クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-03 No.14-1

2006年03月17日 15時40分13秒 | Weblog
<TELARC>
CD80618 \2080
SACD60618(SACD-Hybrid) \3350
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
同:ルイヴィルのためのファンファーレ
シンシナティ交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2005年5月
現在もっとも注目される指揮者のひとり、パーヴォ・ヤルヴィの最新作。こ
こではハンガリーの民族的な要素をとりいれながら、独自の作風をつくりあ
げたバルトークの「管弦楽のための協奏曲」とポーランド出身の現代作曲家
ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」を一枚のアルバムに収録しまし
た。バルトークの演奏では高い評価を受けてきたP.ヤルヴィだけに今回も大
変に期待できる一枚です。最近の新譜からも分かるように、旺盛な表現意欲
からなのか一つひとつのフレーズが実に生き生きとしており、漫然と流れる
瞬間がまったく無いといっても過言ではないP.ヤルヴィ演奏には、ラトルや
ヤンソンス等に比肩する才能と高いスキルを感じさせられます。オケコン・
ファン必聴です!

CD80669 \1350
エメラルドの小島-The Emerald Isles
1. Simple Gifts  ゴールウェイ(Fl) 
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
2. O’Farrell’s Welcome to Limeric  
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
3. Danny Boy  マクデルモット(T) 
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
4. Irish Party in Third Class from Titanic  
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
5. Take Time to Be Holy モルモン・タバルナクル合唱団&管弦楽団
6. Scollay’s Reel/King of the Fairies/Old Grey Cat/The Dance Goes On
ガリレイ・アンサンブル
7. Spatter the Dew  D.ラッセル(G)
8. Whiskey, You’re the Devil  D.ラッセル(G)
9. フィールド:ピアノ協奏曲第2番-Poco Adagio  オコンナー(Pf)
10. Cherish the Ladies D.ラッセル(G)
11. The Seagull Jig エンパイア・ブラス五重奏団
12. The Last Rose of Summer
カンゼル/シンシナティ・ポップス・オーケストラ
13. The Bucks of Oranmore D.ラッセル(G)
14. Irish Tune from Count Derry (Danny Boy)
スラットキン/セント・ルイス交響楽団
ここのところ、コンピレーションのヒットを連発しているテラークのシリー
ズ続編。今回は、エメラルドの小島と題されたアイルランドに関係が深い音
楽を集めたもの。どのトラックも一流の演奏者のものが使用されています。
例によって、うれしいミッド・プライスでの発売です!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80080 \1350
パッヘルベル:カノン
ボロディン:弦楽合奏のためのノクターン(弦楽四重奏曲第2番より)
ヴォーン=ウィリアムズ:「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
チャイコフスキー:弦楽セレナード 作品48
セントルイス交響楽団
指揮:レナード・スラットキン

CD80193 \1350
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
オラシオ・グティエレス(Pf)
ボルティモア交響楽団/指揮:デイヴィッド・ジンマン

CD80218 \1350
ジグー:グラン・コア・ディアローグ(大合唱の応答)
デュプレ:英雄詩 作品33
プーランク:フランス組曲
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」より、主よ、われを助け給え
テレマン:英雄的音楽
ホヴァネス:聖グレゴリウスの祈り
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
パーセル:
頌栄(詩篇100番)によるヴォランタリー、トランペット・チューンとベル・
シンフォニー
R.シュトラウス:祝典入場曲
カーク=エラート:いざもろびと、神に感謝せよ
カンプラ:リゴードン
マイケル・マレイ(Org)
エンパイア・ブラス

CD80402 \1350
わが夢の都ウィーン-ヴァイオリン名曲集
レハール:
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲 ロ短調 、ハンガリー幻想曲、
コンサート・ポルカ
クライスラー:
真夜中の鐘、踊る人形、中国の太鼓、愛の悲しみ、ウィーン奇想曲、
美しきロスマリン、カルティエの様式によるティセ、愛の喜び、
レハールのフランスキータからのセレナーデ、ウィーンのメロディ、
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
J.シュトラウス:ウェディング・プレリュード
ジーツィンスキー: わが夢の都ウィーン
ロバート・マクダフィ(Vn)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル




<DELOS>
DE3250 \2080
French Imperssions -ドビュッシー&ラヴェル ギター・アレンジ集
ドビュッシー:
亜麻色の髪のおとめ、子供の領分、アルバムのページ、
練習曲-反復する音符のための、エレジー
ラヴェル:
亡き王女のためのパヴァーヌ、ワルツ-ボロディン風に、前奏曲、
マ・メール・ロワ、ハイドンの名によるメヌエット
ポール・ガルブレイス(Gt)
世界的ギタリスト、ガルブレイスのニュー・アルバム。ドビュッシー&ラヴェ
ルのピアノ曲をギターにアレンジした作品を8弦ギターで演奏した作品集です。
選曲も、超有名曲から少々珍しい作品にまでわたっており、ギターの優しい響
きに非常にマッチしています。
ガルブレイスの8弦ギターは、デイヴィッド・ルビオとの共同でデザインされ
たもので、最高音と最低音それぞれにエクストラの弦が追加されています。





<Chandos>
CHAN 10378 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲第9番Op.70/ピアノ協奏曲第1番Op.35/映画音楽《コルジーンキナの
出来事》Op.59より組曲/アレクサンドル・ダヴィデンコの2つの合唱曲の
編曲Op.124
タチアナ・ポリャンスキー(ピアノ)、
ウラディーミル・ゴンチャロフ(トランペット)、
ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、
エレーナ・アダモヴィチ(ピアノ)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、
ロシア国立交響楽団、ロシア国立シンフォニック・カペラ
ノセダ&BBCフィルに続く生誕100年記念リリースはなんとポリャンスキー父娘
の共演。そしてロシアの伝説、ゴンチャロフのトランペットが炸裂する!
シャンドスによる生誕100年記念アルバム第2弾はショスタコーヴィチの交響曲
の中でも知名度の高い「交響曲第9番」、ピアノ協奏曲というタイトルにも拘
らずトランペット独奏を必要とする「ピアノ協奏曲第1番」を中心としたライ
ンナップ。演奏は前作のノセダ&BBCフィルからシャンドスのロシア・レパー
トリーにおいて最も目覚しい活躍を見せるポリャンスキー&ロシア国立交響楽
団にバトンタッチ。今回の収録曲の中で特に興味深い作品は個性派アーティス
トがずらりと揃った「ピアノ協奏曲第1番Op.35」だろう!
ピアノ・ソロにはポリャンスキーの娘であるタチアナ・ポリャンスキーを抜擢
し、シャンドス初期の名盤として名高いマクシム&ドミトリーJrの親子共演盤
(CHAN 8357)に対抗しうる?ポリャンスキー父娘の共演が実現。
そして注目のトランペット・ソロには長きに渡ってモスクワ放送交響楽団の主
席トランペット奏者としてその名と豪快なサウンドを轟かせてきたウラディー
ミル・ゴンチャロフが登場!既にモスクワ放送響を退団してしまったゴンチャ
ロフだが、過去に同響とピアノ協奏曲第1番を録音しており、今回のロシア国
立響との共演は(恐らく)自身2度目の録音となる。

CHAN 10363 \2080
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):宗教合唱作品集 ――
6つのアンセムOp.79/わが祈りを聞きたまえ/死んだ人たちは幸いである
Op.115-1/主に向かって喜びの声をあげよ/ドイツ・ミサ/アヴェ・マリア
Op.23-2/モテット《主をほめたたえよ》Op.39-2/マニフィカトOp.69-3/
3つの詩篇Op.78
リチャード・マーロウ(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
シャンドス・デビュー第1弾となったデュリュフレの合唱作品集(CHAN 10357)
がリリース以来じわじわと評価を高めてきており、既にシャンドス合唱レパー
トリーの中核的存在として存在感を発揮しているマーロウ&ケンブリッジ・ト
リニティ・カレッジ合唱団。
同コンビのシャンドス第2弾は歌劇やオラトリオを中心に高い芸術性を見せる
メンデルスゾーンの合唱作品を集めた作品集。普段はあまり演奏されない知ら
れざる作品も収録されており、合唱ファンや関係者にとっては選曲などでも重
宝する粋な選曲となっている。
ニュートンの出身校としても知られ、1332年からの長き歴史と伝統を持つトリ
ニティ・カレッジが誇る名門合唱団。これからのシャンドスを支えるであろう
素晴らしき歌声に浸っていただきたい!合唱ファン&関係者必聴!

