クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-09 No.27

2012年09月28日 19時49分27秒 | Weblog
<helicon>
HEL 029658 2枚組 ¥2780
シェーンベルク:グレの歌
シェーンベルク:淨められた夜Op.4(弦楽合奏版)
ダニエル・キルヒ(T ヴァルデマール王)
ジェニファー・ウィルソン(S トーヴェ) ダニエラ・デンシュラグ(A 山鳩)
アレクサンドル・ツィンバリュク(Bs 農夫)
ニクラス・ビョルリンク・リーゲルト(T クラウス)
イタイ・ティラン(語り)
プラハ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ルカーシュ・ ヴァシレク)
ガリー・ベルティーニ・イスラエル合唱団
(合唱指揮:ローネン・ボルシェフスキー)
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:[グレの歌]2011年7月31日
[浄められた夜]2006年4月テルアビブ、マン・オーディトリアム
(ライヴ・デジタル)(ライヴ)
巨匠ズービン・メータが手兵イスラエル・フィルを指揮して、シェーンベルク
初期のふたつの代表作、「グレの歌」と「淨められた夜」をライヴ録音した注
目のアルバムがHelicon Classicsに登場します。
=メータ20年ぶりの「グレの歌」ライヴ再録音=
「グレの歌」は、メータがイスラエル・フィル終身音楽監督に就任して30年目
を迎えた2011年7月のライヴ録音。メータは1991年5月に、13年間に亘り音楽監
督を務めたニューヨーク・フィルとの最終公演で同曲を取り上げた際の模様を
収めたアルバムを発表していたので、20年ぶりの再録音ということになります。
ちなみに、メータは、この翌年2012年6月にもウィーンのムジークフェライン
でウィーン・フィルを指揮して「グレの歌」を演奏していますが、破格に巨大
な編成を擁する作品の性格から実演での上演が稀である現実を踏まえると、む
しろ近年のメータの本作への入れ込みぶりが窺い知れます。なお、この上演で
は、重要な役どころである山鳩のデンシュラグ、農夫役のツィンバリュクがこ
のアルバムと同一のキャスティングとなっていました。
「グレの歌」は声楽陣だけでも、5人の独唱者、3群の男声四部合唱、混声八部
合唱を加えた300人近い人員を要することから、ここでは地元の合唱団のほか、
世界有数の実力派団体として知られるプラハ・フィルハーモニー合唱団をゲス
トに迎えていて、やはりメータの気合の入り具合が伝わってきます。
=イスラエル・フィル弦楽セクションの真価が発揮された「淨められた夜」=
メータの「淨められた夜」については、1967年にロサンジェルス・フィルを指
揮したDECCAのセッション録音と、2003年にバイエルン州立歌劇場管弦楽団を
指揮したFARAOのライヴ録音がリリース済みでしたので、イスラエル・フィル
とのライヴ録音は、前作より3年ぶり、通算3種目の内容ということになります。
ブラームスの第4交響曲(2006年)、マーラーの「夜の歌」(2007年)など、ここ
最近のメータによる充実の指揮ぶりはHELICONのリリースを通じて確かめられ
ますが、ここではイスラエル・フィル看板の弦楽セクションが奏でる「淨めら
れた夜」というポイントだけで、もはや説明不要でしょう。むせかえるような
官能美を期待したいところです。




<IDIS>
IDIS 6655 ¥1650
シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
R.シュトラウス:「死と変容」
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年12月16日、ウィーン(ライヴ)
1962年12月16日、ハンス・クナッパーツブッシュがウィーン・フィルを指揮し
た演奏会からシューマンの第4交響曲とR.シュトラウスの「死と変容」を収録。
晩年のクナの雄大な音楽が楽しめます。

IDIS 6649 ¥1650
レスピーギ:
ドリア旋法による弦楽四重奏曲
バリリ四重奏団
録音:1960年
夕暮れ
セーナ・ユリナッチ(S)
バリリ四重奏団
録音:1960年
降誕祭のためのラウダ
リリアーナ・ロッシ(S) リディア・マリンピエトリ(S)
トンマーゾ・フラスカーティ(T)
ニーノ・アノトネッリーニ(指)
ローマ交響楽団員、合唱団
録音:1961年
レスピーギの珍しい作品を3曲収録。ドリア旋法による弦楽四重奏曲と夕暮れは
WESTMINSTER社の録音。どちらもこの録音で知名度が上がったもの。アントネッ
リーニ指揮の降誕祭のためのラウダは、マイナーレーベルのLPで発売されたこ
とがあるものの、かなり珍しい音源です。




<muso>
MU 003 ¥2280
イギリス・ルネサンスのコンソート歌曲&器楽曲集
1.ホルボーン:コンソート「地獄」
2.歌曲「ダフネが美しきアポロから逃がれた時」(作者不詳)
3.歌曲「さらば喜びよ」(作者不詳)
ホルボーン:
4.パヴァーヌ「善き希望」 5.コンソート「ミューズの涙」
6.歌曲「聖母マリアが歌いし歌は愛情にあふれていた」(作者不詳)
7.パーソンズ:コンソート「ド・ラ・クール」
ダウランド:
8.歌曲「さぁもう一度、愛が呼んでいる」
9.コンソート「サー・ヘンリー・アンプソンの葬送」
10.歌曲「私の嘆きで人の心を動かせるものなら」
11.コンソート「ディゴリー・パイパー大佐のガリアルド」
12.コンソート「エセックス伯のガリアルド」
13.歌曲「この喜ばしく心地良い春に」(作者不詳)
14.歌曲「5月が訪れたばかりの頃は」
ダウランド:
15.コンソート「ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド」
ホルボーン:
16.クラント「妖精のラウンド」 17.パヴァーヌ
18.ダウランド:歌曲「おお、今こそ別れねばならぬ」
ホルボーン:
19.ララバイ 20.アルマンド「夜警」 21.コンソート「憂鬱の影像」
22.歌曲「楽園で」(作者不詳)
ユジェニー・ワルニエ(S)、ミュジカル・ユモール
録音:2010年10月27-30日、ノートルダム・ド・ボンスクール教会(パリ)
フランス若手世代注目の古楽団体「ミュジカル・ユモール」が、musoレーベル
より2ndアルバムとなる最新盤をリリース!デビュー・アルバムでは、得意のA.
フォルクレのヴィオラ・ダ・ガンバ曲集(MU 001)で爽やかなアンサンブルを聴
かせてくれたミュジカル・ユモールですが、今回は時代をさかのぼり、イギリ
ス・ルネサンスの歌曲と器楽曲を中心としたプログラムで魅せてくれます。
“コンソート”とは、主にイギリス・ルネサンス期に流行した小編成の器楽合
奏曲を指す言葉。本アルバムでは特にエリザベス1世の時代に焦点を当て、この
ジャンルを語るに欠かせないJ.ダウランド、A.ホルボーンといった大家たちの
作品が多く収録されています。素朴で柔らかなソプラノの歌声と古楽器の“コ
ンソート”・ハーモニーは絶品。哀愁漂う曲あり、春の到来を喜ぶ朗らかな曲
あり、夜にしっとりと聴き入りたくなる曲あり……繊細かつ温もりあふれるイ
ギリス・ルネサンスならではの響きに酔いしれるアルバムに仕上がっています。
ソプラノを担当するのは、ユジェニー・ワルニエ。2000年より本格的に活動を
開始した若手歌手ではありますが、巨匠C.ルセから注目され、早くもル・パル
ルマン・ド・ミュジークやポエム・アルモニークといったフランス屈指の古楽
団体らと共演を重ねる実力派です。ミュジカル・ユモールはジュリアン・レオ
ナールらフランスの若手音楽家たちによって2005年に結成されたアンサンブル。
今回はヴィオラ・ダ・ガンバだけでなく、リュートやヴァージナル、オルガン
といった楽器を含めた多彩なハーモニーを披露してくれます。

MU 004 ¥2280
ルイ=ガブリエル・ギユマン:アミュズマン集
(1)グラティオーゾ「ミュゼット」、アレグレット、ミニュエット、アルトロ、
アレグロ「狩」、「フュルスタンベール」
(独奏ヴァイオリンのためのアミュズマンop.18より)
(2)ソナタニ短調(独奏ヴァイオリン・ソナタ集第3巻op.11より)
(3)流行のアミュズマン第1番op.8(2台のヴァイオリンあるいはフルートと通奏
低音のための)
(4)ソナタ第1番より「ラルゴ」 (ソナタ集第1巻op.1より)
(5)ソナタト短調 (ヴァイオリン伴奏つきのクラヴサン・ソナタ曲集op.13より)
(6)トリオ・ディヴェルティスマン第2番
(ポンパドゥール侯爵夫人のためのディヴェルティスマン集op.15より)
アリクァンド{ステファニー・ポーレ(Solo&1stVn)、
ベランジェール・マイヤール(2nd Vn)、
ルシル・ブランジェ(バス・ド・ヴィオル)、
フランソワ・ラザレヴィチ(Fl、ミュゼット)、クレール・グラットン(Vc)、
モード・グラットン(クラヴサン)
世界的ヴァイオリニスト、ステファニー・ポーレを中心とするアンサンブル団
体「アリクァンド」が、musoレーベルよりデビュー・アルバムをリリースしま
した!何よりも注目されるのは、18世紀のフランスに活躍した音楽家ルイ=ガ
ブリエル・ギユマン(1705-1770)の作品のみを収録したという超希少な収録内
容!ギユマンの作品は名手G.コリャールによるいくつかの録音で知られるもの
の、まだまだ演奏・収録される機会に恵まれないだけに、ファン注目必至の
アルバムです。何よりの聴きどころはS.ポーレの洗練されたヴァイオリン・ソ
ロ!ルイ15世の宮廷ヴァイオリニストとして名を馳せたギユマンの作品には、
ソリストの妙技を見せつける技巧的な旋律が随所に散りばめられています。当
時のフランスでは無伴奏のソナタは珍しく、本アルバムに収録されているソナ
タの多くもチェンバロなどの通奏低音付ソナタとなっています。典雅な装飾や
美しいアルペジオなどはもちろんのこと、内面の葛藤を喚起するような深い短
調の響きは絶品!高音までも伸びやかなポーレの透明感あふれるソロの音色に
酔いしれます。また、本アルバムには多くのアンサンブル曲も収録。ミュゼッ
トやバクパイプといった牧歌的な楽器の響きも愉しめるほか、ロココ芸術を思
わせるギャラントな旋律は聴き応え十分です。「娯楽Amusement」という言葉
の意味に違わぬ、開放的で明るい曲調にあふれたアルバムといえましょう!





<Paradizo>
PA 0011 ¥2280
M.プレトーリウス&W.ブレイドのテレプシコール(舞曲集)
ドロン・シャーウィン(コルネット)、ジュリアン・マルタン(リコーダー)、
スキップ・センペ(指揮)、
カプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラ
録音:2011年
スキップ・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オー
ケストラによるルネサンス舞曲集。M.プレトーリウスとブレイドの作品を中心
に、ルネサンス期の珠玉の舞曲の数々を4つの組曲にまとめたプログラムとなっ
ています。演奏される機会の少ないブレイドの舞曲が多く収録されているのは
嬉しい限り。プレトーリウスとブレイドはドイツ圏を中心に活躍した音楽家で
すが、舞曲集には当時のフランス、アンリ4世の宮廷で流行していた舞曲が多く
含まれています。ブレイドの舞曲には故郷イギリスの作風が色濃く表れており、
ダウランドやホルボーンといったイギリス・ルネサンスの舞曲を思わせる素朴
な響きが垣間見えます。舞曲によって楽器の編成も様々で、金管、木管、弦楽
器などの多彩なハーモニーを愉しむことが出来るのも本アルバムの魅力のひと
つ。やがて本格的に訪れるバロック時代へと受け継がれていく、ルネサンス舞
曲の真髄をたっぷりと堪能できる組曲集に仕上がっています。
2011年に結成25周年を迎え、ますます円熟しているセンペ&カプリッチョ・ス
トラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラは今回も素晴らしい演奏を披露。
古楽器ならではの棘のないまろやかなハーモニーが素晴らしく、溌剌としたア
ンサンブルで舞曲のリズムを存分に聴かせてくれます。ドロン・シャーウィン、
ジュリアン・マルタン、ソフィー・ジェントといった古楽界期待の若手実力派
たちの妙技にも注目です!




<C-major>
72 0704(Blu-ray) ¥4950
72 0608(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「第一回十字軍のロンバルディア人」
ディミトラ・テオドッシュウ(S ジゼルダ)
フランチェスコ・メーリ(T オロンテ)
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs パガーノ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T アルヴィーノ)
クリスティーナ・ジャンネッリ(S ヴィクリンダ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ピッロ)
グレゴリー・ボンファッティ(T ミラノ市長)
ヴァルディス・ヤンソンス(Br アッチャーノ)
ダニエラ・ピーニ(Ms ソフィア)
ダニエレ・カッレガーリ(指)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ランベルト・プッジェッリ(演出)
パオロ・ブレーニ(舞台装置)
サントゥッツァ・カリ(衣装)
アンドレア・ボレッリ(照明)
収録:2009年1月15、21日、パルマ
+ボーナス 「第一回十字軍のロンバルディア人」について
「第一回十字軍のロンバルディア人」、略して「ロンバルディ」は、ヴェル
ディが「ナブッコ」の成功に続いて作曲したオペラ。「ナブッコ」で称賛され
た良さを継承しつつ、宗教オペラだった「ナブッコ」に比べるとずっと娯楽活
劇風になっており、これまた大成功を収めました。ヴェルディの音楽も、激し
い熱血っぷりも多々ありつつ、有名なオロンテのアリア「私の喜びで彼女を包
みたい」のような優美さもあり、一歩進んだ感があります。ただ見所を盛り込
みすぎた台本があまりに話がすっ飛ぶので、オペラのドラマ性が重視される時
代になると人気は下火になってしまいました。人気が再浮上するのは1970年代
に入ってからです。
ここに収録されている2009年1月のパルマの上演は、近年の「ロンバルディ」
の中でも特に注目されるものでした。このオペラは、可憐なヒロインでありな
がらド迫力で歌い倒す必要もある難役ジゼルダを歌いこなせるソプラノが鍵に
なります。これにはディミトラ・テオドッシュウは打ってつけ、第2幕の幕切
れでは素晴らしい歌を聞かせてくれます。物語の軸となるパガーノは、ベテラ
ンのバス=バリトン、ミケーレ・ペルトゥージ。風格を漂わせつつ、父殺しの
罪に苦悶する渋い歌唱演技は素晴らしいの一言。オロンテは、近年ヴェルディ
・テノールとしてますます人気が高まっているフランチェスコ・メーリ。情熱
的かつ気品ある歌いっぷりは気持ちの良いものです。もう一人のテノール、
アルヴィーノのロベルト・デ・ビアージョは、カターニャ出身。ここ数年注目
度が上がっているテノールで、2011年にはメトロポリタン歌劇場にもデビュー。
シチリア人らしい情熱的な歌が魅力です。ダニエレ・カッレガーリは、正統な
ヴェルディを作れる指揮者として、パルマの口うるさい聴衆からも支持の強い
人。ランベルト・プッジェッリは極めて堅実なもので、初めてこのオペラを見
る人でも安心です。
日本語字幕つきです。

72 1104(Blu-Ray) ¥4950
72 1008(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「二人のフォスカリ」
レオ・ヌッチ(Br フランチェスコ・フォスカリ)
ロベルト・デ・ビアージョ(T ヤコポ・フォスカリ)
タチアナ・セルジャン(S ルクレツィア・コンタリーニ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ヤコポ・ロレダーノ)
グレゴリー・ボンファッティ(T バルバリーゴ)
マルチェッラ・ポリドーリ(S ピザーナ)
マウーロ・ブッフォリ(T 十人委員会の使用人)
アレッサンドロ・ビアンキーニ(Bs 総督の従僕)
ドナート・レンゼッティ(指)パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ジョゼフ・フランコーニ・リー(演出)
ウィリアム・オルランディ(装置、衣装)
ヴァレリオ・アルフィエーリ(照明)
マルタ・フェリ(振付)
収録:2009年10月8、16日、パルマ
+ボーナス 「二人のフォスカリ」について
「二人のフォスカリ」は、1840年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線
とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探ったことで重要な作品。
ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲
劇を描いたもので、原作はバイロンの戯曲。後の「シモン・ボッカネグラ」を
先駆したような音楽は、1844年の初演当時はかなり実験的だったことでしょう。
総督には強い説得力のあるバリトンが要求され、歴代の名バリトンが挑んでき
ました。このパルマの上演では、大ベテラン、レオ・ヌッチが、職責のために
息子を見殺しにせざるを得ない悲劇の父親をこの上なく見事に歌い演じていま
す。息子ヤコポには、シチリア、カターニャ出身のテノール、ロベルト・デ・
ビアージョ。フルート奏者から転身したという遅咲きの歌手ですが、デビュー
して数年で高い評価を得ています。その妻、ルクレツィアのタチアナ・セル
ジャンは、ロシア、サンクトペテルブルク生まれ。ヴェルディやプッチーニの
ドラマティックなソプラノ役を得意としており、ドイツ語圏での劇場での活躍
が目立ちます。総督の政敵、ヤコポ・ロレダーノはロベルト・タリアヴィーニ、
1976年、地元パルマ生まれのバス。知る人ぞ知るパルマの名歌唱指導ピアニス
トでミケーレ・ペルトゥージを育て上げた田中久子に学んでおり、今後が期待
される逸材です。指揮は様式感確かなドナート・レンゼッティ。
ジョゼフ・フランコーニ・リーの演出は、装置などをわりと簡素にし、個々の
人物の心情を細かく描きこむことを重視しています。
日本語字幕付です。

72 0904(Blu-Ray) ¥4950
72 0808(DVD-Video) ¥3100
字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディ:「エルナーニ」
マルコ・ベルティ(T エルナーニ)
カルロ・グエルフィ(Br ドン・カルロ)
ジャコモ・プレスティア(Bs シルヴァ)
スーザン・ネヴィス(S エルヴィーラ)
ニコレッタ・ザニーニ(S ジョヴァンナ)
サムエレ・シモンチーニ(T ドン・リッカルド)
アレッサンドロ・スヴァブ(Bs ヤーゴ)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団
ピエラッリ(演出、衣装、照明)
収録:2005年5月3、6、8、11、19日、パルマ
+ボーナス 「エルナーニ」について
パルマのヴェルディ・フェスティヴァルは、今でこそ10月の名物ですが、2004
年から2006年までは4月から6月頃に行われていました。ここに収録されている
のは2005年5月に上演された「エルナーニ」。これはDynamic社が収録しており、
DVD(とCD)で発売していたものですが、C-major社がライセンスを得てTutto
Verdiのシリーズに組み込んでいます。
タイトルロールのマルコ・ベルティは、今やヴェルディ・テノールとして世界
中で引っ張りだこの人。コモの生まれ。2008年3月の新国立劇場でのヴェルディ
「アイーダ」のラダメスが評判になったのはまだ記憶に新しいところ。エル
ヴィーラのスーザン・ネヴィスは、ニューヨーク生まれのソプラノ。ドラマ
ティックな役を得意とする一方、コロラトゥーラもできるので、ヴェルディの
初期作品のヒロインには打ってつけの人。ドン・カルロのカルロ・グエルフィ
は、ローマ出身のバリトン。ヴェルディからヴェリズモオペラの、特に悪役を
得意としています。シルヴァのジャコモ・プレスティアは、1960年、フィレン
ツェ生まれのバス。東欧勢に押されがちなバスにあって、イタリア人バスの伝
統を担っている逸材です。指揮のアントネッロ・アッレマンディは、安心して
聞くことのできるイタリアオペラのベテラン。ピエラッリの演出は、傾いた背
景を効果的に用いつつ、全体としては見やすくまとめたものです。
「エルナーニ」は、比較的上演される演目にしては映像が少なく、Blu-ray
Discはこれが初めて。日本語字幕付きです。




<Alba>
ABCD 344(SACD-Hybrid) ¥1980
郷愁-弦楽のためのフィンランド抒情曲集
カヤヌス:貧しい娘の子守歌(1896)
ジャン・シベリウス:抒情的なアンダンテOp.5-5/6
同:ロマンス Op.42/ヤルネフェルト:ある朝早く(却下された訴え)(1900)
シベリウス:プレスト(スケルツォ)Op.4の3/メラルティン:カンツォーネ
アーレ・メリカント:カンツォーナ(1934)/ライティオ:ロマンス(1940)
同:セレナード(1940)(ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
クラミ:子守歌(1930)/同:ソナチネ(1934)/カスキ:無言歌
マデトヤ:エレジーOp. 4の1/クーラ:無言歌Op.22の1
クーラ編曲:民謡 Op.9の2/ハーパライネン編曲:あなたが忘れられない(1929)
ユハ・カンガス(指)
オストロボスニア室内管弦楽団、レイヨ・トゥンカリ(Vn)
《カレリア》組曲と同じ1893年に出版されたピアノのための《6つの即興曲》
からロ短調とホ長調の2曲をシベリウス自身が、交響曲第7番の作曲とほぼ同時
期に弦楽オーケストラのために改訂したとされ、《抒情的なアンダンテ》の名
でも知られる《即興曲》。交響曲をはじめとする大作で名高いメラルティンと
クラミの書いた小品。マデトヤの《交響組曲》の第1曲〈エレジー(悲歌)〉。
フィンランド音楽きっての人気曲のひとつ《結婚行進曲》のクーラの《クリス
マスキャロル》の別名をもつ《無言歌》と、彼がポホヤンマー(オストロボスニ
ア)の民謡を編曲した《南ポホヤンマー組曲 第1集》の第2曲〈民謡〉。「フィ
ンランド・ロマンティックス」の音楽を集めた『郷愁』は、ユハ・カンガス
(1945-)が1972年に設立したオストロボスニア室内管弦楽団の40周年を記念し
てリリースされます。

NCD 47(SACD-Hybrid) ¥1980
闇から光へ
コムライネン:冬の夜(2010)/プーランク:小室内カンタータ《雪の夕暮れ》
マーラー(クリュトゥス・ゴットヴァルト編曲:恋人の青い眼(《さすらう若人
の歌》 から)(1896 arr.2001)
クーラ:舟歌Op.21-2a/モンテヴェルディ:おお春よ
ヘイニオ:二重混声合唱のための3つの民謡Op.28
パルムグレン:聖ヨハネの日(夏至祭)/マデトヤ:幸福Op.13の2
イェアシル:私の大好きな谷/ラウタヴァーラ:さあ楽しい踊りだ
シェーンベルク:照らせ、いとしい太陽よ
ダニ・ユリス(指)
カーモス室内合唱団
カーモス室内合唱団は、ヘルシンキを中心とする地域に生まれたもっとも新し
いアンサンブルのひとつです。合唱を経験した歌手を集め2007年に創設されま
した。2010年にはフィンランド放送交響楽団と共演、初めての国内ツアーも行
いました。2011年6月、タンペレのフェスティヴァルではグランプリを獲得し
ました。芸術監督はダニ・ユリス(1984-)。ヘルシンキ・メトロポリア大学で
合唱指揮を学び、2009年3月、スロヴェニアで行われた若い合唱指揮者の国際
コンペティションで第1位に選ばれました。現在、シベリウス・アカデミーの
マッティ・ヒュオッキの下でディプロマ取得の準備を行っています。『闇から
光へ』はカーモスのデビューアルバムです。モンテヴェルティ、マーラー、
プーランク、デンマークのイェアシル、フィンランドの作品と、彼らのレパー
トリーの中心となる曲が選ばれています。

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12-09 No.26

2012年09月27日 10時32分30秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 310 ¥2080
ハチャトゥリアン:
組曲《スパルタクス》より エギナとバッカナリアのヴァリアシオン、
スパルタクスとフリーギアのアダージョ、情景とクロタルムスの踊り、
ガディスの娘の踊り - スパルタクスの勝利、
組曲《ガイーヌ》より アイシェの踊り、バラの乙女たちの踊り、子守歌、
クルドの若者たちの踊り、レズギンカ、剣の舞
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第2組曲
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
曲目を見るだけで熱演を期待してしまう「レズギンカ」や「剣の舞」を含むハ
チャトゥリアン、そして同コンビの録音では珍しいフランス音楽、ラヴェルの
「ダフニスとクロエ」という組み合わせは、これだけで注目度、話題性ともに
十分!
前任者ムラヴィンスキーの名声、旧ソ連の崩壊、急速に進む国際化の流れを乗
り越えてきたテミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルの"現在"がここ
にあります。




<Hyperion>
CDA 67916 ¥2080 ※10月2日までのご注文特価 ¥1750
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ドナルド・ラニクルズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
フライブルク歌劇場の音楽総監督、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督を歴任
し、現在はベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、BBCスコティッシュ交響楽
団の首席指揮者、アトランタ交響楽団の首席客演指揮者を兼任しているラニク
ルズ。ドイツのマンハイムで指揮者としてのキャリアをスタートさせ、欧米各
地の歌劇場を中心に活躍してきたラニクルズは、R・シュトラウス、ワーグナー、
ブルックナーなど独墺系のレパートリーを得意としており、ブルックナーの
「交響曲第7番」への期待も膨らむ!
録音:2012年5月8日-9日、シティ・ホール(グラスゴー)

CDA 67905 ¥2080
ジェレンスキ:ピアノ四重奏曲ハ短調Op.61
ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.34
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)、シマノフスキ弦楽四重奏団
リストに作曲を学び、独創的な作風でショパン後のポーランドを担う存在とし
て嘱望されながらも結核により31歳という若さでこの世を去ったユリウシュ・
ザレンプスキ(1854-1885)。
クラクフ音楽院の院長を務めるなど教育分野にも大きく貢献したヴワディスワ
フ・ジェレンスキ(1837-1921)の音楽は、メンデルスゾーンやシューマンのロマ
ンティシズム、スラヴの要素を併せ持っている。
ドヴォルザークやブラームスに比肩できるだけの音楽的内容、価値を持ちなが
らも、ポーランド国外では知られざる音楽として不遇をかこってきた室内楽作
品に、本格的な再評価の時が訪れた!
録音:2011年12月4日-6日、ポットン・ホール(サフォーク)

CDA 67842 ¥2080
ヘンデル:バスのためのアリア集 ――
歌劇《リナルド》HWV.7aより Sibilar gli angui d’Aletto
牧歌劇《エイシスとガラテア》HWV.49aより 俺は怒り狂う, 溶ける, 燃え尽き
る、さくらんぼよりなお赤い
カンタータ《アチ、ガラテアとポリフェーモ》HWV.72より Fra l'ombre e
gl'orrori
オラトリオ《快活の人、沈思の人、中庸の人》HWV.55より If I give thee
honour due、Mirth, admit me of thy crew
オラトリオ《復活》HWV.47より Qual'insolita luce、Caddi, e ver
オラトリオ《デボラ》HWV.51より Tears, such as tender fathers shed
オラトリオ《ベルシャザール》HWV.61より To pow'r immortal my first
thanks are due
歌劇《オルランド》HWV.31より Impari ognun da Orlando、Sorge infausta
una procella
オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より Racks, gibbets, sword and fire
歌劇《ムツィオ・シェーヴォラ》HWV.13より Volate piu dei venti
歌劇《アグリッピーナ》HWV.6より こちらへ、愛する人よ
歌劇《イングランド王リッカルド》HWV.23より Nel mondo e nell'abisso
カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122より 足よ急げ!、Cara pianta
オラトリオ《アレグザンダーの饗宴》HWV.75より Revenge, Timotheus cries
オラトリオ《セメレ》HWV.58より Leave me, loathsome light
クリストファー・パーヴェス(バス)、
ジョナサン・コーエン(指揮)、アルカンジェロ
ザ・シックスティーンのヘンデル「サウル」(COR 16103)でサウルを歌ったイギ
リスのバス、クリストファー・パーヴェスが歌うヘンデルのアリア集。
パーヴェスが歌うアリア集は、イタリア語と英語のオペラ、英語による古典劇、
聖書に基づくオラトリオ、頌歌、仮面劇などからセレクトされており、多彩な
プログラム、豊かな歌声、アルカンジェロの洗練された響きはどれも魅力的。
録音:2012年1月、オール・ハロウズ教会(ゴスペルオーク/ロンドン)

CDA 67964 ¥2080
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.5 ――
カンツォネッタ ト長調BuxWV.171
コラール《わが許に来たれ、かく神の子は語り》BuxWV.201
前奏曲ハ長調BuxWV.137/コラール《天にましますわれらの父よ》BuxWV.219
コラール《イエス・キリスト、汝はたたえられよ》BuxWV.188
コラール《われらの救い主、イエス・キリスト》BuxWV.198
コラール《今ぞ主をたたえよ、わが魂》BuxWV.215
コラール《愚かな口はよき言葉を語る》BuxWV.187/前奏曲ホ短調BuxWV.143
コラール《神のひとり子なる主キリスト》BuxWV.192
コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよ》BuxWV.202
フリギア旋法による前奏曲BuxWV.152
コラール《アダムの堕落によりてすべては罪にそみぬ》BuxWV.183
前奏曲ヘ長調BuxWV.144/第1旋法によるマニフィカトBuxWV.204
フーガ ト長調BuxWV.175/コラール《いまぞわれら聖霊に乞わん》BuxWV.209
前奏曲ホ長調BuxWV.141/コラール《われ神より離れじ》BuxWV.220
コラール《われ汝に感謝す、いとしき主よ》BuxWV.194
コラール《ああ主なる神よ》BuxWV.177/前奏曲ト長調BuxWV.147
クリストファー・へリック(オルガン)
ハイペリオンのオルガン歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリス
トファー・へリックのブクステフーデ全集が第5巻で完結!
最終巻のオルガンは、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデの生まれ
故郷、デンマークのマリアガー修道院のオーベルタン・オルガン。
録音:2012年2月18日-20日、マリアガー修道院(デンマーク)




<Helios>
CDH 55437 ¥1280
チャイコフスキー:
9つの宗教的音楽作品/天使は泣いて
聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストムスの典礼)Op.41
コリドン・シンガーズ、マシュー・ベスト(指揮)
ハイペリオンの初期を支えた合唱団コリドン・シンガーズが歌うチャイコフス
キーの宗教音楽の代表作、聖金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリソストム
スの典礼)。
「天使は泣いて」は、18887年の初演後に失われ、作曲家の死から13年後に再発
見された宗教合唱作品。
録音:1997年4月25日-27日
CDA 66948からの新装移行再発売

CDH 55438 ¥1280
ブリテン:
5つの花の歌Op.47/A.M.D.G./聖母への讃歌
歌劇《グロリアーナ》より 合唱舞曲/古いフランスのキャロルによるコラール
神聖と世俗Op.91
ポリフォニー、スティーヴン・レイトン(指揮)
ブリテンの没後25周年にリリースされ、英グラモフォン賞や仏ディアパゾン賞
に輝いたレイトン&ポリフォニーの名盤が、2013年の生誕100周年記念盤として
復活!
「神聖と世俗」の全曲録音など、英国内外でブリテンの合唱作品の知名度と価
値をさらに高めた名演である。
録音:1999年10月6日&2000年4月26日-27日、テンプル教会(ロンドン)
CDA 67140からの新装移行再発売




<Guild Historical>
GHCD 2394 ¥1350
レオニード・コーガン・プレイズ・ブラームス&ハチャトゥリアン ――
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調*
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
キリル・コンドラシン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、
ピエール・モントゥー(指揮)*、ボストン交響楽団*
ダヴィド・オイストラフと並び立った20世紀のレジェンドであり、ロシアン・
ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ、レオニード・コーガン(1924-1982)。
ピーター・レイノルズのリマスタリングで復刻になるのは、1950年代から西側
での活動を本格化させたコーガンのアビー・ロード・スタジオとボストン・シ
ンフォニー・ホールでの「ブラームス」と「ハチャトゥリアン」。
カールスルーエのマックス・レーガー研究所や、ロバート・シンプソン協会の
メンバーにも名を連ねるドイツのユルゲン・シャールヴェヒター博士のコレク
ション(LP)から、コーガンの西側での遺産が鮮やかに蘇ります。
マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション
〔Columbia SAX 2307(1959年2月22日&26日、アビーロード・スタジオ)&
RCA Victrola VICS 1153(1958年1月12日-13日、ボストン・シンフォニー・
ホール)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GHCD 2393 ¥1350
マルコム・サージェント - プロムスの夕べ ――
サリヴァン:舞踏会序曲
チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より タチアナの手紙
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調Op.72-2《マズルカ》
ホルスト:東洋的組曲《ベニ・モラ》Op.29-1*
シャブリエ:喜歌劇《いやいやながらの王様》より ポーランドの祭り
チャイコフスキー(シュミット編):アンダンテ・カンタービレ
リトルフ:交響的協奏曲4番ニ短調Op.102より スケルツォ
エルガー:行進曲《威風堂々》第1番ニ長調Op.39-1
ジョーン・ハモンド(ソプラノ)、シューラ・チェルカスキー(ピアノ)、
マルコム・サージェント(指揮)、BBC交響楽団
エイドリアン・ボールトの後任として1950年代のBBC交響楽団を率いたイギリス
の名指揮者マルコム・サージェント。
BBCプロムスの名物指揮者として絶大な人気を博したサージェントの「プロムス
の夕べ(An Evening At The Proms)」(1959年録音)と、ホルストの「ベニ・モラ」
(1959年録音)が、名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスタリングで復
刻!
プロムスの聴衆を熱狂させたマルコム・サージェントのマジックを堪能できる
プログラムです。
マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション
〔HMV ASD 536(1959年録音)&HMV SXLP 30126(1956年録音)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング




<Guild>
GMCD 7384 ¥2180
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
ショイブレ:ピアノ三重奏曲Op.45
トリオ・フォンターネ〔アンドレア・ヴィーズリ(ピアノ)、
ノエレ・グルーブラー(ヴァイオリン)、ヨナス・クライエンブール(チェロ)〕
スイスの若手奏者たちによって2002年に結成されたアンサンブル、トリオ・
フォンターネ(http://www.triofontane.ch/)。
古典派、ロマン派、近現代の3つの時代を繋げるプログラムには、母国スイスの
作曲家ハンス・ショイブレ(1906-1988)の珍しい「ピアノ三重奏曲」も収録。
スイスに芽吹いた若き才能たちが、広いレパートリーと、母国の音楽への愛着
を披露してくれる。2011年10月17日-19日の録音。

GMCD 7389 ¥2180
オータムナル - ハイド:室内楽作品集 ――
3つの踊りOp.11a/秋にOp.5/夜想曲集Op.7/無伴奏チェロ組曲第2番Op.3
誕生日の歌/冬の音楽Op.6/弦楽四重奏曲Op.10
アクィナス・ピアノ・トリオ、ユウェントゥス・クヮルテット、
エドワルド・ヴァンデルスパール(ヴィオラ)、
エリザ・マーシャル(フルート&アルト・フルート)、
カトリオーナ・スコット(クラリネット)、ルース・ポッター(ハープ)、
キャスリーン・ジェンキンソン(チェロ)、
ジョン・トライル(指揮)、
エヴェリナ・プザイテ(ピアノ)、マーティン・カズン(ピアノ)
名門オックスフォード大学出身で、デイヴィッド・マシューズに作曲を学んだ
イギリスのエリート作曲家、トーマス・ハイド(1978-)の室内楽作品集。
その才能は早くから注目を集めており、現在はイギリスのプレスティン音楽祭
の委嘱作品、ジェニファー・パイクのための「ソナタ」など新作を作曲中。
2007年-2012年の録音。




<Guild Light Music>
GLCD 5197 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - メロディ・ミクスチュア ――
ファン・デル・リンデン:カブ・バンク/マンシーニ:ミスター・ラッキー
エリントン:キャラバン/ティオムキン編:ダウン・アンダー
ワイル:ビルバオ・ソング/ホープ:スプリング・コレクション
グッドウィン:プレジャー・アイランド/他
ルード・フィリップ&シンフォニー・オーケトラ、
フランク・コーデル&ヒズ・オーケストラ、
ヴァル=ベルク&ヒズ・オーケストラ、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・コンサート・オーケストラ、他
軽音楽の黄金時代第97集では、ヘンリー・マンシーニやデューク・エリントン、
ロン・グッドウィンなどの"巨人たち"の音楽がぎっしりと詰まったプログラム。
アラン・バンティングのリマスタリング。1947年-1961年の録音。

GLCD 5198 ¥1650
軽音楽の黄金時代 - 労働時間の軽音楽Vol.3 ――
シュトラウス2世:南国のばら
デイヴィス&コンラッド:ロンサム・アンド・ソーリー
ビゼー(ラング編):カルメン - リズミック・ラプソディ
バーンズ:ディンティ・ミス/ブラックモア:ナックルダスト
シュトラウス2世:春の声/他
ハリー・フライヤー&ヒズ・オーケストラ、
ロニー・ムンロ&ヒズ・ワルツ・オーケストラ、
レジナルド・パースグローヴ&ヒズ・オーケストラ、
ハロルド・コリンズ&ヒズ・オーケストラ、
リチャード・クリーン&ヒズ・オーケストラ、他
シリーズの第98集は、デッカの78回転LPでリリースされていたBBCのラジオ・
プログラム、「労働時間の音楽(Music While You Work)」の復刻第4弾。元BBC
エンジニアのアラン・バンティングのリマスタリングで、往年のデッカ・サウ
ンドと黄金期のライト・ミュージックをじっくりと。1943年-1946年の録音。





<WEITBLICK>
SSS0136/37 2枚組 ¥3960
ブラームス:交響曲全集
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
録音:第1番(1984年9月7日)、第2番(1982年1月15日)、第3番(1980年9月6日)、
第4番(1985年10月20日)
以上、全てベルワルドホールに於けるステレオ・ライヴ録音
スヴェトラーノフのブラームス交響曲全集というと手兵ロシア国立響との1981
年ライヴが高名ですが、当スウェーデンのライヴはその前後5年の演奏となりま
す。「指示に素直に従うアンサンブル」スウェーデン放送響の適応ぶりは聴い
ていて頭が下がります。スヴェトラーノフの解釈は率直で早目のテンポ。オー
ソドックスそのものでドイツの伝統遵守の指揮者と言われても一瞬は頷けます
が、やはり統率力、推進力の凄まじさ、そして時に見せる必殺のフェルマータ
伸ばし、強烈な歌いこみはやはりこの巨匠ならではです。第4番などは絶美の
演奏と申せましょう。2枚のCDに綺麗に収まっているところも二重マルです。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

