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クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

25-06 No.1

2025年06月02日 16時35分43秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年6月新譜 3点発売★
発売予定:2025年6月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


78CDR-3980
ベートヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調作品53「ワルトシュタイン」
アニー・フィッシャー(ピアノ)
チェコ SUPRAPHON H 23396/8
1950年プラハ録音
ハンガリー、ブダペスト生まれの女流ピアニスト、アニー・フィッシャー
(1914-1995)の初レコード録音。彼女は1923年に9歳でフランツ・リスト音楽院
に入り、エルンスト・フォン・ドホナーニとアルノルト・セーケイに師事した。
1933年の国際リスト・コンクールで優勝し、ヨーロッパを中心に演奏活動を
行った。1937年に音楽学者のアラダール・トートと結婚。トートは大戦後ブダ
ペスト歌劇場芸術監督に就任し、トートが招聘した指揮者オットー・クレンペ
ラー(1885-1973)に彼女は高く評価され、アムステルダム、ロンドンで共演し
1950年代EMIに多くの録音を残した。アニー・フィッシャーは1980年に日本国
際音楽コンクールの審査員として初来日し、その後しばしば来日した。この
SPレコードはこれまでほとんど知られていなかった貴重な録音。
復刻にはDENON DL-102SDカートリッジ(針圧=19g)(昇圧トランスなし)と新忠篤
設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。


78CDR-3981
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 作品89
エマ・ボワネ(ピアノ)
ゴードン弦楽四重奏団
米シャーマー RECORD 2527/30
1940年ニューヨーク録音
エマ・ボワネ(1891-1974)はフランスの女流ピアニスト。パリ音楽院でイジドー
ル・フィリップ教授に師事し一等賞を受賞した。ボワネは指揮者セルゲイ・ク
ーセヴィツキー(1874-1951)のお気に入りのピアニストで、しばしばボストン
交響楽団のソリストとして招かれた。ボワネはフランスのピアノ作品を得意と
し、特に作曲家フォーレとは作曲者晩年に交流があった。ゴードン弦楽四重奏
団はアメリカの団体。米DECCAやCONCERT HALL SOCIETYに録音があった。
復刻にはDENON DL-102SDカートリッジ(針圧=19g)(昇圧トランスなし)と新忠篤
設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。


78CDR-3982 ※機械式録音(電気録音以前)の復刻音源
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64(第一楽章&第三楽章のみ)
キュイ:オリエンタル 作品59-9
エディ・ブラウン(ヴァイオリン)
フリーダー・ヴァイスマン指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(メンデルスゾーン)
フリーダー・ヴァイスマン(ピアノ)(キュイ)
米 ODEON 3121/3
1924年4月15日ベルリン録音
エディ・ブラウン(1895-1974)はアメリカ生まれ。1904年9歳でハンガリーのブ
ダペスト音楽院に入りイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。2年後ブダペス
トのヴァオリン・コンクールで優勝、音楽院を1909年に卒業しデビューした。
その後すぐにロンドン、ベルリンでデビュー。ロンドンで名ヴァイオリン教授
レオポルド・アウアー(1845-1930)に会った後、一緒にサンクト・ペテルブルク
に移り1916年まで音楽院で研鑽を積み、その後祖国アメリカに戻りコンサート
・キャリアを再開した。その後ブラウンは弦楽四重奏団とアメリカ室内楽協会
を設立し、インディアナ大学で教鞭をとった。指揮者&ピアノのフリダー・
ヴァイスマン(1893-1984)はドイツの指揮者、作曲家。ドイツのパーロフォン
&オデオン・レーベルで2000点のレコード制作に関与した偉大な音楽家。
復刻にはDENON DL-102SDカートリッジ(針圧=19g)(昇圧トランスなし)と新忠篤
設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。



25-05 No.1

2025年05月08日 14時30分27秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年5月新譜 3点発売★
発売予定:2025年5月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


33CDR-3977
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
クルト・ヴェス指揮
オーストリア交響楽団
米 REMINGTON R-199-20
1950年ウィーン録音
ミシェル・オークレール(1924-2005)はフランスの女流ヴァイオリン奏者。パリ
音楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1887-1962)に師事し一等賞を受賞して卒
業。1943年19歳の時にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、ティボーの指
揮でハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調でレコード・デビューした
(78CDR-3011)。1950年代初頭に新興レコード会社米REMINGTON に数枚のLP録
音を残した。ステレオ時代にはフィリップスやエラートに珠玉の名録音がある。
オークレールは1960年代の半ばに左手の故障で現役を引退したが、母校のパリ
音楽院で教鞭をとり、また日本の桐朋学園の招聘でマスタークラス(1977年)を
開いた。指揮者のクルト・ヴェス(1914-1987)はオーストリアの指揮者。フェ
リックス・ワインガルトナーに指揮法を個人教授で習った。1951年から1954年
までNHK交響楽団の首席指揮者を務めた。
復刻にはGE RPX-050カートリッジ、新忠篤設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、
KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。


33CDR-3978
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ロンド イ長調 K.511
ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)
米 RCA VICTOR LM-2284
1958年録音
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959)はポーランドのワルシャワ生まれ。 4歳の頃
からピアノを始め、長じてワルシャワ音楽院に進学した。13歳の時にバッハの
作品によるリサイタルでデビュー。19歳の時ベルリンでモシュコフスキ-に師事
して作曲も習う。21歳の時パリのスコラ・カントルムで教鞭をとる。やがてハ
ープシコードに興味を持ち、24歳でハープシコード奏者としてデビューし、翌
年(1904)バッハの演奏会を開きバッハ演奏のスペシャリストとなった。その後
自身の理想とするハープシコードの構想をプレイエル社に持ち込み近代ハープ
シコードを生み出した。1923年にアメリカ・デビュー。パリに在住していた彼
女は第2次世界大戦勃発と同時にアメリカに脱出、1941年に市民権を得た。この
録音は最晩年にアメリカで録音された中の一枚。
復刻にはGE RPX-050カートリッジ、新忠篤設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、
KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。


33CDR-3979
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
シェルヴェシェフスキー指揮
管弦楽団
メロディア D 03892-3(ソ連)
録音年不詳
ピアノのアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(1875-1961)はロシア帝国のキシ
ニョフ生まれ。モスクワ音楽院でピアノをアレクサンドル・ジロティとパヴェ
ル・ハプストに学んだ。1906年から母校のモスクワ音楽院で教鞭をとり、1922
年から1924年、1939年から1942年まで楽院長を務めた。門弟にはタチアナ・ニ
コラーエヴァ、ラザール・ベルマン他がいる。第1回チャイコフスキー国際コン
クールのピアノ部門で審査員長を務め、優勝者ヴァン・クライバーンのラフマ
ニノフ作品の演奏を「作曲者自身の演奏様式を思い出せた」と言って称賛した。
指揮者のシェルヴェシェフスキーについては経歴不詳。
復刻にはGE RPX-050カートリッジ、新忠篤設計・製作 NUTUBE PHONO EQUALIZER、
KORG DS DAC-10R DSD録音機を使用した。