CHAN 10376 \2080
シリル・スコット(1879-1970):管弦楽作品集Vol.2 ――
ピアノ協奏曲第1番/交響曲第4番(世界初録音)/ある朝早く
ハワード・シェリー(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCフィルハーモニック
管弦楽作品集Vol.1(CHAN 10211)のリリースが日本でも反響を呼び、その名
が再び広まったシリル・スコット。イギリス印象主義の作曲家として活躍し
1920年代から30年代にかけては盛んに演奏が行われていたスコットの作品だが、
現在ではまだまだその作品に出会える機会は少なくシャンドスからリリースさ
れる当シリーズは貴重である。前回と同じブラビンズ&BBCフィルに加えてピ
アノ協奏曲のソリストにはハワード・シェリーを迎え、万全の陣容でリリース
されるイギリス音楽ファン必眉の第2集!ちなみに交響曲第4番は今回のリリー
スが世界初録音となる。

CHAN 0727 \2080
フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):歌劇《共和制の勝利》
サロメ・ハラー(ソプラノ)、アントネラ・バルドゥッチ(ソプラノ)、
ギュメット・ロランス(メゾ・ソプラノ)、サクラダ・マカト(テノール)、
クラウディオ・ダヌーザー(バリトン)、
フィリップ・フッテンロッハー(バス)、
アルノー・マルツォラッティ(バス)、
ディエゴ・ファソリス(指揮)、
イ・バロッキスティ、ルガノ・スイス放送合唱団、カリカントス合唱団
バロック時代末期から初期ロマン派の時代を生きたベルギー生まれのフラン
スの作曲家ゴセックのオペラが登場。約30曲の交響曲を作曲するなど、フラ
ンスにおける交響曲の礎となった作曲家として知られており、最近ではカプ
リッチョからリリースされたコンチェルト・ケルンの演奏による交響曲集
(71063)が大きな話題となるなど再評価の機運が見受けられる。ゴセック
は1780年代に入ると交響曲の作曲からオペラの作曲へ比重を傾け始め、
1794年に作曲されたのが今回リリースとなる「共和制の勝利」。作品として
はタイトルの通りフランス革命を讃えた内容を持ったオペラであり、ゴセッ
クのオペラを知るための非常に貴重な録音である。

●Chandos 2for1
CHAN 241-33 2枚組 \2080
E・エルガー:木管五重奏のための作品全集 ――
ハーモニー・ミュージック第1番/同第2番/同第3番(断章)/同第4番《農
家の庭》/同第5番/5つの間奏曲/アダージョ・カンタービレ《ミセス・ウィ
ンズローの鎮静剤》/アンダンテと変奏曲《イヴシャム・アンダンテ》/6つ
のプロムナード/4つの舞曲
アテナ・アンサンブル
CHAN 6553、CHAN 6554と2枚で分売されていた“Collect”シリーズのベスト・
セラー盤が“2for1”シリーズで装いも新たに再登場!

CHAN 241-32 2枚組 \2080
ザ・エッセンシャル・デュカス ――
P・デュカス:
ぺリのファンファーレ/バレエ音楽《ペリ》/魔法使いの弟子/交響曲ハ長調
/序曲《ポリュクト》/ピアノ・ソナタ ホ短調/ハイドンの名による悲歌的
前奏曲/牧神の遥かな嘆き
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、
BBC フィルハーモニック、アルスター管弦楽団
「魔法使いの弟子」、「ペリのファンファーレ」などで親しまれているデュカ
スの作品が“2for1”シリーズでセット化再発売。





<PentaTone>
PTC 5186 076(SACD-Hybrid) \2850
D・ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調Op.103《1905年》
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
ショスタコーヴィチが書き上げた15曲の交響曲全ての録音を行っていくペンタ
トーンのチクルスは、オーケストラをロシア・ナショナル管弦楽団で固定。各
リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行
されるプランとなっている。
シリーズのリリース第1弾となる今回の交響曲第11番でタクトを執るのはロシ
ア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフ。交響曲第11番は、
1905年に起きた「血の日曜日事件」を題材とした標題音楽的要素を持つ4楽章
形式からなる交響曲である。
お互いの特徴を知り尽くしたプレトニョフ&ロシア・ナショナル管のコンビ
は、チクルスのスタートに相応しい。今後も大物指揮者の登場が予定されて
おり注目を浴びる全集となることだろう!2005年2月14日に行われたコンサー
トを収録したライヴ録音。

PTC 5186 068(SACD-Hybrid) \2850
D・ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番ヘ短調Op.10/交響曲第6番ロ短調Op.54
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)、ロシア・ナショナル管弦楽団
プレトニョフの指揮による第11番に続くペンタトーンのショスタコーヴィチ・
チクルス第2弾は俊英ユロフスキーが指揮台に立つ!
現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル主席客演指揮
者、そしてロシア・ナショナル管主席客演指揮者のポストにあり、世界中で
評価急上昇中のユロフスキ。
ペンタトーンへのデビュー・タイトルとなった前作(PTC 5186 061)はチャ
イコフスキーの組曲第3番&ストラヴィンスキーのディヴェルティメントとい
う玄人好みの選曲であったが、今回もショスタコの1番&6番というユロフス
キらしい粋なカップリング。
ロシア・ナショナル管を率いて壮大なスケールで繰り広げられるであろうショ
スタコーヴィチ。期待されたし!

PTC 5186 052(SACD-Hybrid) \2850
J・シュトラウス2世:ワルツ集 ――
皇帝円舞曲Op.437/ウィーンの森の物語Op.325/芸術家の生活Op.316/北海
の絵Op.390/美しく青きドナウOp.314/南国のバラOp.388
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、ウィーン交響楽団
ブルックナーの交響曲第7番”(PTC 5186 071)がグラミー賞において、
「Best Orchestral Performance」と「Best Engineered Album」の2部門にノ
ミネートされるなど演奏、録音の両面から世界的な評価を受けたクライツベル
ク&ウィーン交響楽団。
これまでブルックナーやワーグナーなど重量級のプログラムのリリースが中
心だったクライツベルクのワルツ集。これまでとは一味違った爽やかな風を
聴き手に届けてくれるアルバムである。

PTC 5186 151(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
J・ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第2番イ長調Op.26/同第3番ハ短調Op.60
ワルター・トランプラー(ヴィオラ)、ボザール・トリオ
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新
作。1973年6月スイスでの録音。





