(Ob)/アルフレッド・ビュルクナー(Cl)/
マルティン・ツィラー(Hrn)/オスカー・ローテンシュタイナー(Fg)
(1)W.A.モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調 K.追加9
日本コロムビア J8692-5S(オリジナル盤:ドイツコロムビアLX661-4)
(1937年ドイツ録音)
近衛秀麿[1898-1973](指)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)奥 好義=林 廣守:君が代 
日本ポリドール A310(オリジナル盤:ドイツポリドール11273)(1938年録音)
鈴木鎮一[1898-1998](Vn) マンフレート・グルリット[1890-1972](Pf)
(3)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 
日本ポリドール 40352-5S(オリジナル盤:ドイツポリドール 95216-9)
(1928年ドイツ録音)
原 信子[1893-1979 ](Sp) アンジェロ・アルベルゴーニ[unknown](指) /
オーケストラ伴奏
(4)G.プッチーニ:「蝶々夫人」より ある晴れた日に 
(5)G.プッチーニ:「蝶々夫人」より かわいい坊や
フォノティピア6589(120123)(1928年イタリア録音)
宮川美子[1911-96](Sp) エリー・コーエン[unknown] /オーケストラ伴奏
(6)A.メサジェ:「お菊さん」より 恵みの太陽が輝く日 
日本コロムビアJ7829(1931年フランス録音)

CD4 日本人作品 <全4曲>
近衛秀麿 [1898-1973]
(1)越天楽 近衛秀麿(指)/新交響楽団 日本パーロフォン E17057(1931年録音)
橋本國彦[1904-49] 西條八十[1892-1970]:詞
(2)日本歴史歌絵巻 木下 保(指)/上野児童音楽学園児童(合唱)/管弦楽伴奏
日本コロムビア S143-8(1937年録音)
鈴木二三雄[1900-45] 紫 式部[979頃-1016頃]=本間 文[未詳]:詞
(3)組曲「源氏物語」
鈴木弦楽四重奏団 -鈴木鎮一(第1Vn)/鈴木喜久雄(第2Vn)、鈴木 章(Va)、
鈴木二三雄(Vc)/ベルトラメリ能子(Sp)/木下 保(Tn)/与謝野晶子(朗読) 
日本コロムビア 35492-4 (1936年録音)
池内友次郎[1906-91] 世阿弥[1363-1443]:詞
(4)熊野 長門美保(Sp)/篠原政雄(指)/キング管弦楽団
日本キング77016/7(1942年)

CD5 外国人音楽家国内録音(1) <全3曲>
ガエタノ・コメリ[1894-1977](指)/紀元二千六百年奉祝交響楽団
(1)ピツェッティ:交響曲 イ長 日本コロムビア S3012-8(1940年録音)
ヘルムート・フェルマー[1902-77](指)/紀元二千六百年奉祝交響楽団
(2)R.シュトラウス:祝典音楽 日本コロムビアS3019-21(1940年録音)
シャルル・ラウトゥルップ[未詳](指)/東京音楽学校管弦楽団 ・合唱団
安藤 幸[1878-1963](Vn) 黒沢貞子[未詳](Sp) 丹治ハル[未詳](At) 
薗田誠一[1905-86](Tn) 伊藤武雄[未詳](Bs)
(3)ハイドン:
オラトリオ『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』より 第4話「神よ、
なんぞ我を見棄てたまいし」(ラールゴ) 
日本コロムビア 3965(1931年録音)

CD6外国人音楽家国内録音(2) <全3曲>
アレクサンダー・モギレフスキー[1885-1953](Vn)
レオニード・クロイツァー[1884-1953](Pf)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24 「春」
日本ポリドール 5027-9(1931年録音)
シモン・ゴールドベルグ[1909-93](Vn) リリー・クラウス[1905-86](Pf)
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 作品30-1
日本コロムビアJ8655-7 (1936年録音)
ボリス・ラス[1894-未詳](Vn) マキシム・シャピロ[1898頃-1958](Pf)
(3)ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」 
日本コロムビア55105-8(1936年録音)

CD7 外国人音楽家国内録音(3) <全22曲>
ヴェラ・チェルネツカヤ[未詳](Pf)
(1)ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 
日本コロムビアJ3264( 1937年録音)
レオ・シロタ[1885-1965](Pf)
(2)シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 テイチクX5013(1941年録音)
ウィリー・ブルメスター[1869-1933](Vn) 
ウィリー・バルダス[1887-1924](Pf)
(3)フンメル(ブルメスター編):ワルツ イ長調  
(4)W.ブルメスター:ロココ ニットー955(1923年録音) 機械式録音
カスリーン・パーロウ[1890-1963](Vn) セオドア・フリント[未詳](Pf)
(5)クライスラー:愛の喜び ニッポノホン 9045(1922年録音) 機械式録音
ナタリー・ボシュコ[1899-未詳](Vn) ウィリー・バルダス[1887-1924](Pf)
(6)ヘンデル:セルセ(クセルクセス)より ラールゴ ニッポノホン15311
(Rec.in 1924) 機械式録音
ミハエル・ヴェックスラー[1896-未詳](Vn)/ピアノ伴奏
(7)キュイ:「万華鏡」より オリエンタール ナイガイ 4342
(1927年頃録音) 機械式録音
ミハイル・エルデンコ[1886-1940](Vn)
エフゲニア・エルデンコ[1886-1940](Pf)
(8)アリャビエフ(エルデンコ編):夜うぐいす 
ニッポノホン16720(1927年録音)
(9)バッハ:シチリアーノ ト短調 BWV1031 
ニッポノホン16832(1927年録音)
ロベルト・ポラーク[1880-1962](Vn) パウル・ローゼンスタンド[未詳](Pf)
(10)ドヴォルザーク:ユモレスク 作品101-7 
日本コロムビア 28065(1934年録音)
(11)F.ネルーダ:スラヴの子守歌 作品11 
日本コロムビア 27888(1934年録音)
エルネスト・トマシッチ[1908-未詳](Vn) マックス・ヤノフスキー[未詳](Pf)
(12)J.ライオンズ&S.C.ハート&ヴァガボンズ:谷間のともし火
日本ポリドール2784(1936年録音)
コンラート・リーブレヒト[1898-未詳](Vn) リディア・シャピロ[未詳](Pf)
(13)モーツァルト:メヌエット ニ調 
日本コロムビア29934(1938年録音)
ボグミル・シコラ[1890-1953](Vc) カテリーヌ・キャンベル[未詳](Pf)
(14)ユダヤのメロディ:悲しみのあとに 
ニッポノホン インターナショナル 3178(1918年録音)
セルゲイ・ストゥーピン[1892-未詳](Vc)/ピアノ伴奏
(15)D.ポッパー:ハンガリー狂詩曲 作品68 ニットー 3257(1928年録音)
ロマン・ドゥクソン[1901-未詳](Vc)/ピアノ伴奏
(16)D.ポッパー:ガヴォット 日本コロムビアJX1043(1940年録音)
イーナ・ブルスカヤ[未詳](Sp)/ピアノ伴奏
(17)G.ビゼー:「カルメン」より ハバネラ
ニッポノホン 4717(1921年録音) 機械式録音
オットー・べック[未詳](Tn) ヨゼフ・ラスカ[未詳](Pf)
(18)ワーグナー:「ワルキューレ」より ジークムントの愛の歌 
ニットー 1370(1924年録音) 機械式録音
ジュリオ・ロンコーニ[未詳](Br) D.コレッツ[未詳](Pf)
(19)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より 何でも屋の歌 
フジサン2953(1922年頃録音) 機械式録音
アレクサンダー・モジューヒン [未詳](Bs) クレオ・カリーニ[未詳](Pf)
(20)グノー:「ファウスト」より メフィストのセレナーデ[ロシア語]
昨R.シューマン:二人のてき弾兵[ロシア語] 
ニッポノホン15418(1924年録音) 機械式録音
マルガレーテ・ネトケ=レーヴェ[1884-1971](Sp) 
レオニード・コハンスキ [未詳](Pf)
朔M.レーガー:マリアの子守歌 日本パーロフォンE1173(1929年録音)

解説書内容
◆「ローム ミュージック ファンデーションSPレコード復刻CD集
 <日本SP名盤復刻選集>の発行について」
 財団法人 ローム ミュージック ファンデーション 理事長 佐藤 研一郎
◆「本SP名盤選集は私にとって愛する作曲家たちの美麗な復刻版に比せられる
喜びの源」海老澤 敏
◆「監修にあたって」クリストファ・N・野澤
◆「音楽家とその背景」「楽曲解説」クリストファ・N・野澤/片山杜秀
◆「復刻技術者からのひとこと」新 忠篤
◆「ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集によせて」
塩津洋子
◆ローム ミュージック ファンデーション SPレコード復刻CD集 
復刻レコードデータ
■表紙画「松園の画業」上村淳之/「松園の描く着物」田畑喜八/
上村松園 略歴
CD7枚組・解説書付<63曲>
企画・発行  財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
原案:クリストファ・N・野澤
SPレコード提供:クリストファ・N・野澤 他
総監修:海老澤 敏
監修:クリストファ・N・野澤/片山杜秀
技術:新 忠篤
翻訳:大竹紀子
制作:日本音声保存
★海老沢敏氏のコメント
「厖大なコレクションを所蔵されるクリストファ・N・野澤氏と俊秀の評論家
片山杜秀氏の詳細な解説は、自信に溢れる新忠篤氏の技術によるCD化の実現と
両々相俟って、私たちを私たちの日本における西洋音楽のすでに満開の花園へ
と誘ってくれるのだ。(中略)この第3集の中に、自分が若い頃、直接その謦咳
に接し、多くのものを得ることのできた作曲家、ピアニスト、ヴァイオリニス
ト、声楽家の皆様の若き日の作品や演奏に初めて出会うよろこび、そして初め
てのモーツァルトの曲の歴史的演奏(近衛秀麿指揮ベルリン・フィルハーモニ
ーによる「管楽協奏交響曲」)の選集への収録のよろこびと言ったものが味わ
えるという何者にも替えがたい贈り物であることを附記しておきたい。」

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07-10 No.27

2007年10月30日 18時54分24秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-5097472 \1980
KINDRED SPIRITS/KINDRED SPIRITS
1.Fix You(written and originally performed by Coldplay)(リード曲)
2.Perfect Day(by Colin Towns, originally performed by Adienus-singer
Miriam Stockley and used as theme tune to "The world of Peter Rabbit
and Friends")
3.Caresse sur l'ocean(by Bruno Coulais, part of the original
soundtrack of the film "Les Choristes", "Die Kinder des Monsieur
Mathieu")
4.Lullaby for the World(traditional)
5.One Love / People get ready(by Bob Marley / Curtis Mayfield)
6.Shepherd's Pipe Carol(by John Rutter)
7.The Ash Grove(traditional)
8.You've got a Friend(written and originally performed by Carol King,
but also famously sung by James Taylor)
9.O Waly Waly(traditional)
10.Because you loved me(by Dianne Warren, famously performed by
Celine Dion)
11.Here Comes the Sun(Geroge Harrison / Beatles)
12.In the Bleak Midwinter(Christmas carol, music by Gustav Holst)
13.Perfect Day(sing-along version)
14.In the Bleak Midwinter(sing-along version)
Kindred Spirits
シティ・オブ・プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
ミリアム・ネンコヴァ指揮
厳しいオーディションを経て選ばれたUK在住の20名の少年、少女メンバーによ
るキンドレッド・スピリッツ、デビュー!
6歳から14歳までのメンバーはUKの教室、遊び場、田舎などどこにでもいるよ
うな子供たち。しかしそのヴォーカル・クオリティは並外れています。ボブ・
マーリー、セリーヌ・ディオン、ビートルズなどの世界的ポップ・ヒット曲、
トラッド、クリスマス・キャロルなど子供たちやそのファミリー向けの選曲で
リード曲はコールドプレイのFix You。すでにUKではカイリー・ミノーグやス
パイス・ガールズの新譜とならんで大ヒットの呼び声が高まっています。
MySpace http://www.myspace.com/kindredspiritschoir にて'Fix You',
'You've got a Friend', 'In the Bleak Midwinter' の試聴できます。



<ELECT>
EDC 793/95 3枚組 \5550
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー管弦楽団、ルーマニア放送合唱団
エミリア・ペトレスク(ソプラノ)
エレナ・チェルネイ(メッゾソプラノ)
アウレル・アレクサンドレスク(テノール)
アレクサンドル・ヴォイネスク(バスバリトン)
録音年不詳、モノラル
シルヴェストリの指揮するモーツァルトとベートーヴェンの宗教大作。いずれ
もシルヴェストリならではの情熱と迫力の音楽作りが映えている。ベートー
ヴェンのミサ・ソレムニスも見事だが、モーツァルトのハ短調ミサ曲のサンク
トゥスをこれだけ気宇壮大に演奏した例はないだろう。録音年代は不詳、どち
らもモノラル録音。

EDC 799/800 2枚組 \3700
エネスコ:
ルーマニア狂詩曲第1番 イ長調 Op.11
ルーマニア狂詩曲第2番 ニ長調 Op.11
組曲第3番 ニ長調 「村人たち」Op.27
木管楽器のための十重奏曲 ニ長調 Op.14
ルーマニアの主題による演奏会用序曲 Op.32
12のソリストのための室内交響曲 ホ長調 Op.33
八重奏曲 ハ長調 Op.7
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
放送交響楽団
ほか
ADD、録音年不詳、モノラル(一部ステレオ)
ルーマニア出身で西側でも活躍した個性派指揮者、コンスタンティン・シル
ヴェストリによる、エネスコの作品集。有名なルーマニア狂詩曲第1番では豪
快に、エネスコの筆が円熟してからの作品ではしみじみに、曲の味わいを引き
出しています。録音年代は不詳。組曲第3番と演奏会用序曲は僅かにステレオ
的。他はモノラル。

EDC 724 \1850
シューマン:
歌曲集「詩人の恋」 Op.48/
歌曲集「ミルテの花」Op.25から(君に捧ぐ,くるみの木)/ 月の夜Op.39-5/
スペインの伊達者Op.30-3/二人の擲弾兵Op.49-1/セレナードOp.36-2/
音楽師Op.40-4
エネスコ:
内気な/若者の苦しみ/さくらんぼ/後悔/王の軽騎兵の歌/ムーア人の歌
ダン・イオルダチェスク(バリトン)
ヴァレンティン・ゲオルギュ(ピアノ)
フェルディナント・ヴァイス(ピアノ)

ルーマニアを代表するバリトン、ダン・イオルダチェスクによるシューマンと
エネスコの歌曲集。イオルダチェスクは1950年代から80年代にかけて活躍。西
側でも、ウィーン国立歌劇場、スカラ座など、多くの劇場に出演した。

EDC 725 \1850
ホリア・アンドレースク・アニヴァーサリー
ロッシーニ:「チェネレントラ」序曲
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」-第4楽章
ドビュッシー:「放蕩息子」から
ファリャ:「三角帽子」第2組曲-粉屋の踊り
ヴェルディ:レクイエム-怒りの日,サンクトゥス
シルヴェストリ:弦楽オーケストラのための3つの小品から
プロコフィエフ:古典交響曲 Op.25
ロッシーニ(レスピーギ編):「風変わりな店」
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」-バーバ・ヤガ,キエフの大門
ホリア・アンドレースク(指揮)
ブカレスト・ヴィルトゥオージ管弦楽団,
ジョルジュ・エネスコ管弦楽団,
ベルリン放送交響楽団,
ライプツィヒ放送交響楽団,
ヒルヴェルスム放送フィルハーモニー管弦楽団
ホリア・アンドレースクは1946年生まれのルーマニアの指揮者。1987年から
1990年まで、ブカレストのジョルジュ・エネスコ管弦楽団の音楽監督を務めた
後、1989年にブカレスト・ヴィルトゥオージ管弦楽団を創設、ルーマニア音楽
界の重鎮として活躍している。

EDC 731 \1850
タラヌ:
愛のない歌(6曲)
応えのない歌(10曲)
オルフェウ
コルネル・タラヌ(指揮)アンサンブル・アルス・ノヴァ
ジャン・ブドイウ(バリトン)、ゲオルゲ・ロス(バス)、
アントン・タウフ(語り)
現代ルーマニアの作曲家、コルネル・タラヌ(1934-)の声楽作品。愛のない歌
と反応のない歌は、ルーマニアの詩人、ニキタ・スタネスク(1933-1983)の詩
によるもの。オルフェウはスタネスクの死後に捧げられた曲。

EDC 746 \1850
「イオン・ダチャン オペレッタのアリアと二重唱」
カールマン:「マリツァ伯爵夫人」,
レハール:「メリー・ウィドー」,「フレデリカ」,「微笑みの国」,
J.シュトラウス:「こうもり」,
他からのアリア
イオン・ダチャン(テノール)
パウル・ポペスク(指揮)チネマトグラフィエイ管弦楽団
ゲラーゼ・デントリノ(指揮)RTV管弦楽団、ほか
イオン・ダチャン(1911-1981)は、ルーマニアで大きな人気を博したテノール。
現在、ルーマニア国立のオペレッタ劇場が彼の名を冠しているほど。このCDに
は、レハール、カールマンから、ファルやキュンネッケの珍しい作品まで楽し
める。全てルーマニア語の歌唱。

EDC 757 \1850
リアナ・アレクサンドラ(1947-)
(1)アレクサンドラ:子供のためのお伽話「雪の女王」
(2)おはよう、スー/舟歌/オレンジのフィドルの調べ
(1)アンカ・シガルタウ,ロディカ・オアンチェア(グレートヒェン)、
ガブリエラ・アムゼスク,ミハエラ・オアンチェア(カール)、
クラウディウ・ネグレスク(指揮)
ムジカ・レディヴィーヴァ、ヴォーチェス・プリマヴェラ
(2)コンピューター・サウンドによる演奏
リアナ・アレクサンドラは、1947年、ブカレスト生まれの作曲家。子供のため
の音楽に力を入れており、「雪の女王」も1979年に作曲された子供のためのお
伽話オペラ(といっても通常のオペラとはかなり異なる)。原作はアンデルセン
の「雪の女王」で、子供の声を活用したたいへん美しく幻想的な音楽になって
いる。

EDC 769 \1850
「ルーマニア・オペレッタの聴き所」
デンドリーノ:「私に歌って」
コミセル:「レオナルド」,「ロンドンの太陽」
メンデルゾーン:「アントン・パン」
他からの抜粋
イオン・ダチャン(T)、
ジョルジェ・ハツガン(Br)、他
パウル・ポペスク(指揮)
チネマトグラフィエイ交響楽団
コンスタンティン・ラドゥレスク(指揮)
ブカレスト・オペレッタ劇場管弦楽団、ほか
大変珍しいルーマニアのオペレッタの聞き所集。ゲラーセ・デンドリーノ
(1901-1973)の代表作「私に歌って」は、その中のアリア“あなたを愛してい
る”をゲオルギューが好んで歌うことで知られている。その他、フローリン・
コミセル(1922-1985)、アルフレード・メンデルゾーン(メンデルスゾーンに
非ず 1910-1966)の作品を収録。

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07-10 No.26

2007年10月30日 15時18分52秒 | Weblog
<Brilliant Classics>
BRL 8712 10枚組 \4580
ヒストリカル・ロシアン・アーカイヴ集
ギドン・クレーメル(Vln)名演奏集
Disc.1
J.S.バッハ:
シャコンヌBWV.1004、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV.1006、
ソナタBWV.1003、2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043 
オレグ・カガン(Vln)
ダヴィッド・オイストラフ指揮、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.2
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番K.211 
ドイツ室内フィルハーモニック・ソサエティ
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネK190 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
サウリウス・サウンデッツスキ指揮、リトアニア室内管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲第3番K.216よりアレグロ
(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)、
ヴァイオリンソナタ ハ長調K.404(未完) 
ユーリ・シモノフ(pf)
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲G275よりメヌエット 
オレグ・マイセンベルク(pf)
Disc.3
ベートーヴェン:
ヴァイオリンソナタ第10番Op.96、
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るなら」による
12の変奏曲、6つのドイツ舞曲、
ビーバー:ミステリーソナタ第4番「聖霊の宮での贈呈」 
オレグ・マイセンベルク(pf)
テレマン:6つのカノン・ソナタOp.5より イ短調、ト長調 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
Disc.4
シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンド D.438 
ドイツ室内フィルハーモニック・ソサエティ
「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D.802、華麗なロンド D.895 
オレグ・マイセンベルク(pf)
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ、メロディ Op.42-3 
ユーリ・シモノフ(pf)
Disc.5
メンデルスゾーン:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 
ユーリ・バシュメット指揮、モスクワフィルハーモニー管弦楽団
ショーソン:詩曲 Op.25 
イザイ:
無伴奏ヴァイオリンソナタ Op.27-5、
ロカッテリのヴァイオリンソナタ ヘ短調 編曲版 
マリア・ボンダレンコ(pf)
ラヴェル:ヴァイオリンソナタより第2楽章「ブルース」 
オレグ・マイセンベルク(pf)
Disc.6 R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタOp.18 
レーガー:ヴァイオリンソナタOp.139 
オレグ・マイセンベルク(pf)
Disc.7 
プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番Op.80 
オレグ・マイセンベルク(pf)
ヴァイオリン協奏曲第1番Op.19より「スケルツォ」ヴァイオリンとピアノの
為の編曲版 
ユーリ・シモノフ(pf)
2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
ラジスラフ・クプコヴィチ(1936-):スーヴェニール 
オレグ・マイセンベルク(pf)
Disc.8 
カラ・カラーエフ(1918-82年):ヴァイオリン協奏曲 
ウラディミール・コジュハーリ指揮、モスクワ放送交響楽団
ワディム・サルマノフ(1912-78年):ヴァイオリンソナタ第2番 
マリア・ボンダレンコ(pf)
シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 
ウェーベルン:4つの小品 Op.7 
オレグ・マイセンベルク(pf)
シュトックハウゼン:
ティアクライス(十二宮星座)より「みずがめ座」「ふたご座」「うお座」
「てんびん座」「いて座」「しし座」 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
Disc.9 
マルチノフ:COME IN! ヴァイオリンとアンサンブルのための 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
ミカエル・ムンティヤン(Celesta)
ユーリ・バシュメット指揮、
モスクワフィルハーモニック・ソサエティ・ソロイスツ
アルテュール・ルリエ(1892-1966):コンチェルト・ダ・カメラ 
ドイツ室内フィルハーモニック・ソサエティ
Disc.10 
パガニーニ:カンタービレ 
マリア・ボンダレンコ(pf)
カプリース第4番、第17番 
エルンスト:「夏の名残のバラ」による演奏会用変奏曲 
シューベルトの「魔王」による大奇想曲 
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタよりテンポ ディ シャコンヌ 
ストラヴィンスキー:悲歌 
ベリオ:
2台のヴァイオリンのためのデュエットより「Leonardo」「Annie」「Aldo」 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)
シチェドリン:アルベニス風に 
マリア・ボンダレンコ(pf)
ディニーク:ホラ・スタッカート 
ボルゾ/ビハリ:チャールダッシュ イ短調 
オレグ・マイセンベルク(pf)
サン・サーンス:動物の謝肉祭より「耳の長い紳士」 
タチアーナ・グリンデンコ(Vln)




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72197(DVD-Video) \2700
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
ヨエル・レヴィ(指揮)
マーストリヒト・リンブルグ[リンブルフ]交響楽団
使用楽器:1743年、クレモナ、ジュセッペ・グァルネーリ“デル・ジェズー”
製、「イル・カンノーネ(カノーネ;Il Cannone)」
パガニーニが愛奏し、その豪快な鳴りっぷりから「大砲(Il Cannone)」と名
付けたヴァイオリン製作史上最高の名器の一つを、当代最高のパガニーニ弾き
の一人であるシュロモ・ミンツ(1957-)が激奏!

