クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-04 No.28

2010年04月30日 14時22分43秒 | Weblog
<Decca>
4803046 74枚組 \28800
ヴェルディ・エディション
CD1-2
歌劇《オルベルト、サン・ボニファーチョ伯爵》全2幕
サミュエル・レイミー(バス) マリア・グレギーナ(ソプラノ) 
ヴィオレッタ・ウルマーナ、サラ・フルゴーニ(メゾ・ソプラノ) 
スチュアート・ネイル(テノール) 
アカデミー室内管弦楽団 指揮:サー・ネヴィル・マリナー 他
CD3-4
歌劇《王国の一日(にせのスタニスラオ》)全2幕
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ) 
ホセ・カレーラス(テノール) ジェシー・ノーマン(ソプラノ) 
アンブロシアン・シンガーズ 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD5-6
歌劇《ナブッコ》全4幕
ティト・ゴビ(バリトン) エレナ・スリオティス(ソプラノ) 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD7-8
歌劇《十字軍のロンバルディア人》全4幕
プラシド・ドミンゴ(テノール) ルッジェーロ・ライモンディ(バリトン) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD9-10
歌劇《エルナーニ》全4幕
ジョン・サザーランド(ソプラノ) パアタ・ブルチュラーゼ(バス) 
レオ・ヌッチ(バリトン) 
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リチャード・ボニング 他
CD11-12
歌劇《2人のフォスカリ》全3幕
ピエロ・カップッチッリ(バリトン) ホセ・カレーラス(テノール) 
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD13-14
歌劇《ジャンヌ・ダルク(ジョヴァンナ・ダルコ)》プロローグ&3幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) ローランド・パネライ(バリトン) 
ジューリオ・スカリンチ(テノール) アントニオ・マッサリア(バス) 
ミラノ・イタリア放送交響楽団 指揮:アルフレッド・シモネット 他
CD15-16
歌劇《アルツィラ》プロローグ&2幕
マリーナ・メシェリアコワ(ソプラノ) ラモン・ヴァルガス(テノール) 
パオロ・ガヴァネッリ(バリトン) 
ジュネーヴ大劇場合唱団 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:ファビオ・ルイージ 他
CD17-18
歌劇《アッティラ》プロローグ&3幕
ルッジェーロ・ライモンディ(バリトン) 
クリスティーナ・ダーティコム(ソプラノ) シェリル・ミルンズ(バリトン) 
カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD19-20
歌劇《マクベス》全4幕
レオ・ヌッチ(バリトン) サミュエル・レイミー、
ジャンフランコ・カザリーニ(バス) 
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ) 
アンナ・カテリーナ・アントナッチ (ソプラノ) 
ヴェリアーノ・ルケッティ、アントニオ・バラソルダ(テノール) 
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リッカルド・シャイー 他
CD21-22
歌劇《群盗》全4幕
シモーネ・アライモ、サミュエル・レイミー(バス) 
アーサー・デイヴィス、フランコ・ボニゾッリ(テノール) 
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)  マッテオ・マヌグエッラ(バリトン) 
ウェールズ国立
歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リチャード・ボニング 他
CD23-25
歌劇《エルサレム》全4幕
マリーナ・メシェリアコワ(ソプラノ) 
マルチェッロ・ジョルダーニ(ソプラノ) 
マルチェッロ・ジョルダーニ(バス) 
ジュネーヴ大劇場合唱団 
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:ファビオ・ルイージ 他
CD26-27
歌劇《海賊》全3幕
ホセ・カレーラス(テノール) ジェシー・ノーマン、
モンセラート・カバリエ(ソプラノ) 
ニュー・フィルハーモア管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD28-29
歌劇《レニャーノの戦い》全3幕
カティア・リッチャレッリ(ソプラノ) ホセ・カレーラス(テノール) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD30-31
歌劇《ルイザ・ミラー》全3幕
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール 他
CD32-33
歌劇《スティッフェリオ》全3幕
シルヴィア・シャシュ(ソプラノ) ホセ・カレーラス(テノール) 
ORF交響楽団&合唱団 指揮:ランベルト・ガルデッリ 他
CD34-35
歌劇《リゴレット》全3幕
ジューン・アンダーソン(ソプラノ) ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
レオ・ヌッチ(バリトン) ニコライ・ギャゥロフ(バス) 
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団 指揮:リッカルド・シャイー 他
CD36-37
歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) 
アントネッラ・バナウディ(ソプラノ) 
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ) レオ・ヌッチ(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 指揮:ズービン・メータ 他
CD38-39
歌劇《椿姫》全3幕
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ロバート・メリル(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 
指揮:サー・ジョン・プリッチャード 他
CD40-42
歌劇《シチリア島の夕べの祈り》全5幕
プラシド・ドミンゴ(テノール) ルッジェーロ・ライモンディ、
シェリル・ミルンズ(バリトン) マルティナ・アロヨ(ソプラノ) 
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 他
CD43-44
歌劇《シモン・ボッカネグラ》プロローグ&3幕
レオ・ヌッチ(バリトン) パアタ・ブルチュラーゼ(バス) 
キリ・テ・カナワ(ソプラノ) ジャコモ・アラガル(テノール) 
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD45-46
歌劇《アロルド》全4幕
ニール・シコフ(テノール) キャロル・ヴァネス(ソプラノ) 
アンソニー・マイケルズ=ムーア(バリトン) 
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団 指揮:ファビオ・ルイージ
CD47-48
歌劇《仮面舞踏会》全3幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) シェリル・ミルンズ(バリトン) 
レナータ・テバルディ(ソプラノ) レジーナ・レズニーク(メゾ・ソプラノ) 
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
指揮:ブルーノ・バルトレッティ 他
CD49-51
歌劇《運命の力》全4幕(1862年原典版)
ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ) 
オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ) ゲガム・グリゴリアン(テノール) 
ニコライ・プチーリン(バリトン) アスカル・アブドラザーコフ(バス)
サンクトペテルベルク・キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮: ワレリー・ゲルギエフ 他
CD52-54
歌劇《ドン・カルロ》全5幕(1867年パリ初演版)
レナータ・テバルディ、グレーズ・バンブリー(ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ニコライ・ギャウロフ(バス・バリトン) 
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD55-57
歌劇《運命の力》全4幕(1869年改訂版)
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ 他
CD58-59
歌劇《アイーダ》全4幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) 
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ) 
カルロ・ベルゴンツィ(テノール) 
ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン 他
CD60-61
レクイエム
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ) 
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) マルッティ・タルヴェラ(バス) 
ウィーン国立歌劇場合唱団 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
CD62-65
歌劇《ドン・カルロ》全4幕(1884年ミラノ初演版)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド 他
CD66-67
歌劇《オテロ》全4幕
レナータ・テバルディ(ソプラノ) マリオ・デル・モナコ(テノール) 
ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団 指揮:アルベルト・エレーデ 他
CD68-69
歌劇《ファルスタッフ》全3幕
サー・ゲラント・エヴァンス(バリトン) 
RCAイタリア・オペラ管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ 他
CD70
「宗教曲集」
荘厳ミサ曲(グロリア・ミサ)/世の罪を取り除かれる方よ/これほどすばらし
い秘蹟を ヘ長調/讃えなさい、子らよ/これほどすばらしい秘蹟を ト長調
/私どもの父よ/アヴェ・マリア/われを解き放ちたまえ(ロッシーニに捧げ
るミサ:1869年版)
エルダー・アリーヴ、ミケーレ・ペルトゥージ(バス)ケネス・ターヴァー、
ファン・ディエゴ・ フローレス(テノール) エリザベッタ・スカーノ、
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(ソプラノ)
ダニエレ・フェラーリ(オルガン) 
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団 
指揮:リッカルド・シャイー 他
CD71
「歌曲集」
日没/誘惑/星に/小さな煙突掃除/安らぎは失われ/ああ、悲しみの聖母様
/想い出にひかれて/ジプシー女が/亡命者/墓に近づかないでおくれ/寂し
い部屋で/暗い夜の恐怖の中で/哀れな男/ストルネッロ/アヴェ・マリア
マーガレット・プライス(ソプラノ) ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
CD72
「合唱曲&バレエ音楽集」
聖歌四篇(4つの宗教合唱曲)
シカゴ交響楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
諸国民への讃歌/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
《オテロ》-バレエ音楽/《アイーダ》-凱旋行進曲‐バレエ音楽/
《マクベス》-バレエ音楽
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 指揮:リッカルド・シャイー
CD73
「室内楽曲集」
弦楽四重奏曲ホ短調/《ルイザ・ミラ》(弦楽四重奏版:ムツィオ編)
ハーゲン弦楽四重奏団
CD74
「ヴェルディ・ディスカヴァリーズ」
シンフォニア ハ長調/ピアノと管弦楽のための変奏曲/
《運命の力》序曲(1862年初演版)/トランペットと管弦楽のためのアダージョ
/《アイーダ》-シンフォニア(1872年版)/《ヴィルジニアの歌》(オーボエと
管弦楽のための変奏曲)/《オテロ》序曲/《十字軍のロンバルディア人》-
第3幕への前奏曲/《シモン・ボッカネグラ》序曲(1857年版)/ファゴットと
管弦楽のためのカプリッチョ
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー
録音:1959-2002年
2011年に没後100年を迎えるヴェルディを記念した豪華74枚組。改訂版を含む
彼の30のオペラをすべて収録してあるのはもちろん、宗教曲、合唱曲、歌曲、
室内楽、そして演奏機会の稀な珍曲まで完璧に網羅した、これ以上望みようの
ない充実したラインナップになっています。ヴェルディ・ファンにも、初心者
にも、幅広くお薦めなBOXです。




<DACAPO>
6.220539(SACD-Hybrid) \1980
モーツァルト(1756-1791):交響曲集第4集-1771年
1.交響曲第12番ト長調 K110/2.交響曲ハ長調 K96
3.交響曲第13番へ長調 K112/4.交響曲第14番イ長調 K114
演奏: アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク放送室内管弦楽団
モーツァルト15歳に書かれた4曲の交響曲です。その前年の暮れに「ポンテの
王ミトリダーテ」を初演し、ミラノの聴衆の度肝を抜いた彼ですが、この当時
に書かれた作品には明らかにイタリア様式の影響が見て取れます。この年の3月
に一度はザルツブルクに戻りますが、また8月になると2度目のイタリア旅行に
出かけ、また大きな成長を遂げます。1772年に書かれた第14番あたりからは、
作風も変わり青年期の作品になっていくのです。

6.220541(SACD-Hybrid) \1980
モーツァルト(1756-1791):交響曲集第6集-1772-73年
1.交響曲第19番変ホ長調 K132/2.交響曲第20番ニ長調 K133
3.交響曲第21番イ長調 K134/4.交響曲第26番変ホ長調 K184
演奏: アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク・ラジオ・シンフォニエッタ
トランペットの音色が祝祭的な気分を盛り上げる第20番、ノーブルな香り漂う
第19番、躍動感溢れる第21番、これらは全て16歳のモーツァルトによって書か
れています。そして第26番になると、もっと複雑で独自の音楽へと変貌してい
くのです。この進化の早さは驚くばかり。フィッシャーはいつものように、瑞
々しく元気のよい音楽を作り上げています。指揮者のフィッシャーは、変ホ長
調の響きに、早くも「魔笛」の萌芽を感じ取っているそうです。

8.226057 \1780
ゲーゼ(1879-1963):ワルツ、タンゴ、映画音楽集
1.素敵なワルツ/2.夢想のワルツ/3.マキシムの夜-華麗なワルツ/4-9.シネ
マ・ミュージック「シリーズ 1」/ 10.メロディ/11.モナ・ヴァンナ -タン
ゴ・ブルース/ 12.タンゴ「妖艶な女」/ 13-18.シネマ・ミュージック「シ
リーズ 2」/19.ラヴェンダーの香り-夢/20.彼らは合格/21.フリュネ-ワル
ツ・レント/22.親密なワルツ
演奏:クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)
ゲーゼの名前は知らずとも、あの有名なタンゴ「ジェラシー」を聴いたことの
ない人はいないのでは・・・。彼は作曲家でもあり、コペンハーゲンの主要な
指揮者の一人としても知られています。この彼のワルツは実にオシャレで、
1920年代のレストランで食事をしているような雰囲気に満ちています。また彼
は初期の映画音楽を発展させた作曲家でもあり、ここに収録されている「シネ
マ・ミュージック」は無声映画の黄金時代の栄華を極めたもので、まさに良き
時代を感じさせる逸品です。他のどのワルツも秀逸で、ついつい口ずさんでし
まいそうな親しみあるメロディばかりです。

6.220584(SACD-Hybrid) \1980
リーサゲル(1897-1974):管弦楽作品集
1-8.愚者の楽園 Op.33 管弦楽のための組曲 I/9-14.愚者の楽園 Op.33 管弦
楽のための組曲II/ 15-20.郵便馬車の12人 Op.37/21-23.トランペットと弦
楽のためのコンチェルティーノ Op.29/24-29.童話劇のための音楽「ダドゥー
セ」 Op.32
演奏:ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)…21-23
ヘルシングボリ交響楽団/トマス・ダウスゴ(指揮)
既発盤 8.224082の SACD仕様。リーサゲル(リサエル)は、1897年にエストニア
の一都市で生まれましたが、 3歳の時に家族とともにデンマークへ戻ってきま
した。最初、音楽理論や作曲、そして政治学をコペンハーゲンで学び、1920年
代からはフランスへ渡り、ルーセルに師事、「六人組」と接触し、ストラヴィ
ンスキーの音楽から激しい影響を受けました。その後ライプツィヒでも学び、
様々な音楽的変遷を経て、最終的にはデンマーク音楽に新古典主義のスタイル
を持ちこんだのです。ここに収録された音楽はどれも、バロックの時代に準拠
した形式のとてもわかりやすいもので、その色彩感の豊かさと、賑やかさが特
徴です。彼の代表作である「愚者の楽園」はストラヴィンスキー風、「郵便馬
車の12人」はチャイコフスキー風、「コンチェルティーノ」はバロック風、そ
して「北京の結婚式」の副題を持つ「ダドゥーセ」は中国風。そんな楽しい音
楽が詰まっています。




<OUR Recordings>
6.220602(SACD-Hybrid) \1980
メロディーズ-ヴァイオリンとギターで奏でるロマンティックなメロディ
1.マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲/2.クライスラー(1875-1962):愛の悲し
み/ 3.ヘンデル(1685-1759):ラルゴ/4.シューベルト(1797-1828):アヴェ・
マリア/5.モーツァルト(1756-1791): アヴェ・ヴェルム・コルプス/6.フォ
ン・パラディス(1759-1824):シシリエンヌ/ 7.ラロ(1823-1892):アンダンテ
/8.ビゼー(1838-1875):間奏曲/ 9.ヘンデル(1685-1759):ラルゲット/10.グ
リーグ(1843-1907):牛よせ歌/11.グルック(1714-1787): 精霊の踊り/12.グ
リーグ(1843-1907): 子守歌/13.パガニーニ(1782-1840):カンタービレ/14.
クライスラー(1875-1962): 美しきロスマリン/ 15-17.サティ(1866-1925):
ジムノペディ 1-3
演奏:チェン・イ(ヴァイオリン)/ラース・ハンニバル(ギター)
このアルバムに収録された何とも静かで濃密な響きを聴いてみてください。ギ
ターの柔らかい音色とヴァイオリンのロマンティックな魅力。これらが合わさ
ることにより、より一層親密な音楽が作りあげられます。お互いに高め合う2人
の音は、まるでセレナーデのように夜のしじまに溶けていくかのような妖艶さ
と儚さを持っています。午後のまどろみのひととき、または眠りに就く前には、
このような幸せな音色がぴったりです。ヴァイオリンを演奏するチェンは、
2008年の中国国際ヴァイオリン・コンクールの金メダリスト。現在、北京で人
気急上昇中の若手です。

6.220601(SACD-Hybrid) \1980
カフェ・ウィンナ-19世紀のカフェ・ミュージック
1-3.ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大二重奏曲 Op.52/4.カルッリ(1770-
1841):イギリス民謡による幻想曲 Op.102/5.キュフナー(1776-1856):フラン
ス民謡によるポプリ Op.226/6.ベートーヴェン(1770-1827):マンドリン・ソ
ナチネハ短調 WoO43a(リコーダーとギター編)/7.ベートーヴェン:マンドリ
ン・ソナチネハ長調 WoO44a(リコーダーとギター編)/8.クレーメル(1795-
1837):序奏、主題と変奏 Op.32 /9.マイセダー(1789-1863):ベートーヴェン
とロッシーニの主題によるポプリ/ 10.シャインディースト(1800年代):オー
ストリア民謡による変奏曲
演奏:ミカラ・ペトリ(リコーダー)/ラース・ハンニバル(ギター)
ミカラ・ペトリの演奏家生活 40周年記念!長年のパートナーであるラース・
ハンニバルと共に 18世紀から19世紀のウィーンの心地良い音楽を録音した1枚
です。さて、17世紀末のウィーンで最初にカフェを開いたのは、コルシツキー
というポーランド系のハプスブルクの兵士だと言われています。彼は当時ウィ
ーンを包囲していたオスマントルコを撃退するのに一役買い、その褒美にトル
コ軍が残していったコーヒー豆を賜り、カフェを開店したと言うのです。今で
は、その逸話は伝説とされていますが、なんとも夢のある話です。このカフェ、
またたく間にウィーン中に広まり、芸術家たちの憩いと議論の場になったこと
はご存じの通りです。もちろんそこで流れる極上の音楽も忘れてはいけません。
1杯のコーヒーを手にしながら聴いてみてください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.27-1

2010年04月28日 21時06分09秒 | Weblog
<TUDOR>
TUDOR 7158(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚価格) \2080
マーラー:
交響曲第2番ニ短調「復活」
ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団
アンネ・シュヴァネヴィルムス(S)、リオバ・ブラウン(A)
バンベルク交響楽団合唱団
録音:2008年3月14・15日ヨゼフ・カイルベルト・ザール,バンベルク、
ライヴ録音、84:17
ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団のマーラー:交響曲シリーズ第5弾。
前回のセッション録音による第9番は精巧で美しく、しかし力感に満ちた近年
稀にみる名演と好評でした。この「復活」はそれに加えてライヴならではの熱
気に満ちています。しかしノット特有の精緻に音を積み上げ、一つの音もない
がしろにしない音楽作りは相変わらず。また現代音楽を得意とするノットは打
楽器の強烈な打ち込みなども躊躇しません。優秀録音であることも手伝ってこ
の「復活」も新鮮に鳴り響きます。それが、ライヴでこの熱気を伴って達成さ
れていることは驚異的です。これは耳の良い指揮者が確たる信念をもってオー
ケストラをトレーニングした結果でしょう。ノットとともに黄金時代を迎えつ
つあるバンベルク交響楽団は、2004年から3年に一度「マーラー指揮者コンク
ール」を開催(第1回優勝者はあのドゥダメル)。バンベルクは新しいマーラー
の聖地になりつつあります。

TUDOR 7177 \2080
「ドルチェとスタッカート」-テレマン:管弦楽作品集
管弦楽組曲 ト短調 TWV55:g4/協奏曲 ホ長調TWV 51:E1
ソナタ ヘ短調 TWV44:32/協奏曲 ヘ長調 TWV53:F1
管弦楽組曲 変ロ長調 TWV55:B5
ドミニク・キーファー(指揮)
カプリッチョ(バロック・オーケストラ)
録音:2009年7月
テレマンの管弦楽作品を収録している。カプリッチョは、1999年に結成された、
スイス、バーゼルのピリオド楽器オーケストラ。
マッジ:6つの協奏曲(TUDOR7173)に続くアルバム。コンサートマスターのドミ
ニク・キーファーが音楽監督を務め、活発に活動している。ドイツ風のゴツゴ
ツしたテレマンではなく、フランス風の柔らかさが生かされた演奏だ。




<BRIDGE>
BCD 9315(DVD-Video) \1980
「ヴァシリー・プリマコフ、ブラームス・ショパン・スクリャービンを弾く」
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ショパン:
バラード ト短調Op.23/バラード ヘ長調Op.38/バラード 変イ長調Op.47/
バラード ヘ短調Op.52
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2009年6月24,25日,オーデンセ,
今やBRIDGEレーベルの看板アーティストと言っても過言ではないヴァシリー・
プリマコフ(1979年モスクワ生まれ)、ついにDVDがリリースした。ライヴでは
なく、2009年6月、デンマークのオーデンセのカール・ニールセン・ホールで
の録音セッションを利用して収録されたもの。鮮やかで瑞々しいプリマコフの
音楽性は、映像と共にすると一層引き立って聞こえる。ことに新鮮な湧水が撥
ねるようなスクリャービンのソナタが素晴らしい。

BCD 9320 \1980
(1)ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
(2)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14
(3)ムソルグスキー:展覧会の絵
ギャリック・オールソン(Pf)
録音:(1)(2)2008年11月24,25日ニューヨーク,
(3)1974年5月17日プラハ・ライヴ,
1970年のショパンコンクールの覇者、ギャリック・オールソンが弾くロシアの
作曲家の作品集。オールソンラフマニノフとプロコフィエフは2008年の録音。
冴え渡ったテクニックの中に雑味のない味わいが広がる。「展覧会の絵」は、
1974年5月のプラハでのライヴ。27歳のオールソンのストレートな勢いが楽し
める。

BCD 9314 2枚組 \3960
エリオット・カーターの音楽Vol.8
「2002-2009年の16作品」
(1)ホルン協奏曲
(2)マッド・リーガルス-ジョン・アッシュベリーの詩による
(3)ティンティナビュレーション
(4)風配図(ウィンドローズ)-管楽のための
(5)サウンド・フィールズ-弦楽のための
(6)楽園との会話で
(7)リトレーシング
(8)クラリネット五重奏曲
(9)フィグメント5
(10)ラ・ムジーク
(11)リトレーシング3
(12)二重奏曲
(13)フィグメント3
(14)フィグメント4
(15)ルイス・ズーコフスキーの詩
(16)リトレーシング2
(1)(4)(5)(6)オリヴァー・ナッセン(指揮)
(1)(4)(5)BBC交響楽団
(6)バーミンガム現代音楽グループ
(1)マーティン・オーウェン(Hrn)、
(2)BBCシンガーズ
(3)ニューイングランド音楽院打楽器アンサンブル
(6)レイ・メルローズ(Br)、(7)ピーター・コルケイ(Fg)
(8)(15)チャールズ・ナイディック(Cl)、
(8)ジュリアード弦楽四重奏団
(9)サイモン・ボイアー(マリンバ)
(10)(15)ルーシー・シェルトン(S)、(11)ジョン・ネルソン(Trp)
(12)ロルフ・シュルテ(Vn)、フレッド・シェリー(Vc)
(13)ドナルド・パルマ(Cb)、(14)シン=ユン・ファン(Va)
(16)ウィリアム・パーヴィス(Hrn)
録音:2008年、2009年
百歳を過ぎてもなお旺盛な創作を続ける驚異の作曲家エリオット・カーター
(1908-)の2002年から2009年までに書かれたオーケストラを含む作品集。その
数もさることながらそれぞれの作品のエネルギーの密度など、とても百歳の作
品とは思えない。演奏陣も豪華な面々。

BCD 9321 \1980
チナリー・ウン(b.1942):室内楽作品集
(1)チャイルド・ソング(1985)
(2)ルミナス・スパイラル(発光する螺旋)(1997)
(3)スパイラル6(1992)
(4)死後の静かな生活(1996)/(5)神託(2004)
ダ・カーポ・チェンバー・プレイヤーズ
ゲスト:
(2)ウィリアム・アンダーソン(G)、
(4)ルーシー・シェルトン(Sop)、他
(5)マイケル・アデルソン(指揮)、他
録音:2007・2008年
ウンはカンボジア出身でアメリカ在住。東京フィルが委嘱し、来日したことも
ある。彼はカンボジアの伝統音楽と現代の語法を融合させようとしていて、作
風は南方の武満徹といった風情で湿った大気のなかでミステリアスな旋律がた
ゆたう。アメリカのルー・ハリソンとも共通する雰囲気を持っている。2004年
の大作《神託》では日本の神楽のような旋律素材が使われ、松村偵三、早坂文
雄を思わせる部分もある。ダ・カーポ・チェンバー・プレイヤーズはヴァイオ
リン、チェロ、ピアノ、フルート、クラリネットの5人からなるアンサンブル。
このCDでは三重奏から七重奏まで収録されている。

BCD 9313 \1980
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第42番(旧第56番) ニ長調 Hob.XVI-42
ピアノ・ソナタ第37番(旧第50番) ニ長調 Hob.XVI-37
ピアノ・ソナタ第44番(旧第32番) ト長調 Hob.XVI-44
ピアノ・ソナタ第20番(旧第33番) ハ短調 Hob.XVI-20
アンドルー・ランジェル(ピアノ)
録音:2006年8月,2008年7月,ボストン
ランジェルはシカゴ生まれのピアニスト。ジュリアード音楽院を修了。BRIDGE
には継続的に録音を続けている。ここでのハイドンは、強い集中力と自由な発
想が見事に両立しており、研ぎ澄まされていながらも随所にハイドンらしいユ
ーモアが宿っている。ハイドンのピアノ・ソナタが単調だと思っていると面食
らう、知的刺激に満ちた名演だ。

BCD 9316 \1980
「20世紀の偉大な歌手たちVol.1」
ベニタ・ヴァレンテ(ソプラノ)アリアと歌曲集
モーツァルト:
(1)「喜びの感情が胸に湧き」 K.579
(2)「フィガロの結婚」-ああ早く来てちょうだい
(3)「あなたに明かしたい、おお神よ」 K.418
(4)ヘンデル:「リナルド」-私を泣くがままにさせて
(5)シューベルト:野ばら D.257、夜と夢 D.827、憩いなき愛 D.138、
(6)シューベルト:岩の上の羊飼い D.965
(7)ブラームス:私の愛は新緑だ Op.63/5、甲斐のないセレナード Op.84/4
(8)ヴォルフ:たとえ小さなものでも、話に聞いたのですが、誰があなたを呼ん
だの?、あなたは一本の糸で私を、どんなに長いこと、若いあなた方私の恋人
が歌っている、ペンナに恋人が住んでいる
(9)ドビュッシー:忘れられたアリエッタ
(10)オブラドルス:愛、母の愛、いちばん細くきれいな髪で、花嫁はおちびさん
ベニタ・ヴァレンテ(S)
(6)ルドルフ・ゼルキン(Pf)、ハロルド・ライト(cl)
(1)(7)(8)リチャード・グード(Pf)
(2)(4)デイヴィッド・エフロン(指揮)イーストマン管弦楽団
(10)デイヴィッド・エフロン(Pf)
(3)アレクサンダー・シュナイダー指揮
モーツァルト・フェスティヴァル管弦楽団
(9)リディア・アルティミフ(Pf)
録音:1969-89年
ベニタ・ヴァレンテは、1934年、アメリカ合衆国カリフォルニア州デラノ生ま
れのソプラノ。軽やかな美声を誇り、1960代から1980年代にかけて、オペラに
コンサートに活躍した。このCDでは、マールボロ音楽祭で巨匠ルドルフ・ゼル
キンの伴奏で歌ったシューベルトの歌曲がたいへんに貴重だ。また名ピアニス
ト、リチャード・グード伴奏のブラームス、ヴォルフも素晴らしい。





<サウンド&ミュージック・クリエーション・レーベル>
SMC1003 \3000
「サラサーテ作品集Vol.2」
(1)さらば、わが山並(アディオス・モンターニャス・ミアス) 作品37
(2)ホタ・デパブロ 作品52/(3)「ファウスト」幻想曲 作品13
(4)スペイン舞曲 作品26の1/(5)スペイン舞曲 作品26の2
(6)「カルメン」幻想曲 作品25/(7)別れ 作品9
(8)イパラギーレのソルツィーコ 作品39/(9)「ミニョン」幻想曲 作品16
(10)ルーマニアの旋律 作品47/(11)序奏とタランテラ 作品43
木野雅之(ヴァイオリン)、小川哲朗(ピアノ)
録音:2008年4月16、17日、千葉市美浜文化ホール
録音方式:DSD to finest CD
ヴィルトゥオーゾ木野雅之の超絶技巧ヴァイオリンが奏でる情熱のスパニッ
シュ・サウンド。レコード芸術5月号準特選。




