クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

04-08 No.10

2004年08月20日 18時20分05秒 | Weblog
★休業予定変更のご連絡★
先日、当店の休業予定をご連絡いたしましたが、日程に変更がございます
ので、ご連絡させていただきます。

休業予定は9月上旬から10月中旬の予定となります。
商品の発送開始も10月中旬以降を予定しております。
9月上旬までは、メールのお返事は行なえる予定です。
メールマガジンの発行は、10月まで行なわない予定です。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

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04-08 No.9

2004年08月12日 18時41分44秒 | Weblog
★ご連絡★
大変申し訳ございませんが、店主が病気・入院のため、当店は8月中旬より
1ヶ月程度、お休みをいただく事となりました。

商品のご注文をいただいているお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしま
すが、下記のように対応させていただきますので、よろしくお願いいたし
ます。

●現在、ご注文いただいております商品は、9月下旬以降から順次発送
させていただく予定です。
●本日より、新譜・旧譜とも、ご注文受付を停止させていただきます。
●本日をもって、商品の発送は一旦停止させていただきます。
●ご注文いただいております商品でキャンセルをご希望の場合は、随時
メールでご連絡下さい。お返事は差し上げられませんが、手続きを取らせ
ていただきます。他店でお買い上げになられる場合なども、お手数ですが
ご連絡をいただければ、キャンセルとさせていただきます。

突然のご連絡で、大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいた
します。

Goodies

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04-08 No.8

2004年08月11日 10時20分46秒 | Weblog
★前回ご案内いたしました「日本SP名盤復刻選集I」は、発売予定が9月15日
に延期となりました。現在追加のご注文もお受けしておりますので、よろしく
お願いいたします。当店HPに詳細を掲載しております。

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★当店HPのアナログ盤リストを追加しました★
DECCA,Clumbia,HMV

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<SALZBURGER FESTSPIELE>
SF 012 ¥1350
フルトヴェングラー、ザルツブルク音楽祭1948‐1954
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番,「フィデリオ」序曲
モーツァルト:「魔笛」序曲
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」-第2幕フィナーレ
ヴェルディ:「オテッロ」-第2幕フィナーレ
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
付録:フルトヴェングラーのインタビュー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ティト・ゴッビ(ドン・ジョヴァンニ),
ヨゼフ・グラインドル(騎士長),
エーリヒ・クンツ(レポレッロ)
・ラモン・ヴィナイ(オテッロ),
パウル・シェフラー(イアーゴ)
録音:1948年8月3日,1950年8月5日,1949年7月27日,1950年7月27日,
1951年8月7日,1953年8月7日,1954年7月26日
没後50年のフルトヴェングラー、そのザルツブルク音楽祭での名場面を1枚に
集めたCD。オペラからの序曲や名場面が中心となっています。病欠した1952年
を除き、フルトヴェングラーの戦後の演奏が俯瞰できる非常に優れた1枚です。





<HOMA Records>
HR 1012 ¥2380
リョベート:カタルーニャ民謡集・全曲
1 盗賊の歌 2'15"
2 アメリアの遺言 2'20"
3 王子 1'33"
4 哀歌 2'11"
5 凍れる12 月 1'37"
6 商人の娘 2'48"
7 糸を紡ぐ娘 1'31"
8 レリダの囚人 1'58"
9 聖母の御子 2'09"
10 夜うぐいす 0'54"
11 先生 3'46"
12 あととりのリエラ0'54"
13 羊飼いの娘 1'35"
14 フルメリ:スウェーデン民謡による変奏曲8'26"
2つのスウェーデン舞曲カールステッド:
15 アンダンテ・センプリーチェ2'18"
16 アレグレット・ジョコーソ1'08"
17 愛のワルツノイマン3'18"
ブローウェル:2つのキューバのテーマ
18 子守歌 3'22"
19 魔法の瞳 2'17"
ブローウェル:2つのキューバの旋律
20 グアヒラ・クリオージャ1'55"
21 サパテオ2'16"
22 ビーザー:シェナンドー10'49"
23 リョベート:レオン地方の歌2'52"
マーティン・フォゲール(Gt)
スウェーデン出身のマーティン・フォーゲルは、近年最も注目されている若手
ギタリストであり、母国、日本での活動はもとより、イギリスでも定期的に演
奏している。彼はゴッセンベルク音楽院、英国王立音楽院でギター、指揮を学
び、スウェーデン王立音楽院奨学賞で優勝するなど、国内外で数々の賞を受け
ている。そのダイナミックな演奏、クリアで美しい音、そして音楽に対する真
摯で想像力あふれるアプローチが、全世界の批評家や多くの聴衆から絶賛され
ている。






<TRITON>
TRI 331126 ¥2180
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲,
ブラームス:ハンガリー舞曲
ドミニク・ド・ヴィリアンクール(Vc)
フィリップ・ド・シャランダール(指)サヴァリア交響楽団
録音:2001年11月29日
今最も注目すべきチェリストの一人、ドミニク・ド・ヴィリアンクール。
“想い”のこもった彼のチェロはどんどん人気が高まっています。そんなヴィ
リアンクールのドヴォルザークのチェロ協奏曲。もとより魂が叫ぶような曲想
で人気のあるこの作品、ヴィリアンクールはドヴォルザークの書き記した様々
な深いニュアンスを自分なりの語法で静かに、しかし雄弁に語り、大変に新
です。ライヴならではの即興性も大変生きています。指揮者のシャランダー
ルは1962年生まれの中堅、ハンガリー舞曲もなかなかの熱演です。






<Preiser>
PR 89185 ¥1750
リリー・レーマン、アリアと歌曲集
モーツァルト:
「後宮からの逃走」,「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,
ヘンデル:
「ジョシュア」,マイヤベーア:「悪魔ロベール」,「ユグノー」,
ヴェルディ:「トラヴィアータ」からのアリア,
シューベルト:
魔王,水の上で歌う,君こそは憩い,のばら,うれしい便り,喜びに満ち、
悲しみに満ち
ベートーヴェン:喜びに満ち、悲しみに満ち,
ベイリー:昔々
グリーク:待ちながら,
スコットランド民謡:ロビン・アデア
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
フォーレ:クルチフィクス,
シューマン:インテルメッツォ,月の夜,
ブンゲルト:ローレライ
リリー・レーマン
伝説的という言葉は良く見かけますが、リリー・レーマンのような人にこそふ
さわしい言葉です。1848年ヴュルツブルク生まれのドイツのソプラノで,
1865年にプラハでデビュー、1870年にはベルリン宮廷オペラに加わっていまし
た。1876年にバイロイトの「指環」の初演にもヴォークリンデ役で参加。
1885年から90年にはメトのスターとして大活躍しています。もともとはコロラ
トゥーラ・ソプラノだったのですが、やがてブリュンヒルデなどワーグナーの
ドラマティックな役でも評判を得ます。1929年没。彼女の歌唱法の著作は日本
語訳もあります。
20世紀初頭の録音で、既に彼女は60才という頃。それでも全盛期の名残は十分
感じられる風格が漂っています。録音に残された大プリマドンナの中では最古
の世代の人、オペラファン、リートマニアなら一度は耳にせねば!






<DELTA CLASSICS>
DCCA-0001 ¥2415
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」改訂版/抜粋
(1941/12月rec ベルリン於ライヴ録音)
※世界初CD化
フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィル
フルトヴェングラーには3種類の「ロマンティック」の録音がありますが、今
まで発売されている音源は全て戦後('51年)でウィーンフィルとのもでした。
今回はフルトヴェングラー全盛期の'41年、しかもオケは手兵ベルリン・フィル
とのもです。この音源は、一時期プライベートLPや正体不明のCD-R盤でごく限
られたお店で密かに販売されていましたが、一般発売はこのCDが最初となりま
す。フルトヴェングラーの音源なのに世界初CD化が今日までなかったのには理
由があります。この音源が41年当時音楽ファン(放送局関係者という説もあり
ますが)が家庭の録音機で録音したものであり、まだテープ録音が開始される
前の事ですから、ディスクに直接録音するという方法で行っていたため、盤面
を変える時にどうしても録音に欠落が生じてしまい、全曲収録という形でなか
たっため今までその演奏は幻といわれておりました。(4楽章は圧巻です)
欠落箇所を他の音源で繋ぐようなことはしておりません。約68分のうち61分は
収録されております。世界中にいるフルトヴェングラー研究家やコレクターの
方の力を借りてようやくフルトヴェングラーの没後50年に陽の目をみることと
なりました。さて気になる音質ですが、予想に反して素晴らしい音で、バラン
スも申し分なくまた低域や中域も気になることはなく、非常にリアルに聞こえ
ます。上記の理由によりディスクから直接音採りをしたため、それに伴うノイ
ズ(ディスクに針を落とす音など)、原盤に起因するノイズはありますが、そ
れでも聞いて損はありません。





<BIDDULPH>
80209-2 ¥1550
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
マスネ:悲歌、Greene Sing Me to Sleep
(全て発CD化、エンジニア:ゲーリー・ストゥッカ)
レナード・ローズ(Vc)、
ディミトリ・ミトロプーロス指揮、
ジョージ・セル指揮
ニューヨーク・フィル、
グラディス・スウォーザウト(S)、ギブナー・キング(P)
(録音:1952年、1951年、1949年)
ローズは1938年NBC交響楽団に入団し、1939-43年クリーヴランド管弦楽団、
1943-51年ニューヨーク・フィルの主席チェロ奏者を務めた後、ソリストとし
て活動し、アイザック・スターン、ユージン・イストミンとピアノ三重奏団
を結成しました。ユダヤ人であるブロッホにはユダヤ民族主義的傾向の作品
が多く、<>は旧約聖書の<>に基づいています。<> 主題による変奏曲>は、チャイコフスキーの親しい友人でロシア音楽協会の主
席チェロ奏者フィッツェンハーゲンの委嘱で作曲されました。完成後、フィ
ッツェンハーゲンは変奏曲の順序を入れ替えたり、難しいパッセージを挿入
したりする改変を行い、ここに収録された演奏もその版によっています。





<WALHALL>
WLCD 0047 2枚組 ¥1800
プッチーニ:ボエーム(ドイツ語)
トルーデ・アイッペルレ、カール・テルカル、ヴィルマ・リップ
クレメンス・クラウス指揮
バイエルン放送交響楽団&合唱団 1951年ミュンヘン
CD初出。スタジオ録音。多少こもった音ですが傷無く聴きやすい音です。

WALCD 0048 2枚組 ¥1800
ヴェルディ:椿姫(ドイツ語)
クララ・エバース、リヒャルト・ホルム、ヨゼフ・メッテルニヒ
モリナーリ・プラデッリ指揮
ヘッセン放送交響楽団&合唱団 1952年フランクフルト
初出。スタジオ録音。多少のぱちぱち音は入りますがクリアな音です。

WALCD 0049 2枚組 ¥1800
ダルベール:低地地方
マックス・ローレンツ、カール・クローネンベルグ、オットーフォン・ロール
クルト・シュレーダー指揮
ヘッセン放送交響楽団&合唱団 1953年フランクフルト
初出。スタジオ録音。多少のぱちぱち音は入りますがクリアな音です。

WALCD 0050 4枚組 ¥3300
ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー
プロハスカ、ローレンツ、フックス、グラインドル、ツィンマーマン
ミュラー、カラーブ 他
フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 1943年バイロイト
名盤の復刻。第1、3楽章にマスター上の一部欠落あり。
音質は決して万人向きとはいえませんが、当時ドイツの第一級のワーグナー
歌手による緊張感あふれる名演奏です。
余白にボーナス・トラックとして、1938年のフルトヴェングラー指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、ルドルフ・ボッケルマン、
ティアナ・レムニツ、オイゲン・フックス、エーリッヒ・ツィンマーマン等
によるワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガーから抜粋を収録。

WALCD 0051 2枚組 ¥1800
ヴェルディ:アイーダ(ドイツ語)
アンネリース・クッパー、マックス・ローレンツ、マルガレーテ・クローゼ
クルト・シュレーダー指揮
ヘッセン放送交響楽団&合唱団 1952年フランクフルト
以前Mytoから同キャストで発売あり。スタジオ録音。クリアな音です。

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04-08 No.7

2004年08月06日 17時50分47秒 | Weblog
<WERGO>
WER 6670 ¥1850
コンロン・ナンカロウ(1912-1997):練習曲と独奏曲
プレイヤー・ピアノのためのスタディ(ピアノ・デュオ編曲版)
♯9,6,4,3B,3C,3D,15,14,18,19,26
ウルスラのための3つのカノン(1988)[カノンA(5:7)、B(6:9:10:15)、C(2:3)]
タンゴ?(1984)
三部からなる練習曲(1940年代初頭)
プレリュード(1935)
ブルース(1935)
ソナティーナ(1945頃)
演奏:ブガッロ=ウィリアムズ・ピアノ・デュオ
ヘレナ・ブガッロ
エイミー・ウィリアムズ
ナンカロウといえば、プレイヤー・ピアノ。ナンカロウはとてつもなくリズム
に対して厳密な人で、自分の作品がちょっとでも間違ったリズムで演奏される
ことに我慢できなくなってしまいました。それならいっそ、と人間が演奏する
のが不可能かと思われるほど複雑で細かいリズムの作品をプレイヤー・ピアノ
のために書くようになったのです。このCDはプレイヤー・ピアノのための作品
を、実際に生身の人間が演奏したというもの。あまりにも難しい作品はピアノ
・デュオに編曲されておりますが、編曲する人も演奏する人も、とてつもなく
大変だったことが想像されます。出来上がった音はきわめてかちっとしたジャ
ズのようで、実にかっこいいです。

WER 6662 ¥1850
ヴィンコ・グロボカール(1934年-)
クワドラ
タッチャー(触れる人)
大地についての会話
?肉体的
引き裂かれたパンジー

幽霊のリズムに乗って広がる女子同性愛者
マティアス・カウル
(打楽器、声、回転七弦琴(ハーディ・ガーディ))
目をつぶれば東南アジアかと思うような打楽器の音色にのって、マティアス
・カウルが叫ぶ叫ぶ。このうえなくクレイジーな音世界は、かなりの上級者
向けです。グロボカールは今年のサントリー東京の夏で来日します。





<SUPRAPHON>
SU 3777 ¥1050
スメタナ:「わが祖国から」ヴァイオリンとピアノのための2つの小品
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナティナ ト長調 Op.100,
4つのロマンティックな小品 Op.75,スラヴ舞曲第2番 ホ短調 Op.64/I
スーク:バラード ニ短調 Op.3b,4つの小品 Op.17
ヨゼフ・スーク(Vn),ヤン・パネンカ(P),アルフレード・ホレチェク(P)
名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スークも今年の8月8日で75歳を迎えます。
1948年にソリストとして活動を始めてから実に半世紀以上、世界中で活躍し、
日本にも1959年初来日してから頻繁に訪れています。75歳を祝って、
SUPRAPHON社がこのCDを発売。スークがバリバリに活躍していた1960‐70年代
の録音からお国ものの作曲家の作品を選んでいます。御存知の通りスークは,
ドヴォルザークの曾孫、作曲家スークの孫と来ています。DNAの段階で並の
ヴァイオリニストとは相当違うんでしょ、とにかく見事な音楽です。

SU 3788 ¥1350
アントニーン・ヴラニツキー:六重奏曲 ト長調
パヴェル・ヴラニツキー:
六重奏曲第3番 変ホ長調,第4番 ハ長調,第6番 ニ短調
ヤナ・ブロ・コヴァー(Ob),イルジー・ヴァーレク(Fl),
シュターミッツ四重奏団〔ヴィチェスラフ・チェルノフ(Vn),ヤン・ペルー
シュカ(Va),ヨセフ・ケクラ(Va),ヴラディーミル・レイクスネル(Vc)〕
録音:1998年2月25‐27日
モーツァルトと同世代のチェコの作曲家、パヴェル・ヴラニツキー
(1756-1808)とアントニーン・ヴラニツキー(1761-1820)の兄弟の、六重
奏曲ばかりを集めた面白い企画です。兄パヴェルはハイドンのエステルハー
ジ家のオーケストラでヴァイオリン奏者を務めた後、ウィーンにでて宮廷管
弦楽団でも活躍。ハイドンやベートーヴェンから絶大な信頼をおかれたヴァ
イオリニストで、ベートーヴェンが彼の主題に基づいた変奏曲を書いている
ことでも知られています。作曲家としても、51曲の交響曲や多数の室内楽曲
を残しています。弟アントニーンもやはりウィーンでヴァイオリニストとし
て名を馳せました。彼はモーツァルトとハイドンに作曲を学んでいる!とい
ううらやましい人で、やはり多数の作品を残しています。
いずれもフルート、オーボエに弦楽四重奏という組合せで、しかも弦はヴァ
イオリンとチェロが一本で、ヴィオラが2本という独自の編成。中音域の充
実が魅力です。ヴァイオリンの名手ならではの流麗な旋律に満ちた作品で、
ウィーン古典派ファンなら堪能できます!





