クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-03 No.15

2006年03月20日 16時01分36秒 | Weblog
<MOS>
MOS18402 \1350
チャイコフスキー:聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼
チャイコフスキー:聖ヨハネス・クリュソストムスの典礼
ポリャンスキー指揮ソビエト文化省室内合唱団 1990年

MOS18731 \1350
ラフマニノフ:交響曲第1番
ラフマニノフ:幻想曲「岩」
キタエンコ指揮モスクワ・フィル 1984/86年

MOS19401 \1350
アルチョモフ:レクイエム(1986年作曲)
ヴィクトル・ポポフ指揮モスクワ合唱学校スヴェシニコフ少年合唱団
ペトラス・ビンゲリス指揮リトアニア・カウナス国立合唱団
キタエンコ指揮モスクワ・フィル 1989年
アルチョモフ(1940- )はモスクワ生まれ。モスクワ音楽院でニコライ・
シデリニコフに学ぶ。19世紀ロシアの民族音楽が色濃く反映された
作風にて一般大衆に受け入れられ易い作風。

MOS20006 \1350
ラフマニノフ:「鐘」 1979年
ラフマニノフ:カンタータ「春」 1984年
アレクセイ・マスレンニコフ(tenor) ガリーナ・ピサレンコ(soprano)
セルゲイ・ヤコヴェンコ(baritone) ユルロフ合唱団
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 

MOS20011 \1350
スクリャービン:交響曲第1番
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 1963年





<SOMM>
SOMMCD 046 \2080
R・シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18(*)
ラフマニノフ(1873-1943)/ワジム・ボリソフスキー編曲:
チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(ヴィオラとピアノのための版)(+)
ラフマニノフ/ユーリー・ジスリン編曲:
ヴォカリーズ Op.34 No.4(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための版)(*/+)
ユーリー・ジスリン(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
ジョージ=エマニュエル・ラザリディス(ピアノ)
録音:2005年1月28-29日、ロンドン、ウォルザムストー、聖マリア教会
ユーリー・ジスリン(1974年生まれ)はモスクワ・グネーシン音楽学校で学ん
だ後、英国のロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックで父グリゴリー・ジス
リンらに師事、数々の国際コンクールに入賞。現在は母校ロイヤル・カレッジ
・オヴ・ミュージックの教授、スペインのエバリスト・バリェ国際音楽祭の芸
術監督を務めながら演奏活動を行っています。ジョージ=エマニュエル・ラザ
リディスはギリシャ生まれのピアニストで、作曲家でもあります。
「ヴォカリーズ」ではジスリンがヴァイオリンとヴィオラを多重録音していま
す。

SOMMCD 047 \2080
エリザベス朝の花環
エリザベス朝の詩による5世紀にわたるマドリガル、グリー&パートソング集
ジョン・ベネット(1575頃-1614):すべての被創造物は今
ジョン・ファーマー(1570頃-1601):一人のかわいい娘が
ジョン・ウィルビー(1574-1638):ご婦人よ、私はバラを見ていると
トマス・ウィールクス(1576頃-1623):ロビン・フッドが
ジョン・ウィルビー:さようなら、かわいいアマリリス
ジョン・ファーマー:美しいフィリス
ジョン・ベネット:涙を流せ、わが目よ
リチャード・ジョン・サミュエル・スティーヴンス(1757-1837):
まだらの蛇たちよ/疑え、星は炎なのではないかと
ウィリアム・シールド(1748-1829):かわいそうなバーバラ
ウィリアム・ホーズリー(1774-1858):緩やかで爽やかな泉
伝承曲/コットン編曲:君が眼にて酒を汲めよ (セリアに)
シューベルト(1797-1828)/コットン編曲:聞け、ひばり/シルヴィア
グノー(1818-1893)/コットン編曲:私の恋人は私の心を持っている
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/コットン編曲:
竪琴を持ったオルフェウスは
プーランク(1899-1963)/コットン編曲:フランシー
ウォルトン(1902-1983)/コットン編曲:緑の森の木の下で
リチャード・パンチェフ(1959-):エリザベス朝の5つの詩
クラークス・オヴ・クライストチャーチ
録音:2004年2月20-22日、セント・エドワーズ・スクールの礼拝堂
オックスフォード・クライストチャーチ聖歌隊員によって2001年に結成された
クラークス・オヴ・クライストチャーチのデビュー・アルバム。彼らはSOMMと
専属契約しており、次のディスクはタリスの「聖歌集(カンツィオネス・サク
レ)」とのことです。

SOMMCD 048 \2080
ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28(1907)
サロン小品集 Op.10(1893-1894)
マーティン・カズン(ピアノ)
録音:2004年10月24-26日、カナダ、バンフ・センター
マーティン・カズンはスコットランドに生まれ、ロイヤル・カレッジ・オヴ・
ミュージックで学んでいる頃から演奏家として頭角を現したピアニスト。アカ
デミー賞を受賞した映画「シャイン」で主人公がラフマニノフのピアノ協奏
第3番を弾くシーンで「手の吹き替え出演」をしたのは、この人です。




<ONA DIGITAL>
ODCD 34 \2180
ソル・フランシナイナ合唱団
ロドヴィーコ・ヴィアダーナ(1564-1645):
義人らよ、歓呼せよ(4声)[Exultate justi]
クノール・フォン・ローゼンロート:
おお、わが恋人の愛よ[O du Liebe meiner Liebe]
J・S・バッハ(1685-1750):御身をかくも打ちしは誰ぞ
グレゴリオ聖歌:
マニフィカト(カルメル派の唱法によるファルソボルドーネ付き4声)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
聖母マリアの晩課 から アヴェ・マリス・ステラ(8声)
伝承曲:重荷/誰の祈りも聞こえない(シャビエ・アメングァル編曲)
主がいないならば何ができようか
大いなる日(シャビエ・アメングァル編曲)/あなたがいるところ
誰も知らない/わが主よ、なんという朝か/わが救い主を見たならば
行けよ、モーゼ
マルク・ヴァケ(指揮)
ソル・フランシナイナ合唱団
ミケル・ブルネット(ピアノ)

ODCD 61 \2180
4手連弾&2台のピアノのための作品集
ペレ・ティントレール(1814-1891):
ピアノ4手連弾のための4つのソナティナ第1集(*)/同第2集
バルタザール・サンペール(1888-1966)/フランセスク・ブランコ編曲:
ピアノ4手連弾のためのマヨルカの歌謡・舞曲組曲 から(*)
So de pastera (Sóller),Ball de sa cisterna(Artà)
ジャウメ・マス・ポルセル(1909-1993):2台のピアノのためのバラード(*)
アルヴェルト・ギノヴァルト(1962-):
ピアノ4手連弾のための組曲「夜が明けるとわれらは去る」(*)
M・ビクトリア・コルテス、フランセスク・ブランコ(ピアノ)
パルマ・デ・マヨルカ生まれのコルテス(1972年生まれ)とブランコ(1970年
生まれ)によるデュオ。ティントレール、サンペール、マス・ポルセルは同じ
くパルマ・デ・マヨルカ生まれ、ギノヴァルトはカタルーニャの作曲家です。

ODCD 103 \2180
アストル・ピアソラ(1921-1992):ピアノのためのタンゴ集
ブエノスアイレスの春/ブエノスアイレスの夏/ブエノスアイレスの秋
ブエノスアイレスの冬/アルフレード・ゴッビの肖像/天使のミロンガ
天使の死/天使の復活/セ・ラムール/アディオス・ノニーノ
ダビード・ゴメス(ピアノ)
スイス生まれのスペイン系ピアニスト、ダビード・ゴメスはピアソラの弟子
レル・クラーイェンホフから教えを受けたことがあります。

ODCD 118 \2180
聖フランセスク少年聖歌隊、教会音楽を歌う
アントニ・マルトレイ:通常文ミサ
民謡/アントニ・リエーラ編曲:シビラの歌
ジャック・ベルティエ-オトマール・ファウルスティヒ:
愛と慈しみのあるところ[Ubi Charitas]
グレゴリオ聖歌-J・S・バッハ:来たれ、聖霊よ
ゾルターン・コダーイ:アヴェ・マリア
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:アヴェ・マリア
アントニ・マルトレイ:われは命の糧なり[Ego sum Panis Vivus]
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:わが目はくもり[Caligaverunt]
アントニ・マルトレイ:
イエス・キリストはわれらを愛したもう[Jesu Christ ens ha estimat]
セザール・フランク:天使の糧
エルガー:アヴェ・ヴェルム
アントニ・マルトレイ:常にたたえ歌う[Cantem sempre les lloances]
ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」から アレルヤ-アーメン
アントニ・マルトレイ:Som Cantaires de Mallorca
アントニ・リエラ(指揮)
聖フランセスク少年聖歌隊
アルナウ・レイネース(オルガン)
聖フランセスク少年聖歌隊は1965年、アントニ・リエラにより創設。パルマ・
デ・マヨルカの聖フランセスク校(Col・legio/Colegio;小中学校に相当する
8年制の学校)の生徒と卒業生で構成されています。

ODCD 122 \2180
交響楽団とともに バレアレス諸島学生合唱祭
マネル・カンプ編曲:世界の民謡組曲(*/#)
サルバドール・ブロトンス編曲:バレアレス民謡集(*/#)
マネル・カンプ編曲:世界の民謡組曲(+)
サルバドール・ブロトンス編曲:バレアレス民謡集(+)
マネル・カンプ編曲:世界の民謡組曲(#)
サルバドール・ブロトンス編曲:バレアレス民謡集(#)
コンセプシオ・オリベル・ロカ(指揮(*))
アルベルタ少女合唱団(*)
サルバドール・ブロトンス(指揮(+))
パレアレス・シュタット・デ・パルマ交響楽団
バレアレス諸島学生合唱団合同(+)
水谷優子(ピアノ(#))
録音:1999年6月6日、リュク、ライヴ(+)
合同演奏ではアルベルタ少女合唱団ほか合計7つの学生合唱団が参加していま
す。水谷優子はマヨルカ島で活躍するピアニストです。

ODCD 161 \2180
ブルー・クリスマス
バルタザール・ビビローニ:
組曲「今こそクリスマス」[Ara que és Nadal]
(バレアレス諸島のクリスマス・キャロルによる)(*)
伝承曲:シビラの歌(断章)(+)
ガブリエル・ミラーイェス:天使のお告げ(+)
ジャウメ・パロウ:キリストの生誕(+)/クリスマス、クリスマス(+)
セザール・フランク:聖母は揺らす(+)
アントニ・ニコラウ:花々の間に(+)
バリー・サージェント(指揮(*))
バルタザール・ビビローニ(指揮(+))
リュク聖堂少年聖歌隊《Blauets (Blue Boys)》
カメラータ・サ・ノストラ(*)
アルナウ・レイネース(オルガン(+))

ODCD 167 \2180
ベルナート・ジュリア:カンタータ「ヌレドゥーナ」
パウラ・ロッセーヨ(ソプラノ)
ジョセプ・フェレール(バス)
アスアニスラス・アラエス(テノール)
ガブリエル・アギレーラ(バリトン)
ベルナート・シフレ(語り)
フィリップ・ベンデル(指揮)
パレアレス・シュタット・デ・パルマ交響楽団
カペーヤ・マヨルキーナ
テアトレ・プリンシパル合唱団

ODCD 170 \2180
聖フランセスク校創立50周年記念
M・マソッティ=リトル編曲:エル・ビート/ラ・バンバ
リチャード・ロジャース:エーデルワイス
バルタザール・ビビローニ編曲:Ton pare no té nas
ジョスリー編曲:Gronxa"M"(*)
A・ペレス・モヤ編曲:ナイチンゲール[Rossinyol]
ライモン/M・オルトラ編曲:D'un temps d'un pais
ジェスター・ヘアストン編曲:アーメン(*)
リチャード・ロジャース/F・ビラ編曲:ブルー・ムーン
アントニ・マルトレイ:ゆりかごのマドリガル
グティエレス編曲:Alma llanera
エイトール・ヴィラ=ロボス編曲:Estrella é lua nova
シューベルト:夜
アントニ・マルトレイ編曲:涼しい夜明け
ジョアン・マリア・トマース:沈黙の声(メゾソプラノ独唱)(*)
シャビエ・モンサルバーチェ:
黒人の子供のための子守歌(メゾソプラノ独唱)(*)
/ハバネラの調子で(同)(*)
ミケル・トルテイ/ジョアン・マリア・トマース編曲:朝の歌
フランシスカ・アロマール(メゾソプラノ(*))
アントニ・リエラ(指揮)
聖フランセスク少年聖歌隊
ジョアン・ロチ(ピアノ(*))

ODCD 174 \2180
現代カタルーニャの5人の女性作曲家による歌曲集
マティルデ・サルバドール(1918-)、メルセ・ポンス・ラミス(1968-)、
カルメ・フェルナンデス、M・ローザ・リバス、
マリオナ・ビラの作品(全22曲)
ジョアナ・M・リャブレース(ソプラノ)
M・ビクトリア・コルテス(ピアノ)
録音:2002年9-10月、ブニョーラ、オナ・ディジタル・スタジオ

ODCD 231 \2180
デレク・ブルジョワ(1941-):フェラニッチ・ファンタジー 吹奏楽作品集
セレナード(*)/カリプソ Op.60(1978)(*)
マヨルカ Op.203(民謡によるシンフォニック・ファンタジー;2003)(*)
メトロ・ノウム[Metro Gnome]Op.162(1999)(*)
ハファブラ序曲 Op.174(2001)(+)/フェラニッチ・ファンタジー Op.183(+)
ペレ・シキエ(指揮(*))
デレク・ブルジョワ(指揮(+))
フェラニッチ吹奏楽団
意外にも当レーベルから吹奏楽界で人気の英国の作曲家ブルジョワが登場。マ
ヨルカ島のフェラニッチ吹奏楽団のために書いた「フェラニッチ・ファンタジ
ー」を自ら指揮しています。
パソコンで解説等が読めるエンハンストCD仕様。ビデオクリップも収録されて
いますが、環境によっては再生できないことがございますので、あらかじめご
了承ください。

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06-03 No.14-1

2006年03月17日 15時40分13秒 | Weblog
<TELARC>
CD80618 \2080
SACD60618(SACD-Hybrid) \3350
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
同:ルイヴィルのためのファンファーレ
シンシナティ交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2005年5月
現在もっとも注目される指揮者のひとり、パーヴォ・ヤルヴィの最新作。こ
こではハンガリーの民族的な要素をとりいれながら、独自の作風をつくりあ
げたバルトークの「管弦楽のための協奏曲」とポーランド出身の現代作曲家
ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」を一枚のアルバムに収録しまし
た。バルトークの演奏では高い評価を受けてきたP.ヤルヴィだけに今回も大
変に期待できる一枚です。最近の新譜からも分かるように、旺盛な表現意欲
からなのか一つひとつのフレーズが実に生き生きとしており、漫然と流れる
瞬間がまったく無いといっても過言ではないP.ヤルヴィ演奏には、ラトルや
ヤンソンス等に比肩する才能と高いスキルを感じさせられます。オケコン・
ファン必聴です!

CD80669 \1350
エメラルドの小島-The Emerald Isles
1. Simple Gifts  ゴールウェイ(Fl) 
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
2. O’Farrell’s Welcome to Limeric  
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
3. Danny Boy  マクデルモット(T) 
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
4. Irish Party in Third Class from Titanic  
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
5. Take Time to Be Holy モルモン・タバルナクル合唱団&管弦楽団
6. Scollay’s Reel/King of the Fairies/Old Grey Cat/The Dance Goes On
ガリレイ・アンサンブル
7. Spatter the Dew  D.ラッセル(G)
8. Whiskey, You’re the Devil  D.ラッセル(G)
9. フィールド:ピアノ協奏曲第2番-Poco Adagio  オコンナー(Pf)
10. Cherish the Ladies D.ラッセル(G)
11. The Seagull Jig エンパイア・ブラス五重奏団
12. The Last Rose of Summer
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
13. The Bucks of Oranmore D.ラッセル(G)
14. Irish Tune from Count Derry (Danny Boy)
スラットキン/セント・ルイス交響楽団
ここのところ、コンピレーションのヒットを連発しているテラークのシリー
ズ続編。今回は、エメラルドの小島と題されたアイルランドに関係が深い音
楽を集めたもの。どのトラックも一流の演奏者のものが使用されています。
例によって、うれしいミッド・プライスでの発売です!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80080 \1350
パッヘルベル:カノン
ボロディン:弦楽合奏のためのノクターン(弦楽四重奏曲第2番より)
ヴォーン=ウィリアムズ:「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
チャイコフスキー:弦楽セレナード 作品48
セントルイス交響楽団
指揮:レナード・スラットキン

CD80193 \1350
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
オラシオ・グティエレス(Pf)
ボルティモア交響楽団/指揮:デイヴィッド・ジンマン

CD80218 \1350
ジグー:グラン・コア・ディアローグ(大合唱の応答)
デュプレ:英雄詩 作品33
プーランク:フランス組曲
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」より、主よ、われを助け給え
テレマン:英雄的音楽
ホヴァネス:聖グレゴリウスの祈り
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
パーセル:
頌栄(詩篇100番)によるヴォランタリー、トランペット・チューンとベル・
シンフォニー
R.シュトラウス:祝典入場曲
カーク=エラート:いざもろびと、神に感謝せよ
カンプラ:リゴードン
マイケル・マレイ(Org)
エンパイア・ブラス

CD80402 \1350
わが夢の都ウィーン-ヴァイオリン名曲集
レハール:
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲 ロ短調 、ハンガリー幻想曲、
コンサート・ポルカ
クライスラー:
真夜中の鐘、踊る人形、中国の太鼓、愛の悲しみ、ウィーン奇想曲、
美しきロスマリン、カルティエの様式によるティセ、愛の喜び、
レハールのフランスキータからのセレナーデ、ウィーンのメロディ、
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
J.シュトラウス:ウェディング・プレリュード
ジーツィンスキー: わが夢の都ウィーン
ロバート・マクダフィ(Vn)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル




<DELOS>
DE3250 \2080
French Imperssions -ドビュッシー&ラヴェル ギター・アレンジ集
ドビュッシー:
亜麻色の髪のおとめ、子供の領分、アルバムのページ、
練習曲-反復する音符のための、エレジー
ラヴェル:
亡き王女のためのパヴァーヌ、ワルツ-ボロディン風に、前奏曲、
マ・メール・ロワ、ハイドンの名によるメヌエット
ポール・ガルブレイス(Gt)
世界的ギタリスト、ガルブレイスのニュー・アルバム。ドビュッシー&ラヴェ
ルのピアノ曲をギターにアレンジした作品を8弦ギターで演奏した作品集です。
選曲も、超有名曲から少々珍しい作品にまでわたっており、ギターの優しい響
きに非常にマッチしています。
ガルブレイスの8弦ギターは、デイヴィッド・ルビオとの共同でデザインされ
たもので、最高音と最低音それぞれにエクストラの弦が追加されています。





<Chandos>
CHAN 10378 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲第9番Op.70/ピアノ協奏曲第1番Op.35/映画音楽《コルジーンキナの
出来事》Op.59より組曲/アレクサンドル・ダヴィデンコの2つの合唱曲の
編曲Op.124
タチアナ・ポリャンスキー(ピアノ)、
ウラディーミル・ゴンチャロフ(トランペット)、
ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、
エレーナ・アダモヴィチ(ピアノ)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、
ロシア国立交響楽団、ロシア国立シンフォニック・カペラ
ノセダ&BBCフィルに続く生誕100年記念リリースはなんとポリャンスキー父娘
の共演。そしてロシアの伝説、ゴンチャロフのトランペットが炸裂する!
シャンドスによる生誕100年記念アルバム第2弾はショスタコーヴィチの交響曲
の中でも知名度の高い「交響曲第9番」、ピアノ協奏曲というタイトルにも拘
らずトランペット独奏を必要とする「ピアノ協奏曲第1番」を中心としたライ
ンナップ。演奏は前作のノセダ&BBCフィルからシャンドスのロシア・レパー
トリーにおいて最も目覚しい活躍を見せるポリャンスキー&ロシア国立交響楽
団にバトンタッチ。今回の収録曲の中で特に興味深い作品は個性派アーティス
トがずらりと揃った「ピアノ協奏曲第1番Op.35」だろう!
ピアノ・ソロにはポリャンスキーの娘であるタチアナ・ポリャンスキーを抜擢
し、シャンドス初期の名盤として名高いマクシム&ドミトリーJrの親子共演盤
(CHAN 8357)に対抗しうる?ポリャンスキー父娘の共演が実現。
そして注目のトランペット・ソロには長きに渡ってモスクワ放送交響楽団の主
席トランペット奏者としてその名と豪快なサウンドを轟かせてきたウラディー
ミル・ゴンチャロフが登場!既にモスクワ放送響を退団してしまったゴンチャ
ロフだが、過去に同響とピアノ協奏曲第1番を録音しており、今回のロシア国
立響との共演は(恐らく)自身2度目の録音となる。

CHAN 10363 \2080
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):宗教合唱作品集 ――
6つのアンセムOp.79/わが祈りを聞きたまえ/死んだ人たちは幸いである
Op.115-1/主に向かって喜びの声をあげよ/ドイツ・ミサ/アヴェ・マリア
Op.23-2/モテット《主をほめたたえよ》Op.39-2/マニフィカトOp.69-3/
3つの詩篇Op.78
リチャード・マーロウ(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
シャンドス・デビュー第1弾となったデュリュフレの合唱作品集(CHAN 10357)
がリリース以来じわじわと評価を高めてきており、既にシャンドス合唱レパー
トリーの中核的存在として存在感を発揮しているマーロウ&ケンブリッジ・ト
リニティ・カレッジ合唱団。
同コンビのシャンドス第2弾は歌劇やオラトリオを中心に高い芸術性を見せる
メンデルスゾーンの合唱作品を集めた作品集。普段はあまり演奏されない知ら
れざる作品も収録されており、合唱ファンや関係者にとっては選曲などでも重
宝する粋な選曲となっている。
ニュートンの出身校としても知られ、1332年からの長き歴史と伝統を持つトリ
ニティ・カレッジが誇る名門合唱団。これからのシャンドスを支えるであろう
素晴らしき歌声に浸っていただきたい!合唱ファン&関係者必聴!

CHAN 10376 \2080
シリル・スコット(1879-1970):管弦楽作品集Vol.2 ――
ピアノ協奏曲第1番/交響曲第4番(世界初録音)/ある朝早く
ハワード・シェリー(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCフィルハーモニック
管弦楽作品集Vol.1(CHAN 10211)のリリースが日本でも反響を呼び、その名
が再び広まったシリル・スコット。イギリス印象主義の作曲家として活躍し
1920年代から30年代にかけては盛んに演奏が行われていたスコットの作品だが、
現在ではまだまだその作品に出会える機会は少なくシャンドスからリリースさ
れる当シリーズは貴重である。前回と同じブラビンズ&BBCフィルに加えてピ
アノ協奏曲のソリストにはハワード・シェリーを迎え、万全の陣容でリリース
されるイギリス音楽ファン必眉の第2集!ちなみに交響曲第4番は今回のリリー
スが世界初録音となる。

CHAN 0727 \2080
フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):歌劇《共和制の勝利》
サロメ・ハラー(ソプラノ)、アントネラ・バルドゥッチ(ソプラノ)、
ギュメット・ロランス(メゾ・ソプラノ)、サクラダ・マカト(テノール)、
クラウディオ・ダヌーザー(バリトン)、
フィリップ・フッテンロッハー(バス)、
アルノー・マルツォラッティ(バス)、
ディエゴ・ファソリス(指揮)、
イ・バロッキスティ、ルガノ・スイス放送合唱団、カリカントス合唱団
バロック時代末期から初期ロマン派の時代を生きたベルギー生まれのフラン
スの作曲家ゴセックのオペラが登場。約30曲の交響曲を作曲するなど、フラ
ンスにおける交響曲の礎となった作曲家として知られており、最近ではカプ
リッチョからリリースされたコンチェルト・ケルンの演奏による交響曲集
(71063)が大きな話題となるなど再評価の機運が見受けられる。ゴセック
は1780年代に入ると交響曲の作曲からオペラの作曲へ比重を傾け始め、
1794年に作曲されたのが今回リリースとなる「共和制の勝利」。作品として
はタイトルの通りフランス革命を讃えた内容を持ったオペラであり、ゴセッ
クのオペラを知るための非常に貴重な録音である。

●Chandos 2for1
CHAN 241-33 2枚組 \2080
E・エルガー:木管五重奏のための作品全集 ――
ハーモニー・ミュージック第1番/同第2番/同第3番(断章)/同第4番《農
家の庭》/同第5番/5つの間奏曲/アダージョ・カンタービレ《ミセス・ウィ
ンズローの鎮静剤》/アンダンテと変奏曲《イヴシャム・アンダンテ》/6つ
のプロムナード/4つの舞曲
アテナ・アンサンブル
CHAN 6553、CHAN 6554と2枚で分売されていた“Collect”シリーズのベスト・
セラー盤が“2for1”シリーズで装いも新たに再登場!

CHAN 241-32 2枚組 \2080
ザ・エッセンシャル・デュカス ――
P・デュカス:
ぺリのファンファーレ/バレエ音楽《ペリ》/魔法使いの弟子/交響曲ハ長調
/序曲《ポリュクト》/ピアノ・ソナタ ホ短調/ハイドンの名による悲歌的
前奏曲/牧神の遥かな嘆き
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、
BBC フィルハーモニック、アルスター管弦楽団
「魔法使いの弟子」、「ペリのファンファーレ」などで親しまれているデュカ
スの作品が“2for1”シリーズでセット化再発売。





<PentaTone>
PTC 5186 076(SACD-Hybrid) \2850
D・ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調Op.103《1905年》
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
ショスタコーヴィチが書き上げた15曲の交響曲全ての録音を行っていくペンタ
トーンのチクルスは、オーケストラをロシア・ナショナル管弦楽団で固定。各
リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行
されるプランとなっている。
シリーズのリリース第1弾となる今回の交響曲第11番でタクトを執るのはロシ
ア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフ。交響曲第11番は、
1905年に起きた「血の日曜日事件」を題材とした標題音楽的要素を持つ4楽章
形式からなる交響曲である。
お互いの特徴を知り尽くしたプレトニョフ&ロシア・ナショナル管のコンビ
は、チクルスのスタートに相応しい。今後も大物指揮者の登場が予定されて
おり注目を浴びる全集となることだろう!2005年2月14日に行われたコンサー
トを収録したライヴ録音。

PTC 5186 068(SACD-Hybrid) \2850
D・ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番ヘ短調Op.10/交響曲第6番ロ短調Op.54
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
プレトニョフの指揮による第11番に続くペンタトーンのショスタコーヴィチ・
チクルス第2弾は俊英ユロフスキーが指揮台に立つ!
現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル主席客演指揮
者、そしてロシア・ナショナル管主席客演指揮者のポストにあり、世界中で
評価急上昇中のユロフスキ。
ペンタトーンへのデビュー・タイトルとなった前作(PTC 5186 061)はチャ
イコフスキーの組曲第3番&ストラヴィンスキーのディヴェルティメントとい
う玄人好みの選曲であったが、今回もショスタコの1番&6番というユロフス
キらしい粋なカップリング。
ロシア・ナショナル管を率いて壮大なスケールで繰り広げられるであろうショ
スタコーヴィチ。期待されたし!

PTC 5186 052(SACD-Hybrid) \2850
J・シュトラウス2世:ワルツ集 ――
皇帝円舞曲Op.437/ウィーンの森の物語Op.325/芸術家の生活Op.316/北海
の絵Op.390/美しく青きドナウOp.314/南国のバラOp.388
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、ウィーン交響楽団
ブルックナーの交響曲第7番”(PTC 5186 071)がグラミー賞において、
「Best Orchestral Performance」と「Best Engineered Album」の2部門にノ
ミネートされるなど演奏、録音の両面から世界的な評価を受けたクライツベル
ク&ウィーン交響楽団。
これまでブルックナーやワーグナーなど重量級のプログラムのリリースが中
心だったクライツベルクのワルツ集。これまでとは一味違った爽やかな風を
聴き手に届けてくれるアルバムである。

PTC 5186 151(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
J・ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第2番イ長調Op.26/同第3番ハ短調Op.60
ワルター・トランプラー(ヴィオラ)、ボザール・トリオ
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新
作。1973年6月スイスでの録音。





<Etcetera>
KTC 4015 \2180
W・A・モーツァルト:
幻想曲ニ短調K.397(※)/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進
曲付き》(※)/ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調K.570(§)/幻想曲ニ短調
K.397(§)/アダージョ ロ短調K.540(※)
トム・ベギン(フォルテピアノ)
モーツァルトがザルツブルクと決別しウィーンに定住した直後から演奏、作
曲に愛用していたとして知られているアントン・ワルター製のフォルテピアノ。
ここで使用されているフォルテピアノは、“アントン・ワルター1782年製”の
フォルテピアノをベルギーのクリス・マーネが2005年に製作したというレプリ
カである。
復元楽器、レプリカによるオリジナル演奏のスペシャリストであると同時に、
カリフォルニア大学、マギル大学(助教授)で研究を続けるトム・ベギンは、
2000年から開始していたプロジェクトのリサーチの結果、1780年を境にモー
ツァルトが使用していたフォルテピアノにもメカニックの変化があったので
はないかという考えにたどり着く。
そこでトム・ベギンとレプリカの製作者であるクリス・マーネはウィーン式
と呼ばれる「プレルメハ―ニク」(ニー・レバー)と、後に現在のピアノに
使用されているアクションへと発展する「シュトースメハニーク」(ハンド
・ストップ)を作品によって使い分けて録音を行うという世界初の試みを実
現させたのである! 
(※)=「シュトースメハニーク」での演奏。(§)=「プレルメハニーク」
での演奏。
特に両方のアクションを用いた2種類の演奏が収録されている「幻想曲ニ短調
K.397」を聞き比べていただければその音色の違いを実感いただけることだろ
う。
またクリス・マーネによって行われたチューニングはなんと驚きのa=430!
モーツァルト・イヤーにまた1枚注目のタイトルが登場である。
(当ディスクには演奏に起因する音が収録されているトラックがございます。
ご了承下さい。)

KTC 1294 \2180
レパートリー ――
アントニオ・ラウロ(1917-1986):セイス・ポル・デレーチョ
ローラン・ディアンス(1955-):リブラ・ソナチネ
A・ピアソラ:タンゴ組曲
エデュアルド・セインツ・ドゥ・ラ・マーサ(1903-0982):ハバネラ
レオ・ブローウェル(1957-):性格的な舞曲
H・ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番-第5番
エステル・ステーンベルヘン(ギター)、
エリック・カルマス(エレキ・ベース&フレットレス・ベース)、
エンリケ・フィルピ(カホン&ドラム&打楽器)、
エリック・ファールゾン・モレル(フラメンコ・ギター)、
ロエル・カルテル(ウドゥ&打楽器)
ギター版シューベルト(KTC 1256)では「美しき水車小屋の娘」(2本のギタ
ーとバリトン版)、「アルペジョーネ・ソナタ」(2本のギター版)といった
大曲を見事にこなしたオランダの女流ギター奏者ステーンベルヘンのソロ・
アルバム。
クラシカル・ギター奏者にとっての重要レパートリーが満載のこのアルバム。
リズム・セクションも切れ味の鋭いで演奏でステーンベルヘンをサポート。
エトセトラには珍しいディジパック仕様でのリリースとなるこのアルバム。
ギター奏者は必携!