CC 76607(SACD-Hybrid) 2枚組+Book \4180
J・S・バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオ BWV248
マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
クリスティーナ・ハンマルストレム(アルト)
イェルク・デュルミュラー(テノール)
デトレーフ・ロート(バス)
ヤン・ウィレム・デ・フリーント(指揮)
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
カペッラ・アムステルダム(合唱)
録音:2006年9月30日、10月15-16日、アムステルダム、フランス改革派教会
ピリオド奏法モダーン楽器オーケストラの先駆コンバッティメント・コンソー
トによるバッハの大作が登場。2006年のクリスマス・シーズンにオランダ語書
籍版が発売され、その好評を受けて本年、英語書籍版が制作されたものです。
歌唱はもちろんドイツ語。
フリッツ・デ・ハーンによるヤン・ウィレム・デ・フリーントへのインタビュ
ーと音楽についてのエッセイ、ロビン・A・リーヴァーによる収録作品につい
てのエッセイ、エディー・ポストフーマ・デ・ブル撮影による世界の母子の写
真集を収録したハードカバー本にハイブリッドSACDが添付されている形態の商
品です。






<アランフェス古楽エディション>
マドリードから南へ約47km、かつてスペイン王家の保養地であり離宮も置かれ
た庭園の町アランフェス。
「アランフェス古楽エディション」(Musica Antigua Aranjuez Ediciones:
MAA Ediciones)は、世界遺産に指定されたこの町で1994年より開催されている
「アランフェス古楽祭」に関連して制作を行うレーベルです。

MAA 001 \2450
ジャコモ・ファッコ(1676-1753):オペラ「スペインのアマゾネス」(1720)
イサベル・セラーノ&アントワーヌ・ラドレット(指揮)
マリア・ルス・アルバレス、ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
ロス・ムシコス・デル・ブエン・レティーロ
イサベル・セラーノ、アントニオ・アンドゥエサ(ヴァイオリン)
マルシャル・モレイラス(ヴィオラ) フアン・ハイメ・ルイス(コントラバス)
エドゥアルド・マルティネス(チェンバロ)
フアン・カルロス・デ・ムルデル(ギター、テオルボ) 
アントワーヌ・ラドレット(チェロ)
ヴェネツィアに生まれ後半生をスペインで送った作曲家ファッコが、1720年ス
ペインに渡りマドリードの王宮に仕えて早々に書き上げた2幕のオペラ。カス
ティーリャ語(マドリードを含むカスティーリャ地方の言語で、現在のスペイ
ン標準語)で書かれた最初のイタリア式オペラであり、2004年のアランフェス
古楽祭で蘇演されました。初演場所であるブエン・レティーロ宮の名を戴く
グループによる演奏。

MAA 002 \2450
アランフェス暴動の時代の音楽
ホアキン・タデオ・ムルギア(1759-1836):魂の船乗り
フェルナンド・ソル(1778-1839):ラ・マンチャのセギディーリャ
サルバドール・カストロ(17??-1770頃活躍-?):甘美なる横暴/ファンダンゴ
フランシスコ・バルタール(?-1835頃活躍-?):アラゴンのセギディーリャ
不詳:ボレロとカーニャによる二重唱
フェルナンド・ソル:レクイエム・エテルナムのセギディーリャ
不詳(ジプシーの歌):愛の言葉
フェデリコ・モレッティ(1765-1838):舞踏会のボレロ/ティラーナ
フェルナンド・ソル:女とギターの弦
不詳:フェルナンド7世のセギディーリャ
フェルナンド・ソル:アンダンテ・ラルゴ
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):トリプリ・トリパラ
フェリペ・サンチェス(指揮)
アクシビル・ゴイェスコ
マリア・ルス・アルバレス(ソプラノ) セサル・カラソ(テノール)
マルセリーノ・ガルシーア、カルロス・ガリーファ(ヴァイオリン)
ハビエル・アギーレ(チェロ) マノーロ・ロドリゲス(フルート)
マリア・ホセ・マルテーン(カスタネット) 
フェリペ・サンチェス(バロック・ギター)
録音:2004年6月24-27日、アランフェス王宮、演劇の間
「アランフェス暴動」とは、1808年、カルロス4世(在位1788-1808)の王妃マリ
ア・ルイサの愛人としてスペイン国政の実権を握っていたナポレオン寄りの宰
相マヌエル・デ・ゴドイの追放を求めた民衆蜂起で、これによりカルロス4世
は退位しフェルナンド7世が即位、ゴドイは失脚。しかし収録されている音楽
はのどかな雰囲気のものばかりで、いかにもスペイン的な舞曲のリズムに溢れ
ています。

MAA 003 \2450
バロックの夜会 17世紀スペインの世俗音楽
ガスパール・サンス(1640-1710)、
フランシスコ・ゲラウ(17世紀中盤-18世紀初頭):Españoletas
不詳:Vuestra belleza señora
ホセ・マリーン(1618頃-1699):Ojos, pues me desdeñáis
不詳:Jácara
ホセ・マリーン:
Apostemos niña que açierto/Sepan todos que muero
不詳:Vuestros ojos tienen
ガスパール・サンス、フランシスコ・ゲラウ、
サンティアゴ・デ・ムルシア(1682頃-1732):Folías
マテオ・ロメーロ(1557-1647):Romerico florido
ホセ・マリン:Para las Indias de Clori
不詳:Río de Sevilla
フアン・イダルゴ(1612/14-1685):
Ay que sí, ay que no/Esperar, sentir, morir
ホセ・マリーン:Si quieres dar Marica en lo çierto
フェリペ・サンチェス(指揮)
アクシビル・カスティーソ
セサル・カラソ(テノール) カルロス・ガリーファ(ヴァイオリン)
フランシスコ・ルエンゴ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アントニオ・マディガン(バロック・ギター、マンドーラ)
フェリペ・サンチェス(バロック・ギター)
録音:2004年6月27-30日、アランフェス王宮、演劇の間

MAA 004 2枚組 \3650
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
6つの弦楽四重奏曲 Op.9
第1番ハ短調 G.171,第2番ニ短調 G.172,第3番ヘ長調 G.173,
第4番変ホ長調 G.174,第5番ニ長調 G.175,第6番ホ長調 G.176
アルタリア弦楽四重奏団
アンソニー・マーティン、キャサリン・キーム、
エリザベス・ブルーメンストック(ヴァイオリン、ヴィオラ)
エリザベス・ル・グイン(チェロ)
録音:1995年、アメリカ合衆国、サンフランシスコ
アルタリア弦楽四重奏団は1985年に結成されたピリオド楽器アンサンブル。
おそらくアランフェス古楽祭出演に際して当レーベルから発売されたものと思
われます。

MAA 005 \2450
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
神秘劇からの情景「無言の悪魔」(1751)
ミゼレーレ(二重唱のための)
ルイス・アントニオ・ゴンサーレス(指揮)
ロス・ムシコス・デ・ス・アルテサ
ラケル・アンドゥエサ、オラーリャ・アレマーン(ソプラノ)
エドゥアルド・フェノル、パブロ・プリエート、セルヒオ・フランコ、
ジュアン・チック、
パブロ・ガスタミンサ、フアン・ベルヌエス、
ラケル・ソブリーノ(ヴァイオリン)
ナタン・パルセル、フアン・ルイス・アルコス(ヴィオラ)
ペドロ・レウーラ(チェロ) シャビエ・アストール(コントラバス)
フランシスコ・J・ヒル(オーボエ) 
ヘスス・フェルナンデス(アーチリュート)
アルフォンソ・セバスティアン(オルガン)
録音:2006年5月、アランフェス王宮礼拝堂
ホセ・デ・ネブラはアラゴン地方のカタラユーに生まれ、マドリードの王室礼
拝堂首席オルガニストを務めたスペインの作曲家。鍵盤音楽のみならず、イタ
リア人音楽家全盛の宮廷音楽界にあって舞台音楽でも大成功を収めた後、王室
の要請で典礼音楽主体の創作へ転向しました。

MAA 006 \2450
愛しき矢 フェリネッリ時代のロンドンにおけるソプラノとカストラート
オペラ・アリア&デュエット集
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
「ナルキッソス」から 愛の神(*/+),愛しき矢(+)
トマス・ロージングレイヴ(1680-1766):
「ナルキッソス」から 私は行き先を変える(*/+)
ニコラ・ポルポラ(1686-1766):「ポリフェーモ」から 運命を聞け(*)
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
「アルタクセルセス」から 青ざめた空(+)
トマス・アーン(1710-1788):チェンバロ協奏曲第5番ト短調
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
「アドリアーノ」から 受け取っておくれ、恋人よ(*/+)
ヘンデル(1685-1759):
「ロデリンダ」から 木蔭よ、木々よ(*),私はお前を抱きしめる(*/+),
「ファラモンド」から 私は行き、生きる(*/+)
「ロデリンダ」から 生きよ、暴君よ!(+)
ラ・テンペスタード
オラーリャ・アレマーン(ソプラノ(*))
シャビエ・サバータ(男性アルト(+))
ギリェルモ・ペニャルベル(フラウト・トラヴェルソ)
レオ・ロッシ、パブロ・プリエート(ヴァイオリン)
アントニオ・クラーレス(ヴィオラ) メルセデス・ルイス(チェロ)
ベントゥーラ・リコ(ヴィオローネ) シルビア・マルケス(チェンバロ)
録音:2006年6月19-21日、アランフェス王宮礼拝堂
映画にもなったカストラート、ファリネッリ(1705-1782)がロンドンで活躍し
た当時(1734-1737)のオペラ界を切り取ったような企画。バルセロナ県アビアの
生まれのシャビエ・サバータは太め体型でスキンヘッドのカウンターテナー。





<GZ DIGITAL MEDIA>
L 10629-2 \2080
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.5
変ホ長調 K.481/イ長調 K.526/ヘ長調 K.547
カブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘラー(フォルテピアノ)
録音:2006年4月、リボホヴィツェ城、サトゥルヌスの間
使用楽器:
1795年、カシュパル・ストルナト製(ヴァイオリン)
1820-1830年頃、コンラート・グラーフ製(フォルテピアノ)
スプラフォン・レーベルでおなじみのデメテロヴァーと、2003年より彼女と
デュオを組んでいるヘラーが、チェコのリボホヴィツェ城に展示されているピ
アノ(ハンマークラヴィーア)を使用し同城内でモーツァルトのヴァイオリン・
ソナタを録音するというプロジェクト、第5弾。

L 10565-2 \1880
【旧譜・在庫特価】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
ト長調 K.301/変ホ長調 K.302/ハ長調 K.303/ホ長調 K.304
カブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘラー(フォルテピアノ)
録音:2003年、リボホヴィツェ城

L 10570-2 \1880
【旧譜・在庫特価】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2
ハ長調 K.296/イ長調 K.305/ニ長調 K.306
カブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘラー(フォルテピアノ)
録音:2004年2月、リボホヴィツェ城

L 10581-2 \1880
【旧譜・在庫特価】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
ヘ長調 K.376/ロ長調 K.378/ト長調 K.379
カブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘラー(フォルテピアノ)
録音:2004年2月、6月、リボホヴィツェ城

L 10612-2 \1880
【旧譜・在庫特価】
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.4
ヘ長調 K.377/変ホ長調 K.380/ロ長調 K.454
カブリエラ・デメテロヴァー(ヴァイオリン)
ノルベルト・ヘラー(フォルテピアノ)
録音:2005年10月、リボホヴィツェ城

※【旧譜・在庫特価】は代理店の在庫限りの特価です。在庫が終了した場合は
しばらくは入荷予定はありません。




<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0311-2 \1780
【未案内旧譜】
マルタ・クラーソヴァー オペラ・リサイタル
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」、
スメタナ:「秘密」、
グノー:「サッフォー」、
ヴィレーム・ブロデク(1834-1874):「井戸の中」、
モンテヴェルディ:「オルフェオ」(*)、
チェイコフスキー:「スペードの女王」、
ヴェルディ「トロヴァトーレ」、
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、
ボロディン:「イーゴリ公」、
フィビフ:「メッシーナの花嫁」(*) からのアリア
ヤロスラフ・クシチュカ(1882-1969):歌曲集「北欧の夜」Op.14
マルタ・クラーソヴァー(アルト)
プシェミスル・コチー(バリトン(*))
イヴォ・ジーデク(テノール(*))
フランチシェク・ディク(指揮)
プラハ放送交響楽団(+以外)
プラハ室内管弦楽団(+)
録音:1951-1961年

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07-10 No.25

2007年10月29日 13時51分47秒 | Weblog
<Piano21>
P 21024-A 2枚組 \2250
フレンチ・ミュージック ――
フランス王ルイ13世:汝、太陽を信ずる者
M・シャルパンティエ:《テ・デウム》ニ長調 H.416 より-前奏曲
J・P・ラモー:ひとつ目の巨人、ロンド形式によるタンブリン
M・P・de・モンテクレール:ミュゼット
H・デマレ:リゴードン
J-B・リュリ:メヌエット、ブーレ、パヴァーヌ、ガヴォットとロンド
フランス王ルイ15世:王のファンファーレ
C・R・ドリール:フランス国歌-ラ・マルセイエーズ(リスト&カツァリス編)
G・フォーレ:シシリエンヌ、夢のあとで
J・マスネ:タイスの瞑想曲
C・サン=サーンス:白鳥
C・ドビュッシー:
月の光、6つの古代の墓碑銘、サラバンド、ゴリウォークのケークウォーク
M・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌
F・プーランク:
愛の小道、村人たち、即興曲第15番ハ短調《エディト・ピアフ讃》
P・ペチ:バガテル
E・サティ:
グノシエンヌ第1番、《ばら十字教団の鐘の音》より-第3曲大僧院長の歌
O・メシアン:愛の教会の眼差し
P・ブーレーズ:《12のノタシオン》より-第5番、第4番、第9番
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
French Music/Katsaris(p)
ピアノの超絶技巧を司る現人神シプリアン・カツァリスの貴重な秘蔵音源を
復刻する「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの最新盤は、
フランス音楽作品集!
「フレンチ・リサイタルVol.1」(P 21008)として発売されていた旧盤に様々
な種類の未発表音源を多数加えて新たな姿へと変貌を遂げたのが今回登場する
「フレンチ・ミュージック」なのである。
超人カツァリスによって1967年から2001年にかけてセッション、ライヴなど
様々な形で収録されたフランス作品が2枚のディスクに凝縮されている。
輝かしく華々しいシャルパンティエの「テ・デウム」、こんなにカッコいい国
歌が演奏されたら思わず武者震いをしてしまいそうな「ラ・マルセイエーズ」、
旋律と対旋律の共演がこれまでの概念を覆す「白鳥」、そして今回新たに収録
曲に含まれた「道化師の朝の歌」など、とにかく聴きどころ満載!





<PentaTone>
PTC 5186 184(SACD-Hybrid) \2850
H・ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニ
ック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。
コリン・デイヴィス&コンセルトヘボウ管のコンビによる録音の中でも特に名
盤の誉れが高いベルリオーズの「幻想交響曲」がSACDハイブリッド盤としてグ
レードアップ。リマスターも非常に冴えており、通常盤との聴き比べも面白そ
う。1974年1月の録音。




<Sterling>
CDS 1071-2 \2300
フィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカ(1847-1917):
交響詩《fruhlingswogen》Op.87
管弦楽のための《アルカディア組曲》ロ長調Op.76
管弦楽のための幻想的小品《愛の音楽》Op.40
クリストファー・フィフィールド(指揮)、イェヴレ交響楽団
シャルヴェンカはシャルヴェンカでもフランツ・クサヴァーではなく、シャル
ヴェンカ兄弟の兄であるフィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカの貴重な
管弦楽作品集。
ギリシャのアルカディアを題材とした組曲や、ワーグナーの「トリスタンとイ
ゾルデ」をベースとした優美な「愛の音楽」など弟のフランツ・クサヴァーに
劣らぬ才能を作品から窺い知ることが出来る。
ちなみにフィフィールド&イェヴレ響のコンビは、既にこのシリーズでフラン
ツ・クサヴァーの管弦楽作品(CDS 1060-2)を取り上げている。

CDS 1072-2 \2300
ベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775-1838):
クラリネット、ホルンとファゴットのためのシンフォニア・コンチェルタンテ
ロ長調Op.3、葬送行進曲
F・クロンマー(クルーセル編曲):2本のクラリネットのための協奏曲変ホ長調
オーロフ・ブーマン(指揮)、
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
作曲家としてだけでなく優れたクラリネット奏者としても高い名声を誇った
フィンランドの音楽家クルーセル。クルーセルの代表的な作品の1つとして親し
まれている「シンフォニア・コンチェルタンテ」や、クルーセルの編曲による
クロンマーの作品などクラリネットを要する楽曲からは作曲者の特徴をくみ取
ることができる。
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルはスウェーデンを代
表する吹奏楽団の1つ。優れた管楽器奏者を次々と輩出する北欧の楽団なだけ
に個人のレベルも非常に高い。

CDA 1662-63-2 2枚組 \4600
ラーシュ・セレールグレンVol.3 ――
L・V・ベートーヴェン:33の変奏曲ハ短調WoO.80(録音:1977年4月5日)
R・シューマン:交響的練習曲Op.13(録音:1981年5月14日)
F・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1979年4月27日)
F・ショパン:
練習曲第12番ハ短調Op.10-12《革命》、バラード第1番ト短調Op.23、
夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2、ポロネーズ第6番変イ長調Op.53《英雄》
(録音:1966年1月11日)
C・ドビュッシー:
前奏曲集第1巻(録音:1978年4月20日)、水の反映(録音:1975年3月12日)
ラーシュ・セレールグレン(ピアノ)
「ARTIST」シリーズからリリースされた2枚のディスクの見事な演奏によって、
日本でもその存在が浸透してきたスウェーデンのピアノ奏者ラーシュ・セレー
ルグレン。
1927年生まれのセレールグレンは演奏者としてはジェニー・リンド賞を獲得、
教育者としては1993年までストックホルム王立音楽院で教授として後進の指導
にあたるなどまさにスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮である。




<Caprice>
CAP 22062 2枚組 \4600
スウェーデン王立歌劇場アーカイヴスVol.7 ――
R・ワーグナー:
歌劇《タンホイザー》第1幕、第2幕&第3幕からの抜粋
(録音:1959年11月15日)
舞台神聖祝典劇《パルジファル》第1幕からの抜粋(録音:1959年3月22日)、
第2幕&第3幕からの抜粋(録音:1956年3月18日-19日)
楽劇《ジークフリート》第3幕からの抜粋(録音:1955年11月16日)
シーグルド・ビョルリンク (バリトン)、
セト・スヴァンホルム(テノール)、
ビルギット・ニルソン (ソプラノ)、
シクステン・エールリング(指揮)、
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
スウェーデン王立歌劇場の未発表録音をリリースするシリーズの最新盤。全て
スウェーデン語歌唱によるライヴという貴重な録音。




<Timpani>
1C 1112 \2300
ユーグ・デュフール(1943-):
ヴィオラと管弦楽のための《白い杉》(世界初録音)
管弦楽のための《シュルジュール》
ジェラール・コセ(ヴィオラ)、
ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
現在のフランス現代音楽の中心を担う「スペクトル楽派」の礎を築いたのがユ
ーグ・デュフール。デュフールは自ら創設したアンサンブル・イティネレール
を率いて「スペクトル楽派」の音楽の紹介に大きな力を注いでいる。
デュフールの2作品の録音に臨んだのは、クセナキスの作品集でお馴染みの超
高機動オーケストラ、ルクセンブルク・フィル。近現代作品の演奏に対して絶
対的な評価を得ているルクセンブルク・フィルがデュフールの音楽を解き明か
す。ヴィオラのコセは、ブーレーズのアンサンブル・アンテルコンタンポラン
に創設時からソロ・ヴィオラ奏奏者として参加している世界初演の経験も非常
に豊富なフランスの名手である。





<Tactus>
TC 872301 \2180
E・ヴォルフ・フェラーリ:
オーボエと小管弦楽のためのコンチェルティーノ《牧歌》、
イングリッシュホルンと小管弦楽のためのコンチェルティーノOp.34
(世界初録音)
D・チマローザ(ベンジャミン編):オーボエ協奏曲
A・ペドローロ:オーボエのためのコンチェルティーノ
アレッサンドロ・バッチーニ(オーボエ&イングリッシュホルン)、
ジョルジオ・ファブリ(指揮)、
オルケストラ・フィラルモニカ・チッタ・ディ・アドリア
イタリア有数のオペラ作曲家として知られるヴォルフ・フェラーリのオーボエ
作品などを収録したイタリアのオーボエ協奏曲集が本家タクトゥス(Tactus)か
ら登場。
ソリストのアレッサンドロ・バッチーニは現在シチリア交響楽団の主席オーボ
エ奏者を務める同国でも指折りの名手。ヴォルフ・フェラーリの美しい旋律を
バッチーニが豊潤な音色で聴かせてくれる。

TC 872503 \2180
アミルカーレ・ザネッラ(1873-1949):
ヴァイオリンとピアノのための《詩》/ヴァイオリン・ソナタ嬰へ短調Op.71
/チェロ・ソナタ イ長調Op.72
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、フリーデル・ベルトルド(チェロ)、
マルコ・アルピ(ピアノ)
パルマ音楽院でボッテジーニに作曲を師事したザネッラは南アフリカでの生活
を経て、母校であるパルマ音楽院の院長に就任。ピアニストや指揮者としても
有能だったザネッラの実力はその作品にも表れている。
アンサンブル・レスピーギとのコンビで多くの録音を残しているロリャーノ、
1998年のブレッシャ国際室内楽コンクールの覇者であるベルトルドの表現力豊
かな演奏が作品の魅力を引き出している。

TC 901601 \2180
ゴッフレード・ペトラッシ(1904-2003):ギターのための作品集 ――
夜の音/セレナータ第2番/ヌンク/アリア/ソプラノとギターのための《ロ
ーマ平原の歌》
アンジェロ・コローネ(ギター)、コラード・デ・ベルナルト(チェンバロ)、
ソニア・マウラー(マンドリン)、マッシモ・デ・ロレンツィ(ギター)、
ラウラ・プグリエーセ(ピアノ)
ダラピッコラ、シェルシと並び立ち20世紀イタリアを代表する作曲家に数えら
れているペトラッシ。数々の作曲コンクールの審査員を務めるだけでなく、自
らの名を冠した「ペトラッシ国際作曲コンクール」で次代の才能の発掘に尽力
したことでも知られる。
ここにはギターのための独奏曲だけでなく、ソプラノとギターのデュオである
「ローマ平原の歌」を聴くことができる。イタリアのレーベルによるペトラッ
シ・アルバムはギター・ファンは要チェックの1枚!

