クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-01 No.27-1

2009年01月29日 17時23分17秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
ドイツ・ローカル
4766323 \1850
ブラームス
ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op.60
フォーレ四重奏団
録音:2007年8月22日-25日 ベルリン、シーメンス・ヴィラ
「室内楽こそが音楽の唯一の真の形式であり、個性のもっとも真正な表現で
ある」と語ったフォーレを団体名に冠したフォーレ四重奏団によるグラモフォ
ン録音第2弾はブラームス。ドイツのカールスルーエ音楽大学で学んだ4人が
滋味溢れる演奏を聴かせてくれます。シェーンベルクが編曲した管弦楽版と
はまた一味違い、室内楽ならではの親密な対話がみずみずしい秀演です。今
年の12月には来日公演も予定されており、ここに収録されたブラームスも演
奏する予定。




<BMG JAPAN IMPORT>
RCAレッド・シールXRCD発売10周年 アニヴァーサリー SHM-CDエディション
国内盤仕様です。 
発売元:【ビクタークリエイティブメディア(株)、マスタリング・センター】

JMXR24019S \3800
【xrcd-SHMCD 限定盤】
ラプソディーズ-
1: リスト: ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調[ミュラー=ベルクハウス編]
2: エネスコ: ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11-1
3: スメタナ: 交響詩「モルダウ」(連作交響曲「わが祖国」、第2曲)
4: スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」-序曲
レオポルド・ストコフスキー(指揮) RCAビクター交響楽団
【録音】 1960年2月7日(1&2)、2月18日(3&4)、ニューヨーク、マンハッタン
・センター 
[マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用 
[オリジナル・プロデューサー]ピータ・デルハイム
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ロバート・シンプソン 
[リマスタリング・エンジニア]瀧口博達
[LP初出] LSC-2471(February 1961)
20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残した個性派の巨匠レオポルド・スト
コフスキー(1882-1977)。彼が残した数多くの録音の中で、演奏のみならず録
音のクオリティが最も高いものがこの1960年録音の「ラプソディ」。当時、
ストコフスキーはヒューストン響音楽監督を離れフリーランスの活躍をし始
めようとしおり、同時期にヴァンガードやキャピトルに残した録音も心技体
そなわった見事なもので、いわば戦前のフィラデルフィア時代に次ぐ第2の黄
金期を迎えていたといえる。
当アルバムは、LP発売当初より名録音として高い評価を得ていたもので、黒
字にストコフスキーのシルエットがあしらわれ、赤い文字でRhapsodiesとデ
ザインされたジャケットは、ハイファイLPの代名詞のひとつだった。ニュー
ヨーク在住のフリーランスの名奏者を集めたRCAビクター響を自在に駆使し
て描き出す音の魔術は鬼才ストコフスキーならでは。
解説:レオポルド・ストコフスキー、諸石幸生ほか

JMXR24025S \3800
【xrcd-SHMCD 限定盤】
美しく青きドナウ-ウィンナ・ワルツ名演集
1: ヨハン・シュトラウス2世: ワルツ「朝刊」Op.279 
2: ヨハン・シュトラウス2世: 皇帝円舞曲Op.437 
3: ヨハン・シュトラウス2世: ワルツ「美しく青きドナウ」
4: ウェーバー: 「舞踏への勧誘」(ベルリオーズ編)
5: ヨーゼフ・シュトラウス: ワルツ「オーストリアの村つばめ」Op.164
6: リヒャルト・シュトラウス: 楽劇「ばらの騎士」-ワルツ(ライナー編)
フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
【録音】 1957年4月15日(2-6)&16日(1)、シカゴ、オーケストラ・ホール
[マスター]オリジナル3チャンネル・マスター使用 
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン 
[リマスタリング・エンジニア]瀧口博達
[LP初出] LM-2112(1957年9月)
シュトラウス一家のワルツやポルカを中心に編まれた1957年発売のLPで、粋さ
や官能的な響きよりも、音楽的純度の高さを感じさせるライナーならではの
一味違う名演。かの名ソプラノ、エリーザベト・シュヴァルツコップフが
「無人島に持っていく1枚」として選んだのが、このライナーのJ.シュトラウ
スのレコードであった。「舞踏への勧誘」ではベルリオーズの色彩的なオー
ケストラの極意が開陳され、「ばらの騎士」のワルツは、作曲者編とは異な
る、ライナー自身がアレンジしたものが使用されている。
■解説:諸石幸生ほか




<Sony Music>
8869739189-2 \1780
ウォルフ:歌曲集
1 「ゲーテ歌曲集」より第29番「アナクレオンの墓」
2 「メーリケ歌曲集」より第42番「おとめの初恋の歌」
3 「メーリケ歌曲集」より第2番「子供と蜜蜂」
4 「メーリケ歌曲集」より第3番「夜明け前の楽しいひととき」
5 「メーリケ歌曲集」より第9番「つきることのない愛」
6 「メーリケ歌曲集」より第7番「捨てられた娘」
7 「メーリケ歌曲集」より第8番「めぐりあい」
8 「ゲーテ歌曲集」より第5番「ミニョンその1」
9 「ゲーテ歌曲集」より第6番「ミニョンその2」
10 「ゲーテ歌曲集」より第7番「ミニョンその3」
11 「ゲーテ歌曲集」より第9番「ミニョンの歌 君よ知るや南の国」
12 「アイヒェンドルフ歌曲集」より第7番「ジプシーの少女」
13 「アイヒェンドルフ歌曲集」より第15番「災難」
14 「アイヒェンドルフ歌曲集」より第8番「夜の魔力」
15 ハイネ・シェークスピア・バイロンによる4つの詩より
「眠りなき者の太陽」
16 ハイネ・シェークスピア・バイロンによる4つの詩より「どんなに美しい
ものも類なく」
17 「メーリケ歌曲集」より第12曲「世をのがれて」
18 「メーリケ歌曲集」より第13曲「春に」
19 「メーリケ歌曲集」より第36曲「さようなら」
20 「メーリケ歌曲集」より第39曲「心よ考えよ」
21 「メーリケ歌曲集」より第15曲「旅路」
昔の歌「ケラーの6つの詩」
22 第1曲「お入りなさい、けだかい戦士たち」
23 第2曲「恋人はフィンクのように歌う」
24 第3曲「明るい月の何と輝かしく」
25 第4曲「炭焼きの女房は酔っている」
26 第5曲「朝霧のなかを私はさすらう」
27 第6曲「お前 乳飲み子よ」
アンゲリカ・キルヒシュラガー(Ms)

8869743159-2 \1780
1 メンデルスゾーン:無言歌第1巻 作品19bより第1番ホ長調
2 メンデルスゾーン:無言歌第3巻 作品38より第6番変イ長調
3 メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調 作品54
シューベルト:即興曲集D.946
4 即興曲第1番変ホ短調
5 即興曲第2番変ホ長調
6 即興曲第3番ハ長調
ブラームス:6つの小品 作品118
7 間奏曲イ短調
8 間奏曲イ長調
9 バラード ト短調
10 間奏曲ヘ短調
11 ロマンスヘ長調
デイヴィッド・テオドール・シュミット(P)

8869743303-2 2枚組 \2180
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調作品66
レオニダス・カヴァコス(Vn)
デメンガ,パトリック・デメンガ(Vc)
エンリコ・パーチェ(P)
カメラータ・ザルツブルク

8869738621-2 \1780
1-3 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタイ短調 D.821
4 メンデルスゾーン:無言歌集第3巻より「デュエット」
5 メンデルスゾーン:12の歌 作品8より「緑の中に」
6 メンデルスゾーン:6つの歌 作品34より「ズライカ」
7 メンデルスゾーン:6つの歌 作品71より「葦の歌」
8 メンデルスゾーン:12の歌 作品8より「魔女の歌」
9 シューマン:「ミルテの花」作品25より「君は花のごとく」
10 シューマン:「5つの歌」作品40より「裏切られた恋」
11 シューマン:「ミルテの花」作品25より「献呈」
12 シューマン:「恋の調べ」作品101より「私の美しい星」
13 シューマン:「ミルテの花」作品25より「ヴェネツィアの歌」
14 シューマン:「リーダークライス」作品39より「月の夜」
15 シューベルト:「白鳥の歌」D.957より「セレナード」
16 シューベルト:秋 D.945
ニルス・メンケマイアー(ヴィオラ)
ニコラス・リンマー(ピアノ)

8869743160-2 \1780
1-4 メンデルスゾーン:八重奏曲変ホ長調 作品20(4手ピアノ版)
5-8 メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調作品11
(4手ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための)
タル&グロートホイゼン(ピアノ)




<DIVERSION>
DDV24131 \1980
(DUNELM SERIES)
エリック・チショルム(1904-1965):ピアノ作品集Vol.1
ストラロック組曲/子供のための22のスコットランド民謡/
イ調のソナタ《赤いロビン》(1939/短縮版2004)
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:2004年4月

DDV24132 \1980
(DUNELM SERIES)
エリック・チショルム(1904-1965):ピアノ作品集Vol.2
《偉大な世界の真実の縁》からの24の前奏曲より/
10の前奏曲/
パトリック・マクドナルド・コレクションからの民謡集/小組曲
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:2004年10月

DDV24133 \1980
(DUNELM SERIES)
エリック・チショルム(1904-1965):ピアノ作品集Vol.3
ピアノのためのピーブロック第1-4番/
ソナチネ第1番/ソナチネ第2番
2つのピーブロック・ラメント/コーンウォール・ダンス・ソナタ
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:2006年12月

DDV24134 \1980
(DUNELM SERIES)
エリック・チショルム(1904-1965):ピアノ作品集Vol.4
ピアノのためのピーブロック第5-8、10-13番/
ソナチネ第3番/カメオ/
高原地方のスケッチ(マクドナルド・コレクションによる)/肖像
マレイ・マクラフラン(Pf)
録音:2006年12月
エリック・チショルムは20世紀初頭から半ばまで活躍したスコットランド出身
の作曲家。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパでは自国の民謡を採集
・研究し創作に取り入れようとした運動が盛んであったが、チショルムもその
流れのなかで自らの音楽を育んでいった。遠くはグリーグ、より直接的には彼
のすぐ前の世代であるヴォーン=ウィリアムズ、バックス、モーランらイギリ
ス田園楽派とでも言うべき作曲家の影響を受けている。その作品の多くがスコ
ットランド民謡に基づくもので、快活な舞曲などはパーシー・グレインジャー
と見紛うばかり。しかし激動の20世紀音楽の革新のなかに生きた作曲家だけ
あって前の世代には見られない大胆な不協和音も取り入れている。当初マイナ
ー・レーベルDunelm Recordsより2004年にリリースされたが存在自体がほとん
ど知られなかったので今回のレーベル移行が事実上、本邦初お目見え。

DDV24136 \1980
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ短調(L33)HobXVI.20
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調D.958
ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
アニヤ・ゲルマン(Pf)
録音:2008年
アニヤ・ゲルマンは現在22歳のスロヴェニアのピアニスト。ザルツブルクの
モーツァルテム音楽院で学んだ後、2007年第1回マンチェスター国際協奏曲コ
ンペティション(22歳以下の部)優勝のほか、数々の国際コンクールに入賞を
果たしている。若いながら堅実な音楽作り、無理のないしなやかな旋律の歌
いまわしに器の大きさが感じられる。

DDV24128 \1980
「ノーザンバーランド、そして彼方へ」
-ジョン・ジェフリー(1927-):24の英語歌曲集
ノーザンバーランド、メリー・アイ、ブラック・スティッチェル、
キャンドル・ゲイト、マイ・ディア・ハート、それは冬、小さく可愛い夜鶯、
ほか全24曲
イアン・パートリッジ(Ten)
ジェニファー・パートリッジ(Pf)
録音:2008年
ジェフリーは1927年ウェールズ出身の作曲家。現代の人だが、作品は民謡風
の穏やかな作風。イアン・パートリッジはモンテヴェルディ、バッハから現
代曲まで幅広くこなすテノールで、特にエリザベス朝時代のリュート・ソン
グを得意としている。甘く軽い声が、この近現代イギリスの歌の様式によく
マッチしている。

DDV24130 \1980
「デヴィッド・スネル:ハープのための室内楽作品集」
(1)リリック・ソナタ-Hrp,Fl,Va/
(2)エレジー-Hrp,Fl,Vc/
(3)ファンタジー-Hrp,Cl,Hr/
(4)カヴァティーナと行進曲-Hrp,Fl/
(5)イントラーダとワルツ-Hrp,Vn
スカイラ・カンガ(Hrp)、
(1)(2)(4)カレン・ジョーンズ(Fl)、
(1)J.バスブリッジ(Va)、
(2)C.ディアーンリー(Vc)、
(3)N.バックナル(Cl)、(3)R.ビシル(Hr)、
(5)M.クレイフォード(Vn)、
録音:2007年
スネルはTV、映画音楽を数多く手がけているが、ここに収められたハープを
中心とした室内楽はフォーレからドビュッシーなどのフランス音楽とブリッ
ジ、ブリテンらイギリス音楽の要素を程よくブレンドした聴きやすい出来栄
えとなっている。ハープのカンガはCHANDOSレーベルに録音が多数ある。




<DIVINE ART>
DDA 21213 2枚組 \3960
エイヴィソン:スカルラッティに基づく12の合奏協奏曲
第1番 イ長調/第2番 ト長調/第3番 ニ短調/
第4番 イ短調/第5番 ニ短調/第6番 ニ長調/
第7番 ト短調/第8番 ホ短調/第9番 ハ長調/
第10番 ニ長調/第11番 ト長調/第12番 ニ長調
パヴロ・ベズノシウク(指揮)
エイヴィソン・アンサンブル(ピリオド楽器使用)
録音:2007年11月26-30日、DDD、154'52"
18世紀英国の作曲家チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)は、ロンドンで
ジェミニアーミに学び、イタリアバロック音楽に傾倒。彼の時代よりも2,
3世代前の音楽を引き継ぐ存在となった。このコンチェルト・グロッソ集は、
いずれもドメニコ・スカルラッティの音楽に基づいたもの。いわば編曲作品
だが、原曲の魅力を生かしながら編曲し、別作品を組み合わせて合奏協奏曲
に仕立てた腕前は見事なもの。エイヴィソン・アンサンブルのしっとりした
演奏も素敵だ。

DDA 25068 \1980
「多彩なチェロ」
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
スーザン・ビーア(チェロ)
ガレス・ハンコック(ピアノ)
スーザン・ビーアは、1995年以来ロンドン・フィルハの副首席チェリストを
務めている。オーケストラでの活動のほか、ソリストとしても活躍している。
その美しい音色はイギリスのメディアでは賞賛されている。このアルバムは
ブラームス、ドビュッシー、ストラヴィンスキーにアンコールとしてモリコ
ーネを収録した多彩な意欲的なプログラムです。

DDA 25070 \1980
「ピアノ・デュオのためのショパン」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(二台ピアノ版)
ショパン:二つのピアノのためのロンド ハ長調 Op.73
ショパン(ゴールドストーン編):ロッシーニの主題による変奏曲
シュット:ショパンのピアノ・ソナタ第3番によるワルツ=パラフレーズ
ショパン(コーダー編):ワルツ 変ニ長調「小犬のワルツ」
ショパン(ストロ編):夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
ブラームス(ゴールドストーン編):ショパンに基づく練習曲
ショパン(ゴールドストーン編):ムーアの民謡風な歌による変奏曲
ゴールドストーン:革命的雨だれラグ
ゴールドストーン&クレモフ(ピアノ・デュオ)
録音:2008年
有名・無名を問わず良い作品をピアノ・デュオで弾きまくるベテラン・コン
ビ、ゴールドストーン&クレモフの新作はショパンの作品集。半数以上は世
界初録音である。




<METIER>
MSV28505 \1850
「クリスト・バリオス/20世紀クラリネット・リサイタル」
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ(1941-42)/
ブロントン:クラリネット・ソナタ(1988)/
ベルク:4つの小品(1913)/
バックス:クラリネット・ソナタ(1934)/
エサ=ペッカ・サロネン:夜の歌(1978)/
オネゲル:ソナチネ(1921-22)
クリスト・バリオス(Cl)
クリントン・コーマニー(Pf)
録音:2008年
バリオスは1976年生まれの若手でリチャード・ストルツマンに師事。その後、
数々の国際コンクールに入賞した後、独奏者として世界中で活動している。
20世紀作品を主に得意としており、このアルバムではスウィンギーなバーン
スタインからベルク、サロネンまで多様なスタイルを音楽を手中に収めてい
る。

MSV28508 \1850
エドウィン・ロクスバラ(1937-):
オーボエ作品集
スタディI/アウロディ/印象/
エクリッシ/アンタレス/悲歌/
カンティレーナ
クリストファー・レッドゲイト(Ob,Ob ダモーレ)
ステファン・ロビングス(Pf)
ロジャー・レッドゲイト指揮
アンサンブル・エクスポーズ
録音:2008年
ロクスバラは1937年リヴァプール生まれ。ハウエルズやナディア・ブーラン
ジェ、ダラピッコラなどに学んだ。オーボエ独奏からピアノ伴奏、アンサン
ブルとエレクトロニクス伴奏のものまで多彩な作品を収録している。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.27-2

2009年01月29日 17時22分49秒 | Weblog
<コウベレックス・レーベル>
KRS447 \2800
「そよ風のリード・オルガン」
ボエルマン:入堂 I、聖餐のパンをかかげて-III「神秘の時」より
ブラームス:愛する魂よ、美しく装え
ツァハウ:変奏曲「イエスよ、わが喜びよ」
J.S.バッハ:フーガ ホ長調 BWV878
大中寅二:前奏曲 イ長調、前奏曲 雅楽調(「オルガン聖曲集第一編」より)
エルガー:アレグロ ニ短調、ポコ・レント ニ短調、アンダンティーノ ヘ長調
(「晩祷 op.14」より)
ニクソン:あるフランス民謡による変奏曲(「あめのきさき」)
ペーテルス:アンダンテ・エスプレッシーヴォ ドリア調
(「35のミニアチュール」より)
中村証二(編曲):主はわがかい主
ワルチンスキー(編曲):まぶねにやすけく
ペーテルス(編曲)久しく待ちにし
レンメンス:祈り
カーター(編曲):アメイジング・グレイス
中村証二(リード・オルガン【池内製風琴、ヤマハ製オルガン】)
録音:2008年10月、坂出カトリック教会(香川県)
リード・オルガン演奏の第一人者、中村証二氏が、絶妙な送風のコントロー
ルと演奏表現で奏でる、優しく美しいオルガンの小品集。明治期中期に関西
で製作されたとされる池内製風琴(11ストップ、リード3列)と、ヤマハ製オル
ガン(いずれも日本キリスト教団坂出教会所蔵)による貴重な録音です。
日本人にとっては、懐かしい音と感じるリード・オルガンですが、ヨーロッ
パでは、ハルモニウムのためのロマン派の美しい作品が多数残されています。
ボエルマン、エルガー、レンメンス、ペーテルスといった作曲家の音楽を、
ペダルの送風と、膝のレバーの音量調整を駆使し、柔軟かつ大胆に表現。ま
た、リード・オルガン作品を多数残した大中寅二の「前奏曲」では、楽器の
特性を生かし日本の空間美を見事に再現している。リード・オルガンの演奏
法を全国各地で伝道している中村証二ならではの仕上がり。




<DUX>
DUX 0639 \2080
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
ヴァイオリンと小管弦楽のための5つの小品(1930)(*)
ヴァイオリン協奏曲(1937)(*)
バロック組曲(室内管弦楽のための;1958)
バルトシュ・ツァイレル(ヴァイオリン)
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
録音:2008年4-8月、ビャウィストク(ポーランド)、
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー・コンサートホール
「5つの小品」はヨゼフ・シゲティのために書かれた作品。バルトシュ・ツァ
イレルは1980年ワルシャワに生まれ、ショパン音楽アカデミーを栄誉賞付き
で卒業後、ストックホルム王立音楽院で学んだヴァイオリニスト。

DUX 0650 10枚組 \13500
ショパン生誕二百年記念
ショパン(1810-1849):ピアノ独奏作品全集
[CD-1]
ロンド Op.1/ソナタ第1番 Op.4/マズルカ風ロンド Op.5
4つのマズルカ Op.6/5つのマズルカ Op.7
[CD-2]
3つの夜想曲 Op.9/12の練習曲 Op.10(*)/変奏曲 Op.12
3つの夜想曲 Op.15
[CD-3]
ロンド Op.16/4つのマズルカ Op.17/ワルツ Op.18/ボレロ ハ長調 Op.19
スケルツォ Op.20(*)/アンダンテ・スピアナートとポロネーズ Op.22
バラード Op.23(*)
[CD-4]
4つのマズルカ Op.24/12の練習曲 Op.25(*)/2つのポロネーズ Op.26
2つの夜想曲 Op.27/2つの夜想曲 Op.27
[CD-5]
24の前奏曲 Op.28/即興曲 Op.29/4つのマズルカ Op.30
スケルツォ Op.31(*)/2つの夜想曲 Op.32
[CD-6]
4つのマズルカ Op.33/3つのワルツ Op.34/ソナタ第2番 Op.35(*)
即興曲 Op.36/2つの夜想曲 Op.37/バラード Op.38(*)
[CD-7]
スケルツォ Op.39(*)/2つのポロネーズ Op.40/4つのマズルカ Op.41
ワルツ Op.42/タランテラ Op.43/ポロネーズ Op.44
演奏会用アレグロ Op.46/バラード Op.47(*)
[CD-8]
2つの夜想曲 Op.48/幻想曲 Op.49(*)/3つのマズルカ Op.50
即興曲 Op.51/バラード Op.52(*)/ポロネーズ Op.53
スケルツォ Op.54(*)/2つの夜想曲 Op.55
[CD-9]
3つのマズルカ Op.56/子守歌 Op.57(*)/ソナタ第3番 Op.58(*)
3つのマズルカ Op.59/舟歌 Op.60(*)/ポロネーズ Op.61
[CD-10]
2つの夜想曲 Op.62/3つのマズルカ Op.63/3つのワルツ Op.64
幻想即興曲 Op.66/4つのマズルカ Op.67/4つのマズルカ Op.68
2つのワルツ Op.69/3つのワルツ Op.70
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
録音:ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート
・スタジオ、
ポーランド放送スタジオ No.2
1980年のショパン国際ピアノ・コンクール第2位、現在ポーランドを本拠に活
躍しているシェバノワから、2010年のショパン・イヤーに向けてのビック・
プレゼント。作品番号順の収録となっています。(*)はポーランド放送からの
ライセンス音源。10枚組で6枚半分の価格です。

DUX 0657 \2080
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
ラテン語ミサ 変ニ長調(1870)
葬送ミサ ト短調(1871)
聖ペテロのミサ 変ロ長調(1872)
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(指揮)
録音:2008年5-8月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0659 \2080
ダリウシュ・パラドフスキ 歌曲集
モーツァルト(1756-1791):
夕べの思い K.523/来たれ、いとしのツィター K.351/クローエに寄す K.524
ベートーヴェン(1770-1827):アデライーデ Op.46
シューベルト(1797-1828):
死と乙女 D.531/万霊節の連祷 D.343/音楽に寄す D.547
ラフマニノフ(1873-1943):夢 Op.8 No.5
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):高嶺に吹く風もなく Op.43 No.2
チャイコフスキー(1840-1893):ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
広い広い海の上で Op.3 No.9/もっと私に話して Op.3 No.1
夜の輝きの中に眠る Op.3 No.5
ショパン(1810-1849):リトアニアの夜 Op.74 No.16/消え失せろ Op.74 No.6
ヤン・アントニ・ヴィフロフスキ(1942-):葉
フェルナンド・J・オブラドルス(1897-1945):
エル・ビト/しなやかな髪/クロ・ドゥルセのコプラ
R・シュトラウス(1864-1949):明日! Op.27 No.4/献身 Op.10 No.1
ダリウシュ・パラドフスキ(男性メゾソプラノ)
ジェフ・コーエン(ピアノ)
録音:2008年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2
これまでソプラニスタ(男性ソプラノ)を名乗ってきたパラドフスキですが、
声域が下ったのでしょうか。

DUX 0675 \2080
チャイコフスキー(1840-1893):
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35(*)
幻想序曲「ロミオとジュリエット」
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
録音:2008年6月、カトヴィツェ(ポーランド)、
シロンスク・フィルハーモニー・カロル・ストリヤ・コンサートホール
ポーランドの巨匠クルカ(1947年生まれ)によるチャイコフスキー。

DUX 0676 \2080
アニュス・デイ ポーランドの初期と現代の教会音楽
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):アニュス・デイ(レクィエム より)
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):マニフィカト(三重合唱のための)
フシャヌフのミコワイ(1485頃-1562頃):Protexisti me, Deus
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-):Totus Tuus
ミコワイ・ジェレンスキ:Viderunt omnes fines terra
マレク・ヤシンスキ(1949-):詩篇100
シャモトゥワフのヴァツワフ(1524頃-1560頃):Juz sie zmierzka
ミコワイ・ジェレンスキ:Magna est gloria Eius(二重合唱のための)
アンジェイ・コシェフスキ(1922-):Zdrowas, Krolewno Wyborna
ユゼフ・シフィデル(1930-):Cantus gloriosus
ヴォイチェフ・キラル(1932):アニュス・デイ
シロンスク・フィルハーモニー合唱団
ヴァルデマル・ストリク(指揮)
録音:2008年8月、カトヴィツェ(ポーランド)、
シロンスク・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX 0677 \2080
リトル・ビッグ・ミュージック
ブリテン(1913-1976):フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op.10
ホルスト(1874-1934):セントポール組曲 Op.29 No.2
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):5つの民謡
ヴォイチェフ・キラル(1932):オラヴァ(室内管弦楽のための;1986)
シロンスク室内管弦楽団
マッシミリアーノ・カルディ(指揮)

DUX 0678 \2080
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):室内管弦楽作品集
「失楽園」から アダージェット
(イングリッシュホルンと弦楽合奏のための版;1979)(*)
シャコンヌ(ヨハネ・パウロ2世の記念に;2005)
アニュス・デイ(レクィエム より、
ボリス・ペルガメンシコフ編曲による弦楽合奏のための版;1994)
24の弦楽器のための間奏曲;1973)
エルサレムの七つの門(1998)から 深き淵より
弦楽合奏のためのセレナード(1996-1997)
バロック様式による3つの小品(映画「The Sargasso Manuscript」の
サウンドトラックによる、弦楽合奏のための;1963)
弦楽のためのシンフォニエッタ(1992)(+)
アルブレヒト・マイヤー(イングリッシュホルン(*))
ヤクプ・ハウファ(ヴァイオリン(+))
アルトゥル・パチョルキェヴィチ(ヴィオラ(+))
イェジ・クロツェク(チェロ(+))
シンフォニア・ヴァルソヴィア
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
録音:2008年9月、ワルシャワ生命科学大学クリスタル・ホール

DUX 0679 \2080
エルジビェタ・シコラ(1943-):ソロ&エレクトロニクス
オルフェウスの頭 II(フルートとテープのための;1981-1982)(*)
チェロとテープのための組曲(1990)(+)
チェンバロとテープのための組曲 II(1993)(#)
虹色の反映[Reflets Irisés]
(ピアノとエレクトロアコースティック・サウンドのための;2005)(**)
エマニュエル・オフェール(フルート(*))
デイヴィッド・シンプソン(チェロ(+))
ゴシカ・イスフォルディング(チェンバロ(#))
ヴィレム・ラチューミア(ピアノ(**))
録音:2008年11月25日-12月1日、パリ、IRCAM、他

