クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-03 No.10-2

2006年03月13日 17時10分47秒 | Weblog
<MANDALA>
MAN 5105
ヴィラ=ロボス:神秘的な六重奏
ヴィラ=ロボス:5つのプレリュード(ギターのための)
ジスモンチ:セントラル・ギター
ジスモンチ:水とワイン
ヴィラ=ロボス:ギター協奏曲「コパカバーナ」(ピアノ伴奏版)
アラン・リズル(G)、マリア=カルメン・バルボロ(P、チェレスタ)、
クシュヤール・シャーラウディ(Fl)、アルバネ・マーヘ(Hrp)、
ジェローム・ラボルデュ(Ob)、ステファン・クロー(Sax)
ブラジルを代表する作曲家、ヴィラ=ロボスとジスモンチのギター作品集で
す。2曲目の「5つのプレリュード」は、その多様なスタイルで、ショパンの
ピアノ練習曲(op.10および25)と比較されることもあるほどのギター界に膾
炙している名曲です。ジスモンチは、ブーランジェにピアノを師事したこと
もある人物。「水とワイン」は、もともとは歌曲ですが、ギターソロに編
曲され演奏されることもしばしばある、けだるくて大人っぽい魅力の曲です。
5曲目の協奏曲は、もともとは小オーケストラとギターのための協奏曲ですが、
ここではピアノによってより親密な雰囲気で演奏されています。

MAN 5102 \2180
ショパン:ピアノ作品集
ノクターンop.48-1
スケルツォ第1番 ロ短調 op.20
4つのマズルカop.33
ポロネーズop.44
ソナタ第2番op.35
パスカル・ギャレ(Pf)
脂がいい具合にのってきている、1968年生まれのパスカル・ギャレのノスタル
ジックで芯のある独特な音色の魅力が存分に味わえます。スケルツォ第1番で
は、曲のもつ激しさを巧みにコントロールしながら、どことなくジャズを思わ
せるような軽さのある独特な世界を展開しています。中間部のララバイの部分
は情感たっぷりに聴かせてくれますが、決してねちっこくいやらしくなったり
することがありません。ソナタ第2番の冒頭も、端整な響きで高貴さを感じさ
せます。ノスタルジックでノーブルでエスプリに満ち、テクニックも完璧な、
得がたい逸材です。





<PREISER>
PRCD 89644 \1780
ジャンニ・ポッジ、アリア集
ドニゼッティ:「ルチア」,「ファヴォリータ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「仮面舞踏会」,
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
フロトー:「マルタ」
グノー:「ファウスト」
マイヤベーア:「アフリカの女」からのアリア
ジャンニ・ポッジ(T)
アントーニオ・ナルドゥッチ(指)ミラノ交響楽団
アルフレード・シモネット(指)RAIトリノ交響楽団、ほか
録音:1948-1953年
ジャンニ・ポッジ(1921-1989)は、来日もしていますし、DECCAにも録音がある
ので、知名度は低くないものの、いずれも崩れが出てしまってからのものだっ
たため、日本ではかなり誤解されている人です。このCDで復刻された1948年
のCOLUMBIA録音は、まだ20代後半の頃ですが、驚くべき美声、音楽に当たって
いく情熱が見事に融合した驚くべき歌唱。ことに「マルタ」の“夢のごとく”
は絶品!これを聞けば誰でもその素晴らしさにノックアウトを喰らうことで
しょう!イタリア・テノール・マニア必聴の復刻盤!