25-04 No.1

2025年04月01日 13時35分47秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年4月新譜 3点発売★
発売予定:2025年4月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3974
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノム」
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466    
ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)
ハンス・スワロフスキー指揮
ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
独 ORBIS CZ 1039(米 VOX PL 8430と同一録音)
1954年録音(モノラル)
ピアノのギオマール・ノヴァエス(1895-1979)はブラジル生まれ。7歳でサン・
パウロの音楽堂で公開演奏会を開いた天才少女だった。1909年パリ音楽院のイ
ジドール・フィリップ(1863-1958)のクラスに入った。2年後音楽院の一等賞を
得て、フランス、イギリス、スイス、ドイツ、イタリアでの演奏会で絶賛を浴
び、人気者のコンサート・ピアニストになっていた。1914年第一次世界大戦の
勃発時に一時ブラジルに戻り、間もなくアメリカに渡り、ニューヨークのエオ
リアン・ホールでアメリカ・デビューし、その後頻繁にこの地を訪れた。レコ
ード録音は1925年にアメリカVICTROLAのSP盤から始まり、LP時代になって
米VOX社に多く残したが、モーツァルトは協奏曲録音がこの一枚、他にピアノ・
ソナタが1枚だけだった。指揮者のハンス・スワロフスキー(1899-1975)はハン
ガリー生まれ。1933年にベルリン国立歌劇場でエーリッヒ・クライバーのアシ
スタントになり、1940年から1944年までザルツブルク音楽祭のアドヴァイザー
を、戦後はウィーン交響楽団の首席指揮者をつとめた。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A MC型カートリッジをモノラル接続にして、
コルグのDS-DAC-10R DSD録音機を使用した。

78CDR-3975
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」
エーリッヒ・クライバー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
日ビクター C 1686/88(英 HIS MASTER'S VOICE C 1686/8と同一録音)
1929年2月2日ウィーン、ムジークフェライン録音
ウィーン生まれの指揮者エーリッヒ・クライバー(1880-1956)はカルロス・クラ
イバー(1930-2004)の父親。エーリッヒはプラハのカレル大学で歴史と哲学を学
んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラハ音楽院で指揮法を
学び、1911年に指揮者デビュー。1923年にレオ・ブレッヒ(1871-1958)の後任と
してベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した。ナチスの台頭でベルリンの職
を辞し、1935に妻と当時5歳の息子カルロスとアルゼンチンに移住した。1939年
にアルゼンチンの市民権を得てブエノスアイレスのテアトロ・コロンの首席指
揮者に就任した。大戦後ヨーロッパに戻り、イギリス・デッカ専属になり活躍
した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com./ のSPレコード
専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのDS-DAC-10R DSD録音機を使用した。

78CDR-3976 ※機械式録音(電気録音以前)の復刻音源
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458「狩り」
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ)
英 COLUMBIA L1606/08(80回転)
1924年10月23日ロンドン録音
ラッパ吹き込み(機械式録音)では楽章単位の録音が主流だったが、これはおそ
らく初めての全楽章の収録盤。レナー弦楽四重奏団は1916年ハンガリーのブダ
ペストで結成された。メンバー全員がブダペスト歌劇場の楽員だったが、1918
年に起きたハンガリー革命を機に弦楽四重奏団を結成した。 2年間田舎の村に
こもって練習を積んだ後、1920年ウィーンでデビューした。そこに居合わせた
作曲家のモーリス・ラヴェル(1875-1937)が演奏に感動し、彼らをパリに招い
た。公演はセンセーショナルな成功を収めた。その後1922年にロンドンにデビュ
ー、イギリスCOLUBIAに最初の録音をした。1925年にマイクロフォンを使用した
電気録音時代になった後の1928年11月に、この曲を再録音(78CDR-3097)している。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com./ のSPレコード
専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのDS-DAC-10R録音機を使用した。

25-03 No.1

2025年03月04日 18時25分02秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年3月新譜 3点発売★
発売予定:2025年3月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3971
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
ナルディーニ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ペーター・リバール(ヴァイオリン)
クレメンス・ダヒンデン指揮
ヴィンタートゥール交響楽団
米WESTMINSTER WL50-49
1950年録音
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番はLP最初期にこの演奏で評判になった。この作曲家の初レコード。ペーター・リバール(1913-2002)はウィーン生まれのスイスのヴァイオリニスト。プラハ音楽院で作曲家のヨゼフ・スーク(1874-1935)に師事した後、パリでカール・フレッシュ(1873-1944)にも師事した。1938年からスイスに居住し、ヴィンタートゥール・コレギウム・ムジクムのコンサートマスターに就任した。また同地の音楽院の教授として後進の指導にあたった。大戦後録音活動を活発に行い、特にウェストミンスター録音は評判を呼んだ。指揮者のクレメンス・ダヒンデン(1912-1989)はチューリッヒ音楽院出身。1939年からペーター・リバールが創設したヴィンタートゥール弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンを担当し、1950年からヴィンタートゥール交響楽団の指揮者をつとめ1978年に引退した。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグのDS DAC10R DSD録音機を使用した。

33CDR-3972
モーツァルト
ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
リリー・クラウス(ピアノ)
ピエール・モントゥー指揮
ボストン交響楽団
米 RCA VICTOR LM 1783
1953年ボストン録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ(1882-1987)に師事した。1922年にウィーンに赴きウィーン音楽アカデミーでアルトゥール・シュナーベル(1882-1987)とエドゥアルト・シュトイアマン(1882-1964)についてさらに研鑽をつんだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家として名声を確立し、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルグ(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシアのジャワで公演中、ゴールドベルグと共に日本軍によって軟禁され、大戦終結まで現地で過ごした。指揮者のピエール・モントゥー(1875-1964)はパリ生まれの大指揮者。パリ音楽院でヴァイオリンを学び、卒業後はパリ・オペラ=コミック座やコロンヌ管弦楽団の楽員だったが、1906年にコロンヌ管でを指揮者デビュー。1911年からディアギレフのロシア・バレエ団の指揮者となり、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、「ペトルーシュカ」など、20世紀の名作バレエ音楽の初演を指揮した。第一次世界大戦後にアメリカのメトロポリタン歌劇場の指揮者に就任、1935年からはサンフランシスコ交響楽団の常任指揮者をつとめた。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団(1919から24年まで音楽監督)を指揮している。これは第2次大戦後のボストン響との録音。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグのDS DAC10R DSD録音機を使用した。

78CDR-3973
モーツァルト
交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
日COLUMBIA JW 8/10(英HIS MASTER'S VOICE DB 3112/4と同一録音)
1936年12月18日ウィーン、ムジークフェライン録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビューし、後に指揮者に転向した。1894年ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー(1860-1911)と出会い交友を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルハーモニーやベルリン・フィルハーモニーを指揮した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると、迫害を避けてアメリカに逃れた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com./ のSPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD 録音機を使用した。

25-02 No.1

2025年02月04日 14時05分59秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイルのダウンロード販売は
下記のサイトで行っております。
ダウンロード・販売サイト: https://shinshuu.com/dsda/

★You Tubeで一部タイトルが試聴できます。
https://www.youtube.com/channel/UCMZSL60J-WC_7wzpo4_2EXg/

★送料サービスのご案内
ダイレクト・トランスファー・シリーズは、代金を当店口座にお振込みいただ
ける場合は、送料サービスで発送させていただきます。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年2月新譜 3点発売★
発売予定:2025年2月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

45CDR-3968
モーツァルト:きらきら星変奏曲-ダニエル・バレンボイム14歳の初録音
きらきら星変奏曲 K.265 (モーツァルト)
カプリッチョ 嬰ヘ短調 作品5 (メンデルスゾーン)
間奏曲 ハ長調 作品119-3 (ブラームス)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
PHILIPS ELECTICAL LIMITED LONDON NBE 11013(17cm 45回転盤)
1956年ロンドン録音
ダニエル・バレンボイム(1942-)が1956年、14歳の初録音集。アルゼンチンのブ
エノス・アイレス生まれ。5歳でピアノを始め、1950年8月19日、7歳のときブエ
ノス・アイレスで最初のコンサートを開いた。1952年に一家と共にイスラエルに
移住し、2年後の1954年の夏に両親と共にザルツブルクに行き、イーゴリ・マル
ケヴィッチのクラスに参加した。その年ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに出
会い、この大指揮者に強い印象を与えた。この録音の1年前の1955年にパリでナ
ディア・ブーランジェ教授に和声と作曲の個人指導を受けた。その後ピアニスト、
指揮者として20世紀後半のクラシック音楽界で大活躍した。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグの
DS DAC10R DSD録音機を使用した。

33CDR-3969
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
リリー・クラウス(ピアノ)
米 VOX PL 6310
1950年フランス録音
LP最初期の録音。リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピ
アニスト。17歳でブダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾ
ルタン・コダーイ(1882-1987)に師事した。1922年にウィーンに赴きウィーン音
楽アカデミーでアルトゥール・シュナーベル(1882-1987)とエドゥアルト・シュ
トイアーマン(1882-1964)についてさらに研鑽をつんだ。1930年代からモーツァ
ルトやベートーヴェンの演奏家として名声を確立し、ヴァイオリンのシモン・
ゴールドベルグ(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシ
アのジャワで公演中、ゴールドベルグと共に日本軍によって軟禁され大戦終結ま
で現地で過ごした。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグの
DS DAC10R DSD録音機を使用した。

78CDR-3970
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364
アルバート・サモンズ(ヴァイオリン)
ライオネル・ターティス(ヴィオラ)
サー・ハミルトン・ハーティ指揮
ロンドン交響楽団
英 COLUMBIA DX 478/81
1933年4月30日ロンドン録音
この名曲の世界初録音。ヴァイオリンのアルバート・サモンズ(1886-1957)はロ
ンドン生まれ。指揮者のトーマス・ビーチャムに見いだされ、ビーチャムが設立
したオーケストラのコンサート・マスターに迎えられた。その後ロンドン弦楽四
重奏団を立ち上げ、その後ジョージ5世の御前演奏家に選ばれた。ヴィオラのラ
イオネル・ターティス(1876-1975)はライプツィヒ音楽院とロンドン王立音楽院
でヴァイオリンを学んだが、在学中に弦楽四重奏でヴィオラを弾いたのがきっか
けで転向した。パウル・ヒンデミットやウィリアム・プリムローズらと共にヴィ
オラの独奏楽器としての地位を確立した。指揮者のハミルトン・ハーティ(1879-
1941)は1920年にハレ管弦楽団の指揮者に就任し、1933年までその地位にあった。
1935年にナイトに叙せられた。録音はヨーゼフ・シゲティのソロによるブラーム
スのヴァイオリン協奏曲(78CDR-3220)が出ていた。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com./ のSPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

25-01 No.1

2025年01月02日 21時24分14秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2025年1月新譜 3点発売★
発売予定:2025年1月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
※今月の新譜は2点となります。

33CDR-3965
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 KV.537 「戴冠式」
アダージヨ ロ短調 KV,540 (8:57)
リリー・クラウス(ピアノ)
ルドルフ・モラルト指揮
ウィーン交響楽団(協奏曲)
米 VOX PL 7300
1950年ウィーン録音
LP最初期の録音。リリー・クラウス(1905-1988)はハンガリー生まれの女流ピ
アニスト。17歳でブダペスト音楽院に入学、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾ
ルタン・コダーイ(1882-1987)らに師事した。1922年にウィーンに赴きウィーン
音楽アカデミーでアルトゥール・シュナーベル(1882-1951)とエドゥアル・シュ
トイアマン(1892-1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァル
トやベートーヴェンの演奏家として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴール
ドベルク(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシアのジャ
ワで公演中、ゴールドベルクと共に日本軍によって軟禁され大戦終結まで現地で
過ごした。指揮者のルドルフ・モラルト(1902-1958)はミュンヘン生まれ、リヒャ
ルト・シュトラウスの遠縁にあたる。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグの
DS-DAC-10R DSD録音機を使用した。

33CDR-3966
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 KV.219(カデンツァ: ヨアヒム)
エヴァ・ヒッツカー(ヴァイオリン)
フリッツ・ヴァイトリッヒ指揮
ザルツブルク祝祭管弦楽団
米 REMINGTON RLP-149-37(25cm 盤)
1951年発売
エヴァ・ヒッツカー(1921-2016)はオーストリア生まれの女流ヴァイオリン奏者。
この録音の他にハイドン:ヴァイオリン協奏曲第3番イ長調 H.VIIa, No.3(1765)
"Melk"(Amadeo AVRS 6355)があった。指揮者のフリッツ・ヴァイトリッヒ(1898-
1952)はウィーン生まれ。インスブルック楽友協会の指揮者をつとめた。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグの
DS-DAC-10R DSD録音機を使用した。

33CDR-3967
クープラン:クラヴサン組曲第1巻より第24組曲
大殿様
若殿様
毒槍
花飾り
がらくた
みごとな犬、またはおどけた恋
美しいおしゃべり女
二重生活者
エタ・ハーリッヒ=シュナイダー(ハープシコード)
米 URANIA RECORDS URLP 5001(25cm 盤)
1951年発売
エタ・ハーリッヒ=シュナイダー(1894-1986)はベルリン生まれの女流ハープシコ
ード奏者。第2次世界大戦中ナチス・ドイツから「ユダヤ人贔屓」とにらまれ、
戦時中を日本で過ごした。この録音は最初期のLPに残されていたもので、ほと
んど知られていなかった貴重盤。
復刻にはKLANG KUNST Model 10A カートリッジをモノラル接続にして、コルグの
DS-DAC-10R DSD録音機を使用した。

24-12 No.2

2024年12月28日 14時54分19秒 | Weblog
★発売中止タイトルのご案内

前回のマガジンでご案内いたしました12月新譜の内、下記の1点は
一旦発売中止とさせていただく事になりました。
よろしくお願いいたします。

●発売中止タイトル
78CDR-3963
SPレコード復刻「セントルイス・ブルース」第4集

24-12 No.1

2024年12月10日 12時37分37秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年12月新譜 3点発売★
発売予定:2024年12月下旬~1月上旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


78CDR-3962 ※機械式録音盤(電気式録音以前)を含む復刻音源
唱歌「旅愁」
英語版原曲と犬童球渓訳詞による日本語歌唱
(1)ふるさとと母を夢見て(旅愁の原曲)(J.P. オードウェイ)
エヴァン・ウィリアムズ(テノール)
米Victrora 6321B(1916年3月29日機械式録音)
エヴァン・ウィリアムズ(1867-1918)は米オハイオ州生まれのオラトリオ歌手。
生涯に約100枚のSPレコードを米VICTORと英HMVに残した。

(2)旅愁(独唱)
杉本阿さ子(歌)、湯前純親(伴奏)
ニットー・レコード 389B (1922年発売)(機械式録音)
演奏者の経歴は不詳。ニットー・レコードは大正期にあった大阪の会社。

(3)旅愁(少女小曲)
村山道子(歌)、豊田義一(ハーモニカ伴奏)
ニッポノフォン 15939A (1925年12月発売)(機械式録音)
村山道子(1904-1990)は大正中期に童謡歌手としてデビュー。長じてソプラノ歌
手として活躍した。

(4)旅愁(犬童球渓訳詞)
植村輝子(歌)、松島ツネ子(ピアノ)
コロムビア 25658(1929年10月発売)
植村輝子はドラマティック・ソプラノとして昭和初期に活躍した。

(5)旅愁(犬童球渓作歌)
関屋敏子(ソプラノ)
カルロ・サバンニョ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団
ビクター 4135A(BM654-2)(1929年10月ミラノ録音)
関屋敏子(1904-1941)は偉大なソプラノ。イタリア在留中の録音。

(6)旅愁(犬童球渓作詩・杉田良造編曲)
松島詩子(歌)リーガル・オーケストラ
リーガル 65952(74204)(1933年8月発売)
松島詩子(1905-1996)は山口県柳井市出身。1932年音楽教師から歌手に転向。
これはデビュー後2枚目の録音。後にキングレコードの看板歌手になった。

(7)旅愁(Traditional)
モーリス・マレシャル(チェロ)、マキシム・シャピロ(ピアノ)
コロムビア J5482(200841)(1935 年東京録音)
モーリス・マレシャル(1892-1964)フランス、ディジョン生まれのチェリスト。
パリ音楽院出身。1935年と1937年に来日、コロムビアに小品16曲を録音した。

(8)旅愁(犬童球渓作詩・杉山長谷夫編曲)
中村淑子、四谷文子、藤山一郎、徳山たまき(歌) 日本ビクター弦楽六重奏団
ビクター 53397A(7056)(1935年5月発売)
大物歌手四人の斉唱・重唱が楽しめる。

(9)旅愁(アメリカ民謡・犬童球渓作詞・坂本良隆編曲)
三枝喜美子(歌)、コロムビア・オーケストラ
コロムビア A432z(1210409)(1948年発売)
三枝喜美子(1921-2000)武蔵野音楽学校研究科修了のアルト歌手。藤原歌劇団
に所属していた。

(10)旅愁(犬童球渓作詞・オードウェイ作曲・飯田信夫編曲)
藤井典明指揮日本ビクター女声合唱団  大堀敦子(ピアノ)
ビクター V-40396(1950年6月発売)
藤井典明(1915-1994)は東京音楽学校研究科修了。バリトン歌手として、また
合唱指揮者して活躍した。ピアノの大堀敦子は愛知県立芸術大学の名誉教授
勤めた。

「旅愁」は日本生まれの歌ではなく、原曲はアメリカの作曲家 J. P.オード
ウェイ(1824-1880)が1868年に作曲した「ふるさとと母を夢見て Dreaming of
Home and Mother」で、明治40年(1907)に詩人犬童球渓(いんどうきゅうけい)
(1879-1943)によって訳詞された翻訳唱歌だった。1907年に発表された「中等
教育唱歌集」に載ってから広く親しまれ、明治・大正のラッパ吹き込みの時代
から親しまれてきた。だが初期のレコードには作曲家や作詞家の名前が記載さ
れなかったこともあって日本生まれの歌だと思われてきた。数年前にアメリカ
VICTORのカタログにテノール歌手エヴァン・ウィリアムズによる「ふるさとと
母を夢見て Dreaming of Home and Mother」を見つけ約 2年かけてSP盤を入手
した。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用
MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。



78CDR-3963
SPレコード復刻「セントルイス・ブルース」第4集
(1)沈む夕日よ(セントルイス・ブルース) (3:02)
(W.C.ハンディ作曲 - 杉田良造編曲- 森岩雄訳詞)
川畑文子(vo)&コロムア・ジャズ・バンド
コロムビア 27360-A(37407)(1933 年5月発売)
川畑文子(1916-2007)はハワイ生まれの日系三世。5歳の時一家はロサンゼルス
郊外に転居し、文子はダンスを習い、ニューヨークに出て天才ダンサーの評価
を得た。昭和7年(1932年)初来日。コロムビアに36曲のレコーディングをした。
これは初録音の中の一枚。

(2)セントルイス・ブルース
(W.C.ハンディ作曲 - 奥山雲愛作詞 - トーマス・ミスマン編曲)
ミッジ・ウィリアムス(vo)
コロムビア 28213-A(238550) (1934年2月14日録音)
ミッジ・ウリアムス(1915-1952)はアメリカ生まれ。兄弟3人とザ・ウィリアム
・クワルテットを組み、上海公演の後、日本に立ち寄り5曲のレコード録音を
行った。

(3)セントルイス・ブルース
(W.C.ハンディ作曲 - 坂口 淳作詞 - 井田一郎編曲)
ミッキー松山(vo)キング・ジャズバンド
キング 10172(378) (1938年発売)
ミッキー松山は戦前、上海を中心に活動した。

(4)浪曲セントルイス・ブルース(上)
(平 茂雄編曲)
川田義雄(吉本ショウ)
(5)浪曲セントルイス・ブルース(下)
(平 茂雄編曲)
川田義雄(吉本ショウ)
ビクター J-54656-A&B(J837&J838) (1939年発売)
川田義雄(川田晴久)(1907-1957)は日本を代表するコメディアン。

(6)セントルイス・ブルース
(W.C.ハンディ作曲)
ワイラナ・グラス・シャック・ボーイズ
コロムビア M64-A(JTW 143-A) (1939年3月8日録音)
村上一徳のスティール・ギター、渡辺良のベース、角田孝のギター、山崎彰彦
のギターで構成されたグループ。外国原盤の入荷が少なくなった時期に大ヒッ
トした。

(7)セントルイス・ブルース
(W.C.ハンディ作曲 - 大町龍夫作詩 - 服部良一編曲)
笠置シズ子(vo)
コロムビア 100015-A(1206384) (1939年12月11日録音)
笠置シズ子、服部良一のコンビが生んだ大迫力のセントルイス・ブルース。
日米戦争末期の沖縄戦で米軍兵士がこのレコードを見つけ祖国に持ち帰り、
作曲者のハンディにきかせたところ、涙しながら聴いていたという話がある。

(8)セントルイス・ブルース
(W.C.ハンディ作曲 - 藤浦こう作詩 - 馬渡誠一編曲)
池 真理子(vo)、コロムビア合唱団、コロムビア・オーケストラ
コロムビア JL 59A(1214286) (1950年7月発売)
池 真理子(1917-2000)は京都出身。宝塚歌劇団24期生。セントルイス・ブルー
スの他、大ヒットした「ボタンとリボン」等があった。

(9)セントルイス・ブルース(3:15)
(W.C.ハンディ作曲 - 小沢直興志編曲)
三味線 豊吉、ビクター・オーケストラ
ビクター 41036-A(P-3784)(1953年7月発売)
三味線 豊吉(1903-1964)は東京・神田生まれ。楽譜の読める三味線奏者とし
て、放送やレコードによって名が広まった。

今回は日本録音の「セントルイス・ブルース」。既発売の
「セントルイス・ブルース」第1集(78CDR-3701)
「セントルイス・ブルース」第2集(78CDR-3775)
「セントルイス・ブルース」第3集(78CDR-3812)
と一緒にお楽しみください。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用
MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。


33CDR-3964
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調 KV,271a
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30-3
ヘレン・エアロフ(ヴァイオリン)
クルト・ヴェス指揮
オーストリア交響楽団(モーツァルト)
セレニ・シャイエ=リシェ(ピアノ)(ベートーヴェン)
米 REMINGTON R-199-46(モーツァルト)1953年発売
米 REMINGTON R-199-93(ベートーヴェン)1952年11月発売
ヴァイオリンのヘレン・エアロフ(1916-1987)はロシア生まれ(ニューヨーク生
まれ説あり)。9歳のとき神童としてサンフランシスコでデビュー。ヨーロッパ
に渡りアドルフ・ブッシュ(1891-1952)とジョルジュ・エネスコ(1881-1955)に
師事した。多くの演奏会で成功をしたが、特に第2次世界大戦中は米軍兵士
(G.I.)の慰問コンサートでアフリカ、ヨーロッパ、中近東で演奏した。エアロ
フの最大の功績は、師のエネスコに録音プロデューサーのドン・ガボール
(1912-1980)を紹介し、エネスコが録音していなかったJ.S.バッハの無伴奏
ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲(33CDR-3385&33CDR-3385)の録音完
成を後押ししたことである。協奏曲を指揮するクルト・ヴェス(1914-1987)は
オーストリアのリンツ生まれ。大指揮者フェリックス・ワインガルトナー
(1863-1942)の個人教授で指揮法を学んだ。1951年から1954年までNHK交響楽団
の常任指揮者を務めたこともある。ピアノのセレニ・シャイエ=リシェはフラ
ンスのリール生まれ。1898年にパリ音楽院で一等賞を得た。エネスコの没後ル
ーマニアのブカレストでエネスコ資料館を立ち上げ参加した。
復刻にはKLANG-KUNST Model 10A カートリッジをモノ接続にして、コルグの
[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。

24-11 No.1

2024年11月01日 19時29分58秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイルのダウンロード販売は
下記のサイトで行っております。
ダウンロード・販売サイト: https://shinshuu.com/dsda/

★You Tubeで一部タイトルが試聴できます。
https://www.youtube.com/channel/UCMZSL60J-WC_7wzpo4_2EXg/

★送料サービスのご案内
ダイレクト・トランスファー・シリーズは、代金を当店口座にお振込みいただ
ける場合は、送料サービスで発送させていただきます。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年11月新譜 3点発売★
発売予定:2024年11月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3959
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 KV.449
キャスリーン・ロング(ピアノ)
ボイド・ニール指揮
ボイド・ニール管弦楽団
英 DECCA K.784/6
1935年7月19日ロンドン録音
この曲の初録音。キャスリーン・ロング(1896-1968)はロンドン郊外のベントフォ
ード生まれ。神童として名を馳せ8歳で演奏会を開いた。1915年にロンドンのエオ
リアン・ホールでデビュー、1920年から1964年まで母校の王立音楽カレッジで教
鞭をとった。モーツァルト、ハイドン。バッハなどの作品を得意とし、英DECCAに
多く録音を残している。指揮者のボイド・ニール(1905-1981)はイギリス生まれ。
外科医師から音楽家に転向し、1932年に自らの名を冠したオーケストラを指揮し
てデビュー、DECCAと契約して活躍した。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3960
ベートーヴェン
連作歌曲「遙かなる恋人に寄す」作品98
1.丘の上に私は座って
2.山々の青いところ
3.空高く軽やかに舞う鳥
4.空高くゆく雲
5.五月がめぐってきた
6.お別れにこの歌を
ハインリッヒ・シュルスヌス(バリトン)
セバスチャン・ペシュコ(ピアノ)
Deutsche Grammophon 67544/5(Ger.)
1939年7月19日ベルリン録音
ハインリッヒ・シュルスヌス(1888-1952)はドイツのブラウバッハ生まれ。1915
年にハンブルクで初舞台を踏み、1917年から1950年までベルリン国立歌劇場で
歌った。その間シカゴ・オペラ、バイロイト音楽祭、パリ・オペラ座にも出演し
た。シュルスヌスは優れたレガートと気品ある歌唱で知られ、オペラではドイツ
人歌手でありながらヴェルディの諸役でも名を馳せた。ドイツリートの歌唱様式
の典型を、テノールのレオ・スレザークと共に形作っていた歌い手でもあった。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3961
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調(1917)
前奏曲集第1集より第4曲「音と香りは夕べの大気のなかに漂う」
アンドレ・マンジョー(ヴァイオリン)
ライエル・バーブア(ピアノ)
英 NATIONAL GRAMOPHONIC SOCIETY(NGS)127/8
1929年ロンドン録音
この曲の初録音。アンドレ・マンジョーはパリ音楽院出身のヴァイオリニスト。
1919年にロンドンでインターナショナル弦楽四重奏団を結成した。ピアノのバー
ブアはハンガリー生まれ。ブダペスト・トリオのピアニストをつとめた。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

24-10 No.2

2024年10月27日 15時42分34秒 | Weblog
★キング・インターナショナルとグッディーズのコラボがスタート★
グッディーズのダイレクト・トランスファーCD-Rのマスター音源を使用して、キン
グ・インターナショナルとのコラボによる復刻CDシリーズがスタートします。
復刻音源のマスタリングに深い理解をお持ちの常盤 清氏がダイレクト・トランス
ファーの鮮度を最大限に生かした最小限のノイズ除去とトラックの繋ぎ編集を行っ
たマスターを使用して、通常のCDとして一般発売する企画になります。オリジナ
ルのダイレクト・トランスファーCD-Rやグッディーズ企画のプレスCDとは違った
音質がお楽しみいただけます(グッディーズ)。

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。価格はすべて税込価格です。

<KING INTERNATIONAL>
クラシック専門のCDショップ・グッディーズが2006年に開始した「ダイレクト・
トランスファー」シリーズ。SPレコードを生で聴く素晴らしさを多くの方に感じ
てもらいたいという思いから、独自に復刻した音源をCD-Rにて販売し、これまで
の復刻音源とは一味違う生々しい音が評判となっていました。
今回キングインターナショナルとのコラボで、同シリーズを工場プレス盤で発売
することとなりました。常盤清氏がオリジナルSP盤の盤面切替え時の空白のつな
ぎ編集および注意深いノイズ・リダクションを行うのも注目です。
マスタリングは新忠篤氏が長年の経験の末に完成させたシステム、直熱3極管を用
いた可変イコライザを使用しレコード毎に調整しています。SPレコードを望みう
る最高の音質で聴くことができます。
SPレコードの真の音は、残念ながら復刻CDではなかなか聴くことができないとさ
れています。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾い出すプロセス
で、重要な情報が失われているからです。復刻プロセスを最短にしてSPレコード
のありのままの鮮烈な音をお届けするダイレクト・トランスファーのシリーズ、
まずは聴いてみてください!(キング・インターナショナル)

KKC-4353/4 2枚組 \3500
国内製作・日本語帯・解説付
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
録音:1949年/ニューヨーク(モノラル)
超稀少な米コンチネンタルCLP-104/6からの復刻。バッハ無伴奏全6曲は没後200年
にあたる1950年にアメリカのマイナーレーベルCONTINETALから発売されました。
豪華な3枚組アルバム入りのセットはエネスコ最晩年の心血を注いだ演奏で、演奏
家や心あるレコード愛好家が絶賛しましたが数年でカタログから消え、クラシッ
クLP最高のコレクター・アイテムになっていました。新忠篤氏がかつて日本コロ
ムビアで行った復刻とは別のオリジナル盤からのもので、そこに秘められたエネ
スコ芸術の全貌が真の姿で蘇ってきたようです。

KKC-4355/8 4枚組 ¥7000
国内製作・日本語帯・解説付
フルトヴェングラー:Polydor/HMV録音
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」(1938)
(2)シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」(1950)
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」(1937)
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 (1947)
(5)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」(1947)
(6)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」(1926)
(7)モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」"
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)(4)ヴァイオリン協奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィル(1)(3)(6)
ウィーン・フィル(2)(5)(7)
ルツェルン祝祭管弦楽団(4)
録音:1938年10月15日-27日/ベートーヴェンザール(ベルリン)(1)
11950年1月19日-21日/ムジークフェライン大ホール(ウィーン)(2)
1937年10月8日、11月3日/ベートーヴェンザール(ベルリン)(3)
1947年8月29日(4)
1947年11月10日-12日、17日/ムジークフェライン大ホール(ウィーン)(5)
1926年10月16日、10月30日、1927年1月30日/ベルリン(6)
1947年11月10日、19日、26日、12月3日/ムジークフェライン小ホール(ウィーン)(7)
多くの復刻盤が存在するフルトヴェングラーですが、ダイレクト・トランスファ
ーで生々しい音が蘇りました。
「悲愴」は独ELECTROLA DB 3328/32S使用。SP録音が頂点に達した1930年代後半の
もの。テープ録音時代には聴き取れなくなったオーケストラ内声部の細かな動き
が明瞭に聞こえるのはSPならでは。これまでの復刻盤ではそれがノイズと共に消
え去ってしまっていました。ベルリン・フィルがフルトヴェングラーの指揮のも
とで巨大な怪物と化し、そのウネリが聴き手を恍惚の境地に導いてくれます。
「未完成」は墺HMV DB 21131/3使用。第2次世界大戦後の1950年にウィーン・フィ
ルを指揮してHMVに録音したもので、磁気テープ録音と思われます。SP最末期のた
いへん珍しいもの。
1937年の「運命」は独ELECTROLA DB3328/32S使用。フルトヴェングラー英HMVへの
初めての録音。ベルリンのベートーヴェンザールから電話線でエレクトローラの
カットルームに中継され、そこで原盤が作成されました。ドイツ録音はエレクト
ローラ原盤で聴くと音の厚みや深い奥行き感があるから不思議です。
ヴァイオリン協奏曲は蘭HIS MASTER'S VOICE DB6574/9使用。フルトウェングラー
はドイツ敗戦後に戦時中ナチスへの協力を疑われ、1947年4月まで演奏活動が禁止
されました。これは1947年8月に音楽祭に再登場した記念の録音。ソリストのメ
ニューインはフルトヴェングラーのナチス協力疑惑を晴らす証言で弁護にあたっ
たことでも知られています。SPレコード最後期の録音。
「英雄」は英HIS MASTER'S VOICE DB 9296/9302使用。大戦後まもない1947年11月
に4日間かけて録音が行なわれ、1年3カ月後に修正録音を行い全曲が完成しました。
フルトヴェングラーは1952年11月に再録音しているため、このSP録音はあまり知
られていません。
1926年の「運命」は日POLYDOR 60024/28使用。フルトヴェングラー最初のレコー
ド録音で、1925年に始まったマイクロフォンを使用した電気録音ですが、ドイツ
・ポリドール社は米ブランズウィック社が考案したライト・レイ方式を採用しま
した。若き日の大指揮者の姿が浮き彫りにされているような素朴で力強い音で、
3回に分けて録音。
「グラン・パルティータ」は英 HMV DB 6707/11使用。ベートーヴェンの交響曲
第3番「英雄」と同時期に録音され、原盤番号が「英雄」と入り組んでいます。
録音場所はムジークフェライン内にある室内楽用小ホール。「英雄」の録音中に
13人の管楽器奏者をここへ移動させて録音したと推測されます。"

24-10 No.1

2024年10月03日 10時18分13秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年10月新譜 3点発売★
発売予定:2024年10月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3956
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調作品125 「合唱」から第4楽章「歓喜の頌」
(シラー原詩-尾崎喜八訳詞)
橋本国彦指揮
東京交響楽団
国立音楽学校&玉川学園合唱団(岡本敏明指導)
香山淑子(ソプラノ)(1910-?)
四家文子(メゾ・ソプラノ)(1906-1981)
木下保(テノール)(1903-1982)
藤井典明(バリトン)(1915-1994)
日本ビクター JH232/4
1943年(昭和18年)5月13日 日本青年館録音
日本最初の「第九」(第4楽章のみ)のレコード録音。指揮者、ソリスト、合唱団が
すべて日本人によるもので、演奏会ライヴではなくセッション録音であることを
特記したい。しかも昭和18年5月は日・米戦争の真っ最中の出来事。オリジナルの
SPレコード付録の解説書にレコード評論家野村あらえびす氏は、「戦争によって
海外からの原盤輸入が断たれたために、日本人の手によってこのような録音が生
まれたことは、喜ばしいことである」との記述があった。指揮者の橋本国彦(1904
-1949)は東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)出身。作曲家、ヴァイオリニス
ト、音楽教育者でもあった。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3957
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ダヴィッド・オイストラフ (ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガウク指揮
ロシア国立交響楽団
米 MERCURY DM10(14000/14004) 1942年11月モスクワ録音
この曲の初演者ダヴィッド・オイストラフ(1908-1974)による録音。オイストラフ
はウクライナのオデーサ生まれ。1937年ブリュッセルで開催された「エリザベト
王妃音楽コンクール」で優勝。モスクワ音楽院で後進の指導をしていたが、ソビ
エトの第2次大戦参戦で慰問演奏を行った。その後の活躍はめざましく、20世紀後
半に活躍した世界屈指のヴァイオリン奏者。この録音は戦後米マーキュリー社か
ら発売された。指揮者のアレクサンドル・ガウク(1893-1963)はソ連の音楽界を支
えた偉大な人物。このシリーズでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(1950年モ
スクワ録音)(78CDR-3358)も出ている。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

78CDR-3958
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
アレクサンダー・シュナイダー(第2ヴァイオリン)
イシュトヴァン・イポリー(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
米 RCA VICTOR 14997/15000
1936年4月27日ロンドン録音
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバー4人によっ
て結成され、1967年に解散した。1932年に初代のリーダーだったエミール・ハウ
ザー(在籍1917-32)からヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になり、アメリカをベ
ースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。アレクサンダー・シュ
ナイダー(在籍1933-45)は第2ヴァイオリン奏者で一時期ソリストと自らの四重奏
団を結成して活躍していた。ヴィオラのイシュトヴェン・イポリー(在籍1917-36)
はボリス・クロイト(在籍1936-67)に代わった。チェロのオリジナル・メンバーで
あるハリー・ソン(在籍1917-30)はミッシャ・シュナイダー(在籍1936-1967)に代
わった。この録音はロンドンのアビーロードでの録音だがEMIからは発売されず
RCA VICTORのみの発売だった。
復刻には「音のエジソン」 http.//www.otono-edeison.com SPレコード専用MC
型カートリッジの上級モデル ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD
録音機を使用した。

24-09 No.1

2024年09月03日 18時23分37秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年9月新譜 3点発売★
発売予定:2024年9月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3953
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
フェリックス・ワインガルトナー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
米 COLUBIA 68855/68860-D(英 COLUMBIA LX 532/7と同一録音)
1936年5月22&23日ウィーン録音
フェリック・ワインガルトナー(1863-1942)オーストリアの大指揮者。ライプツィ
ヒ大学で哲学を専攻したが、音楽への魅力に惹かれグラーツ、ライプツィヒ、ヴァ
イマルの音楽院で学んだ。1889年からドイツ各地の歌劇場を転々としたが、1908
年にマーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場とウィーン・フィルハーモニー管
弦楽団の音楽監督に就任した。この「英雄」はワインガルトナーが残した唯一の
「英雄」。
復刻には「音のエジソン」http//www.otono-edeison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録
音機を使用した。

78CDR-3954
ドビュシー:弦楽四重奏曲ト短調作品10
ヨハン・クリストフ・フリートリッヒ・バッハ:
弦楽四重奏曲第4番ニ短調よりAllgro moderato
カルヴェ弦楽四重奏団
ジョゼフ・カルヴェ(第1ヴァイオリン)
ダニエル・ギレヴィッチ(第2ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ポール・マ(チェロ)
仏 COLUMBIA LFX 210/213
1931年パリ録音
カルヴェ弦楽四重奏団は1919年に結成された。リーダーのジョゼフ・カルヴェ
(1897-1984)はトゥールーズ出身。生地の音楽院で1904年に一等賞を得て、その後
パリ音楽院に進み1919年に一等賞得た後すぐに弦楽四重奏団を結成した。1928年
リーダーの死によって解散したカペー弦楽四重奏団の後継四重奏団となったカル
ヴェ四重奏団の初録音。
復刻には「音のエジソン」http//www.otono-edeison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジの上級モデル「ゼロSP78rpm(3mil針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録
音機を使用した。