DUX 0680 \2080
ヴィヴァ・ヴィヴァルディ
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ギター、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93
ヴァイオリン、ギターと通奏低音のための協奏曲イ長調 RV82(*)
ギター、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV425
ヨハン・ジギスムント・ヴァイス(1690-1737):
ギター、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター、指揮)
ヴァルデマラ・コシミェヤ(ヴァイオリン(*))
カペラ・ビドゴスティエンシス(室内管弦楽団)
マウゴジャタ・ヴェングレルスカ=ポサジ(チェロ:通奏低音)
カタジナ・トムチャク=フェルトリン(チェンバロ)
録音:2007年1月、ビドゴシュチ(ポーランド)、
ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール、ライヴ
クシシュトフ・メイシンゲル(1984年生まれ)はポーランドの若手有望ギタリ
スト。モダーン楽器使用。

DUX 0681 \2080
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):
「奉献唱集」(1611)、「聖体拝領唱集」(1611)から
Anima Nostra / Ave Maria / Video Caelos Apertos(*)
Desiderium Animae Eius / Deus Firmavit / Ego sum pastor bonus
Elegerunt Apostol / Inveni David / Responsum Accepit(*)
Iustus Ut Palma Florebit / Laetentur caeli / Confundantur Superbi(*)
Posuisti Domine / Reges Tharsis / Gustate Et Videte(*)/ Terra Tremuit
Principes Persecuti Sunt(*)/ Tui Sunt Caeli
エマ・カークビー(ソプラノ(*))
カペラ・クラコヴィエンシス
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)
録音:2008年8月18-21日、クラクフ(ポーランド)、ファティマの聖母教会
ジェレンスキはポーランドの作曲家・オルガニストで、ローマで学んだとい
う説もありますが、その生涯について詳しいことはほとんどわかっておらず、
彼の名を伝えるものは「奉献唱集」と「聖体拝領唱集」の2巻の曲集のみで
す。「奉献唱集」には複合唱形式による壮大な作品、「聖体拝領唱集」には
小編成の作品が収められています。




<URANIA>
URN22.378 2枚組 \2700
ビゼー:歌劇「カルメン」
コンスエロ・ルビオ(カルメン)
レオポルド・シモノー(ドン・ホセ)
ピエレット・アラリー(ミカエラ)
ハインツ・レーフス(エスカミーリョ)
ピエール=ミシェル・ル・コント指揮
コンセール・ド・パリ管弦楽団、同合唱団
1958年

URN22.379 \1350
R.シュトラウス:歌曲「4つの最後の歌」
バッハ:ロ短調ミサより3曲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
"Gut'n Abend, Meister!"
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」より「コンスタンツェの
アリア」
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より「岩のように
動かずに」
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より「公爵様、あなたのような
お方は」、「ふるさとの調べよ」
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より
「私と踊りましょう」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン・フィル
1946-1956年
*URN22.296の再発売と思われます。

URN22.380 \1350
マーラー:亡き子をしのぶ歌
シューマン:女の愛と生涯
シューベルト:6つの歌曲集
ブラームス:3つの歌曲集
キャスリーン・フェリア(M.S)
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1949年
*URN22.321の再発売と思われます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.26-1

2009年01月29日 17時22分21秒 | Weblog
<VERSO>
VRS 2047 2枚組 \3650
マリア・テレサ・プリエト(1896-1982):交響的作品全集
交響的印象(1940)/交響曲第1番「アストゥリア交響曲」(1942)
交響詩「チチェン・イツァ」(1944)
交響曲第2番「短い交響曲」(1945)/アダージョとフーガ(1948)(*)
交響曲第3番「ダンサ・プリマのための交響曲」(1951)
バレエ組曲「パロ・ベルデ」(1967)/静物画(1965/1967)
十二音技法による主題変奏とフーガ(1967)
カルロス・プリエト(チェロ(*))
コルドバ管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
録音:2005-2006年、コルドバ大劇場(スペイン)
マリア・テレサ・プリエトはスペイン、アストゥリアスのオビエドに生まれた
女性作曲家。内戦を避けメキシコに移住、それでも故郷アストゥリアスの音楽
語法を取り入れた作品を書き続けましたが、帰国を果たせぬまま亡くなりまし
た。彼女の音楽はエーリヒ・クライバー、アタウルフォ・アルヘンタ、カルロ
ス・チャベス、マヌエル・ポンセ、ストラヴィンスキーらから高く評価されて
いましたが、最近祖国スペインでも再評価が進み、このたびフル・オーケスト
ラのための全作品が世界初録音されました。メキシコのチェロ奏者、カルロス
・プリエトは甥にあたります。

VRS 2050 \2450
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956-):ピアノ作品集
一定のものと変動するもの(ピアノとエレクトロニクスのための;1994)
敬具[Bien a toi](2000)/キジアーナの窓(2000)
ジュアキン・オムスの記念に(2005)/ヒュブリス[Hybris](2002)
オクタンドル(エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)の作品(1923)の編曲;2001)
入口・出口(2004)/その時の一瞬間(ピアノと操作者のための;2006)
アルベルト・ロサド(ピアノ)
録音:2006年9月8-10日、マドリード、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門
音楽院
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペスはマドリードに生まれ、ルイス・デ・パブロ、
ルイジ・ノーノ、アントン・ガルシア・アブリルらに師事したスペインの作曲
家。

VRS 2052 \2450
トマス・マルコ(1942-):ピアノ作品集
お守り(1967-1968)/バンデルビラの悲歌(1997-1998)/孤独(1982)
大西洋ソナタ(1999)/3つの小品(1999)/バッハグラウンド(2001)
エスペリデスの庭園(2002)
マヌエル・エスカランテ(ピアノ)
録音:2003年1月、マドリード、スペイン国営放送スタジオ

VRS 2056 \2450
それは愛、ああ、ああ スペイン・バロックの世俗的トノ集
フアン・イダルゴ(1614-1685):Dulce ruisenor / Ay amor, ay ausencia
フアン・セルケリア・デ・リマ(?-1726頃):Mares, montes, vientos
フアン・アラニェス(?-1650頃):Digame un requiebro
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Sosieguen, descansen
フアン・デル・バゴ(1625頃-1691):Con amor se paga el amor
フアン・イダルゴ:Ay que si, ay que no
不詳:Ay, amargas soledades
フアン・イダルゴ:? Por que mas iras buscas ?
フアン・ロメオ(活躍:1675頃?):Ay de quien de amor es el fuego
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):Ay, Dios aleve
クレマンデ・イマニャ(活躍:17世紀後半?):Filis, yo tengo un dolor
フアン・セルケリア・デ・リマ:Atiende y da
フアン・イダルゴ:Ay triste que a sus rayos
トマス・トレホン・イ・ベラスコ(1644-1728):Cuando el bien que adoro
ホセ・マリン(1619頃-1699):No se yo como es
不詳(17世紀終盤):Es el amor, ay, ay
音楽の冗談「El Barrocson」から Es el amor, ay, ay
レヒナ・イベリカ
マリア・ヘスス・プリエト(ソプラノ) ミゲル・ベルナル(テノール)
ギリェルモ・M・コンセプシオン(チェロ) ラウラ・カサノバ(チェンバロ)
ラウラ・カサノバ(指揮)
録音:2007年9月、マドリード県(スペイン)、ヘタフェ専門音楽院ホール
トノは17-18世紀にスペインで流行した1-数声部の短い歌のこと。

VRS 2057 \2450
51年世代のスペインの作曲家たち
ルイス・デ・パブロ(1930-):「描写と転写」第2巻(2001/2002)から 軽い-重い
クリストバル・アルフテル(1930-):カデンツァ(1983/1993)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):遠景(2005)
トマス・マルコ(1942-):ベスペリアのソナタ(1977)
ジュアン・ギンジュアン(1931-):さようならバロック(1979/1980)
オラシオ・ラバンデラ(ピアノ)
録音:2007年9月13-14日、マドリード県(スペイン)、ヘタフェ専門音楽院ホール

VRS 2060 \2450
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):トナダ集
第1巻-第4巻(全48曲)
ペドロ・ピケロ(ピアノ)
録音:2007年9月3-5日、グラナダ(スペイン)、マヌエル・デ・ファリャ・ホール
ニン=クルメルはスペインの作曲家ホアキン・ニン(1879-1949)とキューバの歌
手ロサ・クルメルの間に生まれた作曲家。トナダ(トナーダ)はスペイン語の
「小唄」とでも称すべきジャンルですが、収録作品はそれをピアノで表現した
ものです。




<NUMERICA>
NUM 1169 \2080
プロジェクト・クロスオーヴァー
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ:Zzapping(*)
サラ・カルヴァリョ:Cleave II
アントニオ・シャガス・ロザ:Cassandra's Song(+)
エフゲニー・ズディルキン:Revelacao [Revelation]
サラ・カルヴァリョ:Sound Bridges
イザベル・ソヴェラル:Pinos Baja Cross Worlds(#)
ペルフォルマ・アンサンブル
イザベル・ノゲイラ(声) ジョルジェ・サルガド・コレイラ(フルート)
ルイス・カルヴァリョ(クラリネット) エレナ・マリニョ(ピアノ)
アントニオ・シャガス・ロザ(ピアノ(+))
ヴァルテル・マテウス(チェロ) マリオ・テイシェイラ(打楽器)
[賛助参加]
ポール・ルディ(声(*))
エミディオ・コウティニョ(チェロ(#)) 
アレシャンドレ・アルヴェス(打楽器(#))
ジョルジェ・レイス(ソプラノサクソフォン(#)) 
ルイス・ピント(ヴィブラフォン(#))

NUM 1172 \2080
ルゾフォニアの歌
ペドロ・デ・クリスト(?-1618):Ay mi Dios(ポルトガル)
不詳:Hanacpachap cussicuinnin(ペルー;リマの祈祷書(1631)から)
ガスパル・フェルナンデス(1570-1629):Tleycantimo choquiliya(メキシコ)
不詳(16世紀):Dadme albrícias(スペイン)
ガスパル・フェルナンデス:Toquen, toquen los rabeles(メキシコ)
不詳(16世紀):Sa qui turo zente pleta
(ポルトガル、コインブラのサンタクルス修道院)
エウリコ・カラパトゾ(1962-):Tiko funa(モザンビーク)
シマン・バレト(1940-):Bastiana(マカオ)
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):Balaio(ブラジル)
シマン・バレト:Kole Lele Mai(東ティモール)
カルロス・エウジェニオ・フェレイラ:Bailados do Concao(ゴア)
ロウディニョ・バレト(1938-1997)校訂:Ruzari saibinni(ゴア)
カイミ/グラエスホルム:Saudade da Bahia(ブラジル)
ヴァスコ・マルティンス(1956-):Niscimento d'morna(カボ・ヴェルデ)
マテウス・ダス・ネヴェス(1907-1984):
Nina, boboi, nina(マラッカ)/Gingli Nona(マラッカ)
エウリコ・カラパトゾ:Coral B(Ó Serpa)(ポルトガル)
ジャック・シャイー(1910-1999):Vira do Minho(ポルトガル)
アンサブル・ペレグリナサン
テレジタ・グティエレス・マルケス(指揮)
録音:2008年1月、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ
「ルゾフォニア」とはポルトガルから見た「ポルトガル語圏」のことで、ここ
では時代も地域も様々な新旧ポルトガル語圏の合唱曲が集められています。ア
ンサンブルには一部ピアノや打楽器も含まれています。

NUM 1173 \2080
世紀の表現
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン・ソナタ第1番
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
劇付随音楽「空騒ぎ」Op.11 から ヴァイオリンとピアノのための4つの小品
ブルノ・モンテイロ(ヴァイオリン)
ジョアン・パウロ・サントス(ピアノ)
録音:2008年2月、カシアス

NUM 1174 \2080
パレデスの中に
カルロス・パレデス(1925-2004):
ディヴェルティメント/ティティに/ファンタジア第2番(*)
作用/ダンス/緑の年(+)/あやつり人形/ファンタジア第2番(*)
セデ・エ・モルテ[渇きと死」/手紙-アナ・リタ・カニャン(#)
根/二人の田舎者の踊り(*)/思い出/人生を変える(底の音楽)/無窮動
クアルテット・アルテサックス
ジョアン・ペドロ・シルヴァ(ソプラノサクソフォン)
ジョアン・ペドロ・コルデイロ(アルトサクソフォン)
ルイ・コスタ(テナーサクソフォン) ウゴ・ガイト(バリトンサクソフォン)
パウロ・ソアレス(ポルトガル・ギター(*))
アナ・ブランダン(歌(+)、朗読(#))
録音:パルメラ(ポルトガル)、サンティアゴ教会、サン・ジョアン映画館
ポルトガル・ギターの巨匠カルロス・パレデスが書いた作品をサクソフォン・
クァルテットで演奏したユニークなアルバム。

PS 5008 6枚組 \6280
ミシェル・ジャコメッティ(1929-1990)、
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994)音源収集・監修:
ポルトガル各地方の音楽
CD-1:ポルトガルの歌と踊り
CD-2:ミーニョ地方の音楽
CD-3:トラス=オス=モンテス地方の音楽
CD-4:ベイラス地方の音楽
CD-5:アレンテジョ地方の音楽
CD-6:アルガルヴェ地方の音楽
ポルトガル各地方に伝わる民俗音楽を収録した資料的にも貴重なディスク。ポ
ルトガル国民楽派が素材とした旋律やリズムが聞こえてくるかもしれません。

PS 5009 2枚組 \3650
アントニオ・テイシェイラ(1707-1759)/
アントニオ・ジョゼ・ダ・シルヴァ(1705-1739)台本:
オペラ「プロテウスの変容」(全3幕;1737)
マリオ・ジョアン・アルヴェス(テノール:プロテウ[プロテウス])
スザナ・テイシェイラ(ソプラノ:シレーヌ)
マリア・レパス・ゴンザルヴェス(ソプラノ:マレジア)
アルマンド・ポッサンテ(バリトン:カランゲージョ)
パウラ・ピレス・デ・マトス(ソプラノ:ドリンダ)
ルイ・バエタ(バリトン:ポント王)
カルロス・ギリェルメ(テノール:ポリビウス)
ア・エスコラ・デ・レトリカ・メトリカ・エ・アルモニカ(管弦楽)
ステファン・ブル(指揮)
録音:2005年6月、リスボン、ベレン文化センター
ポルトガルソム久々の新録音は、ローマで学んだポルトガルの作曲家テイシェ
イラのポルトガル語オペラというレアもの。オーケストラはピリオド楽器を使
用しています。ブックレットに解説・歌詞の英訳を記載。

PS 5010 \2080
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):カモンイス・マドリガル集
無伴奏混声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(10曲;1930-1943)
無伴奏男声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(10曲;1943-1949)
無伴奏女声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(8曲;1943-1949)
グルベンキアン合唱団
フェルナンド・エルドロ(指揮)
録音:2006年6月、リスボン、英国人墓地教会
名門グルベンキアン合唱団による、ポルトガル音楽ファン&合唱ファン注目要
の新録音。ポルトガル史上最大の詩人ルイス・デ・カモンイス(Luis de
Camoes;1524頃-1580)の詩をテキストとした古風なマドリガルです。

PS 5011 \2080
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):合唱作品集
2つの古いロマンス(1956)/太陽をたたえて(2曲;1956)
コインブラの娘たちに(1951)
カモンイスの4つのレドンディーリャ(女声合唱のための;1951-1953)
カモンイスの3つのカスティーリャ語詩(1954-1955)
3つの呪文(1956)/水夫の歌(7曲;男声合唱のための;1978)
グルベンキアン合唱団
ジョルジェ・マッタ(指揮)
録音:リスボン、グルベンキアン財団ホール
名門グルベンキアン合唱団による、ポルトガル音楽ファン&合唱ファン注目要
の新録音。特記以外は混声合唱のための作品です。

PS 5012 \2080
ルイ・コエーリョ(1889-1986):
バレエ「鉄の靴をはいたお姫様」(*)/夏の散歩(*)
ヴァイオリン・ソナタ第1番(+)/同第2番(+)
RDP交響楽団(*)
シルヴァ・ペレイラ(指揮(*))
ヴァスコ・ヴァルボザ(ヴァイオリン(+))
グラジ・バルボザ(ピアノ(+))
録音:1980年12月11、12、16、19日、メルセス教会
ルイ・コエーリョはリスボン音楽院で学んだ後、ベルリンでシェーンベルクら
に、パリでヴィダルに師事し多調・無調の技法を身につけましたが、帰国後は
ポルトガル民族主義を前面に出した作風を貫きました。「鉄の靴をはいたお姫
様」はポルトガルで最初の民族主義的バレエ音楽とされています。

PS 5013 \2080
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983):
三重奏ソナタ
ピアノ四重奏曲(*)
ボンテンポ三重奏団
マヌエル・ヴィルエンダス(ヴァイオリン) クレリア・ヴィタル(チェロ)
ネラ・マイサ(ピアノ)
バルバラ・フリードホフ(ヴィオラ(*))
録音:1981年5月25日-6月2日、スタジオ・ジョルソム
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデスはリスボンに生まれ、リスボン音楽院で
フレイタス・ブランコらに、さらにパリでブランジェらに師事、帰国後は主と
してポルトガル国営放送関連の仕事に携わり、室内楽を好みました。

PS 5014 \2080
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モタ(1868-1948):リート集
小川 Op.3 No.1/春の雨 Op.3 No.2/日曜日 Op.3 No.3/子守歌 Op.4
見出され Op.5 No.1/おやすみなさい Op.5 No.3/民謡調で Op.8 No.1
森の中の乙女 Op.8 No.3/黄昏時に Op.8 No.4/成就 Op.10 No.3
悲しみに包まれて Op.13 No.2/聖ヨハネの日 Op.15 No.1
ファルケンシュタインの歌 Op.15 No.2/覚え書き Op.15 No.3
モニカの夢 Op.15 No.4/星(*)/最後の歌(*)
エルヴィラ・アルシェル(ソプラノ)
アントン・イレンベルゲル(ピアノ)
録音:1981年5月25日-6月26日、スタジオ・ジョルソム
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モタはリスボン音楽院で学んだ後ドイツに渡りシャル
ヴェンカ、リスト、ビューロに師事、傑出したピアニストとして名を成し、と
くにバッハとベートーヴェンの権威と見なされました。収録曲はポルトガル語
の2曲(*)以外すべてドイツ語のテキストによる歌曲。彼がドイツ・リートの書
法をも習得していたことをうかがわせます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.26-2

2009年01月29日 17時21分35秒 | Weblog
<Opus3>
OPUS3CD 22080(SACD-Hybrid) \2300
ベスト・オヴ…オーディオファイル・クラシックス
J・S・バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
マッティアス・ヴァーゲル(オルガン)
ブラームス(1833-1897):
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114 から アダージョ
シェル・ファゲーウス(クラリネット) マッツ・リードストレム(チェロ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
シューベルト(1797-1849):
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99 D898 から
アンダンテ・ウン・ポーコ・モッソ
ストックホルム・アーツ三重奏団
ショパン(1810-1849):ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 から ラルゴ
ステファン・リンドグレン(ピアノ)
ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ
ストックホルム・ギター四重奏団
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908-1986):
コントラバス小協奏曲 Op.45 No.11 から バラード(モデラート)
トゥーヴァルド・フレーディン(コントラバス)
オスカースハムン・アンサンブル ヤン=オラヴ・ヴェーディン(指揮)
フランク・ザッパ(1940-1993):インカの道
オムニバス木管アンサンブル
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第2番ニ長調 Op.36 から ラルゲット
ストックホルム・シンフォニエッタ オッコ・カム(指揮)
ジョン・ラター(1945-):キャンドルライト・キャロル
エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル 
エーリク・ヴェストベリ(指揮)
アンデシュ・オストランド(1962-):Rauk - Part 1
グローバル・パーカッション・ネットワーク
既発売音源編集盤。

OPUS3CD 22082(SACD-Hybrid) \2300
ベスト・オヴ・オムニバス・ウインド・アンサンブル
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」K.492 から 序曲
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):
ドロットニングホルムの音楽 から アレグロ・コン・スピリト
ヴィリアム・セイメル(1890-1964):スローガ Op.11 No.3
ジャコモ・ロッシーニ(1792-1868):
オペラ「セヴィーリャの理髪師」 から フィガロとロジーナの二重唱,序曲
エイエ・テーリン(1938-1990):チルコ・デラ・ヴィタ
トゥール・アウリン(1866-1914):4つの水彩画 から 牧歌,子守歌,ポルカ
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):
劇付随音楽「アンピトリュオーン」から アンダンテ,タンブラン
ユーハン・ヨアシム・アグレル(1701-1765):
2つのフルートのための二重奏曲イ長調 から プレスト
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1897-1942):
「フローセの花」から フローセの教会で,夏の歌
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から 前奏曲
モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527 から
序曲,窓辺においで(ドン・ジョヴァンニのセレナード)
モーツァルト:オペラ「魔笛」K.620 から 僧たちの行進
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「アルジェリアのイタリア女」から 序曲
オムニバス木管アンサンブル
既発売音源編集盤。




<CORO>
COR 16066 \2080
ヘンデル(1685-1759):
戴冠式アンセム(1727)
司祭ザドク HMV258/汝の御手は強くあれ HMV259
王は喜び HMV260/わが心は歌う HMV261
オラトリオ「ソロモン」HWV67 から シバの女王の入場
オラトリオ「メサイア」HWV56 から
ハリー・クリストファーズ(指揮)シックスティーン
ヘンデルが英国王ジョージ2世の戴冠式のために書いた音楽。なかでも「司祭ザ
ドク」は歴代国王の戴冠式で必ず演奏されてきた重要な曲です。

COR 16062 3枚組 \4050
【旧譜・再案内】
2009年《MIDEM Classiacal Award》合唱部門受賞!
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」HWV56(CD 1-2)
キャロライン・サンプソン(ソプラノ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(アルト)
マーク・パドモア(テノール)
クリストファー・パーヴズ(バス)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
録音:2007年11月、ロンドン、デットフォード、聖ポール教会
[ボーナス](CD 3)
ヘンデル:
オラトリオ「ソロモン」HWV67 から シバの女王の入場
オラトリオ「エステル」HWV50 から 主はわれらの敵を滅ぼしたもうた(*)
カンタータ「忘却の甘美さの中で」HWV134(+)
ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4 No.6 HWV294(#)
オペラ「アリオダンテ」BWV33 から
シンフォニア(第2幕への)
Scherza infida - Dopo notte(アリオダンテのレチタティーヴォとアリア)(**)
オラトリオ「サムソン」HWV57 から 輝けるセラフィムたちを(++)
リンダ・ラッセル(ソプラノ(*)) マイケル・チャンス(男性アルト(*))
マーク・パドモア(テノール(*)) サイモン・バーチャル(バス(*))
エリン・マナハン・トマス(ソプラノ(+)) ケイティ・バーチャー(フルート(+))
アンドルー・ローレンス=キング(トリプルハープ(#))
スティーヴン・スタブズ(アーチリュート(#)) エリン・ヘドリー(リローネ(#))
サラ・コノリー(メゾソプラノ(**))
リン・ドーソン(ソプラノ(++))
クリスピアン・スティール=パーキンス(トランペット(++))
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
COROレーベル既発売音源


<CORO Acoustic World>
コーロから意外にもワールド・ミュージックのシリーズが登場。アコースティ
ックに限った構成で、コアな民族音楽ファン向けではなく、ワールド・ミュー
ジック初心者のクラシック・ファンでも抵抗なく聴ける内容です。

COR 16058 \2080
アコースティック・ワールド ブラジル
Alma Brasileira(Brazilian Soul)- samba de gafieira: Zeca Freitas
Carabina(Rifle)- frevo de rua: Luis Bandeira arr. F Rangel
Degenerado(Degenerate)- choro: Valdomiro Ferro
Bamboleando(Swinging)- choro: Romualdo Miranda arr. M Cezar
Manha de Carnaval(Morning of the Carnival)- samba-cancao
Theme from Black Orpheus, 1959: Luiz Bonfa & Antonio Maria arr. F
Rangel
Sonho da Boemia(Dreams of a Bohemian life)- modinha: ?/Castro Alves
Que nem jilo(Bitter fruit)- baiao: Humberto Teixeira & Luis Gonzaga
Tenha do(Have pity)- forro: Antonio Barros
Retrato en branco e preto(Black & white portrait)- bossa nova:
Tom Jobin /Chico Buarque
Tico-Tico No Fuba(Tico-Tico bird in the cornmeal)- choro: Zequinha de
Abreu
Voltando a Recife(Coming back to Recife City)- frevo: traditional
Meu cariri(My Patch of Land)- baiao: Rozil Cavalcanti & Dilumelo
Tareco e Mariola(Sweets and Candy)- xote: Petrucio Amorim
Noites Cariocas(Nights in Rio)- choro: Jaco do Bandolim
Vespers - waltz: Ernesto Nazareth
Se essa viola dissesse(If this guitar could say)- modinha: traditional
Carolina - choro: Chico Buarque
Isto e bom(This is good)- lundu: Xisto Bahia/?
Segura-ele(Hold him!)- choro: Pixinguinha
Um bandolim no samba(A bandolim plays samba)- samba: Niquinho
ブラジルのクラシカル・ポップス集といった趣です。

COR 16061 \2080
アコースティック・ワールド 中国
Nzer-tso(Dance tune): Wang Chaoxin(leizi bili)
Dengjue jiaohui(Lanterns and moon competing in brilliance): Wu Man
(pipa)
Pingsha luoyan(Wild geese descending on the sandbank): Lin Youren(qin)

Kaitan Bo(Cymbals to inaugurate the altar):
Zhang Yuije(gu), Zhang Shicai(nao), Pan Shizhong(bo),
Li Jinwen(gezi), Wang Fengrui(dangzi)
Xiyang xiaogu(Flute and drum at sunset): Wu Man(pipa),
Tien-Juo Wang(erhu/gaohu), Yang Yi(zheng), Liu Qi-Chao
(dizi/xiao/suona)
Wannian hua(Eternal flowers): The Dayan Ancient Music Association
Niao ton Un(Birds in the forest): Wu Man and ensemble
Improvisation for Michael Owen: Lin Youren
Yan guo nanlou(Geese crossing over the southern mansion)- sung:
Li Jinwen(voice - sung Gongche)
Yan guo nanlou(Geese crossing over the southern mansion)- played:
Li Jinwen(guanzi), Wang Fengrui(sheng), Zhang Shicai(sheng),
Zhang Shenglu(dizi),
Pan Shizhong(yunluo), Zhang Yujie(gu)
Shimian maifu(Ambush on all sides): Wu Man and ensemble
Shoujing jie(Closing ode): The Dayan Ancient Music Association
いわゆる中国的な音楽です。