PRCD 89642 \1780
チェーザレ・シエピ アリア集第2集
ベッリーニ:「夢遊病の女」
マイヤベーア:「悪魔ロベール」,「ユグノー」
アレヴィ:「ユダヤの女」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「エルナーニ」,「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
ゴメス:「サルヴァトーレ・ローザ」
プッチーニ:「ボエーム」
グノー:「ファウスト」
ラフマニノフ:「けちな騎士」
からのアリア
チェーザレ・シエピ(Bs)
フランコ・カプアーナ(指),
ガブリエーレ・サンティーニ(指),RAIトリノ交響楽団
アルベルト・エレーデ(指)ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
ファウスト・クレーヴァ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団、ほか
録音:1951-1954年
71720世紀後半の最も美声イタリアン・バスと言ったらこの人、チェーザレ・
シエピ(1923-)。その1954年のDECCA録音のアリア集を中心とした、若く瑞々し
い歌を収録。ことに「ユグノー」のコラールでは、ローCを地鳴りのように伸
ばして、圧巻です!

PRCD 89641 \1780
アルド・プロッティ アリア集
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「アイーダ」,
「オテッロ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
からのアリア
アルド・プロッティ(Br)
アルベルト・エレーデ(指)
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団,
スイス・ロマンド管弦楽団、ほか
録音:1952-1954年
日本にもファンの多い名バリトン、アルド・プロッティ(1920-1995)、強烈に
焼きつく個性はなかなか類を見るものではありません。このCDに収録されてい
るのは全てDECCA録音で、1954年のアリア集が中心になっています。道化師の
プロローグなど、プロッティで刷り込まれているオペラファンも少なくない
でしょう。

PRCD 89647 \1780
レナート・ウォーレン アリア集第4集
ヴェルディ:
「仮面舞踏会」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」,
「ファルスタッフ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
からのアリア
+ボーナス ライヴ録音
ヴェルディ:「エルナーニ」から(1955年)
ポンキエッリ:「ジョコンダ」(1947年)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
レナート・チェリーニ(指)RCAヴィクター管弦楽団
ヨネル・ペルレア(指),ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団、ほか
録音:1955年
ヴェルディ・バリトンとしては、いまだ合衆国が生んだ最高の歌手であろうレ
ナート・ウォーレン(1911-1960)。このCDは1955年にRCAに録音した複数の商業
録音セッションを集めたもの。いずれもウォーレンのグリッと来る声が堪能で
きます。ボーナスの「ジョコンダ」は、1947年10月19日、ステッラ・ロマンの
ジョコンダ、クルト・バウムのエンツォ。

PRCD 89637 \1780
リチャード・タッカー 第2集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「マノン」
からのアリア、二重唱
リチャード・タッカー(T) ドロシー・カーステン(S)
ファウスト・クレーヴァ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1951-54年
メトのスター・テノールとして、亡くなる直前まで活躍したリチャード・タッ
カー(1913-1975)、その40歳前後の脂の乗った歌を集めています。彼の声はちょ
っと癖があるので、従来日本ではあまり人気が上がりませんでしたが、しかし
その歌い口の上手さが理解されるようになって、近年再評価されつつあります。
このCDではアリアの他、同じくメトのプリマだったドロシー・カーステン
(1910-1992)との二重唱がたっぷり収録されています。

PRCD 89626 \1780
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,スターバト・マーテル
ベッリーニ:「夢遊病の女」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
グノー:「ファウスト」
トーマ:「ミニヨン」
フロトー:「マルタ」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
からのアリア
アレヴィ:「ユダヤの女」
グノー:「ファウスト」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」,レクイエム
フロトー:「マルタ」
からのアリア,ほか
アレヴィ:「ユダヤの女」
マイヤベーア:「悪魔ロベール」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
からのアリア
フランチェスコ・ナヴァリーニ(Bs)
録音:1907年
ヴィットーリオ・アリモンディ(Bs)
録音:1904,1907年
ジョヴァンニ・グラヴィーナ(Bs)
録音:1902年
71フランチェスコ・ナヴァリーニ(1855-1923)がメインのCDです。1855年(ヴェ
ルディがパリで「シチリアの晩鐘」を初演した年)にローマ近郊に生まれ、
1883年からスカラ座で活躍、1887年の「オテッロ」初演ではロドヴィーコを歌
っています。1912年の引退までヨーロッパや南米で広く歌い、ことにロシアで
人気が高かったそうです。ヴェルディ後期の時代に実際に活躍したという、ほ
とんど歴史の彼方にいるような歌手を、こうして21世紀に録音で聞けるとは嬉
しいことです。「シモン」のフィエスコのアリアが絶品。ヴィットーリオ・ア
リモンディ(1861-1928)も、1893年からスカラ座で活躍したバスで、1893年の
「ファルスタッフ」初演でピストーラを歌っていました。合衆国でも人気が高
く、ニューヨークのメトとマンハッタン・オペラ、そしてシカゴで歌い、ここ
で亡くなっています。ほかにジョヴァンニ・グラヴィーナ(1872-1912)のアリ
アを収録。

