クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-10 No.24

2006年10月31日 12時48分58秒 | Weblog
<DOREMI>
DHR 7850/1 2枚組 \3960
モノラル
マーラー:
交響曲第1番ニ長調「巨人」
交響曲第9番ニ長調
パウル・クレツキ(指)イスラエル・フィルハーモニックO.
録音:1954年4-5月
ポーランド生まれのパウル・クレツキ(1900?73)といえばEMIに残した一連の
録音からマーラーのスペシャリストとして記憶される指揮者。ウィーン・フィ
ルとの「巨人」(61年)、フィルハーモニアとの第4番(57年)、第5番のアダ
ージェット(59年)、「大地の歌」(59年)がすでにCD化されていますが、こ
のたびDOREMIよりイスラエル・フィルとの第1番と第9番が復刻されます。
1936年に名ヴァイオリニスト、フーベルマンによりパレスチナ管弦楽団として
創設され、1948年の改称を経て、世界有数のオケとして今日に至るイスラエル
・フィル。のちのバーンスタインやメータとも優れた演奏を聴かせていた、こ
のオケがマーラーに寄せる共感は特別なもの。このクレツキ盤でも美しい弦を
基調として、濃厚な音楽を作り上げています。




<Harmonia Mundi France>
HMDVD 9909003(DVD-Video) 2枚組 \4550
NTSC 16/9
字幕:英仏独蘭
日本語帯付
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
サイモン・キーンリサイド(Br オルフェオ)
フアニタ・ラスカロ(S エルリディーチェ)
グラシエラ・オッドーネ(S 使者の女)
マルティーナ・ダイク(Msプロセルピーナ)
スティーヴン・ウォレス(CT 希望)
トーマス・トーマソン(Bs プルトーネ)
ポール・ジェリモン(Bs カロンテ)ほか
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ヴォカーレ
トリシャ・ブラウン・カンパニー
収録:1998年,ブリュッセル,モネ劇場
演出:トリシャ・ブラウン
装置,衣装:ロラント・エシュリマン
ヤーコプスの「オルフェオ」、DVDで登場です!ヤーコプスは、大傑作モンテ
ヴェルディの「オルフェオ」を何度も取り上げていて、1993年にはヴェルニッ
ケの演出で、1998年にはこのトリシャ・ブラウン演出で、さらに2003年にはバ
リー・コスキーの演出で上演、さらに新演出が予定されていると言うから、数
年毎に新しい「オルフェオ」を作り上げているわけで今回DVDになったのは、
モネ劇場で上演されたブラウン演出のプロダクション。ブラウンはニューヨー
クを拠点に活躍するモダン・バレエの振付の大家。この舞台でも、ダンサー達
が目覚ましい効果を上げています。歌手は、サイモン・キーンリサイドの素晴
らしいオルフェオを筆頭に、極めて充実しています。天下の傑作「オルフェオ」
には、CDはもちろん、DVDもいくつも出ていますが、これぞ決定盤になること
間違いなしです!ボーナスに、メイキングを約55分収録。

HMDVD 9909001(DVD-Video) 2枚組 \5150
NTSC4/3
字幕:伊英独仏蘭
日本語帯付
カヴァッリ:「カリスト」
マリア・バーヨ(S カリスト)
マルチェッロ・リッピ(Br ジョーヴェ)
ソーニャ・テオロリドウ(S ジュノーネ)
ハンス・ペーター・カンメラー(Br メルクーリオ)
グレアム・プシェ(CT エンディミオーネ)
ルイーゼ・ヴィンター(S ディアーナ)
ドミニク・ヴィス(CT サティリーノ)
バリー・バンクス(パーネ)ほか
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ヴォカーレ
演出、美術、衣装、照明:ヘルベルト・ヴェルニッケ
収録:1993年,ブリュッセル,モネ劇場
HMFのDVD第1弾に選ばれたのは、ヴェネツィア・オペラの名作、カヴァッリの
「カリスト」です!フランチェスコ・カヴァッリ(1602 ミ 1676)はモンテヴェ
ルディの直弟子で、ヴェネツィア・オペラに興隆をもたらした作曲家として名
高い人。「カリスト」は1651年に初演されたカヴァッリの代表作。女神ディア
ーナに仕えるニンフ、カリストにジョーヴェ(=ジュピター)が惹かれ、ディ
アーナの姿に変身して彼女を欺くものの、それを嫉妬したジョーヴェの妻ジュ
ノーネがカリストを熊の姿に変えてしまい、ジョーヴェが彼女を天空の星にす
る…というようなお話。ギリシャ神話の世界に乗せて、コミカルな登場人物も
交えながら、様々な恋愛模様が繰り広げられます。ヤーコプスは1994年に録音、
CDはレコード芸術で特選となり話題となりました。今回は、その時の故ヘルベ
ルト・ヴェルニッケ演出の上演を完全収録!初演当時のヴェネツィアの舞台を
意識した美しい舞台づくりに加え、時に思いっ切った官能表現を盛り込んだり
と、見ごたえたっぷり。ことにジョーヴェが女装してカリストを口説く場面で、
バリトンがファルセットで歌う面白さは、映像でないと伝わりきらないでしょ
う。ヴェネツィア・オペラの賑やかさに満ちた豊かな娯楽性を完璧に描いてい
ます。音楽も極上、特にマリア・バーヨがカリスト役にピタリとはまっていま
す。オーケストラに目を向ければ、ニコラウ・デ・フィゲイレドとアレッサン
ドロ・デ・マルキが鍵盤に名を連ねるわ、ユングヘーネルがリュートを弾いて
るわ、ロール・ディールティーンスがチェロだ、えらい豪華な面々!もちろん
ヤーコプスの指揮は完璧の一言!
さらに特典として、メイキング映像54分を収録。

HMU 907410 \2250
HMU 807410(SACD-Hybrid) \2300
「A NEW JOY」-エストニア、ロシア、ウクライナの伝統的なクリスマス音楽
バルヴィンスキ、イスヴェコフ、ケドロフ、カスタルスキ、ペルト、
ステチェンコ、ヤチネヴィチらの作品
ポール・ヒリアー(指)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
東欧の国々、ロシアに生まれた作曲家たちによる、かくも美しきクリスマスの
ための合唱作品集。ここ最近そのアンサンブルの美しさは神がかり的な域に達し
ている、エストニア・フィルハーモニック室内合唱団の歌声に、心うたれます。

HMU 907418 \2250
「10世紀から16世紀にかけてのクリスマス音楽集」
オルランド・コンソート
中世の「クリスマス」の音楽をあつめたもの。当時のクリスマスの祝祭は、
1月6日の顕現節までをも含んでおり、その間に様々な行事が行われました。そ
して、その行事にまつわる音楽も典礼風のものから豪奢のものまで、これまた
色々でした。オルランド・コンソートの、一味ちがったクリスマス音楽のアル
バムとなっています。

HMI 987070 \2250
モンポウ:ひそやかな音楽(全28曲)、3つの変奏曲
ハビエル・ペリアネス(Pf)
スペインの国宝的作曲家、モンポウのピアノ作品集です。ひそやかな音楽は
全28曲からなる曲集。母方の家系が代々鐘をつくる職人であったモンポウなら
ではの硬質でクリアーな音色、ふっと薫るニュアンスがゆったりとした曲調で
心地よい音楽。「ひそやかな音楽」の題名はルネサンス時代の詩人クルスの詩
からとられたものです。




<Ondine>
ODE 1085 \2080
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:管弦楽をともなう歌曲集-わが心の歌
歌曲集〈シェイクスピアの3つのソネット〉(1951 rev.2005)
きみが私のなかに見るものは、時をつげる時計の音を、
君を夏の一日にくらべたら
歌曲集〈オルフェウスへの5つのソネット〉(1954-55 rev.1960)
彼の処に樹は起たちぬ、しかもそれはまだ少女たらず、
神なればそれは為なせよう
あゝ、君ら繊細、なる者たちよ、記念碑など建てるにはおよばない
歌曲集〈恋人たち〉(1958-59 rev.1964)
愛の歌、見つめる男、恋する女、愛されし者の死
歌曲集〈神の道〉(1964 rev.2003)
神の道、御子、聖霊降臨日、大聖堂の夢
オペラ〈アレクシス・キヴィ〉の4つの歌(1997)
憂鬱、リスの歌、わが心の歌
レイフ・セーゲルスタム(指)
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
ガブリエル・スオヴァネン(B)
録音:2006年
シェイクスピア、リルケの詩をテクストに20代で作曲した歌曲集をラウタヴァ
ーラ自身が管弦楽のために編曲。歳を重ねるとともに深まってきた詩への愛情
が、新たな色彩のロマンティシズム音楽として示されます。ブー・セッテルリ
ンドのテクストによる宗教的、形而上的な歌曲集〈神の道〉。詩人キヴィの内
面を歌った、オペラ〈アレクシス・キヴィ〉の4つの歌(第3曲《おお世界よ、
人生よ》 をのぞく3曲)。このアルバムでソロを歌うのは、ストックホルム生
まれのバリトン、ガブリエル・スオヴァネン(1977- )。〈アレクシス・キヴィ〉
全曲(ODE1000)では青年時代のキヴィを歌っていました。〈光の天使〉(ODE869)
を録音したセーゲルスタム(1944-)とヘルシンキ・フィルハーモニックが共演。
ブックレットには英語、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語の原詩と
英訳が掲載されています。

ODE 1087 \2080
トイヴォ・クーラ (1883-1918):歌曲集-おいで、愛しい人
くちづけ作品8-1、打て、心よ作品16a-2、娘は花の上を歩き作品23-3、
秋の想い作品2-1、朝の歌作品2-3、炎を見つめて作品2-2、夜作品22-3、
荒れ野の夜作品24-4、アヴェ・マリア作品23-2、羊飼いたち作品29a-3、
運命作品23-4、土曜の夕べ作品24-1、家畜小屋で作品31a-2、
教会墓地の夏の夜作品6-1、森の娘作品23-1、エピローグ作品6-2、
霜の花作品24-2、昔の秋の歌作品24-3、おいで、愛しい人作品29a-1
トンミ・ハカラ(B) クリスチャン・アッティラ(P)
録音:2006年
トイヴォ・クーラ(1883-1918)は、フィンランド独立にともなう内戦のさなか、
喧嘩をきっかけとするピストル事故のため35歳の若さで亡くなったこと、そし
て、クーラの音楽にみちる悲哀と感傷の気分が、その理由。このアルバムで歌
われるのは、南ポホヤンマー民謡の編曲作品17b(12曲)をのぞく、彼の代表的
歌曲が19曲。民俗音楽の響き、印象主義の色彩、悲しげな旋律……彼のロマン
ティシズムは、われわれ日本人の心にも響きます。トンミ・ハカラ とクリス
チャン・アッティラ。フィンランドのアーティストふたりが、クーラの音楽と
彼と同時代の詩人たちの詩に共感を寄せながら、フィンランドの魂の深い世界
にわれわれを誘います。





<ORFEO>
ORFEO 687061 \2250
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第1番作品77
ヴァイオリン協奏曲第2番作品129
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
アンドリス・ネルソン(指) バイエルン放送交響楽団
録音:2006年5月
注目の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが2006年
に生誕100年を迎えたショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を録音。スト
ラディヴァリウス「ムンツ」(1736年製)を弾きこなし、ショスタコーヴィチの
傑作のである2曲のヴァイオリン協奏曲を強靭な表現力で聴かせてくれます。
第1番は沈鬱な色彩、感情を厳しく制御した熟考された音楽。彼女の力強さ、
難曲に果敢に挑む姿勢が聴くものに激しい緊張感を与えます。第2番は第1番の
素晴らしさに曇りがちですが、ひねりのある旋律が要所要所に実に効果的にあ
らわれます。彼女の底鳴りする深き音色が、哀愁を帯びたメロディーを浮かび
上がらせています。1作品ごとに変化をみせるアラベラ・美歩・シュタインバッ
ハーの著しい成長を感じ取ることの出来る1枚です。共演のアンドリス・ネルソ
ンはラトヴィアの首都リガで音楽一家の元に生まれた現在28歳の若手指揮者。
2003年からラトヴィア国立オペラの首席指揮者をつとめ、2006/7シーズンから
は北西ドイツフィルハーモニック管弦楽団の音楽監督に就任。アラベラ・美歩
・シュタインバッハーと組んでフレッシュな演奏を披露しています。

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06-10 No.23-1

2006年10月30日 19時28分46秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon / Decca>
『MOZART 22』シリーズ第2弾!
先月に引き続きご案内となる、モーツァルト22・プロジェクトのDVDリリース。
今年のザルツブルク音楽祭で行われた22ものモーツァルト・オペラ公演のうち
18ものタイトルがDG、DECCAより緊急リリースされるというこの試み、前回の8
タイトルに加え今回10タイトル、しかもそれら18タイトルに加えTDKより発売
となるアーノンクールの「皇帝ティートの慈悲」の計19タイトルが収められた
33DVDセット(=Mozart22!)も同時にご案内です。スター歌手から次世代を
担う歌手、様々な演出家とモーツァルト・イヤーの締めくくりに相応しいこの
壮大なプロジェクト。モーツァルト・イヤーが過ぎ去った後にも、これほどの
まとまった映像シリーズが作成されることはまずあり得ませんので、研究者か
ら愛好家まで末永く愛され続けるシリーズとなること間違いありません!

734245(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」全曲 K.492
ボー・スコウフス(Br)、ドロテア・レシュマン(S)、アンナ・ネトレプコ(S)、
イルデブランド・ダルカンジェロ(Bs)、クリスティーネ・シェーファー(S)、
マリー・マクラフリン(S)、フランツ=ヨーゼフ・ゼリッヒ(Bs)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ニコラウス・アーノンクール
超豪華キャストによるシリーズ中でも大注目盤!なのですが、なぜかこのタイ
トルだけ発売日がかなり遅く、来年5月が予定されています・・・。とはいえ、
今回最後にご案内する33DVDコンプリートBOXには含まれることになりますので、
今回、一緒に受注させていただきます。実際の発売日もまだまだ変更となる可
能性がございますが、再受注とさせて頂くかも知れません。

734249(DVD-Video) \3350
モーツァルト:歌劇 「シピオーネの夢」全曲 K.126
ブラゴイ・ナコスキ(T)、ルイゼ・フリボ(S)、メルナルダ・ボブロ(S)、
イアイン・パトン、ロベルト・セリアー、アンナ・コヴァルコ
クラーゲンフルト州立劇場合唱団
ケルントナー交響楽団
指揮:ロビン・ティッチャティ
演出:ミヒャエル・シュトゥルミンガー
2006年8月、ザルツブルク大学大講堂
モーツァルトが15歳の時に作曲した1幕のオペラ(劇的セレナータ)。実にア
フリカのマッシニッサ王国の宮殿でまどろむシピオーネの夢に二人の女神が現
れ、彼にどちらを選ぶかと迫るというストーリー。ザルツブルク音楽祭とクラ
ーゲンフルト州立劇場で共同制作されたもので、若手の歌手陣を擁してフレッ
シュな演奏を展開しています。なんとこの作品がザルツブルクで演奏されたの
は、27年ぶりでした。

734248(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:オラトリオ 「救われたベトゥーリア」全曲 K.118
ジェレミー・オヴェンデン、マリヤーナ・ミヤノヴィッチ、
ユリア・クライター、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ、
イレアナ・ベスパロヴァイテ、ジェニファー・ジョンストン
ウィーン国立歌劇場合唱団
ミュンヘン室内管弦楽団
指揮:クリストフ・ポッペン
2006年8月、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク
「救われたベトゥーリア」は、モーツァルトが15歳の時に作曲された2部の宗
教劇。台本は、美しいジュディッタが敵将ホロフェルネスの首を持ち帰り、ユ
ダヤ人の危急を救うという、旧約外典ユデト書の物語を自由に脚色したもの。
M22の一連のオペラ上演の中では特別な演目で、ヴァイオリニスト、室内楽奏
者、指揮者として人気の高いクリストフ・ポッペンが、主兵ミュンヘン室内管
弦楽団にウィーン国立歌劇場合唱団を擁して挑んだ注目のライヴ。この作品は
オペラとは違って合唱が重視されている構成であるだけに、合唱を自在にコン
トロールするポッペンの手腕が聴きものです。次代を担う実力派若手歌手陣の
活躍にも期待できます。

734253(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:
歌劇 「アポロとヒュアキントゥス」全曲 K.38
歌劇「第1戒律の責務」全曲 k.35
マクシミラン・キーナー、エカテリーナ・トレチャコヴァ、
アニヤ・シュロッサー、アストリッド・ホファー
ワタナベ・ミチコ、ベルンハルト・ベルヒトルト、モニカ・ヴェッカルレ、
クリスティアーネ・カルグ
モーツァルテウム大学交響楽団
指揮:ヨーゼフ・ヴァルニヒ
演出:ジョン・デュー
2006年8月、ザルツブルク大学大講堂
両作品とも、モーツァルトが11歳の時に作曲したオペラ。K.38はオヴィディウ
スの「変身譜」に基づく1幕のオペラで、k.35はミヒャエル・ハイドンとA.C.
アードルガッサー合作の3部作の第1部(宗教的ジングシュピール)。初演時と
同じザルツブルク大学の大講堂で行われたライヴの収録映像です。

734250(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト三部作-“彷徨” 2&3
彷徨 2 音楽劇「夕べの感覚」(Abendempfindung)
彷徨 3 レックス・トレメンドゥス
歌劇「だまされた花婿」全曲 K.430
歌劇 「カイロの鵞鳥」全曲 K.422
アン・マレー、マリアンネ・ハムレ(女優)、グレアム・スミス(舞踊)
ヨーゼフ・ワーグナー、マリサ・マルティンス、ジェレミー・オヴェンデン、
マティアス・クリンク、シルヴィア・モイ
ミルジェンコ・トゥルク、マリン・ハルテリウス、
ジェレミー・オヴェンデン、マティアス・クリンク、
マリサ・マルティンス、ヨーゼフ・ワーグナー
ルートヴィヒスブルク・シュロス祝祭合唱団
カメラータ・ザルツブルク
指揮:ミヒャエル・ホーフシュテッター
演出:ヨアヒム・シュレーマー
録音:2006年8月、レジデンツホーフ
モーツァルト三部作“彷徨”と題して上演されたうちの一つ目は「偽りののろ
ま娘」(前回の受注書にてご案内済み)でしたが、今回は残りの二つ(「夕べ
の感覚」「レックス・トレメンドゥス」)をDVD2枚にまとめて収められていま
す。「カイロの鵞鳥」は、モーツァルトが27歳の時に作曲され、台本、音楽と
も1幕が(音楽は不完全に)書かれたのみの未完の作品。ドン・ピッポが2人の
女性を閉じ込めている塔に、その恋人たちが人工の鵞鳥を使って忍び込むとい
うブッファ。「だまされた花婿」も同じ年に作曲された2幕構成の未完のオペ
ラ・ブッファで、当日は両曲を一緒に上演しています。

734252(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「ツァイーデ」全曲 K.344
チェルノヴィン:歌劇「アダマ」全曲(世界初演)
モイカ・エルドマン、トピ・レーティプー、ヨハン・ロイター、
ジョン・マーク・エインズリー、レナート・ジローラミ
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:アイヴォー・ヴォルトン(以上、「ツァイーデ」)
ノア・フレンケル(女)、ヤーロン・ヴィントミュラー(男)、
アンドレアス・フィッシャー(父)、パウル・ローレンガー(舞踊)、
ベルント・グラヴェルト(俳優)
オーストリア現代音楽アンサンブル
指揮:ヨハネス・カリツケ(以上、「アダマ」)
演出:クラウス・グート
2006年8月、ザルツブルク州立劇場
モーツァルトの「ツァイーデ」とイスラエルの現役作曲家チェルノヴィンの
「アダマ」を、双方の作品に対して歌手と指揮者、オケをそれぞれ一組ずつ配
して交互に上演された、M22全公演の中でもとりわけ異色のライヴ。2つの作品
がどのように絡み合って構成されているものなのか、目と耳で確かめるまで分
からない興味津々のディスクです。バーゼル劇場との共同制作。

743162(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 全曲 K.527
トーマス・ハンプソン、イルデブランド・ダルカンジェロ、
クリスティーネ・シェーファー、メラニー・ディーナー、
イザベル・バイラクダリアン、ロバート・ロイド、ピョートル・ベクザラ、
ルカ・ピザローニ
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ダニエル・ハーディング
演出:マルティン・クセイ
録音:2006年8月、ザルツブルク祝祭大劇場
現在望みうる最高のキャスティングといっても過言ではない、錚々たる歌手陣
を擁した贅沢な「ドン・ジョヴァンニ」。題名役のベテラン歌手トーマス・ハ
ンプソンのドン・ジョヴァンニ、クリスティーネ・シェーファーのドンナ・エ
ルヴィラなど、強力な歌手を揃えて挑んだ近年稀にみる豪華な「ドン・ジョ
ヴァンニ」です。若手のホープ、ハーディングの指揮もいつもながらの切れ味
のよさで颯爽としたモーツァルト演奏を展開しています。

743165(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「コジ・ファン・トゥッテ」 全曲 K.588
アナ・マリア・マルティネス、ゾフィー・コッホ、ショーン・マーシー、
シュテファン・デゴート、サー・トーマス・アレン、ヘレン・ドナート、他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マンフレート・ホーネック
演出:ウルセル・ヘルマン、カール=エルンスト・ヘルマン
録音:2006年8月、ザルツブルク祝祭大劇場
ベテラン歌手と若手実力派歌手を揃えての人気オペラ「コジ・ファン・トゥッ
テ」。指揮のホーネックはオーストリア出身で、スウェーデン放送響 の音楽
監督を歴任して、来年からはシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽監督に就任
する実力派指揮者。一連のライヴの中でもひと際注目を集めた演目です。

743168(DVD-Video) \3350 \6450
モーツァルト:歌劇 「ポントの王ミトリダーテ」 全曲 K.87
リチャード・クロフト、ネッタ・オル、ミアー・パーソン、
ベジュン・メータ、インジェラ・ボーリン、コリン・リー、
パスカル・ベルタン、他
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
指揮:マルク・ミンコフスキ
演出:ギュンター・クレーマー
録音:2006年8月、レジデンツホーフ
歌劇「ミトリダーテ」は、モーツァルトが14歳の頃の作品。題名役のリチャー
ド・クロフトやパスカル・ベルタン、ベジュン・メータらは皆、レコーディン
グ等でミンコフスキと共演しているおなじみの歌手陣。気鋭ミンコフスキの見
事な指揮によって、革新的な演奏を展開しています。

743169(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「イドメネオ」 全曲 K.366
ラモン・ヴァルガス、マグダレーナ・コジェナー、エカテリーナ・シウリナ、
アーニャ・ハルテロス、ジェフリー・フランシス、他
ザルツブルク・バッハ合唱団
カメラータ・ザルツブルク
指揮:サー・ロジャー・ノリントン
演出:ウルセル・ヘルマン、カール=エルンスト・ヘルマン
録音:2006年8月、ハウス・フュア・モーツァルト
M22と題した今音楽祭の中でも、メジャー色の強い強力な布陣で上演された注
目のライヴ。ヴァルガス、コジェナーといった第一線の歌手と、モーツァルト
演奏において圧倒的な実力を誇るカメラータ・ザルツブルクを、人気指揮者ノ
リントンがどのようにまとめ上げているのかが聴きものです。M22で大活躍の
ヘルマン夫妻による斬新な演出(と、いっても6年前の版ですが)にも大注目!

734221(DVD-Video) 33枚組 \70000
MOZART22
モーツァルト・コンプリート・オペラBOX(全18タイトル)
「アルバのアスカニオ」、「偽の女庭師」、「偽ののろま娘」、「牧人の王」
「ルーチョ・シッラ」、「バスティアンとバスティエンヌ」、「劇場支配人」
「後宮からの逃走」、「魔笛」、「シピオーネの夢」、
「救われしベトゥーリア」、「アポロとヒュアキントゥス」、
「第1戒律の責務」、「夕べの感覚」、「騙された花婿」、「カイロの鵞鳥」
「ツァイーデ」、「アダマ」(ツェルノヴィン)、「ドン・ジョヴァンニ」
「コジ・ファン・トゥッテ」、 「ポントの王ミトリダーテ」、
「イドメネオ」、「皇帝ティートの慈悲」
録音:2006年8月
DG・Deccaの18タイトルに加え、TDKから発売のアーノンクール「皇帝ティート
の慈悲」を加えたシリーズ全19アイテムをセットにした33枚組BOXセット。こ
れだけのオペラ作品が勢ぞろいすること自体夢のようなBOXですが、特別価格
にも注目です。バラで揃えるのより「半額」とまでは行きませんが、かなりの
お買い得価格になります。モーツァルト・イヤーのしめくくりに、是非とも手
にしておきたい永久保存盤!