TC 961301 \2180
アンドレア・マティ&フランコ・ポッジアーリ・ベルリンギエリ ――
フルートとオルガンのためのソナタ1209-001
オルガンのためのフラメンコ1412-004
フルートのためのフラメンコ1507-004
アルパのフラメンコ1011-003
コントラバスのためのフラメンコ209-004
四重奏曲31112インフィニト
序奏、主題と変奏2807-005
コロッキオ・ソノロ
ヌツィアレ
ハバ・コン・テンポ2102-003
ルカ・マーニ(フルート)、オペラ・アルモニカ
2人の現代イタリアの作曲家が、イタリアの伝統音楽を通して生み出した斬新
な作品集。イタリアのフルート奏者ルカ・マーニを中心とした演奏家たちが特
殊奏法を取り入れながら、新たな作品を奏でている。




<Pavane>
ADW 7383 \2250
C・ドビュッシー:
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ/小組曲より バレエ、小舟にて
/前奏曲集第2巻より ヒースの茂る荒れ地/ロマンティックなワルツ/亜麻色
の髪の乙女/シランクス/月の光/夢
ジュリアン・コードリー(フルート)、
ピエール=ミシェル・ヴィグニュー(ハープ)、
ローラン・シェニー(ヴィオラ)
フランス印象派の大作曲家ドビュッシーの書いたフルートのためのオリジナル
作品(ソナタ、シランクス)と、フルートとハープのデュオのために編曲された
名作をカップリング。美しい旋律に神秘的な雰囲気が加わっているのが印象的。
フルートのジュリアン・コードリーは1984年にBBCヤング・ミュージシャン・
オヴ・ザ・イヤーに選ばれた実力者。アルン・ホディノットからソナタを献呈
されるなど、その腕前は折り紙付き。1995年2月の録音。

ADW 7375 \2250
O・レスピーギ:歌曲集 ――
最後の陶酔/雨/涙/きわめて美しい乙女/夜/雌鳥たちが麦打ち場を引っ掻
いて/森の神/5つの古風な歌/光/ため息/対比/舞踏への誘い/短い物語
/スケルツォ/夜想曲
アクセル・エヴァラート(テノール)、パスカル・デル・マルモル(ピアノ)
ベルギー王立モネ歌劇場で声楽家としての研鑽を積んだベルギーのテノール奏
者エヴァラート。1993年にケルン州立歌劇場でデビューを果たし、現在は世界
各国のオペラハウスで活躍中。ストレートに届く歌声と表現の幅には目を見張
る物がある。1997年4月21日-23日の録音。

ADW 7372/3 2枚組 \4500
ヤコポ・ペーリ(1561-1633):歌劇《エウリディーチェ》
シルヴィア・ポッツァー(ソプラノ)、ルカ・ドルドーロ(テノール)、
ミルコ・グァダニーニ(テノール)、
アレッサンドロ・ガルジューロ(テノール)、
マリア・アントニエッタ・ピオヴァン(ソプラノ)、
ラ・コンパニーア・デイ・フェビ・アルモニチ、
アニバル・エンリケ・セトランゴーロ(指揮)、
アンサンブル・アルバロンガ
世界で初めてオペラを作曲したのがこのイタリア人作曲家ヤコポ・ペーリ。世
界初のオペラとなった「ダフネ」は楽譜が消失してしまっており、ここに収録
されている「エウリディーチェ」がオペラの歴史の根底に位置する現存する世
界最古のオペラなのである。
シャンドスでピッチンニの歌劇「女の仕返し」(CHAN 0705)にも出演している
ソプラノ奏者シルヴィア・ポッツァーがダフネ役を演じている。ファッコの
オペラの録音で実績のあるピリオド・アンサンブル、アンサンブル・アルバロ
ンガの音色も味わい深い。1995年の録音。

ADW 7378 \2250
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(世界初録音)
トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)、
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
後期ロマン派のオーストリア人作曲家ヨーゼフ・マルクスが1913年に作曲を行
ったヴァイオリン・ソナタは、演奏時間に約60分を要する大作。
この長大な作品の録音に臨んだのは、スウェーデンのトップ・ヴァイオリニス
トとして活躍するトビアス・リングボリ。1745年製のグァダニーニを駆使した
リングボリの伸びやかな音色に思わず聴き入ってしまう。
1996年11月19日-20日の録音。

ADW 7382 \2250
マルセル・デュプレ(1886-1971):オルガンのための作品集Vol.1 ――
3つの前奏曲とフーガOp.7/15の唱句Op.18/行列と連祷Op.19/
クリスマスのための変奏曲Op.20
ジャン=ピエール・レコウディ(オルガン)
パヴァーヌ・レーベルのオルガン作品の演奏を一手に担っているジャン=ピエ
ール・レコウディのデュプレ。膨大な数のレパートリーや高い技術を要するオ
ルガンの演奏には毎度驚かされる。1996年11月7日-9日の録音。




<Raumklang(cmn)>
cmn 008 \2250
A・シェーンベルク:浄夜
A・ハンマーシュミット:6声のパドゥアン
R・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》からの弦楽六重奏曲
W・ダンスマイアー:Zum Beispiel
T・コマロワ:Auf immer und ewig?
B・バルトーク:ハエの日記から
ケルン弦楽六重奏団
1997年に結成されたケルン弦楽六重奏団は、ケルン・ギュルツェニヒ管などで
活躍するメンバーによって活動を行っている弦楽アンサンブル。シェーンベル
クやシュトラウスといったドイツ語圏の作品はまさにご当地物なだけに気合の
入り方も違う。





<Cybele>
2SACD 050.502(SACD-Hybrid) 2枚組 \5700
F・メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタOp.65
J・ブラームス:フーガ変イ短調WoO.8、11のコラール前奏曲Op.122
ゲルト・ザッハー(オルガン)
ドイツ・ロマン派音楽の巨匠メンデルスゾーンとブラームスのオルガン作品を
収録。1929年生まれの大ベテラン奏者ゲルト・ザッハーは、ヘルムート・ヴァ
ルヒャやオリヴィエ・メシアンからオルガンを学んだ大御所的存在。
演奏だけでなく空間の雰囲気までを感じることが出来る録音は非常に優秀。オ
ルガンの音色の様々な表情を聴き取ることが出来るだろう。エッセン市ヴェル
デンのエヴァンゲリスト教会に設置されている歴史的オルガンによる録音。

SACD 050.114(SACD-Hybrid) \2850
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):
オルガン曲集《神秘のオルガン》より 聖務曲第2番/同第17番/同第48番
サンドロ・R・ミューラー(オルガン)
トゥルヌミールは、フランクとヴィドールにオルガンを学び、メシアンやデュ
リュフレを育てた神秘主義のフランス人作曲家。この作品集第14巻に収録され
ている「神秘のオルガン」は教会歴のために作曲された壮大な規模を誇るトゥ
ルヌミールの代表作である。





<BNL>
BNL 112911 \2250
L・V・ベートーヴェン:後期三大ソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109/同第31番変イ長調Op.110/
第32番ハ短調Op.111
オリヴィエ・ギャルドン(ピアノ)
オリヴィエ・ギャルドンは、7歳のときに名奏者リリー・クラウスからその才
能を認められたニース出身のピアニスト。1973年のロン・ティボー国際コン
クールで最高位となる2位を獲得。エリザベート国際音楽コンクールでも入賞
を果たすなど抜群のコンクール実績を持つ。
また教育活動にも並々ならぬ情熱を注いでおり、母国フランスだけでなく日本
でも積極的にマスタークラスを開催。2004年のロン・ティボー国際コンクール
優勝者であるソン・スーハンを育て上げるなど、その指導力の高さは折り紙つ
き。先日も来日を果たしており、日本での人気も高い。2000年11月の録音。

BNL 112931(CD+dts) \4500
J・S・バッハ:
2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調BWV.1062
同第1番ハ短調BWV.1060/同第2番ハ長調BWV.1061
4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1065
ダフニ・コッコーニ(チェンバロ)、
フィリップ・ルロワ(チェンバロ)、
マレク・トポロフスキ(チェンバロ)、
ジョリ・ヴィニクール(チェンバロ)、
ディディア・タルパイン(指揮)、ラ・ロンドー
ポーランドの名手マレク・トポロフスキなど鍵盤演奏の実力者としての名声を
勝ち得ている4人の奏者が一堂に会したバッハの協奏曲集。途切れることなく
刻まれるチェンバロの音色とピリオド・オーケストラ「ロンドー」の一体感が
演奏の質をさらに高めている。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

BNL 112935(CD+dts) \4500
オーボエとオルガン ――
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
幻想曲第5番へ短調、おお神よ汝まことなる神よ、幻想曲第3番ヘ長調、
イエス我が喜び
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン(1679-1735):
讃えられよイエス・キリスト、ああ神よ天より見たまえ、主よほめ歌わん/他
フィリップ・ペリシエール(オーボエ&オーボエ・ダ・モーレ&イングリッシュ
・ホルン)、カテリーヌ・トドロフスキ(オルガン)
トランペットやトロンボーンなどの金管楽器のオルガンの共演は比較的頻繁に
耳にすることが多いが、オーボエとオルガンという組み合わせはなかなか珍し
い。ペリシエールのオーボエの潤いのある音色がオルガンの音と一緒に空間に
広がる。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております)




<Hortus>
HORTUS 015 \2250
C・サン=サーンス:
アヴェ・ヴェルム/祝婚曲ヘ長調Op.9/デウス・アブラハム/宗教的行進曲
ヘ長調Op.107/即興曲第6番ロ短調Op.150-6/ピエ・イエズス/即興曲第7番
イ短調Op.150-7/汝の祭壇はいとも美しく/3つの前奏曲とフーガOp.99
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、
ジョエル・スービエット(指揮)、レゼレマン室内合唱団
デザンクロやデュリュフレから現代の作曲家の作品集をオルトゥス(Hortus)に
録音しているスービエット&レゼレマン室内合唱団のコンビによるサン=サー
ンス。合唱のハーモニーだけでなく、ジャンヴランのオルガンによる演奏も聴
きどころの1つ。

HORTUS 004 \2250
ルイ・アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリ(1817-1869):
サン・ヴェルジュのモテット
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、
ラ・リーヌ・セラフィク&モデルヌ、他
サン・ロッシュ教会やサン・シュルピス教会のオルガン奏者などを歴任するな
ど、オルガン演奏、特に即興演奏の達人として知られたルフェビュール=ヴェ
リのオルガンと合唱のための作品集。

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07-10 No.24

2007年10月29日 13時51分15秒 | Weblog
<LICANUS>
CDM 0616 \2450
ボルジア 教皇アレクサンデル6世の時代の音楽
[世俗的ビリャンシーコ]
フアン・デル・エンシーナ(1468-1529/1530):
支配する者とされる者/わが自由は静けさのうちに
この世のすべての善きこと/取り換えてしまうほうがよい
不詳:甘美なる愛の炎/私は恋する若い娘/少女と葡萄畑
アロンソ:快楽と熟慮
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535以降):
彼女の愛する人にではなく(器楽)
フアン・デ・ウレーデ(1430頃-1482以降):これほどの苦しみはかつてなく
[ミサ]
フランシスコ・デ・ペニャローサ(1470頃-1521):
ミサ「これほどの苦しみはかつてなく」
[モテット]
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):
おお主、イエス・キリスト(器楽)/喜べ、キリストの御母なる処女
[世俗的ビリャンシーコ](「王宮の歌集」から)
不詳:めでたし、恩寵に満てる処女
フアン・デル・エンシーナ:私はもはや信じたくない
ペドロ・デ・エスコバール(1465頃-1535頃):比類なく恵まれたる処女
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
ルース・ロシケ(ソプラノ)
ダビッド・アンティク、フェルナンド・パス(リコーダー)
フランシスコ・ルビオ(コルネット[ツィンク])
ラモン・ペレス、エリアス・エルナンディス(サックバット)
カルレス・マグラネル、レネー・ボシュ(ソプラノ・ヴィオル、バス・ヴィ
オル)
エウラリア・エスピネート(アルト・ヴィオル)
ジョルディ・コメーリャス(テナー・ヴィオル)
ミゲル・アンヘル・ロドリーゲス(ヴァイオリン)
オクタビオ・ラフォウルカーデ(ビウエラ)
イグナジ・ジュルダ(オルガン) パウ・バイェステ(打楽器)
バレンシア自治州合唱団
録音:2000年6月30日、7月1-2日、スペイン、バレンシア県トーレント、
エル・アウディトリ
2000年8月13-14日、スペイン、バレンシア県ハティバ、聖フェリウ礼拝堂
スペイン、バレンシアの町ハティバに生まれ、権謀術数で教皇に上りつめ、強
欲・好色・贅沢のかぎりを尽くす一方で芸術家を保護したアレクサンデル6世
(本名ロデリク・ランソルからロドリーゴ・ボルジア)の教皇時代のスペイン音
楽アンソロジー。旧Auvidisレーベル: AVI 8026および8027(いずれも廃盤)から
の編集盤。

CDM 0617 \2450
アントニオ・リテレス(1673-1747):
オペラ「四大元素」(イタリアの様式による)
イサベル・モナール(ソプラノ:空気)
パトリシア・ヨレンス(ソプラノ:土)
エストレーリャ・エステベス(ソプラノ:火)
オルガ・ピタルク(ソプラノ:水、時)
シ=チャオ・トゥ(カウンターテナー:曙光)
ミケル・ラモン(バリトン)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
録音:1994年2月4-7日、バレンシア音楽堂
マヨルカ島に生まれスペインとポルトガルで活躍した作曲家リテレスが、メ
ディーナ・デ・ラス・トーレス公夫人の誕生日のために書いたオペラ。
旧Auvidisレーベル: AVI 8019(廃盤)の再発売。

CDM 0513 \1650
【特別価格】スペイン・ルネサンスのクリスマス音楽
不詳:
羊飼いたちよ、言ってごらん(アンティフォナ)(+)
おいで、羊飼いたち(クリスマスの最初のビリャンシーコ)(+)
私は小麦色の娘(*)/喜べ、聖母よ(#)/エ・ラ・ドン・ドン(#)
聖母よ、めでたし(#)/リウ・リウ・チウ(#)
(以上、カラブリア公爵家の歌集 から)
Soleta i verge estich(ガンディア公爵家の歌集から)(*)
マテオ・フレーチャ(1581-1553):エンサラーダ「ラ・ネグリーナ」(+)
不詳:バレンシアのシビラ(巫女)の歌「Al jorn del judici」
(14世紀のモノディと、カールセレス、アロンソによる
ポリフォニー曲を交互に演奏)(+)
カルレス・マグラネル(指揮)
カペーリャ・デ・ミニストレルス
録音:2004年11月23日、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂、ライヴ(*)
2001年12月27-28日、バレンシア大学、サピエンシア礼拝堂(CDM 0203 より)(+)
1990年10月、バレンシア県ヒレート、サン・エスペリト修道院
(Dahiz, EGT 536 / Auvidis, AV 8017 より)(#)
未発表のライヴ録音と既発売録音からの編集盤。(#)のCDは現在入手困難とな
っています。輸出価格上の問題により、当商品の供給は代理店への入荷済み
商品のみとなります。先着になりますので、確保できなかった場合はご了承
下さい。





<VERSO>
VRS 2044 \2450
マヌエル・アングーロの肖像(1930-) ポートレイト
レセルカーダ(1975)
夜明けの協奏曲(1988)(*)
ポケット・メイクシフト(1991)
2つのコントラスト(1960)
空気の対位法(1994)(+)
ピラール・フォンタルバ(オーボエ(*))
ボエーム・クラリネット・クァルテット(+)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
コルドバ管弦楽団
録音:2006年7、11月、スペイン、コルドバ大劇場
マヌエル・アングーロは「ドン・キホーテ」で主人公が風車と対決したラ・マ
ンチャ地方の村カンポ・デ・クリプターナに生まれ、マドリード王立音楽院で
ヘスス・グリーディらに師事、さらにシエナ(イタリア)、ザルツブルク、ヴェ
ネツィア、ニースに留学しました。彼は作曲家であると同時に重要な音楽教育
家、特に音楽教師養成のスペシャリストでもありました。

VRS 2045 2枚組 \3650
イサーク・アルベニス(1860-1909):
イベリア組曲
ナバーラ
ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)
録音:2006年3、4月、マドリード県、アルカラ・デ・エナレス音楽大学、
講義室
ルイス・フェルナンド・ペレスは1977年マドリードに生まれ、ソフィア王妃高
等音楽学校でドミートリー・バシュキーロフに、ケルン音楽大学でピエール=
ロラン・エマールに師事した後、バルセロナのマーシャル・アカデミーでアリ
シア・デ・ラローチャらにスペイン音楽の解釈を学んだピアニスト。





<DIES>
DIES 200608 \2450
そして甘美なる争いのうちに エル・エスコリアルの音楽家たち I
クリストバル・デ・サン・ヘローニモ(1586頃-1636):天国のパン
マヌエル・デ・レオン(1580頃-1632):主イエス・キリスト
フアン・デ・ドゥランゴ(1632-1696):ああ!名高きエスコリアルの
ホセ・デ・バーリェ(1707-1743):盲の楽師を狙って
フアン・デ・ドゥランゴ:おお、聖なる宴
ペドロ・デ・タファーリャ(1605-1660):主をたたえよ、すべての民よ
マティアス・カルドーナ(1698-1755):歌え、舌よ[パンジェ・リングァ]
ペドロ・デ・タファーリャ:おお、言い表せぬほどの秘蹟
フアン・デ・ドゥランゴ:4声のミサ
ディエゴ・デ・トリーホス(1653頃-1691):あの勇敢なる護り手は誰?
フアン・デ・アラエホス(1687-1753):エル・エスコリアルの音楽家
クリストバル・デ・サン・ヘローニモ:静かに/アラ!バヤ!
グスタボ・サンチェス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピーリャ・エスクリアレンセ
ヌリア・リョピス(ハープ) ペプ・ボラス(ファゴット)
アルベルト・パドロン(オルガン)
録音:2005年8月、エル・エスコリアル修道院講堂および個室17番
17-18世紀のエル・エスコリアル修道院修道士たちによる作品集。

DIES 200610 \2450
エル・エスコリアルのクリスマス
不詳:ファンファーレ-神の御子は今宵しも
アンダルシア民謡/グスタボ・サンチェス編曲:タンバリンは鳴る
メンデルスゾーン(1809-1847):羊飼いたちはベツレヘムへ
メンデルスゾーン/グスタボ・サンチェス編曲:天には栄え
マックス・レーガー(1873-1916):マリアの子守歌 Op.76 No.52
フランス民謡/グスタボ・サンチェス編曲:子羊
アンダルシア民謡/グスタボ・サンチェス編曲:鐘が鳴る鳴る
エストレマドゥーラ民謡/グスタボ・サンチェス編曲:
聖母マリアは手を洗いに
ジェイムズ・ピアポント(1822-1893):ジングル・ベル
アーヴィング・バーリン(1888-1989):ホワイト・クリスマス
アラゴン民謡/アルベルト・パドロン編曲:門に立つ聖母
アンヘル・マルティン・ポンペイ(1902-2001):静かに!
アンダルシア民謡:フエンテシーリャは流れ
ガブリエル・オライオソラ(1891-1973):Aurtxoa Seaskan(バスクの子守歌)
アルベルト・パドロン:幼児イエスへの子守歌/羊飼いたちの踊り
カタルーニャ民謡/グスタボ・サンチェス編曲:フム、フム、フム
カスティーリャ民謡/グスタボ・サンチェス編曲:跳ね踊れ
ゲール民謡/グスタボ・サンチェス編曲:ひいらぎ飾ろう
ハビエル・マルティネス・カルメーナ:
3つのカスティーリャのビリャンシーコ
星の輝きに,星判断,おお、何と喜ばしい
アントニオ・ソレール(1729-1783):コントルダンス
ドイツ民謡/グスタボ・サンチェス編曲:もみの木
フランツ・グルーバー(1787-1863)/
ハビエル・マルティネス・カルメーナ編曲:きよしこの夜
伝ヘンデル(1685-1759)/グスタボ・サンチェス編曲:諸人こぞりて
グスタボ・サンチェス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメーナ、アルベルト・パドロン(ピアノ)
ダビード・マヨラル、マルコス・ケサーダ、マヌエル・レチューガ(打楽器)
録音:2006年6月、エル・エスコリアル修道院講堂
エル・エスコリアルは高地にあるので雪のクリスマスになることもあります。
パッケージが美しく雰囲気があり、クリスマス・プレゼントにぴったりです。

DIES 200712 \2450
フォーレ(1845-1924):
レクィエム Op.48(*)
ジャン・ラシーヌの讃歌 Op.11
ハビエル・ロドリゲス・ブラオホス(独唱(*))
ハビエル・マルティネス・カルメーナ(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピーリャ・エスクリアレンセ
アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2006年6月、エル・エスコリアル修道院講堂
「レクィエム」のピアノ伴奏での録音は珍しいかもしれません。独唱等につい
ては詳細が不明です。