<Channel Classics>
CCSSA 30310(SACD-Hybrid)
ペンデレツキ:
ホルン協奏曲《冬の旅(ヴィンターライゼ)》(世界初録音)
ヴァイオリン協奏曲第1番
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)、ロベルト・カバラ(ヴァイオリン)、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、シンフォニエッタ・クラコヴィア
2008年6月にヴラトコヴィチのソロとペンデレツキの指揮で、東京都交響楽団
と日本初演、大阪センチュリー交響楽団とは関西初演が行われ、ペンデレツキ
のファンや金管関係者の間で話題を呼んだ「ホルン協奏曲《冬の旅(ヴィンタ
ーライゼ)》」が遂に登場!
2008年に作曲&初演が行われた「ホルン協奏曲」。トーンクラスターや不協和
音連発の現代作品ではなく、ネオ・ロマンティックな作風を特徴とした作品で
あり、ペンデレツキがその生涯で初めて書いた管楽器のための協奏曲である。
高音から低音までの幅広いレンジ、安定感のある弱奏部、圧巻の技巧、そして
最大の魅力でもある美しきサウンドなど、ヴラトコヴィチの存在がこのホルン
協奏曲を"完成"させたと言っても過言ではないはずだ。
ペンデレツキ1977年の大作「ヴァイオリン協奏曲」でソリストを務めるのは、
ポーランドのレジェンド、ウミンスカとダンチョフスカの門弟ロベルト・カバ
ラ。第9回ヴィエニャフスキ国際コンクールの入賞経験や、ペンデレツキのヴァ
イオリン協奏曲第2番「メタモルフォーゼン」の名演を残しているポーランド
歴戦の勇士である。
2009年9月、カトヴィツェ・シロンスク・フィルハーモニック・ホール(ホルン
協奏曲)&2009年6月、クラクフ・フィルハーモニック・ホール(ヴァイオリン
協奏曲)の録音。

CCSSA 29610(SACD-Hybrid)
ユトレヒト条約のための音楽 ――
ヘンデル:
ユトレヒト・テ・デウム ニ長調HWV.278、
ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調HWV.279
クロフト:ユトレヒト条約のための頌歌(世界初録音)
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会、
ニッキ・ケネディ(ソプラノ)、
ウィリアム・タワーズ(アルト/カウンターテナー)、
ヴォルフラム・ラットケ(テノール)、ジュリアン・ポッジャー(テノール)、
ピーター・ハーヴェイ(バス)
徹底した時代考証と研究をベースとして再現したバッハの演奏で世界的名声を
得たフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会が、来る2013年に迎えるユト
レヒト条約締結300周年記念のために取り上げたのは、ヘンデルとクラフトの
"ユトレヒト条約のための音楽"。
数多くの国々を巻き込み多くの無益な血を流した継承戦争を終結させた"ユト
レヒト条約"を祝うために作曲されたヘンデルの「ユトレヒト・テ・デウム」
&「ユトレヒト・ユビラーテ」。
この2作品が書かれた当時ヘンデルが滞在していたのが"ユトレヒト条約"で最
も大きな利益を得た国、すなわち"イギリス"だったというシチュエーションも
実に興味深い。
ヘンデルのイギリス国教会のための作品には、大きく分けて"個別の礼拝堂用"
と"国家的な典礼儀式用"があり、ユトレヒト条約のための2作品は後者を、そ
してロンドン滞在時代のヘンデルを代表する傑作である。
また同世代のイギリス人作曲家ウィリアム・クロフトが書いた"純イギリス"の
祝祭音楽「ユトレヒト条約のための頌歌」にも要注目。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.27-2

2010年04月28日 21時05分34秒 | Weblog
<Diskant>
DK 0123-2 \2180
ギター小品集
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):性格的小品集
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):小品集
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):6つの小品
レオ・ブローウェル(1939-):風刺的前奏曲集
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):バルカンの6つの小品
マルチン・クライチョ(ギター)
録音:2009年6-10月、シャモリーン(スロヴァキア)、コンサートホール
マルチン・クライチョ(1977年生まれ)はブラチスラヴァ音楽院および音楽アカ
デミーでヨゼフ・ズサプカに師事したスロヴァキアのギタリスト。当レーベル
から発売されたメルツの作品集(DK 0095-2)で好評を博しました。

DK 0124-2 \2180
オパヴァのロマンティック・オルガン
メンデルスゾーン(1809-1447):オルガン・ソナタ変ロ長調 Op.65 No.4
ミクラーシュ・シュナイダー=トルナフスキー(1881-1958):
前奏曲集 から ニ短調(No.19),イ短調(No.12),ホ短調(No.31)
リスト(1811-1886):サルヴェ・レジナ
フランツ・シュミット(1874-1939):前奏曲とフーガ ニ長調「アレルヤ」
ヨゼフ・グレシャーク(1907-1987):
イヴァン・ソコルのオルガンの本からバルデヨフの聖エギディウスの祈り,歌
ベドジフ・アントニーン・ヴィーデルマン(1883-1951):
「眠ってほしい」によるコラール前奏曲
マックス・レーガー(1873-1916):
コラールによる幻想曲とフーガ/ハレルヤ、ほめるべき神は Op.52 No.3
マーリオ・セドラール(オルガン)
録音:2009年7月、オパヴァ(チェコ)、聖母被昇天教会

DK 0125-2 \2180
スロヴァキアの歴史的オルガン Vol.6
ハイドン(1732-1809):
音楽時計のための小品集 Hob.XIX から No.9,21,28,5,24,20,1,25
ヤン・クシチテル・クハーシュ(1751-1829):
幻想曲ホ短調/フーガ イ短調/パルティータ ハ長調
ヨハン・ゴットロープ・テプファー(1791-1870):
あなたの道を信じなさい/幻想曲/愛する神のみに従う者
ジャック=ニコラ・レメンス(1823-1881):12のオルガン小品
ヤン・ヴラディミール・ミハルコ(オルガン)
録音:2009年10月、ポプラト=ヴェルーカー(スロヴァキア)、ルター派教会
使用楽器:1856年、ヨゼフ・ザイベルト製

DK 0126-2 \2180
ロシアの子供の歌
ムソルグスキー(1839-1881):
子供部屋(全7曲;1868-1872;リムスキー=コルサコフ校訂)
リャードフ(1855-1914):
子守歌 Op.24 No.2[ピアノ独奏](1890)
民俗詩による6つの子供の歌第1巻 Op.14(1887)
民俗詩による6つの子供の歌第2巻 Op.18(1887)
民俗詩による6つの子供の歌第3巻 Op.22(1890)
音楽玉手箱 Op.32[ピアノ独奏](1893)
ストラヴィンスキー(1882-1971):
ロシアの俗謡による3つの小さな歌「幼年時代の思い出」(1913)
プリバウトキ(全4曲;1914)/猫の子守歌(全4曲;1915)
子供のための3つのお話(1915-1917)/子守歌(1917)
花のワルツ[ピアノ独奏](1914)
プロコフィエフ(1891-1953):3つの子供の歌 Op.68(1939)
ストラヴィンスキー:ふくろうと子猫(1966)
エヴァ・シュシュコヴァー(ソプラノ)
イヴァン・コスカ(ピアノ)
録音:2009年7月、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館

DK 0127-2 \2180
フランツ・パウル・リーガー(1749頃-1796):
フォルテピアノ・ソナタ&チェンバロ・ソナタ集
ト長調(*)/変イ長調(+)/イ長調(*)/ヘ長調(+)/変ロ長調(*)
ペテル・グルーアス(フォルテピアノ(*)、チェンバロ(+))
録音:2009年11月、ペジノク(スロヴァキア)、ルター派教会
フランツ・パウル・リーガーはウィーンに生まれ、スロヴァキアの首都ブラチ
スラヴァで活躍した作曲家。この国の音楽と音楽教育に大いに貢献しました。
ペテル・グルーアス(1971年生まれ)はシャレフ・アド=アエル、ボブ・ファン
・アスペレンらに師事したスロヴァキアのピリオド鍵盤楽器奏者。

DK 0128-2 \2180
オルガン・リサイタル
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
メンデルスゾーン(1809-1847):
オルガン・ソナタ第6番ニ短調「天にいます私たちの父」Op.65
フランク(1822-1890):幻想曲イ長調
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第5番 Op.42 No.1
デュプレ(1886-1971):古いノエルによる変奏曲 Op.20
マレク・ヴラーベル(オルガン)
録音:2009年11月2-4日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送大コンサート・
スタジオ
使用楽器:リーガー=クロス、Op.3500
マレク・ヴラーベルはブラチスラヴァ音楽アカデミーでヴラディミール・ミハ
ルコに師事したスロヴァキアのオルガニスト。



<HEVHETIA>
HV 0039-2 \2180
ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲とフーガ Op.87 から
第1番ハ長調/第4番ホ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調
第13番嬰ヘ短調/第15番変ニ長調/第17番変イ長調/第18番ヘ短調
第22番ト短調/第23番ヘ長調/第24番ニ短調
ペテル・カティナ(アコーディオン)
録音:2009年6月12-14日、コシツェ(スロヴァキア)、クラクソン・スタジオ

HV 0040-2 \2180
イザイ(1858-1931):
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲「ロンドン」
(1914-1916;ナンドール・セデルケニ校訂)(*)
レーガー(1873-1916):
2つのヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ト長調(1915)
ナンドール・セデルケニ、マリアンネ・リーレ(ヴァイオリン)
ミラン・ラディチ(ヴィオラ)
(*)はハンガリーのヴァイオリニスト、ナンドール・セデルケニの校訂版によ
る世界初録音。




<MUSIC CENTRE SLOVAKIA [HUDOBNE CENTRUM](スロヴァキア音楽センター)>
HC 10015 \2180
ダブラチュア雑譜集の音楽
ヨハン・カスパル・ホルン(1630頃-1685):
「パレルゴン・ムジクム、または音楽の副業」(1663)から
アルマンド(115),クラント(116),バッロ(117),サラバンド(118)
不詳:アリア(8)/ヴォルタ(9)/アモール(99)/トレツァ(20)
ザムエリス・マルクフェルナー(1621-1674):前奏曲ハ長調(97)
不詳:その夜が来た(46)/暁の星の何と美しいことか(44)
私の心の底から(44)/終結(98)
ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
アルマンド(111),クランド(112),バッロ(113),サラバンド(114)
不詳:私のリリア、私の心(14)/変奏(15)/Schmiedt Current(134)
サラバンド(16)
スタニスワフ・ルボミルスキ:コレア(83)
ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
アルマンド(128),クラント(129),バッロ(130),サラバンド(131)
不詳:コレア イ長調(71)/同変ロ長調(72)/同ハ長調(73)/同ニ長調(74)
同ホ長調(75)/同ヘ長調(76)/同ト長調(77)/同ロ長調(78)
ザムエリス・マルクフェルナー:フーガ第6旋法(95)/フーガ(136)
不詳:サラバンド(31)/サラバンド(32)/Semitta(30)
ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
アルマンド(107),クラント(108),バッロ(109),サラバンド(110)
不詳:前奏曲(91)/おお、悲しみよ(60)/恩寵である聖霊(47)
今こそ私たちは聖霊に祈る(48)/高みにある神にのみ栄光あれ(49)
ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
アルマンド(124),クラント(125),バッロ(126),サラバンド(127)
不詳:イントラーダ(70)/ハンガリーのコレア(23)/調和(24)
Rund laetum et truncum(101)/ポーランドのコレア(62)/Wechsl Tantz(52)
ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
アルマンド(65),クラント(66),バッロ(102),サラバンド(67)
マルティナ・ダクスベック(ソプラノ)
ソマ・ディニェース(チェンバロ、オルガン)
ソラメンテ・ナトゥラーリ
ミロシュ・ヴァレント(指揮)
録音:2006年12月16日、プラチスラヴァ、大司教宮殿、ライヴ
ダブラチュア雑譜集は17世紀終盤にレヴォチャの有力商人のために作られた楽
譜集で、当時のスロヴァキアでの音楽を伝える有名な資料。(上記の括弧の中
の数字は各曲に付された番号と思われます。)
中核を成すのは、オーストリアのアマチュア作曲家(本業は医者)ヨハン・カス
パル・ホルンが書いた舞曲。ソラメンテ・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレン
トが1995年に創設したスロヴァキアのピリオド楽器アンサンブル。




<MUSIC FUND SLOVAKIA [HUDOBNY FUND](スロヴァキア音楽財団)>
SF 0054-2 \2180
ペテル・マハイディク(1961-):Namah
She will be picked by herself(ピアノのための;2006)(*)
Namah(弦楽合奏のための;2000)(+)
Nell autunno del suo abbraccio insonne(ハープのための;2003)(#)
Sadness of flowing
(歌、オーボエ、ヴァイオリンとピアノのための;2003/2007)(**)
To the rainbow so close again(弦楽四重奏のための;2004)(++)
Painting(バスクラリネットのための;1999/2000)(##)
Obscured temptations(ピアノのための;2003)(***)
Water forgives(ツィンバロンのための;2007)(+++)
Lullaby(チェロのための;1999)(###)
05.12.07(ソプラノ、歌、バスクラリネット、チェロ、ドラムス、
エレクトロニクスとテープのための;2008)(※)
マユコ・キダ・タキネ(ピアノ(*/**))
ヤーン・ペシュル青年弦楽合奏団(+)
アニタ・ミロッサヨヴァー(指揮(*))
フロラレーダ・サッキ(ハープ(#))
ジョン・アンダーソン(歌(**))
ドミニク・メリハーレク(オーボエ(**))
ズザナ・ウシュコヴィチョヴァー(ヴァイオリン(**))
イカルス弦楽四重奏団(++)
グイド・アルボネッリ(バスクラリネット(##/※))
ダニエル・ガレル(ピアノ(***))
エニケ・ギンゼリ(ツィンバロン(+++))
ヨゼフ・ルプターク(チェロ(###))
ジュリー・ハンソン・ガイスト(ソプラノ(※))
ダヴィト・モス(歌、ドラムス、エレクトロニクス(※))
ダリー・ドレザル(チェロ(###))
ペテル・マハイディク(電子音、テープ(※))
録音:1994-2008年

SF 0059-2 \2180
ヴラディミール・ボケス(1946-):室内音楽集
9つの楽器のためのシークエンス(1965)(*)
ヴァイオリン・ソナタ Op.27(1978)(+)
コラージュ[Coll'Age]Op.28(ピアノ五重奏のための;1979)(#)
…いっときだけ…[...nur eine weile...]
(ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための;2005)(**)
ムジカ・ストリクタ Op.70
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1999)(++)
ピアノ・ソナタ第5番 Op.79(2005)(##)
エウゲン・スホニュ生誕百年祭後奏曲(10の楽器のための;2008)(***)
メロス・エトス・アンサンブル(*/++)
ダニエル・ガゾン(指揮(*))
マレク・ズヴィーベル(ヴァイオリン(+))
ディアナ・ツィブロヴァー(ピアノ(+))
クアサルス・アンサンブル(#/***)
ダウニア三重奏団(**)
マリアーン・レヤヴァ(指揮(++))
イヴァン・ブッファ(ピアノ(##)、指揮(***))
録音;2004-2009年




<FLORA>
FLORA 1307 \2180
ノルウェーのアーベル
トマス・ロビンソン(活躍:1589頃-1609頃):鐘による20のウェイズ
ベイアルン伝承曲:結婚行進曲
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716-1796):
アンダンテ-ロンド・グラツィオーソ
オイスタイン・ニルソンのフッラスラーグ
シリ・デュヴィークのスプリンガル
クヌート・ハムレのハルダンゲル・ルール
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):アレグロ
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):ロンド
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):スコットランド舞曲
不詳:I can not keepe my wife at howme / Home again, Market is done
不詳:Cuperaree
不詳:妖精の仮面
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):Felsenlied unsichtbarer Geschoepffe
J・S・バッハ(1675-1750):ガヴォット I&II
カール・フリードリヒ・アーベル:アルペッジョ-アダージョ-アレグロ
ヴォス伝承曲:ノッリンゲン
ハリングダール伝承曲:ファニトゥレン
セテスダールのヴィーダル・ランデのガンガル:ゴルラウス
ニルス・オークラン(ハリングフェレ)
エリーザベト・ザイツ(ティンパノン)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2007年9月、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
ドイツの作曲家で音楽史上におけるヴィオラ・ダ・ガンバの最後の名手カール
・フリードリヒ・アーベルが北欧ノルウェーを旅し、民俗楽器奏者と交流する
という「架空の旅」シリーズ第2弾(第1弾は「ヒューム大佐のインドへの旅」
;FLORA 1006)。今回のゲストはハリングフェレ(ハルダンゲル・フィドル)の
名手ニルス・オークラン。透明で冷涼な空気感の漂う中、穏やかに楽しげに繰
り広げられる音楽の語らい。ティンパノン(真鍮弦を2つのヘラのようなもので
叩く卓上琴)が二つの弦楽器の仲をとりもつかのように彩を添えて。例によっ
てブックレット無しのパターンですが、理屈抜きでご堪能いただけること請け
合いです。

FLORA 1006 \2180
【旧譜 再案内】
ヒューム大佐のインドへの旅
トバイアス・ヒューム(1569頃-1646):
ヒューム大佐のパヴァン(*)/兵士のガリアード-兵士の行進曲(*)
聴け、聴け(*)/ガンバの精神(*)
ポーランドのエア-ポーランドのヴィラネル(*)
わが貴婦人はかわいらしい物を持っている(*)
早く私をくすぐって-ティッケル、ティッケル(*)
さらば、かわいい恋人よ(*)/私は憂鬱(*)
ドゥルバ・ゴーシュ:川辺の日の出(+)
トバイアス・ヒューム:死(*/+)
ドゥルバ・ゴーシュ:ヒュームに捧げる一曲(+/#)
不詳:トリスターノの嘆き(*/+)
フィリップ・ピエルロ(リラ=ヴァイオル(*))
ドゥルバ・ゴーシュ(サーランギー(+)、歌(#))
ニティランジャン・ビスワス(タブラ(+))
ロセリーネ・シンプレラーレ(タンプーラ(+))
イングランドあるいはスコットランド出身、職業軍人としてスウェーデンとロ
シアの軍隊で将校を務めた「ヒューム大佐」ことトバイアス・ヒュームは優れ
たアマチュア音楽家でもあり、ヴィオルの名手として活躍、リラ=ヴァイオル
(小型のヴィオラ・ダ・ガンバ)のための作品集を2巻出版しました。彼の作風
は非常に個性的で、しばしば異常であるとも評されるほどでした。フィリップ
・ピエルロが圧倒的な演奏で聴かせます。
このアルバムではヒュームがインドを旅し去っていくという架空の設定がなさ
れており、後半では北インドの代表的擦弦楽器サーランギーの名手ドゥルバ・
ゴーシュが登場。打楽器タブラとシタールに似た楽器タンプーラを従えて「川
辺の日の出」を演奏、「死」はピエルロのソロに即興的に絡みながら切れ目な
く「ヒュームに捧げる一曲」へと続き、ここでは歌も披露、さらに続いて中世
ヨーロッパの名曲「トリスターノの嘆き」へとなだれ込み怒涛のコラボレー
ションで幕を閉じます。
英語のブックレット付きですが楽曲の解説は収録されておりません。

FLORA 2009 \2180
【旧譜 再案内】
明暗-カラヴァッジョの後に続いて 17世紀イタリア音楽における光と影
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):愛の竪琴にのせて(1633)(*)
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656):
サタンの娘婿、バラバソの戦い(1650)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):主をたたえよ(1640)(*)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589?-1630?):
ソナタ第11番(1641)
クラウディオ・モンテヴェルディ:西風が戻り(1632)(*)
ダリオ・カステッロ(?-1630?):カンツォン第1番(1644)
クラウディオ・モンテヴェルディ:愛の手紙(1619)(*)
ダリオ・カステッロ:カンツォン第12番(1644)
イグナツィオ・ドナーティ(1612-1638):おお、栄光の聖母よ(1626)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
カンツォン「ラ・ビアンキーナ」(1628)
クラウディオ・モンテヴェルディ:私は主に感謝する(1640)(*)
アドリアナ・フェルナンデス(ソプラノ(*))
レ・サックブーティエ
エレーヌ・メドゥス(ヴァイオリン) 
ジャン=ピエール・カニャック(コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラサル(サックバット) 
グイード・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ) 
ヤスコ・ブヴァール(オルガン)
ロラン・ル・シュナデク(ドゥルツィアン) フロラン・ティセイル(打楽器)
徹底した写実と劇的表現でバロック絵画に革新をもたらしたイタリアの巨匠カ
ラヴァッジョ(1571-1610)。このアルバムでは、彼が駆使した光の明暗の効果
を、続く時代の音楽の中に見い出していきます。音楽史におけるカラヴァッ
ジョ的存在と言ってもよさそうなモンテヴェルディのマドリガーレを中心に、
同時代作曲家の器楽作品を交えた構成で、演奏テクニックは抜群。前作「タン
クレディとクロリンダの戦い」(FLORA 1709)に続く共演となるアドリアナ・
フェルナンデスのソプラノとジャン=ピエール・カニャックのコルネットの掛
け合いが特に聴きものです。
ブックレットにはフランス語の解説およびイタリア語の原歌詞とフランス語訳
のみ記載されており、英語はございません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.26

2010年04月26日 17時02分49秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4778826 12枚組 \6250
クライバー生誕80年記念限定盤の豪華録音全集
クライバー/DG録音全集
CD1
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/同 第7番イ長調Op.92
CD2
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
CD3
シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200/同 第8番ロ短調D.759《未完成》
CD4-5
J.シュトラウス:喜歌劇《こうもり》全3幕
CD6-7
ヴェルディ:歌劇《椿姫》全3幕
CD8-10
ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》全3幕
CD11-12
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》全3幕
完全限定盤
バイエルン国立歌劇場合唱団(4-7) ライプツィヒ放送合唱団(8-10) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3) 
バイエルン国立歌劇場管弦楽団(4-7) 
シュターツカペレ・ドレスデン(8-12)他 
指揮:カルロス・クライバー録音:1973-82年
2010年7月3日に80歳の誕生日を迎えるはずだった亡き天才クライバーを記念し
たDG録音全集。録音から30年前後経った今なお、すべてが代表盤として多くの
ファンに愛され続けている才気あふれる名録音の数々をコンプリートしたファ
ン&初心者双方におすすめのBOXです。音源は全てオリジナル・リマスターが
され、貴重な写真を多用したブックレットと共にキャップ・ボックスに収め
られた超魅力的な全集が、お買い求めやすい価格になってクライバーの80回目
の誕生日を静かに祝います。

734605(DVD-Video) 10枚組 \8350
生誕80年記念限定盤の豪華映像全集
クライバー/DG&DECCA映像全集
DVD1(DG)
ウィーン・フィル/ニューイヤー・コンサート1989
DVD2(DECCA)
ウィーン・フィル/ニューイヤー・コンサート1992
DVD3(DECCA)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
DVD4(DECCA)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
モーツァルト:交響曲第36番ハ長調K.425《リンツ》
DVD5(DG)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調K.319
ベートーヴェン:序曲《コリオラン》Op.62
DVD6-7(DG)
R.シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》Op.59(ウィーン)
DVD8-9(DG)
R.シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》Op.59(ミュンヘン)
DVD10(DG)
J.シュトラウス:喜歌劇《こうもり》全3幕
完全限定盤
バイエルン国立歌劇場合唱団(8-10) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-2、4) 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 
バイエルン国立管弦楽団(5、8-10) 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(6-7)他 
指揮:カルロス・クライバー収録1979-96年
2010年7月3日に80歳の誕生日を迎えるはずだった亡き天才クライバーを記念し
たDG&デッカ映像全集。彼の知名度を一躍高めた1989年と92年のウィーン・
フィル・ニューイヤー・コンサートはもちろん、オットー・シェンクの演出
による彼の十八番《ばらの騎士》も、1979年と94年の新旧映像を完全収録し
た豪華版です。ディジスタックBOXに10枚を収納し、場所をとらないコンパク
トなサイズになりました。クライバー・ファンとしては、旧作を持っていて
も是非手元にそろえておきたい全集の登場!といえましょう。

734589(DVD-Video) \3350
マーラー生誕150年記念リリース!
バーンスタイン/マーラー:交響曲選集
交響曲第1番-第1楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第2番-第4楽章
ジャケット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)/ロンドン交響楽団
交響曲第3番-第5楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第4番-第2楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第5番-第4楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第6番-第2楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第7番-第4楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第8番-第1楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲第9番-第4楽章
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
収録1972-1976年、ムジークフェライン、イーリー大聖堂(第2番)
マーラー演奏の金字塔、バーンスタイン指揮による交響曲の映像のハイライ
トが登場!全9曲からそれぞれ1つの楽章をピックアップした記念イヤーなら
ではの企画アルバムです。バーンスタインのマーラー・チクルスが約120分の
1枚のDVDで一挙に楽しめる贅沢な内容になっています。交響曲第1番の第1楽
章から始まり、9番の4楽章で締めくくられ、あたかも巨大なマーラーの交響
曲1曲のような仕上がりになっており、全曲版をお持ちの方にもお薦めできる
1枚です。




<DECCA>
2739699 \1850
フレミング/ダーク・ホープ
Oxygen(ウィリー・メイソン)
Today
Intervention(アーケイド・ファイア)
With Twinkle As My Guide
Mad World
In Your Eyes(ピーター・ガブリエル)
Sleeping Stone
Soul Meets Body(デス・キャブ・フォー・キューティー)
Hallelujah(レナード・コーエン)
METの女王であり世界の歌劇場から熱いオファーが止まないディーヴァ、フレ
ミングの知られざる側面に光を当てるアルバムがここに完成しました。かつて
音楽を学んでいた学生時代には、舞台度胸をつける為にジャズ・クラブでも歌
っていたというフレミングが、ジャンルの壁を軽々と超えて、彼女の心のふる
さとともいえるPOP作品を厳選したカヴァー・アルバムを録音しました。2005年
にリリースしたジャズ・アルバムに続くPOPS第2弾となります。ニューヨーク、
グラウンド・ゼロでの慰霊祭ではアメイジング・グレイスを歌い、グラミー賞
を4度にわたって受賞している、アメリカ人魂が結晶した冒険心あふれるアル
バムです。






<KAIROS>
13072KAI \2250
ブライアン・ファーニホー(b.1943):室内アンサンブル作品集
(1)地形(1992)
(2)時間がない(まったく)(2004)-ギター・デュオ
(3)イカロスの墜落(消失の小さなセレナード)(1988)
(4)書き出し(1996)
(5)ガブリエルの翼の擦れる音(2003)
エリシオン・アンサンブル
(1)(4)(5)フランク・オッル(指揮)
(3)ジャン・ドロワイエ(指揮)
録音:2003-2007年
ファーニホーと言えばラッヘンマン、フーバーと共に二代目前衛三羽烏(初代
はブーレーズ、ノーノ、シュトックハウゼンですね)としてこの20年ほどヨー
ロッパの前衛音楽シーンとその音楽に心酔する若い世代を牽引してきた。新し
い複雑性と呼ばれるその音楽は常にセカセカ、イライラした忙しない音形が幾
重にも執拗に重ねられ、さながら神経症患者の描く絵のような奇怪な様相を呈
している。室内アンサンブルの様々な組み合わせのために書かれたこれらの作
品はどれもジジジジ!キリリリ!キキキキ!(?)とした音があふれている。盟
友ラッヘンマンは近年、独自の枯淡の境地に至っているのに対し、ファーニ
ホーは怒れる前衛の姿勢を全く崩していない。しかし近作の「時間がない/ま
ったく」ではそのタイトルもさることながら調子の外れたギター・デュオの
不思議なユーモアが面白い。