KTC 1291 \2180
フランク・ヌイツ(1957-):
2台ピアノのための《ラスタパスタ》/ピアノ・ソナタ第3番/同第2番
大宅さおり(ピアノ)、ベンジャミン・ファン・エッサー(ピアノ)
ベルギーの現代作曲家ヌイツのピアノ作品集。「ラスタパスタ」と「ピアノ
・ソナタ第2番」ではベルギー音楽を積極的に取り上げるなどソリスト、室内
楽奏者として国内外で活躍中の日本人女流奏者大宅さおりが演奏を聴かせる。





<AGPL>
AGPL 1-006 \2180
F・シューベルト:チェロとピアノのための作品集 ――
アルペジョーネ・ソナタ イ短調D.821/ソナチネ第1番ニ長調D.384(ゴロホ
フ編)/ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934(ゴロホフ編)
レオニード・ゴロホフ(チェロ)、ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
1986年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門の第1位である旧ソ連の名手レ
オニード・ゴロホフとベートーヴェン、スカルラッティなど新たなレパート
リーを聴かせてくれたデミジェンコのデュオ・アルバム。ゴロホフとデミジェ
ンコのデュオはASV Goldからラフマニノフ&ショスタコーヴィチ&シュニト
ケのロシア・アルバム(GLD 4006)もリリースしている。

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06-03 No.14-2

2006年03月17日 15時39分40秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 071(SACD-Hybrid) 特価 \1280
トマス・タリス(1505-1585):
40声のモテット《御身よりほかにわれは》
キングズ・シンガーズのインタビュー
キングズ・シンガーズ
40声のモテット「御身よりほかにわれは」は、5声×8パート=40声(5声の合
唱団が8グループ)という壮大なスケールで作曲されたトマス・タリスの代表
作品。40声部それぞれが独立した旋律を持ち、重厚なハーモニーを重ねて行く
この作品は、対位法による作曲を得意とし数々の名作を生み出してきたタリス
だからこそ作り上げることの出来た作品である。
今回リリースとなるこの録音ではキングズ・シンガーズが多重録音をフル活用。
なんと6人で40声を再現させてしまったという驚異的な演奏を収録している。
タイムズ紙のレビューでは「キングズ・シンガーズの6人による多重録音が効
を奏した素晴らしい演奏」と今回の多重録音の試みと録音を絶賛。
4.0チャンネル・サラウンドでは次々と溢れてくる音の洪水が見事に再現され
ており、抜群の効果を実感することが出来る。もちろん通常の2チャンネル・
ステレオでも多重録音の絶大なる効果と素晴らしい演奏を堪能可能!ボーナ
ス・トラックとしてキングズ・シンガーズのインタビュー(約6分)を収録。

SIGCD 074 2枚組 \4360
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》(モーツァルト編曲版K.572)
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、フェリシティ・パルマー(アルト)、
フィリップ・ラングリッジ(テノール)、ロバート・ロイド(バス)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、ハダースフィールド合唱協会
ヘンデルの声楽作品の中で最も親しまれている「メサイア」をモーツァルトが
編曲を行い、1789年に発表を行ったいわゆる「モーツァルト版メサイア」であ
る。昨今あまり耳にする機会の少ないモーツァルトによる編曲版の主な特徴は、
原曲の合唱部分の添削を行い、新たに数種類の管・打楽器を加えて2管編成の
スコアに書き換えたことである。
演奏は巨匠マッケラスが率いるロイヤル・フィル&ハダースフィールド合唱協
会に加えて、フェリシティ・ロットやフィリップ・ラングリッジなどソリスト
にも超優秀アーティストが起用されている。モーツァルト・イヤーの今年、
違った視点からモーツァルトが関係した作品に注目してみるのも面白いだろ
う。1988年1月1日から5日にかけてロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで収
録された録音のニュー・リマスター・ヴァージョン。

SIGCD 072 \2180
優雅な時間-サラ・コノリー・ライヴ・リサイタル ――
J・ハイドン:ナクソスのアリアンナ
J・ブラームス:
セレナード、谷間に、夢にさまよう人、野にひとりいて、古き恋、5月の夜、
永遠の愛
R・アーン:
クロリスへ、恋されるひと、ブドウの収穫期の3つの日、恍惚のとき、わた
しが虜になったとき
E・W・コルンゴルト:
Gluckwunsch、Alt-spanisch、Sterbelied、Gefasster Abschied
K・ワイル:ロスト・イン・ザ・スターズ、スピーク・ロウ
J・アイルランド:Her Song
B・ブリテン:ティト・フォー・タト
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)
かつてはハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーンのメンバーと
して活躍し、現在では特にヘンデルのスペシャリストとして名高いメゾ・ソプ
ラノ、サラ・コノリーのコンサートを収録したライヴ・レコーディング。
収録されている2005年10月3日にロンドンのセント・ジョン・スミス・スクエ
アで行われたコンサートでは、ハイドン、ブラームスからアーン、コルンゴル
ト、ワイルなど幅広いレパートリーを披露し聴衆から大絶賛を受けた。
ライヴ録音も発売となるやいなやタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージ
ック・マガジン誌などの各誌が揃って高評価のレビューを掲載するなど大き
な反響を呼んでいる。世界の第一線で活躍し続けるサラ・コノリーの歌声を
堪能されたし!

SIGCD 075 \2180
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
J・ブラームス:
3つの間奏曲Op.117、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
ジョン・リル(ピアノ)
1970年チャイコフスキー・コンクールの覇者であるイギリスのベテラン・ピア
ニスト、ジョン・リルのシューマン&ブラームス。
ジョン・リルはASVやChandosから多数の録音のリリースを行い、日本ではベー
トーヴェンのピアノ・ソナタ全曲コンサートを開催し好評を博すなど依然高い
人気を誇るっている。

SIGCD 070 \2180
中世と現代の合唱作品集 ――
ジュディス・ウェアー:All the ends of the earth
作曲者不詳(1000年頃):キリエ・エレイソン
ジェイムズ・ウィークス:Sint lumbi
作曲者不詳(13世紀):Vir Perfecte
バヤン・ノースコット:めでたし元后
作曲者不詳(14世紀):Gemma nitens
マイケル・フィニッシー:Stabant autem iuxta crucem
ロビン・ホロウェイ:サンクトゥス、アニュス・デイ/他 全17曲
ウィリアム・タワーズ(カウンター・テナー)、
ジェフリー・ウェッバー(指揮)、
ケンブリッジ・ゴンヴィル&キース・カレッジ合唱団
1348年に創設され、ケンブリッジの中でも特に長い歴史と伝統を持つゴンヴィ
ル&キース・カレッジ。1989年よりディレクターをつとめてるジェフリー・
ウェッバーとの録音は宗教的題材を持った中世と現代の作品をカップリング
にした作品集。

SIGCD 073 \2180
聖母マリアのための音楽 ――
ルベーグ:前奏曲第5番
M-A・シャルパンティエ:
モテット《聖母マリアの誕生》H.309、モテット《Gaude felix Anna》H.315、
マニフィカトH.81、2声のためのモテット《アルマ・レデンプトリス・マーテ
ル》H.21、修道女のためのスターバト・マーテルH.15/他 全16曲
アラステア・ロス(ディレクター)、コンチェルト・デレ・ドンネ
コンチェルト・デレ・ドンエは16世紀-17世紀のイタリア声楽作品を主なレパ
ートリーとしているヴォーカル・アンサンブル。シャルパンティエの作品を
中心とした新譜はカリッシミの作品集(SIGCD 040)に続く2枚目のリリース。




<Dal Segno>
DSPRCD 600 \2180
ラヴァーズ・ゴースト-ヨーロッパとアメリカの合唱作品集 ――
トーマス・ウィールクス:As Vesta Was from Latmos Hill Descending
ロバート・ルーカス・デ・ピアソル:
Lay a Garland、Who Shall Win my Lady Fair?
H・パーセル:Hear My Prayer
トーマス・トムキンズ:When David Heard
R・ヴォーン・ウィリアムズ:ラヴァーズ・ゴースト
M・ラウリッドソン:大いなる神秘
E・ウィテカー:フライング・マシンを 夢みるレオナルド、スリープ
他 全19曲
マーク・グリフィス(指揮)、コロ
ピアノ・ロール・シリーズでお馴染みのダル・セーニョが初めてリリースを行
う新録音は、2003年タリン国際合唱コンクールでグランプリに輝いた合唱団
「コロ」による合唱作品集。「コロ」は2000年9月にロンドンの若手演奏家を
中心として結成された室内合唱団。イギリスの作曲家を中心にラウリッドソ
ンやウィテカーといった現代アメリカの作曲家による作品など、日本でも多く
演奏されている作品が収録されている。

DSPRCD 011 \2180
マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.1 ――
ワンダ・ランドフスカ
W・A・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番K.576、
L・V・ベートーヴェン:
アンダンテ・ファヴォリWoO57、ピアノ・ソナタ第12番Op.26
マイラ・ヘス
D・スカルラッティ:ソナタ ト長調、
J・S・バッハ:トッカータ ト長調、コラール前奏曲、
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79、
J・ブルグクマイン:ピエロとピエレットの話、
C・ドビュッシー:沈める寺、
J・ブラームス:間奏曲ハ長調Op.119-3、ラプソディ変ホ長調Op.119-4
ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)、マイラ・ヘス(ピアノ)
通常のピアノ・ロール・シリーズは歴史に名を残した女流演奏者シリーズに突
入。第1弾ではランドフスカとヘスが登場。

DSPRCD 012 \2180
マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.2 ――
ジュヌヴィエーヴ・ピトー
モレ:花嫁と蝶々のワルツ、
アドルフ・テルシャク:ムリーリョOp.138、
イグナス・レーバク:わが孤独Op.36-1、
J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語、
スヴェンセン:ロマンスOp.26、
J・オッフェンバック:《天国と地獄》序曲(※)
セシル・シャミナード自作自演
アメリカ行進曲Op.131、演奏会用ワルツ第3番Op.80、ガヴォット第5番Op.162
エレヴァシオンOp.76-2、枯葉Op.146、ファウニOp.60、ギターOp.32、秋Op.35
ジュヌヴィエーヴ・ピトー(ピアノ)、セシル・シャミナード(ピアノ)、
ロバート・アームブラスター(ピアノ/※)
続いての第2集は多数の鍵盤作品を書き残したシャミナードの自作自演がポイ
ント。ピトーの録音も貴重。「偉大なる女流ピアニスト」シリーズは今後も継
続的にリリースされる予定。





<Guild>
GMCD 7302 \2180
J・ブラームス:
ドイツ・レクイエムOp.45(4手ピアノ伴奏編曲版)
宗教的歌曲《惜しみなく与えよ》Op.30
クレア・シートン(ソプラノ)、コリン・キャンベル(バリトン)、
ジェレミー・フィルセル(ピアノ)、ロデリック・チャドウィック(ピアノ)
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
数あるレクイエムの中でも最高峰に位置する名作「ドイツ・レクイエム」。
ここでは従来の管弦楽伴奏版ではなくブラームス自身の手で1869年に編曲され
た4手によるピアノ伴奏版を収録。バックハウス&ヴァサーリ・シンガーズ、
ジェレミー・フィルセルといったGuildの顔とも言うべきアーティストたちの
共演もポイントの1つである。まさしくGuildの個性と総力が結集した意欲作!

GMCD 7300 \2180
ラプソディ-アルバニアのピアノ作品集Vol.2 ――
チェコ・ツァデヤ(1927-1997):トッカータ、主題と変奏ホ短調
フェイム・イブラヒム(1935-1997):ワルツ、ピアノのための舞曲
トニン・ハラピ(1928-1992):ソナチナ、夕べの歌、主題と変奏
アレクサンドル・コムニノ:ポリフォニック・ソング、ソング
ティシャ・デイジア(1926-2004):ワルツ
ヤニ・パパドヒミトリ(1948-):小さな羊飼いの娘
アルベルト・パパリスト(1925-):スケルツォ、舞曲
コズマ・ララ:バラード第2番、ピアノ・ソナタ第2番
シモン・ジョニ(1926-1991):前奏曲ホ短調、トッカータ
カーステン・ジョンソン(ピアノ)
イギリス在住のアメリカ人女流ピアノ奏者カーステン・ジョンソンが進めるシ
リーズの第2集。20世紀に活躍したアルバニア人作曲家たちによる民族色あふ
れる作品で構成された1枚となっており、東欧の音楽ファン要チェックのタイ
トルである。

GMCD 7301 \2180
G・F・ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集
リコーダー・ソナタ ハ長調/同イ短調/同ト長調/同変ロ長調/同ヘ長調/
同ニ短調/ハープシコード組曲第7番ト短調
アラン・デイヴィス(リコーダー)、
デイヴィッド・ポンスフォード(ハープシコード)
バーミンガム出身のリコーダー奏者であるアラン・デイヴィスは、イギリス
の王立音楽院でシア・キングにクラリネットを師事していたという経歴の持
ち主。演奏活動と同時に学校でのリコーダー指導を活発に行っている。





<Danica>
DCD 8222 \2180
チェロ・フェイヴァリッツVol.5 ――
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
F・ヴェラチーニ(L・イェンセン編):ラルゴ
T・アルビノーニ:アダージョ
M・T・フォン・パラディ:シシリエンヌ
J・ハイドン(ピアティゴルスキー編):アダージョとメヌエット
M・ブルッフ:コル・ニドライop.47
F・リスト(カサド編):愛の夢
J・マスネ:エレジー
M・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
I・ストラヴィンスキー:ロシアの歌
P・チャイコフスキー:バレエ音楽《眠りの森の美女》より
アナス・グロン(チェロ)、ヨーアン・ハル・ニルセン(ピアノ)
デンマーク放送交響楽団、デンマーク王立歌劇場管弦楽団のチェロ奏者とし
て活躍し、現在はソロと室内楽の分野で活動を続けるデンマークのチェロ奏
者アナス・グロンの演奏による定番レパートリー集。温かさを感じさせてく
れる深みのある音色が印象的。





<Paula>
PACD 155 \2180
モーエンス・クリステンセン(1955-):声楽&室内楽作品集Vol.5 ――
クリスタライン・ディライト/Libra Eclipticae/ダイアモンドの道/Pisces
Eclipticae/アダージョ/Aries Eclipticae/アナスタシス
セーレン・K.ハンセン(指揮)、オーフス・シンフォニエッタ、他
1998年から2001年までコペンハーゲン・フィルのコンポーザー・イン・レジデ
ンスをつとめた経歴を持つ現代デンマークの作曲家、クリステンセンの作品集





<Point>
PCD 5168 \2180
大いなるヨーロッパのアンセム集 ――
B・ブリテン:祝祭テ・デウム
ジョン・ヒルトン(16世紀):主よ、あなたの優しい慈しみによって
R・ヴォーン=ウィリアムズ:O Taste and See
C・V・スタンフォード:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス
G・フォーレ:《レクイエム》より 慈悲深き主イエスよ
G・ダイソン・マニフィカト ヘ長調、ヌンク・ディミッティス へ長調
他 全14曲
プレベン・ノルガード・クリステンセン(指揮)、
ティステズ教会少年少女聖歌隊、他
前作のクリスマス・キャロル集(PCD 5166)でも澄んだ歌声を聴かせてくれた
デンマーク西部に位置するのティステズの教会聖歌隊によるアンセム集。





<Musiques Suisses>
MGBCD 6236 \2180
アルペントーン-Ein Querschnitt durch das Festival’05 ――
One more Tequilla/La-haut sur la montagne/Quecksilber Schottisch/
frEUde herreCHt/Karump/Mosch/Quember/他 全17曲
パスカル・シェアー(アルペン・ホルン)、
ルツェルン・チェンバー・ブラス、チューリッヒ・ジャズ・オーケストラ、
アドラベサ・クヮルテット、他
「アルペントーン-Ein Querschnitt durch das Festival」は毎年開催されて
いるスイスの民謡音楽祭。ポップ調にアレンジされた作品をアルペン・ホルン
やビック・バンド、サクソフォーン・アンサンブルなどの様々なアーティス
トが楽しく奏でる。

MGBCD 6235 \2180
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):歌曲集 ――
7つの歌曲Op.4/6つの歌曲Op.5/4つの歌曲Op.6/10の歌曲Op.25/
9つの歌曲Op.70
アンネマリー・ブルクハルト(ソプラノ)、
サイモン・ブルクハルト(ピアノ)
カルク=エラートらに師事し優れた作品を残したスイスの作曲家ヴィリー・ブ
ルクハルト。演奏はヴィリーの息子夫婦であるサイモンとアンネマリーが担当
している。





<New World>
80634-2 \2080
セバスチャン・カリアー(1959-):クヮルテットセット/静かな時間
カサット弦楽四重奏団
アメリカ、ペンシルヴァニア出身の作曲家セバスチャン・カリアーの弦楽四重
奏曲集。カサット弦楽四重奏団は北米、ヨーロッパを活動の中心する結成12周
年を迎える弦楽四重奏団。




<AR RE-SE>
AR 2005-9 \2180
ニコライ・メトネル(1880-1951):
忘れられた調べ第1集Op/38より/同第2集Op.39より/同第3集Op.40より/3つ
のアラベスクOp.7
エレーナ・フィロノヴァ(ピアノ)
女流アーティストによる録音のみをリリースしている「AR RE-SE」の最新作。
ロシア出身の女流ピアニストであるフィロノヴァは3歳よりピアノを弾き始め、
12歳でコンサートにデビューしたという経歴の持ち主。





<Syrius>
SYR 141398 2枚組 \2180
ヨハン・クリスチャン・バッハ:協奏曲変ロ長調、同ヘ長調、同変ホ長調
J・ハイドン:協奏曲ハ長調
フランツ・クサヴァー・ブリクシ(1732-1771):
オルガン協奏曲第3番ニ長調
A・ドヴォルザーク:バガテルOp.47
T・アルビノーニ:アダージョ ト短調
フレデリク・ペラッシー(第1ヴァイオリン)、
エヴァン・ロススタイン(第2ヴァイオリン)、
フローラン・オーディベル(チェロ)、
ヘルガ・シャウアーテ(オルガン)
日本でも根強い人気を持つヴァイオリニスト、ペラッシーも参加している弦楽
とオルガンによるバロック作品集。このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネ
ルdts盤がセットになっております。(dts盤は専用の再生機器でないと再生す
ることができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは
違います。ご注意下さい。)

SYR 141392 2枚組 \2180
ピエール・ダンドリュー(1660-1738):オルガン曲集
ジャン・アダム・ギラン:オルガンのための4つの組曲
ピエール・ドゥ・マーガ(1676-1751):オルガン曲集第1集
ピエール・バルドン(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)





<BNL>
BNL 112939 2枚組 \2180
ベルナール・ド・ビュリ(1720-1785):チェンバロのための組曲集 ――
第1組曲/第2組曲/第3組曲/第4組曲
ジョリー・ヴィニコー(チェンバロ)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

BNL 112940 2枚組 \2180
F・メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番ニ短調
F・リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ
J・ブラームス:
コラール前奏曲《わが心の切なる願い》、同《おお、汝正しくして善なる神よ》
C・フランク:コラール第3番
A・ギルマン:ソナタ第3番より 前奏曲
J・アラン:幻想曲第2番、リタニ
ベルナール・クデュリエ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

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06-03 No.13

2006年03月17日 15時38分58秒 | Weblog
<BIS>
BIS SA 1449(SACD-Hybrid) 2250
グバイドゥーリナ:
希望と絶望の偽りの顔(フルート協奏曲)(2005)
7つの言葉?チェロ、バヤンと弦楽オーケストラのための(1982)
シャロン・ベザリー(Fl)
トーレイヴ・テデーン(Vc)、御喜美江(Acc)
マリオ・ヴェンサーゴ(指)エーテボリSO
グバイドゥーリナがシャロン・ベザリーのために書き下ろした2005年の新作
協奏曲が聴きもの。タイトルはT.S.エリオットの詩「聖灰水曜日」の一節。
通常、アルト、バスの3本のフルートを駆使して、超大編成のオーケストラ
と極彩色の絵巻物を繰り広げます。「7つの言葉」はアコーディオンの女王
・御喜美江がソロを務めているのが豪華です。

BIS 1592 2080
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリンソナタ Op.134
同:(ミハイル・グルズマン編曲):ジャズ組曲第1番
レーラ・アウエルバッハ:孤独の組曲 Op.70 (2002)
同:ヴァイオリンソナタ第2番「9月11日」Op.63 (2001)
ワジム・グルズマン(Vn)、アンジェラ・ヨッフェ(Pf)
弊社たまゆらレーベルのアーチストでもある天才レーラ・アウエルバッハ待
望の作品集。ロシア出身ながらニューヨーク在住の彼女は、2001年9月11日の
同時多発テロを間近で体験、その義憤をソナタ第2番に込めました。2002年
2月に諏訪内晶子とボリス・ベレゾフスキーが大阪で世界初演を予定しながら
中止した因縁作、ようやくの日本登場となります。今年が生誕百年ショスタ
コーヴィチの機知にあふれる「ジャズ組曲」は演奏者の実父による編曲。

BIS 1565 2080
シベリウス:大気の精
序曲 ホ長調 JS145
バレエの情景 JS163
クレルヴォの嘆き-クレルヴォ交響曲Op.7より
セレナード JS168-BrとOrch
夜に Op.38の3-BrとOrch版
即興曲 Op.19?女声ChoとOrch(オリジナル版&改訂版2種の演奏)
パンとエコー Op.53
秋の夕べ Op.38の1?SopとOrch版
マグヌス大公 Op.57の6?SopとOrch版
大気の精 Op.70
ヴァイノ賛歌 Op.110?ChoとOrch
ユルキ・コルホネン(Bs)、トムミ・ハカラ(Br)、
ヘレナ・ユントゥネン(Sop)
ドミナンテCho、
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
シベリウスのかなり珍しい作品集。「序曲」と「バレエの情景」はまるでグ
ラズノフのようなロシアのバレエ音楽的世界で夢にあふれています。その他
は声楽とオーケストラの作品集で、自身による歌曲の管弦楽伴奏化をはじめ、
清新で澄み切った独特の世界を堪能できます。

BIS 1319 2080
ユーセフ・マルティン・クラウス:ピアノ曲全集
ソナタ ホ長調 (VB196) 
ソナタ 変ホ長調 (VB195) 
ロンド ヘ長調 (VB191) 
スケルツォと変奏 (VB193) 
スウェーデン舞曲 (VB192) 
2つの興味深いメヌエット (VB190) 
ラルゲット (VB194)
ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ)
モーツァルトとほぼ生涯が重なるスウェーデンの作曲家ユーセフ・マルティ
ン・クラウス (1756-1792)。やはり今年が生誕250年となります。古典派的
作風ながら、ロマン派の要素の萌芽がみられ興味津々です。ブラウティハム
がまた巧いのなんのって。絶妙です。

BIS SA 1512(SACD-Hybrid) 2250
ウーラヴ・アントン・トメセン:
ブルの眼-Vnと2群のOrch (2003)
私の耳を受け入れてよ-VnとPf (1981)
カンタービレ(エチュード=カデンツァ)-Vn独奏 (1995)
ペーテル・ヘレスタール(Vn)、
ロルフ・グプタ(指)オスロ・フィル、ゴンサロ・モレーノ (Pf)
現代ノルウェーの作曲家ウーラヴ・アントン・トメセン (1946-)。「ブルの
眼」は、同郷の大ヴァイオリニストで作曲家だったオーレ・ブル (1810-1880)
のヴァイオリン協奏曲第1番の失われた独奏パートの復元を試みたもの。巨
匠性とイタリア風の伸びやかなメロディが魅力です。

BIS 1633/4 10枚組 8320
モールァルト:ピアノソナタ&変奏曲全集
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ロナルド・ブラウティハムのモーツァルト・ソナタと変奏曲全曲。最新録音
10枚組が、何と4枚価格で手に入ってしまうという驚きのセット。フォルテピ
アノによるオーセンティックなモーツァルトがこの価格ですべて手元に置け
ます。一家に1セットは欲しいと申せましょう。





<ZIG-ZAG Territoires>
●ZEBRA COLLECTION
ZIG-ZAG Territoiresが立ち上げられて約7年、100タイトルに及ぶ魅力的なア
ルバムをリリースし、アーティストを大切にしたアルバム作りによって
ZIG-ZAG Territoiresは大きな成功を収めています。そして、新シリーズ
ZEBRA COLLECTIONはこれからのZIG-ZAGの注目企画。
以前発売されたアイテムの中から10タイトルを選定。価格、装丁を一新した
(一部内容の変更もございます。)*期間限定ミッド・プライスでのご案内で
す。
*レーベル在庫なくなり次第終了

ZZT 2990701 2枚組 2450
「ジャヌカン男爵家での夕べ、1787年4月24日-バセット・ホルン他による伴
奏の重唱曲を中心に」
モーツァルト:
バセット・ホルン協奏曲ト長調断章K.621b
(クラリネット協奏曲K.622第1楽章と同一)、
「愛らしい2つの瞳が」K.439、アダージョ ヘ長調K.580a、
「愛しい光よ、麗しい光よ」K.346(439a)、
アレグロ・アッサイ 変ロ長調断片K.484b、
アダージョ 変ロ長調K.411(484a)、「数多くの恋人たちの間にも」K.549、 
ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498、
「ああ、われらが人生のあまりに短くて」K.228、
「いとしのマンデル、リボンはどこなの?」K.441、
「黙して嘆こう」K.437、「いとしい人よ、おまえが遠くにいると」K.438、
アダージョ ヘ長調K.410(484d)、ピアノ連弾ソナタ ハ長調K.521、
「今こそあのむごい時が来た」K.436、アレグロ ヘ長調断片K.484e、
「おやすみ、おまえはほんとのおばかさん」K.561
ジル・トーメ(音楽監督,バセットHrn,Cl) ラルモニー・ボエミエンヌ
アルトゥール・ショーンヴェルト(Hf) サンドリーヌ・ピオ(S) 
ヴァレリー・ギャベイユ(S) フレデリク・キャトン(Br) 
トピ・レーティプー(合唱指) 
キアラ・バンキーニ(指)アンサンブル415
ジャヌカン男爵家は、モーツァルトが夕べの催しによく通って、バセット・
ホルンとクラリネットの名手、シュタットラーと親交を深めた場所です。
1787年4月24日に催された演奏会の曲目を中心に、シュタットラーとの親交
が生み出した作品を集めた録音です。モーツァルト・イヤーをとことん味わ
いたい人や、根っからのモーツァルト・ファンも絶対必聴のアイテムです。

ZZT 2030501 1650
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調 K.550&交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
ヨス・ファン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ(古楽器)
美しい演奏で定評のあるインマゼール&アニマ・エテルナのモーツァルト。
古楽器のモーツァルトの交響曲も今や随分ありますが、これ以上の快演はな
しといった具合の素晴らしいさ。しっとりとした音色の弦、深みのある木管、
自然で表情豊か音楽には感動。

ZZT 2020901 1650
J.S.バッハ:組曲BWV1010-1012パスカル・モンテイエ(テオルボ)
録音:2001年9月10-12,14日パリ(7区)、サル・アデャール
名手モンテイエがバッハの名曲、無伴奏チェロ組曲後半3曲をテオルボ演奏
にて聴かせてくれます。
音量、音色とも豊かで力強いチェロとはまた一味違う、テオルボの優しく落
ち着いた独特の音は、静謐な世界にいざなってくれます。

ZZT 2020401 1650
J.S.バッハ:
フランス組曲第4番BWV812、トッカータBWV913、イギリス組曲第6番BWV811
ブランディーヌ・ランヌ(Cemb)
ZIG-ZAGの数々の録音で多彩な才能を見せてくれるランヌー。清新さ溢れる
演奏によってバッハのこの名曲にのびのびとした健やかな風を吹き込み、作
品の新しい次元を垣間見させてくれます。驚くほど生き生きとし、そして優
雅。バッハの世界にどっぷり心酔出来ます。

ZZT 2010801 1650
エネスコ:
ヴィオリン・ソナタ第3番イ短調、「ルーマニアの民俗風で」Op.25/「子供
の印象」Op.28
ラヴェル:
ヴァイオリンとリュテアルのための「ツィガーヌ」(演奏会用狂詩曲) 
パトリック・ビスミュート(Vn) 
アン・ゲイルズ(ラヴェル:リュテアルエネスコ:P)
リュテアルは1920年頃ベルギー出身のオルガン建造家ジョルジュ・クレタン
スによって発明された、4本のストップの操作による音色調節のメカニズムを
グランド・ピアノの中に組み込んだ楽器。短命に終わった楽器ですが、ラヴェ
ルは「ツィガーヌ」で用いた為、歴史に名を残しています。録音で使われた
楽器は、ブリュッセル楽器博物館に残されていたオリジナル楽器を修復した
もの。ストップの組み合わせで様々な音色を奏で、新たな「ツィガーヌ」の
魅力を発見できます。ヴァイオリンのビスミュートは古楽から現代まで広い
レパートリーを誇っており、各作品の性格を的確に捉えた演奏をしています。

ZZT 2030201 1650
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
ジャン=ピエール・ニコラ(Bfl)
アンサンブル・フィッツウィリアム〔ミシェル・デヴェリテ(Cemb)ブリュノ
・コセ(Vc)パスカル・モンテイエ(テオルボ)〕
録音:2002年4月15-19日、
ヴェルサイユ、サント・ジュヌヴィエーヴ校礼拝堂。
ヘンデルの作曲したリコーダー・ソナタは6曲とも真作であることが確認され
ており、音楽史的重要性も広く認められています。HWV.371はヴァイオリンの
ために作曲されたが、当時からリコーダーで演奏されていました。これらの
作品を長年演奏してきたアンサンブル・フィッツウィリアムの表現は自然体
で好感が持て、独奏を務めるニコラの技術と音楽性も冴えわたっています。

ZZT 2990901 1650
ハイドン:ソナタ集
ソナタ ロ短調Hob.XVI-32, ソナタ ト短調Hob.XVI-44, 
ソナタ ハ長調Hob.XVI-48, ソナタ ハ短調Hob.XVI-20, 
ソナタ変ロ長調Hob.XVI-41, ソナタ ニ長調Hob.XVI-42
マーシャ・ハジマーコス(Cemb;1772年のフーベルト製に基づくT.シュタ
イナー製クラヴィコード)
オレゴン生まれのハジマーコスは、フォルテピアノをインマゼールに師事し、
その後ルネサンス音楽の中心地であったブルゴーニュ地方に住みついて研鑽
をつんでいる鍵盤奏者です。ハイドンのソナタそれぞれの曲に適した楽器を
使って、1995年に全曲演奏会を催した実績のある彼女の演奏は、当時高く評
価されており、このアルバムでもその実力が遺憾なく発揮されています。