DIES 199901 \2450
【旧譜・再案内】
聖なるパン スペイン・ルネサンスの教会音楽
不詳(ウプサラの歌集から):
聖夜の便り/聖夜に眠ってはいけない/肉となりし御言葉
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
おお、幸いなる日/聖母が見つめられた羊飼いよ
おお、聖母よ、御身を見る時は/成功しなければならない
聖なる喜びのパン/愛により傷付きし神の御子/おお、主イエス・キリストよ
マルティーン・デ・ビリャヌエバ(?-1605):キリストは従順であらせられた
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548頃-1611):
主よ、われは値せず/おお、聖なる宴/二人のセラフィムが
おお、天の元后
ロレンソ・ラモス(指揮)
サン・ロレンソ・デル・エスコリアル修道院聖歌隊
録音:1999年6月、エスコリアル修道院旧教会
聖歌隊のレパートリーの中からゲレーロ、ビクトリアらスペイン・ルネサンス
のモテットを歌ったアルバム。





<NUMERICA>
NUM 1153 \2080
エマヌエル・ヌネス(1941-):
Épures du Serpent Vert II[緑の蛇の図]
(大アンサンブルのための;2005)
Duktus[創造](21の楽器のための;1987)
ペーター・ルンデル(指揮)
リミックス・アンサンブル
録音:2006年11月、ポルトガル、ポルト音楽館(ホール2)
現代ポルトガルを代表するリズボン生まれの作曲家ヌネスの新作
「Épures du Serpent Vert II」は、ゲーテの「緑の蛇と百合姫のメル
ヒェン」に基づくオペラ「メルヒェン」から改作された器楽合奏作品。

NUM 1154 \2080
ブルーノ・モンテイロ デビュー
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
ブルーノ・モンテイロ(ヴァイオリン)
ジョアン・パウロ・サントス(ピアノ)
録音:2005年9月、ポルトガル、カシーアス
ポルトに生まれたブルーノ・モンテイロはポルトガル政府とグルベンキアン財
団の奨学金を得て合衆国に留学し、ルーズベルト大学シカゴ校パフォーミング
アーツ学校音楽院、マンハッタン音楽学校で学んだポルトガルの若手ヴァイオ
リニスト(生年は今のところ不明)。主要な師はシュムエル・アシュケナージ、
パティンカ・コペック、イシドア・コーエン、ピーター・ウィノグラード、ロ
ーリー・カーニー。




<IVM(バレンシア音楽協会) >
PMV 001 \2450
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
「珍事」(弦楽四重奏版)
マヌエル・カナーレス弦楽四重奏団
フアン・リナーレス、ロベルト・メンドーサ(ヴァイオリン)
ルイス・リャセル(ヴィオラ) イアゴバ・ファンロ(チェロ)
録音:2003年1月10-13日、マドリッド県グァダラーマ、ラ・トーレ文化ホール
バレンシアに生まれ、スペイン、イタリア、ウィーン、ロシア、ロンドン等で
活躍しペテルブルクに没した作曲家マルティン・イ・ソレールの代表作である
オペラ「珍事」(1788年ウィーン刊)。弦楽四重奏曲版の編曲者は確定されてい
ませんが、作曲者がウィーン滞在中に出版されているため、彼自身の手による
可能性が高いとされています。ハードカヴァーブック仕様。

PMV 002 \2450
ビセント・アセンシオ(1908-1979):ピアノ曲&歌曲集
[ピアノ曲]
エルチェの聖母への前奏曲(1940)/子守歌(1945)/サパテアード(1945)
オマージュ組曲;マヌエル・デ・ファリャへの悲歌(1946),
ソナティナ(1946),浮気妻のタンゴ(1950)
浮気妻の踊り(1950)/おどけた朝の踊り(1956)/バレンシア舞曲集(1960)
[歌曲](*)
公現祭[ベツレヘムの道](1934)/騎士(1949)/私は絶望している(1966)
たずねられた男の子(1958)/朝の歌(1968)/歌(1948)
挽き臼を回せ(1968)
バルトロメウ・ジャウメ(ピアノ)
イサベル・モナール(ソプラノ)
録音:2000年、2005年10月、バレンシア県トレント、ラウディトリ
[L'Auditori]
バレンシアに生まれたビセント・アセンシオはバルセロナのグラナドス・アカ
デミーでピアノをフランク・マーシャルに、作曲をエンリク・モレーラに師事。
音楽教育者、音楽教育理論家としても活躍しました。

ACTUAL 001 \2450
ラファエル・ミラ(1951-):DISTANCIAS 室内楽作品集
ミクヴァ[Mikvah](組曲;1996)(*)/藍、赤と紫(1995)
瞑想(1993)/距離(1992)/バブルズ・レイン[Bubbles rain](1992)
イチャロ・メンチャカ(メゾソプラノ(*))
ジュゼプ・フェレ(バス(+))
ジュアン・セルベロ(指揮)
バレンシア器楽グループ
録音:2003年1月10-11日、6月2、12日、12月11、14-15日、
バレンシア県レリアーナ、モジャベ・スタジオ
ラファエル・ミラは建築家として活動しながらバレンシアとパリで音楽を学ん
だ作曲家で、作風はラジカリズムのブームとその衰退を示す代表的なものとさ
れています。

ACTUAL 002 \2450
セサル・カーノ(1960-):
跡(2002);ありえないオーロラの跡,身体の跡,終わりなきゲームの跡
天使について(2002);
失われた楽園,死んだ天使たち,大急ぎの天使たち,謎の天使
マヌエル・ガルドゥフ(指揮)
バレンシア自治州青年管弦楽団
録音:2002年4月5日、2003年4月28日
バレンシアに生まれたセサル・カーノはバレンシア音楽院でピアノと作曲を学
び、さらにマヌエル・ガルドゥフに指揮法を師事、以来、作曲と指揮の両面で
活躍し、1988年にはバレンシア市のレコンキスタ750年記念作品を委嘱されま
した。当盤では恩師ガルドゥフが指揮棒をとっています。

ACTUAL 003 \2450
リカルド・クリメン(1965-):
抑えられた音[Sons Étouffés](2004)(*)
3つのシンメトリー(2004)(+)
最後のカストラート(テープ作品;2004)(#)
デジャヴ 88(2001)(**)
マヌエル・ガルドゥフ(指揮(*/+))
バレンシア自治州青年管弦楽団(*/+)
サイモン・マウヒニー(ピアノ、エレクトロニクス(**))
録音:2004年7月23日(*)、2004年4月16日(+)、2001年5月4日(**)、ライヴ
2004年、ベルファスト、ソニック・アーツ・リサーチ・センター(#)
バレンシアに生まれたリカルド・クリメンは1997年に英国北アイルランドのベ
ルファストに移住し、現在同地のソニック・アーツ・リサーチ・センターで音
楽テクノロジーの研究者兼講師を務めています。

ACTUAL 004 2枚組 \3650
管楽五重奏のための音楽
アマンド・ブランケール(1935-2005):
五重奏曲変ホ長調(1951)/主題と変奏(1959)
ルイス・ブラネス(1929-):管楽五重奏曲(1979)
フランシスコ・ヤセル・プラ(1918-2002):礼拝 II Op.38(1981)
ホセ・アントニオ・オルス(1955-):Lenas(1996)
エンリケ・サンス・ブルゲーテ(1957-):終わりなき円柱(1996)
セサル・カーノ(1960-):管楽五重奏曲(2004)
ラファエル・ミラ(1951-):オユクの飛行(2005)
クエスタ五重奏団
ホセ・マリア・サエス・フェリス(フルート)
ヘスス・フステール(オーボエ) ジョゼ・セルベロ(クラリネット)
サルバドール・サンチス(ファゴット) ビセンテ・ナバーロ(ホルン)
録音:2005年1、2、7月、バレンシア専門音楽院
Blanquer, Blanes, LLacer Pla, Orts, Sanz Burguete, Cano, Mira:
Music for Wind Quintet / Cuesta Quintet

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07-10 No.23-1

2007年10月26日 18時29分36秒 | Weblog
<Dynamic>
DYNDVD 33542(DVD-Video) \3780
フランコ・コレッリ、レナータ・テバルディ、ジョイント・コンサート
デンツァ:妖精の瞳
ベッリーニ:幼い日の夢
グルック:「パリーデとエレナ」-おお 私の甘美な熱情が
ヴェルディ:「リゴレット」-女心の歌
マスネ:「マノン」-さようなら、私たちの小さなテーブルよ(イタリア語)
ヴェルディ:「オテッロ」-もう夜もふけた
マスネ:「ル・シッド」-おお、至高の裁き主にして父なる主よ
プッチーニ:「蝶々夫人」-ある晴れた日
グリーグ:君を愛する
モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
ヴェルディ:孤独な部屋で
プッチーニ:「ボエーム」-おお、麗しい娘よ
デ・クルティス:泣かないお前
トスティ:最後の歌
ドニゼッティ:私は家を作りたい
カルディッロ:つれない心
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」-私の愛しいお父さん
レナータ・テバルディ(S) フランコ・コレッリ(T)
森正(指)東京フィルハーモニー管弦楽団
録音:1973年11月21日,NHKホール
Dynamicから再び幻の映像がDVDに!1973年に行われた、レナータ・テバルディ
とフランコ・コレッリのジョイント・コンサートが、NHKからライセンスを得
てDVDに!テバルディは1961年にイタリア歌劇団の一員として来日、大絶賛を
博していました。またコレッリは1971年のリサイタルに続いて二度目の来日。
この大物二人が同じ舞台で歌うというのですから、盛り上がらない訳がありま
せん。注目は、二人の歌う「オテッロ」第1幕の二重唱。ついに全曲を歌うこ
とのなかったコレッリのオテッロが極めて貴重。二重唱では「ボエーム」
第1幕の二重唱もお見事。テバルディはお得意の蝶々さんとミミに加え、マノ
ンやラウレッタまで歌っています。一方コレッリは、「リゴレット」や、当時
よく歌っていた「ル・シッド」、さらになんとモンテヴェルディのアリアンナ
の嘆きまで歌っています。

CDS 527 3枚組 \3780
ロッリ:ヴァイオリン協奏曲全集
協奏曲第1番 変ホ長調 Op.2-1
協奏曲第2番 ハ長調 Op.2-2
協奏曲第3番 イ長調 Op.4-1
協奏曲第4番 変ロ長調 Op.4-2
協奏曲第5番 ホ長調 Op.5-1
協奏曲第6番 ニ長調 Op.5-2
協奏曲第7番 ト長調
協奏曲第8番 ニ長調
協奏曲第9番 ハ長調
協奏曲 変ホ長調
ルカ・ファンフォーニ(Vn,指)レアーレ・コンチェルト
録音:2007年4-7月,パルマ
アントニオ・ロッリ(1725-1802)のヴァイオリン協奏曲全集です。ロッリは
1725年、ベルガモの生まれ。1758年から1774年までシュトゥットガルトの宮廷
管弦楽団のソロ・ヴァイオリニストを務め、さらにヨーロッパ中を旅して周り
名声を築きました。今回録音された10曲のヴァイオリン協奏曲は全て世界初録
音。ヴァイオリンのルカ・ファンフォーニは、ミラノのジュゼッペ・ヴェル
ディ音楽院を修了し、数々のコンクールで優勝を収めた後、サルヴァトーレ
・アッカルドの元でさらに5年間研鑚を積んだ努力人。カデンツァはファン
フォーニ作のものを使用しています。

CDS 554 6枚組 \4500
フンメル:作品集
幻想曲 Op.18、7つのハンガリー舞曲、ソナタ Op.20、変奏曲集 Op.21、
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.13、変奏曲 イ短調 Op.15、
華麗なるロンド ロ短調 Op.109、ポプリ、ピアノ・ソナタ Op.92a、
カプリッチョ、ピアノ・ソナタ Op.81、「娯楽」 ヘ長調 Op.108、
グラン・ロンド・ブリランテ ト長調 Op.126、
ドイツの歌による序奏と変奏曲、ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.5-3、
モンフェッリーナへの変奏曲、大ソナタ、オベロンの魔法の角笛の大幻想曲、
マンドリンとフォルテピアノのソナタ Op.35、
フルートとフォルテピアノのソナタ Op.50、マンドリン協奏曲
ジュリアーナ・コルニ(P) ルイジ・アルベルト・ビアンキ(Vn,Va)
アルトゥーロ・ボヌッチ(Vc) アルド・オルヴィエート(P)
ドリーナ・フラ-ティ(マンドリン) マルタ・マッツィーニ(Fl)
ソリスティ・ディ・フィエゾーリ
録音:1994-2000年
Dynamicが録音したヨハン・ネポムク・フンメルの作品集。かつて、S 2023,
S 2035,S 2038,CDS 128,CDS 192,CDS 286で発売されていたものをセット
にして大特価でご提供。なお、ヴィオラ・ソナタは、モダン・ピアノ伴奏の
演奏と、フォルテ・ピアノ伴奏の演奏の2種を収録しています。




<naive>
naiveより、クリスマス・スペシャルプライス・ボックスのご案内
廃盤になっていたあんな名盤も、とびっきりの名演奏もボックスになって驚
きの1枚価格!
(ボックスの仕様は、スリムケースではありません。)

V 5128 4枚組 \2280
MUSIC FOR THE FLUTE-フルートのための音楽
[CD1](原盤:V 4693)
ベートーヴェン:
フルート・ソナタ 変ロ長調(1792)
フルート・ソナタOp.17(ホルン・ソナタの編曲)
セレナードOp.41(フルートとピアノのための)
[CD2](原盤:V 4717)
シューベルト:
ソナティナ第2番D385/アルペッジョーネ・ソナタ イ短調D821
「しぼめる花」による変奏曲ホ短調D802
[CD3]
ウェーバー(1786-1826):作品集
ソナタ変イ長調Op.39、6つのソナタOp.10
[CD4](原盤:V 4925)
(1)ドビュッシー:シランクス (2)ヴァレーズ:比重21.5 
(3)デュティーユ:フルート・ソナタ(4)ジョリヴェ:リノスの歌 
(5)メシアン:黒つぐみ (6)デュサパン:i pesci 
(7)エリック・タンギー:wadi 
(8)フィリップ・エルサン:5つのミニアチュール
[CD1-3]エマニュエル・パユ(Fl)、エリック・ルサージュ(P)
[CD4]ジュリエット・ユレル(Fl)、エレーヌ・クヴェール(P)
泣く子もだまるエマニュエル・パユの若き日の録音。シューベルトはいつ聴い
ても名演奏で、うっとりしてしまいます。ウェーバーのソナタのピアノは、こ
れまた豪華にルサージュ。ユレル女史のフランス音楽集も、名手ぶりとセンス
が光る逸品です。

V 5126 4枚組 \2280
宗教音楽集
[CD1]
ホルトゥス・デリキアルム-12世紀、
修道女ヘラート・フォン・ランツベルク(ホーエンブルク)編纂の百科事典、
他より
[CD2](原盤OP 30195/廃盤)
ヴィヴァルディ:
グローリア ニ長調R589,協奏曲ニ短調R128,
マニフィカトR611(ヴェネツィア版),
2本のトランペットとオーボエの協奏曲ニ長調R781(旧563)
[CD3]
J.S.バッハ:
第180番「装いせよ、おお、わが魂よ」、
第49番「われは生きて汝をこがれ求む」、
第115番「備えて怠るな、わが霊よ」
[CD4]
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
[CD1]ブリジット・レーヌ(指、S)ディスカントゥス
[CD2]リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb,指) デボラ・ヨーク,
パトリツィア・ビッチーレ(S) サラ・ミンガルド(A) アンドレア・ミオ(Ob)
ガブリエーレ・カッソーネ(Tp) 
コンチェルト・イタリアーノ&アカデミア(合唱団)
[CD3]バーバラ・シュリック(S)、アンドレアス・ショル(A)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、 ゴットホルト・シュヴァルツ(Bs)、
クリストフ・コワン(ピッコロ・チェロ/指)、
コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ、
アンサンブル・バロック・デ・リモージュ
[CD4]サンドリーヌ・ピオー(S)、アンネ=リーゼ・ソリード(S)、
ポール・アグニュー(T)、
フレデリック・カトン(Bs)、エマニュエル・クリヴィヌ(指)
ラ・シャンブル・フィルハーモニク、ロランス・エキルベイ(合唱指導)
アクサンテュス
ナイーブが誇る往年の名録音の数々。コワンの指揮するカンタータなど、今き
いてもまったく色褪せることのない感動をおぼえる名演奏です。クリヴィヌ指
揮のモーツァルトミサ曲は、ピオーの心洗われる歌声と、深い解釈が光ってい
る逸演。ヴィヴァルディのにぎやかな作品からビンゲンの清澄な世界、バッハ、
モーツァルトと、このセットでこころゆくまで堪能できます。

AM 143 4枚組 \2280
ヨーロッパのバロック音楽
[CD1]
ヘンデル:
オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調 HWV366、ヘ長調 HWV363、
リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調 HWV367、イ短調 HWV362、
ハ長調 HWV365、へ長調 HWV369、ト短調 HWV360
[CD2]
ヴィヴァルディ:協奏曲集
協奏曲 ハ長調 RV.443、ト短調 RV.439「夜」、ハ短調 RV.401、
ヘ長調 RV.433「海の嵐」、ロ短調 RV.424、
ニ長調 RV.428「ごしきひわ」、ハ長調 RV.443
[CD3]
「フリオーゾ・マ・ノン・トロッポ」
パンドルフィ:ラ・ビアンクッチャ、ラ・ベルナベーア、
ディンディア:ディドーの嘆き
セルマ・イ・サラヴェルデ:丘に衣をまとわせた
フレスコバルディ:トッカータ第1番
ファルコニエーリ:ラ・ボルガ
カッチーニ:うるわしのアマリッリ
ヤッキーニ:ソナタ イ短調
ロッティ:カンタータ「わかります、目隠しした神よ」
コレッリ:ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」Op.5-12
ファルコニエーリ:「甘い調べが」とそのコレンテ
[CD4]
P.D.フィリドール:
オーボエ、通奏低音のための組曲第5番 ニ短調(1717)
バリエール:
トリオ・ソナタ第2番 ニ短調、チェロと通奏低音のためのソナタ第4番 ヘ長調
ラ・バール:組曲第9番 ト長調
オトテール:組曲第2番 ハ短調
ボワモルティエ:トリオ・ソナタ ホ短調
[CD1]エロイーズ・ガイヤール、アンサンブル・アマリリス
[CD2]エロイーズ&オフェリー・ガイヤール、アンサンブル・アマリリス
[CD3]マリセール・ヴィツォレク(ソプラノ) 
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(リコーダ、Ob)
ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb,Org) オフェリー・ガイヤール(Vc)〕
[CD4]アンサンブル・アマリリス
魅惑の古楽アンサンブル集団、アンサンブル・アマリリス。エロイーズの奏で
る、ヴィルトゥオーゾ性を充分に発揮したオーボエやリコーダーと、彼女を支
える弦楽器奏者たちのセンスの光るアンサンブルは、常に私たちを魅了してき
ました。ここに収められたのは、廃盤になってしまっているものも含めた名盤
ばかり。なかでもdisc4に収録されている、バロック時代のフランス・リコー
ダー名門家系のオトテールの作品は、なんと瑞々しい輝きを放っていることで
しょう。アンサンブル・アマリリスの軌跡をみることのできるセットです。

V 5127 4枚組 \2280
Music for Harp
[CD1]
ロドリーゴ:
アランフェス協奏曲(ハープ版)、ヒラルダの調べ(セビーリャ幻想)、
セレナード風の協奏曲
[CD2]
ヒナステラ:
「エスタンシア(農場)」Op.8、ハープ協奏曲Op.25、
パウ・カザルスの主題によるグロッサOp.4、「パナンビ(楽園の鳥)」Op.1b
[CD3]
カプレ:ハープのための2つのディヴェルティメント
トゥルニエ:ハープのための演奏会用練習曲「朝に」、さめない夢
フォーレ:即興曲Op.86、塔の中の奥方Op.110
ピエルネ:即興曲―カプリスOp.9
ドビュッシー:小さな羊飼(子どもの領分より)
サンカン:主題と変奏
コンスタン:ハルパリュケ
[CD4]
ラヴェル:序奏とアレグロ
ドビュッシー:ハープ、2Vn、Va、Vc、Cbのための舞曲(ピエルネ編)
カプレ:弦楽四重奏とハープのための幻想的な物語
クラス:ハープ五重奏曲
イザベル・モレッティ(Hrp)
[CD1]エドモン・コロマー(指)セビーリャ王立管弦楽団
[CD2]デイヴィッド・ロバートソン(指)リヨン国立管弦楽団
[CD4]ミシェル・モラゲス(Fl)、パスカル・モラゲス(Cl)、
パリジイ弦楽四重奏団、ドミニク・デジャルダン(Cb)
ハープ界の大御所中の大御所、イザベル・モレッティ女史による名盤4枚。ラ
ヴェルの序奏とアレグロは、名盤として名高いものでしたが長らく廃盤になっ
ておりました。

OP 30455 4枚組 \2280
[CD1]
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集「四季」、ヴァイオリン協奏曲ハ長調R171、
弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調「コンカ(ほら貝)」R163
[CD2]
ヴィヴァルディ:様々な楽器のための協奏曲集
ハ長調 RV.559(2Ob、2Cl)、イ短調 RV.497(Fg、弦楽と通奏低音)、
ニ短調 RV.566(2Vn、2つのフラウト・ドルチェ、2Ob、ファゴット、弦楽と
通奏低音)、
ハ長調 RV.534(2Ob、弦楽と通奏低音のための)、
変ロ長調 RV.548(Ob, Vn、弦楽と通奏低音のための)、
ニ短調 RV.454(Ob、弦楽と通奏低音のための)、
ハ長調 RV.560(2Ob、2Cl、弦楽と通奏低音のための)
[CD3]
弦楽のための協奏曲集
協奏曲イ長調RV159、ト短調RV153、ニ長調RV121、ニ短調RV129、ト短調RV154、
ハ長調RV115、ヘ短調RV143、ヘ長調RV141、ハ短調RV120、ト短調RV156、
イ長調RV158、ニ長調RV123
[CD4]
ファゴット、オーボエ協奏曲集第1集
ファゴット協奏曲イ短調RV498、オーボエ協奏曲ハ長調RV451、
オーボエとファゴットの協奏曲ト長調RV545、ファゴット協奏曲ニ短調RV481、
オーボエ協奏曲イ短調RV461、ファゴット協奏曲変ロ長調RV501「夜」
[CD1]ファビオ・ビオンディ(Vn) エウローパ・ガランテ
[CD2]アルフレード・ベルナルディーニ(指,Ob)ゼフィーロ・バロック管弦楽団
[CD3]リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
[CD4]セルジョ・アッゾリーニ(Fg)、ハンス・ペーター・ヴェスターマン(Ob)
ジョルジョ・ファーヴァ(指)ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーザ・マルカ
絶好調のヴィヴァルディ・エディションからもスペシャル・ボックスの登場。
名盤がずらり、名盤ファゴットとオーボエのための協奏曲集もスペシャル価格
で!