COR 16063 \2080
アコースティック・ワールド アイルランド
The Noisy Curlew, Farewell to Erin - Reels
Stirling Castle, Miss Ramsey - Strathspey & Reel
Tom McElvogue's - Jig, New Irish Barndance, Untitled - Reel
The Harvest Home - Hornpipe, The Foxhunter's - Reel
Horse Keane's - Hornpipe, The Rath Cairn Reel, The Charleston - Reel
Lad O'Beirne's, The Silver Spear - Reels
The Wounded Hussar - Slow Air, Charlie Lennon's - Reel
The Three Sisters(Moneymusk, Drowsy Maggie, Untitled)- Reels
Irish Lasses, St Patrick's, Jerry's Beaver Hat, The Chorus Jig - Jigs
The Turnpike, The Shetland Fiddler, The Boys of Malin - Reels
Willie Coleman's, The Connachtman's Rambles - Jigs
Untitled - Slow Air
Waking up in Wonderful Wark, Untitled - Jigs
Two Jigs
John J. Kimmell's Favourite -
Clog My Love is in America, The Diamond Ring - Reel
The Swaggering Jig, London Lasses - Jigs
The Wise Maid, Macleod's Reel, The Boys of Malin - Reels
どこか懐かしさを感じる音楽です。

COR 16065 \2080
アコースティック・ワールド ペルシア
DASTGAH-E CHAHARGAH
Pishdaramad / Daramad / Kharaman / Zabol / Zarbi /
Muyeh, Hesar, mokhalef / Zarbi-e mokhalef and mansuri /
Zanguleh / Tasnif-e sareban
Se-Pa
DASTGAH MAHUR
Saghi-Nameh & Soufi-Nameh(Radif)/ Daramad(Improvised)
Chaharmezrab inspired by a piece by Master Saba(Hossein 'Omoumi)
Neyriz(improvised)/
Pish Zangouleh based on the Radif(Hossein 'Omoumi)&
Neyriz text by Mirza Nassir Esfahani(Radif)/
Zangouleh(Radif)& Tasnif Mahur(Sheyda)/
Delkash & Chaharmezrab(Improvised)
シンプルな印象です。



<LIGIA DIGITAL>
Lidi 0202196-08 \2300
ジャン・ジル(1668-1705):
レクィエム
歌え、ヨルダンの民よ(モテット)
アンヌ・マグエ(ソプラノ)
ヴァンサン・リエヴル=ピカール(ハイ・テナー)
ブルーノ・ボテルフ(テノール)
アラン・ビュエ(バリトン)
レゼルマン室内合唱団
ジョエル・シュービエット(合唱指揮)
レ・パシオン(モントバン・バロック管弦楽団)
ジャン=マルク・アンドリュー(指揮)
録音:2008年
ジャン・ジルは南フランス、アヴィニョン近郊のタラスコンに生まれ、エクサ
ンプロヴァンスのサン=ソヴール大聖堂聖歌隊学校でポワトヴァン(カンプラの
師でもある)に師事した作曲家。37歳で亡くなるまで南フランスを離れず、エク
サンプロヴァンス、アヴィニョン、トゥールーズ等で活躍しました。彼は死期
を悟り自分の葬儀のためにこのレクィエムを書いたといわれています。没後、
この作品は名声を博し、ラモーの葬儀(1764)、国王ルイ15世の葬儀(1774)でも
演奏されるなど、18世紀のフランスにおいて最も愛好されるレクィエムとなり
ました。「ディエス・イレ」や「リベラ・メ」のような重暗くなりがちな楽章
を持たないこともあり、音楽はプロヴァンスの陽光と柔らかな空気、そして純
朴な祈りの雰囲気に満ちています。現代人の心をも癒すレクィエムの名作とい
えるでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.25-1

2009年01月28日 19時49分46秒 | Weblog
<KII>
KDC 21 \1650
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 作品30
(2)伊福部 昭:七夕-「ピアノ組曲」より
舘野泉(ピアノ)
渡邉暁雄(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団
[録音:1980年5月24日/東京文化会館(ステレオ・ライヴ)]
現在左手ピアニストとして活躍する舘野泉が1980年の若き日、デビュー20周
年を記念して行なったコンサート幻のライヴが現れました。LP時代に一度だ
け非売品として世に出はしたものの、レコード会社の消滅などで、音源が行
方不明となっていました。それをついに発見、リマスタリングのうえ日の目
を見ることとなりました。
舘野泉のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番はこれしか音源が存在せず極めて
貴重。また、オーケストラが渡邉暁雄指揮日本フィルというのも非常な魅力。
彼のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番もここでしか聴くことができません。
演奏は雄大かつ緊張感あふれ、難技巧の要求される名協奏曲を余裕で征服し
ています。渡邉暁雄のサポートも絶妙で、作品の北方的ロマンを存分に描い
ています。二大巨匠によるこれほどの充実の名演が埋もれてきたのは驚きの
限り。
もともとレコード発売を前提としていたため、録音も本格的。会場にいるか
のようなリアルなサウンドを再現しています。
加えて、アンコールとして弾かれた伊福部昭のピアノ小品「七夕」が絶品。
若き舘野の至芸を味わえます。
当盤はキングインターナショナル制作・販売です。輸入盤等はなく、他からは
入手できません。



<radio france>
FRF 002 2枚組 \3780
モノラル
(1)マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
(2)マリユス・コンスタン:管弦楽のための24の前奏曲(世界初演)
ベルト・モンマール(S)
オラリア・ドミンゲス(Ms)
フランス国立放送合唱団(合唱指揮:ルネ・アリックス)
レナード・バーンスタイン(指)フランス国立放送管弦楽団
録音:1958年11月13日パリ、シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ラジオ・フランス収録、INAアーカイヴ音源による正規初出。1960年の作曲者
生誕100周年が間近に迫った1958年に、巨匠バーンスタインがフランス国立放
送管を振ったマーラーの「復活」ライヴという大注目のタイトルがリリース
となります。
20世紀のマーラー・ブームの火付け役を担ったバーンスタイン。さすがに
「復活」も好んで取り上げており、まず1963年にニューヨーク・フィルとセッ
ション録音で、1973&1974年にはロンドン響とセッション録音、1987年には
ふたたびニューヨーク・フィルとライヴでも録音しています。また、フィナ
ーレのみですが1967年にイスラエル・フィルとコル・イスラエル響とのユダ
ヤ大合同オケを指揮したライヴ、それもヘブライ語歌唱によるという変り種
もありました。
さて、このたびのフランス国立放送管とのライヴが行われた1958年といえば、
ちょうどバーンスタインがニューヨーク・フィルの音楽監督に就任した年で
もあり、これから60年代にかけて充実ぶりをみせる時期と重なります。ここ
での演奏も、じっくりと踏み込んで開始される第1楽章から、楽想が転換する
中間楽章の起伏に富んだ表現といい、大仕掛けなフィナーレの溜めといい、
まぎれもなくバーンスタイン流で、爆発的なエネルギーをダイレクトに音楽
にぶつける個性の魅力が全開。モノラルながらたいへん鮮烈な音質のため、
手に取るように会場のなまなましい気配を感じ取ることができます。なおフ
ランス国立放送管の「復活」ライヴですが、すでに別録音で知られているよ
うに、これより一週間後の20日に再演された際には、指揮がシューリヒトへ
と替わり、ソリストも変更されています。
カップリングには、アメリカのテレビ・シリーズ「トワイライト・ゾーン」
のテーマで有名なコンスタン(1925-2004)の出世作を収録。これが世界初演
となるもので、作曲者によれば24曲のそれぞれが1分から6分ほどの長さの無
調作品で、どこかなぞめいた雰囲気がSFの世界を連想させます。





<ALTS>
ALT 136 \2250
ステレオ
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
笹田和子(Sp) 川崎静子(Alt) 布施隆治(Tn) 中山悌一(Bn)
アサヒコーラス
フランツ・コンヴィチュニー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:1961年5月1日日比谷公会堂 NHK収録 ステレオ・ライヴ
冒頭から味わいのある音色、堂々たるインテンポで進行する、これぞドイツ
本流のベートーヴェンといった趣の大スケール!音質も大変良く、年代を考
えると随分解像度もありながら、あたたかな風合いもある大変良い音です。
そもそも放送局のステレオ収録は世界的にも1965年くらいが本格ですので、
NHKの技術の高さが光ります。またフランツ・コンヴィチュニーは1962年に亡
くなりましたので、この死の1年前のステレオの放送ライヴは大変貴重です。

ALT 164 \2250
モノラル
ブルックナー:交響曲第8番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指) 
ウィーン・フィルハーモニー
録音:1944年10月17日 ウィーンムジークフェラインザール モノラル・ライヴ
エルプでのレーザー復刻の要望の非常に多かったブルックナーの8番が登場。
鮮烈で目のさめるような音質です。ぜひご一聴を!なおピッチは修正済みで
ございます。ノイズ・リダクションなしの恐るべき至芸、それがこの迫力を
生みます。




<altara>
ALT 1033 \2180
R.シュトラウス:
私の心は迷う Op.48-2
セレナード Op.17-2
ああ 恋人よ、私は行かねばならない Op 21-3
変わらぬものOp.69-3
星 Op.69-1
愛の賛歌Op.32-3
慕わしい光景Op.48-1
万霊節 Op10-8
献呈Op.10-1
花束を編もうと思った Op.68-2
囁け、愛らしいミルテよ Op.68-3
あなたの歌が響いたとき Op.68-4
アモールOp.68-5
わが子にOp37-3
母親の自慢 Op.43-2
子守歌Op.41-1
父が言いました Op.36-3
幸せに満ち足りてOp.37-1
私の眼Op.37-4
黄昏の夢 Op.29-1
高鳴る胸 Op. 29-2
夜の散歩Op.29-3
オフェリアの三つの歌 Op.67-1/3
インガー・ダム=イェンセン(S) マルコム・マルティノー(P)
録音:2007年8月20-22日,ロンドン
デンマーク生まれのインガー・ダム=イェンセンは、今欧州で引っ張りだこ
の人気ソプラノ。バロックから現代オペラまで幅広いレパートリーで高い評
価を得ています。そのダム=イェンセンがR.シュトラウスの歌曲を録音。透
明で潤い豊かな美声と、知性的かつ感性豊かな表現で、新鮮なシュトラウス
を歌い上げています。

ALT 1037 \2180
シューベルト:アヴェ・マリア、ブラームス:子守歌
フォーレ:河のほとりでOp.8-1、グリーグ:早咲きの桜草もて Op.26-4
ファリャ:子守歌 グラナドス:マハのまなざし
ワイル:小声で話すんだ,私の船が
ガーシュウィン:それは素敵,私の愛する人
ロジャーズ:マイ・ファニー・バレンタイン,ご婦人は気まぐれ,魅惑され,
バーンスタイン:「ウエストサイド物語」-素敵な気持ち
ジョヴィン:静かな夜、ウッド:私の唯一の愛
スウェーデン民謡:すべて天空のもとに
ペトラ・ヤブロンスキ(Ms) パトリック・ヤブロンスキ(P) ほか
ペトラ・ヤブロンスキは、スウェーデン出身のメッゾソプラノ。1996年に王
立音楽院を修了。近年、目覚ましい活躍をしている注目株です。このCDでは、
クラシックの歌曲から、ミュージカルナンバー、ボサノバまで、様々なタイ
プの歌に取り組み、いずれも素敵に聞かせてくれています。伴奏は、夫のパ
トリック・ヤブロンスキのピアノを中心に、曲によってギターなどの楽器が
加わっています。

ALT 1038 2枚組(1枚価格) \2180
シューベルト:
(1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898, Op.99
(2)ソナタ楽章 変ロ長調D.28
(3)ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929, Op.100
(4)ノットルゥノ 変ホ長調D.897, Op.148
ダーヴィト・トリオ
クラウディオ・トロヴァヨーリ(P) ダニエレ・パスコレッティ(Vn) 
パトリツィオ・セリーノ(Vc)
録音:2008年4月28日-5月1日ロンドン、イースト・フィンチレー、
オール・セインツ・チャーチ
メンバー全員がイタリア出身のダーヴィト・トリオは、ウィーンのフランツ
・ヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクールで第1位に輝き、2004年4月に国
際的デビューを果たしたアンサンブル。同コンクールではまた、ハイドンの
トリオのベスト・パフォーマンスでベーゼンドルファー財団より特別賞を授
与されています。すぐれた演奏が評判を呼び、プラドのカザルス音楽祭や、
アイゼンシュタットのハイドン音楽祭などに招聘されて演奏もおこなってい
ます。
かれらがAltaraへのデビュー盤で勝負するのはシューベルト。みずみずしい
歌にあふれた演奏は、マスタークラス受講の経歴を持つ同じイタリアのトリ
エステ三重奏団のそれをおもわせる魅力的なものです。
(http://www.davidtrio.com/index.htm)



<DOREMI>
DHR 7946/49 4枚組 \7980
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全10曲)
(2)J.S.バッハ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV.1014-1019(全6曲)
ポール・マカノウィツキー(Vn)
ノエル・リー(P)
録音:(1)1955,1956年(2)1958年以上パリ
原盤:(1)LD 3-416/7/8/9(2)LD 3437/8(LUMEN in Paris)
Artistic Director: Jacques Leguerney
Recording engineer : Andre Charlin
ポール・マカノウィツキーは、1920年6月20日ストックホルムでロシア人の両
親の間に生まれ、メイン州フリーポートで1998年2月24日に亡くなったロシア
系アメリカ人のヴァイオリニスト。こころ憎いリリースでマニア心をくすぐ
るDOREMIより、その代表的録音として知られるベートーヴェンとJ.S.バッハ
のソナタ全集がセットで初CD化となります。
後年ジュリアード音楽院やカーティス音楽院、さらに桐朋学園大学でも教鞭
を取ったマカノウィツキーは、わずか4歳で、ちょうど1924年から1937年にか
けてパリのロシア音楽院で教えていた名教師アイヴァン・ガラミアン(1903-
1981)の生徒としてヴァイオリンの手ほどきを受け、さらにジャック・ティボ
ーにも師事しています。
1929年にはパリのサル・ガヴォーでリサイタル・デビュー。一夜にして世界
中を驚嘆させました。ヨーロッパ各地で行われたコンサートでは、“感覚を
麻痺させるような大家”“注目に値する優雅さ”“類希なる感受性”“権威”
“ピュアなスタイル”とおよそ子どもの演奏にはふさわしくないフレーズで
絶賛され、1937年にはニューヨーク・デビューも果たしています。
兵役に従事していた第2時大戦中の1944年に、ルーマニアで撃墜され6ヶ月間
捕虜となったものの、アメリカ国籍を得て戦後はソリストとして活動を再開
し、アメリカのメジャー・オケでモントゥー、パレー、ゴルシュマン、クー
セヴィツキーらと共演。1967年にコンサート活動から引退しています。
1954年にマカノウィツキーが初めてデュオを組み、以後10年間演奏活動を共
にしたノエル・リー(1924年生まれ)とのベートーヴェン全集は、フランスの
LUMEN原盤からの復刻。中古アナログ盤市場では高価な値段で取り引きされて
いるもので、1959年のシャルル・クロ・ディスク大賞に輝いたJ.S.バッハと
ともに、大いに歓迎されるところでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.25-2

2009年01月28日 19時49分21秒 | Weblog
<Brilliant Classics>
BRL 8909 8枚組 \3880
ヒストリカル・ロシアン・アーカイヴ シリーズ
マリヤ・ヴェニアミノヴナ・ユーディナ(pf)名演奏集
Disc. 1
J.S.バッハ:
半音階的幻想曲とフーガBWV.903、
平均律クラヴィーア曲集第1巻より第19番-第24番、
ヴァイオリンソナタ第3番BWV.1016
マリア・コゾルポヴァ(Vln)
Disc. 2
ハイドン:ピアノソナタ第62番Hob.XVI:52
モーツァルト:
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲K.573、幻想曲K.397
ムソルグスキー:瞑想曲、涙、夢、スケルツォ 嬰ハ短調
Disc. 3
J.S.バッハ(リスト編):プレリュードとフーガBWV.543
リスト:バッハのカンタータ「泣き、歎き、憂い、怯え」の主題による変奏曲
ベートーヴェン:ピアノソナタ第5番、第32番
Disc. 4
ブラームス:
ラプソディOp.79-2、間奏曲Op.116-2、3つの間奏曲Op.117、
6つの小品よりOp.118-1-4、6
シューベルト:即興曲D.899-2、4、D.935-2
Disc. 5
タネーエフ:ピアノ四重奏曲Op.20、ピアノ五重奏曲Op.30
ベートーヴェン四重奏団
Disc. 6
プロコフィエフ:束の間の幻影より、チェロソナタOp.119
ドビュッシー:チェロソナタ
レフ・エヴグラフォフ、ナターリヤ・シャホスカヤ(Vc)
Disc. 7
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲、サーカス・ポルカ
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ソビエト国立放送交響楽団
ルトスワフスキ:パガニーニ主題による変奏曲
マリア・ドロズドーワ(pf)
シマノフスキ:9つの前奏曲Op.1、変奏曲Op.3
Disc. 8
ヒンデミット:ヴィオラソナタOp.11-4
オネゲル:ヴィオラソナタ
フョードル・ドルジーニン(Vla)
シャポーリン:ピアノソナタ第2番
マルティヌー:端午節H.318、マラケ河岸の花束H.319
ジョリヴェ:マナより
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。

BRL 9007 2枚組 \1080
ミヨー:管弦楽曲集、ピアノ曲集
世界の創造、ブラジルの想い出より、屋根の上の牛、スカラムーシュ、
マルティーニクの舞踏会、エクスの謝肉祭、プロヴァンス組曲、
フランス組曲、パリ(4台のピアノのための6つの小品) 
レナード・バーンスタイン指揮、フランス国立管弦楽団
ジョルジュ・プレートル指揮、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ミッシェル・ベロフ、ジャン=フィリップ・コラール、ノエル・リー、
クリスティアン・イヴァルディ(pf)

BRL 9011 3枚組 \1550
ルトスワフスキ:管弦楽曲集
ヴィトルト・ルトスワフスキ指揮、ポーランド国立放送交響楽団、他
交響曲第1番、第2番、交響的変奏曲、葬送音楽、管弦楽のための協奏曲、
ヴェネチアの遊び、オーケストラの書、ミ・パルティ、
13人の弦楽奏者のためのプレリュードとフーガ、
アンリ・ミショーの3つの詩、織り込まれた言葉、ポストリュード第1番

BRL 9016 4枚組 \2050
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番-第4番、弦楽四重奏曲 ニ長調
ヴェーベルン:
弦楽四重奏のための5つの楽章、弦楽四重奏曲(1905)、
弦楽四重奏のための6つのバガテル、弦楽四重奏曲Op.28
ベルク:抒情組曲、弦楽四重奏曲Op.3
ラサール弦楽四重奏団

BRL 93785 5枚組
ゼレンカ:管弦楽曲集
5つのカプリッチョ、8つのコンチェルタントのための協奏曲 ト長調、
8つのコンチェルタントのためのシンフォニア イ短調、
7つのコンチェルタントのためのヒポコンドリー イ長調、
7つのコンチェルタントのための序曲 ヘ長調、6つのトリオソナタ
アレクサンダー・ヴァインコープ指揮、カメラータ・ベルン
ハインツ・ホリガー、モーリス・ブールグ(Obe)
サシュコ・ガヴリーロフ(Vln)クラウス・トゥーネマン(Fgt)
ルチオ・ブッカレッラ(Vc)クリスティアーネ・ジャコテ(Cemb)

BRL 93787 \540
リスト:ピアノソナタ ロ短調
ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番、
伝説より第1曲小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
インデジ・サン(pf)
オランダの第7回国際フランツリスト・ピアノコンクールで優勝した中国出身
のピアニスト。今後日本でも注目されることが予想される。

BRL 93795 4枚組 \2050
ザ アート オブ ゲザ・アンダ(pf)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960
ショパン:
24の前奏曲Op.28、英雄ポロネーズ、練習曲Op.25-5、マズルカ第47番、第49番
リスト:ラ・カンパネラ、森のささやき、メフィストワルツ
シューマン:
クライスレリアーナ、ダヴィッド同盟舞曲集Op.6、幻想曲Op.17、
交響的練習曲Op.13(1943年録音、63年録音の2種類収録)

BRL 93803 7枚組 \3580
グリーグ:歌曲集
Disc. 1
4つのロマンス Op.15
「『王位要求者』よりのマルグレートの子守歌」「愛」
「ランゲランドの民謡」「母の嘆き」
ペールギュントからの3つの歌 Op.23
「ソルヴェーグの歌」「ソルヴェーグの子守歌」
「ペール・ギュントのセレナード」
6つの詩 Op.49
「勇める農夫の若者を見しや」「岩よ、おお波よ」
「ご婦人たちよ、お気に召すまま」「今、夕べは明るく」
「クリスマスの雪」「春のにわか雨」
5つの詩 Op.60
「小さなキルステン」「母は歌う」「待ちながら」「鳥のさえずり」
「そして私は恋人がほしい」
Disc. 2
4つのデンマーク語の歌「心の歌」Op.5
「茶色の二つのひとみ」「海の永遠の動きをあなたは知らない」
「君を愛す」「私の思いは巨峰のように」
12の歌 Op.33
「若者」「春」「傷ついた心」「コケモモの実」「河のほとりで」
「まぼろし」「老いた母」「最初のもの」「ルンダルネにて」
「破れた友情」「誠実」「到達点」
悲劇的な詩 Op.59
「私が死ぬとき」「ノルウェーのはげ山にて」「ある人に その1」
「ある人に その2」「さようなら」「あなたは地に眠る」
山の精に捕らわれた人 Op.32
Disc. 3
子供の歌 Op.61
「海」「クリスマス・ツリーの歌」「畑の歌」「漁夫の歌」
「駄馬への「おやすみ」の歌」「ノルウェーの山々」「祖国の詩」
歌曲集「山のむすめ」(Op.67に含まれないもの)
つばめ EG152 d、干し草畑で EG152 f、ヴェスレモイの不安 EG152 g、
不運な EG152 h、ヴェスレモイの憧れ EG152 j、牛の呼び声 EG152
歌曲集「山のむすめ」Op.67
「歌声」「ヴェスレモイ」「青い実のなる斜面」「出会い」「愛」
「やぎの踊り」「不吉な日」「小川のほとり」
クララの歌 EG124、愛する君 EG127、王女 EG133、ため息 EG134、
学校の朝の祈り EG139
Disc. 4
6つのドイツ語の歌 Op.4
「孤児」「朝露」「別れ」「狩人の歌」「古い歌」「彼らはどこへ行った」
4つの詩 Op.21
「初めての出会い」「お早う」「私は春に詩を捧げる」
「あなたの忠告に感謝する」
「山とフィヨルドより」による旅 Op.44
「プロローグ」「ヨハンネ」「ラングヒルド」「インゲビョルグ」
「ラグナ」「エピローグ」
6つのドイツ語の歌 Op.48
「挨拶」「いつの日か、わが思いよ」「世のなりゆき」
「沈黙した夜鳴うぐいす」「ばらの季節に」「夢」
ノルウェー Op.58
「帰郷」「ノルウェーへ」「ヘンリク・ヴェルゲランド」「旅人」
「移住者」
Disc. 5
あなたは海を見ている EG121
4つのドイツ語の歌 Op.2
「水車屋の娘」「灰色の雲にとざされ」「私は陰鬱な夢の中で」
「何が言えよう」
4つのデンマーク語の歌 Op.10
「感謝」「森の歌」「花の挨拶」「山に寄せる歌」
9つの歌 Op.18
「森の中の散歩」「彼女はとても色白だ」「詩人の最後の歌」「秋のあらし」
「詩作法」「若い樺の木」「小屋」「ばらのつぼみ」
「ヴェルハーヴェンへのセレナード」
6つの詩 Op.25
「吟遊詩人」「白鳥」「小句集」「睡蓮に寄せて」「亡き人」「鳥の歌」
金髪の少女1EG130、金髪の少女2EG138、狩人 EG157、復活祭の歌 EG146
Disc. 6
ロマンスとバラード Op.9
「ハープ」「子守歌」「夕暮れ」「別れ」
5つの詩 Op.26
「希望」「私は快い夏の夕べにさまよい」「希望に満ちて」
「早咲きの桜草とともに」「森の小道へ」
6つのロマンス Op.39
「モンテ・ピンチョより」「秘めた愛」「向こうの小高い草原へ」
「ばらに囲まれて」「若き花嫁の棺のそばで」「私が歌声をきくとき」
5つの詩 Op.69
「波に揺れる小舟」「私の息子に」「母の墓のそばで」
「かたつむり、殻から出ておいで」「夢」
5つの詩 Op.70
「エロス」「私は希望を持って人生を生きる」「輝く夜」
「おまえの道を選ぶとき、気をつけて」「詩人の歌」
歌う会衆 EG122、めでたし海の星よ EG150
Disc. 7
L.M.リンデマンの銀婚式のために EG135、ブルーベリー EG145、
クリスマスの子守歌 EG155、教会へ向かう娘 EG123、小さな男の子 EG129、
老嬢 EG142、白と赤のバラ EG137、兵士 EG125、涙 EG128、祖国の歌 EG151、
オダリスクは歌う EG131、たわいのない歌 EG147、娘さん EG141、
あの人を愛していた EG153、クリスマスツリーの下で EG144、
わたしの小鳥 EG126、選挙の歌 EG149、ハマルの廃墟に立って EG140、
ふつうの殿方 EG156、おんな悪魔に EG154、
総領事クリスチャン・トンスベルグに EG136
※一部収録曲順番が入れ替われる場合があります。ご了承ください。
マリアンネ・ヒシュティ(Sop)クリスタ・ファイレル(MS)
シェル・マグヌス・サンヴェ(Ten)クヌート・スクラム(Br)
ルドルフ・ヤンセン(pf)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.24-1

2009年01月28日 19時48分54秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CZS-2289562 10枚組 \5250
THE RECORD OF SINGING 1899-1952(第1集)(限定盤)
歌の録音を歴史的にまとめたコレクターズ・アイテム第1集
各CD紙ケース入り 64Pブックレット クラムシェルボックス

CZS-2289492 10枚組 \5250
THE RECORD OF SINGING 1953-2007(第2集)(限定盤)
歌の録音を歴史的にまとめたコレクターズ・アイテム第2集
各CD紙ケース入り 68Pブックレット クラムシェルボックス
第5期:1953から2007まで

CZS-2641312 51枚組 \15800
ユーディ・メニューイン/グレートEMIレコーディングス(限定盤)
約70年にわたるEMIへの名録音を収録したファン必携のボックス
各CD紙ケース入り 88Pブックレット 
厚形紙ボックス(エルガー・コレクションと同様)

CZS-2641982 10枚組 \5250
ユーディ・メニューイン/偉大なヴァイオリン協奏曲集
没後10年を記念したメニューインによるヴァイオリン協奏曲の名作集
各CD紙ケース入り 24Pブックレット クラムシェル・ボックス

CZS-2641162 6枚組 \1980
ユーディ・メニューイン/100ベスト・メニューイン
ヴァイオリンのレジェンド、メニューインによるヴァイオリン名曲100
100ベスト・シリーズでのメニューイン企画
マルチパック 8Pブックレット