<MSR>
1997年創業の米国MSRの取扱いを開始します。最新オリジナル録音がメインでピ
アノ音楽に強いレーベルです。タイトル数は膨大ですので、抜粋しご紹介しま
す。真のアメリカン・ヴィルトウオーゾ、世界初のプロコフィエフ:ピアノ協
奏曲全集を録音し(RCAラインスドルフ指揮、最近TESTAMENから復活)、バーバ
ーからはピアノ協奏曲(セルとソニーへ録音)を献呈されたジョン・ブラウニン
グ(1933~2003)の未発表ライヴ録音が何と4タイトル。こちらもアメリカン・ヴィ
ルトウオーゾ、ハイフェッツの信頼厚かったレナード・ペナリオ(1924~)の米
キャピトル初期録音をマスターテープから復刻した名演集。アメリカが金に糸
目をつけずに録音しただけに驚くばかりの素晴らしい音質です。しかも超特価
です。アメリカ・ホルンSQにニューヨーク・フィルのホルン奏者が参加した豪
華CDなど、名盤が目白押しです。

MS1089 \1980
「Take 9」
ケリー・ターナー:
赤い城との別れ/バーバラ・アレン/ダブリンの幽霊
エリック・エワゼン:大峡谷組曲
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ガーシュウィン:リズムをつかんだ他
アメリカ・ホルン四重奏団、
ニューヨーク・フィルのホルン奏者
(フィル・メイヤーズ、ジェローム、アシュビー、エリック・ラルスケ、
アレン・スパンジャー、ハワード・ウォール)たち

MS1120 \1550
「ジョン・ブラウニング未発売録音第1集」
ケネディ大統領暗殺追悼スピーチ、
J.S. バッハ(ブゾーニ編曲):
コラール前奏曲「主イエス・キリスト、我汝の名を呼ぶ」BWV639
ショパン:幻想曲ヘ短調
シューベルト:即興曲変イ長調op. 142-2
ショパン:
ソナタ第2番変ロ短調、マズルカへ短調作品63(欠落あり)、
マズルカへ短調作品68
ジョン・ブラウニング(P)
1963年11月22日ウィリアム&メリーカレッジにおけるライヴ録音 モノラル

MS1121 \1550
「ジョン・ブラウニング未発売録音集第2集」
ショパン:練習曲ハ短調op. 25-12
(1950年11月21日デンヴァー・ライヴ)、夜想曲変ニ長調op. 27-2
ドビュッシー:
「版画」から「グラナダの夕べ」、前奏曲集第2巻より「花火」
バーバー:ソナタop. 26
ラフマニノフ:絵画的練習曲集から以上、データ不詳
ラフマニノフ:前奏曲作品32-5 (1958年9月8日ブリュッセル・ライヴ)
ファリャ:「4つのスペイン小品」から「アンダルーサ」
アルベニス:イベリアより「港」(以上、データ不詳*ステレオ録音)
R=コルサコフ:くまん蜂の飛行(1958年9月8日ブリュッセル・ライヴ)
ヘンドリックス:練習曲変ハ短調(1950年11月21日デンヴァー・ライヴ)
ジョン・ブラウニング(P) 
特記以外はモノラル

MS1122 \1550
「ジョン・ブラウニング未発売録音集第3集」
ベートーヴェン:
ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲op. 120 
(1965年9月2日テキサス・ライヴ、モノラル)
ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」(データ不詳*ステレオ録音)
ジョン・ブラウニング(P)

MS1123 \1550
「ジョン・ブラウニング未発売録音集第4集」
J.S. バッハ:
イタリア協奏曲ヘ長調/前奏曲変ホ長調BWV998、以上、データ不詳、
オルガン前奏曲とフーガイ短調BWV543
(1958年9月8日ブリュッセル・ライヴ、*ステレオ録音)
ハイドン:ソナタニ長調Hob. XVI-371
モーツァルト:ソナタハ短調K. 457
(以上、1964年10月9日ヴァージニア・ライヴ)
D. スカルラッティ:ソナタホ長調K. 380(データ不詳*ステレオ録音)
ジョン・ブラウニング(P)
特記以外はモノラル

MS1188 4枚組 \3100
「レナード・ペナリオのキャピトル初期録音1950-1958」
CD1
ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番(1958年5月17,19日)、
ワルツ全曲(1952年8月20,21日)、
ポロネーズ変イ長調作品53(1952年5月9日)
CD2
シューマン:幻想曲作品17(1957年2月28,29日)、
リスト:ピアノ・ソナタロ短調(1951年1月22日)、
フランク:前奏曲、コラールとフーガ(1957年28,29日)
CD3
ムソルグスキー:展覧会の絵(1953年10月14日)、
プロコフィエフ:束の間の幻影(1950年7月12日)、
バルトーク:ピアノ・ソナタSZ80、
ミクロス・ロージャ:ピアノ・ソナタイ短調(1956年12月19,21日)
CD4
ラヴェル:
鏡、夜のギャスパール(1952年1月16-24日)、
ラ・ヴァルス(1954年9月28日)、
ドビュッシー:レントより遅く、白昼夢(1956年1月21日)、
ペナリオ:クリフスの深夜(1957年3月11日)、
ケリー・ダンサーズ変奏曲(データ不詳)
レナード・ペナリオ(P)
全て米キャピトルによるスタジオ・モノラル録音(ペナリオ作品を除く)

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06-10 No.23-2

2006年10月30日 19時28分11秒 | Weblog
<Glossa Platinum>
GCD P30409 \2180
インプロヴィサンド
Il Jazz del Cinquecento e del Seicento....
(パンドルフォと仲間たちによる15の即興曲集)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
グィド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)、
トーマス・ボイセン(テオルボ&ビウエラ)、
アンドレア・デ・カルロ(ヴィオローネ)、
アルヴァロ・ガリード(打楽器)、
セリーヌ・シェーン(ソプラノ)、
マリー・ゲリス(オルガン)
即興演奏を中心とした自作曲のみを収録したアルバム「トラベル・ノーツ
(GCD P30407)」の録音から約2年。イタリアが生んだヴィオラ・ダ・ガンバ
の革命家パンドルフォが沈黙を破り、自らの音楽を再び世に問うアルバムを
送り出す!
元々はジャズ・ミュージシャンとして演奏家のキャリアをスタートさせたパ
ンドルフォ。その時代に培った即興のテクニックを古楽の演奏にも採り入れ
るなど、他の追随を許さない演奏はとどまるところを知らない!
モリーニやボイセンなど、古楽器演奏の超一流奏者たちを迎えての最新盤。
世界トップクラスとの評価を受けるグロッサ・プラチナムの斬新なジャケット
・デザインはここでも健在!
古楽器界に新たなる旋風を巻き起こすこと間違いなし!





<Arcana>
A 340 \2180
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):12のソナタ
グナール・レツボール(指揮&ヴァイオリン)、
アルス・アンティクァ・オーストリア
アントニオ・ベルターリは、イタリアのヴェローナで生を受け、ウィーンで
没した17世紀オーストリアの作曲家。ベルターリは当時のウィーン大公カー
ル・ヨーゼフに仕え、1649には皇帝宮廷楽長に就任。作品の半数は紛失して
しまっているがオラトリオなどイタリアの宗教音楽の発展に尽力し、死後出
版された器楽曲集によってその評価が更に高められたとされている。
演奏はビーバーのロザリオのソナタやヴィルスルマイヤー、カルダーラの作
品集を取り上げるなど、アルカナのトップ・アーティストとして地位を築い
たヴァイオリン奏者レツボールと手兵アルス・アンティクァ・オーストリア
の名コンビ。特にオーストリア・バロックやイタリア・バロックを得意とす
るレツボールの演奏で聴けるベルターリのソナタ集は、録音と音楽史の両面
から見ても非常に貴重で重要なアルバムと言える。

A 337 \2180
ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691):クラヴサン曲集
パオラ・エルダス(チェンバロ)
宮廷楽団の常任クラヴサン奏者としてルイ14世に仕えたフランス・バロック
の音楽家ダングルベール。ダングルベールの「クラヴサン曲集」は17世紀に
出版されたシャンボニエールの作品と並んで、18世紀初頭における最高の曲
集として高く評価された。
パオラ・エルダスはヴェニス音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽
院で音楽を学び、特にルネサンス時代やバロック時代の作品でソリスト、室
内楽奏者として活躍するイタリアの女流奏者である。





<Capriccio>
71110/11(SACD-Hybrid) 2枚組 \5160
モーツァルトと同時代の交響曲集
ゴセック、J・C・バッハ、ヴァンハル、クラウス、レイハ、ディッタースド
ルフ、マオーの交響曲を収録。
ハンス=マルティン・リンデ(指揮)、カペラ・コロニエンシス
生誕250年を迎えたモーツァルト自身にではなく、同じ時代に活躍していた作
曲家たちの“交響曲”にスポットを照らしたアルバム。カペラ=コロニエンシ
スはケルン放送を母体として創設されたドイツ随一との呼び声も高いピリオ
ド・アンサンブルであり、これまでにカプリッチョから数多くの録音をリリ
ースしている。

93516(DVD-Video) \2980
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):
歌劇《エヴァンゲリマン(宣教師)》(全曲収録による世界初のDVD)
アルフレッド・エシュベ(指揮)、
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団&合唱団、他
カールマンの「シカゴの公爵夫人」(Capriccio 93509)やニールセンの「仮
面舞踏会」(Capriccio 93512)など貴重なレパートリーの映像を続々と発売
しているカプリッチョ。オーストリアやドイツで大きな成功を収めた「エヴァ
ンゲリマン」は、リストの弟子であると同時にワーグナーから多大な影響を
受けたオーストリアの作曲家キーンツルの代表作である。

71106(SACD-Hybrid) \2580
W・A・モーツァルト&L・シュポワ ――
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
共にベルリン音楽大学教授の要職にあり、ドイツを代表する女流ヴィオラ奏
者&ヴァイオリン奏者として活躍を続けるツィンマーマンとヴァイトハース
の強力デュオによる奥深きモーツァルトとシュポア。

67181/83 3枚組 \6240
エゴン・ヴェレス(1885-1974):ピアノのための作品全集 ――
エピグラムOp.17/牧歌Op.21/踊りの小品Op.42/ピアノのための6つの小品
Op.26/三部作Op.98/他
マルガレーテ・バビンスキー(ピアノ)
ナチスの弾圧から逃れるために活躍の場をオーストリアからイギリスへと移
したエゴン・ヴェレスのピアノ作品集。シェーンベルクに対位法を学びなが
らも12音技法に傾倒せず、幅広い作風の作品を残している。

49541 3枚組 \3050
チェンバロとピアノのための協奏曲集
J・P・キルンベルガー、J・G・ミューテル、N・ロゼッティ、W・F・バッハ
らの作品を収録。
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ&ピアノ)、
ベルリン・バロック=カンパニー
ハイドンのピアノ・ソナタ全集(Capricco 49404)がヨーロッパを中心とす
る世界中の数多くの賞に輝いた女流鍵盤楽器奏者クリスティーネ・ショルン
スハイム。1990年代前半に3枚に渡ってリリースされたピアノとチェンバロの
ための協奏曲を収録したアンソロジーをボックス・セットとして新装リリー
ス!

49520 12枚組 \5400
J・ハイドン:
交響曲集/チェロ協奏曲集/管楽器のための協奏曲集/弦楽器四重奏曲集/
ミサ曲第12番変ロ長調《ハルモニー・ミサ》/オラトリオ《天地創造》/他
カペラ・コロニエンシス、ウィーン・アカデミー、
ラインホルト・フリードリッヒ(トランペット)、
ハンス・カラフス(ヴァイオリン)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、他
「交響曲の父」、「弦楽四重奏曲の父」と呼ばれるハイドンの作品の中から
特に人気の高い名作を選りすぐったボックス・セット。交響曲から室内楽曲、
声楽曲までを幅広く網羅しており、カプリッチョで活躍するトップ・アーティ
ストたちによる演奏でハイドンの音楽を余すことなく堪能することが出来る。

49483 5枚組 \3050
R・シューマン:
交響曲第1番-第4番/交響曲ト短調《ツヴィッカウ》/ピアノ協奏曲/
交響的練習曲/子供の情景
ネヴィル・マリナー(指揮)、
シュトゥットガルト放送交響楽団、
ハイドルン・ホルツマン(ピアノ)、
デーネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
今年2006年が没後150年となる大作曲家シューマンのアニヴァーサリー・ボッ
クス。マリナー&シュトゥットガルト放送響(現シュトゥットガルト南西ド
イツ放送響)による交響曲集には、第1番-第4番だけでなく1832年に初演が
行われた「ツヴィッカウ」も収録。

49503 5枚組 \3050
サンスーシ、ラインスベルク、シャルロッテンブルク、ポツダム-ベルリン
の城からの音楽 ――
フリードリヒ2世、ベンダ、C・P・E・バッハ、グラウン、クヴァンツらの
作品を収録。
ベルリン・バロック=カンパニー
「フリードリヒ大王」と称されるプロイセン国王フリードリヒ2世と関係の深
かった音楽家たちの作品を集めた好企画盤。ピリオド楽器演奏のスペシャリ
ストたちが集ったベルリン・バロック=カンパニーによる演奏も嬉しいとこ
ろ。




<CCn'C>
CCn'C 02962(SACD-Hybrid) \2580
新大陸とその向こうへ ――
I・ストラヴィンスキー:3
楽章の交響曲/ノルウェーの情緒/管弦楽のための組曲第1番/同第2番/
シベリウスの「カンツォネッタ」Op.62aの編曲
P・ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、ノールランド歌劇場交響楽団
父に巨匠ネーメ・ヤルヴィ、兄にはパーヴォ・ヤルヴィを持つ一族期待の風
雲児クリスチャン・ヤルヴィ!現在はウィーン・トーンキュスラー管弦楽団
の首席奏者を務めているクリスチャンが2004年まで率いていたノールランド
歌劇場交響楽団とのコンビで送る最新盤は、共に20世紀を代表する作曲家で
あるストラヴィンスキーとヒンデミット。ジャンルや時代にとらわれない活
動を繰り広げるクリスチャンに相応しいプログラムである。ちなみに今回の
録音の中心となったのはペンタトーンの収録などでお馴染みの
「Polyhymnia」。パフォーマンスだけでなく、サウンド面も期待大である。

CCn'C 02862(DVD-Video+CD) \4350
リー・ジョンソン:アメリカン・オラトリオ《Every Matter Under Heaven》
様々なアーティスト
作曲家、指揮者、演奏者、プロデューサーと多彩な顔を持つリー・ジョンソ
ン。ジョンソンは6曲の交響曲、2つのオペラ、室内楽曲や声楽作品など数多
くの作品の作曲を行い、自らの指揮でロシアやイギリス、アメリカのオーケ
ストラと共演を重ねている。

CCn'C 01612 \2180
ミハイル・チェッカリン(1959-):
Last Seasons/合奏協奏曲《Black Square》
ウラティスラフ・ブラコフ(指揮)、
モスクワ室内管弦楽団、
アレクサンドル・ポリチャック(指揮)、
サンクトペテルブルク国立交響楽団
1959年ロシアに生まれ、グネーシン音楽院で学んだチェッカリンは旧ソ連を
代表する電子音楽奏者であり、この分野において同国では群を抜いた実力と
知名度を誇る。ここ日本でもファンからは絶大な支持を得ている音楽家であ
る。

CCn'C 00692 2枚組 \4360
世界聖なる音楽祭-ヨーロッパ
様々なアーティスト
「世界聖なる音楽祭」とは、ダライ・ラマ14世の提唱する音楽祭であり、
19991年10月ロサンゼルスを皮切りに日本も含めた世界各地で開催されている。
この2枚組みのアルバムには、「CCn'C」を中心に様々なレーベルのCDから集
められた音源が収録されている。

CCn'C 01102 \2180
ディアローグ・ブルー ――
G・ガーシュウィン:サマータイム
ジャンゴ・ラインハルト:マイナー・ブルース
パパスタモウ&アレクシーウ編曲:House of The Risin' Sun、Missirlu
J・コスマ:枯葉
T・S・モンク:ラウンド・ミッドナイト
ミルティアデス・パパスタモウ(ヴァイオリン)、
マルコス・アレクシーウ(ピアノ)
クリスチャン・ヤルヴィが主宰するアブソリュート・アンサンブルの「アー
ティスト・イン・レジデンス」であるヴァイオリン奏者パパスタモウのソロ
・アルバム。スカルコッタス音楽院の指導者でもあるジャズ・ピアニスト、
アレクシーウの伴奏が絶妙。

CCn'C 02222 \2180
マット・ハスコウィッツ:
ピアノ独奏のための組曲《ガブリエルのメッセージ》
マット・ハスコウィッツ(ピアノ)
カナダのクラシック&ジャズ・ピアニストであるハスコウィッツによる自作
自演のクロスオーヴァー・アルバム。




<Urtext>
JBCC 116 \2180
ナディエスタ ――
D・ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
S・ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19(ヴィオラ編曲版)
ミハエル・トルピゴ(ヴィオラ)、マヌエル・ゴンザレス(ピアノ)
メキシコ発ヴィオラのためのロシアン・アルバム!ミハエル・トルピゴはス
ヴェトラーノフが音楽監督を務めていたロシア国立交響楽団の主席ヴィオラ
奏者として1967年から1991年まで活躍。現在はメキシコ国立交響楽団に所属
する歴戦の勇者である。深く歌いこまれた2作品では、ソ連の音楽をその身で
体験してきたトルピゴだからこそ表現できる演奏を聴かせてくれている。

JBCC 129 \2180
リフレクションズ ――
O・レスピーギ:夜想曲
S・ラフマニノフ:前奏曲Op.23-4、同Op.32-5、ロマンス変ホ長調
E・グリーグ:
夜想曲、過ぎ去った日々、ガーゼ、郷愁、まぼろし、あなたのそばに、
子守歌、森の静けさ
R・シュトラウス:
静かな森の小径で、アンダンテ変ロ長調Op.3-1、
アレグロ・モルト変イ長調Op.3-4
ダニエル・ノリ(ピアノ)
現在メキシコ国立音楽院で教鞭を執るウルグアイ生まれのダニエル・ノリは、
7歳から演奏家としてのキャリアをスタートさせたピアニスト。熱き魂と物悲
しさが同居する珠玉の小品集である。

JBCC 130 \2180
ラベリントス ――
ヘルベルト・バスケス(1963-):ロス・ラベリントス・デル・スエーニョ
マリア・グラニーロ(1962-):トランス
ゲオルギーナ・デルベス(1968-):弦楽四重奏曲第1番
ホラシオ・ウリベ(1970-):三重奏曲第1番
アルマンド・ルーナ・ポンセ(1964-):ソナタ・ダ・キエザ
オニクス・アンサンブル
ラテン・アメリカのコンテンポラリー作品を主なレパートリーとする若手演
奏グループ「オニクス・アンサンブル」の最新作。リゲティやベリオの作品
のメキシコ初演を行うなど高い意欲を見せ続ける団体として期待を集めてい
る。

JBCC 125 \2180
ブラス・ガリンド(1910-1993):
Te Canta mi esperanza、Arrullo、Madre mia cuando muera、Jicarita、
Paloma blanca、Fuensanta
ホセ・ローエン(1883-1945):Ufrasia、Ingrata
アルヌルフォ・ミラモンテス(1882-1960):Serenata、Las hojas caen
ヒギニオ・ルヴァルカバ(1905-1968):Chapultepec
ホセ・ルイス・ゴンザレス(1937-):El celaje、Cuando Ilueve
他 全21曲
グスタヴォ・クアウトリ(テノール)、セルジオ・ヴァスケス(ピアノ)
1988年にヘンデルのメサイアのソリストでデビューを果たしたメキシコのテ
ノール奏者クアウトリが、メキシコのハリスコ州にちなんだ作曲家たちの作
品を歌う。




<Caprice>
CAP 22059 2枚組 \4600
スウェーデン王立歌劇場アーカイヴスVol.6 ――
W・A・モーツァルト:
歌劇《フィガロの結婚》-第1幕&第2幕からの抜粋(録音:1959年11月10日)、
第4幕からの抜粋(録音:1967年2月10日)
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》-第1幕からの抜粋(録音:1952年頃)、第1幕&
第2幕からの抜粋(録音:1961年)、第2幕からの抜粋(録音:1965年11月18日)
歌劇《魔笛》-第2幕からの抜粋(録音:1956年8月28日)
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、様々なアーティスト
スウェーデン王立歌劇場に所蔵されている歴史的録音のリリースを行うシリー
ズ第6作はモーツァルト集。スウェーデンの一流アーティストに加えて1961年
録音のドン・ジョヴァンニで指揮を振っているギーレンなど、演奏者陣は非
常に豪華。




<Opera D'oro>
OPD 1457 3枚組 \2850
R・ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》
ヘルゲ・ブリリオート(テノール)、
カタリーナ・リゲンツァ(ソプラノ)、
クルト・モル(テノール)、
カルロス・クライバー(指揮)、
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、他
ヴェルディのオテロ(OPD 7005)に引き続き、巨匠カルロス・クライバーの
ライヴ音源がOpera D'oroより登場!1974年7月24日に行われたバイロイト音
楽祭の演奏を収録。

OPD 7030 2枚組 \1900
R・ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》
ジョージ・ロンドン(バリトン)、
レオニー・リザネック(ソプラノ)、
ヨゼフ・グラインドル(バス)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、他
惜しまれつつも引退を表明した20世紀を代表する名匠サヴァリッシュによる
約半世紀前のワーグナー。1959年バイロイト音楽祭のライヴ録音。

OPD 7033 2枚組 \1900
R・シュトラウス:歌劇《エレクトラ》
インゲ・ボルク(ソプラノ)、リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)、
マックス・ローレンツ(テノール)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、他
ギリシャの巨星ミトロプーロスの十八番エレクトラ。ウィーン・フィルとの
ザルツブルク・ライヴ!1957年8月7日の録音。

OPD 1458 \950
G・ロッシーニ:歌劇《なりゆき泥棒》(録音:1973年11月27日)
マルゲリータ・リナルディ(ソプラノ)、
ヴィットリオ・グイ(指揮)、
トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他

OPD 1459 2枚組 \1900
M・ティペット:歌劇《真夏の結婚》(録音:1955年1月27日)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、
ジョン・プリッチャード(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1463 2枚組 \1900
G・ドニゼッティ:
歌劇《サン・ドミンゴ島の狂人》(録音:1958年9月14日)
ガブリエラ・トゥッチ(ソプラノ)、
フランコ・カプアナ(指揮)、シエナ歌劇場管弦楽団&合唱団、他

OPD 1464 2枚組 \1900
G・マイヤベーア:歌劇《ユグノー教徒》(録音:1971年2月12日)
リタ・シェーン(ソプラノ)、
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)、
オーストリア放送管弦楽団&合唱団、他




<New World>
80647-2 \2080
ジョージ・アンタイル(1900-1959):
Dreams/ピアノ協奏曲第2番/セレナード第2番
ガイ・リヴィングストン(ピアノ)、
ダニエル・スパルディング(指揮)、
フィラデルフィア・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団
「バレエ・メカニック」、「ジャズ・ソナタ」の代表作で知られるアメリカ
の現代作曲家ジョージ・アンタイル。前衛音楽や難解な作品だけでなく、
「ピアノ協奏曲第2番」のようにメロディーと仕掛けが満載の作品も残して
いる。

80651-2 \2080
デイヴィット・トゥドール(1926-1996):レインフォレスト
ゴードン・ムンマ(1935-):4つのモグラフと2つのセクション、無言歌
マース・ カニングハム舞踏団、他

80658-2 \2080
クリスチャン・ウォルフ(1934-):《Exercises》より
様々なアーティスト

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06-10 No.22

2006年10月27日 15時55分52秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
DEBUTシリーズはメジャー・レーベルの中で唯一の新世代のアーティストをサ
ポートするレーベルとして10周年を迎えます。現在も約70点のディスコグラ
フィを擁しています。このシリーズからメジャー・デビューを果たしたアー
ティストとしては、ジョナサン・レマル(バリトン)、アリソン・バルサム
(トランペット)、サイモン・トルプチェスキ(ピアノ)、アリス・クート
(メゾ・ソプラノ)ジョナサン・ビス(ピアノ)など8名が数えられます。
10周年の初頭を飾り新アイテム4点をご案内いたします。新しい可能性あるア
ーティストを発見する魅力にみちたDEBUTシリーズを今後ともご注目下さい。

CDZ-3596452 \1000
ベートーヴェン:ソナタ イ長調 Op.69
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
ルービンシュタイン/ポッパー編:へ調のメロディー
ポッパー:妖精の踊り Op.39
ショパン:ソナタ Op.65
リチャード・ハーウッド(チェロ)、クリストフ・バーナー(ピアノ)
デュオと室内楽で活躍する英国のチェリスト、ハーウッドはバーナーやドレイ
ク、さらにクレーメル、バシュメット、エンドリオンQ、A.シトコヴェツキー
などと共演している。13歳でBBC放送にエルガーの協奏曲でデビュー、その後
フランス、ドイツのラジオにも登場。「ピエール・フルニエ賞」、ライプツィ
ヒのバッハ・コンペティションで英国人初の「バッハ賞受賞者」の称号を獲得。
使用楽器は1682年製のフランチェスコ・ルジェリ。
本アルバムのブックレットは自筆。

CDZ-3665572 \1000
モーツァルト:四重奏曲 ト長調 K387*
シューベルト:四重奏断章 D703*
ドビュッシー:四重奏曲 Op.10**
ヴォルフ:イタリア風セレナーデ ト長調*
フォルモサ四重奏団
(ジャスミン・リン/1stヴァイオリン**&2ndヴァイオリン-ジョセフ・リン/
1stヴァイオリン*&2ndヴァイオリン-チェイェン・チェン/ヴィオラ-ルペイ
・イェー/チェロ)
台湾系アメリカ人のグループ、フォルモサQは2006年第10回ロンドン国際弦楽
四重奏団
コンペティションの優勝者。過去の優勝者はタカーチ、ハーゲン、ヴァンヴァ
ーグ、アトリウムQなど錚々たるグループが優勝しておりフォルモサQの将来も
大いに注目。彼らは1stと2ndの担当を固定しないスタイルで活動している。

CDZ-3596352 \1000
グリーグ:
ある夢; 青春時代に; 沈黙したナイチンゲール; いつの日か、
わが思いは-以上Op.48より; 睡蓮とともにOp.25の4
ラフマニノフ:
夜の静けさに; いや、お願いだ、行かないで; すべては過ぎ去り;
私は彼女の家に行った
グルック:おお、私のいとしい人よ
マーラー:さすらう若人の歌
カルダーラ:太陽の光のように
チャイコフスキー:
黄色の畑の上に; ドン・ファンのセレナード; 恐ろしいひととき再び、
前のように、ただひとり        
イェストン:Unusual Way(ミュージカル「ナイン」より) 他全21曲 
ロディオン・ポゴソフ(バリトン)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
モスクワ生まれ、ニュー・ヨークをベースに活躍するポゴソフはリンデマン・
ヤング・アーティスト・ディヴェロップメント・プログラムのメンバーでメト
やカーネギーホールにしばしば出演。メトの来日公演に参加した経験もあり、
2007年4月には日本での本アルバムのレパートリーを中心としたリサイタル・
デビューも予定されている。

CDZ-3682552 \1000
バッハ:
最愛のイエス(カンタータ32番); 結婚カンタータ202番より5曲;
マタイ受難曲より; 甘き慰め(カンタータ151番)
モーツァルト:
「ツァイーデ」より3曲; ああ、愛の喜びは露と消え(「魔笛」)
恋人よ、さあこの薬で(「ドン・ジョヴァンニ」)
ヒューナ・ユー(ソプラノ)、 
プラハ・フィルハーモニア、 
佐藤俊太郎指揮
韓国生まれのアメリカのソプラノ、ユーは2006年の「ツァイーデ」のウィー
ン、ロンドンニュー・ヨーク公演で世界的に注目を浴びた。ボーレッティ=
ブイトーニ・トラスト・フェローシップのウィナー。内田光子も応援するラ
イジング・ソプラノ。





<TACET>
TACET 153 \2180
コロリョフ(Pf)ピアノ名演奏シリーズVol.9
シューマン:
クライスレリアーナop.16
色とりどりの小品op.99から第1~8曲
子供の情景op.15
エフゲニー・コロリョフ(ピアノ) デジタル録音
エフゲニー・コロリョフ(1949-)
モスクワ生まれ。チャイコフスキー音楽院にてオボーリン等に師事。スイス、
クララ・ハスキル ピアノ・コンクール1977年度1位。