<HUNGAROTON>
HCD 32194 ¥1980
バンキエーリ:シンフォニエ・エックレジアースティケ(21曲)
アルス・レナータ・ヴォーカルアンサンブル
ソナトーレス・パンノニアエ
アルス・ロンガ室内アンサンブル
ソマ・ディニェス(Org)
録音:2003年5月12‐30日
アドリアーノ・バンキエーリ(1567-1634)はボローニャ生まれで、16世紀末か
ら17世紀始めにかけての重要なオルガニストでした。彼は修道士でもありまし
たが、宗教音楽のみならず、「ヴェネツィアからパドヴァへの船旅」 のよう
なマドリガル・コメディーでも人気があった人でした。シンフォニエ・エック
レジアスティケ(聖職シンフォニア集)は1607年の作で、詩篇などから題材を
とった21曲の声楽作品集。音楽的には、マドリガル同様の手法が駆使された
高度なもの。古楽ファンには待望のアルバムです。

HCD 32267 ¥1980
アグリコラ:
ミサ「尽くす人」(キリエの別ヴァージョン付き),ミサ「我は求めず」
ヤーノシュ・バリ(指)A:N:S合唱団
録音:2003年9月5‐11日
ヤーノシュ・バリとA:N:S合唱団によるアレクサンデル・アグリコラ(1456頃
-1506)のミサ曲集の第2集(第1集はHCD 32011 ミサ「不幸に見舞われ」とミ
サ「イン・ミネン・シン」)。 15世紀後半にフランドル楽派の重要な作曲家
で、イタリアやフランスでも活躍した人物ですが,意外やミサ曲の録音はこ
れまで少なかったので歓迎されるCDです。透明な美しいハーモニーを満喫下
さい。

HCD 32219 ¥1980
ヨゼフ・アイブラー(1765-1846):弦楽三重奏曲ハ長調Op.2
イグナツ・プレイエル(1757-1831):演奏会用三重奏曲Op.11,Nos.1-3
ベルヴェデーレ・トリオ・ウィーン
ヴィルモシュ・サバディ(Vn)エルマー・ランデラー(Va)
ローベルト・ナジ(Vc)
録音:2003年11月26-27日フンガロトン・スタジオ
ともにパパ・ハイドンの弟子だったふたり、プレイエルとアイブラーの弦楽
トリオは、思いがけない美しさ。ハイドンの遠縁にあたるアイブラーは、モ
ーツァルトと親交があり、コンスタンツェが「レクイエム」の補筆完成を
ジュスマイアー以前に依頼したことで知られます。5楽章ほぼ30分に及ぶア
イブラーに対し、プレイエルは2楽章(アレグロ-ロンド)形式で10分強の
作品。ゆったりとしたムードと吸い込まれるような美音はまさに音のご馳走、
師匠ハイドンの室内楽にも通じます。演奏がまた、ウィーン・フィルのヴィ
オラとチェロが参加するアンサンブルで文句なし。

HCD 32257/58 2枚組 ¥3960
ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル(1711-1772):
独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集「調和の響き(倍音)」
Op.4(全曲)
クリストフォリ・トリオ(同時代楽器使用)
ラースロー・パウリク(Vn)シルヴィア・エレク(Cem, Org)
バラージ・マーテー(Vc)
録音:2003年4月28日-5月2日トルダシュ、ルター派教会
豊かな通奏低音に乗って自由に遊ぶヴァイオリンの響き。ナルボンヌ生まれ、
1730年代初めパリにやってきた若きモンドンヴィルは、ほどなくヴァイオリ
ニスト&作曲家としてずば抜けた才能を開花させます。ヴェルサイユのシャ
ペル・ロワイヤル副楽長、次いでコンセール・スピリテュエルの監督に就任
したあたりから、フランス楽壇の寵児としてもてはやされるようになります。
作品も同時代のドゥラランド、ラモーと同等に見なされていました。器楽曲
では「ソナタ形式によるクラヴサン曲集」Op.3に次いで、重要な「調和の響
き」。自らの楽器ヴァイオリンにウェイトを置いた作品で最大のポイントは、
タイトルからも分かるように“フランスで初めてヴァイオリンの倍音奏法
(ハーモニクス)を導入”したこと。聴けば明らか、従来にましてパッと格
段に表現の幅が拡がった感があります。満ち足りたムードで進められてゆく
5曲のほか、唯一短調による異色の第1番がまた印象的な美しさ。切れ込みの
鋭い演奏を聴かせるのはバロック・ヴァイオリンの雄パウリク。全曲として
は世界初録音とあって、古楽ファンにはたまらないセットです。

HCD 32214 ¥1980
「クラリネットつきのフランスの室内楽」
トマジ:
序奏と舞曲 / コルシカの歌 / クラリネット独奏のためのソナチネ・アッティ
ク / 婚礼の踊り / クラリネットとピアノのための協奏曲(※)
ボザ:
フルートとクラリネットのための3章(※)
ボージャンシーのメヌエット(※)
ピエール・マクス・デュボワ:9つの即興曲(※)
チャバ・クレニャーン(Cl)※変ロ管に持ち替え
ゾルターン・ジェンジェッシ(Fl) イルディコー・Cs・ナジ(P)
録音:2002年12月17-20日ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
クラリネットの珍しいレパートリーを立て続けに発掘しているクレニャーンが、
今回も世界初録音。学生時代にクラリネットを専攻したデュボワをはじめ、
3人に共通するのは管楽器のための室内楽作品を通じて国際的な名声を獲得し
たところ。時代的には印象主義・象徴主義の影響も見られ、官能的なナンバー
あり、また幻想的な、あるいはおどけたものありと多彩な内容で楽しめます。

HCD 32268 ¥1980
「ラヨシュ・へルナーディの芸術」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」 
ウェーバー:無窮動Op.24
リスト:巡礼の年第2年補遺、ヴェネツィアとナポリ
同:ハンガリー狂詩曲第15番「ラコーツィ行進曲」
バルトーク:15のハンガリー農民の歌Sz.71
同:アレグロ・バルバロ 
同:ピアノ・ソナタSz.80
ラヨシュ・へルナーディ(P)
録音:1961年8月、1956年7月、1961年12月、1959年12月
フンガロトン・スタジオ
録音年不明ハンガリー放送による録音
ラヨシュ・ヘルナーディ(1906-1986)はバルトークとドホナーニ、さらに
シュナーベルに師事したハンガリー屈指のピアニスト。かのチャイコフスキ
ー国際コンクールの審査員を20年に渡り歴任したことでも知られ、教育者と
してもターマーシュ・ヴァーシャリらを育て、ジェルジ・シフラにも影響を
与えました。

HCD 31517 ¥1980
リスト:巡礼の年(ハイライト)
第1年「スイス」より、第1、2、4 & 9曲,第2年「イタリア」より、第1、4、
5 & 6曲,第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」,第3年よりエステ荘の噴水
イレーネ・ポルヤ(P)
録音:1991年
ポルヤはハンガリーのデブレツェン生まれ。リスト音楽院で、ピアノをイシュ
トヴァーン・アンタルとラヨシュ・ヘルナーディに、チェンバロをヤーノシュ
・シェベシュティエーンに、また室内楽をジェルジ・クルターグに師事して
います。ペトラルカのソネットや美音が零れ落ちるようなエステ荘の噴水な
ど、スタインウェイの華麗な響きで聴くリストは格別です。

HCD 32251 ¥1980
「現代ハンガリーのトランペット協奏曲集」
フリジェシュ・ヒダシュ:トランペット協奏曲第2番
ミクローシュ・シュガール:ファンファーレ第1番-第4番
エミル・ペトロヴィチ:トランペットと管弦楽のための小協奏曲
ラースロー・ドゥブロヴァイ:
トランペットと15の弦楽器のための協奏曲第2番
カミッロー・レンドヴァイ:
トランペットとシンフォニック・バンドのための協奏曲
エルヴィン・イェレブ:トランペット協奏曲
ジェルジ・ゲイゲル(Tp)
アンドラーシュ・リゲティ(指)
ジュラ・ヤールマイ(指)
ラースロー・コヴァーチ(指)ハンガリー放送SO. 
ペーテル・ガズダ(指)フェレンツ・リスト室内O. 
ラースロー・マロシ(指)ハンガリー軍楽隊
録音:1986年、1991年、2003年ハンガリー放送、1993年、
1991年フンガロトン・スタジオ
このアルバムでしか聴けないものばかり。





<HODIE>
804721001151 ¥2280
バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068
マクシミアンノ・コブラ(指)
コレギウム・インヴィジービレ・アンサンブル 録音:2003年
マクシミアンノ・コブラの新作はバッハの管弦楽組曲第3番。演奏時間は
47分9秒。ただ、クレンペラーやクナッパーツブッシュのバッハになれてい
る耳にはさほど遅いとは感じません。リピートをしているのでやたら長くな
っています。コブラ氏、ヨーロッパ・フィルハーモニアでは飽き足らなかっ
たようで、ついに究極の電脳サウンドを求めて“コレギウム・インヴィジー
ビレ・アンサンブル”なる新団体を結成。invisibileとは思い切ったネーミ
ング、まさにこのオーケストラのスピリッツを象徴しています。もちろん驚
異のアンドロイド・ハイパーサウンド。CGストップモーション映像のような
非日常的空間が貴方を待っております。

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04-08 No.6-1

2004年08月05日 11時50分50秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VC-5457022 \2080
ブラームス:アルト・ラプソディ
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩
マーラー:告別-「大地の歌」
ステファニー・ブリス(メゾ・ソプラノ)
ア・セ・ヴォシ、アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ、
ジョン・ネルソン指揮
アメリカ出身のメゾ、ブリスのバロック作品のアルバムに続く、ロマン派、
ポスト・ロマン派作品による新録音。これらのレパートリーでも評価の高い
ブリスの伴奏はバロック・アルバムと同様にネルソンとE.O.P.にフランスの
名合唱団を加えた布陣。これらの作品としては、ベイカー、フェリア、ルド
ヴィッヒに続く注目の新録音です。「ヴェーゼンドンク…」はワーグナー
のオリジナルの大編成オケを室内オケに縮小したヘンツェの編曲版(1976)、
「告別」も同様の編曲をシェーンベルクが手がけ(未完)、ライナー・リー
ンが完成させた(1983)編曲版が使用されています。

VC-5624062 \2080
ウィーンのワルツ、パリのワルツ
ヨハン・シュトラウス:「こうもり」序曲
レハール:ワルツ「金と銀」 
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」-別室へ行きましょう
O.シュトラウス:「ワルツの夢」より
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「鍛冶屋」
E.シュトラウス:ギャロップ「テープは切られた」
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「休暇旅行で」
レハール:「ジュディッタ」-私の唇にあなたは熱いキスをした
「パガニーニ」-愛は地上の天国
オッフェンバック:「美しきエレーヌ」序曲
「ジェロルスタン大公妃」より-ああ私は兵隊さんが好き
ワルトトイフェル:ワルツ「愛と春」
メサジェ:「仮面の恋人」-恋人がふたり
O.シュトラウス:「3つのワルツ」より2曲
オッフェンバック:「ペリコール」より
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
スイス・ロマンド管弦楽団、 アルミン・ジョルダン指揮
ウィーン、パリ、ロンドン、サンクト・ペテルスブルグ、19世紀のヨーロッ
パ中がワルツのぐるぐる回るリズムにあふれかえりました。そんな熱狂の時
代を彷彿とさせるアルバムの登場です。

VC-5456632 \2080
メンデルスゾーン&シューマン:ヴァイオリン協奏曲
ルノー・キャプソン(ヴァイオリン)
マーラー室内管弦楽団、 
ダニエル・ハーディング指揮
将来を嘱望される期待の若手、ルノー・キャプソンとハーディングの顔合わ
せによる2作目となる新録音。ヴァイオリン協奏曲の2大名曲でその存在感
をさらにアピールするフレッシュなアルバムにご注目ください。







<TESTAMENT>
SBT1359 \1750
ボッケリーニ(グリュツマッハー編曲):チェロ協奏曲 第9番 変ロ長調
ヴィヴァルディ(ダンディ編曲):チェロ協奏曲 ホ短調
クープラン(バズレール編曲):演奏会用小品
ハイドン:チェロ協奏曲 第2番 ニ長調
ピエール・フルニエ(Vc)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
指揮:カール・ミュンヒンガー
モノラル録音
「チェロのプリンス」と謳われ、その気品のある演奏スタイルで聴衆を魅了し
たフルニエ(1906-1886)がDECCAに録音したバロックと古典派のチェロ協奏
曲集。フルニエは主にEMIとDGを中心に録音活動を行っていましたが、1952年か
ら1956年にかけての短い期間のみDECCAへも録音を行っており、クラウスとの
「ドン・キホーテ」(SBT 1185)、クーベリックとのドヴォルザークの協奏曲、
バックハウスとのブラームスのソナタなど、印象的な成果を残しています。こ
のディスクに収められた作品もそれらのひとつですが、ハイドン以外の3作
品はいずれもロマン派の作曲家(バズレールはフルニエのチェロの師匠)が
アレンジしたもので、オリジナルばやりの昨今ではあまり聴く機会がないも
のであり、フルニエのロマンティックな演奏も相俟ってレトロな感興を掻き
立ててくれます。

SBT1360 \1750
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番イ長調 作品13
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)
モノラル録音
昨2003年の9月に84歳で亡くなったルーマニア出身の女流ヴァイオリニスト、
ローラ・ボベスコ(ボベスク)がDECCAに録音したフランクとフォーレのソナ
タ。10年ほど前にキングレコードから一度CDで発売されて、現在は入手不能
になっている音源です。この2曲のソナタは、エネスコの高弟であり、フラン
コ・ベルギー派の流れを汲むボベスコが最も得意としていた作品。後年の録
音もありますが、まだ30代になったばかりのこの演奏には、若々しいエネル
ギーとテクニックの冴えが感じられます。ピアノのジャンティはプライヴェ
ートでもボベスコの夫君だったまさにベスト・パートナーで、実に半世紀以上
にわたって共演を重ねていました。

SBT1345 \1750
J.C.バッハ:管楽のための6つのシンフォニア
シンフォニア 第1番 変ホ長調
シンフォニア 第2番 変ロ長調
シンフォニア 第3番 変ホ長調
シンフォニア 第4番 変ロ長調
シンフォニア 第5番 変ホ長調
シンフォニア 第6番 変ロ長調
ロンドン管楽合奏団
指揮:ジャック・ブライマー
ステレオ録音

SBT1346 \1750
ハイドン:管楽合奏のためのディヴェルティメント集
ディヴェルティメント ヘ長調 Hob.II-15
ディヴェルティメント ヘ長調 Hob.II-13
ディヴェルティメント ハ長調 Hob.II-7
ディヴェルティメント ニ長調 Hob.II-D18
ディヴェルティメント ト長調 Hob.II-3
ディヴェルティメント ト長調 Hob.II-G8
ディヴェルティメント ヘ長調 Hob.II-D23(偽作)
ロンドン管楽合奏団
ステレオ録音
ロンドン管楽合奏団は、1962年に当時DECCAのプロデューサーだったエリック
・スミスの提唱によって、モーツァルトの管楽合奏曲を録音するために結成
されたアンサンブル。ロイヤル・フィルやロンドン交響楽団の首席奏者を歴
任したクラリネットの名手ブライマーをリーダーとして、テレンス・マクドナ
ー(オーボエ)、アラン・シヴィル(ホルン)、ウィリアム・ウォーターハウ
ス(ファゴット)といったロンドンの各オーケストラの首席級が参加してい
ます。当初はレコーディング用の臨時団体でしたが、その後、公開の演奏活動
も行うようになり、モーツァルト以外の録音も行われました。今回復刻される
2枚のディスクは1960年代の後半に録音されたもので、当時としては貴重な
レパートリーでした。





<MD+G>
60412712 \2080
グリーグ:抒情小曲集(抜粋)
ハイディ・コンメレル(フォルテピアノ)
1829年製作のナンネッテ=シュトライヒャー・ピアノを使用したグリーグの抒
情小曲集。コンメレルはミュンヘンでクラウス・シャイデに、ウィーンでブル
ーノ・ザイデルホーファーに学んだシュトゥットガルト出身の女流ピアニス
ト。1990年からはフォルテピアノの演奏者として、ヨーロッパの忘れられた作
曲家の作品の紹介を中心に活動しています。

34112522 \2080
グラウプナー:管弦楽作品集 Vol.2
管弦楽組曲(序曲) GWV451/三重奏曲 GWV203
シンフォニア GWV571
ノヴァ・ストラヴァガンツァ
指揮:ジークベルト・ランペ
ダルムシュタットの宮廷楽団の楽長として活躍したドイツ後期バロックの作
曲家、クリストフ・グラウプナー(1683-1760)のオーケストラ作品集。ノヴァ
・ストラヴァガンツァは、1988年に指揮者兼チェンバロ奏者のランペによって
ハンブルクで創設された古楽アンサンブル。

60312592 \2080
ドヴォルザーク:
チェコ組曲 ニ長調 作品39(シェイファー編曲)
弦楽五重奏曲 ト長調 作品77
アンサンブル・アハト
ドヴォルザーク没後100年記念リリース。作品77の五重奏曲は、弦楽四重奏曲
にコントラバスが加わる特異な編成の作品。また、5曲からなる「チェコ組曲」
は、ポルカやフリアントといったボヘミアの民族舞曲の要素を取り入れた作品
で、元来はオーケストラのための作品ですが、ここではアンサンブル・アハト
のクラリネット奏者、ウルフ=グイード・シェイファーが室内アンサンブル用
に編曲したヴァージョンで演奏しています。本ディスクがMD+Gレーベル・デ
ビューとなるアンサンブル・アハトは、1991年に北ドイツ放送交響楽団やハ
ンブルク歌劇場管弦楽団のメンバーによって結成されたアンサンブル。3人
の管楽器奏者と5人の弦楽器奏者から成っています。

34212622 \2080
ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲 第2番 ト短調 作品26
ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調 作品90「ドゥムキー」
ウィーン・ピアノ・トリオ
ドヴォルザーク没後100年記念リリース。既発売の第1番&第3番(342 12612)
に続くドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集の第2弾(完結)。ウィーン・
ピアノ・トリオは1988年に結成されたオリジナルの三重奏団で、ヨーロッパ
や南北アメリカの各地で国際的な演奏活動を行っています。メンバーはシュ
テファン・メントル(P)、ヴォルフガング・レディク(Vn)、マティアス・グ
レトラー(Vc)。

60912732 2枚組 \4160
ヘンデル:歌劇「オレステ」(全曲)
メアリー=エレン・ネシ、マリア・ミツォロプールー、
マータ・カツーリ、アントニス・コロネオス、
ペトロス・マグーラス、ニコラス・スパノス
カメラータ・シュトゥットガルト
指揮:ゲオルゲ・ペトルー
ヘンデルのオペラ「オレステ」の世界初の全曲録音。ただし「オレステ」は
正規のオペラではなく、1734年に当時ロンドンで人気の絶頂にあったヘンデル
が、自作をつぎはぎして創り上げた、いわゆるパスティッチョです。したがっ
て、ヘンデルの著名な作品のアリアやメロディーが次々と登場する、ヘンデル
・ファンにはとても興味深い作品となっています。ギリシャ出身のペトルーと
カメラータ・シュトゥットガルトは、この作品を2003年から2004年にかけて、
ギリシャの若いソロイストを起用してアテネで復活上演し、大いに話題になり
ました。本ディスクの録音もその上演に基づいています。