★上記5タイトルの詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/cj0902m.html


CDC-2426392 \1980
シューベルト:白鳥の歌
1.秘めごとD491
2.御者クローノスにD369
3.反映D639
4.白鳥の歌(全14曲)D957
5.別れD475
イアン・ボストリッジ(テナー)
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
ジュエル 32Pブックレット
現代最高のシューベルト歌手、ボストリッジによる名作歌曲集
ヴォルフ歌曲集(CDC-3422562)に続くボストリッジとパッパーノの共演です。 
シューベルトの三大歌曲集の最後に位置しシューベルトの没後に出版された
歌曲集「白鳥の歌」をメインに歌曲4曲を加えたプログラムです。現代を代表
するシューベルト歌手と評価されるボストリッジとパッパーノは収録に先立
ち、シューベルティアーデ(オーストリア)、エディンバラ・フェス、オール
ドバラ・フェス、グラスゴウで「白鳥の歌」のリサイタルを開きいずれも大
好評を受けました。絶頂期をむかえたボストリッジとピアニストとしても高
い評価を受けるパッパーノの共演アルバムはファン待望の新録音です。

CDC-2641972 \1980
ラヴェル:
歌劇「子供と魔法」*
「マ・メール・ロア」組曲(7曲)
(子供と魔法)
子供/マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
火;お姫様;ナイチンゲール/アニック・マッシス(ソプラノ)
ママ;中国のカップ;とんぼ/ナタリー・シュトゥーツマン(アルト)
安楽椅子;雌猫;りす;羊飼い/ゾフィー・コッホ(メゾ・ソプラノ)
肘掛椅子;木/ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)
コンテ風大時計;牡猫/フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ティーポット;小柄な老人;雨蛙/ジャン=ポール・フーシェクール(テナー)
羊飼いの少女;蝙蝠;ふくろう/モイカ・エルトマン(ソプラノ)
家具たち
ベンチ/ザビーネ・プールマン(ソプラノ)
ソファー/ノラ・フォン・ビラーベック(ソプラノ)
スツール/ビアンカ・ライム(ソプラノ)
麦藁の椅子/ジルケ・シュヴァブ(ソプラノ)
ベルリン放送合唱団(コーラス・マスター:サイモン・ホルセイ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
*2008年9月24-27日 フィルハーモニー、ベルリン にて録音
ジュエル 60Pブックレット
理想的なキャスティングで完成させたシンプルな美に満ちたラヴェルの傑作
シンプルさと美しさに満ちたおとぎ話の音楽。スター歌手をキャスティング
した豪華な録音が完成しました。「子供と魔法」はラトルのキャリアにとっ
て深い因縁のある作品で、1974年5月、19歳でジョン・プレイヤー指揮者コン
クールに優勝した年の11月、その後のキャリアにつながる初めての大成功の
コンサートでの演目であり、1987年、グラインドボーンでの演奏がこの作品
演奏に対するラトルの評価を決定付けました。昨年11月ベルリン・フィルと
の来日公演時での記者会見でも、長年待ち望んだ理想的キャストを得て完成
させたと自身をのぞかせたラトルの待望の新録音です。一方の「マ・メール
・ロア」は2002年に制作された音源を再録。
*国内盤はHQCDでの発売

CDC-2641822
アンスネス/沈黙の影(SHADOWS OF SILENCE)
(収録順未定)
ダルバヴィ:協奏曲(ピアノと管弦楽のための)(2005)
ルトスラフスキ:協奏曲(ピアノと管弦楽のための)(1987)
ベント・セレンセン:The Shadows of Silence(ソロ・ピアノのための)*
ベント・セレンセン:子守歌*
ジェルジ・クルターグ:「Jatekok(遊戯)(ソロ・ピアノのための)」より8曲*
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
2007年5月16-19日 ヘラクレスザール、ミュンヘン でのライヴ録音 
*2007年7月13、14日 エア・スタジオ、ロンドン での録音
ジュエル・ケース 12Pブックレット
アンスネスのための2つの新作と20世紀の代表的作品による注目の新録音
アンスネスの現代音楽の新録音。セレンセンの「The Shadows of Silence」
とダルバヴィの協奏曲はアンスネスのために作曲されており、今回が世界初
録音。ウェルザー=メスト指揮のバイエルン放送SOとのライヴ録音です。
ダルバヴィ(1961年フランス生まれ)のピアノ協奏曲はBBCプロムス、クリーヴ
ランドO、シカゴSOの共同委嘱作で、アンスネスが2005年サラステ指揮、BBC
交響楽団と世界初演、その後ダルバヴィ指揮の東京フィルと日本初演も果た
しました。デンマークの作曲家、セレンセン(1958年生まれ)の、アルバム・
タイトル曲でもある「The Shadows of Silence」はアンスネスの「パースペ
クティヴ」シリーズ(2004/5)のためにカーネギー・ホールが委嘱。
さらに1987/88年に作曲され20世紀後半を代表する偉大な協奏曲と評価される
ルトスラフスキのピアノ協奏曲と、ハンガリーのクルターグの作品を加えた
意欲的な新録音が完成しました。
アンスネスの高い演奏能力と透明な音質が見事に生かされたピアノ作品アル
バムにご注目下さい。

CMS-2670512 3枚組 \3980
アルゲリッチ/ライヴ・フロム・ルガノ・フェスティヴァル2008
CD1
1.モーツァルト:アンダンテと変奏曲(4手のための)K501
マルタ・アルゲリッチ&スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ) 
2.シューマン:ソナタ第2番ニ短調Op.121
ルノー・キャプソン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
3.アレンスキー:五重奏曲ニ長調Op.51
リリア・ジルバーシュタイン(ピアノ)
ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
ルチア・ホール(ヴァイオリン)
ノラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
マルク・ドロビンスキー(チェロ)
4.サン=サーンス:スケルツォOp.87
リリア・ジルバーシュタイン(ピアノ)
酒井茜(ピアノ)
CD2
1.ショスタコーヴィチ:三重奏曲第1番Op.8
リリー・マイスキー(ピアノ)
アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
ミーシャ・マイスキー(チェロ)
2.ラフマニノフ:組曲第1番ト短調Op.5
リリア・ジルバーシュタイン(ピアノ)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
3.ヤナーチェク:コンチェルティーノ(ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、
クラリネット、ホルンとバスーンのための)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ルチア・ホール(ヴァイオリン)
アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
ノラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
コラッド・ジュッフレディ(クラリネット)
ゾーラ・スローカー(ホルン)
ヴィンセント・ゴーデル(バスーン)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(4曲)Op.46-1;72-4;46-7;72-2
リリー・マイスキー(ピアノ)
カリン・レヒナー(ピアノ)
CD3
1.ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(ホセ・ブラガート編)
アレクサンドレ・ガーニング(ピアノ)
アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
アレクサンドレ・デブルス(チェロ)
2.ラヴェル:序奏とアレグロ(ラヴェルによる2つのピアノ版)
ジョルジア・トマッシ(ピアノ)
アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)
3.ピアソラ:3つのタンゴ(エドゥアルド・フベルトによるトランスクリプション)
エドゥアルド・フベルト(ピアノ)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
4.プレトニョフ:スイス幻想曲(4曲)*
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
アレクサンダー・モギレフスキー(ピアノ)
オルケストラ・デッラ・シヴィッツェラ・イタリアーナ、
ミハイル・プレトニョフ指揮
ライヴ録音 2008年6月 
オーディトリオ・ステリオ・モロ&*パラッツォ・デイ・コングレッシ、ルガノ
マルチパック 20Pブックレット
7年目のルガノ・フェス、アルゲリッチ初のヤナーチェク、ピアソラ、プレト
ニョフ作品録音を含む室内楽の醍醐味がぎっしり。
アルゲリッチを中心に音楽仲間の数世代の音楽家ファミリーたちによる、有
名曲から秘曲までを世界的レヴェルでの演奏が魅了する「Progetto Martha
Argerich」は夏の音楽フェスティヴァル・ファンの目的地のメッカとして評
判を確立してきました。今年の演目のハイライトはアルゲリッチにとって初
めて録音することになった、ヤナーチェク、ピアソラ、プレトニョフの3人の
作曲家作品。またアレンスキーのロマンティックなピアノ五重奏もその魅力
をあらためて聴衆に訴えかける機会となった演奏です。



<EMI HUNGARY>
CDC-2677312 \1980
プッチーニ:アリア集
1.ある晴れた日に(蝶々夫人)
2.Bimba dagli occhi pieni di malia(二重唱)(蝶々夫人)
3.かわいい坊や(蝶々夫人)
4.私の名はミミ(ラ・ボエーム)
5.あなたの愛の呼ぶ声に(ラ・ボエーム)
6.歌に生き(トスカ)
7.この柔らかなレースの中で(マノン・レスコー)
8.Tu, tu amore? Tu?(二重唱)(マノン・レスコー)
9.捨てられて、ひとり寂しく(マノン・レスコー)
10.母さんもなしに坊やは死んだのね(修道女アンジェリカ)
11.お聞きください王子さま(トゥーランドット)
12.氷のような姫君の心も(トゥーランドット)
13.だれも寝てはならぬ(トゥーランドット)
カリーネ・ババジャニアン(ソプラノ)
ジュゼッペ・ジャコミニ(テナー)
ブダペスト交響楽団
ピエール・ジョルジォ・モランディ指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
蝶々夫人が大評判!新世紀のオペラ界が発見した新しきディーヴァ、デビュ
ー!1月の国立オペラ「蝶々夫人」で早くも日本デビュー、007映画の新作にも
登場する美形です。
カリーネ・ババジャニアンはアルメニアのイェレヴァン出身。国内で活躍後、
1999年ドイツに移り’蝶々さん’役での大成功を中心にモーツァルト、プッ
チーニ他様々なレパートリーを拡げています。現在はシュトゥットガルト・
オペラのメンバー。今月には東京の国立オペラ「蝶々夫人」公演で大きな注
目を浴びたばかりです。さらに最新公開の007映画新作「慰めの報酬」のオペ
ラ・シーンで’トスカ’役として監督のマーク・フォスターの依頼により出
演中、と話題の中でのデビュー・アルバム登場です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.24-2

2009年01月28日 19時48分24秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CZS-2641922 2枚組 \1980
「OPERA 2009」
OPERA 2008のヒットに続き名歌手によるオペラ名曲40曲を2CDでまとめたオ
ペラ・ヒット・コンピの新作
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
40曲、約2時間半の名曲を2CDにまとめました。現代のスーパー・スターたち、
サラ・ブライトマン、デセイ、ゲオルギュー、テ・カナワ、ヘンドリックス、
ベルガンサ、ギャレット、ロット、ヴォイト、ドミンゴ、ヴィラゾン、アラ
ーニャ、カレーラス、ボストリッジ、ターフェル、そして頭角をあらわした
ディドナート、ダムラウ、ロイヤル、ガランツァ、ジノー、ジャンス、チョ
ーフィ、ウルマーナ、ジャン、ダニエルズ、ジャルスキー、ナウリ、レマル、
さらに世紀の名歌手、カラス、ニルソン、カバリェ、パヴァロッティ、コレ
ッリ、ホッターたちによるヴィヴァルディからガーシュウィンまでの名曲勢
ぞろい
CD1
1.ゲオルギュー/プッチーニ:ある晴れた日に(蝶々夫人)
2.サラ・ブライトマン/マスカーニ:Attesa(カヴァッレリア・ルスティカーナ)
3.ターフェル、ギャレット/ガーシュウィン:ベスよ、お前はおれのもの
(ポーギーとベス)
4.ヴィラゾン/ヴェルディ:Lunge de lei…De' miei bollenti spiriti…
O mio rimorso(椿姫)
5.デセイ/ベッリーニ:私にとって今日は何とすばらしい日(夢遊病の女)
6.パヴァロッティ/マスカーニ:Tutto ho tentao(友人フリッツ)
7.ディドナート/ヘンデル:Vanne, sorella ingrat(ラダミスト)
8.ドミンゴ/モーツァルト:
いとしい人の愛のそよかぜは(コシ・ファン・トゥッテ)
9.ダムラウ/モーツァルト:O zittre nicht(魔笛)
10.カレーラス/ヴェルディ:わたしは望みを失った(ドン・カルロ)
11.カラス/グノー:私は夢に生きたい(ロメオとジュリエット)
12.レマル/モーツァルト:私は鳥刺し(魔笛)
13.ヴォイト/ワーグナー:おごそかなこの広間よ(タンホイザー)
14.ナウリ/ヘンデル:Precipitoso nel mar che freme(エイシスと
ガラティア)
15.ロット/オッフェンバック:Amours divins(美しきエレーヌ)
16.ジャルスキー/ヴィヴァルディ:
Se in ogni guardo(狂乱を装ったオルランド)
17.ウルマーナ/ポンキエッリ:自殺(ジョコンダ)
18.アラーニャ/マスネ:目を閉じると(マノン)
19.ジャン/ヴェルディ:Merce, dilette amiche(シチリア島の夕べの祈り)
20.コレッリ/プッチーニ:だれも寝てはならぬ(トゥーランドット)
CD2
1.デセイ/ドニゼッティ:Pour ce contrat fatal…Ah! Salut a la France
(連隊の娘)
2.アラーニャ/マスネ:春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか(ヴェルテール)
3.チョーフィ、ディドナート/ヘンデル:
Caro amico amplesso!(インド王ポーロ)
4.ボストリッジ/モーツァルト:Vedrommi intorno l'ombra dolente
(イドメネオ)
5.ジノー/ドニゼッティ:
Il segreto per esser felici(ルクレツィア・ボルジア)
6.ドミンゴ/ヴェルディ:Su, profetessa…Di' tu se fedele(仮面舞踏会)
7.ジャンス/モーツァルト:自分で自分がわからない(フィガロの結婚)
8.ディドナート/ベルリオーズ:Mais, qu'ai-je donc?(ベンヴェヌート・
チェッリーニ)
9.ジャルスキー/ヘンデル:Qui ti sfido, o mostro infanme!(クレタの
アリアンナ)
10.ゲオルギュー、アラーニャ/ヴェルディ:O terra addio(アイーダ)
11.カバリェ/プッチーニ:何と美しい夢(つばめ)
12.ヴィラゾン/ドニゼッティ:人知れぬ涙(愛の妙薬)
13.ガランツァ/モーツァルト:Va pure ad altri(偽の女庭師)
14.ダニエルズ/グルック:われエウリディーチェを失えり(オルフェーオと
エウリディーチェ)
15.テ・カナワ/コルンゴルト:Gluck, das mir verfblieb(死の都)
16.カレーラス、ベルガンサ/オッフェンバック:Vous a t' on dit souvent
(ぺリコール)
17.ヘンドリックス/チレーア:
Ecco: respiro appenna. Io son l'umile ancella
(アドリアーナ・ルクヴルール)
18.ロイヤル/ストラヴィンスキー:
My father! Can I desert him…I go, I go
him(放蕩者のなりゆき)
19.ニルソン、ホッター/ワーグナー:Wohl kenn' ich Weibes(さまよえる
オランダ人)
20.カラス/ヴェルディ:おお、むごい運命よ(ドン・カルロ)

CZS-2062672 3枚組 \2550
オペラの壺-パリ・オペラ座の地下に埋蔵された声の宝物
マルチパック 28Pブックレット
100年の時を経て封印を解かれた48枚のレコードから甦る偉大な歌の黄金時代。
1907年12月24日、48枚のレコードがパリ、オペラ座の地下に埋められた。100
年の間触れることを禁じられて。プロジェクトの創案はEMIの前身となった世
界的グラモフォン会社の創業者でプレジデントのアルフレッド・クラークに
よるもの。彼の目的は「彼の時代の主要な歌手の声と、オペラやドラマティッ
クな名曲への彼らの解釈」を21世紀の人々に知らしめることでした。48枚の
レコードは20世紀の初年代にグラモフォン会社から発売されたもので、2007
年12月に取り出され、フランス国立図書館とEMIクラシックスの慎重な共同作
業により修復されました。そのコンテンツは「オペラの壺(Urnes del'Opera)」
と呼ばれ、フランス国立図書館、パリ国立オペラ、パリ国立オペラ栄光協会
とのパートナーシップでEMIクラシックスから発売されます。
アルバムにはパッティ、メルバ、カルーソ、バッティスティーニ、カルヴェ、
シャリアピン、アーン、ジュルネ、カンパニョーラ、プランソンなどが収録
され、偉大な歌の黄金時代を
再現しています。
CD1
URNE(壺)第1番ー1907
マスネ:アリアーヌ第3幕
1.La fine grace
2.Ah:Le cruel
マルグリット・メレンティエ(ソプラノ)
フランク:聖行列
3.Dieu s'avance a travers les champs
4.Aux cantiques de l'homme
ベルテ・オーグス・ドゥ・モンタラン(ソプラノ)
(ベルテ・オーグス・ドゥ・モンタランの声)
グノー:ロメオとジュリエット第1幕
5.ワルツ:私は夢に生きたい
ジュリア・リンゼイ(ソプラノ)
ヴェルディ:トロヴァトーレ第1幕
6.この世に一人寂しく
オーグスタレッロ・アッフル(テナー)
トマ:ハムレット第5幕
7.Je n'ai rien oublie…Comme une pale fleur
モーリス・ルノー(バリトン)
ドニゼッティ:ファヴォリータ第2幕
8.Pour tant d'amour
9.Jardins de l'Alcazar
ジャン・ノーテ(バリトン)
アダン:われ、もし王者なりせば第1幕
10.J'ignore son nom
11.Un regard de ses yeux
レオン・ベイル(テナー)
(レオン・ベイルの声)
アダン:山荘
12.Arretons-nous ici…Vallons de l'Helveie
エクトル・ドゥフランヌ(バリトン)
13.プーニョ:月のセレナード
ラウル・プーニョ(ピアノ)
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオ
14.トリオ:Tecum principium(ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための編曲)
アンリ・ドゥブルイン(ヴァイオリン)、コルネリス・リージョワ(チェロ)、
オーグスト・ドゥラクロワ(ピアノ)
15.デラクア:ヴィラネラ:J'ai vu passer l'hirondelle
セルマ・クルツ(ソプラノ)
ロッシーニ:セビーリャの理髪師第1幕
16.Rien ne peut changer mon ame
ルチェット・コルソフ(ソプラノ)
(ルチェット・コルソフの声)
URNE(壺)第2番ー1907
ヴェルディ:オテロ第4幕
17.オテロの死「私を恐れることはない」
フランチェスコ・タマーニョ(テナー)
ヴェルディ:運命の力第3幕
18.二重唱「Solenne in quest'ora」
エンリコ・カルーソ(テナー)、アントニオ・スコッティ(バリトン)
(カルーソの声)
グノー:ファウスト第3幕
19.セレナード「眠ったふりをして」
ポル・プランソン(バス)
ヴェルディ:エルナーニ第1幕
20.Da quel di che t'ho veduta
マッティア・バッティスティーニ(バリトン)
ビゼー:真珠とり第2幕
21.二重唱「Non hai compreso un cor fidel」
フェルナンド・デ・ルチア(テナー)、ジュゼッピナ・ウーグェ(ソプラノ)
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ第1幕
22.打てよ、マゼット
アデリーナ・パッティ(ソプラノ)、ランドン・ロナルド(ピアノ)
CD2
ヴェルディ:リゴレット第1幕
1.慕わしい人の名は
ネリー・メルバ(ソプラノ)
(ネリー・メルバの声)
サン=サーンス:サムソンとダリラ第2幕
2.あなたの声にわが心は開く
エルネスティン・シューマン=ハインク(コントラルト)
ヴェルディ:運命の力第2幕
3.あわれみの聖母
チェレスティーナ・ボニンセーニャ(ソプラノ)
ビゼー:カルメン第1幕
4.ハバネラ(恋は野の鳥)
エマ・カルヴェ(ソプラノ)
マイアベーア:預言者第4幕
5.行進曲
コールドストリーム・ガーズ、ロンドン
6.バッジーニ:妖精の踊り
ヤン・クーベリック(ヴァイオリン)
(ヤン・クーベリックの声)
URNE(壺)第3番ー1912
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
7.第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
ムジーク・ドゥ・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ
8.サラサーテ:サパテアード(スペイン舞曲Op.23-2)
ヤン・クーベリック(ヴァイオリン)
9.ショパン:ワルツ変ロ長調Op.34-1
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(ピアノ)
ヴェルディ:アイーダ第1幕
10.清きアイーダ
エンリコ・カルーソ(テナー)
ヴェルディ:オテロ第2幕
11.クレド
パスクァーレ・アマート(バリトン)
ワーグナー:ローエングリン第3幕
12.グラール聖杯の物語(はるかな国に)
パウル・フランツ(テナー)
13.ケーネマン:Ballade du roi:Kak koro' sel na vojnyOp.7-6
フェドール・シャリアピン(バス)
ヴェルディ:リゴレット第3幕
14.四重唱:愛する美しいおとめよ
エンリコ・カルーソ(テナー)、アントニオ・スコッティ(バリトン)
ベッシー・アボット(ソプラノ)、ルイーズ・ホーマー(コントラルト)
プッチーニ:ラ・ボエーム第4幕
15.四重唱:さようなら、朝の甘い目覚めよ
ジェラルディン・ファーラー(ソプラノ)、エンリコ・カルーソ(テナー)、
アントニオ・スコッティ(バリトン)、ジーナ・ヴィアフォラ(コントラルト)
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア第2幕
16.六重唱:じゃすまるのはだれだ
エンリコ・カルーソ(テナー)、アントニオ・スコッティ(バリトン)、
マルセル・ジュルネ(バス)、マルチェラ・センブリッチ(ソプラノ)、
ジーナ・セヴェリナ(コントラルト)、フランチェスコ・ダッディ(テナー)
(マルセル・ジュルネの声)
17.アルディーティ:魔法使い
マリア・ガルヴァニー(ソプラノ)
モーツァルト:フィガロの結婚第1幕
18.カヴァティーナ:恋はどんなものかしら
ネリー・メルバ(ソプラノ)
URNE(壺)第4番ー1912
19.ボッケリーニ:アレグレット
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
グノー:ファウスト第1幕
20.カヴァティーナ:Le veau d'or est toujours debout
マルセル・ジュルネ(バス)
CD3
ロッシーニ:セビーリャの理髪師第1幕
1.カヴァティーナ:今の歌声は心にひびく
ルイザ・テトラッツィーニ(ソプラノ)
グノー:ロメオとジュリエット第2幕
2.カヴァティーナ:ああ、太陽よ昇れ
レオン・カルマニョーラ(テナー)
グノー:ファウスト第3幕
3.カヴァティーナ:Salut, demeure chaste et pure
レオン・カルマニョーラ(テナー)
ラロ:イスの王第3幕
4.オバド:愛する者よ、今はもう
レオン・ベイル(テナー)
マスネ:ヴェルテール第2幕
5.Un autre est son epoux…J'aurai sur ma portrine
レオン・ベイル(テナー)
6.アーン:Le cimetiere de campagne: J'ai revu le cimetiere du beau
pays d'Amberieux
レイナルド・アーン(バリトン & ピアノ)
ヴェルディ:リゴレット第2幕
8.Paix, voici le bouffon
9.Courtisans, race vile
ダヴィド・ヴィニー(バリトン)
サン=サーンス:サムソンとダリラ第2幕
10.あなたの声にわが心は開く
スザンヌ・ブローリィ(メゾ・ソプラノ)
マッセ:Les saisons第3幕
11.Celle pour qui de ton ame le souvenir doit s'effacer
スザンヌ・ブローリィ(メゾ・ソプラノ)
(スザンヌ・ブローリィの声)
ベルリオーズ:ファウストの劫罰第4部
12.ロマンス:D'amour, l'ardente flamme
ベルテ・オーグス・ドゥ・モンタラン(ソプラノ)
マスネ:ヴェルテール第1幕
13.私たちは別れなければなりません
レオン・ベイル(テナー)、スザンヌ・ブローリィ(メゾ・ソプラノ)
ヴェルディ:椿姫第1幕
14.Quel trouble en vain je voudarais m'en defendre
15.Folie, folie, oh! Je suis insensee
ルチェッタ・コルソフ(ソプラノ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.23-1

2009年01月28日 19時47分29秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67636 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第47集 ――
ザーロモン・ヤーダスゾーン(1831-1902):
ピアノ協奏曲第1番ハ短調(世界初録音)、
ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.90(世界初録音)
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):ピアノ協奏曲変ホ長調Op.36
マルクス・ベッカー(ピアノ)、
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)、ベルリン放送交響楽団
フランツ・リストから受けた大きな影響やライプツィヒ音楽院で音楽を学ん
だという共通点を持つ1831年生まれのヤーダスゾーンと1835年生まれのドレ
ーゼケ。ユダヤ系の家庭に生まれたために名門ライプツィヒ音楽院を経てディ
ーリアス、グリーグ、ブゾーニといった大音楽家を数多く育てながらも、反
ユダヤ主義の煽りを受け不遇をかこったヤーダスゾーン。逆に本人の意思と
は関係なくナチス・ドイツから称賛されたことにより、親ナチスという視線
から逃れることができず次第に歴史から名を消すことになってしまったドレ
ーゼケも、ヤーダスゾーンと同じくドイツ動乱の犠牲者であるとも言えるの
ではないだろうか。
当時を代表する対位法の大家でありながらも"美しい旋律を書くことがなに
よりも重要"という姿勢を貫いたヤーダスゾーンと、リストやワーグナーの
新ドイツ楽派に属しヤーダスゾーンと同じく対位法の名手でもあったドレー
ゼケの"ピアノ協奏曲"。
3作品ともドイツ・ロマン派の濃厚な旋律美と華麗で技巧的なパッセージを備
えた屈指の傑作であり、この録音の登場によって再評価の気運が高まる可能
性は非常に高い。
RPCシリーズ第47集でソリストを務めるのは、今回がシリーズ初登場となる"マ
ックス・レーガーの化身"マルクス・ベッカー。レーガーのピアノ作品全集
(Thorofon/RTCH 2501)で12枚にも及ぶレーガーのピアノ作品を弾ききったド
イツの鬼神が遂にRPCシリーズに本格参戦!
巨匠クルト・ザンデルリンクの血筋を受け継ぐミヒャエル・ザンデルリンク
とベルリン放送響とのドイツ・トリオが"ヤーダスゾーン"と"ドレーゼケ"の
ピアノ協奏曲を復活させる。

CDA 67686 \2180
スティーヴン・ハフ・イン・リサイタル ――
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ウェーバー:舞踏への勧誘Op.65
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、ワルツ第2番変イ長調Op.34-1
サン=サーンス:のんきなワルツOp.10
シャブリエ:アルバムの綴り
ドビュッシー:レントよりおそく
リスト:
忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215-1、メフィスト・ワルツ第1番《村の居
酒屋での踊り》
伝承曲(ハフ編):ウォルスィング・マティルダ
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
サン=サーンスのピアノ協奏曲全集(CDA 67331/2/MCDA 67331/2)が英グラモ
フォン誌の選定する30年間で1枚の栄誉"グラモフォン・ゴールド・ディスク
賞"に輝き、英ガーディアン紙からは"現在、世界で最も偉大な6人のピアニス
トの中の1人"と激賞されたイギリスの名手スティーヴン・ハフ。
これまでにも「モーツァルト・アルバム」(CDA 67598)、「スパニッシュ・ア
ルバム」(CDA 67565)、「イングリッシュ・アルバム」(CDA 67267)、「ニュ
ー・ピアノ・アルバム」(CDA 67043)など、様々なテーマに基づいたユニーク
なコンセプト・アルバムを発表してきたハフの最新作は、"主題"、"変奏"、
"ワルツ"がテーマに設定された"リサイタル・プログラム"。 
このリサイタル・プログラムは、実際にハフが2007-2008シーズンに世界中で
弾いたコンサートの公演曲目が収録曲に反映されているのが大きな特徴。
ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番」までが前半となり、プログラム
の後半ではリスナーをワルツの旅にご招待。そしてハフ自身のアレンジによ
るオーストラリア第2の国歌「ウォルスィング・マティルダ」でコンサートを
締め括っており、ハフのリサイタルの醍醐味を録音で味わえてしまうという
ピアノ・ファンに大推薦の1枚なのである。
スティーヴン・ハフの実力とアイディアが生んだ、魅力と驚きが満載のリサ
イタル・プログラムにご期待下さい。

CDA 67763 \2180
パガニーニ:24のカプリースOp.1
ターニャ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
1996年の第16回ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクール第1位、
2001年の第48回パガニーニ国際コンクール第3位という輝かしい実績を持つド
イツの女流ヴァイオリニスト、ターニャ・ベッカー=ベンダーがハイペリオ
ン初登場!
1978年シュトゥットガルト出身のターニャ・ベッカー=ベンダーの勢いは凄
まじく、前述のコンクール以外にも2000年のBunkamuraオーチャードホール・
アウォード、ジュネーヴ国際音楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ヨー
ロッパ、アメリカ、そしてアジアへと活躍の場を拡大。
また2006年からはヴェンゲーロフの後任としてザールブリュッケンのザール
ラント州立音楽大学の教授に就任するなど、新たにスターダムに踊り出たド
イツ系ヴァイオリニストの大器として注目を集めている。
ベッカー=ベンダーのハイペリオンでのデビュー録音は、なんとパガニーニ
の「24のカプリース」。無伴奏、しかも超難曲という全く誤魔化しのきかな
いレパートリーを正々堂々と選んでしまうところからして只者ではない。
ジュゼッペ・グァルネリ1728を駆使する新たなヴァイオリンの女神ターニャ
・ベッカー=ベンダー、ブレイク必至!要注目!