ZZT 2010701 1650
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」,同第2番「内緒の手紙」
ベルセア四重奏団〔コリーナ・ベルセア(Vn) ラウラ・サミュエル(Vn) 
クシシュトフ・ホジェルスキ(Va) アラスデール・テイト(Vc)〕
録音:2001年3月5-9日パリ/ボンセクール教会
ウィグモア・ホールのレジデント・カルテットであるベルセア四重奏団は、
1994年イギリスで結成された若い世代の弦楽四重奏団です。アルバン・ベル
ク四重奏団のもと、なおも研鑽を積みつつイギリスを本拠にヨーロッパで活
動しています。数々のコンクールでの入賞経験を持ち、高い音楽性を評価さ
れています。

ZZT 2020402 1650
アントン・ルビンシテイン: チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ニ長調Op.18,
同第2番ト長調Op.39,メロディーOp.3-1(F.リンデン編曲)
アントニー・ルロワ(Vc) サンドラ・ムバラク(P)
録音:2001年12月3-7日パリ、ボン・セクール寺院(11区)
ドイツ系ユダヤ人としてロシアで生まれたルビンシテインは、ロシアの民族
主義的な語法よりはドイツ・ロマン主義の色合いが濃く、その点で美しい作
品を数多く残しています。3曲目のメロディーはルビンシテインの作品の中で
も最も人気の高い作品。ピアノ独奏が原曲ですが、人気曲の宿命で様々な楽
器のために編曲されています。

ZZT 2010401 1650
シューマン: ヴィオラ、クラリネットとピアノのための作品集
「おとぎ話の挿絵」Op.113,「おとぎ話」Op.132,幻想小曲集Op.73,3つのロマ
ンスOp.94,アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70
ヴァンシアーヌ・ベランジェ(Va) フロラン・エオ(Cl) 
アンヌ=リーズ・ガスタルディ(P)
録音:2000年7月3?7日パリ/ボン・セクール教会
ピアノ作品の延長線上に独自の世界を繰り広げるシューマンの室内楽作品。
若々しい3人の演奏者たちが奏でる音楽世界は、瑞々しさに溢れていて、これ
まで気付かなかったシューマンの魅力を引き出しています。彼らの若さ溢れ
る思い切りのよさが、自在に作曲を行っていたシューマンの若き日を思い起
こさせてくれます。




<GRAND SLAM>
GS 2010 2250
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
交響曲第7番イ長調Op.92
ポール・パレー(指)デトロイトSO.
録音:1954年11月26日デトロイト、旧オーケストラ・ホール
1953年2月13-20日デトロイト、メイソニック・テンプル
復刻に使用したLP:Mercury (U.S.A.)MG 50045
Mercury (U.S.A.)MG 50022
■制作者より
ポール・パレーがモノーラル時代にマーキュリー・レーベルに録音したベー
トーヴェンの交響曲第6番「田園」は、その尋常ならざる快速テンポで有名
でした。しかし、この演奏は初出以降はLPの片面に詰め込まれた疑似ステ
レオで再登場するなど、オリジナルとはほど遠い音質で流布し、間もなく世
界中で廃盤となっていました。しかしながら、オリジナルのLPはモノーラル
としては最上の音質であり、演奏もパレーの棒が冴え渡った、実に素晴らし
い演奏です。
2曲とも非常に保存状態の米マーキュリーのLPからの復刻です。
(平林 直哉)
■解説書の内容
解説は沼辺信一氏による渾身の力作で、日本語で読めるパレーの文献として
は最も詳しいものです。





<BISCOITO FINO>
BC 216 2枚組 3960
(CD1)
バーバー:弦楽のためのアダージョop.11 
ブラームス:大学祝典序曲op.80 
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 ホ短調op.72-2
(CD2)
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」 
カルロス・ゴメス:歌劇「グァラニ(ワラニー)族」序曲 
アルメイダ・プラード:交響的変奏曲
(CD1)クルト・マズア(指)オルケストラ・アカデミーカ
(CD2)ロベルト・ミンチュク(指)オルケストラ・アカデミーカ
録音:2005年8月/7月
サン・パウロで催された「ヨルダン広場の冬国際音楽祭」2005年の最新ライ
ブ。ちなみにブラジルは南半球なのでコンサートが行われた7月、8月は冬に
あたります。マズアの素っ気ないようでいて味わいにあふれたマーラー、そ
してミンチェクのラテン出身というイメージとは意外にも対称的に緻密に描
きこんだ「展覧会の絵」など、マズアという独墺系の巨匠と、いまやブラジ
ルから世界へと活動領域を広めつつあるミンチュクそれぞれの持ち味が発揮
された演奏を楽しめます。19世紀にヨーロッパで絶賛されたゴメス、ブーラ
ンジェやメシアンの薫陶を受けたプラードと、ご当地ブラジルの作曲家の魅
力ある作品が収録されている点も見逃せません。





<PREISER>
PRCD 93447 1780
ワーグナー:「ワルキューレ」第1幕
+ボーナス 「神々の黄昏」-ハーゲンの呼び声
セト・スヴァンホルム(T ジークムント),
ビルギット・ニルソン(S ジークリンデ),
ヨゼフ・グラインドル(Bs フンディング)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)NDR交響楽団
録音:1953年10月
+ボーナス:ヨゼフ・グラインドル(Bs ハーゲン)
フリッツ・リーガー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:1952年
豪華キャストによる「ワルキューレ」第1幕の放送録音です。スヴァンホルム
とグラインドルという二大ワーグナー歌手の間で歌うは、国際的活躍を始め
て間もなくのニルソン。翌年にはバイロイト音楽祭にも初出演すると言う頃
です。そして何といってもシュミット=イッセルシュテットの見事な指揮ぶ
り、ほとんどワーグナーの録音を残さなかった人だけに、貴重な記録です。

PRCD 90694 2枚組 3560
ヴェルディ:「仮面舞踏会」(ドイツ語)
+ボーナス ヴェルディ:「運命の力」から2場面
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T リヒャルト),
ハンス・ラインマール(Br レネー),
ヒルデガルデ・ランツァク(S アメーリア),
マルガレーテ・アルント=オベール(A ウルリカ)
ハインリヒ・シュタイナー(指)ベルリン国立放送管弦楽団,合唱団
録音:1938年11月14日
+ボーナス:ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T アルヴァーロ),
ハンス・ヴォッケ(Br カルロ)
アルトゥーロ・ローター(指)ベルリン放送管弦楽団
録音:1942年3月
これが初出と思われる1938年の放送用録音。雑音は入りますが、当時として
は良好な音です。ロスヴェンゲとラインマールという、当時を代表する歌手
もさることながら、ランツァクの楚々としたアメーリアも聞きもの。またア
ルント=オベールは1888年生まれ、1913年にはメトに招かれていたという伝
説的メッツォです。全34面の原盤のうち、4面が紛失してしまい、別音源で
補っています。

PRCD 90690 3枚組 3560
“往年のモーツァルト歌手”
CD1:イタリア語のモーツァルト
「フィガロの結婚」
エツィオ・ピンツァ(Bs)
ビドゥ・サヤン(S)
イタロ・ターヨ(Bs)
エレ・ア・スティーバー(S)
タンクレーディ・パセロ(Bs)
ティアーナ・レムニツ(S)
ルクレツィア・ボリ(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs)
トーティ・ダル・モンテ(S)
フリーダ・ライダー(S)
ベニヤミーノ・ジーリ(T)
エツィオ・ピンツァ(Bs)
エリーザベト・シューマン(S)
リヒャルト・タウバー(T)
「コジ・ファン・トゥッテ」
イーナ・スエズ(Ms)
コロマン・フォン・パタキ(T)
「イドメネオ」
リア・ギンスター
「羊飼いの王」
エリーザベト・シュワルツコップ(S)
CD2:ドイツ語のモーツァルト
「後宮からの逃走」
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
アレクサンダー・キプニス(Bs)
マルゲリータ・ペラス(S)
ユリウス・パツァーク(T)
「フィガロの結婚」
アレクサンダー・キプニス(Bs)
ルイーゼ・ヘレツグルーバー(S)
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Br)
ロッテ・レーマン(S)
ゲルハルト・ヒュッシュ(Br)
マルガレーテ・テシェマッハー(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
エルナ・ベルガー(S)
ハインリヒ・シュルスヌス(Br)
ペーター・アンダース(T)
カール・シュミット=ワルター(Br)
「コジ・ファン・トゥッテ」
ユリウス・パツァーク(T)
ロッテ・シェーネ(S)
ゲルハルト・ヒュッシュ(Br)
「魔笛」
アルノ・シェレンベルク(Br)
リヒャルト・タウバー(T)
アレクサンダー・キプニス(Bs)
ミリツァ・コルユス(S)
ヴィルヘルム・ティッシュ(Bs)
CD3:ウィーンのモーツァルト・アンサンブル
「後宮からの逃走」
エミー・ローゼ(S)
ワルター・ルートヴィヒ(T)
ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)
「フィガロの結婚」
パウル・シェフラー(Br)
ヒルデ・ギューデン(S)
エーリヒ・クンツ(Br)
マリア・ライニング(S)
セーナ・ユリナッチ(S)
マリア・チェボタリ(S)
イルムガルト・ゼーフリート(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
エーリヒ・クンツ(Br)
イルムガルト・ゼーフリート(S)
パウル・シェフラー(Br)
ヒルデ・ギューデン(S)
アントン・デルモータ(T)
ヒルデ・コネツニ(S)
「魔笛」
エーリヒ・クンツ(Br)
アントン・デルモータ(T)
ヴィルマ・リップ(S)
録音:1927-1950年
PREISERお得意のあれこれ集めたCD。ここでのお題は<往年のモーツァルト
歌手>。そして、CD1にはイタリア語のオペラを、CD2にはドイツ語のオペラ
とドイツ語訳で歌われたものを、さらにCD3にはウィーンの歌手とウィーン
の指揮者による演奏をあつめています。昨今の時代楽器演奏による颯爽とし
たモーツァルトも素敵ですが、こうした昔風情の情緒面々たる歌もよいもの
です。何より、次から次へと登場する名歌手の素晴らしいこと!のんびりお
楽しみいただきたい3枚です。

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06-03 No.12

2006年03月16日 16時09分04秒 | Weblog
<Accord>
4769154 \2080
ハイドン=モーツァルト ピアノ作品集 Vol.1
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 Hob16:2
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K.570
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第59番 変ホ長調 Hob 16:49
クレール=マリ・ル・ゲ(Pf)
録音:2004年9月、パリ
遂に、始動。クレール=マリのモーツァルト録音!ハイドンとモーツァルト
の密接な関係性に焦点を当てた、音の万華鏡のようなアルバム。
これまでに、「ダフニスとクロエ」のピアノ版といった珍しいレパートリー
から、リスト、シューマンといった王道物まで幅広く録音してきたクレール
=マリ・ル・ゲ。その範囲は昨年末のドビュッシーQとのショスタコーヴィチ
(ARN 68675)にまで至り、彼女のピアニズムは次の音楽シーンを切り開くに
必要不可欠なまでに確立されています。
2006年、モーツァルト・イヤーということで、多くのモーツァルト作品がリ
リースされる中、なんとクレール=マリまでがモーツァルト作品を録音。し
かしながら、そのアプローチの方法は、他のどの音楽家とも違ったものとし
て表出してきました。ハイドンとモーツァルトの深い関係性は誰もが知ると
ころですが、彼らの作品を対比することによって「ミラー・ゲーム」として、
本質を浮き彫りにする手法がとられています。これは弦楽四重奏の分野では
多く試みられていますが、ピアノ・ソナタでは非常に稀。
どちらの作曲家からも、初期作品が1作と後期作品が1作それぞれ選ばれて
おり、これが互い違いに変ロ長調と変ホ長調という構成になっています。変
ロも変ホも当時大変流行った調性ですが、性格的にいえば、変ロが「ブリリ
アント」とすると変ホが「メロウ」と対照的だとされるもの。まさに「ミラ
ー・ゲーム」、万華鏡を覗きこんだ時のような無限の広がりがこめられてい
るのです。
ル・ゲの演奏は、二人の作曲家を表現するのに絶対必要なたおやかさに富み
つつも、女性(しかも美人!)としては想像できないほど鍛えられた指先で
一音一音が完璧にコントロールされています。このプロジェクトは、ハイド
ン-モーツァルト研究の第一人者、マルク・ヴィグナル氏とのコラボレーショ
ンで製作されています。まだリリース時期は未定ですが、続巻も楽しみなリ
リースです。

4769074 \2080
ティエリー・エスケシュ 声楽作品集
1-3. III Motets pour 12 voix mixtes et orgue (1998) -
Textes d’Alain Suied
4. Les Lamentations (du prophete Jeremie) pour quatre voix
solistes (1998) *
5. Terra desolata pour quatre voix solistes et ensemble
instrumental baroque (2001) *
6. Exultet pour 12 voix mixtes, deux percussionnistes,
piano et orgue (2005) *
7. Ad Ultimas Laudes pour 12 voix mixtes (1993) -
Texte de Charles Baudelaire
8. Dixit Dominus pour 6 voix mixtes (2002) *
9. In Memoriam pour ch?ur et orgue (2002)
* first released on CD
Sung in French & Latin except Terra desolata and Dixit dominus (Latin)
and Exultet (French-Latin-German)
アンサンブル・セクエンツァ 9.3
キャサリネ・シモンピエトリ
録音:2005年6月、パリ
クレール=マリとの共演が多いエスケシュですが、今回は、それぞれ別のアル
バムながらクレール=マリのものと同時期リリース。よくよく仲が良いので
しょう。
今回の作品群は、エスケシュのオルガニストとしての経験から書かれた声楽作
品集で、アンサンブル・セクエンツァ 9.3は、なんとエスケシュの語法と美
的感覚を理解して演奏するまでに2年という月日を費やしたとか。どの作品も
神秘主義と官能主義のはざまを行きかうかの様な情景を描き出しています。
アンサンブル・セクエンツァ 9.3は、1998年にキャサリネ・シモンピエトリ
により創設されたヴォーカル・アンサンブル。メンバーはまだ若いながら、卓
越した技術は多くの革新的なプロジェクトになくてはならない存在とされてい
ます。





<Deutsche Grammophon (US)>
B000646102 2枚組 \2080
Perspectives-ギドン・クレーメル
CD1
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
同:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
シューベルト:5つのドイツの踊りより D89
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
CD2
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 作品129
バーンスタイン:プラトンの「対話篇」に基づくセレナード
ペルト:シュピーゲル・イン・シュピーゲル
ギドン・クレーメル(Vn)
ASMIF/ヨーロッパ室内管
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ニコラウス・アーノンクール
ボストン交響楽団/指揮:小澤征爾
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:レナード・バーンスタイン
吉野直子(Hp)
ECMへのバッハ無伴奏(476 7291)でレコード・アカデミー賞も受賞。その活
動が今、最も注目されるヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルのエッセン
スをちりばめた2枚組のCDです。ベストとはいえ、現在入手困難な音源から
選曲されており、単なる入門盤とは一線を画しています。さらに、それぞれ
の作品は全楽章が収められている点もうれしいところ。現在行われている、
彼のUSツアーにあわせて作成された物ですが、ツアーと関係なくとも、存在
感あるアルバムです。




<NUMERICA>
NUM 1110 \2080
ピアノのための変奏曲集
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
パイジェッロの主題による序奏、変奏と幻想曲(1811?)
フェルナンド・C・ラパ(1950-):
ジョゼ・アフォンソの「Coro da Primavera」による変奏曲(2000)
シューマン(1810-1856):交響的練習曲 Op.13
マリア・ジョゼ・ソウザ・ゲデス(ピアノ)
録音:2002年12月23、31日、MBスタジオ
ボンテンポはポルトガル古典派を代表する作曲家。ジョゼ・アフォンソはポル
トガルが独裁政権時代における反体制的コインブラ・ファド歌手で、ポルトガ
ルの国民的英雄。ラパによる変奏曲はソウザ・ゲデスに献呈されています。

NUM 1111 \2080
フォーレ(1845-1924):
フルート・ソナタ イ長調 Op.13(ヴァイオリン・ソナタより編曲)
プロコフィエフ(1891-1953):
フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
ルイス・メイレレス(フルート)
マリア・ジョゼ・ソウザ・ゲデス(ピアノ)
録音:2003年2月1-2日、MBスタジオ

NUM 1112 \2080
ポルトガルのクリスマスに
カルロス・アゼヴェード(1964-):
それはクリスマス・イヴのことだった/良き家人たちよ
おお、聖なる御子よ/神は健やかに生まれた
フェルナンド・C・ラパ(1950-):
ヨゼフは歩き行く/山腹の羊飼いたち/私は片隅に身を置こう/天地よ喜べ
フェルナンド・ヴァレンテ:
救世主は生まれた/遠くから来た羊飼いが(*)/御子は眠っている(*)
エウジェニオ・アモリム(1963-):
山々と牧場の羊飼いたち/御子は穏やかに眠る/岩屋の中の男児イエス(*)
木から枝が生え
シルヴィア・コレイア・マテウス(ソプラノ(*))
オスヴァルド・フェレイラ(指揮)
ポルト大聖堂合唱団
リコーダー八重奏団
ポヴォワ・ド・ヴァルジム交響楽団
録音:サンタ・マリア・ダ・フェイラ、エウロパルケ

NUM 1113 \2080
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(1940-):
ピアノ・ソナタ第7番/7つの夜想曲(マリア・ジョアン・ピレスに捧げる)
ピアノ・ソナタ第4番(ソナタ・ブーファ)/主題と変奏曲 Op.1
インゲボルク・バルダスティ(ピアノ)
録音:パソス・デ・ブランダン音楽アカデミー/パソス・デ・ブランダン、
アウラスタジオ
ダルメイダはリスボンに生まれ、リスボン音楽院卒業後ウィーンで作曲・ピア
ノ・指揮を学んだ音楽家。バルダスティはウィーン生まれの若手ピアニスト
です。

NUM 1114 \2080
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(1940-):
音響工場[The Sound Factory]Op.45(*)
エリカ・プルハール歌曲集 Op.74(+)
私たちの夢見るものは,最後には,チャンスを忘れろ,一人にしてちょうだい,
いいじゃない?,あるがままに,英雄たち,刹那の歌
マリア・デ・メデイロス(語り(*))
エリカ・プルハール(歌(+))
アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(指揮(*))
ウィーン・トンキュンストラー交響楽団(*)
リンツ・ブルックナー管弦楽団(+)
エリカ・プルハールはオーストリアの歌手・作詞家・女優。ダルメイダとは
10年以上にわたりコラボレイションを続けています。

NUM 1127 \2080
ポルトガル現代作曲家によるアソーレス島の伝統音楽
ヌーノ・コルテ=レアル:シャマリータ/わが愛しの人/悪魔
ヴァスコ・ペアルセ・デ・アゼヴェード:美しい暁
フェルナンド・ラパ:
わが心よ、閉じよ、閉じよ/モイロス/眠れ、坊や、眠れ
カルロス・マレコス:3つのアソーレス民謡
パンの恵み,聖霊のフォリア/サウダーデ
マリオ・ナシメント:Rema para lá lanchinha
セルジオ・アゼヴェード:アソーレス諸島の5つの歌
おお、御子イエスよ,ひとつ歌おう,シャマリータ,Pezinho da vila,
シャランバ
パウロ・ロウレンソ(指揮)
リセルカーレ合唱団
録音:2002年2月、リスボン大学、学長執務所の大教室

NUM 1130 \2080
エヴォラ大聖堂楽派のポリフォニストたち(16-17世紀)
マヌエル・カルドーゾ(1566-1650):
ミサ・フィリッピナ[Missa Philippina]
モテット;Domine, tu mihi lavas pedes
Ecce mulier chananea/Aquam quam ego dabo
フランシスコ・マルティンス(1617-1680):
聖週間のモテットとレスポンソリウム;
Adjuva nos Deus(四旬節のモテット)/Tenebrae factae sunt/Caligaverunt
Ecce Quomodo/Tristis est [II]/Ecce vidimus eum [II]
ディエゴ・ディアス・メルガス(1638-1700):
ミサ・フェリアリス[Missa Ferialis]
四旬節のモテット;
Adjuva nos Deus/Domine, hominem non habeo/Honora patrem et matrem
ペドロ・テイシェイラ(指揮)
エボラ・ムジカ・ポリフォニー合唱団
録音:2004年10月、アレンテージョ県パヴィア、聖パウロ主教会
ポルトガルの古都エヴォラの大聖堂で活躍した作曲家たちによる教会音楽。
エボラ・ムジカはエヴォラ音楽協会に所属する合唱団です。

NUM 1131 \2080
アミルカル・ヴァスケス・ディアス(1945-):
君の名前による12の夜想曲
(マリア・ガブリエラ・ランセルの12の書物の12のテキストによる)
地の光(記憶と愛情の織物;13曲)
アルヴァロ・テイシェイラ・ロペス(ピアノ)
ヴァスケス・ディアスはポルトガル北部出身の作曲家・ピアニストで、現在
エヴォラ大学の教授を務めています。テイシェイラ・ロペスはポルト生まれの
ピアニスト。

NUM 1132 \2080
ギターによるバロック音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/ペドロ・ロドリゲス編曲:
パルティータ第4番 BWV828
ヘンデル(1685-1759)/同編曲:クラヴィーア組曲第3番 HWV448
A・マルチェッロ(1684-1750)/同編曲:オーボエ協奏曲ニ短調
ヴィヴァルディ/ヤン=オーロフ・エーリクソン編曲:
ヴァイオリン協奏曲(1678-1741)RV230
ペドロ・ロドリゲス(ギター)
録音:パソス・デ・ブランダン、ヌメリカ・スタジオ
ロドリゲスはコインブラ出身のポルトガルの若手ギタリスト。

NUM 1133 2枚組 \4160
ジョルジェ・ペイシーニョ(1940-1995):ピアノ作品集
5つの小品(1959)/対称の連続 I(即興とメロディー練習曲;1961)
練習曲 I(ある不在の存在の記憶;1969)/練習曲 III 変ロ長調(1976)
グローサ I(1989/1990)/In Folio「コンスタンサのために」(1992)
練習曲 V「Die Reihe Courante」(1992)/ハーモニクス I(1967)
練習曲 II(「四季」による;1972)/ジャネイラ(1995)
レッド・スウィート・タンゴ(1984)/ヴィラルバローザ(1987)/
夜想曲(1992)
ミゲル・ボルジェス・コエーリョ(ピアノ)
録音:パヴォア・ド・ヴァルジム市立ホール
ペイシーニョはポルトガルにおける現代音楽の旗手的存在として精力的に活動
した作曲家。ボルジェス・コエーリョは1971年ポルト生まれのピアニスト。

NUM 1134 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
ジョゼ・ペレイラ・デ・ソウザ(チェロ)
ペレイラ・デ・ソウザはポルト音楽院出身、現在ポルト国立管弦楽団の首席
を務めているチェリスト。彼がこの録音でも使用しているチェロは1710年モ
ンタニャーナ製(モダーン仕様)で、音楽史上最初のプロフェッショナルな
女性チェリストの一人とされるポルトガルのギリェルミーナ・スッジア
(1885-1950)が愛奏していた名器です。

NUM 1135 \2080
エウリコ・カッラパトーゾ(1962-):無伴奏合唱作品集
「セルパの風が私に言うこと」(2001;5曲)
「オビドスの風が私に言うこと」(2001;5曲)
「セルパの風が私に言うこと」(2000;4曲)
「おそれ、おののかず」[Timor et non tremor](1995;4曲)
言葉を伴う3つの歌曲(1998)
ゴシックの3つのクリスマス(2001)から 神の救いあれ、輝ける太陽よ
「ああ、なんと悲しい」(2003;5曲)
お前たちはタジデ?(1994)
テレジータ・グティエレス・マルケス(指揮)
リスボン室内合唱団
録音:2005年、リスボン、聖ジョルジェ英国国教教会
カッラパトーゾはブラガンサに生まれ、リスボン国立音楽院のジョルジェ・
ペイシーニョのもとで勉強を終えた作曲家。ポルトガルの作曲家の中では合
唱作品に力を入れている人です。リスボン室内合唱団は1978年、リスボン国
立音楽院室内合唱団としてグティエレス・マルケスによって創設された名門
です。

NUM 1136 \2080
ポルトガルとルーマニアのピアノ音楽名作集
ジョアン・デ・ソウザ・カルヴァーリョ(1745-1799):トッカータ ト短調
ジョアン・ドミンゲス・デ・ボンテンポ(1775-1842):
モーツァルトのアリア「Soyez Sensibles」による幻想曲と変奏曲 Op.21
アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1986):5つの前奏曲
クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):エオリアン・ハープ/無窮動
フィリペ・デ・ソウザ(1927-):ソナティナ第1番
ジョルジュ・エネスク[エネスコ](1881-1955):組曲 Op.10
コンスタンティン・サンドゥ(ピアノ)
録音:ヌメリカ・スタジオ
サンドゥはルーマニアのブカレストに生まれ、1991年よりポルトガル在住のピ
アニスト。




<CONCERTO>
CD 2004 \2080
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):
コントラバスとピアノのための作品集
メロディー(悲愴なロマンス)/序奏とボレロ/悲歌ニ長調とタランテッラ
メンデルスゾーン風大アレグロ/ベッリーニの「夢遊病の女」による幻想曲
「ヴェネツィアの謝肉祭」による序奏、主題と変奏曲
フランチェスコ・シラグーサ(コントラバス)
ロベルト・パルッツォ(ピアノ)
録音:ヴィラ・シオーリ=レニャーニ
初出レーベル:Antes Concerto
フランチェスコ・シラグーサ(1974年生まれ)は1999年ボッテジーニ・コン
クールの優勝者で、現在ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席を務めるイタリア
のコントラバス奏者。若手ナンバーワンとの呼び声も高く、日本にも多くのフ
ァンを持っています。

CD 2023/2 2枚組 \3500
モーツァルト:ディヴェルティメント&ノットゥルノ集
バセットホルン・トリオのための5つのディヴェルティメント変ロ長調 K.439b
ノットゥルノ(*)
「愛らしい二つの瞳」K.439/「愛しき人よ、たとえ遠くにいても」K.438
「いまや恐ろしい時が来た」K.436/
「私は貪欲な運命を黙って悲しもう」K.437
「愛しい光、美しい光」K.346/「これほどの軽はずみはない」K.549
アダージョ へ長調 K.Anhang 94/アダージョ 変ロ長調 K.411(+)
マリエッラ・ペンニッキ(ソプラノ(*))
グロリア・バンディテッリ(メゾソプラノ(*))
セルジョ・フィレスティ(バス(*))
アントニー・ペイ(クラリネット(+))
マルテサーナ四重奏団(クラリネット&バセットホルン)
録音:レッコ、モンテヴェッキア教会、32ビット・リマスタリング
初出レーベル:Antes Concerto

CD 2027 \2080
ピアノのための子守歌集
F・クープラン:子守歌、または、ゆりかごの愛
シューマン:
子供の情景 Op.15 から 眠っている子供
アルバムの綴り Op.124 から 眠りの歌,子守歌
ヘンゼルト:子守歌 Op.45
ショパン:子守歌 Op.57
アルカン:25の前奏曲 から われは眠る、されどわが心は目覚め
リスト:子守歌(第2版)
ラフ:子守歌 Op.125 No.2
ブラームス/コルトー編曲:子守歌 Op.49 No.4
チャイコフスキー/ラフマニノフ編曲:子守歌 Op.16 No.1
グリーグ:子守歌/子供の歌 Op.68 No.5
リャプーノフ:超絶技巧練習曲集(1897-1899)から 子守歌 第1番
バラキレフ:子守歌
カゼッラ:悲しい子守歌 Op.14/11の子供の小品 Op.35 から 子守歌
ブゾーニ:子守歌
シベリウス:子守歌 Op.40 No.5
ドビュッシー:英雄的子守歌
メシアン:「幼児イエスに注がれる20の眼差し」から
われは眠る、されどわが心は目覚め
アルフォンソ・アルベルティ(ピアノ)
録音:ミラノ県ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ、
64ビット・レコーディング
アルフォンソ・アルベルティ(1976年)はミラノのジュセッペ・ヴェルディ
音楽院で学んだイタリアのピアニスト。実演では現代音楽方面での活躍が目
立つ彼にとって、これらの収録曲目は意外なレパートリーといえるでしょう。





<EMEC>
E-069 \2080
フェルナンド・ソル(1778-1839):ギターのためのメヌエット集
ト長調 Op.2 No.1/ハ長調 Op.2 No.4/ト長調 Op.3
ト長調 Op.5 No.1/ハ長調 Op.5 No.3/ト長調 Op.8
ト長調 Op.11 No.1/ト長調 Op.11 No.2/ト長調 Op.11 No.3
ニ長調 Op.11 No.4/ニ長調 Op.11 No.5/イ長調 Op.11 No.6
イ長調 Op.11 No.7/イ長調 Op.11 No.8/ホ短調 Op.11 No.9
ホ長調 Op.11 No.10/へ長調 Op.11 No.11/変ロ長調 Op.11 No.12
イ長調 Op.13 No.1/ハ長調 Op.13 No.3
ホ短調 Op.15/ハ長調 Op.22/ト長調 Op.23
ハ長調 Op.24 No.1/へ長調 Op.24 No.2/へ長調 Op.24 No.3
へ長調 Op.24 No.4/へ長調 Op.24 No.5/へ長調 Op.24 No.6
へ長調 Op.24 No.7/変ロ長調 Op.24 No.8
ハ長調 Op.25/ホ長調 Op.32/イ長調 Op.36 No.1/ト長調 Op.36 No.2
アグスティーン・マルーリ(ギター)
録音:2005年9月20-22日、パレンシア県オルモス・デ・オヘーダ、
サンタ・エウフェミダ・デ・コソリョス教会
使用楽器:1840年、パリにてルネ・ラコス製(2005年、マドリッドにてイグ
ナシオ・ロサス復元)
ソレールのメヌエットばかり35曲を、作曲者の死の翌年に製作されたピリオ
ド楽器を使って演奏した注目のアルバムです。

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06-03 No.11-1

2006年03月15日 18時19分50秒 | Weblog
<MD+G>
34313492 \2080
94313496(SACD-Hybrid) \2950
ブラームス・ピアノ作品集
幻想曲 作品116
3つの間奏曲 作品117
ピアノのための小品 作品118
ピアノのための小品 作品119
エリザベス・レオンスカヤ(Pf) スタインウェイD,1901
テルデックなどへの録音や、世界的な指導者としても知られているエリザベ
ス・レオンスカヤ。2003年にシューベルト(343 11942)でMDGにデビューし、
今回は2作目。世界的ピアニストとオーディオ・ファイル・レーベルの顔あわ
せということで、1901年の伝説的なスタインウェイの録音に挑戦です。
fineNFの神谷郁代の時もエンジニア福井氏が「ピアノの音色の違いの録音が一
番難しい!」といっていましたが、まさに今回、ドイツのオーディオ・ファイ
ル・メーカーのチャレンジも聴き逃せないところ。もちろん、SACDハイブリッ
ド盤も同時発売です。