<Etcetera>
KTC 4015 \2180
W・A・モーツァルト:
幻想曲ニ短調K.397(※)/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進
曲付き》(※)/ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調K.570(§)/幻想曲ニ短調
K.397(§)/アダージョ ロ短調K.540(※)
トム・ベギン(フォルテピアノ)
モーツァルトがザルツブルクと決別しウィーンに定住した直後から演奏、作
曲に愛用していたとして知られているアントン・ワルター製のフォルテピアノ。
ここで使用されているフォルテピアノは、“アントン・ワルター1782年製”の
フォルテピアノをベルギーのクリス・マーネが2005年に製作したというレプリ
カである。
復元楽器、レプリカによるオリジナル演奏のスペシャリストであると同時に、
カリフォルニア大学、マギル大学(助教授)で研究を続けるトム・ベギンは、
2000年から開始していたプロジェクトのリサーチの結果、1780年を境にモー
ツァルトが使用していたフォルテピアノにもメカニックの変化があったので
はないかという考えにたどり着く。
そこでトム・ベギンとレプリカの製作者であるクリス・マーネはウィーン式
と呼ばれる「プレルメハ―ニク」(ニー・レバー)と、後に現在のピアノに
使用されているアクションへと発展する「シュトースメハニーク」(ハンド
・ストップ)を作品によって使い分けて録音を行うという世界初の試みを実
現させたのである! 
(※)=「シュトースメハニーク」での演奏。(§)=「プレルメハニーク」
での演奏。
特に両方のアクションを用いた2種類の演奏が収録されている「幻想曲ニ短調
K.397」を聞き比べていただければその音色の違いを実感いただけることだろ
う。
またクリス・マーネによって行われたチューニングはなんと驚きのa=430!
モーツァルト・イヤーにまた1枚注目のタイトルが登場である。
(当ディスクには演奏に起因する音が収録されているトラックがございます。
ご了承下さい。)

KTC 1294 \2180
レパートリー ――
アントニオ・ラウロ(1917-1986):セイス・ポル・デレーチョ
ローラン・ディアンス(1955-):リブラ・ソナチネ
A・ピアソラ:タンゴ組曲
エデュアルド・セインツ・ドゥ・ラ・マーサ(1903-0982):ハバネラ
レオ・ブローウェル(1957-):性格的な舞曲
H・ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番-第5番
エステル・ステーンベルヘン(ギター)、
エリック・カルマス(エレキ・ベース&フレットレス・ベース)、
エンリケ・フィルピ(カホン&ドラム&打楽器)、
エリック・ファールゾン・モレル(フラメンコ・ギター)、
ロエル・カルテル(ウドゥ&打楽器)
ギター版シューベルト(KTC 1256)では「美しき水車小屋の娘」(2本のギタ
ーとバリトン版)、「アルペジョーネ・ソナタ」(2本のギター版)といった
大曲を見事にこなしたオランダの女流ギター奏者ステーンベルヘンのソロ・
アルバム。
クラシカル・ギター奏者にとっての重要レパートリーが満載のこのアルバム。
リズム・セクションも切れ味の鋭いで演奏でステーンベルヘンをサポート。
エトセトラには珍しいディジパック仕様でのリリースとなるこのアルバム。
ギター奏者は必携!

KTC 1291 \2180
フランク・ヌイツ(1957-):
2台ピアノのための《ラスタパスタ》/ピアノ・ソナタ第3番/同第2番
大宅さおり(ピアノ)、ベンジャミン・ファン・エッサー(ピアノ)
ベルギーの現代作曲家ヌイツのピアノ作品集。「ラスタパスタ」と「ピアノ
・ソナタ第2番」ではベルギー音楽を積極的に取り上げるなどソリスト、室内
楽奏者として国内外で活躍中の日本人女流奏者大宅さおりが演奏を聴かせる。





<AGPL>
AGPL 1-006 \2180
F・シューベルト:チェロとピアノのための作品集 ――
アルペジョーネ・ソナタ イ短調D.821/ソナチネ第1番ニ長調D.384(ゴロホ
フ編)/ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934(ゴロホフ編)
レオニード・ゴロホフ(チェロ)、ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
1986年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門の第1位である旧ソ連の名手レ
オニード・ゴロホフとベートーヴェン、スカルラッティなど新たなレパート
リーを聴かせてくれたデミジェンコのデュオ・アルバム。ゴロホフとデミジェ
ンコのデュオはASV Goldからラフマニノフ&ショスタコーヴィチ&シュニト
ケのロシア・アルバム(GLD 4006)もリリースしている。

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06-03 No.14-2

2006年03月17日 15時39分40秒 | Weblog
<Signum Classics>
SIGCD 071(SACD-Hybrid) 特価 \1280
トマス・タリス(1505-1585):
40声のモテット《御身よりほかにわれは》
キングズ・シンガーズのインタビュー
キングズ・シンガーズ
40声のモテット「御身よりほかにわれは」は、5声×8パート=40声(5声の合
唱団が8グループ)という壮大なスケールで作曲されたトマス・タリスの代表
作品。40声部それぞれが独立した旋律を持ち、重厚なハーモニーを重ねて行く
この作品は、対位法による作曲を得意とし数々の名作を生み出してきたタリス
だからこそ作り上げることの出来た作品である。
今回リリースとなるこの録音ではキングズ・シンガーズが多重録音をフル活用。
なんと6人で40声を再現させてしまったという驚異的な演奏を収録している。
タイムズ紙のレビューでは「キングズ・シンガーズの6人による多重録音が効
を奏した素晴らしい演奏」と今回の多重録音の試みと録音を絶賛。
4.0チャンネル・サラウンドでは次々と溢れてくる音の洪水が見事に再現され
ており、抜群の効果を実感することが出来る。もちろん通常の2チャンネル・
ステレオでも多重録音の絶大なる効果と素晴らしい演奏を堪能可能!ボーナ
ス・トラックとしてキングズ・シンガーズのインタビュー(約6分)を収録。

SIGCD 074 2枚組 \4360
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》(モーツァルト編曲版K.572)
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、フェリシティ・パルマー(アルト)、
フィリップ・ラングリッジ(テノール)、ロバート・ロイド(バス)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、ハダースフィールド合唱協会
ヘンデルの声楽作品の中で最も親しまれている「メサイア」をモーツァルトが
編曲を行い、1789年に発表を行ったいわゆる「モーツァルト版メサイア」であ
る。昨今あまり耳にする機会の少ないモーツァルトによる編曲版の主な特徴は、
原曲の合唱部分の添削を行い、新たに数種類の管・打楽器を加えて2管編成の
スコアに書き換えたことである。
演奏は巨匠マッケラスが率いるロイヤル・フィル&ハダースフィールド合唱協
会に加えて、フェリシティ・ロットやフィリップ・ラングリッジなどソリスト
にも超優秀アーティストが起用されている。モーツァルト・イヤーの今年、
違った視点からモーツァルトが関係した作品に注目してみるのも面白いだろ
う。1988年1月1日から5日にかけてロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで収
録された録音のニュー・リマスター・ヴァージョン。

SIGCD 072 \2180
優雅な時間-サラ・コノリー・ライヴ・リサイタル ――
J・ハイドン:ナクソスのアリアンナ
J・ブラームス:
セレナード、谷間に、夢にさまよう人、野にひとりいて、古き恋、5月の夜、
永遠の愛
R・アーン:
クロリスへ、恋されるひと、ブドウの収穫期の3つの日、恍惚のとき、わた
しが虜になったとき
E・W・コルンゴルト:
Gluckwunsch、Alt-spanisch、Sterbelied、Gefasster Abschied
K・ワイル:ロスト・イン・ザ・スターズ、スピーク・ロウ
J・アイルランド:Her Song
B・ブリテン:ティト・フォー・タト
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、ユージン・アスティ(ピアノ)
かつてはハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーンのメンバーと
して活躍し、現在では特にヘンデルのスペシャリストとして名高いメゾ・ソプ
ラノ、サラ・コノリーのコンサートを収録したライヴ・レコーディング。
収録されている2005年10月3日にロンドンのセント・ジョン・スミス・スクエ
アで行われたコンサートでは、ハイドン、ブラームスからアーン、コルンゴル
ト、ワイルなど幅広いレパートリーを披露し聴衆から大絶賛を受けた。
ライヴ録音も発売となるやいなやタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージ
ック・マガジン誌などの各誌が揃って高評価のレビューを掲載するなど大き
な反響を呼んでいる。世界の第一線で活躍し続けるサラ・コノリーの歌声を
堪能されたし!