60112752 \2080
ブリテン:
イリュミナシオン 作品18
シンプル・シンフォニー 作品4
フランク・ブリッジの主題による変奏曲作品10
フランツィスカ・ヒルツェル(S)
キエフ室内管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
ブリテンの初期の3作品を収録したディスク。指揮者のコフマンは1936年、キ
エフの出身。1963年の創設から1990年まで、キエフ室内管弦楽団のコンサート
マスターを務め、1990年以降は音楽監督を務めています。アルテュール・ラン
ボーの詩による刺激的な「イリュミナシオン」を歌うヒルツェルは、ボン歌
劇場を中心に活動するソプラノ歌手で、バロック・オペラから現代作品まで
幅広いレパートリーを持っています。





<ARION>
ARN68647 \2180
フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調 作品121
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
ドビュッシー四重奏団
ドビュッシー四重奏団はリヨン音楽院の卒業生によって1990年に結成された
フランスのクァルテット。1993年にはエヴィアンの国際コンクールで優勝し
て一躍脚光を浴びて以来、国際的な演奏活動を続けています。

●再発売
ARN268038 2枚組 \4360
シューベルト:4手ピアノ作品集Vol.1
幻想曲D.940、創作主題による8つの変奏曲D.813、
ソナタ「大二重奏曲」D.812、序曲D.675、
アレグロ「人生の嵐」D.947、4つのレントラーD.814
フランスの主題によるディヴェルティメントD.823
クリスティアン・イヴァルディ(P)
ノエル・リー(P)

ARN268152 2枚組 \4360
シューベルト:4手ピアノ作品集Vol.2
ハンガリー風ディヴェルティメントD.818、
大ソナタD.617、ロンドD.608&D.951、
フランスの歌による8つの変奏曲D.624、
6つの行進曲とトリオD.819、英雄的行進曲D.885
2つの性格的な行進曲 他
クリスティアン・イヴァルディ(P)
ノエル・リー(P)

ARN268170 2枚組 \4360
フランス4手ピアノ作品集
シャブリエ:道化の行列、ミュンヘンの思い出、
ビゼー:子供の遊び、
グノー:ソナタ、
マスネ:組曲第1番、過ぎし年、
フォーレ:ドリー、
サン・サーンス:子守歌、
フォーレ(メサジュ編):バイロイトの思い出、
ドビュッシー:6つの古代墓碑銘、
ラヴェル:マ・メール・ロワ、
カプレ:とても賢い子供のための沢山の小品、
サティ:梨の形をした3つの小品
クリスティアン・イヴァルディ(P)
ノエル・リー(P)

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04-08 No.6-2

2004年08月05日 11時47分55秒 | Weblog
<TELARC>
CD80627 \2080
SACD60627(SACD-Hybrid) \3300
ベルリオーズ:レクイエム 作品5
フランク・ロパード(T)
アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・スパーノ
録音:2003年11月、アトランタ
現在、アメリカで注目を集めているスパーノとアトランタ交響楽団のコンビに
よるベルリオーズの「レクイエム」の最新録音。スパーノはこの大作の怪物性
をいたずらに強調することなく、的確なフレージングとリズム感で全体を集中
力高くまとめ上げており、その結果、音楽的でかつ「カッコイイ」演奏が生れま
した。この録音はTELARCにしては珍しく84年の故ロバート・ショウ盤
(CD 80109)以来、同オケ・同合唱団によるおよそ20年振りの再録音。
しかも、今回の録音にも名エンジニアにジャック・レナーが携わっており、
いかにこの曲が録音芸術的に再録してまでして録りたい魅力的な楽曲である
かが窺い知れます。ショウが創設し、鍛え上げてきたアトランタ交響合唱団
の美しいハーモニーと力強い表現力も聴き応え十分。さすがに前回の録音を
大きく上回る立体的な音造りで、パースペクティヴ豊かに美しくとらえた超
最優秀録音となっています。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80084 \1350
ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」 作品7
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」 作品80
エリー・アーメリンク(S)
アトランタ交響楽団
指揮:ロバート・ショウ

CD80095 \1350
シベリウス:
交響曲 第2番 ニ長調 作品43
交響詩「フィンランディア」 作品26
クリーヴランド管弦楽団
指揮:ヨエル・レヴィ

CD80444 \1350
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ

CD80643 \1350
プーランク:
グローリア
オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
シルヴィア・マクネアー(S)
マイケル・マレイ(Org)
アトランタ交響合唱団
アトランタ交響楽団/指揮:ロバート・ショウ





<DORIAN>
●再発売
DOR90185 \2080
ボヘミアの思い出
スーク:母について 作品28
ヤナーチェク:霧の中で
スメタナ:ポルカの形式によるボヘミアの思い出 作品12&13
ノヴァーク:思い出 作品6
アントニン・クバレーク(P)
チェコ出身のピアニスト、クバレークによるボヘミア(とモラヴィア)の作曲
家のピアノ作品集。ヤナーチェクの作品以外は比較的珍しい貴重なレパート
リーです。

DOR90193 \2080
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
ダラス交響楽団
指揮:アンドルー・リットン
現在DELOSレーベルでマーラーの交響曲全集の録音に取り組んでいるリット
ン&ダラス交響楽団のマーラー録音第1弾となったもの。1993年のライヴ録音
です。

DOR90234 \2080
グリーグ:
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品8
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 作品13
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 作品45
イヴァン・ゼナティ(Vn)
アントニン・クバレーク(P)
チェコ出身のコンビによるグリーグのヴァイオリン・ソナタ全集。ゼナティは
1962年生れ。ミルシテイン、ジェルトレル、ベズロードヌイらに師事しており、
1982年のチャイコフスキー・コンクールで第4位に入賞しています。

DOR90249 \2080
天使の死
ピアソラ:フーガと神秘
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第9番/ブラジル風バッハ 第4番-前奏曲
ブレンノ・ブラウト:オーボエと弦楽のための協奏曲
ヒナステラ:パンペアーナ 第1番/弦楽のための協奏曲 作品33
アンドレス・スピラー(Ob)
カメラータ・バリローチェ
Vn&指揮:フェルナンド・フサイ
ブラジルとアルゼンチンの作曲家の作品を収録したアルバム。カメラータ・
バリローチェはアルゼンチンの室内オーケストラ。

DOR90280 \2080
エロスの時代
ボリス・ヴィアン/ジミー・ウォルター:鳥かごの中の愛
チャーリー・ベイリー/アンドレ・ヴァレル:私のせいなの?
クレティアン・ド・トロワ/ジニャック:傷ついた鵞鳥
クリスティーヌ・ド・ピサン/ジニャック:私の大切な喜び
伝承歌:私のみじめな心がため息をつく
伝承歌:なぜに愛は私を縛るのか
伝承歌:もしも恋人を失ったら
アンリエット・ド・ラ・スーズ/ヴァレー:淫らな快楽
ジャック・プレヴェール/コスマ:鋼鉄の処女
ヴィクトル・ユゴー/ジニャック:私は口づけをしたから
マリー・ニゼ/ジニャック:あなたの口もと
シドニー・ベシェ:小さな花
エディト・ピアフ/マルゲリート・モノ:愛の讃歌
モーリス・マグル/ワイル:セーヌ河の嘆き
ロジェ・フェルネ/ワイル:ユーカリ
シャルル・ボードレール/レオ・フェレ:恋する二人の死
クレール・ジニャック(Vo、Bf、Fl、バンドネオン)
ステファーヌ・アラール(Vn、マンドリン、プサルテリウム)
マルク・ヴァレー(G)
ノーマン・ラシャペル(バス・ギター)
中世から現代まで、様々な時代の愛にまつわる詩を集めたシャンソン集。
ジニャックは古楽とポピュラー音楽の分野で活躍しているアーティスト。
ここでは中世の詩に曲をつけた自作のほか、現代のシャンソンも歌っています。





<ECM New Series>
9819613 \2080
聖歌、讃歌と踊り
ツァブロプーロス:
ビザンチン聖歌による3つの小品/踊り/聖歌
グルジェフ=ハルトマン・ミュージック
アニヤ・レヒナー(Vc)
ヴァシリス・ツァブロプーロス(P)
録音:2003年12月、フランクフルト
ギリシャ出身のピアニスト、ツァブロプーロスが自作とグルジェフ=ハルトマ
ン・ミュージックを演奏したディスク。グルジェフ=ハルトマン・ミュージック
は、20世紀前半に活躍したロシアの神秘思想家、ゲオルギー・イヴァノヴィチ
・グルジェフ(ca1877-1949)が弟子の音楽家、トマス・ド・ハルトマン
(1886-1956)との共同で、自らの教義を実践するスクールのために創り上げ
た音楽。その中には、アルメニアで生れ、チベットやコーカサス地方から北ア
フリカまで放浪生活を送ったグルジェフが、その経験で身につけた各地の民
族的な要素がふんだんに使われています。かつてECMレーベルにはキース・
ジャレットが演奏したアルバムもありました。ごく一部を除いてピアノ独奏
用の作品ですが、このディスクではチェロとピアノ用にアレンジしたヴァー
ジョンで演奏しています。ツァブロプーロスは1966年にアテネで生れ、生地
やパリ、ザルツブルクの音楽院で学んだピアニスト。ジャズの分野でも活躍
しています。また、チェロのレヒナーはロザムンデ四重奏団のメンバーとし
ても活動しているドイツ出身の女流チェリストで、クラシックのみならず、
ジャズやワールドミュージックの分野でも幅広い演奏活動を行っています。

4726872 \2080
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 作品27(全6曲)
トーマス・ツェートマイアー(Vn)
録音:2002年9月、オーストリア
オーストリア出身の名ヴァイオリニスト、ツェートマイアーの演奏によるイ
ザイの無伴奏ソナタの新録音。第3番「バラード」のみはホリガーのヴァイ
オリン協奏曲のフィルアップとしてすでにリリースされているものです。著
名な音楽学者のポール・グリフィスが「ツェートマイアーは、100年前のイザ
イと同様に、情熱と精密さを併せ持つ演奏家として、また個人的見解と問題
意識を持つ音楽家としての自己を確立した」と絶賛しているように、ツェー
トマイアーにとって大きなエポックメイキングとなる名演奏が刻まれたディ
スクになることは疑いありません。

4724002 \2080
静かなる訴え
メシアン:8つの前奏曲
ラヴェル:夜のガスパール
フォーレ:
即興曲 第3番 変イ長調 作品34
即興曲 第1番 変ホ長調 作品25
即興曲 第4番 変ニ長調 作品91
即興曲 第2番 ヘ短調 作品31
即興曲 第5番 嬰へ短調 作品102
アレクサンダー・ロンクヴィッヒ(P)
録音:2002年9月、チューリヒ
1960年にトリアーで生れたドイツの実力派ピアニスト、ロンクヴィヒのECM
ソロ・デビュー盤。近代フランスの3人の作曲家の作品を収録しています
(アルバムタイトルはメシアンの前奏曲集の第7曲から取られたもの)。
ロンクヴィヒは1980年代の末頃から頭角を表し、EMI(ドイツ・エレクトロ
ーラ)にモーツァルト、シューベルト、シューマンなどを録音していました
が、近年は室内楽の録音が多く、今回のソロ・アルバムでその優れた音楽性を
久々に披露してくれます。





<ACCORD>
4762137 \1350
フランス歌曲とオペレッタ・アリア集
ベルリオーズ:君なくて
グノー:ヴェニス/5月の最初の日
マスネ:エレジー
デュパルク:悲しき歌/前世
フォーレ:漁夫の歌/月の光/秘めごと
アーン:私の歌に翼があれば
ドビュッシー:鐘
ラヴェル:ロンサールここに眠る/私に雪を投げるアンヌへ
プーランク:パリへの旅
ソーゲ:クレオルの子守歌
イヴァン:ポルクロール島
ルコック:喜歌劇「アンゴー夫人の娘」より
ヴァルネ:喜歌劇「修道院の近衛兵」より
ガブリエル・バキエ(B)
ジャン・ラフォルジュ(P)
管弦楽団/指揮:リシャール・ブラロー、ロベール・ベネデッティ
録音:1957年-1962年

4762344 \1350
オペラ・アリア集
モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」-シャンペンの歌/セレナード/カタログの歌
ヴェルディ:「オテロ」-無慈悲な神の命ずるままに/夜になった
ベッリーニ:「清教徒」-ああ、これが最後だ
ヴェルディ:「ドン・カルロ」-おおカルロよ、聞いてほしい
モーツァルト:「フィガロの結婚」-ため息をついている間に
ヴェルディ:「リゴレット」-やつは刃物で、おれは言葉で/悪魔め、鬼め
マスネ:「マノン」-万歳、すべてうまくいった(二重唱)
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」-のみの歌/メフィストのセレナード
トマ:「ハムレット」-ハムレットのモノローグ
グノー:「ロメオとジュリエット」-マブ女王のバラード
オッフェンバック:「ホフマン物語」-ダペルトゥットのアリア
ドリーブ:「ラクメ」-スタンス
マスネ:「ウェルテル」-あの人は私を愛している
マスネ:「ドン・キホーテ」-笑え、笑え、みすぼらしい空想家を
ガブリエル・バキエ(B)
管弦楽団/ジェズス・エチェヴリー、ジャン=クロード・アルトマン
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/指揮:ジュリウス・ルーデル
スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:カジミエシュ・コルド
録音:1965年-1979年
フランスの名バリトン歌手、ガブリエル・バキエ(1924年生れ)の80歳を記念
したアルバム。リサイタル盤及びオペラ全曲盤からの選曲で、アリア集には
一部DECCAとMCAの音源も使用されています。

4762275 2枚組 \2700
ボワエルデュー:歌劇「白衣の貴婦人」(全曲)
フランソワーズ・ルヴェイ、ジャーヌ・バルビエ(S)
ジェルメーヌ・ボド(Ms)、ミシェル・セネシャル(T)
エイメ・ドニア(B)、アドリアン・ルグロ、ピエール・エラール(Bs)、他
パリ交響楽団・合唱団/指揮:ピエール・ストール
録音:1961年、パリ
フランソワ・ボワエルデュー(1775-1834)のオペラ・コミークの代表作。
ウォルター・スコットの原作に基づき、スコットランドの城の継承権を巡って
起こる騒動を、主人公が謎の貴婦人の助けを借りて切り抜けるというストー
リーです。ステレオ初期に録音された全曲盤で、昔なつかしいオペラ・コミ
ークの雰囲気を味わい深く聴かせてくれます。

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04-08 No.5

2004年08月04日 14時56分56秒 | Weblog
<MUSIC&ARTS>
M&A 1146 9枚組
ヤッシャ・ホーレンシュタイン パリ・ライヴ録音集
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)フランス国立放送管弦楽団
録音:1950-66年
これは素晴らしいCDセットです!ヤッシャ・ホーレンシュタインがフランス
国立放送管弦楽団を指揮した録音が10時間44分!彼は少なからぬ録音を残し
てはいるのですが、その多くは非独墺系の作曲家のものか、マーラー以降の
時代のもので、このセットのようにハイドン、モーツァルト、ベートーヴェ
ン、メンデルスゾーン、ブラームスといった作曲家の音楽を聴けるのは非常
に貴重。とりわけベートーヴェンの第9交響曲があるのは大いに注目です。
もちろん近代ものも多数、マリアン・アンダーソンをソリストに迎えた「亡
き子を偲ぶ歌」とかプロコフィエフの交響曲第5番など、どれも興味津々。
さらに、若きローラ・ボベスコがソリストを務めるバーバーのヴァイオリン
協奏曲なんてものは、ヴァイオリン・マニアは見逃しちゃいけません!
曲目一覧
CD1
ラヴェル:ピアノ協奏曲 1952年2月11日
モニク・アース(P)
ベートーヴェン:交響曲第7番 1966年6月1日
ルーセル:蜘蛛の饗宴 1966年6月1日
CD2
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 1961年12月19日
ベートーヴェン:交響曲第8番 1952年2月11日
CD3
シベリウス:交響曲第2番 1956年11月19日
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」 1964年4月3日
CD4
ドビュッシー:「海」 1966年6月1日
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲 1961年12月19日
R.シュトラウス:死と変容 1961年9月26日
CD5
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 1963年10月31日
ピラール・ローレンガー(S) マルガ・ヘフゲン(Ms)
ヨゼフ・トラクセル(T) オットー・ヴィーナー(Bs)
モーツァルツト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
CD6
メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90
1961年9月26日
ブラームス:交響曲第1番ハ長調Op.68 1957年12月
CD7
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
1963年10月31日
マーラー:亡き子を偲ぶ歌 1956年11月22日
マリアン・アンダーソン
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン 1964年4月3日
CD8
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 1954年5月27日
ラヴェル:ボレロ 1966年7月1日
ヤナーチェク:シンフォニエッタ 1952年月11日
ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
1956年1月22日
CD9
ブラームス:悲劇的序曲 1956年11月19日
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 1950年11月13日
ローラ・ボベスコ(Vn)
プロコフィエフ:交響曲第5番Op.100
1956年11月22日

M&A 1140
ヴェルディ:「運命の力」序曲,
リスト:ピアノ協奏曲イ長調,
ドビュッシー:聖セバスチャンの神秘(4曲),
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番
クラウディオ・アラウ(P) 
グイド・カンテッリ(指)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
グイド・カンテッリが亡くなってまもなく半世紀。1956年11月、わずか36歳
で飛行機事故によって亡くなってしまった天才指揮者。生きながらえていれ
ば、30代でスカラ座の音楽監督に就任し、ヨーロッパ、合衆国で引っ張りだ
この大指揮者となっていたことは間違いありません。多くはないスタジオ録
音と、多数の放送録音が残されてはいますが、あのトスカニーニが感嘆した
というカンテッリの真骨頂を感じさせてくれるものは決して多くはありませ
んでした。この1953年3月15日のコンサートは、いかにカンテッリが抜きん
出た才能の持ち主であったかを理解するには絶好のものです。ことに「ダフ
ニスとクロエ」での柔らかい筆致から隈取のはっきりした太いタッチまで鮮
やかに使い分ける描きっぷりは見事の一言。聴衆が大熱狂しています。リス
トでは後の大巨匠クラウディオ・アラウがヴィルトゥオーゾぶりを見せ付け
てくれます。

M&A 1147
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2/3
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
カール・ミュンヒンガー(指)シュトゥットガルト・フィル
録音:1967年11月22日シュトゥットガルト、1975年11月11日パリ
孤高のピアニスト、ミケランジェリの未発表録音が出るというだけうれしい
ですが、しかもモーツァルトにベートーヴェン!しかもモーツァルトは傑作
と来ていますからうれしさ倍増!伴奏がミュンヒンガーというのも面白い組
み合わせです。ベートーヴェンは初期の作品のみずみずしさをたっぷりもっ
た作品です。

