クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

14-01 No.1

2014年01月05日 18時56分49秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行がほぼ
完了しましたので、これまで発売しました3000番台のタイトルすべてをDSDファ
イルで販売開始いたします。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥2000

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2014年1月新譜 5点発売★
発売予定:2014年1月下旬 価格:各1枚 ¥1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3474
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
ウィレム・メンゲルベルグ指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
独 TELEFUNKEN SK 2424/8
(1937年12月22-23日アムステルダム、コンセルトヘボウ録音)
ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年、24歳
でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さら
に1921年~30年にはニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団の首席指揮者
を兼任、レコード録音は機械式録音時代と電気録音初期は米ヴィクター、電気
初期のコンセルトヘボウとの録音は英コロンビアと独オデオンに、電気録音の
完成期には独テレフンケンに行った。またコンセルトヘボウとのライヴ放送録
音はLP時代になってフィリップスから発売された。この「田園」はテレフン
ケンへの録音で、生々しい演奏が録られているが残念なことにはハム音が入っ
ていること。ハム音を除去すると演奏の迫力が半減してしまうため、ここでは
電気処理をしていない。メンゲルベルグの「運命」(78CDR-3370)もこのシリー
ズで出ている。

78CDR-3475
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2287/90
(1934年5月23日パリ、アルベール・スタジオ録音)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。4歳からヴァイオ
リンの手ほどきを受け、7歳でサンフランシスコ交響楽団との共演でデビュー
した。その後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ
・ブッシュ(1891-1952)に師事した。これはメニューインが18歳のパリ録音で、
師のエネスコの指導が反映している見事な演奏。後年の演奏には見られない輝
きと、18歳とは思えない深い思慮が感じられる。このシリーズでは他に13歳の
時の録音である「無伴奏ソナタ第3番ハ長調 BWV1005」(78CDR-3227)が出ている。

78CDR-3476
モーツアルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515
プロ・アルト弦楽四重奏団
アルフォンス・オンヌー(第1ヴァイオリン)
ローラン・アルー(第2ヴァイオリン)
ジェルマン・プレヴォ(ヴィオラ)
ロベール・マース(チェロ)
アルフレッド・ホブデイ(第2ヴィオラ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB7808/11(DB2383/6 と同一録音)
(1934年11月3日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ録音)
プロ・アルト弦楽四重奏団は1912年アルフォンス・オンヌーをリーダーにベル
ギーのブリュッセルで結成された。1926年アメリカに初公演、ワシントンの国
会図書館ホールの開館式で演奏した。1932年にベルギーの宮廷四重奏団の称号
を得た。1941年にアメリカのウィスコンシン大学からの要請で各メンバーが教
授に就任。1944年にコーリッシュ弦楽四重奏団が解散したとき、リーダーだっ
たルドルフ・コーリッシュ(1896-1978)がプロ・アルトの第1ヴァイオリンに就
任した。プロ・アルト弦楽四重奏団はこのシリーズでモーツァルト弦楽五重奏
曲第4番ト短調 K.516(78CDR-3251)が出ている。

33CDR-3477
ショーソン:詩曲作品25
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
ウジェーヌ・ビゴー指揮
ラムルー管弦楽団
フォーレ:ピアノと管弦楽のためのバラード作品19
ギャビー・カザドシュ(ピアノ)
マニュエル・ロザンタール指揮
ラムルー管弦楽団
米 VOX PL6450(Mono)
(1947年12月、1947年10月29日パリ、サル・プレイエル録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀フランス最高のヴァイオリニスト。
ボルドー出身で1893年からパリ音楽院でマルタン・マルシック(1848-1924)教
授に師事し1896年16歳で一等賞を得た。生活のためにカフェのコンセール・ル
ージュで弾いていたところを指揮者のエドゥアール・コロンヌ(1838-1910)に
見いだされて楽員に採用された。その時ティボーの親友で後にパリ音楽院の教
授になったジュール・ブーシュリ(1877-1962)もコロンヌの楽員になった。
1905年にピアノのコルトー、チェロのカザルスとトリオを結成、1930年頃まで
活躍した。ティボーは1953年3 度目の来日のときエール・フランス機がアルプ
スの支峰スメ山に激突して死亡した。享年72歳。フォーレを弾くピアノのギャ
ビー・カザドシュ(1901-1999)はマルセイユ生まれ、旧姓ガブリエル・ロート。
パリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)とマルグリット・ロン(1874-1966)
に師事し16歳で一等賞を得た。1921年にロベール・カザドシュと結婚しデュオ
でも活躍した。この録音はSPレコード末期のもので、SPは盤質が粗悪なた
め、初期のLPから復刻した。ティボーの「詩曲」はエネスコの「詩曲」
(78CDR-3018)と比較して劣るように言われてきたが、今回の復刻で初めて真価
が問われるであろう。

33CDR-3478
シューマン:女の愛と生涯
メンデルスゾーン:歌曲集
「歌の翼に」「誰も知るまじ」「月」「新しき恋」
「そのかみ、かの人の眼差しより」「眠られぬ眼は輝きて」
「魔女の歌」「好きな場所」「挨拶」
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
エルンスト=ギュンター・シェルァー(ピアノ)
ANGEL RECORDS HA-5098(Japan)(Matrix: 2XRA417/8)(Mono)
(Recorded September 18-21, 1956, Berlin-Zehlendorf)
エルナ・ベルガー(1900-1990)はドイツのコロラトゥーラ・ソプラノ。ドレス
デンに生まれ、5歳の頃には「魔弾の射手」(ウェーバー)のアリアを歌いこな
したという。17歳の時にエリーザベト・レートベルクのすすめで、ドレスデン
王立歌劇場の合唱団に入った。第1次世界大戦(1914-18)後に家族は南米パラグ
アイに移住したが、父親が死亡し、ウルグアイのモンテビデオで働きながらピ
アノと声楽をつづけた。1923年にドレスデンに戻り、銀行員をしながら声楽の
勉強をして、1925年にドレスデン国立歌劇場で「魔笛」(モーツァルト)の童子
役でデビューした。1929年から1933年にはバイロイト音楽祭に出演している。
その後ベルリン市立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、コ
ヴェント・ガーデン歌劇場、メトロポリタン歌劇場に出演、1955年に引退表明、
1960年から1971年ハンブルク音楽大学で教鞭をとった。録音の数も多く、特に
1937年の「魔笛」の世界初の全曲録音(トーマス・ビーチャム指揮)の夜の女王
役で世界的に知られるようになった。1952年に来日し日本ビクターに録音を
行った。

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