SIGCD 075 \2180
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
J・ブラームス:
3つの間奏曲Op.117、ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
ジョン・リル(ピアノ)
1970年チャイコフスキー・コンクールの覇者であるイギリスのベテラン・ピア
ニスト、ジョン・リルのシューマン&ブラームス。
ジョン・リルはASVやChandosから多数の録音のリリースを行い、日本ではベー
トーヴェンのピアノ・ソナタ全曲コンサートを開催し好評を博すなど依然高い
人気を誇るっている。

SIGCD 070 \2180
中世と現代の合唱作品集 ――
ジュディス・ウェアー:All the ends of the earth
作曲者不詳(1000年頃):キリエ・エレイソン
ジェイムズ・ウィークス:Sint lumbi
作曲者不詳(13世紀):Vir Perfecte
バヤン・ノースコット:めでたし元后
作曲者不詳(14世紀):Gemma nitens
マイケル・フィニッシー:Stabant autem iuxta crucem
ロビン・ホロウェイ:サンクトゥス、アニュス・デイ/他 全17曲
ウィリアム・タワーズ(カウンター・テナー)、
ジェフリー・ウェッバー(指揮)、
ケンブリッジ・ゴンヴィル&キース・カレッジ合唱団
1348年に創設され、ケンブリッジの中でも特に長い歴史と伝統を持つゴンヴィ
ル&キース・カレッジ。1989年よりディレクターをつとめてるジェフリー・
ウェッバーとの録音は宗教的題材を持った中世と現代の作品をカップリング
にした作品集。

SIGCD 073 \2180
聖母マリアのための音楽 ――
ルベーグ:前奏曲第5番
M-A・シャルパンティエ:
モテット《聖母マリアの誕生》H.309、モテット《Gaude felix Anna》H.315、
マニフィカトH.81、2声のためのモテット《アルマ・レデンプトリス・マーテ
ル》H.21、修道女のためのスターバト・マーテルH.15/他 全16曲
アラステア・ロス(ディレクター)、コンチェルト・デレ・ドンネ
コンチェルト・デレ・ドンエは16世紀-17世紀のイタリア声楽作品を主なレパ
ートリーとしているヴォーカル・アンサンブル。シャルパンティエの作品を
中心とした新譜はカリッシミの作品集(SIGCD 040)に続く2枚目のリリース。




<Dal Segno>
DSPRCD 600 \2180
ラヴァーズ・ゴースト-ヨーロッパとアメリカの合唱作品集 ――
トーマス・ウィールクス:As Vesta Was from Latmos Hill Descending
ロバート・ルーカス・デ・ピアソル:
Lay a Garland、Who Shall Win my Lady Fair?
H・パーセル:Hear My Prayer
トーマス・トムキンズ:When David Heard
R・ヴォーン・ウィリアムズ:ラヴァーズ・ゴースト
M・ラウリッドソン:大いなる神秘
E・ウィテカー:フライング・マシンを 夢みるレオナルド、スリープ
他 全19曲
マーク・グリフィス(指揮)、コロ
ピアノ・ロール・シリーズでお馴染みのダル・セーニョが初めてリリースを行
う新録音は、2003年タリン国際合唱コンクールでグランプリに輝いた合唱団
「コロ」による合唱作品集。「コロ」は2000年9月にロンドンの若手演奏家を
中心として結成された室内合唱団。イギリスの作曲家を中心にラウリッドソ
ンやウィテカーといった現代アメリカの作曲家による作品など、日本でも多く
演奏されている作品が収録されている。

DSPRCD 011 \2180
マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.1 ――
ワンダ・ランドフスカ
W・A・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番K.576、
L・V・ベートーヴェン:
アンダンテ・ファヴォリWoO57、ピアノ・ソナタ第12番Op.26
マイラ・ヘス
D・スカルラッティ:ソナタ ト長調、
J・S・バッハ:トッカータ ト長調、コラール前奏曲、
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79、
J・ブルグクマイン:ピエロとピエレットの話、
C・ドビュッシー:沈める寺、
J・ブラームス:間奏曲ハ長調Op.119-3、ラプソディ変ホ長調Op.119-4
ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)、マイラ・ヘス(ピアノ)
通常のピアノ・ロール・シリーズは歴史に名を残した女流演奏者シリーズに突
入。第1弾ではランドフスカとヘスが登場。

DSPRCD 012 \2180
マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.2 ――
ジュヌヴィエーヴ・ピトー
モレ:花嫁と蝶々のワルツ、
アドルフ・テルシャク:ムリーリョOp.138、
イグナス・レーバク:わが孤独Op.36-1、
J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語、
スヴェンセン:ロマンスOp.26、
J・オッフェンバック:《天国と地獄》序曲(※)
セシル・シャミナード自作自演
アメリカ行進曲Op.131、演奏会用ワルツ第3番Op.80、ガヴォット第5番Op.162
エレヴァシオンOp.76-2、枯葉Op.146、ファウニOp.60、ギターOp.32、秋Op.35
ジュヌヴィエーヴ・ピトー(ピアノ)、セシル・シャミナード(ピアノ)、
ロバート・アームブラスター(ピアノ/※)
続いての第2集は多数の鍵盤作品を書き残したシャミナードの自作自演がポイ
ント。ピトーの録音も貴重。「偉大なる女流ピアニスト」シリーズは今後も継
続的にリリースされる予定。





<Guild>
GMCD 7302 \2180
J・ブラームス:
ドイツ・レクイエムOp.45(4手ピアノ伴奏編曲版)
宗教的歌曲《惜しみなく与えよ》Op.30
クレア・シートン(ソプラノ)、コリン・キャンベル(バリトン)、
ジェレミー・フィルセル(ピアノ)、ロデリック・チャドウィック(ピアノ)
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
数あるレクイエムの中でも最高峰に位置する名作「ドイツ・レクイエム」。
ここでは従来の管弦楽伴奏版ではなくブラームス自身の手で1869年に編曲され
た4手によるピアノ伴奏版を収録。バックハウス&ヴァサーリ・シンガーズ、
ジェレミー・フィルセルといったGuildの顔とも言うべきアーティストたちの
共演もポイントの1つである。まさしくGuildの個性と総力が結集した意欲作!