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07-10 No.23-2

2007年10月26日 18時28分56秒 | Weblog
<IDIS>
IDIS 6529 \1650
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」
ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ラザール・ベルマン(P)
録音:1972年11月12日(「熱情」)、ミラノ,
1975年2月26日、ミラノ(Op49-1,Op.49-2,「悲愴」),
1984年2月14日、ミラノ(Op.110)
大好評のラザール・ベルマンのライブ録音シリーズ、今回はベートーヴェンの
ピアノ・ソナタ集。ベルマンのベートーヴェンの録音は元々少なかった上に、
既にCDが廃盤だったり、セット物でしか入手できなかったりと、簡単に聞けな
かったので、これは非常に嬉しいリリースです。ベルマンというと超絶技巧の
側面ばかりが目立っていますが、こうした古典派の音楽でも実に立派なピアニ
ストだったことがはっきり分かるものばかりです。録音はモノラルながら良好。
遺族の承認を得てのCD化です。

IDIS 6528 \1650
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ニューヨーク・フィルハーモニック(ベートーヴェン)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
ニューヨーク・フィルハーモニック(ブラームス)
録音:1956年2月9日(ベートーヴェン),1935年2月24日(ブラームス)
トスカニーニと共演したブラームスは、DOREMIから出ているものと同じ。ベー
トーヴェンは、かつて各社から発売されていましたが、現在はこれが唯一の
模様。





<STUDIO FROHLA>
1966年に結成された名フィルのライヴ名演集-名古屋フィルハーモニー交響楽
団ライヴシリーズ

B 2711 \1000
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27
森 正(指)名古屋フィル
(1980年6月21日、名古屋市民会館大ホール 第71回定期演奏会)
名フィル第2代音楽監督として最後の演奏となった第71回定期の記録。

B 2712 \1000
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
外山雄三(指)名古屋フィル
(1983年11月18日、名古屋市民会館大ホール 第100回定期演奏会)
第3代音楽総監督兼第3代常任指揮者、外山雄三の熱意と積極性によって名フィ
ルは名実ともにプロオケとして地位を確立した。その外山の記念すべき第100
回定期演奏会のマーラーの5番は聴衆に大きな感銘を与えた。

B 2713 \1500
ワーグナー:
(1)「ラインの黄金」-ワルハラ城への神々の入場
(2)「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行、魔の炎の音楽
(3)「ジークフリート」-森のささやき
(4)「神々の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲
(5)「タンホイザー」序曲
(6)「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕への前奏曲
(7)「ローエングリン」-第3幕への前奏曲
飯森泰次郎(指)名古屋フィル
((7)(8)1995月10月13日、愛知芸術劇場コンサートホール 第208回定期演奏会、
1996年4月11日、名古屋市民会館大ホール 第214回定期演奏会)
1993年、第5代常任指揮者に就任した飯森泰次郎、得意のワーグナー。彼はこ
れらのワーグナー作品で名フィルに新たな表情を導いた。

B 2714 \1500
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 Op.58
小林研一郎(指)名古屋フィル
(2005年11月27日)
1998年、第4代音楽監督に就任した小林研一郎の躍動感に溢れた音楽によって
名フィルは多くの市民の愛好家を結集した。




<haenssler>
98 289 2枚組 \3500
グバイドゥーリナ:
(1)ヨハネ受難曲 (2000. 2006改訂)
(2)ヨハネの復活祭オラトリオ (2000. 2006改訂)  ドイツ語版
ユリヤ・スクマノワ(Sop)、コービー・ウェルチ(Ten)、
ベルント・ヴァレンチン(Br)、
ニコラス・イシャーウッド(Bs)、
ヘルムート・リリング(指)
ゲヒンガー・カントライ、
トロッシンゲン音楽大学室内合唱団、シュトゥットガルト放送響
2000年のバッハ歿後250周年にちなみシュトゥットガルト国際バッハ・アカデ
ミーが大物作曲家4名にそれぞれの母国語による受難曲を依頼しました。グバ
イドゥーリナはロシア語による「ヨハネ受難曲」を作曲、これはhaensslerレ
ーベルからゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管の演奏によるCDが発売され
ています。また、受難曲の続編としてハノーファー放送局から依頼された
「ヨハネの復活祭オラトリオ」も含め大作2篇を、巨匠ヘルムート・リリング
が振った最新録音の登場です。リリングはこの作品の2000年の初演を聴き、
是非ドイツ語版で上演したいと希望しますが、音楽とロシア語があまりにも
密接に結びついているため、翻訳というよりほとんど改訂が必要でした。そ
こで彼は作曲者を鼓舞激励、さらに協力もして2006年に新たな作品として完
成、2007年2月9日にドレスデンで改訂初演されました。さてこの演奏、さす
が宗教合唱の神様リリングだけにゲルギエフとは全く印象は異なります。何
かドストエフスキーの長編小説を読むような充実感で、感動的です。

98 503 \2080
チェンバロ・レボリューション
(1)ラヴェル:スピネットを弾くアンヌ (2)マスネ:メヌエット 
(3)ドニゼッティ:変奏曲 
(4)トーメ:リゴドン (5)ブゾーニ:ソナチネ第3番「子供のために」 
(6)ディーリアス:舞曲
(7)タンスマン:前奏曲とフーガ (8)R.シュトラウス:カプリッチョ組曲 
(9)ショスタコーヴィチ:オフェーリアの踊り (10)チェレプニン:組曲 
(11)ワインベルク:ヴィンニ・プーフ(熊のプーさん) 
(12)ロドリーゴ:前奏曲とリトルネッロ
(13)信時潔:東北民謡集より (14)伊福部昭:サンタマリア 
(15)同:小ロマンス 
(16)ジャン=ジャック・ペリー&ガーション・キングスリー:
バロック・ホーダウン
有橋淑和(Cem)
キングインターナショナル「たまゆらレーベル」が2002年に制作し、発売とと
もに大評判となったアルバム「チェンバロ・レボリューション」。チェンバロ
というとバロック、古典のイメージが強いですが、ここに収めらたものはロマ
ン派・近代の、それも大作曲家ばかりで、さらに全部がチェンバロのために書
かれたオリジナル作品。ラヴェルやマスネ、ショスタコーヴィチがチェンバロ
曲を書いていたのも驚きですが、さすが大作曲家、チェンバロの機能と魅力を
考慮した興味深い曲となっています。また、当時存命だった巨匠・伊福部昭が
このアルバムのための新作「小ロマンス」を書き下ろしたことも話題となりま
した。最後にオマケとして、ディズニーランドのエレクトリカル・パレードの
音楽「バロック・ホーダウン」のオリジナル・チェンバロ版が入っているのも
魅力。
演奏はアイドル的な容姿で人気の高い有橋淑和(ありはしすみな)。桐朋学園大
学演奏学科古楽器科チェンバロ専攻修了。チェンバロ及びアンサンブルを渡邉
順生、崎川晶子、故鍋島元子、有田正広、有田千代子、中野哲也、本間正史、
花岡和生各氏に師事。ブラビシモ クラシカ 2001コンクール審査員特別賞。
国内外のセミナー、演奏会に参加。

98 770 \2080
(1)モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
(2)ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」
(3)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(4)ハンス・クリスチャン・バルテル:ダヴィデとゴリア
アレクサンドル・パレイ(Pf)【ブリュートナー・コンサート・グランドI型】
ブリュートナーは1853年創立の旧東独の名門ピアノ・メーカー。高音域に共
鳴弦を1本ずつ加えているため、独特の豊かな響きが特徴。かのフルトヴェン
グラーも「最も美しい声で歌うことの出来る楽器」と絶賛したとされます。
このアルバムはその銘記の響きの魅力を存分に味わっていただくもの。演奏
のパレイはモルドバ出身、モスクワ音楽院でベラ・ダヴィドヴィチとゴルノ
スタエヴァに師事。Naxosレーベルにも多数録音のある実力派。

98 780 \2080
プロコフィエフ:
(1)バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
(2)バレエ「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95
(3)バレエ「シンデレラ」からの6つの小品 Op.102
アレクサンドル・パレイ(Pf)【ブリュートナー・コンサート・グランドI型】
これもブリュートナー・ピアノの魅力が満喫できる一枚。プロコフィエフ晩年
の作「シンデレラ」は全体が穏やかで叙情的。ロシアのピアニストながら、
バリバリ弾くというよりはサラリとしたパレイの美質が最大限に表れています。




<Profil>
PH 06032 \2180
ティッツ:
(1)弦楽四重奏曲ハ短調Op.1-4
(2)弦楽四重奏曲ニ短調Op.1-5
(3)3つの弦楽四重奏曲集より第1番ト長調
(4)3つの弦楽四重奏曲集より第3番イ短調
ホフマイスター四重奏団(オリジナル楽器使用)
ニュルンベルクに生まれたアントン・フェルディナント・ティッツ〔ティーツ〕
(1742-1811)は、ロシアに渡って活躍したヴァイオリン奏者、作曲家。1771年
にはサンクトペテルブルクの宮廷楽団のメンバーとなり、ロシアで最初に弦楽
四重奏を作曲したと考えられています。作風は幅広い音域と独立的な動きをみ
せる上声部に特徴があり、とりわけアダージョに魅力が凝縮。ここでは1781年
作の6つの弦楽四重奏と、1802年に書かれた3つの四重奏からそれぞれ2曲を収
めています。

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07-10 No.22

2007年10月26日 18時25分34秒 | Weblog
<RTVE>
CD 65229 \2300
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.3
カール・オルフ(1895-1982):カルミナ・ブラーナ
ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ)
アグスティン・プルネル=フレンド(テノール)
トーマス・モーア(バリトン)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)
アストゥアリア公領交響楽団
アストゥリア公財団合唱団
録音:2004年10月21日、スペイン、オビエド、フェリペ公ホール、ライヴ

CD 65275 \2300
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.5
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ
オペラ「オルレアンの少女」から ジャンヌのアリア(*)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「雪娘」から レルの第3のアリア(*)
オペラ「皇帝の花嫁」から リュバーシャのアリア(*)
プロコフィエフ(1891-1953):
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78(*/+)
ズラータ・ブリュチェワ(メゾソプラノ(*))
マヒミアーノ・バルデス(指揮)
アストゥアリア公領交響楽団
サンパウロ国立交響楽団室内合唱団(+)
アストゥリア公財団合唱団(+)
録音:2006年10月19日、スペイン、オビエド、フェリペ公ホール、ライヴ

CD 65175 \2300
【旧譜・再案内】
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.1
フランク:交響曲ニ短調
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(抜粋)(*)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第10番変ホ長調 K.365 から 第2楽章(+)
シューベルト:軍隊行進曲
カリム・B・サイド、シャイ・ウォスネル(+)
マス・バルデス(指揮)
アストゥリアス公領交響楽団
アストゥリアス公財団合唱団(*)
録音:2002年10月24日、スペイン、オビエド、フェリペ公ホール、ライヴ

CD 65212 \2300
【旧譜・再案内】
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.2
ヘンデル(1685-1759):聖チェチーリアの祝日のオード
ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ)
アグスティン・プルネル=フレンド(テノール)
マシミリアーノ・バルデス(指揮)
アストゥリアス公領交響楽団
アウトゥリアス公財団合唱団
録音:2003年10月23日、スペイン、アビーレス、パラシオ・バルデス劇場、
ライヴ

CD 65252 2枚組 \3450
【旧譜・再案内】
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.4
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
インドラ・トマス(ソプラノ)
ルチアーナ・ディンティーノ(メゾソプラノ)
ロベルト・アロニカ(テノール)
ルネ・パーペ(バス)
ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
アストゥリアス公領交響楽団
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
アストゥリアス公財団合唱団
録音:2005年10月20日、スペイン、オビエド、フェリペ公ホール、ライヴ

CD 00018 6枚組 \5750
【特別価格】
アストゥリアス公賞受賞演奏会 Vol.1-5
上記 CD 65175、65212、65229、65252、65275のセット
6枚組で2枚半分の価格です!

CD 65276 \2300
記念日 歌う理由
ビセンテ・マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
オペラ「珍事」第1幕第13場;Oh quanto un si bel jubilo !
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「フィガロの結婚」第1幕 から Giovanni liete
オペラ「魔笛」第2幕 から Bald prang, den Morgen verkünden
愛しい光、美しい光 K.346(439a)/愛しき人よ、たとえ遠くにいても K.438
愛らしい二つの瞳 K.439/これほど軽はずみなことはない K.549
いまや恐ろしい時が来た K.436/私は貪欲な運命を黙って悲しもう K.437
フランツ・シェッグル(1930-1982):
シューベルトの歌曲「ます」による愉快な変奏曲(無伴奏合唱のための)
シューマン(1810-1856)/マルコス・ベガ編曲:
夢[トロイメライ](無伴奏合唱のための)
マルコス・ベガ(指揮)
オルフェオン・デ・マドリッド(合唱)
ミダ・ガラーノ(ピアノ)
録音:2006年10月30日、11月2日、スペイン国営放送音楽スタジオ2

CD 65282 \2300
スペインの偉大なピアニストたち Vol.7 ルイス・ガルベ
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(*)
ドビュッシー(1862-1918):
前奏曲集第1巻 から さえぎられたセレナード
前奏曲集第2巻 から ビーニョの門/アラベスク第2番
ファリャ(1876-1946):
ドビュッシーへのオマージュ
「恋は魔術師」から パントマイム,鬼火の歌,恐怖の踊り,
魔方陣(漁夫のロマンス),夜明けの鐘,火祭りの踊り
「三角帽子」から 代官の踊り,粉屋の踊り,粉屋の女房の踊り
ルイス・ガルベ(ピアノ)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮(*))
スペイン国立放送交響楽団(*)
録音:1974年10月6日、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ(*)
1976年11月3日、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂、ライヴ(*以外)
Luis Galve(1908、サラゴサ-1995)

CD 65283 \2300
スペインの偉大なピアニストたち Vol.8 ジュゼプ・コロム
ショパン(1810-1849):
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60(*)/バラード第4番ヘ短調 Op.52(*)
ラヴェル(1875-1937):水の戯れ(+)
ドビュッシー(1862-1918):版画(#)/喜びの島(#)
ラヴェル:夜のガスパール(#)
ジュゼプ・コロム(ピアノ)
録音:1993年6月24日、マドリッド、国立ホール、ライヴ(*)
2000年10月4日、マドリッド、フアン・マルク財団、ライヴ(+)
1997年4月22日、マドリッド、国立ホール、ライヴ(#)

CD 65287 \2300
マヌエル・シレーラ 私のお気に入りサルスエラ
ホセ・ルシオ・メディアビーリャ(1890-1958):「ごろつき学生」、
ルペルト・チャピ(1851-1909):「嵐」、
パブロ・ルーナ(1879-1942)&フェデリコ・バラゲール・マリエル:
「王族の血」、
T・バレーラ・サーベドラ(1870-1938)&
R・ゴメス・カリェーハ(1874-1938):「移民」、
アマデオ・ビベス(1871-1932):「ラ・ビリャーナ」、
ホセ・セラーノ(1873-1941):「悲しみの聖母」、「女たらしたちの結託」、
ヘスス・グリーディ(1886-1961):「魔女」、
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):「ルイサ・フェルナンダ」、
ハシント・ゲレーロ(1895-1951):「灰鷹」、
フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&
ホアキン・バルベルデ(父;1846-1910):「カディス」、
パブロ・ソロサーバル(1897-1988):「港の酒場女」からのアリア、二重唱
フランシスコ・アセンホ・バルビエーリ(1823-1894):
「ラバピエスの床屋」前奏曲
マヌエル・シレーラ(テノール)
カルメン・シロス(ソプラノ)
エイドリアン・リーパー(指揮)
スペイン国立放送交響楽団&合唱団
録音:2007年7月16-20日、マドリッド、モヌメンタル劇場




<PNEUMA>
PN-860 \2450
聖母マリアのカンティガ集 バレンシアのカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第126番「エルチェから来た男に刺さった矢」
第189番「竜とバレンシアの巡礼者の戦い」
第211番「エルチェの復活祭のろうそくの蜜蜂」
第244番「ラレードの居酒屋」(器楽)
第299番「スペインの聖母マリア騎士団」
第129番「ムルビエドロの兵士が矢で負った傷」
第339番「アリカンテの海を行く船」
第186番「シオン山の修道院」(器楽)
第161番「風と雹-モレーリャ」
第133番「エルチェの用水路で溺れたが救われた少女」
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
ムシカ・アンティグア
セサル・カラーソ(歌、ビオラ)
ルイス・アントニオ・ムニョス(歌、フィドゥラ、パンデーロ)
フェリペ・サンチェス(ビウエラ・デ・ペニョラ、中世ギター)
ワフィル・シェイク(アラブ・リュート、パンデーロ、パンデレータ、
ダルブカ)
エドゥアルド・パニアグア(リコーダー、各種打楽器)
録音:2006年8月16-17日、マドリッド、Axis

PN-890 \2450
旋法の輪 アルジェリア東部コンスタンティンのマルーフ音楽
バシュラフ・ズィダーヌ・ハスィヌ(*)/アンダルシアの良い人々(ラハウィ)
恋する(デイル)/燃える炭の上に(アスビハン)
アンダルシアの思い出(スィカ)/お前の出発の後で(ムハイル)
苦しそうに息をする私の心(メズムーム)/夜のとばり(ラスト)
私の元を訪れた美女(マーヤ)/私はこの情熱を嘆く(アスビアン)
おまえは稲妻のように私を呼ぶ(イラク)/私の心(ハスィヌ)
愛を探すのはあなた(ナワー)/アンダルシアから離れて(スィカ・ハスィヌ)
サリム・フェルガニ(歌、ウード)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル)
ナビル・タレブ(ケマンジャ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
モロッコからアルジェリア北部を東西に走るアトラス山脈東部に位置する町、
コンスタンティンに伝承されるアラブ・アンダルシア音楽の一つ、マルーフ
の弾き語りを聞かせる名手フェルガニ。同じ縦笛でもナイとは一味違うファル
の雅びな音色も聴きもの。タイトル通りマカーム(曲目の括弧内がマカーム名)
を繋げて演奏されるレパートリーのようで、恋愛の秘密を歌った連作歌曲のよ
うなものと理解すれば良いでしょうか。古雅な趣のウード弾き語りに弓奏楽器
のケマンジャ、打楽器のダルブカ、タールが色を添えます。(*)バシュラフは
器楽による前奏曲。[近藤博隆]
録音:2006年6月13日、アルジェリア、コンスタンティナ、

PN-900 \1250
【特別価格】
エル・シドのスペイン 中世(11-13世紀)の音楽
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
アルアンダルース伝承音楽 から 他(全15曲)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
ムシカ・アンティグア
エル・アラビ・アンサンブル
スペインのレコンキスタの英雄エル・シド(ロドリゴ・ディアス・デ・ビバー
ル;1045?-1099)の活躍を綴った叙事詩「わがシドの歌」の創作800年を記念し
て、ネウマ・レーベルの既発売音源から編集されたアルバム。

PN-061 \2450
【再発売】
魂のこだま グレゴリオ聖歌のメロディー
Pueri / Creator / Dulcis / Celestis / O Adonai / Rorate
Lumen / Pascalis / Scandere / Orbis Factor / Solis
エドゥアルド・パニアグァ(フルート)
ルイス・フェルナンド・ビチェス(鍵盤楽器)
ルイス・デルガード(カンタラ、ベンディール、タブラ、E=ボー)
録音:1996年1-3月/リマスター:2004年10月
旧規格番号 PN-060(廃盤)のリマスター再発売。「黙想、瞑想、祈りとリラク
ゼイション」と副題されているとおりのヒーリング系音楽です。

PN 640
【旧譜再案内】【代理店在庫限定特価】 \1680 通常価格 \2450
夜の歌 ヌーバ・ラスト・ド・ダイルのアンダルース音楽
[ミーザーン・バスィト]
エントラーダ/夜への前奏曲/アトルメンタード・ポル・アマルテ
アレグラーテ・コラソン・ミーオ/白い月の夜
[ミーザーン・カイム・ワ・ニスフ]
夜半の前奏曲/満月/私の慈しみ/若者の中でより美しい
私の愛を決して忘れない
[ミーザーン・ブタイヒ]
月の光/歓喜の女王/生き生きとした世界/暁光
私の眠りの中にあなたを見る/おお君よ燃える愛の
カラ・メ・エス・トゥ・ウニオン
[ミーザーン・コッダム]
時の享有/暁の前奏曲/夜明けの白さ/幸福の時間/願いへの到達
一人の生き生きとした時間/私の羚羊/おお完全なる満月よ
もう私は悲しまない
オマル・メティウィ&エドゥアルド・パニアグァ(指揮)
アンサンブル・イブン・バーヤ
アベデルハミド・アル・ハッダード(独唱) 
セサル・カラーソ(独唱、フィドゥラ)
アブデッセラム・アムラニ・ブホブザ(歌、タール)
オマル・メティウィ(ウード、歌)、エドゥアルド・パニアグァ(中世フルート)
アーメド・アル・ガズィ(ラバーブ、ビオラ)
ルイス・デルガド(ラウード・アンダルースィ、ベンディール)
モハメド・アグドゥール(ダルブガ)
ミーザーンとはモロッコのアンダルース音楽におけるリズムやリズム・パター
ン、あるいはその楽曲を指すようで、東のアラブ(マグレブに対してマシュレ
ク)で言えばイーカー、インドではターラにあたるだろうか。
モロッコ・アンダルース音楽の代表的な5つのミーザーンの内から4つを取り上
げ計26曲が演奏される。[近藤博隆]




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0162 \2450
けがれなき微笑みで
ラウラ・アロンソ オペラ・アリア集
ベッリーニ:「海賊」、「テンダのベアトリーチェ」、「夢遊病の女」、
ロッシーニ:「コリントの包囲」、
ドニゼッティ:「イングランドのロスモンダ」、「マリア・ストゥアルダ」、
「ランメルモールのルチア」、「リヴァプールのエミリア」、
「アデーリア」から
ラウラ・アロンソ(ソプラノ)
フランシスカ・ボーモン(メゾソプラノ)
アレクサンダー・リヴェンソン(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2006年7月3-7日、
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団リハーサル・ホール
ラウラ・アロンソはドイツのカールスルーエ音楽大学でアルド・バルディン、
アンナ・レイノルズ他に師事し、現在ベルリンを本拠に活躍しているスペイン
のソプラノ。アレクサンダー・リヴェンソンはラトヴィアのリガ出身、ベルリ
ン芸術大学で学び、2002年以来フランスのリヨン国立歌劇場レジデント・コン
ダクターを務めています。