M&A 1141
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27/2「月光」 
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109 
幻想曲ト短調/ロ長調 
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:1951年5月28-30日、1945年6月5日、1947年7月14&29日
1951年5月1、28-30日、1952年9月8-10日、1952年7月22日、1947年12月1日
ルドルフ・ゼルキンはベートーヴェンで大変高い評価を得た人ですが、録音
は案外と限られていて、しかも現在手に入るものはステレオ時代のものばか
り。このCDに収録されているのは、1950年前後に米COLUMBIAに録音した40代
のゼルキンのピアノ。さすが指も達者なら、それを上回る音楽への突っ込み
方!ベートーヴェンの中、後期の名作ばかりで、ゼルキン・ファンならずと
もうれしいものです。

M&A 1139
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960,即興曲Op.90 D899
フアナ・サヤス(P)
キューバ生まれでパリに学んだピアニスト、フアナ・サヤスのシューベルト。
清潔感あふれる音色と明快な構成力の、実に気持ちの良いシューベルトです。





<BBC LEGENDS>
BBCL 4149
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
ピエール・フルニエ(Vc)
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
サー・コリン・デイヴィス
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団 
録音:1973年3月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール 
1955年8月30日アッシャー・ホール(エジンバラ音楽祭)
稀代の名手フルニエのドヴォルザークにまたひとつ名演が加わりました。ラ
イヴでは2つ目、通算4種目にあたります。スタジオ盤のセル&BPO(62年 /
DG)とクーベリック&VPO(54年 / DECCA)、さらにシェルヘン&スイス・イ
タリア語放送O.とのライヴ(62年ルガーノ / AURA, TAHRAほか)の中ではもっ
とも新しく完全初出となります。
もはや説明不要、演奏から気品が香り立つチェロはフルニエ独特のもの。しか
も曲がドヴォルザークならいくつ手元にあろうとも揃えておく価値は十分。
若きデイヴィスの力強いサポートも聴きどころで申し分ありません。また、
ブラームスは後にワルター盤(59年 / SONY)でも共演のフランチェスカッ
ティ。このエジンバラでのライヴが両者の初顔合わせでした。こちらも初出。

BBCL 4151
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番-前奏曲
パガニーニ:24のカプリース-第5番、第11番
ファリャ:スペイン民謡組曲-ホタ、アストゥリアーナ
ノヴァーチェク:無窮動
(ボーナス・トラック)ミルシテイン・インタヴュー“音楽について語る”
〔聞き手:ジョン・エイミス〕
ナタン・ミルシテイン(Vn)
サー・エイドリアン・ボールト(指)ロンドン・フィル
アーネスト・ラッシュ(P)
録音:1968年9月29日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1963年6月9日、1957年9月22日ロンドン、BBCスタジオ
1991年11月7日ロンドン
録音当時63歳ミルシテインのベートーヴェン。数種ある協奏曲は、絶頂期の
スタインバーグ盤(55年 / キャピトル)にとどめを刺すと言われていますが、
共演者ボールトの力もあって当ライヴもこれに引けを取らぬ白熱ぶり。忘れ
がたい名演奏です。続いてパガニーニやファリャ、バッハなどBBC放送録音の
リサイタルも、類稀なヴィルトゥオーゾ、ミルシテインの姿を印象付ける貴
重な記録。なお最晩年(1992年没)に行われたインタヴューは、皮肉屋で飾
り気の無い人柄を知る上で格好の内容です。

BBCL 4150 2枚組
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ワーグナー:「ファウスト」序曲
テレサ・シュティヒ=ランダル(S) ノーマ・プロクター(A) 
リチャード・ルイス(T) キム・ボルイ(Bs) BBC合唱団 
ヤーシャ・ホーレンシュタイン(指)
BBC交響楽団、BBCノーザン交響楽団
録音:1961年2月23日ロンドン、BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ
1971年9月15日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
1972年4月23日イングランド、サルフォード大学
ホーレンシュタイン唯一のミサ・ソレムニスは、記録上存在を知られながら
40年以上も眠っていた伝説のライヴ。なるほど彼のベートーヴェン演奏を知
る限り出来栄えに間違いはないところですが、実際にこれはとんでもなくす
ごい。ことに最大の聴きどころであるグローリアのラスト、炎と化したオケ
と合唱の迫力には度肝を抜かれます。ホーレンシュタインの数あるライヴの
中でも屈指の内容といえ、醍醐味が満点。さらなるポイントとして、なんと
「未完成」もまた初出レパートリーというオマケつき。なんとも盛りだくさ
んのアルバムです。

BBCL 4152
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
(ボーナス・トラック)ルービンシュタインとの対話〔聞き手:マイケル・
オリヴァー〕
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィルハーモニア管
ルドルフ・シュヴァルツ(指)BBC響
録音:1961年5月16日、1957年11月27日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1973年10月7日ロンドン
ルービンシュタインの貴重な協奏曲ライヴが楽しめる一枚。チャイコフスキー
は既出ショパン第2番と同日の演奏(BBCL.4105)。70歳を越えたルービンシュ
タインのテクニックにも驚かされますが、ここでの柔軟で熱いジュリーニのア
プローチは、同じ曲でもラインスドルフ&ボストン響(62年 / BMG)とは対
照的で興味深いところ。一方、クリップス、ジュリーニと2種のスタジオ盤
(BMG)で聴けるシューマンも濃厚なロマンを漂わせて印象的。

BBCL 4154
シベリウス:交響曲第2番ニ長調
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調
サー・トーマス・ビーチャム(指)
BBC響、ロイヤル・フィル
録音:1954年12月8日、1959年10月25日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
BBC LEGENDSの顔ビーチャム卿通算11枚目のアルバム。シベリウス、ドヴォル
ザークとも以前よりたいへん有名な演奏で、60年代にBBCのライセンスにより
EMIから出ていたものと同一。90年に一度はCD化されたものの、すでに10年以
上も前から廃盤のまま。しかも当時のCD化は、ファンの間では放送時のBBCオ
リジナル・テープとの音質の違いが最後まで物議を醸した曰くつきの代物で
した。BBCの案内によると、ビーチャム協会の要請でこのたび“BBCのオリジ
ナル・テープから新たに20ビット・リマスタリング”を施したとのこと。ビ
ーチャム卿大暴れのフィナーレが十数年振りに蘇りました。

BBCL 4153
R.シュトラウス:四つの最後の歌
同:「カプリッチョ」より終景
ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
モーツァルト:
「フィガロの結婚」よりアリア「愛の神様、慰めの手をさしのべて下さい」
「楽しい思い出はどこへ」
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(S)
アンタル・ドラティ(指)ロイヤル・フィル
ピエール・ブーレーズ(指)BBC響
サー・ジョン・プリッチャード(指)ロイヤル・リヴァプール・フィル
録音:1976年10月3日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1971年8月3日、1960年8月20日ロイヤル・アルバート・ホール
リサイタル集(BBCL.4132)に次ぐ、ゼーダーシュトレーム(エリサベト・セ
デシュトレム)の続篇。ひとくちにソプラノといっても性格は実にさまざま。
彼女の知的で陰りのある声質がバッチリはまったシュトラウスは絶品。歌曲、
オペラともスタジオ盤を残していますが未CD化のまま。そのため当ステレオ・
ライヴは価値ある内容です。ほかに存在感と貫禄の伯爵夫人が聴けるプロム
スでのモーツァルト。初出レパートリーのラヴェルではブーレーズが指揮を
務めているのも注目。






<VIRGIN CLASSICS>
VBD-5624732 2枚組 \2080
バッハ:ハープシコード作品集
ピエール・アンタイ
詳細未詳

<EMI フランス>
CZS-5861142 2枚組 \2300
ジョルジュ・プレートル/80歳記念アルバム
※詳細はWordファイルで送りしますので、ご請求下さい(Goodies)。

CDC-5578002 \2080
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピエール・サンカン:ピアノ協奏曲(1959)(世界初録音)
ジャン・フィリップ・コラール(ピアノ)
ビルケント交響楽団、タバコフ指揮
詳細未詳。
チャイコフスキーの名曲とパリ音楽院での師、サンカンの作品を組み合わせ
たアルバム。コラール久々の新企画。

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04-08 No.4

2004年08月03日 17時15分47秒 | Weblog
★大変貴重なSP復刻盤をご紹介いたします。
新 忠篤氏の復刻は、余分なノイズカットを行なわない、SP本来の情報を
最大限に引き出したすばらしいものです。(Goodies)

8月下旬発売予定
※ご注文は随時お受けいたしますが、第1回目のご注文締め切りは
8月8日とさせて頂きます。

★ローム ミュージック ファンデーションSP復刻CD集
「日本SP名盤復刻選集I」
ANOC-6011a/6a CD6枚組+解説書(116ページ) \9000(割引対象外)
企画・発行:財団法人ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
原案:クリストファ・N・野澤
総監修:海老澤 敏
監修:クリストファ・N・野澤/片山杜秀
技術(復刻):新 忠篤
制作・販売:日本音声保存

収録曲(録音年の後の*は初復刻)

●CD-1 日本人音楽家国内録音(1) 
1.L.vベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
山田耕筰 Koscak Yamada(1886-1965)(指揮)/新交響楽団
日本で最初の「第五」のレコード。
<日本コロムビア 55011/4、1935年録音>

2.K.ヴァイル:音楽劇「三文オペラ」組曲 より 第1、3、5、7曲
近衛秀麿(子爵)Viscount Hidemaro Konoye(Konoe)(1898-1973)(指揮)
新交響楽団
貴族院議員で侯爵でもあった近衛篤麿の次男、近衛秀麿と氏が中心となって
結成した新交響楽団(現NHK交響楽団)による、昭和初期当時としては、斬新
な選曲での演奏。
<日本ポリドール 1140、1932年録音*> 

3.F.v.スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
近衛秀麿(子爵)Viscount Hidemaro Konoye(1898-1973) (指揮) 
齋藤秀雄 Hideo Saito(1902-74)(チェロ)/新交響楽団   
指揮者・音楽教育家として高名な齋藤秀雄。1927年に新響の主席チェロ奏者と
しても迎えられており、唯一チェロのソロ演奏を聴く事のできる貴重盤。
<日本パーロフォン E2067=日本コロムビア27928(再発売)、1933年録音*>

4.J.シュトラウスII世:円舞曲「芸術家の生涯」作品316
齋藤秀雄 Hideo Saito(1902-74)(指揮)/新交響楽団
新響の指揮者にローゼンストックが就任し、氏の影響を強く受けた齋藤秀雄に
よる2回目のドイツ留学からの帰国当時、戦前の演奏。
<日本コロムビア 29885、1938年録音*>

5.L.v.ベートーヴェン:歌劇「エグモント」序曲 作品84
早川彌左衛門 Yazaemon Hayakawa(1886-1949)(指揮)
セントラル交響楽団(名古屋) 
中央交響楽団の前身(後東響、現東フィル)の名古屋時代の演奏。
<セントラル3517、1936年頃録音*>

6.G.ビゼー:歌劇「アルルの女」第2組曲より ファランドール
早川彌左衛門 Yazaemon Hayakawa(1886-1949)(指揮)
中央交響楽団     
セントラル交響楽団が名古屋から東京へ進出し、中央交響楽団と改称した頃
の演奏。
<日本ビクター OL5、録音年未詳*>

7.J.ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
橋本國彦 Kunihiko Hashimoto(1904-49)(指揮)
中央交響楽団
作曲家、ヴァイオリニストそして指揮者とマルチに活躍をした橋本國彦の指揮
による名演。
<日本ビクター OL1、1938年録音*> 

8.P.I.チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11より 第2楽章
アンダンテ・カンタービレ
鈴木弦楽四重奏団 The Suzuki String Quartet
鈴木鎮一 Shin-ichi(1898-1998) Suzuki、
鈴木喜久夫 Kikuo Suzuki(1904-77)、
鈴木 章 Akira Suzuki(1899-1961)、
鈴木二三雄 Fumio Suzuki(1900-45)
鈴木鎮一を中心とする、鈴木兄弟による鈴木四重奏団。活動期間は短かった
ものの、多くの名録音を遺した。
<日本コロムビア 28646、録音年未詳*>

●CD-2 日本人音楽家国内録音(2) 
1.G. ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
巌本眞理 Mari Iwamoto(1926-79)(ヴァイオリン)
野辺地勝久(旧名 瓜丸)Katsuhisa(Urimaru)Nobechi(1910-66)(ピアノ)
少女時代よりその天才ぶりを発揮した巌本眞理と、ラザール・レヴィに師事
した野辺地による名コンビによる録音。
<日本コロムビア G433/6、1949年頃録音*>
                             
2.F.プーランク:三つの常動曲
3.B.バルトーク:アレグロ・バルバロ
笈田光吉 Kokichi Oida(1902-64)(ピアノ)
ドイツへ留学し、クロイツァーに師事した笈田。昭和初期にプーランクやバ
ルトークなどの近代曲をプログラムにしていたことなどからも、当時異彩を
放っていたピアニスト。
<日本パーロフォン E4003、1929年録音*>

4.F.ショパン:練習曲 変イ長調 作品25-1
5.F.ショパン:マズルカ 第45番 イ短調 作品67-4
原 智恵子 Chieko Hara (1914-2001)(ピアノ)   
伝説のピアニスト原智恵子による超貴重盤。1944年、当時の日本を代表する
演奏家を紹介する目的で作られた。(『現代日本演奏家名盤集』SPより復刻)
<国際文化振興会 KBS1001B、録音1944年*>

6.C.ドビュッシー:「映像 第1集」より 水に映る影
井口基成 Motonari Iguchi(1908-83) (ピアノ) 
1930年、留学先のフランスにて、イーヴ・ナットに師事した、教育者として
も高名な井口基成によるドビュッシー。
(『現代日本演奏家名盤集』SPより復刻)
<国際文化振興会 KBS1001A、録音1944年*>

7.J.S.バッハ:馭者のアリアとフーガ カプリッチョ BWV992より
豊増 昇 Niboru Toyomasu(1912-75) (ピアノ)
1936年にドイツに留学、フレデリック・ラモンドに師事した、バッハ弾き、
ベートーヴェン弾きといわれたピアニスト。
(『現代日本演奏家名盤集』SPより復刻)
<国際文化振興会 KBS1001A、録音1944年*>

8.G.カサド:愛の言葉
倉田 高 Takashi Kurata(1913-45)(チェロ)
高木東六 Toroku Takagi(1904-)(ピアノ)
1936年のデビューの際、モーリス・マレシャルに見出されて、門下となった
夭折のチェリスト。
<国際文化振興会 KBS1004A、録音1944年*>

9.J.Sバッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
木岡英三郎 Eizaburo Kioka(1895-1982)(オルガン)
当時の日本におけるオルガンの第一人者、木岡英三郎。昭和5年、東京日本橋
の三越本店に設置されたパイプオルガンによる演奏。
<日本パーロフォン E10015、1930年録音*>

10.S.シュナイダー:ポルカ 
11.K.ヘンツェ:夜想曲 作品92
大河原義衛 Yoshie Okawara(1904-35)(ギター)
演奏活動のほか、作曲家としても才能を発揮した夭折のギタリスト。
<日本ポリドール 606、録音年未詳*>

12.E.M.マルチェリ:カプリチョ・チンガレスコ
13.G.B.ラ・スカラ:タランテラ 第1番
澤(田中)常彦 Tsunehiko Sawa(Tanaka)(1891-1975)(マンドリン)
鈴木正一Shoichi Suzuki(1892-未詳)(ピアノ)   
アドルフォ・サルコリの指導を受け、作曲家としても活躍した澤(田中)常
彦唯一の録音。機械式録音 
<ニッポノフォン15787、1925年録音*>    

●CD-3 日本人音楽家海外録音 
1.N.A.リムスキー=コルサコフ:スペイン綺想曲 作品34
近衛秀麿(子爵)Viscount Hidemaro Konoye(1898-1973)(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 
日本人が外国のオーケストラを指揮した最初のレコード。イタリア録音
<日本パーロフォン E17055/7、1931年録音>

2.F.ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
原 智恵子 Chieko Hara (1914-2001)(ピアノ)
1937年、ワルシャワで催された第3回ショパン・コンクールに日本人として初
めて参加し、特別賞を受賞した際の記念盤。フランス録音
<日本ビクター J1503=NH2011(再発売)、1937年録音*>

3.V.モンティ:チャルダッシュ             
4. F.J.ハイドン:第100番 ト長調「軍隊」より 第3楽章 メヌエット
平岡養一 Yoichi Hiraoka(1907-81)(木琴)
ウラディミール・ブレンナー Vladimir Brenner(ピアノ)
戦前はニューヨークのタウンホールでのリサイタル、またNBCの専属として朝
の放送でも人気を博した平岡養一。1940年当時の録音。アメリカ録音
<アメリカ・デッカ 23169A、1940年録音(3) */アメリカデッカ 23171A、
1940年録音(4) *>

5.G.プッチーニ:「蝶々夫人」より ある晴れた日に(原語)
三浦 環 Tamaki Miura(1884-1946)(ソプラノ)
オーケストラ伴奏
1903年、国内最初のオペラ公演での主演、1911年から翌年にかけてのサルコリ
との共演等、当時の日本において最も実績を積んだ、三浦環による最初の海外
録音。
<機械式録音アメリカ・コロンビア A49260、1917年録音>

6.A.トーマ:君よ知るや南の国、「ミニョン」より[堀内敬三:訳詞]
三浦 環 Tamaki Miura(1884-1946)(ソプラノ)
ロザリオ・ブルドン Rosario Bourdon(指揮)
米国ビクター・オーケストラ
1929年5月、三浦環二度目の渡米によるニューヨークでの録音。アメリカ録音
<日本ビクター 4147、1929年録音>

7.本居長世:関の夕ざれ[古謡] 
8.本居長世:別後[野口雨情:作詞]
原 信子 Nobuko Hara(1892-1979)(ソプラノ)
オーケストラ伴奏
上海のヴィクトリア劇場でのデビュー、帝劇での活躍、留学先のイタリアで
サルヴァトーレ・コッフーネの薫陶を受け、大きな発展を遂げた原信子。藤
原義江とともに浅草オペラから大歌手となったことでも知られる。
イタリア録音
<イタリア・フォノティピア B3719、1928年録音*>