61313792 \2080
パガニーニ:24のカプリース 作品1 
(サクソフォン・アレンジ版)arr. By Raaf Hekkema
ラフ・ヘケマ(Soprano&Alto Saxphone)
大注目!一聴して大驚愕!サクソフォンによる24のカプリースが遂に登場。
本当にそんなこと可能なのか?重音も重ね録りでありません!古くは、清水靖
晃によるバッハの無伴奏チェロのサックス版などが大ヒットしたこともありま
したが、オリジナルの作品には限りがあるサクソフォンは、他楽器作品のアレ
ンジ物を演奏する機会が多い楽器として認識されているとは思います。だから
といって、オリジナルのヴァイオリンで演奏するにも難曲中の難曲とされる
「カプリース」をサックスで演奏してしまおうなどとは、過去誰も想像だにし
なかったのではないでしょうか?興味が沸くを通り越して、「本当に大丈夫な
のか?」と不安にすらさせてしまう、チャレンジです。しかも、重音は「マル
チフォニクス」という技巧を駆使して、本当に和音として奏されています。そ
の他に、いわゆる「循環呼吸」や「スラップ・タンギング」など、まさに人間
技とは思えぬ超絶技巧が駆使され、演奏が終わるその瞬間までただただ驚きの
連続。しかし、そうした超絶技巧は、音楽そのものをなめらなかに自然にする
ための技であり、驚きとともになんとも幸福な音空間を運んでくれます。
ヘケマはオランダ人サクソフォーン奏者で、MDGにはカレファクス・リード
五重奏団の一員として先月ラモー(619 13742)をリリースしたばかり。カレ
ファクスとしては、そのほか「フーガの技法」(619 9892)「ショスタコーヴィ
チ:前奏曲とフーガ」(619 11852)オケゲムからドビュッシーまでを網羅した
「600years」(619 10432)といったアルバムがそれぞれリリースされています。

30113802 \2080
ジェスマイヤー:アルカディアの鏡
(木管アンサンブル版)
コンソルティウム・クラシクム
モーツァルトの「レクィエム」の補筆完成者として知られるジェスマイヤー。
彼のコミック・オペラ「アルカディアの鏡」の木管アンサンブル版の登場です。
1794年にウィーンで初演されたこのオペラは、その後すぐにヨーロッパ中で演
奏され、彼の師モーツァルトの「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」などと比較さ
れるほどのヒット作となりました。この作品が、後に、宮廷などで木管アンサ
ンブルにアレンジされるなどして、広まったことは想像に難くありません。そ
れどころか、ウィーンの街中では、この旋律が方々で、口ずさまれたり口笛で
吹かれたりしたに違いありません。
単なる木管アンサンブルとしてだけでなく、こうした隠れた名曲に光を当てる
という意味でも存在感を増しているコンソルティウム・クラシクム。柔らかな
音色が、当時の町並みまでも再現してくれるかのようです。

50513812 \2080
「外国の襲撃 英国バロック音楽集」
ヘンデル:協奏曲 ト短調 HWV287
バルサンティ:古いスコットランドの旋律集
フィンガー:ソナタ ハ長調 作品5-10
J.C.バッハ:五重奏曲 ニ長調 作品11-6
マティス:スコットランド風グラウンド
ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV383
アーベル:協奏曲 ホ短調
ラ・リコルダンツァ
タイトルは過激ですが、18世紀イギリスの首都ロンドンは、ヨーロッパの中で
もっとも豊かで文化的な都市として栄え、多くの海外の音楽家たちが演奏会に
訪れ、そのまま移住してしまう者も少なくありませんでした。ここにとりあげ
られている作曲家は、みなヨーロッパの他国の生まれながら、ロンドンに魅了
された人たちばかりです。
しかしながら、イギリスの国粋主義者の中にはこれらの実情を面白く思わなか
った者もおり、「イギリスの楽界を外国の襲撃から守れ!イギリス人よ立ち上
がれ!」なる運動も起こったといいますが、事実、この時代のロンドンを彩っ
たのは他国の作曲家の音楽であり、それらは国籍などとは関係なく価値あるも
のであるのは間違いありません。

33013822 2枚組 \4160
93013826(SACD-Hybrid) 2枚組 \5900
モーツァルト&グリーグ
ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545
ピアノ・ソナタ 第5番 ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
ペール=ギュント 第1組曲 作品46
ペール=ギュント 第2組曲 作品55
トレンクナー=シュパイデル・ピアノ・デュオ
モーツァルトのピアノ・ソナタにグリーグが自由にセカンド・ピアノ部分を書
き足した版の新録音。これに、グリーグ本人が4手ピアノに編曲したペール=
ギュント組曲が収録されています。大天才として無駄な音符も足りない音符も
ないとされているモーツァルトの音楽ですが、聴きなれたメロディーになんと
も自然に寄り添うような旋律が現れ消えていく様を鑑賞するのは、また違った
楽しみをもたらしてくれます。聴いているうちに、誰かと連弾してみたくなる
ことうけあい。




<FONE>
★これまたイタリアのオーディオ・ファイル・レーベルとして知られるFONEが、
通常CDフォーマットに新しい方式を確立。その名も”シグノリッチCD”。CD
フォーマットが生まれて25年、DSDテクノロジーを使ってこのフォーマットを
さらに進化させることに成功しました。DSDを使ってPCMレイヤーを認識させる
ことができるようになり、通常CDより20%も多い情報を読み込むことが可能と
なりました。
フォネではこのシステムをSACDハイブリッドのCDレイヤーにも採用していく予
定。今回、この”シグノリッチCDサンプラー”を含む5アイテムを一挙リリー
スします。以下、SACD表記のないものはすべてこの”シグノリッチCD”です。

FONE2045 \2080
IL CREMONESE“イル・クレモネーゼ”
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン
ドヴォルザーク:わが母のおしえ給いし歌(「ジプシーの歌」より)
ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」-太陽への讃歌
アルベニス(クライスラー編):「スペイン」 作品165-マラゲーニャ
クライスラー:愛の悲しみ
アルベニス(クライスラー編):「スペイン」 作品165-タンゴ
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲
ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の悲しみ
ポルディーニ(クライスラー編): 踊る人形
メンデルスゾーン(クライスラー編):
無言歌集 第5巻 作品62-第1曲「5月のそよ風」
クライスラー:ロンドンデリーの歌
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
ラウラ・マンツィーニ(Pf)
おなじみ、クレモナの銘器をアッカルドが自在に操ったゴージャスなディスク。
クライスラーの愛奏曲を並べたヴァイオリン三昧の逸品です。

FONE9319 \2080
J.S.バッハ:
協奏曲第1番 ニ長調 BWV.972(原曲はヴィヴァルディのOp.3-9)*
協奏曲第4番 ト短調 BWV.975(原曲はヴィヴァルディのOp.4-6)***
協奏曲第2番 ト長調 BWV.973(原曲はヴィヴァルディのOp.7-8)*
協奏曲第10番 ハ短調 BWV.981(原曲はマルチェッロ)**
協奏曲第7番 ヘ長調 BWV.978(原曲はヴィヴァルディのOp.3-3)*
協奏曲第3番 ニ短調 BWV.974(原曲はマルチェルロのオーボエ協奏曲)****
協奏曲第5番 ハ長調 BWV.976(原曲はヴィヴァルディのOp.3-12)*
オルガーニ・デッラ“ヌオーヴァ・オランダ”
エドアルド・ベッロッティ(Org)
ヴィッラルタ,オルガノ・カッリード*
マドリジオ,オルガノ・ナッキーニ**
ファガーニャ,オルガノ・コメッリ***
チコニッコ,オルガノ・ザニン****
バッハがイタリアの巨匠作曲家たちの作品をモティーフにして作曲した協奏曲
集。4種のオルガンを使い分けて弾いています。

FONE3002 \2080
ハイドン:
チェロ協奏曲 第1番 ハ長調
チェロ協奏曲 第2番 ニ長調
ロッコ・フィリッピーニ(Vc+指揮)
ローマ・クラシカ室内管弦楽団
フィリッピーニは、アッカルドやウーギらと並ぶイタリア屈指の弦楽アーティ
ストの一人。ストラディヴァリの1710年製“Goore-Booth”を使用。

FONE3001 \1750
「シグノリッチCDサンプラー」
ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 作品50
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調-第3楽章
ロッコ・フィリッピーニ(Vc+指揮) ローマ・クラシカ室内管弦楽団
J.S.バッハ:協奏曲第4番 ト短調 BWV.975-ラルゴ
エドアルド・ベッロッティ(Org)
ヴィアダーナ:ラウダーテ・プエリ、フラテス・エゴ・エニム、
トラデント・エニム・ヴォス
ヴォックス・エスペリア、カペラ・ムジカーレ・ディ・サン・マルコ 
指揮:ロマーノ・ヴェットーリ
作曲者未詳:Ai las e que-m fan mei uelhs Sordel da Primavera d'amore
ジェラルド・ズケット、パトリーチェ・ブリエント、ジャック・ホーディル
モーツァルト:
アンティフォナ「喜ばしき天の女王」 K.108-アダージョ・ウン・ポコ・アン
ダンティーノ
マリエッラ・デヴィーア(S)、
オルケストラ・フィラルモニカ・マルキジアーナ 
指揮:ダニエーレ・カッレガリ
シューベルト:
弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調「四重奏断章」 D.703-アレグロ・アッサイ
アッカルド四重奏団
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調-ロンド
ウート・ウーギ(Vn+指揮)、イ・フィラルモニチ・ローマ
リムスキー=コルサコフ:熊ばちの飛行
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、ラウラ・マンツィーニ(Pf)
コープランド:猫とねずみ
ジャコモ・フランチ(Pf)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」-太陽への讃歌
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、ラウラ・マンツィーニ(Pf)
ご紹介したシグノリッチCDの音の良さを確認していただくためのサンプラ
ー。演奏も人気の高いところから集められています。特別価格!

FONE030SA(SACD-Hybrid) \2550
クライスラーへのオマージュ 第2集 クレモナのヴァイオリン
クライスラー:
プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/クープランの様式による
ルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲/フランクールの
様式によるシチリアーノとリゴードン/マルティーニの様式によるアンダン
ティーノ/オールド・リフレイン/ウィーン奇想曲/ロンドンデリーの歌
シューマン:ロマンス イ長調
フォスター:故郷の人々
グラナドス:スペイン舞曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ト短調 作品46-1
アルベニス:タンゴ 作品165-2
シャミナード:スペインのセレナード
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
ドヴォルザーク:インディアン風の嘆き
バッジーニ:踊る人形
メンデルスゾーン:無言歌 作品62-1
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
ラウラ・マンツィーニ(Pf)
これも、大ヒット作となった「クライスラーへのオマージュ 第2集」ですが、
このSACDハイブリッドのCD部分もやはり、シグノリッチCD仕様となっています。
第1集(FONE 003SA)のCD部分もこの新しい方式になる予定。





<TESTAMENT>
1月末に、5枚にわたりトスカニーニDVDをリリースしたばかりのテスタメント。
DVDにおける音質の改善には、多くの驚きの声を頂いております。映像に続き、
初出音源を含むCD3タイトルが登場。

SBT1370 \1850
シューベルト:
交響曲 第2番 変ロ長調 D125
ピアノ・デュオのためのソナタ ハ長調 D812 「グランド・デュオ」
(オーケストレイション:ヨアヒム)
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
全編初出!トスカニーニの17年にのぼるNBCとの関係は、彼のキャリアの中で
も異例に長いものでした。しかしながら、NBCとの放送録音は、どれも卓越し
たクオリティを保っているのは、流石というしかありません。こうした膨大な
ライブラリーの中から、今回のこの2曲は初出。しかも「グラン・デュオ」は
マエストロ唯一のレコーディングです。2番交響曲も、他の2つのレコーディン
グに比べて音質において最良といえるものです。

SBT1377 \1850
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
同:交響曲 第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」
シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 作品61
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
メンデルスゾーン2曲に関しては、レパートリーとして唯一のもの。シューマ
ンの2番は、1887年にトスカニーニが初めてとりあげたシューマン作品として、
トスカニーニには大変特別な作品でした。この1941年の録音は、NBCと行った
最初から2番目のレコーディングです。

SBT1382 \1850
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」序曲
「タンホイザー」第3幕への前奏曲
「パルジファル」第1幕への前奏曲、聖金曜日の奇蹟、第2幕への前奏曲、
第3幕への前奏曲、クリングゾルの魔法の庭、ファイナル
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
ワーグナーは、トスカニーニのレパートリーの中心的存在であり、これらの演
奏には特別な重要性があります。特に「パルジファル」はトスカニーニお気に
入りの作品で頻繁に演奏されています。

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06-03 No.11-2

2006年03月15日 18時19分19秒 | Weblog
<VAI>
DVD6タイトルが発売になります。今回の新譜もオイストラフ&リヒテルのベー
トーヴェン・ブラームス(映像はカラーです!)やラインスドルフ&ボストン
響の第9など貴重な映像が目白押しです。

VAI DVD 4361 \3650
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
ワーグナー:ジークフリート牧歌
エーリヒ・ラインスドルフ(指)ボストン交響楽団
ジェーン・マーシュ(S)、ユーニス・アルバーツ(A)
リチャード・キャシリー(T)、トーマス・ポール(B)
ハーバード・グリークラヴ、ラドクリフ合唱ソサイテ
ィ、ニューイングランド音楽院合唱団
収録:1965年10月19日、105m 白黒
1993年になくなってから10年以上経ち、日本でもラインスドルフの人気が上
がっている。1962年から1969年まで音楽監督を務めたボストン交響楽団との
数々の名演がCDとなり、その卓越した手腕が、新しいクラシック・ファン層
にアピールしているのである。そしてその黄金期の映像、それも大作、合唱
交響曲のDVDが登場。白黒だが、極めて優れたオーケストラ・トレーナーだっ
たラインスドルフの見事な指揮姿に引き込まれてしまう。

VAI DVD 4362 \3380
サイレント映画「カルメン」
セシル・B・デミル(監督)、ウィリアム・C・デミル(脚本)、
1915年パラマウント社
出演:ジェラルディン・ファラー、ウォーレス・リード、
ペドロ・デ・コルドバ、
音楽:ジリアン・アンダーソン指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
75分、染色版 ステレオ
歴史的な「カルメン」映画である。1915年に、パラマウント社がメトロポリタ
ン歌劇場の大プリマドンナであったジェラルディン・ファラーを起用して製作
したもの。当然サウンドトラックはないが、ヒューゴ・リーゼンフェルドがビ
ゼーの「カルメン」を編曲して伴奏譜を作り、生演奏の伴奏ができるように
なっている。このDVDでは、オリジナルの映像に、ジリアン・アンダーソン指
揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏をつけて、90年前のカルメンを
新たに蘇らせている。映画史においても、オペラ史においても、貴重な映像で
ある。

VAI DVD 4364 \3650
「ビルギット・ニルソン、ベル・テレフォン・アワー」
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ドナルド・ヴーヒーズ(指揮)ザ・ベル・テレフォン・アワー管弦楽団
1961-1967年、57分 カラー
昨年惜しまれつつ亡くなった、20世紀最高のワーグナー・ソプラノの一人、ビ
ルギット・ニルソン。彼女がベル・テレフォン・アワーに出演した貴重な映像
を約1時間集めている。ワーグナーはもちろん、ヴェルディ、プッチーニ、さ
らには珍しいヘンデルやロッシーニの音楽まで収録。

VAI DVD 4365 \3380
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調
ボーナス インタビュー
イリヤ・イティン(ピアノ)
68分、カラー ステレオ
イリヤ・イティンはロシア出身で、1996年にリーズ国際ピアノ・コンクールで
優勝したピアニストである。幼い頃から才能を発揮し、モスクワのチャイコフ
スキー音楽院を最優秀の成績で修了。1990年からニューヨークに在住、欧米の
みならずアジア件まで幅広い演奏活動を行っている。

VAI DVD 4369 \3380
ベートーヴェンとブラームス:ソナタ集
「オイストラフ&リヒテル アリス・タリー・ホール・ライヴ」
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
アンコール 「春」-スケルツォ
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
収録:1970年アリス・タリー・ホール、ニューヨーク、
53分、カラー モノーラル
1970年3月に、ニューヨークのアリス・タリー・ホールで行われた、ソ連出身
の二大巨匠によるライヴ。オイストラフにとっては晩年の演奏で、枯淡の音楽
が実に美しい。リヒテルもこの同郷の偉大な先輩を、全力を挙げてサポートし
ているのが伺える。カラー映像で、非常に貴重な記録である。

VAI DVD 4374 \4450
メノッティ:「電話」
プーランク:「人の声」
キャロル・ファーレイ(ソプラノ)、
ラッセル・スミス(テノール)
ジョゼ・セレブリエル(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
収録:1990年、65分、カラー ステレオ
電話にまつわる2つの対照的なオペラ。メノッティの「電話」は、旅行前に彼
女にプロポーズをしようとする男が、何度も電話で邪魔されたため、自らも電
話でプロポーズするという愉快な話。一方プーランクの「人の声」は、恋人と
別れて精神が不安定な女性が、その恋人と電話で話をするというモノドラマ。
どちらも20世紀の文明を象徴するものの一つ、電話を核にしている。キャロル
・ファーレイは、米国のメトロポリタン歌劇場やシカゴ・リリック・オペラを
中心に世界中で活躍するソプラノ。




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
30周年記念 木曽音楽祭ライヴ録音集成
日本の名ソリストが終結!今まで会場即売のみで発売されていた名演がいよ
いよ一般発売になります。今年32回目を迎える、日本で最も歴史のある音楽
祭「木曽音楽祭」。その30周年を記念して、それまでの名演の中から選りす
ぐりの演奏をピックアップ。4タイトルにまとめました。
1973年の木曽フィルハーモニック協会発足に端を発し、当初は「木曽福島国
際音楽祭」の名のもとに、ヴィオラの巨匠である故プリムローズやバルトー
ク弦楽四重奏団などをはじめ、毎年数々の国際的名演奏家を招聘して行われ
ている音楽祭。現在では「木曽音楽祭」と名称を変え、日本のトッププレー
ヤーを一堂に集めて、毎年多くの聴衆が全国から集まる音楽祭となっていま
す。
音楽祭ならではの、リラックスした一流演奏家の楽しい雰囲気が伝わってき
ます。中には、稀代の名ヴァイオリニストとして有名で1997年に惜しまれつ
つこの世を去った数住岸子のラストレコーディングとなった、六重奏曲/ベ
ートーヴェンなども収録されています。 又、この音楽祭のコンセプトのひと
つとして、演奏家本人が本当にやってみたかった曲をというものがあり、普
段あまり演奏されない名曲や、珍しい編曲を選曲している事も魅力のひとつ
といえましょう。

KS1001 \1200
「木曽音楽祭第1集」
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番
シューマン:ピアノ四重奏曲
ドヴォルザーク:セレナーデ ホ長調
録音:1993年、1985年、1997年
野島稔(Pf);久保陽子(Vn);
金昌国(Fl);白尾偕子(Va);堀了介(Vc);
店村眞積(Va);安田謙一郎(Vc);
小林美恵(Vn);平沢仁(Vn);千葉純子(Vn);新垣裕子(Vn);漆原啓子(Vn);
鈴木理恵子(Vn);山本佳子(Vn);中馬陽子(Vn);管沼準二(Va);
廣狩亮(Va);市坪俊彦(Va);秋津智承(Vc);花崎薫(Vc);星秀樹(Cb)

KS1002 \1200
「木曽音楽祭第2集」
ブリテン:ファンタジー
ベートーヴェン:六重奏曲編ホ長調
ラハナー:九重奏曲ヘ長調
録音:2003年、1996年、2000年
古部賢一(Ob);川田知子(Vn);篠崎友美(Va);堀了介(Vc)
数住岸子(Vn);鈴木理恵子(Vn);管沼準二(Va);堀了介(Vc);
松崎裕(Hr);山本眞(Hr);
佐久間由美子(Fl);小畑善昭(Ob);磯部周平(Cl);山本眞(Hr);
前田信吉(Fg);加藤知子(Vn);安藤裕子(Va);山本裕康(Vc);
星秀樹(Cb)

KS1003 \1200
「木曽音楽祭第3集」
ラヴェル:ピアノ三重奏曲
ブラームス:セレナーデ第1番(九重奏版)
録音:1997年、2000年
寺嶋陸也(Pf);漆原啓子(Vn);花崎薫(Vc)
佐久間由美子(Fl);磯部周平(Cl);山本正治(Cl);松崎裕(Hr);
吉田将(Fg);服部譲二(Vn);廣狩亮(Va);山崎伸子(Vc);星秀樹(Cb)

KS1004 \1200
木曽音楽祭第4集:
モーツァルト:協奏交響曲(エック編木管八重奏版)
ドホナーニ:六重奏曲
録音:2002年、1999年
磯部周平(Cl);山本眞(Hr);
古部賢一(Ob);森枝繭子(Ob);山本正治(Cl);岡本正之(Fg);
前田信吉(Fg);松崎裕(Hr);星秀樹(Cb)
若林顕(Pf);小林美恵(Vn);廣狩亮(Va);山本裕康(Vc);





<STRADIVARIUS>
STR 33736 \2080
ヴォヤージュ[旅] ファゴットのための現代音楽
細川俊夫:ヴォヤージュ II(ファゴットとアンサンブルのための協奏曲)(*)
ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァ XII(ファゴット独奏のための)
フィリップ・シェラー[Philippe Schoeller]:
カンターテ・イシス(ファゴットと混声合唱のための)(+)
パスカル・ガロワ(ファゴット)
ダニエル・カウカ(指揮(*)) 
ラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ロイク・ピエール(指揮(+)) 
ミクロコスモス合唱団(+)
「ディアローグ[対話]」(STR 33625)に続くパスカル・ガロワのセカンド・
アルバム。収録作品はいずれも彼のために書かれたものです。

STR 33737 \2080
新世界より 新しい音楽の閲覧 Vol.1
チャールズ・アイヴズ:川にて(トロンボーンと吹奏楽のための版)
ヘンリー・カウエル:ダイナミック・モーション(ピアノのための)
ジョン・ケージ:夢(リュートとチェロのための版)
ヘンリー・カウエル:バンシー(ピアノのための)
ジェイコブ・ドラックマン:ヴァレンタイン(コントラバスのための)
チャールズ・アイヴズ:Illmenau(トロンボーンと吹奏楽のための版)
モートン・フェルドマン:
たいへん短いトランペット小品(アルトトロンボーンのための版)
テリー・ライリー:ビート・スートラ #7(ピアノのための)
ロジャー・セッションズ:チェロのための6つの小品
チャールズ・アイヴズ:
チャーリー・ラトリッジ(トロンボーンと吹奏楽のための版)
ファウスト・ボンジェッリ(ピアノ)
フランチェスコ・ディロン、ルーカス・フェルス(チェロ)
テリー・ライリー(ピアノ) ステファノ・スコダニッビオ(コントラバス)
ペーター・セダーベルク(リュート) マイク・スウォヴォダ(トロンボーン)
フェルナンド・シレオーニ(指揮)
ポッレンツァ市立ジュゼッペ・ヴェルディ吹奏楽団

●echo series
STR 11007 \1250
ヘンデル(1685-1759):ソナタ集
イ短調 HWV362/ロ短調 HWV367/ハ長調 HWV365/ホ短調 HWV375
変ロ長調 HWV377/ト短調 HWV360/ヘ長調 HWV369
トリプラ・コンコルディア
ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー)
カロリーヌ・ブルスマ(チェロ)
セルジョ・チョメーイ(チェンバロ)
新録音がいきなりエコー・シリーズから登場です。

STR 11010 \1250
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):
リュート曲集(1530頃)から リチェルカーレ,ほか(全27曲)
パウル・ベイエル(ルネサンス・リュート)
STR 33515(1999年発売)からの移行値下げ再発売。

STR 11011 \1250
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):管楽器のための協奏曲集
2つのホルンとティンパニ、
2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
クラリーノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
フラウト・トラヴェルソ、
2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
2つのクラリーノとティンパニ、
2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための協奏曲
アンティーキ・ストゥルメンティ
STR 33581(2002年発売)からの移行値下げ再発売。




<CORO>
COR 16038 \2080
キャロルの祭典
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):合唱作品集 Vol.3
オペラ「グロリアーナ」からの合唱舞曲集
5つの花の歌/「神聖と世俗」
イアン・パートリッジ(テノール)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
初出レーベル:Collis

COR 16044 2枚組 \4160
J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調 BWV232
キャサリン・デュボスク、キャサリン・デンリー(ソプラノ)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
マイケル・ジョージ(バス)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
初出レーベル:Collins

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06-03 No.10-1

2006年03月13日 17時11分24秒 | Weblog
<Altus>
ALT 127 9枚組 \17900
60ページの解説リハーサル完全訳
完全限定盤
-別冊付録-
天羽健三
ムラヴィンスキー
ディスコグラフィ
最新改訂版
「ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル / リハーサル&コンサート
第2集(ロシア音楽編)」
[CD 1]
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調(リハーサル)[初出]
収録:1973年4月25、26日
[CD 2]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調(リハーサル)[初出]
収録:1973年4月26日
[CD 3]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調(リハーサル)[初出]
収録:1973年4月26日
[CD 4]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調(リハーサル)[初出]
収録:1973年5月3日
[CD 5]
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調-第2 & 3楽章(リハーサル)[初出]
収録:1973年5月4日
[CD 6]
リャードフ:バーバ・ヤーガ[初出]
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲[初出]
(リハーサル&セッション録音)収録:1973年4月27日
[CD 7]
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調(セッション録音)[初出]
収録:1973年5月3日
[CD 8]
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調(コンサート)
収録:1973年4月29日
[CD 9]
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調(コンサート)[初出] /
プロコフィエフ:
バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第2番(コンサート)[初出]
収録:1982年11月6日
レニングラード・フィルハーモニー大ホール
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィルハーモニックO.
ドイツ編同様、どれもすばらしい音質です。貴重なリハーサルも全て完全収録。
巨匠の言葉は一語残らず訳出しており、ムラヴィンスキー未亡人の監修済み。





<ATMA>
ACD2 2237 \1650
A.スカルラッティ:
スターバト・マーテル,フルート,2つのヴァイオリンと通奏低音のための
協奏曲第21番
エマ・カークビー(S) ダニエル・テイラー(CT) 
フランシス・コルプロン(リコーダー) 
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)晩年の傑作として知られるスタ
ーバト・マーテルですが、案外と録音が多くなく、新録音が待ち望まれていま
した。そこに登場したのがこれ!なんと永遠の天使、エマ・カークビーと、美
声カウンターテナー、ダニエル・テイラーの夢の組み合わせ。シアター・オヴ
・アーリー・ミュージックはもちろん時代楽器使用。協奏曲はおそらくスカル
ラッティが亡くなる年の作品、5楽章で10分ほどの美しい音楽を、コルプロン
が絶妙に仕立てています。

ACD2 2389 2枚組 \1650
パーセル:
「アーサー王」-美しい島,「エディプス」-つかの間の音楽,ここに神々が
示された,グラウンドにもとづく夕べの賛歌,おお孤独よ、我が甘き選択,
おお孤独よ、我が甘き選択
3声のソナタ第9番 ハ短調 Z.798,同第12番 ニ長調 Z.801,4声のソナタ第3番
イ短調 Z.804,同第6番 ト短調 Z.807,
ブロウ:パーセルの死に寄せるオード
ダウランド:
時は静かに,古き涙,彼女は許せるだろうか,愛の涙,我が人が涙するのを
見た,もう一度おいで
ヒューム:希望は蘇り
カッティング:アン・マーカム夫人のパヴァンへのガリアード
ほか
ダニエル・テイラー(CT),ダ・ソナール,レ・ヴォワ・ユメーン
アンドレアス・マルタン(Lute)
ACD2 2133とACD2 2151の2枚を薄型ソフトケースにセットにして、1枚価格に
したもの。ダニエル・テイラーの柔らかい声は、こうした16,17世紀の英国
バロック音楽にはピッタリです。簡易解説のみで、歌詞が省かれております。
御了承ください。

ACD2 2367 2枚組(ボーナスCD付) \1650
ヘンデル:王宮の花火の音楽 HWV.351
ヴェッキ:マドリガル・コメディ「シエナの夜祭」から(12曲)
ボーナス・サンプルCD
ドヴィエンヌ:「レ・ヴィジタンディーヌ」から
マシュー・リュシエ(Fag),オリヴィエ・トゥアン(Vn),
ジャン=リュク・プルールド(Va),ベノワ・ロワゼル(Vc)
(ACD2 2364より)
ロータ:ハープ協奏曲-アレグロ・モデラート
ジェニファー・スウォーツ(Hp)
ヤンニク・ネゼ=セガン(指)
モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
(ACD2 2294より)
バッハ:カンタータ「われは満ち足れり」BWV.82から
カリーナ・ゴーヴァン(S)
ベルナール・ラバディ(指)
レ・ヴィオロン・デュ・ロワ
(SACD2 2342より)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21-マエストーソ
ジャニーナ・フィアルコウスカ(P)
カナダ室内合奏団
(ACD2 2291より)
シューベルト:岩の上の羊飼い D.985
アリヌ・クータン(S)
アンドレ・モワザン(Cl),ルイーズ=アンドレ・バリル(P)
(ACD2 2320より)
ホフマン:いざ、待ち望みたる時を告げよ
ダニエル・テイラー(CT)
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック
(ACD2 2261廃盤より)
C.P.E.バッハ:四重奏曲第2番 ニ長調 Wq.94,H.538
(ACD2 2322より)
パーセル:あの子は恋していることを告白する
スージー・ルブラン(S),レ・ヴォワ・ユメーヌ
(ACD2 2258より)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VII a:4-アダージョ
マルク・デストリューブ(Vn,指)
パシフィック・バロック管弦楽団
(ACD2 2287より)
マティアス・マウテ(指)モントリオール・バロック
デイヴィッド・ファリス(指)
トロント・コンソート,コンソート・レ・ヴォワ・ユメーヌ
ATMAの10周年記念盤です。メインは、フルート、リコーダー奏者として有名な
マティアス・マウテがモントリオール・バロックを指揮しての、ヘンデルの
王宮の花火の音楽。祝祭的な音楽は10周年記念にピッタリです。もう一つは、
「パルナッソス山をめぐり」で知られるオラツィオ・ヴェッキ(1550-1605)の、
珍しいマドリガル・コメディ「シエナの夜祭」から。オペラが生まれる直前
のマドリガル・コメディの楽しさいっぱいです。

ACD2 2352 \1650
コレット:愉快な協奏曲第25番「未開人とフュルステンベルクの婦人」
ボワモルティエ:
カンタータ「冬」,バレエ音楽「公爵夫人家のドン・キショット」から(6曲)
クレランボー:カンタータ「オルフェ」
カリーナ・ゴーヴァン(S) レ・ボレアデ・ド・モントリオール
先日、naiveから発売されたヴィヴァルディの「ティート・マンリオ」のマン
リオ役で絶賛された、カナダのソプラノ、カリーナ・ゴーヴァン。透明感が
あって伸びの良い声は、今後さらにスターへの道を駆け上がること間違いな
しの美しさ。その彼女が中心に据えられたフランス・バロック声楽集です。
選曲がなかなか凝っていて、ミシェル・コレット(1709-1795)、ジョセフ・
ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755)、 ルイ=ニコラ・クレランボー
(1676-1749)と、18世紀前半のフランスの作曲家3人の、それぞれユニークな
作品を演奏しています。レ・ボレアドには、フルートのフランシス・コルプ
ロンをはじめとするモントリオールの錚々たる古楽奏者が集っています。

ACD2 2311 \1650
-幼子が生まれた-
G.ガブリエーリ:
今日キリストが生まれた,マニフィカト「処女マリアよ、あなたが祝福され
ますよう」,ああ、何と甘美な,天使が羊飼いに語る,おお、大いなる神秘,
我らの救い主
グリッロ:第2カンツォーネ
アグイレーラ・デ・エレディア:第十旋法のマニフィカト
バラオーナ:聖マリア
ピッキ:第10カンツォン
リモンテ:聖マリア
グーディメル:めでたし后妃(サルヴェ・レジーナ)
クリストファー・ジャクソン(指)
コンチェルト・パラティーノ,モントリオール古楽スタジオ
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612)といえば、ヴェネツィアのサンマル
コ大聖堂の優れた楽団と、教会の構造を利用した、華やかに絡み合う音楽で知
られています。そのガブリエーリの音楽に、クリストファー・ジャクソンの
指揮するコンチェルト・パラティーノとモントリオール古楽スタジオが挑み
ました!サンマルコ教会の中を飛び交う音の乱舞が、彼らの優れた力量によっ
て遺憾なく再現されています。

ACD2 2277 2枚組 \3300
サント=コロンブ:2つのヴィオールのための作品全集 第3集(第36-50番)
レ・ヴォア・ユメーヌ
好評の第1集(ACD2 2275)、第2集(ACD2 2276)に続く、サント=コロンブの2つ
のヴィオールのための作品全集第3集です。対等なヴィオラ・ダ・ガンバの二
重奏という、サント=コロンブが追求したシンプルかつ奥の深い世界を、レ・
ヴォア・ユメーヌが深く分け入っています。67番まであるこの曲集、おそらく
第4集で完結でしょう。レ・ヴォア・ユメーヌの偉業、あと少しです!

