クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-06 No.31-1

2010年06月30日 20時46分26秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \1000
8.559677
ウィテカー:合唱作品集
1.彼女の聖なる魂が舞い上がる/2.少年と少女/3.水の夜/4.結婚/5.ルクス
・アルムク(黄金の光)/6.小さな木/7.ダビデ王が息子アブサロムの戦死を聞
いた時/8.レオナルドは空飛ぶマシーンを夢見る/ 9.私はこの素晴らしき日
を神に感謝する/10.眠り/11.小鳥
演奏:エローラ・フェスティバル・シンガーズ/
レスリー・デアス(ピアノ)…6.11/キャロル・バウマン (パーカッション)…8
/ノエル・エジソン(指揮)
熟練した指揮者、および作曲家であるウィテカー(1970-)。彼は精巧なテキス
トと、ユニークな響きを用いて、この世のものとも思われぬ美しい音楽を作り
出します。瞬間の美と調和の確かな表出、そして流動的な時間。これらを軸に、
荘厳で光に満ちた音を組み上げ、神秘的で詩情豊かな世界を描いていきます。
多声部からなるクラスターの続出は、同時代のペルトやタヴナーの声楽曲との
類似性も感じさせますが、全ての聴き手に微笑みをもたらす彼の曲には、暖か
さがより強く宿っているようです。聴いているうちに不思議な気分になれるこ
とでしょう。

8.572413
カセッラ:交響曲第1番ロ短調 Op.5 他
1-3.交響曲第1番ロ短調 Op.5(世界初録音)
4-6.ピアノ,ティンパニ ,パーカッションと弦楽のためのOp.69
演奏:デシレ・スクックリア(ピアノ)…4-6/アントニオ・セラヴォーロ(パー
カッション)…4-6/ローマ交響楽団/フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
最近、人気が復興しつつあるイタリアの作曲家、カセッラ(1883-1947)の管弦
楽作品を4枚のアルバムに収録するシリーズの第1作です。世界初録音となる交
響曲第1番は、作曲家の23歳の誕生日の前日に完成された作品です。パリ音楽
院でフォーレに作曲を学んだ彼らしく、先人の影響も多分に認められますが、
至るところに若き自信のようなものも感じられ、独自の道を切り開こうとする
青年の苦悩が散りばめられているかのようです。暗く垂れこめた雲の間から光
が射すかのように美しい第2楽章に心惹かれぬ人はいないでしょう。かたや
1943年に作曲された「協奏曲」はまるで筋肉が収斂するかのようなメカニカル
で躍動的な音楽です。40年ほどの年月を経ると人はこのように変化していくの
ですね。しかし終楽章にはまたロマンティックな風景に立ち返ります。これが
彼における原風景なのかもしれません。

8.660293-94 2枚組
ウォレス:歌劇「ラウリーン」全曲
演奏:若き貴族ルパート…キース・ルイス(T)/ルパートの友人、グィルヘルム
…ポール・フェリス(T)/河の王ラインバーグ…デイヴィッド・ソール(B-Br)
/トゥルエンフェルス男爵…ドナルド・マクスウェル(Br)/地の精ツェリエッ
ク…ロデリック・アール(B)/ラインの妖精ラウリーン(ローレライ)…サリー・
シルヴァー(S)/男爵の娘ギーヴァ…フィオーナ・ジェーンズ(Ms)/ラインの
精霊リバ…バーナデット・キューレン(Ms)
ヴィクトリア・オペラ管弦楽団&合唱団/リチャード・ボニング(指揮)
アイルランドのウォーターフォードで生まれたウォレス(1812-1865)は、軍楽
隊の楽長であった父親から音楽の手ほどきを受け、10代の半ばですでに熟練し
たヴァイオリニスト&ピアニストとして知られていました。
このオペラはライン河の伝説で名高いローレライを主人公にした作品です。序
曲などの雰囲気はウェーバーそのものですが、なかなか楽しい場面が盛りだく
さんです。リチャード・ボニングによる新しい版を使用した演奏でお楽しみく
ださい。

8.572241
リスト:ピアノ作品全集第31集 ベルリーニのオペラ編曲集
1.ベルリーニの「夢遊病の女」の主題による幻想曲 S393/R132/2.ノルマの回
想 S394/R133/3.ベルリーニの歌劇「清教徒」の回想 S390/R129/4.ヘクサメ
ロン(演奏会用小品)-「清教徒」の行進曲による華麗な大変奏曲 S392/R131
演奏:ウィリアム・ウォルフラム(ピアノ)
☆オペラの中の名旋律を用いて、華麗なピアノ作品に仕上げることは、19世紀
のピアニストたちにとって必要不可欠な腕の見せ所でした。なかでもリスト
(1811-1886)は自らの超絶技巧を惜しげもなく注ぎ込み、数々の作品をこの世
に送りだしたのです。このアルバムはベルリーニの美しいメロディをふんだん
につかった聞きごたえのある曲が並びます。なかでも「ノルマの回想」はピア
ニストの限界に挑戦する難所が次々と出現する、難攻不落の名曲。ウォルフラ
ムの妙技をとくとお聴きください。また、秘曲「ヘクサメロン」はオペラ「清
教徒」の中のメロディに、リストの他、ショパン、タールベルク、エルツ、
チェルニー、ピクシスの 6人の作曲家が変奏曲を書き、リストがまとめたも
の。各々の作曲家の個性を楽しみながら、音の奔流に耳を傾けてみてください。

8.570999
ヒナステラ:ポポル・ヴー(マヤ世界の創造)
1-5.バレエ音楽「エスタンシア」Op.8より
6-10.クレオール舞踊組曲 Op.15(S.コーエン管弦楽編)/
11-15.バレエ音楽「パナンビ」 Op.1より
16-18.交響的三部作「オジャンタイ」 Op.17
19-26.ポポル・ヴー(マヤ世界の創造)Op.44
※1-5.11-15…世界初録音
演奏:ロンドン交響楽団… 1-5.11-15/エルサレム交響楽団…6-10/BBCウェー
ルズ・ナショナル管弦楽団…16-26/ジセル・ベン=ドール (指揮)
アルゼンチン生まれの大作曲家ヒナステラ (1916-1983)の5つの作品です。彼
の作品の中でもとりわけ知られる「エスタンシア」と「パナンビ」、インカ文
明から霊感を得た「オジャンタイ」、ピアノ曲として書かれた「クレオール舞
踊組曲」、そして8年間の作曲期間を経ても、なおも未完成で終わってしまっ
たマヤ神話をもとにする大作「ポポル・ヴー」。とどれもが野性味と強烈な色
彩を放つ魅力的な曲です。このジセル・ベン=ドールの演奏は、録音当時世界
初録音だった2つの作品を含む、ヒナステラのパイオニア的存在。世界を元気
にするために、もう一度ブームを巻き起こしたい熱き名演の登場です。

8.570799
ベック:交響曲集 Op.3
1-4.交響曲ヘ長調 Op.3-1(Callen 13)
5-8.交響曲変ロ長調 Op.3-2(Callen 14)
9-12.交響曲ト短調 Op.3-3(Callen 15)/
13-16.交響曲変ホ長調 Op.3-4(Callen 16)
演奏:トロント室内管弦楽団/ケヴィン・マロン (指揮)
マンハイム楽派の一人、フランツ・イグナツ・ベック(1734-1809)の交響曲集
です。彼は父親から音楽の手ほどきを受け、様々な楽器を習得し、シュターミ
ッツの弟子としてマンハイムの宮廷楽団の奏者となります。彼の才能があまり
にも素晴らしかったのでしょう。同業者からいわれのない嫉妬と中傷を受け
(例えば、決闘の相手が死んでしまったなど)、結局のところ、彼はマンハイム
を離れヴェネツィアに移住することになります。そこから先も波乱の人生を送
った彼の作品は、その生涯に似て、とても劇的で大胆さを備えています。大胆
な和声進行、柔軟なリズム、これらが溶け合い絶妙な効果を持つこれらの作品。
もっと聴きたい方は「6つの交響曲 Op.1」(8.554071)もどうぞ。

8.579003
パヴロワ:交響曲第6番他
1-4.交響曲第6番/5-9.サンベリーナ組曲 序曲(主題「サンベリーナの放浪」)
/ワルツ-幻覚/タンゴ/悲しみの歌/王子との出会い
演奏:ミハイル・シェスタコフ(ヴァイオリン)…1-4
モスクワ・チャイコフスキー交響楽団
パトリック・ベイトン (指揮)
ロシア生まれで、現在アメリカで活躍している女性作曲家、アラ・パヴロワ
(1952-)の最新録音です。彼女はとてもロマンティックな音楽で幅広い称賛を
得ていて、既にNAXOSからも 4枚のアルバムが発売されており、そのどれもが
聴き手を魅了してやみません。今回の作品は、大画家ヴィンセント・ヴァン・
ゴッホに捧げられた「交響曲第6番」と、北欧の童話作家アンデルセンのおと
ぎ話「おやゆび姫」に基づいたバレエ「サンベリーナ」からの組曲です。苦渋
の生涯を送ったゴッホの代表作「星月夜」からインスピレーションを受けたと
いう交響曲は、哀しみを表す「ト短調」の調性を得て、臆面もなく身悶えする
姿を晒すのです。対して、サンベリーナはもっと快活な作品。彷徨うサンベリ
ーナが優しい王子と出会い、幸せをつかむまでが描かれます。これでまた彼女
のファンが増えるかも知れません。

8.579004
カサブランカス:ハムレットの7つの情景他
1-7.ハムレットの7つの情景(1989)(プロローグ/王宮にて/生きるべきか、死ぬ
べきか/オフェーリア/選手たちのパーティ/ヨリック-オフェーリアの埋葬/終
曲)/8-10.新しい警句(1997)/11.パッサカリアの旋法による(1993-1996)/
12-14.警句(1990)/15-16.小さい夜の曲(1992)
演奏:パウル・ユトスム (ナレーター)…1-7/バルセロナ 216
マネル・バルディビエソ (指揮)
カタロニアの作曲家カサブランカス(1956-)は、音の持つ官能性を徹底的に追
及します。この特性は彼の代表作である「ハムレットの7つの情景」にも顕著
に表れ、曲を構成する全ての音には命が宿り、登場人物と背景をたくさんの音
で塗り重ねていくのです。第1の情景の冒頭はチェレスタが用いられ、幽玄な
雰囲気を醸し出します。また怯える弦の音色は、薄氷を踏むような脆い人生を
表しているかのようです。ハムレットの最も有名な独白は、複雑な対位法に織
り込まれてしまいます。そして無垢の象徴オフェーリアは、柔らかい叙情性を
帯びた旋律で表されます。シェーンベルクの影響もかすかに感じられる、そし
て、救いようもないほど悲劇的な物語の結末には、不可解な響きと深い静寂が
用意されていました。

8.572264
クラリネット・ハイヴ
1-4.ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史(B.エドワーズによるクラリネット四
重奏編)/5-8.ハービソン(1938-):トリオ・ソナタ(2本のクラリネットとバス
・クラリネット編 )/9-11.シュラー(1925-):デュオ・ソナタ/12.トーマス・
E=バーカー(1954-1988):シングル・シックス/ 13-19.パーシケッティ(1915
-1987):セレナーデ第13番 Op.95/20.ジポリン(1959-):ハチの巣
演奏:テオドーレ・シェーン(バス・クラリネット…1-12.20)、(第2クラリネッ
ト… 13-19)/ローラ・アーダン(第1クラリネット… 6-11.20)、(第2クラリネ
ット…1-8)/リチャード・モラレス(第1クラリネット…1-4.13-19)/ティモシ
ー・パラダイス(第1クラリネット… 5-8)、(第2クラリネット… 20)/ジェー
ムズ・オグニベーネ(バセット・ホルン…1-4)/エヴァン・ジポリン(バス・ク
ラリネット…20)
このアルバムの最後に収録されている、ジポリンの「ハチの巣」をタイトル名
にした、ちょっとオシャレなクラリネット・アルバムです。様々なサイズのク
ラリネットのために書かれた 20世紀の作品を、まるでハチが蜜を集めるかの
ように並べてあります。耳にする機会の多いピアソラの「タンゴの歴史」も、
クラリネット・アンサンブルで聴くと、感傷的な音色のせいか、いい具合に鋭
角さが取れて、まことに穏やかで美しい作品へと変貌するのが興味深いところ
です。全ての楽章に「速く」と書かれたハービソンのトリオ・ソナタも楽しい
曲です。他にもジャズ風味あり、古典的な作品ありと、クラリネットの可能性
を極限まで追求した作品がぎっしり詰まっています。

8.559636
グラス:弦楽四重奏曲第1番-第4番
1-4.弦楽四重奏曲第2番「カンパニー」(1983)/5-10.弦楽四重奏曲第3番「ミ
シマ」(1985)/11-12.弦楽四重奏曲第1番(1966)/13-15.弦楽四重奏曲第4番
「バツァク」(1989)
演奏:カードゥッチ弦楽四重奏団
マシュー・デントン(ヴァイオリン)/マイケル・フレミング(ヴァイオリン)/
オーエン・シュミット=マーティン(ヴィオラ)/エンマ・デントン(チェロ)
フィリップ・グラス(1937-)が本格的に弦楽四重奏のジャンルに足を踏み入れ
たのは、いくつかのオペラや映画音楽を書いた後のことで、それ以来、この
ジャンルにおける彼の貢献度は非常に高いものになりました。このアルバムに
は 4つの作品が収録されています。1966年、フランス時代に書かれた第1番は
まだ禁欲的ですが、その後の作品はどれも特徴的で幾分強迫観念的な響きを持
ち、聴く者を不安に陥れ絶望の淵でうごめかせると共に、仄かな美しさを感じ
させます。魅惑的な第2番、清廉潔白な響きに満たされた映画音楽「ミシマ」
から派生した第3番、最小限の音形が爆発的なエネルギーを有する瞬間を楽し
む第4番、これらの独特な音楽は、多くのファンをつかんで離すことはありま
せん。

8.570353
ランジバラン:覚醒・エレジー他
1.覚醒/2.常動曲/3.チェロと弦楽合奏のためのエレジー/4.弦楽のためのエ
レジー/5-10.ヴァイオリン・デュオのための6つのカプリース/11-13.弦楽四
重奏曲
演奏:セジョンのソリストたち… 1-4/チェン・シ(ヴァイオリン)…2.5-10/
フランク・ホアン(ヴァイオリン)…5-13/ウェイン・リン(ヴァイオリン)…
11-13/ベス・グターマン(ヴィオラ)…11-13/オーレ・アカホシ(チェロ)…
3.1-13
イラン生まれでアメリカにベースを置く作曲家、ランジバラン(1955-)の作品
集です。「とても高貴で光り輝く思いつき」とアメリカの音楽ガイドでも大絶
賛された彼の音楽は、好奇心に溢れた聴衆の心をうまく刺激するようです。戦
争に関する平和の勝利を祝す「覚醒」、活発なエネルギーの放出が気持ちよい
「常動曲」、命の循環を音で描いた「チェロと弦楽合奏のためのエレジー」そ
して、そこから派生したチェロのためのエレジー。どれもが何かに突き動かさ
れるような煽情的な音楽です。ヴァイオリンの技法と音色を徹底的に追及した、
「6つのカプリース」、生命と夢、その他儀式めいたもの全てを包括する弦楽
四重奏曲も、屈強なる意志の力を感じさせる逸品です。

8.572221
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲集
1-4.弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29/5-8.弦楽五重奏曲ハ短調 Op.104/9.フーガ
ニ長調 Op.137
演奏:ジル・シャロン(ヴィオラ)/ファインアーツ四重奏団
ラルフ・エヴァンス(ヴァイオリン)/エフィム・ボイコ(ヴァイオリン)/チャウ
ンシー・ペターソン(ヴィオラ)/ヴォルフガンク・ロイファー(チェロ)
かなりのベートーヴェン・ファンでもなかなか手を出さないジャンルの一つ、
弦楽五重奏曲をお聴きいただきましょう。何しろ、4曲ある弦楽五重奏のうち、
1曲はこの盤にも収録されている単一楽章のフーガ Op.137であり、Op.4とさ
れる1曲は、自身の八重奏曲 Op.103のベートーヴェン(1770-1827)自身による
編曲であり、また Op.104は自作のピアノ三重奏曲 Op.1-3を誰かが編曲したも
の。純然たる弦楽五重奏は 1800年-01年に書かれた Op.29の1曲だけというわ
けです。こんな扱いだけど、決してベートーヴェンが手を抜いたというわけで
はないという事は、このアルバムを聴いていただければ納得するはずです。
弦楽四重奏に、ヴィオラが1本加わるだけでこんなにも幽玄な音色が生まれる
事実を再確認。そしてベートーヴェンの精緻な書法に改めて敬服。ファインア
ーツ弦楽四重奏団とヴィオラのシャロンの織り成す見事な演奏にうっとり。そ
して、飛ぶように駆け抜けるフーガに耳を奪われる・・・まさに通向けの音楽
です。

8.572177
ボッシ:主題と変奏 Op.115
1-9.主題と変奏 Op.115/10.5つの小品より「神聖なる家」 Op.132-4/11.英
雄的小品 Op.128/12.5つの小品より「喜びの時」 Op.132-5/13.聖フランチェ
スコの 3つの契機より「炎熱」 Op.140-1/14-16.小協奏曲ハ短調 Op.130a/
17.聖フランチェスコの 3つの契機より「つばめたちとの対話」 Op.140-2
演奏:ピエール・ダミアーノ・ペレッティ(オルガン)
☆イタリアのオルガニスト、エンリコ・ボッシ(1861-1925)の作品集です。当
時のイタリアはオペラ全盛でありましたが、彼は終生オルガニストとして活躍、
「イタリア器楽曲復興」に貢献した人です。また、ボッシはプッチーニの親友
であり、多くの示唆を彼から受けたことでも知られています。このアルバムは、
彼の素晴らしいオルガン作品を収録したもので、フランクから受け継がれた重
厚な音に、ドビュッシーの印象派的な響きを加えたこの時代特有の音色を心か
ら堪能できることでしょう。これらの曲をあますことなく弾ききったオルガニ
スト、ペレッティは 1974年生まれの新進気鋭。ウィーンを中心に世界中を飛
び回る名手です。

8.559633
ロックバーグ:ピアノ曲集第3集
1-13.パルティータ -変奏曲(1976)(前奏曲/間奏曲/ブルレスケ/葬列/即興曲/
深き鐘/バラード /狂詩曲/メヌエット /カノン/夜想曲/アラベスク/三声のフ
ーガ)/14.バッハによる(1966)/15.ソナタ -幻想曲(1956)
演奏:サリー・ピンカス(ピアノ)
ロックバーグ(1918-2005)のピアノ作品集第3集です。第1集(8.559631)や第2集
(8.559632)の難解で複雑な響きに比べると、この第3集に収録されている「パ
ルティータ -変奏曲」はどことなく耳に優しい瞬間もあり、聴き手はやすやす
と彼の世界へ引き込まれてしまいます。しかし、そこはロックバーグ。すぐに
音の迷宮へと私たちを連れ去ってしまうのですが・・・。古典的な手法から、
最先端の語法まで、様々なテクニックを用いて描かれた 12の作品には、悲劇、
原罪、愛など予測不能の世界が描かれていて、まさに目が覚めるほどの面白さ
です。なかでも「夜想曲」でのなりすましロマン派ぶりには誰しも唖然とする
ことでしょう。ハープシコード奏者、イーゴリ・キプリスのために書かれた
「バッハによる」は2人の作曲家による親密な対話です。暗く苦痛に満ちた
「ソナタ」にも時折抒情的な音が見え隠れするのがロックバーグの持ち味で
しょう。

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10-06 No.31-2

2010年06月30日 20時45分51秒 | Weblog
8.572141
トゥリーナ:ピアノ作品集第6集
1-6.リトモス(舞踏幻想曲)Op.43(1928)(前奏曲/ダンツァ・レンタ/ヴァルス・
トラジーコ/ガロティン/間奏曲/東洋風ダンス )/ 7-9.5つの音の幻想曲
Op.83(1934)(前奏曲/トッカータとフーガ/コラール変奏曲)/10-12.イタリア
風幻想曲 Op.75(1932)(幻想的情景/ドリュアス/ナポリ)/13.映画の幻想曲
Op.103(1945)/14-16.時計の幻想曲 Op.94(1943)/17-20.幻想詩曲 Op.98
(1944)(ホテルのロビーで/マドリードの旧市街/エンクルシハーダ/映画の夕べ)
演奏:ホルディ・マソ(ピアノ)
「幻想」は心が持つ不思議な能力です。最近の出来事から、過去の思い出まで
ありとあらゆることを一瞬に思い起こし、また現実の世界から、遠く離れた世
界へと瞬時に旅をすることが可能な能力なのです。このトゥリーナ(1882-1949)
のピアノ作品集第6集はそんな幻想的な作品を集めたもの。幼年期のとめども
ない空想、大人になってからの極めて現実的な空想、などなど、その描かれた
世界はさまざまです。伝統的なアンダルシアの音楽とフランス印象主義の作風
が微妙に入り組んだ独自の音による風景が目の前に広がります。名手ホルディ
・マソが紡ぐ「音による不思議な物語」をお楽しみください。

8.572210
マルガリティス&ペティレク:ピアノ作品集
マルガリティス:1.練習曲第1番(1901)/2.ギリシャ狂詩曲(1902)/3-12.組曲
「青春」 Op.4(1908-1921)(スケルツォ/スケッチ/謝肉祭「ミュンヘンからの
手紙」 /音合わせ「フモレスケ」 /三部作「モーニング・トワイライト」/三
部作「間奏曲」 /三部作「夕べに」/オルセーの数滴/ベネディクティン/子守
歌)/13.ソネチネ Op.5(1922)/14-16.詩 Op.10(1923)/17-18.2つのギリシア
風田園曲 Op.18(1927)
フェリックス・ペティレク:20-24.6つのギリシャ風狂詩曲 (アテネ/エウボイ
ア島 /不満/回転木馬の回りの踊り/デルフィアン・ラプソディ/ロバー・バン
ドのセレナーデ)
演奏:アポストロス・パリオス(ピアノ)
ギリシャ生まれのマルガリティス(1895-1953)のピアノ作品集です。彼は演奏
家、教師、そして作曲家として高名で、ドイツのロマン主義とフランスの印象
主義の良いところを取り込んだバランスの良い作品を数多く発表しました。
「音楽普遍性」の精神を高く掲げ、シューマンやドビュッシーが追求した夢幻
の世界を構築しています。冒頭の練習曲だけは、比較的、奇抜な音の動きをし
ていますが、他は聴きやすく愛らしいものばかりです。同時に収録されている
「 6つのギリシャ風狂詩曲」の作曲家、ペティレク(1892-1951)はブルノ生ま
れのウィーンの作曲家。 29歳の時にマルガルティスと出会い、その後友情を
深めた人です。その縁もあってか、アテネでピアノと作曲を教えるなど、ギリ
シャの音楽の発展に寄与した人としても知られます。

8.660250-52 3枚組
モーツァルト:歌劇「クレタの王イドメネオ」 K366 全曲
演奏:イドメネオ…カート・ストリート(テノール)/イーリア…アンヘレス・ブ
ランカス・グリン(ソプラノ)/エレットラ…イアノ・タマール(ソプラノ)/イダ
マンテ…ソニア・ガナッシ(ソプラノ)/アルバーチェ…イェルク・シュナイダ
ー(テノール)/ネットゥーノの大司祭…ダリオ・マニャボスコ(テノール)他/
サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団/マルコ・グィダリーニ(指揮)
モーツァルト(1756-1791)が24歳から25歳にかけて作曲したオペラ・セリア
「イドメネオ」です。1780年、ミュンヘンの宮廷オペラ監督ゼーアウ伯から依
頼を受けたモーツァルトは、11月から作曲を始め、その次の年の1月29日には、
もう初演しているのですから何ともはや。天才の仕事には舌をまくばかりです。
自分で台本にも手を入れたこともあってか、モーツァルト自身がこの作品をと
ても気に入っていたといい、充実したアリアが散りばめられた中期の名作とな
っています。この2004年の公演は、すでに映像として市場に出回っているもの
ですが、音だけで聴くのもまた違った味わいがあるというものです。粒揃いの
歌手たちの名唱が話題になったもので、イドメネオを当たり役としているアメ
リカのテノール、カート・ストリートや、国際的な人気を誇るソプラノ、ソニ
ア・ガナッシなど布陣は万全です。

8.570926
モーツァルト:荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20
マイール:テ・デウムニ長調
モーツァルト:荘厳ミサ曲ハ長調 K C1.20(偽作)
マイール:テ・デウムニ長調
演奏:プリスカ・エセル=シュトライト(ソプラノ)/メリット・オスターマン
(アルト)/アンドレアス・ヒルトライター(テノール)/イェルク・シュナイ
ダー(テノール)/ロベルト・メルヴァルト(バス)他/ジモン・マイール合唱団
/フランツ・ハウク(オルガン)/インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
フランツ・ハウク(指揮)
「荘厳ミサ曲ハ長調」…ジーモン・マイール(1763-1845)は 1802年にこの曲を
書き写した時に「モーツァルト作」と表紙に記しました。この作品が本当に
ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)、あるいは彼の父親
レオポルドの作品であるのかは永遠の謎になってしまいましたが、いずれにし
ても、この曲がマイールによって上演された時には聴衆から大絶賛を浴びたの
です。一方、マイール自身による祝祭的なテ・デウムは、1805年のミラノ大聖
堂で行われたナポレオンの戴冠式のために書かれたもので、マイールの伝記作
家ジローラモ・カルビは、この曲を傑作と宣言したほどの魅力的な作品です。

8.572123
ハイドン:ミサ曲第3集
ミサ曲第6番ト長調「聖ニコライ・ミサ」 Hob.XXII:6
ミサ曲第11番ニ短調「ネルソン・ミサ」 Hob.XXII:11
演奏:アン・ホイット(ソプラノ)/ルーシエン・ブラケット(アルト)/キルステ
ン・ゾレク =アヴェラ(アルト)/スティーヴン・サンズ(テノール)/ダニエル・
ムトル(テノール)/リチャード・リポルド(バス)/アンドリュー・ノーレン(バ
ス)/ニューヨーク・トリニティ教会合唱団
レーベル・バロック管弦楽団/オーウェン・バーディック(指揮)
エステルハージ候ニコラウスの聖名日のために作曲された、初期の傑作「聖ニ
コライミサ」は1772年の作品です。この年は、あの有名な「告別交響曲」が書
かれた年。ニコラウス侯の夏の休暇が例年よりも延びてしまったことに対して、
その作品で不満を訴えたハイドン(1732-1809)。その意向を汲んで楽員たちを
解放したニコラウス侯。そのお礼も込めてこのミサ曲が書かれたとも言われて
います。もう1曲は、ハイドン自身が「深き悲しみのミサ」と呼んだ劇的な作
品です。ネルソン率いる艦隊がナポレオンの艦隊を打ち破ったという報を訊い
たハイドンが、その感激のあまり、ベネディクトにトランペットのファンファ
ーレを付け加えたことから「ネルソン・ミサ」と呼ばれます。この演奏は、オ
リジナル楽器によるもので、既発のドラホシュ盤(8.554416)との聴き比べも
興味深いところです。