13132KAI \2250
ベアト・フラー(b.1954):弦楽四重奏曲第3番(2004)
KNMベルリン(弦楽四重奏)
録音:2007年
KAIROSレーベル初期から継続的に作品集が出ているベアト・フラー。これで
9枚目となるフラーの作品集は51分からなる大作弦楽四重奏曲。ハーモニクス、
高音域でのピチカート、スル・ポンティチェロの多用、キリキリとした響き、
突如振り落とされるクラスターの音の楔など針金で引っ掻いたようなささく
れだった音の隙間にバッハが時折引用される。荒涼とした空気の中の真摯な
祈りの音楽。
KNMベルリンは1988年設立のアンサンブル。KNMとはKammerensemble Neue
Musikの略でメンバーは12人だが、今回のような弦楽四重奏から客演奏者を加
えた大掛かりな編成まで融通がきき、ベルリンの現代音楽シーンに欠かせな
いアンサンブルとなっている。

13042KAI 2枚組 \4500
エクトール・パーラ(b.1976):
CD1)「ハイパー・ミュージック・プロローグ」(2008-2009)
-7場からなるプロジェクティヴ・オペラ
(台本:リサ・ランドール、舞台:マシュー・リッチー)
CD2)作曲者パーラへの解説的インタビュー(英語)
シャルロッテ・エレット(Sop)、
ジェイムズ・ボビー(Br)、
クレメント・パワー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン、
IRCAMセンター・ポンピドゥ(音響)
録音:2009年IRCAM
KAIROSレーベル2タイトル目のパーラ。パーラはスペイン・バルセロナ生まれ。
ブライアン・ファーニホー、ジョナサン・ハーヴェイ、ミヒャエル・ジャレル
に作曲を師事。その後IRCAMで研鑽を積んだ。この作品は音楽と科学、プラス
ティック・アートのコラボによるユニークなもので、台本が著名な物理学者
リサ・ランドール、舞台デザインが絵画・彫刻・デジタルアートなどで活躍
するマシュー・リッチーが担当している。音楽はファーニホー譲りの複雑で
音響テクスチュアの上にさらにコンピューターの電子音響が加わり、錯綜し
た音楽が展開する。2枚目はパーラとランドールのインタビューです。




<ENSEMBLE MODERN>
EMCD007 \2080
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ピアノと室内楽作品集
(1)32のピアノ小品-《ラグタイム》《スロウ・フォックス》
《ブルース》(1940)
(2)管楽とピアノのための四重奏曲第1番(1943/44)
(3)オーボエとピアノのためのコンチェルティーノ(1939)
(4)ファゴットとピアノのための協奏的ソナタ(1943)
(5)管楽とピアノのための四重奏曲第2番(1943/44)
(6)トランペットとピアノのためのコンチェルティーノ(1941-43)
(7)ヴァイオリンとピアノのための小組曲第1番(1946),第2番(1949)
ウエリ・ヴィゲット(Pf)
アンサンブル・モデルンのメンバー:【C.ホンメル(Ob)、J.シュヴァルツ(Fg)、
S.ストヤノフ(Trp)、J.ミストリー(Vn)、ほか】
録音:2007/08年
近年再評価が著しいスカルコッタスの室内楽作品集の決定盤。彼は様々な様
式を作品によって使い分けているが、まず32のピアノ小品からの3曲ではジャ
ズのスタイルを取り入れられ、クラスターに近い分厚い和音が激しく叩きつ
けられてヴァイタリティ溢れる音楽が展開。オーボエとピアノのためのコン
チェルティーノは12音技法で書かれ、激しいリズムと前のめりの音楽にギリ
シャ人の熱い血が感じられる。2つの「小組曲」は生命力が激しく炸裂、ヴァ
イオリンとピアノが火花を散らしあう。

EMCD008 \2080
サヴァ・ストヤノフ・ポートレイト「リョールカ」
E.デニソフ:トランペットのためのソロ/G.アンドレーエフ:ロドペ/ジョナ
サン&サヴァ:即興/C.クリヴェッリ:即興曲第7番「リゲティの思い出」,
クーテフによる2つのパラフレーズ/I.シャロン:デュオ/今井智景:オスモシ
ス・フォネメ/ベネディクト・メイソン:ヴァレンティン・ガーヴィーのため
の「2つのコルネット」,サヴァ・ストヤノフのための「2つのピッコロ・ト
ランペット」/J.ハーヴェイ:リチェルカーレと旋律/ヴィキンタス・バルタ
カス:リロ/ヴァレリー&サヴァ:リョールカ/C.ミリケン:スリップ・イン・
ナイト・タンゴ/G.リゲティ:死の神秘/サヴァ:...
サヴァ・ストヤノフ(Trp,Hrn,ツィンク,ピッコロTrp)、
共演:J.ウィリアムス(Hr)、M.K.カスパー(Vc)、V.パチョフ(Trb)、
U.ヴィゲット(Pf)、R.バルタ(S)、V.ガーヴィー(ピッコロTrp、メロディカ)、
M.クライン(リコーダー)、N.アンドリヴァ(ブルガリアンVo)、他
録音:2006/2007年
アンサンブル・モデルンの首席トランペット奏者、ストヤノフを中心とした
作品集。ストヤノフは即興演奏で自作も披露。収録作品の作風は多種多様で
現代音楽が名人演奏家の触発によって開拓されてきたことを改めて認識させ
られる。日本の若手、今井智景のグラフィック・スコアの作品も収録。

EMCD009 \2080
ヴァレンティン・ガーヴィー・ポートレイト「ウト・スープラ」
ヘンツェ:ソナチネ/E.モギランスキー:リミテス
B.メイソン:2つのピッコロ・トランペット
M.ペルティコーネ:幻影/P.ヒンデミット:ソナタ
B.メイソン:2つのコルネット/L.マスライア:ウト・スープラ
ヴァレンティン・ガーヴィー(Trp)
共演:サヴァ・ストイアノフ(ピッコロ・トランペット)、L.マスライア(Pf)
ほか
録音:2007年
こちらもアンサンブル・モデルンのトランペット奏者であるガーヴィーを中心
とした作品集。モギランスキーのトランペットとアンサンブルのためのリミテ
スは特殊奏法が頻出する奇怪な曲で思わず耳を傾ける。メイソンの2つのピッ
コロ・トランペットはバロック風の音楽を奏でながらミニマル風にずれたりパ
ラフレーズしたりと音の戯れが続く。アルバム・タイトルにもなっているマス
ライアのウト・スープラはジャズともミニマルともいえるような(今で言った
らグラハム・フィットキンのような)軽いご機嫌な作品。




<Berlin Classics>
BC 1656 \2380
シューマン:オルガン曲全集
練習曲(6つのカノン風小品)Op.56、4つのスケッチOp.58、
バッハの名による6つのフーガOp.60
マリオ・ホスパッハ=マルティーニ(Org)

BC 1668 \2380
SCENES for Piano
シューマン:ピアノ曲集
蝶々Op.2、子供の情景Op.15、森の情景Op.82、創作主題による変奏曲WoO.24、
予感(世界初録音)
マティアス・キルシュネライト(pf)

BC 1671 \2380
Concerti d'amore
テレマン:協奏曲ホ長調TWV53:E1
ヴィヴァルディ:協奏曲イ短調RV397
グラウプナー:
序曲へ長調GWV450(世界初録音)、協奏曲変ロ長調GWV343(世界初録音)
ベル・アルテ・ザルツブルグ

●Berlin Classics reference gold series
BC 0300031 \1480
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ハイドン:
ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲Hob.XVIII:6、
交響曲第45番「告別」
モーツァルト:ディヴェルティメントK.136
カトリーン・ショルツ(Vln)
ベルリン室内管弦楽団

BC 0300032 \1480
ヴォルフ:イタリア歌曲集
クリスティアーネ・エルツェ(Sop)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(Ten)
ルドルフ・ヤンセン(pf)

BC 0300033 \1480
シューマン:チェロ協奏曲
ヤン・フォーグラー(Vc)
クリストフ・ポッペン指揮、ミュンヘン室内管弦楽団
アダージョとアレグロOp.70、幻想小曲集Op.73、
5つの民謡風の小品集Op.102
ブルーノ・カニーノ(pf)

BC 0300041 \1480
Concertos for Corno da caccia
コルノ・ダ・カッチャ(狩のホルン)協奏曲集
ゼレンカ:カプリチョ第5番
ラートゲーバー:協奏曲Op.6-19
ヴィヴァルディ:協奏曲RV.539
ファッシュ:2台のコルノ・ダ・カッチャ協奏曲ニ長調
シュペルガー:協奏曲ニ長調
ルートヴィヒ・ギュトラー、ザクセン・ヴィルトゥオーゾ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.25-1

2010年04月26日 17時02分31秒 | Weblog
<Parnassus>
PACD 96001/2 2枚組 \3050
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.1
プロコフィエフ(1891-1953):
「シンデレラ」からの5つの小品
いさかい Op.102 No.3/ガヴォット Op.95 No.2/秋の妖精 Op.97 No.3
オリエンタリア Op.97 No.6/シンデレラと王子(ワルツ)Op.102 No.1
束の間の幻影 Op.22 から Nos.3-6,8-9,11,14,15,18
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
シューマン(1810-1856):トッカータ ハ長調 Op.7
ドビュッシー(1862-1918):「映像」第2巻 から 葉ずえを渡る鐘の音
ショパン(1810-1849):練習曲ホ長調 Op.10 No.3/同 Op.10 No.1
ラフマニノフ(1873-1943):
前奏曲ト短調 Op.23 No.5/同嬰ト短調 Op.32 No.12
チャイコフスキー(1840-1893):大ソナタ ト長調 Op.37(+)
ラフマニノフ:前奏曲集 から(*)
嬰ヘ短調 Op.23 No.13/イ長調 Op.32 No.9/ロ短調 Op.32 No.10
嬰ト短調 Op.32 No.12/変イ長調 Op.23 No.8/ヘ長調 Op.32 No.7
ハ長調 Op.32 No.1/変ロ短調 Op.32 No.2/変ロ長調 Op.23 No.2
ニ長調 Op.23 No.4/ハ短調 Op.23 No.7
ドビュッシー:「映像」第2巻 から 葉ずえを渡る鐘の音(*)
リスト:忘れられたワルツ 第1番(*)
ショパン:練習曲ホ長調 Op.10 No.3(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1958年4月(*以外)、1954年12月(*)、モスクワ

PACD 96003/4 2枚組 \3050
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.2
シューマン(1810-1856):
アベック変奏曲 Op.1
幻想小曲集 Op.12 から 飛翔(No.2),なぜ?(No.3),急がずに(No.7)
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19/12の前奏曲 Op.11
ピアノ・ソナタ第6番 Op.62(*)
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(*)
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
ナタン・ラフリン(指揮(+))
録音:1955年6月(*/+以外)、1952年10月(*)、1957年(+)、モスクワ

PACD 96005/6 2枚組 \3050
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.3
リスト(1811-1886):
「巡礼の年第1年スイス」から オーベルマンの谷(No.6),泉のほとりで(No.6)
「巡礼の年第2年イタリア」から 婚礼(No.1)
「巡礼の年第3年」から エステ荘の糸杉に(No.2)
「巡礼の年第2年イタリア」から ペトラルカのソネット第123番(No.6)
「巡礼の年第2年への追加 ヴェネチアとナポリ」
ゴンドラの漕ぎ手,カンツォネッタ,タランテッラ
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「熱情」Op.13
ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ第3番ニ短調 Op.49(*)
ラヴェル(1875-1937):
亡き王女のためのパヴァーヌ(*)/「夜のガスパール」から 絞首台(No.2)(*)
水の戯れ(*)/高雅で感傷的なワルツ(*)/「鏡」から 道化師の朝の歌(No.4)(*)
ラフマニノフ(1873-1943):
絵画的練習曲変ホ長調 Op.33 No.6(*)
前奏曲ハ短調 Op.23 No.7(*)/同変ロ短調 Op.32 No.2(*)
プロコフィエフ(1891-1953):
「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95 から ガヴォット(No.2)(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1958年4月(*以外)、1954年12月(*)、モスクワ

PACD 96007[CD-R] \1850
ブラームス(1833-1897):
弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51 No.1
弦楽四重奏曲第2番イ短調 OP.51 No.2
コロラド弦楽四重奏団
ジュリー・ローゼンフェルド(第1ヴァイオリン) 
デボラ・レディング(第2ヴァイオリン)
フランチェスカ・マーティン=シロス(ヴィオラ) 
ダイアン・チャプリン(チェロ)
CD-R盤商品です。CD盤商品が供給される可能性もございますが、指定は行な
えませんのでご了承下さい。

PACD 97008 \1850
ヤーノシュ・シュタルケル チェロ演奏への道
[チェロ演奏への道(チェロのための古典的練習曲集)](+)
セバスティアン・レー(1805-1887):
ト長調 Op.70 No.4/ト長調 Op.70 No.11/ト長調 Op.70 No.20
ト短調 Op.70 No.24
カール・シュレーダー(1848-1935):ト長調 Op.31 No.12
フリードリヒ・ドツァウアー(1783-1860):
イ短調 Op.120 No.2/ト長調 Op.120 No.8/ニ短調(113の練習曲 No.32)
ジャン・ルイ・デュポール(1749-1819):ト短調(21の練習曲 No.7)
ジャン・ピエール・デュポール(1741-1818):ニ長調(No.8)
ジャン・ルイ・デュポール(1749-1819):ホ短調(21の練習曲 No.13)
アルフレード・プラッティ(1822-1901):
ハ長調(No.7)/イ短調(No.8)/ト長調(No.11)/ニ長調(No.9)
ダヴィド・ポッパー(1846-1913):
ト長調 Op.73 No.2/ヘ長調 Op.73 No.6/イ長調 Op.73 No.7
変ホ長調 No.73 No.13/ト長調 Op.73 No.15/ト長調 Op.73 No.22
イ長調 Op.73 No.28/ヘ長調 Op.73 No.34/ハ長調 Op.73 No.36
ニ長調 Op.73 No.40
フリードリヒ・グリュツマッハー(1832-1903):ニ長調 Op.38 No.21
パガニーニ(1872-1840):奇想曲変ロ長調 Op.1 No.13
[モダーン・コンサート・ピース(無伴奏チェロのための作品集)](+)
ヒンデミット(1895-1963):ソナタ Op.25 No.3
ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):「リリブルレロ」による変奏曲
ガスパル・カサド(1897-1966):ソナタ(1926)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
録音:1967年、モノラル、初出:Virtuoso Records, 816V-3296(LP)、
前出:Star, X01(LP)
時期不明、放送用、ステレオ、ヤーノシュ・シュタルケルの私蔵音源
(*)はチェロ学習者用に作られたLPのための録音で、これが初CD化。
(+)はメディア初出音源。

PACD 96009/10 2枚組 \3050
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集
ソナタ第1番ト短調 BWV1001(+)/同第2番イ短調 BWV1003(+)
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004(+)/同第1番ロ短調 BWV1002(*)
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005(*)/パルティータ第3番ホ長調 BWV1006(+)
ユージン・ドラッカー(ヴァイオリン)
録音:1988年7月、ニューヨーク、聖三位一体教会(*)
1989年7月、ニューヨーク、ブロンクスヴィル、コンコーディア・カレッジ(+)
初出:Novello Records, NVLCD 106
ユージン・ドラッカーはエマーソン弦楽四重奏団のヴァイオリニスト。

PACD 96012 \1850
She Walks in Beauty
ルーニング、スターラー:室内歌曲集
オットー・ルーニング(1900-1996):(3つの歌曲)(*)
She walks in beauty(1951)/Venilia(1992)/At Christamas time(1917)
ロバート・スターラー(1924-2001):Letter to a composer(1995)(#/**/***)
オットー・ルーニング:
エミリー・ディッキンソンの詩による9つの歌(1938-1951)から(*)
Our share of night to bear / Hope is the thing with feathers
I felt a cleavage inmy mind / If I can stop one heart from breaking
ロバート・スターラー:Images of Man
(ウィリアム・ブレイクの「The Four Zoas」による8つの歌;1994)(#/++/##)
The universal man / Behold eternal death / Compell the poor
I am weary / O prince of light / It is an easy thing / Male and female
Rose from the dews of death
オットー・ルーニング:ソプラノとフルートのための組曲(1936-1937)(+)
Night song / Dawn piece / Morning song / Evening song
ロバート・スターラー:The ideal self(#/##)
オットー・ルーニング:(ウィリアム・ブレイクの詩による3つの歌曲)(*)
Love's secret(1949)/Ah! sun-flower(1984)/The little vagabond(1980)
オットー・ルーニング:The Soundless Song(1923)(#/**/*/***)
String quartet / Moonlight / THe silent voice / Flute and clarinet
The soundless song
オットー・ルーニング:Transience(1922)(*)
ダニエル・ワーナー(ソプラノ)
シルヴィア・ブッチェッリ(ピアノ(*))
パトリシア・スペンサー(フルート(+))
マーシャ・ゲイツ(フルート(#))
ジーン・コッパーアッド(クラリネット(**))
スーザン・セリグマン(チェロ(++)
ロバート・スターラー(ピアノ(##))
ハドソン・ヴァレー・フィルハーモニー弦楽四重奏団(***)

PACD 96013/14 2枚組 \3050
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.4
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103(*)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
24の前奏曲とフーガ Op.87 から Nos.4,3,6,7,2,18,23,15(*)
プロコフィエフ:
「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95 から ガヴォット(No.2)(*)
スクリャービン(1872-1915):
詩曲「炎に向かって」Op.72(+)/詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1(+)
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(#)
パルトーク(1881-1945):15のハンガリー農民歌(**)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.82(**)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(#)
ヘルマン・アーベントロート(指揮(#))
録音:1956年9月(*)、1955年6月(+)、1954年10月(#)、1956年10月(**)、
モスクワ

PACD 96015/6 2枚組 \3050
グレゴリオ聖歌 初期録音集
(全75トラック)
様々な合唱団、聖歌隊、修道士たち&指揮者
録音:1928年-1936年

PACD 96017/18 2枚組 \3050
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.5
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21番ロ短調 D.960(*)
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻 から パックの踊り(+)
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ第2番イ短調(#)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 K.310(**)
リスト(1811-1886):
「詩的で宗教的な調べ」から 死者の追憶(*)/ポロネーズ第2番(*)
ハンガリー狂詩曲第17番(*)/慰め(コンソレーション)第6番(*)
スケルツォと行進曲(*)/暗い雲(*)
シューマン(1810-1856):4つのフーガ Op.72(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1957年5月(*)、1958年10月(+)、1954年(#)、1958年11月(**)、モスクワ

PACD 96019 \1850
キャサリン・フーヴァー(1937-):夜の空 管弦楽曲集作品集
22つのスケッチ(*)
エレニ(ギリシャ悲劇)(+)
二重協奏曲(#)
夜の空(**)
デニサ・ダニエロヴァー(メゾソプラノ(+))
スロヴァキア放送交響楽団(*/+/**)
ヨエル・エリク・スベン(指揮(*/+/**))
デイヴィッド・ペリー、スザンヌ・ベイア(ヴァイオリン(#))
ウィスコンシン・フィロムジカ(#)
ヴァータン・マヌージャン(指揮(#))
録音:1995年(+/**)、1997年(*)、ブラチゥラヴァ、スロヴァキア放送(*/+/**)
1997年、マジソン(合衆国)、ウィスコンシン大学(#)

PACD 96020 \1850
バロック・カンタータ&アリア集
J・S・バッハ(1685-1750):
カンタータ「全地よ、神に向かって歓呼せよ」BWV51(*)
カンタータ「今ぞ去れ、悲しみの影よ」BWV202(+)
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
カンタータ「テブロ川のほとりで」(*)
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「アグリッピーナ」から Pensieri, voi mi tormentate(+)
オペラ「アマディージ」から Destero dall'empia Dite(*/#)
キャロル・ボガード(ソプラノ)
アルマンド・ギタッラ(トランペット(*))
レイモンド・ドゥステ(オーボエ(+))
エルヴィン・ヤコブセン(オーボエ(#))
コペンハーゲン室内管弦楽団
ジョン・モリアーティ(指揮)
録音:1969、1971年、コペンハーゲン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.25-2

2010年04月26日 17時01分32秒 | Weblog
PACD 96021/2 2枚組 \3050
アメリカ歌曲コレクション
ジョン・アルデン・カーペンター(1876-1951):
シーグフリード・サスーンの2つの詩(*); Slumber-song / Serenade
ギタンジャリ(ラビーンドラナート・タゴールの詩による歌の捧げもの)(*)
When I bring to you colour'd toys
On the day when death will knock at thy door
The sleep that fits on baby's eyes
I am like a remnant of a cloud od autumn
On the seashore of endless worlds / Light, my light
ジョン・デューク(1913-1984):
サラ・ティーズデイルの詩による歌曲集(+)
All beauty calls you to me / Listen, I love you
I am so weak a thing / All things in the world / O, my love
エミリー・ディッキンソンの6つの詩(+)
Gool morning - midnight / Heart! We will forget him
Let down the bars, on death / An awful tempest mashed the air
Nobody knows this little rose / Bee! I'm expecting you!
E・E・カミングズの4つの詩(+)
In just-spring / I carry yout heart / hist... whist
The mountains are dancing
(when faces called flowers float out of the ground)
リチャード・カミング(1928-):
As dew in April(14世紀イングランドの作者不詳の詩による)(#/##)
ウィリアム・ブレイクの2つの詩(#); Song / London
Heart, we will forget him(エミリー・ディッキンソン詩)(#/***)
フィリップ・マイナーの3つの詩(#);Summer song / Night song / Love song
アーロン・コープランド(1900-1990):
エミリー・ディッキンソンの12の詩(*)
Nature, the gentlest mother / There came a wind like a bugle
Why do they shut me out of heaven? / The world feels dusty
Heart, we will gorget him / Dear March, come in
Sleep is supposed to be / When they come back
I felt a funeral in my brain / I've heard an organ talk sometimes
Going to heaven / The chariot(Because I would not step for death)
ウィリアム・フラナガン(1923-1969):
ハーマン・メルヴィルの「Time's Long Ago!」による歌曲集(**)
Time's long ago! / Pisa's leaning tower / The night march
Monody / Under the ground / Lament
ハワード・モスの3つの詩(**)
If you can / See how they love me / The upside-down man
Good-bye my fancy(ウォルト・ホイットマン詩)(**/+++)
ネッド・ローレム(1923-):テニソンの4つの詩(*)
Ask me know more / Now sleeps the crimson petal / Far-far away
The sleeping palace
キャロル・ボガード(ソプラノ)
ジョン・モリアーティ(ピアノ(*))
ジョン・デューク(ピアノ(+))
リチャード・カミング(ピアノ(#))
デイヴィッド・デル・トレディチ(ピアノ(**))
ベス・オーソン(オーボエ(##))
シオドア・モンク(チェロ(***))
R・サリヴァン(ギター(+++))

PACD 96023 \1850
ストラヴィンスキー&プロコフィエフ、自作を指揮
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ「妖精の口づけ」から ディヴェルティメント(*)
ダンバートン・オークス協奏曲(+)
プロコフィエフ(1891-1953):バレエ「ロミオとジュリエット」組曲第2番(#)
メキシコ交響楽団(*)
ダンバートン・オークス祝祭管弦楽団(+)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮(*/+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
セルゲイ・プロコフィエフ(指揮(#))
録音:1941年11月5-6日(*)/1947年4月28日(+)/1938年(#)
音源盤:
PCS-061744/5, 106778, 016784/6(Victor 11-8420/2 in album M-931)(*)
KN 13-16(Keynote K-2001/2 in album DM-1)(+)
7754/65(USSA 7754/65)(#)
マーク・オーバート・ソーンによる盤起こし。(+)はCD初出。

PACD 96024 \1850
シューベルト(1797-1828):弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D.810
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
コロラド弦楽四重奏団
ジュリー・ローゼンフェルド(第1ヴァイオリン) 
デボラ・レディング(第2ヴァイオリン)
フランチェスカ・マーティン=シロス(ヴィオラ) 
ダイアン・チャプリン(チェロ)
録音:1997年9月9-11日、ニューヨーク州パーチェス、
ニューヨーク州立大学音楽学部リサイタルホール

PACD 96026 \1850
スタイヴサント弦楽四重奏団、20世紀の弦楽四重奏曲を弾く
ヒンデミット(1895-1963):弦楽四重奏曲第1番ヘ短調 Op.10(1918)(*)
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
弦楽四重奏曲第6番ホ長調(ブラジル四重奏曲第2番)(1938)(+)
クインシー・ポーター(1897-1966):弦楽四重奏曲第7番(1943)(#)
スタイヴサント弦楽四重奏団
シルヴァン・シュルマン、バーナード・ロビンズ(ヴァイオリン)
ラルフ・ハーシュ(ヴィオラ) アラン・シュルマン(チェロ)
録音:1950年11月1日、ニューヨーク、マンズ・スクール(*)
1947年5月7日、ニューヨーク、マジェスティック・シアター(+)
1948年2月17日、ニューヨーク、タウン・ホール、放送音源、初出(#)

PACD 96028 \1850
アルテュール・グリュミオー ボストン・レコーディングス
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から シャコンヌ
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703-1741):組曲第1番(*)
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(293a)(*)/同ホ短調 K.304(300c)(*)
ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調(+)
バルトーク(1881-1945)/セーケイ(1903-2001)編曲:
6つのルーマニア舞曲(+)
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品(+)/ツィガーヌ(+)
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
グレゴリー・タッカー(ピアノ(*))
ポール・ウラノフスキー(ピアノ(+))
録音:1951-1952年 原盤:Boston Records, B202(+以外)、B203(+)
グリュミオーが最初の合衆国演奏旅行の際に残した、彼にとって最初のLP録
音。初CD化。

PACD 96030 \1850
One Piano, Four Hands ピアノ四手連弾のための音楽
ブラームス(1833-1897):愛の歌(ワルツ集)Op.52a(1874)
シューベルト(1797-1828):
ハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818(1824-1825)
ラヴェル(1875-1937):マ・メール・ロワ(1908-1910)
フォーレ(1845-1924)&アンドレ・メサジェ(1863-1929):
バイロイトの思い出(1888頃)
カリメリオ・ソアレス(1944-):バトゥッカータ(1998)
ガーシュウィン(1898-1937)&ウィル・ドナルドソン(1891-1954)/
ウォルデン・ヒュース編曲:リアルト・リプルズ(1917/1997)
イゴール・キプニス、カレン・カシュナー(ピアノ)
録音:1998年1月18日、ペンシルヴァニア州ピッツバーグ、WQED-FM(*)
1997年6月25日、ニューヨーク、WQXR-FM(+)
1999年4月30日、カリフォルニア州サンタモニカ、マエストロ財団(#)
1999年5月2日、カリフォルニア州ロサンゼルス・カントリー美術館文化事業部
Sundays at Four(**)

PACD 96031 \1850
ココペリ キャサリン・フーヴァー・プレイズ
イグナツ・プレイエル(1757-1831):フルート・ソナタ第2番ト長調(*)
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
フルート・ソナタ第4番イ長調(*)
モーツァルト(1756-1791):フルート・ソナタ ト長調 K.27(*)
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
フルート・ソナタ第2番ヘ短調(*)
ビゼー(1838-1875)/デルソー編曲:「カルメン」間奏曲(+)
ベルリオーズ(1803-1869):オラトリオ「キリストの幼時」から
2つのフルートとハープのための三重奏曲(+)
キャサリン・フーヴァー(1937-):
ウィンター・スピリッツ(#)/マスクス(**)/ココペリ(#)
キャサリン・フーヴァー(フルート)
ストダード・リンカーン(フォルテピアノ(*))
ドン・ベイリー(フルート(+))
ヴィクトリア・ドレイク(ハープ(+))
スコット・ダン(ピアノ(**))
録音:1968年(*)/1999年(#)/2000年(**)
1998年、リンブルック図書館、ロングアイランド・フルート・クラヴ演奏会、
ライヴ(+)
初出:Sonar, SD 140(LP)(*)

PACD 96032 \1850
リヒテル・イン・ライプツィヒ
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ブラームス(1833-1897):
バラード ト短調 Op.118 No.3
間奏曲変ホ短調 Op.118 No.6/同ハ長調 Op.119 No.3
ショパン(1810-1849):夜想曲ヘ長調 Op.15 No.1
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1963年11月28日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス、ライヴ