SSS0138/39 2枚組 ¥3960
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調BWV.232
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送響、同合唱団、
チェレスティーナ・カサピエトラ(S)、レナーテ・フランク・ライネッケ(S)、
ヴェラ・ソウクポヴァ(A)、エーバーハルト・ビュヒナー(T)、
ジークフリート・フォーゲル(Bs)
録音:1975年9月16日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ・ステレオ録音
久々のケーゲルの新譜は、「ロ短調ミサ」です。これは演奏内容の素晴らしさ
から未亡人がぜひに、ということで実現しました。ライプツィヒというとバッ
ハ演奏では伝統を誇りますが、ケーゲルの演奏は「音楽の捧げもの」編曲版く
らいしか思い浮かばず、今回の登場は貴重です。合唱指揮者出身のケーゲルだ
けにこういう曲もお手の物で、やはり一家言あったと思われます。カラヤン、
ジュリーニ、チェリビダッケのようなロマンティックな演奏とは一線を画した、
極めてストイックで硬質な演奏を聴かせます。全体としてスタイリッシュで、
キリリと引締まったテンポは活力に満ち、全曲があっという間に終わります。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<TUDOR>
TUDOR 7189 ¥1550
(1)シャーンドル・バローグ(b.1958):ブレーメンの金管音楽隊(37:16)
(2)ショスタコーヴィチ(ドラーゲ&アンドレセン編):
舞台管弦楽のための組曲より(4曲,11:11)
シャーンドル・バローグ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー金管アンサンブル、
(1)クラウス・ヴァレンドルフ(朗読・ドイツ語)
録音:2009年3月、2012年2月
ベルリン・フィルの精鋭たちが集まった金管アンサンブルによる楽しい音楽劇。
シャーンドル・バローグはハンガリー出身のバス・トロンボーン奏者でハンガ
リー放送響、ブダペスト祝祭管などで活動する傍ら、ブラスのための作編曲を
数多く手がけている。「ブレーメンの金管音楽隊」はバローグのオリジナル作
品で有名な童話に基づく音楽劇。8曲からなる組曲の合間に朗読(ドイツ語)が入
る。ショスタコーヴィチの組曲はかつては「ジャズ組曲第2番」として知れられ
ていた作品から4曲選んで金管アンサンブルのために新たに編曲してまとめたも
の。




<DIVINE ART>
DDA25105 ¥1980
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.9」
「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.1」
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
ピアノ・ソナタ第1番Op.5(1940)
ピアノ・ソナタ第2番Op.8(1942)
ピアノ・ソナタ第3番Op.31(1946)
17のやさしい小品Op.24(1946)
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)
このロシアン・ピアノ・ミュージックVol.9とVol.10の二枚ではヴァインベルク
のピアノ・ソナタ全6曲を収録。ソナタは無調、複調など様々な手法を用いた苦
悩の音楽。併録の「17のやさしい小品」はこどものための小品で平易な表現の
中にも内省的で豊かな抒情が感じられる佳曲。

DDA25107 ¥1980
「ロシアのピアノ音楽シリーズVol.10」
「ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ全集Vol.2」
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
ピアノ・ソナタ第4番Op.56(1955)
ピアノ・ソナタ第5番Op.58(1956)
ピアノ・ソナタ第6番Op.73(1960)
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:1996年12月エーテボリ音楽大学,スウェーデン(Olympia音源による再発)
近年評価の著しいヴァインベルクのピアノ・ソナタ全集第2巻。1950年代以降の
ソナタには初期ソナタの激しく先鋭的な作風とは異なり、内容には新古典主義
的な様式への変化が見られ、独自の叙情性を生み出している。OLYMPIAレーベル
で出ていたヴァインベルク・シリーズの名盤が待望の復活です。

DDA25108 2枚組 ¥3960
「カールスルーエのスティーヴン・ベヴィル」
CD1)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調Op.54
ブーレーズ:12のノタシオン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ ハ短調Op.111
CD2)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ変ホ長調Op.81a
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
スティーヴン・ベヴィル(Pf)
録音:2003-2004年フェルテ・ザール,カールスルーエ(一部ライヴ)
スティーヴン・ベヴィルはイギリスのロイヤル・アカデミーで作曲とピアノ、
指揮を学んだ後、ドイツのカールスルーエ音楽大学に留学、ヴォルフガング・
リームらに作曲を師事し、作曲家としてもエレクトロニクスを使った前衛的な
作品を発表している。このディスクではショパンからベートーヴェン、ブーレ
ーズまで、それぞれが全く異なる様式にも関わらず見事に弾き分けている。
ショパンは現代風に白けた演奏ではなく、立派にロマン派の抒情を湛え、ブー
レーズをまるでドビュッシーの曲のように弾いている。有望新人の登場である。




<METIER>
MSV28525 ¥1850
エリック・クレーヴン:ピアノのためのセット(1-12)
メアリー・ダレー(Pf)
録音:2011年6月
エリック・クレーヴンは数学者としても活動しており、マンチェスター大学で
音楽と数学の教鞭をとっている変り種の作曲家。作品にも数学の理論が使われ
ているとのことだが、協和音が時にリズミカルに、また時にはゆったりと響き
の帯をたなびかせてゆく様はサティやフェルドマンを思わせる。作品は大小様々
な12の小品から構成されている





<エディションHST>
HST-090 ¥2500
F.L.ガスマン(1729 ?1774):疾風怒濤交響曲集
(1)交響曲ト短調 Hill45 (1767)
(2)交響曲ロ短調 Hill83 (1769)
(3)交響曲ホ長調Hill63 (1768)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー:松井 利世子(Vn)
録音:2012年4月東京、三鷹・風のホール、
8月オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録
1772年馬車からの転落事故がもとで74年に亡くなったヴィーン宮廷歌劇場総監
督ガスマンの晩年の3曲を収録。18世紀ヴィーンではほとんど選択されなかっ
たホ長調やロ短調の調性をとる意欲的な作品集。ト短調交響曲もハイドンや後
輩モーツアルトを超え、終楽章では「ボヘミアン農奴魂」が炸裂する。





<ジェイズ・ミュージック(日本)>
JMPC-10103 ¥2000
「In My Life」
ムーン・リバー/グリスビーのブルース/さらば夏の日
コーリング・ユー/南京豆売り&テキーラ/ラブ・ミー・テンダー
魅せられし心/アランフェス/イン・マイ・ライフ
真田正二(ハーモニカ)、
森丘ヒロキ(ピアノ)、加藤真一(ベース)、安藤正則(ドラム)、
太田光宏(ギター)
喜・怒・哀・楽・・・すべてがこの小さな箱の中にある! ハーモニカの音色
は人生の音色だ。 名手・真田正二の集大成、第一弾!クロマチック・ハーモ
ニカの日本の第一人者、真田正二渾身のファースト・アルバム。彼の音色には
人生の様々な様相が詰め込まれている。数々のコンテスト入賞を重ねながら、
日本のみならず、海外でも高く評価されるその演奏には、吸い込まれてしまい
そうな魅力がある。今回は、回りを優秀なジャズミュージシャン達でかため、
泳ぐようにそのなかで自由に演奏している。めったに出会える事のないジャズ
・ハーモニカの名盤である。

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12-09 No.25

2012年09月24日 12時53分30秒 | Weblog
<BOHEME>
CDBMR 009164 9枚組 ¥4850 ※9月26日までのご注文特価
(9CD)BC:4602410811649 ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲全集
第1番-第16番
大フーガ 変ロ長調 Op.133
2つのホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲変ホ長調 Op.81b(*)
タネーエフ弦楽四重奏団
ヴィタリー・ブヤノフスキー、ヴラディーミル・シャリート(ホルン(*))
録音:1971年(*)、1981-1988年(*以外)、サンクトペテルブルク




<TRITO>
※代理店の在庫限りの先着特価です。
予定数量に達し次第取り扱い終了となります。
TD 0087 ¥540
ジャナンドレア・ノセダのシューマン&シューベルト
シューマン(1810-1856):交響曲第2番ハ長調 Op.61(+)
シューベルト(1797-1828):交響曲第4番ハ短調 D.417(*)
カダケス管弦楽団
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2009年4月29日(*)、2010年4月30日(+)、
ライヴ、アウディトリウム、サラゴサ、スペイン




<FABIAN RECORDS>
※代理店の在庫限りの先着特価です。
予定数量に達し次第取り扱い終了となります。
FABIAN-CD 6113 3枚組 ¥2180
J・S・バッハ(1685-1750):マタイ受難曲 BWV244
ノルベルト・エルンスト(テノール:福音史家)
アンドレアス・レベダ(バス:イエス)
エマ・カークビー、ガブリエーレ・ダニエル(ソプラノ)
マルクス・フォルスター、ユルゲン・バンホルツァー(男性アルト)
クリスティアン・ハーフェル(テノール)
マンフレート・ミッターバウアー(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2005年3月16日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア

FABIAN-CD 6114 2枚組 ¥1650
J・S・バッハ(1685-1750):ヨハネ受難曲 BWV245
ダニエル・ヨハンセン(テノール:福音史家)
アンドレアス・レベダ(バス:イエス)
エマ・カークビー(ソプラノ)
マルクス・フォルスター(男性アルト)
クリスティアン・ハーフェル(テノール)
マンフレート・ミッターバウアー(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2007年4月1日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア

FABIAN-CD 6115 2枚組 ¥1650
(2CD)J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調 BWV232
エマ・カークビー、マリア・エアラッハー(ソプラノ)
マルクス・フォルスター(男性アルト)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
アンドレアス・レベダ(バス)
バッハ=ヴォーカルアンサンブル・シュレーグル
アルス・アンティクァ・アウストリア
ルペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(指揮)
録音:2009年5月31日、ライヴ、シュレーグル参事会聖堂、オーストリア




<DUX>
DUX 0137 ¥1800
ジャン・フランソワ・ジョフロワ(1633-1694):クラヴサン曲集
組曲 en c sol ut b mol(全11曲)/組曲 en c sol ut(全12曲)
組曲 en g re sol b quar(全17曲)/組曲 en d la re(全9曲)
エヴァ・ムロフツァ(チェンバロ)
使用楽器:2006年、デトマール・フンゲルベルク製、ヒュッケスヴァーゲン、
ドイツ
(モデル:1711年、ピエール・ドンゼラーグ製)
ジャン・フランソワ・ジョフロワはフランスのチェンバロおよびオルガン奏者
・作曲家。1690年にペルピニャン大聖堂のオルガニストに就任しましたが、そ
れ以前についてはパリの聖ニコラ・デュ・シャルドネ教会のオルガニストを務
めていたと推測される以外、資料がありません。ジョフロワの作品と確認され
ているものは彼の没後に作られた一巻の手稿譜集「あらゆる自然調と派生調に
よるクラヴサン曲集」(パリ国立図書館所蔵、Res.475)ただ一つですが、曲数は
200を超え、それらは彼がフランス・バロック音楽においてフランソワ・クープ
ランやジャン=フランソワ・ダンドリューに匹敵する作曲家であったことを示し
ています。
エヴァ・ムロフツァはポーランドのクラクフに生まれ、エルジビェタ・ステ
ファンスカ(クラクフ音楽アカデミー)、ニコラス・パール(オーバーラウジッツ
古楽アカデミーおよびギルドホール音楽学校)、イェルク・アンドレアス・ベッ
ティヒャー(バーゼル・スコラ・カントールム)に師事したチェンバロ奏者。

DUX 0336 ¥1800
シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ユン・ソヨン(ヴァイオリン)
ゴジュフ・フィルハーモニー管弦楽団
ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
録音:2012年4月、ゴジュフ・フィルハーモニー、ポーランド
ユン・ソヨン(韓国)は第14回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・
コンクール(2011)優勝者。

DUX 0588 ¥1800
シューベルト(1799-1828):連作歌曲「美しい水車屋の娘」Op.25 D.795
カロル・コズウォフスキ(テノール)
ヨランタ・パヴリク(ピアノ)
カロル・コズウォフスキはワルシャワ芸術アカデミー彫刻科を卒業後、2007年
にグダンスク音楽アカデミーを卒業したポーランドのテノール。2009年以来ワ
ルシャワ国立大劇場オペラでソリストを務めており、国際的な活躍も始めてい
ます。

DUX 0752 ¥1800
ミハウ・ドブジンスキ(1980-):
連続[Continuum](2台のピアノと2つの打楽器セットのための;2009)
悲歌 第4番「マルチフォニア」[Elegia IV. Multifonia]
(弦楽合奏のための;2010)(+)
夜想協奏曲「イルミネーション」[Iluminacje. Concerto-notturno]
(ピアノと弦楽合奏のための;2010)(#)
深き淵より[De profundis]
(混声合唱、アルト独唱と弦楽合奏のための;2010)(**)
大いなる主[Magnus Dominus](混声合唱と管弦楽のための;2005)(++)
悲歌 第1番[Elegia I](無伴奏ヴァイオリンのための;2006)(##)
ミハウ・ドブジンスキ、マリウシュ・クリムシャク(ピアノ(*))
マテウシュ・クラフチク、ヤン・ヴェズネル(打楽器(*))
バルトゥオメイ・ヴェズネル(ピアノ(#))
ナタリア・ウーカシェヴィチ(アルト(**))
シロンスク・フィルハーモニー合唱団(**/++)
シロンスク室内管弦楽団(+/#/**)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(++)
プシェミスワフ・フュガイスキ(指揮(+/#/**/++)
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン(##))

DUX 0783 ¥1800
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):オペラ「貴族の一言」(1幕の喜劇)
アレクサンドラ・ブチェク(ソプラノ)
ヤヌシュ・レヴァンドフスキ(バスバリトン)
ミハウ・パルティカ、レシェク・スクルラ(バリトン)
アレクサンデル・テリガ(バス)
シュチェチン城オペラ合唱団&管弦楽団
ヴァルチスワフ・クンツ(指揮)

DUX 0869 ¥1800
ヘンデル(1685-1759):トリオ・ソナタ集
変ロ長調 HWV380/ニ短調 HWV381/変ホ長調 HWV382
ヘ長調 HWV383/ト長調 HWV384/ニ長調 HWV385
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
ボグダン・リシュカ、スタニスワフ・マリコフスキ(オーボエ)
ズビグニェフ・プージェク(ファゴット)

DUX 0890/0891 2枚組 ¥2700
一対の炎 ショパンとノルヴィト
ショパン(1811-1849)のピアノ作品(12曲)
ツィプリアン・ノルヴィト(1832-1883)の詩(12篇)
ルーカス・ゲニューシャス、ケヴィン・ケナー、
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
未詳(朗読者)
ショパンの曲(既発売音源)とノルヴィトの詩(三か国語:ポーランド語、フラン
ス語、英語の順)を交互に収録。ツィプリアン・ノルヴィトはワルシャワに生
まれたポーランドのロマン派を代表する放浪の詩人(・小説家・劇作家・随筆
家・彫刻家・画家・哲学者)。パリ滞在期にショパンと知り合ったノルヴィトが
ショパンの没後パリに戻って書いた詩「ショパンのピアノ」が第1曲「夜想曲
第13番 Op.48 No.1」の後に朗読されます。

DUX 0906/0907 2枚組 ¥2700
キラールの最も美しい曲集
ヴォイチェフ・キラール(1932-):
映画「パン・タデウシュ物語」から ポロネーズ/映画「嫉妬と医術」から
タンゴ
映画「キング・フォー・バーニング」から アニュス・デイ
3つの前奏曲(1951)/平和へのミサ(2001)から キリエ(一部),クレド(一部)
映画「パン・タデウシュ物語」から 蟻/ピアノ協奏曲 から 第1楽章
弦楽合奏のためのコラール前奏曲(1988) から 第2楽章
ヴィクトリア(独唱、合唱と管弦楽のための;1983)
マニフィカト(独唱、管弦楽のための;2006)から 第2楽章
オラヴァ(室内管弦楽のための;1986)/コシチェレツ山1909(交響詩;1976)
クシェサニ(交響詩;1974)
さまざまな演奏者
既発売音源編集盤。24カラット・ゴールドCD。

DUX 0917 ¥1800
ジョン・ティルブリー トマシュ・シコルスキのために
トマシュ・シコルスキ(1939-1988):ピアノ作品集
署名[Autograph](1980)/ロンド[Rondo](1984)
ぼんやりと外を眺めて[Zertstreutes Hinausschauen](1971)
ジョン・ティルブリー(1936-):トマシュ・シコルスキのための即興(2011)
ジョン・ティルブリー(ピアノ)
トマシュ・シコルスキはポーランドの作曲家カジミェシュ・シコルスキ(1895-
1986)の息子としてワルシャワに生まれ、ワルシャワ音楽院で父とスビグニェ
フ・ドジェヴィエツキに、パリでナディア・ブーランジェに師事した作曲家・
ピアニスト。「ポーランドのミニマリスト」と称され、数多くの器楽作品を書
きました。ジョン・ティルブリーは前衛音楽と即興を得意とするイギリスのピ
アニスト。同世代でありコラボレーションを重ねたトマシュ・シコルスキへの
彼からのトリビュートして制作されたのがこのアルバムです。

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12-09 No.24-1

2012年09月22日 13時44分59秒 | Weblog
<LA MA DE GUIDO>
LMG 2112 ¥2080
パブロ・カザルス 協奏曲名演集
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[11'49"](*)
ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲変ロ長調 G.482[9'05"/ 6'07"/ 7'01"](+)
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(#)
[15'11"/ 6'55"/ 8'39"]
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[8'27"](**)
パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団(*/+/**)
ロナルド・ランドン(指揮(*/+))
ジャック・ティボー(ヴァイオリン(#))
バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団(#)
アルフレッド・コルトー(指揮(#))
原盤:HMV DB.3063/4(1936)(*)/HMV DB.3056/7/8(+)
/HMV DB.1311-1314(1929)(#)
RCA VICTOR V-14842(**)




<MUSIEPOCA>
MEPCD 005 ¥2080
トマス・ミランス・イ・ゴダヨル(1672-1742):教会音楽作品集
聖母のリタニア[Litaniae lauretanae / Lletanies de la Mare de Deu]
(合唱4声と通奏低音のための)
サルヴェ・レジナ[Salve Regina]
(6声;2人のアルト、合唱4声と通奏低音のための)
神の愛[Charitas Dei](合唱4声と通奏低音のための)
マニフィカト[Magnificat]
(8声;2人のソプラノ、アルト、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
不安で、不幸な[Suspende, infelice]
(聖体の秘跡の独唱カンタータ;ソプラノ独唱と通奏低音のため)
タルシスの王たちは[Reges Tharsis]
(王の日のためのアンティフォナ;合唱3声と通奏低音のための)
ヌンク・ディミティス[Nunc dimittis]
(6声;ソプラノ、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
さあ、羊飼い娘たちよ[Hala, zagalas]
(クリスマスのトノ;3人のソプラノ、テノール、合唱4声と通奏低音のための)
ライア・フリゴレ(ソプラノ)
ラ・シャントリア(独唱、合唱、通奏低音)
ペレ・リュイス・ビオスカ(指揮)
前作(MEPCD 004)のジュゼプ・ミル・イ・リュサ(1700頃-1764)に続き、カタル
ーニャの若々しい声楽アンサンブル、ラ・シャントリア(2008年デビュー)が世
に問う知られざるカタルーニャ・バロック教会音楽。トマス・ミランス・イ・
ゴダヨルはカタルーニャ(スペイン)のカネトに生まれ、バルセロナのコムテサ
宮(小王宮)礼拝堂楽長およびジロナ大聖堂楽長を務めた作曲家。
当ディスクにはボーナス・トラックとしてインタラクティヴ・オーディオヴィ
ジュアル・コンテンツが収録されている(CDプラス仕様)とのことですが、弊社
は動作の保証をいたしません。なにとぞご了承ください。




<LAUDA>
★国内代理店変更に伴う、代理店の在庫処分のご案内です。
先着で商品がなくなり次第、今回特価は終了となります。
1枚もの:¥880 2枚組:¥1080

LAU 001
冒険と魅惑の間に ドン・キホーテに関する音楽
不詳:冒険の騎士/ご婦人よ、あなたに会ってから
それほど強くあなたに会いたがる男は/どこにいるのですか、わが婦人よ
平民にはタマネギとパンが与えられ
カルロス・パティニョ(1600-1675):大事を成すには少なからぬ努力
ヘロニモ師:緑のミルテの木のそばで
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
大ティエント第4旋法(器楽)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):われを憐れみたまえ、主よ
ペドロ・ゲレロ(16世紀):おお、私の嘆きは大理石よりも堅く
マテオ・ロメロ:樹木や草花は
チャコン:サンチョ・パンサここにあり
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1648-1611):バビロンの川のほとりに
不詳:愛の力はしばしば
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):愛よ、私は思うと/強き郷士ここに眠る
ラ・グランド・シャペル
セシル・ケンペナールス、ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
リーヴェン・テルモント(バス)
バルト・クン、ペーター・デ・クレルク(リコーダー)
マルティン・バウアー、ピート・ストリッカース(ビウエラ・デ・アルコ)
トム・デヴァーレ(ビオロン)
フィリップ・マルフェイト、ウィム・マーセーレ(ギター、テオルボ)
ハンネローレ・デヴァーレ(ハープ) ステファン・プジャン(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2004年12月8-10日、メルセン(ベルギー)、聖ステファン教会
小説「ドン・キホーテ」の主人公の「脳内同時代」である1605年以前に作曲さ
れた音楽や古いバラード、また、彼の正体である本名アロンソ・キハノおよび
作者ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の時代の音楽で構成されたアルバム。

LAU 002
セルバンテスのためのレクィエム
[死者のための聖務;朝課]
単旋律聖歌:振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:御身の手は形作りたもうた(レクツィオIII)
マテオ・ロメロ:主よ、この世を裁きに来たもうとき(レスポンソリウムIII)
[死者のためのミサ]
マテオ・ロメロ:
死者のためのミサ から レクィエム・エテルナム(イントロイトゥス),キリエ
単旋律聖歌:
レクィエム・エテルナム
(グラドゥアーレ;"In memoria" 以降マテオ・ロメロ作曲)
われを放ちたまえ、主よ(トラクトゥス)
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から
ディエス・イレ(セクエンツィア),
ドミネ・イェズ・クリステ(オフェルトリウム;"Hostias" 以降単旋律聖歌),
サンクトゥス
単旋律聖歌:ベネディクトゥス
マテオ・ロメロ:死者のためのミサ から アニュス・デイ
単旋律聖歌:ルクス・エテルナ(コムニオ)
[葬儀式における免罪]
ペドロ・ルイモンテ(1656-1627):
ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)/わが罪を覚えたもうな(同)
伝マテオ・ロメロ:われを解き放ちたまえ、主よ(レスポンソリウム)
[死者の埋葬式]
ペドロ・ルイモンテ:深き淵より(詩篇129)
セバスティアン・ロペス・デ・ベラスコ(1584-1659):
御身は完璧に美し(モテット)
ラ・グランド・シャペル
ヘレン・アシュビー、ケイト・アシュビー、
エリン・マナハン=トマス(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ、クリストファー・ケイル、
マシュー・ヴェナー(カンターテナー)
サイモン・デイヴィス、エルヴェ・ラミー、
ジョージ・プーリー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン(バリトン) 
ベン・デイヴィス、マルク・パンテュス(バス)
アルノ・パドゥフ(コルネット[ツィンク])
オトマール・ガイスヴィンクラー、
ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(サックバット)
イヴ・ベルタン(ファゴット) マルティン・バウアー(ビウエラ・デ・アルコ)
フィリップ・マルフェイト(テオルボ) トマ・ド・ピエルフュ(ビオロン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年2月、クエンカ(スペイン)、聖ミゲル教会
小説「ドン・キホーテ」の出版(1605)四百周年を記念して制作された、作者ミ
ゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の追悼企画盤。プログラムのメインは、
セルバンテスの死の年にスペイン王宮礼拝堂楽長を務めていた(在任:1598-1633)、
リエージュ(現ベルギー)生まれの作曲家ロメロの8声のレクィエム(死者のた
めのミサ)。

LAU 003
イカロスの飛翔 バロック的エロスに関する音楽
マヌエル・コレア(1600頃-1653):聞け、愛に生きる者たちよ
[蝋の翼]
不詳:何を私に助言するか、愛よ
[イカロス]
マテオ・ロメロ(1575頃-1647):幸福な思いよ
不詳:愛が殺すとはいえ
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス(1644-1712):
左手のトッカータ第5旋法(器楽)
[太陽]
不詳:これは愛だ、経験者はわかっている
マヌエル・マチャド(1590頃-1646):イカロスは常に描かれた
[飛翔]
不詳:注意せよ、蝶よ
マヌエル・コレア:何のために命を惜しむのか?
ベルナルド・ムリリョ(17世紀):相手を変えるために、ヒラは
不詳:3つの小ヴァース第2旋法(器楽)/風は愛の神を目覚めさせず
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):愛の飛翔
[墜落]
不詳:太陽は向こう見ずな翼を溶かし
ジュアン・バプティスタ・カバニリェス:
ティエント・デ・ファルサス第1旋法(器楽)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル、ケイト・アシュビー(ソプラノ)
シツェ・ブワルダ(カンターテナー) エルヴェ・ラミー(テノール)
パウ・ボルダス(バス)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
フレーク・ボルストラプ、ガイル・アン・シュレーダー、
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ビオロン)
ダヴィト・ファン・オーイェン(ギター、テオルボ)
ミシェル・クロード(打楽器)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2005年9月12-14日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ギリシャ神話に登場する人物、大工のダイダロスと息子イカロスはミノス王に
疑われ塔に幽閉されていたが、鳥の羽根を蝋(ろう)で固めて翼を作り塔から脱
出した。しかし、父親の忠告にもかかわらず高く昇り太陽に近づき過ぎたイカ
ロスの翼の蝋は溶け、海に墜落して死んでしまう。
当アルバムでは、イカロスの翼が男性の欲求に、太陽がその対象である女性に
喩えられ、17世紀スペイン・バロック音楽に表れた「生きる人間の欲求として
の愛」をテーマにプログラム構成されています。

LAU 004
ホセ・デ・ネブラ:証聖者の晩課 (教皇ではない)証聖者共通の晩課の再構成
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):晩課のヴェルスス(入場;オルガン)
単旋律聖歌:神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始の祈り)
単旋律聖歌:主よ、5タレントを(アンティフォナI)
ホセ・デ・ネブラ:
主は言われた(詩篇I;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:よきかな、善良なる僕よ(アンティフォナII)
不詳:われは御身をたたえん(詩篇II;ファルソボルドーネとオルガンの
交互演奏、第6ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:忠実にして聡明なる僕(アンティフォナIII)
ホセ・デ・ネブラ:
主を畏れる者は幸いなり(詩篇III;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:僕は幸いなり(アンティフォナIV)
不詳:僕らよ、主をたたえよ(詩篇IV;単旋律聖歌とオルガンの交互演奏、
第8ヴェルスス(オルガン)のみホセ・デ・ネブラ作曲)
単旋律聖歌:御身の髪は(アンティフォナV)
ホセ・デ・ネブラ:
主をたたえよ(詩篇V;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)(*)
単旋律聖歌:これなる証聖者は(ヒムヌス)
単旋律聖歌:この世を軽んずるこの者は(マニフィカトへのアンティフォナ)
ホセ・デ・ネブラ:マニフィカト(単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
単旋律聖歌:主をたたえよ[Benedicamus Domino]
ホセ・デ・ネブラ:われは信ず(詩篇;単旋律聖歌とポリフォニーの交互歌唱)
ラ・グランド・シャペル
アンネ・カンビエル(ソプラノ) 
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カンターテナー)
ニコラス・マルロイ(テノール) ジョナサン・ブラウン(バス)
ヘルマン・スティンダース(オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2006年6月3-5日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
ホセ・デ・ネブラはマドリードの王宮礼拝堂首席オルガニストを務めた18世紀
中盤のスペインを代表する作曲家。オペラ等の舞台作品で成功を収めましたが、
1734年の王宮の火災による所蔵楽譜の大量焼失後、教会音楽に専念しました。
当アルバムでは、ネブラが無伴奏4声という小編成のために作曲したユニーク
な曲集「聖人共通晩課および聖母晩課」(1759)の収録曲をもとに一つの晩課を
再構成。(*)以外のネブラの作品は世界初録音。証聖者とは殉教者以外の聖人
を指します。

LAU 005
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):器楽カンシオン集
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽」(1751)から カンシオン
第6旋法第6番,第4旋法第4番,ハ長調第1番,ハ短調第7番,
ト長調第1番,ホ短調第1番,ホ長調第5番,第1旋法第1番,
ヘ長調第3番,ヘ長調第2番,ハ短調第6番,ト短調第7番,
ロ長調第2番,ヘ長調第1番,ロ長調第1番,ロ短調第6番,
ニ長調第2番,ホ長調第6番,第5旋法第5番,ヘ長調第5番,
第6旋法第6番
ラ・グランド・シャペル
アントワーヌ・トルンチク、クレマンティーヌ・ユモー(バロックオーボエ)
クロード・モーリー、カミーユ・ルロワ(ナチュラルホルン)
イヴ・ベルタン(ファゴット) ジョナサン・ルビン(テオルボ)
デイヴィッド・シンクレア(ビオロン)
アンヘル・レカセンス(アーティスティック・ディレクター)
録音:2006年2月5-8日、パリ、ドイツ福音教会
ロドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。パレン
シア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めました。
「全音階・半音階的に和声付けられた音楽(Escala diatonico-chromatico-
enharmonica)」(通称「シャリュモーのための曲集(Libro para las chirimias)」)
は、彼がパレンシア大聖堂楽長を務めていた時期に5つの楽器と低音のために
書いたカンシオン(カンツォーナ、つまり楽器による「歌」)集で、旋法・調性
別にまとめられています。当アルバムではフランスの管楽器奏者による、まさ
に歌うような演奏を楽しめます。

LAU 006
華麗なる色事師 ドン・フアンの伝説に関する音楽
クリストバル・ガラン(1620頃-1684):海はトロイとなる
フアン・イダルゴ(1614頃-1685):甘美なナイチンゲール
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):
第2旋法と4つのフーガ(器楽)
フアン・イダルゴ(1614頃-1685):華麗なる色事師
マヌエル・エグエス(1657-1729):名前を持たない男
ベルナルド・ムリリョ(17世紀):セビリャが声を上げて私を呼ぶ!
不詳:アミンタがさらに美しく現れる
クリストバル・ガラン:誰も嘆かせるな
ジャン・ド・マック(1548/50?-1614):
コンソナンツェ・ストラヴァガンティ(器楽)
マヌエル・コレア(1600頃-1653)?:
信用してよいものか!/新しいエネアスの言葉
不詳:花たちよ、二羽のナイチンゲールの歌をお聞きなさい/村の舞踏会に
フアン・イダルゴ:静かに、ゆっくりと
クリストバル:ガラン:彼は何と甘美に傷付けることか!/ディエス・イレ(*)
ラ・グランド・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、マリサ・マルティンス(ソプラノ)
シャビエ・サバタ(カウンターテナー) イアン・ハニーマン(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
グレース・ダヴィドソン(ソプラノ(*)) 
ティモシー・トラヴァーズ(テノール(*))
ニコラス・マルロイ(バス(*))
ミラ・グロデアヌ、ホルレン・ベガ・ガルシア(ヴァイオリン)
ライナー・ツィパーリング、エマヌエル・バルサ(ビウエラ・デ・アルコ)
マルガレート・ウルクハルト(ビオロン)
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、ヨースト・スウィンケルス、
アダム・ウルフ(サクバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) マティアス・シュペーター(アーチリュート)
ウィム・マセーレ(ギター、テオルボ) ミシェル・クロード(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(チェンバロ、オルガン)
アンヘル・レカセンス(指揮)
録音:2007年1月28-30日、ゲント(ベルギー)、
フレリック・レウヴェン・ゲント・マネージメント・スクールの礼拝堂
モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の台本を書くにあたってダ・ポ
ンテが参照したとされる、スペインの伝説上の放蕩貴族ドン・フアンを主人公
とするティルソ・デ・モリナ(1579-1648)作の戯曲『セビーリャの色事師と石
の招客』(1630)からテキストを採った声楽曲を中心に構成されたアルバム。

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12-09 No.24-2

2012年09月22日 13時44分24秒 | Weblog
LAU 007
ジュアン・パウ・プジョル:聖体のための音楽
キリスト聖体祭の行列と終課の再構成
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626):
お母さん、恋人が(ビリャンシコ;器楽)/皇太子が(ビリャンシコ)
単旋律聖歌:パンは唯一なり(レスポンソリウム)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627)/
フアン・ナバロ(1530頃-1580):歌え、舌よ[パンジェ・リングァ](ヒムヌス)
ジュアン・パウ・プジョル:
荘厳なる祭に(ヒムヌス)/もしも命のパンから(ビリャンシコ)
[終課]
単旋律聖歌:
われらを導きたまえ、神よ
神よ、来たりてわれを救いたまえ(開始のヴェルスス)/われを憐れみたまえ
ジュアン・パウ・プジョル:
私が彼を呼びしとき(第1の詩篇;詩篇4)
御身に、主よ、われは信を置く(第2の詩篇;詩篇30)
至高の助けとともに住まう者は(第3の詩篇;詩篇90)
見よ、今こそ主を祝福せよ(第4の詩篇;詩篇133)
聖書朗読:御身はわれらとともにあり、主よ
ジュアン・パウ・プジョル:
御身の手に(小レスポンソリウム)/日の終わる前に(ヒムヌス)
単旋律聖歌:
われらを守りたまえ、主よ/われらを救いたまえ、主よ(アンティフォナ)
ジュアン・パウ・プジョル:
今こそ行かせたまえ(シメオンのカンティクム)/主に祝福あれ
天の元后(アンティフォナ)
[聖体行列]
ジュアン・パウ・プジョル:
傷付いた愛の炎(ビリャンシコ)/エルサレムよ、主をたたえよ(詩篇147)
ラ・グランド・シャペル
マリア・ルス・アルバレス、アンナ・デニス、
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オールソップ、
ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ニコラス・マルロイ、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン(バス)
ジェイミー・サヴァン(コルネット[ツィンク])
バルト・クン、クン・ディールティーンス(リコーダー)
シメン・ファン・メヘレン、アダム・ウルフ(サックバット)
ハビエル・サフラ(ファゴット) エリヒオ・キンテイロ(ギター、テオルボ)
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ) 
ミリアム・シャリンスキー(ヴァイオリン)
ジョイ・スミス(ダブルハープ) ダビド・マヨラル(打楽器)
ヘルマン・スティンダース(オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年1月24-26日、アントワープ(ベルギー)、エルゼンフェルト、
聖母礼拝堂
イエス・キリストが最後の晩餐においてパンを「わが体なり」、ぶどう酒を
「わが血なり」と弟子たちに示したことを記念する聖体祭。カトリックでは神
輿にも似た聖体行列が行われ、司祭や信者が町を行進します。このアルバムで
は、ジュアン・パウ・プジョルの作品を中心とした終課の音楽の前後に民衆的
な行列の歌(ビリャンシコ)に置く構成がとられています。
タラゴナ、サラゴサ、バルセロナの大聖堂楽長を務めたカタルーニャの作曲家
プジョルは、スペイン音楽におけるルネサンスとバロックの橋渡し的存在。

LAU 008
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:死者のための聖務曲集
単旋律聖歌:主よ、わが唇を開きたまえ(開始のヴェルスス)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1730-1809):
神よ、万物は御身のために生きる(インヴィタトリオ)
来たれ、主に向いて歓呼せよ(詩篇94)
単旋律聖歌:
導きたまえ、主よ(アンティフォナ)/わが言葉を聞きたまえ、主よ(詩篇5)
振り返りたまえ、主よ(アンティフォナ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:主よ、御身の怒りの内に(詩篇6)
単旋律聖歌:奪わぬように/わが神なる主よ(詩篇7;ファルソボルドーネ)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:
われを許したまえ、主よ(レクツィオI)
単旋律聖歌:われは信ず、わが救い主の生けるを(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:萎えしわが魂は(レクツィオII)
単旋律聖歌:ラザロを蘇らせし御方(レスポンソリウム)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル:ディエス・イレ
ラ・グランド・シャペル
シリル・ジェルステナーベル、アンナ・デニス(ソプラノ)
ロバート・オグデン、ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー)
ジェイムズ・オクスリー、デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
ジョナサン・ブラウン、ジャン=バティスト・デュモラ(バス)
リデウェイ・ファン・デル・フォールト、ユディト・ステーンブリンク、
デイヴィッド・ウィッシュ、サラ・マリー・デ・コルソ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
エクトル・カスティリョ(ヴィオローネ)
フランク・テュンス、シャルル・ゼブリー(フルート)
エルウィン・ウィエリンガ、アンネケ・スコット(トランペット)
バルバラ・セラ(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2008年2月19-20日、マドリード国立音楽堂室内楽ホール
ガルシア・ファヘルはイタリアで学びオペラで成功を収めたのち帰国、1756年
から亡くなるまで50年以上に渡ってサラゴサ大聖堂楽長を務めました。当時の
スペインの作曲家としては珍しく、彼は楽長就任以降ほとんど教会用の音楽し
か書きませんでした。この「死者のための聖務曲集」の楽譜はメキシコのグア
ダルーペのバジリカ教会に保管されていたもので、これが世界初録音。ここで
は単旋律聖歌を加えた死者のための聖務が再構成されています。

