クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-03 No.11-1

2006年03月15日 18時19分50秒 | Weblog
<MD+G>
34313492 \2080
94313496(SACD-Hybrid) \2950
ブラームス・ピアノ作品集
幻想曲 作品116
3つの間奏曲 作品117
ピアノのための小品 作品118
ピアノのための小品 作品119
エリザベス・レオンスカヤ(Pf) スタインウェイD,1901
テルデックなどへの録音や、世界的な指導者としても知られているエリザベ
ス・レオンスカヤ。2003年にシューベルト(343 11942)でMDGにデビューし、
今回は2作目。世界的ピアニストとオーディオ・ファイル・レーベルの顔あわ
せということで、1901年の伝説的なスタインウェイの録音に挑戦です。
fineNFの神谷郁代の時もエンジニア福井氏が「ピアノの音色の違いの録音が一
番難しい!」といっていましたが、まさに今回、ドイツのオーディオ・ファイ
ル・メーカーのチャレンジも聴き逃せないところ。もちろん、SACDハイブリッ
ド盤も同時発売です。

61313792 \2080
パガニーニ:24のカプリース 作品1 
(サクソフォン・アレンジ版)arr. By Raaf Hekkema
ラフ・ヘケマ(Soprano&Alto Saxphone)
大注目!一聴して大驚愕!サクソフォンによる24のカプリースが遂に登場。
本当にそんなこと可能なのか?重音も重ね録りでありません!古くは、清水靖
晃によるバッハの無伴奏チェロのサックス版などが大ヒットしたこともありま
したが、オリジナルの作品には限りがあるサクソフォンは、他楽器作品のアレ
ンジ物を演奏する機会が多い楽器として認識されているとは思います。だから
といって、オリジナルのヴァイオリンで演奏するにも難曲中の難曲とされる
「カプリース」をサックスで演奏してしまおうなどとは、過去誰も想像だにし
なかったのではないでしょうか?興味が沸くを通り越して、「本当に大丈夫な
のか?」と不安にすらさせてしまう、チャレンジです。しかも、重音は「マル
チフォニクス」という技巧を駆使して、本当に和音として奏されています。そ
の他に、いわゆる「循環呼吸」や「スラップ・タンギング」など、まさに人間
技とは思えぬ超絶技巧が駆使され、演奏が終わるその瞬間までただただ驚きの
連続。しかし、そうした超絶技巧は、音楽そのものをなめらなかに自然にする
ための技であり、驚きとともになんとも幸福な音空間を運んでくれます。
ヘケマはオランダ人サクソフォーン奏者で、MDGにはカレファクス・リード
五重奏団の一員として先月ラモー(619 13742)をリリースしたばかり。カレ
ファクスとしては、そのほか「フーガの技法」(619 9892)「ショスタコーヴィ
チ:前奏曲とフーガ」(619 11852)オケゲムからドビュッシーまでを網羅した
「600years」(619 10432)といったアルバムがそれぞれリリースされています。

30113802 \2080
ジェスマイヤー:アルカディアの鏡
(木管アンサンブル版)
コンソルティウム・クラシクム
モーツァルトの「レクィエム」の補筆完成者として知られるジェスマイヤー。
彼のコミック・オペラ「アルカディアの鏡」の木管アンサンブル版の登場です。
1794年にウィーンで初演されたこのオペラは、その後すぐにヨーロッパ中で演
奏され、彼の師モーツァルトの「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」などと比較さ
れるほどのヒット作となりました。この作品が、後に、宮廷などで木管アンサ
ンブルにアレンジされるなどして、広まったことは想像に難くありません。そ
れどころか、ウィーンの街中では、この旋律が方々で、口ずさまれたり口笛で
吹かれたりしたに違いありません。
単なる木管アンサンブルとしてだけでなく、こうした隠れた名曲に光を当てる
という意味でも存在感を増しているコンソルティウム・クラシクム。柔らかな
音色が、当時の町並みまでも再現してくれるかのようです。

50513812 \2080
「外国の襲撃 英国バロック音楽集」
ヘンデル:協奏曲 ト短調 HWV287
バルサンティ:古いスコットランドの旋律集
フィンガー:ソナタ ハ長調 作品5-10
J.C.バッハ:五重奏曲 ニ長調 作品11-6
マティス:スコットランド風グラウンド
ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV383
アーベル:協奏曲 ホ短調
ラ・リコルダンツァ
タイトルは過激ですが、18世紀イギリスの首都ロンドンは、ヨーロッパの中で
もっとも豊かで文化的な都市として栄え、多くの海外の音楽家たちが演奏会に
訪れ、そのまま移住してしまう者も少なくありませんでした。ここにとりあげ
られている作曲家は、みなヨーロッパの他国の生まれながら、ロンドンに魅了
された人たちばかりです。
しかしながら、イギリスの国粋主義者の中にはこれらの実情を面白く思わなか
った者もおり、「イギリスの楽界を外国の襲撃から守れ!イギリス人よ立ち上
がれ!」なる運動も起こったといいますが、事実、この時代のロンドンを彩っ
たのは他国の作曲家の音楽であり、それらは国籍などとは関係なく価値あるも
のであるのは間違いありません。

33013822 2枚組 \4160
93013826(SACD-Hybrid) 2枚組 \5900
モーツァルト&グリーグ
ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 K.545
ピアノ・ソナタ 第5番 ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
ペール=ギュント 第1組曲 作品46
ペール=ギュント 第2組曲 作品55
トレンクナー=シュパイデル・ピアノ・デュオ
モーツァルトのピアノ・ソナタにグリーグが自由にセカンド・ピアノ部分を書
き足した版の新録音。これに、グリーグ本人が4手ピアノに編曲したペール=
ギュント組曲が収録されています。大天才として無駄な音符も足りない音符も
ないとされているモーツァルトの音楽ですが、聴きなれたメロディーになんと
も自然に寄り添うような旋律が現れ消えていく様を鑑賞するのは、また違った
楽しみをもたらしてくれます。聴いているうちに、誰かと連弾してみたくなる
ことうけあい。




<FONE>
★これまたイタリアのオーディオ・ファイル・レーベルとして知られるFONEが、
通常CDフォーマットに新しい方式を確立。その名も”シグノリッチCD”。CD
フォーマットが生まれて25年、DSDテクノロジーを使ってこのフォーマットを
さらに進化させることに成功しました。DSDを使ってPCMレイヤーを認識させる
ことができるようになり、通常CDより20%も多い情報を読み込むことが可能と
なりました。
フォネではこのシステムをSACDハイブリッドのCDレイヤーにも採用していく予
定。今回、この”シグノリッチCDサンプラー”を含む5アイテムを一挙リリー
スします。以下、SACD表記のないものはすべてこの”シグノリッチCD”です。

FONE2045 \2080
IL CREMONESE“イル・クレモネーゼ”
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン
ドヴォルザーク:わが母のおしえ給いし歌(「ジプシーの歌」より)
ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」-太陽への讃歌
アルベニス(クライスラー編):「スペイン」 作品165-マラゲーニャ
クライスラー:愛の悲しみ
アルベニス(クライスラー編):「スペイン」 作品165-タンゴ
シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲
ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の悲しみ
ポルディーニ(クライスラー編): 踊る人形
メンデルスゾーン(クライスラー編):
無言歌集 第5巻 作品62-第1曲「5月のそよ風」
クライスラー:ロンドンデリーの歌
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
ラウラ・マンツィーニ(Pf)
おなじみ、クレモナの銘器をアッカルドが自在に操ったゴージャスなディスク。
クライスラーの愛奏曲を並べたヴァイオリン三昧の逸品です。

FONE9319 \2080
J.S.バッハ:
協奏曲第1番 ニ長調 BWV.972(原曲はヴィヴァルディのOp.3-9)*
協奏曲第4番 ト短調 BWV.975(原曲はヴィヴァルディのOp.4-6)***
協奏曲第2番 ト長調 BWV.973(原曲はヴィヴァルディのOp.7-8)*
協奏曲第10番 ハ短調 BWV.981(原曲はマルチェッロ)**
協奏曲第7番 ヘ長調 BWV.978(原曲はヴィヴァルディのOp.3-3)*
協奏曲第3番 ニ短調 BWV.974(原曲はマルチェルロのオーボエ協奏曲)****
協奏曲第5番 ハ長調 BWV.976(原曲はヴィヴァルディのOp.3-12)*
オルガーニ・デッラ“ヌオーヴァ・オランダ”
エドアルド・ベッロッティ(Org)
ヴィッラルタ,オルガノ・カッリード*
マドリジオ,オルガノ・ナッキーニ**
ファガーニャ,オルガノ・コメッリ***
チコニッコ,オルガノ・ザニン****
バッハがイタリアの巨匠作曲家たちの作品をモティーフにして作曲した協奏曲
集。4種のオルガンを使い分けて弾いています。

FONE3002 \2080
ハイドン:
チェロ協奏曲 第1番 ハ長調
チェロ協奏曲 第2番 ニ長調
ロッコ・フィリッピーニ(Vc+指揮)
ローマ・クラシカ室内管弦楽団
フィリッピーニは、アッカルドやウーギらと並ぶイタリア屈指の弦楽アーティ
ストの一人。ストラディヴァリの1710年製“Goore-Booth”を使用。

FONE3001 \1750
「シグノリッチCDサンプラー」
ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 作品50
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調-第3楽章
ロッコ・フィリッピーニ(Vc+指揮) ローマ・クラシカ室内管弦楽団
J.S.バッハ:協奏曲第4番 ト短調 BWV.975-ラルゴ
エドアルド・ベッロッティ(Org)
ヴィアダーナ:ラウダーテ・プエリ、フラテス・エゴ・エニム、
トラデント・エニム・ヴォス
ヴォックス・エスペリア、カペラ・ムジカーレ・ディ・サン・マルコ 
指揮:ロマーノ・ヴェットーリ
作曲者未詳:Ai las e que-m fan mei uelhs Sordel da Primavera d'amore
ジェラルド・ズケット、パトリーチェ・ブリエント、ジャック・ホーディル
モーツァルト:
アンティフォナ「喜ばしき天の女王」 K.108-アダージョ・ウン・ポコ・アン
ダンティーノ
マリエッラ・デヴィーア(S)、
オルケストラ・フィラルモニカ・マルキジアーナ 
指揮:ダニエーレ・カッレガリ
シューベルト:
弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調「四重奏断章」 D.703-アレグロ・アッサイ
アッカルド四重奏団
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調-ロンド
ウート・ウーギ(Vn+指揮)、イ・フィラルモニチ・ローマ
リムスキー=コルサコフ:熊ばちの飛行
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、ラウラ・マンツィーニ(Pf)
コープランド:猫とねずみ
ジャコモ・フランチ(Pf)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」-太陽への讃歌
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、ラウラ・マンツィーニ(Pf)
ご紹介したシグノリッチCDの音の良さを確認していただくためのサンプラ
ー。演奏も人気の高いところから集められています。特別価格!

FONE030SA(SACD-Hybrid) \2550
クライスラーへのオマージュ 第2集 クレモナのヴァイオリン
クライスラー:
プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/クープランの様式による
ルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲/フランクールの
様式によるシチリアーノとリゴードン/マルティーニの様式によるアンダン
ティーノ/オールド・リフレイン/ウィーン奇想曲/ロンドンデリーの歌
シューマン:ロマンス イ長調
フォスター:故郷の人々
グラナドス:スペイン舞曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ト短調 作品46-1
アルベニス:タンゴ 作品165-2
シャミナード:スペインのセレナード
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
ドヴォルザーク:インディアン風の嘆き
バッジーニ:踊る人形
メンデルスゾーン:無言歌 作品62-1
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
ラウラ・マンツィーニ(Pf)
これも、大ヒット作となった「クライスラーへのオマージュ 第2集」ですが、
このSACDハイブリッドのCD部分もやはり、シグノリッチCD仕様となっています。
第1集(FONE 003SA)のCD部分もこの新しい方式になる予定。





<TESTAMENT>
1月末に、5枚にわたりトスカニーニDVDをリリースしたばかりのテスタメント。
DVDにおける音質の改善には、多くの驚きの声を頂いております。映像に続き、
初出音源を含むCD3タイトルが登場。

SBT1370 \1850
シューベルト:
交響曲 第2番 変ロ長調 D125
ピアノ・デュオのためのソナタ ハ長調 D812 「グランド・デュオ」
(オーケストレイション:ヨアヒム)
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
全編初出!トスカニーニの17年にのぼるNBCとの関係は、彼のキャリアの中で
も異例に長いものでした。しかしながら、NBCとの放送録音は、どれも卓越し
たクオリティを保っているのは、流石というしかありません。こうした膨大な
ライブラリーの中から、今回のこの2曲は初出。しかも「グラン・デュオ」は
マエストロ唯一のレコーディングです。2番交響曲も、他の2つのレコーディン
グに比べて音質において最良といえるものです。

SBT1377 \1850
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
同:交響曲 第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」
シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 作品61
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
メンデルスゾーン2曲に関しては、レパートリーとして唯一のもの。シューマ
ンの2番は、1887年にトスカニーニが初めてとりあげたシューマン作品として、
トスカニーニには大変特別な作品でした。この1941年の録音は、NBCと行った
最初から2番目のレコーディングです。

SBT1382 \1850
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」序曲
「タンホイザー」第3幕への前奏曲
「パルジファル」第1幕への前奏曲、聖金曜日の奇蹟、第2幕への前奏曲、
第3幕への前奏曲、クリングゾルの魔法の庭、ファイナル
NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
ワーグナーは、トスカニーニのレパートリーの中心的存在であり、これらの演
奏には特別な重要性があります。特に「パルジファル」はトスカニーニお気に
入りの作品で頻繁に演奏されています。

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