PACD 96034/5(2CD-R) \3050
ベートーヴェン(1770-1827):中期弦楽四重奏曲集
第7番ヘ長調 Op.59 No.1/第9番ハ長調 Op.59 No.3
第8番ホ短調 Op.59 No.2/第10番変ホ長調 Op.74
コロラド弦楽四重奏団
ジュリー・ローゼンフェルド(第1ヴァイオリン) 
デボラ・レディング(第2ヴァイオリン)
ダイアン・チャプリン(ヴィオラ) 
ダイアン・チャプリン(チェロ)
録音:2001年8月2-4日、ニューヨーク州パーチェス、
ニューヨーク州立大学音楽学部リサイタルホール
譜面に示された繰り返し指定をすべて実行しています。
CD-R盤商品です。CD盤商品が供給される可能性もございますが、指定は行な
えませんのでご了承下さい。

PACD 96036/37 2枚組 \3050
フランス歌曲の世紀
シャブリエ(1841-1894):幸福な島(1889)/リート
グノー(1819-1893):
ヴェネツィア(1842)/おいで!芝生は緑(1875)/四月の歌(1867)
ビゼー(1836-1875):子守歌(1868)/愛の歌(1872)
フォーレ(1845-1924):
5つのヴェネツィアの歌 Op.58(1891)
マンドリン,ひめやかに,緑,クリメーヌに,やるせない夢ごこち
憂鬱 Op.51 No.3(1888)/月の光 Op.46 No.2(1887)
ガブリエル・デュポン(1878-1914):マンドリン
ユゼフ・シュルツ(1875-1956):月の光
フォーレ:優しき歌 Op.61(1892-1894)
後光を背負った聖女,暁の光は広がり,白い月影は森に照り,
私はつれない道を歩む,私はほんとうに恐ろしいほど,
暁の星よ、お前が消える前に,それはある夏の明るい日,
そうでしょう,冬が終わって
ドビュッシー(1862-1918):
やるせない夢ごこち(1887)/木陰(1885)/木馬(1885)/緑(1886)
憂鬱(1885-1888)/ひめやかに(1891)/操り人形(1891)/月の光(1891)
マンドリン(1882)
プーランク(1899-1963):
誰のもの(1924)/墓碑銘(1924)/田舎の歌(1928)/昨日(1928)
ブルターニュの歌(1931)/かわいい女中(1931)
オネゲル(1892-1955):
クロティルド(1917)/デルフィニウム(1940)/鐘(1917)
ミヨー(1892-1974):コクトーの3つの詩 Op.59(1920)
煙,ボルドーの祭り,モンマルトルの祭り
ミヨー:暁(1913)
ルイ・デュレ(1888-1973):ペトロニウスの3つの詩 Op.15
ブール・ドゥ・ネージュ(1918),輪廻(1918),ざくろ
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):6つのフランスの歌(1930)
いいえ、いいえ、誠実さなんて,真実はしばしば,夫は私を中傷した,
私を力づけてくださる神よ,私の恋人の悪口を言う人がいる,
私はあなたに大きな喜びを与える
ジョルジュ・オーリック(1899-1983):Lise Hirtzによる5つの歌(1929)
一羽の小さなかささぎ,小さなりんご,ひな菊,黒い雌鶏,小さなろば
キャロル・ボガード(ソプラノ)
ジョン・モリアーティ(ピアノ)
録音:1975-1980年 初出:Cambridge Records, CRS 2774, 2775, 2777(LP)

PACD 96038/40 3枚組 \3700
ヘンデル(1685-1759):オペラ「タメルラーノ」
グウェンドリン・キルブルー(メゾソプラノ:タメルラーノ)
アレクザンダー・ヤング(テノール:バヤゼット)
ソフィア・ステファン(メゾソプラノ:アンドロニコ)
キャロル・ボガード(ソプラノ:アステリア)
ジョアンナ・サイモン(メゾソプラノ)
マリウス・リンツラー(バス:レオーネ)
コペンハーゲン室内管弦楽団
アルバート・フラー(チェンバロ)
ラーシュ・ホルム・ヨハンセン(チェロ)
ジョン・モリーアティ(指揮)
録音:1970年 原盤:Cambridge Records, Peerles 初CD化音源

PACD 96041 \1850
トム・マクダーモット(1957-):All The Keys and Then Some
オール・ザ・キー(ピアノのための24の小品)
私の友人たち(ピアノとシンセサイザーのため;全14曲)
トム ・マクダーモット(ピアノ、シンセサイザー)
録音:1996年1月、ニューオーリンズ、ロヨラ大学 初出:STR(*)
セントルイス生まれのジャズ・ピアニスト、トム・マクダーモットの自作自
演盤。(*)レーベルのウェブサイトにはSTRレーベルから1995年に発売された
と書かれていますが、ブックレットに記載の録音年と合いません。

PACD 96042/4 3枚組 \3700
ベートーヴェン(1770-1827):後期弦楽四重奏曲集
第11番ヘ短調 Op.95/第13番変ロ長調 Op.130/第12番変ホ長調 Op.127
第14番嬰ハ短調 Op.131/第15番イ短調 Op.132/第16番ヘ長調 Op.135
コロラド弦楽四重奏団
ジュリー・ローゼンフェルド(第1ヴァイオリン) 
デボラ・レディング(第2ヴァイオリン)
ダイアン・チャプリン(ヴィオラ) 
ダイアン・チャプリン(チェロ)
録音:2004年5月26-28日、2005年5月31日-6月2日、12月16-18日、
2006年5月25-26日、
ニューヨーク州アマンデール=オン=ハドソン、バード・カレッジ、
センター・フォー・パフォーミング・アーツ
コロラド弦楽四重奏団の結成25周年記念盤。譜面に示された繰り返し指定を
すべて実行しています。




<NUMERICA>
NUM 1186 \2080
ポヴォア・デ・ヴァルジン国際音楽祭
ウゴ・リベイロ(1983-):回想(管弦楽のための;2007)(*)
ゴンサロ・ガト(1979-):派生(ピアノのための;2008)(+)
ファティマ・フォンテ(1983-):
文明(ソプラノと室内アンサンブルのための;2007)(#/**)
アナ・セアラ(1985-):詩、伝言(室内アンサンブルのための;2008)(**)
アナ・セアラ:凍える夜の漆黒の空(管弦楽のための;2008)(*)
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):
弦楽四重奏曲第2番「地底の運動」(++)
ポヴォア・デ・ヴァルジン交響楽団(*)
オスヴァルド・フェレイラ(指揮(*))
エルザ・マルケス・シルヴァ(ピアノ(+))
ラケル・カマリニャ(ソプラノ(#))
カメラーラ・センツァ・ミズラ(**)
ヴェラジン弦楽四重奏団(++)

NUM 1191 \2080
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
交響曲第2番 Op.114(*)
コンチェルティーノ Op.111(+)
祝祭交響楽団(*)
ユアン・ファン(指揮(*))
ポルトガル交響楽団(+)
アルヴァロ・カスト(指揮(+))

NUM 1192 \2080
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
交響曲第3番 Op.142
交響曲第4番 Op.153
ベイラス・フィルハーモニー管弦楽団
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(指揮)

NUM 1193 \2080
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):室内音楽集
ディニスとイザベル Op.99
アナ・フェラス(ソプラノ)
ジョゼ・ジョアン・ゴメス・ドス・サントス(ピアノ) 
アントニオ・コスタ(ホルン)
ラヴェル・シャピュイ(フルート) カルメン・カルデアル(ハープ)
Decateto No.1 Op.138 / Decateto No.2 Op.155
ユートピア管弦楽団 ヌノ・コルテ=レアル(指揮)
記憶 Op.95
ジョゼ・ジョアン・ゴメス・ドス・サントス(ピアノ)
ラヴェル・シャピュイ(フルート) アントニオ・コスタ(ホルン)
世界を救った鳥 Op.137
ジャネテ・サントス(フルート) アナ・ペレイラ(ヴァイオリン)
ジョアナ・シプリアノ(ヴィオラ) カロリナ・マトス(チェロ)
イン・メモリアム Op.105
LX金管五重奏団
セルジオ・パシェコ、ダニエル・ロウロ(トランペット) 
ヌノ・クニャ(ホルン)
ルイ・フェルナンデス(トロンボーン) アデリオ・カルネイロ(テューバ)
トッカータ Op.133
インゲボルク・バルダスティ(ピアノ) リカルド・ロシャ(ギター)

NUM 1194 \2080
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):宗教的音楽集
サン・ジュダス・タデウのミサ Op.85(*)
アヴェ・マリア Op.5(*/#)
深き淵より Op.130(+)
テ・デウム Op.55(**/#)
エルザ・サケ(ソプラノ(*))
オプス・アンサンブル(+)
ペドロ・リベイロ(オーボエ) アナ・ベラ・シャヴェス(ヴィオラ)
アレジャンドロ・オリヴァ(コントラバス) オルガ・プラツ(ピアノ)
オルガ・プラツ(ピアノ(#))
マルガリダ・マレコス(ソプラノ(**))
ヴェラ・ディアス(ファゴット(**))
作曲家のほかに指揮者、ピアニスト、放送・映画の監督、舞台演出家、作家な
どさまざまな顔を持つポルトガルの才人アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイ
ダの生誕70年に合わせ、「ヴィクトリノ・ダルメイダ・エディション」とも称
すべき回4枚のCDが発売されました。

NUM 1195 \2080
シューマン(1810-1859):
3つのロマンス Op.94
民謡調の5つの小品 Op.102
アダージョとアレグロ Op.70
幻想小曲集 Op.73
ヌノ・ピント(クラリネット)
エルザ・シルヴァ(ピアノ)
ヌノ・ピントはアントニオ・サイオテ、ミシェル・アリニョン、アラン・ダミ
アンらに師事したポルトガルのクラリネット奏者。

NUM 1196 \2080
詩の朗読と音楽
ミゲル・トルガ(1907-1955)詩
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-)曲
アウレリノ・コスタ(朗読)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(ピアノ)
ポルトガルの詩人(医師でもありました)ミゲル・トルガの詩の朗読に、アン
トニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダがピアノで音楽を合わせています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.24

2010年04月23日 14時40分30秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMC 902066 \2450
シューベルト:冬の旅(全24曲)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリストフ・ベルナー(フォルテピアノ)
録音:2009年10月
知的な声で宗教からオペラ、リートと柔軟に活躍しているギューラによる「冬
の旅」の登場。ギューラの抑えの効いた知的な表情と、語尾に至るまでシャー
プに際立てられた子音が冬の世界を感じさせます。フォルテピアノの音色が絶
妙で、第1曲の和音の連続もほどよい響きで、耳から寒さが伝わってくるよう。
「菩提樹」の豊かな響きは聴き手を包み込みます。一転、「春の夢」は極めて
儚く、夢はあくまでも夢に過ぎないことを思い出させ、厳しく辛い現実を聴き
手につきつけます。

HMX 2907296 \1350
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080(6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
(ハルモニアムンディ2010年カタログブック付)
フレットワーク
録音:2001年12月
近年、坂本龍一氏も注目したことでさらに人気上昇中のヴィオールの凄腕集
団、フレットワークによる衝撃の1枚がお買い得に!1986年デビューの英国
ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団は、今なおヴィオール・アンサンブルの雄と絶
賛されています。ミステリアスな「フーガの技法」の迷宮をめぐる旅へ是非!




<AMBRONAY>
AMY 023 \2500
ハイドン(1732-1809):ナクソス島のアリアンナ、歌曲、カンツォネッタ集
(1)楽しい苦痛(6つの創作されたカンツォネッタより)
(2)すこぶる平凡な話(12のクラヴィア伴奏歌曲第1部より)
(3)羊飼いの歌「母は私に髪を結えと言う」
(6つの創作されたカンツォネッタより)
(4)かつて女性の美しさが
(5)はじめてのキス(12のクラヴィア伴奏歌曲第1部より)
(6)母の遅すぎた到着(12のクラヴィア伴奏歌曲第1部より)
(7)彼女は決して恋について話さない
(6つの創作されたカンツォネッタ第2集より)
(8)誠実(6つの創作されたカンツォネッタより)
(9)精霊の歌
(10)この心臓をえぐる苦痛で
(11)さすらい人(6つの創作されたカンツォネッタ第2集より)
(12)ナクソスのアリアンナ
(13)人生は夢(12のクラヴィア伴奏歌曲第2部より)
ステファニー・ドゥストラック(Ms)
アリーン・ジルベライヒ(フォルテピアノ)
録音:2009年11月
ハイドンの歌曲作品で、愛にまつわるものを集めた1枚。愛らしいリートとカ
ンツォネッタの数々が、センチメンタルな旅路へと誘います。ドゥストラック
は古楽シーンで活躍めざましいメゾソプラノで、ここでも芝居っけたっぷりの
チャーミングな歌を披露。フォルテピアノのジルベライヒは「プサルテリウム
&プサルテリオン」(AMY 012)でも凝ったコンセプトのCDで私たちを魅了した
名手。ストラスブールの音大で教員も務める実力派で、なかなかに主張のある
伴奏が光ります。




<Mariinsky>
MAR 0510(SACD-Hybrid) \2180
ストラヴィンスキー:
(1)歌劇「エディプス王」
(2)バレエ音楽「結婚」
エディプス王:セルゲイ・セミシクル(Ten)、
妻イオカステ:エカテリーナ・セメンチュク(Ms)、
クレオン:エフゲニー・ニキーチン(Bs-Br)、
ジェラール・ドパルデュー(語り手)、
ワレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー劇場管弦楽団、同合唱団
[録音:2009年12月(2)、2010年2月(1)/
マリインスキー劇場コンサートホール(セッション録音)]
ストラヴィンスキー作品に特別な情熱を注ぐゲルギエフならではのエネルギー
に満ちた新譜は歌劇「エディプス王」とバレエ音楽「結婚」。
「エディプス王」は新古典主義的作風時代の1927年の作で、ソフォクレスの原
作に基づくジャン・コクトーの台本、声楽はラテン語、語り手はフランス語に
より、父殺し、実の母と通じたエディプス王の悲劇が描かれます。物凄い迫力
の合唱に圧倒されますが、悲劇とはいえ、人を小馬鹿にしたようなストラヴィ
ンスキー一流の音楽にも事欠かず、楽しめます。語り手をフランスの名優ジェ
ラール・ドパルデューが迫真の演技で務めているのも豪華の極みです。
4台のピアノが凄まじい打楽器的効果を生み出す「結婚」も聴きもの。オーディ
オ効果も満点の曲ですが、ゲルギエフならではの計算されつくした絶妙なバラ
ンスで原始的な音世界を作り上げています。今日ゲルギエフほどストラヴィン
スキーの生命力を表せる指揮者はなく、まさに生の歓びを実感させてくれます。




<PREISER>
=トーンキュンストラー・ライヴ=
PRCD 90784(SACD-Hybrid) \2080
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
(現ニーダーエステライヒ・トンキュンストラー管弦楽団)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指)
録音:2009年10月3日、4日ウィーン・ムジークフェライン大ホール(ライヴ)
2009/10年のシーズンより、クリスティアン・ヤルヴィの後任として、あらた
にトーンキュンストラー管の音楽監督に就任したアンドレス・オロスコ=エス
トラーダ。トーンキュンストラー・ライヴ・シリーズ最新アルバムは、まさに
この1971年コロンビア生まれの若き音楽監督の就任記念デビュー・コンサート
の模様を収めたもので、ことし2010年にアニヴァーサリーを迎えるマーラーの
「巨人」というプログラムです。
本公演に先立って2009年9月、オロスコ=エストラーダがあらたに首席指揮者
に就任する、もうひとつの手兵バスク国立管弦楽団との初めてのシーズンのオ
ープニングでも取り上げたマーラーの「巨人」。デビュー・コンサートでの
「巨人」というプログラミングといえば、奇しくも同じ南米ベネズエラ出身
で、1981年生まれとオロスコ=エストラーダと同世代で目覚ましい活躍を遂げ
ているドゥダメルが、ちょうど時期まで同じ2009年10月におこなったロサン
ジェルス・フィル就任コンサートの例も思い浮かびます。
オロスコ=エストラーダは、なにより28歳という異例の若さですでにふたつの
オケを掌握する事実が端的に示していますが、青春の息吹を伝えるマーラーの
曲想ともうまくマッチして、じっさい、ドゥダメルに匹敵する才気とカリスマ
ぶりをここで十二分に証明しています。じつに今後が楽しみな若き俊英の登場
といえるでしょう。
アンドレス・オロスコ=エストラーダ…1977年コロンビアのメデジン生まれの
指揮者。少年時代はヴァイオリンを学ぶ。15歳で指揮を学び始める。
1997年にウィーンに移住。ウィーン国立音楽大学で、ウーロシュ・ラヨヴィチ
(ブルーノ・マデルナとハンス・スワロフスキーに師事した指揮者)に師事す
る。2001年にウィーン工科大学のオーケストラで指揮者のポストを得る。
2003年5月に初めてウィーン・トーンキュンストラー管を指揮。その後2年間、
同オケのアシスタント・コンダクターを務める。
2005年グラーツ大管弦楽団に初めて登場、2006年から2009年首席指揮者を務め
る。
2009/10年のシーズンより、最初の契約期間として向こう3年間、ウィーン・
トーンキュンストラー管の首席指揮者と、また同じく、バスク・ナショナル・
オーケストラの首席指揮者に就任。



<SDG>
SDG 168 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集
[CD1]三位一体節後第20日曜日のためのカンタータ集
「ああ、いまわれ婚宴に行かんとして」BWV 162
「われは行きて汝をこがれ求む」BWV 49
「装いせよ、おお、わが魂よ」BWV 180
[CD2]三位一体節後第21日曜日のためのカンタータ集
「われ信ず、尊き主よ、信仰なきわれを助けたまえ」BWV 109
「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV 38
「神なしたもう御業こそいと善けれ」BWV 98
「われはわが依り頼みを」BWV 188
[CD1]マグダレーナ・コジェナー(S)、サラ・ミンガルド(A)、
クリストフ・ゲンツ(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)
[CD2]ジョアンヌ・ルン(S)、ウィリアム・タワーズ(A)、
ポール・アグニュー(T)、ゴットフリート・シュヴァルツ(Bs)
録音:2000年11月(ライヴ)
ガーディナーによるバッハの最新盤は、コジェナーら豪華ソリストが参加。
Disc1に収録の第49番カンタータは、ソプラノとバスの二重唱カンタータ。
コジェナーが世界に認められ、世界で活躍するきっかけともなったバッハ作品
だけに、彼女の思い入れも格別。救い主に愛される魂の喜びを歌うソロ・アリ
アにうっとりさせられます。ほかにも、コラールが有名な98番や、ヴィオロン
・チェロ・ピッコロが活躍する180番など、聴きどころ満載の2枚です。




<Profil>
PH 10007(3CD+DVD) \6650
MONO
[DVD]
リージョン・オール / NTSC
38'41 / 字幕なし
“神よ!ここはなんと暗いのだ”-ドレスデン国立歌劇場の秘蔵音源集
すべてドイツ語による歌唱です。
ベートーヴェン:「フィデリオ」-神よ!ここはなんと暗いのだ
ハンス・ホップフ(T フローレスタン)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年頃
モーツァルト:「フィガロの結婚」)-目を開くんだ
ヴェルナー・ファウルハーバー(Br フィガロ)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:1950年12月10日
モーツァルト:「フィガロの結婚」-ついにその時が来た
エルフリーデ・トレチェル(S スザンナ)
ハンス・レーヴライン(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年5月27日
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」-ある日、藍色の空に
ハンス・ホップフ(T アンドレア・シェニエ)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年頃
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」-やだ、これは本当に厚かましいわ
エルフリーデ・ヴァイトリヒ(S フルート夫人)
ヘレナ・ロット(A ライヒ夫人)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年5月20日
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」-母の胸に抱かれた赤児の時から
クルト・ベーメ(Bs ファルスタッフ)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:1948年7月10日
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」-さあ、決意はできました
エルフリーデ・ヴァイドリヒ(S アンナ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年6月26日
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」-私は町の何でも屋
アルノ・シェレンベルク(Br フィガロ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年5月20日
フロトウ:「マルタ」-さあ、どうしよう
ヘレナ・ロット(A ナンシー)
クルト・ベーメ(Bs プランケット)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:1948年1月1日
モーツァルト:
「魔笛」-俺は鳥刺し,なんと美しい絵姿,おおイシスとオシリス,この神聖
な殿堂には
カール・パウル(Br パパゲーノ)
ヴェルナー・リービング(T タミーノ)
ゴットロープ・フリック(Bs ザラストロ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1950年11月18日
モーツァルト:「魔笛」-ああ私には分かる
エルフリーデ・トレチェル(S パミーナ)
ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1948年9月26日
モーツァルト:「魔笛」-娘か女房か
カール・パウル(Br パパゲーノ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1950年11月18日
モーツァルト:「魔笛」-パ、パ、パ
リザ・オットー(S パパゲーナ)
アルノ・シェレンベルク(Br パパゲーノ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日
モーツァルト:「魔笛」-太陽の光が夜を追い払った(第2幕フィナーレ)
ゴットロープ・フリック(Bs ザラストロ)
ゲルハルト・プフリューガー(指)
ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1950年11月18日
ヴェルディ:「運命の力」-平安を
クリステル・ゴルツ(S レオノーラ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年5月20日
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」-見よ、恐ろしい炎を
ハンス・ホップフ(T マンリーコ)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年頃
ヴェルディ:「仮面舞踏会」-私はあなたの傍だ
クリステル・ゴルツ(S アメーリア)
ベルント・アルデンホフ(T リッカルド)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:1946年
ヴェルディ:「ドン・カルロ」-忌まわしいこの贈り物よ
ルート・ランゲ(A エボリ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年6月26日
ヴェルディ:「ドン・カルロ」-世の虚しさを知る神よ
クリステル・ゴルツ(S エリザベッタ)
ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1947年11月22日
ヴェルディ:「オテッロ」-私を恐れるものはない
ベルント・アルデンホフ(T オテッロ)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:不詳
プッチーニ:「ボエーム」-人は私をミミと呼びますが
エルフリーデ・トレチェル(S ミミ)
ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1947年9月26日
プッチーニ:「ボエーム」-私が街を歩くと
リザ・オットー(S ムゼッタ)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日
プッチーニ:「トスカ」-星は光ぬ
ハンス・ホップフ(T アンドレア・シェニエ)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年頃
プッチーニ:「トスカ」-歌に生き愛に生き
ドラ・ツシレ(S トスカ)
ゲルハルト・レンセン(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1951年9月15日
ヴェルディ:「アイーダ」-第2幕から(約15分),第4幕フィナーレ
クリステル・ゴルツ(S アイーダ)
ヘレナ・ロット(A アムネリス)
ベルント・アルデンホフ(T ラダメス)
ロルフ・クライネルト(指)
ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1947年10月13日
スメタナ:「売られた花嫁」-来なさい、若者よ
ヴェルナー・リービング(T ハンス)
ヴェルナー・ファウルハーバー(Br ケツァル)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年5月20日
スメタナ:「売られた花嫁」-周りが何と不確かで死んだように
エルフリーデ・ヴァイドリヒ(S マリー)
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1950年5月20日
チャイコフスキー:「スペードの女王」-いとしい女友だちよ
ルート・ランゲ(Ms ポリーヌ)
指揮者不詳 シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1947年
R.シュトラウス:「サロメ」-お前は私にキスさせようとしなかった
クリステル・ゴルツ(S サロメ)
ベルント・アルデンホフ(T ヘロデ)
インガー・カレン(A ヘロディアス)
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1948年5月20日
プッチーニ:
「蝶々夫人」-魅惑に満ちた眼差しの可愛い娘よ(第1幕の蝶々さんとピンカー
トンの二重唱)
エルフリーデ・トレチェル(S 蝶々さん)
ハインツ・ザウエルバウム(T ピンカートン)
ハンス・レーヴライン(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1951年4月22日?
プッチーニ:「蝶々夫人」-ある晴れた日に
エルフリーデ・トレチェル(S 蝶々さん)
ハンス・レーヴライン、もしくはルドルフ・ノイハウス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1947年11月19日
プッチーニ:「蝶々夫人」-あの桜の小枝を揺すって(花の二重唱)
エルフリーデ・トレチェル(S 蝶々さん)
ヘレナ・ロット(A スズキ)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指)ドレスデン大放送管弦楽団
録音:不詳
レオンカヴァッロ:「道化師」-そういう冗談は,衣装を着けろ
ハンス・ホップフ(T カニオ)
クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年頃
ドヴォルザーク:「ルサルカ」-月は白銀に輝き(月に寄せる歌)
エルフリーデ・トレチェル(S ルサルカ)
ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1947年11月22日
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」-おおパレルモ
ゴットロープ・フリック(Br プロチダ)
ロルフ・クライネルト(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1948年6月16日
DVDの内容
マウエルスベルガー:
ドレスデン・レクイエム-町が何と荒れ果てた姿で横たわっていることか
(録音:1952年2月13日)
私の0時間(ヨゼフ・カイルベルトの語り)
私のサロメ(クリステル・ゴルツの語り 1957年)
クリステル・ゴルツの日常を映した記録映像
ヨアヒム・ヘルツの語り
クリステル・ゴルツの回想(2007年)
リザ・オットーの回想
ドレスデンの戦災と復興を描いた短編記録映画(1946年)
ほか
Profil社がたいへんなプロジェクトを始動しました!瓦礫から蘇ったドレスデ
ンの国立歌劇場の貴重録音集です!先にフリッツ・ブッシュがシュターツカペ
レ・ドレスデンを指揮した録音集を発掘した(PH 07032 3CD+DVD)Profil社、今
度は第二次世界大戦直後の音源をCD化。収録詳細をご覧いただければ、どれこ
もこれも驚くような内容ばかり。当時40歳前後のゴルツが絶頂期の歌を披露し
ているし、1950年代にバリバリに活躍をすることになるホップフやアルデンホ
フといったヘルデンテノール、ベーメやフリックといったバスが、まだ若く瑞
々しい歌声を聞かせていたり。ゴルツとアルデンホフが共演した「アイーダ」
は貴重。指揮者では、1945-1950年の音楽監督、ヨゼフ・カイルベルトと、そ
の後任で1950-1953年の音楽監督、ルドルフ・ケンペが登場しているのが注目。
もちろん、大戦と重なったことで国際的に有名になれなかった名歌手、実力
派指揮者の音源も多数収録されています。保存状態の悪い音源もあるものの、
総じて当時のドイツの放送曲の録音技術がいかに高かったか証明する音質で
す。DVDには、貴重な映像や音声が収録されています。そして242ページの豪
華解説冊子には、歌手や舞台の写真もドッサリ。作り手の愛情がひしと感じ
られる素晴らしいセットです!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.23

2010年04月23日 11時54分05秒 | Weblog
<Sterling>
CDS 1088-2 \2300
ズヴェールス:交響曲第3番《我が祖国》
ハンス・フォンク(指揮)、ハーグ・レジデンティ管弦楽団
同時期のドイツやフランスなど他国の様式を取り入れるのではなく、オランダ
の音楽様式の発展、開拓を目指した作曲家ベルナルド・ズヴェールス(1854-
1924)の交響曲集完結盤。
ヤーダースゾーンの門弟だったズヴェールス1890年の作品にして最後の交響曲
となった「交響曲第3番」は、その名も「我が祖国」!オランダ版「我が祖国」
は、4つの楽章それぞれに"オランダの森で"、"田舎で"、"海辺で"、"都会で"と
いう副題が付けられるなど、音楽でオランダという国そのものを表現した壮大
なスケールの交響曲なのである。
ズヴェールスの「我が祖国」を振るのは、オランダの名匠ハンス・フォンクと
ハーグ・レジデンティ管の名コンビ。ハンス・フォンク入魂のタクトが、祖国
オランダ、ズヴェールスの大作を色濃く描きます!
1977年8月24日-26日、ハーグ新教会(オランダ)での録音。




<nosag records>
nosag CD093 \2300
ドブロゴス:レクイエム/テ・デウム(全曲世界初録音)
ハンナ・ホルゲション(ソプラノ)、
ゲーリー・グレイデン(指揮)
ストックホルム王立歌劇場管弦楽団、聖ヤコブ教会室内合唱団
ジャズ・ピアニスト&作曲家など幅広い音楽活動の経験が反映されたドブロゴ
スの合唱作品は、独特の和声進行から生まれる神々しい響きが大きな魅力。
ジャンルの枠を超越したハーモニー。スウェーデンで生まれた21世紀の新しい
「レクイエム」に耳を傾けてみてください。
2004年3月19日-21日、聖ヤコブ教会(ストックホルム)での録音。弊社初紹介。

nosag CD173 \2300
北欧の木管五重奏曲集 ――
フェルンストレム:木管五重奏曲Op.59
プラッゲ:木管五重奏曲Op.105
ヨンソン:ライト、スライトリー・ムーヴィング
フレドリクソン:カストールとポリュックス
ラーション:4つのテンポ
ポリュックス木管五重奏団
ポリュックス木管五重奏団は、ヘルシンボリ交響楽団の木管奏者たちによって
1997年に結成されたスウェーデンの木管五重奏団。
演奏からはヘルシンボリ響の木管セクションを支える実力派奏者たちの、北欧
の木管五重奏曲への愛情とこだわりがひしひしと伝わってくる。ありきたりの
レパートリーに飽きたプレーヤーのみなさんの発掘&選曲にも役立つプログラ
ムです。





<Caprice>
CAP 21805 \2300
コープランド:エミリー・ディキンソンの12の詩
ニーストレム:ただ彼らとともに、海の歌、ただひとつのもの、願い
R・シュトラウス:
オフェーリアの3つの歌Op.67、春の祭りOp.56-5、
お父さんが言いましたOp.36-3
イーダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)、
マッティ・ヒルヴォネン(ピアノ)
2008年に、カール=マグヌス・フレデリクソンやトビアス・リングボリ、セシ
リア・シリアクスも受賞者に名を連ねているスウェーデンのソロイスト賞に輝
いたソプラノ歌手、イーダ・ファルク・ヴィンランドのソロ・アルバム。
純度が高く気品のあるイーダ・ファルク・ヴィンランドの歌声、コープラン
ド、ニーストレム、R・シュトラウスというセンスの光るプログラムが、ス
ウェーデン声楽界のレベルの高さを改めて教えてくれる。

CAP 21816 \2300
スウェーデン放送合唱団 - ヴィジョンズ・アンド・ノン・ソーツ ――
ローレム:イン・タイム・オヴ・ペスティレンス
リンドベルイ:ヴィジョンズ・アンド・ノン・ソーツ*
イェンネフェルト:ファランデット
リンドベルイ:ヴィド・シスタ・ウデーン*
ハンソン:ライテン・マイン・アイズ
ヒルボリ:muo:aa:yiy::oum
クリスティアン・リンドベルイ(トロンボーン)*、
ラグナル・ブーリン(指揮)、スウェーデン放送合唱団
合唱の神様エリク・エリクソンやカリユステ、また多くの巨匠たちと数々の名
唱を創り上げ、2007年からはダイクストラが首席指揮者を務めている北欧の名
門スウェーデン放送合唱団。
ローレムやリンドベルイなどの現代合唱作品を指揮するのはサンフランシスコ
交響合唱団のディレクター、ラグナル・ブーリン。MTT&SFSのマーラー「交響
曲第8番《千人の交響曲》」(821936-0021-2)を大名演へと導いた立役者が、北
欧の名門との共演で現代レパートリーをしっかりと聴かせてくれます。




<Daphne>
DAPHNE 1039 \2300
ロイヤル・ウェディングのための音楽 ――
グリーグ:結婚式にて/ドミニク:ティレグナン/クランツ:Av langtan till
dig/トーブ:これほど美しい海の光は/ビョルク:バラッド風に/ノイマン:
愛のワルツ/グスタフ皇太子:ばらの香りに/メリカント:Dar Bjorkarna Susa
/ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは、アスポーケル・ポルカ
/グリーグ:君を愛す/アルヴェーン:わが心を汝が御手に/シューベルト:
アヴェ・マリア/プッチーニ:お父様にお願い/アーン:クロリスに/
ストルム:夏の夜
スサンナ・アンデション(ソプラノ)、フランシスカ・スクーグ(ピアノ)
グリーグの「結婚式にて」や「君に愛す」、アルヴェーンの「わが心を汝が御
手に」から、グスタフ皇太子の「ばらの香りに」やモニカ・ドミニクの「ティ
レグナン」など、美しきメロディばかりを集めた"ロイヤル・ウェディングの
ための音楽集"。
これからのブライダル・シーズンでこの"ロイヤル・ウェディングのための音
楽"をBGMに使えばきっとウェディングの感動もアップ!





<Musica Sveciae>
MSCD 907 \2300
ベルワルド - ミュージカル・ポートレート ――
ベルワルド:交響曲第4番より 第2楽章/ピアノ五重奏曲ハ短調より 第1楽章*
/七重奏曲変ロ長調より 第1楽章+/序曲《ソリアのエストレッラ》#/エスト
レッラのアリアと情景#/弦楽四重奏曲ト短調より 第3楽章+/ピアノ三重奏曲
ニ短調より Allegro non molto+/交響曲第3番より Finale:Presto
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、
スウェーデン放送交響楽団、ベルワルド弦楽四重奏団*、
ステファン・リンドグレン(ピアノ)*、リセル四重奏団+、
レナ・ノールディン(ソプラノ)#、スティグ・ヴェステルベリ(指揮)#、
ヘルシンボリ交響楽団#
スウェーデンの王立アカデミーがプロデュースした同国の強力レーベル"Musica
Sveciae"の取り扱いを再開します!
ステーンハンマル、ベルワルド、アルヴェーン、クラウスなどの作品集、サロ
ネンやスヴェトラーノフの録音など、"Musica Sveciae"は注目音源の宝庫です。
こちらは"Musica Sveciae"の音源の中から集められたベルワルドのコンピレー
ション・アルバム。弊社初紹介。




<DUX>
DUX 0724 \2080
スワヴォミル・ザムシュコ(1973-):管弦楽作品集
クラリネットと弦楽合奏のための協奏曲(1999)(*)
W.A.M.を記念する弦楽合奏のためのディヴェルティメント(2006)
Nasha Shkhapa(2009)(+)
メキシコのヨーロッパ人(フルートと弦楽合奏のための;2005)(#)
ヴィオラ協奏曲(2009)(**)
アルトゥル・パフレフスキ(クラリネット(*))
アンナ・ヴェレツカ(メゾソプラノ(+))
アガタ・イグラス=サヴィツカ(フルート(#))
ルジャ・ヴィルチャク=プワジュク(ヴィオラ(**))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)

DUX 0726 \2080
バルトゥオミェイ・ペンキェル(?-1670頃):
ミサ・ブレヴィス/最美なるミサ
モテット
Sub Tuum praesidium / Ave Maria / Salvator orbis
Magnum nomen Domini / Resonet in laudibus
イル・カント

DUX 0743 \2080
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
家庭歌曲集 から
何の花,蝶,私の心,ジプシー,なぜ?,穂,憧れ,
危険な娘,君を愛す,子供のために,赤ん坊のために,
無題の歌,ヴィリヤ,金魚,紡ぎ娘,理由
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
マヤ・ノソフスカ(ピアノ)

DUX 0764 \2080
ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ組曲「プルチネッラ」
R・シュトラウス(1864-1949):バレエ組曲「町人貴族」
ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
ヤツェク・カスプシク(指揮)

DUX 0345 \2080
【未案内旧譜】
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲第81番ト長調 Op.77 No.1
モーツァルト(1756-1791):弦楽四重奏曲第19番ハ長調「不協和音」K.465
ベートーヴェン(1770-1828):弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95
ロイヤル弦楽四重奏団




<ACTE PREALABLE>
AP 0201 \2080
ポーランド歌曲集
ショパン(1810-1849):
酒宴 Op.74 No.4/使者 Op.74 No.7/ドゥムカ
あるべきものもなく(私の眼の涙)Op.74 No.13
スタニスラフ・モシュシュコ(1819-1872):
名付け親/バルテクと黒雷鳥/母よ、あなたはもういない
狂乱したオフィーリアの歌
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
私の魂は悲しんでいる Op.1 No.6/暗く穏やかな海で Op.3 No.4
夜の光の中で眠る Op.3 No.5/私のために泣かないで Op.3 No.7
広い広い海の彼方 Op.3 No.3
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):4つの歌曲 Op.7
灰色の馬,最後のばらがしおれたとき,白樺の木立の中に轟く
私の恋人は連れ去られた
オルガ・マロシェク(アルト)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2009年10月、ウーチ・フィルハーモニー・ヘンリク・チシ記念室内楽ホ
ール
オルガ・マロシェク(1980年生まれ)は主に歌曲やオラトリオ、カンタータ等の
分野で活躍しているポーランドのアルト歌手。

AP 0225 \2080
響き渡るピアノ・ヴィジョン
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):ピアノ作品集
マラソン(1963); 戦い(*),駆け足(+)/4つの小品(1957)(#)
音色の抒情詩(1963)(**)/地上の平和(1964)(++)/アラベスク(1978)(##)
神秘劇「オスヤクの悔悛」(1979)からの3つの断章(***)
コレオドラマ「ブランド」(1967)からの3つの断章(+++)
「システィーナ礼拝堂の戸口の上り段の上の創世記による瞑想」(2007)(##)
からの3つの断章
パッサカリア(1968)(###)
ゾフィア・ヤヌコヴィチ(ソプラノ(++))
ユリウシュ・ウーチュク(ピアノ(*/+/++/***/+++/###))
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(#/**/++))
ツェザリ・サネツキ(ピアノ(##))
ドミツェラ・ウーチュク(ピアノ(+++))
録音:1963年9月12日、ワルシャワ国立フィルハーモニー(*)
1963年、ポーランド放送クラクフ支局(+)
1975年6月(#)、1966年11月7日(**)、1966年(++)、
ポーランド放送スタジオM1(#/**/++)
2008年10月31日、チェンストホヴァ・フィルハーモニー(##)
ポーランドの作曲家ユリウシュ・ウーチュクの作曲家生活55周年記念シリーズ。
世界初録音。

AP 0227 \2080
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):
ピアノ小協奏曲(1973)(*)
コントラバス協奏曲(1986)(+)
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(*))
ポーランド放送ワルシャワ管弦楽団(*)
ヤン・プルシャク(指揮(*))
マレク・カリノフスキ(コントラバス(+))
ポーランド放送クラクフ管弦楽団(+)
シモン・カヴァラ(指揮(+))
録音:1984年1月20-21日、ワルシャワ(*)/1986年6月11-13日、クラクフ(+)
世界初録音。

AP 0229 \2080
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):翼と手
管弦楽のための哀歌(グラジナ・バツェヴィチの記念に;1970)(*)
歌曲集「翼と手」(バリトンと管弦楽のための;1972)(+)
ワルシャワの伝説(管弦楽のための、子守歌風;1974)(#)
ポーランド国立放送交響楽団(*)
イェジ・カトレヴィチ(指揮(*))
イェジ・アルティシュ(バリトン(+))
ポーランド放送クラクフ管弦楽団(+/#)
レナルト・チャイコフスキ(指揮(+))
ヤヌシュ・プシビルスキ(指揮(#))
録音:1983年4月15日、カトヴィツェ(*)
1975年3月28日(+)、1980年11月6-7日(#)、クラクフ(+/#)
世界初録音。インレイ(裏ジャケット)では(#)が(+)と誤表記されております。

AP 0233 \2080
ROCKOWO 弦楽五重奏によるロック名曲集
Runaway(デル・シャノン)/Somebody to love(クイーン)
Love me tender(エルヴィス・プレスリー)
Super trouper - Money, money, money(ABBA)/Hey you!(ピンク・フロイド)
Riders on the storm(ドアーズ)/Hit the road, Jack(レイ・チャールズ)
Anna Maria(チェルヴォネ・ギタリ)/Yesterday(ビートルズ)
Just the way you are(ビリー・ジョエル)/
Child in time(ディープ・パープル)
My friend the wind(デミス・ルソス)
Sorry, seems to be a hardest word(エルトン・ジョン)
The House of the rising Sun(アニマルズ)/
Pod papugami(チェスワフ・ニェメン)
Whiter shade of pale(プロコル・ハルム)
[ボーナス・トラック]
Tango "Por una cabeza"/Hava nagila
シロンスク・カメラリスト弦楽五重奏団
ダリウシュ・ズボフ、ヤクプ・ウィシク(ヴァイオリン)
ヤロスワフ・マジェク(ヴィオラ) カテジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
クシシュトフ・コジェン(コントラバス)
録音:2009年10月26-31日、グルノシロンスク・センター・コンサートホール
単にロックをクラシック風にアレンジしただけではなく、クラシックの名曲が
織り込まれているのがポイント。「Whiter shade of pale」では曲そのものの
種明かしにもなっています。チェルヴォネ・ギタリ(Czerwone Gitary)は1960年
代後半に大成功を収めた、「ポーランドのビートルズ」とも称されるロック・
グループ。チェスワフ・ニェメン(Czeslaw Niemen;1939-2004)はポーランド
のカリスマ的シンガーソングライター。

AP 0234 \2080
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.9
弦楽四重奏曲第2番ホ長調
フォー・ストリングス四重奏団
ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)
録音:2009年7月9、10日、8月23、26日、カトヴィツェ、
グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール
世界初録音。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.22-1

2010年04月22日 14時52分01秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 198 \2180
パッヘルベル:晩課のための音楽 ――
イングレスス ハ短調(原曲:ニ短調)、マニフィカト ハ長調(原曲:変ホ長調)、
イングレスス ホ短調(原曲:ト短調)、イングレスス ト長調(原曲:イ長調)、
イングレスス ト短調(原曲:イ短調)、マニフィカト ヘ長調(原曲:ト長調)、
イングレスス 変ロ長調(原曲:ハ長調)
クリーガー:5声のソナタ イ短調
ケルル:5声のソナタ ト短調
キングズ・シンガーズ、シャリヴァリ・アグレアブル
現在ではオルガン奏者として、またオルガン作品など数多くの鍵盤作品の作曲
家として知られるパッヘルベルだが、その優れた宗教音楽は鍵盤作品に勝ると
も劣らぬ完成度と評価を得ている。
パッヘルベルの宗教作品の中でも特に重要作に位置づけられているのが、コン
チェルタート様式で作曲された「イングレスス(入祭唱)」と「マニフィカト」。
創作力が満ち溢れていたパッヘルベルの知られざる傑作である。
このキングズ・シンガーズ&シャリヴァリ・アグレアブルのパッヘルベルは、
英クラシックFMマガジン5月号で月間最優秀賞、同じく英BBCミュージック・マ
ガジン5月号では5つ星(最高評価)を獲得するなど、早くも大きな反響を呼んで
いる。

SIGCD 177 \1450
フロム・ザ・ハート ――
ファン・ネス:マイ・ハート・イズ・ア・ホーリー・プレイス/ラック:うぬぼ
れ/ブランニング(ローソン編):ピエ・イエス/ローハン&クリーク(ローソン
編):アウト・オブ・ザ・ウッズ/コーエン(ローソン編):ハレルヤ
キングズ・シンガーズ
キングズ・シンガーズのハーモニーとミエレクトリックサウンドをミックスし
たモダン・ソングのニュー・アレンジ集。
キングズ・シンガーズの長年の友人グレアム・ラックの新作や、バリトンの
フィリップ・ローソンによるアレンジなど、優しくブレンドするキングズ・シ
ンガーズのハーモニーと美しいメロディがリスナーの心を温かくしてくれます。
※マキシ・シングル扱いによる特別価格設定となります(収録時間:約20分)。

SIGCD 187 \2180
ヴォーチェス8 - エイセス・ハイ ――
ボノ&エッジ:ゴールデンアイ/ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:スラップ
・ザット・バス/マリア・グレヴェール:縁は異なもの/ブライアン・ウィルソ
ン:グッド・ヴァイブレーション/ファビアン・アンドレ&ウィルバー・シュワ
ント:わたしを夢見て/レスリー・ブリカッセ&アンソニー・ニューリー:フィ
ーリング・グッド/コール・ポーター:エニシング・ゴーズ/ライオネル・バ
ート:ロシアより愛をこめて/アラン・ゴリー&ヘイミッシュ・スチュアート:
クラウディ/スティーヴン・ソンドハイム:心をなくして/クルト・ワイル:
マック・ザ・ナイフ/フレディ・マーキュリー:ラヴ・オヴ・マイ・ライフ/
ビル・コンティ&マーティン・リーソン/レスリー・ブリカッセ&ジョン・バ
リー:ユア・アイズ・オンリー/ユー・オンリー・リブ・トゥワイス/ジョン・
バリー:サンダーボール/マイケル・ジャクソン:スムース・クリミナル/マー
ヴィン・ハムリッシュ&キャロル・ベイヤー・セイガー:ノーバディ・ダズ・
イット・ベター
ヴォーチェス8
ウェストミンスター寺院の少年少女聖歌隊員たちによって2003年に結成された
ヴォーチェス8は、2005年にイタリアのゴリツィアで開催された国際合唱グラ
ンプリで第1位を獲得。
この成功によりワールドクラスの実力を持つア・カペラ・グループとして評価
され一気にスターダムに駆け上がったヴォーチェス8は、ルネサンスのポリフォ
ニーからジャズ&ポップスのアレンジまでを自由自在&変幻自在に歌うなどそ
のレパートリーは無尽蔵!
ウェストミンスター寺院聖歌隊で鍛えられた圧倒的な歌唱力と抜群のアンサン
ブル能力を持つイギリスのファンタジスタたちが、ア・カペラ8重唱のために
アレンジされた"007"の主題歌や、マイケル・ジャクソンの「スムース・クリ
ミナル」などの名ナンバーで、"これでもか!"というくらい躍動します!

SIGCD 185 2枚組(1枚価格) \2180
すべてのフロイト主義者は脇へ寄ってくれますか ――
J・S・バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.10
J・S・バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV.830
J・S・バッハ:アダージョ
ショパン:前奏曲第4番ホ短調Op.28、練習曲第12番ハ短調Op.25
ジェイムズ・ローズへのインタビュー
ジェイムズ・ローズ(ピアノ)
"カミソリ、小さな錠剤と大きなピアノ"(SIGCD 153)で他のピアニストとは全
く違う完全独自の世界を展開した異色のアーティスト、ジェイムズ・ローズ。
独特なアルバム・タイトルと、どこか陰影と感情の抑制を感じさせる演奏のコ
ントラストもジェイムズ・ローズが目指すスタイルの1つなのだろう。
精神面の不調、ギルドホール音楽院からの奨学金停止などの苦難を乗り越えた
先でジェイムズ・ローズが発見した"自分の居場所"から響くピアノに耳を傾け
てみて下さい。

SIGCD 189 \2180
モーツァルト、グルック&ベルリオーズ:アリア集 ――
グルック:歌劇《アウリスのイフィゲニア》より Calchas, d'un trait mortel
perce、歌劇《アルチェステ》より Misero! E che faro!、歌劇《オルフェオ
とエウリディーチェ》より エウリディーチェを失って、歌劇《タウリスのイ
フィゲニア》より Divinite des grandes ames/モーツァルト:歌劇《後宮か
らの逃走》より 序曲、ここでお前に会える、僕はあなたの力によりすがる、
歌劇《皇帝ティートの慈悲》より 序曲、最高の王座にあるものの喜びは、王
座を取り巻く者の心が、愛する神々よ/ベルリオーズ:歌劇《トロイアの人々》
より おお金髪の神ケレス、歌劇《ベアトリスとベネディクト》より 彼女に恋
しそうだ、《レリオ、または生への復帰》より 幸福の歌、劇的物語《ファウ
ストの劫罰》Op.24より ファウストのアリア
アンドルー・ケネディ(テノール)、
サイモン・オーヴァー(指揮)、サウスバンク・シンフォニア
ヴォーン=ウィリアムスの「ウェンロック・エッジで」(SIGCD 112)やハイペ
リオンの「R・シュトラウスの歌曲全集Vol.3(CDA 67602)で美声を響かせてく
れた英国声楽界の有望株、アンドルー・ケネディ(1977-)が歌うアリア集。
古典派のグルックとモーツァルト、ロマン派のベルリオーズの"アリア"でも、
2006年のロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞に輝いた
歌声は健在。グルックのオート・コントル・パートを歌いこなせる英国声楽界
期待の逸材です。

SIGCD 199 \2180
ディープ・イン・マイ・ソウル ――
ショスタコーヴィチ:デュオ/フレンド:ディープ・イン・マイ・ソウル/サン
=サーンス:アスカニオのアリアとバレエ/モリコーネ(フレンド編):メドレー
/ジャーマン:ロマンス/シューマン:3つのロマンスOp.94/サン=サーンス:
ロマンスOp.37/バーンスタイン(フレンド編):《ウェスト・サイド・ストーリ
ー》より サムウェア
リサ・フレンド(フルート)、マーク・キンカイド(ピアノ)、
ロドニー・フレンド(ヴァイオリン)、マーティン・ラドフォード(チェロ)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、
16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英
国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍
中。リサ・フレンドのデビュー・アルバムとなる"ディープ・イン・マイ・ソ
ウル"のショスタコーヴィチでは父娘共演も!偉大なる父から受け継いだDNA
を開花させた華麗なるフルーティストの実力はホンモノです。

SIGCD 196 \2180
エスパーニャ - スペインの合唱作品集 ――
ロドリーゴ(アランセイ編):アランフェス協奏曲/アルカラス:Xivarri/オラ
イソラ:Aurtxo seaskan/オブラドルス:エル・ヴィト/モンテス:ネグラ・ソ
ンブラ/アズルサ:スアリ・カンタ/ゴジェネチェア:リヴェラナ/ブスト:エ
スタ・ティエラ/ルイス・アズナール:ナナ/グリーディ:ソイ・デ・ミエレス
/ドゥランゴ:ペロ・グルロ/ハルフテル:ドン・キホーテのエピタフ/ファ
リャ:マジョルカのバラード/他
オラツ・サイトゥア(ソプラノ)、
カルロス・アランセイ(指揮)、コロ・セルバンテス
スペインの合唱指揮者カルロス・アランセイが率いるコロ・セルバンテスは、
イギリスで唯一、イベリア半島とラテン・アメリカの音楽を専門とするプロの
合唱団。
"ヤノマミ"(SIGCD 166)に続く2枚目のリリースは、オール・スペイン。マドリ
ードからバレアレス諸島のスペイン各地から届く合唱のポストカードの中には、
ロドリーゴの"合唱版"アランフェス協奏曲も!





<CARPE DIEM>
CARPE 16279 \2180
心のおもむくままに スペイン・ルネサンス音楽と即興演奏
パッサカリア
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677)/
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(活躍:1660-1669)/即興
パッサメッツォ・モデルノ
ディエゴ・オルティス(1510-1570以後)/ビセンテ・パリリャ/即興
フォリアス
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
パバナとそのグロサ/誰のために髪を伸ばした/
ディエゴ・オルティス/ビセンテ・パリリャ:セレルカダ第8番/
即興:誰も愛さずにいられようか
ガイヤルド
ピエール・アテニャン(1494頃-1552)/即興
グアルダメ・ラ・バカス(牛の見張り番)
ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ(1510頃-1570)/
ディエゴ・オルティス/即興
コンデ・クラロス(クラロス伯爵)
エンリケス・デ・バルデラバノ(1500-1556)と不詳作者の作品に基づく即興
シャコンナ
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1673)と
ベネデット・フェラーリ(1603/1604-1681)の作品に基づく即興
モーレ・イスパーノ
ビセンテ・パリリャ(リコーダー、指揮)
ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
ファーミ・アルクァイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヘスス・フェルナンデス(リュート、テオルボ)
ミゲル・リンコン(リュート、ギター、テオルボ)
ハビエル・ヌニェス(チェンバロ)
アルバロ・ガリド(打楽器)
楽譜に書かれた通りに音を出してお終いではなく、心のおもむくままに即興を
展開してゆく・・・これが、スペインのピリオド楽器アンサンブル、モーレ・
イスパーノのポリシー。「誰々作曲の何々」で完結しない創造的な音楽が、こ
こにはあります。(考えてみれば、ジャズの世界では当り前のことですね)
音楽・演奏・録音、すべてが高水準。たいへん心地よく聴き通した後、ゆった
りとした満足感にひたれます。




<BeArTon>
★ショパン・エディションがBOXにて特別価格!
CDB021 4枚組 \6080
Chopin/ Box No.1 of The National Edition
2002年 ショパン・アワードにノミネート
ショパン・エディション Vol.1(ショパン:バラード、幻想曲)
ピオトル・パレチニ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.2(ショパン:夜想曲)
エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.3(ショパン:ポロネーズ)
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.4(ショパン:スケルツオ、変奏曲、舟歌)
ヴォイチェフ・シフィタワ(ピアノ)

CDB022 4枚組 \5400
Chopin/ Box 2 of the National Edition
2002年 ショパン・アワードにノミネート
ショパン・エディション Vol.5(ショパン:練習曲)
クシシュトフ・ヤブウオンスキ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.6(ショパン:ワルツ)
ヴォイチェフ・シフィタワ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.7(ショパン:前奏曲、即興曲)
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.8(ショパン:ソナタ)
ピオトル・パレチニ(ピアノ)

CDB023 4枚組 \6350
Chopin/ Box 3 of the National Edition
2002年 ショパン・アワードにノミネート
ショパン・エディション Vol.9(ショパン:マズルカ)
エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.10(ショパン:ピアノと管弦楽の作品)
エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.11(ショパン:ピアノ協奏曲)
ピオトル・パレチニ(ピアノ)
ショパン・エディション Vol.12(ショパン:ロンド、アレグロ)
ヴォイチェフ・シフィタワ(ピアノ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.22-2

2010年04月22日 14時51分35秒 | Weblog
<CLASSICAL RECORDS>
※今月受注分よりCLASSICAL RECORDSレーベルは価格改定(値下げ)になります。

CR 134 \1500
スクリャービン(1782-1915):ピアノ・ソナタ集
第2番嬰ト短調「幻想ソナタ」Op.19/第3番嬰ヘ短調 Op.23
第4番嬰ヘ長調 Op.30/第9番 Op.68/第10番 Op.70
イ・ヘギュン(ピアノ)
録音:2007年8月25-26、28日、ロシア文化放送第1スタジオ

CR 135 \1500
リスト(1811-1886):
巡礼の年第2年イタリア S.161(全7曲)
5つのピアノ小品 S.192
2つの演奏会用練習曲 S.145 から 森のささやき(No.1)
超絶技巧練習曲集 S.139 から 雪かき(No.12)
アレクサンドル・ストルコフ(ピアノ)
アレクサンドル・ストルコフ(1965年ロシアのオルスク生まれ)はモスクワ音楽
院でレフ・ウラセンコ、ミハイル・プレトニョフに師事。1991年フランツ・リ
スト・ピアノ・コンクール(ブダペスト)優勝。たびたび来日しています。

CR 136 \1500
ダニエル・ポラック・イン・モスクワ
ラフマニノフ(1873-1943):
前奏曲ト短調 Op.23 No.5/同ト長調 Op.32 No.5/同嬰ト短調 Op.32 No.12
フランク(1822-1890):前奏曲、コラールとフーガ
ショパン(1810-1849):
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61/バラード第2番ヘ長調 Op.38
ポロネーズ変イ長調 Op.53
ダニエル・ポラック(ピアノ)
録音:2009年3月、ロシア文化放送第1スタジオ
ダニエル・ポラックはヴァン・クライバーンが優勝した1958年のチャイコフス
キー国際コンクールで第8位に入賞したアメリカ合衆国のピアニスト。近年は
ピアノ教授としての活躍が目立つ彼が、コンクール以来50年を経てモスクワで
録音した注目盤です。





<OLYMPIA>
※今月受注分よりOLYMPIAレーベルは価格改定(値下げ)になります。

MKM 230 \1500
ボリス・ティシチェンコ(1939-):弦楽四重奏曲集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番 Op.8(1957)(*)
弦楽四重奏曲第4番 Op.77(1980)(+)
グラズノフ弦楽四重奏団
オリガ・コルガチナ(第1ヴァイオリン)
エレーナ・ハリトノワ(第2ヴァイオリン(*)) 
ナタリア・コルガチナ(第2ヴァイオリン(+))
インナ・ペスコワ(ヴィオラ) エレーナ・エロフェーエワ(チェロ)
録音:1995年、モスクワ、メロディア、大スタジオ