8.572345
ヴィドール:歌曲集「海の歌」他
1-14.歌曲集「海の歌」 Op.75(海/ささやき/イタリア風セレナーデ/再び夜が
更ける/小さな青いへび/夜明け/最高の世界/ばらよ、ばら/たった一人の夜/雲
/痛みはじめ /冬の空/目と声/永遠の休息)/15.夜/16.果てしない悲しみ/
17.神秘的な夜/18.おやすみ、メリテ/19.あなたはこの甘き時を忘れてしま
った
演奏:マイケル・バンディ(バリトン)/ジェレミー・フィルセル(ピアノ)
壮麗なオルガン作品で知られるヴィドール(1844-1937)が、こんなに素晴らし
い歌曲を書いていたとは、誰が知っていたでしょうか?実は彼多くのジャンル
に渡って100曲近くの作品を残していますが、そのほとんどは現在忘れ去られ
てしまいました。まずは、この歌曲集「海の歌」を聴いてみてください。フォ
ーレよりもベルリオーズの作品に似た、しっかりとした骨組みを持つ歌曲集で
す。柔軟で力強いピアノパート、波間を揺蕩うかのような夢見がちな歌声。し
かしこれら14曲の歌曲は、調性や曲順に至るまで入念に準備され、見事な構成
を持っているのです。これを聴いて作曲家の名前が即座に出てくる人は恐らく
いないでしょう。他に、別のスタイルで書かれた5曲の歌曲も収録。これは聴
きものです。

8.572443
エンデチャー -スペインの哀歌セファルディのロマンスと歌曲集
1.小さなアーモンドの木/2.私の最愛の娘/3.私の前にあるこの山/4.ヘンル
ーダの小枝/5.死よ、あなたは私たち全てを招く/6.少女よ、なぜ泣くの/7.
来て、私の愛しい人/8.4年間愛してる/ 9.今、植物たちが成長している/
10.美しき鳥よ/11.眠れ、眠れ/12.海に立つ塔/13.私の心はアラビアに/
14.ねむれ、ねむれ、わが息子/15.扉を開けて、可愛い人/16.ニムロド王
演奏:カペラ・アンティクァ・デ・チンチラ/ホセ・フェッレーロ(指揮)
1942年、イベリアに残っていた最後のイスラム政権は、スペインにおける大規
模な排撃によって滅ぼされました。住民たちは祖国を追われ、その多くは南ヨ
ーロッパから中東、北アフリカのオスマン帝国の領域へ移住したのです。彼ら
をセファルディと呼び、その子孫は今でも世界中で活躍しています。このアル
バムに収められたのは、そんな人たちの愛した音楽です。彼らは、記憶の中に
残る失われた母国の歌や葬式での挽歌、そして生活に即した歌を、あたかも元
からスペインにあったかのように、スペインの言葉で歌い、伝えていくことに
したのです。そして時の流れとともに、言葉や楽器、音楽が追加され、バルカ
ン半島、トルコ、モロッコへと伝わり、独特の様相を帯び「エンデチャー(哀
歌)」と呼ばれるようになりました。ここに収録されているのは、そういった
時の流れを超えて伝えられてきた歌たちです。

8.110770
グレート・ピアニスト・シリーズ
モイセイヴィチショパン録音集第3集(1939-1952)
1.舟歌嬰ヘ長調 Op.60(録音1939年 3月 17日)/2.舟歌嬰ヘ長調 Op.60(録音
1941年3月31日)/3.ポロネーズ第9番変ロ長調 Op.71-2(録音1943年8月21日)
/4.夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2(録音1940年10月31日)/5.夜想曲第19番ホ短
調 Op.72-1(録音1952年1月11日)/6.スケルツォ第1番変ロ短調 Op.20(録音
1949年9月20日)/7.スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39(録音1949年9月20日)/
8.スケルツォ第4番ホ長調 Op.54(録音1949年9月28日)/(ボーナス・トラック)
9.メンデルスゾーン(1809-1847):真夏の夜の夢より「スケルツォ」(ラフマニ
ノフ編曲)(録音1939年3月17日)
ウォード・マーストン復刻
演奏:ベンノ・モイセイヴィチ(ピアノ)
ロシアのオデッサで生まれたモイセイヴィチは「比類なきラフマニノフ演奏
家」として知られていますが、ショパンに関してもすばらしい解釈を聴かせま
す。このショパンの第3集には第2次世界大戦の始まりから、1952年代の初め、
78回転レコードの終焉までの彼の芸術が記録されています。中には2つのヴァ
ージョンの「舟歌」(トラック2はレコードにならなかったもの)も含まれてお
り、彼の芸術を聴き比べるにはまたとないアルバムとなっております。上品さ
を併せ持つ力強い打鍵から放たれる音は、まるで光を反映する水しぶき。煌め
く美しさにしばし呆然とすること間違いなしです。ボーナス・トラックのラフ
マニノフ編曲によるメンデルスゾーンは彼の十八番。彼の才能を全世界に知ら
しめた伝説の名演です。

8.112023-24 2枚組
メノッティ:
歌劇「領事」
歌劇「アメリア舞踏会へ行く」
演奏:《歌劇「領事」》
マグダ・ソレル…パトリシア・ニューウェイ(ソプラノ)/ジョン・ソレル…
コーネル・マクネイル(バリトン)/ジョンの母…マリー・パワーズ(コントラ
ルト)他/スタジオ・コーラス/スタジオ・オーケストラ/レーマン・エン
ジェル(指揮)
《歌劇「アメリア舞踏会へ行く」》
アメリア…マルゲリータ・カロシオ(ソプラノ)/その夫…ローランド・パネ
ライ(バリトン)/アメリアの愛人…ジャチント・プランデッリ(テノール)/
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/ニーノ・サンツォーニョ(指揮)
録音:《歌劇「領事」》1950年4月ニューヨーク/《歌劇「アメリア舞踏会へ行
く」》1954年3月ミラノ・スカラ座
マーク・オーバート=ソーン復刻
1950年3月にトーマス・シッパーズの指揮で初演されたメノッティ(1911-2007)
のオペラ「領事」は世界各国で大成功を飾り、その年のピューリッツァー音楽
賞など数々の賞を受賞しました。この録音は、その初演に先駆けた試験興業の
模様を収録したものです。最初に流れるのどかな流行歌は、主人公マグダの住
む安アパートの階下から聞こえてくるカフェのレコードの音。それは突然断ち
切られ、極めて悲劇的で皮肉な物語が始まるのです。逃亡を企てる夫のために
ピザを取得しようとするマグダ、官僚主義を貫く領事館の事務担当者。炸裂す
る不協和音。これらは観る人に強烈な印象を残したことは間違いありません。
一方「アメリア舞踏会へ行く」は、「20世紀のオペラ・ブッファ復興」と言わ
れた作品。若妻アメリアが愛人とともに舞踏会に行こうとして、夫ともめると
いうお話。これも確かに強烈な話です。

8.112025
グレート・コンダクター・シリーズ フルトヴェングラー
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番&交響曲第4番
1-3.ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」
4-7.交響曲第4番変ロ長調 Op.60
演奏:エドウィン・フィッシャー(ピアノ)/フィルハーモニア管弦楽団…1-3
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団… 4-7
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音1951年2月19.20日ロンドン、アビーロード第1スタジオ…1-3/1950年1月
25.30日ウィーン、ムジクフェラインザール…4-7
マーク・オーバート=ソーン復刻
巨匠フルトヴェングラーによる 2つの対照的なベートーヴェン(1770-1827)を
お聴きください。まだ世相が安定しなかった時期に、何かにせかされるかのよ
うに録音された名演として知られるものです。エドウィン・フィッシャーを迎
えた 1951年の「皇帝」の堂々とした佇まい。曲自体の説得力を最大限生かし
きった名演として知られています。これは第1楽章のオーケストラによる提示
部を聴いただけでも、その素晴らしさにうち震えることでしょう。まるで巨木
のようにどっしりとした安定感のある響きは、まさにドイツ的。そして本格的
にピアノが入ってくると、その凄まじさに更に感動するはずです。終楽章での
白熱の戦いには、思わず手に汗を握ります。かたや、ベートーヴェンの交響曲
の中でも地味な部類に入る第4番。こちらの入念な音楽作りにも心打たれます。

8.112051
グレート・ピアニスト・シリーズ/ギレリス初期録音集第2集(1937-1954)
1.チャイコフスキー(1840-1893):ハプサールの想い出 Op.2-3「言葉のないシャ
ンソン」(録音1940年 モスクワ)/2.ラフマニノフ(1873-1943):10の前奏曲
Op.23より第5番ト短調「行進曲風に」(録音1937年モスクワ )/3.ラフマニノ
フ:6つの歌曲 Op.38より第3番「ひな菊」(ピアノ編)(録音1945年モスクワ )
/4.ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」 Op.39より第1番ハ短調(録音1940年モ
スクワ )/5-7.メトネル(1880-1951):ピアノ・ソナタ第3番ト短調 Op.22(録音
1951年1月モスクワ )/8-10.グラズノフ(1865-1936):ピアノ・ソナタ第2番
ホ短調 Op.75(録音1950年モスクワ )/11-14.プロコフィエフ (1891-1953):
ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14(録音1951年モスクワ )/15.プロコフィエ
フ:歌劇「3つのオレンジの恋」 Op.33terより行進曲(録音1947年モスクワ )
ウォード・マーストン復刻
演奏:エミール・ギレリス(ピアノ)
ロシアの大ピアニスト、ギレリスの初期の録音集です。彼はロシア物の大家と
して知られますが、ここにはいくつかの珍しい作品が収録されています。例え
ば、今でこそ多くの人に愛されている作曲家メトネルの作品は、当時のロシア
では演奏が禁止されていました(スターリンの死後、ようやく演奏が許可され
ました )。またラフマニノフのピアノ・ソナタも1954年まで録音することがで
きなかったのです。これらなど、多くの禁止事項をかいくぐって残された演奏
の中には、彼のレパートリーとしては特異であるプロコフィエフの第2ソナタ
やグラズノフのピアノ・ソナタが含まれているのです。彼の意志に沿った演奏
であったのかはわかりませんが、表現の自由すらをも抑制された時代を乗り越
えて、真の芸術が生まれたことに深い感動を覚える人も多いことでしょう。

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10-06 No.30

2010年06月30日 18時58分49秒 | Weblog
★特価BOX入荷のお知らせ★
下記のBOXが特価で限定入荷しました。
在庫がございますので、お早めにご検討下さい。詳細は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/box_limit.html

4782282 13枚組 \5400
ショパン:ピアノ作品集
アシュケナージ(ピアノ)

4778668 11枚組 \5000
マーラー:交響曲全集
指揮:レナード・バーンスタイン

4803532 10枚組 \3400
バッハ:
マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲 ロ短調、カンタータ集
カール・リヒター指揮

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
ラトル、ベルリン・フィルは昨年末のジルベスター・コンサートで第2幕全曲
を取り上げ、オン・ライン中継他で日本でも大きな話題となりました。本年
秋、その音源がいよいよ世界発売されます。セッション収録の第1幕を加え遂
に全曲完成、雪の合唱にはリベラが参加した最新音源が3種類のフォーマット
で世界発売されます。
*国内盤は2CD+1DVDの日本のみで発売のヴァージョンで8月4日先行発売予定で
す。

CDS-6316212 2枚組 \3150
チャイコフスキー:くるみ割り人形(EXPERIENCE EDITION)
HARDBACK DELUXE BOOK
52Pブックレット(英語/ドイツ語/フランス語)
ラトルによるイントロダクション
曲目ノート
あらすじ
歴史的背景について
セッション写真
※外付けシール・カード
ベルリン・フィル・デジタル・コンサートへの24HフリーパスとEXPERIENCE
EDITIONの購買者限定のデジタル・アクセス
※限定デジタル・エリア(詳細未定)
モバイル用壁紙、その他特典映像(検討中)

CDC-6421222 \900
チャイコフスキー:くるみ割り人形(DISCOVERY EDITION)
1CDのハイライト盤(曲目順に配列)
カヴァーはEXPERIEANCE EDITIONとは違うヴァージョンを予定
ジュエル 8Pブックレット(英語/フランス語/ドイツ語)

CDS-6463852 2枚組 \2550
チャイコフスキー:くるみ割り人形(STANDARD EDITION)
音楽全曲
カヴァーは他の2つのEDITIONとは違うヴァージョンを予定
ブリリアント・ボックス 12-16Pブックレット(英語/フランス語/ドイツ語)
ラトルによるノート
あらすじ
セッション写真





<COMPASS/TARGET>
096741304521 \2300
Andre Rieu/Classical Romance
1 Swan Lake - Moderato
2 The Blue Danube Watlz
3 Air On A G String
4 Vienna, City Of My Dreams
5 Eine Kleine Nachtmusik(Mozart Medley)
6 The Music Of The Night
7 Solveig's Song
8 Torna A Sorriento
9 Nun's Chorus(Nonnenchor)
10 Porgi Amor Qualche Ristoro from The Marriage Of Figaro
11 Second Waltz
12 Bolero
未だに絶大な人気を誇るアンドレ・リュウとエレガントなオーケストラ。
これまでの彼の数多くのテレビ スペシャルから12の作品をセレクションしま
した。





<RADIOSERVIS>
CR 0440-2 \1780
エドヴァルト・シファウエル:
子供のためのオペラ「鳥を返して、ハストルマン」
ディスマン放送児童合唱団
ペトル・マトゥシェク(合唱指揮、ハルストマンのルツィアン役)
アルヒオニ・プルス(器楽アンサンブル)
ミハル・マツォウレク(指揮)
チェコの作家イヴァン・ビナル(1942-)のテキスト(童話?)による作品。
「ハルストマン」とはチェコにおけるいわゆるブギーマン(子供たちが存在を
信じて怖がる想像上の怪物)のこと。ブックレット等の表記はチェコ語のみ
です。

CR 0443-2 2枚組 \2650
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):オペレッタ「こうもり」(チェコ語訳版)
ズデニェク・シュヴェフラ(テノール:マリナ[アイゼンシュタイン])
ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ:ロザリンデ)
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー(ソプラノ:アデーレ)
ミラン・カルピーシェク(テノール:アルフレート)
インドジフ・ヤンダ(俳優:弁護士[ブリント])
ミロシュ・ザヴジェル(俳優:ファルケ博士)
ヤロスラフ・ホラーチェク(バス:刑務所長[フランク])
エヴァ・シェンコヴァー(俳優:イーダ)
フランチシェク・ヴォボルスキー(俳優:オルロフスキー公爵) 他
プラハ放送合唱団&交響楽団
アロイス・クリーマ(指揮)
録音:1968年9月30日、プラハ、チェコ放送スタジオA ADD
チェコスロヴァキア国営ラジオ放送番組のための録音。チェコ放送により2008
年10月15日にデジタル再構成されたとの表記があります。

CR 0455-2 \1780
ルボシュ・スルカ(1928):子供のためのピアノ曲集
ちょっとの間ピアノを/ピアノ小組曲/ゲームと夢/帰宅/春と子供
ピアノ小品第1集/同第2集/同第3集/同第4集
イヴァン・クラーンスキー(ピアノ)
チェコ作曲家協会、チェコ音楽家・音楽学者協会会長を務めたチェコの作曲家
ルボシュ・スルカが書いた一曲一曲がたいへん短いピアノ小品集。全80ピース
を収録。
録音:2001-2008年、プラハ、チェコ放送スタジオ

CR 0460-2 \1780
三和音 クカル、フルニーク:バリトンのための作品集
ルカーシュ・フルニーク(1967-)/ペトル・チェンスキー:
アリア「天使たち」から 音、音、音!(*)
オンドジェイ・クカル(1964-):古代中国の歌 Op.5(バリトンとピアノのための)(+)
ルカーシュ・フルニーク:カフカの瞑想(バリトン、ハープと弦楽のための)(#)
オンドジェイ・クカル:狂った兵士の歌(バリトンと管弦楽のための)(**)
ルカーシュ・フルニーク:カンタータ「誰が信じるのか?」
(オルガン、児童合唱とバリトンのための)(++)
オンドジェイ・クカル:来たれ、聖霊よ Op.21(バリトンと管弦楽のための)(##)
ロマン・ヤナール(バリトン)
プラハ放送交響楽団(*/**)ヤン・クチェラ(指揮(*))
ペトル・イジーコフスキー(ピアノ(+))
BERG管弦楽団(#) ペテル・ヴラーベル(指揮(#))
ヤン・カルフス(オルガン(++))
キューン児童合唱団(++) イジー・フヴァーラ(指揮(++))
チェコ室内管弦楽団(##) オンドジェイ・クカル(指揮(**/##))
録音:2009年(*)、2000年(+)、2006年(#/**)、
プラハ、チェコ放送スタジオ(*/+/#/**)
2001年(++)、2007年、ライヴ(##)、プラハ、ストラシュニツェ教区教会(++/##)
ビロード革命(1989年11月、チェコスロヴァキアの民主化革命)の直後に知り合
って以来、クカル、フルニークがバリトンのヤナールのために曲を書くという
プロジェクトを継続しています。

CR 0466-2 \1780
チェコの三大テノール
ベノ・ブラフト(1913-1985)(*)
プッチーニ:「ボエーム」、ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、
レオンカヴァッロ:「道化師」、モーツァルト:「後宮からの逃走」、
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、
カレル・コヴァジョヴィツ(1862-1920):「犬頭人」、スメタナ:「秘密」から
イヴォ・ジーデク(1926-2003)(+)
グノー:「ファウスト」、ドヴォルジャーク:「ジャコバン党員」、
スメタナ:「ダリボル」、ワーグナー:「ローエングリン」、
プッチーニ:「トゥーランドット」、「トスカ」、
ヤナーチェク:「イェヌーファ」から
オルドジフ・コヴァーシュ(1907-1967)(#)
スメタナ:「売られた花嫁」、「悪魔の壁」、
ヴィレーム・ブロデク(1834-1874):「井戸の中」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」
ベノ・ブラフト、イヴォ・ジーデク、オルドジフ・コヴァーシュ(テノール)
リブシェ・ドマニーンスカー、アントニエ・デニグロヴァー(ソプラノ)
プラハ放送合唱団&交響楽団 プラハ国民劇場管弦楽団
プラハ・スメタナ劇場管弦楽団
フランチシェク・ディク、イジー・ピンカス、ルドルフ・バシャタ、
アロイス・クリーマ、
ヨセフ・クヒンカ、アントニーン・ヴィプレル、ズデニェク・ハラバラ、
ヤン・フス・チヒ(指揮)
録音:1951-1974年(*)/1958-1984年(+)/1950-1965年(#) ADD、
モノラル&ステレオ
音源:チェコスロヴァキア放送(コヴァーシュの1曲のみSupraphon)
チェコ語による歌唱。

CR 0477-2 \1780
マリエ・ポドヴァロヴァー(1909-1992) オペラ・リサイタル
スメタナ(1824-1884):「リブシェ」、「ダリボル」、「二人の未亡人」、
ドヴォルジャーク(1841-1904):「アルミダ」、
ズデニェク・フィビフ(1850-1900):「シャールカ」、
ヤナーチェク(1854-1928):「イェヌーファ」から
マリエ・ポドヴァロヴァー(ソプラノ)
ルドミラ・チェルヴィンコヴァー、マリア・タウベロヴァー(ソプラノ)
マルタ・クラーソヴァー(アルト)
ベノ・ブラフト、オタカル・マサーク(テノール)
プラハ放送合唱団&交響楽団
アロイス・クリーマ、フランチシェク・ディク、カレル・アンチェル、
カレル・ネドバル(指揮)
録音:1949-1953年(一部不詳)、プラハ、チェコ放送スタジオ AAD、モノラル

CR 0478-2 \1780
スメタナ(1824-1884):ピアノ作品集
チェコ舞曲第1集(1877)/チェコ舞曲第2集(1879)
スケッチ集 Op.4(1848-1857)/スケッチ集 Op.5(1848-1857)
ヴェラ・ジェプコヴァー(ピアノ)
録音:1959年、プラハ、チェコ放送スタジオ AAD、モノラル
ヴェラ・ジェプコヴァー(1910-1990)はスメタナのピアノ音楽の普及に尽力し
たチェコのピアニスト。

CR 0481-2 \1780
Hudbaby 君を待つ
マルケータ・ドヴォジャコヴァー(1977-):
君を待つ(弦楽四重奏曲のための;2008)
カテジナ・ルージチコヴァー(1972-):
君を待つ!(メゾソプラノ、シロフォンと弦楽四重奏曲のための;2008)
ペトラ・ガヴラソヴァー(1976-):
待っている間に(弦楽四重奏曲とエレクトロニクスのための;2008)
ヤナ・バジンコヴァー(1981-):…そしてわかっている、君は来ると…
(ヴィブラフォンと弦楽四重奏曲のための;2008)
レンカ・キリス(1971-):いちばんかわいい天使
(メゾソプラノ、シロフォンと弦楽四重奏曲のための;2008)
カプラロヴァ弦楽四重奏団
ヴェロニカ・パノホヴァー(第1ヴァイオリン) 
シモナ・フルニーコヴァー(第2ヴァイオリン)
カロリーナ・ストラシロヴァー(ヴィオラ) シモナ・ヘチョヴァー(チェロ)
ルツィエ・スレパーンコヴァー(メゾソプラノ)
マルチン・オプルシャール(ヴィブラフォン、シロフォン)
録音:2009年12月、チェコ放送ブルノ支局スタジオ1
チェコの女性作曲家グループ「Hudbaby
(Musicrones)」の5人がヤナーチェクのピアノ小品「君を待つ」にインスパイ
アされた新作を収録。カプラロヴァ弦楽四重奏団も全員が女性。

CR 0493-2 \1780
ニコラウス・クラフト(1778-1853):
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Op.4(1813)
チェロ協奏曲第4番イ短調 Op.5(1819)
イジー・ホシェク(チェロ)
プルゼニュ放送交響楽団
ヒネク・ファルカチ(指揮)
録音:チェコ放送プルゼニュ支局スタジオ
ニコラウス・クラフトはチェコの作曲家でチェロの名手。モーツァルトと一緒
に演奏旅行をしたことがあり、ベートーヴェンとも親交を深め彼の「三重協奏
曲」の初演者となりました。収録曲は世界初録音。イジー・ホシェク(1955年
生まれ)はプラハ放送交響楽団の首席奏者等を務めたチェコのチェロ奏者。

CR 0272-2 \1780
【未案内旧譜】
ヤーラ・ポスピーシル(1905-1979) オペレッタ・アリア&歌曲集
エルヴェ:「かまとと娘」、カールマーン:「ジプシーの大僧正」、
レハール:「ジュディッタ」、「メリー・ウィドー」、
ドゥナエフスキー:「自由の風」、リンケ:「インドラの王国」、
ミレッカー:「乞食学生」、ツェラー:「小鳥売り」から、他
ヤーラ・ポスピーシル(テノール)
共演歌手たち
プラハ放送交響楽団 プラハ交響楽団 スメタナ劇場管弦楽団、他
アントニーン・ヴィプレル、アロイス・クリーマ、
カレル・アンチェル、他(指揮)
録音:1953-1975年 ADD、モノラル&ステレオ 
音源:チェコ放送、Panton、Supraphon、GZ
チェコ語による歌唱。

CR 0406-2 2枚組 \2650
【未案内旧譜】
フロリモン・エルヴェ(1825-1892):
オペレッタ「かまとと娘」(1883、チェコ語訳版)
オルドジフ・ノヴィ、スタニスラヴァ・ソウチコヴァー、
マリエ・ナデムレインスカー、
カレル・エッファ、ヴァリヤ・ペトロヴァー、カレル・トジェヴィツキー、
インドジフ・ドレジャル、フタンチシェク・ヴォボルスキー、他(キャスト)
プラハ・カルリン・ミュージカル劇場管弦楽団
ダリボル・ブラズダ(指揮)
録音:1954年8月、プラハ、チェコスロヴァキア放送 ADD、モノラル

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10-06 No.29-1

2010年06月29日 12時45分36秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
日本でも人気の高いソプラノ、バーバラ・ヘンドリックスのカタログをお求
め安い価格でご案内するシリーズ

CDM-6293382 \750
ヘンドリックス/AU COEUR DE L'OPERA(オペラのハート)
-オペラ・アリアをうたう
1.カタラーニ:「ラ・ワリー」-遠くへ行かないで
2.チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」-手紙の場面
3.ドビュッシー:「放蕩息子」-L'annee en vain chasse l'annee
4.ビゼー:「カルメン」-何を恐れることがありましょう
5.ストラヴィンスキー:「放蕩者のなりゆき」-No word from Tom
6.チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」-私は創造の神の卑しい僕
プッチーニ:
7.「蝶々夫人」-ある晴れた日に
8.「ジャンニ・スキッキ」-私のいとしいお父さん
9.ビゼー:「カルメン」-ハバネラ「恋は野の鳥」
10.リヒャルト・シュトラウス:「カプリッチョ」-Morgen mittag um elf!
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
エレーヌ・コレレット(ソロ・ヴァイオリン)
ラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ジュエル・ケース 8Pブックレット

CMS-6293652 2枚組 \1150
ヘンドリックス/ドビュッシー歌曲集&ジニー・トゥーレルへのオマージュ
CD1 ドビュッシー:
1.忘れられた小歌(6曲)
2.艶なる宴 第1集(3曲)
3.ボードレールの5つの詩(5曲)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
1984年5月14-15&17日、1985年6月13-14日、サル・ワグラム、パリ録音
CD2 ジニー・トゥーレルへのオマージュ
1.ロッシーニ:ヴェネツィアの競艇(3曲)
リスト:
2.おお、私が眠るとき
3.どうした、と彼らは言った
4.ミニョンの歌
5.山々に憩いあり
6.ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(3曲)
7.ドヴォルザーク:ジプシーの歌(7曲)(ドイツ語)
ラフマニノフ:
8.夜の静けさに Op.4-3
9.ここはすばらしい場所 Op.21-7
10.美しい人よ、私のために歌わないで Op.4-4
11.ねずみ捕りの男 Op.38-4
12.春の洪水 Op.14-11
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
シュタファン・シェイヤ(ピアノ)
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CMS-6293552 2枚組 \1150
ヘンドリックス/バッハ:カンタータ集&バーバー&コープランド:歌曲集
CD1 ヨハン・セバスティアン・バッハ:カンタータ集
1.もろびとよ、歓呼して神を迎えよ BWV51
2.われは満ち足れリ BWV82a
3.結婚カンタータ「今ぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV202
4.わが楽しみは、元気な狩のみ BWV208-羊は安らかに草を食み
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)(1)、
トルステン・ローゼンブッシュ
(ヴァイオリン I)(1&3)、
クリスティアン・トロンプラー(ヴァイオリン II)(1)
エカールト・ハウプト(フルート)(2)、クラウス・ベルベート(オーボエ)(3)、
ヘルベルト・ハイルマン(バスーン)(3)、
エカールト・ハウプト(リコーダー I)(4)
グドルン・ヤーン(リコーダー II)(4)
C.P.E.バッハ室内管弦楽団、ペーター・シュライヤー指揮
1989年12月15-20日、キリスト教会、ベルリン録音
CD2 
コープランド:
1.静かな都会+
2.エミリー・ディキンソンの8つの詩(8曲)
(コープランドによる声楽と室内管弦楽団のためのトランスクリプション)*
バーバー:
3.弦楽のためのアダージョ
4つの歌 Op.13より*
4.夜想曲
5.この輝く夜にきっと
6.ノックスヴィル、1915年の夏
*バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
+モーリス・マーフィ(トランペット)、
+クリスティーン・ペンドリル(コーラングレ)
ロンドン交響楽団、マイケル・ティルソン・トーマス指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット

CMS-6293602 2枚組 \1150
ヘンドリックス/クリスマスの歌&ディズニーの歌
CD1 クリスマスの歌
1.きよしこの夜
2.あら野のはてに(トラッド:フランス)
3.インターナショナル・メドレー 第1
(Dormi, dormi bambino-イタリア、Senora Dona Maria-チリ、Corramos,
corramos-べネスエラ、Cancao de Natal-ポルトガル)
4.I wonder as I wander
5.第1のノエル(トラッド:イギリス)
6.Trois anges sont venus ce soir
7.もろびとこぞりて
8.インターナショナル・メドレー 第2
(Komt herders-フランドル、Nu ar det jul igen-スウェーデン、
Nu tandas tusen juleljus-スウェーデン、Jeg er sa glad hver julekveld-
ノルウェー)
9.Mary's Cradle Song(レーガー)
10.もろびと声あげ(トラッド/プレトリウス)
11.まぶねの中で(カークパトリック)
12.世界に告げよ (トラッド:アメリカ)
13.ジングル・ベル
14.インターナショナル・メドレー 第3
(Bog si e rodzi-ポーランド、Das Lied vom Feuerspan-ロシア、Pujdem
spolo Betlema-チェコスロヴァキア、Mennybol az angyal-ハンガリー)
15.もみの木
16.さやかに星はきらめき(アダン)
17.O du frohliche
18.神の御子(みこ)は今宵(こよい)しも 
19.お生まれだイエス様が
20.Sweet Little Jesus Boy(ア・カペラ)
21.インターナショナル・メドレー 第4
(Bambino divino-イタリア、Cantemos rapaces-スペイン、
Fum, fum, fum-スペイン、クリスマスおめでとう-イギリス)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
エリク・エリクソン室内合唱団、児童合唱団
ストックホルム室内管弦楽団、エリク・エリクソン指揮
1995年5月1-3日&5-7日、コンサート・ホール、ストックホルム録音
CD2 星に願いをーディズニー映画からの歌
1.いつか王子様が(白雪姫)
2.星に願いを(ピノッキオ)*
3.ビビディ-バビディ-ブー(シンデレラ)
4.輝ける午後(不思議の国のアリス)*
5.Part of Your World(リトル・マーメイド)
6.歌とほほえみと(白雪姫)
7.大変良い忠告(不思議の国のアリス)
8.美しき夜(わんわん物語)*
9.ジッパ ディー ドゥ ダー(南部の唄)*
10.街のクルエラ(101匹わんちゃん)
11.A Dream is a Wish Your Heart Makes(シンデレラ)
12.時間に遅れた(不思議の国のアリス)*
13.Circle of Life(ライオン・キング)
14.Feed the Birds(メリー・ポピンズ)
15.チム・チム・チェリー(メリー・ポピンズ)*
16.Beaty and the Beast(美女と野獣)
17.口笛ふいて精出して(白雪姫)*
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
*ロンドン・ヴォイセズ
アビー・ロード・アンサンブル、ジョナサン・チューニック指揮
ブリリアント・ボックス 8Pブックレット





<Timpani>
1C 1178 \2300
ピエルネ:ピアノ作品集 ――
変奏曲ハ短調Op.42/演奏会用練習曲Op.13/演奏会用組曲の3つの小品Op.40
/パッサカリアOp.52
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
パリ音楽院で作曲をマスネ、オルガンをフランクに学んだピエルネ。このティ
ンパニ盤には、ローマ賞を受賞するなど作曲家として躍進を遂げた初期の作品
「演奏会用練習曲」(1887)、中期の「3つの小品」(1903)と「変奏曲」(1918)、
そして晩年の「パッサカリア」(1932)が取り上げられており、ピエルネの作曲
家人生、作風の変化をローラン・ヴァグシャルが弾くピエルネのピアノ作品が
ナビゲートしてくれる。
来日経験を持つフランスのピアニスト、ローラン・ヴァグシャルは近代フラン
スのピアノ作品の演奏を得意としており、まさに適役。
近代フランス音楽ファンの渇きを潤す魅力的なピエルネ・アルバムの登場です。
2009年12月、ヴァンサンヌ(フランス)での録音。





<Channel Classics>
CCSSA 90210(SACD-Hybrid) \2180
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 ――
スラヴ舞曲集Op.46〔第1番ハ長調/第2番ホ短調/第3番変イ長調/第4番ヘ長調
/第5番イ長調/第6番ニ長調/第7番ハ短調/第8番ト短調〕/スラヴ舞曲集
Op.72〔第1番ロ長調/第2番ホ短調/第3番ヘ長調/第4番変ニ長調/第5番
変ロ短調/第6番変ロ長調/第7番ハ長調/第8番変イ長調〕
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
後期三大交響曲に匹敵する名演が、チャンネル・クラシックスからSACDハイブ
リッド・マルチチャンネル仕様&特別価格設定で復活です!
1996年3月&5月、ブダペストでの録音。

CCSSA 31210(SACD-Hybrid) \2850
ソロ - 無伴奏ヴァイオリンのための作品集 ――
ミルシテイン:パガニーニアーナ/タレガ(リッチ編):アルハンブラの想い出/
ベリオ:セクエンツァVIII/パガニーニ:驚異の二重奏/シュニトケ:ア・パガ
ニーニ/エルンスト:魔王 - シューベルトの主題による大奇想曲Op.26、庭の
千草/クライスラー:レスタティーボとスケルツォ・カプリース
ニン・フェン(ヴァイオリン)
2006年に行われた第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位に
輝いた1981年成都出身の中国人ヴァイオリニスト、ニン・フェンが無伴奏作品
を携えてカムバック!
パガニーニの「驚異の二重奏」、ミルシテインの「パガニーニアーナ」やシュ
ニトケの「ア・パガニーニ」をプログラムに組み込むなど、ニン・フェンのパ
ガニーニに対するこだわりは人一倍。
もちろんこだわりや選曲だけでなく、現在の中国を代表するヴァイオリン奏者
に成長した天才ニン・フェンの演奏もホンモノ。

CCS 31010 \2180
ポーランドのマスターピース集 ――
コフレル:弦楽三重奏曲Op.10、カンタータ《愛》Op.14/ルガメー:クラリネッ
ト、ファゴット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための五重奏曲
エボニー・バンドのメンバーたち、バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席オーボエ奏者として活躍したヴェルナー
・ハーバースを芸術監督として1990年に結成されたオランダのアンサンブル、
エボニー・バンドのポーランド・プログラム。
20世紀前半の埋もれた作品の発掘に情熱を注ぐエボニー・バンドは、様々な
ジャンル、編成に対応できる柔軟性と高い演奏技術がウリ。英にナッシュ・
アンサンブルがあるならば、蘭にはエボニー・バンドあり!




<Brilliant Classics>
BRL 9145 3枚組 \1550
イヴリー・ギトリス(Vln)ヴァイオリン協奏曲名演奏集
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 
ハインリヒ・ホルライザー指揮、ウィーン交響楽団
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ウィーン交響楽団
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 
ハンス・スワロフスキー指揮、ウィーン交響楽団
ベルク:ヴァイオリン協奏曲 
ウィリアム・ストリックランド指揮
ウィーン・プロ・ムジカ・シンフォニー
ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲 
フーベルト・ライヒェルト指揮、ウェストファリアン交響楽団
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 
ハロルド・バーンズ指揮、コロンヌ管弦楽団
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタSz.117

BRL 9172 6枚組 \3080
Rodrigo Edition Vol.3
ロドリーゴ:声楽曲全集
アナ・マリア・マルティネス(Sop)
アルベール・ギノバール(pf)、他
※ブックレットはCDROMにて収録

BRL 9176 3枚組 \1550
ジョン・ケージ:ピアノ曲集
ジャンカルロ・シモナッチ(pf)
3つの平易な小品、探求、変容、ジャズ・スタディ、三倍ゆっくりと、
アドリブ、独白、オフィーリア、ピアノのための2つの小品、ある風景の中で、
夢、トイ・ピアノのための組曲、7つの俳句、M.C.とD.T.のために、待機、
チープ・イミテーション
サティ(ジョン・ケージ編):
二台ピアノのためのソクラテス ガブリエッラ・モレリ(pf)
ジョン・ケージ:
北のエチュード(ピアノ独奏版、チェロ独奏版、チェロとピアノのための)
マルコ・シモナッチ(Vc)

BRL 9182 4枚組 \2050
バイロン・ジャニス(pf)ピアノ協奏曲名演奏集
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番
アンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団
ピアノ協奏曲第2番 
アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団
ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
シューマン:ピアノ協奏曲
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ指揮、ミネアポリス交響楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ハーバート・メンゲス指揮、ロンドン交響楽団
リスト:
ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ協奏曲第2番
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:前奏曲Op23-6、Op.3-2
シューマン:アラベスク

BRL 9187 \540
ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第1番
黛敏郎:弦楽四重奏のためのプレリュード
ジョン・ケージ:4つのパートのための弦楽四重奏曲
ラサール弦楽四重奏団

BRL 93976 \540
G.B.ヴィターリ:ソナタOp.11
ルイジ・コッツォリーノ(Vln)ゼンパーコンソート

BRL 94048 6枚組 \3080
ショパンと同時期に活躍した作曲家たち
Disc. 1
フィールド:ノクターン第1番-第13番、第16番、ホ長調H54f
バルト・ファン・オールト(pf)
使用楽器:ブロードウッド 1823年製
Disc. 2
ショパン:
ノクターン第1番-第6番、第9番、第10番、第17番-第19番、嬰ハ短調
バルト・ファン・オールト(pf)
使用楽器:プレイエル 1842年製
Disc. 3
ショパン:ノクターン第7番、第8番、第11番-第16番、ハ短調
バルト・ファン・オールト(pf)
使用楽器:エラール 1837年製
Disc. 4
プレイエル:ノクターン
カルクブレンナー:ノクターンOp.121-1、2
C.シューマン:ノクターンOp.6-2
ルイ・ルフェビュール=ヴェリー:ノクターンOp.54
E.ウェーバー:ノクターンOp.1
アルカン:ノクターンOp.22、魅惑の小夜曲Op.63-43
グリンカ:ノクターン
マリア・シマノフスカ:ノクターン「さざめき」
ドブジンスキ:ノクターンOp.21-1、2、Op.24-1、2、「別れ」
バルト・ファン・オールト(pf)
使用楽器:エラール 1837年製
Disc. 5
ショパン:
ポロネーズ変イ長調(1821)、ロンドOp.1、マズルカ ト長調(1826)、
変ロ長調(1826)、ポロネーズ変ロ短調(1826)、マズルカ風ロンドOp.5、
3つのポロネーズOp.71、ポロネーズ変ト長調(1829)、
変奏曲「パガニーニの思い出」(1829)、
ベッリーニの歌劇「ノルマ」より「清らかな女神」(ヴィアルド編)
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(pf)
使用楽器:コンラート・グラーフ 1826年製
Disc. 6
マズルカ:Op.7-1、Op.17-4、Op.24-1、Op.30-3、Op.50-3、Op.59-2
コル・デ・グロート(pf)
使用楽器:プレイエル 1847年製
ウェーバー:ピアノソナタ第3番
ヤン・フェルミューレン(pf)
使用楽器:トレンドリン 1828年製
アルカン:舟歌、プチ・コント
スタンリー・ホッホランド(pf)
使用楽器:プレイエル 1858年製
リスト:超絶技巧練習曲集より「回想」「夕べの調べ」
フレド・オルデンブルク(pf)
使用楽器:エラール 1842年製
バルト・ファン・オールト、
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(pf)、他

BRL 94059 \540
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲
ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲RV.541、RV.542、RV.766、RV.767、
ヴァイオリンとオーボエとオルガンとシャリュモーのためのソナタRV.779、
ヴァイオリンとチェロとオルガンのための協奏曲RV.554
ロベルト・ロレッジャン(Org)フェデリーコ・グリエルモ(Vln)
ラルテ・デラルコ

BRL 94068 \540
パーセル:聖チェチリアの祝日の頌歌「たたえよ、輝かしきチェチリアを」
ポール・マクリーシュ指揮、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
スーザン・ヘミントン・ジョーンズ(Sop)ティモシー・ウィルソン(C-T)
マーク・ル・ブロック、チャーリー・ダニエルズ、
ジュリアン・ポッジャー(Ten)
チャールズ・ポット、クリストファー・パーヴズ、ピーター・ハーヴェイ(Bs)

BRL 94069 3枚組 \1550
The Genius of DINO CIANI
ディノ・チアーニ(pf)ピアノ名演奏集
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻
シューマン:ノヴェレッテOp.21
ウェーバー:ピアノソナタ第2番、第3番
バルトーク:野外にてSz.81より「夜の音楽」「狩り」

BRL 94071 \540
バロック・アリア集
ジェンマ・ベルタニョッリ(Sop)
アンサンブル・コルディア
ハッセ:「アスタルト」よりシンフォニア
ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV46aより「Una schiera di
piaceri」「Tu del ciel Ministro eletto」、水上の音楽より「メヌエット」、
合奏協奏曲Op.6-6よりアッフェトゥオーゾ、Op.3-2よりアンダンテ、
歌劇「クレタのアリアンナ」HWV.32より「Son qual stanco pellegrino」、
歌劇「ロデリンダ」HWV19より「帰ってきて愛する優しい私の宝よ」、
歌劇「ジュリアス・シーザー」HWV17より「シンフォニア」
ヴェラチーニ:
歌劇「シリアのハドリアヌス帝」より「Quel cor che mi donasti」
(世界初録音)
ヴィヴァルディ:
歌劇「オリンピアーデ」RV.725より「私は快く彼に従った」、
協奏曲RV538より「ラルゴ」
歌劇「狂気のオルランド」RV.727より「La speranza verdeggiando」

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10-06 No.29-2

2010年06月29日 12時44分13秒 | Weblog
<BEL AIR MUSIC>
BAM 2046 \1450
ミロシュ・ミハイロヴィチ・プレイズ・モーツァルト&ショパン
モーツァルト(1756-1791):
幻想曲ニ短調 K.397/ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
ショパン(1810-1849):
バラード第1番ト短調 Op.23
練習曲ヘ長調 Op.10 No.8/ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
ミロシュ・ミハイロヴィチ(ピアノ)
録音:2009年12月、ベオグラード(セルビア)、ラッキー・サウンド・スタジオ
1978年セルビア(当時はユーゴスラヴィア)のニシュに生まれたピアニスト、
ミロシュ・ミハイロヴィチの初CD。彼は1995年以来数々のピアノ・コンクール
入賞歴がありますが、2009年のサザン・ハイランド国際ピアノ・コンクール
(オーストラリア)での優勝がこの録音のきっかけになったようです。




<MUSIC CENTRE SLOVAKIA [HUDOBNE CENTRUM] (スロヴァキア音楽センター)>
HC 10018-19 2枚組 \3250
アントン・ツィンマーマン(1741-1781):室内楽作品集
ソナタ、二重奏曲、三重奏曲
チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1(1779、ウィーン)から
第1番ニ長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1(1775頃?、リヨン)から
第1番ト長調
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲ト長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第2番ホ長調
チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1 から 第2番イ長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第3番イ長調
チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1 から 第3番変ホ長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第4番ニ長調
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲変ロ長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第5番ヘ長調
チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ変ロ長調
2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第6番ハ長調
ペテル・ザイーチェク(第1ヴァイオリン)
ガブリエル・サトマーリ(第2ヴァイオリン)
ヤーン・グレーネル(ヴィオラ)
アンドレイ・ガール(チェロ)
ペテル・グルーアス(チェンバロ)
録音:2008年7月2日-10月7日、
フロホヴェツの帝国劇場、クラーリキのローマ・カトリック教会、
タヨフのローマ・カトリック教会、プリエホトのカトリックの家
アントン・ツィンマーマンはプレスブルク(現スロヴァキアの首都ブラチスラ
ヴァ)で活躍したオーストリアの作曲家。ウィーンとリヨンの出版社がそれぞ
れ別の作品を「Op.1」と称してしまったため上記のような混乱が起こりました。
ムジカ・エテルナのリーダーであるペテル・ザイーチェクを中心とした、ピリ
オド楽器による充実の演奏です。





<ARCO DIVA>
UP 0121-2 \2180
マルチヌー(1890-1959):
オペラ「慈善の日」(全3幕構想、未完)から 第1幕,第2幕
(ミラン・カニャーク補筆校訂)
トマーシュ・ビヨク、ペトル・マトゥシェク、イレナ・トロウポヴァー、
ペトル・ポドラウフ、ミハル・マチュハ、
ルツィエ・フィシェル・シルケノヴァー、
リブシェ・モラフツォヴァー=ミジャートスカー、ガブリエラ・ペチロヴァー、
ヤルミラ・コシノヴァー、ペトラ・ハヴラーンコヴァー、ヨセフ・ゼドニーク、
ヨセフ・シュカルカ、ヤロスラフ・コヴァチ、ズビニェク・ブラベツ、
リーヴィア・オブルチニーク・ヴェーノソヴァー、
マルチン・ブフタ(キャスト)
プラハ室内合唱団
ブルゼニュ・フィルハーモニー管弦楽団
ミラン・カニャーク(指揮)
録音:2009年11、12月、チェコ放送プルゼニュ支局
マルチヌーがパリで1930年に着手しながら未完に終わったオペラの手稿を基
に、指揮者ミラン・カニャークが第1、2幕を仕上げたスコアの世界初録音。
解説書とは別冊で、筋書き、歌詞(フランス語)と対訳(ドイツ語、英語、フラ
ンス語)を収めた全92ページのブックレットが添付されています。

UP 0126-2 \2180
マルチヌー(1890-1959):室内楽作品集
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番ニ長調 H.371
フルート、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.254
フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 H.330
羊飼いたち(ヴァイオリン、チェロとピアノのための5つの小品)H.275
アルテミス三重奏団
アデーラ・シュタイノフロヴァー(ヴァイオリン)
アルジビェタ・ヴルチコヴァー(チェロ)
ヤナ・ホルマノヴァー(ピアノ)
ジョフィエ・ヴォカールコヴァー(フルート)
録音:2009年、テプリツェ、北チェコ・フィルハーモニー・ホール




<COLLEGIUM 419>
COLLEGIUM 419 \2180
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
「死者のための聖務曲集」(1603)
主よ、振り返ってください[Convertere Domine]
(アンティフォナ〔グレゴリオ聖歌〕、ファルソボルドーネ)
私の魂は生きることに疲れた[Taedet animan meam](レクツィオ)
ラザロをよみがえらせた御方[Qui Lazarum resuscitasti]
(レスポンソリウム〔グレゴリオ聖歌〕)
私は日々罪を犯し[Peccantem me quotidie]
(モテット〔クリストバル・デ・モラレス(1500-1553)作曲)
レクイエム・エテルナム/キリエ/レクイエム・エテルナム
ディエス・イレ(セクエンツィア〔グレゴリオ聖歌〕)
主、イエス・キリストよ[Domine Jesu Christe]
サンクトゥス/アニュス・デイ/永遠の光を[Lux aeterna](コムニオ)
私のハープは悲しみの音色に変わり(モテット)
私を解き放ってください[Libera me](レスポンソリウム)
楽園で[In paradisum](アンティフォナ〔グレゴリオ聖歌〕)
コレギウム419
イジー・ホディナ(グレゴリオ聖歌指揮)
チェニェク・スヴォボダ(指揮)
録音:2006年1月、4月、プラハ、ヴィノフラディ、チェコスロヴァキア・フス
派教会
ビクトリアの名作「6声のレクイエム」の名唱が東欧チェコから届きました。
コレギウム419
(公式ウェブサイト:http://www.collegium419.cz/en/index.html)は16-18世紀
の音楽を演奏するために創設された、プラハに本拠を置く声楽アンサンブル。
チェコのピリオド楽器アンサンブルとの共演も数多く行っています。当録音で
は全24名が無伴奏で歌っています。





<FOK プラハ交響楽団>
FOK 0002-2 \2180
ブラームス(1833-1897):交響曲第3番ヘ長調 Op.90
ヤロスラフ・クルチェク(1939-):交響曲第5番「ルネサンス」
プラハ交響楽団
イジー・コウト(指揮)




<MUSICA BOHEMICA>
※未案内旧譜
MB 010-2 \2180
BC: なしヤロスラフ・クルチェク(1939-):
ホジツェの神秘劇(*)
ミサ第2番(+)
ルボミール・ヴラスピール(独唱)
ラドヴァン・ルカフスキー(朗読(*))
プラハ室内合唱団(*)
ヤルミラ・ミハーリコヴァー、ヤロスラヴァ・スモロヴァー(独唱(+))
ムジカ・ボヘミカ
ヤロスラフ・クルチェク(独唱(+)、指揮)
録音:1993年、プラハ、コルンニーの福音教会(*)、
ナ・ドウプコヴェーの福音教会(+)

MB 012-2 \2180
チェコ民謡名曲集
ヤロスラフ・クルチェク(1939-)編曲:ボレスラフ、ボレスラフ/他(全24曲)
ラドスト児童合唱団
ヴラディスラフ・ソウチェク(指揮)
録音:1996年5月11-12日、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
ラドスト児童合唱団は1961年創設。現状は少女合唱団のようです。




<BOMBA PITER>
CDMAN 410-10 \1780
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ作品集
2つのメロディ Op.3; ヘ長調,ロ長調
ロマンス ヘ長調 Op.26 No.1/セレナード ニ短調 Op.93 No.9
ペテルホフのアルバム Op.75 から
即興曲変ホ長調(No.4),夜想曲ト長調(No.8),マズルカ ニ短調(No.10)
ポルカ「ボヘミア」ト長調 Op.82 No.7
ワルツ ホ短調 Op.109 No.2/夜想曲ト長調 Op.69 No.2
ドレスデンの思い出 Op.118 から ポロネーズ変ホ短調(No.6)
ロマンス「夜」変ホ長調 Op.44 No.1/ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調 Op.41
ヴィクトル・リャプチコフ(ピアノ)
録音:2009年10月22日、モスクワ、合唱芸術アカデミー・コンサートホール
ロシアにおける西欧的ロマン派音楽の巨匠で、リストと並び称されたほどの
ヴィルトゥオーゾであったルビンシテイン。グリンカ(CDMAN 297-06)、カリン
ニコフ、ボルトニャンスキー、グリボエドフ、ボロディン(CDMAN 315-07)のピ
アノ作品集で好評を博したヴィクトル・リャプチコフによる演奏。




<OLYMPIA>
MKM 233 \1480
ベリャーエフ・グループ ロシア作曲家による弦楽四重奏曲のための共作集
ニコライ・ソコロフ(1859-1922)、リャードフ(1855-1914)、
グラズノフ(1865-1936):ポルカ「金曜日」
ニコライ・アルツィブシェフ(1858-1937)、スクリャービン(1872-1915)、
グラズノフ、リムスキー=コルサコフ(1844-1908)、リャードフ、
ヤゼプ・ヴィトルス(1863-1948)、
フェリクス・ブリューメンフェリト(1863-1931)、
ヴィクトル・エーヴァリト(1860-1935)、
アレクサンドル・ヴィンクレル(1865-1935)、ニコライ・ソコロフ:
ロシアの主題による変奏曲
グラズノフ、リャードフ、リムスキー=コルサコフ:誕生日
リムスキー=コルサコフ、リャードフ、ボロディン(1833-1887)、
グラズノフ:B-La-F(ベリャーエフ)による弦楽四重奏曲
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシロフ(第1ヴァイオリン) 
アレクサンドル・バラショフ(第2ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガリコフスキー(チェロ) 
アレクサンドル・コルチャーギン(チェロ)
録音:アナログ、ADD (C)1995 LAD (P)2001 MKM
芸術家のパトロンとして名高く、音楽出版社も創業したロシアの豪商ミトロ
ファン・ベリャーエフ(1836-1904)。毎週金曜日、彼の豪邸では作曲家たちが
自作を持ち寄り披露するサロン・コンサートが開かれ、ベリャーエフ・グルー
プと呼ばれるサークルが形成されていきました。そこから生まれた複数の作曲
家による弦楽四重奏曲のための共同作品を収めたのがこのアルバム。ベリャー
エフ自身優れたヴィオラ奏者だったので、彼も演奏に加わっていたことでしょ
う。




<VISTA VERA>
VVCD 00213 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー スクリャービン博物館ライヴ Vol.3
シューマン(1810-1856):
アラベスク ハ長調 Op.18(*)
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.14 から クララ・ヴィーク変奏曲(*)
クライスレリアーナ Op.16(+)
雑記帳 Op.99 から 3つの小品(Nos.1-3),5つのアルバムの綴り(Nos.4-8)(#)
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11(**)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1956年2月29日(*)、1956年6月25日(+)、1958年7月26日(#)、1958年7月5日(**)、
モスクワ、スクリャービン博物館、ライヴ

VVCD 00215 \1780
オーケストラのヴィルトゥオーゾ ワレーリー・ポレフ
モーツァルト(1756-1791):
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417(*)
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495(*)
ブリテン(1913-1976):
テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード Op.31 から
第1曲,第4-8曲(ロシア語訳版)(+)
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682)/グリゴーリー・ザボロフ編曲:
アリア(#)
チャイコフスキー(1840-1893)/グリゴーリー・ザボロフ編曲:
感傷的ワルツ(**)
グラズノフ/グリゴーリー・ザボロフ編曲:夢 Op.24(**)
ワレーリー・ポレフ(ホルン)
イワン・コズロフスキー(テノール(+))
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル(+)
ユーリー・レーントヴィチ(指揮(+))
アレクセイ・ジプツェフ(ピアノ(**))
録音:1963年(*)/1965年(+)/1960年代(#/**)
グリエールのホルン協奏曲の初演者で、ボリショイ劇場管弦楽団の首席奏者
を30年以上にわたって務めた伝説のホルン奏者ワレーリー・ポレフの録音を
集めたアルバム。(+)の弦楽合奏団と指揮者については記載がございません。
(+)の第2、3曲は録音テープの保存状態の問題で収録できなかったとのことで
す。

VVCD 00216 \1780
41年から45年まで ソヴィエト大祖国戦時歌謡集
ヒトラーの演説、スターリンの演説、
ユーリー・レヴィタンによる大祖国戦争開戦のアナウンス
(ショスタコーヴィチ:交響曲第7番、第1楽章の「侵攻の主題」をバックに)
アレクサンドル・アレクサンドロフ(1883-1946):聖戦(1941)
マトヴェイ・ブランテル(1903-1990):
さらば、町よ、村よ(1941)/カチューシャ(1939-1941)
モデスト・タバチニコフ(1913-1977):たばこを吸おう(1941)
ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ(1907-1979):波止場の夕べ(1941)
コンスタンチン・リストフ(1900-1983):待避壕で(1941)
ウラディーミル・ザハロフ(1901-1965):おお、霧と、私の霧よ(1942)
マトヴェイ・ブランテル:俺の恋人(1942)
アナトーリー・ノヴィコフ(1896-1984):ワーシャ=ワシリョク(1940)
エジー・ペテルブルクスキー(1897-1979):青いスカーフ(1939-1942)
ティホン・フレンニコフ(1913-2007):砲手の歌(1943)
ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ:日の当たる沼地で(1943)
マトヴェイ・ブランテル:前方の森で(1943)
マルク・フラトキン(1914-1990):偶然のワルツ(1943)
アナトーリー・ノヴィコフ:暗い面持ちの少女(1940-1944)
ニキータ・ボゴスロフスキー(1913-2004):闇夜(1944)
マトヴェイ・ブランテル:従軍記者の歌(1943)
ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ:ナイチンゲール(1944)
マトヴェイ・ブランテル:バルカンの星の下で(1944)
ワシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ:
俺たちは長らく家に帰ったことがない(1945)
アナトーリー・ノヴィコフ:道(1945)
ボリス・モクロウソフ(1909-1968):軍事車両運転手の歌(1946)
マルク・フラトキン:ベルリンへの道(1945)
イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):俺はベルリンから来た(1945)
ユーリー・レヴィタンによるドイツのファシスト政権降伏のアナウンス
様々な演奏者
録音:1945-1986年
ソヴィエト大祖国戦争とは、第二次世界大戦のうちソヴィエト連邦がナチス・
ドイツおよびその同盟国と戦った1941年6月22日から1945年5月9日までの戦い、
いわゆる独ソ戦のこと。ロシアの戦中派の人たちにとっての「懐メロ」といっ
てもよいかもしれない戦時歌謡を集めたアルバムです。

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10-06 No.28-1

2010年06月28日 17時37分13秒 | Weblog
<Linn>
CKD 362(SACD-Hybrid) 3枚組 \3850
ヘンデル:合奏協奏曲集Op.6 ――
合奏協奏曲第1番ト長調Op.6-1/第2番ヘ長調Op.6-2/第3番ホ短調Op.6-3/
第4番イ短調Op.6-4/第5番ニ長調Op.6-5/第6番ト短調Op.6-6/第7番変ロ長調
Op.6-7/第8番ハ短調Op.6-8/第9番ヘ長調Op.6-9/第10番ニ短調Op.6-10/
第11番イ長調Op.6-11/第12番ロ短調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、
エイヴィソン・アンサンブル
1985年の結成から25年という歴史を持つイギリスの名門ピリオド・オーケスト
ラ、エイヴィソン・アンサンブルが鬼才パヴロ・ベズノシウクに率いられリン
(Linn)に登場。
イギリス、ニューカッスル出身の作曲家チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)
の名を冠するエイヴィソン・アンサンブルが得意とするイギリス・バロックの
新録音は、ヘンデルのマスターピース、「合奏協奏曲Op.6」の全曲録音!
「聖チェチーリアのための頌歌」やオラトリオ「サウル」などの傑作と同時期
となる1739年、54歳のヘンデルがわずか1ヶ月という短期間で完成させた12の
合奏協奏曲「Op.6」は、バッハの「ブランデンブルク協奏曲」に匹敵するバロ
ック時代の"合奏協奏曲"を代表する傑作との呼び声も高い。
ビーバーの「ロザリオのソナタ」(AV 0038)で古楽に衝撃を与えたベズノシウク
のカラーに染まったエイヴィソン・アンサンブルのハイ・パフォーマンスと、
リンの超優秀録音の相乗効果が楽しみ。スペシャル・プライス設定です!
2008年10月27日-31日、ジュビリー・シアター(ニューカッスル)での録音。




<Melodiya>
MELCD 1001683 2枚組 \2300
シチェドリン:バレエ音楽《かもめ》(全曲)
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団
旧ソ連時代には作曲家同盟議長を務めた大物、ロディオン・シチェドリン
(1932-)。名バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤを妻に持つシチェドリンはバレ
エ音楽など多くの優れた舞台作品を作曲しており、この「かもめ」も作曲家同
盟議長時代の1980年にアントン・チェーホフの戯曲を題材とした2幕のバレエ
音楽。24の前奏曲、3つの間奏曲、そしてポストリュード(後奏)で構成される
「かもめ」は、旧ソ連の現代音楽を追い求めたシチェドリンらしい強烈なイン
パクトを持った作品である。
強烈に炸裂するトランペットとトロンボーン、怒り叫ぶかのような弦楽セク
ションなど、ヒートアップするラザレフ・ワールドに圧倒させられます。
1982年の録音。ディジパック仕様。




<Danica>
DCD 8237 \1880
ピアノ音楽の花束 ――
ヘンデル:
ピアノ・ソナタ ト長調Hob.XVI-27/主題と4つの変奏(神よ、皇帝フランツを
守り給え)/ピアノ・ソナタ ホ長調Hob.XVI-13/ピアノ・ソナタ ト長調
Hob.XVI-11/ピアノ・ソナタ イ長調Hob.XVI-5/ピアノ・ソナタ第4番ニ長調
Hob.XVI-4/カプリッチョ ト長調Hob.XVII-1/アンダンテ イ長調
ヴィリー・ストラルチク(ピアノ/スタインウェイ1900)
とてつもないスケールの作品、『96台のピアノと打楽器のための交響曲「大地、
空気、火、水」』で知られるヴィリー・ストラルチクが弾くハイドンのピアノ
作品集は、使用ピアノが1900年にニューヨークで製作されたスタインウェイ&
サンズのモデルD。100年以上も前に製作され、現代のピアノでもフォルテピア
ノでもないスタインウェイのピアノで奏でるハイドンは響きが優しくまろやか。
デンマークのレーベル、ダニカ(Danica)から届いた逸品です。
2009年7月の録音。




<Dapheneo>
Dapheneo A804 \2300
鏡 - アコーディオンとサクソフォン四重奏のための作品集 ――
ヴィズール&フェレ:スウィング・ワルツ/アスティエ&アゾーラ:システムA
/カサップ:炎/ピアソラ:オブリビオン/ムレナ&コロンボ:インディフェレ
ンス/コスマ:サリュート・ラルティスト/ブレル:ヴズール、ジョーレ/ムレ
ナ&コロンボ:インディフェレンス/サティ:ジムノペディ第1番/カサップ:小
さなオブジェのワルツ/アスティエ&アゾーラ:システムA/ヴィズール&フェ
レ:スウィング・ワルツ
イネディッツ・サクソフォン四重奏団、
マルセル・アゾーラ(アコーディオン)
フランスのアコーディオンの神様と称されるマルセル・アゾーラと、バラグリ
オリが参加するイネディッツ・サクソフォン四重奏団が共演!
クヮルテットのメンバー、フィリップ・ポルテジョワの優れたアレンジが、ア
コーディオンとサクソフォン四重奏を急接近させる。2008年の録音。

Dapheneo 9709 \2300
グラズノフ:サクソフォン協奏曲変ホ短調Op.109/ボザ:アリア/ベイテルマン:
演奏会用小品/メイシー:ファウスト
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)、
ワレリー・アブラメンコ(指揮)、
ラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団
ジャン=ピエール・バラグリオリは、パリ音楽院のサクソフォン専攻と室内楽
を1等賞で卒業し、フランス国家賞、メニューイン財団賞を受賞。現在は、フラ
ンスの名門パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の首席奏者、コロンヌ
管弦楽団のソリストとしても活躍する現代フランス・サクソフォン界の盟主で
ある。
メイン・プロは亡命時代のグラズノフの傑作であり、サクソフォンの超重要レ
パートリー「サクソフォン協奏曲変ホ短調Op.109」!
1997年4月12日&14日の録音。弊社初紹介。

Dapheneo 9910 \2300
革命家 ――
ピアソラ:革命家、アディオス・ノニーノ、リベルタンゴ/ロドリゲス:ラ・ク
ンパルシータ/ガルデル:下り坂/サルガ:ア・フエゴ・レント/スタンポーニ
&エスポージト:空のひとひら/ヴィリョルド:エル・チョクロ/ヒエコ:アル
ゼンチンの印象/エスケシュ:タンゴ・ヴィルトーゾ/ヒエコ:レ・4・クプ/
グビッチ:イゲン
サクソフォン四重奏団《キャトル》
パリ・ギャルドのサクソフォン奏者ジャン=ピエール・バラグリオリが主宰す
るサクソフォン四重奏団、キャトル(4uatre)のタンゴ・アルバム。
サクソフォン四重奏のレパートリーとしてすっかり市民権を得たピアソラの作
品の中でも「アディオス・ノニーノ」が特にオススメ。
1999年4月&5月&7月の録音。弊社初紹介。

Dapheneo 9810 \2300
ブライアーズ:アレグラスコ/アラリックI&II/3つの悲歌
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)、
アンドリス・ヴェイスマニス(指揮)、
ラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団、
サクソフォン四重奏団《キャトル》
「タイタニック号の沈没」の作曲者でもあるイギリスの作曲家&コントラバス
奏者、ギャヴィン・ブライアーズ(1943-)のサクソフォン作品集でもバラグリ
オリが主役。
ブライアーズのサクソフォン作品は難解な超現代風の作風ではなく、即興的、
ミニマル的なフレーズ、サウンドが印象に残る。1996年&1998年の録音。
弊社初紹介。




<Danacord>
DACOCD 684 \2300
誰もが春を愛す - 新しいデンマークの歌 ――
ブルーン:ソプラノ、フルートとギターのための《緑》/ハジセリモヴィチ:ソ
プラノとハープのための《やわらかい歌》/セーアンセン:ソプラノとピアノ
のための《トリプティコン》/ネアゴー:ソプラノとピアノのための《6つの歌》
/フロウンベア:ソプラノとピアノのための《4つの存在の歌》/ヘゴー:ソプ
ラノとギターのための《3つの暗黒の局面》/ネアホルム:ソプラノとピアノの
ための《6つの平易なデンマークの歌》/グズモンセン=ホルムグレン:ソプラ
ノとハープのための《6つの平易なデンマークの歌》、ソプラノ、ハープ、フル
ートとギターのための《ターン》
マリアネ・ロン(ソプラノ)、セーアン・ラストギ(ピアノ)、
イェスパー・リュスヘフト(ギター)、
マリア・ベスルコウ・セーアンセン(ハープ)、
カロリナ・レード(フルート)
1954年から1957年にかけて作曲されたネアゴーの「6つの歌」から、ボスニア生
まれハジセリモヴィチによって2009年に作曲された「やわらかい歌」など、デ
ンマークのソプラノ歌手マリアネ・ロンが歌う全曲世界初録音の"デンマークの
歌"。
"ソプラノ+フルート+ギター"、"ソプラノ+ギター"といった編成のスタンダ
ードになってほしい秀作が揃う。

DACOCD 690 \2300
ショパン:
24の前奏曲より 第1番、第6番、第21番、第3番、第13番、第11番、第4番、
第22番/バラード第1番ト短調Op.23/4つのマズルカOp.68
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
マリア・テレサ・アッシング(ピアノ)
北欧デンマークから届いたショパンのピアノ・アルバム。マリア・テレサ・
アッシングは、デンマーク人の父とポーランド系ドイツ人の母を持つデンマー
クの女流ピアニスト。
過度な表現や力任せにはならず、ゆったりとしたテンポの落ち着いたショパン
が流れてくる。2007年5月&2009年9月の録音。

DACOCD 691-696 6枚組 \6880
コペンハーゲンの偉大な歌手と音楽家たち1931-1939 ――
ベルディ:レクイエムより/ドヴォルザーク:序曲《謝肉祭》Op.92、チェロ協
奏曲ロ短調Op.104より 第1楽章/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
変ロ短調Op.23より 第3楽章/ドビュッシー:《子供の領分》より 人形へのセ
レナード/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58より 第1楽章/パ
ガニーニ:24のカプリースOp.1より/プーランク:田園のコンセールより
第2楽章/ゴーベール:夜想曲/ヒンデミット:室内音楽第5番より 第4楽章、
第5楽章/シマノフスキ:交響曲第4番Op.60より/J・S・バッハ:ヴァイオリン
協奏曲第2番ホ長調BWV.1042より、イタリア協奏曲ヘ短調Op.971/他
フリッツ・ブッシュ(指揮)、ニコライ・マルコ(指揮)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、ワンダ・ランドフスカ(チェンバロ)、
マルセル・モイーズ(フルート)、パウル・ヒンデミット(ヴィオラ)、他
デンマーク放送のアーカイヴに保管されていた1930年代のライヴ録音集。往年
の巨匠たちの貴重な演奏がギッシリ。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります。予めご了承下さい。




<Point>
PCD 5171 \2300
ビー・ソー・イット - メゾとオルガンのための音楽 ――
カイサ:3つの詩篇/ヴェルナー:マニフィカト、真実の愛、ビー・ソー・イット
/ラドゥレスク:我ら人生のただ中にあって/セーレンセン:ライスI&II/ネア
ゴー:夏の前奏曲、2 arstidssange/ノルビー:ピエタ
ピア・ローゼ・ハンセン(メゾ・ソプラノ)、
イェンス・E.クリステンセン(オルガン)
オペラ、オラトリオの歌手として、母国デンマーク、スイス、中国、イギリス、
シリアなど世界各国で活躍するデンマーク人メゾ・ソプラノ歌手ハンセンが歌
うオルガン伴奏による歌曲集。

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10-06 No.28-2

2010年06月28日 17時36分41秒 | Weblog

<Sony Classical>
SB 88697 334532 30枚組 \6000
ソニー・クラシカル・コレクション
Disc.1、2
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集
グスタフ・レオンハルト指揮、レオンハルト・コンソート
Disc.3
ヘンデル:水上の音楽、王宮の花火の音楽、ベルニーチェ
ピエール・ブーレーズ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック、他
Disc.4
ヴィヴァルディ:四季、シンフォニア「聖なる墓に」RV.169、他
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
Disc.5
ハイドン:交響曲第101番、第102番
ジギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド
Disc.6、7
モーツァルト:
交響曲第28番、第33番、第35番「ハフナー」、
第40番、第41番「ジュピター」、
アイネ・クライネ・ナハトムジーク、「フィガロの結婚」序曲、
「劇場支配人」序曲
ジョージ・セル指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.8
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番
マリア・ティーポ(pf)
リッカルド・シャイー指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.9
モーツァルト:クラリネット協奏曲
リチャード・ストルツマン(Cla、指揮)イギリス室内管弦楽団
クラリネット五重奏曲
リチャード・ストルツマン(Cla)東京弦楽四重奏団
Disc.10
モーツァルト:レクイエム
ヘルムート・リリング指揮、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、他
エクスルターテ・ユビラーテ
ジュディス・ブレーゲン(Sop)
ピンカス・ズーカーマン指揮、モーストリー・モーツアルト祝祭管弦楽団
Disc.11、12、13
ベートーヴェン:
交響曲第1番、第4番、第5番、第6番「田園」、第9番「合唱付」、
「フィデリオ」序曲、「エグモント」序曲
ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団、他
Disc.14
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、第5番「皇帝」
アルトゥール・ルービンシュタイン(pf)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮、ボストン交響楽団
Disc.15
ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」「ワルトシュタイン」「熱情」「悲愴」
ウラディミール・ホロヴィッツ(pf)
Disc.16
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、キプロスの女王ロザムンデ
ダニエル・バレンボイム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.17
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲、交響曲第4番「イタリア」、劇音楽「アタリー」より、
序曲「フィンガルの洞窟」
レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
Disc.18
シューマン:交響曲第3番「ライン」、第4番、マンフレッド序曲
レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
Disc.19
ショパン:ピアノ独奏曲集
リカルド・カストロ(pf)
Disc.20
ブラームス:交響曲第4番
ズービン・メータ指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.21
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
ヴラディーミル・スピヴァコフ(Vln)
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)
ユーリ・テミルカーノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.22
シュトラウス・ファミリー ワルツ、ポルカ、マーチ集
ロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.23
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァーンシチナ」より
セルゲイ・レイフェルクス(Br)
ユーリ・テミルカーノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.24
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、スラヴ舞曲
クラウディオ・アバド指揮、シカゴ交響楽団
組曲第4番
マイケル・ティルソン=トーマス指揮、フィルハーモニア管弦楽団
Disc.25
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
エミール・ギレリス(pf)
ズービン・メータ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
ヴァイオリン協奏曲Op.35
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
Disc.26
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ズービン・メータ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
交響曲第10番「アダージョ」
ジョージ・セル指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.27
マーラー:交響曲第5番
ロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.28
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、遊戯
ピエール・ブーレーズ指揮、ニューフィルハーモニア管弦楽団
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」、神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.29
ラヴェル:
ボレロ、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲、クープランの墓、道化師の朝の歌
エドゥアルド・マータ指揮、ダラス交響楽団
Disc.30
ガーシュウィン:ラプソディインブルー、パリのアメリカ人、協奏曲へ調
アンドレ・プレヴィン(pf)ユアン・レイシー(Trp)
アンドレ・コステラネッツとオーケストラ




<VENEZIA>
CDVE00012 3枚組 \1650
ヴラディーミル・フェドセーエフ(指揮)の芸術
CD.1
(1)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
1976年10月モスクワでのスタジオ録音
(2)ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
1981年1月モスクワでのスタジオ録音
CD.2
(3)リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
ボリス・コルサコフ(ヴァイオリン)
1981年モスクワでのスタジオ録音
CD.3
(4)スメタナ:連作交響詩「我が祖国」
1986年モスクワでのスタジオ録音
ヴラディーミル・フェドセーエフ指揮
モスクワ放送交響楽団

CDVE00035 3枚組 \1650
ボロディン弦楽四重奏団の芸術
CD.1
(1)モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV.421
1984年10月25日モスクワ音楽院大ホール
(2)ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 op.67
1984年10月25日モスクワ音楽院大ホール
CD.2
(3)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
1989年4月12日モスクワ音楽院小ホールでのライヴ
(4)ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調
1999年12月モスクワでのスタジオ録音
CD.3
(5)ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏第8番 ハ短調 op.110
1991年12月12日レニングラード・フィルハーモニー大ホールでのライヴ
(6)ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
1983年12月5,6日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
ボロディン弦楽四重奏団
CD.3は既に廃盤のCDVE04338(#2700000 043387)のリニューアル収録です。




<CARUS>
83.445 \2380
ジョリヴェ:合唱作品集
(1)祝婚歌(12声部の独唱者による声のオーケストラ) Epithalame
2008年10月27-29日録音
(2)マドリガル Madrigal
2008年9月11-12日録音
(3)ミサ曲「汝の妻」 Missa Uxor Tua
2005年11月14-25日録音
マーカス・クリード指揮 Marcus Creed
シュトゥットガルトSWRヴォーカル・アンサンブル
シュトゥットガルト放送交響楽団のメンバー
ジョリヴェは師のヴァーレーズの影響や北アフリカへの旅行など自身の体験を
通し異教・異国の神秘的題材を取り入れ、色彩感に富み生命力溢れる音楽を
多く作曲しました。難曲と言われる代表的な3曲の合唱曲を収録した意欲的な
アルバムです。

83.447 \2380
「シューマン家の家庭音楽会にようこそ」
HAUSMUSIK - Zu Gast Bei Clara und Robert Schumann
(1)R.シューマン:「春の祭りの美しさ」 恋のたわむれ op.101から
(2)R.シューマン:「太陽の輝くように」 恋のたわむれ op.101から
(3)R.シューマン:「テューレの王」 ロマンスとバラード第1集 op.67から
(4)R.シューマン:「美しきロートラウト姫」ロマンスとバラード第1集op.67から
(5)R.シューマン:「野ばら」 ロマンスとバラード第1集 op.67から
(6)R.シューマン:「雷雨」 ロマンスとバラード第1集 op.67から
(7)R.シューマン:「鍛冶屋」 ロマンスとバラード第3集 op.145から
(8)R.シューマン:「悲しき狩人」 ロマンスとバラード第2集 op.75から
(9)R.シューマン:「傷ついた子供に」 ロマンスとバラード第2集 op.75から
(10)R.シューマン:「暗い光の輝き」 スペインの恋の歌 op.138から
(11)R.シューマン:「流浪の民」 3つの詩 op.29から
(12)クララ・シューマン:3つのロマンス op.21から 第1曲 イ短調
(13)ブラームス:「おお快い5月」 リートとロマンス op.93から
(14)ブラームス:「さようなら」 リートとロマンス op.93から
(15)ブラームス:「森の夜」 7つのリート op.62から
他、バッハ:「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」より6曲
全、21曲
カルムス・アンサンブル・ライプツィヒ CALMUS Ensemble Leipzig
2010年2月16-18,22-24日、3月8-10日 録音
聖トーマス少年合唱団出身の男声により1999年に結成され、2001年に中部ドイ
ツ放送児童合唱団出身のアニャ・リプフェルト(女声)を加えた若い混声グルー
プ(女性1人:ソプラノ、男性4人:カウンター・テナー、テノール、バス、バリ
トン)安定した美しい声、均整のとれたアンサンブルを聴かせます。キングズ
・シンガーズのマスター・クラスで学んだ彼らは、バロックからジャズまでと
幅広いレパートリーを持ち、既にQUERSTANDレーベル・ライプツィヒ 他から
複数のアルバムを発表しています。



<MEMBRAN>
DOCUMENTS 232741 3枚組 \1700
グノー:歌劇「ファウスト」
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(マルガレーテ)
ニコライ・ゲッダ(ファウスト)
ボリス・クリストフ(メフィストフェレ)
リリアーヌ・ベルトン(シーベル)
エルネスト・ブランク(ヴァランタン)
リタ・ゴール(マルタ) 他
アンドレ・クリュイタンス指揮 
パリ・オペラ座管弦楽団、合唱団   1958年

DOCUMENTS 232752 2枚組 \1350
モーツァルト:
フルート協奏曲第1番、第2番、フルートとハープのための協奏曲
フルートと管弦楽のためのアンダンテ
フルート四重奏曲第3番、協奏交響曲 K.297b
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ドラ・ワグナー(Harp)
トリオ・パスキエ
ピエール・ピエルロ(Ob) ジャック・ランスロ(Cl)
ジルベール・クルシェ(Hr) ポール・オンニュ(Fg)
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団 1950年、1954年、1955年

DOCUMENTS 232914 3枚組 \1700
プッチーニ:三部作
歌劇「外套」
ティト・ゴッビ、ジャチント・プランデッリ、マーガレット・マス
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮 ローマ歌劇場  1955年
歌劇「修道女アンジェリカ」
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス、フェードラ・バルビエリ、
リディア・マリンピエトリ
トゥリオ・セラフィン指揮 ローマ歌劇場  1957年
歌劇「ジャンニ・スキッキ」
ジュゼッペ・タッデイ、グレテ・ラピサルディ、ジュゼッペ・サヴィ
オ、アグネス・ドゥッビーニ
アルフレッド・シモネート指揮 RAIトリノ響  1949年

DOCUMENTS 232915 2枚組 \1350
Weber:Der Freischutz/Erich Kleiber
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」
エリーザベト・グリュンマー
リタ・シュトライヒ
ハンス・ホップ
マックス・プレープスト
クルト・ベーメ
アルフレート・ペル  他
エーリヒ・クライバー指揮 ケルン放送響  1955年

FABFOUR 233022 4枚組 \1050
CD1:
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」、第103番「太鼓連打」
ロンドン・フィル  1949年、1953年
CD2:
ハイドン:交響曲第102番   ロンドン・フィル  1951年
シューベルト:交響曲第5番  イスラエル・フィル  1958年
CD3:
モーツァルト:交響曲第25番、第38番「プラハ」
ロンドン響  1951年
CD4:
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
ロンドン響  1952年
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
イスラエル・フィル  1958年
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮

FABFOUR 233023 4枚組 \1050
ブラームス:
交響曲全集
大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲
ハンガリア舞曲集、運命の歌
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送響、合唱団  1954年-1973年

FABFOUR 233039 4枚組 \1050
シューマン:
詩人の恋 op.48
ジェラール・スゼー(Br) ジャクリーヌ・ボノー(P) 1953年 
リーダークライス op.24
D・F=ディースカウ(Br) ヘルタ・クルスト(P)1956年
リーダークライス op.39
D・F=ディースカウ(Br) ジェラルド・ムーア(P)1954年
12の詩 op.35
D・F=ディースカウ(Br) ギュンター・ヴァイセンボルン(P)1957年
女の愛と生涯 op.42
イルムガルト・ゼーフリート(S) エリック・ヴェルバ(P) 1957年
二人のてき弾兵 op.49-1
ハンス・ホッター(Br) ジェラルド・ムーア(P) 1944年
たぐいない美しさ op.36-3
ハンス・ホッター(Br) ミハイル・ラウハイゼン(P) 1946年
ヒダルゴ op.30-3、ローレライ op.53-2、歌手の慰め op.127-1
ペーター・アンダース(T) ミハイル・ラウハイゼン(P) 1943年
君よ知るや南の国 op.98a-1、ただあこがれを知る者だけが
op.98a-3、私に言わせないで op.98a-5、大人になるまで
このままに op.98a-9
エミ・レイスナー(A) ミハイル・ラウハイゼン(P) 1943年
献呈 op.25-1、窓の下で op.34-3、家族の絵 op.34-4
ティアナ・レムニッツ(S) ペーター・アンダース(T)
ミハイル・ラウハイゼン(P) 1943年、1944年

FABFOUR 233041 4枚組 \1050
CD1:
J.S.バッハ:コラール前奏曲集(BWV.604,611,622,639,653,
654,656,659,665,668,727,731) 
1936年、1937年、1951年、1952年
CD2:
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ集(BWV.533,534,541,543,545,
547,548) 1935年、1951年、1952年
CD3:
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565、トッカータ、
アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564、パッサカリアとフーガ
ハ短調 BWV.582、幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 ニ短調 op.65-6
1935年、1951年、1952年
CD4:
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 「ドリア旋法」BWV.538、
カンツォーナ ニ短調 BWV.588
フランク:3つのコラール 1951年、1952年
アルベルト・シュヴァイツァー(Org)

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10-06 No.27

2010年06月24日 19時23分45秒 | Weblog
★価格変更・再受注のご案内★
先月ご案内いたしました下記商品ですが、価格変更になり再度ご注文をお受け
することになりました。限定盤に変更はございませんので、この機会にご検討
よろしくお願いいたします。
(既にご注文いただいているものも新価格になります。再注文の必要はござい
ません。)

8869765690-2 10枚組 \6450 ※新価格 \3250
パブロ・カザルス、オリジナル・ジャケット・コレクション
※曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/cj1006.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<BRIDGE>
BCD 9317 \1980
ピーター・リーバーソン(b.1946)作品集
(1)《赤いガルーダ》ピアノ協奏曲第2番(1999)
(2)リルケの歌《オルフェウスに捧げるソネット》(1997-2001)
(3)バガテル(1985)
(4)ピアノ五重奏曲(2003)
(1)-(4)ピーター・ゼルキン(Pf)、
(1)ジェームズ・コンロン指揮ニューヨーク・フィル、
(2)ロレーヌ・ハント・リーバーソン(Ms)、
(4)オリオン弦楽四重奏団
録音:(1)2004年11月エイヴリー・フィッシャー・ホール、
(2)2005年8月、(3)1985年12月、(4)2008年5月
ピーター・リーバーソンは1946年生まれのアメリカの作曲家で作曲をミルトン
・バビット、チャールズ・ウォーリネンに師事した。アメリカ東海岸の手堅い
前衛スタイルを持った作曲家として米国内で評価が高く、かつて武満徹がミュ
ージック・トゥデイで招聘したこともある。硬派な作風ながら色彩的でほどよ
く乾いた抒情、ファンタジーに武満が惚れこむ作曲家だけのことはあると納得
する。《赤いガルーダ》のガルーダとはインド神話の炎を司る神の鳥のことで、
ピアノとオーケストラが極彩色の火花を散らす。全曲ピーター・ゼルキンがピ
アノを弾き、共演もコンロン指揮のニューヨーク・フィルやリーバーソン夫人
で2006年に亡くなった名歌手のロレーヌ・ハント、と豪華な演奏陣です。

BCD 9327 \1980
シューベルト:即興曲と舞曲
14のワルツ(プリマコフ編集)/即興曲D.935;Op.142-No.1
13のレントラー(ゴルノスタエワ編集)/
即興曲D.899;Op.90(全4曲)/
12のワルツ(ゴルノスタエワ編集)/即興曲D.935;Op.142-No.2
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2009年10月,オーデンセ
既に当BRIDGEより多数の録音がありアメリカでは大人気ピアニストとなったプ
リマコフの最新録音。プリマコフとしては初のシューベルトです。有名な4つ
の即興曲(アンプロンプチュ)D.899をアルバムの中心にワルツ、レントラーな
どシューベルトの旋律美をたっぷりと味わえる内容です。プリマコフはロシア
生まれながら豪快に弾き飛ばすことはせずペダルも極力控え、シューベルト本
来の細やかなニュアンスを繊細に表現しています。全曲が歌で溢れているアル
バム。

BCD 9328 2枚組(1枚価格) \1980
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1
(1)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(カデンツァ:G.フォーレ)
(2)ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503(カデンツァ:J.N.フンメル&V.プリマコフ)
(3)ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537《戴冠式》(カデンツァ:W.ランドフスカ)
(4)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
スコット・ユー指揮オーデンセ交響楽団
録音:2008-2009年オーデンセ
プリマコフ初のモーツァルト。臆することなく日に向かって伸びる若木のよう
な自由なモーツァルトです。しかもカデンツァは普段あまり使われることのな
い版を使用。第24番のフォーレ版はモーツァルトの時代ではありえない和音、
華麗でダイナミックなピアノ書法で一聴の価値あり。第25番はフンメル版にプ
リマコフ自らが手を加え、第26番ではランドフスカ版を使用しています。さわ
やかなモーツァルト、今後の録音がますます楽しみ。

BCD 9324 \1980
オリヴィエ・メシアン:《アーメンの幻想》
マリリン・ノンケン(ピアノI)、
サラ・ローゼンバーグ(ピアノII)
録音:2009年5月ヒューストン
メシアンの代表作、2台ピアノのための《アーメンの幻想》は既に多数の録音
があるが、最新録音の本CDは共にニューヨークで活動する女性ピアニストたち
によるもの。マリリン・ノンケンは現代音楽を専門とし、これまでにパスカル
・デュサパン、トリスタン・ミュライユらが彼女のために作品を書いている。
サラ・ローゼンバーグは現代音楽の他、ロシアン・アヴァンギャルドにも造詣
が深く、ロスラヴェッツ、モソロフ、ルーリーなどもレパートリーにしている。

BCD 9330 \1980
「カヴァティーナ・デュオ・プレイズ・ピアソラ」
リベルタンゴ、レビラード、天使の導入、
タンゴ・エチュード、忘却、アディオス・ノニーノ、
ブエノスアイレスの四季
カヴァティーナ・デュオ:
【ユージェニア・モリナー(Fl)、
デニス・アザバギック(Gtr)】
録音:2008年
セルジオ・アサドが「もっとも優れたフルート、ギターのデュオ」と絶賛する
カヴァティーナ・デュオの最新録音。先日CEDILLEレーベルでよりバルカン地
方に因んだアルバムを発表したばかりだが、情熱的な二人にピアソラはぴった
り。リベルタンゴ、忘却、ブエノスアイレスの四季など、ピアソラの名曲ばか
りを収録。《ブエノスアイレスの四季》では彼らに惚れ込むセルジオ・アサド
自らが二人のために編曲を書き下ろした。

BCD 9318 \1980
「ストーニー・ブルック・サウンディングズVol.1」
(1)ダニエル・A.ウェイマウス:
イン(オール)ザ・タイム・ウィー・ハヴ・レフト
(2)マックス・ギテック・デュイカーズ:グラス・ブルー・クレフト
(3)イラリ・カイラ:敬意を表する鐘
(4)ユージン・ドラッカー:シェイクスピアの4つのソネット
(5)ペリー・ゴールドスタイン:
アルト・サクソフォンと弦楽四重奏のための五重奏曲
(1)-(5)エッシャー弦楽四重奏団、
(1)オスカー・エスピナ・ルイス(Cl)、
(3)ジェイコブ・ロードベック(Pf)、
(4)Aアンドルー・ノーレン(B,Br)、
(5)ケネス・ツェ(Sax)
録音:2008、2009年
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の音楽学部出身の作曲家たちによ
る作品集。エマーソン四重奏団のヴァイオリニスト、ユージン・ドラッカーの
作品も収録。弦楽四重奏を母体としてソロ、独唱が入る。作風は前衛から新ロ
マン主義風を幅広い。

BCD 9319 \1980
「ストーニー・ブルック・サウンディングズVol.2」
(1)シェイラ・シルヴァー:黄昏の最後の煌き
(2)タイラー・カップ:ストレンジャー・ヴァリエーション
(3)ピーター・ウィンクラー:ファンタジー(チェロ七重奏曲)
(4)ダリア・セメゲン:唐草模様
(5)マーガレット・シェーデル:美しいものは傷がない
(1)G.カリッシュ(Pf)、C.ダール(Pf)、E.リーンドロ(Perc)、
K.デュフォード(Perc)
(2)C.シェアー(Vn)、
(3)C.カー(Vc)とチェロ・アンサンブル、
(4)C.カリス(Pf)
(5)E.ラムメック(タラガト)、ライヴ・エレクトロニクス
録音:1999-2008年
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の音楽学部出身の作曲家たちによ
る作品集第2弾。T.カップのヴァイオリン・ソロによるストレンジャー・ヴァ
リエーションはポルタメントを多様した擬似民族音楽風の音楽が楽しい。P.
ウィンクラーのファンタジー(チェロ七重奏曲)はチェロの重厚なアンサンブル
が心地よくヴィラ=ロボスのブラジル風バッハを思わせる。M.シェーデルの
「美しいものは傷がない」はクラリネットのような楽器タラガトとライヴ・
エレクトロニクスのための幻想的な作品。

BCD 9325 \1980
「カントス」-リカルド・ソーン=ムルドーン(b.1962,グァテマラ)の音楽
(1)ニニョポリーリャ
(2)風の花
(3)コマーラ
フアン・トリゴス指揮イーストマン・ブロードバンド、
(1)(3)T.アーノルド(S)、S.パーキンズ(T)、
(1)A.ハード(Br)、
(3)C.サンチェス=グティエレス(語り)
録音:2009年
リカルド・ソーン=ムルドーンは1962年生まれのグアテマラの作曲家。メキシ
コでギターを学んだ後、渡米しジョージ・クラムに学んだ。(1)(3)は声楽作品
で、(3)は46分の大曲。中南米の原色の自然を思わせる色彩と生命力溢れるリ
ズムが現代的なセンスと結びつき、独特の世界観を作り出す。現在はアメリカ
に在住し、彼の作品は世界中で演奏されている。2006年にはFIFAワールドカッ
プ関連のコンサートで作品を委嘱された。




<TUDOR>
TUDOR 7150 \2080
ジャン・クサヴァー・ルフェーヴル(1763-1829):
(1)クラリネット四重奏曲第5番 変ホ長調
(2)クラリネット四重奏曲第6番 変ロ長調
(3)クラリネット・ソナタOp.12(全3曲)
エドゥアルド・ブルンナー(cl)
(1)(2)アナ・チュマチェンコ(Vn)
ウェン=シン・ヤン(Vc)
ハリオルフ・シュリヒティヒ(Va)
(3)アドリアン・エーティカー(Pf)
録音:(1)(2)2005年6月、(3)2007年1月
クラリネット四重奏曲第1-4番に続くブルンナーと仲間達によるルフェーヴル
第2弾。ルフェーヴルはスイス生まれの古典派の作曲家でクラリネット奏者。
このアルバムに収められた作品もクラリネットの機能と音色を活かしており、
クラリネット四重奏曲はそれぞれ4楽章構成で16分程度、3曲のクラリネット・
ソナタはそれぞれ3楽章構成で10分弱、と均整のとれたフォルムで古典派らし
い優雅な作風です。名クラリネット奏者ブルンナーはクラリネット協奏曲
(TUDOR7098)も録音していた。今回も最近評価の高いチェロのウェン=シン・
ヤンが共演している。

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10-06 No.26

2010年06月24日 15時22分06秒 | Weblog
★ユニバーサル・ミュージック・キャンペーン 2010★
ポピュラー、ロック、ジャズなど、オールジャンルのキャンペーンのご案内
です。全460タイトルの名盤が1枚もの\930になります。

期間:2010年7月20日入荷分まで。品切れ等で入荷がなかった場合は、ご注文
取り消しとなりますので、お早めにご注文下さい。

対象商品:当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/badget.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
★ICONシリーズ
曲目詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/emi2010_08.html

CZS-6294992 12枚組 \5080
エトヴィン・フィッシャー(没後50年)(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6295112 9枚組 \3850
エミール・ギレリス(没後25年)(完全EMI録音)(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 24Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6295572 11枚組 \5080
ルドルフ・ケンペ(生誕100年)(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6294862 8枚組 \3380
アリシア・デ・ラローチャ(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6295392 7枚組 \3000
ピエール・フルニエ(没後25年)(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 28Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6295252 6枚組 \2550
フリッツ・ヴンダーリヒ(生誕80年)(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット 各CD紙製ケース入り

CZS-6294622 7枚組 \3000
ケルビーニ生誕250年ボックス(期間限定盤)
クラムシェル・ボックス 32Pブックレット 各CD紙製ケース入り




<東武レコーディングズ>
TBRCD0008-2 4枚組 \8400
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(1)交響曲第34番、
(2)ピアノ協奏曲第21番
(3)交響曲第35番「ハフナー」
(4)交響曲第36番「リンツ」
(5)交響曲第38番「プラハ」
(6)交響曲第39番
(7)交響曲第40番
(8)交響曲第41番「ジュピター」、
(9)歌劇「フィガロの結婚」序曲
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団、
(2)江尻南美(ピアノ)
録音:(1)(2)1995年3月21日、(3)1994年3月27日、(4)1993年3月23日、
(5)1992年3月24日、(6)1991年3月24日、(7)1990年3月25日、
(8)(9)1989年3月19日
全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音
何と朝比奈隆によるモーツァルト:後期6大交響曲+αです。第39番、第40番、
「フィガロの結婚」序曲以外は全て音盤初レパートリー!最近ではWEITBLICK
から発売のハイドンの名演が高く評価された巨匠朝比奈隆。ベートーヴェン
以降の音楽のスペシャリストと看做されがちですが、古典音楽においては、
ロマン性に傾斜しつつも格調高い名解釈で聞き手を納得させます。晩年の朝
比奈はほとんどモーツァルトの交響曲を指揮しませんでしたが、数少ない例
外が倉敷音楽祭に於けるこれらの演奏です。朝比奈は、第2回の倉敷音楽祭か
ら第10回まで登場。臨時編成の倉敷音楽祭祝祭管弦楽団を指揮してベートー
ヴェンの交響曲を若い番号から、モーツァルトの交響曲を後ろの番号から順
に取上げました。この倉敷音楽祭祝祭管弦楽団のメンバーが凄いのです。日
本を代表するソリスト、コンサートマスタークラスの名手がずらりと並び、
ざっと名前を挙げるだけでも(順不同)、田中千香士、原田幸一郎、藤原浜雄、
久保陽子、潮田益子、数住岸子、川井郁子(以上、ヴァイオリン)、菅沼準二、
店村眞積(以上、ヴィオラ)、安田謙一郎、毛利伯郎、上村昇、山崎伸子、
趙静(以上、チェロ)、金昌国、白尾隆(以上、フルート)、松崎裕、山岸博
(以上、ホルン)等々、とても書ききれません。詳しくはCD解説書をご覧下さ
い。毎回30人を超える程度の編成で、朝比奈の分厚いサウンドはそのままに
キビキビとした快活さに満ちた魅力的な演奏が毎回展開されました。さらに
名手江尻南美との協奏曲第21番というのも聴き物でロマンチスト朝比奈の面
目躍如たる美しさです。倉敷市が記録していた録音が現存していたことは有
難かったのですが、各演奏家の連絡先を調べ上げることから作業は始まり、
企画から数年を経て、やっとリリースに漕ぎ着けました。今回もリリースを
快諾なさった巨匠のご子息千足氏も「倉敷から帰る度に、その様子を家族に
話していた」と仰っています。朝比奈にとっても新鮮な体験だったことが偲
ばれます。
協力:アルスくらしき倉敷文化振興財団
解説(日英):ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)
マスタリング:WEITBLICK




<KAIROS>
13002KAI(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
フリードリヒ・チェルハ(b.1926):
(1)シュピーゲル(鏡)I-VII(全曲)
(2)モニュメントゥム
(3)モメンテ
(1)シルヴァイン・カンブルラン(指揮)
バーデン・バーデン=フライブルクSWR交響楽団
(2)デニス・ラッセル=デイヴィス(指揮)、
(3)フリードリヒ・チェルハ(指揮)
(2)(3)ウィーン放送交響楽団
録音:(1)2006年7月20日ブレゲンツ,
(2)2001年5月ウィーン,(3)2007年10月6日グラーツ
チェルハが1959年から1972年にかけて作曲したシュピーゲルの連作は作曲年
代を反映してリゲティ、シュトックハウゼンらの影響が感じられる。つまり
クラスター音響の持続、電子音楽をあえてオーケストラに移し変えてやろう、
という発想で、様々な音響が色彩豊かに推移してゆくプロセスを聴く音楽と
なっている。音響事象のパレットの豊かさはむしろリゲティのアトモスフェ
ールやロンターノの上を行き、チェルハの代表作と言ってよい。作曲はグラ
フを使って構想し後から五線譜に変換する方法をとっており、この辺りの発
想は日本の湯浅譲二に似ている。コンピュータ音響ではないかと思えるほど、
オーケストラから思いがけない多彩な音響を作り出している。モニュメント
ゥムは大管弦楽とオルガンによる大音響と迸るエネルギーにただただ圧倒さ
れる。広いダイナミック・レンジを持つ音楽のためオーディオ・マニアにも
お薦め。

13022KAI \2250
ホセ・マニュエル・ロペス=ロペス(b.1956):
(1)ピアノ協奏曲(2005)
(2)ヴァイオリン協奏曲(1995)
(3)2台のピアノと管弦楽のための「モヴィミエントス」(1998)
ヨハネス・カリツケ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団
(1)(3)アルベルト・ロサド(Pf)、
(2)エルンスト・コヴァチッチ(Vn)、
(3)フアン・カルロス・ガルバヨ(Pf)、
録音:2009年11月
ロペス=ロペスは1956年マドリード出身。地元でルイス・デ・パブロに作曲を
師事した後、パリでコンピュータ音楽を研鑽、IRCAMではトリスタン・ミュラ
イユの指導を受けた。こうした経験が色彩的で新奇で詩的な音響を生み出し
ているのであろう。ピアノ協奏曲ではピアノ独奏は内部奏法も取り入れ、オ
ーケストラは伝統的なサウンドと共に非器楽的、特殊奏法も適宜使いながら、
どこまでも詩的、音楽的にファンタジーを繰り広げてゆく。倍音に基づいた
音響は調性的、モード的に響き、そのきらびやかな音楽は時を忘れさせる。
ヴァイオリン協奏曲の汲めども尽きぬアイディアとファンタジーも圧巻。武
満徹が聴いたら絶賛するに違いない。ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ
はストラヴィンスキーとメシアン、スペクトル楽派、武満がミックスしたよ
うな、これまた秀逸な作品である。

13142KAI \2250
ユーグ・デュフール(b.1943):
(1)ティエポロによるアフリカ(2005)
-ピアノとアンサンブルのための
(2)ティエポロによるアジア(2009)-アンサンブルのための
アンサンブル・ルシェルシェ
録音:2009年ケルン
グリゼーやミュライユとともにスペクトル楽派の元祖としても知られるフラ
ンスの作曲家デュフールは作曲と電子音楽をジャック・ギヨメに師事、後に
IRCAMでも研鑽を積んだ。《ティエポロによるアフリカ》ではアフリカ、
《ティエポロによるアジア》ではアジアの音楽要素が極めて抽象化された音
響で反映され、密度の濃い音響空間が構築されている。




<ENSEMBLE MODERN>
EMCD011 \2080
「ジブリ」-無伴奏フルート作品集
エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):密度21.5
エマヌエル・ヌネス(b.1941):アウラ
キャシー・ミリケン:ラウンド・ロビン
ディートマー・ヴィースナー(b.1955):ジブリ(熱風)
ヘルマン・クレッツシュマー(1958):膨張
アラン・ファビアン(b.1973):レゾナンス
ジェームズ・テニー(1934-2006):ポエム
ディートマー・ヴィースナー(Fl,アルトFl,バスFl)
録音:2000-2010年
ディートマー・ヴィースナーは1955年生まれのフルート奏者でアンサンブル
・モデルンの首席奏者の他、ソリストとしても活躍している。無伴奏フルー
トの作品では現代の古典とされるヴァレーズの《密度21.5》ではタイトルの
無味乾燥さとは裏腹にロマンティックといえるほどの抒情的な演奏を聴かせ
る。演奏者自作自演の《ジブリ》(スタジオ・ジブリと同じスペルGhibli)は
特殊奏法を多用した電子音楽のような音響。ジェームズ・テニーの珍しい
《ポエム》はその名の通り詩的で粋な小品。

EMCD012 \2080
「ネメトン」-ライナー・レーマー打楽器リサイタル
(1)E.シュティープラー(b.1934):接触(2つの小さいボンゴ)
(2)マティアス・ピンチャー(b.1971):ネメトン(打楽器独奏)
(3)ウィリアム・バード(1539-1623):
パヴァーヌ(伯爵ソールズベリーより)-マリンバのための
(ライナー・レーマー編)
(4)G.ミュラー=ホルンバッハ(b.1951):
小太鼓のための練習曲第1、2、3、5番
(5)H.エーリング(b.1961):きつね火3(塩化カリウム)(ヴォブラフォン)
(6)ニコラウス・A・フーバー(b.1939):同じことは同じではない(小太鼓独奏)
(7)ジョン・サーサス(b.1966):
フラグメント(ヴィブラフォンとピアノのための)
ライナー・レーマー(Perc)、
(7)ウエリ・ヴィゲット(Pf)
録音:2006-2007年
レーマーはアンサンブル・モデルン創立以来、首席打楽器奏者を勤めている。
ヨーロッパの多くの現代音楽演奏コンクールに入賞し、作曲家から絶大な信
頼を寄せられている。マティアス・ピンチャーはKAIROSにもアルバムがある
若手の代表でマルチ・パーカッションを使った繊細な作品。ヘルムート・エ
ーリング(b.1961):きつね火3(塩化カリウム)はヴィブラフォンで微分音を出
させたり音にポルタメントをかけたりと工夫を実験精神に溢れている。ジョ
ン・サーサスのみピアノとヴィブラフォンのデュオで、ミニマルの多分に要
素を含んだ抒情的な音楽はギャビン・ブライヤーズを思い出させる。

EMCD013 \2080
「アウト・イントゥ」
(1)チョ・ウンファ(b.1973):
弁じつつ次第に観念をつくりあげることについて
(2)バルトーク(1881-1945):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
(3)スカルコッタス(1904-49):ヴァイオリンとチェロのための二重奏
(4)ジョージ・ベンジャミン(b.1960):3つの細密画
ジャグディッシュ・ミストリー(Vn)
(3)ミハエル・カスパー(Vc)
録音:2007年
ジャグディッシュ・ミストリーはアンサンブル・モデルンの首席ヴァイオリ
ン奏者の一人でつい先ごろもアンサンブルとともに来日し現代音楽のワーク
ショップなどを行ったばかりである。チョ・ウンファは韓国の女性作曲家で、
その作品はドライで透徹した意志の強さを感じさせる。バルトーク、スカル
コッタスは現代の古典だからという冷めたアプローチとは無縁の熱い演奏。
武満が絶賛した才能ジョージ・ベンジャミンは今年50才。大家の風格を感じ
させる3つの細密画も聴きもの。




<SONY MUSIC>
●SONY-ESPRITシリーズ
通常価格 \1050 ※6月29日までのご注文特価 \800

SONY 88697740192
エンターテイナー
スコット・ジョップリン:作品集
ロイ・イートン(P)

SONY 88697740232
ヴェルディ:オペラ・アリア、合唱作品集
テ・カナワ、パヴァロッティ、カレーラス、ドミンゴ 他

SONY 88697740242
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集、森の情景、3つの幻想的
アンドレアス・ヘフリガー(P)

SONY 88697740272
ブルックナー:交響曲第5番
オーマンディ指揮 フィラデルフィア

SONY 88697740282
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル

SONY 88697740302
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第6番
バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル

SONY 88697740312
バッハ、ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ズッカーマン(Vn、指揮) イギリス室内管 他

SONY 88697740322
ヘンデル:合奏協奏曲 Op.3
ターフェルムジーク

SONY 88697740342
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、華麗なカプリッチョ、協奏的変奏曲 他
チョーリャン・リン(Vn) T・トーマス他

SONY 88697740352
リスト:前奏曲、死の舞踏、タッソー 他
イトゥカ・チェコヴァ(P) ペスコ指揮 南西ドイツ放送響

SONY 88697740362
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」、プルチネッラ組曲 他
ブーレーズ指揮 BBC響

SONY 88697740382
モーツァルト:オペラ・アリア集
ドミンゴ、テ・カナワ、ベルガンサ

SONY 88697740392
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル、主はわが主に言われた
イギリス・バッハ祝祭管弦楽団、BBCシンガーズ

SONY 88697740472
Wiener Traeume/J.シュトラウス、レハールの作品
ルドルフ・ショック

SONY 88697740482
ヴィヴァルディ:協奏曲集
ステフェンソン指揮 ロンドン・ムジチ

SONY 88697740492
バッハ:ロ短調ミサ(抜粋)
リリング指揮 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム

SONY 88697740542
シューベルト:
さすらい人幻想曲、ピアノ・ソナタ第13番、4つの即興曲集 Op.90
フライシャー

SONY 88697745332
モンテヴェルディ:歌劇「タンクレディとクロリンダの戦い」
La Grande Ecurie et la Chambre du Roy

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10-06 No.25-1

2010年06月23日 14時45分55秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4803272(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) \3350
アラーニャ/シチリア・ライヴ DVD
1.イントロダクション/2.ロッシーニ:ラ・ダンツァ/3.光さす窓辺/
4.カル:シチリアの朝の歌/5.ローザはお嫁に行った(伝承曲)/6.タランテラ
・マフィウザ(伝承歌)/7.荷車引き(伝承曲)/8.梨(伝承曲)/9.市場(伝承曲)
/10.《ゴッド・ファーザー》間奏曲/11.同-愛のテーマ/12.寝返りうって
(伝承曲)/13.海に映る月(伝承曲)/14.ニュー・シネマ・パラダイス/
15.美しきシチリア(伝承曲)/16.アラーニャのトーク:私の人生とシチリアの
関わり/17.わたしの小さなロバ(伝承曲)/18.ンティンティリティ(伝承曲)
/19.花よ、花よ(伝承曲)/20.しゃれこうべを見た(伝承曲)/21.さあ踊れ!
(伝承曲)/22.子守歌/23.メキシコ/24.早く帰ってきて(伝承曲)/25.ディ
・カプア:オー・ソレ・ミオ/26.トスティ:かわいい口もと/27.浜辺の娘/
28.アンコール:さあ踊れ!(伝承曲)
特典映像:リサイタルの舞台裏を収めたドキュメンタリー映像
ロベルト・アラーニャ(テノール) 
指揮&ピアノ:イヴァン・カッサール他
録音&収録:2009年8月18日 シチリア
スター・テノール、アラーニャが歌う自らのルーツであるシチリア民謡アルバ
ム『美しきシチリア』の収録曲を携えて行った2009年の『シチリア・ライヴ』
の記録が早くもリリース。アルバム収録の全曲(14曲)に、10曲を加えた全24曲
を収録。シチリア人の両親の間に生まれ、パリで育ったアラーニャが、万感の
思いを込めて歌った祖国の伝統的な名曲の数々を、先日ご案内したCDに引き続
き、DVDでもお届けします!




<DECCA>
4782358 11枚組 \5080
小澤征爾75歳記念BOX
CD1
バルトーク:
1. 管弦楽のための協奏曲 Sz.116
2. 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
録音:2004年5月ミラノ(2)、9月松本(1) 
CD2
1. ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
2. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
録音:2007年9 松本
CD3
武満徹:作品集
1.セレモニアル
2.系図(英語版)
3.マイ・ウェイ・オブ・ライフ
4.弦楽のためのレクイエム
5.エア(フルートのための)
録音:1992年5月(1)、1995年9月(2,3)松本、1991年9月ナイメヘン(4)、
1994年4月ユトレヒト(5)
CD4
マーラー:交響曲第2番 ハ短調 《復活》
録音:1986年12月ボストン
CD5
バッハ・トランスクリプション
1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(ストコフスキー編)
2. 音楽の捧げもの BWV1079:6声のリチェルカーレ(ヴェーベルン編)
3.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004:シャコンヌ(齋藤秀雄編)
4.《高きみ空よりわれは来たれり》によるカノン変奏曲 BWV769
(ストラヴィンスキー編)
5.プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552(シェーンベルク編)
録音:2007年9月 松本
CD6
プーランク
1.グローリア
2.オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲
3.クラヴサンと管弦楽のための田園奏楽マイ・ウェイ・オブ・ライフ
録音:1987年11月(1)、1991年11月(2&3)、ボストン"
CD7
リムスキー=コルサコフ
1. 交響組曲《シェエラザード》 作品35
2. 序曲《ロシアの復活祭》 作品36
録音:1993年3月&4月 ウィーン、ムジークフェライン
CD8
R.シュトラウス
1.ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ
2.アルプス交響曲 作品64
録音:1996年3月 ウィーン、ムジークフェライン"
CD9
チャイコフスキー
1. 交響曲第5番 ホ短調 作品64
2. 大序曲《1812年》 作品49
録音:1989年4月(1)、1992年11月 ベルリン
CD10
ワーグナー
1.歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
2.歌劇《ローエングリン》-第1幕への序曲
3.楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》-第1幕への前奏曲
4.歌劇《タンホイザー》序曲
5.楽劇《トリスタンとイゾルデ》-前奏曲と愛の死
録音:1989年6月 ベルリン、フィルハーモニー
CD11
チャイコフスキー:幻想序曲《ロメオとジュリエット》
プロコフィエフ:バレエ《ロメオとジュリエット》(抜粋)
ベルリオーズ:劇的交響曲《ロメオとジュリエット》-愛の情景
バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》-シンフォニック・ダンス
録音:1972年6月 サンフランシスコ、フリント・センター
キリ・テ・カナワ(S:CD4)/マリリン・ホーン(MS:CD4)
キャスリーン・バトル(S:CD6 グローリア)、
ドウェイン・クロフト(Br:マイ・ウェイ・オブ・ライフ)
オレル・ニコレ(Fl:エア)、サイモン・プレストン(Org:プーランク)
トレヴァー・ピノック(Chem:プーランク)
サイトウ・キネン・オーケストラ(CD1-3)
ボストン交響楽団(CD4-6)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD7-8)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD9-10)
サンフランシスコ交響楽団(CD11)"
1970年にサンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任、1973年からはボストン
交響楽団の第13代音楽監督に就任し、29年間にわたりその任を務め上げ、その
間にもウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめとする世界屈指のオーケ
ストラの指揮者として招かれ、2002年からはウィーン歌劇場の音楽監督を務め
る・・・という偉業を成し遂げたマエストロ。愛すべきマエストロの生誕75歳
を祝って、サンフランシスコでの1972年の録音に始まり、ボストン交響楽団、
ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、そしてサイトウ・キネン・オーケスト
ラを指揮した小澤征爾のレパートリーのエッセンスを集めた11枚組が登場しま
す。夏のサイトウ・キネン・フェスティバルからの復帰公演が待ち望まれる小
澤征爾の、正にインターナショナルな活躍が凝縮したBOXセットです。




<Linn>
CKD 341(SACD-Hybrid) \2580
夜鳴きうぐいすと蝶々 - リコーダーのための作品集 ――
デルヴロワ:ソナタ第2番ト長調/ヴィゼー:パッサカイユ/フィリドール:リ
コーダー・ソナタ ニ短調/デュパール:組曲第1番イ長調/ヴィゼー:組曲
ニ短調/クープラン:恋の夜うぐいす/デュパール:組曲第6番へ短調/クープ
ラン:勝ち誇る夜うぐいす、夜うぐいすのドゥブル
パメラ・トービー(リコーダー)、
エリザベス・ケニー(アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター)
パラディアン・アンサンブルの創設メンバーであり、ソリスト、室内楽奏者と
しても大活躍中の華麗なるリコーダー奏者、パメラ・トービー。
高い評価と好調なセールスを維持し続けている「バロック時代の協奏曲集」
(CKD 217)、ヘンデルのソナタ集(CKD 223)、快楽の園(CKD 291)に続くパメラ
・トービーのソロ第4弾となるのが、フランス・バロックの作品集"夜鳴きう
ぐいすと蝶々"!
前3作では、ソネリー、リチャード・エガー、アンドルー・ローレンス=キン
グなど、古楽界の一流アーティストたちと共演を重ねてきたトービーが、こ
の"夜鳴きうぐいすと蝶々"でデュオを組むのは、イギリスのトップ・リュー
ティスト、エリザベス・ケニー。
古楽界の最前線を歩むトービーとケニーのデュオは、テクニックや音色、表
現の素晴らしさはもちろんのこと、心地よいテンポ感、両者の絶妙の距離感
が生み出す自然な音楽の流れが実に見事。
トービーのリコーダーとケニーのリュートは、まるで"夜鳴きうぐいす(ナイ
チンゲール)"の鳴き声と"蝶々"の羽ばたき。リコーダーが誘う美しきフラン
ス・バロックの世界へ ――。
2009年3月22日-24日、イギリス国立古楽センターでの録音。





<Raumklang>
RK 2808 \2300
ファニー&フェリックス ――
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.11
フェリックス・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.66
トリオ・ヴィヴェンテ
ファニーとフェリックス。メンデルスゾーン姉弟のピアノ三重奏曲をカップリ
ング。
フライブルク・バロック・オーケストラのヴァイオリニスト、アンネ・カタリ
ーナ・シュライバー、ベルリン・バロック・ソロイスツ、ミュンヘン室内管弦
楽団のチェロ奏者クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ザールブリュッケン
の名ピアニスト、ユタ・エルンストが集い1992年に結成されたドイツのアンサ
ンブル。
ドイツのバロック・シーンで活躍する3人の名手たちのメンデルスゾーンは響
きも別格です。






<Pavane>
ADW 7530 \2300
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100/アルペジョーネ・ソナタ
イ短調D.821/ピアノ三重奏曲変ホ長調D.897,Op.148《ノットゥルノ》
トリオ・ポルティチ〔ダミアン・パルドン(ヴァイオリン)、ルク・トーテン
(チェロ)、ステファネ・デ・メイ(ピアノ)〕
2005年にリリースされたフランクの「三重奏曲集Op.1」(ADW 7500)を皮切り
に、ショパン(ADW 7512)、ドビュッシー(ADW 7520)、メンデルスゾーン
(ADW 7525)の室内楽作品集で成功を収め、名実ともにパヴァーヌ・レーべル
の顔となったベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。
第5弾となるシューベルトでも、フランチェスコ・ルッジェーリ1694年製の
ヴァイオリンを操るルクセンブルク・フィルのダミアン・パルドン、アレッ
サンドロ・ガリアーノ1705年製のチェロを弾くフランダース放送管の首席チェ
リスト、ルク・トーテンの技が光る。またデ・メイの安定感あるピアノが、
アンサンブルに欠かせぬ潤滑油としての存在感を静かに発揮している。
2009年12月の録音。

ADW 7254 \2300
コントラバス四重奏団のための音楽 ――
ボッテシーニ:華麗な奇想曲/アルト:ロマンティックな組曲/プロコフィエ
フ:ユーモラスなスケルツォ/ファンヘレンタルス:Varium et Mutabile、
Entre Ether et Terre/ジョプリン:ベセーナ、マグネティック・ラグ/ファ
ンヘレンタルス編:2つの黒人霊歌/ジョプリン:ラグタイム・ダンス
ブリュッセル・コントラバス四重奏団
ブリュッセル・コントラバス四重奏団は、ベルギーのオーケストラで活躍する
コントラバス奏者たちで1982年に結成された低音のスペシャリスト集団。
4台のコントラバスが奏でる重厚で分厚い骨太のハーモニー、ゴリゴリとした
迫力ある低音の動き・・・。ああ、素晴らしきかな低音。弊社初紹介。

ADW 7252 \2300
バスーン・ファンタジア ――
ルノム:メロディー/エルガー:愛の挨拶/ディニーク(ハイフェッツ編):ホラ
・スタッカート/ショパン(グラズノフ編):エチュード/ジュナン:ナポリ民謡
による幻想曲/クライスラー:愛の喜び/クライスラー:愛の悲しみ/ヴァイセ
ンボーン:アダージョ/ブロッホ:祈り/日本民謡:さくらさくら/アルベニス:
タンゴ/ラフマニノフ:ヴォカリーズ/ファリャ:アストゥリアーナ、ファリャ:
ポロ/フォーレ:エレジー/サン=サーンス:ロマンス
田中雅仁(ファゴット)、児嶋一江(ピアノ)
2002年、演奏旅行先のカナダのカルガリーで病に倒れ他界した日本を代表する
ファゴット奏者の1人、田中雅仁の小品集。
艶やかで瑞々しい音色と優れたテクニック。自身のお気に入りのプログラム
で、ワールドクラスのファゴットを聴かせてくれます。
1991年5月30年-31日の録音。弊社初紹介。

ADW 7257 \2300
モーツァルト:
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242《ロードゥロン》(2台ピアノ版)
オリット・ウズィエル(ピアノ)、ダリア・ウズィエル(ピアノ)、
ジョルジュ・オクトール(指揮)、ワロン室内管弦楽団
ベルギーのブリュッセル王立音楽院で教授として後進の育成に携わるテル・ア
ヴィヴ生まれのピアノ・デュオ、オリット&ダリア・ウズィエルがソリストを
務めるモーツァルト。
ベルギー国立管のシェフを務めたマエストロ、ジョルジュ・オクトールの的確
なサポートが、ソロを引き立てている。1991年1月の録音。弊社初紹介。

ADW 7259 \2300
シューマン:幻想小曲集Op.12/フモレスケ変ロ長調Op.20
シルヴィ・カルボネル(ピアノ)
シルヴィ・カルボネルは、ピエール・サンカンの門下生で、ブカレストのジョ
ルジュ・エネスコ国際コンクールの覇者でもあるフランスの女流ピアニスト。
1991年10月24日-26日の録音。弊社初紹介。

ADW 7261 \2300
ヨーロッパの合唱作品集 ――
ラッスス:私の心はあなたに頼る/ノン・パパ:Mijn Hartelijk Lief/ガーデ:
朝の歌/ハスラー:楽しみ喜びすべては/ルニャール:Nun bin ich einmal
frey/テオドラキス:ドクサ・パトリ/エンシーナ:ファタル・ラ・パルテ/
グノー:父よゆだねます/アイルランド民謡:貝売りの歌/ドナト:ああ、私の
いとしき命よ/ガストルディ:アモールの勝利/レンツ&ルブラン:Wei meng
Mamm nach huet gesponnen/ポルトガル民謡:収穫の歌/サリヴァン:長い一日
が暮れる/パーセル:To The Hills And The Vales/ベートーヴェン:歓喜の歌
ディルク・デ・モール(指揮)
ユーロピアン・コミュニティ合唱団
歴史、時代という壁を取り払い、"合唱"でヨーロッパ各国を巡る旅。締めくく
りは、ベートーヴェンの歓喜の歌。1991年11月の録音。弊社初紹介。

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10-06 No.25-2

2010年06月23日 14時45分13秒 | Weblog
<Syrius>
SYR 141430 \2300
海と田園の風景 ――
ルレ:田園のスケッチ、ヴォヤージュ・オニリク
クラ:2つの即興曲、ポリフェーム、子供心
ジャン・デュベ(ピアノ)、グザヴィエ・ブショー(ピアノ)
フランスのレーベル、ティンパニ(Timpani)の作品発掘によって、知名度と人
気が上昇中のフランスの軍人作曲家ジャン・クラ(1879-1932)と、現代フラン
スの作曲家エルヴェ・ルレ(1947-)のピアノ作品集。
クラとユレの作品は、幻想的、東洋的な雰囲気、ロマン派の情緒が漂う知られ
ざる逸品。ジャン・デュベとブショーのピアノも作品を隅々まで把握した好演。

SYR 141425 \2300
メッシーナ大聖堂のオルガンVol.5 ――
マイアベーア:戴冠式行進曲/メンデルスゾーン:蜂の結婚Op.67-4/リッター:
ソナタ第3番イ短調Op.24/ボッシ:クロエの踊り/スタンフォード:ソナタ・
エロイカ/ピエルネ:3つの小品Op.29/フレッチャー:夢の泉/カラート:トッ
カータ ホ短調Op.29
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
イタリア、シチリア島の歴史的建築物、メッシーナ大聖堂に設置されているグ
ランド・オルガンで奏でる作品集の第5集。イタリア人作曲家ボッシからイギ
リスのスタンフォード、フランスのピエルネなどを集めたプログラムのセンス
はいつも以上にグッド。




<Onyx>
ONYX 4053 \2180
シューマン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調WoO.27
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、ペーター・ラウル(ピアノ)
ハイペリオンからリリースされたエルンスト(CDA 67619)、タネーエフ&アレン
スキー(CDA 67642)の演奏が記憶に新しい1982年サンクトペテルブルク出身の
天才ヴァイオリニスト、イリア・グリンゴルツがオニックス(ONYX)初登場!
1995年のメニューイン国際ヴァイオリン・コンクール、そして1998年のパガニ
ーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝の栄冠に輝くなど、数々の舞台で底
知れぬ才能を発揮してきたグリンゴルツがオニックス第1弾のプログラムに選
んで来たのは、"ドイツ・ロマン派"シューマンのヴァイオリン・ソナタ全集!

ONYX 4062 \2180
R・シューマン:
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.129*(原曲:チェロ協奏曲イ短調Op.129)
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
C・シューマン:3つのロマンスOp.22
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、
クレール・デゼール(ピアノ)、
クリストフ・ポッペン(指揮)*、
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団*
16歳という若さでフランスの名門パリ音楽院を1等賞で卒業し、インディアナ
のブルーミントンでは20世紀の巨匠ジョゼフ・ギンゴールド、フィリップ・ヒ
ルシュホーンの下で研鑽を積んだ現代フランスのトップ・ヴァイオリニスト、
フィリップ・グラファン。
燃えたぎる情熱の炎がほとばしり、ヴァイオリンが火を噴くかのような熱き
「ハンガリアン・ダンス」(ONYX 4039)に続くグラファンのONYX第2弾は"遺作"
ではないシューマンのヴァイオリン協奏曲!
このシューマンのヴァイオリン作品集でグラファンが弾くのは、1853年に作曲
された遺作の「ヴァイオリン協奏曲二短調」ではなく、「チェロ協奏曲イ短調
Op.129」の独奏パートをシューマン自身がヴァイオリン用にアレンジを行った
「ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.129」。
オリジナルのヴァイオリン協奏曲ではなく、敢えてシューマンの「チェロ協奏
曲」の"ヴァイオリン版"を選んできたグラファン。
エルガーの「ヴァイオリン協奏曲」"初稿版"やショーソンの「詩曲」"最終稿
版"、リトアニアの作曲家バルカウスカスの作品など、レア・レパートリーの
レコーディングを成功させてきた実績があるだけに、その選曲眼は信頼度満点!




<PentaTone>
PTM 1006(SACD-Hybrid) \2500
モーツァルト:アリア集 ――
アリア《私はあなた様に明かしたい、おお神よ》K.418/アリア《ああ、私の
思った通り…どこかへ消えておしまい》K.272/アリア《ああ、もし空に恵み
深い星があるなら》K.538/アリア《私は行く、だがどこへ》K.583/アリア
《美しい恋人よさようなら…とどまれ、最愛の人よ》K.528/アリア《もし大
胆にも、望むなら》K.82/アリア《誰かわが恋人の苦しみを知らん》K.582/
モテット《踊れ、喜べ、幸いな魂よ》ヘ長調K.165
レネケ・ルイテン(ソプラノ)、
エド・スパニャールド(指揮)、コンセルトヘボウ室内管弦楽団
2002年、オランダのスヘルトーヘンボス国際声楽コンクールで第1位、聴衆賞
を含む5つの賞に輝き、一挙に注目を集める存在となったオランダのソプラノ、
レネケ・ルイテンのペンタトーン・デビュー・アルバム!
オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのバイエルン州立歌劇場アカデミーで研
鑽を積んだルイテンの転機となったのは、オランダの名リリック・ソプラノ、
エリー・アメリンクとの出会い。
その才能を見出したアメリンクの指導により、ドイツ・リート、シューベルト
歌曲、そしてモーツァルトのスペシャリストに成長したルイテンは、ミュンヘ
ンのプリンツレゲンテン劇場、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ネー
デルランド・オペラへ続々とデビューを果たすなど、オランダ声楽界の次代を
担う新星、そしてアメリンクの後継者として脚光を浴びている。
2009年4月、アムステルダム・ヴァールゼ教会(オランダ)での録音。




<NIFC>
NIFCCD 013 \2300
ショパン:室内楽作品集 ――
チェロ・ソナタ ト短調Op.65/序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3/マイ
アベーアの歌劇《悪魔のロベール》の主題による協奏的大二重奏曲ホ長調/ピ
アノ三重奏曲ト短調Op.8
ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(フォルテピアノ/エラール1849)、
アンジェイ・バウアー(チェロ)、クーバ・ヤコヴィッツ(ヴァイオリン)
1849年製のエラールと1848年製のプレイエル。
ショパン存命当時に製作されたフォルテピアノで、ショパンのピアノ作品(&ピ
アノを伴う作品)全曲録音に取り組んでいるポーランド国立ショパン協会
(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の自主レーベル"NIFC"。
これまで欠番となっていた番号"013"を振られたのは、"ピアノ"でもなく"歌曲"
でもなくショパンの"室内楽"!
ワルシャワ時代、18歳のショパンが書き上げた唯一の「ピアノ三重奏曲Op.8」、
同時期に作曲された「序奏と華麗なるポロネーズOp.3」。
1972年ワルシャワ生まれのヤン・クシシュトフ・ブローヤは、ワルシャワの
ショパン音楽アカデミー、フランクフルト、マイン、ハノーファーで学び、ポ
ーランド楽壇の次代を担う逸材として期待されるピアニスト。
1992年のミュンヘン国際音楽コンクール第1位、1989年のプラハの春国際音楽
コンクール第3位という華々しい受賞歴を持つ名チェロ奏者アンジェイ・バウ
アー、ポーランドの名手クシストフ・ヤコヴィツの息子でツェートマイヤー・
クヮルテットのヴァイオリニストとしても活躍中のクーバ(ヤクブ)・ヤコヴィ
ッツといったポーランド弦楽器奏者たちも強力。
2009年7月6日-8日&10月22日-23日、
ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ
(ワルシャワ)での録音。




<BR KLASSIK>
900710 \1750
モーツァルト(1756-1791):作品集
1.フルート協奏曲第 1番ト長調 K313/2.オーボエ協奏曲ハ長調 K314/
3.交響曲第 32番ト長調 K318
演奏:イレーナ・グラフェナウアー(フルート)…1
フランソワ・ルルー(オーボエ)…2
ギュンター・ヴァント(指揮)…1
サー・コリン・デイヴィス(指揮)…2.3/バイエルン放送交響楽団
録音:1981年10月16日… 1, 2001年1月11-12日…2, 1985年6月22日…3
ミュンヘン・ヘルクレスザール
3つの違った雰囲気のモーツァルトをお楽しみください。イレーナ・グラフェ
ナウアーは 1957年スロヴェニアで生まれた女性フルーティストです。彼女は8
歳から音楽を学び、カールハインツ・ツェラー、オーレル・ニコレに師事、ベ
オグラード、ジュネーブ、ミュンヘンの 3つのコンクールで 1等賞を得ました。
1977年から1987年までバイエルン放送響の首席フルーティストとして活躍、ク
ーベリックやデイヴィスの指揮のもと、素晴らしい演奏を数々残しています。
この1981年の録音は、ギュンター・ヴァントが北ドイツ放送交響楽団の首席と
して招聘される前年のもので、厳しい表情を備えたモーツァルトは、このオー
ケストラのディスコグラフィーの中でも特別なものの一つとして大切にされて
います。オーボエのフランソワ・ルルーも1992年から2004年まで、このオーケ
ストラの首席として活躍。2001年のこの演奏は、コリン・デイヴィスとの緊密
な関係を物語るかのような、雄弁な音楽が楽しめます。1985年の交響曲第32番
では、コンパクトな単一楽章の中にイタリア的な明るさを感じさせるところが
さすがデイヴィスです。

900302 \2080
PARADISI GLORIA 21-マリアの祈りに基づく 21世紀の作品集
1.オリオール・クルイサン(1976-):深き淵/2.ゲルト・キュール(1952-):始め
に-瞑想-マニフィカト-終わりに/3.ヨアンナ・ウォズニ(1973-):アーキペル
/4.ヨハンナ・ドーデラー(1969-):サルヴェ・レジーナ
演奏:アンゲリカ・ルツ(ソプラノ)…2/エイドリアン・エレード(バリトン)…2
/マリス・ペーターセン(ソプラノ)…4/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン
放送管弦楽団/ウルフ・シルマー(指揮)
録音:2008年2月1日…1, 2008年7月4日…2, 2009年1月30日…3,
2009年5月29日…4 ヘルツ=イエス教会ライヴ録音
どれほど音楽の形態が変わろうとも、神や普遍なる物への敬意は変わることは
ありません。それを認識させてくれる 4つの作品をお聴きください。バイエル
ン放送局から依嘱されたこれらの作品は、すべて「マニフィカト・・・マリア
の祈り」を扱ったものですが、書き手、聴き手によってここまで違った姿で立
ち現れるのです。もちろん、どの曲も世界初演であり、各々の曲の斬新さは他
では類を見ません。オーケストラの激しい咆哮で始まるクルイサンの「深き淵」
にあるのは絶望の中での一筋の救いでしょうか。また、キュールの作品にも破
壊的な音が見え隠れしますが、やはりこれを通り抜けないと救いはないよう
です。ウォズニの作品は「出現した後に生ずる物」という意味でキリスト誕生
の後のマリアを描いているということでしょうか。ドーデラーの作品は、最も
宗教曲として心にしみるものでしょう。しかし、その不安に満ちた音は一筋縄
でいかない何かを孕んでいます。これらの演奏困難な作品を易々と形にしてし
まう、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団、そしてソリストたち、
指揮者ウルフ・シルマー。彼らの見事な才能に酔い痴れてください。




<LPO>
LPO-0046 \2100
エルガー(1857-1934):海の絵&交響曲第1番
1-5.海の絵 Op.37<海の子守歌/港で/安息日の朝の海 /サンゴ礁のあるところ
/泳ぐ人>/6-9.交響曲第1番変イ長調 Op.55
演奏:ジャネット・ベイカー(コントラルト)…1-5
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)
録音:1984年2月23日サウスバンク・センターロイヤル・フェスティヴァル・
ホールライヴ録音
ロンドン交響楽団とエルガーは特別に親密な関係で結ばれていて、「エルガー
のオーケストラ」とさえ呼ばれています。また、2008年に逝去した名指揮者
ヴァーノン・ハンドリーも、このオーケストラにとって特別の存在であり続け
ました。1984年のエルガー没後50年を記念して計画されたコンサートにハンド
リーが登場することは、まさに自然の選択であったわけです。イギリス歌曲の
最良の解釈者であるジャネット・ベイカーを迎え、彼女の深く愛に満ちた歌に
よる「海の絵」で始まったこのコンサート(この曲は、5枚組のBOXである
LPO0016に収録 )、ハンドリーによるゆったりとした歩みで始まる交響曲第1番
を聴くことで、一層の興奮を手にすることができるでしょう。




<TOCCATA>
TOCC0063 \2450
アルジャーノン・アシュトン(1859?-1937):ピアノ作品集第 1集
1-2.夜想曲とメヌエット Op.39/3-6.ピアノ・ソナタ第 8番ヘ長調 Op.174/
7-10.4つのバガテル Op.79/11-14.ピアノ・ソナタ第 4番ニ短調 Op.164
演奏:ダニエル・グリーンウッド(ピアノ)
録音:2008年2月2-3日サフォークオールド・グラナリー・スタジオ
1869年にイギリス、ダーラムで生まれたアシュトンは、数多いイギリスの作曲
家の中でもほとんど知られていません。ピアノ音楽を多数書いたとされます。
最近になってようやく数曲のピアノ・ソナタが録音されたようです。彼の作品
の全貌を知るにはまだまだ時間が必要なのでしょう。そんな彼の音楽は、豊か
な旋律に満ちた魅力的なものです。比較的初期の作品である「夜想曲とメヌエ
ット」での湧き上がるような喜びの歌、晩年の作品であろうピアノ・ソナタで
のブラームス風な響き。など興味深い作品が並びます。評論家バウトンは、彼
の音楽についてこのように書いています。「空想の世界でヒバリが喜びに声を
震わせて歌うように、アシュトンは音楽に気持ちを注ぐ」・・・聴き手の心に
も翼をもたらす美しい曲ばかりです。

TOCC0107 \2450
ザーロモン・ヤーダスゾーン(1831-1902):ピアノ三重奏曲集
1-3.ピアノ三重奏曲第 1番ヘ長調 Op.16/4-7.ピアノ三重奏曲第 2番ホ長調
Op.20/8-10.ピアノ三重奏曲第 3番ハ短調 Op.59
演奏:シリウス三重奏団 (メンバー)
エリザベス・クーニー(ヴァイオリン)/ジェーン・コーズ=オハラ(チェロ)/
ボビー・チェン(ピアノ)
録音:2009年3月14-15日コールドウォルザム、チャンプス・ホール
ヤーダースゾーンは、ブレスラウのユダヤ人一家の元で生まれました。当時は
メンデルスゾーン家が代表するように、ユダヤ人は高い学歴と家柄を誇ってお
り、彼もその例外ではありませんでした。彼はライプツィヒでモシェレスにピ
アノを学んだ他、ワイマールでは個人的にリストと学ぶなど、当時の最高の音
楽教育を身につけました。その後、ディーリアスやブゾーニ、グリーグらを教
えるなど教師としても尊敬される生涯を送ります。またユダヤの音楽を積極的
に広め、シナゴーグ(ユダヤの教会)では合唱音楽などにも力を注ぎました。彼
の音楽は古典的で上品な味わいを持ち、メンデルスゾーンからシューマンに至
るロマン派の特性を存分に備えています(とはいえ、1880年に書かれた第3番の
トリオは、かなり悲痛な面持ちで始まります )。全体に漂う儚げで甘い旋律に
耳を奪われる人も多いのではないでしょうか。

TOCC0082 \2450
アナトール・リャードフ(1855-1914):ピアノ作品全集第 1集
1-14.ビリュールキ Op.2/15-20.6つの小品 Op.3/21-24.アラベスク Op.4/
25.練習曲 Op.5/26.即興曲 Op.6/27-28.2つの間奏曲 Op.7/29-30.2つの間
奏曲 Op.8/31-32.2つの小品 Op.9/33-35.3つの小品 Op.10/36-38.3つの小
品 Op.11
初録音…17.19.20.21.22.23.26.27.29.30.32. デジタル初録音…25
演奏:オルガ・ソロヴィエヴァ(ピアノ)
録音:2005年12月29日…1-16.21.23, 2008年4月21-23日…17-20.22.24-38
モスクワ劇場コンサート・ホール
交響詩「バーバ・ヤガー」「キキーモラ」「魔法にかけられた湖」などの色彩
感豊かな管弦楽作品で知られるリャードフには、実は膨大な量のピアノ作品が
あります。とはいえ、それらはほとんど白日の下にさらされることはなく、か
ろうじて「オルゴール(音楽のたばこ入れ・音楽の玉手箱 )」が知られる程度
でしょうか。彼の作品にはショパンやシューマンの影響が濃厚に漂っています
が、そこは表題音楽を得意としただけあって、単なる「即興曲」というタイト
ルの曲でも、実に物語性に満ちた感情に直接訴えかけるような見事な作品とな
っています。またロシアの民俗音楽に由来した哀愁漂う旋律も魅力的。ピアノ
好きなら一度は聴いていただきたいアルバムです。




<KOKORO RECORDSレーベル(日本)>
KKR-002 \3150
「三絃 野澤徹也6-月、冴ゆ」
(1)杵屋正邦:『土転津』-三絃独奏曲(1974年)
(2)マーティ・リーガン:『細雪を想い…』-三味線と箏のための(2008年)
(3)江原大介:『時の交わり』-三味線と琵琶のための(2008年)
(4)池辺晋一郎:『たどるかたち』-尺八、三絃と箏のために(1997年)
(5)川崎絵都夫:『双鳴の曲』-三味線二重奏曲(2009年)
(6)金井勇:『月、冴ゆ』-竜笛・篳篥・笙と三味線のための(2008年)
野澤徹也((1)-(4)(6)三味線、(5)地歌三絃I)
(2)野澤佐保子(箏)
(3)櫻井亜木子(琵琶)
(4)山口賢治(尺八)、野澤佐保子(箏)
(5)浅野藍(三味線II)
(6)酒井麻椰(竜笛)、中村仁美(篳篥)、田島和枝(笙)
「今回の収録作も野澤徹也の選曲眼と構成力に関心してしまう。作品を探し当
てるリサーチと委嘱活動にも本当に脱帽する。」 西耕一(音楽評論)

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10-06 No.24

2010年06月23日 14時44分55秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMC 902048 \2450
シューマン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ-エラール・ピアノによる
(1)バッハ/シューマン:シャコンヌ ニ短調(ヴァイオリンとピアノのための) (バッハのシャコンヌBWV 1004に基づく)
(2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105
(3)シューマン:暁の歌 op.133
(4)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 op.121
ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン/Laurentius Storioni, Cremona, 1780年)
アンドレアス・シュタイアー(ピアノ/Erard、パリ、1837年)
録音:2009年5月
(フォルテ)ピアノ奏者としてのシュタイアーの最新盤は、アルカント・カルテ
ットのヴァイオリン奏者メンバーでもあるダニエル・ゼペックと組んでのシュ
ーマン作品集。シューマンの「子供の情景」が収録されたCDでは、詩情豊かな
がら静かな語り口と新たなテンポ設定で私たちを驚かせたシュタイアー、ここ
では作品にふんだんに込められたシューマンの詩情を爆発させ、豊かに響かせ
ています。シュタイアーの熱さと怒涛のような音楽に呼応してか、アルカント
・カルテットでも冴えた音色を響かせるゼペックがこれまた情熱と冷静さの同
居した素晴らしい音楽を展開。シャコンヌでゼペックが魅せる狂気と正気すれ
すれの表情にシュタイアーの合いの手が絶妙に絡みます。ヴァイオリン・ソナ
タでゼペックは、一転やわらかな風合いの濃密な歌を聴かせますが、しかし音
楽自体は聴き手の心にストレートに切り込む真摯なもの。シュタイアーのピア
ノは熱を帯びつつゼペックのヴァイオリンと見事に融け合います。シュタイア
ーのソロ「暁の歌」の熱さと激しさに完全にノックアウトされる、シューマン
の詩情に満ち満ちた1枚となっています。

●HM GOLD シリーズ最新シリーズ
1枚もの:\1700 2枚組:\2080

HMG 501557
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123
ブリジット・レンメルト(Ms) ローザ・マニヨン(S) 
ジェームズ・タイラー(T) コルネリウス・ハウプトマン(Bs)
ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼ管弦楽団
録音:1995年2月
発売当初、そのあまりの神々しいまでに衝撃的な美しい響きで人々を圧倒した
ミサ・ソレムニス。ロマン・ロランに「音楽史上もっとも偉大な神曲」と言わ
しめたのが納得できる、やわらかな神々しさに包まれた演奏は今聴いても心に
響きます。(HMC.901557通常盤は在庫終了次第廃盤となります。)

HMG 501634 2枚組
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
[CD1]第1番 ヘ長調 BWV 1046、第3番 ト長調 BWV 1048、
第5番 ニ長調 BWV 1050
[CD2]第2番 ヘ長調 BWV 1047、第6番 変ロ長調 BWV 1051、
第4番 ト長調 BWV 1049
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年5,10月
HMXなどの限定盤などでの再リリースを繰り返していたこの名盤も、HMGに組み
込まれたことでやっと安定した流通が見込まれることとなりました。そもそも
この盤は、ハルモニアムンディ・フランスにとって初のブランデンブルク協奏
曲録音でした。それもあって、満を持してのリリースで、新鮮かつショッキン
グな内容。その威力は今なお色あせることなく燦然と輝いています。

HMG 508334 2枚組
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集
[CD1]
(1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Sz.117(1944年)] 
(2)ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Sz.75
[CD2]
(1)ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76 (2)ラプソディー第1番 Sz.86
(3)ラプソディー第2番 Sz.89  (4)ルーマニア民俗舞曲(セーケイ編)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
エヴァ・クピーク[CD1(2)]、フロラン・ボファール[CD2]/(ピアノ)
録音:[CD1]1996年6月[CD2]1999年8月
いまや押しも押されぬ人気ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストのデビュ
ー盤であったバルトーク作品集もHMGシリーズで再登場。[CD1]は新人のアルバ
ムとしては異例の1997年英国グラモフォン賞を受賞した強烈盤でした。今聴い
てもト短調の無伴奏での一部の隙もない音楽性とテクニックは衝撃的。[CD2]
は、ファウストも魅力ですが、ピアノのボファールも思わずうならされる鮮烈
な音色でファウストをサポートしているのも魅力。一寸の乱れもない音色で奏
でられるルーマニア民俗舞曲は、土臭いエネルギーでゴリゴリ弾かれてしまい
がちなこの曲の録音の中で、強烈な異彩を放っています。

HMG 501406
コレルリ:合奏協奏曲集作品6(全12曲)(1687年ローマ編成版)
キアラ・バンキーニ&ジェスパー・クリステンセン(指)
アンサンブル415(39人編成)
録音:1991年10月
1687年にコレッリ自身がローマのスペイン広場で指揮した演奏を忠実に再現し
た盤。メンバーの情熱と長年の研究により、当時のオーケストラの人数(ヴァ
イオリン16人、ヴィオラ5人、チェロ6人、コントラバス6人、リュート5人チェ
ンバロ2人、ソリスト6人)、テンポを割り出し、細心の注意をもって演奏され
ています。リュートとキタローネが入っているのも注目です。彼らの演奏は
そうした学術的な興味を越えて美しく楽しいもの。この曲集の決定的演奏と
して名高い盤です。

HMG 501247 2枚組
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、
トゥールーズ・サックブーティエ
アニェス・メロン(S)、ギユメット・ロランス(S)、
ヴィンセント・ダラス(A)、ハワード・クルーク(T)、
ウィリアム・ケンドール(T)、ジェラール・オベイルヌ(T)、
ペーター・コーイ(Bs)、デイヴィッド・トーマス(Bs)
録音:1986年7月
当時の典礼の進行にしたがって、各詩篇の間にそれぞれにふさわしい「アン
ティフォーナ」(グレゴリオ聖歌)を演奏。6声のマニフィカトIを含む全13曲
版です。

HMG 501505
ドイツ・バロック歌曲集
ヨハン・ナウヴァッハ:
「夜の帳が近づき」、「わが愛しの人よ、さあ急ごう」
ハインリヒ・アルベルト:
「醜い老兵士、醜い老人の恋」、「悲しく響く女神の悲嘆」
ヨハン・カスパー・フェルディナンド・フィッシャー:
前奏曲とシャコンヌ第8番(チェンバロ独奏)
アダム・クリーガー:
「恋の炎は勇気をくじく」、「あなたは変ってよいのです」、
「愛の力は昼夜を支配する」、 「ラインワインは優雅に踊る」
ヨハン・フィリップ・クリーガー:
ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのための2声のソナタ、
「やわらげておくれ、かたくなな心を」、「愛の泣き笑い」、
「熱烈なる恋人」、「孤独」、「優しき夜」
アンドレアス・ハンマーシュミット:「口づけの秘法」
ベルンハルト・ヨアヒム・ハーゲン:
ロカテッリによるメヌエットと変奏(リュート独奏)
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー:「夜」、「眠りに際して」
アンドレアス・ショル(C-T) M.メルクル(Cemb) K.E.シュレーダー(Lute) 
A.ヴェルツァー(Vc) P.ヴァレッティ, S.ピフィシュター(Vn) 
F.ナウマン, J.M.クインターナ(Gamb)
録音:1994年8月
正統派の伝統を忠実に守る実力派ショルの初期の録音。17-8世紀ドイツのバ
ロック歌曲を、若々しい感性をきらめかせながら歌い紡いでいます。

HMG 507042
ビクトリア:
「そしてイエスに」、「二人の熾天使が呼び交し合った」、
「おお、使途の輝き」、「年老いし女、男子をみごもり」、
「博士たちは星を見た」、「主よ、われは価せず」、「聖なるかな」、
「褒むべきかな」、「神の小羊」、「恐れるなマリアよ」、
「この者に罪なし」、「戦いにては力強くあれ」、「救い主を育てた母」、
「おお何と栄光に満ちた」、「偉大な師にして神の友」、
「ヘブライの子等は」、「めでたし元后」
カルロス・メーナ(C-T) ホアン・カルロス・リベラ(ラウド,ビウエラ)
録音:2003年10月
カルロス・メーナによる美しきビクトリア作品集。

HMG 501592 2枚組
ブラームス:世俗合唱曲集
[CD1] (1)3つの歌op.42 
(2)2つのホルンとハープの伴奏による女声のための4つの歌op.17* 
(3)7つの歌op.62 (4)5つの歌op.104
[CD2] (1)4つの四重唱曲op.92 (2)3つの四重唱曲op.31 
(3)3つの四重唱曲op.64 (4)2つの四重唱曲op.112a
(5)4つのジプシーの歌 op.112b (6)11のジプシーの歌op.103
[CD1]ステファン・イェジェルスキ, マフレット・クリール(Hrn)*、
マリー=ピエール・ラングラメ(Hrp)*
[CD2]アラン・プラネス(Pf)
マルクス・クリード(指揮)、RIAS室内合唱団
録音:[CD1]1995年11月、1996年4月 [CD2]1997年4月
「申し分のない声のブレンド具合、生まれ出た響きはどこまでも愛おしいも
の、まちがいなく、彼らの演奏は聴き手にこれ以上ない愉悦の時をもたらすだ
ろう」とグラモフォン誌でも絶賛された、RIAS室内合唱団によるブラームス
の合唱作品集。共演の器楽奏者たちも注目の、豪華な2枚組となっています。

HMG 501508
ヤナーチェク(1854-1928):
(1)ピアノ・ソナタ「1905年10月1日」 (2)草かげの小径にて第1集 
(3)草かげの小径にて第2集 (4)霧の中で (5)回想
アラン・プラネス(P)
録音:1994年2月
どの曲も冒頭はすんなりとプレーンな感じですが、次第に曲の奥に潜む暗い
情熱が顔を出しますが、プラネスは曲の情念に流されることなく、むしろ曲
を見事にコントロールしているのが見事。アンサンブル・アンテルコンタン
ポランで核的な活躍をしていた名手プラネスによる、情念と理の完璧なバラ
ンスによる理想的なヤナーチェクです。

HMG 501766
シューマン:リーダークライスop.39、詩人の恋op.48
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
ヤン・シュルツ(ピアノ)
録音:2001年10月
端正な美声のテノールとして活躍するギューラのシューマン。知性と情熱の
バランスのとれた歌声で聴く詩人の恋は、一言一言、1フレーズが美しく真珠
のように心に響いてきます。

HMG 505247
カスパール・キッテル(1603-39):アリアとカンタータOp.1
通奏低音の伴奏による1、2、3、4声のための/ドレスデン/1638年刊(ドクメ
ンタ・スコラ・カントルム・バジリエンシス)
ルネ・ヤーコプス(指) ベルナルダ・フィンク(S,A) ゲルト・テュルク(T) マルティン・シュネル(Bs)
 パブロ・ヴァレッティ(Vn) フアン・セバスチャン・リマ(テオルボ) 
アッティリオ・クレモネージ(Cemb,Org)他
録音:1999年7月
キッテルはシュッツの弟子で、17世紀ドイツ音楽の重要作曲家の一人。1638年
に出版された曲集は、ドイツとイタリアの趣味がよい塩梅でミックスされてお
り、成功を収めました。美しいドイツ語の詩による発見的録音です。




<MEDICI ARTS>~EUROARTS
20 57898(DVD-Video) \2900
ショスタコーヴィチ: 祝典序曲 Op.96
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番、第2番
ショパン:マズルカ ハ長調Op.24(アンコール)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年12月8日 ストックホルム・コンサート・ホール
(ノーベル賞授賞式会場)、ライヴ
米国のバラク・オバマ大統領にノーベル平和賞が授与され話題を集めた2009年
のノーベル賞。ノーベル賞授賞式で行われる演奏会には、受賞者はもちろん、
スウェーデンのロイヤル・ファミリー、一般の聴衆が集まり、毎年一流の音楽
家が一流のパフォーマンスを披露しています。
2009年はピアニストにマルタ・アルゲリッチ、指揮者にロシアの巨匠ユーリ・
テミルカーノフを迎え、「ノーベル賞のオーケストラ」ことロイヤル・ストッ
クホルム・フィルが演奏しました。
快活で洗練されたショスタコーヴィチの「祝典序曲」にはじまり、アルゲリッ
チの個性的かつ色彩感溢れる快演を聴かせてくれるラヴェルのピアノ協奏曲。
アンコールにはアルゲリッチのマズルカが鮮やかに響き渡ります。後半のプロ
コフィエフ「ロメオとジュリエット」もテミルカーノフの豊かな音楽性と洞察
力、機知に富んだ音楽がノーベル賞のお祭り気分を盛り上げてくれます。





<haenssler>
98 254 4枚組 \3180
「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集BOX」
[CD 1(98.251)] 
ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 305(293d)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 380(374f)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調KV 304(300c)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 454
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
アントニオ・パッパーノ(P)
録音:2006年2月5日、6日イギリス、サフォーク・ポットンホール
(デジタル・セッション)
[CD 2(98.252)]
ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 301(293a)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調KV 306(300l)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 376(374d)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 526
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
録音:2007年7月5-7日ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
(デジタル・セッション)
[CD 3(98.253)]
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 303(293c)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 377(374e)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 378(317d)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 481
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
録音:2008年2月8-10日ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
(デジタル・セッション)
[CD 4] 新録音未発売
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 302(293b)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 379(373a)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 403(385c)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 296
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 547
ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)
コンスタンチン・リフシッツ(P)
録音:2009年7月5-8日ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
(デジタル・セッション)
モーツァルト歿後250年の2006年にスタートした、名手シトコヴェツキーによ
るヴァイオリン・ソナタ・シリーズ。これまでの分売3枚に、2009年に録音さ
れた未発売の5曲を追加した形でここに完結となります。あらたに含まれるナ
ンバーでも、たとえば1778年マンハイム・パリ楽旅中に書かれたKV 296や、
1781年の作で、なかでも第2楽章でのやわらかくのびやかなヴァイオリンの歌
が特徴的なKV 379など、年を追うごとにヴァイオリンの比重が拡大していく
のがわかりますが、なんといってもカギを握るのはピアノのパート。
コレペティトール上がりの実力派指揮者パッパーノと、真の天才としてキャリ
アを積み上げるリフシッツ。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは「ヴァイ
オリンつきのピアノ・ソナタ」ともよく云われるように、その意味で大家シト
コヴェツキーとパッパーノ、リフシッツとの顔合わせはまことに的を射たキャ
スティングといえるでしょう。
なお、当セットはコンパクトなクラムシェル・ボックス仕様で、ドイツ語と英
語による28ページのブックレットが付属します。




<WERGO>
WER 6934 3枚組 \4050
アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ 
ブラウンの音楽人生 vol.3
[CD1]
「ザ・ボイス・オブ・キャシー・バーベリアン」
(1)ベリオ:サークルズ
(2)ブッソッティ:フラッメント
(3)ジョン・ケージ:アリア・ウィズ・フォンタナ・ミックス(声とテープ)
キャシー・バーベリアン(声)
(1)フランシス・ピエール(Hrp)、ジャン=ピエール・ドゥルエ(打)、
ボリス・ドゥ・ヴィノグラドフ(打)
(2)ルチアーノ・ベリオ(Pf)
Original LP 1962年
[CD2]
黛敏郎:涅槃交響曲
ヴィルヘルム・シュヒター(指)、NHK交響楽団
東京コラリアーズ、日本大学合唱団
Original LP/ 1962年
[CD3]
(1)クセナキス(1922-2001):ヘルマ
(2)ロジャー・レイノルズ(*1934):ファンタジー・フォー・ピアニスト
(3)高橋悠治:ピアノのためのMetathesis(音位転換)(1968年)
(4)アール・ブラウン(1926-2002):Corroboree(大騒ぎ)
高橋悠治(ピアノ)original LP/ 1970年
好評のアール・ブラウン監修コンテンポラリー・サウンド・シリーズCD化シリ
ーズ第3弾は、注目のお宝音源目白押しとなりました。
黛敏郎の≪涅槃交響曲≫に高橋悠治のクセナキス、さらにベリオとその妻バー
ベリアンの共演を含む魅力満載のボックスです。
[CD1]のキャシー・バーベリアンは、ベリオの妻で、ビートルズをバロック・
アリア風に歌い、ケージらの作品をしばしば取り上げるなど、実に多彩な活
動をした優れた歌手でした。ここでも自らの声を自在に変容させており、特に
ベリオ作品での夫ベリオのピアノとのコラボレーションは聴きもの。
[CD2]≪涅槃≫交響を指揮するは、1959年2月から1962年3月まで常任指揮者を
務めたヴィルヘルム・シュヒター。彼はカラヤンのアシスタントもしていた人
物で、NHK交響楽団を鍛えに鍛えた人物として知られています。この演奏の録
音は、以前他社からもCDリリースがありましたが、今や入手困難。ここに甦っ
た奇跡の名演奏は、全体にものすごい緊張感が漲っています。黛自身のコメン
ト(英語)がブックレットに記載されています。黛は、梵鐘の音色に魅了され、
その響きを、大音量で大編成の生楽器を積み重ねることで再現しました。鐘の
音は時の移ろいとともに変化し、その様は「盛者必衰の理」をも表していると
いう日本独自の考えにもあらためて心打たれたと語っています。さらに、声明
の、リズムとイントネーションの周期的変化、そして複数の僧侶が微妙にずれ
た音高で詠うことによって生み出されるノイズにも惹かれたと書いています。
鐘の響きと祈りの歌・心に理想の音を求めたこの作品のことを、黛は、交響曲
であると同時に、’Bhddhistic cantata’とも呼べると書いています。
[CD3]は、高橋悠治のソロ。複雑な数の順列に基づいて作曲されている、超難
解なことで知られるクセナキスの「ヘルマ」を、約40年前、若き日の高橋悠治
は明晰に演奏。自分たちの手で時代を切り拓いている、という自負と誇りと充
実感に満ち満ちた1枚です。
このセットは、紙ボックスに収められていますが、中身の個々のCDはオリジナ
ルジャケット及びライナーを採用しています。高橋悠治とブラウンのツーショ
ットなど、演奏者たちの貴重写真満載なのも注目。黛のジャケットデザインを
オノ・ヨーコが手がけているという事実も見逃せません。何から何まで注目の
第3弾となっています。

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10-06 No.23-1

2010年06月23日 14時44分33秒 | Weblog
<MEDICI ARTS>~Idealeaudience
30 78738(DVD-Video) \2900
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン、組曲「町人貴族」
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調※
※エレーヌ・グリモー(P)
ヨーロッパ室内管弦楽団 ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音:2009年1月ミュージック・シティ(パリ)
この映像は2009年1月にパリのラ・ヴィレットにあるミュージック・シティで
行われたコンサート。2007年からロンドン・フィルの首席指揮者に就任し、ま
すます注目を集めている「ポスト・ゲルギエフ」の呼び声が高い俊英ウラディ
ーミル・ユロフスキがR.シュトラウス・プログラムでヨーロッパ室内管と共演。
モリエールの戯曲の付随音楽として作曲された「町人貴族」からのオーケスト
ラ組曲。劇場経験を積みグラインドボーンの音楽監督も務めたユロフスキなら
ではの音楽作り。丹念に練り上げられた「メタモルフォーゼン」。洗練度を増
したヨーロッパ室内管を引っ張るユロフスキの推進力は凄まじい。
またラヴェルのピアノ協奏曲では、ソリストとしてエレーヌ・グリモーを迎え、
ラヴェルの洒脱な叙情性、精緻な響きを引き出しています。グリモーの生き生
きとした強烈な解釈が伝わる映像。
演奏会が行われたパリ19区にあるラ・ヴィレットは「新しいパリ」とも呼ばれ
る近未来都市公園。その中にあるミュージック・シティには音楽博物館とパリ
音楽院が移転され音楽芸術の発信地ともなっています。




<harmonia mundi>
HMC 902067 \2450
(1)ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
(2)デュティユー(b.1916):「夜はかくの如し」(弦楽四重奏のための)
(3)ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲 ヘ長調
アルカント・カルテット
録音:2009年10月
2009年度のレコード芸術レコード・アカデミー賞を受賞し、注目度急上昇中の
弦楽四重奏団、アルカント・カルテットの最新盤の登場。今回はカルテットの
王道レパートリー、ドビュッシーとラヴェルにデュティユーという魅力のプロ
グラムです。ドビュッシーの冒頭の各声部が反行しながら動くさま、陽が差し
たような明るい音色のハーモニー、くすんだハーモニー、辛口でパンチの利い
たハーモニー、官能的に薫る旋律など、刻一刻と表情が変わるので、息つく間
もありません。ラヴェルの第1楽章冒頭、息が深めにとられた絶妙なテンポ設
定で、各パートの奏者たちの奏でる旋律線が、絡み合いながら上下に動く様の
完璧な「美」を堪能できます。「夜」に秘められた妖しくも官能的な世界が薫
るデュティユー作品では、ピチカート、グリッサンド、トレモロ、ハーモニク
スなど様々な技巧が用いられていて、各パートが各楽器界の第一線で活躍する
奏者たちによる夢のカルテットの腕が冴えわたります。アンサンブルの密度も
ますます濃密なものとなったアルカント・カルテット、ますます目が離せませ
ん!

HMC 902053 3枚組 \4450
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集(全曲)
[CD1]第1番 ハ長調 op.15、第2番 変ロ長調 op.19
[CD2]第3番 ハ短調 op.37、第4番 ト長調 op.58
[CD3]第5番「皇帝」変ホ長調 op.73
ポール・ルイス(ピアノ/スタインウェイ)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)、BBC交響楽団
録音:2009年7, 11月& 2010年3月
注目ピアニスト、ポール・ルイスによるベートーヴェンのピアノ協奏曲。師
ブレンデルにも太鼓判を押された、ポール・ルイスの美しく隙のないタッチと、
どこまでも自然で余裕ある音楽運びはさすが。第1番の軽妙さ、第2番の気品あ
ふれる愛らしさ、第3番の第3楽章でのスポーツ的な要素、第4番の冒頭のピアノ
・ソロの美しき弱音、そして「皇帝」での輝かしいタッチ、そしてベートー
ヴェン独特の高音域でやや夢心地に展開される部分、すべてが雄弁なピアノに
は脱帽するほかありません。すべてが理想的に輝いており、ベートーヴェンは
こうでなきゃ、ベートーヴェンはこう弾くものなのか、と思わされるピアノで
す。巨匠ビエロフラーヴェク指揮によるうまい語り口のオーケストラ伴奏も見
事。ソロ楽器とピアノのかけあいも思わず聴き入ってしまいます。近年稀にみ
る素晴らしいベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音の登場といえるでしょう。

HMU 907519 \2450
シューベルト:「美しき水車小屋の娘」op.25 D 795
マーク・パドモア(テノール)
ポール・ルイス(ピアノ/スタインウェイ)
録音:2009年9月
「冬の旅」(HMC 902066)が好評だったパドモア&ポール・ルイスによるシュー
ベルト第2弾は、「美しき水車小屋の娘」。冒頭のピアノの重心を深くとったリ
ズムからちょっと独特で、前奏を聴くだけで、この演奏への期待が否が応にも
高まるというもの。歌唱のパドモアも滑舌鮮やかにミュラーの詩の世界を語り
ます。詩からも歌からも超越したところでパドモアが歌い、映写機のような
役割を果たしていて、詩の世界だけが淡々と映し出されるようで不思議な感覚
をおぼえます。そしてルイスのピアノがまた見事!やはりシューベルトの歌曲
は、歌手が巧いことはもちろんですが、ピアニストによってその出来栄えは格
段に違ってくるのだなということを実感。ポール・ルイスのピアノもパドモア
に負けず劣らず雄弁、それでいて決して歌を邪魔することはありません。二人
の崇高な精神の芸術家が、お互いを引き上げあって、かつてない高水準の「美
しき水車小屋の娘」が生まれました。

HMU 907464 \2450
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35&第3番 ロ短調 op.58
オリガ・カーン(ピアノ)
録音:2005年2月(op.35/ スタインウェイD)、
2008年5月(op.58/YAMAHA CFIIIS)
ヘビー級のショパンのソナタの登場。オリガ・カーンは2001年第11回ヴァン・
クライバーン国際ピアノ・コンクールでゴールド・メダルを獲得した実力派
で、厚みのある音色と熱い音楽性でどっしりとボリュームある音楽を聴かせま
す。ショパンの第2番ソナタ冒頭の減7度下降から聴き手の心の底に響くエネル
ギーに満ちています。第3番もたっぷりと堂々とした第1楽章から、熱く蠢く終
楽章まで一気に聴かせます。




<PROFIL>
PH 09066 2枚組 \4250
MONO
オルフ:「アンティゴネ」
マルタ・メードル(S アンティゴネ)
マリアンネ・ラーデフ(S イズメーネ)
ウィリアム・ドゥーリー(Bs-Br コロスを導く者)
カルロス・アレクサンダー(Br クレオン)
パウル・クーエン(T 門番)
フリッツ・ウール(T ヘモン)
ヨゼフ・トラクセル(T ティレジアス)
クルト・ベーメ(Bs 使者)
リリアン・ベニングセン(S オイリディセ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
バイエルン放送交響楽団,バイエルン放送合唱団
録音:1958年6月1日,ミュンヘン
サヴァリッシュが指揮したオルフ「アンティゴネ」がCDに!「アンティゴネ」
は1949年に初演されたオペラ。ソフォクレスの高名な作品を原作にしたもの。
それまでドイツの民話などを題材に採ることが多かったオルフは、この後ギリ
シャ悲劇へと傾倒していきます。指揮は当時まだ34歳のサヴァリッシュ。サ
ヴァリッシュはオルフを得意としており、既にEMIに「カルミナ・ブラーナ」、
「月」、「賢い女」を録音していました。このバイエルン放送への録音はそれ
に続くものとも言えます。知性的で切れ味がよく、オルフ特有のダイナミック
な音楽がうまく生かされた優れものです。歌手はメードルのタイトルロールを
筆頭に、クーエン、ウール、トラクセル、ベーメと1950年代後半のドイツの名
歌手が並んでいます。放送局の録音だけにモノラルながら年代としては良好な
音質で聞けます。




<CALLIOPE>
CAL 3351 2枚組 \2700
ショパン:ノクターン全集&子守歌op.57(エキエル版)
パスカル・アモワイヤル(ピアノ)
録音:2004年6月
シフラの直系、アモワイヤルによるショパンのノクターン全集の登場。豊かな
詩情と豊かな音色で、どこまでもやわらかに歌われるノクターン。ショパンが
生涯を通して作曲し続けたノクターンのそれぞれの曲は、彼の生涯の様々なシ
ーンが浮かんでくるような情景感と色彩感に満ちています。ショパンは弱音が
大変美しいピアニストであったという記録がありますが、目を閉じて聴いてい
るとまるでショパンが演奏しているかのような錯覚をおぼえるほど。エキエル
版を使用しているのも注目といえるでしょう。




<世界文化社>
KKC 9005(DVD-Video) \5300
ロッシーニ:歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
ミケーレ・ペルトゥージ(Br オルドウ公爵) 
ダリーナ・タコヴァ(S ドルリスカ)
フランチェスコ・メーリ(T トルヴァルド) 
ブルーノ・プラティコ(Bs ジョルジョ)
ジャンネット・フィッシャー(S カルロッタ) 
シモーネ・アルベルギーニ(Bs オルモンド)
ヴィクトール・バプロ・ペレス(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団, プラハ室内合唱団,
演出:マーリオ・マルトーニ,
衣装:ウルズラ・パツァーク,
装置:チェーザレ・アッチェッタ,
収録:2006年8月、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティヴァル(ライヴ)
2006 年、ペーザロで行われたロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルは、ある
意味、歴史的なものとなりました。ロッシーニが「セビリアの理髪師」の直前
に書き上げたオペラ「トルヴァルドとドルリスカ」が、おそらく歴史上初めて
大成功を収めたのです。初演は失敗に終わり、その後はずっと「失敗作」とみ
なされていました。このペーザロでの上演では、ペルトゥージの悪役を筆頭に、
タコヴァ、メーリ、プラティコと万全のキャストを配し、作品の真価を知らし
めました。マルトーニの演出は、写実を基本としながら、救出オペラの醍醐味
を見事に引き出したもの。知られざる傑作だからこそ味わえる、「初体験」の
感激を日本制作の完璧な日本語字幕付き、豪華解説書付きDVD でお楽しみくだ
さい!

KKC 9006(DVD-Video) \5300
ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」
ソーニャ・ガナッシ(S エルミオーネ) 
アントニーノ・シラグーザ(T オレステ)
グレゴリー・クンデ(T ピッロ) 
マリアンナ・ピッツォラート(Ms アンドローマカ)
フェルディナント・フォン・ボートマー(T ピラーデ)
 ニコラ・ウリヴィエーリ(Bs フェニーチョ)
イリーナ・サモイロワ(S クレオーネ) 
クリスティーナ・ファウス(S チェフィーザ)
リッカルド・ボッタ(T アッターロ)
ロベルト・アバド(指)
ボローニャ市立劇場管弦楽団,プラハ室内合唱団,
演出:ダニエレ・アバド,
美術:グラツィアーノ・グレゴーリ,
衣装 : カルラ・テーティ,
照明:グイード・レーヴィ,
収録:2008年8月10,13日,ペーザロ
「エルミオーネ」はラシーヌの「アンドロマック」を原作としたオペラ。1819
年にナポリで初演されたものの、あまりに陰惨ドロドロな物語で失敗に終わっ
てしまいました。しかしおよそロッシーニらしからぬ緊迫した物語と音楽が再
評価され、今日ではロッシーニの野心的な傑作として人気の高いものになって
います。このペーザロでの上演には、日本でも人気の高いロッシーニ歌手、
メッゾソプラノのガナッシとテノールのシラグーザに加え、日本でもロッシー
ニの「オテッロ」のタイトルロールを歌って評判だったクンデ、若手のロッシ
ーニ・メッツォの筆頭として活躍するピッツォラートと、強力なキャストを揃
えています。そしてクラウディオの甥(兄の息子)、ロベルトがこの狂気の世界
を見事な緊張感で引き締めています。演出はクラウディオの息子ロベルト。第
二次大戦中を思わせる退廃した雰囲気が濃厚の異様さが作品にピッタリです。
現在では「実はロッシーニのオペラで一番の傑作」と評価する人も少なくない
このオペラのこの上ない上演の映像を日本制作の完璧な日本語字幕付き、豪華
解説書付きDVD でご覧ください。

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10-06 No.23-2

2010年06月23日 14時43分57秒 | Weblog
<Andre Charlin>
フランスを代表する伝説の名エンジニア、アンドレ・シャルラン。
彼が1960年代にかけて録音したシャルランレーベル伝説の録音が復活いたしま
す。シャルランが生涯こだわり続けた「ワン・ポイント録音」の素晴らしさを
実感!「クラシック音楽の場合には、音楽がそこにあるのです。音楽自体がす
でに存在するのです。更にまた、聴く人の耳というものは、一ヶ所です。
二つの耳はついていますが、音楽の発する空間からある距離をもって聴者をみ
た場合、一ヶ所に集約されます。完成されたすでに存在する音楽というものに
沢山のマイクロフォンを立ててミクシングするということは音楽に対する冒と
くです。ですから、ワン・ポイントというものはあたりまえのことではありま
せんか?」と語るシャルランの完全ワン・ポイントのむせかえる香り高き録音
がここに完全復活いたします。

★価格 1枚もの:\1780 2枚組:\2850

CL 123 2枚組
フォーレ(1845-1924):
ピアノ五重奏曲第1番 ニ短調 作品89
ピアノ五重奏曲第2番 ハ短調 作品115
ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 作品15
アンダンテ 作品74
子守歌 作品16
エレジー ハ短調 作品24
ドリー(2つのピアノのための) 作品56
ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(ピアノ) 
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(第2ピアノ)
ORTF四重奏団(フランス国立放送管弦楽団四重奏団)
【ジャック・デュモン(第1ヴァイオリン) ルイ・ペルルミュテール(第2ヴァ
イオリン) マルク・シャルル(ヴィオラ) ロベール・ザール(チェロ)】
シャルランレーベルの代表作、ヴァランタン&ORTF弦楽四重奏団のフォーレ作品
集。ヴァランタンの演奏はフォーレの真髄を聴かせてくれます。

SLC 2
ヴィヴァルディ:
4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 作品3-10
ヴァイオリン協奏曲 ト長調 作品3-3
J.S.バッハ:
4つのチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065
チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV 978
A.シュテファナート、C.フェラレージ、B.サルヴィ、
M.ケラディーニ(独奏ヴァイオリン)
L.F.タリアビーニ、B.カニーノ、A.バリスタ、C.アバド(チェンバロ)
アルベルト・ゼッダ(指揮)ミラノ・アンジェリクム管弦楽
【録音:1963年】
なんと豪華なメンバーによるバッハ、ヴィヴァルディ協奏曲集。バッハではな
んと若きアバドがチェンバロを演奏!

SCL 17
ミヨー:
屋根の上の牡牛 作品58
世界の創造 作品81
シャンゼリゼ劇場管弦楽団、ダリウス・ミヨー(指揮)
知られざる名録音!なんとミヨー自身の指揮による作品集。代表作、屋根の上
の牡牛は必聴盤です。

SLC 24
ヴィヴァルディ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 作品3-8
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品3-11
J.S.バッハ:
オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596
B.サルヴィ、R.ペッツァーニ(ヴァイオリン)、
A.エスポジート(オルガン独奏)、
アンジェリクム室内合奏団、アルベルト・ゼッダ(指揮)
【録音:1966年】
ヴィヴァルディの有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲とバッハによるオル
ガン編曲を聴き比べることのできる1枚。シャルランのワン・ポイント録音な
らではオルガンのダイナミックな録音に注目です。

AMS 445 2枚組
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080
ヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団
世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの兄、ヴォルフガング。ファンの
間ではシャルラン・レーベルで録音された本録音は、隠れた名盤として語り草
となっています。均整のとれた落ち着いた演奏は、弟ヘルベルトをも思わせる
素晴らしい演奏です。

CCV 1002
ジョルジュ・オンスロー(1784-1853):
弦楽五重奏曲 作品78-1
弦楽四重奏曲 作品8-1
ジェラール・ジャリ、イヴォン・カラチリー(ヴァイオリン)
セルジュ・コラット、ブルーノ・パスクイー(ヴィオラ)
ミシェル・トュルニュ(チェロ)
【録音:1972年】
なんと悲しき調べ。フランス生まれのオンスローはロンドンで教育を受けまし
た。おびただしい室内楽曲を作曲しておりますが、とりわけ弦楽五重奏曲 作
品78-1は哀愁に満ちた旋律が心に残る名曲。一度聴けばオンスローの音楽的価
値の高さに驚くでしょう。メンデルスゾーンやシューマンによって高く称賛さ
れ、ドイツに紹介されたオンスロー、大注目です。

AMS 92
ベートーヴェン:
笛時計のための5つの小品 WoO33より第1-3番
前奏曲 へ短調 WoO55
すべての長調による2つの前奏曲 作品39-1
三重奏曲 変ホ長調 作品38
ヴィルヘルム・クロムバッハ(オルガン)
【録音:1967年】
珍しいベートーヴェンのオルガン曲集。かわいい笛時計の小品をはじめ、ベー
トーヴェンのやさしさを感じられる、興味深い内容です。また、シャルランの
ワンポイント録音を実感できる名録音です。

AMS 69
カバニリェス(1644-1712):
第5旋法による皇帝のバッタリア第1番、ガラルダス 第5番、
パッサカリア第2番、パッサカリア第3番
ティエント第3番、ティエント第4番、ティエント第13番
モンセラト・トレント(オルガン)
聖マリア教会
【録音:1970年】
カバニリェスは、16世紀以来のスペイン・オルガン音楽の形式的伝統を維持し
つつ、バロックの華麗な技巧を展開したオルガニストです。華やかなストップ
をもつ聖マリア教会に適した演奏です。

AMS 39
フォーレ:レクイエム 作品48
アン・マリー・ブランザ(ソプラノ) ピエール・モレ(バリトン) 
ジャン・ギユー(オルガン)
サン・トゥスタッシュ管弦楽団、合唱団 、R.P.エミール・マルタン(指揮)
【録音:1965年】
シャルランレーベルの名録音として名高いフォーレのレクイエム。ワンポイン
ト録音だからこそなし得る繊細なまでの鎮魂歌。

AMS 66
モーツァルト:
(1)アダージョとフーガ KV 546
(2)幻想曲 へ短調 KV 594
(3)幻想曲 へ短調 KV 608
(4)アンダンテ ヘ長調 KV 616
(5)アダージョ ロ長調 KV 540
(6)アレグロとフーガ KV 312/401
(7)序奏とフーガ KV 399 
(1)-(4)ヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団
(5)-(7)ヨハネス・プローガー、ヴォルフガング・バウアー(オルガン)
カラヤン兄、ヴォルフガング率いるヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団
による、モーツァルトのオルガン作品集。

CL 41
(1)フランツ・ベンダ(1709-86):シンフォニア
(2)ヨハン・ゲオルグ・ベンダ(1715-52):ヴァイオリン協奏曲
(3)ゲオルグ・アントン・ベンダ(1722-1795):シンフォニア
(4)F.ベンダ:フルート協奏曲 ト長調
ミロスラフ・クレメント(フルート)
プラハ室内管弦楽団
ベンダ一族は、ボヘミア起源の音楽家一族で、数世代にわたって有名な作曲家
や器楽奏者を輩出いたしました。

AMS 145
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):ミサ・コンチェルタータ
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
ウンベルト・カッティーニ(指揮)
カヴァッリはモンテヴェルディの下で歌手を務めた、聖マルコ教会のオルガニ
スト。バロック歌劇の隆盛をもたらした作曲家。

CL 24
コレット(1707-1795):
クリスマス協奏曲第2番
協奏曲「フェニックス」
カリヨン
人の一生 作品10
ジェラール・カルティニー室内管弦楽団
ジェラール・カルティニー(指揮)
フランスの教会オルガニストであったコレット。当時の様々な楽器の奏法につ
いて著書を残しております。

AMS 107
ヴィエルヌ:
24の自由な形式の小品より第1&3番、ディベルティスメント、
アンダンティーノ、カノン・レジェンド、ウェストミンスターの鐘
ピエール・モロー(オルガン)
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂のオルガニストであったヴィエルヌの作品集。幻想的小品
集「ウェストミンスターの鐘」をはじめ、大聖堂に響き渡る荘厳な世界へ誘わ
れます。

AMS 401 2枚組
メシアン:
主の降誕
キリストの昇天
永遠の教会の出現
天上の宴
ガストン・リテーズ(オルガン)
聖フランソワ・グザビエ教会
パリ音楽院でデュプレにオルガンを学んだメシアンのオルガン代表作を収録。
盲目のオルガニスト、名手リテーズによる決定的名盤の復活です。

CL 38
ハイドン:
2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調
交響曲 第72番 ニ長調 Hob.I.72
ディヴェルティメント ニ長調 Hob.II.D22
ケルン室内管弦楽団、ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
天地創造の楽想が2か所で借用されている本録音。ナクソス・レーベルでのハイ
ドン・シリーズが話題の巨匠ミュラー=ブリュールですが、忘れてはいけない
当録音です。

AMS 35
ハイドン:ミサ曲 第11番 変ロ長調 「天地創造ミサ」1801
マリータ・タボルスキー、ユリア・ファルク(ソプラノ)、
エーリヒ・ズール・エック(アルト)、カルロ・シュミット(バス)、
ロバート・クッペルヴィーザー(オルガン)、ザルツブルク・ラジオ合唱団、
ザルツブルグ・カメラータ・アカデミカ、エルンスト・ヒンライナー(指揮)
大規模の声楽作品も天才シャルラン技師の手にかかれば、実に自然で美しいワ
ンポイント芸術!

AMS 88
デジレ=エミール・アンゲルブレヒト(1880-1965):レクイエム、ヴェズレー
クリスティアーヌ・エダ=ピエール(ソプラノ)、レミー・コラッツァ(アルト)、
ベルナルド・ジャン・フルネ(指揮)、
フランス国立管弦楽団、フランス国立放送合唱団
フランス音楽の名指揮者でもあったアンゲルブレヒトのレクイエムを巨匠フル
ネによる繊細なタクトで演奏します。

SLC 11
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ト短調 BWV565
同:「目覚めよ!と呼ばわる物見らの声」 BWV645
ブクステフーデ:幻想曲とフーガとシャコンヌ ハ長調 Bux WV 137
同:コラール前奏曲「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」
F.クープラン:オッフェルトリウム
ガストン・リテーズ(オルガン)
録音:聖ポール教会
トッカータとフーガをはじめ、オルガン名曲揃いの名録音。聖ポール教会の荘
厳な響きに酔いしれます。

SLC 12
フランク:コラール第3番
同:前奏曲、フーガと変奏曲
リスト:バッハの主題による前奏曲とフーガ
シューマン:練習曲第4番
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ 第1番
ガストン・リテーズ(オルガン)
聖フランソワ・グザビエ教会
フランク最後の作品コラール第3番をはじめ、ロマン的な作品を集めた1枚。聖
フランソワ・グザビエ教会の重厚な響きを実体験。

AMS 106
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):
オルガンの秘法より「聖霊降臨節」(26冊) 作品57
キリストの最後の7つの言葉に寄せるオルガン・コラール詩曲 作品67
ピエール・モロー(オルガン)
パリ音楽院でフランクにオルガンを学んだ逸材。オルガン曲を中心とした作曲
者です。また弟子にデュルフレ、ラングレがいます。

AMS 78
モーツァルト:
オッフェルトリウム・デ・テンポーレ「ミゼリコルディアス・ドミニ
〈主のお憐れみを〉」KV 222
キリエ変ホ長調 KV 322
ヴェスペレ KV 321
キリエニ短調 KV341
C.デルガー(ソプラノ)、M.キッセル(アルト)、D.クレイトン(テノール)、
H.ミュラー(バス)
ザルツブルグ・カメラータ・アカデミカ
エルンスト・ヒンライナー(指揮)
巨匠ヒンライナーによるモーツァルト声楽曲集。

CL 23
ヴィヴァルディ:「四季」
フランコ・グッリ(ヴァイオリン)、
アルド・チェッカート(指揮)、ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
ヴァイオリン独奏のグッリの艶やかな美音が印象的。

AMS 25
ヴィヴァルディ:
ニシ・ドミヌス RV608
マニフィカト RV 611(RV 610の異稿)
E.クンダリ、A.ヴェルチェッリ(ソプラノ)、A.M.ロータ(アルト)、
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団、カルロ・フェニーチェ・チラーリオ(指揮)
珍しいニシ・ドミヌス他、ヴィヴァルディの声楽集

AMS 72
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉
アントニー・ロス・マルバ(指揮)カタルニヤ室内管弦楽団
名手、マルバとカタルニヤ室内管弦楽団によるハイドンの傑作。

CL 40
ジョスカン・デ・プレ(1450-1521):ミサ・ガウデアムス
サン・ボネル・シャトー・フレスク・ムジカーレ
パリ古典合奏団、プラン・シャン声楽アンサンブル
フランドル楽派の最大の作曲家であるデ・プレは多くのミサ曲を残しており
ますが、ここに収録されているミサ・ガウデアムスはひときわ美しいメロディ
です。

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10-06 No.22-1

2010年06月20日 12時25分52秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
●MASTERS BOX SET 全9タイトル
新生ソニー・クラシカルによる新たなバジェット・シリーズの登場です。8月
に発売予定のミッド・シリーズSONY CLASSICAL ORIGINALSと合わせて、ソニ
ー・クラシカルのメイン・リイシュー・シリーズとなります。
★初回生産限定盤
★最新リマスター音源使用(このシリーズのためのリマスターは行っておりま
せん)

8869774285-2 7枚組 \2300
【ヴァン・クライバーン、グレイト・ピアノ協奏曲集】
[Disc 1]
『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』
-キリル・コンドラシン(指揮)RCA交響楽団
[録音]1958年 カーネギー・ホール
『ショパン:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調Op.11』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1969年 フィラデルフィア
[Disc 2]
『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1962年 シカゴ・オーケストラ・ホール
『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』
-キリル・コンドラシン(指揮)シンフォニー・オブ・ジ・エア
[録音] 1958年5月19日 カーネギー・ホール
[Disc 3]
『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15』
-エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ボストン交響楽団
[録音] 1972年 ボストン
『シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54』
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1960年4月16日 シカゴ、オーケストラ・ホール
[Disc 4]
『ブラームス:ピアノ協奏曲第2番ロ長調Op.8』3
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1972年 シカゴ、オーケストラ・ホール
『グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1972年 フィラデルフィア
[Disc 5]
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1972年 フィラデルフィア
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」』
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1961年5月4,12日 シカゴ、オーケストラ・ホール
[Disc 6]
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58』
-フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1961年 シカゴ、オーケストラ・ホール
『リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1972年 フィラデルフィア
『ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1972年 フィラデルフィア
[Disc 7]
『プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26』
-ワルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1960年10月22,24日 シカゴ・シンフォニー・ホール
『リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125』
-ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音] 1972年 フィラデルフィア
『マクダウェル:ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.23』
-ワルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団
[録音] 1960年10月22,24日 シカゴ・シンフォニー・ホール
1958年、23歳で第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝したクライバー
ンは、アメリカのヒーローとなりました。最初にRCAに録音した「チャイコフ
スキー:ピアノ協奏曲」は、ビルボード・ポップ・アルバムチャート7週間週
間連続1位を獲得しました。彼はその後もRCAに多くのアルバムを録音し、名
指揮者らと協奏曲の名演を残してきました。それらの協奏曲演奏を集めたも
のです。

8869768779-2 4枚組 \1680
【ジョージ・セル、コンダクツ・ハイドン】
[Disc 1]
『交響曲第92番ト長調「オックスフォード」Hob.I-92』
『交響曲第93番ニ長調Hob.I-93』
『交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99』
[Disc 2] 『交響曲第94番ト長調「驚愕」Hob.I-94』
『交響曲第95番ハ短調Hob.I-95』
『交響曲第96番ニ長調「奇跡」Hob.I-96』
[Disc 3]
『交響曲第97番ハ長調Hob.I-97』
『交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98』
[Disc 4]
『交響曲第88番ト長調「V字」Hob.I-88』
『交響曲第104番ニ長調「ロンドン」Hob.I-104』
-ジョージ・セル(指揮) クリーヴランド管弦楽団
[録音] 1949年-1969年 セヴェランス・ホール、クリーヴランド
ハンガリーに生まれ、中堅クラスだったクリーヴランド管弦楽団を世界的な
オーケストラに育て上げた稀代の名指揮者ジョージ・セル。そのアンサンブ
ルはまさに「精緻」という言葉がふさわしいものですが、ここで聴くハイド
ンの交響曲は、そうしたセル/クリーヴランドの特質――引き締まったリズム
とスリムな響きにぴったりであり、今でもこれらの曲の決定的な演奏として
聴きつがれるにふさわしい内容となっています。

8869768788-2 5枚組 \2080
【ナタリー・シュトゥッツマン、シングズ・シューマン】
[Disc 1]
『歌曲集「女の愛と生涯」Op.42』
『ある画家の歌の本より「6つの詩」Op.36』『歌曲集「詩人の恋」Op.48』
[録音] 1992年1月27-31日 ノイマルクト,ライトシュターデル
[Disc 2]
『リーダークライス Op.39』『リートと歌 Op.27』
『リートと歌Op.51』『リートと歌Op.77』『リートと歌Op.96』
[録音] 1993年2月14-19日 ノイマルクト,ライトシュターデル
[Disc 3]
『ケルナーの12の詩 Op.35』『「愛の春」Op.37より 10の歌曲』
『愛の相聞歌(ミンネシュピール)Op.101より 4つの歌曲』
[録音] 1994年10月10-15日 ノイマルクト,ライトシュターデル
[Disc 4]
『ガイベルの詩による3つの歌曲 Op.30』『5つの歌曲 Op.40』
『子供のための歌のアルバム Op.79』
[録音] 1995年10月5-10日 ノイマルクト,ライトシュターデル
[Disc 5]
『リーダークライス Op.24』『ベルシャザル王 Op.57』
『ロマンスとバラード第1集 Op.45』『ロマンスとバラード第2集 Op.49』
『ロマンスとバラード第3集 Op.53』『ロマンスとバラード第4集 Op.64』
[録音] 1997年5月26-30日 ノイマルクト,ライトシュターデル
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)
カトリーヌ・コラール(P)(Disc 1&2)
インゲル・ゼーデルグレン(P)(Disc 3-5)
ドイツ・リートで独自の魅力を開花させたシュトッゥツマンの定評ある名唱
が、輸入盤でBOX化となります。フランス人でありながら、ドイツ・リートの
分野でも高い評価を得ているナタリー・シュトゥッツマンが、1990年代にRCA
Red Sealに残したCD5枚分のシューマン歌曲集の録音をボックス・セット化
したものです。女性歌手が歌うのは珍しい「詩人の恋」のほか、「女の愛と
生涯」、2つのリーダークライス、ケルナー歌曲集など、シューマン歌曲の代
表作を収録しています。コントラルト(=女声の低声)の性を超越した深み、
ドイツ語のディクションの見事なまでの美しさ、詩への熱い共感がにじみ出
た歌唱など、シュトゥッツマンにしか実現することができない独自のシュー
マン・リートの世界へと誘ってくれます。中でも、Disc 3のケルナー歌曲集
ほかは、発売当時1996年度レコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。
国内盤(歌詞&日本語対訳付:SICC-1357)は、発売済み。

8869768717-2 10枚組 \2750
【リリング、コンダクツ・バッハ宗教曲作品集】
[Disc 1-2]
『クリスマス・オラトリオ BWV.248』(全曲)
- アリーン・オジェー(Sp) ユリア・ハマリ(A) ペーター・シュライヤー(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[Disc 3-5] 『マタイ受難曲 BWV.244』(全曲)
- アリーン・オジェー(Sp) ユリア・ハマリ(A) アルド・バルディン(T)
フィリップ・フッテンロッハー(Br)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[Disc 6-7] 『ヨハネ受難曲 BWV.245』(全曲)
- アリーン・オジェー(Sp) ユリア・ハマリ(A)
マルクス・ミュラー(Bs)ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
アルド・バルディン(T) フィリップ・フッテンロッハー(Br)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[Disc 8-9]
『ロ短調ミサ曲 BWV.232』(全曲)
- アリーン・オジェー(Sp) ユリア・ハマリ(A) アダルベルト・クラウス(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
ジグムント・ニムスゲルン(Br)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
[Disc 10] 『マニフィカト ニ長調 BWV.243』
- アリーン・オジェー(Sp) ユリア・ハマリ(A) アン・マレイ(Ms)
アダルベルト・クラウス(T)
フィリップ・フッテンロッハー(Br) ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
『御子は今日ぞわれらに生まれたまえりBWV.414』
『覚めよ、裁きの時は来たれりBWV.440』
『おとろえた心よ、元気を出せBWV.454』
『汝ら星々、汝ら天空BWV.366 & 476』『まぶねのかたわらに立ちてBWV.469』
『われ汝に喜びありBWV.465』
『おおいとしきみどり児、やさしきイエスBWV.493』
『この世の賢き者たちよBWV.443』
『イエス・キリスト、汝ほめ讃えられよBWV.314』
- アリーン・オジェー(Sp) ペーター・シュライヤー(T)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
[録音] 1977-1984年
バッハの専門家として世界的に定評がある、ヘルムート・リリング。彼はの
バッハ演奏は、ヘンスラー等に再録音していますが、ここに収録された1970-
1980年代のCBSへの録音は、現代楽器と現代奏法によるものですが、リヒター
とは全く異なった解釈のものとなっています。それらの中から、バッハの代
表作品を収録したものとなっています。

8869768527-2 6枚組 \2200
【グレン・グールド、プレイズ・ベートーヴェン】
[Disc 1]
『ピアノ・ソナタ第5番は短調Op.10-1』
『ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2』
『ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3』
[録音] 1964年9,7,11月 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
『ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」』
[録音] 1979年9月4,5日 トロント、イートンズ・オーディトリアム
[Disc 2]
『ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」』
『ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1』
『ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2』
[録音] 1966年2-5月 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
『ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1』
[録音] 1979年9月4,5日 トロント、イートンズ・オーディトリアム
『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』
[録音] 1967年5月15日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
[Disc 3]
『ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109』
『ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110』
『ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111』
[録音] 1956年6月20-29日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
[Disc 4]
『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』
-ウラディーミル・ゴルシュマン(指揮)コロンビア交響楽団
[録音] 録音:1958年4月29,30日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』
-レナード・バーンスタイン(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]:1957年4月9-11日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
[Disc 5]
『ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37』
-レナード・バーンスタイン(指揮)コロンビア交響楽団
[録音] 1959年5月4,5,8日 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
『ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58』
-レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音] 1961年3月20日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
[Disc 6] 『ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」』
-レオポルド・ストコフスキー(指揮) アメリカ交響楽団
[録音] 1966年3月1,4日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
残念ながらソナタ全集録音はかないませんでしたが、グールドの盤暦の中で
も重要な作曲家のひとりであるベートーヴェンのピアノ作品を集めました。
既存の概念を打ち破るテンポで弾かれているのはいうまでもなく、当時は異
端のベートーヴェン解釈として物議をかもしたものです。しかし、そこにあ
るのはまさに音楽そのもの、これぞまさにグールドの解釈が普遍性を獲得し
た瞬間を封じ込めたベートーヴェンでもあるのです。

8869768616-2 5枚組 \2080
【バレンボイム&ベルリン・フィルのシューベルト交響曲全集】
[Disc 1]
『交響曲第1番ニ長調D.82』『交響曲第2番変ロ長調D.125』
[Disc 2]
『交響曲第3番ニ長調D.200』『交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」』
[Disc 3]
『交響曲第5番変ロ長調D.485』『交響曲第6番ハ長調D.589』
[Disc 4]
『交響曲第8(7)番ロ短調D.759「未完成」』
『劇音楽「ロザムンデ」D.797,Op.26より「序曲」「間奏曲第3番
」「バレエ音楽」
[Disc 5]
『交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」』
-ダニエル・バレンボイム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音] 1984年 ベルリン・フィルハーモニー
宇野功芳氏が「フルトヴェングラーの演奏を最新デジタル録音で聴く趣き」
と評した演奏。ベルリン・フィルの部厚い響きをそのまま生かし、ロマンの
風味を絶妙に加え、重厚壮大なシューベルト像が描かれています。これらの
録音には、テラークのジャック・レナー、名エンジニアのトニー・フォクナ
ーらが手掛けています。

8869768391-2 6枚組 \2200
【バーンスタイン&ニューヨーク・フィルのベートーヴェン交響曲全集】
[Disc 1]
『交響曲第1番ハ長調Op.21』『交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」』
[Disc 2]
『交響曲第2番ニ長調Op.36』『交響曲第7番イ長調Op.92』
[Disc 3]
『交響曲第4番変ロ長調Op.60』『交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」』
『「エグモント」序曲Op.84』
[Disc 4]
『交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」』『交響曲第8番ヘ長調Op.93』
『「シュテファン王」序曲Op.117』
[Disc 5]
『交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」』『「フィデリオ」序曲Op.72b』
[Disc 6]
『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』*
『「献堂式」序曲Op.124』『「レオノーレ」序曲第3番Op.72a』
- レナード・バーンスタイン(指揮) アイザック・スターン(Vn)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音] 交響曲:1961-1964年、ヴァイオリン協奏曲:1959年、
序曲:1960-1970年
巨匠レナード・バーンスタインがニューヨーク・フィルの音楽監督を務めて
いた時期に録音された第1回目のベートーヴェン交響曲全集です。黄金時代の
ニューヨーク・フィルとアメリカ楽壇の頂点に立つバーンスタインの自信と
気力に満ちた音楽性が見事に合致した名演です。

8869767263-2 6枚組 \2200
【ミカラ・ペトリ、バロック・リコーダー名演集】
[Disc 1]
『アルビノーニ:協奏曲集 Op.7-3,6,9,12、Op.9-2,5,8,11、他』
-クラウディオ・シモーネ(指揮) イ・ソリスティ・ヴェネティ
[Disc 2]
『ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集 Op.10-3、RV433,434,435,437,439,
443,444,445』
-ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮) モスクワ・ヴィルトゥーゾ
[Disc 3]
『ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」Op.8-1-4』
-ジョージ・マルコム(指揮) ギルドホール弦楽アンサンブル
『ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 RV.108,441,442』
-クラウディオ・シモーネ(指揮) イ・ソリスティ・ヴェネティ
[Disc 4]
『J・S・バッハ:ソナタ集 BWV.1030-1035』
-キース・ジャレット(cemb)
[Disc 5]
『ヘンデル:ソナタ集 イ短調,ハ長調,ヘ長調,変ロ長調,ニ短調』
-キース・ジャレット(cemb)
[Disc 6]
『テレマン:2つのリコーダーのための6つのソナタ』
-エリザベス・セリン
[録音] 1987-1993年
古楽器奏法とは異なったモダン・リコーダー奏者、ミカラ・ペトリ。その透
き通ったすがすがしい新鮮な音色と、超絶技巧と安定した音楽性で演奏し高
い評価を受けています。また、様々な現代音楽作曲家も彼女のために曲を贈
っています。
バッハとヘンデルのアルバムでは、ジャズ・ピアノの巨星キース・ジャレッ
トと共演した定評のある名盤ひとつとなっています。テンポ・ルバートの作
り方やフレージングの感じ方などでは、二人の名前が想像させるような破天
荒なノリよりも、端正さが前面に打ち出されて、両者が粒の揃った美音を丹
念に積み上げていくさまが聴きとれます。品位ある見事な即興や、ソプラノ
・リコーダーの輝かしさは聴きもの。テレマンのアルバムは、リコーダー愛
好家にはお馴染みの無伴奏デュエット集で、二人の息の絶妙な掛け合いが絡
み合って楽しく聞かせてくれます。

8869768712-2 10枚組 \2750
【ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン】
[Disc 1]
『ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」』
『ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58』
『幻想曲 ヘ短調 Op.49』『舟歌 嬰ヘ長調 Op.60』
『子守歌 変ニ長調 Op.57』
[Disc 2]
『バラード集(全4曲)』『スケルツォ(全4曲)』『タランテラ 変イ長調 Op.43』
[Disc 3]
『ポロネーズ集(全7曲)』
『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22』
[Disc 4]
『ワルツ集(全14曲)』『即興曲集(全4曲)』『ボレロ イ長調 Op.19』
[Disc 5]
『夜想曲集第1-10番』
[Disc 6]
『夜想曲集第11-19番』
[Disc 7]
『マズルカ集第1-25番』
[Disc 8]
『マズルカ集第26-51番』
[Disc 9]
『24の前奏曲Op.28』『子守歌 変ニ長調 Op.57』『舟歌 嬰ヘ長調 Op.60』
『ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」』
『即興曲第3番 変ト長調 Op.51』
[Disc 10]
『ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11』
-スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)ロンドン新交響楽団
『ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21』
-アルフレッド・ウォーレンステイン(指揮)シンフォニー・オブ・ジ・エア
『3つの新しい練習曲第1-3番』
旧BOX「ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン(GD60822)」は既に発売さ
れてから20年以上たっても、いまだに売れ続けている永遠の名盤です。一番
新しくリマスターされた音源を使用しての再発売となります。旧BOXでは11枚
組でしたが、収録曲数には変更はなく10枚に収めてあります。

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