PRCD 89635 \1780
マルシャル・サンゲル アリア集
リュリ:「アマディス」
グレトリー:「獅子王リシャール」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
グノー:「ロメオとジュリエット」
トーマ:「ハムレット」
マスネ:「エロディアート」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
ビゼー:「カルメン」
アーン:「ヴェニスの商人」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「パルジファル」
からのアリア,場面
ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンの3つの譚歌
ラヴェル:ドゥルシネに心を寄せるドン・キショット
マルシャル・サンゲル(Br)
パウル・ブライザッハ(指)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
モーリス・アブラヴァネル(指)コロンビア放送交響楽団
ピエロ・コッポラ(指)管弦楽団
マルシャル・サンゲル(1904-1990)は、フランスの南西角にあたるベアルン地
方のオロロン・サント・マリ出身のバリトン。ボーイソプラノとして教会で
歌った後、1930年代にパリを中心に活躍していましたが、ナチスのフランス
侵攻を避けて合衆国に移住。1943年からメトのフランスオペラでスターとな
り、1958年まで出演しています。1954年にミュンシュが指揮した「ファウス
トの劫罰」でメフィストフェレを歌っているのが代表的録音。合衆国に永住
してカリフォルニアで亡くなっています。フランス人バリトンらしい軽い風
合いと高い音まで伸びる美声で、幅広い役柄をこなしました。中でも、彼が
復活させて広めたトーマの「ハムレット」のタイトルロールは見事。ちなみ
に彼は名教師としても知られ、ジェイムズ・キング、ジャニーヌ・アルトマ
イヤー、トーマス・モーザー、トーマス・ハンプソンら多くの名歌手を育て
あげています。そういわれてみれば、声の出し方にはハンプソンと共通した
ものがあるような。





<VENEZIA>
CDVE04242 \1150
カリンニコフ:交響曲第1番 1975年
カリンニコフ:交響曲第2番 1968年
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 

CDVE04243 \1150
シチェドリン:バレエ音楽「カルメン」組曲
ロジェストヴェンスキー指揮ボリショイ歌劇場管弦楽団 1967年
シチェドリン:「ケーテン市の為の音楽」
スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥーゾ室内管弦楽団 1986年
ロジェストヴェンスキー指揮の「カルメン」は同曲違演奏中のベスト盤。
「ケーテン市の為の音楽」はバッハ生誕300年の記念すべき年(1985年)
にバッハのニ短調チェンバロ協奏曲をモチーフに作曲された3楽章の現代的な
音楽。

CDVE24244 2枚組 \1280
ストラヴィンスキー:バレエ作品集
春の祭典 1966年
ペトルーシュカ 録音年代不明
カルタ遊び 1970年
妖精の口づけ 1998年
スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団





<AUDIOPFILE>
ALP-101999A 4枚組 \1600
※限定終了入荷済み 終了の場合はご容赦願います
「コンセルトヘボウ・シリーズ」
CD-1
シューベルト:交響曲第9番
ブリテン:4つの海の間奏曲とパッサカリア
CD-2
ブルックナー:交響曲第4番
以上 ベイヌム指揮
CD-3
モーツァルト:交響曲第25番
マーラー:さすらう若人の歌
ファリャ:スペインの夜の庭
バリトーク:ビオラ協奏曲
以上 クレンペラー指揮
CD-4
ワーグナ:ファウスト序曲
R.シュトラウス:ドン・キホーテ、最後の4つの歌
以上 セル指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管