GMCD 7300 \2180
ラプソディ-アルバニアのピアノ作品集Vol.2 ――
チェコ・ツァデヤ(1927-1997):トッカータ、主題と変奏ホ短調
フェイム・イブラヒム(1935-1997):ワルツ、ピアノのための舞曲
トニン・ハラピ(1928-1992):ソナチナ、夕べの歌、主題と変奏
アレクサンドル・コムニノ:ポリフォニック・ソング、ソング
ティシャ・デイジア(1926-2004):ワルツ
ヤニ・パパドヒミトリ(1948-):小さな羊飼いの娘
アルベルト・パパリスト(1925-):スケルツォ、舞曲
コズマ・ララ:バラード第2番、ピアノ・ソナタ第2番
シモン・ジョニ(1926-1991):前奏曲ホ短調、トッカータ
カーステン・ジョンソン(ピアノ)
イギリス在住のアメリカ人女流ピアノ奏者カーステン・ジョンソンが進めるシ
リーズの第2集。20世紀に活躍したアルバニア人作曲家たちによる民族色あふ
れる作品で構成された1枚となっており、東欧の音楽ファン要チェックのタイ
トルである。

GMCD 7301 \2180
G・F・ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集
リコーダー・ソナタ ハ長調/同イ短調/同ト長調/同変ロ長調/同ヘ長調/
同ニ短調/ハープシコード組曲第7番ト短調
アラン・デイヴィス(リコーダー)、
デイヴィッド・ポンスフォード(ハープシコード)
バーミンガム出身のリコーダー奏者であるアラン・デイヴィスは、イギリス
の王立音楽院でシア・キングにクラリネットを師事していたという経歴の持
ち主。演奏活動と同時に学校でのリコーダー指導を活発に行っている。





<Danica>
DCD 8222 \2180
チェロ・フェイヴァリッツVol.5 ――
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
F・ヴェラチーニ(L・イェンセン編):ラルゴ
T・アルビノーニ:アダージョ
M・T・フォン・パラディ:シシリエンヌ
J・ハイドン(ピアティゴルスキー編):アダージョとメヌエット
M・ブルッフ:コル・ニドライop.47
F・リスト(カサド編):愛の夢
J・マスネ:エレジー
M・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
I・ストラヴィンスキー:ロシアの歌
P・チャイコフスキー:バレエ音楽《眠りの森の美女》より
アナス・グロン(チェロ)、ヨーアン・ハル・ニルセン(ピアノ)
デンマーク放送交響楽団、デンマーク王立歌劇場管弦楽団のチェロ奏者とし
て活躍し、現在はソロと室内楽の分野で活動を続けるデンマークのチェロ奏
者アナス・グロンの演奏による定番レパートリー集。温かさを感じさせてく
れる深みのある音色が印象的。





<Paula>
PACD 155 \2180
モーエンス・クリステンセン(1955-):声楽&室内楽作品集Vol.5 ――
クリスタライン・ディライト/Libra Eclipticae/ダイアモンドの道/Pisces
Eclipticae/アダージョ/Aries Eclipticae/アナスタシス
セーレン・K.ハンセン(指揮)、オーフス・シンフォニエッタ、他
1998年から2001年までコペンハーゲン・フィルのコンポーザー・イン・レジデ
ンスをつとめた経歴を持つ現代デンマークの作曲家、クリステンセンの作品集





<Point>
PCD 5168 \2180
大いなるヨーロッパのアンセム集 ――
B・ブリテン:祝祭テ・デウム
ジョン・ヒルトン(16世紀):主よ、あなたの優しい慈しみによって
R・ヴォーン=ウィリアムズ:O Taste and See
C・V・スタンフォード:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス
G・フォーレ:《レクイエム》より 慈悲深き主イエスよ
G・ダイソン・マニフィカト ヘ長調、ヌンク・ディミッティス へ長調
他 全14曲
プレベン・ノルガード・クリステンセン(指揮)、
ティステズ教会少年少女聖歌隊、他
前作のクリスマス・キャロル集(PCD 5166)でも澄んだ歌声を聴かせてくれた
デンマーク西部に位置するのティステズの教会聖歌隊によるアンセム集。





<Musiques Suisses>
MGBCD 6236 \2180
アルペントーン-Ein Querschnitt durch das Festival’05 ――
One more Tequilla/La-haut sur la montagne/Quecksilber Schottisch/
frEUde herreCHt/Karump/Mosch/Quember/他 全17曲
パスカル・シェアー(アルペン・ホルン)、
ルツェルン・チェンバー・ブラス、チューリッヒ・ジャズ・オーケストラ、
アドラベサ・クヮルテット、他
「アルペントーン-Ein Querschnitt durch das Festival」は毎年開催されて
いるスイスの民謡音楽祭。ポップ調にアレンジされた作品をアルペン・ホルン
やビック・バンド、サクソフォーン・アンサンブルなどの様々なアーティス
トが楽しく奏でる。

MGBCD 6235 \2180
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):歌曲集 ――
7つの歌曲Op.4/6つの歌曲Op.5/4つの歌曲Op.6/10の歌曲Op.25/
9つの歌曲Op.70
アンネマリー・ブルクハルト(ソプラノ)、
サイモン・ブルクハルト(ピアノ)
カルク=エラートらに師事し優れた作品を残したスイスの作曲家ヴィリー・ブ
ルクハルト。演奏はヴィリーの息子夫婦であるサイモンとアンネマリーが担当
している。





<New World>
80634-2 \2080
セバスチャン・カリアー(1959-):クヮルテットセット/静かな時間
カサット弦楽四重奏団
アメリカ、ペンシルヴァニア出身の作曲家セバスチャン・カリアーの弦楽四重
奏曲集。カサット弦楽四重奏団は北米、ヨーロッパを活動の中心する結成12周
年を迎える弦楽四重奏団。




<AR RE-SE>
AR 2005-9 \2180
ニコライ・メトネル(1880-1951):
忘れられた調べ第1集Op/38より/同第2集Op.39より/同第3集Op.40より/3つ
のアラベスクOp.7
エレーナ・フィロノヴァ(ピアノ)
女流アーティストによる録音のみをリリースしている「AR RE-SE」の最新作。
ロシア出身の女流ピアニストであるフィロノヴァは3歳よりピアノを弾き始め、
12歳でコンサートにデビューしたという経歴の持ち主。





<Syrius>
SYR 141398 2枚組 \2180
ヨハン・クリスチャン・バッハ:協奏曲変ロ長調、同ヘ長調、同変ホ長調
J・ハイドン:協奏曲ハ長調
フランツ・クサヴァー・ブリクシ(1732-1771):
オルガン協奏曲第3番ニ長調
A・ドヴォルザーク:バガテルOp.47
T・アルビノーニ:アダージョ ト短調
フレデリク・ペラッシー(第1ヴァイオリン)、
エヴァン・ロススタイン(第2ヴァイオリン)、
フローラン・オーディベル(チェロ)、
ヘルガ・シャウアーテ(オルガン)
日本でも根強い人気を持つヴァイオリニスト、ペラッシーも参加している弦楽
とオルガンによるバロック作品集。このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネ
ルdts盤がセットになっております。(dts盤は専用の再生機器でないと再生す
ることができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは
違います。ご注意下さい。)

SYR 141392 2枚組 \2180
ピエール・ダンドリュー(1660-1738):オルガン曲集
ジャン・アダム・ギラン:オルガンのための4つの組曲
ピエール・ドゥ・マーガ(1676-1751):オルガン曲集第1集
ピエール・バルドン(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)





<BNL>
BNL 112939 2枚組 \2180
ベルナール・ド・ビュリ(1720-1785):チェンバロのための組曲集 ――
第1組曲/第2組曲/第3組曲/第4組曲
ジョリー・ヴィニコー(チェンバロ)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