CDA 67733 \2180
ファート:
アンテヴェニス・ヴィリデス/ミサ曲《私は野の花》/主は来たりぬ/第8旋
法によるマニフィカト/ミゼレーレ/エルサレムの娘たちよ/主の精霊は地
上に満つ/音楽は神からの贈り物/めでたし元后/クレメンス・ノン・パパ:
私は野の花
チンクエチェント
2008年英グラモフォン賞にノミネートされるなど、前作フィリップ・デ・モ
ンテの宗教作品集(CDA 67658)での素晴らしいハーモニーが改めて絶賛された
男声のルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル"チンクエチェント"。
今回チンクエチェントが歌うのは、前作で取り上げたフィリップ・デ・モン
テと同じく神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世から絶大な信頼を受けながらも
およそ37歳という若さでこの世を去った夭折の天才ヤコブス・ファート
(c.1529-1567)。
ルネサンス期のフランドル楽派を代表する音楽家でもあったファートの綿密
に組み立てられたミサ曲とモテットが、チンクエチェントのハーモニーに乗っ
て宝石の如く輝きを放つ。チンクエチェントがルネサンス・ヴォーカルの世
界に旋風を巻き起こすのも時間の問題だろう。

CDA 67724 \2180
ウカシェフスキ:十字架への道
スティーヴン・レイトン(指揮)、ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-)の作品が持つ崇高な精
神性、神秘的な美しさに惚れ込み、ウカシェフスキの音楽の代弁者としてそ
の魅力を伝え続けているイギリス合唱界の名匠スティーヴン・レイトン。
この「十字架への道」は、ウカシェフスキからレイトンに献呈された「ヌン
ク・ディミティス」を収録した宗教作品集(CDA 67639)に続くリリース第2弾。
十字架を背負いゴルコタの丘へと向うキリストの姿を描いた大作「十字架へ
の道」は、ポリフォニーの訴えかけるような鬼気迫る歌声とブリテン・シン
フォニアの劇的な展開が全編を支配する55分の物語である。



<Helios>
CDH 55331 \1280
チャイコフスキー:歌曲集 ――
昨日の夜Op.60-1/そんなに早く忘れて/夜鳴きうぐいすOp.60-4/それは早
春のことだったOp.38-2/騒がしい舞踏会でOp.38-3/恐ろしい一時Op.28-6
/信じるな、わが友よOp.6-1/かっこうOp.54-8/私は野の草ではなかった
かOp.47-7/子守歌Op.16-1/窓のかげにOp.60-10/セレナードOp.63-6/カ
ナリアOp.25-4/語るな、おおわが友Op.6-2/嵐の時の子守歌Op.54-10/春
Op.54-9/なぜ?Op.28-3/ただ憧れを知る人だけがOp.6-6/夜は明けるだろ
うかOp.47-6/私がそのことを知っていたらOp.47-1/なぜ?Op.6-5
ジョーン・ロジャーズ(ソプラノ)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
100曲を超える歌曲の中なら選りすぐられたロマンティックなチャイコフスキ
ーの歌曲集。名ソプラノ、ジョーン・ロジャーズと歌曲伴奏の達人ロジャー
・ヴィニョールズのコンビネーションが美しい旋律に花を添える。
CDA 66617からの移行再発売。

CDH 55249 \1280
イギリスのリュート歌曲集 ――
ジョンソン:五尋の深みに、蜂が蜜吸うところで
作曲者不詳:女王の仮面の最後
キャンピオン:美しい人よ、ほめてほしいなら
ダウランド:暗闇に住まわしておくれ、時は停止する
ロウズ:私は恋の病
ジョンソン:ファンタジア
ロウズ:薔薇の蕾を摘め、摘めるうちに
ダウランド:見よ、この不思議を
ダニエル:ローサ
パーセル:リゴードン
バニスター:来よ、此黄なる真砂
ハンフリー:蜂が蜜吸うところで
パーセル:恋することは何と楽しいことか、リリバーレロ、自然の声
バニスター:私のリュートを下さい
パーセル:シフォーチの別れ/他
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、エリザベス・ケニー(リュート)
ロビン・ブレイズの清らかで無垢な歌声がイギリスで流行したリュート歌曲
に生命力を吹き込む。エリザベス・ケニーのリュートの音色も味わい深い。
CDA 67126からの移行再発売。




<Danacord>
DACOCD 667-668 2枚組 \4600
フルート、ハープ、チェロとオルガンのためのメロディ ――
ニールセン:霧が晴れていく
マスネ:タイスの瞑想曲
テレマン:幻想曲第8番ホ短調
グルック:精霊の踊り
サン=サーンス:白鳥
イギリス民謡:グリーンスリーヴス
J・S・バッハ:
アダージョ、G線上のアリア、トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
主よ人の望みの喜びよ
J・S・バッハ(グノー):アヴェ・マリア
ヘンデル:シャコンヌ ハ長調、ラルゴ
メンデルスゾーン:歌の翼にOp.34-2、結婚行進曲Op.61
シューベルト:万霊節の日のための連祷、アヴェ・マリア
ブルッフ:コル・ニドライ、カンツォーネ
グラナドス:マドリガル
ベートーヴェン:自動オルガンのためのアダージョ
フォーレ:エレジー
ブゾーニ:小組曲Op.23より
グリーグ:春Op.33-2
イベール:アリア
リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌
ヴィドール:トッカータ
ドビュッシー:英雄の子守歌
アイヴズ:《アメリカ》による変奏曲
ドライシ:
《朝は生きる喜びをもたらす》による即興、《顔をあげよシオンの娘、見え
るであろう》による即興
ミカエル・バイアー(フルート)、ヴィベケ・フランク(ハープ)、
ゲアト・フォン・ビューロウ(チェロ)、フレミング・ドライシ(オルガン)
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクムの創設メンバーであり、1997年から
はデンマーク国立交響楽団の副首席奏者としても活躍中のフルーティスト、
ミカエル・バイアーを中心とした心の清涼剤のような美しい小品集。LPでリ
リースされていた音源のデジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。
1982年-1983年の録音。

DACOCD 675-676 2枚組 \4600
フルート四重奏曲、フルートとピアノのための作品集 ――
クルーセル:フルート四重奏曲ニ長調Op.8
ドヴィエンヌ:協奏的四重奏曲ト長調
クロンマー:フルート四重奏曲ニ長調Op.13
モーツァルト:
フルート四重奏曲イ長調K.298、同ト長調K.285a、同ニ長調K.285、
同ハ長調K,Anh.171
ル・ボルヌ:《カルメン》による華麗な幻想曲
フォーレ:子守歌Op.16
ショパン:ロッシーニの《シンデレラ》の主題による変奏曲ホ長調
ファルカシュ:ルーマニア舞曲
ジュナン:ヴェニスの謝肉祭Op.14
ゴーベール:マドリガル
トゥルー:グラン・ソロOp.96
アナセン:スケルツィーノOp.55-6
ミカエル・バイアー(フルート)、アネ・エラン(ピアノ)、
コペンハーゲン三重奏団〔キム・シェーグレン(ヴァイオリン)、ビャーネ・
ボイ・ラスムセン(ヴィオラ)、ラース・ホルム・ヨハンセン(チェロ)〕
2000年に他界したヴィオラ奏者のビャーネ・ボイ・ラスムセンを偲び製作さ
れたデンマークのフルーティスト、ミカエル・バイアーとその仲間たちによ
る室内楽作品集。
こちらも"DACOCD 667-668"と同じく、LPでリリースされていた音源のデジタ
ル・リマスターによるCD化復刻リリース。中でもモーツァルトのフルート四
重奏曲4曲は初出となるだけにフルート関係者要チェック。
1983年-1984年の録音。



<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7868 \1700
マコーマック&クライスラー-イン・リサイタル(録音:1910年-1924年)
パーキンス:ポートレート
ルルー:ナイル
バログ:古風なカプリース
モシュコフスキ:セレナータ
クライスラー:愛の喜び、子守歌、ウィーン奇想曲
ラフマニノフ:乙女よもう歌わないでおくれ/他
ジョン・マコーマック(テノール)、
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)、他
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾
い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手
たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。
アイルランドのテノール歌手マコーマックと巨匠クライスラーの共演盤。

NI 7867 \1700
伝説のバリトン歌手たち ――
マスネ:歌劇《ノートルダムの曲芸師》より
ヴェルディ:
歌劇《ファルスタッフ》より、歌劇《椿姫》より、歌劇《仮面舞踏会》より、
歌劇《オテロ》より
プッチーニ:歌劇《トスカ》より
ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より/他
リュシアン・フュジェール(バリトン)、
アントニオ・マッジニ=コレッティ(バリトン)、
マッティア・バッティスティーニ(バリトン)、
マリオ・アンコナ(バリトン)、他
19世紀中期から20世紀初期にかけて活躍した名バリトン歌手たちの貴重な記
録。1905年-1941年の録音。

NI 7866 \1700
カルーソー・イン・オペラVol.2 ――
フロート:歌劇《マルタ》より
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より、歌劇《トロヴァトーレ》より
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクァーレ》より
プッチーニ:歌劇《ボエーム》より
ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》より/他
エンリコ・カルーソー(テノール)、様々なアーティスト
イタリアの偉大なるテノール、カルーソーの録音集。1905年-1920年の録音。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.23-2

2009年01月28日 19時46分57秒 | Weblog
<WHRA>
WHRA 6022 8枚組 \11800
モノ、ステレオ
モントゥー指揮ボストン響
CD1
メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」1957年4月13日
ハイドン:交響曲第94番「吃驚」
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」1956年2月24日
CD2
シューマン:交響曲第3番「ライン」1955年1月28日
チャイコフスキー:交響曲第5番1957年4月12日
CD3
エルガー:「エニグマ」変奏曲1957年1月18日
ストラヴィンスキー:「春の祭典」1957年4月13日
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」1955年1月28日
CD4
チャイコフスキー:幻想曲「ハムレット」
モーツァルティアーナ1955年2月4日
プロコフィエフ:交響曲第1番1958年1月3日ステレオ
CD5
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」1955年2月4日
ダンディ:イスタール変奏曲1956年2月17日
CD6
バルトーク:
ヴァイオリン協奏曲第2番(Vn:トシ・スピヴァコフスキー)1954年2月6日
シマノフスキ:
ヴァイオリン協奏曲第1番(Vn:ロマン・トーテンベルク)1955年1月28日
CD7
ワグナー:「パルジファル」前奏曲
ドビュッシー:「聖セバスチャンの殉教」
ワグナー:「神々の黄昏」ラインへの旅、葬送行進曲
ドビュッシー:映像よりジーク、イベリア以上、1951年12月1日
CD8
チャイコフスキー:交響曲第4番1958年1月3日
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」1958年1月3日ステレオ
モントゥー協会と密接なWHRAが、門下生とともに選曲しついに一般発売とな
った「モントゥー・ボストン・ライヴ」。ボストン響もミュンシュとともに
盛り上がっていた時期だけにRCAへもスタジオ録音も少なからず行われました
がライヴならではの熱気には抗し難い魅力があります。チャイコフスキー三
大交響曲が収録されており、ハイドン、シューマン、ワグナーなどドイツ音
楽においても深みがありコクのあるサウンドで魅了する巨匠モントゥー。ま
さに万能マエストロの面目躍如です。音質も当時のスタジオ収録と比べ遜色
のないところです。8枚組みでありながら6枚価格という嬉しいプライス設定
です。*ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」2種類のうち1955年1月28
日録音は、「組曲」の表記がありますが、通常の選曲とことなりモントゥー
独自の選曲で抜粋とも言えるヴァージョンです。




<CPO>
777183-2 4枚組 \5000
ヴェレス(1885-1974):交響曲全集
CD1.交響曲第1番&第8番、交響的エピローグ
CD2.交響曲第2番&第9番
CD3.交響曲第3番&第5番
CD4.交響曲第4番,第6番&第7番
演奏:ウィーン放送交響楽団/ゴットフリート・ラプル(指揮)
ウィーンの作曲家、エゴン・ヴェレスの位置づけは、シェーンベルク、ベル
ク、ウェーベルンなどの「新ウィーン楽派」と同じあたりにあるでしょう。
しかし、彼は十二音などにも関心を示したものの、結局のところはもう少し
わかりやすい劇音楽などを多く書き、独自の音楽路線を貫いたのでした。こ
こでは彼の9曲ある交響曲を全て網羅。豊かでダイナミックな響きに満ちたロ
マン派風の初期の作品から、無調とも言える後期の作品まで彼の作風の変遷
をじっくりお楽しみください。ちなみに「皇紀二千六百年に捧ぐ」を書いた
シャンドール・ヴェレシュとは別の人です。

777223-2 \2450
レズニチェク(1860-1945):交響曲第1番「悲劇的」-祈りと贖罪の歌
演奏:マリナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ)
フランクフルト・ブランデンブルク州立オーケストラ
フランク・ベールマン(指揮)
チェコ系オーストリアの作曲家、レズニチェクは歌劇指揮者としてドイツを
中心にヨーロッパ各地で活躍した人です。多くの作品を残していますが、現
在知られているのは、歌劇「ドンナ・ディアナ」の序曲くらい。他の作品は
戦争中に散逸してしまい、ここに収録された交響曲第1番も 90年間行方がわ
からなかったものです。この交響曲第1番は、絶えず繰り返される強迫観念
のようなメロディを持つ、声楽と大編成(タムタムも使用)のオーケストラの
ための作品です。「悲劇的」というタイトルがなくともこの音楽の本質を理
解することは容易いでしょう。狂気と崩壊を孕んだウィーン世紀末の特色を
備えた作品です。

777231-2 \1700
オンスロウ(1784-1853):ピアノ三重奏曲全集第2集
1.ピアノ三重奏曲 Op.83/2.ピアノ三重奏曲 Op.3-2
演奏:カスケード三重奏団
第1集(777230-2)に続くオンスロウの三重奏曲第2集です。 1850年代に書かれ
た Op.83はその長さと抒情性(時折メンデルスゾーンの作品を思い起こさせる)
が際立つ作品で、初期のものに比べ格段に深い音楽性を感じさせる名作です。
しかし、1807年に書かれた初期の Op.3の初々しい個性も捨てがたいもので、
ベートーヴェンの影響も見え隠れする溌剌とした音楽に仕上がっています。
今回もカスケード三重奏団の流麗な演奏が耳に残ります。

777255-2 \2450
レントヘン(1855-1932):交響曲第10番 他
1.交響曲第10番イ調/ 2.ノルウェイ民謡によるバラード/3.海での歌 Op.45
/4.古いオランダの舞踏曲 Op.46
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)
レントヘンは生涯に20曲の交響曲を書きましたが、この第18番がもっとも長
く、また驚くほどに古典的な様式で書かれています。あまりにも印象的なト
ランペットのファンファーレに導かれた壮麗な第1楽章(合いの手のティンパ
ニがまた絶妙 )は、まるで祝祭的なバロック音楽を聴いているかのような錯
覚にとらわれることでしょう。他の収録曲は、ゆったりとした「ノルウェイ
民謡によるバラード」、描写的な「海での歌」、快活な「古いオランダの舞
踏曲」。どれもが穏健で美しい作品です。

777301-2 \1700
テレマン(1681-1767):3つの演奏技法用トリエットと 3つのスケルツォ
1.トリオとスケルツォ TWV42:d1、D3/2.トリオとスケルツォ TWV42:G1、A1
/3.トリオとスケルツォ TWV42:a1、d3/4.四重奏曲 TWV43:a1&d3
演奏:パルナッシ・ムジチ(オリジナル楽器使用)
1731年に刊行された、この作品は今までの彼の作品とはまた違う特異なジャ
ンルを形成したものとして知られています。それ以前には、このような組曲
にスケルツォを用いることはなかったのですが、ここでテレマンはユーモア
に満ちたスケルツォを使い、音楽を活発ですばしこく、かつ優美なものとし
て表現することに成功したのです。2台のフルートで演奏されたものも良く知
られていますが、ここではオリジナル楽器を用いた典雅な響きをご満喫くだ
さい。

777331-2 2枚組 \4900
レハール(1870-1948):オペレッタ「青いマズルカ」
演奏:ヨハンナ・ストヨコヴィチ(S)/ユリア・バウアー(S)/ヨハン・ヴァイ
ゲル(T)/ヤン・コボウ (T)/ハンス・クリストフ・ベーゲマン(B-Br)/フラ
ンクフルト・ジンクアカデミー室内合唱団/フランクフルト・ブランデンブ
ルク州立管弦楽団/フランク・ベールマン(指揮)
レハールは自身の作品の中に地方色を盛り込むことが好きでした。それはハ
ンガリー風であったり、チェコ風であったり、中国風であったり。1920年、
彼が 50歳の時に作曲したこのオペレッタ「青いマズルカ」は題名通り、ポー
ランド風の台本を用いてます(中国風な一面も持ち合わせています)。ちょっ
としたサスペンスはあるものの、音楽は常に明るさを失うことなく、登場人
物たちはいつもダンスを踊っています。この宝石のような音楽は、初演時レ
ハールにすばらしい称賛をもたらしたのでした。表情豊かな歌い手たちが、
この隠れた名作に光りを当てます。

777369-2 \2450
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800年 J.P.フェルチュ(1652-1732)
1.汝、異教徒の慰めよ/ 2.ベツレヘムへ向かって/3.我がいとしのイエス
/4.人々よ、長らく私を忘れるなかれ/5.偉大なる奇跡/6.深みより/7.罪
深き人は歩み寄り/8.恐らく彼は敬わぬ者の言葉を聞かぬ/9.人よ、その行
いは
ラ・カペラ・ドゥカーレ/ムジカ・フィアタ
ローランド・ウィルソン(指揮)
貿易都市として栄えたハンブルク。しかしながら、これは必ずしも芸術にとっ
て理想的な環境とは言えません。とは言え、長き伝統に支えられたこの大都
市には多くの人が集まり、音楽家たちを後援する有志も多数いたのでした。
1600年から 1800年はハンブルクの黄金時代と言ってもよいでしょう。
この頃に活躍したフェルチュはハンブルクで歌劇台本作家として活躍したの
ち音楽も書くようになったと言う面白い経歴を持っています。彼のオペラの
題材は聖書から取られた物が多いのも特徴的で、ここに収録された作品も宗
教曲であり、オペラアリアでもある極めて興味深いものです。

777370-2(SACD-Hybrid) 2枚組 \5900
北ドイツのオルガン作品集第 6集
トゥンダー(1614-1667)・ハッセ(1605-1670頃):オルガン作品全集
演奏:フリードハイム・フランメ(オルガン)
北ドイツのオルガンの旅、第 6集はトゥンダーとハッセの作品集です。トゥ
ンダーはリューベックの聖マリア教会の首席オルガニストを生涯に渡って務
め上げた人ですが、その生涯はほとんど知られておらず、作品も驚くほど僅
かしか残っていません。ちなみにトゥンダーの後任は彼の娘と結婚したブク
ステフーデが務めています。ハッセの生涯のエピソードもあまり知られては
いませんが、彼の影響は至るところに残っていて、その偉業は容易に想像す
ることが可能です。ここでは 1724年製の由緒あるオルガンを使用。その渋く
美しい響きに痺れること請け合いです。華麗な響きを極限までに再現した優
秀録音がとても魅力的です。

777384-2(SACD-Hybrid) \2950
ブラームス(1833-1897):オルガン作品全集
1.フーガ変イ短調/ 2.前奏曲とフーガイ短調/ 3.前奏曲とフーガト短調/
4.コラール前奏曲とフーガ「おお嘆き、おお心の苦しみ」/5.11のコラール
前奏曲
演奏:アンネ・ホルシュ(オルガン)
長きに渡る歴史を誇る聖ルパート教会は 2回の戦災をも免れた貴重な建物と
して知られています。ここのロマンティック・オルガンは宝石のような音色
に華麗さが加味された極めて独特な音色が特徴です。ブラームスのオルガン
曲は彼の全作品の中ではあまり脚光を浴びることのないジャンルですが、若
きオルガニスト、ホルシュの溌剌とした音楽性を得てこれらの作品の素晴ら
しさを丁寧にあぶり出すことに成功しました。もちろん素晴らしい録音を最
大限に生かした SACDの豊かな音色にも注目です。

777385-2 \2450
ブルッフ(1838-1920):スウェーデン舞曲集他
1.スウェーデン舞曲集 Op.63/2.ロシア民謡による組曲 Op.79b/3.スウェー
デン民謡によるセレナーデ Op.posth
SWRカイザースラウテルン放送管弦楽団
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
ロマンティックなヴァイオリン協奏曲で知られるブルッフは、実は歌、特に
各地の民謡に強い関心を示していました。しかし、実際には歌曲としてより、
インストゥルメンタルの分野でその思いは結実したようです。このアルバム
には 2つの地方の民謡を元にした作品を収録。かわいらしさ、美しさ、多彩
さ、様々な要素を兼ね備えた魅惑的でロマンティックな音による情景です。

777389-2 \1700
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽五重奏曲
1.弦楽五重奏曲第1番 Op.18/2.弦楽五重奏曲第2番 Op.87
演奏:マンハイム弦楽四重奏団/ヨネ・カリウナイテ(ヴィオラ)
メンデルスゾーンの室内楽と言えばまず弦楽四重奏曲が知られていますが、
この弦楽五重奏曲も素晴らしい出来栄えです。彼の作品は作品の緻密な構成
に主眼を置くことより、自由な旋律の発展と調性の追及に力を注いでいます。
第1番は17歳の時の作品。柔軟で伸びやかな音に満ちています。第2番は晩年
(と、いっても36歳)の作品で、こちらは崇高な響きに溢れた力強い音楽です。
まるでベートーヴェンを思わせるようなこの曲のパワーを目の当たりにする
と、大方の人が抱いているメンデルスゾーンのイメージなどは、いとも容易
く崩れてしまうに違いありません。

777395-2 \1700
プフィッツナー(1869-1949):室内楽作品集
1.五重奏曲ハ長調 Op.23/2.六重奏曲ト短調 Op.55
演奏:アンサンブル・ウルフ・ヘルシャー
cpoレーベルで最も重要な位置を占めるのが、このプフィッツナーの作品群で
す。多くの作品を残しているものの、あまり録音に恵まれているとは言えな
い大作曲家の知られざる作品を掘り起こすことは、何という大きな喜びなの
でしょうか?この2つの室内楽作品は、彼の作曲上の手腕(特に対位の扱い)を
再認識させるにふさわしいものです。2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
ピアノのための五重奏曲、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
コントラバス、そしてピアノのための六重奏曲。どちらも聴き応えたっぷり
の重厚な作品です。

777424-2 \2450
ファッシュ(1688-1758):ドレスデンの序曲、シンフォニー、コンチェルト集
序曲 FWV K:F3&FWV K:A2/シンフォニー FWV M:A2&FWV M:G4/コンチェル
ト FWV L:F2& FWV L:D222
演奏:レサミ・ド・フィリッペ/ルドガー・レミ(指揮)
ライプツィヒで学び、ツェルプストの宮廷楽長を務めたファッシュは、バロ
ックから古典派への時代の転換期に当時の最新スタイルで音楽を書いた人と
して知られます。このアルバムは2008年、ファッシュの没後250年を記念して
制作されました。今まで未整理であった作品に、音楽学者ユゴー・リーマン
が作品番号を付与したことも彼の音楽の復興に一役買うことでしょう。緻密
で華やか、そして瀟洒な作品です。

777438-2 2枚組 \2500
ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):作品集
CD1: 1.ピアノ四重奏曲ホ短調 Op.75/2.弦楽三重奏曲イ長調 Op.27-1
CD2: 1.ピアノ四重奏曲変ロ長調 Op.95/2.弦楽三重奏曲ヘ長調 Op.27-2/
3.チェロとピアノのための「伝説」Op.62
演奏:アンドレアス・フレーリッヒ(ピアノ)/ベルカント弦楽四重奏団
cpoレーベルが積極的に取り組んでいるのが、このヘルツォーゲンベルクの作
品リリースです。8年ほど前に最初のアルバムをリリースして以来、ブラーム
スの影に隠れてしまったこの魅惑的な作曲家の作品を伝播してきたのですが、
ここで再度価格を下げて、素晴らしい室内楽作品をご紹介いたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.22

2009年01月26日 19時29分22秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
88697158382 \1680
グァルネリ・クァルテット - ハンガリアン・アルバム
ドホナーニ:「弦楽四重奏曲第2番 Op.15」「弦楽四重奏曲第3番 Op.33」
コダーイ:「弦楽四重奏曲第2番 Op.10」 
グァルネリ・クァルテット 
【録音】 2005年4月-5月
カーティス音楽院、フィールド・コンサート・ホール、フィラデルフィア
グァルネリ・クァルテットは、マールボロ音楽祭を通じて知り合った4人(ア
ーノルド・スタインハート(Vn)、ジョン・ダリー(Vn)、マイケル・トゥリー
(Va)、デイヴィッド・ソイヤー(Vc))が1964年に結成し、翌年ニューヨークで
デビュー。2000年にソイヤーの引退にともない、ピーター・ワイリーが新し
く加わったが、それまで同一メンバーによる弦楽四重奏演奏の記録保持者で
もあり、長いキャリアの中で培われたアンサンブルの熟成した味わいには、
世界各国で高い評価が与えられた。レパートリーも古典派から現代音楽まで
カバーする広いもので、技術的にも高度かつ洗練されたアンサンブルをその
特徴としてきた。創設45年を迎えた今年、年齢や病気のため解散を表明。今
年最後の世界ツァーを行い解散となります。解散後は音楽大学の教授として
後進の指導にあたっていくそうです。このアルバムは、彼らが最も愛してや
まないハンガリーの2人の作曲の作品を、くまなく研究しつくした演奏を収録
しました。 