1CM 0165 2枚組 \3650
カルロータ・ガリーガ(1937-):エレジア
二人のための練習曲[Ensayo a Dos](2台のピアノのための;1984)
オリベル&ホセ・マリア・クルベーロ(ピアノ)
悲歌(1983)
ジュアン・マヌエル・ロマニ(チェロ) オリオル・ロマニ(クラリネット)
マリ・ルイス・カソー(ピアノ)
小品集(2005)
カルロータ・ガリーガ(ピアノ)
イビサ島の映像(1988)
オリオル・ロマニ(クラリネット) マリ・ルイス・カソー(ピアノ)
クラウディアーナ(1986)
クラウディ・アリマニ(フルート) カルロータ・ガリーガ(ピアノ)
ディヴェルティメント(1960)
クラウディ・アリマニ(フルート) エミリ・パスクァル(オーボエ)
オリオル・ロマニ(クラリネット) フアン・ペドロ・フエンテス(ファゴット)
2つの詩
アーラ・ヴォロンコワ(ヴァイオリン) ゲラシム・ヴォロンコフ(ピアノ)
3つのカタルーニャ民謡
ジュゼプ・ジャネスの「夢の戦」による3つの歌(1993)
ロザ・マテウ(ソプラノ) マック・マクルーア(ピアノ)
協奏的幻想曲(1958)
カルロータ・ガリーガ(ピアノ) カルレス・コイ(指揮) レンポルダ交響楽団
録音:2006年10月-2007年1月、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
カタルーニャ人を父に、オランダ系ベルギー人を母に持つカルロータ・ガリー
ガはベルギーのアントワープに生まれ、4歳のときに第二次大戦を逃れて父の
故郷カタルーニャのバルセロナに一家に移住しました。ピアノをフランク・マ
ーシャルとアリシア・デ・ラローチャ、作曲をシャビエ・モンサルバーチェに
師事したガリーガは大指揮者で作曲家でもあったイーゴリ・マルケヴィチに才
能を見出されて共演を重ね、互いに良き理解者となりました。現在でもカタル
ーニャを代表する作曲家として、またピアニストとして活躍を続けています。

1CM 0169 \2450
ジョアキム・オムス(1906-2003):交響的作品集 Vol.1
管弦楽のためのビオフォニア[Biofonia](1982)
存在(管弦楽のための7つの楽章;1967)
管弦楽のための2つの独白(1973)
カタルーニャ民謡による変奏曲(1948)
フアン・ホセ・オリーベス(指揮))
バルセロナ交響楽団

1CM 0168 \2450
ジョアキム・オムス(1906-2003):交響的作品集 Vol.2
短い交響曲(1972)(*)
管弦楽のためのインヴェンション(1964)(+)
派生[Derivacions](管弦楽のための交響的楽章;1990)(#)
管弦楽のための二部作(1973)(**)
大植英次(指揮(*))
アントニ・ロス・マルバ(指揮(+))
フランツ=パウル・デッカー(指揮(#))
サイアン・エドワーズ(指揮(**))
バルセロナ交響楽団
録音:2004年2月21日(*)、2005年1月22日(+)、2002年2月16日(#)、
バルセロナ、ラウディトリ・シンフォニック・ホール、ライヴ(*/+/#)
2006年1月22日(**)
カタルーニャの作曲家オムズはその長い生涯に200以上の作品を書きましたが、
管弦楽作品は少なく20足らず。そのうち8曲が2枚のCDに収められました。
大植英次は2006/2007年シーズンよりバルセロナ交響楽団の常任指揮者兼アー
ティスティック・アトヴァイザーを務めています。
(Vol.1が「1CM 0169」、Vol.2が「1CM 0168」で間違いございません。)

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07-10 No.21

2007年10月25日 12時16分27秒 | Weblog
★★グッディーズ・オリジナル企画・ダイレクト・トランスファー CD-R★★

今年の9月まで毎月10タイトルの新譜発売を行い、現在101タイトルのライン
ナップとなりました当シリーズですが、今後も毎月新譜を厳選して発売して
まいりますので、ご期待下さい。
2007年10月新譜のカザルス無伴奏バッハのアメリカ盤に続いて、今月は多くの
方のリクエストをいただいておりました、ティーボー、カザルス、コルトーの
ブラームス:二重協奏曲を発売いたします。これまでの復刻盤では聴かれな
かった生々しい音楽がお聴きいただけると思います。
先日の真空管オーディオフェア会場販売でも大きな反響をいただき、多くのタ
イトルで欠品が発生してしまいご迷惑をおかけいたしましたが、改めて名演奏
復刻の期待の高さを感じる事が出来ました。現在は全タイトル在庫整備が完了
いたしましたので、ご注文をお待ちしております。

●2007年11月下旬発売予定 1タイトル

78CDR-1101 \1500
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための複協奏曲イ短調作品102
ジャック・ティボー (ヴァイオリン)
パブロ・カザルス (チェロ)
アルフレッド・コルトー指揮
バルセロナ・パブロ・カザルス管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB1311/4
(1929年 5月10-11 日バルセロナ、オリンピア劇場録音)
アルフレッド・コルトー (1877-1962)、ジャック・ティボー (1880-1953)、
パブロ・カザルス (1876-1973)の壮年期の3人が一同に会した最後の録音。
ここではコルトーが指揮者を務めている。香り立つロマンが横溢して、タイ
ムカプセルが80年前の世界に導いてくれる。


===================================

<Brilliant Classics>
BRL 93565 7枚組 \3580
グラズノフ:交響曲全集
プーシキン生誕100年記念カンタータOp.65、叙情的な詩Op.12、
戴冠式カンタータOp.56、演奏会用ワルツ第1番Op.47、第2番Op.51、
性格的組曲Op.9、ヴァイオリン協奏曲Op.82、ライモンダ組曲Op.57a
ワレリー・ポリャンスキー指揮、ロシア国立交響楽団
クリア・クラスコ(Vln)/尾高忠明指揮、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
ヨンダニ・バット指揮、ロンドン交響楽団

BRL 93568 2枚組 \1080
アルカン:ピアノ作品集
夜想曲第1番Op.22、スケッチOp.63、短調による12の練習曲Op.39より
イソップの饗宴、短調と長調による25の前奏曲Op.31より 第12曲、
歌の第2集Op38b-2、グランドソナタ「4つの時代」Op.33、
小トッカータOp.75、12の性格的な小品Op.74より第6曲、第10曲、
3つの小さな幻想曲Op.41-2、プチ・コント、戦場の太鼓Op.50-2、
歌曲集第1集Op.38より第1曲、第5曲、第6曲、
短調による12の練習曲Op.39より「ピアノ独奏のための交響曲」
アラン・ワイス(pf)

BRL 92505 3枚組 \1550
シューマン:ピアノ作品集 第2集
幻想小曲集Op.12、森の情景Op.82、アラベスクOp.18、子供の情景Op.15、
アレグロOp.8、8つのノヴェレッテOp.21、幻想小曲集Op.111、暁の歌Op.133、
子供のためのアルバムOp.68(全43曲)
クララ・ヴュルツ、ロナルド・ブラウティハム、リューバ・エドリーナ(pf)

BRL 93566 2枚組 \1080
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 第5集
弦楽五重奏曲集 op.20
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL 93567 2枚組 \1080
ヴィヴァルディ:チェロソナタ全集
チェロソナタ第1番RV.47、第2番RV.41、第3番RV.43、第4番RV.45、
第5番RV.40、第6番RV.46、第7番RV.42、第8番RV.44、第9番RV.39
ヤープ・テル・リンデン(Vc)
ラース・ウルリク・モルテンゼン(Cemb)

BRL 93361 2枚組 \1080
D.スカルラッティ:室内カンタータ集
O qual meco, o Nice、Se fedele tu m’adori、Dir vorrei、
Pur nel sonno almen tal’ora、Che vidi oh’Ciel, che vidi、
Pur nel sonno almen tal’ora、Piangete occhi dolenti、
Tinte a note di sangue、Scritte con falso inganno
ラヴィニア・ベルトッティ(Sop)
アンサンブル・セイチェント・イタリアーノ

BRL 93362 \540
C.P.E.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
ソナタ ニ長調 Wq.137、ソナタ ハ長調 Wr.136、トリオ ト短調 Wq.88
アパオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)

BRL 93575 3枚組 \1550
D.スカルラッティ:ソナタ集 第10集
ソナタ K.428-K.475
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93576 3枚組 \1550
D.スカルラッティ:ソナタ集 第11集
ソナタ K.476-K.519
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

BRL 93577 3枚組 \1550
D.スカルラッティ:ソナタ集 第12集 (完結)
ソナタ K.520-K.555
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)

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07-10 No.20

2007年10月24日 14時36分23秒 | Weblog
<NEOSレーベル>
COL LEGNOの元社長が立ち上げたドイツの新しいレーベルNEOSレーベルですが、
怒涛の新譜ラッシュです。
ドナウエッシンゲン音楽祭のライヴ4タイトルに、ジャズ・エディションの
「エリオット・シャープ・エディション」などマニアにはたまらないラインナ
ップです。またCOL LEGNOから引き継いだシリーズやCOL LEGNOがプッシュして
いた作曲家も紹介されています。現代音楽ファンは見過ごせません。

NEOS10709 \2450
ジャズ間奏曲付きシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」+ベリオのフォー
ク・ソング
シェーンベルク:
月に憑かれたピエロOp.21(マリア・バプティストによるジャズの間奏曲付き)
ベリオ:フォーク・ソング
ステラ・ドウフェクシス(Ms)、
コンスタンティア・ゴウルツィ指揮
オーパス21ムジークプルス
マリア・バプティスト(P)
この「月に憑かれたピエロ」では、第2部と第3部の間にマリア・バプティスト
(この演奏でピアノも弾いている)によるジャズ間奏曲が挿入されています。緊
張を強いられるこの作品でちょっとした休憩といった感じになっています。
「フォーク・ソング」は、アルメニア、アゼルバイジャン、フランス、イタリ
ア、アメリカなど様々な国の様々な旋律の編曲です。
ドウフェクシスはドイツとギリシアの血を引き、2004年からベルリン・コミッ
シェ・オーパーに所属しています。オーパス21ムジークプルスは、シェーンベ
ルクのこの作品番号から名前を取り、音楽以外の芸術と結びついた音楽を演奏
する、管弦打楽器奏者から成る合奏団です。

NEOS10710(SACD-Hybrid) \2650
ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.16
マティアス・シュパーリンガー(1944-):早朝の色-7台のピアノのための
ジェームズ・エイヴリー指揮
アンサンブル・サープラス
シュパーリンガーはダルムシュタット音楽アカデミーとシュトゥットガルト音
楽演劇大学で学び、シェーンベルク、ウェーベルン、ストラヴィンスキー、
ヴァレーズの音楽やジャズ、シェーファーのミュジック・コンクレートの影響
を受けています。この作品は、全体は無調的で、ピアノを打楽器的に扱い、リ
ズムの変化の可能性を追求しています。

NEOS10711(SACD-Hybrid) \2650
ラディスラフ・クビーク(1946-):作品集
(1)ジバゴの歌
(2)短い協奏曲
(3)シンフォニエッタ第2番「ヤコブの壁」
(1)アドリアン・トンプソン(T)、
ロナルド・ゾルマン指揮チェコ・フィル
(2)ヨアンナ・ソブコフスカ(P)
(2)(3)ヴラディミール・ヴァーレク指揮プラハ放送響
(1)2006年11月ライヴ録音(2)(3)2001年6月録音
COL LEGNOレーベルでも継続的に紹介してきたクビークの最新盤。
クビークはプラハ音楽アカデミーで学び、1993年プラハ国際フランツ・カフカ
作曲コンクールに入賞し、1991年からフロリダ州立大学教授を務めています。
ジバゴはパステルナークの小説『ドクトル・ジバゴ』の主人公で、無調的な暗
い基調に叙情的な旋律が織り込まれています。

NEOS10714 \2450
チャールズ・ウゾー(1961-,ナイジェリア):作品集
(1)私は決して歌ったことのない秘密の歌を歌うだろう
(2)シェークスピアのソネット第61-弦楽四重奏とテープのための
(3)「私の健康を取り戻させる惠みは…ただ見て」-ギター四重奏のための
(1)ヴォルフガング・マイヤー(Cl)、
(1)(2)カルミナ四重奏団、
(3)クワジ・ファンタジア・ギター・アンサンブル
COL LEGNOの(WWE20032)に続くウゾーの作品集。ヴォルフガング・マイヤー(ザ
ビーネの兄)やカルミナ・カルテットといった名手たちも登場!
ウゾーはナイジェリアで生まれ、ビアフラ戦争の時スイスに移り、ロンドン王
立音楽アカデミーでも学んでスイスに戻り、現代音楽の様々な手法を用いて作
曲しています。第1曲の曲名はスペインのトルバドゥール、ベアトリクス・デ・
ディアの報いられない愛を指していて、叫び声のようなテープ
の音が挿入されます。第3曲の曲名はマショーのバラード「私は痛まない」か
ら採られました。

NEOS10724(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2006 第1集」
(1)オレ=ヘンリク・メー(1966-):
レンガー(lenger)-弦楽四重奏と独奏ヴァイオリンのために
(2)サエド・ハダド(1972-):覆われた喜び-弦楽四重奏のために
(3)ヴォルフガング・リーム(1952-):
行為と昼-ソプラノと弦楽四重奏のための2つの練習曲
(4)フリオ・エストラーダ(1943-):毎日の-声と弦楽四重奏のために
アルディッティ四重奏団、
(1)オレ=ヘンリク・メー(Vn)、
(3)クラロン・マクファデン(S)、
(4)フリオ・エストラーダ(声)
録音:2006年10月世界初演ライヴ
ノルウェーの作曲家メーによる第1曲は、弦をこするような奏法に終始します。
ハダドはヨルダンで生まれ、西洋の文化の「他者」である自分にとってアラブ
の文化は何を意味するか考えながら作曲していると述べています。リームの作
品は2幕から成り、第2幕はブレークの詩によっています。エストラーダはメキ
シコ・シティで生まれ、クセナキス、シュトックハウゼン、リゲティなどに師
事しました。「毎日の」では弦楽器が打楽器や電子音のような音を発します。

NEOS10725(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2006 第2集」
(1)ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):
ヒュペリオン-光と管弦楽のための協奏曲
(2)イェルク・ヴィトマン(1973-):第2の迷宮
(1)ルペルト・フーバー(練習指揮)
(2)ハンス・ツェンダー指揮
(1)(2)バーデン・バーデン・フライブルク南西ドイツ放送響
録音:2006年10月世界初演ライヴ
「ヒュペリオン」では、4群のオーケストラが会場の4つの壁に沿って配置され、
演奏者は4つの音源に反応して演奏し、打楽器が様々なテンポで拍を刻む間に
音響の塊が変化して行きます。ヴィトマンはヘンツェ、リームなどに師事し、
クラリネット奏者としても活動しています。「第2の迷宮」は、1年前に作曲さ
れた、48の弦楽器のための「迷宮」の主題を別の方法で用いています。

NEOS10726(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2006 第3集」
(1)マルティン・スモルカ(1959-):
センプリーチェ(単純に)-新旧の楽器のための6楽章
(2)ヴォルフガング・ミッテラー(1958-):
内部で分離されて-バロック管弦楽、合奏と電子音のために
(1)(2)ルーカス・フィス指揮
フライブルク・バロック管弦楽団&アンサンブル・ルシュルシュ、
(2)ヴォルフガング・ミッテラー(ターンテーブル)、
フライブルク音響芸術実験スタジオ
録音:2006年10月世界初演ライヴ
プラハ出身のスモルカによる第1曲は、「少数の音楽の道具が、一つの単純な
真実を思い出させるいくつかの単純な感情を喚起する」という考えに基づき、
ホケトゥス、ハ長調の和音、微分音、自然ハーモニックス、自然ホルンの調律
されていない音などを用いています。第2曲は、テレマンの「水上の音楽」の
楽句のコラージュで、これをバロック管弦楽団が演奏してオーケストラが模倣
し、そのいくつかは電子的に操作されて、バロックと電子音との奇妙な交錯が
生じます。

NEOS10727(SACD-Hybrid) \2650
「ドナウエッシンゲン音楽祭2006 第4集」
マウリツィオ・カーゲル(マウリシオ・カーヘル)(1931-):
ディヴェルティメント?-合奏のための笑劇
アルベルト・ポサダス(1967-):歪像-大合奏のために
ラインベルト・デ・レーウ指揮
シェーンベルク・アンサンブル・アムステルダム
録音:2006年10月世界初演ライヴ
カーゲルはブエノス・アイレスで生まれてドイツに移り、電子音楽や、劇や映
画と結合した音楽を作曲しています。「ディヴェルティメント」は変化に富む
活発でにぎやかな作品で、演奏で普通は禁じられている行為と演奏者間の対話
が求められています。スペイン人ポサダスの「歪像」は、人物を歪めて描く絵
画の技法を適用しています。

●NEOS JAZZ
このシリーズはジャズとはいっても、クラシックの現代音楽と実験的ジャズを
行き来しているようなアーティストを起用した、現代音楽ファンにも訴えるも
のが強いシリーズとなっております。
イェンス・ヨネライトはクラシックの作品も多数書いており、ベルリン・フィ
ルのための作品も作曲しております。またエリオット・シャープも実験的な
ジャズから始まっていますが、クラシック的要素も多くみられ、現代音楽ファ
ンには知られた存在です。

NEOS40701 \2450
イェンス・ヨネライト(1968-):「気まぐれな」
夜明けに/ともされたろうそく/想像した別の日/ゆらめく炎の中に/あばかれた
おどけたしぐさ/気まぐれな/他
トム・シューラー(Tp,Fhrn)、
イェンス・ヨネライト(Dms, Cb, P, 電子P)
2005-2007年録音
ヨネライトはドイツのオッフェンバッハで生まれ、サウス・ダコタ大学で美術
と音楽を学び、マディソンのウィスコンシン大学で作曲をジョエル・ナウマン
に師事しました。交響曲,協奏曲,室内楽曲など多数の作品があり、ベルリン・
フィルのためにも作曲しており、前衛の中で人間的な表現を探求しています。

NEOS40702 \2450
(エリオット・シャープ・エディション第1集)
エリオット・シャープ(1951-):「誤り」
スプリニーの切符/異言で/砂の都市/どのデルタ/刺激/人智圏/他
エリオット・シャープ(G, Sax, コンピュータ)、
テクトニクス
1998年録音
シャープはバード大学でフリー・ジャズの先駆者ラッド、バッファロー大学で
フェルドマンなどに師事し、1979年からニューヨークの前衛的な演奏会場でギ
ターを弾き、実験的音楽の主要人物となりました。コルトレーンからクセナキ
スまで広範囲から影響を受け、作品は管弦楽曲からブルース、ジャズ、ロック、
テクノまで及びます。ここでは、激しくかき鳴らされるギターにクラリネット、
サクソフォン、ドラム、シンセサイザーなどが加わっています。

NEOS40703 \2450
(エリオット・シャープ・エディション第2集)
エリオット・シャープ:「シンダキット」
シンダキットSyndaKit第1部-第4部
オーケストラ・カーボン、
エリオット・シャープ(G)
1998年12月録音
オーケストラ・カーボンはシャープが創設した電子楽器を含む小規模な管弦楽
団で、シャープは曲によってギター、クラリネット、サクソフォンを演奏しま
す。この作品は、群がる鳥、通りの遊び仲間、組換えRNA、アフリカのドラム
合奏などを音素材やその構成方法として用い、各部分では同じリズムがしばら
く執拗に反復される上で様々な音が飛び交います。

NEOS40704 \2450
(エリオット・シャープ・エディション第3集)
エリオット・シャープ:「喉頭」
喉頭1-6
オーケストラ・カーボン、
ソルジャー弦楽四重奏団、
エリオット・シャープ(G, Sax, Cl,サンプラー)
1987年6-10月録音
この曲名は、ジューズハープ(口でくわえて指で弾く口琴)と、イヌイットとモ
ンゴルの歌に関係があると作曲者は説明しています。ここでシャープは自分が
考案し製作したダブル・ネック・ギターなどを担当して、協奏曲のような要素
もあり、騒音も含む大音響の力強い音楽が展開します。

NEOS40705 \2450
イェンス・ヨネライト:「集積」
ほのめかし/変転/延長/難問
ロスコー・ミッチェル(Sax, Fl, Pic)、
イェンス・ヨネライト(Dms, Cb, P)
2003年2・5月録音
ここに収録された作品のリズムはジャズ風ですが、ピアノの扱いや、特に第2
曲の独奏サクソフォンの様式はクラシックの現代音楽風です。ミッチェルは
1940年シカゴで生まれたアフリカ人の作曲家・サクソフォン奏者で、現代音楽
の先端にいる前衛ジャズの主要人物の一人と見なされています。

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07-10 No.19

2007年10月24日 14時35分36秒 | Weblog
<PentaTone>
PTC 5186 316(SACD-Hybrid) \2850
L・V・ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/交響曲第8番ヘ長調Op.93
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニック管弦楽団
コレギウム・ヴォカーレやシャペル・ロワイヤル、そしてシャンゼリゼ管との
コンビで幾多の名演を残している古楽演奏の世界的権威フィリップ・ヘレヴェ
ッヘ。これまでの長い音楽活動で培われたピリオド・アプローチをモダン・オ
ーケストラの演奏に取り込んだ演奏で絶大な反響を呼んだベートーヴェン全集
の第2弾がなんとペンタトーン(Pentatone)から登場に!
今回ペンタトーンからリリースされる第5番&第8番の2曲は、今年2007年の6月
にオランダ・アインホーフェンのフリッツ・フィリップス・ミュージックセン
ターで収録された最新録音。
ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの録音を担当したのは、アン
ドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」。
ティルソン・トーマスと&サンフランシスコ響のマーラー・チクルスで実現し
た超優秀録音の実績があるだけに、録音面への期待も非常に大きい。
2007年6月4日、9日-10日の録音。

●ハンス・フォンクの遺産 ※通常CDです
PTC 5186 318 \1450
L・V・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
J・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ハンス・フォンク(指揮)、セントルイス交響楽団
セントルイス響の自主レーベル「Arch Media」によって録音された今は亡き名
匠ハンス・フォンクの録音がペンタトーンから全世界に向けて発信することが
決定!スラットキンの後任として1996年にセントルイス響の音楽監督に着任し
たオランダの名匠ハンス・フォンク。
数多くのレコーディングやコンサートをこなしていたフォンクだが、度重なる
病の影響で1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年
に辞任となってしまう。(その後闘病の末、2004年8月29日に63歳で他界。)
この「ハンス・フォンク・レガシー」は、ハンス・フォンクのセントルイス響
時代を知ることの出来る貴重なシリーズとなるだろう。
ベートーヴェンの第1番とブラームスの第4番の2作品では、フォンクの特徴で
ある堅実な音楽作りによる秀演を聴くことが出来る。両作品とも指揮者の力量
が問われる名作だが、フォンクが見事にセントルイス響から堂々とした響きを
引き出している。
1999年11月5日-7日&2000年3月17日-18日、パウエル・シンフォニー・ホール
でのライヴ録音。