<BRILLIANT>
BRL-7615 \550
テデスコ:ギター協奏曲全集
2台のギターと管弦楽のための協奏曲
ギター協奏曲第1&2番
マッシモ・フェリチ
ロレンツォ・ミケーリ
マイケル・サマーズ指揮
アブルッツェーゼ交響楽団

BRL-7794 2枚組 \990
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
パガニーニの主題の狂詩曲
ルディ、ヤンソンス
サンクト・ペテルブルグ・フィル

BRL-7980 4枚組 \1980
プーランク:ピアノ&室内楽曲集
ガブリエル・タッキーノ
ピエール・フルニエ、他

BRL-92892 2枚組 \990
ボッケリーニ:ギター五重奏曲全集
エロス・ロゼッリ
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL-93001 2枚組 \990
グレゴリオ聖歌集
スタン・ホラールト
スコラ・カントゥルム・カロルス・マニュス

BRL-93007 4枚組 \1980
フォーレ:ピアノ作品集
ジャン=フィリップ・コラール

BRL-93008 2枚組 \990
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
ジェフリー・テイト
ロッテルダム・フィル

BRL-93005 10枚組 \4490
ヴィクトル・トレチャコフ・エディション




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72212 3枚組 \4950
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.12
第135番「ああ主よ、哀れな罪人なるわれを」BWV135
第124番「われはわがイエスを捨てず」BWV124
第121番「われらキリストをたたえまつる」BWV121
第111番「わが神の欲したもうこと、つねに起こらん」BWV111
第99番「神の御業は善きかな」BWV99
第78番「わが魂なるイエスよ」BWV78
第114番「ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ」BWV114
第91番「御身はたたえられよ、イエス・キリストよ」BWV91
第107番「汝何を悲しまんとするや」BWV107
第116番「御身平和の王、主イエス・キリストよ」BWV116
第8番「愛する神よ、われいつの日に死すや」BWV8
リサ・ラーション、シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
アンネッテ・マルケルト(アルト)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
録音:2000年3月、アムステルダム、フランス改革派教会
Warner/Eratoからの移行再発売。当巻にて当シリーズの移行再発売は完了しま
した。

CC 72149 2枚組 \3300
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
第1番へ長調 BWV1046(*)/第2番へ長調 BWV1047(*)
第3番ト長調 BWV1048(+)/第4番ト長調 BWV1049(#)
第5番 BWV1050(*)/第6番 BWV1051(+)
ヤン・ウィレム・デ・フリーント(指揮)
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
録音:1995年10月(*)、1996年2月(+)、同年3月(#)、
アムステルダム、フランス改革派教会
1982年創設、「モダーン楽器のピリオド奏法」の元祖的存在であるコンバッ
ティメント・コンソートによる「ブランデンブルク協奏曲」。オランダ・
ヴァンガードからの移行再発売ですが、ヴァンガード盤の流通期間が非常に
短かったので新発売同様といえるでしょう。第2番と第4番のリコーダーは
マリオン・フェアブリュッヘン、そして第5番のフルートはジャック・ズー
ンが担当しています。聴き通してみれば、すでに10年も前から、ピリオドと
モダーンの間の垣根は超えられていたのだと感慨もひとしおです。サクサク
と刻む弦、切れ味のいいホルン、楽器と奏法のメリットだけが幸福に結合し
た名演と言えるでしょう。

SACC 72097(SACD-Hybrid) \2280
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集
第1番ニ短調 Op.49/第2番ハ短調 Op.66
アルテンベルク・トリオ・ウィーン
クラウス=クリスティアン・シュスター(ピアノ)
アミラム・グランツ(ヴァイオリン)
マルティン・ホルンシュタイン(チェロ)
録音:2002年6月、デン・ボス、音楽センター

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