LAU 009
ロドリゲス・デ・イタ:ミサ「おお、栄光に満てる聖母」
聖母被昇天ミサ(1771)の再構成
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787):
カンシオン第1旋法第1番 No.[58](開始;器楽)
単旋律聖歌:おお、栄光に満てる聖母
[ミサ]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から キリエ,グローリア
カンシオン第2旋法第2番 No.[2](使徒書簡朗読箇所;器楽)
単旋律聖歌:
祝福と尊敬あれ(グラドゥアーレ)
アレルヤ、聖母マリアは恵まれたり(アレルヤ)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン イ短調第5番 No.[48](福音書朗読箇所;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から クレド
単旋律聖歌:幸いなり、聖母マリア(オフェルトリウム)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:カンシオン ハ短調第5番 No.[13]
単旋律聖歌:いつの世までも、永遠に(序唱)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から サンクトゥス
カンシオン ト短調第6番 No.[42](エレヴァツィオーネ;器楽)
ミサ「おお、栄光に満てる聖母」 から アニュス・デイ
単旋律聖歌:聖母の御子宮に祝福あれ(コムニオ)
[聖母行列]
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:
カンシオン ト短調第4番 No.[40](開始;器楽)
単旋律聖歌:聖母マリアのリタニア(ファルソボルドーネ付き)
アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ:サルヴェ・レジナ
ラ・グランド・シャペル
キャサリン・フュージ(ソプラノ)
デイヴィッド・オルソップ、
ティモシー・トラヴァーズ=ブラウン(カウンターテナー)
サイモン・ウォール(テノール)
オリヴィア・ロビンソン(ソプラノ) マシュー・ヴェナー(カウンターテナー)
トマス・ホッブズ(テノール) ジョナサン・ブラウス(バス)
ロレンツォ・コリット、ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ) 
ロベルト・フラネンベルグ(ヴィオローネ)
フランセス・ノーブリー、レイチェル・バルドック(オーボエ)
エルウィン・ウィオリンガ、ヘイス・ラスーレ(トランペット)
マルガレート・ボンヘルス(ファゴット) 
ヘルマン・スティンダース(ポジティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(単旋律聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2007年9月23-24日、サフラ(スペイン)、聖シプリアノ教会
聖母マリアが死後に霊魂も肉体も伴い天に上げられたことを記念する聖母被昇
天祭(8月15日)。カトリック諸国では聖母像等を掲げた行列が行われ、特にス
ペインでのその熱のこもった光景はマスコミにもたびたび登場しています。ロ
ドリゲス・デ・イタはマドリード生まれの進歩的な作曲家・理論家。パレンシ
ア大聖堂、マドリードの王立エンカルナシオン修道院の楽長を務めました。彼
は教会で楽師たちが演奏する器楽曲も多く書いており、当録音でもその中から
カンシオン(カンツォーナ)が演奏されています。

LAU 010 2枚組
クリストバル・ガラン(1625頃-1684):魂の歌 ラテン語とスペイン語の作品集
【CD 1:ラテン語の作品】
主をほめたたえよ[Laudate Dominum](詩篇;8声)
天の星[Stella coeli](聖母のためのモテット;8声)
めでたし、元后[Salve Regina](アンティフォナ;5声)
悲しみの聖母[Stabat Mater](セクエンツィア;8声)
めでたし、聖なるマリア[Ave sanctissima Maria](聖母のモテット;8声)
クレゴリオ聖歌による作品 第1旋法[Orba de lleno de primer tono]
(フアン・デル・バド(1625頃-1691)作曲;器楽)
記憶しないでください[Ne recorderis](死者のためのレスポンソリウム;4声)
私は信じた[Credidi](詩篇;8声)
私は私の父のもとへ昇る[Ascendo ad Patrem meun]
(被昇天のためのレシポンソリウム;8声)
【CD 2:スペイン語の作品】
天上界のケルビムよ![Querubes de la impirea]
(聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
勇敢な恋する男に[Al valiente enamorado](聖体の秘蹟のハカラ;8声)
愛の矢を飛ばせ[Vuele la flecha!](聖母被昇天の独唱曲)
二つの意味を聞け[Oigan a dos sentidos](聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
太陽の最も美しい娘よ![Bellisima hija del sol!]
(無原罪懐胎の二重唱と四重唱)
蝶よ、飛んで火に入るな![Mariposa, no corras al fuego!]
(聖体の秘蹟のトナダ;独唱)
聞け、木々よ、聞け、獣らよ![Oid troncos, oid, fieras!]
(聖体の秘蹟のビリャンシコ;8声)
フェニックス、愛の炎の中に[Fenix, que en llamas de amor]
(キリスト生誕のトノ;4声)
おべっかつかいの泉[Fuentecillas lisonjeras](聖体の秘蹟の二重唱)
愛するために生きること[Vivir para amar](聖体の秘蹟のビリャンシコ;3声)
感覚の毒[Veneno de los sentidos](トノ・ウマノ;二重唱)
最も美しい光に[A la luz mas hermosa](聖体の秘蹟の独唱曲)
恐れるな、疑うな[No temas, no receles](レスポンシオン・ヘネラル;8声)
ラ・グランド・シャペル
マリア・エウジェニア・ボシュ、アンナ・デニス、マリス・パボン、
カミーユ・ヘスケス(ソプラノ)
ロサ・ドミンゲス、ジョアナ・トメ(メゾソプラノ)
ガブリエル・ディアス・クエスタ、デイヴィッド・オルソップ、
ダニエル・コリンズ(カウンターテナー)
ニコラス・マルロイ、サイモン・ウォール、
ヘラルド・ロペス・ガメス(テノール)
ブノワ・アルヌール、ヘスス・ガルシア・アレフラ(バス)
ビャッテ・アイケ、ペーター・シュピスキー(ヴァイオリン)
ニコラス・ミルン(ビウエラ・デ・アルコ) バルバラ・セラ(ファゴット)
エリヒオ・キンテイロ(テオルボ) ジョシュア・チーザム(ヴィオローネ)
シオバン・アームストロング(ハープ)
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(グレゴリオ聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2009年10月25-26日、2010年1月24-26日、クエンカ(スペイン)、
聖ミゲル教会
クリストバル・ガランはセゴビア大聖堂楽長、マドリードのデスカルサル・デ
アレス修道院楽長、王宮礼拝堂楽長等を務めたスペインの作曲家。スペイン・
バロックの作曲家の例にもれず彼の作品の多くが王宮の火災により失われまし
たが、残された教会音楽や世俗声楽曲を入念に研究した上で録音された当盤は、
人気作曲家であった彼の実力をじゅうぶんに伝えるものとなっています。全収
録曲が世界初録音。

LAU 011
フアン・ガルシア・サラサル(1639-1710):枝の主日のための音楽
サモラの枝の主日の行列とミサの再構成
《棕櫚の聖別》
私を清めてください[Asperges me](アンティフォナ)
ダヴィデの息子にホサナ[Hosanna Filio David]
(アンティフォナ;グレゴリオ聖歌)
《棕櫚の配布》
ヘブライの子らは[Pueri Hebraeorum](アンティフォナ;8声)
《行列》
エルサレムに着き[Cum appropinquaret](アンティフォナ;グレゴリオ聖歌)
《教会の門の前に》
栄光、称賛[Gloria laus](ヒムヌス;8声)
《教会内の行列》
主が聖都に入られたとき[Ingrediente Domino](レスポンソリウム;8声)-
民が聞いたとき[Cum audissent populus](グレゴリオ聖歌)
クレゴリオ聖歌による作品 第1旋法[Orba de lleno de primer tono]
(アントニオ・ブロカルテ(1629-1696)作曲)
《ミサ》
主よ、離れないでください[Domine, ne longe facias](グレゴリオ聖歌)
ミサ第8旋法(4声)から キリエ[Kyrie de la Misa de octavo tono]
あなたは私の友となる[Vos amici mei](使徒書簡;4声)
マタイ受難曲[Passio Domini nostri Jesu Christi secundum Matthaerum]
(福音書;4声)
キリストは私たちのために[Christus factus est](オフェルトリウム;4声)
ミサ第8旋法(4声)から サンクトゥス[Sanctus de la Misa de octavo tono]-
ベネディクトゥス[Benedictus](グレゴリオ聖歌)
平和を与えてください、主よ[Da pacem, Domine](聖体奉挙;4声;器楽)
ミサ第8旋法(4声)から アニュス・デイ
[Agnus Dei de la Misa de octavo tono]
父よ、もしも[Pater, si non potest](コムニオン;グレゴリオ聖歌)
私たちは主を祝う[Benedicamus Domino]
(ポストコムニオン;グレゴリオ聖歌)-
天の都、エルサレム[Caelestis urbs Ierusalem](4声;器楽)
《晩課》
王の御旗は進む[Vexilla regis]
(ヒムヌス;4声、グレゴリオ聖歌との交代歌唱)
《ボーナス・トラック》
マリア・マグダレーナ[Maria Magdalena](モテット;4声)
ラ・グランド・シャペル
ロビン・タイソン、
ガブリエル・ディアス・クエスタ(カウンターテナー;ソプラノ声部)
ダニエル・コリンズ、オーウェン・ウィレッツ(カウンターテナー;アルト声部)
ジェイムズ・オクスリー、サイモン・ウォール(テノール)
マシュー・ベイカー、ニック・パーフェクト(バス)
ゲープハルト・ダーヴィト(コルネット) 
ベルンハルト・オルトナー(アルトサックバット)
ハンス・ペーター・ガイスヴィンクラー(テナーサックバット)
バルバラ・セラ(ファゴット) シオバン・アームストロング(ハープ)
ヘルマン・スティンダース(ポシティヴ・オルガン)
スコラ・アンティクァ(グレゴリオ聖歌斉唱)
(フアン・カルロス・アセンシオ(指揮))
アルベルト・レカセンス(指揮)
録音:2010年3月14-15日、バリャドリド(スペイン)、
ミゲル・デリベス文化センター
フアン・ガルシア・サラサルは1668年から没するまで42年の長きにわたってス
ペインのサモラ大聖堂楽長を務めた作曲家。バロック時代にありながら前時代
的な作風の教会音楽を数多く書きました。当盤では復活祭の一週間前の日曜日
(聖週間の初日)、棕櫚(しゅろ)の枝を聖別する枝の主日(受難の主日)の祝祭音
楽が再構成されています。「マタイ受難曲」の演奏時間は約24分。全収録曲が
世界初録音。




<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 4151 11枚組 ¥2680
※代理店入荷分の数量限定特価商品です。先着で無くなり次第終了となります。
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲全集
第9番変ホ長調「ジュノム」K.271/第14番変ホ長調 K.449
第11番ヘ長調 K.413/第15番変ロ長調 K.450/第19番ヘ長調 K.459
第25番ハ長調 K.503/第26番ニ長調「戴冠式」K.537/ロンド イ長調 K.386
第12番イ長調 K.414/第13番ハ長調 K.415/第21番ハ長調 K.467
第5番ニ長調 K.175/第10番(2台のピアノのための)変ホ長調 K.365(*)
第7番(3台のピアノのための)ヘ長調「ロドロン」K.242(*/+)
第22番変ホ長調 K.482/第24番ハ短調 K.491/ロンド ニ長調 K.382
第6番変ロ長調 K.238/第20番ニ短調 K.466/第23番イ長調 K.488
第8番ハ長調 K.264「リュツォウ」/第16番ニ長調 K.451/第17番ト長調 K.453
第18番変ロ長調 K.456/第27番変ロ長調 K.595
第1番へ長調 K.37/第2番変ロ長調 K.39/第3番ニ長調 K.40
第4番ト長調 K.41
ニ長調 K.107 No.1/ト長調 K.107 No.2/変ホ長調 K.107 No.3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ(*))
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ(+))
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
タデウシュ・カロラク(指揮)
録音:2004-2006年、ワルシャワ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、ワルター製)
ロシアの大ピアニスト、ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)の娘ヴィ
ヴィアナは、モスクワ音楽院ピアノ科を卒業後オランダの王立ハーグ音楽院で
チェンバロと時代ピアノを学びました。
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセは1957年、古楽を演奏
するポーランドで最初の声楽・器楽アンサンブルとして創設され、奏者たちは
1961年、ワルシャワ室内歌劇場の創設メンバーも兼ねました。当初はモダーン
楽器を使用していましたが、1991年以降はピリオド楽器を専門としています。
タデウシュ・カロラク(1954年生まれ)は2003年よりムジケ・アンティケ・コレギ
ウム・ヴァルソヴィエンセとワルシャワ室内歌劇場の指揮者を兼任しています。

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12-09 No.23-1

2012年09月22日 12時40分01秒 | Weblog
<Profil>
「ギュンター・ヴァント-ミュンヘン・レコーディングス」(PH06013)のうち、
BOX先行収録であった2タイトルのお取り扱いを開始いたします。
PH 06045 ¥2180
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB. 109(原典版)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
録音:1998年4月21日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
「名演のベルリン・フィル盤が98年9月、このミュンヘン盤は同年4月のライヴ。
どちらもとび切りの一級で、スケルツォとアダージョに優劣はつけられないが、
第1楽章は再現部冒頭とコーダがベルリン盤を上まわる。ということは史上最高
ということだ!(中略)
ヴァントはブルックナーがこうしてほしいとスコアに書きこんだすべてを初め
て音にして見せたのだ。それにしても言語に絶するのはコーダ!!!ここだけは誰
がなんといってもヴァント/ミュンヘンが第1位である。(中略)アダージョの出
もこれ以上は考えられない表情を示す。(中略)最後の頂点を築いた後、天国の
音楽へ、その別世界に突然入ってゆく。美しさのかぎり!」
音楽評論家・宇野功芳氏(「レコード芸術」2010年1月号&2月号)

PH 06047 ¥2180
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB. 106(原典版)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
録音:1999年6月24日ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
「ヴァントの良さはスケルツォ以後で、(中略)スケルツォの宇宙のひびき、各
楽器のフレッシュな色の出し方、まことに美しくも意味深い。中間部では木管
による第5番のテーマの高級なフレージングに打たれた。フィナーレもまこと
に綿密である。抉りの効いた強音部と思いやりにみちた弱音部の歌が対比され、
第2主題の提示から展開部にかけては息もつかせない。内容の深さと音楽美が、
いつもブルックナーの音楽の森羅万象を語りかけてゆく。」
音楽評論家・宇野功芳氏(「レコード芸術」2010年1月号)




<Euro Arts>
20 01828(DVD-Video) ¥2180
字幕:英独仏伊
ルッジェーロ・ライモンディ
/私のお気に入りのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」
ルッジェーロ・ライモンディ(Bs-Br)
リッカルド・シャイー(指)ボローニャ市立劇場管弦楽団
ルカ・ロンコーニ(演出)他
偉大なイタリア人バス=バリトン、ルッジェーロ・ライモンディは、レパート
リーが広いことでも知られていますが、中でもドン・ジョヴァンニは当たり役
の一つ。この映像では、彼の生まれ故郷ボローニャでの「ドン・ジョヴァンニ」
(ルカ・ロンコーニ演出)の上演を軸に、ライモンディのドン・ジョヴァンニ観
を明らかにしています。

20 59094(Blu-Ray) ¥4250
20 59098(DVD-Video) 2枚組(2DVD) ¥4250
95’(コンサート)+52’(ドキュメンタリー)
字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ
イスラエル・フィル75周年記念コンサート&ドキュメンタリー
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(3)ショーソン:詩曲Op.25
(4)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
+ドキュメンタリー: 「カミング・ホーム」(ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督)
ジュリアン・ラクリン(2)、ワジム・レーピン(3)(Vn)、
エフゲニー・キーシン(4)(Pf)
ズビン・メータ(指)イスラエル・フィル
[2011年12月/テルアヴィヴ、ハンガー11(ライヴ)]
ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家
たちがパレスチナに建設したオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露され
たのが1936年12月26日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011年に創
立75周年を迎えました。それを祝い昨年12月に行われたコンサートをライヴ収
録しました。同オーケストラ終身音楽監督を務めるズビン・メータが全曲の指
揮を務め、ベートーヴェンの交響曲第8番のほか、ロシア出身のユダヤ系スター
3名、ジュリアン・ラクリンがサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオー
ソ」、ワジム・レーピンがショーソンの「詩曲」、エフゲニー・キーシンが
ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を披露するという超豪華プログラム。3者と
も渾身の熱演で、観客の熱狂ぶりが感動的です。
さらに興味深いのが、ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督による「カミング・ホー
ム」と題されたドキュメンタリー。イスラエル・フィル創設を軸に、イスラエ
ルの歴史と20世紀にユダヤ人が被った悲劇も盛り込まれ見応え満点。イスラエ
ル・フィルの歴史では、ラジオのインタビューや個人が撮影したホームムービ
ーなど、オーケストラの資料室からだけでなく個人コレクションも多数使用し
たお宝満載の資料となっています。出演者もトスカニーニ、アルトゥール・ル
ビンシュタイン、バーンスタイン、アイザック・スターン、メータ、バレンボ
イムのオールスター・キャスト。もちろん現役の若手の証言も含め、この高性
能オーケストラの全貌を明らかにする必見映像です。

20 58594(Blu-Ray) ¥4250
20 58598(DVD-Video) ¥2900
パールマン、イスラエル・フィルを振る
ベートーヴェン:
(1)エグモント序曲
(2)ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲Op.56
(3)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ジオラ・シュミット(Vn)、ズィル・ベイリー(Vc)、ナヴァ・パールマン(Pf)、
イツァーク・パールマン(指)イスラエル・フィル
[録音:2010年3月/テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)]
その美音とテクニックに加え明るい音楽性ゆえ、1970年代のアイドルだったイ
ツァーク・パールマン。彼も60歳代半ばを越え、巨匠への道を進んでいます。
今回はヴァイオリンから離れ、指揮者としてイスラエル・フィルを振っていま
す。オール・ベートーヴェンという充実のプログラム。三重協奏曲では、彼の
愛娘ナヴァほか子どもたちの年代を独奏者に迎え、人間味あふれる美しい世界
を作り上げています。メインの田園交響曲もパールマンならではの明るく健康
的な音楽性が横溢。それも意外な鼓舞と喚起に満ちていて、まさに元気を与え
てくれる演奏となっています。弦楽器の雄弁な歌わせ方はさすがヴァイオリン
のヴィルトゥオーゾ、イスラエル・フィルの弦の響きに酔わされます。




<ALTUS>
ALTSA 138(SACDシングルレイヤー) ¥3500
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年10月22日、サントリーホール、ライヴ録音
録音:FM東京 音源提供:KAJIMOTO
CDでベストセラーを続けているサントリーホールでのブル5がついにSACDで登
場。SACD化により1枚で収録可能となりCDよりもお買得価格に。なによりもSACD
用の新マスタリングにより美しい音の余韻などより魅力がましました。圧倒的
高揚感がすばらしい。
1986年はサントリーホールの開館の年でもあり、ヨッフム、コンセルトヘボウ
も来日して名演のブルックナー7番(ALTSA015)を残し当時チェリかヨッフムかと
大いに世間を騒がしました。音楽評論界穏健派の重鎮岡本稔氏も「これほど再
現性の高いチェリビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに
真のチェリビダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」と手
ばなしの模様でございます。

ALTSA 183(SACDシングルレイヤー) ¥3500
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1990年10月20日、サントリーホール、ライヴ録音
録音:NHK 使用音源:NHK FMの音声専用録音
まさに天空を登るかのようなコーダに茫然!怪物ティンパニスト、ペーター・
ザードロの実力を日本中に知らしめた有名演奏がついにSACDシングルレイヤー
で登場!また当SACDの使用音源は映像用の音源でなく音声専用音源であるFM放
送用録音を使用しており、その音質の良さが特徴です。SACD化により弱音の繊
細感など見事な仕上がりです。また今回、1枚に収まりCDよりお買得となりまし
た。『チェリビダッケとミュンヘン・フィルの響きは、残響豊かなサントリー
ホールでは実に美しく聞こえたものだった。明るさと適度の艶っぽさが印象的
だった。それはこの録音でも十分うかがい知ることができよう』
慶応大教授 許 光俊
※これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレ
ーヤーでは再生することができません。




<Bel Air>
BAC 068(DVD-Video) ¥4950
字幕:英仏独西
ベルク:「ヴォツェック」
ゲオルク・ニグル(Br ヴォツェック)
マーディ・バイヤーズ(S マリー)
マキシム・パステル(T 大尉)
ピョートル・ミグノフ(Bs 医師)
ロマン・ムラヴィツキー(T鼓手長)
ロマン・シュラコフ(T アンドレス)
ヴァレリー・ギルマノフ(Bs 第一の徒弟)
ニコライ・カザンスキー(Br 第二の徒弟)
レオニード・ヴィレンスキー(T 白痴)
アレクサンドル・ネスポヴィティ(マリーの息子)
テオドール・クルレンツィス(指)ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
ディミトリ・チェルニャコフ(演出)
エレナ・ザイチェヴァ、ディミトリ・チェルニャコフ(舞台、衣装)
グレブ・フィリシチンスキー(照明)
収録:2010年11月、モスクワ
+ボーナス メイキング映像
注目の上演の映像が登場!今猛烈に冴えてキレまくっている鬼才ディミトリ・
チェルニャコフが、ベルクの傑作「ヴォツェック」を演出、期待に違わぬ見事
な出来栄えです。舞台は現代の中流集合住宅。12の住居(の一部屋が見られると
いう設定)と、1階には広いバー。ヴォツェックは集合住宅の一室に暮らす勤め
人風。大尉はアーミーオタク、医師はマッドサイエンティスト風、そしてヴォ
ツェックは徹頭徹尾狂いっぱなし。チェルニャコフは「日常の中に紛れ同居し
ている異常さ」を鋭く描いています。通常だとマリー殺害とヴォツェックの溺
死の後、緊張が急激に解けてしまうところを、チェルニャコフは彼らしい視点
で見るものを最後まで惹き付けさせてくれます。
舞台に負けず演奏がまた凄い。テオドール・クルレンツィスは、1972年2月24
日、ギリシャに生まれたまだ若い指揮者。2004年から2010年までノヴォシビル
スク歌劇場の首席指揮者を務め、その才能が大きな評判になりました。現在は
ペルミ・オペラ・バレエ劇場の音楽監督を務めています。将来のロシアの音楽
界を背負って立つこと間違いなしの逸材です。ボリショイ劇場ではこれが
「ヴォツェック」初演だそうですが、そうとは思えぬほどオーケストラを見事
に操り、切れ味鋭く緊張感のある音楽を作りつつ、必要な時にはお家芸のブラ
ス群をパワフルに爆発させて血走った音楽を鳴らす。これぞロシアン・ベルク!
ヴォツェック役のゲオルク・ニグルは、1972年、ウィーン生まれのバリトン。
かつてウィーン少年合唱団のスター・ソリストだった人で、変声後にバリトン
に転向、バロックオペラと現代オペラを両軸に活躍しています。ヴォツェック
はウィーンやミュンヘンでも歌っている得意の役柄。ここでは、普通の一般人
なのに完全に狂気に侵されているという役作りが見事です。マリー役のマー
ディ・バイヤーズは、米国出身のドラマティック・ソプラノ。アイーダやトス
カを得意とし、近年はワーグナーのソプラノ役も多く歌っています。この二人
以外は皆ボリショイ劇場で活躍する実力のあるロシア人歌手ですが、中には大
尉役のマキシム・パステルのようにビックリするほどうまい人もいます。
カーテンコールでの観客の大喝采まで一緒に楽しめます。




<harmonia mundi>
HMC 902135 ¥2450
+ボーナスDVD(NTSC/演奏風景+インタビュー 字幕:英・独・仏)
ナポリのフォリア-1725年
(1)ドメニコ・サッロ(1679-1744):協奏曲第11番 イ短調
(2)A.スカルラッティ(1660-1725):
パルティータ「スペインのフォリア」に基づく即興
(3)ニコラ・フィオレンツァ(1700(ca.)-1764):交響曲イ短調
(4)ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):交響曲第1番 イ長調
(5)フランチェスコ・バルベッラ(1692-1732):協奏曲第3番 ハ長調
(6)フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):ソナタ第11番 ト短調
(7)レオナルド・レオ(1694-1744):協奏曲 ト長調
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
フィオレンツァ・デ・ドナティス、アンドレア・ロニョーニ、
アナイ・チェン(ヴァイオリン)
マルギット・ウーベルラッカー(プサルテリウム) 
北谷直樹(チェンバロ、オルガン)ほか
録音:2011年11月
1971年スイスのヴィンタール生まれ、リコーダーの天才モーリス・シュテーガ
ーの最新盤。シュテーガーは、チューリッヒ音楽大学にてパドロ・メメスドル
フとケース・ブッケに、シュトゥットガルトではマルクス・リードに師事し、
1995年にソリスト・ディプロマ“With Highest Honors”を、2002年にはカラ
ヤン賞を受賞するなど、輝かしい経歴を遺しています。ウィグモアホール、
ゲヴァントハウス、コンセルトヘボウなどで演奏会を重ねているほか、ベルリ
ン古楽アカデミーなどの古楽アンサンブルやモダン・オーケストラとも共演。
来日演奏も行っており、その技量と、舞台を縦横無尽に駆け回って演奏するパ
ワー溢れるパフォーマンスで聴衆を魅了しました。
なんといっても光るのが非常にダイナミックかつ華麗な音楽!リコーダーとい
う小さな楽器からこんなにも様々な音色と音型が飛び出してくるとは、とただ
ただ圧倒されます。バックで支えるアンサンブルのメンバーも、シュテーガー
と共演も多い北谷直樹(チェンバロ&オルガン)をはじめ、ツワモノぞろい。シュ
テーガーのめまぐるしく変わる表情に負けじとアグレッシブな音楽が展開され
ています!
タイトルにある1725年は、フリードリヒ大王のフルート教師を務めたことでも
歴史にその名を刻む名フルート奏者クヴァンツが、A.スカルラッティに会うた
めにナポリを訪れた年。クヴァンツは1月から3月までナポリに滞在、フルート
(リコーダー)の魅力をナポリの人々に広めるべく努めました。1725年以前、ナ
ポリでは声楽作品が非常に盛んで、リコーダー音楽はそれほど多く残されてい
ませんが、この1725年を境に、リコーダー音楽も多く書かれるようになりまし
た。これは、クヴァンツのナポリ訪問が大きなきっかけになったと考えられま
す。このCDに収録されている楽曲も、1725年前後の楽譜に基づいています。リ
コーダーという楽器の魅力を、歴史的にも興味深い切り口で鮮やかに提示して
くれている力作です。ボーナスDVDには、演奏風景や、シュテーガーがイタリ
アにおけるリコーダー音楽に語ったインタビュー映像が収録されています。




<audite>
AU 92674(SACD-Hybrid) ¥2300
ヴィエルヌ:
オルガン交響曲第1番ニ短調 op.14(1899)、
オルガン交響第2番ホ短調 op.20
ハンス=エーベルハルト・ロス(オルガン)
録音:2011年4月6-8日、メミンゲン、聖マルティン教会の大オルガン
オルガン作品の録音に定評のあるドイツauditeレーベルより2012年が歿後75周
年にあたるフランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)が作曲したオルガン
交響曲の全曲録音するシリーズが開始しました。ヴィエルヌは先天性の白内障
のため生まれつき盲目に近かったのですが、6歳で弱視へ快復したと言われてい
ます。音楽的才能は幼少の頃に開花し、2歳でピアノ演奏を聴き、その場で聴い
た曲を弾いてみせた程の楽才を持ち合わせていました。1881年、ヴィエルヌが
11歳の時には国立パリ盲学校に進学し、その後ヴァイオリン、ピアノそしてオ
ルガン学び、とりわけオルガンは熱心に勉強しました。それはセザール・フラ
ンクが弾くオルガン演奏を聴いて感銘を受けてからで、その後ヴィエルヌはフ
ランクやオルガン交響曲第5番のトッカータが有名なシャルル=マリー・ヴィ
ドールなど、著名なオルガニストに師事をし、オルガン演奏及び作曲を習いま
した。やがて歿年までパリのノートル・ダム大聖堂の首席オルガニストを務め
ました。
ヴィエルヌは生涯6つのオルガン交響曲を残しました。当シリーズでは2曲ずつ、
計3枚でリリース予定です。第1弾となる当アルバムは交響曲第1番ニ短調 op.14
と第2番ホ短調 op.20です。1898年作曲の第1番は師のヴィドールの影響から作
曲された6楽章からなる大作です。一方交響曲第2番は第5楽章構成で、ロマン
ティックで非常に色彩に富んだ素晴らしい作品です。
演奏のハンス=エーベルハルト・ロスは数々の国際コンクール受賞歴を持つ逸
材で、auditeレーベルからフランクのオルガン作品集を(AU 21413)をリリース、
非常に高い評価を得ています。当シリーズはSACD hybridとなりますので、オル
ガンの響きをより楽しめるアルバムとなっております。





<Classic Concert Records>
CCR 62016 ¥1980
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
フーガ ト短調/コラール「ああ主よ、哀れなる罪人われを」
コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」/フーガ ハ長調
コラール「キリストは死の縄目につながれたり」/フーガ ハ短調
コラール「天にいますわれらの父よ」/協奏曲 ト長調
コラール「来たれ聖霊、わが主」/フーガ ホ短調/幻想曲 ニ長調
ジョルジオ・レヴェリ(オルガン:ゲリエ制作のオルガン)
録音:2011年、オフヴィラー、フランス
後期バロックのドイツの大作曲家、ゲオルク・フィリップ・テレマンのオルガ
ン作品集。早熟で多作だったテレマンは、生前J.S.バッハをしのぐ名声を博し
ていたと言われています。G.P.テレマンは様々な音楽形態の作品を残しました
が、なかでも自信が得意だったオルガン、ハープシコード作品は小曲ながら素
晴らしい作品を残しています。ここに収録された作品はコラール、フーガ、協
奏曲で、同時代を生きたバッハの作品と比較しても面白い内容となっておりま
す。




<KII>国内仕様盤
KKC 5234 ¥3000
[harmonia mundi France]
HMC 902091
輸入盤・日本語解説書付
「ディアベッリ変奏曲」
・アントン・ディアベッリのワルツ主題に基づく 50の変奏より
(1824年出版、ウィーン)
ディアベッリ(1781-1858):
テーマ/ツェルニー:変奏IV/フンメル:変奏XVI
カルクブレンナー:変奏 XVIII/ケルツコフスキー:変奏XX
クロイツァー:変奏XXI/リスト :変奏XXVI/モシェレス:変奏 XXVI
ヨハン・ペーター・ピクシス:変奏 XXXI/F.X.W.モーツァルト:変奏 XXVIII
F.シューベルト:変奏 XXXVIII
・アンドレアス・シュタイアー:‘イントロダクション’
・ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120 (全曲)
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/コンラート・グラーフモデル)
録音:2012年9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

KKC 5235 ¥3000
[harmonia mundi France]
HMC 902106
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D 956
アルカント・カルテット〔アンティエ・ヴァイトハース(第1ヴァイオリン)、
ダニエル・ゼペック(第2ヴァイオリン)、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)〕
オリヴィエ・マロン(第2チェロ)
録音:2 010年12月13-16日

KKC 5236/39 4枚組 ¥6500
[naive] V 5299
輸入盤・日本語解説書付
シューベルト:交響曲全集
[CD1] 第3番ニ長調D 200(1815)、第1番ニ長調D 82(1813)、
第2番変ロ長調D 125(1814-1815)
[CD2] 第5番変ロ長調D 485(1816)、第4番ハ短調D 417「悲劇的」(1816)
[CD3] 第7番ロ短調D 759「未完成」(1822)、第6番ハ長調D 589(1817-1828)
[CD4] 第8番ハ長調D 944「ザ・グレート」(1825?-1828)
マルク・ミンコフスキ(指揮)、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル―グルノーブル
録音: 2012年3月/ウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音
*交響曲のナンバリングおよび演奏は、ベーレンライター版による

KKC 5240(SACD-Hybrid) ¥3000
[LSO Live] LSO 0716
輸入盤・日本語解説書付
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB. 104「ロマンティック」
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ロンドン交響楽団
録音: 2011年6月14 & 16日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ )

KKC 5241 ¥3000
[naive] V 5252
輸入盤・日本語解説書付
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
・ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
トゥガン・ソヒエフ(指揮)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
録音: 2010年7月/ラ・アル・オ・グレン(トゥールーズ)

KKC 9033(DVD-Video) ¥4000
字幕:日英独仏 88’
[EUROARTS]
20.58538
輸入盤・日本語解説書付
「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」
監督:ペーター・ローゼン 制作:2011年
日本語字幕付 

KKC 9034(Blu-ray) ¥5000
[EUROARTS]20.11404
KKC 9035(DVD-Video) ¥4000
[EUROARTS]20.11408
本編 90’+ボーナス 54’
字幕:日英独(ドキュメンタリー)
輸入盤・日本語解説書付
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 収録: 1992年3月31日&4月1日ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ)
監督:ロドニー・グリーンベルク
制作:メトロポリタン・ミュニック
=ボーナス映像=
・ドキュメンタリー「凱旋( Triumphant Return)」
監督:ヴォルフガング・ベッカー

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12-09 No.23-2

2012年09月22日 12時39分25秒 | Weblog
<PROFIL>
PH 11044 3枚組 ¥5400
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1948年9月24日、ドレスデン
「タンホイザー」から(7場面)
エルンスト・グルーバー(T タンホイザー)
ブリュンヒルト・フリートマン(S エリーザベト)
ドラ・ツシレ(Ms ヴェーヌス)
クルト・レーム(Br ヴォルフラム)
ハンス・クレーマー(Bs ヘルマン)
ヘルムート・アイレ(Bs ビテロルフ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1953年9月25日、ライプツィヒ
「タンホイザー」―死の知らせのように(夕星の歌)
カール・パウル(Br ヴォルフラム)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」前奏曲
「ローエングリーン」―この上ない信頼を
ベルント・アルデンホフ(T ローエングリーン)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」― 私と一緒に甘い香りを吸いませんか?
「ローエングリーン」― 遠い国から
ハンス・ホプフ(T ローエングリーン)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年4月-6月初旬頃、バート・エルスターもしくはラディウムバート・
ブラマッハ
「さまよえるオランダ人」-スン、ブルンと
エミリー・ヴァルター=ザックス(Ms マリー)
ルドルル・ケンペ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1950年12月7日、ドレスデン
「さまよえるオランダ人」
-ヨー・ホー・ホエー!黒いマストの船に出くわしましたか
ブリュンヒルデ・フリードラント(S ゼンタ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1953年12月17日、ライプツィヒ
「ジークフリート」―ノートゥング、待ち望まれた剣よ!
「ジークフリート」―鍛えよ、僕の鎚よ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―目覚めよ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―マイスターを侮らないでほしい
ベルント・アルデンホフ(T ジークフリート)
ヨゼフ・ヘルマン(Br ザックス)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)
ドレスデン放送大管弦楽団,ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1948年1月1日、ドレスデン
「トリスタンとイゾルデ」―前奏曲と愛の死
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
クリステル・ゴルツ(S イゾルデ)
録音:1947年
「トリスタンとイゾルデ」―愛の死
クリステル・ゴルツ(S イゾルデ)
ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」―ああ、お姫様
クリステル・ゴルツ(S エリーザベト)
ベルント・アルデンホフ(T タンホイザー)
ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」―心に熱意を持って(ローマ語り)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―朝は薔薇色に輝いて
「リエンツィ」―全能の神よ
ベルント・アルデンホフ(T タンホイザー,ヴァルター,リエンツィ)
ヴァルター・シュトシェンク(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年2月5日、ドレスデン
「パルジファル」―お前は私の足に香油を注いだ(聖金曜日の場面)
ヨアヒム・ザットラー(T パルジファル)
クルト・ベーム(Bs グルネマンツ)
アルノ・シェレンベルク(Br アンフォルタス)
クルト・シュトリーグラー(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年4月2日、ドレスデン
PROFILがお送りするゼンパーオーパー・シリーズ、第3集は、第二次世界大戦が
終わった直後のドレスデンとライプツィヒでのワーグナーの録音。これまでほ
とんど知られなかった録音が多数含まれています。指揮者ではヨゼフ・カイル
ベルト、ルドルフ・ケンペという、戦後初代、二代目のカペルマイスターの他、
ライプツィヒを中心に活躍したゲルハルト・プフリューガーなど、東ドイツで
活動したためにあまり国際的知名度を得なかった名指揮者の貴重な録音が多数。
彼らの指揮するシュターツカペレ・ドレスデンからは、今では失われてしまっ
た古き良き伝統の薫りがたっぷりします。歌手では、終戦直後からメキメキ頭
角を現したベルント・アルデンホフの活躍が目立ちます。1950年の「パルジ
ファル」の第3幕の録音では、聖金曜日の奇跡の場面がたっぷり30分近く収録、
クルト・ベーメの渋いグルネマンツが楽しめます。
今回も貴重な写真、情報が満載の89ページのブックレット(独英)が嬉しいもの
です。




<BONGIOVANNI>
AB 20022(DVD-Video) ¥4950
字幕:伊英
ロッシーニ:「パルミラのアウレリアーノ」
ボグダン・ミハイ(T アウレリアーノ)
フランコ・ファジョーリ(CT アルサーチェ)
マリア・アレイダ(S ゼノービア)
アスデ・カラヤヴズ(Ms プブリア)
メルト・シュンギュ(T オラスペ)
森雅史(Bs リチーニョ)
ルカ・ティットト(Bs 大祭司)
ジャコモ・サグリパンティ(指)イタリア国際管弦楽団、
ブラティスラヴァ・スロヴァキア合唱団
ティモシー・ネルソン(演出)
ティツィアーノ・サンティ(舞台装置)
ミシェル・カントウェル(衣装)
ニコス・ラゴウサコス(振付)
収録:2011年7月、マルティーナ・フランカ
珍しいオペラを上演することで知られている南イタリア、マルティーナ・フラ
ンカのイトリアの谷音楽祭が2011年に取り上げたのは、ロッシーニのオペラの
中でも特に珍しいものの一つ、「パルミラのアウレリアーノ」。この作品は、
ロッシーニのオペラでは唯一カストラート歌手(アルサーチェ役のジョヴァン
ニ・バッティスタ・ヴェッルーティ 1780-1861)を想定したものとしても知ら
れています。1813年12月26日にミラノのスカラ座のカーニヴァルシーズンの開
幕を飾りましたが、その直前にタイトルロールを歌う予定だった名テノール、
ジョヴァンニ・ダヴィドが降りてしまったこともあり、、初演は成功を収めら
れませんでした。しかしこのオペラの優れた曲は多々後の作品に再利用されて
います。中でも序曲は、今日「セビリアの理髪師」序曲としてあまりにも有名
なあの曲そのものです(ロッシーニはその前に、いくらか手直しをした上で「英
国女王エリザベッタ」の序曲でも利用しています)。また第1幕冒頭の合唱はや
はり「セビリアの理髪師」の“空は微笑み”の旋律、などなど。ロッシーニ好
きならあちこちに聞き覚えのある音楽を見つけられるでしょう。
タイトルロールのボグダン・ミハイは、今注目の若いロッシーニ・テノール。
ルーマニアのブカレスト出身。ヴァイオリンを学んだ後、バリトンとして修行
を積んでいた時、ミレッラ・フレーニにテノール転向を勧められ、すぐに成功
を収めました。7月にこの「パルミラのアウレリアーノ」を歌った直後、ペーザ
ロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで「アデライデ・ディ・ボルゴー
ニャ」に出演、大喝采を浴びました。ロッシーニ・テノールとして今後ますま
す活躍が期待される逸材です。フランコ・ファジョーリは、バロック声楽もの
が好きならご存知のカウンターテノール。1981年、アルゼンチンのトゥクマン
生まれ。逸材が続出するカウンターテノールの中にあっても特に傑出した歌手
として活躍しています。ゼノービアのマリア・アレイダはキューバ出身の若い
ソプラノ。彼女もこの公演の後、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの
「ランスへの旅」でフォルヴィル伯爵夫人を歌い、翌2012年には「ブルスキー
ノ氏」のソフィアを歌っています。ゼノービアにはかなり難しいアリアがあり
ますが、アレイダが見事に歌いきり、ボローニャ歌劇場来日公演のベッリーニ
「清教徒」にも出演した森雅史がリチーニョを歌っています。
ジャコモ・サグリパンティは、1982年生まれ、2009年にオペラのデビューを果
たしたばかりの若いイタリアの指揮者。しかし、ここでの指揮で分かる通り、
既にかなり完成度の高い音楽を聞かせてくれます。翌年マルティーナ・フラン
カに戻り、ベッリーニの「ザイーラ」を指揮しました。
ティモシー・ネルソンは、米国バージニア州クリスチャンズバーグ生まれの若
い演出家。ここでは、ローマ帝国のパルミラ侵攻を、1941年に英国がフランス
・ヴィシー政権支配下にあるシリアに攻め入った歴史と重ねており、ローマ兵
はスコットランドのキルト姿、パルミラの人々はアラブ人風。
会場は屋根の無い屋外劇場ですが、四方を壁に囲まれているので、映像ではさ
ほど屋外を意識することはありません。
解説冊子に詳しい日本語あらすじがあります。
※1時間32分過ぎ、第1幕フィナーレの途中で、機種によってはほんの一瞬映像
音声が途切れます。ご了解くださいませ。