BNL 112940 2枚組 \2180
F・メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番ニ短調
F・リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ
J・ブラームス:
コラール前奏曲《わが心の切なる願い》、同《おお、汝正しくして善なる神よ》
C・フランク:コラール第3番
A・ギルマン:ソナタ第3番より 前奏曲
J・アラン:幻想曲第2番、リタニ
ベルナール・クデュリエ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

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06-03 No.13

2006年03月17日 15時38分58秒 | Weblog
<BIS>
BIS SA 1449(SACD-Hybrid) 2250
グバイドゥーリナ:
希望と絶望の偽りの顔(フルート協奏曲)(2005)
7つの言葉?チェロ、バヤンと弦楽オーケストラのための(1982)
シャロン・ベザリー(Fl)
トーレイヴ・テデーン(Vc)、御喜美江(Acc)
マリオ・ヴェンサーゴ(指)エーテボリSO
グバイドゥーリナがシャロン・ベザリーのために書き下ろした2005年の新作
協奏曲が聴きもの。タイトルはT.S.エリオットの詩「聖灰水曜日」の一節。
通常、アルト、バスの3本のフルートを駆使して、超大編成のオーケストラ
と極彩色の絵巻物を繰り広げます。「7つの言葉」はアコーディオンの女王
・御喜美江がソロを務めているのが豪華です。

BIS 1592 2080
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリンソナタ Op.134
同:(ミハイル・グルズマン編曲):ジャズ組曲第1番
レーラ・アウエルバッハ:孤独の組曲 Op.70 (2002)
同:ヴァイオリンソナタ第2番「9月11日」Op.63 (2001)
ワジム・グルズマン(Vn)、アンジェラ・ヨッフェ(Pf)
弊社たまゆらレーベルのアーチストでもある天才レーラ・アウエルバッハ待
望の作品集。ロシア出身ながらニューヨーク在住の彼女は、2001年9月11日の
同時多発テロを間近で体験、その義憤をソナタ第2番に込めました。2002年
2月に諏訪内晶子とボリス・ベレゾフスキーが大阪で世界初演を予定しながら
中止した因縁作、ようやくの日本登場となります。今年が生誕百年ショスタ
コーヴィチの機知にあふれる「ジャズ組曲」は演奏者の実父による編曲。

BIS 1565 2080
シベリウス:大気の精
序曲 ホ長調 JS145
バレエの情景 JS163
クレルヴォの嘆き-クレルヴォ交響曲Op.7より
セレナード JS168-BrとOrch
夜に Op.38の3-BrとOrch版
即興曲 Op.19?女声ChoとOrch(オリジナル版&改訂版2種の演奏)
パンとエコー Op.53
秋の夕べ Op.38の1?SopとOrch版
マグヌス大公 Op.57の6?SopとOrch版
大気の精 Op.70
ヴァイノ賛歌 Op.110?ChoとOrch
ユルキ・コルホネン(Bs)、トムミ・ハカラ(Br)、
ヘレナ・ユントゥネン(Sop)
ドミナンテCho、
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
シベリウスのかなり珍しい作品集。「序曲」と「バレエの情景」はまるでグ
ラズノフのようなロシアのバレエ音楽的世界で夢にあふれています。その他
は声楽とオーケストラの作品集で、自身による歌曲の管弦楽伴奏化をはじめ、
清新で澄み切った独特の世界を堪能できます。

BIS 1319 2080
ユーセフ・マルティン・クラウス:ピアノ曲全集
ソナタ ホ長調 (VB196) 
ソナタ 変ホ長調 (VB195) 
ロンド ヘ長調 (VB191) 
スケルツォと変奏 (VB193) 
スウェーデン舞曲 (VB192) 
2つの興味深いメヌエット (VB190) 
ラルゲット (VB194)
ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ)
モーツァルトとほぼ生涯が重なるスウェーデンの作曲家ユーセフ・マルティ
ン・クラウス (1756-1792)。やはり今年が生誕250年となります。古典派的
作風ながら、ロマン派の要素の萌芽がみられ興味津々です。ブラウティハム
がまた巧いのなんのって。絶妙です。

BIS SA 1512(SACD-Hybrid) 2250
ウーラヴ・アントン・トメセン:
ブルの眼-Vnと2群のOrch (2003)
私の耳を受け入れてよ-VnとPf (1981)
カンタービレ(エチュード=カデンツァ)-Vn独奏 (1995)
ペーテル・ヘレスタール(Vn)、
ロルフ・グプタ(指)オスロ・フィル、ゴンサロ・モレーノ (Pf)
現代ノルウェーの作曲家ウーラヴ・アントン・トメセン (1946-)。「ブルの
眼」は、同郷の大ヴァイオリニストで作曲家だったオーレ・ブル (1810-1880)
のヴァイオリン協奏曲第1番の失われた独奏パートの復元を試みたもの。巨
匠性とイタリア風の伸びやかなメロディが魅力です。

BIS 1633/4 10枚組 8320
モールァルト:ピアノソナタ&変奏曲全集
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ロナルド・ブラウティハムのモーツァルト・ソナタと変奏曲全曲。最新録音
10枚組が、何と4枚価格で手に入ってしまうという驚きのセット。フォルテピ
アノによるオーセンティックなモーツァルトがこの価格ですべて手元に置け
ます。一家に1セットは欲しいと申せましょう。





<ZIG-ZAG Territoires>
●ZEBRA COLLECTION
ZIG-ZAG Territoiresが立ち上げられて約7年、100タイトルに及ぶ魅力的なア
ルバムをリリースし、アーティストを大切にしたアルバム作りによって
ZIG-ZAG Territoiresは大きな成功を収めています。そして、新シリーズ
ZEBRA COLLECTIONはこれからのZIG-ZAGの注目企画。
以前発売されたアイテムの中から10タイトルを選定。価格、装丁を一新した
(一部内容の変更もございます。)*期間限定ミッド・プライスでのご案内で
す。
*レーベル在庫なくなり次第終了

ZZT 2990701 2枚組 2450
「ジャヌカン男爵家での夕べ、1787年4月24日-バセット・ホルン他による伴
奏の重唱曲を中心に」
モーツァルト:
バセット・ホルン協奏曲ト長調断章K.621b
(クラリネット協奏曲K.622第1楽章と同一)、
「愛らしい2つの瞳が」K.439、アダージョ ヘ長調K.580a、
「愛しい光よ、麗しい光よ」K.346(439a)、
アレグロ・アッサイ 変ロ長調断片K.484b、
アダージョ 変ロ長調K.411(484a)、「数多くの恋人たちの間にも」K.549、 
ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498、
「ああ、われらが人生のあまりに短くて」K.228、
「いとしのマンデル、リボンはどこなの?」K.441、
「黙して嘆こう」K.437、「いとしい人よ、おまえが遠くにいると」K.438、
アダージョ ヘ長調K.410(484d)、ピアノ連弾ソナタ ハ長調K.521、
「今こそあのむごい時が来た」K.436、アレグロ ヘ長調断片K.484e、
「おやすみ、おまえはほんとのおばかさん」K.561
ジル・トーメ(音楽監督,バセットHrn,Cl) ラルモニー・ボエミエンヌ
アルトゥール・ショーンヴェルト(Hf) サンドリーヌ・ピオ(S) 
ヴァレリー・ギャベイユ(S) フレデリク・キャトン(Br) 
トピ・レーティプー(合唱指) 
キアラ・バンキーニ(指)アンサンブル415
ジャヌカン男爵家は、モーツァルトが夕べの催しによく通って、バセット・
ホルンとクラリネットの名手、シュタットラーと親交を深めた場所です。
1787年4月24日に催された演奏会の曲目を中心に、シュタットラーとの親交
が生み出した作品を集めた録音です。モーツァルト・イヤーをとことん味わ
いたい人や、根っからのモーツァルト・ファンも絶対必聴のアイテムです。

ZZT 2030501 1650
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調 K.550&交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
ヨス・ファン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ(古楽器)
美しい演奏で定評のあるインマゼール&アニマ・エテルナのモーツァルト。
古楽器のモーツァルトの交響曲も今や随分ありますが、これ以上の快演はな
しといった具合の素晴らしいさ。しっとりとした音色の弦、深みのある木管、
自然で表情豊か音楽には感動。

ZZT 2020901 1650
J.S.バッハ:組曲BWV1010-1012パスカル・モンテイエ(テオルボ)
録音:2001年9月10-12,14日パリ(7区)、サル・アデャール
名手モンテイエがバッハの名曲、無伴奏チェロ組曲後半3曲をテオルボ演奏
にて聴かせてくれます。
音量、音色とも豊かで力強いチェロとはまた一味違う、テオルボの優しく落
ち着いた独特の音は、静謐な世界にいざなってくれます。

ZZT 2020401 1650
J.S.バッハ:
フランス組曲第4番BWV812、トッカータBWV913、イギリス組曲第6番BWV811
ブランディーヌ・ランヌ(Cemb)
ZIG-ZAGの数々の録音で多彩な才能を見せてくれるランヌー。清新さ溢れる
演奏によってバッハのこの名曲にのびのびとした健やかな風を吹き込み、作
品の新しい次元を垣間見させてくれます。驚くほど生き生きとし、そして優
雅。バッハの世界にどっぷり心酔出来ます。

ZZT 2010801 1650
エネスコ:
ヴィオリン・ソナタ第3番イ短調、「ルーマニアの民俗風で」Op.25/「子供
の印象」Op.28
ラヴェル:
ヴァイオリンとリュテアルのための「ツィガーヌ」(演奏会用狂詩曲) 
パトリック・ビスミュート(Vn) 
アン・ゲイルズ(ラヴェル:リュテアルエネスコ:P)
リュテアルは1920年頃ベルギー出身のオルガン建造家ジョルジュ・クレタン
スによって発明された、4本のストップの操作による音色調節のメカニズムを
グランド・ピアノの中に組み込んだ楽器。短命に終わった楽器ですが、ラヴェ
ルは「ツィガーヌ」で用いた為、歴史に名を残しています。録音で使われた
楽器は、ブリュッセル楽器博物館に残されていたオリジナル楽器を修復した
もの。ストップの組み合わせで様々な音色を奏で、新たな「ツィガーヌ」の
魅力を発見できます。ヴァイオリンのビスミュートは古楽から現代まで広い
レパートリーを誇っており、各作品の性格を的確に捉えた演奏をしています。

ZZT 2030201 1650
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
ジャン=ピエール・ニコラ(Bfl)
アンサンブル・フィッツウィリアム〔ミシェル・デヴェリテ(Cemb)ブリュノ
・コセ(Vc)パスカル・モンテイエ(テオルボ)〕
録音:2002年4月15-19日、
ヴェルサイユ、サント・ジュヌヴィエーヴ校礼拝堂。
ヘンデルの作曲したリコーダー・ソナタは6曲とも真作であることが確認され
ており、音楽史的重要性も広く認められています。HWV.371はヴァイオリンの
ために作曲されたが、当時からリコーダーで演奏されていました。これらの
作品を長年演奏してきたアンサンブル・フィッツウィリアムの表現は自然体
で好感が持て、独奏を務めるニコラの技術と音楽性も冴えわたっています。

ZZT 2990901 1650
ハイドン:ソナタ集
ソナタ ロ短調Hob.XVI-32, ソナタ ト短調Hob.XVI-44, 
ソナタ ハ長調Hob.XVI-48, ソナタ ハ短調Hob.XVI-20, 
ソナタ変ロ長調Hob.XVI-41, ソナタ ニ長調Hob.XVI-42
マーシャ・ハジマーコス(Cemb;1772年のフーベルト製に基づくT.シュタ
イナー製クラヴィコード)
オレゴン生まれのハジマーコスは、フォルテピアノをインマゼールに師事し、
その後ルネサンス音楽の中心地であったブルゴーニュ地方に住みついて研鑽
をつんでいる鍵盤奏者です。ハイドンのソナタそれぞれの曲に適した楽器を
使って、1995年に全曲演奏会を催した実績のある彼女の演奏は、当時高く評
価されており、このアルバムでもその実力が遺憾なく発揮されています。

ZZT 2010701 1650
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」,同第2番「内緒の手紙」
ベルセア四重奏団〔コリーナ・ベルセア(Vn) ラウラ・サミュエル(Vn) 
クシシュトフ・ホジェルスキ(Va) アラスデール・テイト(Vc)〕
録音:2001年3月5-9日パリ/ボンセクール教会
ウィグモア・ホールのレジデント・カルテットであるベルセア四重奏団は、
1994年イギリスで結成された若い世代の弦楽四重奏団です。アルバン・ベル
ク四重奏団のもと、なおも研鑽を積みつつイギリスを本拠にヨーロッパで活
動しています。数々のコンクールでの入賞経験を持ち、高い音楽性を評価さ
れています。

ZZT 2020402 1650
アントン・ルビンシテイン: チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ニ長調Op.18,
同第2番ト長調Op.39,メロディーOp.3-1(F.リンデン編曲)
アントニー・ルロワ(Vc) サンドラ・ムバラク(P)
録音:2001年12月3-7日パリ、ボン・セクール寺院(11区)
ドイツ系ユダヤ人としてロシアで生まれたルビンシテインは、ロシアの民族
主義的な語法よりはドイツ・ロマン主義の色合いが濃く、その点で美しい作
品を数多く残しています。3曲目のメロディーはルビンシテインの作品の中で
も最も人気の高い作品。ピアノ独奏が原曲ですが、人気曲の宿命で様々な楽
器のために編曲されています。

ZZT 2010401 1650
シューマン: ヴィオラ、クラリネットとピアノのための作品集
「おとぎ話の挿絵」Op.113,「おとぎ話」Op.132,幻想小曲集Op.73,3つのロマ
ンスOp.94,アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70
ヴァンシアーヌ・ベランジェ(Va) フロラン・エオ(Cl) 
アンヌ=リーズ・ガスタルディ(P)
録音:2000年7月3?7日パリ/ボン・セクール教会
ピアノ作品の延長線上に独自の世界を繰り広げるシューマンの室内楽作品。
若々しい3人の演奏者たちが奏でる音楽世界は、瑞々しさに溢れていて、これ
まで気付かなかったシューマンの魅力を引き出しています。彼らの若さ溢れ
る思い切りのよさが、自在に作曲を行っていたシューマンの若き日を思い起
こさせてくれます。




<GRAND SLAM>
GS 2010 2250
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
交響曲第7番イ長調Op.92
ポール・パレー(指)デトロイトSO.
録音:1954年11月26日デトロイト、旧オーケストラ・ホール
1953年2月13-20日デトロイト、メイソニック・テンプル
復刻に使用したLP:Mercury (U.S.A.)MG 50045
Mercury (U.S.A.)MG 50022
■制作者より
ポール・パレーがモノーラル時代にマーキュリー・レーベルに録音したベー
トーヴェンの交響曲第6番「田園」は、その尋常ならざる快速テンポで有名
でした。しかし、この演奏は初出以降はLPの片面に詰め込まれた疑似ステ
レオで再登場するなど、オリジナルとはほど遠い音質で流布し、間もなく世
界中で廃盤となっていました。しかしながら、オリジナルのLPはモノーラル
としては最上の音質であり、演奏もパレーの棒が冴え渡った、実に素晴らし
い演奏です。
2曲とも非常に保存状態の米マーキュリーのLPからの復刻です。
(平林 直哉)
■解説書の内容
解説は沼辺信一氏による渾身の力作で、日本語で読めるパレーの文献として
は最も詳しいものです。





<BISCOITO FINO>
BC 216 2枚組 3960
(CD1)
バーバー:弦楽のためのアダージョop.11 
ブラームス:大学祝典序曲op.80 
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 ホ短調op.72-2
(CD2)
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」 
カルロス・ゴメス:歌劇「グァラニ(ワラニー)族」序曲 
アルメイダ・プラード:交響的変奏曲
(CD1)クルト・マズア(指)オルケストラ・アカデミーカ
(CD2)ロベルト・ミンチュク(指)オルケストラ・アカデミーカ
録音:2005年8月/7月
サン・パウロで催された「ヨルダン広場の冬国際音楽祭」2005年の最新ライ
ブ。ちなみにブラジルは南半球なのでコンサートが行われた7月、8月は冬に
あたります。マズアの素っ気ないようでいて味わいにあふれたマーラー、そ
してミンチェクのラテン出身というイメージとは意外にも対称的に緻密に描
きこんだ「展覧会の絵」など、マズアという独墺系の巨匠と、いまやブラジ
ルから世界へと活動領域を広めつつあるミンチュクそれぞれの持ち味が発揮
された演奏を楽しめます。19世紀にヨーロッパで絶賛されたゴメス、ブーラ
ンジェやメシアンの薫陶を受けたプラードと、ご当地ブラジルの作曲家の魅
力ある作品が収録されている点も見逃せません。





<PREISER>
PRCD 93447 1780
ワーグナー:「ワルキューレ」第1幕
+ボーナス 「神々の黄昏」-ハーゲンの呼び声
セト・スヴァンホルム(T ジークムント),
ビルギット・ニルソン(S ジークリンデ),
ヨゼフ・グラインドル(Bs フンディング)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)NDR交響楽団
録音:1953年10月
+ボーナス:ヨゼフ・グラインドル(Bs ハーゲン)
フリッツ・リーガー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場合唱団
録音:1952年
豪華キャストによる「ワルキューレ」第1幕の放送録音です。スヴァンホルム
とグラインドルという二大ワーグナー歌手の間で歌うは、国際的活躍を始め
て間もなくのニルソン。翌年にはバイロイト音楽祭にも初出演すると言う頃
です。そして何といってもシュミット=イッセルシュテットの見事な指揮ぶ
り、ほとんどワーグナーの録音を残さなかった人だけに、貴重な記録です。

PRCD 90694 2枚組 3560
ヴェルディ:「仮面舞踏会」(ドイツ語)
+ボーナス ヴェルディ:「運命の力」から2場面
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T リヒャルト),
ハンス・ラインマール(Br レネー),
ヒルデガルデ・ランツァク(S アメーリア),
マルガレーテ・アルント=オベール(A ウルリカ)
ハインリヒ・シュタイナー(指)ベルリン国立放送管弦楽団,合唱団
録音:1938年11月14日
+ボーナス:ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T アルヴァーロ),
ハンス・ヴォッケ(Br カルロ)
アルトゥーロ・ローター(指)ベルリン放送管弦楽団
録音:1942年3月
これが初出と思われる1938年の放送用録音。雑音は入りますが、当時として
は良好な音です。ロスヴェンゲとラインマールという、当時を代表する歌手
もさることながら、ランツァクの楚々としたアメーリアも聞きもの。またア
ルント=オベールは1888年生まれ、1913年にはメトに招かれていたという伝
説的メッツォです。全34面の原盤のうち、4面が紛失してしまい、別音源で
補っています。

PRCD 90690 3枚組 3560
“往年のモーツァルト歌手”
CD1:イタリア語のモーツァルト
「フィガロの結婚」
エツィオ・ピンツァ(Bs)
ビドゥ・サヤン(S)
イタロ・ターヨ(Bs)
エレ・ア・スティーバー(S)
タンクレーディ・パセロ(Bs)
ティアーナ・レムニツ(S)
ルクレツィア・ボリ(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs)
トーティ・ダル・モンテ(S)
フリーダ・ライダー(S)
ベニヤミーノ・ジーリ(T)
エツィオ・ピンツァ(Bs)
エリーザベト・シューマン(S)
リヒャルト・タウバー(T)
「コジ・ファン・トゥッテ」
イーナ・スエズ(Ms)
コロマン・フォン・パタキ(T)
「イドメネオ」
リア・ギンスター
「羊飼いの王」
エリーザベト・シュワルツコップ(S)
CD2:ドイツ語のモーツァルト
「後宮からの逃走」
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
アレクサンダー・キプニス(Bs)
マルゲリータ・ペラス(S)
ユリウス・パツァーク(T)
「フィガロの結婚」
アレクサンダー・キプニス(Bs)
ルイーゼ・ヘレツグルーバー(S)
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Br)
ロッテ・レーマン(S)
ゲルハルト・ヒュッシュ(Br)
マルガレーテ・テシェマッハー(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
エルナ・ベルガー(S)
ハインリヒ・シュルスヌス(Br)
ペーター・アンダース(T)
カール・シュミット=ワルター(Br)
「コジ・ファン・トゥッテ」
ユリウス・パツァーク(T)
ロッテ・シェーネ(S)
ゲルハルト・ヒュッシュ(Br)
「魔笛」
アルノ・シェレンベルク(Br)
リヒャルト・タウバー(T)
アレクサンダー・キプニス(Bs)
ミリツァ・コルユス(S)
ヴィルヘルム・ティッシュ(Bs)
CD3:ウィーンのモーツァルト・アンサンブル
「後宮からの逃走」
エミー・ローゼ(S)
ワルター・ルートヴィヒ(T)
ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)
「フィガロの結婚」
パウル・シェフラー(Br)
ヒルデ・ギューデン(S)
エーリヒ・クンツ(Br)
マリア・ライニング(S)
セーナ・ユリナッチ(S)
マリア・チェボタリ(S)
イルムガルト・ゼーフリート(S)
「ドン・ジョヴァンニ」
エーリヒ・クンツ(Br)
イルムガルト・ゼーフリート(S)
パウル・シェフラー(Br)
ヒルデ・ギューデン(S)
アントン・デルモータ(T)
ヒルデ・コネツニ(S)
「魔笛」
エーリヒ・クンツ(Br)
アントン・デルモータ(T)
ヴィルマ・リップ(S)
録音:1927-1950年
PREISERお得意のあれこれ集めたCD。ここでのお題は<往年のモーツァルト
歌手>。そして、CD1にはイタリア語のオペラを、CD2にはドイツ語のオペラ
とドイツ語訳で歌われたものを、さらにCD3にはウィーンの歌手とウィーン
の指揮者による演奏をあつめています。昨今の時代楽器演奏による颯爽とし
たモーツァルトも素敵ですが、こうした昔風情の情緒面々たる歌もよいもの
です。何より、次から次へと登場する名歌手の素晴らしいこと!のんびりお
楽しみいただきたい3枚です。

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