<ANDROMEDA>
ANDRCD9008 6枚組 \2650
ブルックナー:交響曲選集
交響曲第4番「ロマンテック」 ウィーン・フィル 1951年10月29日
交響曲第5番 ベルリン・フィル 1942年10月25/28日
交響曲第6番から第2-4楽章 ベルリン・フィル 1943年11月13/16日
交響曲第7番 ベルリン・フィル 1951年5月1日
交響曲第8番 ウィーン・フィル 1944年10月17日
交響曲第9番 ベルリン・フィル 1944年10月7日
指揮はすべて ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
アンドロメダ・レーベルによるフルトヴェングラー指揮によるブルックナー:
交響曲の数々。決定盤です!
数々のフルトヴェングラー指揮によるブルックナーの交響曲をアルバム化し
都度高い評価を得てきましたARCHIPELレーベル(グループ会社)からの原盤移
行に、更にリマスターリングを加えたブルックナー中後期の交響曲を集めた
6CD。お買い得盤です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0237 \950
J.S.バッハ:
マニフィカトBWV243(初出!)
エリザベト・シュヴァルツコップ(S)、オラリア・ドミンゲス(A)
ニコライ・ゲッダ(T)、ジョルジョ・タデオ(B)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
RAIローマ交響楽団 
1953年12月21日ライヴ
結婚カンタータ BWV202(初出!)
エリザベト・シュヴァルツコップ(S)
ボイド・ニール指揮
トロント・ハートハウス管弦楽団 1955年ライヴ
カンタータ「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV51
エリザベト・シュヴァルツコップ(S)
ピーター・ゲルホーン指揮
フィルハーモニア管弦楽団 1950年10月6日

ARPCD0295 \950
「シュヴァルツコップ(S)リサイタル!」
シューベルト:6つの歌曲
アヴェ・マリアD.839、ますD.550、水の上で歌うD.774、焦燥D.795-7 他
ジョルジョ・ファヴォレット(Pf) 1952年2月16日ローマでのリサイタル 
ブラームス:11の歌曲
野の寂しさop.86-2、テレーゼop.86-1、死は冷たい夜op.96-1
私の恋は緑にもえop.63-5、愛のまことop.3-1 他
エドヴィン・フィッシャー(Pf) 1954年2月21日ローマでのリサイタル 
ラモー、グルック、モーツァルト、シューマン他の10の歌曲
ミヒャエル・ラウハイゼン(Pf) 1944年10月7日ベルリンでのリサイタル
全て エリザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)

ARPCD0350 \950
ゼーフリート(S)シューベルト・リサイタル
シューベルト:16の歌曲
ガニュメートD.544、糸を紡ぐグレートヒェンD.118、テューレの王D.367 他
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)エリック・ヴェルバ(Pf) 1956年
ボーナス・トラックとして下記を収録:
ブラームス:3つの四重唱曲op.64
イルムガルト・ゼーフリート(S)、キャスリーン・フェリアー(A)
ユリウス・パツァーク(T)、ホルスト・ギュンター(B) 1952年ライヴ
ヴェルディ:レクイエム から抜粋
イルムガルト・ゼーフリート(S)、エリザベト・ヘンゲン(Ms)
アントン・デルモータ(T)、ヘルベルト・アルゼン(B)
カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1945年ライヴ

ARPCD0356 \950
ブラームス:ドイツ・レクイエム
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
ヘルマン・プライ(バリトン)
オットー・クレンペラー指揮
ケルン放送交響楽団 1956年2月20日

ARPCD0357 2枚組 \1800
パイジェッロ:歌劇「ニーナ」
ニーナ:ドーラ・ガッタ、
リンドーロ(ニーナの恋人):Salvatore Gioia
伯爵:アゴスティーノ・フェリン、
スザンナ:アンジェラ・ヴェルチェッリ
エンニオ・ジェレッリ指揮
オルモ・デ・コモ歌劇場管弦楽団、合唱団 1956年




<VENEZIA>
CDVE04260 4枚組 \2700
スクリャービン:交響曲全集
交響区第1番ホ長調op.26 1963年 
ラリーサ・アフデーエワ(Ms)、アントン・グリゴーリエワ(T)
交響曲第2番ハ短調op.29 1963年
交響曲第3番ハ長調op.43「神聖な詩」 1990年
交響曲第4番op.54「法悦の詩」 1966年
交響曲第5番op.60「プロメテウス」 1988年 
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ピアノ協奏曲嬰へ短調  1990年 アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
CDVE03298(廃盤)スクリャービン:交響曲、ピアノ・ソナタ全集からの音源
移行です。

CDVE04261 4枚組 \2700
シュニトケ:
交響区第1番 1987年
交響曲第2番「聖フローリアン」 1982年
交響曲第3番 1984年
交響曲第4番 1986年
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエト文化省交響楽団(1,3,4番)
レニングラード・フィル、ソビエト文化省室内合唱団(2番)

CDVE04262 \1350
チャイコフスキー:交響曲第4番
ジョルジュ・エネスコ指揮
ソビエト国立交響楽団 
1946年4月21日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
ディヌ・リパッティ(ピアノ)

CDVE04264 \1350
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
レオポルド・ストコフスキー指揮
ソビエトRTV交響楽団
1958年9月9日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ




<WALHALL>
WLCD0182 \950
初出!
プッチーニ:歌劇「ヴィッリ」(ドイツ語)
アンナ:モード・クーニッツ、
ロベルト:セバスティアン・ファイエルジンガー
パウル・シュミッツ指揮ヘッセン州立放送交響楽団、合唱団
1952年フランクフルト
とても良い音質です。

WLCD0183 2枚組 \1800
ロッシーニ:歌劇「エジプトのモーゼ」
モーゼ:ニコラ・ロッシ=レメーニ、
アナーイデ:アニタ・チェルクェッティ、
ファラオーネ:ジュゼッペ・タデイ、
ファラオン:アゴスティーノ・ラッザーリ
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマ管弦楽団、合唱団
1956年ローマでのライヴ
以前にEKLIPSEレーベルから発売あり。

WLCD0184 2枚組 \1800
サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」(イタリア語)
サムソン:ラモン・ヴィナイ、ダリラ:エベ・スティニャーニ
フリッツ・リーガー指揮
サン・カルロ歌劇場管弦楽団、合唱団
1955年2月26日 サン・カルロ歌劇場ライヴ
貴重な音源ではありますが、雑音が多く一般的にお勧めできるものではござ
いません。

WLCD0185 2枚組 \1800
初出!
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」
アラベラ:クリステル・ゴルツ、マンドリカ:ヨゼフ・メッテルニッヒ
ズデンカ:アニーシュレム、マッテオ:エーリッヒ・ヴィッテ
ヨゼフ・カイルベルト指揮
ベルリン州立歌劇場管弦楽団、合唱団
1950年12月19日 ベルリン
音は遠く、多少聴きづらい箇所ございますが、全体的に良い音質です。
貴重な初出音源です。

WLCD0186 \950
初出!
パーセル:歌劇「ダィドとエネアス」(英語)
ディド:キルステン・フラグスタート、エネアス:トーマス・ヘムズリー
ベリンダ:マジー・テイト
ゲライント・ジョーンズ指揮
マーメイド・シンガーズ&管弦楽団
1951年10月1日 ロンドン・マーメイド劇場ライヴ
アセテート盤からの板起こしです。

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06-10 No.21

2006年10月25日 17時17分24秒 | Weblog
<OTAKEN RECORDS>
TKC-307 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調op.125 「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団、
ルツェルン祝祭合唱団
シュヴァルツコップ (ソプラノ)
カヴェルティ (コントラルト)
ヘフリガー (テノール)
エーデルマン (バス)
録音:1954年8月22日 ルツェルン・クンストハウスでの実況録音
音源:スイス放送局(バーゼル)
フルトヴェングラーの生を聴いたことのない私どもの夢は、やがて天国に行っ
た時、天国でのフルトヴェングラーの演奏会に行くことに他なりませんが、も
し今のこの世で氏の実演に限りなく近いものが聴けるなら、これを現代の奇蹟
と呼ばずして何を奇蹟と呼ぶのでしょうか? この度、某所から提供された音
源によって再現された「ルツェルンの『第九』」は今から50年以上前の当演奏
会場に私どもを連れて行ってくれます。この音源は従来のいわゆるデジタル・
リマスタリングの手法ではなく、投下された物量は半端なものではないが、き
わめてシンプルかつナチュラルな原理によって構築され、元から有るものに何
かを引いたり足したりするのではなく、元から有るものを歪みなく十全に引き
出すことを旨とする手法によってリマスタリングされました。ともかくまずこ
の音を聞いてみてください。すべてが在るがままで、今まで隠されていたもの
がすべて明らかにされたと言っても過言ではないでしょう。
「バイロイトの『第九』」が私どもの人生に意義を与えるものであるとするな
らば、この「ルツェルンの『第九』」も同等、否、フルトヴェングラーにほぼ
直に触れることが出来るという意味においては、それ以上の意義を与えるもの
と言えるのではないでしょうか?この喜びをすべての音楽を愛する方々とお分
かち出来ることを念じる次第です。この演奏は、フルトヴェングラー自身が非
常に満足した演奏で、彼は楽員に感謝の意を表明した、とのことです。この音
ならそれは納得出来るし、天国のフルトヴェングラー氏もきっと喜んでくださ
るのではないでしょうか?
オタケンレコード 太田憲志




<ARTS>
●ARCHIVESシリーズ
43070 3枚組 \4650
W.A.モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」全曲
ペーター・マーク(指揮)、
RAIナポリ・スカルラッティ管弦楽団、ナポリ・サンカルロ歌劇場合唱団
アルド・ベルトッチ、マルチェラ・ポッベ、
ハインツ・ブランケンブルク、リタ・シュトライヒ、
ビアンカ・マリア・カソーニ ほか
録音:1958年、165分20 秒
「コシ・ファン・トゥッテ」(43035)、「イドメネオ」(43063)に続くペー
ター・マークのライヴによるモーツァルトのオペラ第3弾です。1956年モーツァ
ルト生誕200年祭の行事としてボン市立歌劇場で指揮したモーツァルトのオペ
ラ全作品の演奏により、一躍モーツァルトのスペシャリストとして知られるよ
うになった矢先の58年の録音。時にマーク39才、国際的に活動し始め指揮者と
しての地位を不動のものとした時期の録音です。ベルトッチ、ポッべ、シュト
ライヒらの名唱も忘れられません。

●レッド・ライン・シリーズ
47595 \1150
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲第一番Op.25
華麗なカプリッチョ、華麗なロンド セレナータとアレグロ・ジョコーソ
アンドレア・バケッティ(指揮&ピアノ)
プラハ室内管弦楽団
録音:2004年、63分56秒
バケッティは1977年生まれ。幼少期よりカラヤン、マガロフ、ベリオ、ホル
ショフスキの指導を受ける。11才でクラウディオ・シモーネ率いるソリスティ
・ベネティと共演してデビュー。以来、数々の音楽祭に招かれ国際的に活躍し
ている。現在は主にイタリアで数々のオーケストラを指揮しており録音も精力
的に行っている。

47830 2枚組 \2300
ジュリアーニ:ロッシニアーナ第1集&第2集
フレデリック・ジガンテ(ギター)
録音:1992年、115分28秒
既にリリースされている第1集(47146)、第2集(47147)のBOX化。ジュリアーニ
の名作ギター曲集が揃います。

●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
47723-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第3番「メーデー」、
交響曲第14番「死者の歌」
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団
マリーナ・ポプラフカヤ(Sop)、
ミハイル・ダビドフ(Bass ・Bar)
録音:2006年、74分45 秒
先に全集としてセットで発売になっていたものから、分売されていなかったも
の。ショスタコーヴィチ後期の傑作「死者の歌」はカエターニの豊かなニュア
ンスや見事な詩情表現によって描かれ、この全集の中でも最高の出来との評判
です。

以下は全集(47850-8)からの分売。通常CDで出ていたものをSACDハイブリッド
で再発いたします。

47703-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第4番(未出版楽章断片「アダージョ-アレグロ・ノン・トロッポ」を含
む)
通常盤47703-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47668-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番
通常盤47668-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47667-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番
通常盤47667-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47675-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番&第10番
通常盤47675-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

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06-10 No.20-1

2006年10月25日 17時16分55秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \880
8.557245
ブゾーニ(1866-1924):<歌曲集>
2つの歌曲Op.31/声のアルバム(世界初録音)/2つの古いドイツの歌-第1曲
さあ、寒い冬は過ぎ去った/2つのヘブライの歌/2つの歌曲Op.24/歌手の呪
い(世界初録音)/ゲーテ歌曲集/ロッシーニの想い出(世界初録音)
歌・演奏/マルティン・ブルーンス(バリトン)、
ウルリッヒ・アイゼンロール(ピアノ)
※独語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
イタリア的な爽快さとシューベルトのロマン、ヴォルフの深みなどを兼ね備
えたブゾーニの歌曲は、知られていないのが不思議なほど。17分を越える大
作「歌手の呪い」はマーラーの歌曲にも匹敵する曲であり、ブルーンスの抒
情的な声が独特の世界を築き上げています。

8.557504
ストラヴィンスキー(1882-1971):
<ロバート・クラフト・コレクション - ストラヴィンスキー作品集第6集>
3つのロシア聖歌[パーテル・ノステル/アヴェ・マリア/クレド]/ミサ/
古いイギリスの歌詞によるカンタータ/カンタータ「バベル」/詩篇交響曲
(1930、1948改訂)
演奏・歌/ロバート・クラフト(指揮)
グレッグ・スミス・シンガーズ、聖ルカ管弦楽団、
メアリー・アン・ハート(メゾ・ソプラノ)、
トーマス・ボグダン(テノール)、フレッド・シェリー(チェロ)、
スティーヴン・テイラー(オーボエ)、
メラニー・フィールド(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、
マイケル・パーロフ(フルート)、バート・フェラー(フルート)、
デーヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(語り)、
サイモン・ジョリー合唱団、フィルハーモニア管弦楽団
※露・ラテン・英語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
Music MastersとKoch Internationalという2レーベルから発売されていた音
源の再発売(1992年から2002年にかけての録音)。声楽作品の代表作を集め
たような一枚であり、作曲者直伝とも言えるクラフトの指揮は、演奏史の宝
だとさえ言えるでしょう。「詩篇交響曲」以外の作品を聴きたいリスナーに
もおすすめです。

8.557684
トゥリーナ(1882-1949):<ピアノ作品集第3集>
セビーリャ/スペインの女たち第1集/スペインの女たち第2集/セビーリャ
の女たち  <Vol.1 : 8.557150/ Vol.2 : 8.557438>
演奏/ホルディ・マソ(ピアノ)
神秘的で不思議な陰影をもつトゥリーナの作品シリーズ第3弾。このディスク
では特にスペインの女性像にスポットを当てた曲を集めており、印象派音楽
の影響も受けた作曲家の内面的な表現も垣間見ることができます。

8.557755-56 2枚組
J.S.バッハ(1685-1750):
ブランデンブルク協奏曲第1番/同第2番/同第3番/同第4番/同第5番/
同第6番/音楽の捧げ物-トリオ・ソナタ/チェンバロ協奏曲第5番(ステファ
ーヌ・レティによるフルートと管弦楽用編曲)
演奏/スイス・バロック・ソロイスツ(古楽器使用)[アンドレス・ガベッタ
(ディレクター、ヴァイオリン、ヴィオリーノ・ピッコロ)、ニクラス・エ
クルンド(トランペット)、ステファーヌ・レティ(フラウト・トラヴェル
ソ)、他]
アンドレス・ガベッタと、ナクソスでは「バロック・トランペットの技巧」
シリーズでおなじみのニクラス・エクルンドが中心となり、2004年に結成さ
れたアンサンブルの演奏。各パート少人数で切れのあるアンサンブルにより、
この名作を新鮮に再現しています。「チェンバロ協奏曲第5番」のフルート
版も珍しいものです。

8.557766
ペンデレツキ(1933- ):交響曲第7番「イェルサレムの7つの門」
演奏・歌/アントニ・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、
ワルシャワ国立フィルハーモニー合唱団、
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)、
オルガ・パシェチュニク(ソプラノ)、アガ・ミコワイ(ソプラノ)、
エヴァ・マルチニェツ(アルト)、ヴィエスワフ・オフマン(テノール)、
ロムアルト・テサロヴィチ(バス)、ボリス・カルメリ(朗読者)
※ラテン・ヘブライ語歌詞はwebsiteでご覧いただけます。
1997年にエルサレムで初演された交響曲(当初はオラトリオとして作曲)は、
ペンデレツキ近年の評価を高めた力作であり、作曲者指揮による映像(アル
トハウス :100009)などで日本でも話題になった作品です。ナクソスでは中
心的な指揮者の一人であるヴィトが、鋼鉄のような構成力で描ききっている
名演です。

8.557815
ヴァンハル(1739-1813):
ヴァイオリン協奏曲(Weinmann IIb:G1)/ヴァイオリン協奏曲(Weinmann
IIb:G3)/ヴァイオリン協奏曲(Weinmann IIb:Bb1)
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)ケルン室内管弦楽団
モーツァルトの親友・理解者であるヴァンハルの存在は、もっと知られても
いいでしょう。3曲の協奏曲はそのモーツァルトが認めた作品であり、
IIb:Bb1の協奏曲はモーツァルト自身もソロを演奏したもの。作品の本質を
ゆがめることがない正攻法の演奏です。

8.557891
レーガー(1873-1916):<オルガン作品集第7集>
交響的幻想曲とフーガ/7つの小品
演奏/エドガー・クラップ(オルガン……ドイツ、パッサウ大聖堂のアイゼ
ンバールト製オルガン[1981]使用)
枚数を重ねるごとにこの作曲家のすごみが伝わってくるような、オルガン作
品シリーズ最新盤。J.S.バッハの19世紀的解釈といえる気宇壮大な「交響的
幻想曲とフーガ」、没年(1916年)に完成した「7つの小品」を収録しました。

8.559178
アイヴズ(1874-1954):<弦楽四重奏曲集>
弦楽四重奏曲第1番「救世軍から」/スケルツォ/弦楽四重奏曲第2番
演奏/ブレア弦楽四重奏団
賛美歌や民謡、クラシックの名曲(ブラームスの交響曲第2番、ほか)などさ
まざまなメロディを素材にコラージュした2つの弦楽四重奏曲は、ファンなら
必聴。ブレア弦楽四重奏団はアスペン音楽祭をはじめ、全米各地で演奏を行っ
ているグループです。

8.570131-32 2枚組
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」(1751年版)
演奏・歌/エドワード・ヒギンボトム(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
(エンシェント室内管弦楽団)、
オックスフォード大学ニュー・カレッジ聖歌隊、
ヘンリー・ジェンキンソン(トレブル)、
オッタ・ジョーンズ(トレブル)、ロバート・ブルックス(トレブル)、
イェスティン・デイヴィス(カウンター・テノール)、
トビー・スペンス(テノール)、エイモン・ドゥガン(バス) 
※英語歌詞付き、特製紙ケース入り
1751年、ロンドンでの演奏においてヘンデルは高声部をトレブルとし、聖歌
隊の少年に歌わせましたが、その試みを再現したのがこの録音。稿の珍しさ
のみならず歌・演奏も見事で、多くのレーベルに録音を残して定評のあるニュ
ー・カレッジの聖歌隊ほかが、明快な表現とサウンドでこの名曲を再現して
います。

8.570166
エルガー(1857-1934):<ピアノ音楽集>
ソナティナ (1887、1930改訂)/夢の中の子供たち/牧歌Op.4-1/カリッシマ
/5月の歌/甘き想い出(ローズマリー)/こだまの踊り(バレエ音楽「真紅
の扇」より)/3つの性格的小品-第2番「ムーア風のセレナード」/創作主題
による変奏曲「エニグマ」
演奏/アシュレー・ウェイス(ピアノ)
オリジナル・ピアノ曲の「ソナティナ」ほか、オーケストラ曲の編曲を中心
としたピアノ曲集であり、そのクライマックスは「エニグマ変奏曲」のピア
ノ版(作曲者による編曲)。エルガーの構成力を垣間見る一枚だと言えるで
しょう。

8.570254
サンマルティーニ(1700/01-1775):
宗教的カンタータ「イエス・キリストの受難に」(世界初録音)/宗教的カ
ンタータ「悲しみの聖母」(世界初録音) 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き
演奏・歌/ダニエレ・フェラーリ(指揮)
シンフォニカ・アンサンブル、
シルヴィア・マペッリ(ソプラノ)、
ミロスラヴァ・ヨルダノヴァ(メゾ・ソプラノ)、
ジョルジョ・ティボニ(テノール)、
フィリッポ・ラヴィッツァ(ハープシコード)、
マッシモ・タンノイア(チェロ)
シンフォニア(交響曲)をはじめ、器楽作品ではすでに定評を確立している
ものの、声楽作品はまだまだ認知度が低いのが現実。この1枚は、バロック
期の受難曲を発展させた明快な形式のカンタータ集であり、この作曲家の地
位を大きく上げるものです。18世紀音楽ファンは必聴。


<NAXOS OPERA>
8.660161-62 2枚組 \2160
ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「連隊の娘」(イタリア語版)
歌・演奏/マリア・コスタンツァ・ノチェンティーニ(ソプラノ…マリーア)
ジョルジョ・カスチアッリ(テノール……トーニオ)、
ルチアーノ・ミオット(バス……スルピーツィオ)、
ミリヤナ・ニコリック(メゾ・ソプラノ……ベルケンフィールド侯爵夫人)、
エウジェニオ・レッジャードリ=ガッラーニ(バス……オルテンシオ)、
マルツィオ・コンティ(指揮)
キエーティ・マッルチーノ劇場管弦楽団・合唱団、他
※伊語リブレットはwebsiteでご覧いただけます。
オペラ・ファンにはあらためて必要もないほど存在感のある作品ですが、こ
の録音はキエーティ(イタリア中部)のマッルチーノ劇場で上演された際の
ライヴ。兵庫芸術文化センター開館記念の「第9」(佐渡裕指揮)や藤原歌劇
団の公演など、来日も多いノチェンティーニほか、実力派歌手が集まったキャ
ストも魅力です。

8.660196-97 2枚組 \2160
サッキーニ(1730-1786):
歌劇「コロンヌのエディプ(オイディプス)」(仏語リブレット付き)
歌・演奏/フランソワ・ルー(エディプ(オイディプス))、
ナタリー・パウリーン(アンティゴネー)、
ロバート・ゲッチェル(ポリュネイケス)、
トニー・ブッテ(テセウス)、キルスティン・ブレーズ(イリフィル)、
ライアン・ブラウン(指揮・芸術監督)
オペラ・ラファイエット管弦楽団&合唱団、他
※仏語リブレットと英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
マリー・アントワネットがお気に入りだったという古典派オペラですが、同
時代のモーツァルトらの陰に隠れてしまい“幻の作品"になりつつあります。
ギリシャ悲劇を原作に、オイディプスの運命を描くストーリーですが、ナポ
リ楽派の作曲家だけに音楽は明快であり、親しみやすい作品です。


<NAXOS HISTORICAL>
8.111006 \880
ディーリアス(1862-1934):<管弦楽作品集第5集>
交響詩「おとぎ話」(昔ある時)
(録音:1951年1月12日、4月3日、ロンドン)
小管弦楽のための2つの小品-第2番「川辺の夏の夜」
(録音:1949年2月18日、4月6日、ロンドン)
3つの小交響詩-第1番「夏の夕べ」(ビーチャム編纂・編集)
(録音:1949年2月18日、4月6日、ロンドン)
夜明け前の歌(録音:1949年2月18日、4月6日、ロンドン)
ヴァイオリン協奏曲(録音:1946年10月31日、11月1日、ロンドン)
ピアノ協奏曲(ビーチャム改訂) (録音:1946年12月4日、16日、ロンドン)
演奏/トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
ジャン・プーニエ(ヴァイオリン)、
ベティ・ハンビー・ビーチャム(ピアノ) 
デヴィッド・レニック復刻。ビーチャムが得意としたディーリアス作品シリ
ーズの5枚目は、既発売4枚に収録されなかった協奏曲などを収録。ビーチャ
ム夫人がソロを弾くピアノ協奏曲、ビーチャムお気に入りの奏者だったプー
ニエの弾くヴァイオリン協奏曲など、ファン待望の復刻です。

8.111060 \880
ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲第9番「合唱付き」(ライヴ録音:1951年7月29日、バイロイト)
演奏・歌/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
エリーザベト・ヘンゲン(コントラルト)、
ハンス・ホップフ(テノール)、
オットー・エーデルマン(バス)
*解説に歌詞は付いておりません。歌詞は独語です。
マーク・オバート=ソーン復刻。あの有名な「バイロイトの第9」が、いよい
よオバート=ソーンの復刻で登場。足音入り、疑似ステレオなどさまざまな
形で発売されていた永遠の名演ですが、今回の復刻は良質のLPから丁寧に復
刻したものであり、アナログの良さを感じることができるはず。すでにお持
ちの方もこの新しい復刻により、「伝説の名演」の別の側面を知っていただ
けるでしょう。


<CPO>
777011-2 \1050
<ディーター・クレッカー・エディション第12集>
ベートーヴェン(1770-1827):六重奏曲/七重奏曲
演奏/コンソルティウム・クラシクム
EMI録音の復刻を着々と行ってきた「クレッカー・エディション」ですが、今
回は室内楽の名作を2曲。特に「七重奏曲」は録音も多いために比較も容易で
あり、伝統的な奏法も研究したクレッカーのアプローチは正統派そのもので
す。

777090-2 \1480
テュイレ(トゥイレ)(1861-1907):
ピアノ五重奏曲WoO/ピアノ五重奏曲Op.20
演奏/オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)、フォーグラー四重奏団
R.シュトラウスらと親交があり、主に管楽器演奏者や室内楽愛好家の間で知
られている作曲家。ワーグナーの影響も受けた典型的ドイツ・ロマン派の音
楽で、習作である番号なしの作品と、代表作でもある作品20をカップリング
しました。

777119-2 \2100
レントヘン(1855-1932):<ユリウス・レントヘン・エディション第1集>
交響曲第3番/「ヨトゥンヘイム」組曲
演奏/ダフィト・ポルセレイン(指揮)
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団
20曲もの交響曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など幅広いジャンルにドイツ的
な香りの作品を書いている作曲家。ライネッケやリストほかに作曲を師事し、
ウィーンとアムステルダムを拠点とした彼は、ブラームスらにも気に入られ
て活躍しました。シリーズ第1弾は挨拶代わりとも言える交響曲ほか。ABCレ
ーベルでのベートーヴェン全集(タスマニア響)でマニアに知られる、ポル
セレインの指揮です。

777205-2 \1480
ヴィエルダンク(c.1605-1646):
<カプリッチョ、カンツォーナ&ソナタ集>
第21番:カンツォーナ ハ長調/第11番:カプリッチョ ニ短調/第17番:
カプリッチョ イ短調/第2番:カプリッチョ イ短調/第23番:カンツォーナ
ト長調/第8番:カプリッチョ イ短調/第15番:パッセメッツォ イ短調/
第16番:ガリアードに イ短調/第3番:カプリッチョ ニ短調/第20番:カプ
リッチョ イ短調/第10番:カプリッチョ ニ短調/第18番:カプリッチョ
ニ短調/第4番:ソナタ ニ短調/第22番:カンツォーナ ト短調/第9番:
カプリッチョ ニ短調/第19番:カプリッチョ ト短調/第1番:カプリッチョ
ニ短調/第24番:カンツォーナ イ短調/第7番:カプリッチョ イ短調/
第25番:カプリッチョ ハ長調
演奏/パルナッシ・ムジチ(古楽器使用)
ドレスデン近郊で生まれシュッツに師事。ドレスデン宮廷での活躍と晩年の
オルガニスト生活が人生のハイライトとなっているヴィエルダンクは、バロ
ック音楽ファン注目の作曲家です。その作風を知ることができる作品集だと
言えるでしょう。

777239-2 \1050
<マルクス・ベッカー・プレイズ・ベートーヴェン>
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」/ピアノ・ソナタ第3番
演奏/マルクス・ベッカー(フォルテピアノ、スタインウェイD)
大植英次とのアンタイル:ピアノ協奏曲集(777109-2)ほか、CPOにいくつか
の録音を残してきたベッカー。ドイツのピアニズムを体現するピアニストと
して、その存在はマルティン・シュタットフェルトらと並ぶものだと言えま
す。その力量を、フォルテピアノで演奏した2つのソナタで。

999785-2 \2100
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲第2番「昇天」/ニューヨーク・スカイライン・メロディ
演奏/カール・セント=クレア(指揮)
シュトゥットガルト南西ドイツ放送交響楽団
シリーズ第6集は、1917年に作曲されたものの1944年まで初演されなかったと
いう交響曲第2番と、前衛的な手法(図形楽譜)によるオーケストラ作品を収
録。この作曲家の作品中、かなり珍しい位置の2曲だと言えるでしょう。

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06-10 No.20-2

2006年10月25日 17時16分21秒 | Weblog
<IVORY CLASSICS>
76001 \2100
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
(録音:1994年4月18日・19日、オハイオ州、コロンバス)
ピアノ・ソナタ第18番
(録音:1984年2月1日・2日、ロンドン、フィンチリー)
演奏/アール・ワイルド(ピアノ)
ベートーヴェンのピアニズムを120%投影した「ハンマークラヴィーア」。
この作曲家を得意としたワイルドが、持てるテクニックを網羅して演奏する
この録音は、音圧も壮絶です。古典的なたたずまいの第18番は、ワイルドの
機敏性が発揮されます。
DDD/20bitオリジナル録音/24bitデジタル・リマスタリング

76002 \2100
モーツァルト(1756-1791):<2台のピアノのための音楽>
2台のピアノのための協奏曲/ピアノ連弾ソナタK. 497/2台のピアノのため
のソナタ(録音:1975年11月、ロンドン)
演奏/アール・ワイルド(ピアノ)、
ザイディー・パーキンソン(ピアノ)、
リチャード・デュファロ(指揮)
ナショナル・フィルハーモニック 
「のだめカンタービレ」で話題騒然、モーツァルトの「2台ピアノ・ソナタ」
ほか、デュオ演奏の曲を集めた1枚。おおらかな演奏により、モーツァルトの
楽しさがストレートに伝わってきます。
アナログ録音/24bitデジタル・マスタリング

76003 \2100
ショパン(1810-1849):<練習曲全集>
12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
(録音:1992年6月8日-12日、オハイオ州、コロンバス)
演奏/アール・ワイルド(ピアノ) 
ワイルドのショパンには、音楽の喜びや悲しみを惜しげもなく音楽に表現す
る、ストレートな魅力があります。それがピアニズムの愉悦を誘い、このピ
アニストの芸術になっているのは言うまでもありません。開放的なショパン
がお好みの方におすすめです。
DDD/20bitオリジナル録音/24bitデジタル・マスタリング(SADiE Artemis/
High Resolution digital workstation使用)



<FIRST EDITION>
FECD0001 \2100
<管弦楽のための変奏曲集>
コープランド(1900-1990):
管弦楽変奏曲(録音:1958年4月21日)*# 
ダッラピッコラ(1904-1975):
管弦楽のための変奏曲(録音:1954年10月)*# 
カーター(1908- ):管弦楽のための変奏曲(録音:1956年5月20日)*# 
アイヴズ(1874-1954):
アメリカ変奏曲(W.シューマン編曲)(録音:1964年11月24日)*世界初録音
#ルイヴィル管弦楽団委嘱作品
全てモノラル録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)ルイヴィル管弦楽団 
4人の作曲家を、変奏曲という切り口で探っていく好企画の1枚。コープラン
ド、ダッラピッコラ、カーターの3作はルイヴィル管弦楽団の委嘱作品であ
り、それぞれが世界初録音。アイヴズ作品もW.シューマンの編曲(1963年)
後、すぐに録音されています。それぞれの作風を知ることができるマニアッ
クな楽しみですが、1950年代から60年代の“音楽が熱い時代"が録音を通し
て伝わってきます。

FECD0009 \2100
フサ(1921- ):
プラハ1968年のための音楽(録音:1972年5月17日)*/この地球を神と崇め
る(録音:1983年2月12日)*  *世界初録音
演奏/カレル・フサ(指揮・・・この地球を神と崇める)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮・・・プラハ1968年のための音楽)
ルイヴィル管弦楽団、ルイヴィル大学コンサート合唱団 
吹奏楽シーンで人気の高い「プラハ1968年のための音楽」は、作曲者の祖国
で起きたプラハ動乱を嘆き、抗議と悲嘆が入り交じった“怒りの作品"。この
名作(オーケストラ版)を作曲者の指揮で聴けるのは幸福なことです。「こ
の地球を神と崇める」も原曲は吹奏楽曲ですが、ここではオーケストラと合
唱用に編曲。どちらもこの版では世界初録音です。

FECD0015 \2100
ヒナステラ(1916-1983):
交響的三部作「オジャンタイ」(録音:1969年5月7日)*/パンペアーナ第3番
「3楽章の交響的パストラール」(録音:1954年11月)*#/記念祝典
(録音:1982年1月25日)*  *世界初録音  
#ルイヴィル管弦楽団委嘱作品  
オジャンタイ、パンペアーナはモノラル録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮・・・パンペアーナ)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮・・・オジャンタイ)、
遠藤明(指揮・・・記念祝典)ルイヴィル管弦楽団 
アルゼンチンの作曲家による作品集で、インカ帝国の伝説をモティーフにし
た「オジャンタイ」、ルイヴィル管弦楽団の委嘱・世界初録音になる「パン
ペアーナ第3番」など、他のCDでも入手が難しい作品がそろっています。ア
メリカ全土のオーケストラを指揮し、1980年から83年までルイヴィル管弦楽
団の音楽監督を務めた遠藤明の指揮にも注目です。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101407 \2750
<クリスマス・ウィズ・ホセ・カレーラス>
民謡:
マリアは茨の森を通って行った/神の御子は今宵しも/すぐに暗くなるだろ
う/山の上で 
フランク:天使の糧 
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン(いとしい私の恋人)
ストラデッラ:主よ、憐みたまえ(ストラデッラの作品ではない)
パーセル:アンダンティーノ
ディックス:グリーンスリーヴズ
トルドラ:サンタ・ルチアのロマンス
アルバレス:祈り
シューベルト:千人の天使たちの歌声
ビゼー:アニュス・デイ
バーリン:ホワイト・クリスマス
トスティ:開けておくれ(セレナータ)/最後の歌 
グルーバー作曲&モーア作詞:
きよしこの夜
(クリスマス・コンサート・ライヴ収録:1990年12月16日、スイス、ルツェ
ルン、イエズス会教会)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、ロレンソ・ババフ(ピアノ)、
ヘルマン・バウマン(ホルン&アルペンホルン)、
セバスティアン・バウマン(フリューゲルホルン)、
ヴォルフガング・クレゼナー(オルガン)、
アンドリュー・ハナン(ピアノ)、
エーリヒ・シュヴァルツバウアー(合唱指揮)
ウィーン・モーツァルト少年合唱団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、66分、片面一層ディス
ク(DVD5) 
エンターテイナーとしてのカレーラスを存分に味わえるクリスマス・コンサ
ートの映像であり、この時期だからこそ感動が強まる一枚だと言えるでしょ
う。「ホワイト・クリスマス」や「きよしこの夜」など、有名な曲を慈しん
で歌う様子はファンならずとも釘付けになります。

101417 6枚組 \8450
<ホセ・カレーラス・コレクション>
[101401:ウィーン・カムバック・リサイタル/101403:ヴェローナの偉大
な夜/101405:歌曲集&ミサ・クリオージャ/101409:ボリショイ・オペラ
・ナイト/101411:ザルツブルク・リサイタル/101413:ホセ・カレーラス
&モンセラート・カバリエ、の既発売商品をボックス化]
(ライヴ収録:1988年8月・9月、1989年8月・9月、1990年6月) 
※日本語帯は同封されておりませんが、貼付の特別シールにある応募券でお
申込みいただいた方に各タイトル6枚分の日本語帯を無料で送付します。
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、レオ・ヌッチ(バリトン)、
ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)、
ペテル・ドヴォルスキー(テノール)、ソーナ・ガザリアン(ソプラノ)、
ジャーコモ(ハイメ)・アラガル(テノール)、
ルッジェーロ・ライモンディ(バス・バリトン)、
エレナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)、
フェルッチョ・フルラネット(バス)、
ナタリア・トロイツカヤ(ソプラノ)、サミュエル・レイミー(バス)、
アプリーレ・ミッロ(ソプラノ)、
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(テノール)、
マーラ・ザンピエーリ(ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール)、
エヴァ・マルトン(ソプラノ)、イレアーナ・コトルバス(ソプラノ)、
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)、エフゲニー・ネステレンコ(バス)、
アルフレード・クラウス(テノール)、ヘルマン・プライ(バリトン)、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、
ヴィンチェンツォ・スカレーラ(ピアノ)、
アリエル・ラミレス(ピアノ)、マーティン・カッツ(ピアノ)、他
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、約620分、片面一層ディ
スク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
ここ数ヶ月、単発で続けて発売されてきた、カレーラス復活期の貴重な映像
をボックス・セット化。白血病からの全快を祝うコンサート(ヴェローナの
偉大な夜)における名歌手のそろい踏みなど、オペラ・ファンなら興奮する
映像ばかりです。

102063 \3050
ドヴォルザーク(1841-1904):
レクィエム(ライヴ収録:1988年、プラハ、聖ヴィート大聖堂)
演奏・歌/ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、
プラハ・フィルハーモニー合唱団、
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(ソプラノ)、
イダ・キリロヴァ(アルト)、ヨーゼフ・プロチュカ(テノール)、
ルデク・ヴェレ(バス)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、97分、英・独・仏・西
語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
今さら評価をするまでもなく定評がある、ノイマンのドヴォルザーク。チェ
コ・フィル、ベニャチコヴァーほかの歌手陣など、すべてが結実した最高級
の演奏であり、伝統ある大聖堂での荘厳なライヴです。BMGからレーザーディ
スクで発売されていた映像。


<OPUS ARTE DVD>
OA0964D 3枚組 \6380
ワーグナー(1813-1883):歌劇「ローエングリン」(独語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[汝が私に願うことなどないでしょう(ライナー
・E・モリッツによるドキュメンタリー・フィルム。ニコラウス・レーンホフ、
シュテファン・ブラウンフェルス、ベティーナ・ヴァルター、ケント・ナガ
ノと主要な出演者のインタビューを含む)/オペラ概要/キャスト・ギャラ
リー] 
(ライヴ収録:2006年6月1日、3日、5日、ドイツ、バーデン・バーデン祝祭
劇場) 
歌・演奏/クラウス・フローリアーン・フォークト、
スールヴェイ・クリンゲルボルン、ハンス=ペーター・ケーニヒ、
ヴァルトラウト・マイアー、トム・フォックス、ロマン・トレケル、
マルクス・アーメ、フォルカー・ナイトマン、
ドーミニク・ホゼフェルダー、ミヒャエル・ドリース、
ケント・ナガノ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団、
ヨシャルド・ダウス(合唱指揮)、
ユーロパコールアカデミー・マインツ、
リヨン国立歌劇場合唱団、
ニコラウス・レーンホフ(演出)デニ・セイヤーズ(振付)、他
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド(5.1)、
LPCMステレオ、279分(オペラ207分/エクストラ72分)、英・仏・独・西・
伊語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
新しいオペラの表現を追求するケント・ナガノとレーンホフのクリエイティ
ヴィティが、ワーグナーの世界を象徴的に、そしてスタイリッシュに変貌さ
せた上演。「パルジファル」の禁欲的な雰囲気を連想させるステージ・デザ
インの中、ドイツ・オペラを得意とするフォークト、ワーグナーのヒロイン
をレパートリーに持つクリンゲルボルンやマイアーほか、ワーグナー歌手が
集まって作り上げた揺るぎない世界です。

OA0965D 2枚組 \4850
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(ロシア語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[ムツェンスク郡のマクベス夫人:カテリーナ・
イズマイロヴァの悲劇(ライナー・E・モリッツによるドキュメンタリー・
フィルム。マルティン・クセイ、マリス・ヤンソンスと主要な出演者のイン
タビューを含む)/オペラ概要/キャスト・ギャラリー]
(ライヴ収録:2006年6月25日、28日、オランダ、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/エーファ=マリア・ヴェストブレーク、
クリストファー・ヴェントリス、ウラディーミル・ヴァネエフ、
ルドヴィト・ルドハ、キャロル・ウィルソン、
アレクサンドル・クラヴェッツ、ニキータ・ストロエフ、
アレクサンドル・ヴァシリエフ、ヴァレンティン・ジャー、
ラニ・ポウルソン、
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団、マルティン・クセイ(演出)、他
NTSC方式、画像構成比16:9Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド(5.1)、
LPCMステレオ、236分(オペラ166分/エクストラ70分)、英・仏・独・西・
伊・蘭語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
交響曲全集を完成させたヤンソンスが指揮をし、2006年の6月に上演されたば
かりのステージを収録。クセイの演出はベルクの「ヴォツェック」を思わせ
る扇情的なものであり、現代の社会に置き換えてこのオペラを体験するのに
ふさわしいセットだと言えるでしょう。ショスタコーヴィチ生誕100年の記念
イヤーにふさわしい上演・映像です。


<EUROARTS DVD>
2051368 \2800
ブルックナー(1824-1896):
交響曲第8番(ノヴァーク校訂1890年版)
(ライヴ収録:1985年12月8日、スウェーデン、ストックホルム、コンサート
ホール)
演奏/カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ワールド・フィルハーモニック管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、
DTS 5.1、94分、片面二層ディスク(DVD9)
昨年6月に惜しまれつつ亡くなった後、多くの発掘音源や映像によりますます
巨匠としての地位をアップさせたジュリーニ。世界的奏者の集合体であるオ
ーケストラを指揮し、精神の高みに到達するブルックナーは必見。観ること
によってジュリーニの構築する音楽が心に伝わってくる映像です。ワールド
・フィル結成第一回コンサート

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06-10 No.19

2006年10月24日 12時25分34秒 | Weblog
<Altus>
ALT 131 \2250
ステレオ
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK SO.
録音:1967年11月21日東京文化会館(ライヴ)
「ブルックナーの音楽はゴシック建築のように全体の調和が大切で、ある部分
が突出してはいけない。突出しそうになったらそれを抑えて、全体の響きを美
しい調和を持って響かせるようにするのが、ブルックナーを演奏するときにい
ちばん注意すべき部分だというのです。」(北原幸男・ライナーノート“マタ
チッチ先生の最後の来日のために”より)
チェコ・フィル(70年)やフランス国立管(79年)との録音が知られるマタチ
ッチのブルックナー第5番。上述のエピソードを裏付けるかのように、ここでも
巨匠の棒のもとN響が奏でるオルガン的な響きの魅力は満点です。たいへん個性
的な音楽ですが説得力は絶大。ブルックナー・ファンには見逃せない一枚です。

ALT 129 \2250
ステレオ
ショスタコーヴィチ:交響曲集
第1番へ短調Op.10
第9番変ホ長調Op.70
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK SO.
録音:1969年5月20日、1967年1月12日東京文化会館(ライヴ)
1965年以来マタチッチはN響への度重なる客演を通じて、ブルックナーなど得意
のプログラムで見事な成果を収めていますが、同時に当時としてはたいへん意
欲的ともいえる曲目も取り上げています。このショスタコーヴィチもまさにそ
うした例のひとつで、指揮者、オケの両者にとってたいへん貴重なものといえ
るでしょう。コミカルな味わいを織り交ぜつつ、マタチッチは純音楽的なアプ
ローチで明快に各々の作品像を浮き彫りにしています。N響の反応の素晴らしさ
が実感できるのも興味深いところ。定評あるアルトゥスのマスタリングで音の
状態もすこぶる良好です。

ALT 130 \2250
ステレオ
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
同:レオノーレ序曲第3番Op.72b
[アンコール曲]ワーグナー:
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)NHK SO.
録音:1967年11月25日新潟県民会館(ライヴ)
N響では第2番、第7番(84年)と第9番(73年)が知られる、マタチッチのベー
トーヴェン。「田園」と序曲ともに、独墺系の作品との抜群の相性をみせる巨
匠特有のずっしりとした骨太の響きが大きな魅力となっています。いっぽう
第2、3楽章での弾むような軽みには粋を感じさせます。マイスタージンガー前
奏曲もまた風格にあふれた輝かしい演奏。





<HUNGAROTON>
HCD 32410 \2080
メンデルスゾーン:「4手&2台ピアノのための作品集」
ソナタ ニ長調
ソナタ楽章 ト短調
「真夏の夜の夢」 
(序曲 / スケルツォ / 妖精の行進 / まだら模様のお蛇さん / 間奏曲 / 夜
想曲 / 結婚行進曲 / 葬送行進曲 / 道化役者たちの踊り / 終曲)
アンダンテと変奏曲Op.83a
デュオ・エグリ・ペルティシュ(P)
録音:1999年2月26 & 27日、2005年12月5、6、8、9 & 11日
ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
ヴィルトゥオーゾとして知られたメンデルスゾーンですが、ピアノ・デュオ作
品はごくわずかしか残していません。ここに収められたすべての曲は生前未出
版。このたびアンダンテと変奏曲を除いてすべて初録音となれば、ファンには
堪えられないところでしょう。
聴きものはやはり代表作「真夏の夜の夢」の4手版。持ち前の華麗なる技巧を
駆使した目くるめく色彩感にはビックリ。メンデルスゾーンはシェイクスピア
の原作にすっかり夢中になったため、こちらもオケ版と並行して書き進められ
たと考えられています。序曲の初演をともに行なった姉のファニー=ヘンゼル
も“弟にとってとびきりのお気に入り”と触れています。
さらにカップリングの2台ピアノ用作品では、まず同名のピアノ独奏曲からの
改作となる作品83a。第8変奏でオリジナルにはない主題の回帰があり単なる編
曲の域を超えて新たな魅力を加えています。若書き(10、11歳くらい)の2つ
のソナタも、先人モーツァルトとクレメンティをお手本としつつオリジナリ
ティも盛り込まれていて、神童ぶりを存分に感じさせるものです。

HCD 32425 \2080
フランク:歌曲集
回想 / 愛する / 天使と子供 / 行列 / もしそれが美しい芝生なら / こわれた
甕 / 夕べの鐘 / ばらの結婚 / リート / ニノン / 夜想曲 / 日ごとに過ぎて
ゆけ / ロビン・グレイ / ばらと蝶 / ベンガドールのエミール / シルフ(空
気の精)[*]
ガブリエッラ・レータイ・キシュ(S) アドリエンヌ・ハウザー(P)
*ティボル・ボガーニ(Vc)
録音:2005年12月フンガロトン・スタジオ
ヴァイオリン・ソナタや交響曲ニ短調が傑作として名高いフランク。その珍し
い歌曲に光をあてるアルバムが登場します。逡巡するかのように複雑で重厚な
交響作品や室内楽曲とは対照的に、文豪ユーゴー、シャトーブリアンらの詩作
にもとづく歌曲は美しくも至ってシンプルで異彩を放っています。ハンガリー
勢による演奏はそれぞれスコット、ハマリに学んだソプラノと、コチシュ、ク
ルターグに師事したピアノという顔合わせ。すべてフランス語による歌唱。

HCD 32424 \2080
ヴェイネル:管弦楽作品集
ディヴェルティメント第3番Op.25(1949)
同 第4番Op.38(1951)
同 第5番Op.39(1951)
ハンガリー民謡による変奏曲Op.30(1949)
セレナード ヘ短調Op.3(1906)
謝肉祭Op.5(1907)
ラスロー・コヴァーチ(指)ミシュコルツ北部ハンガリーSO.
録音:2005年10月23-27日ミシュコルツ、文化センター
「指揮者ショルティのピアノの先生」ヴェイネルは、コダーイやバルトークと
同時代のハンガリーを代表する作曲家・音楽教師。その作風は革新的な同輩に
対して、民俗音楽をベースにしながらあくまでベートーヴェンやブラームスと
いった古典・ロマン派の流れを汲んでいるのが特徴です。登竜門エルケル賞の
栄誉を受けた出世作で最初の管弦楽作品「セレナード」、小管弦楽のためのユ
モレスクと題された謝肉祭、第3番、第5番がともに‘ハンガリーの印象’とい
う副題を持つディヴェルティメント。これらの代表的な作品をポイントよくま
とめたアルバムはヴェイネル入門編としてうってつけの内容で、新録で聴ける
のも嬉しいところ。

HCD 32459 \2080
「ハンガリー万歳!ハンガリー人よ、とこしえに!」
フェレンツ・エルケル:祝典序曲
ヨージェフ・ミュラー:コッシュート・マーチ
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.9?Vaと管弦楽のための
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「ハンガリー万歳!」Op.332
エルケル:歌劇「フニャディ・ラースロー」よりパロターシュの踊り
ドリーブ:バレエ「コッペリア」よりチャールダーシュ
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲
ヤカブ・パツェラー:ヘルクレシュフュルデーの思い出
ツィーラー:ポルカ「ペストへようこそ」Op.140
べーラ・ケーレル:演奏会用序曲「ハンガリーの喜劇」Op.108
ランナー:ぺシュト・ワルツOp.93
ベルリオーズ:ハンガリー行進曲
ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立O.
ラースロー・バールショニ(Va)
録音:1977 & 1979年ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
その名も「ハンガリー万歳!」と題されたアルバム。ハンガリーゆかりの作曲
家または作品を、往年の巨匠フェレンチクの指揮によるオケで聴くというハン
ガリーづくしの内容です。コッシュートは民族の年1849年に決起した国民的英
雄。現ルーマニアのヘルクレシュフュルデーはトランシルヴァニアとの南境沿
いに位置し、19世紀末は保養地として知られた場所。

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06-10 No.18-1

2006年10月22日 11時40分52秒 | Weblog
<PentaTone>
PTC 5186 095(SACD-Hybrid) \2850
P・I・チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35/憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26/
ワルツ・スケルツォOp.34/なつかしい土地の思い出Op.42
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮&ピアノ)、
ロシア・ナショナル管弦楽団
BBCミュージック・マガジンの2006年ベスト・ニューカマー・アウォードに選
出され、コンサートやリリースされた録音は世界中から大絶賛を受けるなど、
現在最も注目を集めているヴァイオリン奏者ユリア・フィッシャー。
この秋からは23歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に
就任するなど、スケールの違いを証明する規格外の活躍を見せてくれている。
この度リリースとなるメンデルスゾーン、モーツァルトに続く期待の最新盤は
遂に王道のチャイコフスキーが登場!モーツァルトなどでお馴染みの組み合わ
せとなったクライツベルクが率いるロシア・ナショナル管とはデビュー盤とな
る「ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC 5186 059)」で共演を行っており、
お互いの相性や実力ともに不安は皆無。
しかもチャイコフスキーというレパートリーなだけに最適な起用と言えるだろ
う!また「なつかしい土地の思い出」では、クライツベルクがピアノでユリア
・フィッシャーをサポートするなど聴きどころ満載。

PTC 5186 077(SACD-Hybrid) \2850
R・ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩とアリア集
歌劇《ローエングリン》より 第1幕への前奏曲、寂しい日々に神に祈った
(エルザの夢)/ヴェーゼンドンクの5つの詩/楽劇《トリスタンとイゾルデ》
より 第1幕への前奏曲、穏やかに静かに(イゾルデの愛の死)/歌劇《タン
ホイザー》より 全能のマリアよ/楽劇《ワルキューレ》より 君こそは春
シャルロッテ・マルジョーノ(ソプラノ)、
エド・スパニャールド(指揮)、マーストリヒト・リンブルフ交響楽団
世界各国の歌劇場を活躍の舞台とし、数多くの名匠たちと共演を重ね続けてい
るオランダの名ソプラノ歌手、シャルロッテ・マルジョーノによるワーグナー
・アルバム!深さを感じさせる歌声で聴衆に感銘を与え続けるマルジョーノの
ワーグナーは「ヴェーゼンドンクの5つの詩」を中心とした充実のプログラミ
ングとなっており、ワグネリアン要注目の充実した内容。スパニャールド&
リンブルフ交響楽団のコンビはフォーレの合唱作品集(PTC 5186 020)に続
く2度目の登場となる。

PTC 5186 164(SACD-Hybrid) \2850
P・I・チャイコフスキー:
大序曲《1812年》Op.49、幻想序曲《ロメオとジュリエット》
J・シベリウス:
交響幻想曲《ポホヨラの娘》Op.49、悲しいワルツOp.44-1、
《カレリア》組曲Op.11
コリン・デイヴィス(指揮)、ボストン交響楽団&合唱団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
合唱入りの「1812年」の中でも特に高く評価されているコリン・デイヴィス
&ボストン響の演奏。得意とするシベリウスも楽しみなプログラム。





<Collegium>
COLCD 131 2枚組 \4360
ライトゥン・アワー・ダークネス-日没時の音楽
J・シェパード:In Pace、Libera、Libera Nos, Salva Nos
O・ラッスス:義人らの魂は
J・ハンドル:我らが法王
W・マンディ:O Lord, The Maker Of All Things
W・バード:主よ、訪れたまえ、とわれらは願う
J・ラインベルガー:夕べの歌
W・バード:O Christ who art the light and day
L・ブルジョワ:O Gladsome Light
T・タリス:光の消える前に
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
うるわしき救い主の御母よ、めでたし天の后、天の元后よろこびたまえ、
サルヴェ・レジナ
F・ゲレーロ:アヴェ・マリア
S・ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ
W・バード:主よ、御身が手に
J・シェパード:主よ、御身が手に
ジョン・ラッター(指揮)、ケンブリッジ・シンガーズ
合唱の神様ジョン・ラッター&ケンブリッジ・シンガーズによる久々の新録
音が登場!ディスクIには、カトリックの教会で日没時に行われる祈りの際
に歌われるルネサンス時代の大家たちやラフマニノフによる宗教曲18曲が収
録されている。またディスクIIには、「聖務日課の終課」(約22分)が収録
されるなど、「日没時の音楽」というテーマに沿って製作された最新盤は敬
虔なキリスト教であるラッターの信仰の深さを窺い知ることの出来るアルバ
ムに仕上がっている。ケンブリッジ・イーリー大聖堂で行われた2006年1月
の録音。





<Danacord>
DACOCD 653 \2180
F・リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調S.178/交響詩《タッソー、悲哀と勝利》S.96
(タウシク編曲)/グレートヒェンS.513
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
旧ソ連のアゼルバイジャンに生まれたダナコードを代表する実力派ピアニス
ト、オレグ・マルシェフの「ピアノと管弦楽のための作品集(DACOCD 651)」
に続くリスト第2弾。大作ピアノ・ソナタとのカップリングは、管弦楽曲か
らのピアノ・リダクション2曲という意欲的なプログラミング。非常に高度
な技巧を要するピアノ作品だが、特に弱奏部分での豊かな表情は他の録音で
は聴けない美しさ放っている。ここ日本でもマルシェフの知名度は間違いな
く高まっているだけに、これまでのリリースや今後の動向に要注目!