PTC 5186 321 \1450
A・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》
ハンス・フォンク(指揮)、セントルイス交響楽団
フォンクはブルックナーを自らの重要なレパートリーとして度々コンサートで
取り上げており、壮大な作品に対するストレートなアプローチは欧米を中心に
高い評価を受けてきた。ヨーロッパのオーケストラではなく、アメリカのセン
トルイス響を振ったブルックナー録音というところもポイント。
2001年4月19日-21日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。

PTC 5186 319 \1450
C・ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描《海》
M・ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
A・ルーセル:バレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》第2組曲
ハンス・フォンク(指揮)、セントルイス交響楽団
ベートーヴェンやブラームスから一転、フランス物での豊かな色彩感と巧みな
表現力はフォンクの引き出しの多さを証明している。特に「海」や「ラ・ヴァ
ルス」で自由自在にオーケストラをコントールするフォンクの手腕は見事。
2001年3月30日-31日、2000年1月27日-29日、1999年1月15日-17日、
2000年1月27日-29日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。

PTC 5186 320 \1450
O・メシアン:トゥーランガリラ交響曲
ギャリック・オールソン(ピアノ)、
ジャン・ローレンデュー(オンド・マルトノ)、
ハンス・フォンク(指揮)、セントルイス交響楽団
フォンクのレパートリーの広さと、セントルイス響の力強さが存分に発揮され
たメシアン。ギャリック・オールソンのピアノとベテラン奏者ローレンデュー
のオンド・マルトノも聴きどころの1つ。1999年2月12日-13日、パウエル・シ
ンフォニー・ホールでのライヴ録音。





<Avi-music>
4260085 530595 \2450
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1、2、3番、スケルツォWoO.2
アンティエ・ヴァイトハース(Vn) ジルケ・アヴェンハウス(P)
録音:2006年12月
アンティエ・ヴァイトハースとジルケ・アヴェンハウスによるシューベル作品
集(4260085530052)に続くアルバム。ブラームスの音楽を愛してやまないこの
2人。非常に雄弁で歌心に満ちた演奏で、ブラームスの旋律美を深く温かく弾
きあげています。自身の歌曲「雨の歌」の旋律を主題にした第1番の第3楽章。
2人の熱いブラームスへの思いが感動的な演奏を生んでいます。また第2番の
第1楽章は湧き上がる美しい旋律を、優しく包み込むようにヴァイトハースが
奏でると、アヴェンハウスがきゅっと引き締まったピアノで音楽の流れを作り、
詩情豊かでありながらも、あくまでも自然な演奏を聴かせてくれています。
決して技巧に頼ることなく心で演奏されたブラームスに心を撃たれる1枚です。




<AEON>
AE 0755 \2450
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1、2、3番
テディ・パパヴラミ(Vn) フィリップ・ビアンコーニ(P)
録音:2007年5月24-27日
その超絶技巧で聴衆を魅了するテディ・パパヴラミ。これまでAEONレーベルで
発売されたJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ
(AE 0535)とD.スカルラッティ:ソナタ集/ヴァイオリン編曲版 (AE 0644)で
はその奇才ぶりを発揮。均整の取れた音楽性とコントロールされた表現力は、
頭の良さを感じさせる切れのある演奏です。このブラームス:ヴァイオリン・
ソナタは彼自身2度目の録音(LYRINXから発売/廃盤)。パパヴラミは最良のパー
トナー、フィリップ・ビアンコーニとともにブラームスの音楽に真摯に語りか
け、音楽を紡ぎだしています。第3番はブラームスらしい重厚さと劇的情感が
打ち出された作品。パパヴラミの演奏は直情的ではなく、抑制の効いた構築性、
曇りのない美音の中に見え隠れする情感。やはり只者ではないと思わせる演奏
です。




<ORFEO>
ORFEOR 724071 \2080
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
ヨゼフ・カイルベルト(指)ケルン放送交響楽団
録音:1966年11月4日,ケルン,フンクハウス
ブルックナーとカイルベルト、どちらもドイツ気質丸出しの音楽性ゆえ、相性
は合いそうなのですが、CDで聞けるのは6番、9番(TELEFUNKEN)と、4番、7番
(N響とのライヴ)だけ。傑作第8交響曲を聞きたい!というのは、カイルベルト
・ファンの念願でした。それがついに叶えられます!1966年のケルン放送への
ライヴ録音で、ステレオです。カイルベルトの指揮は、期待通り骨太で一本木
なもの。ハース版を使用しつつも、随所にロマンティックな表情を見せ、動的
な情感が醸されており、決して生真面目一本の無粋なブルックナーになってい
ないのがカイルベルトの見事なところ。ケルン放送交響楽団がそれに立派に応
えています。ライヴといっても放送用の少人数の入りだったのか、ノイズもあ
まり多くなく、蔵出し音源の新鮮さもあって、この年代としてはかなり聞きや
すいもの。近年は稀になった男気のブルックナーに胸を熱くできることでしょ
う。




<Profil>
PH 08011 \2180
(1)フランク:交響曲ニ短調
(2)レスピーギ:交響詩「ローマの松」
ユーリ・アーロノヴィチ(指)ウィーン交響楽団
(2)ルドルフ・ショルツ(Org)
録音:1985年3月20日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)
オーストリア放送協会提供の音源による復刻。戦時の実体験にもとづく迫真の
「レニングラード」(PH.07009)が強烈な印象を与えた、アーロノヴィチによる
注目のライヴ第2弾。数多くの録音を残し相性の良さをみせるウィーン響との
顔合わせによる今回は、鬱蒼とした響きで重く濃い味わいのフランクと豪華絢
爛なレスピーギというプログラム。当時Wiener ZeitungやDie Presseの演奏会
評でも大きく取り上げられました。なお、当夜はほかにハインリヒ・シフの独
奏でプロコフィエフの交響的協奏曲も演奏されています。





<SUPRAPHON>
SU 3926 2枚組 \2960
スメタナ:喜歌劇「2人のやもめ」
マリア・タウベロヴァー(カロリーナ) 
ドラホミーラ・ティカロヴァー(アネジュカ)
イヴォ・ジーデク(ラディスラフ・ポドハーイスキー) 
エドゥアルド・ハーケン(ムムラル)
ミロスラヴァ・フィドレロヴァー(リドカ) 
アントニーン・ズレサーク(トニーク)
ヤロスラフ・クロンプホルツ(指)プラハ国立劇場O.&Cho.
録音:1956年11-12月プラハ、ルドルフィヌム
半世紀を経て記念碑的録音が初CD化。国民的オペラ「リブシェ」につづいて書
かれた「2人のやもめ」は、これまでの祖国の歴史や神話などを題材にした内容
とは異なり、洗練された、たわいのないサロン風のコミック・オペラ。堂に入
った歌唱と、母国語のたいへん明瞭なディクション。当アルバムはタウベロ
ヴァー、ティカロヴァー、ハーケンといった当時の伝説的なソリストを揃えた
チームにより他を寄せ付けない完成度を誇っています。





<ZIG-ZAG TERRITOIRES>
ZZT 2060101 3枚組 \3250
【CD1】ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集 (ZZT 2040301)
【CD2&3】F.クープラン: クラヴサン曲集 (ZZT 040401)
ブランディーヌ・ランヌ(Cemb)




<BelAir>
BAC 028(DVD-Video) \4950
字幕:英独仏西
モーツァルト:「後宮からの逃走」
シャーロク・モシュキン=ガラム(語り セリム)
マリン・ハルテリウス(S コンスタンツェ)
マガリ・レジェ(S ブロンデ)
マティアス・クリンク(T ベルモンテ)
ロイク・フェリックス(T ペドリッロ)
ヴォイテク・スミレク(Bs オスミン)
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブル
ユーロパ・コール・アカデミー
演出:ジェローム・デシャン,マシャ・マケイエフ
収録:2004年7月,エクサン・プロヴァンス音楽祭
噂の上演がついにDVDに!2004年7月にエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演さ
れた「後宮からの逃走」です。何といってもミンコフスキの指揮のカッコイイ
こと!彼は「後宮からの逃走」を大変得意にしており、既に1997年のザルツブ
ルグ音楽祭の公演がDVDになっています。そちらがモーツァルテウム管弦楽団
だったのに対し、こちらは手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノー
ブル、当然ミンコフスキの意図はより徹底されています。躍動する音楽はノリ
ノリ!歌手では、先日のチューリヒ歌劇場来日公演で絶賛されたベテラン、
マリン・ハルテリウスを軸に、近年モーツァルト・テノールとして人気急上昇
のマティアス・クリンク、フランスの若く新鮮なソプラノ、マガリ・レジェ、
ポーランドの知性派バス、ヴォイテク・スミレクなど、かなり優れたもの。
デシャンとマケイエフの舞台は、エキゾティズムを引き出し(オーケストラの
団員まで衣装をつけて、民族楽器を活用)をつつ、マンガチックでコミカルな
面白さもたっぷり。イケ面セリムが踊るフィナーレから、観客大興奮のカーテ
ンコールにかけての盛り上がりは、DVDで見ても最高です。

BAC 026(DVD-Video) \4950
字幕:英独仏西
ボスマン:「ジュリー」
マレナ・エルンマン(S ジュリー)
ゲイリー・マギー(Br ジャン)
ケルスティン・アヴェモ(S クリスティン)
大野和士(指)モネ劇場室内管弦楽団
演出:リュク・ボンディ
収録:2005年7月
2005年にベルギーのモネ劇場で初演され、非常に大きな話題となったボスマン
の「ジュリー」がDVDに。原作は、ストリンドベリの高名な「令嬢ジュリー」。
伯爵令嬢のジュリーが、召使のジャンと関係を持ち、剃刀で自殺する、という
話。小編成のオーケストラに、75分ほどの長さというコンパクトなオペラなが
ら、緻密な心理描写から大成功を収めました。DVDに収録されているのは、共同
制作のエクサン・プロヴァンス音楽祭での上演。全て初演と同じメンバーで、
自信に満ちた上演になっています。モネ劇場でのライブCDもありますが、リュ
ク・ボンディの舞台があってこその上演でしょう。大野ファンはもちろん、広
くオペラファンにお勧めできるDVDです。




<MIRARE>
MIR 027 \2500
F.クープラン:クラヴサン作品集
大殿様、シャブイの王女またはモナコのミューズ、軽はずみな女、フロール、
メヌエット、二重生活者、嘆きのほおじろ、芸術家、おじけた紅ひわ、
キタイロンの鐘、勝利者の歓喜、プレリュード第6番、機知、
フランスのフォリアまたはドミノ、葦、プレリュード第8番、
そしらぬ顔であざ笑う女、うなぎ、交差するメヌエット、手品
ピエール・アンタイ(Cemb)
名手ピエール・アンタイによる大クープランのクラヴサン作品集。美しさとシ
ニカルさを持ったクープランの音楽世界を、想像を超えた表現力により描き出
されています。アンタイの師であるレオンハルトの悠然とした格調高い演奏と
は違い、洗練された表現と考え抜かれたアーティキュレーションで明晰さを感
じさせる演奏となっています。奏される音、一音一音にはっきりとした意思を
感じさせる強い音楽性を漂わせています。

MIR 048 \2500
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
シャオ・メイ・シュ(P)
シャオ・メイ・シュは上海出身のピアニスト。文化大革命の影響を受けるも、
アイザック・スターンに見出され渡米。1985年からはパリに拠点を移して世界
各地で演奏活動を行っています。MANDALAレーベルに1999年に録音されたゴル
トベルク変奏曲(廃盤)は、ディアパゾンで5つ★を獲得した名演。この最新録
音でも彼女独自の斬新な解釈により、他では聴くことの出来ない稀演となって
います。

MIR 036 \2500
ビゼー:交響曲 ハ長調、組曲子供の遊びOp.22
シャブリエ:田園組曲
フランソワ=グザヴィエ・ロス(指)
レ・シエクル
1971年生まれの新鋭グザヴィエ・ロス率いる室内オーケストラ、レ・シエクル
による演奏。2007年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも演奏されたプログラム、
ビゼーとシャブリエ。シャブリエの「田園組曲」はピアノのための「絵画的
小品集(全10曲)」のうち4曲をシャブリエ自身がオーケストラにアレンジした
作品。華やかさと明るさに満ちた若々しい演奏で聴かせてくれます。またビゼ
ーの交響曲も覇気に満ち、生気と新鮮さを前面に出した音楽です。




<haenssler>
98 238 \2080
ハイドン:
(1)交響曲第41番ハ長調Hob.I:41
(2)交響曲第44番ホ短調Hob.I:44「悲しみ」
(3)交響曲第47番ト長調Hob.I:47
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルクSO.
録音:2006年5月8-9日、9月13-15日
メーレンバッハ、ビュルガーハウス
ことし2007年9月にたった一度きり、東京で行われた初来日公演が前評判どお
りの絶賛を浴びたファイ率いるハイデルベルク交響楽団。快調に進むハイドン
・シリーズの最新作は、作曲者お気に入りの名作「悲しみ」を含む3曲を収録
しています。
随所でみられるテンポの揺らしや鋭利なアクセントの多用。そして急と緩との
激烈なコントラスト。これでこそ「悲しみ」というニックネームの由来にも
なった、ハイドン自らが亡くなる際に演奏を希望したといわれるアダージョの
美しさも活きてくるというもの。音楽評論家の安田和信氏が「古典派時代の聴
衆が音楽から感じ取った熱狂と興奮を現代に蘇らせることにこそある」と評し
たように、わたしたちが忘れかけていたなにかを思い起こさせる力がかれらの
演奏にはあります。ピリオド・アプローチの最先端を突き進むコンビが生み出
すたまらなく刺激的な音楽は、いままさに旬を迎えたといえるでしょう。

98 259 \2080
ラフマニノフ:
(1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(2)ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ヘンリ・シーグフリードソン(P)
ステファン・ショーヨム(指)SWRシュトゥットガルト放送SO.
録音:2006年10月16-19日ジンデルフィンゲン・シュタットハレ
前作シベリウスのピアノ編曲集(98.261)で、その抒情美をあますところなく引
き出したフィンランドのシーグフリードソン。つぎに取り上げたのはラフマニ
ノフの協奏曲、それも第2と第3という最高のカップリングです。
ラザール・ベルマンにも師事してテクニックも万全。それにもまして、同じ北
欧系のアンスネスあたりに通じる透明感あるピアノが奏でる緩徐楽章の美しさ
といったら、思わずため息が出るほど。サポートするのは1979年スウェーデン
生まれのショーヨム。セゲルスタムとフィンランドの伝説的な指揮者ヨルマ・
パヌラに師事した俊英です。




<SUPRAPHON>
SU 3932 \1780
(1)ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調Op.22(B 52)
(2)同:管楽セレナードOp.44(B 77)
(3)スーク:「聖ヴァーツラフ」のコラールによる瞑想曲Op.35a[弦楽合奏版]
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア
新日本フィルへの客演を通じて、その実力のほどが日本のファンの間にも着実
に浸透しつつあるチェコ期待の指揮者フルシャ。ことし10月の定期公演では
「新世界」交響曲を振って、才気と共感いっぱいの熱演を繰り広げました。
最新録音のドヴォルザーク・アルバム第3弾は、セレナード2作とドヴォルザー
クとは師弟の間柄であったスークの作品を収録しています。
「私の考えでは、ドヴォルザークは誇張されたり、気負って飾りつけられたり、
こうあるべきと過度に型にはめられたり、さらに何も考え無くあるいはわざと
らしく技巧に走り始めた途端に、そのアプローチは正しくありません。私の目
指すのは、その単純さと自然さとを強調することなのです。これが失われてし
まえば、ドヴォルザークはもはやドヴォルザークではありません。」(ヤクブ・
フルシャ)

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07-10 No.18

2007年10月22日 16時30分23秒 | Weblog
<EMI UK>
CDC-5014092 \1980
エルガー:チェロ協奏曲
チェロ協奏曲ホ短調Op.85
In Moonlight
気まぐれ女Op.17
ロマンスOp.62
愛の挨拶Op.12
朝の歌Op.15-2
溜め息Op.70
ナタリー・クライン(チェロ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー指揮
UKの有望新人チェロとして注目されるクラインの最新録音は協奏曲をメインと
して他にチェロとオーケストラのための作品(協奏曲以外はジュリアン・ミロ
ーンの編曲)で様々な演奏スタイルで親しまれているエルガーの名曲集。協奏
曲はデュ・プレとバルビローリ指揮による録音が今や伝説的な名演として20世
紀を代表するとされますが、このクラインの新録音は力強く、新鮮で類まれな
演奏で21世紀のエルガーとして評価される可能性を秘めた録音に仕上がってい
ます。ご期待ください。

●ENCORE
CDE-5089932 \900
ベートーヴェン:
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウス・テンシュテット指揮

CDE-5090192 \900
ボストリッジ/ノエル・カワード・ソングブック
1.I travel alone; 2.London Calling:Parisian Pierrot;
3.On with the dance:Poor little rich girl;
4.This year of Grace:World weary; 5.This year of
grace:Mary make-believe; 6.This year of grace:A room with a view;
7.This year of grace:Dance, little lady; 8.Bitter sweet;If you could
only come with me; 9.Bitter sweet:I'll see you again; 10.Bitter sweet:
Zigeuner; 11.The dream is over; 12.Cochran's 1931 revue:Any little
fish; 13.Cavalcade:Twentieth century blues; 14.Word and music:Mad
dogs and Englishmen; 15.Words and music:Let's say goodbye;
16.Wordsand music:Something to do with spring; 17.Words and music:
The Party's over now: 18.Private lives:Someday I'll find you;
19.Set to music:Never again
イアン・ボストリッジ(テナー)、ソフィー・デイヌマン(ソプラノ)、
テイト(ピアノ)

CDE-5089952 \900
ガーシュウィン:
ラプソディ・イン・ブルー(グローフェ編)
ピアノ協奏曲ヘ長調* 他
ピーター・ドノホー(ピアノ)
ロンドン・シンフォニエッタ
*バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮

CDE-5090152 \900
ハイドン:
ロ交響曲第102番変ロ長調
交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
イギリス室内管弦楽団
ジェフリー・テイト指揮

CDE-5090172 \900
リスト:ファウスト交響曲
50ゲスタ・ウィンベルイ(テナー)、ウェストミンスター教会男性合唱団
フィラデルフィア管弦楽団、
リッカルド・ムーティ指揮

CDE-5090222 \900
メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウス・テンシュテット指揮

CDE-5090242 \900
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65
ロンドン交響楽団、
アンドレ・プレヴィン指揮

CDE-5090272 \900
シベリウス:
交響曲第4番イ短調Op.63
交響曲第5番変ホ長調Op.82
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

CDE-5090292 \900
スッペ:序曲集
軽騎兵; タンタロスの苦悩; Die Irrfahrt um's Gluck; 親方夫人; 
ウィーンの朝、昼、晩; スペードの女王; ウィーンの歓喜;
詩人と農夫
アカデミー室内管弦楽団、
ネヴィル・マリナー指揮

CDE-5090322 \900
オペラ合唱曲集
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」より; 
ヴェルディ:「運命の力」より; 「ナブッコ」より; 「オテロ」より; 
「イル・トロヴァトーレ」より; 
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より; 
プッチーニ:「蝶々夫人」より; 「トゥーランドット」より;
ヴェルディ:「マクベス」より; 
ドニゼッティ:「ランメルムーアのルチア」より;
ロッシーニ:「エジプトのモーゼ」より; 
ドニゼッティ:「ドン・パスクアーレ」より;
ヴェルディ:「アイーダ」より
コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団、管弦楽団
ランベルト・ガルデッリ指揮




<ARS PRODUKTION>
ARS 38017(SACD-Hybrid) \2700
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガン作品集 Vol.3
「癒しの水」(2004);せせらぎのナイチンゲール,ワインになる水,
癒しの水,ライン川[Rhenus fluvius],ヨルダン川の鳥
オルガン交響曲「賛美せよ」(2005)/聖なるタンゴ II
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2007年3月30日-4月2日、ドイツ、デュッセルドルフ=オーバーカッセル、
復活教会
使用楽器:エウロパ・オルガン「フェリクス・メンデルスゾーン」
ブラーはベルント・アロイス・ツィンマーマンやペンデレツキに師事した作曲
家でありオルガニスト。Vol.1, 2の発売は後になるようです。

ARS 38022(SACD-Hybrid) \2700
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.2
コラール前奏曲「救い主は復活したもう」
4つの小前奏曲とフーガ;変ホ長調,ハ短調,ト長調,ニ長調
ハイドンの「神よ、受けたまえ」へのコラール前奏曲
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2006年9月17-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製

ARS 38032(SACD-Hybrid) \2700
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.3
幻想曲とフーガ ニ長調/前奏曲とフーガ イ長調
オラトリオ「七つの封印を有する書」から 2つの間奏曲
トッカータとフーガ 変イ長調
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2004年9月16日、2006年9月17-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製

ARS 38025(SACD-Hybrid) \2700
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886;チェロ版)
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ト短調 Op.9(1901)
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)
録音:2006年2月、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ

ARS 38052(SACD-Hybrid) 4枚組 \10800
ワーグナー(1813-1883):楽劇「ワルキューレ」
スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)
ボド・ブリンクマン(ヴォータン)
ヴィルマ・エルンスト=モズライティス(フリッカ)
クリスティアン・フランツ(ジークムント)
ジェイン・カッセルマン(ジークリンデ)
ハンス・ゲオルク・モーザー(フンディング)
ローナ・クルマー=シェルバッハ(ヘルムヴィーゲ)
インガ・フィッシャー(ゲルヒルデ)
ペトラ・シュミット(オルトリンデ)
マリーザ・アルトマン=アルタウゼン(ヴァルトラウテ)
グンドゥラ・シュナイダー(ジークルンデ)
ジャネット・シェーファー(ロスヴィルデ)
ヨーケ・クラーマー(グリムゲルデ)
エリーザベト・ハウ=ヴィレボイス(従者)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
カッセル国立劇場管弦楽団
録音:1999年6月17-22、27日、カッセル国立劇場、ライヴ
「ジークフリート」(FCD 368367-70;4CD)、「神々のたそがれ」(FCD
368381-84;4CD)に続く、カッセル国立劇場の「指環」アーカイヴ録音リリー
ス第3弾。

ARS 38448 \2180
2台ピアノ8手連弾のためのオリジナル作品集
コルネリウス・グルリット(1820-1901):狩の序曲 Op.101(*)
ゲーザ・ホルヴァート(1868-1925):ハンガリー小組曲 Op.68(*)
ベドジフ・スメタナ(1824-1884):一楽章のソナタ(1849)
パーシー・グレインジャー(1882-1961):カントリー・ガーデンズ
ステファン・イコノモフ(1927-1994):ソナタ(*)
マック・ウィルバーグ(1955-):ビゼーの「カルメン」の主題による幻想曲
ウィリアム・ジロック(1917-1993):シャンパーニュ・トッカータ
ケヴィン・R・オルソン(1971-):
ア・スコット・ジョプリン・ラグ・ラプソディー
ベルント・ヘンゼル(1956-):かかし(2002)(*)  (*)世界初録音
バイノフ=ピアノ=アンサンブル
トミスラフ・バイノフ、ズザナ・スハノヴァー、ルイジ・カセッリ、
スヴェトラーナ・メック、ハインリヒ・バイゼ(ピアノ)
録音:2002年8月、ドイツ、デンキンゲン、
バイノフ=ピアノ=アンサンブル=スタジオ

ARS 38467 \2180
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲集 Vol.1
第1変ホ長調 Op.1 No.1
第7番変ロ長調「大公」Op.97
メルヒャー三重奏団
フランツィスカ・メルヒャー(ピアノ)
タニヤ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
トルステン・エンケ(チェロ)
録音:2006年4月10-12日、BR、スタジオ2

ARS 38470 \2180
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
楽興の時 D.780
エレーナ・マルゴリナ(ピアノ)
録音:2007年3月5-9日、ドイツ、カーメン、
クラヴィーア&フリューゲル・ギャラリー・マイヴァルト

ARS 38474 \2180
フーゴー・カウン(1863-1932):
歌曲集 Op.25;夜露、それは涙,ポストホルン,夜の女王,
赤いけし,これほどに荒れて寂れた谷はない,覚醒
歌曲集 Op.119;夏の夜,パオロとフランツェスカ,警告,
ばら,私にはお母さんがいた,満足
シューマン(1810-1856):リーダークライス Op.39
ユディト・エルプ(ソプラノ)
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ)
録音:2006年9月18-21日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
カウンはベルリンに生まれ、1887年から1902年まではアメリカ合衆国で、その
後ベルリンに戻って活躍した作曲家。オペラ、交響作品をはじめあらゆるジャ
ンルに作品を残しましたが、合衆国時代に合唱指揮者として名を上げたため、
合唱作品の数は200を超えます。その次に多いのが40数曲にのぼる独唱歌曲で、
当盤にはそのうち2つの歌曲集が収録されています。カウンの作品が商業的に
録音されたのはこれが初めてかもしれないとのことです。





<Harmony>
HCC 2038 \3000
ラフマニノフ:ピアノ作品集
コレルリの主題による変奏曲op.42、前奏曲集よりop.23-5、op.32-5、
練習曲集「音の絵」よりop.33-5、op.39-2、op.39-4、op.39-6、op.39-9、
リラの花
チャイコフスキー=ラフマニノフ編:子守歌
クライスラー=ラフマニノフ編:愛の悲しみ、愛の喜び
鈴木 弘尚(pf)

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07-10 No.17-1

2007年10月20日 11時35分35秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VCD-3952352 2枚組 \1980
ハイドン:オラトリオ「天地創造」全曲
ガブリエル/ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)
ウリエル/トビー・スペンス(テナー)
ラファエル/ディートリッヒ・ヘンシェル(バス・バリトン)
エヴァ/ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
アダム/マルクス・ウェルバ(バリトン)
レ・ザール・フロリサン合唱団、管弦楽団
ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティが2007年初夏にフランス、ギリシャでの公演を実現し最新録音も完
成させました。1799年ウィーン初演以来傑作として親しまれたオラトリオの注
目の新作をご案内いたします。

DVBW-5050689(DVD-Video) 2枚組 \2850
マスネ:歌劇「マノン」全曲
マノン・レスコー/ナタリー・デセイ(ソプラノ)
騎士デ・グリュー/ロランド・ヴィラゾン(テナー)
伯爵デ・グリュー/サミュエル・ラメイ(バス)
レスコー/マヌエル・ランサ(バリトン)
ギヨー・ド・モルフォンテーヌ/フランシコ・バス(テナー)
デュ・ブレティニー/ディディエ・アンリ(バリトン)
プセット/クリスティナ・オブレゴン(ソプラノ)
ジャヴォット/マリサ・マルティンス(メゾ・ソプラノ)
ロセット/アンナ・トベリャ(メゾ・ソプラノ)
リセウ大劇場合唱団(ホセ・ルイス・バッソ指揮)
リセウ大劇場交響楽団、ビクトル・パブロ・ペレス指揮
マスネの代表作オペラでデセイとヴィラゾンの共演が実現しました。1884年パ
リ初演以来、世界的にマスネのオペラ中最も人気作品として定着している「マ
ノン」。デイヴィド・マクヴィカー演出によるENOとリセウの共同制作の舞台
を、2007年6月のバルセロナ、リセウ劇場での公演をDVD化。




<Channel Classics>
CCSSA 24307(SACD-Hybrid) \2850
レスプリ・ガラ ――
アントワーヌ・ボエセ(1586-1643):
Noires forets、Que servent tes conseils、Me veux-tu voir mourir
エヌモン・ゴーティエ(ca.1575-1651):L'lmmortelle
ジェルマン・ピネル(ca.1600-1661):前奏曲
ミシェル・ランベール(ca.1610-1696):
Vous eprouver toujours severe、Ombre de mon amant、
Il n'est point d'amour sans peine、Rochers, vous etes sourds、
Vos mepris chaque jour
ニコラ・オトマン(1614-1663):サラバンド、テオルボのための小品ニ短調
セバスチャン・ル・カミュ(ca.1610-1677):
Forets solitaires et sombres、Ah! Fuyons ce dangereux sejour、
Laissez durer la nuit、Qu'une longue tiedeur ennuie、Amour, cruel Amour
ロベール・ド・ヴィゼー(1660-a.1725):
前奏曲、仮面舞踏会、シャコンヌとロンドー
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
Ah! Laissez-moi rever H.441、Celle qui fait tout mon tourment H.450、
Ah! Qu'on est malheureux H.443、Ruisseau, qui nourrit dans ce bois
H.466、Sans frayeur dans ce bois (Chaconne) H. 467
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、フレッド・ヤコブス(テオルボ)
フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会との共演などでその存在感を発揮
し続けているゾマーが歌うのは、シャルパンティエやランベール、オトマンら
17世紀フランスの作曲家による歌曲集。
16世紀後半から17世紀中期にかけてフランスの宮廷や上流階級ではリュートな
どの器楽伴奏が付いた「エール・ド・クール」と呼ばれた世俗歌曲が流行し、
アントワーヌ・ボエセは中心的役割を担っていたことで知られている。
またボエセの次の世代となるシャルパンティエの「エール・セリユー」と呼ば
れる世俗歌曲も収録されており、フランス歌曲の変遷をこの1枚のアルバムで
聴くことができる。
まさに阿吽の呼吸と言うに相応しいゾマーとヤコブスのコンビによる見事な演
奏は、「光り輝くローマ」(CCSSA 19903)や「カッチーニの新音楽」
(CCSSA 21305)で証明済。この「レスプリ・ガラ」は、バロック唱法&奏法
のスペシャリストによるフランス音楽をたっぷりと味わえる極上の贅沢である。

CCSSA 27507(SACD-Hybrid) \2850
E・エルガー:歌曲全集第1巻 ――
私を慰めるもの/ああ、優しかりし歌の調べOp.59-3/月夜に/嘆願Op.48-1
/糸を引く7人/黎明Op.59-6/暁の風/暁にOp.41-1/語れ音楽よOp.41-2/
その汚れなき澄んだひとみの涙をぬぐい/いつでもどこでも/海の絵Op.37
/ダマスクローズに似て/メアリー女王の歌/秋の歌/来たれ優しき夜
アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)、
コンラッド・ジャーノット(バリトン)、
ライニルト・メース(ピアノ)
イギリスの音楽史を代表するエルガーが書いた全ての歌曲を網羅するこのシリ
ーズは、20世紀歌曲協会のサポートを得たことで実現した企画なのである。
チャンネル・クラシックスはこれまでにもシュレーカー、レスピーギ、シマノ
フスキの歌曲集で実績を残しているだけに今回のエルガーへの期待も大きい。
第1巻に登場する歌い手はオニックスから初のリサイタル・アルバムをリリー
スするなど勢いに乗るソプラノ奏者ルークロフト、同じくイギリス出身でフィ
ッシャー=ディースカウやリリンク直伝の歌声で注目を浴びるバリトンのジャ
ーノットという実力派コンビ。これは強力!

CCSSA 26007(SACD-Hybrid) \2850
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第2番イ長調Op.68/同第4番ニ長調Op.83
カンディダ・トンプソン(ヴァイオリン&音楽監督)、
アムステルダム・シンフォニエッタ
チャイコフスキーの弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》の弦楽合奏版
(CCSSA 21504)、ベートーヴェン&ウォルトンの弦楽作品の合奏版(CCSSA
23005)での斬新な編成と解釈で話題を呼んできたアムステルダム・シンフォ
ニエッタが次に取り組んだのはショスタコーヴィチ。
アムステルダム・シンフォニエッタは弦楽合奏の編成で演奏を行うことによっ
て、ショスタコーヴィチの2つの弦楽四重奏曲から交響的な一面を引き出すこ
とに成功している。
アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオラ
ンダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ
・トンプソンが2003年から音楽監督を務めている。

CCSSA 26807(SACD-Hybrid) \2850
コメディアン・ハーモニストの音楽 ――
Veronika, der Lenz ist da/Eine kleine Fruhlingsweise/《セビリャの理
髪師》序曲/Mein kleiner gruner Kaktus/ストーミー・ウェザー/アリ・
ババ/すずしい谷間で/Als ik weer zin heb om te zingen/Wir sind von
Kopf bis Fuss auf Liebe eingestellt/Schone Isabella von Kastilien/
Morgen mus ich fort von hier/Wochenend und Sonnenschein/Nuit et Jour
/Der Onkel Bumba aus Kalumba/Kannst du pfeifen Johanna?/Guter Mond
/Holzhackerlied/Gitarren spielt auf/Lebe wohl, gute Reise
フローマーマン
1927年に結成され、両大戦の狭間の時期にベルリンで絶大な人気を博した男声
ヴォーカル・アンサンブル「コメディアン・ハーモニスツ」。熱狂と極上のエ
ンターテイメントを届けたコメディアン・ハーモニスツだったが、ナチスのユ
ダヤ人弾圧によって解散。その活動は後年映画化されている。
今回新たにチャンネル・クラシックスに加わるのは、「コメディアン・ハーモ
ニスツ」のリーダーだったハリー・フローマーマンの名を冠したオランダの男
声ヴォーカル・アンサンブル「フローマーマン」!
2004年12月のアムステルダム運河フェスティヴァルからのリクエストによって
テノール奏者マルセル・ライヤンを中心として結成された「フローマーマン」
が歌うのは、アンサンブルのルーツである「コメディアン・ハーモニスツ」の
レパートーリー。数十年の時を経て伝説のエンターテイメントが復活する。

CCSSA 80807(SACD-Hybrid) \2850
ハロー・ミスター・パガニーニ ――
N・パガニーニ:
悲しみよ去りゆけOp.12(クライスラー編)/カプリース第24番イ短調Op.1-24
(クライスラー編)/イギリス国歌による変奏曲Op.9/カンタービレ(キンス
キー&ロスチャイルド編)/《わが心うつろになりて》による変奏曲/魔女た
ちの踊りOp.8(クライスラー編)/ラ・カンパネッラOp.7(クライスラー編)
/《こんなに胸騒ぎが》による変奏曲Op.13(クライスラー編)
ニン・フェン(ヴァイオリン)、トーマス・ホッペ(ピアノ)
中国のアーティストによる中国伝統音楽の演奏をリリースしてきたチャンネル
・クラシックスの「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。
中国の伝統作品を取り上げてきたこれまでの流れとは一味違うこのパガニーニ
・アルバムには、2006年に第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで
見事第1位に輝いた中国期待の新星ニン・フェンが登場!
ニン・フェンは既に日本でもリサイタルを開催するなど急速にその名を広めて
おり、現在は引く手あまたの状態だという。中国の天才がパガニーニの作品の
持つ超絶的な外面と天使のような抒情詩的な内面をヴァイオリンを通じて伝え
てくれる。




<APR>
APR 5662 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-コンスタンチン・イグムノフ ――
F・ショパン:マズルカ第33番ロ長調Op.56-1(録音:1935年、モスクワ)
A・スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調Op.32-1(録音:1935年、モスクワ)
R・シューマン:クライスレリアーナOp.16(録音:1941年、モスクワ)
P・チャイコフスキー:四季Op.37b
コンスタンチン・イグムノフ(ピアノ)
歴史的録音や現在もイギリスなどで活躍しているピアニストの録音で多くの支
持を得ているAPRの最重要シリーズ『20世紀中期のロシア・ピアニズム 』から
第2シリーズが登場!
第1シリーズとなった「ネイガウス(ノイハウス)とその弟子たち」に続くのは
「イグムノフとその弟子たち」。
イグムノフは、アレクサンドロフ、オボーリン、フリエール、ダヴィドヴィチ、
タマルキーナ、そしてグリンベルクといった世界的ピアニストを筆頭に600人
(!)を超える弟子たちを育て上げた稀に見る名指導者としてロシアの音楽史に
その名を刻んでいる。
またイグムノフはラフマニノフの同期でありピアノ・ソナタ第1番の初演を担
当するなど、ピアニストとして果たした重要も非常に大きい。死の前年の演奏
となるチャイコフスキーの「四季」を収録するなど、ここに収録された演奏全
てがロシアン・ピアニズムの歴史である

APR 5665 \1880
20世紀中期のロシア・ピアニズム-ヤコフ・フリエール ――
F・ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調Op.35(録音:1956年頃、モスクワ)
S・ラフマニノフ:
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2、同ト短調Op.23-5(録音:1952年頃、モスクワ)
D・カバレフスキー:24の前奏曲Op.38(録音:1955年頃、モスクワ)
ヤコフ・フリエール(ピアノ)
自らの師であるイグムノフと同じく、ピアノの名手であり名教師であったヤコ
フ・フリエール。ここではイグムノフ門下生の中でも突出した実力を誇ったフ
リエールがモスクワで1950年代に録音を行った4作品を収録。
フリエールはモスクワ音楽院教授としてプレトニョフやフェルツマンを育てる
など、演奏技術だけでなく指導力も師から受け継いでいたのだろう。フリエー
ルの演奏によるカバレフスキーの「24の前奏曲」の全曲収録も嬉しいところ。

APR 7301 3枚組 \3760
F・ショパン ――
初期(1827-1835):
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22、
夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1、同第4番ヘ長調Op.15-1、
同第5番嬰ヘ長調Op.15-2、同第6番ト短調Op.15-3、ボレロOp.19、
マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1、同第9番ハ長調Op.7-5、
同第8番変イ長調Op.7-4、バラード第1番ト短調Op.23、
葬送行進曲ハ短調Op.72-2、ワルツ ホ短調Op.posth、
ワルツ第9番変イ長調Op.69-1《別れ》/
中期(1835-1841):
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31、夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2、
演奏会用アレグロ イ長調Op.46、ワルツ第4番ヘ長調Op.34-3、
同第5番変イ長調Op.42、ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》、
マズルカ第23番ニ長調Op.33-2、スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39、
練習曲第13番変イ長調Op.25-1、同第14番ヘ短調Op.25-2、
同第23番イ短調Op.25-11、同第24番ハ短調Op.25-12/
後期(1841-1849):
子守歌変ニ長調Op.57、幻想曲ヘ短調Op.49、夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1、
同第16番変ホ長調Op.55-2、ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58、
舟歌嬰ヘ長調Op.60、マズルカ第40番ヘ短調Op.63-2、同第51番ヘ短調Op.68-4、
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53《英雄》
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
幼少時代からBBC放送やコンサートなどで活躍してきたイギリスのベテラン女流
ピアニスト、ヴァレリー・トライオン。メンデルスゾーンの作品集(APR 5595)
は、「これまでで最も素晴らしいメンデルスゾーン」と評価されるなど多くの
素晴らしい録音を作り続けている。
ブランドン・ヒルのセント・ジョージ教会で新たに録音されたこのショパンは
その生涯を3つに区切った形で作品が収録されており、その作風の移り変わり
を捉えることが出来るように構成されている。




<Guild Historical>
GHCD 2329 \1350
M・ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》より 第4幕への前奏曲
P・I・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
R・ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲とイゾルデの愛の死
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲*
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
シュトゥットガルト放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団*
続々と歴史的音源のリリースを進める絶好調ギルド・ヒストリカル。
新たにこのギルド・ヒストリカルから復刻されるストコフスキの音源は、チャ
イコフスキーの交響曲第5番を中心としたドイツのオーケストラとのライヴ録
音集!
変幻自在のテンポ、めくるめく色彩感、そして凄まじいまでのパワーとテン
ションがひしひしと伝わってくる凄演を展開しており、ストコフスキ・サウン
ドを思う存分堪能させてくれる。特にチャイコフスキーの第4楽章で登場する
6分30秒から40秒にかけての急激なテンポダウンとその後に待ち受けるリタル
ダンドにはもう唖然。
お馴染みのエンジニア、ピーター・レイノルズが施したリマスターによって音
質も良好となっている。シュトゥットガルト放送響との録音は1955年5月20日
(ライヴ)、フランクフルト放送響とのドビュッシーは1955年5月31日(ライヴ)
の録音(ADD)。

GHCD 2330/31 2枚組 \2700
ニューヨークフィル・ライヴ・レコーディング1937-1943 ――
C・フランク:交響曲ニ短調(録音:1939年10月15日)
H・ベルリオーズ:
歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》序曲(録音:1938年10月30日)
C・グリフィス:白い孔雀(録音:1938年10月30日)
C・ドビュッシー:イベリア(録音:1937年11月14日)
M・カステルヌオーヴォー=テデスコ:
《ジョン王》序曲(録音:1942年3月15日)
J・ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102(録音:1939年3月26日)*
A・ベンジャミン:イタリアの喜劇への序曲(録音:1941年4月20日)
A・コレッリ(バルビローリ編):合奏協奏曲
ボーナス・トラック
G・マーラー:アダージェット(抜粋/録音:1939年12月17日)
ジョン・バルビローリ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団、
アルバート・スポルディング(ヴァイオリン)*、
ガスパール・カサド(チェロ)*
国際バルビローリ協会の協力によってギルド・ヒストリカルからリリースとな
るバルビローリの新たなタイトルは、ニューヨーク・フィルとのライヴ録音集。
イギリスの巨匠バルビローリがトスカニーニの後任としてニューヨーク・フィ
ルの常任指揮者として活動した1936年から1943年。この期間とほぼ同じとなる
1937年から1943年にかけて行われたコンサートからのライヴ録音を2枚のディス
クにまとめたもの。
フランク、グリフィス、ドビュッシー、カステルヌオーヴォー=テデスコなど
バルビローリのレパートリーの広さを再確認できる。

GMCD 7314 \2180
新しいクリスマス ――
F・メンデルスゾーン:喜び歌え、地の民よ
マイケル・ヘッド(1900-1976):ベツレヘムへの小道
ボブ・チルコット(1955-):シェファーズ・キャロル
14世紀ドイツ(ラッター編):Quem pastores laudevere
J・ラッター:メアリーの子守歌
ケネス・レイトン(1929-1988):コヴェントリー・キャロル
ジョナサン・ラスボーン(1957-):コーパス・クライスティ・キャロル
ジュディス・ウェアー(1954-):光を放て、エルサレムよ
モートン・ラウリッドソン(ローリゼン):大いなる神秘
フランス民謡(ジャクソン編):新しいクリスマス
ナジ・ハキム(1955-):ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ
ハンフリー・クルーカス(1941-):クリスマスに愛は来たる
ポール・エドワーズ(1956-):ノー・スモール・ワンダー
F・グルーバー(ラスボーン編):きよしこの夜
ジョン・ガードナー(1917-):明日は私の喜び踊る日
ナイジェル・ショート編:まぶねの中で
マルコム・サージェント編:ハワイアン・ララバイ
M・トーメ(スウィングル編):クリスマス・ソング
イギリス民謡(カーター編):12日間のクリスマス
フィオナ・マクウィリアムス(ソプラノ)、ニコラ・バルザン(ソプラノ)、
ジース・スタンスフィールド(ソプラノ)、マシュー・ウッド(バリトン)、
ジェレミー・フィルセル(オルガン)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
ギルド(Guild)のクリスマス・アルバムは、現役で活躍中の作曲家の作品や編曲
作品を中心としたクリスマスのための新しい合唱作品を集めたもの。ラスボー
ン、ラウリッドソン(ローリゼン)、そしてラッターなど合唱界で広く知られる
作曲家のオリジナル作品から、サージェントの編曲作品など非常にバラエティ
豊かなラインアップとなっている。
合唱王国イギリスでも堂々たる存在感を放つヴァサーリ・シンガーズのハーモ
ニーにも注目が必要だ。

GLCD 5139 \1650
軽音楽の黄金時代-音楽の万華鏡Vol.1 ――
シュレッケンベルガー:カレイドスコープ
マキシン:ダブル・クロス
伝承曲:オレンジとレモン
ウィリアムソン:《Rivers Of The North Of England》からの組曲
ヘンマン:オープン・ウィンドウズ組曲/他 全27曲
チャールズ・グローヴズ、BBCノーザン・オーケストラ、
ギルバート・ヴィンター(指揮)、
BBCミッドランド・ライト・オーケストラ、他
軽音楽の宝庫として定着してきたギルド・ライト・ミュージック・シリーズか
らは新譜が2タイトル。BBCのオーケストラ7団体の演奏が含まれているところ
がポイント。

GLCD 5138 \1650
軽音楽の黄金時代-四季の軽音楽 ――
デューク:パリの4月
レイエ:4月の思い出
コーツ:夏の午後
イチーニ:ヴェニスの夏の日
コスマ:枯葉
ローズ:秋のセレナーデ
L・アンダーソン:そりすべり
シェファード:冬
クリスマス・ファンタジー/他 全24曲
エリック・コーツ&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ、他
古き良き時代を感じさせる音楽で巡る四季の旅。ライト・ミュージック・ファ
ンにはお馴染みの往年の名作が多数盛り込まれている。

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