88697458272 \1680
ロス・ロメロズ - セレブレーション
「Tomas Breton: Preludio de La Verbena de la Paloma」
「Francisco Tarrega: Recuerdos de la Alhambra」
「Pepe Romero: De Cadiz a la Habana」
「Heitor Villa-Lobos: Prelude No. 3」
「J.S.Bach: Jesu, Joy of Man's Desire(Jesu bleibt meine Freude)」
「Joaquin Rodrigo: Tonadilla」
「Sebastian De Yradier(Francisco Tarrega): La Paloma」
「Johann Pachelbel: Canon and Gigue in D major」
「Francisco de Madina: Cuarteto No.1para Angelita Romero」
「Pepe Romero: Farrucas de Sabicas」
「Celedonio Romero: Malaguenas」
ロス・ロメロズ (ロメロ・ギター四重奏団)
(Celin Romero, Pepe Romero, Celino Romero, Lito Romero)
【録音】 2008年10月21-24日 ハノーヴァー、北ドイツ放送局
「ギターのロイヤル・ファミリー」としてギター界の大御所ロメロ一家。彼
らは2008年に結成50周年を迎えました。この50年間に彼らによって生み出さ
れた様々な作品(自作、委嘱作、被献呈曲、編曲など)は今やギター界、音楽
界になくてはならないものばかりで、それだけでも彼らの存在の価値の高さ
は揺るぐことはありません。
ロメロ・ギター四重奏団は、独学でギターを修めた創始者の父セレドニオ・
ロメロを頂点とし、彼の息子セリン、ペペ、アンヘルとで組まれた団体です。
1996年5月にセレドニオが亡くなりましたが、1990年にセリンの息子セリーノ
が加入し、世襲団体として活動を継続させています。またペペの息子リトも
参加したことにより、今や四重奏団の枠に収まり切らない団体となっていま
す。これまで1960年代からマーキュリー、フィリップスなどに大量の録音を
残してきていましたが、今回RCAから最新録音の登場となります。


<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697449392 \1680
フェルディナンド・イグナツ・ヒンターライトナー:
リュート組曲集-
「組曲第2番ヘ長調」「組曲第5番イ短調」「組曲第1番ニ短調」
「組曲第4番ヘ長調」
「組曲第9番ホ短調」「組曲第7番ト短調」「組曲第10番ト短調」
リュツ・キルヒーホフ(リュート)
【録音】 2008年6月3-6日  ヴァイルブルク
フェルディナンド・イグナツ・ヒンターライトナー(1659-1710)は、ちょうど
350年前に生まれたリュート作曲家・演奏家。1700年頃ウィーンで最も活躍し
たリュートの巨匠のひとりであったが、その素性は良くわかっていない。し
かし彼の作品は、フランスから来たこの時代のリュート作品様式を踏襲して
いながら、その中に恋愛物語とソクラテスの哲学、創造的で深い文化を取り
入れた独特なもので、その後のフロイトに通ずるものとリュート演奏学者で
もあるリュッツ・キルヒーホフは語っています。今までも様々なリュート作
品を発掘・研究をし続けるキルヒーホフは、ヒンターライトナーの作品を演
奏できる数少ない奏者であり、この録音で彼の作品の本質に迫ります。

88697281172 \1680
J.S.バッハ:2台・3台のチェンバロのための協奏曲集(BWV.1060-1064)
ライナー・オスター, アレクサンドラ・コドレアヌ,  
ヨン・ラウクヴィク(cemb)
アンサンブル・パルランド (オリジナル楽器使用)
【録音】 2005年2月10-12日  ザールブリュッケン
Arte Novaから発売されたバッハ/オルガン作品集など以来、DHMでのCPE・バ
ッハのオルガン協奏曲などで、ヨーロッパで非常に評価の高い演奏のライナ
ー・オスターが、すべての当時の楽譜を読み直し、現代に問いかけます。 
バッハは、イタリア形式の音楽の作曲を学ぶために、ヴィヴァルディなどの
協奏曲をチェンバロまたはオルガン・ソロ用に編曲を行って、その様式を取
り入れてきました。ライプツィッヒで学生音楽団体「コレギウム・ムジクム」
の指揮を依頼されたバッハは、ツィンマーマンのコーヒー店で、夏は野外で
毎週演奏会を行い、チェンバロ協奏曲や「コーヒーカンタータ」などの作品
で市民を楽しませました。それまで無かったチェンバロのための協奏曲は、
バッハが初めて作曲したとも言われています。ここに収録された作品は、複
数のチェンバロのための協奏曲として現存されていますが、もともと複数の
ヴァイオリンかオーボエのための協奏曲ための作品であったと考えられてい
ます。単旋律のソロ楽器からチェンバロに移行する際に、左手パートを付け
足さなければならないわけですが、単なる通奏低音的な音列でなく、左手の
ためと弦楽パートもバッハ独特な音形をつけたしており、オスターによる当
時の演奏研究によると、それらは強調させて演奏しかるべきであり、今まで
のイギリスやオランダの古楽器演奏とは違った解釈である、とも語っていま
す。ライナー・オスターは、彼の師であるヨン・ルクヴィクと、弟子のアレ
クサンドラ・コドレアヌを起用しての録音にのぞんでいます。  
※2008年5月発売予定から発売延期になっておりましたので、今回再受注とさ
せていただきます。以前の新譜受注分は、キャンセルとさせていただきまた
ので、今回あらためてのオーダーをお願い致します。


<OEHMS CLASSICS>
OC727
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&23番
ラルス・フォークト(p)
アイヴォー・ボルトン(指揮) 
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
【録音】2008年1月5日 ザルツブルク祝祭劇場大ホールでのライヴ(20番)
2008年8月31日 ザルクブルク・モーツァルテウム大ホールでのライヴ(23番)
EMIや自主企画レーベルなどから発売され、最近では室内楽の分野で高い評価
を受けているドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトのモーツァルト
協奏曲の登場です。2008年のザルツブルクでのこのライヴ演奏は決して大げ
さな身振りではなく、堅実で美しい造形美を聴かせてくれるものです。壮大
なニ短調K.466、流麗なイ長調K.488。この2曲は対照的な曲想を持つものです
が、彼の演奏は書かれた音符の全てに渾身の力がこもっています。ボルトン
のモーツァルトは古楽器奏法を取り入れることで既に定評があり、この2人の
白熱した力の拮抗は聴き手に心地良い緊張感をもたらすことでしょう。

OC733 \1680
シューマン:「4つの夜曲 Op.23」
ハインツ・ホリガー:「エリス」
スクリャービン:「ピアノ・ソナタ第9番」
ラヴェル:「夜のガスパール」
モーツァルト:「アダージョ ロ短調K.540」
ヘルベルト・シュッフ(p)
【録音】2008年9月 ドイツランド放送、室内楽ホール
ヘルベルト・シュフのアルバムは、いつもその選曲の大胆さで聴き手に多大
なる興奮を与えます。今回の「夜の小品」と銘打たれたアルバムもまた然り。
ラヴェル、シューマンと言った彼が得意とする作曲家の作品をはじめ、スク
リャービンのソナタ第9番「黒ミサ」やホリガーの作品など、まさに夜にぴっ
たりの音楽が並んでいます。陰鬱なシューマンの夜曲、夜の不気味さを増幅
する「夜のガスパール」。そして更に「あちらの世界」に通じるようなスク
リャービン。これらは奇妙な統制感を抱きつつ、聴き手をあらぬ世界へと連
れていくことでしょう。最後に置かれたモーツァルトが今まで聴いたことも
ないような音楽に聴こえたとしたら、もうあなたはシュフのとりこです。

OC921 2枚組 \3560
アリベルト・ライマン:歌劇「リア王」(全曲)
King Lear - Wolfgang Koch
King of France - Magnus Baldvinsson
Duke of Albany - Dietrich Volle
Duke of Cornwall - Michael McCown
Earl of Kent - Hans-Jurgen Lazar
Earl of Gloucester - Johannes Martin Kr?nzle
Edgar, Gloucester’s son - Martin Wolfel
Edmund, Gloucester’s illegitimate son - Frank van Aken
Goneril, King Lear’s daughter - Jeanne-Michele Charbonnet
Regan, King Lear’s daughter - Caroline Whisnant
Cordelia, King Lear’s daughter - Britta Stallmeister
Fool - Graham Clark
Servant - Chad Graham
Knight - Nicolai Klawa
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団(フランクフルト市立歌劇場管弦楽団)
フランクフルト歌劇場男声合唱団
【録音】 2008年9月 フランクフルト歌劇場でのライヴ
12音技法から出発し、独自の作風を築いた作曲家ライマンによる、現代オペラ
の名作「リア王」(シェイクスピア原作)の最新録音が登場! この作品は、
ライマンに作曲を勧めたディートリヒフィッシャー=ディースカウを題名役と
してミュンヘンのバイエルン州立歌劇場で初演され、DGからもCDで発売され
ていた。 このアルバムは、2008年からフランクフルト歌劇場でキース・ウォ
ーナー演出による新演出によるライヴ録音となります。フランクフルト、ハ
ンブルク、ウィーンで最近ワーグナー歌いとして頭角を現しつつあるヴォル
フガング・コッホが、リア王役を見事に表現。そして、ハンス・ロットの交
響曲(ArteNova)で話題となったり、最近ではバイロイト音楽祭にも登場して
いるセバスティアン・ヴァイグレが指揮を担当。脇役ではありますが、Fool
役のグレアム・クラーク(現代においてローゲやミーメを歌わせたら最高のテ
ノール歌手)も、圧倒的な歌・演技ともに圧倒的な存在感で、リア王の表現を
サポートしていきます。




<Orfeo>
ORFEOR 736081 \2080
MONO
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラード・フィル
[1956年(1)6月21日、(2)23日、ウィーン・ムジークフェライン・ザール(ライヴ)]
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番は、オイストラフの独奏、ム
ラヴィンスキー&レニングラード・フィルにより1955年10月29日に世界初演
されました。同じメンバーによる約1年後1956年11月30日レニングラード・ラ
イヴのメロディア音源は名演の誉れ高いですが、その半年前の未知の音源が
出現しました。それも西側ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ。
メロディア音源以上に音色は鮮明で、オイストラフならではのつやつやとし
た美音、ムラヴィンスキーならではの緊張感あふれる大きな音楽作りなど、
全盛期の二大巨匠の凄さを改めて実感できます。モーツァルトの「ヴァイオ
リン協奏曲第5番」はCetraやStradivariusから発売されたこともありますが、
今回はマスター・テープからの正規発売。端正かつ推進力にあふれ、理想的
なモーツァルト演奏となっています。ムラヴィンスキー・ファン、ショスタ
コーヴィチ・ファン必携の一枚です。

ORFEOR 766082 2枚組 \4160
ステレオ
ヴェルディ:「マクベス」
シェリル・ミルンズ(Br マクベス)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms マクベス夫人)
カール・リッダーブッシュ(Bs バンクォー)
カルロ・コッスッタ(T マクダフ)
エヴァルト・アイヒベルガー(T マルコム)ほか
カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
1970年4月18日,ウィーン国立歌劇場
ORFEOから非常に興味深いライヴ録音が発掘されました。ウィーン国立歌劇場
でのヴェルディ「マクベス」。指揮はなんと御大カール・ベーム!ベームの
ヴェルディは録音が極めて少なく、それだけでも貴重。テンポはゆったりめ
ながら、緊張感のある音楽で「マクベス」の狂気を掘り出しています。歌手
も豪華。タイトルロールには、当時国際的名声を獲得して間もないシェリル
・ミルンズ。若々しい勢いのある歌です。マクベス夫人は、なんとクリスタ
・ルートヴィヒ、強靭な声で絡みつくようなマクベス夫人は絶品。さらにバ
ンクォーにはカール・リッダーブッシュという贅沢さ。マクダフには1970年
代の重要なイタリア人テノールであるカルロ・コッスッタも加わっています。
海賊盤では流布していたものの、蔵出し音源によって遥かに鮮明な音質にな
りました。



<MEDICI ARTS~EURO ARTS>
20 57308(DVD-Video) \2900
字幕:独、英、仏、西
(言語:独)
シューベルト:美しき水車小屋の娘 D795
+ボーナス(プレガルディエン・インタビュー)
クリストフ・プレガルディエン(T)
ミヒャエル・ゲース(P)
収録:2008年8月25日(ライヴ)
モーツァルトザール(リーダーハレ、シュトゥットガルト)
2008年夏に行われた名テノール、プレガルディエンのリートの夕べの映像。
ピアニストは長年プレガルディエンとコンビを組んでいるミヒャエル・ゲー
ス。ここに傑作歌曲「美しき水車小屋の娘」の名演が誕生しました。客席全
員がプレガルディエンの醸し出す雰囲気に飲み込まれ、独特の緊張感が漂う
コンサート。随所に見える驚きが、豊かな色彩と新鮮な音世界を作り出して
います。長年プレガルディエンと音楽を共にしているミヒャエル・ゲースの
好演も聴き逃せません。2人が奏でる濃密な音楽世界にずっぷり聴き浸るこ
とが出来ます。また真っ暗に照明を落とし、2人に光が照らされる美しい舞
台も見どころです。

20 51888(DVD-Video) \2900
字幕:独,英,仏,西,伊
ヴァルトラウト・マイアーの肖像「内なる衝動の命ずるままに」
ボーナス映像:マーラー:交響曲「大地の歌」
制作・監督:アネッテ・シュライアー
出演者:ダニエル・バレンボイム、
プラシド・ドミンゴ、
ジークフリート・イェルーザレム、
ペーター・ザイフェルト、
マッティ・サルミネン、
ルネ・パーペ、
ハンス・ゾティン、
ユルゲン・フリム 他
ボーナス映像:ヴァルトラウト・マイアー(Ms)
トルステン・ケルル(T)
セミヨン・ビシュコフ(指) WDR交響楽団ケルン
収録:2001年9月15日 ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
メゾ・ソプラノの名花ヴァルトラウト・マイアーの創造の秘密に肉迫する、
アネッテ・シュライアー渾身のドキュメンタリー。マイアーの人柄、芸術性、
音楽性を余すところ無く描いています。ヨーロッパ各地の主要劇場でのリハ
ーサル風景、関係者へのインタビューなど見応えのある構成。特典映像とし
て、ビシュコフ指揮による「大地の歌」全曲を収録。




<VAI>
VAIDVD 4481(DVD-Video) \3980
モノラル
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
ポール・トルトゥリエ(Vc)
収録:1990年7月プラド、サン・ミシェル・ド・キュクサ修道院
(パブロ・カザルス音楽祭ライヴ)
[制作&監督:ペーター・アマン]
いまは亡きフランスの名チェリスト、ポール・トルトゥリエ(1914-1990)が世
を去る5ヶ月前にプラド音楽祭に出演したライヴ映像。同音楽祭の代名詞とい
うべきカザルスによって復活蘇演されたJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲を取
り上げています。
ポール・トルトゥリエは、カザルスが音楽監督を務めた、J.S.バッハ没後200
周年にあたる1950年の第1回プラド音楽祭にも招かれて出演しています。
息子ヤン・パスカル・トルトゥリエのライナー・ノートによると、同音楽祭
を通じて「カザルスとは家族ぐるみの付き合いで、親交が深かった」と述べ
ており、さらにまた「2度にわたるJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲のセッショ
ン録音(1960年、1983年)は父にとってのバイブルであり、カザルスとのコラ
ボレーションがなくしては語れない」とも述べています。
いままた音楽祭の40周年を記念して招聘され、特別の作品を弾くトルトゥリ
エに去来する思いとはどのようなものだったのでしょうか。このライヴ映像
はタイトルが示すとおり、トルトゥリエの「音楽的遺言」というべき、格別
に意義深いものといえるでしょう。




<MIRARE>
MIR 082 \2500
J.S.バッハ:CONTEMPLATION-瞑想
ブゾーニ編:コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」変ロBWV992
平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュード第4番 嬰ハ短調BWV849
平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュード第22番 変ロ長調BWV867
コーエン編:
カンタータ 第22番「イエスは十二使徒をひき寄せたまえり」BWV22
平均律クラヴィーア曲集 第1巻よりプレリュード第8番 変ホ短調BWV853
ブゾーニ編:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
イギリス組曲 第2番 イ短調よりサラバンドBWV807
ヴィヴァルディ:オルガン協奏曲 ニ短調BWV596
フランス組曲 第1番 ニ短調よりサラバンドBWV812
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
マルチェッロ:オーボエ協奏曲 アダージョ ニ短調
平均律クラヴィーア曲集 第2巻よりプレリュード第14番 嬰ヘ短調BWV883
シロティ編:プレリュード ロ短調 BWV855a
シロティ編:プレリュード ホ短調
ゴルトベルク変奏曲よりアリア BWV988
ヘス編:「主よ人の望みの喜びよ」BWV147
イギリス組曲 第3番 ト短調よりサラバンドBWV808
ケンプ編:シチリアーノ フルート・ソナタ第2番 変ホ長調BWV1031
ブゾーニ編:「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659a
クルターク編(連弾):
「神の時は最上の時なり」(哀悼行事のソナティナ)BWV106*
アンヌ・ケフェレック(P) *ガスパール・デヘヌ(P)
録音:2008年9月La Ferme de Villefavard(仏リムザン地方)
「ラ・フォル・ジュルネ」の主要出演者として毎年聴衆を沸かせているアン
ヌ・ケフェレックの久々の新譜がリリースされます。今回は今年の「ラ・フォ
ル・ジュルネ」テーマともなっているバッハ。「CONTEMPLATION 瞑想」と題
されたブゾーニ、コーエン、シロティ、ケンプ、クルターク編曲の作品を含む
J.S.バッハの名曲を収録。効果的なブゾーニの編曲が圧巻の「来たれ、異教
徒の救い主よ」、名曲「主よ人の望みの喜びよ」、原曲の美しい旋律を生か
したケンプ編曲のシチリアーノ、そしてシロティ編曲のプレリュードは、バッ
ハの様式とはかけはなれた非常に美しいロマンティックな作風ですが、原曲
以上の神々しさを持つ作品。ケフェレックの実に純粋無垢な演奏が感動をさ
そいます。ケフェレックの魅力は凛として、透明感のある、美しく端正な音
楽。瞑想的な表現やデリケートな美しさが忘れがたい名演となっています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.21-1

2009年01月26日 19時28分49秒 | Weblog
<REGIS>
RRC 1305 \880
カルロ・ベルゴンツィ ヴェルディ&プッチーニ:オペラ・アリア集
ヴェルディ(1813-1901):
「アイーダ」から 清きアイーダ
「ルイザ・ミラー」から 夜が静まったとき
「運命の力」から 天使のようなレオノーラ
「トロヴァトーレ」から ああ、あなたこそ私の恋人
「仮面舞踏会」から 永久に君を失えば
マイアベーア(1791-1864):「アフリカの女」から おお、楽園よ
ジョルダーノ(1867-1948):
「アンドレア・シェニエ」から 五月の美しい日のように
チレア(1866-1950):
「アドリアーナ・ルクヴルール」から あなたの中に母の優しさと微笑みを
プッチーニ(1858-1924):
「トスカ」から 妙なる調和,星は光りぬ
「マノン・レスコー」から 見たこともないすばらしい美人
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
録音:1958年 原盤:Decca
[ボーナス・トラック]
ヴェルディ:
「シモン・ボッカネグラ」から O Inferno!...Sento avvampar nell’anima(*)
「二人のフォスカリ」から Ah si, ch’io senta ancora...Dai pi?
remoto esillo(+)
「ジャンヌ・ダルク」から
Trascorrere m’intesi...Sotto una quercia parvemi...Pondo ? letal(#)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ローマRAI管弦楽団(*)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮(*))
ミラノRAI合唱団(#)&管弦楽団(+/#)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮(+))
アルフレード・シモネット(指揮(#))
録音:1951年

RRC 1306 \880
プッチーニ(1858-1924):オペラ「修道女アンジェリカ」
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:アンジェリカ)
フェドーラ・バルビエリ(メゾソプラノ:公爵夫人)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
トゥリオ・セラフィン(指揮)
録音:1956年 原盤:EMI
[ボーナス・トラック]
プッチーニ:オペラ「ボエーム」から
私の名はミミ,愛らしい乙女よ,さようなら、あなたの愛の呼ぶ声に
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
ユッシ・ビョルリング(テノール)
RCAビクター管弦楽団
トマス・ビーッチャム(指揮)
録音:1956年

RRC 2082 2枚組 \1760
プッチーニ(1858-1924):歌劇「トゥーランドット」
マリア・カラス(ソプラノ:トゥーランドット)
エウジェニオ・フェルナンディ(テノール:カラフ)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:リュー)
ジュゼッペ・ネッシ(テノール:皇帝)
ニコラ・ザッカリア(バス:ティムール) 他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
トゥリオ・セラフィン(指揮)
録音:1957年
[ボーナス・トラック]
プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」から
お聞きください、王子様,氷のような姫君の心も
マリア・カラス(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
トゥリオ・セラフィン(指揮)
録音:1954年

RRC 2083 2枚組 \1760
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「シモン・ボッカネグラ」
ティト・ゴッビ(バリトン:シモン・ボッカネグラ)
ボリス・クリストフ(バス:フィエスコ)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:アメリア)
ジュゼッペ・カンポーラ(テノール:ガブリエーレ) 他
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
録音:1958年 原盤:EMI



<PNEUMA>
PN-700 \2450
聖母マリアのカンティガ あまたのバラの中のバラ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
第371番「難破に遭った女」/第412番「あまたの暁の中の暁」
第41番「われらの主の母なる処女」/第233番「あの世の騎士たち」
第376番「ドン・マヌエルの指輪」/第358番「細工の歌」
第18番「蚕」/第97番「讒言に遭ったマテオ」
第111番「溺死した聖職者」/第12番「トレドのユダヤ人たち」
ムシカ・アンティグア
マリア・ルス・アルバレス、パウラ・ベガ、パトリシア・パス、
クララ・セラノ(ソプラノ)
ルイス・ビセント(カウンターテナー、カンノ)
セサル・カラソ(テノール、ビオラ・デ・ブラソ) 
ヘルマン・トレリャス(バス) ハイメ・ムニョス(アハベバ、リコーダー)
エンリケ・アルメンドロス(三穴縦笛&太鼓、ダルシマー、バグパイプ、ハープ)
ベゴニャ・オラビデ(プサルテリウム) ワフィル・シェイク(リュート)
ルイス・パニアグア(ビオラ・オリエンタル) マヌエル・パスクアル(ツィンク)
ルイス・デルガド(パンデロ、リュート、トロンバ・マリーナ、鍵盤ビオラ、
シトロン、サントゥル、カンタラ、タンボル・コン・テンソレス、タンバリン)
エドゥアルド・パニアグア(シタラ、プサルテリウム、ダルシマー、
サントゥル、斜笛、パルメアド・ソブレ・アグア、パンデロ、
ツィンバロム、鐘)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)

PN-1020 \2450
ムデハルの芳香 15世紀アンダルシアの様式によるモーロのロマンセと歌曲
モーロの王は散策していた(ロマンセ)
イシビリヤ(フェリペ・サンチェス・マスクニャノ作曲;器楽)
聖ヨハネの朝(ロマンセ)/それらは私のもの(歌曲)
私のただ一人のラウレオラ(器楽)/アンテケラから(ロマンセ)
ため息[リフカン](歌曲)/三人のモーロの娘(歌曲)
アヒビル・アルハミア
セサル・カラソ(歌、フィドゥラ) シュルショ・バレラ(歌、弓奏ビウエラ)
ワフィル・S・ジブリル(打楽器、ウード)
ハイメ・ムニョス(ネイ、カバル、アハベバ、バグパイプ、コルナムサ、
シャリュモー)
ハビエル・パシャリーノ(フラウタ・トラベセラ・デ・カニャ、シャリュモー)
ホタ・マルティネス(ハーディ・ガーディ) ペドロ・エステバン、
ダビド・マヨラル(打楽器)
フェリペ・サンチェス・マスクニャノ(リュート、中世ギター)
[賛助参加] エドゥアルド・パニアグア(カヌン)
フェリペ・サンチェス・マスクニャノ(指揮)
ペドロ・サンス(フラメンコのカンテ)
録音:2008年2月、スタジオ・インフィニティ

PN-1040 \2450
恋の虜 エジプトにおけるアル=アンダルスのムワッシャハ
イブン・サナ・アル=ムルク(1155-1211):
恋に絶望して(器楽)/夢の中で君に行き着いた
これほどの甘美/恋の妄想に取り憑かれて(器楽)
芳醇なワイン(器楽)/恋、苦き甘美/恋の虜
ムシカ・アンティグア
サレーブ・ファウジ(歌、タブラ) アミン・サヒン(アルグル)
エル・ワフィル・シャイクヘルディネ(リュート、デルブカ、レク、
コーラス、手拍子)
エドゥアルド・パニアグア(ベルブカ、タル、コーラス、手拍子)
[賛助参加]
ダビド・マヨラル(デルブカ) 
ハイメ・ムニョス(ミズマル[ボンバルダ]、カヴァル)
録音:2008年、カイロ、マドリード

PN-1050 \1250
アル=アンダルスの水
エドゥアルド・パニアグア、他
スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿、パルタル宮、ヘネラリフェ宮にある
泉(噴水)の音をバックに、当レーベル既発売音源から選ばれリミックスされた
11トラックが続いていくというコンピレーション企画盤。

PN-1100 \1250
水とアラブ
エドゥアルド・パニアグア、他
スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿、パルタル宮、ヘネラリフェ宮にある
泉(噴水)の音をバックに、当レーベル既発売音源から選ばれリミックスされた
14トラックが続いていくというコンピレーション企画盤。




<RTVE>
CD 65293 \2300
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):サルスエラ「クロ・エル・デ・ロラ」
ホセ・フリアン・フロンタル(バリトン:クロ)
エリサベテ・マトス(ソプラノ:ロラ)
ルト・ロシケ(ソプラノ:トリニ)
アウレリオ・プエンテ(テノール:リッチモンド)
トメウ・ビビロニ(バリトン:エシハノ)
エスペランサ・フェルナンデス(フラメンコのカンタオラ:アングスティアス)
エスコラニア・デ・ヌエストラ・セニョラ・デル・レクエルド(児童合唱)
スペイン放送交響楽団&合唱団
フアン・デ・ウダエタ(指揮)
録音:2007年9月3-8日、マドリード、モヌメンタル劇場、ライヴ