MKM 231 \1500
ボリス・ティシチェンコ(1939-):弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第3番 Op.47(1970)(*)
弦楽四重奏曲第5番 Op.90(1984)(+)
グラズノフ弦楽四重奏団
オリガ・コルガチナ(第1ヴァイオリン)
エレーナ・ハリトノワ(第2ヴァイオリン(*)) 
ナタリア・コルガチナ(第2ヴァイオリン(+))
インナ・ペスコワ(ヴィオラ) エレーナ・エロフェーエワ(チェロ)
録音:1995年、モスクワ、メロディア、大スタジオ

MKM 232 \1500
モスクワ現代音楽アンサンブル Vol.3
エディソン・デニソフ(1929-1996):
ロマンティック・ミュージック(オーボエ、ハープと弦楽四重奏のための)
ヴャチェスラフ・アルチョーモフ(1940-):無伴奏クラリネット・ソナタ
ユーリー・カスパーロフ(1955-):
アルバン・ベルクを記念する墓碑銘
(ヴァイオリン、オーボエ、ハープと打楽器のための)
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):コンコルダンツァ(11人の奏者のための)
ウラディスラフ・シュート(1941-):なぜ[Warum](15人の奏者のための)
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):
センチメンタル・シークエンス(13人の奏者のための)
モスクワ現代音楽アンサンブル
録音:1991年

MKM 236 \1500
ブラジルのタンゴ
エルネスト・ナザレ(1863-1934):タンゴ集(全10曲)
ダリウス・ミヨー(1892-1974):ブラジルのサウダージ(全12曲)
マルセロ・ブラトケ(ピアノ)
録音:1992年12月26-27日、ロンドン 原盤:Olympia UK

MKM 238 \1500
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩「ドン・キホーテ」Op.35(*)
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):チェロ協奏曲ハ短調 Op.66(+)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*))
フィルハーモニア管弦楽団(+)
マルコム・サージェント(指揮(+))
録音:1975年(*)/1956年、モノラル(+) ADD 原盤:EMI

MKM 239 \1500
聖三位一体 五旬祭の奉神礼から
ロシア正教聖歌(全24曲)
カントゥス聖楽アンサンブル
リュドミラ・アルシャフスカヤ(指揮)
録音:1993年

MKM 240 \1500
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
サン=サーンス(1835-1921):チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33(*)
ダヴィド・ポッパー(1843-1913):妖精の踊り Op.39
ドビュッシー(1862-1918):
吟遊詩人(前奏曲集第2巻 より)/月の光(ベルガマスク組曲 より)
スクリャービン(1782-1915):練習曲 Op.6 No.11
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
アレクサンドル・デデューキン(ピアノ(*以外))
フィルハーモニア管弦楽団(*)
マルコム・サージェント(指揮(*))
録音:1956年(*)/1957年(*以外) モノラル 原盤:EMI(*)

MKM 241 \750
クラシック音楽入門
全25トラック(一部フェードアウト有り)
様々な演奏者

MKM 242 2枚組 \1780
サン=サーンス(1835-1921):オペラ「サムソンとデリラ」
プラシド・ドミンゴ(テノール:サムソン)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ:デリラ)
レナート・ブルゾン(バリトン:ダゴンの大司祭)
ピエール・トー(バス:アビメレク)
ロバート・ロイド(バス:ヘブライの老人) 他
パリ管弦楽団合唱団
パリ管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:1978年7月22日、オランジュ、国立古代劇場 原盤:DG

MKM 243 \1500
タチアナ・シュミガ 愛唱歌集
イムレ・カールマーン(1882-1953):
オペレッタ「チャルダーシュ姫」から シルヴィアの入場のアリア
オペレッタ「サーカスの女王」から フェドーラとミスターXの二重唱(*)
パウル・アブラハム(1892-1960):美しきタンゴリータ
アンリ=フィリップ・ジェラール(1848-1935):
映画「リフィフィ」から リフィフィ
イムレ・カールマーン:オペレッタ「チャルダーシュ姫」から アリア
ミシェル・ルグラン(1932-):
映画「シェルブールの雨傘」の主題によるファンタジー
イムレ・カールマーン:オペレッタ「バヤデーレ」から シミー(+)
アナトーリー・クレーメル/ニコライ・アレクセーエフ(1931-2003):
ロペ・デ・ベガの「エスパニョラ」による劇場のためのファンタジー(#)
ジェリー・ハーマン(1931-):
ミュージカル「ハロー・ドリー」から キャバレー・ソング
イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):「愉快な仲間」から 心
タチアナ・シュミガ(ソプラノ)
V・ヴォロシロ(バリトン(*))
M・デルジャーヴィン(歌(+))
G・ワシリーエフ(バリトン(#))
モスクワ国立アカデミー・オペレッタ劇場管弦楽団
アナトーリー・クレーメル(指揮)

MKM 244 \1500
ニコライ・ペトロフのショパン
ショパン(1810-1849):
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
ニコライ・ペトロフ(ピアノ)
録音:1989年

MKM 246 \1500
ニコライ・ペトロフ&アレクサンドル・ギンディン
2台のピアノによるドビュッシーとラヴェル
ドビュッシー(1862-1918):夜想曲
ラヴェル(1875-1937):ラ・ヴァルス
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ボレロ
ニコライ・ペトロフ、アレクサンドル・ギンディン(ピアノ)
録音:2005年3月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MKM 247 \1500
ニコライ・ペトロフ 舞踏への勧誘
アントニオ・ソレル(1729-1783):ファンダンゴ ニ短調
ウェーバー(1786-1826):舞踏への勧誘
ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ
ドリーブ(1836-1891):バレエ「コッペリア」より ワルツ/ナイラ・ワルツ
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ「黄金時代」より ワルツ
リスト(1811-1886):半音階的大ギャロップ
ヒナステラ(1916-1983):アルゼンチン舞曲集 Op.2 から 優雅な乙女の踊り
エドワード(ゼズ)・コンフリー(1895-1971):鍵盤の上の猫(ラグタイム)
ニコライ・ペトロフ(ピアノ)
録音:1989年、ライヴ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.21-1

2010年04月21日 19時19分18秒 | Weblog
<Universal Music>
2738492 \1850
ローゼス・フロム・ザ・サウス‐ソングズ・フォー・マム
ザ・ローゼス/ローゼス・フロム・ザ・サウス/ユー・レイズ・ミー・アップ
/ザ・ジプシー・プリンセス‐メドレー/アイ・ドリームド・ア・ドリーム/
メリー・ポピンズ-スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
/同-フィード・ザ・バーズ/ザ・カーニヴァル・オブ・ヴェニス‐メドレー
/イル・スィレンツィオ/キャンティ・リード/ショパン:ソー・ディープ・
イズ・ザ・ナイト/マンマ/センド・イン・ザ・クラウンズ/レハール:愛は
地上の天国/枯葉/ヴィヴァ・オーストラリア
アンドレ・リュウ(ヴァイオリン&指揮)
ミルシア・ロウェルズ、カルメン・モナルカ(ソプラノ) 
ザ・ヨハン・シュトラウス・オーケストラ
当代最高のエンターテイナー、アンドレ・リュウの最新作は、《ローズ》(ベッ
ド・ミドラー主演、夭逝の天才ロック歌手ジャニス・ジョプリンの人生を描い
た1979年公開の大ヒット映画)のような映画音楽から、《枯葉》のようなシャ
ンソン、生誕200年のショパン、そして彼らお得意のワルツまで、古今東西の
美しい音楽を集めた名曲集です。また、サラ・ヴォーンの名曲《センド・イン
・ザ・クラウンズ》で珠玉の二重唱を繰り広げる2人のソプラノ歌手、オース
トラリア生まれのミルシア・ロウェルズと、ブラジル生まれのカルメン・モナ
ルカも大きな聴きどころになっています。

2739242(DVD-Video) 2枚組 \6450
アンドレ・リュウ/ライヴ・イン・シドニー2009
ウィルソン:76本のトロンボーン/ビゼー:《カルメン》前奏曲/マスカーニ:
《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲/ロッシーニ:ラ・ダンツァ/デ・
クルティス:ソレントへ帰れ/レハール:金と銀/シャーフ:ベン/M.ジャクソ
ン:ジ・アース・ソング/マルキーナ:エスパーニャ・カーニ/ロウ:踊り明か
そう/同-運が良けりゃ/ウッドリー:オーストラリアの子/プッチーニ:星は
光りぬ/レハール:マキシムの歌/同:ヴォルガの歌/L.ウェバー:メモリー/
コウワン:ワルチング・マチルダ/J.シュトラウスII世:美しき青きドナウ/
ベートーヴェン:歓喜の歌/J.シュトラウスI世:ラデツキー行進曲/J.シュト
ラウスII世:シュトラウス・アンド・コ/ヴェルディ:乾杯の歌/シュトルツ:
アデュー、若い将校さん/デイム・エドナ・エヴァレッジの紹介/ハッチ:ネ
イバーズのテーマ/デイム・エドナ・エヴァレッジのMC/ブラームス:ハンガ
リー舞曲第5番/デイム・エドナ・エヴァレッジのMC/アレン:故郷はオースト
ラリア/マコーミック:オーストラリア国歌《公正なるオーストラリアよ、前
進せよ》
アンドレ・リュウ(ヴァイオリン&指揮) 
ミルシア・ロウェルズ、カルメン・モナルカ、
カルキ・スクリヴァーズ(ソプラノ) アラン・ジョーンズ、
ルパート・バセット、デイム・エドナ・エヴァレッジ 
オーストラリア少女合唱団 オーストラリア国立少年合唱団 
ザ・プラティーン・テナーズ 
ザ・ヨハン・シュトラウス・オーケストラ
収録:2009年 エイサー・アリーナ、シドニー (ライヴ)
2000年シドニー五輪のバスケットボール会場にも使われた21000人収容のエイ
サー・アリーナで行われた空前絶後のライヴの記録。大好評を博した2008年の
メルボルン・ライヴをさらに上回る壮大な宴が、早くもDVD化されました。ア
ラン・ジョーンズ、デイム・エドナ・エヴァレッジら豪華ゲストに加え、地元
の歌手や合唱団とも密接に連携した、オーストラリアならではの魅力満載の大
団円をたっぷりお楽しみください!





<Australian Eloquence>
★価格改定のお知らせ★
Australian Eloquenceはオーストラリア・ドルのレート変更に伴い、価格が
改定になります。旧譜も今月よりの新価格になりますので、よろしくお願い
いたします。
新価格:1枚もの \1180 2枚組 \1750

4802071 2枚組 \1750
クラウソン/クレメンティ:ピアノ・ソナタ集
CD1
ピアノ・ソナタ ロ短調Op.40‐2/同 イ長調Op.25‐4/
同 ト長調Op.7‐3/同 変ロ長調Op.24‐2
CD2
ピアノ・ソナタ ト長調Op.50‐3/同 イ長調Op.33‐1/
同 ハ長調Op.33‐3/同 嬰へ短調Op.25‐5"
ラマール・クラウソン(ピアノ) 録音:1968年
チェロの貴公子ピエール・フルニエのパートナーとして、多くの名録音を残し
たラマール・クラウソンによるクレメンティのピアノ・ソナタ集。今から50年
以上前の録音とは思えないような瑞々しさと気品を湛えており、モーツァルト
も愛した名曲たちの真価をみごとに描ききっています。

4801309 \1180
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10‐3
2. 同 第8番ハ短調Op.13《悲愴》
3. 同 第23番へ短調Op.57《熱情》
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音:1970年(1&3)、1972年(2) ロンドン
近年は指揮者としての活躍が目立つアシュケナージですが、ピアニストとして
キャリアをスタートした彼は、ピアノ作品にきわめて幅広いレパートリーを持
ち、現代の規範というべき演奏活動をしています。彼の代表作といえるベート
ーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、高い技術に裏打ちされたバランス良く美
しい名演として名高い3曲をピックアップしてお届けします。

4801304 \1180
ベートーヴェン:
1.ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》
2. 同 第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
録音:1973年(1)、1967年(2) ロンドン
"近年は指揮者としての活躍が目立つアシュケナージですが、ピアニストとし
てキャリアをスタートした彼は、ピアノ作品にきわめて幅広いレパートリーを
持ち、現代の規範というべき演奏活動をしています。彼の代表作といえるベー
トーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、美しいピアニズムと高度なテクニック
が一体となった壮年期の2つの名演をお届けします。

4802152 \1180
1.ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
2.プロコフィエフ:五重奏曲ト短調Op.39
3.シャイベル:《若き日の芸術家の肖像》-3つの断章"
ロンドン・メロス・アンサンブル 
サー・ピーター・ピアーズ(3:テノール)
ロシア室内楽を代表する傑作として名高いショスタコーヴィチのピアノ五重奏
曲と、プロコフィエフの隠れた名曲である五重奏曲、それにハンガリー出身の
シャイベルが、ジョイスの《若き日の芸術家の肖像》をテキストにした3つの
断章のカップリングを世界初CD化。シャイベルでは、名テノール歌手のピータ
ー・ピアーズがナレーションを務めているのも聴きどころです。

4802153 \1180
20世紀フランス室内楽作品集
1.ドビュッシー:フルート、ハープ、ヴィオラのためのソナタ
2.ラヴェル:序奏とアレグロ
3.ルーセル:セレナードOp.30
4.ロパルツ:前奏曲、海とシャンソン
ロンドン・メロス・アンサンブル
録音:ウォルサムストウ議会ホール
ドビュッシー&ラヴェルの名曲と、ルーセル&ロパルツの珍しい作品をカップ
リングした当盤は、LPとCDの両方でリリースされ、ロンドン・メロス・アンサ
ンブルの洗練された音色と合奏は多くの人々に支持され続けてきました。収録
が行われたウォルサムストウ議会ホールは、録音会場としてはあまり知られて
いませんが、この伝説的な名録音のプロデューサーを務めたレイ・ミンシュル
が当時の思い出を語った興味深い解説も必読です。

4802154 \1180
1.ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品Op.5
2.シェーンベルク:組曲Op.29
3. 同:セレナードOp.24
ロンドン・メロス・アンサンブル ジョン・キャロル・ケース(3:バリトン)
録音:1960年代
この録音が行われた1960年年代、シェーンベルクやベルクの作品が録音される
のは極めて稀でした。そんな勇気ある先駆的な偉業の世界初CD化となる当盤で
すが、シェーンベルクのセレナーデでは、名バリトン歌手のジョン・キャロル
・ケースが美しい花を添えているのも聴きどころです。「ベルクでは、まさに
正確な均衡と感性で編まれたアンサンブルを聴かせてくれる」
(グラモフォン誌)

4802155 \1180
1.ベートーヴェン:
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25
2. 同:七重奏曲変ホ長調Op.20
3.シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
ロンドン・メロス・アンサンブル
ウィーンの聴衆に最も受けた作品が七重奏曲だったことに、ベートーヴェンは
大変困惑したと言われていますが、現在も変わらず多くの人々に愛されている
事実は、やはり名曲の証と言えるでしょう。彼のセレナード(Op.25)とシュー
マンの親密な名曲として名高いアダージョとアレグロをカップリングした、
世界初CD化となる当盤は、あらゆる聴き手の皆さんにお薦めの珠玉の1枚です。
「ベートーヴェンの七重奏曲が、若々しい覇気と情熱で挑まれることを臨んで
いるとしたら、メロス・アンサンブルの演奏はまさにそれを体現している」
(グラモフォン誌)

4802156 \1180
1.モーツァルト:
ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調《ケーゲルシュ
タット》K.498
2.ウェーバー:フルート三重奏曲ト短調Op.63
3.ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
ロンドン・メロス・アンサンブル
モーツァルトの人気作品、ウェーバーの珍しい作品、そしてブラームスの傑作
として名高い重要な作品をならべたドイツ・オーストリア作曲家たちの珠玉の
トリオ作品集で、今回が初CD化となります。「モーツァルトは強く推薦したい
充実のパフォーマンス。目の前で演奏しているように美しいウェーバーも、多
くの聴き手を魅了することだろう」(グラモフォン誌)

4803670 \1180
フランス歌曲集
1.ラヴェル:ステファーヌ・マラルメの3つの詩
2. 同:マダガスカル島民の歌
3.ショーソン:終わりなき歌Op. 37
4.ドラージュ:インドの4つの詩
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ) 
ロンドン・メロス・アンサンブル
名花ジャネット・ベイカーとロンドン・メロス・アンサンブルの共演で贈る、
20世紀フランスの最も魅力的な歌と室内楽のための作品集は、聴き手をエキゾ
チックで感興にあふれたリサイタルに誘います。

4803520 \1180
ビゼー:歌劇《カルメン》ハイライト集
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ:カルメン) 
プラシド・ドミンゴ(テノール:ドン・ホセ) 
ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン:エスカミーリョ) 
キリ・テ・カナワ(ソプラノ:ミカエラ) 
ノーマ・バロウズ(ソプラノ:フラスキータ) 
ジャーヌ・ベルビエ (メゾ・ソプラノ:メルセデス) 
ミシェル・ロー(バリトン:ダンカイロ) 
ミシェル・セネシャル(テノール:レメンダート) 
ピエール・ト(バス:スニガ)他 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1975年
1975年の録音ですが、音質も含めて、今なお代表盤の一つとして、多くのファ
ンに愛されているショルティの《カルメン》のハイライト集。トロヤノスのス
ケールの大きなカルメンを中心に、ドミンゴ、ヴァン・ダム、テ・カナワら他
の歌手も非常に充実しており、ショルティのダイナミックな指揮も鮮烈です。

4429375 2枚組 \1750
シューベルト作品集
1.ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
2. 同 第2番変ホ長調D.929
3.ノットゥルノ変ホ長調D.897
4.ピアノ五重奏曲イ長調D.667《ます》
5.アダージョとロンド・コンチェルタンテ ヘ長調D.487
ボサール・トリオ(1-3) 
ロンドン・メロス・アンサンブル(4&5)
録音:1966年他
シューベルトの人気の室内楽作品を集めた豪華なコンピレーション・アルバ
ム。名門ボサール・トリオが1966年に録音した2つのピアノ三重奏曲と、シュ
ーベルトが15歳で書いた若書きの傑作ノットゥルノ。さらに、ロンドン・メロ
ス・アンサンブルの初CD化となる名曲《ます》(原盤はHMVのための録音)と、
演奏機会の稀な《アダージョとロンド・コンチェルタンテ》も注目です。

4762447 \1180
フンメル演奏史の最高傑作の一つが待望のCD化!
ロンドン・メロス・アンサンブル/
フンメル&ウェーバー作品集
1.フンメル:七重奏曲ニ短調Op.74
2.フンメル:五重奏曲変ホ長調Op.87
3.ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34
ロンドン・メロス・アンサンブル
録音:1965年他
当盤のリリースによって、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエのクラリネットがす
ばらしい活躍か光るウェーバーのクラリネット五重奏曲が蘇ることは、録音史
においても大変意義深いことだと言えるでしょう。しかし、当盤の最大の聴き
どころは、フンメルの2作品。近年は、ティーブン・ハフの活躍などによって、
彼のピアノ協奏曲が注目を集めていますが、今から45年も前に、ロンドン・メ
ロス・アンサンブルは、フンメル演奏史の最高傑作の一つに数えられる圧倒的
な名演を残していたのです。その伝説が、今ここにCDで蘇ります。




<Signum Classics>
SIGCD 194 \2180
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調Op.60《レニングラード》
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
テミルカーノフはRCA時代の1995年にサンクトペテルブルク・フィルを率いて
「レニングラード」を録音しており、2008年にジュネーヴのヴィクトリア・ホ
ールで収録されたこの新しい「レニングラード」は、十数年ぶりの再録音とな
る。サンクトペテルブルク・フィルの炸裂する金管、絶妙の存在感を放つ木管、
無表情で鋭く刻まれるスネア、うごめく低弦、そして弱奏部から強奏部までの
徹底したコントロールが創り上げたテミルカーノフの新しい「レニングラー
ド」。
2008年5月22日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)でのライヴ録音。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.21-2

2010年04月21日 19時18分56秒 | Weblog
<Champs Hill Records>
2009年秋に設立されたイギリスの新レーベル、"チャンプス・ヒル・レコーズ
(Champs Hill Records)"の取り扱いを開始します。
今後のリリースはイギリスの大ソプラノ、フェリシティ・ロットの新録音や、
旧録音の復刻、またASV音源の復刻などが予定されています。ご期待下さい!

CHRCD 003 \2180
コール・ミー・フロット ――
ブッシュ:それは恋人たち/プーランク:気まぐれ/ブリテン:気まぐれ/ホル
ダー:緑の木の下で/グノー:泉は川と交じり合い/アーン:ぶらんこ/サン=
サーンス:桜の木がある農場/ホプキンス:憂鬱な歌/カワード:イフ・ラヴ・
ワー・オール/カーン:ユー・キャント・メイク・ラヴ・バイ・ワイヤレス/
ドリング:ナイトクラブの女性オーナーの歌/バーバー:辺鄙なホテル/バー
リン:ホワットル・アイ・ドゥ?/ポーター:オティス嬢の後悔は/マスト:
連祷/ウェア:ザ・ボーイ・イン・ギャラリー/カワード:マッド・アバウト・
ザ・ボーイ/ブリス:ザ・リターン・フロム・タウン/ポーター:フィジシャン
/バーナーズ:カム・オン・アルジャーノン/フランダース&スワン:ア・ワ
ード・オン・マイ・イヤー/バーリン:アイ・ラヴ・ア・ピアノ/カーン:コ
ール・ミー・フロー/ノヴェロ:ビーズ・アー・バジン/ハプフィールド:レ
ッツ・プット・アウト・ザ・ライト/カワード:ザ・パーティーズ・オーヴァー
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)
これまでに数え切れないほどの名唱を生み出してきた"英国声楽界の女王"フェ
リシティ・ロットのチャンプス・ヒル第1弾は、ブリテン、プーランク、サン
=サーンスから、コール・ポーターやアイヴァー・ノヴェロ、カワード、バー
リンなど、選りすぐられた美しき歌曲たち。齢を重ねてさらに磨きがかかった
フェリシティ・ロットのビューティフル・トーンと表現力、名伴奏者グレアム
・ジョンソンの知性と品格を感じさせてくれるピアノが奏でる27曲の歌曲。
幸せなひと時を運んできてくれる素敵な歌曲集です。

CHRCD 001/002 2枚組 \3500
テュイレ:室内楽作品集 ――
ピアノと木管五重奏のための《六重奏曲》変ロ長調/ヴァイオリン、ヴィオラ
とピアノのための《三重奏曲》変ホ長調/ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.20*/
ピアノ五重奏曲ト短調*
ロンドン・コンコルド・アンサンブル、フォーク・クヮルテット*、
トメル・レフ(ピアノ)*
"ピアノ+木管五重奏"の重要作品として演奏家たちから重宝されている「六重
奏曲」を含むルートヴィヒ・テュイレ(1861-1907)の室内楽作品集。
BBC響、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、フィルハーモニア管、ヨーロッ
パ室内管の首席奏者などの名手たちによって結成されたロンドン・コンコルド
・アンサンブルによるテュイレの「六重奏曲」はやはり一級品。
2003年4月&2004年7月&2002年3月の録音。

CHRCD 004 \2180
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
シューベルト・アンサンブル
結成26年という長い歴史を持ち、シャンドスでのフォーレ(CHAN 10576)やマル
ティヌー(CHAN 10551)が好評を得ているシューベルト・アンサンブルは、オー
ケストラ・アンサンブル金沢のコンサートマスター、サイモン・ブレンディス
が率いるイギリスの弦楽四重奏団。このシューベルト・アンサンブルのフォー
レは、ASV Goldレーベルからの移行&リマスターによる新装復刻盤。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CHRCD 005 \2180
バウワーマン:作品集 ――
ファンファーレ/《聞きたまえや、わが祈りを》による即興曲/スピリチュア
ル・ファンタジー/2つのシェイクスピア・セッティングス/アイ・ノウ・ア
・バンク/エクアールの音楽/アイランド・ファンタジー/プロムナード/
コラール前奏曲/オー・スリープ・オー・ジェントル・スリープ/夜想曲/
ジャクリーヌの思い出/3つの季節の前奏曲/ガイティングパワーの即興曲
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
グールド・トリオ、アンナ・リーズ(メゾ・ソプラノ)、
スティーヴン・デ・プレッジ(ピアノ)、アンドルー・エアリス(ピアノ)、
イッタイ・シャピラ(ヴァイオリン)、ジェイコブ・フィケルト(ピアノ)、他
デイヴィッド・バウワーマン(1936-)は、理学士の学位を取得した農家であり、
独学で学び続けた音楽を定年後から本格的にスタートさせたという異色の作曲
家。難解な書法ではなく親しみやすい作風が特徴的で、ロットやジョンソン、
グールド・トリオなど参加アーティストも実力者ばかり。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




<Deux-Elles>
DXL 1161 \2180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1(バリー・クーパー新校訂版) ――
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
/ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
マーティン・ロスコー(ピアノ)
ハイペリオンでもお馴染みのイギリス人ピアニスト、マーティン・ロスコーの
新プロジェクトは、ベートーヴェン研究の大家バリー・クーパーの校訂による
新版(ABRSM出版)を使用したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集!
バリー・クーパー校訂の新版による全集録音はこのロスコー盤が初となるだけ
に、全9巻での完成が今から楽しみ。各巻にはそれぞれテーマが与えられてお
り、全集のスタートを飾る第1巻のテーマは「悲愴」。名手マーティン・ロス
コーの両腕と、バリー・クーパー校訂の新解釈に期待が懸かる。
2007年9月15日-16日の録音。





<Brana Records>
BR 0033 3枚組 \3780
ブラーナ・レコーズ・コレクションVol.3 ――
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*、スケルツォ第1番-第4番、
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》、
3つの華麗なるワルツOp.34(第2番-第4番)
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、3つのワルツOp.64(第6番-第8番)、
2つのワルツOp.69(第9番-第10番)、3つのワルツOp.70(第11番-第13番)、
ワルツ第14番ホ短調、ワルツ第15番ホ長調、ワルツ第16番変イ長調、
ワルツ第17番変ホ長調、マズルカ第1番嬰ヘ短調Op.6-1、
同第7番ヘ短調Op.7-3、同第21番嬰ハ短調Op.30-4、同第27番ホ短調Op.41-2、
同第40番ヘ短調Op.63-2、同第41番嬰ハ短調Op.63-3、
同第43番イ短調《ノートル・タン》、夜想曲第1番変ロ短調Op.9-1、
同第4番ヘ長調Op.15-1、同第9番ロ長調Op.32-1、同第9番ロ長調Op.32-1、
同第11番ト短調Op.37-1、同第19番ホ短調Op.72-1、
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1、同第2番変ホ短調Op.26-2、
同第4番ハ短調Op.40-2、同第6番変イ長調Op.53《英雄》
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ロベルト・ワーグナー(指揮)*、インスブルック交響楽団*
生まれ故郷のポーランド、ワルシャワからブラジルへと渡り、欧州各国のバロ
ック音楽から、ブラジルの近現代作品、知られざる協奏曲作品など膨大なレパ
ートリーを誇った知る人ぞ知る幻の女流ピアニスト、フェリシア・ブルメンタ
ール(1908-1991)。
ブルメンタールの遺産を復刻し続けているブラーナ・レコーズが、ブルメンタ
ールの弾いた"ショパン"をボックス・セット化!ここには"秘曲の開拓者"とし
てではなく、幻の"ショパン弾き"フェリシア・ブルメンタールの貴重な演奏が
凝縮されています。
1952年-1960年の録音。




<Sacconi Records>
5060116573220 \2180
ハイドン:
弦楽四重奏曲第57番ト長調Op.54-1/弦楽四重奏曲第58番ハ長調Op.54-2/
弦楽四重奏曲第59番ホ長調Op.54-3
サッコーニ弦楽四重奏団
"サッコーニ・レコーズ(Sacconi Records)"は、ストラディヴァリウスの研究
者で「ストラディヴァリウスの秘密」の著者、シモーネ・サッコーニの名前を
冠するサッコーニ弦楽四重奏団の自主レーベル。
2001年に英国王立音楽院で結成されたサッコーニ弦楽四重奏団は、2005年の
トロンハイム国際弦楽四重奏コンクール第1位、2006年のロンドン国際弦楽四
重奏コンクール第2位を獲得するなど、英国室内界に登場した新世代のアンサ
ンブルとして注目を浴びている。




<Alto>
ALC 1073 \880
オッフェンバック・フェイヴァリッツ:
オッフェンバック(1819-1880)/マニュエル・ロザンタール(1904-2003)編曲:
バレエ「パリの喜び」(1938)
オッフェンバック:
オペレッタ「カカドゥ」序曲(*)/大管弦楽のための序曲(*)
エクスレバンの思い出(ワルツ)
オペレッタ「ジェロルスティン大公妃」序曲(*)
アメリカの鷲(ワルツ)(*)/オペレッタ「美しきエレーヌ」序曲
オペレッタ「地獄のオルフェウス(天国と地獄)」序曲
シンシナティ・ポップス管弦楽団
エリック・カンゼル(指揮)
録音:1980、1983年 原盤:Vox ライセンサー:SPJ/Vox Music Group
前出:Regis, RRC 1032(廃盤)
(*)はRegis盤未収録。(代わりに「チェロ協奏曲」が収録されていました。)

ALC 1079 \880
スメタナ、スク、ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
スメタナ(1824-1884):
弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが人生より」(*)
弦楽四重奏曲第2番ニ短調(*)
スク(1874-1935):チェコの古い聖歌「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲 Op.35a(*)
ヤナーチェク(1854-1928):弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」(+)
タリフ弦楽四重奏団(ターリヒ弦楽四重奏団)(*)
ヴァンブルー弦楽四重奏団(+)
録音:1992年 原盤:Collins Classics, 1323-2, 1381-2
ライセンサー:Phoenix Music International Ltd.

ALC 1081 \880
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
即興曲集 D.899 から 変ホ長調(No.2),変イ長調(No.4)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1972年、ADD 原盤、ライセンサー:Olympia U.K. 前出:Regis, RRC 1021

ALC 1085 \880
アッレーグリのミゼレーレ 
ルネサンス・ポリフォニー&コンソート・ソング集
グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
トマス・モーリー(1557-1903):私の嘆きを
トマス・タリス(1505頃-1585):あなたが私を愛するならば
ウィリアム・バード(1543-1623):喜びは死んだ
トマス・タリス:おお、聖なる宴
ウィリアム・バード:
死すべき人の苦労は何と虚しいことか/おお、主よ、何と長くお忘れか
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):私の神の欲することは/山の上で
アレッサンドロ・グランディ(1577頃-1630):おお、あなたは何と美しい
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
バビロンの川のほとりに
ジャック・アルカデルト(1505頃-1568):銀白の優美な白鳥
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):めでたし、おお、元后よ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:スターバト・マーテル
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
イングリッシュ・コンサート・オヴ・ヴァイオルズ
マーク・ブラウン(指揮)
録音:1978-1987年、ADD/DDD 原盤、ライセンサー:Pro Cantione Antiqua
前出:IMP / Regis, RRC 1065

ALC 1086 \880
プロコフィエフ(1891-1953):
交響曲第5番変ロ長調 Op.100
交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25
フィルハーモニア管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
録音:1991年 原盤:Collins Classics, 10642 
ライセンサー:Phoenix Music International Ltd.

ALC 1087 \880
ラヴェル(1875-1937):
バレエ「ダフニスとクロエ」組曲第2番
バレエ「マ・メール・ロワ」/ラ・ヴァルス/ボレロ
ロンドン交響楽団
ルイ・フレモー(指揮)
録音:1989年 原盤:Collins Classics, 10242 
ライセンサー:Phoenix Music International Ltd.

ALC 1089 \880
シベリウス(1685-1957):
交響曲第1番ホ短調 Op.39(1899)/カレリア組曲 Op.11(1893)
トゥオネラの白鳥 Op.22 No.2(1893)/フィンランディア Op.26(1899)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
録音:1989年8月 原盤:Collins Classics, 10932, 11052, 30132
ライセンサー:Phoenix Music International Ltd.

ALC 1090 \880
ロドリーゴ(1901-1999):
アランフエス協奏曲(ギターと管弦楽のための)(*)
田園協奏曲(フルートと管弦楽のための)(+)
ある紳士のための協奏曲(ギターと管弦楽のための)(*)
カルロス・ボネル(ギター(*))
ヘニファー・スティントン(フルート(+))
イギリス室内管弦楽団
ステュアート・ベドフォード(指揮)
録音:1989年 原盤:Collins Classics 前出:Regis, RRC 1090

ALC 1092 \880
フェリシティ・ロット 愛唱シューベルト歌曲集
ます D.550/アイルヴィアに D.891/野ばら D.257/君は私の憩 D.776
ムーサの息子 D.764/音楽に寄せて D.547/水の上で歌う D.774
挨拶を送ろう D.741/万霊節の日のためのリタニア D.343
若い尼僧 D.828/春に D.882/アヴェ・マリア(エレンの歌 No.3)D.839
糸を紡ぐグレートヒェン D.118/夜と夢 D.827/ガニメート D.544
幸福 D.433/ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」D.877 No.4
岩の上の羊飼い D.965(*)
フェリシティ・ロット(メゾソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ(*以外))
マイケル・コリンズ(クラリネット(*))
イアン・ブラウン(ピアノ(*))
録音:1988年、ロンドン、ハーバーダッシャーズ・エイスクス・スクール
原盤:Collins Classics 前出:Carlton Classics、Regis, RRC 1052

ALC 1102 \880
バロック・アリア名曲集
ヘンデル(1685-1759):
聖チェチーリアの祝日のオード から Let the trumpet's loud clangour
J・S・バッハ(1685-1750):カンタータ第208番 から Schaefe koennen sicher weiden
ヘンデル:オペラ「セルセ」から Ombra mai fu
ジョン・ウェルドン(1676-1736):Arise ye subterranean winds
ヘンデル:オラトリオ「セメレ」から Where'er you walk/O Ruddier than the Cherry
パーセル(1659?-1695):オペラ「ディドーとエネアス」から When I am laid in Earth
ヘンデル:
オラトリオ「ヨシュア」から Heroes, when with glory burning
オラトリオ「イェフタ」から Waft her, Angels, through the skies
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴」から Revenge, Timotheus cries
ヴィヴァルディ(1678-1741):
オペラ{オルランド・フリオーソ」から Sol da te mio dolce amore
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」から
How willing my paternal Love,Let the Bright Seraphim
ジリアン・フィッシャー(ソプラノ)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
ジョン=マーク・エインズリー(テノール)
マイケル・ジョージ(バス)
キングズ・コンソート
クリスピアン・スティール=パーキンズ(トランペット)
ロイ・グッドマン(ヴァイオリン) リサ・ベスノシュク(フルート) 他
ロバート・キング(オルガン、チェンバロ、指揮)
録音:1987年 ライセンサー:MAMP 
前出:IMP、Carlton Classics、Regis, RRC 1062

ALC 1114 \880
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
パウル・アンゲラー(指揮)
録音:1961、1967年、ADD 原盤:Vox ライセンサー:SPJ/Vox Music Group




<Parnassus>
PACD 96025 \1850
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.6
イントロダクション(語り;内容未詳)
ボロディン(1833-1887):小組曲 から(※)
尼僧院にて,マズルカ ハ長調,セレナード
リャードフ(1855-1914):練習曲とカンツォネッタ Op.48(※)
グラズノフ(1865-1936):夜想曲変ニ長調 Op.37(※)
ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲嬰ハ短調 Op.33 No.9
プロコフィエフ(1891-1953):
ロンド Op.52 No.2/束の間の幻影 Op.22 Nos.3,4,5,6,8,9,11,14,15,18
「シンデレラ」からの5つの小品
ガヴォット Op.95 No.2,秋の妖精 Op.97 No.3,オリエンタリア Op.97 No.6,
大ワルツ Op.102 No.1,喧嘩 Op.102 No.3
リャードフ:音楽玉手箱 Op.32(※)
スクリャービン(1872-1915):
マズルカ ホ短調 Op.25 No.3(※)/練習曲嬰ハ短調 Op.42 No.5
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12(*)
シューベルト(1797-1828)/リスト(1811-1886):魔王(+)(※)
ショパン(1810-1849):前奏曲嬰ハ短調 Op.45(#)(※)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1952年4月4日(*)、1949年12月20日(+)、1952年1月10日(#)、
モスクワ(*/+/#)
CD初出のラジオ放送音源。(※)はリヒテルのディスコグラフィに初めて加わる
楽曲。録音データについては不明な点がございます。




<Griffin>
GCCD 4069 \1350
私は主を見た
ウィリアム・バード(1543-1623):喜び歌え/アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):あなたは完全に美しい、マリアよ
トマス・モーリー(1557-1903):罪人の死を望まず
オーランド・ギボンズ(1583-1625):おお、共に手を打ち鳴らそう
ジョン・シェパード(1515頃-1559):私たちを解き放ってください
ロバート・フェアファクス(1464-1521):永遠に称えるべき百合
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):マニフィカト
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):
ことごとく洗い去ってください
ウィリアム・バード:大典礼楽 から マニフィカト,ヌンク・ディミティス
トマス・トムキンズ(1572-1656):全能の神、智恵の泉よ
エドワード・ベアストー(1874-1946):人々の言葉を語ろうとも
ジョン・ヴァーリー・ロバーツ(1841-1920):主を探し求めよ
ウィリアム・ヘンリー・モンク(1823-1889):共にいてください
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ聖歌隊
デイヴィッド・スウィンソン、クリストファー・アージェント(オルガン)
アンドルー・キング、ジェラント・ボーエン、
クリストファー・アージェント(指揮)
原盤:Abbey/Alpha, ACA 546, 567, 568

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.20-1

2010年04月21日 19時18分24秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 4002 \1780
「ロラーテ・チェリ(天よ、露を滴らせよ)
-18世紀プラハの音楽/バロック期プラハの待降節とクリスマスの音楽」
ホラン・ロヴェンスキー:
「マリア、汝、高潔なる野」、「おお神よ、如何にしたならば、私は受けるに
値するのでしょうか」、「マリアよ、汝、受け入れよ」、「天よ、露を滴らせ
よ、聖なる預言者が」、「ああ、愛しき人よ」、「幼きイエスへ」、「愛し子
が」
ライヒェナウアー:
聖なる山におけるカンタータ「この乙女は誰か」、トリオ・ソナタ ニ長調、
待降節のアリア「おお天よ、露を滴らせよ」
ゼレンカ:「救い主の麗しき母」
ファッシュ:フルート、2本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ ト長調
カルダーラ:
アリア「この幼子は」(クリスマス・カンタータ「平和の予言」より)
(ラデク・レイシェク編):
「アデステ・フィデレス(神の御子が)」
(プラハ、ロレート(ロレッタ)教会のカリヨン)
ヤナ・セメラードヴァー(指)、コレギウム・マリアヌム、
ハナ・ブラジーコヴァー(S)、カミラ・シェフチーコヴァー(A)、
トマーシュ・クラール(Br)、
マリアーン・クレイチーク(Br)、ラデク・レイシェク(カリヨン)
録音:2003年6月、2005年9月、2009年5月10-13日プラハ、天使たちの女王、
聖母マリア教会
ヴァーツラフ・カレル・ホラン・ロヴェンスキー(1644-1718)は、イエズス会
で音楽を学び、地方の町で主に活躍したチェコの作曲家です。あまり野心的で
はなかったため、プラハで重要な地位を獲得することはできませんでしたが、
晩年はプラハのヴィシェフラト教会のオルガニストを勤めました。アントニー
ン・ライヒェナウアー(1694-1730)は、モルツィン伯の宮廷で活躍した作曲家。
同僚にファッシュがいました。
この録音は、彼ら2人の曲を中心に、ゼレンカ、ファッシュ、カルダーラと、
直接間接にプラハに関わりのある作曲家の曲を加え、待降節からクリスマス
にかけて、プラハで聴けただろう音楽を集めたアルバムです。プラハの有名な
カリヨンの音でクリスマスの曲が聴けるのも興味深いところです。

SU 4008 \1780
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
録音:2009年5月28-30日プラハ、ボヘミア・ミュージック・スタジオ
(セッション・ステレオ)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調Op.100, D 929
録音:2009年11月17-22日プラハ、ボヘミア・ミュージック・スタジオ
(セッション・ステレオ)
スメタナ・トリオ
イトカ・チェホヴァー(P) 
ヤナ・ヴォナーシュコヴァー=ノヴァーコヴァー(Vn) 
ヤン・パーレニーチェク(Vc)
プロデューサー:マトウシュ・ヴルチンスキー
ディレクター:ミラン・プクリツキー / エンジニア:ヤン・ルジチャーシュ
今を代表するスメタナ・トリオが、最重要レパートリーとして人気の高いシュ
ーベルトの第2番とメンデルスゾーンをレコーディングしました。「ベートー
ヴェンの三重奏曲が、あるいはシューベルトの変ホ長調の三重奏曲が、当時そ
うであったように、まぎれもなくそれは自分たちの時代の傑作なのだ。このさ
き孫たちや曾孫たちをずっと楽しませる、たいへん美しい作品だ。」このよう
にシューマンが絶賛したエピソードが、メンデルスゾーンのニ短調三重奏曲に
対するなによりのお墨付き。情熱がほとばしる第1楽章、幸福に歌うアンダン
テ、ころころと軽快なスケルツォ、そして、リズミックで翳りあるロンド主題
をそれぞれ順番に受け継いでゆき、高揚しながら一気呵成に結ばれるフィナー
レ。どこをとってもシューマンの言葉どおりだと実感されます。
第2楽章のテーマがいちど聴いたら耳から離れないシューベルトの第2番も、生
前には作品のほとんどが未出版のままだったシューベルトにしては異例なこと
に、存命中に海外でも出版された唯一の作品であるということから、文句なし
の傑作。いまにつづく人気ぶりもうなずけます。
傑作どおしのカップリングで、バランスのとれたスメタナ・トリオの演奏で聴
くとあっという間。2曲通して何度も繰り返し聴きたくなるアルバムです。

=チェコ・オペラ・トレジャーズ=
SU 3985 2枚組 \2960
ヤナーチェク:オペラ「ブロウチェク氏の旅」(全曲)
第1部「ブロウチェク氏の月への旅」(全曲)
第2部「ブロウチェク氏の15世紀への旅」(全曲)
ボフミール・ヴィフ(Tブロウチェク)
イヴォ・ジーデク(Tマザル、青年の君、ペトシーク)
プルジェミスル・コチー(Bs-Br聖ヴィートの堂守、月森の君、ドムシーク)
リブシェ・ドマニーンスカー(Sマーリンカ、エーテル姫、クンカ)
カレル・ベルマン(Bヴュルフル、魔光大王、役人)
ヘレナ・タッテルムスホヴァー(S給仕の少年、神童、生徒)
ヤロスラヴァ・ドブラー(A家政婦、ケドルタ)
ハヌシュ・タイン、ミラン・カルピーシェク、アントニーン・ヴォタヴァ、
ヤン・フラヴサ、ヤロスラフ・ヴェヴェルカ、ベノ・ブラフトほか
プラハ国立劇場オペラ合唱団
ヴラジヴォイ・ヤンコフスキー(合唱指揮)
プラハ国立劇場管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
録音:1962年4月9日-5月30日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
(セッション・ステレオ)
[2010年オリジナル・マスターテープよりリマスタリング
(ミロスラフ・マレシュ)]
ヤナーチェクの「ブロウチェク氏の旅」は、主人公ブロウチェク氏が酔って、
まず月世界に、つづいてフス戦争下の15世紀のチェコへと飛ばされてしまうこ
とから始まる荒唐無稽な内容が楽しい連作オペラ。時間と場所を超越するとい
うSF的発想もユニークなら、音楽も独創的で、なかでも完成までにほぼ10年の
歳月を費やした第1部の「月世界」篇は、美しい調べが醸すファンタジーが秀
逸です。
ノイマン指揮1962年のセッション録音は、国内ではコロムビアよりCD化された
ことがありますが、SUPRAPHONとしては初のCD化となります。




<DOREMI>
DHR 7991/3(2CD+1DVD) \6240
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87(全曲)[1962年録音]
+DVD チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23 [1990年録音]
タチヤナ・ニコラーエワ(Pf)、
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
ニコラーエワは「24の前奏曲とフーガ」全曲を3回録音していますが、これは
その2回目、1962年にモスクワで作曲者立ち会いのもと行われたもので、メロ
ディア社リリースされていました。特典DVDは1990年にマズアと共演した彼女
の十八番、チャイコフスキーの協奏曲の映像。晩年の演奏ですが、自在きわ
まりない神業を聴かせてくれます。




<haenssler>
98 614 3枚組 \2380
[CD 1]
ヨハン・バッハ(1604-1673):わたしたちの人生は影である
アーダルベルト・クラウス(T) ヴァルター・ヘルトヴァイン(Br)
ニクラウス・テュラー(Bs) フランクフルト・カントライ
バッハ・アンサンブル
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):涙とともに種蒔く者は
カタリン・グラフ(S) ヘレン・ワッツ(A) アルド・ボールディン(T) 
アーダルベルト・クラウス(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Bs) フランクフルト・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、バッハ・アンサンブル
J.S.バッハ:われを祝福せずば、汝を放さずBWV Anh.159
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、
インディアナ大学チェンバー・シンガーズ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ゲオルク・クリストフ・バッハ(1642-1697):
見よ、いかに麗しく楽しいことか
アルド・ボールディン(T) フィリップ・フッテンロッハー(Br) 
ニクラウス・テュラー(Bs)
バッハ・アンサンブル
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:
ミサ・ブレヴィス「いと高きところには神にのみ栄光あれ」
ウタ・シュプレッケルセン(S) エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)
アルド・ボールディン(T) ニクラウス・テュラー(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハ(1759-1845):
天にましますわれらの父よ
アーダルベルト・クラウス(T) ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
シュトゥットガルト記念教会聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[CD 2]
・ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):震え、堕ちF.83
アーリーン・オジェー(S) ヘレン・ワッツ(A) 
アーダルベルト・クラウス(T) フィリップ・フッテンロッハー(Br)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):導入唱とキリエ
アルド・ボールディン(T)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヨハン・クリスティアン・バッハ:ディエス・イレ
アーリーン・オジェー(S) ヘレン・ワッツ(A) アルド・ボールディン(T) 
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[CD 3]
ハインリヒ・バッハ(1615-1692):ああ、わたしの頭が水で満ちていたなら
ユリア・ハマリ(A) バッハ・アンサンブル
ヨハン・クリストフ・バッハ:あなたは何なのか、神よ
ヴォルフガング・シェーネ(Bs) バッハ・アンサンブル
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):愛する日よ、ようこそ
フランクフルト・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777):神の慈愛は満ちあふれん
アーリーン・オジェー(S)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、バッハ・アンサンブル、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
目覚めよ、と呼ぶ声あり
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、
インディアナ大学チェンバー・シンガーズ、
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヘルムート・リリング(指)
巨星ヨハン・セバスティアンを筆頭に、音楽史上稀にみる6世代にもわたる大
音楽家の系譜をなしたバッハ一族。宗教声楽曲にしぼって、その偉大なる一族
の足跡を辿るという試みに、声楽作品、とりわけバッハのエキスパートとして
リリングほどふさわしい人選はないでしょう。手兵シュトゥットガルト・バッ
ハ・コレギウムをはじめ、オジェーらソリスト陣も充実の貌ぶれとなっていま
す。98.911の品番移行再発。




<Spectrum Sound>
CDSM 008JT \2080
モノラル
DSDマスタリング
限定盤
ベートーヴェン:
交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年5月23日, ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)
使用音源:独フルトヴェングラー協会盤 F669.310-11 初出 2LP MONO
名演で名高い2つの演奏ですが、近年アウディーテよりオリジナルテープから
のBOXが出て話題となっておりますが、音のウェット感において、明らかにこ
ちらに軍配が!オリジナルテープのハードな音がお嫌いならば是非こちらを。
また、ノイズの少なさは驚異的です。

CDSM 009JT \2080
モノラル
DSDマスタリング
限定盤
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
(2)R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年12月7日(1)、1953年4月14日(2)、
ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)
使用音源:独フルトヴェングラー協会盤 F666.848M(ベートーヴェン)、
F666.624-5(R.シュトラウス)初出 2LP MONO(独EMI・エレクトローラ・プレス)
スペクトラム・サウンドの特徴は堅さのないウェットで自然な音質にあります。
しかも驚くべきは解像度の高さとノイズのなさ。歪み感も皆無。フルトヴェン
グラーの音楽に没入できます。この「英雄」もすごい。

CDSM 010JT \2080
モノラル
DSDマスタリング
限定盤
ベートーヴェン :
交響曲第7番イ長調作品92
交響曲第8番ヘ長調作品93
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1953年4月14日、ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)
使用音源 : 独フルトヴェングラー協会盤 F666.624-5 初出 2LP MONO
(独EMI・エレクトローラ・プレス)
これも濃厚で、聴き手に迫るすごい音質。すごい復刻技術。だまされたと思っ
てぜひご一聴を!

CDSM 011JT \2080
モノラル
DSDマスタリング
限定盤
(1)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 作品21
(2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
(1)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年11月30日、ウィーン、ムジークフェラインザール(1)、
1949年6月10日、ヴィースバーデン国立劇場(2)(ライヴ)
使用音源:独フルトヴェングラー協会盤 F669.056-7 初出2LP(1)、
F666.156-7 2LP(2)MONO(独EMI・エレクトローラ・プレス)
ベト1冒頭のピチカートと木管の自然なリアリズム、これこそレア復刻の神髄!
49年のブラームスもこんなに素晴らしい音であったとは!復刻者によると弦の
音色は徹底吟味して復刻しているとのことで、まさに納得の一枚。これぞレア
復刻芸術と申せましょう。

CDSM 002JYNA \1350
モノラル
24bit/192kHz
マスタリング
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番, 第4番
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
ヤーノシュ・シュタルケル(vc), アーノルド・エイダス(vn)
録音時期:1950-51年
使用音源 : U.S.A Period SPL 543, 582, TE 1093 Thrift Edition BOX 初出LP
シュタルケル全盛のゆったりとしたバッハとコダーイの二重奏曲。目の前で弾
いていると錯覚してしまうほどの驚きの復刻!一音一音がクリアに聴こえる
バッハは終始ふくよかで重厚な演奏です。有名なガヴォットの心地よいこと。
一聴後、虜になるでしょう。





<ENZO Recordings>
EZCD 10005 \2450
「サクバットの決意 / 宮下宣子」
[1]トバイアス・ヒューム:兵士の決意
[2]チプリアーノ・デ・ローレ/リッカルド・ロニョーニ:別れのときに
[3]アンドレア・ガブリエリ/ジョヴァンニ・バッサーノ:愛しい人よ
[4]トーマ・クレキヨン/ジョヴァンニ・バッサーノ:爽やかなガリヤルド
[5]ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ/フランチェスコ・ロ
ニョーニ:麗しきかな
[6]濱田芳通:
バルバラ・ストロッツィの「秘密の恋人」を基にしたパッサカリオ
[7]アンドレア・チーマ:2声のためのカプリッチオ
[8]濱田芳通:若い娘(フランス古謡)
[9]バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラべルデ:コレンテ第26番
[10]バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラべルデ:
2声のためのカンツォン第22番
[11]-[14]ゲオルグ・フィリップ・テレマン:幻想曲第9番
[15]ヘンリー・パーセル:夕べの祈り
[16]-[19]アントニオ・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第6番
宮下宣子(サクバット)
濱田芳通(コルネット[8])、
西山まりえ(バロック・ハープ[1]-[10][15]-[17][19]レガール[1])、
矢野薫(オルガン[1]-[10][15][17]-[19])、橋本晋哉(セルパン[1][7][9][10])
録音:2009年8月5-7日栃木、岩舟コスモス・ホール(セッション・デジタル)
【24ビット96KHzレコーディング】
日本女性金管奏者のパイオニア宮下宣子が、日本人奏者としては初となるサク
バット・ソロ・アルバムを堂々完成。濱田芳通、西山まりえら古楽界最高のメ
ンバーと共にルネサンス-バロック期の音楽を奏でた注目作です。
★宮下宣子…
東京芸術大学及び同大学院修士課程修了。在学中、安宅賞受賞。文化庁海外派
遣研修員としてケルン音楽大学に留学、最優秀で卒業。第1回モーリス・アン
ドレ国際コンクール、アンサンブル部門入選。第49回毎日新聞社NHK共催音楽
コンクール金管楽器部門第3位。
大学在学中より日本オーケストラ界初の女性金管奏者として、新日本フィル
ハーモニー交響楽団に入団、現在に至る。フェリス女学院大学非常勤講師。
モダン・トロンボーンを伊藤清、ブラニミール・スローカー。サクバットを
飯塚睦彦、ダヴィッド・ヤークス、キャサリン・モトゥーズ、シュテファン・
レジェー、フランク・ポイトゥリヌ。古楽を濱田芳通各氏に師事。
また、東京ヒストリカルブラスのメンバーとしてテナーホルン、バスフリュー
ゲル、ナチュラルトランペットやクラシカルトロンボーンなどを駆使して、
作品のオリジナル性を生かした活動も積極的に行なっている。




<ALIA VOX>
AVSA 9876(SACD-Hybrid) \2750
「新世界-クリオーリョのフォリア」
1. カチュア(2人と4人のための)(「ペルーのトルヒーリョ」式の)
2. クンベ「シエリート・リンド(美しい空)」(ワステカ族民謡)
3. ナポリ風ガリャルダ(作者不詳の歌付き)
4. 「グアビーナ」(コロンビア民族舞曲)
5. フアン・イダルゴ:「愛は弄んでいた」
6. 作曲者不詳:「バラフ・ハローチョ」
7. 作曲者不詳:セギディーリャ・エン・エコー「お前の嫉妬深い視線に」
8. ガスパル・サンス:ハカラ「エル・パハリーリョ(小鳥)」
9. ガスパル・フェルナンデス:ギネオ「その苛酷で突然な動き」(5人のための)
10. ベラクルス地方の不詳者:ファンダンゴ 「エル・ファンダンギート」
11. 作曲者不詳:「カナリオス」(作曲者不詳)
12. 作曲者不詳:「ラ・イグアナ」(ベラクルス民謡)
13. カチュア「デノス・レセンサ」(「ペルーのトルヒーリョ」式の)
14. ペルーの不詳者:フォリアス・クリオーリャス(即興)
15. ベラクスル地方の不詳者:ホタ「マリア・チュチェーナ」
16. 作曲者不詳:「眠れわが子よ(ソチピツァウアトル)」
17. 「サランベケ」(ベラクルス民謡)
18. ホセ・マリン:「愛しき人よ、あなたは何と気まぐれなことか」
19. 「ロス・チレス・ベルデス」(ベラクルス民謡)
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXXI、ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、
テンベンベ・アンサンブル(通奏低音)
中南米にスペインの広大な植民地を建設する先鞭となった征服者コルテスによ
って、メキシコに最初に建設された港町がベラクルス。メキシコの海の玄関口
として栄えたこの町には様々な人種があふれ、様々な民俗音楽が併存していま
した。その多様な音楽を吸収して、この町は開放的で表情豊かな民俗的な音楽
を生み出しました。
これとは別に、ヨーロッパのバロック音楽と、新世界に住んでいたインディオ
たちの音楽伝統が出会ったことで、このヨーロッパの伝統音楽は、魅力あふれ
る新しい色彩とリズムを獲得し、内的な豊かさを増しました。
このアルバムは、これらの音楽を享受した中南米植民地生まれのスペイン人、
クリオーリョたちの、多様で変化に富んだ魅力あふれる音楽世界を、旧世界の
代表者たるサヴァールたち、そして、新世界の代表者たるテンベンベ・アンサ
ンブルとともに旅する、刺激に富んだ録音です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.20-2

2010年04月21日 18時54分51秒 | Weblog
<naive>
OP 30492 3枚組 \5200
ヴィヴァルディ:「エジプトの戦場のアルミーダ」 RV699
サラ・ミンガルド(A アルミーダ) フリオ・ザナージ(Br カリッフォ) 
モニカ・バチェッリ(Ms オズミーラ)
ラッファエッラ・ミラネージ(S エルミーニャ) 
マリーナ・コンパラート(Ms エミレーノ)
ロミーナ・バッソ(Ms アドラスト) マーティン・オロ(CT ティザフェルノ)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2009年
「エジプトの戦場のアルミーダ」は、1718年2月にヴェネツィアで初演された
オペラ。トルクァート・タッソの『解放されたエルサレム』で有名な魔女アル
ミーダが、リナルド誘惑に失敗した後の物語といったもの。
リナルドに復讐する勇士たちを募るため、アルミーダはイスラム軍勢のエジプ
ト王カリッフォのもとにやって来る。アドラストとティザフェルノが彼女の魅
力に捕らえられる。アンティオキアの王女エルミーニャは将軍エミレーノから
求愛されているが、彼女はこれを拒んでいる。一方カリッフォの姪オズミーラ
はアドラストを愛しており、彼が魔女に夢中になってことに苦しむ。アルミー
ダはエミレーノも誘惑しようとするが、彼が拒絶するので怒る。アルミーダは、
エルミーニャの手紙を利用してエミレーノをおびき寄せ、カリッフォに彼がア
ルミーダを誘惑したと思わせて罠に嵌める。その上で都合の悪いエルミーニャ
を男装させ追い出す。さらにアルミーダを巡って張り合うアドラストとティザ
フェルノを決闘させることにする。エミレーノの処刑が決まるが、しかしさ迷
っていたエルミーニャが見つかり、アルミーダの与えた衣装を来ていたことか
らアルミーダの企みが露見。最後は一同が許されて幕となる。
「エジプトの戦場のアルミーダ」は、1710年代のヴィヴァルディのオペラの中
でも特に人気が高かったもので、初演からおよそ20年後の1738年にも再演され
ているほど。しかし残念なことに第2幕が失われてしまい、残された音楽は傑
作だったにもかかわらず上演ができませんでした。今回、ヴィヴァルディ研究
の第一人者フレデリック・ドゥラメアの助言を得てアレッサンドリーニが第2幕
にヴィヴァルディの既存の音楽を当て嵌め、全曲を演奏可能にしました。2009
年10月のパリとウィーンでの二度の上演を踏まえての録音は万全。タイトルロ
ールには古楽界の名コントラルト、ミンガルドを配し、さらにバチェッリ、コ
ンパラート、バッソと優秀なメッゾがずらり。近年活躍を広げているソプラノ
のミラネージ、ベテランのバス、ザナージと完璧なキャスト。仏英伊独語によ
る136ページのブックレット付き。ついに甦ったヴィヴァルディのオペラをた
っぷり楽しみましょう!
※naiveのサイトで試聴ができます。
http://en.naive.fr/#/work/vivaldi-armida
※YouTubeで録音風景とインタビューがご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watch?v=35EMJ8ZRPkw




<Grand Slam>
GS 2047 \2250
限定盤
ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調(改訂版)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1956年6月3-6日、ウィーン、ゾフィエンザール
使用音源: London(U.S.A.)LCL 80103(オープンリールテープ/19センチ、
4トラック)
録音方式:ステレオ
■制作者より
GSレーベルでは今回から音源によりオープンリールテープの復刻も開始します。
その第1弾はクナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルによるブルックナ
ーの交響曲第5番、1956年、英デッカのステレオ録音です。オープンリールテ
ープはLPとは違い基本的にプチパチ・ノイズはなく、内周の歪みもありません。
空間的な再現能力はLPよりも上回っていると言われ、今でも一部には熱烈なオ
ープンリール・ファンが存在します。
この演奏は悪名高い改訂版を使用しているため、昨今の原典版ブームに押され
てか、近年では過去の遺物のように扱われる傾向がなきにしもあらず。しか
し、このオープンリールテープから復刻した太くて柔らかく、かつ非常に艶や
かな音質で聴けば、クナッパーツブッシュの演奏は版の良し悪しを完全に超え
た域にあることが再認識されるでしょう。
■解説書の内容
「なぜ、オープンリールテープからの復刻なのか?」、テープからの復刻に
至った制作者による手記を掲載します。その他、クナの珍しいプログラムも
掲載します。(以上、平林 直哉)
(制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。)




<OPUS蔵>
OPK 7052 \2250
(1)シューマン:交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
(2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲 
(3)レスピーギ:ローマの祭
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団
録音:(1)1949年11月12日 スタジオ8H NBCライブ
(2)1949年11月21日 カーネギーホール
(3)1949年12月12日 カーネギーホール
原盤: UK-HMV(ALP)
「ダフニスとクロエ」の美しさが徒事ではない。これはイタリアの陽光に照ら
されたフランス音楽だ。詩情がいのちのラヴェルだが、トスカニーニは委細構
わずに進む。・・・とにかく、この色彩の洪水と凄絶なフォルテと音楽の前進
性はすばらしいの一語に尽きる。オーケストラの統率力は抜群で、どんなに楽
器が増え、最強奏してもごちゃつくところはいっさいない。それにしても1949
年の録音というのが信じられないくらい音が良い。(宇野功芳)

OPK 7053 \2250
(1)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
(2)チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:(1)1953年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)1951年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
原盤:(1)F-Grammophone、(2)UK-HMV
フルトヴェングラーの音楽には完全に脱帽だ。イエス・キリスト教会において
53年5月14日にレコーディングしたものだが、すでに肺炎を何度もくり返した
晩年、しかも聴衆の居ない純粋なレコード用の録音という形がプラスにさよう
したのであろう。同じ条件で51年12月に録音されたシューベルトの「ザ・グレ
イト」に比べると数段良い。(宇野功芳)
最も音がよいといわれることが多いフランス盤10“LPを用いています。DG盤よ
り低音が豊かに響きます。また今回はフルトヴェングラー研究家でもある
Steinberg氏の見解に従って、楽章間のポーズはなしにしてあります。実際録
音によってポーズあり、なしの両者があります。

OPK 2089 \2250
モーツァルト:
(1)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216 (1947年録音)
(2)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 (1941年録音)
(3)ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調 K.268(1927年録音)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
(1)ポール・パレー(指揮)ラムルー管弦楽団
(2)シャルル・ミュンシュ(指揮)パリ管弦楽団
(3)マルコム・サージェント(指揮)交響楽団
原盤:SP US-Vox(No 3)Fr-Gramophone(No 5)US-Victor(No6)
「モーツァルトのヴァイオリン・コンチェルト第5番イ長調K.219の演奏こそは、
今世紀の前半期におけるこの作品のもっとも有名な演奏であった」(ハルナッ
ク)
「最大傑作はモーツァルトの協奏曲(第6番変ホ長調K.268 )である。この曲は
ティボーの実演を聴くと実に素晴らしいので驚嘆してしまう。世の中にあんな
にモーツァルトらしい演奏があるかと想う位である。」(野村光一)
このCDは、ティボーという稀有の奏者に具わった極上の気品と美質を、市販さ
れている数多くのCDより遥かに高い水準で私達愛好家に伝えてくれるように思
う。聴いて楽しむだけではなく、クラシック音楽という、人類の大切な文化財
の来し方、行く末について考える契機にもしたい、時宜を得た企画である。広
く愛好家、音楽関係者に推薦したい。(中野雄)

OPK 7048/9 2枚組 \3380
ヴェルディ:オテロ(全曲)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団
オテロ:ラモン・ヴィナイ(T)
デズデモナ:ヘルヴァ・ネルリ(S)
ヤーゴ:ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
エミーリア:ナン・メリマン(Ms)他
録音:1947年12月6日,13日ライブ録音 NBCスタジオ8H
ほとんど完璧な仕上がり、これなら何故オーパス蔵の復刻が必要だったか直観
的に理解できる。RCA盤のCDと聴きくらべれば、高音域のくせのないオーケス
トラ、ことに第1ヴァイオリンの高音のやせぎみだった質感が今回の復刻では
暖かみのあるものに聴かれるし、ヴィナイのオテロ、ヴァルデンゴのヤーゴの
声の力強さと輝きにみちた声の魅力には聞きほれる。(小林利之)
英HMV-LP起こしオペラ第2弾には「オテロ」全曲を選びました。冒頭の嵐の場
面の緊迫感と嵐の凄まじさはRCA盤では聴くことができません。レクイエム
「怒りの日」と共に力強い低音の迫力は必聴です。(相原 了)




<audite>
AU 92574(SACD-Hybrid) \2300
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47*
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
クレール=マリ・ル・ゲ(P)
マンデルリング四重奏団
ゼバスティアン・シュミット、ナネッテ・シュミット*(Vn)
ローラント・グラッスル(Va)
ベルンハルト・シュミット(Vc)
録音:2009年5月27-29日レーバークーゼン、バイエル・クルトゥーアハウス
(セッション)
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を完結させたマンデルリング四重奏団
が、2010年の作曲者生誕200周年のアニヴァーサリーに向けて放つ最新アルバ
ムは、シューマンの室内楽。高い人気を誇るル・ゲを迎えて、ピアノ四重奏曲
とピアノ五重奏曲を取り上げています。
ともにシューマンの好んだ変ホ長調という調性で書かれたピアノ五重奏とピア
ノ四重奏は、「室内楽の年」1842年の10月と11月に相次いで完成しています。
なかでも、作曲の過程でメンデルスゾーンがアドバイスを授けたピアノ五重奏
では、楽想ゆたかなピアノがまず格別。これに、いくぶん厚めの弦が溶け合う
さまがまた絶妙で、このジャンル屈指の名曲として親しまれています。
切れ味鋭いショスタコーヴィチのほか、シューベルトやブラームスといった、
ロマン派のディスコグラフィからもマンデルリング四重奏団の実力は織り込み
済みのところ。このたび、ピアノに極上のロマンが薫るシューマンの作品とい
うことで、くっきりとした音色としなやかな感性で強力な魅力を放つル・ゲと
の顔合わせは、よりいっそうの期待を抱かせるものといえるでしょう。




<Simax>
PSC 1307 \2280
ショパン:
即興曲 第1番 変イ長調 作品29、3つの新しいエチュード(1939)、
即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36、即興曲 第3番 変ト長調 作品51、
ロンド 変ホ長調 作品16(序奏とロンド)
シューマン:花の曲 作品19、森の情景 作品82
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
録音:2009年9月4日-6日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
[制作・編集:クシシュトフ・ドラーブ  録音:マスタリング アルネ・アク
セルベルグ]
ノルウェー南西部の都市、スタヴァンゲルに生まれたクリスチャン・イーレ・
ハドラン(1983-)のソロデビュー・アルバム。2010年生誕200年を迎える19世紀
ロマンティシズムのふたり、ショパンとシューマンのピアノ曲を弾きました。
素敵な一夜のコンサートのような1枚です。ハドランは、11歳でルーガラン音
楽院に入学し、その後イジー・フリンカに教わってから、フリンカの弟子、
オスロのアンスネスの下で学びました。ソロイストとしてノルウェー国内の
オーケストラ、ロンドン交響楽団、バイエルン放送交響楽団に客演し、室内
楽奏者としてトルルス・モルク、ラーシュ・アネシュ・トムテル、クレメンス
・ハーゲン、クリスチャン・ポルテラ、ルネー・フレミングらと共演してきま
した。彼が親友のヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルードと2006年
に録音したシンディングのヴァイオリンとピアノのための作品集は、国際的
にリリースされ、そのロマンティックな音楽が人気を呼びました。オスロのソ
フィエンベルグに1877年に立てられた教会で行われた録音は、涙を誘うくらい、
力強く、また美しいピアノの音です。




<VAI>
VAIA 1271 2枚組 \3500
アルベルト・レイエス・プレイズ・ショパン
ショパン:
[1CD] ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35、幻想曲ヘ短調Op.49、
[2CD] バラード第4番ヘ短調Op.52、舟歌嬰ヘ長調Op.60、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
アルベルト・レイエス(P)
録音:2009年5月28-31日
1948年ウルグアイ生まれのピアニスト、アルベルト・レイエスによるショパン
・アルバム。1970年チャイコフスキー国際コンクール、1969年リオ・デ・
ジャネイロ・国際ピアノ・コンクール、1971年レベントリット国際コンクー
ル、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールなど数々の国際コ
ンクールで入賞し、その後世界的な演奏家として活躍しています。ピアニス
トならば誰もが挑む、ショパンが描き出した光と影を見事に表現しています。





<Alba>
ABCD 291 \1980
コン・スピリト-ヴァイオリンとピアノのための作品集
エルガー:ヴァイオリンソナタ ホ長調 作品82
プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第2番 ニ長調 作品94b
シベリウス:
ユモレスク 第4番 ト短調 作品89b、ユモレスク 第6番 ト短調 作品89d
リムスキー=コルサコフ/ジンバリスト編:幻想曲「金鶏」
アンナ=リーサ・ベズロドニー(Vn) イヴァリ・イルヤ(P)
アンナ=リーサ・ベズロドニー(1981-)はモスクワ生まれ。ヴァイオリニスト、
指揮者、教授として名を知られた父イーゴリ・ベズロドニー、ヴァイオリニス
トで教授の母マリ・タンペレ=ベズロドニー。両親に倣い、アンナ=リーサは
2歳でヴァイオリンを学び始めました。フィンランドとロンドンで教育を受け、
各地のコンペティションに参加、1995年チェコのヤン・コチアン国際ヴァイ
オリン・コンペティションと1997年シベリウス・アカデミーのヴァイオリン
・コンペティションで第1位、2006年にはギルドホール音楽演劇学校のゴール
ドメダルを獲得しました。ヨーロッパ、日本、アメリカとツアーをつづけ、
彼女のキャリアは今、始まったばかりです。イヴァリ・イルヤはエストニア
のタリン生まれ。モスクワ音楽院で学び、室内楽奏者、ソロイストとして世
界各地で演奏活動を行っています。

ABCD 292 \1980
心よ、砕けよ-中世ドイツの愛の歌
ハンス・ザックス(1494-1576):よきキリスト者よ目覚めよ
オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1376/78-1445):
牧場の娘は冷たい朝露の中を、あなたはわたしの美しい心を選んだ、そこで輝
くあなたは誰、心よ 砕けよ 復讐せよ見よ、心よりあなたを望みます、残酷な
人生よ、歓呼の声をあげよう
ヴァルター・フォン・デル・フォーゲルヴァイデ(c.1170-1230)/スヴェン・
ベリエル編:
荒れ野の菩提樹の下で、ゲルハルト・アッツェ親方が私の馬を射た
ヴィーツラフ・フォン・リューゲン(1265/68-1325):
無学の私が憧れの歌を作った
ナイトハルト・フォン・ロイエンタール(c.1180-1237/46):
なにもない牧場しか見えなかった
ザルツブルクの修道士(14世紀)/レイフ・カールソン編:
楽しかった夜のことを思うと
ハインリヒ・フォン・マイセン(1250-1318):アダムの手助けをしたのは誰だ
作者不詳(c.1460):『シェーデルの歌本』、おお それは快く だが なお私は
オリファント
ウリ・コルホネン、エイラ・カールソン、レイフ・カールソンらが中世音楽ア
ンサンブル、オリファントを結成したのは1995年。即興にもとづく、色彩ゆた
かな演奏スタイルは、批評家に評価され、聴衆から愛されてきました。「十字
軍の歌」(ABCD152)、「ガース・ブリュレのシャンソン」(ABCD182)、「汚れな
き歓び-中世吟遊詩人の歌う宗教歌集」(ABCD222)につづくアルバム。吟遊詩人
たちの歌、『カルミナ・ブラーナ』『サンタ・マリアの頌歌』をはじめとする
歌集から選ばれた歌が、さまざまな楽器の演奏とともに歌われます。

ABCD 300 \1980
タピオ・トゥオメラ(1958-):合唱曲集
(1)子守歌と呪文(2000)
(2)アンティ・プーハーラの4つの歌(2008)、わが子よトゥオネラで眠れ、
木の枝から生まれて、森は知っている、呪文
(3)紙上音楽(1990/2008)
(4)ロンド(1997)
(5)フィンランド語のヴォカリーズ(1993)
(6)痛みを防ぐ呪文(2006)
(1)カイサ・トゥップライネン(打楽器)、ヘイッキ・ニクラ(Cl、Bs-Cl)、
フィンランド放送室内合唱団、エーリク=オーロフ・セーデルストレム(指)
(2)サーラ・ラウティオ(Hrp)、ヘルシンキ室内合唱団、
ニルス・シュヴェケンディク(指)
(3)ヘルシンキ室内合唱団、ニルス・シュヴェケンディク(指)
(4)フィンランド放送室内合唱団、ハンヌ・ノルヤネン(指)
(5)タピオ・トゥオメラ(サンプリング)、フィンランド放送室内合唱団、
エーリク=オーロフ・セーデルストレム(指)
(6)ヘルシンキ室内合唱団、エーリク=オーロフ・セーデルストレム(指)
フィンランドの作曲家タピオ・トゥオメラは、古来の民話とモダニズムの音楽
の融合を図る試みをさまざまなジャンルの作品で行ってきました。2005年、
フィンランド伝統の文学を現代の音楽に活かした功績によりカレヴァラ協会の
カレヴァラ賞を獲得し、翌2006年には、フィンランド国立オペラの委嘱により
作曲したオペラ「母と娘」(1998-99)が北欧音楽協議会の作曲賞にノミネート
されました。エーリク=オーロフ・セーデルストレム、ニルス・シュヴェケン
ディク、ハンヌ・ノルヤネンの指揮によりフィンランド放送室内合唱団とヘル
シンキ室内合唱団が録音したアルバム。フィンランドに伝わる民俗詩をテクス
トに使った、トゥオメラの代表的合唱曲集です。



<RADIO FRANCE>
FRF 005 \2450
R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64
クルト・マズア(指)
フランス国立管弦楽団
録音:2007年11月29日パリ、シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
1927年シレジア生まれで、2008年に指揮者活動60周年を迎えた巨匠クルト・マ
ズアが、フランス国立管音楽監督在任中(2002-2008)の2007年におこなった注
目のライヴ録音が登場します。
マズアはフランス国立管と、2002年にベートーヴェンの交響曲第2番と第6番
(V4971・廃盤)を、2005年にチャイコフスキーの交響曲第5番(V5040)を、そし
て2006年にショスタコーヴィチの交響曲第7番(V5071)を、いずれもライヴで録
音して音楽監督としてのたしかな成果を収めており、さらにまた、マズアは
2008/09年のシーズンより終身名誉音楽監督のポストにあることからも現在に
おけるフランス国立管との良好な関係がうかがえます。
1983年にもマズアは「アルプス交響曲」を当時の手兵ゲヴァントハウス管と
PHILIPSへセッション録音をおこなっています。前回より24年ぶりの再録音と
いう巨匠マズアの境地とともに、これまでの流れでみせてきたようにフラン
ス国立管の熱い取り組みにも注目したいところです。




<DOCUMENTS>
オペレッタ・シリーズ新譜

DOCUMENTS 232992 2枚組 \1350
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」
アルフレート・ペル、クルト・ベーメ、ハンス・ホップ、
ヒルデ・レッスル=マイダン
ロベルト・シュトルツ指揮
大ウィーン放送管弦楽団  1955
ボーナス・トラック
ツェラー:喜歌劇「小鳥売り」(抜粋)
アンネリーゼ・ローテンベルガー、ピーター・アンダース 他
フランツ・マルスツァレク指揮 大オペレッタ管弦楽団 1953

DOCUMENTS 232993 2枚組 \1350
オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」
ハインツ・ホッペ、アンネリーゼ・ローテンベルガー、
マックス・ハンゼン、フェリー・グルーバー 他
パウル・ブルクハルト指揮 ハンブルク北ドイツ放送響 1958
ボーナス・トラック
オッフェンバック:喜歌劇「フォルテュニオの歌」
エルナ・マリア・ドゥスケ、フェリー・グルーバー、
ユルゲン・フェルスター、ウィリー・ホフマン 他
パウル・ブルクハルト指揮 ハンブルク北ドイツ放送響 1959

DOCUMENTS 232994 2枚組 \1350
ファル:喜歌劇「いとしのアウグスティン」
フランツ・フェーリンガー、ウルスラ・ケルプ、
ブリジット・ミラ、ヴィリー・シュナイダー
フランツ・マルスツァレク指揮 ケルン放送交響楽団 1950
ボーナス・トラック
ファル:DER SUSSE KAVALIER(ハイライト)
アニー・シュレム、ギッタ・リンド、フランツ・フェーリンガー 他
フランツ・マルスツァレク指揮 ケルン放送交響楽団 1951

DOCUMENTS 232995 2枚組 \1350
レハール:喜歌劇「ほほえみの国」
ルドルフ・ショック、ドロテア・ジーベルト、トニー・ニースナー、
マリア・ベリング
ヴェルナー・シュミット=ベルケ指揮 ミュンヘン放送 1955
ボーナス・トラック
レハール:喜歌劇「ジュディッタ」(ハイライト)
ヒルデ・ギューデン、ワルデマール・クメント、マーレイ・ディッキー他
ルドルフ・モラルト指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1957

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10-04 No.19-1

2010年04月20日 20時25分52秒 | Weblog
<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 681682 2枚組 \1350
モーツァルト:オペラ名曲集
魔笛、羊飼いの王様、後宮からの逃走、ルーチョ・シッラ、劇場支配人、
イドメネオ、コジ・ファン・トュッテ、ドン・ジョヴァンニ、
フィガロの結婚 より序曲、前奏曲、アリア、他
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他

WARNER 2564 683932 \4580
メシアン:作品集
メシアン:
ハラウィ、世の終わりのための四重奏曲、幼子イエスに注ぐ20のまなざし
クラウゼ:Quatuor pour La Naissance
ジョアンナ・マグレガー(pf)、他

WARNER 2564 683448 2枚組 \1350
チャイコフスキー:名曲集
ピアノ協奏曲より、交響曲第1番-第6番(抜粋)、3つの小品Op.42より、
弦楽四重奏曲第3番より、6つの歌曲Op.6、Op.38より、
弦楽のためのセレナードより、ロミオとジュリエットより、序曲1812年より
エフゲニー・オネーギンより、スペードの女王より、
ヴァイオリン協奏曲より、3大バレエ曲より
ヴァリアスアーティスツ

●WARNER APEX series 各1枚 \680
WARNER 2564 682404
ブラームス:合唱曲集
エルヴィン・オルトナー指揮
アーノルド・シェーンベルク合唱団
6つの歌曲とロマンスOp.93a、3つの歌Op.42、7つの歌Op.62、5つの歌Op.104、
4つの歌Op.17

WARNER 2564 682427
R.シュトラウス:ヴァイオリンソナタOp.18
ワディム・レーピン(Vln)ボリス・ベレゾフスキー(pf)
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):
ディヴェルティメント「妖精の口づけ」
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲

WARNER 2564 682432
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
BWV1041、1042、2台のヴァイオリンのための協奏曲BWV1043
モニカ・ハジェット(Vln)
アリソン・ベリー(Vln)
トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団

WARNER 2564 682606
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
マレク・ドレヴノフスキ(pf)
アントニ・ヴィト指揮、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団
華麗なる大円舞曲Op.18、3つのワルツOp.64-1「小犬のワルツ」、Op.64-2

WARNER 2564 682429
シェーンベルク:管弦楽曲集
ダニエル・バレンボイム(pf、指揮)シカゴ交響楽団
浄夜Op.4、3つのピアノ曲Op.11、5つの管弦楽曲Op.16、
6つの小さなピアノ曲Op.19、ピアノ曲Op.11-2(ブゾーニ編)

●WARNER CLASSICS DVD
WARNER 5186 588762(CD+DVD) \3500
HANDS ACROSS THE SEA
星条旗よ永遠なれ スーザ:マーチ名曲集
ファンファーレ、エドワード王行進曲、剣と拍車、ワシントン・ポスト、
キング・コットン、雷神、センチュリー・オブ・プログレス、
パワー・アンド・グローリー、不屈の歩兵隊、ホワイト・プラム・マーチ、
ビューグル・コール-起床らっぱ、士官候補生、自由の鐘、無敵の鷲、
レジオネアーズ、シカゴの美人、テキサス娘、子羊の行進曲、美中の美、
エル・カピタン、闘技士、海を越える握手、忠誠、マンハッタン・ビーチ、
十字軍、レヴュー、ビューグル・コール-就床らっぱ、星条旗よ永遠なれ、
メイン州からオレゴン州へ
グレナディア・ガーズ・バンド
マーチ王スーザの名曲の数々を、歴史ある英国の名門軍楽隊による品格の漂
う演奏で味わえる!世界遺産のブレナム宮殿ほかでの収録!

WARNER 5186 571482(Blu-ray) \4050
アダン:ジゼル
アンナ・ツィガンコーワ、ジョゼフ・ヴァルガ
オランダ国立バレエ




<Tower Records Original>
●東京フィル×TOWER RECORDS
TPTW 1001 \1000
R.シュトラウス:
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、祝典前奏曲
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
ライヴ録音
ダン・エッティンガー指揮
東京フィルハーモニー交響楽団

TPTW 1002 \1000
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番KV467
チャイコフスキー:交響曲第5番
ダン・エッティンガー(pf、指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
ライヴ録音

TPTW 1003 \1200
ブルックナー:交響曲第9番
コンサート当日のリハーサル風景付
若杉弘指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
ライヴ録音

TPTW 1004 \1200
ベートーヴェン:交響曲第7番
シューベルト:交響曲8番「未完成」
若杉弘指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
ライヴ録音

TPTW 1006 \1200
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第4番
ダン・エッティンガー指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
ライヴ録音

TPTW 1007 \1200
マーラー:交響曲第4番
シャロン・ロストルフ=ザミール(Sop)
ダン・エッティンガー指揮
東京フィルハーモニー交響楽団 ライヴ録音




<VENEZIA>
CDVE00018 3枚組 \1650
グリゴリー・ギンズブルク(ピアノ)の芸術
CD.1 協奏曲集
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
コンスタンチン・イワーノフ指揮 Konstantin Ivanov
ソビエト国立交響楽団 1950年1月21日スタジオ録音
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
(3)リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
ニコライ・アノーソフ指揮 Nikolai Anosov
ソビエト国立交響楽団 1949年2月24日ライヴ
CD.2 リスト作品集
(4)(リスト=ブゾーニ)モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の
2つのテーマによる幻想曲 1946年
(5)モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の回想 1958年
(6)ベルリーニの歌劇「ノルマ」の回想 1952年
(7)ヴェルディの歌劇「リゴレット」の回想 1951年
(8)グノーの歌劇「ファウスト」の回想 1953年
スタジオ録音
CD.3 バッハ作品集
(9)トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
(10)フルート・ソナタ BWV.1031 から 「シチリアーノ」 ト短調 
(11)前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.532
(12)コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」 BWV.639
(13)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004から
「シャコンヌ」
1957年12月25日モスクワ音楽院でのライヴ
以上、 ピアノは全て グリゴリー・ギンズブルクGrigory Ginsburg
純粋な芸術理念と卓越した技巧で、古典への回帰と革新性がみごとに調和した
ピアニスト、ギンズブルク(1904-1961)による後年の骨太な名演奏集。

CDVE04390 2枚組 \1650
リヒテル(ピアノ) プロコフィエフ作品名演奏集
プロコフィエフ:
CD.1
(3)ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 op.10
キリル・コンドラシン指揮モスクワ交響楽団 1952年スタジオ録音
モスクワ交響楽団との記載がありますが、録音年を確認するに、
この演奏は良く知られたモスクワ・ユース管弦楽団との演奏です。
(2)ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 op.82 1966年5月2日ライヴ
(3)ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83 1958年6月29日ライヴ
CD.2
(1)ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 op.84 1961年4月17日ライヴ
(2)ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 op.103 1956年ライヴ
以上、 ピアノは全て スヴャトスラフ・リヒテル

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする