今回で本年最後の更新となります。新年は5日から活動予定です。
2006年もよろしくお願いいたします。
<GENUIN(ドイツ)レーベル>
GEN 85049 \1980
スコット:ピアノ作品集
ソナタ全集、スフィンクスOp.63*
虹鱒*、バラード、ヴィクトリア風ワルツ
ミシェル・シェーファー(ピアノ)
2003年4月28、29日
2005年3月8日*
イギリスのオクストンに生まれ、ドイツで学び、ピアニストとして活躍。印
象派の音楽に傾倒。 また、東洋哲学や神智学にも興味を示し、詩作もしまし
た。あらゆる分野の作品を残しましたが、ピアノ曲を中心とした描写音楽、
東洋的題材の小品が知られています。 簡明な旋律の中に印象派を感じさせる、
不思議な独特の世界を持つ名イギリス音楽です。
GEN 85512 \1980
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲*
アンジェラ・シャルロット・ビーバー(P)
ミヒャエル・ディンバー(Vn)
アルフォ・ラング(Vc)
2004年6月25-27日、5月10-12日*
数あるヴァイオリン・ソナタの中でも注目される美しいフランクのヴァイオ
リン・ソナタ。 これは同郷のヴァイオリニスト、ユジューヌ・イザイの結婚
記念日のお祝いとして献呈されました。 軽やかなピアノに乗せられて、輪郭
のはっきりしたディンバーの演奏はパリの香り豊か。 5歳で父よりヴァイオ
リンの手ほどきを受けた彼は後にミュンヘン、フライブルク音楽大学で学び
クルト・グントナー、ニコラス・チュマチェンコ、ハンスハインツ・シュネ
ーベルガーに師事。
GEN 85513 \1980
ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナーデOp.22
メンデルスゾーン:弦楽の為の交響曲第11番*
ドイツ弦楽フィルハーモニー
ミヒャエル・ザンデルリンク指揮
2004年10月9-10日、9月30日
2003年10月2日*
チェコ国民楽派最大の作曲家ドヴォルザークは1875年5月、たった12日間で主
題の明確さと迫力に溢れた弦楽のためのセレナーデを完成させました。
まるでチェコの雄大な草原が浮かんでくるような爽やかな主題に始まり、弦
楽器それぞれの会話が賑やかに聞こえ、物語を読むように音楽が流れます。
この弦楽オーケストラの歴史は30年前、1973年に第10回世界の若い音楽家の
為の音楽祭に集まったことから始まりました。現在の指揮者、M.ザンデルリ
ンクによって見出された若き才能たちは情熱的で透き通った弦の美しさを聞
かせてくれます。
GEN 85516 \1980
【オペラ・アリア集/inラインスベルク音楽祭】
アダン:ロンジュモーの郵便屋-友よ、話を聞いてくれ
ロッシーニ:セビリャの理髪師-陰口はそよ風のように
マスネ:エロディアード-はかない幻
プッチーニ:ラ・ボエーム-私の名前はミミ
ヴェルテ゛ィ:リヴレット-悪魔め鬼め
プッチーニ:蝶々夫人-ある晴れた日に
ベルリーニ:ノルマ-清らかな女神よ 他
マルコ・ヤントシュ(T)
フリードマン・レーリク(Bs)
小森輝彦(Br)
アグニスカ・ピアス(Sp) 他
2005年5月
ドイツの若いオペラ歌手の登竜門として知られる、ラインスベルク音楽祭記
念CDです。 これはラインスベルク音楽祭に出演した歌手の中から各声部が
選ばれ、得意のアリアをレコーディングしたものです。
ここで注目する小森輝彦は、現在はドイツ、テューリンゲン州のゲラ市に在
住、アルテンブルク・ゲラ市立劇場の専属バリトン歌手として活躍していま
す。この劇場では2001年6月のリゴレットで華々しいデビューを飾り、新聞
各紙でも絶賛されました。 日本での演奏活動も同時に行っており、オペラだ
けではなくドイツリートや宗教曲のレパートリーも多く、今後の活躍も更に
期待されます。
GEN 85517 \1980
【ロマンティック・フルート】
マックス・マイヤー=オルバースレーベン:幻想ソナタOp.17
ユリウス・リーツ:ピアノとフールトの為のソナタOp.42
J.フランシス・バーネット:グランド・ソナタOp.41
ハンス・ウド・ハインツマン(Fl)
エリザヴェッタ・ブルーミナ(P)
2003年8月18-20日
中期ロマン派以降のフールト作品は数が少ない上、あまり知られることがな
く、このアルバムは貴重な作品を取り上げているといえるでしょう。
作曲者マイアヤー=オルバースレーベンは、自身の姓と同名の 地オルバース
レーベン (ワイマール近郊 )に生まれ、ヴュルツブルクに没したドイツのピ
アニスト、作曲者。あまり知られていませんが、ヴュルツブルクの王立音楽
学校の校長を務めたり、同地の有名な合唱団体 「リーダーターフェル」 の
指揮者として活躍しました。 「ファンタジー・ソナタ」 は、後期ロマン派
風の作品で、スケールの大きさを感じさせます。
GMP 04509 \1980
スメタナ:ピアノ三重奏曲 Op.15
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 Op.67
ローマ・ピアノ・トリオ
2004年5月3-6日
スメタナは幼い娘を失った深い悲しみの中、1855年にピアノ三重奏曲を作曲
しており、ロマンティックな旋律がありながら、その悲痛な叫びが心の奥深
くに残り、聞き流すなどとても出来ない名曲です。
ショスタコーヴィチは、ロシアの名ピアニスト兼20世紀最大の作曲家の一人
として多くの作品を残していますが、その中でもこの三重奏曲は大親友の死
を悼んで書かれたものであり、深い悲しみを奏でているチェロの旋律が耳に
残ります。
GMP 04511 \1980
【ウィーンに縁のある作曲家たち】-歌曲集
ブラームス:ジプシーの歌Op.103
マーラー:子供の魔法の角笛より
ベルク:4つのリートOp.2
R.シュトラウス:4つのリートOp.27
J.パピーラ(Alt)
ミヒャエル・バルク(P)
2004年8月14-17日
J.パピーラはドレスデンで音楽を学びシュワルツコップ、シュライアーなど
のマスタークラスに参加。リートそしてオペラにおいて最高のディプロマを
受賞している名歌手です。また、コンサート、オペラ歌手としてドレスデン
・フィルなどとも競演しており幅広い活躍をされています。
ブラームスにおいても重さを感じさせること無く、芯のある声で叙情的に歌
い上げているのが印象的です。
2006年もよろしくお願いいたします。
<GENUIN(ドイツ)レーベル>
GEN 85049 \1980
スコット:ピアノ作品集
ソナタ全集、スフィンクスOp.63*
虹鱒*、バラード、ヴィクトリア風ワルツ
ミシェル・シェーファー(ピアノ)
2003年4月28、29日
2005年3月8日*
イギリスのオクストンに生まれ、ドイツで学び、ピアニストとして活躍。印
象派の音楽に傾倒。 また、東洋哲学や神智学にも興味を示し、詩作もしまし
た。あらゆる分野の作品を残しましたが、ピアノ曲を中心とした描写音楽、
東洋的題材の小品が知られています。 簡明な旋律の中に印象派を感じさせる、
不思議な独特の世界を持つ名イギリス音楽です。
GEN 85512 \1980
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:ピアノ三重奏曲*
アンジェラ・シャルロット・ビーバー(P)
ミヒャエル・ディンバー(Vn)
アルフォ・ラング(Vc)
2004年6月25-27日、5月10-12日*
数あるヴァイオリン・ソナタの中でも注目される美しいフランクのヴァイオ
リン・ソナタ。 これは同郷のヴァイオリニスト、ユジューヌ・イザイの結婚
記念日のお祝いとして献呈されました。 軽やかなピアノに乗せられて、輪郭
のはっきりしたディンバーの演奏はパリの香り豊か。 5歳で父よりヴァイオ
リンの手ほどきを受けた彼は後にミュンヘン、フライブルク音楽大学で学び
クルト・グントナー、ニコラス・チュマチェンコ、ハンスハインツ・シュネ
ーベルガーに師事。
GEN 85513 \1980
ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナーデOp.22
メンデルスゾーン:弦楽の為の交響曲第11番*
ドイツ弦楽フィルハーモニー
ミヒャエル・ザンデルリンク指揮
2004年10月9-10日、9月30日
2003年10月2日*
チェコ国民楽派最大の作曲家ドヴォルザークは1875年5月、たった12日間で主
題の明確さと迫力に溢れた弦楽のためのセレナーデを完成させました。
まるでチェコの雄大な草原が浮かんでくるような爽やかな主題に始まり、弦
楽器それぞれの会話が賑やかに聞こえ、物語を読むように音楽が流れます。
この弦楽オーケストラの歴史は30年前、1973年に第10回世界の若い音楽家の
為の音楽祭に集まったことから始まりました。現在の指揮者、M.ザンデルリ
ンクによって見出された若き才能たちは情熱的で透き通った弦の美しさを聞
かせてくれます。
GEN 85516 \1980
【オペラ・アリア集/inラインスベルク音楽祭】
アダン:ロンジュモーの郵便屋-友よ、話を聞いてくれ
ロッシーニ:セビリャの理髪師-陰口はそよ風のように
マスネ:エロディアード-はかない幻
プッチーニ:ラ・ボエーム-私の名前はミミ
ヴェルテ゛ィ:リヴレット-悪魔め鬼め
プッチーニ:蝶々夫人-ある晴れた日に
ベルリーニ:ノルマ-清らかな女神よ 他
マルコ・ヤントシュ(T)
フリードマン・レーリク(Bs)
小森輝彦(Br)
アグニスカ・ピアス(Sp) 他
2005年5月
ドイツの若いオペラ歌手の登竜門として知られる、ラインスベルク音楽祭記
念CDです。 これはラインスベルク音楽祭に出演した歌手の中から各声部が
選ばれ、得意のアリアをレコーディングしたものです。
ここで注目する小森輝彦は、現在はドイツ、テューリンゲン州のゲラ市に在
住、アルテンブルク・ゲラ市立劇場の専属バリトン歌手として活躍していま
す。この劇場では2001年6月のリゴレットで華々しいデビューを飾り、新聞
各紙でも絶賛されました。 日本での演奏活動も同時に行っており、オペラだ
けではなくドイツリートや宗教曲のレパートリーも多く、今後の活躍も更に
期待されます。
GEN 85517 \1980
【ロマンティック・フルート】
マックス・マイヤー=オルバースレーベン:幻想ソナタOp.17
ユリウス・リーツ:ピアノとフールトの為のソナタOp.42
J.フランシス・バーネット:グランド・ソナタOp.41
ハンス・ウド・ハインツマン(Fl)
エリザヴェッタ・ブルーミナ(P)
2003年8月18-20日
中期ロマン派以降のフールト作品は数が少ない上、あまり知られることがな
く、このアルバムは貴重な作品を取り上げているといえるでしょう。
作曲者マイアヤー=オルバースレーベンは、自身の姓と同名の 地オルバース
レーベン (ワイマール近郊 )に生まれ、ヴュルツブルクに没したドイツのピ
アニスト、作曲者。あまり知られていませんが、ヴュルツブルクの王立音楽
学校の校長を務めたり、同地の有名な合唱団体 「リーダーターフェル」 の
指揮者として活躍しました。 「ファンタジー・ソナタ」 は、後期ロマン派
風の作品で、スケールの大きさを感じさせます。
GMP 04509 \1980
スメタナ:ピアノ三重奏曲 Op.15
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 Op.67
ローマ・ピアノ・トリオ
2004年5月3-6日
スメタナは幼い娘を失った深い悲しみの中、1855年にピアノ三重奏曲を作曲
しており、ロマンティックな旋律がありながら、その悲痛な叫びが心の奥深
くに残り、聞き流すなどとても出来ない名曲です。
ショスタコーヴィチは、ロシアの名ピアニスト兼20世紀最大の作曲家の一人
として多くの作品を残していますが、その中でもこの三重奏曲は大親友の死
を悼んで書かれたものであり、深い悲しみを奏でているチェロの旋律が耳に
残ります。
GMP 04511 \1980
【ウィーンに縁のある作曲家たち】-歌曲集
ブラームス:ジプシーの歌Op.103
マーラー:子供の魔法の角笛より
ベルク:4つのリートOp.2
R.シュトラウス:4つのリートOp.27
J.パピーラ(Alt)
ミヒャエル・バルク(P)
2004年8月14-17日
J.パピーラはドレスデンで音楽を学びシュワルツコップ、シュライアーなど
のマスタークラスに参加。リートそしてオペラにおいて最高のディプロマを
受賞している名歌手です。また、コンサート、オペラ歌手としてドレスデン
・フィルなどとも競演しており幅広い活躍をされています。
ブラームスにおいても重さを感じさせること無く、芯のある声で叙情的に歌
い上げているのが印象的です。