ACD2 2349
タリス:鍵盤音楽作品全集
解き明かしたまえ主よ,既に光が東から,御身はまことに幸いなる者,
来たれ、異邦人の贖い主よ,今日、一人の幼児がわれらのために生まれ,
栄光は汝、聖三位一体に,おおやさしきみどり子よ,
主よ、思い出すことなかれ,ファンタジー
ほか、全23曲
ラシェル・テイラー(Org, Cemb)
トーマス・タリスの鍵盤楽曲を集成したアルバムです。多くは、ザ・マリナ
ー・ブック The Mulliner という、16世紀半ばに不詳のオルガニストがまと
めた楽曲集によって伝えられたもので、さらにフィッツウィリアム・ヴァー
ジナル・ブック選集の中にあるものも加えられています。ラシェル・テイラ
ーはカナダのチェンバロ奏者、音楽学者。ここでは2つのオルガンと、ヴァ
ージナル、クラヴサンを使い分けて演奏しています。

ACD2 2386
-情熱の果実-
幸福なワルツ,美しい森
クリス・ノーマン(Fl),スージー・ルブラン(S),
デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn),シルヴァン・ベルジェロン(Lute),
デイヴィッド・マクギネス(Cemb)
(ACD2 2330 <アカディアの歌>より)
ペルト:大全
クリストファー・ジャクソン(指)モントリオール古楽スタジオ
(ACD2 2310より)
バッハ:
「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり」BWV.7から,「人よ、神の愛
を讃えよ」BWV.167から
スージー・ルブラン(S),ダニエル・テイラー(CT),
チャールズ・ダニエルズ(T),ステファン・マクラウド(Bs)
エリック・ミルンズ(指)モントリオール・バロック
(SACD2 2400より)
バラール:リュートのアントレ
ダウランド:ぼくを、誰よりもこのぼくを
ナイジェル・ノース(Lute)
モンテヴェルディ:「オルフェオ」-あの蔭った森を覚えているかい
チャールズ・ダニエルズ(T)モントリオール・バロック
(SACD2 2337より)
シャイト:戦いのガリアルド
コンチェルト・パラティーノ,ラ・バンド・モントリオール・バロック
(ACD2 2312より)
ガブリエーリ:ああ、何と甘美な
コンチェルト・パラティーノ
(ACD2 2311より)
シャルパンティエ:4声合唱のミサ曲から
クリストファー・ジャクソン(指)モントリオール古楽スタジオ
(SACD2 2338より)
ジェルヴェーズ:戦いのパヴァーヌとガリアルド
コンチェルト・パラティーノ,ラ・バンド・モントリオール・バロック
(ACD2 2312より)
モントリオール・バロック音楽祭は、毎年6月に催されるフェスティヴァル。
ATMA社は、この音楽祭と提携、コンサートで演奏された演奏を録音していま
す。このCDはその紹介盤。おいしいとこ取りになっています。




<harmonia mundi>
HMC 901917 \2080
テレマン:
組曲TWV 55a: a 21イ短調
協奏曲ハ長調TWV51: C1
水の音楽-ハンブルクの潮の干満 組曲ハ長調
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
ベルリン古楽アカデミー
1705年から1725年にかけて作曲されたテレマンの作品集です。リコーダー奏者
のみならず、オーケストラにも、熟練の技術、そしてフランス、イタリア、ド
イツの様式を熟知していることを要求する超絶技巧の曲ばかり。リコーダーの
シュテーガーのヴィルトゥオジティの華やかにして快刀乱麻、胸のすくような
見事な吹きぶりには圧倒され通しです。ハンブルクの潮の干満も、テレマンの
管弦楽の中でも最高傑作といわれるのも納得の力演です。

HMI 987059 \2080
エンリケス・デ・バルデラーバノ(1500ca.-1557ca.):
「セイレーン(人魚)の詩歌集-シルヴァ・ドゥ・シナーレス」(1547年)
-モラーレス、ジョスカンらの歌曲編纂集-
カルロス・メーナ(C-T)
アルモニオージ・コンチェルティ〔ホアン・カルロス・リベラ(ト調ビウエ
ラ)、コンスエーロ・ナバス(イ調、ロ調ビウエラとヴァンドーラ)、ホア
ン・ミゲル・ニエート(ホ調、ト調ビウエラ)〕
バルデラーバノは、16世紀スペインで活躍したビウエラ(ルネサンス時代のス
ペイン独自のリュートの仲間の楽器)奏者にして作曲家です。当時のビウエラ
の作品は、声楽のための作品をビウエラ用に編曲したものが主流であり、この
詩歌集も、ジョスカン、モラーレス、ジョスカンら当時のヨーロッパ各地で活
躍していた作曲家のモテットと世俗曲がもとになっています。この「人魚の詩
歌集」の「人魚」とは、神話の世界の、海の岩山の上に夜な夜な美しい歌をう
たい、船で通りかかった旅人たちを虜にしてしまうセイレーンのことを指して
いるのと同時に、7巻から成っていることから、人間の魂の7つの徳をも指して
いるとされています。実力派カウンターテナー、メーナが歌うルネサンス歌曲
を、涙がほとびていくような音色のビウエラ器楽曲で彩った、贅沢なひととき
に浸れる一枚です。

HMC 901831 2枚組 \4160
ラッスス(1532-1594):ダヴィデの懺悔の詩篇(1584年、ミュンヘン)
[CD1]
主よ、怒りもて罰したもうなかれ 
その悪行を許され 
主よ、怒りもて罰したもうなかれ
[CD2]
神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ) 
主よ、わが祈りを聞きたまえ  
深き淵より、われ汝を呼ぶ 
主よ、わが祈りを聞きたまえ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)コレギウム・ヴォカーレ
2005年に創立35周年を迎えた世界屈指の古楽合唱団コレギウム・ヴォカーレの、
満を持してのラッスス最新録音です。ヘレヴェッヘとコレギウム・ヴォカーレ
声楽のみの録音は実に久しぶり。あらためて彼らの絆の深さ、実力に驚かされ
るばかりです。ルネサンス時代の抽象的なポリフォニーの美しさと、言葉の粒
立ちの美しさがえもいわれぬバランスで丁度よく融合した、実に見事な演奏で
す。この「ダヴィデの懺悔の詩篇」は、ミュンヘンで1584年に出版され、400年
以上たった現在も、世の人々を驚かせる美しさに満ちたものとして愛されてい
ます。

HMC 905263 \2080
MELPOMEN-古代ギリシャの音楽
コンラート・シュタインマン(音楽再構成)
アンサンブル・メルポーメン
【コンラート・シュタインマン(アウロス&指)、アリアンナ・サヴァール
(ソプラノ&バルビト)、ルイス・アルヘス・ダ・シルヴァ(アルト&キン
バラ)、マッシモ・チアルフィ(打楽器)】
紀元前450年ごろのギリシャの音楽を、バーゼル・スコラカントルムのリコー
ダー教授、シュタインマンが再構成したもの。アテネの町で朗詠されたと考え
られる、愛やお酒を題材としたテクストに、自然な節をつけたものを、アリア
ンナ・サヴァールの愛らしくエキゾチックな声で歌ったものなどがおさめられ
ています。

HMX 2907293 \1350
「ミサ・メキシカーナ-南米のバロック音楽」
アンドリュー・ローレンス=キング(指,スペインHrp,Org,ハーディ=ガー
ディ)
ザ・ハープ・コンソート
録音:2000年7月フランス、エーヌ県、ヴェルヴァン近郊、サン=ミシェル=
アン=ティエラシュ修道院
ハルモニア・ムンディUSAのベストセラー、南米のバロック音楽を集めたもの
です。ヨーロッパのバロック声楽曲よりも、タンタカ刻むリズムが魅力の珠玉
の曲集です。





<CALLIOPE>
CALX 3614 \1350
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ 
シューマン:アダージョとアレグロ/民謡風の5つの小品 
ドヴォルザーク:ロンド ト短調/森の静けさ/ユモレスク
アンドレ・ナヴァラ, アニー・ダルコ(P)、エリカ・キルチャー
アンドレ・ナヴァラの名盤、アルペジョーネ・ソナタが、カリオペ2006年カタ
ログ付CDでお得になって再登場です。

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06-03 No.10-2

2006年03月13日 17時10分47秒 | Weblog
<MANDALA>
MAN 5105
ヴィラ=ロボス:神秘的な六重奏
ヴィラ=ロボス:5つのプレリュード(ギターのための)
ジスモンチ:セントラル・ギター
ジスモンチ:水とワイン
ヴィラ=ロボス:ギター協奏曲「コパカバーナ」(ピアノ伴奏版)
アラン・リズル(G)、マリア=カルメン・バルボロ(P、チェレスタ)、
クシュヤール・シャーラウディ(Fl)、アルバネ・マーヘ(Hrp)、
ジェローム・ラボルデュ(Ob)、ステファン・クロー(Sax)
ブラジルを代表する作曲家、ヴィラ=ロボスとジスモンチのギター作品集で
す。2曲目の「5つのプレリュード」は、その多様なスタイルで、ショパンの
ピアノ練習曲(op.10および25)と比較されることもあるほどのギター界に膾
炙している名曲です。ジスモンチは、ブーランジェにピアノを師事したこと
もある人物。「水とワイン」は、もともとは歌曲ですが、ギターソロに編
曲され演奏されることもしばしばある、けだるくて大人っぽい魅力の曲です。
5曲目の協奏曲は、もともとは小オーケストラとギターのための協奏曲ですが、
ここではピアノによってより親密な雰囲気で演奏されています。

MAN 5102 \2180
ショパン:ピアノ作品集
ノクターンop.48-1
スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
4つのマズルカop.33
ポロネーズop.44
ソナタ第2番op.35
パスカル・ギャレ(Pf)
脂がいい具合にのってきている、1968年生まれのパスカル・ギャレのノスタル
ジックで芯のある独特な音色の魅力が存分に味わえます。スケルツォ第1番で
は、曲のもつ激しさを巧みにコントロールしながら、どことなくジャズを思わ
せるような軽さのある独特な世界を展開しています。中間部のララバイの部分
は情感たっぷりに聴かせてくれますが、決してねちっこくいやらしくなったり
することがありません。ソナタ第2番の冒頭も、端整な響きで高貴さを感じさ
せます。ノスタルジックでノーブルでエスプリに満ち、テクニックも完璧な、
得がたい逸材です。





<PREISER>
PRCD 89644 \1780
ジャンニ・ポッジ、アリア集
ドニゼッティ:「ルチア」,「ファヴォリータ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「仮面舞踏会」,
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
フロトー:「マルタ」
グノー:「ファウスト」
マイヤベーア:「アフリカの女」からのアリア
ジャンニ・ポッジ(T)
アントーニオ・ナルドゥッチ(指)ミラノ交響楽団
アルフレード・シモネット(指)RAIトリノ交響楽団、ほか
録音:1948-1953年
ジャンニ・ポッジ(1921-1989)は、来日もしていますし、DECCAにも録音がある
ので、知名度は低くないものの、いずれも崩れが出てしまってからのものだっ
たため、日本ではかなり誤解されている人です。このCDで復刻された1948年
のCOLUMBIA録音は、まだ20代後半の頃ですが、驚くべき美声、音楽に当たって
いく情熱が見事に融合した驚くべき歌唱。ことに「マルタ」の“夢のごとく”
は絶品!これを聞けば誰でもその素晴らしさにノックアウトを喰らうことで
しょう!イタリア・テノール・マニア必聴の復刻盤!

PRCD 89642 \1780
チェーザレ・シエピ アリア集第2集
ベッリーニ:「夢遊病の女」
マイヤベーア:「悪魔ロベール」,「ユグノー」
アレヴィ:「ユダヤの女」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「エルナーニ」,「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
ゴメス:「サルヴァトーレ・ローザ」
プッチーニ:「ボエーム」
グノー:「ファウスト」
ラフマニノフ:「けちな騎士」
からのアリア
チェーザレ・シエピ(Bs)
フランコ・カプアーナ(指),
ガブリエーレ・サンティーニ(指),RAIトリノ交響楽団
アルベルト・エレーデ(指)ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
ファウスト・クレーヴァ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ほか
録音:1951-1954年
71720世紀後半の最も美声イタリアン・バスと言ったらこの人、チェーザレ・
シエピ(1923-)。その1954年のDECCA録音のアリア集を中心とした、若く瑞々し
い歌を収録。ことに「ユグノー」のコラールでは、ローCを地鳴りのように伸
ばして、圧巻です!

PRCD 89641 \1780
アルド・プロッティ アリア集
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「アイーダ」,
「オテッロ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
からのアリア
アルド・プロッティ(Br)
アルベルト・エレーデ(指)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団,
スイス・ロマンド管弦楽団、ほか
録音:1952-1954年
日本にもファンの多い名バリトン、アルド・プロッティ(1920-1995)、強烈に
焼きつく個性はなかなか類を見るものではありません。このCDに収録されてい
るのは全てDECCA録音で、1954年のアリア集が中心になっています。道化師の
プロローグなど、プロッティで刷り込まれているオペラファンも少なくない
でしょう。

PRCD 89647 \1780
レナート・ウォーレン アリア集第4集
ヴェルディ:
「仮面舞踏会」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」,
「ファルスタッフ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
からのアリア
+ボーナス ライヴ録音
ヴェルディ:「エルナーニ」から(1955年)
ポンキエッリ:「ジョコンダ」(1947年)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
レナート・チェリーニ(指)RCAヴィクター管弦楽団
ヨネル・ペルレア(指),ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団、ほか
録音:1955年
ヴェルディ・バリトンとしては、いまだ合衆国が生んだ最高の歌手であろうレ
ナート・ウォーレン(1911-1960)。このCDは1955年にRCAに録音した複数の商業
録音セッションを集めたもの。いずれもウォーレンのグリッと来る声が堪能で
きます。ボーナスの「ジョコンダ」は、1947年10月19日、ステッラ・ロマンの
ジョコンダ、クルト・バウムのエンツォ。

PRCD 89637 \1780
リチャード・タッカー 第2集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「マノン」
からのアリア、二重唱
リチャード・タッカー(T) ドロシー・カーステン(S)
ファウスト・クレーヴァ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1951-54年
メトのスター・テノールとして、亡くなる直前まで活躍したリチャード・タッ
カー(1913-1975)、その40歳前後の脂の乗った歌を集めています。彼の声はちょ
っと癖があるので、従来日本ではあまり人気が上がりませんでしたが、しかし
その歌い口の上手さが理解されるようになって、近年再評価されつつあります。
このCDではアリアの他、同じくメトのプリマだったドロシー・カーステン
(1910-1992)との二重唱がたっぷり収録されています。

PRCD 89626 \1780
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,スターバト・マーテル
ベッリーニ:「夢遊病の女」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
グノー:「ファウスト」
トーマ:「ミニヨン」
フロトー:「マルタ」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
からのアリア
アレヴィ:「ユダヤの女」
グノー:「ファウスト」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」,レクイエム
フロトー:「マルタ」
からのアリア,ほか
アレヴィ:「ユダヤの女」
マイヤベーア:「悪魔ロベール」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
からのアリア
フランチェスコ・ナヴァリーニ(Bs)
録音:1907年
ヴィットーリオ・アリモンディ(Bs)
録音:1904,1907年
ジョヴァンニ・グラヴィーナ(Bs)
録音:1902年
71フランチェスコ・ナヴァリーニ(1855-1923)がメインのCDです。1855年(ヴェ
ルディがパリで「シチリアの晩鐘」を初演した年)にローマ近郊に生まれ、
1883年からスカラ座で活躍、1887年の「オテッロ」初演ではロドヴィーコを歌
っています。1912年の引退までヨーロッパや南米で広く歌い、ことにロシアで
人気が高かったそうです。ヴェルディ後期の時代に実際に活躍したという、ほ
とんど歴史の彼方にいるような歌手を、こうして21世紀に録音で聞けるとは嬉
しいことです。「シモン」のフィエスコのアリアが絶品。ヴィットーリオ・ア
リモンディ(1861-1928)も、1893年からスカラ座で活躍したバスで、1893年の
「ファルスタッフ」初演でピストーラを歌っていました。合衆国でも人気が高
く、ニューヨークのメトとマンハッタン・オペラ、そしてシカゴで歌い、ここ
で亡くなっています。ほかにジョヴァンニ・グラヴィーナ(1872-1912)のアリ
アを収録。

PRCD 89635 \1780
マルシャル・サンゲル アリア集
リュリ:「アマディス」
グレトリー:「獅子王リシャール」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
グノー:「ロメオとジュリエット」
トーマ:「ハムレット」
マスネ:「エロディアート」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
ビゼー:「カルメン」
アーン:「ヴェニスの商人」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「パルジファル」
からのアリア,場面
ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンの3つの譚歌
ラヴェル:ドゥルシネに心を寄せるドン・キショット
マルシャル・サンゲル(Br)
パウル・ブライザッハ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
モーリス・アブラヴァネル(指)コロンビア放送交響楽団
ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
マルシャル・サンゲル(1904-1990)は、フランスの南西角にあたるベアルン地
方のオロロン・サント・マリ出身のバリトン。ボーイソプラノとして教会で
歌った後、1930年代にパリを中心に活躍していましたが、ナチスのフランス
侵攻を避けて合衆国に移住。1943年からメトのフランスオペラでスターとな
り、1958年まで出演しています。1954年にミュンシュが指揮した「ファウス
トの劫罰」でメフィストフェレを歌っているのが代表的録音。合衆国に永住
してカリフォルニアで亡くなっています。フランス人バリトンらしい軽い風
合いと高い音まで伸びる美声で、幅広い役柄をこなしました。中でも、彼が
復活させて広めたトーマの「ハムレット」のタイトルロールは見事。ちなみ
に彼は名教師としても知られ、ジェイムズ・キング、ジャニーヌ・アルトマ
イヤー、トーマス・モーザー、トーマス・ハンプソンら多くの名歌手を育て
あげています。そういわれてみれば、声の出し方にはハンプソンと共通した
ものがあるような。





<VENEZIA>
CDVE04242 \1150
カリンニコフ:交響曲第1番 1975年
カリンニコフ:交響曲第2番 1968年
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 

CDVE04243 \1150
シチェドリン:バレエ音楽「カルメン」組曲
ロジェストヴェンスキー指揮ボリショイ歌劇場管弦楽団 1967年
シチェドリン:「ケーテン市の為の音楽」
スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥーゾ室内管弦楽団 1986年
ロジェストヴェンスキー指揮の「カルメン」は同曲違演奏中のベスト盤。
「ケーテン市の為の音楽」はバッハ生誕300年の記念すべき年(1985年)
にバッハのニ短調チェンバロ協奏曲をモチーフに作曲された3楽章の現代的な
音楽。

CDVE24244 2枚組 \1280
ストラヴィンスキー:バレエ作品集
春の祭典 1966年
ペトルーシュカ 録音年代不明
カルタ遊び 1970年
妖精の口づけ 1998年
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団





<AUDIOPFILE>
ALP-101999A 4枚組 \1600
※限定終了入荷済み 終了の場合はご容赦願います
「コンセルトヘボウ・シリーズ」
CD-1
シューベルト:交響曲第9番
ブリテン:4つの海の間奏曲とパッサカリア
CD-2
ブルックナー:交響曲第4番
以上 ベイヌム指揮
CD-3
モーツァルト:交響曲第25番
マーラー:さすらう若人の歌
ファリャ:スペインの夜の庭
バリトーク:ビオラ協奏曲
以上 クレンペラー指揮
CD-4
ワーグナ:ファウスト序曲
R.シュトラウス:ドン・キホーテ、最後の4つの歌
以上 セル指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管






<BRILLIANT>
BRL-7615 \550
テデスコ:ギター協奏曲全集
2台のギターと管弦楽のための協奏曲
ギター協奏曲第1&2番
マッシモ・フェリチ
ロレンツォ・ミケーリ
マイケル・サマーズ指揮
アブルッツェーゼ交響楽団

BRL-7794 2枚組 \990
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
パガニーニの主題の狂詩曲
ルディ、ヤンソンス
サンクト・ペテルブルグ・フィル

BRL-7980 4枚組 \1980
プーランク:ピアノ&室内楽曲集
ガブリエル・タッキーノ
ピエール・フルニエ、他

BRL-92892 2枚組 \990
ボッケリーニ:ギター五重奏曲全集
エロス・ロゼッリ
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL-93001 2枚組 \990
グレゴリオ聖歌集
スタン・ホラールト
スコラ・カントゥルム・カロルス・マニュス

BRL-93007 4枚組 \1980
フォーレ:ピアノ作品集
ジャン=フィリップ・コラール

BRL-93008 2枚組 \990
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
ジェフリー・テイト
ロッテルダム・フィル

BRL-93005 10枚組 \4490
ヴィクトル・トレチャコフ・エディション




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72212 3枚組 \4950
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.12
第135番「ああ主よ、哀れな罪人なるわれを」BWV135
第124番「われはわがイエスを捨てず」BWV124
第121番「われらキリストをたたえまつる」BWV121
第111番「わが神の欲したもうこと、つねに起こらん」BWV111
第99番「神の御業は善きかな」BWV99
第78番「わが魂なるイエスよ」BWV78
第114番「ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ」BWV114
第91番「御身はたたえられよ、イエス・キリストよ」BWV91
第107番「汝何を悲しまんとするや」BWV107
第116番「御身平和の王、主イエス・キリストよ」BWV116
第8番「愛する神よ、われいつの日に死すや」BWV8
リサ・ラーション、シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
アンネッテ・マルケルト(アルト)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
録音:2000年3月、アムステルダム、フランス改革派教会
Warner/Eratoからの移行再発売。当巻にて当シリーズの移行再発売は完了しま
した。

CC 72149 2枚組 \3300
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
第1番へ長調 BWV1046(*)/第2番へ長調 BWV1047(*)
第3番ト長調 BWV1048(+)/第4番ト長調 BWV1049(#)
第5番 BWV1050(*)/第6番 BWV1051(+)
ヤン・ウィレム・デ・フリーント(指揮)
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
録音:1995年10月(*)、1996年2月(+)、同年3月(#)、
アムステルダム、フランス改革派教会
1982年創設、「モダーン楽器のピリオド奏法」の元祖的存在であるコンバッ
ティメント・コンソートによる「ブランデンブルク協奏曲」。オランダ・
ヴァンガードからの移行再発売ですが、ヴァンガード盤の流通期間が非常に
短かったので新発売同様といえるでしょう。第2番と第4番のリコーダーは
マリオン・フェアブリュッヘン、そして第5番のフルートはジャック・ズー
ンが担当しています。聴き通してみれば、すでに10年も前から、ピリオドと
モダーンの間の垣根は超えられていたのだと感慨もひとしおです。サクサク
と刻む弦、切れ味のいいホルン、楽器と奏法のメリットだけが幸福に結合し
た名演と言えるでしょう。

SACC 72097(SACD-Hybrid) \2280
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集
第1番ニ短調 Op.49/第2番ハ短調 Op.66
アルテンベルク・トリオ・ウィーン
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)
アミラム・グランツ(ヴァイオリン)
マルティン・ホルンシュタイン(チェロ)
録音:2002年6月、デン・ボス、音楽センター

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06-03 No.9-1

2006年03月11日 09時52分56秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67537 \2080
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第40集 ――
アンリ・エルツ(1803-1888):
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.87/同第4番ホ長調Op.131/同第5番へ短調Op.180
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、タスマニア交響楽団
19世紀フランスの作曲家であるアンリ・エルツは著名で人気のあったヴィルトゥ
オーゾだったともされており、作曲と演奏の両面で実力を発揮してきた音楽家
である。また、パリ音楽院でピアノ科の教授をつとめるかたわら、ピアノ製作
にも興味を示し自分で工場を建設、経営までしてしまったというのだから驚き
である!
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第40集としてのリリースと
なる今回は、同じくシリーズの第35集としてリリースされ好評を得た前作
(CDA 67465)に続く第2巻となり、収録されている3曲のピアノ協奏曲はすべ
て世界初録音である。
シェリー&タスマニア響のコンビは、既にエルツのピアノ協奏曲集第1巻やモ
シュレスのピアノ協奏曲集などで抜群のコンビネーションを披露しており実力、
実績共に申し分の無い強力タッグ。リリースの度に必ず大きな話題を呼ぶロマ
ンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ。第40集となる今回も大いにご
期待いただきたい!

CDA 67521 \2080
イグナツ・モシュレス(1794-1870):
チェロ・ソナタ ホ長調Op.121、
Melodisch-contrapunktische Studien Op.137より
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837):
チェロ・ソナタ イ長調Op.104
イルジー・バールタ(チェロ)、ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
リストが登場する以前のピアノのヴィルトゥオーソとしても名高いモシュレス
とフンメルのチェロ・ソナタアルバム!カップリングされているモシュレスの
「Melodisch-contrapunktische Studien Op.137」はバッハの平均律クラヴィ
ーア曲集をモシュレスが10の前奏曲として編曲した作品であり、ここでは第4
番、第8番、第9番の3曲が収録されている。
演奏には次代のチェコを担う若手随一のチェリストと称される名手、イルジー
・バールタがハイペリオン初登場!バールタは日本へも来日してコンサートを
行うなど、その類まれなる才能を存分に発揮し聴衆を魅了し続けている。
チェコ出身のバールタがヘイミッシュ・ミルンのサポートを得て、同郷となる
モシュレスとフンメル(現在のスロバキア出身)のチェロ作品をどのように仕
上げてくるのか。期待を上回るパフォーマンスを披露してくれることは間違い
なし!

CDA 67538 \2080
C・サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調Op.18/同第2番ホ短調op.92
フロレスタン・トリオ
ハフのピアノ協奏曲全集(CDA 67331/2)、ナッシュ・アンサンブルによる室
内楽作品全集(CDA 67431/2)などリリースされているディスクが何れも好セ
ールスを記録しているハイペリオンのサン=サーンスの作品集。今回そのライ
ンナップにフロレスタン・トリオの演奏によるピアノ三重奏曲集という強力な
タイトルが加わることに。
イギリスの常設ピアノ・トリオの代表格として内外に広く認知されているフロ
レスタン・トリオ。既にハイペリオンからはベートーヴェンのピアノ三重奏曲
全集、ブラームス、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン、そしてフ
ランス作品集と数多くのリリースを行っており、ハイペリオンを代表するピア
ノ・トリオとして高い評価と名声を誇る。

CDA 67575 \2080
我らの時代の子供たち ――
アントニー・ピッツ(1969):Thou knowest my lying down
マイケル・ティペット(1905-1998):
《我らの時代の子供たち》より 5つの黒人霊歌
ニコラス・オニール(1970-):アヴェ・ヴェルム・コルプス
ルース・バークモア(1966-):夜の静けさ
マーク・エッグレイ・スミス(1955-):
e e cumingsの詩による5つのマドリガル
エウヘニオ・マヌエル・ロドリゲス(1961-):Eres
フランシス・ポット(1957-):Amore langueo
ジェレミー・サマーリー(指揮)、
スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
マイケル・ティペットが編曲を行った「《我らの時代の子供たち》より 5つの
黒人霊歌」を中核として6人の作曲家たちによる新しい作品を集めた合唱作品
集。「《我らの時代の子供たち》より 5つの黒人霊歌」がまとまった形で収録
されている録音は貴重である。
スコラ・カントルム・オブ・オックスフォードは若手声楽家たちによる新進気
鋭の合唱団。ティペットの5つの黒人霊歌や新作を録音してくるという意欲的
な選曲とあわせてその歌声にも注目したい。

●Hyperion dyad
CDD 22048 2枚組 \2080
トマソ・アルビノーニ(1671-1751):
6つのソナタ・ダ・キエザOp.4/室内での和声の楽しみOp.6
ロカテッリ・トリオ
アルビノーニの重要レパートリーにおけるロカテッリ・トリオの名演が復活再
リリース。CDA 66831/2からの移行再発売。


<Helios>
CDH 55199 \1200
セシル・シャミナード(1857-1944):ピアノ作品集Vol.3 ――
前奏曲ニ短調/リゴードン/牧神Op.60/ワルツ=バレエOp.112/気がかり/
アラベスクOp.61/Troisieme valse brilliante/ピアノ・ソナタ ハ短調Op.21
/牧歌/ガヴォット/ロンドー/東洋風に/オーバード/パトロール
/ヴィラネル/タランテラ/ラ・パッセ/スペイン風セレナードOp.150/
ワルツ第4番Op.91/行列Op.143
ピーター・ジェイコブ(ピアノ)
数多くの作品を残したフランスの才女によるピアノ作品の数々。
CDA 66846からの移行再発売。

CDH 55207 \1200
ベラ・ドムナ-中世の女王 ――
マルティン・コダス(13世紀):カンティガスとアミーゴ
作曲者不詳(13世紀):Domna, Pos Vos Ay Chausida
作曲者不詳(13世紀):王宮のエスタンピー第3番
リシャール・フルニヴァル(1201-1260):
Onques n'amai tant que jou fui amee
作曲者不詳(13世紀):王宮のエスタンピー第6番
作曲者不詳(13世紀):王宮のエスタンピー第4番
ラ・コムテス・ダ・デイ(12世紀後半):
A chantar m'er do so qu'ieu non volria
作曲者不詳:王宮の舞曲第2番
作曲者不詳(14世紀前半):Lasse, pour quoi refusai
シンフォニエ
中世の秘められし作品たちが美しきの音楽として現代に甦る。
CDA 66283からの移行再発売。

CDH 55237 \1200
戦争のもえさし ――
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):Only A Man Harrowing Clods
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
二羽のカラス、Black Stitchel、Blaweary、ドゥーニーのフィドル、
草原でお休み
アーネスト・ファーラー(1885-1918):
さすらい人の歌、静かな真昼、道端の火
アイヴァー・ガーニー:船
W・デニス・ブラウン(1888-1915):アラビア、ディアフィニア
アイヴァー・ガーニー:
The boat is chafing、Cathleen ni Houlihan、エドワード,エドワード、
The night of trafalgar、Thou didst delight my eyes
アーネスト・ファーラー:バイオレットへ、最後の時間
W・デニス・ブラウン:サラシエル・パヴィのエピタフ
ジョージ・バターワース(1885-1916):鎮魂の辞
W・デニス・ブラウン:To Gratiana Dancing and Singing
マイケル・ジョージ(バス)、マーティン・ヒル(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)
ハイペリオンの実力派アーティストたちが贈るイギリスの情緒あふれる歌曲集。
CDD 22026からの編集再発売。





<Sterling>
CDS 1068-2 \2180
ベルナルド・ツウェールズ(1854-1924):交響曲第1番ニ短調
ダニエル・デ・ランゲ(1841-1918):交響曲第1番ハ短調Op.4
エド・スパニャールド(指揮)、アンソニー・ホルステッド(指揮)、
オランダ放送室内管弦楽団
「交響曲第2番」を収録した前作(CDA 1061-2)が反響を呼んだ19世紀オランダ
の作曲家ツウェールズの作品集の続編がスターリングより登場!
アムステルダムに生まれたツウェールズは1881年から1883年までライプツィヒ
で作曲を学び、1895年から晩年の1922年までアムステルダム音楽院で作曲の教
師をつとめていたとう経歴を持つ。1881年に作曲された「交響曲第1番」はハイ
ドン、ベートーヴェン、メンデルスゾーンの影響が色濃く見られ、特に第2楽章
の美しく流れるようなアダージョは逸品!
カップリングのダニエル・デ・ランゲは同じオランダの都市ロッテルダムの音
楽一家に生まれ、1875年にはライデン音楽合唱団を創設。1894年には仲間と共
にアムステルダム音楽院の創設するなど作曲家、教育者としてもオランダ音楽
の歴史に名を残す音楽家である。
ツウェールズは現在リンブルフ交響楽団の主席指揮者をつとめるスパニャール
ド、デ・ランゲではホルンの名手としても活躍し現在は指揮者として活動中の
ホルステッドが指揮を振っている。19世紀オランダの知られざる交響曲を表舞
台に登場させることになるであろうリリースに要注目!





<Brass Classics>
BC 3003 \2180
オン・ザ・タウン ――
J・S・バッハ(E・クリース編曲):幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
エリック・クリース(1952-):コンホバルの誕生
F・リスト(E・クリース編曲):バッハの名による前奏曲とフーガ
L・バーンスタイン(E・クリース編曲):
《オン・ザ・タウン》より ダンス・エピソード
エリック・クリース(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツ
あのフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルで活躍していたトランペ
ット奏者ポール・アーチボールトが設立したブラス・クラシックスの第3弾は、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツによって2005年6月に行
われたコンサートのライヴ録音。
22人の金管奏者と打楽器奏者で構成されているコヴェント・ガーデン王立歌劇
場ブラス・ソロイスツ。指揮者として指揮台に立つのはこちらもかつてフィリ
ップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルでトロンボーン奏者として活躍して
いたエリック・クリース。
フィリップ・ジョーンズ自身は残念ながら他界してしまったがフィリップ・ジョ
ーンズ・ブラス・アンサンブルの息吹きは様々な形で受け継がれているという
ことを実感させてくれるめぐり合わせである。
コヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツは今回の録音を皮切りに
ブラス・クラシックスから継続したリリースが予定されており今後の活躍が期
待される。





<Timpani>
1C 1096 \2180
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):
ミュージック・ホールの印象/ヴァイオリンと管弦楽のための《バスク風ファ
ンタジー》/管弦楽のための組曲《Izeyl》/牧歌風の主題によるディヴェル
ティスメント
フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
ブランウェル・トヴェイ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
1863年にフランス、メッツで音楽家の両親のもとに生まれたガブリエル・ピエ
ルネ。マスネに作曲を、フランクにはオルガンを師事し、1882年にはカンター
タ《エディート》でローマ大賞を受賞するなど華々しい活躍を見せた。ピエル
ネの作品には、パリ音楽院時代の友人でもあったドビュッシーらフランス印象
派の作品とは一味違い、ロマン派の雰囲気も併せ持っているという特徴がある。
ヴァイオリンのフィリップ・コッホはアルテュール・グリュミオーの下でヴァ
イオリンを学び、現在はルクセンブルク・フィルでコンサート・マスターをつ
とめている実力者。一連のクセナキス作品集の演奏ですっかりお馴染みとなっ
たルクセンブルク・フィルが、2002年より音楽監督とつとめるトヴェイとのコ
ンビがピエルネの世界を見事に描いてくれる。





<Daphne>
DAPHNE 1024 \2180
ヴォカリーズ-チェロのための小品集 ――
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
P・I・チャイコフスキー:カプリッチョ風小品
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942):ばらに寄せて
エヴェルト・トーブ(1890-1976):ギターとチェロのための《夜想曲》
I・アルベニス:アストゥリアス、キューバ、セビーリャ
S・プロコフィエフ:行進曲
G・フォーレ:シシリエンヌ、子守歌、夢のあとに
マッツ・ロンディン(チェロ)、スタファン・シェーヤ(ピアノ)、
マッツ・ベリストレム(ギター)、ヤン=エーリク・グスタフソン(チェロ)
スウェーデンのチェロ奏者、室内楽奏者として名を馳せるマッツ・ロンディン
が贈る優美な小品集。ジャケットからも音楽からも深い安らぎと味わいを感じ
させてくれるアルバムに仕上がっている。





<APR>
APR 5517 \1750
ウラディーミル・ホロヴィッツ-ザ・ソロ・ヨーロピアン・レコーディングス
1930-36 Vol.2 ――
D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調、ソナタ ト長調
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
《いざ喜べ、尊きキリストのともがらよ》BWV.734
J・ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
L・V・ベートーヴェン:自作の主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
R・シューマン:
プレスト・パッショナート ト短調WoO.5-2、アラベスク ハ長調Op.18、夢のも
つれOp.12-7、トッカータ ハ長調Op.7
C・ドビュッシー:練習曲第11番《組み合わされたアルペッジョのために》
F・プーランク:パストゥレル、《3つの小品》より トッカータ
N・リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲):熊蜂の飛行
I・ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》より ロシアの踊り
S・ラフマニノフ:前奏曲第6番ト短調Op.23-5
S・プロコフィエフ:トッカータ ニ短調Op.11
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)

APR 5540 \1750
ヨハン・シュトラウス・トランスクリプションズ&パラフレーズ ――
アルフレート・グリュンフェルト編曲:
《ジプシー男爵》より(録音:1912年)、
ウィーンの夜会(録音:1926年-27年)
ゴドフスキー編曲:喜歌劇《こうもり》による交響的変容(録音:1928年)
ローゼンタール:
《美しく青きドナウ》によるパラフレーズ(録音:1928年5月8日)
/他 全11曲
アルフレート・グリュンフェルト(ピアノ)、
カルル・シュレーター(ピアノ)、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)、
モーリツ・ローゼンタール(ピアノ)、他

APR 5560 \1750
フィオレンティーノ・エディション第6巻 ――
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17/アラベスク ハ長調Op.18/ノヴェレッテ
第1番ヘ長調Op.21-1/ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22/ロマンス第2番嬰へ
長調Op.28-2/フィオレンティーノ編曲:はすの花Op.25-7、君に捧ぐOp.25-1
セルジオ・フィオレンティーノ

APR 5611 \1750
コール・デ・フロート・コレクション第1巻(録音:1940年、1951年、1974年)
M・ラヴェル:
鏡/夜のガスパール/ピアノ協奏曲/ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
コール・デ・フロート(ピアノ)、ジェラルド・ヴァン・ブレーク(ピアノ)、
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団

APR 7037 2枚組 \3500
エドワード・キレニー・Patheレコーディングス1937-39 ――
F・ショパン:12の練習曲集Op.10、マズルカ第13番、ピアノ・ソナタ第2番
F・リスト:
《ヴェネツィアとナポリ》より、ハンガリー狂詩曲第8番、ハンガリー狂詩曲
第15番、メフィスト・ワルツ、死の舞踏、ハンガリー幻想曲、さすらい人幻想曲
エドワード・キレニー(ピアノ)

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06-03 No.9-2

2006年03月11日 09時52分24秒 | Weblog
<De Haske>
DHR 04-018-3 \2180
森の贈り物-日本人作曲家作品集Vol.2 ――
八木澤教司:ファンファーレ《若雉子は大空高く舞いて》
酒井格:森の贈り物
八木澤教司:房州行進曲
広瀬勇人:ノーマン・ロックウェル組曲
酒井格:海辺の道
田中久美子:コンサート・バンドのための組曲《Il Cinghiale di Bronzo》
酒井格:お花たちのパーティー!
坂井貴祐:コンサートマーチ《光の饗宴》
八木澤教司:吹奏楽のための詩曲《はてしなき大空への讃歌》
坂井貴祐:アプローズ!
ノルベール・ノジ(指揮)、
オランダ陸軍軍楽隊《ヨハン・ウィレム・フリソ》
「たなばた」、「大晦日」でお馴染みの酒井格に加えて、新進気鋭の日本人作
曲家である八木澤教司、広瀬勇人、田中久美子、坂井貴祐といった5人の作曲
家の作品を収録したジャパン・アルバム。オランダ陸軍軍楽隊《ヨハン・ウィ
レム・フリソ》はその名の通り、オランダ陸軍軍楽隊とJ・W・Fミリタリー・
バンドが再編され誕生したオランダ有数の吹奏楽団である。指揮はベルギー・
ギィデ交響吹奏楽団とのコンビで様々な名演を生み出したノルベール・ノジが
つとめる。

DHR 24-001-3 \2180
ヤン・ヴァン・デル・ローストと4人の作曲家たち ――
ヤン・ヴァンデルロースト:ザ・スワン・オン・ザ・ヒル
廣瀬勇人:パイレーツ・ドリーム
ケヴィン・ホーベン:コドン
ヤン・ヴァンデルロースト:アルゴナ序曲
マキシム・オーリオ:ウィスパリング・ウィンド
トム・デハース:シャタリング・スパークス
ヤン・ヴァンデルロースト(高橋徹編):ストーンヘンジ
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、
名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ
名古屋芸術大学で客員教授として教鞭を振るっているヴァンデルローストが、
自らの指揮で脚光を浴びる日本人作曲家、廣瀬勇人らの作品を録音した注目盤。
ジャケット、ブックレットとも日本語表記仕様となっている。

DHR 11-010-3 \2180
メイド・イン・ロシア-ロシアの巨匠によるシンフォニック・バンドのための
作品集 ――
P・I・チャイコフスキー(ヴァンデルベーク編):
3つのオネーギンの踊り、クラリネットとバンドのための夜想曲
P・I・チャイコフスキー(クレイマー編):道化師の踊り
P・I・チャイコフスキー(カーナウ編):
交響曲第2番《小ロシア》より 終楽章
M・ムソルグスキー(高橋徹編):ボリス・ゴドゥノフからのセレクション
N・リムスキー=コルサコフ(高橋徹編):ロシアの復活祭序曲
A・ハチゃトゥリアン(ヴァンデルベーク編):《ガイーヌ》より4つの抜粋
S・プロコフィエフ(ヴァンデルベーク編):邪心の神と悪の精の踊り
D・ショスタコーヴィチ(高橋徹編):祝典序曲
D・ショスタコーヴィチ(カーナウ編):民族舞曲
ティーメン・ボトマ(指揮)、J・W・Fミリタリー・バンド、他
ロシアの大作曲家たちの作品の吹奏楽編曲版を集めたロシアン・アルバム。軽
業師の踊り、祝典序曲など日本でもよく演奏が行われている編曲が用いられて
収録されている。ジャケット、ブックレットとも日本語表記が加えられている
点もポイント。




<Iber Musica>
IM 002-3 \2180
マゼラン-フェレール・フェラン作品集 ――
交響詩《マゼラン》/組曲《おもちゃの国》/アミスタ/音楽の女神《エウテ
ルペ》/ロダナ/ラ・マンチャの地にて
フェレール・フェラン(指揮)、
アミスタート・デ・カルト・デ・ポブレト音楽協会吹奏楽団
大作「キリストの受難」によって日本でもその名を知られるようになったスペ
インの作曲家フェランの自作自演集。壮大なスケールで描かれる「マゼラン」
は注目の作品である。





<Anglo Records>
AR 013-3 \2180
音楽の旅-フィリップ・スパーク作品&編曲集 ――
P・スパーク:クレツマー・カーニヴァル
伝承曲(スパーク編):デヴィッド・オブ・ザ・ホワイト・ロック
E・エルガー(スパーク編):希望と栄光の国
ミコラ・ドミトロヴィチ・レオントヴィチ(スパーク編):
ウクライナの鐘とキャロル
P・スパーク:《4つの真理》より 道締、ユーフォニアム協奏曲第2番
S・フォスター(スパーク編):金髪のジェニー
P・スパーク:
ウェン・ザ・スピリット・ソアーズ、
イーストコースト・フィッシャーマンの歌
ステフ・ピラート(ユーフォニアム)、
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、レメンス音楽院シンフォニック・バンド
ユーフォニアム協奏曲第2番などスパークの作品、編曲作品をヴァンデルロース
トが指揮するという強力タッグが実現したタイトル。

AR 014-3 \2180
宇宙の音楽-フィリップ・スパーク作品集 ――
P・スパーク:
ザ・パイオニアーズ、コラールとヴァリエーション、四つの真理、宇宙の音楽
A・ヴィヴァルディ(スパーク編):ラルゴ
H・パリー(スパーク編):エルサレム
J・ウィリアムス(スパーク編):《プライベート・ライアン》より
ヴァルター・ラツェク(指揮)、
ヤン・コーベル(指揮)、
ドイッチェ・ブレイザーフィルハーモニー、ライプツィヒ放送吹奏楽団
アルバムのタイトルになもなっているスパークの「宇宙の音楽」は2005年NBAレ
ヴェリ作曲コンテストで最優秀作品に選出された大作。大阪市音楽団の第90回
定期演奏会において世界初演が行われた。

AR 015-3 \2180
ザ・バンドワゴン-フィリップ・スパーク金管バンド作品集 ――
P・スパーク:
バンドワゴン、マンハッタン、クレツマー・カーニヴァル、ザ・パイオニアー
ズ、2つの流れのはざまに/他 全12曲
フィリップ・マッカン(指揮)、セラーズ・インターナショナル・バンド





<Mitropa Music>
M-DISC 205-024-3 \2180
フランコ・チェザリーニ作品集 ――
フランコ・チェザリーニ(1961-):セレブレーション・ファンファーレ
ダイナミック序曲/ビザンチンのモザイク画/ハンティング・タワー/ウクラ
イナ狂詩曲/フェスティヴァル・アンセム
ヤン・デハーン(指揮)、オランダ王国陸軍軍楽隊
De Haskeレーベルからリリースされていたタイトルの移行再発売。

M-DISC 205-025-3 \2180
フルート・マスターピース ――
伝承曲(チェザリーニ編):グリーンスリーヴス
F・ゴセック(チェザリーニ編):ガヴォット
J・S・バッハ(チェザリーニ編):バディネリ
C・W・グルック(チェザリーニ編):オルフェオとエウリディーチェより
A・E・M・グレティ(チェザリーニ編):タンブラン
F・ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲
A・ドヴォルザーク(チェザリーニ編):ユーモレスク
W・ポップ(チェザリーニ編):Russisches Zigeunerlied Op. 462 No. 2
C・サン=サーンス(チェザリーニ編):組曲《動物の謝肉祭》より 白鳥
J・マスネ(チェザリーニ編):コンクールのための小品
N・リムスキー=コルサコフ(チェザリーニ編):
歌劇《サトコ》より インドの歌
J・マスネ(チェザリーニ編):タイスの瞑想曲
G・フォーレ(チェザリーニ編):シシリエンヌOp.78
E・エルガー(チェザリーニ編):愛の挨拶
フランコ・チェザリーニ(フルート)、アンナ・ソマシーニ(ピアノ)
吹奏楽作曲家として大活躍中のチェザリーニの演奏者としての姿を知ることの
出来るフルート・アルバム。

M-DISC 205-023-3 \2180
オットー・M.シュワルツ(1967-):
スターフラッシュ/モンテ・クリスト伯/ジェネレイションズ・ファンファー
レ/バンド・フィーヴァー/ウィーン祝典曲/カサノヴァ/他 全10曲
ヤン・デ・ハーン(指揮)、J・W・Fミリタリー・バンド、他

M-DISC 205-021-3 \2180
コンサート・バンド・セレクションVol.1 ――
トーマス・ドス:ファンファーレ・イン・ルビロ
V・ベッリーニ(チェザリーニ編):《ノルマ》より
オットー・M.シュワルツ:ウィーン祝典曲
F・チェザリーニ:
ジュビリー・ファンファーレ、ピッコラ組曲イタリアーナ、MGBマーチ、
コンヴァージェンツ/他 全17曲
様々なアーティスト

M-DISC 205-022-3 \2180
コンサート・バンド・セレクションVol.2 ――
ギルバート・ティナー:
ショーダウン・フォー・バンド、クラリ・ファン・キー、ディスカヴァー・
ザ・バンド!、ステップアウト・アンド・スウィング!、トリビュート・トゥ
・ディキシー、スタート・アップ・ザ・バンド、スパークリング・サンバ
/他 全16曲
様々なアーティスト

M-DISC 205-020-3 \2180
ルチャーファル-トーマス・ドス作品集 ――
トーマス・ドス:
ファンファーレ・デル・ポポロ/ジェネシス/アルマンド序曲/コンチェルト
・トリコロール/悲愴/ジャングル/ルチャーファル
ウーヴェ・ベルニング(トランペット)、
ヴァルター・ラツェク(指揮)、ドイツ陸軍軍楽隊
その名の通り、大自然の雰囲気満載の「ジャングル」やトラペットのための協
奏曲である「コンチェルト・トリコロール」などを収録したドスの作品集第3弾。





<Curnow Music>
CR 205-033-3 \2180
トランペットによる世界の賛美歌集 ――
All Creatures of Our God and King/Praise to the Lord, the Almighty/
Be Thou My Vision/O Worship the King/Joyful、Joyful、We Adore Thee
/Brethren、We Have Met to Worship/We Gather Together/他 全20曲
フィリップ・スミス(トランペット)、ベッキー・ショー(ピアノ)、
マイケル・リンタマー(オルガン)
ニューヨーク・フィル主席トランペット奏者として日本でもお馴染みのフィリ
ップ・スミスが奏でる賛美歌集。

CR 205-032-3 \2180
作曲家の肖像-ジェームス・カーナウ第3巻(金管バンドのための作品集) ――
ジェームズ・カーナウ:
オリンピック・ファンファーレとテーマ/トリビュート/プレリュードとセレ
ブレーション/エスプリ/ファンファーレとジュビローソ/カンティクル
/他 全14曲
様々なアーティスト

CR 205-031-3 \2180
作曲家の肖像-ステファン・ブラ第2巻(金管バンドのための作品集) ――
金管のための組曲/イントラーダ・フェスティーヴォ/ユーフォニアム幻想曲
/イメージ・フォー・ブラス/コンチェルタンテ/ファイアーストーム
/他 全9曲
様々なアーティスト




<De Haske>
DHR 07-014-3 \2180
スカイ・ハイ-ニューサウンズ・フォー・コンサート・バンドVol.13 ――
トランペットとバンドのためのマカレナ/リトル・マーメイド・メドレー/ト
ランペットとバンドのためのアイ・リメンバー・クリフォード/Paris
Monmatre/サンバ・デ・アイーダ/Whistle While You Work/スカイ・ハイ
/Chattanooga Choo Choo/トランペット吹きの子守歌
/ペンシルヴァニア6-5000
岩井直溥(指揮)、東京佼成ウィンド・オーケストラ

DHR 11-011-3 \2180
マジック・オブ・モーツァルト ――
W・A・モーツァルト-高橋徹編:歌劇《フィガロの結婚》序曲
P・スパーク編:クラリネット協奏曲
W・ファン・デル・ベーク編:歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》序曲
高橋徹編:歌劇《後宮からの逃走》序曲
G・ポッシュ編:歌劇《魔笛》序曲
ヒルデ・メンツォーニ(クラリネット)、
レイフ・アルネ・タンゲン・ペデルセン(指揮)、
王立ノルウェー海軍バンド、他

DHR 02-038-3 \2180
バルデモッサ ――
P・デュカス(ベーク編):ぺリのファンファーレ
J・フチーク(ベーク編):マリナレッラ序曲
J・S・バッハ(ホグスタイン編):ライプツィヒの思い出
マティアス・ルドルフ:バルデモッサ
A・ロイド=ウェッバー(ボッシ編):オペラ座の怪人より/他 全13曲
トーマス・ドス(指揮)、スロヴェニア警察音楽隊、他

DHR 03-043-3 \2180
コントラスツ・イン・ブラス ――
ヤン・デ・ハーン:
オックスフォード・イントラーダ/コントラステン/ハーモニー・フェスティ
ヴァル/アースクエイク/他 全9曲
ヤン・デ・ハーン(指揮)、ソリ・ブラス、他

DHR 01-040-3 \2180
トランペットとコンサート・バンドのための作品集 ――
トーマス・ドス:コンチェルト・トリコロール
アンドレ・ウェニャン:ラプソディー
ステファン・ブラ:デクラレション
ジェームズ・カーナウ:演奏会用小品
フェレール・フェラン:ヒュドラ・コンチェルト
ケース・ショーネンバーク:コンチェルティーノ
フィリップ・スパーク:マンハッタン
エンニオ・モリコーネ:モリコーネのメロディー
E・コーツ:ハリー・ジェームズへのトリビュート
アレン・ヴィズッティ(トランペット)、
テリー・エヴェルソン(トランペット)、
ルーベン・マルケス(トランペット)、他

DHR 01-038-3 \2180
ミュージック・ア・ラ・カルト ――
ギルバート・ティナー:
ストライク・アップ・ザ・バンド、セント・パトリック・ダンス、
スパークリング・サンバ
ケルネン編:ベラ・イタリア
ブラ編:ゴスペル・クリスマス/他 全16曲
エドワード・パターソン(指揮)、ワシントン・ウィンズ

DHR 01-039-3 \2180
ザ・スピリット・オブ・クリスマス-
コンサート・バンドのためのクリスマス作品集 ――
クリスマスの鐘、クリスマス変奏曲、きよしこの夜、など全17曲
様々なアーティスト

DHR 02-037-3 \2180
デ・ハスケ・フェスティバル・シリーズ第37集 ――
ヤコブ・デ・ハーン:
ノルディック・ファンファーレと賛歌、シンガポール狂詩曲
J・ヴァンデルロースト:アルテミス
P・スパーク:四季/他 全10曲
トロント・コルスガー(指揮)、王立ノルウェー海軍バンド

DHR 03-042-3 \2180
聖徒と都市-金看バンドのための作品集 ――
ヤコブ・デ・ハーン:ノルディック・ファンファーレと賛歌
J・ヴァンデルロースト:丘の上の白鳥、アルテミス
P・スパーク:《4つの真理》より 道締
廣瀬勇人:マーチング・ブルース/他 全13曲
フランス=アールト・ブルフグラーフ(指揮)、ソリ・ブラス

DHR 05-009-3 \2180
レケンツェ・ブラス-金管五重奏のための作品集 ――
R・シュトラウス:《ツァラトゥストラはかく語りき》より
G・F・ヘンデル:シバの女王の入場、ラルゴ
A・ヴィヴァルディ:ラルゴ
Z・アブレウ:ティコ・ティコ
M・ラウリッドソン:大いなる神秘
H・フィルモア:ラッスス・トロンボーン/他 全20曲
レケンツェ・ブラス

DHR 10-018-3 \2180
ベスト・オブ・ペーテル・クライネ・スハールス ――
ペーテル・クライネ・スハールス編曲:フィル・コリンズ・コレクション
リロ&スティッチより/マンマ・ミーア!/オペラ座の怪人より/ダンス・
パーティー/ブリリアント・ビートルズ/他 全12曲
様々なアーティスト

DHR 15-015-3 \2180
ウィンド・スケープ ――
I・ストラヴィンスキー:ロシア舞曲
ロブ・ホールハイス:ペンタトニックの主題による変奏曲
フランク・ツォーベル:
ピクチャー・ オブ・イマージナリー・ウィンドスケープス
P・スパーク:宇宙の音楽
ヴァルター・ラツェク(指揮)、ドイッチェ・ブレイザーフィルハーモニー
ドイッチェ・ブレイザーフィルハーモニーはドイツの楽団ならではの重厚なサ
ウンドでレベルの高い演奏を聴かせてくれている期待の吹奏楽団である。





<Edition DaHaDe>
DHD 001-3 \2180
フランツ・ワッツ:
ポルカ《Freunde》/Sehsucht nach Bohmen/Mit Leichtem Schritt/
Unsere Lieblingspolka/ポルカ《Blumen fur dich》/他 全12曲
ボルシカンカ・アントニン・コニセク

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06-03 No.8

2006年03月09日 15時31分47秒 | Weblog
<RCA RED SEAL US>
82876787192 \1900
「ザ・ファイブ・ブラウンズ 」
No Boundaries 【通常CD 盤】
ガーシュイン/「ラプソディー・イン・ブルー」、
レコーナ/「マラゲーニャ」、
コープランド/「SimpleGifts」、
ドヴォルザーク/「家路」、
ジョン・ノヴァチェク/「Full Stride Ahead」、
ラヴェル/「祭り」、
L・リーバーマン/「Gargoyles」Op. 29より、
リスト/「ハンガリー狂詩曲第6番」、
ルトスワフスキ/「パガニーニの主題による変奏曲」、
ヒナステラ/「アルゼンチン舞曲」、
ラフマニノフ/「ワルツとロマンス」、
ストラヴィンスキー/「火の鳥(1911年版)」より、
ザ・ファイヴ・ブラウンズは、ジュリアード音楽院在学中、プロデューサー、
ジョエル・ダイアモンドに見出されクインテットとしてデビューすることを
決心、メディアでのセンセーショナルな露出により全米で大きな注目と話題
を集めた姉弟である。 2005年2月、RCA からの全米デビュー盤は一般のメディ
アのみならず、クラシックの専門的な批評家による辛口の評論で名高い「シ
カゴ・トリビューン」や「グラモフォン誌」などでも高い評価を得て、 ビ
ルボード誌クラシック・チャートでは8週連続第1位をキープ。9月にはヨー
ロッパ・デビューも果たした。それぞれに個性的魅力溢れる音楽性と確かな
演奏力、姉弟ならではのアンサンブル、そして「クラシックだってカッコい
い」という彼らの信念は、 全世界でクラシック音楽の新しい聴衆を獲得し
た。

82876733392(DUAL DISC) \2080
ザ・ファイブ・ブラウンズ
No Boundaries (デュアル・ディスク盤)
このデュアル・ディスク盤には、CD面にCDの全てのトラックの他に、DVD面
に「ラプソディー・イン・ブルー」「SimpleGifts」「家路」「火の鳥」の
演奏を映像として収録。またDVDプレーヤー&サラウンド・システムにより、
高音質なサラウンドとしてもお楽しみいただけるCD面と同曲トラックが収録
されております。【デュアル・ディスクの仕様や注意事項等につきましては、
最終別紙を、必ずご確認下さい】

82876733702 2枚組 \3000
ハイドン/歌劇「騎士オルランド」(全曲)
XXVIII:11(1782)[3幕の英雄喜劇]
パトリシア・プティボン(ソプラノ)[アンジェリカ]、
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)[ロドモンテ]
ミヒャエル・シャーデ(テノール)[オルランド]
ヴェルナー・ギューラ(テノール)[メドーロ]
ヨハネス・カルパース(テノール)[リコーネ]
マリン・ハルテリウス(ソプラノ)[エウリーラ]
マルクス・シェーファー(テノール)[パスクワーレ]
エリーザベト・フォン・マグヌス(メッゾ・ソプラノ)[アルチーナ]
フローリアン・ベッシュ(バリトン)[カロンテ]
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
2005年シュティリアルテ音楽祭で絶賛された、アーノンクールによる「騎士
オルランド」復活上演。ハイドンの知られざる英雄喜劇、豪華歌手陣を動員
した決定的解釈。
アーノンクールによるオペラ全曲盤、DHMに初登場
アーノンクール自らが主宰し、毎年グラーツで開催されるシュティリアルテ
音楽祭の2005 年の演目の中でも、舞台上演された「カルメン」とともに大
きな話題を呼んだハイドンの歌劇「騎士オルランド」が早くもCD化される。
1782年に初演され、作曲者の生前はプラハ、ウィーン、ブダペストなどヨー
ロッパ各地で上演されたにもかかわらず、それ以後あまり取り上げられるこ
となく、20世紀後半になってようやく蘇演された経緯を持つ。中世の有名な
オルランドの逸話を基にした「英雄喜劇」で、これまでにスタジオ録音では、
1976年録音のドラティ盤(PHILIPS)から発売されているのみ。
アーノンクールは2001年に、ハイドンが「騎士オルランド」の前に書いたオ
ペラである「アルミーダ」をバルトリやプレガルディエンらと録音しており、
高い評価を得ている(TELDEC.. より発売)。言うまでもなく、「ロンドン交
響曲集」「パリ交響曲集」や「天地創造」「四季」それに数々のミサ曲など、
ハイドンの作品に対しては熱心に取り組んできたアーノンクールであるが、
オペラ全曲は「アルミーダ」まで取り上げたことがなく、今回の「騎士オル
ランド」は2曲目のハイドンのオペラとなる。フランスのコロラトゥーラ、プ
ティボンや、最近アーノンクールとの共演が急増しているゲルハーヘル、モ
ーツァルトやシューベルトの作品でリリック・テノールとしての魅力を発揮
するギューラなど、ヨーロッパで活躍中の名歌手を総動員してキャスティン
グされており、「騎士オルランド」の新しい名盤として長く聴き継がれてい
くこと間違いなし。[録音]2005年7月13日&14日、グラーツ、シュテファニ
エンザールにおけるシュティルアルテ音楽祭でのライヴ・レコーディング


●RCA RED SEAL Classic Library Series(EU 盤)
クラシック・ライブラリー・シリーズの続編10タイトルです。
今回からリマスター方式が、DSD方式に変更されております。(DSDは、SACD
に使用される高音質方式です)

82876762372 \1200
ニールセン/交響曲第2 番「4つの気質」
モートン・グールド(指揮)シカゴ交響楽団 (1966 年録音)
交響曲第4 番「不滅」、序曲「ヘリオス」、
ジャン・マルティノン(指揮)シカゴ交響楽団
Donald Koss & Gordon Peters (Timp) (1966 年録音)
「霧が晴れる」-J・ゴールウェイ(Fl)、
Sioned Williams(Hp) (1986 年録音)
交響曲第2 番は、荒々しい北の海のように強力に押しまくるテンションの非
常に高い演奏。交響曲第4番は、シカゴ響時代のマルティノンが遺した当時
決定盤と称された名盤。常に創作を続けていた彼の指揮には、どこか哲学的
とも言える知性が感じられた。それぞれ哲学的な副題を持つこの曲は、シカ
ゴ響の万能のヴィルトゥオジティを生かして、表現者としての彼の本質を表
現した名演。

82876762342 \1200
メンデルスゾーン/交響曲第3&4番、
劇音楽「アタリー」序曲(1988-1992年録音)
クラウス・ペーター・フロール(指揮)
バンベルク交響楽団
ペーター=フロールのメンデルスゾーン録音の中から名曲のカップリング。
1953年ライプツィヒ生まれ(メンデルズゾーンと同じライプツィヒ生)のフ
ロールは、数々の指揮者コンクールで優勝を果たし32歳でベルリン響の首
席指揮者となり、4年後にはベルリン・フィルに登場するなど、若手指揮者
としてラトル、シャイーらとともに注目されていた。特にメンデルスゾーン
の演奏などは、そのしなやかな音楽性と雄弁な語り口で、東ドイツの伝統と
も言うべき格調高い音楽性は存分に味わえる。

82876762222 \1200
J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲第2&5 番、
カンタータ第202 番「いまぞ去れ、悲しみの影よ」(結婚カンタータ)
Donald Peck(fl), Ray Still(ob), Samuel Magad(vn),
Adolph Herseth(tp)、キャスリン・バトル(Sp)、
ジェームズ・レヴァイン(指揮&Cemb)
シカゴ交響楽団メンバー(1977 年録音)
管弦楽組曲第2 番 ロ短調 (1991 年録音)
ジェームズ・ゴールウェイ(fl) ヴュルテンブルク室内管弦楽団
あのシカゴ交響楽団の首席によるブランデンブルクが復活。シカゴ響が黄金
時代の真っ只中にあった1977年に録音されたバッハ作品集。売り出し中の若
手指揮者ジェイムズ・レヴァイン(当時34歳!、ここではチェンバロも弾いて
いる) とフランク・ミラー(チェロ)や、ドナルド・ペック(フルート)を始め
とした同響首席奏者達をメイン・メンバーに据えた合奏団との絢爛のアンサ
ンブルは、この時代に聴くとそれは強烈そのもので一度耳にしたら焼きつい
て離れることは無いはず。そしてアルバムの目玉であるブランデンブルク協
奏曲第2番では、首席トランペット奏者アドルフ・ハーセスが自由闊達なサウ
ンドを鳴り響かせる。High-Gという超高音もなんのその、いかなるフレーズ
においても一音一音が常に豊潤、随所に現れる跳躍も均等に難なく吹きこな
す。そしてこの太く柔らかい「ハーセス・サウンド」は、例えばレイ・スティ
ルのオーボエとのアンサンブルに於いてはトランペット=金管楽器という事を
すっかり忘れさせてしまう。万人を唸らせる事の出来る圧倒的な存在感が間
違いなくハーセスにはある。「名演奏」と称されるディスクは数あれども、
「神業」と呼ばれて良いものはそう滅多に無い。このアルバムこそまさにそ
れ。職人だけが成し得る「至高」のバッハだ。もちろん、チャーミングに歌
われるキャスリーン・バトルの「結婚カンタータ」もまた美しい。

82876762232 2枚組 \2400
ベートーヴェン/「ミサ・ソレムニス」Op.123、
「合唱幻想曲」Op.80*
リューバ・オルゴナソヴァ(Sp)、ヤドヴィガ・ラッペ(A)、
ウーヴェ・ハイルマン(T)、ヤン=ヘンドリック・ロータリング
(Bs)、ゲルハルト・オピッツ(p)* (1992~1993.. 年録音)
コリン・ディヴィス(指揮)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
フィリップス時代から合唱つきの声楽曲・宗教曲を得意としていた巨匠コリ
ン・デイヴィス。バイエルン放送響首席指揮者時代にも、ヴェルディ、モー
ツァルト、ブラームスの3大レクイエムの名演を残しているが、この「ミサ・
ソレムニス」(フィリップスのロンドン響盤に続く2度目の録音)もそれらに
劣らぬ出来栄え。イントネーションの整った美しいハーモニーを聴かせるバ
イエルン放送合唱団を従え、遅めのテンポでスケール雄大に描きあげている。
カップリングの「合唱幻想曲」では、ドイツ音楽では並ぶもののいない名手
オピッツが見事なソロを聴かせてくれる。

82876762332 \1200
マーラー/交響曲第1 番「巨人」
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団 (1969年録音)
「さすらう若人の歌」
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms),
アンドルー・デイヴィス(指揮) ロンドン・フィル (1987年録音)
ほぼ半世紀にわたるつながりが築き上げた黄金時代の代表的名演。 この「巨
人」は、「花の章」つきの形としては、メジャー・レーベルとしては初めて
の録音となったもので、この名コンビの数少ないマーラー録音の中では最も
成功した演奏。全盛期のフィラフデルフィア管弦楽団の豊麗な響きを存分に
活かして、マーラーの青春の歌を奏でている、色彩鮮やかなマーラー録音。
これまで国内盤でしか入手できなかったもので、海外盤としては初登場。カッ
プリングの「さすらう若人の歌」は、若きフォン・シュターデの「琥珀のラ
ヴリー・ヴォイス」を堪能できる定評のある名演盤。

82876762352 \1200
モーツァルト/序曲集
「フィガロの結婚」「バスティアンとバスティエンヌ」「劇場支配人」
「ルチオ・シルラ」「コシ・ファン・トゥッテ」「にせの花作り女」
「後宮からの逃走」「羊飼いの王様」「イドメネオ」
「皇帝ティートの慈悲」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」、それぞれ序曲
コリン・デイヴィス(指揮)
ドレスデン・シュターツ・カペレ(1998年録音)
ダイナミックで熱のこもった指揮ぶりで、ズッシリとした響きの中に味わい
深い響きを導き出している。軽快さと躍動感の融合がすばらしい演奏。

82876762382 \1200
ショスタコーヴィチ/交響曲第8 番
レナード・スラットキン(指揮)
セントルイス交響楽団(1988 年録音)
「祝典序曲」Op.96
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
サンクト・ペテルブルグ・フィル(1996 年録音)
BBC響退任後、録音面では際立った活躍のないスラットキンだが、セントルイ
ス時代は、チャイコフスキーやラフマニノフなど、ロシア音楽を網羅的・積
極的に演奏・録音して、高い評価を得ていた。ショスタコーヴィチでは、
第4番、第5番、第8番、第10番という大曲4曲をRCAに録音している。この第8番
は、CD初期に発売されて以来ひさびさの復活となるもので、当時全米メジャー
・ファイヴに匹敵する実力を持っていたセントルイス響の粘着力のある弦を
土台にした、細部まで緻密に考え抜かれた解釈が見事。テミルカーノフの
「祝典序曲」は、来日公演でもお馴染みの定番。

82876762362 \1200
モーツァルト/「レクィエム」
アンジェラ・マリア・ブラーシ(Sp)、マリアナ・リポヴシェク(A)、
ウーヴェ・ハイルマン(T)、ヤン=ヘンドリック・ロータリング(Bs)、
コリン・ディヴィス(指揮)
バイエルン放送交響楽団&合唱団(1991年録音)
「テ・デウム ハ長調K.141」「オッフェルトリウム「人々よ来たれ」K.260」
「アンティフォナ「喜ばしき天の女王」K.276」
「アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618」
ゲルハルト・シュミット・ガーデン(指揮)
テルツ少年合唱団
ヨーロッパ・バロック・ソロイスツ (1990年録音)
稀代のモーツァルティアンであるサー・コリン・デイヴィスがバイエルン放
送響時代に残した3大レクィエムの名演の一つ。1991年のモーツァルト没後
200年記念に際して演奏・録音されたもので、遅めのテンポを基調に、細部
をじっくり聴かせるデイヴィスらしい名演。カップリングは、テルツ少年合
唱団の美声を堪能できるモーツァルトの宗教曲の名品集。

82876762282 \1200
ワーグナー/オペラ名場面集
「タンホイザー」より/
ワルトラウド・マイヤー(Ms)マゼール(指揮) バイエルン放送SO
「タンホイザー」より/シェリル・ミルンズ(Br) (1968 年録音)
「ローエングリン」より/
コリン・ディヴィス(指揮)ベン・ヘップナー(T) 全曲盤より
「マイスタージンガー」より/
カイルベルト(指揮)全曲盤より (1963年録音)
「ワルキューレ」より/
オーマンディ(指揮)フラグスタート(S) (1937年録音)
「ジークフリート」より/ヤノフスキ(指揮)全曲盤より
「ジークフリート」より/メルヒオール(T) (1940年録音)
「神々の黄昏」より/ワルトラウド・マイヤー(Ms)
マゼール(指揮)バイエルン放送SO
過去の録音から選りすぐりの名演を集めた極上のワーグナー集。古いところ
ではフラグスタート、メルヒオール。この2人の伝説的名唱は一度は聴いてお
きたいもの。そして現代屈指のマイヤーの凄みのある歌唱や絶頂期のヘップ
ナーの朗々たるローエングリンの素晴らしいこと。何より、様々なオケの音
色の違いを聴き比べるのも楽しい。ワーグナーの広大な世界への出発点とし
てオススメしたい1枚。

82876762292 \1200
レオンタイン・プライス-ヴェルディ・ヒロインズ
「アイーダ」「マクベス」「トロヴァトーレ」「エルナーニ」
「オテロ」「仮面舞踏会」「椿姫」「運命の力」より、名アリア
レオンタイン・プライス (Sp)
アメリカでは現在でも人気が全く衰えることのない名プリマ、レオンタイン
・プライスの真骨頂、ヴェルディのアリア集。カラヤンのお気に入りであっ
た彼女の凛とした声をじっくりと。(1960-1965 年録音)


<RCA RED SEAL EU>
82876788612 \1900
デニス・マツーエフ/ロシアン・アルバム
ストラヴィンスキー/「ペトルーシュカ」からの3 楽章
チャイコフスキー/「四季」(12.. の性格的描写)Op.37bis
デニス・マツーエフ(p)
ピアノの豪快巨人、マツーエフの、超スゴテクニックと、カリスマ的存在!
マツーエフは1975 年、ロシアのイルクーツクの生まれ。モスクワ音楽院で
名教授として知られるドレンスキー氏に師事。97年の浜松国際コンクールで
セミファイナリスト、翌年のパリ・ランコントレコンクールでは第2位。1998
年の第11回チャイコフスキーコンクールで優勝。子どもの頃からジャズに親
しみ、オスカー・ピーターソンが大好きという意外な一面も持ち、その長身
の体躯を生かした迫力あふれる演奏は、将来の大器を予感させるに十分。


●「デュアルディスク」に関するご案内
昨年USで発売され、次世代パッケージメディアとして期待を集めている
「デュアルディスク」。2006年度はUS 以外の地域での発売もスタートし、
昨年以上のタイトル数のリリースが予定されております。
■デュアルディスクとは?
デュアルディスクは片面が音楽CD、もう一方の面がDVD 仕様なので、一枚の
両面型ディスクで音楽や映像、アーティスト情報をお楽しみいただけます。
■デュアルディスクの内容
CD面には通常のアルバム曲目を収録。DVD面には高音質なアルバム収録曲(エ
ンハンスト・ステレオやドルビー5.1ch サラウンド対応)、ミュージック・ビ
デオ、アーティストのインタビュー映像、舞台裏映像、ドキュメンタリー映
像、フォト・ギャラリー、アルバム収録曲歌詞、PC対応トラック、インター
ネット・リンク等が含まれます。【内容はタイトルにより異なります。】
■新型の専用オーディオ機器は必要ですか?
専用オーディオ機器は必要ありませんが、サラウンド・サウンドを最大限に
お楽しみいただく為には5.1ch サラウンド対応機器の使用をお奨めいたしま
す。
■高音質・サラウンド・サウンドとは?
デュアルディスクのDVD面では、レコーディング過程で特別に制作されたサ
ラウンド・サウンド仕様楽曲を収録します。5.1chサラウンド対応オーディオ
機器の使用により、贅沢で立体的な音響をご体感いただけます。
(DVD Audio とは異なり、通常のDVD プレーヤーでお楽しみいただけます)
■デュアルディスク対応オーディオ機器
DVD面の高音質ミュージックと、様々なDVDアイテムをお楽しみいただく為に
DVDプレイヤーの使用をお奨めいたします。DVD対応PC ゲーム機器等での再
生も可能です。PCをご使用の場合はDVD-ROMと認識され、インターネットHP
等に直接アクセスできます。
■CD面・DVD面の見分け方
各面ディスクの中央部に、分かりやすく色分けされ記載されています。
■逆の面を挿入してしまった場合は?
CDプレイヤーにDVD面を挿入しても再生されません。ディスクを裏返し挿入
してお聞き下さい。
※〔ご注意ください〕
CD面は、CD規格(コンパクト・ディスク・デジタル・オーディオ)に準拠して
いないため、一部のCD/DVDプレイヤーでは再生できない場合があります。





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0021 \2415
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(9-12,Jan,1944)
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番(*)(13,July,1950)
エーリッヒ・レーン(Vn)、
フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ管(*)
同曲異盤が数多く存在するレーンとのヴァイオリン協奏曲ですが、戦中の演
奏では外す事ができない物です。フルヴェン・ファンであれば一度は耳にし
た事がある定番演奏だと思います。
フルトヴェングラーはこの協奏曲の録音を5種類残しており、うち3種類はメ
ニューイン(他はシュナイダーハン)でレーン盤を除けば全て戦後録音であ
り、一番「らしさ」が出ている演奏は、やはりこの演奏でしょう。
レーンはご存知の通り、ベルリン・フィルのソロ・コンサートマスターであ
り、フルトヴェングラーとの共演回数では他のソリストより桁違いであり、
両者が織り成す「阿吽の呼吸」は絶品です。
この曲の持つほの暗さや、高音でのヴァイオリンの煌きなどはこの演奏でし
か味わう事ができないかもしれません。また、レーンの演奏はテクニック重
視されがちな現代のものとは一線画し、お手本ともいえる見事な演奏です。
前回コンセルトヘボウ管とのベト1&ブラ1(DCCA-0020)を発売した直後から
同日に演奏されたレオノーレ第3番の発売について、思いのほか多くの問い合
わせがあり急遽カップリングを変え、このCDに収録する事となりました。巨
匠のレオノーレ第3番の中でも、この演奏は一番ダイナミックで切れがあり
ベストな演奏と申せましょう。
ヴァイオリン協奏曲は何回もCD化され入手は容易ですが、コンセルトヘボウ
とのレオノーレは、現在は入手が困難な状態であり意外にもACOとの演奏を
お持ちでない方もまだいるのではないでしょうか?(今回あえて当時の名称
アムステルダム・コンセルトヘボウ管と明記しています)





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72232 2枚組 \2700
J・S・バッハ(1685-1750):マタイ受難曲 BWV244
イェルク・デュルミュラー(テノール:福音史家)
エッケハルト・アーベレ(バス=バリトン:イエス)
コルネリア・ザムエリス(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
ポール・アグニュー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
ブレダ・サクラメント教会少年合唱団
録音:2005年3月22-23日、オランダ、アメルスフォールト、聖ヨリス教会、
ライヴ
2005年の受難週にユトレヒト近郊の町アメルスフォールトで行われた演奏会
より収録。ライヴならではの推進力のある演奏で、全曲をCD2枚に収めてい
ます(収録時間:75分32秒+78分35秒)。

CCDVD 72233(DVD-Video) 2枚組 \3000
上記演奏のDVD
規格:Dolby Digital/16:9/ドイツ語歌唱、英語・ドイツ語・フランス語
・オランダ語・イタリア語・スペイン語・日本語字幕付き/
収録時間:68分54秒+94分00秒
付録として、バッハ研究者であるクリストフ・ヴォルフ、マルティン・ペ
ツォルト、ペーター・ヴォルニーとコープマンの会話(ドイツ語)が収めら
れています。

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06-03 No.7-1

2006年03月09日 12時44分13秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4776004 \1850
マーラー:交響曲 第2番 「復活」
クリスティーネ・シェーファー(S)、ミシェル・デ・ヤング(Ms)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:2005年5月&6月、ウィーン楽友協会大ホール
「贅肉も装飾もない表現。これこそが音楽だ!」(Financial Times)
遂に登場、ブーレーズの「復活」。妥協を許さないアプローチ!残すは第8番
のみ。1995年の第6番(VPO)に始まったブーレーズのマーラー・シリーズに
待望の「復活」が登場!ともすれば大仰になりがちなこの作品でも、ブーレ
ーズは持ち前の明晰さと分析力を発揮、そのアプローチにはまったく妥協が
ありません。ウィーン・フィルとは5作目の録音であり、とりわけ「復活」
は同オケの十八番(古くはワルターとの名ライヴからメータ、マゼール盤な
ど多数)であるだけに、その相性の良さを十全に発揮した究極の「復活」が
期待できます。ソプラノのシェーファーのチャーミングな歌声も楽しみのひ
とつ。マーラーの交響曲の中でも図抜けて人気の高い「復活」に、久々に超
弩級盤の登場です!
「ブーレーズのマーラーは贅肉もなく、装飾もなく啓示された、まさにこれ
こそが音楽だ・・・演奏の終わりには身震いを禁じえなかった。これは、一
晩のエンターテイメントなどではなく、マーラーを知るすべての人にとって
人生を変えんばかりの体験であったに違いない。」
(Financial Times: Larry L.Dash)

4775789 2枚組 \3700
モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲
ドロテア・レシュマン(S)、エリカ・ミクローザ(S)、
クリストフ・シュトレール(T)、ルネ・パーペ(B)、
ハンノ・ミュラー=ブラハマン(Bs-Br)、
アルノルト・シェーンベルク合唱団
マーラー室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2005年9月イタリア・モデナ・テアトロコムナーレ
モーツァルト・イヤーに嬉しい贈り物!アバドがついに「魔笛」を録音しま
した。モーツァルト・イヤーでなくとも、アバドが初めて「魔笛」を振った
というだけで、音楽界における大事件ともいえるプロジェクトのリリースで
す。単に機会がなかったという訳ではなく、彼自身が熟成した年齢になるま
で意図的に「魔笛」をとっておいたというこだわりからは、アバドにとって
このオペラがいかに特別かを窺い知ることができます。初のレコーディング
に先駆けてバーデン=バーデンで行われた公演は、各紙で「新鮮な空気を吸
い込むようだ」と大絶賛されました。アバドが若く優秀なアーティスト達と、
幸福感に満ちあふれた素敵な演奏を披露。ハンガリー人ソプラノ、ミクロー
ザが歌う「夜の女王のアリア」は特筆ものです。
ベルリン・フィルを辞してから、ルツェルン祝祭管やマーラー室内管などと
様々な企画を積極的に推し進めるアバド。2006年、モーツァルト・レパート
リーとともに精力的なツアーを行います。6月にはイタリアでカルミニョーラ
とモーツァルト・プログラムの公演が予定され、もちろん、ルツェルン・フェ
スティヴァルでもモーツァルトを演奏します。「魔笛」の公演も、3月4月に
レッジオ=エミーリャ、8月9月のエディンバラ、11月のはじめにヴァレンシ
アと続き、年間を通してアバドのモーツァルト・パフォーマンスのニュース
がとぎれることはありません。

4776003 \1850
ベン・ヘップナー、リングを歌う
ワーグナー:楽劇 「ニーベルングの指環」より
「ワルキューレ」
1.父が約束したひとふりの剣
2.ジークムントの愛の歌「冬の嵐は過ぎ去り」
3.我が名はジークムント、我こそはジークムント
「ジークフリート」
4.ノートゥング!宿望の剣
5.鍛冶の歌「鍛えろ、私のハンマー」
6.あいつが俺の父親でないとわかって
7.もう一度、かわいい小鳥よ
8.陽光明るい頂の心地よい荒野だ!-男ではない
「神々のたそがれ」
9.ジークフリートのラインの旅
10.ジークフリートの告別の歌「ブリュンヒルデ、神聖な花嫁よ」
11.葬送行進曲 
ベン・ヘップナー(T)
ブルクハルト・ウルリッヒ(T)
シュターツカペレ・ドレスデン / 指揮:ペーター・シュナイダー
録音:2005年9月、ルカ教会、ドレスデン
オリンピック閉会式で、世界へ向けて歌声を披露したヘップナーが満を持し
て歌う「リング」!
現代最高のヘルデン・テノールと言っても過言ではないヘップナーのDG移籍
第3弾は待望のワーグナー・アルバム。しかも「指環」からのアリア集です。
曲目は「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」から、ジー
クフリートの生涯を辿ってゆく構成で選ばれています。今年50歳になるヘッ
プナーですが、意外にもジークフリート役は未経験。2008年には、エクサン
・プロヴァンス音楽祭で初めてジークフリートを歌うことになっています(ラ
トル指揮)。これまでDGからはフランス、イタリアの作品がリリースされてい
ますが、今回のアルバムこそ、彼の魅力を最も堪能できる作品となるでしょ
う。

4776006 4枚組 \7400
ワーグナー:楽劇 「パルジファル」 全曲
プラシド・ドミンゴ(T)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs)、
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、ファルク・シュトルックマン(Br)、
アイン・アンガー(Bs)、ヴォルフガング・バンクル(Bs)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
録音:2005年6月、ウィーン国立歌劇場でのライヴ
2006年、遂にバイロイトのリング全曲を指名されたクリスティアン・ティー
レマン。この大イヴェントを目前に、ティーレマン初の「パルジファル」全
曲録音の登場です!昨年6月に行われたウィーン国立歌劇場でのライヴ。こ
の演奏会への絶賛は凄まじく、「他のオペラ・ハウスはこのような圧倒的な
シーズン・ファイナルをただ夢見る以外にはない!」などという挑発的な評
まで現れています。そしてさらに「どんな最上級の賞賛もこのウィーンのパ
ルジファルにはまだ足りない」とも。
実際、歌手陣は豪華そのもの。ドミンゴとマイヤー。そしてワーグナー歌い
として世界中から絶賛されているシュトルックマン。そしてウィーン国立歌
劇場の気合の入った演奏。
この公演は3夜にわたりましたが、ここからベスト・チョイスされたテイク
でサウンド・クオリティーの尋常ならない高さにも注目です!

4776005 \1850
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集(5曲)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
ヴェニス・バロック・オーケストラ
指揮:アンドレーア・マルコン
5曲まるごと世界初録音!アルヒーフ移籍第2弾も個性的アルバム!
その斬新な活動もさることながら、目も覚めるような技巧でバロック・ヴァ
イオリン界に君臨するカルミニョーラのアルヒーフ移籍第二弾。、今回のア
ルバムは、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ですが、収録されている5曲
全てが世界初録音。これらの作品は、トリノの国立図書館において、ヴィヴァ
ルディ研究者がカルミニョーラのために厳選したものばかり。知られていな
かったのが嘘のような傑作揃いです。マタ、カルミニョーラのヴィヴァルディ
作品に対する彼の熱心な取り組みが、専門家たちからも高い評価を得ている
証ともいえます。ヴィヴァルディ独特のフレーズや装飾音などが、カルミ
ニョーラが絶妙のテクニックで見事に表現されています!

4775565 \1850
ITALIA, TI AMO イアリア、ティ・アモ!
イタリアン・カンツォーネ、イタリア歌曲集
プラシド・ドミンゴ-
芸暦40周年アニバーサリーアルバム、昨年8月の最新録音!
1. ガスタルドン:禁じられた音楽(Musica Proibita)
2. デ・クルティス:忘れな草(Non ti scordar di me)
3. ディ・ラッヅァロ:ローマのギター(Chitarra Romana)
4. レンディーネ:お前のところへ帰りたい(Vurria)
5. トスティ:君なんかもう(Non tamo piu)
6. タリアフェッリ:起こさないで (Nun me sceta')
7.ヌティーレ:ママ何が知りたいの(Mamma mia, che vo' sape')
8. タッシナーリ:Al di la del cielo
9. デ・クルティス:泣かないお前(Tu ca nun chiagne)
10. ファルヴォ:彼女(君)に告げてよ(Dicitencello vuje)
11. プラシド・ドミンゴJr(作詞作曲):
40年の(Quarant'anni)(父プラシドに捧ぐ)
12. ディ・カプア:君の口づけを(I' te vurria vasa')
13. カルディッロ:カタリ・カタリ/つれない心(Core 'ngrato)
14. パンズーティ:(Mandulinate 'e sera)
15. チョッフィ:五月の夜(Na sera 'e maggio)
16. タリアフェッリ:熱情(Passione)
17. ビクシオ:マンマ/お母さん(Mamma)
プラシド・ドミンゴ(T)
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユージン・コーン
録音:2005年7月、8月ブタペスト

4776086 \1850
ITALIA, TI AMO イアリア、ティ・アモ!
ドミンゴ芸暦40周年アニバーサリー・アルバム!
「カタリ・カタリ」他、誰もが愛するイタリアン・カンツォーネを集めた最
新録音!
さらに!ドミンゴJrが作詞作曲した“Quarant'anni”も収録。
レコーディングを始めて40年になろうとしているドミンゴの芸暦を記念して、
“ITALIA, TI AMO”なるイタリアン・カンツォーネ、ナポリ民謡を集積した
アルバムがリリースされます。ドミンゴにとって欠かせない大好きな珠玉の
歌曲ばかりで、最近はすっかり指揮活動に傾倒しているドミンゴの、まさに
老練な今の歌声を聴くことができる大変レアなレコーディングであり、ドミ
ンゴ・ファンをはじめオペラ・ファン垂涎のディスクといえます。近年のパ
ヴァロッティほどの衰えはしてないはずですから、きっと味のある歌声を聴
かせてくれることでしょう。ドミンゴJrが父プラシドのお祝いに作詞作曲し
た“Quarant'anni”がどんな曲なのかも興味津々。リサイタルなどで連れ添
うことの多いユージン・コーンが好バックを務めています。前出のドミンゴ
限定盤の通常盤仕様です。
すでに一度同内容をご案内しておりましたが、品番及び仕様が変更になりま
したため、再度受注させていただきます。

4776145 \1850
ヴィヴァルディ:Dixit Dominus(主は言われた)
ガルッピ:Laetatus sum(われ喜びに満てり)
Nisi Dominus(主が家を建てたまわずば)
Lauda, Jerusalem(イェルサレムよ、ほめたたえよ)
ケルネルシャー・ジング=フェライン・ドレスデン
ドレスデン・インストゥルメンタル・コンソート
指揮:ペーター・コップ
ARCHIVから古楽ファン驚愕のアルバムが登場です。ヴィヴァルディのDixit
Dminusは長年「ガルッピの作では」と言われてきましたが、昨年ドレスデン
の図書館でヴィヴァルディの自筆譜が発見され、今回はその楽譜を元にペー
ター・コップが録音を敢行、自筆譜を使用した世界初録音となりました。今
回の発見は研究者の間でも驚きと賞賛の声で迎えられ、来る4月にはこの楽
譜を使用した世界初演もドレスデンで予定されています。さらに、カップリ
ングにはガルッピの3つの詩編を収録。こちらもドレスデンの図書館に眠っ
ていた楽譜を使用しており、世界初録音となる作品です。

●EMIから移籍!ロベルト・アラーニャ、DGより再発売
過去EMIからリリースされ、大絶賛を浴びてきたアラーニャ名義のソロ・アル
バム。このオペラ界のスーパー・スターは、フランス・ユニバーサルと契約
を交わしました。そして始まったカタログ9アイテムのフランス・リリースは、
なんと総数35万枚以上のビッグ・セールスとなり、フランスの音楽シーンを
席捲しています。これらのアルバムのインターナショナル・リリースを請け
負うのがDGという形になります。

4776274 \1850
「ベル・カント」
ドニゼッティ:ポリウト、ファヴォリータ、ドン=パスクァーレ、愛の妙薬、
ベッリーニ:夢遊病の女、ノルマ、他より
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リチャード・アームストロング
邦題「テノール界の彗星!」。アラーニャの記念すべきデビュー盤

4776274 \1850
オペラ・アリア集
ベッリーニ、ロッシーニ、ヴェルディ、ビゼー、プッチーニなどのオペラより
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リチャード・アームストロング
邦題「テノール界の彗星!」。アラーニャの記念すべきデビュー盤

4776275 \1850
セレナード
フレデリコ・アラーニャ、ダヴィド・アラーニャ(Gt)
邦題「私のために歌って」。二人の実弟と共演したイタリアンソング集。

4776276 \1850
誰も寝てはならぬ
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:マーク・エルダー
邦題「誰も寝てはならぬ-ヴェリズモ・オペラ・アリア集」。

4776277 \1850
ベルリオーズ・アリア集
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ベルトラン・ド・ビリー
ベルリオーズ生誕200年記念アルバム。

4776278 \1850
セイクリッド・ソングス
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団&合唱団
指揮:ミシェル・プラッソン
邦題「アヴェ・マリア」。

4776279 \1850
ヴェルディ・アリア集
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
アラーニャ2枚目のアリア・アルバム。

4776280 \1850
フランス・オペラ・アリア集
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ベルトラン・ド・ビリー
邦題「広大な自然」。

4776281 \1850
クリスマス・アルバム
ロンドン交響楽団/指揮:ロビン・スミス

★サッカー・ドイツW杯開催記念
4775957 \1350
カラヤンのヨーロッパ国歌集
1.ヨーロッパ賛歌
(ベートーヴェン:交響曲第9番終楽章より-カラヤンによる編曲)
2.オーストリア国歌 Mozart
3.ベルギー国歌 Campenhout
4.キプロス国歌
5.デンマーク国歌 Kroyer
6.ドイツ国歌 Haydn
7.フランス国歌 Lisle
8.アイスランド国歌
9.アイルランド国歌 Heeney
10.イタリア国歌 Novaro
11.ルクセンブルク国歌
12.マルタ国歌 Samut
13.オランダ国歌
14.ノルウェー国歌
15.スウェーデン国歌
16.スイス国歌
17.トルコ国歌 Ung?r
18.イギリス国歌
19.ギリシャ国歌* ※初CD化!
20.デンマーク国歌(王国歌)* ※初CD化!
21.ベートーヴェン:交響曲第9番より終楽章主部
ボーナス・トラック
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
2曲初CD化!
プラシド・ドミンゴ(T)(ボーナス・トラック)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1972年2月(国歌集)、1962年(第9)、1981年(ボーナス・トラック)
冬季オリンピックの興奮覚めやらぬ今日この頃ですが、今年最大のスポーツ
イベントはサッカー・ワールドカップ・ドイツ大会。それを記念して、カラ
ヤンの意外な名盤「ヨーロッパ国歌集」が装いも新たに登場します。この国
歌集は1972年当時のヨーロッパ会議に加盟していた17カ国の国歌を、カラヤ
ンとベルリン・フィルがイエス・キリスト教会で録音したもの。実にゴージャ
スな演奏で各国の国歌を聴くことができます。1曲目の「ヨーロッパ賛歌」
は、ベートーヴェンの第9の終楽章を、カラヤン自らオーケストラのみのバー
ジョンに編曲したもの。さらに、今回のリリースでは以前のCD化では収録さ
れなかったギリシャ国歌とデンマーク国歌も復活。また、ボーナス・トラッ
クとして、冬季オリンピックでも使われていた「誰も寝てはならぬ」が、ド
ミンゴの歌唱で収録されています。


●Collectors Edition
4776253 7枚組 \5950
モーツァルト:弦楽四重奏曲 全曲
ハーゲン弦楽四重奏団
録音:1989年-2004年
モーツァルト・イヤーにまたまた嬉しいBOXセットがリリースされます。ハー
ゲン弦楽四重奏団は今年が結成25周年。彼らのモーツァルトは1989年から足
かけ15年を経て完成されましたが、その全集が早くもコレクターズ・エディ
ション・シリーズとして登場。録音開始当初から人気を博していただけに、
この全集はハーゲンSQファン注目を集めることでしょう。

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06-03 No.7-2

2006年03月09日 12時43分40秒 | Weblog
●Portrait of the Artist(2for1シリーズ)
DGの偉大なアーティスト達に焦点をあてた新しい2for1シリーズがスタート。
今後、クヴァストホフやキーシン、ドミンゴなどのリリースも予定されてい
ます。

4776153 2枚組 \1850
マグダレナ・コジェナー-エンチャントメント
マグダレナ・コジェナー(Ms)
ムジカ・アンティクァ・ケルン/指揮:ラインハルト・ゲーベル
スコットランド室内管弦楽団/指揮:サー・チャールズ・マッケラス
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル/指揮:マルク・ミンコフスキ
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ/指揮:ポール・マクリーシュ
ハーゲン弦楽四重奏団
グレアム・ジョンソン(Pf)、マルコム・マルティノー(Pf)、他
人気メゾ・ソプラノ、コジェナーの幅広いレパートリーを集めた2枚組。
1枚目のボーナス・トラックには、ドヴォルザークの「草刈りの女」(アルバ
ム未収録)や、バッハのカンタータのビデオ・クリップ映像を収録。ブックレ
ットには彼女のインタビュー記事や少女時代の彼女が合唱団で歌っている写
真、ピアノを弾いている貴重な写真などが掲載されています。

4776156 2枚組 \1850
イーヴォ・ポゴレリチ-“The Genius of Pogorelich”
CD 1
ショパン:
プレリュード 嬰ハ短調 作品45、スケルツォ 嬰ハ短調 作品39、
ノクターン 変ホ長調 作品55-2
シューマン:トッカータ 作品7
ブラームス:間奏曲 イ長調 作品118-2
スカルラッティ:ソナタ K.135, K.13, K.380
ラヴェル:夜のガスパール
CD 2
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 *
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番*
イーヴォ・ポゴレリチ(Pf)
シカゴ交響楽団*
ロンドン交響楽団**
指揮:クラウディオ・アバド
昨年久々に日本に姿を見せてくれたポゴレリチ。容姿のあまりの激変ぶりは
衝撃的でもありましたが、彼のDG録音から代表的な作品を選りすぐった2枚組
です。スリリングな演奏のスカルラッティやラヴェルをはじめ、2枚目には
ショパンとチャイコフスキーの協奏曲が収録されています。ブックレットに
は雑誌の表紙や記事の写真がふんだんに使われています。


●シノーポリ没後5周年特別企画
シノーポリが急逝してから早5年。彼の生前の偉業を偲ぶため、ドレスデン
側のたっての希望もあり、代表的な交響曲2作品が復活!しかも、ミッド・
プライスの完全限定盤です。彼の命日にあたる4月20日発売予定。

4236772 \1350
ブルックナー:交響曲 第4番 ホ長調 「ロマンティック」
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1987年

4534232 \1350
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 「合唱」
クリンゲルボーン(S)、パーマー(Ms)、T.モーザー(T)、タイタス(Bs)
シュターツカペレ・ドレスデン&ドレスデン国立歌劇場合唱団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1996年 ライヴ


●DG DVD-Video
34129(DVD-Video) \3350
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第13番&第20番
内田光子(Pf&指揮)
カメラータ・ザルツブルク
内田光子がカメラータ・ザルツブルクを弾き振りしたモーツァルトのピアノ
協奏曲集が、DGからDVD-Videoで登場。DGから出ることも驚きですが、内田光
子が弾き振りしていたことも驚きです。過去、PHILIPSから出ていたLDとは違
う映像です。ボーナス映像として、内田自身によるイントロダクションが収録
されています。

734160(DVD-Video) 2枚組 \6400
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 全曲
ベルント・ヴァイクル(Br)、ジークフリート・イェルサレム(T)、
ヘルマン・プライ(Br)、マリ=アンネ・ヘガンダー(S)、
グラハム・クラーク(T)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ホルスト・シュタイン
演出:ヴィーラント・ワーグナー
1984年バイロイトでのライヴ収録
演奏、演出ともにオーソドックスで、マイスタージンガーの映像としては長
らくスタンダードとされていたシュタイン盤がDVD化。映像監督はブライアン
・ラージ。

734240 \3350
モーツァルト:
ミサ曲 ハ短調 K.427
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
エクスルターテ・ユビラーテ K.165
(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)
アーリーン・オジェー(S)、フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)、
フランク・ロパード(T)、コルネリウス・ハウプトマン(Bs)、
フリーデマン・ヴィンクルホーファー(Org)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
1990年4月ヴァルトザッセン、修道院付属教会でのライヴ収録
ヴァルトザッセンはバイロイトにほど近い小さな街。そこにある修道院付属
教会で行われたバーンスタインのモーツァルトの「ミサ曲ハ短調」はCDにも
なっていますが、映像で見ると聖堂の素晴らしい光景に圧倒され、作品の荘
厳な印象がさらに大きくなります。オジェーやシュターデといったソリスト
達の見事な歌唱や、完成度の高いバイエルン放送響と合唱団の演奏も見もの
です。
54歳という正にこれから円熟を迎える手前に早逝したオジェー(1939-93)晩
年の姿を捉えたエクスルターテ・ユビラーテはファンにとって涙なくして観
られません。そしてこの映像は、同年10月に亡くなったバーンスタインのちょ
うど半年前の姿を映した、二重の意味で貴重な感涙のDVDなのです。モーツァ
ルト最晩年の傑作「アヴェ・ヴェルム・コルプス」での慈愛に満ちたバーン
スタイン渾身のパフォーマンスを、一人でも多くのファンにご覧いただきた
い・・・最上級の映像商品としてお薦めいたします。


<Decca/Philips>
●Shostakovich Edition
4757407 5枚組 \4250
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 全曲
エマーソン弦楽四重奏団
録音:1994年、1998年、1999年アスペン音楽祭でのライヴ
昨年は没後30年だったショスタコーヴィチですが、今年はご存知の通り生誕1
00週年。それを記念して、DECCAからショスタコーヴィチ・エディションが登
場します。ユニバーサル傘下の3レーベルから彼の作品をセレクトし、全5巻
35枚のCDにまとめました。第1弾はDGからエマーソン弦楽四重奏団の弦楽四重
奏曲全集。DECCAには、フィッツウィリアム弦楽四重奏団による西側初の弦楽
四重奏曲全集がありますが、今回選ばれたのはエマーソン弦楽四重奏団。よ
り新しくより完成度の高い演奏が選ばれたということでしょうか?アスペン
音楽祭で3回に渡ってライヴ収録されたこの全集は、完璧なテクニックと卓
越した表現力で絶賛され、新時代の全集として今でも好セールスを記録して
います。

4757413 11枚組 \9350
ショスタコーヴィチ:交響曲 全集
マリーナ・ツヴェターエワの詩による6のロマンス 作品143a
ユダヤの民族詩 作品79
ユリア・ヴァラディ(S)(第14番)
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(S)(作品79)
オルトルン・ヴェンケル(A)(作品143&79)
リシャルド・コルチコフスキ(T)(作品79)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)(第14番)
マリウス・リンツラー(Bs)(第13番)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(第2-3番)
コンセルトヘボウ男声合唱団(第13番)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(第5,6,8,11-14番,Op143&79)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(第1-4,7,9,10,15番)
指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1977-1984年
ユニバーサル傘下の3大レーベル唯一のショスタコーヴィチ交響曲全集は、西
側初の交響曲全集として音盤史にその名をとどめることになった記念すべき
もの。壮年期のハイティンクが二つの名門オケを指揮し、足かけ7年かけて完
成させました。正攻法でのぞむハイティンクらしい、オーソドックスでハイ・
レベルな演奏は今でも高い評価を得ています。DECCAによる優秀な録音も、劇
的なショスタコーヴィチの音楽をよくとらえています。

4757425 5枚組 \4250
ショスタコーヴィチ:ピアノ曲&室内楽曲集
CD1&2
前奏曲とフーガ 作品87
CD3
ピアノ・ソナタ 第2番、3つの幻想的舞曲、5つの前奏曲、
抒情的なワルツ(「人形の踊り」より)、
小品、スペイン舞曲(以上「馬あぶ」より)、夜想曲(「明るい小川」より)
格言集、ポルカ(「黄金時代」より)
CD4
1.ピアノ・ソナタ第1番
2.24の前奏曲 作品34
3.ピアノ三重奏曲 第2番
CD5
1.チェロ・ソナタ
2.チェロとピアノのためのモデラート
3.弦楽四重奏のためのふたつの小品
4.ピアノ五重奏曲
ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf) CD1-3&CD5-1,2,4
リリヤ・ジルベルシュタイン(Pf) CD4-1
オリ・ムストネン(Pf) CD4-2
ボザール・トリオ CD4-3
リン・ハレル(Vc) CD5-1,2
フィッツウィリアム弦楽四重奏団 CD5-3,4
ピアノ作品のメインは、近年ピアニストとしても再び充実した演奏を聴かせ
ているアシュケナージです。1996年録音のピアノ・ソナタをはじめとした小
品集では、自ら映画音楽などから編曲した作品も含まれています。そして、
もう一人注目すべきはジルベルシュタイン。1988年DG録音のピアノ・ソナタ
第2番が復活収録されています。弦楽四重奏曲集ではエマーソン弦楽四重奏団
に選考で負けてしまったフィッツウィリアム弦楽四重奏団ですが、ここでは
1983年録音のピアノ五重奏曲が収録されています。

4757431 9枚組 \7650
ショスタコーヴィチ:協奏曲・管弦楽曲集
CD1 
ジャズ組曲第1番、第2番、ピアノとトランペットのための協奏曲、
タヒチ・トロット(二人でお茶を)
CD2
「モスクワ・チェリョムーシカ」組曲、「ボールト」組曲、「馬あぶ」抜粋
CD3
「呼応計画」抜粋、「女ひとり」抜粋、愚かな子ネズミの物語、
「ハムレット」抜粋、「偉大なる市民」より「葬送行進曲」、
「ソフィア・ペローフスカヤ」より「ワルツ」、
「先駆者の道」より「スケルツォ」、「馬あぶ」より「ロマンス」、
「先駆者の道」より「終曲」
CD4
室内交響曲作品110a、弦楽のための交響曲作品118a、室内交響曲作品83a
以上バルシャイ編
CD5
「ハムレット」組曲、「黄金時代」組曲、「ボールト」組曲(1931年版)
CD6
ロシアとキルギスの主題による序曲、森の歌、葬送と勝利の前奏曲、
ステパン・ラージンの処刑
CD7
祝典序曲、ピアノ協奏曲第2番、5つの断章、
弦楽と木管楽器のための交響曲作品73a(バルシャイ編)
交響詩「十月革命」
CD8
ヴァイオリン協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲第2番
CD9
チェロ協奏曲第1番、チェロ協奏曲第2番
ロナルド・ブラウティガム(Pf)CD1、クリスティーナ・オルティス(Pf)CD7
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)CD8-1、ギドン・クレーメル(Vn)CD8-2
ハインリヒ・シフ(Vc)CD9、ピーター・マシューズ(Tr.p)CD1
ミハイル・コトリャロフ(T)CD6-2、ニキータ・ストロジェフ(Bs)CD6-2
ジークフリート・フォーゲル(Br)CD6-4
ブライトン祝祭合唱団CD6-2
ニュー・ロンドン児童合唱団CD6-2
ライプツィヒ放送合唱団CD6-4
リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD1,3,6-1)
リッカルド・シャイー指揮 フィラデルフィア管弦楽団(CD2)
ルドルフ・バルシャイ指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団(CD4,7-4)
ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(CD5)
ヴラディミール・アシュケナージ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(CD6-2,7-1)
ヘルベルト・ケーゲル指揮 ライプツィヒ放送交響楽団(CD6-4)
アンドレ・プレヴィン指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(CD8-1)
小澤征爾指揮 ボストン交響楽団(CD8-2)
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮 バイエルン放送交響楽団(CD9)
管弦楽曲と協奏曲集は豪華な顔ぶれです。録音の少ない「ステパン・ラージ
ンの処刑」では、なんと別レーベル音源のケーゲル盤を採用しています。そ
れにしても錚々たる顔ぶれ。DECCAがショスタコーヴィチを如何に大切にし
ていたかがよくわかります。クレーメルと小澤が共演したヴァイオリン協奏
曲、オリジナルのカップリングはショスタコーヴィチ編曲によるシューマン
のチェロ協奏曲ヴァイオリン版でしたが、さすがにそれは収録されませんで
した。

4757441 5枚組 \4250
ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 全曲
歌曲集
マリア・ユーイング(S)、クリスティーネ・チーシンスキ(S)、
セルゲイ・ラーリン(T)、フィリップ・ラングリッジ(T)、
ハインツ・ツェドニク(T)、オーゲ・ハウグランド(Bs)
バスティーユ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:チョン・ミュンフン
録音:1992年
「ムツェンスク郡のマクベス夫人」は、決定盤として有名なロストロポーヴィ
チ盤(EMI)から約15年後にリリースされ、その当時、大変話題になったディ
スク。歌曲(ディスク3枚分)の詳細については現時点で未定。


●CLASSIC OPERA
4757622 2枚組 \2600
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」 全曲
ザンドナイ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」 抜粋*
マリオ・デル・モナコ(T)、マグダ・オリヴェロ(S)、
ティト・ゴッビ(Br)、
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ランベルト・ガルデッリ
ニコラ・レッシーニョ*
録音:1969年、イタリア語歌唱
共にデル・モナコ最後のオペラ録音となったもの。ゴッビ、オリヴェロとい
った当時全盛だった名歌手達の共演も豪華。

4757625 3枚組 \3900
プッチーニ:三部作 全曲
外套
ロバート・メリル(Br)、レナータ・テバルディ(S)、
マリオ・デル・モナコ(T)
修道女アンジェリカ
レナータ・テバルディ(S)、ジュリエッタ・シミオナート(Ms)
ジャンニ・スキッキ
フェルナンド・コレナ(Bs)、レナータ・テバルディ(S)
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
指揮:ランベルト・ガルデッリ
録音:1962年7月、イタリア語歌唱
三部作の録音では、いまだにこれを凌ぐものが出ていないと言われるほどの
名盤。全曲に登場するテバルディをはじめ、デル・モナコやコレナらによる
圧倒的な歌唱が印象的です。

4757629 3枚組 \3900
アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」 全曲
ホセ・カレーラス(T)、ユリア・ヴァラディ(S)、
ダルマシオ・ゴンザレス(T)、ジューン・アンダーソン(S)、
アンブロジアン・オペラ・コーラス
フィルハーモニア管弦楽団
指揮:アントニオ・デ・アルメイダ
録音:1986年、1989年、フランス語歌唱
フランス・グランド・オペラの傑作「ユダヤの女」は、「ラシェルよ、主の
恵みにより」というテノールのアリアが知られていますが、全曲盤はほとん
どありません。この録音は、メジャー・レーベル初の全曲盤となったもので、
カレーラスの名唱をはじめとして、もっとも完成度の高い演奏として評価さ
れています。

4757633 3枚組 \3900
プロコフィエフ:歌劇「修道院での婚約」 全曲
アンナ・ネトレプコ(S)、ラリッサ・ディアドコヴァ(Ms)、
アレクサンダー・ゲルガロフ(Br)、マリアンナ・タラーソワ(Ms)
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
録音:1997年、ロシア語歌唱
「修道院での婚約」はキーロフ劇場で1946年に初演されたオペラで、約50年
の時を経てゲルギエフが録音したものです。注目は、いま最も人気のあるソ
プラノのネトレプコが歌っている点です。ネトレプコは当時ほとんど無名で
したが、この録音ではゲルギエフの起用に見事に応え、のちの活躍を予感さ
せるような素晴らしい歌唱を披露しています。


4757650 \1850
ヘイリー(ベスト盤)
1.ポカレカレ・アナ
2.ビート・オブ・ユア・ハート
3.誰も本当の愛を知らない(アンドレア・ボチェッリとのデュエット)
4.リヴァー・オブ・ドリームス(ヴィヴァルディ「四季」より)
5.クアンタ・クアリア
6.ネヴァー・セイ・グッバイ(ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」より)
7.ダーク・ワルツ
8.メイ・イット・ビー(映画「ロード・オブ・ザ・リング」より)
9.プレイヤー
10.カッチーニのアヴェ・マリア
11.アメイジング・グレイス
12.ベネディクトゥス
13.イン・トゥルティナ(オルフ「カルミナ・ブラーナ」より)
14.ヒネ・エ・ヒネ
ヘイリー・ウェステンラ
TV「白い巨塔」の主題歌「アメイジング・グレイス」で、日本でもすっかり
おなじみになったヘイリー。最近は人気ヴォーカル・グループ「イル・ディ
ーヴォ」の世界ツアーに同行するなど、活躍の場はどんどん広がる一方です。
最新盤は今までにリリースされた「ピュア」「オデッセイ」の2枚から14曲を
セレクトしたベスト盤。国内盤でもリリースされますが、ダブっているのは
6曲のみです。

4757672 \1850
ラッセル・ワトソン・アルティメット・コレクション
詳細未定


●PORTRAIT (PHILIPS)
詳細未定で申し訳ありませんが、上でご案内したDGのアーティスト・シリー
ズのPHILIPS版。まずはロシアの二大スターからのリリースです。

4757640 2枚組 \1850
オルガ・ボロディナ-ポートレート
オルガ・ボロディナ(Ms)
詳細未定

4757643 2枚組 \1850
ディミトリ・ホロストフスキー-ポートレート
ディミトリ・ホロストフスキー(Br)
詳細未定


●DECCA OST
9854041 \1850
映画「ダヴィンチ・コード」 オリジナル・サウンド・トラック
音楽:ハンス・ジマー
5月20日に世界同時公開される、本年度最大の話題作のサントラ盤!原作が日
本だけでも400万部の大ベスト・セラーとなったというだけで、映画のヒット
は約束されたも同然。すでにTVCMもガンガン流れているので、今から公開を
待ち望まれている方も多いのでは?出演はトム・ハンクス、オドレイ・ト
トゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリナ、ジャン・レノほか。

9886505 \1850
「ケルティック・タイガー」 オリジナル・サウンド・トラック
Track List
1. St Patrick (Angelus) 3.08
2. The Vikings 4.31
3. The Garden Of Eden 6.13
4. The Redcoats 3.50
5. The Famine 2.51
6. The Banshee / A Nation Once Again 4.13
7. Freedom 6.33
8. A New World 6.42
9. The Last Rose 3.49
10. Celtic Kittens 4.01
11. Capone 3.56
12. The Celtic Tiger 3.43
音楽:ロナン・ハーディマン
リバー・ダンスで一世を風靡した、アイルランド系アメリカ人ダンサー、マ
イケル・フラットリー。次なるプロダクトは総勢60名のダンサーと織り成す
「ケルティック・タイガー」です。残念ながら、本年度の来日公演は予定さ
れていませんが、今春よりヨーロッパを皮切りにワールド・ツアーがスター
ト。「ケルティック・タイガー」といえば、アイルランドの好景気時代の愛
称として知られていますが、どんな舞台が繰り広げられるのか、大変興味深
いプロダクトです。

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06-03 No.6-1

2006年03月08日 17時58分31秒 | Weblog
★HPのアナログ盤コーナー、更新しました★

<harmonia mundi>
HMC 901899 \2080
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96「アメリカ」
ピアノ五重奏曲イ長調Op.81
シュテファン・ヴラダー(P)
イェルサレム四重奏団
来日公演のたびに、演奏内容はもちろん甘いマスクと親しみ易いキャラで人
気上昇中のイェルサレム四重奏団。HMFデビュー盤のハイドン(HMC.901823)、
メンバーのルーツを強く感じさせるショスタコーヴィチ(HMC.901865)につ
づく第3弾はドヴォルザーク。ほぼ同時期に書かれた「新世界」交響曲やチェ
ロ協奏曲と並ぶ代表作のひとつで、「アメリカ」の愛称で親しまれる第12番。
成長を続ける彼らのこと、民俗色と郷愁たっぷりの内容に爽やかな感性が加
わり、まことに清清しく気持ちの良い演奏に仕上がっています。カップリン
グは、こちらも豊かなメロディが魅力のピアノ五重奏。中間楽章にボヘミア
固有のスタイル、ドゥムカとフリアントを置き、なんとも言えない哀感が胸
を締めつけてやみません。ピアノはこのところ急速に円熟味を増しているヴ
ラダー。大家への道を着実に歩む彼が、若手とともに味わい深い音楽を作っ
ています。

HMU 807393(SACD-Hybrid) \2250
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ短調Op.36
イタリア奇想曲Op.45
ダニエレ・ガッティ(指)ロイヤル・フィルハーモニックO.
録音:2004年12月13、14日
響きの美しさが際立つガッティ&ロイヤル・フィルによるチャイコフスキー。
すべてSACDハイブリッド仕様盤が用意されているのは、ソフトに飢えている
オーディオ・ファイルにはじつに嬉しい限り。ヴァイオリン両翼型配置によ
る交響曲ではフレーズの受け渡しもこれまでになく明快で、きわめて見通し
の良い美演が楽しめます。また、滞在先ローマは陽気なムードいっぱいの
「イタリア奇想曲」。ラテン系の指揮者の血を呼び覚ましたかのように、内
容との相性の良さが印象的。よりいっそう弾けた出来栄えです。

HMC 901923 2枚組 \4160
HMC 801923(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
モーツァルト:「ティートの慈悲」
マーク・パドモア(T ティート),
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S ヴィテッリア),
ベルナルダ・フィンク(Ms アンニオ),
スンハエ・イム(S セルヴィーリア),
セルジオ・フォレスティ(Bs プブリオ)
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ,RIAS室内合唱団
モーツァルト・イヤーに最強の新譜登場!《ティートの慈悲》は、1791年に
皇帝レオポルト2世のボヘミヤ王戴冠を祝うために急遽依頼されたオペラ・セ
リア。時間がなかったためレチタティーヴォをジュスマイアー任せにしたり、
メタスタージオの台本が古めかしかったり、初演を見た王妃が駄作と貶した
りと、せっかくの大作なのに200年以上不遇な扱いを受けてきました。しか
し近年ではモーツァルト晩年ならではのオペラ・セリアの傑作として人気が
高まっています。セリアなら当然、時代楽器演奏が映えるというもの。この
録音は、2005年11月のパリ、ブリュッセルでの上演と連動したもの。ヤーコ
プスの面目躍如たる輝かしい音楽は絶賛されました。また古楽最新世代の優
れた歌手が見事な歌を聞かせてくれます。何と言ってもパドモアの柔らかく
も情熱に満ちたテノールが最高!一方ヴェルディやドニゼッティのプリマド
ンナから古楽ソプラノに転向し成功を収めているペンダチャンスカも目を見
張る出来ばえ。古楽メッツォのベテラン、フィンクは言うまでもなく見事。
そしてクリスティの秘蔵っ子で、つい先日ヴィヴァルディの「バジャゼット」
で聴衆を魅了した美声ソプラノ、イムが絶妙に華を添えています。「ティー
ト」の魅力にまだ開眼していない方にこそお聞きいただきたい、画期的名演
です!

HMU 907407 \2080
アルヴォ・ペルト:賛辞
勝利のあとに 
雪花石膏の箱を持った婦人(マタイ福音書より) 
ベルリン・ミサ 
ソルフェッジョ 
マニフィカート 
ボゴロディッツェ・ディエーヴォ 
私(キリスト)はまことのぶどうの木(ヨハネの福音書より)
Which was the son of...
ポール・ヒリアー(指)エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
シアター・オブ・ヴォイセズ
プロアルテ・シンガーズ
現代音楽が忘れていた魂に響く調べを、奇跡のように辺境で育んでいた1935年
エストニア生まれのこの作曲家についてはもはや多言を要しないでしょう。
時に深淵を覗くような暗さ、はるか天空から差す白い光。作曲家自身が「私
の音楽は、あらゆる色を含む白色光に喩えることができよう。プリズムのみ
が、その光を分光し、多彩な色を現出させることができる。私の音楽におけ
るプリズムとは、聴く人の精神に他ならない」と語っているように、透明で
清澄な世界がここにあります。故郷の合唱団とヒリアーという理想的な演奏
陣も魅力的な超強力盤です!





<Claves>
50-2613 \2080
ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1687-1750):
リュート・ソナタ 第49番 変ロ長調、前奏曲&ファンタジア ハ短調、
リュート・ソナタ 第43番 イ短調
今村泰典(リュート)
日本を代表するリュート奏者で、ヨーロッパでも随一の腕前を誇る今村泰典
による、バロック・リュートの大家、ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス
の作品。スイスを拠点に活動している今村泰典は、2006年4月に一時帰国コ
ンサート*が予定されています。ヴァイスはバッハと同時代の作曲家で、当
時はバッハ以上の人気を博していました。その作品は非常に優れたものばか
りで、リュートという楽器を熟知した豊かな作風、静かに柔らかく耳に響き
ます。収録曲は代表的な第49&43番のソナタとレチタディーヴォ風前奏曲と
「1719年.プラハにて」との副題を持つファンタジアで構成されています。





<BONGIOVANNI>
GB 2326 \1880
ストラデッラ:
「飛べ、飛べ、他の胸の中へ」(世界初録音)
「女神よ、どれほどあの美しい顔は」
「暗黒のタルターロの怒りの女神とあなたを呼ぼう」
ロジータ・フリサーニ(S),アンナ・キエリケッティ(S),
ジャンルカ・ベルフィオーリ・ドーロ(CT),リッカルド・リストーリ(Bs)
エシュテヴァン・ヴェラルディ(指)
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
録音:2000年,2001年
ヴェラルディ&ASC、久々のリリースです。もちろん音楽史に残る波乱万丈の
人生を送った血気盛んな天才、アレッサンドロ・ストラデッラの作品。いず
れもローマ時代の作品で、有力者の館で演奏されたと思われる声楽作品。こ
れが世界初録音となる「飛べ、飛べ、他の胸の中へ」は、1674年頃の作品。
40分弱のセレナータと規模こそ小さいものの、アリアも重唱もストラデッラ
らしい熱がたっぷりあって、オペラ並みの醍醐味があります。「女神よ、ど
れほどあの美しい顔は」はソプラノとバスのための作品。「暗黒のタルター
ロの怒りの女神とあなたを呼ぼう」は、バスのソロ・カンタータ。激しさと
穏やかさのコントラストも鮮やかな名曲です。いつもながらヴェラルディは
完璧にストラデッラの何たるかを理解して、ズバリとした音楽で切り込んで
います。

GB 5628 \1880
アルビノーニ:3声のバッレット集 Op.3(全12曲 世界初録音)
アンサンブル・ベネデット・マルチェッロ
トンマーゾ・アルビノーニ(1671-1751)は、ヴィヴァルディと同世代のヴェネ
ツィアの作曲家。裕福な家に生まれたため、自由な音楽活動をしたことで知
られています(ちなみに有名な「アルビノーニのアダージョ」はほぼ捏造
品)。この3声のバッレット集 Op.3は1701年に出版されたもの。バッレット
Balletto とは、バレーもしくはバレー音楽のこと。4楽章ないしは3楽章の
作品に、アッレマンダ,ガヴォッタ,サラバンダ,ギガなど、フランス由来
の音楽が用いられています。アンサンブル・ベネデット・マルチェッロは、
ヴァイオリン2つ、チェロ、チェンバロの時代楽器アンサンブル。溌剌とし
た演奏を繰り広げてくれています。

HOC 039 2枚組 \2180
ロッシーニ:「モゼ」(イタリア語)
ニコラ・ロッシ・レメーニ(Bs モゼ),
アニタ・チェルケッティ(S アナイーデ),
ジュゼッペ・タデイ(Br ファラオーネ),
アゴスティーノ・ラッザーリ(T エリゼーロ),
ジャンニ・ヤイヤ(T アメーノフィ),ほか
トゥリオ・セラフィン(指)RAIローマ交響楽団,合唱団
録音:1956年,ローマ
「モゼの祈り」で有名な、ロッシーニのパリ時代の傑作「モゼ」の現存する
最初期の録音。なんといっても、伝説のソプラノ、アニタ・チェルケッティ
の素晴らしい歌だけでも聞く価値のあるもの。豊潤で奥行きのある声は旨み
に満ちています。これで当時まだ20代半ばというのですから、驚くほかあり
ません。録音状態はあまりよくありませんが、これは貴重な記録です。





<IDIS>
IDIS 6481 2枚組 \3100
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58,
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」,エコセーズ
シューベルト:即興曲変 ト長調 D.899-3
グルック(ブラームス編):ガヴォット
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
管弦楽団
録音:1956年3月9、11日
ヴィルヘルム・ケンプが南米ヴェネズエラのカラカスで行った二つのコンサ
ートのライヴ録音です。

IDIS 6483 \1550
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス第1番 ト長調 Op.40
ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ヘルマン・アーベントロート(指)ベルリン放送交響楽団
キリル・コンドラシン(指)モスクワ交響楽団(ロマンス第2番)
録音:1950年,1947年
ディスコグラフィによると、協奏曲は1950年3月31日のベルリンでのライヴ
で、MELODRAMやTAHRA(TAH 129-131)からCDになっていたものと同じ。ロマン
ス第1番も同じ日のもの。ロマンス第2番は、DOREMIでCDが出ていたもの
(DHR 7714)。

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