<Nimbus>
NI 5743 \2080
G・ガーシュウィン-アール・ワイルドによるヴィルトゥオーソ・アレンジメ
ンツ ――
ポーギーとベスによる幻想曲/ガーシュウィンによる7つの練習曲/
「Someone to watch over me」の主題と3つの変奏による即興曲
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
ラフマニノフやガーシュウィンの世界的名手であるアメリカ人ピアニスト、
アール・ワイルドの手によって更なる進化を遂げたガーシュウィンのピアノ
作品にイギリスのベテラン奏者マーティン・ジョーンズが真っ向から挑む!
ヴィルトゥオージティを存分に味わえるハイレベルの演奏が息をつく暇も無
く次々と繰り出される強力な1枚!2004年の録音。

NI 5704 \2080
B・ブリテン:無伴奏チェロ・ソナタ集(第1番-第3番)
ポール・ワトキンス(チェロ)
ポール・ワトキンスは、20歳という若さでBBC交響楽団の主席チェロ奏者に
就任。現在はイギリスのヴィルトゥオーソ・アンサンブル「ナッシュ・アン
サンブル」に在籍するなど現代イギリス最高のチェロ奏者の1人として数え
られる実力者である。19世紀フランスの名工ジャン・バプティスト・ヴィヨ
ームによって1846年に製作されたチェロを用いたブリテンは圧巻!2001年-
2002年の録音。

NI 5761 \2080
F・リスト:ペトラルカの3つのソネットS.270/金髪の天使ちゃんS.269-2/
おお、私が眠る時S.282-2/ラインの美しい流れのS.272-2/すばらしいこと
に違いないS.314/さようならS.298/どうやって、と男たちはたずねたS.276
/墓とばらS.285/きれいな芝生がありS.284-1/かわいい子よ、もし私が王
ならS.283-1/おお、私が眠る時S.282-1
デニス・オニール(テノール)、エイドリアン・ファーマー(ピアノ)
ウェールズ生まれの世界的テノール歌手デニス・オニール。特にヴェルディ
の歌い手として世界的な名声を誇るオニールは、コヴェントガーデン王立歌
劇場を中心に世界各地の歌劇場でその歌声を響かせている。太く芯のある歌
声で堂々と奏でられるリストの歌曲集では、「おお、私が眠る時S.282」の
初版(1842年)と第2稿(1859年)の2種類が収録されているのがポイント。
2005年の録音。

NI 5754 \2080
W・A・モーツァルト:
ソナタ第5番変ロ長調K.10/同第6番ト長調K.11/同第7番イ長調K.12/
同第8番ヘ長調K.13/同第9番ハ長調K.14/同第10番変ロ長調K.15
ハンスゲオルグ・シュマイザー(フルート)、
インゴマル・ライナー(チェンバロ)
日本へも度々マスタークラスやコンサートなどで来日しているウィーンの
フルート奏者シュマイザーによるモーツァルトの初期ソナタ集。シュマイザ
ーはウィーン・フィル首席奏者であるシュルツの弟子にして、自らも名門
ウィーン・フォルクスオーパーの首席奏者として活躍するなど包み込むよ
うな豊かなフルートの音色で称賛を浴びている名手である。2005年の録音。

NI 5747/8 2枚組 \3120
アルン・ホディノット(1929-):ピアノ・ソナタ集(第1番-第10番)
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
ロースソーンやバルトークからの影響を受けたウェールズの作曲家ホディノ
ット。1959年に誕生した第1番から、ホディノットが60歳を迎えた1989年に
作曲された全10曲のピアノ・ソナタを収録。マーティン・ジョーンズは
1968年にはマイラ・へス・アウォードを獲得するなどイギリスを代表する
ピアノ奏者として現在も精力的に活躍中。1992年の録音。

NI 5746 \2080
ジョン・メトカーフ(1946-):
マッピング・ウェールズ/単旋律聖歌/チェロ交響曲
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス交響楽団、
カーディフ・アードウィン・シンガーズ、
カトリーン・フィンチ(ハープ)、
ライチョ・クリストフ(指揮)、ブルガリア室内合唱団
ウェールズ海岸沿いの街スゥオンジーに生まれたメトカーフは、カーディフ
大学でホディノットに作曲を師事し現在では同国を代表する作曲家の1人と
して知られる。風格を漂わせるイギリスのチェロ奏者ウォルフィッシュがソ
リストを務める「チェロ交響曲」は、メトカーフが創設した「ヴェール・オ
ブ・グラモーガン・フェスティヴァル」における2004年のライヴ録音となる。

NI 5744/5 2枚組 \3120
J・S・バッハ:フランス組曲BWV.812-BWV.817(全曲)
ベルナルド・ロバーツ(ピアノ)
ニンバスにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲のレコーディングを行うな
どベートーヴェンの権威としても高名なピアニスト、ベルナルド・ロバーツ。
研究を重ねた表現力と躍動感に満ちた斬新なバッハを聴かせてくれる。
2004年の録音。

NI 5724/7 4枚組 \4160
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):ピアノのための作品集 ――
内なる印象/町外れ/子供の情景/呪文/魔法の歌/遙かな祝祭/対話/
3つの変奏曲/パリ万博の想い出/部屋/前奏曲集/ショパンの主題による
変奏曲/歌と踊り/風景/子守歌/ひそやかな音楽
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
20世紀スペインのカタルーニャ地方を代表する作曲家であるフェデリコ・モ
ンポウのピアノ作品を網羅したボックス・セット。「歌と踊り」、「ひそや
かな音楽」の全曲などモンポウの重要作品も、もちろん収録。マーティン・
ジョーンズのレパートリーの広さには圧倒させられる!
1995年、2000年-2001年の録音。

NI 5711/2 2枚組 \3120
P・I・チャイコフスキー:
弦楽四重奏曲集(第1番-第3番)/弦楽六重奏曲ニ短調Op.70《フィレンツェ
の思い出》
フランツ・シューベルト弦楽四重奏団、
ヨハネス・フリーダー(ヴィオラ)、ワルター・シュルツ(チェロ)
1974年の結成以来、コンクールやコンサートなど国際的な規模で活動を続け
ているフランツ・シューベルト弦楽四重奏団。ウィーン交響楽団のコンサー
トマスターでもある第1ヴァイオリン奏者のツヴィーアウアーを筆頭として、
ウィーンの実力者たちが弾くチャイコフスキーは情感豊かな音楽性を感じさ
せてくれる。1993年の録音。

NI 5753 \2080
フランツ・シュレーカー(1878-1934):
バレエ組曲《王女の誕生日》/ヴァルス・ラント/Festwalzer Und
Walzerintermezzo/Der Wind/ein Tanzspiel
ジョン・アクセルロッド(指揮)、ルツェルン交響楽団
ナチスによって弾圧を受けたシュレーカーの管弦楽作品を集めたアルバム。
「王女の誕生日」の輝かしいファンファーレや「ヴァルス・ラント」など演
奏機会が増えてもなんらおかしくない見事な作品が名を連ねている。





<Lyrita>
SRCD.200 \2180
M・アーノルド:交響曲第4番Op.71
マルコム・アーノルド(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
去る9月23日に惜しまれつつも他界したイギリスの作曲家マルコム・アーノ
ルドの自作自演集。当時世界初録音となった作曲者自身のタクトによる交響
曲第4番の貴重な音源である。

SRCD.201 \2180
M・アーノルド:
イギリス舞曲集第1巻Op.27&第2巻Op.33/ソリテア/4つのアイルランド
舞曲Op.126/4つのスコットランド舞曲集Op.59/4つのコーンウォール
舞曲集Op.91
マルコム・アーノルド(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
序曲や映画音楽と並んで日本でも大ヒットとなったアーノルドの舞曲集。
作曲者自身の解釈を窺える貴重な録音。

SRCD.202 \2180
E・ラッブラ:
交響曲第3番Op.49/トリビュートOp.56/序曲《リサーガム》Op.149/
交響曲第4番Op.53
ノーマン・デル・マー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
ホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ、スコットの下で学んだイギリスの作曲
家ラッブラの交響曲集。

SRCD.226 \2180
バークリー・コンダクツ・バークリー ――
モン・フィクOp.9/弦楽のためのセレナードOp.12/ディヴェルティメント
変ロ長調Op.18/室内管弦楽団のためのパルティータOp.66/カンツォネッ
タ/交響曲第3番より 第1楽章
レノックス・バークリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
留学先のパリでナディア・ブーランジェに作曲を師事したイギリスの作曲家
レノックス・バークリー。ちなみに息子のマイケル・バークリーも作曲家と
して活躍中。

SRCD.228 \2180
W・オルウィン:交響曲第2番/同第3番/同第5番
ウィリアム・オルウィン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
イギリス映画音楽界の巨匠としても知られるオルウィン。作曲者自身の指揮
によ交響曲第1番と第4番を収録した第1巻(SRCD.227)の続編となる。

SRCD.229 \2180
W・オルウィン:
序曲《ダービー・ディ》/交響的前奏曲《魔力の島》/4つのエリザベス
朝舞曲/弦楽のためのシンフォニエッタ/祝祭行進曲
ウィリアム・オルウィン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
作曲家としてだけでなく様々な肩書きを持っていたオルウィンはフルート
奏者として相当な実力者として知られており、自らの演奏経験に基づいて
書かれた管弦楽作品はどれも見事。

SRCD.230 \2180
W・オルウィン:
弦楽オーケストラのための《合奏協奏曲第2番》/イングリッシュ・ホルン
と弦楽オーケストラのための《秋の伝説》/ハープと弦楽のための協奏曲
《イギリスの琴》
オシアン・エリス(ハープ)、
ジェフリー・ブローウネ(イングリッシュ・ホルン)、
ウィリアム・オルウィン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
オルウィン自身の指揮によるソリストを伴う作品を中心としたアルバム。何
れも巧みな管弦楽によって作曲がされた隠れた名作である。

SRCD.231 \2180
A・バックス:
北方のバラード/地中海/交響詩《ファンドの庭》/交響詩《ティンタジル
城》/交響詩《11月の森》
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
元祖イギリス音楽のスペシャリスト、巨匠エイドリアン・ボールトによるバッ
クスの録音は、この作曲家の名を再び世に知らしめる上で重要な役割を果たし
た。

SRCD.232 \2180
A・バックス:交響曲第1番/同第7番
マイヤー・フリードマン(指揮)、
レイモンド・レッパード(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
シャンドスからリリースされたハンドリー指揮による交響曲全集でバックスの
人気が再燃となったが、その先駆けとなった価値のある録音。

SRCD.234 \2180
E・ラッブラ:
交響曲第6番Op.80/同第8番Op.132/チェロと管弦楽のための独り言
ローアン・デ・サラム(チェロ)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロンドン交響楽団
その生涯で11曲の交響曲を残したラッブラ。ここでは1954年に作曲された第6
番、1968年に作曲された第8番といった中期~後期の2作品が収録されている。




<Saydisc>
CD-SDL 327 \2080
魅惑のキャロル-クリスマス音楽の饗宴 ――
聖マリーレッドクリフの鐘/最も清らかな御方/ジングル・ベル/キャロル・
メドレー(ハンド・ベル版)/キャロル・メドレー(金管バンド版)/かみ
のみこは/きよしこの夜/向こうの森の中に/慈しみ深き王ウェンセスラス
/キャロル・メドレー(ハンドベル版II)/羊飼いの子ら憩いし夜
サン・ライフ・スタンショー・バンド、
グロウモント・ハンドベル・リンガーズ、
ラウントン・ハンドベル・リンガーズ、他
1981年のリリースと同時に爆発的なヒットを記録したセイディスクのベストセ
ラー・アルバムであるクリスマス作品集。金管バンドとハンドベルが中心と
なった収録作品はクリスマスの魅力満載の素晴らしい内容に仕上がっており、
リリースから20年以上経った現在でも輝き続ける名盤である。

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06-10 No.18-2

2006年10月22日 11時39分30秒 | Weblog
<Amon Ra>
CD-SAR 67 \2080
ロマンティック・ピアノ ――
F・メンデルスゾーン:
無言歌集より-ヴェネツィアの舟歌第1-第3、春の歌、心の悲しみ、紡ぎ歌、
F・ショパン:
アンダンテ・スピアナート、夜想曲ホ短調、同嬰ハ短調、ワルツ 変イ長調
R・シューマン:子供の情景
J・フィールド:
夜想曲第1番、同第6番、同第4番、同第3番、同第12番、二重奏曲
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537,Op.164より
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ローゼンベルガー(c.1800)、グラーフ(1826)、クレメンティ・キャビネッ
ト(c.1825)、フリッツ(c.1815)といった4台フォルテピアノを使い分けて
の演奏。ちなみに4台とも演奏者リチャード・バーネットのコレクションであ
る。録音年月日不詳。

CD-SAR 60 \2080
J・S・バッハ:オーボエのための作品集
ソナタ ト長調BWV.1027/同ト短調BWV.1030b/同変ホ長調BWV.1031/
同ト短調BWV.1020
ロビン・カンター(バロック・オーボエ)、
ポール・ニコルソン(チェンバロ)
バロック・オーボエならではの甘くどこか懐かしい音色で奏でられるバッハの
ソナタ集。ニコルソンのチェンバロが見事にアクセントを加えている。1992年
の録音。

CD-SAR 53 \2080
マンドリンのための音楽
E・バルベラ:二重奏曲第4番
L・V・ベートーヴェン:
ソナチネ ハ短調、同ハ長調、アダージョ ホ長調、主題と変奏ニ長調
W・A・モーツァルト:おいで,いとしいツィターよ,おいで、満ち足りて
J・N・フンメル:グランド・ソナタ
R・カラーチェ:組曲第3番Op.98
アリソン・スティーブンス(マンドリン)、
スー・モソップ(マンドリン)、ポピー・ホルデン(ソプラノ)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
楽聖や神童らによるマンドリンの重要作品を集めた作品集。素朴で温かみを
感じさせてくれるマンドリンの音色が印象的な好演奏。1991年の録音。

CD-SAR 41 \2080
F・シューベルト:歌曲集《冬の旅》
イアン・パートリッジ(テノール)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
イギリスの名テノール、イアン・パートリッジが1988年4月にレコーディング
を行ったシューベルト・アルバム。バーネットのフォルテピアノによる伴奏
は、ピアノ伴奏とは一味違った雰囲気を醸し出している。

CD-SAR 31 \2080
W・A・モーツァルト:ピアノ四重奏曲ト短調K.478/同変ホ長調K.493
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)、
ザロモン弦楽四重奏団のメンバー
「ザロモン弦楽四重奏団のメンバー」には、現在シャンドスなどへのレコー
ディングで大活躍中のバロック・ヴァイオリンの達人サイモン・スタンデイ
ジが参加!バーネットはローゼンベルガー(c.1798)のフォルテピアノを使
用している。1987年の録音。

CD-SAR 26 \2080
L・V・ベートーヴェン:八重奏曲Op.103/七重奏曲Op.71
ポール・グッドウィン(オーボエ)、クレア・シャンクス(オーボエ)、
コリン・ローソン(クラリネット)、
マーガレット・アーチバルト(クラリネット)、
ジョン・ハッデン(ホルン)、メアリー・ネッパー(ホルン)、
フランシス・ユステイス(バスーン)、アンドリュー・ワッツ(バスーン)
音楽史上に輝く木管楽器のための重要レパートリー2作品をピリオド楽器で演
奏。1986年の録音。

CD-SAR 23 \2080
J・S・バッハ:リュートのための音楽
組曲ホ長調BWV.1006a/前奏曲ハ短調BWV.999/フーガ ト短調BWV.1000/
組曲ト短調BWV.995
ナイジェル・ノース(バロック・リュート)
イギリスだけでなく世界最高のリュート奏者としてその名を馳せるナイジェル
・ノースが1985年に録音を行ったバッハ・アルバム。

CD-SAR 15 \2080
L・V・ベートーヴェン:
歌曲集:希望に寄す/新しき愛、新しき人生/君を愛す/5月の歌/懺悔の歌
/満ち足りた者/あきらめ/くちづけ/アデライーデ/歌曲集《遥かなる恋
人に寄す》/うずらの鳴き声/思い出/寂しさの喜び/彩られたリボンに添
えて
イアン・パートリッジ(テノール)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
イアン・パートリッジによるベートーヴェン。バーネットが弾くフォルテピ
アノの伴奏に乗って響くパートリッジの歌声からはドイツ・リートの魅力を
存分に聴き取れる。1984年の録音。




<ARCHIPEL>
ARPCD0352 \950
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ベートーヴェン:交響曲第7番
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」からスケルツォ
カール・シューリヒト指揮
ウィーン・フィル 
ニューヨーク国連ライヴ 1956年12月10日ライヴ録音




<ANDROMEDA>
ANDRCD5066 3枚組 \1800
ブラームス:
交響曲第1番
ドレスデン・シュターツカペレ 1956年11月3/4日
交響曲第2番
ミュヘン・フィル 1956年10月18日
交響曲第3番
ベルリン・フィル 1950年
交響曲第4番
ケルン放送交響楽団 1953年5月8日
ハイドンの主題による変奏曲
ウィーン・フィル 1957年
大学祝典序曲
ウィーン・フィル 1957年
悲劇的序曲
ウィーン・フィル 1957年
アルト・ラプソディ 
ルクレティア・ウェスト(アルト)
ウィーン・フィル 1957年
クナッパーツブッシュ指揮
※ご注意ください。
クナッパーツブッシュによるブラームス:交響曲第1番の録音はございません。
このアルバムに含まれる交響曲第1番はオットー・クレンペラー指揮ケルン放
送交響楽団の1955年10月17日のライヴであろうと推測されます。ANDROMEDAは
同じく弊社が扱うLIVING STAGEレーベルの系列レーベルです。LIVING STAGE
レーベルからLS1014というカタログ番号でやはり同じブラームス:交響曲第1番
を数年前に発売致しました。レーベル曰く、彼らのテリトリー内では、この演
奏はクナッパーツブッシュのものであると信じられているとの事で、本アルバ
ムにカップリングされました。つきましては、上記の諸問題がある事を、どう
ぞご理解の上お求め頂けますよう、お願い申し上げます。
本アルバム発売に伴い同演奏を含むLIVING STAGE LS1011,LS1012,LS1014は廃盤
に成ります。

ANDRCD5048 3枚組 \1800
モーツァルト:交響曲
第25番 コロンビア交響楽団 1954年12月10日
第28番 コロンビア交響楽団 1954年12月3日
第29番 コロンビア交響楽団 1954年12月29,30日
第35番「ハフナー」 ニューヨーク・フィル 1953年1月16日
第36番「リンツ」 コロンビア交響楽団 1955年4月26,28日
第38番「プラハ」 ニューヨーク・フィル 1954年12月6日
第39番 ニューヨーク・フィル 1953年12月,56年3月
第40番 ニューヨーク・フィル 1953年2月23日
第41番「ジュピター」 ニューヨーク・フィル 1956年3月5日
上記指揮はすべて ブルーノ・ワルター
日本でも評価の高い、名演奏を集めたアルバムです。


ANDRCD5070 4枚組 \2080
ブルックナー:
交響曲第4番 シュトゥットガルト放送交響楽団 1955年4月5日
交響曲第7番 NDR交響楽団 1954年10月4日
交響曲第8番 NDR交響楽団 1955年10月24日
交響曲第9番 ベルリン市立歌劇場管弦楽団 1943年
上記指揮はすべて カール・シューリヒト

ANDRCD5071 2枚組 \1150
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」 ロンドン・フィル 1946年5月
交響曲第5番「運命」 ニューヨーク・フィル 1950年3月
交響曲第6番「田園」 聖チェチーリア音楽院管弦楽団 1947年
交響曲第8番 ニューヨーク・フィル 1951年5月
上記指揮はすべて ヴィクトル・デ・サーバタ

ANDRCD5072 3枚組 \1800
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番
オットー・アッカーマン指揮
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 1950年2月7日
14のワルツ集 1950年6月
13のワルツ集 1950年7月
ピアノ・ソナタ第3番 1950年3月
マズルカ第32番、練習曲第5番、夜想曲第8番、ワルツ第2番
上記ピアノ演奏はすべて ディヌ・リパッティ

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06-10 No.17

2006年10月19日 11時36分44秒 | Weblog
★ORFEOレーベル・特別セールのご案内★
期間:2006年10月20日~11月30日までの入荷分
期間内に品切れ等で入荷しなかった商品はキャンセルとなりますので、
お早めにご注文下さい。
対象商品:当店HPにございます。
価格:\1480~

★HUNGAROTONレーベル・特別セール★
好評のHUNGAROTONレーベルセールも10月30日で終了となります。
よろしくご検討ください。

===================================

<WEITBLICK>
SSS0062-2 \1980
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第2番
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィル
録音:1980年10月14日、ライプツィヒ・コングレスハレ、ライヴ
1988年11月22日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ライヴ
WEITBLICKによるケーゲル・エディションは、衝撃の自殺から17回忌を記念して
の、3タイトル同時リリースです。まずは、得意のドイツ・ロマン派音楽の傑作
を並べた名演集。シューマンは伝説の来日公演でも取り上げた得意曲ながら手
兵とのディスクは初めて。シューマンの交響曲では第4番のみを偏愛していた模
様です。ブラームスは、特に愛情を注いだ第2交響曲。最晩年のライヴだけに、
メロディを強調した個性的な遅いテンポが採用され、第2楽章の官能的な歌と熱
情には驚かされます。今までのケーゲルとは一風変わった名演です。いずれも
音色の美しいドレスデン・フィルだけに、素晴らしい仕上がりです。

SSS0063-2 \1980
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィル
録音:1981年2月25日クルトゥア・パラスト、ドレスデン、ライヴ
ドレスデン時代のケーゲルらしいねちっこい程にロマン臭に満ちたマーラー。
ドレスデン・フィルとは1979年にスタジオ録音(BERLIN CLASSICS)しており
ましたが、今回発売になるのはその2年後のライヴになります。この曲を得意
としたケーゲルらしい、大きなメロディ・ラインに身を任せるのみならず、若
きマーラーの才気と狂気を隅々まで描きつくします。第3楽章の退廃情緒など
は、素晴らしい仕上がり。既出のライプツィヒ放送響とのライヴが廃盤が決ま
った現在、歓迎のリリースと申せましょう。ドレスデン・フィルはまことに音
色が美しく、耽美的な楽しさも充足されます。

SSS0066-2 \1980
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響、同合唱団、
ヴェンスラヴァ・フルバー=フライブルガー(S)、
ローズマリー・ラング(A)、
ディーター・シュヴァルトナー(T)、
ヘルマン・クリスチャン・ポルスター(Bs)、
録音:1987年7月31日ゲヴァントハウス、ライプツィヒ、ライヴ
年末に合わせてのリリース。ケーゲル最晩年の「第九」。1980年代にドレスデ
ン・フィルに転じたケーゲルですが、度々ライプツィヒ放送響にも復帰し共演
しております。第4楽章のお祭り騒ぎに共感できぬとか、演奏会ではペンデレツ
キ、ノーノ、シェーンベルクなどシリアスな作品と組み合せるなど、「第九」
についてネガティヴな言動、行動が多いケーゲルですが、当盤では夏の音楽祭
シーズンのガラ・コンサートという枠組みのせいなのか、熱気溢れる正に祝祭
的な盛り上がり、緊迫感を見せております。燃えやすいドイツ人、ケーゲルの
面目躍如の名演。しかも、それが実に様になっております(足踏みも凄い)。元
来が合唱指揮者だっただけに合唱の厚みある響きはケーゲルの怖い視線を感じ
させる見事さです。




<BRIDGE>
BCD9202 \1980
「20世紀初頭の弦楽四重奏曲集-ダエダルス弦楽四重奏団」
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調O p.56「親密な声」
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏曲のための3 つの小品
ラヴェル:弦楽四重奏曲
ダエダルス弦楽四重奏団
【ミンヨン・キム(Vn) クヨン・キム(Vn) ジェシカ・トンプソン(Va)
ラマン・ラマクリシュナン(Vc)】
ダエダルス弦楽四重奏団は2000 年夏に結成された新しいグループで結成直後
の2001 年にはカナダ・バンフの国際弦楽四重奏曲コンクールで優勝している。
20世紀初頭の様々なスタイルの音楽だが、しなやかな感性で見事に弾きわけて
いる。特にラヴェルは秀逸。

BCD9203 \1980
シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲
プロコフィエフ:2つのヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.56
レオン・キルヒナー:デュオ第二番(2001)
ポーラ・ロビソン(Fl)
ルドルフ・ゼルキン(Pf)
ダニエル・フィリップス&ピーター・ザゾフスキー(Vn)
イダ・レヴィン(Vn)
ジェレミー・デンク(Pf)
録音:1968年、1978年、2002年
マールボロ音楽祭の歴史のなかから二重奏の録音をセレクト。ゼルキンは音楽
祭の創始者の一人で長く指導にあたった。ここではN 響定期に出演したことが
あるフルートのポーラ・ロビソンの伴奏で参加している。

BCD9204 \1980
「心象風景-内藤明美 作品集」
木の記憶(2000)、旅(2000)、サンクチュアリ、
マインド・スケープ-4つの詩的印象(2002)、
月暦/ゾディアック行きの宇宙船-薩摩琵琶とエレクトロニクスのための
ウィリアム・マーシュ(マリンバ)
タラ・ヘレン・オコーナー(Fl)、リチャード・オニール(Va) 、
ジューン・ハン(Hp)
クラウディオ・ジャコムッチ(アコーディオン)
シグナス・アンサンブル
上田純子(薩摩琵琶)
録音:2003-2006年
ニューヨークを中心に活動する内藤明美はMusic Today 国際作曲コンクールの
ファイナリストになったことあり、作品は多くの音楽祭で取り上げられている。
初期の武満を思わせる厳しさと繊細さを持った作風から近年はドビュッシーを
彷彿とさせる抒情的な音楽に大きく変化している。薩摩琵琶の上田純子はオラ
ンダとスペインを拠点に活動し、古典、声明、現代音楽に意欲的に取り組み、
自作自演も多い。




<GENUIN>
GEN86066 \1980
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51/2
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
ハイネ弦楽四重奏団
【イダ・ビーラー(Vn) 、ウルリッヒ・グレーナー(Vn)、マティアス・ブッフホ
ルツ(Va)、クリストフ・リヒター(Vc)】
録音:2005年
ハイネ弦楽四重奏団はメロス弦楽四重奏団、ケルビーニ弦楽四重奏団、ラヴェ
ル弦楽四重奏段の元メンバーが集まって2003 年に結成された新しい弦楽四重
奏団。熟練の音楽家たちが新たな出会いによって円熟と同時に新鮮で鮮烈なア
ンサンブルを聴かせます。

GEN86069 \1980
「フルートと弦楽のための作品集」
D.スカルラッティ(フランセ編):5つのソナタ(Fl,Vn,Va,Vc,Hrp版)
モーツァルト:フルート四重奏曲ニ長調KV.285
シューベルト:弦楽三重奏曲 断章D.471
シューベルト(フランセ編):「6つの即興曲」と「楽興の時」より
(Fl,Vn,Va,Vc,Hrp 版)
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
アンサンブル・オブリガート
【I=J.クレット(Fl )、S. ラツコ(Vn) 、R. キリアン(Va) 、H. ハンボル
ク(Vc) 、H.ウェビー(Hrp)】
録音:1998年
この団体は1995 年にフルートのインム=ジャンヌ・クレットによってハンブ
ルクで結成された。 三重奏から五重奏まで、フレキシブルに編成を変え、変
化に富んだ音楽を聴かせてくれる。 特にスカルラッティとシューベルトのフ
ランセ編曲版は一聴に値する。

GEN86077 \1980
アラン・スティーヴンソン:
ディヴェルティメント(3つのファゴットとコントラ・ファゴットのための)
ムソルグスキー(D.イェンセン編):展覧会の絵(ファゴット五重奏版)
ピアソラ:タンゴ組曲(4つのファゴットと打楽器版)
オスカー・ピーターソン:マーチ・パスト(4つのファゴットと打楽器版)
カドリーガ・バスーン・アンサンブル
【M.ラクツ、E.ゲーリンク、M.v .シェーナーマーク、D.ブル】
山田知史(コントラ・バスーン)、
ダグ・イェンセン(バスーン)
A.ベルガー(Perc)、
録音:2006年
カドリーガ・バスーン・アンサンブルはヨーロッパ各地の名門オーケストラの
首席奏者によって1998 年に結成された。ダグラス・ブルはベルリン・ドイツ
交響楽団、エリザベス・ゲーリンクはグスタフ・マーラー・ユーゲント・オー
ケストラ、シェーナーマルクはベルリン交響楽団(現コンツェルトハウス管弦
楽団)、ラクツはチューリヒ・トーンハレ管弦楽団で、それぞれ首席を務めて
いる。更にはゲストの世界的なソリスト ダグ・イェンセンと山田はサイトウ
・キネン・フェスティヴァルの常連。ムソルグスキーからピアソラ、オスカー
・ピーターソンまで、管楽器マニア必聴です。





<VARS>
VA 0157 \1980
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ長調
モン:チェロ協奏曲 ト短調
オッフェンバック:ジャクリーヌの涙,夕べの調べ
ドミニカ・ホシュコヴァー(チェロ)
イルジ・マラート(指揮)、
ヒネク・ファルカチ(指揮)
プルゼニュ放送交響楽団
録音:2006年1月3-5日、2004年7月13,14日
ドミニカ・ホシュコヴァーは、1982年生まれというまだ若いチェコのチェリス
ト。彼女は、チェロの持つ渋いが人肌の温もりのある音を何より大事にし、決
して派手さを狙わず、心をこめて豊かな歌を奏でている。東欧の、ことに女性
の弦楽奏者に顕著な、音楽に誠実で楚々としつつも、気品の高さを常に感じさ
せる美点を彼女もしっかり持っているのだ。とりわけC.P.E.バッハの協奏
曲が素晴らしい演奏で、思わず何ていい曲なんだろうと聞きほれてしまうこと
だろう。





<CLARTON>
CQ 0075 \1980
「チェコのクリスマス・キャロル」
マーレク:3つのチェコのクリスマス・キャロル
クルチェク:無伴奏混声合唱のためのキャロル集
シュミード:神の新たな報せに耳を傾けよ,喜びで歌を歌おう
マーハ:クリスマス・キャロル集
ズデニェク・ヴィムル指揮
ノヴァ・チェスカ・ピゼニュ
録音:2001-2005年、DDD
いずれも20 世紀の作曲家によるクリスマス・キャロル集。素朴でひたむきな
祈りの結晶したような、心に触れる音楽ばかりである。ノヴァ・チェスカ・ピ
ゼニュは、直訳すると「新しいチェコの歌」という混声合唱団。1990年創立だ
が、それ以前に存在した合唱団が発展したもので、高い水準を誇っている。

CQ 0076 2枚組 \3960
ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.6(全曲), HWV.319-330
(第1番ト長調O p.6-1、第2番ヘ長調Op.6-2、第3番ホ短調Op.6-3、
第4番イ短調Op.6-4、第5番ニ長調Op.6-5、第6番ト短調Op.6-6、
第7番変ロ長調Op.6-7、第8番ハ短調Op.6-8、第9番ヘ長調Op.6-9、
第10番ニ短調Op.6-1 0、第11番イ長調Op.6-1 1、第12番ロ短調Op.6-12)
ボリス・モノソン指揮
ソリスティ・ディ・プラハ
録音:2004年3月-8月
ヘンデルの管弦楽作品の代表作、作品6 の協奏曲集。ソリスティ・ディ・プラ
ハは1990 年にボリス・モノソンによって設立された団体。モダン楽器を使用し
つつ、すっきりとした奏法と緻密かつ自然なアンサンブルで、清廉な演奏を生
み出している。ボリス・モノソンはキエフ生まれ。1979年からプラハに在住、
プラハ交響楽団などチェコ、スロヴァキアのオーケストラ、四重奏団のリーダ
ーを歴任、1996年にはミラノ・スカラ座のソリストに就任した。

CQ 0077 \1980
「チェコ・クラリネット四重奏団」
G.ガブリエーリ:カンツォン、バード:英国舞踊組曲
パレストリーナ:リチェルカール、
A.ガブリエーリ:2つのリチェルカール、スヴェーリンク:変奏曲
チェルノホルスキー:イエス・キリストを称えよ,フーガ イ短調,
バッハ:「フーガの技法」-コントラプンクス第2 番,同第4 番,
「平均率クラヴィーア曲集」-前奏曲とフーガ
チェコ・クラリネット四重奏団
録音:2004-2005年
チェコ・クラリネット四重奏団は1993年に創立。ここではバロック期の作品ば
かりを集めている。クラリネットが普及する前の音楽のはずなのに、不思議な
くらいクラリネット四重奏との相性がよく、ことにパレストリーナのリチェル
カールのしっとりとした佇まいは格別である。ボフスラフ・マチェイ・チェル
ノホルスキー(1685-1750)はプラハ近郊に生まれたオルガニスト。




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0028 \2415
ブルックナー:交響曲第4番<ロマンティック>(改訂版)
(29,Oct,1951)
フルトヴェングラー(指揮)、VPO
フルトヴェングラーのブルックナー?というと、日本での評価は同指揮者のベ
ートーヴェンやブラームスなどの演奏に比べると格段に評価が低い。
あまりにも、フルトヴェングラーがブルックナーをベートーヴェンやブラーム
スぽく人間くさく演奏しているからであろうか?
しかし例外もある。弊社から発売したベルリン・フィルとの「ロマンティック
(DCCA-0001)」は意外な程今までの評価を覆す批評を目にした。
オケがベルリン・フィルとウィーン・フィルという違いと、演奏年月日が戦時
中の41年と戦後の51年という違いから評価に差がでているのかは疑問である。
41年盤とも共通しているのは、腰が据わった演奏であるということ。稀代のブ
ルックナー指揮者として有名なクナッパーツブッシュやシューリヒト、ヨッフ
ムなどとも違う据わり方である。この3人も味わい深い名演が多く、フルトヴェ
ングラーは方向性が違うかもしれないが、自身の音楽観を見事に音にしている
演奏は甲乙付けがたく、この演奏で良い悪いという判断はきっと出来ない事で
あろう。フルトヴェングラーのブルックナーというのは、全てに於いて同じ事
が言えるのかもしれない。

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06-10 No.16-1

2006年10月19日 11時35分03秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon (US)>
B000789002 \1850
R.シュトラウス:
交響詩「ドン・ファン」 作品20
交響詩「死と浄化」 作品24
歌劇「サロメ」より「七つのヴェールの踊り」
「ばらの騎士」組曲
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ロリン・マゼール
録音:2005年3-10月、 リンカーン・センター・エイヴリー・フィッシャー
・ホール、ニューヨーク(ライヴ)
2006年春よりDGとDECCAがDG-CONCERTS、DECCA-CONCERTSと銘打った新たなプ
ロジェクトをスタート。世界の著名オーケストラと契約し、毎年一つのオー
ケストラに対し平均4つのライヴを録音し、iTunesにて有料デジタル配信を開
始、この挑戦的な試みは時流というにとどまらず大成功を収め、クラシック・
ファンにだけでなく世界的な経済産業トレンドとしても一大ニュースとなりま
した。このうち目玉となるライヴを年に1枚のペースでCDフォーマットとして
リリースする予定で、その第1弾として発売されるのが今回のマゼール&NYP
によるR.シュトラウスを収録したアルバムです。WEB配信とは全く別の次元で、
かなり長い期間メジャー・レーベルへの録音がなかったNYPですので、これが
DGから発売になること自体が大変喜ばしいことです。しかも、こうした試み
はこれ1枚で終わるのでなく、継続的に、しかも他のアメリカ・メジャー・
オケ(LAP)やCOEなどにまで波及しそう(配信実績あり)というところも見
逃せません。さらに、アーカイヴには山のような伝説的ライヴの録音が残っ
ているはずのアメリカ・メジャー・オケですが、今まで権利がクリアできず
ヒストリカル市場にもあまり登場しなかったわけですが、こうした試みの成
功によって、メジャー・レーベルとの信頼関係が築かれるとともに、過去の
音源にまでプロジェクトが拡大することを願わずにはいられません。
www.deutschegrammophon.com/dg-concerts

●MASTERS of シリーズ
先にご紹介したオーボエの名手たち(Masters of the Oboe  B000661002)が
スマッシュ・ヒットとなったマスター・オブ・シリーズ。今回、オーボエ以
前のタイトルを一挙ご紹介します。

B000504202 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・トランペット
CD1
1.ライヒェ:CBSサンデー・モーニングから「アブラッセンのテーマ」
ドン・スミサーズ(Tr.p)
2.ムーレ:ロンド
ウィントン・マルサリス(Tr.p)
3.バッハ:ブランデンブルク協奏曲より第3楽章
トマス・スティーヴンス(Tr.p)
4.ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲 ハ調長 RV.537
ルドルフ・ハウボールド、アドルフ・シェルバウム(Tr.p)
5.L.モーツァルト:トランペット協奏曲 ニ長調
ホーカン・ハーデンベルガー(Tr.p)
6.ファッシュ:トランペットと2本のオーボエのための協奏曲
ジョン・ウィルブラハム(Tr.p)
7.M.ハイドン:トランペット協奏曲 ニ長調
モーリス・アンドレ(Tr.p)
8.ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
アドルフ・ハーセス(Tr.p)
9.フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調
ジョン・ウィルブラハム(Tr.p)
10.マカレナの乙女
ロナルド・ロム(Tr.p) with カナディアン・ブラス
11.アーバン:ヴェニスの謝肉祭
ジョン・ウィルブラハム(Tr.p)
CD2
1.ゼレンカ:騎兵隊のファンファーレ
ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブル
2.ガブリエリ:3声のソナタ
ジェイムズ・ワトソン、マイケル・レアード、グラハム・アシュトン(Tr.p)
3.ビーバー:6つのトランペットとティンパニのためのソナタ
フィリップ・ジョーンズ、ジェイムズ・ワトソン、マイケル・レアード、
キース・スネル、ジョン・ウォーレス他
4.C.P.E.バッハ:3つのトランペットとティンパニのための行進曲
ロンドン・フェスティヴァル・ブラス・アンサンブル
5.アッテンブルク:7つのトランペットとティンパニのための協奏曲
ジョン・ウィルブラハム、マイケル・レアード(Tr.p)
6.アルブレヒツベルガー:5声の協奏曲 変ホ長調
ジョン・ウィルブラハム(Tr.p)
7.ブリテン:聖エドマンズベリーのためのファンファーレ
フィリップ・ジョーンズ(Tr.p)
8.コープランド:クワイエット・シティ
フィリップ・スミス(Tr.p) with トーマス・ステイシー(E.Hr)
9.ジョリヴェ:トランペット、ピアノと弦楽のための協奏曲
ピエール・ティボー(Tr.p)
10.アーバン:性格的練習曲 第1番
エルガー・ハワース(Tr.p)
11.ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
ポール・アーチボルト、ジェイムズ・ワトソン(Tr.p)
12.ストラヴィンスキー:「兵士の物語」より 「王の行進曲」
アルマンド・ギターラ(Tr.p)
13.ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
ラファエル・メンデス(Tr.p)
14.モンティ:チャルダシュ
ラファエル・メンデス(Tr.p)
オーボエ編ではコッホのリヒャルト・シュトラウスが復刻され、コア・ファ
ンにも大受けのマスター・オブ・シリーズ。今回は7タイトル一気にご紹介で
す。トランペット編はアメリカとイギリスの名手達の演奏を中心に収録。ソ
ロ曲のみならず、トランペット・アンサンブル、金管アンサンブルなども収
録され、ブラス・ファン注目の2枚組です。ティボーのジョリヴェ、メンデス
のチャルダシュなどなど、貴重な音源も多数収録です!

4722072 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・ボウ-ヴァイオリン編
CD1
1.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーゾ
イツァーク・パールマン(Vn)、メータ指揮ニューヨーク・フィル
2.ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第2番より
ギル・シャハム(Vn)、フォスター指揮ロンドン交響楽団
3.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンより
ルッジェーロ・リッチ(Vn)、ガンバ指揮ロンドン交響楽団
4.パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第2番より ロンド
サルバトーレ・アッカルド(Vn)、デュトワ指揮ロンドン・フィル
5.マスネ:タイースの瞑想曲
ジョシュア・ベル(Vn)、リットン指揮ロイヤル・フィル
6.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番より プレリュード
ナタン・ミルシティン(Vn)
7.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番より ガヴォットとロンド
ギドン・クレーメル(Vn)
8.ヴィヴァルディ:「四季」より「夏」 第3楽章
ピンカス・ズーカーマン(Vn)、メータ指揮イスラエル・フィル
9.タルティーニ:悪魔のトリル
ギル・シャハム(Vn)、ジョナサン・フェルドマン(Pf)
10.ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ 第3番より 第4楽章
ヘンリク・シェリング(Vn)、チャールズ・ライナー(Pf)
11.ベートーヴェン:メヌエット 第2番
アルトゥール・グリュミオー(Vn)、イシュトヴァン・ハイドゥ(Pf)
12.メンデルスゾーン:「無言歌」より「春の歌」
クリスチャン・フェラス(Vn)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(Pf)
13.パガニーニ:カプリース 第9番
シュロモ・ミンツ(Vn)
14.パガニーニ:カプリース 第17番
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
15.パガニーニ:カプリース 第24番
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
CD2
1.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より 第2楽章
ナタン・ミルシティン(Vn)、アバド指揮ウィーン・フィル
2.ヴィエニャフスキ:ポロネーズ 第1番
リーラ・ジョセフォヴィッツ(Vn)、
マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
3.シューベルト:アヴェ・マリア
クリスチャン・フェラス(Vn)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(Pf)
4.ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番
ジョシュア・ベル(Vn)、サミュエル・サンダース(Pf)
5.ドヴォルザーク:ユモレスク 第7番
アルトゥール・グリュミオー(Vn)、イシュトヴァン・ハイドゥ(Pf)
6.R.コルサコフ:くま蜂の飛行
ヘンリク・シェリング(Vn)、チャールズ・ライナー(Pf)
7.アクロン:ヘブライのメロディ
ルッジェーロ・リッチ(Vn)、アーネスト・ラッシュ(Pf)
8.エルガー:愛の挨拶
チョン・キョン・ファ(Vn)、フィリップ・モル(Pf)
9.ドビュッシー:レントより遅く
ヘンリク・シェリング(Vn)、チャールズ・ライナー(Pf)
10.クライスラー:愛の喜び
11.クライスラー:愛の悲しみ
チョン・キョン・ファ(Vn)、フィリップ・モル(Pf)
12.ブロッホ:「バール・シェム」より 「ニーグン」
アルトゥール・グリュミオー(Vn)、イシュトヴァン・ハイドゥ(Pf)
13.フォーレ:子守歌
アンネ・ゾフィー・ムター(Vn)、レヴァイン指揮ウィーン・フィル
14.ラヴェル:ツィガーヌ
ギル・シャハム(Vn)、ゲルハルト・オピッツ(Pf)
15.グラナドス:アンダルーサ
アルトゥール・グリュミオー(Vn)、イシュトヴァン・ハイドゥ(Pf)
16.ディニク:ホラ・スタッカート
クリスチャン・フェラス(Vn)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(Pf)
17.バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ヘンリク・シェリング(Vn)、チャールズ・ライナー(Pf)
ヴァイオリン編は往年の名手から若手まで、多彩な顔ぶれです。内容も協奏
曲あり、ピアノ伴奏あり、無伴奏ありで、ヴァイオリンという楽器の魅力を
存分に味わうには充分すぎるもの。パガニーニのカプリース3曲が異なるヴァ
イオリニストで聴けるのも、このアルバムの特長といえるでしょう。

B000020902 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・ボウ-チェロ編
CD1
1.サン=サーンス:白鳥
モーリス・ジャンドロン(Vc)、ピーター・ガリオン(Pf)
2.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番より サラバンド
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
3.チャイコフスキー:カプリッチョ風小品
モーリス・ジャンドロン(Vc)、ドホナーニ指揮ウィーン交響楽団
4.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ニーナ・コトワ(Vc)、オルベリアン指揮モスクワ室内管弦楽団
5.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番より ジーグ
ピエール・フルニエ(Vc)
6.ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第5番より アレグロ・コン・ブリオ
パブロ・カザルス(Vc)、ミェチスラフ・ホルショフスキー(Pf)
7.ハイドン:チェロ協奏曲 第2番よりロンド
クリスティーネ・ワレフスカ(Vc)、デ・ワールト指揮イギリス室内管弦楽団
8.ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ 変ホ長調より ラルゴ
ハインリヒ・シフ(Vc)、トン・コープマン(Cem)
9.グラナドス:間奏曲
リン・ハレル(Vc)、ブルーノ・カニーノ(Pf)
10.ドヴォルザーク:森の静けさ
ミーシャ・マイスキー(Vc)、ビシュコフ指揮パリ管弦楽団
11.ショパン:序奏と華麗なポロネーズ
モーリス・ジャンドロン(Vc)、ピーター・ガリオン(Pf)
12.R.コルサコフ:くま蜂の飛行
ジュリアン・ロイド=ウェッバー(Vc)、
クレオバリー指揮イギリス室内管弦楽団
13.ハーバート:チェロ協奏曲 第1番より アンダンテ?スケルツォ
リン・ハレル(Vc)、
マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
CD2
1.シューベルト:アヴェ・マリア
ミーシャ・マイスキー(Vc)、パヴェル・ギリロフ(Pf)
2.シューマン:アダージョとアレグロ
ハインリヒ・シフ(Vc)、ゲルハルト・オピッツ(Pf)
3.ボロディン:夜想曲
ジャッド指揮ロイヤル・フィル
4.シューベルト:アルペジオーネ・ソナタより アレグレット
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、ベンジャミン・ブリテン(Pf)
5.ブルッフ:コル・ニドライ
リン・ハレル(Vc)、アシュケナージ指揮ロイヤル・フィル
6.ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
ハインリヒ・シフ(Vc)、サミュエル・サンダース(Pf)
7.シューマン:夕べの歌
ティボール・デ・マヒューラ(Vc)、
オッテルロー指揮ハーグ・レジデント管弦楽団
8.モシュコフスキ:ギター
モーリス・ジャンドロン(Vc)、ピーター・ガリオン(Pf)
9.フォーレ:エレジー
リン・ハレル(Vc)、シャイー指揮ベルリン放送響
10.デリー地方のアイルランド民謡
ジュリアン・ロイド=ウェッバー(Vc)、
クレオバリー指揮イギリス室内管弦楽団
11.ファリャ:火祭りの踊り
ニーナ・コトワ(Vc)、オルベリアン指揮モスクワ室内管弦楽団
12.ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
ジュリアン・ロイド=ウェッバー(Vc)、ジョン・レネハン(Pf)
13.ジョプリン:エリート・シンコペーション
ハインリヒ・シフ(Vc)、サミュエル・サンダース(Pf)
14.フォーレ:夢のあとに
リン・ハレル(Vc)、ブルーノ・カニーノ(Pf)
15.メシアン:
「世の終わりのための四重奏曲」より「イエスの永遠性への賛歌」
モーリス・ジャンドロン(Vc)、ジャン・フランセ(Pf)
チェロ編は名曲のみならずひとひねりある選曲が魅力。アーティストも注目
で、マヒューラがオッテルロー指揮の伴奏で弾くシューマンや、ジャンドロ
ンがフランセのピアノ伴奏で弾いたメシアンなどなど、普通のコンピレーショ
ンとは一味も二味も違った内容です。

B000400402 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・ギター
CD1
1.バッハ:リュート組曲 第1番より アルマンド
2.バッハ:リュート組曲 第1番より ブーレ
アンドレ・セコヴィア(Gt)
3.サンス:カナリー
アレクサンドル・ラゴヤ(Gt)
4.スカルラッティ:ソナタ K.380
アレクサンドル・ラゴヤ、イダ・プレスティ(Gt)
5.ソル:モーツァルトの主題による変奏曲
ジョン・ウィリアムズ(Gt)
6.パガニーニ:ソナタ イ長調より ロマンツァ
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)
7.アルベニス:スペイン組曲より セヴィーリャ
アンヘル・ロメロ(Gt)
8.アルベニス:スペイン組曲より アストゥリアス
ナルシソ・イエペス(Gt)
9.グラナドス:スペイン舞曲集より アンダルーサ
ペペ・ロメロ、セリン・ロメロ(Gt)
10.タレガ:アルハンブラの思い出
ナルシソ・イエペス(Gt)
11.トゥリーナ:タレガを讃えて
ジュリアン・ブリーム(Gt)
12.バリオス:大聖堂
イェラン・セルシェル(Gt)
13.バリオス:神の愛のほどこし
アレクサンダー=セルゲイ・ラミレス(Gt)
14.ラウロ:Valse Criollo
ジョン・ウィリアムズ(Gt)
15.ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
ジュリアン・ブリーム(Gt)
16.ブロウウェル:ゆりかごの歌
イェラン・セルシェル(Gt)
17.ヴィラ=ロボス:練習曲 第1番
ジョン=ウィリアムズ(Gt)
18.ヴィラ=ロボス:ショーロ 第1番
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)
19.ペナ:Ayre y hoy
パコ・ペナ(Gt)
CD2
1.ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 ニ長調 RV.93
イェラン・セルシェル(Gt)
2.ジュリアーニ:ギター協奏曲 第1番
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)
3.ロドリーゴ:ある紳士のための幻想曲
アンドレ・セコヴィア(Gt)
4.ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ペペ・ロメロ(Gt)
なんと豪華なギター編!クラシック・ギターの名手達が勢揃いしただけでは
なく、フラメンコ・ギターの大御所パコ・ペナの音源までも収録しています。
1枚目は珠玉の小品たちを、2枚目は協奏曲のみをまとめ、協奏曲は4曲全てが
全楽章収録されています。まさに「マスター・オブ・ザ・ギター」にふさわ
しい内容。ギター・コンピの決定盤です!

B000193202 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・キーボード
CD1
1.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV.911
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
2.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(Pf)
3.ハイドン:ピアノ・ソナタ 第37番 ニ長調
クリストフ・エッシェンバッハ(Pf)
4.モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
内田光子(Pf)
5.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 より フーガ
エミール・ギレリス(Pf)
6.シューベルト:即興曲 第2番 変ホ長調 D.899
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
7.シューベルト:楽興の時 第2番 変イ長調 D.780
アンドラーシュ・シフ(Pf)
8.ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(Pf)
9.リスト:ラ・カンパネラ
ホルヘ・ボレット(Pf)
10.シューマン:ロマンス 第2番 嬰ヘ長調 作品28
クラウディオ・アラウ(Pf)
11.メンデルスゾーン:無言歌より 「春の歌」
CD2
1.ブラームス:カプリッチョ 変ロ短調
スティーヴン・コヴァセヴィチ(Pf)
2.ブラームス:間奏曲 イ長調
ラドゥ・ルプー(Pf)
3.ルビンシテイン:メロディ 第1番
シューラ・チェルカスキー(Pf)
4.ゴットシャルク:プエルト・リコの思い出
イヴァン・デイヴィス(Pf)
5.サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲
マグダ・タリアフェッロ(Pf)
6.スクリャービン:炎に向かって
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
7.ラフマニノフ:前奏曲 第2番
ヴラディミール・アシュケナージ(Pf)
8.ラフマニノフ:前奏曲 第10番
ラザール・ベルマン(Pf)
9.アルベニス:ナバーラ
アリシア・デ・ラローチャ(Pf)
10.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(Pf)
11.ドビュッシー:喜びの島
アレクシス・ワイセンベルク(Pf)
12.ラヴェル:「クープランの墓」より「メヌエット」
ジャン=イヴ・ティボーテ(Pf)
13.バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ゾルタン・コチシュ(Pf)
14.シェーンベルク:3つのピアノ曲より「 Bewegte Achtel」
内田光子(Pf)
15.ガーシュウィン:アイ・ガット・リズムの主題による変奏曲
ウェルナー・ハース(Pf)、
デ・ワールト指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
ピアノ編は独奏曲中心のプログラム。イヴァン・デイヴィスによるゴットシャ
ルクやタリアフェッロが弾くサン=サーンスなど、こちらもなかなか凝った
選曲です。2枚目後半はバルトークやシェーンベルクが並び、最後はガーシュ
ウィンではじけて終わるという、コンピレーションならではの組み合わせも
ユニークです。

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06-10 No.16-2

2006年10月19日 11時34分19秒 | Weblog
B000273702 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・ヴォイス-ソプラノ編
CD1
1.モーツァルト:夜の女王のアリア (歌劇「魔笛」)
チェリル・スチューダー(Sp)
2.モーツァルト:さあこの薬で (歌劇「ドン・ジョヴァンニ」)
キャスリーン・バトル(Sp)
3.ベートーヴェン:悪者よ、どこへ (歌劇「フィデリオ」)
4.ベートーヴェン:来たれ希望よ (歌劇「フィデリオ」)
ビルギット・ニルソン(Sp)
5.ハイドン:今ぞみずみずしい緑が野にもえ (「天地創造」)
ルチア・ポップ(Sp)
6.ヘンデル:また私を喜ばせに来て (歌劇「アルチーナ」)
エマ・カークビー(Sp)
7.ヘンデル:主は羊飼いのごとくその群を養い (「メサイア」)
レオンタイン・プライス(Sp)
8.ドニゼッティ:So anchio la virtu magica (歌劇「ドン・パスクァーレ」)
アンジェラ・ゲオルギュー(Sp)
9.ロッシーニ:うるわしい光が誘惑する (歌劇「セミラーミデ」)
ジョーン・サザーランド(Sp)
10.ワーグナー:さあ お前の馬に 手綱をつけよ (楽劇「ワルキューレ」)
11.ワーグナー:
Die rat' ich, Vater, ruste dich selbs (楽劇「ワルキューレ」)
ビルギット・ニルソン(Sp)
12.ワーグナー:
おごそかなこの広間よ、ふたたび挨拶を送る (歌劇「タンホイザー」)
チェリル・スチューダー(Sp)
13.ヴェルディ:慕わしい人の名は (歌劇「リゴレット」)
エディタ・グルベローヴァ(Sp)
14.ヴェルディ:勝ちて帰れ (歌劇「アイーダ」)
レオンタイン・プライス(Sp)
15.ヴェルディ:あぁ、そはかの人か 花から花へ (歌劇「椿姫」)
イリーナ・コトルバス(Sp)
CD2
1.プッチーニ:歌に生き恋に生き (歌劇「トスカ」)
モンセラ・カバリエ(Sp)
2.プッチーニ:私のおとうさん (歌劇「ジャンニ・スキッキ」)
ミレッラー・フレーニ(Sp)
3.プッチーニ:なんと美しい夢 (歌劇「つばめ」)
レオーナ・ミッチェル(Sp)
4.ビゼー:何を恐れることがありましょう (歌劇「カルメン」)
ミレッラー・フレーニ(Sp)
5.グノー:私は夢に生きたい (歌劇「ロメオとジュリエット」)
6.ドリーブ:鐘の歌 (歌劇「ラクメ」)
ジョーン・サザーランド(Sp)
7.プッチーニ:ある晴れた日に (歌劇「蝶々夫人)
レナータ・テバルディ(Sp)
8.プッチーニ:私が町を歩くとき (歌劇「ラ・ボエーム」)
エリザベス・ハーウッド(Sp)
9.マスネ:さようなら、私たちの小さなテーブルよ (歌劇「マノン」)
10.トマ:私はティターニアよ (歌劇「ミニョン」)
ビヴァリー・シルズ(Sp)
11.ドヴォルザーク:月の歌 (歌劇「ルサルカ」)
ルネ・フレミング(Sp)
12.シャルパンティエ:その日から (歌劇「ルイーズ」)
モンセラ・カバリエ(Sp)
13.R.シュトラウス:でも、時は不思議なもの (歌劇「ばらの騎士」)
レジーヌ・クレスパン(Sp)
14.チレア:私は創造の神の卑しい僕 (歌劇「アドリアーナ・ルクルヴール」)
レナータ・テバルディ(Sp)
15.バーンスタイン:着飾って、きらびやかに (「キャンディード」)
ジューン・アンダーソン(Sp)
ヴォイス編はソプラノとテナーに分けてのリリースです。ソプラノ編では往
年の名歌手たちの名唱が2枚にたっぷり収録。イタリア物からドイツ・フラン
ス物まで、ソプラノ・アリアの名曲達を堪能できます。最後はピアノ編同様
アメリカ物で締められています。

B000228702 2枚組 \2080
マスター・オブ・ザ・ヴォイス-テナー編
CD1
1.ヴェルディ:女心の歌 (歌劇「リゴレット」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
2.ドニゼッティ:人知れぬ涙 (歌劇「愛の妙薬」)
プラシド・ドミンゴ(T)
3.ウェーバー:森を抜け、草原を越えて (歌劇「魔弾の射手」)
ペーター・シュライアー(T)
4.ロッシーニ:涙誘う無人の家よ (歌劇「ウィリアム・テル」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
5.フロートー:ああ、かくもすなおで愛らしい (歌劇「マルタ」)
プラシド・ドミンゴ(T)
6.ドニゼッティ:友よ今日は何て楽しい日 (歌劇「連隊の娘」)
7.ドニゼッティ:Le camarade est amoureux! (歌劇「連隊の娘」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
8.ベートーヴェン:神よ、ここは何と暗いことか (歌劇「フィデリオ」)
9.ベートーヴェン:人の世の春に (歌劇「フィデリオ」)
ジェイムズ・マックラーケン(T)
10.モーツァルト:恋人をなぐさめて (歌劇「ドン・ジョヴァンニ」)
イェスタ ・ヴィンベルイ (T)
11.モーツァルト:何と美しい絵姿 (歌劇「魔笛」)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
12.ヘンデル:オン・ブラ・マイフ (歌劇「セルセ」)
ホセ・カレーラス(T)
13.グルック:
われエウリディーチェを失えり (歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」)
アンドレス・ショル(T)
14.モンテヴェルディ:Vi ricorda, o boschi ombrosi (歌劇「オルフェオ」)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)
15.ヘンデル:慰めよ、私の民を慰めよ (「メサイア」)
16.ヘンデル:全ての谷は身を起こし (「メサイア」)
スチュアート・バロウズ(T)
17.ラロ:
Puisqu'on ne peut flechir ces jalouses gardiennes (歌劇「イスの王様」)
アルフレート・クラウス(T)
18.プッチーニ:誰も寝てはならぬ (歌劇「トゥーランドット」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
CD2
1.ヴェルディ:清きアイーダ (歌劇「アイーダ」)
プラシド・ドミンゴ(T)
2.プッチーニ:冷たい手を (歌劇「ラ・ボエーム」)
ジェリ・ハドレー(T)
3.サン=サーンス:私を憐れみたまえ (歌劇「サムソンとデリラ」)
プラシド・ドミンゴ(T)
4.アレヴィ:ラシェールよ、主の恵により (歌劇「ユダヤの女」)
レオポルド・シモノー(T)
5.レオンカヴァッロ:衣装をつけろ (歌劇「道化師」)
マリオ・デル・モナコ(T)
6.ヴェルディ:我は嘆く (「レクイエム」)
ユッシ・ビョルリンク(T)
7.ジョルダーノ:5月の晴れた日のように (歌劇「アンドレア・シェニエ」)
カルロ・ベルゴンツィ(T)
8.メンデルスゾーン:
心を尽くして求めれば、なんじら我を見出さん (「エリア」)
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)
9.ワーグナー:冬の嵐は5月には過ぎ去り (楽劇「ワルキューレ」)
ジョン・ヴィッカーズ(T)
10.ワーグナー:優勝の歌 (楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)
ベン・ヘップナー(T)
11.マスネ:春風よ、なぜわれを目覚ますのか (歌劇「ウェルテル」)
ホセ・カレーラス(T)
12.プッチーニ:星は光りぬ (歌劇「トスカ」)
プラシド・ドミンゴ(T)
13.マスカーニ:酒をたたえて (歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」)
カルロ・ベルゴンツィ(T)
14.チレア:ありふれた話 (歌劇「アルルの女」)
ホセ・カレーラス(T)
15.レハール:おお祖国よ (喜歌劇「メリー・ウィドウ」)
ルネ・コロ(T)
16.R.シュトラウス:固く武装せる胸もて (楽劇「ばらの騎士」)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
17.ブリテン:
Now the Great Bear and Pleiades (歌劇「ピーター・グライムス」)
ピーター・ピアーズ(T)
18.ストラヴィンスキー:Here I Stand (歌劇「放蕩息子のなりゆき」)
イアン・ボストリッジ(T)
19.バーンスタイン:マリア (「ウェスト・サイド・ストーリー」)
ホセ・カレーラス(T)
テナー編も充実の内容。フローレスで話題の「連隊の娘」では、元祖ハイC
・パヴァロッティの名唱を収録。3大テナーが多いのは当然の成り行きですが、
中には2003年ウィーンでの「フィデリオ」公演直後に急死したヴィンベルイ
によるモーツァルトなど、注目すべき歌手も登場します。バロック・アリア
や宗教曲も多数収録。テナーの素晴らしさを存分に味わえる2枚組です。




<DECCA (UK)>
●CRITICS' CHOICE
既発タイトルも好評。UKローカルの人気シリーズ、クリティックス・チョイ
スにDeccaばかり5アイテムが追加となります。今回はクレンペラーの51年
「復活」など懐かしいアイテムがずらり。

4765758 2枚組 \2800
ベルク:歌劇「ヴォチェック」 作品7 全曲
シェーンベルク:歌劇「期待」 作品17 全曲
アニヤ・シリヤ(Sp) エベルハルト・ヴェヒター(Br) 
ヘルマン・ヴィンクラー(T) ハインツ・ツェドニク(T)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
録音:1979年
ドホナーニとその伴侶でもあったA.シリヤによる得意の新ウィーン楽派オペ
ラ二作。

4758184 \1400
オーランド・ギボンズ:教会音楽集
ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
指揮:デイヴィッド・ウィルコックス&ボリス・オード
BBCラジオ3 CDレヴュー・ライブラリー推薦盤。

4765762 \1400
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
キャスリーン・フェリア(A) ジョー・ヴィンセント(Sp)
コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
録音:1951年
BBCラジオ3 CDレヴュー・ライブラリー選出ヒストリカル・レコーディング。

4765763 \1400
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 作品25
ピアノ協奏曲 第2番 ニ短調 作品40
厳格なる変奏曲 ニ短調 作品54
ロンド・カプリツィオーソ ホ長調 作品14
ジャン=イヴ・ティボーデ(Pf)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

4765765 \1400
オペラ合唱名曲集
「蝶々夫人」「道化師」「タンホイザー」「ナブッコ」「トロヴァトーレ」
「フィデリオ」「ローエングリン」「カルメン」「ファウスト」
「魔弾の射手」「ボリス・ゴドノフ」より
VA


<ECM>
4765689 \2180
ヴラディミール・ゴダール(1956-):MATER
イヴァ・ビットーヴァ(Sp)
ミロシュ・ヴァレント(Vn&Va)
ブラティスラヴァ・コンセルヴァトワール合唱団
ソラメンテ・ナチュラリ
指揮:マレク・ストリンクル
録音:2005年9月2-3日、セント・ジョージ教会、スロヴァキア
「Mater」は、1時間にも及ぶカンタータ。それぞれ女声合唱、混声合唱、バ
ロック弦楽合奏のために書かれた7つの作品から成っており、テキストもスロ
ヴァキア語、ラテン語、英語そしてイディッシュ語(ユダヤ語)が使われて
います。伝統音楽や古楽に基づいているのですが、それも、スロヴァキアの
子守歌であったり、聖書の中の言葉であったり、古いユダヤの歌であったり
様々。こうした要素をつなぎ合わせているのが、チェコの小説家ボフミール
・フラバルの短編作と、まさにこのアルバムで歌っているソプラノ、イヴァ
・ビットーヴァから得たインスピレーションだったと作曲家自身がライナー
で語っています。
現代音楽のみならず、映画音楽など多岐に渡るジャンルで活躍するスロヴァ
キアの作曲家ゴダール。ゴダールの同世代のビットーヴァは女優として映画
や舞台で活躍し、しかもヴァイオリニストとして知られる異色の歌手です。





<ACCORD>
4428451 \2180
バルトーク:歌劇 「青ひげ公の城」 全曲
ヴィオレッタ・ウルマナ(Ms)、ペーター・ミクラス(Bs)、
エルス・キスファルディ(語り)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マレク・ヤノフスキ
録音:2004年1月、モンテカルロ、ライヴ(演奏会形式、ハンガリー語上演)
世界の名だたる指揮者たちが(避暑をかねて?)おとずれ、指揮をしたこと
で知られるモンテカルロ・フィル。なんと、2006-2007年のシーズンで創立
150年を迎えます!この記念すべき年の音楽監督を務める名誉を得たのは、
マレク・ヤノフスキ。2000年から5年にわたりこのオケを率いており、2005年
には契約が延長されています。このヤノフスキは現在最も多忙な指揮者のひ
とりで、今秋はスイス・ロマンド管とのツアー中。他にベルリン放送や聖チェ
チーリアなどとの公演が休む暇もなく続きます。
このアルバムは2004年に演奏会形式で行われたバルトークの「青ひげ公の城」
をライヴ収録したもの。オペラと言いながら歌手が二人だけで進むこの作品。
ウルマナとミクラスの鬼気迫る歌唱と、レヴァイン&ミュンヘン・フィルで
のライヴ盤でも語りを務めたキスファルディによる不気味なナレーションが
秀逸で、オーケストラの充実した響きもなかなかのもの。伝統だけではない
モンテカルロ・フィルの実力とヤノフスキの高い手腕を感じさせる演奏です。

4428464 \2180
テネブレ-ヴィオラのための現代作品集
1.エルサン(1948-):テネブレ
2.バクリ(1961-):ソナタ・ダ・カメラ
3.Edith Canat de Chizy(1950-):En Blue et Or(青と金)
4.ベッファ(1973-):メトロポリス
5.レトール(1963-):Poussiere de Voyages(旅の塵)
6.エスケシュ(1965-):トリオ・アメリカン
アルノー・ソレッテ(Va)
ヨハン・ファルヨー(Pf)
ジャン=マルク・フェッサール(Cl)(6)
元々絶対数が少ないヴィオラ作品。ベルギー出身のヴィオリスト、ソレッテ
はピアノのファルヨーと組みこの分野の発展のために、次々と新進気鋭の作
曲家たちに作品を委嘱。このアルバムもほとんどが彼らの委嘱作から成って
います。ただでさえ渋いイメージのある楽器、ヴィオラ。この分野の発展を
目指す、などというとなんとも地味な作業ととらえられがちですが、彼らの
活動は常にスタイリッシュ。アート・ワークのイメージが象徴しているよう
に、収められている音楽もフランス音楽界の最先端を行くファッショナブル
なもの。そんな中にも、ヴィオラ独特の渋みのある暖かい音色が音楽への愛
情をうまく表現していて、なんとも心地よいアルバムに仕上がっています。
エスケシュの作品はクラリネットも入ったトリオ。



<Deutsche Grammophon (Int.)>
こちらは、インターナショナル・リリースですが、臨発につきユニバーサル・
ローカルの注文書でご案内します。発売は11月末か12月初頭を予定しており
ます。

734302(DVD-Video) \3350
ザ・ベルリン・コンサート
ライヴ・フロム・ヴァルトビューレ
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」-序曲
チレア:歌劇「アルルの女」-ありふれた話(フェデリコの嘆き)*
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」-わたしのお父さん
マスネ:歌劇「魔術師」-ああ、現れよ、わが天空の運命を司る星+
ヴェルディ:歌劇「オテロ」-すでに夜も更けた*
ビゼー:歌劇「カルメン」-間奏曲
ビゼー:歌劇「真珠採り」-聖なる寺院の奥に*+
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」-序曲
グレヴェール:約束+
レハール: 歌劇「ジュディッタ」-唇に熱いくちづけを
デ・クルティス:忘れな草*+
プッチーニ:歌劇「ボエーム」-愛らしい乙女よ+
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲
レンディーネ:望郷*
バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」-トゥナイト+
アンコール
ロッシーニ:踊り+
プッチーニ: 歌劇「ラ ボエーム」-わたしが町を歩くと(ムゼッタのワルツ)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」-乾杯の歌*+
レハール:喜歌劇「微笑みの国」-君はわが心のすべて*+
プラシド・ドミンゴ(T)*、アンナ・ネトレプコ(S)、
ロランド・ヴィラゾン(T)+
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指揮:マルコ・アルミリアート
2006年7月7日、ベルリン・ヴァルトビューネでのライヴ収録
世界No.1の歌姫ネトレプコ、人気絶頂のヴィラゾン、老匠ドミンゴによる歌の
饗宴!
ヴァルトビューネといえば、毎年6月の最終日曜日に開かれるベルリン・フィ
ルの野外コンサートで大変有名ですが、こちらは今年の7月7日(七夕!)に同
野外音楽堂で行われた華麗なるオペラ・アリアの饗宴を収録したものです。
今をときめく人気絶頂のソプラノ、ネトレプコの歌唱と艶姿を堪能できるだ
けでなく、人気急上昇中のメキシコ生まれのテノール、ヴィラゾンの力強く
輝かしい美声を楽しむこともできる待望の映像。一番美味しいところばかり
がぎっしりと詰まったオペラ・ファン垂涎のリリースです!アンコールにあ
るムゼッタのワルツなど、聴く前からネトレプコのチャーミングな歌声を想
像してしまいます。今ではすっかり巨匠の風格をそなえたドミンゴの歌唱も
聴きもの。ヴィラソンとの二重唱も多く、新旧対決(?)も楽しませてくれ
ます。

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06-10 No.15

2006年10月18日 12時40分18秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBT4 1391 4枚組 \7400
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」(全曲)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ;S)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート;T)、
ヘルマン・ウーデ(グンター;Br)、
ヨーゼフ・グラインドル(ハーゲン;Bs)、他
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1955年7月28日(木曜日)、バイロイト
第1弾「ジークフリート」がグラモフォン・アワード受賞!すべての、そし
てこれからの「指環」愛好家にとってマスト・アイテムの地位を得た55年
カイルベルトのリング、遂に完結!
2006年年頭より、発売告知がなされ、3月「ジークフリート」により幕をあ
けた55年ステレオ・リングのリリース。「指環」4作品のみならず、同じく
ステレオの「オランダ人」、そしてLPリリースと、この録音が世に出ること
を待ち望んでいてくださった方には夢のような一年となりました。9月、
「ジークフリート」のグラモフォン・アワード受賞というニュースが、世
界的絶賛をひとつの確固たる証明として巡り、10月24日この奇跡のリング
録音の幕開けとなった「ラインの黄金」がリリース。そしてここに、ご存
知「指環」の最終章であり、この壮大なリング・プロジェクトの完結編とな
る「神々のたそがれ」が登場です。
事実、世界中の多くの国において、有史以前には神々の世界がありました。
それらが神話や伝説になって現代に生きています。まさに「指環」自体が
そういった物語なのですが、演奏史においてもステレオ録音以前には「神々
の世界」が確かに存在していたのではないかとの空想が広がります。ヴァ
ルナイ、ヴィントガッセン、ホッター・・・彼らが生身の人間であったこ
とに間違いはないのですが、当時のバイロイトにおいては、彼らの歌声に
神々が舞い降り、いかに神々しい舞台が繰り広げられていたかがこの録音
から垣間見ることができます。人間が文字に歴史を記録できるようになり、
神々の世界が終焉を迎えたのに似て、ステレオ録音、さらに進んだ技術
で音楽を記録できるようになるにつれて、神様はなかなか舞台上に姿を見
せてくれなくなったのかもしれません。時の流れの中で、それらが交差し
た一瞬をとらえた奇跡的な録音。それが、この一連のリングであり、この
「神々のたそがれ」を聴くに特別な感動をもたらす一因なのかも知れません。





<RCO>
KDC 5016(SACD-Hybrid) \1880
日本語帯・解説付
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」ホ短調
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:2003年6月 コンセルトヘボウライブ
RCO.04002(直輸入盤)の国内盤仕様。コンセルトヘボウ・レーベルの記念す
べき第1弾。今回のツアーでも8公演中5公演で演奏される注目の曲。このCD
も相当な名演奏として私たちに強烈な印象をのこしていますが、今回のツア
ーでまたどう演奏されるかもたのしみなところ。ヤンソンス&コンセルトヘ
ボウが誇るデビュー盤が、諸石幸生氏による充実の解説書つきで再登場です。




<VOICE FACTORY>
VFCR 0001 \3045
フェデリコの嘆き(チレア作曲「アルルの女」)
誰も寝てはならぬ(プッチーニ作曲「トゥーランドット」)
星は光りぬ(プッチーニ作曲「トスカ」)
愛らしい乙女よ<二重唱>(プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」)
女心の歌(ヴェルディ作曲「リゴレット」)
見よ、恐ろしい炎(ヴェルディ作曲「イル・トロヴァトーレ」)
カタリ(カルディッロ作曲)
舟歌(韓国民謡)
懐かしい金剛山(作詞:韓相偉 作曲:崔 英燮)
「イル・トロヴァトーレ」(ヴェルディ作曲)よりマンリーコの登場
“この世の荒れ野で”
「イル・トロヴァトーレ」(ヴェルディ作曲)第三幕第二場
ベー・チェチョル(Tn)、
呉恵珠(P)、松崎充代(P)
東京フィルハーモニー交響楽団、東京オペラシンガーズ
ベー・チェチョル。その歌声は一度聴いたら忘れることのできない強さと美
しさに満ちています。世界的にも貴重な「リリコ・スピント」の声質をもち、
ヨーロッパの歌劇場でも多くの主役を務める「アジアNo.1」の呼び声の高い
テノールですが、昨秋、甲状腺がんが見つかり、ドイツで手術を受けたとき
に、声帯をつかさどる神経も切断されてしまい、一度は声を失いました。支
援者たちの援助のもと、4月に京都で「甲状軟骨形成」という4時間にわたる
難しい手術を受け、現在もリハビリ中。ベーの復帰を願って制作されたこの
CDは2004年から日本で開かれたコンサートのライヴ音源を集めたもの。客席
の熱気、ベーの壮絶とすらいえる劇的な表現と歌唱にただひらすら圧倒され
る一枚です。




<MIRARE>
MIR 021 \2300
第26回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル 公式アルバム
ニコラス・アンゲリッシュ、ボリス・ベレゾフスキー、
ブリジット・エンゲラー、アンヌ・ケフェレック、クレール・デゼール、
エマニュエル・シュトロッセ、フィリップ・ジュジアーノ、
イド・バル=シャイ、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
毎夏、南仏で行われるラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル。
このフェスティバルは会長ポール・オノラティニとラ・フォル・ジュルネの
プロデューサーでもあるルネ・マルタンにより創設され、開催当初はアルゲ
リッチやリヒテルも出演したことのあるピアノ・フェスティバル。約90人以
上の国際レベルの著名演奏家と才能ある若きピアニストがフロラン城庭園の
野外ステージに集まりピアノの音色を響かせます。
このアルバムは2006年7月20日-8月22日に開催されたフェスティバルの公式
CDです。ラ・フォル・ジュルネでもお馴染みのアンゲリッシュ、ベレゾフス
キー、ケフェレックや若手のジュジアーノやイド・バル=シャなどMIRAREを
代表するピアニスト達の演奏をまとめて聴くことの出来る嬉しいアルバム
です。





<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 061002 \2280
ガスパル・サンス (1640-1710):「スペイン式ギター指南曲集」
グザヴィエ・ディアス=ラトール(G) ペドロ・エスタヴァン(Per)
ガスパス・サンスはスペイン国王フェリペ4世の子、ドン・ファン・デ・アウ
ストリアに仕えた音楽家、ギター奏者。サンスのすべての作品を収めた3部か
らなる「スペイン式ギター指南曲集」は彼に捧げられています。この「スペ
イン・ギター教本・曲集」はイエペスやロドリーゴが編曲したりとギターを
学ぶ人には親しまれている曲集。サンスは当時民衆の間で流行していたスペ
イン舞曲を取り入れて作曲し、カナリオス、サラバンド、エスパニョレータ
など魅力的な作品が数多く含まれています。演奏のグザヴィエ・ディアス=
ラトールはバーゼル・スコラ・カントールムでホプキンソン・スミスに師事、
その後バーゼル音楽大学でモダン・ギターをオスカー・ギリア学ぶ。現在は
サヴァール、ヤーコブス、ベルリン古楽アカデミーなどの元で活躍してい
ます。





<PRAGA>
■プラハ・レーベル・名盤10タイトル■
プラハ・レーベルは1992年にシャン・ドゥ・モンドと共同出資で設立された
レーベルで、1996年に独立、室内楽を中心に、SACDハイブリッドで積極的に
リリースを重ねてきています。ここにご案内させていただくお買い得価格の
10タイトルは、プラハ・レーベルの名盤中の名盤を、発売当時のカップリン
グで、あるいは、いくつかの盤を組み合わせて新装盤としているものも含ま
れています。どうぞご利用ください。

PRD 350016 \1850
J.S.バッハ:
ハープシコードとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ1027-29
(ヴァイオリン編曲版)、
オブリガート・チェンバロとヴァイオリン(フルート)のためのソナタ
ト短調BWV1020、
オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調BWV1022
ヨゼフ・スーク(Va)、ズザナ・ルージイチコヴァ(Cemb)
ヨゼフ・スークによる、バッハの貴重なソナタ集。30年間以上にわたってスー
クとアンサンブルと組んでいたルージイチコヴァ女史は、フルニエからも厚
い信頼を寄せられていた名手です。女史のチェンバロは技巧や過度な装飾に
走ることなく、抜群の安定度をみせています。そのチェンバロにのってスー
クが奏でる旋律もまたシンプルなものですが、不思議なあたたかみと深さが
聴く者に染み渡ります。

PRD 350025 \1850
ウェーバー:クラリネットのための室内楽作品集
クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34 
大協奏的二重奏曲変ホ長調Op.48 
歌劇「ジルヴァーナ」の主題による7つの変奏曲Op.33
パスカル・モラゲス(Cl)、出羽真理(P)、
プラジャーク四重奏団
パリ管弦楽団のスター的ソロ奏者、パスカル・モラゲスによるウェーバー作
品集。ウェーバーのこれら一連の作品は、名手ベルマンのために書かれたも
のだけに、奏者に要求されるテクニックは半端なものではありません。モラ
ゲスによる、クラリネットとは思えないような甘やかな音色はまるで天上か
ら降ってくるかのような美しさ。モラゲスを支える弦楽四重奏もピアノも極
上です。日本人ピアニスト出羽真里は、日本内外で特に管楽器の奏者のピア
ニストとしてひっぱりだこの存在です。

PRD 350021 \1850
ドヴォルザーク:
八重奏曲「セレナード」ホ長調Op.22(弦楽セレナードOp.22八重奏版), 
スラヴ舞曲第2集Op.72より第2番ホ短調/第3番ヘ長調/第8番変イ長調
(V.マレシュ編曲による複金管五重奏版)、
管楽のためのセレナード ニ短調Op.44
(F.ヘルテル編曲“弦楽セレナード”Op.44九重奏版)
チェコ・ノネット(チェコ九重奏団)、
イヴァン・クラーンスキー(Pf)、パヴェル・フューマ(Vn)、
ヴラディミール・クラーンスキー(Vn)、ペトル・ドゥダ(Hrn)、
オンドレ・クカル(指)プラハ管楽五重奏団
チェコ出身の演奏者たちによる、ドヴォルザーク作品集。お国ものだけあっ
て、ドヴォルザークのちょっと土臭い熱さもバッチリ決まった名演奏です。

PRD 350018 \1850
ルーセル:
眠りの精Op.13 
ハープのための即興曲Op.21 
セレナードOp.30 
ファゴットとコントラバスのための二重奏曲 
ディヴェルティメントOp.6 
フルート三重奏曲Op.40
チェコ・ノネット(チェコ九重奏団)、
カテリーナ・エングリコヴァー(Hrp)
残響もちょうどよいこの録音は、ハープの魅惑の響きも確実にとらえられたも
の。ルーセル独特の、色彩豊かに色づけされた調性と、ちょっと夢幻的な響
きがたっぷりと堪能できる名曲ぞろいです。

PRD 350020 \1850
ガーシュウィン:2台ピアノによるガーシュウィン作品集
ラプソディ・イン・ブルー 
ヘ調の協奏曲 
「アイ・ガット・リズム」変奏曲 
パリのアメリカ人
プラハ・ピアノ・デュオ
録音:2000年12月11日,2001年1月5&14日,2月25日プラハ
今もっとも注目株のデュオ、プラハ・ピアノ・デュオによるガーシュウィン。
2人の息がぴったり合っていることは言うまでもなく、その均衡のとれたテク
ニック、ニュアンスの薫らせ方など、今聴いても実に見事です。

PRD 350017 \1850
ラロ:
ヴァイオリン協奏曲第3番「ロシア協奏曲」Op.29 
スペイン交響曲Op.21
ジェラール・プーレ(Vn)、
ウラディミール・ヴァーレク(指)プラハ放送SO.
録音:1994年1月5?6日
ジェラール・プーレの確信的な自信に満ちた演奏に圧倒される出来栄えのラ
ロ。今不動の人気を確立しつつあるヴァーレクも、10年以上前の当時から完
璧な演奏を聴かせてくれていた事がよくわかる貴重な録音です。

PRD 350022 \1850
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70
コチアン弦楽四重奏団、
ヨゼフ・クルソニュ(Va)、ミハル・カニュカ(Vc)
録音:2001年5月23,25日,2002年1月プラハ
ブラームスとチャイコフスキーによる弦楽六重奏曲。どちらも濃厚なロマン
ティシズムに満ちているので、ロマンに浸ってみたい方にぴったりな一枚
です。

PRD 350024 \1850
シューベルト:
ピアノ五重奏曲イ長調「ます」D667(1819) 
弦楽三重奏曲D 581 変ロ長調 
九重奏曲「フランツ・シューベルトの葬式」
ジャン=フランソワ・エセール(P)、パヴェル・フーラ(Vn)、
ヨゼフ・クルソニュ(Va)、ミハル・カニュカ(Vc)、
イルジー・フデツ(Cb)、
コチアン四重奏団、
チェコ九重奏団のメンバー他
「フランツ・シューベルトの葬式」は、ホルンとファゴットの重奏から始まり
ますが、その音程を合わせるのは至難の業といわれています。ここでの演奏
は危なげないアンサンブルで、安定して聴けます。曲自体は暗いですが、ク
オリティは最高。エッセールのピアノによる「ます」も、リズム感のきわめ
て卓越した優秀な演奏です。

PRD 350019 \1850
J.ハイドン:
弦楽四重奏曲集「5度」op.76-2、「皇帝」op.76-3、「日の出」op.76-4
プラジャーク四重奏団
ハイドンの押しも押されぬ名曲3曲。プラジャークの面々の長年連れ添った夫
婦のように息のあったアンサンブルと、曲に対する深い思考にあらためて感
動です。

PRD 350023 \1850
モーツァルト:
ディヴェルティメント第11番 
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370 
アダージョK.580 
ホルン五重奏曲K.407
ユーリ・クレーチ(Ob)、ウラジミラ・クランスカ(Hrn)、
プラジャーク四重奏団
チェコの名手たちによる、モーツァルト名曲集。ホルンのクランスカなど、
あらためてそのうまさにうならされます。




<GRAND SLAM>
GS 2017 \2250
モノラル
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
ハイドン:交響曲第88番ト長調Hob.I-88「V字」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1951年11月27日、28日、12月2、4日
1951年12月4、5日ベルリン・ダーレム、イエス・キリスト教会
使用ソース:Deutsche Grammophon (Germany) LPM 18015/6
■制作者より
今回復刻する音源はドイツ・グラモフォンによる1951年のシューベルトの交響
曲第9番「ザ・グレイト」です。これは1957年、ベルリン・フィルが初来日し
た際、楽団員が口々に「最も印象に残る録音」と語っていたように、フルト
ヴェングラーの録音遺産の中でも記念碑的ものとてして、あまりにも有名で
す。この演奏の初版LPは第1楽章と第2楽章がそれぞれ片面にゆったりとカッ
ティングされたものですが、第2版以降は全4楽章が1枚に詰め込まれたものし
か発売されていません。コレクターの間では最初の2枚組こそ最高の音質と言
われていますが、確かに初版LPとそれ以降のLPを比較すると音質の差は歴然と
しています。その伝説の音を、極上の保存状態のLPから限りなく忠実に再現し
たのがこのCDです。余白には2枚組LPの第4面に入っているハイドンの交響曲
第88番を収録します。このハイドンも、最初期のLPならではの腰の強さと艶
やかさが魅力です。
■解説書の内容
最近の調査により、この2曲のセッションの参加団員数、および細かな時間割
が判明しています。残念なのはどの時間帯でどの部分が収録されたのかが不
明ですが、たいへん興味深い資料であることは間違いありません。また、珍
しい写真も複数掲載します。(平林直哉)
●おことわり
LPよりの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。





<OPERA RARA>
ORC32 2枚組 \3560
ロッシーニ:歌劇「ブルゴーニュのアデライーデ」
マジェラ・カラフ、ジェニファー・ラーモア、ブルース・フォード
ジュリアーノ・カレッラ指揮スコッティッシュ室内管弦楽団&合唱団 
2005年ライヴ録音
「ブルゴーニュのアデライーデ」
ドイツ皇帝オットーネはアデライーデの助けを求める手紙を見て
電撃的にイタリアに攻め入る。アダルベルトに監禁されていた彼女を解放し
彼女と結婚する。
「セミラーミデ」と同じく主役の男性がコントラルトで書かれており
ロッシーニお得意の男装の麗人とソプラノの美しい二重唱が多く含まれています。
古典的格調の高い雰囲気を持つ気品ある1817年に初演された
歴史物のオペラです。
いつもながら素晴らしい装丁のアルバム。

ORR239 \1780
サロン音楽 Vol.9 「Ora divina」
アンジェロ・マリアーニ、ファヴィオ・カンパーナ、メルカダンテ、
オッフェンバック、ドニゼッティ他 13人の作曲家による
愛をテーマにしたアリア集をOPERA RARA社が誇る素晴らしい
歌手達が歌い上げます。
マジェラ・カラフ、ダイアナ・モンタギュー、バリー・バンクス、
ブルース・フォード、エリザベト・ヴィダル 他
デイヴィッド・ハーパー(Pf)




<Music & Arts>
M&A1194 \1980
ステレオ
ロッシーニ:「セヴィリャの理髪師」序曲、
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
1954年3月21日カーネギーホール
現存が確認されながら未発売だったトスカニーニの「悲愴」ステレオ録音の登
場です。コンサート全曲目をステレオで収録。放送アナウンスも併録。ファイ
ナルコンサートに続いて、サウンド・レストア(アーロン・S・スナイダー)
が入念になされた模様です。IDISからも発売予告されておりますが、ラストコ
ンサートのモノラル音源とのカプリングです。元来がRCAの録音で、何らかの
不手際により3楽章後半2分12秒はモノラルになっているとの噂がある音源です
が、解説によると擬似ステレオ録音を繋ぎ合わせた状態で保存されていたそう
です。このようにステレオで収録したにも関わらずモノラルでしか発売されな
かった例として、ミュンシュ指揮ボストンの「ファウストの劫罰」があるそう
です。M&A盤では、その箇所は聞くに堪えない状態だったとのことで、スナイ
ダーはエアチェックによる別音源を丹念に修復し、改めて擬似ステレオ化し合
成したとのことです。ですから当該箇所は突然音像が変化し、少々不自然なス
テレオ感となっております。とにかく両翼配置による立体感はステレオで味わ
いたかっただけに感激のリリースです。

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06-10 No.14

2006年10月17日 14時01分02秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CZS-3807932 2枚組 \1980
プッチーニ:
「ボエーム」より’冷たい手を’; ’愛らしい乙女よ’w/ヴァドゥーヴァ
「トスカ」より’妙なる調和’;’星は光りぬ’;’おお、優しい手よ’
w/ゲオルギュー
「つばめ」より'Ma come puoi lasciarmi' w/ゲオルギュー、パッパーノ指揮
「ヴィッリ」より’ここがあの家…苦しい僕のこの思いを’w/パッパーノ指揮
「ジャンニ・スキッキ」より’フィレンツェは花咲く木のように’
w/パッパーノ指揮
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」より’ああ、あなたこそ私の恋人…神秘な楽の音’;
見よ、恐ろしい炎を’w/ゲオルギュー、ファツィーニ、パッパーノ指揮
ドニゼッティ:
「ランメルモールのルチア」より’裏切られた父が眠る墓の上で’;
わが祖先の墓よ’他2曲w/デセイ、ピド指揮
ヴェルディ:
「ドン・カルロ」より’フォンテーヌブロー!淋しい森よ’他2曲
グノー:
「ロメオとジュリエット」より’恋よ、恋よ!…ああ太陽よ昇れ’他
マスネ:
「マノン」より’目を閉じれば’;’消え去れ、優しい面影よ’’君!あなた
でしたか…あなたの手をしっかり抑えていたのは私の手’w/ゲオルギュー他
「ウェルテル」より’春風よ、なぜわれを目覚ますのか’他2曲
ビゼー:
「カルメン」より’母の便りを聞かせてよ’;’おまえが投げたこの花は’他
ベルリオーズ:
「テ・デウム」よりPriere:Te ergo quaesumus w/ネルソン指揮
ヴェルディ:「レクイエム」よりIngemisco w/アバド指揮
プッチーニ:「グローリア・ミサ」よりEt incarnatus est w/パッパーノ指揮
オッフェンバック:
「美しきエレーヌ」より’イダの山には3人の女神がおわし’
バーンスタイン:
「ウェスト・サイド物語」より’トゥナイト’w/ゲオルギュー他
ロベルト・アラーニャ:テナー
テナーのトップ・スター、アラーニャの名唱集の決定盤2枚組
ブリリアント、12Pブックレット

CZS-3802732 5枚組 \2700
エリザベート・シュヴァルツコップ/追悼アルバム
(75th Birthday Edition(旧CMS-7537902)の特別再発売)
ヴォルフ:歌曲集(24曲) w/ムーア、パーソンズ (旧CDM-7636532)
アンコールズ:バッハ、グルック、ベートーヴェン、レーヴェ、ワーグナー、
ブラームス、マーラー、チャイコフスキー、ヴォルフ=フェラーリ、
マルティーニ、アーン、ドビュッシー、アーン w/ムーア、パーソンズ、
他(旧CDM-7636542)
バッハ、モーツァルト、ギーゼキング、R.シュトラウス:作品集
w/ギーゼキング、カラヤン指揮、ガリエラ指揮他 (旧CDM-7636552)
R.シュトラウス、シューベルト、シューマン:歌曲集 
w/ムーア、パーソンズ(旧CDM-7636562)
オペラ・アリア集:モーツァルト、ヴェルディ、フンパーディンク、
レハール、J.シュトラウスII、プッチーニ、R.シュトラウス 
w/カラヤン指揮、
フルトヴェングラー指揮、アッカーマン指揮 他 (旧CDM-7636572)
シュヴァルツコップのドイツ・リート、オペラ・アリアの名唱集
クラッシュメル・ボックス、紙製ケース、28Pブックレット


<EMI CLASSICS>
CZS-3743782 6枚組 \3150
ベスト・バッハ100
CD1
ミサ曲 ロ短調より; カンタータBWV147より; カンタータBWV51より;
カンタータBWV82aより; マニフィカートBWV243より; 
クリスマス・オラトリオより
ヨハネ受難曲より; カンタータBWV78より; カンタータBWV106より
CD2
マタイ受難曲より; 復活祭オラトリオより; カンタータBWV208より;
カンタータBWV140より; コラールBWV659; トッカータとフーガBWV565;
協奏曲イ短調BWV582; パッサカリア
CD3
管弦楽組曲第3番より;2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043;
管弦楽組曲第2番より;ブランデンブルク協奏曲第4番より; ハープシコード
協奏曲BWV1056; 音楽の捧げものより
CD4
ブランデンブルク協奏曲第2番より;ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
BWV1060; 4つのハープシコードのための協奏曲BWV1065; ブランデンブルク
協奏曲第3番より; ヴァイオリン協奏曲BWV1041; ブランデンブルク協奏曲
第5番より
CD5
無伴奏フルートのためのパルティータBWV1013より; ヴィオラ・ダ・ガンバ・
ソナタBWV1029; ハープシコード協奏曲BWV971; 無伴奏ヴァイオリンのための
パルティータBWV1004より; 無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007より; 無伴奏
チェロ組曲第3番BWV1009より; リュート組曲BWV996より; パルティータ
第1番BWV825
CD6
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV1006より; 平均律クラフィーア
曲集より; 半音階的幻想曲とフーガBWV903; フルート・ソナタBWV1031
ゴルトベルク変奏曲BWV988より; ヴァイオリン・ソナタBWV1023; トッカータ、
アダージョ&フーガBWV564
バッハの傑作の集大成
マルチパック 12Pブックレット




<Reference>
RR908 \1350
リファレンス・レコーディングス「30thアニヴァーサリー・サンプラー」
スザート:ダンスリー-ムーア人の踊り
テキサス州立大学ウィンド・アンサンブル
指揮:ジェリー・ジャンキン(RR104)
エネスコ:ルーマニア狂詩曲 第1番 初出音源!
ミネソタ管弦楽団/指揮:大植英次  
サティ:ジムノペディ 第1番
ミネソタ管弦楽団/指揮:大植英次 (RR99)
ガブリエラ・レナ・フランク:メスティゾ・ワルツ
ユタ交響楽団/指揮:キース・ロックハート (RR105)
タヴァナー:エロスのイコンより
ミネソナタ管弦楽団/指揮:ポール・グッドウィン (RR102)
リスト:BACHによる前奏曲  フェリックス・ヘル(Org) (RR101)
アージェント:イスラフェルのために
ミネソタ管弦楽団/指揮:大植英次 (RR100)
リスト:リゴレット・パラフレーズ ジョエル・ファン(Pf) (RR106)
ダニエルプール:アメリカン・レクィエムより
パシフィック交響楽団/指揮:カール・セントクレア (RR97)
ラフマニノフ:交響的舞曲 第3番
ミネソタ管弦楽団/指揮:大植英次 (RR96)
スクロヴァチェフスキ:コンチェルト・ニコロ
ミネソタ管弦楽団/指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ (RR103)
J.S.バッハ:プレリュード ニ長調
ヴァージル・フォックス(Org) (RR107)
レスピーギ:ローマの松より
ミネソタ管弦楽団/指揮:大植英次 (RR95)
ひとことで30周年といいますが、このリファレンス・レコーディングに関して
はまさに山あり谷あり、流通システムが正常に戻ったこの時期に30周年を迎え
るスタッフにとっても感慨ひとしおでしょう。何度もお伝えしていますが、
他社の倒産に巻き込まれるなどの不運が続きましたが、アメリカ随一のオー
ディオ・ファイル・メーカーとしてレーベルとしても、そのカタログも愛さ
れ復活を待ち望まれたリファレンス。大植英次や野島稔(下に復活盤のイン
フォあり!)といったアーティストのおかげで、日本でも30年の間に大変な
人気を獲得しました。
30周年を記念するとともに、皆様への感謝を込めて、最新サンプラーCDが登
場です。なんと大植英次の初出音源まで含んだRR90番台以降の最新トラック
が満載、しかもミッド・プライスとうれしいリリース。今後のこのレーベル
の躍進にもどうぞご期待ください!

RR108 \2080
夢の庭-デイヴィッド・マスランカ音楽集
子供の夢の庭
イン・メモリアム
交響曲 第4番
ダラス・ウィンド・シンフォニー
指揮:ジェリー・ジャンキン
ブラス関係者は必携!最高峰のブラス・アンサンブルと録音技術によるマス
ランカ作品集!
マサチューセッツ生まれのマスランカの作品は、特に吹奏楽の分野で最も演
奏される機会が多いといって間違いないもので、録音物のリリースもこのと
ころ非常に活発です。そんな中、アメリカ最高峰のダラス・ウィンドの新録
音の登場です。「子供の夢の庭」と「交響曲4番」はこの作曲家の代表作とも
いえる有名なもの。「イン・メモリアム」はバッハのコラール作品が基とな
っている驚くほど多様な色彩に満ちた作品。もちろん、オーディオ・ファイ
ル・メーカー、リファレンスが誇る""HDCDレコーディング”によるクリア極
まりない音質もこの作品の魅力を堪能するには欠かせません!

RR25 \2080
ノジマ・プレイズ・リスト
リスト:
メフィスト・ワルツ 第1番、ラ・カンパネッラ、夕べの調べ、鬼火、
ピアノ・ソナタ ロ短調
野島 稔(Pf)

RR35 \2080
ノジマ・プレイズ・ラヴェル
ラヴェル:鏡、夜のガスパール
野島 稔(Pf)
リファレンス野島作品、2作同時に待望の復活!
それぞれ1988年、1990年にリリースとなり、高い評価を得るとともにリファ
レンス・カタログの中でもベスト・セラーを続けていた野島作品。長らく手
に入らない状態となっていましたが、30周年のアニヴァーサリー・イヤーに
復活です。品番等は変わりません。再発売とはいえ、入手不可期間が非常に
長かったことなどから考えると新録物に勝るとも劣らない強力新譜といえま
す!




<TELARC>
CD80538 \2080
クリスマス・ウィズ・ポップス-Christmastime is Here
1. Sing with Us of Christmas
2. Precious Moments (from Home Alone)
3. I Wonder As I Wander (from A Charlie Brown Christmas)
4. Christmastime Is Here (from A Charlie Brown Christmas)
5. It's the Most Wonderful Time of the Year
6. Silent Night
7. Little Drummer Boy
8. We Need a Little Christmas (from Mame)
9. The Christmas Song
10. Caroling Fun (medley)
11. Jingle Bell Rock
12. I'll Be Home for Christmas
13. It's Beginning to Look A Lot Like Christmas
14. Silver Bells
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:1999年12月11-12日、オハイオ・シンシナティ・ミュージック・ホール
カンゼルからのクリスマス・プレゼント。テラークが誇るJazz&Bluesシンガ
ーが歌うクリスマス・ソング集!
クリスマス・ソング集は数あれど、テラークにしかできない好企画盤。
「プリンス・オブ・ポップス」たるカンゼルが、ジョン・ピザレリを筆頭に
テラークJazzが誇るシンガー達と繰り広げる夢の饗宴です。

CD80668 \2080
SACD60668(SACD-Hybrid) \3350
ネヴァー・エンディング・ワルツ
J.シュトラウスII:
ウィーンの森の物語、ウィーン気質、皇帝円舞曲、芸術家の生涯、
美しく青きドナウ、南国のバラ、酒・女・歌
ウィーン・ワルツ集/オペラ・ワルツ集/コンサート・ワルツ集/
バレエ・ワルツ集(全44曲)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
上記、クリスマス・アルバムに引き続きご案内するのは、同じくカンゼルによ
るワルツ集です。とにかく一度は耳にしたことがあるワルツが44曲、ノンスト
ップで続いて行く様は、ワルツ自身がワルツを踊っているかのよう。クリスマ
スが終わればすぐ、ニューイヤー・コンサート、ということでカレンダー的に
も音の風物詩といった趣です。

CD80689 \1350
女神-Divine Feminine
タヴァナー:最後の船(抜粋)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、全能なる神よ(抜粋)
ペルト:8台のチェロのためのフラトレス
ヴィクトリア:おお、おおいなる神秘(抜粋)
ホヴァネス:弦楽合奏のためのアレルヤとフーガ 作品40b (抜粋)
ベルリオーズ:「夏の夜」作品7-ばらの精
レスピーギ:シシリアーナ
ブルックナー:交響曲第8番-アダージョ(抜粋)
ホルスト:組曲「惑星」-金星、平和をもらたす者
プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」作品64a-マドリガル
ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」-愛の情景
オルフ:「カルミナ・ブラーナ」-ゆれ動く、我が心
ヴォーン=ウィリアムズ:
トーマス・タリスの主題によるファンタジア(抜粋)
ルセ:フルート協奏曲-第5楽章(抜粋)
そしてこれも、クリスマスにもピッタリな一枚。「女神」と題されたこのコ
ンピレーションは、女性の精神と神秘をテーマにした瞑想的な作品がずらり。
ヒーリング・アルバムとひとくくりにしてしまうにはもったいない、凝った
選曲の一枚です。女性が潜在的に持つ「癒しの力」がぎっしりつまったこの
アルバムで、安らぎの時間を演出してみてはいかがでしょうか?

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80068 \1350
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
同:組曲「くるみ割り人形」 作品71a
クリーヴランド管弦楽団
指揮:ロリン・マゼール

CD80181 \1350
ウォルトン:オラトリオ「ベルシャザール王の饗宴」
バーンスタイン:チチェスター詩篇
同:ミサ・ブレヴィス *世界初録音
ウィリアム・ストーン(Br)
デレク・リー・ラジン(男声アルト) 
ドンナ・カーター(Sp) ヴィクトリア・ブレイクニー(Ms) 
ロブ・ランド(T) ウエィン・ボーマン(Bs)
アトランタ交響楽団&合唱団
指揮:ロバート・ショウ

CD80410 \1350
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K626
(ロバート・レヴィン版)  *世界初録音
ルース・ジーザク(Sp) ナンシー・モールツビー(Ms) 
リチャード・クロフト(T) デイヴィッド・アーノルド(Bs)
ボストン・バロック
指揮:マーティン・パールマン
昨年発売され高評を得たラニクルズ盤(CD80636)も記憶に新しい中、元祖とも
いうべき世界初録音だったパールマン盤がミッド・プライスで復活!レヴィン
版への注目もモーツァルト・イヤーで大変高まりました。

CD80515 \1350
デュカス:
バレエ音楽「ペリ」-ファンファーレ、
交響詩「魔法使いの弟子」、交響曲 ハ長調
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
SACD(CD 80515SA)としても発売されている超優秀録音のミッド・プライス化。

CD80545 \1350
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
録音:1999年9月アトランタ・ウッドルーフ・アーツ・センター





<ARBITER>
ARB150 \1980
フランス・ピアノ伝統の創始者たち 1903-1939
フランシス・プランテ(1839-1934)
ショパン:練習曲(7曲)、
グルック:ガヴォット、
ベルリオーズ:セレナーデ、
ボッケリーニ:メヌエット、
メンデルスゾーン:スケルツォ、無言歌(4曲)、
シューマン:ロマンツァ(2曲)、
シューマン(ドッビュッシー編):泉のほとりで
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)
サン=サーンス:アフリカ
ルイ・ディエメ(1843-1919)
ショパン:夜想曲 作品27-2、メンデルスゾーン:無言歌
イシドール・フィリップ(1863-1958)with Marcelle Herrenschmidt
サン=サーンス:2台ピアノのためのスケルツォ 作品87
ラザール・レヴィ(1882-1964)
シャブリエ:牧歌、木陰で、ドビュッシー:仮面
リカルド・ヴィニェス(1875-1943) *初出音源!
ドビュッシー:ラモーを讃えて、練習曲(対比的な響きのための)
レコーディング創成期のピアノ録音に並々ならぬこだわりと実績を示してき
たArbiterよりまたしても注目盤!レジェンダリーなフレンチ・ピアニスト6
人の貴重な録音をまとめた一枚。
数々の貴重なヒストリカル録音をリリースしてきたArbiterですが、特にピア
ノ録音に関しては大変なこだわりをみせています。最近ではイレーン・マリ
クやヴァルマレートなどの「忘れられたピアニスト」に光をあてたり、録音
創成期のヴィルトゥオーゾ、ダンベール(ARB147)のアルバムなど枚挙にいと
まがありません。今回は、レコーディングが可能となった最初期のフレンチ
・ピアニストの貴重な音源を集めたアルバムのリリースです。この期に含ま
れるピアニストの多くは1830年代生まれ。彼らの独特で卓越した芸術性を愛
好する方は100年経ったいまでも少なくなく、ここに含まれる録音をすべて
SPなどで手に入れようとすればウン十万、アナログ市場でも大変な高値を付
けているピアニストばかりです。しかも、ヴィニェスの2曲は初出音源!いか
に貴重な音源集であるかおわかり頂けると思います。
確かに、彼らの演奏の持つ「香り」のようなものは、他に比較するものもあ
りません。また、現代ピアノ演奏界においても活躍しているのは彼らの孫弟
子さらに曾孫弟子がほとんど、というのも事実。脈々と受け継がれるフラン
ス・ピアノの伝統を創始したピアニスト達の実際の響きに触れられる意義深
いリリースです。




<BRILLIANT>
BRL-8331 2枚組 \990
オルフ:カルミナ・ブラーナ
リチャード・クック:指揮
ロイヤル・フィル
中世のオリジナル・ソング
ベッティーナ・ホフマン:指揮
モンド・アンティコ

BRL-93104 3枚組 \1480
モンテヴェルディ:ウリセの帰還
セルジオ・ヴォルトロ:指揮

BRL-93131 2枚組 \990
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」
アントニー・ブラモル:指揮
ドイツ・ヘンデル・ゾリスデン

BRL-93131 2枚組 \990
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
ヤープ・デル・リンデン

BRL-93133 2枚組 \990
ブリクシ:オルガン協奏曲全集
クリスティアン・シュミット:オルガン
ニコル・マット:指揮
アド・ホック・アンサンブル

BRL-93137 2枚組 \990
モルター:トランペット協奏曲全集
オットー・ザウター:トランペット
ニコル・マット:指揮
カペラ・イストポリターナ

BRL-8219(SACD-Hybrid) \900
マーラー:大地の歌
アンナ・ハーセ
ダニエル・サンス
ニコル・マット:指揮
ヨーロピアン・チェンバー・ソロイスツ

BRL-93073(SACD-Hybrid) \900
ヘンデル:アポロとダフネ
イェド・ヴェンツ:指揮
ニコラ・ウェミス、トム・ソル
ミシェル・ボルグスターデ(ハープシコード)

BRL-93134(SACD-Hybrid) \900
アルビノーニ:オーボエ協奏曲集
ステファン・シッリ
ジョヴァンン・デアンジェリ
ニコル・マット:指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団

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