<ARS PRODUKTION>
ARS 38043(SACD-Hybrid) \2700
フィルム・ミュージック サウンズ・オヴ・ハリウッド
クラウス・バデルト(1968-)/テッド・リケッツ編曲:
パイレーツ・オブ・カリビアン
ジョン・ウィリアムズ(1932-)/ジェリー・ブルーバッカー編曲:
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ジェイムズ・ニュートン・ハワード(1951-)/テッド・リケッツ編曲:
キング・コング
ジョン・ウィリアムズ:ターミナル
ジョン・ウィリアムズ/ジョン・C・ホイットニー編曲:スター・ウォーズ
ハワード・ショア(1946-)/ジェリー・ブルーバッカー編曲:
ロード・オブ・ザ・リング
ハンス・ジマー(1957-)/ジョン・ワッソン編曲:グラディエーター
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ジョン・ウィリアムズ/ジョン・モス編曲:ジュラシック・パーク
アラン・シルヴェストリ(1950-)/カルヴィン・カスター編曲:
フォレスト・ガンプ、一期一会
カルヴィン・カスター編曲/
モンティー・ノーマン(1928-):007 ジェームズ・ボンドのテーマ
ビル・コンティ(1942-):007 ユア・アイズ・オンリー
ポール・マッカートニー(1942-):007 死ぬのは奴らだ
ジョン・バリー(1933-):007 ゴールドフィンガー
ホイト・カーティン(1922-)/ボブ・セルッリ編曲:フリントストーン
フォクトラント・フィルハーモニー
(グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団)
シュテファン・フラース(指揮)
録音:2008年7月14-17日、ドイツ、ライヒェンバッハ、ノイベリンハウス

ARS 38044(SACD-Hybrid) 2枚組 \4050
ハイドン(1732-1809)/ルイーゼ・リンザー(1911-2002)台本:
われらの救い主の十字架上での最期の七つの言葉(朗読付き管弦楽版)
アニヤ・シッフェル(朗読)
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音:2008年3月21日、ドイツ、エッセン・フィルハーモニー、
アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ
1954年にケルンにて創設以来すでに半世紀以上に渡って活動しているピリオド
楽器オーケストラ、カペラ・コロニエンシスによるハイドンの管弦楽大作のラ
イヴ録音。ドイツの社会派女性作家ルイーゼ・リンザーの著作から引用された
テキストの朗読(もちろんドイツ語)が楽章間に挿入されています。

ARS 38048(SACD-Hybrid) \2700
クララ・シューマン、シューマン、リーム:ピアノ三重奏曲集
クララ・シューマン(1819-1896):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17(1846)
ローベルト・シューマン(1810-1856):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.110(1852)
ヴォルフガング・リーム(1952-):見知らぬ情景 III(1983/1984)
ブーランジェ三重奏団
カルラ・ハルテンヴァンガー(ピアノ) ビルギット・エルツ(ヴァイオリン)
イローナ・キント(チェロ)
録音:2008年3月、ベルリン、ジーメンスヴィラ
2006年ハンブルクで創設された女性トリオ、ブーランジェ三重奏団のデビュー
・ディスク。

ARS 38707 \1980
歌唱の伝説 Vol.7 アストリッド・ヴァルナイ(1918-2006)
ワーグナー(1813-1883):
マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌曲(*)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」から イゾルデの語り(+)
楽劇「ジークフリート」から
太陽に祝福を、光に祝福(ブリュンヒルデの目覚め)(#)
楽劇「神々の黄昏」から
ラインの岸に薪の山を積み上げよ(ブリュンヒルデの自己犠牲)(**)
アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)
ヘルタ・テッパー(メゾソプラノ(+))
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール(#))
バイエルン放送交響楽団
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮(*))
ヘルマン・ヴァイゲルト(指揮(+/#/**))
録音:1955年6月5、9日(*)、1954年6月(+)、1954年6月3日(#)、
1954年6月2日(**)、
ミュヘン、ヘルクレスザール
原盤:Deutsche Grammophon Gesellschaft

ARS 38908 \2180
ティミー、オペラを発見
オペラハウスで/ティミー、「魔笛」を発見/ティミー、
「魔弾の射手」を発見
ティミー、「ヘンゼルとグレーテル」を発見/使用された音楽とその出典
アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート、歌)
マティアス・ハーケ(ピアノ) 他
ガビ・フンク(挿絵)
録音:2008年4月11-13日、ドイツ、デュッセルドルフ、ラインラント、ムーフ
おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)による
アルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。



<ALMAVIVA>
DS 0148 \2450
マヌエル・カスティリョへのオマージュ
フアン・アルフォンソ・ガルシア(1935-):墓碑銘(2006)(*)
インマクラダ・アルメンドラル、マリア・デ・アルコス、テレサ・カタラン、
ピラル・フラド、ラケル・フラド、エレナ・メンドサ=ロペス、
マリア・ルイサ・オサイタ、ディアナ・ペレス、イルミナダ・ペレス、
ドロレス・セラノ共作:女性たちのカスティリョ(2006)(+)
マヌエル・デ・ファリャ管弦楽団(*)
ホセ・マリア・サンチェス・ベルドゥ(指揮(*))
マリア・フロリスタン(ピアノ(+))
コルドバ管弦楽団(+)
ジュアン・ルイス・ペレス(指揮(+))
録音:2006年11月16日(*)、24日(+)、カディス(スペイン)、ファリャ大劇場、
ライヴ
セビーリャ生まれのスペインの作曲家マヌエル・カスティリョ(1930-2005)を
記念する2作品。(+)は女性作曲家10人の共作。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.21-2

2009年01月26日 19時26分26秒 | Weblog
<COLUMNA MUSICA>
1CM 0166 \2450
マティルデ・サルバド(1918-2007):対岸の声 歌曲集
5つの子守歌/対岸の声(アメリカの女性詩人たちへのオマージュ;4曲)
3つの子守歌/つるぼらん[蔓穂蘭](7曲)/他
イザベル・モナル(ソプラノ)
マック・マクルーア(ピアノ)
録音:2007年10月26-27日、リェロナ(スペイン)、アルベルト・モラレダ・ス
タジオ

1CM 0174 \2450
世紀カタルーニャの作曲家の木管三重奏曲集
ジョアキン・オムス(1906-2003):
オーボエ、クラリネットとファゴットのための三重奏曲
フルート、クラリネットとファゴットのための三重奏曲
シャビエ・ボリアルト(1948-):
動物寓話集(オーボエ、クラリネットとファゴットのための)
ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):
フルート、イングリッシュホルンとクラリネットのための三重奏曲
アントニ=オラフ・サバテル(1959-):
That's(フルート、オーボエとクラリネットのための)
ドメネク・ゴンサレス・デ・ラ・ルビア(1964-):
オーボエ、クラリネットとファゴットのための田園三重奏曲
クリスティアン・ファローニ(フルート)
ディサ・イングリッシュ(オーボエ、イングリッシュホルン)
ラリー・パッシン(クラリネット)
シルビア・コリセリ(ファゴット)
録音:2006年1-2月、バルセロナ、スタジオ・テディサウンド

1CM 0182 \2450
ホセ・ルイス・グレコ(1953-):
ブードゥー・イン・ニューヨーク
モア・ミュージック・フォー・ダンス(1990-2007)
青[Azul]
(バスクラリネット、アルトサクソフォンとチェロのための;1995)(*)
ホルモンの状態[Estado hormonal](4つの女声のための;1998)(+)
熟した果実[Fruta Madura](2001)/ベル組曲[Belle Suite](2007)
もう遅い[It's Late Now](テノールのための;1992)(#)
タイムレス[Timeless](1990)/ブードゥー・イン・ニューヨーク(1990)
ある男の夢[The Dream of a Man](メゾソプラノのための;1990)(**)
マイケル・ムーア(バスクラリネット、アルトサクソフォン(*))
エドゥアルト・ファン・レヒテレン・アルテナ(チェロ(*))
エリザ・モリス、ドゥニーズ・ペルディキリス、
マーガレット・ジョヴァ、テレサ・ニエト(声(*))
ブライアン・ギャリフォード(テノール(#))
ミーケ・ドゥスホット(メゾソプラノ(**))
表記されている以外にも様々な楽器や音響が使われています。

1CM 0185 \2450
シェーンベルクとバルセロナ
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)
/エドゥアルト・シュトイアマン編曲:
浄められた夜 Op.4(ピアノ三重奏版)
ロバート・ジェラード(1896-1970):ピアノ三重奏曲
ジュアキン・オムス(1906-2003):2つの即興曲(*)
カンディンスキー三重奏団
コラド・ボルシ(ヴァイオリン) アンパロ・ラクルス(チェロ) 
エミリ・ブルガリャ(ピアノ)
録音:2007年7月27、29-30日、バルセロナ、リセウ高等音楽院
1932年、シェーンベルクは教え子のジェラードに招かれバルセロナに6ヵ月間
滞在、その間に「浄められた夜」を指揮しました。ジェラードの教え子オムス
の(*)は世界初録音。

1CM 0186 \2450
私は巡礼者 中世音楽の道
Gloria'n cielo[天には栄光](コルトーナのラウダ集(13世紀)から)
Laude novella[新しいラウダを](同上)
In Taberna[酒場にて](カルミナ・ブラーナ(13世紀)から)
Ich was ein chint so wolgetan[かつては無垢な少女だった](同上)
Totus floreo[私は花盛り](同上)
Wer daz elend bauen will(サンティアゴの歌;14世紀ドイツ)
Quant voi la flor nouvelle[新しい花を見ると]
(トルヴェールの歌;13世紀)
Fi, Maris, de vostre amour(アダン・ド・ラール(1230-1287)作曲)
Byrd one brere(13世紀イングランド)
Edi beo thu Hevene Queene[祝福あれ、天の女王](同上;器楽)
Dum pater familias(サンティアゴ賛歌;カリクストゥス写本(12世紀)から)
La rosa enflorese[バラの花](セファルディムのロマンス)
Durme, durme[おやすみ、おやすみ](同上)
Para que quiero yo mas vivir(セファルディムのエンデチャ)
Io son un pellegrin
(バッラータ;ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(1350年頃活躍)作曲)
Il Lamento di Tristano[トリスターノの嘆き](14世紀イタリア;器楽)
Rotta de Il Lamento di Tristano[トリスターノの嘆きのロッタ](同上)
Ecco la primavera[春が来た]
(バッラータ;フランチェスコ・ランディーニ(1325-1397)作曲)
カピリャ・アンティグア・デ・チンチリャ
ルイサ・マエッソ、フアン・フランシスコ・サンス(歌、打楽器)
ホセ・フェレロ(歌、シンフォニア、ドレーライアー、ラベル、中世ハープ)
マリア・ホセ・ロペス(ラベル、レベック、ビオラ・ダ・ブラッチョ)
アナ・ロペス・ピントル(フィドゥラ)
セルヒオ・アロンソ(ラベル、トロンバ・マリーナ、コーラス) 
ミゲル・モレル(ウド、シトラ)
アルフォンソ・サエス
(笛、アハベバ、シャリュモー、スルナ、角笛、クルムホルン、コーラス)
ミゲル・アンヘル・オレロ
(打楽器、サントゥル、オーボエ・ダ・カプスラ、コーラス)
ホセ・フェレロ(指揮)
録音:2007年9月23-30日、チンチリャ・デ・モンテアラゴン(スペイン)、
聖フリアン教会

1CM 0187 \2450
ジョルディ・セルベリョ(1935-):ピアノ作品集
アラベスク(2002)/プレルディアンド[Preludiando](2004)
フランツ・シューベルトに(1993)/学習幻想曲[Studio-Fantasia](1982)
楽興の時(1996)/小組曲(1996)/思考(2007)/間奏曲(2007)
ため息(1995)/バラード-ルービンシュタインへのオマージュ(1973)
ホセ・エンリケ・バガリア(ピアノ)
録音:2007年11月7-8日、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂

1CM 0188 \2450
アルベルト・ギノバルト(1962-)/ジョルディ・ガルセラン台本:
クリスマス・カンタータ「羊飼いたち」
ジョルディ・ボシャデラス(語り)
ヴィヴァルディ合唱団[カタルーニャ少女合唱団]
器楽アンサンブル
エドゥルネ・ビラ(ヴァイオリン) フランセスク・ピュチ(クラリネット)
フェラン・アルメンゴル(打楽器) ギリェルモ・プラッツ(コントラバス)
アルベルト・ギノバルト(ピアノ)
オスカル・ボアダ(指揮)
録音:2007年11月10-11日、
バルセロナ、アクサ・ウィンタールトゥール・ホール




<DIES>
DIES 200714 \2450
このように子供たちは歌う
ヘスス・グリディ(1886-1961):
このように少年たちは歌う(3曲)/子供の6つの歌
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):子供の歌集(10曲)
キニト・バルベルデ(1875-1918)&トマス・L・トレグロサ(1863-1913):
サルスエラ・コミカ「小学校の子供たち」
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
アルベルト・パドロン(ピアノ)
ハビエル・マルティネス・カルメナ(指揮)
録音:2006年6月、エル・エスコリアル修道院講堂




<LINDORO>
MPC 0118 \2450
音楽の高貴なるざわめき イギリス・ルネサンスの声楽&器楽名曲集
ジョン・ブル(1562頃-1628):In Nomine IV(**)
トマス・タリス(1505頃-1585):Iam lucis orto sidere(#)
ジョン・レドフォード(1486頃-1547):O lux beata Trinitas(#)
リチャード・アリソン(1560頃-1610頃):Quadran Pavan(+)
不詳(16世紀イングランド):In Paradise(*/++)/ I love unloved(++)
ウィリアム・ミュア・オヴ・ローラン(1594-1657):
Kathrein Bairdie(+)/ Gypsies Lilt(+)/ Ouer the Dek Davie(+)/ Corn
Gaird(es)(+)
ウィリアム・バード(1543-1623):Fantasia I a 6(++)
アントニー・ホルボーン(1545頃-1602):
Galliard The Teares of the Muses(++)
ウィリアム・バード:Ave verum corpus(#)
ジョン・コプラリオ(1570頃-1626):Fortune and glory(*/+)
ジョン・ダニエル(1564-1626頃):
Can doleful notes ?(**)/ Time, cruel time(##/+)
トマス・キャンピオン(1567-1620):Author of light(*/+)
トマス・タリス:When shall my sorrowful sighing slack(#)
エドワード・コラード(活躍:1598年頃):Go from my window(+)
ジョン・ブル:English toy(**)/ Irish toy(**)
不詳(16世紀イングランド):Farewell the Bliss(*/++)
クリストファー・フィールド(カウンターテナー(*))
イスラエル・ゴラーニ(リュート(+))
マティアス・ハフィンハ(オルガン(#))
ヨハン・ホーフマン(ヴァージナル(**))
ロイヤル・ウインド・ミュージック(++)
パウル・レーンハウツ(指揮(++)、リコーダー(##))
録音:2004年6月21-25日、フランスム(オランダ)、改革派教会
2004年6月26日、ウットゥム(ドイツ)、改革派教会




<ENCHIRIADIS>
EN 2022 \2450
ビウエラのコンパスで
ラファエル・ボナビータ:
聖ヨハネの朝(ピサドル原曲)/即興によるファンタジア
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560):
ファンタジア第4旋法/牛の見張り
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561):イタリアのパヴァーヌ
アロンソ・ムダラ(1500頃-1580):
クラロス伯爵-不詳(イングランド):クラロス伯爵
ルイス・デ・ナルバエス:リカフォルテの憂鬱
アロンソ・ムダラ:ルドヴィコ
ミゲル・デ・フエンリャナ(1535-1578):モラレスのデュオ
ルイス・デ・ナルバエス:クラロス伯爵
アロンソ・ムダラ:パヴァーヌ-ガイヤルド
ルイス・デ・ミラン:様々な旋法によるファンタジア/別のパヴァーヌ
ナルバエス:対位法のバス
クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562)/
ミゲル・デ・フエンリャナ:花咲く齢に生きるかぎり
ジョスカン・デプレ/ナルバエス:皇帝の歌
エンリケス・デ・バルデラバノ(1500-1556):ソネット
ラファエル・ボナビータ:私の歌(ボーナス・トラック)
ラファエル・ボナビータ(ビウエラ)
録音:2007年11月、マドリード

EN 2023 \2450
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):ビリャネスカ集 Vol.3
「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から
Dios los estremos condena / La tierra s'esta gozando /
Vana speranca / Adios, verde ribera / Alma, mirad vuestro Dios /
Dexo del mundo / Quiere Dios que le ofrezcamos /
Alma, si sabes d'amor / Prado ameno, gracioso / Virgen Santa /
Claros y hermosos ojos / Esclarecida madre / ! O grandes pazes ! /
Juycios sobre una estrella / Sanctissima Maria / ! O que nueva ! /
Si del jardin del cielo / que plazer! / Dios inmortal /
Pastores, si nos quereis / Acaba de matarme / Oyd, oyd una cosa
ムジカ・フィクタ
オラリャ・アレマン、マグダレナ・パディリャ(ソプラノ)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ)
グァルディオラ(テノール) ルイス・ビセンテ(バス)
アンサンブル・フォンテガラ
マヌエル・ビラス(ハープ) ラファエル・ボナビータ(テオルボ)
ラウル・マリャビバレナ(指揮)
録音:2007年8月、マラガ県ロンダ(スペイン)、跣足カルメル会旧修道院

EN 2024 \2450
ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752):
テノールのためのカンタータとリコーダー・ソナタ集
カンタータ第1番「美しいマイラの瞳の中で愛の神が眉をひそめる」(*)
リコーダーと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調
オルガンのためのヴォランタリー第2番ハ長調
カンタータ第5番「コリドン」(*)
リコーダーと通奏低音のためのソナタ第4番ヘ長調
オルガンのためのヴォランタリー第14番/同第9番
カンタータ第2番「クレオーラ」(*)
オルガンのためのヴォランタリー第11番/同第1番
リコーダーと通奏低音のためのソナタ第5番変ロ長調
カンタータ第3番「愛の神に穏やかな熱情があったとき」(*)
オルガンのためのヴォランタリー第12番
フェリクス・リーント(テノール(*))
ラ・テペスタ・バーゼル
フィリップ・ミクォー(ファゴット)
ロミーナ・リシュカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロブベルト・ブロッジーニ(チェンバロ、オルガン)
ムリエル・ロハート・リーント(リコーダー、指揮)
録音:2006年9月、ベートベルク教会(ドイツ)
英国で活躍し「乞食オペラ」で知られるドイツ人作曲家ペープシュ。英語カ
ンタータを歌うフェリクス・リーント(1970-)とリコーダー&指揮のムリエル
・ロハート・リーント(1971-)の夫妻は共にスイスのバーゼル生まれ。



<IVM(バレンシア音楽協会)>
PMV 004 \2450
天使の歌
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
Ben Pode, Santa Maria(第189番;竜とバレンシアの男のカンティガ)
En quantas guisas os saeus acorrer(339番;アリカンテのカンティガ)
聖母被昇天の神秘劇(13-14世紀)から Stella Maris Fulgentis
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(活躍:1147-1170):Misterios Asuncionistas
エルス(エルチェ)の聖母被昇天の神秘劇(15-16世紀)から
Ai, triste vida corporal(Llanto de Maria)
モンセラートの朱い本(14-15世紀):
Cuncti simus concanentes: Ave Maria/Polorum Regina
バレンシアの聖クララ会修道院の合唱歌集 から Gaude, flori virginali
シビラの歌(15世紀):
Iudicii signum(アラゴンのドン・マルティン1世(在位:1396-1410)の祈祷文)
カペリャ・デ・ミニストレルス
バレンシア自治州合唱団
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2006年5月16-17、19日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、
アルフォンス・エル・マグナニム・ホール
リカヌス・レーベルでおなじみのカペリャ・デ・ミニストレルスが登場。ス
ペインの地中海沿岸地方(カタルーニャ、バレンシア、ムルシア)に関係のあ
る音楽が集められています。

PMV 005 \2450
フランシスコ・クエスタ(1890-1921):ピアノ作品集&3つの歌曲
前奏曲/バレンシアの歌/バレンシア舞曲イ長調/同ト長調
オリエンタル舞曲/子供の情景/擲弾兵/5つの前奏曲
ガヴォット/スペイン奇想曲/セレナード
エル・ココ(子供をさらう妖怪)(*)/詩的モチーフ(*)/戻る恋人の歌(*)
マルタ・マテウ(ソプラノ(*))
リカルド・ロカ(ピアノ)
録音:2006年7月10日、2007年7月5日、トレント(スペイン)、ラウディトリ
夭折したバレンシア・ナショナリズムの作曲家クエスタの作品。

PMV 006 \2450
ビセント・ガルセス(1906-1984):バレンシアの5つの歌 作品選集
バレンシアの5つの歌(ソプラノと管弦楽のための)(*)
バレエ「マリナダ」からの舞曲集(ピアノのための)(+)
ルイス・ミランに捧げる組曲(ピアノのための)(+)
歌と舞曲(ギターのための)(#)
カンティガ(合唱のための)(**)/合唱の祭壇画(**)
田園詩集(ソプラノとピアノのための)(++)
エリカ・エスクリバ・アスタブルアガ(ソプラノ(*/++))
バレンシア自治州青年管弦楽団(*)
マヌエル・ガルドゥフ(指揮(*))
リカルド・ロカ(ピアノ(+))
ジョセ・ルイス・ルイス・デル・プエルト(ギター(#))
バレンシア自治州合唱団(**)
フランセスク・ペラレス(指揮(**))
ミゲル・アンゲル・ゴレア(ヴァイオリン(++))
録音:2006年6月23-25日2007年6月4-6日、リリア(スペイン)、
音楽会館コンサートホール(+)
2006年12月27-28日(+/#/++)、2007年6月4-6日(**)、
バレンシア(スペイン)、音楽&議事堂(+/#/**/++)
寡作の人、バレンシアの作曲家ガルセスの作品。



<LICANUS>
CDM 0822 \2450
聖母の誉を称えるために アラゴン王国のアルス・アンティクァ
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院(13世紀)
Ab hac familia(器楽)
聖母の謙虚さが世に救いをもたらした[Sospitati dedit mundum]
サンクトゥス/天の軍団はこぞりて御身をたたえる[Te laudant agmina]
罪を除きたまえ[Crimina tollit]
タラゴナ県エスカラデイの修道院長
神の御母よ[Mater Dei]
タラゴナ、サンタ・クレウス[聖十字架]修道院(13世紀)
聖母マリアの生誕を[Nativitas Marie virginis]
御身はあまたの称賛に値し[Promeneris summe laudis]
栄光に満てる神の御母は[Gloriose matris Dei]
ジロナ県リポイの聖マリア修道院(13世紀)
冬の寒さが緩み[Cedit frigus hiemale]
タラゴナ県トルトザの大聖堂(13世紀)
イザヤは歌った[Isaias cecinit]
春の花の姿で[Veri floris sub figura]
忠信を捧げる者たちよ、喜べ[Gaudeat devotio fidelium]
バルセロナ県ムルタのサン・ジェロニ[聖ジェロニモ]修道院(14世紀)
至高の父の誉を称えるために[Ad honorem summi Patris]
シビラの歌(ジローナ 12世紀)
審判の徴[Iudicii Signum]
カペリャ・デ・ミニストレルス
ピラル・エステバン(ソプラノ)
アルベルト・グァルディオラ、ホセ・ピサロ(テノール)
ダビド・アンティク(リコーダー) カルレス・マグラネル(ヴィエール)
エフレン・ロペス(中世リュート、ギテルナ)
イグナジ・ジュルダ(オルガン) パウ・バリェステル(鈴、打楽器)
リュイス・ビク・ヴォカーリス(男声合唱)
カルレス・マグラネル(指揮)
録音:2007年12月29-30日、バレンシア(スペイン)、
ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・
ホール
アラゴン王国に併合されたカタルーニャにおける、古い技法(ars antiqua)
による教会ポリフォニー音楽。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.20

2009年01月23日 18時16分09秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67661 \2180
シューマン:チェロ作品集 ――
幻想小曲集Op.73/アダージョとアレグロ変イ長調Op.70/ヴァイオリン・ソ
ナタ第3番イ短調WoO.27(イッサーリス編)/夕べの歌Op.85-12(ヨアヒム編)
/3つのロマンスOp.94/民謡風の5つの小品Op.102
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
「子供の頃からシューマンは最愛の友人であり、シューマン以上に身近な作
曲家はいない」とまで語るイッサーリス。
これまでのシューマンの音楽に対する功績の大きさが讃えられ、シューマン
の生地ツヴィッカウ市から"シューマン賞"を授与されるなど、イッサーリス
とシューマンの関係は切っても切れないほど強固で深いものなのである。
「幻想小曲集」や「アダージョとアレグロ」、「5つのロマンス」など様々な
楽器で演奏される名作だけでなく、イッサーリス自身のアレンジによる「ヴァ
イオリン・ソナタ第3番」を加えるなどプログラムも多彩。
このシューマンでイッサーリスが弾いているチェロは、日本音楽財団より貸
与されている1730年製のストラディヴァリウス"フォイアマン"、ロンドンの
王立音楽院から使用許可を得た1726年製のストラディヴァリウス。
2台の銘器を操る"ミスターガット弦"イッサーリスのシューマンが聴き手の
心を魅了する。
2008年6月28日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5831 \2080
シチェドリン:チェロのための作品集 ――
ロシア民謡による古い旋律/チェロ・ソナタ/アルベニスの形式で/カドリエ
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ロディオン・シチェドリン(ピアノ)
英国チェロ界の名手ラファエル・ウォルフィッシュとソ連作曲家同盟の議長
を務めた大御所シチェドリンのデュオによるシチェドリンのチェロ作品集!
「カルメン組曲」の作曲家としての一面がクローズアップされることの多い
シチェドリンの室内楽作品を、ウォルフィッシュの弓とシチェドリンのピア
ノが濃厚に繰り広げる。2007年5月25日の録音。



<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
REAM.2108 2枚組 \4360
ホワイト:ピアノ・ソナタ第1番、同第5番、同第4番、同第9番
ホディノット*:
ピアノ・ソナタ第1番Op.17、夜想曲第2番Op.16-1、
ピアノ・ソナタ第2番Op.27、夜想曲第1番Op.9、悲歌Op.18-3
コリン・キングスリー(ピアノ)、ヴァレリー・トライオン(ピアノ)*
3曲のオペラ、26曲の交響曲、そしてなんと166曲(!)のピアノ・ソナタを作
曲したジョン・ホワイト(1936-)と、2008年に他界したウェールズの名匠ホ
ディノットのピアノ・ソナタ集。ちなみにホディノットのピアノ・ソナタを
弾いているのは若かりし日のヴァレリー・トライオン。
1960年5月&1962年11月の録音(モノラル)。

REAM.3113 3枚組 \6540
バックス:ピアノ作品集 ――
ピアノ・ソナタ嬰へ短調/演奏会用ワルツ変ホ長調/2つのロシアの音の絵
/トッカータ/王女の薔薇の園/ウォッカ・ショップにて/水仙を持った少
女/アップル・ ブロッサム・タイム/眠気/山の雰囲気/冬の水景/流浪
の夢/ネレイド/5月の夕べに/回転木馬/ピアノ・ソナタ第2番ト長調/
奴隷の少女/吟遊詩人が我々に伝えたこと/典礼の踊り/誘惑の踊り/水
上の音楽/子守歌/バーレスク/カントリー・チューン/丘の調べ/地中
海/ピアノ・ソナタ第3番嬰ト短調/同第4番ト長調
イリス・ラヴリッジ(ピアノ)
1985年から1996年にかけて収録されたシャンドス盤(CHAN X10132)よりさら
に前となる1959年から1963年にかけて収録されたバックスのピアノ作品集。
ケルトなどアイルランドの民族音楽を愛したバックスのモダンでロマンティ
ックなピアノ作品の数々を、イギリスの女流ピアノ奏者ラヴリッジが弾く。
1959年-1963年の録音(モノラル)。