9.F.シューベルト:小夜曲[堀内敬三:訳詞]
10.M.M.ポンセ/小さな星(原語)
関屋敏子 Toshiko Sekiya(1904-41)(ソプラノ)
ネイザニール・シルクレット Nathaniel Shilkret(指揮)
ビクター・サロン・オーケストラ
「プリマ」「歌姫」などと親しまれた関屋敏子。三浦環の弟子であった後、
サルコリに師事し、イタリア風のベル・カント唱法を身につけ、最盛期はコ
ロラトゥーラ・ソプラノとして、多くのオペラによる舞台で成功をおさめた。
アメリカ録音
<日本ビクター J1001A、1932年録音(9) */日本ビクター 13245B、
1932年録音(10) *>

11 F.ヴェルディ:歌劇「椿姫」より 花より花へ、[堀内敬三:訳詞]
12.G.ビゼー:歌劇「カルメン」より ハバネラ
喜波貞子 Teiko Kiwa(1902-83)(ソプラノ)
カルロ・サバイノ Carlo Sabajno(指揮)
ミラノ・スカラ座オーケストラ
サルコリに師事。後1920年にイタリアに渡り、22年のリスボンでのデビュー
を機にヨーロッパ各地でオペラの舞台を踏み歌唱力、演技力ともに好評を博
したプリマ・ドンナ。イタリア録音
<日本ビクター 13192、1932年録音*>

●CD-4 日本人作品(1) 
1.渡辺浦人 Urato Watanabe(1909-94):交響組曲「野人」
マンフレート・グルリット MANFRED GURLITT(指揮)
東京交響楽団
1941年、第10回音楽コンクール作曲部門で1位に入賞した際の記念盤。同年こ
の作品は文部大臣賞を受賞。
<日本ビクター A4313/4、19341年録音*>

2.江 文也 Ewn-yw Jiang(1910-83):
第ニ生蕃歌曲集より 牧歌[佐伯孝夫:作詞]
江 文也 Ewn-yw Jiang(バリトン)
日本ビクター管弦楽団
作曲家、声楽家としても活躍をした台湾生まれの江文也による自作自演。
<日本ビクター 53919、1937年録音*>

3.江 文也 Ewn-yw Jiang(1910-83):台湾舞曲
井上園子 Sonoko Inoue(ピアノ)
原曲は管弦楽作品。1936年のベルリン・オリンピック芸術競技音楽部門に入
選した作品によるピアノ独奏版。
<日本ビクター 29452、録音年未詳*>

4.江 文也 Ewn-yw Jiang(1910-83):スケッチ
5.松平頼則 Yiritsune Matsudaira(1907-2001):前奏曲 ニ調
6.太田 忠 Tadashi Ota(1901-未詳):交通標識
7.清瀬保ニ Yasuji Kiyose:丘の春
以上演奏、アレクサンダー・チェレプニン Alexander Tchrepnin(ピアノ)
東洋の音楽に深い理解と関心を抱いたチェレプニン。自ら『チェレプニン賞』
を設け、若手の作曲家が世にでるきっかけを作った。チェレプニンが気に入っ
た4作品が収録された貴重盤。
<日本ビクター 53844、1936年録音*>

8.大木正夫 Masao Oki(1901-71):交響組曲「五つのお話」
大木正夫 Masao Oki(指揮)
コンセール・オーブ管弦楽団
欧米に日本人作品を知らしめるべく、フェリックス・ワインガルトナーが自
ら設けた『ワインガルトナー賞』にて特等を得た作品、自作自演。
<テイチク 80000 録音年未詳>

9. 橋本國彦 Kunihiko Hashimoto(1904-49):楽しきスケーター
橋本國彦 Kunihiko Hashimoto(指揮)
日本ビクター管弦楽団  
1936年のベルリン・オリンピック冬季大会を見物した橋本國彦が、当時の日
本代表フィギア・スケーター、稲田悦子の演技に魅せられ、彼女に献呈した
作品。
<日本ビクター J1504=J54368(再発売)、1938年録音*>

10.山本直忠 Naotada Yamamoto(1904-65):日本幻想曲 
山本直忠 Naotada Yamamoto(指揮)
藤田晴子 Haruko Fujita(ピアノ)
中央交響楽団 
有島武郎の甥で、山本直純の父でもある山本直忠による自作自演。このレコー
ドは文部大臣賞を受賞。
<日本ビクター A4145/6、録音年未詳*>

11. 深井史郎 Shiro Fukai(1907-59):ジャワの唄声  
朝比奈 隆 Takashi Asahina(指揮)
日本交響楽団
30代の朝比奈隆による本格的に交響楽団を指揮した初期の演奏。
<ニッチク JW127/8、1943年録音*>

●CD-5 日本人作品(2)
1.中山晋平 Shimpei Nakayama(1887-1952):鉾を収めて(橋本國彦編)
橋本國彦 Kunihiko Hashimoto(ヴァイオリン)
宅 孝二 Koji Taku(ピアノ)
指揮者・作曲家としても活躍した橋本國彦による、ヴァイオリニストしての
記録。
<日本ビクター 52729A、1933年録音*>

2.大中寅二 Traji Onaka(1896-1982):前奏曲 ト調、ロ調
大中寅二 Traji Onaka(オルガン) 
名歌「椰子の実」の作曲家、大中寅二による自作自演。
<日本エジソン E875/6、1936年録音*>

3.信時 潔 Kiyoshi Nobutoki(1887-1965):組曲「木の葉集」
豊増 昇 Noboru Toyomasu(ピアノ)
皇紀二千六百年奉祝のために書かれたカンタータ「海道東征」でも有名な、
信時潔の数少ないピアノ作品。
<日本コロムビア 32043/45、1941年録音*>

4.清瀬保ニ Yasuji Kiyose(1900-81):「第2ピアノ曲集」より 舟歌 
清瀬保ニ Yasuji Kiyose(ピアノ) 
『現代日本の音楽』(ポリドール)に収録されていた自作自演による貴重盤。
<日本ポリドール P5189、1941年録音*>

5.古曲-岡村雅雄編 Arr. Masao Okamura(1892-1961):燈籠流し 
岡村雅雄 Masao Okamura(フルート)
日本ビクター管弦楽団 
日本における本格的なフルート奏者の草分けの一人。編曲をも得意とした氏
による俗曲のアレンジ、自作自演。
<日本ビクター 53107A、1934年録音*>

6.吉澤検校-菅原明朗編Arr.Kengyo Yoshizawa-Meiro Sugawara(1897-1988):
千鳥-筝曲によるパラフレーズ
宮城道雄Michio Miyagi (筝)
荻野綾子 Ayako Ogino(ソプラノ)
菅原明朗 Meiro Sugawara(指揮)
日本ビクター室内管弦楽団 
1933年の日比谷公会堂における初演も菅原・宮城・荻野の三人と新交響楽団
によってなされた。
<日本ビクター 13316/7、録音年未詳*>

7.町田嘉章 Kasho Machida(1888-1981):三味線協奏曲 第1番 
町田嘉章 Kasho Machida(三味線)
篠原正雄 Masao Shinohara(指揮)
新交響楽団

8.町田嘉章 Kasho Machida(1888-1981):
三味線協奏曲第2番より、第3楽章 ロンド 
杵屋佐吉 Sakichi Kineya(三味線)
日本ビクター管弦楽団 
民謡研究家として高名な町田嘉章は、三味線の名手でもあり作曲家であった。
宮城道雄等によって提唱された「新日本音楽」運動にも賛同し、邦楽の新し
い歴史に足跡を遺した。
<日本パーロフォン E10024/5、1930年(7) */日本ビクター 13454、
1936年録音*>

●CD-6 外国人音楽家国内録音 
1.P.I.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ジョセフ・ローゼンストック Joseph Rosenstock(1895-1985)(指揮)
井上園子 Sonoko Inoue(1915-76)(ピアノ)
日本放送管弦楽団
新響唯一の録音記録。またローゼン・ストックが戦前新響を振った唯一の録音
記録と思われる。SP盤は日本コロムビア未発売。
<日本コロムビア 20031/5、1939年録音*SP未発売*>

2.F.ショパン:練習曲 ハ短調 作品10-12「革命」
3.F.ショパン:練習曲 ホ長調 作品10-3「別れの曲」
レオニード・クロイツァー Leonid Kreuter(1884-1953)(ピアノ)
戦前の日本の音楽界における恩人の一人で、生涯を日本で閉じた。今回の収
録は、日本コロムビアへの初録音。
<日本コロムビア 35477、1934年録音*>
   
4.F.ショパン:練習曲 変ト長調 作品10-5「黒鍵」
5.F.ショパン:練習曲 変ト長調 作品25-9「蝶々」
6.D.スカルラッティ:カプリッチョ ホ調(タウジヒ編)
レオ・シロタ Leo Sirota(1885-1965)(ピアノ) 
クロイツァーと共に日本の音楽界において偉大な足跡を遺したピアニスト。
モギレフスキーとの共演は、当時の日本における最高の演奏といわれた。
<日本コロムビア J5116、1929年録音(4)(5) */日本コロムビア J5132、
1929年録音(6) *>

7. P.I.チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲 作品35より 第2楽章 カンツォネッタ
アレクサンダー・モギレフスキー Alexander Moguilewsky(1885-1953)
ナディーネ・ロイヒテンベルグ Nadine Leuchtenberg(ピアノ)
クロイツァー、シロタと同じく、日本の音楽界において偉大な足跡を遺した
ヴァイオリニスト。
<日本コロムビア JW265、1939年頃録音>

8. R.カラーチェ:前奏曲 第9番 作品110
ラファエレ・カラーチェ Raffaele Calace(1863-1934)(マンド・リュート)
日本においてマンドリン・ブームを巻き興した先駆者、カラーチェによる大正
14年の録音。機械式録音
<ニットーレコード 1463、1925年録音>

9.F.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より 女心の歌
アドルフォ・サルコリ Adolfo Sarcoli(1867-1936)(テノール)
ピアノ伴奏*
イタリアのテノール歌手。1911年の来日以来、ベルカント唱法を伝え、原信
子、関谷敏子、ベルトラメリ能子、奥田良三など多くの歌手を指導した。ま
たサルコリによる録音は、日本国内で初めて発売された本格的なクラシック
レコードとされる。
<機械式録音 アメリカン(ニッポノフォン)1885、1912年録音>

10. C.サン=サーンス:
「サムソンとダリラ」より あなたの声に我が心は開く
クララ・バット Dame Clara Butt(1873-1936)(コントラルト)
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ伴奏
イギリスのコントラルト歌手。63歳の時の録音。
<日本コロムビア J4009、1931年録音>

11.ロシア民謡:ヴォルガの舟歌 
12. M.P.ムソルグスキー:蚤の歌
フェオドール・シャリアピン Feodor Chaliapin(1873-1938)(バス)
G.ゴチンスキー G.GODZINSKY(未詳-未詳)(ピアノ)
シャリアピンの十八番である2曲で、日本録音盤のみピアノ伴奏ということ
から、未だ海外のコレクターからも注目を浴びている盤。
<日本ビクター RL7、1936年録音>

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04-08 No.3

2004年08月01日 12時58分34秒 | Weblog
<DHM>
82876587062 2枚組+ボーナスCD ¥3960
モーツァルト:初期交響曲集 Vol.1
1.交響曲 変ホ長調 K.16(旧ブライトコプフ版番号:第1番)(1764-65)
2.交響曲 ニ長調 K.19(第4番)(1765)
3.交響曲 ヘ長調 K.19a (1765)
4.交響曲 変ロ長調 K.22(第5番)(1765)
5.交響曲 ヘ長調 K.42a(第43番) (1767)
6.交響曲 ヘ長調 K.43(第6番)(1767)
7.交響曲 ニ長調 K.45(第7番)(1768)
8.交響曲 ト長調 K.45a (1768)
9.交響曲 変ロ長調 K.45b (1768)
10.交響曲 ニ長調 K.48(第8番)(1768)
11.交響曲 ハ長調 K.73(第9番)(1772)
ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト最初の交響曲を含む初期作品でアーノンクールが聴かせる衝撃的
なサウンド。アーノンクール一家によるモーツァルト父子の手紙の朗読CD付き。
稀代のモーツァルト指揮者アーノンクールによるモーツァルト10歳代の交響曲
集。1980年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト:
交響曲第35番「ハフナー」を録音して以来、交響曲、セレナード、オペラ、
そして宗教声楽曲に渡るモーツァルトの作品の演奏・録音を手がけ、今や最も
重要なモーツァルト指揮者といえるアーノンクール。このアルバムは、交響曲
第1番を含むモーツァルト最初期の交響曲を11曲収録。若書きの作品だからと
いって手を抜くことのないアーノンクールの鮮烈なアプローチはここでも健在
である。
モーツァルト親子の間で交わされた手紙をアーノンクール一家が読み聞かせる
朗読ボーナスCD付き
ボーナスディスクは、ちょうどこれらの交響曲が作曲されていたころに父のレ
オポルトとの間で交わされた手紙を、アーノンクールと彼の孫とが読みついだ
朗読CDとなっている。演奏にも演劇的所作を求めるアーノンクールのオースト
リアなまりの入った語りは、レオポルトやヴォルフガングがしゃべっていたド
イツ語の再現ともいえるユニークなものである。      
※Vol.2 は、2006年発売予定
[録音]1999年-2004年、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ

82876587972 2枚組 ¥3960
ヘンデル:歌劇「ロタリオ」(全曲)
アラン・カーティス(指揮) 
イル・コンプレッソ・バロッコ
Adelaide:SIMONE KERMES、
Lotario:SARA MINGARDO
Matilda:SONJA PRINA,
Idelberto:HILARY SUMMERS
Berengario:STEVE DAVISLIM
Clodomiro: VITO PRINA
最近様々なヘンデルのオペラが続々と復刻上演されてきている。その中でも
アラン・カーティスは、ヘンデル等のバロック・オペラの楽譜校訂と再演を
多く手がけているアーティストである。ほとんど録音されてしまっているか
と思われたが、この「ロタリオ」があった。「ロタリオ」は1729年に作曲さ
れ、同年12月2日にロンドン・キングズ劇場にて初演されました。このあと
上演された「ジュリアス・シーザー」があまりにも好評だったため、残念な
がら7回の上演で終了となってしまった。しかしヘンデルのこの曲への思い
は強く、再演のためにローマへ新人歌手発掘の旅をしたそうです。この曲は
ヘンデルの中でも大成功したオペラでないが、様々なところに新しい手法を
取り入れており、その後のオペラの作曲の改革の元になったものです。
(世界初録音か?同月末にエームズからもこの曲が発売予定。)


<ARTE NOVA>
82876577402 ¥650
マルティヌー/管弦楽作品集
「交響曲第6番:幻想的交響曲」
「フランチェスカのフレスコ画」 「ジュリエッタ組曲」
イルジー・コウト(指揮) 
ザンクト・ガレン交響楽団
あまり演奏されない、録音も意外と少ないマルティヌーの交響曲と管弦楽作品
の新録音です。マルティヌーと言えばチェコの名作曲家でありますが、アン
チェルの名盤などがありますが、ここではアンチェルに学んだコウトによる
演奏です。 N響定期などでも振る幅広いレパートリーを誇るチェコの名匠
イルジー・コウトは、1937年に生まれる。プラハの音楽院とアカデミーでオ
ルガンと指揮を学ぶ。指揮法をアンチェルに師事。オペラ指揮者として活動
を始め、65年ブザンソン指揮者コンクールでの優勝を初めとして、様々なコ
ンクールで賞を受賞。73年プラハの国民劇場の指揮者のポストを得たコウト
は、76年からライン・ドイツ・オペラの指揮者を経て、85年から91年までザ
ールラント管弦楽団首席指揮者も兼任。86年コウトは、ベルリン・ドイツ・
オペラにデビュー、これが成功して90年同オペラの首席指揮者に就任。93年
からライプチヒ歌劇場の音楽総監督、96年からザンクト・ガレン交響楽団
(スイス)の首席指揮者も兼任。同響がピットに入る歌劇場でも1シーズン
に1演目ないしは2演目の新演出上演を任されており、事実上の“音楽監督”。
コウトの着任でザンクト・ガレン株は急上昇中。

74321984942 ¥650
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13&26番
マティアス・キルシュネライト(P) 
フランク・ベールマン(指揮) バンベルク交響楽団
ミスター・スタインウェイ、キルシュネライトの最新盤。
1962年、ドイツのドルトムンド/ヴェストファーレンに生まれ、クラウディ
オ・アラウ、マイセンベルグ、ゲルバー、ペライアらに師事。87年ボン、ド
イツ音楽コンクール優勝、91年チューリッヒ、ゲッツァ・アンダ国際コンク
ール入賞、1992年シドニー国際ピアノコンクール入賞。日本を含む世界中で
演奏活動。数々の名だたるヨーロッパのオーケストラと共演。 また、室内楽
でも非凡な才能を発揮しており、テツラフ等とのデュオやトリオの演奏を幅
広く行っている。2003年5月には、ロシアのサンクトペテルブルク建都300周
年記念祭において、サンクトペテルブルク・フィル(指揮:テミルカーノフ)
とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演し絶賛を浴びた。97年以来、ロス
トック音楽大学のピアノ科教授を務めている。5年連続の来日となる、キル
シュネライトによる マスタークラス&コンサート。熱のこもったマスターク
ラスは大変好評で、 来日を重ねるごとに日本全国にファンを増やしている。
今年も11月に来日予定。(スタインウェイ認定アーティスト:スタインウェイ
ピアノを愛し、世界各地のコンサートステージでスタインウェイピアノを自
らの意思で選んで弾くトップアーティストのことで、ピアノ演奏史に不滅の
名を残すピアニストたちのほとんどが名を連ねています。) 


<OEHMS CLSSICS>
OC-504 ¥1400
「レヴァイン&ミュンヘン・フィル,ライヴ Vol.4」
ウェーバー:オベロン序曲
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
モーツァルト:交響曲第39番
コープランド:クラリネット協奏曲
ジェームズ・レヴァイン(指揮) ミュンヘン・フィル
古典派から近代まで幅広い作曲家の作品を多彩な魅力をたたえたアルバム。
オペラティックな躍動感に溢れた「オベロン序曲」や「ティル-」に始まり、
コープランドの名曲。そして交響曲全集やオペラの録音・上演でモーツァル
ト指揮者としての名声を得ているレヴァインならではの交響曲第39番を収録。
モーツァルト以外はレヴァインにとって初録音。モーツァルトは1989年の
ウィーン・フィル以来の再録音となる。
(録音:2000年6月16-18日、2002年1月11-12日、2000年12月8日、
2002年2月1-3日)

