クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

15-12 No.1

2015年12月04日 18時27分44秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ 第2回発売のご案内★
4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第2回発売のご案内です。
これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。
「運命」は78CDR-3521と同一マスターですが、「未完成」は当CDのための
新復刻音源です。これまで同様にノイズはありますが、生々しい音質でお楽しみ
いただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシック
CD取り扱い店でもご購入いただけます。
お取引条件は78CD-3000と同様となります。

78CD-3001 当店販売価格 \2080(税込) ※オープン・プライス商品
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB3328/32S (英 HMV DB3328/32S と同一録音)
(1937年10月8日、11月3日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)

シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
墺 HMV DB21131/3
(1950年1月19-21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音)

★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2015年12月新譜 5点発売★
発売予定:2015年12月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3589
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
サー・マルコム・サージェント指揮
ロンドン交響楽団
英 HMV DB1685/9
(1932年3月24日、ロンドン、アビー・ロードEMI第1スタジオ録音)
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はシレジアのリプニクに生まれた。
1889年7歳でウィーン音楽院に入り、1891年から1897年に名教授テオドール・
レシェティツキ(1830-1913)に師事した。1901年ベルリンでデビュー、1933年
までこの地を本拠にした。その後ロンドンに居を構え、1939年にアメリカに移
住した。この録音はシュナーベルの初協奏曲録音で、開発間もないEMIのMC型
レコード録音機によるもの。オーケストラの音にきつさがあるのはこのセイ。
原盤番号の後の卍記号はその録音機を使用した印で、その後卍は□に変更され
た。シュナーベルはこのシリーズでモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 K.467
(78CDR-3387)、シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番D.959(78CDR-3550)、フル
ニエと共演したベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番 (78CDR-3292)が出ている。

78CDR-3590
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB 5588/90
(1940年4月ベルリン録音)
カール・ベーム(1894-1981)はオーストリアの指揮者。グラーツ大学で法学博士
の学位を得た。個人教授で音楽を学んだ後、1917年グラーツ市立歌劇場でデビュ
ー。ブルーノ・ワルター(1876-1962)の知己を得て、1921年からバイエルン国立
歌劇場、1927年ダルムシュタット市立歌劇場、1931年からハンブルク国立歌劇
場、1934年からドレスデン国立歌劇場の指揮者を歴任、1943年にはウィーン国立
歌劇場総監督に就任した。この録音はウィーンではなく、ベルリンで行われたも
ので、おそらくベームとウィーン・フィルとの初録音ではないかと思う。当時
46歳だったベームの若き日の記録として残したい名演奏。大戦中の録音のため
ベーム・ファンでもあまり知られていなかったもの。

78CDR-3591
セヴラック:
祭りの農家を目指して
リビアのキリスト像の前のラバひきたち
日向で水浴びする女たち
ブランシュ・セルヴァ (ピアノ)
日 COLUMBIA J 8099/8101(仏COLUMBIA D15140/43と同一録音)
(1929年1月7-11日録音)
ブランシュ・セヴルヴァ(1884-1942)はパリ音楽院でピアノを学び1895年に11歳
で一等賞を得た。13歳でコンサート・デビューした後スコラ・カントルム音楽
院でヴァンサン・ダンディ(1851-1931)に作曲を学び、1902年から同校で教鞭を
とるようになった。1904年にJ.S.バッハのクラヴィーア曲全曲をピアノで演奏
しパリ音楽界を驚かせた。セルヴァは1930年11月のコンサート中に卒中に襲わ
れステージ活動から離れた。セルヴァはこのシリーズでJ.S.バッハ:パルティー
タ第1番 BWV.825(78CDR-3191)、フランク:前奏曲、コラールとフーガ(78CDR-
3310)、カタロニア出身の女流ヴァイオリニスト、ジョアン・マッシアと共演した
フランク:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-3012)、ベートーヴェン:ヴァイオリン・
ソナタ第5番「春」(78CDR-3028)が出ている。

33CDR-3592
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
アルフレッド・レーヴェングート(ヴァイオリン)
フランソワーズ・ドロー(ピアノ)
独 OPERA 1147(Mono)
(1964年録音)
アルフレッド・レーヴェングート(1911-1983)はフランスのヴァイオリニスト。
16歳でパリ音楽院に入りヴァイオリン、室内楽、ソルフェージュを学んだ。1929
年18歳で弦楽四重奏団を組織しそのリーダーとなり、1983年レーヴェングート
の死で解散した。ヴァイオリンの師はカペー弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン
だったアンドレ・トゥーレ(1903-1909在籍)で、カペーの考案した運弓法を見事
に体得している。レーヴェングートのソロ録音はこの「クロイツェル・ソナタ」
以外にはないと思われる。ピアノのフランソワーズ・ドロー(1910-2011)はパリ
音楽院でマルグリット・ロン(1874-1966)に師事した。レーヴェングートのピア
ニストとして長年活躍した。

33CDR-3593
カミーユ・モラーヌ~フォーレ歌曲集
漁夫の歌 (T.ゴーティエ詞)
夢のあとに (R.ビュッシーヌ詞)
この世で (A.シュリー=プリュドム詞)
ネル (C.M. ルコント・ドリール詞
秋 (A.シルヴェストル詞)
ある日の詩 (C.グランジャン詞)
めぐりあい
いつの日も
さらば
ゆりかご (A.シュリー=プリュドム詞)
ひめごと (A.シルヴェストル詞)
イスパハンのばら (C.M.ルコント・ドリール詞)
夜明け (A.シルヴェストル詞)
贈り物 (V.de リール=アダン)
涙 (J.リシュパン詞)
墓地にて (J.リシュパン詞)
ばら (C.M.ルコント・ドリール詞)
消え去らぬ香り L(C.M.ルコント・ドリール詞)
アルページュ (A.サメン詞)
牢獄 P(P.ヴェルレーヌ詞)
夕べ (A.サメン詞)
もっとも心地よい道 (A.シルヴェストル詞)
九月の森の中で(C.マンデス詞)
カミーユ・モラーヌ(歌)
ピエール・マイヤール= ヴェルジェ(ピアノ)
仏 Le Club Francais de Disques 191(Mono)
(1959年4月7日録音) (Recorded 7 April 1959)
(全体にLP特有のノイズあり)
カミーユ・モラーヌ(1911-2010)はフランスのバリトン・レジェ(バリトンとテ
ノールの中間の声域)。生地ルーアンの音楽学校で学んだ後、パリ音楽院でクレ
ール・クロワザ (1882-1946)に師事した。1940年オペラ・コミックでデビュー。
ペレアス役でフルネ指揮(ジャニーヌ・ミショー:メリザンド)、アンセルメ指揮
(エルナ・スポーレンベルク:メリザンド)、アンゲンルブレシュト指揮(スザン
ヌ・ダンコ:メリザンド)の三種の録音を残している。このフォーレ歌曲集はフ
ランスの「レコード・クラブ」に録音されたもので、同時期にエラート社に入
れたモラーヌのフォーレ歌曲集と曲目が重複していない。ピエール・マイヤー
ル=ヴェルジェ(1910-1968)はフランスの作曲家でピアニスト。パリ音楽院で
ポール・デュカ(1863-1935)に師事し、1939年にカンタータ "La farce du
Mari fondu" でローマ賞を得た。カミーユ・モラーヌの伴奏他いくつかの録音
を残している。

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