78CDR-3955
超人歌姫!
関屋敏子名唱集(3)
(1)ユーモレスク(岸本操子訳詩 ドヴォルザーク作曲 橋本国彦編曲)
(2)ミネトンカの湖畔にて(妹尾幸陽訳詩 リューランス作曲)
(3)ラ・パロマ(妹尾幸陽訳詩 イラディエル作曲)
(4)悲歌(堀内敬三訳詩 マスネー作曲)
(5)ホフマンの舟唄(堀内敬三訳詩 オッフェンバック作曲)
(6)ローレライ(近藤さく風訳詩 ジルヒャー作曲)
関屋敏子(ソプラノ)
新響サロン・オーケストラ(1)(2)
ピチネリ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団(3)
日本ビクター管弦楽団(4)(5)(6)
日VICTOR 13190 (1)(2) 1932年7月発売(25cm盤)
日VICTOR 13305 (3) 1933年8月発売(25cm盤)
日VICTOR 13397 (4)(5) 1934年12月発売(25cm盤)
日VICTOR 13410 (6) 1935年3月発売(25cm盤)
関屋敏子(1903-1941)20世紀前半を代表する日本のソプラノ。東京・小石川生まれ。
東京音楽学校(現東京芸術大学音楽学部)中退。1926年にデビュー後イタリアに留学
し、ボローニャ大学で学んだ。その後スカラ座のオーディションに合格しヨーロッ
パ各地で活躍した。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を
使用した。

24-08 No.1

2024年08月01日 18時51分37秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年8月新譜 3点発売★
発売予定:2024年8月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3950(Stereo)
J,S,バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(1)
ソナタ第1番ト短調 BWV 1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV 1002
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
米 SINE QUA NON SUPERBA SAS 2016
1967年頃のヨーロッパ録音
クリスチャン・フェラス(1933-1982)はパリ音楽院出身。49歳の若さで他界した
が、DECCA、EMI、DEUTCHE GRAMMOPHONに大量の録音を残した。この録音は以下
の理由で1967年頃のものと思われる。フェラスは当時 DEUTCHE GRAMMOPHONの専
属で、カラヤン指揮のベルリン・フィルと多くの録音をしていた。その中にカ
ラヤンと共演したJ.S.バッハ:ヴィオリン協奏曲集があった。当然この録音と同
時期にフェラスによるJ.S.バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ全曲の録音が予
定される筈だが、ある事情により録音はなされなかった。その事情を知らない
フェラスは録音準備をしていただろうが、録音がないことをを知らされたフェ
ラスは自費で録音を行ったと想像する。それがこの録音である。
(以下33CDR-3951へ)
復刻にはステレオ最初期のMM型カートリッジSHURE M3Dとコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。

33CDR-3951(Stereo)
J,S,バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(2)
ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
パルティータ第2番ニ短調 DWV 1004
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
米 SINE QUA NON SOPERBA SAS 2016
1967年代頃のヨーロッパ録音
クリスチャン・フェラス(1933-1982)はパリ音楽院出身。49歳の若さで他界した
が、DECCA、EMI、DEUTCHE GRAMMOPHONに大量の録音を残した。1967年カラヤン指
揮ベルリン・フィルとJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集が録音された。フェラ
スはこの録音に引き続き、無伴奏ソナタとパルティータ全曲の録音要請が
DEUTSCHE GRAMMOPHON社から来ると思い準備をしていたが録音依頼はなかった。
それはDG社がヘンリク・シェリングの無伴奏ソナタとパルティータ全曲を発売す
ることになったためと推測する。シェリングの無伴奏は、もともとオランダ
PHILIPSが発売権を持っていたが、PHILIPSはアルトゥール・グリュミオーの無伴
奏が完成したために、シェリング盤の発売をDG社に委ねたからだ。それでフェラ
スの無伴奏の録音は無くなった。(以下33CDR-3952へ)
復刻にはステレオ最初期のMM型カートリッジSHURE M3Dカとコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。

33CDR-3952(Stereo)
J,S,バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(3)
ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
パルティータ第3番ホ長調 DWV 1006
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
米 SINE QUA NON SUPERBA SAS 2016
1967年頃のヨーロッパ録音
クリスチャン・フェラス(1933-1982)はパリ音楽院出身。49歳の若さで他界したが、
DECCA、EMI、DEUTCHE GRAMMOPHONに大量の録音を残した。1967年カラヤン指揮ベ
ルリン・フィルとJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集が録音された。フェラスはこ
の録音に引き続き無伴奏ソナタとパルティータ全曲の録音要請がDEUTSCHE
GRAMMOPHON社から来ると思い準備をしていたが録音依頼はなかった。フェラスは
完全に仕上がったJ.S.バッハの「無伴奏」をそのままにしておくのを偲びず、自
費で録音をしたと想像する。録音場所は不明だが、音の響き方からスタジオでは
なくコンサート・ホールだと思われる。時折ホールの外の自動車の音が聞かれる。
観客の気配は皆無なのでライヴ録音ではない。
復刻にはステレオ最初期のMM型カートリッジSHURE M3Dとコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。

24-07 No.1

2024年07月01日 15時51分49秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年7月新譜 3点発売★
発売予定:2024年7月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

●今回はWESTERN ELECTRICが原盤作成時に試聴用として開発したWESTREX 10A
カートリッジの復製モデル「クラング・クンスト10A 」MC型カートリッジを
使用して、モノラルLPを再生しました。

33CDR-3947
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調 K.268(365b)
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団
英DECCA LXT 5044(FFRR録音)
1954年10月14日-11月11日、スイス、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール録音
ヴァイオリン協奏曲第6番K.268(365b)はモーツァルトの死後8年目の1799年に
ヨハン・アントン・アンドレによって楽譜が出版された。モーツァルト時代に
ミュンヘンで活躍したヴァイオリニスト、ヨハン・フリートリッヒ・エックが
モーツァルトから手渡された楽譜にもとづいて自分で加筆し、さらにモーツァ
ルトの弟子のフランツ・ジェスマイアー(1766-1830)が加筆したという。ジェ
スマイヤーはモーツァルト最後の作品「レクイエム」を補筆完成させた人物。
学者間では第2楽章は疑わしいが、他の楽章はモーツァルトの作品であるとい
う説だったが、現在ではモーツァルトの作品表から除外されている。ジャック
・ティボーの(1880-1953)の快心の名演がSPレコード(復刻CDR:78CDR-3080)
にあったが、LP時代には録音はごく僅かだった。クリスチャン・フェラス
(1933-1982)はパリ音楽院出身。49歳の若さで他界したが、DECCA、EMI、
DEUTCHE GRAMMOPHONに大量の録音を残した。これは21歳のフェラスが取り組ん
だ最初期の録音。指揮者のカール・ミュンヒンガー(1915-1990)はドイツ生ま
れ。ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)に師事し、シュトゥットガルト
室内管弦楽団を主宰した。
復刻にはWESTTREX 10Aカートリッジの復製モデル「クラング・クンスト10A]
をmono接続にし、コルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。

33CDR-3948
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団
米 RCA VICTOR LM 1760
1953年3月23日ボストン・シンフォニー・ホール録音
ナタン・ミルシテイン(1903-1952)はウクライナのオデッサ生まれ。11歳でペ
テルブルク音楽院に入学し、名ヴァイオリン教師レオポルド・アウアー(1845-
1930)に師事した。後にピアニストのホロヴィッツと知り合い一緒に演奏旅行
をしたこともあった。1929年にストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
のソリストとしてアメリカ・デビュー。1942年にアメリカ市民権を得た。ミル
シテインは生涯に8回もチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をレコード録
音している。これはその2番目で50歳の時のもの。指揮者のシャルル・ミュン
シュ(1891-1968)はドイツのストラスブルク生まれ。ヴァイオリンを学び、
1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリン奏者に
なり、1932年まで楽長のフルトヴェングラーやワルターの下でコンサートマス
ターを務めた。1929年にパリで指揮者デビュー。1937年にはパリ音楽院管弦楽
団の指揮者になり1946年まで在任した。1949年にボストン交響楽団の常任指揮
者に就任、1962年までその地位にあった。1967年パリ管弦楽団が出来たとき、
初代の音楽監督に就任したが、同年アメリカを演奏旅行中に心臓発作で死去
した。享年77。
復刻にはWESTTREX 10Aカートリッジの復製モデル「クラング・クンスト10A]を
mono接続にし、コルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。

33CDR-3949
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78
エルンスト・フォン・ドホナーニ(ピアノ)
アルバート・スポールディング(ヴァイオリン)
米REMINGTON R-199-84
1944年録音
ピアノのエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)はオーストリア=ハン
ガリー帝国のポジョニュ(スロヴァキア語名:ブラティスラヴァ)生まれ。ブダ
ペスト音楽アカデミーを卒業後、1897年オイゲン・ダルベルト(1864-1932)の
レッスンを受けてピアニストとしてデビューした。ヨアヒムの招きでベルリン
高等音楽院で教鞭をとった(1905-1915)。その後祖国に戻り、ブダペスト・フィ
ルハーモニー管弦楽団の音楽監督をつとめた。その後アメリカに渡り定住した。
ヴァイオリンのアルバート・スポールディング(1888-1955)はシカゴ生まれ。
1906年にパリでデビュー。1922年にパリ音楽院管弦楽団初のアメリカ人独奏者
に迎えられた。その1年後同音楽院の卒業審査員に選ばれた。スポールディン
グはエジソンの円筒式レコードの時代から小品の録音を始め、縦振動のダイア
モンド・ディスクにも録音を残した。1930年代にはRCA VICTOR社の専属だった。
LP時代に米REMINGTONにブラームスとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集などを録音していた。
復刻にはWESTTREX 10Aカートリッジの復製モデル「クラング・クンスト10A]を
mono接続にし、コルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。

24-06 No.1

2024年06月05日 15時34分59秒 | Weblog
★これまでダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイルのUSBメモリー
での販売も行ってまいりましたが、DSDファイルのダウンロード販売の環境も
整ってまいりましたので、USBメモリーでの販売は終了とさせていただきます。
ダウンロード販売は引き続き下記のサイトで行っておりますので、ご利用を
よろしくお願いいたします。
ダウンロード・販売サイト: https://shinshuu.com/dsda/

★You Tubeで一部タイトルが試聴できます。
https://www.youtube.com/channel/UCMZSL60J-WC_7wzpo4_2EXg/

★送料サービスのご案内
ダイレクト・トランスファー・シリーズは、代金を当店口座にお振込みいただ
ける場合は、送料サービスで発送させていただきます。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2024年6月新譜 3点発売★
発売予定:2024年6月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3944
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス-スペイン古謡集
(1)うぐいす-カタロニア 古謡
DA1970A
(2)アメリアの遺言-カタロニア 古謡
DA1970B
(3)(a)さようなら、わたしのいい人
-(b)かあさんは私を嫁にやろうとして
ガリシア 古謡 (3:04)
DA1971A
(4)峠をめざして-アストゥリアス 古謡
DA1971B
(5)わたしの心はここにある
カスティーリャのファンダンゴ
DA1972A
(6)(a)泣いていたあの娘
-(b)羊飼いは行ってしまった
カスティーリャ 民謡
DA1972B
(7)(a)ベツレヘムの鐘 Campanas de Belen -
(b)私が歌うハエンの調べ
DA1973A
(8)すぐにおやすみ-ムルシア 古謡
DA1973B
(9)歌の文句が知りたいならば
グラナダの歌
DA1974A
(10)嘆きぶし-アンダルシア 古謡
DA1974B
(11)(a)麦打ち歌
-(b)パルデモーサのバラード
マジョルカ 古謡
DA1975A
(12)(a)わたしのもの-(b)いいなずけ
バスク地方の古謡
DA1975B
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
レナータ・タラーゴ(ギター)
ガルシア・タラーゴ(編曲)
英 HIS MASTER'S VOICE DB 1970/1975
1950年9月12-15日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
HIS MASTER'S VOICE D1970/1975
Recorded 12-15 September 1950, EMI Studio No.3,Abbey Road, London
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923-2005)はスペインのバルセロナ生まれ。
幼少時からギターと声楽を習い、長じてリセウ高等音楽院に進みピアノと声楽
を学んだ。1944年にバルセロナでリサイタルを開いてプロ・デビューした。そ
の後1947年ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝。1949年にはパリ・オペラ座、
1950年にはザルツブルク音楽祭、コヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラハ
ウス、ミラノ・スカラ座でデビュー。この録音は彼女の最初期のもの。その後
EMIにオペラの全曲録音を20作以上残した。ギターのレナータ・タラーゴ(1927
-2005)はバルセロナ生まれの女流奏者。父親からギターの手ほどきを受け、14
歳で最初の演奏会を開き、17歳でバルセロナ音楽院の助教授に就任した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの[スピリッツSP78rpm](3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。

78CDR-3945
ストラヴィンスキー:カプリッチョ(ピアノと管弦楽のための)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
エルネスト・アンセルメ指揮
ストララム管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX 81/3
1930年5月8-10日パリ録音
この曲は作曲者ストラヴィンスキーがピアニストとしての力量を示すために作
曲された。1928年から29年にかけて南フランスで書かれ、初演は1929年末にパ
リのプレイエル音楽堂で、作曲者自身のピアノ、エルネスト・アンセルメ指揮
パリ交響楽団によって行われた。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)はスイ
ス生まれ。1910年モントルーで指揮者デビュー。間もなくモントルーのカフェ
でストラヴィンスキーと運命的な出会いをし交友を深めた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの[スピリッツSP78rpm](3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。

78CDR-3946
シューマン:交響曲第4番ニ短調作品120
ハンス・プフィツナー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
日POLYDOR 40141/4A (独 POLYDOR 66410/3と同一録音)
1926年ベルリン録音
ハンス・プフィッツナー(1869-1949)はドイツ後期ロマン派の作曲家。ドイツ人
の両親のもとにロシアで生まれ、幼少時にドイツに移住し指揮者としての地位
を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。レコード録音は機械式録
音(1925年以前)の後期から電気録音の初期の時代にベルリン国立歌劇場管弦楽
団を指揮したものがドイツPOLYDORに残されているが、その後は作曲活動に専念
したためか録音はほとんど無い。この録音は米ブランズウィック社が開発した
「ライト・レイ」方式の電気録音。プフィッツナーは機械式録音時代の1923年
にベルリン・フィルを指揮してこの曲を録音していた(独POLYDOR 69625/7)。
この音楽家のお気に入り作品。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの[スピリッツSP78rpm](3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]
DSD録音機を使用した。