<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7954/5 2枚組 \2580
J・シュトラウスII世:喜歌劇《こうもり》
ユリウス・パツァーク(テノール)、ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、
クルト・プレーガー(バリトン)、ジークリンデ・ワーグナー(アルト)、
クレメンス・クラウス(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、他
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾
い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手
たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。デッカのLXT2550/1でリリース
されていたクレメンス・クラウスの「こうもり」。




<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2063 \2180
テレマン:12の幻想曲
エリザベス・ウォーカー(フルート)
エリザベス・ウォーカーは、イギリスではナンシー・ハッデンとスティーヴ
ン・プレストン、ハーグではウィルベルト・ハーツェルツェットにモダン・
フルートとバロック・フルートを学んだイギリスの女流フルーティスト。
ニュー・ロンドン・コンソートのレコーディング参加やBBC響、シティ・オ
ヴ・ロンドン・シンフォニアにゲスト奏者に招かれるなど、モダンとピリオ
ドを駆使するフルート奏者として活躍している。

QTZ 2062 \2180
エキソドス ―― I-VI
ポール・ダンモール(ソプラノ・サクソフォン)、
ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)
スタジオ・ミュージシャンなど様々な分野で活躍するサクソフォン奏者ポー
ル・ダンモールと、現代のヴァイオリン作品の申し子ロマン・ミンツによる
革新的で刺激的なアヴァンギャルドの世界。




<Halle>(Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CDHLL 7520 2枚組 \3560
エルガー:オラトリオ《ジェロンティアスの夢》Op.38
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)、ポール・グローヴス(テノール)、
ブリン・ターフェル(バリトン)、ハレ管弦楽団&合唱団、ハレ少年合唱団
ハレ管弦楽団による自主レーベル "Halle"の復活リリース第1弾は、エルガー
・エディションの続編となる大作「ジェロンティアスの夢」。ニューマン枢
機卿から贈られた詩を題材として作曲された「ジェロンティアスの夢」は、
英国オラトリオの中でも最高傑作の1つに数えられている。
バリトンのブリン・ターフェルやメゾのアリス・クートなど豪華キャストで
贈る壮大な「ジェロンティアスの夢」で"Halle"レーベルが再スタートを切る。
2008年7月15日-19日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホールでの録音。
※流通再開となる"Halle"はレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
また新譜2タイトルを除く旧譜に関しては、当面の間、通常のCDとCD-R盤が混
在する可能性がございます。予めご了承下さい。

CDHLL 7515 \1780
C・マシューズ:
アルファバイシクル・オーダー/ホルン協奏曲*(全曲世界初録音)
ヘンリー・グッドマン(ナレーター)、リチャード・ワトキンス(ホルン)*、
エドワード・ガードナー(指揮)、マーク・エルダー(指揮)*、
ハレ管弦楽団、ハレ少年合唱団
「冥王星」の作曲者であり、マーラーの「交響曲第10番」クック版の校訂者
でもあるイギリスの作曲家コリン・マシューズ(1946-)。「冥王星」の作曲や
ドビュッシーの管弦楽版「前奏曲集」のアレンジなど、密接な関係にあるマ
シューズのオリジナル作品集にハレ管がいよいよ着手!
英国ホルン界の名手ワトキンスのソロによる「ホルン協奏曲」、児童合唱と
ナレーションが加わる劇的な「アルファバイシクル・オーダー」は両作品と
も世界初録音となる。2004年7月12日*&2007年7月10日-11日の録音。

CDHLL 7500 \1780
エルガー:
交響曲第1番変イ長調Op.55/序曲《南国にて》/歌曲《月明かりの中で》*
クリスティーヌ・ライス(ソプラノ)*、
マーク・エルダー(指揮&ピアノ*)、ハレ管弦楽団
ハレ管弦楽団による自主レーベル "Halle"の記念すべきリリース第1弾。堂々
たる正統派のエルガーは流石イギリスのオーケストラと称えるべき秀演。
2001年-2002年、マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。
復刻再案内。

CDHLL 7501 \1780
エルガー:
エニグマ変奏曲Op.36/弦楽セレナード ホ短調Op.20/
序曲《コケイン》Op.40/朝の歌Op.15-2/
原典版フィナーレ-エニグマ変奏曲より(世界初録音)
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
「エニグマ変奏曲」の全曲に加えて、世界初録音となる"原典版"のフィナー
レを収録した「エニグマ変奏曲」の完全版!
2002年、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホール&マンチェスター新
放送センター・スタジオ7での録音。復刻再案内。

CDHLL 7502 \1780
ニールセン:
交響曲第5番Op.50/フルート協奏曲/劇音楽《アラジン》より 入場の行進
(世界初録音)
アンドルー・ニコルソン(フルート)、
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
バルビローリとのニールセンが懐かしいハレ管。現常任指揮者エルダーとの
ニールセンの交響曲録音は「第5番」!首席フルート奏者ニコルソンが輝く
「フルート協奏曲」をカップリング。
2002年5月27日-28日&10月17日、マンチェスター・ブリッジウォーター・
ホールでの録音。復刻再案内。

CDHLL 7503 \1780
イングリッシュ・ラプソディ ――
バターワース:管弦楽のための狂詩曲《シュロプッシャーの若者》、
小管弦楽のための《2つのイギリス田園詩曲》、青柳の堤
ディーリアス:
歌劇《イルメリン》より 前奏曲、楽園への道、イギリス狂詩曲《ブリッグ
の定期市》
グレインジャー:ブリッグの定期市
伝承曲:ブリッグの定期市(歌:ジョセフ・テイラー/1908年の録音-約40秒)
マーク・エルダー(指揮)、
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、ハレ管弦楽団&合唱団
「ブリッグの定期市」は下敷きになった伝承曲の、20世紀初頭の貴重な音源
が付加されており、その発展形であるディーリアス、グレインジャーの2種類
の「ブリッグの定期市」の聴き比べができるという見事な企画。
2002年10月、ブリッジウォーター・ホール&マンチェスター新放送センター
・スタジオ7での録音。復刻再案内。

CDHLL 7504 \1780
クリスマス・クラシックス ――
アンダーソン:そり滑り/スマート&モンゴメリー:栄光の国からの天使/
マッカートニー&デイヴィス:《リヴァプール・オラトリオ》より-
The World You’re Coming Into/民謡(グノー編):最初のノエル/民謡
(ラッター編):ネイティヴィティ・キャロル/メイソン&ワッツ(ラッター編):
ジョイ・トゥー・ザ・ワールド/レオントヴィッチ&ウィルホースキー(ハイ
マン編):キャロル・オヴ・ザ・ベル/アダム&ドウェイト(カレン編):おお聖
なる夜/ピアポント(グノー編):ジングル・ベル/チャイコフスキー:《くる
み割り人形》より-ワルツ/バーリン(カレン編):ホワイト・クリスマス
クリア・ラッター(ソプラノ)、
カール・デイヴィス(指揮)、ハレ管弦楽団&合唱団
ルロイ・アンダーソンの「そり滑り」からマッカートニー&デイヴィスの
「リヴァプール・オラトリオ」からの抜粋などが並ぶ独創的なプログラミン
グのクリスマス・アルバム。
2003年6月9日-10日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。
復刻再案内。

CDHLL 7505 \1780
エルガー:
チェロ協奏曲ホ短調Op.85/ファルスタッフOp.68/バスーンのためのロマン
ス/スモーキング・カンタータ(世界初録音)
ハインリヒ・シフ(チェロ)、マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
目玉はなんといってもハインリヒ・シフがソリストを務める圧巻の「チェロ
協奏曲」!1919年に作曲された僅か1分弱の「スモーキング・カンタータ」
も興味深い。
2003年7月21日-22日&10月11日-12日、マンチェスター・ブリッジウォーター
・ホール&マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。復刻再案内。

CDHLL 7506 \1780
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10/交響曲第6番ロ短調Op.54
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)、ハレ管弦楽団
ハレ管に「洗練と妥協なき誠実な姿勢」を植えつけた“ミスターS”スクロ
ヴァチェフスキのショスタコーヴィチ第1弾。交響曲第1番は1996年11月1日、
交響曲第6番は1997年11月7日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホー
ルでの録音。復刻再案内。

CDHLL 7507 \1780
エルガー:弦楽のための《序奏アレグロ》
シャーリー:ソング
エルガー:交響曲第2番変ホ長調Op.63
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
ハレ管の首席奏者たちによる弦楽のための「序奏とアレグロ」、シャーリー
の「ソング」での指揮者エルダーの朗読、そして「交響曲第2番」。ハレ管
の小編成から大編成までの魅力が詰まったエルガー・アルバム。
2003年-2004年、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホール&マンチェ
スター新放送センター・スタジオ7での録音。復刻再案内。

CDHLL 7508 \1780
R・シュトラウス:
交響詩《ドン・ファン》Op.20/東方の聖なる3人の王たちOp.56-6/
森の幸せOp.49-1/子守歌Op.41-1/あした!Op.27-4/ばらのリボンOp.36-1
/わが子へOp.37-3/解き放たれた心Op.39-4/交響詩《マクベス》Op.23
アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)、
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
ハイペリオンの歌曲集、小澤征爾との第9、シャイーとのマーラーの交響曲
第8番でもお馴染みのシュヴァネヴィルムスを迎えてのR・シュトラウス。
オーケストラ、歌声ともにかなりの高水準。
2004年9月22日-23日&7月12日-13日、マンチェスター新放送センター・スタ
ジオ7での録音。復刻再案内。

CDHLL 7509 \1780
エルガー:
序曲《フロワッサール》Op.19、夢の中の子供たちOp.43、
頌歌《ミュージック・メイカーズ》Op.69
J・S・バッハ(エルガー編曲):幻想曲とフーガ ハ短調BWV.537
ジェーン・アーウィン(メゾ・ソプラノ)、
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団&合唱団
エルガーの合唱、独唱付き作品や編曲作品集。エルガーのアレンジによる大
バッハの「幻想曲とフーガ」はアレンジ物ファン要チェック。
2005年3月22日-24日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホールでの
録音。復刻再案内。

CDHLD 7510 2枚組 \3560
ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽《すずめばち》(英語全曲版世界初録音)
ヘンリー・グッドマン(ナレーター)、
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
イギリスの演出家でありライターでもあるデヴィッド・パウントニー校訂の
新たなスコアを使用した録音された幻の作品「すずめばち」の"劇音楽全曲"
世界初録音盤!2005年7月26日-28日、アルバート・ホールでの録音。
復刻再案内。

CDHLD 7511 2枚組 \3560
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲第5番《革命》ニ短調Op.47/同第10番ホ短調Op.93
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)、ハレ管弦楽団
“ミスターS”こと巨匠スクロヴァチェフスキのハレ管弦楽団の首席指揮者在
任中(-1991年)に生まれた同オーケストラ史上屈指の名演と名高いショスタコ
ーヴィチ。
1990年1月29日-30日、ハダースフィールド・タウン・ホール(第5番)&
1990年11月23日-24日、ボルトン・アルバート・ホール(第10番)での録音。
復刻再案内。

CDHLL 7512 \1780
イギリスの風景 ――
バックス:交響詩《ティンタジェル城》
ディーリアス:春初めてのかっこうを聞いて、河の上の夏の夜
エルガー:夏の急流
フィンジ:落ち葉
アイアランド:丘
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、ノーフォーク狂詩曲第1番
マーク・エルダー(指揮)、
リン・フレッチャー(ヴァイオリン)、ハレ管弦楽団&合唱団
「イギリスの風景」と題されたまさにイギリス一色の作品集。フィンジ、
バックス、ディーリアス、エルガー・・・、抒情あふれる美しき旋律の数々
に心を奪われる。
2005年11月5日-6日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。
復刻再案内。

CDHLL 7513 \1780
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描《海》
ドビュッシー(C・マシューズ編曲):
《前奏曲集》より 霧、西風の見たもの、吟遊詩人、カノプスつぼ、音と香り
は夕暮れの大気に漂う、ヴィーニョの門、枯葉、風変わりなラヴィーヌ将軍、
パックの踊り、交代する3度、野をゆく風、亜麻色の髪の乙女
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
「冥王星」の作曲者、コリン・マシューズがエルダー&ハレ管のためにアレ
ンジを施した「マシューズ版前奏曲集」収録のベストセラー盤。「海」での
鮮やかな色彩にもウットリ。
2006年7月14日-16日&8月2日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7で
の録音。復刻再案内。

CDHLL 7517 \1780
ワーグナー:
歌劇《さまよえるオランダ人》序曲/舞台神聖祝典劇《パルジファル》より
第1幕の前奏曲と聖金曜日の音楽/楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲
と愛の死/楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より序曲、第1幕
への前奏曲、第3幕への前奏曲
アニヤ・カンペ(ソプラノ)、マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
ワーグナー歌手として人気の高いソプラノ、アニヤ・カンペが「トリスタン
とイゾルデ」の「愛の死」を歌ったハレ管シリーズ初のワーグナー・アルバ
ム。2007年1月23日&2月4日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7で
の録音。復刻再案内。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-01 No.19

2009年01月23日 18時15分35秒 | Weblog
<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 148 \2180
レクレアシオン
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):6つのソナタ
(アントニオ・ソレール(1729-1783)原曲)
クリストバル・アルフテル(1930-)編曲:
ティエント第1旋法と皇帝のバターリャ
(アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)原曲)
クラウディオ・プリエト編曲(1934-):
ファンダンゴ(アントニオ・ソレール原曲)
ホセ・ルイス・トゥリーナ(1952-)編曲:
アロンソ・ムダーラのファンタジアによるファンタジア
(アロンソ・ムダーラ(1510-1580))
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
アルド・チェッカート(指揮)
録音:2006年12月、スペイン、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部
スペインのルネサンス・バロック時代に書かれたチェンバロやビウエラのた
めの作品の、20世紀スペインの作曲家による大胆な管弦楽用編曲を集めた珍
曲集。スペイン最南部マラガのオーケストラとその音楽監督チェッカート
(1934年ミラノ生まれ)による胸のすくような演奏を楽しめます。

DISCANTICA 175 \2180
ノルウェー、コングスベルグ教会のグローガー製オルガン
J・S・バッハ(1685-1750):
トッカータとフーガ ニ短調(ドリア旋法)BWV538
ようこそ、慈悲深きイエスよ(コラール変奏曲)BWV768
暁の星のいと美しきかな BWV739/幻想曲とフーガ ニ短調 BWV549a
パストラーレ ヘ長調 BWV590/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
アドアルド・ベロッティ(オルガン)
録音:2008年1月28日、ノルウェー、コングスベルグ教会
使用楽器:1764年、ゴットフリート・ハインリヒ・グローガー製

DISCANTICA 176 \2180
パウル・ヒンデミット(1895-1963)/
ヘートヴィヒ・ミヒェル&フランツィスカ・ベッカー台本:
子供のためのクリスマス劇「トゥッティフェントヒェン」
(1922;クイリーノ・プリンチペ翻訳によるイタリア語版)
クイリーノ・プリンチペ(語り)
ミラノ・ジゼッペ・ヴェルディ交響楽団
ファブリツィオ・ドルシ(指揮)

DISCANTICA 180 \2180
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
シンフォニア ヘ長調 Fk67
チェンバロと弦楽のための協奏曲イ短調 Fk45
シンフォニア ニ短調 Fk66
チェンバロと弦楽のための協奏曲ホ短調 Fk43
ミケーレ・ベヌッツィ(チェンバロ)
アルコメロ・アンサンブル
録音:2007年9月3-6日、イタリア、クレモナ県パラッツォ・ピニャーノ、
聖マルティノ教区司祭教会

DISCANTICA 181 \2180
レクレアツィオーニ
ジャンフランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):
ヴィヴァルディアーナ(ヴィヴァルディの音楽による)
ルイジ・ダッラピッコラ(1904-1975):
タルティーニアーナ(タルティーニのヴァイオリン・ソナタによる
ヴァイオリンと管弦楽のためのディヴェルティメント)
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
パガニニアーナ(パガニーニの音楽によるディヴェルティメント)Op.65
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
ロッシニアーナ(ロッシーニの小品による管弦楽のための組曲)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
アルド・チェッカート(指揮)
録音:2008年2月18-22日、スペイン、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部
DISCANTICA 148 のイタリア版ともいえる内容ですが、収録曲の知名度はこち
らのほうがかなり高いでしょう。活動時期が重なる4人の作曲家のオーケスト
レーションにおける個性の比較も楽しめます。

DISCANTICA 182 \2180
小さな仕立屋の物語
ティボル・ハルシャーニ(1898-1954):
「小さな仕立屋の物語」(グリムの童話による音楽寓話;イタリア語版)(*)
ジャン・フランセ(1912-1997):
休暇(2つのヴァイオリン、チェロとピアノのための)(+)
ピエール・ヴェローヌ(1889-1938):
子象ババールの冒険(ピアノ四手連弾のための7つの平易な小品)(#)
エウジェニオ・フィナルディ(語り(*))
アントラクト(器楽アンサンブル)
アンドレア・ペコーロ、エレーナ・ファッカーニ(ヴァイオリン(*/+))
ヤコプ・ルートヴィヒ(チェロ(*/+)) 
パオラ・フレ(フルート、オッタヴィーノ(*))
デニス・ザンケッタ(クラリネット(*)) 
エヴァンドロ・ダッローカ(ファゴット(*))
マウロ・エダンティッペ(トランペット(*)) 
エリオ・マルケジーニ(打楽器(*))
アンドレア・カルカーノ(ピアノ(*/#)) 
アンドレア・レバウデーニョ(ピアノ(#))
カルロ・ボッカドーロ(指揮(*))

DISCANTICA 184 \2180
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「皇帝ティトゥスの慈悲」K.621 から 序曲,夢に見し花嫁姿(*)
バセットホルン協奏曲(クラリネット協奏曲)ヘ長調 K.622(+)
フリーメイソンの葬送音楽 ハ長調 K.477
バセットホルン(クラリネット)と弦楽のための五重奏曲 K.581b(断章)(#)
カルメーラ・レミージョ(ソプラノ(*))
デニス・ザンケッタ(バセットホルン(+))
イ・ポメリッジ・イ・ムジカーリ管弦楽団(#以外)
アントネット・マナコルダ(指揮(#以外))
アントラクト(#)
録音:2007年6月1日、ミラノ、ダル・ヴェルメ劇場




<SOMM>
SOMMCD 082 \2180
フランク・ブリッジ(1879-1941):ピアノ作品集 Vol.2
おとぎ話の組曲/秋に/牧歌的小品 第1集/狂詩的練習曲/グラツィエッラ
劇的幻想曲/3つの小品/海の牧歌(第1番)/小品組曲/性格的小品集
マーク・ベビントン(ピアノ)
録音:2007年1月4-5日、CBSOセンター

SOMMCD 083 \2180
ジュリオ・カッチーニとそのサークル
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):こうして少しずつ私は
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):
私の苦しみを哀れんでおくれ/この苦き涙/いとも甘いため息
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):軽い指慣らし
ジュリオ・カッチーニ:アモールよ、私は去る
クラウディオ・モンテヴェルディ:
星に打ち明けたものだった/もう戦いはやめてくれ
ジュリオ・カッチーニ:もう戦いはやめてくれ
ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):
トッカータ集第1巻 から トッカータ
クラウディオ・モンテヴェルディ:この上なく不実な顔
ジュリオ・カッチーニ:この上なく不実な顔
ジローラモ・カプスベルガー:トッカータ第10番
ジュリオ・カッチーニ:わが太陽を見ん/わが麗しのアマリッリ
クラウディオ・モンテヴェルディ:つれないアマリッリ
ピーター・フィリップス(1560-1628):ジュリオ・ロマーノのアマリッリ
ジュリオ・カッチーニ:星に打ち明けたものだった/幸せの小鳥
クラウディオ・モンテヴェルディ:あのさえずる小鳥は
ジュリオ・カッチーニ:
されば死なねばならぬのか/フィッリ、空を見上げて/筆舌に尽くせぬ熱情
ラ・ヌオーヴァ・ムジカ
エリザベス・ワイスバーグ(ソプラノ) レイチェル・ロイド(メゾソプラノ)
デイヴィッド・ベイツ(カウンターテナー、指揮)
サイモン・ウォール、ケヴィン・カイル(テノール) 
ジェイムズ・アーサー(バスバリトン)
リチャード・スウィーニー(キタローネ) 
ジョゼフ・マクハーディ(チェンバロ)
録音:2007年1月8-10日、英国、ハートフォードシャー州グレートマンデン、
聖ニコラス教会
カッチーニの「新音楽」に収められた独唱マドリガーレ全曲と、モンテヴェ
ルディのマドリガーレ集第3、4、5巻から選ばれた楽曲を中心に構成された
アルバム。

SOMMCD 071 \2180
【旧譜・再案内】
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1959):交響曲第5番ニ長調(*)
カンタータ「われらに平安を与えたまえ」(+)
ルネ・フリン(ソプラノ(+))
ロイ・ヘンダーソン(バリトン(+))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
BBC交響楽団&合唱団(+)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮)
録音:1952年9月3日、ロイヤル・アルバート・ホール、
プロムナード・コンサート、ライヴ(*)
1936年11月、BBCスタジオ、放送初演(+)
2008年英国グラモフォン賞・歴史的録音(Historic Archive)部門受賞ディスク。

SOMM-BEECHAM 24 \2180
ビーチャム・コレクション
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950):シンフォニエッタ(1944)(*)
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):交響詩「山の夏の日」Op.60(1906)(+)
ロード・バーナーズ(1883-1950):
バレエ組曲「ネプチューンの勝利」(1926)(#)
トレヴァー・アントニー(バス(#))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(*/#)
BBC交響楽団(+)
トマス・ビーチャム(指揮)
録音:1947年4月26日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、
ロイヤル・フィルハーモニック・ソサイエティ(*)
1951年10月6日、ロンドン、マイダ・ヴェール・スタジオ(+)
1946年11月10日、サウス・ロンドン、クロイドン、デイヴィス劇場(#)
初CD化音源。(#)の第8曲は演奏の段階で割愛されたため収録されておりません。



<ARTA>
F 10162 \2080
ブジェフノフ修道院のオルガン
不詳(オクセンハウゼンのオルガン曲集 から):
Pedale di Pleno Coro/Postilion
ヴァレンティン・ラートゲーバー(1682-1750):
アリア 13 exト長調/アリア 14 exト長調
ヨゼフ・メンツェル:シンフォニア ニ長調(1762)(**)
ヴェンツェル・グンター・ヤーコプ(1685-1734):
イエスとマリアの告別の対話(*/#/**)
ヴァレンティン・ラートゲーバー:アリア 49 exニ短調
不詳:フーガ(ニ短調)
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777):
ディヴェルティメント Op.3 から
アレグロ-アダージョ-メヌエット-アレグロ・アッサイ
不詳(オクセンハウゼンのオルガン曲集 から):
Quintathön com tremulant, Allmande
ヴァレンティン・ラートゲーバー:アリア1exヘ長調
不詳(オクセンハウゼンのオルガン曲集 から):夜のホルン
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル:
ディヴェルティメント Op.3 から ラルゲット
ヴァレンティン・ラートゲーバー:アリア8exヘ長調
不詳:めでたし、贖い主の御母(+/**)
エラスムス・メンチェル(?-1758):ソナタ ex嬰ニ長調
ヴェンツェル・グンター・ヤーコプ:聖霊降臨祭の歌(#/**)
ヨゼフ・メンツェル/フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):
フーガ ハ長調
ロベルト・フゴ(オルガン、アーティスティック・ディレクター)
カペラ・レジア・プラハ(**)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ(*)) 
マルケータ・ツクロヴァー(アルト(+))
ヤロミール・ノセク(バス(#))
ユリエ・ブランナー(フラウト・トラヴェルソ) 
ヴォイチェフ・ヨウザ(オーボエ)
マグダレナ・マラー、イジー・シハ(ヴァイオリン) 
ズザナ・ペジノヴァー(ヴィオラ)
ペトル・ハモウツ(チェロ) ラドヴァン・ヘチ(コントラバス)
録音:2008年3月、プラハ近郊、ブジェフノフ修道院、聖マルケータ教会堂
使用楽器:2007年、カーンスキー&ブラフトル製
(モデル:1725年、トビアス・マイスナー製)

F 10174 \2080
スヴァター・ホラ、聖母マリア被昇天教会の内陣オルガン
2つの鍵盤楽器、三・四手&二・三・四脚連弾のための音楽
アルレリオ・ボネッリ(1569頃-1620):トッカータ・クレオパトラ(8声)
不詳(18世紀):二人のための協奏曲
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):協奏曲イ短調
ヨセフ・ブランコ(1775-1811 / 1750-1841):2台のオルガンのための協奏曲
ヨハン・クリストフ・ケルナー(1736-1803):四重奏曲(*)/フーガ ニ短調(+)
エルンスト・フリードリヒ・ガブラー(1807-1893):
序奏とフーガ ハ短調 Op.10
カレル・パウケルト、ヤロスラフ・トゥーマ:リズムズ&カラーズ(即興演奏)
ピンク・パンサーの足跡の上で,リズムズ&カラーズ,お気に召すまま,
リゲティの思い出,ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼに
カレル・パウケルト、ヤロスラフ・トゥーマ(オルガン)
録音:2008年8月、チェコ、プシーブラム、スヴァター・ホラ、
聖母マリア被昇天教会
使用楽器:2007年、ヴラディミール・シュライフ製
チェコの巡礼地スヴァター・ホラ(聖なる山)の教会の内陣に新たに設置され
たオルガンを演奏。このオルガンは2台に分けることができるというユニーク
なもので、収録作品も1曲目から(*)までは2台オルガン、(+)から最後までは
1台連弾で演奏されています。即興演奏はもちろん、クラシカルな楽曲もかな
りおもしろく聴けます。



<NIBIRU>
NIBIRU 0148-2 \2080
ヤン・ヨセフ・イグナーツ・ブレントネル(1689-1742):
晩課(5つの詩篇とマニフィカト)
Dixit Dominus / Confitebor / Beatus vir / Laudate pueri /
Laudate Dominum / Magnificat
神への賛歌 Op.3 から
Domine non sum gignus / In te confido / Oderit me totus mundus /
Parce mihi Domine / Gloria et honore / O beata
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
レスター・ラルデノイエ(男性アルト)
ヤロミール・ブジェジナ(テノール)
トマーシュ・クラール(バス)
アンサンブル・イネーガル
プラハ・バロック・ソロイスツ
アダム・ヴィクトラ(指揮)
録音:2008年9月6-9日、プラハ、鎖の下の聖母マリア教会
ブレントネル(ブレントナー)は後期バロック的なコンチェルタート様式を得
意としたボヘミアの作曲家で、「神への賛歌」はその特徴がよく表れていま
す。ゼレンカの前作2枚で好評を博したアダム・ヴィクトラ&アンサンブル・
イネーガルの精緻な演奏はここでもみごとです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする