クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

19-01 No.1

2016年01月04日 16時38分04秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー・シリーズ 第2回発売のご案内★
昨年4月に第1回発売を行いましたプレスCDですが、第2回発売のご案内です。
これまでのCD-Rの音質とはまた違った音質でお楽しみいただけます。
「運命」は78CDR-3521と同一マスターですが、「未完成」は当CDのための
新復刻音源です。これまで同様にノイズはありますが、生々しい音質でお楽しみ
いただけます。
当CDは当店の通販に加えて、東武トレーディング社を通じて、全国のクラシック
CD取り扱い店でもご購入いただけます。

78CD-3001 当店販売価格 \2080(税込) ※オープン・プライス商品
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB3328/32S (英 HMV DB3328/32S と同一録音)
(1937年10月8日、11月3日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)

シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
墺 HMV DB21131/3
(1950年1月19-21日ウィーン、ムジークフェライン大ホール録音)

★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとUSB DACの組み合わせで行えます。
昨年よりメーカー数社が、DSDダイレクト再生に対応したリーゾナブルなDACの
発売を開始しました。当店のお薦めはKORGのDS-DAC-10です。
当店HPに商品リンクがございますので、ご利用下さい。

DS-DAC-10の商品説明
http://www.korg.co.jp/Product/Audio/DS-DAC-10/index.html
商品リンク
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス開始★
以前からご要望をいただいておりました配信サービスですが、この度、
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを開始いたしました。
DSD録音のものは全タイトル取り扱いを予定しています。
http://shinshuu.com/dsda/

★フェイスブックを始めました。
https://www.facebook.com/goodies1983

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2016年1月新譜 5点発売★
発売予定:2016年1月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3594
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ長調作品95「セリオーソ」
シュナイダーハン弦楽四重奏団
ヴォルフガング・シュナイダーハン(第1ヴァイオリン)
オットー・シュトラッサー(第2ヴァイオリン)
エルンスト・モラヴェッツ(ヴィオラ)
リヒャルト・クロチャック(チェロ)
英 COLUMBIA LX8727/8
(1949年2月22、24日&3月7日ウィーン録音)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)はウィーン生まれのヴァイオリ
ニスト。ウィーン音楽院でオタカール・シェヴチーク(1852-1934)に、ついでユ
リウス・ヴィンクラーに師事した。1937年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽
団に入団、1938年にアルノルト・ロゼー(1863-1946)の後任としてコンサート・
マスターに就任した。1937年にウィーン・フィルハーモニーの楽員と共に自らの
名前を冠した弦楽四重奏団を組織し、1951年にソリストとして独立するまで活躍
した。この四重奏団はシュナイダーハンからワルター・バリリ(1921-)に引き継
がれバリリ四重奏団として活躍した。

78CDR-3595
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
イッサイ・ドブローウェン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
米COLUMBIA 68376/8-D(英COLUMBIA LX407/9と同一録音)
(1934年6月13日ウィーン録音)
(オーケストラ・パートに音割れあり)
ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)はポーランド生まれ。ヴァイオリンを
自在に操り、聴き手を自らの世界に引き込んでいく魔術的な演奏は1895年にブラ
ームスのヴァイオリン協奏曲を作曲家の前で弾いて作曲者を唸らせた。フーベル
マンは1892年10歳の時に大ヴァイリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)の
指揮でベルリンにデビューした。活動拠点をウィーンに置いていたが、ナチスの
台頭後パレスチナに移り、ドイツを追われたユダヤ系の音楽家のためにオーケス
トラを組織した。それが現在のイスラエル・フィル。フーベルマンはこのシリー
ズでJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番(78CDR-3228)、ベートーヴェン:ヴァ
イオリン協奏曲(78CDR-3128)と「クロイツェル・ソナタ」(78CDR-3006)、ラロ:
スペイン交響曲(78CDR-3040)、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-
3077)、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(78CDR-3021)、他が出ている。

78CDR-3596
シベリウス:
響曲第2番ニ長調作品43
カレリア組曲作品11-間奏曲
ロベルト・カヤヌス指揮
管弦楽団
米COLUMBIA 67833/7-D(英COLUMBIA LX50/4 と同一録音)
(1930年5月27-8日録音)
ロベルト・カヤヌス(1856-1933)はフィンランドの作曲家で指揮者。同国の作曲
家シベリウス(1865-1957)の先輩にあたり、英国コロンビアに入れたシベリウス
の交響曲第1番と第2番はこれら曲の世界初録音だった。これはその中の一曲。
カヤヌスは1930年代になって英HMVが企画した「シベリウス協会」全6巻(SPレ
コード105枚組)の第1巻と第2巻で交響曲第3番、第5番と第7番に加え、交響詩
「ポヒヨラの娘」と「タピオラ」をロンドン交響楽団を指揮して録音(SP14枚)
したが、以降の巻はカヤヌスの死去によって他の指揮者に代わった。この「シベ
リウス協会」を推進した中心人物はロベルト・カヤヌスに他ならなかったと思う。
シベリウスの交響曲第2番という名曲の原点にあたる演奏を本シリーズに加えた。

33CDR-3597
オネゲル:チェロ・ソナタ
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
ギ・ファロ(チェロ)
モニーク・ファロ(ピアノ)
仏 VEGA C30 A310(Mono)
(1961年5月パリ録音)
(全体にノイズあり)
ギ・ファロ(1927-)はフランスのチェロ奏者。ナンシーに生まれ。 9歳でスイス
のローザンヌ音楽院に入り、14歳の時妹のモニークと共にジュネーヴのコンクー
ルのソナタ部門で一等賞を得た。1946年パリ音楽院に入りポール・バズレール
(1886-1958)教授のクラスで一等賞を得た。バズレールはピエール・フルニエ
(1906-1986)の師としても知られている。1970年左腕の故障で演奏活動中止を余
儀なくされたが、その後世界中でピアニストのリタ・ロッサと共に演奏活動をし
ながら、スイスのジュネーヴとローザンヌの音楽院で後進の指導にあたった。
これはギ・ファロが全盛期に残した数少ない録音の一枚で、20世紀のチェロ・
ソナタの名作3曲が一枚に収録された貴重な名盤の復刻。

33CDR-3598
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
オシー・レナルディ(ヴァイオリン)
米 LONDON LPS423(No.1)(Mono)
英 DECCA LM4536(No.3)(Mono)
(1950年5月25-26日=No.3 、1951年6月6-7日=No.1 ロンドン NW6デッカ・スタジ
オ録音)
オシー・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。1932年
13歳の時にウィーンでデビュー。1937年にアメリカに移住した。1941年米国陸軍
に入隊、2年後に除隊しステージに立った。レナルディが最も評判をとったのが
カーネギー・ホールの演奏会で弾いたパガニーニの「奇想曲」だった。レナル
ディは英デッカにブラームスのヴァイオリン協奏曲をシャルル・ミュンシュ指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と1948年に録音した(78CDR-3141)。
レナルディは将来を嘱望されたアーティストだったが1953年自動車事故で世を
去った。享年33歳。

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