GB 1225 ¥2180
ピエール・ミランダ・フェラーロ アリア集
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
ベッリーニ:「海賊」,「ノルマ」
ヴェルディ:
「エルナーニ」,「シチリアの晩鐘」,「運命の力」,「アイーダ」,
「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「イザボー」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「トスカ」,「西部の娘」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
からのアリア、場面
ピエール・ミランダ・フェラーロ(T)
録音:1957-1969年
ピエール・ミランダ・フェラーロ(1924-2008)は、ヴェネツィア近郊のアルティ
ーヴォレ出身のテノール。逞しいイタリアの声で高音にも強く、1960年代を中
心にかなりの活躍をしたテノールですが、商業録音はおそらくマリア・カラス
が歌ったポンキエッリ「ジョコンダ」のEMI録音くらい。いくつかライブ録音
は残されているものの、典型的な「実力に比して録音が少ない」歌手です。彼
の実力を知る人には、この1枚は待望のものでしょう。
なお録音状態は玉石混交で、ものによってはだいぶ覚悟が必要になることをご
承知くださいませ。




<Grand Slam>
-平成の盤鬼 平林直哉のレーベル-
GS 2085 ¥2250
ステレオ
「クナッパーツブッシュ/ウィーンの休日」
(1)ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
(2)カール・コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」 作品257
(3)ヨハン・シュトラウスII:アンネン・ポルカ 作品117
(4)ヨハン・シュトラウスII:加速度円舞曲 作品234
(5)ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
(6)カール・ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」 作品419
(7)ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「うわき心」 作品319
(8)ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「ウィーンの森の物語」 作品325
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ヤンチェク(ツィター)(8)
録音:1957年10月15日、16日、ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:London(U.S.A.)LCL 80016(オープンリール・テープ、4トラック、
19センチ)、ステレオ
■制作者より
LP復刻によるクナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィル/「ウィーンの休
日」(GS 2040-2009年発売)は、大好評によりまたたく間に完売しました。その
GS 2040の再プレスも検討しましたが、オープンリール(4トラック、19センチ)
の音質はLPよりも空気感が豊かであり、音色もいっそう艶やかなため、このテ
ープを復刻の素材として再登場することとなりました。
■解説書の内容
GS 2040の解説書には元バイエルン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスター、
クルト・グントナー氏のインタビュー「クルト・グントナーが語る、クナッパ
ーツブッシュの思い出/彼はどんなタイプにも分類出来ない唯一無二の存在」
(きき手:舩木篤也氏)が掲載されていましたが、貴重な証言ゆえに全文をそのま
ま転載します。(以上、平林 直哉)





<EUROARTS>
20 59168(DVD-Video) ¥2900
ドキュメンタリー[56’]/ 4:3
実験映像[92’]/ 16:9
PCM Stereo
字幕:独英仏日
HOW TO GET OUT OF THE CAGE- A YEAR WITH JOHN CAGE
いかにしてケージから抜け出るか-ジョン・ケージとの一年間
-フランク・シェーファーのレンズをとおして-
チャプター1:ナイト・ケージ・デー(1987年2月14-15日、ケルン)
チャプター2:ローラトリオ
(フィネガンス・ウェークによるアイリッシュ・サーカス)
(1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール)
チャプター3:ロサンジェルス・フェスティバル
(1987年9月3-27日、ロサンジェルス)
チャプター4:ニューヨーク(1987年10月3-7日、ニューヨーク)
チャプター5:ユーロペラI&II(1987年11月12&12月11日、フランクフルト)
実験的映像
(1)チェスフィルムノイズ(1988/ 17’21)---ジョン・ケージが監督した初の
映像作品
(2)ワーグナーのリング(1987/ 4’24)---ワーグナーの「指環」全曲の映像を
4’24に縮小した実験的映像
(3)NOPERA(1995/ 5’56)---チェスに興じながら、実現しなかった新しいオペ
ラについて語るケージ
(4)竜安寺(2011/ 60’37)---フランク・シェーファーがチャンス・オペレー
ションの技法を用いて編集した竜安寺の映像とともに
(5)ストペラI&II(1992/ 3’05)---ユーロペラI&IIの完全版に基づく実験的
映像
0ケージの生誕100年を記念して、非常に興味深い映像作品が生まれました。監
督は、「Conducting Mahler(マーラー指揮者たち)」の監督も務めたフランク
・シェーファー。1982年から1990年にかけて、シェーファーは、ジョン・ケー
ジの日常生活に密着、ケージの行動や対話を映像として記録していました。こ
の映像素材をベースに、インタビュー、演奏シーン、そしてケージの人生に縁
の深い様々な場所の映像(これらは16mmで撮影)を組み合わせた充実のドキュメ
ンタリーです。音楽に対する深い理解と洞察があるからこそ可能な対話、シー
ンの選び方など非常に見事です。
さらに興味深いのが、実験的映像が収録されていること。14時間半に及ぶワー
グナーのリング全曲の舞台映像を、3分40秒に縮めたものや、「竜安寺」の音楽
と実際の竜安寺の映像を組み合わせた作品など、興味津々です。
「私は、私自身にも、私の作品にも興味はないし、私から聴き手にコミュニケ
ーションをとることにも興味はない。音自体が聴き手に直接届くことを望む。
それゆえ、作曲者というよりむしろ聴き手として音楽を作るのだ。」など、ケ
ージ自身が語る言葉ひとつひとつが、ケージの音楽を読み解く貴重なヒントに
満ちています。





<WERGO>
MV 0806(DVD-Video) ¥2450
言語:英・独
(字幕なし)
“Birdcage: 73’20.958’’ for a Composer”
「バードケージ:73’20.958-作曲者のための」
映像制作:ハンス・G・ヘルムス(1972年)
今年はケージ生誕100周年。現代音楽の名門WERGOから、作曲家ケージの生誕
100周年を記念する注目盤の登場。このDVD “Birdcage: 73’20.958’’for a
Composer”は、1972年に、ケージの生誕60年を記念してW製作されたフィルム
のコラージュで、ドナウエッシンゲン音楽祭で初公開されたもの。ケージとい
う芸術家、音楽と音楽以外についての彼の思考、彼のキャラクターと重要な作
品などを描く映像作品です。映写機のための作品で、カットなしのオリジナル
版でのDVDリリースは初めてのことです! 映像編集をてがけたのは、作曲家で
もあるハンス・G・ヘルムス。ケージが九官鳥に「What's your name?」と語り
かけるシーンからはじまり、プリペアド・ピアノの準備をするケージ、鳥かご
を買うケージ、当時の最先端をいく演奏家たちによる演奏シーン、ケージがピ
アノを弾いてカニングハムがダンスを練習するシーン、大勢の前で講義をする
ケージ、詩を朗読するケージ、創作するケージ、そしてジョン・レノン、オノ
・ヨーコとケージ3人の対談シーン、キノコについて語るシーン(自分でキノコ
いりのラザニアを作った話)、楽譜に青色鉛筆で修正を入れるシーン、チュー
ダーが「易の音楽」をストップウォッチ片手に練習している横でケージが何や
ら読みあげるシーンなどなど、実に興味深いシーンがモザイクのように多数組
み合わされています。ケージの人柄、音楽観などをたっぷりとうかがい知るこ
とのできる貴重な映像です!




<新書館>
DD12 0913(DVD-Video) ¥5250
リージョン2
ワイドサイズ16:9
ドルビーデジタル
アダン:ジゼル
ジゼル:ナタリヤ・オシポワ
アルブレヒト:レオニード・サラファーノフ
ハンス:イリヤ・クズネツォフ
ミルタ:エカテリーナ・コンダウーロワほか マリインスキー・バレエ
ワレリー・オフシャニコフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団(芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ)
振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ
装置:イーゴリ・イワノフ
照明:ウラジーミル・ルカセヴィチ
収録:2010年、マリインスキー劇場
強靭なテクニックとドラマティックな表現で世界を沸かせるオシポワと、軽や
かで音楽性豊かな踊りで古典を現代に息づかせるサラファーノフ。ロシアを代
表するスターダンサー2人が共演した話題の舞台がDVDで登場!ジャン・コラー
リ/ジュール・ペローの振付をマリウス・プティパが改訂したもので、ロシア
をはじめ世界の観客に愛され続けている作品です。ミルタを演じるエカテリー
ナ・コンダウーロワはもちろん、コール・ド・バレエも含めて、マリインスキ
ー・バレエの魅力が詰まった舞台をライブ収録。バレエ・ファン必見の1本で
す。
◆ナタリヤ・オシポワ-ミハイロフスキー・バレエ プリンシパル
1986年モスクワ生まれ。5歳よりバレエをはじめる。04年、ボリショイ・バレ
エ・アカデミーを卒業と同時にボリショイ・バレエに入団。10年にプリンシパ
ルに昇格し、『ドン・キホーテ』『ラ・シルフィード』『パリの炎』などに主
演。11年12月にミハイロフスキー・バレエに移籍した。09年からはABTのゲスト
・アーティストも務めている。
◆レオニード・サラファーノフ-ミハイロフスキー・バレエ プリンシパル
ウクライナ・キエフ生まれ。キエフ・バレエ学校に学び、2000年、キエフ・バ
レエに入団。02年にマリインスキー・バレエに移籍して一気にスターダムに駆
け上がった。抜群のテクニックと音楽性にあふれた踊りで、『白鳥の湖』『眠
れる森の美女』『ラ・シルフィード』などに主演。11年ミハイロフスキー・バ
レエに移籍した。
◆マリインスキー・バレエ
ロシアでもっとも長い歴史と伝統を持つバレエ団。アンナ女帝時代の1738年、
冬、宮内に開設されたバレエ学校を期限とする。1783年からサンクトペテルブ
ルグ・ボリショイ劇場で、1885年からは新たに作られたマリインスキー劇場で
公演を行い、フランスからディドロ、ペローら有名なバレエ・マスターを招い
て質の高い作品を上演。とくに1869年に主席バレエ・マスターに就任したマリ
ウス・プティパは『ラ・バヤデール』(1877)、『眠れる森の美女』(1890)、
『白鳥の湖』(1895)などを手がけ、カンパニーをクラシック・バレエの殿堂に
育て上げた。1917年の十月革命によって帝政が崩壊すると、1920年に国立アカ
デミー・オペラ・バレエ劇場(GATOB)、1935年にキーロフ記念レニングラード
国立オペラ・バレエ劇場に改称。1992年からマリインスキー・バレエの名称に
戻り、マリインスキー劇場芸術監督・総裁に就任した世界的指揮者ワレリー・
ゲルギエフのもと、古典から現代作品までは幅広レパートリーを擁し、旺盛な
公演活動を行っている。

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12-09 No.22

2012年09月21日 21時17分23秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4806800 2枚組 ¥1850
《クリスマス・ガラ・ウィズ・ザ・スターズ》
『神の御子は今宵しも』-アンドレア・ボチェッリ(T)
『ヘンデル:「人のみどりごが我らのために生まれた」「ハレルヤ・コーラス」
(「メサイア」より)』
-トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート&合唱団
『お生まれだイエス様が』『優しくも愛らしき』『コッポンゲン』
『レーガー:「マリアの子守歌」』-アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
『アダム:オー・ホーリー・ナイト』
『ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン:「幼子イエス」』
-ルチアーノ・パヴァロッティ(T)/『もみの木』-ウィーン少年合唱団
『ホワイト・クリスマス』『Still, still, still』『天を降りし神の御子』
-ブリン・ターフェル(Br)
『ソウル・ケーキ』『子守歌』-スティング(Vo)
『カミンスキー:「マリアは茨の森を通って行った」』
-ドレスデン十字架合唱団
『ルロイ・アンダーソン:「そりすべり」』-アンドレ・リュウ(指揮&Vn)
『ラミレス:「ミサ・クリオージャ」より, 「アルゼンチンのクリスマス」より』
-ホセ・カレーラス(T)
『グレヴェール:「かわいい人形」』『ローゲス:新しい世界を』
-プラシド・ドミンゴ(T)
『バッハ(グノー):「アヴェ・マリア」-シェリル・ステューダー(Sp)
『千人の天使の合唱』『Gentil P?re Noel』-ロベルト・アラーニャ(T)
『リバ:「パストラーレ」』-マグダレーナ・コジェナー(Ms)
『J・S・バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団
『エサイの根より』
『J・S・バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より「羊飼いたちよ、喜んで急げ」』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
『クリスマスの12日』『ウェンセスラスはよい王様』
-ジョーン・サザーランド(Sp)/『清しこの夜』-ジョセフ・カレヤ(T)
『ダビデの村に』
-ステファン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
『もろびと声あげ』
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団&合唱団
『ブラームス:「聖なる子守歌」Op.91-2』-ジェシー・ノーマン(Sp)
『もろびとこぞりて』-ロス・ロメロス(G)
『フランク:「天使の糧」』-フアン・ディエゴ・フローレス(T)
『ジェスター・ヘアーストン:「Mary's Boy Child」』-テリ・テ・カナワ(Sp)
『グンペルツハイマー:「高き天よりわれは来れり」』
-レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
『メンデルスゾーン:「あめにはさかえ」』-ウェストミュンスター寺院聖歌隊
『まぶねのかたえに』-ヘルマン・プライ(Br)
『J・S・バッハ:「高き天よりわれは来れり」-レオンタイン・プライス(Sp)
往年から現代の名歌手たちの歌声を中心とした、クリスマス・ソングの定番ば
かりを集めたアルバム。聖歌隊による合唱。ギター四重奏によるもの。スティ
ングのヴォーカルも収録。

479827 ¥1350
《クリスマス歌曲集》
『シューバルト:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
『ライネッケ:Es senkt sich hehr und leise die heil’ge Nacht herab』
『アダム:クリスマスの聖歌』『メーグナー:まぶねのかたえに』
『レーヴェ:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
『フンパーディンク:Nun zieht mit seinem goldnen Schein』
『レーガー:われらのもとにひとりの御子がお生まれになった』
『レーガー:我らに御子のゆりかごを揺らさせ給え』
『レーガー:ばらの茂みの中のマリア』『クナップ:Marien Kind im Stalle』
『ハース:O seht das liebe Kind』
『コルネリウス:Das sind goldne Himmelspfade』
『ヴァイスマン:Ich bin der heilige Nikolaus』
『ロイター:今日、救い主がお生まれになった』
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) 
イェルク・デームス(P)
〔録音〕1970年11月, ベルリン、イエス・キリスト教会(ステレオ:セッション)
今年2012年5月に亡くなった巨匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。
彼が1970年にデームスのピアノ伴奏によって録音されたクリスマス歌曲集。彼
らしい通常の選曲ではなく、シューバルト、レーガー、コルネリウスなどのク
リスマスに関係した詩による作品が選ばれ、詩の意味を深くかみしられた名唱
を聞かしてくれます。

●20世紀の音楽シリーズ
479569 ¥1350
《アルヴォ・ペルト:管弦楽作品集》
(1)『フラトレス』
-ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッションのための
(2)『タブラ・ラサ』
-2つのヴァイオリン、弦楽オーケストラとプリペアード・ピアノのための協奏曲
(3)『交響曲第3番』
"ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エーテボリ交響楽団
ギル・シャハム(Vn(1)(2)), ロジャー・カールソン(Perc(1)),
アデレ・アンソニー(Vn(2)),
エリック・リスベルイ(プリペアード・ピアノ(2))
〔録音〕1997年、エーテボリ(デジタル:セッション)
1984年にECMから発売され話題となったペルトの代表作のひとつ「タブラ・ラ
サ」。「ティンティナブリ様式」による書法で生み出された「フラストレス」。
西洋音楽への原点回帰によって独自の美を追求していった「交響曲第3番」など
を収録。ペルトの音楽の良き理解者としても有名なネーメ・ヤルヴィ。緊張感
のある巧みな弦さばきのギル・シャハムらの共演によって、神の存在を感じる
ような敬虔で厳かな気持ちにさせられるアルバムです。

479561 ¥1350
マーラー:『交響曲第9番ニ長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1999年9月, ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ)
1999年、ベルリン芸術週間で話題となった、ベルリン、フィルハーモニーでお
こなわれたコンサートのライヴ。これまでなかったクリアな世界が広がる美し
さ、高い緊張感による奥深いマーラー像を作り出した、完成度の高いアバドの
名演です。

479563 ¥1350
《シェーンベルク:管弦楽作品集》
『月に憑かれたピエロOp.21』
『心の茂みOp.20』
『ナポレオン・ボナパルトへの頌歌Op.41』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
〔録音〕1997-1998年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、
シテ・ド・ラ・ムジク(デジタル)
シェーンベルクの演奏で昔から定評のあるブーレーズ。彼によって創設された
アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー。そして、シェーファーの
妖しいチャーミングさによる美しさが醸し出され、今までにない完璧なシェー
ンベルクの演奏です。

479565 ¥1350
ブーレーズ:
『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』
『デリヴ 第1&2番』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ヒラリー・サマーズ(Ms(1))
〔録音〕2002年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、
シテ・ド・ラ・ムジク(デジタル)
ブーレーズ80歳記念として録音された自作自演アルバム。シェーンベルクの
「月に憑かれたピエロ」の影響をうけて作曲した「ル・マルトー・サン・メー
トル」は、20年ぶり再録音。時代の経過と共に変化する現代作品の存在意義の
再確認を改めて提示する重要作品ともいえるでしょう。コンテンポラリー音楽
に欠かす事のできない現代音楽集団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
による最高のパフォーマンスも聴くことができます。1980年代の作品「デリヴ」
も収録。

479567 ¥1350
《リゲティ:作品集》
『アトモスフェール』
-クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1988年
『Volumina』-ゲルト・ザッハー(Org)〔録音〕1968年
『ルクス・エテルナ』
-ヘルムート・フランツ(指揮)北ドイツ放送合唱団〔録音〕1968年
『オルガンのためのスタディ第1番「ハーモニー」』
-ゲルト・ザッハー(Org)〔録音〕1968年
『ロンタノ』
-クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕1988年
『ラミフィケーションズ』
-ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・アンテルコンタンポラン
〔録音〕1982年
『メロディーエン』
-デイヴィッド・アサートン(指揮)ロンドン・シンフォニエッタ
〔録音〕1975年
2006年6月に83歳の生涯を閉じたジェルジ・リゲティ。20世紀後半のもっとも重
要な作曲家の一人であった彼の功績を讃え、2001年には京都賞を受賞していま
す。DGに録音されたリゲティの作品の中から、代表する作品を収録した1枚です。




<Decca>
4783728 4枚組 ¥2380
《「春の祭典」Decca名演集》
『ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」』
(1) ピエール・モントゥー(指揮)パリ音楽院管弦楽団 〔録音〕1956年
(2) アンタル・ドラティ(指揮)デトロイト交響楽団 〔録音〕1981年
(3) リッカルド・シャイー(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1985年
(4) ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1991年
(5) ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)キーロフ歌劇場管弦楽団 〔録音〕1999年
(6) エサ=ペッカ・サロネン(指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック
〔録音〕2006年
Decca & Philipsに録音された「春の祭典」から、6人の指揮者による「春の祭
典」演奏全曲を収録。ボーナス・ディスクとして、伝説的な初日の目撃者記憶、
国際的な指揮者、振付師やダンサーからの仕事の革命の力についてのコメント
を含む、ジョン・トランスキーによる59分のオーディオ・ドキュメンタリー(英
語)が収められています。

4783729 20枚組 ¥8450
《『春の祭典』初演100年コレクターズ・エディション》
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
(1) エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1946年
(2) エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団〔録音〕1950年
(3) フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリンRIAS交響楽団〔録音〕1954年
(4) アンタル・ドラティ(指揮)ミネアポリス交響楽団〔録音〕1954年
(5) ルドルフ・アルベルト(指揮)セント・ソリ管弦楽団〔録音〕1956年
(6) ピエール・モントゥー(指揮)パリ音楽院管弦楽団 〔録音〕1956年
(7) エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団〔録音〕1957年
(8) アンタル・ドラティ(指揮)ミネアポリス交響楽団〔録音〕1959年
(9) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1963年
(10) コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団〔録音〕1963年
(11) ズービン・メータ(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック〔録音〕1969年
(12) マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)ボストン交響楽団〔録音〕1972年
(13) ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1973年
(14) エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1974年
(15) ロリン・マゼール(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1974年
(16) ゲオルク・ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団〔録音〕1974年
(17) クラウディオ・アバド(指揮)ロンドン交響楽団〔録音〕1975年
(18) コリン・デイヴィス(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1976年
(19) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1977年
(20) サイモン・ラトル(指揮)
ナショナル・ユース・オーケストラ〔録音〕1978年
(21)小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団〔録音〕1979年
(22)アンタル・ドラティ(指揮)デトロイト交響楽団 〔録音〕1981年
(23)レナード・バーンスタイン(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1982年
(24)シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団〔録音〕1984年
(25)リッカルド・シャイー(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1985年
(26)ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1991年
(27)ゲオルク・ショルティ(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団〔録音〕1991年
(28)ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団〔録音〕1992年
(29)ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団〔録音〕1994年
(30)セミヨン・ビシュコフ(指揮)パリ管弦楽団〔録音〕1995年
(31)ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕1995年
(32)ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)キーロフ歌劇場管弦楽団 〔録音〕1999年
(33)エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック〔録音〕2006年
(34)チョン・ミョンフン(指揮)
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団〔録音〕2007年
(35)グスターヴォ・ドゥダメル(指揮)
ベネズエラ・シモン・ボリバル・ユース〔録音〕2010年
(36)ブラーチャ・イーデン&アレクサンダー・タミール(ピアノ・デュオ)
〔録音〕1968年
(37)ペキネル姉妹(ピアノ・デュオ)〔録音〕1983年
(38)ウラディーミル・アシュケナージ&アンドレイ・ガヴリーロフ
(ピアノ・デュオ)〔録音〕1990年
(39)『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』
-サミュエル・ドゥシュキン(Vn),
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団
〔録音〕1935年
1913年にパリでモントゥーによって初演され大混乱となった「春の祭典」。
1914年のシャンゼリゼ劇場での演奏会形式による再演は大成功となり、その後
のこの作品の楽曲としての評価を確立されました。この初演100年を記念して
企画されたこのコレクターズ・エディションは、Decca, Philips, DGなどにこ
れまで録音された「春の祭典」を全て収録したものです。追加で、2台のピアノ
版による演奏3種。ラトルが22歳の時にASVに録音した音源も特別収録。ボーナ
ス・ディスクとして、初演を行ったサミュエル・ドゥシュキンによる「ヴァイ
オリン協奏曲」も収録してあります。




<ECM>
4764661 ¥2180
《Canto oscuro》
-バッハ, グバイドゥリーナ, ヒンデミット:ピアノ作品集
J・S・バッハ(ブゾーニ編):
『私は あなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ』
『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』『シャコンヌ』『前奏曲ニ短調』
グバイドゥリーナ:『シャコンヌ』
ヒンデミット:『組曲「1922年」Op.26』
アンナ・ゴウラリ(P)
〔録音〕2011年5月24-25日, ノイマルクト、Historischer Reitstadel
(デジタル:セッション)
アンナ・ゴウラリは、1972年タタルスタンに生まれ、キーラ・シャシュキナ、
ヴェラ・ゴルノスタエワに師事。1986年カバレフスキー・コンクールで優勝し、
1990年には第1回ゲッティンゲン国際ショパン・コンクールで優勝しています。
若き日のアルゲリッチを思わせるエキゾティックな美貌の持ち主で、2001年
ヴェルナー・ヘルツォーグ監督の映画「神に選ばれし無敵の男」に出演し話題
となりました。Deccaレーベルに「ミッドナイト-様々な作曲家によるノクター
ン集」「スクリャービン作品集」などを録音してきましたが、今回はECMから
登場。ブゾーニ編曲によるバッハ作品、ゴウラリと同郷タタルスタン生まれの
グバイドゥリーナ、比較的初期のヒンデミットの作風を代表する「1922年」な
どを録音しています。抑制の効いた厚みのある響きによって、陰影に富んだ色
彩画のような深い印象を与えてくれる演奏です。

4764825 ¥2180
《アダムの嘆き》-アルヴォ・ペルト:合唱作品集
『アダムの嘆き』『祝福されたペトロニウス』『サルヴェ・レジナ』
『主は平安を約束された』『アレルヤ・トロープス』『アガトン神父』
『エストニアの子守歌』『クリスマスの子守歌』
トヌ・カリユステ(指揮)
ラトヴィア放送合唱団, ヴォックス クラマンティス,
リガ・シンフォニエッタ, エストニア・フィルハーモニー室内合唱団,
タリン室内管弦楽団
〔録音〕2011年11月, 2007年5月, タリン、ニクリステ教会
(デジタル:セッション)
エストニア出身の作曲家ペルトの「タブラ・ラサ」が、ECM NEW SERIESの
第一弾としてリリースされたのが1984年。以来、4半世紀にわたり、同レーベル
の最重要作曲家として位置づけられてきたペルト。ECMにはペルトの作品が数多
く録音されましたが、このアルバムでは、2000年以降に作曲(改編)された、比
較的新しい作品が収録。ペルトの偉大な詩的な表現力、メッセージの愛と謙虚
さが表現されています、カリユステ指揮によって、静謐で透明な響きがとても
美しく印象に残るアルバムです。




<ICA CLASSICS>
※ご案内の遅れていた新譜情報です
ICAD-5082(DVD-Video) ¥2450
レナード・バーンスタイン
1.ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ音楽「春の祭典」
2.シベリウス(1865-1957):交響曲第5番変ホ長調
《ボーナス映像》
ハンフリー・バートンによるバーンスタインへのインタビュー
ロンドン交響楽団/レナード・バーンスタイン(指揮)
収録1966年11月27日ロンドンクロイドン・フェアフィールド・ホールズ,
《ボーナス映像》1966年11月
収録時間:83分/音声:Enhanced Mono/字幕:なし/モノクロ
この映像は、1960年代の半ば、当時BBC放送の音楽・芸術部長となったハンフリ
ー・バートンが考案したテレビ番組「シンフォニック・トゥワイライト」シリ
ーズから取られたものです。ストラヴィンスキー自身も驚くほどの熱狂的な
「春の祭典」と、バーンスタインが得意としていたシベリウスの交響曲第5番の
2曲がバーンスタイン自身によって選ばれています。ハンフリー・バートンはバ
ーンスタインの指揮者&作曲家としての才能を熟知しており、イギリス国内で
の彼の名声を高めることに尽力しました。それ故、ニューヨーク・フィルハー
モニックの常任指揮者、そして「ウェスト・サイド・ストーリー」の作曲家と
して多忙な日々を送るバーンスタインを説得し、1965年にはロイヤル・アルバ
ート・ホールでLSOとマーラーの交響曲第8番を演奏を実現させ、その壮観な模
様を英国内に放送することができました。その後バートンは、バーンスタイン
の感動的な映像を何本もこの世に送り出したことは周知の事実であり、バーン
スタインが1990年に没した時は、その4年後に伝記を出版するなど、彼を知り尽
くした人でした。ボーナス映像として、1966年、まだ知り合って間もない頃の
バートンによるバーンスタインのインタビュー(日本語字幕なし)が収録されて
います。

ICAD-5083(DVD-Video) ¥2450
ベンジャミン・ブリテン、モーツァルトと自作「ノクターン」を振る
1.モーツァルト(1756-1791):交響曲第40番ト短調K550
2.ブリテン(1913-1976):ノクターンOp.60
《ボーナス映像》
メンデルスゾーン(1809-1947):交響曲第3番「スコットランド」(抜粋)
イギリス室内管弦楽団…1/ピーター・ピアーズ(テノール)
イギリス室内管弦楽団…2
収録1964年12月20日ロンドンクロイドン・フェアフィールド・ホールズ
収録時間:67分/音声:Enhanced Mono/字幕:なし
モノクロ(ボーナスのみカラー)
この映像は1964年のクリスマス週間に収録されました。メインのプログラムは
モーツァルトの交響曲第40番ですが、やはり注目は彼自身の「ノクターン」で
しょう。1958年、ブリテンの充実期に書かれたこの曲は、テノールと小編成の
管弦楽のために書かれた8曲からなる連作歌曲で、夜の雰囲気を描くというより
も、「眠り、夢、そして死」に繋がる詩を用いたものです。曲自体はマーラー
の未亡人であるアルマ・マーラー=ヴェルフルに捧げらていますが、実は、ま
さに「朋友」ピアーズのための作品であり、彼が歌うことを念頭に書かれてい
ることは間違いありません。この映像でも2人の親密さが手に取るようにわかる
はずです。ピアーズのフレッシュな声は崇高ですらあります。モーツァルトの
交響曲は、モールティングスでの演奏が、最近CDでも復刻されましたが、映像
で見ると、ブリテンがいかに現代的なアプローチを行っているかが理解できる
はずです。ボーナス映像は1970年代の半ばのカラー・フィルムで、ブリテンの
自宅のあるスネイプ・モルティングスで収録されました。抜粋ながら、ブリテ
ンにおけるこの曲の唯一の録音という貴重なものです。

ICAD-5058(DVD-Video) ¥2450
名手の饗宴、三大バレエ-レ・シルフィード,コッペリア,ジゼル
1.レ・シルフィード
2.ドリーブ(1836-1891):コッペリア…マーガレット・デールによるテレビ版
3.アダン(1803-1856):ジゼル-第2幕「パ・ド・ドゥ」
フィルハーモニア管弦楽団/ロバート・アーヴィング(指揮)…1
ロンドン交響楽団/ジョン・ランチベリー(指揮)…2
プロ・アルテ管弦楽団/マルクス・ドッズ(指揮)…3
収録BBCスタジオ1956年4月6日放映…1, BBCスタジオ1957年10月27日放映…2,
BBCスタジオ1962年6月2日…3/収録時間:96分/音声:Enhanced Mono
字幕:なし/モノクロ
バレエ界における普及の三大名作「レ・シルフィード」、「コッペリア」、
「ジゼル」を、当時のプリマ・バレリーナ、ナディア・ネリナとマーゴ・フォ
ンテインが躍る歴史的映像でお楽しみいただく1枚です。「レ・シルフィード」
は、ショパンの美しいピアノ曲(オーケストラ編)がふんだんに使われたもので、
ストーリー性は希薄なものの、ミハイル・フォーキンによる幻想的な振付が印
象的な作品です。もともとはグラズノフが編曲した「ショピニアーナ」が使わ
れていましたが、現在ではロイ・ダグラスの華麗な編曲版が使われています。
ロマンティックで空想的な雰囲気を醸し出すためには、実は大変な技術を必要
とするのですが、ネリナは難なくこの役を踊りきっています。ネリナの素晴ら
しさは「コッペリア」でも発揮されていて、ここでは彼女の演劇能力の高さも
知ることができるでしょう。そして3つ目の映像である「ジゼル」からの抜粋は
マーゴ・フォンテインとルドルフ・ヌレエフとの最古のコラボレーションの記
録であり、この2人は翌年の「ジゼル」の共演が話題となり、その後10年もの間
パートナーとして踊り続けることになるのです。

ICAC-5077 ¥1750
1.ブラームス(1833-1892):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
2.ドビュッシー(1862-1918):
映像第1集(-水に映る影/-ラモーをたたえて/-運行)
3.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第3番Op.28
4.プロコフィエフ:つかの間の幻影第3.5.10.11.17番
ケルン放送交響楽団/マリオ・ロッシ(指揮)…1
エミール・ギレリス(ピアノ)
録音1971年3月19日ケルン放送第1ホール…1
1974年12月11日ケルン放送第2ホール…2-4 STEREO
20世紀を代表するロシアの名ピアニスト、エミール・ギレリス(1916-1985)の
50代、脂の乗り切った時期の演奏集です。彼はオデッサで生まれ、1930年にオ
デッサ音楽院に入学、17歳で全ソ連ピアノ・コンクールで優勝した後、1938年、
22歳でイザイ国際コンクールの優勝で国際的に認められます。西側で自由に活
動することを政府から許されたソ連最初の芸術家として知られ、同じく活動を
許可されたヴァイオリニスト、オイストラフと共に演奏旅行を行いました。
1947年からヨーロッパで演奏旅行を行い、1955年にはアメリカにデビュー、そ
の優れた音楽性と「鋼鉄のタッチ」は多くの聴衆を魅了しました。このCDに収
録されている1971年のブラームスは彼の絶頂期の録音で、同じ頃のスタジオ録
音(ヨッフム指揮のベルリン・フィル)にも匹敵する熱のこもったライブです。
その3年後のドビュッシーとプロコフィエフは、どちらもギレリスのお気に入り
の作品で、陰影に満ちたドビュッシーと、めりはりのあるプロコフィエフは、
ベートーヴェンやブラームスなどのドイツ音楽とは違った味わいを生み出して
います。

ICAC-5078 ¥1750
1.ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第2番ホ短調Op.44
2.バーンスタイン(1918-1990):「キャンディード」序曲
フィルハーモニア管弦楽団…1/ロンドン交響楽団…2
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音1993年3月15日ロンドンロイヤル・フェスティヴァル・ホール…1
1978年8月28日エディンバラ音楽祭アッシャー・ホール…2 STEREO
偉大なるロシアの指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)の没後10年
を記念してリリースされる名演集です。ラフマニノフは、彼が最も愛した作曲
家の一人であり、この第2番の交響曲もスヴェトラーノフらしい濃厚で熱い表現
が漲っています。また、バーンスタインの「キャンディード」序曲は、スタジ
オ録音すら存在しない貴重なものであり、華麗かつ躍動感に満ちた演奏は、ス
ヴェトラ・ファンは泣いて喜ぶことはもちろん、ファンならずとも心が躍る素晴
しいものです。優れた音質も特筆すべき点でしょう。

ICAC-5079 ¥1750
1.グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調Op.16
2.リスト(1811-1886):ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
3.リスト:ハンガリー民謡の主題による幻想曲
4.リュリ(1632-1687):ガヴォットとロンドーニ短調
5.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタニ長調K96
フランス国立放送管弦楽団…1-3/ジョルジュ・ツィピーヌ(指揮)…1
アンドレ・クリュイタンス(指揮)…2-3/ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
録音1959年4月17日パリ…1/1959年3月12日パリ…2-3
1959年1月20日ルクセンブルク…4-5 MONO
ハンガリー、ブダペスト生まれのジョルジュ・シフラ(1921-1994)は5歳の時に
サーカスや居酒屋で即興演奏を行い、幼い頃から「ショーマン」としての才能
を遺憾なく発揮していたことが知られています。そして、フランツ・リスト音
楽院に入学し、エルネ・ドホナーニに師事することでピアニストとしての能力
を飛躍的に高めました。しかし、当時ソ連の影響下にあったハンガリーから脱
出を試みるも残念ながら失敗し、1950年から3年間懲役刑に処せられてしまいま
す。この時は酷い拷問を受けるなど、かなり悲惨な体験をしたのですが、釈放
されると同時に、QualitonレーベルとSupraphonレーベルに録音を開始。これを
足がかりに西ヨーロッパでの活躍の糸口をつかみ、1956年10月の「ハンガリー
動乱」の際にはウィーンに逃れることができ、そこで卓越した成功を収めたの
です。その後、西ヨーロッパからパリ、ロンドン、ニューヨークなどのツアー
を経て、最終的にはフランスに定住し、その名を轟かせました。彼の演奏は驚
くほど豪快であり、とりわけリストの作品での技巧の冴えについては、たとえ
「音楽性に乏しい」と言われたとしても、やはり右に出るものはいないでしょ
う。しかし、グリーグの協奏曲には驚くほど内省的な部分もあり、また、スパ
イスの効いたリュリやスカルラッティの小品からも、彼の知られざる一面が伺
えます。全て商業的初出音源です。

ICAC-5080 ¥1750
1.マーラー(1860-1911):嘆きの歌
2.ヤナーチェク(1854-1928):バラード「ヴァイオリン弾きの子ども」
テレサ・ケイヒル(ソプラノ)/ジャネット・ベーカー(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テノール)/グウィン・ハウエル(バス)
BBCシンガーズ(合唱指揮…)ジョン・プール/BBC交響楽団&合唱団…1
ベーラ・ドゥケニー(ヴァイオリン)/BBC交響楽団…2
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音 1981年7月20日ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール…1
1979年5月9日プラハ スメタナ・ホール…2 STEREO
モスクワ生まれの大指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-)による
マーラーとヤナーチェクです。若い頃から才能を発揮していた彼は、20歳の時
にボリショイ劇場で「くるみ割り人形」を指揮して、多大なる名声を勝ち取り
ます。その後は数多くのソ連の作曲家の作品を初演することで、1960年代の初
頭には、西側諸国への大規模なツアーも許可され、イギリスではロンドン・
フィルハーモニー管弦楽団やコヴェントガーデンに何回か登場し、1962年には
エディンバラ音楽祭でショスタコーヴィチの第4交響曲の「西側」初演を行って
います。1971年にはプロムスでレニングラード・フィルを振り、1974年にはロ
イヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管の主席指揮者となります。そし
て1974年にはBBC交響楽団の首席指揮者に就任し、1977年までこの地位にありま
した。この録音は、首席の地位を退いたあとのものですが、楽団員たちをまと
め上げる手腕には脱帽せざるを得ません。ここに収録されているマーラーの
「嘆きの歌」は3部構成の完全版で演奏され、商業誌でも高く評価されたのです
が、1995年に発売されてすぐにカタログから消えてしまったというもの。今回
ICAから発売するにあたって、念入りなリマスタリングとダイナミック・レンジ
の調整っが行われています。また、初出音源となるヤナーチェクの珍しい作品
も聴きものです。こちらは1979年のプラハ・フェスティヴァルでの録音です。

ICAC-5081 ¥1750
1.シューマン(1810-1856):交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
2.ドビュッシー(1862-1918):聖セバスチャンの殉教-組曲
3.ドビュッシー:海
フィルハーモニア管弦楽団/グィド・カンテッリ(指揮)
録音 1954年9月9日エディンバラ アッシャー・ホール MONO
たった36歳という若さで飛行機事故のために不慮の死を遂げた、才能ある指揮
者グィド・カンテッリ(1920-1956)の珍しいライヴ録音の登場です。彼はミラノ
近郊の町ノヴァラで生まれ、幼い頃からピアノの才能を発揮、ミラノ音楽院に
進学し、指揮と作曲を学びます。21歳でノヴァラに戻り、トスカニーニに拠っ
て創設された「コッチア劇場」の芸術監督に就任しますが、就任直後にイタリ
ア軍に強制召集され、そこで反骨精神を発揮、ドイツ軍に逮捕されてしまいま
す。しかし、首尾よく脱走を図り、ミラノでレジスタンス活動に身を投じるう
ちに、イタリアが無条件降伏し、ようやく自由の身となったのでした。終戦後
の1945年に初めてスカラ座を指揮し、その目覚ましい指揮ぶりは「トスカニー
ニの後継者」と言われるまでになります。1948年にトスカニーニとカンテッリ
は初めて会うこととなり、その翌年にはトスカニーニの招きでNBC交響楽団を
指揮し、それを拠点にアメリカへ進出。1949年からは毎年アメリカで指揮をす
るようになります。1950年にはエディンバラ音楽祭、1951年にはルツェルン、
ザルツブルク、ヴェネツィアの各音楽祭に出演、またフィルハーモニア管とと
もにEMIへの録音も開始します。しかし、そんな目覚ましい活躍をする彼に残さ
れた時間はごく僅かであったことを知っている人はがいたのでしょうか?この
死の2年前のライヴ録音は白熱するエネルギーと、息を飲むような緊張感に充た
されたもので、精緻なスタジオ録音とはまた違った面をみせてくれています。





<若林工房レーベル(日本)>
WKPR 8006 ¥2400
「ドビュッシー&リスト/田崎悦子」
ドビュッシー:プレリュード(前奏曲)集 第1集
1 デルフィの舞姫たち/2 帆/3 野を渡る風/
4 音と香りは夕暮れの大気に漂う /5 アナカプリの丘/
6 雪の上の足跡/7 西風の見たもの/8 亜麻色の髪の乙女/
9 とだえたセレナード/10 沈める寺/11 パックの踊り/12 ミンストレル
リスト:
「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」(巡礼の年 第2年「イタリア」S.161より)
田崎悦子(ピアノ)
録音:2012年7月12,13日、千葉市若葉文化ホール
1960年代、10代でひとり日本人留学生もまばらな激動のニューヨークに渡り、
ゼルキン、ルービンシュタイン、カザルス、ホロヴィッツらの演奏の渦の中で
揉まれ、かの地で国際的ピアニストとして足場を築き、日本人で唯一人20世紀
の大指揮者ショルティとシカゴ交響楽団定期演奏会に出演するなど、偉業を重
ねてきた稀有なアーティスト田崎悦子。そのパワフルな表現力と鮮烈なピアニ
ズムは、類まれな感じる力と洞察力が加わり、バッハ、ベートーヴェン等の古
典を湯気が立ち上がるあたかも今出来上がったばかりの作品に蘇らせ。バルト
ークや現代曲は、心をえぐり取る感情豊かな物にしてしまいます。
今回、田崎が満を持してリリースしたドビュッシーとリストの新譜は、今や円
熟期を迎えた田崎が、深く多彩な心の襞を、生の声として、隈なく引き出した
ものになっています。ドビュッシーとリストが描いた心象風景は、田崎悦子の
美意識をもって鮮やかに現代に蘇りました。敬虔な祈りのようなデリカシーに
満ちたピアニズム、きめ細やかなニュアンスのみならず、芳醇な感性が、激し
い苦悩や葛藤が色濃く浮かび上がらせ、一方で時折聴こえる穏やかな旋律は筆
舌に尽くし難い艶やかさを謳歌しています。

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12-09 No.21

2012年09月21日 21時17分01秒 | Weblog
<Glossa>
GCD 921207 2枚組 ¥3250
コレッリ:トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ) ――
ソナタ第6番ホ長調Op.4-6/ソナタ第12番ロ短調Op.4-12
ソナタ第4番ニ長調Op.4-4/ソナタ第5番イ短調Op.4-5
ソナタ第1番ハ長調Op.4-1/ソナタ第10番ト長調Op.4-10
ソナタ第3番イ長調Op.4-3/ソナタ第8番ニ短調Op.4-8
ソナタ第7番ヘ長調Op.4-7/ソナタ第9番変ロ長調Op.4-9
ソナタ第2番ト短調Op.4-2/ソナタ第11番ハ短調Op.4-11
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&音楽監督)、
アンサンブル・アウローラ〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、
ジュディス=マリア・ブルムステルベリ(チェロ)、
ガブリエレ・パロンバ(アーチリュート)、
ファビオ・チオフィーニ(チェンバロ)〕
コレッリの4つのトリオ・ソナタ集の最後のセットであり、「Op.2」と同じく
「室内ソナタ」となる1694年の「Op.4」。
ピエトロ・オットボーニ枢機卿に献呈された「Op.4」で繰り広げられるエンリ
コ・ガッティの最も新しいコレッリ解釈に期待せずにはいられない。
録音:2012年6月、テアトロ・クチネリ(ソロメオ/イタリア)

GCD P32107 ¥2180
納骨堂 - 聖者の遺骨の安置所 ――
ピエール・ド・カンブレ:ハンガリー女王エルジェーベトのための礼拝
グランドラヴォア、ビョルン・シュメルツァー(指揮)
O教会建築のための図画や絵画、彫刻、装飾などを求めてヨーロッパ各地を旅し
たとされるヴィラール・ド・オヌクールの旅路を追うグランドラヴォアの三部
作。第1集では北フランスからハンガリーまでの道程がテーマ。13世紀のピエー
ル・ド・カンブレ(カンブレのピエール)による当時のハンガリー女王エルジェ
ーベトのための礼拝の音楽が、シュメルツァー&グランドラヴォアによって再
現される。
録音:2010年7月&8月、サン=イヴ(ブレーヌ/フランス)





<Tactus Serie Bianca>
TB 650390 2枚組 ¥1980
コレッリ:トリオ・ソナタ集 ――
トリオ・ソナタ集Op.1(教会ソナタ)より ソナタ第5番変ロ長調Op.1-5、
ソナタ第9番ト長調Op.1-9、ソナタ第11番ニ短調Op.1-11、
ソナタ第12番ニ長調Op.1-12
トリオ・ソナタ集Op.3(教会ソナタ)より ソナタ第4番ロ短調Op.3-4、
ソナタ第9番ヘ短調Op.3-9、ソナタ第11番ト短調Op.3-11、
ソナタ第12番イ短調Op.3-12
トリオ・ソナタ集Op.2(室内ソナタ)より ソナタ第1番ニ長調Op.2-1、
ソナタ第7番ヘ長調Op.2-7、ソナタ第10番ホ長調Op.2-10、
ソナタ第12番ト長調Op.2-12/トリオ・ソナタ集Op.4(室内ソナタ)より
ソナタ第1番ハ長調Op.4-1、ソナタ第3番イ長調Op.4-3、
ソナタ第4番ニ長調Op.4-4、ソナタ第10番ト長調Op.4-10
エンリコ・ガッティ(バロック・ヴァイオリン&音楽監督)、
アンサンブル・アウローラ〔ルイジ・マンジョカヴァッロ(バロック・ヴァイオ
リン)、ロベルト・ジーニ(バロック・チェロ)、ルチアーノ・コンティーニ
(アーチリュート)、グイド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)〕
17世紀後半のイタリアに現れた同国における最初のヴァイオリンの巨匠コレッ
リ。最初の4つのトリオ・ソナタ集は、奇数「Op.1」と「Op.3」が"教会ソナタ"
として、偶数の「Op.2」と「Op.4」が"室内ソナタ"として作曲されており、オ
ルガン(教会ソナタ)とチェンバロ(室内ソナタ)を使い分けているのも特徴の1つ
である。
エンリコ・ガッティを筆頭にロベルト・ジーニやグイド・モリーニなど、古楽
界の巨星たちが集う豪華がメンバーによるコレッリ。名盤の復活を喜びたい。

TB 570001 ¥1280
アムステルダム旧教会のオルガン ――
シャイデマン:神のひとり子なる主キリスト*/ファン・ノールト:詩篇第50番*
シャイデマン:トッカータ ト長調*
スヴェーリンク:
トッカータ ハ長調、大公のバッロ、エコー・ファンタジア イ短調
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲/シャイト:ベルガマスカ
作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲
シャイデマン:主よあわれみ給え、よい羊飼いはよみがえられた
グスタフ・レオンハルト(オルガン)*、マッテオ・インブルーノ(オルガン)
かつてアムステルダムの"新教会"でオルガン奏者を務めていたレオンハルトと、
"旧教会"のオルガン奏者インブルーノ。2人の世界的名手が取り上げたのは、
"旧教会"のオルガニストを務めていたネーデルラント楽派の最重要人物スヴェ
ーリンクとその弟子であるシャイデマンとシャイト、そして"新教会"のオルガ
ニストだったアントニ・ファン・ノールト(1620-1675)の音楽。
"旧教会"と"新教会"、再調律が行われる"前"のレオンハルトと"後"のインブル
ーノのコントラストを通じて、スヴェーリンクから北ドイツ・オルガン楽派へ
と続く17世紀のオルガン音楽の歴史が描かれる――。
録音:2004年9月7日-9日&録音年月日不詳*

TB 650701 ¥1280
ドメニコ・ガブリエリ:チェロ作品全集 ――
チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調/7つのリチェルカーレ
チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
ベッティーナ・ホフマン(バロック・チェロ)、モード・アンティクオ
17世紀の天才チェリストとして華々しい活躍を見せたドメニコ・ガブリエリ
(1651-1690)。
ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂のチェロ奏者に就任するなど、普及しつつ
あったチェロの名手として欧州各地にその名を轟かせ、音楽史上最初にチェロ
作品を作曲したと伝わるなど、後世に大きな功績を遺している。
ガブリエリの「7つのリチェルカーレ」や「3つのチェロ・ソナタ」は、チェロ
という楽器の歴史の1つの出発点となった重要な作品である。
録音:1999年7月、フィレンツェ

TB 460090 2枚組 ¥1980
ボローニャ、サン・ペトロニオ聖堂のオルガン ――
アンドレア・ガブリエリとジョヴァンニ・ガブリエリ -
G・ガブリエリ: 第1旋法による8声のカンツォン
A・ガブリエリ:
第1旋法によるイントナツィオーネ、第1旋法によるリチェルカーレ、
第6旋法によるイントナツィオーネ、、
リチェルカール・アリオーソ、モテット《いでよ、シオンのおとめたちよ》
G・ガブリエリ:
第9旋法によるフーガ、第2旋法によるトッカータ、
カンツォン《ラ・スピリタータ》、カンツォン《ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ》
A・ガブリエリ:
第5旋法によるトッカータ、カンツォン・アリオーサ、
ファンタジア・アレグラ、私は若い娘、フランス風カンツォン
G・ガブリエリ:
4月の訪れに、第1旋法によるトッカータ、第1旋法によるリチェルカーレ、
第2旋法によるカンツォン、第12旋法によるカンツォン、カンツォン第12番
ポー平原とフランドルの作曲家たち - ボネッリ:トッカータ《クレオパトラ》
ヴェッジョ:リチェルカータ/フォリアーノ:リチェルカータ、リチェルカータ
セニ:リチェルカーレ第6番、リチェルカーレ第11番
バルビエリ:モテット《我らの大地は賛美の歓びに沸く》
フランチェーゼ:第6旋法によるイントナツィオーネ
M・A・カヴァッツォーニ:プラス・ネ・レグレス
G・カヴァッツォーニ:リチェルカーレ第3番/フェッラボスコ:私は若い娘
フレスコバルディ:カンツォーナ
パスクィーニ:トッカータ、不協和音、カンツォーナ
メールラ:半音階的トッカータ、カンツォーナ
ボネッリ:トッカータ《アタランタ》
ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)、
リウウェ・タミンハ(オルガン)
イタリア、ボローニャの守護聖人、聖ペトロニウス(サン・ペトロニオ)を祀る
ゴシック様式の教会、サン・ペトロニオ聖堂。
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂よりも大きな教会を作ることが許されず、現
在も未完成というエピソードを持つ。
バルダッサーレ・マラミーニ(?-1614)が1596年に製作したオルガン、ロレン
ツォ・ダ・プラト(1417-1492)が1471年から75年にかけて製作した2つのヒスト
リカル・オルガンを弾いているのは、タリアヴィーニとタミンハというイタリ
ア・オルガン界の2人の巨匠。
"2人とガブリエリ"と"ポー平原とフランドル地方"の音楽が、サン・ペトロニ
オ聖堂に響き渡る。
録音:1990年3月、サン・ペトロニオ聖堂(ボローニャ)





<Tactus>
TC 744590 2枚組 ¥4360
トゥッリーニ:
6つのチェンバロ・ソナタ(1795)
ヴァイオリン伴奏とチェンバロ独奏のフーガ付き《6つのチェンバロ・ソナタ》
(1784)(全曲世界初録音)
ジュズィ・デ・ベラルディニス(フォルテピアノ)、
クリスティーナ・パルッチ(ヴァイオリン)
18世紀後期-19世紀初期のイタリアにおける「鍵盤ソナタ」を発展させた盲目の
天才トゥッリーニ。
1784年と1795年の「チェンバロ・ソナタ」は、イタリアのチェンバロからピア
ノ(フォルテピアノ)への過渡期を刻印した音楽史的観点からも貴重な資料とな
ることだろう。
使用楽器のヨハン・フリッツ製作(1810年頃)のフォルテピアノと、ジョヴァン
ニ・トノーニ製作(1700年)のヴァイオリンの音色もこのディスクの大きな魅力
である。2008年8月、ペンネ(ペスカーラ/イタリア)での録音。

TC 672253 ¥2180
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲集 ――
協奏曲ニ長調RV.513/協奏曲変ロ長調RV.526(アンメット補完版)
協奏曲イ長調RV.520(アンメット補完版)/協奏曲変ロ長調RV.764
協奏曲イ長調RV.521/協奏曲変ロ長調RV.528(アンメット補完版)
協奏曲ヘ長調RV.765
アンジェロ・チチリーニ(ヴァイオリン)、
ルカ・ヴェントゥーリ(ヴァイオリン)、
ファブリツィオ・アンメット(指揮)、オルフェオ・アンサンブル
タクトゥスからユニークで質の高いヴィヴァルディをリリースしてきたイタリ
ア、スポレートのオルフェオ・アンサンブル。
世界初録音を含む「2本のヴァイオリン協奏曲集」では、イタリア・アントニオ
・ヴィヴァルディ協会の国際学術委員会のメンバーでもあるファブリツォオ・
アンメットの補筆により未完の「RV.526」、「RV.520」と「RV.528」の"全曲
版"と出会うことが出来る。
2009年8月10日-12日、スポレート(イタリア)での録音。

TC 570201 ¥2180
ベルナルディ:4声のカンティレーナ様式によるモテット集(1613)(世界初録音)
アンサンブル・カンティンバンコ、ロベルト・バルコーニ(指揮)
ステファノ・ベルナルディ(1577-1637)は、生まれ故郷のヴェローナ大聖堂の
楽長を務め、ザルツブルク大聖堂でも活躍したイタリアの作曲家。
ベルナルディは、逸早く採り入れたコンチェルタート様式と、伝統的なポリ
フォニーの書法を使い分けており、独唱の使用など声楽、器楽の両面で革新的
な手法が用いられている。2011年11月の録音。

TC 862717 ¥2180
ボッシ:オルガン作品全集Vol.7 ――
英雄的小品Op.128/演奏会用小品ハ短調Op.130
オルガンのための5つの小品Op.132(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
昨年2011年に生誕150周年を迎えたイタリア・オルガンの大家マルコ・エンリコ
・ボッシ(1861-1925)のオルガン作品全集第7巻。
ザンドナイの「ジュリエッタとロメオ」をテーマとした「英雄的小品」や、力
強い「演奏会用小品」など、1906年から1910年の充実期に作曲された3作品を
収録。カルロ・ヴェゲッツィ=ボッシが1897年に製作したイタリア、クネオの
サクロ・クオーレ教会のオルガンによる演奏。2011年8月の録音。

TC 862090 2枚組 ¥4360
テバルディーニ:オルガン作品全集&宗教合唱作品集 ――
オルガンと合唱のためのソナタOp.26/アレルヤ/6つのオルガン小品Op.16
オルガン・コラールOp.43/オルガンと金管のためのソナタOp.26bis
4声のための5つのモテットOp.17
合唱とオルガンのための宗教カンタータOp.10(全曲世界初録音)
ジュリオ・メルカティ(オルガン)、
アントニオ・グレコ(指揮)、コーロ・コンスタンツォ・ポルタ、
アントニオ・クエロ(トランペット)、
アルフレード・ミリアヴァッカ(トロンボーン)、
ファブリツィオ・スパノ(トロンボーン)、
アレックス・ソルディ(トロンボーン)、ジャンルカ・ボンディ(ホルン)、
キアラ・バレストラ(ホルン)
ピツェッティの師でもある19世紀後期-20世紀前半のイタリアの音楽家、ジョ
ヴァンニ・テバルディーニ(1864-1952)。
作曲家、指揮者としてだけでなく、音楽学者としてはパレストリーナの権威と
しても高名であり、このオルガンと宗教合唱作品は、テバルディーニが目指し
た教会音楽改革の成果の一部である。2011年6月の録音。

TC 830601 ¥2180
フマガッリ:オルガン作品集 ――
6つの行進曲Op.80より
ディヴェルティメント形式による6つの練習曲Op.231より
スコーラ・オルガーノOp.233より/音楽的修得神学Op.235より
カプリッチョ《ラ・カッチャ》Op.257/オルガン・ソナタ ホ短調Op.290
ジョヴァンニ・フェルトリン(オルガン)
イタリアのフマガッリ一族の生まれで、ディズマ・フマガッリの弟、ポリビオ
・フマガッリ(1830-1900)のオルガン作品集。
ミラノ音楽院の教授という要職に就き、マルコ・エンリコ・ボッシにもオルガ
ンを教えたフマガッリのオルガン作品は、全盛を迎えたイタリア・オペラのス
タイルから、新古典主義、ドイツの交響曲的なスタイル、フランスのスタイル
への移行を果たしている。サン・アゴスティーノ教会(トレヴィーゾ)のフラテ
ッリ・セラッシ1858年製と、サント・ステファノ教会(イーゾラ・デッラ・スカ
ーラ)のファリナーティ1932年製のオルガンによる演奏。2011年10月の録音。

TC 960202 ¥2180
ベッラフロンテ:協奏曲集 ――
ピッコロ協奏曲《魂の迷宮》/ヴァイオリン協奏曲《ディスカントゥス》
ファゴット協奏曲《ツァイト》
ソプラノ・サクソフォン協奏曲《ムラレス》(全曲世界初録音)
ニコラ・マッツァンティ(ピッコロ)、
フランチェスコ・ドラツィオ(ヴァイオリン)、
パトリック・デ・リティス(ファゴット)、
フェデリコ・モンデルチ(サクソフォン)、
ウィーン・コンツェルト・フェライン、ディルク・フェルミューレン(指揮)
ファゴット協奏曲「ツァイト(Zeit)」がムジークフェラインのオフィシャル・
シーズンで演奏されるなど、現代イタリアにおける管楽器、弦楽器作品のリー
ディング・コンポーザー、ラファエレ・ベッラフロンテ(1961-)の協奏曲集。
フィレンツェ五月音楽祭管のピッコロ奏者ニコラ・マッツァンティ、イタリア
・サクソフォン界の重鎮フェデリコ・モンデルチなど、ソリストも強力!難解
な作曲技法のみに傾倒しないベッラフロンテの世界を、ウィーン・コンツェル
ト・フェラインが精巧な完成度で繰り広げる。2009年4月の録音。

TC 970701 ¥2180
ジャンムッソ:ピアノ作品集 ――
即興曲/ピアノと弦楽のための協奏曲/ソナタ
ジェネシ・ディ・ウン・テマ・インファンティレ
インヴェンション(全曲世界初録音)
エンリコ・マリア・ポリマンティ(ピアノ)、
アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)、
ファウスト・アンセルモ(指揮)、弦楽オーケストラ
現代イタリアの作曲家、フランチェスコ・ジャンムッソ(1970-)のピアノが主役
の室内楽作品集。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハを弾き分けるポリマンティのピ
アノ、ノフェリーニが弾くトマーソ・バレストリエリ1759年製のチェロ、そし
てジャンムッソの作品が世紀を越えて共演する。

TC 921301 ¥2180
マリヌッツィ:ピアノ作品集 ――
パルティータ/ポポラーレの主題によるディヴェルティメント
ラガーリーダー(全曲世界初録音)
マルティーナ・コッリ(ピアノ)、ロゼッラ・ルビーニ(ピアノ)
イタリアの指揮者ジーノ・マリヌッツィの息子で、映画音楽の作曲家、父と同
じ指揮者として活躍したニューヨーク生まれのイタリア人音楽家ジーノ・マリ
ヌッツィ・ジュニア(1920-1996)。
マリヌッツィ・ジュニアは、イタリアで初めて電子音楽の世界を探究した作曲
家であり、2台ピアノ、4手連弾のための音楽からも実験的な響きが生まれ出る。
2011年3月の録音。




<CARUS>

83.009 ¥¥2380
「クリスマスの歌 Weihnachts Lieder」 Vol.1
ドイツに古くから伝わるクリスマス・キャロル(賛美歌や伝承曲)30曲を収録
1)「エサイの根より」 Es ist ein Ros entsprungen
フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団
2)「粉雪が舞う」 Leise rieselt der Schnee
ユリアン・プレガルディエン(テノール)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
3)Morgen, kinder, wird's was geben
シビラ・ルーベンス(ソプラノ)、インゲボルク・ダンツ(アルト) 他
4)「空から天使が降りてくる」 Vom Himmel hoch, o Englein, Kommt
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、Hamburger Ratsmusik(古楽アンサンブル)
5)「真夜中」 Inmitten der Nacht
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)、ゲロルト・フーバー(ピアノ)
6)「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 Nun komm, der Heiden Heiland
フランツ・ヴィッツム(カウンター・テナー)、
Les Escapades(古楽アンサンブル)
7)「可愛いナイチンゲールよ、目をさませ」 
Lieb Nachtigall, wach auf (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン(オルガン)
8)「子供たち、おいで」 Ihr Kinderlein, kommet
/ Christian, Paulina und Leonhard Elsner(子供の歌)
9)「マリアはいばらの森を通り」 Maria durch ein Dornwald ging
/カルムス・アンサンブル
10)「今宵鳴りわたる」 Susser die Glocken nie klingen
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアーヌ・リュフ(ピアノ)
11)「陽気な羊飼いはいずこへ行くのか」 
Ou s'en vont ces guays bergers (インストゥルメンタル)
カイ・ヨハンセン指揮アンサンブル94
12)「喜ばしきクリスマスに」 Froliche Weihnacht uberall
クリストフ&ユリアン・プレガルディエン(テノール)、
ミヒャエル・ゲース(ピアノ)
13)「天のかなたから」 Vom Himmel koch, da komm ich her
/ SWRヴォーカル・アンサンブル
14)Wer klopfet an / コルネリウス・ハウプトマン(バス) 他
15)「きらきら星」 Morgen kommt der Weihnachtsmann 
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
16)「クリスマスツリーに灯をともし」 
Am Weihnachtsbaume die Lichter brennen
インゲボルク・ダンツ(アルト)、トーマス・クーリー(テノール)
17)Wisst ihr noch, wie es geschehen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
18)「まぶねのかたえに我は立ちて」 Ich steh an deiner Krippen hier
/ サラ・ウェグナー(ソプラノ)、Ensemble Licht und Schatten
19)Zumba zumba (インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン(オルガン)
20)「喜べ、大地と満天の星よ」 Freu dich, Erd und Sternenzelt
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
21)「もろびと声あげ」 In dulci jubilo
/ ルース・サンドホフ(アルト)、Les Escapades(古楽アンサンブル)
22)「喜べや、たたえよや」 Tochter Zion, freue dich
/ クラウス・メルテンス(バス・バリトン) カイ・ヨハンセン(オルガン)
23)「星のひかり、さむき夜に」 Alle Jahre wieder
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
24)「クリスマス」 Weihnachten / SWRヴォーカル・アンサンブル
25)「全てのキリスト教徒よ、神を賛美せよ」 
Lobt Gott, ihr christen allzugleich
アンドレアス・ヴェラー(テノール)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
26)「ゆりかごに風吹き」 Maria Wiegenlied (インストゥルメンタル)
/ ルートヴィヒ・ギュトラー指揮ブラス・アンサンブル
27)「おお可愛いイエス」 O Jesulein zart / Niniweヴォーカル・アート
28)「高く戸を上げよ」 Macht hoch die Tur / NDR合唱団、ハンブルグ
29)O Createur (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
30)「いざ歌え、いざ祝え」 O du frohliche
/ ヨナス・カウフマン(テノール)、ジャン・フィリップ・シュルツェ(ピアノ)
下記の既発のアイテム同様、各アーティストの紹介と原語と英語の歌詞、丁寧
な100ページ程の解説書が含まれています。
ご案内させて頂いたタイトルの日本語表記は、一般的に良く知られたものであ
る事ご了承下さい。
既発のアイテム:
「こもりうた:子守唄集」第1集 83.001
第2集 83.002
「ドイツ民謡集」第1集 83.003
第2集 83.004
第3集 83.005
「子供の歌集」第1集 83.006
第2集 83.007


83.010 ¥2380
「クリスマスの歌 Weihnachts Lieder」 Vol.2
ドイツを中心にヨーロッパに古くから伝わるクリスマス・キャロル
(賛美歌、伝承曲、世俗曲)28曲を収録
1)「ヨゼフよ、私の愛しいヨゼフよ」 Josef, lieder Josef mein
モニカ・マウチ(ソプラノ)、ヒュー・サンディランズ(リュート)
2)「ベツレヘムで生まれた」 Zu Bethlehem Geboren
Lord of the chords(男声ヴォーカル・アンサンブル)
3)Es singt wohl ein Voglein
インゲボルク・ダンツ(アルト)、カルステン・リンク(ギター) 他
4)「マリアはいばらの森を通り」 Maria durch ein Dornwald ging
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
5)「おお救い主よ、天を切り開け」 O Heiland, reiss die himmel auf
クリスティーネ・ミュラー(メゾ・ソプラノ)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
6)Und unser Liben Frauen
フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト室内合唱団
7)Was soll das bedeuten / リディア・トイシャー(ソプラノ)、
ジュリアーヌ・リュフ(ピアノ)
8)「シャルトルの市民たちは」 Les Bourgeois de Chastres
(インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
9)「船がやってくる」 Es kommt ein Schiff, geladen
/ ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
10)「もろびと声あげ」 In dulci jubio / SWRヴォーカル・アンサンブル
11)「天のかなたから」 Vom Himmel hoch, da komm ich her
/ サラ・ウェグナー(ソプラノ)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
12)「家畜にえさを与えよ」 Laissez paitre vos betes
(インストゥルメンタル) / カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
13)「羊たちのそばで目覚めると」 Als ich bei meinen Schafen wacht
/ アンドレアス・エラー(テノール)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
14)「可愛いナイチンゲールよ、目覚めよ」 
Wach, Nachtigall, wach auf / 聖トーマス教会合唱団
15)King, Glockchen, Kingelingeling
/ Paulina und Leonhard Elsner(子供の歌)
16)Es ist fur uns eine Zeit angekommen (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン(オルガン)
17)「闇は深まり」 Die Nacht ist vorgedrungen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
18)「幼な子はベツレヘムに生まれぬ」 Puer natus
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
19)Preis sei gott im hochsten Throne
/ シルヴェンテス・ベルリン(混声合唱)
20)「めでたしマリア」 Ave Maria, gratia Plena
/ ルース・サンドホフ(アルト)、ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
21)「ひとりの若い娘が」 Une Jeune pucelle (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
22)「神の御子は」 Herbei, o ihr Glaubigen
/ オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
23)「荒野の果てに」 Hort, der Engel helle Lieder
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
24)「幼な子、主イエスよ」 O Jesulein suss
/ SWRヴォーカル・アンサンブル
25)「我、いかにして汝をむかえまつるべし」 Wie soll ich dich empfangen
(インストゥルメンタル)
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)、カイ・ヨハンセン(オルガン)
26)「来たり聞けよ、御告げを」 Kommet, ihr Hirten
/ シュトゥットガルト少年合唱団コレギウム・イヴェヌム
27)「マリア、今ぞわれらに語りたまえ」 
Or nous dites Marie (インストゥルメンタル)
/ カイ・ヨハンセン指揮 アンサンブル94
28)「きよしこの夜」 Stille Nacht
/ クリストフ&ユリアン・プレガルディエン(テノール)、
ミヒャエル・ゲース(ピアノ)




<TACET>
TACET 203 ¥2380
The Welte Nignon Mystery Vol.XIX
ピアノ・ロールに刻まれた歴史的録音の再現 Vol.19 グラズノフ
グラズノフ自身と弟子アルトゥール・レンバによる1910年の演奏。
グラズノフ:
(1)3つの小品からop.49-1
(2)前奏曲 ニ長調 op.25-1
(3)ピアノ・ソナタ第1番 変ロ長調 op.74 から第2楽章「アンダンテ」
(4)バレエ音楽「ライモンダ」 op.57から
- Prelude et la Romanesca, Prelude et Variation, Entre-acte
(5)バレエ音楽「ライモンダ」 op.58から
- Valse fantastique et variation I, Hymne
(6)バレエ音楽「ライモンダ」 op.59から
- Entre-acte, Variation III et IV
(7)バレエ音楽「お嬢さん女中」 op.61から
- Recitatif mimique, Gavotte, Sarabande
(8)バレエ音楽「四季」 op.67から - Barcarolle et Variation
(9)バレエ音楽「四季」 op.67から - Petit Adagio
以上、アレクサンドル・グラズノフ(ピアノ) Alexander Glazunov
(10)ピアノ・ソナタ第2番 ホ長調 op.25
(11)コンサート・ワルツ第1番 ニ長調 op.47
以上、アルトゥール・レンバ(ピアノ) Artur Lemba
1910年に記録されたピアノ・ロールにを2012年にSteinway Dと高音質録音で有
名なTACETレーベルの技術陣によって再現。
今回ご案内するピアノ・ソナタ第2番は、グラズノフ自身のものであるか真偽に
諸説ございますが、(ピアノ・ロールにはグラズノフの名前が記されていますが、
カタログにはレンバの名前が記載されている etc)今回TACET社の調査によって
タリン出身のエストニアの作曲家でピアニストとして有名なグラズノフの弟子
であるアルトゥール・レンバ(1885-1963)の演奏として発売致します。

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12-09 No.20

2012年09月21日 21時16分37秒 | Weblog
<EMI FRANCE>
CZS-9721652 20枚組 ¥4650
プーランク全作品集(限定盤)
2013年、フランシス・プーランク(1899-1963)は、没後50年を迎えるが、それを
記念して、EMIクラシックスが誇るプーランク作品の貴重な音源をCD20枚の大全
集として発売。作曲家自身が演奏する2つの協奏曲をはじめ、プーランクと実際
に交流のあった、ガブリエル・タッキーノやジャック・フェヴリエにプレート
ル等の豪華アーテイスト達の歴史的名演を収録。
パユのソロ・フルートによる「廃墟を見守る笛吹きの像」も新録音、初収録!
プーランク(1899-1963):
CD1
1-3 3つの常動曲 FP14
録音:1966年8月14日、Paris, Salle Wagram
4-11  8つの夜想曲 FP56(ウジェル)
録音:1967年8月25日、Paris, Salle Wagram
12-18  フランス組曲 クロード・エルヴェーズの作品より FP80
録音:1967年3月17日、Paris Salle Wagram
19-21 3つのノヴェレット FP47(1-2)&173(3)
録音:1966年7月14日、Paris, Salle Wagram
22-36 15の即興曲 (1-10),113(11-12),170(13-14)&176(15)
録音:1978年10月30日&31日、1979年4月24日 Paris, Salle Wagram
37-46 プロムナード FP24
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
CD2
1-3 3つの小品 FP48
録音:1980年10月8日 Paris,Salle Wagram
4-6 ハ調の組曲 FP19
録音:1979年4月24日Paris, Salle Wagram
7   メランコリー FP105
8   ユモレスク FP72
録音:1980年10月9日 Paris, Salle Wagram
9-11 3つの間奏曲 FP71(1-2)&118(3)
録音:1982年5月17日 Paris, Salle Wagram
12-16 5つの即興曲 FP21
17-19 3つのアルバムページ FP68
20   冗談 FP73
21-26 村娘たち、子供のピアノ曲集 FP65
27  フランセーズ、クロード・ジェルヴェーズ之作品よりFP103
録音:1981年12月23日 Paris, Salle Wagram
28 オーヴェルニュ館でのブーレ「展覧会」よりの抜粋FP87
録音:1983年10月5日Paris, Salle Wagram
29  変ロ調のプレスト FP70
30  短い小品「アルベール・ルーセルへのオマージュよりの抜粋FP50
録音:1981年12月23日 Paris, Salle Wagram
31  即興ワルツ 「バッハへのオマージュ」よりの抜粋FP62
録音:1981年5月17日Paris, Salle Wagram
32  ワルツ ハ長調「人のアルバム」よりの抜粋FP17
33  パストラル バレエ「ジャンヌの扇」よりの抜粋FP45
録音:1966年12月14日 Paris,Salle Wagram
34-36 四手のためのピアノ・ソナタFP8
37  シテール島への船出 FP150*
38  エレジー(2台のピアノのための) FP175 *
39  カプリッチオ(2台のピアノのための)FP155*
録音:1972年10月3日&11月27日 Paris, Salle Wagram
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジャック・フェヴリエ(第2ピアノ)*
CD3
1-8  ナゼルの夜(ピアノのための組曲)FP84
9-20  主題と変奏FP151
21-23 ナポリ FP40
演奏:ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1968年5月9日、16日、1969年1月15日、1970年3月12日
Paris, Salle Wagram
24-27 2台のピアノのためのソナタ FP156
演奏:ジャック・フェヴリエ&ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1972年10月3日、11月27日 Paris, Salle Wagram
28-34 チェロとピアノのためのフランス組曲FP80
演奏:クザヴィエ・フィリップ(チェロ)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
35   リコーダーとピアノのためのヴィラネラ 
演奏:ロランス・ポティエ(リコーダー)、エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
CD4
1-3 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1949年改訂版)
演奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
アレクサンダー・ロンクィッヒ(ピアノ)
録音:1991年6月5-9日 Richen,Landgasthof, Switzerland
4-7 チェロとピアノのためのソナタ(1953年改訂版)FP143
演奏:ピエール・フルニエ(チェロ)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
Paris, Salle Wagram
8-10 ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲FP43
演奏:ロベール・カジエ(オーボエ)、ジェラール・フザンンティエ(バスーン)
ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1964年1月21日 Paris, Salle Wagram
11-13 六重奏曲(1932年作曲、39/40年に改訂)FP100  
演奏:ジャック・フェヴリエ(ピアノ)、ジャック・カスタニエ(フルート)
ロベール・カジエ(オーボエ)、アンドレ・ブータール(クラリネット)
ジェラール・フザンディエ(バスーン)、ミシェル・ベルエ(ホルン)
録音:1964年1月20日 Paris, Salle Wagram
14 ギターのためのサラバンド FP179
演奏:オスカル・ギリア(ギター) 録音:1967年12月27日Paris,Salle Wagram
15 ヴァイオリンとピアノのためのバガテル二短調
演奏:ダヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)、
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月7-8日 Paris, Eglise de Bon secours
CD5
1   廃墟を見守る笛吹きの像
演奏:エマニュエル・パユ(フルート)
録音:2011年6月 Berlin, Jesus Christus Kirche
2-4  フルートとピアノのためのソナタ FP164
演奏:1973年1月2日 Paris, Salle Wagram
演奏:ミシェル・デボスト(フルート)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1973年1月2日 Paris, Salle Wagram
5-7  オーボエとピアノのためのソナタFP185
演奏:モーリス・ブルグ(オーボエ)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1973年2月9日 Paris, Salle Wagram
8-10 クラリネットとピアノのためのソナタFP184
演奏:ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1972年2月3日、Paris, Salle Wagram
11  ホルンとピアノのためのエレジー FP168
演奏:アラン・シヴィル(ホルン)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1971年11月 London, Abbey Road Studios
12-14 2本のクラリネットのためのソナタFP7
演奏:ミシェル・ポルタル、モーリス・ガバル(クラリネット)
録音:1973年3月1日、Paris, Salle Wagram
15-17 クラリネットとバスーンのためのソナタ FP32 
演奏:ミシェル・ポルタル(クラリネット)、アモリ・ヴァレーズ(バスーン)
録音:1973年5月3日Paris, Salle Wagram
18-20 ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタFP33
演奏:アラン・シヴィル(ホルン)、ジョン・ウィルブラハム(トランペット)
ジョン・アイヴスン(トロンボーン)
録音:1971年11月 London, Abbey Road Studios
21-23  3つの常動曲(作曲者本人による編曲)FP14
演奏:パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ楽団のソリスト達
フランソワ・ブーランジェ指揮
録音:1998年4月9日、10日 Paris, Eglise de Bon Secours
CD6
1-3  ピアノと管弦楽のための協奏曲嬰ハ短調FP146
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
パリ音楽院管弦楽団 録音:1966年6月16、17日Paris,Salle Wagram
4-6  2台のピアノと管弦楽のための協奏曲二短調PF61
演奏:フランシス・プーランク&ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
ピエール・デルヴォー指揮/パリ音楽院管弦楽団 
録音:1957年5月22、23日 Paris, Salle de la Mutualite
7-9  クラヴサンと管弦楽のための田園協奏曲ニ長調FP49
演奏:エメ・ヴァン・ド・ヴィール
ピエール・デルヴォー指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1957年5月13-21日Paris, Salle de la Mutualite
10-16 クロード・ジェルヴェーズの作品によるフランス組曲PF80
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年2月2,5日 Paris, Salle Wagram
17   パストラル バレエ「ジャンヌの扉」より抜粋FP45
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24,25日 London, Abbey Road Studios
CD7
1-8  オーバード ピアノと18の楽器のための舞踏的協奏曲FP51
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
パリ音楽院管弦楽団 録音:1965年5月3日、10月13日
Paris, Salle Wagram
9-17 牝鹿 一幕歌唱つきバレエ
演奏:アンブロジアン・シンガーズ、
ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24、25日London, Abbey Road Studios
18-23 模範的な動物達、ラ・フォンテーヌの寓話による交響的組曲
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年5月4、6日、 London, Abbey Road Studios
24   牧歌「マルグリット・ロンの名による変奏曲」より抜粋FP160
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1980年11月24、25日、London, Abbey Road Studios
CD8
1-4  管弦楽のためのシンフォニエッタ FP141
5-7  室内オーケストラのための2つの行進曲と間奏曲FP88
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年1月29-31日&2月1,2,5日Paris, Salle Wagram
8-9  エッフェル塔の花嫁花婿 FP23
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/パリ管弦楽団
録音:1968年2月2,5日 Paris, Salle Wagram
10   プロヴァンスの水夫、合作曲「カンプラの花飾り」よりの抜粋
演奏:ジョルジュ・プレートル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音:1,980年12月24、25日 London, Abbey Road Studios
11   グノシエンヌ 第3番(サティ)、プーランク編曲FP104
演奏:ミシェル・プラッソン指揮/トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
録音:1988年6月8-10日 Toulouse, Halle-aux-Grains
12-17 オルガン、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲
演奏:モーリス・デュリュフレ(オルガン)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1961年2月21、23日 Paris , Eglise St.Etienne du Mont
18   黒い聖母に捧げる連? FP82
演奏:フランス国立放送少年聖歌隊、ジャック・ジュウィノー(指揮)
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(オルガン)
録音:1957年5月10日 Paris, Eglise St.Roch
CD9
1-5  ミサ曲ト長調、アカペラ混声合唱のための FP89
6-9  クリスマスのための4つのモテット FP152
演奏:ウィンチェスター大聖堂聖歌隊/マーチン・ニアリィ指揮
録音:1987年3月23-24日 Winchester Cathedral
10-13 悔悛節のための4つのモテット FP97
演奏:カトリーヌ・レスネル(ソプラノ・ソロ)
ジャック・ジュウィーノー指揮/フランス放送合唱団
14-20 テネブレ(闇の朝課)のための7つの応唱FP181
演奏:アレクサンドル・カルパンティエ(ソプラノ)、サン・シャペル聖歌隊
シャイヨー児童合唱団、ジャック・ジュウィノー指揮/フランス放送合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/フランス国立放送新フィルハーモニー管弦楽団
21-24  パドヴァの聖アントニウスの4つの頌歌 
演奏:ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1989年1月 Snape(Suffolk), the Maltings
CD10
1-6  グローリア ト長調 FP177
演奏:ロザンナ・カルテリ(ソプラノ)、ジョルジュ・プレートル指揮
フランス国立放送管弦楽団&合唱団
録音:1961年2月15日 作曲家本人の立ち会いのもとで録音された
Paris, Salle Wagram
7-18 スターバト・マーテル P148
演奏:レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)、ルネ・デュクロ合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年5月2,3,6日Paris, Salle Wagram
19-22 アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り FP142
演奏:キングス・シンガーズ
録音:1978年5月1日(ライヴ録音)、London Royal Festival Hall
23  神をたたえよ、荘厳な祭礼のためのモテット FP109
24   サルヴェ・レジーナ、アカペラ混声合唱のためのモテットFP110
25   アヴェ・ヴェルム・コルプス FP154
演奏:フランス混声合唱団/ジョン・アルディ指揮
録音:1981年2月19日ー23日 Saint-Germain -en-Laye
CD11-12
歌劇「カルメル会修道女の対話」(3幕12場)
主要キャスト:
ブランシュ・ド・ラ・フォルス・・・・・・ドゥニーズ・デュヴァル(S)
リドワーヌ夫人・・・・・・・・・・・・・・レジーヌ・クレスパン(S)
ド・クロワッシー夫人・・・・・・・・・・ドゥニーズ・シャーレイ(A)
コンスタンス修道女・・・・・・・・・・・リリアーヌ・ベルトン(S)
マザー・マリー・・・・・・・・・・・・・・・リタ・ゴール(MS)
ド・ラ・フォルス侯爵・・・・・・・・・・・クサヴィエ・ドプラ(B)
騎士・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポール・フィネル(T)
マザー・ジャンヌ・・・・・・・・・・・・・ジャニーヌ・フーリエ(A)
マチルド修道女・・・・・・・・・・・・・・ジゼル・テスムーティエ(MS)
司祭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルイ・リアラン(T)  他
ピエール・デルヴォー指揮/パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1958年1月15-31日 、Paris, Salle Wagram
CD13
1-10 理解されざる憲兵(コクトーとラディゲのテキストによる)
主要キャスト:
メドール氏、警察署長・・・・・・・・・ニコラ・リヴァン(Br)
伯爵夫人、司祭・・・・・・・・・・ジャン=ポール・フシェクール(T)
次末音節、憲兵・・・・・・・・・・・・・ジャン=クリストフ・ブノワ(Br)
フランソワ・ブーランジェ指揮
ギャルド・レピュブリケーン管弦楽団ソリスト・アンサンブル
録音:1998年4月10日Paris, Eglise de Bon Secours
11-28  歌劇「ティレジアスの乳房」(アポリネールのテキストによる)
主要キャスト:
テレーズ、トランプ占いの女・・・・ドゥニーズ・デュヴァル(S)
新聞売りの女、太った婦人・・・・マルグリーテ・ルグウイ(MS)
テレーズの夫・・・・・・・・・・・・・・ジャン・ジロドー(Br)
警官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エミール・ルソー(Br)
一座の座長・・・・・・・・・・・・・・・ロベール・ジャンテ(Br)
プレスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジュリアン・ティラーシュ(T)
ラクーフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレデリック・ルプラン(T)
新聞記者・・・・・・・・・・・・・・・・セルジュ・ラリエ(T)
息子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャック・イヴェール(Br)
髭の紳士・・・・・・・・・・・・・・・・ジルベール・ジュリア(B)
アンドレ・クリュイタンス指揮/パリ・オペラ・コミーク合唱団&管弦楽団
録音:1953年9月 Theatre des Champs-Eysees Paris
29   愛の小径 アヌイ喜劇「レオカディア」のためのワルツ・ソング
イヴォンヌ・プランタン(S)
マルセル・カリヴァン指揮/管弦楽団
録音:1941年1月22日、Paris, Studio Albert
CD14 
1   ファンファーレのためのスケッチ
演奏:ステファーヌ・カードン指揮/トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
録音:1998年7月1日 Toulouse, Halle-aux-Grains
2   子象ババールの物語(ジャン・フランセ編)
ピーター・ユスティノフ(語り)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年5月&12月 Salle Wagram, Paris
3   モンテ・カルロの女(ジャン・コクトーのテキストによる)
マディ・メスプレ(S)
ジョルジュ・プレートル指揮/モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
4-14  歌劇「人間の声」(ジャン・コクトーのテキストによる)
ドゥニーズ・デュヴァル(S)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ・オペラ・コミック管弦楽団
録音:1959年4月Paris
CD15
1-6  仮面舞踏会(マックス・ジャコブの詩による)
ジャン・クリストフ・ブノワ(Br),マリーズ・シャルパンティエ(ピアノ)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年2月22-23日Paris, Salle Wagram
7-24 城への招待 
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)、ダヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)
ローマン・ギヨー(クラリネット)
録音:1998年4月8日、Paris,Eglise de Bon Secours 
25-28 枯葉(エドワード・ジェイムズの詩による)
フランス放送局合唱団
ジョルジュ・プレートル指揮/新フランス放送局フィルハーモニー管弦楽団
録音:1983年12月22-23日 Paris, Salle Wagram
29-36  人間の顔(ポール・エリュアールの詩による)
ザ・シクスティーン、ハリー・クリストファー指揮
録音:1989年1月The Maltings, Snape(Suffolk)
37-40  雪の夜(ポール・エリュアールの詩による)
ザ・シクスティーン、ハリー・クリストファー指揮
録音:1991年2月 The Maltings, Snape,(Suffolk)
CD16
1-5  黒人の狂詩曲
6-11 動物詩集 別名オルフェのお供たち
ジャン・クリストフ・ブノワ(Br),マリーズ・シャルパンティエ(ピアノ)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年2月22-23日Paris, Salle Wagram
12-14 動物詩集 別名オルフェのお供たち-未発表の3つのメロディ
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8&10日、Eglise de Bon Secours, Paris
15-17 花記章(ジャン・コクトーの詩によるシャンソン)
18-21 マックス・ジャコブの4つの詩
ジャン・ポール・フシェクール(T)
フランソワ・ブーランジェ指揮
ギャルド・リピュブリケーヌ管弦楽団ソリスト・アンサンブル
録音:1998年4月8日&10日、Eglise de Bon Secours, Paris
22-26 ロンサールの5つの詩
フランソワ・ル・ルー(Br)
ジョン・ネルソン指揮/モンテ=カルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1993年6月8-12日、Salle Garnier, Monte-Carlo
27-34 陽気な歌(17世紀作者不詳の詩集による)
ジョゼ・ファン・ダム(Br),ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
録音:1987年3月23-24日、Eglise Notre-Dame du Liban, Paris
35-38 歌われた歌(ジャン・モレアスの詩による4つの歌曲)
リタ・シュトライヒ(S)、ジョフリー・パーソンズ(ピアノ)
録音:1968年11月23-26日 Gemeindhaus, Berlin
39    墓碑銘 FP55
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
40-42 ルイーズ・ラランヌの3つの詩
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年12月16日、Salle Wagram Paris
43-46 ギヨ―ム・アポリネールによる4つの詩
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月7日、Salle Wagram, Paris
47-51  マックス・ジャコブの5つの詩
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年9月25日、 Salle Wagram, Paris
CD17
1-8  8つのポーランドの歌 FP69
ニコライ・ゲッダ(T)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日 Paris, Salle Wagram
9-13  ポール・エリュアールの5つの詩
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1972年3月6&8日 Paris, Salle Wagram
14   ギターによす 
マディ・メスプレ(S)、ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6日 Paris, Salle Wagram
15-23 ある日ある夜 FP86
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
録音:1946年6月26日 London, Abbey Road Studios Studio No.3
24-26  ルイーズ・ドゥ・ヴィルモランの3つの詩
リリアーヌ・ベルトン(S),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年5月11日 Paris, Salle Wagram
27-28 ギヨ―ム・アポリネールの2つの詩
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日 Paris, Salle Wagram
29-30  燃える鏡
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月23日 Paris, Salle Wagram
31  肖像 FP92 
ミシェル・シェネシャル(T),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月3日 
32  ラ・グルヌイエール
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年3月8日 Paris Salle Wagram
33  平和の祈りをとりなし給え
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1974年12月3日Paris, Salle Wagram
34  あのやさしい小さな顔
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6日 Paris, Salle Wagram
35  矢車菊 
ニコライ・ゲッダ(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
36-41 気まぐれな婚約 FP101 
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1984年12月12&13日 Paris, Salle Wagram
CD18
1-5 月並み
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年11月24日 Paris, Salle Wagram
6-8 変身
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
録音:1945年 London Abbey Road Studios, Studio No.3
9-10 ルイ・アラゴンンの2つの詩
ピエール・ベルナック(Br),フランシス・プーランク(ピアノ)
1945年 Londn Abbey Road Studios, Studio No.3
11-12 ギヨ―ム・アポリネールの詩による2つの歌
ニコライ・ゲッダ(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日、Salle Wagram Paris
13-14 ギヨ―ム・アポリネールの2つの詩
ミシェル・セネシャル〈T〉,ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日 Paris Salle Wagram
15   ポールとヴィルジニー
16   ・・・・それにしても死ぬとは
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月21&24日 Paris, Salle Wagram
17 讃美の歌 FP144
ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月5日 Paris, Salle Wagram
18-20 ガルシーア・ロルカの3つの歌
ジェラール・スぜー(Br)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1972年3月13日 Paris, Salle Wagram
21    失踪者 F134
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日 Paris, Salle Wagram
22   手は心に牛耳られ 
ジャン=クリストフ・ブノワ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日 Paris, Salle Wagram
23-29 カリグラム FP140
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月23日Paris, Salle Wagram
CD19
1   マズルカ
ジェラール・スぜー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年2月27日 Paris, Salle Wagram
2-8  さわやかさと火 
ジェシー・ノーマン(S),アーヴィング・ゲイジ(ピアノ)
録音:1969年9月 Berlin-Zehlendorf Studio)
9-10 パリ百景
ジャン=ジャック・ブノワ(Br),ミシェル・セネシャル(T)
ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年2月28日、Paris, Salle Wagram)
11   ローズモンド
ウィリアム・パーカー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年10月21日、Paris,Salle Wagram
11-18 画家の仕事
ジェラール・スぜー(Br)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年4月10日 Paris, Salle Wagram
19-20 2つの歌曲、ねずみ、雲
ジェラール・スぜー(Br),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1975年5月5日 Paris, Salle Wagram
21   最後の詩
ガブリエル・バッキエ(Br),ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
録音:1966年3月8日 Paris Salle Wagram
22   磁器の歌
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1976年7月7日、Paris, Salle Wagram
23-29 くじびき 
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1985年5月6-7日 Paris,Salle Wagram
30   トレアドール(闘牛士)
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
31   気まぐれ
エリー・アメリンク(S),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
32   対話
エリー・アメリンク(S)、ジェラール・スゼー(Br),
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
33   愛の小径
マディ・メスプレ(S),ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)
録音:1984年12月13日 Paris, Salle Wagram
34   ヴォカリーズ
マリー・ドゥヴェルロー(S),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
1998年4月8日 Eglise de Bon Secours, Paris
35   ピエロ
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8日 Egise de Bon Secours, Paris
36   歌でつずる思い出
マリー・ドゥヴェルロー(S),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音;1998年4月8日Eglise de Bon Secours, Paris
37   ナディア万歳
ニコラ・リヴァン(Br),エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1998年4月8日 Eglise de Bon Secours, Paris
CD20
1-6  村人の歌
ジャン=クリストフ・ブノワ(Br)
ジョルジュ・プレートル指揮/パリ音楽院管弦楽団
録音:1965年3月30&31日 Paris, Salle Wagram
7-10 子供のための4つの歌 
ミシェル・セネシャル(T),ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
録音:1977年2月11日 Paris, Salle Wagram
11-15 小さな声 
ジャック・ベッソン指揮/フランス国立放送曲聖歌隊
録音:1953年3月17日 Studio des Champs-Elysees, Paris
16-22 7つの歌
エリック・エリクソン指揮/ストックホルム室内合唱団
録音:1975年3月12日、Studios de la Radio, Stockholm
23    酒飲みの歌
ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1991年2月、The Maltings, Snape
24-31 フランスの8つの歌 FP130 
ハリー・クリストファー指揮/ザ・シクスティーン
録音:1991年2月 The Maltings, Snape)
クラムシェル・ボックス 148ページ・ブックレット

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12-09 No.19

2012年09月19日 16時55分00秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDSW-9141022 2枚組 \2050
CD1 ドヴォルザーク:交響曲第9番 作品95 「新世界」
CD2 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
演奏:アントニオ・パッパーノ指揮
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
マリオ・ブルネロ(チェロ)(5-7)
ドヴォルザーク:交響曲第9番&チェロ協奏曲
ドヴォルザークの2大人気曲を同時録音&リリース!贅沢な組み合わせ!
パッパーノ初の「新世界」録音、そして、チェロ協奏曲は、非常に珍しいファ
ースト・エディションを採用。このファースト・エディションは、1985年に
完成した版で、ドヴォルザークがこの曲を献呈したチェリスト、ヴィハーンの
リクエストによる多くの変更を受け入れる前の版で、録音は極めて珍しいとい
える。

CDCW-9799102 \1500
リベラ/ソング・オブ・ライフ(生命の奇跡)
1 サルヴァ・メ (プライズマン)
2 ビー・スティル・マイ・ソウル(シベリウス/プライズマン)
3 タリスのカノン (タリス/プライズマン)
4 サンクトゥス<パッヘルベルのカノン>(パッヘルベル/プライズマン)
5 生命の奇跡 (NHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」主題歌)
(村松 継/プライズマン)
6 アヴェ・ヴェルム (プライズマン)
7 あなたがいるから (映画「誰も守ってくれない」主題歌)
8 ディープ・ピース(ラッター)
9 ヴォーカ・メ (プライズマン)
10 アドロ・テ (トラッド/プライズマン)
11 アヴェ・ヴィルゴ (モーツァルト/プライズマン)
12 生まれ来る日 (プライズマン)
13 天使たちの歌 (プライズマン)
14 アバイド・ウィズ・ミー(モンク/プライズマン)
15 グロリア (サン=サーンス/プライズマン)
16 パニス・アンジェリクス (フランク/プライズマン)
17 誓い-ジュピター (ホルスト/プライズマン)
ジュエル・ケース、8ページ・ブックレット付き。
大人気のリベラの17曲入りの、聖なる歌を集めたスペシャル・コレクション。
日本のNHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」主題歌、「生命の奇跡」(Song of
Life)が日本国内盤以外では初収録されている。
秋、冬にしっとりと聴きたい、心癒されるリベラの世界。

CZS-6363632 38枚組 \8780
プラッソン/フランス・オペラ全集(限定盤)
CD1-3
ビゼー:「カルメン」
主要キャスト:
アンジェラ・ゲオルギュー(S),ロベルト・アラーニャ(T)
インヴァ・ムーラ(S),トーマス・ハンプソン(Br)
CD4-5
ビゼー:「真珠採り」
主要キャスト:バーバラ・ヘンドリックス(S), ジョン・エイラー(T)
ジーノ・キリコ(Br)
CD6-7
ドリーブ:「ラクメ」
主要キャスト:ナタリー・デセイ(S),グレゴリー・クンデ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD8-10
グノー:「ファウスト」
主要キャスト:チェリル・スチューダー(S),リチャード・リーチ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)、トーマス・ハンプソン(Br)
CD11-12
グノー:「ミレイユ」
主要キャスト:ミレッラ・フレーニ(S),アラン・ヴァンゾ(T)、
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD13-15
グノー:「ロメオとジュリエット」 I.
主要キャスト:アルフレード・クラウス(T),キャサリン・マルフィターノ(S)、
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD16-18
グノー:「ロメオとジュリエット」II.
主要キャスト:ロベルト・アラーニャ(T),アンジェラ・ゲオルギュー(S)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br),サイモン・キーンリーサイド(T)
CD19-21
マニャール:「ゲルクール」
主要キャスト:ヒルデガルト・ベーレンス(S)、ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
オルフェオン・ドナスティアラ
CD22-23
マスネ:「ドン・キショット」
主要キャスト:テレサ・ベルガンサ(S)、ジョゼ・ファン・ダム(Br)
アラン・フォンダリー(Br)
CD24-26
マスネ:「エロディアード」
主要キャスト:チェリル・スチューダー(S),ナディーヌ・ドゥ・ニース(S)
ベン・ヘップナー(T)、トーマス・ハンプソン(Br),
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD27-28
マスネ:「マノン」
主要キャスト:イレーナ・コトルバシュ(S),アルフレード・クラウス(T)
ジーノ・キリコ(Br)、ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
CD29-30
オッフェンバック:「美しきエレーヌ」
主要キャスト:ジェシー・ノーマン(S),ジョン・エイラー(T)
シャルル・ブルル(T)、ガブリエル・バキエ(Br)
CD31-32
オッフェンバック:「地獄のオルフェウス」
主要キャスト:マディ・メスプレ(S),ミシェル・トランポン(Br)
シャルル・ブルル(T)、ミシェル・セネシャル(T)
CD33-34
オッフェンバック:「ラ・ペリコール」
主要キャスト:テレサ・ベルガンサ(S),ホセ・カレーラス(T),
ガブリエル・バキエ(Br)
CD35-36
オッフェンバック:「パリの生活」
主要キャスト;レジーヌ・クレスパン(S),マディ・メスプレ(S)
CD37-38
ルーセル:「パドマーヴァティ」
主要キャスト:マリリン・ホーン(S)、ニコライ・ゲッダ(T)
ジョゼ・ファン・ダム(B-Br)
オルフェオン・ドノスティアラ
以上:ミシェル・プラッソン指揮
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
クラムシェル・ボックス、CDは紙ケース入り。 68ページ・ブックレット。
フランス音楽界の巨匠として活躍を続けるミシェル・プラッソンがこれまで
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団とともに、EMIで録音してきた宝石の
ようなオペラの数々を、38枚組ボックスとして発売。「この箱には、私の想い
出と夢がつまっています。」とプラッソンはコメントしている。

CZS-9734202 10枚組 \2950
ヴァリアス/ザ・バロック・コレクション(限定盤)
CD1
1 アルビノーニ:アダージョト短調
演奏:ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
2-5 アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調「サン・マルコ」 
演奏:モーリス・アンドレ(Tr)、
イエルク・フェルベル指揮/ヴュッテンベルク室内管弦楽団
6-8 アルビノーニ:協奏曲ハ長調作品9
演奏:モーリス・アンドレ(Tr),ギー・トゥーヴロン(Tr)
イエルク・フェルベル指揮/ヴュッテンベルク室内管弦楽団
9-11 アルビノーニ:オーボエ協奏曲変ロ長調 作品7-3
演奏:ピエール・ピエルロ(オーボエ)
ジャック・ルーセル指揮/アンティカ・ムジカ室内管弦楽団
12-14 アルビノーニ:コンチェルト・グロッソ イ短調 作品5-5
演奏:ジョルジ・アルマン(ヴァイオリン)、トゥールーズ室内管弦楽団
15-18 アルビノーニ:ソナタ 作品2-3
19-22 アルビノーニ:ソナタ 作品2-6
演奏:レイモンド・レッパード指揮/イギリス室内管弦楽団
CD2
1-12 JSバッハ:マニフィカト ニ長調 BWV243
演奏:ルチア・ポップ、アン・ペイシュリー(S)、ジャネット・ベイカー(MS)
ロバート・ティアー(T),トマス・ヘムズリー(Br)
ダニエル・バレンボイム指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
録音:1968年 ロンドン
13 JSバッハ:マタイ受難曲BWV244-私はイエスの側で目覚めよう
14 JSバッハ:マタイ受難曲BWV244-来たれ、娘たちよ
演奏:テオ・アルトマイヤー(T)、南ドイツ・マドリガル合唱団
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮/コンソルティウム・ムジクム
15 JSバッハ:ヨハネ受難曲BWV245-成し遂げられた!
16 JSバッハ:ヨハネ受難曲BWV245-安らかに眠って下さい
演奏:ブリギッテ・ファスベンダー(C),南ドイツ・マドリガル合唱団
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン指揮/コンソルティウム・ムジクム
17 JSバッハ:ミサ曲ロ短調BWV232-キリエ・エレジオン
演奏:オイゲン・ヨッフム指揮/バイエルン放送交響楽団&合唱団
18 JSバッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV147より
演奏:デイヴィッド・ウィルコックス指揮
/ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
CD3
1 JSバッハ:トッカータとフーガロ短調 BWV565
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
2 JSバッハ:シャコンヌ(BWV1004より)
演奏:ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
3-5  JSバッハ:ソナタ変ホ長調BWV1031
演奏:ミシェル・デボスト(フルート)、リオネル・ロッグ(オルガン)
6-11 JSバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
演奏:ポール・トルトゥリエ(チェロ)
12-18 JSバッハ:パルティータ第1番 BWV825
演奏:アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
19 JSバッハ:コラール BWV659 
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
20 JSバッハ:カンタータBWV147 -主よ、人の望みの喜びよ
演奏:アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
CD4
1-3  JSバッハ:2つのヴァいろインのための協奏曲BWV1043
演奏:ユーディ・メニューイン、クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
4-6  JSバッハ:ハープシコード協奏曲BWV1056
演奏:ジョージ・マルコム(ハープシコード)
7-9  JSバッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
10-16 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
演奏:イレイン・シェーファー(フルート)
17 JSバッハ:音楽のささげものBWV1079-リチェルカーレ
以上、演奏:メニューイン指揮/バース・フェスティヴァル・オーケストラ
CD5
1 ヘンデル:メサイア-アリア:大いに喜べ!
2 -アリア:彼は人々に蔑まされ
3 -合唱:ハレルヤ
4 -アリア:ラッパが鳴ると
5 -合唱:アーメン
演奏:エリザベス・ハーウッド(S),ジャネット・ベイカー(MS)
ライムンド・ヘリンクス(B) アンブロージアン・シンガーズ
チャ-ルズ・マッケラス指揮/イギリス室内管弦楽団
6 ヘンデル:主はいわれた HWV232-合唱付きソロ 主はいわれた 
7 -グローリア
演奏:テレーザ・ジリス=ガラ(S)、ジャネット・ベイカー(MS),
ロバート・ティアー(T),キングス・カレッジ合唱団、
デイヴィッド・ウィルコックス指揮/イギリス室内管弦楽団
8 ヘンデル:司祭ザドク
9 ヘンデル:The King Shall Rejoice
10  ヘンデル:ソロモン HWV67-合唱
演奏:アンブロージアン・シンガーズ
ユーディ・メニューイン指揮/メニューイン・フェスティヴァル管弦楽団
CD6
1-5  ヘンデル:コンチェルト・グロッソ作品6-1
6-8  ヘンデル:ハープ協奏曲作品4-6
演奏:リリー・ラスキーヌ(ハープ)
9-11  ヘンデル:オーボエ協奏曲ト短調HWV287
演奏:ピエール・ピエルロ(オーボエ)
12-15  ヘンデル:オルガン協奏曲ト短調作品7-5
演奏:リオネル・ロッグ(オルガン)
16-20  ヘンデル:コンチェルト・グロッソト短調作品6-6
以上、演奏:ジョルジュ・アルマン(指揮)(ヴァイオリン1-5、12-20)
ルイ・オーリャコンブ(指揮)(6-11)
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
CD7
1-7 パレストリーナ:ミサ曲 パペ・マルチェッリ
演奏:デイヴィッド・ウィルコックス指揮
/ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団
8 モンテヴェルディ:聖母マリアのための夕べの祈り-われは黒けれど
9  -しもべらよ、主を讃えよ
10 -聖なるマリアよ、我らのために祈りをささげたまえによるソナタ
11 -マニフィカト
演奏:エリー・アメリンク、ノルマ・バロウズ(S),チャールズ・プレット(CT)
アントニー・ラルフ・ジョンソン、ロバート・ティアー(T)他
フィリップ・レッジャー指揮/アーリー・コンソート・オブ・ロンドン
CD8
1 パーセル:妖精の女王-Entry of Phoebus(第4幕)
2 -シンフォニー (第4幕)
3 -干草を作る人達の踊り(第3幕)
4 -最初の音楽:ホーンパイプ
5 -妖精の踊り(第3幕)
6 -シンフォニー(第5幕)
7 -夜の歌(第2幕)
8 -プレリュード(第2幕)
9 -第2の音楽:ロンドー
10 -第1幕の曲:ジグ
11  パーセル:インドの女王-トランペットの音楽
12 -第4幕の曲
13 -歌:I attempt from Love’s sickness to fly in vain
14 -シンフォニー(第2幕)
15 -最初の音楽、最初のエア
16 -シンフォニー(第3幕)
17 -エア(第5幕)
18 パーセル:アーサー王-トランペットの音楽
19 -第2の音楽 エア
20 -シンフォニー
21 -パッサカリア
22 -ヴィーナスのアリア
23 -第2幕の音楽:ホーンパイプ
24 パーセル:ボンドゥカ 世曲
25 パーセル:年老いた男やもめ
26 パーセル:アブデラザール 序曲
27 パーセル:ボンドゥカ エア
28 パーセル:パウサニアス エア
29 パーセル:The Married Beau -ジグ
30 パーセル:Distressed innocence
31 パーセル:Amphitryon-サラバンド
32 パーセル:ダブル・ディーラー:エア
33 パーセル:ダイドーとエネアス-序曲
34 -第1幕 Shake the cloud
35 -ああ、べリンダ!
36 -When monarchs unite
37 -But ere we this perform
38 -第3幕 But death, alas!
39 -With dropping wings
演奏:ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S),ヘザー・ハーパー(S)
アンブロージアン・シンガーズ
ジョン・バルビローリ指揮/イギリス室内管弦楽団
CD9
1-7  テレマン:組曲イ短調 
演奏:イレイン・シェーファー(フルート)
ユーディ・メニューイン指揮/フィルハーモニア管弦楽団
8-11  テレマン:協奏曲ニ長調
演奏:アルベルト・カルヴァリャク(Tr)
ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
12-13 テレマン:ソナタロ短調 第1楽章ラルゴ&第2楽章グラツィオーソ
演奏:ジェイムズ・ゴールウェイ、ミシェル・デボスト(フルート)
ルイ・オーリャコンブ指揮/トゥールーズ室内管弦楽団
14-16 テレマン:協奏曲変ロ長調
演奏:ピエール・ピエルロ、エフゲニー・ネパロフ、
ピョートル・ドュブロフ(オーボエ)、
ルドルフ・バルシャイ指揮/モスクワ室内管弦楽団
17-19 テレマン:カノン風ソナタト長調
演奏:レオニード・コーガン、エリザベス・ギレリス(ヴァイオリン)
CD10
1-3 ヴィヴァルディ:四季-春 (演奏:ルイジ・フェッロ ヴァイオリン)
4-6 -夏 (演奏:グイド・モッツァート ヴァイオリン)
7-9 -秋(演奏:ルイジ・フェッロ ヴァイオリン)
10-12 -冬 (演奏:グイド・モッツァート ヴァイオリン)
13-16  ヴィヴァルディ:協奏曲ロ短調作品3-10
演奏;ルイジ・フェッロ、エドモンド・マラノッテ、
アンジェロ・ステファナート、
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)
17-19  ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調作品10-3「ごしきひわ」
演奏:パスクアル・リポリ(フルート)
20 ヴィヴァルディ:協奏曲変ホ長調作品8-5「海の嵐」
演奏:エドモンド・マラノッテ(ヴァイオリン)
以上、レナート・ファサーノ指揮/ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ
クラムシェル・ボックス、36ページ・ブックレット
1600年から1750年頃の時期の総称をバロック時代とよぶが、このボックスには
その頃に書かれた素晴らしい音楽をCD10枚に収録してバジェット・プライスで
お届け。バロック・ファン必聴ボックス!





<VIRGIN CLASSICS>
VCW-6026542 \1500
ディドナート/ドラマ・クイーンズ
1 オルランディーニ:ベレニーチェ-Da torbida procella
2 ポルタ:オーリードのイフィゲニア-Madre diretta
3 カイザー:アルチーナ-でも足かせをはめられ戻ってきた時は
4 カイザー:フレデグンダ-私を泣かせて
5 ハッセ:アントニーとクレオパトラ-Morte, col fiero aspetto
6 ヘンデル:エジプトのジュリオ・チェーザレ-私の運命を悲しむでしょう
7 チェスティ:オロンテア-私の憧れる人のまわりに
8 ヘンデル:アレッサンドロ-Brilla nell'alma
9 カイザー:オクタヴィア-Geloso, sospetto
10 モンテヴェルディ:ポッペアの戴冠-蔑まされた王妃
11 ジャコメッリ:メロぺ-私は蔑にされた妻
12 オルランディーニ:ベレニーチェ-Col versar barbaro I sangue
13 ハイドン:アルミーダ-Vedi, se t'amo
演奏:ジョイス・ディドナート(MS)
アラン・カーティス指揮/イル・コンプレッソ・バロッコ
前作でグラミー賞を受賞した話題のアメリカン・ディーヴァの最新作はバロッ
ク・オペラに登場する女王達の愛と哀しみを歌うドラマティックな女性達の歌。
バロックのスペシャリスト、アラン・カーティスとと組んでの意欲的なプログ
ラム!

DVBW-4040639(DVD-Video) \2050
DVB-4040649(Blu-ray) \2480 ※Blu-rayは限定盤
プッチーニ:トスカ(全曲)
主要キャスト:
トスカ・・・・・・・・・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
カヴァラドッシ・・・・・ヨナス・カウフマン(T)
スカルピア・・・・・・・ブリン・ターフェル(Br)
スポレッタ・・・・・・・・ヒューバート・フランシス(T)
アンジェロッティ・・・ルーカス・ヤコブスキー(B)
アントニオ・パッパーノ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ディレクター:ジョナサン・ケント
デザイナー:ポール・ブラウン
照明デザイン:マーク・ヘンダーソン
歌唱:イタリア語(字幕つき、英、仏、独、日本語 予定)
超豪華キャストによるロイヤル・オペラの「トスカ」、日本語字幕入りで登場!

DVBW-4042499(DVD-Video) 2枚組 \2350
ジ・エンチャンテッド・アイランド(魔法の島)
-ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモー他の音楽より
主要キャスト:
ジョイス・ディドナート(MS)
ダニエル・ドゥ・ニース(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
デイヴィッド・ダニエルズ(CT) 他
ウィリアム・クリスティ指揮/メトロポリタン歌劇場管弦楽団
舞台演出:Phelim McDermott
トール・ケース(黒)、12ページ・ブックレット、NTSC
2011年大晦日にメトロポリタン・オペラで初演された話題作、DVDで登場!
今をときめく旬のディーヴァ、ディドナート、ダニエル・ドゥ・ニース、そし
てプラシド・ドミンゴ等、豪華キャストが集結。バロックの大御所ウィリアム
・クリスティがメトロポリタン歌劇場管弦楽団を指揮!
この作品は、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモーなどのバロックの作曲家達の
音楽をもとに、イギリスの作家、台本作家及び翻訳者ジェレミー・サムズが
シェークスピアの「テンペスト」と「真夏の夜の夢」をベースに書きおろした
もの。エキゾティックなハイブリッド作品に仕上がっている。





<STRADIVARIUS>
STR 33876 \1850
エンニオ・モリコーネ:レンマ クラシカル作品集
エンニオ・モリコーネ(1928-):
補説(2つのクラリネットと2つのピアノのための;1995-1996)
仮定(クラリネットとピアノのための;1995-1996)
アンドレア・モリコーネ(1964-):
跡(クラリネットとピアノのための;1995-1996)
エンニオ・モリコーネ:
研究5(カタログ)(ピアノのための;2000)
波のように(バスクラリネットのための;2005)
反射(チェロのための3つの小品;1995-1996)
生きている(弦楽三重奏のための;2001)
A.L.P. 1928(弦楽四重奏のための;1996)
ヴィオレッタの変容(クラリネットと弦楽四重奏のための;2001)
ロッコ・パリージ(クラリネット、バスクラリネット)
アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)
ガブリエーレ・ロータ(ピアノ)
ノフェリーニ弦楽四重奏曲
エンニオ・モリコーネといえば映画ファンなら知らない人はいない映画音楽の
巨匠ですが、彼はローマの聖チェチーリア音楽院でゴッフレード・ペトラッシ
(1904-2003)に師事したクラシカル音楽(当初はいわゆる前衛音楽)の作曲家とい
う顔も持っています。アンドレアは彼の息子で、映画音楽・クラシカル音楽の
作曲家および指揮者。全曲が世界初録音と表示されています。

STR 33909 \1850
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):ピアノ作品集
ソナタ第2番(2005)/間奏曲集(2000-2006)
祭(2007)/波のように(四手連弾のための;1981/2002)
エマヌエーラ・ピエモンティ、アルフォンソ・アルベルティ(ピアノ)

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12-09 No.18

2012年09月19日 16時54分03秒 | Weblog
<deutsche harmoniamundi>
8869194474-2 ¥1500
クリスマス・イン・ヴェニス-ガブリエリとグランディの音楽
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
『12声のカンツォン』『マニフィカト』『おお、大いなる神秘』
『ピアノとフォルテのソナタ』『おお、我が甘美なキリスト』
『わたしたちの救い主が世に生まれた』
『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』『10声のカンツォン』
『神聖にして汚れなき処女マリアよ』『8声のカンツォン』『すべての人よ』
『Audite principes』
アレッサンドロ・グランディ:
『天使ガブリエル送られたり』『聞け、人々よ』
『今日われらに天よりまことの平和が』
ジョヴァンニ・ガブリエリ:
『12声のカンツォン』『マニフィカト』『おお、大いなる神秘』
『ピアノとフォルテのソナタ』『おお、我が甘美なキリスト』
『わたしたちの救い主が世に生まれた』
『羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ』『10声のカンツォン』
『神聖にして汚れなき処女マリアよ』『8声のカンツォン』『すべての人よ』
『Audite principes』
アレッサンドロ・グランディ:
『天使ガブリエル送られたり』『聞け、人々よ』
『今日われらに天よりまことの平和が』
ローランド・ウィルソン(指揮)
ラ・カペラ・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
ムジカ・フィアタ(器楽アンサンブル)
〔録音〕年ドイト教会(デジタシ)
叔父の教育を受け、その書法を吸収し発展させたジョヴァンニ・ガブリエリ
即ち声と器楽によるコンチェルト様式の可能性をさらに追及し、カンツォーナ
やソナタで単一主題による楽曲統一の方向性を見出しました。後にシュッツが
さらに形式を発展させましたが、音楽史上最も多大な影響を残した作曲家でし
た。アレッサンドロ・グランディも新音楽の普及に務め、コンチェルト様式
による秀作を多数残し、モンテヴェルディに匹敵する初期バロックの大作曲家
といわれています。
ここでは、彼らが活躍していたヴェネツィアでのクリスマスに関連した教会音
楽を収録。声と器楽の掛け合い。複合奏群の掛け合いなど、これらの作品は教
会の響きが完璧に計算されており、直接音と残響が組み合わされ、作品の色彩
を立体的に際立たされています。
ローランド・ウィルソンは、1980年代からドイツやヴェネツィア初期バロック
の宗教作品を数多く録音してきているベテランです。コルネット(ツィンク)と
サックバットを中心とした、抜群のテクニックを持つ器楽グループ。そしてロ
ーランド・ウィルソンが結成した各メンバーが全てソリスト級の合唱団ラ・シャ
ペル・デュカーレによって、器楽、独唱と合唱との緊張感が保たれた演奏です。




<Sony Classical>
8872543025-2 ¥1500
モーツァルト:
『ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノーム」』
『交響曲第23番ニ長調K.181』
『英雄劇「エジプト王ターモス」のための幕間音楽K.345より第2&5曲』
『歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87よりアリア「執念深い父がやってきて」』*
デニス・シューラー(1970-):『In-Between』
デイヴィッド・グレイルザンマー(P&指揮)
ジュネーヴ室内管弦楽団
ローレンス・ザッゾ(C-T)*
〔録音〕2011年11月14-17日, スイス、ラ・ショー=ド=フォン
(デジタル:セッション)
鬼才ピアニスト、デイヴィッド・グレイルザンマーによるソニー・クラシカル
第2弾は、彼が得意とするモーツァルト・アルバムです。グレイルザンマーは幼
少からモーツァルトに魅せられ、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を1日で弾
ききるチクルスは彼のトレードマークとされています。naiveレーベルから発売
された2枚分の協奏曲集も批評家にセンセーションを巻き起こし、高い評価を得
てきました。このアルバムでは、昨年より音楽監督を務めるジュネーヴ室内管
弦楽団との共演で、ピアノ協奏曲の中でも初期の傑作として有名な「ジュノー
ム」と、知られざる秘曲とでもいうべき交響曲第23番や「ミトリダーテ」から
のアリアなどを組み合わせているのが特徴。さらに「ターモス」の曲間に挿入
されたデニス・シューラーの作品は、モーツァルトばかりの中にピリッと辛い
わさびのような響きを取り入れることによって、グレイルザンマー的モーツァ
ルト演奏の推進力を引き立てることに成功しています。

8872543602-2 ¥1500
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ BWV.248』より第1-3部
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)
ヴィンツバッハ少年合唱団
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥオーゼン・ベルリン
ユッタ・ベーネルト(Sp), レベッカ・マーティン(Ms),
マルクス・シェーファー(T), トーマス・ラスケ(Bs),
〔録音〕2011年12月20-22日, アンスバッハ(デジタル:ライヴ)
バッハの名カンタータを美しい歌声でドイツの数ある少年合唱団の中でも、そ
の正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立されたドイツの
名門少年合唱団「ヴィンツバッハ少年合唱団」。前回発売に続くバッハのアル
バムで、昨年2011年のクリスマス・シーズン中に録音された「クリスマス・オ
ラトリオ」。この作品は、カンタータより合唱パートが非常に難しく、それら
を完璧に歌う少年合唱団の演奏はそうはありません。前半の第1-3部のみの録音
ですが(コンサートも前半のみの演奏)、夾雑物もよけいな重量感も感じさせな
い、神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めます。

8872546467-2 ¥1500
ドヴォルザーク:『交響曲第4番ニ短調Op.13』『チェコ組曲ニ長調Op.39』
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
〔録音〕2012年6月5-8日, リューベック、ムジーク・ウント・コングレスハレ
(デジタル:ライヴ)
革新と伝統が合体した新オーケストラ音楽を作り出すヘンゲルブロック。彼は
昨シーズンよりイッセルシュテット、ヴァント、ブロムシュテット等のドイツ
系名匠が育んだ北ドイツ放響の首席指揮者に就任し、この伝統あるオーケスト
ラにもその手法が入魂、それまでの重厚をサウンドが一変させました。ピリオ
ド奏法を取り入れつつ、フレキシビリティを備えた一段上のアンサンブルを聴
かせてくれるようになりました。このコンビによる初CD「シューマン:交響曲
第4番&メンデルスゾーン:交響曲第1番」に続くソニー・クラシカルへのプロ
ジェクト第2弾は、なんと驚愕のドヴォルザーク・アルバム。しかも知られざ
る交響曲第4番という選択。ボヘミアの美しいメロディだけでなく、透明感や
切れ味、柔らかい質感や豊麗な厚みを兼ね備えた躍動感を表出させ、これまで
聴いてきたドヴォルザークとは大きく異なる、新たな作曲家の側面が味わえる
刺激的な解釈による演奏です。5月の来日公演でもアンコールで演奏し、生気
みなぎる解釈で会場を沸かせた「チェコ組曲」を併録しています。

8869199846-9(DVD-Video) ¥1050
Heifetz in Performance
『モーツァルト:ロンド (「ハフナー・セレナード」より)』
『プロコフィエフ:行進曲 (歌劇「3つのオレンジへの恋」より)』
『ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女』
『ラフマニノフ:ひなぎく』
『ガーシュウィン:そんなことはどうでもいいさ(歌劇「ポーギーとベス」より)』
『バッハ:シャコンヌ (「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より)』
『ブルッフ:スコットランド幻想曲作品46』
〔演奏〕ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ブルックス・スミス(P)、フランス国立管弦楽団(指揮者なし)
現存するほぼ唯一のヤッシャ・ハイフェッツのカラーによるライヴ映像。ヴァ
イオリン演奏史に金字塔を打ちたてたハイフェッツが引退する2年前に、その生
誕70周年を記念してパリで撮影・制作された映像の、没後25周年を記念しての
復活です。前半はスタジオにおけるリサイタルで、自ら演奏曲名を告げながら
お得意の小品で冴えた技巧を披露。続くバッハのシャコンヌで見せる入魂の至
芸は、すべてのヴァイオリン愛好家必見です。締めくくりは、シャンゼリゼ劇
場におけるフランス国立管弦楽団との共演によるこれまたハイフェッツの十八
番「スコットランド幻想曲」全曲。指揮者を置かず自ら弓でリードしながら、
その衰えることのない見事な演奏を堪能することができる貴重な映像です。




<RCA Red Seal>
8872545542-2 ¥1500
ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』
サラサーテ:『カルメン幻想曲Op.25』『序奏とタランテラ Op.43』
ブロッホ:『無伴奏ヴァイオリン組曲第1&2番(メニューインに捧ぐ)』
ファブリツィオ・フォン・アルクス(Vn)
クリスティアン・ベンダ(指揮) プラハ交響楽団
〔録音〕2011年8月, プラハ、ドヴォルザーク・ホール(デジタル:セッション)
ファブリツィオ・フォン・アルクスは、ナポリに生まれ、伝統あるサン・ピエ
トロ・マイエッラ音楽院を卒業。さらにフランコ・グッリやサルヴァトーレ・
アッカルドらに学んだ、まさにイタリアのヴァイオリニストです。「プロコ
フィエフ:ヴァイオリン・ソナタ」(Nuova Era)、カニーノがピアノを担当した
「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ」(Dynamic)の2枚を今まで録音しました
が、今回はテクニックが必要とされる協奏曲を収録。ブルッフの楽想ゆたかな
屈指のロマンチシズム、サラサーテの技巧的で心を溶かすような官能的な音色。
力強さと民族性を併せ持ったブロッホの無伴奏作品。スリリングな妙技と輝か
しい音色ながら、イタリア人気質の情熱的な演奏が印象的なアルバムです。




<VENEZIA>
CDVE00510 16枚組 ¥5550
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)の芸術
CD. 1 協奏曲 ベルク、ラロ
(1)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 Gennadi Rozhdestvensky
ソビエトRTV大交響楽団 1966年10月3日 ライヴ録音
(2)ラロ:スペイン交響曲 二短調 op.21
キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
ソビエト国立交響楽団 
1959年10月29日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 2 協奏曲 モーツァルト
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 KV.216
1959年9月24日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 KV.219
ソビエト国立交響楽団 1959年ライヴ録音
以上(1)(2)の伴奏は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
ソビエト国立交響楽団 
CD. 3 協奏曲 ブラームス、メンデルスゾーン
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
カール・エリアスベルグ指揮 Carl Eliasberg
ソビエト国立交響楽団 1953年ライヴ録音
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 Evgeni Svetlanov
ソビエト国立交響楽団 
1960年4月29日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 4 協奏曲 チャイコフスキー、ベートーヴェン
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ワシリー・ネボルシン指揮 Vassily Nebolsin
ソビエト国立交響楽団 1950年スタジオ録音
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
モスクワ・フィル 1962年ライヴ録音
CD. 5 協奏曲 ハチャトゥリヤン、ショスタコーヴィチ
(1)ハチャトゥリヤン:演奏会用狂詩曲
1962年ライヴ録音
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ロ短調 op.77
1960年10月3日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)(2)の伴奏は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
モスクワ・フィル 
CD. 6 協奏曲 ヴァインベルグ、カラーエフ
(1)モイセイ・ヴァインベルグ:ヴァイオリン協奏曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 Gennadi Rozhdestvensky
ソビエト国立交響楽団 
1961年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)カーラ・カラーイェフ Gara Garayev :ヴァイオリン協奏曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 Evgeni Svetlanov
ソビエト国立交響楽団 1968年4月28日ライヴ録音
CD. 7 協奏曲 パガニーニ 及び管弦楽との小品集
(1)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.6
1950年代スタジオ録音
(2)サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25
1950年スタジオ録音
以上(1)(2)の伴奏は、ワシリー・ネボルシン指揮 Vassily Nebolsin
ソビエト全同盟ラジオ大管弦楽団 
(3)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン op.20
アレクサンドル・オルロフ指揮 Alexander Orlov
ソビエト全同盟ラジオ大管弦楽団 1945年スタジオ録音
CD. 8 管弦楽との小品集
(1)ラヴェル:ツィガーヌ
ソビエト国立交響楽団 1947年
(2)ワックスマン:カルメン幻想曲
モスクワ放送交響楽団 1956年
(3)サン=サーンス:ハバネラ op.83
ソビエト国立交響楽団 1956年スタジオ録音
以上(1)-(3)の指揮は、キリル・コンドラシン指揮 Kirill Kondrashin
(4)クライスラー:ウィーン奇想曲 op.2
ソビエト国立交響楽団 1974年ライヴ録音
(5)クライスラー:愛の喜び
(6)クライスラー:愛の悲しみ
1977年ライヴ録音
以上(4)-(6)の伴奏は、アーノルド・カッツ指揮 Alnord Kats
ソビエト国立交響楽団 
(7)バッハ:管弦楽組曲第3番から「アリア」
ルドルフ・バルシャイ指揮 Rudolf Barshai
モスクワ室内管弦楽団 1964年2月11日ライヴ録音
CD. 9 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 1
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 op.12-1
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)(2)のピアノ伴奏は、ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
CD. 10 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 2
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 ヘ長調 op.24
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 op.30-1
ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 11 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ Vol. 3
(6)ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」 イ長調 op.47
エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels
1964年3月29日レニングラード大ホールでのライヴ録音
(7)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
ニーナ・コーガン(ピアノ) Nina Kogan
1978年12月モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 12 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78
1959年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
1956年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108
1955年モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
以上(1)-(3)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
CD. 13 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 及びベートーヴェン:室内楽
(1)リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
1954年ライヴ録音
(2)ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 op.3
ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ) Rudolf Barshai
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) Mstislav Rostropovich
1956年スタジオ録音
CD. 14 室内楽 ベートーヴェン、シューマン
(1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」 変ロ長調 op.97
1956年スタジオ録音
(2)シューマン:ピアノ三重奏曲 二短調 op.67
1958年スタジオ録音
以上(1)(2)の共演は、エミール・ギレリス(ピアノ) Emil Gilels  と
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) Mstislav Rostropovich
CD. 15 小品集 Vol. 1
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第1番 BWV.1002
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第2番 
BWV.1004 から 「シャコンヌ」
1954年2月14日ライヴ録音
(3)ハチャトゥリャン:「ガイーヌ」から「アイシェの踊り」、「剣の舞」
1950年スタジオ録音
(4)ショパン:夜想曲 op.27-2
1952年スタジオ録音
(5)シューマン:幻想曲 ハ長調 op.131
(6)シューベルト:「アヴェ・マリア」
1953年ライヴ録音
以上(3)-(6)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
CD. 16 小品集 Vol. 2
(1)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」から「仮面:MASKS」
(2)ポンセ(ハイフェッツ編曲):「エストレリータ」
(3)グラズノフ:瞑想曲 op.32
(4)グルック(クライスラー編曲):
「オルフェオとエウリディーチェ」から「メロディ」
(5)ボロディン(ハイフェッツ編曲):「小組曲」から「セレナード」
(6)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ト短調
(7)ブラームス:ハンガリー舞曲第20番 ホ短調
以上(1)-(7)のピアノ伴奏は、アンドレイ・ムイトニク Andrei Muitnik
1955年スタジオ録音
(8)ラフマニノフ:2つの小品から「ロマンス」 op.6-1
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ) Andrei Muitnik
1959年5月10日 レニングラード・フィルハーモニー大ホールでのライヴ録音
(9)シューベルト:4つの即興曲集から第3番(ハイフェッツ編)op.90-3 D.899-3
(10)シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ
(11)サラサーテ:アンンダルシアのロマンス op.22-1
(12)ラヴェル:ツィガーヌ
以上(9)-(12)のピアノ伴奏は、ナウム・ワルテル(ピアノ) Naum Walter
1967年12月27日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
同レーベルから発売され、現在は廃盤のものの音源がリ・マスターリングされ
て再収録されています。
CDVE00026(2700000 000267: 3CD)は、廃盤となります。
現在の鑑賞に堪えうる音質の良いものを選んだとの事ですが、音源はマスター
・テープ、オリジナルLP、放送用音源など多岐に及び非常に古い音源も含まれ
ています。つきましては、マスターに起因する聴き苦しい箇所が聴かれます事
ご了承ください。
尚、録音年代などの表記は、一般的に良く知られたものである事ご了承下さい。
※装丁は紙ジャケット(CDVE00506, CDVE00508同様)です。





<GANSER & HANKE>
770966-2 ¥1550
ニック・ムンロ(編纂、編曲、歌詞編集):
世紀のコンサート オペラ200年の大ヒット曲の数々を合唱で
第1部:おお…!どれほどあてにならない?-ワルツの拍子で(17曲)
第2部:この日に万歳「ディーデルドゥム」(22曲)
第3部:責め苦!責め苦!(お前は消える…)-少し物憂げに(22曲)
第4部:勝利の行進だ行進だ!(19曲)
オペラ・ヴィーヴァ合唱団
ニック・ムンロ・スタジオ=シンオーケストラ
ロンドン・ストリングス(弦楽合奏)
ヘルムート・ヴォルンスベッヒャー(指揮)
録音:ヴォクス=クラングスタジオ、ベンデスドルフ、ドイツ
ムンロスタジオ、ハンブルク、ドイツ
CBS・レコーディング・スタジオ、ロンドン、イギリス 時期の記載なし
有名なオペラの聴きどころをすべて合唱メドレーで歌ってしまおうという好企
画。




<FABIAN RECORDS>
FABIAN-CD 7132 ¥2080
オーストリアの歴史的オルガン
不詳:ブクスハイム・オルガン曲集 から
Christus surrexit/Pange lingua/Christ ist erstanden/Annabassana
パウル・ホーフハイマー(1459-1537):Mein einigs A
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):
Tristitia vestra/Innsbruck, ich muss dich lassen/Nil n'est plasier
不詳:ルブリンのヤンのタブラチュア から La Guerra
録音:2009年6月28日、宮廷教会、インスブルック
使用楽器:1561年、イェルク・エーベルト製
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
トッカータ第19番/カプリッチョ第1番/リチェルカーレ第7番
ファンタジア第8番/トッカータ第23番/トッカータ第22番
録音:2007年10月2日、参事会教会、クロスターノイブルク
使用楽器:1642年、ヨハン・ゲオルク・フロイント製
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):チャコナ[シャコンヌ]
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):ファンタジア
クリスティアン・エールバッハ(1568頃-1635):トッカータ第12番
録音:2004年11月16日、聖ファイト教区教会
使用楽器:1698年、クリストフ・エーゲダッハー製?
クリスティアン・エールバッハ:
イントロイトゥス第1旋法/エレヴァツィオーネによるファンタジア
ファンタジア第1旋法/ファンタジア・グラマティカ/カンツォーナ第6旋法
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー:半音階的カプリッチョ
ゲオルク・ムッファト:トッカータ第1番
録音:2011年9月、参事会教会、シュレーグル
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 7133 ¥2080
北方の歴史的オルガン
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1582-1621):
トッカータ ニ短調/Allein Gott in der Höh sei Ehr/こだま
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1712):
Wa Gott nicht mit uns diese Zeit/Mit mir Gottes Gute preisen
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:
3声のトッカータ ト長調/O Gott, du unser Vater bist
3声のトッカータ ヘ長調
ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):前奏曲ニ短調
録音:2007年11月4日、聖ヤコビ教会、リューベック、ドイツ
使用楽器:小オルガン、1500年頃、製作者不詳、ゴシック
1636-1637年、フリードリヒ・シュウテルヴァーゲン改修
(1977-1978年、ヒンデブラント兄弟オルガン工房復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
Herr Jesu Christ, ich weiss gar wohl/Nun bitten wir dem Heiligen Geist
Wir danken dir, Herr Jesu Christ
ヴィンツェント・リューベック:前奏曲ハ長調
録音:2006年7月30日、聖ヤコビ教会、ハンブルク
使用楽器:1588-1592年、ハンス・シェーラー製(1605-1607、その息子により継続)
1635年、ゴットフリート・フリッチェ改修/1693年、アルプ・シュニトガー改修
1760-1761年、ヨハン・ヤコプ・レーネルト改修
(1990-1993年、ユルゲン・アーレント復元)
ザムエル・シャイト(1587-1654):詩篇「Da Jesus an dem Kreutze stund」
録音:2004年10月23日、聖ヤコビ教会、リューディングヴォルト、ドイツ
使用楽器:1598-1599年、アントニウス・ヴィルデ製
1682-1683年、アルプ・シュニトガー改修
(1981-1982年、ユルゲン・アーレント復元)
ディートリヒ・ブクステフーデ:
Ach Herr, mich arman Sunder/Erhalt uns, Herr, bei deinem Wort
Jesus Christus, unser Heiland/Nun komm, der Heiden Heiland
フェルディナント・ツェルベル(1689-1765):前奏曲ヘ長調
不詳(17世紀、ウプサラ;A・デューベン?):Nun komm, der Heiden Heiland
ヴィンツェント・リューベック:前奏曲ト長調
録音:2008年8月8日、レーヴスタブルーク城内教会、スウェーデン
使用楽器:1725-1728年、ヨハン・ニクラス・カーマン製
(1963-1964年、マルクッセン復元/
2006年、マッツ・アーヴィドソン・オルガン工房復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

FABIAN-CD 3001 2枚組 ¥4050
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー オルガン即興演奏集 Vol.2
「Magne Pater Augustine」による
録音:2004年、ブルックナー音楽祭、
聖フローリアン教会、リンツ、オーストリア
使用楽器:1951年復元、ブルックナー・オルガン
「Wie schon leuchtet der Morgenstern」による即興演奏
録音:1977年、ハンスラッハ・アン・デア・ミュール、オーストリア
使用楽器:1972年、リードル製
A.H.(=アントン・ハイラー)による幻想曲
録音:2002年、修道院内教会、ソレ、デンマーク
使用楽器:1948年、P・G・アンナセン製
「Wer nur den lieben Gott lasst walten」による即興演奏
録音:2005年、フライベルク大聖堂、ドイツ
使用楽器:小オルガン、1719年、ジルバーマン製
「Nun komm, der Heiden Heiland」による即興演奏
録音:2005年、フライベルク大聖堂、ドイツ
使用楽器:大オルガン、1714年、ジルバーマン製
「Straf mich nicht in deinem Zorn」による即興演奏
録音:2003年、パッサウ大聖堂
使用楽器:1928年、シュタインマイヤー製(1980、1993年、アイゼンバルト復元)
「Der Mond ist aufgegangen」による即興演奏
録音:004年、ブルックナー音楽祭、聖フローリアン教会、リンツ、オーストリア
使用楽器:1951年復元、ブルックナー・オルガン
「Nun komm, der Heiden Heiland」による即興演奏
録音:2008年12月、ローゼンハイム、ドイツ
使用楽器:2008年、ライル精
「Ach wie fluchtig」による死の舞踏
「Wachet auf, ruft uns die Stimme」による即興演奏
録音:2005年11月、カトリック旧宮廷教会、ドレスデン、ドイツ
使用楽器:1750年、ジルバーマン製
「Ave maris stella」による即興演奏
録音:1998年10月、ズラター・コルナ、チェコ
使用楽器:1690年、スタルク製
1890年、バート・イシュルにおける大公妃マリー=ヴァレリーの婚礼の際に
ブルックナーが行った即興演奏のためのスケッチによる即興演奏
録音:1996年7月、ブルックナー没後100年記念演奏会、
グロスミュンスター(大聖堂)、チューリヒ、スイス
使用楽器:1958年、メツラー製
「Ein feste Burg ist unser Gott」による即興演奏
録音:2009年3月、ルターシュタット・ヴィッテンベルク城内教会、ドイツ
使用楽器:1864年、ラーデガスト製(1994年、オイレ復元)
ルーペルト・ゴットフリート・フリーベルガー(オルガン)

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12-09 No.17

2012年09月19日 16時53分46秒 | Weblog
<Membran BOX>
MEMBRAN 600001 117枚組 ¥15500
カラヤン大全集 1936-1960年の軌跡
40ページ・ブックレット&CD-ROM収録
詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/membran2012_10.html




<ORFEO>
=ザルツブルク音楽祭ドキュメント=
ORFEOR 844121 ¥2080
モーツァルト:
アダージョとフーガ ハ短調KV 546 (9’44)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調KV 456 (30’42)
交響曲第30番ニ長調KV 202 (19’13)
交響曲第32番(序曲)ト長調KV 318 (9’16)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(指揮) 
モーツァルテウム管弦楽団
録音:2006年8月6日ザルツブルク、モーツァルテウム(ライヴ・ステレオ)
2012年5月に86歳で歿したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、歴史
と伝統あるザルツブルク音楽祭においても、1951年にフルトヴェングラーとの
共演でマーラーの「さすらう若人の歌」を歌いデビューしてから半世紀に亘り、
バリトン歌手に、語り手、そして指揮者として重要な役割を果たしました。
2006年8月6日に、フィッシャー=ディースカウがモーツァルテウム管弦楽団を
指揮した内容は、ザルツブルクでの最後の演奏会を収録したもので、オール・
モーツァルト・プログラムとなっています。
荘厳なる「アダージョとフーガ」で開始され、単一楽章形式の「序曲」とも呼
ばれる交響曲第32番で閉じられるという構成のなかでも、ひときわ目をひくの
がリフシッツをソリストに立てたピアノ協奏曲第18番。
2002年12月にフィッシャー=ディースカウの指揮でブラームスのピアノ協奏曲
第2番を演奏したときの模様(ORFEO810102)も心に迫るものがありましたが、や
はりここでもリフシッツは、もはやただのソリストとしてではなく、偉大なる
音楽家と対話する誠実なパートナーとしての姿を強く印象付けています。




<SDG>
SDG 717 ¥2180
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92、第5番 ハ短調 op.67
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) 
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
録音:2011年11月16日/ニューヨーク・カーネギーホール[ライヴ]
ガーディナー、待望のベートーヴェン再録音!グラモフォン・レーベルでベー
トーヴェンの交響曲を録音から20年近くの時を経て初めて、ガーディナーによ
るベートーヴェン交響曲CDの登場。第7番と第5番といううれしいカップリング
です。第7番第3楽章でのしなやかな哀しみ、そして終楽章では一転して喜びに
足も浮き立つような絶妙なテンポとリズムが見事です。第5番終楽章の終盤は
聴きもの!カーネギー・ホールを興奮に巻き込んだガーディナーの約20年ぶり
のベートーヴェン、見逃せません!

SDG 178 6枚組 ¥3780
J.S.バッハ:クリスマスのためのカンタータ集
CD1:【降誕節第1日】
カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV63
カンタータ「いと高きところには神に栄光あれ」BWV191
CD2:【降誕節第1日】
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV91
「笑いは、我らの口に満ち」BWV110
【降誕節第2日】
「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」BWV121
「神の子の現れたまいしは」BWV40
CD3:【降誕節第3日】
「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV57
「見よ、父のわれらに賜いし愛の」BWV64
「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV151
「われ汝にありて喜び」BWV133
CD4:
【モテット】「主にむかいて新しき歌をうたえ」BWV225
【降誕節後の日曜日のためのカンタータ】
「出で立て、信仰の道に」BWV152
「新たに生まれし嬰児」BWV122
「神は頌むべきかな!いまや年は終わり」BWV28
【新年のためのカンタータ】
「主にむかいて新しき歌を歌え」BWV190
CD5:【新年のためのカンタータ】
「わが魂よ、主を頌めまつれ」BWV143
「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」BWV41
「主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん」BWV16
「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」BWV171
CD6:【新年後の日曜日のためのカンタータ】
「見たまえ、御神、いかにわが敵ども」BWV153
「ああ神よ、いかに多き胸の悩み」BWV58
「人々シバよりみな来たりて」BWV65
「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君候」BWV123
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
録音:1999-2000年
これまでにリリースしたカンタータ・シリーズから、クリスマスに関連したカ
ンタータを集めたボックスセット。大変お買得です!



<AUDITE>
AU 92653(SACD-Hybrid) ¥2300
17世紀、ウィーン宮廷に響く2台のオルガンのための作品集
G.プリウーリ:
(1)祝福されしイェルサレムの町 (2)8声の第2カンツォーネ 
(3)おお、なんと甘美な 
G.ヴァレンティーニ:
(1)6声のカンツォーネ ト長調 (2)6声のカンツォーネ ト短調
作者不詳:ゼクエンツ「復活のいけにえに」、「聖霊来たりたまえ」
W.エブナー:
(1)トッカータ ト短調 (2)アリア・ファヴォリータによるパルティータ
フローベルガー:
(1)トッカータ第6番「聖体奉挙のための」 (2)カプリッチョ第5番 
レオポルド1世:
(1)アルマンド60 - アリア61 - カナリオ62 
(2)アリア63 - ガヴォット64 - サラバンド65
テシェルマン:リチェルカーレ ハ長調
J.C.ケルル:
(1)カッコウによるカプリッチョ (2)フーガClamor grillorum campestrium
A.ポリエッティ:
雄鶏と雌鶏の鳴き声のカンツォーネ、鶏の鳴き声のカプリッチョ
M.アンティフォン:サルヴェ・レジーナ
デイヴィッド・ブランデン(Org)、ヨハンネス・シュトローブル(Org)、
カペッラ・ムレンシス
録音:2011年7月29-31日、ムーリの修道院所属教会(スイス)
ヨーロッパ屈指の音響で知られるスイスのムーリ修道院所属教会で、ルネサン
ス・バロック時代の音楽を録音していこうという「haenssler」レーベルの意欲
的なシリーズから、第6弾となる最新盤がリリースされました!今回の舞台は
17世紀のウィーン、ハプスブルク宮に響いていた2台のオルガンのための作品
集。第5弾(AU 92652)に引き続き、今回もヨハンネス・シュトロープル率いる
合唱団体カペッラ・ムレンシスによる演奏です。フェルディナント2世、フェル
ディナント3世、そしてレオポルド1世という3人の皇帝の時代にまたがり、当時
の宮廷に活躍していた音楽家たちの作品がたっぷりと収録されています。宮廷
楽長として活躍したG.プリウーリ(ca. 1575-1626)、G.ヴァレンティーニ
(1582/83-1649)、著名なオルガニストだったF.M.フローベルガー(1616-1667)と
いった今日にも名を残す音楽家から、W.エブナー(1611/12-1665)やA.ポリエッ
ティといった中々お目にかかれない作曲家の作品、さらには皇帝レオポルド1世
自身の作品にいたるまで、まさに“ウィーン宮尽くし”のプログラムです。オ
ルガン付のグレゴリオ聖歌、モテットやカンツォーネといった声楽曲、カッコウ
や鶏などの動物の鳴き声を模した愉しい器楽曲、とジャンルも様々。
収録場所のムーリ修道院はハプスブルク家によって1027年に創立されたという
ことで、ウィーン宮廷とも縁深い地。サラウンド効果を狙った楽器配置は今回
も行われており、SACDハイブリッドの高音質で堪能できるのも本シリーズお馴
染みの魅力。第4弾(AU 92573)で素晴らしい音色を聴かせてくれたムーリ修道院
のオルガンの響きも必聴です!

AU 92672(SACD-Hybrid) ¥2300
2台のピアノのためのフレンチ・ミュージック
(1)ミヨー:スカラムーシュop.165b 
(2)ラヴェル:スペイン狂詩曲(2台のピアノのための編曲版) 
(3)ビゼー:子供の遊び(全曲)op.22 
プーランク:(4)2台のピアノのためのソナタ (5)エレジー
モナ&リカ・バード(Pf)
録音:2011年25-28日、ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)
ドイツ、イタリアをはじめ数々の国際コンクール連弾部門で入賞を重ね、世界
から注目を集めている新進気鋭の姉妹デュオ、モナ&リカ・バードが待望の1st
アルバムをリリースしました!彼女たちが記念すべき1stアルバムのために選ん
だのは、ビゼーからプーランクにいたる連弾作品を集めた19世紀-20世紀のオー
ル・フランス・プログラム。ラヴェルの「スペイン狂詩曲」とビゼーの「子供
の遊び」は管弦組曲としても知られる作品。音色の幅では流石に勝てないとし
ても、ピアノ2台(ビゼーの作品は1台)から生み出されているとは思えないほど
の壮大な音世界をSACDハイブリットの高音質でたっぷりと堪能できます。ミヨ
ーのスカラムーシュでは、ジャズ・セッションも思わせるウィットの利いた愉
しい掛け合いが魅力的!連弾最大の聴きどころである演奏者2人のコンビネー
ションだけでなく、多彩な表現力に存分に魅せられるプログラムといえましょ
う。モナ&リカ・バードは姉妹ならではの息の合ったコンビネーションで、素
晴らしいユニゾンと絶妙な掛け合いを魅せてくれます。すでにヨーロッパだけ
でなくアジア、アメリカにも活動地域を広げているモナ&リカ・バード姉妹。
今後の活躍にも期待必至の注目アーティストです!




<THE CHOIR OF KING’S COLLEGE>
-新規レーベル-
このたび、500年以上の歴史を誇るイギリスの名門合唱団、ケンブリッジ・キン
グズ・カレッジ合唱団の自主レーベル≪THE CHOIR OF KING’S COLLEGE≫の取
り扱いを開始いたします!中世聖歌から近現代の合唱曲にいたる幅広いレパー
トリーを持つ合唱団ならではの多彩なプログラムを、世界から絶賛を浴びる煌
びやかな歌声と共に発信するレーベルです。

KGS 0001 2枚組 ¥1650
9つの聖務日課の祈りとキャロル集
[CD1]
1.讃美歌:ダビデの村の厩の内に 2.招祷(Bidding Prayers) 
3.イギリスの伝承曲(R.V.ウィリアムズ編):ヘレフォード・キャロル 
4.第1日課の祈り 5.B.オード:囚われのアダムは横たわり 
6.イギリスの伝承曲(クレオベリー編):この上なく清き乙女 
7.第2日課の祈り 8.ドイツの伝承曲(ピアサル編):諸人声あげ 
9.トランチウェル:もしも天使の歌声を聴いたなら 10.第3課の祈り 
11.イギリスの伝承曲(P.レジャー編) 12.讃美歌:「世の人忘るな」 
13.第4課の祈り 14ゴールドシュミット:やわらかな若枝 
15.プレトリウス(サンドシュトルム編):讃美歌「一輪のバラが咲いて」 
16.第5課の祈り 17.ヴィレット:聖母マリアへの讃美歌 
18.ハーフォード:陽のあたる土手 19.第6課の祈り 
20.レーガー:マリアの子守唄 
21.フランスの伝承曲(J.ニクソン編):柊と蔦は
[CD2]
1.第7課 2.讃美歌:「羊飼いたちが」 
3.J.ワイア:光を放て、イェルサレムよ 4.第8課 
5.ラウタヴァーラ:クリスマスキャロル 
6.16世紀フランスの伝承曲:ディンドン空高く 7.第9課 
8. 讃美歌:「神の御子は今宵しも」 9.集会祈願と祝祷 
10. メンデルスゾーン:讃美歌「天には栄え」 
11. J.S.バッハ:ヴォランタリー:諸人声あげ 12.ジャクソン:幼子キリスト 
13.B.ディーン:いまや夜明けがきて  14.タネジ:主よ、憐れみたまえ 
15.マルダウニー:聖母マリア 16.T.デイヴィス:クリスマス・イヴ 
17.J.ラター:楽園にある全ての鐘が(世界初録音)
ピーター・スティーヴンス(Org)、
スティーヴン・クレオベリー(合唱指揮)、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
録音:2010年12月、2011年1月、2012年7月、
キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
イギリス屈指の世界的合唱団「ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団」が、
自主レーベル「THE CHOIR OF KING’S COLLEGE」より記念すべき1stアルバムを
リリース!2010年12月のクリスマスコンサートで演奏した「9つの聖務日課の祈
りとキャロル」のライヴ録音をベースに、2006年から2011年にかけて委嘱した
新曲の数々をまとめた豪華2枚組アルバムです。
毎年BBCテレビでの生中継も行われるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
のクリスマスコンサートは、いまやイギリスのクリスマスには欠かせない人気
イベント。ヨーロッパ伝統のクリスマスキャロルから、現代作曲家たちの委嘱
新曲にいたる多彩なプログラムが、イギリス国内外問わず多くの人を魅了して
います。このアルバムでも、フィンランドの作曲家ラウタヴァーラら、名だた
る現代作曲家たちが、他ならぬこの合唱団のために作曲した作品がちりばめら
れています。キングズ・カレッジ合唱団と縁の深いイギリスの作曲家、ジョン
・ラターの「楽園にある全ての鐘が All bells in paradise」は今回が世界初
録音!ラターらしいシンプルながらも奥深い響きが美しく、荘厳でありながら
どこか親しみのあるハーモニーに魅了されます。ジャクソンの「幼子キリスト」
では、ぞっとするほどの透明感を放つボーイ・ソプラノの歌声が絶品。キング
ズ・カレッジ聖堂の音響も素晴らしく、柔らかくも荘厳なオルガンの音色と共
に、由緒ある名門の煌びやかなハーモニーを存分に堪能できます。2ndアルバム
には、モーツァルトの「レクイエム」を予定しているケンブリッジ・キングズ
・カレッジ合唱団。今後のリリースからも目が離せません!




<AMBRONAY>
AMY 035 2枚組 ¥3500
F.クープラン:諸国の人びと―3声の合奏のソナタと組曲(全曲)
[CD1](1)フランス人 (2)スペイン人
[CD2](1)神聖ローマ帝国の人びと 
(2)ピエモンテの人びと[+J.S.バッハ:アリアヘ長調BWV587(終曲ジーグのあと)]
(3)ベンジャミン・アラール(Org.)、
マルゴ・ブロンシャール&シルヴァン・サルトル(芸術監督)、レゾンブル
録音:2012年4月1-9日、ランテルヌ聖堂(リヨン、フランス)
2006年に結成されたばかりの新進気鋭の古楽演奏団体レゾンブル【Les Ombres】
が、AMBRONAYレーベルより注目の2ndアルバムをリリースしました。1stアルバ
ム(AMY 301)ではコモン・ド・ブラモンの作品を取り上げた超希少なプログラム
が話題となったレゾンブルですが、今回彼らが取り上げたのはF.クープランの
代表作「諸国の人びと」!このアルバムで特筆すべきは、組曲のラストにJ.S.
バッハのオルガン曲が付随していることでしょう!というのも、このアリアヘ
長調BWV587は、「諸国の人びと」の「神聖ローマ帝国の人々」から第1曲目を
バッハが編曲したものなのです(バッハの手によるものではないという説もあり
ますが)。「ピエモンテの人びと」の最後の曲が流れた後、しっかりとした間を
置いてからアラールによるオルガンの演奏が始まるというプログラム構成。フ
ランスとドイツ、2人の作曲家の交差点を示してくれる、ちょっとしたエスプリ
の効いた興味深いアルバムに仕上がっています!
「諸国の人びと」という題名の通り、フランス、スペイン、神聖ローマ、ピエ
モンテ(現在はイタリア圏ですが、以前はフランス貴族のサヴォワ家が統治した
地域)という4つの国の人々を表した本作。コレルリの合奏協奏曲を強く思わせ
る作風ですが、舞曲の穏やかなリズム感と気品あふれる優雅な旋律はF.クープ
ラン、ひいてはフランス・バロックならではの魅力といえましょうか。ゆった
りとしたリズムの中に遊び心のように散りばめられたイネガルな装飾も美しく、
古楽器ならではの暖かみのあるハーモニーと共にしっとりと聴き入る傑作です。
演奏を担当するレゾンブル(Les Ombres)は、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のマル
ゴ・ブロンシャールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・サルトル
によって結成されたアンサンブル団体。バロック界の次代を担う注目の若手団
体としてB.クイケンやJ.クリステンセンらからも一目置かれ、フランスを中心
に高い評価を集めている期待の若手実力派です。早くも日本を含め世界的なツ
アーを行っており、今後のさらなる飛躍に注目必至の団体です!




<agOgique>
AGO 006 ¥2380
G.オンスロー(1784-1853):
(1)弦楽四重奏曲 ニ短調 op.10-2※ (2)弦楽四重奏曲 ヘ短調op.9-3 
(3)弦楽四重奏曲 変ホ長調op.21-3※
※世界初録音(また、いずれの作品もガット弦による演奏は世界初録音)
ルッジェーリ四重奏団{ジローヌ・ゴベール=ジャック(Vn)、
シャルロット・グラタール(Vn)、
デルフィーヌ・グランベール(Va)、エマニュエル・ジャック(Vc)}
録音:2011年6月13-17日、ポール・ロワイヤル・デ・シャン(フランス)
「レ・タラン・リリク」や「アマリリス」といった名門の中核で活躍する名手
たちが2007年に結成した室内楽アンサンブル、「ルッジェーリ四重奏団」によ
るジョルジュ・オンスロー(1784-1853)の弦楽四重奏曲集。オンスローは19世紀
に活躍したフランスの作曲家ですが、生前はむしろドイツで高い評価を受けた
ことでも知られます。近年ようやく再評価の動きが生まれつつある作曲家を取
り上げたこと自体も魅力的ですが、何よりもまず注目されるのは、本アルバム
が世界初録音となるガット弦を用いた演奏であることでしょう!しかも、ニ短
調と変ホ長調の作品はそれ自体が世界初録音!アンサンブルの響きは全体的に
柔らかく、ガット弦ならではの絶妙なまろやかさを持った強弱のコントラスト
が絶品です。ハイドンやモーツァルトの作風を思わせながらも、所々にシュー
ベルトのようなドラマティックかつメランコリックな響きが垣間見えるオース
ローの弦楽四重奏曲。誇張されたしつこさを控えた、清廉な情感にあふれた旋
律の数々に聴き入ります。最後に収録された変ホ長調op.21は、彼がオペラジャ
ンルへと作曲活動を転身する前に書いた作品。瞑想にひたるような第3楽章のラ
ルゲットの美しさは、かのベルリオーズのお墨付きとか。アルバムを通して躍
動感と鷹揚感の対比が美しく、ルッジェーリ四重奏団の清廉とした演奏がその
魅力をさらに引き立てます。彼らの演奏は一つ一つの音の輪郭が非常に明瞭で、
アンサンブルがクリアに響いてくるのも印象的。古典派とロマン派ファン、双
方の方々に是非聴いて頂きたい注目盤です!




<Ligia Digital>
LIDI 0202246 ¥2250
J.ジル(1668-1705):(1)ミサ曲 ニ短調 (2)テ・デウム
アンヌ・マグエ(S)、ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(C-T)、
ジャン=フランソワ・ノヴェッリ(T)、アラン・ビュエ(Bs)、
ジャン=マルク・アンドリュー(指揮)、
レ・パッション(モントーバン・バロックオーケストラ)、
ジョエル・シュビエット(合唱指揮)、レゼレマン室内合唱団
録音:2012年5月3-5日、サン=ピエール・デ・シャルトル教会
(トゥールーズ、フランス)
宗教声楽作品、とりわけフランス・バロックならではの柔らかい響きがたまら
ないという方は必聴の新譜!2012年のシェーズ・デュ音楽祭でも話題となった、
アンドリュー率いるレゼレマン室内合唱団&レ・パッションらによるジャン・
ジル(1668-1705)のミサ曲とテ・デウムが、このたびリリースされる運びとなり
ました!本アルバムは8月末の音楽祭に先んじて2012年5月に収録されたもので
すが、歌手陣および演奏陣は音楽祭と同じ面々。日本では中々聴くことの叶わ
ない極上のハーモニーを存分に堪能できる1枚です。指揮を務めるアンドリュー
はジルの復興演奏に積極的で、シェーズ・デュ音楽祭においても2009年、2010
年、2012年と連続して彼の作品に向き合ってきました。シュビエット率いるレ
ゼレマン合唱団とのアンサンブルも抜群。A.マグエ、リエーヴル=ピカール、
A.ビュエら、ジルの「レクイエム」でも好評だった歌手陣は今回も素晴らしい
歌声を聴かせてくれます。
J.ジルはルイ14世の時代、F.クープランと同時代に活躍したフランスの音楽家。
生前は優れた歌手として南仏の教会で活躍し、数々の宗教作品を残しました。
特に彼の「レクイエム」や「テ・デウム」は当時の宗教声楽作品の中でも屈指
の美しさを持つ作品の中に数えられ、シャルパンティエやド・ラランドの宗教
声楽作品がお好きな方ならば間違いなく聴いて損はない作品といえましょう!
思わず体が揺れてしまうような躍動感あふれる舞曲のリズム、気品のある装飾
に満ちた豪奢なアンサンブルは、厳かな宗教曲というよりもむしろ絢爛な祝祭
音楽といった方がしっくりとくる壮麗さ。独唱、合唱、器楽演奏、それぞれに
聴き応えのある作品です。

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12-09 No.16-1

2012年09月14日 13時25分38秒 | Weblog
<Decca>
743603(DVD-Video) 2枚組 ¥6450
1991年ザルツブルク・ライヴ
幻のショルティの「魔笛」、初DVD化
ショルティ/モーツァルト:歌劇『魔笛』(全曲)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ウィーン国立歌劇場合唱団,
ルネ・パーペ(ザラストロ), デオン・ファン・デア・ヴァルト(タミーノ),
ルチアーネ・セーラ(夜の女王), ルート・ツィーザク(パミーナ),
アントン・シャーリンガー(パパゲーノ),
ハインツ・ツェドニク(モノスタトス),
エディット・シュミット・リーンバッハー(パパゲーナ), 他
演出:ヨハネス・シャーフ
〔収録〕1991年8月8日, ザルツブルク祝祭大劇場でのライヴ
1991年のザルツブルグ音楽祭に上演された、ゲオルグ・ショルティ指揮&ウィー
ン・フィルによる「魔笛」。この幻の映像が、ショルティ生誕100年を記念し
て、初DVD化が決定! 超強力盤!

47830782(CD+1DVD) ¥3880
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲)
ゲオルク・ショルティ(指揮) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団,
アンジェラ・ゲオルギュー(ヴィオレッタ),
フランク・ロパード(アルフレード), レオ・ヌッチ(ジェルモン),
リー=マリアン・ジョーンズ(フローラ),
ジリアン・ジョーンズ(アンニーナ),他
演出:リチャード・エア収録〕1994年12月, コヴェント・ガーデン王立歌劇場
でのライヴ
巨匠ショルティが1994年に、古巣のコヴェント・ガーデンで指揮した「椿姫」
のライヴ盤で、彼自身の同作品初録音だったもの。ルキノ・ヴィスコンティ以
来ロイヤル・オペラ27年ぶりの新演出など、多くの話題を呼び大成功を収めた
記念碑的上演のライヴであり、ゲオルギユーの評価を決定的なものとしたアル
バムとしても有名な演奏です。ショルティ生誕100年を記念して、DVD(映像)と
CD(音)の両方がカップリングされた特別セットです。ハードカバー仕様による
スペシャル・パッケージと200ページのブックレット(伊,英,独,仏の4か国語リ
ブレット含む)付の、完全限定盤となります。

4784721(アナログLP) 2枚組 ¥2950
バルトリ新録音は「忘れられた天才」ステッファーニの作品集!
バルトリ/ミッション(LP) 完全限定盤
アゴスティーノ・ステッファーニ(1653-1728)
LP1
1)Schiere invitte, non tardate(Alarico)(《アラリック》から)
2)Ogni core pu sperar(Tanaquil)(《ローマ王セルウィウス・トゥリウス》
から)
3)Ove son Chi m'aita In mezzo all'ombre ... Dal mio petto(Anfione)
(《ニオベ》から)
4)Pi non v'ascondo(Rotrude)(《タッシローネ》から) 
5)Amami, e vederai(Niobe) (《ニオベ》から)
6)T'abbraccio, mia Diva ... Ti stringo, mio Nume(Creonte, Niobe)
(《ニオベ》から)
7)Mie fide schie ... olo scuota(Erta) (《アルミニオ》から)
8)Sposa, mancar mi sento ... Deh non far colle tue lagrime(Tassilone)
(《タッシローネ》から)
9)Non prendo consiglio(Ermolao)(《La superbia d'Alessandro》から)
10)S, s, riposa, o caro ... Palpitanti sfere belle(Sabina)
(《アラリック》から)
11)Notte amica al cieco Dio(Alcibiade)(《満たされた自由》から)
12)Combatton quest'alma(Enea, Lavinia)(《運命の勝利》から)
LP2
13)A facile vittoria(Sigardo)(《タッシローネ》から)
14)Tra le guerre e le vittorie(Alessandro, Coro)
(《La superbia d'Alessandro》から)
15)Foschi crepuscoli(Aspasia)(《満たされた自由》から)
16)Dell'alma stan ... ne) (《ニオベ》から)
17)La cerasta pi? terribile(Alcide)(《ヘラクレスとアキレウスの力比べ》
から)
18)Serena, o mio ... be) (《ニオベ》から)
19)Dal tuo labbro amor m’invita(Tassilone)(《タッシローネ》から)
20)Deh stancati, o sorte(Aspasia)(《満たされた自由》から)
21) Svenati, struggiti, combatti, suda(Alcibiade)(《満たされた自由》
から)
22) Padre, s’ colpa in lui(Rotrude)(《タッシローネ》から)
23) Timori, ruine(Atalanta, Meleagro, Coro)(《敵同士の和睦》から)
24) Morir? fra strazi e scempi(Henrico)(《ハインリヒ獅子公》から)
25) Non si parli che di fede(Coro)(《マルクス・アウレリウス帝》から)
チェチーリア・バルトリ(メッゾ・ソプラノ)
イ・バロッキスティ  指揮:ディエゴ・ファソリス
録音:2011年11月-2012年5月 ルガーノ
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ最新作は「忘れられた
天才」アゴスティーノ・ステッファーニによるアリア集。
デラックス盤CDに引き続き、2枚組LPのリリースです。(収録曲目は先日ご案内
したデラックス盤CDと同じになります。)
自ら図書館や博物館を巡り、歴史に埋もれた作品を発掘し世に広め続けている
現代最高のメッゾ・ソプラノ、チェチーリア・バルトリ。最新作はまたもや彼
女自身が発掘したイタリア・ドイツの作曲家アゴスティーノ・ステッファーニ
によるアリア集です。ステッファーニはヘンデルやバッハよりも少し前の時代
に活躍した人物。ヴェネツィアの聖マルコ大寺院の少年聖歌隊員だった13歳の
時に、その美声を見出されてミュンヘンへ行き、バイエルン選帝侯の庇護のも
と、当地でさまざまな教養を身につけました。のちにその才能を発揮し、作曲
家としてだけではなく、オルガン奏者、外交官、またカトリックの聖職者とし
ても活躍しました。作品はオペラが中心で、当時としてはかなり斬新な作曲技
法を用い、同時代の劇音楽に強い影響を与えたと言われています。大英図書館
には彼の作品が100曲以上所蔵されていますが、現代はほとんど忘れ去られて
おり、今回バルトリがそれらに光をあて、世界初録音を行いました。前作は大
理石像に扮したバルトリ。今作ではスキン・ヘッドになってます!





<Archiv>
479823 ¥1350
アラン・カーティスの初期録音の再発売
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654 - 1728):デュエット集
『Tu m’aspettasti al mare』『M’hai da piangere un d』
『Io voglio provar』
『Placidissime catene』『Gi tu parti』『E perch non m’uccidete』
『No, no, no, non voglio se devo amare』『Libert! Libert?!』
ダニエラ・マッツカート(Sp), キャロリン・ワトキンソン(A),
ポール・エスウッド(C-T), ジョン・エルウィス(T),
アラン・カーティス(Cemb), ウォウター・メラー(Vc)
〔録音〕 1981年9月, ベルリン(デジタル:セッション)
ステッファーニはイタリア生まれでしたが、生涯ミュンヘンやハノーヴァーで
活躍した作曲家および外交官でした。イタリア・オペラの伝統とフランスの
リュリの影響もあり、それらをドイツにもたらし、ドイツ・オペラの基礎を築
きました。イタリア・オペラとヘンデル、カイザーらの橋渡し的存在といえま
す。現在ヘンデルのスペシャリストでもあるアラン・カーティスの初期の録音
で、当時まだほとんど名の知られていなかった作曲家ステッファーニを発掘し
た演奏です。上記バルトリの新譜と合わせてご展開をお願い致します。




<DG>
479497 ¥1850
《Blessing-ジョン・ラター:作品集》
ジョン・ラター:
『Meditation』『Lullaby for Ana Gwyn』『Bugeilio's Gwenith Gwyn』
『Migldi Magldi』『Suite Lyrique』『Lullaby For Pegi』
『A Clare Benediction』
カトリン・フィンチ:『Celtic Concerto』
カトリン・フィンチ(ハープ)
キア・ベネット(Fl), エリン・マナハン・トーマス(Sp),
ルイーズ・ワトソン(Fg), シンフォニア・カムリ
〔録音〕 2012年1月, カーディフ・アカペラ・スタジオ(デジタル:セッション)
果敢なチャレンジ精神を持つハーピスト、カトリン・フィンチ。「ゴルトベル
ク変奏曲」をハープで演奏し高い評価を得た彼女は、ソロ作品だけでなくブリ
ン・ターフェル、サー・ジェイムズ・ゴールウェイ、ジュリアン・ロイド・
ウェッバーといった有名アーテイストとの共演。ジャンルを超えた作品まで弾
きこなせる多才さにより、幅広い演奏活動を行っています。今回は、イギリス
の合唱分野で特に評価の高い作曲家ラターの作品集。「現代のフォーレ」と言
われるその美しい作曲センスは、清らかさと喜びに満ちています。また時折ポ
ップスのような親しみやすいメロディも大きな魅力でしょう。その作風はハー
プによる演奏でヒーリング的感覚が倍増され、ほっとする優しさに溢れた演奏
です。様々なコミュニティや若い世代との活動でも知られるカトリンは、ハー
プとクラシック音楽の魅力を幅広く、新たな観客たちに伝えようと献身的な活
動を展開しています。

479832 ¥1350
ラン・ラン・プレイズ・ショパン
ショパン:
(1)『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』
(2)『ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58』
(3)『練習曲第3番ホ長調Op.10-3「別れの曲」』
ラン・ラン(P)
ズービン・メータ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団((1))
〔録音〕(1)(3):2008年6月、ウィーン、ムジークフェライン・ザール
(2):2005年8月, ハルブルク、フリードリヒ=エーベルト・ハレ
(デジタル:セッション)
ラン・ラン、30歳記念盤。DGへ録音したショパン演奏の中から、「協奏曲第2
番」と「ソナタ第3番」。そして未発売音源の「別れの曲」を収録しています。
(「別れの曲」は、ラン・ランのアンコール曲として有名です)

479648 4枚組 ¥2550
《オリジナル・マスターズ・クリスマス》
【CD1】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』第1部より第1曲
-フリッツ・レーマン(指揮)ベルリン・フィル, ベルリン・モテット合唱団,
RIAS室内合唱団〔1955年録音〕
リンケ:
『今年もまた』,伝承曲:『山の上のマリア』『羊飼いのこだま』
『いざ歌え、いざ祝え』
プレトリウス:『エサイの根より』
-リタ・シュトライヒ(Sp), クルト・ゲーベル(指揮),
ベルリン放送交響楽団〔1953年録音〕
伝承曲:
『高き天より天使たちが来たる』『それはどういう意味か』『喜びの歌』
『私はあなたの飼い葉桶のそばに佇みます』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ヘルマン・プライ(Br)〔1966年録音〕
J・S・バッハ:
コラール『「神よ、汝の慈しみによりて」BWV.600』
『「イエス・キリスト、汝ほめ讃えられよ」BWV.604』
『「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605』
『「高き御空よりわれは来れり」BWV.606』
『「天より天使の軍勢来れり」BWV.607』
-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)〔1952年録音〕
伝承曲:
『いざ歌え、いざ祝え』『聖夜に』『Als die Welt verloren』
『マリアはいばらの森を通り』『神の御子は』『エサイの根より』
『マリアとヨゼフ』『来る 羊飼い』『喜べ、地上も星空も』
『おお可愛いイエス』『D'ou viens-tu, bergre』
『Ach du mein liebes Jesulein』『Seht, das Kindlein weinet』
『Kindlein zart』『Schlaf, mein Kindlein』 『きよしこの夜』
エッカルト:『高き空よりわれは来たれり』
プレトリウス:『エサイの根より』
-マリア・シュターダー(Sp)〔1961年録音〕
ヘンデル:
『メサイア』より『ひとりのみどり子が』『羊飼いたちが夜、野宿しながら』
『いと高きところでは』
-グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Sp),
カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団〔1964年録音〕
【CD2】
伝承曲:
『いざ歌え、いざ祝え』『もみの木』『こよなく素晴らしく鐘は鳴る』
『清しこの夜』-ドン・コサック合唱団
コレッリ:『クリスマス協奏曲Op.6-8』
-アウグスト・ヴェンツィンガー(指揮)カペラ・コロネンシス〔1955年録音〕
伝承曲:
『高き御空よりわれは来れり』『Die Hirten Auf Dem Felde』
『マリアはいばらの森を通り』『Still, still, still』
『こよなく素晴らしく鐘は鳴る』『清しこの夜』
-リタ・シュトライヒ(Sp),
クルト・ゲーベル(指揮), ベルリン放送交響楽団〔1953年録音〕
J・S・バッハ:
コラール『「甘き喜びのうちに」BWV.608』
『「キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えよ」BWV.609』
『「われらキリストのともがら」BWV.612』
『「汝にこそわが喜びあり」BWV.615』
-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)〔1952年録音〕
シューバルト:『ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
レーガー:『われらのもとにひとりの御子がお生まれになった』
F・メーグナー:『馬槽のかたえに』
-ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
イェルク・デームス(P)〔1970年録音〕
コルネリウス:『6つのクリスマスの歌Op.8』
レーガー:『マリアの子守歌Op.76-52』
-イルムガルト・ゼーフリート(Sp)〔1952年録音〕
【CD3】
J・S・バッハ:『マニフィカト』より
-カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
プレトリウス:『エサイの根より』
伝承曲:
『マリアはいばらの森を通り』『Still, still, still』『諸人声あげ』
-フリッツ・ヴンダーリヒ(T), ヘルマン・プライ(Br)〔1966年録音〕
『クリスマス・メドレー』-トラップ・ファミリー・シンガーズ
『クリスマス歌曲集』-ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
J・S・バッハ:『コラール前奏曲、他』-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
【CD4】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より
-フリッツ・レーマン(指揮)ベルリン・フィル,
ベルリン・モテット合唱団, RIAS室内合唱団〔1955年録音〕
J・S・バッハ:『パストラーレ』他-ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
ブクステフーデ:『クリスマス・カンタータ』より、他
クリスマス・キャロル、民謡、讃美歌、バッハの宗教曲やオルガン作品による、
クリスマス・マスター集。往年の歌手らやドン・コサック合唱団、ヴァルヒャ
などによる、クリスマスの名曲ばかりを収録しました。

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12-09 No.16-2

2012年09月14日 13時25分17秒 | Weblog
<Decca>
4784448 6枚組 ¥2400
《クリスマス101》
【CD1&2】
伝承曲:
『牧人羊を』『羊飼い群れを守る夜に』『三隻の船』『ディンドン空高く』
『王なるイエスは花園を』『諸人声あげ』
『ひとりのみどり子がわれわれのために』『信仰篤き人々よ』
『まぶねの中で』『ああベツレヘムよ』『ひいらぎとつた』『世の人忘るな』
『See Amid The Winter's Snow』『Past Three o' Clock』
『ダビデの村の厩の内』『サセックス・キャロル』
『Little Jesu sweetly sleep』『Rejoice And Be Merry』
『The Cherry Tree Caro』『3人の王』『星をめざして』『幼なき王』
『Christ Was Born On Christmas Day』『Blessed Be That Maid Mary』
『リュートブック・ララバイ』『Myn Lyking』『Personent Hodie』
『こがらしさむく』『コヴェントリー・キャロル』
『Shepherds In The Field Abiding』『Torches』
プレトリウス:『エサイの根より』
ワーロック:『子守唄』
チャイコフスキー:『死Op.57-5』
V=ウィリアムズ:『クリスマス・キャロルによる幻想曲』
メンデルスゾーン:『あめにはさかえ』
-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団, ロンドン交響楽団
〔1958-1964年録音〕
【CD3】
ラター:『Donkey Carol』『Mary’s Lullaby』
ポストン:『Jesus Christ the Apple Tree』
伝承曲:
『Up! Good Christen Folk and Listen』『Gabriel's Message』
『Wexford Carol』『Cradle Song』『Child in a Manger』
『Quelle est cette odeur agr?able?』『The Noble Stem of Jesse』
『Wassail Song』
-ジョン・ラター(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団,
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団〔1979年録音〕
ラター:
『スター・キャロル』-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)バッハ合唱団,
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル〔1980年録音〕
伝承曲:『Tomorrow Shall Be My Dancing Day』
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団〔1994年録音〕
伝承曲:
『This Endris Night』『Entre le boeuf』『The Cradle』『El Rorro』
『Once as I Remember』
J・L・ガードナー:『Entry Of The Three Kingsより』
-ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団
〔1998年録音〕
【CD4】
ジュベール:『Welcome Yule!』
伝承曲:
『Deck The Halls With Boughs Of Holly』『Salutation Carol』
『The First Christmas』『The Boar's Head Carol』『Good King Wenceslas』
『The Old Year Now Is Fled』
-ルイス・ハルシー(指揮)エリザベサン・シンガーズ〔1963-1965年録音〕
ブリテン:『キャロルの祭典』より
-スティーヴン・クレオバリー(指揮)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
〔1990年録音〕
アイアランド:『The Holy Boy』
ワーロック:『Bethlehem Down』『Lullaby my Jesus』
ハウェルズ:『A Spotless Rose』『Sing Lullaby - Carol Anthem』
フィンジ:
『A frosty Christmas Eve』
『And Lo, The Angel Of The Lord Came Upon Them』
-デイヴィッド・ヒル(指揮)ウィンチェスター大聖堂聖歌隊〔1994年録音〕
【CD5】
『もろびとこぞりて』『天なる神にはみ栄えあれ』『クリスマスの12日』
-J・サザーランド(Sp),
『オー・ホーリー・ナイト』『幼子イエス』『シューベルトの子守歌』
-L・パヴァロッティ(T),
『清しこの夜』-デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)バッハ合唱団
『ジングルベル』-フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
『ホワイト・クリスマス』『ウィンターワンダーランド』
『あなたに小さなクリスマス』-キリ・テ・カナワ(Sp)
『3人の王の行列』『Still, still, still』
-ウィーン少年合唱団
『キャロル・オブ・ザ・ベル』『我らはきたりぬ』
-カナディアン・ブラス&エルマー・イーゼラー・シンガーズ
『君にも聞こえるかい?』-アントニー・ウェイ(B-Sp)
L・アンダーソン:『そりすべり』
-F・フェネル(指揮)イーストマン・ロチェスター・ポップス管弦楽団
【CD6】
J・S・バッハ:『クリスマス・オラトリオ』より
-カール・ミュンヒンガー(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団〔1966年録音〕
コレッリ:『クリスマス協奏曲』より
ベルリオーズ:『キリストの幼時』より
ヘンデル:『メサイア』より,
-ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団〔1973-1976年録音〕
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団らによるクリスマス・キャロル。名
歌手らによるクリスマスの名曲。ミュンヒンガー、マリナー指揮によるクリス
マス関連クラシック作品ばかりを収録した、盛りだくさんのアルバムです。




<Molt Fine>
MF 25701 ¥2800
ドビュッシー:12のエチュード (練習曲)
「ショパンの思い出のために」
第1集 I 五本の指のための-チェルニー氏による  
II 三度のための、III 四度のための IV 六度のための、
V オクターヴのための、VI 八本の指のための 
第2集 VII 半音階のための、VIII 装飾音のための
IX 反復音のための、X 対比させられる響きのための
XI 組み合わされたアルペッジョのための、XII 和音のための
樋口紀美子(ピアノ)
録音: 2012年3月12日,13日 浜離宮朝日ホール(東京)
録音方式: DSD to finest CD
ピアニストの樋口紀美子、満を持してのドビュッシー「12のエチュード」(練習
曲)の録音です。 樋口紀美子は1974年に渡独、エッセン国立音楽大学、ベルリ
ン芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学で学んだあとベルリンを拠点に、
ドイツ、スイス、イタリア各地で数多くのリサイタルを行う一方、ベルリン教
会音楽大学などで教育分野でも活躍し、2007年8月に33年ぶりに帰国しました。
1977年にはイタリアのフィナーレ・リグレ国際ピアノ・コンクールで3位入賞、
80年にはスイスのルガノ国際ピアノ・コンクール「スケルツォ特別賞」を受賞
しています。
上記の経歴のように、30年以上にわたりドイツを中心に活躍してきた樋口です
が、意外にもドビュッシーを主要なレパートリーとしており、とりわけ最晩年
の傑作「12のエチュード」を30年以上前からしばしば演奏会で取り上げてきま
した。1989年11月9日、ベルリン・フィルハーモニー・カンマームジークでのデ
ビュー・リサイタルで、エチュード全曲の演奏したまさにその日に東西を隔て
る壁が崩れ、後半6曲を弾いた2006年の東京でのリサイタルがきっかけで、日
本で新しく生活を始める決心するなど、彼女にとって特別な作品となっていま
す。ドビュッシーのピアノ音楽の集大成ともいえるこの曲集は、「音程へのこ
だわり」と「響きの追求」という彼の本質が12の曲に凝縮されています。単な
る技術の鍛練の水準をはるかに超えた、高度な芸術性を演奏者に要求しており、
演奏者は大いなる覚悟と集中力を求められます。
生誕150年のドビュッシー・イヤーに向けて、樋口はこの難曲の録音に集中し
て取り組んできました。録音会場は響きの良さで定評のある浜離宮朝日ホール
を選び、事前リハーサルも同ホールで行うなど、万全の態勢で録音に臨みまし
た。
録音会場は極上の響きで満たされ、ドビュッシーのピアニズムの極致ともいえ
る至高の境地を記したCDがここに誕生しました。




<Hyperion>
CDA 67957 ¥2080 ※9月17日までのご注文特価 ¥1750
ガブリエリ:サクラ・シンフォニア集 ――
主の御声(C64)/集いにて(C78)/第1旋法によるカンツォン(C176)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C24)
すべての民よ、手を打ち鳴らせ(C52)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C56)/キリエ(C71-73)
処女マリア(C35)/マニフィカト(C75)/聖母マリアの連祷(C63)
喜び躍れ、天の軍勢よ(C131)
ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
エクス・カシドラ、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、
コンチェルト・パラティーノ
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、コンチェルト・パラティ
ーノという世界有数の古楽系金管アンサンブルとの共演となるエクス・カシド
ラのガブリエリ。
ガブリエリが発展させたヴェネツィアの複合唱(分割合唱)様式、ザ・シックス
ティーンのグレース・ダヴィッドソンを擁するエクス・カシドラの神々しきハ
ーモニー、古楽系金管楽器の豊かな倍音と音色の饗宴が、17世紀ヴェネツィア、
サン・マルコ寺院に響いた音楽を再現してくれる。
録音:2012年5月27日-29日、オール・ハロウズ教会
(ゴスペル・オーク、ロンドン)

CDA 67915 ¥2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.58 ――
ピクシス:
ピアノ協奏曲ハ長調Op.100(世界初録音)、
ピアノ小協奏曲変ホ長調Op.68(世界初録音)
タールベルク:ピアノ協奏曲ヘ短調Op.5
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスマニア交響楽団
当時のヨーロッパで人気、評価を二分したフランツ・リストを相手に、1837年
のパリを舞台に行われた「ピアノによる決闘」が有名なタールベルク。
リストと比肩した大ピアニストが作曲した唯一の「ピアノ協奏曲」は、高度な
ヴィルトゥオージティとスタミナが求められるロマン派の大作である。
録音:2011年5月10日-14日、フェデレーション・コンサート・ホール
(タスマニア)

CDA 67864 ¥2080
シューベルト:
弦楽五重奏曲ハ長調D.956*/楽四重奏曲第12番ハ短調D.703《四重奏断章》
タカーチ弦楽四重奏団〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、ジェラルディン・ウォルサー
(ヴィオラ)、アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕、
ラルフ・カーシュバウム(チェロ)*
1828年、シューベルトが死の6週間前に仕上げた遺作「弦楽五重奏曲」。
第2チェロが加わり、低音域の充実と響きの幅が広がった「弦楽五重奏曲」は、「ザ・グレイト」と同じく"ハ長調"と"長大なスケール"という特徴を持ったシューベルト最晩年の傑作である。
タカーチ弦楽四重奏団にとって、デッカ時代から約20年振りのレコーディング
となる「弦楽五重奏曲」と「四重奏断章」。
録音:2012年5月18日-21日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール
(モンマス)

CDA 67908 ¥2080
C.P.E.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集Vol.2 ――
ソナタ嬰ヘ短調H.37,Wq.52-4/ソナタ ホ長調H.39,Wq.62-5
ソナタ ハ短調H.121,Wq.65-31/ソナタ イ長調H.135,Wq.65-32
幻想曲嬰ヘ短調H.300,Wq.67/ロンド ニ短調H.290,Wq.61-4
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
ピアノ王国ハイペリオンが次代のエースとして大きな期待を寄せている逸材、
ダニー・ドライヴァーが弾くカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-
1788)の鍵盤ソナタ集Vol.2!
バッハ一族の大作曲家であると同時に傑出した鍵盤奏者でもあったC.P.E.バッ
ハは、200曲を超える鍵盤作品の作曲を行い、音楽理論と共に後世に大きな影響
を与えている。
創意工夫にあふれたC.P.E.バッハのソナタに取り組むダニー・ドライヴァー。
ピアノによるC.P.E.バッハの新たなスタンダードとなる可能性は高い。
録音:2012年1月19日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CDA 67844 ¥2080
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.6 ――
変わらぬものOp.69-3/星Op.69-1/森を行くOp.69-4/ひどい天気Op.69-5
赤いばらTrV.119/目覚めたばらTrV.90/めぐり合いTrV.98
僕らは踊りだしたい気持ちだTrV.175/小川Op.88-1
ベルヴェデーレ上宮からの眺めOp.88-2/歌曲集《商人の鑑》Op.66
誰がしたのか?TrV.142/あおいTrV.297
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の歌曲全集第6巻では、ヨーロッパで急
速に評価を高めているイギリスの若きソプラノ、エリザベス・ワッツがハイペリ
オン初登場!
第6巻には、1921年に出版された歌曲集「商人の鑑」や、シュトラウスの生前に
は出版されず、1985年にキリ・テ・カナワが初演を行った「あおい」などを収
録。
優れたプログラム構成、ヴィニョールズのピアノ伴奏、そしてエリザベス・
ワッツの歌声。充実の内容に改めて感服。
録音:2012年1月16日-18日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDA 67904 ¥2080
18世紀ポルトガルの愛の歌 ――
作曲者不詳:
ガニンハ、私のガニンハ/ダ・シルヴァ・レイテ:テンポ・キ・ブレーヴェ・
パッサステ、フランシスコ・ゲラルドのトッカータ
作曲者不詳:フォイ・ポル・ミン、フォイ・ペラ・ソルテ
ダ・シルヴァ・レイテ:オンデ・ヴァス・リンダ・ネグリンハ
アヴォンダーノ:メヌエット第4番
作曲者不詳:ア・ミンハ・ネリーナ、エ・デリシア・テル・アモール
ポルトガル:ヴォーチェ・トラータ・アモール・エン・ブリンコ
ダ・シルヴァ・レイテ:メヌエット
ポルトガル:ヤ・ヤ・メ・ヴァイ・マリーリア
マウリシオ:ソブレ・アス・アサス・ダ・テルヌラ
セイシャス:トッカータ第8番
マウリシオ:キ・フィズ・エウ・ア・ナトゥレーザ?
アヴォンダーノ:メヌエット第6番
ポルトガル:クイダドス、トリステス・クイダドス
マウリシオ:エ・アモール・ア・レイ・スアーヴェ
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調Kk.466
作曲者不詳:オス"メ・デイシャス"ケ・トゥ・ダス
ラヴェントゥーラ・ロンドン、ザク・オズモ(指揮)
16世紀-18世紀の西ヨーロッパの音楽をレパートリーとするイギリスのピリオド
・アンサンブル、ラヴェントゥーラ・ロンドンのハイペリオン・デビュー・レ
コーディング。
ハル大学の古楽学科でディレクターを務めている古楽器奏者ザク・オズモが
2009年に結成したラヴェントゥーラ・ロンドン。メランコリックでリリカル、
それであり明るくリズミカルな表情を持つ18世紀ラテンの愛の歌が、感情豊か
に歌われる。
録音:2012年1月19日-21日、オール・セインツ教会(ロンドン)

CDS 44311/3 3枚組 ¥4160
スタンフォード:宗教合唱作品集 ――
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ロ長調Op.10/主は私の羊飼い
正しき人の魂は/いかに幸いなことか
マニフィカトとヌンク・ディミティス イ長調Op.12
口でイエスは主であると公に言い表しOp.37-2
マニフィカトとヌンク・ディミティス ヘ長調Op.36
そして、私は別の天使をOp.37-1/我らの父
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ホ長調
ユビラーテとテ・デウム変ロ長調Op.10
マニフィカトとヌンク・ディミティス ト長調Op.81
聖書の歌と6つの賛歌Op.113
テ・デウム、ベネディクトゥスとサンクトゥス ハ長調Op.115
マニフィカトとヌンク・ディミティス ハ長調Op.115
新しいエルサレムの聖歌隊Op.123/グローリア/聖パトリックの胸当て
栄光と力強き神Op.135-3/永遠なる父Op.135-2
フォー・ロー、アイ・ライズ・アップOp.145/マニフィカト変ロ長調Op.164
暗闇を照らす光よ/正しきことを述べる者の足は美しい
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、
デイヴィッド・ヒル(指揮)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924)が英国国教会のために
作曲を行った「マニフィカトとヌンク・ディミティス」を中心とした宗教合唱
作品集がボックスになって新登場!
演奏が多くの名唱を聴かせてくれたデイヴィッド・ヒルとウィンチェスター大
聖堂聖歌隊というところもポイント。
録音:1997年1月&4月、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)
CDA 66964、CDA 66965&CDA 66974の新装移行再発売




<Helios>
CDH 55413 ¥1280
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス/組曲《1922年》Op.26
ジョン・マッケイブ(ピアノ/ファツィオーリ)
パウル・ヒンデミット(1895-1963)の作曲理論、対位法や調性が作品として具現
化された代表作「ルードゥス・トナリス」。
ロマン主義から脱却を目指したヒンデミットの冒険的な作品を、自らも作曲家
として活躍する重鎮ジョン・マッケイブがファツィオーリのピアノで解明して
ゆく。
録音:1995年7月18日-20日/CDA 66824からの新装移行再発売




<Onyx>
ONYX 4105 ¥2180
汚れなき乙女、いじわる女、がみがみ女 ――
パーセル:祝福されし聖処女の戒め
ベルリオーズ:オフェリアの死
ゲーテの《ヴィルヘルム・マイスター》より 6つのミニョンの歌
シューベルト:私に言わせないで、シューマン:その姿のままで、
リスト:君よ知るや,南の国、チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが、
デュパルク:ミニョンのロマンス、ヴォルフ:君よ知るや南の国
ホロヴィッツ:マクベス夫人
プーランク:歌曲集《偽りの婚約》、愛の小径
ポーター:ザ・フィジシャン
デューク:エージズ・アゴー
ロジャース&ソンドハイム:
ボーイ・フロム・タカレンボ・ラ・トゥンバ・デル・フエゴ・サンタ・
マリパス・サカテカス・ラ・ハンタ・デル・ソル・イ・クルス
スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
2008年にオニックス(Onyx)からリリースされたソロ・アルバム、22人の作曲家
による「フランス歌曲の百年」(ONYX 4030)で素晴らしい歌声とプログラムを披
露してくれたスーザン・グラハム(グレアム)。
名伴奏者マルコム・マルティヌーとのデュオで贈るスーザン・グラハムの新し
いプログラムは、女性の感情の変化を歌った「汚れなき乙女、いじわる女、が
みがみ女(Virgins, Vixens & Viragons)」!
汚れを知らなかった清らかな乙女が、次第に狡賢さを覚え、果てにはがみがみ
とまくし立てる女性へと変貌してゆく過程、揺れ動く感情を際立つ歌唱力で表
現するスーザン・グラハム。
これほどまでに大胆かつ見事なコンセプトと至上の歌声を併せ持つ歌曲集には、
なかなか出会うことは出来ないだろう。

ONYX 4102 ¥2180
海 - フォーレ、シューベルト&ドビュッシー:歌曲集 ――
ドビュッシー:ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲、美しい夕暮れ
フォーレ:
歌曲集《幻想の水平線》Op.118、歌曲集《ある1日の詩》Op.21、
ゆりかごOp.23-1、ひそやかにOp.58-2、漁師の歌Op.4-1、涙Op.51-1
シューベルト:
舟乗り、海の静けさ、冥府への旅、ドナウにて、エルラフ湖、
ゴンドラの漕ぎ手、帰り道、川辺にて、冥府から来た群れ
ヘンク・ネヴェン(バリトン)、ハンス・アイザッカース(ピアノ)
ヘンク・ネヴェンは、オランダのアムステルダム音楽院でマールテン・コニン
グスベアガーとマルグリート・ホーニクの薫陶を受け、2011年には権威あるオ
ランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)の受賞、オニックス(ONYX)からのソロ
・デビュー(ONYX 4052)を果たし上昇気流によるオランダ期待のバリトン歌手。
フランスのフォーレとドビュッシー、歌曲王シューベルトの音楽で構成される
"海"テーマとしたプログラムでは、ヘンク・ネヴェンの豊かで気品のある歌声
が、海や水にまつわる多様な色彩感と感情を歌い上げる。ネヴェンの歌声が、
オランダに到来したバリトン新時代の証拠となる。




<Linn>
CKD 417(SACD-Hybrid) ¥2380
鳥の歌いまは絶え - チューダー朝時代のラテン語の音楽 ――
バード:光なり日なるキリスト/ホワイト:エレミアの哀歌
パーソンズ:アヴェ・マリア/バード:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
バード:われらはいかに主の歌を歌わん、エレミアの哀歌
ホワイト:光なり日なるキリスト(IV)
マニフィカト、フィリップ・ケイブ(指揮)
マニフィカトが歌うバード、ホワイト、パーソンズの教会音楽には優れた対位
法が発揮されており、カトリックと英国国教会が両立した時代におけるラテン
語の名作である。
マニフィカトのハーモニーの全てを捉えるリン(Linn)の優秀録音が、今回も絶
大な効果をもたらしてくれることだろう。

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