OC-341 ¥950
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.30 (第6-8番)
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アルフレッド・パール(p)
ウィーン奏法を身につけた彼のヴァイオリンは決して技巧だけに頼らず、音
楽を豊かに奏でることに主眼が置かれている。すべての作品からウィーンの
香りが漂ってくるのである。響きはまろやかで甘美でありながら、するどい
弓使いで、ハッとさせられる部分もあり、新しい今のウイーンの風が聞こえ
てくるようである。スケールの大きい正統派のピアニストとしては最近の逸
材、ArteNova⇒Oehms とB・シュミットと同じように移籍したA・パールと
は、今回初共演。落ち着いたテンポと真摯な表現に、強勢部の前に大きく引
きつけるアゴギーク等、指のメカニズムを遙かに越え、強い精神的エネルギ
ーが感じられます。2004年1月、スイスでの録音。

OC-335 ¥950
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
第25番K301, 第4番K9, 第42番 K.526, 第34番 K.378
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アリアーネ・ヘーリング(p)
こちらもベンヤミン・シュミットの新録音盤。モーツァルトの幼少期作品も
含む、充実した作品ばかりを収録しました。美しき新鋭女流ピアニスト、A・
ヘーリングと息のあった演奏は絶品です。上記のベートーヴェンの大きな表
現ではなく、細かく繊細な演奏は、まさにモーツァルトの演奏にはぴったり
でしょう。(と思ったら、B・シュミットの奥さんだそうで・・・最近結婚
したばかり。 ベンヤミン・シュミットは、小澤征爾との共演で、「コルン
ゴールド/ヴァイオリン協奏曲」の演奏のため今月7月来日しており、来月
ザルツブルク音楽祭で、小澤征爾&ウィーン・フィルで同曲を演奏いたしま
す。B・シュミットもメジャーな一人となりました。

OC-353 ¥950
マックス・レーガー:ピアノ・デュオのための作品集
6つの小品Op.94,6つのブルレスケOp.58,
ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガOp.86
デュオ・ダコール
今ドイツでもっとも期待されているピアノ・デュオ「デュオ・ダコール」の
デビュー・アルバムです。Shao-Yin Huang と Sebastian Euler の若き男女
によるデュオで、すでにリンカーン・センター、ミュンヘン・ヘラクレス・
ホール、チューリヒ・トーンハレ、などメジャーなホールで絶賛を浴びてい
ます。ここでは、ほとんど演奏されなくまた録音も非常に少ないものですが、
レーガーのピアノ作品の定番になれればと思います。


<ARS MUSICI>
AM13452 ¥1400
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2&14番
アルテミス・クァルテット
アルバン・ベルク四重奏団の薫陶を受けた精鋭カルテット
極めて高水準な演奏によって急速に注目を集めている弦楽四重奏団。
リューベック音楽大学在学中に結成したカルテットは、1996年ミュンヘン
・コンクール優勝に輝き、ヨーロッパやアメリカ各地で大成功を収めた後も、
現代最高のカルテット、アルバン・ベルク四重奏団に指導を仰いで演奏の向
上に努めている。曲に合わせて第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを交替
するが、それも均質で透明度の高いヴィオラとチェロの土台があればこそで
ある。世界の主要都市を次々と制覇しつつある彼らから目が離せない。

AM13692 ¥1400
スクリャービン:マズルカ全集 (Op3, 25, 40)
クリスティアーナ・ブランドナー(p)
あまりこれだけまとまったCDは少ないマズルカ集。ショパンの影響からマズ
ルカという形を用いてはいるが繊細なイントネーションでつながり独創性に
満ちた曲。Op.25は1898年モスクワ音楽院の教授になった頃の作品。
C・ブランドナーは、まだ若い女流ピアニストで、今ヨーロッパで「もっとも
ユニークでありながら、深く感動的な解釈」と評価され、聴衆や評論家から
熱狂的に受けれられるピアニストの一人です。特に彼女はスクリャービンを
研究しており、その独特な強弱とテンポを揺らした演奏は美しく、絶賛を浴
びています。ここに収録されたマズルカ全曲は、ベルリン・ドイツ放送で録
音・放送されたもので、絶賛を浴びた演奏です。

AM13732 ¥1400
シューベルト:ピアノ・ソナタ D.960、
ハンガリー風のメロディーD.817
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126,
3つの小品WoO60,61,62
ミヒャエル・コルスティック(p)
ケルン生まれのコルスティックは、ドイツ・ロマン派を最も得意としている
ピアニストで、今までにARS MUSICI から4枚のCDを発売し、ベートーヴェン
のCDはドイツの音楽専門誌で賞をもらっている。たしかに聞いてみると非常
に独特なタッチをしているのがわかる。またシューベルトの第1楽章は、テン
ポを落として霧の中から現れるよう巨大な城といった風に進む。でも彼はド
イツの心は忘れてはいない。

AM13812 ¥1400
Jacobus Vaet:テ・デウム、ミサ、マニフィカト、
デュファイ・アンサンブル
パレストリーナ、ラッソスの影に隠れたフラマン人の作曲家(1529-1567)
J.Vaet。1564年マクシミリアン皇帝に仕え、ウィーンの宮廷音楽家長に兼務
した。フランドル・イタリア様式を中部ヨーロッパに伝えた歴史上重要な作
曲家。自由なテクスチャと大胆な不協和音を多く含み、ラッソスの影響も伺
える。中世の考えの表現が踏み出したあとの熱烈な衝動で、新しい感覚を結
び付けます。
ここで演奏するデュファイ・アンサンブルは、フライブルク大学出身の声楽
アンサンブル。ヨーロッパの古楽音楽祭等に出演し、完璧なアンサンブルと
刺激的な調和で話題を浴びています。通常これらの作品は、各パート同人数
で歌われますが、ここでは男声だけの演奏で(1CT、4T、1Br、 2Bs)、カウン
ターテナー1人とハイ・テナーの組み合わせで高域パートを受け持ちます。教
会での残響豊かな録音で、非常に美しいです。

AM13782 ¥1400
クラヴィコードで弾く、ルネッサンス鍵盤楽器のための作品集
ジル・バンショワ、スヴェーリンク、ガブリエリ、他 
当時の鍵盤楽器用ダブラチュアによる作品。
パウル・シモンズ(クラヴィコード)
世界的クラヴィコードの研究家及び演奏家であるP・シモンズの最新録音。
この録音では、当時の名チェンバロ製作家 Domenicus Pisaurensis が1543年
に製作したクラヴィコードの忠実なるコピー(1896年にアーノルド・ドメルッ
チも復刻したタイプ)を使用している。クラヴィコードは、チェンバロとは違
い弦に触れて発音するため、非常に音が小さいのですが、単純な設計と、当
時としては若干の強弱のでる鍵盤楽器のため、様々な場所で使用されていたが、
残念ながらその後チェンバロやピアノに取って代わった。しかしその単純な
音は、心を現れるような心地にさせてくれる。

AM13882 ¥1400
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガンのための作品集
Sonata”Schaalli schlom Jeruschalajim”、Missa Brevis、Hommage、
Dream Talk、Al har habajit
ヴォルフガング・アーベントロート(org)
ブラーは、現代ドイツを代表する教会音楽作曲家(なんと、カラヤンにも認
められている)。現代音楽にしてはメシアンとは違い、ドイツ的(バッハ的)
な壮大な作りの曲です。W・アーベントロートはまだ26歳の若手オルガニスト
であるが、ドイツでの様々な国際オルガン・コンクールで優勝し、現在では
主要ヨーロッパ都市の教会オルガン・コンサートやオルガン・フェスティヴァ
ルに出演している。既に彼はその実力により、デュッセルドルフ室内合唱団
と室内楽コンサートの音楽監督も務めている。

AM13912 ¥1400
「ドイツのシャンソン集」
「Mein mann will mich verlassen, Gott sei Dank.」
オクサナ・ソヴィアク(歌) フリッツ・ミュールヘルツァー(g)
久々のソヴィアクの新録音は、ドイツ語のシャンソン集です。なんとなく1
930年台のイメージが取り付いてしょうがないんですが、いい感じです。タイ
トルを直訳すると「私の夫は私が捨てられるのを望みます。」ということな
んですが、曲の意味がわかったらかなり意味深なんでしょうね。(ジャケット
の画も怪しいし)。でも歌詞カードは付いていませんでした。残念。 





<EMI CLASSICS>
CDC-5578742 ¥2080
MAKSIM/VARIATIONS PART I, PART II
(収録予定曲目未定)
12Pブックレット
類まれなルックスと圧倒的なテクニックで日本を含む世界の音楽ファンを魅
了したマキシムの第2弾アルバムの登場です。
詳細は不明ですが、アルバムは大きく2つのコンセプトからなり第1部は前
作と同様にポップ・サイドに重点を置いた作品で、第2部はクラシカル・サ
イドのサウンドを追求した(パーカッション、リズム・セクションを除いた)
造りになる模様です。Tonji Huljic作のオリジナル曲も数曲録音され、公式
オリンピック・アルバム「ハーモニー」に収録された'Olympic Dream'の収録
も決まっています。現在マキシムは「ハーモニー」発売に関連する各種イヴェ
ントに参加、プロモーションヴィデオの制作もアルバム制作と平行して進行
中で、よりグレード・アップしたスケールで音楽ファンの期待に応えるアル
バムにご注目ください。

CDC-5578732 ¥2080
CHRIS COCO & SACHA PUTTNAM/リマスターピース
イントロ(Dead Composers)
眠っている子供(シューマン)
アダージェット(マーラー)
Resonance(Puttnam)
Lamentation(Tunde Yegede)
子守歌(サティ)
G2(Coco)
L'Ombre Della Luce(Franco Battiato)
Maresias(Dead Composers)
チューリップの王女様(サティ)
In Turtina(オルフ)
前奏曲 第15番(ショパン)
Ederlezi(feat. ナイジェル・ケネディ)(Goran Bregovic)
Minore(Dead Composers)
Chile Con Carne(「ベティ・ブルー」のテーマ)(ガブリエル・ヤレド)
夜想曲 第1番 変ホ長調(フィールド)
Syrinx(Dead Composers)
月の光-「ベルガマスク組曲」(ドビュッシー)
Spiegel im Spiegel(ペルト) 全19曲
「リマスターピース」はクリス・ココとサッシャ・パットナムの初めてのコ
ラボレーション、インターナショナル発売のプロジェクト。このアルバムに
はクラシックとコンテンポラリーの作曲家の作品を収録。彼らのアンビエント
・ミュージック制作の経験を基に、これらの作品をリミックス、再解釈、彼ら
が今日の聴衆のための「ターンテーブル・シンフォニー」と呼ぶものを創造
しました。クリス・ココのベースはダンス・ミュージックで有名なクラブ・
マガジン「DJ」の編集者を経て最近はBBC、Radio1の「The 
Blue Room」のホスト。世界中のクラブででプレイしながらWarp
Recordsでプロデュースを続けている。サッシャ・パットナムはピアノや指揮
を学んだ後、ロックに転向、バンド「Bush」を結成した。ブリクストンのクラ
ブ「Mass」での二人の出会いからこのプロジェクトがスタートしました。イビ
サやロンドン他のUK各地での二人のライヴが予定されており話題となるで
しょう。




<VIRGIN CLASSICS>
VC-5456672 ¥2080
音楽的肖像画-モーリス・カンタン・ドゥ・ラ・トゥールのクラヴサンの本
オリヴィエ・ボーモン(ハープシコード)
この録音はフォルクレ、ラモー、バルバストレ、ルソーといった17&18
世紀のフランスの作曲家のハープシコード作品を収録。各作品は同時代の有
名人を称揚するため作曲された音楽的肖像画。モーリス・カンタン・ドゥ・
ラ・トゥールが描いたパステルの肖像画に対応している。このアルバムはフ
ランスの名ハープシコード奏者、ボーモンにより、2004年9月シャトー
・ドゥ・ヴェルサイユで開催されるカンタンの回顧展の(彼の生誕300年
に合わせた)イヴェント用に案出された。このアルバムはフランス古典派時
代のハープシコード作品の興味深い回顧と発見であり、ハープシコードファ
ンとこれから17、18世紀作品を聴こうとするファンの両方にお薦めでき
ます。録音はサン・カンタンのAntoine Lecuyer美術館で行はれ、そこには
パステル画が展示され、カンタン所有の楽器が用いられた。

VCT-5457112 3枚組 ¥6240
ヘンデル:「セルセ」全曲
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(セルセ-メゾ・ソプラノ)、
ローレンス・ザッゾ(アルサメネ-カウンターテナー)
シルビア・トロ・サンタフェ(アマストレ-メゾ・ソプラノ)
サンドリーヌ・ピオー(アタランタ-ソプラノ)他
レ・ザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティの、珍しいヘンデルの作品を取り上げるヴァージン・クラシック
スでの新録音、ヴァージンでは初のオペラ作品。「セルセ」はヘンデル最後
のオペラで1738年初演、わずか5回の公演後ほぼ2世紀にわたって消え、
アリア「オンブラ・マイ・フ」だけがヘンデルの名作として知られている。
国際的なキャストにより03年11&12月にパリ、リヨン.ロンドンでクリ
スティは上演、録音はパリのシャンゼリゼ劇場でのライヴで行われた。

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04-08 No.2

2004年08月01日 12時46分55秒 | Weblog
<ヴェネチア レーベル>
CDVE 10007 10枚組 ¥7250
★ご予約締切日 8月7日 ※ご予約日を過ぎたご注文は、商品確保が出来ない
場合がございますので、ご注意下さい。
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
ロジェストヴェンスキー指揮
ソヴィエト国立文化省交響楽団
以上4CDが2組と2CDが1組。プラス約200ページのショスタコーヴィチに
関する本(ロシア語のみ)
装丁:310mmx310mm のLPサイズに4種(CDx3種+本)
限定3000セット製作。生産管理番号入り。
メロディア原盤ライセンス商品です。以前Victor,BMGで発売されていたもの
と同じ音源。





<TRITON>
TR 331134 ¥2180
クープラン:教区のためのミサ曲
アンコール バルバストル:ノエル「陽気な羊飼いはどこへ」
マリー=クレール・アラン(Org)
サジッタリヴズ
録音:2002年10月9日
ボルドー、サント=クロワ大聖堂のベドス師製大オルガンを使用
過去数十年に渡ってオルガン奏者の頂点に君臨してきたマリー=クレール・
アラン、いまだ健在です!2002年10月9日にボルドーのサント=クロワ大聖堂
で行われた演奏会のライブ。演奏するはクープランの最充実作といえる教区
のためのミサ曲。無修正ライヴだというのに、アラン女史、見事に弾き切っ
ているのみならず、神々しいまでの風格はなんと例えれば良いやら。サジッ
タリヴズの控えめに響く合唱も大変好ましいもの。そしてなによりこの名演
の真の主役はサント=クロワ大聖堂でしょう。由緒ある教会で聴衆を迎えて
のライヴという独特の空気は、スタジオ録音からでは絶対に味わえません。
オルガンもベドス師が1748年に制作したもので、1997年に修理して見事な音
色が蘇りました。アランがこれに惚れこんでのリサイタルだそうです。良質
な装置で再生すれば、部屋がたちまち大聖堂に変わること間違いなしです!






<ONDINE>
ODE 1046 ¥2080
シベリウス:ヴァイオリン小品集
5つの小品 Op.81,4つの小品 Op.78,5つの田園舞曲 Op.106,
4つの小品 Op.115,3つの小品 Op.116
ペッカ・クーシスト(Vn),ヘイニ・カルッカイネン(P)
録音:2004年
ヴァイオリン協奏曲は世界的に有名だというのに、シベリウスのヴァイオリ
ン小品はあまり耳にする機会がありません。ところがこれらは実に素敵なも
のばかり。田舎の焼き菓子のように素朴で滋味たっぷり。どの曲も一曲2、
3分の規模で、次々と楽しんでいるうちにあっという間に1枚終えてしまいま
す。つくづく、交響曲ばかりがシベリウスじゃないと思わされます。
ペッカ・クーシストは、北欧音楽マニアでは絶大な信頼と人気があるヴァイ
オリニスト。1976年生まれですからまだ二十代。しかし19歳の時にシベリウ
ス国際ヴァイオリン・コンクール出優勝しているという腕の持ち主。加えて
やさしい抒情、飾らない内面性、そして涼風のような爽やかさを持ち、しか
も堂々とした自信に満ちた音楽。これでこそフィンランドの自然に育まれた
シベリウスが生きるというものです。
シベリウスが1904年から居住した、イェルヴェンパー自宅アイノラで録音。
ピアノもシベリウスが使っていたものでしょう。家庭サロンコンサートとい
った雰囲気がまたこうした小品にはふさわしいものです。

ODV 40001(DVD-Video) ¥2700
ティッカ:「ルター」
エサ・ルートゥネン(マルティン・ルター),
ラッシ・ヴィルタネン(サタン),
メリヤ・ヴィルカラ(シェーンフェルト),
アキ・アラミッコテルヴォ(セバスティアン,他),ほか
カーリ・ティッカ(指)
ニューヤング室内管弦楽団,ヴィーヴァ・ヴォックス合唱団
演出:ユッシ・タポラ
収録:2003年5月,ヘルシンキ
カーリ・ティッカは1946年生まれの作曲家、指揮者。「ルター」は2000年に
初演されたもの。かの宗教改革のマルティン・ルターを題材にとったもので、
ルターの生涯と活動を追いつつ、常にサタンがさまざまな人物となって登場
し、人間と宗教にからむ問題を提起しています。聴衆も賛美歌を歌って参加
したりと、ユニークな試みをしていますが、オペラとしては実に真っ当です。
歌手ではサタンを歌うテノール、ラッシ・ヴィルタネンが非常に強烈な個性
を発揮しています。北欧音楽ファンなら必見です。
英語、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語の字幕付き。






<BIS>
●BIS録音活動20周年記念特別企画!
クリスチャン・リンドベルイ20選
BIS 258 ¥2080
“熊蜂の飛行”-ヴィルトゥオーソ・トロンボーン
R.コルサコフ:熊蜂の飛行 
シューレク:ヴォクス・ガブリエリ 
マルタン:バラード 
モンティ:チャールダーシュ 
クライスラー:愛の悲しみ 
プライヤー:スコットランドの釣鐘草 
ヒンデミット:トロンボーン・ソナタ 
ベリオ:セクエンツァ
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ローランド・ペンティネン(P)
伝説はここから始まった!記念すべきデビュー盤。

BIS 298 ¥2080
「ロマンティック・トロンボーン」
ロパルツ:小品変ホ短調 
メルカダンテ:マリア様 
サン=サーンス:カヴァティーヌ 
ゴーベール:交響的小品 
ヨンゲン:アリアとポロネーズ 
ストヨフスキ:幻想曲 
アルヴェーン:羊飼の少女の踊り 
ウェーバー:ロマンス
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ローランド・ペンティネン(P)
ロマン派時代のトロンボーンのオリジナル作品集

BIS 318 ¥2080
「ブルレスク・トロンボーン」
フォルケ・ラーベ:バスタ
セロツキ:ソナチナ 
バーンスタイン:ミッピー2世のエレジー 
ドゥファイ:2つのダンス 
デュティーユ:コラール,カデンツとフガート 
ショパン:小犬のワルツ
ヤコブセン:ソナタ・セリオーソ
ペンティネン:カメラ
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ローランド・ペンティネン(P)
1986年スウェーデングラモフォン賞受賞
ショパン「小犬のワルツ」をトロンボーンで吹いてます。

BIS 328 ¥2080
「トロンボーンの犯罪」
ロッシーニ:セヴィリャの理髪師より序曲
シューマン:ロマンス1,2番 
モーツァルト:きらきら星変奏曲
ジャゾット編:アルビノーニのアダージョ 
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
バッハ:組曲よりバディネリ,エア
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ローランド・ペンティネン(P)
超絶! バッハ管組バディネリ。

BIS 348 ¥2080
「冬のトロンボーン」
ヴィヴァルディ:「四季」より冬 
ミヨー:冬のコンチェルティーノ 
テレマン:協奏曲ハ短調, 他ラーション, ペンティネンの作品
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
オッコ・カム(指)新ストックホルム室内O.
ヴィヴァルディの「四季」をトロンボーンで。

BIS 378 ¥2080
「ロマンティック・トロンボーン 協奏曲集」
ダヴィッド:トロンボーン小協奏曲作品4
ギルマン:交響的小品作品88 
グレンダール:トロンボーン協奏曲
フルメリー:トロンボーン協奏曲作品81
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
レイフ・セーゲルスタム(指)バンベルクSO.
メンデルスゾーンのVn協奏曲の初演&被献呈者ダヴィッドほか、ロマン派の
トロンボーン協奏曲集。

BIS 388 ¥2080
「孤独なトロンボーン」
ベリオ:セクェンツァV
クセナキス:ケレン 
カーゲル:アーテム 
エリアソン:ディセーニョ 
ケージ:ソロ・スライディング・トロンボーン 
シュトックハウゼン:友情
クリスチャン・リンドベルイ(Tb)
まさにトロンボーンのパガニーニ。リンドベルイが現代無伴奏作品にチャレ
ンジ!

BIS 478 ¥2080
「ロシアン・トロンボーン」
ゲディケ:即興曲 
チャイコフスキー:「スペードの女王」の組曲(リンドベルイ編曲)
オークネフ:アダージョとスケルツォ 他
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ペンティネン(P)
ほかにプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」組曲がききもの。

BIS 488 ¥2080
「聖なるトロンボーン」
リスト:ホザンナ 
エベン:2つの祈り 
シュニトケ:音・響 ほか
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) G.イデンスタル(Org)
すべてオリジナル作品。祈りにも似たトロンボーンの響きが印象的。

BIS 538 ¥2080
「トロンボーンの冒険旅行」
マルタン:トロンボーンとオーケストラのためのバラード(1940) 
セロツキ:トロンボーン協奏曲 
ブロッホ:トロンボーンとオーケストラのための交響曲(1953-54) 
サンドストレム:トロンボーン協奏曲(オートバイ小旅行)
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
レイフ・セーゲルスタム(指)スウェーデン放送SO.
オートバイの擬音効果をトロンボーンで代用したサンドストレムは必聴!

BIS 568 ¥2080
「トロンボーン協奏曲集」
R.コルサコフ, トマジ, ニーノ・ロータ, シュニトケ, 
フォルケ・ラーベのトロンボーン協奏曲
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
オスモ・ヴァンスカ(指)タピオラ・シンフォニエッタ
R.コルサコフはオリジナル・ブラス伴奏部をリンドベルイがオケ伴奏にアレ
ンジ。

BIS 628 ¥2080
「アメリカ・トロンボーン協奏曲集」
クレストン, ウォーカー, シュラー, ズヴィリシュの作品
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
ジェイムス・デプリースト(指)マルメSO.
「トロンボーン・ルネサンス発祥の地」アメリカの作曲家によるトロンボー
ン曲はジャジーなムード満点。

BIS 658 ¥2080
「イギリス・トロンボーン協奏曲集」
ゴードン・ジェイコブ, エルガー・ハワーズ, 
デレク・ブルジョワらの作品
クリスチァン・リンドベルイ(Tb) 
ルヴェリン(指)BBCウェールズO.
フィリップ・ジョーンズ・ブラスのハワーズの曲が聴けます。

BIS 788 ¥2080
「アメリカ・トロンボーン協奏曲集Vol.2」
ラウス:トロンボーン協奏曲 
チャベス:トロンボーン協奏曲 
トーマス:トロンボーンと管弦楽のための瞑想曲
クリスチャン・リンドベルイ(Tb)
グラント・ルヴェリン(指)BBCウェールズ・ナショナルSO.
好評シリーズ、パート2。

BIS 808 ¥2080
「スマイル-リンドベルイ愛奏曲集」
マスネ:タイスの瞑想曲 
サン=サーンス:白鳥 
ドビュッシー:レントより遅く/亜麻色の髪の乙女/夢想 
チャップリン:テリーのテーマ/映画「モダンタイムス」より“スマイル” 
グリーグ:春に 
シューベルト:セレナード 
メンデルスゾーン:歌の翼に 
グラズノフ:吟遊詩人の歌 
フォーレ:夢のあとに 
エルガー:愛のあいさつ 
ラフマニノフ:ヴォカリーズ 他
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) パル・リンドベルイ(Pf)
有名なメロディがいっぱい。

BIS 828 ¥2080
「ドン・キホーテ-サンドストレム作品集」
ヤン・サンドストレム:
トロンボーンと管弦楽のための「皇帝の歌」(1994) 
ドン・キホーテ(トロンボーン協奏曲第2番)(1994) 
ヴァールベルイ変奏曲 
オートバイ小旅行(1989)
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO.
人気曲「オートバイ小旅行」ほかリンドベルイと親交の深いサンドストレム
作品集。

BIS 848 ¥2080
「リンドベルイ&佼成ウィンド」
R.コルサコフ:トロンボーン協奏曲(ブラス伴奏オリジナル版) 
ホルスト:トロンボーンと吹奏楽のためのコンチェルタンテ 
ブルジョワ:トロンボーン協奏曲(オリジナル吹奏楽伴奏版) 
ベルリオーズ:葬送と勝利の交響曲より 
サンドストレム:ボンビボン・ブラスビット
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) 
今村能(指)東京佼成ウィンドオーケストラ
R.コルサコフはオリジナルのブラス伴奏用。注目の佼成Wとの共演。

BIS 858 ¥2080
“リンドベルイ・無伴奏”
テレマン:ファンタジア ニ長調, 変ロ長調, 変ホ長調 
ヤン・サンドストレム:ラ・マンチャのスケッチ(日本語版) 
ラ・マンチャのスケッチ(スペイン語版) 
ラ・マンチャのカデンツァ(英語版) 
リンドベルイ:グレゴリオ聖歌による変奏曲 
フレデリク・ヘグベルイ:ス・バ・ド・ベ 
J.S.バッハ:組曲変ロ短調 ・作者不詳:3つの中世の舞曲
クリスチャン・リンドベルイ(テナー&アルトTb)
「ラ・マンチャのスケッチ」ではリンドベルイが日本語で歌う様子が異様な
迫力。

BIS 988 ¥2080
トロンボーンの犯罪.その2 1/2
リンドベルイ:盗賊たち 
ムソルグスキー(リンドベルイ編):展覧会の絵を 
J.S.バッハ(リンドベルイ編):
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調BWV1029 
シューマン(リンドベルイ編):幻想小曲集Op.73 
ストラヴィンスキー(リンドベルイ編):火の鳥より3つの断章
クリスチャン・リンドベルイ(Tb) ローランド・ペンティネン(Pf)
名曲「展覧会の絵を」ほかトロンボーン用に作品を盗んできました。

BIS 1008 ¥2080
モーツァルト:ホルンボーン協奏曲全集
ホルン(ボーン)協奏曲第1番ニ長調K.412 
ホルン(ボーン)協奏曲第2番変ホ長調K.417 
ホルン(ボーン)協奏曲第3番変ホ長調K.447 
ホルン(ボーン)協奏曲第4番変ホ長調K.495
クリスチャン・リンドベルイ(ホルンボーン)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)タピオラ・シンフォニエッタ
モーツァルトの名曲をトロンボーンで。

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04-08 No.1-1

2004年08月01日 12時45分49秒 | Weblog
<TESTAMENT>
ASD3371 ¥4000 ご予約締切日8月4日(締切日厳守)
※締め切りを過ぎたご注文は、一切お受けできませんのでご注意下さい。
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
バイエルン国立管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
録音:1976年
LP完全限定再プレス
最後までアナログの音を愛したクライバー。オリジナル仕様のアナログ盤を世
界限定500本の再プレス決定!
録音内容に関しては、いまさらなにを述べても詮無きこと。この名盤のオリジ
ナル仕様のアナログ盤を限定再プレスいたします。発売元はテスタメント社で
すが、例によって、自社ロゴすら加えない忠実な復刻です。





<DEUTSCHE GRAMMOPHON>
4745042 ¥1850
4748732(SACD-Hybrid) ¥2500
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
ヒラリー・ハーン(Vn)
ロンドン交響楽団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:2003年10月、12月、ロンドン
DG移籍第1弾となったバッハの協奏曲集でも、その磨き上げられた音楽性と透
徹した精神性を示してくれたハーン、待望の第2弾です。エルガーの協奏曲は
クライスラーの依頼に応じて作曲され、1910年に初演された作品。当時のヴァ
イオリンの技巧の粋が凝らされた難曲であると共に、エルガーが「この作品は
私の魂(Soul)の発露である」と語っているように、作曲者にとって特別な意
義を秘めた深い内容を持つ作品です。全曲で演奏時間50分に及ぶ大作ですが、
ハーンは第1楽章冒頭の情熱的なテーマから終楽章の深い内省を込めたカデ
ンツァ風の長大なモノローグを経たコーダに至るまで驚くべき集中力を持っ
て弾き上げており、強い感銘を与えてくれます。古くはメニューイン、ハイフェ
ッツといった巨匠たちの演奏、パールマン、ズッカーマン、チョン・キョンファ
のガラミアン門下、またイダ・ヘンデルやナイジェル・ケネディの2種の録音な
ど、同曲には多くの名演が記憶されていますが、それらと比しても決して引け
を取ることのない美演が誕生したといっても過言ではないでしょう。3月の来
日公演で充実した演奏を聴かせてくれたデイヴィスとLSOがバックを務めてい
るのもポイントで、まさにエルガーの音楽を知り尽くしたサウンドと表現で
ハーンのソロを盛り立てています。なお、ヒラリー・ハーンは来年の5月に来
日の予定。また、DG第3弾リリースとしてはモーツァルトのソナタ集が予定さ
れています。(9月上旬発売予定)

4745162 ¥1850
4748782(SACD-Hybrid) ¥2500
ショパン:
スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
即興曲 第1番 作品29
即興曲 第2番 嬰へ長調 作品36
即興曲 第3番 変ト長調 作品51
ユンディ・リ(P)
録音:2004年6月、ベルリン
2000年のショパン国際コンクールの覇者であり、わが国を含むアジア地区で絶
大な人気を誇るユンディ・リの最新録音。インターナショナル・リリースとし
ては「ショパン・アルバム」「リスト・アルバム」に続く第3弾リリースとな
ります。今回は、2003年ザルツブルク音楽祭でのデビュー・リサイタルでも演
奏し、ユンディ自身、最も愛着を持っている作品ショパンのスケルツォの全曲
と即興曲3曲を加えたもの。ザルツブルク音楽祭では「普通の演奏家が一生を
費やしても得ることの出来ない”歌う”という才能を、この若者はすでに持
ち合わせている」(ウィーン/ディ・プレッセ)等、高く評されています。
今年の4月に行われたカーネギーホールでのリサイタルでも絶賛を博してます。

4715772 ¥1850
エルビス・コステロ:イル・ソーニョ
ロンドン交響楽団
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
エルビス・コステロが作曲した本格的なオーケストラ作品。シェイクスピアの
「真夏の世の夢」にインスパイアされたバレエ音楽で、イタリアのアテルヴェレ
ット・バレエ団が2002年にボローニャで初演しました。タイトルは夢・空想、また
は理想・あこがれの意。ピーター・アースキン、ジョン・ハールがスペシャル
・コラボレートしています。

4745552 ¥1350
「トラップ・ファミリー・シンガーズのクリスマス」
トラップ・ファミリー・シンガーズ
オーストリアのチロル地方の田舎町に暮らすフォン・トラップ男爵の一家に嫁
いだマリア・オーガスタ・クチェラの熱心な指導で音楽の喜びに目覚めた家族
は、1938年にザルツブルク音楽祭のコンクールで優勝(その経緯は「サウンド
・オブ・ミュージック」で克明に描かれています)し、その後も音楽活動を続け
ますが、ヨーロッパ情勢の悪化により1942年にアメリカ、ヴァーモント州のスト
ウに移住。その地でスキーのロッジ(現在も営業中だそうです)を営みながら、
1956年までコンサートやレコーディングを行いました。1949年にマリアが書い
て出版された「トラップ一家合唱団物語」がベストセラーとなり、「サウンド
・オブ・ミュージック」が生れたのは前述のとおりです。今回CD化されたアルバ
ムは、トラップ・ファミリーが1950年代の初めに米MCAに録音した2枚のLPか
ら復刻されたもので、「きよしこの夜」をはじめとしたクリスマスにちなんだ
賛美歌や民謡が25曲収録されています。まさに映画やミュージカルの舞台を髣
髴とさせるような素朴で愛情に満ちた世界は現代では得がたい宝物といえる
でしょう。

4745016 2枚組 ¥2550
聖霊-心と精神のための天上の音楽
アルビノーニのアダージョ ト短調
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番-エアー
プロコフィエフ:イワン雷帝-ヴォカリーズ/
J.S.バッハ:オルガン協奏曲 第5番-ラルゴ・エ・スピリトーソ
フォーレ:レクイエム-リベラ・メ
コレッリ:クリスマス協奏曲-パストラーレ
モーツァルト:ヴェスペレ K.339-ラウダーテ・ドミニム
シューベルト:ドイツ・ミサ曲-主は神聖なり
ゴダール:ジョスランの子守歌
デュリュフレ:レクイエム-ピエ・イエズ
ベルリオーズ:レクイエム-サンクトゥス
シューベルト:アヴェ・マリア
J.S.バッハ:カンタータ 第208番-羊は牧場で草を食み
フォーレ:レクイエム-ピエ・イエズ
グレゴリオ聖歌:グローリア
ディーン:神聖な民のための神聖な贈りもの
J.S.バッハ:カンタータ 第147番-主よ、人の望みの喜びよ
アレグリ:ミゼレーレ
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ-シンフォニア
モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
ヘンデル:ラルゲット
モーツァルト:レクイエム-涙の日よ
フォーレ:レクイエム-イン・パラディスム
J.S.バッハ:マタイ受難曲-われら涙してひれ伏し叫ぶ
グノー:アヴェ・マリア
ブラームス:ドイツ・レクイエム-かくて万物は滅び
タヴナー:アテネの歌
ケルビーニ:レクイエム ニ短調-グラドゥアーレ
グノー:聖チェチーリア荘厳ミサ曲-ベネディクトゥス
ワーグナー:「パルジファル」-第1幕への前奏曲
パトリック・ガロワ(Fl)、ミッシャ・マイスキー(Vc)
チェリル・スチューダー(S)、チェチーリア・バルトリ(Ms)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、ブリン・ターフェル(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団、レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ローマ国立聖チェチーリア音楽院管弦楽団・合唱団/指揮:鄭 明勲
ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団/指揮:カール・リヒター
フィラデルフィア管弦楽団/指揮:クリスチャン・ティーレマン、他
何やらモノモノシいアルバム・タイトルですが、要は宗教音楽と宗教的な雰囲
気の器楽曲を集めたヒーリング系コンピレーション・アルバムです。新旧の
様々なアーティストが参加しています。

●Collector's Edition
4775128 7枚組 ¥6300
ベートーヴェン:民謡編曲集
25のスコットランドの歌 作品108/25のアイルランドの歌 WoO152/
20のアイルランドの歌 WoO153/12のアイルランドの歌 WoO154/
様々な国の12の歌 WoO157/26のウェールズの歌 WoO155/
12のスコットランドの歌 WoO156/7つのイギリスの歌 WoO158b/
様々な国の6つの歌 WoO158c/様々な国の23の歌 WoO158a
ジャニス・ワトソン、カトリン・ウィン・デイヴィス、
フェリシティ・ロット(S)
ルビー・フィロージェン、サラ・ウォーカー(Ms)
ジョン・マーク・エインズリー、ティモシー・ロビンソン、
トビー・スペンス(T)
クリストファー・モルツマン、トマス・アレン(B)
エリザベス・レイトン、クリシア・オソストヴィッツ(Vn)
アーシュラ・スミス(Vc)
マルコム・マルティノー(P)
1997年にリリースされた「ベートーヴェン全集」のために録音されたもの。
貴重なレパートリーです。

4775136 8枚組 ¥7200
ブルックナー:
交響曲 第3番 ニ短調
交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
交響曲 第5番 変ロ長調
交響曲 第7番 ホ長調
交響曲 第8番 ハ短調
交響曲 第9番 ニ短調
モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
スウェーデン放送交響楽団
シュトゥットガルト放送交響楽団
指揮:セルジュ・チェリビダッケ
録音:1980年11月、1969年9月、1981年11月、1971年6月、1976年11月
1974年4月、1979年5月、1979年10月、ライヴ録音
1960-80年代のチェリビダッケの放送録音を集めた「チェリビダッケの遺産」
シリーズで発売されていた2セットのブルックナー集をひとつにまとめたも
の。

4775145 7枚組 ¥6300
ハイドン:弦楽四重奏曲集
十字架上のイエス・キリストの七つの言葉 作品51
弦楽四重奏曲 第57番 ト長調 作品54-1
弦楽四重奏曲 第58番 ハ長調 作品54-2
弦楽四重奏曲 第59番 ホ長調 作品54-3
弦楽四重奏曲 第60番 イ長調 作品55-1
弦楽四重奏曲 第61番 ヘ短調 作品55-2
弦楽四重奏曲 第62番 変ロ長調 作品55-3
弦楽四重奏曲 第63番 ハ長調 作品64-1
弦楽四重奏曲 第64番 ロ短調 作品64-2
弦楽四重奏曲 第65番 変ロ長調 作品64-3
弦楽四重奏曲 第66番 ト長調 作品64-4
弦楽四重奏曲 第67番 ニ長調 作品64-5「ひばり」
弦楽四重奏曲 第68番 変ホ長調 作品64-6
弦楽四重奏曲 第69番 変ロ長調 作品71-1
弦楽四重奏曲 第70番 ニ長調 作品71-2
弦楽四重奏曲 第71番 変ホ長調 作品71-3
弦楽四重奏曲 第72番 ハ長調 作品74-1
弦楽四重奏曲 第73番 ヘ長調 作品74-2
弦楽四重奏曲 第74番 ト短調 作品74-3「騎士」
アマデウス四重奏団
アマデウスSQがステレオで録音したハイドンの四重奏曲から、作品51、54、55、
64、71、74の全曲を収録したもの。なお、これ以降の9曲についてはTRIOシリー
ズで既発売。

4775153 5枚組 ¥4500
チャイコフスキー:3大バレエ音楽
バレエ「白鳥の湖」 作品20(全曲)
バレエ「くるみ割り人形」 作品71(全曲)
バレエ「眠りの森の美女」 作品66(全曲)
ボストン交響楽団/指揮:小澤征爾
ロシア・ナショナル管弦楽団/指揮:ミヒャエル・プレトニョフ

4775159 7枚組 ¥6300
ロマンティック・ピアノ作品集 第1集
ショパン、メンデルスゾーン、リストの作品
ダニエル・バレンボイム(P)


4748812(SACD-Hybrid) ¥2500
花から花へ-オペラ名場面集
ヴェルディ:「椿姫」-ああ、そはかの人か…花から花へ
ベッリーニ:「夢遊病の女」-ああ、彼が他の女性を…
おお花よ、こんなに早くおまえに会えるとは…ああ、この思いを乱さないで
ベッリーニ:「清教徒」-狂乱の場「あなたの優しい声が」
ドニゼッティ:
「ランメルモールのルチア」-狂乱の場「優しいささやき…苦い涙が」
ヴェルディ:
「オテロ」-この静けさは…泣きぬれて野にひとり…アヴェ・マリア
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」-私のお父様
アンナ・ネトレブコ(S)
マーラー室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2004年2月、3月、レッジョ・エミーリア

4749932(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥4160
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(1774年版全曲)
ミレイユ・ドランシュ、マリオン・アルショー(S)
リチャード・クロフト(T)
ルーヴル音楽隊・合唱団
指揮:マルク・ミンコフスキ
録音:2002年6月、ポワジー、サル・モリエールにおけるライヴ収録

0730989(DVD-Video) ¥3300
ライヴ・アット・カーネギー・ホール/ラン・ラン
シューマン:アベッグ変奏曲 作品1
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第50番 ハ長調
シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760
タン・ドゥン:水彩画の中の8つのメモリー 作品1
ショパン:夜想曲 変ニ長調 作品27-2
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
シューマン:トロイメライ
中国民謡:二頭の馬の競走(※)
リスト:愛の夢 第3番 変イ長調、他
ラン・ラン(P)
ラン・グォレン(二胡※)
収録:2003年11月7日、ニューヨーク、カーネギー・ホール
超絶的なテクニックとエモーショナルなパフォーマンスで聴衆を興奮の渦に
巻き込む中国系アメリカ人の若きヴィルトゥオーゾ、ラン・ランの待望の映像
作品。昨年の11月に満員の聴衆を集めて行われたNYのカーネギー・ホールに
おけるデビュー・コンサートのライヴです(CD既発売)。いずれもラン・ラン
の得意とする曲目がプログラムに選ばれており、タン・ドゥンの作品は1978年
から1979年にかけて作曲された最初期の作品で、ごくごく親しみやすい音楽。
また、アンコールで演奏された中国民謡の「二頭の馬の競走」では、ラン・ラン
の実父である二胡奏者のラン・グォレンが特別出演して二重奏を聴かせてい
ます。

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04-08 No.1-2

2004年08月01日 12時45分09秒 | Weblog
<DECCA, PHILIPS>
4756310 2枚組 ¥2280
4756191(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥2800
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
10年以上の年月をかけて録音が進められたシャイーのマーラー交響曲全集の
第10作。残すところは「大地の歌」のみとなりました。メジャー・レーベルに
おける全集録音思考が薄れつつあるなかで統一された指揮者とオーケストラ
によるこのような全集(特にブルックナー、マーラーもの)は今や大変貴重で
あり、今後この手の企画はまず望めないといっていいでしょう。しかも、シャ
イーのスコアの読みの深さから生み出される精緻に満ちたバランス感覚が全
作品の統一感を際立たせており、非常にレヴェルの高い全集に仕上がりまし
た。また、コンセルトヘボウ管もレコーディングされるごとにその質的レヴェ
ルを高めており、シャイーが最後に「第9番」を録音したのは、まさに正解!
と言わしめる結果を表出しています。あくまでも時代考証だけに踏みとどま
らないシャイーの感性、それを余すところ無く表現していくコンセルトヘボ
ウ管。このメンゲルベルクに薫陶を受けて以来、伝統あるマーラー・オーケ
ストラがオケのスタイルを保ちながらも、これほど現代的なヴィルトーゾ・
オーケストラに変貌しようとは当初、誰が思っていたことでしょう。この
「第9番」はその彼らの蜜月を物語る全マーラー録音の頂点といえる最高の
出来映えを示しています。

4756012 ¥1850
シューマン:歌曲集
ぼくの馬車はゆっくりと行く 作品142-4/
献呈 作品25-1/終わりに 作品25-26/
私のバラ 作品90-2/孤独 作品90-5/
はすの花 作品25-7/
ライオンの花嫁 作品31-1/
君は花のごとく 作品25-24/
浜辺の夕暮れに 作品45-3/
恋の便り 作品36-6/戸外へ 作品89-5/
兵士 作品40-3/世捨て人 作品83-3/
ベルシャザル 作品57/
出会いと別れ 作品90-3
他、全25曲
マティアス・ゲルネ(B)
エリック・シュナイダー(P)
昨年冬の来日で、「ドイツリートの正統的な後継者」としての存在感を大いに
示したゲルネのNEWアルバム。3枚目となるシューマン・アルバムで、今回はは
じめてチクルスではなく自由な選曲でその実力をアピールしています。ゲルネ
は今年のサイトウ・キネン・フェスティバルに来日し、ベルクの「ヴォツェッ
ク」のタイトルロールを歌う予定です。

4756367 ¥1850
映画「ベニスの商人」:オリジナル・サウンドトラック
ヘイリー・ウェステンラ、アンドレアス・ショル(Vo)、他
シェイクスピアの有名な戯曲に基づく新作映画「ベニスの商人」のオリジナル
・サントラ。監督は「イル・ポスティーノ」や「Bモンキー」のマイケル・ラ
ドフォード。アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズといった実力派のベテラ
ンが出演しています。音楽は「アイズ・ワイド・シャット」のジョスリン・プ
ークで、ヘイリーがエンドタイトルを、ショルが2曲のナンバーを歌っています。

4739972 9枚組 ¥8400
プッチーニ・オペラ・ボックス
歌劇「ボエーム」(全曲)
歌劇「蝶々夫人」(全曲)
歌劇「トスカ」(全曲)
歌劇「トゥーランドット」(全曲
限定盤
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
ミレッラ・フレーニ、エリザベス・ハーウッド(S)
ロランド・パネライ(B)、ニコライ・ギャウロフ(Bs)、他
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミレッラ・フレーニ(S)、クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
ロバート・カーンズ(B)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミレッラ・フレーニ(S)、シェリル・ミルンズ(B)、他
ロンドン・オペラ・コーラス
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ニコラ・レッシーニョ
ジョーン・サザーランド、モンセラート・カバリエ(S)
ニコライ・ギャウロフ(Bs)、他
ジョン・オールディス合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
パヴァロッティが主役を歌ったプッチーニの4つのオペラ全曲盤をセットにし
たもの。いずれも名盤の誉れ高い演奏ばかりです。契約上これまでレギュラー
プライスでしか入手できなかった商品ですので、今回のセット化によってかな
り徳用な価格になっています。全世界で6,000セットの完全限定生産です。

4756243 6枚組 ¥5400
「ピアノ協奏曲名演集」
グリーグ、ショパン、モーツァルト、他の作品
ヴラディーミル・アシュケナージ、クラウディオ・アラウ、
マルタ・アルゲリッチ、アルフレッド・ブレンデル、
ラドゥ・ルプー、スヴャトスラフ・リヒテル、内田光子(P)
DECCA,PHILIPS共同企画。2大レーベル専属のお馴染みのピアノの名手たちの
決定的名盤と評されたピアノ協奏曲を6枚組のセットにしたもの。

4756250 2枚組 ¥1780
マリア・キアーラ/DECCAリサイタルズ
マリア・キアーラ(S)、他
1942年ヴェネツィア生れのソプラノ歌手、マリア・キアーラが1970年代にDECCA
に録音した3枚のリサイタル・アルバム(オペラ・アリア集)をCD化したもの。

4706572(SACD-Hybrid) ¥2500
ブルックナー:
交響曲 第7番 ホ長調(ノーヴァク版)
サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
録音:2003年9月、松本
いよいよ、満を持して小澤が挑戦するブルックナー。脅威のアンサンブル、
サイトウ・キネンOによるしなやかな弦、重厚な金管群が今までにない清澄な
ブルックナーを紡ぎだします。ウィーン国立歌劇場の音楽監督をはじめ、ヨ
ーロッパでのオーケストラとの経験がこのブルックナーにかなりの影響を与
えていることは間違いありません。これを機に4・5・8・9番あたりは録
音してほしいとの期待を抱かせる1枚。このインターナショナル盤は
SACD-Hybrid盤のみのリリースになります。

4756189(SACD-Hybrid) ¥2500
ポエム-フランス・ヴァイオリン作品集
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28/ハバネラ 作品83
ラロ:ギター 作品28
ショーソン:詩曲 作品25
クライスラー:シチリアーノとリゴドーン
才たけた貴婦人
ベルリオーズ:夢とカプリッチョ 作品8
ラヴェル;ツィガーヌ
諏訪内晶子(Vn)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:2004年2月、ロンドン
チャイコフスキー・コンクール優勝から15年。数々のレコーディングで世界
でも高い評価を得ている諏訪内晶子の最新盤は名手デュトワと繰り広げるフ
レンチ・メロディ。透明感あふれる美音と驚異的なテクニックで奏でられる
その演奏(特に詩曲は見事!)は彼女の評価を一変させる価値大いにあり。
大家へ繋がるターニング・ポイントとも評せる1枚です。このインターナショ
ナル盤もSACD-Hybrid盤のみのリリースです。

4756108 2枚組 ¥1850
「the number one CLASSICAL album 2004」
DISC 1:
ルチアーノ・パヴァロッティ:イル・カント
ヘイリー:ポカレカレ・アナ
ジョセフ・カレヤ:風の中の羽のように
ルネ・フレミング:遠くへ行かないで
ブリン・ターフェル:シェナンドア
ボンド:ララバイ
サラ・ブライトマン:ウィッスル・ダウン・ザ・ウィンド
ラッセル・ワトソン:帰れ、ソレントへ
ラッセル・ワトソン:レプリーゼ
エイナウディ:ホワイト・ナイト
J.L.ウェッバー:タイスの瞑想曲
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/映画「タイタニック」より
デュエル:パッヘルベルのカノン
ドミニク・ミラー:アルビノーニのアダージョ
J.Y.ティボーデ:ジムノペディ第1番
ホセ・カレーラス:フニクリ・フニクラ
DISC 2:
スリー・テナー:オー・ソレ・ミオ
キリ・テ・カナワ:私のお父さん
J.D.フローレス:人知れぬ涙
フレミング&ターフェル:オール・アスク・オブ・ユー
ボンド:アレグレット
ラッセル・ワトソン:ネッラ・ファンタジア
カスリーン・フェリアー:あなたなしに、どうしていけばいいのだ
グリエットのテーマ
アンジェラ・ゲオルギュー:私の名はミミ
タリスの主題による幻想曲
ジャニーヌ・ヤンセン:映画「シンドラーのリスト」のテーマ
デュエル:アショカン・ファレウェル
イジー:シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア
パトリカ・ペティボン:フラワー・デュエット
ザ・コアー・オブ・ザ・テンプル・チャーチ:ソング・フォー・アテネ
アンドレアス・スコール:オンブラ・マイ・フ
2004年、世界中のNo.1クラシック・ヒットを網羅したファン待望のシリーズ
最新盤!世界のクラシック界を賑わわせる”旬のアーティスト・楽曲”を網
羅した今やDECCAの定番となった「CLASSICAL 2XXX」シリーズ。毎年、この
CDを心待ちにされている方も多いと思いますが、今回の2004年度盤も前回を
さらに上回る豪華なラインナップでファンを唸らせること間違いなし!ヘイリ
ー、ボンド、パヴァロッティ、ワトソン、フレミングなど綺羅星のごときス
ターたちがこのCDに集結。さらに、今回も2 for 1プライスでお買い得価格
です。

0743067(1CD+1DVD-Video) ¥3880
この世の女神/キャスリーン・フェリアーBBCドキュメンタリー
〈CD収録曲〉
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-エウリディーチェを失って
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」-何になるというのか、神よ
ヘンデル:「ロデリンダ」-汝が芸術
シューベルト:音楽に寄せて
シューベルト:ミューズの子
ブラームス:便り 作品47-1
民謡(ブリテン編曲):ニューカッスルから来たんじゃないわね
民謡(ホイッテカー編曲):船漕ぎ
民謡(ホイッテカー編曲):おれの仲間
民謡(ホイッテカー編曲):南の風
民謡(ヒューズ編曲):柳の庭
ヘンデル:「ユダス・マカベウス」-天なる父よ
ヘンデル:「メサイア」-おお汝、よき音信を告げ
J.S.バッハ:「マタイ受難曲」-主よ、あわれみたまえ
マーラー:リュッケルトの詩による3つの歌曲
キャスリーン・フェリアー(A)、他
制作:2003年
1953年に亡くなった名アルト歌手、フェリアーの没後50年を記念してBBCが制作
したドキュメンタリー番組のDVD化。彼女の短い生涯を再現したドラマのほか、
フェリアー本人や彼女とゆかりの深い人物たち(バルビローリ夫妻、ブリテン、
ジャネット・ベイカー等)の貴重な映像を交えた構成になっています。エクス
トラ・トラックにはフェリアーのフォト・ギャラリーやディスコグラフィー、
オリジナル・ジャケットなどを静止画像で収録されています。
また、別に約70分収録のフルCD(内容は上記参照)が添付されています。


●MERCURY LIVING PRESENCE(SET)
4756255 5枚組 ¥4500
ドラティ・コンダクツ・バルトーク
管弦楽のための協奏曲/舞踊組曲
バレエ音楽「中国の不思議な役人」
弦楽のためのディヴェルティメント
バレエ音楽「木製の王子」
ヴァイオリン協奏曲 第2番
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
歌劇「青ひげ公の城」
ユーディ・メニューイン(Vn)
オリガ・セーニ(S)、ミーハイ・セーケイ(B)
BBC交響楽団、ロンドン交響楽団、
ミネアポリス交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ
ドラティがマーキュリーに録音したバルトーク作品を集大成したもの。

4756261 5枚組 ¥4500
ドラティ・コンダクツ・チャイコフスキー
交響曲第1番-第6番、他
ロンドン交響楽団、ミネアポリス交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ
ドラティがマーキュリーに録音したチャイコフスキー作品を、全6曲の交響曲
を中心に集めたもの。

4756268 5枚組 ¥4500
「フランス管弦楽作品集」
サン=サーンス、ショーソン、ビゼー、
イベール、ラヴェル、ラロ、グノーの作品
デトロイト交響楽団
指揮:ポール・パレー
マーキュリー音源によるポール・パレーのフランス作品集。

4756274 5枚組 ¥4500
「アメリカ名曲集」
バーバー、ピストン、チャドウィック、
アイヴズ、マクダウェル、M.グールド、
W.シューマン、メニン、ムーア、グリフェスの作品
イーストマン・ロチェスター管弦楽団
指揮:ハワード・ハンソン
マーキュリー原盤。アメリカの作曲家兼指揮者のハンソンによる近代アメリカ
の作品集。


●PHILIPS DUO
4756219 2枚組 ¥1780
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲)
今井信子(Va)

4756222 2枚組 ¥1780
マーラー:
交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
シルヴィア・マクネアー(S)、ヤルド・ヴァン・ネス(Ms)
エルンスト・ゼンフ合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ベルナルト・ハイティンク

4756225 2枚組 ¥1780
ラモー:管弦楽のための組曲集
ボレアード、カストルとポルクス、ダルダニュス、優雅なインドの国々
18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン

4756239 2枚組 ¥1780
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」(全曲)
アグネス・バルツァ(Ms)、ホセ・カレーラス(T)
ジョナサン・サマーズ(B)、サイモン・エステス、
パータ・ブルチュラーゼ(Bs)
バイエルン放送交響楽団・合唱団

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